したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

100千葉9区:2009/01/11(日) 13:37:22
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090111-OYT1T00279.htm?from=navr
「決戦の年」与野党初戦の行方は?…山形知事選ルポ
 山形県知事選(8日告示、25日投開票)は、自民党の大半が支援する現職と、野党各党が推す新人との一騎打ちの構図となった。

 両候補とも政党の推薦、支持を受けていないが、「政治決戦の年」の最初の与野党対決型選挙として、各党は衆院選に与える影響は小さくないと見ている。(川嶋三恵子、山形支局 池上由高)

 ◆政界再編の影◆

 雨交じりの雪が吹きすさぶ10日の山形県鶴岡市。同市が地盤の加藤紘一・元自民党幹事長の新年会が開かれ、加藤氏は「知事への批判はほとんどが県職員組合や団体からだ。一般県民からは聞かない。必ず勝たなければならない」と、現職の斎藤弘氏への支持を訴えた。加藤氏が真っ赤なジャンパーを着た斎藤氏を壇上に招くと、会場から大きな拍手がわき起こった。

 自民党が分裂選挙となった4年前の前回知事選で、加藤氏は無名に近かった日銀出身の斎藤氏を担ぎ、現職を破る原動力となった。

 自民党県議の多くを敵にした中の僅差(きんさ)の勝利で、今回も同党の岸宏一参院議員(山形選挙区)が、新人の吉村美栄子氏の支援に回るなど、「しこり」が色濃く残る。

 新党を視野に入れた加藤氏の言動も不安材料だ。

 加藤氏は10日も、「今必要なのは政党、政治家がこれからの日本のために『自分はこう考える』という旗を立てることだ」と、政界再編の必要性を強調した。しかし、自民党山形県連では「知事選で野党候補と戦っている中、再編や新党を言っていたのでは、やりにくくて仕方ない」(幹部)との声がくすぶる。公明党も態度を明確にしていない。

 斎藤氏は今回、県議会の約7割を占める自民党県議の大部分の支援を受けるが、「あらゆる層に支援、支持をお願いしたい」と、同党の推薦、支持は求めず、「県民党」を掲げて戦う。

 ◆共産も相乗り◆

 その斎藤氏に挑む吉村氏の陣営や民主党側も、内部事情は複雑だ。

 山形市内のホテルで8日開かれた吉村氏の出陣式。民主党県連会長の近藤洋介衆院議員は「自民も民主も関係ない。1人の県民として(吉村氏支援に)立ち上がった」と強調した。

 07年の参院選では、民主党の舟山康江氏が約37万票を獲得、自民党候補に約13万票差をつけて圧勝した。

 しかし、連合山形が中心となって擁立した吉村氏は、民主党以外に社民党、独自候補擁立を見送った共産党、さらに自民党の一部が支援する。共産党が独自選対を設けるなど「寄り合い所帯」の危うさもつきまとうだけに「保守から共産支持層まで、超党派の票を集めて勝つには、民主党の看板を前に出さないのが一番」(民主党県連幹部)との判断がある。

 吉村氏も財政健全化のため歳出削減を進めた斎藤氏を「冷たい県政」と批判。オレンジをシンボルカラーに「温かい県政への転換」を訴えるなど「反斎藤」を前面にした選挙戦術を採る。

 自民、民主両党の本部は「幹部を山形入りさせる予定はない」と当面、静観の構えだ。ただ、自民党選対関係者は「勝てば官軍。斎藤氏が勝った場合は衆院選に向けて勢いをつける契機としたい。負けたら知らん顔だ」と言い切る。

 民主党幹部も「吉村氏が勝てば、衆院選へ大きな弾みになる」と期待を示す。

 両党とも「勝利」という結果を衆院選に活用しようと、選挙戦の行方を注視している。

(2009年1月11日11時21分 読売新聞)

102とはずがたり:2009/01/11(日) 22:36:25
>>52
亀レス失敬ですが俺も此処↓で議論したことありますけど千葉9区さんと似た意見です。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1632-1634

103千葉9区:2009/01/11(日) 23:19:41
>>55
自民、社民:反対
みらい・いぶき:賛成  ←ともに知事与党
http://mainichi.jp/area/akita/news/20081219ddlk05010075000c.html
地域振興局再編案:また否決へ 自民などが反対−−県議会 /秋田
 県議会12月定例会の総務企画委員会は18日、県の出先機関である8地域振興局を再編する「県総合振興局設置条例案」について賛成少数で否決すべきものとした。9月定例会に続き、19日の本会議でも否決される見込み。

 過半数を占める自民党(23人)は同日、会派議員総会を開き全員一致で反対を決定。この日の委員会で、大里祐一委員は「行政改革に値しない」と強調した。

 佐々木長秀委員(社民)も「9月定例会で否決された案と変わらない。再編の議論が二転三転し、本質が見えない」と反対した。

 一方、門脇光浩委員(いぶき)は「内容に疑問はあるが、行財政改革の取り組みは否定できない」と賛意を示した。瀬田川栄一委員(みらい21)は「行財政改革を進めて政策経費を生み出すのは大切」と賛成した。【馬場直子】

毎日新聞 2008年12月19日 地方版

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090106-OYT8T00065.htm
「4期目に意欲」憶測も
3月に政治資金パーティー


 3月26日告示の知事選まで3か月を切った。これまで進退を明らかにしていない寺田知事について、県議や政界関係者の間で「4期目に意欲的なのでは」との憶測を呼んでいる。寺田知事は「知事任期は連続3期まで」が持論のため、今期限りでの引退が有力視されてきた。しかし、知事は5日の年頭訓示で2009年度当初予算について出馬に意欲的とも取れる本格予算を組む考えを示したほか、3月初旬には秋田市で政治資金パーティーを予定していることなどが要因だ。

 寺田知事は5日の年頭訓示で、09年度当初予算について、公共工事の前倒しや学校の耐震化、食糧自給率の向上、企業誘致などの予算を盛り込む方針を示した。

 年度当初に任期満了を迎える首長が、その年度の当初予算で、義務的経費が中心の骨格予算ではなく、様々な政策を盛り込んだ本格予算を組むのは異例とも言える。

 知事はその後の記者会見で、本格予算を組む理由を「骨格予算は本格予算から数字を引いただけのもの。新しい知事がやりたいことは、基金でも取り崩してやればいい」と強気とも取れる口調で述べた。

 知事はこれまで、県議会の一般質問や記者会見で進退を問われても「しかるべき時に明らかにする」と明言を避けてきた。5日に秋田市で開かれた秋田商工会議所の新年祝賀会でのあいさつでも「(初当選した)12年前に出馬表明したのは3月12日だった。その前には出処進退を明らかにしたい」と笑顔で述べ、駆けつけた報道陣を煙に巻いた。

 知事は初当選後の1997年6月、県民に向けて「4選目は目指さない」との誓約書を発表した。

 それでも憶測を呼ぶ背景には、「出馬すれば大本命」(自民県連幹部)とされた読売新聞東京本社特別編集委員の橋本五郎氏(62)(三種町出身)が不出馬を決めたことで、知事選まで3か月を切った現在でも、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)以外に立候補表明がなく、混沌(こんとん)としていることがある。

 あるベテラン県議は「寺田知事は本命不在なら自分が、と出馬へ踏み切るかもしれない」と推測する。また、無所属県議は「次の県議会で振興局再編が否決されたら、『行革をやり残した』というのが出馬の理由になる」とみる。連合秋田幹部は「感謝のためのパーティーなら退任後でいい。なぜこの時期にパーティーをやるのか分からない」と首をかしげる。

(2009年1月6日 読売新聞)

104千葉9区:2009/01/11(日) 23:20:07
【9月提案の概要記事】
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000260808230001
振興局再編波高し
2008年08月24日


県内8カ所の出先機関・地域振興局を3カ所に統合・再編する計画を県が進めている。寺田典城知事は県議会9月定例会に条例改正案を提案する見通しで、09年度からの実施を目指す。しかし縮小される地域や、県議会からは反発の声が上がっている。それぞれの思惑はどこにあるのか。(岡林佐和)


「産地づくりが壊れる」。鹿角市のJAかづのの松浦勉常務理事はそう反対する。
 県の案では、県北の地域振興局は北秋田に置かれることになる。旧市町村役場からの距離や移動時間で、北秋田が中心的な位置だと判断した。職員は現在115人いるが、行政センターに移行後、11年には45人まで減る計画だ。
 鹿角地域振興局の管内ではモモの出荷が全国で最も遅いことから「北限のモモ」と名付け、JAと県、鹿角市、地元農家がブランドづくりに取り組む。同振興局の普及指導課の指導員が、毎日のように畑をまわって育て方や病気への対応をアドバイスしている。農林企画課では苗木や機械の購入の補助申請を受け付けている。
 北秋田地域振興局から鹿角市までは、車で片道約1時間半。松浦常務理事は「北秋田からでは、職員が毎日来るわけにいかないだろう。せっかくうまく進んでいた産地づくりに影響がある」と話す。
 同地域振興局の七尾清己農林企画課長も、「再編後はこれまでのように農家をくまなくまわることはできなくなるだろう」と言う。
 鹿角市と小坂町、鹿角市議会などは昨年11月、農業や観光振興に地域振興局が果たす役割は大きいとして、8局体制を堅持するよう求める要望書を出した。
県議会ではこれまで、総務企画委員会や県議全員が参加する総括審査などの場で質問に取り上げられてきた。「将来の道州制を見据えた議論が必要で、時期尚早だ」「地域振興局がサポートする市町村の体力は、まだ十分でない」「なぜ3局なのか、根拠が分からない」などの理由で、反発が根強い。
 「県庁があるから秋田地域振興局は不要。3局ではなく2局体制が適当ではないか」。中にはそうした意見もでた。しかし、県の将来を見据えた再編の必要性の有無や「3局が適当か」「地域振興局を残す場所はどこが適当か」などの具体的な議論はほとんどされてこなかった。「任期が残り1年を切った知事が再編をするのはおかしい」などの意見もあり、そもそも議論の入り口に立っていなかった。県幹部は「もっと本質的な議論をしたかった」とこぼす。
 ある県議は「皆がそうではないが、県全体について考えるというより、地元に(地域振興局が)なくなるということに抵抗を持っている人もいる」と話す。
 寺田知事は9月定例会に条例改正案を提案する構えだが、成立の見込みはかなり厳しいとみられる。ただ、県の将来のために、行政のすがたはどうあるべきか、県議会と県が知恵を出し合うときだ。
県が再編を計画する大きな理由の一つは、現在約3900人いる県職員全体の数を、3年後に3500人体制に移行させるためだ。県財政が厳しさを増す中、職員数を減らし人件費を抑えることは至上命題。8地域振興局には現在計1614人の職員がいるが、統合後の09年には計1570人、11年には計1440人に減らす。「人数を減らしても県民へのサービスを落とさないために、集約化が必要だ」と考える。
 市町村合併が進んだことも背景にある。合併後、平鹿地域振興局の管轄は横手市1市。由利地域振興局はにかほ市と由利本荘市、鹿角地域振興局は鹿角市と小坂町のみだ。「広域行政を担うのが県の役割。わずか1〜2の自治体を管轄する現状は本来のあり方と違う」という。
 地域振興局は、独立していた県税事務所、建設事務所などをまとめた総合出先機関として03年にスタートした。農業や観光振興、河川・道路の管理などの現場を担う。
 北秋田、秋田、横手の3カ所に統合することで、専門性をもった職員を集約でき、より高度なサービスができるとする。
 ほかの5カ所は、各地域振興局の内部組織の位置づけで、パスポート申請など主に窓口機能を残す行政センターとして縮小する。行政センターは、市町村への権限移譲が進むことを前提に、5年後をめどに廃止を検討する。
 寺田知事は「一般の県民に対するサービスの質は落とさない」と強調する。
 ただ、公共事業を担う建設関係者や、地域振興局と協力して事業展開する農業や観光の業者らにとって、書類の提出や会議に出向くなどする地域振興局が遠くなる影響がありそうだ。相場哲也総務課長は「業者の方にとっては多少不便になるだろう」と話す。

105千葉9区:2009/01/12(月) 00:13:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090111t51001.htm
“天童の戦い”ヒートアップ 知事選と県議補選タッグ
 告示間もない山形県知事選(25日投票)で、「天童の戦い」が注目を集めている。天童市区の県議補欠選挙(16日告示)が知事選と同日選で実施され、補選に立候補する新人2人が激しい前哨戦を繰り広げているためだ。知事選と県議補選は政党対決の構図でも重なる上、市長選の因縁も絡み、集票合戦は過熱気味だ。(山形県知事選取材班)

<新人同士の対決>
 市長選(昨年12月21日投票)では自民、公明両党推薦の会社相談役山本信治氏(61)が約1万7500票を獲得。民主、社民両党の支持母体である連合山形推薦の元県議海鋒孝志氏(58)を約1200票差で破った。

 天童市区の県議補選は、海鋒氏が12月上旬に県議を辞職したことに伴い実施され、ともに元市議で無所属新人佐藤正男氏(50)=民主推薦=と、自民党新人森谷仙一郎氏(50)が立候補する。市長選では、佐藤氏が海鋒氏陣営の選対本部長を務め、森谷氏は山本氏陣営の選対に名を連ねた。
「無念」ぶつける

 「知事退職金廃止 副知事2人制の廃止に賛同します」―。後援会が発行する広報紙で佐藤氏はこう唱える。名刺にはオレンジ色の文字で「チェンジ」。知事選に立候補した新人の吉村美栄子氏(57)の選挙公約であり、スローガンと同じだ。

 知事選が告示された8日の夜、天童市内のホテルであった吉村氏の個人演説会。佐藤氏は、応援に駆け付けた民主党の鹿野道彦・元衆院議員から「当選すれば、吉村県政をしっかり支えてくれる優秀な人材」と紹介された。大きな拍手の中で登壇した佐藤氏は「県民の命と生活を守り、山形を元気にするため、力の限り戦う」と述べ、吉村氏とがっちり握手した。

 この会場では、天童市長選で敗れた海鋒氏も存在感を示した。吉村氏の天童市区選対本部長と佐藤氏の選対役員を兼任する海鋒氏は「私の無念の思いと(支持者の)気持ちを一つにし、吉村知事の誕生に支援を」と呼び掛けた。

<「三本の矢」強調>
 一方の森谷氏は、自民党県連会長の遠藤利明衆院議員(山形1区)、知事選に再選を目指し立候補した斎藤弘氏(51)、天童市の山本新市長とのパイプの太さをアピールする。スローガンは「天童の力は、こんなものじゃない!」。

 9日夜には、森谷氏陣営の後援会事務所で、斎藤氏陣営との「合同支援者集会」が開かれた。

 「天童の力」を強調する森谷氏のスローガンが入った緑ののぼりが立ち並ぶ会場で、斎藤氏は500億円規模の景気雇用対策に力を入れることを訴え、「天童地区は、山本市長、森谷さん、私の3人に任せてほしい」と、「三本の矢」のような一体感を強調してみせた。

 最後にあいさつに立った森谷氏は「山本市長らと新しい天童の歴史をつくるため、立候補を決意した。天童の発展なくして山形県の発展はない」と力を込めると、会場を埋めた支持者から拍手がわき起こった。

 天童では、知事選と県議補選の各陣営が連動して集票戦を展開する。政党や支援団体の動きも加わり、天童市内5万1000票の争奪戦は25日の投票日に向けて激しさを増していく。

 ◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤  弘 51 知事   無現
2009年01月11日日曜日

106千葉9区:2009/01/12(月) 11:15:04
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000170901110001
支援 前回と「ねじれ」
2009年01月11日







 ∞県議・首長ら「反斎藤」一転


  ●国会議員 構図変わらず


 新顔と現職の一騎打ちとなった知事選。支援する国会議員は大枠では「与野党対決」ながら自民が割れ、05年の前回選挙と構図は同じ。一方で4年前に前知事を推した県議や首長の多くが、今回は現職支援に雪崩をうつなど、前回とは支援候補が入れ替わる「ねじれ」た構図になっている。(土居新平、川原千夏子)


 立候補しているのは新顔で元県教育委員の吉村美栄子氏(57)=無所属=と現職で元日本銀行員の斎藤弘氏(51)=同。


 05年の選挙では、斎藤氏が4期目を狙う高橋和雄・前知事と争った。前回、高橋氏を推した民主党の近藤洋介、舟山康江、自民党の岸宏一の3国会議員は今回、吉村氏を支援。自民党の遠藤利明、加藤紘一、遠藤武彦の3国会議員が、前回と同じく斎藤氏を全面的に支える。


 一方、県議レベルでは、前回、自民党県議の半数以上が高橋氏を支援したが、今回は2人をのぞく29人が斎藤氏を支援。無所属1人を加えた30人による支援の会は県議会の7割弱を占めている。公明は自主投票の方針だが、党県本部代表の寒河江政好県議は8日、斎藤氏の出陣式に出席、斎藤氏と笑顔で握手した。


 吉村氏陣営は、自民党の阿部賢一・県議会副議長を代表に据え、民主、社民、無所属の計9人で県議の会を結成。共産の2県議も独自の選対をつくって支援する。


 一方、首長は前回、ほとんどが「反斎藤」だった。しかし、今回は35人中7割強の26人が斎藤氏支援に回った。「百八十度の方針転換」を気にしたのか、支援する会の代表である富塚陽一・鶴岡市長は8日の出陣式で「4年前を考えると申し上げることはありませんが」と前置きして応援演説した。同会に不参加の首長は「会に入ったといっても現職に敬意を表したんだろう。動くかは別だ」と話す。吉村氏に首長の支援組織はないが、鈴木洋・金山町長と元木洋介・鮭川村長が10日夜、吉村氏の演説会に参加。陣営は「少なくとも4人はこちらについている」とみる。


 そんな中、存在感を示しそうなのが市町村議だ。両陣営によると、斎藤氏側が350人以上、吉村氏側が約200人の議員が支援組織を結成したという。ただ、吉村氏側には35人の共産議員もついており、すべて合わせると、県全体の定数を上回ることになる。ある陣営の市議は「末端の議員は1軒1軒をまわりながらやるという感覚を知っている。我々が実動部隊として支持拡大に向かって動く」。

107とはずがたり:2009/01/13(火) 17:04:11

亀山氏、出馬を決意 石巻市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090113t11028.htm

 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月12日告示、19日投票)で、石巻専修大理工学部教授の亀山紘氏(66)は12日までに、立候補する意思を固めた。今月末に市内で記者会見し、正式に表明する。現職で再選を目指す土井喜美夫氏(65)が立候補を表明しており、市長選は現職と新人による一騎打ちとなる構図がほぼ固まった。

 亀山氏は、取材に対し「多くの関係者や団体から決意を促された。早期の決断が必要と判断した」と説明。3月31日で大学を退職する退職願を、13日付で大学に提出するという。無所属で立候補し、現在、自前の後援会づくりやマニフェスト策定を急いでいる。

 亀山氏は昨年12月、市政刷新を訴え発足した市民団体から立候補の要請を受けた。亀山氏は教職の責務を重視し、明確な態度表明は控えていたが、亀山氏を支持する動きが広がり始めたことから、立候補表明の時期を当初予定の2月中旬から前倒しした。

 亀山氏は石巻市出身。神奈川大工学部卒。東北大工学部講師、石巻専修大助教授を経て1993年から現職。専門は環境科学。地域連携を図る同大の大学開放センター長を歴任し、現在、石巻市環境審議会会長、石巻産学官グループ交流会副座長などを務めている。

 亀山氏は「市政の混迷、停滞はトップの責任が大きい。商工会議所、県などと連携した産業振興、企業誘致を推進し、地域資源を生かした第二県都の力を発揮しなければならない。政治的なしがらみを排し、政策で戦いたい」と話している。
2009年01月13日火曜日

108千葉9区:2009/01/13(火) 21:08:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090113t41006.htm
前向き 熟慮 見えぬ去就 秋田知事選

連合秋田の賀詞交換会で顔をそろえた知事の寺田典城氏(右端)と秋田市長の佐竹敬久氏(左端)=6日午後6時、秋田市の秋田ビューホテル

 任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、秋田市長の佐竹敬久氏(61)と3期目の現職寺田典城氏(68)の去就が注目されている。12年前の知事選で寺田氏に敗れた佐竹氏は、市長2期目の任期満了を7月に控え、知事選へのくら替えに意欲をにじませる。寺田氏も「知事は3期まで」を公約にしながら、引退表明を先送りする不可解な動きを見せ、出馬の憶測を呼んでいる。(秋田総局・長谷美龍蔵)

<高い知名度PR>
 連合秋田が6日、秋田市で開いた新春の賀詞交換会。来賓に招かれた佐竹氏は、意気揚々とあいさつに立った。
 全国市長会長として、政府に定額給付金の問題点を指摘した実績を披露し、「(マスコミの)全国版によく名前が出るからか、最近は給付金の佐竹と言われる」と知名度の高さをアピールした。

 佐竹氏は昨年12月、知事選にくら替え出馬する可能性に触れ、今月7日の定例記者会見では「25年間、県職員だったこともあり、県政(のかじ取り)には関心がある」と、さらに一歩踏み込んだ。
 次の知事像を聞かれると、「国に対して論理的、政治的にきちんとモノが言える力が必要」と答え、定額給付金で苦言を呈した自分にその資質があると言いたげだった。

 佐竹氏は県庁が食糧費問題に揺れた1997年、県職員を辞め、自民党の推薦を得て知事選に出馬。横手市長だった寺田氏と事実上の一騎打ちを演じ、2万8000票差で敗れた因縁がある。
 佐竹氏周辺は「古巣への思いはもちろん、12年前の初志貫徹という考えもあるのでは。知事選への意欲が十二分に伝わってくる」と明かす。

<3月までに進退>
 一方、4選不出馬が確実視されている寺田氏は5日、秋田商工会議所の新年祝賀会で、祝辞の最後をこう締めくくった。
 「12年前、わたしが立候補表明したのは3月12日だった。だから、それまでには出処進退をはっきりさせたい」。まるで出馬を熟慮しているかのような言い方に、会場はしばし騒然とした。

 寺田氏の後援会は、例年1月に開催する政治資金パーティーを今年は3月に計画。知事選の告示直前という微妙な時期のため、「4選出馬を表明する舞台か」と憶測が増幅する事態となった。寺田氏周辺は「3期で引退することは県民との約束。翻意などあり得ないし、許されない」と一蹴(いっしゅう)するが、出馬すれば知事選の構図は一変するため、政党関係者は寺田氏の言動から目を離せずにいる。

 3期引退を前提に12年間、寺田氏を支援した連合秋田の工藤雅志会長は6日の賀詞交換会で、「4月に新人同士の知事選が行われると確信している」と声を張り上げ、くすぶる寺田氏4選出馬のうわさをかき消した。
2009年01月13日火曜日

109千葉9区:2009/01/14(水) 21:19:47
中盤戦、応援に熱/十和田市長選
十八日投票の十和田市長選は中盤戦に入り、各候補者の舌戦も激しさを増してきた。選挙戦は、自民対
民主の政党対決の側面も持ち、次期衆院選をにらんだ思惑も交錯する。分裂した自民系勢力に対し、
民主党県連は国会議員ら幹部を続々投入。国会での攻勢ムードに乗ろうと躍起だ。

同市長選には、元県職員で新人の小山田久氏(62)=連合青森推薦、旧市時代からの通算で四期目を
目指す現職の中野渡春雄氏(71)、元県議で新人の中村友信氏(53)=民主党、国民新党推薦=の、
いずれも無所属の三氏が立候補している。

過去三回とも中野渡氏を支援してきた自民系勢力が、同氏と小山田氏の陣営に分裂。両氏は同党に推薦
願を提出していたが、十和田市支部は混乱を避けるため自主投票とすることを決めた。

その中で、地元の江渡聡徳・自民党衆院議員は昨年末、小山田氏支持を表明。十一、十二の両日、街頭
で応援演説を行った。江渡氏は「自分の(衆院)選挙だけを考えるのであればマイクを持たない方がいい」
と話し、衆院選への影響は避けられないとみている。

支部内の分裂については「中選挙区時代は自民党同士で戦い、選挙後は一つにまとまってきた」と述べ、
関係修復は可能との見方を示す。

江渡氏が小山田氏支持に回ったことに対し中野渡陣営の幹部は「衆院選はそれぞれが判断すること」と
しながらも、「怒りというものは簡単に収まるわけではない」と話し、市長選のしこりは簡単には消えそうも
ない。

一方、中村陣営は「自民党が分裂した今がチャンス」(後援会幹部)と、民主系市長の誕生に期待を寄せる。
民主党県連代表の田名部匡省参院議員をはじめ、田名部匡代衆院議員、次期衆院選2区に同党から出馬
する中野渡詔子氏らが街頭に立ち、中村氏を全面支援している。

中野渡詔子氏は「民主党が政権を取っても、地方で政権交代がなされなければ本当の政治は生まれない。
十和田市から政権交代を」と訴え、次期衆院選をにらみ応援演説に力を入れている。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090114110756.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

110千葉9区:2009/01/18(日) 15:28:01
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000901180003
青森市長選まで3カ月
2009年01月18日


抱える債務をめぐり、市長選の争点のひとつになりそうなJR青森駅前の再開発ビル「アウガ」

■ 4氏名乗り 混戦模様


 4月19日に投開票される青森市長選まで3カ月。これまでに4氏が立候補を表明している。旧市から通算で6選を目指す現職市長の佐々木誠造氏(76)に、青森市議の関良氏(50)▽元青森市議の奈良岡央(ひろし)氏(52)▽県議の鹿内博氏(60)の新顔3人が挑む構図。4人がそろって立候補すれば、佐々木氏が初挑戦で初当選した89年市長選で4人が争って以来の激戦となる。(山本奈朱香)


■ 5期現職 街づくりに執念


 10日、青森市のホテルで開かれた佐々木氏後援会主催の新年交賀会。会場の大広間壇上には佐々木氏を囲むように100人ほどが座った。


 最前列には県選出の国会議員とともに社民党代表代行や連合青森会長、自民党県議らが並び、後列には日本原燃社長や市医師会長、歯科医師会長。自民や公明などの市議31人もずらりと並んだ。


 あいさつに立った後援会長の蝦名文昭・青森商工会議所副会頭が「きたるべき市長選挙にむけての決起集会に!」と気勢をあげると、三村知事も佐々木氏のキャッチフレーズ「来るぞ新幹線、生かすぞチャンス」をもじって「来るぞ新幹線、生かすぞ佐々木市長ですっ」と叫び、佐々木氏への支援を呼びかけた。


 佐々木氏は青森市トップの座に20年。取り組んできた東北新幹線新青森駅開業に合わせた街づくりに、執念を見せる。一方で、相次ぐ市役所内の不祥事に対応し、次の6期目での改革を掲げる。


■ 新顔3氏 長期市政を批判


 6選を目指すと表明した佐々木氏に対し、新顔の3氏は「不祥事続発は長期政権の弊害」などと変革を唱える。


 関氏は、市がJR青森駅近くに建設を始める「文化観光交流施設」の中止を公約に掲げている。また、多額の債務を抱えるJR青森駅前の再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクターへの市の支援姿勢も批判している。


 関氏は、市議会第2会派で与党系の「政風会」に所属していたが、昨年6月に会派を離脱。自民党からも昨年8月に離党し、市長選には無所属で立候補する予定だ。


 奈良岡氏は、2度目の挑戦となる。67年から青森市長を4期務めた奈良岡末造氏の3男で、94年の市議選に初挑戦で当選。3期目途中の05年2月に市議を辞め、前回05年の市長選に挑んだ。


 鹿内氏らの応援を受けて約5万4千票を獲得したものの、佐々木氏に約1万7千票差で敗れている。「長期政権で市民の声が届かなくなった」と現市政を批判し、政策をマニフェストで示すという。


 鹿内氏は、市民でつくるねぶた制作や「津軽弁の日」の開催などで市民活動に長く携わり、82年から青森市議。同年から、年間約250日街頭で演説をする「街かど議会報告」を続けている。


 91年、県議に転じ反核燃運動に取り組んできたが、「市長という立場で団体の長にとどまるのは適切でない」として、15日に反核燃団体の共同代表などを辞任した。


 鹿内氏の動きに対し、佐々木氏新年交賀会で自民党の津島雄二衆院議員が「原子力エネルギー反対を標榜(ひょう・ぼう)してきた方が万一市長になったら、青森市は計り知れない打撃を受ける」と、さっそく牽制(けん・せい)。だが、鹿内氏は16日の出馬会見では反論せず、「報道で見ただけなので、津島氏に真意を聞いてみたい」と述べるにとどめた。


 4氏のほか、04年の参院選で青森選挙区から自民公認で立候補して落選した奈良秀則氏に支持者らが市長選への立候補を要請したが、奈良氏は「国政を目指す」と断った。


 前回候補者擁立を見送った共産党は「(候補者を)出す方向で進めている」(同党の青森市議)としており、最終的には候補者が5人になる可能性もある。仮に5人が立候補すれば、旧市時代を含め市政始まって以来のことで、大混戦となりそうだ。

111千葉9区:2009/01/18(日) 15:48:35
>>17>>26とか
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090118t13023.htm
プール通いにも公用車 梅原仙台市長「実態把握のため」
 仙台市の梅原克彦市長が2007年から08年にかけて、宮城野区にある市のスポーツ施設内の温水プールに市長公用車で複数回通い、泳いでいたことが17日、公用車の運行記録などから分かった。梅原市長は「市民利用施設の利用実態を把握するためで、市長の仕事の一環だ」と強調している。

 梅原市長が通っていたのは、宮城野区新田東4丁目に07年6月オープンした新田東総合運動場「元気フィールド仙台」。市民球場や温水プールを備えた体育館などがある。

 運行記録によると、梅原市長は一昨年8月から昨年8月にかけて少なくとも計7回、元気フィールド仙台に公用車で行っている。平日夜に「新田―立町」と移動したり、公務の合間とみられる日中に立ち寄ったりした記録が残っている。

 施設関係者などによると、梅原市長が体育館内にある温水プールで職員を伴わずに泳いでいる姿が、何度か見られている。利用券を購入して泳いでいたこともあったという。

 河北新報社の取材に対し、梅原市長は「日時などははっきり覚えていないが、公用車で行ったことは何度かあったし、電車で行ったこともあった」と説明。2―3カ月に1度のペースで通っていたという。

 さらに「運動をするためではない。市民利用施設の利用状況を把握したり、利用者の立場でプールに入って使い勝手をチェックしたりするために行ったのであって、市長の大切な仕事。まさに現場主義であり、公用車で行くことに何の問題もない」と話している。

 公用車をめぐっては08年7月、大阪府の橋下徹知事が公用車でスポーツジムに行っていたことが明らかになり、批判を招いている。

 この点について梅原市長は「橋下知事は個人で入っている民間のジムに、リフレッシュのために行ったと聞いた。私は市民利用施設に、ユーザーの立場で視察するために行った。橋下知事のケースとは性格を異にする」と説明している。
2009年01月18日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090117t11015.htm
梅原市長、転居に公用車使用 「公務で資料運搬」
 仙台市の梅原克彦市長が昨年10月下旬、個人的事情で青葉区立町から同区支倉町に転居した際、荷物の一部を市長公用車で運んでいたことが16日、市が情報開示した資料などで分かった。運搬作業は勤務中の秘書課職員も手伝っていた。梅原市長は「公務に必要な書籍や資料などを運んだ。問題はない」と話している。

 市が開示した市長公用車の運行記録によると、梅原市長は10月29日に立町のマンションから、約1キロ離れた実家近くの支倉町のマンションに転居。公用車も翌30日朝から支倉町に迎えに行っていた。

 同月24日の運行記録には午後3時40分から午後8時すぎまで、「立町―支倉―立町」と記入されており、複数回往復したとみられる。

 梅原市長によると、24日は立町から書庫がある実家と新居に、秘書課職員を手伝わせて書籍などが入った紙袋やかばんを数十個運んだという。職員には超過勤務手当が支給された。

 引っ越しの理由について、市は「市はかかわっていない。市長の事情だと考えている」(秘書課)という。

 一方、梅原市長名のタクシーチケットの写しと公用車の運行記録によると、転居翌日の30日は午前9時半から午後7時すぎまで公用車を使ったほかに、立町から支倉町までタクシーを使って移動していた。

 河北新報社の取材に対し、梅原市長は「公用車で運んだのはすべて公務で使う書籍や書類。仕事で使う物を運ぶことも公務の一環だ」と強調。引っ越しの理由は「個人的なことで、言う必要はない」と話した。

 引っ越し後に立町から支倉町までタクシーを使った理由についても「残っていた資料を運んだ。私的利用ではない」と説明している。

◎正当性疑わしい/同志社大大学院総合政策科学研究科の新川達郎教授(公共政策論)の話 

 公務に関する物を運ぶのに公用車や職員を使うなら、市の業務命令があってしかるべきだ。本当に公務に必要な資料かどうか判断できない上、個人的事情での引っ越しに伴う公用車使用では正当性が疑わしい。「公私混同」と指摘されても仕方がない。公務に関する資料を自宅に置くこと自体、適切なのか。

 プライベートで何をしようと自由だが、行政のトップとしての公務性を強調するのなら、有権者への説明が不可欠。一連のタクシーチケット問題からも感じるが、梅原克彦市長は説明責任や行政手続きの適正さに対する認識が欠如しているようだ。
2009年01月17日土曜日

112とはずがたり:2009/01/18(日) 16:43:51
>>111
なんかゆやーいいってもんじゃないっすよね。アホか梅原,完全に私物化していやがる( ゜д゜)、 Peッ
>梅原市長は「市民利用施設の利用実態を把握するためで、市長の仕事の一環だ」と強調している。

113名無しさん:2009/01/19(月) 06:24:23
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090119t51013.htm
公明票どこへ 終盤戦なお自主投票方針 山形知事選

 25日投票の山形県知事選で、県内で6万とも7万ともいわれる公明票が浮遊している。党県本部は事実上、自主投票の方針で臨んでおり、縛りのない党の地方議員の動きは活発化してきた。各陣営は、状況によっては選挙戦の形勢を動かしかねない公明票の動きを注視している。(山形県知事選取材班)

<行動個々の判断>
 「わが公明党のメンバーも強い決意のもと、参加した」
 16日夜、東根市内であった無所属現職の斎藤弘氏(51)の個人演説会で、武田敏夫公明党県本部副代表は、約500人の支持者を前に斎藤氏の支援を訴えた。

 強力な組織力を武器に選挙戦で存在感を発揮する公明党だが、今回の知事選では、まだ正式な態度を決めていない。県内の地方議員の行動は個々の判断に基づいて進む。

<構図にためらい>
 斎藤県政の一期目。党県本部は「与党」の立場を取ってきた。選挙戦でも現職支援が見込まれたが、戦いの構図が最終決断をためらわせているようだ。

 公明党と太いパイプを持つ自民党の岸宏一参院議員は、党の大勢に反して、新人で行政書士の吉村美栄子氏(57)を全力で支援する。公明党県幹部は「岸氏は会合のあいさつで公明との連携を必ず強調する。恩義を感じる支持者は多く、影響は大きい」と打ち明ける。

 同党の支援者で、庄内地方の有力企業が吉村氏支援を鮮明にし、斎藤氏支援の流れに歯止めをかけている影響も大きい。

 一方、斎藤氏を推す自民党内では「公明党は次期衆院選の東北比例で悲願の2議席獲得を目指している。自民党との選挙協力は欠かせない」(県連関係者)と話し、最終的に共同歩調を取ることに自信をのぞかせた。

<「3日で一本化」>
 選挙戦が終盤に向かう中、公明党への働き掛けは一層活発化し、16日夜には、山形市内で自民党衆院議員が公明党県幹部らと会い、支援を要請した。吉村氏の選対幹部も「あらゆるつながりを使い、支援を要請している」と話した。

 ある陣営の幹部は「公明党は終盤に来て態度を明らかにするケースが多い。近く何らかの形で方向性を示すのでは」と読む。

 現段階で進路の定まらない公明票だが、党県幹部は「態度を決めれば3日で一本化できる」と語る。寒河江政好県本部代表は取材に対し、「今の段階では自主投票という方向性に変わりはない。状況を見ていく」と含みのある言い方をしている。

2009年01月19日月曜日

114二階席:2009/01/19(月) 07:51:18
なんだよ、小山田圧勝じゃねえかよ。だいじょぶなの?衆院選。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090119t21034.htm

十和田市長に小山田氏初当選

 任期満了に伴う青森県十和田市長選は18日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元青森県職員小山田久氏(62)が、旧市を含めて通算4選となる再選を目指した無所属現職の中野渡春雄氏(71)、無所属新人の元青森県議中村友信氏(53)=民主・国民新推薦=を破り、初当選した。

 小山田氏は「農業の振興による活性化を目指す」と強調。地元農産品の販路拡大やブランド化の推進を訴え、幅広い支持を得た。
 投票率は66.32%。当日の有権者は5万4008人。

 ◇十和田市長選開票結果(選管最終)
当17,499小山田 久無新(1)
 11,393中野渡春雄無現
  6,738中村 友信無新

115千葉9区:2009/01/19(月) 21:09:04
>>114
連合が小山田に付いたのも大きかったんですかね。
にしても、中村は「惨敗」
>>84>「今度、失敗すれば、ただの人になるんだぞ」の言葉通り、
再起は難しそうな結果ですね。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090118230517.asp
 任期満了に伴う十和田市長選は十八日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元県職員の小山田久氏(62)=連合青森推薦=が一万七千四百九十九票を獲得、ともに無所属で現職の中野渡春雄氏(71)と、元県議の中村友信氏(53)=民主党、国民新党推薦=を下し、初当選を果たした。小山田氏は中野渡氏に約六千票の差をつけた。市民は市政改革を選び、上十三地域の中核都市の将来を小山田氏に託した。投票率は66.32%で、選挙戦となった二〇〇二年を4.04ポイント上回った。

116千葉9区:2009/01/19(月) 21:11:15
>>108とか
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090119ddlk05010012000c.html
選挙:知事選 銭谷文科次官に出馬要請−−秋田高同期生ら /秋田
 4月12日投開票の次期知事選について、文部科学省事務次官の銭谷眞美氏(59)=秋田市出身=に対し、秋田高校の同期生らが出馬を要請していることが18日分かった。銭谷氏は近く意向を明らかにする見通し。

 同期生によると、同校の後輩を含む8人が今月4日、「国家公務員の人脈やノウハウを秋田で生かしてほしい」と出馬を要請。銭谷氏は「ありがたい話だが、今は現職の事務次官。要請は受け止めるが、その先は答えられない」と、即答を避けたという。【馬場直子】

毎日新聞 2009年1月19日 地方版

117とはずがたり:2009/01/20(火) 01:29:06
>>114-115
徹底的に勝てない所か票が取れないっすよね>中村氏
折角辛勝した県議会議員の座を2年で抛擲して衆院選出たのが運の尽きか?

2007年 青森県議会議員選挙 落選
2006年 青森県議会議員補欠選挙 落選
2005年 第44回衆議院議員選挙 落選
2003年 青森県議会議員選挙 当選
1999年 青森県議会議員選挙 落選
http://www.senkyo.janjan.jp/bin/candidate/profile/profile.php?id=192607

青森県議会議員選挙
2007年03月30日告示  2007年04月08日投票
十和田市 【定数 : 2 / 立候補者 : 3 】 有権者数 : 54042人  投票者数 : 32538人  投票率 : 60.21% 
得票数 名前 年齢 性別 党派・会派等 備考
当 11535 田中 順造 57 男 自民 現 青森県議会議員
当 11248 丸井 裕  50 男 自民 現 県議会議員
次 9520 中村 友信 52 男 無所属 元 会社顧問

青森県議会議員補欠選挙
2006年02月17日告示  2006年02月26日投票
十和田市区 【定数 : 2 / 立候補者 : 3 】 有権者数 : 50368人  投票者数 : 28592人  投票率 : 56.77% 
得票数 名前 年齢 党派・会派等 −
当 12477 田中 順造 55 自民 元 建設会社顧問[歴]JC東北地区青森協議会長▽県議3期▽足利工大
当 9349 丸井 裕  49  自民 新 丸井重機建設社長[歴]鹿島建設社員▽東海大
次 6545 中村 友信 50  無所属 元 県日華親善協会理事[歴]国会職員▽県議1期▽十和田市議▽中大

青森県議会議員選挙
2003年04月04日告示  2003年04月13日投票
十和田市選挙区 【定数 : 2 / 立候補者 : 3 】 有権者数 : 49638人  投票者数 : 31413人  投票率 : 63.28%
得票数 名前 年齢 性別 党派・会派等 備考
当 10874 丸井 彪  72 男 自民 現 青森県議会議員
当 10282 中村 友信 47 男 無所属 新 社会福祉法人顧問
次 9996 田中 順造 53 男 自民 現 青森県議会議員

青森県議会議員選挙
1999年04月02日告示  1999年04月11日投票
十和田市選挙区 【定数 : 2 / 立候補者 : 3 】 有権者数 : 48383人  投票者数 : 31664人  投票率 : 65.44% 
得票数 名前 年齢 性別 党派・会派等 備考
当 12663 丸井 彪  68 男 自民 現 青森県議会議員
当 10734 田中 順造 49 男 無所属 現 青森県議会議員
次 7914 中村 友信 44 男 無所属 新 無職

118とはずがたり:2009/01/20(火) 12:23:35
>>24-25 >>69 >>73 >>78 >>84 >>109 >>114-115 >>117
転載させていただきますね〜。
江渡めポイント稼ぎやがって。。
保守系新人ながらも県職出身で自治労系の人物でもあるんでしょうかね。民主党内の亀裂の方が深刻な感じである。

141 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/01/20(火) 11:30:34
2009年1月20日(火)
十和田市長選、衆院選に不安残す

 保守系の三候補者が激しく争い、十八日に投開票があった十和田市長選は、自民、民主両党に次期衆院選への不安要素を残した。地元の江渡聡徳衆院議員(自民)とともに、当選した小山田久氏を支持した民主党市議は、「恩返し」として次期衆院選で江渡氏に協力したいと明言。自民党内にも、市長選対応をめぐる分裂が尾を引く可能性がある。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090120110738.asp

142 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/01/20(火) 11:31:44
>>141
スレ間違えました。。。誤爆。。。

119とはずがたり:2009/01/20(火) 19:21:16

近藤氏の此処からの活躍が期待されますな。鹿野は良いから自分の票固めでもしてろw

斎藤氏、吉村氏競る 山形県知事選終盤情勢
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090120t51031.htm

 任期満了に伴う山形県知事選(25日投票)で、河北新報社は19日までに、電話による世論調査を実施し、取材班の分析を加えた終盤情勢をまとめた。無所属現職で再選を目指す斎藤弘氏(51)と、無所属新人で行政書士の吉村美栄子氏(57)が競り合い、都市部を中心に激戦を繰り広げている。全体の6割近くが高い関心を示しており、投票率の動向と、県都・山形市をはじめ都市部の集票がカギを握りそうだ。

 斎藤氏は、1期目の実績と500億円規模の景気雇用対策を掲げる。県選出の自民党衆院議員3人、県議30人、市町村長26人の支援を受けた。終盤に入り、厚い組織をフル稼働させている。

 市部で苦戦する一方、郡部ではやや優勢に戦いを進める。自民党支持層の約8割に浸透し、公明党の支持層も7割近くを固めた。女性の過半数の支持を獲得しており、年齢層では20代、70代で吉村氏を引き離す。

 衆院選の小選挙区で見ると、米沢市を中心とした山形2区で堅実な戦いを展開する。山形市を含む1区では、吉村氏の追撃を許している。

 吉村氏は、県政の転換を旗印に、雇用創出1万人プランなどを訴える。民主、社民両党の支持母体・連合山形が全面的に支援し、民主党の国会議員2人に自民党の参院議員も加わって都市部を中心に激しく攻め込んでいる。

 山形、酒田両市では斎藤氏を上回る勢いを見せる。民主党支持層の8割を固め、社民、共産両党の支持層も着実に取り込んでいる。男性の支持が厚く、30代、40代では斎藤氏に水をあけた。

 山形1区で優位に立ち、3区でもほぼ互角の戦いを演じる。前回4年前の知事選で「斎藤氏に投票」と答えた層へも食い込んできた。

 7割近い人が既に投票態度を決めており、知事選に関心を示した有権者は9割を超えた。

◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士   無新 
斎藤  弘 51 知事     無現(1)

<調査の方法>
 山形県内市町村の有権者数、性別の構成割合に応じ、サンプル獲得の目標を設定。17、18の2日間、電話帳から無作為に対象者を抽出し、調査員が電話で聞き取りした。有効回答は341人。
2009年01月20日火曜日

120千葉9区:2009/01/20(火) 21:31:04
>>119とはちょっと違った雰囲気です。
いずれにしろ現職有利っぽいけど
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901200001
2氏互角の戦い 本社情勢調査
2009年01月20日










∞斎藤氏吉村氏無党派層分ける


 知事選に向け、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者に電話調査を実施し、取材で得た情報を総合して中盤の情勢を探った。約3割の有権者が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけての情勢は流動的なものの、再選を狙う斎藤弘氏と吉村美栄子氏が互角の戦いを繰り広げている。


 ともに政党からの推薦を受けず「県民党」「超党派」を掲げているが、投票態度を明らかにした人を分析すると、2氏の「政党色」がはっきりと現れた。自民の遠藤利明、加藤紘一、遠藤武彦の3衆院議員と党所属県議の大半が推す斎藤氏は、自民支持層の9割を固めた。05年の知事選では、党所属県議の半数以上が高橋和雄・前知事の支援に回って事実上、分裂したが、今回は、党内の「反斎藤」の動きをほぼ抑えているようだ。自主投票としている公明の支持層からも大部分の支持を集めている。


 斎藤氏の財政再建路線を批判し、県政刷新を訴える吉村氏は、民主、共産、社民と自民の岸宏一参院議員や阿部賢一県議らの支援を受ける。社民支持層の大半の支持をまとめ、民主支持層からも7割近くの支持を受けている。ただ民主支持層の約3割、共産支持層の一部も斎藤氏支持に回っており、浸透に課題が残る。


 無党派層の支持は、ほぼ分け合ったが、調査時点では半数近くが投票態度を明らかにしておらず、この層への支持拡大が両氏の課題となりそうだ。


 年代別では、斎藤氏が各年代に一定の浸透を示しており、特に20代と70歳以上から厚い支持を受ける。吉村氏は30代から60代にかけて斎藤氏に迫る勢いを見せている。職業別でみると、斎藤氏は自営業者などから支持が多く、吉村氏は事務・技術職層を中心に浸透している。


 「第一に取り組んでほしいこと」で「財政再建」と答えた人の7割、「景気・雇用対策」とした人の6割が斎藤氏を支持し、吉村氏は「行政改革」を挙げた人の6割弱の支持を集めた。斎藤県政を「まったく評価しない」「あまり評価しない」と答えた人の8割強が吉村氏を支持しており、斎藤氏批判の受け皿となっている。


 地域別でみると、有権者の5分の1を占める山形市を中心とした地域では2氏が競っており、それ以外の地域では斎藤氏が支持を広げている。

(以下略)

121とはずがたり:2009/01/21(水) 15:56:05
遂にぎばちゃんの名前迄。

応援受けたの誰なんでしょうかねぇ。自民党候補だったら軽蔑する。(まぁこう云うのってつきあいで仕方がないのかも知れませんが。)
>県議選で知人の候補者の応援演説などもやっている

柳葉敏郎が今春の秋田県知事選に出馬? (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_election__20090121_2/story/18gendainet07026656/

 全国で初めて市町村別の学力テストの平均正答率を公表した秋田県の寺田典城知事(68)への風当たりが強い。文科省からルール違反と批判が出ているが、知事は「今後も公表した方がいい」と言い放っている。30人学級をいち早く取り入れ、学力テストで2年連続トップクラスの成績を収めているだけに強気だ。

 寺田知事は早大法学部出身で、横手市長から97年に県知事選に初出馬して当選。なかなか威勢が良く、副会長を務める全国知事会では会長の福岡県の麻生知事を「政府にお願いばかりしているようでは地方の時代なんてない」とバッサリ。

 3月に行われる知事選に出馬するのだろうか。

「前回選挙で“3期務めた後は引退します”と言っていましたが、3月26日の告示前に政治資金集めのパーティーを開催する予定。立候補者の顔ぶれを見て、“勝てる”と読んだら、出馬するかもしれません」(地元政治事情通)

 その知事選候補に意外な名前が取りざたされている。俳優の柳葉敏郎(48)で、彼は3年ほど前から出生地の大仙市に妻子と住んでいる。

「柳葉の秋田に対する愛着はひと一倍強く、東京から引っ越したのも、ひとり娘を誇りに思う故郷で育てたいと思ったからです。名門の県立角館高校のOBで、地元の有力者に知り合いが多く、県議選で知人の候補者の応援演説などもやっている。住民票はすでに移したそうです。また、大仙市の温泉施設に500万円をポンと出して、テレビや映画出演で着た衣装などを展示した“柳葉資料館”をオープンしました。本人はその気がないとマスコミにコメントしていますが、成り行きによっては出馬もあり得ます。出れば当選確実ですが……」(前出の事情通)

“第2の東国原英夫”の誕生? いやいや、ブラックジョークです。

(日刊ゲンダイ2009年1月15日掲載)
[ 2009年1月18日10時00分 ]

122とはずがたり:2009/01/21(水) 22:35:21
>>17 >>26-27 >>40 >>57 >>72 >>75 >>111 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1768
しつこいけど腹立たしいので何度でも貼り付け。
ほんといい加減な男だ。死んでいいわヽ(`Д´)ノ
自民党に見識があるならちゃんと引き摺り降ろして他の立てろよな。
民主は鎌さゆ様が満を持して登場かね?

公用車で転居「公私混同ない」強調 梅原仙台市長
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090121t11021.htm

 仙台市の梅原克彦市長は20日の定例記者会見で、転居の際に市長公用車で荷物の一部を運ぶなどしていたことについて、「いずれも公務の一環として公用車を使っており、公私混同ではない」と強調した。

 昨年10月下旬、青葉区立町から同区支倉町に引っ越した際、公用車を使った経緯について、「公務に必要な資料を新居や(新居近くの)実家に運ぶのに公用車を使った。自宅は第二の執務室であり、これが私の仕事の仕方と理解してほしい」と述べた。

 「公務に関する資料を自宅に持ち帰ることは問題ないのか」との質問には、「家で資料を管理することに問題はない。それどころか私の仕事熱心さの表れと思ってほしい」と強調した。

 公用車で宮城野区の新田東総合運動場「元気フィールド仙台」の温水プールに通ったことについては、「プール通いと言われるのは心外。市民利用施設について、利用者の立場から使い勝手を把握するのは大切な公務で、現場主義の1つの形態だ」と主張した。
2009年01月21日水曜日

123千葉9区:2009/01/21(水) 23:41:18
>>110
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090121221044.asp
2009年1月21日(水)

奈良岡氏 出馬断念を正式表明

 任期満了に伴う青森市長選(四月十二日告示・同十九日投票)への立候補を表明していた元市議・奈良岡央氏(52)が二十一日、同市内で記者会見し出馬断念を正式に表明した。奈良岡氏は同市選出の県議・鹿内博氏(60)が今月、出馬表明したため現職批判票の分散を懸念して断念したことを強調。「自分が出馬しないことが、市政継続に疑問を持つ人たちの力を結集することになる」と語ったが、鹿内氏を支援するかどうかは明言を避けた。

124とはずがたり:2009/01/22(木) 00:27:20
何故今頃か?
それにしても時効はやいなー。。

「現郡山市長側に200万円」05年の市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090121t63012.htm

 2005年4月に行われた福島県郡山市長選をめぐり、市内の建設関連会社の社長が20日までに、河北新報社の取材に対し、初当選した原正夫市長(65)側に選挙前、選挙資金として200万円を提供したと証言した。

 証言が事実であれば、政党以外への個人寄付の上限(150万円)を超えている上、原氏の政治団体の収支報告書に記載されていない疑いが強く、政治資金規正法に抵触する恐れがある。会社は当時、市発注工事を請け負っており、自治体の契約当事者の寄付を禁じた公選法に触れる可能性もある。いずれも時効期間3年を過ぎている。

 社長によると、実質的な選挙戦が始まっていた05年2月ごろ、資金集めを担っていたとされる原氏の親族を会社に呼び、200万円を現金で渡した。領収書はもらわなかったという。

 社長は「金額が上限を超えているのは認識していた。暗黙の了解で、架空名義を使うなどして金額を分割し、選挙資金として適正に処理されると思っていた」と話した。

 社長は当時、業界団体の役員で、別の会社を経営するほかの役員2人も同席したという。社長は「役員2人も200万円ずつ、計600万円を渡した」と証言しているが、役員はそれぞれ取材に対し「身に覚えがない。なぜ今ごろそんなことを言い出すのか」「200万円を払う余裕などなかった」と関与を否定した。

 原正夫後援会連合会など原氏関連の政治団体の収支報告書には、少なくとも社長が提供した200万円の記載はない。当時の会計責任者の1人は「名前を貸しただけなので、中身のことは分からない」と話している。親族は会社を通じた取材依頼に応じていない。

 原氏は取材に対し「(200万円の件は)分からないし、聞いたことはない。(政治資金は)適正に処理していると思っている」としている。

 05年の市長選は、元県議の原氏ら新人4人が激戦を繰り広げた。
2009年01月21日水曜日

125kysgup:2009/01/22(木) 02:45:50
http://mesacomi.gratishp.com/index.html sherman gardens and library

126名無しさん:2009/01/22(木) 15:27:14
>>122
元ネタ失念しましたが、「大桃美代子、次期新潟県知事選出馬説」ってあった気が。

127とはずがたり:2009/01/23(金) 00:15:22
>>126
なんと!?大桃さんと云えば関西ローカルで『テレビのツボ』と云う番組が好きでよく見てたんですけどどっちかと云えば天然だったようなw

128千葉9区:2009/01/23(金) 00:23:58
>>123
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090122ddlk02010085000c.html
選挙:青森市長選 奈良岡氏、出馬断念 「断腸の思いで決断」 /青森
 任期満了に伴う青森市長選(4月12日告示、同19日投開票)で、出馬表明していた元旧青森市議で米穀小売業社長の奈良岡央(ひろし)氏(52)が21日、青森市内で会見し、出馬断念の意向を明らかにした。奈良岡氏は「断腸の思いで決断した」と話した。

 奈良岡氏は、鹿内博県議(60)が16日に出馬表明したことに触れ、「同じ考えを持つ鹿内氏と一緒に争うと、票が割れて現在の市政を断ち切ることができなくなってしまう」と話し、独自の決断だったことを強調した。今後、鹿内氏の応援に回るかどうかについては「まだそういう段階にはない」として明言を避けた。【山本佳孝】

毎日新聞 2009年1月22日 地方版


http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/01/5115.html
奈良岡氏が青森市長選への出馬断念 反現職票の結集を

 任期満了に伴う青森市長選(4月12日告示、同19日投票)で立候補を予定していた元市議の奈良岡央氏(52)が21日、市内で会見し出馬断念を明らかにした。鹿内博県議の出馬表明を受け、反現職票を結集する狙いという。同市長選では現時点で、現職の佐々木誠造市長、関良市議、鹿内県議の3氏が出馬を表明している。
 会見で奈良岡氏は「断腸の思い」と語りつつ「鹿内氏が出馬表明したことで、(反現職の)票が大きく割れる可能性がある。それが現市政の継続につながることを考えれば、私が(出馬を)降りた方が票が一つに結集し、市や市民の将来のためになる」と説明した。
 鹿内県議への応援については「(出馬断念の)経緯を知らせなければならない人がまだおり、そのような段階に至っていない」と明言を避けた。自らの政治的進退は「政治活動を続けたいという志は捨てず、活動したい」と含みを残した。

129千葉9区:2009/01/23(金) 00:44:09
>>119-120
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090121-OYT8T01160.htm
著名人続々と応援
陣営てこ入れへ投入
 終盤戦を迎えた知事選は、吉村美栄子、斎藤弘の両候補が熱戦を繰り広げて注目を集めており、国会議員や知事、タレントらが続々と来県し、両候補の応援弁士として熱のこもった演説を展開している。両陣営は、応援弁士を通じて「女性」「実績」といったキーワードを有権者に浸透させようと、あれこれ知恵をしぼっている。

     ◆

「民主党の中でも元気な女性を集めて応援に来ました。女性パワーで吉村さんを当選させましょう」

 17日に開かれた吉村候補の「女性総決起集会」には、岡崎トミ子参院議員(宮城選挙区)ら民主党の女性参院議員4人が来県し、「東北初の女性知事を誕生させよう」と気勢を上げた。舟山康江参院議員の呼びかけで来県したもので、女性有権者への支持拡大を図った。

 21日夜に山形市内で開かれた「県都総決起集会」では、俳優の舘ひろしさんら“石原軍団”が来場。歓声を上げる女性の参加者らに「県政を変えていきたいという意思を持っている吉村候補に、素晴らしい政治家になるチャンスを与えてください」と呼びかけ、支持を訴えた。

     ◆

 斎藤候補の応援には、自身も参加する「5県知事会議」のメンバーが参集。村井嘉浩・宮城県知事、平井伸治・鳥取県知事ら4人が12日、小雪のちらつく山形市七日町で街頭演説した。村井氏は「地方交付税が減り、誰が知事をやっても財源を削らざるを得ない状況下で、斎藤さんは本当によくやっている」、平井氏は「斎藤さんは私の兄貴分」と実績をアピールした。

 17日には猪口邦子・元少子化相が来県し、米沢市内で「斎藤氏は国でもできない少子化政策を進めている。山形を見習わないといけない」と応援演説をした。タレントのダニエル・カールさんや、冬季五輪金メダリストの荻原健司参院議員なども相次いで支持を訴えた。

(2009年1月22日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090113-OYT8T00158.htm?from=nwlb
知事選 公明票に両陣営熱視線
6〜7万の固定票、接線で鍵
 25日に投開票日を迎える知事選で公明党は、事実上の自主投票とする方針だ。同党は、県内では国政選で毎回安定した得票を見せ、6〜7万票の固定票があるとみられる。吉村美栄子、斎藤弘両候補の陣営とも、接戦になった場合に鍵を握るとみられる同党固定票の行方に注目する。

「大事な方に来ていただきました」。8日の斎藤陣営の出陣式で、司会の今井栄喜・自民党県連幹事長はわざわざこう言って、駆けつけた寒河江政好・公明党県本部代表(県議)を紹介した。陣営関係者は「公明党支持者の7〜8割は斎藤氏支持だ」と自信を見せる。

 党が自主投票とするのは、最上、庄内地方などの一部で関係者が吉村氏を支持するためだ。最上では岸宏一自民党参院議員が、庄内でも有力企業経営者がそれぞれ吉村氏を支持し、親交のある両者への配慮もある。新庄市の吉村氏事務所には、「必勝」の為書(ためが)きに公明党議員の名が入っている。

 ただ、公明党関係者は「共産党が支援する吉村氏を、党員の多くが支援することはあり得ない」と話す。吉村陣営でも「投票直前に(斎藤氏支持の)方向性を示すかもしれない」(幹部)との懸念も消えない。それでも別の幹部は「自公連立を考えれば、自民党が実質支援する斎藤氏を支持するのが当然。それを自主投票とした意味に注目している」と受け止めている。

 公明党は前回選も、現職の高橋和雄氏への推薦を見送り、事実上の自主投票とした。ただ、同党支持者は選挙への熱心さで知られ、「3日もあれば党の方針は十分に浸透する」(公明党関係者)だけに、両陣営とも投票直前まで同党の動向に目が離せそうにない。

(2009年1月13日 読売新聞)

130名無しさん:2009/01/23(金) 20:12:38
山形県知事選25日投票 斎藤氏を吉村氏が猛追
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012301000717.html
 任期満了に伴う山形県知事選は25日投票、即日開票される。立候補しているのは新人の行政書士吉村美栄子氏(57)と再選を目指す現職斎藤弘氏(51)のいずれも無所属2人。先行する斎藤氏を吉村氏が猛追し、終盤まで激しい選挙戦を繰り広げている。

 両氏とも政党の推薦は受けていないが、民主党の小沢一郎代表が23日、吉村氏の事務所を激励に訪れ「山形から政権交代と本当の大改革をやっていくという県民の思いを確信している」と記者団に強調。一方の斎藤陣営も24日、自民党の石原伸晃幹事長代理が応援に入る予定で、選挙戦終盤になって“与野党対決”色が鮮明になっている。

 吉村氏は、県の財政再建を進めた斎藤氏の県政運営を「効率性重視の冷たい県政」と主張している。

 斎藤氏は「県民のための県庁改革を進めた」と財政健全化や情報公開推進など1期目の実績を強調している。

 有権者数は97万5555人(1月7日現在)。

131秋田2区の名無し:2009/01/23(金) 20:15:48
http://www.47news.jp/news/2009/01/post_20090123170305.html
こちらは完全に勝敗ありですな。

132秋田2区の名無し:2009/01/23(金) 20:16:27

失礼しました。別口ですね。

133千葉9区:2009/01/23(金) 20:21:46
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t51026.htm
民主、自民両県連会長 立場微妙 山形知事選

 激戦模様の山形県知事選で自民、民主両党の県連会長の動きが注目されている。新人の吉村美栄子氏(57)を支援する民主党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)の2人。近藤氏は複雑な選挙区事情もあって「応援演説で出遅れた」と批判を浴び、遠藤氏は麻生政権の不人気ぶりを懸念して「政権とのパイプ」を封印する。ともに不安材料を抱えたまま、25日の投票日になだれ込みそうだ。(山形県知事選取材班)

<微妙な距離感>
 「政府の言いなりになっている知事を当選させたら、(首相の)麻生(太郎)さんは消費税を上げてもいいと勘違いしてしまう」。寒河江市で19日にあった吉村氏の個人演説会。応援弁士を務めた近藤氏は挑発的な言葉を使い、自民党への対決姿勢を鮮明にした。

 近藤氏は選挙戦9日目の16日、長井市の吉村氏の個人演説会でやっと壇上に立ち、この日を境に積極的にマイクを握り始めた。吉村陣営の複数の幹部が粘り強く要請した結果だった。

 告示日の8日に山形市であった吉村氏の出陣式では、あいさつする近藤氏に「もっとしっかりやれ」とやじが飛んだ。11日には、米沢市で1000人を集めて近藤氏の新年会があったが、開演30分前に近くの市役所前で街頭演説した吉村氏が新年会会場に近づくことはなく、微妙な距離感が浮き彫りになった。

<大物議員来ず>
 近藤氏は当初、「マイクで訴えるより、一人一人の支持者に直接訴える時間の方が大切だ」と、応援演説をしない方針を示していた。この方針は転換したはずだが、米沢市で20日に開かれた吉村氏の個人演説会は、東京での会合出席を理由に欠席するなど、いまだに憶測を一掃しきれていない。

 近藤氏の腰が据わらない背景には、有力支持者が斎藤氏の支援に回るなど、選挙区の複雑な事情がある、とみる関係者が多い。「米沢市などの地盤はせめて五分まで盛り返してほしい」と吉村氏陣営の幹部は期待する。

 一方、自民党の遠藤氏。自分の政経パーティーで斎藤氏夫妻が入り口に並んで出迎え役をする間柄で、告示前から斎藤氏との一体感をアピール。選挙戦では斎藤氏の選挙カーに同乗し、個人演説会では山形1区内のほとんどの会場で応援弁士を務めている。

 ただ、遠藤氏の応援演説は県庁改革など斎藤氏が取り組んだ4年間の実績を紹介する内容が多く、麻生政権とのパイプを強調することは少ない。内閣支持率の低迷が続いており、「自民党が前面に出る状況ではない」(斎藤氏陣営の幹部)と大物国会議員の応援も影を潜めている。

<最終盤の焦点>
 遠藤氏が斎藤氏との二人三脚に徹すると、有権者には自民党との一体感を印象付ける。吉村氏の陣営はこの点を突き、「斎藤県政は小泉構造改革と同じ路線を進めた」(舟山康江参院議員)と自民批判票の取り込みを狙う。

 近藤氏はどう追い込みをかけ、遠藤氏はどう自民批判をかわそうとするのか。政党推薦を求めなかった両候補の思惑とは裏腹に徐々に政党対決の図式が強まる中、勝敗を左右する最終盤の焦点になりそうだ。

 ◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤弘 51 知事 無現
2009年01月23日金曜日

134千葉9区:2009/01/23(金) 20:42:38
今度は石巻=宮城5区=
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t13027.htm

石巻市長がタクシー券を私的使用 ジム通いに100回超
 宮城県石巻市の土井喜美夫市長が2003―08年、市内のスポーツジム通いに市のタクシー券を利用していたことが22日、分かった。共産党石巻市議団が明らかにした。明確な分だけで104回、総額11万3860円に上るという。土井市長は公用外で使用した事実を認め、今後、不適正な使用分を精査し、市に返還するとしている。

 市議団によると、土井市長が通っていたのは同市門脇新舘のスポーツジム。情報公開で市が開示したタクシー会社の請求書写しなどによると、市長就任2年目の04年度が最も多く、当時住んでいた同市山下町とジムの間で利用されたタクシー券は95回、9万2890円だった。同年度の市長のタクシー券利用額の約40%を占めるという。

 05年8月に同市浦屋敷の市借り上げ住宅に引っ越した後もジムからの帰路(600円)で使用。04年1月13日夜については、市内で使われた市長のタクシー券のほか、市内から名取市まで(1万8320円)乗った券があり、第三者が利用したとみられる。

 市秘書課によると、市長のタクシー券利用実績は年間21万―26万円。公用での利用が前提で、明文化された利用規定はないという。

 土井市長は「公務の後、汗を流すためジムに通った。行きは主に仲間に送ってもらい、帰りにタクシー券を使った。公私の区別をはっきり付けていなかったことを反省し、合併(05年)後は極力自分で出すようにしたが、認識が甘かった」と釈明。名取市までの利用については「第三者に券を渡したことはない。覚えてもいない」と述べた。

 市議団の三浦一敏団長は「土井市長はこれまでも選挙カーの燃料費過大請求、パーティー収入の政治資金収支報告書未記載など市長としての資質が問われてきた。市民の税を管理するトップの責任を問いたい」と話した。
2009年01月23日金曜日

135千葉9区:2009/01/23(金) 21:52:21
>>134
■96年衆院選-宮城5区
  1  安住淳      民主党    新       54550  当選
  2  土井喜美夫    新進党    新       50139  
  3  二見剛      自由民主党  新       16407  
  4  須田吉隆     社会民主党  新        8122  
  5  内藤隆司     日本共産党  新        6854  

■00年衆院選-宮城5区
  1  安住淳      民主党    前       69,459  当選
  2  土井喜美夫    自由民主党  新       68,237  
  3  原伸雄      日本共産党  新       9,355  

■03年石巻市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/48
当21642 土井喜美夫 =無新(1)[とは註;自民党から]
20189 加賀 剛 =無新[とは註;安住氏支援]
10901 阿部 淳 =無新
2332 渋谷 貞雄 =無新

■05年石巻市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2014
>石巻は凄い捻れ様でしたね。当選した土井氏は新進→自民を経て自民推薦で旧市の市長に当選した来歴の持ち主ですが、今回は公明の推薦&共産の支援と言う殆どあり得ない様な支援態勢だったんですね。
58548 土井 喜美夫 61 男 無所属、公明(推) 新
38519 佐々木 喜蔵 56 男 無所属、自民(推) 新

136千葉9区:2009/01/23(金) 23:20:24
>>124
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090122t63030.htm
「郡山市長に寄付した覚えない」収支報告、虚偽記載か
 原正夫郡山市長(65)の後援会連合会の収支報告書に個人寄付者として氏名を記載された複数の人物が、21日までの河北新報社の取材に対し「寄付はしていない」と証言した。虚偽記載の疑いが濃く、政治資金規正法に抵触する可能性がある。

 虚偽記載の疑いが浮上したのは、原氏が初当選した前回市長選のあった2005年の収支報告書。原氏側に個人から約5700万円、政治団体から約700万円の寄付があったとされている。

 個人寄付のうち、氏名の記載が義務付けられている5万円以上の寄付をしたのは117人。ほとんどは選挙直前の同年2―3月の寄付だった。

 このうち100万円以上を寄付したと記載された市内の建設会社役員は「寄付をした覚えが全くない。するなら領収書を受け取るはずだが、それもない。名前を勝手に使われたのではないか」と語る。

 同じく100万円以上の寄付が記載された市内の会社役員は「常々政治からは距離を置いており、特定の候補者に寄付などするはずがない。何かの間違いだと思う」と首をかしげた。

 後援会連合会の事務局は「4年前の話で会計責任者も代わっており、詳しくは分からない。ただ、虚偽の記載をする必要性はないはずだ」と話した。

 前回市長選をめぐっては、市内の建設関連会社社長が原氏側に選挙資金として個人寄付の上限(150万円)を超える200万円を提供したと証言。原氏関連の政治団体の収支報告書に記載されていない疑いが出ている。
2009年01月22日木曜日

137千葉9区:2009/01/24(土) 10:23:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090121t51038.htm
消える「改革」の訴え 山形知事選両陣営の施策
 25日投開票の山形県知事選で、候補者が選挙公報などで訴える次期県政の施策から「改革」の文字が消えた。地方に格差拡大をもたらしたといわれる「構造改革」に象徴されるように、「有権者に悪い印象しか与えない」(県選出国会議員)のが理由のようだ。政界ではかつて守旧派に対立する改革派に前向きなイメージが強かったが、本来の意味とは逆に陣営の泣き所を突く材料にさえなっている。長年、主要な訴えだった「改革」は急速に色あせてきた。
(山形県知事選取材班)

 知事選に立候補しているのは、無所属新人で行政書士の吉村美栄子氏(57)と、無所属現職で再選を目指す斎藤弘氏(51)。
 両陣営が繰り出す相手候補への批判は、「改革」が隠れたキーワードになっている。

 「現県政は、経済効率性を優先した『冷たい県政』だ」(吉村氏陣営)
 「県職労が支援する候補が勝てば、県職員だけが喜ぶ」(斎藤氏陣営)
 「県民に改革の痛みを与えた」とたたかれる斎藤氏。「行財政改革に後ろ向きだ」と決めつけられる吉村氏。両氏の弱点は、改革を軸に正反対の視点から語られている。

 両候補の訴えで、改革の言葉が、本来の前向きの意味に使われることはほとんどない。
 吉村氏は、マニフェストの中で「山形県版『聖域なき改革』の断行は、教育、医療、福祉、農林水産業に及んだ」などと、もっぱら現県政の批判の道具に用いている。

 前回知事選で「県庁改革」を旗印に掲げた斎藤氏は、過去の実績として「改革」の言葉を使うが、「急ぎ過ぎたかもしれない」と、反省の弁につなげることが多い。

 改革隠しにも映る両候補の姿勢について、両陣営は互いに批判し合う。
 吉村氏陣営は「改革にはマイナスの印象がつきまとうので封印したのではないか。改革をやり過ぎた反省もあるのだろう」(選対幹部)と話す。

 対する斎藤氏陣営も「行政改革などの言葉は公務員に対する攻撃に聞こえ、県職労が推す吉村氏は使えるわけがない」(支援県議)と言う。

 「改革」は1980年代、国鉄分割民営化など「行政改革」として脚光を浴びた。以後、選挙制度などの政治改革、地方分権改革などを経て、小泉政権がけん引した構造改革に至る。

 構造改革は現在の格差問題につながったとされ、もはや「悪者扱い」。自民党県連の幹部でさえ、「小泉改革のひずみが地方の衰退を招いた」と否定的だ。改革はマイナスの印象が前面に出て、今回の知事選でも禁句になったようだ。

 前回知事選で、ある陣営の選対幹部を務めた元県議は「閉口するほど『改革』が使われた4年前とは、様相ががらりと変わった。小泉改革の弊害もあり、改革という言葉に有権者が飛びつかなくなった」と、有権者心理を読んでいる。

 ◇山形県知事選立候補者
<吉村美栄子>57行政書士 無新
<斎藤  弘>51知事   無現
2009年01月21日水曜日

138千葉9区:2009/01/24(土) 10:24:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090124t41032.htm
寺田氏4選不出馬へ 来月正式表明 秋田知事選

 秋田県の寺田典城知事(68)は、任期満了に伴う知事選(3月26日告示、4月12日投票)に出馬せず、公約通り、3期目の今期限りで退任する意向であることが23日、分かった。県議会2月定例会が開会する2月10日、4選不出馬を正式表明するとみられる。

 寺田氏は河北新報社の取材に対し、「今は何も言えない」と前置きしながらも、「(初当選した)12年前の(知事は3期までという)約束は約束だ」と語った。
 首長の多選禁止が持論の寺田氏は、初当選後に「3期を超えて在任しない」との誓約書を発表していたが、3期目の任期が残り1年になると、「出処進退はしかるべき時期に明らかにする」と表明を先送りし、4選出馬の憶測が広がっていた。

 寺田氏は大曲市(現大仙市)出身。早大卒。建設会社社長から横手市長に転身し、2期目途中の1997年、県庁の食糧費問題で、佐々木喜久治前知事が引責辞任したことに伴う出直し知事選に立候補し、初当選した。
 「改革派知事」の1人として、徹底した情報公開を進める一方、増田寛也前岩手県知事らとともに、北東北3県連携や道州制を推進。大胆な発言や問題提起も注目され、最近では全国学力テストの市町村別成績公表に踏み切り、話題となった。

 知事選にはこれまで、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明しているほか、秋田市長の佐竹敬久氏(61)も出馬に意欲を見せている。
2009年01月24日土曜日

139千葉9区:2009/01/24(土) 10:29:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090124-OYT8T00058.htm
自民 知事選候補 佐竹・銭谷氏に絞る
来月、出馬打診
 知事選の候補者を検討している自民党県連の「秋田のニューリーダーを考える会」は23日、秋田市で会議を開き、3月26日の知事選告示まで2か月余りでは一から候補者を探す時間が無いとして、候補者として名前が浮上している秋田市の佐竹敬久市長と、文部科学省の銭谷真美事務次官の両氏に絞って、県連として推薦などの支援を検討することを決めた。

 党県連の鈴木洋一幹事長は会議後、「2人を擁立する動きを見守りたい。向こうから接触があったら対応を決める」と述べた一方、「月末まで様子を見て、進退表明が何もなければ2月にこちらから働きかける」とも話し、時機を見て両氏に出馬意思を確認する意向だ。

 さらに鈴木幹事長は「2人とも県民から広く支持される枠組みがないと出ないだろう。民主、社民、連合などとうまくやっていけるなら、相乗りは悪くない」と語り、独自候補擁立にこだわらない考えを示した。

(2009年1月24日 読売新聞)

140千葉9区:2009/01/24(土) 11:17:40
>129
吉村に舘が来たと思えば・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090123-OYT8T00942.htm
最後は政党対決色
小沢、石原氏…大物来県、てこ入れ
 最終盤を迎えた知事選は、吉村美栄子、斎藤弘の両候補が激しい選挙戦を繰り広げており、注目度が高まっている。民主党の小沢代表が23日に山形市に入り吉村候補の事務所を激励したほか、自民党の石原伸晃幹事長代理も24日に同市などで斎藤候補の応援演説をする。両候補とも無所属で政党の推薦を受けない方針を貫いているが、激戦が続く中で政党の関心が高まり、政党色が強まっている。両党としても、接戦になって勝った場合に党の勢いにつなげたいとの思惑もあるとみられる。

 小沢氏は23日午後、山形市の吉村候補事務所を訪問しスタッフを激励した。小沢氏は報道陣に「現職は自民党サイドの県政だ。山形から本当の大改革をやりたいと県民も思っていると確信する」と語った。舟山康江参院議員は「民主層の一部が取り込めていない。トップが来ることは重みがある」と語った。

 一方、石原氏は23日夜に県内入りし、24日に山形、天童両市で斎藤候補の応援演説をする予定。党関係者によると、21日に俳優の舘ひろしさんが吉村候補を応援したため、舘さんと関係の深い石原氏に白羽の矢が立ったという。斎藤陣営としては、知名度のある石原氏で大票田でのてこ入れを図りたい考えだ。

(2009年1月24日 読売新聞)

141とはずがたり:2009/01/24(土) 13:58:28
津谷氏、自民党県連会長を辞任 県議は来月初旬にも辞職
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090124d

 北秋田市長選に出馬を予定している県議の津谷永光氏(北秋田市・郡)は23日、自民党県連会長を辞任した。後任は役員改選期の5月まで空席とし、鈴木洋一幹事長が会長職を代行する予定。26日に党所属県議で開く常任総務会で正式に決定する。

 津谷氏は県連幹部五役会で辞任届を提出し、受理された。鈴木幹事長は「津谷会長の辞任は県連にとって痛手だが、市長選勝利のため、選挙に専念してほしい」と話した。

 津谷氏は2005年6月、県議として初めて県連会長に就任。07年6月に再任された。2月定例県議会開会前の来月初旬にも県議を辞職する考え。
(2009/01/24 09:55 更新)

142とはずがたり:2009/01/24(土) 13:59:28

北林、湊屋両氏が出馬へ 県議補選北秋田市・郡選挙区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090124b

 北秋田市の会社役員、北林丈正氏(48)=同市宮前町=と、市議会議員の湊屋啓二氏(51)=同市元町=は23日までに、今春行われる見通しの県議選北秋田市・郡選挙区の補欠選挙に立候補する意思を固めた。

 同選挙区は定数2。補選は、市長選に出馬表明した津谷永光県議(57)=同市松葉町=が知事選告示日の3月26日までに議員を辞職し、欠員となった場合に行われる。

 北林氏は「地域の基幹産業である農林業をはじめとする産業振興と行財政改革に取り組み、人口の減少や過疎が目立つ地域の活性化に取り組みたい」と語った。

 旧森吉町生まれ。法政大工学部卒。2007年の県議選同選挙区に自民党公認で出馬したが、次点だった。自民党北秋田市・郡第2選挙区支部長。

 湊屋氏は「旧町意識を排し、新たなスタンスで地域の発展に尽くしたい。県政の立場から、少子化対策や景気対策などを推進したい」と語った。無所属で立候補する。

 旧鷹巣町生まれ。早稲田大第二文学部卒。06年市議選で初当選し1期目。菓子製造販売業。県子ども会連合会理事、県内水面漁業協同組合連合会理事。

 津谷氏は2月定例県議会前に辞職するとしており、補選実施はほぼ確実。告示は4月3日、投票日は知事選と同日の12日になるとみられる。
(2009/01/24 09:47 更新)

143千葉9区:2009/01/25(日) 12:27:11
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090125d
佐竹秋田市長、知事選出馬に意欲 議会、後援会と近く相談
 4月12日投開票の知事選に秋田市長の佐竹敬久氏(61)が立候補の意欲を示し、近く後援会や市議会各会派と話し合う方針であることが24日分かった。佐竹氏は秋田魁新報社の取材に対し、「市長としての経験を県政に生かしたい思いがあり、出馬したい気持ちはある」と話した。

 31日に後援会役員会を開いて意見を聞くほか、来週にも市議会各会派と話し合う予定。佐竹氏は「今後の議会の日程や、後援会員などの意向を確認しなければならない。結果を踏まえ、2月上旬までには態度を決めたい」と述べた。

 出馬を決めた場合、自民、民主など政党の支援を受けるかどうかについては、「どの政党ともまだ接触していない。正式に決定した場合、あいさつに出向きたい」と話した。

 現在、知事選への立候補を表明しているのは前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)のみ。秋田市出身で文部科学省事務次官の銭谷眞美氏(59)には高校の同期生らが出馬を要請している。

(2009/01/25 09:52 更新)

144とはずがたり:2009/01/25(日) 15:53:20
善意に解釈すればレームダックを防ぐ為に謀(たばか)ってたって所でしょうかね。
3期迄と彼処迄明言しときながらひっくり返したら政治的な信頼感決定的に失うでしょうし。

寺田知事、4選出馬せず 2月議会で正式表明へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090125b

 寺田典城知事は24日、来月10日招集予定の2月定例県議会で進退を正式表明することを明らかにした。自らの任期を3期とする多選禁止の考えについて、「いささかも変わっていない」としており、4月12日投開票の知事選に出馬せず、今期限りで引退することを表明する見通し。

 寺田知事は取材に対し、自身の進退に関して、「今の段階では何も言えない」としながらも、1997年に初当選した際、「3期を越えて在任する多選の弊害を防止する信条に立ち、行動する」と書いた誓約書について、「その時から何も変わっていない」とした。正式表明の時期については、「2月定例会中だろう」と述べた。

 知事の任期を3期12年に制限する多選禁止条例の制定に関しては、「2月定例会に提案するかどうか、まだ判断していない」と述べた。

 寺田知事は2007年の12月定例会などでも、誓約書について「法的拘束力はないが、多選制限の考えは変わっていない」と述べているが、今年4月の知事選への具体的対応では「しかるべき時期に明らかにしたい」と述べるにとどまり、明言を避けていた。このため、県内政界では「寺田知事の4選出馬があるのではないか」との憶測も流れていた。
(2009/01/25 09:30 更新)

145千葉9区:2009/01/25(日) 21:07:08
ビールが楽しく飲めますわ


202 :無党派さん:2009/01/25(日) 20:56:34 ID:AW7wyTCu
山形、現職と新人激しく競り合う@TBS


203 :無党派さん:2009/01/25(日) 20:56:34 ID:I3CXkrFH
山形県知事選

nhkの出口調査の結果、激しく競り合い。
グラフで全く差が無し・・・・。すげーーー。


213 :山口新聞男 ◆GHap51.yps :2009/01/25(日) 20:58:25 ID:TM3BKE/y
山形市の無党派争奪戦と創価のてこ入れ具合だな


214 :無党派さん:2009/01/25(日) 20:58:32 ID:M9asK1di
分度器いらずだったのか出口調査@山形の競り合い。
そりゃあなかなか当確出せないなあ。

216 :無党派さん:2009/01/25(日) 20:59:01 ID:w0x5jPI8
グラフで差無しって…創価大勝利フラグじゃないか


217 :203:2009/01/25(日) 20:59:06 ID:I3CXkrFH
候補者が二人なので
投票動向円グラフが綺麗に中央で2等分・・・。

ちょっとでも差がないかと思って目をこらしたが
グラフ上の違いは全くなし。


218 :無党派さん:2009/01/25(日) 20:59:14 ID:DVn+btia
992 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 20:58:53 ID:HIqj2XD4
TUYの出口調査では
吉村53%

146千葉9区:2009/01/25(日) 21:09:01
カールさんって誰かと思ったら、ダニエルカールか・・・
カールのおじさん@明治製菓を連想してしまった・・・
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090122t51009.htm
石原軍団、カールさん…タレント弁士フル回転 山形知事選

 山形県知事選(25日投開票)に立候補した2人の陣営では、いずれもタレントが応援にフル回転し、「華やかさ」や「親しみやすさ」を演出している。両陣営とも政党が後方支援に回り、国会議員の大物応援がないだけに、知名度のある芸能人の応援合戦が目立つ。

 新人で行政書士の吉村美栄子氏(57)の集会があった21日、俳優の故石原裕次郎さんの門下生「石原軍団」の舘ひろしさん、徳重聡さんら4人が応援にやって来た。山形、米沢両市で行われた集会でマイクを握るという強行軍。

 米沢市営体育館で行われた集会では、4人が壇上で吉村氏と並んだ。舘さんが500人を超える市民を前に、「県民に対する熱い思いと温かい思いやりは、ここにいる誰にも負けないと思う。吉村さんなら素晴らしい県にしてくれると信じている」とエールを送った。

 吉村氏の支援者が石原軍団と縁があることから実現した。人気俳優4人が大挙して駆け付け、女性候補の「華やかさ」を引き立てた。

 現職の斎藤弘氏(51)の応援には、山形の魅力を全国に発信する「おいしい山形大使」でもあるダニエル・カールさんが告示直前も含め3回来県し、弁士を務めた。

 東根市で16日行われた個人演説会では、カールさんは「山形は県民性がすんばらしんだ。斎藤さんは世界的な視野ば持っているし、世界の舞台でどう振る舞うか、わがってる」と山形弁を交えながら訴えた。

 米国出身のカールさんは1981年から3年間、英語指導助手として県教委に勤務した。英語が得意な斎藤氏と山形弁が売り物のカールさんという組み合わせの妙で、「親しみやすい国際派」というイメージを演出する。

 石原軍団への対抗戦略も用意し、24日に自民党の石原伸晃幹事長代理が山形市内の集会に出席する予定。伸晃氏は裕次郎さんのおいであり、石原家の関係者が両陣営に分かれて応援する形になる。
2009年01月22日木曜日

147とはずがたり:2009/01/25(日) 21:19:28
どうなりましょうかねぇ。。

148秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 21:33:21
どっちが勝っても負けても悔いはねぇ、って感じですかね。
こんな接戦は千葉7区補選以来のような気が。

149秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 21:45:31
郡部で対等だから、とはいってもまさかねぇ

150とはずがたり:2009/01/25(日) 21:53:25
こんだけ接戦だと悔いが残りそうですけどねぇw
山形1区の鹿野が全然勝てないので吉村女史が負けたら鹿野を降ろして1区の民主候補に回って欲しいってのはありますけどw
舟山女史も一回目は惜敗だったんで10年の参院選に2回目の全県区で勝利ってのもありでしょうが,改選の現職参院議員がそれを惧れてか吉村支援に回ってるので仁義上難しそうですしね。

151秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 21:55:31
いやいや、あまりにも面白い展開なものですからね。
都市部が開いたらどうなりますか。

152とはずがたり:2009/01/25(日) 22:15:38
>>151
創価票が多い不在者投票の行方も気になりますねぇ。

153秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 22:17:08
そうか、創価票が曲者ですな。(シャレではないつもりですけどw)

154とはずがたり:2009/01/25(日) 22:20:25
今回は最後迄自主投票であったようではありますけどねー。

155二階席:2009/01/25(日) 22:36:57
22:30現在で逆転しちまった・・・・。もう無理か?

156とはずがたり:2009/01/25(日) 22:39:37
むう。。この時間だと厳しいですねぇ。。
都市部は改革保守っぽい現職が強いのでしょうか?それとも創価パワーでしょうか?

157秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 22:39:50
吉村当確って、大丈夫かな

158とはずがたり:2009/01/25(日) 22:41:00
まじっすか?
NHKなら結構信頼性高いかも。

159二階席:2009/01/25(日) 22:42:05
>>157 
本当に?
山形新聞&山形放送サイトが開かない・・・。

160秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 22:43:03
NHKサイトで、びっくり。でも間違いとかがありそうですね。

161二階席:2009/01/25(日) 22:44:47
>>160

いや、NHKなら結構信頼度高いでしょ。
選管確定を待ちたいと思います。

162とはずがたり:2009/01/25(日) 22:46:22
NHKは開票所とかに人派遣して集計してるので早いのでしょうが。。

512 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/01/25(日) 22:39:24 ID:s35pRj/F
NHK吉村当確

548 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 22:41:45 ID:7xJ6bbZ2
山形県知事選

 開票 91%

 有権者 966,786人  投票率 65.51% 
   党派  新旧 当選
当確  得票  得票率  年齢
 斎藤  弘  無  現      288,687  50.4   51  
 吉村美栄子  無  新   確  284,656  49.6   57

560 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/01/25(日) 22:42:24 ID:zXh8vK4m
NHKのフライングだってさ!

163秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 22:51:11
山形市の票がそんなにひらいているんですかね

164二階席:2009/01/25(日) 22:52:16
山形新聞も当確でした!!

・・・いやー、都市部ならまだしも(失礼)
東北ではかなり画期的な結果ですよ、これは。

165とはずがたり:2009/01/25(日) 22:52:39
NHK全国放送で放送されてますねー。これは決まりでしょう。
現職の2期目ってのは余程の失政無い限り引き摺り下ろすの難しいだけにこのまま当選なら衝撃大きいっすね。
まずは目出度い。
故山形前市長の奥さんってのが利いて大量得票出来たのではないでしょうかね?

166とはずがたり:2009/01/25(日) 22:54:40
山新重い。。

167二階席:2009/01/25(日) 22:57:11
>>166

重いっしょ?
ただ、選管もなかなか更新されないので、まだまだマスコミ系は
更新されないかも。

168とはずがたり:2009/01/25(日) 22:58:23
山形スレより

326 名前:名無しさん[] 投稿日:2008/12/21(日) 21:02:24 ID:WV/yZ60I
先日知り合いから聞いたが、現知事のせがれが剣道をしてるかで
山形市のどっかの体育館までせがれを車で迎えに来たらしいが、
車両が入っていかん場所まで無理やり車を乗り付けて、「おれは
知事だが文句あるか」といわんばかりの態度でせがれを乗っけて
いったとさ。

346 名前:名無しさん[] 投稿日:2008/12/22(月) 21:59:27 ID:aeLnDNa7
<<326
更に詳しく言うと、警備員に「ここは車両進入禁止だと」
注意されたが、逆ギレし「オレは県知事だが文句あるか」
と言ったとの事。
結果はどうであれ、俺としてはその警備員さんはエライと
思う。
まあ日銀時代は今まで以上に威張ってたんだろな。

349 名前:無党派さん[] 投稿日:2008/12/23(火) 08:37:22 ID:5/QLn1PM
<<346
俺銀行関係者だけど,選挙直後,日銀から監査に来た人に言われました.
「山形県民はすごい人を県知事に選んだね.日銀では使い物にならなかった
ひとだよ.」
 ということでした.

169秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 23:00:34
なんか、生々しい話のようですな。嘘かどうかは別ですが。

170とはずがたり:2009/01/25(日) 23:01:43
まぁ2ちゃんねるなんで話し半分か寧ろ話し3割ぐらいと思って置いた方が良いでしょうね。

171秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 23:04:18
開票状況が進みませんな。

172二階席:2009/01/25(日) 23:11:14
やっとこさ進みました。やはり僅差でかわしたんですな。

173千葉9区:2009/01/25(日) 23:13:18
鹿野おつ
141 :無党派さん:2009/01/25(日) 23:08:52 ID:piEQkOjh
山形市 
吉村71982
斎藤57294

174秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 23:13:57
気持ちのいいことではないですけど、共産様々の票差ですね。

175とはずがたり:2009/01/25(日) 23:17:02
前回の愛知県知事選も似たような状況であっちは拒絶して勝てませんでしたからね。

176秋田2区の名無し:2009/01/25(日) 23:19:06
愛知県のときは「共産ひっこんでろ」の差でしたからね。
あのときもこうやって張り付いていましたけど、あれほど悔しかったことはなかったですね。

177千葉9区:2009/01/25(日) 23:59:44
いやー山形知事選は選挙は久しぶりに興奮する選挙でした。
今週の半ばくらいまでは現職再選の雰囲気だったと思いますが...《なんで小沢来たんだろ》くらいに思ってました。それがこの逆転とは。現職の敗因は完全に総理ですな。
まっ詳しい分析は明日の新聞が書いてくれそうです。

178和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/01/26(月) 00:10:52
山形市長選勝利を皮切りに2月北九州市議選、3月千葉県知事選、4月名古屋市長選
5月さいたま市長選、6月千葉市長選、7月都議選・仙台市長選と対決構図(になるorに近い)
地方選挙が目白押しですね。

179とはずがたり:2009/01/26(月) 01:16:25
まぁ,此方は残念でしたが仕方がないでしょうな。県知事選の勝利が補って余りある。
次は県議会運営等で自民会派を分裂させねば。

天童市区県議補選
告示:2009年1月16日(金) 投開票:2009年1月25日(日)
http://yamagata-np.jp/election/09_pm_tendo/

開票結果
当日有権者数:50,413人  投票率:67.85% (選管最終)
当 森谷仙一郎(50) 自新 17,923
_ 佐藤 正男(50) 無新 15,676
(年齢は投票日基準)

180とはずがたり:2009/01/26(月) 01:19:53
>>176
惜しいと云えば昨年の岡山も惜しかったですね。。

>>178
地方選のドミノ倒し起こりましょうかね。地方選からも目が離せませんなぁ。。

181B層活用会議 ◆S3/.7DxKSg:2009/01/26(月) 01:30:49
山形県の選挙総合スレ7
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1232884644/
820 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/01/25(日) 23:03:20 ID:LzHU+dH+
アナウンサー→県政、何から実行しますか?

(支持者?)→ボソッ(景気雇用だべ!)

吉村→やはり、景気・雇用対策ですね

アナウンサー→具体的には?

吉村→……マニフェストにのせてありますので、それをしっかりとやっていきたいと思います。


大丈夫なのか…

182名無しさん:2009/01/26(月) 06:48:27
俺も山形県知事選は喜ばない方がいいな。悲しい気持ちでスルーかな
あの時は現職批判と理想論のみのおばちゃんが当選しましたwwwwww
なんて結果になるような気がするんで

183山形県民:2009/01/26(月) 09:39:20
民主党に言いたい
いくら県民がうんこ味のカレーに不満を持っているからといってカレー味のうんこは持って来ないでくれ
民主党だからといってなんでもかんでも受け入れてしまう県民も問題だが

184名無しさん:2009/01/26(月) 10:23:14
衆院選へ与党衝撃、野党弾み 山形県知事に新人吉村氏

◎「ドミノ現象」を警戒/与党

 25日の山形県知事選で、敗北した現職を地元選出の衆院議員や県議が支援した自民党は「地方選にすぎない」(幹部)と平静を装うものの、政権批判が背景にあるのは間違いなく、次期衆院選への不安感は隠せない。衆院選の敗北につながる「ドミノ現象」を避けるため、麻生太郎首相は2009年度予算を早期に成立させ反転攻勢に出たい考えだが、展望は開けていない。

 共同通信の取材に、細田博之幹事長は国政への影響を「考えられない」と否定しながらも「しっかりと敗因分析する必要がある」と指摘した。

 菅義偉選対副委員長は「保守陣営が分裂しており、山形の特殊事情だ。首相の政権運営や衆院選にはまったく影響しない」と強調。笹川尭総務会長も「衆院選では一枚岩になる」と述べた。

 当初は政党色の薄い選挙戦だったが、最終盤は自民対民主の色彩を帯びただけに、幹部は「表面上は自公対民社共という構図。心理的には嫌なものだ」と指摘する。

 山崎派中堅は「政権にとって打撃だ。『このままでは戦えない』との雰囲気が広がり、首相の求心力は弱まる。ただ党内には『麻生降ろし』のパワーも残っていない。低迷のまま解散・総選挙に突き進むのではないか」との見方を示した。

 自民党は2005年の前回衆院選で山形県の3小選挙区を独占したが、敗戦で「衆院選に直結する。1つ2つ落としかねない」(幹部)との見方も出ている。

◎対決姿勢より前面に/野党

 山形県知事選で民主党などが支援する新人の吉村美栄子氏が現職知事を破ったことに、野党各党は25日、「国政の影響が明らかに出た。民主党への期待と同時に、政権を代えてほしいとの思いが表れた」(鳩山由紀夫民主党幹事長)と政権交代への手応えを強め、麻生政権への対決姿勢をより前面に打ち出す構えだ。

 吉村氏は民主、共産、社民各党の県組織や連合山形の支援に加え、自民党参院議員も支持に回った。当初は幅広い層に支持を訴えるため政党推薦を求めなかったが、終盤は国政レベルの自民党批判を展開して反自民票の取り込みも図った。これを受け、民主党も「次期衆院選の前哨戦」と位置付け、23日に小沢一郎代表が現地入り。「山形から政権交代と本当の大改革をやっていきたいという県民の思いを確信している」と支持を呼び掛けた。

 鳩山氏は「自公連立政権が国民の期待に応えていない。県民は現政権への批判を知事選で示そうとした」と強調。共産党の市田忠義書記局長は「国の言いなりで、県民の暮らしを切り捨てた自民党型県政への審判だ」と指摘した。社民党の福島瑞穂党首は今回の知事選で自民党の一部と野党が連携したことについて「与党にも現在の政治の流れである新自由主義を変えなくてはいけないとの思いが広がっている」と分析した。

2009年01月26日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090126t71033.htm

185名無しさん:2009/01/26(月) 10:44:24
山形知事選:「自民敗北」衆院選へまた打撃

 25日の山形県知事選は民主党など野党が支援した吉村美栄子氏が接戦を制した。野党が「次期衆院選に弾みがついた」と自信を深める一方、自民党は「国政には影響しない」と平静を装う。ただ、保守地盤の強い山形での事実上の「敗北」は麻生政権への逆風の強さを示しており、毎日新聞調査で内閣支持率がさらに低下したのに加え、自民党は二重の打撃を受けた。【上野央絵、中田卓二】

 自民党分裂となった前回知事選のしこりを考慮し、自民党本部は斎藤弘氏を推薦しなかった。幹部で応援に入ったのは24日の石原伸晃幹事長代理だけ。23日に小沢一郎代表が山形市入りした民主党に対し、後手に回った印象は否めなかった。

 山形県選出の岸宏一参院議員が吉村氏を支援したこともあり、自民党幹部は「全く地元事情による結果」と指摘。党選対幹部も「現職が1期で落選するのは、本人の資質に難があった」と語るなど、「過小評価」に躍起になっている。

 しかし、これらは野党を勢いづかせないための詭弁(きべん)にすぎない。実際には、古賀誠選対委員長は20日の党役員連絡会で「岐阜、山形両県知事選の対応をしっかりしていきたい」と表明していた。敗北を受け、細田博之幹事長は当面の国政への影響は否定しながらも、「しっかりと敗因を分析していく必要がある」と衆院選に向けた危機感を示した。

 一方、民主党は「追い風が吹いた」と歓迎し、鳩山由紀夫幹事長は25日、毎日新聞などに「政権をチェンジさせたいという思いが表れた」と述べた。

 小沢氏が乗り込むなど民主党が終盤にテコ入れしたのは、情勢調査などから「勝てる」と判断したためとみられる。23日に吉村氏の選挙事務所で小沢氏は「予定はなかったが、『あと一息で山形を変えることができる』『非常に盛り上がっている』と聞いたので激励に来た」と語った。

毎日新聞 2009年1月26日 1時11分(最終更新 1月26日 10時35分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090126k0000m010134000c.html

186名無しさん:2009/01/26(月) 11:36:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009012600233

山形知事選、消費増税への反発=鳩山氏

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は26日午前、山形県知事選で同党などが支援した無所属新人の吉村美栄子氏が当選したことに関連して「定額給付金や消費増税といった議論に対する山形県民、国民の反発が大変強いことが示された。麻生政権もこの結果を重く受け止め、今までの主張を改めるべきだ」と強調した。都内で記者団に語った。 
 鳩山氏はまた、次期衆院選への影響について「もし(与党が)首をすげ替えて選挙をやるなら、そのこと自体が最大の争点になる。麻生太郎首相が矜持(きょうじ)を持っているなら自身で選挙を戦うべきだ」と述べ、自民党内の首相交代論をけん制した。(了)
(2009/01/26-11:29)

187とはずがたり:2009/01/26(月) 12:02:42
>>181
今回は残念でしたねぇw

>>182-183
まぁ,これから何をするのか,出来るかでしょうかね。。支持できなければまた4年後取っ替えれば良いわけですし。

それにしてもな〜んだかきな臭いっすねぇ。発展途上国の選挙じゃあ無いんだから。

山形県知事選、投票数が投票者数を「9」上回る?!
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090126-OYT1T00392.htm

 25日投開票の山形県知事選で、山形市の投票総数が投票者数を「9」上回るトラブルがあった。


 同市選管は約2時間半かけて投票用紙などを数え直したが、原因は分からず、食い違ったまま確定させた。

 同市選管によると、25日午後11時ごろ、開票率が99%まで進んだ段階で、各投票所からの報告を集計した投票者数が13万61人だったのに対し、無効票を含む投票総数がその数を上回ることが判明した。同市選管は、各投票所での記録ミスなどの可能性があるが、「理由は分からない」としている。総務省選挙部は「国政選、知事選レベルで、投票総数が投票者数を上回ったという例は聞いたことがない」とし、同市選管などに原因を究明するように求めた。

 また、投票用紙を数え直した際、100票ずつの束の一つに101票の束が見つかるという別のミスも判明。市選管の確定は午前1時半までずれこんだ。同市選管の草壁利則事務局長は「ミスが重なって申し訳ない」と話した。
(2009年1月26日11時45分 読売新聞)

188千葉9区:2009/01/26(月) 22:10:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090126t53030.htm
主婦パワーでチェンジ 吉村さん「温かい県政に」

 25日投開票があった山形県知事選で、東北初の女性知事が誕生した。現職の斎藤弘さん(51)の再選を阻止したのは、山形市の行政書士、吉村美栄子さん(57)。斎藤県政を主婦感覚で「効率性優先の冷たい県政」と批判して知事の座を射止め、「対話のあるあったかい県政をつくる」と勝利宣言した。若き「改革派」といわれた斎藤さんの支持者は、まさかの敗戦に青ざめた。

 午後10時すぎ、山形市荒楯町の選挙事務所に入った吉村さんは、「温かさ」をイメージしたオレンジ色のハート型のうちわを手にした女性支持者らの握手攻めに遭った。

 ピンク色のスーツ姿の吉村さんは、約500人の支持者を前に「本当に感謝します。県民が心の通う県政を求めていることが分かった。人を大事にする山形県をつくっていきたい」と声を弾ませた。

 個人演説会では、自民党の岸宏一参院議員、民主党の舟山康江参院議員ら「超党派」の仲間たちが、応援弁士でフル回転。万歳が繰り返される事務所では、「冷たい県政から、チェンジ!山形」の声も上がった。

 昨年11月末の出馬表明から、わずか2カ月。選挙戦序盤にはインフルエンザで倒れたが、長女で東大助教の麻奈美さん(31)が個人演説会の代役を見事にこなした。麻奈美さんから花束を受け取ると、吉村さんの目に涙がにじんだ。

 弁護士だった夫の和彦さんは11年前に病死。「多くの方々や家族に支えられ、全力で戦うことができた」と「きずな」の大切さを強調した。

 これまで全国で誕生した女性知事5人は元中央官僚ら実績が評価された人ばかり。吉村さんは県教育委員を8年務めたが、行政経験はなく、手腕は未知数だ。景気・雇用対策など課題が山積しており、「多くの人の意見に耳を傾け、課題解決に早急に取り組みたい」と緊張感もにじませた。

◎「保守王国でなぜ」斎藤陣営ショック

 衝撃と落胆が、山形市高堂にある現職の斎藤さんの選挙事務所を襲った。「再選を目指す51歳の知事が落選とは…」。事務所に詰めかけた自民党の国会議員や県議は、落選の報に言葉を失い、肩を落とした。

 激闘に敗れた斎藤さんは、事務所に現れると「ご支援ありがとうございました」と深々と頭を下げた。顔には深い疲労が刻まれていた。

 自信に満ちた声で、再選に向けて立候補表明したのは昨年9月。「保守王国」と言われる山形県内で、自民党の衆院議員3人、県議と市町村長の7割が味方についた。

 岩盤のような体制は、「まさか」の吉村さんの立候補表明で揺らぎ始める。日に日に勢いを増す相手陣営。斎藤さんは不安に駆られたが、巨大な組織は動きだすのに時間がかかった。「冷たい県政」という批判は、景気雇用対策を叫ぶ斎藤さんの訴えをのみ込み、1期目の実績だった「県庁改革」は結果的に有権者に否定された。

 重い空気が漂う事務所で、集まった支持者たちは、肩を落とす斎藤さんに「まだ若い」と精いっぱいの激励を送った。
2009年01月26日月曜日

189千葉9区:2009/01/26(月) 22:14:02
2chではこの娘さんが良玉との声が
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090115t51010.htm
山形知事選 候補者家族が総出で支持訴え

 山形県知事選(25日投開票)では、候補者2人の家族が表舞台に出て、支持を訴える場面が目立っている。無所属新人で行政書士の吉村美栄子氏(57)はインフルエンザで自宅療養が必要になり、長女が代役として緊急登板。現職の斎藤弘氏(51)は、妻が応援弁士を務めるなど積極的に支援している。演説では家族が見た候補者の素顔が紹介されるなど、「戦い」の緊張感を少し和らげる効果もあるようだ。
(山形県知事選取材班)

 「とても気丈で頑張りやの母なので、来たかったはずですが…」。12日夜、山形市の霞城公民館で開かれた吉村氏の個人演説会。長女で東大助教の麻奈美さん(31)が吉村氏の欠席理由を説明し、参加者におわびした。

 「若いころの母にそっくりと言われ、この顔に25歳ぐらい足していただくと、美栄子になります」と笑いを誘うなど、緊急事態にも動じず、落ち着いた演説ぶり。

 「『人を大事にする』という政策は母の人柄をよく表しています。小さいころから『おじいちゃん、おばあちゃんを大事にしなさい』とよく言われました」と紹介し、聴衆を引き込んだ。

 告示前には、長男で大学生の展彦さん(25)も上山市の集会で母の代理としてあいさつ。「母から山形のために尽くせと言われ、私も早く山形に帰りたい」と宣言し、盛んな拍手を浴びた。

 一方、斎藤氏の妻の香織さん(40)は、各種集会で斎藤氏と並んで参加者を出迎えたり、壇上でアピールしたりするなど、告示前からフル回転している。

 山形市の流通団地で9日夜に開かれた個人演説会では応援弁士を務め、「山形県のために何をすべきかを常に考え、土日も休みなく勉強している。努力の人なんだとつくづく感じました」と、夫の熱意と誠意を強調。「どうか改革を止めないでください」と訴えた。

 小学生の子ども3人との触れ合いについては、「家族や家庭にも人一倍努力を払う人。朝は必ず子どもたちと一緒に食事して、学校と県庁に登校、通勤しています」と子煩悩な一面も紹介した。

 告示前の決起集会では、斎藤氏の子ども3人も壇上に上がった。この時、長男が読み上げた父へのメッセージは個人演説会でも使われ、音声が流されている。
2009年01月15日木曜日

190千葉9区:2009/01/26(月) 22:17:23
この男に謙虚さという言葉はないのか・・・
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090126-454164.html
麻生首相が山形知事選を「批判と無関係」

 麻生太郎首相は26日夜、山形県知事選で民主党などが支援した新人が当選した背景に麻生政権への批判があったとの見方について「全然関係ない。4年前の知事選をご存じないと、そういうことになる。(政権批判とは)全く感じない。よく票を分析したら分かる」と述べた。

 官邸で記者団の質問に答えた。(共同)

 [2009年1月26日21時0分]

191とはずがたり:2009/01/27(火) 11:31:35
森谷氏が初当選果たす 天童市区県議補選
2009年01月26日 00:40
http://yamagata-np.jp/news/200901/26/kj_2009012600441.php

 前県議の辞職に伴う天童市区県議補選(欠員1)は25日、投票が行われ、即日開票の結果、自民新人で前天童市議の森谷仙一郎氏(50)=川原子=が、無所属新人で民主、社民の推薦を受けた前天童市議の佐藤正男氏(50)=蔵増=を約2200票差で破り、初当選を果たした。投票率は67.85%だった。

 森谷氏は、遠藤利明衆院議員の全面支援を受け、組織力を駆使した運動を展開。先月行われた天童市長選で初当選した山本信治市長や、再選を狙う斎藤弘知事との相互協力も功を奏し、市内全域に浸透した。自民逆風の影響が懸念されたが、過去2回の市議選でトップ当選した幅広い人脈を生かしながら佐藤氏の追い上げを振り切った。

 佐藤氏は、舟山康江参院議員や鹿野道彦前衆院議員らの支援を受け、「反自民」の旗色を鮮明にした戦いを展開。保守層の一部も取り込んだが、知事選に出馬した吉村美栄子陣営との連携がうまくかみ合わず、届かなかった。

 当選を決めた森谷氏は同日夜、市内老野森1丁目の選挙事務所で「(斎藤弘氏の落選で)複雑な心境だが、元気のある天童をつくるため、しっかりと頑張っていく」と抱負を語った。


辞職を含め近く進退を決定 知事選現職落選で荒木副知事
2009年01月26日 21:48
http://yamagata-np.jp/news/200901/26/kj_2009012600461.php

 県知事選で現職の斎藤弘氏が落選したことを受け、荒木由季子副知事は26日、斎藤知事、日野雅夫副知事らと相談し、辞職を含めた進退を決める考えを明らかにした。また、日野副知事は同日、あらためて辞表を提出する意向を示した。

 荒木副知事は、選挙結果について「エネルギッシュに県の財政再建に取り組んでいただけに、大変残念だ」とした上で、去年7月に経済産業省キャリア官僚から現職に就いた経緯もあり、「(斎藤知事と)行動を共にするのが一般的だが、私の場合、自分だけで決められない立場にある」とし、現時点での進退について明言を避けた。

選挙戦総括、2月3日に解散へ 知事選・斎藤氏支援県議の会
2009年01月26日 22:29
http://yamagata-np.jp/news/200901/26/kj_2009012600462.php

 県知事選で現職の斎藤弘氏を支援した県議の会(後藤源会長、30人)は26日、山形市の自民党県連会館で会議を開き、選挙戦を総括した。同会は来月3日に総会を開き、解散する方針だ。また、あいさつに訪れた斎藤知事は、選挙での各県議の応援に対し謝意を伝えた。

 会議は非公開。各地区ごとに、選挙運動や支持者の動向などについて意見交換した。また、同会の役割を終了する方針をまとめ、あらためて総会を開き、解散を決定することにした。今井栄喜県連幹事長によると、斎藤知事は「今後のことはまだ考えていない」とした上で、「県政に停滞は許されない。県民のための県政が、しっかりと歩んでいけるような体制をつくってほしい」などと語ったという。

192とはずがたり:2009/01/27(火) 12:00:24

選挙年、宮城県内に波紋 山形知事に野党系新人
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090127t11038.htm

 与党系現職がまさかの敗北を喫し、野党系新人が逆転劇を演じた山形知事選ショックは26日、奥羽山脈を越えて宮城にも押し寄せた。宮城は今年、衆院選に加えて知事選や仙台市長選など大型選挙が相次ぐ。隣県で起きた地殻変動の余波は小さくない。

 自民党県連の柏佑整幹事長は「弱腰になりすぎだ。党が一つにまとまらなかった要素は大きい」とこぼす。人気のない麻生政権と同一視されることを恐れた現職陣営が「政党隠し」に走った戦術を敗因に挙げる。

 県政界への悪影響を最小限にとどめたい柏幹事長は「地域と中央が連携し、景気対策に取り組んでいるアピールがますます必要だ」と語る。

 現職は行財政改革の実績を訴えたが、新人に「冷たい県政」と逆手に取られた。中野正志衆院議員(比例東北)は「今はとにかく景気、景気、景気だ。改革を急ぐ姿勢は有権者に受け入れられにくい」と読み解く。

 一方、野党連合の勝利ととらえる民主党県連の岡崎トミ子代表は「自公政権への批判票が集まった」と言い切る。選挙期間中は山形市内で開かれた女性集会にも駆け付けた。「実効性に疑問のある定額給付金への怒りの声は大きかった」と振り返り「有権者は国政と県政を重ねた。総選挙につながる」と声を弾ませる。

 木村勝好幹事長も「(現職敗北は)やっぱりな、という感じ。自民党政権に対する国民の不満が盛り上がった結果だ。麻生政権に打撃となった」と手応えを感じ取った。

 村井嘉浩知事の県政与党である公明党県議団の小野寺初正会長は、今秋の知事選をにらんで「若い現職だからといって、優位とは限らないことを表したのが山形知事選だ」と気を引き締めた。

 共産党県議団の横田有史団長は「山形と連携して自動車産業の集積を進める村井県政へのショックは大きい」と対決姿勢を鮮明にした。

 社民党県連の岸田清実幹事長は「都市部だけでなく、郡部でも山形県民の不満がたまっていたのだろう。衆院選に影響はある」と分析した。
2009年01月27日火曜日

193とはずがたり:2009/01/27(火) 12:07:01
山形3区を見るに加藤は何やってたんだ!?(・∀・)
吉村女史に付いた地元有力企業って何処なんでしょうか?俺も優遇して使ってやらねば。

吉村氏、山形県都を制す 「劣勢」地域も手堅く
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090127t51035.htm

山形県知事選市町村別得票状況
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/20090127_ea0_001.jpg
山形県知事選市町村別得票数と得票率
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/20090127_ea0_002.jpg
衆院選選挙区別得票数と得票率
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/20090127_ea0_005.jpg

 山形県知事選で、初当選した新人の吉村美栄子氏は、県都・山形市で現職の斎藤弘氏を突き放し、勝利を決めた。米沢市など「劣勢」といわれた地域でも、投票率の大幅アップに支えられ、斎藤氏の独走を許さなかった。得票率で斎藤氏に10ポイント以上の差をつけたのは10市町村。衆院選小選挙区にあてはめると、山形2区を除く2つの選挙区を制した。

【山形1区】 
 吉村氏は、序盤から優勢といわれた山形市内で、斎藤氏に約1万5000票の差をつけた。市内の投票率が前回4年前の知事選に比べて8ポイント上がったことも有利に働き、郡部を含む山形1区全体でリードを守りきった。

 斎藤氏は、自民党が市長選、県議補選で連勝した天童市、二人三脚で戦った自民党の遠藤利明衆院議員の地盤、上山市で吉村氏の猛追を受ける。十分な差をつけられず、山形市で失った票を回復できなかった。

【山形2区】 
 吉村氏の苦戦が予想された米沢市は、投票率が前回比で12ポイントも伸びた。浮動票を取り込んだ吉村氏は、差を2000票以下の接戦に持ち込み、斎藤氏を支援する自民党県議7人が固める置賜地域の組織票に食い込んだ。

 斎藤氏は、市長が強力に推す東根市で圧勝したが、吉村氏の出身地、西村山郡で水をあけられた。最終盤、大攻勢をかけた寒河江市も落とし、「有利」とされた2区で約1万1000票の差をつけるにとどまった。

【山形3区】 
 吉村氏は、地元有力企業を味方につけた酒田市で、斎藤氏に12ポイントの差をつけた。全面支援を受けた自民党の岸宏一参院議員の地盤、新庄・最上地域でも、切り崩しをかける斎藤氏を振り切った。

 斎藤氏は、庄内、最上両地域で、自民党不信が根強い農業票を取り込めなかった。自民党の加藤紘一衆院議員の地元、鶴岡市では勝ったが、前回獲得した約3万7000票(合併前の町村を含む)に上積みができなかった。
2009年01月27日火曜日

194とはずがたり:2009/01/27(火) 12:13:36

東北の知事「驚き」「変化求めた」 広域連携支障なし
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090127t71037.htm

 山形県知事選で再選を目指した現職の斎藤弘氏(51)を新人の吉村美栄子氏(57)が破った選挙結果に26日、東北他県の知事から驚きの声が上がった。吉村氏の当選で東北の知事は、自民党系が青森、宮城の2人、民主党系が岩手、秋田、山形、福島の4人となったが、各県知事とも6県による広域連携への支障はないと見ている。

 「現職知事を破るのは簡単でない。驚くような結果になった」。民主党籍を持つ達増拓也岩手県知事だが、民主党が支援した新人の逆転劇には目を疑った様子だ。

 村井嘉浩宮城県知事も「驚きをもって受け止めた」と感想を述べた。斎藤氏とは若手知事らによる「5県知事会」のメンバーとして一緒に活動しており、「政策でも共鳴する部分があった。まじめに一生懸命取り組んでいた」と盟友の落選に悔しさもにじませた。

 村井知事は「県民党」を掲げたはずの斎藤氏が、政権与党批判の矢面に立たされてしまったとの見方をめぐり、「知事選、政令市長選のクラスになると、本人が好むと好まざるとにかかわらず政党の色が出てくる」と政党との距離の置き方の難しさを口にした。

 寺田典城秋田県知事は「自民党に逆風が吹いたのは確かだが、それだけで現職が負けたとは思えない」と語り「斎藤県政に変化、チェンジを求める有権者が多かったと見るべきだ」と分析した。

 佐藤雄平福島県知事は吉村氏に「地方分権の進展や地方の発展のため、力を合わせて取り組んでいきたい」とエールを送り、三村申吾青森県知事は「『心の通う山形県政』の実現を目指して頑張ってほしい」とのコメントを発表した。

 今後の広域連携の足並みについては「岩手や福島の知事とも良い関係を築いている。影響が出ることはない」(村井知事)など各知事とも冷静に見ている。
2009年01月27日火曜日

195とはずがたり:2009/01/27(火) 12:21:18

有り難がって貼り付ける程のコメントでもない(いやまぁ俺が云えって云われたら巧く纏められないんでしょうけど…)けど静岡県民かぁ。歳もおないだ。頑張って欲しいですな〜。

「自民王国」が弱体化 東北大・河村和徳准教授
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090127t51032.htm

 山形県知事選(25日投票)の結果が次期衆院選に及ぼす影響について、東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授(政治学)に分析してもらった。

 東北6県で最も盤石とされた「自民党王国」山形が崩れた。自民党系の現職斎藤弘氏(51)を、野党が支持する新人の吉村美栄子氏(57)が破り初当選した過程からは、次期衆院選の行方を示唆する現象が大きく2つ見て取れる。

 一つは、導入から12年目が経過した小選挙区制の影響だ。中選挙区時代には地域の利益代表に撤して「地元のセンセイ」であり続けた自民党議員が小選挙区制導入以降、徐々に「党の代理人」となり、支持者から離反されやすくなった。自民党系候補の敗北は、自民党議員と地元との結びつきの弱体化が、ここまできたことを象徴している。東北全体に通じる現象といえるだろう。

 二つ目は、候補者を擁立せず、吉村氏を支援した共産党の投票行動だ。開票結果を見ると、吉村氏と斎藤氏の票差は明らかに共産党の(基礎)票分ある。次期衆院選で小選挙区候補を大幅に絞り込む共産党の票が、自民対民主の勝敗を左右する可能性が大きいことを、明白に見てとれた。

 国政で分裂の様相を呈する自民党だが、今回の山形県知事選でも一部の国会議員が吉村氏を支援した。国でも地方でも分裂し、ベクトルの定まっていない印象が有権者に焼き付けられ、「いっそ野党にやらせてみよう」という投票心理も大きく働いたのだろう。

 東北は今、青森県を除いた全県で新幹線が開通し、全県民共通の「悲願」とするテーマが見いだせない時代となった。

 斎藤氏は改革という共通項で訴えを図ったが、改革路線で生じた県内格差、生活格差によって、不満を持つ層が末端から吉村氏に流れる結果となった。「ポスト公共事業」の明確な共通項を打ち出せなければ、自民党王国の崩壊は東北全域に波及するだろう。

 当選した吉村氏は「温かい県政」を打ち出し、斎藤氏と完全に対比させることに成功した。斎藤氏は財政再建を進める一方、目立った失政もなかっただけに、吉村氏の政策が確実に実現されなければ、有権者の期待は大きく裏切られる。次期衆院選で吉村氏がどう動くのかも、注視していかなければならない。(談)

 <かわむら・かずのり>
 1971年生まれ、静岡県出身。慶大大学院博士課程単位取得退学。金沢大助教授などを経て2004年から現職。
2009年01月27日火曜日

196千葉9区:2009/01/27(火) 21:39:50
>>187追加
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090127ddlk06010208000c.html
09知事選:山形市と長井市、開票作業で失態 /山形
 ◇山形市・投票総数10票多く確定/長井市・二重集計で投票率訂正
 25日の知事選の開票作業でトラブルが相次いだ。山形市は投票の総数が投票者数よりも10票多く確定させ、長井市は不在者投票者数を二重集計して投票率などを訂正した。最終的な確定は26日午前1時半にずれこんだ。

 山形市は市総合スポーツセンターで開票作業を行い、開票率が99・40%になった午後11時ごろに、投票総数が投票者数より9票多いことに気づいた。職員約90人が残り、数え直したところ、100票の束の一つが101票だったことが新たに分かり、投票者数との差は10票になった。結局、原因は分からず、県選管と協議し、原因不明のまま確定させた。

 有効票が1票増えたことを開票所で発表しなかったり、確定の発表も30分以上後の午前2時過ぎになるなど、開票所で不手際も連発した。市選管は「想定外の出来事に不手際があった」と陳謝した。

 また長井市では、ある投票所で不在者投票者数を二重に集計して16人多く報告した。投票総数と投票者数が一致しないため点検をした結果、誤りに気づいた。このため県選管が25日午後9時25分に発表した投票者数や棄権者数、投票率の同市分、県全体で誤った。県選管は同日午後11時5分、長井市の投票者数を1万6570人に、投票率を67・78%に訂正した。また県全体の投票者数も63万3351人に訂正した。県全体の投票率は65・51%で変わらなかった。【佐藤薫】

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

197名無しさん:2009/01/27(火) 21:42:20
>>192【宮城】
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000901270005
県政界にも波紋 山形知事選
2009年01月27日

 自民、民主両党の対立構図となった山形県知事選で、民主などが支援した新顔が自民が推す現職を破ったことで県政界にも波紋が広がった。麻生内閣の支持率低下が止まらないなか、周囲の岩手、秋田、山形、福島4県が民主系の知事に。総選挙後に知事選を控え、自民県議出身の村井嘉浩知事は「隣県のことで全く影響がないことはないと思うが、直接、影響が出てくるということもない」と言葉を濁した。(守真弓)


 「結果は私も非常に驚きをもって受け止めました」


 村井知事は26日の記者会見で、沈んだ表情を浮かべた。現職の斎藤弘氏とは、鳥取、徳島、佐賀3県の知事とともに「5県知事会」を結成するなど連携を深め、今回の知事選でも山形入りして応援演説を行っていた。


 麻生政権や自民に対する逆風の強さが裏付けられたとの見方については「マスコミのみなさんはそういう評価ですが、吉村(美栄子)さんは自民党の国会議員や県議会議員の方も応援していた」と指摘。「みなさんが思っているほど政党の影響は出ていない」と分析した。


 さらに、「岩手も福島も私が知事になってから代わられたが、非常にいい関係」と民主系知事との良好な関係をアピール。「選挙と行政運営とはある程度分けて考えざるをえない。(政党は)それほど関係ない」と説明した。


 一方、自民県連の土井亨会長は「斎藤さんの財政再建路線について痛みを押しつけられたという印象が強かったのではないか」と斎藤氏個人の要因を強調。「反自民ということではない」と述べ、国政との関連を否定した。


 これに対して、民主県連の岡崎トミ子代表は「国と県(の選挙)とは全く別ものという声も自民党から聞こえるが、実際は大いに関係ある」との見方を示した。具体的には「痛みを伴う小泉改革から麻生さんまでのやり方に対してのノーという気持ちの表れだ」と分析。民主の別の国会議員からは「県民の選択肢のために出すべきだ」と知事選への独自候補擁立論も出始めた。


 また、共産党県委員会の中島康博委員長は「国の言いなりで県民の暮らしを切り捨てた、自民党型県政への審判が下された」と吉村氏勝利の意義を強調。社民党県連の菅野哲雄代表も「小泉構造改革以降、地方が本当に痛めつけられてきたことに対する反発ではないか」と語った。

198名無しさん:2009/01/27(火) 21:43:48
【秋田】
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000901270002

知事選、構図動くか 
2009年01月27日

 隣の山形県で25日にあった知事選は、民主党などが支援した新顔の吉村美栄子氏(57)が、自民党などが支援した現職の斎藤弘氏(51)を破って初当選した。麻生政権発足後、初めての与野党対決型の知事選としても注目された選挙。まだ対決の構図がはっきりしない4月の秋田県知事選にも、影響がありそうだ。


「『自民対非自民』と色づけされるような選挙にはしたくない」。現職が敗れた山形知事選から一夜明けた26日、自民党秋田県連の鈴木洋一幹事長は、4月の知事選についてこう話した。
 この日、県議らを集めて開いた常任総務会でも、山形の結果が話題になり、不安視する声が相次いだという。23日に開いた候補者選びの検討会で、秋田高の同級生が擁立に動く文部科学事務次官の銭谷真美氏(59)や意欲を見せる秋田市長の佐竹敬久氏(61)らについて「1週間ほど動きを見守る」としていたが、期限を切らずに様子を見ることにした。
 鈴木幹事長によるとこれまでに、県連に対し正式な支援要請はない。同党から働きかけもしないという。「政党が前に出るとうまくいかない。積極的に動けない」。
 山形では公明は自主投票だった。公明党秋田県本部の田口聡代表は「自民への逆風だけが要因ではない。秋田知事選には候補が出そろった段階で(対応を)判断する」と話した。
   ■
 山形知事選で、民主党や社民党、連合山形などが推した新顔は、終盤で猛烈に追い上げて初当選を果たした。秋田でも「非自民の枠組み」は追い風となるのか。
 民主党県連の寺田学代表は「地方と中央は違う、といくら言っても、やはり有権者は中央の構図を見てしまうのだろう」と分析。寺田代表は自民党などにも超党派での擁立を呼びかけた経緯があり、「連合秋田や社民党、それを広げて自民党にも一緒にやろうと呼びかけたいということに変わりない」とした。民主党県連は今月末、知事選について常任幹事会を開く。
 民主党県連と社民党県連合、連合秋田の3者での候補者選びは、代表者レベルの会合を昨年11月に1度開いたきりだ。その中で連合秋田は今月、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏(62)に立候補を要請。民主・社民両党との話し合いを経ておらず、工藤雅志会長は「政党の動きを待っていても何も動かない。一石を投じたかった」と説明する。
 社民党連合の石田寛幹事長は「早く話し合いの場をもちたい」と話しており、山形知事選のような枠組みで結束できるか、まだ未知数だ。
 共産党県委員会の米田吉正委員長は「国政レベルでの自民、公明の政治の行き詰まりへの批判や怒りが反映した」とみる。国民新党県支部の石川錬治郎代表は「山形は山形の事情がある。国政の影響はそれほどなかったのではないか」。
   ◇
 知事選には、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明している。

http://mainichi.jp/area/akita/news/20090127ddlk05010114000c.html
選挙:知事選 自民県連「慎重に見極め対応」 積極的な動きせず /秋田
 自民党県連の鈴木洋一幹事長は26日、4月12日投開票の知事選について「期日は切らず、慎重に見極め対応する」と述べ、当面は党として積極的な働きかけはしないとの方針を示した。

 県連の「秋田のニューリーダーを考える会」は、月内にも見極める方針を示していたが、同日の常任総務会で、秋田市長の佐竹敬久氏(61)が出馬に向け動きをみせていることに加え、山形知事選で自民党の大半が応援した現職の知事が敗れたことを受け、慎重な対応を求める声が強まったという。

 今後は佐竹氏と、擁立運動がある文部科学事務次官の銭谷眞美氏(59)、擁立の動きがあるとされる小坂町長の川口博氏(61)の動向をみながら判断するという。

 鈴木幹事長は「残念ながら自民単独での擁立は難しい状況。自民対民主で色付けされる選挙にはしたくない」と述べ、改めて民主党などとの共闘に前向きな姿勢を示した。

 一方、この日、津谷永光県議(57)が提出した会長職の辞任届が承認され、鈴木幹事長が春の役員改選まで会長を代行し、県議会会派代表も引き継ぐことが決まった。【百武信幸】

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

199名無しさん:2009/01/27(火) 21:56:36
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/yamagata/090127/ymg0901270317000-n1.htm
【特報 追う】山形知事に吉村氏 “盤石”現職に落とし穴
2009.1.27 03:16
 新人と現職の激しい一騎打ちとなった山形県知事選は、「チェンジ!山形」を掲げた新人で行政書士の吉村美栄子氏(57)が、財政再建に辣腕(らつわん)を振るった現職の斎藤弘氏(51)を破った。なぜ斎藤氏に、わずか1期で「チェンジ」が突きつけられたのか。「現職」「若い改革派」「自民が支援」−と、盤石に見える要因に、落とし穴が潜んでいたようだ。(松本健吾、高山豊司)

 25日夜、斎藤氏の事務所。午後10時半ごろ、テレビの前で開票速報を見守る支援者たちは、吉村氏の当確が伝えられると、「何っ」との声をあげ、一様にうなだれた。

 斎藤氏は「まだ頭の整理ができないが、改革が性急すぎた面があったのかもしれない。すべては県民の判断。本当に力が至らなかった」と肩を落とした。

 支援してきた遠藤利明衆院議員(自民)は、しばらく呆然(ぼうぜん)と中空を見つめていた。額から吹き出る大粒の汗。「斎藤氏がやってきたことは間違いではなかったはず。いけると思っていたのだが…」

 斎藤氏に目立った失政はなく、事実、選挙戦では、自民の3衆院議員、県議の大半、全体の約7割の市町村長に、約350人の市町村議員が支援する強固な陣立てを取り付けた。しかし、実は、小川のように流れる幾つかの不安材料が重なり、濁流となって襲い掛かっていた。

 一つは、「現職」であることが、県民の経済情勢への不満のはけ口の標的となったとする見方だ。今回の選挙では、有権者の関心は高く、投票率は65.51%で前回選の6.19ポイント増。浮動票が多い山形市では吉村氏に、約1万5000票を離された。

 遠藤氏は「景気全体が低迷するなかで、山形にも『とにかく今の流れを変えたい』という意識があったのでは」と語る。

 加藤紘一党元幹事長(自民)も「斎藤氏は現職でいわば県政の執行部。自民も国政の与党。与党体制に対する不満が重なってしまった」と指摘する。

 県庁改革に大ナタを振るう「若き改革派」というイメージも、相手陣営の格好の批判の的になった。吉村氏は「斎藤県政は効率性優先で冷たい」と、財政再建の実績を逆手に取って批判。陣営の舟山康江参院議員(民主)も、小泉構造改革路線と斎藤県政を重ね、「弱者に痛みを押しつけた」「血も涙もない地域を壊す県政」と攻め続けた。

 「国政色は出さない」と臨んだ選挙だったが、自民が支援したことで、組織力で票を固めた半面、国政の混乱に巻き込まれた。

 自民議員らは、「郡部での農業票離れ」、「支持率が低下する自民への批判票」があったと漏らす。

 加藤氏は「本来は国政と地方選挙は別なのだが、自民党というイメージをかぶったことで、次期衆院選の先触れとして票の2〜3%に影響したと思う。その点は、斎藤氏にはかわいそうだった」と語った。


 出馬表明からたった2カ月、無名で政治経験のない吉村氏が「奇跡的勝利」(近藤洋介民主県連会長)を収めることができたのは、こうした流れをつかみ、「チェンジ!」や「冷たい県政」といったキーワードで、分かりやすく斎藤氏との対立軸を浮き上がらせた結果とも言える。

 吉村氏は、「本当に信じられない。まずは、公約に掲げた景気、雇用対策をしっかりとやっていきたい」と抱負を語る。

                   ◇

 県庁改革と財政再建を断行した斎藤氏への「冷徹な改革者」との印象は、想像以上に有権者に広がっていた。「県政史上初めて県債残高(県の借金)を減らした」功績は決して小さくないが、肌で実感するのは難しい。その点、十分に伝えられないまま選挙戦を終えたのなら残念だ。斎藤氏の理路整然とした物言いと、すきを感じさせない立ち居振る舞いは、「あか抜けている」と評される半面、一般県民と壁を作る原因にも見えた。吉村氏の「冷たい県政」との批判に対し、ほかに県民の目先を変えられるような大きな成果を提示できなかったのも響いた。何かひとつ、「与えた」と主張できる実績が欲しかった。吉村氏には、この厳しい時期に県政のかじ取りを任せた県民の期待を裏切らないように力を発揮してほしい。(松本健吾)

200とはずがたり:2009/01/28(水) 00:46:08

東北ブロックの民主の次の照準は宮城県知事選と仙台市長選だな。
斎藤は裏切った岸憎しで10年の参院選にでも出たらいいんではないか?
一生懸命改革やってて大した失政もない2期目を狙った現職が自民党と云うだけで落選するのは痛快である。結局自民党的利権構造の上でしか権力を揮えなかった愚を知るべきだ。

山形知事選、自民の「陰り」印象づけ 支持層やせ細る
http://www.asahi.com/politics/update/0126/TKY200901260239.html?ref=goo
2009年1月26日21時30分

 25日投開票された山形県知事選は、新顔の吉村美栄子氏(57)が現職の斎藤弘氏(51)を破った。両氏とも正式に政党の推薦を受けなかったが、「保守王国・山形」で、自民党の小選挙区選出の3人の衆院議員が力を入れて支援した斎藤氏の敗北は、年内の総選挙を前に、同党の勢いの陰りを改めて印象づけた。

 今回の選挙結果について、麻生内閣の低支持率など国政の問題にあまりに強く関連づけて受け止めるのは早計だ。斎藤氏の第一の敗因は、補助金カットなど、この4年間の県政が「冷たい」と県民に評価されなかった点にあるのは間違いない。

 しかし、朝日新聞社が25日に県内60カ所で実施した出口調査結果を分析すると、自民党にとっての悲観材料が見えてくる。

 4年前の知事選と比べ、出口調査回答者に占める自民支持層の割合は46%から40%にやせ細り、民主支持層は18%から26%に増えた。今回、自民の一部が吉村氏を支援したとはいえ、自民支持層のうち斎藤氏に投票したのは71%にとどまり、民主支持層は80%が吉村氏に投票。「支持層が薄くなり、まとまりの悪い自民」「支持層が厚くなり、まとまりのよい民主」という傾向が見て取れる。

 最近の本社の全国世論調査でも、自民、民主の支持率は伯仲し、「比例区で投票する政党」は民主が自民を上回っている。今回の知事選で見られた自民の党勢の衰退は、山形にとどまらず各地で起きているのだろう。

 河村官房長官は26日、今回の結果について、「自民党の大方の議員が一生懸命応援された結果だから、自民党の国会議員として残念に思う」と率直に語った。一地方選とはいえ、麻生首相に解散をためらわせる材料がまたひとつ増えたとは言えそうだ。(編集委員・峰久和哲)

201名無しさん:2009/01/28(水) 07:00:50
佐竹秋田市長が出馬へ 知事選「腹は固まった」

 任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、秋田市の佐竹敬久市長(61)が出馬する意向を固めたことが27日、分かった。31日に開く後援会の緊急役員会で了承を得た上で、2月中旬までに正式表明する。(24面に関連記事)

 佐竹氏は河北新報社の取材に対し、「わたしの腹は(出馬で)固まっている。やる気がなければ後援会の役員を集めたりはしない。市長としての経験を県政に生かしたい」と語った。無所属で出馬するとみられる。

 知事選にはこれまで、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明。秋田市出身の文部科学事務次官銭谷真美氏(59)も出馬に前向きな姿勢を示している。現職で3期目の寺田典城氏(68)は不出馬の意向を固めている。

 佐竹氏は仙北市角館町出身。東北大卒。1972年に秋田県庁入りし、地方課長、総務部次長などを歴任した。2001年の秋田市長選で初当選し、現在2期目。07年から全国市長会長を務める。旧秋田藩主佐竹家の分家、佐竹北家の第21代当主に当たる。

 総務部次長だった1997年、県庁の食糧費問題で佐々木喜久治前知事が引責辞任したことに伴う出直し知事選に、自民党の推薦を受けて立候補したが、落選した。

 秋田市長の任期は7月までで、佐竹氏の知事選出馬により、市長選は前倒しで実施される。

2009年01月28日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t41044.htm

202名無しさん:2009/01/28(水) 07:06:10
銭谷氏、出馬に前向き 秋田県知事選

 任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、文部科学省事務次官の銭谷真美氏(59)=秋田市出身=が、出馬に前向きな姿勢を見せていることが27日、分かった。

 関係者によると、出馬要請した秋田高の同級生グループが26日、銭谷氏に電話で「われわれの望むようなこと(出馬すること)に決めたということか」と意思確認したところ、「そう思っていただいて構わない」と明確に答えたという。

 同級生グループは1月4日、秋田市に帰郷した銭谷氏に出馬を要請し、熱心に口説いていた。銭谷氏は2月7日に再び秋田市入りし、同級生らと会うことにしており、出馬について具体的に協議するとみられる。

 銭谷氏は東北大卒。1973年に旧文部省へ入省。生涯学習政策局長、初等中等教育局長などを経て、2007年7月から文部科学事務次官。

 自民党県連は昨年、県選出の党国会議員を通じて出馬を打診したが、銭谷氏は出馬しない意向を明らかにし、同党が擁立を断念した経緯がある。

 銭谷氏は27日夜、河北新報社の取材に対し、「古里への思いはあるが、それ以上でも以下でもない。今は次官職に全力を尽くすだけだ」と答えた。

2009年01月28日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t41032.htm

203とはずがたり:2009/01/28(水) 11:39:52
ちょっとしたインパクトだ。
それにしてもココすげえ→市議会には自民党系議員がおらず

小沢氏おひざ元・奥州で波乱 給付金撤回意見否決
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t31037.htm

 岩手県奥州市議会は27日の臨時会で、国の第二次補正予算に盛り込まれている定額給付金の撤回を求める意見書を反対多数で否決した。小沢一郎民主党代表の地元で、同党系議員が大半を占めるものの、賛成者は半数に届かなかった。

 意見書は一部の民主党系議員が賛同者に名前を連ね、共産党議員が提出した。「所得制限をめぐり方針が二転三転し、支給方法も市町村に丸投げしている」などと政府を批判する内容だった。

 採決は賛成14、反対19。賛成者の内訳は共産5人、民主党系ら9人。市議会には自民党系議員がおらず、「可決される」(共産党議員)との見方も出たが、残りの民主党議員が公明党議員とともに反対した。

 反対に回った民主党系議員は党本部と異なる対応となったことに「趣旨には賛成だが、市議会レベルの意見書提出に疑問を感じた」と複雑な表情で話した。
2009年01月28日水曜日

204とはずがたり:2009/01/28(水) 11:52:44
>>192>>194-195>>197>>199-200
麻生の>>190もそうだけど自公陣営の醜い言い訳は見苦しくて不快であるな。

東北の与野党、対立先鋭化 山形県知事に吉村氏
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090127t51036.htm

 山形県知事選の衝撃波は一夜明けた26日、東北政界に広がった。支援した現職の落選を「山形固有の政治事情」と矮小(わいしょう)化させたい与党。野党連合の勝利で政権交代に向けて勢いづく野党。今年中に行われる衆院選をにらんで与野党対立の構図が先鋭化した。

 自民党青森県連の山内和夫幹事長は「知事選は地域特有の事情が影響する。結果が政局や衆院選に影響するとは思えない」と総括した。秋田県連の鈴木洋一幹事長も「単純に自民対非自民の構図とは言い切れない」と強がったが、「それでも自民党の大半が現職を支援し、敗れたのは情けないし、悔しい」と本音も漏らした。

 最終盤で現職支援にかじを切った公明党。宮城県本部の石橋信勝代表は「一部自民党国会議員が新人陣営に回り、保守分裂となった。山形特有の政治状況が響いた結果で、国政の与野党対決の図式は当てはまらない」と分析した。

 知事交代劇を演出した野党は沸いた。小沢一郎民主党代表の地元、党岩手県連の佐々木順一幹事長は「保守の牙城にくさびを打ち込んだ意義は大きい。選挙を通じて民主党への期待が高まった」と歓迎した。

 党福島県連の中村秀樹幹事長は「自民から民主へという大きな流れが確認できた」と自信を膨らませた。ただ同時に「これで総選挙はまた遠のいてしまった」との見方も示した。

 選挙戦では民主、共産、社民の野党勢力が結集した。共産党宮城県委員会の中島康博委員長は「自公両党が支援する候補者に対する戦術として、かなりの威力を発揮する」と野党共闘に手応えを感じた。

 社民党宮城県連の岸田清実幹事長は「斎藤弘知事がなぞった自公の『改革』路線は結果的に失政だったことが証明された」と言い切った。

◎「敗因は麻生内閣」/自民・加藤氏

 自民党の加藤紘一元幹事長(衆院山形3区)は26日、山形県知事選で支援した現職の敗因に関し、麻生内閣の支持率低迷が大きく影響したとの見方を示した。支援の中心となっていただけに「責任転嫁」との指摘も出そうだ。国会内で記者団の質問に答えた。

 加藤氏は「民主党の小沢一郎代表が山形に入り、自民党と民主党の印象の違いが影響した」と述べた。

 一方で「民主党はばらまき路線で、ばらまきは選挙に強いという証左になった」と強調。「現職は本気で改革をして選挙に落ちた。正しいことを言うと票が入らない。日本政治の困難さが表れた」と分析した。

◎野党共闘に手応え/民主・小沢代表

 民主党の小沢一郎代表は26日、富山市で記者会見し、山形県知事選で同党などが支援した新人が自民党の大半が応援した現職を破ったことに関し「野党が力を合わせれば勝利を得られるという確信を持ったことが一番大きい」と述べ、次期衆院選での野党共闘に弾みがつくと強調した。

 また「最も強いと言われる2期目を目指す現職に無名の新人が勝った。現在の自民、公明両党の政治に対する国民の批判が非常に強いことの表れだ」と指摘した。
 小沢氏は選挙戦終盤の23日に現地入りし、新人陣営を激励した。
2009年01月27日火曜日

