したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

377とはずがたり:2009/04/13(月) 22:19:37

選挙:豊後大野市長選/豊後大野市議選 庁舎新設に賛否両論 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2009/04/09/20090409ddlk44010675000c.html
 <4・12 ミニ統一選 課題>

 市長選は現新3人、議席が7減の市議選(定数24)は現新27人が舌戦を繰り広げる豊後大野市。7町村という大合併(05年)ならではの課題に直面している。【小畑英介】

 ◆職員、給与削減に限界も
 ◇庁舎建設問題◇

 「新庁舎建設計画についてお知らせします」。市内約1万6000世帯に昨年12月、市が作成した小冊子が届けられた。必要性や建設の経緯などを計8ページで解説した。

 計画は市役所(旧三重町役場)周辺約1万3000平方メートルに新市役所や駐車場を整備するもので、事業予定費は約39億円。現庁舎は築35年でエレベーターもない。市は「バリアフリーや耐震性の面で問題がある」と建て替え理由を説明する。プレハブの第2庁舎などでしのぐ現状では、利便性にも劣る。

 「青写真」となる基本設計の関連予算は昨年9月に可決されたが、市の台所事情に危機感を抱く住民は多い。住民グループ「庁舎建設を考える市民の会」は、計画の再検討を求め、市人口の約5分の1に当たる約8000人分の署名を提出。森迫三千会長(69)は「いずれ必要かもしれないが、職員が減れば低予算で済む場合もある。厳しい経済状況のなか、活用できる既存施設も考えられる」と疑問を呈する。

 市側にも、返済額の7割が地方交付税で補われる合併特例債の期限(14年度)内に、主立った事業を済ませたい事情がある。基本設計は7月ごろに終わり、正式な総事業費も示される予定。市側は「市民に丁寧に説明したい」と話すが、施設の充実と緊縮財政のはざまで、住民にも決断が必要だ。

 ◇行財政改革◇

 「18・87人」。豊後大野市の人口1000人当たりの職員数(08年4月、県調べ)は、県内市町村で3番目に多く、県内平均10・99人を大きく上回る。数値が高いほど財政が硬直化していることを示す経常収支比率は97・4%で、人件費も要因の一つに挙がる。

 市の行財政改革プランでは、一般職員を合併当初の857人から5年間で100人減らすとしている。今月1日現在の職員数は765人。病院などを除く一般会計上の人件費は07年度決算で約62億2400万円。合併時から5億円以上削ったことになる。

 しかし、逆に嘱託職員は約100人増。05〜08年度で総職員数は23人しか減らなかった実態もある。保育所など国の基準で配置人数が決まっている職場で、退職者の穴を嘱託職員で埋めたのが主な要因。一層の削減を目的に、ニーズの高い施設の再編に着手すれば、住民の不満も予想される。

 また、市は「消防本部を市単独としたことに伴う消防職員の増加や、公立おがた総合病院の増床に伴う人員増など想定外の要因も出た」と悩ましげだ。行革プラン通りに進んでもなお多い職員数。市長や職員の給与カットなど現状の取り組みにも限界があり、市政のかじ取りは容易ではない。

毎日新聞 2009年4月9日 地方版


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板