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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

440千葉9区:2009/04/17(金) 22:54:44
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090417ddlk05010048000c.html
分岐点:’09知事選 これから/下 「対話型」県議は歓迎 /秋田
 ◇「内向き」への懸念も
 12日午後9時すぎ、当選を確実にした佐竹敬久氏(61)は選挙事務所の1階で万歳をした後、2階の一室へ。小さな部屋は、異様な熱気に包まれた。

 集まったのは「佐竹氏を支援する県議有志の会」(門脇光浩代表)のメンバー。最大会派ながら長らく野党の座に甘んじてきた自民党県連の鈴木洋一幹事長は絶叫した。「ようやく12年前の雪辱を果たせた。これで議会と執行部が正常に機能し、停滞した県政が動き出す」

 佐竹氏支援に動いた県議は、42人(欠員を除く)中4会派27人に上った。

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 食糧費問題で佐々木喜久治前知事の引責辞任を受けた選挙で初当選した寺田典城知事。その後取り組んだ改革について、多くの県民や各政党が実績を認めている。

 ただトップダウンの手法は、時に強い反発を生んだ。とりわけ3期目は、子育て新税や地域振興局再編などの条例案を詳しい事前説明をしないまま提案。その手法自体が議会の怒りを買い、予算案が修正されることもたびたびあった。

 それだけに「対話型の県政」を訴える佐竹新知事の誕生を多くの県議が歓迎する。

 こうした超党派の動きについて、佐竹氏と距離を置くベテラン県議は「県政の監視をすべき議員が執行部のトップを担いで、議会で批判できるのか」と顔をしかめる。鈴木幹事長は「知事と議会が反目しあうことは少なくなるだろうが、何でも賛成するわけではない。当然チェック機能は果たす」と強調する。

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 選挙戦では、佐竹氏に対して厳しい目も向けられた。

 選挙期間中、佐竹氏のポスターを眺めていた女性は「実行力、実行力というが、本当に実績はあるの」とぽつり。昨秋に秋田市が実施した市民意識調査では「産業、雇用」状況について86%が「悪い」「どちらかといえば悪い」と回答。佐竹氏が「在任中に2700人の新規雇用を実現した」と自身の実績としているにもかかわらず、市民には浸透していなかった。

 寺田知事も再三、県庁出身の佐竹氏が古巣に帰れば「内向きの県政になる」と強調。「食糧費問題を忘れたのか。行革も進まない」と矢を放ち続けた。

 今回の佐竹氏支持に懐疑的だった自民県議からは「97年に食糧費問題の騒ぎの中で佐竹さんが選挙に出たことが寺田知事を誕生させ、結果的に県政の停滞を招いた」といった込み入った非難まで飛び出した。

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 その佐竹氏を、高く評価する意外な人物がいる。

 かつて食糧費問題を探り出し、徹底追及した「県生活と健康を守る会連合会」の鈴木正和会長。総務部次長だった佐竹氏は当時内部調査の責任者で、2人はしばしば激しくやり合い、火花を散らした。

 「県最大の企業として君臨してきた県庁の積年の腐敗に対する問題意識を持っていた。その体質からいち早く決別しようとした人。県側から改革しなければならないとの思いが伝わってきた」

 秋田市長時代の福祉事務所の対応などで不満もあるが、くしくも佐竹氏に寄せられた批判と同じ言葉を、期待を込めて言う。「食糧費費問題に揺れた12年前、なぜ知事を目指したのか。あの時の初心、原点を思い出してほしい」=おわり(この連載は百武信幸、岡田悟が担当しました)


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