205とはずがたり:2009/01/28(水) 17:01:54

予算、機構…路線は? 山形県職員戦々恐々
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t51038.htm

 激戦となった山形県知事選で現職の斎藤弘氏(51)を破り、初当選した行政書士の吉村美栄子氏(57)が、斎藤県政からどの程度の路線変更をするのか、県職員がやきもきしている。県議会2月定例会に向け、2009年度の予算編成や機構改革作業は詰めの段階を迎えており、「大幅な修正が必要だと、今までの作業が徒労に終わりかねない」と戦々恐々のようだ。

 山形県政史上、知事が一期で交代するのは初めて。斎藤氏が当時の現職を破った4年前は、当初予算案が骨格予算となり、政策的経費は6月補正予算に計上された。

 斎藤氏は26日、県庁で行われた部長会であいさつし、「新知事の下でも事業が円滑に進むように、しっかりと支えてほしい」と伝えた。

 09年度予算編成については、昨年12月、各部局の概算要求が県議会12月定例会にも示された。既に総務部長による調整を終え、今週中に知事協議(査定)に入り、2月上旬に当初予算案を決定する予定だった。国の補正予算成立をにらみながら景気・雇用対策を盛り込んだ補正予算案の検討作業も同時に進む。

 ところが、知事の交代が決まって予算編成作業は事実上ストップした状態。吉村氏は2月16日に初登庁する予定だが、県総務部は少しでも早く吉村氏と予算編成の調整に入りたい意向だ。

 今回も骨格予算を編成する見込みだが、吉村氏が多額の支出が必要となる景気・雇用対策に重点を置く方針だけに、財政課は「継続できる事業も多いはず」と期待する。

 機構改革も予算編成と並行して進められ、最終段階を迎えている。吉村氏は、出生率回復のため、子育てに関する事業を総合的に進める「子ども政策室」の設置を公約に掲げた。「時期や部局によっては、県庁の組織図が大きく変わる可能性がある」と人事課はみる。

 副知事の去就にも注目が集まる。吉村氏が「副知事2人制廃止」を掲げたこともあり、日野雅夫副知事が辞任する意向を固めたほか、荒木由季子副知事も関係者との協議に入った。荒木氏は出身の経済産業省との調整が必要だが、昨年7月に就任したばかり。同省に復帰する場合、「国が怒って、補助金などに影響しないか」と心配する声も出ている。

 雇用創出1万人プランや、農林水産予算の150億円増額など、吉村氏が公約に掲げた政策をどう具体化させるのか。各部局が頭を痛める一方で、斎藤氏の肝いりで始めたプロジェクトの行方にも、担当者は気をもむ。

 独自認定制度「山形セレクション」は知名度が上向き始めており、農林水産部のある担当者は「知事が変わったら、事業が終わるなんてことはないですね、と農家の人たちに以前からクギを刺されている。新知事にも必要性や経過を丁寧に説明したい」と話している。
2009年01月28日水曜日

206とはずがたり:2009/01/28(水) 17:04:09

ここにも知事選余波 吉村氏「公舎に住まない」
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t51039.htm

 山形県知事選で初当選し、来月中旬から新知事として県政を担う吉村美栄子氏が27日までに、知事公舎には住まない意向を固め、山形市松見町にある知事公舎と棟続きの知事公館の活用法が県政の課題に急浮上した。

 吉村氏は当選から一夜明けた26日朝、「自宅があるので、ここを拠点にして、公舎には住まない。県の厳しい財政状況を考えると、何らかの活用が必要だ」と記者団に語った。公舎は、誰も住まない場合には遊休資産になるため、県は活用法を検討する必要が生じる。吉村氏が自宅に住む場合は、新たな警備体制の構築も求められる。

 知事公舎は1988年、公館は93年に建築され、敷地面積は約2900平方メートル。いずれも平屋で、延べ床面積は公舎が273平方メートル、公館が357平方メートル。建設費は合わせて3億2300万円だった。

 公舎は築20年と老朽化が進み、借家などとして活用するのは難しい状況。公館は叙勲伝達や表彰、各種会議などに利用することを目的に建設されたが、広さが中途半端なこともあり、斎藤知事時代はほとんど使われなかった。山形市内の不動産業者によると、最近の地価動向から考えると、公舎・公館の敷地の売却価格は2億2000万円から2億6000万円程度になりそうだという。
2009年01月28日水曜日

207千葉9区:2009/01/28(水) 21:00:01
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090128ddlk05010014000c.html
選挙:知事選 本音は「勝てる側に」 告示まで2カ月 動き鈍い自民、民主 /秋田
 次期知事選は、3月26日の告示まであと2カ月を切った。寺田典城知事が引退する見通しのなか、立候補を正式表明しているのは前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけだが、秋田市長の佐竹敬久氏(61)が近く出馬表明する予定で、連合秋田や複数の有志グループは別の候補者擁立の動きを見せる。一方で自民、民主両党の動きは鈍く、「とにかく勝てる側に」との本音も。政策論議が深まらないまま、党利党略に縛られた様子見が続く。【馬場直子】

 「一番の判断基準は、乗った候補が勝てるかだ」。26日、秋田市で開かれた自民党県連の常任幹事会の後で、鈴木洋一幹事長はこう打ち明けた。

 この日の幹事会では知事選について、まずは立候補予定者の動向を見守り、出そろった段階で改めて対応を決めることを確認した。佐竹氏に加え、高校の同期生らが擁立運動をする文部科学省事務次官の銭谷眞美氏(59)と、一部に擁立の動きがあるとされる小坂町長の川口博氏(61)が話題に上がったという。

 同党県連の幹部は08年4月に「いい人材がいるなら、他党との相乗りも構わない」と発言。出馬を打診した読売新聞東京本社特別編集委員の橋本五郎氏(62)についても超党派の候補として期待していたが、当の橋本氏が同年12月に不出馬を表明した。

 さらに25日の山形県知事選で、民主党などの支援を受けた新人候補が当選。鈴木幹事長は「非常に残念だが、自民単独の推薦はなかなか難しい」とこぼす。

   ◆  ◆

 民主党県連も、基本的には超党派の候補が望ましいとの立場だ。だが橋本氏については、打診段階で(自民党の)色が付いたとの意見もあり、共闘は困難との見解が示された。「マスコミが知事に向いているのか」「自民党寄りのコメントをする」と素質や政策面での問題を指摘する意見もあったという。

 ただ幹事会メンバーの一人は「橋本氏の素質うんぬんよりも、好き嫌いで決まってしまった面はある」と打ち明ける。さらに民主・社民党県連の支援組織である連合秋田が橋本氏に出馬要請をする“ねじれ現象”も起き、民主党県連の高松和夫代表代行は「まず非自民の枠でまとまらなければ、自民と協力して候補者を立てるのも難しい」と漏らす。

   ◆  ◆

 他県では、党と候補者間に「政策の違いがある」として、推薦を取り消したケースもある。3月29日に次期知事選の投開票がある千葉県。民主党県連は今月16日、18項目の政策協定を結んでいた関西大学教授の白石真澄氏の推薦を取り消した。

 白石氏のマニフェストには協定のうちわずか3項目しか盛り込まれず、15項目は反映されなかった。同党県連の長浜博行代表は取り消しの理由を「白石氏と政策協定の認識に食い違いがあった」と説明する。

 一方の秋田では今後の県政のあり方よりまず、「勝てる候補か」「好きか嫌いか」−−といった判断基準が聞こえてくる。「候補者選びには感情的なところが多々ある。知事選だけじゃなく、どんな選挙でも。有権者の物差しも人柄や印象だ」と開き直るベテラン県議も。選挙を変えるには、県民の意識も問われそうだ。

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

208千葉9区:2009/01/28(水) 21:05:05
>>97
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090128ddlk02040033000c.html
物損事故:東北町長選に出馬表明の斗賀県議、町施設の一部を破損 /青森
 4月の東北町長選に立候補を表明している斗賀寿一県議(64)が、町施設の一部を破損する物損事故を起こしていたことが27日、明らかになった。

 町によると、斗賀県議は19日午後5時半ごろ、同町上野の町上北水系浄水場管理センターの駐車場で乗用車をバックさせた際、玄関の車いす用スロープに衝突。スロープの土台にひびが入り、手すりが折れるなどした。音に気づいた町職員が被害を発見した時には、車は立ち去った後で、町は同日、七戸署に被害届を出していた。斗賀県議は同署からの連絡を受け、23日に町に事故を報告した。

 斗賀県議は「壊れているとは思わず、そのまま行ってしまった。その場で被害を確認し、すぐに報告すればよかった。報告が遅れて迷惑をかけた」と話している。【喜浦遊】

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

209千葉9区:2009/01/28(水) 21:14:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1232981180177_02/news/20090126-OYT8T01141.htm?from=os4
共産含む「超党派」で逆転
 「知事選のことで話がしたい」――。民主党県連副会長の和嶋未希県議の携帯電話が鳴ったのは、昨年11月上旬。相手は国政で対抗する自民党の阿部賢一県会副議長。予期せぬ申し出だった。山形市の料理屋に県民ク、自民、県政・公明クの3会派9人が一堂に会すると、少し遅れて席に着いたのは、吉村だった。

 公約や政策の話はなかったが「反斎藤」で一致し、支援を決めた。「超党派」の戦いはここがスタートとなった。

 吉村擁立に水面下で動いていたのは、連合山形(安達忠一会長)。知的障害者のスポーツ大会で皇族のエスコートを務めるなど吉村の奮闘を聞いた安達は7月末から3か月以上かけて、「党派を超えて支援できる人はあなたしかいない」と口説き落とした。6、7人候補に挙がったが、「吉村以上の人物はいなかった」という。

 出馬表明は、告示約40日前の11月28日。知名度不足が懸念されたが、安達は「あのタイミングしかない」と言い切る。2日前に自民党会派の大半が現職支援を明確にしたばかり。超党派を際立たせる好機と見た。会派の枠を超えて県議OB約30人が支援し、自民党の岸宏一参院議員も支援を表明した。

 ただ、「もう一手」必要だった。吉村の支援組織は2つのルートで共産党県委員会(後藤太刀味委員長)に協力を求めた。共産関係者と吉村は6時間近く協議し、合意点を見いだした。「共産党色」を抑えるため、後藤は「吉村との距離に気を使った。こんな選挙は初めて」と明かす。

 共産は前面に出ないように工夫。党集会に吉村が出席することはなく、独自に選対本部を設置して「後方支援」に徹した。社民党県連の広谷五郎左ェ門代表は「連合はうまくパイプ役を務め、幅広い連携を築いてくれた。共産は相当な配慮をしてくれた」とたたえる。

 吉村は約1万700票差で制した。だが、共産が独自候補で戦った前回選と同じ展開になれば、3万票の行方が変わっていたかもしれない。共産を含めた超党派の結成が「逆転勝利」に不可欠だった。(敬称略)

    

(2009年1月27日 読売新聞)

210千葉9区:2009/01/28(水) 22:41:52
>>207
>一部に擁立の動きがあるとされる小坂町長の川口博氏(61)

なかなかのやり手なんすかね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070723570/547-548
【特報 追う】秋田・小坂町の挑戦(上)先端技術でレアメタル“発掘”
【特報 追う】秋田・小坂町の挑戦(下)レアメタル PC、携帯…資源再生先陣

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/85
十和田湖県境が確定 137年経て完全決着

211名無しさん:2009/01/29(木) 11:25:07
秋田県知事選告示まで2ヵ月 銭谷氏らの動向注目

 任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)は、秋田市長の佐竹敬久氏(61)が出馬の意思を固めたことで、大きく動き始めた。自民、民主両党の候補者擁立は手詰まり状態だが、県民有志らによる擁立の動きが活発化している。告示まで2カ月を切り、候補者はさらに増えるのか。出馬が取りざたされる3人の動向に注目が集まっている。(秋田県知事選取材班)

 これまでに立候補を表明しているのは、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)。3期目の現職寺田典城氏(68)は不出馬の意向を固めており、佐竹氏の出馬で、12年ぶりに新人同士が争う知事選となる見通しだ。
 佐竹氏は28日、市議会各会派の会長に出馬の意思を伝えた。報道陣には「どなたが(知事選に)出ようとも、出馬の考えがぐらつくことはない」と語り、31日の後援会緊急役員会で了承を得て、立候補を表明する考えを明らかにした。
 ほかに、出馬が取りざたされるのは、秋田市出身で文部科学事務次官の銭谷真美氏(59)、小坂町長の川口博氏(61)。三種町出身で読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏(62)の名前も消えない。

◆一転前向きに
 3氏のうち、最も意欲的とみられるのは銭谷氏だ。昨年、自民党の打診には不出馬の意向を示したが、今月4日に出馬要請した秋田高の同級生グループには、「そう(出馬すると)思ってもらっていい」と一転して前向きな姿勢を伝えた。

 政党や団体の関係者とも頻繁に接触し、支援が得られる可能性などを模索している。ただ、銭谷氏は現役の中央官僚トップだけに、通常国会開会中の重要な時期に辞職できるかが焦点となる。

◆元農相後押し
 川口氏は、農相などを務めた無所属の野呂田芳成衆院議員(79)=秋田2区=らに推されている。取材に対し、「日本一の町長になろうと頑張ってきた。任期はあと1年ある」としながらも、「県の存在が遠いとは思わない」と語り、知事選出馬の可能性を否定してはいない。

 橋本氏は昨年12月、自民党の打診に不出馬の意向を伝えたが、「今の状況では」と前置きしたことなどから、今年に入って橋本氏に翻意を求める動きが出てきた。

◆有志再考促す
 出身地・三種町の住民らは「有志の会」を設立し、橋本氏に再考を促そうと活動を始めた。今月21日には連合秋田が出馬を要請。工藤雅志会長は「難しい状況だろうが、可能性はゼロではない」と期待を寄せる。

 自民党は銭谷氏と橋本氏に出馬を断られ、独自候補の擁立が困難になった。民主党も「超党派による擁立」の呼び掛けが不発に終わり、方針転換を余儀なくされている。

 自民党が支援する現職候補が落選した山形県知事選の衝撃から、自民党内では主戦論が急速にしぼみ、様子見ムードが漂う。反対に、民主党内では独自候補擁立論が再燃。出馬が取りざたされる3氏のいずれかに、急接近する可能性が大きくなってきた。

 共産党は、支持団体と擁立の母体組織を設立する方針で、2月中旬に準備会を発足させる。

2009年01月29日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090129t41027.htm

212名無しさん:2009/01/29(木) 12:33:44
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090129ddlk06010122000c.html

09知事選:変針の波紋/3 遠藤・自民県連会長 /山形

 ◇1区だけ票減らす−−衆院選前哨戦で痛手

 敗戦が伝えられた25日夜、山形市の斎藤弘氏の選挙事務所に重い空気が流れた。支援県議らが口を真一文字に沈黙する中、肩を落とし、ひときわ悲壮感を発していたのは遠藤利明・自民県連会長。腕を組み畳に腰を下ろしたまま、しばらく視線を上げられなかった。

 衆院3選挙区を独占する自民だが、07年参院選での大敗以降、度重なる首相の政権投げ出しで批判が強まるばかり。3区で存在感を維持する加藤紘一氏、2区で引退表明した遠藤武彦氏はともかく、1区の遠藤会長にとり、知事選は逆風下で戦わねばならない次期衆院選の前哨戦という重要な意味を持っていた。

 手応えがないわけではなかった。昨年12月21日の天童市長選で、自身が支援する山本信治氏が勝利。翌22日夜に山形市で開かれた斎藤氏の決起集会では、2000人を超す支援者の前で「幸先の良いスタートが切れた」と笑顔を見せた。

 だが、大票田の山形市では財政再建のため予算を大幅に減らした斎藤氏に建設業者などが猛反発。支援者から「知事を応援するなら、次の選挙では遠藤さんを応援できない」という声がくすぶった。

 それでも、走り始めた以上は全力で臨むしかなかった。個人演説会や街頭演説では斎藤氏と並んでマイクを握り、「県政は斎藤さん。国政では私が頑張る」と二人三脚を強調。後援会をフル稼働し、最後まで一蓮托生の戦いを続けた。

 結果はどうなったか。前回に比べ1区で得票数を増やしたのは市長選勝利で勢いづく天童市だけ。残る2市2町は軒並み得票数を減らし、特に前回は現職候補を1万6000票上回った大票田・山形市では、逆に1万4000票差をつけられた。2、3区は前回より票を伸ばしており、1区が最大の敗因という厳しい現実が残った。

 25日夜、ひょうひょうとした様子で敗戦の原因を分析する加藤氏の傍らで、遠藤会長の言葉に力はなかった。衆院選への影響についての質問にも「ないとは言えない」と答えるのがやっとだった。

 天童市長選をホップ、知事選をステップとし、次期衆院選でジャンプする−−。そんな青写真は崩れ、遠藤会長は大きな痛手を負った。【大久保渉】=つづく

毎日新聞 2009年1月29日 地方版

213名無しさん:2009/01/29(木) 13:45:03
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090129ddlk05010004000c.html

選挙:知事選 民主、対決路線も 山形の新人当選が影響 /秋田

 4月12日投開票の次期知事選で、民主党県連が自民党県連との相乗り志向から対決型にかじを切る可能性が高まっている。山形県知事選で、民主党が支援した新人候補が当選したことや、知事選が総選挙の“前哨戦”とも位置付けられるからだ。また、文部科学省事務次官の銭谷眞美氏(59)も出馬に意欲を見せており、知事選候補者選びは混とんとしてきた。

 25日投開票の山形県知事選では、民主党など野党が支援した新人候補の吉村美栄子氏(57)が初当選した。民主党県連の高松和夫代表代行は秋田県知事選について「基本的には超党派の候補が望ましい」と話す。だが「総選挙が4月下旬にあれば、次期知事選が前哨戦になる」と指摘。「単独候補のほうが明快で、県民の賛同も得やすいだろう」と山形の勢いを秋田にもつなげたい考えだ。

 ただ、07年の参院選などで同党と共闘した連合秋田の工藤雅志会長は吉村氏が当選した背景に「自民党選出の参院議員が吉村氏の支援に回るなど、現職候補への批判が強かった」と指摘。非自民の独自候補擁立が、必ずしも秋田・民主党の追い風になるとは考えにくいとの見方を示した。

 一方、自民党県連は、出馬に意欲を見せる秋田市長の佐竹敬久氏(61)や高校の同期生に出馬の意欲を示したとされる銭谷氏らの動向を見定め、候補者が出そろった段階で県連の対応を決める。

 これまで野党との相乗りにも肯定的な姿勢を見せていたが、鈴木洋一幹事長は「山形県知事選の結果から、民主党が自民と手を組むなという話になりかねない」と話す。

 山形県知事選の結果が、自民党と民主党など野党との共闘に“黄信号”をともらせている。【馬場直子】

毎日新聞 2009年1月29日 地方版

214名無しさん:2009/01/29(木) 15:18:49
佐竹市長[知事選]知事選最終決断 市議会各会派に意向伝える
http://www13.plala.or.jp/news21/shimen/0130_top.html

 秋田県知事選の告示(3月26日)が2ヵ月後に迫った。寺田典城氏が今任期限りで引退する意向をようやく明らかにする中、前羽後町長・佐藤正一郎氏に続き、現秋田市長・佐竹敬久氏も出馬を表明することがほぼ確実となった。両氏はともに自民の支援を受けて寺田氏と戦い、敗れたという苦い経験を持つ。また、民間からの打診を受ける文科省事務次官・銭谷眞美氏も出馬に前向きという。一方、なかなか定まらないのは各党の対応だ。いち早く候補者の選考をスタートさせた自民は、読売新聞特別編集委員・橋本五郎氏の擁立を断念。候補者選考会を再開させたが、次なる人材の絞り込みには至っていない。また、民主・社民・連合など非自民グループの動きも、有権者の目には見えない状態。さらに、前回は独自候補を立てた共産も、次の知事選への対応については明らかにしていない。選挙戦突入まで60日を切り、短期決戦となる可能性は次第に高まっている。

215千葉9区:2009/01/29(木) 21:03:52
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/3351-3352
民主党秋田県連幹事長(2区から無理やり?出馬予定だった)高松市のブログより
比較的、自民党色のない川口博町長を
>野呂田芳成代議士が強く後押ししているもので、県北の自民党県議の皆さんはこれに従うつもりはあまりないようです。
と。推す気はないんですかね。
http://kazuo-takamatsu.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-b603.html
2009/01/24
見えてきた知事選の構図
今月22日、寺田典城知事と県政記者クラブの懇親会がありました。その席上、寺田知事は4選出馬はしないと明言したそうです。私のところにも、寺田知事が今任期限りで引退するつもりでいることは、その周辺から伝わっておりました。となれば、既に出馬を表明している佐藤正一郎氏(前羽後町長)以外の候補者は、文部科学省の事務次官である銭谷眞美氏、秋田市の佐竹敬久市長あたりに絞られてくるのではないでしょうか。

小坂町の川口博町長の出馬を予測する声もありましたが、これは引退を表明している野呂田芳成代議士が強く後押ししているもので、県北の自民党県議の皆さんはこれに従うつもりはあまりないようです。したがって、川口町長が知事選に立つ可能性はまもなく消えると見ております。となれば、佐藤氏の対抗馬は銭谷氏か佐竹氏、あるいはその両方となる公算が高くなると思います(さらに、共産党系の候補者が出てくることも想定されます)。

銭谷氏のほうは秋田高校の同期生が活発に動いており、水面下での工作も行われていると言います。これが実るかどうかが注目されるでしょう。佐竹市長については、今月28日に市議会各会派の代表者に出馬の意思を伝える見通しで、同31日には後援会幹部を集めて出馬の方針を明らかにし、協力を要請する予定だとされています。ただ、どちらにしても政党からのお墨付き(推薦など)を頂くのはまだ先の話です。特に佐竹市長については事実上、根回しをしないで見切り発車の形になると考えられます。

佐竹氏は「自分が出馬の意思を明らかにすれば、雪崩現象を起こしたように各政党や諸団体が支援を表明する」と踏んでいるのかもしれません。また、銭谷氏については短時間の間に出馬の意思を固め、それから政党や諸団体の支援を得なくてはなりません。官僚のトップ、事務次官まで上り詰めた銭谷氏がその職を投げ打って知事選に立つというのはよほどの決意が必要です。いずれ、どちらか先に手を挙げたほうが有利に戦いを進めることができるのは言うまでもありません。

もし佐竹氏が先に出馬を表明すれば、銭谷氏が諦めることもあり得る情勢です。逆に銭谷氏が先に手を挙げたら、佐竹氏にとっては出馬しにくい状況となるでしょう。今のところ、自民党はこの2人のうちどちらを推すべきかで悩み、結論を先送りにしているようです。さらに民主党の動向を気にしているようにも見えます。今回の知事選では、追い風を受ける民主党がどの候補者を支援するか―が非常に大きなポイントとなっていることだけは間違いないからです。

216千葉9区:2009/01/29(木) 22:06:59
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901290001
距離を保ち支援 共産票が存在感
2009年01月29日




 ∞次期衆院選へ手ごたえ


 25日夜、吉村美栄子氏(57)の事務所に共産党県委員会の本間和也書記長の姿があった。約50年ぶりに独自候補の擁立を見送った共産は、保守系の強いアレルギーから吉村陣営で鬼っ子扱いされながら、存在感を示した。斎藤弘氏との票差は1万余。県内3万といわれる共産票がなければ、勝利はなかったと吉村陣営も認める。本間書記長は「それはもうどなたも認めることじゃないですか。どんな立場の方でも」と自負をのぞかせた。



                  ◇



 共産は昨年12月、「独自候補擁立」の原則から一転「吉村支持」を表明した。「反斎藤票」の一部が共産系候補に流れることを恐れた吉村陣営にとって、共産の「転向」は何よりの助けになるはずだった。だが、陣営内の保守層から猛烈な反発が起きた。


 同月9日、吉村氏を支援する県議の会の設立会見で、共産県議へも参加を呼びかけるかと問われた阿部賢一県議(自民)は「そういう意思はありません」と反発。別の県議は、同月13日、山形市で開いた決起集会に共産の笹山一夫県議が出席すると「来たのは寝耳に水だった。自分が受付だったら帰ってもらっていたかもしれない」と怒りをにじませた。一度は吉村氏についた青柳信雄県議(自民)も「共産の支援表明」を理由に離れていった。


 吉村陣営は、共産がこれまでの「独自候補擁立」の原則を曲げてまで、支援に回った重みには感謝しつつも「共産党が候補者を出さないことが最大の支援だ」(陣営幹部)と表だった支援に迷惑そうだった。


 12月下旬、共産系の「明るい県政をつくる会」は、吉村氏支援の決起集会を開いた。だが、出席を求められた同氏は、共産色がつくことを懸念して固辞した。「つくる会」も吉村氏が今後「他の政党や政治団体が主催する集会には出席しない」との約束を取り付け、渋々引き下がった。


 だが、約束はあっさり反古(ほ・ご)にされた。吉村氏は今月3日、民主の鹿野道彦前衆院議員の新年会に出席。選挙戦終盤の23日には、民主の小沢代表が選挙事務所を訪れるなど徐々に政党色を前面に出してきた。つくる会側は「話が違う。こちらの集会にも出席すべきだ」と申し入れたが、聞き入れられなかった。共産県委員会幹部は「超党派でやっているのなら、気持ちよく戦える配慮が欲しい」と不快感をあらわにした。


 一方、斎藤陣営は、共産が表に出てきたことで、にわかに勢いづいた。陣営内では「共産がつくんなら、と斎藤につくというも人いる」「劣勢だったが、共産がついて流れが変わった」とみる向きが強まった。


 特に共産アレルギーの強い経済界や公明支持層が「吉村離れする」として「共産票は3万あるとしても、逆に6万票逃げるよ」と話す陣営幹部もいた。だが、朝日新聞の出口調査で、斎藤氏に投票した人のうち政党を基準に判断したのは約10%。実際はあまり影響はなかったようだ。


 ぎくしゃくした関係で走り抜けた選挙だったが、結果は、共産にとって願ってもない形になった。朝日新聞の出口調査で、共産支持層の約86%が吉村氏に投票したと答えている。県内3万票と計算して約2万6千票に当たる。これがなければ、結果は逆になったかもしれない。


 吉村陣営幹部も「共産との距離のとりかたは苦労した。事務局内でも、別組織なんだから、連携はとる必要がない、という考えが大きな見方だった」と振り返る一方で「共産の票が無かったら勝てなかったのは事実」と認める。高橋和雄前知事は、本間書記長に「共産も大人になったね」と声をかけたという。


 「つくる会」の一人は「いい選挙ができた。吉村陣営との距離の置き方に気をつかった選挙だった。近すぎてもよくない。抜群の距離感だった」と振り返る。次期衆院選に向け、他党の議員や支持者が寄り合う吉村陣営に近すぎると「支持者に説明がつかない」という考えからだ。「国会でも野党の中でどう立ち振る舞うかのモデルケースにもなったはずだ」と胸を張る。


 深刻な不況の影響もあって今月の入党者は10人を超えたといい、思ったより県民にアレルギーが強くないことも分かった。共産にとって得るものの大きい選挙だった。次期衆院選で県内の比例票5万獲得という目標へ「間違いなく勢いづく」と本間書記長は話している。(高田正幸)

217秋田2区の名無し:2009/01/30(金) 00:00:27
http://www.asahi.com/politics/update/0129/TKY200901290338.html
銭谷は立候補しないようです。

218とはずがたり:2009/01/30(金) 01:57:42
あざっ〜すヽ(´ー`)/
こうなると佐竹へ一本化の流れですかねぇ
小坂町長もよさげではありますが。。

文科省の銭谷事務次官、立候補せず 秋田県知事選
http://www.asahi.com/politics/update/0129/TKY200901290338.html
2009年1月29日23時0分

 4月に行われる秋田知事選への立候補に前向きな姿勢を示していた文部科学省の銭谷真美事務次官(59)は29日までに、立候補しないことを決めた。朝日新聞の取材に、「事務次官の仕事をしっかりやっていくのが私の責任だ。(次官を)辞めることは考えられない」と話した。

 知事選をめぐっては、銭谷氏の出身校である県立秋田高校の同級生らが立候補を促していた。同級生にも29日、断念の意向を伝えたという。

219名無しさん:2009/01/30(金) 12:11:32
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090130ddlk06010141000c.html

09知事選:変針の波紋/4 近藤・民主県連会長 /山形

 ◇後援者意識? 動き鈍く−−2区だけ、斎藤氏に負け

 勝利に沸く25日夜の吉村美栄子氏の選挙事務所。支援者が抱き合って喜びを爆発させる光景を、近藤洋介・民主県連会長は静かに眺めていた。無名の新人が現職に競り勝つ歓喜の渦から1人取り残されていた。

 衆院2区で小選挙区3連敗中の近藤会長は当初、知事選は静観する構えだった。昨年12月、県連が吉村氏支援を表明した際も「個人が勝手連的に支援する形」と話し、個人としては距離を置いた。

 新年会に吉村氏を招くなど精力的に動く鹿野道彦・前衆院議員らとは対照的に、公の場に姿を現したのは告示日の出陣式が初めて。マイクを握ると「しっかりやれ」と会場からヤジが飛んだ。

 批判を受けてもなお動きは鈍かった。地元の米沢市で約1000人の支援者を集めた新年会では、会場近くを吉村氏が選挙カーで回っているのに、あいさつの舞台を用意しなかった。陣営幹部は「置賜のせいで負ければ、近藤さんが戦犯だ」と憤った。

 近藤会長は「市内を回り有権者と直接言葉を交わす地道な運動の方が重要だ」と吉村氏を招かなかった理由を説明。「個人演説会には立たないが自らの支持者には運動を働きかけている」と話し、陣営の不満は誤解と強調した。

 だが知事選で、近藤会長の有力後援者が斎藤弘氏を支援しており、「吉村さんを全面支援すれば、次期衆院選で(斎藤氏支援者の)票が逃げると考えたのでは」(民主県連役員)との推測が、吉村氏陣営内では定説となっていた。

 結局、近藤会長が吉村氏の個人演説会でマイクを握ったのは中盤の16日から。近藤会長の出遅れが響いたのか、1、3区で吉村氏が斎藤氏をそれぞれ1万票前後上回る一方、2区は1万1000票も下回った。吉村氏の出身地の西村山を除いた2区の6市6町では、すべて吉村氏は敗れた。

 再び、25日夜の吉村氏選挙事務所。次期総選挙への影響について、衆院1区から立候補を予定する鹿野前衆院議員は「知事を奪還した意味は大きい。自民から奪還したんですから」と身を乗り出し、力強く語った。

 同じ質問に、近藤会長は、こう答えた。「国政は国政、県政は県政ですから」【大久保渉】=つづく

毎日新聞 2009年1月30日 地方版

220千葉9区:2009/01/30(金) 21:31:22
>>209
「チェンジ」の衝撃
イメージ戦略を徹底

 オレンジの波が、壇上の吉村に押し寄せる。支援者はハート形の色紙を掲げて「チェンジ」「チェンジ」と何度も叫ぶ。現職に挑む徹底したイメージ戦が、8日の出陣式で幕明けした。

 戦略の構築は、出馬表明直前の昨年11月中旬に始まった。吉村、支援県議9人が中心。県債残高の減少や効率性向上の実績を掲げる斎藤陣営に薄い「土着性」「生活感」「女性観」を出そうとアイデアを絞った。

 財政再建に伴う「痛み」や各団体との交渉が少なかった4年を「冷たい県政」と指摘し、対話や合意形成を「温かい県政」と表現した。格差が生じたとされる小泉純一郎元首相の構造改革を批判し、米国のオバマ大統領誕生も重ねて、キャッチフレーズは「心通う、あったかい県政へチェンジ」に決まった。

 シンボル色の候補は黄、赤など4色。連合山形事務局長の岡田新一は「雪中に映えて受け入れやすい温かい色」とオレンジを選択。吉村も同調し、遊説には必ずオレンジのセーターやマフラーなどを身に着けた。

 「味方に付けると心強いが、敵に回すと怖い」(陣営)という女性への支持拡大にも力を入れた。県議の和嶋未希は「『必勝』の鉢巻きにガンバロー三唱では女性は離れる。気軽さが必要」と進言し、ハートの色紙の配布を提案。当初の2倍の1万枚以上に増やし、約1500本の「のぼり」と一緒に全県に広めた。

 公約は数値目標や達成時期を細かく提示した斎藤に対し、吉村は数値や具体策を欠き、マスコミや相手陣営に「中身が薄い」と言われた。だが、吉村や作成に携わった県議や関係者は意に介さなかった。

 少子高齢化対策には「子ども政策室」や「知恵袋委員会」の新設を訴えた。支援県議の一人は「『何やるの?』と考えてもらえればいい。抽象的だが自由度がある。現職は数字が具体的すぎて、今後の道筋が機械的に固まりすぎ」と指摘する。斎藤陣営のある県議は「県債減少や人件費削減では身近に感じてもらえなかったかも」と肩を落とす。

 「温かいVS冷たい」の対立図。最後は斎藤陣営に止められない「波」となった。当選翌日、吉村は「こんな無名の主婦というか、私でも選んでもらえる。これが21世紀の選挙なんだな」。しみじみ語った。(敬称略)

(2009年1月28日 読売新聞)

221千葉9区:2009/01/30(金) 21:32:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1232981180177_02/news/20090128-OYT8T01194.htm
「チェンジ」の衝撃 一覧
「現職に厳しく」予言的中


 「2期目を目指す現職というのは一番強い」。昨年11月、吉村に出馬を打診していた連合山形幹部はこう話していた。組織力では、斎藤が圧倒していた。

 だが斎藤陣営では、改革に伴う“痛み”がどう評価されているか測りかねていた。「改革」の文字を抑えて選挙戦に臨んだが、12月6日の斎藤の事務所開きで自民党県連会長の遠藤利明は“予言”した。「今は現職首長に大変厳しい時代だ。白鷹は2期、高畠は1期で落選した。昔のように予算があって要望に応えられる時代ではない。補助金(カット)などで我慢していただいた(県民の)皆さんの分だけ、厳しい選挙になる」

 「県民所得を全国20位台に」「農林水産予算を1・5倍に」と大風呂敷を広げた吉村に比べ、達成可能な数値目標を詳細に設定して臨んだが、景気・雇用情勢の悪化に、吉村陣営の「冷たい県政」という批判が重なった。人件費や県債残高を削減した“堅い”実績は、浸透しにくかった。

 感触は思ったより厳しかった。斎藤は12日の街頭演説で「序盤は大変厳しいと、方々を回って感じる。なぜか振り返ったが、“痛み”が走った部分が少なからずあった」と吐露した。「最初は本当に反応が悪かったが、ようやく追い上げた」。自民党県連幹部がこう語ったのは、投票日前日の24日だった。

 斎藤が出馬表明した昨年9月は、衆院選が近いとの見方が専らだった。遠藤は15日の応援演説で「(当時は)衆院選が早いと思い、知事選は全然手伝っていなかった」と明かした。だがこの間、前知事・高橋和雄の支持者や連合山形は着々と知事選に照準をあわせていた。高橋県政を否定する斎藤への反発は「反斎藤」という対立軸を作り、「斎藤か吉村か」という二者択一の構図に与野党対決が重なった。同党県連幹部は「共産党が擁立する候補との戦いになると思っていただけに、誤算だった。焦った」と述懐する。

 麻生内閣の支持率低下も追い打ちをかけたと見るべきだろう。自民党元幹事長の加藤紘一は25日、「最終段階で国政の波を1、2%かぶったかもしれない」と分析したうえで、振り返った。「新聞の調査では6割が斎藤県政を評価し、結果に反映されると期待していた。選挙というのは難しいもんだなあと、改めて感じました」(敬称略)

(2009年1月29日 読売新聞)

222千葉9区:2009/01/30(金) 21:33:50
>斎藤本人の存在だ。敗れたが約31万票を獲得し、まだ51歳(中略)「いずれ国政選に出るのでは」との憶測がまことしやかに流れている。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1232981180177_02/news/20090130-OYT8T00129.htm
「チェンジ」の衝撃 一覧
衆院選の構図に変動も
 まるで国政選のようだった。「郵政民営化で地方局の利便性が削られ、自由競争の名の下、人と人との絆(きずな)が壊れてしまった」。知事選終盤の20日、米沢市などで吉村の応援演説をした民主党参院議員の舟山康江は、斎藤の県政改革と小泉構造改革を重ね合わせた。同党県連会長の近藤洋介も有権者に説いて回った。「自民党が支援する知事を選ぶと、麻生内閣を信任することになるんですよ。そしたら消費税は増税ですよ」。麻生内閣の支持率が低下し勢いに乗る民主党議員らは、国政の話題を次々にぶつけていた。

 だが、舟山に続いて演説した自民党参院議員の岸宏一は少し違った。「斎藤さんの周りは自民党ばかり。これで公正な県政ができるのか」。自民党議員として、現在の国政の話は出しづらかったのだろう。

 その点では、衆院選で民主党の鹿野道彦との激戦を控える自民党県連会長の遠藤利明も同じだった。15日の斎藤の応援演説では、「自分の選挙も9月までにあるのでよろしく」と呼びかけ会場の笑いを誘ったが、国政の話は出なかった。

 選挙後の対応も対照的だった。民主党幹事長の鳩山由紀夫は「県政が変わったら次は国政だ。その勢いを弾みにして戦いたい」。遠藤は「衆院選への影響はないとはいえない」と力無く語った。来たる衆院選に向け民主党は勢いづき、自民党は落胆する構図――。

 しかし、実際はそれほど単純でもない。

 一つは岸の存在だ。地盤の最上地方では8市町村のうち7つで吉村が制し、存在感を示した。だが25日、喜びに沸く吉村事務所に岸の姿はなかった。社民党県連代表の広谷五郎左ェ門は「岸さんは知事選と国政とを割り切っていると感じた」。“超党派”で一役買った岸の応援は、衆院選では期待できそうにない。

 もっとも岸と、遠藤や自民党元幹事長の加藤紘一との関係も微妙になった。公明党と親密な岸との関係を衆院選に向けどうするのか、県政関係者らは注目する。

 もう一つ、野党などの関係者が気をもむのが、斎藤本人の存在だ。敗れたが約31万票を獲得し、まだ51歳。「今後はまったく不透明」と話す本人をよそに、「いずれ国政選に出るのでは」との憶測がまことしやかに流れている。(敬称略)

(2009年1月30日 読売新聞)

223千葉9区:2009/01/30(金) 21:34:29
>>220にリンク忘れた
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1232981180177_02/news/20090127-OYT8T01101.htm

224千葉9区:2009/01/30(金) 22:17:24
>>96
なにやってんだか・・・
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/01/5227.html
鹿内県議「まごころトーク」で送信ミス 111人分の情報漏れ


 鹿内博県議(青森市選挙区選出)が希望者らに送信している電子メール「鹿内ひろしのまごころトーク」で、111人分の送信先(個人名とアドレス)を表記する個人情報漏れがあったことが29日、分かった。鹿内県議は本紙の取材に対し「本人の了解なくアドレスが出てしまった。私のミスで、おわびする」と謝罪した。被害は確認されていないという。
 鹿内県議によると、「まごころトーク」は県議会の状況などを報告する内容で、週1回送信している。しかし28日午後8時50分ごろ、複数の相手にメールを送る際、他の送信先を表記しない処理をせずに送信。受信者には個人名などを記したメールが届いた。直後にミスに気付き、処理の上で謝罪のメールを再送信した。
 鹿内県議は「送信作業を手伝ってくれた人のミスだが、(結果として)私の手違い。『まごころトーク』は休み、再発防止策を検討する」と話している。

225名無しさん:2009/01/31(土) 09:20:15
秋田知事選 民主、川口小坂町長擁立も

 任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、民主党内に小坂町長の川口博氏(61)の擁立論が強いことが30日、分かった。県連は2月6日に常任幹事会を開き、川口氏に出馬要請するか協議する。自民党などに呼び掛けた超党派の協議会設置は断念した。

 関係者によると、県連常任幹事の大半が川口氏を推しており、幹事会で擁立方針が決まる可能性が大きい。民主党が支援した新人が勝利した山形県知事選の結果が、主戦論に拍車を掛けているという。

 川口氏は取材に対し、「これまでも県(の在り方)を考えた上で、町の政策を検討してきた。県の存在が遠いとは思わない」と語り、出馬の可能性を否定していない。

 川口氏は小坂町出身、法大卒。町議2期を経て、1990年の町長選に初当選し、現在5期目。

 隣接する十和田湖や小坂鉱山跡地、国内最古の木造芝居小屋「康楽館」などの地域資源を生かし、人口6900人の同町を年間140万人が訪れる観光地へ発展させた。

 同町に集積するレアメタル(希少金属)産業の育成でも実績があり、県連のある幹部は「県全体の産業づくり、雇用づくりに手腕を発揮できる人物だ」と期待を寄せる。

 寺田学県連代表は「川口氏を推す声が強いのは事実だが、川口氏以外も含めて支援できる候補を検討する」と語った。

 知事選には、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明。秋田市長の佐竹敬久氏(61)も出馬の意思を固めている。
 自民党は独自候補の擁立を事実上断念し、佐竹氏らの動向を見守る。

2009年01月31日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090131t41015.htm

226名無しさん:2009/01/31(土) 10:00:41
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090131a
川口小坂町長が候補に浮上 4月の知事選

 4月12日投開票の知事選候補者に、川口博小坂町長(61)が浮上している。これまでに野呂田芳成衆院議員(無所属・秋田2区)が出馬を打診したほか、民主党県連(代表・寺田学衆院議員=秋田1区)も、擁立候補として検討するうちの1人としている。

 川口氏は30日、秋田魁新報社の取材に対し、「選挙は自分だけでやれるものではない。現段階では白紙」と話した。野呂田氏による出馬の打診については、「正式なものとは受け止めていない」と述べた。

 野呂田氏は、昨年11月以降、複数回にわたり川口氏に出馬を打診。自民党などとの共闘路線を打ち出していた寺田代表も、同12月下旬に野呂田氏と知事選について話し合った際、「知事候補にふさわしい人物の1人」として川口氏の名前を挙げていた。野呂田氏は、かつて所属していた自民党県連にも川口氏擁立を呼び掛けている。

 民主党県連は今後、既に出馬の意向を明らかにしている佐竹敬久秋田市長(61)と川口氏を軸に、知事選候補を絞り込む。

(2009/01/31 09:33 更新)

227名無しさん:2009/01/31(土) 10:53:39
社説:知事候補選び 政党の動きが見えない

 3月26日の知事選告示まで2カ月を切ったというのに、政党の動きが表面に出てこない。既に前羽後町長が出馬表明し、秋田市長も立候補の意思を固めているが、自民、民主の両党は支援するともしないとも判断せず、だんまりを決め込んでいるかのようだ。第3、第4の候補が出る可能性もあるため、「勝てる候補」を見極めているのだろう。

 特に自民党の動向が見えにくい。東京在住のジャーナリストに要請して断られた後、水面下で擁立を模索してはいる。しかし、これぞという人材を見いだせずにいる。もはや独自候補の擁立はあきらめ、民主党などとの連携、あるいは「勝てる候補」に乗るという流れに傾いているようだ。寺田県政で12年間も野党に甘んじてきた自民にしては、“政権奪還”への意気込みや気概が伝わってこないのはどうしたことか。

 一方の民主党もいまひとつスタンスが定まらない。連合秋田を軸に社民党も含めた統一候補擁立が理想ではあろう。しかし、現段階では具体的な動きがないのだ。これまで自民との連携も模索したが、25日の山形知事選で民主支援の新人が自民支援の現職を破ったことで情勢が一変、戦略の練り直しに入っている。ただ、こちらも積極的に候補者選びはしておらず、「誰に乗るのか」の議論だけが先行しているきらいがある。

 国政では自民、民主が年内に政権選択を懸けて実施する総選挙を前に、国会で激しいつばぜり合いを演じているが、知事選に関しては必ずしも同じ構図は当てはまらないだろう。寺田典城知事は「3期12年」の公約を守ると会見などで明言しており、4選不出馬の意向だ。それでも知事選への影響力を残そうとする動きもみられ、国政上の自民、民主の枠組みを超えた「寺田派対反寺田派」という構図すら浮かんでいる。

 こうした県政界の主導権争いが知事選を分かりにくいものにし、政党の候補者選びの迷走にも拍車が掛かっているのではないか。

 今日ほど「知事力」が問われる時代はない。

 知事の発するメッセージが県民に勇気を与え、元気づける。国の意向をそのまま県政に持ち込むのではなく、強い郷土愛の下、秋田の自立のために日夜、奔走する。分権意識や県政運営の透明性が高く、県民との協働による地域づくりにも熱意がある—。ぜひ、そんな知事を選びたいものだ。

 政党の候補者選びは今後も迷走し続けるのか。早めに候補者を決め、政策や人となりを全県に広めていくのが勝利の第一歩となる。候補者選びが遅れるほど県民にも不利益となる。人物や政策をじっくり吟味する時間がなくなるからだ。閉塞(へいそく)感漂う本県の立て直しを誰に託すのか。選択の幅が広がるよう多彩な顔触れを期待したい。

(2009/01/31 10:22 更新)
http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20090131az

228名無しさん:2009/01/31(土) 13:20:44
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090131ddlk06010143000c.html
09知事選:変針の波紋/5 共産の吉村氏支援 /山形

 ◇公明、拒否感高まらず−−斎藤氏、プラスの読み外れ

 「相手に共産がつけば保守層が離れるうえ、公明から本格支援が得られる。選挙の行方を占う大きな節目になるかもしれない」。昨年12月12日夜、「反斎藤で勝てる候補を」ともくろむ共産党県委員会が知事選での独自候補擁立を見送り、吉村美栄子氏支援を表明したことについて、斎藤弘氏陣営の幹部は、自陣営にプラスに働くと読んでいた。

 前回知事選では、当時の共産党県副委員長が無所属共産推薦の形で出馬、約3万票を獲得した。仮にそのすべてが吉村氏に流れたとしても、(1)共産に拒否感を持つ企業や団体が吉村氏から離れる(2)県内で6万〜7万票とされる公明票が「共産とは協調できない」と全力で斎藤氏支援に回る−−との読みだった。

 吉村氏陣営も同様の票の流出を懸念。検討を重ねた末、共産は独自に選対を組み支援することで決着した。共産が開いた決起集会には、吉村氏本人の代わりに映像が流される異例の運びとなった。

 共産の発表から5日後、吉村氏を支援する県議の会に入っていた自民の青柳信雄県議が「特定の政党(共産党)が支援することはないという約束が守られなかった」という口実で会からの離脱を表明。まずは斎藤氏陣営の読み通りとなった。

 しかし、斎藤氏陣営がもう一つあてにした公明は動かなかった。公明と深いパイプがある自民の岸宏一参院議員や、公明を支援する酒田市の有力経済人が吉村氏を支持したためだ。自公関係重視の立場から、公明党県本部の寒河江政好代表は告示日の出陣式には出たが、その後沈黙。初めて旗色を鮮明にしたのは23日夜の天童市での個人演説会で、選挙戦は残り1日しかなかった。

 毎日新聞が投票を終えた有権者に25日に行ったアンケートでは、「共産支持」と答えた人の約8割が吉村氏に投票したと答えた。一方、寒河江代表が「7割以上は斎藤氏を支援している」としたものの、「公明支持」と答えた人のうち、斎藤氏に投票したと答えた人は約6割にとどまった。

 知事選が無投票となった1959年以来、半世紀ぶりに知事選での独自候補擁立の見送りを決断した共産は、県政史上初めて県議会“与党”の立場を得た。一方、終盤まで煮え切らなかった公明は、自民とともに“野党”に。明暗はくっきり分かれた。【大久保渉】=つづく

毎日新聞 2009年1月31日 地方版

229とはずがたり:2009/01/31(土) 13:37:51
>>228
>県議の会

吉村氏支援の「県議の会」 知事選へ9人参加、発足
2008年12月09日 22:0
http://yamagata-np.jp/news/200812/09/kj_2008120900136.php

 来年1月の県知事選で、新人で前県教育委員の吉村美栄子氏(57)=山形市=を支援する「県議の会」が9日、発足した。超党派の県議有志9人が参加し、代表に自民党の阿部賢一副議長(西村山郡)が就いた。態度を決めていない県議への働き掛けも強めていく。

 最大会派の自民党からは、既に吉村氏支援を表明していた阿部賢一代表以外で、現職の斎藤弘氏(51)=山形市=を支援する「県議の会」に参加していなかった青柳信雄議員(東根市)が参加(→共産の吉村支援で離脱)。県民クラブは阿部昇司(鶴岡市)広谷五郎左エ門(山形市)吉田明(上山市)和嶋未希(酒田市・飽海郡)高橋啓介(山形市)の全5議員。県政・公明クラブからは5人中、木村忠三(米沢市)と吉村和武(山形市)の両議員が加わった。会の名称は「チェンジ!やまがた 県議会議員の会」で、代表以外の役員態勢は近日中に決める方針だという。

 9人は同日、県庁で記者会見を開き、阿部賢一代表は「党派、団体の壁を超え、一緒になって選挙戦を戦っていきたい。私と同じような思いを持っている県議はほかにもいると確信している」と強調。阿部昇司議員は「市町村を含めた県全体で県政がどうあるべきかということが問われている。その考え方に沿って集った」、木村議員は「会派、党派を超えて結集し、本当の意味での県民党、超党派の組織ができあがったと考えている」と語った。

 県知事選では、自民党から29人と県政・公明クラブから1人の計30人で、既に斎藤氏を支援する「県議の会」を発足させている。

231千葉9区:2009/02/01(日) 00:38:27
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901300001
「野党」議会の7割
2009年01月30日

∞手腕問われる吉村県政


 「皆さんとご相談しながらやっていこうと思っているので、そんなに不安には思っていない」。26日、祝福の電話が鳴り続く自宅で吉村美栄子氏(57)は、県議会への対応を問われ、穏やかな表情で話した。ただ斎藤弘氏(51)を支援した県議が7割ほどを占める議会対策は、当面の課題となる。


 05年の知事選直後の県議会で斎藤氏は、高橋和雄前知事を推した多くの自民党県議を前に「財政、事業、組織を聖域なく見直す必要がある」などと述べ、前県政の全否定とも取れる発言で県議らの反感をかった。同年秋には、副知事2人制に反対する県議をホームページで「抵抗勢力」と呼び、対立構図を作り上げて論争を繰り広げた。


 今回も県議会は定数44人のうち32人(県議補選で当選の森谷仙一郎氏を含む)を自民党が占める。阿部賢一県議が吉村氏につき、青柳信雄県議が中立の立場を取ったが、29人が斎藤氏を支持した。吉村氏についたのは11人だが、同氏は「県民の幸せを考えるという点では、私も議会の先生も同じ」と強調、選挙中の支援の有無にかかわらず話し合う考えを明らかにしている。


 自民党は分裂した前回、斎藤氏の後ろ盾となった加藤紘一衆院議員が選挙の約3カ月半後、県連会長に就くと「与党」的立場を鮮明にした。今回も「足を引っ張りたいわけじゃない。第1会派としてどうするか考えないと」(同党ベテラン県議)と早くも対立路線に予防線を張っている。


 ただ、簡単に態度を変えると、斎藤氏を担いで戦った知事選を否定することになりかねない。また、次期衆院選では、自民と民主が激突する。民主などの支援で誕生した吉村県政与党となれば、国会と県議会の「ねじれ」が生じる。難しい判断を迫られる。


 斎藤氏がこだわり、吉村氏が廃止を掲げた副知事2人制を巡る対応も注目される。定数を2にする条例は05年、自民党が賛成に回ったことで可決されたが、党内にも2人制の成果を疑問視する声がある。今井栄喜幹事長は「まだ本人にもお会いしておらず、会派としての対応は決まっていない」としている。


「大風呂敷」公約財源が壁


 吉村氏にとって、議会対策より問題になりそうなのが、「大風呂敷」ともみえるマニフェストに掲げた公約をどう実現していくか、だ。


 選挙戦で吉村氏は、現在約300億円の農林水産業費を「1・5倍」にすると打ち上げた。県農林水産部幹部は「単純にやりたいといっても簡単にはいかない」との見方だ。


 県の同費は80年代から東北6県で最低が続いており「台所事情もきいてもらわないと。吉村氏も力を入れたい分野があると思うので議論したい」と話す。


 景気・雇用対策に掲げた「雇用創出1万人」について別の幹部は「数え方によって変わってくる」と早くも「抜け道」を指摘する。


 斎藤氏が昨年12月に示した雇用創出緊急対応では、延べ約330人を雇うと発表したが、実数は197人。延べ人数で数えれば「4年間でなら、1万人雇用も可能ではないか」とみる。とは言え、それでも達成は容易ではない。


 また、斎藤氏が掲げた「総額500億円規模の景気・雇用対策」をどうするかも問われることになる。国の2次補正予算が成立したことを受け、県に予算が下りてくる。選挙戦でも応援弁士が「国会の2次補正が通ったら吉村さんにもできる」と話す場面があったが、県幹部の一人は「現職が出した数字(500億円)のままではやりにくいのでは」と話し、さらなる上積みもありそうだ。


 吉村氏は、ほかに「県民所得を全国20位台へ」「観光客数を4500万人に」といった項目も公約に掲げている。これらの中身を示し、実現への道筋をどうつけていくか、も大きな課題だ。(土居新平、川原千夏子)

232とはずがたり:2009/02/01(日) 01:06:54
>>231
>農林水産業費を「1・5倍」にする
>「雇用創出1万人」
>「県民所得を全国20位台へ」「観光客数を4500万人に」
現状の数字を知ってる訳ではないけどきっついなぁ。。ばらまきオンパレードになるんちゃうか。。
まぁ自民に打撃を与えたのは評価できるし山形に泊まりで観光に行ってあげよっかねぇ・・。

233名無しさん:2009/02/01(日) 07:34:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090201t41005.htm

独自候補の擁立、小沢代表が促す 秋田知事選

 民主党の小沢一郎代表は31日、盛岡市内で記者会見し、任期満了に伴う秋田県知事選への対応について「いい人が見つかれば、大変結構だ」と述べ、独自候補の擁立に向けた党県連の動きを促した。

 小沢代表は「候補擁立は県連が考えることだ」と前置きした上で「原則として政令市と都道府県では、われわれと同じ考え方を持つ首長の誕生を目指している」と語った。
 県連内では、小坂町長の川口博氏(61)の擁立を軸にした動きが活発化している。

2009年02月01日日曜日

234名無しさん:2009/02/01(日) 07:36:01
知事候補に小坂町長浮上
川口氏「まだ白紙の状態」

 4月12日投票の知事選で、小坂町長の川口博氏(61)を候補者に推す声が上がっている。民主党県連の寺田学代表が擁立に前向きなほか、複数の関係者は「寺田知事も推している」と明かし、事実上の後継者との見方が広がっている。

 県議ら関係者によると、川口氏は出馬に意欲を見せており、親しい知人に相談を持ちかけているという。川口氏は31日、読売新聞の取材に「知事選の話は色々な方からあるが、まだ白紙の状態」と述べた。

 川口氏は小坂町出身。法政大卒。1984年に同町議に当選。町議2期を経て、90年の町長選に初当選し、現在5期目。

 知事選には、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明している。

 出馬の意向を固めている秋田市長の佐竹敬久氏(61)は、31日に同市内で開かれた後援会役員会で出馬への意欲を説明。同役員会は、佐竹氏に知事選出馬を要請する緊急動議を決議した。役員会後、佐竹氏は記者団に「県政もできるとの声が多く大変ありがたい」と述べるにとどめ、出馬の正式表明を避けた。

(2009年2月1日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090201-OYT8T00064.htm

235千葉9区:2009/02/01(日) 10:50:39
>>41>>56とか
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413767/751
あえぐTDK城下町 秋田・由利本荘地域
>県内の男子高校生3人の内定を取り消したほか、従業員286人の大半を解雇する方針
>にかほ市は2009年度の法人市民税を約1億3000万円と予想、08年度見込み額(約5億円)から大幅に減る。

236とはずがたり:2009/02/02(月) 02:41:17
口惜しいだろうが,無責任でもあるね。拗ねている様にしか見えない。
折角の改革派なのに自民党なんかに祭り上げられたのが不幸だ。

「引き際」潔すぎる?山形県知事、落選後は姿見せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000050-yom-pol
1月31日17時23分配信 読売新聞

 25日の山形知事選で落選した斎藤知事が、県庁に現れない日々が続いている。

 毎日のように臨んでいた記者会見も、落選後は皆無。来週も公務予定はないといい、県庁は“主不在”の状態だ。

 知事は「毎日の記者会見開催」が売りで、県議会開会中以外は可能な限り会見に臨んできた。しかし、今年は1月5日の年初会見が最後。県秘書室によると、落選後は、26日の臨時部長会議に来庁したのみで、「職務に停滞のないように」などと指示した後、2時間ほど知事室で書類整理などを行ったという。

 県幹部は「新しい知事が決まったのでいまさら政策的なものを発表しても仕方ないと思っているのかも」。一方、個人ブログは落選後に4回更新。選挙後の心境や、29日の東京出張時の様子などについて触れている。吉村美栄子氏との事務引き継ぎは、任期満了となる13日に行う予定。

最終更新:1月31日17時23分

238とはずがたり:2009/02/02(月) 02:43:41

09知事選:変針の波紋/1 イメージ戦略 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000112-mailo-l06
1月27日16時1分配信 毎日新聞
 ◇「温かいVS冷たい」奏功 政策は明らかに見劣り
 「父が真室川音頭が大好きで、酔っ払うとよく歌ってました。だから、私も歌えるんです」。お年寄りを中心に約500人が集まった真室川町の個人演説会。親しみを込め語りかけると、会場から歌を促す手拍子が鳴った。まるで、地域の祭りのように和やかな空気が広がった。
 斎藤弘知事の改革路線からの転換を唱え、約1万票差で当選した吉村美栄子氏。盤石とされる1期目の現職に挑む陣営の戦略は、「温かいVS冷たい」のイメージ作りだった。
 個人演説会では、真室川音頭のように地域の話題を披露。県民目線で気軽に語り合える身近な知事像を各地でPRした。政策も細かな数値目標は掲げず、「県民優先主義」「人への投資」など温かさを連想させる言葉を多用した。
 逆に斎藤県政に対しては、「財政再建の数字だけを優先し県民の生活を壊した」「4年間で、面会を希望する市議会議長に一度も会わなかった」と批判。格差社会の元凶との評価もある小泉純一郎元首相の構造改革路線に重ね合わせ、冷たいイメージを作り上げた。
 行政経験がない吉村氏の“マニフェスト”は、数値目標のない抽象的内容が大半を占め目玉とする農業予算150億円アップも財源が不透明だ。斎藤氏が県政史上初の県債残高減少や人件費200億円削減など確かな実績を掲げ、数値目標を入れた50項目の具体的マニフェストを示したのに対し、政策は明らかに見劣りした。
 だが、深刻な不況の下、派遣切り捨てなど効率性優先主義に対する冷酷なイメージが社会に浸透。改革で予算や人を切り捨てた斎藤県政の姿と重なったのか、「冷たい県政から温かい県政へチェンジ」というスローガンの説得力は日増しに高まった。
 斎藤氏を支援する県議の1人は、温かさ・冷たさの対立構図を警戒していた。「中身がないにもかかわらず、分かりやすいイメージで有権者に浸透しやすい。覆すには説明が必要だが、17日間で時間が足りるのか」
 懸念は25日夜、現実となった。
    ◇   ◇
 知事選で、新人の吉村氏が得票率で50・85%対49・15%という小差で、斎藤氏を破り初当選を果たした。改革路線からの「変針」がもたらす県政界への波紋を追った。【大久保渉、林奈緒美】

1月27日朝刊
最終更新:1月27日16時1分

239とはずがたり:2009/02/02(月) 02:43:53

09知事選:変針の波紋/2 薄かった危機感 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090128-00000076-mailo-l06
1月28日13時1分配信 毎日新聞
 ◇改革の痛み浸透 「性急過ぎた面もあった」
 「加藤(紘一)先生や我々が先輩として言うべきこともあったかなと、私自身も反省しています」。昨年12月6日、山形市の斎藤弘氏の事務所開き。斎藤氏の行財政改革に行き過ぎがあったと、遠藤利明・自民県連会長がおどけて釈明すると、集まった支援県議らから苦笑いが起こった。
 斎藤氏の1期目の実績が争点となった知事選。改革に伴う“痛み”を批判する吉村美栄子氏陣営に対し、斎藤氏陣営の幹部らには当初、さほど危機感はなかった。「前回、県職労らが支援して敗れた高橋(和雄前知事)さんたちによるリベンジ選挙。支援の輪が広がるはずはない」(遠藤会長)とみたからだ。
 人件費200億円削減や情報公開など改革の確かな実績を持つ斎藤氏は「クリーンでクリアな県政を実現した」と強調。応援弁士たちは「利権としがらみの旧体制に戻してはならない」と訴え、無党派層の取り込みを図った。
 加えて、「性急な改革で痛みを強いた面もあった」と釈明。公共工事の増加や農業施設の改修など500億円規模の景気雇用対策を打ち出し、痛みを受けた当事者である建設業者や農家の理解も得ようとした。
 だが深刻な不況の下、改革に伴う痛みへの反発は予想以上に浸透していた。「マニフェストを細かく読み上げている場合じゃない。知事が誠意を持って痛みへの反省を述べなければ、無党派層にも理解を得られない」と焦る県議も現れたが、既に遅かった。
 25日夜の斎藤氏選挙事務所。テレビ速報で吉村氏の勝利が伝えられると、斎藤氏は遠藤会長ら支援者が集まる畳部屋に現れ、気丈に敗戦の弁を述べた。「山形改革を進める方向性は半分の方には支持いただいた。ただ、性急過ぎた面もあったかと思う」
 前回選挙での小差の勝利を支えに4年間、時に周囲を無視してまで改革を推し進めた斎藤氏。確かな実績を残し、2期目に向け具体的なマニフェストも作った。しかし、改革の速度を重視し、痛みの説明を怠った4年間のツケは、17日間という短期間で取り戻せるほど、甘くはなかった。【大久保渉】=つづく

1月28日朝刊
最終更新:1月28日13時1分

240とはずがたり:2009/02/02(月) 02:45:17
>>238-240

09知事選:変針の波紋/4 近藤・民主県連会長 /山形
>>219

09知事選:変針の波紋/5 共産の吉村氏支援 /山形
>>228

09知事選:変針の波紋/6止 政策見直し /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000058-mailo-l06
2月1日12時1分配信 毎日新聞
 ◇「どの程度」不安な職員−−野党自民「検証し正す」
 ホチキスでとじた吉村美栄子氏のマニフェスト(公約)。「山形ブランド確立のための総合戦略の見直し」と書かれた部分に、県の渡辺修ブランド戦略推進室長は黄色いマーカーを引いていた。「見直しがどういうことを指すのか。淡々と説明するだけだが、情報収集はしておかないと」。黄色の字を指でなぞりながら、渡辺室長は苦笑した。
 3年前、斎藤弘氏の肝いりで始まった山形の高品質ブランド「山形セレクション」。吉村氏は、選挙戦で山形セレクションの効果を「認証農家は1%程度。農家全体の底上げにつながっていない。廃止も視野に入れている」として、制度の見直しを主張していた。渡辺室長は「ブランドを育てるには時間がかかる。ようやく農家と消費者に浸透してきた。それが突然打ち切りになれば……。何て言われるか」と不安を漏らす。
 吉村氏の路線転換が、どの程度なのか、気をもむ職員は多い。県教育委員会は、吉村氏が掲げた「少人数学級の中学3年への適用拡大」という一文に注目している。斎藤氏が打ち出した少人数学級制度と、重点教科副担任制の「選択制」について、県教委は2年間かけ検証。選択制を高く評価する報告書が昨年10月にまとまり、新年度に向け新しいプランを策定したばかりだ。平田裕義務教育課長は「現場に一番いいもの、と説明していくしかない。ドキドキする」と心境を語る。
 一方、議席の約7割を占める県議会野党自民党。ある自民県議は「農業予算に150億なんてどこから金を持ってくるのか。県民のために議会の中で検証し、正すべきことは正す」と話す。別の自民県連役員は「副知事にふさわしい人を選ぶのかどうかも、しっかり見ていかなければ」と厳しい視線を注ぐ。さらに「県職労や共産党から支援を受け、行財政改革を進められるのか」と疑問を呈する。
 当選から一夜明けた1月26日。吉村氏はこわばった顔で記者の質問に答えた。「支持してくれなかった人も同じ県民。楽天的過ぎるのかもしれないが、県議も山形を良くしたいとの思いは同じはず。対話を重ね、一緒に頑張っていきたい」。対話の重要性を説き、県政の転換を訴えて当選した吉村氏。だが、対話だけで県庁や議会と向き合えるのか。早速、手腕が問われる。【林奈緒美】=おわり
2月1日朝刊
最終更新:2月1日18時1分

241とはずがたり:2009/02/02(月) 19:44:20
山形県知事選
http://yamagata-np.jp/election/09_chijisen/
告示:2009年1月8日(木) 投開票:2009年1月25日(日)
開票結果
当日有権者数:966,786人  投票率:65.51%
(選管最終)
当 吉村美栄子(57) 無新 320,324
  斎藤  弘(51) 無現 309,612
(年齢は投票日基準)

>>193
url変更

山形県知事選市町村別得票状況
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/chiho/20090127_ea0_001.jpg
山形県知事選市町村別得票数と得票率
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/chiho/20090127_ea0_002.jpg
衆院選選挙区別得票数と得票率
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/chiho/20090127_ea0_005.jpg

242千葉9区:2009/02/03(火) 21:06:25
川口が出るとなると、野呂田も支援。
野呂田後継の金田はどうするんだろうか?

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090203-OYT8T00123.htm
《09知事選》 川口氏、民主県連代表と会談
 4月12日投票の知事選について、民主党県連の寺田学代表は2日、小坂町の川口博町長(61)と同町で面会した。川口町長が知事選候補に名前が浮上したため、民主党の知事選への対応を決めるため寺田代表が意見交換を求めた。県政の課題などについて話し合い、産業振興の充実などの面で共通認識であることを確認した。

 川口町長は取材に対し、「雇用や経済など県政の問題は山積みだという話をした。知事選出馬の話はしていない」と述べ、自身の出馬は「白紙」と話した。

 一方、寺田代表は取材に、「産業づくりや雇用創出など、県政の課題について考えは同じだった」と語った。

 また、寺田代表は、知事選に立候補する意向を固めている秋田市の佐竹敬久市長について、「川口町長は『佐竹氏は元県庁幹部なので、県政が内向きな感じになるのではないか』と話していた。私と共通認識だ。名前の挙がっている人には、それぞれ長所、短所がある」とも話した。佐竹市長への懸念に言及したことで、川口町長支援に傾きつつあることを伺わせた。

 川口町長を巡っては、民主党県連内に、環境リサイクルなど産業振興に関する行政手腕を理由に知事候補に推す声があるという。寺田代表はこの日の面会内容を、6日の県連常任幹事会で報告し、知事選への対応を協議する。

◆銭谷文科次官が正式に出馬否定

 4月12日投票の知事選について、文部科学省事務次官の銭谷真美氏(59)は2日、文科省で開かれた定例記者会見で、「現時点では次官としての職務をしっかり果たすことが私に課せられた責務と思っている。不出馬という理解で結構だ」と述べ、知事選への出馬を正式に否定した。

(2009年2月3日 読売新聞)
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090203b
民主県連、川口氏擁立に前進 知事選、「県政への考え一致」
 民主党県連の寺田学代表は2日、川口博小坂町長(61)と会談し、4月12日投開票の知事選への出馬意思について尋ねたが、川口氏は「まだ白紙」と答えた。しかし会談後、寺田氏は「県政に対する考えが一致した」と話し、同県連は川口氏擁立へ一歩踏み出した。

 寺田氏が小坂町役場を訪れ、約30分にわたって川口氏と会談。寺田氏によると、県政については「秋田を元気にするために産業づくり、雇用づくりが必要だ」との認識で一致。知事選への出馬意思を明らかにしている佐竹敬久秋田市長(61)に関しては、「元県幹部であり、(知事になれば)内向きな県政になってしまうとの懸念を共有した」と話した。

 一方、川口氏は「雇用問題など県政に関することをいろいろ情報交換した。(出馬の)可能性があるとすれば、自分の政策を整理する必要がある。政策をきちんと議論した上で、次のリーダーを選ぶべきだと思う」と話した。

 寺田氏は、川口氏について「これから日本全体がやらなければならないリサイクル産業育成などを、先駆けてやってきた方。県連常任幹事の間でも評価する人は多い」と述べた。同県連は、川口氏と佐竹氏を軸に知事選擁立候補を検討している。寺田氏は「きょうの結果を(6日の)県連常任幹事会に報告し、最終的な結論を出したい」としている。

(2009/02/03 08:42 更新)

243秋田2区の名無し:2009/02/05(木) 17:45:38
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090205a
4月12日投開票の知事選の候補者として名前が浮上している川口博小坂町長(61)が、出馬に前向きの姿勢を示していることが4日、分かった。関係者によると、川口氏は2日から4日にかけて、東京都内で複数の政治・経済関係者らと知事選について個別に意見交換、その中で「出る方向で考えている」と話したという。

 川口氏は4日、秋田魁新報社の取材に対して、「立候補するかどうかは白紙」と答えた。

 川口氏には、野呂田芳成衆院議員(無所属・秋田2区)が出馬を打診しているほか、民主党県連(代表・寺田学衆院議員=秋田1区)も擁立候補として検討する1人に挙げている。

 川口氏は法政大卒。1984年から町議を務め、2期目途中の90年、町長選に出馬し初当選。現在5期目。

 知事選には、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が出馬を表明。佐竹敬久秋田市長(61)も立候補する意向を明らかにしている。

244秋田2区の名無し:2009/02/05(木) 17:47:37
まったく無駄遣いですね。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090205j
県は2月定例県議会に提出する2008年度一般会計補正予算案に、県議が県議会棟会派控室で座っているいす=写真=50脚の修繕費250万円を計上した。1脚あたり5万円だ。

 県議会事務局によると、いすは20年以上も使っている年代物。現在は生産されていない。同じ様式の新品を購入すると20万—25万円かかるため、劣化した脚部だけを修理、交換する。

 「議会改革を進め、使わずに済む予算を充てたい」と同事務局。同補正予算案が内示された3日の議会運営委員会では一部県議から反対意見も出たが、議論は盛り上がらなかった。

 「捨てるのはもったいない。修理して使い続けるべきだ」と話す県議もいるが、県財政が厳しい折の1脚5万円。決して安いとは言えない—。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news_photo.jsp?kc=20090205j&amp;img=1

245千葉9区:2009/02/05(木) 20:37:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090204-OYT8T01084.htm
小坂町長、出馬へ最終調整
「110万県民のための政策を」

 小坂町の川口博町長(61)が4日、4月12日投票の知事選への出馬に向けて最終調整に入った。川口氏は複数の県政関係者に対し、「秋田には農業や観光の振興など課題は多い。110万県民のためになる政策を掲げたい」と出馬に前向きな考えを伝えている。今月中にも正式に決断すると見られる。

 県政関係者によると、川口氏は、自民党幹部や、町づくりを支援してきた在京企業の幹部らと出馬に向けた可能性を探り始めているという。

 川口氏は小坂町出身。法政大卒。小坂町議2期目の1990年、町長選に初当選し、現在5期目。

 一方、自民党県連には、川口氏を推す声と、出馬の意向を固めている秋田市の佐竹敬久市長(61)を推す声がある。

 ただ、自民党の知事選への基本姿勢は「勝てるかどうか」(鈴木洋一幹事長)。そのため、3日に開いた県連の常任総務会では、県連が積極的に動いて候補者を支援するのではなく、川口、佐竹両氏を含め候補者が出そろった段階で県連の対応を決めることを確認した。

 会議後、鈴木幹事長は「候補者から支援要請があれば話を聞くが、川口氏らにこちらから接触する予定はない」と話し、当面、状況を見守る考えを示した。

 これに対し、民主党県連は、寺田代表が2日、小坂町で川口氏と会い、県政の課題について意見交換した。

 寺田代表は取材に対し、川口氏が「佐竹氏は元県庁幹部なので、県政が内向きになるのではないか」と話したことを明かし、寺田代表自身と同じ考えであると認めた。

 民主党県連内には、かつて自民党の支援を受けて知事選に出馬した佐竹氏について、「自民党に近い」という声もあり、川口氏が出馬に踏み切った場合、民主党として一気に支援へ動く可能性が高い。

 共産党も知事選候補を擁立する方向で動いている。共産党に近い平和・民主・革新の日本をめざす秋田県の会(県革新懇)は7日に秋田市で、知事選を視野に入れた会議「県政問題交流会」を開く。

 知事選にはこのほか、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)がすでに出馬を表明している。

(2009年2月5日 読売新聞)

246千葉9区:2009/02/05(木) 21:07:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090205t52007.htm
落選知事のPRプレートどうする 県産品認証制度

 山形県が、百貨店やスーパーなどに交付した県産品独自認証制度「山形セレクション」のPRプレートの扱いに困っている。斎藤弘知事が顔写真付きで農産物や加工品の品質の高さをアピールしているが、本人は先月の知事選で落選し、吉村美栄子次期知事は制度見直しの必要性を指摘している。板挟み状態となった県の担当者は「回収するわけにもいかない…」と、プレートの扱いを各店の判断に任せる考えだ。

 PRプレートはアクリル製の透明なフォトプレート(縦20センチ、横15センチ)を活用した。製作費は一枚1000円ほど。オレンジ色のセレクションマークとともに、斎藤知事の顔写真と「厳しい独自の山形基準で厳選し、『山形の宝』として全国・世界にお届けします」という熱いメッセージが印字されている。

 山形セレクションの知名度を少しでも高めようと、県が昨年6月に交付を始めたばかり。東京など県外も含め、農産物やワイン、工芸品などの認定品を販売する380店の売り場に設置されている。

 山形県ブランド戦略推進室は、認定品販売店に対し、プレートの扱いについての指示は出さない考え。「知事交代が決まったわけだから、常識的に判断してもらえるのでは。落選した知事の顔写真入りのプレートは、いずれ売り場から撤去されるだろう」と期待する。

 このため、プレートのPR効果が中断されるのはやむを得ないと、県は考えているようだ。県の担当者は事業継続に意欲を示しながらも、「新しい知事の下で、プレートを一新する可能性も含め、新しいPR方法を考えたい」と話しており、吉村次期知事の出方待ちといったところだ。

 サクランボやメロンなど果物を中心に認定品を販売しているスーパーのヤマザワ(山形市)は「山形セレクションは消費者に定着しつつあり、ぜひ制度を維持していただきたい。プレートは県が作り替えて再提供してほしい」と話す。

 山形セレクションは2006年度にスタート。農林水産、加工食品、工業、観光・サービスの4分野で158の個人・事業者が認定されている。
2009年02月05日木曜日

247秋田2区の名無し:2009/02/06(金) 21:39:11
文章だけみると、ただのイジメのような。
宮崎も当初はこんなものだったのかな?

自民委員、吉村氏けん制 山形県議会常任委
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090204t51035.htm
 「県のリーダーになる人の認識としては、甚だ心もとない」―。3日あった山形県議会の各常任委員会で、先月の知事選で落選した斎藤弘知事を推した最大会派、自民党の委員が、14日に知事に就任する吉村美栄子氏を早速、けん制した。

 総務委員会では、前県連幹事長の平弘造委員が質問した。2日に始まった吉村氏と県幹部の事務協議後、吉村氏が「自主財源が少ない」と発言したことを挙げ、「少ないからこそ(斎藤氏は)厳しい対応をしてきた。当選してやっと気付いたのか」と述べ、歳出削減を「冷たい」と批判した吉村氏を痛烈に皮肉った。

 吉村氏陣営にも矛先を向けた。支援した県職員OBが出した年賀状の写しを示し、「投票依頼にも受け取れる。公職選挙法上、問題はないのか」と県選管にただした。選管は判断を避けたが、平委員は「認められるなら、自分の次の選挙の参考にする」と気炎を上げた。

 文教公安委員会では、吉村氏がマニフェスト(公約集)で示した「少人数教育の中学3年までの拡充」がやり玉に挙がった。斎藤弘氏を支援する県議の会の副会長だった佐藤藤弥委員は「マニフェストに掲げたくらいで県の教育方針を転換するのか」と攻撃した。

 県連幹事長の今井栄喜委員も「知事が代わるたびに教育方針が変わっては現場が困る。新知事としっかり相談してほしい」と念を押した。

 知事選では、自民党県議の大半が斎藤知事を推しており、わずか約1万票差の敗北に、いまだに納得できない様子。本格的な論戦に突入する県議会2月定例会は、20日に開会する。

248秋田2区の名無し:2009/02/07(土) 09:56:19
川口小坂町長が出馬へ、知事選 政策内容を詰め正式表明
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090207b

 川口博小坂町長(61)が、3月26日告示、4月12日投開票の知事選に出馬する意向を固めたことが6日、分かった。訴える政策の内容を詰めた上で、正式に表明する。

 川口氏は同日、例年は3月10日ごろから同22、23日まで開かれる3月定例町議会について、「今年は3月上旬から中旬ぐらいまでに終われるよう日程を調整してほしい」と町当局に指示した。町当局はこれまで、例年通りの議会日程を前提に準備を進めていた。

 川口氏は6日、秋田魁新報社の取材に対し、定例会の日程繰り上げについて、「町長として、2009年度当初予算案をしっかりと議会に説明する責任がある。(知事選に)出馬するとすれば、こうした条件をクリアしなければならない」と話した。

 また、同町議会の議会運営委員会が同日開かれ、町側が今月10日招集の臨時会に提出する副町長選任案を示した。町は昨年12月の定例会で「副町長を置かない条例」を3月定例会に提案する方針を示していた。一転して選任案を提出することについて、町議会内には「知事選出馬をにらんでの動き」との見方が広がっている。

 川口氏は今月に入り、県内外の複数の政治、経済関係者に個別に会い、出馬への意欲を伝えていた。関係者によると、川口氏は「秋田を変えたい」と語ったという。

249千葉9区:2009/02/07(土) 11:47:09
>川口氏は、次期衆院選で秋田2区から出馬する自民党新人の後援会長を務めているが
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090207t41009.htm
秋田知事選 川口氏に近く出馬要請 民主県連
 任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、民主党県連は6日、小坂町長の川口博氏(61)に出馬要請することを決めた。

 秋田市で開いた常任幹事会で、川口氏のほか、立候補を表明している前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)、出馬の意思を固めている秋田市長の佐竹敬久氏(61)の首長としての実績を比較、検討した。

 幹事会後、記者会見した寺田学代表によると、金属リサイクル産業の育成など、新産業創出で成果を挙げる川口氏の評価が高かった。元県幹部の佐竹氏には「内向きな県政へ逆戻りする」との懸念も出されたという。

 川口氏は、次期衆院選で秋田2区から出馬する自民党新人の後援会長を務めているが、寺田代表は「国政と県政は別。秋田の力になってくれる人を推すだけ」と影響は小さいとの見方を示した。

 県連は近く、秋田市に川口氏を招いて意見交換し、その場で出馬要請することにしている。
2009年02月07日土曜日

250千葉9区:2009/02/07(土) 11:48:17
>>110>>128
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090207t21007.htm
現職と新人三つどもえか 青森市長選まで2ヵ月
 任期満了に伴う青森市長選(4月12日告示、19日投票)の告示まで約2カ月に迫った。これまでに立候補を表明したのは旧市を含め通算6選を目指す現職の佐々木誠造氏(76)と、青森県議鹿内博氏(60)、青森市議関良氏(50)の新人2人。当初名乗りを上げた元市議が反現職票の分散を恐れて出馬を断念したことで、現職有利とみられていた風向きが変わってきた。佐々木氏陣営は後援会組織の引き締めに躍起。鹿内、関両氏は高齢多選批判を強める。県都のかじ取り役を決める戦いは次第に熱を帯びてきた。

●安泰ムードに水
 青森市内で1月10日、開かれた佐々木氏後援会主催の新年交賀会。三村申吾知事をはじめ、自民、公明、社民の各党関係者のほか、連合青森、市医師会、市建設協会など各種団体のトップがずらりとそろった。

 「新しい第一歩を進んでいくために、4月の選挙で力添えを頂きたい」。佐々木氏は多彩な顔ぶれを眺めながら、余裕の表情であいさつした。盟友の自民党の津島雄二衆院議員(青森1区)は「東北新幹線新青森駅開業が順調に進んでいるのは佐々木市政を中心に、三村県政と国政が密接に協力しているからだ」と持ち上げた。

 会合に流れていた安泰ムードはその後、水を差されることになる。鹿内氏が1月16日に無所属での出馬を表明。21日には、昨年11月に立候補の意向を示していた元市議奈良岡央氏(52)が「候補が乱立すれば、票が大きく割れ、結果的に現市政の継続につながる」として、出馬断念を表明したからだ。

●追い風の可能性
 奈良岡氏は前回市長選(05年4月)で、鹿内氏の支持を得て、佐々木氏と約1万7000票差の約5万5000票を獲得した。奈良岡氏は鹿内氏支援を明言していないが、出馬取りやめは鹿内氏への追い風になるのは間違いない。

 佐々木氏の支持団体の幹部は「鹿内氏は組織の支持と言うよりも、無党派の一般市民の票を集めて県議に当選してきた。市長選でも長期政権に飽き、不満を募らせる有権者の受け皿になりかねない」と危機感をあらわにする。

 昨年11月に出馬表明した佐々木氏は1989年以来、20年にわたって市政をつかさどってきた実務経験をアピールし、市長選に臨む作戦だ。ただ、それは高齢多選批判を招く「もろ刃の剣」でもある。

 鹿内氏は多発する市役所の不祥事などをとらえ、「現職の多選のせいで、市政に市民の声が届かなくなっている」と訴える。ライフワークとしていた核燃料サイクル事業の反対活動は事実上封印。「革新色」を薄れさせることで幅広い支持を集めようとしている。

●照準を保守層に
 関氏は昨年9月に無所属での立候補を表明。それ以前に所属する市議会与党会派を脱退し、自民党からも離れた。公共施設建設の見直しなどを訴え、反現職票とりわけ保守層をターゲットにしている。
2009年02月07日土曜日

251秋田2区の名無し:2009/02/07(土) 17:51:09
秋田2区は勝負決まったようなものですから、あまり力も入らないのかもしれませんね。

252千葉9区:2009/02/07(土) 18:47:54
>>251
衆院選への影響はゼロでしょうね。
知事選に野呂田・金田が川口に付くのは大きいと思います。
そいや佐々木は活動されてるんですか?

253千葉9区:2009/02/07(土) 20:47:08
≪2009秋田県知事関係≫
佐竹敬久:現秋田市長 
川口 博:現小坂町長 民主党、野呂田
佐藤正一郎:元羽後町長 前回知事選自民党支援にて出馬・惨敗
?   :共産党

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7643
自民県連が橋本氏に出馬を打診 来春の知事選
>>38
秋田知事選 民主、超党派候補擁立を呼び掛けへ
>>60-61
橋本、秋田県知事選不出馬
>>108
前向き 熟慮 見えぬ去就 秋田知事選
>秋田市長の佐竹敬久氏(61)と3期目の現職寺田典城氏(68)の去就が注目されている。
>>116
選挙:知事選 銭谷文科次官に出馬要請−−秋田高同期生ら /秋田
>>121
柳葉敏郎が今春の秋田県知事選に出馬? (ゲンダイネット)
>>138
寺田氏4選不出馬へ 来月正式表明 秋田知事選
>>139
自民 知事選候補 佐竹・銭谷氏に絞る
>>201
佐竹秋田市長が出馬へ 知事選「腹は固まった」
>>202
銭谷氏、出馬に前向き 秋田県知事選
>>218
文科省の銭谷事務次官、立候補せず 秋田県知事選
>>225
秋田知事選 民主、川口小坂町長擁立も
>>226
川口小坂町長が候補に浮上 4月の知事選
>野呂田芳成衆院議員(無所属・秋田2区)が出馬を打診したほか、民主党県連(代表・寺田学衆院議員=秋田1区)も、擁立候補として検討するうちの1人としている
>>234
知事候補に小坂町長浮上
川口氏「まだ白紙の状態」
>>245
小坂町長、出馬へ最終調整
「110万県民のための政策を」
>川口氏は、自民党幹部や、町づくりを支援してきた在京企業の幹部らと出馬に向けた可能性を探り始めているという
>自民党県連には、川口氏を推す声と、出馬の意向を固めている秋田市の佐竹敬久市長(61)を推す声がある。
>>248
川口小坂町長が出馬へ、知事選 政策内容を詰め正式表明

254秋田2区の名無し:2009/02/07(土) 21:25:12
>>252
全然噂は聞きませんね。いつかの新聞で「農作業が忙しいときに選挙じゃなくてよかった・・・」などといってましたけど、政党を離れると思うようには動けないんでしょうね。

255とはずがたり:2009/02/09(月) 04:22:22
=岩手2区=
民主と自民の争いというよりは合併の方からの争いのようだが。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/4130

現職と前職の一騎打ち濃厚 野田村長選10日告示
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090208_1
 任期満了に伴う野田村長選は10日告示、15日投開票が行われる。これまで、再選を目指す現職小田祐士氏(53)と、返り咲きを狙う前村長の会社役員中川正勝氏(55)がいずれも無所属で出馬を表明。他に立候補の動きはなく、前回の出直し選を争った現職と前職の一騎打ちが濃厚だ。

 立候補の届け出受け付けは10日午前8時半から村役場で行われ、午後5時で締め切られる。投票は15日午前7時から午後6時まで村内9投票所で行われ、同7時から村体育館で即日開票される。当落判明は同7時40分ごろの見通し。

 1日現在の有権者数は4078人(男1961人、女2117人)。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
(2009/02/08)

256千葉9区:2009/02/09(月) 22:15:07
>04年7月まで同党県連代表を務め、代表退任とともに離党した。
わだかまり的なものはないのかね
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090207d
淡路県議が出馬へ意欲、秋田市長選 民主県連、支援を検討
 次期秋田市長選について、秋田市選出の淡路定明県議(49)=いぶき=は6日、秋田魁新報社の取材に対し、「出馬について民主党県連と話し合っている。後援会などと相談し、熟慮の上決めたい」と、立候補への意欲を示した。

 淡路氏は判断の時期について、「(今月10日から3月10日までの)2月定例県議会は最後まで出席し、その後に方向性を示したい」と話している。同党県連の寺田学代表は淡路氏について、「県連の内部で、市長選の有力候補として名前が挙がっている。前向きに支援を検討している」と話した。

 淡路氏は2003年9月から04年7月まで同党県連代表を務め、代表退任とともに離党した。

 現職の佐竹敬久市長(61)は、4月12日投開票の知事選に出馬する意思を明らかにしている。

 市長選をめぐっては、同市選出の冨樫博之県議(53)=自民党=が5日、出馬に含みを残す発言をしている。

(2009/02/07 10:12 更新)

257とはずがたり:2009/02/10(火) 11:54:55
=秋田2区=

新人と現職が届け出、五城目町長選 一騎打ちか
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090210f

五城目町長選立候補者(届け出順)

(1)加賀屋 誠 55 無新 飲食店経営
(2)渡辺彦兵衛 61 無現 町長

 任期満了(今月24日)に伴う五城目町長選が10日、告示された。午前8時半の立候補受け付け開始と同時に、新人の飲食店経営加賀屋誠氏(55)=東磯ノ目1の1の5=と、再選を目指す現職の渡辺彦兵衛氏(61)=字下タ町48=の2人が届け出た。いずれも無所属。ほかに出馬の動きはなく、一騎打ちになる見込み。投開票は15日。

 加賀屋候補は自宅に設けた選挙事務所前で第一声。「特別職や議員の給与・報酬を引き下げ、その分で小中学校の給食の無料化を進める。若い世代を少しでも手助けし、希望の持てるまちづくりをしたい」と訴えた。

 渡辺候補は高崎地区の選挙事務所前で第一声を上げ、「町民と行政が一体となった協働のまちづくりを訴えてきた。2期目もこれを基本に据え、町民が安心して暮らせる町の建設に向け全力を傾注する」と支持を求めた。

 投票は15日午前7時から午後7時まで町内14カ所(馬場目第3、富津内第2の両投票所は同6時まで)で行い、同8時から役場正庁で開票する。当落判明は同9時ごろの見込み。

 9日現在の有権者数は9909人(男4575人、女5334人)。
(2009/02/10 10:07 更新)

258秋田2区の名無し:2009/02/10(火) 21:01:59
>>257
私の地元町です。
前回落選した佐藤氏が新人を担いだみたいですね。加賀屋氏は寿司屋の人ですけど。

259秋田2区の名無し:2009/02/10(火) 23:28:36
川口博小坂町長(61)は10日、町役場で会見し、「(3月26日告示、4月12日投開票の)知事選出馬を前提に、きょうから積極的に動きたい」と述べ、事実上の出馬表明をした。訴える政策内容を詰めた上で近く正式な出馬表明をする。

 昨年7月から空席となっていた副町長の人事などを決めた町議会臨時会の終了後に会見。川口氏は「秋田の雇用、経済を何とかしたい。政党にとらわれず、県民党もしくは秋田党というスタンスでいく」と強い意欲を示した。同日夜、川口氏は後援会の役員会で杉原庄吾会長らに知事選出馬の意思を伝えた。杉原会長は「役員14人が全員一致して、(川口氏に)知事選出馬を要請した」と話した。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090210o

260千葉9区:2009/02/11(水) 17:03:02
>自民党では、鈴木洋一県連幹事長が面会し、県連内では候補リストから外れていると伝えた。
ひでえ・・・前回惨敗とはいえ、いいわけ的とはいえ、支援したのに・・・

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090211-OYT8T00154.htm
佐藤氏県会各会派に支援要請
 4月の知事選への立候補を表明している前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)は10日、県議会の各会派を訪れ、産業振興や福祉施策などのマニフェストを持参して支援を要請した。

 自民党では、鈴木洋一県連幹事長が面会し、県連内では候補リストから外れていると伝えた。

 しかし、その後の県連常任総務会で、議員から佐藤氏のマニフェストを検討すべきだとの意見が出され、出馬に意欲的な秋田市の佐竹敬久市長(61)と、小坂町の川口博町長(61)に加え、現時点では3人から支援候補を絞ることを決めた。

(2009年2月11日 読売新聞)

261千葉9区:2009/02/11(水) 17:09:24
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090210ddlk05010004000c.html
分岐点:’09知事選 県選管、本格作業スタート /秋田
 ◇「玉突き」も予想、やきもき
 知事選の投開票(4月12日)がおよそ2カ月後に迫った9日、県選管は知事選の日程表を市町村課内に張り出して本格的な事務作業のスタートを切った。12年ぶりに新人同士の争いが想定される知事選に現職首長が立候補したり、同日投票の首長選に県議や市議らが出て補選になるという「玉突き」選挙も予想され、現時点でいくつの選挙が重なるか把握できない状況。県選管や市町村選管は出馬表明の動きにやきもきしながら準備に追われている。

 県選管によると、任期満了のため知事選と同日投票が決まっているのは、北秋田▽潟上▽男鹿▽由利本荘▽大仙▽湯沢▽羽後−−の6市1町長選。湯沢、由利本荘、潟上の3市は市議補選もある。

 さらに北秋田市と男鹿市の県議が市長選への立候補を表明。県議補選が同日投票となる可能性が高い。

 県選管の渡辺哲也副書記長は「同じ日に選挙がある市町村を把握するのも大変。県議補選も立候補者が確定せず、どこまで備えたらいいのか」と戸惑う。

 一方、佐竹敬久市長が知事選出馬に意欲を示す秋田市。市長選には県議が出馬の動きを見せており、知事、市長、県議補選のトリプル選挙が現実味を帯びる。同市選管は市議補選も加えた四重選挙も想定。土田繁事務局長は「多くの選挙が重なれば投票箱がたくさん必要。投票所にスペースを確保し、有権者が間違えないよう職員を手厚くせねば」と思案する。

 公選法は補欠選挙について、選管に欠員通知が届いた翌日から50日以内の実施と定めており、知事選との同日選を見越した議員・首長の辞職や出馬表明は2月21日以降に本格化するとみられる。選管担当者からは「4年ごとに同日選をやると考えると悩ましい」とのため息も漏れていた。【百武信幸】

毎日新聞 2009年2月10日 地方版

262千葉9区:2009/02/11(水) 21:16:44
高松県議のブログ
http://kazuo-takamatsu.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/3-0602.html
2009/02/09
3氏に絞られた知事選候補
待望の声が根強かった読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんが再三にわたった出馬要請を断り、その後に浮上した文部科学省事務次官の銭谷眞美さんもあっさり出馬を否定し、秋田県知事選の候補者は前羽後町長の佐藤正一郎さんと秋田市長の佐竹敬久さん、小坂町長の川口博さんの3人に絞られつつあるようです。

佐藤さんはかつて農業近代化ゼミナールに参加した際の人脈が農村部を中心に広く残っており、4年前の知事選では20万票を獲得しています。この得票を考えれば今回も侮り難い存在ですが、前回の選挙を支援した自民党県連が今回、最初から佐藤さんを何故か候補者選考の対象としていません。また、当時の後援会幹部が佐藤さんから離れたことも懸念材料となりそうです。

佐竹さんについては、県庁職員時代の仕事や市政運営において手堅さを発揮し、その手腕を評価する声も少なくありません。また、佐竹北家の出身であることからその名を知らない県民はいないほどです。又、佐々木喜久治前知事の下で総務部次長の要職にありました。しかし、これが当時の食糧費問題で責めを受けることになったのも事実ですし、いまだこの事が県民の間で尾を引いているのです。更に手堅さが持ち味である佐竹さんの場合、県政がこれだけ重大な岐路に立たされている中、秋田を変革するような大胆な政策を打ち出せるかどうかも問われる事でしょう。

川口さんは青森との県境に位置する小さな町の町長でありながら、地元企業と組んで資源のリサイクル事業に着手し、観光立町の面においても抜群の力量を発揮している方です。県外では敏腕町長と評価する声も多くありますが、知事選で戦うとなると大票田の秋田市を含む中央地区、そして県南地区であまり名前が知られていないのが気になります。つまり、知名度においては大きなハンデを背負って立つことになるわけです。ただ、上昇気流に乗る民主党の看板をフルに活用すれば、知名度で不利とされる川口さんも互角以上の戦いができるのではないでしょうか。

さて、今回知事候補選びについて思うことは、県政の中心にいて県政を一番良く知り尽くしている県議会が水面下ではそれなりに動いておりますが、表舞台で何ら動きを見せない事は誠に残念に思っています。いわば自分たちの今後の県政の行方を決する候補選びを国政を任っている、引退間際の老国会議員や、若手国会議員らにゆだねてしまったようなものです。少し情けない気もします。

これは、本来リーダーシップをとるべき自民党が逆風下にあり全く身動きがとれない事が背景にあります。逆に上昇気流にのっている民主党が一気に勝負に出たと言えるでしょう。ただその民主党がツバをつけた川口氏に果たして自民党県連が乗れるかどうか、非常に難しい判断かと思います。又、民主党県連にしても連合との枠組みでこれまで戦ってきましたが、今回これが充分機能するかどうか注目されるところです。

連合秋田は今月13日に政治委員会を開く予定でおり、その動向も注目されると思います。

263千葉9区:2009/02/12(木) 19:35:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090212t41010.htm
秋田県知事選 政党の動き焦点
 秋田県の寺田典城知事(68)が今期限りでの引退を表明したことで、目前に迫った知事選(3月26日告示、4月12日投票)への各政党の動きに注目が集まる。現時点で立候補を表明したのは前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけだが、秋田市長の佐竹敬久氏(61)、小坂町長の川口博氏(61)の出馬が確実視される。候補者が出そろいつつある中で、対応を決めかねている政党も目立つ。(秋田県知事選取材班)

■自  民 
 自民党は過去3度の知事選で、寺田知事に対抗馬を立てたが、いずれも敗北した。県連の鈴木洋一幹事長は「寺田県政で評価できる点はない。施策を吟味せず議会へ提案し、後で理屈付けする手法は無用なあつれきを生んだ」と批判する。

 宿敵・寺田知事の不出馬は、ようやく訪れた好機で、鈴木幹事長は「絶対に勝つ。そのための候補者を選ぶ」と意気込む。

 しかし、はやる気持ちとは裏腹に、肝心の候補者選びは難航。支援候補は事実上、佐竹、川口両氏に絞り込まれたが、両氏に対する党県議の支持は真っ2つに割れている。

 10日の常任総務会では方向性すら決まらなかった。鈴木幹事長は「自民党として何とか候補者を一本化し、自主投票だけは避けたい」と強気だが、妙案は見つかっていない。

■民  主 
 民主党は、6日の常任幹事会で、川口氏に出馬要請することを決めた。川口氏はこれを好意的に受け止めており、民主党は、足並みが乱れる自民党に擁立作業で先んじた格好だ。県連の高松和夫代表代行は「実績を重視した人選で、県政の課題である産業振興や雇用の問題に積極的に取り組んでほしい」と、川口氏にラブコールを送る。

 少数与党として支え続けた寺田県政について、高松代表代行は「経済情勢が厳しい時代に、行革や財政再建に力を入れて頑張った」と一定の評価を与える。

■他の政党 
 これまで知事選で、民主党、連合秋田と「3者共闘」を維持してきた社民党は、民主党が3者共闘の枠組みを無視し、川口氏の擁立に動いたことに戸惑いを隠せない。県連の石田寛幹事長は「対応は白紙。連合秋田と話し合って方向性を考えたい」と話す。

 共産党は独自候補擁立を目指し、「県民本位の新しい県政をつくる会」(仮称)を3月に発足させる。
 公明党と国民新党は、各候補者と面会した上で、対応を決める、としている。
2009年02月12日木曜日

264千葉9区:2009/02/12(木) 19:36:38
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090212ddlk05010038000c.html
分岐点:’09知事選 従来の「枠」超え複雑にねじれ /秋田
 ◇3新人が事実上名乗り−−県議会構図、衆院選にも影響
 新人同士の戦いが確実となった4月12日投開票の知事選。一時は“相乗り”を模索する動きが目立ったが、これまでに現前職の市町長3人が事実上名乗りを上げた。それぞれを支援する動きは「自民系」「民主系」といった従来の県政界の枠組みを超えて複雑にねじれており、各組織の足並みの乱れは知事選後の県議会の構図や今秋までに実施される衆院選にも影響が及ぶ可能性が高い。【馬場直子】

 知事選には正式に立候補表明をした前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)に加え、秋田市長の佐竹敬久氏(61)、小坂町長の川口博氏(61)が相次いで事実上の出馬宣言をした。

  ■   ■

 川口氏擁立に表舞台で動いたのは、民主党県連だった。出馬要請を決めた6日の常任幹事会後、寺田学代表は「全会一致だった」と強調。産業・雇用の創出や財政健全化を考慮して適任との結論を得たという。

 ただ高松和夫代表代行は「連合と意見交換をしたが足並みがそろわないという感触を得た」と明らかにした。

 04、07年の参院選で自民に連勝し、次の衆院選でも共闘する民主・社民両党。その有力な支援組織である連合秋田は、もともと寺田典城知事を支える立場だった。だが行財政改革を掲げて県職員削減を推し進めたり、教育現場の反発の中で全国学力テストの市町村別結果を公開する手法に次第に距離を置くようになった。

 寺田知事は次の知事選への態度を明らかにしていないが、連合関係者は川口氏をその実質的な“後継”と見なし支援に難色を示す。さらに「社民党が候補を立てる次の衆院選秋田2区で、川口氏が自民党の候補を応援するのでは」と懸念する声が上がる。

 社民党県連も対応に苦慮する。川口氏支援を巡って3者の関係が悪化すれば、衆院選への影響は必至だ。

   ■  ■

 反寺田県政でまとまっていた自民党県連。10日の常任総務会で、現在名前の出ている佐藤、佐竹、川口の3氏から政策や公約を聞くことにした。

 だが関係者によると、知名度などを考慮して佐竹氏の応援に回ろうとする県議がいる一方で、川口氏支持を明言する県議も。地域性や個人的な感情が先行し、1人に絞るのは困難な状況だ。

 「勝てる候補を推す」という本音まで飛び出し、影響力の低下を露呈させた同党県連。県議の一人は「候補者を立てられないうえ、分裂までしたら笑い物になってしまう」とぼやく。

 鈴木洋一幹事長は、出馬を打診した読売新聞東京本社特別編集委員の橋本五郎氏(62)を挙げてつぶやいた。「ほれた相手に振られると2番目、3番目に行くのは難しいね」

   ■  ■

 佐藤氏は10日、県議会会派を回って支援要請をした。これまでも「特定の政党に支援を求めることはない」と宣言。各党の思惑とは別に、自らの政策に同意してもらえるなら支持や推薦を依頼する考えだ。

 また3人の動きの他に、共産党関係者や労組などで構成される団体が候補者擁立の方針を固め、12日午後に協議する予定。

毎日新聞 2009年2月12日 地方版

265千葉9区:2009/02/12(木) 19:53:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090212t11024.htm
石巻市長選 激しい前哨戦 告示まで2カ月
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月12日告示、19日投票)は12日、告示まで2カ月となる。これまで立候補を表明したのは、現職で再選を目指す土井喜美夫氏(65)と、新人で石巻専修大教授の亀山紘氏(66)の2人。現職対新人の一騎打ちの戦いがほぼ確実だ。市政の継続か刷新か。両者による前哨戦は徐々に活発化しており、「第二県都」の将来を託すトップの選択に、有権者の関心も高まってきた。

◎逆風警戒、実績アピール/現職・土井喜美夫氏

 土井氏は2005年4月、合併後最初の市長選で初当選した。県議を辞して臨んだ対立候補との一騎打ちで約2万票差をつける5万8000票余を獲得。合併前の旧市長を1期2年務め、1市6町の合併協議をとりまとめた実績が評価され、新市初代市長に就任した。

 今回は、石巻青果市場移転問題、場外舟券売り場併設「オラレ」誘致断念、市臨時保育士のNPO派遣移行中止など1期目半ば以降に招いた市政の混乱が、選挙戦の逆風をつくり出した。

 今年に入ってからも、市タクシー券の私的利用問題が発覚。信頼関係にひびが入った市議会との関係修復を図らないまま選挙戦に突入することになった。土井氏自身も「前回選挙とは状況が違う」と言う。

 「市議会が全員、(わたしを)駄目と言っているのではない。15人は賛成してくれている。(批判的な勢力は18人で)3人足りないだけ。誤解のないように」。1月17日、石巻文化センターであった「新春の集い」(連合後援会主催)で土井氏は、支持者への弁明に必死だった。

 一方では、旧町を中心に後援会の組織固めを本格化させる。各種大会や会合にこまめに顔を出して握手をしたり、「ライフワーク」(土井氏)という朝のつじ立ちで手を振ったりと精力的だ。公立深谷病院の清算、県水産会館誘致など、懸命に実績をアピールする。

◎知名度不足、解消に必死/新人・亀山紘氏

 亀山氏は1月30日、正式に立候補を表明した。土井市政の刷新を訴える市民グループ「チェンジ石巻」(菅野京子代表)が昨年12月、亀山氏に立候補を要請。ほかに市議会の一部会派、経済界、市役所OB、NPOなど、亀山氏を推す声に応えた。

 市内を一望する日和山で立候補表明した亀山氏は、土井市政が市議会と対立し混迷が続く状況を「市民の一人として憂慮している。停滞した市政を前に進めるには、トップが変わらなければならない」と強調。政争が激しい土地柄での政治的なしがらみを排し「市民のための、市民による、新しい石巻を目指す」と、対決姿勢を鮮明にした。

 支持拡大の要となる後援会は、現在10団体で組織。市政刷新を望む幅広い団体が連携し「勝手連」的な活動を展開する。今後も参加団体を募る方針だが、政治的に無名の亀山氏は「現職に比べ知名度不足は否めない」(市議)。後援会メンバーの紹介で支持者回りを本格化させ、知名度不足の解消に必死だ。

 石巻地域産学官グループ交流会の副座長も務める亀山氏の専門は、太陽光の利用。太陽光発電の関連企業や研究機関誘致による産業振興を重点施策の一つに掲げる。得意分野を生かした独自施策が、土井氏との相違点として生かせるかどうか。市民に分かりやすい争点づくりも有権者の関心を高める鍵になりそうだ。
2009年02月12日木曜日

266とはずがたり:2009/02/12(木) 19:56:08
>>265
前回民主は惜敗したような記憶が。。
今回は現職敗北の流れに乗れますかねー。

267とはずがたり:2009/02/13(金) 04:22:41
=秋田2区=

加藤氏、21日以降に県議を辞職 男鹿市長選に出馬へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090211c

 男鹿市選出の加藤義康県議(56)=公心会=は10日開会の2月定例県議会に出席せず、21日以降に県議を辞職する考えを示した。大野忠右エ門議長には「所用のため」として、20日までの欠席を届け出ている。

 加藤氏は、4月12日投開票の男鹿市長選に立候補を表明している。男鹿市選挙区は1人区のため、議長が辞職を県選挙管理委員会に届け出てから50日以内に補欠選挙が行われる。届け出が20日以前に行われた場合、補選は市長選や知事選より前に行われる。加藤氏は「市長選と県議補選の日時をずらさないためには、会期の途中まで議員でいる必要がある」とした上で「個人的な事情もあり、20日まですべて出席することは難しい」と話している。
(2009/02/11 09:53 更新)

268とはずがたり:2009/02/13(金) 12:19:18
川口氏、自民県連と政策協議へ 知事選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090213b

 4月12日投開票の知事選への出馬を表明している川口博小坂町長(61)は12日、自民党県連に「政策協議の場を設けてほしい」と申し入れた。同県連の鈴木洋一幹事長は了承し、来週以降に話し合いの場を持つ方針。

 川口氏は取材に対し、「出馬に向けては県民党の立場でいきたい」と強調。その上で「(川口氏への出馬要請を決めている)民主だけでなく、自民、公明などとも県政に対する意見交換をしたいと思っている」とし、今後、各政党と政策協議の場を持ちたいとの考えを明らかにした。

 14日には、川口氏を支持する県内の民間人が秋田市で会合を開き、知事選に向けた準備のための組織を立ち上げる。
(2009/02/13 08:41 更新)

269とはずがたり:2009/02/13(金) 14:09:20
候補者擁立へ準備会 共産党県委員会など
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090213c

 共産党県委員会(米田吉正委員長)や県内の市民団体、労働組合の幹部らが12日、知事選の候補者擁立を目指す「県民本位の新しい県政をつくる会」(仮称)の「準備会」を立ち上げた。秋田市のジョイナスで初会合を開き、既に出馬表明したり、出馬の意向を明らかにしている3氏への支援は難しいとの考えで一致、独自候補擁立を目指すことを確認した。

 会合には12団体から約15人が参加し、非公開で行われた。同委員会幹部によると、同会の発起人が、数人に出馬を打診したが、承諾を得られていない現状を報告した。

 その後の意見交換で、出馬を表明している前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)、出馬の意向を明らかにしている佐竹敬久秋田市長(61)、川口博小坂町長(61)については、正式に支援を求められた場合は政策の内容を検討するが、3氏のこれまでの政治姿勢から支援は難しいとの認識で一致した。

 同会は、3月の正式発足に向け参加者を募っており、現在37人が参加を申し込んでいる。
(2009/02/13 08:52 更新)

270とはずがたり:2009/02/14(土) 14:39:20

連合秋田、支援候補の結論持ち越し 知事選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090214c

 連合秋田(工藤雅志会長)の第30回地方委員会が13日、秋田市のイヤタカで開かれた。知事選の対応について、民主党県連、社民党県連と協議しながら支援する候補者を決める方針を確認したが、立候補予定者がまだ出そろっていないとして、結論を持ち越した。既に出馬要請を決めるなど知事選への対応で先行する民主党県連に対し、工藤会長が懸念を示す場面もあった。

 委員会終了後、工藤会長は「きょう決めたかった。しかし、正式に出馬表明している立候補予定者が1人という状況では、推薦や支持は出せない。推薦、支持に関して、組合員に周知するには時間が必要。2月中にも決めたい」と話した。

 民主党県連が既に川口博小坂町長(61)への出馬要請を決めたことについては、「民主党県連は政策手腕を評価しているようだが、連合は、あくまでも政策の実現、政権交代を目指して、民主、社民との枠組みを重視したい」と、先行する民主党県連の対応に懸念を示した。

 また、委員会のあいさつでは、民主党県連幹部が「工藤会長は佐竹敬久秋田市長への思いが強いようだ」と発言したことに触れ、「私が(佐竹氏と同じ)県職員出身ということで(の発言で)迷惑を掛けた。皆さんと一緒に方向性を打ち出したい」と述べ、組織としての結論を最重視する姿勢を示した。
(2009/02/14 09:53 更新)

佐竹氏「政策聞く場、設定を」 知事選、自民県連に要請
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090214d

 4月12日投開票の知事選に出馬する意向を固めている佐竹敬久秋田市長(61)は13日、自民党県連に「政策を聞いてもらう場を設けてほしい」と要請した。鈴木洋一幹事長が了承し、今後、党所属県議による常任総務会を開き、考えを聞く方針を伝えた。

 佐竹市長は「要請は各政党に行い、市長辞任後に接触する考えだ」と話している。

 同党県連には、立候補を正式表明している佐藤正一郎氏(55)が支援を要請したほか、出馬の意思を固めた川口博小坂町長(61)も政策協議を申し入れた。佐竹氏の要請により、立候補を予定している3氏が正式または事実上の支援要請をした形となっており、知事選への態度を決めていない自民党の対応が注目される。
(2009/02/14 09:59 更新)

271千葉9区:2009/02/14(土) 16:10:59
>>270
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090214ddlk05010063000c.html
選挙:知事選 民主県連の川口氏出馬要請、連合秋田・工藤会長が不快感 /秋田
 連合秋田は13日、地方委員会を開催。衆院選などで支援する民主党県連が小坂町長の川口博氏(61)に知事選への出馬要請をしたことについて、工藤雅志会長は「今の構図を見ると、自民と反自民の構図といえるのか私には理解できない」と不快感を示した。

 知事選には前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を正式表明。秋田市長の佐竹敬久氏(61)と川口氏が事実上の出馬表明をしている。

 民主党県連から連合側に川口氏支援について要請はないといい、「自主投票も含めすべてが選択肢」と話した。今月中にも組織としての知事選への対応を決めたいとしている。【百武信幸】

毎日新聞 2009年2月14日 地方版

272千葉9区:2009/02/14(土) 16:11:50
>>121
http://npn.co.jp/article/detail/88718326/
2009年02月13日(金曜日)
柳葉敏郎 秋田県知事選出馬か
 出身地・秋田県の知事選出馬のウワサが浮上した俳優の柳葉敏郎(48)。同知事選は今年4月12日に投開票が行われる。今年クランクインする映画「踊る大捜査線」の続編に、出演内定といわれたが、ここにきて出演しないことが確定的に。土壇場での知事選出馬表明の可能性が浮上しているからだ。宮崎・東国原知事、大阪・橋下知事に続く“タレント知事”の仲間入りとなるのか?

 「柳葉本人はハッキリ言ってあまり乗り気じゃない。しかし、今度の知事選に出馬を表明しているほかの顔ぶれを見渡してみると柳葉の敵ではない。柳葉をプッシュしようという勢力もあり、水面下で出馬に向けた準備が行われている可能性もある」(秋田県の政界関係者)
 寺田典城知事(68)の任期満了に伴い行われる秋田県知事選は3月26日告示、4月12日投開票。寺田知事は10日、県議会2月定例会本会議で知事選に出馬せず、初当選時の公約通り、3期目の今期限りで退任することを正式に表明した。
 「寺田知事は、とにかく人気がなかった。全国で初めて市町村別の学力テストの平均正答率を公表したことで、不人気に輪をかけてしまった。おそらく、県民の支持率は2割そこそこではないかと思う」(同)
 知事選には前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明。秋田市長の佐竹敬久市長(61)が出馬の意思を固め、小坂町長の川口博氏(61)も出馬に意欲を見せている。

 「この中だと、佐竹市長が有利だが、柳葉が出馬したら圧勝するだろう。当初は当選が危ぶまれていた東国原知事と、橋下知事も今や支持率8割を超える。柳葉は2人に学歴では劣るかもしれないが、知名度は劣らない」(同)
 今年、柳葉の大きな仕事になると思われていたのが、クランクイン予定の「踊る大捜査線」の映画版の続編。しかし出演話はなくなったようだ。
 「主演の織田裕二との確執がネック。あと、織田は8月はまるまる『世界陸上』の仕事が入っているので、プロモーションなどで稼動できない。そのためクランクインが秋以降にずれ込む可能性もあり、柳葉は出演NG。その代わりなのか、柳葉は『踊る大捜査線』のチームが製作した公開中の映画『誰も守ってくれない』にキーパーソン役で出演。一方、織田はフジテレビ開局50周年映画で7月公開の『アマルフィ 女神の報酬』に主演。こちらはプロモーションで稼動することからも『踊る大捜査線』が先延ばしになっているのが分かる」(映画関係者)

 柳葉は約3年前から妻子とともに故郷である同県大仙市に住み、「住民票も移し、同市の旅館内に私財を投じ自分の資料館を設立した」(週刊誌記者)というから、郷土愛の深さも東国原、橋本両知事にひけをとらない。
 「あとは、出馬することに本人が納得するかどうか。『もっと勉強してから』と思えば、4年後の出馬になる。秋田に骨を埋めたのは政界進出を見据えてのこと」(同)
 ひと足先の3月29日に投開票の千葉県知事選には俳優で元衆院議員の森田健作氏(59)が出馬を表明。今春、一気に2人の“タレント知事”誕生実現か!?

273千葉9区:2009/02/14(土) 16:24:15
>>250
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090214ddlk02010275000c.html
選挙:青森市長選 共産党、鹿内県議を支援へ /青森
 任期満了に伴う4月の青森市長選で、共産党の東青地区委員会と市議団は13日、立候補を表明している県議の鹿内博氏(60)=県民クラブ、5期目=を支援すると発表した。

 鹿内氏の政治的立場や「市民100人委員会」の設置など、多くの点が同党の考えと一致するという。鹿内氏の立場に沿い、政策協定は結ばない方針。

 鹿内氏は「私の基本的政策を見ていただいた上での自主的な支援と受け止めている。市民の声を反映する市政を目指し、選挙に臨みたい」と述べた。【山本佳孝、野宮珠里】

毎日新聞 2009年2月14日 地方版

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090214t21013.htm
青森市長選 共産候補擁立を断念
 任期満了に伴う青森市長選(4月12日告示、19日投票)で、共産党東青地区委員会は13日、青森市内で記者会見し、独自候補の擁立を見送り、立候補を表明した無所属新人の青森県議鹿内博氏(60)を自主的に支援する、と発表した。

 青森市長選には鹿内氏以外に、旧市を含めて通算で6選を目指す現職の佐々木誠造氏(76)と、無所属新人の市議関良氏(50)が出馬の意向を明らかにしており、これで三つどもえの構図がほぼ固まった。

 同委員会は独自候補の擁立を模索してきたが、反現職票が分散されることを懸念。「市民の最大の声は市長の交代」として擁立を断念した。畑中孝之委員長は「鹿内氏とは合併特例債を使った公共事業の見直しなど政策面で一致する点が多く、支援を決めた」と説明した。

 鹿内氏は党や政治団体からの推薦・支持は受けず、政策協定も結ばない考えを示していることから、同委員会は自主的な支援という形を取るという。
2009年02月14日土曜日

274千葉9区:2009/02/14(土) 16:25:30
>>122
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090214t11046.htm
タクシー券交付・使用を厳しく制限 仙台市
 仙台市の梅原克彦市長のタクシーチケットの不適正使用問題を受け、市は13日までに、全庁的なタクシーチケット利用のルールを定めた要綱をまとめた。使用基準などを従来の申し合わせ事項よりも厳密にし、チケットの交付前後で不適正な使用をしていないか確認できるようにした。16日に施行する。

 新たな使用基準は(1)公用車や公共交通が使えない(2)市の付属機関の委員や研修の外部講師の送迎(3)深夜や早朝に及ぶ勤務で公共交通を使えない―といった場合に限定した。市長、副市長については、公用車の代用としてタクシーを使うことを認めた。

 職員へのチケットの交付状況を管理するため、新たに交付管理簿への記入も義務付けた。

 チケットを交付する場合、所属課長などが日付や職員の名前、使用理由、経路、チケットの通し番号を管理簿に記入。タクシー会社から支払いの請求が来た際、使われたチケットと照らし合わせてチェックする。

 梅原市長の一連の問題では、チケットを束ごと受け取り、実質的に無制限に使っていたことや第三者に譲渡していたことなどが明らかになった。

 要綱には、必要な場合に必要な枚数のみを交付することを盛り込んだ。市の付属機関の委員などに交付する場合は、職員が日時や付属機関の担当課、使用者名をあらかじめ記入。運転手に渡す際に経路や料金など必要事項を記載するよう、委員に申し伝える。

 対象は梅原市長をはじめとする市長部局のほか、市立病院や市ガス局など公営企業も含む。

 東京事務所でのタクシークーポン券の使用も、要綱に準じる。
 要綱をまとめた総務局は「従来より使用状況のチェックを厳しくし、市民の信頼が得られるよう職員全員が適正な使い方を徹底したい」と話している。
2009年02月14日土曜日

275とはずがたり:2009/02/15(日) 04:29:33

2009年2月13日(金)
共産、鹿内氏を支援/青森市長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090213225137.asp

 共産党東青地区委員会と党青森市議会議員団は十三日、市議会で会見し、任期満了に伴う青森市長選(四月十二日告示、同十九日投票)に独自候補を擁立せず、既に出馬表明している同市選出の県議・鹿内博氏(60)を自主的に支援することを明らかにした。

276とはずがたり:2009/02/15(日) 11:35:18
2009年2月14日(土)
つがる市長選、あす告示
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090214190301.asp

 任期満了に伴うつがる市長選は十五日に告示される。再選を目指す現職の福島弘芳氏(63)=無所属=以外に具体的な出馬の動きはなく、無投票当選となる公算が大きい。複数の立候補届け出があれば、二十二日の投票日に向けた七日間の選挙戦が始まる。

277とはずがたり:2009/02/15(日) 11:46:36
佐竹秋田市長、24日に辞職へ 市長選は知事選と同日選に
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090215a

 4月12日投開票の知事選に出馬する意向を固めている佐竹敬久秋田市長(61)は14日、取材に対し、今月20日に市議会議長へ辞職届を提出する考えを明らかにした。辞職は24日付。23日に開かれる市臨時議会で同意される見通し。

 佐竹市長が24日付で辞職することで、公職選挙法の規定によって知事選と秋田市長選が同日に行われることがほぼ確定的となった。

 佐竹市長は先月末の段階で「選挙が重なると投票率が上がり、民意が反映される。経費も省ける」などと語り、当初から市長選と知事選が同日選となることを視野に辞職のタイミングを探ってきた。新年度予算案を提出する2月定例市議会が目前に迫っていたことや、現職市長としての重要公務が重なっていたことなどを踏まえながら調整を続けてきた。

 佐竹市長が議長に辞職届を提出すると、議長は公選法の規定により、5日以内に市選挙管理委員会に通知。市選管は通知を受けた日の翌日から50日以内に選挙を行わなければならない。このため市長選は知事選と同日となることがほぼ確実となった。
(2009/02/15 09:30 更新)

穂積県議、出馬に意欲 秋田市長選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090215d

 次期秋田市長選に関し、同市選出の穂積志県議(52)=みらい21=は14日、取材に対して「後援会の皆さんから出馬を要請されている。佐竹敬久市長の動向を見て、近く決めたい」と話し、立候補に意欲を示した。

 穂積氏はこの日、同市で行われた自身の後援会新年会であいさつ。「8年前に市長選に出馬して敗れたが、公約に掲げた除排雪の強化や中心市街地活性化などの方向性は間違っていなかった」と意欲を見せた上で「今回の市長選が4月の知事選と同日になるか、まだ分からない。(最終的な判断まで)もう少し時間を下さい」と話した。

 穂積氏は同市議を経て、1995年から県議。2001年の同市長選に出馬し、佐竹氏に2288票差で敗れた。同年の県議補選で当選した。

 同市長選をめぐっては、淡路定明県議(49)=同市選出=が出馬に意欲を示しているほか、冨樫博之県議(53)=同=も立候補に含みを残す発言をしている。
(2009/02/15 10:01 更新)

278とはずがたり:2009/02/15(日) 12:24:13
知事選「連合を軸に」、社民党県連定期大会 山本代表ら三役再任
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090214s

 社民党県連(山本喜代宏代表)は14日、秋田市のルポールみずほで定期大会を開き、4月12日投開票の知事選は「連合を軸とした枠組みを尊重して戦う」とした2009年度の運動方針を決め、山本代表ら三役を再任した。

 県内の代議員ら約60人が出席。山本代表はあいさつで、知事選出馬の意思を明らかにしている川口博小坂町長(61)について「民主党が出馬要請したと報道されたが、野呂田芳成氏も応援すると伝えられる。そんな中で社民党が乗れるのかという気持ちはある」とし、同じく知事選出馬の意思を固めた佐竹敬久秋田市長(61)については「全国市長会長として定額給付金の問題に分かりやすく反論した点で評価する声もある」と述べた。その上で「連合や平和労組と協議しながら党として方針を定めたい」と話した。

 来賓あいさつで、民主党県連の寺田学代表が「衆院選秋田1、3区で自分と京野公子県連副代表を推薦してもらい感謝している。2区で山本代表を当選させるため、県連として応援する」、連合秋田の工藤雅志会長は「共闘関係にある民主、社民と一緒になって政権交代の実現に努力したい」と述べた。平和労組の伊藤正通議長は知事選について「寺田知事には(県職員の賃金引き下げや全国学力テスト市町村別成績の公表問題で)煮え湯を飲まされた。寺田県政が引き継がれることは認められない」とした。
(2009/02/14 22:17 更新)

279千葉9区:2009/02/15(日) 12:48:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090215t41013.htm
自民憂うつ秋田知事選 擁立失敗と山形ショック 
 秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)で、12年ぶりの県政与党復帰に燃えていたはずの自民党が、すっかり意気消沈している。独自候補の擁立に失敗し、1月の山形県知事選で自民党が支援した現職候補が敗れた衝撃で、主戦論は吹き飛んだ。無所属で出馬する候補に乗るしかない状況だが、県連内は支援相手をめぐり真っ二つに割れていて、「もう自主投票だ」との声さえ上がっている。(秋田県知事選取材班)

 「自民党の知事選は、あの時に終わったんだ」。今月10日の常任総務会。ある若手県議は、戦う姿勢を訴える幹部を横目に、つぶやいた。

 「あの時」は昨年12月下旬、満を持して出馬を打診した読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏(62)=三種町出身=が不出馬を伝えた時だ。知名度があり、有力な独自候補になると見込んでいただけに、若手県議は「橋本さんがOKしてくれていれば」と今も悔やむ。

 追い打ちを掛けたのが、山形県知事選だ。秋田県連の鈴木洋一幹事長は「単純に自民対非自民の構図ではなかった」とみる一方、「自民党単独の支援で勝つのは難しいと思った」と明かす。

 主戦論は吹っ飛び、県連内では「積極的に動けば、候補者に自民色を付けることになり迷惑だ」と自虐論さえ聞こえる。

 自民党は過去3度の知事選で、寺田典城知事(68)に対抗馬を立てたが敗れた。2005年の前回は独自候補の擁立に失敗し、土壇場で無所属候補に乗った。今回は同じ道はたどるまいと、昨年6月に早々と候補者選びに着手。県政奪還の準備を進めるはずだった。

 「このままでは、05年の繰り返しになる。執行部は責任を取るべきだ」(中堅県議)と厳しい声も上がる。

 鈴木幹事長は「自主投票にはしたくない。候補者の一本化を目指す」と語る。支援先は、出馬が濃厚な3人の首長経験者のうち、小坂町長の川口博氏(61)と秋田市長の佐竹敬久氏(61)に事実上絞られたが、どちらかにまとまる見通しはない。

 川口氏については、産業振興などの手腕を高く評価する声がある。ただ、民主党が出馬要請を決めており、次期衆院選への影響を考えて2の足を踏む向きがある。寺田知事の次男が民主党県連代表ということで「反寺田の基本軸がぶれる」と否定的な見方もある。

 佐竹氏は1997年の知事選に出馬した際、自民党が推薦し、落選後は県連顧問を務めた。最近は反寺田色を強めており、同調する県議は少なくないが、「大事なのは推した候補が勝つことだ」と民主党との相乗りを容認する声も広がる。

 ベテラン県議は「無理やり一本化して党内が分裂したら大変だ。情けないが、自主投票しかない」とぼやいている。
2009年02月15日日曜日

280千葉9区:2009/02/15(日) 12:54:01
>>277
穂積志県議(52)=みらい21=
淡路定明県議(49)=いぶき=
冨樫博之県議(53)=自民党=

秋田市 定数13−候補18 (選管確定)→自3民1公1社1共1国1無5/自2無3
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 19,184(12.5%) 穂積 志 50 無所属 現 5 (元)旧秋田市議=みらい21所属
当 13,772(9.0%) 田口 聡 52 公明 現 2 党県代表
当 13,393(8.7%) 冨樫 博之 51 自民 現 4 (元)衆院議員秘書・リース会社役員
当 12,289(8.0%) 中泉 松司 27 自民 新 1 (元)参院議員秘書・農業
当 10,519(6.8%) 山内 梅良 59 共産 現 2 党県常任委員
当 9,887(6.4%) 石川 ひとみ 56 社民 新 1 党県副代表・石鹸推進運動
当 8,618(5.6%) 石川 錬治郎 67 国民 新 1 党県支部代表
当 8,297(5.4%) 工藤 嘉範 49 無所属 新 1 農業・工藤嘉左衛門(新生会所属)息
当 7,950(5.2%) 北林 康司 65 自民 現 6 (元)県会議長
当 7,879(5.1%) 淡路 定明 47 無所属 現 2 (元)民主党県代表・秋田市議=いぶき所属
当 7,807(5.1%) 高松 和夫 64 民主 現 5 (元)党県幹事長
当 7,221(4.7%) 鈴木 孝雄 62 無所属 新 1 (元)旧秋田市議・前回次点
当 7,204(4.7%) 瀬田川 栄一 59 無所属 現 2 (元)旧秋田市議=みらい21所属
□ 6,073(4.0%) 竹下 博英 53 自民 新 党支部幹事長・旧雄和
□ 5,031(3.3%) 黒崎 一紀 48 自民 新 (元)衆院議員秘書・旧雄和
□ 4,627(3.0%) 小松 健 60 無所属 新 (元)秋田市議
2,684(1.7%) 中川 猛夫 57 無所属 新 調剤薬局社長 >>3734
1,307(0.9%) 京極 利美 59 無所属 新 政治団体代表

281とはずがたり:2009/02/16(月) 02:30:43
>>257-258
秋田2区の名無しさん,解説感謝です。
寿司屋の人,惨敗でしたね。。

現職・渡辺氏が大差で再選 五城目町長選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090215q

五城目町長選開票結果
 当 5,616 渡辺 彦兵衛 61 無現
 次 1,358 加賀屋  誠 55 無新

▽有権者数9,833(男4,531、女5,302)▽投票者数7,044▽有効6,974▽無効70▽不受理0▽持ち帰り0▽投票率71・64%(男70・96%、女72・22%)

 任期満了(今月24日)に伴う五城目町長選は15日、町内14カ所で投票を行い、午後8時から役場正庁で即日開票された。その結果、現職の渡辺彦兵衛氏(61)が5616票を獲得、新人の飲食店経営加賀屋誠氏(55)に4258票差をつけて一騎打ちを制し、再選を果たした。投票率は71・64%で、2005年2月の前回町長選を13・62ポイント下回り、過去最低となった。

 渡辺氏は4年間の実績を強調。町当局と住民が連携して施策を展開する「協働のまちづくり」の推進や雇用の確保、五城目朝市を中心とした経済活性化策を掲げ、支持を訴えた。地盤の町中心部を手堅くまとめたほか、農村部でも票を伸ばした。

 加賀屋氏は告示まで約3週間と迫った先月21日に出馬表明。町特別職と議員の給与・報酬削減を財源とした学校給食無料化などを打ち出したが、浸透し切れなかった。
(2009/02/15 21:28 更新)

282秋田2区の名無し:2009/02/16(月) 18:28:08
私も惨敗した方に入れましたが、はっきりいって活気がなかった選挙でした。
前回は4500:3500ぐらいだったのですが。
争点がまるでないのと現職である、というのは現職にはもってこいの要素ですからねぇ。

283とはずがたり:2009/02/16(月) 19:35:38
>>282
なるほど。
前回落選の佐藤氏がリベンジするならそのまま出た方が良かったかも知れませんね。。

284とはずがたり:2009/02/16(月) 20:30:51
もう合併は過去の争点なんでしょうかねぇ。

三川の新町議10人決まる
2009年02月15日 22:51
http://yamagata-np.jp/news/200902/15/kj_2009021500260.php

 任期満了に伴う三川町議選は15日、投票が行われ、即日開票の結果、10人の新たな顔触れが決まった。投票率は76.96%。前回(80.74%)を3.78ポイント下回った。

 当選したのは、現職6人、元職2人、新人2人。現職が強みを発揮し、立候補した6人全員が当選、上位5位までを占めた。元職1人と新人1人が伸び悩み、涙をのんだ。

 同町議選は今回から定数が2削減されて10となり、現職6、元職3、新人3の計12人が激戦を繰り広げた。

285千葉9区:2009/02/16(月) 21:26:20
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090216l
“四重選挙”で投票箱不足の懸念 知事選投開票日、県内各選管
 4月12日の知事選投開票日に、市町長選、県議・市議の補選まで重なる可能性がある自治体で、投票箱の不足が懸念される事態となり、県内の各選管職員が頭を悩ませている。四重選挙となった際に備え、各選管は投票箱の購入や他市町村からの借り受けなども検討しているが、候補者が出そろっていない自治体も多く、選管職員からは「選挙がいくつ重なるかで対応が変わる。早く顔触れが決まってほしい」と本音も漏れる。

 任期満了に伴う北秋田市長選には、これまで新人2人が出馬を表明。このうち1人が立候補に伴い県議を辞職したため、公選法の規定で知事選と同日に選挙を行うことが確定。さらに現職市議が県議補選への出馬の意向を固めており、この市議からの辞職通知を3月25日以前に市選管が受理すれば、市議補選も同じ日に行われることになる。

 同市選管は「衆院選では選挙区、比例区、最高裁裁判官の国民審査の3種類の投票を行っている。三重選挙までは投票箱を用意できるが、市議補選が重なれば間に合わなくなる」。今後の対応については「新たに買うか、近くの市町村から借りることを想定している。いずれにしても選挙がいくつ重なるのか早く決まってほしい」と話す。

 男鹿市長選には現職県議と市議らが立候補を表明しており、知事選、市長選、県議・市議補選が重なる公算が高い。「そうなれば投票箱の数が足りなくなるばかりでなく、投票所のスペースが手狭になることも懸念される」と同市選管。投票用紙を色分けした上で、一つの投票箱に複数の選挙の投票をしてもらうことなども考えているという。

(2009/02/16 14:07 更新)

286秋田2区の名無し:2009/02/17(火) 00:01:58
>>282 >>283
 隣の井川町というところも前回は無投票の様子でしたが、現職の計らいで八百長のような感じで新人が出たことがあります(うちの親父の親戚の情報より)。「次はお前に譲るから、今回は練習のつもりで出馬してみろ。」のようでした。
 少しばかりは町内にお金が回るということではいいかもしれませんね(笑)。

287とはずがたり:2009/02/17(火) 00:03:43
凄い鷹揚ですねw
対立候補として出ただけで干されるみたいな所と較べて随分と現職に余裕があるなぁ。。(゚Д゚;)

288とはずがたり:2009/02/17(火) 00:59:10
>>261
>選管担当者からは「4年ごとに同日選をやると考えると悩ましい」とのため息も漏れていた。

>>285
>“四重選挙”で投票箱不足の懸念 知事選投開票日、県内各選管

投票率の事考えると選挙は重なった方がいいと 思うんですけど役人は忙しいのイヤだしそもそも選管は投票箱に余裕がないんですな。

投票箱ぐらい隣県等から掻き集めて来れば宜しいと思うが。
啓発費用や看板費用など考えると投票箱を借りてくる費用などたかが知れてると思うのだけど。

289千葉9区:2009/02/17(火) 21:17:52
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090217ddlk05010139000c.html
佐竹・秋田市長:辞職を表明 知事選・市長選、同日投開票へ /秋田
 秋田市の佐竹敬久市長は16日の会見で、知事選(4月12日投開票)出馬に伴い、24日付で辞職する考えを明らかにした。20日に市議会議長に辞職届を出し、23日開会の臨時市議会で同意される見通し。知事選と市長選は同日選になるとみられる。

 佐竹市長は「今週末に議長に辞職のお願いをする。臨時議会は私の議会の最後になる」と出馬への決意を改めて示した。

 公職選挙法では、市長が市議会議長に辞職届を提出後、議長は5日以内に市選管に通知。市選管は通知の翌日から50日以内に市長選挙を実施すると定めている。市選管は、両選挙を同日に実施できるよう調整する方針。

 佐竹市長はこれまで、市長選と知事選は同日が望ましいとの考えを示していた。【岡田悟】


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090217-OYT8T00190.htm
3県議が秋田市長選「検討」
佐竹・秋田市長は辞意表明、知事選へ

 4月12日投票の知事選で、出馬の意志を固めている秋田市長の佐竹敬久氏(61)が、16日、今月24日付けで市長を辞職する考えを表明した。事実上の出馬表明となる。一方、辞職に伴い行われる秋田市長選には現職県議3人が出馬を検討しており、知事選とともに県都決戦もいよいよ本格化してきた。

 秋田市長の佐竹氏が事実上の出馬表明をしたことで、秋田市長選が4月5日告示、同12日投票で行われることが確実となった。市長選への出馬が取りざたされている秋田市選出の県議3人は16日、読売新聞の取材に対し、いずれも「出馬を検討している」と述べた。

 出馬を検討している県議は、穂積志氏(51)(みらい21)、冨樫博之氏(53)(自民)、淡路定明氏(49)(いぶき)の3人。

 穂積氏は「中央街区(秋田市中通の日赤・婦人会館跡地)を含めて街づくりの方向性を示し、人の集まるところや流れをつくりたい。新市庁舎の計画は凍結したい」と話した。

 穂積氏は、今月23日に予定している市内の若手経営者らとの意見交換会で秋田市の展望を話し合い、その後、後援会と協議して出馬の判断をしたい意向で、「3月1日から14日までに結論を出したい」との見通しを示した。

 冨樫氏は「後援会と検討している。3月に入ってから結論を出したい。ほかにどういった人が出るのかも判断材料だ」と語った。

 淡路氏は「中央街区の開発には反対。出馬を迷っている部分もあるが、県議会最終日の3月10日までに判断する」と述べた。淡路氏は以前、民主党県連代表を務めたが、同県連の寺田学代表は今月6日の常任幹事会後、「淡路氏の支援を検討する」と話している。

     ◇

 秋田市長の佐竹氏は16日の定例記者会見で、知事選に向けて準備を進めるため、市長職を退く考えを明らかにした。20日に市議会議長あてに辞職届を提出し、23日の臨時市議会で同意を得て、24日付で辞職する。

 佐竹氏は「今週の公務を責任を持ってこなした上で、市議会議長に市長職を退くことをお願いする。臨時会が私の最後の議会となる」と述べた。辞職理由について記者から「知事選への出馬のためか」と問われると、「はい」と答えた。正式な出馬表明と公約の発表などは後日、改めて記者会見を開いて明らかにする。

 公職選挙法では、議長が市長からの退職の申し立てを市選管に通知した翌日から50日以内に市長選を行うとしており、知事選との同日選がほぼ確実となった。

 一方、知事選に出馬の意志を固めている小坂町長の川口博氏(61)は、18日に秋田市で民主党県連の幹部らと会談する。党県連は今月6日の常任幹事会で、川口氏への出馬要請を決めており、県連側が会談を求めていた。

 民主党県連の高松和夫代表代行は「常任幹事の中には、川口氏と面識の無い人もいるので、川口氏の考えなどを聞きたい。出馬要請もする」と話している。

 知事選にはこのほか、前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明している。

(2009年2月17日 読売新聞)

290千葉9区:2009/02/17(火) 22:17:07
出るつもりだったのか!?
リンク先画像に各会派の評価があるが、全会派がネガティブ評価
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090217t11036.htm
再選へ意欲満々? 仙台・梅原市長任期残り半年
 仙台市の梅原克彦市長は、21日で任期残り半年となる。今のところ再選に向けた意思を明らかにしていないが、周囲には「意欲満々」(市幹部)という見方も広がっている。市議会には3年半の梅原市政に冷ややかな評価が少なくなく、水面下では対立候補擁立の動きが起きつつある。

 「一律男女共学化の反対集会に来ていた高校生のお母さんたちは『選挙になったら女性軍団をつくって梅原さんを応援します』とVサインを見せました」

 1月下旬、複数の市議の自宅に郵送されてきた文書が波紋を広げた。県立高校の一律男女共学化に反対する団体から送られたもので、一律共学化への反対と、梅原市長を支持する内容がつづられていた。

 市政と直接関係のない県立高校の一律共学化に対し、梅原市長が反対を叫んできたことも、「市長選をにらんだ布石」との憶測を呼んでいる。

 手紙を受け取った市議は「梅原市長は仙台一高出身。別学支持者の支援を得るのが目的のパフォーマンスで、狙い通り支持してくれる団体があるのだろう」と指摘する。

 市長選への立候補について、梅原市長は「残りの任期を1日1日仕事するだけ」という「公式見解」を繰り返す。16日に開会した市議会2月定例会の施政方針でも、立候補については触れなかった。

 無所属を含む市議会7会派の幹部の梅原市政に対する評価と、現時点での市長選へのスタンスは=表=の通り。

 「市役所に緊張感をもたらした一方、バランスを欠いている」(民主クラブ仙台・木村勝好幹事長)「福祉施策に力を入れているが、国の追随」(公明党市議団・笠原哲団長)「家庭ごみ有料化など市民には負担を求めながら、自身は公私の区別がない」(共産党市議団・福島かずえ団長)と、与野党とも厳しい視線を送る。

 今月に入り、以前から梅原市長に批判的だった渡辺博市議が「市長に厳しく臨みたい」として、最大会派の改革ネット・自民を離脱した。
 市役所OBや一部の会派が候補者探しを始めている。「3月から4月ごろまでには、候補者は絞られてくる可能性もある」と市議の一人はみている。

291とはずがたり@鎌さゆファソ:2009/02/17(火) 22:43:25
>>290-291
リンク先の評価転載〜♪
梅原ははっきり言って独りよがりのバカ。
此処は是非鎌田さゆり様に出て圧勝していただきたいっす(`・ω・´)

=表=
_______ 3年半の梅原市政の評価______ 市長選へのスタンス
改革ネット・自民  市民,市職員から十分に信頼されていない 未定
野田幹事長
民主クラブ仙台  自身の理念先行で多くの軋轢を生んでいる 未定
木村勝好幹事長
きぼう 鈴木勇治代表 「上から目線」で職員の力を引き出せていない 未定
公明党市議団   市民感覚から乖離しているのが心配    未定
笠原哲団長 
共産党市議団  行政手腕以前に政治家としての資質に問題 不支持
福島かずえ団長
社民党市議団  市民協働,情報公開を否定し,市政を私物化している 不支持
辻隆一代表
無所属 渡辺博市議 多様な価値観を認めず,市民から遊離している 不支持
2009年02月17日火曜日

292千葉9区:2009/02/17(火) 23:06:47
>>289
プロフィールからみるに、
穂積:保守系
淡路:市民派
んな感じですね。ちなみに、淡路は国際結婚してるみたい。

293秋田2区の名無し:2009/02/19(木) 20:36:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090219t41004.htm
最後の定例会やっぱり対立 寺田知事と秋田県議
 秋田県議会2月定例会で、今期限りで退任する寺田典城知事と議会の対立が、またもや鮮明になっている。与野党を問わず県政運営への批判を展開する議会に対し、知事はかたくなに持論を強調して譲らない。3期12年に及ぶ寺田県政総決算の舞台で、議論が全くかみ合っていない。

