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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

543千葉9区:2009/06/18(木) 22:22:49
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090618_02.htm
前哨戦の舞台裏(下)政党駆け引き/「風」見極め潮流任せ

 <狂ったシナリオ>
 心残りがにじむ戦線離脱宣言だった。
 「告示まで1カ月を切り、わたしが参入しても厳しい状況だ。挑戦しようという前向きな思いはゼロではなかった」
 13日夜、仙台市内のホテルで講演した自民党衆院議員の秋葉賢也(46)=宮城2区=は仙台市長選(7月12日告示、26日投票)に立候補しないことを明らかにした。

 松下政経塾出身で首長志向が強いとされてきた政策通。4月末、若手経営者らから転身を求められ、「意欲満々で出馬濃厚」(自民党関係者)との見方が強かった。
 無所属で立候補し「官VS民」の対決構図をつくる―。秋葉周辺は市長選の戦略をこう描いていた節がある。
 立候補する市長の梅原克彦(55)は経産官僚出身で、前副市長の奥山恵美子(57)は市役所生え抜き。秋葉が参戦する場合の旗印は「脱官僚」にほかならなかった。

 秋葉の壁になったのは、鳩山民主党の上昇気流だ。5月25日のさいたま市長選で民主系新人が当選。秋葉が国政への専念を表明した翌日の14日には、千葉市長選で民主系新人が圧勝した。
 「猛烈な暴風だ」。秋葉は民主党への追い風をこう表現した。衆院解散を目前に、地方の首長選に政党対決の構図が持ち込まれ、秋葉周辺のシナリオは狂った。

<主導権なく支援>
 その民主党。県連は5月末に奥山支援を早々と決めている。
 6日夕、党県連代表の岡崎トミ子(参院議員)は仙台市内のホテルで奥山と会談した。「応援をお願いしたい」と頭を下げた奥山。岡崎は「一生懸命、頑張りましょう」と笑顔で答えたという。

 市長選で表立って動く政党は民主党だけだが、強力な主導権があったわけではない。県連幹部は年明け以降、シンクタンク所長や大手企業役員ら数人に立候補を打診したが固辞され、独自候補の擁立を断念した。

 そこに浮上したのが奥山擁立論。中核部隊は梅原に批判的な保守系市議や市の有力OBらで、民主党県連はこの動きを待っていたかのように奥山に傾斜した。

<結局は相乗りも>
 前回市長選(2005年)で現職の梅原を支持した自民党市連は16日、自主投票を決めた。党内に温度差はあるにせよ、奥山支援が大きな流れになるのは間違いない。
 公明党は民主党の姿勢を警戒しながらも、市議団が奥山支援を打ち出すとみられる。社民党も同じで、共産党も同調する可能性を否定しない。

 全国的な民主党優位の情勢を感じ取り、国政にかじを切った秋葉。その民主党は保守勢力が半ばおぜん立てした奥山に乗った。そして、梅原を見限った各党が勝手連的に奥山を支援する。
 総選挙の前哨戦とはまったく次元が違う駆け引きが繰り広げられた。(敬称略)



2009年06月18日木曜日


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