 10日に開会した2月定例会は16、17の両日、代表質問と一般質問を行った。寺田知事の政治姿勢や県政運営を評価する声より、批判の声が上回っている。
 野党の最大会派・自民党の鶴田有司議員は、知事肝いりの情報公開に切り込んだ。市町村教委が反対する中、全国学力テストの市町村別成績を公表したことについて、「(知事の)手法は独断的。知事になりたてのころは、緊張した面持ちや謙虚さを感じたのだが」と非難した。

 与党の第二会派「みらい21」の樽川隆議員は、知事が行財政改革を進めた結果、職員数が減って事務ミスが多発していると指摘。「改革は果たして、簡素で効率的な県政運営を確立したと言えるのか」と皮肉った。
 こうした非難の声に、知事は議会に根回ししない自身の流儀を引き合いに出して、真っ向から応酬。「議会と対立する場面は多かったが、県民の県政への関心が高まったのは事実。個別の政策の評価は後世に譲るとして、自由な政治風土を醸成できたことが一番の成果だ」と強調した。

 長年対立を繰り返してきた両者だが、寺田県政最後の定例会だけに、本質的な議論を期待している県民は多い。
 相変わらずの“いがみ合い”に、傍聴していた秋田市の中年男性はため息交じりに話した。「互いに主張をぶつけ合っているだけ。いつになったら、この場で中身のある建設的な議論を聴けるのか…」。
2009年02月19日木曜日

294秋田2区の名無し:2009/02/19(木) 20:37:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090219t41003.htm
民主県連、川口氏を支援 秋田県知事選
 民主党秋田県連は18日の常任幹事会で、知事選(3月26日告示、4月12日投票)に立候補する意思を固めている小坂町長の川口博氏(61)を支援することを決めた。

 常任幹事会を前に、県連は川口氏を招いて意見交換した。川口氏は「一生懸命、秋田のために命がけで頑張りたい。3月の町議会終了と同時に正式な出馬表明にこぎ着けたい」と述べた。

 県連の寺田学代表は終了後、「産業と雇用の創出、内向きの県政に戻さない県財政の立て直しなどの点で、川口氏と考えが一致した」と話した。常任幹事からは、大手企業の役員を観光大使に据えた人脈の広さに期待する声が上がったという。

 川口氏は、今期限りで退任する寺田典城知事の県政運営について、行政改革と情報公開を評価したが、県議会との対立や説明不足を問題点として挙げ、是々非々の立場を強調した。
2009年02月19日木曜日

295秋田2区の名無し:2009/02/19(木) 20:39:41
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090219e
自民党県連、3氏から政策聴取へ 知事選、独自候補打診は不調

自民党県連は18日、党所属県議による常任総務会を開き、4月12日投開票の知事選に向けて、現時点で出馬を予定している3氏から政策などの考え方を聞くことを決めた。日程は、来週以降で調整する。

 常任総務会では、鈴木洋一幹事長が「独自候補擁立を断念しているわけではない」とも述べ、今月に入り、在京で本県出身の民間人に出馬を打診したが、前向きな返事を得られなかったことも報告した。

 同党県連に対しては、前羽後町長の佐藤正一郎氏が正式に支援を要請しているほか、佐竹敬久秋田市長、川口博小坂町長も政策面の考えを聞いてほしいと申し入れるなど、事実上の支援要請をしている。同党県連は、政策などを聞いた上で、支援するかどうかを決める方針。

 鈴木幹事長は「党として独自候補の擁立は厳しくなっているのは事実。3氏からの支援要請を受け、考えを聞きたい」と話している。

296とはずがたり:2009/02/20(金) 17:01:25
サスケ元岩手県議を逮捕 電車内で乗客けった疑い
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090220t33047.htm

 電車内で乗客に携帯電話のカメラで撮影されたのに腹を立て、けるなどしたとして、警視庁南千住署は20日までに、暴行の現行犯で覆面プロレスラーで元岩手県議のザ・グレート・サスケ(本名・村川政徳容疑者(39)を逮捕した。

 南千住署によると、サスケ容疑者は「もみ合いになったが、暴行はしていない。おれにも肖像権がある」と供述している。

 逮捕容疑は19日午後11時50分ごろ、東京都内のJR常磐線北千住−南千住間の電車内で、東京都荒川区の男性会社員(36)の携帯電話を投げ付けた上、胸ぐらをつかんだり、けったりした疑い。サスケ容疑者は覆面姿だった。

 2人は南千住駅で下車。近くにいた人が通報し、駆け付けた南千住署員に逮捕された。

 サスケ容疑者は1993年「みちのくプロレス」を結成。2003年には岩手県議に当選。07年には、岩手県知事選に出馬したが落選した。覆面を着けたまま議員活動を続けたことで話題になった。
2009年02月20日金曜

297千葉9区:2009/02/21(土) 15:07:07
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/090220/akt0902200247000-n1.htm
【特報 追う】対立構図いまだ描けず 秋田県知事選
2009.2.20 02:46
 任期満了に伴う秋田県知事選は、告示まで1カ月余り。昨秋から官民さまざまな名が浮かんでは消えてきたものの、ようやく候補者の顔ぶれが揃ってきた。だが、先月に知事選が行われた隣県、山形と違い「自民対反自民という従来の対立構図では見えにくい」ようだ。各政党や団体の思惑、候補者たちの地域事情が複雑に絡み合い、まだ選挙戦の構図は描けていない。(宮原啓彰)

 知事選には、これまで前羽後町長、佐藤正一郎氏(55)が出馬表明し、秋田市長の佐竹敬久氏(61)も20日、正式表明する見通しだ。また、小坂町長の川口博氏(61)が出馬の意向を固め、県北、県央、県南の首長経験者が名乗りを上げた格好となっている。

 10日に開会した2月県議会。12年間、知事の椅子(いす)に座ってきた寺田典城知事は「3選を超えて在任しないとの公約を守り今期限りで退任する」と引退表明した。その寺田知事の2男で衆院議員の寺田学民主党県連代表は2日、川口氏と会談。同県連は6日の常任幹事会で、川口氏への出馬要請を決め、支援候補者を早々と一本化した。

 18日の緊急常任幹事会で、川口氏も「民主党の出馬要請は大変光栄。政党支援の有無にかかわらず県民党、秋田党のスタンスで臨みたい」と述べた。寺田代表は会議後、「川口氏の掲げる農林業など産業育成への共感や、(小坂町の)観光大使を担う大企業との人脈、パイプに感心する声が上がった」とし、「推薦など(支援のあり方は)は正式な出馬会見の後に決めたい」とした。

 民主県連幹部は「6日の常任幹事会では異論もあった。佐藤、佐竹両氏の名前も挙がったが、最後は寺田代表が推す川口氏に全会一致でまとまった」と話す。「川口氏は知名度で劣り、佐竹氏は12年前、県の食料費問題で渦中にあった。それぞれにハンデがあり、選挙戦の行方は不透明だ」

                  ◇

 民主の不安は川口氏の知名度だけではない。支持母体の連合秋田は13日、地方委員会で「現段階で(知事選の)方針を提示できずおわびしたい」と各労組の代表に謝罪。工藤雅志会長は「(民主県連の決定は)山形のように自民対反自民の構図といえるのか。理解できない。自主投票も選択肢の一つだ」と独走した民主県連と、保守寄りとされる川口氏を推すことへの不満を口にした。

 民主、連合との三者共闘関係にある社民党県連合も冷たい反応だ。山本喜代宏代表は「全国市長会会長の佐竹氏には、定額給付金を批判したと評価する声もある。自主投票も含めて検討している」と話す。また、同連合の幹部は「三者共闘の枠組みを無視し、寺田代表が突き進んだようだ。民主党も一枚岩ではない」と不信感を示す。続けて「党内は賛否両論。県南出身知事の県政が続き、県北出身の川口氏を望む声と野呂田芳成衆院議員(2区、無所属)が応援する川口氏への反発が交錯している」。

298千葉9区:2009/02/21(土) 15:07:27
                  ◇

 野呂田氏は昨年、自民党県連に川口氏への支援を要請した。川口氏の行政手腕を高く買っていたという。川口氏自身は「野呂田氏は協力者の1人」と強調するが、後援会幹部は「やはり野呂田氏の存在は大きい」と語る。

 一方、当の自民県連は昨年、読売新聞特別論説委員、橋本五郎氏に絞り出馬を要請した。ところが、橋本氏が年末に固辞し頓挫してしまった。現在、独自候補の擁立はおろか、党内の取りまとめさえも難しい状況に陥っている。

 「川口氏を推せば、民主主導の候補者に相乗りしたイメージになる」(同県連幹部)という思惑に加え、川口氏の背後に過去の選挙や議会で再三、対決してきた不倶戴天の相手、寺田一族が透けてみえるだけに、拒否感を示す自民県議も少なくないという。「かといって、12年前にも負けた佐竹氏で勝てるのかとの声もある」と同県連幹部は続けた。

 同県連の鈴木洋一幹事長は「党としては意見の一本化を目指す。自主投票という形は取りたくない。今月中に答えを出す」と苦悩をにじませた。

 社民党県連合の幹部は「今回は党派を超えた選挙戦。地域や個人的な感情が複雑に入り組んでいる」と背景を語った。

 政党や団体の思惑が肝心の有権者たちにどう影響を与えるのか。いま一つ、盛り上がりに欠けたまま知事選は本番を迎えた。

 ■次期秋田県知事選 3期目の寺田典城知事の任期満了に伴い、3月26日告示、4月12日投開票される。立候補が予想される佐藤正一郎前羽後町長、佐竹敬久秋田市長、川口博小坂町長のほかには、共産党県委員会が関係団体とともに独自候補の擁立に動いている。佐竹氏は20日に、川口氏が来月6日以降に正式に出馬を表明する見込み。また、同知事選をめぐっては、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏、文部科学省事務次官の銭谷眞美氏が候補者に挙がったが、いずれも出馬要請を断った。

299千葉9区:2009/02/21(土) 15:22:00
>>290-291
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090221t11050.htm
梅原市長に与党ダメ出し 仙台市議会代表質疑
 仙台市議会2月定例会は20日、本会議を開き、代表質疑を行った。任期が残り半年となった梅原克彦市長の政治姿勢や行政手腕に対し、与党3会派から厳しい評価が相次いだ。

 最大会派の改革ネット・自民の鈴木繁雄議員は、梅原市政の3年半を総括。「職員との信頼関係を基礎にリーダーシップを発揮するべきなのに、それが感じ取れない」と指摘した。

 民主クラブ仙台の村上一彦議員は、市ガス局民営化が応募した企業グループの辞退で頓挫したことについて、「経済状況の悪さを理由にしているが言い訳。交渉力不足、施策の失敗と言わざるを得ない」と批判した。

 施政方針に疑問を投げかけたのは、きぼうの鈴木勇治議員。「市長の政治理念がどこにあるのか。政策の基軸が不明確で、100万都市の市長としての資質に疑念を抱く」と述べた。

 3年半の自己評価を問われた梅原市長は「市民の幸せと市の発展のため、安全・安心の実現、地域福祉の向上、子育て支援、教育環境の充実などに努力してきた。これらは着実に成果に結びついている」と答えた。

 県立高校の一律男女共学化に反対するため県教育長の自宅に公用車で手紙を届けたことについては「一政治家としての行動だったが、公用車や職員を使ったことは若干、配慮に欠けた」と述べた。

 23日以降の質問者は次の通り。(敬称略)
 ▽代表質疑 笠原哲(公明党市議団)福島かずえ(共産党市議団)大槻正俊(社民党市議団)
 ▽一般質問 加藤和彦、安孫子雅浩、庄司俊充、小野寺利裕、高見のり子、八島幸三、渡辺博、跡部薫、佐藤わか子、岡征男、ふなやま由美、相沢和紀、斎藤範夫、岡部恒司、西沢啓文、大泉鉄之助
2009年02月21日土曜日

300とはずがたり:2009/02/24(火) 13:25:35

佐藤氏が総決起大会、知事選 「秋田再生の先頭に」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090222n

 4月12日投開票の知事選に無所属での出馬を表明している前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)の総決起大会が22日、秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた。佐藤氏の後援組織「秋田、これでいい会」と後援会の主催。両会の会員や支持者ら約400人が出席して、気勢を上げた。

 佐藤氏は「(前回知事選からの)4年間、国体で胸を躍らせるなど明るい話題もあった。しかし、秋田に住みたくても住めない人がいるなど現状は厳しい。秋田を再生する先頭に立って、責任を果たしたい」と出馬への意気込みを力説。「秋田の再生は、基盤である農林水産業の再生なくして、あり得ない。低農薬の価値ある農産物を生産するほか、米粉や飼料用米など米を多用途に使うなど、もう一度、米の国・秋田をよみがえらせたい」と述べた。

 両会は今後、県北や県央での知名度を高めるための活動を展開する予定。

 知事選では、このほか、佐竹敬久秋田市長(61)が出馬表明したほか、川口博小坂町長(61)も立候補の意向を固めている。
(2009/02/22 21:48 更新)

佐竹市長の辞職に同意 秋田市臨時議会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090224e

 秋田市の臨時市議会が23日開かれ、佐竹敬久市長(61)が申し出ていた24日付の辞職が全会一致で決まった。佐竹市長は4月12日投開票の知事選に無所属で立候補する。

 本会議で加賀谷正美議長が佐竹市長の「退職の期日に関する同意の件」を提案、直ちに採決に入った。辞職同意を受け、退任あいさつに立った佐竹市長は「市民生活に身近な施策を優先し、市民と協働で市政運営に当たるなど、市の発展に全力で尽くしてきた」と市長在任の7年7カ月余りを振り返った。

 知事選に臨む思いについては「地方分権改革の具体化や道州制導入、産業経済の低迷、雇用、少子高齢化、人口減少といった多分野にわたる課題を踏まえれば、今後の県政のかじ取りが本市を含む全県の将来を左右することは明らか。県と市が一体感を強め、スピード感をもって課題解決に当たることが不可欠で、今後の政治生命を県全域の発展にささげたい」と述べた。
(2009/02/24 09:49 更新)

穂積県議が出馬へ、秋田市長選 3月上旬にも正式表明
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090224c

 秋田市選出県議の穂積志氏(51)=秋田市新屋日吉町31の7=が、佐竹敬久市長(61)の辞職に伴う次期秋田市長選に立候補する意思を固めたことが23日、分かった。28日に後援会幹部と話し合い、了承されれば来月上旬にも正式表明する。次期秋田市長選へ立候補する意思を固めたのは、穂積氏が初めて。

 穂積氏は23日夜、同市内で秋田青年会議所や港商友会など商工関係者が開いた「秋田を語る会」に出席。「秋田市の課題解決のため、トップに立ってもらいたい」と要請を受け、「重く受け止めている。立候補することになったら協力をお願いしたい」と出馬の意向を明らかにした。

 穂積氏は、同市の課題として、森林資源の有効活用や雇用対策の強化、農業を生かした新たなビジネスの創出などを挙げた。

 穂積氏は秋田市生まれ。成蹊大法学部卒。秋田市議を経て1995年に県議に初当選し、現在4期目(当選5回)。2001年には同市長選に出馬し、2288票差で佐竹氏に敗れ、同年の県議補選で当選した。
(2009/02/24 08:53 更新)

301とはずがたり:2009/02/24(火) 16:48:54

湊屋氏が出馬表明 県議選北秋田市・郡補選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090223n

 北秋田市の元市議会議員、湊屋啓二氏(51)=同市元町4ノ15=は23日、県議選北秋田市・郡選挙区の補欠選挙(欠員1)に、無所属で立候補することを正式表明した。湊屋氏が同日付で市議を辞職したため、市議補選の実施も確定した。

 市交流センターで会見した湊屋氏は「老後の不安がなく、豊かさを体感できる元気な地域の構築を目指す」などと語った。公約には▽基幹産業である農林業の振興と特産品開発の支援▽奨学金制度などの充実、子育て家庭への財政支援▽森吉山周辺の観光開発?などを挙げた。

 湊屋氏は早稲田大第二文学部卒。2006年市議選で初当選。菓子製造販売業。

 同補選は、津谷永光氏が北秋田市長選出馬のため辞職したことに伴い実施。同市の会社役員、北林丈正氏(48)も立候補を表明している。
(2009/02/23 22:24 更新)

302とはずがたり:2009/02/24(火) 16:51:10
>>142 >>301-302
北秋田市・北秋田郡 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,530(40.5%) 津谷 永光 55 自民 現 6 党県会長→北秋田市長選出馬により辞職
当 9,312(32.7%) 近藤 健一郎 51 無所属 新 1 (元)森吉町長・知事が出馬を促し選挙でも支援→△みらい21へ
□ 7,596(26.7%) 北林 丈正 46 自民 新 ゴルフ場経営・世襲→津谷氏辞職による補選に出馬表明。

北林氏が出馬表明 県議選北秋田市・郡補選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090217t

 北秋田市の会社役員、北林丈正氏(48)=宮前町8ノ18=は17日、県議選北秋田市・郡選挙区の補欠選挙(欠員1)に立候補することを正式に表明した。同補選は、津谷永光氏が北秋田市長選出馬のため辞職したことに伴い実施される。

 市中央公民館で会見した北林氏は「地域で努力している人たちと共に手を携え、汗を流し現場第一主義で、郷土発展のために頑張りたい」と決意を述べた。

 重点施策としては▽食料自給率向上や減反見直しの動きなどに合わせた農業の再興▽滞在型観光の推進▽内陸線存続の乗車促進活動推進?などを挙げた。

 北林氏は法政大工学部卒。2007年の県議選同選挙区に自民党公認で出馬したが、次点だった。自民党北秋田市・郡第2選挙区支部長。

 県選挙管理委員会によると、補選は4月3日に告示され、知事選や同市長選と同日の4月12日に投開票となる見込み。同補選には北秋田市議会議員が出馬の意向を示している。
(2009/02/17 20:50 更新)

303とはずがたり:2009/02/24(火) 17:06:43
秋田市長選 3県議、出馬に前向き
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090224t41012.htm

 秋田市議会臨時会は23日、任期満了に伴う秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)への出馬を理由に佐竹敬久市長(61)から提出されていた辞職届に同意した。これに伴う市長選は知事選と同日選となる公算が大きい。これまでのところ3人の県議が出馬に意欲的で、県議会2月定例会最終日の3月10日前後に本格的な動きが出てきそうだ。

 3人はいずれも秋田市選出で、自民党の冨樫博之氏(53)=4期目=、無所属の淡路定明氏(49)=2期目=、無所属の穂積志氏(51)=5期目=。

 冨樫氏は、「(市長選に)出るとも出ないとも言えないが、意欲的なものはある」と語る。後援会の一部に慎重論もあるため、3月上旬をめどに最終判断したい考え。

 淡路氏は、秋田市議から県議となり、民主党県連代表も務めた。出馬について県連と協議中で「定例会が終わる3月10日をめどに、態度を明らかにしたい」と話す。

 穂積氏も秋田市議を経験、最も意欲的とみられる。2001年の市長選に初出馬し、佐竹氏に敗れた。後援会が出馬を勧めており、「その方向で考えている」と語る。

 市長選の最大の争点になりそうなのが、JR秋田駅西口の市街地再開発事業。地権者らで組織する準備組合が本組合へ衣替えし、事業計画は新年度から本格的に動きだすが、市民の間では賛否両論ある。

 3氏とも、県都の玄関口でありながら、10年以上たなざらし状態になっている広大な1.7ヘクタールの利活用の必要性では認識を同じにする。だが、計画に対し、冨樫、穂積両氏は「推進」の立場で、淡路氏は「凍結」を主張する。

 冨樫氏は「わたしは市街地再開発の推進派。今の計画では駄目だが、現状の商店街の状況を考えれば、再開発を進める以外にない」と言い切る。

 穂積氏は「県と市の公共施設の内容などは見直すべき点が多い。市の施設には、市役所機能を分散させるなどして集客を図るべきだ」と話す。

 淡路氏は「再開発自体に反対。肝心の議論が不足している。県や市など関係機関や市民で徹底的に議論することから始めるべきだ」と訴える。

 2期約8年の佐竹市政について、3氏はいずれも、手堅い行政手腕を評価しつつ、佐竹氏とは一線を画した市政運営のビジョンを描いている。
2009年02月24日火曜日

304千葉9区:2009/02/26(木) 21:56:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090226t41008.htm
秋田知事選 構図いまだ不透明 争点も見えず


 告示まで1カ月に迫った秋田県知事選(3月26日告示、4月12日投票)は、首長経験者3人が出馬に名乗りを上げ、候補者は出そろいつつある。だが、政党は自民、非自民とも支援相手を一本化できておらず、選挙戦の構図はいまだ不透明。3人の主張の違いは浮かび上がらず、争点も見えないままだ。
(秋田県知事選取材班)

 「今の構図は自民対反自民と言えるのか。わたしには理解できない」。今月13日、連合秋田が秋田市で開いた会合で、工藤雅志会長はいら立ちをあらわにした。

 連合秋田と協調関係にある民主党県連は、小坂町長の川口博氏(61)への支援を決めたが、同じく協調関係にある社民党県連には、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を推す声が強く、非自民は事実上、分裂状態にあるためだ。

 連合秋田は前回(2005年)と前々回(01年)、民主、社民両党と共闘態勢を組んで自民党に対抗。現職の寺田典城知事の再選、3選を勝ち取ってきたが、その「勝利の方程式」は今回、実現しそうにない。

 工藤会長は「山形の知事選が国政を動かし、秋田も全国から注目されている。それなのに…」と足並みの乱れを悔やむ。

 対する自民党県連も一枚岩ではない。幹部は川口、佐竹両氏や前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)と政策協議し、支援相手を1人に絞り込みたい考えだが、県連内は川口氏派と佐竹氏派で真っ二つ。

 党県議からは「2人のどちらか(を支援する対応)でいいのでは」と自主投票を求める声も上がり、自民党が佐竹氏か佐藤氏を支援して、川口氏を推す民主党と激突する構図になるかは微妙だ。

 出馬する3氏の違いも分かりにくい。世論を二分するような県政課題がない上、川口氏と佐竹氏がまだマニフェスト(公約集)を発表してないこともあり、相違点は県北、県央、県南と首長を務めた地域くらいだ。

 寺田知事の県政運営についても、川口氏は「情報公開は評価するが、議会対応には課題があった」と中立的な立場を貫く。佐竹氏も「市町村を振り回した」と批判しながら、「反寺田ではない」と是々非々を強調する。

 前回、寺田知事と事実上の一騎打ちを演じた佐藤氏が唯一、「知事が主人公の県政から、県民が主役の県政へ」と転換を訴えているが、有権者が争点と意識するほどの対立軸にはなっていない。

 県内の首長からは「このままだと3人の単なる人気投票で終わる。12年ぶりの新人同士の知事選がこれでいいのか」とぼやく声が漏れる。

 ◇秋田県知事選立候補予定者
川口博 61 小坂町長 無新
佐竹敬久 61 前秋田市長 無新
佐藤正一郎 56 前羽後町長 無新
2009年02月26日木曜日

305千葉9区:2009/02/26(木) 22:00:10
http://www.sakigake.jp/p/special/09/tijisen/tijisen_01.jsp
混沌 知事選、揺れる政党・団体
--------------------------------------------------------------------------------

  告示が1カ月後に迫った知事選。立候補予定者の顔触れは固まりつつあるが、12年ぶりの新人同士の戦いというのに、県内各政党や団体の方向性が決まらない。政党で、支援候補を明らかにしているのは民主党だけ。3期ぶりに「知事の座奪取」を目指しながらも迷走を続ける自民党は、どんな結論を出すのか。寺田典城知事を支えてきた民主党、社民党、連合秋田の非自民非共産勢力の足並みはそろうのか―混沌(こんとん)とする情勢を追った。


 24日の候補者検討委員会の最終会合でも新たな候補者名が浮上せず、独自候補擁立を断念する見通しとなった自民党県連。25日には、前羽後町長の佐藤正一郎氏と、前秋田市長の佐竹敬久氏の2人の立候補予定者が相次いで支援を求めてきた。

 鈴木洋一幹事長は「これまで候補擁立のために要請を続ける立場だったが、今度は要請を受ける立場。受け身となり何とも複雑な気持ち…」とつぶやいた。

■積極的選択肢示せず

 出馬を予定している川口博小坂町長も来月4日、県連に政策を説明する。独自候補擁立が極めて困難となった今、3人の中から1人の支援候補を選ぶことが県連にとって最後の判断となる。12年間にわたり県政野党に甘んじてきたとあって昨年6月以降、勝てる候補擁立を目指してきたが、前回に続き県民に積極的な選択肢を示し得ていない。

 「この人にかけていた」と鈴木幹事長が名指しするのは、昨年末に不出馬を表明した読売新聞社特別編集委員の橋本五郎氏。擁立に向けて時間をかけたが、ある党所属県議は「3カ月半もかける必要はなかっただろう」と執行部をチクリ。別の県議は「全国的に自民党への逆風が強く、出馬要請する相手にも、相乗りの可能性のある他政党に対しても影響力を示せず主導権を握れなかった」とぼやく。

 県連は3人からの支援要請などを受け、最終的に1人を支援候補として組織決定する方針ではあるが、先行きは不透明だ。

 現時点で、党所属県議は佐竹氏支持と川口氏支持で割れている。県議の思いの強さはまちまちだが、22人のうち10人余りが佐竹氏支援の考えを示しており、川口氏支持はその半数ほど。残り数人は態度を明らかにしていない。

■「知事の影が見える」

 佐竹氏には「12年前の知事選が食糧費問題を受けて行われたのに、県庁内(当時総務部次長)から出馬した政治判断が理解できない」と抵抗感を示す県議もいるが、即戦力との期待がある。

 一方、川口氏に対しては、独自の町づくりなど行政手腕への高い評価がある一方で、民主党県連が既に出馬要請したことや、同党県連の寺田学代表が自民党と対立してきた寺田典城知事の次男であることなどから、「知事の影が見える」との懸念は強い。

 党所属国会議員では、二田孝治衆院議員(比例東北)が佐竹氏支援の考えを示しているが、御法川信英衆院議員(秋田3区)は「政策をしっかり聴きたい」と述べるにとどまっている。

 鈴木幹事長は、川口氏に民主党が出馬要請したことなどに抵抗感を示しつつも「支援候補は党内議論で決めること」と白紙であることを強調した。

 なかなか一枚岩になれない現状から、県連内部には「一本化しても、実際の選挙戦では『漏れ』が生じる」との観測がもっぱらだ。「独自候補も擁立できず、さらに分裂選挙になるような事態は避けるべきだ」とある県議は言うが、実態は分裂含みの様相を呈している。



2009.2.26付

306とはずがたり:2009/02/27(金) 15:46:01
石川市議が出馬表明 鹿角市長選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090227a

 鹿角市議会議員の石川徹氏(44)=鹿角市十和田錦木字浜田11=が26日、任期満了(7月2日)に伴う同市長選に無所属で立候補することを表明した。同市長選への出馬表明は、現職で1期目の児玉一(ひとし)氏(62)に続き2人目。

 石川氏は「現市政は民間の感覚に乏しく、市民の声が届いていないと感じる。時代と地域に合った政策を打ち出し鹿角の活性化を図る。これまでに培った全国の人脈を生かして取り組みたい」と決意を語った。

 公約には▽働く場の創出▽環境政策の推進▽スポーツ、芸術文化の振興によるまちづくり?などを挙げた。

 石川氏は岩手県久慈市生まれで、生後間もなく鹿角市に移った。明治大政治経済学部卒。米代新報社、北鹿新聞社記者を経て1997年に市議に初当選し、連続3期目。鹿角サッカー協会会長などを務める。
(2009/02/27 08:30 更新)

307千葉9区:2009/02/27(金) 21:26:36
>>141-142>>301-302
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/714

北秋田市民病院 医師不足
常勤医半数のみ 全科一斉開業は絶望的

308千葉9区:2009/02/27(金) 21:29:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090227-OYT8T00122.htm
《09知事選》告示1か月前<上>候補擁立
政党動き鈍く力不足
 3月26日の知事選告示まで1か月。前羽後町長・佐藤正一郎氏(56)、前秋田市長・佐竹敬久氏(61)が出馬表明し、小坂町長・川口博氏(61)は3月6日にも正式表明する。ようやく複数の立候補予定者が出そろったが、政党の動きの鈍さが目立つ。その背景を追った。



 13日、秋田市中通のパーティー式場イヤタカ2階のボストンホール。鈴木陽悦参院議員(60)のスプリングパーティーに、佐竹、川口両氏、読売新聞東京本社特別編集委員の橋本五郎氏(62)が来賓に招かれていた。出席者は次々と橋本氏に握手や写真撮影を求めた。

 来賓の社民党県連の山本喜代宏代表(53)があいさつに立った。

 「橋本先生が知事選に出てくれていたら、何の問題もなかった」

 照れ笑いをする橋本氏に対し、佐竹、川口両氏は苦笑いを浮かべた。

 橋本氏には、昨年秋、自民党が出馬を要請し、民主党も接触していた。「自民、民主、社民、連合秋田の4者で橋本氏を統一候補とすることが決まっていた」と自民や社民など複数の関係者は話す。だが、橋本氏は即答はせず、昨年末になって不出馬を表明した。各党の構想は崩れた。



 いち早く知事選に出馬を表明したのは佐藤氏だった。

 だが、佐藤氏が昨年8月に記者会見し出馬を正式表明してから5か月間、ほかに名乗り出る人はおらず、佐竹、川口両氏は表立った動きは見せなかった。

 佐竹氏に親しい県議が8月、出馬の話題を振ったとき、佐竹氏は「家族は認めないよ」と笑っていなした。この県議は「佐竹さんが決意したのは10月だ」と明かす。大仙市の県議は12月、佐竹氏から「知事選に出たら票をまとめられるか」と聞かれ、「あぁ、出るんだなと思った」と話す。

 関係者によると、佐竹氏は、橋本氏が立候補した場合は、出馬する考えはなかったという。

 橋本氏が不出馬を表明後、佐竹氏は今年1月7日の年頭会見で、「知事選に関心はある」と語り、出馬を事実上表明したのは1月28日になってからだった。



 一方、川口氏は、昨年末、寺田典城知事(68)から「知事になってはどうか」と打診された。

 年明け早々には、野呂田芳成衆院議員(79)からも打診を受けた。「先生にお任せします」と野呂田氏に告げたのは2月4日だ。

 その間、川口氏は自民党本部で菅義偉・選挙対策副委員長に会い、支援を取り付け、企業への根回しを図った。自分の辞職後を任せる副町長の人選も進めた。

 そして2月10日、事実上の出馬会見を行い、「きのうまでは知事選に対して白紙というスタンスだったが、きょうから環境整備へ向けて動きたい」と述べた。



 立候補予定者が水面下で着々と準備を進めていた一方で、橋本氏擁立に動いた政党は、ほかに代わる候補を見いだせずにいた。

 自民党県連の鈴木洋一幹事長(64)は今年1月、それ以前に出馬の打診を断られていた文部科学省事務次官の銭谷真美氏(59)に再度打診。銭谷氏の出身校の秋田高校の同級生らと擁立へ動いたが失敗した。2月には大館市出身の女性会社員に出馬要請したが、かなわなかった。

 鈴木幹事長は「昨年10月までには候補者を決めたかった。橋本さんに時間をかけすぎた面もあるが、我々の力不足として強く反省している」と苦渋の表情で責任を認めた。

 一方、民主党は2月6日、県内の政党に先駆けて、川口氏への支援を決めた。それでも県連の寺田学代表(32)はこう話す。「政党として、県民にもっと早く候補者を打ち出すべきだった。遅すぎだよ」

(2009年2月27日 読売新聞)

309千葉9区:2009/02/27(金) 21:34:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090227t11034.htm
与野党、知事選にらみ激突 宮城県議会代表質問

 宮城県議会2月定例会は26日、村井県政の与野党会派が、それぞれ会派会長を押し立てて代表質問を行った。各種施策の実行をリクエストした自民党・県民会議には、村井嘉浩知事がリップサービスを連発。民主党系の改革みやぎは、今秋の知事選をにらんで村井知事の政治姿勢を痛烈に批判した。

◎自民党・県民会議/「夢持てる」称賛

 「前知事時代は、夢を見せるだけの県政だった。企業誘致で具体的に成果を出している現在の県政は、夢を持てる県政だ」。自民党・県民会議会長の中村功議員は、冒頭から村井県政を持ち上げた。

 施策要望に村井知事は、前向き答弁で応じた。
 政府・与党が2008年度第2次補正予算に盛り込んだ高速道路の土、日、祝日通行料金「一日一律1000円」制度。村井知事は、県道路公社管理の自動車道でも「料金割引を導入する方向で検討を進める」と表明した。

 財政負担の増大を懸念する事務方は渋い顔だが、村井知事は「富県宮城実現のための物流効率化に資する」と断言し、与党席から喝采(かっさい)を浴びた。

 自民党議員らが、定例会の度に求めてきた全国和牛能力共進会の誘致でも、答弁は与党の顔を立てた。再質問で食い下がる中村氏と、議場からの「秋には知事選だぞ」の声に押され、村井知事は「条件をクリアすれば実施する」と踏み込んだ。

 中村氏は大盤振る舞いの知事答弁を引き出す一方、事前に色よい回答の感触を得られなかった質問は取り下げた。
 終始笑顔のやりとりを「なれ合いになりすぎてないか」と冷や冷やしながら見守る自民党議員もいた。

◎改革みやぎ/「山形」挙げ挑発

 「知事、あなたが政府、自民党を支持し、エールを送れば送るほど麻生太郎首相の求心力は低下し、内閣支持率は下落している」

 改革みやぎ会長の内海太議員は、政権批判を織り交ぜながら村井知事の立ち位置を批判し「自民党寄りの行動を改めるべきだ」と迫った。

 すかさず自民党議員が「麻生は関係ない」と村井知事を擁護するやじで応酬した。苦笑いの村井知事は「県民党の立場から行政の中立的運営に配慮している」と冷静に応じた。

 さらに、知事選への再選出馬の意思をただし「山形県では、村井知事の盟友だった斎藤弘前知事が新人候補に敗れた。知事選の時期には政権交代しているかもしれない」と挑発した。

 本来なら、与党会派が打ち合わせの上聞くのが慣例だ。村井知事は「わたしの任期は11月20日まで。まずは任期いっぱい職務を果たしたい」と受け流した。

 質問後、内海氏は「自分の政治姿勢さえ、役人が書いた答弁を呼んでいる。真摯(しんし)に答える気が全くない」と批判のボルテージを上げ、同僚議員も「まるで緊張感がなかった。笑ってごまかす村井県政の3年間を象徴するような答弁だった」と痛烈に批評した。
2009年02月27日金曜

310千葉9区:2009/02/27(金) 21:43:18
>>303とか
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090227t42006.htm
秋田駅西口再開発に「異議」 市民と議会
JR秋田駅西口(秋田市)の中心市街地再開発事業で、市民や議会から計画見直しを求める声が強まっている。地権者らでつくる再開発組合は設立されたものの、景気悪化の長期化が懸念される中、2012年3月完成予定の複合施設の開館は大幅にずれ込む見通しで、計画の実現性を疑問視する向きは少なくない。

 計画に反対する市民グループは今月12日、秋田市長に、計画の凍結か中止を求める公開質問状を提出した。グループの山内幸一代表は「この経済状況で、多額の税金を使って再開発を進めること自体が無謀だ。ハコモノだけで街ににぎわいは生まれない」と強調する。

 市の街づくりについて勉強会を開いてきたあるNPOの関係者は、「計画は場当たり的で失敗の可能性が大きい。市の公共施設一つとっても、既にある機能を盛り込むなど建設の必然性が乏しい。計画を急がずに当面、保留にして大幅に見直すのが賢明ではないか」と再検討を訴える。

 県議会や秋田市議会も計画を危ぶむ。
 「この予算を通しても、事業へのゴーサインにはならないんだな」。両議会の昨年12月定例会。再開発事業への補助金を盛り込んだ補正予算案をめぐり、まるで県議と市議が申し合わせたかのように、それぞれの議会で行政側に同じ質問を繰り返した。

 両議会はともに予算案を可決したが、「あくまで、本格的審議は計画が具体化する(今年)9月以降だ」と、行政側にくぎを刺した。多額の税金が投入される事業だけに、「中心市街地の再開発は全国的に成功例は少ない。失敗したら、誰がどう責任を取るのか」と、不安を抱く議員は多い。

 計画への風当たりが強まっていることに対し、再開発の主体となる「中通1丁目地区市街地再開発組合」の七尾高雄理事長は、「大変に厳しい状況下で事業が行われるので、今後も多くの問題は出てくる」と心配しながらも、「商業施設が具体的になれば、賛同していただけるのではないか」と理解を求める。

 秋田市の市勢活性化推進本部は市民グループの公開質問状に、計画の合理性を主張する回答を出した。

[中通1丁目地区第1種市街地再開発事業] 現在、大半が空き地となっている秋田市中通1丁目の1.7ヘクタール(旧日赤病院・県婦人会館跡地)に、新秋田県美術館や商業モールなど総延べ床面積約4万4300平方メートルの複合施設を整備する。2010年8月着工、12年3月完成予定。総事業費約159億円のうち国、県、秋田市が計約50億円を補助する。公益公共施設を取得する秋田市は、補助金のほかに約50億円拠出する。
2009年02月27日金曜日

311千葉9区:2009/02/28(土) 10:21:24
>>308
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090228-OYT8T00248.htm
《09知事選》告示1か月前〈中〉 自民
分裂 不戦敗も現実味
 秋田市中通の秋田キャッスルホテルの一室。今月3日、イスに腰掛ける野呂田芳成衆院議員(79)のわきに、自民党県連の鈴木洋一幹事長(64)と2人のベテラン県議が座った。

 野呂田氏は、小坂町長・川口博氏(61)を知事候補として自民党が支援するよう求めた。

 だが、鈴木幹事長は拒否した。「寺田知事がいるからダメなんです」

 野呂田氏は激高した。

 「自民党のメンツの問題ではない。県民のために何が出来るか考えろ。そうでなければお前ら、政治家なんて辞めてしまえ」



 野呂田氏が初めて、川口氏を推薦したのは昨年12月24日。

 この日、鈴木幹事長と、当時県連会長だった津谷永光・前県議(57)は東京都内で、読売新聞東京本社特別編集委員の橋本五郎氏(62)と会い、出馬要請を断られていた。携帯電話で呼び出され、その足で衆院議員会館の野呂田氏のもとへ向かった。野呂田氏は2人に「川口町長はどうだ。寺田知事もいいと言っている」と話した。

 自民党は過去3度の知事選で、いずれも寺田知事に破れ、議会では対立関係にある。党内には、川口氏本人は評価しても、「背後に知事の姿が見えるから悩ましい」とこぼす県議もいる。



 自民党は昨年6月、県内の政党ではいち早く、候補者を検討する「秋田のニューリーダーを考える会」を作った。寺田知事が3期で引退し、12年ぶりに新人同士の戦いになる今回の知事選で、党として勝利し、知事与党の座に就くことは至上命令だった。しかし、候補擁立に至らないまま、今月24日の7回目の会議を最後に活動を終えた。

 川口氏と前秋田市長・佐竹敬久氏(61)、前羽後町長・佐藤正一郎氏(56)のいずれかを支援する選択を迫られる。

 だが、態度を決めかねているうちに、民主党県連が川口氏支援を決定。知事の次男でもある寺田学代表(32)は、川口氏の顔写真と実績を詳細に記した広報紙を広く配布した。

 民主党に先行され、10日の自民党県連常任総務会では「民主が推す川口氏に乗るのはシャクだ」との意見が出た。鈴木幹事長も「民主党の機関紙であそこまでやられると抵抗感がある」とプライドをのぞかせる。



 そんな鈴木幹事長らの胸中を見透かしてか、関係者によると、野呂田氏は「俯瞰(ふかん)の視点が必要だ」と話しているという。県議の一人は「川口氏支援の口実にしろということだろう」と解釈する。

 自民党県連の一部には、川口氏を支援する動きがある。その一方で、「知事には30万都市の秋田市長だった佐竹さんがふさわしい」と、佐竹氏を推す声もある。県連内は分裂している。

 あるベテラン県議は「情けないが、自民党では候補者を担ぎ出せないのが現状だよ」と話す。

 自民党県連は25日、候補者リストになかった佐藤氏から知事選で掲げる政策を聞いた。さらに3月3日に佐竹氏、4日に川口氏と順次面会し、考えを聞く予定だ。

 橋本氏に出馬要請を断られた後、鈴木幹事長は「第三者を待つやり方は、現場として責任放棄だ」と述べていた。だが、今はそれが現実となり、迷走状態にある。政党にとって事実上の「不戦敗」となる自主投票が現実味を帯びている。

(2009年2月28日 読売新聞)

312千葉9区:2009/02/28(土) 10:28:21
http://www.asahi.com/politics/update/0227/TKY200902270377.html
福島・矢祭町、「第2役場」計画先送り 町議の反対強く
2009年2月28日7時34分
 福島県矢祭町は27日、4月にスタートさせる予定だった外部組織「第2役場」について、先送りすることを決めた。町の業務を大幅に委託する考えだったが、批判的な町議が多く、委託料を計上した新年度予算案が3月定例会で否決される恐れがあるためだという。

 この日あった町議会全員協議会では、複数の町議から「(役場本体に)正職員を採用すべきだ」「町民の理解が得られていない」と批判が相次いだ。これを受け、古張允(まこと)町長は「将来の検討課題にしたい」と表明した。

 同町は01年に「合併しない宣言」をしている。「第2役場」は、現在65人いる職員を50人台にしてコストを削減し、住民サービスを向上させるために計画した。

313千葉9区:2009/03/01(日) 17:57:20
>>308>>311
とりあえず、3「者」連合だわな
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090228-OYT8T01072.htm
≪09知事選≫告示1か月前〈下〉 民主・社民・連合
3社連合深まる亀裂


 民主党県連が小坂町長・川口博氏(61)に知事選への出馬を要請することを決めた2月6日、県連の寺田学代表(32)は記者会見で突然、野呂田芳成衆院議員(79)の名前を出した。

 「野呂田さんから私に、川口さんはどうだと言われたことはない。むしろ私が、企業や先輩などが評価する声が高いですねと、名前を出したことはある」

 隣で聞いていた高松和夫代表代行(66)もすぐさま、「野呂田さんは関係ない。寺田君にもそこは関係なく、この話を進めなくてはならないと話した」と発言した。

 さらに寺田代表は、父の寺田知事の関与を記者から問われ、「次の知事選に関して興味は持ってないなと、近くで感じる」と否定。県連が川口氏に出馬要請した18日にも、報道陣を前に「川口さんは、知事の後継とか、野呂田先生が後ろで操るとか、そういう関係ではないと言っていた」と語り、あくまで民主党が主体的に川口氏を支援していることを強調した。



 民主党と社民党、連合秋田は3者連合を組み、過去2回の知事選で、寺田知事を応援し、過去2回の参院選でも3者連合の統一候補が自民党候補に勝利を重ねた。次期衆院選、今回の知事選でも連合して戦うことを確認していた。

 しかし、3者の協議がまとまる前に、民主党が単独で川口氏支援に踏み切ったことで、3者連合に亀裂が生じ始めている。

 背景には、社民党が子育て増税などで知事と対立し、連合秋田も県職員の給与カットを巡って知事と距離を置いたことがある。さらに、次期衆院選の構図も微妙な影を落としている。

 秋田2区から立候補する前衆院議員で社民党県連の山本喜代宏代表(53)には、民主党と連合秋田がすでに推薦を決めている。

 対する自民党候補は、野呂田氏が後継指名した金田勝年・前参院議員(59)。川口氏は最近まで金田氏の小坂町後援会長を務め、金田氏のブログには、「励ます会」に出席した川口氏が金田氏の横で笑う写真が掲載されている。



 2月14日、秋田市内で開かれた社民党県連の定期大会で、山本代表は「県北の方(川口氏)は民主が出馬をお願いしているが、野呂田氏も応援すると伝えられる中で、社民が乗れるのか」と述べた。続く来賓あいさつで、県平和労組会議の伊藤正通議長は「寺田県政に煮え湯を飲まされてきた。寺田知事の後継候補を支援することはない」と言い切った。

 社民党県連幹部は「山本さんと伊藤さんの話を合わせると、ちょうど県連の考えになる」と解説する。

 前日の13日に秋田市内で開かれた連合秋田の地方委員会で、工藤雅志会長は「1月の山形知事選は、自民、反自民という言われ方をし、それが国政選挙につながると言われた。今の秋田は、自民と反自民の構図なのか私にはなかなか理解できない」と語った。

 工藤会長は26日、県議会に社民党県連幹部を訪ね、知事選の対応を話し合った後、ため息混じりに言った。「いやー、判断が難しい」



 2月25日、前秋田市長・佐竹敬久氏(61)は、社民党県連本部を訪れ、山本代表ら県連四役に知事選出馬のあいさつをし、政策について意見交換した。

 県連幹部の一人は「佐竹さんはいいんじゃないか。知事選では民主との枠組みにはこだわらない。連合とだ。佐竹さんをやろうと思う」と民主党との分裂に言及した。

 社民党県連は3日、連合秋田は6日にそれぞれ知事選に向けた会議を開く。告示まで1か月を切った知事選で、3者連合の分裂の可能性が高まっている。

 この連載は、早川悦朗、松本貴裕が担当しました。

(2009年3月1日 読売新聞)

314千葉9区:2009/03/01(日) 18:31:51
>>305
http://www.sakigake.jp/p/special/09/tijisen/tijisen_02.jsp
混沌 知事選、揺れる政党・団体

 他の政党が知事選への対応を決めあぐねるのを尻目に、いち早く川口博小坂町長(61)への支援を打ち出した民主党県連(寺田学代表)。18日に秋田市で開いた常任幹事会に川口氏を招き、県政について意見交換。その数日後には、川口氏の町長としての実績をアピールする広報紙を作成し秋田市内に全戸配布した。

 川口氏支援で走りだした民主党は、過去2回の知事選で社民党県連、連合秋田とともに寺田典城知事を応援してきた。過去2回の参院選でも、自民党の現職に知名度の高いアナウンサーをぶつけて連勝。3者による非自民・非共産共闘は、近年の全県1区の選挙で圧倒的強さを誇る。

 しかし、今回の知事選では、その3者に不協和音が響いている。背景には、寺田代表の父でもある寺田知事に対し、社民党と連合が距離を置き始めたことがある。

 ■職員給与削減に反発
社民党県連の定期大会で山本代表(左)のあいさつに耳を傾ける(前列左端から)寺田代表と工藤雅志連合秋田会長=14日、秋田市のルポールみずほ

 行財政改革路線をひた走ってきた寺田知事は2007年2月、県職員給与の削減を突如発表。これに連合秋田最大勢力の自治労県本部が反発し、社民党も同調した。それ以来、「県職員労働組合との対話を重視しない」として、連合と社民党は寺田知事への批判を強めた。県議会与党の立場だった社民党は一時、「野党宣言」さえ検討した。

 また、寺田代表が昨年11月、「脱政党の枠組み」による知事選候補擁立を唱え、従来の三者共闘を重視しない方針を打ち出したことが、民主党と社民党・連合との距離を広げた。「反寺田色」を強める社民党・連合は、「川口氏には寺田知事の影が見え隠れする」として、今のところ川口氏支援には消極的だ。

 一方、寺田知事は誰を応援するかについて、公の場では「ノーコメント」を貫いている。しかし今月3日、野呂田芳成衆院議員(秋田2区、無所属)と秋田市のホテルで会談し、川口氏を支援することで合意。その後、複数の県議に対し「川口氏の方がいいだろう」などと支援を促した。

 ■佐竹氏を推す動きも

 衆院選秋田2区に山本喜代宏県連代表を擁立する社民党には、同選挙区の後継候補に自民党の金田勝年前参院議員を指名した野呂田氏が、川口氏を推していることへの抵抗感もある。

 社民党や連合が、寺田知事と野呂田氏との関係を懸念していることについて、川口氏は「政策と離れたところで、あれこれ判断されるのは残念。誰が好きだとか嫌いだとかでなく、政策を議論する選挙にしたい」と話す。

 こうした中、社民党と連合の中に、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を推す動きが出ている。自民党県議のうち十数人が佐竹氏支援に傾いていることから、「反寺田」を旗印に、社民党・連合と自民党が共闘する可能性すら出てきた。



2009.2.27付

315千葉9区:2009/03/01(日) 18:34:45
>>312
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000902280005
「自立の町」急ブレーキ
2009年02月28日


 ●町長、議会対策に失敗


 「自立の町づくり」と「町民との共働の町づくり」のシンボルになるはずだった矢祭町の「第2役場」構想に急ブレーキがかかった。27日の町議会(定数10)の全員協議会で、賛同者を多数にすることができず、古張允町長は4月スタートを断念、先送りを表明した。議会対策に失敗した形で、今後の町政運営に難しいかじ取りを迫られることになりそうだ。(木村英昭)


 全員協議会は今月に入って3回目。古張町長は、この日の協議会でも改めて理解を求めたが、「反対」や「時期尚早」と述べる町議が少なくとも5人いて、「スタートの仕方に不備があったと言わざるを得ない。第2役場については将来の検討課題とする」と表明した。


 協議会では、圷(あくつ)豊明町議(共産)が「小泉構造改革」への批判が高まっている現在の状況を指摘、「官の仕事を民に移譲するのは時代錯誤だ」と述べた。鈴木正美町議(無所属)は、第2役場構想を盛り込んだ06年度開始の総合計画に触れ、「2年たったら見直すとある。当時とは経済、行政状況が変わっている」とし、見直しをしない町の不備を指摘した。


 金沢重光町議(同)は「時期尚早」、鈴木敏男町議(同)は「若い職員を(役場本体に)採用すればいい」、菊池忠夫副議長(同)は「町民の理解が得られていない」と語った。


 協議会終了後、先送り表明について古張町長は報道陣に対し、「町としてはベストの選択と思っていたが、残念だ。町民の皆さんに協力してもらえるシステムづくりが必要だろう」と語った。第2役場を再度検討する時期については「現在は白紙」と答えた。


 ●反対、対案示す必要も


 第2役場の4月スタートを先送りした背景には、昨年の町議選で、古張町政に距離を置く町議が増えたという事情もあるが、町執行部の説明不足も否めない。


 議会だけではない。町民からも「従来のような嘱託職員と第2役場ではどう違うのか」「町職員の天下りではないのか」といった声が聞かれ、第2役場のあるべき姿が十分に伝えられていなかったことがうかがえる。


 そうした議員や町民が抱える不安や疑念を十分払拭(ふっしょく)できないまま、古張町長が「4月スタート」を優先せざるを得なかったのはなぜか。


 理由の一つとしては、今年度末に5人の町職員が退職することで、残る職員が抱える業務量が増えてしまうことがあった。職員の忙しさは「現在の65人でも、今の役場機能を維持するのには限界だ」(古張町長)という。


 第2役場設立を先送りしたことで町は、従来通りの手法で嘱託職員を採用する。


 ただ、第2役場を評価する専門家は少なくない。自治体政策が専門の今井照・福島大教授は、朝日新聞の取材に「業務の委託ができる民間企業も少ない中山間地域では、地域住民の組織化を通じた町政運営の仕組み作りが今後は必要になってくる。今後の地方自治の一つのあり方を示すだろう」と評価していた。


 その点、計画に反対した町議らは対案を提示する必要があるだろう。一方、古張町長は町民を巻き込んだ議論の場を新たに作り、町政への信頼を再構築することが求められる。


 「協働の町づくり」を実現するには、結論だけでなく、そこに至る過程にも町民がかかわることが欠かせないだろう。4月で任期の折り返しを迎える古張町政の真価が問われている。

316千葉9区:2009/03/02(月) 21:38:25
>>289>>292>>303>>310
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090302a
冨樫県議は出馬せず、秋田市長選 支援者の声など踏まえ
 4月12日投開票の秋田市長選へ立候補を検討していた同市選出県議の冨樫博之氏(53)=自民党=は1日、出馬しない考えを明らかにした。取材に対し、「現在の状況や支援者の意見を踏まえ、県議として頑張らなければならないという結論に達した」と話した。

 冨樫氏は今年に入り、出馬の可能性について後援会と相談していた。2月28日に開いた後援会幹部会では、立候補を求める意見が出る一方、「状況を見極めるべきだ」などとする慎重論もあったという。

 同市長選には、いずれも同市選出県議の穂積志氏(51)と淡路定明氏(49)が出馬の意思を固めている。

(2009/03/02 08:31 更新)

317とはずがたり@鎌さゆファソ:2009/03/03(火) 13:46:05
高齢だし若いの出たらいちころちゃうか。

現職の櫛田氏が立候補へ意欲 いわき市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090303t61005.htm

 福島県の櫛田一男いわき市長(71)は2日の市議会代表質問で、今夏の市長選(9月27日任期満了)について、再選を目指し立候補する強い意欲を示した。

 櫛田市長は「市民の幅広い支援を得られれば、真摯(しんし)に対応していきたい」と述べた。取材に対しては「後援会と相談し、4月にも表明したい」と語った。

 櫛田市長はいわき市出身で磐城高卒。県職員や県議5期を経て、2005年9月の市長選で初当選した。
2009年03月03日火曜日

318とはずがたり@コテ消し忘れてた…orz:2009/03/03(火) 13:47:05

これは確か大島系だよねぇ。
民主はちゃんと立てよ

現職小林氏が立候補を表明 八戸市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090303t21006.htm

 青森県八戸市の小林真市長(58)は2日の市議会本会議で、「引き続き、八戸の発展と市民の幸福のため、一身をささげたい」と述べ、任期満了(11月16日)に伴う市長選に再選を目指して無所属で立候補する意向を表明した。

 小林氏は与党議員の一般質問に答えた。「市長就任から3年4カ月がすぎ、八戸を良くしたいという思いは一層強まった」と強調。「道半ばの事業を実現するのはわたしの責務であり、市民に対する責任だ」と決意を語った。

 小林氏は八戸市出身で東北大卒。青森県職員を経て旧自治省に入り、旧浦和市(さいたま市)企画部長、総務省財務調査官などを歴任。2005年10月の市長選で初当選した。
 八戸市長選で立候補表明したのは小林氏が初めて。
2009年03月03日火曜

319千葉9区:2009/03/03(火) 21:06:14
>>110>>128>>250>>273
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090303ddlk02010009000c.html
選挙:青森市長選 社民、鹿内県議を支援 /青森
 任期満了に伴う4月の青森市長選で、社民党青森総支部は2日、立候補を表明している鹿内博県議(60)=県民クラブ、5期目=を支援すると発表した。鹿内県議とは政策協定は結ばす、自主的に支援するという。

 同総支部は、佐々木誠造市長は高齢多選で、職員による不祥事も相次いでいるとして批判。一方、鹿内県議は市民の立場に立った活動をしていることなどから評価したという。党県連は総支部の決定を受けて党の立場を決めるという。

 鹿内県議は「ありがたい決定。支援を無にしないよう、勝たなければとの気持ちを強くしている」と語った。【山本佳孝、野宮珠里】

320千葉9区:2009/03/03(火) 21:34:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090302-OYT8T01247.htm
変わる藤里町議会
改革条例案提出へ


県内初めての改革が始まる藤里町議会 藤里町議会は10日に開会する3月定例会で、議会改革のため「町議会基本条例案」を提出する。質疑を一問一答方式に変えたうえで、答弁者が質問者に逆質問する「反問権」を県内で初めて認めるほか、住民と議員が直接議論する場も設ける。地方議会には「行政追認」といった批判があるが、それをはねのけて議会本来の機能を取り戻そうという試みだ。(松本貴裕)

 町議会基本条例案のポイントは、〈1〉一般質問を一問一答方式に変更して論点を明確にし、質問者に対して町長ら答弁者などが逆質問できる「反問権」を認める〈2〉主要議案の町議の賛否の人数を議会広報で公表する〈3〉町内を7地区に分けて、議員と住民が直接意見交換する場を設ける〈4〉議会広報を充実させ、毎年2月に議員全員で内容を議論する――など7項目。

 藤里町によると、同様の議会基本条例は、三重、福島両県や岩手県一関市、福島県会津若松市など、2県7市11町で制定されている。

 2006年5月に全国初の「町議会基本条例」を定めた北海道栗山町では、制定後に議会も町民も変化が表れている。

 栗山町議会事務局によると、反問権が認められたあと、議員は一方的に意見を述べるだけでなく、対案を考える必要が出てきた。このため、十分な準備をするようになり、一般質問から、「道路はいつできるのか」「除雪が下手だ」といった住民の陳情をそのまま話すような質問は行われなくなったという。

 反問権が行使されたのは、まだ3回だが、中尾修事務局長は「政策の議論が行われるようになった。かつては議会不要論を唱える住民もいたが、今は議会への関心が高まっている」と話す。

 町民も変わった。町議会は毎年、住民と町政報告会を開いて議員報酬の額や政務調査費の使い道などを直接説明している。報告会では住民の陳情、請願が多かったが、条例制定後は雰囲気が変わり、議員報酬をめぐって議員と住民が議論することもあるという。

 藤里町議会では、町民から「議会の仕事が見えない」との指摘を受け、08年6月、町議会改革調査特別委員会を設置し、9回にわたり議論を重ねてきた。

 藤原幸美議長は「議会は行政のチェック機能を果たせているのか、正直言って自分たちにも疑問があった。改革という言葉を口にするのは簡単だが、具体策がないと意味がない」と話している。

◆ 主要議案への賛否議員名は公表せず

 今回の条例案で踏み込めなかった項目がある。

 栗山町では主要議案の賛否を議員の名前も含めて議会の広報やホームページで公表している。中尾事務局長は「議員の政治スタンスを明らかにするのは当然のこと」と話す。

 しかし、藤里町では、9回の議論の過程で、賛否の公表の範囲は、意見が最も大きく分かれた部分だった。結局、藤里町の条例案では、議員名は公表せず、賛否の人数の公表にとどめている。

 ある議員は「議員個人の賛否は議会の傍聴に来れば一目瞭然(りょうぜん)だが、それが広く公表されることには正直、抵抗感がある。個人的に抗議を受けたり、議員活動に支障が出たりする不安がある」と話す。

 藤原議長は「改革を進めるために一歩踏み出すことが大切だった。まずは1年続けてみて、改善していくことが必要」と話している。

■ 定数2削減案も提案へ

 藤里町議会は現在12の議員定数を、次回の改選から10に減らす方針を決めた。3月定例会に議員定数の条例案を提案する。

(2009年3月3日 読売新聞)

321千葉9区:2009/03/03(火) 22:21:50
>>317
いわきは毎回保守分裂というイメージがあります

322とはずがたり:2009/03/03(火) 23:35:03
>>321
前々回と前回の様子はこんな感じ。
平と小名浜の南北戦争だそうですね。

◇いわき市長選挙(福島県)開票結果 投票率49.77%
□2001年9月16日実施
当 74049 四家啓助(無現、自・公推薦、66歳、再選)=平
  55714 鈴木 久(無新、61歳)元代議士(社会党)=平
  10991 溝口民子(無新、共推薦、54歳)

2001年(いわき市)市長選
http://www.iwaki.co.jp/Times/Senkyo/2001sichosen/index02.html
■ 告示

  任期満了に伴ういわき市長選の告示が9日行われた。立候補したのは名簿順で、元衆議院議員の鈴木久氏(61)、前市議の溝口民子氏(54)=共産推薦、現職の四家啓助氏(66)=自民、公明推薦の3人。いずれも無所属での立候補となる。明確な争点のない市長選挙だけに投票率の低さも懸念されるが、初日から各候補者とも必死の訴えを見せていた。

 平谷川瀬に事務所を構える鈴木陣営では、同日午前9時ごろから、出陣式が行われた。支援団体の「いわき“みらいの会”」「いわきの政治と経済を良くする会」の関係者や、支援者など事務所発表で約2,000人が集まった。永山茂雄県議(自由党公認で福島5区出馬表明→民由合併に拠る候補者調整で断念)、樫村弘市議、小松孝久市議、古市三久市議なども顔を見せた。あいさつに立った鈴木氏は、「未来に責任を持つ政治をしたい。夢と希望をとりもどしたい」と熱く語り、また「地場産業の低迷、農林水産業の荒廃、中心市街地の空洞化、環境問題などいわきにはさまざまな課題がある。これに真っ正面から取り組んでいきます」と決意を述べ、必勝ダルマに目を入れた。

 選挙戦について陣営では「これまで演説会など市内で行ってきたが、市民が必ずしも現状に満足しているわけではない。団体色や民主党という色さえも捨てて、久さん本人の色を出していく」と意気込んでおり、俵を背負った鈴木氏のイラストをトレードマークに、個人の魅力を前面に出している。総決起集会は12日午後6時から、平谷川瀬のグランバルティいわきで開く。

 溝口陣営も午前9時前から、内郷御厩町の事務所前で第一声。支援団体の「清潔・公正・市民本位のいわき市政をつくる会」関係者はじめ、約100人が集まった。伊東達也県議、高橋明子市議、宮川えみ子市議、金成幹雄市議なども顔をみせた。溝口氏は「市民の暮らしを守るのが政治です。国や県にもきっぱりノーと言える市長になります」とし、また国保税を引き下げ、社会保険でも乳幼児医療費の窓口無料化、30人学級の実現など、福祉面での具体的な政策を訴えた。同日はその後、地元の常磐地区を中心に伊東県議とともにまわり、1カ所約15分15カ所以上で演説を行った。

 陣営では「これまで何度か個人演説会を開いてきたが、女性の応援が大きい。そこでは医療費や税金が払えないという切実な声が聞こえてきた。そういう声を聞くために、分刻みで市内を回る予定」と一人ひとりとの対話を大切にした選挙戦を繰り広げる。資料には「国保税が高すぎて払えない」「リストラが激しい。明日は我が身」などの訴えがぎっしり並び、市民の本位を立場を打ち出している。期間中毎日午後7時からは、個人演説会を各地で実施する。

 作町に事務所を構えた四家陣営でも、午前9時から出陣式を行った。坂本剛二衆院議員をはじめ、吉野正芳氏 太田豊秋氏、岩城光英前参議などの国会議員、加藤貞夫氏、櫛田一男氏、中島千光氏ら県議、また坂本登議長をはじめ市議会派明世会の市議がズラリと並び、また支持者など事務所発表で2,000人が集まった。あいさつに立った四家氏は「市政の主役は市民の皆さまです。この4年間をそれだけは忘れずに、サイクルパークや平一町目再開発事業、廃プラ問題に取り組んできました」と実績を語り、さらに2期目の決意は景気回復と雇用の安定と声を大にした。

 陣営では「自民、公明の推薦をいただけたことにあぐらをかかず、団体だけでなく企業などに四家市長の実績を訴えていく。安心はしていない」と意気込む。ポスターには、人気の小泉純一郎総理とガッチリ握手を交わす姿。無所属とは言え、自民、公明党の票は固い。総決起集会は、13日午後6時半から、パレスいわやで行う。

(いわきタイムズ編集室 times-info@iwaki.co.jp)

323とはずがたり:2009/03/03(火) 23:35:26
>>322-323
■いわきトリプル選

いわき市長選 【選管最終】
当 櫛田 一男(くしだ・かずお) 68 無所属・新 109,719
  四家 啓助(しけ・けいすけ) 70 無所属・現 84,769

県議補選(いわき市選挙区) 欠員2【選管最終】
当 坂本 登(さかもと・のぼる) 64 自民・新 63,572
当 佐藤 健一(さとう・けんいち) 56 民主・新 55,094
  宮川 えみ子(みやかわ・えみこ) 59 共産・新 37,557
  斉藤 健吉(さいとう・けんきち) 62 無所属・新 31,388

いわき市議補選         欠員3【選管最終】
当 蛭田 源治(ひるた・げんじ) 51 自民・新 77,923
当 松本 正美(まつもと・まさみ) 51 無所属・新 42,192
当 伊藤 浩之(いとう・ひろゆき) 44 共産・新 32,546
  上壁  充(かみかべ・みつる) 49 社会・新 31,99


選挙:いわき市長選 吉田弘県議が出馬表明 /福島→断念
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1606

今年の選挙:/上 郡山市長選/いわき市長選/福島市長選 /福島
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1607-1614
 14市町村の大合併で成立したいわき市は、旧市町村単位で地元意識が色濃く残り、過去の市長選でも平地区と小名浜地区の“南北戦争”が繰り返されてきた。さらに衆院旧中選挙区時代の国会議員の系列により保守系の県議や市議が色分けされている。今回もこうした複雑な勢力地図を背景に、市を二分した激戦が予想される。

1614 名前:杉山真大 (sB4AwhxU)[] 投稿日:2005/01/12(水) 17:23
>>1613
小名浜は合併前から福島県随一の港町として栄えていた訳ですしね。
いわき市の初代市長選も大和田弥一・平市長と三代義勝・磐城市長(=小名浜)の南北戦争で、結局大和田が勝利。それを2期で引き摺り下ろしたのが常磐炭鉱労組出身の田畑金光・元参院議員・・・・・と言う様に平Vs.小名浜(+常磐炭鉱)の"南北戦争"も結構根深いものがあります。

ちなみに前回の市長選では平出身の現職市長に平出身の元代議士(非自民)と言う取り合わせでした。

選挙:いわき市長選 独自候補擁立、月内に結論−−民主党県連 /福島→断念
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2146

選挙:いわき市長選 櫛田一男県議が出馬表明 断念の小野陣営引き継ぐ /福島
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2206

いわき市長選告示まで2カ月 自民分裂が確定的
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2225

四家啓助氏(70)現いわき市長…坂本剛二衆院議員・党いわき総支部
櫛田一男氏(67)県議(自民→離党)…前市長の岩城光英参院議員(福島選挙区)・吉野衆院議員・元自民党県議小野民平氏(59)

324千葉9区:2009/03/05(木) 00:42:24
自主投票ではなく支援となりました
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090304ddlk05010059000c.html
分岐点:’09知事選 社民県連、佐竹氏を支援へ 民主党と対応分かれる /秋田
 社民党県連(山本喜代宏代表)は3日、常任幹事と各総支部幹事長の合同会議を開き、4月12日投開票の知事選は前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支援する方針でまとまった。15日に常任幹事会を開き推薦か支持の対応を検討し、同日の全県代表者会議で決定する。

 山本代表は支援理由について「これまでの政策やスタンス、背景を勘案した」と説明し、2期8年の市長の実績や行政手法、護憲に理解があることなどを評価。民主党県連が小坂町長の川口博氏(61)への支援を決めたことについて、佐々木長秀選対本部長は「残念ながら、民主が社民、連合との3者共闘枠組みを抜け出してしまった。社民党は寺田典城知事と距離を置いているが、川口さんは非公式には寺田知事の継承になる可能性が高く推せない」などと話した。衆院選での3者共闘は「原則は崩しておらず、友好関係は維持する」と述べた。

 一方、自民党県連は、9日の常任総務会で知事選への対応を決める。同県連はこの日までに、出馬表明をしている前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)と佐竹氏から政策などを聞いた。4日には立候補の意向を示している川口氏とも面談をする。公明党県本部も8日までに3氏と意見交換をする。【百武信幸】

325千葉9区:2009/03/05(木) 00:54:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090304-OYT8T00488.htm
《09知事選》 社民・連合が佐竹氏支援へ
3者連合 崩壊へ


佐竹氏の支援を決めた後、連合秋田の工藤会長(中央)と意見交換する社民党県連の山本代表(右から2人目)ら(連合秋田で)  社民党県連は3日、常任幹事会と各総支部幹事長との合同会議を開き、佐竹氏支援を決定。今後、「推薦」か、「支持」のいずれの形で支援するかを決めたうえで、15日に開く全県代表者会議で正式決定する予定だ。

 記者会見した県連の佐々木長秀・副代表(60)は「民主党が、連合、社民との3者連合を抜けだし、単独で川口氏の擁立に動き、大変残念だ。川口氏は過去の衆院選で相手陣営を推していた」と述べた。さらに、寺田知事が川口氏を推しているとの非公式情報があるとし、「社民党は現在、寺田県政の野党と言っていい。寺田県政を継承する可能性がある川口氏を推すことはあり得ない」と語った。

 また、社民党県連の山本喜代宏代表(53)が、次期衆院選で秋田2区から立候補するのに対し、川口氏が最近まで、同じ秋田2区から立候補する自民党の金田勝年氏(59)の小坂町後援会長を務めていた点も指摘した。

 一方、佐竹氏について、佐々木副代表は「(寺田知事のような)トップダウンでなく、組織内で議論を重ねて政策を形成する政治手法などが評価できる」と説明した。

 山本代表らは会見後、連合秋田の工藤雅志会長ら連合幹部を訪ね、社民党の見解を説明した。工藤会長らは、連合秋田内部で話し合った結論として、佐竹氏支援を明らかにした。6日の執行委員会で確認する。

 工藤会長は「川口氏から1月に『相談したい』との電話があったが、その後、何の連絡もない。連合に対する思いはどうなのか」と語った。

 その後、山本代表や工藤会長らは夜の秋田空港に駆けつけ、東京に向かう最終便に乗り込もうとする民主党県連の寺田学代表をつかまえ、川口氏支援の民主党方針を再考するよう申し入れた。

 これに対し、寺田代表は「3者で6日までに各立候補予定者から話を聞けないか」と、社民党と連合に再協議を求めた。だが、山本代表は「時間がないと」と拒否。工藤会長も「連合として決定事項なので応じられない」と寺田代表に再考をさらに迫ったが、寺田代表は明言を避けた。

(2009年3月4日 読売新聞)

326千葉9区:2009/03/05(木) 20:50:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090305t41003.htm
佐竹氏「反寺田」鮮明に 秋田県知事選
 任期満了に伴う秋田県知事選(26日告示、4月12日投票)に立候補する前秋田市長の佐竹敬久氏(61)は4日、県庁で記者会見し、公約を発表した。退任する寺田典城知事が肝いりで設置した部署の廃止、熱心に取り組んだ事業の転換などを掲げ、「反寺田」の姿勢を鮮明に打ち出した。

 佐竹氏は、「県庁内の二重行政や側近政治に陥りやすい」として、寺田知事が2005年に設置した「知事公室」の廃止を公約。昨年、寺田知事が全面受け入れを表明した国直轄国道、一級河川の整備・管理権限の移譲も「関連財源の移譲が不透明」と指摘し、凍結する方針を明らかにした。

 新税導入まで検討し、寺田知事が強化したと自負する子育て支援策は、経済的な支援に偏りすぎているとして、「発想の転換が必要」と強調、地域ぐるみの支援態勢を構築すると約束した。このほか、知事と市町村長が重要施策の方針を決める合議制の「総合政策会議」を設置し、県と市町村が地方自治を共同経営する「究極の行財政改革」も盛り込んだ。

 佐竹氏は記者会見で、「『改革』や『変化』という言葉を多用した人で、現状を良い方向に変えた人はあまり見当たらない」と語り、改革派と呼ばれた寺田知事の手法や実績を辛口評価した。

 公約集は数値目標や実現時期を明示してないが、佐竹氏は「数字を強調しても外的要因に左右され、意味を持たない。政策展開の方向などを明確にした方が、県民に分かりやすい」と説明した。
2009年03月05日木曜日

327とはずがたり:2009/03/06(金) 14:26:03

黒崎氏が出馬の意向 県議補選秋田市選挙区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090306b

 秋田市のFMラジオ局社長、黒崎一紀氏(50)=秋田市雄和椿川字長者屋敷48ノ8=は5日、4月12日に行われる見通しの県議選秋田市選挙区の補欠選挙に、無所属で立候補する意向を明らかにした。取材に対し、「(県議選に立候補した)2年前から思いは変わっていない。農林水産業、工業など、さまざまな面で民間の活力を生かして、『稼げる』秋田にしたい」と述べた。

 黒崎氏は旧雄和町生まれ。国際商科大卒。エフエム椿台社長、元衆院議員秘書。2007年、任期満了に伴う県議選同選挙区に自民党公認で出馬したが、落選した。

 同選挙区では、3月25日までに県議を辞職するなどして1人でも欠員が出た場合、便乗選挙として知事選、同市長選と同じ4月12日に補欠選挙が行われる。
(2009/03/06 08:57 更新)

秋田市 定数13−候補18 (選管確定)→自3民1公1社1共1国1無5/自2無3
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 19,184(12.5%) 穂積 志 50 無所属 現⑤ (元)旧秋田市議=みらい21所属→秋田市長選出馬表明
当 13,772(9.0%) 田口 聡 52 公明 現② 党県代表
当 13,393(8.7%) 冨樫 博之 51 自民 現④ (元)衆院議員秘書・リース会社役員→秋田市長選出馬検討(断念)>>316
当 12,289(8.0%) 中泉 松司 27 自民 新① (元)参院議員秘書・農業
当 10,519(6.8%) 山内 梅良 59 共産 現② 党県常任委員
当 9,887(6.4%) 石川 ひとみ 56 社民 新① 党県副代表・石鹸推進運動
当 8,618(5.6%) 石川 錬治郎 67 国民 新① 党県支部代表
当 8,297(5.4%) 工藤 嘉範 49 無所属 新① 農業・工藤嘉左衛門(新生会所属)息
当 7,950(5.2%) 北林 康司 65 自民 現⑥ (元)県会議長
当 7,879(5.1%) 淡路 定明 47 無所属 現② (元)民主党県代表・秋田市議=いぶき所属→秋田市長選出馬検討
当 7,807(5.1%) 高松 和夫 64 民主 現⑤ (元)党県幹事長
当 7,221(4.7%) 鈴木 孝雄 62 無所属 新① (元)旧秋田市議・前回次点
当 7,204(4.7%) 瀬田川 栄一 59 無所属 現② (元)旧秋田市議=みらい21所属
□ 6,073(4.0%) 竹下 博英 53 自民 新 党支部幹事長・旧雄和
□ 5,031(3.3%) 黒崎 一紀 48 自民 新 (元)衆院議員秘書・旧雄和→補選出馬表明
□ 4,627(3.0%) 小松 健 60 無所属 新 (元)秋田市議
2,684(1.7%) 中川 猛夫 57 無所属 新 調剤薬局社長 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/3734
1,307(0.9%) 京極 利美 59 無所属 新 政治団体代表

328千葉9区:2009/03/06(金) 21:44:14
パフォーマンスが過ぎるのでは?
http://www.asahi.com/politics/update/0306/TKY200903060335.html
岩手県知事が議場で土下座 「身も心も投げ出し」お願い
2009年3月6日21時29分

 県立医療施設での入院ベッド休止を巡り与野党が対立している岩手県議会で6日、達増拓也知事が補正予算案の再議を求めて議場で土下座する事態が起きた。

 岩手県は昨年11月、医師不足などを理由に医療施設6カ所の入院ベッドの休止を発表。これに地元住民や野党議員が反発する状況が続いている。県側は08年度補正予算案に転院を余儀なくされる患者送迎用バスの購入費を盛り込んだが、5日の常任委員会で野党系議員らがこの部分を削除する修正案を提出した。

 小沢一郎・民主党代表の側近で衆院議員から転身した達増知事を支える民主系会派は第1党だが、過半数には届かない。6日の本会議では、バス購入費が削除された予算案が賛成多数で可決された。

 これに対し達増知事は拒否権を行使。原案通り認めるよう再議を求めたうえで土下座。休憩を挟んでさらに3回、議席の前で無言で土下座を繰り返した。

 野党会派は「意味不明」「ひれ伏すくらいの気があったら議会の話を聞け」などと批判。達増知事は土下座の後、報道陣に「身も心も投げ出してお願いしたい」と述べた。

329とはずがたり:2009/03/08(日) 13:28:13
三浦元市議が出馬の意向 県議選・秋田市選挙区補選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090308e

 元秋田市議会議員の三浦芳博氏(57)=秋田市旭南2ノ6ノ11=は7日、4月12日に行われる見通しの県議選秋田市選挙区の補欠選挙に、無所属で立候補する意向を明らかにした。取材に対し、「市議の経験を生かし、秋田の基幹産業である農業政策や、シーアンドレール構想に力を入れたい」と話した。

 三浦氏は秋田市生まれ。拓殖大卒。故佐々木義武衆院議員、二田孝治衆院議員の秘書を経て、1994年に秋田市議初当選。2007年まで4期務めた。

 同選挙区では、3月25日までに県議を辞職するなどして1人でも欠員が出た場合、知事選と同じ4月12日に補欠選が行われる。これまでに穂積志氏(51)が秋田市長選への出馬を表明し、淡路定明氏(49)も同市長選へ立候補する意思を固めており、3月25日までに県議を辞職する見込みとなっている。
(2009/03/08 09:58 更新)

330千葉9区:2009/03/08(日) 18:53:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090306-OYT8T01239.htm
自民 佐竹氏支援へ
県連 9日にも決定
 4月12日投票の知事選で、自民党が前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支援する方向で固まった。6日、複数の党県連幹部が認めた。党所属県議のうち、佐竹氏を支持する意見が大勢を占めているといい、県連は9日の常任総務会で、佐竹氏支援を決定する見通しだ。正式決定すれば、自民党、社民党、連合秋田が佐竹氏を、民主党が小坂町長・川口博氏(61)をそれぞれ支援する構図となる。

 自民党県連の幹部は、自民党県議23人の中で、川口氏を支持しているのは「2、3人じゃないか」と話し、9日の常任総務会で佐竹氏支援が決まるとの見通しを示した。

 また、別の幹部は「佐竹氏支持が多い。そのまま9日に決まる。川口氏支持派は日に日に減っていく感じだ」と話す。党県連三役の一人も「川口さんを支持する人が少ないことは事実。これが覆ることはないだろう」と語った。

 ただ、一部県議の間には川口氏支持も根強くあることから、決定には党議拘束をかけない方針で、仮に所属議員が佐竹氏以外を支援しても黙認するとみられる。

 党県連では、2月25日に前羽後町長・佐藤正一郎氏(56)、3月3日に佐竹氏、4日に川口氏から政策を聞いた。

 4日の川口氏との面会後、党県連の鈴木洋一幹事長は「9日の常任総務会では、多少の異論があっても、大勢でもって方向性は決めたい」と話している。

(2009年3月7日 読売新聞)

331千葉9区:2009/03/09(月) 20:35:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090308-OYT8T00936.htm
遊佐町長に時田氏初当選
 遊佐町長選と同町議補選は8日、投開票が行われ、町長選は新人で元町議の時田博機氏(58)(無所属)が現職の小野寺喜一郎氏(62)(同)を破り、初当選を果たした。町を二分する激戦となった選挙戦は、景気後退を反映し町民の関心も高く、投票率は前回(77・99%)を0・47ポイント上回る78・46%だった。当日有権者数は1万3843人。

 同町遊佐の時田氏の事務所には支持者が次々と集まり、開票結果を待った。「当選」が伝えられると、事務所内は大きな拍手と歓声に包まれた。時田氏は支持者と抱き合って喜び、「町民としっかり議論し、総意を大切にした町政を進める」と抱負を述べた。

 時田氏は昨年9月に立候補する考えを表明。町議2人の支持を受け、地域経済の活性化や若者の定住促進を訴えた。小野寺氏の多選やトップダウンの行政手法を批判して支持を広げた。

 小野寺氏は4期16年の実績と人脈を強調し、行財政改革の推進などを訴えたが、及ばなかった。

 町議補選は、元町議の土門冶明氏(無所属)が当選した。

(2009年3月9日 読売新聞)

332千葉9区:2009/03/09(月) 22:16:52
>>325
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090307t41019.htm
「三者共闘」崩壊 連合は佐竹氏推薦 秋田県知事選

執行委員会後に開かれた連合秋田の集会で、決意表明した佐竹氏と握手する工藤会長(左)=6日、秋田市

 秋田県知事選(26日告示、4月12日投票)で、連合秋田は6日、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)の推薦を決めた。社民党県連は佐竹氏、民主党県連は小坂町長の川口博氏(61)の支援を既に決めている。近年の知事選、参院選でことごとく勝利した民主、社民両党と連合秋田による「三者共闘」態勢は崩壊した。

 両党の支持団体で、共闘の仲介役だった連合秋田は秋田市で執行委員会を開き、推薦要請を受けた佐竹氏、前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)の主張を比較。終了後、工藤雅志会長は「佐竹氏の方が雇用拡大に期待が持てる。川口氏からは要請がなく、検討対象にならなかった」と説明した。

 だが、社民党と連合秋田が民主党とたもとを分かつことになった本当の理由は、寺田典城知事(68)への積もり積もった不満にある。退任する寺田知事は今回、次男の寺田学氏(衆院秋田1区)が代表を務める民主党県連と同様、川口氏支援に回るとみられ、選択の余地はなかった。

 2001年、05年の知事選で寺田知事を再選、3選に導いた三者共闘態勢。同じ全県選挙区の参院選でも推薦候補が04年、07年と続けて自民党現職を破り、「勝利の方程式」とも呼ばれる強力な布陣だった。

 不協和音が生じたのは寺田知事が3期目に入った05年から。「子育て新税」構想で、増税に反対する社民党は知事と対立。全国学力テストの成績公表では非公表を求めた同党の申し入れを知事が無視した。県職員給料削減は連合秋田を刺激した。

 工藤会長は「寺田知事らが川口氏を擁立したという情報がある」と指摘。社民党県連の石田寛幹事長は「知事はあまりにもワンマンで強権的だった」と批判し、「川口氏はそんな知事の後継候補になっている」と嫌悪感をあらわにする。

 民主党は「知事選に出馬するのは寺田氏でなく、川口氏だ」として、社民党と連合秋田に川口氏との協議を提案したが、取り付く島はなかった。

 三者共闘の崩壊は県内で、次期衆院選にも計り知れない影響を与えそうだ。社民党が1、3区で民主党候補、民主党が2区で社民党候補をそれぞれ推薦し、万全な態勢を整えている選挙協力にも亀裂が入りかねない。

 工藤会長は、知事選と衆院選の対応は別との認識を示しながらも「(崩壊の)影響は少なからずある。最小限に抑えるしかない」と強調した。
2009年03月07日土曜日

333とはずがたり:2009/03/10(火) 13:04:45
事前運動抵触の恐れ 市選管認識 石巻市長香典
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090310t11028.htm

 宮城県石巻市の土井喜美夫市長の交際費から支出する香典が突出している問題で、市選管は9日、土井市長自らが後日まとめて届けた行為は、公職選挙法で禁止する事前運動に抵触する恐れがあるとの認識を示した。

 市が9日の市議会総務企画委員会で明らかにした2004―08年度(09年2月まで)の市長交際費からの香典は計1065件、441万8960円。このうち半数以上が市長の裁量で支出されたとみられるという。

 市選管によると、公費による支出は本来、公選法の対象外だが、表示が「石巻市長」の香典は、氏名を類推され、事前運動に当たる恐れがあるという。土井市長が土日などにまとめて1日最大21件の香典を届けた数の多さも「売名行為に当たらないわけでもない。白か黒かと言われれば、グレー」(市選管事務局)とした。

 市選管事務局は「公費による支出でも、節度ある慎重な対応が望まれる。公選法違反かどうかは最終的には司法の判断」と指摘。13日の選管委に報告し、対応を協議するという。

 総務企画委では、香典の支出基準となる交際費執行細則にある「その他市長が認めた者」の判断を問題視。「拡大解釈している」「公職でなかった人にも支出し、市民の間で不公平感がある」などの指摘があった。

 市は合併前まで市ホームページ(HP)で市長交際費を公開していた。合併後、HPでの公開をやめた05、06年度は、市長裁量の香典支出が全体の7割近くを占め、昨年8月に再開した08年度は、1割強に減っているのが「不自然だ」とする指摘もあった。
2009年03月10日火曜日

334とはずがたり:2009/03/11(水) 17:19:10

旧雄和町議の竹下氏が出馬の意向 県議補選秋田市選挙区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090311b

 旧雄和町議の竹下博英氏(55)=秋田市雄和平尾鳥字西野63=は10日、4月12日に行われる見通しの県議選秋田市選挙区の補欠選挙に立候補する意向を明らかにした。取材に対し、「農業や雇用促進、少子化対策に取り組み、県民の努力が実を結ぶような県政にしたい」と述べた。

 竹下氏は旧雄和町生まれ。日本獣医畜産大卒。1989年に旧雄和町議に初当選し、旧秋田市と合併する2005年まで連続4期務めた。07年、任期満了に伴う県議選同選挙区に自民党公認で出馬したが落選した。同党秋田市第七支部長のほか、県獣医師会副会長を務める。

 同選挙区では、秋田市長選に立候補を表明している穂積志氏(51)が10日、県議を辞職したため、便乗選挙として知事選、同市長選と同じ4月12日に補欠選挙が行われることが確実となっている。同選挙区では、淡路定明県議(49)も同市長選へ立候補を表明し、近く辞職する見込み。

 同選挙区の補欠選挙には、秋田市のFMラジオ局社長の黒崎一紀(50)、元秋田市議の三浦芳博(57)の両氏が出馬の意向を示している。
(2009/03/11 08:40 更新)

335とはずがたり:2009/03/12(木) 16:35:19
県農政連は自主投票、知事選 推薦候補者を一本化できず
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090312c

 県農協政治連盟(木村一男会長)は11日、秋田市の県JAビルで支部長・委員合同会議を開き、知事選への対応について、自主投票とすることを決めた。推薦候補者を一本化できなかった。事務局のJA秋田中央会によると、知事選で県農政連が自主投票としたことは、資料で確認できる1971年以降はなく、「それ以前も、なかったのではないか」としている。

 会議は非公開で行われ、各JAに置かれている県農政連支部の代表者ら25人が出席した。

 会議終了後、木村会長は「各支部に組織決定の内容を持ち寄ってもらったが、出馬表明した3氏の名前を挙げて推薦しているのは、16支部のうち7支部だけ。ほかの9支部は、自主投票などの結論。過半数を占める候補予定者がいなかったため、満場一致で自主投票を決めた」と話した。

 一本化できなかった理由については、「3氏からマニフェストを提出してもらったが、いずれも農業に対して理解がある。各支部の判断には、(3氏の地盤や出身地などの)地域性も影響したようだ」としている。

 各支部によると、前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)を推薦したのはこまち(湯沢市)、うご(羽後町)の2支部。前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を推したのは、あきた北央(北秋田市)、秋田みなみ(男鹿市)、新あきた(秋田市)、秋田おばこ(大仙市)の4支部。小坂町長の川口博氏(61)推薦は、かづの(鹿角市)支部。ほかの9支部は、自主投票または未定とした。
(2009/03/12 08:57 更新)

336千葉9区:2009/03/12(木) 20:27:40
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090312ddlk02010131000c.html
選挙:青森市長選 現職に2新人挑む構図か−−告示まで1カ月 /青森
 ◇水面下でヒートアップ
 任期満了に伴う青森市長選(4月12日告示、同19日投開票)まであと1カ月。これまで現職で旧市を含め6期目を目指す佐々木誠造(76)、新人で市議の関良(50)、新人で県議の鹿内博(61)の3氏が立候補を表明しており、現職に新人2人が挑む三つどもえの可能性が濃厚となっている。【野宮珠里、山本佳孝】

 佐々木氏は「持続的に発展可能な市への骨組みがほぼできた」と、5期20年の実績を強調。「4年ごとに(選挙の)審判を受けてきたし、利権など私自身の問題もない。高齢でも判断力に問題はない」とし、高齢多選批判を否定する。

 関氏は現在市議2期目。昨年与党会派の政風会を離脱し自民党も離党している。「雇用の場を作るまちづくり」として東北新幹線の新青森駅周辺や、大型商業施設が集まる浜田地区での雇用の創出を主張する。

 鹿内氏は市議3期を経て現在県議5期目。現市政を「市民不在」と批判。市政に市民の声を反映する「市民100人委員会」の設置、不祥事が相次いだ市役所の大改革、「ハコ物借金財政」の改革などを主張する。

 当初は昨年11月に立候補を表明した元市議の奈良岡央(ひろし)氏(52)を含め、反現職票が3人に分散される可能性があり、現職有利との見方もあった。

 しかし、奈良岡氏は鹿内氏の出馬表明後の1月21日、「一緒に争うと、現市政に疑問を持つ人の票が割れる」として出馬断念を表明。当初、独自候補擁立を検討していた共産党の東青地区委員会と市議団、社民党青森総支部も次いで鹿内氏支援を表明。エネルギー問題では鹿内氏と主張の異なる渋谷哲一県議も支援を表明するなど、鹿内氏支持の輪は広がりを見せている。

 一方、佐々木氏は、前回推薦を受けた自民、公明両党に推薦願を出していない。佐々木氏は「首長は一党一派にくみせず、ひたすら市民のことを考えてやっていくという私の原点に戻った」としているが、「両党の判断で応援してくれることになればありがたい」と語っている。これまでに佐々木氏推薦を決めたのは市役所の職員らで作る市労働組合連合会と連合青森。

 いち早く出馬表明をした関氏は、年始めから市内全域で街頭演説を重ねている。関氏は「しがらみがあると困る」とし、団体からの支援は受けない方針。

 10年の東北新幹線新青森駅開業を前に、県都・青森市のかじ取り役を決める選挙戦は、すでに水面下でヒートアップしており、激戦の様相だ。

337千葉9区:2009/03/12(木) 20:42:43
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/03/5772.html
2009/3/12 木曜日

三つどもえの公算、衆院選占う激戦予想 青森市長選まで1カ月


 任期満了に伴う青森市長選は4月12日の告示まで1カ月と迫った。出馬を表明しているのは現職で旧・現市通算6選を目指す佐々木誠造氏(76)、新人で同市区選出の県議・鹿内博氏(61)、同じく新人で同市議の関良氏(50)の3人。他に目立った動きはなく、三つどもえ戦の公算が大きい。来年12月の東北新幹線新青森駅開業対策や厳しい経済状況への対応が求められる中、市政の「継続か刷新か」を問う重要な選挙。次期衆院選を占う戦いとも位置付けられ、激戦が予想される。

 現市政はコンパクトシティ構想と新幹線開業対策を一体的に進め、中心市街地に重点投資してきた。
 一方で偏重との批判もあり、その是非は大きな争点。さらに、雇用確保策や不祥事が頻発した市役所の改革でも舌戦が展開されそうだ。
 佐々木氏は高齢多選を認めながら「最後の選挙」と起意。5期20年の実績を強調し、同構想推進の必要性を訴える。無所属で出馬するが、連合青森や市労連の推薦は受けた。旧市内各地区後援会の会合を開き、今月下旬までに計26カ所を精力的に回る。市議41人中与党4会派などの30人が12日、支援議議員団を結成、組織戦を進める。
 鹿内氏は現市政を「市民不在」と批判。公約に市民100人委員会設置、住民投票制度を含む自治基本条例の制定、旧浪岡町との合併検証などを掲げる。従来の単独での演説活動に加え、今月上旬からは陣営スタッフと辻説法を開始。無所属で出馬し政党・団体の推薦・支持は受けないが、政策に共鳴した共産、社民両党は自主的な支援を決めた。
 関氏は、相次いだ市役所の不祥事やトラブル、経営難に陥った駅前再開発ビル「アウガ」の運営責任を追及しながら、市政刷新を訴える。大型量販店が建ち並ぶ浜田地区一帯へのさらなる商業機能集積と、それに伴う職場確保策を公約に掲げ、無所属で出馬する方針。これまで続けてきた支持者回りに加え、街頭活動にも力を入れて浸透を図る。
 自民党青森市支部は14日、対応を協議するが、これまでと同様に佐々木氏支援を確認する見込みだ。民主党は既に自主投票を決めている。

338名無しさん:2009/03/13(金) 19:04:57
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090313a
男鹿市の佐藤市長、県議補選へ 「熟考を重ね決断」
 男鹿市の佐藤一誠市長(63)は12日、県議選男鹿市選挙区の補欠選挙に無所属で立候補する意思を明らかにした。13日、船木茂市議会議長に辞職届(4月2日付)を提出し、近く正式表明する。佐藤市長は昨年の12月定例議会で、今期限りでの退任を表明している。

 同選挙区は定数1。補欠選挙は、市長選に立候補することを表明した加藤義康氏(56)の県議辞職に伴う。同選挙への出馬の意思を明らかにしたのは、佐藤市長が初めて。

 佐藤市長は「市長4期16年で男鹿市の現状はよく知っている。県議経験もあり、市と県とのパイプ役として、今後も男鹿のために努力したい」と語った。市長から県議に回ることについては「批判的な声がある一方、出馬を要請する声もあった。熟考を重ねて決断した」と述べた。

 佐藤市長は早大教育学部卒。県議2期目途中の1993年、市長選に出馬し無投票で初当選。97年は対立候補に大差をつけ再選し、3期目から2期連続で無投票当選した。


めずらしいパターンですね。市長と県議が入れ替えかも?新しい天下りとでも?

339千葉9区:2009/03/14(土) 08:46:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090314t41027.htm
丸野内氏が出馬へ 秋田市長選
 前市長の辞職に伴う秋田市長選(4月5日告示、12日投票)で、NPO法人理事長の丸野内胡桃(くるみ)氏(64)が無所属で出馬する意向を固めたことが13日、分かった。16日、正式に立候補表明を行う。

 丸野内氏は河北新報社の取材に対し、「秋田市政を改革したいという思いで出馬する」と語った。

 丸野内氏は秋田市出身。京大卒。市教委婦人センター所長、市史編さん室長、市社会福祉協議会常務理事などを歴任。現在、「あきたパートナーシップ」「あきたスギッチファンド」の両NPO法人の理事長を務める。2001年の市長選に、連合秋田の推薦を受けて立候補し、落選した。

 市長選にはこれまで、県議の淡路定明氏(49)と元県議の穂積志氏(51)が立候補を表明。共産党は関連組織と候補者擁立の作業を進めている。
2009年03月14日土曜日

340千葉9区:2009/03/14(土) 08:52:13
□2001年7月8日実施の選挙の結果

◇秋田市長選挙(秋田県)開票結果 投票率57.40%
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 47064 佐竹敬久(無新、自支持、53歳、初当選)  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  44776 穂積 志(無新、44歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  33671 丸野内胡桃(無新、56歳)         ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   7510 田中玲子(無新、67歳)          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃   7172 赤城信久(無新、共推薦、63歳)      ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
※今回の選挙は、石川錬治郎・前市長の任期途中での辞職(金銭疑惑で
辞職)によるもの。前回の投票率は42.49%。

□2005年6月19日実施の選挙の結果
◇秋田市長選挙(秋田県)開票結果 投票率33.71%(過去最低)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃当 68274 佐竹敬久(無現、57歳、再選)       ┃
┃            (民・公・社支持)         ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃  19638 佐藤純子(無新、共推薦、48歳)      ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

341とはずがたり:2009/03/14(土) 13:48:38
>>338
保守陣営によるポストのたらい回し批判は出るかもしれませんねー。

342とはずがたり:2009/03/15(日) 14:40:55

元秋田市議・土田氏が出馬の意向 県議補選秋田市選挙区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090315d

 元秋田市議会議員の土田整氏(54)=秋田市千秋中島町11の6=は14日、4月12日に行われる見通しの県議選秋田市選挙区の補欠選挙に、無所属で立候補する意向を明らかにした。取材に対し、「国内だけでなく、海外にも目を向けた企業誘致で雇用を創出する。商工業者の意見を県政に反映させたい」と話した。

 土田氏は秋田市生まれ。秋田工高卒。ビル管理会社SEI社長。2003年に秋田市議初当選。07年まで1期務めた。

 同選挙区では、秋田市長選に立候補を表明している穂積志氏(51)が県議を辞職したため、便乗選挙として知事選、同市長選と同じ4月12日に補欠選挙が行われることが確実となっている。同選挙区では、淡路定明県議(49)も同市長選へ立候補を表明し、近く辞職する見込み。

 同選挙区の補欠選挙には、秋田市のFMラジオ局社長の黒崎一紀(50)、元秋田市議の三浦芳博(57)、旧雄和町議の竹下博英(55)の3氏が出馬の意向を示している。
(2009/03/15 10:00 更新)

343秋田2区の名無し:2009/03/16(月) 16:20:40
取引?人材難? 男鹿市長、県議補選に転身
 「市長を辞める人がどうしてすぐ県議に」「なり手がいないなら、経験豊富な人が適任では」―。秋田県男鹿市長の佐藤一誠氏(63)が県議補選出馬のために辞表を提出したことに、賛否の声が上がる一方、複雑な思いで受け止める有権者も多い。

 佐藤氏は昨年12月の市議会定例会一般質問で、今期限りで退任する意向を表明した。本人は明らかにしないが、関係者によると、市長退任は本意ではなく相当の未練を残してのことという。

 県議男鹿市選挙区補選(4月3日告示、12日投票)は、同選挙区選出県議が男鹿市長選(4月5日告示、12日投票)に出馬するため、辞職したことに伴い行われる。

 このため地元では、「市長のいすと県議のいすを取り換えた政治家同士の取引ではないか」との憶測もささやかれる。佐藤氏と元県議は、この見方を否定、「応援や支持を含め、互いの選挙には一切関与しない」と、口をそろえる。

 今年初め、佐藤氏の訪問を受けたという市の元幹部は「有権者をばかにしているようだから、やめた方がいいと助言したんだが…」と打ち明ける。政治に関心があるという男鹿市の男性(62)は「新しい人材を望もうにも、自ら手を挙げる候補者がいないのが実情だ」と、ため息交じりにつぶやく。

 転身について、佐藤氏は「私を推す声が強かった」と、支持者の意見を尊重した結果だとした上で、「批判があるのは承知している。ただ、市長で培った経験と人脈を生かして市の発展に尽くすのも使命」と語る。

 補選はこれまでのところ、佐藤氏以外に具体的な出馬の動きは見られず、無投票になる可能性もある。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090316t41003.htm

344とはずがたり:2009/03/17(火) 11:56:56
佐竹氏支援へ県議有志の会結成 4会派の25人、知事選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090317e

 4月12日投開票の知事選へ立候補を表明している佐竹敬久氏(61)を支援する県議有志の会が16日発足し、代表の門脇光浩氏=仙北市・いぶき=は活動方針について、「県内各地で集会を開き、佐竹氏の政策を県民に伝えたい」と話した。会は4会派の有志で構成し、現在25人。内訳は自民党が16人、みらい21は4人、社民党3人、いぶき2人。

 近く全県各地で佐竹氏の政策をPRするほか、佐竹氏と県民との対話集会を開く考え。具体的なスケジュールは今後決める。

 この日は、門脇代表ら県議9人が県庁で会見。門脇代表は結成の経緯について、「会派を超えて理想の知事像を話し合い、実績や考え方などを考慮して佐竹氏が適任と考えた。県政を前進させるため、有能な知事を選ぶのは県議の務めだ」と話した。佐竹氏が当選した場合の対応については、「議員として、あくまでも是々非々で臨む」と述べた。
(2009/03/17 09:33 更新)

345とはずがたり:2009/03/17(火) 11:57:52
寺田知事「心当たりない」 西松献金事件に絡み、関与否定
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090316p

 西松建設の巨額献金事件に絡み、16日に本県発注工事にも小沢一郎民主党代表側が影響力を持っていたと一部で報道されたことに対し、寺田典城知事は同日の会見で、「心当たりはない。小沢さんに1997年の選挙(初出馬した知事選)のときに応援していただいたことはあるが、それで小沢さんから特別何かを言われたことはない」と述べ、自身の関与を否定した。

 寺田知事は、事件を捜査している東京地検特捜部に、県が県発注工事に関する資料を任意で提出したことを説明した上で、「官製談合のようなことは一切ない。(自身や県庁の関与は)あり得ない」と強調した。

 県建設管理課によると、特捜部に提出したのは2003年度以降に完成した10億円以上の県発注工事31件分の資料で、入札経緯や契約内容、設計図などダンボール約10箱に上るという。
(2009/03/16 22:04 更新)

346秋田2区の名無し:2009/03/17(火) 18:22:41
ローカルニュース(AAB)より
淡路氏は立候補取りやめとのことです。「丸ノ内と政策が同じで、有力な対立候補に対抗しない」などが理由だそうです。

347秋田2区の名無し:2009/03/17(火) 18:24:58
↑秋田市長選についてです。

あと、共産党が佐藤ヒロヒサ氏という方を擁立とのこと。

348千葉9区:2009/03/17(火) 20:42:29
>>344
寺田与党のみらい21から参加したのは意外

自由民主党:16/22
みらい21:04/09
社会民主党:03/03
いぶき  :02/03(淡路は市長選出馬)
民主党  :00/02

349秋田2区の名無し:2009/03/17(火) 21:40:36
>>346-347
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090317l
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090317k

350とはずがたり:2009/03/18(水) 01:56:05
>>348
みらいは公式には是々非々の立場ではなかったでしたっけ?また与党色を強めたい人達の集まりとも云えるかも。

351とはずがたり:2009/03/18(水) 13:44:28
下間氏が出馬の意向、県議補選男鹿市 「住民自治を実現へ」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090318b
 男鹿市の会社社長・下間俊悦氏(49)=同市船越字前野98ノ42=が17日、来月3日告示、12日投開票の県議選男鹿市選挙区の補欠選挙に無所属で立候補する意思を明らかにした。21日に公約を発表する。

 同選挙区は定数1。補選は、市長選に出馬することを表明した加藤義康氏(56)の県議辞職に伴うもので、これまでに佐藤一誠市長(63)が出馬表明している。

 下間氏は「住民自治の実現に取り組み、その一助になりたい。県と市のパイプ役となり、住民に県政への関心を持ってもらえるよう努める」と決意を語った。

 佐藤市長の出馬については「4期16年で男鹿を変えることができなかったにもかかわらず、市長を辞めて県議に回るのはおかしい。現状打破するためにも新しい風を吹き込みたい」と述べた。

 下間氏は男鹿市生まれ。秋田工高卒。秋田市での会社勤めなどを経て、1997年に男鹿市に設備工事会社を設立し、社長に就任。現在は不動産会社や建材会社なども経営。元男鹿市青年経営者協議会会長。
(2009/03/18 08:47 更新)

352とはずがたり:2009/03/18(水) 13:45:59
佐竹氏を推薦、秋田商工政和会 知事選、市長経験を評価
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090318i

 秋田商工会議所の政治団体である秋田商工政和会(渡邉靖彦会長)は17日、秋田市の県商工会館で理事会を開き、4月12日投開票の知事選で佐竹敬久氏(61)を推薦することを決めた。

 理事会には35人が出席。出席者からは自主投票を求める意見も出たが、同商工会議所が基盤とする秋田市の市長を佐竹氏が務めてきたことなどから、全会一致で推薦を決めた。

 理事会終了後、渡邉会長は佐竹氏推薦の理由について、「市長在任中、円満に市町村合併を推進したほか、秋田港や秋田空港、高速道路のインターチェンジなどを整備し、商工業発展の基盤をつくった。秋田市の中央街区の計画をまとめ、中央とのパイプも太い」と述べた。

 同会は先月26日に理事会を開き、推薦する候補について検討。立候補を表明している3氏のマニフェストが出そろっていなかったことなどから決定を先送りしていた。過去の知事選では、寺田典城氏(68)が初当選した1997年に佐竹氏を推薦。2001年は自主投票とし、05年には寺田氏を推薦した。

 一方、知事選と同日実施される秋田市長選については、「候補者が出そろわず、マニフェストもそろっていないため協議ができない」(渡邉会長)として、特定候補を推薦しないことを決めた。
(2009/03/18 11:49 更新)

353とはずがたり:2009/03/18(水) 13:46:39
石岡氏が出馬の意思、県議補選秋田市 「県政に市民の声を」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090318a

 4月12日投開票見込みの県議選秋田市選挙区の補欠選挙について、同市の会社員、石岡大輔氏(28)=秋田市御野場2ノ13ノ4=が17日、無所属で立候補する意思を明らかにした。

 石岡氏は「県政に一般市民の意思を反映させたい」と話し、子育て支援の充実や芸術文化活動が盛んなまちづくりなどを重点課題に掲げている。政党や団体などの支援は受けず、極力費用を掛けない選挙活動を行う考え。

 石岡氏は秋田市生まれ。秋田大卒。2007年の秋田市議選に出馬し、落選した。

 同選挙区では、穂積志氏(51)が秋田市長選への立候補に伴い県議を辞職したため、県議補選が知事選、同市長選と同日実施されることが確実となっている。

 これまで同選挙区の補選に出馬の意思を示しているのは、会社社長の黒崎一紀(50)、元秋田市議の三浦芳博(57)、旧雄和町議の竹下博英(55)、元秋田市議の土田整(54)の4氏。
(2009/03/18 08:34 更新)

354とはずがたり:2009/03/18(水) 17:39:09
奥山副市長の辞表受理 梅原仙台市長「慰留したが、残念」
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090318t11041.htm

 仙台市の奥山恵美子副市長が辞表を提出したことを受け、梅原市長は18日、辞表を受理したことを明らかにした。奥山副市長は3月末で辞職する見通し。

 定例記者会見で、梅原市長は「大変に残念。市議会2月定例会で新年度予算が成立したばかりで、やるべき仕事は山のようにある、と強く慰留したが、本人の意思が固かった」と述べた。

 辞任の理由について、奥山副市長が「梅原市長と自分とは手法が違いすぎ、これ以上支えられない」と説明したことに対して、梅原市長は「意見の違いはあっても、私たちのやるべきことは市民のために働くこと。その点を理解してもらえなかった」と述べた。

 奥山副市長も18日午前、報道関係者の取材に応じ、梅原市長が県立高校の一律男女共学化に反対した際の一連の行動について疑問を示し、「教育長を経験した立場から、教育委員会の行政は中立的であるべきだと考える。市長の手法は自分の志とは違い、一緒に仕事をしていくのは難しいと感じた」と述べた。
2009年03月18日水曜日

梅原市政「評価」18% 仙台市職労市民アンケート
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090318t11028.htm

 仙台市職員労働組合(佐々木安夫委員長)は17日、市内の有権者を対象にしたアンケートの調査結果を発表した。今年8月に一期目の任期満了を迎える梅原克彦市長の市政運営について「評価する」と答えた有権者は18.0%。一方「評価しない」との回答は63.3%に上った。

 梅原市政の評価についての回答はグラフの通り。「評価している」が3.1%、「どちらかといえば評価している」が14.9%。プラス評価は、全体の5分の1以下にとどまった。

 逆に「あまり評価していない」は31.0%、「評価していない」は32.3%で、否定的な意見が3分の2近くに達した。

 市職労が市長の市政運営について、市民に評価を問うのは2001年の藤井黎前市長に続いて2回目。01年の調査では、藤井市政に「満足」「まあ満足」の回答が42.0%、「不満」「少し不満」は44.7%だった。

 佐々木委員長は「梅原市長に対する市民の評価はかなり厳しい。タクシーチケットの不適正な使用問題などに加え、市民協働に欠けた姿勢などが影響しているとみられる」との見方を示した。

 アンケートは昨年12月下旬、無作為抽出した20歳以上の市民4000人に郵送。ことし2月下旬までに1272人から回答があった。

 市職労などでつくる市労働組合連合会は約9500人の全職員を対象にしたアンケートも実施しており、4月に結果を発表する予定。これらを踏まえ5月にも、今夏の市長選の対応を決めるという。

◎政策と市民意識に隔たり

 仙台市職労が実施した市民アンケートでは、市の政策と市民意識との隔たりが浮き彫りになった。要望や意見が市政に反映されているかどうかを聞いた市民満足度は11.8%にとどまる。逼迫(ひっぱく)する市財政の再建、保育所の待機児童対策など子育て支援、2015年度の開業を目指す市地下鉄東西線事業の課題について、アンケート結果を分析した。

●財政の健全化 
 税収減など厳しさを増す市財政の状況を「知っている」との回答は、70.0%を占めた。
 財政健全化に向けた優先項目(複数回答)としては「民間並みの経営感覚」が56.1%でトップ。「民営化拡大と職員削減」も48.9%に上り、行財政改革の一層の推進を求める意見が強い。

●子育て支援策 
 仙台市は、認可保育所の待機児童数が全国一とされる。子育て支援の優先策(複数回答)について「保育施設の拡充」(58.6%)「保育料などの負担軽減」(41.4%)などの要望が根強い。
 市が進める公立保育所の民営化は「進めるべきだ」との回答は28.7%に上った。一方「公立保育所の数を減らすべきではない」は48.0%に達した。

●地下鉄東西線 
 東西線事業の課題を問う項目では「(事業費が膨大で)財政問題を含めた市民生活への影響」を懸念する回答が49.7%で最多。「利用促進の施策」が43.2%、「駅へのバス路線の連結」が31.1%と続く。
 交通施策で優先的に取り組む項目(複数回答)は「渋滞の緩和策」(46.5%)「公共交通機関の充実」(45.3%)などが目立った。
2009年03月18日水曜日

355秋田2区の名無し:2009/03/18(水) 22:46:09
あまり影響がないかもしれませんが。

共産党県委員会雇用対策本部長の藤本金治氏(62)は18日、知事選(26日告示、4月12日投開票)に同党公認で立候補すると表明した。

 県庁で会見した藤本氏は、出馬の動機を「これまで出馬表明した人たちは、寺田県政や自民党政治との対立軸が明確ではない。それでは、県民の暮らしを守る保証はない」と説明。

 最近の経済・雇用情勢について、「長く労働組合の役員をしてきたが、労働者がこれほど簡単に解雇される事態はなかった。雇用を守るために構造改革路線をやめさせることが必要」とし、「農業を基幹産業と位置付け、米作を中心に農業を支えることが、家計や経済の立て直しにもつながる」と述べた。

 会見では基本政策も発表。重視する分野として、雇用対策、医療・福祉、中小企業支援、農林業振興などを挙げた。具体的施策として、失業者救済のワンストップセンターを全県に設置することや、乳幼児医療費無料制度の拡大などを掲げている。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090318o

356とはずがたり:2009/03/21(土) 03:40:10
合併賛成派か反対派かぐらいは書いて欲しいねぇ。。

選挙:柴田町議選 22人が立候補 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090318ddlk04010141000c.html

 任期満了に伴う柴田町議選が17日告示された。定数は今回から4減の18で、現職15人、元職1人、新人6人の計22人が立候補を届け出た。党派別では公明と共産が各1人で、ほかは無所属。

 同町は大河原、村田両町との合併協議が進行中で、これまで合併に慎重姿勢を示してきた滝口茂町長は、反対の立場を強めている。立候補した22人は、慎重・反対派と賛成派が半数ずつとみられ、投票結果は合併論議にも影響を及ぼしそうだ。

 投票は22日午前7時〜午後7時、町内17カ所で。同日午後8時から町民体育館で即日開票される。16日現在の有権者数は3万1705人。【豊田英夫】

==============
 ◇柴田町議選立候補者(定数18−22、届け出順)

大沼惇義  71 給油所経営   無現
百々喜明  61 農業      無現
水戸義裕  57 農業      無現
舟山彰   51 不動産賃貸   無元
安部俊三  61 仙台大職員   無新
我妻弘国  67 衣料販売業   無現
加茂紀代子 70 絵画塾主宰   無現
佐々木裕子 57 [元]会社員  無新
大坂三男  63 [元]会社員  無現
星吉郎   59 精肉店経営   無現
小丸淳   75 保険代理業   無現
加藤克明  63 [元]会社役員 無現
佐藤輝雄  65 育成会顧問   無現
森淑子   62 NPO役員   無現
有賀光子  55 美容室経営   公現
平間奈緒美 39 PTA役員   無新
佐々木守  65 団体役員    無新
伊藤一男  74 会社役員    無現
佐久間光洋 58 図面作成業   無新
広沢真   41 党県委員    共現
高橋たい子 60 農業      無新
白内恵美子 54 NPO役員   無現

毎日新聞 2009年3月18日 地方版

357千葉9区:2009/03/22(日) 23:13:55
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090322kb
連載企画:首長選の情勢
[小坂町][羽後町]:両町、一騎打ちか

【立候補予定者】
[小坂町]
細越 満氏(61・無所属 新)

[羽後町]
柴田 宣男氏(61・無所属 新)
大江 尚征氏(63・無所属 現)

 前小坂町長の川口博氏(61)の知事選への出馬表明を受けて行われることになった小坂町長選には今月中旬、細越満氏(61)が町議を辞して出馬表明。ほかに町議の中から候補を擁立する動きがあり、選挙戦になる公算が大きい。

 細越氏は、川口氏と距離を置く5人の町議から要請され、出馬を決意した。出馬会見には、この5人も同席して結束ぶりをアピール。細越氏は、19年間に及ぶ川口町政のうち、循環型社会の構築に向けた施策を評価しながらも、町外の人を多数、観光大使に委嘱して町をPRする事業などは見直す必要があると指摘。「住民が主体の町づくりをする」と訴えた。既存の後援会を再編し、町内に広く浸透するため活動を本格化させている。

 一方、川口氏に近い町議のグループは、川口路線を着実に引き継ぐ候補者の擁立を模索。近く、このグループから対立候補が名乗りを上げるとみられる。

 川口氏は1990年に三つどもえの町長選を制した後は、4回連続で無投票当選しており、今回、細越氏のほかに立候補者が現れれば、19年ぶりの選挙戦になる。川口町政の路線継承か一部転換かを問う戦いになりそうだ。

 羽後町長選には、新人の元町議柴田宣男氏(61)と現職の大江尚征氏(63)が立候補を表明している。71票差の激戦だった2005年の前回選挙と同じ顔触れの一騎打ちになる公算が大きい。

 柴田氏は昨年9月に出馬を表明。町内をくまなく回り、朝の通勤時間帯に町中心部の街頭に立つなど、地道な運動を続けてきた。

 「今の行政は町民との距離が遠くなっている。行革は必要だが、住民サービスを維持しなければ単独立町の意味がない」とし、町民の意思を重視した町づくりを訴える。小集会を通じて、地盤の田代地区や支持者の多い元西地区以外にも浸透を図っている。

 大江氏は後援会のメンバーを中心に活動。安藤豊県議が支援するほか、連合秋田や町建設業協会、商工会など幅広い組織、団体から推薦を受けている。

 公務のない夜や土日に各地で集会を開き、町財政の健全性など実績をアピール。▽商工業振興に向けた企業誘致と既存企業への支援▽農地集積の推進による農業基盤の確立—など、着実な施策の推進を強調する。

 前町政を受け継ぎ「自立の町」維持を掲げて歩んできた大江町政。これを町民がどう評価するかの選挙となる。

(2009/03/22 更新)

358千葉9区:2009/03/22(日) 23:14:36
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090319kb
[由利本荘市]:本荘地域の動向が鍵
現市長への評価も影響
【立候補予定者】(出馬表明順)
長谷部 誠氏(58・無所属 新)
渡部 聖一氏(56・無所属 新)

 由利本荘市長選は、元県議の長谷部誠氏(58)と元市総務部長の渡部聖一氏(56)の新人2人による一騎打ちの公算が大きい。先行した長谷部氏を、選挙初挑戦の渡部氏が猛追する展開で、大票田である本荘地域の票の行方が当落を左右しそうな様相だ。

 両氏とも正式な出馬表明は昨年12月。長谷部氏は2005年、6期目途中の県議を辞し、旧1市7町が合併した新市の市長選に出馬、現職の柳田弘市長に敗れた。その後は地域をくまなく回り、住民の声に耳を傾けてきた。「旧本荘市と旧7町の地域間格差への不満が渦巻いている」とし、均衡ある発展を公約に掲げたほか、喫緊の課題である行財政改革、企業支援・雇用対策などに早急に取り組む姿勢を鮮明にしている。

 岩城、大内、由利地域などで幅広い支持を集めており、県議時代の選挙区(由利郡)だった旧7町でリードを広げられるかどうかが一つのポイント。前回の市長選の反省点を踏まえ、後援会幹部は「本荘地域が勝敗を決める」とみて、本荘地域での票の掘り起こしに懸命だ。

 一方の渡部氏は、由利本荘市総務部長の職を辞しての出馬。「市政に携わった一員として自らの経験を生かしたい」とし、市民との対話を重視した行政運営を強調。安心して暮らせる医療福祉の地域ネットワーク充実などを公約に掲げる。1月から2月にかけて、長谷部氏の出身地である岩城地域を除く旧6町に後援会組織を立ち上げ、臨戦態勢を整えた。

 小・中学や高校の同期生、同窓生、市役所OBらの動きが活発で、出身地の本荘地域では支援の輪が大きな広がりを見せつつある。懸念された知名度不足については「ハンディキャップにはなっていない。本荘地域以外でも大きな手応えを感じている」と陣営幹部。矢島や西目などでも攻勢を強める。

 長谷部氏に民主党県第3区総支部、渡部氏には自民党本荘支部、社民党由利本荘にかほ市総支部などが推薦した。2人が掲げる公約に大きな違いは見られず、有権者にとっての判断材料にはなりづらい状況だ。

 柳田市政4年間の評価が少なからず影響を及ぼしているのも特徴。柳田市長を支持してきた人がそのまま渡部氏支持者となる流れがある一方で、現市政に不満を持つ人が、支持政党に関係なく長谷部氏支持に回るといった動きも見られる。

(2009/03/19 更新)

359千葉9区:2009/03/22(日) 23:15:08
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090318kb
[男鹿市]:病院経営改善を強調
票の行方混沌、支持訴え
【立候補予定者】(出馬表明順)
高野 寛志氏(65・無所属 新)
渡部 幸男氏(57・無所属 新)
加藤 義康氏(56・無所属 新)

 男鹿市長選には、これまで元市議の高野寛志氏(65)、元県議で会社社長の渡部幸男氏(57)、元県議の加藤義康氏(56)の新人3人が立候補を表明した。ほかに出馬の動きはなく、1986年以来の三つどもえの争いが濃厚。3氏とも、厳しさを増す経済情勢を前に「男鹿の再興」を訴えている。

 昨年10月にいち早く出馬表明したのが、市長選3度目の挑戦となる高野氏。「変えなきゃ変わらない」をスローガンに、団体や組織に頼らない草の根運動に徹し、支持獲得を目指す。

 赤字経営が続く市民病院について「このままでは市の財政が破綻(はたん)の危機に見舞われる。病院を存続するためにも経営改革を早急に実現する。公設民営化や民間譲渡も検討する」と強調。企業誘致や船川港を活用した対岸貿易推進などを公約に掲げ、小規模の座談会を開催するなどして浸透を図っている。

 県議1期の経験を持つ渡部氏は、地元の船川地区を地盤に県議時代の後援会組織を再編。建設業者や港湾関係者らがバックアップする。

 病院の経営改善や雇用の場の確保、産業振興などの課題に「民間の感覚を生かして取り組む」と強調。「ないものをねだる考えから脱却し、既に男鹿にあるものの中から新しく誇れるものを生み出す」と主張する。これまでに小集会を約30回開いたほか、今月15日の決起集会には、市議8人や市内9地区の会長らが応援に駆け付けた。

 県議18年を務めた加藤氏は、既存の後援会が活発に動く。市議8人のほか、JAや観光協会などの支援を受け、組織戦を展開する。

 定数1となった99年の県議選では渡部氏に約2400票差で勝利しているが、「守りの選挙ではなく、支持者の掘り起こしを図る」と陣営。「日本一訪れたい観光地づくり」「自立する自治体経営と病院の健全化」などを掲げながら、地盤の船越・脇本地区をはじめ、他の2陣営の地盤である大票田・船川地区にも浸透を図る。

 昨年12月に今季限りでの退任を表明し、今月には県議補選への出馬を決めた佐藤一誠市長は、特定の候補を支持せず静観する構え。商工会、建設業協会や漁協の一部は自主投票。市職労なども現時点で対応を決めておらず、票の行方は混沌(こんとん)としている。

(2009/03/18 更新)

360千葉9区:2009/03/22(日) 23:15:50
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090317kb
[北秋田市]:地域医療で施策訴え
小集会こなし浸透は図る
 県内の7つの市長選と2つの町長選が、知事選(4月12日投開票)との同日選で行われる。各首長選の構図や情勢を順次伝える。

   ◇   ◇

【立候補予定者】(出馬表明順)
岩川 徹氏(60・無所属 新)
津谷 永光(57・無所属 新)

 北秋田市長選は、現職の岸部陞市長(72)が不出馬を表明し、元鷹巣町長の岩川徹氏(60)と元県議の津谷永光氏(57)の新人2人による一騎打ちの公算が大きくなっている。

 岩川氏は2003年の町長選で岸部氏に敗れるまで、旧鷹巣町長を3期務めた。当時の支援者らは昨年2月、町長時代の後援会をベースにした「てつの会」を、再び後援会組織として立ち上げるなど、市長選に向け態勢を整えた。

 これを受け岩川氏は10月に立候補を表明。岸部市長が推進してきた北秋田市民病院(今年10月開業予定)の建設事業を「医師不足のため高度医療は無理。当初の建設計画から、大幅に後退している」などと批判。これを最大の争点に据えて戦う構えを見せた。

 しかし岸部市長は1月に入り、出馬しないことを表明した。目標を失う形となった岩川氏だが、市民病院を争点とする運動方針は変更せず、旧町長時代に推進した高齢者福祉に、医師らによる訪問診療を組み合わせた新たな福祉サービスの確立などを掲げ、支持獲得を狙う。

 草の根運動に徹するとの考えから大規模な集会は開かず、市内全域で小集会を実施。昨年12月の阿仁地区を皮切りに、集落や自治会単位で1日3、4回の小集会をこなし、年末に30回、今年に入ってからは100回近く開いた。

 一方の津谷氏は、岸部市長が進退を明らかにする直前の今年1月10日に「前向きに検討する」と発言し、出馬へ動きだした。

 元県議会議長で元自民党県連会長。地盤は岩川氏と同じ鷹巣地区だが、今回はこれまで後援会組織がなかった森吉、阿仁の両地区にも後援会をつくったほか、岩川氏同様、小集会を小まめに開催して浸透を図っている。

 「岸部市長の政策を全部引き継ぐつもりはない」と強調し、後継候補との見方を否定。北秋田市民病院をはじめとする医師不足の問題については「地域の開業医との連携が必要」とし、そうしたネットワークを構築することを解決策の一つに挙げている。

 さらに、県議6期22年の間に培った国や県との太いパイプ、豊富な人脈をフルに生かすとアピール。「安心して、夢と希望と元気を持って暮らせる地域づくり」を掲げ、地道な市政の構築を訴えている。

(2009/03/17 更新)

361千葉9区:2009/03/22(日) 23:16:25
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090320kb
[湯沢市]:鈴木市政の評価問う
党派超えた支持目指す
【立候補予定者】(出馬表明順)
齊藤 光喜氏(62・無所属 新)
鈴木 俊夫氏(58・無所属 現)

 湯沢市長選には、新人の元市議齊藤光喜氏(62)と現職の鈴木俊夫氏(58)の2人が立候補を表明している。2005年の合併から4年。旧三市町の首長ら4人が初代市長の座を争った前回選挙と打って変わり、一騎打ちの様相となっている。

 前回は合併新市のかじ取り役を選ぶ選挙だったが、今回は鈴木市政1期目の評価を問う選挙となる。

 齊藤氏は昨年夏、自民党湯沢市支部の独自候補擁立に向けた動きの中で出馬を決意。昨年10月に市議を辞職し、財政の立て直しを最重要課題に掲げて出馬表明した。

 地元の稲川地域をはじめ、旧市町村ごとに後援会組織を設立。各地で小集会を重ね、「現市政には危機感が足りない。現状の路線では財政破綻(はたん)が懸念される」と市政刷新を訴えている。

 齊藤陣営が描くのは「共産対保守」の構図だ。齊藤氏は市議辞職と同時期に自民党を離党。今も共産党に籍を置く鈴木氏との違いを明確にし、市民党的立場を強調して幅広い層への浸透を図っている。

 自民党湯沢市支部が支持、県商工政治連盟ゆざわ小町支部などの組織が推薦しているほか、昨年12月に発足した齊藤氏を支援する市議会議員団連盟「明光会」には、保守系を中心に16人の市議が名を連ねている。

 一方の鈴木氏は昨年の12月定例議会で「参加・協働のまちづくりを中心とした市政推進」を公約に掲げ、「次期市長選で再選を期す」と出馬表明した。財政については「無計画な運営をしない限り、破綻することはない」としている。

 従来同様、共産党籍を残したまま無所属で出馬する。02年の旧湯沢市長選初当選時から付きまとう党籍への懸念に対しては「共産党市長だから国や県の協力を得られないということは全くないし、これまで何の支障もなかった」と反論する。

 陣営の軸となるのは、党派を超えて鈴木氏を支援する後援会組織「新しい湯沢をつくるみんなの会」。市民有志が草の根運動を展開し、一層の支持拡大を目指す。

 衆院選秋田3区の民主党公認候補である地元の京野公子氏が支持の姿勢を示し、保守系市議の一部や社民党市議も支援に回るなど、単純に「共産対保守」と色分けできない構図になっている。

 勝敗の鍵を握るのは、大票田である湯沢市中心部の票の行方。両陣営とも、党派を超えた支持獲得を図り、勝機を見いだそうとしている。

(2009/03/20 更新)

362千葉9区:2009/03/22(日) 23:31:19
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000903200001
青森市長側に100万円
2009年03月20日

■元市危機管理監、妻名義で献金「支持する人 応援当然」


 4年前の青森市長選の直前、同市の特別職にあった幹部が、妻名義で佐々木誠造市長(76)の後援会に100万円を献金していたことがわかった。適法な献金で、幹部自身も「支持する人を応援するのは当然」と話すが、同市の職員側から市長後援会への献金は「記憶では、ほかにはない」(同後援会)といい、珍しいケースといえそうだ。(北沢拓也、青池学)
 05年4月、妻名義で「佐々木誠造後援会」に献金していたのは、当時、市の特別職「危機管理監」だった伊丸岡正男氏(64)。
 県警では弘前署長や刑事部長などの要職を歴任し、04年3月に退職。同年4月、青森市が新設した特別職「危機管理監」に就任した。伊丸岡氏は06年3月まで危機管理監を務め、市を退職。同ポストには伊丸岡氏から3代連続で県警幹部OBが就いている。


 同後援会の05年の政治資金収支報告書によると、伊丸岡氏の妻名義の献金があったのは、青森市長選告示4日前の4月13日。収支報告書の寄付者欄には伊丸岡氏本人ではなく妻の名が記載されている。


 伊丸岡氏は「以前から佐々木氏を支持していた」と話し、その気持ちから献金に至ったと説明した。


 また、公職選挙法の規定で選挙活動ができない警察官の立場を離れ、地方公務員法上の政治的行為の制約がかからない市の特別職に就任したこともあり、妻と相談して献金したことを明らかにした。


 献金は自身が市長陣営の事務所に持参したといい、妻名義にしたことについては「家内が管理している金だからそういう風にしたということです」と語った。そのうえで
「何にも問題ない。透明そのもの」と強調した。


 市長後援会の副会長で市長の弟の佐々木造(ぶん・ぞう)氏は「申し入れがあったので、ありがたく頂いた。奥様から頂きました。政治家は企業から献金を頂けませんから大変ありがたい」としたうえで、ほかの青森市職員、その家族からの献金については


「私の記憶では、ありません」と話した。


 次回の青森市長選は4月12日告示、19日に投開票される。旧市時代を含めて6選を目指す佐々木市長のほか、県議の鹿内博氏(61)と青森市議の関良氏(50)が立候補を表明している。

363とはずがたり:2009/03/26(木) 18:18:34

秋田県知事選 新人4氏の争い確定
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090326t41046.htm

 任期満了に伴う秋田県知事選は26日告示され、共産党新人で党県委員の藤本金治氏(62)、いずれも無所属新人で自民、社民両党県連が支持する前秋田市長の佐竹敬久氏(61)、前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、民主党県連と国民新党県支部が支持する前小坂町長の川口博氏(61)が立候補を届け出た。ほかに立候補の届け出はなく、新人4氏の争いが確定した。

 引退する寺田典城知事の後継を争う選挙。「改革派」と呼ばれた寺田知事の路線を前向きにとらえる川口氏と、批判的な藤本氏、佐竹氏、佐藤氏が激突する。景気・雇用対策や県庁の行財政改革が争点に浮上。次期衆院選を控えた自民、民主の二大政党が対決する構図にも注目が集まる。

 藤本氏は、秋田市中通のJR秋田駅前で第一声を上げた。「労働者が簡単に解雇され、一刻も猶予のない状況。本来は国の問題だが、知事も本気になれば解決できる」と失業対策を訴えた。

 佐竹氏は、秋田市八橋鯲沼町の選挙事務所で第一声。医療体制の確立や県政改革などの基本公約を掲げ、「県政の流れを変える。発展、前進へギアチェンジするために戦う」と熱弁を振るった。

 県庁前で第一声を上げた佐藤氏は、農業の振興や教育・子育て支援の充実を強調し、「県民と力を合わせ、素晴らしい地域資源を生かし、秋田の未来を切り開きたい」と声をからした。

 川口氏の第一声は大館市のショッピングセンター前。「秋田県は経済の力が弱く、働く場所もないなど厳しい現実がある。経済再生と雇用創出のため、命懸けで頑張る」と力を込めた。

 投票は4月12日で、即日開票される。25日現在の有権者数は93万7503人。


 ◇秋田県知事選立候補者

<藤本金治(ふじもと・かねじ)>62 共新
党県委雇用対策本部長(JR東日本社員)鷹巣農林高、北秋田市

<佐竹敬久(さたけ・のりひさ)>61 無新
元県総務部次長(秋田市長(2)、全国市長会長)東北大、仙北市

<佐藤正一郎(さとう・しょういちろう)>56 無新
県ホッケー協会長(羽後町長(3)、羽後町議(3))大曲農高、羽後町

<川口博(かわぐち・ひろし)>61 無新
ノースアジア大客員教授(小坂町長(5)、小坂町議(2))法大、小坂町
2009年03月26日木曜日

364とはずがたり:2009/03/27(金) 11:26:49

梅原市長と前回支持者にすきま風 仙台市長選まで4ヵ月
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090327t11039.htm

 仙台市長選(7月12日告示、26日投票)をめぐり、前回市長選(2005年7月)で梅原克彦市長を支援した経済界や市議、藤井黎前市長の動向に注目が集まっている。投票まで4カ月を切ったが、梅原市長は進退を明らかにしていない。タクシーチケットや公用車の不適正な使用問題、県立高校の一律共学化見直しを求める県教委への介入、突然の副市長辞任など市政運営に批判と混乱が渦巻く中、梅原市長と距離を置こうとの雰囲気も漂っている。

<選挙どころでは>
 梅原市長は前回市長選で経済活性化を政策の柱に据え、地元経済界の分厚い支援を受けた。今回、経済界の動きは鈍い。

 「自動車など企業誘致に成功した村井嘉浩知事に比べて成果がなく、市政が何を目指すのかも見えない。現状では声高に支持を言い出しにくく、静観することになりそうだ」。前回、梅原市長を推した在仙の経済人は周囲の空気を解説する。

 加えて昨秋以降の急激な景気後退で、不況感が増している。「自社のことを考えることで精いっぱい。とても選挙どころでない」(商業関係者)との声も強い。

 「厳しい世論があるのは承知している。しかし、4年前にかついだ責任がある」。梅原市長を支援した若手経済人グループ「活力仙台」の菅原裕典事務局長はこう語る。しかし、今回の市長選での具体的な見通しは立っていない。

 菅原事務局長は「まずは梅原市長と話し合いを重ね、(立候補についての)意思を確認する必要がある。その上で対応を決めたい」と話す。

<対立候補模索も>
 前回市長選は自民党県連、公明党県本部が梅原市長を支持。仙台市議は定数60のうち7割を超える44人が支援組織「市議の会」に属し、梅原市長の応援に回った。

 今回の市長選について市議の野田譲自民党市連会長、笠原哲公明党市議団長は、ともに「まったくの白紙状態」と話す。

365とはずがたり:2009/03/27(金) 11:27:18
>>364-365
 市議会2月定例会の代表質疑では、野党だけでなく与党会派からも梅原市長への批判が噴出した。政治姿勢や手腕に対する冷ややかな評価が、議会全体を覆いつつある。

 「市議の会」の中心人物で、一般質問などでたびたび梅原市長にエールを送ってきた大泉鉄之助議員は「現職が出馬を決意し、どういう形で表明するかを受け止めてから判断することになる」と述べるにとどまる。

 水面下では、梅原市長以外の候補擁立を模索する動きが進んでいる。「有力な対立候補が出れば、与党議員の多くは一気に流れるだろう」(ベテラン議員)。

<後継指名を後悔>
 「どんな人物か分からないまま、後継者として支持してしまった。私には市民に対する責任があり、みそぎをしなければならない」。藤井前市長は河北新報社の取材に対し、重大な心境の変化をにじませた。

 05年に勇退し、6人が立候補した前回市長選では「地下鉄東西線の加速的推進」を掲げた梅原市長を後継者として支持を表明した。選挙戦ではマイクを握り、市政継承を有権者に呼び掛けた。

 藤井前市長は「『東西線推進』が後継指名の唯一の理由」と経緯を説明し、「『市民に対してハートのある市政を』とお願いした。彼を信頼していた」と振り返る。

 梅原市政に対する現在の思いは、かなり厳しい。「引き継ぎは『変形』し、悲壮感をもって見ている」と述べ、「庁内組織の力を引き出せず、市民との溝は広がった。思いつきの行政で将来像を見据えていないようだ」と苦言を呈する。

 「市民協働」の考え方についても、「私は市民の力を引き出すことを重視したが、梅原市長は独断で物事を進め、自分流のモデルチェンジを求めようとしている」と、批判的な見方を示した。
2009年03月27日金曜日

366千葉9区:2009/03/30(月) 22:07:11
>>36-37>>77など
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090330ddlk07010062000c.html
商都決戦:’09郡山市長選 立候補へ向け、品川氏が決起集会 /福島
 4月5日に告示される郡山市長選に立候補を予定している新人で元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(64)が29日、郡山市のホテルで総決起集会を開いた。同市長選には現職の原正夫氏(65)も立候補を表明しており、両氏の一騎打ちとなる見通し。

 品川氏は▽市長給与の50%カット▽退職金の返上▽副市長1人削減−−を提案。課題となっているJR郡山駅前市街地活性化については「(旧丸井郡山店など二つの空きビルを)市が取得して活用したい」などのプランを示した。

 原氏は31日に総決起集会を開催する予定で、4月2日に両氏による公開討論会が市公会堂で開かれる。【坂本智尚】

367秋田2区の名無し:2009/03/31(火) 20:42:24
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090331t41032.htm
佐竹氏やや先行 川口氏ら3候補追う 秋田知事選



 任期満了に伴う秋田県知事選(4月12日投票)で、河北新報社は30日までに電話による世論調査を実施し、取材班の分析も加えて情勢をまとめた。無所属新人の前秋田市長佐竹敬久氏(61)がわずかにリードし、無所属新人の前小坂町長川口博氏(61)が追う展開。無所属新人の前羽後町長佐藤正一郎氏(56)、共産党新人で党県委員の藤本金治氏(62)が続く。有権者の半数が投票する候補者を決めているが、残りはある程度決めている人と決めていない人に分かれており、なお流動的だ。

 佐竹氏は、トップダウン型の県政からの転換を目指す。自民、社民両党県連の支持や連合秋田の推薦を取り付け、安定した戦いぶりを見せている。
 自民党支持層と公明党支持層の約7割に浸透し、支持政党のない無党派層の支持は4割強。女性の約半数の支持を得ており、年代別では20代、40代、70代の支持が特に強い。職業別では、農林漁業や専業主婦に浸透している。

 地域別では、地盤とする秋田市で優位に立ち、県南の大仙市や仙北市でも着実に支持を広げる。
 川口氏は、民主党県連、国民新党県支部が支持する。行財政改革の推進や新産業創出による雇用確保を訴える。

 民主党支持層の6割近くを固め、社民党支持層も取り込む。無党派層からは3割近い支持を集めている。年代別では、30代の支持が比較的強い。職業別では、商工サービス業の支持が厚い。
 地域別では、地元の小坂町や大館市など県北で他の候補者を上回る。知名度アップに力を入れている県南では、由利本荘市で佐竹氏に迫る。

 2005年の前回、現職の寺田典城知事に投票したと答えた層では、佐竹氏と川口氏が競っている。
 佐藤氏は昨年8月、いち早く立候補を表明。特定の政党に偏らず、一定の支持を広げている。このほか、地元の県南や農業従事者が多い中高年層の支持を得ている。

 出馬表明が最も遅れた藤本氏は、共産党支持層の約8割の支持を集めるが、広がりに欠ける。序盤は大票田の秋田市を中心に遊説を重ねている。
 調査時点で、知事選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた有権者は9割に達しており、投票率の行方も注目される。

[調査の方法] 秋田県内の市町村別、男女別の有権者の構成割合に応じ、サンプル獲得の目標を設定。28、29の2日間、電話帳から無作為に対象者を抽出し、調査員が電話で聞き取りした。有効回答は606人。


 ◇秋田県知事選立候補者
藤本 金治 62 党県委員   共新 
佐竹 敬久 61 前秋田市長  無新 
佐藤正一郎 56 前羽後町長  無新 
川口  博 61 前小坂町長  無新

368千葉9区:2009/03/31(火) 22:19:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090331-OYT8T00053.htm
《4.12決戦》 民主色抑える動きも
応援演説控えめ

 民主党推薦候補が38万票近い大差で負けた千葉県知事選。秋田県知事選の各候補者の陣営や各政党の見解は、当選した森田健作氏の知名度の高さが勝因とする意見が大勢だ。だが、西松建設の違法献金事件で小沢一郎・民主党代表の公設第1秘書が起訴されたことによる民主への批判が影響したとの意見も聞かれる。

 民主党県連の支持を受けている川口博候補(61)陣営は30日、秋田市で松浦大悟参院議員が「参院議員の松浦大悟です」と応援演説。だが、「民主党」という言葉は使わなかった。

 川口氏は出陣式に民主党議員を呼ばないなど、民主色を抑えている。議員の応援は、元アナウンサーで知名度がある松浦議員だけで、県連代表の寺田学衆院議員はまだ街頭演説していない。

 陣営幹部は「千葉県は知名度の低さが敗因。うちは民主から支援を受けているが、民主の候補ではない。小沢代表のままでも影響はないだろう」と楽観的だ。だが、民主党県連の高松和夫代表代行は「影響は少なからずあるだろう。川口さんの陣営から民主党色をあまり出したくないと言われている。今後も松浦さんだけで、党が前面に出ることはないだろう」と話す。

 一方、佐竹敬久候補(61)を支持している自民党県連の鈴木洋一幹事長は「森田健作氏は知名度もあり、前回惜敗してから一生懸命運動してきた。自民が勝ったとは言えない」と受け止める。

 藤本金治候補(62)を公認した共産党県委員会の米田吉正委員長は、「無党派を強調した森田氏が勝ったということは、自民には国政への怒りが、民主には小沢代表への不信感があるということ。我々への期待感を感じる」と語る。

 佐藤正一郎候補(56)の陣営は「千葉知事選は森田さんの知名度の高さが勝因で、秋田知事選には関係ない。我々は最初から政党の支援はなく、しがらみなしを訴えている。これからも訴えていくだけ」と話した。

(2009年3月31日 読売新聞)

369千葉9区:2009/04/02(木) 22:43:07
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090329_2
自・民が宮古で火花 2県議報告会に知事、市長ら

--------------------------------------------------------------------------------

 宮古市内で28日夜、自民党の平沼健県議と民主党の伊藤勢至県議の県政報告会がそれぞれ開かれた。平沼氏の報告会には次期衆院選岩手2区(定数1)で7選を目指す自民党現職鈴木俊一氏(55)や熊坂義裕宮古市長らが出席し、西松建設の巨額献金事件をめぐる小沢一郎民主党代表の対応を批判。一方、伊藤氏の報告会には達増知事や次期衆院選岩手2区に民主党公認で出馬予定の新人畑浩治氏(45)とともに同日、宮古市長選への出馬を表明した宮古市議の坂下正明氏(57)も出席し、支持を訴えた。同市長選は6月28日が投開票日。次期衆院選との連動を視野に火花を散らした形だ。

 平沼県議の県政報告会は宮古市磯鶏1丁目のホテルで開かれた。鈴木衆院議員は約400人を前に「私は宮古・下閉伊に基盤を置く人間。平沼さんらと力を合わせて皆さんの期待に応えたい」と強調。

 小沢代表の公設第一秘書が政治資金規正法違反の罪で起訴された事件にも触れ「民主党は国策捜査などと批判するが、指揮権を発動できる時代ではない。そういう方々が政権についたら恐ろしい」と批判した。

370千葉9区:2009/04/02(木) 22:44:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090402-OYT8T00029.htm
経済県都 どう再生
郡山市長選5日告示

 5日に告示される郡山市長選。“経済県都”と呼ばれる郡山だが、中心市街地の客離れが目立ってきている。その再生は、街の活気を呼び覚ます重要要素であり、市政のかじ取りを選ぶ一つの焦点となる。(竹田淳一郎)

 JR郡山駅西口から国道4号へと通じる「駅前大通り」。郡山のにぎわいの象徴だったメーン通りは、今や空洞化が進み、平日の通行人はまばらとなっている。若者ファッションをリードしていた「丸井」が昨年2月に撤退したことで、集客の目玉を失い、周辺商店街の人の流れにも影響が出ている。

 3月23日に発表された今年1月1日現在の公示地価では、丸井の隣の商業ビルの土地が、前年比4・9%マイナスながらも商業地として17年連続での県内1位となった。だが、1993年のピーク時に比べると、10分の1以下。一等地にもかかわらず、このビル1階にあった高級時計店は丸井閉店後に撤退し、「テナント募集」の看板が立つ。

 郡山市商工振興連絡協議会が昨年7月に行った調査では、旧丸井と駅を結ぶ横断歩道の通行量が激減したことが判明した。日曜日で約47%、月曜日で約19%のマイナスだった。また、旧丸井ビルから徒歩1、2分の場所にある「うすい百貨店」周辺の調査(日曜日)でも通行量は約38%減少していた。近くのビルで長年、ギャラリーを経営する佐藤摩利雄さん(60)は「閉店でこれほど人が減るとは思わなかった」と肩を落とす。

   ◆

 中心市街地である郡山駅周辺は「4核構想」という都市計画のもとで発展を目指してきた。駅西口から国道4号を結ぶ一帯を重点整備地区に設定し、さらに大型商業施設を持つ4地区(駅北、駅南、中町、大町)を商業・交流の“核”と位置付けて回遊性のある街づくりを行うという構想だ。

 だが、駅南地区の丸井撤退前に、既に4核のうちの一つが崩れていた。

 駅から徒歩3分ほどの場所にある大町地区は店舗兼住居の専門店が並ぶ商店街として発展。大通りをはさみ、うすい百貨店がある中町地区とは、かつて「南北戦争」と呼ばれる商戦が繰り広げられたほどにぎわいがあった。しかし、ダイエー系ストア「トポス」が1994年に撤退し、今も後釜の出店がなく、核を失った状態になっている。

 「昔の活気をもう一度」と願う商店街では毎月第一日曜日にイベントを開き、「家族で遊べる街」をPRするなど必死だ。大町で老舗紙店を営む宮川雄次さん(41)は「大型店だけに頼ったことが今の状態になった原因。商店も行政もリスクを負う覚悟で取り組まなければ本当の再生はない」と語る。

     ◆

 空洞化する中心市街地に反して、駅の乗降客数は高水準を維持している。1日平均の乗降客数(2007年度調査)は東北の主要都市中、仙台に次ぐ2位の1万8249人。こうした滞留人口を市街地活性化に生かし切れていないことが空洞化の原因の一つになっている。

 ビジネス客や観光客の大半が空き時間を駅構内だけで過ごすことが多く、駅周辺に人の流れを作る「滞留から交流への発展」が空洞化解消の一つのカギとなっている。佐藤さんは「駅の外に目を向ける仕掛けを商店街、行政、NPOなどが一体となって知恵を絞る必要がある」と考えている。

(2009年4月2日 読売新聞)

371とはずがたり:2009/04/03(金) 12:59:04
県議補選3選挙区で告示 秋田市、北秋田市・郡、男鹿市
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090403c

 県議会議員補欠選挙が3日、秋田市、北秋田市・郡、男鹿市の3選挙区で告示された。いずれも欠員は1。午前8時半の立候補受け付け開始と同時に、秋田市は6人、北秋田市・郡と男鹿市はそれぞれ2人が届け出て、選挙戦に入った。

 県議補選立候補者一覧(届け出順)

 秋田市選挙区(欠員1)
黒崎 一紀 50 無所属・新
三浦 芳博 58 無所属・新
工藤 新一 52 社 民・新
石岡 大輔 28 無所属・新
竹下 博英 55 自 民・新
土田  整 54 無所属・新

 北秋田市・郡選挙区(欠員1)
北林 丈正 48 無所属・新
湊屋 啓二 52 無所属・新

 男鹿市選挙区(欠員1)
下間 俊悦 49 無所属・新
佐藤 一誠 63 無所属・元
(2009/04/03 08:59 更新)

372千葉9区:2009/04/03(金) 23:12:52
>>369
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000904030005
石巻保守分裂、争点隠す/ミニ統一選(上)
2009年04月03日


19日は石巻、登米、栗原、東松島の各市長選と、登米、栗原、東松島の各市議選、大河原町の町議選の投開票が予定される「ミニ統一地方選」の投開票日。世界的な景気後退が地方にも及ぶなか、地域経済の再生策などをめぐり、有権者の選択が下される。


     ■


 「市役所の移転がこんなに遅れるとは思わなかった。議会の過半を占める反市長派と市長との対立の巻き添えを食った形で本当に困っている。客足が少ないなかで、市長選どころではない」


 JR石巻駅前の旧さくら野百貨店が昨春撤退したあと、市庁舎がそこに移転することになっている。ところが、市当局と市議会との対立で、今年9月の移転予定が来年の年明けまで先延ばしになった。このため、9月移転を見込んで1階部分に先行して入居した商店主たちは、悲痛な叫びをあげている。


 05年に1市6町が合併して生まれた新しい石巻市の2回目の市長選は、現職の土井喜美夫氏と新顔で石巻専修大教授だった亀山紘氏との一騎打ちになる見通しだ。土井市政の継続か刷新かを争点に、すでに激しいつばぜり合いが始まっているが、その背景には保守勢力の分裂がある。


 市議会で当初は土井与党だった保守系の会派「グローバル石巻」が市政運営をめぐり2年前に分裂して反市長派に転じた。これをきっかけに、連合系の「新世紀クラブ」や共産党などを含めた野党が多数となり、保守系の「ニュー石巻」やグローバルから分かれた「みらい石巻」、公明党などの与党は少数になった。


 保守の分裂とねじれによって、国政レベルの自民対民主の構図とは異なった戦いになりそうな市長選に新たな争点が加わった。「市債の発行残高を実質的に80億円余り減らした」と、財政再建の実績を誇ってきた土井市長だが、今年に入って自身のタクシー券問題が表面化したのだ。


 市長は自身に不適切な使い方があったことを認めて謝罪したが、新たに市の交際費で大量の香典が配られた問題も浮上。財政再建か不透明支出問題か、財政支出をめぐる問題も争点になりそうだ。


     ■


 市長選をめぐる迷路のような石巻の政治地図は、秋までに確実にある次の総選挙にも微妙な影を落とすことになりそうだ。


 石巻市などを選挙区とする宮城5区で前回、自民党公認で出馬し、民主党公認の安住淳氏に敗れた斎藤正美氏は亀山氏支持に回っている。05年の総選挙で、自民党員の土井市長が斎藤氏ではなく安住氏を推した「ねじれ」が再燃した形だ。


 一方、安住氏は「身を裂かれている」(安住事務所)状態だ。後援会組織の中に土井氏を推す人たちが多い一方で、支持基盤となる連合が亀山氏の推薦を決めているからだ。こうした事情を背景に民主党は「自主投票」を決めている。


 保守勢力の分裂は旧石巻時代からの「伝統」と呼ぶ人もいるが、「政策よりも政争」の風土は、地域再生などの課題を市長選の争点から隠す結果にもなっている。


 84店ある商店街のうち15店が閉店や休業中の立町大通り商店街などの中心市街地対策は、待ったなしの状況だ。石巻商工会議所の浅野亨会頭はこう語る。「このままでは石巻は沈没する。町の活性化に、強いリーダーシップを発揮する市長になってもらいたい」(高成田享)

373千葉9区:2009/04/03(金) 23:16:04
>>370
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090327t61016.htm
沈む中心街再生急務 郡山市長選来月5日告示

 任期満了に伴う郡山市長選(4月5日告示、12日投票)が迫った。いずれも無所属で、再選を目指す現職の原正夫氏(65)と新人で元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(64)による保守系同士の一騎打ちが濃厚だ。際立った争点がないとされるが、経済県都・郡山の顔である中心市街地の活性化は喫緊の課題で、関係者の危機感は深刻だ。(郡山支局・石川威一郎)

 JR郡山駅前で30年以上親しまれた丸井郡山店が売り上げ不振から撤退して1年余り。旧丸井ビルは、雑居ビルとして再出発する計画が持ち上がっているが、時期のめどは立っていない。ビルは郡山の今を象徴するように、空き店舗のまま表玄関に立つ。

 市商工振興連絡協議会が昨年7月に行った調査によると、郡山駅前周辺の総通行量は前年に比べ、休日で35%、平日で9.8%減少。豪雨で調査を一部切り上げたためあくまで参考値だが、過去10年で最少だったことは間違いない。同協議会は「丸井閉店の影響が表れている」と分析する。

<「二つの核」失う>
 象徴的な建物がもう一つある。郡山駅から続く商店街を5分ほど歩くと、不気味な廃虚が出現する。丸井郡山店と同じ1975年にダイエー郡山店としてオープンした地上9階と4階、売り場面積計1万2000平方メートルの2棟。ダイエーの後に入居した系列の「トポス」が94年に閉店して以来、巨大な空き店舗だ。

 市は98年策定の中心市街地活性化基本計画で、丸井周辺とトポス周辺に駅北側の再開発ビル「ビッグアイ」周辺、三越系のうすい百貨店周辺を加えた4つの核で活性化を図る四核構想を盛り込んだ。ただ、既に二核が機能不全。中心商店街の小売店舗は2004年で91年の71%、小売販売額も58%に減っている。

 丸井は地権者間の調整がつかず、トポスは地権者の金銭トラブルが、跡地利用が進まない原因とされ、市は「地権者間の話し合いで解決すべき問題」と積極的に関与してこなかった。しかし、特に10年以上も放置されたトポスは「民間ベースではどうにもならない」(商店街関係者)というのが周知の事実だ。

<冷たい市の対応>
 市商店街連合会などは昨年8月、「中心部に二つの大型空き店舗が存在し、街の魅力が大きく棄損している」として、市に早期解決を要望したが、「民間のことは民間で」と冷たかったという。

 要望に加わった郡山駅前大通商店街振興組合の佐々木善寿理事長は「地権者の問題ではなく街全体の問題だ。街が壊れそうだという時に、危機感が乏しい」と強調。「景気が悪くなれば撤退する大型店に頼る街づくりが、いかに無秩序だったか」と指摘する。

 市は、新年度に改訂する新基本計画でも四核構想を継承する方針。「既存大型店跡の再生の検討など都市機能の更新を進め」などと、従来より踏み込んだ方向に転換しつつあるが、具体策は示されていない。
2009年03月27日金曜日

374宇宙人村山 ◆YWRXO2tdY2:2009/04/04(土) 07:49:45
>>403
読売新聞の福島版に昨日・今日と特集されていました。

郡山市長選は、個人的には全国的にも大きな山だと思っています。
議員の方々や財界人、その取り巻く人々が全国メディアに年明け頃から出まくりです。
原VS品川という構図も、去年の12月には決まっていました。
昨日・今日の読売新聞の情報では、公明・共産・社民・連合は自主投票、品川陣営には亀井殿が来たというのが出ていました。
自民VS民主・国民新党という構図になっています。
原陣営は、根本陣営・佐藤栄佐久陣営がもともと一緒になっています。財界人もバックにいます。前回戦った佐藤憲保新県議会議長も一体となっています。佐藤憲保は根本の後見人です。
ヤメ検の宗像紀夫も全国メディアにこの前出ていましたが、彼は佐藤栄佐久の飼い犬なので、自民陣営です。
財界人も幸楽苑がザ・サンデーで特集されるなど、非常に活発です。
田母神も活発。
一方、品川陣営には増子・太田・玄葉と活発。彼らも全国メディアに出ていました。
山形県知事選に次ぐ大きな選挙と見ています。

375千葉9区:2009/04/04(土) 09:19:15
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000903260001
(上)郡山市長選を前に
2009年03月26日


朝日が丘第1児童クラブには、夕方になると親が次々と子どもたちを迎えにやってくる=19日午後5時53分、郡山市大槻町


  ●子預ける場 足りない・多い共働き、整備遅れ


 郡山市大槻町の市立朝日が丘小学校(児童数822人)。ここには、働いている親たちのために放課後、児童たちの面倒を民間指導員がみる放課後児童クラブがある。


 「元気にしていた?」


 仕事帰りの親はそう言って子どもたちを迎えに来る。午後6時ごろがピークだ。


 新興住宅地にあるためクラブは建物を1棟造築し、2棟にした。それでも90人の定員を7人オーバーしている。


 平日だけでなく、土曜や夏休みなど長期の休日でも預かる。児童たちは夕方まで校庭で遊んだり、宿題をしたりして親の迎えを待つ。だが預かってもらえるのは、厚生労働省の基準に準じて3年生まで。祖父母らがいる家庭は利用できない。


 午後6時半。1人の母親(44)が小2の長男(8)を迎えに来た。母子家庭で、事務所で働いている。クラブがあるか調べたうえで長男を入学させたという。


 「子どもを1人では置いておけない。でもあと1年で終わりなんです」


 こうしたクラブを市が始めたのは年度から。親の負担額は児童1人あたり月3300円。おやつ代なども含めると4千円以上、年に4万円を超える計算だ。市と同じ人口万人以上の中核市、北海道旭川市には低所得者世帯に対する減免措置があるが、郡山市にはない。市内で子育てをしながら働くシングルマザーの女性(36)は「もう少し費用が安くなってくれれば助かるのですが……」と漏らす。


 05年の国勢調査によると、市内の共働き世帯は3万5334世帯で全世帯の27%と県内では多い。市内の保育所の定員は同じ中核市のいわき市が5790人なのに対し、半分ほどの3060人だ。市保育課によると、0歳児の保育を希望する親も多いといい、共働きをしている自営業の男性(33)は「0歳児を預かってくれるところが少なく、探すのが大変」とこぼす。


 また、児童クラブがある公立小学校は全58校のうち、半数に満たない24校だけだ。


 小1の長男(7)が通う学校にはないと嘆く女性(32)は、広告会社で働いている。
 「公立なのに、施設がある学校と、ない学校があるというのは納得がいかない。各校に設置してもらうことで、親が働ける環境を整備することになり、ひいては就業支援にもつながるのでは」と話す。


                    ◇


 郡山市長選の告示まであと10日。34万人が暮らす「商都」の課題を追った。

376千葉9区:2009/04/04(土) 09:20:25
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000120903270001
(中)やはり痛い 丸井撤退
2009年03月27日


旧丸井前の横断歩道は週末でも歩行者が減っているという=21日、JR郡山駅前


 ●日曜の駅前、通行半減


 JR郡山駅前の丸井が撤退してから1年余り。空き店舗のシャッターは下りたままだ。旧丸井とうすい百貨店を結ぶ路地の代官小路。飲食店や洋品店が立ち並ぶが、この1年で「貸店舗」の看板も出るようになった。


 「丸井がなくなってから、週末でも極端なくらい人通りが減った。こんなに影響があるとは思わなかった」。この小路通り沿いで洋服店を営む山田守さん(73)は話す。


 山田さんの懸念はデータでも裏付けられている。市商工振興連絡協議会が昨年7月末に実施した調査によると、同じく駅前にある商業施設アティ郡山と旧丸井を結ぶ横断歩道の通行量は、日曜が前年に比べて47、2%も減った。月曜は19、1%の減だ。


 アティ郡山にある洋服店は、丸井撤退の余波で売上高が2割減ったという。店長(34)は「やはり丸井があることで買い物客が流れていたんだ」と実感を込めて話す。


 駅前から直線距離にして約5キロと郊外にある同市安積町。中心市街に比べて家賃が安いこともあり、若い世帯が多く暮らす。町内を走る幹線道路の「内環状」沿いには、駐車場を備えたスーパーや大手飲食グループのチェーン店などが次々と進出している。


 「買い物は仕事帰りに自宅近くのスーパーで済ませます。わざわざ駅前に行かなくても、用は足せますので」。同町で暮らすパートの女性(33)はそう話した。


 中心市街地の活性化に向け、市は旧丸井など核となる商業施設を生かす構想を持っていた。だが肝心の施設は撤退が続く。今後の中心市街地像を模索して市は現在、活性化に向けた基本計画の見直しを進めているが、買い物客を回帰させるための政策を打ちだすことはできていない。


 郡山は、東北線が開通して駅ができたことから発展を遂げてきた街だ。それだけに、駅前の衰退に歯止めがかからない現状への危機感は強い。


 市や郡山商工会議所などは今春、中心市街地ににぎわいを取り戻すため、民間と一体となった協議会を立ち上げ、協議していくという。


 しかし、郡山駅前大通商店街振興組合の佐々木善寿理事長(63)は「取り組むのが遅くて弱い」と手厳しい。「経済が右肩上がりの時には民間任せでもいいが、空き店舗も増えている。商店街だけで解決しろというのではなく、行政も一緒になって知恵を集めないと都市間競争に遅れてしまう」と不安を募らせる。

377千葉9区:2009/04/04(土) 09:21:07
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000120903280001
(下)真の「音楽都市」とは
2009年03月28日


郡山市が実施した「音楽都市宣言」の記念式典。市内にある学校の合唱部が歌声を披露した=昨年5月24日、郡山市民文化センター


 ●予算、一般会計の0.04%


 JR郡山駅西口広場で12日、人気ボーカルグループ「GReeeeN」のメンバー4人の手形と足形入りモニュメントの除幕式があった。昨年3月、「音楽都市宣言」をした郡山市。出身地の違う4人が、市で音楽を始めたシンボルとも言える。


 郡山は戦後、暴力団の抗争が絶えず、米国のマフィア街になぞらえ「東北のシカゴ」と呼ばれた。その汚名を返上すべく、音楽による街づくりを有志が始めたという経緯がある。


 最近では、安積黎明高校が全日本合唱コンクール全国大会で29年連続30回も金賞を受賞。郡山二中も同大会で6年連続日本一に輝いている。


 県などが昨年始めた「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」。全国から中・高・一般の団体が参加して日ごろの練習の成果を競うが、郡山二中は今年、日本一に輝いた。


 だが会場は2年連続で福島市の施設だった。県によると、来年も郡山市の施設が会場に選ばれることはない。県文化振興課は「アンサンブルは少人数なので、あまり広すぎてもダメ。適した会場があれば場所について議論にもなるが、今のところはない」。


 市内で音楽スタジオを経営する男性(52)は「行政が大きな予算をかけて、年に数回イベントをするのが『音楽都市』ではない」。市民が日々の生活の中で何げなく音楽を感じられるのが「真の音楽都市ではないか」と指摘する。


 とはいえ、施設面の不十分さを指摘する声はある。市が07年、市内の文化団体を対象にしたアンケートによると、特に音楽関係者から「好きな時に場所を借りられない」との意見が多く寄せられた。


 音響や防音で高い評価を受ける市民文化センターの二つの練習室の稼働率は9割。市内の公民館は音楽専用ではなく、ほかの文化団体も使うため、借りられるのは1団体あたり月2〜3回に限られる。


 音楽都市宣言を祝う昨年5月の記念式典には、市出身の作曲家・湯浅譲二氏らが参加。音楽を通じての街づくりに向けたパネルディスカッションもあり、参加者からは「音楽都市になるには、せめて予算の1%は音楽に回してほしい」との声が上がった。


 しかし、市がここ数年、音楽団体への補助金や主催するコンサートなどのために組む予算は2500万円前後。小中学校では、全国大会に出場する子どもたちの交通費や宿泊費の一部に充てる市教委の予算などがあるが、それを含めても、今年度の市の一般会計で音楽関係に充てている予算は0.04%にすぎない。
 (常松鉄雄が担当しました)

378千葉9区:2009/04/04(土) 09:23:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090403-OYT8T01245.htm
衆院選にらみ各党慎重…郡山市長選あす告示

 郡山市長選は5日告示される。34万都市の「経済県都」のリーダーを選ぶ注目の選挙は、現職の原正夫氏(65)と元郵政官僚の品川万里氏(64)の保守系同士による一騎打ちの公算が大きくなっている。両陣営とも既に激しい前哨戦を展開している。ただ、明確な争点はなく、投票率の低迷を懸念する声も聞かれる。背景には、間近に迫る衆院選をにらみ、各政党が明確な態度を示しづらい状況もあるようだ。(竹田淳一郎)

 「どちらにも肩入れできない」。郡山市労働福祉会館で3月10日夜に開かれた郡山地区連合の定例幹事会は、わずか1時間で終了した。郡山市長選の対応を決める会議だったが、激しい議論もなく、「自主投票」と決まった。同連合の幹部は、「政党が動いていれば結論は変わっていたかもしれない」と語った。

 各政党の対応も同じ。既に社民、公明、共産が自主投票を決めた。自民、民主は、対応方針を示さない慎重姿勢を貫いている。

 両党の対応には、次期衆院選で大票田の郡山市を抱える2区の立候補予定者、自民・根本匠、民主・太田和美の両衆院議員を取り巻く環境が影響している。

 原、品川の両陣営の支持層とも、両議員の後援会関係者が入り交じる状態となっている。原、根本の両氏の選対幹部を兼ねる自民党系市議は「仮に民主党が品川氏を推せば、自民は原氏に付く。そうなれば根本対太田の代理戦争になる。衆院選が近いだけに、両陣営ともに遺恨を残す」と語る。

 郡山市を地盤とする民主党の増子輝彦参院議員は、「太田にプラスになることのみやる」と言い続け、3月28日に開かれた2区の党会議でも市長選への対応の結論を見送った。

 根本議員の選対本部長を務める前自民党県連幹事長で県議会議長の佐藤憲保県議も「どちらかに決めれば綱引きが始まる。綱引きそのものが根本のマイナスになる」と語る。

 両陣営の総決起大会には、根本、増子、太田の国会議員3氏はいずれも出席を見送った。

 表面上、政党色があらわにならないことで、関心が高まらず、投票率の低下を招く可能性があるとの懸念の声も聞かれる。

 4人が立候補し、県議補選、市議補選とのトリプル選となった前回(2005年)の投票率は、過去2番目に低い57・43%だった。自民、民主両党が、情勢次第で支持を打ち出す可能性はまだ残っているが、今回は保守系同士で明確な争点も浮かんでいない。このため両陣営とも「投票率は50%前後の戦いが想定される」と口をそろえる。

 前回選挙で、原氏は6万9565票を獲得して初当選した。これに対し、無所属で出馬した次点の佐藤憲保氏と、民主党の支援を受け、同じく無所属で出馬した諸橋泰夫氏の合計票は7万2419票だった。原陣営は「現職の強みが発揮できるかがポイント」と言い、品川陣営は「現市政への反発票をどれだけ取り込めるかにかかる」と話している。

(2009年4月4日 読売新聞)

379千葉9区:2009/04/04(土) 09:24:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090403-OYT8T01165.htm
青森市長選三つどもえか
継続と刷新掲げ前哨戦
 青森市長選が12日の告示まで1週間あまりに迫った。これまでに出馬を表明しているのは3氏。旧青森市時代から通算6期目を目指す現職の佐々木誠造氏(76)が「経験と継続」を訴えるのに対し、県議の鹿内博氏(61)、前市議の関良氏(50)の2新人が「市政刷新」を掲げて挑む構図になる見通しだ。3氏ともに街頭演説などを精力的にこなし、激しい前哨戦を展開している。

 「私は後期高齢者だが、〈後期〉ではなく〈光輝〉。それに経験も豊富だ」。佐々木氏は2日午後、浪岡地区で開かれた後援会主催の「市政を語る会」で、高齢多選批判を念頭に反論した。高齢多選批判、そして相次いだ市職員の不祥事。後援会幹部は「これまでで最も厳しい戦い」と気を引き締める。

 これまでの選挙で佐々木氏を支えてきたのは、浪岡地区を含め、各地区に張り巡らせた後援会組織だ。また、今回は与党会派を中心とした市議30人や県議らが支援団を結成。自民、公明両党の推薦は受けなかったものの、市議の妻らも選挙戦ではフル回転する構えだ。3月29日の事務所開きでは、推薦する連合青森の幹部や経済人らも顔をそろえ、組織力を見せつけた。

 一方の鹿内氏は現市政を「市民不在。多選の弊害だ」と批判し、「市政を市民の手に取り戻す」と気勢を上げる。街頭演説では、市政に市民の声を反映する「市民100人委員会」の設置、各地区の特色を生かしたまちづくりを訴えている。

 「幅広い層の支援」を目指し、自主支援を表明した共産党や社民党のほか、鹿内氏を除いた市選出県議9人のうち、無所属の2人を含む4人の支持も取り付けた。毛内喜代秋・元県議会議長も「ここ数年の市政に黙っていられなくなった」と鹿内氏支持に回り、支援の輪は広がっている。3月20日の「励ます会」には予想を大幅に超える支援者が集まった。

 2006年の前回市議選でトップ当選した関氏は、昨年9月の出馬表明前に自民党を離党。3日には、市議も辞職した。

 「若者流出で活力を失った青森に元気を取り戻したい」と繰り返し、刷新を掲げる。保守系との売り込みを図るが、「福祉関連の雇用創出と、商業地としての浜田地区の一層の発展を目指す」などと現市政との対立軸を明確化。3氏の中で唯一、約50億円を投じる文化観光交流施設の建設中止も掲げる。「若さと行動力」もアピールし、街頭演説をこなしている。

(2009年4月4日 読売新聞)

380千葉9区:2009/04/04(土) 09:26:44
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000903300001
郡山市長選、民主白紙
2009年03月30日


 ●2氏が推薦願、結果出ず


 4月12日投開票の郡山市長選について、民主党の地元総支部は28日、常任幹事会を開き、立候補を表明している現職の原正夫氏(65)と新顔の品川万里氏(64)から出された推薦願の扱いを協議した。しかし、自主投票にすることも含めて結論は出なかった。同党を支持する連合福島は、すでに「自主投票」を決めている。


 同党の増子輝彦参院議員によると、会議では品川氏を支持する意見や自主投票にすべきだとの意見が出たが、原氏を積極的に推す声はなかったという。ただ、「市長選が次の衆院選にどのような影響があるのかの見極め、判断がつかない」(増子氏)ことから、結論を出さなかったという。


 増子氏は取材に対し、このまま来月5日の告示を迎える可能性を否定せず、その後の対応についても「白紙」とした。

381千葉9区:2009/04/04(土) 09:44:13
>>374
個人的にも注目しています。
保守分裂かと思っていたのですが、比較的自・民対決色が強いんですかね?

>>36
選挙:郡山市長選 現職が出馬表明 原氏が再選目指し /福島
>>81
今年の選挙:/下 3大都市で市長選 郡山、経済減速下で“商都決戦” /福島
>>366
商都決戦:’09郡山市長選 立候補へ向け、品川氏が決起集会 /福島
>>370
経済県都 どう再生/郡山市長選5日告示
>>373
沈む中心街再生急務 郡山市長選来月5日告示
>>375
(上)郡山市長選を前に(子預ける場 足りない・多い共働き、整備遅れ)
>>376
(中)やはり痛い 丸井撤退
>>377
(下)真の「音楽都市」とは
>>378
衆院選にらみ各党慎重…郡山市長選あす告示

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2384
福島交通が更生法申請 運行は現情維持
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225487931/257
空港 視界ゼロ JALあす撤退

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/107
丸井郡山店、来年2月撤退 郊外型店増え商環境悪化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/385
丸井閉店で人通り急減 郡山駅前

>>39
◇05年郡山市長選開票結果(選管最終)
当69,565 原正夫  無新
 43,829 佐藤憲保 無新
 28,590 諸橋泰夫 無新←民主支持
  4,823 佐藤克朗 共新

382千葉9区:2009/04/04(土) 09:56:41
http://masato-koriyama.blogspot.com/
品川まさと 郡山市長選 応援ブログ by 勝手連 より

品川の支援会出席者
浜四津弁護士(浜四津敏子代議士のご主人)
国民新党の亀井幹事長
民社党の石関衆院議員(原文ママ)

383宇宙人村山 ◆YWRXO2tdY2:2009/04/04(土) 18:43:16
>>382
個人的には自民VS民主の対決が濃いと思います。
品川氏自体も3年前の福島県知事選の民主陣営の候補になりかけていました。
福島県自体は自民と公明は仲があまりよくないです。公明が自民と連立政権を組んでいても、県議会では民主・社民と統一会派を組んでいた時期がありました。
郡山市は福島県の自民の最後の砦です。郡山市は、2年前の県議会選挙では自民が大勝しましたが、2年前の参院補選と参院選では自民が大敗しました。

384千葉9区:2009/04/05(日) 21:56:01
>>367
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040501000634.html
秋田県知事選、佐竹氏が先行 追う川口氏、共同通信世論調査
 新人4人が立候補した任期満了に伴う秋田県知事選(12日投開票)で、共同通信社は4、5の両日、電話による世論調査を実施し、取材も加味して情勢を探った。

 自民党県連と社民党が支持する無所属で前秋田市長の佐竹敬久氏(61)が先行し、民主党県連と国民新党県支部が支持する無所属の前小坂町長川口博氏(61)が追い上げている。無所属で元羽後町長の佐藤正一郎氏(56)は伸び悩み、共産党公認の党県委員藤本金治氏(62)は苦しい戦い。

 野党分裂の中、自民、民主両党が県連レベルながら対立する構図となり、西松建設の巨額献金事件で公設第1秘書が起訴された小沢一郎民主党代表の続投の影響などが注目されている。約3割が投票する候補者を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。

 佐竹氏は自民党支持層の7割近くを固めた。民主党県連の支持母体でもある連合秋田の推薦も取り付け、民主党支持層の約3割に食い込んでいるほか、知名度を生かして無党派層からも約4割の支持を得ている。

 川口氏は民主党支持層の5割程度しか固め切れておらず、無党派層でも約2割の支持にとどまっている。一部の自民県議や「郵政造反組」の野呂田芳成元農相の支援を得ているものの、自民党支持層では支持が広がっていない。

2009/04/05 19:12 【共同通信】

385千葉9区:2009/04/06(月) 20:45:33
>>277>>280>>339-340
=秋田1区=
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090323kb
[秋田市]:保守票の受け皿誰に
知事選「ねじれ」影響か
【立候補予定者】(出馬表明順)
穂積  志氏(51・無所属 新)
丸野内胡桃氏(64・無所属 新)
佐藤 広久氏(56・無所属 新)

 前秋田市長の佐竹敬久氏(61)の辞職に伴って行われる秋田市長選は、同市選出の元県議穂積志氏(51)、前NPO法人理事長丸野内胡桃氏(64)、共産党秋田市議団事務局長の佐藤広久氏(56)が出馬を表明している。4月5日の告示まで間がなく、三つどもえの選挙戦となる公算が強まってきた。

 市長選の候補擁立に向けた動きは、佐竹氏が知事選出馬を正式に表明した2月下旬から本格化。当初から穂積氏のほか冨樫博之氏(自民党)、淡路定明氏(いぶき)の秋田市選出県議3氏の名が取りざたされ、最終的に穂積氏と淡路氏、共産党系候補の戦いになると思われていたところに丸野内氏が急浮上。これを受けて淡路氏が最終的に出馬を断念し、戦いの構図がほぼ固まった。穂積氏と丸野内氏は8年前の市長選に続く2度目の挑戦となる。

 穂積氏は今月2日にいち早く出馬表明。政党への支援要請は行っていないが、市議会最大会派の秋水会が「支援」を確認したほか、党派を超えた支持が広がっている。20の商工団体などからも推薦を得ている。18日以降は地域ごとに決起集会を開いて浸透を図っている。

 丸野内氏は政党や組織などの後ろ盾がなく、市民活動などで培ったボランティアやNPO法人などが支援している。出馬表明が今月16日で出遅れ感は否めないが、市民活動を通じて一定の知名度はあり、無党派層の取り込みが鍵を握りそうだ。

 佐藤氏は市内の労働組合や市民団体など8団体で組織する「くらしを大切にする秋田市をつくる会」が選挙母体で共産党が推薦。出馬表明が今月17日と遅れたため、限られた時間でいかに浸透を図るかが課題だ。

 前市長の辞職に伴う出直し選挙となった8年前は5人の候補が乱立。穂積氏と丸野内氏は非自民非共産票を取り合って共倒れとなり、保守票を手堅く取り込んだ佐竹氏の前に涙をのんだ。今回は保守系の候補者がおらず、保守票の受け皿が最大の焦点となる。穂積氏の推薦を決めた保守系の秋水会も、議会内外の独自候補を擁立しようと模索した経緯もあって一枚岩ではない。8年前に丸野内氏を推薦した連合秋田は、今回は自主投票も含めて対応を検討している。

 知事選では自民、社民両党と連合秋田が同じ候補予定者を支援し、民主党支持の候補予定者、共産党公認の候補予定者と激突する構図が固まった。寺田県政を支えた非自民非共産の三者共闘のねじれが生じている。これが市長選にどう影響するか。



 <完>


(2009/03/23 更新)

386千葉9区:2009/04/06(月) 20:46:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090406-OYT8T00130.htm
秋田市長選三つどもえ
 佐竹敬久・前秋田市長の知事選出馬に伴う秋田市長選には、前NPO法人理事長の丸野内胡桃(くるみ)氏(64)(無所属)と、前県議の穂積志(もとむ)氏(52)(同)、共産党秋田市議団事務局長の佐藤広久氏(56)(同=共産推薦)の新人3人が立候補を届け出た。市中心部の旧日赤・婦人会館跡地の再開発事業への賛否や商工業振興、雇用対策などの政策を巡り、論戦が交わされる。投開票は知事選と同じ12日に行われる。

 ■丸野内候補

 集まった約100人の支援者らが青い布を首に巻いたり手に持ったりし、選挙事務所前はトレードカラーの青一色になった。青いジャケットをはおり、首もとには青いスカーフをリボン結びにして登場。大きな拍手で迎えられた。

 事務所のテーブルには、名前にちなみ、クルミの実を山盛りにした。壁には、ピンクの紙に書かれた支援者からの寄せ書きを、桜の花びらに見立てて満開にするなど女性らしい演出も。 支援者らと握手し、感涙を手でぬぐうと、「秋田市初の女性市長に」と書いた選挙カーに乗り込んだ。 

 ■穂積候補

 告示日の5日が52歳の誕生日。出陣式で、連合後援会の高橋千代士会長(80)が「12日には必ずや何らかのお褒めの言葉もあると思う」と話すと、集まった約950人の支持者から一斉に拍手が起こった。

 市職労や、県と市の歯科医師連盟など推薦団体は約60に及び、出陣式には衆院議員や県議、市議らが多数かけつけた。赤地に白のストライプが入った「勝負ネクタイ」をつけ、「ガンバルマン」の文字と候補の似顔絵入りのシールを胸に張った支持者らと握手を交わし、「がんばります」と力強く訴えた。

 ■佐藤候補

 午前5時半に起床。同居する両親、妻と一緒に食卓を囲み、「普段通りの朝」を過ごした。午前8時20分に選挙事務所で行った出陣式では、「市民生活に嵐が吹き荒れる今、暮らしを守る風よけにならなければ。じわじわと火が燃えてきた」と静かな闘志を見せた。

 午前9時からは、共産党の高橋千鶴子衆院議員らも応援に駆けつけ、JR秋田駅前で第一声。集まった約80人の支持者一人ひとりと握手を交わした。支援者から折り鶴がたくさん入ったガラスの器と花束を笑顔で受け取ると、選挙カーに乗り込み遊説へ飛び出した。

(2009年4月6日 読売新聞)

387千葉9区:2009/04/06(月) 20:50:16
>>36-39>>65>>77>>81>>370>>373-378
>>381(郡山市長選まとめ)
=郡山2区=
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090406ddlk07010095000c.html
商都決戦:’09郡山市長選 告示 品川、原の2氏が第一声−−12日投開票 /福島
 ◇「転換」、「継続」訴え
 任期満了に伴う郡山市長選は5日、告示された。新人で元郵政審議官の品川万里氏(64)=無所属=と現職で再選を目指す原正夫氏(65)=同=の2人が立候補した。「転換」を訴える品川氏と「継続」を掲げる原氏はそれぞれ選挙事務所前で第一声を上げ、一騎打ちの選挙戦に入った。投開票日は12日。4日現在の有権者数は26万7095人。【坂本智尚、関雄輔】(届け出順)

 ◇「新技術発信都市に」−−品川氏
 品川氏は午前9時過ぎ、同市若葉町の選挙事務所前の出陣式で約1000人の支持者を前に、「郡山の良き伝統を守り、素晴らしい産物を全国に広める。郡山を新しい技術の発信都市にしたい」と第一声を上げた。

 公約として▽小学6年生までの医療費無料化▽有効活用するための旧丸井店舗ビルなどの購入▽開成山球場の改修計画見直し▽市長報酬の50%カット−−などを掲げ、「問題先送り型から進化、発展型市政への転換」を目指している。

 伝統工芸の和紙を持ち出し「私は和紙のように、もまれても破れません」と声を張り上げ、特産ネギをかじり「この阿久津曲がりネギを全国に広めます」と親しみやすさをアピール。最後に「郡山を変え、福島県と日本を変えよう」と締めくくって遊説に出発した。

 式には増子輝彦参院議員(民主)や根本良一前矢祭町長らが駆け付けた。

 ◇「サービス日本一へ」−−原氏
 原氏は午前8時50分過ぎ、同市図景の選挙事務所前の出陣式で第一声。約800人を前に「この4年間安全・安心のまちづくりに取り組んできた。これからの4年間は行政サービス日本一を目指し、市民と一緒に頑張りたい」と支持を訴えた。

 2期目の政策に▽開成山野球場整備▽音楽堂建設の具体化▽JR郡山駅前中心市街地の活性化▽新公共交通システム導入−−などを掲げ、市政の継続の重要性を強調している。

 「私にとって郡山は生まれ育ち、一生を過ごす場所。相手候補は郡山を知らない。郡山を愛する一人として負けるわけにはいかない」と地元生粋の候補であることをアピールし、対決姿勢をあらわにした。

 「この1週間全身全霊を傾けて戦いたい」と宣言し、遊説へ向かった。

 式には鈴木義孝三春町長のほか、自民党県議2人や公明党県議1人、市議らが駆け付けた。

==============

品川万里(しながわ・まさと) 64 無新

 [元]郵政審議官▽法大情報技術研究センター教授[歴]郵政省貯金局長▽東大

原正夫(はら・まさお) 65 無現(1)

 市長▽会社顧問[歴]市議2期▽県議4期▽自民党県連幹事長▽明大

388千葉9区:2009/04/06(月) 20:53:22
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000904060002
「県都の顔」は/新市2期目は
2009年04月06日

 市長の知事選転出に伴う秋田市長選などの7市長選と、5市議補選が5日、告示される。投開票日はすでに選挙運動が始まっている知事選、県議補選と同じ12日で、4月はさながら「ミニ統一選」の様相となっている。


 秋田市以外の6市は、05年の市町村合併で誕生した市長が、そろって任期満了を迎えるための選挙。秋田市と男鹿市では新顔3人が、湯沢市と由利本荘市、北秋田市ではそれぞれ2人が立候補の準備を進めている。潟上市と大仙市は、現職以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。


 深刻な不景気の中での選挙だけに、どの立候補予定者も景気対策や雇用問題などを政策の重点項目に掲げている。地縁や血縁、仕事上のつながりなどを優先するだけではなく、不況下でどのよう政策を進めていくかにも有権者の関心が集まりそうだ。


秋田/新顔3氏の争いに
 秋田市長選には、前NPO法人理事長の丸野内胡桃(くるみ)氏(64)、前県議の穂積志氏(52)、共産党秋田市議団事務局長の佐藤広久氏(56)の新顔3人がいずれも無所属で立候補した。


 丸野内氏は午前8時半から同市中通3丁目の選挙事務所前で第一声。集まった約100人の支援者は青色のリボンを持ち、「その通りだ」「頑張れ」と演説に応えた。


 穂積氏は午前8時半から同市川尻町の事務所で約950人を前に出陣式をした。赤坂光一市議(秋水会)は「市議42人のうち、36人が穂積候補を応援する」と激励した。


 佐藤氏は午前9時からJR秋田駅前で第一声。推薦を受ける共産党の高橋千鶴子衆院議員が応援演説。約100人の支持者のほかに、通行人らも遠巻きに話に聴き入った。



北秋田/無所属新顔一騎打ち
 北秋田市長選は、自民党県連会長を務めた津谷永光氏(57)と元鷹巣町長の岩川徹氏(60)の無所属新顔同士の一騎打ちになった。


 津谷氏の出陣式には現市長の岸部陞(すすむ)氏や自民党県連幹事長の鈴木洋一県議らが出席した。22年間の県議生活で培った津谷氏の国や県とのパイプの太さや、政策を進める上での「バランス感覚の良さ」を強調する場面が目立った。


 岩川氏の街頭演説では、薬害エイズ訴訟の原告、川田龍平参院議員がマイクを握った。「命の大切さ」「医療・福祉の大切さ」を訴えながら、鷹巣町長時代に「福祉の町」づくりで注目された岩川氏の支持を訴えた。


 新顔とはいえ津谷氏、岩川氏ともに地元では抜群に知名度が高く、市内は初日から熱気を帯び始めた。



湯沢/現職に前市議が挑む
 湯沢市長選は新顔の前市議、斉藤光喜氏(62)と、現職で再選を目指す鈴木俊夫氏(58)のいずれも無所属の一騎打ちとなった。


 同市表町の国道に面した斉藤氏の事務所では午前8時から出陣式。約400人(同事務所)が集まった。応援演説に立った自民党と公明党の県議が「今の市長では湯沢はよくならない」と、ともに共産党籍の現職を批判。「市政を変えよう」と呼びかけた。


 同市柳町の中心商店街にある鈴木氏の事務所では郷土芸能の太鼓が鳴り響き、約400人(同)の支持者を盛り上げた。前回市長選では「動」をキーワードにしたが、今回は「心」。運動員のジャンパーの背にこの文字を入れて、必勝を期していた。

389千葉9区:2009/04/06(月) 20:53:36
男鹿/三つどもえの激戦に
 男鹿市長選は、元県議で港湾荷役会社長の渡部幸男氏(57)、前県議の加藤義康氏(56)、前市議の高野寛志氏(65)のいずれも無所属新顔の3人が立候補。旧若美町と合併後の前回05年の無投票だった市長選とは一転、激しい三つどもえ戦となった。


 市長を合併前から4期近く務めた佐藤一誠氏(63)は2日付で辞職、同日告示された加藤氏の辞職に伴う県議補選に立候補。知事選と市議補選を合わせ四つの選挙がある同市内は選挙一色になった。


 市長選の3陣営は、それぞれ午前8時半過ぎ、選挙事務所前や近くの広場で出陣式を行った。第一声で候補者らは、「男鹿の活性化」「市民病院の経営改善」などについての政策を訴えたりした後、市内各所へ選挙カーを繰り出した。



由利本荘/元県議・元市部長の争い
 由利本荘市は、元本荘市長で現職の柳田弘市長が引退を表明。05年の市長選で柳田市長に705票差で敗れた元県議の長谷部誠氏(58)と、市総務部長を昨年末に退職した渡部聖一氏(56)の一騎打ちになった。


 午前8時半ごろ、長谷部氏は国道108号沿いの広場で、渡部氏は選挙事務所前でそれぞれ出陣式を行い、選挙カーに乗り込んだ。


 電子部品大手のTDKの大幅な減産で、関連企業の多い同市は法人市民税が半減、大量の離職者が出るなど深刻な情勢だ。ともに「100年に一度の不況」として喫緊の経済・財政対策を訴えている。

390千葉9区:2009/04/06(月) 21:02:26
≪秋田市長選≫
穂積:出陣式には衆院議員や県議、市議らが多数かけつけた
   「市議42人のうち、36人が穂積候補を応援する」
≪郡山市長選≫
品川:増子輝彦参院議員(民主)や根本良一前矢祭町長
原 :鈴木義孝三春町長のほか、自民党県議2人や公明党県議1人、市議らが
≪北秋田市≫
津谷:現市長の岸部陞(すすむ)氏や自民党県連幹事長の鈴木洋一県議ら
岩川:川田龍平参院議員
≪湯沢市≫
斉藤:自民党と公明党の県議
鈴木:共産党籍現職

391とはずがたり:2009/04/07(火) 13:07:17

秋田は統一地方選状態ですね〜。小坂町議補選の小坂と小坂鉱山の違いは何だ!?!?

小坂、羽後両町長選が告示 ともに2人が届け出
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090407b

 小坂、羽後の両町長選が7日、告示された。午前8時半の立候補受け付け開始と同時にそれぞれ2人が届け出て、ともに一騎打ちの選挙戦に突入した。小坂町では町議補選も告示され、欠員2に対し4人が届け出た。投開票は12日。
町長選立候補者(届け出順)

【小坂町】
細越  満61無所属・新
亀田 利美61無所属・新

【羽後町】
大江 尚征63無所属・現
柴田 宣男61無所属・新

小坂町議補選立候補者
(欠員二?4、届け出順)
椿谷 竹治 57 無新 小坂鉱山
小番 正孝 58 無新 小坂鉱山
中村修太郎 62 無新 小  坂
木村  功 61 無新 小  坂
(2009/04/07 09:15 更新)

392とはずがたり:2009/04/07(火) 13:10:55
自民県連の武田政調会長が辞表提出 知事選対応で「けじめ」
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090404d

 自民党県連の武田英文政調会長が、政調会長職の辞表を提出していたことが3日、分かった。武田氏は、知事選(12日投開票)で佐竹敬久候補(61)を「支持」すると決めた党県連の決定に反し、川口博候補(61)を支援しており、県連役員としてけじめをつけた形だ。県連は辞表は受理しておらず、知事選終了後に対応を検討する方針。

 武田氏は辞表提出の理由について、「県連は佐竹氏支持を決めたが、私は応援できない。政調会長という県連三役の立場であり、けじめが必要と考えた」と話している。

 武田氏は県連が佐竹氏支持を決めた直後の先月10日、鈴木洋一幹事長に辞表を提出。鈴木幹事長によると、幹事長が預かる形になっている。鈴木幹事長は「5月には県連役員の改選期を迎えることもあり、知事選が終わってから(受理すべきかどうかも含め)対応を考えたい」と話している。
(2009/04/04 10:03 更新)

393千葉9区:2009/04/07(火) 22:20:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090407-OYT8T00012.htm
郡山市長選、原氏が先行 世論調査
3割超、態度未定

 保守系同士の一騎打ちとなった郡山市長選(12日投開票)について、読売新聞社は5、6の両日、福島民友新聞社、福島中央テレビと共同で世論調査を行い、取材結果を加味して情勢を分析した。再選を目指す現職の原正夫氏(65)がリードし、元郵政審議官で新人の品川万里氏(64)(ともに無所属)が追う展開となっている。ただ、3割超の有権者が態度を明らかにしておらず、情勢は変化する可能性がある。

 【情勢】 

 今回の市長選では、どの政党も特定候補の支持を明確に打ち出していない。

 調査では、原氏が自民党支持層の6割強、公明党支持層の過半数を固め、無党派層の4割弱の支持も得ていた。品川氏は、無党派層の支持が2割弱にとどまっている。民主党支持層は支持が割れており、品川氏が地元出身国会議員の支援を受けて支持の拡大とともに知名度アップを図っている。

 原氏は、地域別、男女別でも満遍なく浸透。年齢別でも40歳代と70歳以上の半数強の支持を集め、すべての世代で優位に立っている。しかし、20〜30歳代は4割強が投票態度を決めておらず、若い世代の票の取り込みは両陣営にとってカギとなりそうだ。

 【意識】 

 「大いに」「多少は」を合わせて、今回の市長選に「関心がある」と答えた有権者は、4年前の前回選挙時の調査結果(70・2%)よりやや少ない67・6%。「必ず」「なるべく」を合わせて「投票に行く」と答えたのは、前回調査(89・7%)よりやや多い92・4%だった。前回市長選の投票率は過去2番目に低い57・43%だった。

 選挙で重視する公約・政策は、JR郡山駅前の「丸井」撤退や景気悪化で注目された「商工業の振興と雇用対策」が3番手にとどまる一方、「福祉や高齢化対策」がすべての年代でトップになった。

 調査方法 告示日の5日午後から6日にかけて、郡山市の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1110世帯のうち632人から回答を得た(回答率57%)。

■期日前投票始まる 郡山市長選の期日前投票の受け付けが6日、始まった。市役所本庁舎と各行政センターなどで11日まで受け付ける。時間は午前8時30分〜午後8時(ビッグアイ6階の市民サービスセンターのみ午前10時〜午後7時)。

 問い合わせは市選挙管理委員会(024・924・2461)へ。

(2009年4月7日 読売新聞)

394とはずがたり:2009/04/07(火) 22:25:27
>>393
意外に(?)原氏強いですねー

395千葉9区:2009/04/07(火) 22:29:08
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090407ddlk04010168000c.html
選挙:仙台市長選 7月26日投票、見通し混とん 現市長、進退明らかにせず /宮城
 19日に投開票される石巻、登米、栗原、東松島各市長選などの「ミニ統一地方選」を皮切りに、県内は衆院選や知事選、仙台市長選といった重要選挙が目白押しの「選挙イヤー」を迎える。だが、最も注目度が高いとされる仙台市長選(7月12日告示、同月26日投票)の見通しは混とんとしたままだ。タクシー券の不適切使用問題や副市長の突然の辞任など逆風にさらされる梅原克彦市長は、選挙まで4カ月を切った現段階でも「続投」の意思を明らかにしておらず、周囲はかたずをのんで市長の「進退」を見極めようとしている。【高橋宗男】

 ◇タクシー券問題で窮地
 「明日、明後日が当面の山場」

 仙台市議会の関係者は7、8の両日に開催する全議員による議員協議会を指し、こう指摘した。

 市長はタクシー券問題に関し、昨年12月の市議会定例会で「すべて公務に使用した」と説明していたが、市監査委員会が3月30日に公表した随時監査結果では、公務以外に使われていた可能性のあるタクシー券が少なくとも63枚あることが明らかになった。

 議員協議会は、市議会での市長答弁と監査結果の食い違いを解明する場と位置付けられる。「これ以上の解明は難しい」との見方も強いものの、「議会による市長へのプレッシャーとなる」と、ある議員は解説する。

 ◇トップダウン手法に疑問符
 梅原市長が初当選した05年7月の選挙では、定数60のうち44人の市議が市長を支援したが、いまや状況は一変した。

 当時、支援に回った議員の一人は「政策的にはほぼ間違っていない。子育て支援など見るべき成果もある」としながらも、「国を動かしてきた元通産官僚としての意識が抜け切らず、議員や職員と上手に付き合えなかった」と、トップダウンの強引な手法に疑問を投げかけた。

 周囲との温度差は、3月中旬の奥山恵美子前副市長の辞任にも表れている。前副市長は、県立高校一律共学化に反対する市長が深夜に県教育委員長を訪問し、手紙を渡したことを批判し、「市長の方法論は認めがたい」と辞任理由を説明した。

 市長の求心力低下の背景に、こうしたわだかまりが根強くあることは間違いなさそうだ。

 ◇再出馬も厳しい戦い
 「梅原市長の市政運営をどう思うか」。市職員労働組合が仙台市民1272人の回答を得て3月17日に公表した市民意識調査では、「評価している」との回答がわずか3・1%にとどまった。「どちらかといえば評価している」と合わせても肯定的な評価は18%。

 「評価していない」「あまり評価していない」の否定的な評価は計63・3%に上り、その差は45ポイント開いている。

 市長は続投の意思を固めた場合でも厳しい戦いが予想されるだけに、周囲の状況を慎重に瀬踏みしているようだ。市長は遅くとも6月の定例議会までには「進退」を明らかにするとみられるが、「市長が(次期選挙に)出馬しないことを前提とした候補者選びも始まっている」とのささやきが、議会筋から漏れている。

396とはずがたり:2009/04/09(木) 10:56:28

深まる疑念、怒声と失笑 仙台市長説明
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090409t13033.htm

 梅原克彦仙台市長のタクシーチケットの不適正使用をあらためてただした8日の市議会議員協議会では、太白区根岸町を乗降地点とする不自然な使い方のチケットが新たに判明するなど、疑念はさらに深まった。12人が登壇し、5時間に及んだ質疑で、梅原市長は「記憶にない」との答弁を連発。議場は怒声や失笑、失望の声が渦巻いた。

 共産党市議団の花木則彰議員は、2008年11月8日付と29日付で、太白区根岸町などを乗降地点としたチケット8枚について質問した。
 県立高の一律男女共学化に反対する市民団体の代表の居住地が根岸町にあると指摘して「集会の準備で訪問したのではないかと疑われる。共学化反対は市長の公務に当たらないと結論が出ている」と追及。梅原市長は「記憶にない」と繰り返した。

 民主クラブの安孫子雅浩議員は、08年8月27日の東京出張で一時間の間に、梅原市長の自宅のある大田区田園調布と千代田区三番町をそれぞれ終点とするチケットがある点を指摘し、第三者への譲渡の可能性をただした。
 筆跡に特徴があるチケット数枚をパネルで提示したのは、改革ネット・自民の佐藤正昭議員。梅原市長は「チケット一枚一枚を判別するのは困難」としているが、宮本昭彦企画市民局長が筆跡は自分のものであることを認め、少なくとも8枚はタクシーに同乗したことを明らかにした。

 きぼうの鈴木勇治議員は、梅原市長の任期が残り4カ月である点を挙げ「一期で市長の思いが完結したとは思えないが、今のままでは市民の信頼は得られない」と突き放した。
 協議会終了後、与野党を問わず各会派から「誠意ある回答を得られず、むなしさばかりが残った」や「このままでは到底、納得できない」などの不満の声が漏れた。

◎市民からも厳しい声

 仙台市の梅原克彦市長がタクシーチケットを不適正に使用した一連の問題を、市民はどう受け止めているのか。7日に続き、議員全員による市議会議員協議会が開かれた8日、20―80代の市民に聞いた。

 繰り返される「記憶にない」「身に覚えはない」という言葉は、まさに悪い政治家の常とう句。市長もこういった政治家と一緒なのかと、残念に思った。説明責任を果たそうという姿勢がうかがえない。事実を隠ぺいして、このまま問題が風化するのを待っているようにすら感じる。誠実に市民のことを考えてほしい。(青葉区 大学3年 坂本有香子さん 21歳)

 市長には公金の使い道を明確にしてほしい。行き先不明だった分のお金を返納したのだから、堂々と説明できるはずだ。それが「覚えていない」「記憶にない」と繰り返しているので、私的な目的で使ったのではないかと疑問を抱いてしまう。仮にそういう目的で使ったのなら誤りを認め、市民に謝ればいい話だ。(若林区 主婦 岩村智恵さん 37歳)

 市長のタクシー券の使い方は、納税者としていい気持ちがしない。タクシー券は皆が一生懸命働いて納めた大切な税金から支払われている。これまでの説明は言い訳のように聞こえる。使い道をきちんと市民に説明してほしい。市の代表の立場なので、自分がなさったことをよく考え、襟を正してほしいと思う。(青葉区 主婦 芳賀弓子さん 48歳)

 市民の血税を使い「記憶にない」はあまりにも無責任だ。このままでは疑念は広がるばかりで、市長も市民も誰も得をしない。事実であれば、誠実に謝れば済む問題なのではないか。なぜ、かたくなに誤りを認めようとしないのか。これまでの市長の実績を認めている人もいるはずだ。本当にもったいない。(青葉区 ボランティア 山田元子さん 59歳)

 同じ時間帯にタクシー券を複数枚使っているということは、まずあり得ない話だ。市長が「記憶にない」と言うのであれば、議会もマスコミも徹底的に事実を追及してほしい。市民に説明責任を果たさないまま、次期市長選に立候補するのだろうか。このままでは厳しい結果が待ち受けている気がする。(青葉区 歌謡講師 杉本浩次さん 74歳)

 タクシー券の不適正使用はとんでもない話だ。中央にいたので、官僚のやり方を引きずっているのではないか。議会でもごまかしてばかりで、全く説明責任を果たしていない。市長になる人は市民のことを一番に考えるべきで、信用のない人がなるべきではない。1度失った信頼はもう回復できない。(宮城野区 無職 米谷誠之さん 80歳)
2009年04月09日木曜日

397とはずがたり:2009/04/09(木) 10:57:46

私的使途「記憶ない」仙台市長繰り返す タクシー券
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090409t13028.htm

 タクシーチケットの不適正な使用をめぐり、梅原克彦市長が市議会常任委員会で事実と異なる答弁をした問題で、梅原市長は8日も、市議全員で構成する市議会議員協議会に出席し質問に答えた。市監査委員が「公務での使用が疑わしい」と指摘したチケットの使途に関して、梅原市長は従来通り「記憶がない」と繰り返した。議員側からは「説明責任を果たさない姿勢は極めて問題だ」などと辞職を求める声も上がった。

 チケットが公務で使われたかどうかを調べた随時監査結果を受けて、市議会7会派の代表が質問。同じ時間帯に複数の人物が使ったり、梅原市長が出張で市内にいない時間に使われたりしたチケットについて、家族による私的使用がなかったかなどを問いただした。

 梅原市長は「使用したチケットは多数にわたるため、それぞれについて記憶がない」「チケットを渡した第三者に配慮する必要がある」「公務の機密性の保持」と繰り返し述べ、チケットの使用目的や経路、渡した相手について、具体的な説明をしなかった。

 議員からは「市民には市政への不信感が渦巻いている。身の処し方を決断しなければいけない」「市政をけん引するはずの市長が、市政のブレーキ役になっている」といった厳しい意見が続出した。

 協議会終了後、赤間次彦議長は「各会派とも監査結果を精査した上で疑わしい部分をただしたが、市長に明確に答えてもらえず残念だ」と強調。各会派で対応を協議し、21日に開かれる総務財政常任委員会などで引き続き問題を追及する構えだ。報道関係者の取材に応じた梅原市長は「自分なりに記憶をたどり誠意を持って答えた。満足してもらえないかもしれないが、最大限努力した」と話した。
2009年04月09日木曜日

398とはずがたり:2009/04/09(木) 10:58:32

仙台市議会、不信頂点に タクシー券問題
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090409t13024.htm

 「記憶にない」「分からない」「定かでない」。仙台市の梅原克彦市長は、数々の疑念に明確な答えを示さなかった。タクシーチケットの不適正な使用や市議会常任委員会での「虚偽」答弁をめぐり、8日開かれた議員協議会。「市長として資質が問われる」「進退を明らかにすべきだ」。市議会の不信感は頂点に達した。

 議員協議会の最大の焦点は、昨年12月の市議会総務財政常任委員会での市長説明と、今年3月にまとまった随時監査報告との食い違いだった。
 昨年9月27日に6枚、11月3日に6枚使用されたタクシーチケットをめぐり、常任委で梅原市長は「すべて自分で使った」と説明。だが、随時監査の結果、時刻や経路から第三者が使用した可能性が浮上した。

 議員協では、虚偽の答弁とも受け取れる部分に質問が集中。梅原市長は「記憶が不確かで分からない」との答弁を連発し、「タクシーの運転手がチケットへの記載を間違うこともある」などと苦しい説明に終始した。
 自宅があった青葉区立町まで女性が1人で使ったチケットや、妻の実家がある青葉区の寺院から、同じ時間に市長が訪れていた市博物館に向かったチケットもあった。議員からは「妻が使ったのではないか」との質問が続出したが、市長は「記憶にない」「譲渡していない」と述べた。

 説明責任に背を向けたような姿勢に、議員の追及は過熱。終盤は7月の市長選を見据え、市長としての資質や責任論にまで質問は及んだ。
 最大会派の改革ネット・自民は「半年前のことすら記憶にないのは職務遂行能力が問われる。市長が市政の混迷を招いている」と批判。与野党の4会派が、辞職など進退について問いただした。

 梅原市長は「タクシーチケットの不適正な使用をおわびする」と陳謝しながらも、「政策的には誤りはなかった。一日一日全力で仕事をする」と述べ、辞職する考えがないことを強調した。
 事実の解明を求めた5時間に及ぶ市長と市議会の応酬は平行線のまま終わった。「このままでは収まりがつかない。消化不良では終われない」と与党会派のベテラン議員は語った。
2009年04月09日木曜日

399とはずがたり:2009/04/09(木) 11:07:26
>>395-398
特権階級意識丸出しで公金を扱う者の自覚に欠けますな〜。

> 梅原市長の自宅のある大田区田園調布と千代田区三番町をそれぞれ終点とするチケットがある。
> 宮本昭彦企画市民局長が筆跡は自分のものであることを認め、少なくとも8枚はタクシーに同乗したことを明らかにした。
。同じ時間帯に複数の人物が使ったり、梅原市長が出張で市内にいない時間に使われたりしたチケットについて、家族による私的使用がなかったか
> 自宅があった青葉区立町まで女性が1人で使ったチケットや、妻の実家がある青葉区の寺院から、同じ時間に市長が訪れていた市博物館に向かったチケットもあった。

> 常任委で梅原市長は「すべて自分で使った」と説明。だが、随時監査の結果、時刻や経路から第三者が使用した可能性が浮上した。> 議員協では、虚偽の答弁とも受け取れる部分に質問が集中。梅原市長は「記憶にない」との答弁を連発
> 「タクシーの運転手がチケットへの記載を間違うこともある」などと苦しい説明に終始した。

400とはずがたり:2009/04/10(金) 07:25:33
郡山市長選挙は混戦模様ですね。
新聞に掲載された公約を見ると、素人受けする原、玄人向け品川の感じ。
原はあいかわらず政見に具体性ゼロ。そんなことわかってる!と言いたい。
二期目はやりますって言ったって、一期目は何だったの?
品川は「郡山を将来はこうする」が見える。この閉塞感に満ちた世の中、
継続よりチェンジに期待したい。

401千葉9区:2009/04/10(金) 09:14:26
郡山は意外と不景気感がないのかもしれません。丸井閉店など駅前部分はさんさんたる状況ですが、それ以外では郊外型SCや大規模店舗が賑わってますので。

402とはずがたり:2009/04/10(金) 10:46:31
>>400は俺じゃありません。管理人の名を騙るようでは品川陣営の印象を悪くしますねー。

>>401
成る程。福島県の経済県都だけど駅周辺は惨憺たることになってると云うイメージでしたけど,車社会への移行に中心市街地が乗り損ねたと云う地方都市共通のパターンでしょうかね。

403KO11:2009/04/10(金) 17:47:19
>>402 管理人様、失礼しました。名前そのまま書き込みすみません。

404とはずがたり:2009/04/10(金) 19:16:46
>>403
余りに私,とはずがたり,ばかりが書き込んでいるのでこの板の名無しさんとたまに間違われる事があるようですw
ご丁寧に反応頂き有り難うございます。今後とも郡山情報等レス頂けたらと思います。
現職批判の風が全国に吹いているので品川氏とすれば其処を突きたいところですよね。

405小説吉田学校読者:2009/04/10(金) 20:43:54
>>401
郊外型もにぎわっていますけど、平日昼間はどうでしょう、たまに里帰りするいわきでは、平日昼の鹿島街道はもう悲惨そのものです。千葉もハーバーシティ蘇我とか大丈夫なんでしょうか・・

406千葉9区:2009/04/10(金) 23:20:11
>>405
スレ違いですが
ハーバーシティーは金曜の夜でもガラガラでしたから かなりヤバいのでは

407千葉9区:2009/04/12(日) 00:04:45
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090411ddlk07010176000c.html
商都決戦:’09郡山市長選 転換か、継続か−−あす投開票 /福島
 ◇両陣営、追い込みに全力
 任期満了に伴う郡山市長選は12日、投開票される。いずれも無所属で新人の元郵政審議官、品川万里(まさと)氏(64)と現職の原正夫氏(65)は市政の転換か継続かを巡り、激しい舌戦を展開。両陣営とも終盤の追い込みに全力を挙げている。【坂本智尚】

 ■品川氏

 品川氏は「問題先送り市政から転換を」と訴え▽開成山野球場改修計画の見直し▽市長報酬削減▽旧丸井郡山店ビルの買い取りによる空洞化の解消−−など原氏との政策の違いを強調。現市政への批判票や都市部浮動票の獲得に力を入れる。また▽医療・福祉の充実▽国保税の引き下げ▽自動車の郡山ナンバー枠要求−−などを掲げ、高齢者や若者層への浸透を図っている。選対では「知名度アップ」を最大の課題に電話作戦に懸命だ。11日は午後7時半から市内若葉町の選挙事務所前で遊説打ち上げを行う。

 ■原氏

 原氏は、第5次総合計画の策定など1期4年間の実績をアピール。「これからが実行と実現の時。郡山発展のために引き続き力を尽くしたい」と、市政の継続を呼びかける。民間の経営感覚を取り入れた効率的行政運営を基本姿勢に▽中心市街地の活性化▽企業誘致の推進▽開成山野球場の防災施設を兼ねた整備−−のほか、地域特性を生かした街づくりを掲げ、地盤の市街地をはじめ農村部での票の掘り起こしに力を入れる。11日は午後7時20分からJR郡山駅西口広場前で遊説打ち上げを行う。

 投票は12日午前7時〜午後8時、市内148カ所で行われ、同日午後9時20分から郡山総合体育館(同市豊田町)で即日開票される。4日現在の有権者数は26万7095人。

 ◇複雑な対決構図
 品川、原両氏ともに「市民党」を名乗り、政党色は影を潜めた形の今回の市長選。間近に迫る次期衆院選をにらむ自民、民主の両党の思惑や4年前の市長選の対立が持ち込まれるなど、水面下では複雑な構図を描いている。

 05年の市長選は、自民が事実上分裂。民主、共産がそれぞれ独自候補を立て、4人の争いとなった。今回は、民主、共産ともに候補擁立を見送り、公明、社民を含む4党が自主投票を決定。自民は対応を決めないまま選挙戦本番がスタートした。

 前回、自民県議を辞して立候補し、原氏に敗れた現県議会議長の後援会や民主の増子輝彦参院議員、民主県議らが品川氏を支持。一方、自民の根本匠衆院議員や公明県議・市議が原氏を支持し、自民の県議・市議は、両陣営に分かれ、激しくしのぎを削っている。

 品川陣営は市内約60カ所の地区後援会や小中学校の同級生、郵政OBなどの人脈をつてとして草の根選挙を展開。連合傘下の一部労組なども応援に加わっている。原陣営は、約170カ所の地区後援会や約60カ所の企業・団体単位の後援会など厚い組織力を駆使し、支持基盤固めに力を入れている。

 ◇投票率50%前後か、両陣営が予想
 市町村合併で現在の郡山市となった1965年以降の過去11回の市長選投票率は、73年の80・53%が最高。85年からは4回連続して低下を続け、現職と新人の一騎打ちとなった前々回(01年)は過去最低の42・60%まで落ち込んだが、新人4候補が争った前回(05年)は57・43%と20年ぶりに上昇に転じた。

 今回は開成山野球場整備計画の是非を除き、両氏に目立った争点が浮かび上がっていない。有権者からは「政策の違いがよく分からない」といった声も多く、関心は今一つで、投票率が再び下降するとの懸念が出ている。両陣営とも「50%前後」と予想していずれも7万票を当選ラインと読み、「8万票獲得」を目標に終盤の運動を展開している。

 一方、6日から始まった期日前投票は10日現在で1万3656人。前回の投票日2日前の1万1246人をやや上回るペースで推移している。

==============

 ◇郡山市長選立候補者(届け出順)
品川万里(しながわ・まさと)64 無新

 [元]郵政審議官▽法大情報技術研究センター教授[歴]郵政省貯金局長▽東大

原正夫(はら・まさお)65 無現(1)

 市長▽会社顧問[歴]市議2期▽県議4期▽自民党県連幹事長▽明大

408千葉9区:2009/04/12(日) 00:06:31
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090411-OYT1T00017.htm?from=navr
あっちもこっちも「佐藤」さん…市議選に11人出馬
 定数30の宮城県栗原市議選には、立候補を予定している43人のうち「佐藤」姓が11人いる。


 「高橋」も4人、「佐々木」「千葉」も各3人おり、市選挙管理委員会は、開票作業のスピードアップに工夫を凝らす。

 2005年4月に10町村が合併した栗原市の市議選は2回目になるが、もともと佐藤姓の多い土地柄で、旧町村ごとに選挙区を設けた前回は、8選挙区に計15人が出馬した。その際は1選挙区に最大4人だったが、今回から市全域が一つの選挙区になり、「佐藤さんの大集合」となった。同姓の候補者がいる場合、姓だけを書いた票は、それぞれの候補が獲得した明確な票数の比率で案分される。

 案分票を少なくするため、市選管では、投票所で「記載台の名簿を見て正確に」と呼びかける。開票作業も、「佐藤」と五十音で「あ・か」など7項目に分類してから、候補者ごとに仕分けをする2段階方式で挑むことにしている。

 それでも、案分票の集計は最後になるため、市選管も確定は午前零時を回るとみている。開票作業で最も時間を要するのが、立会人による票のチェック作業。票の束に別の候補者の票が入っていないか1枚1枚調べてから、束に押印する。市選管では「有効、無効のケースを事前に説明し、迅速化に理解を求める」としている。

(2009年4月11日09時19分 読売新聞)

409宇宙人村山 ◆YWRXO2tdY2:2009/04/12(日) 11:06:14
>>394
原はもともと根本と佐藤栄佐久と一体。原が負ければこいつらも赤信号。

読売福島版を読むと、自民も公明も分裂ですね。
自民は県議で品川支援もいる。
公明は自主投票決定だが、県議は原支援で、浜四津が品川支援。
前回も自民・公明とも分裂選挙。

民主は増子が一旦は支援見直しもしたが、結局支援。

410宇宙人村山 ◆YWRXO2tdY2:2009/04/12(日) 11:09:26
>>401
その郊外の店舗が閑散としていて危険。
郡山は別名東北のシカゴと言われるように財界人が危険。
自己破産やら自殺やら不祥事もやたらに多い。

411千葉9区:2009/04/12(日) 11:54:10
●秋田県知事
佐藤正一郎(55才・無新) :前回自民推薦
佐竹敬久(61才・無新) :自公社
川口博(61才・無新) :民主+野呂田 (現職後継)
藤本金治(62才・共新)

●秋田県秋田市長
穂積志(52才・無新) :民主系会派所属
丸野内胡桃(64才・無新) :市民派
佐藤広久(56才・無新):共産

●秋田県湯沢市長
鈴木俊夫(58才・無現1):共産現職
斉藤光喜(62才・無新) :自公

●秋田県男鹿市長
高野寛(65才・無新) 前市議
渡部幸男(57才・無新):民主系?
加藤義康(56才・無新):現職とのバーター?

●秋田県北秋田市長
岩川徹(60才・無新):川田龍平
津谷永光(57才・無新):自民+現職後継

●秋田県由利本荘市長
長谷部誠(58才・無新):民主
渡部聖一(56才・無新):自民+社民

412秋田2区の名無し:2009/04/12(日) 20:44:03
秋田は佐竹当確です。

413名無しさん:2009/04/12(日) 20:48:16
NHKではゼロ打ちでしたね。

秋田県知事選 佐竹氏当選確実
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015345941000.html

任期満了に伴う秋田県知事選挙は、無所属の新人で、自民党秋田県連と社民党秋田県連合が支持する、前の秋田市長の佐竹敬久氏の初めての当選が確実になりました。佐竹氏は61歳。秋田県の総務部次長などを経て、平成13年から秋田市長となり、2期目のことし2月まで務め、この間、全国市長会の会長も務めました。

414秋田2区の名無し:2009/04/12(日) 21:28:19
敗れた川口の
小坂町長選

 開票 99% 

 有権者 5,294人  投票率 88.31% 

   党派  新旧 当選
当確  得票  得票率  年齢
 細越  満  無  新   当  2,796  60.5   61  
 亀田 利美  無  新      1,824  39.5   61

川口派でしたかね?

415杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/04/12(日) 22:36:35
>>414
じゃない方ですね。

[小坂町][羽後町]:両町、一騎打ちか
http://www.sakigake.jp/p/special/09/election/feature/02/article.jsp?kc=20090322kb

 前小坂町長の川口博氏(61)の知事選への出馬表明を受けて行われることになった小坂町長選には今月中旬、細越満氏(61)が町議を辞して出馬表明。ほかに町議の中から候補を擁立する動きがあり、選挙戦になる公算が大きい。
 細越氏は、川口氏と距離を置く5人の町議から要請され、出馬を決意した。出馬会見には、この5人も同席して結束ぶりをアピール。細越氏は、19年間に及ぶ川口町政のうち、循環型社会の構築に向けた施策を評価しながらも、町外の人を多数、観光大使に委嘱して町をPRする事業などは見直す必要があると指摘。「住民が主体の町づくりをする」と訴えた。既存の後援会を再編し、町内に広く浸透するため活動を本格化させている。
 一方、川口氏に近い町議のグループは、川口路線を着実に引き継ぐ候補者の擁立を模索。近く、このグループから対立候補が名乗りを上げるとみられる。
 川口氏は1990年に三つどもえの町長選を制した後は、4回連続で無投票当選しており、今回、細越氏のほかに立候補者が現れれば、19年ぶりの選挙戦になる。川口町政の路線継承か一部転換かを問う戦いになりそうだ。

416千葉9区:2009/04/13(月) 20:43:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090413t41062.htm
秋田県知事選 佐竹氏が初当選

 任期満了に伴う秋田県知事選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で自民、社民両党県連が支持する前秋田市長の佐竹敬久氏(61)が、無所属新人で民主党県連と国民新党県支部が支持した前小坂町長の川口博(61)、無所属新人で前羽後町長の佐藤正一郎(56)、共産党新人で党県委員の藤本金治(62)の3氏を破り、初当選を果たした。投票率は67.39%で、過去最低だった前回(2005年)を4.39ポイント上回った。

 3月の千葉県知事選に続き、自民党系候補が民主党系を破った。西松建設の巨額献金事件で公設第一秘書が起訴された小沢一郎民主党代表の進退問題や次期衆院選への影響が注目される。

 選挙戦では、景気・雇用対策や寺田典城知事の3期12年の県政の評価が争点となった。

 佐竹氏は企業誘致や経済活性化を図ると強調。トップダウン型の寺田県政からの転換を訴え、現県政への批判票を集めた。「反寺田」を鮮明にした自民、社民両党のほか、連合秋田の推薦を取り付け、超党派の県議27人の支援も得た。

 全国市長会長を務めた知名度の高さを武器に、選挙戦を終始、優位に展開。政党色を薄めて「県民党」を前面に出し、幅広く浸透した。今回と同様、新人4人が争った1997年の知事選で、寺田知事に敗れた雪辱を果たした。

 寺田知事から事実上の後継指名を受けた川口氏は、小坂町長時代の実績を基に環境・リサイクル産業の振興を掲げ、寺田知事が進めた行財政改革や情報公開の徹底を主張した。元農相の野呂田芳成衆院議員(秋田2区)や自民党県議の一部の支援も受け、佐竹氏に迫ったが、知名度不足が響き、無党派層や県南の支持を固め切れなかった。

 佐藤氏は前回に続く挑戦で、草の根的な運動を展開。農業再生や教育・子育て支援の充実を唱え、県南で健闘したが、広がりを欠いた。

 藤本氏は、中小企業と農林水産業の振興を訴えたが、共産党支持層以外に浸透しなかった。
 当日の有権者数は92万6008人。

◎秋田県知事選開票結果(選管最終)

当 291,150 佐竹敬久  無新(1)
  234,340 川口博   無新
   77,178 佐藤正一郎 無新
   15,991 藤本金治  共新

<さたけ・のりひさ>1947年11月15日、仙北市(旧角館町)生まれ。東北大工学部卒。県地方課長や同総務部次長を経て、2001年7月から今年2月まで秋田市長。全国市長会長や政府税制調査会特別委員を務めた。61歳。
2009年04月12日日曜日

417千葉9区:2009/04/13(月) 20:47:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090413/lcl0904130134002-n1.htm
【選挙】秋田市長に穂積氏が初当選 無所属新人
2009.4.13 01:34

 佐竹敬久前市長の秋田県知事選出馬に伴う秋田市長選は12日、投開票され、無所属新人で前県議の穂積志(もとむ)氏(52)が、同じく無所属新人で元NPO法人理事長の丸野内胡桃(くるみ)氏(64)らを破り、初当選した。投票率は62・22%だった。

 穂積氏は、争点の一つである中心市街地の再開発事業について「見直しを図り、にぎわい作りに邁進(まいしん)する」と訴え、市議の大部分の支持を得るなどして幅広い層から票を集めたのが勝因となった。一方、丸野内氏は初の女性市長誕生を目指し、再開発事業の白紙化などを訴えたが、及ばなかった。

▽秋田市長選開票結果    

当 97343 穂積  志 無新

  51289 丸野内胡桃 無新

  11964 佐藤 広久 無新

         (選管最終)

418千葉9区:2009/04/13(月) 20:59:01
秋田県内7首長選(※秋田市長選は相乗り無風ということで除いて)のうち、
現職or現職後継が当選したのは、羽後町長選のみ!
他は全て反現職派の当選

●秋田県知事
☆佐藤正一郎(55才・無新) :前回自民推薦
 佐竹敬久(61才・無新) :自公社
 川口博(61才・無新) :民主+野呂田 (現職後継)
 藤本金治(62才・共新)

●秋田県秋田市長=秋田1区=
☆穂積志(52才・無新) :民主系会派所属
 丸野内胡桃(64才・無新) :市民派
 佐藤広久(56才・無新):共産

●秋田県湯沢市長=秋田3区=
 鈴木俊夫(58才・無現1):共産現職
☆斉藤光喜(62才・無新) :自公

●秋田県男鹿市長=秋田2区=
 高野寛(65才・無新) 前市議
☆渡部幸男(57才・無新):民主系?
 加藤義康(56才・無新):現職とのバーター?

●秋田県北秋田市長=秋田2区=
 岩川徹(60才・無新):川田龍平
☆津谷永光(57才・無新):自民+現職後継

●秋田県由利本荘市長=秋田3区=
☆長谷部誠(58才・無新):民主
 渡部聖一(56才・無新):自民+社民

●秋田県小坂町長=秋田2区=
☆細越  満 61 :反川口派
 亀田 利美 61 :現職(川口)後継

●羽後町長選開票結果=秋田3区=
☆大江 尚征 63 無現:現職
 柴田 宣男 61 無新

419千葉9区:2009/04/13(月) 21:01:31
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000904130001
郡山市長に原氏
2009年04月13日

 ●実績強調 再選果たす


 当 72,235 原  正夫 無 現


   61,401 品川 万里 無 新
              (選管確定)


 郡山市長選は12日投票、同夜即日開票され、現職の原正夫氏(65)無所属が新顔で元郵政審議官の品川万里氏(64)を破り、再選を果たした。得票数は原氏が7万2235票、品川氏は6万1401票だった。当日有権者数は26万2022人で、投票率は51、54%(前回57、43%)。


 原氏は4年間の実績と「郡山出身」を強調して選挙戦を展開した。二期目を「実行、実現の時」と位置づけ、有権者の支持を得た。品川氏は市長報酬の半額カットなどを公約に掲げたが、知名度不足が響いた。

420千葉9区:2009/04/13(月) 21:12:33
>>418
シツレイ 北秋田市も現職後継が当選ですね。

421とはずがたり:2009/04/13(月) 22:04:32
>>419
結構差が開きましたね。。

422とはずがたり:2009/04/13(月) 22:07:22
>>418
すげえなあ。。

423千葉9区:2009/04/13(月) 22:31:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090413t11033.htm

立候補表明いまだゼロ 仙台市長選告示まで3ヵ月
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)は、告示まで3カ月に迫った。現段階で立候補の意思を示した人はおらず、当面の焦点は、タクシーチケットの不適正な使用問題で窮地に立つ梅原克彦市長(55)の進退に絞られる。梅原市長が態度を明らかにしない中、対立候補の擁立に向けた動きが水面下で進んでいる。

 8日開かれた仙台市議会の議員協議会。辞職を迫る厳しい追及に対し、梅原市長は「市民の幸福のため、全力で仕事をする」と述べた。

 前回(2005年)の市長選で、梅原市長は市議60人のうち44人から支持を受け、初当選した。今は、与野党の全会派が続投に対して否定的な姿勢だ。

 市役所内での求心力低下も指摘される。幹部の辞職が相次ぎ、通常の政策判断が滞る状況が出始めている。各部局から「機能不全で、市長選が終わるまでは何もできない」との声も漏れる。

 「梅原市長の再選への意欲は強い」(市幹部)とされる。だが前回と違い、「選挙態勢を組めないのでは」(与党の中堅議員)との見方も出ている。

 選挙戦に向け、動向に注目が集まるのが、梅原市長の政治手法に疑義を唱え、3月に副市長を辞職した奥山恵美子氏(57)。奥山氏は「現段階では白紙」と慎重な姿勢だが、擁立の流れを後押しする動きが強まっている。

 過去2回の市長選を見ると、藤井黎前市長が3選された前々回(01年)は8人、梅原市長が当選した前回は6人が立候補した。ともに告示まで3カ月を切ってから、続々と出馬に名乗りを上げ、混戦模様の選挙戦が繰り広げられた。

 今後の構図に微妙な影響を与えそうなのが、衆院解散のタイミングだ。7月の市長選前に総選挙が割り込めば、落選した国会議員が市政へ転身する可能性も出てくる。

 市議会のベテラン議員は「流動的な要素はあるが、乱戦に向かう雰囲気は薄い。今回は少数の争いになるだろう」と分析している。
2009年04月12日日曜日

424とはずがたり:2009/04/14(火) 08:46:57
>>408
今テレビでやってるけどインタビュー受けた住民がこの辺は佐藤と千葉が多いと云ってた。
>「高橋」も4人、「佐々木」「千葉」も各3人おり、市選挙管理委員会は、開票作業のスピードアップに工夫を凝らす。

425名無しさん:2009/04/14(火) 10:46:05
>>424
もともと佐藤姓が多いので有権者も慣れてはいるのでしょうが、
各陣営がどのような戦術・戦略で望むのかが興味深いです。
遠くて行けないのですが、近くなら現地入りして調査分析したいところです。

426千葉9区:2009/04/14(火) 21:55:00
>>419
>郡山を地盤とする増子輝彦参院議員(民主)は、告示日に個人として品川氏支持を表明し、衆院選の福島2区から立候補予定の太田和美衆院議員(民主)は中立。同区の根本匠衆院議員(自民)は告示日の夕方、原氏の個人演説会に姿を見せた。こうした動きの中で、品川氏陣営の複数の自民系市議が告示後、党籍離脱を申し出ており、自民対民主の構図の衆院選や今後の市政への影響もありそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090413-OYT8T00898.htm
郡山市長に原氏再選
実績強調、保守対決制す
 保守候補同士の一騎打ちになった郡山市長選は12日、投開票が行われ、現職の原正夫氏(65)(無所属)が、新人で元郵政審議官の品川万里氏(64)(無所属)を約1万票差で破って再選を果たした。原氏は同夜、市内の選挙事務所に集まった大勢の支持者を前に「魅力ある街郡山の実現のために、市民と一緒に全身全霊で努力していく」と語った。

 原氏は、「郡山で生まれ、郡山で育った市長」をキャッチフレーズに、1期4年間の実績を強調しながら市内各地の後援会をフル稼働。前回(6万9565票)を上回る7万2235票を獲得した。

 一方、「原市政からの転換」を掲げた品川氏は、佐藤憲保県議会議長の後援会や中学の同級生らで「反原票」の掘り起こしを狙い、告示後には増子輝彦参院議員(民主)が応援に回るなど、終盤に追い込みをかけたが、名前や政策を浸透させるまでには至らず、涙をのんだ。

 12日夜、当選確実の報を受けて選挙事務所に現れた原氏は「過去8回(市議選、県議選)の選挙の中で一番苦労をかけた戦いだったが、みなさんのお陰で乗り切ることができた。中心市街地の活性化、少子高齢化、雇用対策問題に真っ先に取り組みたい。郡山を全国に発信できる地方都市のモデルにしていきたい」と抱負を述べた。

 一方、品川氏は、選挙事務所で「支援してくれた皆様の思いを形にできず申し訳なく思っています」と、深々と頭を下げた。

 当日有権者は26万2022人。投票率は前回の57・43%より5・89ポイント低い51・54%。過去2番目の低さだった。

【1万票差、重く受けるべき】

 明確な争点がない中、原氏が「ソフト重視」という表現で1期目の実績を強調し、品川氏は「原市政からの転換」を前面に出した選挙戦。原氏が勝ったことで、郡山市民は、原市政を信任したといえる。

 しかし、34万の人口を抱える「経済県都」のリーダー選びにもかかわらず、投票率は何とか半数には達したものの、過去2番目の低さだった。市政への関心の低さを招いた現状、さらには、品川氏が6万票余りを獲得し、その差が約1万票だった事実について、原氏は、重く受け止めるべきだろう。

 一方、今回の選挙戦では、間近に迫る衆院選をにらんだ動きも注目された。

 「衆院選を前に遺恨を残したくない」という思惑から、各党とも明確な支持を打ち出さなかった。自民の市議、県議はそれぞれ両陣営に分かれた。

 郡山を地盤とする増子輝彦参院議員(民主)は、告示日に個人として品川氏支持を表明し、衆院選の福島2区から立候補予定の太田和美衆院議員(民主)は中立。同区の根本匠衆院議員(自民)は告示日の夕方、原氏の個人演説会に姿を見せた。こうした動きの中で、品川氏陣営の複数の自民系市議が告示後、党籍離脱を申し出ており、自民対民主の構図の衆院選や今後の市政への影響もありそうだ。

 郡山市政には、大きな争点とはならなかったものの、中心市街地の活性化策など課題が山積している。原氏には、一つひとつの問題を解決していくリーダーシップと「結果」が求められる。(竹田淳一郎)

(2009年4月14日 読売新聞)

427千葉9区:2009/04/14(火) 22:26:29
>>343>>351
市長と県議のバーターの予定がともに落選w
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090414ddlk05010118000c.html
選挙:県議補選 3新人が当選 /秋田
 前職の市長選立候補に伴う秋田市▽男鹿市▽北秋田市・郡−−の3選挙区の県議補選(各改選数1)は、それぞれ新人が当選した。

 6人が立候補する激戦となった秋田市選挙区は、雇用促進や少子化対策を訴えた自民党公認で県獣医師会副会長の竹下博英氏(55)が初当選し、前回県議選の雪辱を果たした。

 男鹿市選挙区では無所属の新人で会社社長、下間俊悦氏(49)が元職で前市長の佐藤一誠氏(63)を降した。また北秋田市・郡選挙区では会社社長の北林丈正氏(48)が前市議の湊屋啓二氏(52)を破った。【岡田悟】

==============

 ◇県議補選秋田市区開票結果(改選数1)
当 37426 竹下博英 55 自新

  30771 三浦芳博 58 無新

  28478 工藤新一 52 社新

  20982 黒崎一紀 50 無新

  19253 土田整  54 無新

  16430 石岡大輔 28 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇県議補選男鹿市区開票結果(改選数1)
当 12587 下間俊悦 49 無新

  10411 佐藤一誠 63 無元

 =選管最終発表

==============

 ◇県議補選北秋田市・郡区開票結果(改選数1)
当 15560 北林丈正 48 無新

  12434 湊屋啓二 52 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇県議補選秋田市区当選者(改選数1)
竹下博英 55 自新(1)

 県獣医師会副会長[歴]雄和町議▽日本獣医畜産大

==============

 ◇県議補選男鹿市区当選者(改選数1)
下間俊悦 49 無新(1)

 会社社長[歴]男鹿市青年経営者協議会会長▽秋田工高

==============

 ◇県議補選北秋田市・郡区当選者(改選数1)
北林丈正 48 無新(1)

 ゴルフ場運営会社長[歴]県商工会青年部連合会長▽法大

428千葉9区:2009/04/14(火) 22:41:24
参院の裏表抑えてるとはいえ、民主王国か?
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/090414/akt0904140343000-n1.htm

【特報 追う】秋田知事に佐竹氏 民主王国にかげり?
2009.4.14 03:43
 12日に投開票された秋田県知事選。自民などの支持を受けた前秋田市長の佐竹敬久氏(61)が民主や寺田典城知事などの支持を得た前小坂町長の川口博氏(61)らを抑えて初当選した。同日の秋田市長選も佐竹氏とほぼ支持基盤を同じくする前県議、穂積志氏(52)が圧勝。知事選の勝因は佐竹氏の知名度との見方が強い。だが「自民対民主」「親寺田対反寺田」の構図ともいわれた知事選の結果を受け、各政党・団体の関心は早くも次期衆院選に移っている。(宮原啓彰、中村翔樹)

 「寺田県政12年間は自民敗北の歴史。感無量だ」。ある自民県連幹部は選挙結果をこう振り返った。寺田知事に3連敗、国政でも寺田知事の2男、学衆院議員(秋田1区・民主)や松浦大悟参院議員(秋田選挙区・同)らに衆参合わせ4回にわたり苦汁をなめさせられた。

 「自民にとっては瀬戸際の選挙」だったが、佐竹氏の勝利に「ようやく自民復活の芽が出てきた」と別の同県連幹部。また、別の同県連幹部は「仮に佐竹氏でなくても寺田知事(の推す候補)に勝てるなら誰でも推した」と語った。

 一方、学氏は今月6日の自身のブログで、「(川口)陣営の戦略として『民主色』『寺田色』を抑える方向性なので、候補者と連動した活動ができずなんともし難い」と記し、寺田知事も同日の会見で川口陣営を責め立てた。「(川口陣営は)『寺田色をなくして』と。私の周りからは『何、それっ?』と文句が来ている。選対はどう考えているのか。選挙というのは応援してくれる味方をいかにまとめていくかの戦い。(それができないと)知名度だけ(の戦いになる)」

 川口陣営は選挙戦序盤、「県民党」を訴え、政党色や寺田色を前面に押し出そうとする民主に強い拒否感を示した。陣営と民主の“確執”は選挙戦中盤に手打ちとなり、「協力し合おうと確認しあった」(川口陣営幹部)という。9日、学氏は地元、横手市の演説会に出席するも、「終盤に要請した松浦氏の応援演説さえ実現しなかった」と同幹部はため息をついた。松浦事務所は「急な要請で日程が合わなかった」と説明するが、別の川口陣営幹部は「知事や学氏の独断専行による川口氏擁立の動きが誤算の始まりだった。内実は民主党内も割れ、連合や社民が離反し、支援も不十分だった。これでは、たとえ川口氏が勝っても秋田の民主は苦しくなったはず」。事実、社民県連の石田寛幹事長も川口氏不支持の理由に「寺田(一族)の思い込みから先走って選挙構図を作った」ことを挙げた。

 自民県連の鈴木洋一幹事長は「社民、連合と共闘しており、自民の勝利ではない。だが民主にいい話でないのは確かだ」と話す。一方、別の同県連幹部は「知事選は実質的に自民対民主の構図」と指摘。「総力を挙げたのは自民のみ。連合は一枚岩ではないし、社民は県議補選に力を注いだ」とし、「県内の自民支持率の上昇と民主支持率の低下そして佐竹氏支持率は連動していた。自民への追い風が吹いている」。

 自民追い風の背景には、西松建設の巨額献金事件の影響も大きいと両陣営。ある同県連幹部は「秋田県は『岩手県秋田市』と揶揄(やゆ)されるぐらい小沢一郎氏の影響が強い」と話す。同事件で、知事周辺がダミー献金の実態を知っていた疑いがあるとの一部報道も追い打ちをかけたという。川口陣営幹部は「民主への逆風の影響は大きかった。知事の“イメージダウン”も響いた」と話した。

 知事選における市町村別の得票をみると、寺田知事の地盤・県南で、川口氏は佐竹氏に大きく水をあけられた。同幹部は「いつの間にか国政の影響が出たことが敗因。勝てる選挙だったが…」とうなだれた。

 一方、次期衆院選で一気に注目区となったのは、これまで学氏が圧倒的な強さをみせてきた秋田1区。民主県連関係者は「知事選はやればできることを(川口陣営に止められ)できなかっただけ。野党分裂が衆院選に影響することはない」と口をそろえた。だが、自民県連は、佐竹氏が勝ったことで、同区に出馬する二田孝治衆院議員(東北比例・自民)に「勝ち目が出てきたのは事実」(同県連幹部)と期待をにじませる。

 一方、民主関係者の1人は「知事選の結果を受け、社民、連合なしでも民主単独で戦えるような態勢づくりが必要との声が出ている」と危機感をのぞかせた。今知事選は“寺田・民主王国”の「終わりの始まり」との見方もあり、次期衆院選が注目される。

429とはずがたり:2009/04/15(水) 17:49:39
堪えきれずに辞任もあるかな?

タクシー券問題 仙台市議会、市長出席を正式要請
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090415t11020.htm

 タクシーチケットの不適正使用をめぐり、梅原克彦仙台市長が市議会常任委員会で事実と異なる説明をした問題で、総務財政常任委は14日、協議会を開き、21日の常任委に梅原市長の出席を求めることを正式に決めた。答弁の食い違いが指摘されたチケットは市博物館へ移動する際に使われていた。このため、佐藤敏国市博物館長にも出席を求め、梅原市長や市長の家族が訪れたかどうか確認する。

 斎藤範夫委員長は、昨年12月の総務財政常任委での梅原市長の答弁と、市監査委員が梅原市長のタクシーの利用状況を調べた随時監査結果に食い違いがあると指摘。

 8日に開かれた議員協議会でも梅原市長は事実関係の説明を避けたとして、「甚だ遺憾であり、重大な問題。常任委協議会に市長の出席を求めたい」と提案。委員に異論はなく、梅原市長への出席要請が決まった。

 委員からは「市長は議会に虚偽の答弁をしており、聞くに堪えない。何度でも追及しなくてはいけない」「梅原市長の許可があれば、詳細な運行状況を説明するというタクシー会社もある。市長に許可するよう求めたい」といった批判や意見が相次いだ。

 虚偽の答弁をすると偽証罪に問われるなど法的拘束力があり、証人の出廷を求めることのできる100条委員会の設置を求める声も上がった。

 一連の問題をめぐり、梅原市長は昨年12月の総務財政常任委で、11月3日に使われた6枚のチケットのうち、青葉区にある妻の実家から市博物館までの経路が書かれたものについて、「すべて自分が使った」「公務の間に(妻の実家に)寄った」と説明した。

 しかし、随時監査結果から、同じ時間帯に新坂町から市博物館まで移動したチケットがあることが判明。8日の協議会で「妻がチケットを使って博物館に行ったのではないか」という指摘が相次いだが、市長は「分からない」「記憶にない」との答弁を繰り返した。
2009年04月15日水曜日

430千葉9区:2009/04/16(木) 00:23:08
>>416
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090415-OYT8T00115.htm
≪4・12決戦 検証≫地盤票差が結果に
県北川口氏県央佐竹氏
 佐竹敬久氏(61)が初当選を果たした12日の知事選。佐竹氏と、敗れた川口博氏(61)の市町村別の得票を見ると、両氏の地盤がそのまま得票につながったことが分かる。落選した佐藤正一郎氏(56)を含め、地盤は、川口氏が県北、佐竹氏が県央、佐藤氏が県南と分かれていたため、地域的な要素が得票に反映されると予想されていたが、それが得票に表れた格好だ。

 「北秋鹿角(大館市、鹿角市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村)は、佐竹さんはダメ。川口さんが盤石だ。大館市だけでも何とかしようと、大館の県議3人で10日、市内で遊説するよ」

 知事選が大詰めを迎えた9日、佐竹氏を支持する社民党県連の石田寛幹事長はため息混じりにそう話した。

 佐竹氏を推す県議らは、佐竹氏が川口氏の地元である小坂町の隣の大館市で善戦できれば、勝てる可能性が高まると判断。3月26日の告示直前、いずれも大館市選出県議の石田幹事長、鈴木洋一・自民党県連幹事長らによる連絡調整会議を設置した。

 その頃の佐竹氏陣営の分析では、大館市の得票は川口氏7に対し、佐竹氏3。同市の開票結果は、川口氏3万1311票(得票率70・0%)、佐竹氏1万1587票(同25・9%)で、ほぼ7対3だった。

     ◎

 市町村別の開票結果を見ると、川口氏は、大館市を含む衆院秋田2区内15市町村のうち、11市町村でトップ。一方、佐竹氏は地元の秋田市(秋田1区)のほか、出身地である仙北市を含む秋田3区内9市町村のうち、7市町村でトップだった。3区内の残りの湯沢市と羽後町は、地元の佐藤氏がトップだった。

 ただ、川口氏は2区内の4市町で佐竹氏にリードを許したが、佐竹氏は3区内で一つも川口氏にリードを許さなかった。

 選挙中の今月3〜5日に読売新聞が実施した世論調査では、佐竹氏が川口氏を一歩リードした。秋田1区、秋田3区とも佐竹氏がリードし、川口氏がリードしたのは秋田2区だけだった。

 12日の開票結果では、川口氏は秋田2区で、佐竹氏に約20ポイントリードした。一方、佐竹氏は川口氏に対し、秋田1区で約14ポイント、3区では約30ポイントのリードを奪い、川口氏の支持の広がりは、2区の域を出なかったと言える。

 選挙戦中盤、川口氏の陣営スタッフは、電卓をはじき、「どう川口に有利に計算しても6万票足りない」と頭を抱えた。開票の結果、佐竹氏と川口氏の差は5万6810票だった。

(2009年4月15日 読売新聞)

431とはずがたり:2009/04/16(木) 02:44:52

佐竹氏、12市町村制す 秋田知事選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090414t41002.htm

得票状況
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/090414ec0.jpg

 12日投開票された秋田県知事選で、佐竹敬久氏(61)は25市町村のうち12市町村を制し、初当選した。衆院選小選挙区に当てはめると秋田2区を除く2つの選挙区で勝利。一方、川口博氏(61)は地盤とする県北を固め、佐藤正一郎氏(56)は県南の一部地域を守りきるなど、地域対決の色彩が強かった。

●秋田1区 
 単独で1区を構成する秋田市は、全有権者の28.51%を占める大票田。投票率は62.93%で、前回(50.76%)を12.17ポイント上回った。
 市長だった佐竹氏は知名度の高さを生かし、52.49%の得票率を記録した。選挙戦最終盤に大攻勢をかけた川口氏の得票率は38.16%。藤本金治氏(62)は全得票数の約3割を1区で獲得した。

●秋田2区 
 川口氏は、2区の11市町村で勝利を収めた。得票率は、町長を務めた小坂町で89.95%、隣接する鹿角市で88.85%に達した。大館市でも佐竹氏に約45ポイントの差をつけるなどリードした。
 佐竹氏は、男鹿市など4市町で勝った。川口氏を支援した元農相の野呂田芳成衆院議員の地元、能代市でも敗れはしたが、川口氏に約9ポイント差に詰め寄った。
 佐藤、藤本の両氏は埋没した。

●秋田3区 
 佐藤氏が、町長だった羽後町で約8割の票を得た。隣接する湯沢市でも佐竹氏に競り勝った。
 佐竹氏は、羽後町、湯沢市を除く7市町村を制した。出身の仙北市では得票率79.17%の圧勝。由利本荘、にかほの両市では川口氏の約2倍の票を集め、投票率が前回から約15ポイント低下した大仙市では、川口氏の約3倍の票を吸い上げた。
 川口氏は、3区の全市町村で敗北。事実上の後継指名をした寺田典城知事は前回、地元の横手市と合併前の周辺町村で約3万9000票を取ったが、川口氏は1万3952票にとどまった。佐竹氏に約17ポイント引き離され、佐藤氏にもわずかに及ばなかった。

市町村別得票数と投票率
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/090414ec0_2.jpg

432とはずがたり:2009/04/16(木) 12:15:34

川口氏支援の4県議は処分せず 自民党県連
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090416d

 自民党県連は、知事選で佐竹敬久氏を「支持」するとした決定に反し、川口博氏を支援した4人の県議に対し、処分は行わないことを決めた。鈴木洋一幹事長は「地域事情などを抱え、やむを得ない面もあった。『支持』という緩やかな支援であったことに加え、これから新県政を迎えるに当たり、自民党の結束を第一に考えた」と話している。

 処分を行わない方針については、鈴木幹事長が知事選投開票後の13日、4人を除く党所属県議に個別に説明し、了解を得た。ただし、川口氏を支援した武田英文政調会長が先月提出した政調会長職の辞表については、「けじめをつけたいとする武田氏の意向を尊重する」として受理した。

 4県議からも、引き続き県議会自民会派として行動していく了解を得ているという。同党会派には、県議補選秋田市選挙区で党公認で出馬して当選した竹下博英氏が会派入りを決めており、全県議45人のうち、自民会派は23人。既に過半数維持を決めている。
(2009/04/16 09:36 更新)

433とはずがたり:2009/04/16(木) 17:45:29
石巻市長選情勢・本社世論調査 新人亀山氏が先行
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090416t11023.htm

 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(19日投票)で、河北新報社は電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて15日、情勢をまとめた。選挙戦は、無所属新人で元石巻専修大教授の亀山紘氏(66)が先行し、再選を目指す無所属現職の土井喜美夫氏(65)=公明推薦=が懸命に支持固めをして追う展開となっている。

 調査によると、約8割の有権者が市長選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と回答し、高い関心度を示した。

 亀山氏は、大票田の旧市内で高い支持を集め、旧6町でも雄勝町を除く5町で土井氏を上回っている。男女とも20―60代以上まで全般的に支持を広げ、職業別でも管理職、事務・技術職、専業主婦などで過半数を占める支持を得ている。支持政党別では、民主層の7割近く、自民層も4割強をまとめたほか共産層、社民層も手堅く取り込み、無党派層の過半数も引き付けている。

 土井氏は、支持基盤が固い雄勝町で、過半数を占める高い支持で亀山氏をリードしている。旧市では出身地の渡波地区で支持が高い。旧町部の河南町でも亀山氏を追い上げる。男女別、職業別では農林漁業の女性で健闘。推薦した公明支持層は、女性を主力に浸透し、亀山氏を上回る。自民層の3割強、民主層の2割強をまとめた。無党派層の支持は2割弱にとどまっている。

 調査時点で、投票する人をまだ決めていない有権者が3割おり、情勢は変わる可能性がある。

 ◇石巻市長選立候補者
<亀山  紘>66 元大学教授 無新
<土井喜美夫>65 市長 無現(公推)


[調査の方法]三陸河北新報社と共同で12―14の3日間、RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方法で、電話帳に載っていない人も調査できる。実際に有権者のいる世帯へ電話がかかったのは1655件で、500人(男240人、女260人)の回答を得た。
2009年04月16日木曜日

434千葉9区:2009/04/16(木) 21:40:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090415-OYT8T00966.htm
《4・12決戦−検証》「県民党」掲げた2陣営
佐竹氏、不満抑え超党派で 川口氏、支持の民主と反目


川口博氏(左)の演説中もぶぜんとした表情の寺田学代表(右端)(9日、横手市のかまくら館で)  知事選で当選した佐竹敬久氏(61)と、落選した川口博氏(61)は、いずれも政党から県レベルの支援を受けたが、選挙戦では一党一派に偏らない「県民党」を掲げ、政党色を打ち消す戦略をとった。しかし、その中身は大きく異なっていた。

 「バッジを外してあいさつしております。友人の1人として祝意を称します」

 佐竹氏が当選を確実にした12日夜、秋田市の佐竹氏の事務所であいさつした自民党の二田孝治衆院議員はうれしそうにそう話した。

 佐竹氏は、自民党県連と、社民党県連の支持を受けたが、両党の国会議員が街頭演説に立つことはなかった。「陣営から『国会議員は演説してくれるな』と要請された」と自民党関係者は言う。自民党内には不満がくすぶったが、「秋田県知事選で自民は3連敗中。今回は勝たなければならない」(自民党県連幹部)ため、爆発することはなかった。

 自民党と社民党、佐竹氏を推薦した連合秋田との関係は「全然、まとまりがない」(自民党県議)状態。しかし、それぞれが電話作戦を展開し、連合秋田は湯沢市や大潟村などで、自民党は秋田市などで個人演説会を開いたりして尽力した。連合秋田幹部は「ギクシャクした関係というのはある程度、予想したこと。それぞれが少し気遣いながら、やれることをやっていた。大人の関係だ」と話した。

 超党派で結成した県議有志の会の県議らは、遊説ルートを作った。多くの団体、議員が集った陣営は、まとまりを欠きながらも「県民党」だった。

 一方、川口氏を支持した民主党県連の寺田学代表は、9日に横手市で開かれた川口氏の個人演説会で、応援演説に立ち、こう語った。

 「選挙が始まって、あまり寺田の色を付けたくないとか、民主党がという話があったので、初めて選挙中に人前でお話させていただく。何をお話していいのか正直とまどっている」

 400人近い支持者で埋まった会場は一瞬、静まりかえった。

 3月26日の告示前は、民主党が機関紙で川口氏を宣伝。寺田代表の父である寺田知事も、川口氏の支援を公言した。だが、告示後は陣営が拒否の姿勢を示した。

 陣営関係者は「告示直前に、知事が人を介して『あなたたちのやり方ではダメだから私に任せなさい』と言ってきた。こっちは『辞める人間が何言っている』と憤った」と明かす。民主党に対しては、川口氏と関係の深い自民党や公明党支持者に配慮した面もあるが、選挙を仕切りたがった寺田代表に陣営が反発した面もあったという。

 新聞各紙が、佐竹氏が川口氏より優勢との世論調査の結果を伝えた今月6日、川口氏陣営は緊急の選対会議を開いた。民主党の松浦大悟参院議員は「どうなっているんだ、この世論調査は。みんなはどう思っているんだ」と声を荒らげた。

 松浦氏は告示日から川口氏の遊説に頻繁に同行し、応援演説をしたが、陣営内の「反民主」の姿勢に耐えかね、4月に入ってから同行をやめていた。寺田代表も含め、民主党関係者の不満は頂点に達していた。

 6日の選対会議の背景について、土田康雄・選対総括責任者は「色々なグループができて、それぞれが動くようになり、これではもうダメなんじゃないかと思って意思統一を図ろうとした」と説明した。陣営の内実はバラバラだった。

(2009年4月16日 読売新聞)

435千葉9区:2009/04/16(木) 21:41:10
http://www.sakigake.jp/p/special/09/gekisennokiseki/gekisennokiseki_02.jsp
2009知事選候補者 激戦の軌跡
--------------------------------------------------------------------------------


 佐竹敬久氏(61)の当選が確実となった直後、佐竹氏を「支持」した自民、社民両党県議らが入り乱れて万歳を繰り返す中、自民党県連の鈴木洋一幹事長が感激を口にした。

 寺田典城知事が1997年に初当選して以来、知事選で自民が推薦、支持した候補は3連敗。12年間にわたり県政野党に甘んじた自民党にとって、「知事の座奪還」は至上命題だった。社民、連合秋田も佐竹氏を支援するねじれの構図とあって、「党単独の勝利とは言えない。しかし、自民党にとって悪い結果ではない」と鈴木幹事長。

 寺田知事の就任以来、参院選も含めた全県一区の選挙で、自民党候補は2勝5敗。党内部には「知事選を取らないと国政選挙にも影響しかねない」との危機感もあった。ある党関係者は「非自民の知事の存在は大きかった。国政選挙では、保守票も相手に流れていた」と振り返る。

 佐竹氏を支援し、衆院秋田1区に党公認で出馬する二田孝治氏(比例東北)は「知事の自民バッシングがなくなる。選挙戦はやりやすくなる」とみる。知事選勝利の結果に「党への『逆風』が『微風』に変わってきたのではないか」とも指摘し、県議補選秋田市選挙区でも党公認候補が当選したことに、有権者の「変化」を読み取る。

 鈴木幹事長は「民主党の寺田学代表が推した候補が敗れたことは寺田代表にはダメージだ。こちらに有利に働く」と勢いを付けたい考えだ。

 社民党県連は「反寺田の勝利」と受け止める。しかし、自民と一緒に保守系の佐竹氏を支援することをめぐり、内部には不協和音もあった。「『佐竹氏は自民党』という先入観を持たれ、十分に理解してもらえなかった」と石田寛幹事長。秋田魁新報社の出口調査では、社民支持層の46%が川口博氏(61)に投票し、佐竹氏には40%。「支持」を打ち出しながら、票は割れた。

 知事選で勝利したとはいえ、衆院選に向けては非自民勢力の「ねじれ」の修復が課題となる。秋田2区へ党公認で出馬する山本喜代宏氏は民主党の推薦も得ているが、知事選で両党は分裂。石田幹事長は「衆院選の選挙協力は約束したこと」と強調するが、「有権者がねじれをどう判断するか未知数」と不安も残る。

 一方、川口氏を「支持」した民主党県連。陣営の「民主色は出さない」との方針でほとんど前面には出なかったが、寺田代表は「知名度先行で実績を評価する選挙戦にならず残念だ」と振り返った。

 寺田県政の12年間で、民主党は存在感を増した。国政選挙で民主系候補が次々に自民党などの現職を破り、6人の国会議員のうち民主系は半数の3人にまで勢力を拡大。

 寺田代表は「知事選は民主党を前面に出した選挙ではない。(衆院選に)あまり影響はない」との見方だが、寺田知事が「後継指名」した川口氏が敗れたことにより、今後、寺田代表を含めた民主党候補は“知事の威光”なしで戦わなくてはならない。

 今回の知事選の結果により、県内政界の勢力図が変わるかどうかが注目される。



2009.4.15付

436千葉9区:2009/04/16(木) 21:55:52
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090416ddlk02010122000c.html
選挙:青森市長選 無所属でも政党総力戦 「勝手連」も動き活発−−中盤 /青森
 19日に投開票される青森市長選は選挙戦中盤になり、無所属で立候補した3人は激しい舌戦を繰り広げている。選挙戦では政党や団体などが自主的に支援する形で精力的に動いており、市民らで作る応援グループ「勝手連」も支持拡大を図って活動している。【矢澤秀範、鈴木久美】

 ◇衆院選にらみ
 青森市長選には▽新人で前県議の鹿内博(61)▽新人で前市議の関良(51)▽旧市を含め6期目を目指す現職の佐々木誠造(76)−−の3氏が無所属で立候補している。

 これまで自民や公明の推薦を受けて市長選を戦ってきた佐々木氏は、今回は「幅広く市民の意見を聞いて戦う」として推薦願を政党に出さなかった。しかし自民党県連は青森市支部単位での支持を決定。公明党県本部も協調し、ともに組織を挙げた総力態勢で動いている。

 自民党県連のある幹部は「選挙は組織がないと戦えない」といい、佐々木氏の出陣式や演説会には、津島雄二衆院議員や県連会長の大島理森衆院議員が壇上に立つなど、これまでの「推薦」と変わらぬ顔ぶれが集まった。津島議員は佐々木氏とは別に街頭演説をするほどで、次期衆院選をにらんだ動きとの見方もある。

 一方、これまで核燃反対などの立場から県議会で鹿内氏と協調してきた社民や共産は鹿内氏を自主的に支援。政策協定は結んでいないが、市政変革を求めて社民党青森総支部や共産党東青地区委員会、無所属の渋谷哲一県議らが支持拡大を図っている。

 鹿内氏は「市民派無所属」の立場のため、直接的な連動はないが、支援を求めるビラをまいたり電話作戦を展開するなどの活動を活発化させている。共産党のある市議は「(共産党ではなく)鹿内さんなら頑張れって言ってくれる人も多い。内心複雑なくらいの人気だ」と笑う。その半面、「反共」を訴える他陣営のビラも多くまかれており、各党の支援が鹿内氏にとってどこまでプラスになるかは未知数だ。

 民主党県連は、次期衆院選で協力する連合青森が佐々木氏を推薦した判断を尊重し、自主投票を決めた。党県連副代表の横山北斗衆院議員は「市長選と衆院選は別の選挙。対応が分かれてもやりづらいことは一切ない」といい、「独自候補を出せなかったことに批判を受けるのは当然だが、人の選挙で自分たちの選挙運動をするのは卑しい行為だ」と批判、市長選は静観する構えだ。

 ◇その数30以上
 今回の市長選で注目されるのが、候補者を応援する「勝手連」の動きだ。その数は計30以上あると言われており、事務所を開設した団体もある。

 鹿内氏を応援するある勝手連は3月下旬、新町通りに事務所を開設。当初は十数人だったメンバーが100人を超えた。担当者は「現市政に不満を持った人からの励ましが多い」と話している。

 告示日3日前に青森市のホテルで開かれた佐々木氏を応援する勝手連の集会。若手経済人を中心にした会のメンバーが100人ほど集まり、若手による支援の輪の広げ方などを話し合った。会であいさつした佐々木氏は「どうしても年齢差があるとギャップが大きい。大変意義がある集会だった」と評価した。

 ◇しがらみのない政治
 政党や業界、勝手連などの動きとは一線を画し、地道に街頭で政策を訴え続けているのが関氏だ。関氏は「何よりもしがらみがなく、業者や政党色のない政治を標ぼうする」と話し、打ち出した政策を市民に判断してもらう戦い方を進めている。

 石田弘輝後援会長は「組織や業界との結びつきがあれば強い。だが一緒に組んでやったら後が大変。公明正大に我が道を行き、市民がそれをどう評価してくれるか」といい、鹿内、佐々木両陣営の勝手連の動きについて「お互いの悪口を言うように批判し合うのはよくない」と牽制(けんせい)している。

437千葉9区:2009/04/17(金) 20:48:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090417-OYT8T00157.htm
《4・12決戦−検証》衆院選にどう影響
「三本の矢」修復なるか

 知事に当選した佐竹敬久氏(61)は、自民党県連の支持に加え、社民党県連の支持、連合秋田の推薦を受けた。一方、落選した川口博氏(61)は民主党県連の支持を受けた。今回の知事選は、国政野党が分裂した選挙でもあった。選挙の結果は次期衆院選にどう影響するのか。立候補予定者らの値踏みが始まっている。

■民主と社民 互いに不快感

 分裂が衆院選に影響することを懸念した社民党県連と連合秋田は、告示前の3月18日、民主党本部で小沢一郎代表に会い、次期衆院選の野党共闘を確認した。

 だが、民主党県連幹部は「いきなり県連を飛び越えて、党本部の代表に会いに行くなんて前代未聞だ。衆院選は一緒に頑張ろうとなっているけど、修復は大変だろう」と不快感を示し、民主党県連との関係をさらにこじらせる結果になった。

 民主党県連の寺田学代表も「うちの常任幹事に怒っている人がいるのは事実。2区に民主党の候補者を立てないことが最大の選挙協力だ」と社民党を突き放す。

 これに対し、社民党県連内にも、今回の分裂を招いた原因は、事前に相談もなく川口氏の支持に動いた民主党県連の寺田代表にあるとの意見は根強く、民主党への不満は少なくない。

 次期衆院選の対応について、民主、社民両党県連はそれぞれ今月末に会議を開く。しかし、両党が自民に対抗して一枚岩になれるかどうかは不透明だ。

 民主党や社民党、連合秋田の3者の支援を受けて当選を重ねてきた寺田典城知事が引退することの衆院選への影響も未知数だ。

■知事引退で「厳しくなる」も

 寺田知事の次男で、衆院秋田1区に立候補する寺田代表は「父が知事だから自分に投票したという人の分は無くなるだろうが、そんなに影響はあるとは考えていない」と話す。

 だが、自民党県連の鈴木洋一幹事長は「全く影響がないとは言えない」と指摘する。民主党県連の高松代表代行も「寺田代表は、知事の息子という金びょうぶが無くなるわけで、多少なりとも厳しくなるだろう」と話す。

 12日に投開票された湯沢市長選では、公明党などが支援した候補が勝利。男鹿市長選と、県議補選男鹿市選挙区では、自民系の候補がいずれも落選した。由利本荘市長選では、民主党が推薦した候補が当選した。

 「4・12決戦」の結果は、次期衆院選に複雑な風を吹き込んでいる。

(2009年4月17日 読売新聞)

438千葉9区:2009/04/17(金) 22:53:33
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090415ddlk05010002000c.html
分岐点:’09知事選 これから/上 “地域対抗戦”の様相 /秋田
 ◇「佐竹ブランド」勝因に
 12年ぶりに新人同士の争いとなった知事選(12日投開票)は、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)が制した。地域事情に加え寺田県政の評価や各政党の思惑が複雑に入り交じり、選挙結果を大きく左右した。これまでの選挙戦を検証し、県政のこれからを展望する。【百武信幸、岡田悟】

 「県北での苦戦はわかっていた。横手での得票は予想以上」。佐竹氏は当選を決めた翌日の13日、地域別の得票数を見てこう漏らした。一方、5万7000票差で次点に終わった川口博氏(61)陣営の土田康雄・総括責任者は苦々しげに敗因を語った。「県南の負け方が大き過ぎた」

   ■  ■

 今回の知事選では、候補の出身地域によって得票傾向がはっきりと分かれた。

 市町村別で見ると、佐竹氏がトップなのは25市町村のうち中央、県南を中心に12市町村。直前まで市長を務めた秋田市で52・5%、出身地の仙北市で79・2%の得票率だった。

 これに対し川口氏は、県北を中心に11市町村で勝利。その範囲はほぼ衆院2区と重なる。とりわけ地元の小坂町で90・0%、鹿角市も88・9%と圧倒的な人気。同陣営の土田氏は「『北から知事を出そう』とまとまり、合併前の町長などが支援に動いてくれた」と振り返る。半面、県南はポスター張りにも苦労するなど手薄だった。

 その県南を地盤とする前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)は、羽後町と湯沢市で得票がトップになった。

   ■  ■

 共産党公認の藤本金治氏(62)以外の3候補がそろって党派色のない「県民党」を掲げる。結果は“地域対抗戦”の様相を見せた。

 佐竹陣営の関係者は「多重選挙で各地とも人がとられ、地盤以外で応援を頼もうにも頼みづらかった」と分析する。また佐藤陣営の菅義雄・総括責任者は「候補者の出身がばらければ、どうしても地元意識は強くなる。結局、知名度が高い方が有利だ。そういう選挙にしたくはなかったのだが」と語る。

   ■  ■

 毎日新聞が投票者を対象に県内7市9カ所で実施したアンケートでは、投票した人を決めた理由に出身地を挙げたケースは極めて少ない。

 また大館市、能代市でも川口氏に投票した理由に「知名度」を挙げた人はゼロ。多くは実績や政策、人柄と回答した。全県的にも、川口氏に投票した理由は「政策」が29%で最多だった。

 一方、佐竹氏に投票した理由で目立ったのは「実績」(25%)や「知名度」(23%)。県南部(衆院秋田3区)では寺田県政を評価する人のうち4割以上が佐竹氏に投票した。川口氏は政策的に近い寺田知事の評価票をまとめきれず、前秋田市長で全国市長会長という経歴や秋田藩の分家という“佐竹ブランド”に敗れた形となった。

   ■  ■

 川口氏は敗戦の弁で「佐竹氏を全面的にバックアップする」とあいさつした。だが陣営関係者は「佐竹氏に厳しい視線が向けられるのは確かだろう」と指摘する。

 佐竹氏は、市町村との機能合体や、公約の柱に掲げた市長村長と県による「総合政策会議」を5月にも開かれる市町村会議に提起したい考え。この会議で全県の市町村を一つにまとめられるかが試される。

439千葉9区:2009/04/17(金) 22:54:08
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090416ddlk05010055000c.html
分岐点:’09知事選 これから/中 対立と矛盾抱え /秋田
 ◇近づく衆院選に影響も
 「自民党があんまり出るとよくない風潮だから、私らは下働きさせていただいている」

 佐竹敬久氏(61)を推した同党の二田孝治衆院議員は3日、自身の後援会事務所で支援者に自嘲(じちょう)気味に語りかけた。

 一方、川口博氏(61)支援を公言した寺田典城知事は6日の定例会見で、陣営へのあからさまな不満を口にした。「何の政党が嫌だとか、私から受ければ『反寺田』の反発が出るとか言っていたら選挙はできない。選対は何を考えているのか」

 “応援団”の国会議員や現職知事をかやの外に置いた選挙戦の背景には、それぞれの陣営内部の矛盾と思惑があった。

   ■   ■

 佐竹氏陣営は、自民県連と社民県連・連合秋田の「呉越同舟」。大物国会議員を呼んだり大規模集会で勢いをつける組織選挙に慣れた自民と、握手回りやミニ集会などで着実に支持を広げたい連合、社民とは選挙戦術でも意見が対立した。

 それでも自民県連の鈴木洋一幹事長と社民県連の石田寛幹事長は「『反寺田』の一点でまとまれた」と口をそろえる。

 県職員の給与カットに県職労が、全国学力テストの公開などに県教組が強く反発。最大野党だった自民のみならず、味方だった連合秋田やこれら労組を支持母体とする社民党も寺田知事から離れた。「敵の敵は味方」という思惑が、両者の結束を強めた。

   ■   ■

 県庁改革の継続や学力テスト公開を掲げ、寺田知事の路線継承を唱えた川口氏。寺田知事の次男で民主県連の寺田学代表が擁立の表舞台で動き、川口氏の実績をPRする民主党のチラシも大量に配布された。

 だが寺田知事への反発に対する懸念に加え、西松建設事件を機に民主党への追い風がやみ寺田知事側への同社関係者の献金も取りざたされるようになると、陣営内部で「寺田・民主離れ」の動きが強まった。

 6日の知事発言を機に、不協和音は一気に表面化。気勢を大きくそがれ、陣営幹部は「ぶちこわしたのは知事の方」と漏らした。劣勢が伝えられた後の9日、寺田代表は陣営の要請を受けて県南の講演会でマイクを握ったが、終了後に「私の応援はきょうが最後。打ち上げに行く予定もない」と突き放した。最後まで両者の溝は埋まらなかった。

   ■   ■

 結果的に「自民」が「民主」に勝った格好となった知事選。ただ圧倒的な組織の差に比べると川口氏の“善戦”ともいえ、9月までに確実に実施される衆院選に向けて複雑な波紋を広げている。

 自民県連の鈴木幹事長は「民主にとってはダメージ。1区などで有利に働く」と自信を深める一方、「必ずしも自民党の勝利とはいえない」と認めた。

 早々に候補者選定の委員会を発足させたにもかかわらず迷走。打診した相手に次々と断られ、最後は当初支援に消極的だった佐竹氏に乗って組織の弱体化を露呈した。

 野党側の民主、社民、連合とも「国政では共闘を堅持する」としているが、分裂選挙の感情的なしこりが残る。連合秋田の関係者は「いきなり仲直りといわれても難しい」。社民関係者も「3者共闘の枠組みを壊したのは民主。寺田学代表は、勝手にやったことの説明をすべきだ」と厳しい。

   ■   ■

 佐竹氏支援で自民党と手を組んだ連合の工藤雅志会長は「互いに手の内は見せていない」ときっぱり。鈴木幹事長も佐竹氏当選が決まった直後、「今日は一緒に万歳だが、明日からは敵同士ってことだ」と言い切った。

 政党色を薄めた今回の知事選が衆院選で誰を利するのか、まだ見えてこない。

440千葉9区:2009/04/17(金) 22:54:44
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090417ddlk05010048000c.html
分岐点:’09知事選 これから/下 「対話型」県議は歓迎 /秋田
 ◇「内向き」への懸念も
 12日午後9時すぎ、当選を確実にした佐竹敬久氏(61)は選挙事務所の1階で万歳をした後、2階の一室へ。小さな部屋は、異様な熱気に包まれた。

 集まったのは「佐竹氏を支援する県議有志の会」(門脇光浩代表)のメンバー。最大会派ながら長らく野党の座に甘んじてきた自民党県連の鈴木洋一幹事長は絶叫した。「ようやく12年前の雪辱を果たせた。これで議会と執行部が正常に機能し、停滞した県政が動き出す」

 佐竹氏支援に動いた県議は、42人(欠員を除く)中4会派27人に上った。

   ■   ■

 食糧費問題で佐々木喜久治前知事の引責辞任を受けた選挙で初当選した寺田典城知事。その後取り組んだ改革について、多くの県民や各政党が実績を認めている。

 ただトップダウンの手法は、時に強い反発を生んだ。とりわけ3期目は、子育て新税や地域振興局再編などの条例案を詳しい事前説明をしないまま提案。その手法自体が議会の怒りを買い、予算案が修正されることもたびたびあった。

 それだけに「対話型の県政」を訴える佐竹新知事の誕生を多くの県議が歓迎する。

 こうした超党派の動きについて、佐竹氏と距離を置くベテラン県議は「県政の監視をすべき議員が執行部のトップを担いで、議会で批判できるのか」と顔をしかめる。鈴木幹事長は「知事と議会が反目しあうことは少なくなるだろうが、何でも賛成するわけではない。当然チェック機能は果たす」と強調する。

   ■   ■

 選挙戦では、佐竹氏に対して厳しい目も向けられた。

 選挙期間中、佐竹氏のポスターを眺めていた女性は「実行力、実行力というが、本当に実績はあるの」とぽつり。昨秋に秋田市が実施した市民意識調査では「産業、雇用」状況について86%が「悪い」「どちらかといえば悪い」と回答。佐竹氏が「在任中に2700人の新規雇用を実現した」と自身の実績としているにもかかわらず、市民には浸透していなかった。

 寺田知事も再三、県庁出身の佐竹氏が古巣に帰れば「内向きの県政になる」と強調。「食糧費問題を忘れたのか。行革も進まない」と矢を放ち続けた。

 今回の佐竹氏支持に懐疑的だった自民県議からは「97年に食糧費問題の騒ぎの中で佐竹さんが選挙に出たことが寺田知事を誕生させ、結果的に県政の停滞を招いた」といった込み入った非難まで飛び出した。

   ■   ■

 その佐竹氏を、高く評価する意外な人物がいる。

 かつて食糧費問題を探り出し、徹底追及した「県生活と健康を守る会連合会」の鈴木正和会長。総務部次長だった佐竹氏は当時内部調査の責任者で、2人はしばしば激しくやり合い、火花を散らした。

 「県最大の企業として君臨してきた県庁の積年の腐敗に対する問題意識を持っていた。その体質からいち早く決別しようとした人。県側から改革しなければならないとの思いが伝わってきた」

 秋田市長時代の福祉事務所の対応などで不満もあるが、くしくも佐竹氏に寄せられた批判と同じ言葉を、期待を込めて言う。「食糧費費問題に揺れた12年前、なぜ知事を目指したのか。あの時の初心、原点を思い出してほしい」=おわり(この連載は百武信幸、岡田悟が担当しました)

441とはずがたり:2009/04/18(土) 15:49:06

北林氏が県議会自民党会派入りへ 補選北秋田市・郡選挙区で当選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090418b

 12日投開票の県議補選北秋田市・郡選挙区で当選した北林丈正氏(48)は17日、県議会自民党会派入りする意向を明らかにした。補選で当選した3氏のうち、秋田市選挙区に同党公認で出馬し初当選した竹下博英氏(55)は既に、同会派へ所属する意向を示している。2氏が正式に会派入りすれば、全県議45人中、同会派所属の県議は24人となる。

 北林氏は、元県議で2007年に引退した北林照助氏=自民、当時=の次男。同年の県議選に同党公認で立候補し落選。今回の補選には無所属で出馬した。取材に対し、「自分は党員なので、自民会派入りを考えていた。16日に県連幹部と話し合い、意向を伝えた」と述べた。

 男鹿市選挙区で当選した下間俊悦氏(49)は「現在、複数の会派から誘いを受けている。数日中に所属先を決めたい」と話している。
(2009/04/18 09:40 更新)

442千葉9区:2009/04/18(土) 22:22:58
●青森県青森市長=青森1区、青森4区=
佐々木誠造(76才・無現5)  自民や公明、連合青森
関良(51才・無新) 前市議  
鹿内博(61才・無新) 前県議:社民党青森総支部や共産党東青地区委員会、無所属の渋谷哲一県議
(民主=自主投票)

●宮城県石巻市長=宮城5区=
土井喜美夫(65才・無現1) =公明推薦 :市議会「ニュー石巻」「みらい石巻」
亀山紘(66才・無新) 石巻専修大教授  :自民・斉藤正美、連合

443千葉9区:2009/04/18(土) 23:58:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090417-OYT8T01134.htm
≪4・12決戦≫−検証− 衆院選へ 自民、民主とも禍根
湯沢市長選 市を二分した激戦
 湯沢市長選の投開票から一夜明けた13日、当選した斉藤光喜氏(62)の陣営幹部が「何度計算しても、負けていると思ってたんだよ」と驚くほど、市長選は激戦だった。

 前市長の鈴木俊夫氏(58)とは624票差。鈴木氏の支持者は「『現職は強い』というイメージが強すぎて、かえって票に結びつかなかったのかもしれない」と話す。

 斉藤氏は、立候補を表明した昨年10月に自民党を離党し、自民党湯沢市支部と公明党県本部から支持を受けた。一方、鈴木氏は、共産党籍を残したまま無所属で立候補した。

 鈴木氏には、次期衆院選で秋田3区から民主党公認で立候補する京野公子氏が選挙カーに同乗して協力。最終的に湯沢市議の半数以上が鈴木氏の応援に回った。自民党湯沢市支部は、支部長の大関衛県議が斉藤氏を支持した一方、副支部長の永井邦右・市会議長が鈴木氏を支援し、対応が割れた。

 永井議長は投開票日、万歳三唱を繰り返す斉藤氏の事務所にお祝いに訪れた。斉藤氏を推した自民党支持者は「勝ち馬に乗ろうとしたくせに。衆院選に禍根を残すのは確か」とぼやいた。

 別の自民党支持者は「市長選と国政選挙は別だが、自民党で鈴木さんを推した人との溝を埋めるには少し時間がかかる」と心配する。

 一方、湯沢市を地盤とする京野氏は「選挙によってそれぞれだから」と話すが、「負けた鈴木さん側に積極的に付いていたという印象は残るだろう」(地元関係者)との声も上がる。地元を二分して激しく争った「4・12決戦」は、次期衆院選に影響を残しそうだ。

(2009年4月18日 読売新聞)

444秋田2区の名無し:2009/04/19(日) 21:27:12
青森市長選挙
 開票 0% 
   党派  新旧 当選
             当確     年齢
 鹿内  博  無  新   確       61  
 関   良  無  新           51  
 佐々木誠造  無  現           76

445千葉9区:2009/04/19(日) 21:41:52
鹿内ゼロ打ちですか!?

446千葉9区:2009/04/19(日) 23:30:57
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/04/07/new0904071102.htm
〝反核燃〟鹿内氏に気をもむ電力業界(2009/04/07)
 十二日告示、十九日投開票が行われる青森市長選の行方に、電力業界が気をもんでいる。無所属で出馬する元県議の鹿内博氏(61)は、長年にわたり六ケ所村の核燃料サイクル施設に反対する運動を率いてきた経歴があるからだ。電力関係者は「核燃サイクルに反対する市長が誕生するのは避けたい」と、県都決戦の結果が及ぼす影響を警戒する。
 
 鹿内氏は、青森市議時代から反核燃運動に携わってきた。だが市長に当選した場合、「核燃は県政の問題」として、運動に一切かかわらない考えを表明している。既に反核燃団体の代表も辞任した。
 それでも電力業界が鹿内氏に警戒感を持つ理由は、これまでの活動に対する心情的な反発に加え、県都の市長としての発言力の大きさにある。
 三村申吾知事は、使用済み核燃料再処理工場の本格稼働の是非を判断する材料の一つに、市町村長の意見を挙げている。電力関係者は「県都の首長が『反対』と言った場合、簡単に無視できるだろうか」と、知事判断への影響を懸念する。
 実際、鹿内氏も「反核燃の運動からは退くが、発言すべき時はする」と話している。
 六期目を目指す現職の佐々木誠造氏(76)には、東北電力、日本原燃などの労組が加盟する連合青森も推薦を決定済み。電力業界は労使ともに現職支援に回る。別の電力関係者は「核燃に理解のない候補を応援できないのは当然だ」と強調する。
 鹿内氏への警戒感は、核燃推進派の自民党も共有する。同党県連の大島理森会長は三月下旬、青森市内にひそかに集めた党所属の全県議に「青森市長選がわれわれ自身にどのように影響するか考えてほしい。原子力もその一つだ」と述べ、国のサイクル政策への影響を避けるためにも、現職を支援するよう訴えた。

447千葉9区:2009/04/19(日) 23:32:57
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1240130216/642
642 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/04/19(日) 21:32:14 ID:mfkcbmZ1
対応割れる社民系労組/衆院選危惧する声も
青森市長選で鹿内博候補を自主的に支援している社民党の支持労組の中で、対応が分かれている。
同党の支持団体の一つ、自治労県本部の中で最大労組である県職員労働組合(県職労)が自主的に
鹿内候補を支持する一方、青森市労働組合連合会(市労連)は現職・佐々木誠造候補の推薦をいち
早く決め、戦いに臨んでいる。

四年前の前回市長選で自主投票とした社民党県連は今回、三人の候補者のうち政治的スタンスが近い
として、鹿内候補の支援を決めた。

県職労も前回市長選は自主投票とした。約三千人で構成し、このうち市長選の有権者は千人程度。
同労組は、鹿内候補が県議時代に賃金カットや行政改革などの問題を取り上げた経緯から、三月の
定期大会で支持を決めた。県職労の伊勢富雄・中央執行委員長は「鹿内さんは一貫して働く側の立場
に配慮してくれた」と語る。組合員に支持の方針を説明したが、あくまで自主的な支持のため、それ以上
の踏み込んだ活動はしていないという。

一方、市職労、交通労、水道労の三労組からなり職員約二千三百人で構成する市労連は、昨年十二月
に佐々木候補の推薦を決定。組合員や組合OBに支援を呼び掛けたり、法定チラシを配るなどして活発
に支援活動を展開している。藤田誠・市職労中央執行委員長は「佐々木市長とは長い歴史の積み重ね
と信頼関係がある」と話す。

両労組を束ねる自治労県本部は前回市長選で佐々木候補を推薦したが、今回は両労組の方針を尊重
し、自治労県本部としての対応は決めなかった。次期衆院選ではともに社民党の公認候補を支援する
だけに、今後の体制への影響を危惧(きぐ)する声もあるが、力石利博・中央執行委員長は「事情あって
今回は分かれたが、メーンは次期衆院選。自治労が一つになって戦う」と強調する。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090417110250.asp

448千葉9区:2009/04/19(日) 23:33:32
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1240130216/651
651 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/04/19(日) 21:34:14 ID:mfkcbmZ1
電力業界が鹿内氏警戒/佐々木氏を全面支援
十九日に投開票が行われる青森市長選の行方を、電力業界がかたずをのんで見守っている。候補者の
一人・鹿内博氏は、反核燃団体の共同代表を務めた経歴の持ち主。同氏は「市長として反核燃運動は
しない」と表明しているが、核燃料サイクル事業などへの影響が出かねない−との懸念から、業界は現職
・佐々木誠造候補を全面的に支援する。「県都の首長なので影響力が大きい」と関係者は神経をとがらせ
る。

告示日の十二日朝。青森市大野にある佐々木候補の選挙事務所での出陣式には、日本原燃の兒島伊佐美
社長をはじめ、県内で原子力事業を展開する東北電力や東京電力、電源開発などの役員・幹部がずらり
と顔をそろえた。

知事選に匹敵するほどで、業界の力の入れようがうかがえる光景。直後の街頭演説の場で、東北電力
青森支店の葛岡貞典副支店長は取材に対し「会社としてではない。個人として来ている」と前置きした上で、
「エネルギーや原子力に理解のある人に当選してもらいたい。県民世論に大きくかかわってくるから」と
語った。

電力業界は、市内の企業を訪ねて佐々木候補支持を呼び掛けて回るなど、活発な運動を展開している。

当の鹿内候補は、一月の出馬表明を機に反核燃団体の共同代表を辞めている。鹿内候補は「(反核燃
運動は)市民の命を守る活動であり、その考え方は変わらない。ただ核燃問題は県政の問題。青森市と
して何ができるわけでもない」と、今後は運動と距離を置くことを強調する。

しかし業界は警戒を緩めていない。日本原燃社員の一人は「“旗”は降ろしたのかもしれないが、今まで
あれだけ反核燃でやってきた人だ。市長になるのは不安。津軽の方の首長がなびくかも」と話す。

また、別の業界関係者は「仮に青森市で(佐々木候補が)負けると、続く県内での衆院選、さらには知事
選へと悪い流れが続きかねないということだ」と、原子力施設の立地自治体ではない同市長選に力を入れ
る背景を説明する。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090416103410.asp

449千葉9区:2009/04/19(日) 23:34:32
http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY200904190142.html
「無党派」27年、保守地盤も浸透 青森市長選・鹿内氏
2009年4月19日23時10分

 19日投開票された青森市長選で、27年間の地方議員時代に一度も政党に属さなかった「無党派」市長が誕生した。前県議の新顔鹿内博氏(61)が、自民、公明が支持する現職の佐々木誠造氏(76)を破った。信条である「核燃料サイクル施設反対」という旗をいったん降ろし、固い保守地盤にも食い込んだ。

 鹿内氏は「一貫して無所属で27年間やってきたことを市民が評価してくれた。ここで勝負を挑まないと市民派が時機を失ってしまうと思った」と語った。

 「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は82年、3度目の挑戦で青森市議に初当選。91年に青森県議に転身した。この間、一度も政党の会派に属さなかった。今回の市長選でもこれまでと同様、政党や企業、労組など組織の支援がまったくない状態で臨んだ。

 しかし、津軽弁や市民手作りのねぶた祭りを守る活動など市民団体の中心的な役割を果たしてきたことや、市議時代から毎日のように街頭で演説を続けてきた姿勢、「市民不在の市政の転換を」という訴えに、自主的な支援の輪が広がった。約20の「勝手連」が組織され、無党派の支持を多く取り付けた。

 さらに、立候補前、県議時代から続けてきた下北半島に集中する核燃料サイクル施設に反対する「核燃料廃棄物搬入阻止実行委」の共同代表を辞任し、市長になったら「核燃への反対運動はしない」と表明した。県政課題を市政に持ち込まないことを宣言したことで、核燃に賛成する保守系県議の一部からも支援を取り付け、自民党支持層に食い込むことに成功した。

 合併前の旧青森市時代を含めて通算6選を目指した佐々木氏は、自公に加えて連合青森、電力業界の支援も受けて組織による選挙戦を展開。しかし、「高齢・多選」への批判も受けて敗れた。四つある県内の衆院小選挙区の議席を独占している自民党にとっても、今回の敗北は総選挙を前に大きな痛手となった。

450千葉9区:2009/04/19(日) 23:43:45
●青森県青森市長=青森1区、青森4区=
 佐々木誠造(76才・無現5)  自民や公明、連合青森
 関良(51才・無新) 前市議  
☆鹿内博(61才・無新) 前県議:社民党青森総支部や共産党東青地区委員会、無所属の渋谷哲一県議
 (民主=自主投票)

●宮城県石巻市長=宮城5区=
 土井喜美夫(65才・無現1) =公明推薦 :市議会「ニュー石巻」「みらい石巻」
☆亀山紘(66才・無新) 石巻専修大教授  :自民・斉藤正美、連合

451とはずがたり:2009/04/20(月) 11:26:56
<2005年青森市長選>
>>13辺りで千葉9区さんが発掘してくれてますけど改めて前回結果纏め。前回は保守系の奈良岡氏に共産・鹿内氏・横山氏が乗って社民が自主投票でしたが,今回は鹿内氏に奈良岡氏・共産・社民が乗って民主が自主投票。

奈良岡央氏が青森市長選出馬へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1293

青森市長選 連合青森は現職佐々木氏を推薦
選挙:青森市長選 奈良岡央氏ら3市議、自民会派を離脱−−対応にらみ /青森
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1590

横山氏 奈良岡氏支援/青森市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1637

選挙:青森市長選 社民は自主投票へ−−推薦候補を絞り込めず /青森
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1639

5選に臨む佐々木氏、刷新目指す奈良岡氏
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1676

選挙:青森市長選 衆院選と“ペア対決”−−4月誕生の新市長選 /青森
毎日新聞 2005年1月23日
選挙:青森市長選 佐々木誠造氏と連合青森が政策協定 /青森
毎日新聞 2005年1月29日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1676

青森市長選 民主、奈良岡氏推薦へ
「自民と対決」決意(2/17)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1843

「 青森市長選に立候補せず奈良岡央氏を支持することとした見解」
県議会議員 鹿内 博
(略)以上のことから、2005年3月9日に奈良岡央氏と政策協定を締結(別添)し、今後支援することにしました。
http://www.jomon.ne.jp/~hsikanai/shichosen17.html

選挙:青森市長選 共産、奈良岡央氏を「支援」−−独自候補擁立せず /青森
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1920
05/03/23

佐々木氏が初当選/青森市長選(05/04/24投開票)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1988
当選 71,418 佐々木誠造 72 無新
   54,606 奈良岡 央 48 無新
   4,972 中村 康一 54 無新
▽有権者数 252,255
▽投票者数 132,106
▽有効投票 130,996
▽無効・その他 1,110
▽投票率 52.37%
投票率は52.37%で、保革一騎打ちで過去最低となった前回市長選(2001年)の35.86%を上回った16年ぶりの保守対決の割には有権者の関心はいまひとつだった。

452千葉9区:2009/04/20(月) 21:23:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090420-OYT8T00208.htm
石巻市長に新人・亀山氏
現職破る タクシー券問題追い風
当 48,031 亀山  紘66無所属新



初当選を果たし、花束を受け取る亀山紘氏(石巻市中里で)  30,413 土井喜美夫65無所属現

(選管確定)

◇    ◇    ◇    ◇

 市政の刷新か、継続かが焦点となった石巻市長選は、タクシー券など不適切な公費支出問題を追い風にした新人の亀山紘氏(66)(無所属)が、再選を目指した現職の土井喜美夫氏(65)(無所属=公明推薦)を破って初当選した。投票率は58・82%で、市議選とダブル選挙だった前回を13・05ポイント下回った。

 同市中里の亀山氏の事務所には、支援者が集まり、握手攻めにあいながら姿をみせた亀山氏は「透明性の高い情報公開日本一を目指し、明るく元気な街にしたい。市民との対話、議会との議論を通して新しい石巻を作る」と抱負を語った。

 亀山氏は市民団体に推され1月末に立候補を表明。「話し合いと討論による市政運営」を柱に、現市政との違いを鮮明に打ち出した。

 石巻青果花き地方卸売市場や市庁舎の移転問題など不手際が目立つ現市政と対峙(たいじ)する市議、自民、民主の県議の支援、連合宮城の推薦、共産の支持を受けた超党派の体制は「市民党」を標榜。1年後に選挙を迎える市議団が、地元の票を掘り起こし、出遅れで懸念された知名度不足を払拭(ふっしょく)、市中心部を固めた。土井氏が強固な後援会組織を張り巡らす旧町部でも、「新しい石巻・クリーンな石巻」を訴え、タクシー券問題などに対する批判の受け皿となり、得票を伸ばした。

 公費の不適切支出で守勢に回った土井氏は、おわびと陳謝を繰り返すとともに、合併成就の功績と財政改善などの実績を強調。「合併効果はこれから」と市政の継続を訴えた。しかし、市政運営の不手際などで対決姿勢を示し、市政野党に回った市議の反発が強く、頼りの民主党公認の安住淳衆院議員の陣営も、連合宮城が亀山氏支援に回ったため、機能しなかった。現職の強みであるはずの支援体制が脆弱(ぜいじゃく)になり、票をまとめきれなかった。土井氏は「敗因はタクシー券問題にあり、原因を作った私の不徳のいたすところ」と支援者に深々と頭を下げた。

(2009年4月20日 読売新聞)

453千葉9区:2009/04/20(月) 21:33:56
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000904200003
青森市長に鹿内氏初当選
2009年04月20日


当選確実の報を受け、支持者たちと抱き合い喜ぶ鹿内博氏(中央)=19日午後9時40分、青森市中央1丁目の選挙事務所

 市民は市政の「刷新」を選んだ――。青森市長選は19日、投票され、即日開票の結果、元県議の鹿内博氏(61)が現職の佐々木誠造氏(76)、福祉施設長の関良氏(51)を破り、初当選を果たした。鹿内氏は街頭演説を中心に、組織に頼らない選挙戦を展開。市民が自主的に支援する「勝手連」の動きも活発で、変化を求める有権者の思いをつかんだ。合併前の旧市も含めて6期目を目指した佐々木氏は市長としての実績と経験を強調したが、高齢多選への批判も強く、追い上げられなかった。当日有権者数は24万8256人、投票率は56・63%で前回の52・37%を4・26ポイント上回った。


 市中心部の活性化や雇用、市役所改革など市政の課題が山積するなか、5期20年続いた佐々木市政の「継続」か「刷新」かが最大の争点となった今回の市長選。チェンジを叫ぶ鹿内氏が激しく追い上げる佐々木氏に競り勝った。


 「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は今年1月、市長選への立候補を表明。4月に県議を辞職し、選挙戦に挑んだ。佐々木市政を「市民の意見に耳を傾けていない」と批判し、「市民が主役の市政」をスローガンに、重要施策に市民の意見を反映させる「100人委員会」を公約した。


 また、市役所の不祥事や経営難の駅前再開発ビル「アウガ」への市税投入問題などは「身内に甘い」「市政の硬直化だ」と指摘。佐々木氏への対決姿勢を鮮明にした。
 対立候補への批判だけでなく、中心市街地対策では朝市の復活、空き店舗を利用したねぶた小屋や名産品のみやげ物屋などの展開で「青森らしい『におい』がする街にする」と主張。ふるさとの文化を守る市民運動の経験などから、観光、食、歴史を一体にした地域振興を提言した。


 こうした政策を、鹿内氏は27年間の議員生活で毎日のように続けてきた街頭演説で、繰り返し訴えた。有力な組織はないものの、市民に幅広く浸透。政党を超えて政策に賛同する議員や経済人、勝手連などの自主的な支援に加え、佐々木氏への批判票も積み上げ、現職を追い落とした。


 佐々木氏は、経験と実績を強調する作戦を展開した。東北新幹線新青森駅の開業を前にした今は「街づくりを仕上げる時期」と、市政の継続を訴えた。


 高齢多選やハコモノ行政との批判には「心身ともに元気でバリバリ仕事をしている」「不要な施設があるでしょうか」と、逆にPRポイントにする戦術を取った。


 自民、公明の推薦を断って支持レベルにとどめ、幅広い層からの票の取り込みを目指した。だが、組織に頼る選挙を脱しきれなかったうえ、推薦を見送った政党側が十分にまとまらず、ほころびも出た。


 関氏は3人のうち最も早く立候補を表明し、得意とする福祉政策を中心に訴えた。しかし地元を除く市全域に支持を広げるには至らなかった。


 鹿内氏の選挙事務所には渋谷哲一県議や支持者ら約60人が集まり、当選の報を待ちわびた。午後9時20分ごろ、テレビで「当選確実」の一報が伝えられると、鹿内氏は支持者と抱き合って喜びを分かち合った。「責任の重さを改めて痛感している。20年続いた市政を変えてもらいたいという市民の思いが私の当選という形になった」と選挙戦を振り返った。


 さらに、今後の市政運営について、「市民のための市政を実現したい。市民100人委員会をつくり、小学生までの医療費を無料化するという点で、佐々木市政と大きく変わってくる。新幹線対策や雇用景気対策はスピードアップを図りたい」と話した。

454千葉9区:2009/04/20(月) 21:35:44
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000904200002
「みらい21」解散方針 県政界再編へ
2009年04月20日


知事選、県議補選が終わり、県議会はどう変わるか

 19日で知事の任期満了となった寺田典城氏の与党的立場とされた県議会第2会派の「みらい21」(9人)が、近く解散する方針を決めたことがわかった。一方、寺田氏と対立し、知事選で当選した佐竹敬久氏を支援した最大会派の自民党(22人)は、県議補選当選者らの会派入りで、再び45の定数のうち単独過半数を確保する見込み。知事の交代とともに、県政界再編の動きが活発化してきた。


 みらい21は03年結成。土谷勝悦・代表代行によると、知事選後に協議して解散を決めた。寺田氏が打ち出した地域振興局の再編案などで会派内でも賛否が分かれ「前々から違和感が出ていた」といい、「会派はこのままでいいのか」という意見が上がったという。知事選では支援する候補が分かれたが、「地域事情などの問題があり納得ずくだった。選挙で割れたわけではない」としている。


 24日に解散届を提出する見通し。今後については、「個人の判断になるが、仲間を募ってまとまれるなら一緒にやりたい」として、新会派結成の可能性も視野に入れていることを明らかにした。


 その中でみらい21の近藤健一郎県議=北秋田市・郡選挙区=は、解散にともなって自民党会派入りする意向を明らかにした。取材に対し、「色々と考えたが、1人会派ではどうしようもない。志が同じ仲間とやっていきたいと思っていたところ、自民党からお誘いがあった」と話した。


 知事選と同日に行われた3県議補選で当選した竹下博英=秋田市選挙区=、北林丈正=北秋田市・郡選挙区=、下間俊悦=男鹿市選挙区=の3氏も自民党会派入りの意向で、党県連は20日に正式決定する予定だ。


 これにより、津谷永光・前県議の北秋田市長選転出にともない一時的に22人になっていた自民党会派は26人になり、再び単独過半数を確保するだけでなく、五つの常任委員会すべてで過半数を占めることになる。


 子育て教育税導入案や地域振興局再編案などでたびたび寺田氏と対立し、県側の提案を退けてきた自民党会派が、知事選で支援した佐竹新知事とどう向き合うか。鈴木洋一・党県連幹事長は「会派として、より責任が重くなると感じている。県の執行部となれ合いにならないよう、議会としてのチェック機能を果たしていきたい」と話している。

455千葉9区:2009/04/20(月) 22:42:06
>>454
竹下博英=秋田市選挙区=:自民公認だから当然
北林丈正=北秋田市・郡選挙区=:>>142
2007年の県議選同選挙区に自民党公認で出馬したが、次点だった。自民党北秋田市・郡第2選挙区支部長。
だから当然
下間俊悦=男鹿市選挙区=:野党系で行くかと思ったけど無理でした

456千葉9区:2009/04/21(火) 21:14:34
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090421ddlk05010037000c.html
県議会:自民会派、45人中26人に 全常任委で過半数 /秋田
 自民党県連(鈴木洋一幹事長)は20日の常任総務会で、12日投開票の県議補選で初当選した3人全員と、近く解散する「みらい21」の県議1人の会派入りを承認した。自民会派は県議会45人中26人となり、5常任委員会のすべてで過半数を占めることになる。

 会派入りするのは、秋田市区で自民公認の竹下博英氏、無所属で男鹿市区の下間俊悦氏と北秋田市・郡区の北林丈正氏の初当選3人に加え、みらい21の近藤健一郎氏(北秋田市・郡区)。

 自民は07年の県議選後に23人になり過半数となった。津谷永光・前県連会長が北秋田市長選出馬のため辞職しており、今回で実質「3増」に。全5常任委でも過半数を占めることになる。

 また、知事選で敗れた川口博・前小坂町長を支持した武田英文県議の政調会長辞任届を受理した。【岡田悟】

457千葉9区:2009/04/21(火) 21:16:03
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090421160001.asp
2009年4月21日(火)

--------------------------------------------------------------------------------

青森市議会に会派再編の動き

 十九日に投開票が行われた青森市長選の結果を受け、市議会の主導権を握ろうという会派再編の動きが始まった。第二会派「政風会」(八人)の幹部は二十日、取材に対し、最大会派の自民党(十一人)の一部を巻き込んだ新会派を近いうちに設立する方針を明らかにした。

458とはずがたり:2009/04/22(水) 12:30:01

「妻使用か」市議追及 仙台市長タクシー券
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090422t13016.htm

 タクシーチケットの不適正使用をめぐり、梅原克彦仙台市長が市議会常任委員会で事実と異なる答弁をした問題で、梅原市長は21日の総務財政常任委員会に出席し、昨年11月3日に同時間帯で使用された2枚のタクシーチケットのうち1枚は自分で使用したと認めた。妻の実家を出発点とするもう1枚に関しては「(誰の使用か)記憶がない」と繰り返し、議員からは「妻以外の使用は考えられない」と批判が集中した。

 11月3日には梅原市長名で6枚が使用された。市長は昨年12月の総務財政常任委で「すべて自分が使った」と説明したが、2枚はほぼ同じ時間に別の場所で使われたことが市監査委員の随時監査で判明した。

 共産党市議団の花木則彰議員の質問に対し、梅原市長は青葉区新坂町から市博物館がある青葉区川内までのチケットについて「自分が使った可能性がある」と認めた。

 常任委に出席した市博物館の佐藤敏国館長は「午後4時すぎに『梅原』と名乗る女性が博物館に来た」と証言。後から来た市長とともに前館長の説明を聞きながら展示を見学、午後6時ごろに一緒に帰ったと説明した。

 花木議員は「妻の実家から博物館に向かったチケットを使ったのは妻以外に考えられない」と追及。「『家族に渡したことはない』との答弁は虚偽ではないか」と迫ったが、梅原市長は「記憶が不確かで分からない」と繰り返した。

 花木議員によると、チケットに関してタクシー会社は「市長の許可があれば乗客の性別や人数を明かしてもいい」と説明しているという。花木議員は「真相を明らかにするため許可すべきだ」と指摘したが、梅原市長は「第三者への配慮のため、タクシー会社にあれこれ言うのは適切ではない」と協力を拒否した。

 第三者への譲渡について、梅原市長は「地方議員を含め、政治家に渡したことは多分ないと思う」と答えた。
2009年04月22日水曜日

459とはずがたり:2009/04/22(水) 12:35:48
>>458-459

「記憶にない」29回に市議会イライラ タクシー券問題
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090422t13030.htm

 3時間半の質疑で梅原克彦仙台市長が繰り返した「記憶にない」との答弁は、29回に上った。タクシーチケット不適正使用問題で、21日開かれた市議会総務財政常任委員会。質問に立った四会派の議員は市長の姿勢にいら立ちを募らせた。

<信頼回復へ努力尽くせ/民主クラブ仙台・木村勝好議員>
 問題に速やかに決着をつけ、市政の混乱、停滞を立て直し、市政への信頼を回復しなければならない時期にきている。市長も最初から同じ答えばかりを繰り返すのではなく、不明なチケットの記憶をたどって明らかにする努力を尽くさなければならない。自身の進退を含めて、政治責任を明確にすることが必要だ。

<虚偽答弁は議会の冒涜/きぼう・岡征男議員>
 虚偽答弁は議会に対する冒涜(ぼうとく)であり、何としても真実にたどり着かねばならない。公務かどうかを判断するのは難しい。どこで誰に会い、何をしたのか市長以外は分からないのに、すべてを公務と言い張る。自分が判断したことを正当化し、説明を拒む姿勢は絶対君主制の時代ならともかく、民主主義の根本原理に反する。

<身内含めた法的調査を/共産党市議団・花木則彰議員>
 自らは答えないのに、議会側の調査には協力せず、妨害までしている。許されない態度だ。市長が進んで説明しないから、膨大な手間と時間がかかっている。いつも「第三者への不利益」を挙げるが、それは市長の身内の問題ではないのか。法的な権限を持った調査が必要だ。妻ら関係者への質疑などが真相究明に欠かせない。

<進退と責任を明らかに/社民党市議団・小山勇朗議員>
 自分の保身に走り、何を聞いても逃げるばかり。謝罪を繰り返しても、信頼を得るにはほど遠い。うそにうそを上塗りするような答弁で、前進する状況にはない。範を示すべき市長が職員に多大な迷惑を及ぼしている。東北唯一の政令市の市長として恥ずべき姿勢で、疑惑を解くつもりがないなら進退と責任を明らかにすべきだ。
2009年04月22日水曜日

460とはずがたり:2009/04/22(水) 13:53:31
佐藤乱立でちょいと話題になった栗原市。昔栗駒と栗原の区別を混乱してたなぁ。。
共産4人って結構多いっすねぇ。

栗原市新議員決まる 新人7人当選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090420t11034.htm

 任期満了に伴う宮城県栗原市議選は19日投票が行われ、即日開票の結果、新市議30人の顔触れが決まった。

 当選者の内訳は現職23人、新人7人。党派は共産4人、社民1人、公明1人で、24人は無所属。

 定数が前回(2005年4月)より15減り、選挙区は旧町村単位から市全域となった。

 当日の有権者数は6万5433人。投票率は前回を5.12ポイント下回る79.3%だった。

◎栗原市議選開票結果(30―43)選管最終

当 2,197 小岩 孝一 61無現(2)
当 1,934 佐々木幸一 67無現(2)
当 1,883 三浦 善浩 46公新(1)
当 1,810 佐藤 千昭 61無現(2)
当 1,625 高橋 義雄 68無現(2)
当 1,595 瀬戸健治郎 49無現(2)
当 1,573 相馬 勝義 62無現(2)
当 1,500 千葉 健司 52無新(1)
当 1,452 阿部  敏 61無現(2)
当 1,380 阿部 貞光 50無現(2)
当 1,372 佐々木嘉郎 54無現(2)
当 1,371 高橋 正道 56無現(2)
当 1,299 三塚  東 54無現(2)
当 1,295 五十嵐 勇 60無現(2)
当 1,290 佐々木 脩 66無新(1)
当 1,258 鹿野 芳幸 60無現(2)
当 1,241 加藤雄八郎 64無現(2)
当 1,235 高橋 勝男 51社新(1)
当 1,195 大関 健一 62無現(2)
当 1,170 大滝 信子 59無現(2)
当 1,160 佐藤  優 61無新(1)
当 1,126 佐藤 久義 67無現(2)
当 1,124 佐藤  勇 65無現(2)
当 1,120 沼倉  猛 64共現(2)
当 1,109 佐藤 文男 58共新(1)
当 1,108 鈴木 道夫 58共現(2)
当 1,098 濁沼 一孝 61無現(2)
当 1,072 菅原 勇喜 57共現(2)
当 1,070 富塚 正夫 57無現(2)
当 1,065 石川 正運 65無新(1)
  1,054 菅原 久男 62無現 
  1,048 小野 久一 56共現 
  1,040 千葉 幸一 64無新 
    994 佐藤  悟 65社現 
    987 高橋  渉 56無新 
    981 小野寺善孝 61無現 
    963 佐藤 弘毅 53無現 
    897 佐藤 啓助 57無現 
    883 佐藤 幸生 61無現 
    741 佐藤 庄喜 60無新 
    675 諏訪 和男 57無現 
    122 千葉 正次 73無新 
     87 佐藤 秀義 62無新 

開票結果の市名右の数字は定数―立候補者数。略歴は得票順に右から左
2009年04月20日月曜日

461千葉9区:2009/04/22(水) 22:58:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090422t13016.htm
「妻使用か」市議追及 仙台市長タクシー券
 タクシーチケットの不適正使用をめぐり、梅原克彦仙台市長が市議会常任委員会で事実と異なる答弁をした問題で、梅原市長は21日の総務財政常任委員会に出席し、昨年11月3日に同時間帯で使用された2枚のタクシーチケットのうち1枚は自分で使用したと認めた。妻の実家を出発点とするもう1枚に関しては「(誰の使用か)記憶がない」と繰り返し、議員からは「妻以外の使用は考えられない」と批判が集中した。

 11月3日には梅原市長名で6枚が使用された。市長は昨年12月の総務財政常任委で「すべて自分が使った」と説明したが、2枚はほぼ同じ時間に別の場所で使われたことが市監査委員の随時監査で判明した。

 共産党市議団の花木則彰議員の質問に対し、梅原市長は青葉区新坂町から市博物館がある青葉区川内までのチケットについて「自分が使った可能性がある」と認めた。

 常任委に出席した市博物館の佐藤敏国館長は「午後4時すぎに『梅原』と名乗る女性が博物館に来た」と証言。後から来た市長とともに前館長の説明を聞きながら展示を見学、午後6時ごろに一緒に帰ったと説明した。

 花木議員は「妻の実家から博物館に向かったチケットを使ったのは妻以外に考えられない」と追及。「『家族に渡したことはない』との答弁は虚偽ではないか」と迫ったが、梅原市長は「記憶が不確かで分からない」と繰り返した。

 花木議員によると、チケットに関してタクシー会社は「市長の許可があれば乗客の性別や人数を明かしてもいい」と説明しているという。花木議員は「真相を明らかにするため許可すべきだ」と指摘したが、梅原市長は「第三者への配慮のため、タクシー会社にあれこれ言うのは適切ではない」と協力を拒否した。

 第三者への譲渡について、梅原市長は「地方議員を含め、政治家に渡したことは多分ないと思う」と答えた。
2009年04月22日水曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090422t13030.htm
「記憶にない」29回に市議会イライラ タクシー券問題
 3時間半の質疑で梅原克彦仙台市長が繰り返した「記憶にない」との答弁は、29回に上った。タクシーチケット不適正使用問題で、21日開かれた市議会総務財政常任委員会。質問に立った四会派の議員は市長の姿勢にいら立ちを募らせた。

<信頼回復へ努力尽くせ/民主クラブ仙台・木村勝好議員>
 問題に速やかに決着をつけ、市政の混乱、停滞を立て直し、市政への信頼を回復しなければならない時期にきている。市長も最初から同じ答えばかりを繰り返すのではなく、不明なチケットの記憶をたどって明らかにする努力を尽くさなければならない。自身の進退を含めて、政治責任を明確にすることが必要だ。

<虚偽答弁は議会の冒涜/きぼう・岡征男議員>
 虚偽答弁は議会に対する冒涜(ぼうとく)であり、何としても真実にたどり着かねばならない。公務かどうかを判断するのは難しい。どこで誰に会い、何をしたのか市長以外は分からないのに、すべてを公務と言い張る。自分が判断したことを正当化し、説明を拒む姿勢は絶対君主制の時代ならともかく、民主主義の根本原理に反する。

<身内含めた法的調査を/共産党市議団・花木則彰議員>
 自らは答えないのに、議会側の調査には協力せず、妨害までしている。許されない態度だ。市長が進んで説明しないから、膨大な手間と時間がかかっている。いつも「第三者への不利益」を挙げるが、それは市長の身内の問題ではないのか。法的な権限を持った調査が必要だ。妻ら関係者への質疑などが真相究明に欠かせない。

<進退と責任を明らかに/社民党市議団・小山勇朗議員>
 自分の保身に走り、何を聞いても逃げるばかり。謝罪を繰り返しても、信頼を得るにはほど遠い。うそにうそを上塗りするような答弁で、前進する状況にはない。範を示すべき市長が職員に多大な迷惑を及ぼしている。東北唯一の政令市の市長として恥ずべき姿勢で、疑惑を解くつもりがないなら進退と責任を明らかにすべきだ。
2009年04月22日水曜日

462千葉9区:2009/04/22(水) 23:23:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090422t41004.htm
自民12年ぶり復権 秋田県議会で与野党逆転

 秋田県議会最大会派の自民党が、勢いづいている。12日投開票の知事選で、支援した佐竹敬久氏が知事に就任、12年ぶりに県政与党へと返り咲いた。県議補選の当選議員らが新たに加わって議席数も増え、議長、副議長など主要ポストを独占する可能性も出てきた。他の会派は、予想される自民党と佐竹知事との「蜜月関係」に警戒を強めている。

 秋田市山王の自民党県連で20日にあった常任総務会。党所属県議が一堂に会した場に、佐竹知事が姿を見せた。県議の鈴木洋一幹事長によると、佐竹知事は知事選支援のお礼に訪れ、「県政発展のために頑張りたい」と決意を述べたという。

 秋田県議会の定数は45で、知事選前の自民党の議席数は22。県議補選で当選した議員と別の会派から移る議員の計4人が加わり、26議席と単独過半数を占めることになった。鈴木幹事長は「安定多数になった。正副議長を取りたい思いはある」と意欲を示す。

 寺田典城前知事の与党に位置付けられていた、第二会派の「みらい21」(9人)が握っていた副議長ポストも、自民党から選出する方向で調整が進むとみられる。
 自民党は寺田前知事の3期12年間、最大勢力を誇りながら、県政野党に甘んじてきた。佐竹知事に代わったことで、名実ともに発言力が強まるのは確実とみられる。

 一方のみらい21は、県政に対する議員同士の考えの相違などで解散を決めた。新たな会派構成は流動的で、党勢を拡大する自民党とは対照的だ。
 知事選で、佐竹氏の対立候補を支持した民主党(2人)の高松和夫県連代表代行は「議論することが、議会の存在意義ということを忘れないでほしい」とけん制する。他の会派所属県議も「多数派が与党だと知事となれ合いになる恐れがある。しっかりチェックしていく」と話す。

 自民党とともに佐竹知事を応援した社民党(3人)は「知事選は自民党の考えが支持を得られたのではない。おごらないで県政運営を見守るべきだ」とくぎを刺す。
2009年04月22日水曜日

463とはずがたり:2009/04/23(木) 14:53:53
「みらい21」の6人が新会派結成へ 県議会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090423d

 解散を決めた県議会第二会派「みらい21」(9人)のうち6人が、新会派「新みらい」を結成すると22日明らかにした。土谷勝悦氏(横手市選出)が代表を務める。24日にみらい21の解散と、新みらいの結成を県議会事務局に届け出る。

 新会派のメンバーは土谷氏、幹事長を予定している安藤豊氏(湯沢市雄勝郡)、中田潤氏(能代市山本郡)、こだま祥子氏(潟上市)、三浦英一氏(由利本荘市)、樽川隆氏(大仙市仙北郡)の6人。中田氏を除く5人は、連合秋田の推薦などを受けて活動する連合秋田議員懇談会に所属している。連合秋田は知事選で佐竹敬久知事を推薦した。

 この日、メンバーが秋田市で協議して結成を決めた。土谷氏は取材に対し「県民生活を重視する立場から、佐竹県政に是々非々で臨みたい」、安藤氏は「新みらいは、連合議員懇に所属するなど同じ考えを持つ仲間が集まった。無所属議員というくくりのみらい21より、統一した見解をもって行動する」と話した。
(2009/04/23 09:14 更新)

464とはずがたり:2009/04/24(金) 23:01:09
2009年4月24日(金)
青森市議会 9人で新会派結成
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090424153340.asp

 青森市議会の第二会派「政風会」(八人)と無所属の奈良岡隆議員の計九議員が二十三日、新会派「市政会・無所属クラブ」(花田明仁会長)を結成し、議会事務局に提出した。政風会が参加を打診していた最大会派・自民党(十一人)からの参加はなかった。

議員名簿
http://www.city.aomori.aomori.jp/contents/gikaijimukyoku/gikai-giji/meibo/index.html
関良(党派:自民)が

■自由民主党(11人)
役名 氏名
最高顧問 五戸 三次郎
顧問 工藤 徳信
顧問 間山   勲
顧問 小田桐 金三
会長 木村   巖
副会長 舘山 善一 副議長
幹事長 大矢   保
事務局長 佐藤 良隆
幹事 嶋田   肇
幹事 小豆畑 緑
幹事 山本 治男

■政風会(8人)→市政会・無所属クラブ
顧問 渋谷   勲 議長
会長 花田 明仁
会長代行 里村 誠悦
幹事長 小倉 尚裕
事務局長 丸野 達夫
幹事 神山 昌則
幹事 中村 節雄
幹事 中田 靖人

■社会民主党(5人)
団長 鳴海   強
副団長 三上 武志
事務局長 斎藤 憲雄
会計 大坂  昭
団員 仲谷 良子

■日本共産党(5人)
団長  藤原 浩平
副団長 大沢   研
幹事長 布施 一夫
会計 舘田 瑠美子
団員 村川 みどり

■市民クラブ(5人)
会長 神   文雄
幹事長 秋村 光男
小笠原 正勝
奈良 祥孝
木下   靖

■公明党(4人)
顧問 中川 勅使男
幹事長 柴田 久子
副幹事長 赤木 長義
会計 渡部 伸広

■無所属(2人)
奈良岡 隆 →市政会・無所属クラブ
奥谷   進

465とはずがたり:2009/04/25(土) 00:04:47
相沢宮城県議不起訴 地検の処分不服、審査申し立てへ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090424t13023.htm

 相沢光哉前宮城県議会議長の政治資金パーティー経費が二重計上された問題で、仙台市民オンブズマンは23日、有印私文書偽造や偽証などの容疑で告発した相沢氏を不起訴とした仙台地検の処分を不服として、仙台検察審査会に審査を申し立てる方針を決めた。

 地検は3月下旬、相沢氏が会計業務に直接関与しておらず、二重計上の故意を裏付ける証拠もないことから、嫌疑不十分で不起訴処分とした。オンブズマンは5月13日に審査請求する。

 告発状によると、相沢氏の後援会などが2004年8月に開いた県政報告会の案内状などの印刷代をめぐり、発行番号が同じで日付が異なる2枚の領収証が、同氏の政治資金収支報告書と政務調査費支出報告書に1枚ずつ添付されていた。
2009年04月24日金曜日

青葉 定数7−候補9 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 16,225(16.2%) 菅間 進 56 無所属 現 5 (元)仙台市議=フロンティア→無所属の会
当 13,076(13.1%) 石橋 信勝 61 公明 現 5 党県代表
当 12,811(12.8%) 遊佐 美由紀 43 民主 現 4 アナウンサー
当 11,605(11.6%) 菅原 敏秋 58 民主 新 1 党県幹事長代理
当 11,467(11.5%) 遠藤 いく子 58 共産 新 1 党県書記長
当 9,136(9.1%) 吉川 寛康 37 無所属 新 1 電力会社員
当 8,974(9.0%) 相沢 光哉 68 自民 現 5 県会議長←こいつ
□ 8,566(8.6%) 中沢 幸男 66 自民 現 県水泳連盟会長=前回は自由推薦・フロンティア所属
□ 8,036(8.0%) 阿部 司 34 自民 新 党県青年部幹事

466千葉9区:2009/04/25(土) 13:52:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090424-OYT8T01153.htm
県議会「みらい21」解散 2会派新結成
 解散を決めていた県議会第2会派の「みらい21」は24日、大野忠右エ門議長に解散届を提出した。みらい21に所属していた9人のうち、6人は新会派「新みらい」を結成、ほかの2人は新会派「県民の声」を結成し同日、それぞれ議長に届け出た。残りの1人は、20日に自民党へ入会している。

 新みらいは、代表の土谷勝悦(横手市)、幹事長の安藤豊(湯沢市・雄勝郡)、中田潤(能代市・山本郡)、児玉祥子(潟上市)、三浦栄一(由利本荘市)、樽川隆(大仙市・仙北郡)の6県議で結成した。解散届と結成届を大野議長に手渡した土谷代表は「6人でゼロからやっていきたい。よろしくお願いします」と話し、議長と握手を交わした。

 また、県民の声は、代表の瀬田川栄一(秋田市)と鈴木孝雄(同)の2県議。

 鈴木県議は2007年4月に初当選し、直後の臨時県議会に出席して以降、病気療養のためこれまで約2年間、1度も県議会に出席していない。瀬田川県議は県庁で記者会見し、「鈴木県議は5月の臨時県議会から行けるとのことだった。まだ車いすで言葉も不自由だが、本会議の採決だけでも出席してほしい」と話した。

 鈴木県議については、議会内に「活動できないなら辞めるべき」との声が根強くある。鈴木県議は新みらいへの参加を希望していたが、所属県議に「一緒に会派にいるだけで、会派としての姿勢が問われる」との意見があり、断られていた。

(2009年4月25日 読売新聞)

467千葉9区:2009/04/25(土) 13:58:48
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000904250001
石巻市長選が衆院選に影響?
2009年04月25日

 現職の土井喜美夫氏が新顔の亀山紘氏に敗れた石巻市長選。そのしこりが、近づく衆院選にも影を落としそうだ。石巻市に最多の有権者がいる宮城5区は、民主党現職の安住淳氏と自民党新顔で元県議の斎藤正美氏との争いになりそうだが、安住陣営は支持者が土井対亀山で分かれたのに対し、斎藤陣営は亀山支持でほぼまとまった。衆院選にどんな影響を与えるのか、両陣営の周辺をさぐってみた。(高成田享)


 「総選挙が近いというのに股裂きになってしまい、本当に困りました」と安住事務所の秘書は市長選を振り返る。前回05年の総選挙で土井氏は斎藤氏ではなく安住氏を推し、地区ごとにある安住氏の後援会組織も、土井後援会との重なりもあり、多くが土井支持に回った。


 ところが今回の市長選では、民主党の支持基盤である労働組織の連合が、市政運営の透明化を掲げる亀山氏を推薦。民主党は「自主投票」を決めたが、民主党支持者の多くは亀山支持に回ったとみられる。


 「淳ちゃんがうちの事務所でマイクを握ってくれれば、それで勝負はつくのに」「空気を読めば、うちの事務所で応援演説をするしかない」


 市長選の期間中、双方の事務所は安住氏に秋波を送ったが、安住氏は双方にメッセージを送っただけで、姿は現さなかった。土井事務所は「本人が来ないのに読む必要はない」と、告示日にはメッセージを読まなかった。


 安住氏の苦渋を物語るのが選挙後に自ら発表した「市長選でなぜ中立を守ったのか」という文書だ。「現職市長には友情を感じる一方、亀山氏の人格も立派」。どちらを支持するか判断できなかった理由を、そう説明している。


 選挙後、安住事務所には、市長選で土井対亀山に分かれた安住氏支援組織の幹部が集まり、「もとの根っこは安住支持なのだから、しこりを早くなくすようにすることで一致した」という。


 一方、斎藤陣営は「今回の選挙で、こちらにマイナスとなることはなかった」と総括する。斎藤氏も土井氏も自民党員だが、それぞれの衆院選や市長選で、互いに相手を応援しなかった歴史もあり、陣営は亀山支持でまとまった。選挙期間中は地区ごとにある斎藤後援会で、亀山氏が演説する姿があった。


 斎藤陣営にとって有利になりそうなのは、亀山氏について戦った市議のなかに、前回の衆院選で安住氏を応援したが、斎藤氏に「友情」を感じる人が出てきたことだ。ある市議は「前回は積極的に安住氏を応援したが、今度は中立になると思う。市長選の『戦友』と戦う気にはならないからだ」と言う。


 亀山氏は当選後の記者会見で「市長選と国政選挙とは別だから、自分としては双方の応援をするか、どちらの応援もしないかどちらかで、中立という原則を守る」と語っている。


 斎藤氏も「石巻をいい方向に向けるために市長選に取り組んだだけで、亀山氏の支持者から見返りを求めることはない」と鷹揚なところを見せている。


 公明党は土井氏を推薦したため「支持者のなかには、亀山氏を支援した斎藤氏を衆院選で支援するには抵抗があるはずだ」という声もあるが、自公の枠組みもあり、「組織の結束は堅い」という見方も強い。


 衆院選では、自民や民主など各党が示すマニフェストや政策が有権者を動かす有力な材料となるが、市議や後援会組織が活発に動くかどうかによっても大きく左右される。市長選から総選挙までの期間が短ければ、市長選でのしこりが大きな影響を残すことになりかねない。


 小泉旋風の追い風が吹いた前回の郵政選挙で、県内6選挙区のうち民主が制したのは5区の安住氏だけ。次の衆院選でも、自民への逆風が弱まっていないだけに安住氏が有利というのが下馬評だったが、市長選は波乱を引き起こすきっかけになるかもしれない。

468千葉9区:2009/04/26(日) 22:54:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090426-OYT8T00127.htm
寺田代表の責任論噴出
民主常任幹事会 知事選を総括
 民主党県連の常任幹事会が25日、秋田市で開かれた。支持候補が敗れた知事選の結果を巡って、寺田学・県連代表は責任をとって代表を辞任すべきとの意見が出たが、辞めるべきでないとの意見が大勢を占めた。衆院選を前に組織を変えることの影響への配慮とみられるが、県連内には寺田代表への不満がくすぶっているほか、知事選で対応の分かれた社民党と連合秋田との関係修復も急務で、次期衆院選に不安を残した。

 常任幹事会は秋田市山王の「ルポールみずほ」で午後1時から約2時間、非公開で行われ、途中、寺田代表への不満をぶちまけて会議を退席する出席者もいた。

 会議後の記者会見で、松浦大悟幹事長は「支持を決めたのは常任幹事の総意なので、責任があるとすれば常任幹事全員にあるだろうとの結論に達した」と説明。寺田代表は「推した候補が落選した責任をどう思うか」と報道陣の質問に、「責任は常任幹事が決めることだが、結果に対する責任はあると思う」と述べた。

 高松和夫代表代行は帰り際、報道陣に囲まれ、「寺田代表に責任を求める意見はそんなに出なかったんじゃないか」と言葉を濁したが、出席者の1人は「責任を求める意見はかなりあった。(国政選挙で共闘を組む)社民党と連合秋田との枠組みを壊してまで推した候補が負けたのに、寺田代表自身が責任を感じていないことに不満が多い」と語った。

(2009年4月26日 読売新聞)

469千葉9区:2009/05/05(火) 09:39:58
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090501t11034.htm
奥山前副市長に出馬要請 女性団体など、8日にも
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、市内の複数の女性団体などが3月に辞任した前副市長の奥山恵美子氏(57)に立候補を要請する方針を固めたことが、30日分かった。8日にも奥山氏に要請文を手渡す。

 関係者によると、要請を行うのは福祉や教育、男女共同参画などの各分野で活動する十数団体。既に「奥山恵美子さんを仙台市長に推す会」を設立し、市民団体に広く参加を呼び掛けている。

 女性団体の関係者は「奥山氏は行政と市民の連携に熱心で、教育長としての経験もある。幅広い視野で適切に物事を判断できる人で、市長にふさわしい」と話している。

 奥山氏は「要請を直接聞いたわけではないが、自分を高く評価してもらったことを感謝したい。ただ、まだ何も返事はできない」と話している。

 奥山氏は市教育長などを歴任し、2007年4月から副市長に就任。梅原克彦市長との政治手法の違いを理由に今年3月、副市長を辞任した。

 仙台市長選をめぐっては、市議の渡辺博氏(58)が立候補の意向を示している。また、市内の経済人有志が自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)=宮城2区=に立候補を要請するなど、候補擁立に向けた動きが活発化している。
2009年05月01日金曜日

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090430-OYT8T00095.htm
仙台市長選、渡辺博市議出馬へ
 7月12日告示、26日投開票の仙台市長選で、渡辺博・同市議(58)は29日、読売新聞の取材に対し「立候補して市民本位の行政運営を実現したい」と述べ、無所属で出馬する意向を明らかにした。現職の梅原克彦市長は去就を明言しておらず、市長選への初名乗りとなる。

 渡辺氏は同市出身。東北大工学部卒業後、衆院議員秘書などを務め、1987年に市議に初当選して現在6期目。梅原市政について「内部の問題で機能不全に陥り、市民に迷惑をかけている」と批判した。来月、正式に出馬表明する予定。

 一方、市内の経営者有志約50人はこの日、宮城2区選出の秋葉賢也・衆院議員(46)に、市長選への出馬を要請した。秋葉氏は「大変光栄だが、今後も国政に専念したい」と出馬を否定した。

(2009年4月30日 読売新聞)

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090428t11037.htm
仙台市長選 自民秋葉氏に出馬要請 経済人有志
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、仙台市の経済人有志が自民党の秋葉賢也衆院議員(46)=宮城2区=に立候補を要請する方針を固めたことが27日分かった。29日にも秋葉氏に要請書を手渡すという。

 関係者によると、要請を行うのは、仙台市の企業経営者ら二十数人のグループ。

 経営者の一人は「秋葉氏は県議時代、多くの議員提案条例を手掛け、政策実現能力がある。行動力と情熱で、停滞する仙台市政に活力を与えてほしい」と話している。

 秋葉氏は次期衆院選で、自民党公認で比例東北への立候補を予定している。秋葉氏は「要請する方々の意見はうかがうが、国政に専念したい気持ちに変わりはない」と話している。

 秋葉氏は丸森町出身。中大卒、東北大大学院法学研究科修了。松下政経塾、県議を経て2005年4月、衆院宮城2区補選で初当選。現在2期目。
 27日現在、仙台市長選に立候補する意思を示した人はいない。
2009年04月28日火曜日

470とはずがたり:2009/05/06(水) 00:47:09

今秋の八戸市長選 対抗馬注目の民主勢力(2009/05/05)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/05/05/new0905050802.htm

 任期満了に伴う今秋の八戸市長選で、民主党の対応が注目されている。二〇〇五年の市長選で自民党の全面支援を受け、当選した小林眞市長が既に出馬を表明。民主党は対抗馬を擁立する方向で固まっているが、市長選前に必ず行われる衆院解散・総選挙との絡みもあり、「候補者選定にはもう少し時間がかかるだろう」(党県連幹部)との見方も。現在、県議や市議、民間、地元出身の県外在住者らさまざまな可能性を視野に人選を進めている。
 
 民主党は、前回市長選で支援した当時現職の中村寿文氏(現県議)が敗れるという苦い経験を味わっただけに、次期市長選に懸ける思いは強い。「不戦敗はない。必ず擁立する」(党県連幹部)と主戦論が支配的だ。
 一方、候補者を決める時期についてはさまざまな意見がある。
 民主党八戸市支部幹事長の寺地則行市議は「市長選は衆院選と連動して戦っていくべきだ」と早期の選定を訴える。「早めに対抗馬を立てなければ、迷っている人はどんどん現職になびいていく。建設業や経済関係者が現職に反旗を翻すのは容易なことではない」と強調する。
 これに対し、青森3区に出馬する民主党の田名部匡代衆院議員の選対本部長を務める山内正孝県議は「対抗馬は立てる。だが、市長選と衆院選は必ずしも連動させる必要はない。まずは田名部氏を選挙区で勝たせることに全力を挙げなくてはならない」と主張する。
 党県連幹事長の田名部定男県議は「市長選が十月として逆算すれば、六月いっぱいには候補者を決めたい」と話す。
 人選は水面下でさまざまな動きがあるようだが、現時点で有力な人物は挙がっておらず、難航も予想される。大半の幹部が「八戸出身で首都圏在住の“落下傘候補”も視野に考えていかなければ」と口をそろえる。
 民主勢力は、小林市長の政治手法に「役人的な発想しかない」「将来的なビジョンが見えない」と批判を強める。前回、大逆転を許した現職に対し、どのような対立軸を打ち出すのか―。人選作業はこれから本格化しそうだ。

471千葉9区:2009/05/06(水) 13:52:03
仙台市長選は自民が秋葉代議士、民主が菊地県議じゃ駄目かい?

>>469の渡辺市議は自民系(6期目)

472名無しさん:2009/05/06(水) 14:11:36
前回出た鎌田さゆりは、どうなのかな?今回は出るのでしょうか?それとも出ないのでしょうか?

473千葉9区:2009/05/06(水) 15:51:53
≪2005年仙台市長選≫
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2244
梅原氏、鎌田氏が横一線 仙台市長選序盤情勢本社調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2262
仙台市長に梅原氏が初当選 鎌田氏らに大差

◇仙台市長選開票結果(選管最終)
当141,005梅原 克彦無新(1)
  81,889 鎌田さゆり  無新 ←元民主党代議士、連座適用
  55,145 菅間  進  無新 ←県議 
  39,926 小野寺信一  無新 ←東西線白紙撤回
  14,396 伊藤 貞夫  無新 ←共産
  10,498 佐藤 和弘  無新 

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2267-2268
仙台市長選後

474千葉9区:2009/05/07(木) 20:30:30
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090507_8
浅井一関市長が勇退へ 再選不出馬を表明

--------------------------------------------------------------------------------


 一関市の浅井東兵衛市長(82)は七日、今年十月八日任期満了の市長選に立候補せず今期限りで勇退する意向を表明した。

 浅井氏は七日、市役所で記者会見を開き「七市町村の合併を成し、一体感も醸成されてきた。新市としての基盤ができつつあり、自分に課せられた役割はほぼ果たした」と勇退の理由を説明。「大きな課題はあり、道筋をつけながら残された任期を全うしたい」と述べた。

 浅井氏は一九九五年県議初当選。九九年、旧一関市長に初当選し、二〇〇三年に再選された。旧一関、花泉、千厩、東山、大東、室根、川崎の両磐七市町村が新設合併した〇五年の新「一関市」市長選では、合併した旧六町村の首長の推挙で出馬を決め無投票で当選。「合併を手掛けた浅井氏が合併後の市政運営を担うのが筋」との流れが住民に容認された。

 今秋の市長選では、候補擁立の動きが水面下で進んでおり、去就が注目されていた浅井氏の不出馬を受け、さらに動きが活発化しそうだ。

 浅井氏は六日、後援会幹部、市議会の同氏支持会派議員らと同市川崎町で会合を持った。後援会からは「一関市にはまだ課題が山積している。ぜひ(市長を)続けるべきだ」「市長の仕事は心労が重なる。勇退も考えて良いのではないか」と続投、勇退の両論が出され、結論は三役に一任されたという。


(2009/05/07)

475とはずがたり:2009/05/11(月) 06:26:08

電電公社職員と云う事は連合系?

現職の佐藤氏が再選出馬を表明 村山市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090509t51005.htm

 任期満了に伴う山形県村山市長選(8月30日告示、9月6日投票)で、佐藤清市長(64)は8日、記者会見し、再選を目指して無所属で立候補する意向を表明した。佐藤氏は「4年間で築き上げた市民と行政の協働による街づくりをさらに発展させたい。中心市街地活性化や東北中央道の整備促進に取り組みたい」と述べた。

 佐藤氏は村山市出身。山形商高卒。電電公社職員を経て市議を6期務めた。2005年9月、市職員採用試験に絡む贈収賄事件で当時の市長が逮捕され、辞職したことを受けて行われた出直し市長選で初当選した。
 同市長選で立候補の意向を明らかにしたのは、佐藤氏が初めて。
2009年05月09日土曜日

476とはずがたり:2009/05/11(月) 06:26:54
青森市副市長に加賀谷氏を起用へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090509t21002.htm

 鹿内博青森市長は8日の臨時記者会見で、空席の副市長に青森県町村会常務理事兼事務局長の加賀谷久輝氏(61)を起用する方針を明らかにした。人事案は、今月中に開かれる予定の市議会臨時会に提出する。

 加賀谷氏は青森市出身、弘前大卒。1971年に青森県庁入りし、文化観光部長、農林水産部長などを経て2007年退職。同年6月から現職。
 観光振興で実績のある人材を求める市側の要請に応える形で、県がOBの加賀谷氏を推薦した。
2009年05月09日土曜日

477杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/05/11(月) 11:58:07
>>475
というより、社民党出身ですね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2296

478とはずがたり:2009/05/11(月) 20:47:22
>>477
解説感謝っす。山形は社会党が民主へ移らなかった所なので社民系かなと思いましたが社民を離党しての当選と云う直系候補だったんですねぇ。
流石山形,力が強い。。

479千葉9区:2009/05/11(月) 21:44:03
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090511_2
「非民主」どう動く 2年交代が慣例の県議会議長選

--------------------------------------------------------------------------------

 県議会(定数四十八、欠員一)は、正副議長の在任期間が二年を迎え、「二年交代」の慣例により、来月招集の六月定例会で選挙となることが予想される。県立五地域診療センターの四月無床化反対で結束し、第一会派の民主・県民会議(二十一人)に対する「包囲網」を形成した勢力(二十六人)が、どう動くかが焦点となる。県議会の過半数(二十四人)を超す勢力だけに、まとまれば正副議長ポストの独占も可能。民主・県民会議側は「議長は第一会派、副議長は第二会派が常道」と主張するが、非民主・県民会議の中には「民主党籍を持つ達増知事と緊張関係が必要だ」と主戦論がくすぶる。

 県議会は二月定例会で、県立五地域診療センターの無床化に対し、第二会派の自民クラブ(十三人)、第三会派の政和・社民クラブ(九人)、公明、共産各一人、無所属二人が足並みをそろえて反対した。

 「民主包囲網」の流れは、任期後半となる今後の二年間でも続きそうな気配で、当面の焦点は六月定例会で予想される正副議長選だ。

480千葉9区:2009/05/11(月) 22:33:14
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000905110005
初の無投票の可能性は いわき市長選
2009年05月11日


 9月に予定されるいわき市長選は、再選を目指す現職の櫛田一男氏(71)が立候補表明したが、他の動きが見えない。4年前は郵政解散に伴う総選挙と同日選。県議だった櫛田氏が辞任して市長選に回るなどしたため、同市内の各投票所には衆院選挙区、比例区、市長選、県議と市議の各補選に最高裁判事の国民審査を加え、計六つの投票箱が並んだ。今回は様相が一変。課題山積の中、1966年の市町村合併で同市が誕生して以来、12回目にして初の「無投票」はあり得るのか。(松本英仁)


 ●有力と思われた 県議2人「否定」


 櫛田氏を含め、中田武雄氏(故人)、岩城光英氏(現参院議員)、四家(しけ)啓助氏と過去4代の市長はいずれも自民党県議出身。櫛田氏が、党いわき総支部推薦の当時の現職四家氏を破って初当選した直後から、現党県議団長の渡辺敬夫氏(63)が次の「対立候補」と取りざたされてきた。


 しかし渡辺氏は9日、朝日新聞の取材に「立候補要請はだれからもない。市長としての能力は自分にはない」として4カ月後に迫った選挙への立候補を否定した。党いわき総支部の統一候補選定委員会で90年代から名前が挙がり、県議選いわき市区(定数10)でも上位当選の常連。いつ立ってもおかしくない、との見方は根強いが、「県議団長として残りの任期を全うするだけ」と強調した。


 一方、社民党県連の副代表だった同市選出の西丸武進県議(64)が先月、離党届を出し、今月初めに受理されたことも波紋を呼んだ。市立常磐病院の民間譲渡を骨子に含む「市立病院改革プラン」がまとまって間がなく、西丸氏が地域医療問題に熱心だったことから、「市長選転出か」と見られたわけだ。だが、西丸氏も「離党は党務と県議活動(政務)に対する党県連合との見解の違い。市長選とは無関係だ」と話すばかりだ。


 ◇動き止める自民 共産は人選慎重


 政党は表向き動きを止めている。前回、身内同士の一騎打ちが所属市議の除名や市議会の会派分裂に発展した自民党いわき総支部は今のところ「衆院選勝利が当面の最大の目標」(円谷裕一総支部長)。櫛田氏側の「推薦願」への対応も決めていない。総支部内では、前回選挙で党推薦の四家氏と争った櫛田氏への不信感は根強いとされる。


 共産党いわき双葉地区委員会など10団体でつくる「清潔・公正・市民本位のいわき市政をつくる会」は今春、市長選候補や政策を討議する組織を立ち上げたが、次期市長選については「緒についたばかり。具体的な人選などは当面先」と言うばかりだ。今回の市長選は、今後の情勢次第では前回同様に県議や市議補選も予想される。人選などには慎重にならざるを得ないといったところだ。


 民主、社民両党はこれから対応を協議する方針。両党系の市議会会派は櫛田氏寄りとみられている。


 ◇70代のジンクス 櫛田氏は破るか


 現職の櫛田氏は1期目の手堅い市政運営から「失政は見あたらない」とされる。


 一方、今春の市立病院改革プランについては、現場や市民への「説明不足」が批判された。いわき市長を巡っては妙なジンクスもある。90年に初当選し、2期目の途中で参院議員に転出した岩城氏を除くと、歴代市長はいずれも体調を崩したり新顔に敗れたりして70歳を超えて、新たに市長になった人はいない。ジンクスは破られるか。市民の関心が集まるところだ。


 櫛田氏の選挙責任者に内定した若松昭雄元市議会議長(79)は、このジンクスについて「単なる偶然」と一笑に付す一方で、「選挙は常に相手を想定して組織づくりや行動をしないといけない」と警戒を緩めていない。


 戦後、福島、郡山、いわきの県内主要3市の市長選で無投票となったのは、福島市の83年4月と89年11月の2回だけだ。

481千葉9区:2009/05/13(水) 21:41:20
>>469
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090512-OYT8T01431.htm
仙台市長選探り合い 告示まで2か月
現職去就に注目
 仙台市長選の告示まで12日で2か月。現時点で立候補を表明しているのは市議の渡辺博氏(59)1人だけだが、擁立を目指す働きかけは活発で、態度を表明していない梅原克彦市長(55)の去就をにらみ、探り合いが続く。総選挙の時期によっては、国政選挙と政令市長選は影響を及ぼし合う可能性があり、政局絡みの相関関係に、各政党も思惑を交差させる。

(川床弥生、今川友美)

 残りの一日一日を市民のために尽力したい」。梅原市長は同日の定例会見でも、これまでと同じ言葉で出馬意向を尋ねる質問を煙に巻いた。態度を明らかにしないのは、タクシーチケット問題への風当たりを考えてとみられている。「問題の沈静化を待って出馬表明するのでは」とする市議もおり、出馬環境と表明のタイミングを計っていると見る向きは強い。6月9日開会予定の定例議会前後が、ターニングポイントとなりそう。

 候補者を巡っては、20の女性団体が今月8日、前副市長の奥山恵美子氏(57)に出馬を要請。経済人有志が先月下旬、衆院議員の秋葉賢也氏(46)にアプローチした。

 奥山氏は3月末に副市長を辞職した時点では、「全く考えていない」と否定していたが、要請を受けて「可能性はゼロではない」と含みを残す発言に変わった。

 次期衆院選では比例選へ回る秋葉氏も「国政に専念したい」としているが、「(同じ松下政経塾出身で県議時代に仲間だった)村井知事の動向いかんでは、どう転ぶかわからない」とみる市議もいる。

 いずれにしても、1期目の現職の動向が定まらない状況では、推す側も推される側も暗中模索で、ベテラン市議が「表明するには、より多様な支持団体が必要」と解説するように、出馬環境の整備はこれから本格化する見込み。

 各政党も衆院の解散時期を見ながら、模様眺めを続ける。仙台市長選は、直近の過去2回、自主投票などという形で、自民系、民主系市議の相乗り状態が続いている。候補を探す民主県連幹事長の木村勝好市議は「衆院選で仙台市は最重要地域。仮に衆院選の前に市長選があれば、影響が大きい。確実に勝てる候補を応援する」と模索を続ける。自民市連会長の野田譲市議は「まだすべて白紙。6月をめどに決めたい」としている。

(2009年5月13日 読売新聞)

482千葉9区:2009/05/13(水) 21:57:20
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090513ddlk04010200000c.html
選挙:仙台市長選 告示まで2カ月、名乗り渡辺氏だけ /宮城
 ◇梅原市長は意思明らかにせず
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)の告示まで2カ月となった12日、仙台市議の渡辺博氏(59)が出馬会見を開き、市長選に向けた動きが本格化し始めた。しかし現状で名乗りを上げたのは渡辺氏1人にとどまっており、現職の梅原克彦市長(55)は出馬の意思を明らかにしていない。前副市長の奥山恵美子氏(57)や自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)への出馬要請が行われているものの、両氏は態度を鮮明にしておらず、選挙の構図が固まるには依然として時間がかかりそうだ。【高橋宗男、須藤唯哉】

 ◇奥山氏、秋葉氏は要請に態度保留
 ◆現職に逆風

 「与えられた任期を1日1日仕事し、市民の皆様にお尽くししていく」。梅原市長は12日の定例会見で出馬の意思を問われ、これまでの答えを繰り返した。告示まで2カ月の時点で現職が態度を明らかにしない事態は、昨年秋から紛糾しているタクシー券の不適切使用問題などを背景とする市長の求心力低下に起因する。

 市労働組合連合会は12日、全職員を対象に4767人から回答を得たアンケート(回収率48・2%)の結果を公表。市長の市政運営について「評価している」との回答はわずか1・6%で、「どちらかといえば評価している」(8・7%)と合わせた支持率は10・3%にとどまった。否定的な評価は計72・6%に及び、市労連は梅原氏が出馬する場合でも「常識的に言って、(支持は)選択肢にない」と言い切った。

 05年7月の前回選挙では市議の4分の3が梅原市長を支持したが、昨秋以降のタクシー券問題を巡る議論でほぼ全会派が市長の「政治責任」を追及している。市長は大半の議員からも背を向けられた形だ。

 ◆キーワードは市民協働

 12日に立候補を正式に表明した渡辺氏は「市民と行政が一緒になって町を作っていく市民協働が仙台にはふさわしい。それを実現したい」と梅原市政との差別化を図った。梅原市長の政治手法の特徴でもある「トップダウン」に対し、「市民協働」がキーワードとなりつつある。

 今月8日に女性団体などが開いた「奥山恵美子さんを仙台市長に推す会」でも、「市長の、市長による、市長のための市政から、市民の、市民による、市民のための市政に変えなければ」などと変化を求める声が相次いだ。

 今年3月に梅原市長との路線対立から副市長を辞任した奥山氏に対しては、市役所内や市議会にも待望論がある。奥山氏は8日の集会後、「対話性のなさが現市政への不満につながっている」と分析したうえで「立候補の可能性を検討している」と述べ、これまでの固辞から柔軟な姿勢へと転じた。

 ただ、仙台市長は梅原市長まで3代続きで「官」出身だ。奥山氏も元市職員。このため、民間出身の市長を望む中小企業経営者らは秋葉氏を立てたい考え。「国政に専念したい」と説明する秋葉氏に決断を迫っている。

 市長選の構図はまだ不透明だが、梅原市長が続投を目指し、奥山氏が出馬する場合は「市政の継続か刷新か」が問われそうだ。奥山氏と秋葉氏の戦いならば「官か民か」が焦点になるとみられる。

 市議の1人は「今月末には政党や組織の動きが本格化するだろう。そうなれば一気に流れが決まるかもしれない」と読む。

483千葉9区:2009/05/17(日) 01:44:17
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000905140006
議会改革は今 会津若松で見せる議長選
2009年05月14日

会津若松市議会(定数30、欠員1)は14日に開いた臨時会で、正副議長選の際、各候補が公約を発表する「所信表明会」を本会議場で初めて実施した。一般選挙の立会演説会のような形で、とかく根回しや慣例が重視される地方議会の役員人事を改革しようという試みだ。(足立朋子)
 昨年制定した県内初の議会基本条例に基づき、議会運営の透明性を高める狙い。3月末の会派代表者会議で実施に合意した。演説を巡る議員の質疑も公開され、傍聴席には熱心な市民が集まった。
 これまでは投票と開票結果の発表だけだった。今回は事前に、立候補を申し出た議長選候補2人が登壇し、10分ずつ熱弁をふるった。候補となった目黒章三郎氏(公志会、3期)は、市の財政をチェック後、議会が市民に発表する「財政白書」の作成、黒塗りの議長公用車の見直しなどを挙げ、再選を目指す田沢豊彦氏(市民クラブ、3期)は、議会基本条例の制定などの実績を強調し、議会改革の推進を訴えた。
 傍聴に来た女性団体役員(69)は「議会は裏で何でも決めているようなイメージがあったが、公開は大変いいことだ。自分も議会改革に参加しているような気分になれる。もっと多くの市民に見てほしいと思った」と話した。
 議長選の結果、田沢氏が選ばれ、2人が候補になった副議長選も同じ方法で本田礼子氏(新生会津、5期)が選出された。


 ◇       ◇      
地方自治法は議長の任期を議員と同じ4年と定めているが、申し合わせにより独自に設けている議会も多い。全国市議会議長会によると、全国約800市のうち任期1年が30%、2年が44%。議長になると、議事運営に主導権を発揮でき、報酬などの面で一般議員よりも恵まれる。このため、議長ポストは名誉職として、当選回数や会派間の力学によって不透明に決まるケースが多かった。
 県内では今月、郡山市や白河市でも議長選があった。ともに、申し合わせで任期2年と決まっており、議員が投票による互選で決定したが、所信表明などはなかった。

484千葉9区:2009/05/17(日) 01:44:42
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000120903310001
【変わる?地方議会】


(1)行き詰まり打破
2009年03月31日





 ●議員の総意で市を動かす


 「改革のトップランナー」と全国から注目を集め、視察が殺到する地方議会が県内にある。議会基本条例を昨年制定した会津若松市議会だ。


 視察に訪れたのは08年度、63議会の計450人。07年度の11議会から飛躍的に増えた。議会事務局職員の井島慎一さん(43)は「説明資料のコピー代だけでも、馬鹿にならない」と苦笑いする。


 改革効果で、市への行政視察の全体件数も倍増。市内にある富士通などの工場再編や観光客の伸び悩みなど不況に苦しむ地域だけに、視察による集客は「救世主」とすら言われている。


 県議会など議会基本条例を作る議会は全国で増えたが、会津若松に熱い視線が注がれるのには、理由がある。条例の制定だけでなく、市民との意見交換会や議員間の政策討論会などを推進しているためだ。市民の声から政策課題を拾い上げ、議会としての政策立案能力を高める。そうした試みを着実に実践している点が注目されている。


 議員たちの仕事は増えた。意見交換会は全市議29人が5班に分かれ、市内15カ所を回る。事前の打ち合わせや事後の反省会があり、会場も自分たちで押さえる。自らの地盤は避けることになっているため、議員個人の手柄や票には結びつかない。


 では、ベテラン議員も含めてなぜ懸命に取り組むのか。理由の一つは、議員たちが感じる地方議会の閉塞感だ。
 条例制定を引っ張った松崎新市議は「市にお金があった時代は『道路を直せ、橋を作れ』と言えば、かなった。でも今じゃ望めない。自分たちの存在意義を示す別の方法を考えなきゃ」。小林作一市議も「議員個人では『検討します』と執行部にあしらわれて終わり。だが議員の総意なら違うし、市民の意見が後ろ盾なら、なおさら」と語る。


 議会に存在感がなければ、定数削減の圧力が高まるばかり。自らの票以前に、議会が一つになってその役割の意義を示す必要が高まった。続々と来る視察や取材に市議の意識も変わり、意見交換会への参加率はほぼ100%だ。横山淳市議は「これだけ評判になると、快く思ってなかった人も、今さら反対とは言えない。『議会改革号』というバスに乗るしかない」と話す。


 一方で、悩みも抱える。肝心の市民の関心が、必ずしも高いとは言えないことだ。
 2回の意見交換会の参加者は、15会場で計250〜300人弱。ひとけたの会場もあった。1月の議員間の政策討論会の傍聴者も数人。市外からの視察者の方が傍聴する市民より多い、という笑えない事態もある。


 市議たちは変わり始めた。一方で、市議会の変化が市民にどう作用するかは見えにくい面もある。ただ、小林市議はこう見据えている。


 「今はまだ具体的な成果がなく、議員側の活性化策にすぎない。市民の意見を今後政策につなげることが一つまた一つと出た時、初めて議会への市民の期待を取り戻すことができるだろう」
(足立朋子)


 地方議会を活性化させる動きが県内でも広がってきた。住民に身近な存在に変われるのか。その姿を報告する。


◎会津若松市議会


■議会活性化の取り組み


07年5月 議長選挙で、正副議長候補者が議会改革を公約に掲げて当選
   7月 第1回議会制度検討委員会(08年5月まで計19回開催)
   9月 市民委員の公募


08年4月 議会基本条例と議員政治倫理条例の素案を公表し、意見を募集
   5月 市民との意見交換会を開催
   6月 上記二つの条例を施行。議会内に広報広聴委員会の設置を決定
   8月 市民との意見交換会を市内地区で開催
  10月 議員間の政策討論会のテーマを水道事業の民間委託や議員報酬などに決定
  12月 水道事業の民間委託について識者を招いた勉強会を開催


09年1月 水道事業の民間委託について各会派の意見表明と討議
   2月 市民との意見交換会を開催
   3月 本会議で水道事業の民間委託を含む予算案を可決

485とはずがたり:2009/05/17(日) 11:04:25
>>484
興味深い試みですねぇ。

自分らの票田を避けることになってるあたりが良いですな。
>意見交換会は全市議29人が5班に分かれ、市内15カ所を回る。事前の打ち合わせや事後の反省会があり、会場も自分たちで押さえる。自らの地盤は避けることになっているため、議員個人の手柄や票には結びつかない。

486千葉9区:2009/05/17(日) 12:41:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090517t41013.htm
「佐竹丸」無難な船出 秋田知事就任1ヵ月 

 秋田県の佐竹敬久知事は20日、就任から1カ月を迎える。県議会や職員との対話を重視するなど、手堅さを早くも発揮。議会と対立し、トップダウン型の県政を進めた寺田典城前知事の路線を転換した。ただ、無難な船出の一方で、「佐竹カラーが見えない」との声も上がる。(秋田総局・水野良将)

<各会派と対等姿勢>
 寺田氏と県議会が掛け値なしでぶつかり合った光景は、様変わりした。
 4月27日の県議会最大会派・自民党との県政協議会。県の方針を説明して意見交換する場で、議員26人にこう語り掛けた。

 「執行部と議会が真摯(しんし)に、積極的に議論しながら、秋田を良い方向に導きたい。ご協力をお願いしたい」

 協調姿勢は、西村哲男前副知事の後任人事でも貫かれた。議会への内示に先立つ今月11日、各会派の幹部に直接、堀井啓一総務企画部長を充てたい意向を伝えた。

 佐竹知事から連絡を受けた少数会派の幹部は「会派の大小を問わず対等に接する姿勢は、寺田氏にはなかった」と驚く。

 また、職員には意識改革を求めた。知事就任直後の訓示で、幹部約300人を前に「わたしの言うことがすべて正しいわけではない。情報が断絶し、知事が『裸の王様』になることが一番怖い。議論する際は率直に意見を言ってほしい」と訴えた。

 職員の方も、庁内の変化を認める。ある部長は「寺田氏の時代と比べ、議論しやすい空気が生まれた。部下には、より積極的に考えや政策を提案するよう、ハッパを掛けている」と明かす。

<「適材適所」に評価>
 堅実な手法で路線転換を進めた象徴が、県幹部の人事だ。幹部の専門や適性を詳しく調べ、寺田氏が用意した素案のうち、部次長級と課長級の約3割を変更した。前知事の人事案を3割も変えるのは新知事としては異例といえるが、ある幹部は「適材適所の人事」と評価。庁内で反発や混乱は表面化していない。
 しかし、安定感を優先するあまり、独自性が見えない県政運営に不満もくすぶる。

 知事選で公約の柱に掲げた「知事公室」の廃止は、「年度途中の機構改革は混乱を招く」と、2010年度に持ち越した。21日開会の臨時県議会に提出する補正予算案では、国の補正予算案を受けた追加の経済・雇用対策が大部分を占め、県独自の政策を反映させた事業費はほとんど盛り込まれなかった。

<「慎重になりすぎ」>
 こうしたことから、県幹部の1人は、山形県の前知事が一期で有権者に「ノー」を突き付けられたことを引き合いに出し「堅実さだけでなく、独自色を積極的に県民に発信することが必要」と心配する。別の会派のある県議は「行政経験が長いだけに慎重になりすぎて、思い切ったことができないのでは」と、冷ややかに見る。

 斎藤正寧井川町長(県町村会長)は「本格的な県政運営はこれからだろうが、知事が目指す方向性やカラーはまだ見えない」と語り、知事と25市町村長が会する19日の全県市町村長会議に注目する。「佐竹さんがどんな発言をするのか。お手並み拝見といきたい」



2009年05月17日日曜日

487千葉9区:2009/05/18(月) 23:01:19
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090517ddlk02010085000c.html
青森市:HP、更新いつ? 市長あいさつ、いまだ準備中 /青森
 鹿内博・青森市長が先月24日に就任してから3週間余り。市役所のホームページ(HP)にある「市長あいさつ」部分は、16日現在、準備中であることを示す「工事中」と記されたままで、顔写真もない。市政について幅広く市民に知ってもらう場なのに、いまだに県都の新しい顔を見ることができないのはなぜ?【鈴木久美】

 ◇「PRの場、生かせ」
 市のHPにある「市長の部屋」。ここをクリックすると、▽市長あいさつ▽記者会見▽市長の動き、と三つの項目が現れる。

 「記者会見」には4月24日の就任会見のあいさつ、記者との一問一答が掲載されている。「市長の動き」は、今月13日になって予定が載った。

 隣県の秋田市でも先月15日、穂積志(もとむ)・新市政がスタートした。人口約33万と、青森とほぼ同規模の県都だ。約2週間後の5月1日までに、初登庁の様子など市長の活動がHPに写真付きで紹介された。

 担当する秋田市秘書課は「市長が変わろうが変わるまいが、市民の皆さんにいち早く市長の動向が伝わるよう、迅速な更新を心がけている」と話す。

 元静岡県庁職員の、東海大学広報メディア学科・河井孝仁准教授(行政広報論)は、青森市のHPを見て「準備が進んでいないなら、記者会見を『市長あいさつ』に直接リンクさせるなど、工夫すればいい。見る側に不親切でもったいない」と述べる。同時に、HPを活用して積極的に情報公開をしている例として新潟市を挙げる。

 実際にHPを見てみた。「ようこそ市長室へ」という部分をクリックすると、篠田昭市長の交際費、公務での発言集、マニフェストの達成評価などが細かく載っている。市長室の内部の動画もあり、執務の様子もうかがえる作りとなっている。

 青森市広報課は15日時点で、「就任記者会見のやり取りは掲載されている」と説明。市長自らが市民に語るあいさつ部分が更新されていない理由については、「3週間が早いか遅いか分からない。月内には載せる」と話している。

488千葉9区:2009/05/19(火) 22:09:24
村井さん線は固いでしょうね・・・

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090519t11020.htm
「再選」へ布石着々 宮城知事、任期満了まで半年

 村井嘉浩宮城県知事は自民党県議出身だ。党県連幹事長を務めた経験もあるだけに、選挙へのこだわりは強い。
 「土井さんはわたしの兄貴分。県議会の自民党会派で政治のイロハを教えてもらった」

 4月中旬、仙台市内のホテルであった自民党県連会長、土井亨衆院議員(宮城1区)の会合。村井知事は約300人の支持者に笑顔を振りまいた。

 「2005年の衆院選、知事選では互いに死に物狂いで応援した」と知事。土井氏も「わたし自身が衆院選で勝ち、秋の知事選では村井知事の再選に向けて大役を担いたい」と応えた。

 村井流の政治スタンスは明らかに自民党寄りに見える。衆院解散・総選挙が迫り、知事の「自民党愛」はますます熱くなっているようだ。

 3月上旬、自民党県連関係者から知事に電話が入った。
 「立候補予定者から村井知事とのツーショットのポスターを作りたいという希望が出ている。協力してほしい」

 当時、衆院議員の任期満了(9月10日)が半年後に迫り、立候補予定者は本人だけの個人ポスターを掲示できなくなる直前だった。
 他の政治家と一緒に写る政党ポスターに張り替えるのが次善の策だが、各陣営は不人気の麻生太郎首相を避けて知事に泣きついた。

 支持者からは「任期満了は間近。中立でいた方がいい」との忠告もあったが、数日後には街中に知事の笑顔が印刷されたポスターが増殖した。
 「浅野史郎前知事も民主党議員を応援した。一政治家としては許される行動だ」と村井知事。自民党への恩返しであることをにじませる。

 宮城の政界は7月26日投票の仙台市長選、夏解散が有力視される総選挙に向けて、各党の駆け引きが活発化している。知事選の日程は早くても10月下旬とみられ、総選挙後となるのが確実だ。そのとき、政権の枠組みがどうなっているかが最大の焦点となる。

 村井知事は再選を目指すかどうかをまだ語らないが、総選挙や県政運営の兼ね合いも含め、綿密な選挙戦略を描き始めたに違いない。

 自民党県連幹部の一人は自嘲(じちょう)気味に語る。「村井知事の再選に死角はない。あるとしたら、それは自民党が下野するときだ」



2009年05月19日火曜日

489とはずがたり:2009/05/21(木) 22:03:01
藤沢町との合併が残されているし1期もありゃ出来そうだがどうなってんだ?
どっちにせよ82では後身に託するべきではありますね。

選挙:一関市長選 現職が不出馬表明 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090508ddlk03010021000c.html

 一関市の浅井東兵衛市長(82)は7日、任期満了(10月8日)に伴う市長選に出馬しないことを、市役所で開いた会見で表明した。

 浅井市長は、「両磐地域の発展を願って合併を行った。一体感の醸成にある程度の形ができた。ここまでくれば課せられた役割を果たした思いだ」と、振り返った。そのうえで、「磐井川改修などの課題はあるが、あと1期でできるものでない。そこまで責任が持てない」と、後進に託す考えを示した。また、次期市長選の候補者には「市民と話し合いながら市民のための市政を望む」と話した。

 浅井市長は、県議を経て99年に旧一関市長に初当選。03年再選し、7市町村合併に伴う05年の新一関市長選で当選した。【天野典文】

毎日新聞 2009年5月8日 地方版

490千葉9区:2009/05/23(土) 09:44:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090523t11045.htm
仙台市長選 元市教育長の阿部氏に出馬要請
 仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、宮城教育大副学長で元市教育長の阿部芳吉氏(63)に立候補を要請する会合が22日、青葉区の市戦災復興記念館であった。

 要請したのは、阿部氏の同級生や仙台二中校長時代のPTA、教育関係者ら約40人。出席者は「阿部さんは校長時代、子どもたちの力を引き出した。あふれる人間味で住みよい市政を実現してほしい」と強調した。

 阿部氏は「心が揺さぶられる思い。教育だけでなく、広い市政の話を聞き、どうするか検討したい」と述べた。報道関係者の取材に対しては、「要請を受けたばかりで、気持ちは定まっていない」と話すにとどめた。
 阿部氏は仙台市出身で宮城教育大卒。市教育委員長なども務めた。



2009年05月23日土曜日

491千葉9区:2009/05/23(土) 09:45:15
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090521ddlk03010006000c.html
選挙:宮古市長選 告示へ1カ月 新人2氏、一騎打ちの公算 /岩手
 ◇共に「市民党的立場」掲げ
 任期満了に伴う宮古市長選(6月21日告示、28日投開票)の告示まで1カ月となった。これまで立候補を表明しているのは前市議の坂下正明氏(57)と前市教育委員長の山本正徳氏(53)のいずれも無所属の新人2人で、両氏による一騎打ちの公算が大きい。民主党が坂下氏を推薦するのに対し、自民党は山本氏を支援。次期衆院選岩手2区の両党対決を反映する図式だが、両氏の出馬表明が3、4月と出遅れた影響で有権者の関心はもう一つだ。【鬼山親芳】

 ◇前市議・坂下氏−−民主推薦
 ◇前教育委員長・山本氏−−自民支援
 現職の熊坂義裕市長は昨年末、医業専念を理由に通算3期目の今期限りでの引退を表明している。民主党を離党して立候補する坂下氏は「小沢一郎代表の辞任の影響はない。有権者は民主だ、自民だと対立して見てはいない」と政党対決を否定。山本氏も「首長を政党でとらえてはいけない」と共に「市民党的立場」を掲げる。

 両氏はマニフェスト(公約集)も発表。坂下氏は「経済の(自立に向けた)地域内循環への転換」「雇用を支える仕組みづくり」など8項目を掲載。熊坂市政については「福祉や介護などに実績を残した」と一定の評価をする。現職の後継を自任する山本氏は「産業立市」「教育立市」など8項目を挙げ、「住民との対話を大事にした熊坂市政を継続、発展させたい」と語る。

 坂下氏は宮古選挙区選出の伊藤勢至・民主党県議と手分けしてあいさつ回りし、17日からはミニ集会を開催。24日には南町に後援会事務所を開設する。3月28日の伊藤県議の県政報告会では民主党の2区新人、畑浩治氏、達増拓也知事と並び出馬のあいさつをした。

 山本氏には宮古歯科医師会、宮古医師会、宮古薬剤師会が全面支援する。10日に開かれた2区現職の鈴木俊一衆院議員の後援会と自民党2区支部の拡大役員会では、鈴木議員らが支援を確約した。14日の後援会事務所(末広町)開きには地元選出の平沼健・自民党県議らが駆け付けた。

 社民党宮古総支部幹事長の竹花邦彦市議は自身も含め独自候補の擁立はないと言明。共産も市議補選(改選数1)に力を入れたいとして擁立は見送る。

492千葉9区:2009/05/24(日) 13:55:22
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090523t11024.htm
仙台市長選 風読む民主 総選挙前哨戦にらむ
 2カ月後に迫った仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、民主党の動向がにわかに注視され始めた。鳩山由紀夫代表の誕生で党支持率が復調傾向を示す中、近づく大型選挙。衆院解散は東京都議選(7月12日投票)後が有力視され、総選挙の日程も密接に絡む。市長選の主導権をめぐり、党県連の動きが慌ただしくなってきた。(報道部・長谷美龍蔵)

 18日夕、仙台市内のホテルに、民主党県連役員でもある党市議7人が集まった。招かれたのは前副市長の奥山恵美子氏(57)。女性団体などから市長選への立候補を要請された人物だ。

 1時間半に及んだ会談の狙いは「奥山氏が出馬したら支援できるか確かめること」(市議)だった。終了後、県連幹事長の木村勝好市議は「政策、考え方に違いを感じなかった」と語った。

 鳩山民主党の支持率が上向き、麻生太郎首相は補正予算案の成立を最優先の姿勢を取る。国会会期は7月下旬ごろまで延長される見込みで、「7月解散―8月選挙」が取りざたされる。

 この場合、仙台市長選は総選挙の「前哨戦」の色合いも出てくる。
 2005年衆院選で、仙台市の1、2区は自民党が議席を独占した。民主党県連の岡崎トミ子代表(参院議員)は「選挙区が重なる市長選はすごく大事だ」と言う。

 05年の前回市長選は、自民党県連と公明党県本部が現職の梅原克彦氏(55)を支持し、民主党は自主投票だった。

 梅原市長はタクシーチケットの不正使用問題で市議会の追及を受け、再選への意思をまだ明らかにしていない。自民党は前回、梅原市長を支持しただけに動けず、民主党は「フリーハンドはうちだけだ」と強調する。

 ただ、市議会では自民系会派と民主系会派が長年、「与党」を形成してきた。市長選で自民、民主両党が激突したことはなく、民主党にとっては「国政と違い与党じゃないと意味がない」(市議)というのが本音。今回も独自候補擁立の動きは目立たなかった。

 県連幹部の1人は「衆院選への影響の大きさを考えれば、市長選は負けない方法を取るべきだ。民主党が前面に出過ぎるとかえって危ない」と警戒する。
 市長選では奥山氏のほか、自民党の秋葉賢也衆院議員(46)=宮城2区=も経済人から立候補を要請されている。

 仮に秋葉氏が参戦しても、民主党が支持に傾くことは考えられない。梅原市長が立候補を表明しても「支持はあり得ない」(県連幹部)。

 現状で残る有力な選択肢は奥山氏だけ。立候補した場合に支援できるかどうか、意欲や市政への精通ぶりを慎重に見極めている段階だ。木村幹事長は「政党の事情と市政の実情に、うまく折り合いをつける必要があり対応が難しい。これまでの市長選とは明らかに状況が違う」と話している。

 市長選には、これまでに市議の渡辺博氏(59)が立候補を表明している。



2009年05月23日土曜日

493とはずがたり:2009/05/24(日) 14:23:21
>>492
我が鎌田さゆり様は今回は出るという流れにならないのでしょうかねぇ。

494二階席:2009/05/25(月) 17:37:47
>>493

残念ながら、宮城2区や仙台市内では全く名前が挙がってません。
それより他の新聞には「事実上の出馬表明」と受け取られるような
こんな記事も。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090525t11028.htm

奥山氏、出馬へ強い意欲 生出地区有志要請

 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、前副市長の奥山恵美子氏(57)
は24日「市政のことを心配する多くの人から出馬要請を受けた。自分が力を添えることができる
のならやりたい」と述べ、立候補に向けて強い意欲を示した。

 太白区茂庭の茂庭荘で生出学区連合町内会地区会長の有志から立候補要請を受けた後、報道陣の
取材に答えた。「立候補をやめることはないか」との質問には「ギアをバックに入れるということ
はない」とも強調した。

 「選挙は1人でできることではなく、さまざまな準備が必要。まちづくりをどうするかという
ことも一緒に伝えられるようになれば、正式表明したい」として、6月9日開会予定の市議会6月
定例会までに正式に立候補表明する考えを示した。

495千葉9区:2009/05/25(月) 21:04:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090524-OYT8T00794.htm
田子町長選に羽柴氏出馬表明
 来月の田子町長選に、五所川原市の会社役員、羽柴秀吉氏(59)が24日、無所属で立候補することを表明した。

 田子町内で行われた記者会見で、羽柴氏は「田子町の有識者から町の現状を聞くうちに、町民とともに世界に羽ばたく町を作りたいと感じた」と述べた。

 また、教育の充実、企業誘致による雇用拡大、ニンニクの世界ブランド化などを重点政策として掲げ、「身を粉にして頑張りたい」と決意を語った。近く、町内に選挙事務所を開くという。

 羽柴氏はこれまでに東京都や大阪府の知事選、五所川原市長選などに出馬。2007年4月の夕張市長選では次点で落選した。

 田子町長選は6月16日告示、21日投開票。これまでに、現職の松橋良則町長(65)が、再選を目指し立候補を表明している。

(2009年5月25日 読売新聞)

496とはずがたり:2009/05/26(火) 13:36:32

こんなの再選させたらあかんやろ。

梅原氏再選へ執念 仙台市長選、投票まで2ヵ月
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090526t11027.htm

 任期満了に伴う仙台市長選は26日、投票まで2カ月となった。慌ただしさを増す新人擁立の動き。梅原克彦市長(55)は沈黙を守りながらも、徐々に再選への強い執念をにじませつつある。6月9日には選挙前最後の市議会定例会が始まる。渦中の梅原市長の心境は―。

 25日、市役所であった梅原市長の定例記者会見。「申し上げられるのは任期の1日1日、懸命に仕事をすること」。これまで同様に、型通りの答弁を繰り返した。

 「表明の時期はどうするのか」「出馬しない可能性はあるのか」。報道関係者から矢継ぎ早に質問が飛んだが、梅原市長は「コメントできない」と、やりとりを遮った。

 タクシーチケットの不適正な使用問題などをめぐり、窮地に立たされている梅原市長。市議会の追及は今なお続く。新年度以降、複数の議員が、事態の打開に動いた。

 4月中旬、市議会の要職を務めるベテラン議員が市長室に出向き、「光が見えない。辞めた方がいい」と迫った。5月中旬には、梅原市長を支持していた市議グループが差し向かいで囲み、「勇気ある撤退をすべきでないか」と決断を促した。

 だが、梅原市長は明確な態度表明を拒み続けている。「このままでは後に引けない。何が何でも戦うという固い信念の裏返しだ」。中堅市議は心中を読む。

 仙台市政をめぐっては15日、2010年に日本で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)高級事務レベル会合の仙台開催が決まった。新型インフルエンザでは、地域診療所が軽症者を受け持つ市の方針が「仙台方式」として注目を集めている。

 25日の会見では市長選後の市政について、梅原市長は「新型インフルエンザは第二波が懸念されており、冬にかけて重大な局面を迎えるかもしれない。それを念頭に置きながら考える必要がある」と微妙な言い回しをした。

 市幹部は「市長は(APEC会合と新型インフルエンザを)自分への追い風ととらえている」とみる。市議会6月定例会を間近に控え、立候補の表明は冒頭か、最終日か。さらに先送りを図るのか。周囲では憶測が渦巻いている。

 市長選には、市議の渡辺博氏(59)が立候補を表明し、前副市長の奥山恵美子氏(57)が立候補に強い意欲を示している。自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)=宮城2区=、元市教育長の阿部芳吉氏(63)が、市民有志の団体から立候補の要請を受けている。

2009年05月26日火曜日

497とはずがたり:2009/05/26(火) 13:38:14
>>494
埼玉市の結果が奥山女史の決断の追い風にはなりそうですね。
さゆちゃんの出番(と本人の政界復帰への意欲)はもうないのでしょうかねぇ。

民主県連 奥山氏支援で最終調整 仙台市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090526t11028.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、民主党県連は25日までに、前副市長の奥山恵美子氏(57)が立候補を決断した場合、支援する方向で最終調整に入った。

 党県連はこれまで、国会議員や市議らが水面下で個別に奥山氏と会い、市政運営の意欲を確かめた。複数の県連幹部は「異論はゼロではないが、ほぼ奥山氏支援で固まりつつある」と話している。

 奥山氏は24日の会合後、「市政のことを心配する多くの人から出馬要請を受けた。自分が力を添えることができるのならやりたい」と述べ、近く立候補を表明する考えを明らかにした。

 奥山氏が態度を鮮明にし、党県連に応援を要請してきた場合には、支援レベルを協議する。

 24日投開票されたさいたま市長選では、民主党埼玉県連が支持した新人の元県議が、自民、公明両党の県組織推薦で3選を目指した現職を破った。

 民主党県連の木村勝好幹事長は「奥山氏がより踏み込んで、(立候補の)色合いを鮮明にしてきたことは感じる。県連の対応は常任幹事会の協議で決まる」と話した。

2009年05月26日火曜日

498千葉9区:2009/05/31(日) 00:09:30
>>458-459など
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090530t11026.htm
100条委動議を否決 仙台市長・タクシー券問題
 タクシーチケットの不適正使用をめぐり、梅原克彦仙台市長が市議会常任委員会で事実と異なる答弁をした問題で、仙台市議会は29日の臨時会で、法的拘束力を伴って調査する100条委員会の設置を求める動議を、賛成少数で否決した。

 動議を提出した社民党市議団の辻隆一代表は「梅原市長は説明責任を果たそうとしない。100条委を設置して多くの証言を得て、事実関係を明らかにしたい」と説明した。

 採決で共産、社民の両党市議団の計12人が賛成し、改革ネット・自民、民主クラブ仙台、きぼう、公明党市議団の4会派の計45人が反対した。

 反対した理由について、改革ネット・自民の柿沼敏万会長は「一00条委を設置しても調査期間が長引く。総務財政常任委員会で真相解明に取り組んできた。調査し直すことがベストとは思えない」と強調した。

 民主クラブ仙台の木村勝好代表は「市長選の投票まで2カ月を切った。梅原市長が出馬表明するかどうかは分からないが、選挙で市民の審判を仰ぐ方が適切だと判断した」と話した。

 各会派は「市長は説明責任を果たしていない」(与党会派の議員)という点では一致。議員の一部に6月9日招集の6月定例会で、梅原市長に対する辞職勧告決議案か、問責決議案の動議を検討する声も出ている。



2009年05月30日土曜日

499千葉9区:2009/05/31(日) 00:22:09
http://www.asahi.com/politics/update/0526/TKY200905250475.html
公費の市議選ポスター代、根拠書類求めたら激減 いわき
2009年5月30日5時0分

 昨年9月にあった福島県のいわき市議選(定数40)で、候補者数は04年選挙より1人増えたにもかかわらず、ポスター作製費は約640万円も安く済んでいたことがわかった。費用は公費でまかなわれている。市選挙管理委員会が従来の領収書に加え、見積書など積算根拠となる書類の提出を独自に要求したためだ。

 45人が立候補した昨年の市議選では、市内に642カ所のポスター掲示場が設置された。この数に基づき条例で定められた数式で算出した56万1108円が、候補者一人当たりの支給上限額だった。

 これに対し、上限額を請求した候補者はわずか1人。一人当たりの平均請求額は、54万6643円から39万1435円に下がり、前回の7割程に抑えられた。候補者の約8割(37人)が満額を請求した04年選挙から様変わりした。

 市が負担したポスター代の総額は1761万4587円。候補者が1人少なかった04年の2405万2282円と比べ、およそ644万円も節約できたことになる。

 市の財政難などから、市選管は今回、各陣営に対し「かなり厳しく臨んだ」(市選管事務局)。これまで提出を義務づけていたのは、総額が記された領収書のみ。だが今回は、紙代やデザイン料、企画費などの内訳がわかる見積書の提出を独自に求めた。

 各陣営の経理担当者向けに開いた事前説明会で、市選管は、選挙が市民の税金で運営されていることを強調。市民に対する説明責任があることを力説した。「効果があった」と市選管はにんまりだ。

 ポスター同様、公費で負担する選挙カーの燃料代についても、領収書に加え走行距離がわかる運行日誌や納品書の提出を要求。04年には167万円だった燃料代負担額も130万円ほどに減った。

 選挙運動に必要なポスターの作製や選挙カーの燃料にかかる費用を公費で負担する選挙公営制度をめぐっては、支給上限額と同額を請求する候補者が多く、公費の無駄遣いではないかとして全国的に問題になっている。(田玉恵美)

500とはずがたり:2009/06/02(火) 17:31:37

仙台市長選 柳橋氏支持者が立候補を要請
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090602t11042.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、市議の柳橋邦彦氏(68)の連合後援会は1日、泉区のイズミティ21で会合を開き、柳橋氏に市長選への立候補を要請した。

 会合には支持者ら約60人が出席。辻本幸平後援会長は「柳橋さんは経済界出身。経済人の感覚を生かし、市民の大事な税金を有効に使ってほしい」と立候補を促した。

 柳橋氏は「総選挙直前の政令市の選挙で、政党間の争いになるかもしれない。市民の目線がどこに向いていくのか、しっかり見極めたい」と語った。

2009年06月02日火曜日

501千葉9区:2009/06/02(火) 21:38:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090531t11027.htm
経営者ら立候補要請 秋葉氏の胸の内は? 仙台市長選
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、自民党の秋葉賢也衆院議員(46)=宮城2区=の動向に関心が集まっている。経営者らからの立候補要請が切れ間なく続き、県政界には「影の候補者」との見方も浮上してきた。秋葉氏は「国政に専念したい」と現段階で転身を否定するが、心境はデリケートに揺れているようだ。

▼外交などやりがい 
 23日。秋葉氏は青葉区のホテルで、若手経営者らの立候補要請を受けた。「若きリーダーとして大いに期待する」。強い口調で迫られると一瞬、身を固くした。

 秋葉氏は「要請は身に余る光栄だが、国会議員の職責を全うしたい」と理解を求めた。直後、メンバーから「きっと決断してくれるはずだ」と声が上がり、秋葉氏は思わず苦笑した。

 次期衆院選は、自民党公認で比例東北に立候補する予定。党本部からは比例名簿上位に登載する条件として、2区に立候補する中野正志衆院議員(61)=比例東北=を当選圏へ押し上げるよう求められている。

 秋葉氏は「懸命に中野氏を支えてきたし、これからも全力を尽くす。外交など国政の仕事にやりがいを感じており、気持ちに変わりはない」と強調する。

▼「重く受け止める」 

 市長選の告示は1カ月半後。地元へ戻ると、各種団体や知人から転身を求められるという。秋葉氏は「要請は重く受け止めている」と揺れる心境をにじませる。

 「構図の行方を見極めているのだろう。結果はどうあれ意欲満々と見た」。自民党県連幹部の1人はこう推察する。

 現職の梅原克彦市長(55)は、再選を目指す意思をまだ鮮明にしていない。市議の渡辺博氏(59)が立候補を表明。前副市長の奥山恵美子氏(57)は立候補に強い意欲を示し、近く正式に表明するとみられる。元教育長の阿部芳吉氏(63)、市議の柳橋邦彦氏(68)も有志から立候補要請を受けている。

 誰が出て、誰が出ないのか―。秋葉氏に限らず、市長選への意欲を取りざたされている人たちの間では、構図をめぐり腹の探り合いが続く。

 秋葉氏は松下政経塾出身で、創始者の故松下幸之助氏を師と仰ぐ。24日投開票のさいたま市長選で、民主党埼玉県連の支持を受けて初当選した元県議は松下政経塾出身。「熟慮中の秋葉氏に影響を与えたのでは」との憶測も飛んでいる。

 「政治家は結果責任。どんなに高い理想を掲げても、結果が伴わなければ駄目だ」と秋葉氏。神経を、市長選の構図と衆院解散のそれぞれに集中させているようだ。



2009年05月31日日曜日

502千葉9区:2009/06/03(水) 20:57:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090603t11020.htm
梅原市長、再選立候補へ 政界関係者らに意向
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、現職の梅原克彦市長(55)が再選を目指して立候補する意向を2日、複数の政界関係者に伝えた。梅原氏はこれまで立候補に向けた態度を明確にしていなかった。

 政界関係者によると、梅原氏は新型インフルエンザ対策や2010年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の高級事務レベル会合が仙台市で開催されることなどを挙げ、「まだやり残したことがある。やりかけた途上のことを、引き続きしっかりやっていきたい」と伝えたという。

 地元建設業界関係者にも同日までに「やりたいことがあるのでもう一度、出馬したい」と話し、支援を要請したという。

 梅原氏はこれまで、再選出馬について「与えられた任期を一日一日、市民のために仕事するに尽きる」と述べ、明確な態度表明を避けてきた。

 最近の定例記者会見では「財政難など現状は厳しいが、夢のある施策を打ち出していきたい」「新型インフルエンザが秋以降に流行する可能性を念頭にいろいろなことを考えていかなければならない」などと再選に向けた意欲をにじませていた。

 梅原氏は仙台市出身で東大卒。経済産業省を経て、2005年7月の仙台市長選に初当選した。

 仙台市長選をめぐっては、市議の渡辺博氏(59)が立候補を表明している。自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)、市議の柳橋邦彦氏(68)、宮城教育大副学長の阿部芳吉氏(63)に対して、立候補要請が寄せられている。



2009年06月03日水曜日

503千葉9区:2009/06/04(木) 23:01:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090604t11041.htm
梅原市長 再選出馬の意向 市議会は全会派そっぽ
 仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、梅原克彦市長(55)が立候補の意思を政界関係者らに伝えたのを受け、市議会の動向に注目が集まっている。タクシーチケットの不適正な使用問題で「説明責任を果たしていない」として、与野党の全会派が続投を支持しない姿勢。9日に開会する6月定例会を挟み、対立候補を支援する流れが加速しそうだ。

 梅原市長は昨年末から、タクシーチケット問題で市議会の追及を受け、進退が市長選前哨戦の最大の焦点だった。

 市議会はこれまで、梅原市長に態度表明を迫ってきた。4、5月には前回支持した市議グループが「勇気ある撤退」を促している。6月定例会は梅原市長の意向を明らかにする最後の機会とみられていた。

 最大会派「改革ネット・自民」の柿沼敏万会長は「再選への意欲があるというのは織り込み済み」としながらも、「(タクシーチケット問題などの)説明責任が果たされていない部分がある。代表質疑で真意をただしたい」との考えを示す。

 2005年の前回市長選で、梅原市長は自民党県連と公明党県本部の支持を受けた。市議60人のうち44人が支持に回ったが、今回は状況が一変している。

 民主党県連は、立候補の意思を固めている奥山恵美子前副市長(57)を支援する方針を決定。改革ネット・自民にも「梅原市長は推せない。候補の顔触れが固まり次第、こちらも態度を明らかにする必要がある」(中堅市議)との声が強く、奥山氏支援に向かう流れができつつある。

 衆院の解散総選挙の時期が市長選と近接しつつあり、与野党相乗りの構図には微妙な要素も残されている。

 ただ、現職以外の選択肢を念頭に置くのは公明党市議団も同様だ。笠原哲団長は「梅原市長は市民との対話に乏しく、タクシーチケット問題にけじめもつけてない。支持するのは難しい」と言い切る。「新人を支援するか、静観するか、6月定例会後には対応を決める」と話している。

 梅原市長は3日、全国市長会議に出席するため、東京に出張した。市長選について河北新報社は市を通じて取材を申し入れたが、応じなかった。


2009年06月04日木曜日

504千葉9区:2009/06/04(木) 23:01:46
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090604ddlk04010063000c.html
選択:仙台市長選 現職の梅原氏、出馬意向 前副市長・奥山氏も正式表明へ /宮城
 ◇地元選出国会議員に伝える
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、同月26日投開票)で、現職の梅原克彦市長(55)が地元選出国会議員に出馬意向を伝えていたことが3日、明らかになった。市長はこれまで次期市長選への出馬に関して態度を明確に示さず、「与えられた任期を一日一日、市民のために仕事していく」と繰り返していた。正式表明のタイミングは流動的だが、現職が出馬意向を固めたことを受け、立候補予定者らの動きがようやく本格化しそうだ。

 梅原市長は公務で東京出張中の2日、国会議員に電話し、「やり残したことがある」などと説明、再選に向けて出馬する意向を伝えた。

 梅原市長はこれまで次期市長選への態度表明を留保してきた。だが、今月1日の定例記者会見で「積み残した課題はたくさんある」「夢のある施策を打ち出していきたい」などと述べ、続投への意欲をにじませていた。また別の機会には、新型インフルエンザの秋以降の流行への備えや、来年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)高級事務レベル会合が仙台で開催されることの重要性を強調している。

 ただ、仙台市議会は昨年秋以降、梅原市長によるタクシー券不適切使用問題を巡って紛糾。議会は市長が説明責任を果たさず、議会側の追及も結果的に不十分なままであることへの「けじめ」として、今月9日開会予定の第2回定例会で、市長に対する問責決議案などを提出することも検討している。市長はこうした議会の動きを考慮しながら、出馬表明のタイミングを計っている模様だ。

 次期市長選に向けては、市議の渡辺博氏(59)が立候補を表明。梅原市長との路線対立から今年3月に副市長を辞任した奥山恵美子氏(57)が出馬意向を固めている。このほか自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)▽元市教育長で宮城教育大副学長の阿部芳吉氏(63)▽市議の柳橋邦彦氏(68)−−に対し市民有志が出馬を要請している。【高橋宗男】

 ◇前副市長・奥山氏も正式表明へ
 来月に迫った仙台市長選への出馬意向を固めている同市前副市長の奥山恵美子氏(57)は3日、毎日新聞の取材に対し、一両日中に出馬を正式表明する考えを明らかにした。奥山氏は現職の梅原克彦市長の出馬を想定し、「市民とのきずな、信頼の回復を打ち出したい」と語った。

 奥山氏は今年3月に副市長を辞任した時点で「出馬は考えていなかった」としつつ、市民有志の出馬要請を受ける中で「市政の閉塞(へいそく)感を強く感じ、『何とかしてくれ』との思いが心に響いてきた」と述べた。さらに「市民のために選択肢を広げる責任がある」と決断に至った経緯を説明した。

 現在、ローカル・マニフェスト(地方における政権公約)に準じる文書を作成中。政策を精査している段階だが、仙台市の将来像について「東北全体から頼られるリーダーシップと自覚が必要」とビジョンを語った。

 仙台市長は現職の梅原市長まで「官出身」が3代続いている。このため「民間候補」が市役所出身である奥山氏の経歴を問題視することも想定される。この点について奥山氏は「30年にわたって市民との対話を実践してきた。対話を知っているのは誰か、逆に問いたい」と強調した。【高橋宗男】

505とはずがたり:2009/06/05(金) 02:10:18
梅原市長 職務「継続したい」 再選へ意欲表明
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090604t11044.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、梅原克彦市長(55)は4日、報道関係者の取材に対し、「秋以降も現在の仕事を継続したいという気持ちが強くなっている」と述べ、立候補に向けて強い意欲を示した。

 梅原氏は「これまでの4年弱でいろいろな分野で成果が出つつある。一方でやり残した仕事もある。(立候補に向けた)気持ちは強くなっている」と話した。

 一方、「選挙に出るかどうかは別問題で、自分一人で決められることではない。いつまでにと具体的には言えないが、4年前に応援してくれた人たちと相談し、できるだけ早く決断したい」と、立候補するかどうかは明言を避けた。
 梅原市長は県内選出の国会議員らに「出馬したい」と伝えている。

 仙台市長選をめぐっては、市議の渡辺博氏(59)が出馬表明しているほか、前副市長の奥山恵美子氏(57)も週内に立候補を表明する。
 自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)、宮城教育大副学長の阿部芳吉氏(63)、市議の柳橋邦彦氏(68)も立候補要請を受けている。

2009年06月04日木曜日

506松 山 赤○○ 病員 清 掃 商 事:2009/06/05(金) 02:54:52
インフルエンザで仕事は辛い かんじゃサンにうつる
職場のパワハラで再発した鬱が原因で自殺
愛姫

507千葉9区:2009/06/07(日) 18:08:56
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090607_01.htm
秋葉氏に出馬要請の声強まる 告示まで1ヵ月余
  任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、自民党の秋葉賢也衆院議員(46)=宮城2区=に立候補の決断を求める声が強まってきた。現職が再選へ強い意欲を示し、前副市長は立候補を表明。構図の輪郭が見え始め、秋葉氏に参戦を求める動きが加速した。秋葉氏の心は揺れに揺れているようだ。

 6日夜、泉区で秋葉氏後援会の拡大幹事会が開かれ、約60人が出席した。「仙台から国に物申すのもロマン」「退路を断って勝負すべきだ」。役員からは市長選への挑戦を求める意見が出た。

 市長選をめぐる駆け引きは、6月に入り一気に動きだした。現職の梅原克彦市長(55)が4日、再選を狙う意欲を強調。前副市長の奥山恵美子氏(57)は5日、立候補を表明した。「次も官出身の市長でいいのか」と強気の役員もいた。

 秋葉氏は拡大幹事会であらためて「国政を続けたい思いが強いのは事実」と述べ、次期衆院選の比例東北に立候補する意思を示した。

 ただ、市長選で立候補表明した奥山氏に触れ「梅原市長への説得役は副市長だった奥山氏だったはずだ。市政の混乱を招いた連帯責任がある」と批判。市長選への特別な感情がにじんだ。

 市長選告示まで1カ月余り。後援会内には「国政にとどまってほしい」という慎重論もある。「悩んでいる。いずれはっきりと態度を決めたい」と語った秋葉氏。政治家としての岐路に立つ。



2009年06月07日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090606_02.htm
梅原氏VS奥山氏 複雑な心情 仙台市職員悩む 
  仙台市長選は、現職の梅原克彦市長と、3月まで部下だった前副市長の奥山恵美子氏が対決する構図が濃厚だ。市職員は表向きは平静を装うが、上司だった2人が争う選挙戦に複雑な心情をにじませた。

 「市長選の候補として名前の挙がった人の誰を支持するか、職員同士は口をつぐんでいる」。ある市幹部は職場の雰囲気をこう説明する。

 市役所組織が集票マシンの機能を果たした時代もあったという。だが、幹部は「公務員の地位を利用した選挙運動は公職選挙法で禁止されているし、そんな時代ではない。誰が市長になろうと、粛々とやるべき仕事を進める」と話す。

 別の幹部は「梅原市長は市のトップで上司。奥山氏は30年近く一緒に仕事をしてきた。選挙でどちらを推すとは言えない」と打ち明ける。

 本音はさまざまだ。タクシーチケットの不適正使用が問題になった梅原市長に対して批判的な幹部は「市政に精通し、仲間とも言える奥山氏を、職員の9割は支持するのではないか」とみる。

 一方、別の幹部は行財政改革を進める観点から「奥山氏が身内意識をぬぐい去れるのか。市長と職員は緊張関係にあるべきで、市役所出身でない方がいい」と、疑問を投げかける。

 市長選が終わるまでは主要な政策決定は先延ばしの状態で、「早く終わってほしい」という思いは共通のようだ。多くの幹部は「市民の目には市役所の身内同士の争いと映りがち。どういう市政を目指すのか、政策論争を戦わせてほしい」と見守る。



2009年06月06日土曜日

508名無しさん:2009/06/07(日) 19:41:33
こうなると、有りそうなのはこのパターンぐらいですかね。
A. 梅原vs奥山
B. 梅原vs奥山vs秋葉
C. 奥山vs秋葉

AやBなら奥山でしょうが、Cなら接戦でしょうか。

509千葉9区:2009/06/07(日) 20:09:47
秋葉の気持ちは複雑ですよねえ

衆院選で上位搭載されるかわからないですし、中野が落選してくれればコスタリカ解消するしw


市長選に出ても、自民秋葉vs民主奥山の構図だと、
女性&民主の追い風で奥山有利。
でも、奥山を市役所出身の流れで叩くことが出来れば・・・
>民主党県連は、立候補の意思を固めている奥山恵美子前副市長(57)を支援する方針を決定。改革ネット・自民にも「梅原市長は推せない。候補の顔触れが固まり次第、こちらも態度を明らかにする必要がある」(中堅市議)との声が強く、奥山氏支援に向かう流れができつつある。
自民市議全面支援や渡辺善美の応援が欲しいところか?

510二階席:2009/06/08(月) 07:02:32
>>509

仙台市役所内の声はなかなか本音が聞こえないですね。
でも、少なくとも「梅原も奥山も役所の人なんで」という論理は
あまりないようです。まあ、梅原はそのまんま市の顔だから
仕方がないですが。

奥山は、きちんと先を見据えて職員にも的確な指示をだしていた
ようなので、いわゆる「叩ける」感じではないようです。一例を
挙げれば彼女が局長クラスになってからは、ほとんど公務では
出張せず私費で業務の参考になる視察を行っていたようです。
彼女曰く「私が公務で行くと、『それなりの』旅費が支出されて
しまう。そんなことするくらいだったら他の職員を3人意味のある
出張に出した方が良い。」のだそうです。
実際、市民図書館長になる数年前には先を見越して、私費で司書資格
を取得したようですし。
見方によってはサボタージュ見える「出張拒否」の話も案外
本人の言葉の通りなのかもしれません。

秋葉は今月いっぱい悩むのでは?
中野は比例復活にすべてをかけて告示後に猛烈な業界締め付けを
してくるでしょうし。そう簡単には落選はないと思います。

511とはずがたり:2009/06/09(火) 01:06:54
どいつらだ,このバカ手経済人グループってのは。こんな連中の経営する会社からモノ買うべきでないなヽ(`Д´)ノ

梅原市長推薦を決定 若手経済人グループ 仙台市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090608t11027.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)をめぐり、前回市長選(2005年)で現職の梅原克彦市長(55)を支援した若手経済人らのグループ「活力仙台」は7日、青葉区のホテルで会合を開き、今回も梅原氏を推薦する方針を正式に決めた。

 メンバー約30人が集まり、梅原市政4年の総括や市長選への対応などを非公開で協議。出席者によると、「4年前に推した責任がある。もう一度本人にチャンスを与えるべきではないか」との意見で一致した。

 安曇祥二代表が相談役に退き、菅原裕典事務局長が代表に就く役員人事を決定。会合では梅原氏によるタクシーチケットの不適正使用問題に関連し、「市民は不満を感じている」「戦える態勢を整えられるのか」との声もあったという。

 報道関係者の取材に応じた菅原代表は「梅原市政で成果が出た分野もある。これまでの取り組みを無駄にせず、市政が継続できるよう支援を呼び掛けたい」と話した。

 一方、「市民との距離感やタクシーチケット問題のけじめなど、推すに当たって注文を付けなければならない部分がある」とも指摘した。

 梅原市長は4日、再選出馬に向けた強い意欲を明らかにしている。活力仙台は数日中に、推薦の方針とともに、政治姿勢に対する改善要望を梅原市長に伝える方針。

 市長選をめぐっては、前副市長の奥山恵美子氏(57)、市議の渡辺博氏(59)が立候補を表明。自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)、宮城教育大副学長の阿部芳吉氏(63)、市議の柳橋邦彦氏(68)にも立候補の要請が寄せられている。


2009年06月08日月曜日

512とはずがたり:2009/06/09(火) 01:09:27
>>510
解説有り難うございます。
奥山さん立派な方じゃないっすか。公私の区別と云う意味では正反対の人材ですね。

513千葉9区:2009/06/09(火) 21:25:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090609t11021.htm
柳橋氏、出馬に意欲 仙台市長選
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、市議の柳橋邦彦氏(68)は8日、「前向きに検討したい」と述べ、立候補に向けて強い意欲を示した。若林区の七郷6丁目コミュニティ・センターで地元農家や商業関係者ら約150人が参加した懇談会で答えた。

 柳橋氏は「(梅原克彦)市長と(奥山恵美子)前副市長の内輪もめのような選挙に、市民を巻き込むことは我慢できない。期待に沿えるように考えたい」と語った。

 懇談会開催の呼び掛け人の農業伊藤敬一郎さん(60)は「官出身ではなく、私たちの意見を反映させられる市民サイドの人に市長になってもらいたい」と話した。

 柳橋氏は、仙台卸商センター(若林区)の役員有志、連合後援会から立候補要請を受けている。



2009年06月09日火曜日

514千葉9区:2009/06/09(火) 21:52:37
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090609_6
改革・みらい、第2会派に 盛岡市議会で会派再編

--------------------------------------------------------------------------------

 盛岡市議会(定数42)の正副議長選をめぐり8日、会派再編が行われた。第2会派だった市民連合(7人)から千葉健一氏(70)が離脱し、無所属の吉田久孝氏(73)と新会派「無所属クラブ」(吉田幹事長、2人)を結成。さらに第3会派だった改革(5人)と合流し「改革・みらい」(鈴木一夫幹事長、7人)を結成。改革・みらいは市民連合を上回り、第2会派となった。

 市議会は第1会派から議長、第2会派から副議長を選出するのが慣例。第1会派の盛友会(17人)と第2会派から第3会派となった市民連合(6人)は「双方から正副議長を出す」との合意を踏襲する姿勢だが、新たに第2会派となった改革・みらいは「第2会派となった以上、慣例通りわれわれから新副議長を選出したい」としており、9日実施の正副議長選は混乱しそうだ。

 第1会派の盛友会は同会派出身の工藤由春議長が2年で辞任するのに伴い、同会派の佐藤栄一氏(53)を新議長候補に選出。第2会派だった市民連合も同じく2年で辞任する刈屋秀俊副議長の後任として佐藤妙子氏(63)を選んだ。

 ところが、市民連合の千葉氏は「ゼロからやり直し、市民の声に耳を傾けたい」として同会派を離脱した。千葉氏の離脱については、副議長候補に佐藤氏を選出したことへの反発があるとの見方もある。

 会派再編により、市議会の構成は▽盛友会(村田芳三幹事長、17人)▽改革・みらい▽市民連合(佐々木信一幹事長、6人)▽新盛同志会(豊村徹也幹事長、5人)▽共産(鈴木礼子幹事長、5人)▽公明(嶋貫尚代表、2人)となった。

 改革・みらいは慣例に従い、盛友会と連携し正副議長選に臨む姿勢だが、盛友会内部は「正副議長選の前日に会派を再編し、わずか1人多くなっただけで『第2会派』を主張されても、ポスト狙いの数合わせとしか思えない」などとする意見が大勢。当初予定通り市民連合と連携する可能性が高い。

 しかし、改革・みらいは9日午後1時の本会議開会ぎりぎりまで盛友会に連携を呼び掛ける方針で、情勢は流動的要素をはらむ。



(2009/06/09)

515とはずがたり:2009/06/10(水) 13:37:55
東根市長 土田 正剛 氏
http://www.yamacomi.com/1107.html
2008年12月26日
土田 正剛(つちだ・せいごう) 1943年(昭和18年)東根市生まれ。山形東高から慶大法卒後、69年から故松沢雄蔵衆議院議員の秘書に。79年に山形県議会議員初当選(連続4回当選)。この間、文教公安常任委員長、総務常任委員長、建設常任委員長、議会運営委員長などを歴任。98年から現職。65歳。

時代を展望し実行するのが政治信条

――日本経済新聞社主催の「第3回にっけい子育て支援大賞」で、東根市が全国の自治体の中から大賞に輝きました!

「子育て支援大賞」受賞

 「評価されたのは3年前につくった『さくらんぼタントクルセンター』。東北最大級の屋内遊戯施設『けやきホール』を核に保育所や休日診療所なども入っていて、ワンストップでほとんどの子育てサービスが受けられるのが特徴です」
 「センターの運営はNPO法人(特定非営利活動法人)に委託し、浮いた経費で未就学児の医療費無料化や小学生の入院費無料化などのソフト事業も始めました。おかげで『子育てするなら東根市』と評判になり、県内市町村で東根市の人口だけが増えています」
 
県政の“台風の目”?

――初めてお目にかかりますけど、ボクの中では土田市長って「手練(てだれ)の政治家!」っていうイメージで、県内政局の節目に必ず名前が出ますよね。

 「モットーは市民との対話。地区ごとに毎年、座談会やってんのよ。ここで市民の声をくみあげ、時代を展望しながら実行する。県議時代に会社も経営してたから民間の感覚もあるんだ。行財政改革なんて市長就任当初からやってる」
 「40代のころは国政を目指してて、途中まで路線に乗ってたんだけど、49歳で知事選に出て負けてから歯車が狂っちゃった(苦笑)」
 「それでも血が騒ぐんだろうな、去年の参院選では自民党から出馬する寸前までいった。結局、女性候補に譲ったが、自民党には考えられない逆風で、いま思うと出なくて良かった。運が強いのかな(苦笑)」
 
天童市長選に出馬話も

 「(21日投開票の)天童市長選にも声がかかって、その気になりかけたんだ」

――エ〜!? 東根市長の職はどうするつもりだったんですか?

 「いったんは辞する。私は天童との合併推進論者だから、天童市長になって東根との話をまとめる。東根に対してはマッカーサーの『アイシャルリターン』みたいな心境だったのよ」

――カッコいいですけど、仮に東根と天童が合併したら市の名称ってどうするんですか?

 「それは第三の名前さ。さくらんぼ市とか」

――寒河江あたりからイチャモンがつきそうですけどね(苦笑)
 
※この後、インタビューは延々と続く。
 
「馬上少年過ぐ」

――土田さん、やっぱり東根市長なんかじゃなくて国政を目指して欲しいな。

 「はや65歳、もう年だ」

――なんだか晩年の伊達政宗が詠んだ詩みたいだなあ。

516とはずがたり:2009/06/10(水) 14:00:59
仙台市議会、現職包囲網布石か 「常道」の正副議長選出
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090610t11026.htm

 9日行われた仙台市議会の正副議長選は、最大会派から議長、第2会派から副議長を選出する「常道の結果」(中堅議員)になった。第2会派を外す動きがあった2007年の正副議長選とは異なり、市議会の大多数を占める4会派が連携維持を確認した形。市長選に向け、共同歩調を取る布石との見方もある。

 6日にあった非公式協議。議長候補に最大会派の改革ネット・自民が推す野田譲氏(47)、副議長候補に第2会派の民主クラブ仙台の渡辺公一氏(59)を選ぶことで、きぼう、公明党市議団を交えた4会派が合意した。

 2年前は直前の市議選で民主クラブ仙台が第2会派に躍進。同会派からの副議長選出には、保守系2会派と公明党市議団が警戒感を強め、きぼうの議員を副議長に据えた。

 その後、3会派と民主クラブ仙台で与党会派を構成したが、3会派と民主の間には微妙な距離感が生まれた。今回、「常道」に戻った理由を、中堅議員は「4会派の連携体制を維持する意思表示だ」と説明する。

 仙台市長選の告示までほぼ1カ月に迫り、4会派の連携維持は「市長に対する包囲網」との見方もある。

 前回市長選では、自民党県連、公明党県本部が梅原克彦市長(55)を支持し、市議60人のうち44人が支援した。

 今回、梅原市長はタクシーチケットの不適正使用問題が発覚し、保守系2会派と公明党市議団は支援に否定的だ。6月定例会中に問責決議案を提出し、「決別宣言」することも視野に入れる。

 民主クラブ仙台の議員の多くが所属する民主党県連は、前副市長の奥山恵美子氏(57)の支援を表明している。

 保守系会派の中には、奥山氏に民主色が強まることへの懸念がある。自民党衆院議員の秋葉賢也氏(46)の動向次第で、自民、民主の政党対決ムードが漂う可能性もある。

 ベテラン議員は「梅原市長に対しては厳しい見方で一致している。結果的に、保守系と公明、民主の緩い共同歩調という形になるのではないか」と話す。

2009年06月10日水曜日

517千葉9区:2009/06/11(木) 23:27:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090611t11041.htm
秋葉氏「国政優先変わらず」慎重さ増す? 仙台市長選
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)への立候補を要請されている自民党の秋葉賢也衆院議員(46)=宮城2区=は10日、河北新報社の取材に、「次期衆院選の比例東北に立候補する気持ちに変わりはない」と述べ、国政に専念する意思をあらためて強調した。

 市長選は告示までほぼ1カ月となり、秋葉氏の動向が焦点となっているが、転身に慎重な姿勢に傾いてきたとみられる。

 秋葉氏は「自民党と(宮城2区に立候補する現職の)中野正志氏の勝利に全力を尽くす。市長選への立候補を勧めていただいた方々の思いは重く受け止め、政治家としての道を力強く歩みたい」と語った。

 秋葉氏は4月末、若手経営者らから市長選への立候補を要請された。その後も商工関係者らから数度にわたり決断を求められたが、「国政を続けたい思いが強い」などと話してきた。

 ただ、後援会内には市長選への挑戦を求める意見もあり、「市長選への転身はゼロではない」(関係者)との見方もある。



2009年06月11日木曜日

518千葉9区:2009/06/12(金) 00:03:20
>>97>>208
民主系の斗賀県議が当選してたんですね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090611-OYT8T00118.htm
東北町長選で買収容疑
竹内派運動員を逮捕
 今年4月の東北町長選に絡み、有権者に現金を渡して投票を依頼したとして、青森地検が9日、同町長選で落選した前町長の竹内亮一派の運動員で建設会社員の男(47)を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕していたことがわかった。

 捜査幹部によると、会社員の男は選挙が告示される前の3月、同町内の有権者の男女数人に対し、竹内氏に投票することを依頼し、現金数万円を渡したとされる。県警捜査2課と七戸署は5月下旬、運動員らを公職選挙法違反容疑で青森地検に書類送検し、買収された男女数人は現金の授受を認めた。ただ、運動員に関しては、証拠隠滅する恐れがあるとして逮捕に踏み切った。

 竹内氏は10日、読売新聞の取材に対し、「私は何も知らない。答えられない」と話した。

 東北町長選では、竹内氏と新人の斗賀寿一氏が立候補し、1013票差で竹内氏が落選した。2005年4月の同町長選でも竹内派の運動員が同法違反(買収)の疑いで逮捕されている。

(2009年6月11日 読売新聞)

519とはずがたり:2009/06/12(金) 01:01:55
>>518
ぎりぎりキャッシュには残ってました。

選挙:東北町長選 斗賀氏、現職の竹内氏破り初当選 /青森
http://74.125.153.132/search?q=cache:Su5710-fgqoJ:www03.mai.vip.ogk.yahoo.co.jp/area/aomori/news/20090414ddlk02010013000c.html

 任期満了に伴う東北町長選は12日投開票され、前県議の新人、斗賀寿一氏(64)が現職の竹内亮一氏(71)=いずれも無所属=を破って初当選した。当日有権者数は1万6453人(男7873人、女8580人)で、投票率は87・41%(前回86・49%)だった。

 斗賀氏は町政一新を掲げ、4期務めた県議を辞職し立候補。町発注の公共工事が一部建設会社に偏っているとして町が業者に訴えられていることなどを挙げ、「町民による公平公正な政治の実現」などを訴えた。竹内氏は町の基金残高増加や福祉制度の充実など1期目の実績を強調したが及ばなかった。【喜浦遊】

==============
 ◇東北町長選開票結果=選管最終発表

当 7666 斗賀寿一 64 無新
  6653 竹内亮一 71 無現

==============
 ◇東北町長略歴

斗賀寿一(とが・じゅいち) 64 無新(1)

 [元]県議[歴]町議▽民主党県連代表代行▽野辺地高

毎日新聞 2009年4月14日 地方版

520千葉9区:2009/06/12(金) 19:53:04
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090612ddlk04010249000c.html
選択:仙台市長選 告示まであと1カ月 保守分裂の様相も /宮城
 ◇立候補表明は2氏、梅原市長も動く
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、同月26日投開票)の告示まで12日であと1カ月となった。これまで正式に立候補を表明しているのは市議の渡辺博氏(59)と前副市長の奥山恵美子氏(57)の2人だけだ。しかし、現職の梅原克彦市長(55)もここに来て出馬に向けた動きを本格化させ始めた。不透明だった次期市長選の構図がようやく固まりつつある。【高橋宗男、須藤唯哉】

 ◆現職、出馬に向け着々

 「(市長を)続けていきたいと考えている。よろしくお願いしたい」。梅原市長は10日から11日にかけて市議会の正副議長、与党会派代表らに次期市長選への出馬意向を伝えた。15日には市議会第2回定例会の代表質疑で各会派が次期市長選に対する市長の態度をただす。その場で出馬を表明するための下地作りの可能性が強い。

 ただ、市議の7割以上から支持を得た前回選挙(05年)の再現は事実上、不可能だ。タクシー券不適切使用問題への市長の対応を「説明不足」と批判する議会との関係は冷え切ったまま。市役所内での求心力も低下した。

 このため、自らの政策と実績を自負する市長は「地上戦がだめなら空中戦」と周囲に漏らしているという。出馬意欲をにじませながら明確な態度をなかなか示さない「焦らし戦法」は、メディア露出を増やすための戦術との見方もある。

 ◆保守切り崩し狙う前副市長

 梅原市長との路線対立を理由に今年3月に副市長を辞任した奥山氏は出馬表明翌日の今月6日、すでに支援方針を確認している民主党県連を訪れ岡崎トミ子代表に改めて支援を要請した。

 奥山氏は出馬会見で「幅広い支持がなければ市政を担う立場に到着できない」と強調した。民主党の支持は確保したものの、あくまで無所属の立場で党派色を薄めたい考えだ。すでに市議60人全員へのあいさつを済ませ、保守層の切り崩しを狙っている。

 現職の出馬を想定しており、「対話」を前面に打ち出し、「市政を覆う閉塞(へいそく)感の打破」を強調。政策作りを急ピッチで進めている。

 ◆「内輪もめ」に異論も

 現職市長と前副市長の争いという構図への異論も出始めている。経済人や農業関係者らから出馬要請を受けている市議の柳橋邦彦氏(68)は「市長と前副市長のけんかを市民を巻き込んでやるなど、到底我慢できない」と指摘し、前向きに出馬を検討している段階だ。

 しかし、現職の梅原市長が出馬し、柳橋氏が異を唱えて立候補する場合、すでに出馬を表明している渡辺氏を含め、保守票の分裂は必至。

 自民党市連は出馬が取りざたされる「候補」の動向を見極めるため、市長選に向けた方針決定を引き延ばしている。保守分裂の事態となれば、衆院選に影響する「党対党の形に持ち込むことは得策ではない」との声もあり、衆院選に最も近い政令市長選となる見込みの次期市長選が「自・公対民主の前哨戦」とはなり得ない可能性も強まっている。

521千葉9区:2009/06/12(金) 20:26:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090611-OYT8T01150.htm
青森市鹿内色鮮明に
21公約、議会提案へ
 青森市の鹿内博市長は、18日開会の6月定例議会に、市長選で掲げた71項目の公約のうち、「市民100人委員会設置」など21項目について、必要経費を盛り込んだ補正予算案や組織改編の条例改正案を提案する。佐々木誠造・前市長が打ち出した市役所機能の一部移転計画の白紙撤回などに続き、「脱佐々木市政」の流れを加速させた格好だ。就任から1か月半余り、独自色をますます鮮明にしている。

(吉田健一)

 「就任からまだ2か月もたっていないが、公約のうち21項目を議会でご説明できることになった」

 鹿内市長は11日の定例会見で胸を張り、残る50項目についても具現化に向け、内部での検討作業を早急に進める考えを示した。6月定例会に提案する補正予算案は総額約9億7800万円。このうち約1億7600万円が市長公約関連だ。

 鹿内市政の目玉事業「市民100人委員会設置」には約194万円。委員100人のうち公募の50人は8月上旬に募集を始める。残る50人は各部局長が推薦し、9月中の委員会設置を目指す。市が今後策定する新長期総合計画や新行財政改革プランなどに委員会の議論を反映させる考えだ。

 また、旧浪岡町との合併の経緯や課題などを検証する「市合併検証委員会」(仮称)に関する経費約44万円も盛り込み、9月までに設置することも明らかにした。委員十数人のうち半数はやはり公募し、残りの半数は市長が選任する。

 同委員会は2〜3年かけて報告書をまとめる。ただ、検証の結果次第で分町するかの可能性については、「委員に予断を与えないためにも、仮定の話に答えるのは適切ではない」と述べるにとどまった。

 一方、組織面でも、独自色を強く反映した再編案が議会に上程される。総務部と企画財政部という中核部門を統括し、また、市役所内部からも「権限が集中しすぎ」と批判のあった自治体経営局を廃止。新政策の立案や市長特命事項などを担当する「市長公室」を部相当の組織として設置する。

 組織改編の理由について鹿内氏は、「部の違いは役割分担の違いで、市長公室を含め、部はすべて同列であるべきと考える」と説明。今後の市政運営に部の上位に立つ組織は不必要との考えを示した。

(2009年6月12日 読売新聞)

522千葉9区:2009/06/12(金) 20:28:40
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/06/6954.html
インテリジェントビル構想で市が一部取得を白紙に/青森


 青森市中心市街地活性化事業の一環で、東奥日報社(本社青森市)が事業主体となり、新町2丁目に学術・文化など複合機能を持つ「インテリジェントビル」を設置する計画に絡み、建物を一部取得する方針を示していた市は9日、計画を白紙に戻すことを発表した。鹿内博青森市長が同日、臨時記者会見を開き、明らかにした。
 市によると、同ビルの総事業費は約53億円。市は約15億円で床面積約3千平方メートルを取得し、青森公立大学のサテライトキャンパスや、弘前大学を中心とする「北日本新エネルギー研究センター」の誘致を計画していた。
 しかし鹿内市長就任後の再検討作業で、青公大の現キャンパスとサテライトキャンパスの移動方法や具体的なカリキュラム編成が協議されておらず、弘大もビルに入居しない方針を示していること、総事業費が増加して保留床の取得価格も増える可能性のあることが明らかになった。
 会見で鹿内市長は「施設誘致環境が整っていないことから、学術機能の誘致導入は行わない。保留床を取得しても行政需要がなく、厳しい財政環境で市費を投入することに市民の理解を得られない」と説明した。
 また新町2丁目の市民美術展示館をビル内に移転させる計画が市から東奥日報社に提案されていた一方、議会や市民に説明のなかったことを「驚きであり遺憾」と指摘、「現時点で施設の廃止は考えていない」とした。
 事業の実施時期は2009〜11年度で、09年度における国、県、市からの補助金額計約6億円は既に交付が決定。鹿内市長は「事業は中心市街地活性化に重要」とし、補助の枠組みは今後も維持する方針を示した。
 9日に市から計画の白紙化を伝えられた東奥日報社は「構想は市の提案を受けて検討を始めた。今回の市側の決定は突然のことで非常に驚いている今後社内で対応を検討したい」とコメントした

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090602ddlk02020103000c.html

青森駅前再開発ビル債務問題:支援、従来の方針維持−−青森市長表明 /青森
 青森市の再開発ビル「アウガ」を運営する市の第三セクター「青森駅前再開発ビル」が債務超過寸前に陥っている問題で、青森市の鹿内博市長は1日、経営状況の報告を市役所で市議に行い、従来の市の支援方針を基本的に維持することを明らかにした。

 鹿内市長は、5月27日にあった株主総会の決算報告などを受け、「経営は依然、厳しいと認識している」としながらも、店頭売上高の上昇などを評価。市の基本的な役割として▽アウガを核とした中心市街地の活性化▽経営内容の監視▽市が保有する債権の確実な回収−−を挙げた。

 「今後、税金を投入するのか」との質問に、「同社は税金を投入しなくてもいいよう全力で取り組んでおり、市も助言している」と述べた。一方、空席となっている取締役に加賀谷久輝副市長、監査役に和田司会計管理者が就任することを明らかにした。【鈴木久美】

523とはずがたり:2009/06/13(土) 16:42:24
丸刈りかよw

梅原氏が再選出馬表明=仙台市長選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009061300195

 任期満了に伴う7月26日投開票の仙台市長選で、梅原克彦市長(55)は13日に記者会見し、再選へ向け無所属で出馬する意向を表明した。会見で「この4年間で道半ばの、市民から期待されている仕事を仕上げる責任と義務がある」と述べた。
 梅原市長はまた、昨年末に発覚した自らのタクシー券不適切使用問題について「市民に失望や不信感を抱かせてしまった」と改めて謝罪。会見には髪を短く刈った丸刈り姿で臨んだ。
 同市長選にはこれまで、前副市長の奥山恵美子氏(57)、市議の渡辺博氏(59)、市議の柳橋邦彦氏(68)が立候補を表明している。(2009/06/13-13:10)

524二階席:2009/06/13(土) 22:00:04
>524

あざとい計算がミエミエ。

最後の賭けが出馬会見だと思っていた人々も、これで完全に
見放した模様。おそらく得票は3位以下に埋没するであろう。

本気の政策が出されれば、奥山で勝負あり!

525とはずがたり:2009/06/13(土) 22:12:51
梅原批判票が奥山に集まれば良いんですけど,候補乱立で批判票がばらけちゃうのが少々心配です。。

526千葉9区:2009/06/14(日) 21:49:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090614t11029.htm
秋葉氏は出馬せず 仙台市長選
 任期満了に伴う仙台市長選への立候補を要請されていた秋葉賢也衆院議員(46)=宮城2区=は13日、仙台市内で講演し、「(市長選告示まで)1カ月を切り、わたしが参入しても厳しい状況だ」と述べ、立候補しない意向を明らかにした。

 秋葉氏は講演で、「法律をつくる仕事をもう少し続け、実力を蓄えたい。立法府の一員として力を尽くしたい」と次期衆院選の比例東北に立候補することをあらためて示した。

 秋葉氏は4月末、若手経営者から市長選への立候補要請を受けた。その後も商工関係者らから数度にわたり転身を求められた。
 要請について秋葉氏は「さまざまな方から光栄な話を頂き大いに悩んだ。前向きな思いもゼロではなかった」と語った。



2009年06月14日日曜日

527とはずがたり:2009/06/14(日) 21:52:56
>>526
千葉市の結果じゃあでれんでしょうな。

528千葉9区:2009/06/14(日) 22:03:34
>>518-519
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090614163752.asp
選挙違反 異例の展開/東北町長選

 東北町長選に絡む選挙違反事件で、青森地検は4月12日の投開票から約2カ月たった今月9日、現職町長だった竹内亮一候補派の運動員を逮捕した。逮捕事実が今もって公式には発表されていないこともあり、県警が任意捜査で書類送検した1人を青森地検が逮捕に踏み切るという異例の捜査展開に、町民からは驚きと疑問の声が出ている。鹿児島県議選をめぐる志布志(しぶし)事件の冤罪(えんざい)の影響で、捜査が慎重になったと指摘する関係者も多い。(選挙違反事件取材班)

529とはずがたり:2009/06/15(月) 00:08:22

千葉市長選に鶴岡がそのまま出るといってるようなもんな仙台市長選。今度は若造ではなく安定度も抜群。普通にやってりゃ勝てるんちゃいますか。

42 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/06/14(日) 23:53:36 ID:9JvoGtOb
仙台市長選(7月12告示、7月26日投開票)も民主VS保守の対決の構図で、都議選後の混乱政局の中で、衆院選の前哨戦と位置づけられそうだ。
自民党は連敗ドミノから脱出できるのか。戦いの構図は
自公・保守系が
①梅原克彦(55、現市長、元通産官僚)
②渡辺博(59、市議、元三塚博秘書)
③柳橋邦彦(68、市議、元議長)
民主系が
④奥山恵美子(57、前副市長、元教育長)
 現職の梅原市長は、2008年末に自らのタクシー券不適切使用問題が発覚。市民オンブズマンの活動が盛んな仙台で逆風にさらされている。
出馬記者会見では、丸刈り姿で現れ、「市民に失望や不信感を抱かせてしまった」と謝罪した。
そんな市長の市政運営に異議を唱えて3月に副市長を辞任したのが、民主が応援する奥山恵美子氏である。
保守系は、梅原氏のほか、渡辺博、柳橋邦彦両市議も立候補表明しており、分裂している。
仙台市民はリベラル色が強く、政治に潔癖性を求める傾向がある。奥山が優位だろう。有権者は約80万人。

57 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/06/14(日) 23:58:35 ID:XgPqzO1o
梅原は通産省出身、ガス民営化の思惑から東京ガスや東北電力が選挙運動を支援したが、ガス民営化ができなくなり東京ガスや東北電力も手を引くみたい。

530名無しさん:2009/06/15(月) 00:29:30
>>529
もはや怖いのは、自公が奥山に相乗りしてくることだけですね。

531とはずがたり:2009/06/15(月) 00:37:36
このまま行くと擦り寄ってきそうですね・・。
まあ秋葉擁立しようとして失敗したり自民内滅茶苦茶だから主体的には動けそうにないので自主投票なんて醜態に追い込みたいところ。

532とはずがたり:2009/06/15(月) 17:52:46
梅原市長出馬表明 頭丸め謝罪連発「失望抱かせた」
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090614t11030.htm

 仙台市の梅原克彦市長(55)が13日、市長選(7月12日告示、26日投票)への立候補表明の記者会見を開くに当たって選んだヘアスタイルは、「人生初の丸刈り頭」だった。「市民におわびしたい」。タクシーチケット問題について深々と頭を下げる市長。終始謝罪に徹する異例の再選出馬会見となった。

 ダークカラーのスーツに身を包んだ梅原市長が会場に到着すると、報道陣は息をのんだ。昨日までとは一変し、白髪交じりの丸刈り頭。梅原市長は目を伏せて会見が始まるのを待った。

 梅原市長は「市民と私を支えた皆さまに対し、おわびの気持ちを表した」と短髪にした理由を語った。後援会関係者によると、自らのアイデアで、前日夜に理髪店で頭を刈った。

 「市民に失望と不信感を抱かせたことをおわび申し上げる」「誠に申し訳ありません」。用意した紙を見ながら、謝罪の言葉を繰り返した。
 「市民が求めているのは使途の具体的な説明ではないのか」と質問されると、「今となっては本当のところは記憶がたどれない状況で、心苦しく思う」と述べた。

 「丸刈りはパフォーマンスではないか」との指摘には、「私の不徳の致すところ。おわび申し上げる次第だ」と言葉を濁した。

◎丸刈りの反響は…

 「強い決意の表れ」「有権者に響くか疑問」。梅原克彦市長が13日の出馬会見で見せた丸刈りの髪形は、支持者の間でも賛否が分かれた。既に立候補を表明している新人3氏は「外見を変えても中身は変わらない」などと、冷ややかに受け止めた。

 「厳しい選挙を前に、批判を受け止めて臨もうとする意思が込められている」。若手経済人らでつくる支援グループ「活力仙台」の幹部は、梅原市長の意図を代弁する。

 梅原市長は会見で、髪形は支持者にも理解してもらったと説明した。だが、別の幹部は「古典的な手法で有権者に受け入れられるかどうかは五分五分だ」と懐疑的にみる。

 新人側は、意表を突いた梅原市長の会見を冷静に受け止めた。
 前副市長の奥山恵美子氏(57)は、東京都の石原慎太郎知事が3選目の選挙で取った「おわび戦術」と同じ手法だと分析。「本人の考えだろうから私がコメントすることではない」と突き放す。

 市議の柳橋邦彦氏(68)は「外見を変えても本質的な性格や思想は簡単に変えられない」と指摘。「『謝罪イコール丸刈り』という安易な発想は教育的に問題だ」と強調した。

 市議の渡辺博氏(59)は「パフォーマンスは政治に必要ない。本質的な問題から目をそらしている」と述べ、「梅原市政の4年間で残されたのは混乱ばかり。政策以前の話だ」と批判した。

◎タクシー券問題 29万680円返納へ 公選法抵触の可能性も

 仙台市の梅原克彦市長のタクシーチケット不適正使用問題で、梅原市長は13日、使途がはっきりしないタクシーチケットの代金計29万680円を、市に返納する考えを明らかにした。

 市長選への立候補会見の席上で表明した。対象は、経路は記載しているが使途のあいまいなタクシーチケット11万6580円分と、昨年10月以降の経路未記載の17万4100円分。

 梅原市長は、経路を記入せずに自分が使った2005年8月〜昨年9月のチケットの代金は昨年末、市に返納している。

 梅原市長は会見で「『説明できないものは返金すべきだ』という支持者の意見に従った。おわびの端緒にしたい」と強調した。

 一方で、具体的な使途に関しては「本当に記憶をたどれない」と、これまでと同様の説明を繰り返した。

 チケットをめぐっては、市議会などで家族らへの譲渡の疑いについて追及が続いている。誰が使ったか分からないチケットに基づくタクシー料金を返納すれば、公職選挙法が禁止する政治家の「寄付」に当たる恐れもあり、市は取り扱いを慎重に検討している。


2009年06月14日日曜日

533二階席:2009/06/15(月) 21:57:42
>>532

丸刈りは全く評価されない、梅原は次何やってくるのかなぁというところです。

自民は自主投票で決まりでしょう。推薦出して「惨敗」したら県内の衆院選に致命的な
打撃を与えることになり、ただでさえ揺らいでいる組織がガタガタになってしまう。

個人的には公明がどんな「逃げ口上」を打って自主投票にしていくのか注目しています。
公明も比例で共産から議席を奪いたいと思っているところで、仙台市長選の対応いかんで
比例票の出方が変わってくるとにらんでいます。

534千葉9区:2009/06/16(火) 21:58:50
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090616_03.htm
前哨戦の舞台裏(上)逆風の現職/「反省」強調も上滑り

目を閉じ、会見がスタートするのを待つ梅原市長。突然の丸刈り姿に会場の視線が集中した=13日、エル・パーク仙台


  任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)の前哨戦が熱を帯びてきた。現職と、前副市長、市議2人の計3新人が立候補を表明し、4人で争う構図がほぼ固まった。「市政の継続か刷新か」を懸けて火花を散らす各立候補予定者。間近に迫った衆院の解散、総選挙を見据え、政党間の駆け引きも絡み合う。舞台裏の攻防を追った。(仙台市長選取材班)

<捨て身の丸刈り>
 現職が、捨て身の作戦に打って出た。
 13日、青葉区のエル・パーク仙台で行われた再選出馬会見。仙台市長の梅原克彦(55)は丸刈り頭で現れた。目をつぶり、直立不動でカメラのフラッシュを浴びた。

 「市民に失望と不信感を抱かせ、衷心からおわびを申し上げる」と切り出し、青々とした頭を深く下げる。現職の余裕は消え、さながらおわび会見の様相に終始した。

 エル・パーク仙台は3年前、梅原が行財政改革を掲げて見直しを打ち出し、市民団体の反発を買った因縁の施設だ。

 「ここは前回市長選(2005年)で初の大きな集会を開いた場所。政治家としての原点であり、初心に帰る」と梅原。「(この施設の)事業のプライオリティー(優先順位)は低い」と施設の意義を切って捨てた当時の威勢はない。

 「4年間で少なからずの人を敵に回したかもしれないが、再チャレンジの機会を与えてほしい」。1時間弱の会見で、梅原は神妙な姿を見せ続けた。

<姿消した支援者>
 タクシーチケットの不適正使用や、チケット使用に関して市議会で事実と異なる答弁をした問題が発覚し、現職離反の動きは年度をまたいで噴き上がった。「梅原降ろし」の動きも表面化する。

 5月18日夜、梅原を支持し続けた市議会のベテラン議員ら3人が梅原に詰め寄った。「勇気ある撤退の決断を」。矢継ぎ早の厳しい意見を梅原は黙って聞いた。

 3日後、議員の元に梅原自筆の速達が届く。「市政課題は山積みしている。難局に立ち向かう」としたためられた便せんの行間には、是が非でも出馬する意欲がにじんでいた。

 このころ、梅原の支持母体「活力仙台」代表の菅原裕典(49)も、難しい選択に迫られていた。

 前回は自民、公明が支持し、市議の約7割が支援に回る「多国籍軍」の重厚な布陣で選挙戦を勝ち抜いた。今回、周りを見ると、支援者の姿はほぼ消えていた。

 5、6月に前副市長、市議2人が相次いで立候補を表明。「身内から不信任を出されるような構図になってほしくない」との願いも吹き飛んだ。

 「梅原市長が立候補する以上、前回推した責任がある。筋は曲げられない」と菅原。退路は残されていなかった。

<都知事を模倣?>
 出馬会見で梅原は「反省」と「再起動」を繰り返し、危機管理対策などの行政手腕をアピールした。

 その姿は07年、不明朗な交際費で逆風の東京都知事選に臨んだ石原慎太郎と重なる。石原政治を強く意識する梅原。「反省しろよ慎太郎、だけどやっぱり慎太郎」のキャッチフレーズで、前宮城県知事の浅野史郎らを下した戦いを模倣しているようにも見える。

 だが、「石原ブランド」のような威光はなく、東京五輪のような大きな争点もない。「現職として前回とは違った形の分かりやすい政策を示す」と梅原は意気込むが、現職包囲網を打ち破る力を持つかどうかは微妙だ。

 テレビで丸刈りの梅原を見た県内の政党幹部は「『サプライズ』による局面打開がやや早過ぎはしないか。選挙戦はこれから。このままでは土下座と泣きを入れることしかなくなる」と、先読みをしてみせた。
(敬称略)

535とはずがたり:2009/06/17(水) 15:57:27
小熊県議が離党届 自民県連、受理を拒否
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000906170005
2009年06月17日

幹事長との協議後、自民党県連の議員控室で荷物をまとめる小熊氏=16日、県庁

 会津若松市選出の自民党県議・小熊慎司氏(41)が16日、斎藤健治・党県連幹事長に離党の意思を伝えた。離党届の受け取りは拒まれたが、小熊氏は週内にも次期衆院選の福島4区から無所属で立候補を表明する方針。自民と民主の一騎打ちとみられた選挙戦は一転、三つどもえの争いとなりそうだ。

 ●衆院4区 近く立候補表明

 小熊氏は午前9時すぎ、県議会の自民党役員室へ斎藤幹事長を訪ねた。斎藤幹事長は県連でなく、まず会津若松支部に出すように要請し、受け取りを断った。話し合いは30分ほどで終わり、小熊氏はすぐに議員控室の荷物をまとめて退出。その後に開かれた党選対委員会は欠席した。

 斎藤幹事長は協議後の取材に、「もうあと2カ月もない選挙を控えて、反党的行為になる」と小熊氏の行動を批判。本人には「いくらうまくいっても離党届ではすまない。私個人の考えでは除名に近い処分だと言っておいた」という。離党届の扱いは、まず会津若松支部で協議し、その後県連で検討するという。

 一方の小熊氏は協議後の取材に、「政党の論理ではなく国民の論理としてどう判断すべきか、議員として決めた」と理由を説明。党から厳しい処分が予想されるが、「私も重く感じているが、国民と共にあるべきだと考えた」と話す。立候補に向け、「最終的な調整をしている」という。

 自民党内では小熊氏への反発が広がった。県連幹部は「ここまでしちゃって、県連はもうだれも相手にしない」。ある県議は「次への布石のつもりだろうが、一体何をやっているんだという感じ。手をあげればいいというものでない」とため息交じりだ。

 一方、小熊氏の後援会幹部は「今の政治に不満を持つ人の票を広く集められる。自民党、民主党に閉塞(へいそく)状況を感じる人の受け皿になりたい」と話す。ある県議は「どん詰まりでも戦うのが会津人の気質。意外に票を取るかも」と評する。保守票が割れるのか、自民党の危機感が高まって結束するのか。その影響の見方はまだ分かれている。

 ◇次期参院選で自民 現職岩城氏擁立へ

 自民党県連は16日に開いた総務会で、来年夏の参院選・福島選挙区(改選数2)に、党公認で現職の岩城光英氏(59)を擁立することを決めた。近く党本部に公認申請し、正式に公認決定される見通し。岩城氏はいわき市議、県議、いわき市長を務めた後、98年に参議院議員に初当選し2期目。07年には内閣官房副長官を務めた。

536とはずがたり:2009/06/17(水) 16:00:06

渡辺若しくは平沼へのすりよりはあるのかな?

小熊県議が離党届 自民県連、受理を拒否
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000906170005
2009年06月17日

 会津若松市選出の自民党県議・小熊慎司氏(41)が16日、斎藤健治・党県連幹事長に離党の意思を伝えた。離党届の受け取りは拒まれたが、小熊氏は週内にも次期衆院選の福島4区から無所属で立候補を表明する方針。自民と民主の一騎打ちとみられた選挙戦は一転、三つどもえの争いとなりそうだ。

 ●衆院4区 近く立候補表明

 小熊氏は午前9時すぎ、県議会の自民党役員室へ斎藤幹事長を訪ねた。斎藤幹事長は県連でなく、まず会津若松支部に出すように要請し、受け取りを断った。話し合いは30分ほどで終わり、小熊氏はすぐに議員控室の荷物をまとめて退出。その後に開かれた党選対委員会は欠席した。

 斎藤幹事長は協議後の取材に、「もうあと2カ月もない選挙を控えて、反党的行為になる」と小熊氏の行動を批判。本人には「いくらうまくいっても離党届ではすまない。私個人の考えでは除名に近い処分だと言っておいた」という。離党届の扱いは、まず会津若松支部で協議し、その後県連で検討するという。

 一方の小熊氏は協議後の取材に、「政党の論理ではなく国民の論理としてどう判断すべきか、議員として決めた」と理由を説明。党から厳しい処分が予想されるが、「私も重く感じているが、国民と共にあるべきだと考えた」と話す。立候補に向け、「最終的な調整をしている」という。

 自民党内では小熊氏への反発が広がった。県連幹部は「ここまでしちゃって、県連はもうだれも相手にしない」。ある県議は「次への布石のつもりだろうが、一体何をやっているんだという感じ。手をあげればいいというものでない」とため息交じりだ。

 一方、小熊氏の後援会幹部は「今の政治に不満を持つ人の票を広く集められる。自民党、民主党に閉塞(へいそく)状況を感じる人の受け皿になりたい」と話す。ある県議は「どん詰まりでも戦うのが会津人の気質。意外に票を取るかも」と評する。保守票が割れるのか、自民党の危機感が高まって結束するのか。その影響の見方はまだ分かれている。

 ◇次期参院選で自民 現職岩城氏擁立へ

 自民党県連は16日に開いた総務会で、来年夏の参院選・福島選挙区(改選数2)に、党公認で現職の岩城光英氏(59)を擁立することを決めた。近く党本部に公認申請し、正式に公認決定される見通し。岩城氏はいわき市議、県議、いわき市長を務めた後、98年に参議院議員に初当選し2期目。07年には内閣官房副長官を務めた。

537とはずがたり:2009/06/17(水) 20:27:08

仙台市長選 自民市連は自主投票 梅原氏支援見送る
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090617t11035.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、自民党市連は16日、青葉区のホテルで会合を開き、特定の立候補予定者を支援せず、自主投票とする方針を決めた。県連も市連の決定を尊重し、自主投票とする見通し。自民党市連が同市長選で自主投票となるのは2001年以来。

 会議は非公開で行われた。終了後に取材に応じた野田譲会長は「独自候補の擁立を目指したが、見つからなかった」と説明。17人の出席者から自主投票を求める声が相次ぎ、全会一致で決定したという。

 既に立候補表明した4人のうち、前回市長選(05年)で支持した現職の梅原克彦市長(55)に対して「タクシーチケット問題で議会に対する説明責任を果たしていない」と、支持を見送った。

 市議の柳橋邦彦氏(68)は現在も党籍があり、市議の渡辺博氏(59)は以前党籍があった。野田会長は「各候補に対して、メンバーそれぞれに温度差がある。個々の判断での支援は拘束しない」と述べた。

 現時点で、4人の立候補予定者から推薦・支持要請は寄せられておらず、要請があった場合は再度対応を協議する。
 仙台市長選には、前副市長の奥山恵美子氏(57)も立候補を表明しており、民主党県連が支援を決めている。


2009年06月17日水曜日
印刷用ページ

538千葉9区:2009/06/17(水) 23:17:59
>>369>>491
=岩手2区=
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000906170005
宮古市長選 総選挙の前哨戦
2009年06月17日


 市長選挙の事務所開きに、県内選出の参院議員が4人中3人、顔をそろえた。


 「民主党は坂下さんに大変お世話になっている。国が変わる。宮古を変えよう」


 5月24日、宮古市長選に立候補を予定する前市議坂下正明氏(57)の事務所開き。民主党参院議員の工藤堅太郎、平野達男、藤原良信の3氏が駆けつけた。さらに佐々木順一・県連幹事長ら県議や市議らも集まり「挙党態勢」ぶりをアピールした。


    ◇


 「比例(の東北ブロック)で2議席取るぞ、鈴木俊一勝つぞ、市長選、山本勝つぞ」


 宮古市内で13日に開かれた公明党の時局講演会でも、話題の中心は市長選だった。


 自民系の熊坂義裕市長や自民党系県議、市議ら十数人が招かれ、「熊坂市政の継承」を訴え立候補を予定する歯科医師で前市教育委員長の山本正徳氏(53)も登壇し、存在をアピールした。


    ◇


 宮古市長選が21日に告示される。いずれも無所属新顔で、民主、社民が推薦する坂下氏と、自民と公明が実質的に支援する山本氏の争いが軸となりそうだ。


 自民党が県内で唯一、議席を持つ衆院選岩手2区で人口が最も多い市の首長選だけに、与野党とも総選挙の「前哨戦」と位置づけている。


 05年7月の前回市長選で、民主系候補は6600票差で敗れた。その年9月の総選挙でも、民主党候補は宮古市で7千票差を付けられた。市長選は総選挙への大きなステップとなるだけに、民主党県連の工藤代表は「国政を見据えて戦う」と語る。


 一方の千葉伝・自民党県連幹事長は「勝つのは当然として、票差もつけなければならない」という。自民と連立する公明党の井上義久党副代表は13日の講演会で「市長選で山本氏を支援し、総選挙の比例区では皆さんの支援を」と支援のバーターを訴えた。


 同市長選を巡る動きは、昨年12月下旬に現職の熊坂氏が今期限りでの引退を宣言して本格化した。


 坂下氏は3月28日、同市内のホテルで立候補を表明。同じ日に達増拓也知事も出席した民主党県議の県政報告会で、立候補予定者として紹介された。達増知事の後援会宮古支部長でもある坂下氏のミニ集会には県選出参院議員も応援演説している。今月14日には、次期衆院選2区に立候補を予定する畑浩治氏が出席し、「私も連携して参りたい」とあいさつした。


 一方、山本氏は4月25日、岩手2区選出の鈴木俊一衆院議員や熊坂氏も出席した宮古歯科医師会総会で出馬表明した。


 「一党一派にかたよらないのが市民のため」として、政党推薦は受けていない。だが、7日の旧田老町でのミニ集会では、鈴木衆院議員が出席し激励。市外からも自民党県議らが応援に入っている。ある自民党県議は「自民党色を出すのが難しい状況だから、勝手に応援しているというかたちにしている」と話す。


 同市長選には元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)も立候補を表明している。後援会などは組織せず、支持を広げようと市内を回っている。

539名無しさん:2009/06/17(水) 23:39:58
古い記事だけど
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090430101637.asp
2009年4月30日(木)

--------------------------------------------------------------------------------

連合青森・鹿内市長/選挙終え歩み寄り

 青森市長選で前職・佐々木誠造氏を推薦した連合青森の石田隆志会長と、前職を破り初当選したばかりの鹿内博青森市長が二十九日、メーデー県中央祭典のあいさつに登壇、マイクを通して互いに歩み寄りを見せた。

 石田会長は「連合青森として佐々木前市長を応援したが、結果が至らず申し訳ない」と参加者に陳謝。「鹿内市長に、雇用問題など連合青森の方針を分かってもらって互いに理解し合い、よい関係をつくり上げていきたい」と協調を呼び掛けた。

 これに対し、鹿内市長は「市民の暮らしを守るという思いは佐々木前市長と同じ。労働組合の方々の支援をお願いしたい」と応じた。

 鹿内市長のあいさつを見守っていた石田会長は、取材に「労組のみんなが緊張しながら見守っているのが伝わってきた。鹿内市長がうまく応えてくれて良かった」と話し、安堵(あんど)の笑顔を見せた。

540千葉9区:2009/06/18(木) 22:18:48
東北町に続き・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090617-OYT8T00025.htm
青森市長選で供応接待容疑
前市長派ら13人書類送検
 今年4月に投開票が行われた青森市長選で、落選した前市長・佐々木誠造氏の陣営の運動員が、佐々木氏への投票の見返りに有権者を飲食接待したとして、青森署が運動員の男2人を公職選挙法違反(供応買収)、接待を受けた有権者11人を同法違反(受供応)の疑いで、それぞれ青森地検に書類送検していたことが16日、わかった。

 捜査関係者によると、運動員の男2人は、市長選が告示された4月12日以前、市内のすし店で、60〜80歳代の男性の有権者11人に対して飲食を提供し、佐々木氏への投票を依頼したとされる。飲食費は合わせて約2万円だったといい、13人は任意の調べに対し、いずれも容疑を認めている。

 青森市長選は4月19日に投開票され、佐々木氏は鹿内博市長に約1万8000票差で敗れた。

(2009年6月17日 読売新聞)

541千葉9区:2009/06/18(木) 22:20:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090618t11036.htm
はや前哨戦 柳橋氏、仙台市議会一般質問に登壇
 仙台市長選への立候補を表明している柳橋邦彦市議(68)が17日、市議会6月定例会の一般質問に登場し、再選を目指す梅原克彦市長(55)と対峙(たいじ)した。

 議場が前哨戦の舞台となり、柳橋市議が壇に向かうと同僚議員から「頑張れ」とやじが飛んだ。

 柳橋市議は、タクシーチケット問題で梅原市長が議会で事実と異なる答弁をしてきたことから、「市長に言うことはないし、答えも期待しない」と痛烈なひと言。

 市役所組織のあり方や近隣市町村との連携などについて担当局長に答えを求め、「明日に誇れる仙台を目指して前進したい」と締めくくった。

 答弁することを拒まれた格好の梅原市長。「東北の中枢都市として発展することで、東北全体の発展に貢献したい」とだけ答えた。

 18日の一般質問には同じく、市長選に立候補を予定している渡辺博市議(59)が登壇し、現職に論戦を挑む。



2009年06月18日木曜日

542千葉9区:2009/06/18(木) 22:21:23
>>534
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090617_02.htm
前哨戦の舞台裏(中)身内の争い/批判優先、公約出遅れ

 <次の態勢を議論>
 仙台市議会6月定例会開会中の15日、市政与党の立場で梅原市政を支えてきた4会派の代表者が、ひざを付き合わせた。
 非公式の会合で申し合わせたのは「現職へのけじめをつけた上で、次の態勢を議論する」(会派代表者)ことだった。

 「次の態勢」とは、前副市長の奥山恵美子(57)を支援する超党派の「市議の会」発足を指す。
 前回市長選(2005年)で、市議会の7割以上が市長梅原克彦(55)を支持した。今回は、タクシー券問題で説明責任を果たさない梅原に対し、問責決議案を可決して「けじめ」とし、奥山支援の方向で共同歩調を取る。そうした流れができつつある。
 「市議の会には会派を問わず議員の過半数が加わる」とは、ベテラン議員の見方だ。

<「官」出身者続く>
 求心力が低下した梅原とは対照的に、確実に態勢を固めつつある奥山。だが、ほかの立候補予定者からの批判の矛先は梅原だけでなく、奥山本人にも向けられている。

 「部下が上司に戦いを挑む下克上。戦国時代のようなことが行われている」。12日、市役所で立候補会見をした市議柳橋邦彦(68)に同席した支援者が、怒気をはらんだ言葉を発した。

 柳橋も「市役所の内輪もめのような選挙に市民を巻き込むことになる」と批判。石井亨、藤井黎、梅原と「官」出身者が市長に就く系譜に疑問を投げ掛けた。

 会社を経営する自分を「民」と位置付け「民間の発想で経済を活性化させ、大胆な市役所改革に取り組む」と強調した。
 ほかの立候補予定者に先駆けて名乗りを上げた市議の渡辺博(59)も「エリート公務員が市民の代表である市長にふさわしいのか」と、奥山をけん制する。

 副市長を務めた経歴ゆえの連帯責任論や官僚批判に対し、奥山は「官出身だから行財政改革ができないほど、市の財政状況は甘くない。市役所出身の私だからこそ、よく分かる」とかわし、長年培った行政手腕をアピールする戦術を取る。

 市民団体の勉強会や町内会の懇談など小さな集まりに顔を出し、ひざ詰めの対話を重ねている。「自分の車で地域を回り、市道の未整備ぶりを初めて実感した」と、市民の側に寄り添う立場も訴える。

<低投票率危ぶむ>
 もっとも、梅原、奥山を「官」と批判する2人も立場は市議。「外から見れば、4人とも同じ市役所の住人」(経済関係者)と映る。
 「市役所内の争いでは選挙戦は盛り上がりようもない。このままでは投票率は40%を切るのではないか」と、ベテラン議員は危ぶむ。

 今のところ、どの候補予定者もマニフェスト(公約集)を発表していない。前回市長選の「地下鉄東西線建設」のような政策の大きな争点が浮上していない中で、現市政の「継続か刷新か」のみが注目されている。

 「身内の争い」の構図を超えて、有権者の関心を盛り上げる方法はあるのか。
 ベテラン議員は「どの候補予定者も早く公約を示すことだ。政策の違いをどれだけ有権者に分かってもらうかが鍵になる」と指摘する。(敬称略)



2009年06月17日水曜日

543千葉9区:2009/06/18(木) 22:22:49
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090618_02.htm
前哨戦の舞台裏(下)政党駆け引き/「風」見極め潮流任せ

 <狂ったシナリオ>
 心残りがにじむ戦線離脱宣言だった。
 「告示まで1カ月を切り、わたしが参入しても厳しい状況だ。挑戦しようという前向きな思いはゼロではなかった」
 13日夜、仙台市内のホテルで講演した自民党衆院議員の秋葉賢也(46)=宮城2区=は仙台市長選(7月12日告示、26日投票)に立候補しないことを明らかにした。

 松下政経塾出身で首長志向が強いとされてきた政策通。4月末、若手経営者らから転身を求められ、「意欲満々で出馬濃厚」(自民党関係者)との見方が強かった。
 無所属で立候補し「官VS民」の対決構図をつくる―。秋葉周辺は市長選の戦略をこう描いていた節がある。
 立候補する市長の梅原克彦(55)は経産官僚出身で、前副市長の奥山恵美子(57)は市役所生え抜き。秋葉が参戦する場合の旗印は「脱官僚」にほかならなかった。

 秋葉の壁になったのは、鳩山民主党の上昇気流だ。5月25日のさいたま市長選で民主系新人が当選。秋葉が国政への専念を表明した翌日の14日には、千葉市長選で民主系新人が圧勝した。
 「猛烈な暴風だ」。秋葉は民主党への追い風をこう表現した。衆院解散を目前に、地方の首長選に政党対決の構図が持ち込まれ、秋葉周辺のシナリオは狂った。

<主導権なく支援>
 その民主党。県連は5月末に奥山支援を早々と決めている。
 6日夕、党県連代表の岡崎トミ子(参院議員)は仙台市内のホテルで奥山と会談した。「応援をお願いしたい」と頭を下げた奥山。岡崎は「一生懸命、頑張りましょう」と笑顔で答えたという。

 市長選で表立って動く政党は民主党だけだが、強力な主導権があったわけではない。県連幹部は年明け以降、シンクタンク所長や大手企業役員ら数人に立候補を打診したが固辞され、独自候補の擁立を断念した。

 そこに浮上したのが奥山擁立論。中核部隊は梅原に批判的な保守系市議や市の有力OBらで、民主党県連はこの動きを待っていたかのように奥山に傾斜した。

<結局は相乗りも>
 前回市長選(2005年)で現職の梅原を支持した自民党市連は16日、自主投票を決めた。党内に温度差はあるにせよ、奥山支援が大きな流れになるのは間違いない。
 公明党は民主党の姿勢を警戒しながらも、市議団が奥山支援を打ち出すとみられる。社民党も同じで、共産党も同調する可能性を否定しない。

 全国的な民主党優位の情勢を感じ取り、国政にかじを切った秋葉。その民主党は保守勢力が半ばおぜん立てした奥山に乗った。そして、梅原を見限った各党が勝手連的に奥山を支援する。
 総選挙の前哨戦とはまったく次元が違う駆け引きが繰り広げられた。(敬称略)



2009年06月18日木曜日

544千葉9区:2009/06/19(金) 23:34:45
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000906190005
宮古新市長選 課題は山積み
2009年06月19日


 宮古市長選が21日告示される。川井村との合併関連議案が今月、両市村議会で可決し、来年1月1日には約1260平方キロメートルの面積では県内最大の市になる。新市長はこの新宮古市のかじ取り役を担うが、課題は山積みだ。(朝倉義統)


 【人口減】


 宮古市の1日現在の人口は5万7879人。このうち65歳以上の高齢者が約3割の1万6892人を占める。15歳未満の子どもは12・7%の7370人だ。


 05年6月の人口は6万1188人。4年間で3309人減ったことになる。川井村は人口3218人(6月1日現在)で高齢化率は42・75%と県内市町村で最も高く、合併すると宮古市の高齢化率も上がることとなる。


 市の人口減少は出生から死亡を引いた自然減より、転入者から転出者を引いた社会減の方が上回る。今年1月から5カ月間で、自然減は203人だったのに対し、社会減は359人だった。


 雇用面では、宮古公共職業安定所の有効求人倍率は、昨年9月が0・61だったのが、今年3月は0・34まで落ち込んだ。4月は0・35だった。


 同安定所の菊地一郎所長は「求職者が滞留している状況で、何もいい要素はない。求職者は『何でもいいから』というが、緊急雇用対策の人数はわずかで、とにかく求人の絶対数が足りない」。陸中宮古青年会議所の飯岡丈治理事長は「新市長には高卒の人も地元に残って仕事があるようにして欲しい」と話す。


 【観光客減】


 陸中海岸国立公園を抱える観光面も下降の一途だ。観光名所「浄土ケ浜」を抱える宮古市(旧田老町などを含まない旧宮古市の部分)は92年、観光客の入り込み数が152万人を超えていた。それが、昨年は82万人だった。


 市が所有する「グリーンピア田老」の宿泊施設の委託先企業は、経営不振を理由に今年9月末で撤退することになった。従業員73人がいるまま、いまだに後継委託先が決まっていない。また、市が浄土ケ浜で土地を貸している民間ホテルも経営破綻(は・たん)し、民事再生手続きを始めた。


 市内で観光業を営む男性は「国立公園の良さを生かし切れていない。冬場がネック。我々も協力するので、新市長にはひとつひとつ積み上げていってほしい」。


 【市街地対策】


 中心市街地も空き店舗が増えている。末広町商店街振興組合(佐香英一理事長)によると、現在の空き店舗と空き地は18カ所で、この4年間で約10カ所が空いたという。組合のメンバーの年齢も60歳代近くなっているという。同組合は商店街の通りの歩道設置を求めてきたが、いまだに実現されていない。


 佐香理事長は「これまでの政策は郊外ばかり進めてきた。中心部に市営住宅をつくるなど市街地の定住人口を減らさない対策をしてもらいたい」と話す。

545とはずがたり:2009/06/19(金) 23:40:41
>>543
>「告示まで1カ月を切り、わたしが参入しても厳しい状況だ。挑戦しようという前向きな思いはゼロではなかった」
だまってりゃ比例単独当選だし国政の意欲と突っぱねたのかと思いましたが,自ら決断できない政治家の烙印を認めた恰好か>秋葉

546とはずがたり:2009/06/20(土) 00:05:25
今回はどうなんだろ!?
>かつてのライバル、菊池長右エ門氏と中居英太郎氏が吉田陣営に回り、自民党は熊坂候補を押す。

新・宮古市長選:対立の系譜 75年経ても健在 /岩手
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2247-2248
2005/06/30

 ◇代議士2人を輩出−−普選2回目の総選挙が発端

 7月3日の投開票日に向け、旧宮古市長の熊坂義裕候補(53)=自民、公明支持=と、前県議の吉田洋治候補(61)=民主、共産、社民推薦=のいずれも無所属新人による一騎打ちが熱気を帯びる宮古市長選。「対立」の歴史をひもといてみた。[鬼山親芳]

 …選挙は宮古の活力であった。地縁、血縁が絡み、今日の友が明日の敵に回るそんな対立、抗争が続いてきた宮古市政。原点は1930年の普通選挙法による第2回総選挙にまでさかのぼる。

 旧宮古町や盛岡市がある旧岩手1区の定員は3。宮古出身の熊谷巌ら政友会が議席独占を狙ったが、宮古生まれの予備役海軍少将で軍縮派の高橋寿太郎が民政党から打って出て“宮古決戦”を展開。宮古・下閉伊郡を二分する激戦の末に両氏とも当選し、宮古の人たちを熱狂させた。

 熊谷が自死後は今回の市長選で吉田候補の総括責任者を務める菊池長右エ門氏の先代が政友会から出馬し当選、41年に市制施行後の初代市長も歴任する。代々「菊長」と呼ばれ、先々代も衆院議員を務めた。

 市民の政治への関心は戦後になっても変わらなかった。47年の戦後2回目の総選挙では山田町出身の鈴木善幸元首相が社会党(その後自由党に移党)から出て初当選。原動力は戦前からの熱情だった。しかし、その熱情は保守、革新ともに分裂を招くことになる。

 中屋重治、熊谷善四郎、盛合光蔵の保守3人が争った戦後4回目の市長選。神奈川県警本部長を務め、いわば落下傘候補だった中屋の再選を支援したのは当時の自由、民主両党だった。熊谷善四郎は熊谷巌の3歳下の弟、盛合光蔵は終戦直前に市長に就任した人物である。菊池良三と中居英太郎氏の一騎打ちとなった6、8、10回目の市長選は保革の対決となった。菊池は先代菊池長右エ門の弟。自民党や鈴木善幸後援会が菊池を支援したのに対し、保守の牙城を切り崩したい中居氏は60年結党の民社党に移り、支援労組も少なかった。中居氏は社会党の県議を経て55年の衆院選に当選し1期務めたが、宮古でも左右両派の対立に泣かされた。中央からは浅沼稲次郎、鈴木茂三郎ら社会党幹部が相次いで宮古入りし、選挙好きの風土を沸かせた。

 熊坂氏が初出馬して三つどもえの戦いに敗れた93年の市長選。菊池長右エ門氏は自民党公認だったが、熊坂氏は無所属。しかし、熊坂氏は鈴木元首相の秘書から宮古市長に転じた千田真一氏の主治医の関係で鈴木元首相には深く師事していた。

 新生宮古市の初代市長を選ぶ今回の選挙。かつてのライバル、菊池長右エ門氏と中居英太郎氏が吉田陣営に回り、自民党は熊坂候補を押す。対立の系譜は75年経ても健在だ。

547とはずがたり:2009/06/20(土) 00:15:12
05年宮古市長選挙

知事に近い2氏対決か 宮古市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2152
 今月、3市町村が合併して誕生した宮古市の新しいリーダーを決める、市長選挙の告示まであと10日と迫った。旧宮古市の市長だった熊坂義裕氏(53)と、前県議の吉田洋治氏(61)の一騎打ちが濃厚だ。ともに増田知事に近い実力者同士の対決で、両陣営には国政の与野党が分かれて全面支援をする。2年後に控えた知事選や次期衆院選もにらんだ各党の思惑も複雑に絡みあっており、二重の意味での「前哨戦」となりそうだ。

 党県連幹事長の伊藤勢至県議が、宮古市出身の吉田氏に立候補を打診したのは4月。「合併という新しい船出で市が元気を取り戻すには、市民に選択のチャンスが必要だ」と応じた吉田氏に、民主だけでなく、共産党地区委員会や社民党県連合も、推薦を出して政策協定を結び、陣営に加わった。

 「はっきりと自民を応援すると言ってしまう市長も珍しいが、そういう候補に負けるわけにはいかない」と、民主党県連代表の達増拓也衆員議員。昨年の参院選で、自民党推薦候補の支援を公言した熊坂氏に対抗馬を立てた構図は、国政の状況をそのまま投影した形となった。
    ◇
 一方、旧宮古市長として田老、新里両町村との合併をまとめ、「新市建設計画を着実に進めたい」と3月末に立候補の意思を表明した熊坂氏。陣営には自民、公明の与党関係者が顔をそろえた。
 今月4日。宮古市で開いた鈴木俊一衆院議員の時局講演会に熊坂氏は来賓として出席。この場で鈴木氏は「今までの国政と首長との連携の姿に、ぜひとも理解と力添えをいただきたい」と熊坂氏を持ち上げた。
 鈴木氏と玉沢徳一郎衆院議員は毎週末、宮古市に入り、熊坂支援を訴えている。公明党も支持を表明した。
     ◇
 国政の与野党が真っ向から対決する市長選の構図の陰で、両者の対決を2年後に控えた知事選と絡めて見る向きがある。
 吉田氏は県議会の無所属会派・政和会の代表で副議長を務めた5期目の重鎮。今期増田知事が提出して否決された4議案のうち、政和会は1議案を除いてすべて賛成に回った生粋の「知事与党」だ。
 一方の熊坂氏は、増田知事に誘われて、知事が座長を務める新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)「知事・市町村長連合会議」のメンバーに加わった仲。2人とも増田知事との「近さ」は自他共に認める間柄だ。

 増田知事は次の知事選について、「考える時期ではない」と、態度を明らかにしていない。ただ、3月下旬、初当選以来「政治の師」としている小沢氏が増田知事4選の不支持を明言しただけに、民主党の吉田氏擁立には、憶測も飛び交う。
 「知事にとって、吉田氏と熊坂氏が争うこの市長選は、マイナス要素でしかない」と県幹部。その知事本人は「ノータッチ」を宣言し、2人にマニフェストを作って戦うよう勧め、静かに行方を見守っている。

宮古市長に熊坂氏 元県議の吉田氏下す
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2195
 岩手県宮古市長選は3日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元宮古市長の熊坂義裕氏(53)=自民・公明支持=が、無所属新人で元県議の吉田洋治氏(61)=民主・共産・社民推薦=を破り、初当選した。投票率は76.36%。

 熊坂氏は国政与党の協力の下、旧田老町と旧新里村の両首長や市議の7割が結集。旧宮古市長2期8年の経験と、合併を実現させ新市建設計画をまとめた実績が評価され、市内全域で幅広い支持を集めた。

 吉田氏は国政野党勢力が結集し、連合岩手などの労働団体と連携した組織型選挙を展開したが、及ばなかった。

 当日の有権者数は4万9221人。

 ◇宮古市長選開票結果(選管最終)
当 21,956熊坂 義裕 無新
  15,353吉田 洋治 無新
2005年07月04日月曜日

548とはずがたり:2009/06/20(土) 00:18:29
今年の此迄の経緯

熊坂宮古市長、今期限り 「3期が信条」と引退表明
2008年12月27日土曜日
>>67 >>78
 前回は無所属候補2人の争いとなり、自民、公明が熊坂氏を支持、民主、共産、社民が対立候補の元県議を推薦した。

自・民が宮古で火花 2県議報告会に知事、市長ら
>>369
 宮古市内で28日夜、自民党の平沼健県議と民主党の伊藤勢至県議の県政報告会がそれぞれ開かれた。平沼氏の報告会には岩手2区自民党現職鈴木俊一氏(55)や熊坂義裕宮古市長らが出席…。一方、伊藤氏の報告会には達増知事や次期衆院選岩手2区に民主党公認で出馬予定の新人畑浩治氏(45)とともに同日、宮古市長選への出馬を表明した宮古市議の坂下正明氏(57)も出席し、支持を訴えた。

選挙:宮古市長選 告示へ1カ月 新人2氏、一騎打ちの公算 /岩手
>>491
 ◇共に「市民党的立場」掲げ
 任期満了に伴う宮古市長選(6月21日告示、28日投開票)の告示まで1カ月となった。これまで立候補を表明しているのは前市議の坂下正明氏(57)と前市教育委員長の山本正徳氏(53)のいずれも無所属の新人2人で、両氏による一騎打ちの公算が大きい。民主党が坂下氏を推薦するのに対し、自民党は山本氏を支援。次期衆院選岩手2区の両党対決を反映する図式だが、両氏の出馬表明が3、4月と出遅れた影響で有権者の関心はもう一つだ。
 ◇前市議・坂下氏−−民主推薦
 ◇前教育委員長・山本氏−−自民支援
 山本氏には宮古歯科医師会、宮古医師会、宮古薬剤師会が全面支援する。10日に開かれた2区現職の鈴木俊一衆院議員の後援会と自民党2区支部の拡大役員会では、鈴木議員らが支援を確約した。14日の後援会事務所(末広町)開きには地元選出の平沼健・自民党県議らが駆け付けた。

宮古市長選 総選挙の前哨戦
2009年06月17日
>>538

 市長選挙の事務所開きに、県内選出の参院議員が4人中3人、顔をそろえた。
 5月24日、宮古市長選に立候補を予定する前市議坂下正明氏(57)の事務所開き。民主党参院議員の工藤堅太郎、平野達男、藤原良信の3氏が駆けつけた。さらに佐々木順一・県連幹事長ら県議や市議らも集まり「挙党態勢」ぶりをアピールした。
   ◇
 「比例(の東北ブロック)で2議席取るぞ、鈴木俊一勝つぞ、市長選、山本勝つぞ」
 宮古市内で13日に開かれた公明党の時局講演会でも、話題の中心は市長選だった。
 自民系の熊坂義裕市長や自民党系県議、市議ら十数人が招かれ、「熊坂市政の継承」を訴え立候補を予定する歯科医師で前市教育委員長の山本正徳氏(53)も登壇し、存在をアピールした。
   ◇
 自民党が県内で唯一、議席を持つ衆院選岩手2区で人口が最も多い市の首長選だけに、与野党とも総選挙の「前哨戦」と位置づけている。
 05年7月の前回市長選で、民主系候補は6600票差で敗れた。その年9月の総選挙でも、民主党候補は宮古市で7千票差を付けられた。市長選は総選挙への大きなステップとなるだけに、民主党県連の工藤代表は「国政を見据えて戦う」と語る。

 坂下氏は3月28日、同市内のホテルで立候補を表明。同じ日に達増拓也知事も出席した民主党県議の県政報告会で、立候補予定者として紹介された。達増知事の後援会宮古支部長でもある坂下氏のミニ集会には県選出参院議員も応援演説している。今月14日には、次期衆院選2区に立候補を予定する畑浩治氏が出席し、…あいさつした。

 一方、山本氏は4月25日、岩手2区選出の鈴木俊一衆院議員や熊坂氏も出席した宮古歯科医師会総会で出馬表明した。…政党推薦は受けていない。だが、7日の旧田老町でのミニ集会では、鈴木衆院議員が出席し激励。市外からも自民党県議らが応援に入っている。
 同市長選には元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)も立候補を表明している。後援会などは組織せず、支持を広げようと市内を回っている。

549とはずがたり:2009/06/20(土) 00:20:21
其れにしても酷い経済状況やなぁ。
国民の生き血を吸って生きてる自公の支援を漫然としてるからや。民主を支持して発展する北上〜水沢辺りを見倣いたい。

宮古新市長選 課題は山積み
2009年06月19日
>>544

【人口減】
 宮古市の1日現在の人口は5万7879人。05年6月の人口は6万1188人。4年間で3309人減ったことになる。

 市の人口減少は出生から死亡を引いた自然減より、転入者から転出者を引いた社会減の方が上回る。

 雇用面では、宮古公共職業安定所の有効求人倍率は、昨年9月が0・61だったのが、今年3月は0・34まで落ち込んだ。4月は0・35だった。

【観光客減】
 陸中海岸国立公園を抱える観光面も下降の一途だ。観光名所「浄土ケ浜」を抱える宮古市(旧田老町などを含まない旧宮古市の部分)は92年、観光客の入り込み数が152万人を超えていた。それが、昨年は82万人だった。
 市が所有する「グリーンピア田老」の宿泊施設の委託先企業は、経営不振を理由に今年9月末で撤退することになった。従業員73人がいるまま、いまだに後継委託先が決まっていない。また、市が浄土ケ浜で土地を貸している民間ホテルも経営破綻し、民事再生手続きを始めた。

 【市街地対策】
 末広町商店街振興組合(佐香英一理事長)によると、現在の空き店舗と空き地は18カ所で、この4年間で約10カ所が空いたという。組合のメンバーの年齢も60歳代近くなっているという。同組合は商店街の通りの歩道設置を求めてきたが、いまだに実現されていない。 佐香理事長は「これまでの政策は郊外ばかり進めてきた。中心部に市営住宅をつくるなど市街地の定住人口を減らさない対策をしてもらいたい」と話す。

550千葉9区:2009/06/20(土) 10:29:35
典型的な寂れた田舎町ですからね・・・
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090620t31022.htm
観光・水産の活性化急務 宮古市長選あす告示

 任期満了に伴う岩手県宮古市長選(28日投票)が21日、告示される。いずれも無所属新人で、元市議の坂下正明氏(57)、元市教育委員長の山本正徳氏(53)、元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)が立候補を表明。選挙戦は事実上、市政の転換を訴える坂下氏と、現職熊坂義裕氏の後継の山本氏の一騎打ちとなりそうだ。三陸沿岸の拠点都市を目指しながら、近年は観光や水産など基幹産業が低迷し、人口減少も歯止めがかからない。市政の課題を探った。(宮古支局・阪本直人)

<若者暮らせる街に>
 告示前から市内各地でほぼ毎晩開かれる各候補予定者のミニ集会。政策の訴えに熱心に耳を傾け、メモを取っていた市内の自治会長(67)は「若い人たちが地元に残って暮らせる街にしてほしい」と語った。

 2005年6月に旧田老町、旧新里村と合併した宮古市。人口は合併当初の6万1188人から5万7879人(1日現在)に減少した。世代別の構成割合は4年間で、ゼロ〜14歳が13.5%から12.7%に下がり、逆に65歳以上は25.7%から29.1%に上がった。

 「地域を回ると、高齢者の一人暮らしがだいぶ増えた。親を残して外に出て行った人が30、40代になって帰って来ようとしても仕事がない。何とかならないものか」と自治会長はため息をついた。

<有効求人倍率0.35倍>
 市の基幹産業は昨年、景気悪化や地震で大きな打撃を受けた。観光業は岩手・宮城内陸と岩手沿岸北部の二つの地震による風評被害もあり、宿泊客が大幅に減少。観光客数は前年比11.8%減の145万8000人に落ち込んだ。今年に入り、グリーンピア田老の宿泊運営委託業者の撤退、老舗の浄土ケ浜パークホテルの民事再生法適用など暗い影が差す。

 製造業は主力の金型・コネクター産業などで、昨年末から2月にかけ14社252人の雇用調整が発生。今春以降も厳しい状況で、4月の宮古職業安定所管内の有効求人倍率は0.35倍と「かつてない低い数字」(市産業振興部)。同職安は「離職者を呼び戻す企業も一部で出始めたが、好転していない」という。

 水産業も昨年は定置の秋サケ漁が海流の影響で不振だった。市魚市場の昨年度の水揚げ高は約5万3200トン、約75億円で「最近10年はほぼ横ばいの状態」と市水産課。市場の水揚げは半数以上をタラやサンマなどの廻来(かいらい)船が占め、市は廻来船誘致策を積極的に進める。市魚市場の得田博総務部長は「水揚げ増加のためには廻来船誘致に加え、加工業者の施設拡充への行政支援が必要だ。雇用を生み出すことにもなる」と話す。

<商店街疲弊激しく>
 マニフェストを発表した坂下、山本両氏は、ともに経済、産業振興と子育て環境の充実を政策の柱に据える。18日には、市中心部の末広町商店街振興組合が両氏を招いて政策懇談会を開いた。

 主催した同組合の佐香英一理事長は「十数年で地価は大きく下落し、商店街の疲弊は激しい。街の空洞化をどうするのか。その対策も示してもらいたい」と注文する。

 来年1月1日には川井村が編入合併し、面積約1260平方キロメートルの県内で最も広い自治体となる同市。新市長の手腕にかかる期待は大きい。



2009年06月20日土曜日

551千葉9区:2009/06/21(日) 16:50:30
>>322-323>>480
この人は平みたいですね。
平vs小名浜は平郵優勢で来てるってことなんでしょうか?
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090621ddlk07010089000c.html
選挙:いわき市長選 渡辺県議が出馬意向 後援会要請で /福島
 いわき市長選(9月6日告示、13日投開票)で20日、自民党県議の渡辺敬夫氏(63)が出馬の意向を示した。同日、いわき市内で開かれた後援会の会合で出馬要請を受けた渡辺氏は「皆さんの熱い思いを重く受け止める。早い時期に判断させてほしい」などと述べ、これまでより踏み込んだ発言をした。

 会議後、渡辺氏は「後援会以外にも選挙の組織があり、相談する人もいる。協議した上で、なるべく早くイエスノーをはっきりさせたい」と述べた。

 渡辺氏は同市議から91年に同市選挙区選出の県議に初当選。現在5期目で県議会議長も務めた。

 同市長選では、現職の櫛田一男氏(71)が再選を目指して立候補する意向を表明している。【田中英雄】

552千葉9区:2009/06/21(日) 16:52:10
>自民は青木が平、吉田は小名浜、渡辺は平と市北部、清水は常磐、坂本は勿来地区を基盤に、それぞれ票固めに余念がない。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/kikaku/078/4.htm
顔ぶれと展望 県議選2007 トップ
(4)いわき市、双葉郡など
いわき…自共議席増狙う 双葉…2現職に民主挑む
■いわき市 

 前回は自民が6議席を占めたが、2005年のいわき市長選に伴って櫛田一男が引退するなどし、現職は5人。新人の擁立で前回と同じ6議席を狙うが、民主、共産も現職や実力者をそれぞれ2人擁立しており、勝敗の行方は混とんとしている。

 自民は青木が平、吉田は小名浜、渡辺は平と市北部、清水は常磐、坂本は勿来地区を基盤に、それぞれ票固めに余念がない。新人の斉藤は地盤の小名浜が吉田と重なるだけに、他地区でもこまめに座談会を開くなど、全域を対象に支持者開拓に奔走する。

 前回は最下位当選の民主の中村は、確固とした地盤を持たないだけに連合からの支援に加え、いかに浮動票を取り込むかに腐心している。県議補選で初当選してから1年半の佐藤は、地元の内郷、常磐地区を手堅くまとめる。

 前回2万票に迫る勢いでトップ当選した公明の中島は、公明票を基礎に堅調な戦い。共産の長谷部は、平、小名浜を中心に支持拡大を目指す。市議を7期務めた新人の宮川は、勿来地区を中心に個人的な支持者が多く、演説会などを精力的にこなす。西丸は出身の自治労と常磐地区の支持を固めている。

■原町市 

 3期目を目指す太田以外に出馬の動きはない。

■相馬市 

 無風と見られていたが、自民現職の斎藤に、無所属牛渡が急きょ名乗りを上げ、一騎打ちの様相になっている。斎藤は市内各地区でミニ集会などを開き、従来からの支持者固めに動く。牛渡は市議選への出馬を取りやめ、民主の推薦を得て県議選に挑む。

■双葉郡 

 2期目を目指す自民の馬場と、昨年11月の県議補選で当選した吉田という郡北部の浪江町に地盤を持つ現職2人に、民主の新人で南部の富岡町出身の坂本が挑む。昨年の補選で自民公認ながら惜敗した猪狩芳樹が今回は出馬を見送ったため、猪狩の獲得票約1万2000票の行方が焦点になる。自民党双葉郡総支部長でもある馬場は同区唯一の自民公認として自民支持層の取り込みに力を注ぐ。吉田も自民系で、補選以上の得票を目指している。ともに地盤とする浪江町の自民支持層の動向が注目される。坂本は連合や社民系の支援に加え、「南部からも当選者を」と、幅広い層への食い込みを図っている。

■相馬郡 

 6期目を目指す加藤以外に立候補の動きはない。(敬称略、おわり)

553千葉9区:2009/06/21(日) 19:39:01
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000906180005
入札制度改革VS医療無料化/建設業協会
2009年06月18日

 県建設業協会宮古支部は17日、宮古市長選で自民、公明が支援する歯科医師の山本正徳氏(53)に推薦を出した。


 「こちらから働きかけはしないが、山本氏から要請がきたら出すことにしていた」と関係者は言う。


 同支部はその10日ほど前、もう一人の有力候補の前民主系市議の坂下正明氏(57)=民主、社民推薦=にも推薦を出していた。


 結果的には両者に推薦を出すこととなったが、国政選挙では自民党を推す同支部が、民主系候補への推薦を先行させていた。


    ◇


 「基本は宮古の業者を優先するので、信用してほしい」


 坂下氏は16日、建設業協会宮古支部などの建設業者ら約40人との意見交換会で言った。


 坂下氏が選挙の争点にしようとしているのは、市の入札制度だ。マニフェストで市の入札では市内業者を優先させることを掲げた。「できるかぎり市内の業者で賄い、地域内で経済を循環させ活性化させる」という。


 一方、山本氏は小学生までの医療費無料化を目玉に掲げる。入札についてはマニフェストになく「地元業者が活躍できる制度を勉強する」という。


 現職の熊坂義裕市長は競争による公正な入札を方針に制度を変え、07〜09年度は条件付き一般競争入札を導入した。市外の業者も自由に参加できるようにする一方、市内業者には市独自の「主観点」と呼ばれる点数を加え、ゲタを履かせた。市内業者はこの合計点が良ければ、県のランク付けでは応札できない価格の工事にも応札できる。


 市契約検査課によると、08年度の公共工事の市内業者と市内に営業所を置く業者の受注率は96%という。予定価格(入札の上限価格)と落札価格を比べた平均落札率は、07年度は86・8%、08年度が89・9%と9割を切り、以前より安くなっているという。全国市民オンブズマン連絡会議は、落札率を談合の有無の指標としており、90%を超える場合は「談合の疑いがある」とみている。今の宮古市では談合の可能性は低いということになる。


 一方、業者の間では低価格化や競争の激化を巡る不満がくすぶる。ある業者は「宮古は(自民の)鈴木俊一さんの選挙区で、県内では与党の最後の牙城だ。与党の大きな影を見ながらも、業者は今の入札制度に疲れている」といい「坂下さんの入札改革の理念は魅力だ」と話す。


 別の地元業者は「国政では当然、政権与党をやらないといけない。市長選では先に坂下さんから推薦要請があったし、坂下さんが入札制度を変えると言っているから(推薦を出した)」と話す。


 山本氏は建設業協会宮古支部に17日に推薦要請を出し、即日受理された。要請した理由を山本氏は「私も建設業界のことを考えているという意思表示のため」と話す。


 建設業界が自民ではなく民主だけを推す「ねじれ」は、形の上では消えた。


 同市長選には元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)も立候補を表明しているが、マニフェストは作っていない。

554二階席:2009/06/21(日) 22:15:52
取り急ぎ、メモ。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090621215805.asp

松橋氏が当選確実/田子町長選

 任期満了に伴う田子町長選は21日、投開票が行われ、現職の松橋良則氏(65)が当選確実となった。

555千葉9区:2009/06/21(日) 22:18:41
ありゃ、秀吉負けですか

556千葉9区:2009/06/22(月) 20:56:22
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000906220003
田子町長選 松橋氏が再選
2009年06月22日

 田子町長選は21日、町内12カ所で投票が行われ、即日開票の結果、現職で内装会社役員の松橋良則氏(65)が新顔の観光ホテル経営羽柴秀吉氏(59)=いずれも無所属=を破り、再選を果たした。当日有権者数は5724人で、投票率は過去最低だった前回(77・72%)をさらに下回る73・78%だった。


 当初は無投票かとみられていたが、告示の約3週間前に羽柴氏が立候補を表明し、選挙戦となった。財政健全化と企業誘致、若者の雇用対策などの必要性では2人の候補の間に相違はなく、どちらが町のリーダーにふさわしいかが問われた。


 松橋氏は、1期目の4年間で財政を健全化の方向に導いた実績を強調。町議10人のうち半数以上からも支持を受けて、優位に選挙戦を進めた。羽柴氏が町外の出身であることから、地元で生まれ育ったことも強調して「良識のある一票を」と訴え、幅広い住民の支持を得た。


 羽柴氏は、前回の町長選で松橋氏の対立候補だった町議らの支援を受けた。「よそ者ならではの発想ができる」と訴えたが、及ばなかった。


■田子町長選の得票■
 当3,339 松橋 良則 65 無現
    815 羽柴 秀吉 59 無新
              =確定得票

557秋田2区の名無し:2009/06/22(月) 21:34:18
 すごい差ですねぇ。
 夕張の接戦がウソみたいです。

558とはずがたり:2009/06/23(火) 18:03:53
選挙:鹿角市長選 現新3氏が立候補 経済振興など争点に /秋田
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090622ddlk05010004000c.html

 任期満了に伴う鹿角市長選が21日告示された。立候補したのは届け出順に、新人で元総合病院臨床検査技師の柏木修次氏(61)▽再選を目指す現職で全国市長会理事の児玉一氏(62)▽新人で前市議の石川徹氏(44)の無所属の3人=写真は右から届け出順。

 現市政の継続か転換かが最大の焦点となっており、経済振興や行政改革、地域医療のあり方などをめぐって論戦を繰り広げる。投票は28日に69カ所であり、午後8時15分から市記念スポーツセンターで即日開票される。20日現在の選挙人名簿登録者数は3万303人(男1万3974人、女1万6329人)。【村川幸夫、野原寛史】

 ●柏木氏

 柏木氏は自らが運転する軽自動車の選挙カーで午前10時半、JR鹿角花輪駅前に乗り付けて第一声を上げた。

 医療現場に約30年間勤めた経験から「医師不足が深刻で、これを解消するため今までの経験を生かしたい」と述べた。さらに地域経済について「雇用が伴えば市政発展や福祉にも効果を表すので、生活の糧である雇用対策と医療、福祉対応にがんばる」と支持を訴えた。

 ●児玉氏

 児玉氏は午前9時過ぎ、市役所に近い選挙事務所前で約200人の市民を前にマイクを握った。

 「第一の公約は経済雇用対策だ。市独自に18億円の財政出動をして経済政策を実行する」と強調。「企業の立地や商工業、観光の連携で4年間で300人の雇用創出を図る」と訴えた。さらに「産業力や地域力を柱に6目標の実現にがんばる」とし、「行政コストを5億円削減し、教育や福祉に振り向ける」と力説した。

 ●石川氏

 石川氏は午前9時半から、十和田地区にある選挙事務所前で出陣式をした。約130人の支持者に向かい「厳しいながらも活力に満ちた自治体は、トップに立つ人間が時代と地域にふさわしい政策を明確に打ち出している」と指摘。「立候補表明から3カ月間、市民の皆さんと少しでも接点を持とうと自転車と徒歩で1万3000世帯を回ってきた。有権者の皆さんとお話しして作った政策を実現したい」と話し、市の閉塞(へいそく)感打破を訴えた。

==============
柏木修次(かしわぎ・しゅうじ) 61 無新
 [元]県厚生連鹿角組合総合病院臨床検査技師[歴]杏林学園短大

児玉一(こだま・ひとし) 62 無現(1)
 全国市長会理事▽全国国土調査協会副会長[歴]市総務部長・助役▽県市長会副会長▽十和田高

石川徹(いしかわ・とおる) 44 無新
 鹿角サッカー協会長[歴]市議3期▽市議会総務財政委員長・産業経済委員長▽明大


毎日新聞 2009年6月22日 地方版

559千葉9区:2009/06/23(火) 21:58:37
>無所属1人を除いた6会派の代表者が22日、申し合わせた。
つまり自民もか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090622-OYT8T01158.htm
市長問責決議案あす提出へ
仙台市会タクシー券問題で6会派
 仙台市の梅原克彦市長のタクシー券問題で、同市議会各会派は22日、「説明責任が果たされていない」として、梅原市長の問責決議案を、議会最終日の24日に提出する方針を決めた。無所属1人を除いた6会派の代表者が22日、申し合わせた。24日の市議会で可決される見通しだ。

 タクシー券問題では、昨年12月以降、市議会の本会議や常任委員会、議員協議会で、使途や経路が不明な市長のタクシー券を追及。市長の発言が二転三転し、「記憶がない」などあいまいな答弁を繰り返したことから、市長に対する反発が広がっていた。

 今回の議会の代表質問や一般質問で、市長が謝罪したものの、明確な回答が得られなかったとして、「説明責任が果たされておらず、市政に対する市民の信頼を損ねた」とした。

(2009年6月23日 読売新聞)

560とはずがたり:2009/06/24(水) 15:30:37

仙北市、議員定数2減の「22」に 議会で可決
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090623m

 仙北市議会は23日、追加提案した09年度一般会計補正予算案、議員発議の議員定数条例改正案など16件を可決し閉会した。

 条例の改正は、議員定数を現行の24から22に減らす内容で、起立採決(議長除く、欠席1、欠員1)の結果、賛成20、反対1で可決した。定数の削減は、会派代表者会議を開くなどして議論を重ねてきた。

 新定数は来春の改選から適用される。
(2009/06/23 20:20 更新)

561千葉9区:2009/06/24(水) 22:51:58
>市議会(定数60)の無所属を除く全6会派の代表が提出。起立採決の結果、47人が賛成した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009062401000719.html
仙台市長の問責決議可決 タクシー券使用問題で
2009年6月24日 18時09分

 仙台市議会は24日の本会議で、不明朗なタクシー券使用問題で説明責任を果たさず、市民の信頼を損ねたとして梅原克彦市長(55)に対する問責決議を賛成多数で可決した。梅原市長はタクシー券問題を受け“丸刈り”にして7月の市長選に出馬表明しているが、選挙戦直前の問責決議は大きな痛手となりそうだ。

 梅原市長は市議会閉会後、記者団に「私の不徳の致すところ。大変重く受け止めている」と陳謝。同時に「政策に大きな誤りはないと自負している。あと4年間のチャンスを与えていただけるよう市民に真正面から訴えたい」と再選への意欲をあらためて強調した。

 問責決議は、市議会(定数60)の無所属を除く全6会派の代表が提出。起立採決の結果、47人が賛成した。法的拘束力はない。市議会事務局によると、仙台市長の問責決議は記録がある1958年以降初めて。

 梅原市長の不明朗なタクシー券使用は昨年12月に発覚。市長は行き先未記載分など約260万円を市に返還しているものの、市議会では「記憶が定かでない」などと繰り返し、具体的な説明をしていない。

(共同)

562とはずがたり:2009/06/25(木) 15:31:50
47議員がレッドカード 梅原仙台市長の問責決議
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090625t11030.htm

 タクシーチケットの不適正使用問題で、仙台市議会で24日あった梅原克彦市長問責決議案の採決は、決議案を提出した6会派の47議員がそろって「レッドカード」を突きつけた。その一方、採決を退席、反対した議員からは、問責決議という手法に疑問の声が漏れた。

 最大会派の改革ネット・自民の柿沼敏万会長は決議案の提案理由で「市長としての対応に誠実さがない」「市政の停滞と混乱を招いた」と強く批判した。
 本会議終了後、第二会派の民主クラブ仙台の木村勝好代表は「仙台市議会として極めて異例の決議。議会の意思表示を重く受け止めるべきだ」と強調した。

 7月12日には仙台市長選(26日投票)が告示される。きぼうの鈴木勇治代表と公明党市議団の笠原哲団長は「市長選で市民の審判を仰ぐことになる」と口をそろえた。

 百条委員会の設置動議を否決された社民党市議団の辻隆一代表は「最低限の意思表示はできた」と説明。共産党市議団の福島かずえ団長は「与党会派も最後の最後に梅原市長と決別した」と受け止める。

 一方、採決前に退席した鈴木繁雄議員(改革ネット・自民)は前回市長選で多くの議員が梅原市長を推しながら、市長の政治姿勢を変えられなかった責任に言及。「市長の失職か議会の解散を伴う不信任決議をするべきだ」と強調した。

 決議に反対した大泉鉄之助議員(同)は「政治信条から反対した」と語った。
 石川建治議員(社民党市議団)は所用で本会議を欠席した。問責決議に反対、採決前に退席した議員は次の通り。(敬称略)

 ▽反対 大泉鉄之助、大内久雄、庄子晋、田村稔(改革ネット・自民)▽採決前退席 鈴木繁雄、佐藤正昭、佐竹久美子(改革ネット・自民)、斎藤建雄(民主クラブ仙台)、熊谷善夫、伊藤新治郎(きぼう)、渡辺博(無所属)

◎梅原市長「至らぬ点あった」

 梅原克彦仙台市長は24日、報道関係者の取材に応じ「不徳の致すところ。わたし自身に至らぬ点があった」と述べた。
 任期中、最後の市議会定例会で問責決議案が可決され、梅原市長は「厳しく受け止めている。地方自治の両輪として、議会とはよりコミュニケーションを図らなければならない」と反省点を挙げた。

 市議会には「第三者への譲渡先など説明責任が果たされていない」との批判がいまだにくすぶっている。梅原市長は「記憶が不鮮明で十分な説明ができない」との主張を繰り返した。
 市長選に向けては「一連の経過を市民におわびする。もう一度チャンスを与えてもらえるよう、選挙戦で政策などを真正面から訴えたい」と強調した。


2009年06月25日木曜日

563千葉9区:2009/06/26(金) 21:20:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090626t31020.htm
宮古市長選 与野党対決が過熱 勢い既に総選挙
 任期満了に伴う岩手県宮古市長選(28日投開票)は、次期衆院選の前哨戦の様相を呈している。ともに無所属新人で、元市教育委員長の山本正徳氏(53)と元市議の坂下正明氏(57)による事実上の一騎打ち。山本氏を自民、公明両党、坂下氏を民主、社民両党が応援し、与野党が激しい火花を散らしている。(盛岡総局・久道真一、宮古支局・阪本直人)

 今年最高の気温32.2度を記録した25日、市中心部であった街頭演説会。会場の片隅で耳を傾けた自営業男性(58)が冷ややかに感想を漏らした。「これといった市政の課題はなく争点もない。でも総選挙が近いから、どうしてもその目で見ちゃうよね」

 一方、政党関係者は熱い。宮古市を含む衆院岩手2区は県内4小選挙区で唯一、自民党が議席を持つ。自民党宮古支部が支援し、公明党岩手第3総支部が支持する山本氏と、民主党県連と社民党県連が推薦する坂下氏との激突は与野党対決の構図を浮かび上がらせる。

<政党色前面に>
 21日の山本氏の第一声には自民党の鈴木俊一衆院議員(岩手2区)、熊坂義裕市長、自民、公明両党の県議、市議らが駆けつけた。マイクを通して「市政の継続」「国政との連携」を盛んに強調する言葉が聞かれた。

 自公両党は当初、「市民党」を掲げる山本氏に配慮。推薦ではなく支部レベルの「支援」「支持」にとどめた。だが告示が近づくにつれ、公明党時局講演会や鈴木氏後援会の集会に山本氏を呼ぶなど、政党色を前面に出す戦いに転換した。

 対する坂下氏の第一声には民主党の国会議員や社民党、連合岩手の幹部らのほか、2区に立候補予定の民主党新人畑浩治氏が参加。マイクを握った同党の藤原良信参院議員は「国政は大きくうねり、政権交代も近い。市民の良識を問いたい」と声を張り上げた。

 坂下氏は出馬に伴い民主党籍を離れたが、今も畑氏の地区後援会長を務める。このため同党参院議員や秘書、県議らが連日宮古入りし、「市長は坂下、国政は畑」と訴える。

<似通った票差>
 衆院選で、鈴木氏と畑氏の対決は2度目。元首相で実父善幸氏(故人)の地盤を継ぎ、7選を目指す鈴木氏は盤石そうに見えるが、2005年の前回衆院選は約2万2000票差。宮古市で鈴木氏が上回ったのは7000票だった。

 その2カ月前に行われた市長選では自公が支援した現職熊坂氏が民主系候補に勝ち、その時が約6600票差。市長選の結果が直後の衆院選に反映しただけに、与野党の応援にも力が入る。

 自民党県連の菊池勲会長は言う。「告示前から県議団を投入し、一つの首長選としては異例の対応を取ってきた。総力戦で何としても勝つ」

 佐々木順一民主党県連幹事長も「前回は現職市長に敗れたが、新人同士の今回は十分に勝算がある。宮古から政権交代を実現する」。
 市長選には、元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)も立候補している。

 ◇宮古市長選立候補者
山本正徳 53 歯科医 無新(自・公支)
坂下正明 57 会社役員 無新(民・社推)
八木常雄 66 無職 無新



2009年06月26日金曜日

564千葉9区:2009/06/26(金) 21:25:56
http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2009/06/25/20090625ddlk04010091000c.html
選択:見えぬ争点・仙台市長選/上 市長問責決議案可決 /宮城
 ◇不満蓄積と求心力低下−−現職続投問う「信任投票」の様相
 仙台市長選(7月26日投開票)があと1カ月余りに迫った。候補予定者もほぼ出そろい、現職対新人の選挙構図は固まった。だが、前回選挙(05年)での「地下鉄東西線建設推進」のような明確な争点は浮かんでいないのが現状だ。仙台市議会は24日に現職の梅原克彦市長への問責決議を可決。市長選は現職続投の是非を問う「信任投票」の様相を帯びつつある。市長選前の現状を探った。【高橋宗男、須藤唯哉】

 「梅原市長に対する問責決議案に賛成の諸君は起立を求めます」。仙台市議会第2回定例会最終日の24日、野田譲議長が促すと、議長と退席した議員を除く51議員中47人が立ち上がった。決議が可決された瞬間、梅原市長は議員らをちらりと横目に見て、口を固く結んだ。

 決議案は市議会の全6会派代表が連名で提出した。市議会は市長のタクシーチケット不適切使用問題を巡って半年にわたり真相究明を図ってきたが、市長は説明責任を果たさず、市政に対する市民の信頼を大きく損ねたと指摘。「責任者たる市長としての対応には誠実さがなく、はなはだ遺憾である」と強調し、「議会は梅原克彦市長に猛省を促すとともに、その責任を強く問う」と結んでいる。

 梅原市長は今月13日、タクシーチケット問題で説明責任を果たせなかった「おわびの印」として丸刈り頭で記者会見し、市長選に出馬、再選を目指すと表明した。しかし、市議会からは定例会の会期中にあえて議会以外の場を選び出馬を表明したとして「議会軽視」の声が出た。「幼稚なパフォーマンス」との厳しい叱責(しっせき)も飛んだ。

 市長選の投票日まで1カ月余りのこの時期に、事実上の「不信任決議」に等しい問責決議を提出することに異論がなかったわけではない。退席した議員の一人は「議会を政局の場にすべきではない」という。

 だが、保守系第3会派「きぼう」の鈴木勇治代表は「議会としてもけじめが必要。あなたとはもう一緒に歩めないという決別状だ」と解説した。

 ◇  ◇  ◇
 05年の前回市長選で市議60人のうち44人の支持を得て初当選した梅原市長だが、蜜月に近かったスタート時の風景は1期目のゴール地点で完全に色あせてしまった。だがなぜ、ここまでこじれてしまったのか。

 タクシーチケット問題で「記憶が不鮮明」と繰り返した答弁が、「不誠実」と映ったことは間違いない。だがそれ以外にも、県立高校の一律共学化に反対する市長が深夜に県教育長の自宅を訪ね手紙を渡した行為など、「我の強い独断的手法」への不満が周囲に蓄積され、議会のみならず市役所内部でも求心力が低下していった。

 「報道を見て残念に思うのは(梅原市長の)実績を一つも評価していないところだ」。今月18日に仙台市青葉区内のホテルで開かれた梅原市長の激励会で、支持者らは不満を噴出させ、同時に「梅ちゃんと呼ばれる親しみやすさも必要」といった声が相次いだ。

 議会と対立し、四面楚歌(しめんそか)にも見える状況に追い込まれた梅原市長だが、出馬への恐怖心がないかと尋ねるとこう答えた。「全くない」

565千葉9区:2009/06/26(金) 21:26:39
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090626ddlk04010177000c.html
選択:見えぬ争点・仙台市長選/下 希薄な政策論争と政党色 /宮城
 ◇市民の関心にブレーキ「内輪のもめ事に見えるかも」
 「仙台市を覆う黒い雲を追い払いたい」

 前仙台市副市長の奥山恵美子氏(58)は24日朝、JR仙台駅近くの路上で通勤途中の市民に手を振り、そう訴えた。この日、市議会が梅原克彦市長(55)に対する問責決議を可決。奥山氏は翌朝、「由々しい事態。市政の危機を象徴している」と指摘し、現市政を覆う閉塞(へいそく)感の払しょくを訴えの中心に据える。

 梅原市長との路線対立から今年3月に副市長を辞任した奥山氏。今月5日に市長選への出馬を表明し、19日には政策骨子を発表した。個別の政策は来月上旬までにまとめる方針だが、「市民の日常生活を支えるのが市政」と述べ、梅原市政の政策を6〜7割は継続していく考えを示した。強調したのは「同じ施策でもソフトの手法に違いが出る」点だ。

 「誰が出ても目指すところは一緒。ただどうやってそこにたどり着くかはそれぞれ」。民主党の市議はそう解説する。

 現職市長と前副市長という選挙の構図に対し、市議の柳橋邦彦氏(68)は「内輪のケンカに市民を巻き込むのは到底許せない」と異論を唱え、今月12日に出馬表明した。梅原市長まで3代続いた「役所出身」からの脱却が必要と強調し、「官から民」のスローガンを掲げる。

 5月9日に立候補を表明した市議の渡辺博氏(59)も「市長には民間の感覚が必要」と訴える。「奥山氏は副市長として市長の暴走を止められなかった。その責任は重い」と指摘し、「市民生活の中から出た初代市長を目指す」と意気込んでいる。

  ◇  ◇  ◇

 「衆院選が重なってくるかもしれない。女性候補同士、連携できないか」

 梅原市長の支援グループが青葉区内で事務所開きを行っていた今月20日午後、奥山氏は民主党選出衆院議員、郡和子氏の事務所を訪れ、こう打診した。

 衆院の解散、総選挙が迫る中、先月のさいたま市、今月の千葉市と相次いだ政令市長選で民主への追い風が明らかになった。だが仙台市長選では、衆院選の前哨戦となる「自・公対民主」の構図は成立しそうにない。

 民主党県連が奥山氏支援をいち早く打ち出すと、前回市長選(05年)で梅原市長を支持した自民と公明は今回の市長選で「自主投票」を決定した。共産党も現段階で候補を立てておらず「(擁立しない場合は)各候補の政策を見極める」方針だ。

 元市議会議長として人望もある柳橋氏の下には、少なくない保守系市議が参じるとみられている。保守層の切り崩しを狙う奥山氏は「あまり民主が表に出過ぎると公明が引いてしまう」と、民主色を打ち出すことへの戸惑いを郡氏に打ち明けた。

 政策論争と政党色の希薄さが、市長選に対する市民の関心にブレーキをかけているようにもみえる。「市長と前副市長、それに2人の市議。市民にしたら内輪のもめ事に見えるのかもしれない」。市職員の1人が自嘲(じちょう)気味に語った。【高橋宗男、伊藤絵理子、須藤唯哉】

566千葉9区:2009/06/28(日) 20:39:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090627-OYT8T00083.htm
議長、副議長を不信任
北秋田市議会 市民病院問題で説明怠る
 10月開業の北秋田市民病院の赤字を市が全額負担する方針を示している問題で、市議会の吉岡興議長と庄司憲三郎副議長が、病院を運営するJA秋田厚生連が、赤字を負担するとしていた基本協定を結ぶことはできないと、岸部陞前市長から説明を受けていたのに議会に報告していなかったことが26日、わかった。この日の議会では、議長、副議長の不信任決議案が提案され、賛成14、反対10の賛成多数で可決された。不信任に法的拘束力はない。

 不信任決議案を提出した武藤忠孝市議によると、議長と副議長は4月中旬、退任間際の岸部前市長から、市は赤字を負担できないと主張したが、厚生連に受け入れてもらえず、「基本協定を任期中に結ぶという約束を果たせなくなった」と報告を受けた。しかし、議会運営委員会を開かず、市議会には説明しなかった。

 6月に初めて事情を知った市議らから議長の責任を問う声が上がっていた。

 吉岡議長は決議後、「こうした事態を招き、議会に申し訳ない。今後のことはゆっくり考えたい」と謝罪し、体調不良を理由に退場した。

 市議会はこの日、議員定数を減らす決議案を反対多数で否決。一般会計補正予算案などを可決し、閉会した。

(2009年6月27日 読売新聞)

567秋田2区の名無し:2009/06/28(日) 21:44:46
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090628o
鹿角市長選、児玉氏が再選果たす
 任期満了(7月2日)に伴う鹿角市長選は28日、市内69カ所で投票を行い、午後8時15分から市記念スポーツセンターで即日開票された。その結果、現職の児玉一氏(62)が1万1199票を獲得、次点の元市議の石川徹氏(44)に1610票差をつけ、元病院臨床検査技師で無職の柏木修次氏(61)を含む三つどもえの戦いを制し、再選を果たした。

 投票率は、過去最低だった2005年の前回を22ポイント上回る71・39%で、2番目の低さとなった。

568千葉9区:2009/06/28(日) 22:07:37
804 :無党派さん:2009/06/28(日) 21:44:12 ID:rlIplkkj
岩手宮古市長選、山本正徳(自民推)当確

569千葉9区:2009/06/28(日) 22:09:32
ソースあった
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090628t31033.htm
宮古市長選 山本氏が初当選
 任期満了に伴う岩手県宮古市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市教育委員長山本正徳氏(53)が、いずれも無所属新人で元市議の坂下正明氏(57)=民主、社民推薦=、元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)を破り、初当選した。

 山本氏は産業と教育の振興、小学生までの医療費無料化を訴えた。自民、公明各支部の支援と支持を得て、各層から幅広く集票した。
 投票率は67・23%で、前回を9・13ポイント下回った。当日の有権者は4万7296人。

<山本正徳(やまもと・まさのり)>53無新 
開業医(歯科医、市教育委員長)宮古市、岩手医大=《自》《公》



2009年06月28日日曜日

570いなばやま:2009/06/28(日) 23:47:29
>>569
ソースはザ・選挙だが
宮古市議補選、共産党公認候補が勝利らしい

岩手独特の自・共協力か

それにしてもびっくりだわ

571とはずがたり:2009/06/28(日) 23:59:03
>>570
へぇ。。此れ↓っすね。
それあるのかも知れませんね〜。

后子ちゃん圧勝か〜

http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0906/0906280987/1.php

6月28日の開票速報(宮古市、鹿角市、横須賀市、魚沼市、宇部市)
「ザ・選挙」編集部2009/06/28
 6月28日に投票が行われたのは5市の7選挙。いずれも同日夜に開票の予定で、「ザ・選挙」編集部は、開票結果が判明次第、このページで開票結果を速報します。

 今週告示された選挙のうち、4町村の6選挙はいずれも立候補者が定数を越えず無投票での当選が決定しています。これらの選挙も併せて掲載します。

(■は28日投票の選挙、■■■は結果判明済み、□□□は無投票当選の選挙)

□□□礼文町長選挙(北海道) 現職の小野徹氏(58)が連続無投票で再選 ⇒結果
□□□礼文町議会議員選挙(北海道) 定数10に立候補者も10人、全員無投票当選 ⇒結果
□□□新篠津村長選挙(北海道) 現職の東出輝一氏(62)が連続無投票で再選 ⇒結果
□□□新篠津村議会議員補欠選挙(北海道) 定数1に立候補者も1 ⇒結果
■■■宮古市長選挙(岩手県) 自公支援の山本正徳氏が民主・社民推薦の前市議を破る ⇒結果
■■■宮古市議会議員補欠選挙(岩手県) 共産の元職落合久三氏が当選 ⇒結果
■■■鹿角市長選挙(秋田県) 現職の児玉一氏が再選 44歳前市議の善戦及ばず ⇒結果
■■■横須賀市長選挙(神奈川県) 無党派・33歳の吉田雄人氏が現職破る ⇒詳細
■魚沼市議会議員選挙(新潟県) 定数24に29人(現職15、新人12、元職2)が立候補 ⇒詳細
■■■宇部市長選挙(山口県) 環境派元県議の久保田后子氏が圧倒的な初当選 ⇒結果
■宇部市議会議員補欠選挙(山口県) 定数3に4人(新人2、元職2)が立候補 ⇒詳細
□□□津奈木町長選挙(熊本県) 現職の西川裕氏(63)が連続無投票で5選 ⇒結果
□□□和泊町長選挙(鹿児島県) 現職の伊地知実利氏(65)が無投票で再選 ⇒結果

572名無しさん:2009/06/29(月) 01:01:47
>>570-571
これは驚愕…共産圧勝ですね。
新市長より得票が多いですよ。

17024 落合久三 61 共産 元 政党役員
11863 武蔵和夫 50 無所属 新 税理士
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/3/00010234.html

573名無しさん:2009/06/29(月) 02:03:16
武蔵氏は告示当日急遽立候補したから負けて当然
むしろこれだけ取れているほうが不思議

574とはずがたり:2009/06/29(月) 02:26:38
>>573
市長選への影響を恐れて自公も民主も補選の候補者を立てられなかったと云う事でしょうか?

選挙:宮古市長選/宮古市議補選 市長選、新人3氏が立候補−−告示 /岩手
 ◇市政継続、刷新争点に
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090622ddlk03010022000c.html

 任期満了(7月2日)に伴う宮古市長選は21日告示され、前市教育委員長で歯科医師の山本正徳氏(53)と、前市議で海産物加工販売会社社長、坂下正明氏(57)=民主、社民推薦、元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)の、いずれも無所属の新人3人が立候補を届け出た。新人同士の戦いは現職の死去で3人が争った81年以来となる。【鬼山親芳、岸本桂司】

 山本候補はJR宮古駅前で「熊坂市政を継続、発展させ、雇用対策や住み良い町づくりに取り組んでいく」と第一声を放った。
 坂下候補は、宮古市南町の選挙事務所前で第一声。「争点は市政の継続か改革かだ。流れを変えよう」と訴えた。
 昨年秋からの不況の直撃を受けたコネクター産業や水産、観光、商工、建設業などの雇用確保策が最大の争点となる。
 投票は28日、市内50カ所で行われ、午後8時10分から市民総合体育館で即日開票される。20日現在の有権者数は4万8062人(男2万2484人、女2万5578人)。

 ◇市政継承、住みよい町を−−山本正徳氏

 雇用対策は国、県と協力して生活支援、資格取得の施策を講じる。小学6年生までの医療費の無料化も所得制限なしで実現したい。あすの宮古市を担う子どもらが幸せになるよう教育にも力を入れる。県立宮古病院の医師不足については出身の岩手医大の支援を得て確保に努める。中心市街地ににぎわいを取り戻さなければならない。小さいころから1人でやる競技よりも野球やサッカーなどみんなでやるスポーツが好きだった。熊坂市政を引き継ぎ、市民と手を携え、子どもからお年寄りまでが安心して暮らせる住み良い町を築いていきたい。【鬼山親芳】

 ◇流れ変え、市民が主役に−−坂下正明氏

 今の市の経済産業は、大変厳しい状態にある。「地元でできることは地元で」を合言葉に、入札制度を見直して地元の中小業者を支援する。地産地消を推進し、第一次産業を振興する。観光産業を強化し交流人口の拡大に努める。子育て支援策として、中学生までの医療費を無料にする。今度の選挙の争点は今の市政の継続か、改革か。産業振興をうたいながら、地元の商工業者を活気立ててこなかった今の市政では、市の経済を立ち直らせることはできない。政治の流れを変えて、市民が主役の政治を推し進めていかなければいけない。【岸本桂司】

 ◇市議補選に2氏
 市議補選(改選数1)も21日告示され、無所属の新人で税理士の武蔵和夫氏(50)と、共産党の元市議、落合久三氏(61)の2人が立候補を届け出た。28日投票、即日開票される。
==============
 ◇宮古市長選立候補者(届け出順)
山本正徳(やまもと・まさのり) 53 無新
 山本歯科医院長[歴]宮古歯科医師会副会長▽市教育委員会委員・委員長▽岩手医大
坂下正明(さかした・まさあき) 57 無新
 宮古魚菜市場理事長▽海産物加工販売会社長[歴]市議・教育民生委員長・総務委員長▽中央大=[民][社]
八木常雄(やぎ・つねお) 66 無新
 [元]海上保安庁職員[歴]宮古海運社員▽法大
==============
 ◇宮古市議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
武蔵和夫 50 税理士       無新
落合久三 61 党地区副委長 (2)共元

毎日新聞 2009年6月22日 地方版

575名無しさん:2009/06/29(月) 07:39:36
>>573
無所属推薦とか共産党員無所属とかではなく、公認候補ですからねぇ。
投票所の記載台に、名前と共に「共産党」と書かれている訳です。

共産党への拒否度は、私が考えているより相当落ちていたということでしょうね。

576千葉9区:2009/06/29(月) 22:02:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090629-OYT8T00108.htm?from=dmst3
宮古市長に山本氏 初当選

 宮古市長選は28日、投開票が行われ、いずれも無所属の新人で、歯科医師の山本正徳氏(53)が、前市議の坂下正明氏(57)と元海上保安庁職員の八木常雄氏(66)を破り、初当選した。当日有権者数は4万7296人。投票率は67・23%で、前回の76・36%を下回った。

 市長選は、自民、公明が支援する山本氏と、民主、社民が、推薦する坂下氏の事実上の一騎打ちで、衆院選前哨戦としても注目された。

 山本氏は、熊坂義裕市長の全面的な支援を受け、市議29人のうち自民系を中心に19人が支持。間近に迫る次期衆院選をにらんで、岩手2区選出の自民党の鈴木俊一衆院議員も応援に駆けつけ、支持基盤の宮古医師会や市内3漁協などの票を手堅く固めた。

 当選を決めた山本氏は、事務所に詰めかけた支持者たちに何度も頭を下げ、「まだまだ宮古市は産業振興と雇用を確保する必要がある。これからも熊坂市政の継続・発展に努めたい」と日焼けした顔に満面の笑みを浮かべた。

 一方、坂下氏は、民主党の工藤堅太郎参院議員ら国会議員も連日のように宮古入りして支持を呼びかけたほか、連合岩手も加わり、組織的な運動を展開したが、及ばなかった。

 八木氏は、宮古の活性化を訴えたが、及ばなかった。

〈市議補選は落合氏〉

 宮古市長選と同時に行われた市議補選(欠員1)は、元議員で共産党地区役員の落合久三氏(61)が返り咲いた。

〈山本(やまもと) 正徳(まさのり)氏《1》〉

歯科医師(元)宮古歯科医師会副会長、市教育委員長→岩手医科大歯学部→宮古市→宮古市田老

(2009年6月29日 読売新聞)

577千葉9区:2009/06/29(月) 22:11:28
>>469>>481>>488
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090629t11023.htm
宮城県知事再選戦略 「村井流」注目の夏
 仙台市長選(7月12日告示、26日投票)、次期衆院選と大型選挙が続く宮城県で、秋に任期満了を迎える村井嘉浩知事の動向が注視されている。複雑な構図となった市長選では中立を保ち、迫る衆院選では自民党候補の支援を鮮明にしている。秋の知事選に向けた態度も含め、村井政治の流儀が正念場を迎える。

<悩ましい構図>
 「市民が市長にふさわしい人を選ぶのだと思います。わたしは何も決めていません」
 宮城県議会6月定例会で一般質問が行われた24日、村井知事は民主党県議に仙台市長選への対応を問われ、こう答えた。
 市長選は再選を目指す現職の梅原克彦市長(55)に、前副市長の奥山恵美子氏(58)、ともに仙台市議の柳橋邦彦氏(68)と渡辺博氏(59)が挑戦する。

 前回市長選(2005年)のとき、村井知事は自民党県議。党が支持した梅原市長を応援したが、タクシー券の不適正使用問題などで批判を浴び、市議会が問責決議案を可決した。

 民主党はいち早く奥山氏支援を打ち出し、自民、公明両党は自主投票を決めた。市議レベルでは両党とも奥山氏支援が基軸だ。現職が「脇役」に回ったような選挙構図が知事を悩ませている。
 「多かれ少なかれ4候補とつながりがある。したたかな等距離外交でやり過ごすしかない」。自民党県連関係者は知事の心境を推し量る。

<立候補は通説>
 梅原市長はもちろん、副市長だった奥山氏も県とつながりがある。自民党籍がある柳橋氏は前回知事選(05年)で村井知事を強力に支援。渡辺氏とは県議時代の選挙区が同じだ。

 10月8日告示、25日投票に決まった知事選に、村井知事が再選を目指して立候補することは県政界の「通説」だ。
 保守系のベテラン市議は「市長選でしくじれば再選戦略に少しは影響する。簡単に勝ち馬に乗れないのが本音では。陣営に顔を出すなら、平等にということになるだろう」と読み解く。

<びくともせず>
 周到な計算か、それとも直感か。次期衆院選の話になると、一転して「自民党愛」を鮮明にするのが村井流だ。

 「政治家・村井としては過去の経緯もある。そのときの状況に応じて、深く考えて行動していきたい」。知事は26日の県議会一般質問で、民主党県議から政党への距離感を問われて強調した。週末には自民党の立候補予定者の会合に足を延ばすことも多い。総選挙では自民党の強力な援軍になることは間違いない。

 自民党県連幹部は「自民党が負けたとしても、村井県政はびくともしない」と言い切る。逆に民主党県連幹部は「仮に民主党政権が誕生したなら、知事選を正々堂々と戦う」と意気込む。
 秋まで続く宮城の政治対決は、村井知事を中心に動いていく。



2009年06月29日月曜日

578千葉9区:2009/06/29(月) 22:36:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090628-OYT8T00891.htm
業者と市 重なった思惑
青森市談合疑惑 グループ制が温床に
 青森市が発注する土木工事を巡り、市内の業者が23日に公正取引委員会の一斉立ち入り検査を受けて1週間。公取委は、市が業者を三つにグループ分けした仕組みに関心を寄せ、ほぼ固定された業者がメンバーとなるグループ制が談合の土壌になったとの疑いを強めている。どのような経緯でグループ制はできあがったのか――。関係者に取材を進めると、確実に工事を受注したい業者と、業者からの圧力をかわしたい市の思惑が交錯する中で出来上がったシステムだったことがわかってきた。

(談合問題取材班)

■グループ制

 今の3グループ制になったのは2006年度。4000万円以上の土木工事の入札に参加できる「Aランク」の登録業者を市が3グループに振り分けた。当時、「Aランク」は30社(現在は29社)。10社ずつに分かれ、市は入札のたびに、どのグループに参加させるかを決めていた。

 公取委は、グループ内のメンバーが同じ顔ぶれで固定されていることに注目。30社の中から任意で入札参加業者を決める一般的な指名競争入札とは異なり、どの業者が入札に加わるか、互いに分かる仕組みが談合を常態化させたとみている。「確実に談合はやりやすくなっていた」。立ち入り検査を受けた業者の関係者は明かし、元市幹部も、「談合を招きやすいシステムだったのは間違いない」とした。

■業者の圧力

 さかのぼること01年4月、市は予定価格の公表に踏み切った。官製談合を疑われかねない業者の圧力をかわすのが狙いだった。「当時、業者はこぞって、予定価格を知ろうと、あの手この手で役所に働きかけていた」。業者の一人は振り返る。市は入札前に価格を公表することで、これら働きかけを断ち切ろうとした。

 この結果、入札価格を探ろうとする業者の圧力はなりを潜めた。しかし一方、入札に参加する業者すべてが予定価格以下の枠内で争うことになったため、業者間の競争は激化。予定価格に対する落札価格の割合(落札率)も軒並み落ち込んだ。

■談合破り

 競争の激化は、「談合破り」を横行させた。談合で決まった額よりも低い価格で札を入れる「下くぐり」と呼ばれる行為だった。

 価格のたたき合いは不良工事や業者の倒産を招きかねず、困惑した市は03年1月、一定の価格を下回る落札を防ぐため、最低制限価格を導入。ところが、その直後に行われた河川改修工事の入札で、ある業者が最低制限価格とぴったりの額で落札した。最低制限価格は非公表。このため、市側の価格漏えいも取りざたされ、市は再び、業者からの圧力に神経をとがらせた。下くぐりする一部業者との入札を嫌った業者からは「同じ工事の入札に指名しないでほしい」との圧力もあった。

■「よい子」と「悪い子」

 04年頃になると、市は業者を二つのグループに分けて入札する仕組みを導入する。談合によって安定した価格の落札を目指すグループと、下くぐりしてでも落札したいグループ。市側は「ランダムに振り分けた」と説明する。

 しかし、それぞれのグループは、業界内では「よい子」と「悪い子」と称され、住み分けられた。「仲間が分かっているので、わざわざ役所から指名業者の情報を取らずに談合できる。逆に、役所は圧力を受けずに済み、談合と一線を画すこともできる」。複数の業界幹部は取材に対し、口をそろえた。「役所と業者の双方にメリットがあった」とも語った。

 また、「悪い子」グループの落札率が下がれば「よい子」も含めた全体の落札率は低下し談合を疑われず、一方の市はダンピングを防げるメリットもあった。

 その後、グループは変遷を経て、「よい子と悪い子、その他」と細分化。各グループ内での受注機会が増えたため、たたき合いの必要がなくなった「悪い子」内でも、談合が繰り返されるようになった。市は今年6月、「あらぬ疑いをかけられる」とグループ制をやめた。

 ある業者は、「元のもくあみ」とばかりにせせら笑った。「再びたたき合いになれば、指名業者や最低制限価格を知ろうとする動きが活発になるに違いない」

(2009年6月29日 読売新聞)

579二階席:2009/06/30(火) 05:40:09
今さら遅い低姿勢のような気がする・・・。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000906300001

民意の在りかは 「ワンマン」現職包囲網
2009年06月30日

 「マスコミ報道は、実績を一つも評価していない。着々とやっているのに」
 6月18日、仙台市の梅原克彦市長(55)の後援会が開いた会合。あいさつに立った
支援者の一人は、地下鉄東西線の工事推進、アジア太平洋経済協力会議(APEC)会合の誘致、
新型インフルエンザ対策など梅原市長の実績を並べたうえで不満の声をあげた。
 実際、梅原市長をめぐる報道はこの半年、市長によるタクシー券の不適正使用疑惑に染まった。
 くわしい説明を避けて返金や謝罪で幕引きを図るが市議の調査などで新事実が発覚、
再び追及を受ける、という流れが続いた。回答を修正するたびに「虚偽答弁だ」との指摘が
加わった。
 市議会が問題視したのは、説明責任を果たさない姿勢だった。就任当初からワンマン的な
手法を指摘され「市民の声を聞かない」との批判を呼んでいた梅原市長。タクシー券問題の
報道が広がるのに呼応する形で、水面下で進んでいた「梅原おろし」の動きが表面化してきた。
(以下略)

582とはずがたり:2009/06/30(火) 11:30:46
>>579
政治をする上での信用とかそういう基本に欠ける政治家にはご退場願いたい所ですな。
こういう実績があるとするとそこら辺で評価されたりするとちょいと心配。。
>地下鉄東西線の工事推進、アジア太平洋経済協力会議(APEC)会合の誘致、新型インフルエンザ対策

583とはずがたり:2009/06/30(火) 19:41:03
’09衆院選:宮古市長選、差縮めた民主系候補 2区前哨戦、与野党思惑交錯 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090630ddlk03010153000c.html

 衆院岩手2区の前哨戦として注目された宮古市長選(28日投開票)は、自民、公明両党の支援を受けた山本正徳氏に軍配が上がり、民主、社民両党推薦の坂下正明氏は与党の厚い壁を崩せなかった。だが、ほぼ同じ構図の選挙戦となった前回は約6600票差だったのに対し、今回は2239票差に縮まった。差し引き4000票余りに与野党の思惑が交錯する。

 山本氏の初当選を祝う万歳を終えたばかりの28日午後11時すぎ、自民党宮古市支部には2区選出の鈴木俊一衆院議員ら約30人の関係者が集まった。「次はいよいよ鈴木先生。必勝を期しましょう」。鈴木宮古後援会会長代行の三上敏市議会議長が声を張り上げた。

 05年の衆院選で、鈴木氏は民主党新人の畑浩治氏に2万2000票余りの差をつけた。このうち宮古市は7139票差を稼いだ最大の地盤だ。鈴木氏も「今回(山本氏が)敗れていたらとんでもないことになっていた。いい形で衆院選に突入できる」と安堵(あんど)した。

 しかし、市長選で民主系候補に差を詰められたことに鈴木陣営の反応は複雑だ。幹部の一人は「貯金が減ったと見ることができる。気を引き締めなければいけない」と危機感を募らせる。

 民主党は市長選の勝利が衆院2区での議席奪取につながるとみて、畑氏や県選出の参院議員4人らが市内を回るなど県連を挙げて挑んだ。坂下氏の落選が決まった直後の事務所で、畑氏は鈴木氏の壁の高さを痛感していた。だが報道陣に2000票余りの差について聞かれると、「(鈴木氏の地盤の)宮古が変わっているなという感じが十分にある」と言い切った。

 05年の市長選と衆院選の得票差はほぼ同じだった。今回も同じ傾向にあるとみる工藤堅太郎県連代表は29日、「宮古で(鈴木氏に)勝つのは相当に難しい。差をどれだけ詰めるかが勝利につながる」と力を込めた。【岸本桂司、狩野智彦】

毎日新聞 2009年6月30日 地方版

584千葉9区:2009/06/30(火) 21:42:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090630-OYT8T00096.htm
宮古市長選2239票小差 2区の行方は
自公危機感 民主は手応え
 間近に迫る衆院選挙の前哨戦としても注目された28日投開票の宮古市長選。自民、公明の支部が支援した山本正徳氏が初当選したものの、両党の関係者は危機感を隠さない。一方で熊坂義裕市長が全面支援した相手に、2239票差まで追い上げた坂下正明氏を推薦した民主、社民両党は、手応えを感じている。

 宮古市は、衆院選岩手2区の中で最も有権者が多い。岩手2区の選挙戦の構図は、2005年の前回選とほぼ同じで、事実上自民党の鈴木俊一衆院議員と民主党の畑浩治氏との一騎打ちとなる見通しだ。

 今回の市長選の得票差は2239票差。仮にこれを衆院選岩手2区の構図にあてはめると、前回衆院選での鈴木氏と畑氏が宮古市内で獲得した票差の7139票差が3分の1以下に縮まったことになる。今回の市長選の投票率は67・23%で、前回衆院選での同市内の投票率72・11%よりも低かったこともあるが、鈴木氏にとっては出身の山田町と並ぶ牙城の一つで、差を縮められたショックは小さくない。

 自民党の千葉伝県連幹事長は「最初は党派色を出さなかったので苦労した。最初から自民党を前面に出していればもっと開いた」と、選挙戦を振り返る。同党県連幹部は26日、党本部で細田幹事長、古賀選挙対策委員長から「地方の選挙を大事に」との指示を受けていただけに、衆院選に向けて陣営を引き締めたい考えだ。

 公明党県本部の小野寺好代表も「差が詰まったのは、山本氏が新人だったからだが、衆院選でも今回に近い形となる可能性もある」と危機感を表す。

 他方、民主党県連の佐々木順一幹事長は、市長選の結果について、「残念。票差は詰めたが、今回の結果を検証して衆院選に向かいたい」と慎重に言葉を選ぶが、地元選出の伊藤勢至県議(民主)は「敗軍の将、兵を語らずだが、この票差なら次の2区は勝てる」と強調した。

 社民党県連の伊沢昌弘幹事長は「衆院選では逆転できる。次の戦いにつながる選挙だった」と評価した。

(2009年6月30日 読売新聞)

585千葉9区:2009/06/30(火) 21:43:44
>>577
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090630-OYT8T00022.htm?from=nwlb
知事人気、争奪戦に 仙台市長選
支援求める動き活発化

 仙台市長選(7月12日告示、26日投開票)の立候補予定者の間で、経済界から主婦まで幅広い支持を集める村井知事に、支援を求める動きが活発化している。知事は29日夜、出馬表明した市議の柳橋邦彦氏(68)の集会に出席した。「今回の選挙は等距離外交に徹する」と語る知事が、立候補予定者の会合に参加するのは初めて。知事の人気を当て込んだ駆け引きが加速している。

 若林区卸町で開かれた柳橋氏の市政報告会。村井知事は約200人を前に、「柳橋さんは4年前、選挙演説で涙を流し、私を応援してくれた。ぜひ市長に」と熱弁を振るった。知事と県議時代の勉強会仲間の同氏は「人気を誇る知事が来てくれれば知名度不足も解消できる」と今後も集会への参加を要請する考えだ。

 現職の梅原克彦氏(55)の陣営も「集会への参加要請を検討したい」と明かす。初当選した直後の梅原氏が4年前、知事選に初めて立候補した村井氏の演説に駆けつけた。ただ、「知事選も控え、あまり迷惑をかけたくない」(陣営幹部)と強くは依頼しない考えだ。

 前副市長の奥山恵美子氏(58)は30日、知事室を訪問するが、支援者は「人気のある知事の応援はぜひ欲しい」と打ち明ける。市議の渡辺博氏(59)は「(知事への支援要請は)今のところ考えていない。正々堂々と戦う」と静観する構えだ。

 知事は周囲に「どの陣営にも偏らない。要請があれば1回は出向くが、告示後は動かない」と漏らしているという。自民党県連幹部は「どの陣営も、知事の影響力に期待している。これから綱引きが活発化する」としている。

     ◇

 市議会の共産と無所属を除く5会派の市議32人が29日、奥山氏を支援する「市議の会」を発足させた。社民党県連も同日、奥山氏を応援する方針を発表した。

(2009年6月30日 読売新聞)

586千葉9区:2009/06/30(火) 21:47:09
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090630ddlk04010204000c.html
選択:仙台市長選 奥山氏支援「市議の会」、共産党除く全会派から参加し発足 /宮城
 仙台市議会(定数60)の議員有志32人が29日、来月26日投開票の仙台市長選に出馬を表明している前副市長、奥山恵美子氏(58)を支援する「市議の会」を発足した。共産党を除く全会派から議員が横断的に参加。支援表明を受けた奥山氏は特定政党によらない「市民党」の立場で選挙戦に臨むと強調した。

 議員有志は同日開催した「所信を聞く会」で奥山氏から政策骨子や市政運営に対する考えについて説明を受けた後、市議の会を設立。保守層を切り崩し、幅広い支持の獲得を目指す奥山氏は「さらなる飛躍の翼を頂いた」と述べた。

 奥山氏に対しては民主党県連が支援を決定。自民党市連と公明党県連は自主投票とすることを決めている。衆議院の解散、総選挙が近づきつつあるが、市長選には「自公対民主」の対立構図は当てはまらない見通しだ。

 公明党の市議は「あくまで市民党の立場で政党の争いに巻き込まれぬようお願いしたい」と要請し、民主色が強まる事態を回避するようくぎを刺した。また社民党県連は同日、正式な支持・推薦ではなく奥山氏を「自主的に応援する」と明らかにした。

 市長選には奥山氏を含め、現職の梅原克彦氏(55)、ともに市議の渡辺博氏(59)、柳橋邦彦氏(68)の計4人が出馬を表明。05年の前回市長選では44人の市議が梅原氏支持に回ったが、市議会は24日にタクシーチケット不適切使用問題を巡り市長に対する問責決議を可決し、市長への「決別状」を送っている。【高橋宗男】

587名無しさん:2009/07/01(水) 01:05:02
>>586
民主主導とはいえ、なんだか実質相乗りの無風選挙になりそうな感じですな…

588杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/07/01(水) 12:38:45
マジ!!  Σ(゚Д゚;) これで奥山の勝算が大きくなったかも知れないけど、与野党相乗りになりそうな気配だしなぁ・・・・・

梅原氏一転出馬せず「市民の信頼損なう」 仙台市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090701t11056.htm

 任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投票)で、現職の梅原克彦市長(55)は1日、青葉区の後援会事務所で記者会見し、「支援してくれる人に苦しい戦いを強いることは、自分の性分に合わない」と述べ、立候補を断念する意向を表明した。
 梅原市長は「活力仙台」のメンバーとともに会見に臨んだ。自身のタクシーチケット不適正使用問題に関連し、「数日間、市民の声を聞き、市長として一番大切な市民との信頼関係が、思っていた以上に損なわれていると痛感した」と述べた。その上で「短期間に修復することは不可能だと肌で感じた」と立候補見送りの理由を述べた。
 梅原市長は仙台市出身で、東大卒。経済産業省地域協力課長、通商交渉官などを経て、藤井黎前市長の引退に伴う2005年の市長選で初当選。ことし6月13日、再選を目指し、立候補を表明した。
 梅原市長をめぐっては昨年11月以降、タクシーチケットの不適正な使用問題が表面化。仙台市議会が6月24日、梅原市長に対する問責決議案を可決するなど、厳しい批判にさらされていた。
 市長選では、前副市長の奥山恵美子氏(58)、市議の柳橋邦彦氏(68)、渡辺博氏(59)が既に立候補を表明し、ベンチャー企業経営の佐藤崇弘氏(29)も出馬の意思を固めている。

589とはずがたり:2009/07/01(水) 12:56:59
寧ろこれで奥山相乗りの方向性が確定してしまった感じですね。
何やっても勝てそうにないと判断したんでしょうな。

590千葉9区:2009/07/01(水) 21:41:03
だったら俺が出馬したのに・・・


と秋葉は思っていそう

591やおよろず ◆U3upeXXkAk:2009/07/01(水) 23:47:34
宮城県知事選は、現職が強力ですから、こういうわけにはいかないでしょうね。

592千葉9区:2009/07/02(木) 00:10:22
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090701t11021.htm
仙台市長選 29歳佐藤氏出馬へ 民間発想の改革強調
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投票)で、ベンチャー企業を仙台市で経営する佐藤崇弘氏(29)は30日、無所属で立候補する意思を固めた。河北新報社の取材に対し「仙台市に競争力、PR力を付けて、日本をリードする都市にしたい」と述べた。3日にも正式に出馬表明する。

 佐藤氏は立候補を決意した理由を「たくさんの方から、市役所主導の政治を変えてほしいとのメールや電話をもらった。官主導の市政を変えることが自分にはできると判断した」と語った。

 主な施策として(1)民間から職員を積極登用し、市役所を活性化する(2)減税を実施し、企業立地や人口増を促す―などを訴えるという。

 佐藤氏は福島市出身で宮城大卒。在学中に障害者通所施設などを設立し、運営。長野県の全国公募で2004年、課長級職員に採用された。退職後の05年、仙台市内で障害者雇用を支援する会社を起業した。

 仙台市長選には現職の梅原克彦市長(55)、前副市長の奥山恵美子氏(58)、ともに市議の柳橋邦彦氏(68)、渡辺博氏(59)が立候補を表明している。



2009年07月01日水曜日

593千葉9区:2009/07/02(木) 00:12:20
株式会社ウイングル 代表取締役CEO 佐藤崇弘 Takahiro Sato
 1980年、福島県生まれ。県立福島高校卒業後、医大を目指すが2度の受験に失敗し、医者の道を断念。心機一転、起業を志し、県立宮城大学事業構想学部へ進学する。同大学在学中に、米国NASDAQ市場でデイトレードを開始。ここで得た売買益を軍資金に、知的障がい者施設「ふれあい福祉会」を開設、代表となる。その後、高齢者施設を運営する有限会社ライフサポート、宮城県から委託された障がい者施設の第三者評価機関NPO法人総合研究所などを立ち上げる。大学卒業間際に知った、長野県庁の幹部職員募集に応募し、採用。2004年9月、田中康夫知事の下、長野県コモンズ福祉課福祉幹(課長級)に就任。7カ月後、社会参事(部長級)に抜擢されるも、2005年9月に自ら退庁。大学時代を過ごした仙台に戻り、同年12月、株式会社イデアルキャリア(現・ウイングル)を設立し、代表取締役に就任。障がい者に就労機会を提供するアウトソーシング事業を展開している。
http://www.dreamgate.gr.jp/feature/inteview/bestlife/85/

594とはずがたり:2009/07/02(木) 00:13:54
>>591
仙台市長の次は宮城県知事っすね〜。
民主は誰を立てますかねー。

595とはずがたり:2009/07/02(木) 02:44:40
>>588
表題が下の様に挿し替わっている様だ。別記事とともに投下。

告示直前の撤退に衝撃 梅原氏、会見で質疑拒否
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090701t11063.htm

大勢の報道関係者が詰め掛けた後援会事務所。梅原市長は用意した紙を読み上げた後、質問に一切答えず、退席した=1日午前10時35分、仙台市青葉区国分町1丁目

 仙台市の梅原克彦市長(55)が1日午前、市長選(12日告示、26日投票)への立候補断念を表明した。告示まで10日余りでの唐突な方針転換に市役所には衝撃が広がった。市幹部は同日の公務をキャンセルするなど慌ただしく対応に追われ、前哨戦に突入していた対立候補も、現職の退場に驚きを隠さなかった。

 午前10時半、青葉区の後援会事務所に現れた梅原市長は用意した文書を淡々と読み上げ、「支持してくれた皆さんにお礼とおわびを申し上げたい」と繰り返した。

 支援団体「活力仙台」の菅原裕典代表のあいさつの後、梅原市長は報道関係者の質問には一切答えず、会場を後にした。報道陣からは「市民への説明が必要ではないか」といった声が相次いだ。

 梅原市長は午前中、「社会を明るくする運動」の街頭キャンペーンなどの公務が入っていたが、秘書課は出馬断念の会見に合わせ、すべてキャンセルした。
 市幹部は「青天のへきれきだ。梅原市政の善しあしを審判してもらう機会が奪われたのは残念」と言葉少なだった。

 市長選には、前副市長の奥山恵美子氏(58)、ともに市議の柳橋邦彦氏(68)、渡辺博氏(59)が立候補を表明し、ベンチャー企業経営者の佐藤崇弘氏(29)も出馬の意思を固めている。現職の出馬断念で、構図は大きく変わることになる。

 渡辺氏は青葉区八幡町で街頭演説中、支持者から梅原市長の出馬断念を伝えられた。「正々堂々と政策を論じるつもりだった。現職がいなくなれば、市役所全体に批判の矛先が向くのは避けられない」と驚きを語った。

2009年07月01日水曜日

梅原仙台市長、一転出馬断念 タクシー券批判やまず
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090701t11056.htm
2009年07月01日水曜日

596二階席:2009/07/02(木) 06:50:12
もはや梅原にはコメントなし。
というか河北が火をつけたタクシーチケット問題なのに、河北が一番驚いているのって
ちょっと滑稽。

共産もほぼ自主投票の方向で動いているので、8割方奥山優位は動かない。
泡沫であれ何であれ、5人目6人目の候補でも出た日にゃ知名度合戦になり
ますます奥山で決まり。

街へ出たらわかる。今回勝手連的支援がほぼ奥山に固まっている。
だから政党も下手に動けないのだ。

宮城県知事選については、心配なのは低投票率。
県財政の壊滅的な悪化を受けて、さすがに現職に変わるだけの「強烈なタマ」がいなければ
衆院選圧勝後の民主でも県政奪還は苦しい。

ただ、「タマ」次第。県民も積極的に現職支持ではない。
さすがにもう浅野はしゃしゃり出てこないだろうし、ある意味宮城県民が真剣に
将来を見据えるチャンスではある。

・・投票率は仙台市長選挙は60%を僅かに切るところか。宮城県知事選は、
下手をすると選挙疲れから30%切るかも。

597名無しさん:2009/07/02(木) 23:44:08
>>594
議員では、桜井が最強クラスかと思いますが、
それでも負ける可能性があるのではないかと思われます。

598とはずがたり:2009/07/03(金) 13:53:14
>>596-597
自民色を前面に出す現職に民主が候補を立てない訳にはいかんでしょうね。
在野から鎌さゆさまとか如何でしょう?桜井氏も良さそうですが現職参院議員ではちょいリスクが高すぎますね。。

599千葉9区:2009/07/03(金) 22:52:55
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090702_05.htm
急転 仙台市長選(上)突然の翻意/「裸の王様」街で痛感?/市民の不信、予想以上

  任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投票)で、現職の梅原克彦氏(55)が1日、立候補断念を表明した。告示まで残り11日と迫る中で、なぜ立候補を取りやめたのか。現職不在で構図が激変した選挙戦の行方は―。急転した前哨戦の裏側を追った。(仙台市長選取材班)

<淡々と表明>
 説明は5分足らずで終わった。
 「市長として一番大切な市民との信頼関係が、考えていた以上に大きく損なわれていた」
 1日午前10時半、仙台市青葉区の後援会事務所。梅原克彦は用意した紙に視線を落とし、淡々と読み上げた。記者の質問には一切答えない。足早に会場を後にし、車に乗り込んだ。

 6月13日には丸刈り姿で「人生再チャレンジ」を掲げて、出馬の決意を語った。唐突な翻意は、支援団体「活力仙台」にとっても寝耳に水だった。
 6月30日夜、後援会事務所に支援者約20人が緊急招集された。部屋は重苦しい空気に包まれる。梅原は出馬断念の考えを切り出した。
 選対本部長の飯岡智(62)は「本人が断念するとなれば、支援のしようがない」とメンバーの思いを代弁する。

<首長も距離>
 マニフェスト(公約集)の公表を3日に控えていた。再選に執念を燃やした梅原の気持ちが折れた原因は、自身が記者会見で語ったように市民の根強い不信を感じとったからにほかならない。
 梅原は6月22日から平日の毎朝、白いポロシャツ姿で、JR仙台駅前などの街頭に立った。浴びたのは激励の声ではなく、冷ややかな視線だった。面と向かって「あなたには投票しない」と言われたこともあった。
 宮城県内の首長も距離を置いた。

 先週末、県北の首長に梅原から電話があった。「12日(告示日)の第一声に来てほしい」。首長は「公務多忙」を理由に断ったが、本音は違った。
 「梅原さんに世話になった首長は少ない。まして、市議会から問責決議を出された市長の応援に行ったとなれば、われわれの評判にかかわる」
 梅原に近い立場にいる県内の政界関係者は「自分が裸の王様だったことに、ようやく気付いたのだろう」と話す。

 6月20日に開設した後援会事務所は閑散としていた。壁に張られた激励文は1、2枚。再選を目指す現職陣営としては異様ともいえる光景が広がっていた。
 「われわれの耳に入る市民の梅原さんへの評価は厳しかったが、さすがに本人には言えない。街に出てみて、初めて実感したのではないか」(政界関係者)

<精いっぱい>
 記者会見終了後、活力仙台代表の菅原裕典(49)は、質問に答えず退場した梅原の心境を「冷静に伝えられないことを、本人が一番よく知っている。今の彼には精いっぱいだろう」と気遣った。
 梅原から立候補についての相談を受けた経済人は指摘する。

 「悩み抜いた末の決断だろう。強気と弱気は表裏一体。ここに来て、自分の強気は通じないと感じたと思う」
 わずか5分の会見で、梅原は弱気の正体を語ることはなかった。(敬称略)



2009年07月02日木曜日

600千葉9区:2009/07/03(金) 22:53:40
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090703_04.htm
急転 仙台市長選(下)包囲網/批判の矛先、次は「官」/政策論争、仕切り直し

 <かすむ旗印>
 幕開けを間近に控えた時期に突然、「主役」が降板した。ほかの役者たちはシナリオの練り直しを迫られた。
 仙台市長の梅原克彦(55)が市長選(12日告示、26日投票)への立候補断念を表明して一夜明けた2日。立候補予定者の一人、前副市長の奥山恵美子(58)は青葉区のエル・パーク仙台で集会を開いた。

 毎朝、街頭に立ち、「市民の声を聞こうとしない」と梅原の市政運営を批判してきた。「自分は対話を重視する」と姿勢の違いを強調することも忘れなかった。それが、集会では「梅原」の名前が封印された。
 奥山を支援する保守系市議はこう解説する。「梅原が出馬しないとなれば、『対梅原』を意識した手法は使えない。戦術を変えなければいけない」

 ともに市議の柳橋邦彦(68)と渡辺博(59)も「市政刷新」を旗印に名乗りを上げた。
 3人に共通する訴えは「市民との対話の姿勢」や「市民感覚」の重視。独断専行型、トップダウン型ともやり玉に挙げられた梅原という「敵役」が存在してこそ、成り立つ主張だった。
 現職が舞台から去り、新人が唱えてきたキーワードの意味合いは一気に薄れた。「市政の継続か刷新か」といった争点もぼやけた。

<新たな構図>
 「次に批判の矛先が向くのは奥山。官僚批判を一身に浴びることになる」。奥山を支持する別の議員は懸念を深める。

 梅原が出馬断念を表明した1日、会社社長でもある柳橋は記者会見し「『官から民へ』の目標がよりはっきりした」と力を込めた。渡辺も「現職がいなくなれば、市役所全体に批判が向くのは避けられない」と市役所出身の奥山をけん制する。

 「自分なら官主導の政治を変えられる」。3日に正式に立候補を表明するベンチャー企業経営の佐藤崇弘(29)も報道機関の取材に、「官対民」の構図を強調した。

<公約を模索>
 「梅原包囲網」が解かれ、代わりに浮上してきた「奥山包囲網」。対する奥山は「市役所の中でも直接、市民と接する現場で仕事をしてきた」と市民との近さをアピールする。有権者がどう判断するのか、まだ先は見通せない。

 肝心のマニフェスト(公約集)は、奥山以外は骨組みも示していない。現職の立候補断念という「サプライズ」はあったが、4〜6日には立候補予定者による公開討論会が予定通り行われる。

 市地下鉄東西線建設の是非が問われた前回選挙のような争点は今のところ明確になっていない。立候補予定者は市民に何を約束するのか。
 告示まで10日を切った。仕切り直しの政策論争がこれから始まる。(敬称略)



2009年07月03日金曜日

601千葉9区:2009/07/04(土) 10:30:51
構図が激変したとなると、奥山と佐藤@29歳の対決になりますかねえ

602千葉9区:2009/07/05(日) 10:45:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090705t11012.htm
岩崎副市長出馬へ「退くことはない」 仙台市長選
 任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投票)で、副市長の岩崎恵美子氏(65)は4日、無所属で立候補する意思を固めた。岩崎氏は、河北新報社の取材に対し「支持者の声を踏まえ、選挙に向けた準備を進めている。退くことは考えていない」と語った。6日に正式表明するとみられる。

 岩崎氏をめぐっては、梅原克彦市長(55)が出馬を断念した1日以降、擁立の動きが浮上。3日には、市内の医師と女性団体有志ら約10人が市役所を訪れ、「このまま選挙に向かうのは疑問。市政のため手腕を発揮してほしい」などと岩崎氏に出馬を要請した。

 その直後に報道関係者の取材に応じた岩崎氏は「梅原市長とともに新型インフルエンザ対策などを進めてきた。梅原市政を継承、発展させたいという思いはある」と強調。「前向きに検討したい」と述べ、立候補への意欲をのぞかせていた。

 岩崎氏は新潟市出身。新潟大卒。病院勤務の後、国際協力事業団(現国際協力機構)派遣専門家を経て、1998年から厚生労働省仙台検疫所長。2007年4月から副市長を務めている。



2009年07月05日日曜日

603とはずがたり:2009/07/05(日) 12:04:35
>>602
梅原後継の位置づけですね。
どういう経歴なんだ?新潟大でて病院事務やってからJICA行ってその経歴から検疫所長?
>岩崎氏は新潟市出身。新潟大卒。病院勤務の後、国際協力事業団(現国際協力機構)派遣専門家を経て、1998年から厚生労働省仙台検疫所長。2007年4月から副市長を務めている。

604とはずがたり:2009/07/05(日) 12:04:58
それとも医者か??>病院勤務。

605千葉9区:2009/07/05(日) 16:39:20
医者ですね。検疫所長時代の経歴より
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2572dir/n2572_03.htm
岩崎恵美子氏
1968年新潟大卒。1978年新潟臨港総合病院耳鼻咽喉科医長,1996年タイ国MAHIDOL大学医学部熱帯医学衛生学ディプロマ取得。インド,タイ,パラグアイで医療活動を行なう。1998年11月より厚生省仙台検疫所長に就任し,2000年にはWHOの派遣要請によりウガンダ現地におけるエボラ出血熱の診療・診断・調査活動に従事。2003年5月SARS対応協議ASEAN+3カ国空港当局者会議,同年6月WHO主催SARS対策専門家世界会議にそれぞれ日本代表として出席している。

606とはずがたり:2009/07/05(日) 17:07:37
あざーすm(_ _)m
名門旧六医専の一つ新潟大医学部出身って訳ですな。
検疫所長とかは医者(医学系技官?)のポストなんですね。

607千葉9区:2009/07/06(月) 21:19:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090706/lcl0907061723010-n1.htm
仙台市長選で岩崎副市長が出馬表明 2人の女性副市長対決へ
2009.7.6 17:21
 任期満了に伴う今月26日投開票の仙台市長選で、岩崎恵美子副市長(65)が6日、市内で記者会見し、無所属での立候補を正式に表明した。3月に副市長を辞職した奥山恵美子氏(58)も出馬予定で、現職の梅原克彦市長(55)が任命した2人の女性副市長が争う異例の選挙戦となりそうだ。

 岩崎氏は記者会見で「梅原市政の評価すべき点は継承したい」と表明。奥山氏について「私は途中で職を投げ出すようなことはしない。市役所出身者に市政改革はできない」と違いを強調した。

 市長選には奥山、岩崎両氏のほか、元市議の柳橋邦彦氏(68)、市議の渡辺博氏(59)、会社社長の佐藤崇弘氏(29)が立候補を表明。政治団体「幸福実現党」も公認候補を擁立する方向で調整している。

608千葉9区:2009/07/06(月) 21:20:08
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090707k0000m010074000c.html
仙台市長選:岩崎氏、届け出名「ドクターいわさき」に
 任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投開票)に向け、仙台市副市長の岩崎恵美子氏(65)が6日、無所属での出馬を表明した。岩崎氏は感染症対策の専門家で、元厚生労働省仙台検疫所長。新型インフルエンザの軽症患者を地域の診療所が診察する「仙台方式」を国に先駆けて整備してきた。医師であることを強調するため、選挙管理委員会への届け出名を「ドクターいわさき」にする考えを示した。

 同市長選には岩崎氏を含め、新人5人が出馬表明。今年3月に現職との路線対立を理由に副市長を辞任した奥山恵美子氏(58)もおり、岩崎氏は現職を支え続けた点で「私は奥山さんとは違う」と強調。「副市長」や「恵美子」と肩書や名前が重なる点を考慮し、「混乱を避けるためにも『ドクターいわさき』で届け出たい」と述べた。同市長選にはほかに、市議の渡辺博氏(59)▽前市議の柳橋邦彦氏(68)▽障害者雇用企業経営の佐藤崇弘氏(29)が立候補の意向を表明している。

 市選挙管理委員会は届け出名について「通称名の簡略化ならば問題はないが、実際に届け出があったわけではないので何とも言えない」と戸惑っている。【高橋宗男】

609千葉9区:2009/07/06(月) 21:25:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090706t11017.htm
“相乗り”民主、「県連支援」脇役に 仙台市長選
 名古屋、さいたま、千葉と政令市長選で3連勝し、勢いづく民主党が仙台市長選(12日告示、26日投票)では一転、「市民党」を掲げる支援候補の「脇役」に徹している。自主投票の自民、公明両党も同じ候補の応援が主軸で、事実上の相乗り状態になった。民主党は市長選勝利へ和戦論を優先したが、衆院解散・総選挙と秋の宮城県知事選を控え、党内には違和感もくすぶる。(報道部・長谷美龍蔵)

 民主党県連は4日の幹事会で、市長選に立候補する前副市長の奥山恵美子氏(58)を「県連レベルで支援」することを決めた。ほかの政令市長選で見られた「推薦」や「県連支持」とは違い、政党色を薄めた態度決定だ。
 党国会議員や県議、市議が奥山氏を招いて集会を開くなど支援態勢は「推薦級」だが、奥山氏の近くで党の旗やポスターは掲げず、国政の話題も控えめ。民主党色をひた隠しにしている。

 4月の名古屋を皮切りに、5月のさいたま、6月の千葉と、いずれも自民、公明両党との対決となった政令市長選を制した民主党。西松建設巨額献金事件で小沢一郎前代表が辞任し、急落した党勢も瞬く間に回復した。
 県連幹部からは「今や民主党の看板さえあれば、どんな候補も当選する」と強気の言葉も飛び出すが、仙台市長選はちょっと事情が違った。

 奥山氏は幅広い支援を獲得しようと、「政党の推薦や支持は一切受けない」との立場を取る。「ここで民主が前に出ると、自民、公明が黙ってはいない。そうなれば結果として奥山氏を窮地に立たせることになる」と別の県連幹部は明かす。
 市長選には奥山氏のほか、元市議の柳橋邦彦氏(68)、市議の渡辺博氏(59)、ベンチャー企業経営の佐藤崇弘氏(29)が立候補する。起意を表明した現職の梅原克彦氏(55)は1日に断念。代わって、副市長の岩崎恵美子氏(65)が立候補の意思を固めた。

 自民、公明両党の市議の多くは奥山氏を支援する会に名を連ねる。もちろん、そこには民主党市議も多数加わる。
 県連幹事長の木村勝好市議もその一人。「民主党の全国的な動向は承知しているが、地域にはそれぞれ事情がある。決して不本意な戦いをしてはいない」と強調する。

 この戦略は、オール与党志向が強い市議会特有の政治力学とも映るだけに、党県議の一部は不満を漏らす。秋の知事選(10月8日告示、25日投票)が迫るためだ。
 再選立候補が確実視される村井嘉浩知事(48)は自民党出身だ。次期衆院選で仮に民主党が政権党になれば、直後の知事選は一大決戦になる可能性もある。

 「総選挙、知事選を念頭に、自民、公明との対決姿勢を強く示したいが、市長選に悪影響を与えるわけにもいかない」。微妙な立ち位置に、党県議らはもどかしさも感じている。



2009年07月06日月曜日

610千葉9区:2009/07/06(月) 22:58:43
>>607
> 市長選には奥山、岩崎両氏のほか、元市議の柳橋邦彦氏(68)、市議の渡辺博氏(59)、会社社長の佐藤崇弘氏(29)が立候補を表明。政治団体「幸福実現党」も公認候補を擁立する方向で調整している。

さらりと幸福実現党が公認を擁立するかも
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090706ddlk04010056000c.html
選挙:衆院選 幸福実現党党首、仙台で街頭演説 /宮城
 次期衆院選に向け、幸福実現党の大川きょう子党首(43)が5日、仙台市中心部を訪れ街頭演説を行った。同党は消費税と相続税の全廃などを主張しており、大川党首は「安い税金と小さな政府を目指す」と15分間熱弁を振るった。

 演説には、党ののぼり旗やポスターを持った支持者が多数集まった。大川党首は、北朝鮮が4日にミサイル7発を発射したことに触れ、「北朝鮮は今、戦争を予定して着々と準備を進めている。日本は外国が攻めてくることを考えていない」と訴えた。【須藤唯哉】

611千葉9区:2009/07/08(水) 19:57:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090708t11040.htm
異例の会派内投票で決着 宮城県議会議長選
 宮城県議会6月定例会最終日の7日に行われた議長選は、最大会派の自民党・県民会議の一本化調整が難航した。会派内で6人が名乗りを上げ、4年ぶりの会派内投票で畠山和純氏が選出され、議長就任が決まった。

 会派内投票は非公開で行われた。正副議長とも7日昼すぎに投票を実施。いずれも1回目の投票で過半数を獲得した人がおらず、上位2人の決選投票を行ったという。

 統一候補が決まったのは本会議開会時刻の午後1時ごろ。会派執行部が他会派へ説明に回り、本会議開始が10分遅れた。

 議長候補の選定作業は慎重を極めた。6月29日の候補者受け付け以降、連日行われた調整作業は議長選当日の7月7日午前まで続いた。会派内投票は無記名で行い、所属議員に投票結果を伝えない手法を取った。

 一部に「投票結果を公表しないのは透明性に欠ける」との批判があったが、安藤俊威会長は「会派にしこりを残さないための知恵だ」と説いた。

 県議会の慣例では、議長になる人は当選5回以上の場合が多い。畠山氏は4期で通常ならこのルールに当てはまらない。

 畠山氏と議長のいすを争ったのは同期1人と5期以上の4人。中堅議員は「これまで議長は年功序列で決まったが、今回は『実力本位』との声が強かった」と振り返る。

 ベテラン議員は「本来なら話し合いで決めるのが望ましいが、投票で会派の総意が反映されるのなら尊重する」と話す。

 本会議の正副議長選で「造反」した所属議員はいなかった。安藤会長は「ぎりぎりまで話し合い、全員が納得した」と強調する。

 従来の枠に当てはまらない議長選びは偶然か、議会が新しい模索を始めた証しなのか。秋の知事選を前に村井嘉浩知事の現県政が節目を迎える中、新しい議長の手腕が答えを出してくれるはずだ。(報道部・小木曽崇)



2009年07月08日水曜日

612千葉9区:2009/07/08(水) 19:59:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090708t11039.htm
宮城知事選 民主が独自候補模索
 宮城県議会の民主党系会派「改革みやぎ」は7日、任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)に、独自候補を擁立することを視野に検討を始めた。党県連は同会派の意向を尊重する方針で、知事選の構図に大きな影響を与えそうだ。

 候補者の選定方法などは今後、会派内で詰めていく。「県政マニフェスト」の策定にも着手する。衆院解散・総選挙と知事選の日程が近接する可能性もあり、衆院候補者と連携してアピールすることも視野に、作業を急ぐことにしている。

 改革みやぎの藤原範典会長は「あらゆる選択肢を残しながら、じっくり議論していく」と語り、菊地文博幹事長は「現県政の4年を検証した結果、対立候補を立てるべきだとの認識では一致した」と話した。

 現職で自民党出身の村井嘉浩氏(48)は、再選立候補が確実視されている。民主党は前回知事選(2005年)で元総務官僚を支援して敗れた。



2009年07月08日水曜日

613千葉9区:2009/07/09(木) 23:26:10
会派は公明のよう。
選挙で公認は得ていませんが
榎本:最大会派新政クラブ
草島;一人会派みどり鶴岡
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090709t51009.htm
鶴岡市長選 芳賀氏出馬へ
 任期満了に伴う山形県鶴岡市長選(10月4日告示、11日投票)で、同市議の芳賀誠氏(67)が8日、立候補する意向を明らかにした。公明党に支援を求める方針。

 芳賀氏は取材に対し「トップダウンからボトムアップへ市民協働のまちづくりを進めたい。現市政とは違った視点でまちおこしを図る」と意欲を語った。

 芳賀氏は鶴岡市出身で早大卒。学習塾経営を経て、1999年の同市議選で初当選した。

 同市長選には、ともに市議の榎本政規氏(59)、草島進一氏(44)が立候補を表明。現職の富塚陽一市長は今期限りでの引退を決めている。



2009年07月09日木曜日

614千葉9区:2009/07/09(木) 23:26:56
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090709_05.htm
医師会票が漂流 梅原氏推薦目前に戦線離脱
  任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投票)で、かつては会員一人当たり100票の影響力を持つともいわれた医師会票が、宙に浮いている。市医師会の政治団体「市医師連盟」が新型インフルエンザ対策で信頼関係を築き、推薦を固めていた梅原克彦市長(55)が突然、出馬を断念。連盟は8日までに、政令市移行後の市長選で初となる自主投票を決めた。

 若林区の市医師会館で7日夜開かれた執行委員会。同日までに立候補を表明した5人の対応について協議した。梅原市長以外の立候補予定者からも秋波を送られていたが、「会員それぞれに付き合いがある」「今さら気持ちが切り替えられない」との意見が相次ぎ、異例の判断を下した。

 医師会は梅原市長が進めた新型インフルエンザ対策や危機管理対策を高く評価。2日開いた会合で、2005年の前回選挙と同様、梅原市長の推薦を決める予定だった。

 その前日、梅原市長はタクシーチケット問題などで市民の信頼を損ねたことを理由に出馬断念を表明。推薦状は行き場を失ってしまった。

 2日の会合には、医師会会員でもある副市長の岩崎恵美子氏(65)がひそかに訪れ、医師会幹部らに立候補に向けた意欲を示した。

 だが、幹部の一人は「市長のあだ討ちをすると言われても気持ちは急に変えられない」と戸惑いを隠せない。

 家族や患者、医薬品業者らに幅広く影響力を持つといわれる医師会票。会員約600人が加盟する医師連盟には、前副市長の奥山恵美子氏(58)、元市議の柳橋邦彦氏(68)も推薦を要請していた。

 それでも、別の幹部は「岩崎、奥山、柳橋の3氏とも、さまざまな場面で一緒に仕事をしてきた。誰か1人を応援するのは難しい」と打ち明ける。
 約500人加盟の仙台市薬剤師連盟も8日までに自主投票を決めた。市薬剤師会理事の市議渡辺博氏(59)と監事の柳橋氏が立候補を表明し、医師連盟と同様、対応を決めかねたという。



2009年07月09日木曜日

615千葉9区:2009/07/09(木) 23:27:40
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090705_10.htm
岐路100万都市(1)雇用と生活/「安全網」頼りは民間

定額給付金の支給に合わせ、街頭で社会的弱者を支援する募金を呼び掛ける市民団体のメンバー=6月21日、仙台市青葉区


  東北の中枢都市・仙台の「成長神話」が終わりを遂げつつある。地域経済は冷え込み、少子高齢化や人口減を見据えたまちづくりは遅れ、市財政は危機的な状況に陥った。12日告示、26日投票の市長選に向けて、岐路に立つ100万都市の課題を考える。
(仙台市長選取材班)=5回続き

<急増する求職者>
 6月25日、仙台市産業振興事業団が青葉区のアエルで開いた就職支援セミナー。「給料が安くとも安定した仕事に就きたい」「首都圏のIT企業を辞めた。地元で何とか仕事を」。参加者が思いをぶつけ合う。会場には今春、大学を卒業したばかりの就職浪人の姿もあった。

 世界的な不景気が広がった昨秋以降、事業団が毎月開くセミナーの応募者は急増している。定員30人に対し、申し込みは毎回のように超過。2月からは個別相談会の受付数も2倍に増やした。

 事業団の担当職員は「以前は女性が多かったが、働き盛りの男性が目立つようになった。職探しの事情も複雑、深刻化している」と説明する。

 仙台公共職業安定所によると、昨年9月に0.78倍だった管内の有効求人倍率は、今年5月に0.40倍まで下がった。仕事は求職者数の半分もない。家計収入の目減りを補おうと働き口を探す自営業者や主婦が増えた。1年近く相談に通い詰める人も珍しくない。

<業況判断も悪化>
 「仙台は『支店経済』の色彩が濃く、商業などサービス業が中心。中央や個人消費の動向に依存せざるを得ない」。菊田稔職業相談部長は仙台特有の構造を説明し「仙台が回復を果たさないと宮城、東北の立ち直りはさらに遅れる」と、問題の根深さを指摘する。

 仙台市は1月、緊急雇用対策をまとめ、公共事業の前倒し発注や臨時職員の採用拡大、離職者に市営住宅を低額で提供するなどの方針を打ち出したが、抜本的な改善にはつながっていない。雇用の鍵を握る企業の採用意欲も冷え込んだままだ。

 市が実施した1〜3月の地域経済動向調査=?=では、自社の業績を「良い」と判断した割合から、「悪い」とした割合を引いた業況判断指数(DI)はマイナス65.6。前期(昨年10〜12月)に比べ、11.4ポイントの大幅下落になった。

 調査時点以降の見通しDIも、さらに悪化するとの回答が多くを占めた。「底入れの時期はまだ見えない。先行きの不透明感は依然として強い」(市経済企画課)

<土台どう支える>
 そんな中、市内では昨秋以降、仕事からあぶれ、路上などで生活する人の姿が目立ち始めている。ネットカフェや車中生活を含めれば200人を超えるとされ、セーフティーネット対策が社会問題化しつつある。

 「派遣切りなどのリストラに遭った人が『仙台に行けば何とかなる』と望みを託して集まってくる。だが、支援の多くを担うのは行政ではなく、わずかな民間の力ばかり」。反貧困みやぎネットワーク代表の新里宏二弁護士の嘆きは、深い。

 雇用悪化に端を発する貧困の連鎖。東北の経済首都として、いかに暮らしの土台を下支えするか、底力が試されている。

[仙台市の地域経済動向調査] 市内の1000事業所が対象で、半数近くが小規模企業。1〜3月の調査では、9業種すべてで業況判断が悪化。運輸、飲食・宿泊、製造業の落ち込みが激しい。4〜6月の調査結果は7月下旬に公表予定。



2009年07月05日日曜日

616千葉9区:2009/07/09(木) 23:28:10
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090706_03.htm
岐路100万都市(2)子育て/待機児童解消は遠く

子どもに昼食を与える保育士。待機児童対策、保育所民営化など仙台市の保育行政に課題は多い=宮城野区


 <不名誉な日本一>
 「待機児童日本一」。2008年、仙台市に不名誉な称号が与えられた。認可保育所の入所を待つ児童は740人。横浜や大阪を上回った。
 ことし4月時点の待機児童の数は620人。「日本一」は返上できそうだが、深刻な状況は変わらない。

 「子どもが0歳のうちに、育児休業を切り上げていればよかった」
 障害者施設で働く宮城野区の20代女性は悔やむ。2月に1歳半の長女の入所を申し込んだ。だが、希望した3カ所の認可保育所はどこも1歳児枠がいっぱい。第1希望の保育所は、1歳児だけで十数人が待機していた。

 就職活動や病気といった一時的な利用のための「一時保育」を使って仕事に復帰した。だが、延長保育が利用できない。同僚に気兼ねしながら定時で仕事を終える。残った仕事は自宅に持ち帰るか、週末にこなす。
 女性は「次の子が欲しいが、また保育所で悩むかと思うと考えてしまう」とため息をつく。

<高まる保育需要>
 市のまとめでは、認可保育所入所児童は増え続け、既に1万人を超えた。一方、幼稚園の就園児は減り続ける。市子供未来局は「不況で共働き夫婦が増え、保育所のニーズはますます高まる」とみる。

 「待機児童がこれほど多いのに、公立保育所の民営化を進めていいのだろうか」。市大野田保育所(太白区)の岩崎庸子所長は悩む。
 同保育所は10月の民営化に向け、4月から社会福祉法人柏松会(宮城県村田町)と合同保育をしている。各クラスに法人の保育士が入り、公立の保育を学ぶ。

 市は07年、公立保育所50カ所のうち老朽化が進む22施設を16年度をめどに民営化する方針を打ち出した。大野田と原町(宮城野区)の2保育所はその端緒となる。

 民間の力で老朽化した公立保育所の施設を更新するのが狙いだが、市側には行財政改革に伴うコスト削減の思惑がある。民間は人件費が抑えられるため、児童一人当たりの市の補助額は1カ月で2万5000円ほど安くなるとの試算もある。

<整備1ヵ所のみ>
 公立から民間へ、円滑な引き継ぎに日々苦心しながら、岩崎所長は葛藤(かっとう)する。
 「公立は公立の役割があり、民間の力は認可保育所の増設に向けた方がよかったのではないか」

 保育所待機児童の激増を受け、市が打ち出した保育サービスの緊急整備計画は認可保育所新設や入所枠の拡大が中心だ。本年度から3カ年で2300人分を整備する。

 しかし、本年度に整備される保育所は、5月に若林区でオープンした1カ所のみだ。
 「子供が健やかに育つ街・仙台」。子どもを安心して預けられる場所がなければ、市の基本理念は掛け声倒れになりかねない。

[認可保育所入所児童]仙台市が政令市に移行した1989年以降、保育所整備に伴って増え、10年前の99年は6971人、ことし4月現在で1万1597人(前年比103人増)。これに対し、幼稚園就園児は5月現在1万5489人で、前年比593人の大幅減となった。



2009年07月06日月曜日

617千葉9区:2009/07/09(木) 23:28:49
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090707_04.htm
岐路100万都市(3)財政再建/歳出削減、当座しのぎ

耐震化工事が施された仙台市役所本庁舎。財政難から基金が廃止され、当面、建て替えはできなくなった


 <庁舎の新築断念>
 仙台市青葉区の仙台市役所本庁舎を正面玄関から入った1階フロア。市民を迎えるにはやや不釣り合いな鉄筋の筋交いが、天井や柱を支える。
 本庁舎は1965年完成で築43年。市は昨年10月までに、約9億円を掛けて耐震化工事を行った。財政局の佐藤清次長は「最低限の補強だが、当分これで持たせないといけない」と語る。

 市は2004年度から庁舎建て替えのための基金を積み立ててきた。だが、09年度当初予算を組むのに財源が足りず、基金を廃止。福祉予算などに使える財政調整基金に回し事実上、建て替えはなくなった。

 これでも09年度当初予算の財源が足りず、都市整備基金も廃止した。「虎の子」の保有株の売却益も歳入に見込んだ。歳出は普通建設事業費を大幅に抑えた。

 だが、高齢化の進展で扶助費は増加の一途をたどる。一方、09年度は市民税全体で5.2%減の見通し。このうち法人市民税は景気低迷が直撃し、18.9%と大幅に落ち込む見込みだ。

 このため、財政局の試算では10年度当初予算を組むには、232億円が不足する見通しとなっている。

<自助努力も限界>
 歳出を抑えて歳入を増やす方針の下、市は06〜10年度の5カ年で累計300億円の確保を目標にした行財政集中改革計画を策定。08年度当初までに約154億円を絞り出したが、「焼け石に水」(市幹部)の状況だ。

 今後は市職員の人件費カットなど抜本的な歳出削減策に加え、敬老乗車証の利用者負担の見直しといった住民サービスの低下に直結する施策も余儀なくされる。

 とはいえ、仙台市を含めた地方財政は国からの地方交付税の動向に左右される。自助努力に限界があることも確か。
 国の三位一体改革の影響で、地方交付税と臨時財政対策債は大幅に減らされた。08年度は03年度に比べ、計240億円が減額。市の08年度の一般財源の1割に相当する。

 佐藤次長は「今の地方財政制度の下では、数年はしのげても、いずれ行き詰まる。国と地方の在り方を含めた制度の抜本的な見直しが必要」と訴える。

 現実に、東北市長会をはじめ全国知事会など全国の自治体トップから「このままでは立ち行かない」と、国に税源移譲を求める大合唱が起きている。

<制度見直し訴え>
 横浜、大阪、名古屋の3政令市は、大都市制度構想研究会を設置。独立した「都市州」を創設し、国から税源を移譲して全国に再配分する仕組みの導入を訴えている。

 東北大大学院経済学研究科の佐々木伯朗准教授(財政学)は「地方は自分たちに見合った財政制度を設計していけるよう国に訴えていくべきだ。同時に、サービス維持のためにどれだけの負担が必要かを住民に説明する努力も重要」と話す。

 かつてない財政難の時代だからこそ、地方自治体のトップには、国と住民双方に対しての発信力が問われる。


[仙台市の財政]一般会計総額は2009年度当初で4143億2800万円。歳出のうち義務的経費の割合を示す経常収支比率は年々上昇し、07年度は過去最高の97.4%に達した。市の試算では、09年度以降5年間の収支不足は1340億円に上る。



2009年07月07日火曜日

618千葉9区:2009/07/09(木) 23:29:14
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090708_03.htm
岐路100万都市(4)高齢者福祉/特養・予算、不足明らか

仙台市健康福祉事業団のはつらつ運動教室に参加する市民。市は運動や食生活改善などの介護予防に力を入れている=青葉区の市シルバーセンター


 <定員の5倍近く>
 特別養護老人ホーム(特養)が足りない。
 仙台市内にある全36施設(定員2388人)への入所希望者を単純に合計すると、6月現在で1万1529人。3年前より約1500人増え、定員の5倍近くに達した。このうち複数の施設に申し込んでいる分を除き、要介護度が高いなど緊急性のある人は約900人に上る。

 青葉区の女性(61)は、グループホームに入った父親(88)のため、特養2カ所の空きを待つ。グループホームの料金は、父親の年金を上回る。この4年弱で、蓄えは底をつき、自分の年金を充てている。
 女性は「自己負担が少ない特養に入所させたいが、こんなに待機がいるのでは…」と表情を曇らせた。体の動く限りパート勤務を続けるという。

 市は2011年度までの3カ年で、民間に特養を建設してもらい500人分を増やす計画。だが、施設は造れば造るほど需要を生み出す側面もある。
 ある施設の相談員は「在宅の負担があまりに大きいので、割安な特養に人気が集中する。介護保険の仕組みそのものを変えないと状況は変わらない」と訴える。

<介護予防を重視>
 仙台市は、65歳以上の人口の割合を示す高齢化率=?=が全国平均を下回るが、超高齢社会は例外なく訪れる。

 高齢者が要支援者になったり、要介護度が高くなったりしないよう、市は介護予防に力を入れる。6月中旬には「SKY大作戦」と銘打った大々的な介護予防のイベントを初めて実施。約1000人の高齢者が参加し、講演に聞き入り、運動教室で汗を流した。

 イベントに参加した若林区の女性(67)は一人暮らしだという。「介護の大変さは並大抵でない。体に気を付け、周りに迷惑を掛けないようにしたい」と語った。
 財政難の中で年々増え続ける福祉予算に、市は頭を抱える。

 70歳以上の高齢者が、市内の地下鉄やバスを無料か少額負担で利用できる「敬老乗車証交付事業」。本年度の利用は10万人を突破し、市は23億円の補助支出を見込む。

 市が行財政改革の柱として、乗車証交付事業の見直しを打ち出したのは07年。しかし、実施すれば高齢者の強い反発は避けられず、見直し作業は暗礁に乗り上げている。

 市高齢企画課の鈴木茂樹課長は「閉じこもりがちなお年寄りが気軽に外出できる制度だが、高齢者の増加に合わせて機械的に交付していけるものではない」と悩む。

<不況が追い打ち>
 不況が高齢者福祉にも影を落とし始めた。宮城野区の地域包括支援センターの所長は最近、在宅介護の家庭の変化に気付いた。
 「家族が職を失い、高齢者の年金に頼って生活している」
 十数年後には、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる。増え続ける高齢者をどう支えていくか。仙台市は明確な道筋を見いだせていない。

[仙台市の高齢化率]2009年3月現在の高齢者は18万2892人で、高齢化率は18.2%。全国の高齢化率(07年10月現在)は21.5%。仙台の要介護者は08年度、3万493人で、11年度には3万4308人に増えると推測されている。



2009年07月08日水曜日

619千葉9区:2009/07/09(木) 23:29:46
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090709_07.htm
岐路100万都市(5完)まちづくり/道路整備、残る地域差

仙台市太白区茂庭台の住宅団地。都市計画道路の存廃を検討している仙台市に対し、建設促進を求めている


 <計画と現状乖離>
 仙台市はことし3月、都市計画道路の未着手路線の存廃を検討する「都市計画道路網見直し方針」を発表した。

 将来の事業効果、防災機能などを基準に検討を進め、2010年度末までに、整備計画を抜本的に見直す考えだ。

 都市計画道路の整備は、40年ほど前の高度経済成長期の計画がベース。しかし交通渋滞の緩和、市財政の悪化といった新たな要素が加わり、現状との乖離(かいり)が目立ち始めている。

 08年7月に市街化区域の拡大抑止方針を発表したのに合わせ、「拡大成長のインフラ整備に歯止めをかけ、機能集約型都市への誘導を目指す」(市幹部)のが狙いだ。

 だが「できると思っていた」道路が存廃の俎上(そじょう)にあることに、市民から不安の声も上がっている。

<「郊外は不十分」>
 市中心部から南西へ約8キロ。1980年代に開発された住宅団地の茂庭台地区(太白区)。真っすぐ市中心部に向かう都市計画道路「山田茂庭線」が存廃の検討対象になっている。

 茂庭台学区町内会連合会の山口強会長は「郊外はまだまだ道路整備が不十分だ」と訴える。

 市が見直し方針の案を昨年11月に発表したのを受け、ことし1月、近隣2町内会連合会と「山田茂庭線」などの整備推進を求める要望書を市に提出した。

 整備を求める理由の一つは災害時のライフラインの確保だ。茂庭台地区から市中心部への経路の現状は、県道をいったん北上か南下してから国道を進むルートしかない。

 県道はもともと地盤が弱く、4年前には豪雨で土砂崩れが発生。現場は一時通行止めになり、片側通行が数日続いた。

 山口会長は「県道が不通になったら、急病人の搬送や火災の発生時に住民はどうなるのか。地区の高齢化が進めば、なおさら不安が増す」と、地区の将来を心配する。

<高齢化する団地>
 仙台市西部には、70〜90年代に開発されたニュータウンが「飛び地」のように点在する。近い将来、地区全体が高齢化の問題に直面する。

 住宅団地の課題を探るため仙台市は2008年秋、鶴ケ谷(宮城野区)、松陵、住吉台(いずれも泉区)、中山(青葉区)の4住宅団地を対象に、住民調査をした。

 人口、世帯、児童の推移の分析やアンケートを実施。現在、集計を進めている。市都市整備局の小島博仁住環境部長は「公共交通や地域コミュニティー、福祉に対する不安が上位を占めている」と話す。

 仙台市は年度内に調査結果をまとめ、今後の施策に反映させる方針。しかし、住宅団地の多岐にわたる課題を調整する「全庁横断的な取り組みがないのが現状」(市都市整備局)だ。

 縦割り行政の壁は取り払えるのか。拡散した都市機能の集約と住宅団地の生活環境の維持を、いかに両立させるのか。100万都市のリーダーの力量が問われることになる。
(仙台市長選取材班)

[都市計画道路網見直し方針] 総延長503キロのうち、未着手の133キロが対象。仙台市の都市計画道路の事業費は1993年度の265億円をピークに、2007年度は91億円にまで減少している。07年度の事業費ベースで整備を続けた場合、未着手路線の完成には80年かかる見通し。



2009年07月09日木曜日

620千葉9区:2009/07/09(木) 23:30:54
>>610
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090709_04.htm
幸福実現党の椿原氏が出馬表明 仙台市長選
  任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投票)で、政治団体「幸福実現党」東北ブロック副代表の椿原慎一氏(47)は8日、市役所で記者会見し、党公認で立候補すると表明した。

 椿原氏は「多額の借金を解消しながら市政が発展していくには、未来ビジョンが必要だ」と主張。起業しやすい環境づくり、「学都」の発展、国際文化都市の実現などを主な施策に掲げた。

 椿原氏は札幌市出身で東北大大学院修了。1991年4月に宗教法人「幸福の科学」に入り、法人が政治団体を設立した今年5月、党東海ブロック副代表に就任。7月から東北ブロック副代表。

 仙台市長選では、副市長の岩崎恵美子氏(65)、前副市長の奥山恵美子氏(58)、会社社長の佐藤崇弘氏(29)、元市議の柳橋邦彦氏(68)、市議の渡辺博氏(59)の5人が立候補を表明している。

621とはずがたり:2009/07/10(金) 13:02:31
>>611-612

宮城県議会議長に畠山氏 副議長は小野氏
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090708t11041.htm

 宮城県議会(定数61)は7日の本会議で、正副議長選を行い、無記名投票の結果、第36代議長に最大会派「自民党・県民会議」の畠山和純氏(62)=気仙沼、4期=を選出した。副議長には同会派の小野隆氏(65)=泉、3期=を選んだ。

 2年交代の慣例による正副議長の辞任に伴う選挙で、任期は2011年4月まで。

 議長選の投票結果は畠山氏が47票、共産党県議団の横田有史氏(65)が2票、無効12票だった。畠山氏は自民党・県民会議(38人)と公明党県議団(4人)、社民党県議団(4人)、21世紀クラブ(1人)の支持を獲得した。民主党系の第2会派「改革みやぎ」(12人)は無効票を投じた。

 副議長選は小野氏が43票、改革みやぎの坂下康子氏(50)が18票だった。

 畠山氏は「議会は知事との信頼関係と緊張感を持ちながら、県勢の発展と県民の幸福実現のため、努力していかなければならない。議会活動のさらなる活性化に向け、全力で取り組む」と抱負を語った。

 畠山氏は旧唐桑町(気仙沼市)出身。早大卒。気仙沼青年会議所理事長などを経て1995年に初当選。自民党県連政調会長、会派会長などを歴任した。

 小野氏は仙台市出身。日大卒。旧泉市議1期、仙台市議2期を経て、99年に初当選し、会派政調会長などを務めた。


2009年07月08日水曜日

622とはずがたり:2009/07/10(金) 13:03:10
渡辺県議が出馬を表明 いわき市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090709t61008.htm

 任期満了に伴う福島県いわき市長選(9月6日告示、13日投票)で、元福島県議会議長で県議の渡辺敬夫氏(63)は8日、無所属で立候補することを正式に表明した。記者会見で渡辺氏は「現職とは違う手法で地域医療や少子高齢化などの課題に取り組み、2期8年で解決したい」と話した。

 渡辺氏はいわき市出身、日大卒。いわき市議を経て県議5期目。自民党に所属していたが、8日に離党した。
 同市長選には、現職の櫛田一男市長(72)が再選を目指して立候補することを表明している。


2009年07月09日木曜日

623千葉9区:2009/07/10(金) 20:42:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090710t11034.htm
仙台市長選 「官対民」対立軸に? 梅原氏離脱で構図崩壊
 任期満了に伴う仙台市長選(12日告示、26日投票)で、公務員経験のある立候補予定者が「官」の色を薄め、民間の立場を強調する姿勢が目立つ。現職の梅原克彦市長(55)の出馬断念で「市政の継続か刷新か」の構図が崩れ、次の対立軸として「官対民」の図式が浮上しているためだ。

 「私は市役所でも市民に近い立場で仕事をしてきた。自分を『官』とは考えていない」。前副市長の奥山恵美子氏(58)は8日の事務所開きの後、報道関係者にこう答えた。官出身の批判を意識し、市民との接点をアピールした。

 副市長の岩崎恵美子氏(65)は6日の立候補表明の記者会見で、「私は『官』と誤解されている。16年間、民間病院の医師として働いた。役人の感性で仕事をしたことはない」と述べた。

 一方、8日に立候補を表明した政治団体「幸福実現党」東北ブロック副代表の椿原慎一氏(47)を除く、ほかの3人の立候補予定者は「官対民」の構図に持ち込もうとする意図がはっきりしている。

 会社社長で元市議の柳橋邦彦氏(68)は「民間の発想で市役所を改革する」と強調する。

 市議の渡辺博氏(59)も「役人や官僚出身者が市長になってもしがらみで動けない」と訴える。

 長野県職員の経験がある会社社長の佐藤崇弘氏(29)は「長年市政に携わった人が市長になっても、組織改革ができるかどうか疑問だ」と官出身者のほか、市議会に身を置いた柳橋、渡辺両氏もけん制する。

 市幹部は「行政に精通した官出身者は政策立案の面で分がある。だが、財政難で行政が行き詰まっている今、民間出身者の方が大胆な組織改革ができるイメージを持たれている」と受け止める。

 ただ、「官か民か」が選択の決め手になるかどうかは不透明だ。立候補予定者の公開討論会を傍聴した男性(59)は「出自よりも、大切なのはまちづくりのビジョン。仙台をどういうまちにしたいのか、将来像を聞きたかった」と話した。



2009年07月10日金曜

624千葉9区:2009/07/13(月) 23:00:54
>>360>>418

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090713-OYT1T00922.htm
北秋田市長選で落選の名物町長、買収で逮捕
 秋田県警は13日、4月12日投開票の北秋田市長選で落選した同市栄、元鷹巣町長岩川徹(60)と、同市上杉、無職二階堂甚一(61)の両容疑者を公職選挙法違反(買収など)の疑いで逮捕した。


 発表によると、岩川容疑者は2月中旬、二階堂容疑者に現金十数万円を渡し、票のとりまとめを依頼した疑い。

 岩川容疑者は、北秋田市に合併する前の鷹巣町長を2003年まで3期12年間務めた。自治体初の24時間ヘルパー派遣や、介護施設での身体拘束を禁じる全国初の条例制定など福祉分野での取り組みが注目された。

(2009年7月13日20時10分 読売新聞)

625とはずがたり:2009/07/14(火) 19:01:22
副市長の恵美子が2人も居るのは判りにくいね。。

仙台市長選:告示 新人6人が立候補
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090713k0000m010031000c.html

 仙台市長選が12日告示され、6人が立候補した。26日投開票される。現職の梅原克彦市長がタクシーチケット不適切使用問題で出馬を断念し、新人同士の争いとなった。仙台市長は元官僚や元市職員が3代続いたため、経歴の違いによる「官対民」の構図も指摘されるが、前副市長の2人も「民間の視点」を強調しており、明確な争点は浮上してない。4月以降、名古屋、さいたま、千葉の政令市長選と静岡県知事選の4主要地方選で連勝中の民主は、県連が奥山恵美子氏を支援する一方、自民、公明の政権与党は自主投票を決めている。【高橋宗男】
 ◇仙台市長選立候補者

(届け出順)

岩崎恵美子65 [元]副市長=無新
佐藤 崇弘29 会社社長=無新
渡辺  博59 [元]市議=無新
奥山恵美子58 [元]副市長=無新
椿原 慎一47 政党役員=諸新
柳橋 邦彦68 [元]市議長=無新

 ◇「ドクターいわさき」あきらめ本名で出馬

 12日告示された仙台市長選(26日投開票)に立候補した同市前副市長、岩崎恵美子氏(65)は、選挙管理委員会への届け出名を「ドクターいわさき」ではなく仮名書きの本名で提出した。告示前は、既に出馬表明していた前副市長の奥山恵美子氏(58)と肩書と名前が重なるため、医師で感染症対策の専門家を強調し、「ドクターいわさき」で届け出る意向を示していた。

 選管によると、事前審査の書類は「ドクターいわさき」名だったが、選管は「本名に代わるものとして広く通用していることを証明しなければならない」と説明。立候補は仮名書きで届け出たという。

626二階席:2009/07/14(火) 19:17:57
>>625

取材の結果わかったこと。

岩崎恵美子は「いわさきえみこ」で(報道の通り)。
奥山恵美子は「奥山えみこ」で。

いずれも期日前投票所で確認されたようです。

627千葉9区:2009/07/15(水) 00:55:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090713t11027.htm
最大の敵は「埋没」 対立軸探し陣営躍起 仙台市長選告示

 衆院解散・総選挙を控えた「真夏の仙台決戦」が12日、幕を開けた。新人6氏の争いとなった仙台市長選。梅原克彦市長(55)の不出馬で、市政継続の是非という最大の争点は消えた。政令市長選は国政を占う戦いとされるが、名古屋、さいたま、千葉のような与野党対決の構図にはならず、全国的な注目度もいまひとつ。各陣営は選択の対立軸を求め、手探りの14日間を走りだした。

 無所属新人の男性候補はこの日、閣僚経験がある衆院議員に応援を要請。2時間にわたって青葉区のアーケード街などを練り歩き、「仙台を変えよう、日本を変えよう」と気勢を上げた。

 一緒に「役人政治からの転換」を叫んだ候補者。陣営幹部は「手応えは十分。改革者のイメージを鮮明に打ち出し続けるしかない」ともくろむ。

 一方、青葉区のオフィスビル前で第一声に臨んだ別の無所属新人の男性候補も、訴えの軸は「官から民への市政改革」。「政策で戦う」と候補者は意気込むが、「有権者には違いが見えにくいようだ。衆院解散がぶつかれば、市長選そのものがさらに埋没してしまう」(支援する市議)との不安も抱える。

 総選挙の時期に関心が高まる国政をよそに、与野党対決とは一線を画した形の市長選。「主役」になるはずだった梅原市長が撤退した中で、「市民主役の市政」「市政の大改革」「対話の市政実現」と、各候補者が連呼するスローガンは行き先を失い、宙に浮いた状態にも映る。

 無所属新人の女性候補は「行財政改革、保育所の待機児童対策など項目はみな同じだが、中身で勝負する」と強気だ。しかし、市中心部の商店街で演説に耳を傾けていた若林区の会社員男性(42)は「きょう(12日)開票される都議選の方が気になる」と手厳しい。

 8月21日に任期満了を迎え、後任にバトンを託す梅原市長は6日から市内の病院に入院し、尿管結石症の治療を続けている。数日中には公務に復帰するとみられるが、市長選についてのコメントは一切出さなかった。



2009年07月13日月曜日

628とはずがたり:2009/07/15(水) 17:56:52

横山氏と佐々木氏が出馬へ にかほ市長選
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090715a

 にかほ市長の横山忠長氏(61)=同市象潟町大砂川字菅7=と、にかほ市議会議員の佐々木清勝氏(70)=同市畑字福田51=は14日、任期満了(11月12日)に伴う同市長選にともに無所属で立候補する意思を固めた。

 横山氏は15日、佐々木氏は17日に記者会見し、正式に表明する。

 横山氏は「合併市の発足から市政運営に懸命に取り組んできた。世界同時不況の影響などで、目標とする市の姿に到達していない部分もあり、もう1期頑張りたい」とし、▽長期的雇用につながる産業の振興▽特別養護老人ホームの整備▽教育環境の充実?などに取り組むとしている。

 佐々木氏は「現市政の運営は可もなく不可もなくという印象で、激動の時代に対応できない。政策に優先順位を付けて若者に夢と希望を与える市政にしたい」と話し、▽離職で所得を減らした世帯への生活支援▽中小企業向け融資の拡充▽奨学金の制度創設?などに取り組むとしている。
(2009/07/15 08:30 更新)

629秋田2区の名無し:2009/07/15(水) 20:19:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090715t11023.htm
任期満了に伴う仙台市長選(26日投票)で、河北新報社は12〜14日、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析も加えて情勢をまとめた。前副市長の奥山恵美子氏(58)が先行し、前副市長の岩崎恵美子氏(65)が追っている。元市議の柳橋邦彦氏(68)、元市議の渡辺博氏(59)、会社社長の佐藤崇弘氏(29)が続いている。政治団体「幸福実現党」東北ブロック副代表の椿原慎一氏(47)は伸び悩んでいる。現時点で回答者の6割弱が投票する候補を決めておらず、流動的な要素が残っている。

 民主、社民の両党県連と市議会超党派の議員35人の支援を受けた奥山氏は、5区すべてで他候補を引き離している。男女ともすべての世代で他候補を上回った。職業別では事務・技術職、現業職、専業主婦層の支持が厚い。政党別では民主、共産、社民支持層の4割以上をまとめ、自民の3割弱、公明の2割、支持政党なしの層でも2割強を集めている。

 岩崎氏は泉区を除き4区で、奥山氏に続いて浸透している。職業別では管理職の支持が他候補を上回った。商工・サービス業の支持も比較的強い。政党別では、公明支持層の2割強を集めた。候補者の中で同党の支持を最も集めている。

 柳橋氏は地盤の泉区で奥山氏に次いで支持を集めている。自民支持層の一部も取り込む。自由業や60代以上に比較的浸透している。

 渡辺氏は宮城野区の後援会を主体にした選挙戦を展開しており、同区のほか、太白区で支持の広がりがみられる。40代で一定の支持を集める。

 佐藤氏は泉区の一部に浸透し、事務・技術職と現業職にも一定の強さをみせる。世代別では、20代と50代の男性に食い込んでいる。

 椿原氏は全体的に広がりを欠いている。
 現段階で既に投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」と答えた有権者の合計は、回答者の4割超にとどまる。投票率の増減によって情勢が変わる可能性もある。

[調査の方法]仙台市内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。地域や性別、年代が有権者の構成に近くなるように割り当てた。実際に有権者のいる世帯に電話がかかった2287件のうち、938人から回答を得た。

630千葉9区:2009/07/16(木) 22:45:24
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090716ddlk02010139000c.html
鹿内・青森市長:公約実現の異例人事 組織改編で138人異動 /青森
 青森市の鹿内博市長は15日、計138人の人事異動を発表した。市長公室を設置して自治体経営局を廃止するなどの組織改革をすることに伴うもので、公約に掲げた市民百人委員会の設置など「鹿内カラー」を打ち出した組織体制が21日に整うことになった。市人事課によると、この時期に100人規模の異動をするのは、少なくとも過去20年間で例がない。

 異動は部長級2人、次長級2人、課長級22人で、部長級は田中道郎・市長公室準備室長が新設の市長公室長に、佐々木淳一企画財政部理事が経済部理事になる。着服問題が発覚して総務部次長が兼任していた秘書課長には、石沢幸造・経済部産業政策課長が就く。農林水産部に新設される「あおもり産品販売促進課」の課長ポストは県から派遣される。

 鹿内市長は、6月に停職処分歴のある秘書課長を懲戒処分にした問題を踏まえ、「前回を教訓として対応した」と語った。

 また、佐々木誠造・前市長が進めるコンパクトシティ計画の要だった中心市街地対策課は廃止し、経済部に新設される商店街振興課に移管した。鹿内市長は「従来やってきた中心市街地のみならず、他の市内全域の商店街の活性化を進める」としている。

 公約にかかげた市民百人委員会については、市長公室の下に新設した市民政策課が担う。同課はこの他、市長の特命を受けた新たな政策の企画や行財政改革を担当する。【鈴木久美】

631千葉9区:2009/07/16(木) 23:02:47
>>624
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000907160002
元鷹巣町長、戸別訪問の実態明らかに
2009年07月16日

 4月の北秋田市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収、事前運動)の疑いで逮捕された元鷹巣町長岩川徹容疑者(60)=北秋田市栄=と、同法違反(被買収、事前運動)容疑で逮捕された運動員の二階堂甚一容疑者(61)=北秋田市上杉=の2人が、同市の合川地区で、禁止されている戸別訪問を投票日直前まで繰り返していた実態が15日、地元関係者への取材で明らかになった。


 県警によると、岩川容疑者は今年2月、同市のコンビニ駐車場で、二階堂容疑者に票のとりまとめを依頼。その報酬として現金十数万円を渡し、戸別訪問や集会への呼びかけなど事前に選挙運動をした疑いがある。二階堂容疑者は容疑を認め、岩川容疑者は黙秘を続けているという。


 二階堂容疑者と同じ合川地区に住む無職男性(66)宅を2人が訪ねたのは、北秋田市長選告示前の3月末。


 「居だがい?」。二階堂容疑者の声がしたので男性は玄関に向かったという。隣に岩川容疑者がおり、二階堂容疑者にうながされて入り、「今度、市長選に出るのでよろしくお願いします」と言った。


 近くに住む別の無職男性(71)宅には4月12日の投票日の3、4日前に来た。二階堂容疑者が先に玄関に入り、あいさつ。その後、2人で並び、岩川容疑者が「(市長選を)よろしくお願いします」と依頼した。


 別の無職男性(81)宅へも2人は顔を出し、その際は岩川容疑者だけが中へ入り、玄関の外から二階堂容疑者の顔がのぞいていた。「福祉政策に力を入れて取り組んでいきます」と話したという。


 公選法は、家々を回り、投票を呼びかける戸別訪問を禁止。県警は、2人が合川地区で、少なくとも二十数件の戸別訪問をしたとみている。


 また、二階堂容疑者は調べに対し、「金がなく困っていた」と供述し、選挙後の5月には破産していたことも15日、関係者の話でわかった。


 県警などによると、二階堂容疑者は地元の特産品などを販売する第三セクターの役員などを勤めていたが、昨年に解散。逮捕容疑の時期は無職だった。これまで二階堂容疑者は本格的な選挙運動の経験はなかったという。

632千葉9区:2009/07/17(金) 22:19:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090714_04.htm
【連載】街のつぶやき(1)国分町 閑古鳥鳴かないで

営業努力を続けるママたちの思いは、候補者にどこまで届くのか=仙台市青葉区国分町2丁目


  正直言って、選挙は嫌いだ。理由は単純。選挙になると、客足が決まって落ちるからだ。
 東北一の歓楽街、仙台市青葉区国分町でバー「ノアール」を経営するママの庄司洋子さん(43)。この道18年の経験から、「選挙中は閑古鳥が鳴く」という国分町の俗説は本当だと実感している。

 「飲み歩く姿を誰かに見られて選挙に不熱心と思われるのを嫌がって、多くの人が夜の街に寄りつかない。役所がらみの仕事をしている人は特にそう」。実際、店に誘っても「選挙中だから」と渋る人が多い。

 それでなくても国分町は不況の荒波にもまれている。ここ数年で、全店舗数の1割超に当たる300〜400軒が店を畳んだといわれる。

 国分町でホスト歴8年という男性(31)は「人通りがすっかり減って、景気は最悪。転職したホスト仲間もいる」と愚痴る。仙台市長選の候補者の顔触れさえまだ把握していないが、「景気は良くしてほしい」と投票には行くつもりだ。

 ことしは市長選後も、衆院選、宮城県知事選と選挙が続く。閑古鳥が鳴き続けそうな気配だが、庄司さんの表情に悲嘆の色はない。

 「不況でも、選挙でも、お客さんはゼロにはならない。厳しい中でも選ばれる店になることが大事」。昨年12月、店を持って11年で最高額の月商を記録した。不況真っただ中の好成績。長年の営業開拓と投資が実ったようだ。

 「ほかの客と顔を合わせず、ゆっくり飲みたい」との声に即応、昨夏までに、二つの別室を同じビル内に用意した。家賃は倍増したが人気は高く、売り上げは伸びた。
 経営者らの交流組織に飛び込んで人脈を広げ、スタッフ全員に接客法をまとめた手製マニュアルを配るなど、生き残る努力を重ねてきた。

 「役所の仕事も同じ。どこまで市民のために汗を流せるか。市長がけん引役にならないと」
 国分町全体に活気が戻ることを願い、1票を投じる。
   ◇
 26日の投票日に向け、舌戦が始まった仙台市長選。100万都市の新しいリーダー選びを、市民はどんな思いで見つめているのか。街のつぶやきを拾った。(4回続き)



2009年07月14日火曜日

633千葉9区:2009/07/17(金) 22:19:53
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090715_04.htm
【連載】街のつぶやき(2)政治に届かぬ路上の絶望

支援団体から豚汁の配給を受けるホームレス。思いは政治に届いていないと感じる=仙台市青葉区五橋1丁目、五橋公園


  「市長選なんて興味がない。誰がなっても市政が良くなるわけでない」
 12日の仙台市長選告示を目前にした今月上旬の夜。JR仙台駅の通路の片隅で、ホームレスの男性は、吐き捨てるように言った。

 60歳。2006年秋、親族と同居していた仙台市内の家を飛び出して以来、駅周辺で路上生活をしている。

 1日2食。朝食は100円ショップで買う食パンで済ませることが多い。値段の割に、腹持ちが良いからだという。夕食は支援団体から支給される即席めん。こんな生活を、もう3年も続けている。

 駅で話した数日後、支援団体の炊き出し会場で男性に再会した。配られた豚汁を食べながら、男性は市長選について語りだした。

 「候補者の公約を見たけれど、おれらと関係のないことばかりだね」
 政治に関心がないわけではない。国が支給した定額給付金。住所がないというだけで、もらえないことに不満が募る。「不正受給を勘ぐるのは分かるが、本当に必要なわれわれに回ってこないのは問題だ」

 一票に、生活や未来を託したいとの思いはあるが、投票券が届かない男性にとって、自分の意思を表明する機会はない。自分と同様、支援が必要なホームレスの声が市政には届いていないと感じる。

 路上生活者の自立を支援する仙台市のNPO法人「ワンファミリー仙台」の新沼鉄也事務長が、男性たちの思いを代弁する。

 「まず住まいがあるかどうかから始まり、行政の支援はいつも条件付き。無条件の支援が必要なホームレスとミスマッチが起きている」

 仙台市内のホームレスは124人(1月現在、市調べ)。ネットカフェ難民や車中生活者を合わせると、約300人が住居を失い、街中をさまよっているとされる。

 「政治には絶望している。いま生きることで精いっぱいだ」。豚汁を食べ終えると男性は、再び雑踏へと戻っていった。



2009年07月15日水曜日

634千葉9区:2009/07/17(金) 22:20:31
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090716_02.htm
【連載】街のつぶやき(3)不況乗せて 行き先不透明

「チケットを使ってくれる企業が減っている」。景気低迷が気掛かりだ=仙台市青葉区のJR仙台駅前


  「お客さん、行き先をちゃんと書かないと会社に怒られますよ」
 7月上旬の深夜、仙台市泉区の住宅街。タクシー運転手の佐々木義実さん(63)は、タクシーチケットを出して降りようとしたスーツ姿の男性客を呼び止めた。

 市中心部で乗車してから約30分間、行き先以外は何も話さず、眠り込んでいた男性客。行き先が空欄になったままのチケットを返そうとすると、にらむような視線で、こう言った。
 「だからタクシーは嫌いなんだ」

 現職市長が立候補を断念するきっかけとなったタクシー券問題。頻繁に報道されだした昨年末から、ある変化を感じた。世界同時不況が深刻化した時期でもある。

 「ささいなことで言い掛かりをつけてくる人が多くなった。タクシー券の問題もあって、タクシーまで悪者にされたようで、たまったもんじゃない」
 別の男性運転手(52)は「仙台市外に客を乗せていくことがほとんどなくなった」とぼやく。

 仙台市内を走るタクシーの数は約3000台といわれ、供給過剰が指摘されてきた。違法駐車の客待ちタクシーや低料金参入に見られるように、景気低迷で業界内は依然厳しい競争が続く。

 製造業の会社に就職し、定年の55歳まで勤め上げた佐々木さん。老後の生活費の足しにと、2004年からタクシー運転手の仕事を始めた。ただ、正業とするにはつらい仕事だと感じる。
 「自分は年金や蓄えがあるからまだいいが、タクシーの水揚げだけで生活していくのは大変」

 運転手仲間には、リストラで仕事を失った若い人や同年代も少なくない。深夜勤務中心の厳しい労働環境にもかかわらず、乗務員を希望する人は絶えることがない。

 新聞に必ず目を通すという佐々木さんだが、今回の市長選にはあまり興味がわかない。

 「世間に注目してほしいのは、使われたタクシーチケットの行き先ではなく、チケットを使ってくれる企業が減っていること。景気を良くしてくれる人なら誰でもいい」



2009年07月16日木曜日

635千葉9区:2009/07/17(金) 22:21:03
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090717_04.htm
【連載】街のつぶやき(4完)等距離外交 悩む町内会長

選挙中、個人演説会も各地区で開かれる。町内会長にとって神経を使う日々が続く=仙台市青葉区


  「本当のことを言えば気が重い。憂うつだよ」
 仙台市泉区の70代の町内会長はつぶやいた。
 目下の市長選から、衆院選、宮城県知事選と続く選挙の季節。町内会長は試練の時を迎える。

 告示前から、候補予定者の集会には町内会長の出席が期待される。町内会長が居並ぶことで「地域全体が支持している」と参加者に印象付けることができるからだ。

 実際、出席せざるを得ない事情もある。「かつて地域の要望を聞いてくれた人が立候補すれば、無視できないのが人情」とこの会長は打ち明ける。
 ただ、こうした協力は一つの陣営だけにとどまらない。「何でうちの集会に来なかった」と以前、猛烈な抗議を受けたことが頭から離れない。ある陣営だけ応援弁士を務めると、ライバル陣営からの批判がやまない。

 「会長来なかったね」。時に、町内の支持者が集会の出欠を確認する監視役になるだけに、「どこから矢が飛んでくるか分からない」。「等距離外交」が求められ、今回の市長選は、誘いがあった4陣営をはしごする。

 このため、告示後は事務所訪問の「ノルマ」が生じる。「1陣営当たり、告示直後と中盤の最低2回は事務所に顔を出さないと、陰口をたたかれる」と心配する。

 候補者が6人立っているものの、内心は「だれがなっても大差ない」と思う。協力への見返りを要求するつもりはない。希望するのは、生涯学習の拠点になるコミュニティーセンターの増設ぐらいだ。「新市長には高齢者の生涯学習を後押ししてほしい」と願う。

 「町内会が選挙事務をボイコットしたらどうなるのか」。青葉区の60代の町内会長は、選挙のたびに夢想する。
 「投票所の立会人などは善意で協力してきた。町内会への市の支援が先細りするようなら、選挙事務を担えない地域が出かねない」といら立ちを見せる。

 だから、新市長への注文は明確だ。「町内会の仕事が多すぎる。町内会の負担を減らしながら、地域の活性化を図れる政策を実現してくれたら」



2009年07月17日金曜日

636千葉9区:2009/07/19(日) 21:20:00
町議補選の票差がすげえ・・・同じ元職同士の対決なのに
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090713ddlk07010059000c.html
選挙:西会津町長選/西会津町議補選 町長選、伊藤氏が初当選 /福島
 ◇多選批判が奏功
 任期満了に伴う西会津町長選は12日投票され、即日開票の結果、新人で元町議の伊藤勝氏(59)=無所属=が、現職の山口博続氏(74)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は6700人、投票率は88・22%だった。

 伊藤氏は「多選が権力の一極集中を生んでいる。町政の刷新が必要」と訴えて立候補。山口氏のトップダウンによる行政運営や政策と町民意識とのかい離など、多選の弊害を強調して現町政への批判票を結集し、24年ぶりの選挙戦を制した。山口氏は、6期の実績を訴えたが、多選と高齢による健康不安が響いた。

 伊藤氏は「町民の声をよく聞き、行政に反映させたい。特産物の販売所の活用、農家への民泊などによる観光誘客などを通じ、町の活性化を図りたい」と話した。

 一方、町議補選(改選数1)も同夜、当選者が決まった。【太田穣】

==============

 ◇西会津町長選開票結果=選管最終発表
当 3580 伊藤勝  59 無新

  2293 山口博続 74 無現

 ◇西会津町長略歴
伊藤勝(いとう・まさる) 59 無新(1)

 [元]町議[歴]会社員▽西会津高

 ◇西会津町議補選開票結果(改選数1−2)
当 5009 佐野悦朗  71 無元

   341 板垣富士雄 61 無元

 =選管最終発表

637千葉9区:2009/07/19(日) 21:55:06
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000907150003
選挙証紙足りない? 仙台市選管ミス
2009年07月15日

 仙台市長選の候補者が、自分の主張を書いて市民に配る「選挙ビラ」。そのビラに張る必要がある「証紙」を、市選管が法定の7万枚より少なく候補者に配っていた可能性があることが14日、明らかになった。


 候補者は証紙を張ったビラを最大7万枚配れる。市選管は8人分の証紙を用意。告示の12日、候補者6人の陣営に証紙7万枚分のシートの束を渡した。ところが同夜、市に残った予備の2人分の束を数えたところ、いずれも法定数未満だった。


 原因はシートの数え方。証紙作製を受注した市内の印刷会社が、シートの束を重さで量った。だが、シートはシール状。のりが十分に乾いていないと重く、7万枚分の重量があっても枚数が少ないケースが生じた。


 市選管は、証紙が不足していたら補充するという。今回のミスについては「納品後のチェックを厳しくしたい」としている。

638千葉9区:2009/07/21(火) 23:54:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090719-OYT8T00860.htm
奥山氏先行 追う岩崎氏
本社世論調査 
 仙台市長選(26日投開票)で、読売新聞社が仙台市内の有権者に実施した世論調査では、前副市長の奥山恵美子氏(58)が一歩リードし、前副市長の岩崎恵美子氏(65)が追う展開となっている。両氏に、前市議の渡辺博氏(59)、元市会議長の柳橋邦彦氏(68)、会社社長の佐藤崇弘氏(29)が続き、幸福実現党の椿原慎一氏(47)は浸透し切れていない。ただ、有権者の4割近くが態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

     ◇情勢 

 奥山氏は県連レベルで支援する民主、社民支持層の4割近くを固め、自民支持層の1割以上、公明支持層の2割弱が支持。共産支持層でも3割強が支持し、無党派層の2割に浸透と幅広い支持を集める。年代別では全世代で他候補を上回った。職業別では専業主婦の支持が厚く、地域別では、宮城野区で岩崎氏と並ぶほか、4区で他候補を上回る。

 岩崎氏は自民、公明支持層の3割強を固め、共産支持層の2割が支持。民主、社民支持層の1割も取り込む。地域別では宮城野区で2割強の支持を得て奥山氏と並び、若林区を除いた3区で2割弱に浸透している。

 渡辺氏は、自民、民主、公明支持層の1割前後に浸透、地盤の宮城野区に加え、太白区でも支持を広げ、職業別では専業主婦の一部が支持する。柳橋氏は自民、民主、公明支持層の1割弱が支持。60代以上に浸透し、職業別では商工サービス業が多い。佐藤氏は民主、共産支持層の1割が支持し、20代と学生の2割弱に浸透。椿原氏は全体的に広がりを欠いている。

    ◇関心度  市長選に関心がある人は「大いに」「多少」を合わせて83%。投票に行くかどうかを聞いたところ、「必ず行く」が67%で、「なるべく行くつもり」と合わせて9割を超えた。現職が出馬を断念し、新人6人が乱立したこともあり、関心は高いようだ。

     ◇争点 

 争点として重視したい問題は、「医療や福祉の充実」(87%)が最多で、次いで、「市の行財政改革」(77%)、「産業の振興や雇用対策」(74%)など。不況を背景に、20〜60代で「産業の振興や雇用対策」を挙げた人が7〜8割を占めた。30代では「少子化対策や子育て支援」が8割と全世代で最多だった。また、市長に必要な資質は、「改革への熱意」がトップだった。

(2009年7月20日 読売新聞)

639千葉9区:2009/07/24(金) 21:51:20
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000907240002
民主、知事選に強気/村井氏と対決姿勢鮮明
2009年07月24日

 10月投開票の知事選に向け、民主党県連が独自候補の擁立を急いでいる。自民党の県議出身で再選立候補が確実視される村井嘉浩知事とは、もともと折り合いの悪い同県連。自民への逆風を意識し、「衆院選の勢いに乗り、新知事を誕生させる」と対決姿勢を強めている。(守真弓)


 「県議会でも知事は『比例は公明、選挙区は自民』と明言している」


 20日、民主党県連の常任幹事会終了後の会見で岡崎トミ子県連代表は、村井知事の政治姿勢を自民寄りだと指摘。10月25日投開票の知事選を「政権交代後、初の大型地方選挙」と位置づけ、党独自の候補を擁立すると発表した。


 来月30日に投開票される衆院選後、時をおかずに候補を決めることを目指しており、現在、県議会の会派内で話し合いを進めている。党内外からの公募は、時間が足りないために難しそうだが、同党のある前衆院議員は「衆院選の直後で、相当勢いのある態勢の中での選挙になる」と自信をのぞかせる。


 自民党県連の幹事長も務めた村井知事が、民主系の浅野史郎前知事が推した候補に競り勝ってから4年。「みやぎ発展税」導入などにより、トヨタ系の「セントラル自動車」の県内誘致にも成功した村井知事は、大阪府出身でありながら、県内で最も人気のある政治家の一人とされる。


 だが、麻生政権のもとで最初に解散総選挙があると目された昨秋以来、民主党との溝は急速に深まった。


 背景には、自民の立候補予定者への「応援」がある。同党の予定者らは知事の人気にあやかろうと、こぞって集会などに応援を要請。3月以降の政党ポスターも小選挙区の予定者6人のうち5人が知事をパートナーに選んだ。


 民主系の県議らは県議会などでたびたび「県民は自民党員だけではない」などと批判したが、知事の態度に変化はなかった。


 こうした姿勢が民主党県連を刺激した。同党の前衆院議員は「今の時代に合わない知事は、追放するしかない。そもそも宮城出身の人がなるべきだ」と不快感をあらわにする。別の県連幹部も「宮城の知事がひどく自民寄りだということは党本部もよく知っている。政権交代後の県政運営を考えれば民主系知事の方が県のためだ」と話す。


 民主のこうした候補者擁立の動きについて、まだ再選立候補を明言してはいない村井知事は、22日の記者会見では「県民にとって選挙の選択肢は多いほどいい」と述べるにとどまった。だが、周囲には「どういう状況になろうと『自公一本』でいく」と決意を漏らしているという。

640千葉9区:2009/07/24(金) 22:42:27
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090718_01.htm
【連載】疾走奔走(上)オール新人/独自カラー創出懸命

  東北唯一の政令市のリーダーを決める仙台市長選(26日投票)は、中盤に差し掛かり各候補の舌戦が熱を帯びてきた。6新人は独自の政策やアピール方法で他候補との違いを打ち出し、公務員経験のある候補と民間出身の候補が「官対民」の対立軸をめぐって激しい攻防を繰り広げている。「百万都市」を東奔西走する6候補を追った。(仙台市長選取材班)

<知名度上昇狙う>
 16日夜、泉区の住宅で開かれた個人演説会。岩崎恵美子候補が約20人の支持者に強調したのは医師、感染症対策専門家の経歴だった。自信に満ちた表情で「新型インフルエンザの正しい知識を広めたい」と語った。

 経済対策も、健康福祉産業、サイエンス産業の創出による雇用拡大など「医療・福祉」が基軸だ。「市民のために健康福祉政策をきっちりやりたい」と、医師の看板を前面に打ち出す。

 「携帯電話、インターネットで『サトウタカヒロ』を検索してください」。14日午後、若林区の住宅地。佐藤崇弘候補は選挙カーから有権者に手を振り、「ネットで検索」を連呼した。

 告示9日前に出馬表明した佐藤候補が、出遅れ挽回(ばんかい)の秘策と考えたのが、インターネットを活用した戦略。「ビジネスで学んだ効果的な手法」と、選挙ポスターや選挙ビラに検索コードを載せ、知名度の急上昇を狙う。

 梅原克彦市長(55)の出馬断念で、新人同士の戦いとなった今回の市長選。乱戦模様の中で各陣営は、経験や政治手法、PR方法など候補者の特徴を最大限アピールすることに懸命だ。

 渡辺博候補は14日午後、若林区のスーパー前でマイクを握り、買い物に訪れた有権者らに訴えた。「市政がお茶の間にお邪魔して、市政課題を議論する。テレビでのやりとりを施策に反映させる日本初のトーク番組を実現させたい」

 「市政テレビトーク番組」の放映は、渡辺候補が掲げる施策の目玉。「市民の対話」「親しみやすさ」が売りだ。ポスターや選挙運動用ビラにも刷り込み、積極的にアピールしている。

 16日午前8時すぎ、若林区卸町の繊維商社に柳橋邦彦氏の姿があった。「地元経済の浮揚に全力を挙げる」と右の拳を振り上げると、約50人の社員から拍手の渦が巻き起こった。柳橋候補は「仙台の経済を何とかしてほしいとの期待をひしひしと感じる」と手応えを口にする。

 会社社長でもある柳橋候補。経営者として培った経験を経済施策に反映させ、他候補との差別化を狙う。連日、複数企業の朝礼を回る。

<経済対策前面に>
 市政全般に及ぶ争点が乏しい中で、各候補の訴えで共通するのが、地域経済をいかに立て直すか。市民の関心も高い。

 16日午後、青葉区のレストラン。「街の経済を元気にすることが大切。地元企業への公共事業発注など皆さんを支援する方法を考えたい」。奥山恵美子候補は経済関係者約140人がそろった集会でこう強調した。

 市職員として子育て支援、教育、市民協働に深くかかわった奥山候補。一方、経済手腕は未知数で、陣営は経済界の反応を注視する。15日に始めた個人演説会でも、地元商店街の活性化など経済対策を意識的に訴える。
 椿原慎一候補は「資金繰りに困っている企業を支援する」と強調する。



2009年07月18日土曜日

641千葉9区:2009/07/24(金) 22:42:47
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090719_01.htm
【連載】疾走奔走(下)官か、民か/「市民派」演出に腐心

 <演説会で気炎>
 15日午後、仙台市宮城野区の集会所。柳橋邦彦候補が、個人演説会で気炎を上げた。会社社長である自身を「民」と位置付け、「官」批判を繰り広げた。
 「仙台市長は中央官庁や市役所出身者が3代続き、また市役所の人間がなれば組織は固まる。市役所出身者に役所改革はできない」

 攻撃の的は、対立候補の2人の前副市長、特に市役所生え抜きの奥山恵美子候補だ。
 渡辺博候補も、「官」をやり玉に挙げる。12日の告示後、街頭に立っては「政党や組織に縛られた市政はもういらない。私はしがらみがない自由な立場を貫く」と演説している。

 市の財政危機の原因は、役人出身の市長が続いたためだと持論を語り、「市民による市民のための代表を選び、新しい市役所をつくろう」と、ひたすら呼び掛ける。
 現職の梅原克彦市長(55)が立候補を断念し、「主役不在」(市議)と言われる今回の市長選。選挙戦に入り、「市役所一家」と皮肉られるほど強固な結束力を持つ市役所組織に批判の矛先が向けられている。

<他候補を意識>
 前副市長の岩崎恵美子候補は16日夜、泉区の個人宅での演説会で「わたしは最後まで梅原市長を支えた。旧体制に戻ってはいけないと思った」と立候補を決断した経緯を説明した。梅原市長とたもとを分かち、副市長を辞めた奥山候補を強く意識した発言だった。
 民間病院で16年間、勤務医を務めた経験から「自分は民間人」と位置付け、「官」批判をかわす。一方で「危機管理対策や新型インフルエンザ対策に取り組んだ」と副市長の実績を強調することも忘れない。「官」「民」両方の経験を巧みに使い分けている。

 企業経営者の佐藤崇弘候補は15日、青葉区の中心商店街で声を張り上げた。
 「市は間もなく倒産する状態なのに、市役所出身者も市議会出身者も責任を取ろうとしない」
 市政を担う両輪の市役所と市議会、双方を糾弾。「大きな団体や政党の支援はないが、民間出身は私だけだ」と付け加え、「改革者」のイメージの浸透を図る。

 ほかの候補者から集中砲火を浴びる奥山候補。しかし、「官」批判に正面から反論することはない。批判のターゲットを、立候補のきっかけになった梅原市長に絞る。
 16日夜に太白区であった個人演説会。奥山候補は「この4年間の市政は対話がなく、市民の気持ちと違う方向に行ってしまった」と語った。

 「市職員が持つ力をフルに発揮できれば、本当に市民のための市政を実現できる。そのための力になりたい」。職員の力を引き出し、市役所改革につなげる―と、古巣にも思いを寄せる。
 椿原慎一候補は「行政には民間の経営感覚が必要」と訴えている。



2009年07月19日日曜日

642千葉9区:2009/07/26(日) 18:16:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090726t61010.htm
総選挙より市長選? 福島5区 自・民の選対本部長辞任
 衆院選福島5区で事実上の一騎打ちを演じるとみられる自民、民主両陣営の選対本部長が、解散前に相次いで辞任した。衆院選の2週間後に控えたいわき市長選(9月13日投票)をめぐる動きで、今後も衆院選と市長選が複雑に絡み合いながら推移しそうだ。

 自民党前衆院議員の選対本部長だった渡辺敬夫県議(63)は7月上旬、市長選立候補に備えて本部長を辞任した。本部長を引き受けたのは昨年12月のこと。市長選の9カ月前で、渡辺氏は「解散がここまで遅くなるとは思わなかった」と苦しい胸の内を明かす。

 一方、民主党前衆院議員の選対本部長だった佐藤健一県議(60)も同じ時期に辞意を伝え、解散3日前の18日に受理された。

 理由は「市長選に立候補する渡辺氏の支援に本腰を入れたい」。2人は親類関係にあり、佐藤氏は個人的に渡辺氏を支援するとみられている。

 両陣営とも後任の選対本部長が既に決まっており「交代による影響はない」と、組織的に問題がないと強調する。

 ただ市長選との絡みで微妙な影響を指摘する声もある。
 市長選には、元自民党県議で現職の櫛田一男氏(72)と渡辺氏がともに無所属での立候補を表明しているが事実上、自民党の分裂選挙となる。

 その中で、さらに自民、民主両党の前衆院議員の選対本部長だった2人が手を組むことになり、地元有権者にとっては入り組んだ分かりにくい構図となっている。

 自民、民主両党の前衆院議員の陣営は「総選挙と市長選は切り離して対応する」と強調。一方で「衆院選よりも市長選が大事なのか」とぼやきに似た声も漏れる。

 ◇衆院福島5区立候補予定者
坂本剛二 64 自前(6)
吉田泉 60 民前(2)
石渡剛 40 諸新 



2009年07月26日日曜日

643二階席:2009/07/26(日) 20:24:25
【仙台市長選挙】

意外にも0打ちしませんね・・・。

圧倒的に奥山らしいのですが。

644千葉9区:2009/07/26(日) 21:00:10
>>643
地元民放ではゼロ打だったとか
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072601000488.html
仙台市長に奥山氏初当選が確実に 政令市で女性初
 任期満了に伴う仙台市長選は26日投開票され、無所属新人で前副市長の奥山恵美子氏(58)の初当選が確実になった。新人6人が出馬していた。全国市長会によると、政令指定都市、県庁所在地の市長に女性が就任するのは初めて。

 衆院解散後、初の大型地方選挙。自民、公明、共産各党が自主投票とし、奥山氏を県連レベルで支援した民主、社民両党も推薦や支持を見送ったため「政党対決」の構図にはならなかったが、支援候補が勝利した民主党は政権交代を目指す衆院選への弾みとしたい考えだ。

 奥山氏は「市民党」を掲げ、政党色を抑えた選挙戦を展開。市議60人のうち民主、社民に加え自民、公明各党を含めた35人から支援を受けた。「市民との対話」を重視した市政運営を訴えて無党派層にも浸透し、幅広い支持を集めた。

 無所属の前副市長岩崎恵美子氏(65)は医師として新型インフルエンザ対策の取り組みなどをアピールしたが、出馬表明が告示6日前となるなど出遅れが響いた。会社社長佐藤崇弘氏(29)、元市議の渡辺博氏(59)と柳橋邦彦氏(68)、団体役員椿原慎一氏(47)は支持を広げられなかった。

 梅原克彦市長(55)は不適切なタクシー券使用問題を受け最終的に出馬を断念。梅原市長が任命した2人の女性前副市長が争う異例の選挙戦となった。

 奥山氏は秋田市出身で東北大卒。仙台市教育長などを歴任し2007年4月、岩崎氏とともに副市長に就任した。

2009/07/26 20:26 【共同通信】

645名無しさん:2009/07/26(日) 21:19:35
>>644
>民主党は政権交代を目指す衆院選への弾みとしたい考えだ。

ヘタれて推薦も支持も出さなかったくせに、何を言ってるのやら…

646千葉9区:2009/07/26(日) 21:28:42
奥山が推薦拒否ったんじゃなかったでしたっけ?
秋葉が出る/出ない言ってましたから政党色つけたくないと

647とはずがたり:2009/07/26(日) 21:33:18
順当っすね。
次は自民系知事最強の村井をどうするかって所でしょうか。

>>645
全方位したがった奥山が嫌がったんじゃあないっすか?
当選濃厚で民主としては推薦出したかったんじゃないでしょうかね?

648名無しさん:2009/07/26(日) 22:50:40
>>646-647
奥山の推薦拒否を押し切れなかったのをヘタれたと表現しました。

推薦拒否するなら別候補を推すぐらいは言ってもよかったと思います。
千葉知事選の白石は、実際に推薦を差し替えましたしね。

649とはずがたり:2009/07/27(月) 11:14:16
>>648
まあ確かに。最初は奈良市長選でもそういうちょっとしたごたごたが有りましたが最終的には民主推薦を受け容れしかもそれが効いて圧勝でしたしね。
今回は相手岩崎陣営が自公候補と云う色が弱かったので仕方がなかった面もあるかと思います。

「官」批判を退け圧勝 仙台市長に奥山さん
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090727t11028.htm

 新人6人が14日間の戦いを繰り広げた仙台市長選は26日投開票され、前副市長の奥山恵美子さん(58)が100万都市の新しいリーダーの座を射止めた。県内初の女性首長の誕生に喜びいっぱいの陣営事務所。一方、前副市長の岩崎恵美子さん(65)ら落選した5人の事務所では、選挙戦を支えたスタッフや支持者が無念さをにじませた。

 「対話と納得、実行を選挙戦で訴えてきた。市民と対話を進めていく」。奥山恵美子さんは、支持者約200人が喜びに沸く青葉区堤通雨宮町の事務所で、選挙戦を振り返り、市政への抱負を語った。

 奥山さんは取材に対し「市民の力がわたしを市長の地位に就かせてくれた。光栄に思うとともに、厳粛に受け止めている」と述べ、表情を引き締める。
 訴えの柱に掲げた「市民協働」について「区役所をより現場型にし、市民と職員が対話してつながりを持てるようにする」と強調した。
 市議会9月定例会を控え、「景気対策の補正予算案を提出すると同時に、今後の市の方向性を決める総合計画の議論をしたい」と力を込める。

 民主、社民の両党と超党派の市議35人の支援を受け、手堅い戦術を展開した。選挙戦では終始リードしていたため、他候補から「市役所出身者に市役所改革はできない」と集中砲火を浴びた。

 「わたしは市役所の中で市民と共に仕事をしてきた。選挙戦では34年間の実績を訴え、支持してもらえた。行財政改革は待ったなしの覚悟で取り組む」と決意を述べた。

 選挙期間中、夫の忠信さん(59)ら、いずれも県外で働く家族が何度も応援に駆け付けた。「立候補を決意したときから、家族は全面的に支援してくれた」と家族の協力、理解に感謝の言葉を述べた。

◇仙台市長選開票結果(選管最終)
当161,545奥山恵美子無新(1)
  67,107岩崎恵美子無新 
  54,316渡辺  博無新 
  40,210柳橋 邦彦無新 
  32,281佐藤 崇弘無新 
   2,735椿原 慎一諸新 

2009年07月27日月曜日

民主、衆院選へ勢い 自・公「国政に影響ない」
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090727t11027.htm

 仙台市長選は民主、社民両党県連が支援した前副市長奥山恵美子氏(58)が初当選した。「市民党」を掲げる奥山氏の陣営は事実上、主要党派の相乗り状態で、政党対決の構図にはならなかったが、8月の衆院選を前に各党の思いが交錯した。民主党が「市長選の勝利を衆院選にプラスに生かそう」と勢いづけば、自主投票で臨んだ自民、公明両党は「影響はない」と口をそろえた。

 選挙戦で、民主党県連は社民党県連と共に奥山氏を支援。2005年の市長選で梅原克彦氏(55)を支持した自民、公明両党のほか、共産党は自主投票となった。
 奥山氏陣営は12日の告示後の第一声に民主、社民、自民、公明の4党の市議が大勢駆け付けるなど、相乗り色の濃い陣立てとなった。

 民主党県連の木村勝好幹事長は「全国の地方選で、民主党は連勝している。それを途絶えさせることなく継続できたのは大変うれしい」と、上げ潮ムードを衆院選につなげる考えを示した。
 自主投票とした各党は市長選と衆院選の間に線を引く。

 自民党県連の柏佑整幹事長は「奥山氏は全政党と全方位外交だった。自民党にも民主党にも他の政党にも偏らなかった」と指摘。「今後に控える選挙戦には影響はないと信じている」と語る。
 公明党県本部の石橋信勝代表も「選挙は予想通りの結果。総選挙や知事選に与える影響はない」と強調する。

 この20年で初めて独自候補擁立を見送った共産党県委員会の中島康博委員長は「奥山氏には、市民の声を聞き入れなかった梅原市政を改め、住民本位の政策を展開してもらいたい」と話した。
 民主党県連と共に支援した社民党県連の岸田清実幹事長は「支持グループも幅広かった。奥山氏の当選はどこの政党のおかげでもない」と述べた。

2009年07月27日月曜日

650とはずがたり:2009/07/27(月) 11:14:33

党派超え広い支持 民主の6割固める 出口調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090727t11031.htm

 仙台市長選が投開票された26日、河北新報社は投票を済ませた有権者への「出口調査」を市内25カ所の投票所で行い、946人の回答を得た。民主、社民の両党と市議35人の厚い支援を受けた奥山恵美子氏は、民主支持層の6割、自民支持層の3割強をはじめ、党派を超えた幅広い支持を得て他候補を圧倒した。岩崎恵美子氏はいずれも自主投票となった自民支持層の2割強と公明支持層の3割強の支持を集めたが、及ばなかった。

 奥山氏の支持は、公明支持層の4割強、共産支持層の5割弱、社民支持層の7割。どの政党も支持しない無党派層でも4割強に達し、岩崎氏らを引き離した。年代・男女別では20代男性を除くすべての層で首位に立ち、50代以上の男性と40代女性、60代以上の女性では支持が50%台に達した。

 岩崎氏は自民、公明、社民支持層で奥山氏に次ぐ票を集めた。60代以上の男性、30、50代と70代以上の女性に浸透し、30代と70代以上の女性の支持が2割強あった。無党派層では伸び悩んだ。

 渡辺博氏は自民支持層で岩崎氏に並び、民主支持層と無党派層で奥山氏に次ぐ2位の票を得た。年代・男女別でも40、50代男性と20、40、60代女性で奥山氏に次いだ。

 柳橋邦彦氏は自民支持層の2割弱、民主支持層と無党派層の1割弱から得票。20、40代と60代以上の男性、20、30代の女性の支持が1割を超えた。
 佐藤崇弘氏は20代男性では3割強の得票で首位。30代男性の2割弱、20〜60代女性の1割強の支持を得るなど若年層ほど強みを発揮した。
 椿原慎一氏は全体的に伸び悩んだ。

 有権者が投票の際に重視した点は「政策・マニフェスト」が25.4%でトップ。「人物・人柄」が23.9%、「経歴・実績」が12.1%、「政治姿勢」が11.4%、「若さ・新鮮さ」が5.6%。「ほかに良い人がいない」も9.7%あった。

 政党支持率は自民24.5%、民主38.1%、公明2.0%、共産2.6%、社民1.8%、国民新党0.3%、新党日本0.4%、支持政党なし26.0%だった。

◎奥山さん全区でトップ 

 仙台市長選では、奥山恵美子氏が各区で幅広く票を集め、次点の岩崎恵美子氏を圧倒した。有効投票数に占める得票率(相対得票率)は奥山氏45.1%、岩崎氏18.7%で、26.4ポイントの差をつけた。

 奥山氏は5区すべてを制覇し、宮城野を除く各区で2位の候補を倍以上引き離した。各区の得票率は青葉45.1%、宮城野39.8%、若林45.5%、太白50.1%、泉44.1%。棄権者と無効票を含めた全有権者に占める絶対得票率は、19.9%だった。

 岩崎氏は最も票を伸ばした青葉区でも21.3%の得票率にとどまり、奥山氏の半分に届かなかった。奥山氏との差が最も開いた太白区では、31.5ポイント差をつけられた。

 渡辺博氏は市議時代の選挙区だった宮城野区で得票率2位となる24.6%を獲得。青葉区や若林区でも岩崎氏に迫った。柳橋邦彦氏は地盤の泉区で18.8%と2位に食い込んだが、ほかの4区で苦戦した。
 佐藤崇弘氏は5区とも一けた台の得票率にとどまった。椿原慎一氏は各区で低調だった。

【注】案分票切り捨てのため、奥山氏と岩崎氏は各区の票の合計と総得票数が一致しない

2009年07月27日月曜日

651とはずがたり:2009/07/27(月) 19:02:44

「時間不足」悔やむ岩崎さん 訴え及ばず、渡辺さん
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090727t11029.htm

 「届かなかったか」。岩崎恵美子さんの落選が伝わると、青葉区国分町の事務所は重い空気に包まれた。事務所に遅れて入った岩崎さんは涙をこらえ、深々と何度もお辞儀した。

 梅原克彦市長の出馬断念を受け、立候補を決意。届け出まで副市長を務めた。選挙戦では医師の実績を前面に出し、新型インフルエンザ対策の推進を強く訴えた。岩崎さんは「名前と実績を市民に浸透させる時間が本当に足りなかった」と悔しそうに語った。
 持ち前の明るい笑顔をつくった岩崎さんは、落胆する支持者を励ましながら「支えてくれてありがとう」と固い握手を交わしていた。

◎「支援に感謝したい」/渡辺さん
 宮城野区五輪にある渡辺博さん(59)の事務所では、開票開始前から陣営幹部ら約50人が集まり、開票の動向を見守った。落選が決まると、事務所は重苦しい空気に包まれた。

 渡辺さんは午後9時20分すぎ、選挙戦と同じ白いブレザーと赤いネクタイ姿で現れた。「しがらみのない市政の実現を目指し、全力で政策を訴えたが、及ばなかった。皆さんの支援に感謝したい」と敗戦の弁を述べた。

 14日間の選挙戦を支え続けた妻明美さん(53)と共に深々と頭を下げた後、支持者一人一人と握手を交わした渡辺さん。連日の街頭演説で日に焼けた顔には、充実感ものぞかせていた。

◎「申し訳ない」深々頭下げる/柳橋さん
 青葉区中央の柳橋邦彦さん(68)の事務所では、落選の知らせが入ると同時に、支持者から大きなため息が漏れた。

 柳橋さんは「一生懸命支援してくれた方々の期待に応えることができず、本当に申し訳ない」と語り、支持者に深々と頭を下げた。事務所には落選に涙ぐむ支持者の姿もあった。
 官から民への転換を訴え、支持拡大を目指したが、地盤の泉区以外での知名度不足が最後まで影響した。

 「次の時代を担う若い人たちに支援してもらったのはうれしかった」と選挙戦を振り返った柳橋さん。14日間、共に選挙を戦ったスタッフや支持者らの手を握り、労をねぎらった。

◎「結果を真摯に受け止めたい」/佐藤さん
 青葉区木町通の佐藤崇弘さん(29)の事務所には、選挙戦を支えた同年代の若者らが集まった。落選が確実となり、佐藤さんは「結果がすべて。負けを真摯(しんし)に受け止めたい」と淡々と語った。
 自分のブログを活用したインターネット戦術を展開。渡辺喜美元行政改革担当相も2度応援に駆け付け、若さや民間出身による改革をアピールした。

 「組織や団体に頼らない選挙で財政再建を訴えたが、知名度を上げる時間が足りなかった」と敗戦の弁を語った佐藤さん。支持者から「頑張った」「お疲れさま」とねぎらいの言葉を掛けられると「ありがとうございました」とお礼を述べた。

◎「敗戦を糧に」/椿原さん
 「未来ビジョンが伝わらなかった」。落選が確実となり、青葉区一番町の事務所に現れた椿原慎一さん(47)は肩を落とした。
 リニアモーターカーの敷設や人口倍増計画など独自の政策を訴えたが、及ばなかった。「敗戦を糧にしたい」と語った。


2009年07月27日月曜日

652とはずがたり:2009/07/28(火) 11:20:17
「東北の都市と交流」 奥山氏、広域連携に意欲示す
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090728t11020.htm

 26日に投開票が行われた仙台市長選で初当選した前副市長の奥山恵美子氏(58)は27日、河北新報社の取材に応じ、「東北ブロックの中心都市として、東北の他都市と仙台との双方向交流を進めたい」と広域連携に力を注ぐ考えを明らかにした。

 奥山氏は「広域観光や物産品の販売など、さまざまな面白い組み合わせができる。東北市長会で提案したい」と述べた。さらに「東北から仙台に人を吸い込むのではなく、知恵の集積した仙台から何を届けるか。そうした双方向の交流を大事にしたい」と強調した。

 総選挙の大きな争点になってきた地方分権については「分権なくして国の将来はない」と指摘。「交付税を減らされ、結果だけを問われるのは困る。財源移譲をきちんとしてもらい、地方自治体が住民の視点でサービスを提供できる仕組みをつくるよう声を上げたい」と述べた。

 道州制に関しては「多くの市民にまだ実感がない。東北という範囲で観光や製造業などの分野で何ができるか、具体的な事例を積み上げることが先ではないか」との考えを示した。

2009年07月28日火曜日

653とはずがたり:2009/07/28(火) 11:20:32

奥山氏 エル・ソーラ移転問題など課題山積 待ったなし
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090728t11039.htm

 仙台市長選で初当選した前副市長の奥山恵美子氏(58)は8月24日に初登庁し、新市政の船出を迎える。秋には、中長期的な市政運営の指針「市基本計画」の策定作業が本格化。男女共同参画推進の拠点施設「エル・ソーラ仙台」の縮小、移転問題など、市政が停滞した影響で判断が先送りされた懸案も多い。「奥山市政」は待ったなしの対応を迫られている。(1.3面に関連記事)

▼数年後に人口減少 
 1998年策定の「市基本計画」は2010年度で終了する。10年の計画人口を約112万人としていたが、人口の伸びは大幅に鈍化。数年後には減少へと転じる見通しで、次期計画では少子高齢化への対応を中心に据えた都市政策の見直しが求められる。

 市は既に基礎調査を取りまとめており、10年度中には基本計画と詳細な実施計画を策定する方針。ことし9月の市議会定例会前後には審議会を発足させ、1年に及ぶ議論を開始する予定だ。

 総合計画課は「まず約30人の審議会委員を固める必要がある。いかに幅広い市民の声を組み込むか、新市長との間で検討を急ぎたい」と話す。

▼梅原氏のこだわり
 JR仙台駅前の複合ビル「アエル」内にある「エル・ソーラ仙台」の縮小、移転問題は棚上げ状態になっている。

 市は昨年12月に方針を決める意向だった。しかし、根強い市民の反発に加え、梅原克彦市長のタクシーチケット不適正使用問題で、行財政改革への理解を求めるのが一層難しくなった。

 そもそも、男女共同参画拠点施設の見直しは「梅原市長のイデオロギーに基づくこだわりが出発点」(市幹部)とされる。アエルの賃料の引き下げや引っ越し費用などを踏まえ、移転の方針が修正される可能性もある。

▼水族館移転案件も 
 マリンピア松島水族館(松島町)の仙台港背後地(仙台市宮城野区など)への移転計画、人気キャラクター「アンパンマン」のテーマパークをJR仙台駅東口(宮城野区)に誘致する案件なども市の対応が焦点になっている。

 松島水族館の移転について、市は10億円近い出資を検討していた。アンパンマンのテーマパーク誘致にも7億円ほどが必要とされる。市の財政が危機的な状況にある中、事業への関与や費用負担のあり方を早急に精査することになりそうだ。

2009年07月28日火曜日

654とはずがたり:2009/07/28(火) 11:20:44

梅原市政「転換を」 出口調査で6割超 厳しい評価浮き彫り
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090728t11038.htm

 仙台市長選で前副市長の奥山恵美子氏(58)が初当選したのを受け、現職の梅原克彦市長(55)は任期満了となる8月21日に退任する。26日の投票日に河北新報社が実施した出口調査によると、梅原市政について62.1%の有権者が「転換すべきだ」と回答。「継承すべきだ」は7.9%にとどまり、厳しい評価をしていることが分かった。

 1期4年の梅原市政に対する新市長のスタンスはどうあるべきか、出口調査での結果はグラフの通り。「転換すべきだ」との回答は、60代で約7割に達した。

 支持政党別にみると、転換を求める見方は民主、共産、社民で7割以上、無党派層でも6割を超えた。梅原市長が初当選した前回市長選(2005年)で支援した経緯がある自民、公明支持層でも約半数を占めた。

 梅原市長をめぐっては昨秋以降、タクシーチケットの不適正使用問題が発覚。6月中旬に再選立候補を表明したが、「市民との信頼関係が損なわれ、短期間での修復は不可能」として今月1日、出馬を断念した。

 出馬見送りの判断について、河北新報社が12〜14日に実施した世論調査では、「当然だ」との回答が60.3%に上った。「立候補取りやめはやむを得ない」は26.5%。「立候補すべきだった」との答えは10.7%で、梅原市政への不信感が浮き彫りになった。

2009年07月28日火曜日

655とはずがたり:2009/07/28(火) 11:20:54

民主、知事選に独自候補 村井知事、対抗心あらわ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090728t11041.htm

 村井嘉浩宮城県知事は27日の定例記者会見で、民主党県連が任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)に独自候補を擁立する方針を決めたことに関連し、「民主党は『総選挙で思う存分、与党の応援をしなさい』というメッセージをわたしに発したのだと思う」と述べ、衆院選(8月18日公示、30日投票)で自民、公明両党を支援することをあらためて表明した。

 村井知事は25日の自民党県連主催の政経セミナーで自民、公明両党支援を鮮明にした。「知事になるまで自民党に籍を置き、育ててもらった。麻生太郎首相からも応援してほしいと頼まれた」と説明した。

 景気対策を中心とした与党の政権運営については、「株価が上昇し始め、市場が評価をしている」と指摘。衆院選後の政権は「大きな日本丸が急にかじを切ると転覆する可能性もある。引き続き自公両党が政権を担った方が安定した発展を望める」と強調した。

 26日投開票された仙台市長選で前副市長の奥山恵美子氏(58)が初当選したことに関しては、「福祉、教育施策に果断に取り組んでほしい。富県宮城実現へいろいろ手伝ってほしい」とエールを送った。
 県政と仙台市政に共通する政策課題をめぐっては「奥山氏の市長就任前に、重要施策をピックアップして話し合いたい」と語った。

2009年07月28日火曜日

656とはずがたり:2009/07/28(火) 11:26:15

(宮城県)知事選「県民の会」が候補擁立へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090728t11040.htm

 仙台市の市民団体「明るい民主県政をつくる県民の会」(代表委員・庄司捷彦弁護士ら)は27日までに、任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)に向け、独自候補を擁立する方針を決めた。

 選考の方法や時期などは今後詰めるという。同会は2005年の知事選で、元県高校教職員組合委員長の出浦秀隆氏を擁立した。

 構成団体の一つで共産党県委員会の中島康博委員長は「大企業ばかりを優遇する村井嘉浩知事の県政運営は容認できない。県民の暮らしを第一に考える候補者を立てたい」と話している。

 自民党出身の村井嘉浩知事(48)は再選を目指して立候補するのが確実視されるが、現段階では沈黙を守っている。
 政党では、民主党県連が独自候補の擁立を目指している。


2009年07月28日火曜日

657千葉9区:2009/07/28(火) 20:33:49
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/090728/myg0907280315001-n1.htm
【フォーカス】奥山「市民党」どこまで
2009.7.28 03:14
 ■仙台新市長 政党・議会・市役所と“しがらみ”も

 26日投開票された仙台市長選で、無所属新人で元副市長の奥山恵美子氏(58)が、無所属新人で元副市長の岩崎恵美子氏(65)らを破って初当選を果たし、全国の政令市で初の女性市長となった。市長選は元副市長同士の奥山、岩崎両氏の対決が焦点となったが、結果は奥山氏の圧勝だった。両氏を中心に選挙戦を振り返る。(石崎慶一、高山豊司、中村翔樹)

 当選の喜びに沸く奥山事務所。仙台市議の有志でつくる「市議の会」世話人の柿沼敏万(としかず)市議(改革ネット・自民)は、祝福に駆けつけた民主党県連代表の岡崎トミ子参院議員らと握手を交わした後、「『市民党』の運動組織を構築できたことが勝因。幅広い支持を得ることができた」と満足げな表情を浮かべた。

 市議の会は、議会(定数60)の半数を超える共産を除いた超党派議員による奥山氏の支援グループで、選挙戦では市議がそれぞれの地元で奥山氏を「引き回す」(選対関係者)など、支持を浸透させた。

 平成19年に梅原克彦市長に市教育長から副市長に起用された奥山氏は、梅原市長との政治手法をめぐる考えの違いから3月に辞職。

 前回市長選は自主投票だった民主党県連は次期衆院選をにらみ、他党に先駆け、5月に「勝てる候補」として奥山氏を支援する方針を決めた。

 この後、前回選で梅原市長支持だった自民党県連、公明党県本部は「自主投票」を決める。自民党県連は、梅原市長が議会に対し自身のタクシー券問題の「説明責任を果たしていない」ことなどを理由に同党市連が「自主投票」を決めたことを尊重した。

                   ◇

 こうした中、市議会で会派横断的に奥山氏支援の機運が高まり、市議の会が6月末に発足した。「市長選を衆院選の前哨戦にするのではなく、あくまで奥山氏を市長にするための戦い」(柿沼市議)という共通認識で集まった。

 奥山氏は民主党県連に対し、政党色のない「市民党」の立場で市長選に臨む意向を示した。同党県連はこれを尊重し、県連レベルでの支援にとどめることを決めた。だが政党色を薄めたとはいえ、全国の地方選で好調ぶりを示す民主の支援は追い風となった。奥山氏は市全域で高い支持を得て、得票率は45.1%にのぼった。

 奥山氏には市議や政党のほか、市役所の現職やOBからの支援があった。

 こうした奥山氏を「市役所の旧体制の象徴」として、「旧体制に戻してはならない」と出馬したのが、岩崎氏だった。

                   ◇

658千葉9区:2009/07/28(火) 20:34:09

 岩崎氏は19年に厚生労働省仙台検疫所長から梅原市長によって副市長に“スカウト”された。再選出馬に意欲をみせていた梅原市長がタクシー券問題で立候補を取りやめたことを受け、急遽(きゅうきょ)出馬した。

 「人事や政策が決まる過程が明確でない。市役所と議会でいつの間にか決まっている」と岩崎氏は在任中に「旧体制」に不満を感じたという。

 岩崎陣営にとって、奥山氏は旧体制そのものだった。ある選対幹部は「市役所と議会が勝手に市長を決めていることを当初、選挙で訴えようとしたが、結局、新型インフルエンザ対策を前面に打ち出した」と語る。感染症の専門家として陣頭指揮にあたった先進的な新型インフルエンザ対策の実績を掲げ、無党派層の取り込みを図ったが、結果は奥山氏に約9万5千票の大差をつけられ、次点に泣いた。

 「旧体制を崩せなかったのが残念だ。力をまざまざと見せつけられた」と岩崎氏は無念さをにじませた。

 今回の市長選は大きな争点がないことなどから、投票率の行方が注目されたが、44.72%とわずかながらだが前回を1.05ポイント上回った。市長選の最中に衆院が解散、8月総選挙が決まったことから、選挙への関心が高まったとみられている。

 その衆院選の対応について、奥山氏は「市民党の立場で戦ったので、支持者と相談して決めたい」と述べるにとどめている。だが「脱政党」で戦ったとはいえ、奥山氏に民主のイメージは重ねた有権者も多かったのではないか。「党派にこだわらず、等距離で付き合うのが基本的なスタンス」と語る奥山氏だが、今後、政党とどう間合いを取っていくかも注目される。

                   ◇

 ■16万票の重み…緊張感

 仙台市長選で初当選した奥山恵美子氏は、当選から一夜明けた27日、選挙事務所で会見し、「16万票という大きな数字をいただいた」と感謝し、「多くの市民から『市政を任せた』といわれていることに、肩がずっしりと重くなるような緊張感を覚えている」と気を引き締めた。

 政令市では初の女性市長になることには、「女性初にどれほどの意味があるかについては、それぞれに考えはあると思う」とした上で、「初の女性市長というポジションのメリットを生かし、政令市の市長会などでも仙台市の発言力が増すように努めたい」と語った。

659千葉9区:2009/07/29(水) 21:11:00
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090729ddlk04010165000c.html
選択:16万票の重み・仙台市長選/上 「オール与党」の議会 /宮城
 ◇旧態依然の保身体質 「チェック機能果たすべき」
 26日投開票された仙台市長選は、前副市長の奥山恵美子氏(58)が初当選した。6人もの候補が乱立したにもかかわらず、有効投票総数の約45%にあたる16万票以上を獲得しての大勝。陣営からは「勝ちすぎ」の声さえ出た。大量得票の背景にある「政治風土」や今後の市政運営への影響を検証した。【高橋宗男、須藤唯哉】

 奥山氏の当選から一夜明けた27日昼、仙台市議会には長丁場の選挙戦を終え、ほっとしたムードが漂っていた。会派室のソファに腰を下ろした民主党県連幹事長の木村勝好市議が冗談めかして言う。

 「4年後はもう絶対にやらない。こんな役回りはごめんだ」

 役回りとは、奥山氏を支持した超党派の「市議の会」と民主党本部の調整役のことだ。衆院選に向け「民主の連戦連勝」というイメージを思い描く党本部からは「なぜ(党として)表に出ない」とプレッシャーを受けた。一方で「市議の会」の保守系議員からは「衆院選の前哨戦にはしない」と政党対立の構図を打ち消すよう釘(くぎ)をさされた。板ばさみの木村氏は「仙台には仙台の事情がある」と、なんとか党本部を説得した。

  ◆  ◆  ◆

 市民団体や超党派の「市議の会」が候補を担ぐ選挙戦は藤井黎(はじむ)元市長の1期目だった93年から続く仙台市長選の伝統的特徴だ。必然的に政党色は薄くなり、勝ち馬に乗った面々が「オール与党」に近い状況を作ることになる。

 「与党であり続けようとする議会の保身体質は島野武元市長時代(58〜84年)からの後遺症」

 ベテラン市議はこう指摘し、半世紀にわたって変わろうとしない旧態依然の体質に危機感を示した。

 議院内閣制の国政とは異なり、直接選挙で選ばれる市長は大統領のような存在とも言える。ベテラン市議は「地方議会は野党のようにチェック機能を果たすべきなのに、仙台はこのままでいいのか」と頭を振った。

  ◆  ◆  ◆

 超党派の「市民党」を宣言し、大量得票を得た奥山氏は27日、「党派にこだわらず等距離での付き合いが基本的スタンス」と述べた。「支援はいただいたが、市議の皆さんは『政策に関しては是々非々だ』と言っている」と、「しがらみ」の影響はないことを強調した。

 28日午後に行われた定例の市長会見。4年前、奥山氏と同じように「市議の会」などの支援を受けて初当選した梅原克彦市長は「しがらみ」について問われ、「個別のリクエストには一切、聞く耳を持たなかった。(それによって)逆にいろんな人の不満、恨みを買った」と述べた。政党に加えて市職員OBを含む「市役所一家」にも触れ、「奥山さんが傀儡(かいらい)とならぬよう切に望む」と付け加えた。

 神輿(みこし)から引きずり下ろされた現職市長の「恨み節」は、市政と議会に対する警鐘と言えなくもない。

660千葉9区:2009/07/29(水) 21:12:52
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1039/20090729_03.htm
【連載】圧勝の断面(下)問われる決意/「緩んだ関係」危うさ

 <5会派相乗り>
 仙台市長選の投開票から一夜明けた27日午後。初当選を果たした前副市長の奥山恵美子氏(58)が仙台市役所の市議会棟を訪れた。16万票の圧勝を演出した市議に謝意を伝えるためだ。

 仙台市長選では、市議60人のうち共産党市議団を除く5会派の35人が「市議の会」を結成。分厚い支援態勢で奥山氏を圧勝に導いた。
 5会派の代表世話人と対面した奥山氏。「自分は素人。これからもご指導いただきたい」と頭を下げ、市政運営への協力を求めた。

<等距離を徹底>
 ことしに入って行われた名古屋、さいたま、千葉の各政令市長選は、与野党が対決する国政の図式がそのまま持ち込まれた。仙台市長選は政権選択を問う総選挙直前の大型地方選だったが、奥山氏陣営に5会派が相乗り。むしろ国政の構図を打ち消す方向に各会派の議員が動いた。

 序盤戦、奥山氏の街頭演説で公明党市議団の議員が政党名を連呼すると、他会派は猛反発。民主党系の議員が河村たかし名古屋市長を応援弁士に招こうと画策すると、「政党色が出る」との批判が噴出し、計画は白紙になった。

 奥山氏自身も選挙戦で「市民党」を掲げ、政党、会派との等距離外交を徹底した。ベテラン市議は「選挙で各会派との貸し借りの差を生まない。当選後の市政運営をにらんだしたたかな戦略だ」と解説する。

 一方、「市議の会」に加わらなかった議員は、奥山氏の立ち位置に疑問を投げ掛ける。「国政も(宮城)県政も当局、与野党が緊張感を持って議論を戦わせている。市議会と時代遅れの緩んだ関係になって、改革ができるのか」

<抗議受け後退>
 弛緩(しかん)の種は、職員との間にもまかれた。
 7月4日、青葉区のせんだいメディアテークで開かれた公開討論会。
 「職員を4年で800人減らします」。奥山氏は硬直する市財政の再建策として、「身内」を切る決意を宣言した。

 この発言に敏感になったのが、奥山氏を支援する市職員労働組合だ。7日、佐々木安夫委員長らが奥山氏と面会。「人員削減の数値目標など認めていない。政策協議を無視するのか」と迫った。

 結果的に、行財政改革に向けた奥山氏の決意はトーンダウン。マニフェスト(公約集)に数値目標を盛り込まなかった。
 タクシー券問題で「市民、市議会との信頼関係を大きく損ねた」と出馬を断念した梅原克彦市長(55)。一方で「良くも悪くも職員の間に緊張感があった」(市幹部)との声もある。

 当選後、奥山氏は行財政改革について「仙台市が破産して職員だけが残ることはありえない」と改革を断行する姿勢をあらためて強調した。
 新市長は、弛緩の芽を摘み取れるのか。市民の厳しい視線が注がれることになる。

661千葉9区:2009/07/29(水) 22:49:44
本文長すぎ言われたので、役に立ちそうなトコだけ抜粋
>佐藤豊・選対本部長 20〜30代の応援が強いことを感じた。ブログの閲覧数も落ちておらず、若さや企業経営経験への期待を感じている。
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000907250001
県都決戦 あす投票
2009年07月25日

 仙台市長選は26日に投開票される。現職が再選立候補を断念し、無所属と諸派のいずれも新顔6人の争いだ。選挙戦も最終盤に入り、候補者6人は市債残高7千億円超の苦しい市財政を見据え、経済・財政問題を中心に論戦を繰り広げている。(箕田拓太)


 立候補しているのは、前副市長の岩崎恵美子氏(65)、福祉事業会社長の佐藤崇弘氏(29)、前市議の渡辺博氏(59)、前副市長の奥山恵美子氏(58)、政治団体「幸福実現党」東北ブロック副代表の椿原慎一氏(47)、前市議の柳橋邦彦氏(68)の6人。


 主要政党では民主党県連が奥山氏を支持、社民党県連も自主的に応援している。ただし党推薦はなく、政党対決の構図にはなっていない。
 争点が見えづらいなか、各陣営は、経済活性化のアイデアや行財政改革の覚悟を有権者にアピールしてきた。


 経済の活性化について、岩崎氏は周辺都市との連携強化による観光などの発展が不可欠と提唱。佐藤氏は産学官の連携事業や海外からの企業誘致を進めるとした。渡辺氏はガス事業の民営化で売却益を確保するとし、奥山氏は商店街の活性化などを掲げる。椿原氏は世界的な企業を育てることが重要とし、柳橋氏は青葉城の再建やバス・電車乗り放題の定期券の発行で中心部を活性化させるとする。


 一方、無駄を省くための行財政改革は各陣営とも推進の立場で目立った差はみられず、多くの候補が外郭団体の見直しや市の職員定数の検証をしたいとする。


 岩崎氏は業務の民間委託を推し進めたいとし、佐藤氏や柳橋氏は予算消化重視の行政を改めると明言。渡辺氏や奥山氏は職員の給与体系や職員定数を見直すとしている。椿原氏は「無駄を省くとともに、企業を元気にするなどの改革が不可欠」との立場を示している。


<私はこう戦った>


【岩崎恵美子】
 感染症対策の専門家として独自の新型インフルエンザ対策を進めた経験、知名度を生かし、「地方が国に訴えていく時代」と福祉体制の見直しを図る「健康福祉都市」構想を掲げた。
 政治手法が批判を浴びた梅原克彦市長の政策についても6人の中で唯一、「良い部分は継承したい」と明言し、市役所改革の必要性を訴えた。無党派層の心をつかむため全区で住民説明会を開き、医師としての経験談を交えた講演を重ねた。


 菅原康雄・選対本部長 専門家としての豊富な経験や人柄を評価してもらい、多くの人から応援を受けた。十二分の手応えだ。


【佐藤崇弘】
 「ネット選挙」を掲げて、ポスターや選挙ビラで、インターネットでの名前検索を促し、告示前日まで書きためておいたブログへの誘導を図った。閲覧数は1日千件ペースを維持した。
 若さをアピールする一方、選挙カーで手広く市内を回って、企業を経営してきた実績を強調した。「市の財政は破綻(は・たん)寸前」と力を込め、民間の感覚に立った経営の必要性を訴えた。渡辺喜美・前衆院議員も2日間、応援に駆けつけた。


 佐藤豊・選対本部長 20〜30代の応援が強いことを感じた。ブログの閲覧数も落ちておらず、若さや企業経営経験への期待を感じている。


【奥山恵美子】
 市民の声を聞き、市民目線で考える市政を訴えてきた。市議35人から支持を受けていることを生かし、全区で住民たちを集めての演説会を1日4〜6回こなした。早朝の辻立ちや、選挙カーから降りての演説などを積極的に行い、政策をアピールした。
 地元企業経営者らによる後援会のメンバーが150人に上るなど、知名度も上昇。21日の青葉区の電力ホールでの集会は、立ち見が出るほどのにぎわいを見せた。


 白木進・選対本部長 雨の中の集会でも人が集まってくれており、ある種の手応えは感じている。市民の声を聞くスタンスも貫けてきた。

662千葉9区:2009/08/01(土) 00:17:27
工藤は民主系
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090731-OHT1T00034.htm
“美人すぎる市議”岩手県議とお泊まり愛か
 31日発売の週刊誌「フライデー」(講談社)が“美人すぎる市議”として話題の藤川優里氏(29)=青森県八戸市=の「お泊まり疑惑」を報じている。

 記事によると、7月8日早朝に、藤川氏は八戸市のホテルから岩手県議の工藤大輔氏(38)とともに、ツーショットで現れた。工藤氏には妻子がおり、両氏とも交際を否定している。同誌の取材を受けた際、藤川氏は工藤氏とは別の男性との交際を示唆して「男女の仲」はないと話している。

 藤川氏の事務所は「交際はない。記事によって工藤さんにご迷惑をおかけすることになるのではないでしょうか」と恐縮。工藤氏の事務所も「事実関係は、工藤が取材に答えた通りです」としている。

663名無しさん:2009/08/01(土) 14:41:04
>>662
衆院→参院の工藤堅太郎の二世ですか…

664千葉9区:2009/08/02(日) 10:06:25
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090802093942.asp
2009年8月2日(日)

--------------------------------------------------------------------------------

山田県議が民主入党へ/八戸選出
 八戸市選出で政党無所属の山田知県議は1日、民主党入りする方針を決めた。同党県連の田名部匡省代表から入党の要請を受けていた山田氏は同日、後援会の緊急役員会に諮り、入党を了承された。同じく八戸市選出で無所属の中村寿文県議も田名部氏から要請を受けており、4日に後援会幹事会を開いて結論を出す。

665とはずがたり:2009/08/03(月) 10:10:52
強気やなぁ・・・

宮城知事、自民応援フル回転 自らの選挙見据え布石
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090803t11031.htm

 宮城県の村井嘉浩知事が衆院選(18日公示、30日投票)の自民党支援に本格的に動きだした。2日は仙台市と柴田町で自民党公認候補にエールを送った。麻生太郎首相の不人気で選挙の「顔」が不在だけに、自民党陣営の「村井頼み」は加速する一方。知事は「お世話になった人への恩返しは当然」と、公務の合間を縫って盟友たちを援護射撃している。

 2日午後、買い物客でにぎわう仙台市中心部。村井知事は宮城1区の自民党前議員土井亨氏(50)の街頭演説に駆け付け、マイクを握った。

 「道州制実現をマニフェスト(政権公約)に盛り込んだのは自民党だけ。自分の政治生命を懸けても頑張る」と叫んだ知事。衆院選候補を街頭で応援するのは初めてだ。

 持ち前のサービス精神で握手や記念撮影に応じた。「自民党を支持しない人もいる場所に出向き、働き掛けるのが政治の原点」と自分の選挙のように動き回った。

 知事が衆院選のスタンスを鮮明にしたのは、7月25日に仙台市であった自民党県連政経セミナーの席上。講演した麻生太郎首相の前で「自民、公明両党の勝利のため一心不乱となって戦います」と宣言した。

 参加した自民党支持者は「いまひとつ盛り上がりに欠けていた会場が沸いた。正直、首相よりも輝いていた」と話す。

 27日には、2区の前議員中野正志氏(61)の集会に顔を出した。政治家として初めの一歩だった1995年の県議選を振り返り、「中野さんは徒手空拳で泡沫(ほうまつ)候補と呼ばれたわたしを育ててくれた大恩人」と持ち上げた。

 したたかな戦略を忘れないのも村井流。10月には知事選が控える。自民党県連のベテラン幹部は「衆院選での露出は知事選にもつながる。民主党大勝でも知事選には影響がないという自信の表れだ」と推し量る。

 知事の発言は最近、刺激的だ。民主党県連が知事選で独自候補を擁立する方針を決めたことに関し、「一方的に絶縁のメッセージが発せられた。心置きなく自民党を応援していいと言ってくれた」と切り返してみせた。
 真夏の決戦は事実上の中盤戦。村井知事の「戦闘モード」も鋭さを増してきた。

2009年08月03日月曜日

666とはずがたり:2009/08/05(水) 15:07:00

大野議長が辞職願を提出 県議会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090805b

 県議会の大野忠右エ門議長(自民)は4日、議長職の辞職願を議会事務局に提出した。6日に開かれる8月臨時県議会で辞職が許可される見通し。

 大野氏は2007年5月から議長を務めている。議長、副議長の任期は慣例で2年。副議長は今年6月、安藤豊氏(新みらい)から小田美恵子氏(自民)に交代したが、大野氏は全国都道府県議会議長会会長を先月30日まで務めたため、この時期の退任となった。

 6日の本会議では辞職が許可された後、新議長の選挙が行われる。議席の過半数を占める自民党は、冨樫博之氏を推す方針。
(2009/08/05 08:40 更新)

667千葉9区:2009/08/06(木) 20:51:09
自民は現職支援っぽいかな
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090805_01.htm
宮城4区で自・民候補が局地戦 町長選集会でマイク
  衆院選宮城4区の自民、民主両党の立候補予定者が4日、同日告示の大郷町長選を舞台につばぜり合いを演じた。衆院選へ弾みを付けようと、両者は農村部の局地戦にも力が入っている。

 自民党前議員伊藤信太郎氏(56)は、ある候補者の出陣式に出席。「底力を発揮して勝利しよう」と拳を上げた。

 2日夜の総決起集会にも顔を出して売り込んだ。「どーんと勝って、その余勢で私も勝たせていただきたい。30日には私を国会に送ってほしい」

 対する民主党新人石山敬貴氏(39)は、別の候補者の出陣式でマイクを握った。

 石山氏は「農家の暮らしを守るには政治を変えるしかない。政治家を変えるしかない」と強調。党の御旗「政権交代」を町政でもイメージさせる演説で支持を求めた。

 町長選は12年ぶりの選挙戦で、三つどもえの激しい戦いを展開している。政党関係者は「衆院選に勢いを付けるため、町長選に参加することが農村票固めにもなる」と戦術を練る。



2009年08月05日水曜日

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090805ddlk04010199000c.html
選挙:大郷町長選 現新3人が立候補 9日に投開票−−告示 /宮城
 任期満了に伴う大郷町長選が4日告示され、いずれも無所属で、新人の前町議会議長の赤間正幸氏(59)▽新人の町文化協会長の渡辺健一郎氏(61)▽4選を目指す現職の田中学氏(63)の3人が立候補した。

 過去2回の無投票から一転、12年ぶりの選挙となり、候補者は届け出後、それぞれ選挙事務所前で第一声を行い、三つどもえの激しい選挙戦に突入した。

 赤間氏は、「町政の構造改革」を求めて町長選に再び立候補。現職が進めてきた各種廃棄物処理施設の誘致計画などを批判し、「安全・安心の町づくり」を強調した。

 渡辺氏は、町が筆頭株主の「おおさと地域振興公社」社長に今春就任したが、田中町長から解任されたのを機に立候補を決意。「町に強くさわやかな新しい風を」と訴えた。

 田中氏は、新規企業誘致の推進や、行財政改革など継続課題の「総仕上げ」を訴えたほか、0〜18歳の医療費無料化など、新たな施策も打ち出した。

 投票は9日午前7時〜午後6時で、即日開票される。3日現在の有権者数は7708人(男3730人、女3978人)。【渡辺豊】

668千葉9区:2009/08/06(木) 21:47:54
>>470>>664
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090805103739.asp
2009年8月5日(水)

--------------------------------------------------------------------------------

八戸市選出・中村県議も民主入り


 民主党への入党を要請されていた八戸市選出の中村寿文県議は4日、同市内で後援会の幹事会を開き、入党の方針を了承された。

 県議会で中村氏とともに2人会派「大心会」をつくっている同市選出の山田知県議も既に民主党入りを決めている。同党県連幹部は両氏の入党手続きに先立ち、県議会の民主党会派入りを求めており、両氏は5日にも、「大心会」の解消と、民主党会派入会に向けた手続きを進める予定。

 中村氏が4日に同市内で開いた後援会の会合には30人余りが出席。中村氏によると、同氏は席上、民主党県連の田名部匡省代表らから入党の要請を受けた経緯を説明し、「二大政党制を目指していく」と入党の意思を伝えた。出席者から異論は出なかったという。

 中村、山田両氏は衆院選本県3区に民主党公認で出馬する田名部匡代氏を支援しており、中村氏は会合後、本紙などの取材に対し「必勝を期して頑張っていく」と述べた。

669千葉9区:2009/08/06(木) 22:35:51
05年市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2319
八戸市長選:現職破り小林真氏が初当選 青森県
当54745 小林    真=無新<1>[自]
  51557 中村  寿文=無現(1)  [民]

07年県議選
八戸市 定数8−候補12 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,561(15.6%) 中村 寿文 67 無所属 元 6 (元)八戸市長→新会派大心会形成
当 12,346(11.0%) 滝沢 求 48 自民 現 4 県会副議長
当 10,828(9.6%) 畠山 敬一 51 公明 新 1 (元)八戸市議
当 10,198(9.1%) 熊谷 雄一 44 自民 現 2 漁協理事
当 10,139(9.0%) 田名部 定男 60 民主 現 4 党県副幹事長
当 9,256(8.2%) 山内 正孝 56 民主 現 2 牧場経営
当 8,778(7.8%) 山田 知 37 無所属 現 2 (元)旧八戸市議→新会派大心会形成
当 7,843(7.0%) 清水 悦郎 57 自民 現 3 米穀販売業
□ 7,297(6.5%) 工藤 智幸 41 無所属 新 社福法人理事長
□ 7,054(6.3%) 藤川 友信 58 無所属=自民 新 社福法人理事
□ 6,760(6.0%) 中山 安弘 70 自民 現 党県副会長
□ 4,582(4.1%) 田端 文明 48 共産 新 党地区常任委員

670とは:2009/08/06(木) 22:46:25
3区を民主がとるとか活躍すれば来夏の参院選に田名部が安心して引退出来てその後継含みでもありますかね?

671二階席:2009/08/10(月) 06:30:06
>>667

そして民意です。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090810t11030.htm

宮城のニュース
赤間氏が初当選 大郷町長選161票差、現職4選阻止
 ◇大郷町長選開票結果
(選管最終)
当 2,822赤間 正幸 無新(1)
  2,661田中  学 無現 
    896渡辺健一郎 無新 
 任期満了に伴う大郷町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前町議会議長の
赤間正幸氏(59)が、いずれも無所属で、4選を目指した現職田中学(63)、町第三セクター
前社長の新人渡辺健一郎(61)の両氏を破り、初当選を果たした。

 午後8時すぎ、当選の報が入ると、赤間氏は事務所で約300人の支持者らにあいさつ。
「草の根運動で町長の座に就かせてもらった。町民の声を聞き、安全安心で住みよい町づくりを
進めたい」と抱負を述べた。

 赤間氏は、町長給料の20%削減、町内4小学校統合計画の白紙化などを公約の軸に据えた。
「農商工のバランスを取れた町政を実現する」と訴え、幅広く支持を集めた。

 田中氏は、3期12年の行財政改革の実績を挙げ「少子高齢化対策の充実」を掲げたが
伸び悩み、4選を阻まれた。渡辺氏は「安全安心な町づくりを進めよう」と呼び掛けたが、
広がりに欠けた。

 告示日には衆院選宮城4区の民主党の立候補予定者が赤間氏、自民党の立候補予定者が
田中氏の応援にそれぞれ駆け付け、注目を集めた。

672とはずがたり:2009/08/10(月) 06:37:25
すげぇ。こりゃ4区確保も視野に這入ってきたんちゃうん!?

673二階席:2009/08/10(月) 07:56:30
>>672

少なくとも比例復活は可能性が出てきました。
「おにぎり王子」・・・、うーむここまで復活しちゃうと
タイゾーちゃんとあまり違いがないと世間には見られるかも。

674とはずがたり:2009/08/12(水) 20:21:25
全員辞職せよヽ(`Д´)ノ

秋田3県議 タクシー利用不適切処理 使途や利用者不明
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090811t21017.htm

病院の押印があるタクシーチケットの写し。政務調査費の領収書としては不十分との指摘がある

 秋田県議会の2008年度政務調査費(政調費)収支報告書で、使途や利用者などがはっきりしないタクシーのチケットや領収書が3議員で計16万8690円分あったことが10日、分かった。梅原克彦仙台市長によるチケットの不適正使用が発覚するなど、公金支出に対する市民の目が厳しくなる中、政調費の在り方もあらためて問われそうだ。

 河北新報社が情報公開請求で入手した08年度政調費収支報告書などによると、タクシー利用は全45議員、全9会派合計で70万円を超えた。
 このうち大里祐一議員(自民党)は、名前の欄に理事長を務める病院の押印があるチケット11枚計2万1320円分を政調費から支出。名前が空欄のチケットも1枚(1190円)あった。利用者欄はすべて「政務」と記入され、1枚は出発地が書かれていなかった。

 チケットは病院とタクシー会社の契約。政調費から支出する場合、病院かタクシー会社に支払った領収書も報告書に添付する必要があるが、提出されていない。

 大里議員によると、利用者欄には県議の政務で使う際は「政務」、病院業務では「病院」、私的な使用では「祐一」と書き分けているという。大里議員は「(政調費の支出分は)政務で使っているので問題はない。私的利用は一切ない」と話している。

 県議会事務局の担当者は「チケットは政調費の領収書として十分ではないが、『政務で使った分は自分が病院に納め、病院がタクシー会社に支払った』と口頭で説明を受け、支出は適正と判断した」と説明している。

 梅原市長の不適正使用問題で随時監査を申し入れるなどした仙台市民オンブズマンは「病院の押印があるチケットを政務で使うのは公私混同。政務で使ったことを証明するにしても不十分だ」と指摘している。

 タクシーの支出に関してはほかに、石川錬治郎議員(国民新党)が使途や事業名に「県政調査」などと記した領収書を115枚、計13万2930円分提出。能登祐一議員(自民党)は利用者と乗車区間が記入されていない領収書で、計1万3250円を計上していた。

 秋田県議会は収支報告書に添付する領収書について、08年度分から1件5万円以上を1円以上に変更。これまで分からなかったタクシー利用への支出も初めて明らかになった。


2009年08月11日火曜日

675千葉9区:2009/08/12(水) 20:43:50
>>668
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090811ddlk02010030000c.html
県議会:大心会の2人が民主会派に加入 /青森
 県議会の会派「民主党」(北紀一会長)は10日、「大心会」の中村寿文代表(70)と山田知県議(39)が民主党会派に加入したと発表した。これで大心会は解散され、民主党会派が9人となった。

 会派の移籍理由について中村県議は「田名部匡省(まさみ)県連代表から強い要請があった」といい、両県議は民主党への入党も希望している。ただし田名部定男県連幹事長は、「間もなく衆院選が公示となり、30日まで入党を承認する常任幹事会が開けないだろう」とし、正式な入党は衆院選後になるとの見通しを示した。【鈴木久美】

毎日新聞 2009年8月11日 地方版

676名無しさん:2009/08/24(月) 20:26:03
http://yamagata-np.jp/news/200908/24/kj_2009082400445.php

吉村知事、鹿野氏支援を明確に
2009年08月24日 19:05

衆院選への自身の態度表明について、会見で言葉を選びながら説明する吉村美栄子知事=県庁  第45回衆院選で、県1区に出馬した鹿野道彦候補(民主元)を支援する意向を表明した吉村美栄子知事は24日の記者会見で「考えに考えて、身内の法要の場で私の態度を表明した。(知事選で)私を応援してくださった方に感謝の気持ちを表したい。ご恩返しすることにした」と述べ、鹿野候補を支援する明確な態度を打ち出した。

 衆院選で特定候補を支援するかどうかの質問に対し、吉村知事は「たまたま先日、恩を大事に生きていた叔父(故吉村和夫前山形市長)の法事があり、人間として取るべき行動を決断した」と説明。激戦の県1区で、知事の言動が選挙戦に与える影響を問われ「恩返しをしたいという一心で、どのような影響があるかは測りかねている」と述べた。演説会への出席など、具体的な支援の手法については明言を避けた。

 特定候補に対する支援について「熟慮中」としてきた吉村知事は22日、山形市で行われた故吉村前市長の七回忌法要で「叔父の気持ちをくみ取り、(知事選で)私を応援してくれた方には恩返しをしなければならない。ぜひ鹿野先生には頑張っていただきたい」と述べ、法要に同席した鹿野氏を支援する意向を初めて表明した。

677千葉9区:2009/08/24(月) 21:51:12
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090822ddlk02010079000c.html
県議会:民主党、菊池県議の会派入り承認 /青森
 県議会会派の「民主党」(北紀一会長)は21日、議員総会を開き、菊池健治県議(無所属)の会派加入を決定した。民主会派は計10人となった。

 菊池県議は現在6期目。01年に自民党を離党し、むつ市長選に立候補して落選。県議に再当選した後は公明・健政会などに所属し、07年に自民会派入りしたが復党できず、今年6月に同会派を離脱していた。菊池県議は「むつ下北や県政のことを考えて民主入りすることにした」としている。

 民主県連の田名部定男幹事長は、衆院選後に入党させる考え。今月10日に民主会派入りした中村寿文と山田知両県議は16日に入党が承認された。県議会会派の内訳は▽自民26人▽民主10人▽公明・健政会3人▽共産2人▽クラブ林檎2人▽社民・県民クラブ2人▽無所属1人。【矢澤秀範】

678千葉9区:2009/08/24(月) 21:54:13
>>676
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090824t51005.htm
市川山形市長も鹿野候補を支援 山形1区
 市川昭男山形市長は23日、衆院選(30日投票)の山形1区で、民主党元議員の鹿野道彦候補(67)を支援する意向を明らかにした。
 市川氏は22日、山形市で行われた故吉村和夫前山形市長の七回忌法要に出席した。取材に対し、「七回忌で(鹿野氏を応援していた)前市長の思い出を語り、鹿野氏支援の思いが強くなった。鹿野氏には自分の選挙で応援をもらっている」と同氏支援の理由を語った。

 市川氏は前回衆院選でも選挙戦終盤になって鹿野氏を応援する姿勢を示した。今回の対応については20日の記者会見で「市民党の立場で判断したい」と語り、明言を避けていた。



2009年08月24日月曜日

679名無しさん:2009/08/25(火) 21:05:06
483 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 13:29:00 ID:AqpJKXlh
美人すぎる議員として日本のみならず世界中で有名になっている
青森県の藤川優里議員。最近は映画のプロモーションイベントに参加するなど
積極的な芸能活動をしている彼女ですが、中学生時代はけっこう地味で、
美人すぎるイメージはなかったようです。

藤川優里議員の中学生時代の写真が流出し、週刊誌に掲載されているとのこと。
このことは『ぱふぱふニュース』でもとりあげられ、「今では美人と言われてますが
この頃は垢抜けてないと言いますか、美人と言うには無理がある
容姿のようですね」と植田まさし記者がコメントしています。

小中学生時代に地味な女の子でも、オトナになると見違える容姿になることがあるんですね。
小中学生時代にずっと地味で、現在も地味な私(記者)のような女もいるというのに、
なんともうらやましい限りです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&amp;d=0825&amp;f=entertainment_0825_007.shtml
http://livedoor.blogimg.jp/pafunews/imgs/5/0/50839a39-s.jpg

680チバQ:2009/08/30(日) 01:06:16
【山形2区】
現職:民主系、新人:自民系
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090829ddlk06010032000c.html
選挙:村山市長選 あす投開票 /山形
 任期満了に伴う村山市長選は30日に投開票される。いずれも無所属で▽現職の佐藤清氏(65)▽新人で前市福祉事務所長の志布(しふ)隆夫氏(58)▽新人で行政書士の井沢秋雄氏(67)−−の3氏が立候補している。

 佐藤氏は「市民党」で政党の推薦は受けないが、民主の近藤洋介氏や舟山康江参院議員が応援する。連合山形が推薦。東北中央道の複数のインターチェンジ設置や未就学児の医療費と小学生の入院費無料化を訴えてきた。

 志布氏は自民、公明から推薦を受けるが、自民の鈴木啓功氏とは一線を画す。市議は17人中12人が支援。財政基盤確立のため、人口流出防止と流入促進策を主張。婚活事業推進や計画的な都市づくりを掲げてきた。

 井沢氏は草の根選挙を掲げ市内を幅広く回る。市議の支援はないが、街頭演説などで浮動票の取り込みを狙う。区画整理や空き店舗への企業誘致による市の活性化、児童医療費の完全無料化などを主張してきた。

 投票は午前7時から午後8時まで市内23カ所で。午後9時から村山市民体育館で開票される。22日現在の有権者数は2万3085人(男1万1042人、女1万2043人)。【細田元彰】

==============

佐藤清(さとう・きよし) 65 無現(1)

 市長[歴]日本電信電話公社職員▽市議6期▽北村山広域行政事務組合管理者▽山形商高

志布隆夫(しふ・たかお) 58 無新

 [元]市福祉事務所長[歴]市選管事務局長・保健課長・財政課長・総務課長▽中大=[自][公]

井沢秋雄(いさわ・あきお) 67 無新

 行政書士[歴]市都市計画課長・建設課長▽市議1期▽中大

681チバQ:2009/08/30(日) 09:49:30
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090821c.htm
 決戦09衆院選

青森県議会会派の勢力拡大にらむ民主
(2009/08/21)
 衆院選で民主党への全国的な「追い風」を受け、青森県議会の第2会派・民主党を軸に野党再編の動きが出ている。民主県議は「今後、県政の方向性が変わる」と衆院選をばねに県議会での勢力拡大をにらむ。一方、最大与党会派・自民党の県議は「野党内の動きにすぎない」と冷ややかな反応を見せる。
 県議会は定数48で20日現在、欠員2。うち自民は26議席で単独過半数を占める。三村申吾知事は公示後、自民党候補の応援に立つなど、自民基軸のスタンスを取る。
 これに対し民主は、7月まで7議席だけだった。ところが衆院解散後、野党再編の動きが出始めた。
 いずれも八戸市選出の中村寿文、山田知両県議が8月10日、所属していた大心会派を解散、民主会派入りし、民主は9議席になった。
 さらに、6月に自民党会派を離れた無所属の菊池健治県議(むつ市選出)が今月17日、青森2区の民主公認候補への支援を表明。民主会派は21日の議員総会で菊池県議の会派入りを協議する予定だ。
 民主の県議が10人になれば、議会日程や協議の進め方を話し合う議会運営委員会の委員が2人から3人に増えるなど、発言力が増す側面もある。
 このほか無所属の渋谷哲一県議(青森市)は会派を移ることへの言及は避けながらも、「二大政党を根付かせる好機」と衆院選の比例で民主を支援する姿勢を打ち出した。
 民主会派は、所属県議の地域的な偏在が課題の一つだ。三八や弘前地域に集中し、県都の青森市や2区内に県議がいない。
 それだけに会派内には、勢力拡大への期待感が高まる。山内崇県議は18日、弘前市での街頭演説で「このペースで行けば、議会内で2けたの県議が民主党に結集するはず。衆院選の勝利が、大きく県政の方向性を変える」とアピールした。
 これに対し、まだ県議会で大多数を占める自民の県議は「影響はない」と冷静に受け止める。ただ、別の県議は2年後の県議選について「民主が県内全域から候補者を出すかもしれない」と警戒感を示した。

682チバQ:2009/08/30(日) 10:24:25
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090829_04.htm
新政権 そぞろ意識 最前線の首長、心中複雑 東北

宮城4区の自民党前議員の個人演説会で、エールを送る多賀城市の菊地市長(右)=26日、多賀城市文化センター


 自民党か民主党か、それとも中立か。終幕が近づいた衆院選(30日投票)で、東北の市町村長が多彩な動きを見せている。自民党候補の系列として保守勢力の結集に一役買う首長がいれば、民主党候補とともに政権交代の旗を振る首長も。「次の政権」の輪郭がうっすらと見え始めた最終盤。首長たちは複雑な胸中で、戦いの最前線に立っている。

 多賀城市の菊地健次郎市長は自民党県議出身。宮城4区の自民党前議員と二人三脚の選挙戦を展開する。26日は市内3カ所の個人演説会でエールを送った。

 農林水産業が基幹産業の4区は厚い保守地盤。それでも、報道各社の調査では民主党新人を追い上げる立場だ。

 「多賀城になくてはならない人だ」とフル回転するが、民主党が政権を獲得した場合は公共事業の見直しが気掛かり。

 市内では三陸自動車道多賀城インターチェンジの整備が計画されている。「いらないと言われないか不安だ」と明かす。

 宮城県七ケ宿町の梅津輝雄町長は、自民党支部長を兼ねる。宮城3区の自民党前議員の支持拡大に奔走中だ。

 故三塚博元蔵相が築いた保守地盤。ここにも逆風が吹くが「戦況を見て態度を変えるのはいかがなものか」と動じない。

 青森県西目屋村の関和典村長は、秘書として仕えた青森4区の自民党前議員を応援する。

 戦況は民主党元議員との接戦で、「村内は自公の支持基盤が安定している。民主党の風はそう強くない」と言う。現実味を帯びる政権交代は「自民党が野党になっても県政では与党だ」と冷静だ。

 民主党支持を鮮明にする首長もいる。解散前、自民党が県内唯一の議席を守ってきた岩手2区。二戸市の小原豊明市長は、民主党新人の個人演説会に駆け付けた。

 最近までは「政権与党に敬意を表して」自民党前議員の集会にも顔を出してきたが、地方分権が進まないことへの不満が爆発した。民主党には外交や防衛の面で不安を感じるが、期待が上回る。「日本を変える絶好のチャンス。逃すわけにはいかない」

 福島3区内のある首長は自民、民主両陣営の集会に顔を出す。表向きは等距離を装うが、就任以前から一貫して民主党前議員を支持してきた。

 「自民党は責任力というが、政治家も官僚も責任を取らなかった。地方財政は苦しい。無駄遣いを省いてほしい」と、早くも新政権を想定して注文を付ける。



2009年08月29日土曜日

683名無しさん:2009/08/31(月) 16:00:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090831/plc0908311343004-n1.htm

【09衆院選】達増知事が民主圧勝を歓迎 「毎夏の国への要望やめる」
2009.8.31 13:43

記者会見で民主党の衆院選圧勝について話す岩手県の達増拓也知事=盛岡市内丸の岩手県庁 民主党籍を持ち“小沢チルドレン”の元祖的な存在といわれる岩手県の達増拓也知事は31日、定例会見で衆院選の民主党圧勝について、「(官僚からの)自立を求める日本国民の大きな決断」と歓迎した。

 達増知事は政権交代を機に県政のあり方を見直す方針を強調。特に、各県知事が毎年夏に上京して中央省庁に求めてきた次年度予算編成に向けた要望について、「来年度からやめたい」と述べ、岩手県では取りやめる考えを明らかにした。知事は国への要望を「(江戸時代の)参勤交代のようで封建的だ。年一回でなく、言いたいことがあれば、その都度言えばいい」と述べた。

 達増知事は同日の庁議でも、県の幹部職員に「政権交代で縦割りの分断政治から国民・県民の声に耳を傾ける熟議の民主主義を大切にすべきだ」との考えを示し、新しい政府与党に求めていく提案のリストアップを指示した。

 さらに、財政支出のムダをなくすという民主党のマニフェストに呼応し、達増知事は県の地域産業に対する振興策についても、「補助金のようにお金を渡しっぱなしにするものから、人材の育成やマッチングなどに比重が移っていくだろう」と述べた。

 ただ、地方への権限の委譲を求める全国知事会の活動については、「機会があれば『戦う知事会』みたいに文句ばかり言うのはやめようと提案したい。国と地方は手を携えて合意形成するべきだ」と非戦闘的な立場を鮮明にするなど、早くも新政権に“気配り”をアピールする一面もみせた。

684名無しさん:2009/08/31(月) 19:18:55
http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-40.html
戦前型警察国家の謀略官僚人脈 -
金目当てに「西松建設・小沢追放劇」を仕組んだチンピラ官僚=漆間巌、大林宏、田母神俊雄たちのインチキ国策捜査の真相解明。
http://esashib.hp.infoseek.co.jp/isiikoki16.htm
反軍拡・利権阻止の民主党の星だった石井紘基議員はなぜ刺殺されたのかの解明。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/yuujihousei.htm
小泉・竹中などのチンピラ議員を使った「靖国軍拡利権」と有事法の違法可決の即時捜査。
イラク・アフガンに派遣させられた日本の若者が、
数十万のイラクアフガンの家族を殺した侵略強盗の共犯者となった。
イラク・アフガン侵略強盗殺人の共犯者が日本の街を闊歩している異常事態。
平成軍部の海外派遣以後、デタラメ犯罪が一気に国内に増加した。
http://www.breast.co.jp/soulflower/memb/nakagawa/dontHOUFUKU.html

685チバQ:2009/08/31(月) 20:19:49
>>680
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090831k0000m010170000c.html
村山市長選:佐藤清氏が再選 山形
 村山市長(山形県)30日投開票。佐藤清氏(65)が再選。元市職員の志布隆夫氏(58)▽行政書士の井沢秋雄氏(67)を破る。投票率は80.82%。

 確定得票数次の通り。

当 9581 佐藤  清

=無現<2>

  7846 志布 隆夫

=無新[自][公]

   957 井沢 秋雄

=無新

毎日新聞 2009年8月30日 23時40分

686チバQ:2009/08/31(月) 20:38:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090831t11045.htm
仙台市議会に新会派 奥山市長支援の18人参加へ
 仙台市議会(定数60)の保守系議員を中心にした新会派が結成されることが31日、分かった。7月の仙台市長選で奥山恵美子市長を支援した18人前後が3会派から参加する見込みで、市議会の最大会派になる。31日午後、記者会見を開き正式発表する。

 新会派に合流するのは「改革ネット・自民」(19人)が11人前後、「きぼう」(7人)が6人前後、「民主クラブ仙台」(12人)が1人の見通し。「奥山市政の与党会派として政策提言を積極的に行い、市議会の活性化を図る」(議員)狙いがあるという。

 1〜4期目の若手、中堅が3分の2近くを占める。ベテラン市議は「若い世代が積極的に発言できる風通しの良い会派にして、仙台市政の新時代を築きたい」と話している。



2009年08月31日月曜日

687名無しさん:2009/09/01(火) 21:49:15
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090901f

陳情、様変わりか、衆院選民主圧勝 国政と県政にねじれ
 衆院選で「民主旋風」が吹き荒れ、本県でも民主勢力が躍進した。一方、県政では自民党が主導権を握り、国政との「ねじれ現象」が生じている。これまでは、県議会が国に陳情などを行う場合、自民党県議が意見を集約し、同党国会議員を通じて国に働き掛けるという構図が目立ったが、今後は様変わりしそうだ。

 民主党は今回の衆院選で、秋田1区の寺田学氏(32)と3区の京野公子氏(59)と2議席を獲得し、比例東北でも高松和夫氏(67)が当選。無所属で当選した2区の川口博氏(62)は同党入りの意向を持つ。参院議員を合わせると、本県国会議員7人のうち6人が民主党あるいは民主系の議員となる。しかし、民主県議は、高松氏が県議を辞して国政に転向したため、小田嶋伝一氏=4期目、横手市選挙区=1人だけ。

 一方、自民党は衆院選の県内3選挙区で全敗し、辛うじて金田勝年氏(59)が比例復活で1議席を死守した。ただ、県議会では定数45のうち26議席と安定多数を持つ。また、自民党県連がことし4月の知事選で、佐竹敬久知事を「支持」して当選に尽力した経緯などもあり、県政は自民勢力が強い。そのため、当然ながら民主政権との「パイプ」は確立していない。

(2009/09/01 11:53 更新)

688名無しさん:2009/09/01(火) 21:50:14
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090901ddlk06010073000c.html

選挙:来年の参院選、他党候補の応援も 知事、可能性に言及 /山形
 民主の鹿野道彦氏を応援した吉村美栄子知事は31日の会見で、「来年の参院選で自民候補の応援もあるか」との質問に「そうですね。はっきりとは言えないが」と答え、今後、民主以外の候補への応援の可能性に言及した。また「今回応援した方が民主だった。私は特定の党でない」と改めて強調。「今回のことだけですべてを決めてほしくない」と述べた。

 初当選した1月の知事選で、吉村知事は鹿野氏や自民の岸宏一参院議員から応援を受けた。去就は明らかにしていないが、岸氏は来年が任期満了。吉村知事の対応に注目が集まっている。

 また、05年の前回衆院選で比例も含めた県内当選者が4人だったが、今回は6人に増えたことについては「県にとって喜ばしい。大いに山形の実情を届けていただけると期待している」とした。【釣田祐喜】

689名無しさん:2009/09/01(火) 23:57:26
静岡、神奈川の参院補選と同じ投開票日。


http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090901t11038.htm

村井宮城県知事 再選出馬、9日に表明
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、村井嘉浩知事(49)は31日までに、2日開会の県議会9月定例会で再選を目指して立候補する意思を正式表明する方針を固めた。9日に最大会派「自民党・県民会議」が行う代表質問に答える。

 知事選をめぐっては、民主党県連が独自候補を擁立する方針。選挙戦は民主党政権発足後となり、全国注視の対決となる公算が大きい。

 村井知事は31日の定例記者会見で「出馬するか、しないかについては意思は固めた。まだ、いろいろな方に話をしている段階。出馬の意思表示は控えている」と立候補に向けた調整を進めていることを明らかにした。

 自民党・県民会議の代表質問は9日の予定。自動車産業など製造業誘致や、農林水産業の競争力強化による「県内総生産10兆円」の進展状況など、4年間の任期を総括する質疑が行われる見通し。

 知事選に向けては民主党県連のほか、共産党県委員会や県労連で構成する「明るい民主県政をつくる県民の会」も独自候補擁立を模索している。

 衆院選では、民主党が候補を擁立した1〜5区で全勝。村井知事が支援した自民党は、解散前に比べ4議席減の1議席に終わった。知事選への影響について村井知事は「首長選挙は、政党はあまり関係ないと思う」と述べた。



2009年09月01日火曜日

690名無しさん:2009/09/02(水) 00:00:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090901-OYT8T00068.htm

政権交代 県政界への影響 上
「民主が制圧」へ注目


朝刊に目を通し、当選の喜びを改めて実感する畑さん(31日、滝沢村の事務所で) 民主党が県内4小選挙区すべてを制した衆院選。これにより、参院を含む県選出の国会議員はすべて、民主党に独占された。一方の自民党は、政権を奪われただけでなく、県内の自民党にとっては国とのパイプも断たれる形となった。民主党の独り勝ちとなった今回の衆院選が、今後の県政界にどんな影響を及ぼすのか、探った。

 民主党が政権交代を決めた30日夜、当選確実を決めた2区の民主党の畑浩治氏が、久慈市の事務所で、興奮しきった様子で当選の喜びに浸っていた、ちょうど同じ頃、1区の盛岡市の階猛氏の事務所では、畑氏の当確を知らせるテレビに、階氏の当確よりもはるかに大きな歓声が、支持者から上がった。

 「私の当選よりも、畑さんの当選の方が盛り上がった。ちょっと複雑な気持ちです」と、階氏がおどけた調子で支持者に語りかけると、事務所内は爆笑に包まれた。

 2区の議席を取った意味を、だれもが分かっていた。

 4選挙区で全勝、さらに比例選でも1議席を確保。達増知事をも擁する民主党が、県内政界を完全に制圧した瞬間だった。

 知事はこれまで、国政、県政で与党が異なる「ねじれ」現象が解消されれば、県政にとってプラスになるとの見方を示してきた。

 31日の記者会見では、県内で深刻化する医療や雇用問題についても、「問題の背景にあったのは政府与党の政策の誤り。今後は、問題解決が進みやすくなるだろう」と上機嫌に語った。

 他県の知事も政権交代の流れは既に織り込み済み。8月24日に山形市で行われた東北6県知事が出席した東北知事サミットの楽屋裏では、宮城県の村井嘉浩知事が、冗談めかしく達増知事にこうささやいた。「うらやましいですね。これからは、達増知事に陳情に行かなければなりませんね」

 民主党が優勢だった県内政界では、これまでも民主党国会議員への県民の期待は高かった。しかし、政権与党となったことで、その期待はこれまでとは比べものにもならないほど膨らんでいる。

 「1年でマニフェストの内容を達成するのは難しいが、スピード感がなければすぐに飽きられてしまう」

 民主党県連の工藤堅太郎代表は表情を引き締める。来年夏には参院選も予定されており、新政権は発足から1年足らずで、国民の採点を受ける。前回衆院選で大勝した自民党が、わずか4年で現在の窮状を招いたという事実は、これからの民主党に重くのしかかる。

 社民党の伊沢昌弘県連幹事長も、独り勝ちとなった民主党に厳しい目を向ける。「達増県政にとって、民主党が政権与党になったことはチャンスだが、政権交代が実現したからといってすべてがバラ色になるというほど、簡単な話ではない」

 県議会も一筋縄ではいかない。民主党会派は21人で第1党の位置を占めるが、自民系の「自由民主クラブ」(12人)が存在感を示し、社民系などの中間派からなる「政和・社民クラブ」(9人)も是々非々で一定の距離を保つ。県議の1人は手ぐすねを引く。「県内では医療、雇用など課題が山積している。国政でも最大会派となって何ができるか。注目している」

(2009年9月1日 読売新聞)

691名無しさん:2009/09/02(水) 00:17:40
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909010006

政権交代@ふくしま 県議会に早くも緊張感
2009年09月01日


 ●補正予算、大丈夫なのか


 総選挙から2日後の県議会。第一会派の自民党と、第二会派で民主党中心の県民連合との間で、早くもさや当てが始まった。
 「総選挙の結果を受けてもスムーズに進むのか、否定される可能性もあるのか」
  県庁で1日開かれた県議会の政調会。9月県議会に出す補正予算案について県当局が説明したところ、ある自民党県議がこんな声をあげた。
 総額470億円の補正予算案の財源は、自民党が政権与党だった国会で決めた国の補正予算。民主党は自民党の予算編成を批判している。政権交代後も補正予算が本当に執行されるのかは不透明だ。
 仮に国の補正予算が組み直されれば、県も対応を考え直す必要がある。赤城恵一総務部長は「財源となる国の補正予算が成立している」としながらも、「情報は未確定。今後も情報収集に努めたい」と留保をつけて答えた。


 ●歯を食いしばって第一党に


 民主党の県議からは、県の予算編成にも影響が及んだ場合の自民党からの反発を警戒する声が上がり始めている。
 この日開かれた民主党の県議団会議で、中村秀樹県連幹事長は「県の予算編成で自民党から色々批判を受けるかもしれない。歯を食いしばって第一党になるまで頑張っていかなくてはならない」と話し、「勝って浮かれている場合ではない」と引き締めた。
 現知事の佐藤雄平氏は民主党の元参院議員。民主系知事を支える県民連合は県議会で、自民党に次ぐ第二会派だ。ただ、国政では民主党が第一党となり、県議会の勢力とねじれることに。今後ひずみが生じる恐れがある。
 大敗した自民党もまだ混乱している。県議会の政調会後には、同党の全県議を集めて総選挙総括の議員総会が非公開で開かれた。斎藤健治幹事長ら県連役員の続投報告に対し、出席した議員との怒鳴り声がドアの外まで響いた。


 ●「党がなくなってしまう」


 「結果の精査を真剣にやらないと、党がなくなってしまう」「初めから辞めないと言ったわけではない。会議で話し合って決めたことだ」
 斎藤幹事長は総会後の取材に、「我々自民党は混乱なんかしていない」と話した。ただ、自民党内は「選挙が終わってまだ2日。議員の腹の中には相当ストレスがたまっている」(県議)。県議会運営と党勢拡大。県議会でも、自民、民主の両党はかつてない緊張感に包まれるようになる。(吉田素子、村上晃一)

692名無しさん:2009/09/02(水) 19:29:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090901-OYT8T01017.htm
《政権交代》中 自民
民主の組織化を警戒


川口博氏に敗れ、支持者に謝る金田勝年氏(8月30日夜、能代市の事務所で)  かつて「保守王国」と言われた秋田県だが、自民党は今回の衆院選で、金田勝年氏(59)がギリギリ比例復活当選を果たしただけで、選挙区は全敗した。

 「相手が分からなかった」。大仙市の事務所で敗戦確実と知った秋田3区の御法川信英氏(45)は、落胆した表情で報道陣に語った。同党県連の鈴木洋一会長は「敗因は風だ」と述べ、実態のない民主の戦い方に敗れたことを強調した。

 民主党は、無所属の川口博氏(62)が当選した2区を含め全勝したが、各候補に自前組織といえるものはなかった。3区の京野公子氏(59)は、社民党と連合秋田が全面的に支援し、川口氏は、離党した民主党員や個人後援会らが草の根的に支援しただけ。

 川口氏を支援するために離党した虻川信一・元県連総務会長は「民主党という色づけができなかったら勝てなかった」と、風による勝利を認めた。



敗戦の弁を述べる御法川信英氏(8月30日夜、大仙市の事務所で)      *

 来年夏には参院選、再来年春には統一地方選が控える。民主党県連の寺田学代表は、「県連が最重要視しているのは地方選だ。2年前の県議選では県連にまだ余裕がなかったが、国会議員が増えた次回は、有権者に多くの選択肢を出すために今から準備する。市議選もやらなきゃだめだと思う」と、早くも公認候補を積極的に擁立する考えを示した。

 県議会の現在の勢力は、自民党が26人に対し、民主党は1人。民主党によると、東北6県では、岩手県の21人を筆頭に、福島県12人、宮城県に10人いる。衆院選で自民党候補が4選挙区中3勝した青森県でさえ7人いて、秋田県の少なさは際立っている。

 市町村議も、岩手県の124人を最高に青森県44人、福島県30人、宮城県16人、山形県に5人いるが、秋田県は秋田市と北秋田市に1人ずつしかいない。寺田代表は「選挙戦を通じて、地方議会には自民党系の方が多く、そこに自民党の強さを感じた」と、地方議会に民主党議員を増やす必要性を実感したという。

     *

 こうした民主党の考えに対し、迎え撃つ側の自民党県連の能登祐一幹事長は「秋田は、浮動票の多い東京と違って年齢層が違うし、地方選は地縁血縁が関係する。国政のようにそう簡単ではない」と、影響はないと断言する。しかし、県議の一人は、「地元選出の民主党国会議員が、候補者と一緒に運動したら票を取られるかも」と警戒する。

 相手は、政権党になった勢いを背に、「風」から「組織」の戦いへ動き出している。すでに統一地方選に向けた戦いが始まっている。

(2009年9月2日 読売新聞)

693名無しさん:2009/09/02(水) 19:36:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090902-OYT8T00089.htm

県組織疲労 自民「0」
【政権交代】 県政界への影響


衆院選から一夜明け、記者会見に臨む自民党県連の菊池会長(左)と千葉幹事長  「県連全体に厳しい審判が示されたと受け止めている。政策、組織のあり方など抜本的な見直しをしたい」

 衆院選から一夜明けた8月31日午後、盛岡市内の自民党県連事務所で、菊池勲会長(県議)は声を絞り出すように語った。その沈痛な面持ちが、衝撃の大きさを如実に物語っていた。

 今回の衆院選で、同党は県内で唯一、小選挙区の議席を保ってきた2区を失った。これで、参院も含め県選出の国会議員はいなくなった。1955年の結党以来、初めてのことだ。千葉伝幹事長(県議)は、敗戦の原因を「自民党に対する不信、不満が積もり積もった結果」と説明した。

 4年前の前回衆院選で、自民党の鈴木俊一氏は、2区で民主党の畑浩治氏に2万2000票余の差を付けて勝利した。中でも、自民党が「牙城」と位置付けてきた宮古市では、7139票の差を付けた。それが今回は、その宮古市でさえ逆に247票の差を付けられ、敗れた。

 民主党県連は、当初から2区を「政権交代の象徴」と位置付け、選挙期間中には県選出の参院議員を全員投入するなど総力戦を展開した。それに対し、自民党県連は、ほぼ従来通りの選挙態勢のまま、戦力の集中投入には最後まで踏み切ることはなかった。「ほかの3選挙区にも公認候補がおり、不公平にはできなかった」(県連幹部)。その構えは、与党批判の暴風雨の前では、無防備にも近かった。

 県連幹部の1人は、ため息交じりにこぼした。「2区での得票率は4割を超え、中選挙区時代なら当選できた。でも、それだけ党の意識も組織も、今の制度に対応できていないということ」

 千葉幹事長も「自民党の従来のやり方、市町村支部や支持団体も含めた職域支部の活動自体が弱体化している」と党組織の制度疲労を認める。

 知事と県議会の最大勢力を民主党が占める県政界にあって、自民党の求心力の源となっていたのは、政権与党として党本部を通じて国から予算を引っ張ってくることだった。その求心力も、野党となれば無力と化す。

 来年夏には参院選が控えるが、菊池会長は「まだ、そこまで考えが行っていない」と言葉を詰まらせる。

 「ゼロの衝撃」はあまりにも深く、重い。

(2009年9月2日 読売新聞)

694名無しさん:2009/09/02(水) 19:48:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090902t11020.htm

民主大勝直後、会派離脱 横田・仙台市議に周辺困惑
 仙台市議会の自民党と保守系無所属らの議員でつくる新会派「新しい翼」には、民主クラブ仙台から民主党籍を持つ横田匡人議員(44)も加わった。8月30日の衆院選で民主党が圧勝した直後の離脱。横田議員は「国政と市政は別。会派を出ても政党活動はできる」と説明するが、民主クラブ仙台の幹部は「国政で政権を担う大事な時に理解し難い」と困惑している。

 横田議員は2003年4月、自由党公認で市議に初当選し、2期目。同年10月の民主党との合併以降は民主党に籍を置く。今回の衆院選でも宮城1区で当選した民主党の郡和子氏を支援した。

 横田議員は、地方議会で民主党議員が複数会派に分かれることによる党の浸透効果を強調。「民主系会派を出ることで議員として研さんを重ねたい」と語った。

 民主クラブ仙台の木村勝好代表は会派にとどまるよう説得を試みたが、断念。「民主党が大勝で沸く時に、自民から移ってくるのならあり得るが、逆に会派を出るケースは全国的に異例だろう。何を考えているのか全く分からない」とあきれている。

 新しい翼のベテラン議員は民主党議員の参加を「政策提言の幅が広がる」と歓迎している。
 党籍を持つ若手議員の突然の離脱劇は今後、尾を引きそうだ。



2009年09月02日水曜日

695名無しさん:2009/09/02(水) 19:49:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090902t11021.htm

仙台市議会3会派が異動届
 仙台市議会(定数60)の3会派が1日、野田譲議長に会派の異動届を提出し、各会派の構成が固まった。

 自民党と保守系無所属の議員らでつくる新会派「新しい翼」が18人の最大会派となり、「民主クラブ仙台」が10人の第2会派、「改革ネット・自民」が9人の第3会派となる。

 民主クラブ仙台からは、新会派に加わる横田匡人議員と無所属となる斎藤建雄議員が退会した。

 斎藤議員は「4年前の選挙で梅原克彦前市長を推した責任がある。けじめをつけたい」と説明した。

 改革ネット・自民は11人が新会派に移り、1人が加わった。1日、会派総会を開き、会長に田村稔議員、幹事長に斎藤範夫議員を選出した。田村会長は「保守本流会派として議会の正道を歩みたい」と語った。

 公明党市議団(8人)、共産党市議団(6人)、社民党市議団(6人)の会派構成に変更はない。

 変更のあった民主クラブ仙台、改革ネット・自民、無所属の議員は次の通り。(敬称略)
 【民主クラブ仙台】木村勝好、日下富士夫、安孫子雅浩、岡本あき子、佐藤わか子、池田友信、相沢芳則、渡辺公一、村上一彦、小野寺健
 【改革ネット・自民】大内久雄、大泉鉄之助、鈴木繁雄、赤間次彦、田村稔、斎藤範夫、佐竹久美子、伊藤新治郎、佐藤正昭
 【無所属】斎藤建雄



2009年09月02日水曜日

696とはずがたり:2009/09/02(水) 21:25:40
>>693
社民党や政和会から無所属候補立てて推薦とかし出すかもしれませんな。
鈴木とか立てて落選したら取り返しつかない。
まあ順当なら比奈子か
>来年夏には参院選が控えるが、菊池会長は「まだ、そこまで考えが行っていない」と言葉を詰まらせる。

697名無しさん:2009/09/04(金) 08:27:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090904t11029.htm

宮城県知事選 民主候補に数人浮上 県連、擁立作業本格化
 任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)で、民主党県連の候補者擁立作業が3日、本格化した。人選では数人の名前が浮上しているとみられ、9月中にも1人に絞り込む方針。鳩山政権の発足に連動して、民主党の知事選への動きが活発化しそうだ。

 人選作業では、いずれも他薦で、県議ら民主党関係者、中央省庁出身者や民間シンクタンク経験者ら数人が上がっている。ほとんどが県内出身者とみられる。

 民主党県連は8月31日、衆院選のため中断していた候補者選考作業を再開した。

 県連内で自薦、他薦を問わず募った候補者募集は4日に締め切る方針。党本部の意向を確認しながら、選考委員会による面談を慎重に進めて人選を詰める見通し。

 鳩山由紀夫代表が特別国会で首相に選ばれる見通しの16日までには独自候補を決めたい考え。衆院選の県内6選挙区のうち5議席を獲得した勢いに乗り、民主党色を前面に打ち出した選挙戦を描いている。

 県連内には独自候補の人物像について、さまざまな意見があり、絞り込み作業は時間がかかる可能性もある。

 現職の村井嘉浩知事は、9日の県議会9月定例会代表質問で、再選を目指して立候補することを正式に表明するとみられる。民主党が独自候補を決めれば、自民党出身の村井知事と事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。

2009年09月04日金曜日

698名無しさん:2009/09/04(金) 08:45:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090904t51024.htm

民主圧倒衆院選 異色の結末 自民東根比例勝利の謎

 自民党が惨敗を喫した衆院選で、東北6県の市部では唯一、東根市で自民党の比例代表の得票数が民主党を上回った。全国各地で奔流のように民主党に流れた現象と反する結果は、どうして東根で起きたのか。自民党関係者の多くが指摘するのが、「ミスター自民党」の異名を持つ土田正剛市長の存在だ。今回は民主党候補の支援を早くから表明し、保守地盤の瓦解も予想されてはいたが…。「なぜ東根だけ」のミステリーを追った。(山形総局・林直樹)

<「くら替えは困難」>
 東根市で民主、自民両党が獲得した比例代表と小選挙区(山形2区)の票数は表の通り。

 土田市長の支援を受けた民主党候補は前回4年前の衆院選に比べ、得票を7000票近く伸ばした。自民党候補はほぼ同じ票数を減らしている。
 興味深いのは比例代表の得票数の変化だ。旋風が吹いた民主党だが、前回より増やした分は約3700票で、小選挙区に比べて半分にとどまる。逆に自民党は1773票の減に食い止めた。

 東根市を含む北村山地方はもともと自民党の金城湯池でもあった。今も東根市議18人のうち自民党系は16人を占める。

 市内には陸上自衛隊第6師団があり、現役はもちろんOBが多数居住する。民主党候補の地元後援会幹部は「自民党批判が渦巻くとはいえ、支持政党を突然、民主党にくら替えできるような組織ではない」と話す。

 保守的な政治風土など「自民党勝利」の要因はいくつかある。だが、関係者の語る勝因は「土田市長の影響力の強さ」という意見に帰結する。

<両党のメンツ保つ>
 土田市長は今回、「人物を選ぶ小選挙区は民主党候補を支援するが、比例は自民党だ」と使い分けの戦術をとった。結果として民主党候補の大勝利に貢献し、自民党のメンツを守る「両刀を使い分けた」(自民党県連幹部)形だ。

 土田市長の行動に翻弄(ほんろう)された自民党東根市支部の幹部は「一時は東根の自民党は崩壊するとさえ思った」と苦々しげに振り返る。

 一方、自民党のベテラン県議は「市長の意向をくんだ自民党系の支持者が『小選挙区は民主』と訴えた。自民党への不満を小選挙区でうまくぶつけさせ、比例の得票につなげたのかもしれない」と分析してみせた。

 土田市長は3日、河北新報社の取材に対し選挙結果を振り返って「自民党が勝ったのは東根市だけという結果にはびっくりした」と素直に驚いた。その上で「自分の訴えに、市民がしっかり反応してくれたのかなあ」と付け加えると、満足げな表情を浮かべた。

 ちなみに過去2回の山形県知事選を見ると、東根市は土田市長が支援表明した候補の得票数が、全体の選挙結果にかかわらず、相手候補の2倍前後に達している。

 データを重ねると、自民党県連のある幹部の解説が妙に説得力がある。「土田市長に正面から物を言える人が東根にはいない。悔しいが、この結果は市長にとっては『天の配剤』だったのだろう…」

2009年09月04日金曜日

699名無しさん:2009/09/04(金) 09:41:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090904t11038.htm

衆院選第2幕? 中央政界、注目度高まる 宮城県知事選
 民主党政権誕生後、初の大型地方選挙となる宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)への注目度が、中央政界で急速に高まっている。自民党出身の現職、村井嘉浩知事(49)に民主党が対抗馬をぶつける構図が固まれば、さながら「衆院選第2幕」。投票日は神奈川、静岡両参院補選と重なり、民主党は「鳩山新政権の今後を占うトリプル選挙の一つ」(選対関係者)と重視している。

 「村井知事は特定政党に肩入れしすぎた。宮城にはかつての山本壮一郎、浅野史郎両知事のように行政の中立性を保てるトップが必要だ」と指摘するのは民主党宮城県連の安住淳副代表(衆院宮城5区)。同党は、岡崎トミ子代表(参院宮城選挙区)を軸とした県連の選対委員会が擁立作業を進めている。

 安住氏は「信頼感があって、行政マンとして有能かどうかが判断基準。告示まで約1カ月の短期決戦だが、知名度は関係ない」と強気だ。
 村井知事は9日の県議会9月定例会の代表質問で、再選を目指して立候補することを正式に表明するとみられる。トヨタ自動車関連工場の誘致を相次いで成功させた実績を前面に打ち出す。

 2005年の知事選で自民党県議から転身。同党の知事候補公募で選ばれたこともあり、「無所属・自民党推薦」で初当選した。今回の衆院選では「お世話になった人への恩返し。一心不乱に頑張る」と公言し、逆風に青息吐息だった同党候補の応援に奔走した。

 宮城県の選挙区でただ一人、自民党の議席を守った小野寺五典衆院議員(6区)は「国政選挙の事情を県政に持ち込むのは党利党略だ。地方自治は政党対決の場ではない」と知事選に向けた民主党の対決姿勢を批判。自民党への逆風から村井知事を守ろうという思いもにじむ。

 全国を見ると、来年3月の長崎県知事選も、4選を目指す自民党系の現職対民主党系新人という対決構図となる公算が大きい。民主党長崎県連の網田三男幹事長代理は「候補者次第だが、勝てる選挙。対決構図が似ている宮城に注目している」と語る。

 霞が関も宮城県知事選の行方を気に掛ける。ある官僚が打ち明ける。
 「二つの参院補選はともに民主党が優勢で、自民党が唯一、勝てそうなのが宮城の知事選。民主全勝か2勝1敗かでは、鳩山新政権に仕える官僚心理も微妙に違ってくる」
 「10.25宮城決戦」に永田町、霞が関、地方の視線が集まりだした。

2009年09月04日金曜日

700名無しさん:2009/09/04(金) 23:19:17
>>692
参考のために抜粋。
山形は唯一の県議和嶋が国政転出。

> 県議会の現在の勢力は、自民党が26人に対し、民主党は1人。
>民主党によると、東北6県では、岩手県の21人を筆頭に、福島県12人、宮城県に10人いる。
>衆院選で自民党候補が4選挙区中3勝した青森県でさえ7人いて、秋田県の少なさは際立っている。

> 市町村議も、岩手県の124人を最高に青森県44人、福島県30人、宮城県16人、山形県に5人いる
>が、秋田県は秋田市と北秋田市に1人ずつしかいない。

701とはずがたり:2009/09/04(金) 23:43:52
県議会の民主の力の強化は必要ですね。
自民党を解体して取り敢えず日本に巣喰う旧弊を打破する為にも来年の参院選と再来年の統一地方選(道府県会議選)が非常に重要に成ってきます。
あと2年は政治,日本の大改革の時期にしたいですな。

702名無しさん:2009/09/04(金) 23:46:06
>>700
山形はただでさえ非自公・共産系県議が少ない(現在44人中8人)のに

東村山郡で村山隆が飲酒運転で辞職
天童市で海鋒孝志が市長選転出(落選)

両県議補選で議席を自民に奪われ、和嶋が衆院転出で三つも議席を失ったのか・・・

703チバQ:2009/09/04(金) 23:49:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090904-OYT8T00068.htm
いわき市議補選に坂本氏長男出馬へ
 6日告示のいわき市議補選(欠員2)に、衆院選福島5区で落選した坂本剛二氏の長男で秘書の竜太郎氏(29)が3日、無所属での立候補を表明した。

 記者会見した竜太郎氏は「衆院選に命がけだったので、市議補選への立候補は考えていなかったが、衆院選後にいろいろな方から決意を促す電話などをいただき、急きょ決意した。衆院選で民主党が大勝し、国の流れに機敏に対応しなければ、いわきは取り残されてしまう」と語った。剛二氏からは「決断は本人次第」と言われたという。

 同市議補選には既に、電算会社員の山本健一氏(41)(民主)、元衆院議員秘書の鈴木演氏(29)(無所属)、元NPO職員の小野潤三氏(44)(無所属)、党地区支部長の矢野伸一氏(64)(社民)、党県委員の吉田英策氏(50)(共産)が正式に立候補表明し、飲食店経営の遠藤八十八氏(64)(無所属)が立候補の意向を示している。

(2009年9月4日 読売新聞)

704チバQ:2009/09/05(土) 00:15:37
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090904ddlk06010005000c.html
選挙:衆院選 知事の県政運営に壁 鹿野氏に奔走で自民刺激 /山形
 「特定の政党は応援しない」としてきた吉村美栄子知事が「知事選の恩返し」「個人への応援」として、衆院選の選挙戦終盤に民主の鹿野道彦氏への応援に奔走し、1291票の小差で鹿野氏を小選挙区で当選させた。自民の遠藤利明氏は比例で復活当選したが、自民には吉村知事への闘争心がくすぶっており、県政運営の壁になりそうだ。

 吉村知事は「恩返し」を理由に8月22日に民主の鹿野道彦氏への支援を表明。その後は、24日の個人演説会登場、27日の天童市鹿野氏事務所訪問、29日の遊説開始前の早朝と、同日午後8時の激励と、一直線に鹿野氏への支援に走り、「鹿野先生に国会で活躍していただき、県との太いパイプになっていただきたい」と訴えた。

 知事の応援ぶりに吉村知事の支援県議も不安の声を漏らす。「事務所への激励などあんなに数多く応援に行く必要があったのか。1回あいさつすれば済む話だった」とした上で「自民は遠藤さんの復活当選で息を吹き返した。9月議会で追及されるだろう」と表情を曇らせる。

 遠藤陣営の選対幹事長を務めた自民県連の今井栄喜幹事長は知事への対決姿勢満々だ。「投票する側は『民主の鹿野、自民の遠藤』と見て投票する。応援する側が『個人的な応援』と思っても、有権者には通らない」と語り、「9月議会で知事と議論できる」と言葉に力を込めた。

 一方、鹿野氏の選対幹事長を務めた吉村和武県議は「世話になった人に恩を返すのは当然。怒る方が筋が通らない」と話す。論戦が注目される9月議会は29日に開会する。【釣田祐喜、林奈緒美】

705名無しさん:2009/09/05(土) 11:30:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090905t41005.htm

自民・社民県連トップが辞意 秋田
 自民党秋田県連の鈴木洋一会長は4日、衆院選の公認候補が県内すべての選挙区で敗れた責任を取り、辞表を提出した。県連内には慰留する声もあり、11日にも、あらためて辞表の取り扱いを協議する。

 自民党は小選挙区比例代表並立制が導入されて以降、初めて選挙区の議席を失った。

 一方、社民党秋田県連の山本喜代宏代表も4日、秋田市で開かれた4役会議で、衆院秋田2区で敗れた責任を取るとして、辞意を表明した。

 石田寛幹事長も辞表を提出したが、会議では衆院選の総括を優先するとの考えから、来年2月の定期大会まで代表、幹事長人事は保留することとなった。

 山本代表は民主党の推薦を受けたが、同党県連の一部党員らが離党して支援した無所属候補に敗れた。



2009年09月05日土曜日

706名無しさん:2009/09/05(土) 12:43:57
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090905t71010.htm
http://www.kahoku.co.jp/img/news/200909/0905_hatugen_touhoku_2222.jpg

自民・全国幹事長会議 東北から批判続々





東北の自民党県連幹事長の発言も相次いだ全国幹事長会議=4日、自民党本部



 自民党の都道府県連の幹事長を集めた会議が4日、党本部で開かれ、党の結束の乱れが衆院選惨敗につながったという批判が相次いだ。東北6県連の幹事長も次々に発言を求め、党再生に向けた思いを麻生太郎首相(党総裁)に直接ぶつけた。

 東北で最初に挙手した山形の今井栄喜氏は「自民党の衆院議員がいなくなった空白区は地方議員が切り崩しに遭い、地方組織がズタズタにされる恐れがある」と危機感を訴えた。

 鈴木俊一元環境相が落選し、衆参ともに自民党空白区となった岩手県。千葉伝氏は「国とのパイプ役が完全にいなくなってしまった」と天を仰ぎ、本部と地方の連絡態勢づくりを求めた。

 地方を重視した新総裁選びを要望したのは秋田の能登祐一氏。「総裁選で地方票をもっと増やし、自民党は変わったと全国に発信してほしい」と注文を付けた。

 青森の山内和夫氏は、公募で決めた青森1区の候補が世襲を理由に公認されなかった点について「世襲なのに公認を受けた候補はほかにもいる。党則に従って候補を決めたのに納得がいかない」と不満をぶつけた。

 福島の斎藤健治氏はマニフェスト(政権公約)づくりに触れ「自民党のマニフェストは後出しじゃんけんにもかかわらず、民主党より分かりにくかった」と批判し、次期参院選を前に改善するよう求めた。

 宮城の柏佑整氏は取材に対し「都道府県連あっての党本部。地方の意見をきちんと吸収するよう各県連と連携し、文書で求めていきたい」と述べた。



2009年09月05日土曜日

707名無しさん:2009/09/05(土) 12:44:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090905t11029.htm

土井氏、会長辞任へ 衆院選敗北で引責 自民宮城県連
 自民党前衆院議員で党宮城県連会長の土井亨氏(51)は4日までに、県連会長の職を辞任する意向を固めた。衆院選敗北の責任を取るとともに、党県連の立て直しに向け人心一新を図りたい考え。5日、仙台市内で開かれる県連役員会で表明する見通し。

 土井氏は自身の進退について、「辞任は当然の流れ。敗北のけじめをつけて、県連の出直しを図らなければならない」と語った。

 土井氏は衆院選で、宮城1区から再選を目指して立候補したが落選。県内6選挙区でも、民主党候補と対決した2〜5区の候補者全員が落選した。議席を確保できたのは6区だけで、比例東北も合わせた県内選出衆院議員の数は、改選前の6人から2人に減った。

 県連は任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)、来年夏の参院選の対応を迫られている。これらの課題は新たな役員体制の下で協議されるとみられる。

 土井氏は富谷町出身。衆院議員当時の2008年3月に県連会長に就任し、09年3月に再任された。会長任期は11年3月までだった。



2009年09月05日土曜日

708名無しさん:2009/09/05(土) 13:21:48
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090905_6

県内各党、期待と警戒感 民主幹事長小沢氏

--------------------------------------------------------------------------------

 民主党の小沢一郎代表代行の幹事長就任が決まった。自身の秘書が逮捕・起訴された「西松問題」で代表を辞任してから4カ月。再び表舞台に立ち、来年夏の参院選に向けた陣頭指揮を執るが、県内各党には期待と警戒が交錯する。民主党は「政権を軌道に乗せるために適任」とし、連立協議を進める社民党も「地域と生活者に光が当たる」と歓迎する。一方、野党に転じた自民党は「県内の一党独裁をつくったのは小沢氏。本当にいいのか」と勢力拡大を警戒。共産党は「金権問題の説明責任が問われる」と指摘する。

 小沢氏は巧みな選挙戦術で2007年の参院選、今衆院選で民主党を勝利に導いた。県内でも今回、岩手2区の議席を奪取。衆参両院の議席を独占し、本県の同党国会議員は9人となる。

 佐々木順一県連幹事長は「政権を軌道に乗せ、議院内閣制を定着させるためにも、幹事長就任は好ましいことだ」と勢いづく。その上で「党と内閣が一体で政権運営に当たるので権力の『二重構造』は生じない」と批判をかわす。

 小沢氏は代表時代から社民、国民新両党との共闘を主導。社民党県連合の小原宣良代表も祝意を示すが「3党共通政策の『平和主義・国民主権・基本的人権の尊重』を順守し、国民生活立て直しに全力を挙げる」と3原則順守にくぎを刺す。

 一方、小沢氏が自民党を離党した1993年以降、退潮傾向にある自民党県連。小沢氏が与党幹事長に就任し、首相の芽も再び出てきたことから警戒感をにじませる。

 千葉伝県連幹事長は「県内は既に民主一色なので大きな影響はないだろうが、一党独裁で本当にいいのかを問いたい」とけん制。「西松問題を十分に説明していない中、表舞台に出ることに国民が納得するか疑問だ」と批判する。

 共産党県委員会の菅原則勝委員長は「民主党が国民の期待を受けて注目を浴びる中、小沢氏は要職として金権問題の疑惑を説明する責任が問われている」と厳しく指摘。だが、政策面では「建設的野党」として是々非々で臨む構えだ。

 公明党県本部の小野寺好代表は「民主党人事に関して、特にコメントすることはない」と述べるにとどめた。



(2009/09/05)

709名無しさん:2009/09/05(土) 13:42:12
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090905085620.asp

田名部匡省氏 県連代表辞任か

 民主党県連の複数の幹部が4日、本紙取材に対し、田名部匡省参院議員(74)が県連代表を退く可能性があることを明らかにした。田名部氏も同日の取材に「世代交代したいとの思いはある」と述べ、代表辞任を視野に入れていることを明かした。自身の改選期に当たる来年の参院選については「勝てる人材が見つかれば、すぐ代わるが、そのような人材がいるのだろうか」とし、勝利を最優先に参院選対応を検討する考えを示した。

710名無しさん:2009/09/05(土) 13:44:05
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20090905g

県議会会派、「民主党」は継続 小田嶋氏、1人で活動へ
 県議会から「民主党」の名前は消えない?。県議会民主党会派の小田嶋伝一氏は4日、第2会派「新みらい」(6人)の土谷勝悦代表らと合流について検討したものの、今後も1人会派として活動していくことを決めた。

 民主党会派はこれまで小田嶋氏と高松和夫氏の2人だったが、高松氏が8月に衆院選出馬のため県議を辞職、比例東北ブロックで当選した。会派所属の県議が1人だけとなることから、小田嶋氏は新みらいなど複数の会派との合流を検討していた。

 小田嶋氏は合流しない理由について、民主党中心の政権が誕生するのを前に「県議会から民主党の名前が消えるのは問題だと、支持者から指摘を受けた」と説明した。

(2009/09/05 11:33 更新)

711名無しさん:2009/09/05(土) 17:01:36
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090905ddlk05010101000c.html
’09衆院選:2区出馬も落選、社民・山本県連代表が辞意 /秋田
 ◇民主大勝し…辞意相次ぐ
 社民党県連は4日、緊急4役会議を開催。衆院選秋田2区から立候補し落選した山本喜代宏代表(53)が次期衆院選不出馬と代表辞任の意向を表明した。石田寛幹事長も辞意を示したが、いずれも結論は10年2月までに開く定期大会に持ち越された。

 2区では民主党が山本氏を推薦したが、同党県連幹部らが離党して無所属で立候補し当選した川口博氏(62)を支援した。川口氏が民主党入りを申し出ていることについて、会議後に会見した佐々木長秀副代表は「入党を認めれば選挙協力の約束を破ることになり、整合性が取れない。民主県連は軽率な行動を取るべきでない」と指摘。入党すれば「社民党本部に問題提起し、民主県連に遺憾の意を表明する」と話した。

 また2区での民主党の支援が十分でなかったと不満を示し、民主、連合との3者共闘について「来年の参院選でも維持したいが、民主側の行動次第ではなくなる可能性がある」と述べた。【岡田悟】

712チバQ:2009/09/05(土) 22:41:07
>>642>>703
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909050005
いわき市長選あす告示 衆院選結果どう反映
2009年09月05日

 ●2氏の激戦か


 政権交代後初の中核市長選となるいわき市長選が6日告示され、現職と新顔の2人が立候補する予定だ。ともに元自民党県議だが、現職は民主党と政策協定を結んで地元総支部の推薦も受けた。一方の新顔は自民党系市議とともに一部の民主党県議が支え、支持模様は複雑だ。民主大勝、自民大敗の民意を、2人の立候補予定者は取り込むのか、距離を置くのか。


 いわき市長選は、いずれも無所属で、再選を目指す現職の櫛田一男氏(72)と、新顔で元県議会議長の渡辺敬夫氏(63)の一騎打ちの公算が大。前回同様、現職に元自民党県議が挑む構図で、市を二分した前哨戦が展開されている。


 櫛田氏は民主、社民両党と政策協定を結び、社民推薦となった。民主は「党5区総支部として推薦」することを3日夜に決めた。ほかに自民党の岩城光英参院議員、同党所属で同市区選出の県議3人全員、同党系市議9人が支持を表明している。


 渡辺氏は、同党系市議22人のうち13人が支持。民主党所属でいわき市区選出の県議2人のうち、1人も支持を鮮明にしており、党と一部県議の動きはねじれている。同党県連が櫛田氏を「総支部推薦」にとどめたのはこうした実情に配慮したためだ。


 自民党いわき総支部は、両氏から出ていた推薦願を「総支部長預かり」とし、どちらも推薦しないことを決めている。公明党も3日に「自主投票」と決めた。


 市長選は衆院選のさなかから熱気を帯び、両陣営ともあいさつ回りやこまめな集会を開いてきた。渡辺氏が3日、市内の結婚式場で2千人規模の総決起大会を開けば、櫛田氏も4日夜、いわき芸術文化交流館・アリオスで同様の集会を開いた。櫛田氏の集会には岩城参院議員と民主党の吉田泉衆院議員が出席し、ともに櫛田氏支持を訴えたが、主催者側は両議員が壇上に並ばないよう時間差で会場入りさせる気の使いようだった。


 前市議2人が県議補選に立候補するために辞職したのに伴う市議補選(被選挙数2)も市長選と同時に告示される。66年の市合併以降、市議補選では最多の7人が立候補するとみられる。民主、共産、社民が各1人を擁立、無所属4氏がこれに加わる。政党支持模様に加え、地域や世代の代表など複合的な要素があり、こちらも予断を許さない激戦になりそうだ。


 市長選、市議補選の投票は、市区県議補選(被選挙数2)と同日の13日、市内143カ所で行われ、同日午後9時から市総合体育館で開票される。3日現在の有権者は28万4406人。


 ◎いわき市区県議補選/被選挙数2、3氏が届け


 いわき市区県議補選は4日告示され、民主党新顔で前いわき市議の古市三久氏(60)、共産党前職で医療法人理事の長谷部淳氏(50)、自民党新顔で前市議の阿部広氏(62)の3氏が立候補を届け出た。民主党は衆院選圧勝の勢いを地方選に持続できるか注目される。自民党は衆院選の敗北を受け、党の再生、立て直しをかけた選挙。共産党は所属の県議、市議を総動員して支持拡大に躍起だ。

713チバQ:2009/09/06(日) 10:05:54
>仙台市宮城野区選出の党県議菊地文博氏(49)、元大手シンクタンク研究員で八戸大学長の鈴木宏一氏(61)、元農水省官僚で元国連食糧農業機関日本事務所長の遠藤保雄氏(62)の3人
年齢的にも菊池が本命でしょうね(現職村井は49歳)
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090906t11032.htm
宮城県知事選 民主候補に県議ら3人浮上
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、独自候補の擁立作業を進めている民主党県連が、候補者の人選を党県議、私立大学長、元農林水産省官僚の3人に絞り込んだことが5日、分かった。現職の村井嘉浩知事(49)は再選を目指して立候補する意思を固めている。現職に民主党候補が挑む構図が濃厚になってきた。

 複数の関係者によると、民主党県連の選考に浮上しているのは、仙台市宮城野区選出の党県議菊地文博氏(49)、元大手シンクタンク研究員で八戸大学長の鈴木宏一氏(61)、元農水省官僚で元国連食糧農業機関日本事務所長の遠藤保雄氏(62)の3人。

 菊地氏と遠藤氏は仙台市出身。鈴木氏は大崎市出身。いずれも他薦で名前が挙がった。

 流動的な要素は残っているが、候補者の人選は現段階でこの3人を軸に進むとみられる。

 県連は衆院選で中断した選考作業を8月末に再開。鳩山由紀夫代表が首相に選出される16日までに、独自候補を決める日程で作業を進めている。

 選考委員会が近く、3人を個別に面接して立候補意欲などを確認する見通し。鳩山代表や幹事長に就く小沢一郎代表代行らの意向を確認しながら、人選を加速させる。

 村井知事は、9日の県議会9月定例会本会議の代表質問で、立候補を正式に表明する見通し。政治状況を勘案しながら、選挙態勢の検討に入る。



2009年09月06日日曜日

714チバQ:2009/09/06(日) 10:07:11
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20090906_02.htm
「必勝候補」意見割れる 民主人選大詰め 宮城知事選

衆院選で当選した議員(左の4人)がそろい、知事選へ気勢を上げた幹事会=5日午後5時、仙台市青葉区


 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、民主党県連の候補者選びは事実上、他薦の3人に絞り込まれた。衆院選で県内6選挙区のうち5議席を獲得して勢いづく県連。再選を目指して立候補する村井嘉浩知事(49)に「勝てる候補」を誰にするかで、意見が分かれている。

 民主党県連が5日、仙台市で開いた幹事会。衆院選宮城1〜4区で当選した議員4人がそろい、政権交代をあらためて印象付けた。

 木村勝好幹事長は「政権交代の勢いが本物で、それが地方に根付いたことを象徴的に示す選挙が知事選だ」と気勢を上げた。

 この1時間前、別室では知事選の候補者選考委員の国会議員、県連選対委員、県議会民主党系会派「改革みやぎ」会長が集まり、自薦、他薦の応募4件を協議した。

 人選は事実上、党県議の菊地文博氏(49)=宮城野=、元大手シンクタンク研究員で八戸大学長の鈴木宏一氏(61)、元農林水産省官僚の遠藤保雄氏(62)の県内出身者3人に絞られた。

 改革みやぎの議員有志は4日、岡崎トミ子県連代表(参院議員)に対し菊地氏を推す意思を伝えた。有志の一人は「リーダーには若さとエネルギーが必要。党人が戦うべきだし、村井知事と同年齢という点は大きい」と話した。

 鈴木氏に好印象を持つ議員は「政権交代で県も変革を求められる。シンクタンク勤務の政策通なら乗り切れる」と言う。民主党は衆院選で「官僚支配の打破」を公約に掲げた。遠藤氏は官僚OB。ある県連幹部は「官僚出身者だからこそ、役人を使いこなして官僚支配に対抗できる」と話す。

 選考委は7日以降、3人と個別に面談する方針だが、3人の名前は選考委員以外の党関係者に明らかにされず、県連内には「選考経過が不透明」との不満がくすぶる。

 「もっとオープンに議論できないのか。政権与党なのに、これでは恥ずかしい」。県連幹部の一人は幹事会で思わず声を荒らげた。



2009年09月06日日曜日

715チバQ:2009/09/06(日) 10:08:23
>>709
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090906_03.htm
田名部氏、民主青森県連代表を辞任
 民主党青森県連代表の田名部匡省参院議員(74)は5日、青森市内のホテルで記者会見し、代表を辞任する意向を明らかにした。同日の県連常任幹事会で了承された。後任には副代表の横山北斗衆院議員(45)が内定、田名部氏は新設する最高顧問に就く見通し。

 田名部氏は、辞任の理由について「そろそろ次の若い世代に任せるべきだと思った。政権交代の実現もきっかけになった」と説明した。

 衆院選青森2〜4区で、自民党公認候補に敗れたことを受けた引責ではとの問いには「県内の民主党国会議員は7人になった。自分なりによくやったと思う」と否定した。改選期を迎える来年の参院選については「まだ話題になっていない」と明言を避けた。

 田名部氏は「小選挙区で勝った」との理由で横山氏を後継指名し、幹事会で了承された。記者会見には横山氏も同席し、「引き続き田名部氏の指導を仰ぎながら、県連をまとめていきたい」と抱負を述べた。

 田名部氏は、県議2期、衆院議員6期を経て、1998年参院選で初当選。2004年から党県連代表を務めてきた。



2009年09月06日日曜日

716名無しさん:2009/09/06(日) 11:45:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090905-OYT8T01066.htm

民主県連田名部代表辞任
新代表に横山氏内定
 民主党県連の田名部匡省代表(74)は5日、青森市内での常任幹事会で、県連代表を辞任する意向を表明した。後任には横山北斗衆院議員(45)が内定し、田名部氏は最高顧問に就任する予定。近く改めて常任幹事会を開き、正式決定する。政権交代を実現したことをきっかけに、世代交代を進めようと決断したもので、県内小選挙区で唯一、勝利した横山氏を後継指名した。

 田名部氏は常任幹事会後の記者会見で、県連代表の辞任を決めた理由について、「これから先のことを考えると、私がいつまでもやっているわけにはいかない。いま交代する方が、次の世代を担う人たちのためにもベスト」と説明した。来年の参院選青森選挙区への出馬については、「決めていない」と述べ、明言を避けた。

 新代表に内定した横山氏は「正式決定を得てから、抱負を述べるつもりだが、大変な重責を担うことになったなという気持ち」と語った。

 田名部氏は1993年に自民党を離党。新進党結成に参加したほか、同党解党後は政治団体「県民協会」を設立するなど、県内の非自民勢力の中心的役割を担ってきた。「県民協会」が民主党県連に合流した2004年3月以降、民主党県連代表を務めている。

(2009年9月6日 読売新聞)

717名無しさん:2009/09/06(日) 11:46:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090905-OYT8T01069.htm
自民県連議員 総選挙を総括
 自民党県連は5日、青森市内のホテルで、県選出国会議員と県議との合同会議を開き、衆院選の結果を総括するとともに、来年の参院選に向けた態勢作りを早期に実施することを確認した。

 会議には大島理森県連会長を始め、江渡聡徳、木村太郎両衆院議員、県議らが参加。大島氏は冒頭、小選挙区で公認候補3人が全員当選したことを踏まえ、「厳しい戦いの中で強い団結と底力を発揮していただいた」とあいさつ。そのうえで、「これからは野党の道を歩まないといけない。日本の自民党の建て直しは、この青森からという気迫と気概で臨んでいきたい」と語った。

 その後、非公開で選挙戦を総括。衆院青森1区で県連が公募決定した候補の公認を党本部が見送ったことに対するしこりはくすぶっており、出席者からは「今回の結果を招いたのは党本部の責任だ」「国民に総スカンをくった」――などの声が相次いだという。

(2009年9月6日 読売新聞)

718名無しさん:2009/09/06(日) 12:01:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090906t11030.htm

自民宮城県連会長に小野寺氏 知事・参院選へ体制一新
 衆院選の大敗を受けて、自民党宮城県連は5日、三役会議や役員会を相次いで開いた。宮城1区で落選した前衆院議員の土井亨会長(51)が辞任を表明し、後任会長に小野寺五典衆院議員(49)=宮城6区=が就くことが固まった。9日の総務会で正式決定する。知事選、来夏の参院選への対応は小野寺体制で進める。

 土井氏は「衆院選は県内6選挙区で1勝5敗の惨敗だった。けじめは重要だ。県連会長の職を辞したい」と述べた。

 これを受け、小野寺氏と衆院議員の秋葉賢也氏(比例東北)、参院議員の市川一朗氏、愛知治郎氏の4人が協議。小野寺氏を新会長に推すことで一致した。小野寺氏は「全身全霊を傾けて県連運営に当たりたい」と話した。幹事長、政調会長、総務会長の人選を急ぐ。

 小野寺氏は気仙沼市出身。県職員、松下政経塾を経て1997年の宮城6区補選で初当選し、外務副大臣などを務めた。8月の衆院選で4選を果たし、ただ一人自民党の議席を守った。

 役員会では衆院選の大敗について、「政権交代を求める風に敗因を限定していては、党の再生は難しい」「前回(2005年)、前々回(03年)に比べていい運動を展開できたが、結果が実らなかった」などの意見が出たという。

 記者会見した柏佑整幹事長は知事選への対応について、「(現職の)村井嘉浩知事は衆院選で自民党候補を支援してくれた。知事の考えを最大限尊重することになるだろう」と語った。



2009年09月06日日曜日

719名無しさん:2009/09/06(日) 12:39:05
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8074.html
党再生へ合同会議/自民県連



 自民党県連の県選出国会議員と県議が5日、青森市内のホテルで合同会議を開き、衆院選の結果を総括した。全国的な大敗を喫した党の再生と来年の参院選に向けて現体制を維持し、挙党一致で行動することを確認した。
 会議の冒頭、大島理森県連会長は「党の立て直しは青森県連から、という意気込みで一層団結して前進したい」などと述べた。
 先の衆院選後、国会議員と県議が一堂に会したのは初めて。大島会長をはじめ、江渡聡徳、木村太郎の両衆院議員、県議約20人が出席した。会議では衆院選の結果を分析するとともに、今後の対策などについて協議した。
 会議後、大島会長は「厳しい選挙で皆さんが本当に底力を出し、党公認候補が全員当選した。1区の県連公認候補も急な中でよく健闘した」と衆院選を総括。次期参院選については「これから協議して必勝を期していく」と述べ、国政や県政の動向を見定めながら態勢を整えていく考えを示した。

720名無しさん:2009/09/06(日) 12:39:43
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8079.html
民主県連代表に横山北斗氏



 民主党県連の田名部匡省代表が5日、県連代表を辞任する意向を示した。同日の常任幹事会で了承され、新代表には衆院議員の横山北斗副代表が就任することが内定した。田名部代表は最高顧問に就任する見通しで、来年の参院選への出馬については言及しなかった。役員人事は今月中旬にも正式決定し、政権与党としての党県連は横山新代表の下、新たなスタートを切る。
 会議は非公開で約2時間行われた。関係者の話を総合すると、会議では田名部代表が辞意を表明し、後継として「選挙区で勝った横山氏にやってもらいたい」と指名した。代表の意思を尊重するという声が大半で、異論は出なかった。
 会議終了後に行われた記者会見で、田名部代表は「これから先を考えると、そろそろ次の人に県連運営を任せたい。将来の県連を考えてもそれがベストと判断したもちろん何かあったらいつでも相談に乗る」と笑顔を見せ今後も党勢拡大に尽力する考えを示した。辞意を固めたのは衆院選後で、政権交代を実現し、党県連所属の国会議員数も7と自民党の3を大きく上回ったことから、ひと区切りと考えたという。
 新代表に内定した横山氏は「後継指名は光栄に思う。役不足は重々承知しているが、引き続き田名部先生にご指導いただきながらまとめていきたい」と神妙な表情で語った。
 田名部代表は1993年に自民党を離党して以降、新進党県連代表、県民協会代表と非自民勢力の代表を経て、2004年に民主党県連代表に就任。現在3期目の途中だった。
 田名部代表の代表辞任と横山新代表の就任は、近く開く常任幹事会で正式決定する。新たな党県連の人事は、横山新代表が決定する。

721名無しさん:2009/09/06(日) 12:42:29
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090906ddlk02010086000c.html

選挙:衆院選 選挙後初の週末、県連が総括 民主代表に横山氏 /青森
 ◇自民は「政権奪還に団結」
 民主党県連は5日、青森市内で常任幹事会を開き、田名部匡省(まさみ)・県連代表(74)の辞任を了承し、県連副代表の横山北斗衆院議員(45)=青森1区=を新代表とする人事を内定した。衆院選で党として県内唯一、小選挙区で勝ち上がった横山氏は「誠に光栄。大変な重責を担うことになったという思いだ」と語った。近く開かれる常任幹事会で正式決定する。【後藤豪】

 ◇田名部氏は辞任
 田名部氏は04年3月に県連代表に就任し、3期目。常任幹事会後の会見で「そろそろ次の人に任せて後ろから見て、問題があれば指摘もするし相談にも乗る。その方が将来の党にとっても、次の世代を担う人にとってもベストではないか」と辞任理由を説明した。全国の風に乗れず、小選挙区で1勝3敗だった衆院選結果を受けての引責辞任ではないとした。

 田名部定男・県連幹事長は「7人(の国会議員)を抱えることができたのも代表の力に負うところが大だ。敬意を表し、英断を尊重した。横山氏を『県連の顔』としてサポートしながら、与党としての立場を明確にしていきたい」と述べた。

 来年の参院選は田名部代表の改選期になる。田名部代表の立候補の有無について田名部幹事長は「県連が決める話だから、本人の意思が無視されるかもしれない」と話した。

    ◇

 一方、自民党県連はこの日、青森市内で県内選出国会議員と県議の合同会議を開いた。党公認候補3人全員が小選挙区で当選したことを受け、大島理森・県連会長は「諸先生方の120%の底力を出していただいたことを感謝したい」と述べた。

 今後、野党としての道を歩むにあたり、大島会長は(1)自民が本来持っている統治力(2)ポピュリズムにならない自民らしい政策(3)地域に入り込み、そこから国政をみること−−の3点をポイントに挙げ、「政権奪還に向けて一層の団結と前進を図れるよう、力を合わせていく」と語った。

722とはずがたり:2009/09/06(日) 14:25:57
県内1勝3敗の引責辞任ですね。。
保守政治家がみんなして自民党に靡く中孤高を保った田名部氏の姿勢は評価できますが,そろそろ引き際ではありましょうね。

723名無しさん:2009/09/07(月) 04:32:27
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000909060002

政権交代@宮城 自民県連会長は小野寺氏
2009年09月06日

 総選挙で県内五つの選挙区で勝利した民主党県連は5日、仙台市青葉区で常任幹事会を開き、10月8日告示、同25日投開票の知事選で、推薦する候補を4人に絞って選ぶことを報告した。一方、出直しを図る自民党県連はこの日、唯一議席を守った6区選出の小野寺五典氏を新会長とすることを内定した。(乗京真知、箕田拓太)


 一方、自民党県連の次期会長には、6区で4期目の当選を果たした小野寺五典氏が就くことが内定した。仙台市青葉区の県連事務所で5日にあった国会議員団会議で決まった。近く開く県連総務会で正式に決定する。


 国会議員団会議に先立って開かれた県連役員会の冒頭、1区から立候補して落選した現会長の土井亨氏が会長職を辞する考えを表明。「小選挙区では1勝5敗。情勢調査では自民支持層の3割が民主に投票しており、私の力足らずだった」と語った。


 これを受けて、居合わせた県選出の国会議員4人が中座して議論。県内で唯一、小選挙区の議席を守った小野寺氏を次期会長に推すことで合意し、役員会に報告すると満場一致の拍手で迎えられた。小野寺氏は「総務会で(会長就任が)決まれば、全身全霊をあげてがんばります」と述べたという。



 ◆自民総裁選、県連は5票


 18日告示、28日投票の自民党総裁選で、同党県連の持ち票が5票になることが分かった。県連幹部が明らかにした。県連は党員・党友による予備選を実施し、候補者の得票数に応じてドント方式で5票を割り振る方針。


 今回の総裁選の持ち票は国会議員が200票、地方は300票。地方票は47都道府県にそれぞれ基礎票3票が振り分けられ、残りは党員数に応じて配分されるが、党員1万人超の宮城には2票が配分されて計5票になるという。県連の柏佑整幹事長は「地方票が議員票を上回るのは初めて。地方の声がこれまで以上に重みを増す」と話した。

724名無しさん:2009/09/07(月) 04:33:43
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000909060001

現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮城> 記事

民主、4候補に絞る/知事選
2009年09月06日


 総選挙で県内五つの選挙区で勝利した民主党県連は5日、仙台市青葉区で常任幹事会を開き、10月8日告示、同25日投開票の知事選で、推薦する候補を4人に絞って選ぶことを報告した。一方、出直しを図る自民党県連はこの日、唯一議席を守った6区選出の小野寺五典氏を新会長とすることを内定した。(乗京真知、箕田拓太)



 民主県連は、内部の選考委員会による知事選候補者の募集を5日に締め切った。岡崎トミ子代表によると、候補者は自薦1人、他薦3人の計4人。全員男性という。ただし「どういう気持ちかをまだ確認している段階。候補者を公平に扱いたい」との理由から、幹事会でも実名を明らかにしなかったという。


 今後この4人について面接などを進め、国会で首相指名がある16日までに県連内部や党本部の了解を得て正式決定する予定だ。県連幹部らによると、候補者は県議や元官僚、民間人などとみられる。


 求める人物像について、岡崎代表は「権限・財源・人間を地方に持ってこられる人。地方のことは地方で決める、真の地方主権でやっていける人を」と語った。


 木村勝好幹事長は「(行政経験があるか、民間出身かどうかは)関係ない。最もふさわしい人で、かつ村井さんに勝てる人を。単純明快だ」と、再選立候補が見込まれる村井嘉浩知事に言及。総選挙中、自公を応援した村井知事について内海太選対委員長は「親しみやすく明るいという評価はあるだろうが、『知事としてどうなのか。ぜひ推薦候補を出してくれ』と何人もから言われた」と語った。


 また、「県内から閣僚に選ばれる人はいないのか」との報道陣の問いに岡崎代表は「ちらとも聞いていない」と笑って否定した。

725名無しさん:2009/09/07(月) 06:41:03
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/5943

揺らぐ自民山形県連 国政・県政「野党」に危機感

2009年09月07日月曜日

726名無しさん:2009/09/07(月) 22:07:14
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909070005

政権交代で、県議会要望も違いくっきり
2009年09月07日

●自民は懸念、県民連合は期待


県議会の各会派が7日、佐藤雄平知事に県政への要望を出した。9月定例議会を前に例年ある申し入れだが、今回は政権交代直前。民主党中心の県民連合は「新しい政治に期待」と表明したが、自民党は予算凍結などの悪影響を心配。昨年の要望は両会派とも県政を取り巻く認識が似ていたが、今回は違いが鮮明だ。


●国と市町村のねじれ
県民連合の渡部譲会長は佐藤知事に対し、「国と市町村とのねじれが出てくると思うが、(与党として)地方自治が停滞しないように頑張ってまいりたい」と述べた。新政権の予算組み替えなどで地方に影響が出る場合、その声を国政に届ける考えだ。
 一方、自民党は新政権の施策による地方への影響について不安を並べた=表。麻生内閣で成立した補正予算の重要性を強調し、公共事業予算の積極的な確保と発注促進などを求めた。民主党中心の政権による影響が心配な具体例として、平出孝朗・政調会長は麻生政権の補正予算を受けて6月県議会で予算をつけた「森林整備加速化・林業再生基金」の手続きが凍結されていると指摘。「早急に地方6団体で地方の声を国政に反映させるように」と求めた。


●基金のハコは出来たが、カネがない 
基金は約5億円。地球温暖化対策に有効な森林整備などを進める事業だ。今月上旬にも正式決定し、計368ヘクタールの間伐などに着手する予定だった。しかし、民主党の見直し方針で林野庁は手続きの一時停止を決定。県にも3日、連絡が入った。県森林計画課は「(基金という)ハコは出来たがカネがない状態。冬になれば山に入れない地域も出てくる。不安だが、交付決定を見守りたい」という。


●昨年は共通した内容
 昨年9月議会前の要望では、自民党も県民連合も、原油高や県税収入の落ち込みを挙げ、厳しい環境の中での対策を共通して求めていた。今回は政権交代の事態を受け、違いが大きく出た格好だ。(丹治翔、吉田素子)


■自民党と県民連合の要望書の内容の比較


●自民党
新政権の受け止め方:新政権が発足するが、地方財政がどうなるか不透明で、地方には大きな不安が渦巻いている。


影響の予想:(民主党の政策が)増税なしで実施されると、地方財政へのしわよせが予想され、県民生活への影響が大変懸念される。


今後に対する認識:補正予算の未執行分凍結、今年度予算の組み替えがあると、地方行政は大混乱し、経済・雇用対策の遅れは本県に大変深刻な事態を招く。


県知事への要望:地方が混乱するような予算の凍結や組み替えをしないよう、全国知事会などと連携し、新政権に強く要望するべき。


●県民連合
新政権の受け止め方:歴史的な政権交代が実現した。多くの国民が変革を求め、新しい政治に期待している。


影響の予想:自治体における行財政全般にわたり、大きな方向転換も予想される。


今後に対する認識:国の動向について今後とも十分に注視し、迅速な対応ができるように準備が必要。


県知事への要望:今後とも県内における経済・雇用の回復に向けて全力で取り組んで頂きたい。

727名無しさん:2009/09/08(火) 05:20:36
>民主党県連は「自公を応援して政党色を強めたのは知事の方だ」(幹部)と反発。衆院選に大勝した追い風を最大限に生かそうと、慎重に対抗馬の人選を進めている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090907-OYT8T01218.htm

ホーム>地域>宮城

告示まで1か月 「政党対決」強まる
民主、共産 候補決定急ぐ
 知事選は、10月8日の告示まであと1か月となった。元自民党県連幹事長の村井嘉浩知事(49)が再選に向け出馬の意思を固めたほか、民主党県連や共産党系の市民団体も、独自候補選びの最終段階に入っている。衆院選で自民、公明両党を応援した村井知事に民主党などが対決色を強めるのは必至で、衆院選後初めての大型地方選挙の行方が注目されそうだ。

 村井知事は2005年の知事選で初当選。10年で県内総生産を10兆円に引き上げる「富県戦略」を掲げ、自動車、半導体関連企業の誘致に成功した。9日の県議会で、自民党県議の代表質問に答える形で正式に出馬表明する見通しだ。

 選挙では4年間の実績を強調するとみられるが、衆院選で自公の応援に奔走したことが、自身の選挙戦に影響を及ぼすのは確実だ。衆院選で自公は大きく議席を減らしたが、知事は7日の定例会見で「これはあくまで皮膚感覚」と断りながらも、「国政選挙と首長選挙では選ぶ基準が違う。首長の場合、基準は政党ではないのではないか」と述べ、知事選では政党対決色が薄まるとの見方を示した。

 これに対し、民主党県連は「自公を応援して政党色を強めたのは知事の方だ」(幹部)と反発。衆院選に大勝した追い風を最大限に生かそうと、慎重に対抗馬の人選を進めている。

 同県連は7月下旬、独自候補の擁立を表明して候補探しを開始。今月5日に自薦・他薦の募集を締め切り、元農林水産省の官僚や私立大学長ら本県関係者4人が候補に挙がった。

 県議会の民主系会派「改革みやぎ」は、候補の一人で、同会派所属の菊地文博県議(49)を推薦することで大筋一致。県連の選考委員会は県議団や党本部の意向を踏まえ、16日まで断続的に会議を開いて決める方針だ。県連選対委員長の内海太県議は「衆院選中も、『知事選候補を立ててくれ』と(支持者などから)何度も励まされた。いい政策を打ち出せば、有権者の評価もついてくる」と強気だ。

 共産党県委員会や県労連などで構成する市民団体「明るい民主県政をつくる県民の会」も、今月中旬までに候補を決定する方向で調整を進めている。

(2009年9月8日 読売新聞)

728二階席:2009/09/08(火) 06:34:42
明日表明、で間違いないようです。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090908t11034.htm

企業誘致の実績 前面に 村井氏、再選へあす出馬表明

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)が1カ月後に迫った。現職の
村井嘉浩知事(49)は9日、県議会9月定例会本会議で再選を目指し立候補することを正式に
表明する。自民党出身の村井知事に対し、民主党は鳩山政権の発足に連動して独自候補を擁立
する方針。政権交代後、初の大型地方選挙となる宮城決戦。焦点は、知事サイドと民主党の戦略の
駆け引きに絞られてきた。

<政治状況一変>
 村井知事の胸中は、穏やかでなかったに違いない。
 衆院選では「お世話になった人への恩返し」と、自民党候補の支援に奔走した。県内6選挙区で
自民党が議席を確保したのは社民党と争った6区だけ。1〜5区は民主党に惨敗した。

 民主党県連は、余勢を駆って知事選候補の人選に入った。2005年、衆院選で大勝した
自民党の推薦を受けて知事が初当選した前回とは、まるっきり正反対の政治状況だ。
 村井知事は7日の定例記者会見で「候補者が増えるのは県民にとって望ましい。民主党の
考えに共鳴する方が出馬するのも一つの選択肢だ」と現職の余裕をにじませた。

 一方で「わたしの皮膚感覚だが、国政を選ぶ基準と首長を選ぶ基準は違うと思う」とも語り、
民主党圧勝の打撃は少ないとの予防線を張った。

<相次いで会合>
 知事が前面に打ち出すとみられるのは、トヨタ自動車の系列工場の誘致を相次いで成功させた
実績と手腕だ。
 県議会で2日に説明した補正予算案の提案理由では、「変動する経済環境の中で経済基盤を
構築する揺るぎない流れを4年の任期で形づくることができた」と強調した。

 自民党県連は意気消沈のムードがぬぐいきれない。関係者によると、知事は先週末、相次いで
後援会メンバーらと会合を重ねたという。政権交代の衝撃波をどう吸収し、いかに実績を強調して
いくか。村井戦略が動きだした。
 政権党になった民主党。県連は「村井知事に勝てる候補」を合言葉に、擁立作業を急ピッチで
進めている。

 これまでに他薦で、仙台市宮城野区選出の党県議菊地文博氏(49)、元大手シンクタンク
研究員で八戸大学長の鈴木宏一氏(61)、元農水省官僚の遠藤保雄氏(62)の3人が浮上
した。8日に面接などの本格的な人選作業に入る。
 候補者の人選は、党人か民間人かで意見が分かれているという。

<総力戦の様相>
 知事選の投票日は、神奈川、静岡両参院補選と同じで、首相になる鳩山由紀夫代表にとって
最初の関門。いずれの選挙も、幹事長になる小沢一郎代表代行が仕切る党本部を巻き込んだ
総力戦になりそうだ。
 県連内には「党国会議員、党県議らがバラバラにならず、結束できる候補が望ましい」という
意見が強い。鳩山政権が発足する16日に向けて、ぎりぎりの調整が続く。

 共産党宮城県委員会、県労連などで構成する市民団体「明るい民主県政をつくる県民の会」も
独自候補擁立を目指す。
 会は「大企業を優遇し県民に犠牲を強いる村井県政を刷新する」と強調。9月中旬ごろまで
には人選を終える方針だ。

729名無しさん:2009/09/08(火) 20:25:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20090908-OYT8T00096.htm

自民県連会長辞任へ
衆院選惨敗 体制刷新狙い
 自民党県連の菊池勲会長が7日、盛岡市内で開かれた党所属県議との会合で、県連会長を辞任する意向を示していたことがわかった。党県連の支部長会議が12日に開催される方針も決まり、支部長会議で、菊池氏の会長辞任の承認と新執行部体制人事の検討が行われる見通し。

 自民党は先の衆院選で、県内の4小選挙区で民主党の公認候補に敗れ、県内には衆参通じて自民党の国会議員がいなくなった。来夏には参院選を控えており、県連執行部の体制刷新を図る狙いがあるとみられる。

 菊池氏は、衆院選翌日の8月31日、県連執行部の今後の対応について、「民意を真摯に受け止め、政策、組織のあり方などについて抜本的な見直しをしたい」と述べていた。菊池氏は、2007年5月、玉沢徳一郎衆院議員(当時)に代わり、県連会長に就任した。

(2009年9月8日 読売新聞)

730名無しさん:2009/09/09(水) 19:42:01
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090909ddlk07010137000c.html

いわき市長選・35万都市の選択:/上 自民系分裂の行方 /福島
 13日投開票のいわき市長選は、かつて自民党県議だった2人の一騎打ちが展開されている。衆院選で民主党が大勝したばかりだが、注目は自民系支持者の分裂選挙の行方。懸案の地域医療問題ともからんだ戦いとなっている。選挙戦の背景を2回に分けて報告する。【田中英雄】

 ◇民主加わり相乱れ
 6日に告示されたいわき市長選の立候補者の決起集会や出陣式を見た人がつぶやいた。「これこそ呉越同舟だ」

 無理もない。新人の渡辺敬夫氏(63)と現職の櫛田一男氏(72)は無所属で立候補しているが、2人とも自民党の県議として名をはせた経歴の持ち主だ。ところが、渡辺氏への応援には、自民党の地元議員だけでなく、いわき市選出の民主党県議の佐藤健一氏のほか、民主党の元市議も顔をそろえた。

 一方の櫛田氏には自民党の岩城光英参院議員、衆院選で地元福島5区で初勝利を収めた民主党の吉田泉衆院議員が駆けつけ、応援マイクを握った。

 両陣営の支援者には、自民や民主の支持者が相乱れて加わり、複雑な構図だ。2人が所属した自民党いわき支部は、双方から出た推薦願の承認を共に見送った。市内に2万近い票を持つ公明党は自主投票を決めた。

 渡辺氏は5期にわたる県議時代に培った支持団体と、応援を受ける13人の市議を中核に戦っている。前回の選挙から「一党一派に偏しない」と「市民党」を名乗る櫛田氏は、民主と社民それぞれと政策協定を結び、支持を取り付けた。市長選と同日の市議補選に出馬した保守系立候補者の中にも、渡辺氏と櫛田氏それぞれとの連動を口にする候補もいる。

 市長選が保守対革新の対立構図で行われたのは01年まで。前回05年、櫛田氏が挑んだ当時の現職の四家啓助氏も、無所属での出馬ながら元々は自民党県議だった。

 櫛田氏は「市政の流れを変えよう」と訴えて予想外の約2万5000票もの大差で当選した。四家氏の選挙運動の中核だった市議らは今回、渡辺氏の陣営に入っているため、櫛田氏の支持者からは「市長選を報復合戦にしてはならない」との声が上がっている。対する渡辺氏の側からは「待ったなし! いわきは変わる」と前回の櫛田氏のお株を奪うスローガンが聞こえてくる。

 “風”によって民主党が大勝した衆院選の直後の割には、旧来からの地縁血縁、そして利害関係がからんだ首長選が行われている。

731名無しさん:2009/09/09(水) 19:42:32
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090909ddlk03010013000c.html

変わる:民主全勝の余波 自民県連・菊池会長が辞意表明 /岩手
 ◇衆院選敗北の責任取り
 自民党県連の菊池勲会長が、衆院選敗北の責任を取り辞意を表明していたことが8日、分かった。7日の県連会合で述べた。12日の党支部長会議で正式に表明し、来夏の参院選に向けて執行部の刷新を図る。

 今衆院選では、岩手2区で自民前職の鈴木俊一氏が民主新人の畑浩治氏に敗北。比例復活も果たせず、県内から党所属国会議員がいなくなっていた。

 菊池会長は、投開票翌日の8月31日の会見で「民意を受け止め、組織のあり方などを抜本的に見直したい」と述べていた。

 菊池会長は07年5月、玉沢徳一郎衆院議員(当時)の後任として会長に就任した。【山口圭一】

732チバQ:2009/09/09(水) 20:08:46
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090909ddlk02010107000c.html
選挙:八戸市長選 民主系会派「政風クラブ」、三浦市議を擁立へ /青森
 任期満了に伴い10月18日に告示、25日に投開票される八戸市長選で、八戸市議会の民主党系会派「政風クラブ」は、会派の三浦博司氏(31)を候補者として擁立する方針を固めた。10日の党八戸市支部緊急役員会で正式決定する見通し。市長選には現職の小林真市長が立候補を表明している。

 8日午前、会派が三浦氏に立候補の意思を確認、全会一致で決めた。同支部長も務める会派の吉田博司会長は「熱意と気迫を持って市政をやってくれると確認できた」と語った。

 三浦氏は、小林市長が衆院選で自民党候補を応援したことを挙げ、「国政野党の市長であり、小林市政の継続は非常に危うい。市政発展のためにならないと考えた」と述べた。 三浦氏は慶応大経済学部卒。金融会社勤務などを経て07年の市議選で初当選し、現在1期目。

733名無しさん:2009/09/09(水) 20:13:23
>>731

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090909_2
鈴木氏軸に新会長調整 自民県連、立て直しへ正念場

--------------------------------------------------------------------------------

 衆院選で敗北した自民党県連(菊池勲会長)が立て直しに向け正念場を迎えている。12日には支部長会議と常任総務会で菊池会長が正式に辞任を表明し、新たな執行部体制を構築する予定。後任会長には鈴木俊一前衆院議員(56)の名前が挙がっており、鈴木氏を軸に調整が進みそうだ。県内の国会議員がゼロになった党県連。来年夏の参院選に向けて再起を図れるか。剣が峰に立たされている。

 7日に県連で1時間半にわたって開いた党所属県議による会合。今衆院選の総括を行い、県連の再生に向けた体制づくりが議題となった。

 「野党なのでこれまでとは対応が違う。頭を切り替えなければ」「執行部全員が退陣したら組織が混乱する」など、出席した県議からはさまざまな意見が出たという。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】



(2009/09/09)

734名無しさん:2009/09/09(水) 20:37:50
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090909t11041.htm

村井・宮城県知事が再選出馬を表明 「富県の実現が使命」

再選を目指して立候補する意思を表明した村井嘉浩知事=9日午前11時20分、宮城県議会本会議場


 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、現職の村井嘉浩知事(49)は9日午前、県議会9月定例会本会議で再選を目指して立候補することを正式に表明した。知事は「富県宮城の実現に向けた道筋をつけ、県政発展の基盤をしっかりつくり上げることが与えられた使命と強く感じる。知事として引き続き県政運営を担いたいと意を決した」と述べた。宮城県知事選に立候補を表明したのは村井知事が初めて。

 県議会の最大会派「自民党・県民会議」の中山耕一議員(黒川)の代表質問に答えた。村井知事は企業誘致などの実績を強調し、「(県が)繁栄する明るい展望が眼前に開けつつある。生まれてよかった、住んでよかったと思える宮城県を築きたい」と語った。

 知事は8月下旬に立候補の意思を固め、後援会関係者らに伝えていた。無所属で出馬し、政党などに推薦は求めない方針。
 村井知事は大阪府豊中市出身。防衛大学校(理工学専攻)卒。陸上自衛隊東北方面航空隊を経て、松下政経塾入り。1995年、宮城県議に初当選。2002〜05年、自民党宮城県連幹事長を務めた。県議3期目の05年10月、宮城県知事選に自民党推薦で立候補して初当選した。

 知事選をめぐっては、民主党宮城県連が独自候補の擁立作業を進めており、党県議、私立大学長、元農水省官僚の3人の名前が浮上している。
 共産党宮城県委員会や県労連などで構成する「明るい民主県政をつくる県民の会」も独自候補を立てる方針。



2009年09月09日水曜日

735チバQ:2009/09/10(木) 12:55:38
現職より高齢で勝てるのか!?
しかも元官僚
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090910ddlk04010037000c.html
選挙:知事選 民主県連、遠藤氏が最有力−−独自候補擁立 /宮城
 民主党県連が進めている知事選の独自候補擁立作業で、元国連食糧農業機関(FAO)日本事務所長の遠藤保雄氏(62)が最有力であることが9日、分かった。選考委員会が8日に選考対象の4人と面接を行い、遠藤氏が最高評価を得たという。岡崎トミ子代表らが一両日中にも党本部を訪れ上位3氏を報告。党本部と相談し、14日までに県連として擁立候補を正式決定する。

 複数の県連幹部によると、選考対象は遠藤氏のほか▽八戸大学長の鈴木宏一氏(61)▽県議の菊地文博氏(49)−−らの他薦3人、自薦1人。遠藤氏への評価が最も高く、やや離れて鈴木、菊地の両氏が並んだという。

 遠藤氏は東北大卒、69年に農林水産省に入り01年に退職。FAOで日本事務所長や戦略企画部長を歴任した。

毎日新聞 2009年9月10日 地方版

736チバQ:2009/09/10(木) 12:58:12
>>730
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090910ddlk07010124000c.html
いわき市長選・35万都市の選択:/下 市立病院の改革 /福島
 ◇地域医療のあり方問う
 いわき市には市立病院が二つある。1950年に誕生した総合磐城共立病院と1943年に開設された常磐病院だ。66年の大合併によって現在のいわき市が発足して以降、現在まで続いてきた。しかし、入院と外来の患者がこの10年間で3割近くも減った。さらに診療報酬のマイナス査定も加わって07年度には合計22億円もの純損失を計上した。

 いわき市はこの危機を打開するため、06年2月に市立病院の改革のための「基本方針」を作って対策を本格化させた。07年4月には地方公営企業法を適用させ、財務や組織、人事労務の権限を病院の事業管理者に与え、市から離れた自立的な経営を可能にさせた。責任も明確化されるので、効率的な運営も期待される。

 さらに能率を上げるため、両病院を一体化させる「1市1病院2施設」の方針に沿って、共立病院に常磐病院を統合。共立病院に高度医療などの機能を集中させ、常磐病院は補完的位置とした。来年度からは「1市1病院1施設」とするため、常磐病院を民間に引き継いでもらう計画で、既にその候補も見つかっている。

 経営再建の方向は見えてきたが、建設から約60年の共立病院は、耐震性が低く、増改築を進めてきた結果使いにくい。老朽化も進み、新たな病院建物の建設の必要が出てきた。

 市長選に立候補した新人の渡辺敬夫氏(63)と現職の櫛田一男氏(72)はともに、地域医療再構築の政策を掲げ、共立病院の建て直しも盛り込んでいる。

 渡辺氏は、人材確保なども含めて基本構想を3年でまとめると、そのスピードを強調する。再選を目指す櫛田氏は2期目に、建設の促進のほか共立病院を双葉郡を含めた地域の中核病院とすることなどを掲げる。

 新病院建設までには苦労も多いだろう。しかし、完成すれば全国から医師を呼び込み、勤務医不足に歯止めがかかるとの期待がある。地域医療が争点になる理由である。【田中英雄】

737名無しさん:2009/09/10(木) 19:37:54
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000380909100001

現在位置:asahi.com> マイタウン> 福島> 記事

政権交代@福島


知事、県議会どう運営 
2009年09月10日





 ●自・民対立カラー出せるか


 佐藤雄平知事は政権交代をどう受け止めているのか。「県民党」を掲げるものの、民主党の元参院議員で、党推薦で当選した立場。県議会第1党の自民党はさっそく知事に対し、地方の混乱を招かないように新政権へ訴えるべきだと要求した。自民党は、民主党中心の県民連合と今後立場が割れることも予想され、知事は難しい議会対応を迫られそうだ。(丹治翔、吉田素子)


 9日の定例記者会見で、佐藤知事は民主党政権に対する要望として、都市と地方の格差是正と、国と地方の協議の場の設置をあげた。民主党の一部予算凍結の方針については、「県民生活に大きな影響が出ないようにする」と答えた=一問一答参照。


 佐藤知事は7月末の会見で、自民党政権への評価について「評価する立場にはありません」と回答。衆院選への自らのスタンスについて、「県民党以外のスタンスはございません」と述べていた。


 しかし、県議会では早くも、新政権への佐藤知事の姿勢を問いただす声があがる。自民党は知事に対し、「予算の凍結・組み替えを行わないように新政権に強く要望を」と求めた。一方、県民連合は自治体の行財政に関し「大きな方向転換も予想される」との立場だ。


 9月議会に提出する補正予算などを、今後予定通りに執行できるかは不透明だ。財源工面のために予算の組み替えに踏み込む民主党系の県民連合と、予算の確実な執行を求める自民党とが、県議会で対立する局面も出そうだ。来年の知事選に向け、両党は今後、地方政治でもぶつかりあう可能性が高くなる。


 県民連合側には、民主党政権になれば、原発のプルサーマル計画などの議論を始め、「自民党に押されず、知事のカラーが出しやすくなる」との声も出ている。ただ、最大会派は自民党。1期目の任期があと1年になった佐藤知事が、どこまで自らのカラーを打ち出せるか注目が集まる。


 ◎国と地方の協議の場、設置を/一問一答


 佐藤知事の記者会見での主なやりとりは以下の通り


 ――民主党政権に対する期待は何か


 選挙結果は有権者の厳粛な判断。308議席という数におごらず、様々な意見を真摯(しんし)に受け止め、国民の期待に応えてもらいたい。


 まずは格差の是正。大都市部と地方の格差がどうしてもある。一極集中の是正をぜひやって頂きたい。直近では、先日に知事会から出た「国と地方の協議の場」を速やかに設置して頂きたい。


 ――民主党が補正予算の一部凍結・組み替えを示唆していることにどう対応するか


 正しい情報をしっかりと収集し、県民生活に大きな影響が出ないように進める。補正予算は既に通っているし、内示も受けている。福島県のみならず、他の自治体も同じ状況だ。県の実情を知事会に伝え、知事会が地方6団体と一緒に新政権に現状を訴えるつもりだ。本日夕方に6団体の代表が新政権の役員に地方との連携について強く求めると同時に、補正についてもきちんと要望すると聞いている。


 ――原子力政策に関して、民主党への期待や要望はあるか


 新内閣が出来てみないと、お答えできない。連立(政権)の布陣もまだ明確になっていない。核燃サイクルを含めた(県の)協議が始まったばかりで、その経緯や推移を見守っていきながらになる。

738名無しさん:2009/09/10(木) 20:43:59
>>735
官僚爺さんに決定ですね。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121053
宮城知事選、民主は遠藤氏推薦へ 民主・自民対決に
2009年9月10日 20:33 カテゴリー:政治
 民主党は10日、10月の宮城県知事選に元官僚で国連食糧農業機関(FAO)元日本事務所長の遠藤保雄氏(62)を推薦する方向で最終調整に入った。

 再選を目指し出馬表明している村井嘉浩知事(49)は、前回推薦を受けた自民党に推薦を要請しない方針だが、衆院選では自民党候補を支援しており、事実上の民主・自民対決になりそうだ。

 民主党県連代表の岡崎トミ子参院議員が10日、党本部で幹事長に内定した小沢一郎代表代行と協議。遠藤氏を最有力とする人選結果を報告し、小沢氏も了承した。14日の県連幹事会などで最終確認し、党本部に推薦を依頼する方針。

 遠藤氏は東北大卒業後、農林水産省などを経て、FAOの幹部職を務めた。

 知事選にはこのほか、共産党県委員会などでつくる市民団体も候補者を擁立する方針。

739名無しさん:2009/09/10(木) 21:14:19
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909100005

現在位置:asahi.com> マイタウン> 岩手> 記事

民主・社民・国民新の連立樹立へ
2009年09月10日

 民主、社民、国民新の3党が連立政権樹立に合意した。社民党県連合内では、連立入りで独自色が失われることなどへの懸念もある一方、民主党県連幹部は最終合意を歓迎した。


    ◇


 「どこまでひっぱれるんだろうな」


 「もう限界だべ」


 8日夕、盛岡市内の県連合で、3党の連立協議が長引く様子を報じたニュースを見て、小原宣良代表と伊沢昌弘幹事長は話した。


 社民党県連合内では連立政権入りを懸念する声が上がっていた。最終的に、「政党間協議の場を設ける。地方に情報を伝える。憲法や安全保障問題は堅持する」などを条件に連立入りを認める形で意見がまとまり、小原代表と伊沢幹事長が2日の社民党全国代表者会議に出席した。


 伊沢幹事長は幾度も連立協議にのぞむ党幹部の姿を見て「代表者会議での地方の意見をがんばって通そうとしてきた」と評価する。「相いれない部分をのむ必要はない。政権内でも是々非々の立場を貫きながらやっていけばいい」


 また、福島瑞穂党首の入閣については、「今回選挙で通った顔ぶれをみれば民主党と協力した候補ばかり。やむを得ない。協力なしで選挙を戦った岩手としては、本当は閣外協力で党の立場を鮮明にしてほしい」と話す。


 県内での両党の協力については、「まだ何も決まっていない」。ある県連合関係者は「岩手は小沢さんがいることへのアレルギーは強い。なかなか難しい」と明かす。同党の久保孝喜県議は「国政では社民党の議席が少なく、存在感を示すのは困難。これからは地方議会で第3極の意義をアピールしなければならず、責任は重大だ」とし、「県議会での(民主党との)統一会派の可能性は100%あり得ない」と語る。


 一方で民主党県連からは歓迎の声があがった。


 民主党県連の工藤堅太郎代表は「難航したがまとまってよかった」。佐々木順一幹事長も「最終合意できたことは、国民に安心感を与えるだろう」と話す。


 ただ、選挙などでの今後の協力については、「首長選ではお願いすることもあるかもしれないが、国政ではなかなか難しいだろう」(工藤代表)、「私どもが判断することではないが、あちらも公党として一家を構えている以上、難しいのではないか」(佐々木幹事長)などとしている。


 工藤代表は「連立では歩み寄りが必要。あまり少数政党の意見が出すぎると、民意に背くことになる」とも語った。


    ◇


<鈴木氏に会長を打診/自民県連「総意が条件」と意欲>


 自民党前衆院議員の鈴木俊一氏に、同党県連幹部が県連の次期会長就任を打診し、鈴木氏が前向きに検討していることが9日、分かった。


 千葉伝幹事長はこの日、「ぜひ鈴木先生にやってもらいたいという声は県連内で強い。内々に要請している」と話した。鈴木氏は「県連の総意」を条件とし、「次の選挙に向け、自身と県連の態勢を整えるために少しでもお役に立ちたい」と県連幹部に述べ、意欲を見せているという。


 同党県連会長をめぐっては、菊池勲会長が総選挙で大敗した責任から、辞意を表明していた。県連は12日の支部長会議後に正式に発表する予定だ。

740名無しさん:2009/09/11(金) 19:32:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090911t11034.htm

「県内も政権交代」 民主、宮城県知事選候補に遠藤氏内定
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、民主党県連が10日、元農林水産省官僚で国連食糧農業機関(FAO)コンサルタントの遠藤保雄氏(62)の擁立を決めたことで、民主党が現職の村井嘉浩知事(49)に挑む構図が固まった。民主党は「宮城でも政権交代」と意欲を燃やし、村井知事を勝手連的に支援する見通しの自民党県議らは「県政のとりでは守る」と攻勢を誓った。

 「地方でも民主党の政策を生かしたい。無駄遣いをなくし、家計にシフトした県政を実現する」

 10日午後3時すぎ、東京の民主党本部前。小沢一郎代表代行と会談し、遠藤氏擁立の快諾を得た岡崎トミ子県連代表(参院議員)は、報道陣の前で上機嫌に語った。

 遠藤氏が選ばれたのは、農水省、旧環境庁を歩いた政策のプロとしての実績と、FAOを通じた国際人脈への期待だ。

 ある県議は「生活を重視した県政を実現するのは民主党の責任。絶対に勝たなくてはならない」と意気込んだ。

 民主党と連立政権を組むことになった社民党県連の岸田清実幹事長は「民主党から協力を呼び掛けられた場合は、遠藤氏から県政運営方針を聞きたい」と言う。

 県議会では同日、9月定例会の一般質問が行われていた。終了したのは午後4時すぎ。

 本会議場から出た村井知事は、報道陣から民主党候補が決まったことを伝えられた。「互いの主義主張を訴え、正々堂々と戦う。大変厳しい選挙戦になると思うが、全力を尽くして再選を目指したい」と淡々と述べた。

 最大会派の自民党・県民会議は、村井知事を応援する方針を決めている。自民党県連の須田善明幹事長は「民主党が全面支援する人と、4年にわたって県民との信頼関係を築いた村井知事の対決だ。県民の思いを酌んで戦う」と強調した。

 ベテラン県議は「衆院選で脱官僚を掲げた民主党が元官僚を担ぐとは矛盾だ」と指摘した。
 「明るい民主県政をつくる県民の会」で県労連などとともに独自候補擁立を目指す共産党県委員会の中島康博委員長は「民主党なりの基準で候補者を選んだのだろう。われわれは独自候補を立てて、村井県政に真っ向から切り込む」と決意を語った。



2009年09月11日金曜日

741名無しさん:2009/09/11(金) 19:36:11
ちゃんと勝てるのか〜。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090911t11025.htm
民主「遠藤氏擁立」の舞台裏 選考迷走、県連大揺れ

宮城県知事選候補者の選考状況が説明された民主党県連の幹事会。水面下で駆け引きが繰り広げられた=5日、仙台市青葉区


 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、民主党県連は10日、元農林水産省官僚で国連食糧農業機関(FAO)コンサルタントの遠藤保雄氏(62)を擁立する方針を固めた。選考過程では党県議を推す勢力が強かったが、最終段階で遠藤氏に傾いた。再選を目指す村井嘉浩知事(49)に「勝てる候補」をめぐり、県連は揺れに揺れた。

 10日午後、政権発足準備に追われる東京・永田町の民主党本部。岡崎トミ子県連代表(参院議員)が差し出した3枚の履歴書と顔写真を見比べ、小沢一郎代表代行はあっさりと言った。「県連の選考で1位だった人でいい」。遠藤氏の擁立が決まった。

 遠藤氏が浮上したのは、衆院選翌日の8月31日。選考委の初会合で、党国会議員の推薦で応募があった。

 ほかにも、他薦で上がった仙台市宮城野区選出の県議菊地文博氏(49)、八戸大学長の鈴木宏一氏(61)が残り、候補は3人に絞られた。

 当初、有力視されたのは菊地氏。県議会の民主党系会派「改革みやぎ」の議員有志は4日、岡崎代表に菊地氏を推す意思を伝えていた。

 菊地氏は元自民党県議で、2年前に民主党に入った。県議時代の村井知事とは同じ選挙区。知事と3度戦っているが負けたことがない。同僚県議は「村井知事と同年齢の若さは強みだ」と推薦した。

 候補選定では県議団の意向を重視することを決めていたため、菊地氏擁立でまとまるかに見えた。ところが、菊地氏に距離を置く幹部らが猛烈な巻き返しを始めたのだ。

 「菊地氏は党人としてまだ日が浅い。遠藤氏の実績、経験にかけるべきだ」などと、岡崎代表にプレッシャーを掛けた。

 告示が1カ月に迫った8日、状況は一変。選考委は仙台市内で3人を面接し、委員12人の投票で順位付けした。2位以下を大きく離し、最も高い評価を集めたのは遠藤氏だった。

 県連は「お墨付き」を得るように党本部に持ち込み、幹事長になる小沢氏の裁定を仰いだ。小沢氏の了承を得られるかどうか、県連幹部は9日夜まで心配したというが、裁定は簡単に下った。

 遠藤氏を推した議員は「農業に精通し環境問題にも明るい。村井知事との違いを示せる」と自信を見せた。菊地氏側の議員は「脱官僚を訴えた政党が官僚OBを担いで有権者の理解を得られるか」と不満を口にした。
 残ったしこりをどう解消していくのか。政権党の力量が試される。



2009年09月11日金曜日

742名無しさん:2009/09/11(金) 19:36:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090911t11028.htm

宮城県知事選 民主は遠藤氏擁立へ 元農水省官僚62歳

遠藤保雄氏


 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、民主党宮城県連は10日、元農林水産省官僚で国連食糧農業機関(FAO)コンサルタントの遠藤保雄氏(62)を擁立することを決めた。同日、党本部で次期幹事長の小沢一郎代表代行と協議し了承を得た。県連は14日の常任幹事会で正式決定する。

 再選を目指す現職の村井嘉浩知事(49)は政党に推薦を求めず無所属で立候補する。告示まで1カ月を切り、現職に民主党推薦の無所属新人らが挑む構図となっている。

 候補者の選考を進めていた宮城県連の岡崎トミ子代表(参院議員)ら幹部が、党本部で小沢氏に選考過程を説明した。

 県連選考委の人選では最終的に3人が残り、遠藤氏が最も高い評価を得たことを報告。仙台市宮城野区選出の民主党県議菊地文博氏(49)、八戸大学長の鈴木宏一氏(61)にも評価が集まったことを伝えた。

 小沢氏は「県連が決めた候補で結構です。ただし戦うからには勝たなくてはいけない。自分も全力で応援する」と語り、遠藤氏擁立に同意したという。
 宮城県知事選は、神奈川、静岡両参院補選とともに、鳩山政権が最初に迎える関門となる。民主党県連は「政権交代の勢いが本物と示す象徴的な選挙」と位置付ける。

 遠藤氏は仙台市出身。仙台一高、東北大経済学部卒。1969年、農林水産省に入り統計情報部長、旧環境庁水質保全局長などを歴任。2001年に退職後、FAO日本事務所長、戦略企画部長を務めた。ことし4月、FAO技術協力局シニア・コンサルタントとなり、イタリア・ローマに在住している。
 知事選では、共産党県委員会と県労連などで構成する「明るい民主県政をつくる県民の会」も独自候補を擁立する方針。



2009年09月11日金曜日

743名無しさん:2009/09/11(金) 21:15:41
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909110006

高い目線、自己満足の政策/党に不満続々
2009年09月11日


支部長らの厳しい意見に、固い表情の吉野正芳県連会長、森雅子参院議員、佐藤正久参院議員(前列右から)=11日、福島市中町の自民党県連

 ●自民党県連が選挙総括の会議


自民党県連が11日開いた衆院選総括の支部長会議で、県内の各支部長らから、国会議員への批判や県連の連絡態勢に対する不満が噴出した。自民党は、前職の衆院議員全5人が選挙区で敗れる惨敗を喫している。県連幹部は陳謝し、組織の立て直しに取り組むと誓った。(村上晃一)
 市町村支部や職域支部から支部長ら約60人が出席した。今回の総選挙で比例区から復活当選した吉野正芳県連会長や、森雅子、佐藤正久の両参院議員らも出席した。
 出席した支部長らから「選挙で、党でなく人物をアピールしたが、それでも自民党のマイナスイメージはぬぐえなかった」など、党に対する不満の声が相次いだ=表。吉野会長は「解党的出直しをする。申し訳ございませんでした」と頭を下げた。


 ●組織のあり方も課題
 支部長らからは、県連と各支部の連絡態勢を問題視する声もあがった。「最前線にいる我々の思いを県連がくみ上げるシステムを構築してほしい」など、民主党に対する強みのはずの組織が、多くの面で問題を抱えている姿が浮かび上がった。
 森参院議員は「党本部のだらしなさを現場で覆せなかったという声を多く聞いた。今回の結果を謙虚に受け止め、党を再生させたい」と表明。斎藤健治幹事長も「各支部長と情報交換する仕組み作りを進める」と決意を述べた。
 自民党は国政で一気に議席を失ったが、県議会では第一党。それでも過半数は占めていないため、次の県議選でも議席増をねらう。選挙戦を支える組織を強化するため、そのあり方も見直す方針だ。


 ■自民党支部長会議で出た主な意見


・自民党は、地方で苦労している人が求める政治を理解していたのか。政策は民主党より良かったと言うが、自己満足ではないか。今回は、自民党員の中にも「民主党に入れる」という人が多くいた。


・除名覚悟で話すが、今回の選挙はやるつもりがなかった。党に失望していた。自民党は官僚依存、天下りを許している。政権をとり続けていたのだから、天下りできない仕組みを作るべきだった。


・仕事も明日食べる米もなく、どう暮らせばいいのか分からない、というのが国民の目線。自民党はもっと目線を下げるべきだ。自民党は民主党のマニフェストを実現できないと言ったが、それを実現させてほしいというのが国民の要望だった。


・公明、共産、社民は市町村議会レベルまで様々な情報を流しているが、自民は情報が流れない。県内の国会議員は減ったが、国の考え方をしっかり聞き、県連を通じて我々にも情報を流してほしい。


・今まで自民党の政策は正しいと思ってやってきたが、今の自民党の執行部と国民との間にある隔たりは大きすぎる。


・自信と誇りを持って支部活動を続けてきたが、今回私は被害者の1人。選挙前に中央で国会議員がいざこざをおこし、政策よりその態度が国民の目に映った。今後は、絶対になくすよう注文する。

744名無しさん:2009/09/11(金) 21:43:08
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090911213330.asp

2009年9月11日(金)

--------------------------------------------------------------------------------

三浦氏が出馬表明/八戸市長選

−PR−



 八戸市議会の民主党系会派・政風クラブ所属の市議・三浦博司氏(31)が11日、八戸市の八戸グランドホテルで会見し、10月18日告示、25日投開票の市長選への出馬を正式に表明した。同氏は「国政与党となる民主党と歩調を合わせ、生活者目線を第一に八戸市の新たな未来を切り開きたい」と決意を述べた。

745名無しさん:2009/09/12(土) 11:02:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090912-OYT8T00026.htm

自民の政策に批判続出 県連会議
「国民の目線に立っていない」


自民県連執行部(奥)への厳しい意見が相次いだ支部長・幹事長会議  自民党県連は11日、県内の地域・職域支部の代表を集めた支部長・幹事長会議を福島市の県連会館で開き、歴史的惨敗に終わった衆院選の総括をした。執行部は解党的出直しで党の再建を図る考えを示したが、選挙戦の現場で直接、有権者の批判にさらされてきた出席者からは、国民の支持を得られなかった党の政策や国会議員の間の不協和音に厳しい意見が相次いだ。

 吉野正芳会長(福島3区で落選、比例復活)は冒頭、「解党的出直し、生まれ変わった気持ちで自民党を再生しなければならない」と述べ、頭を下げた。斎藤健治幹事長も「民主党よりマニフェスト(政権公約)が悪かったから負けたと言わざるを得ない。来年の参院選に向けて、どんな問題があり、どこを直していけばいいかを考えていきたい」と敗因を詳細に分析したうえで、党の出直しを図る考えを示した。

 これに対し、出席者からは「官僚とのもたれ合いを続ける自民党には失望している」などと党の体質に批判が続出。衆院選でのマニフェストについても、「明日の生活に困っている国民の目線に立っていなかった」「民主党の政策を財源の根拠がないと批判しているが、できないことをやってほしいから国民は投票したんだ」などと不満がぶつけられた。

 長年の党員からも「自信と誇りを持って自民党のために苦労してきたのに、我々が一番の被害者になった」と、現場で批判にさらされたことに苦言が出た。

 怒りの矛先は出席した森雅子、佐藤正久の両参院議員にも向けられ、「(解散前の)国会議員のゴタゴタは選挙を控えた態度とは思えない」「自分の足で歩いて有権者の声を実感してほしい」と注文が出た。

 佐藤参院議員は「(落選した)国会議員がこの場に来てお礼や意見を言わないのはおかしい」「自民党が官僚依存体質という批判は、その通りだと思う」と反省の言葉を述べた。

 約2時間に及んだ会議では、県議が就任している県連役員の構成の見直し、組織の再編を求める声もあり、斎藤幹事長が検討課題とする考えを示した。

(2009年9月12日 読売新聞)

746名無しさん:2009/09/12(土) 11:15:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090912t41005.htm

自民秋田県連 会長続投を決定
 自民党秋田県連は11日、常任総務会を開き、鈴木洋一会長が衆院選の選挙区全敗の責任を取るために提出した辞表の取り扱いを協議した。全員一致で慰留することになり、辞表は不受理、鈴木会長は続投となった。

 出席者から「責任は全員で負うべきだ」「自民党再生や来夏の参院選のためには、一枚岩にならないといけない」などの声が上がったという。鈴木会長は「全員の熱い気持ちに応えて頑張り、来年の参院選に勝利したい」と語った。



2009年09月12日土曜日

747名無しさん:2009/09/12(土) 11:16:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090912t61033.htm

いわき市長選 あす投票
 任期満了に伴う福島県いわき市長選は、13日投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、いずれも無所属で、新人の元県議渡辺敬夫氏(63)と、再選を目指す現職の櫛田一男氏(72)=社民推薦=の2人。両陣営が市政の刷新か継続かをめぐり、せめぎ合いを展開している。

 渡辺氏は「課題解決にかける時間が違う」と現職との違いを訴え、市政改革に向けたスピード感をアピールする。自民党市議団や一部の民主党県議らの支援を受け、支持拡大を図っている。

 櫛田氏は1期4年の実績を強調。自民党の参院議員や市議団、政策協定を結んだ民主、社民両党の支援を背景に市民党を掲げ、「安全安心の政策を進展させる」と市政継続を主張している。
 5日現在の有権者数は28万4374人。

 ◇いわき市長選立候補者
<渡辺敬夫(わたなべ・たかお)>63無新 
会社役員(県議(5)、県議会議長、市議(2))いわき市、日大

<櫛田一男(くしだ・かずお)>72無現(1)
酒店経営(県議(5)、県監査委員、県職員)いわき市、磐城高=(社)



2009年09月12日土曜日

748名無しさん:2009/09/12(土) 11:30:22
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009091202000140.html

自民愛知県連新会長に鈴木氏 衆院選大敗受け固まる
2009年9月12日 朝刊

 衆院選の愛知県内小選挙区で全敗し、大村秀章県連会長(比例東海)以下の執行部全員が辞任する自民党県連の新会長に、鈴木政二参院議員(愛知選挙区)が就任する見通しであることが分かった。

 県連は11日、国会議員、地方議員らの合同会議を開き、県連会長公選の立候補者を15日から3日間受け付けることを確認した。県連関係者によると今のところ、鈴木氏以外に候補擁立の動きはなく、県議団、名古屋市議団の大勢も鈴木氏支持で固まっているという。

 同県連会長は、これまで一時期を除き国会議員が務めてきた。今回、県連所属国会議員が大村氏、鈴木氏、浅野勝人参院議員(同)の3人だけとなったため、2007年に3選を果たし当面立場が安定している鈴木氏を会長とすることで、県連内の意見がまとまったとみられる。

 鈴木氏は、県議を経て1995年、参院議員に初当選。小泉、安倍内閣で官房副長官を務め、現在、自民党参院国会対策委員長。

749名無しさん:2009/09/12(土) 11:30:52
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20090912c

鈴木会長は辞任せず、自民党県連 「党勢回復が務め」
 自民党県連の鈴木洋一会長は11日、党所属県議による常任総務会で、引き続き会長職にとどまることを決めた。鈴木会長は、衆院選県内選挙区で党公認候補の落選が相次いだことを受け、辞意を示していた。

 常任総務会は非公開で行われた。鈴木会長以外の県議で話し合ったところ、「辞任するよりも、党再生のために一枚岩になる必要がある」などとして、慰留を求める声が大勢を占めたという。

 常任総務会終了後、鈴木会長は取材に対し、「辞任したいという自分の思いを押し通していいのか迷ったのも事実。来年の参院選で自民党の議席を奪還するのが務めと思い、考え直させてもらった」と話した。

(2009/09/12 09:56 更新)

750名無しさん:2009/09/12(土) 11:38:14
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000380909120001

政権交代@福島


自民党本部へ不満噴出
2009年09月12日


支部長らの厳しい意見に、固い表情の吉野正芳県連会長、森雅子参院議員、佐藤正久参院議員(前列右から)=11日、福島市中町の自民党県連


 ●県連会議で支部長ら


 自民党県連が11日開いた衆院選総括の支部長会議で、県内の各支部長らから、国会議員への批判や県連の連絡態勢に対する不満が噴出した。自民党は、前職の衆院議員全5人が選挙区で敗れる惨敗を喫している。県連幹部は陳謝し、組織の立て直しに取り組むと誓った。(村上晃一)


 市町村支部や職域支部から支部長ら約60人が出席した。今回の総選挙で比例区から復活当選した吉野正芳県連会長や、森雅子、佐藤正久の両参院議員らも出席した。
 出席した支部長らから「選挙で、党でなく人物をアピールしたが、それでも自民党のマイナスイメージはぬぐえなかった」など、党に対する不満の声が相次いだ。吉野会長は「解党的出直しをする。申し訳ございませんでした」と頭を下げた。


 支部長らからは、県連と各支部の連絡態勢を問題視する声もあがった。「最前線にいる我々の思いを県連がくみ上げるシステムを構築してほしい」など、民主党に対する強みのはずの組織が、多くの面で問題を抱えている姿が浮かび上がった。


 森参院議員は「党本部のだらしなさを現場で覆せなかったという声を多く聞いた。今回の結果を謙虚に受け止め、党を再生させたい」と表明。斎藤健治幹事長も「各支部長と情報交換する仕組み作りを進める」と決意を述べた。


 自民党は国政で一気に議席を失ったが、県議会では第一党。それでも過半数は占めていないため、次の県議選でも議席増をねらう。選挙戦を支える組織を強化するため、そのあり方も見直す方針だ。


 ■自民党支部長会議で出た主な意見


 ・自民党は、地方で苦労している人が求める政治を理解していたのか。政策は民主党より良かったと言うが、自己満足ではないか。今回は、自民党員の中にも「民主党に入れる」という人が多くいた。


 ・除名覚悟で話すが、今回の選挙はやるつもりがなかった。党に失望していた。自民党は官僚依存、天下りを許している。政権をとり続けていたのだから、天下りできない仕組みを作るべきだった。


 ・仕事も明日食べる米もなく、どう暮らせばいいのか分からない、というのが国民の目線。自民党はもっと目線を下げるべきだ。自民党は民主党のマニフェストを実現できないと言ったが、それを実現させてほしいというのが国民の要望だった。


 ・公明、共産、社民は市町村議会レベルまで様々な情報を流しているが、自民は情報が流れない。県内の国会議員は減ったが、国の考え方をしっかり聞き、県連を通じて我々にも情報を流してほしい。


 ・今まで自民党の政策は正しいと思ってやってきたが、今の自民党の執行部と国民との間にある隔たりは大きすぎる。


 ・自信と誇りを持って支部活動を続けてきたが、今回私は被害者の1人。選挙前に中央で国会議員がいざこざをおこし、政策よりその態度が国民の目に映った。今後は、絶対になくすよう注文する。

751名無しさん:2009/09/12(土) 11:53:11
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200909120

いわき市トリプル選、13日に投票
2009年09月12日 10時10分配信
任期満了に伴ういわき市長選は13日、投票と開票が行われる。

6日の告示以来、元県議会議長で新人の渡辺敬夫候補(63)=無所属=、再選を目指す現職の櫛田一男候補(72)=同=が激しい舌戦を繰り広げており、有権者約28万人の判断が注目される。

大勢が判明するのは13日午後11時半ごろの見通し。

いわき市選挙区の県議補選(欠員2)も13日、投開票が行われる。

いわき市長選をめぐり、県議が辞職したことなどに伴う選挙で、4日の告示以来前市議で新人の古市三久候補(60)=民主=、元県議の長谷部淳候補(50)=共産=、前市議で新人の阿部広候補(62)=自民=の3人が舌戦を繰り広げている。

いわき市長選とともに告示された市議補選(欠員2)も13日、投開票が行われる。

新人6人と元職1人の計7人が争う激戦となっている。

投票は3選挙とも13日午前7時から午後8時(一部地域で繰り上げ)まで市内143カ所で行われ、午後9時から市総合体育館で開票される。

752チバQ:2009/09/12(土) 16:18:52
>>742
外見でいうのもなんだが・・・THE官僚
これなら村井が勝つだろう
「投票したい」って思わせる雰囲気がゼロだ

753とはずがたり:2009/09/12(土) 20:48:43
>>752
確かに。。>官僚顔

総選挙では一旦身を引いた県議菊池ではダメだったんでしょうかねぇ。。
顔は知りませんがw

754名無しさん:2009/09/13(日) 11:19:54
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090913ddlk03010009000c.html

変わる:民主全勝の余波 自民県連、新会長に鈴木俊一氏 /岩手
 ◇「ゼロからの再出発」と抱負
 自民党県連は12日、盛岡市内で常任総務会を開き、衆院選敗北の責任を取り辞任した菊池勲前会長の後任に鈴木俊一前衆院議員を選出した。鈴木新会長は「文字通りゼロからの再出発。全員野球で取り組みたい」と県連再生に向けた抱負を述べた。

 鈴木新会長は会見で、「(党所属の国会議員の)空白県になったのは(自身が出馬した)2区を失った結果。当事者として責任を取る」と説明した。従来の支持団体が民主党との関係を強める動きについて「流れを止めるのは難しい」と認め、「政権与党支持というドライな関係だけでなく、人間的つながりがある」と関係維持に期待を込めた。

 一方、常任総務会後に開かれた支部代表者等会議では「選挙中も県連幹部の顔が見えなかった。地域の実情を知ってもらいたい」と執行部の責任を問う声も上がった。

 執行部の新体制も同日決まり、菊池前会長は副会長に就任。総務会長に工藤勝子県議が、政調会長には平沼健県議が新任した。来夏の参院選に向けて千葉伝幹事長は留任した。県連立て直しを加速するため、改革本部を解消して新たに県連再生委員会(仮称、嵯峨壱朗委員長)を発足することも決まった。【山口圭一】

755名無しさん:2009/09/13(日) 11:26:34
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090913ddlk02010026000c.html
民主県連:代表、横山氏に決まる /青森
 民主党県連は12日、青森市内で常任幹事会を開き、県連副代表の横山北斗衆院議員(45)=青森1区=の代表就任を正式決定した。横山氏は「前代表が築いてきたものを引き継ぎ、党を発展させていきたい」と述べた。

 横山氏は、国政で政権交代を果たしたが地方組織が盤石でないことを県連の課題に挙げ、「自治体選挙で多くの候補者を立て、理解者を得ながら党組織の勢力拡大を図りたい」と話した。前代表の田名部匡省(まさみ)参院議員(74)は県連最高顧問にしたい考え。

 県連は10月4日に八戸市で開く臨時党大会で新体制を承認してもらい、同市長選(10月18日告示、同25日投開票)の総決起大会にもする方針。【矢澤秀範】

http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8173.html
横山代表を正式決定/民主県連



 民主党県連は12日、青森市で常任幹事会を開き、田名部匡省前代表の辞任に伴う新代表に横山北斗氏の就任を正式に決めた。代表代行や幹事長、田名部前代表の就任が予定されている最高顧問などの新役員は新代表が指名権を持つが、10月4日に八戸市で開く党県連臨時大会で提示する。
 会議終了後、記者会見した横山新代表は「田名部前代表の築いてきたものを引き継ぎ、さらに発展させていきたい」と述べ、地方議員や支持者を増やし党勢拡大を図ることを今後の方針に掲げた。
 また、今後の党県連の在り方について「野党として政策実現能力を持っていなかった時は、経験豊富な田名部先生に頼ることが多かった。今は県民の審判を得て民主党政権が誕生した中で活動していくので、今までと違う状況になっていくのが自然の流れ」と述べた。
 会議では、任期満了に伴う八戸市長選(10月18日告示、同25日投票)に同党八戸市議の三浦博司氏(31)が出馬表明したことも報告され、横山新代表は八戸市長選について「最初の大きな選挙であり、一丸となって向かっていく」と述べた。

756チバQ:2009/09/13(日) 12:01:27
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090911101211.asp
2009年9月11日(金)

--------------------------------------------------------------------------------

自民「実績訴える」 社共は慎重な構え/八戸市長選

 民主党八戸市支部が市長選候補者として擁立を決めた同党の三浦博司市議(31)は、「政権与党」と「若さ」をアピールして選挙を戦う構えだ。これに対し現職・小林眞市長を全面支援する自民党市支部は、小林氏は4年間の安定した市政運営で多くの実績を挙げたと主張している。一方、公明、社民、共産各党に現段階で候補者擁立の動きは今のところ見られない。


 小林氏は取材に対し「対抗馬が出る想定で準備してきた。市長としての取り組みを市民に訴える努力をするだけ」と冷静に話す。近く自民党市支部に推薦願を提出する見通しだ。

 自民党は三浦氏が政権与党の立場を強調しても、市長選を「自民党対民主党」の構図になることを避ける戦略を描く。市支部長の滝沢求県議は「これまで市民と歩み、築いてきた実績を訴える」と強調。31歳という三浦氏の若さは「未知数の部分があるということ。気を引き締める」と警戒する。

 公明党はこれまで、市政で自民党と歩調を合わせてきた。党県本部副代表の前澤時廣市議は、小林・三浦両氏から推薦願が出された場合「人物本位で検討したい」と述べる一方「小林氏とは市政で信頼関係がある」と現職支援をにおわせた。

 社民、共産の両党には、現職の無投票再選は避けたいとの思いがあった。民主党と連立政権を組むことになる社民党の八戸総支部長・山名文世市議は「対応は今後、組織で議論する」と述べつつ「小林氏の政策は大型建設事業が中心で、われわれが考える市政と違う」と現職を批判。衆院選で民主党候補を支援した連合三八地域協議会の長嶺渉事務局長は「首長選は判断要素が多く、慎重な検討が必要」と述べた。

 共産党三八地区委員会は12日の常任委員会で対応を協議する。同党市議団団長の畑中哲雄市議は「無投票は避けるつもりだった。三浦氏出馬が決まったことを踏まえ対応を協議したい」と、独自候補擁立を見送る可能性を示唆した。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090913095107.asp
2009年9月13日(日)

--------------------------------------------------------------------------------

候補擁立見送り/共産党三八地区委

 任期満了に伴う10月18日告示、25日投開票の八戸市長選について共産党三八地区委員会は12日、市内で常任委員会を開いて対応を協議し、前回2005年の市長選に続き、党候補の擁立を見送ることを決めた。

 島守武雄委員長は「党として現市政の問題点を議会で追及してきた。無投票は避けるべきだと考えてきたが、民主党の候補が出馬を表明し、市民の選択肢は確保された。国政選挙など現在の政治状況も考慮した」と擁立見送りの理由を説明した。

 基本的に自主投票とするが、「民主党候補のマニフェスト(政策公約)の内容を見た上で、是々非々で対応していく」と述べた。

 共産党は1965年から10回続けて党候補を擁立してきたが、前回、40年ぶりに擁立を断念した。

757チバQ:2009/09/13(日) 20:59:42
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909120001
川内村議会が2日連続延会
2009年09月12日


 ●西山氏に議員ら反発


 川内村議会(定数12)の9月定例会本会議が11日再開されたが、前日に辞職勧告決議を受けた西山千嘉子議員に対し、「何の弁明もない」などと一部議員が反発、同調した議員がまたも次々と退席し、2日続けて延会となった。今定例会に村が予定した新型インフルエンザ対策費、経済対策費などの重要議案が未提案のままで、同議会は14日までの会期を延長する手続きに入った。


 遠藤幸男議長は、退席議員に議場に戻るよう求めたが「(西山氏の)弁明も、謝罪もない。一緒に審議できない」と出席を拒まれた。14日に会期延長を決めるが、審議に入れるかどうか、退席議員らは「西山氏の態度次第」などと話している。


 西山氏は「村民に議会改革を訴えて当選させてもらった。今後も村民のために活動を続けるつもり。(14日以降のことは)遠藤議長の判断に委ねたい」といっている。


http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909110003
川内村議会また「退席」/西山議員巡り延会
2009年09月11日


 川内村議会(定数12)は10日開会の9月定例会本会議で、村の議案提出前に西山千嘉子議員の辞職勧告決議を可決、西山氏以外の議員が「一緒に審議できない」と一斉退席して定足数を満たさず、延会となった。同村議会は昨年12月議会でも、西山氏への反発から初日が延会になった。


 同議会によると、西山氏が、同僚議員らを批判するような文書を昨年11月発行の機関誌に掲載し、議会で問題になった。次号で謝罪文などを掲載することになったが、約束通りに載せなかったことに議員が反発した。辞職勧告決議の理由は「議会に対する侮辱」としている。


 西山氏は「謝罪文掲載の根拠を文書で求めたが、回答がなかった。一斉退席は心理的圧力であり、謝る気持ちはないし、辞めるつもりもない」と言っている。

758とはずがたり:2009/09/14(月) 14:36:10
劇・激・撃 衆院選みやぎ(上・中)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5600-5601

劇・激・撃 衆院選みやぎ(下)知事選秋対決/現職淡々、民主じわじわ
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090903_03.htm

自民党候補の応援に出向き、有権者に支持を求める村井知事=8月29日午後4時10分ごろ、仙台市若林区

<再選出馬表明へ>
 スイッチは「知事選モード」に切り替わったようだ。
 「自動車産業の集積がつち音を響かせながら、宮城の地に姿を現し始めた。経済基盤を構築する揺るぎない流れを、4年の任期で形づくることができた」

 2日開会した県議会9月定例会の本会議。知事村井嘉浩(49)は、トヨタ自動車関連工場の誘致を相次いで成功させた成果を強調した。

 政権交代には淡々と触れ、「地方分権の実現に向け、新しく誕生する内閣のリーダーシップを期待する」と民主党にエールを送った。

 任期満了に伴う知事選(10月8日告示、25日投票)が約1カ月後に迫った。村井は9日の代表質問で、再選を目指して立候補することを正式に表明する見通しだ。

<自民の応援奔走>
 自民党県議出身で党県連幹事長も務めた村井。初当選した前回知事選(2005年)は自民党の推薦を受けた。今回の衆院選では「お世話になった人の役に立ちたい」と自民党候補の応援に奔走した。

 49歳の誕生日だった8月20日早朝。村井は4区の前議員伊藤信太郎(56)とともに、ハマの男たちでにぎわう塩釜仲卸市場に立っていた。

 「自民党には4年間お世話になった。苦しいときに恩返しするのが男の生きざま」

 午後は東松島市に転戦し、県議時代の先輩に当たる5区新人の斎藤正美(54)陣営のマイクを握った。

 自民党も不人気の党幹部らより、村井への依存度を強めた。
 22日夕には、2区前議員の中野正志(61)を応援するため、仙台市泉区の区民祭りを訪ねた。「あ、知事だ」。村井は握手や写真撮影を求める人垣にもまれた。中野が傍らに立ち、県政との太いパイプを強調した。

<岡田氏が不快感>
 村井の行動に民主党は神経をとがらせた。
 公示前の12日、仙台市入りした民主党幹事長岡田克也の目に1枚のポスターが飛び込んだ。自民党候補者と村井が一緒に写る2連ポスター。岡田は「何だあれは」と不快感を示したという。
 結果は1〜5区で民主党が圧勝。自民党は6区の議席を守っただけだった。

 鳩山政権は9月16日に発足する見通し。知事選はその直後の大型選挙として、全国注視の対決となる公算が大きい。民主党県連は独自候補擁立の方針を決めており、中断していた選考作業を本格化させる。

 迎え撃つ村井はどんな防衛線を張り、攻勢を仕掛けるのか。衝撃を残した夏決戦の舞台で、秋対決が始まる。(敬称略)

2009年09月03日木曜日

759とはずがたり:2009/09/14(月) 14:46:18
やるなあ,土田。
> 自民党が惨敗を喫した衆院選で、東北6県の市部では唯一、山形県東根市で自民党の比例代表の得票数が民主党を上回った。
>一方、自民党のベテラン県議は「市長の意向をくんだ自民党系の支持者が『小選挙区は民主』と訴えた。自民党への不満を小選挙区でうまくぶつけさせ、比例の得票につなげたのかもしれない」と分析してみせた。
> 土田市長は3日、河北新報社の取材に対し「自分の訴えに、市民がしっかり反応してくれたのかなあ」と付け加えると、満足げな表情を浮かべた。
> ちなみに過去2回の山形県知事選を見ると、東根市は土田市長が支援表明した候補の得票数が、全体の選挙結果にかかわらず、相手候補の2倍前後に達している。

民主圧倒衆院選 異色の結末 自民、東根勝利の謎
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090904_02.htm

土田正剛東根市長(右)と、支援を受けて頭を深々と下げる民主党の近藤洋介氏=8月12日、東根市内

◇衆院選比例代表で東根市の政党別得票
__ 民主 自民 有効投票総数 投票率
今回 10,193 10,199● 26,708 73.36%
前回  6,457 11,972● 25,847 72.54%

◇衆院選山形2区の民主候補と自民候補が東根市で獲得した票
__ 民主 自民 投票率
今回 17,518● 8,554 73.36
前回 10,844 15,257● 72.60

●…土田支援

 自民党が惨敗を喫した衆院選で、東北6県の市部では唯一、山形県東根市で自民党の比例代表の得票数が民主党を上回った。全国各地で奔流のように民主党に流れた現象と反する結果は、どうして東根で起きたのか。自民党関係者の多くが指摘するのが、「ミスター自民党」の異名を持つ土田正剛市長の存在だ。今回は民主党候補の支援を早くから表明し、保守地盤の瓦解も予想されてはいたが…。「なぜ東根だけ」のミステリーを追った。(山形総局・林直樹)

<「くら替えは困難」>
 東根市で民主、自民両党が獲得した比例代表と小選挙区(山形2区)の票数は表の通り。

 土田市長の支援を受けた民主党候補は前回4年前の衆院選に比べ、得票を7000票近く伸ばした。自民党候補はほぼ同じ票数を減らしている。
 興味深いのは比例代表の得票数の変化だ。旋風が吹いた民主党だが、前回より増やした分は約3700票で、小選挙区に比べて半分にとどまる。逆に自民党は1773票の減に食い止めた。

 東根市を含む北村山地方はもともと自民党の金城湯池でもあった。今も東根市議18人のうち自民党系は16人を占める。

 市内には陸上自衛隊第6師団があり、現役はもちろんOBが多数居住する。民主党候補の地元後援会幹部は「自民党批判が渦巻くとはいえ、支持政党を突然、民主党にくら替えできるような組織ではない」と話す。

 保守的な政治風土など「自民党勝利」の要因はいくつかある。だが、関係者の語る勝因は「土田市長の影響力の強さ」という意見に帰結する。

<両党のメンツ保つ>
 土田市長は今回、「人物を選ぶ小選挙区は民主党候補を支援するが、比例は自民党だ」と使い分けの戦術をとった。結果として民主党候補の大勝利に貢献し、自民党のメンツを守る「両刀を使い分けた」(自民党県連幹部)形だ。

 土田市長の行動に翻弄(ほんろう)された自民党東根市支部の幹部は「一時は東根の自民党は崩壊するとさえ思った」と苦々しげに振り返る。

 一方、自民党のベテラン県議は「市長の意向をくんだ自民党系の支持者が『小選挙区は民主』と訴えた。自民党への不満を小選挙区でうまくぶつけさせ、比例の得票につなげたのかもしれない」と分析してみせた。

 土田市長は3日、河北新報社の取材に対し選挙結果を振り返って「自民党が勝ったのは東根市だけという結果にはびっくりした」と素直に驚いた。その上で「自分の訴えに、市民がしっかり反応してくれたのかなあ」と付け加えると、満足げな表情を浮かべた。

 ちなみに過去2回の山形県知事選を見ると、東根市は土田市長が支援表明した候補の得票数が、全体の選挙結果にかかわらず、相手候補の2倍前後に達している。

 データを重ねると、自民党県連のある幹部の解説が妙に説得力がある。「土田市長に正面から物を言える人が東根にはいない。悔しいが、この結果は市長にとっては『天の配剤』だったのだろう…」

2009年09月04日金曜日

760とはずがたり:2009/09/14(月) 15:02:14
>>757
日本革命的共産主義者同盟(JRCL)系の候補者なんか?

>川内村村議選には、市民の政治参加をうながす市民グループ「わいわい市民政治@ふくしま」メンバーの西山千嘉子さんが再び挑戦する。保守王国福島の中で、平和・環境・人権・公正を求めて運動を進めてきた市民グループが議会の中にも席を占めることができるかどうか、まさに正念場を迎えている。

http://www.jrcl.net/frame07049d.html

4月統一地方選候補者紹介
福島県で5人の無所属市民派候補
保守風土の中で平和・環境・人権・公正のうねりを!

 【郡山】県政談合汚職で佐藤栄佐久前知事が逮捕された福島県では、無所属市民派候補五人が統一地方選挙に向かって奮闘している。県議選には福島市選挙区に佐々木慶子さんが立候補。中学校教諭を長く勤め、脱原発の慶子先生として知られるとともに、福島県教組女性部長としてジェンダーフリー・両性の自立と平等をめざす教育の運動を開始し、大きな役割を果たした人だ。共産党を除きオール与党化し、監視機能を果たしていない県議会に新風を吹き込もうと懸命な運動を展開している。
 郡山市議選には郡山の未来をつくる会から、三期目をめざす駒崎ゆき子さんと二年前の補選で当選した蛇石郁子さんの二人の現職が立つ。昨夏から地域ごとの議会報告会を開催するとともに、入札制度改革の学習会を開いてきた。大型建設事業削減・談合根絶・議員特権廃止キャンペーンを行い、この三月議会では「費用弁償(議会出席日当)廃止請願」が否決されると「受け取り拒否」を表明した。議会では常に台風の目の位置にある。
 同会として二人擁立の選挙は初めてであり、これまでの運動がどれだけ市民に浸透しているか、今選挙が試金石となる。
 鏡石町議選には円谷寛さんが立候補する。円谷さんは国労の活動家として処分され、地元で社会党町議となった人。町長批判を自治労にとがめられ社民党から除名、以来無所属議員として活動し、市民運動グループに合流、六選をめざしている。川内村村議選には、市民の政治参加をうながす市民グループ「わいわい市民政治@ふくしま」メンバーの西山千嘉子さんが再び挑戦する。保守王国福島の中で、平和・環境・人権・公正を求めて運動を進めてきた市民グループが議会の中にも席を占めることができるかどうか、まさに正念場を迎えている。(中路良一)

761名無しさん:2009/09/14(月) 21:19:05
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090914_2

民主県連、川村氏擁立へ 八幡平市長選

--------------------------------------------------------------------------------

 民主党県連は13日、20日告示、27日投票の八幡平市長選にフリーアナウンサーの川村龍雄氏(51)=盛岡市=を擁立する方針を固めた。同市長選には再選を目指す現職田村正彦氏(61)が無所属での出馬を表明しており、両氏の一騎打ちが濃厚となった。川村氏は無所属で出馬し、民主党の推薦を受ける。


 川村氏は岩手日報社の取材に対し「放送を通じて人づくり、まちづくりに携わってきた経験を、かつて住んでいた八幡平市に役立てたい」と決意を示した。

 「自然などの郷土の財産を誇りに思う気持ちを持てるようにしたい」と強調し「新市庁舎建設は見直し、その費用を人材を育てるソフト面に投資しながら地域活性化を進めるべき」としている。

762チバQ:2009/09/14(月) 22:01:31
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909140004
いわき市長選 渡辺氏、初当選 
2009年09月14日

 ●櫛田氏再選ならず


 13日投開票されたいわき市長選は、新顔で元県議会議長の渡辺敬夫氏(63)が、現職の櫛田一男氏(72)=ともに無所属=を破り、初当選を果たした。市長選の投票率は56・02%で、前回の69・30%より大きく下がった。自民党から民主党への政権交代が決まってから、県内で初めての地方選挙。市政をめぐる大きな争点がない選挙戦となったが、有権者の下した審判は、改革や若さを訴える渡辺氏への「市政交代」だった。


 市長選とともに、同市区県議補選、同市議補選もあり、市内143カ所で投票が行われ、同日午後9時から市総合体育館で開票された。市長選と市議補選の当日有権者は28万2207人だった。


 渡辺氏は、自民党県議を5期務めたが、告示前に離党。政党の推薦・支持は全く受けなかった。自民党所属の地元県議3人全員が櫛田氏支持に回る中、上位当選の常連だった県議時代の個人後援会に加え、自民党系市議団13人が結束、同党いわき総支部の女性部などが支持拡大に努めた。


 立候補表明から2カ月余りの短期決戦だったが、市立病院改革を中心に、教育再生や太陽光エネルギーによる新産業支援、行財政改革推進を掲げて論陣を張った。


 また、渡辺氏は櫛田市政に対し「批判はしない」との姿勢で、明確な争点がないとされたが、若さをアピールしようとポロシャツ姿で遊説し、「改革」や「世代交代」に期待する有権者層をとらえた。


 櫛田氏は、政策協定を結んだ社民党と民主党5区総支部、いわき地区連合などの支持を取り付けた。渡辺氏が改革への意気込みを強調、世代交代論を展開したのに対し、十分に反論できなかった。「70歳を超えて再選されない」という市長選のジンクスは今回も打ち破れなかった。


 民主、社民両党などとの政策協定で、結果的に市立常磐病院の譲渡先決定が遅れた。市立2病院を統合する新病院建設で、選挙戦直前に早期建設の方針を出すなど改革への姿勢がぶれたことも響いた。


 ◎「約束、市民と協議」渡辺氏、支持者らに抱負


 「ともに創(つく)ろう 新生いわき」の旗が飾られた渡辺氏の事務所。開票が進むにつれて「Now,With You」(市民と一緒)の文字が躍る黄色いTシャツ姿の運動員、支持者らが集まった。


 「当選」の報が入ると「やったやった」との大歓声がわき上がった。「た・か・お」コールの中、渡辺氏がにこやかに登場すると、たちまち支持者の握手攻めに。壇上でマイクを握り、「マニフェストで市民と約束した行政改革、少子高齢化、環境、経済雇用などの対策について、市民との協議機関を設置して取り組みたい」と興奮気味に抱負を述べた。


 ◎敗れた櫛田氏「精いっぱい」


 一方、いわき市平の中心市街地に近い櫛田氏の事務所は、思わぬ敗戦の知らせに静まりかえった。


 櫛田氏は支持者の拍手を受けながら姿を現した。激戦の疲れを見せながら、「精いっぱいやったが、私の不徳の致すところで大変申し訳ありません」と支持者らに頭を下げ、「皆さんの温かい心が私にとっては最大の贈り物でした。御礼を申し上げます」と支持者らに感謝の気持ちを述べた。

763チバQ:2009/09/14(月) 22:01:54
 ◇新県議2人は古市氏・阿部氏


 いわき市区県議補選は開票の結果、民主党新顔の古市三久氏(60)と、自民党新顔の阿部広氏(62)がともに初当選した。当日有権者は28万2218人で、投票率は56・02%だった。


 いわき市議補選には過去最多の7人が立候補し、即日開票の結果、当選者2人が決まった。


 ◆市政と街づくり 課題は重く


 いわき市長選は、自民党の元県議同士の一騎打ちという前回同様の構図となり、櫛田氏の1期目をどう評価し、改革やスピード化を訴える新顔の渡辺氏と交代させるべきかが問われた。「前任者を引き継ぎ、工夫と均衡を加え、失政はない」とする櫛田氏に対し、渡辺氏は「批判しない」との姿勢だった。


 市立病院改革では、渡辺氏が「医師を病院事業管理者に」と訴えて違いを出そうとしたが、できるだけ早期に医療体制の再構築を目指すという点では、両氏にさほどの差はなかった。櫛田氏が選挙前、四つの政党・団体と結んだ政策協定などを理由に、政策を「修正した」ためだ。


 両氏が所属した自民党の県議や市議は、真っ二つに分かれて戦った。市長選の前哨戦は衆院選前から始まっていたこともあり、自民の分裂が衆院選での大敗につながった、との見方は強い。櫛田氏が初当選した前回、二つに割れた自民党組織は今回もまとまらなかったばかりか、関係者同士に修復不可能ともされる深い溝を残した。


 さらに櫛田氏を総支部推薦した民主党についても、一部の県議が渡辺氏支持に走るなど支持がねじれた。


 1966年、14市町村が合併したいわき市では、市全体の一体感の醸成がいまだに課題として指摘されている。市内各地域の特色を十分に生かした街づくりに向け、どんな理念や対策で一体感を出していくのか。新市長に託された課題は重い。(松本英仁)

764チバQ:2009/09/14(月) 23:14:05
=いわき市長選構図=
01年
四家啓助=現職   平 坂本剛二、吉野正芳 太田豊秋、岩城光英
鈴木久 =元社会党代議士、現民主党代議士(比例下位)、永山茂雄県議
溝口民子=共産

05年
四家啓助=現職   平 坂本剛二
吉田弘 =自民県議 政調会長 小名浜←断念
小野民平=自民県議 ←健康問題で断念
櫛田一男=自民県議 小名浜、小野断念に伴い出馬、前市長の岩城光英参院議員(福島選挙区)・吉野衆院議員


09年
櫛田一男=現職 小名浜 岩城光英、自民いわき市区選出の県議3人全員(青木稔、斉藤健吉、清水敏男)自民党系市議9人、吉田泉衆院議員、民主、社民両党と政策協定
渡辺敬夫=自民県議、県議団長、平、自民党系市議22人のうち13人、佐藤健一県議(民主系)

765とはずがたり:2009/09/15(火) 05:50:46

公明議員はそんなに人気があるのか?
>寒河江県議の離脱を巡って男泣きする県議もいた。

新会派「県政クラブ」結成
知事「与党」、立場鮮明に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090915-OYT8T00045.htm

記者団の質問に答える県政クラブの土田代表(左)と阿部副代表(14日、県議会棟で)

 県議会(定数44人―現在1人欠員)の「県政・公明クラブ」と「県民クラブ」の両会派が14日、合流に同意し、新会派「県政クラブ」(土田広志代表、8人)を結成した。勢力拡大により吉村知事を支える「与党」の旗幟(きし)を鮮明にする狙い。県政・公明クラブの寒河江政好県議(公明党県本部代表)は「県民クラブの社民党県議とは主義主張が違う」として離脱。民主党が衆院選で果たした「政権交代」の大きな波が、県議会の会派再編にも及んでいる。

 両会派は同日午前、県議会棟の県政・公明クラブ会議室で最終協議し、「無条件」合流に同意。新会派の土田代表は記者団に対し、「県議会本位で一緒にやろうと決めた。強いて言えば互いに与党の立場として汗をかいていく」と述べた。

 両会派の合流は、県議を辞して衆院選で当選を果たした和嶋未希氏(民主党)が所属していた県民クラブ側が打診した。唯一の民主県議が抜けて構成議員が4人に減り、5人以上を「交渉団体」とする県議会の「先例」を外れ、常任委員会などの正副委員長ポスト、代表質問の機会が失われる。そこで発言力や影響力の維持と、衆院選で民主党候補を支援した吉村知事への反発を強める最大会派「自民党」(32人)への対抗策として合流を模索。県民クラブ代表を務めた阿部昇司県議は「知事選以降、県政・公明クラブと同じ方向を向いていた」と説明した。

 一方、県民クラブには社民党県連の広谷五郎左ェ門代表、高橋啓介幹事長が所属。県政・公明クラブの寒河江県議は「公明と社民は基本方針が違う。数の論理を選んでまで行動を共にすることはできない」と反発し、「一人で原点に戻り党再生に努める」と別の道を選択。寒河江県議の離脱を巡って男泣きする県議もいた。

 政権交代は、県議会や市町村議会の会派再編を促す可能性がある。民主党県連は党を支える地方議員の拡充を急ぐ。また、土田代表は「自民党内にも吉村知事と考えの近い県議はいる。受け皿になりたい」とし、自民党への「切り崩し」に含みを持たせる。
(2009年9月15日 読売新聞)

766とはずがたり:2009/09/15(火) 06:16:53
知事を獲れてなかったとはいえひでぇな,山形県議会。。
11年の県議改選では与党民主党を大躍進させねば。

〜山形県議会会派〜
自民党 30
県民クラブ 6(山形2・鶴岡・酒田・天童・上山(繰上))=民主・社民・連合系
県政・公明クラブ 6(山形2・酒田・米沢・東村山・寒河江)
共産党 2(山形・鶴岡)
─────
合計 44

某:村山議員飲酒で辞職→補選は自民(県政・公明クラブは5・自民31)

08.12:海鉾県議会議員辞職・天童市長選挙出馬・落選→補選は自民(県民クラブ5・自民32)

09.9:和嶋県議の衆院選出馬(県民クラブ4)による会派再編

自民党 32
県政クラブ 8
共産党 2
公明党 1
───────
合計 43(欠員1)

767とはずがたり:2009/09/15(火) 07:06:07

農政連が村井氏推薦 宮城県知事選
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090915t11032.htm

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、農協組織の政治団体、県農協政治連盟(木村春雄会長)は14日、運営委員会で現職の村井嘉浩知事(49)の推薦を決めた。

 各農協の組合長ら27人が出席、非公開で推薦の取り扱いを協議した。木村会長によると、各委員が「4年間、村井知事は頑張ってきた」と実績を高く評価したという。

 村井氏の実績として、農産品のトップセールス、県産業経済部からの農林水産部の分離などが挙がった。

 村井知事は政党や団体に推薦を求めない姿勢を示している。木村会長はあえて推薦を決めた理由について「これまでの頑張りを、さらに進行してもらう」と述べた。


2009年09月15日火曜日

768チバQ:2009/09/15(火) 20:32:45
>>761
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090915ddlk03010058000c.html
変わる:民主全勝の余波 八幡平市長選 自民系現職に対抗馬 連合岩手は困惑 /岩手
 ◇模様複雑
 民主党県連は14日、任期満了に伴う八幡平市長選(20日告示、27日投開票)に、盛岡市在住のフリーアナウンサー、川村龍雄氏(51)を擁立すると発表した。八幡平市長選には自民党に近い現職の田村正彦氏(61)が出馬表明しており、民主が衆院選勝利の余勢を駆って勢力拡大を図る狙いもうかがえる。一方で、田村氏は民主の支持母体・連合岩手の推薦を受けており、市長選は複雑な様相も呈し始めた。【岸本桂司、山口圭一】

 川村氏は、八幡平市とは、小学生時代の4年間を旧松尾村と旧西根町で過ごした縁があるという。「ハード面にお金をかけるより教育、医療などソフト面に使うべきだ」と新市庁舎建設の見直しを訴える。一方で、「具体的な公約は取りまとめの作業中」とした。

 民主県連の工藤堅太郎代表は「民主党政治とは相いれない方であり、達増県政とも良い関係ではない」と田村氏を評する。田村氏は前回市長選で、民主県連推薦候補を破っており、今衆院選も自民候補を応援している。

 民主は候補擁立を6月ごろから始め、市幹部などに打診したが、決まらなかった。衆院選岩手2区の同市の得票は、民主候補が自民候補を2194票上回ったこともあり、主浜了参院議員は「衆院選勝利を受けて、最終選定に入った」と話し、衆院選の結果が擁立に与えた影響を認める。

 だが、連合岩手は8月上旬、田村氏に推薦を出している。工藤代表は「連合は前回市長選も田村氏を推薦しており、やむを得ない」と話した。一方、連合岩手の小野務事務局長は「コメントする立場にない」としながらも、「落下傘で地域の実情が分からない人が地方自治ができるのか」と話した。

 田村氏の陣営幹部は「民主の国会議員が応援に入ってくることも予想され、衆院選の流れのままだと厳しい戦いになる」と警戒している。

769名無しさん:2009/09/15(火) 20:51:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090915t31003.htm

民主が地盤固め一気 八幡平市長選、衆院勝利で勢い
 八幡平市長選で民主党岩手県連は14日、フリーアナウンサー川村龍雄氏(51)を擁立した。同市は県内の衆院選4小選挙区のうち、自民党の牙城だった2区にある市部の一つ。民主党が衆院選圧勝の勢いを買って一気に候補擁立にこぎ着けた攻勢に、自民党側は「地盤が切り崩される」と動揺を隠せないでいる。

<無投票から一転>
 「衆院選で『八幡平市政を変えてほしい』という多くの声を聞いた。衆院選(2区の)勝利の結果を受け、市長選候補の選定に入り、川村氏の擁立を決めた」

 14日、八幡平市であった川村氏の立候補記者会見。同席した民主党県連副代表の主浜了参院議員(岩手選挙区)は擁立の経緯をこう説明した。

 川村氏によると、主浜氏と初めて会ったのは12日。「全力で支える」と迫る主浜氏の言葉に、出馬を決断した。

 市長選はこれまで、再選を目指す現職の田村正彦氏(61)以外に目立った動きがなく、無投票との見方が強まっていた。民主党県連が対抗馬を立てた背景には、自民党が死守してきた2区の議席を奪った勢いを生かし、基盤を強化する狙いも透けて見える。

 無所属で出馬する田村氏の政治スタンスは自民党寄りとされ、衆院選でも2区で落選した自民党の鈴木俊一前議員のマイクを握った。衆院選で初当選した民主党の畑浩治氏は同市で鈴木氏を上回る票を得たが、支持基盤はまだ盤石ではない。

 民主党県連の佐々木順一幹事長は「現市長の政治に納得がいかないという地元の要請に応えたい。勝機がないのに候補を立てるようなことはしない」と強調、全力で支援する構えだ。川村氏との連携は、来年夏に改選期を迎える主浜氏の選挙にも役立つとみられる。

<県議選に狙い?>
 対する自民党県連内には、民主党の狙いが2011年春の県議選でないかとの見方もある。

 八幡平選挙区選出の千葉伝幹事長は個人的見解と断った上で「今の時期の川村氏擁立は2年後の擁立をも見据え、わたしを標的にしたものかもしれない」と推し量る。「民主党は次の参院選や衆院選に向け、自民党の基盤にくさびを打ち込もうとしており、早急に対策を立てたい」と危機感を強める。

 県内では八幡平市長選の後も一関市長選(27日告示、10月4日投票)、遠野市長選(10月11日告示、18日投票)と続き、年明けには二戸市長選(1月17日告示、24日投票)と3月に任期満了を迎える奥州市長選、久慈市長選も控える。衆院選で息をつく間もなく、民主、自民両党のバトルが各地で再燃する。



2009年09月15日火曜日

770名無しさん:2009/09/15(火) 20:51:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090915t61001.htm

国政の風、地方に吹かず いわき市長選で変革選択
 13日投票が行われた福島県いわき市長選は、元県議で無所属新人の渡辺敬夫氏(63)が再選を目指した現職の櫛田一男氏(72)を約8000票差で破り、初当選した。地域医療再生が喫緊の市政課題とされたが、両者の主張に大きな違いはなく、見るべき成果に乏しかった現市政からの変革が選択されたと言える。

 渡辺氏陣営は勝因として「閉塞(へいそく)感打破への期待」に加え、投票率の低迷を挙げた。陣営は63%前後を予想していたが、実際は56.02%。票数にして2万近く少なかった計算だ。

 陣営幹部は「櫛田氏は民主党と政策協定を結んだが、衆院選のような大きなうねりにはならなかった」と分析する。衆院選直後の選挙だったが、政権交代をもたらした「風」が地方でもそのまま吹くとは限らないことを示す結果となった。

 市政が直面する問題は医療再生や雇用確保など、いずれも市単独では解決が難しい。各政党との協力関係も鍵になるが、市長選では民主党ばかりか自民党の参院議員や県議、市議の半数が櫛田氏支援に回った。渡辺氏は県議として所属した自民の一部とも対峙(たいじ)する形となる。

 渡辺氏は「民主、自民ともにお願いする部分はお願いし、真摯(しんし)に付き合いたい」と語るが、感情的なしこりは根深い。早期に修復できるかどうかが、新市政の当面の課題になる。(いわき支局・太楽裕克)



2009年09月15日火曜日

771名無しさん:2009/09/15(火) 21:12:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000909150005

いわき市政も「転換」
2009年09月15日


市選挙管理委員会から当選証書を受け取る渡辺敬夫氏=14日午後2時1分、いわき市役所


 ●市長に渡辺氏/来夏の参院選影響か


 いわき市長選で新顔の渡辺敬夫氏(63)が現職の櫛田一男氏(72)を破り、国政に続いて人口が県内で最も多い市政も転換する。民主党圧勝の追い風に乗ろうとした櫛田氏に対し、渡辺氏は改革と若さを訴えて支持を拡大した。民主、自民の両党議員の支援が入り乱れる選挙戦ともなり、来夏の参院選にも影響が及びそうだ。(松本英仁)


 ともに元自民党県議だった両候補。今回の選挙戦では政策を巡る大きな争点がなく、それぞれの候補を民主、自民両党の議員が支持していた。


 勝敗の分かれ目の一つになったとみられるのが、低投票率だ。今回の市長選は前回比で13.28ポイント、8月の総選挙比で11ポイント、それぞれ下がった。櫛田氏は、国政での民主党圧勝の追い風を期待して党5区総支部と政策協定を結んだが、投票に行かなかった民主支持層が多いとみられる。更に、政権交代を求めた民主支持層も市政転換には渡辺氏の改革姿勢を評価したようだ。


 旧市町村単位の13本支所ごとでみても、前回の櫛田氏当選の原動力になったとみられる小名浜地区や、櫛田氏の地元の勿来地区の投票率が、前回比15.12ポイント、14.23ポイントずつ、大きく落ち込んでいた。


 櫛田氏は民主党のほか三つの政党・団体と政策協定を結んだ。一方で、様々な団体と幅広い連携関係を築いたことに違和感や不信感を抱く支持者もいて、支援の輪が広がらなかったようだ。


 一方の自民党いわき総支部も、支持が2人の候補に割れた。ただ、改革や市政交代を掲げる渡辺氏により多くの支持者が結集したとみられる。


 自民党にとっては、分裂して激しい選挙戦となったことが来夏の参院選に影を落としそうだ。改選を迎える岩城光英参院議員は、櫛田氏を支持した。そのことに渡辺氏支持の自民系市議団13人が反発しており、複数の市議が早くも、参院選での協力・支援を拒否すると公言している。


 自民党いわき総支部は総選挙の敗退に続き、市長選でも分裂し、混乱が続いている。今後の選挙総括次第では、党総支部役員の引責辞任などに発展する恐れもある。


 ●渡辺氏に当選証書「副市長1人に」


 この日午後、渡辺氏は市選挙管理委員会から当選証書を授与され、「ようやく当選の実感がわいてきた。喜びというより、市政の諸課題を前に大変だなという思いを強くしている」と話した。28日から始まる任期へ向け、これまで2人制だった副市長は1人にする方針も明らかにした。


 「市立病院や行財政の改革など、スピード感をもってやれるもの、そうでないものを分けて、できるところから始めたい」と改めて抱負を語った。間もなく政権与党になり、今回相手候補を推した民主党へは「私自身、わだかまりやこだわりはない。市民本位の市政を目指しており、支持をもらえなかった議員たちとも市の発展に向け、誠実にお付き合いしたい」と述べた。

772名無しさん:2009/09/15(火) 21:44:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090915-OYT8T00080.htm

自民推薦求めぬ村井氏 民・社が猛攻撃
 衆院選で自民、公明の両党を応援した村井知事が、知事選では政党推薦を求めないことについて、14日の県議会一般質問で、民主党や社民党の県議から疑問の声が噴出した。知事選の前哨戦が早くも熱を帯びている。

 民主系会派「改革みやぎ」の加賀剛県議は、衆院選で知事が自民候補とのツーショットポスターを撮影したことに触れ、「知事の顔が特定政党のポスターに載るのは前代未聞」と批判。「ご都合主義で政治姿勢を変えるのは県民への政治的詐欺」と指摘した。この発言をめぐり、自民党・県民会議の相沢光哉県議が「不適切な表現」と議事録からの削除を要求。議事が約10分間中断したが、畠山和純議長が「会議録を精査して処理する」とし、了承された。

 また、社民党県議団の熊谷義彦県議も「自公政権を擁護した経緯からすると違和感を感じる」とただした。

 こうした質問に対し、村井知事は、「衆院選の応援は政治信条と、これまで世話になった度合いによるもの。県政運営では、すべての政党と等距離、中立の立場で臨む」などと説明した。

(2009年9月15日 読売新聞)

773名無しさん:2009/09/15(火) 22:01:38
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909150004
民主、川村氏擁立/八幡平市長選
2009年09月15日


八幡平市長選への立候補を表明した川村龍雄氏=八幡平市大更

 20日告示、27日投開票の八幡平市長選に盛岡市のフリーアナウンサー川村龍雄氏(51)が14日、民主党県連の推薦を受けて立候補する意向を表明した。民主党県連は、「衆院選岩手2区での勝利などを受けて決めた」としており、党の基盤確保もにらんだ対応と見られる。同市長選では、前回市長選で民主の推薦候補を破った現職の田村正彦氏(61)が出馬を表明しており、一騎打ちとなる公算が高い。衆院選の結果が影響するかどうか、注目されそうだ。


 同日、八幡平市で記者会見した川村氏は、「人的資源の見直しに力を入れたい」などとして、少年時代を過ごした八幡平市への思いを語り、庁舎建設計画の見直しなども掲げた。


 また、川村氏は「決断したばかりで急転直下の出来事」と、今月上旬に民主党の要請を受けて出馬を決意したことを明らかにした。


 会見に同席した民主党の主浜了参院議員は「衆院選の間、市政を変えてほしいという住民の声を聞いていた。しがらみのない市政を目指し、厳しい財政状況の中で、新市庁舎建設などより市民の生活や市の活性化を優先させるべきだ」と、党県連による推薦の理由を説明。衆院選での岩手2区の勝利も、推薦を後押ししたとした。


 同党県連の工藤堅太郎代表は「選挙前から擁立を求める声があったが、衆院選では八幡平で民主が逆転し、その声がさらに高まった」と、畑浩治氏の得票が鈴木俊一氏を上回ったことが川村氏の「擁立」につながった経緯を説明、「民主の市長が誕生することで、地盤を固めることができる」と、さらなる波及効果への期待も示した。


 同市長選では、総選挙で民主党候補を推薦した連合岩手が、田村市長への推薦を決めている。工藤代表は「次回からはどうなるか分からないが、今回はそれぞれでやることになるだろう」と話した。


 同市の1日現在の有権者数は2万5208人。

774名無しさん:2009/09/15(火) 22:06:03
県議補選と市議補選を見ると、市長選はジジイを推薦したのが敗因ですかね。

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090915ddlk07010099000c.html
選挙:いわき市長選/県議補選・いわき市選挙区/いわき市議補選 得票が確定 /福島
 ◇各当選者決まる 注目の市長選は渡辺氏
 任期満了に伴ういわき市長選と議員辞職に伴ういわき市選挙区の県議補選(改選数2)と同市議補選(同)の“トリプル”選挙は13日投票が行われた。即日開票の結果、3選挙とも同日深夜までに各候補の得票が確定し、当選者が決まった。=一部地域既報

 最大の注目となった市長選で初当選した新人で元県議会議長の渡辺敬夫氏(63)=無所属=は市長の給与3割カットなどを掲げながら、若さを強調して支持を集めた。当選が決まると、同市平の事務所で、妻のキヨエさん(61)と壇上に上がり、万歳して喜びを表した。14日には、市役所で当選証書を受け取った。

 現職の櫛田一男氏(72)=同=は敗戦が決まると同市平の事務所で選対幹部らと頭を下げ、落選をわびた。民主党などと政策協定を結んで支援の輪を広げようとしたが及ばなかった。【田中英雄】

 ◇古市氏・阿部氏が初当選−−県議補選
 県議補選は共に新人で前いわき市議の古市三久氏(60)=民主=と、阿部広氏(62)=自民=が初当選を果たした。当日有権者数は28万2218人、投票率は56・02%だった。

 古市氏が県民連合、阿部氏が自民党の各会派に所属する見通しで、県議会の勢力は▽自民党26人▽県民連合21人▽公明、共産各3人▽改進の会、無所属各1人−−となる。【松本惇】

 ◇山本氏トップ当選、約400票差で坂本氏−−市議補選
 7人が立候補した市議補選は、3万7000票余りを獲得した新人の山本健一氏(41)=民主=がトップ当選し、約400票差で新人の坂本竜太郎氏(29)=無所属=が続いた。坂本氏は8月の衆院選福島5区で落選した自民党前職の坂本剛二氏の長男。

 当日有権者数は28万2207人、投票率は56・00%だった。【田中英雄】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 82131 渡辺敬夫 63 無新

  74044 櫛田一男 72 無現

==============

 ◇県議いわき市区補選開票結果(改選数2)
当 64220 古市三久 60 民新

当 60815 阿部広  62 自新

  27236 長谷部淳 50 共元

 =選管最終発表

==============

 ◇いわき市議補選開票結果(改選数2−7)
当 37211 山本健一  41 民新(1)

当 36833 坂本竜太郎 29 無新(1)

  26401 小野潤三  44 無新

  24358 吉田英策  50 共新

  12452 鈴木演   29 無新

  10295 矢野伸一  64 社元

   4173 遠藤八十八 64 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇いわき市長略歴
渡辺敬夫(わたなべ・たかお)63 無新(1)

 [元]県議長▽会社役員[歴]自民党県連政調会長・幹事長▽日大

==============

 ◇県議いわき市区補選当選者(改選数2)
古市三久 60 民新(1)

 [元]市議▽農業▽党総支部幹事長[歴]平工高

阿部広  62 自新(1)

 [元]市議▽飲食業[歴]千葉商大

775名無しさん:2009/09/16(水) 21:11:55
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20090915_04.htm

激突みやぎ知事選(上)狂ったシナリオ/無党派戦略は未知数

宮城県議会で民主党県議から「脱政党」の真意を問われる村井知事(右から2人目)。政党対決の構図を薄めるのに苦心する=9日


 民主党政権が発足して初めての大型地方選挙となる宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)が迫ってきた。無所属で再選を目指す村井嘉浩(49)に、民主党が推薦する無所属新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)が挑戦する。ほかに共産党などが独自候補の擁立を急いでおり、前哨戦が熱を帯びてきた。秋対決の断面を追う。(宮城県政取材班)=敬称略

<「等距離保つ」>
 「政党隠し」への集中砲火が始まった。
 「知事は衆院選で自民党を応援した。まさにミスター自民党。そんな人が県民党と言うのは、ご都合主義ではないか。県民への政治的詐欺行為との指摘もある」

 14日の宮城県議会本会議。再選を目指す村井が9日に打ち出した「政党に推薦は求めない」との姿勢を、民主党県議が痛烈に批判した。

 突然、自民党ベテラン議員が議事進行をかけ、「一方的な侮辱。議事録から削除してほしい」と応酬。議場は緊迫した。

 村井は「すべての県民のために働けるよう、政党には推薦を求めない。県政運営に際しては全政党と等距離を保つ」と淡々と語った。

 村井が奇策で機先を制しようとすれば、民主党県連はすかさず攻勢を仕掛け、14日には推薦する遠藤が立候補を表明した。前哨戦は、攻守がめまぐるしく入れ替わる展開で動きだした。

 村井が打ち出した無党派選挙は、「政権交代によるイレギュラーの変節」(民主党県連幹部)と見る向きが多い。

 4月以降、名古屋、さいたま、千葉の各政令市長選と静岡県知事選で民主党系候補が当選。そのたびに村井は「地方と国政は別」と自民党を援護してきたが、衆院選では民主党が圧勝した。

 自動車産業誘致の実績を前面に、自民党のバックアップで再選は盤石―とのシナリオに狂いが生じたのだ。

<勝手連を模索>
 前回(2005年)は自民党の全面支援を受けた村井。初めての無党派選挙は「組織的な運動が大幅に減る」(後援会関係者)と不安を隠さない。スタッフの確保のほか、個人演説会の設定、はがきや電話による呼び掛けに影響が出るという。

 13日夜、村井は石巻地方の経済人ら150人の会合での講演のため、石巻市にいた。自民党県議らも参加して、民間の勝手連で村井を応援するという触れ込みだった。

 懇親会で石巻商工会議所会頭の浅野亨は「知事には地域のことで心配してもらっている。われわれが頑張った分、石巻のために仕事をしてもらえる」と支援を約束した。

 会場をくまなく回り握手した村井。「民主党候補は高校、大学を県内で過ごし人脈がある。厳しい選挙戦になる。親類、知人に声を掛けてほしい」と頭を下げた。

 勝手連選挙は、1997年の知事選で再選を目指した前知事浅野史郎が初めて実践。自民、旧新進、公明各党が推薦した政党候補を圧倒した。

 それから12年。自民党出身の村井が「浅野型」を目指し、政権党の民主党が新人をぶつける。

 浅野県政で「与党」を名乗っていた民主党県連の幹部は言う。「無党派選挙は浅野の専売特許。うまくいくはずがない。いずれは自民党が前面に出てくる」



2009年09月15日火曜日

776名無しさん:2009/09/16(水) 21:14:15
所属議員の大半の推薦を県連幹部が覆したのか。大丈夫かいな。

>党県連の候補者選考では、所属議員の大半が仙台市宮城野区選出の県議菊地文博(49)を推した。
>国会議員の多くも同調したが、最終の面接審査では選考に残った3人の中から県連幹部らが支持した
>遠藤が抜け出した。
>「(選考に残った)3人に県議がいるな。県内はまとまるのか」
>東京の民主党本部で10日、県連代表の岡崎トミ子(参院議員)から選考結果の報告を受けた幹事長
>小沢一郎は、こうつぶやいたという。


http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20090916_03.htm
激突みやぎ知事選(下)不協和音/脱官僚、我が身に矛先

遠藤氏(右から2人目)と拳を突き上げ、宮城県知事選勝利へ気勢を上げる民主党県連幹部たち=14日、仙台市内


<擁立劇で亀裂>
 重苦しい空気が、亀裂の深さを物語った。
 宮城県議会の民主党系会派「改革みやぎ」は14日、宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)に民主党推薦で立候補する元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)を控室に招き、初めての意見交換に臨んだ。

 「遠藤さんと懇談し、心を一つにして知事選を迎えたい」。会派会長の藤原範典はこう強調したが、議員たちの表情は硬かった。

 党県連の候補者選考では、所属議員の大半が仙台市宮城野区選出の県議菊地文博(49)を推した。国会議員の多くも同調したが、最終の面接審査では選考に残った3人の中から県連幹部らが支持した遠藤が抜け出した。

 「(選考に残った)3人に県議がいるな。県内はまとまるのか」
 東京の民主党本部で10日、県連代表の岡崎トミ子(参院議員)から選考結果の報告を受けた幹事長小沢一郎は、こうつぶやいたという。

 菊地は「候補者が決まった以上、党人として遠藤氏を全力で支える」と淡々と語る。それでも、推した議員の一人は「われわれはロボットではない」と不満を漏らす。
 小沢が心配した不協和音は消えていない。

<打ち消し躍起>
 「官僚主導を批判する政党が、官僚出身者を知事選に立てるようだ」。14日の宮城県議会本会議。一般質問に立った自民党議員は遠藤の経歴を念頭に、嫌みたっぷりに指摘した。

 FAO幹部として国際舞台で活躍していた遠藤。それ以前の約30年間は、農林水産省に籍を置いていた。

 自民党出身で再選を目指す知事村井嘉浩(49)が脱政党を掲げたことを、民主党が「政党隠し」と猛烈に批判。これに対し自民党は「脱官僚と矛盾する」と逆襲する。

 互いの「弱み」をめぐり、激しさを増すつばぜり合い。民主党県連内には一抹の不安もあった。

 民主党は衆院選で「官僚支配からの脱却」を政権公約に掲げた。県内選出の新議員5人も、官僚をやり玉に挙げ、天下り問題などを批判した。

 ある幹部は「元官僚を担いで、有権者の理解が得られるか。村井に格好の攻撃材料を与えてしまったのではないか」と懸念する。

 遠藤は14日の立候補会見で「国家公務員として多くを学んだ。問題を克服する訓練は貴重だった」と率直に語った。「政治が官僚に意思決定を丸投げしていたことが問題点だ」とも強調した。

 県連代表の岡崎は「遠藤氏は農業と環境のスペシャリスト。元官僚と見られるのは問題だ」と打ち消しに躍起になる。

 県議団の「内紛」と、還流する「官僚批判」。16日に発足する鳩山政権の追い風を生かした選挙戦略をどう描くのか。政権党としての地力が初めて試される。
(敬称略)



2009年09月16日水曜日

777とはずがたり:2009/09/16(水) 21:18:15
>>776
不透明ですね。
此処は菊池氏が順当なところ。

分裂→言い訳にしようとしとるんちゃうやろねぇ

778チバQ:2009/09/16(水) 22:36:06
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8213.html
2009/9/16 水曜日

次期弘前市長選に西谷県議出馬せず


 自民党弘前市支部長の西谷洌県議(65)は15日、来年4月15日の任期満了に伴う弘前市長選に出馬しない考えを示した。15日開いた後援会幹事会後に態度表明したもので、「年齢の問題や県政でもっと仕事をしろという意見が大勢を占めた」と説明した。
 西谷氏は前回2006年の市長選で、通算5期目を目指した金沢隆氏陣営との分裂選挙を避けるため、出馬を見送った経緯がある。
 幹事会後の取材に対し西谷氏は「この4年間の相馬市政は停滞しており活力ある市政に刷新させなければならない。現職が72歳という年齢で続投することには刷新させるべきとの認識は同じだった」と市政刷新を訴えたが「自分も現職の年齢を批判できる年齢ではない」と説明。
 「県政でもっと仕事をしろという意見が大勢を占めた。県政の抱える課題はいろいろあり(自分も)それを実現させたいという使命感の方が強い」とし、引き続き県議の立場で臨む考えを示した。
 また「政権交代、世代交代という時代背景の中にある。政治色のない斬新な候補が出てきたら応援したい」との考えを示した。

779二階席:2009/09/17(木) 13:48:42
>>777

いやーこれは本気で取りに来てないだけだね。

率直に言って表に出ている理由は「そうか?」としか思えない。
本音は2011年県議選である程度頭数を増やさないと、県議会運営が
上手くいかないので、そこまでは村井県政で「我慢」するという
ことなのでは?

780片言丸:2009/09/17(木) 16:14:55
いや,菊地のことが嫌いな人が多かっただけでは。
それでも,菊地でまとめた方が勝ちやすかったと思いますが。

781チバQ:2009/09/18(金) 12:27:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090918t11033.htm
宮城県知事選 民・自、短期決戦へ動き急
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)に向け、民主党と自民党の動きが17日、本格化した。再選を目指す村井嘉浩知事(49)を支える自民党県連は、県議や地方議員を軸に勝手連支援に乗り出す方針を決めた。農林水産省OBで元国連食糧農業機関(FA0)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)を推薦した民主党県連は、支援の広がりを目指し県議組織を発足させた。

 自民党県連の須田善明幹事長ら三役と党県議は同日、村井知事の後援会関係者と応援態勢について話し合った。

 県連は、政党に推薦を求めない姿勢を打ち出した村井知事と後援会の意向を尊重。推薦は行わず、県議、仙台市議、市町村支部が支援の中核を担う方針を確認した。

 県連部隊は、選挙ポスターの張り出し、選挙カーの運行、個人演説会の開催などを担当する。県連幹部は「勝手連として、組織的な運動を展開できるような態勢を整える」と話した。

 民主党が擁立した遠藤氏の支援では、県議会民主党系会派「改革みやぎ」の所属議員が「遠藤氏を知事にする県議の会」(仮称)を結成した。

 同会派所属の議員12人全員が参加し、会長には無所属の菅間進議員=青葉=を選出。短期決戦で幅広い浸透を目指すことを確認した。

 社民党県連も近く遠藤氏と政策協定を結び、推薦を正式決定する方針で、県議の会は社民党県議団(4人)にも入会を呼び掛ける。

 菅間議員は「従来の踏襲でしかない村井県政は変えなくてはならない。県議団が一致結束して遠藤氏を支援する」と話している。



2009年09月18日金曜日

782チバQ:2009/09/19(土) 14:40:42
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909190004
民主 山田町議擁立へ
2009年09月19日

 民主党県連は、11月3日告示、8日投開票の一戸町長選に、同町議の山田信行氏(64)を擁立する方針を固めた。19日に正式発表する。同党県連は八幡平市長選での候補者擁立も決めており、衆院選での圧勝を背景に、着実に地盤を固めたい考えだ。


 一戸町長選には、現職の稲葉暉氏(63)が7選を目指し立候補の意向を表明している。前回05年は無投票だったが、8月の衆院選で、民主党は同町の小選挙区の得票が前回よりも約1千票伸び、自民党を逆転したことなどから、候補者の擁立を最終的に決断した。


 同党県連は、10月4日投開票の一関市長選でも、立候補を表明している勝部修氏(59)を推薦する予定だ。民主系の首長を誕生させることで、県内全体での攻勢を強めたい考えだ。


    ◇


<八幡平市長選 2氏の争いか/あす告示>


 八幡平市長選が20日に告示される。同市長選には、再選を目指す現職の田村正彦市長(61)と、新顔でフリーアナウンサーの川村龍雄氏(51)が、いずれも無所属で立候補を表明しており、両氏の一騎打ちが濃厚だ。


 田村氏は昨年末に立候補の意向を示した。1期目の課題だった財政改革を「さらに推し進めたい」とし、連合岩手の推薦を受けて再選を目指す。


 一方、川村氏は14日に立候補を表明した。準備期間は短いが、衆院選で勢いに乗る民主党県連から推薦を受け、「しがらみのない市政」を訴える。


 投票は27日午前7時〜午後6時に、市内44カ所で行われ、同日午後7時45分から、同市田頭の西根地区体育館で即日開票される。1日現在の有権者数は2万5208人。


    ◇


<洋野町長選は1月24日投票>


 洋野町選挙管理委員会は18日、来年1月28日で任期満了となる同町長選の日程を、1月19日告示、同24日投開票と決めた。


 同町長選では、現職の水上信宏町長(68)が、6月定例町議会で再選を目指して立候補する意向を表明している。

783名無しさん:2009/09/19(土) 20:14:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2009091900260

社民、遠藤氏を推薦=宮城知事選
 社民党宮城県連は19日、任期満了に伴う宮城県知事選(10月25日投開票)で、前国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)を推薦することを決めた。民主党は既に遠藤氏の推薦を決めている。(2009/09/19-17:53)

784名無しさん:2009/09/21(月) 10:19:59
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090920ddlk03010043000c.html

選挙:一戸町長選 山田町議が民主推薦で出馬表明 /岩手
 任期満了に伴う一戸町長選(11月3日告示、同8日投開票)で、町議の山田信行氏(64)が19日、民主党の推薦で立候補すると発表した。既に現職の稲葉暉氏(63)が7選を目指して出馬表明しており、01年の前々回選挙以来の選挙戦となる。

 山田氏は、現職の多選を批判し、「町民のための行財政運営に取り組みたい」と決意を語った。同党県連の工藤堅太郎代表は「達増県政と連携できる新しい町政が必要だ」と擁立の理由を述べた。

 山田氏は町職員を経て、05年の町議選で初当選して現在1期目。【岸本桂司】

785名無しさん:2009/09/21(月) 10:22:29
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000909200003

遠藤氏を推薦/社民党が決定
2009年09月20日

 10月25日投開票の知事選で、社民党県連は19日、常任幹事会を開き、民主党の推薦を受け立候補する予定の前国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)を推薦すると決めた。国政で民主との連立政権を組んでおり、知事選でも協調することになる。


 政策協定書を交わした後に会見した社民県連の菅野哲雄代表は「県民生活が第一だという視点に立って県政を行っていただきたい」と語った。同席した遠藤氏は「非常にうれしく思います。力がわいてきます」と感謝を述べた。


 遠藤氏は14日、民主県連が常任幹事会で推薦を正式決定したのを受け、無所属での立候補を正式に表明。翌15日、社民県連に推薦を依頼していた。

786名無しさん:2009/09/21(月) 17:01:47
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/senkyo/2007/kengisen/hanamaki/0407.htm

2007統一地方選
□■フロントへ■□|□■バックナンバーへ■□
平成19年4月7日掲載

 <6候補、必死の攻防〜県議選8日投票 花巻選挙区>

 県議選花巻選挙区(定数四)は、八日投開票される。自民と民主三人、社民各党公認と無所属の立候補者六人が三月三十日の告示以来、激しい選挙戦を繰り広げている。投票まであと一日。各陣営は七日に市内を回り「最後のお願い」を訴えた後、事務所前などで打ち上げを行い九日間の選挙戦に終止符を打つ。

 稗貫選挙区との合区後初めての選挙。届け出順に、農業佐々木順一氏(55)=民主党公認=、県議木戸口英司氏(43)=同=、会社役員戸田努氏(51)=自民党公認、公明党推薦=、政党役員木村幸弘氏(47)=社民党公認=、県議高橋博之氏(32)=無所属=、土地改良区理事長小田島峰雄氏(56)=民主党公認=の現職四人、新人二人が立候補。各候補者とも実績や政策などを訴え、支持獲得に向け連日激しい選挙戦を展開している。

 佐々木候補は、半世紀続いた「稗貫地区での議席死守」を合言葉に、地元石鳥谷地域六支部のほか大迫地域にも四支部を設立。陣営では稗貫地区への他陣営食い込みを警戒しつつ両地域の地盤固めに力を尽くす。七日は、午後六時半から石鳥谷町の事務所前で打ち上げを行う。

 木戸口候補は、党県花巻市支部や小沢一郎花巻後援会に、花巻地域にある後援会十八支部と同級生の会が連動し運動を展開。「政策本位で質の高い岩手の確立」を目指し基盤固めに全力を挙げる。七日は、午後七時半から下小舟渡のイトーヨーカドー花巻店で最終の街頭演説を行う。

 戸田候補は、故照井昭二元県議の後継者として自民党花巻市支部が擁立。後援会十五支部と協調し支持拡大に動いている。「自民の議席奪還」と「政権与党とのパイプ」を強調し自民支持層に訴え、告示後は党幹部がてこ入れした。七日は、午後七時から市文化会館で個人演説会を行う。

 木村候補は、平和環境県労組センターや連合岩手、自治労花巻市職労などから推薦を受け労組中心に支持を広げる。市内十五支部を中心に、雇用環境改善や地域医療確保などを訴え、告示後は党首の花巻入りで支持層を引き締めた。七日は、午後七時半から大通りの事務所前で打ち上げる。

 高橋候補は、各種団体などに推薦や支援は求めず、同級生や地域住民、支援者などボランティアの力で運動を展開。「社会的弱者が中心に立てる世づくり」などを目指し、十六年十一月から継続する街頭演説を連日こなす。七日は、午後七時半から一日市の事務所前で最終街頭演説を行う。

 小田島候補は、旧東和町長当時からの後援会を母体に、三十七ある支部が原動力となって東和地域中心に支持を固める。行政手腕など実績を基に「自立した地方自治の再生」を訴え、同地域以外にも浸透を図る。七日は、午後六時から東和町の事務所そばで最終の街頭演説をする。

 投票は、八日に選挙区内八十二カ所の投票所で行われる。開票は午後八時半から市民体育館で行われ、十一時半ごろに終了する予定。三月二十九日現在の市内の選挙人名簿登録者数は八万六千百六人(男四万四百三十六人、女四万五千六百七十人)。

◆花巻選挙区立候補者(定数4)(立候補者6人)
佐々木順一 55 農  業 民主現
木戸口英司 43 県  議 民主現
戸田  努 51 会社役員 自民新
木村 幸弘 47 政党役員 社民新
高橋 博之 32 県  議 無 現
小田島峰雄 56 土地改良区理事長 民主現

787名無しさん:2009/09/22(火) 10:29:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090922t21011.htm

政権与党アピール、勢いづく民主会派 青森県議会

県側から9月定例会の提出議案が説明された民主党会派の議員総会


 青森県議会の民主党会派が勢いづいている。三村申吾知事ら県側に対し、政権与党をアピール。9月定例会の開会を24日に控え、民事再生手続き中の製造業者に対する債権の97.5%を県が放棄する方針が明らかになり、格好の攻撃材料も得た。一方、最大会派の自民党は新政権に補正予算見直しの撤回を求める意見書の提出を画策し、反撃に躍起だ。

 「民主党は政権与党。知事もわれわれへの対応の仕方を考えた方がいい」。鳩山政権が誕生した16日、9月定例会に提出する議案の説明で民主党会派議員総会を訪れた三村知事に、三上隆雄議員が詰め寄った。三村知事は「承りました」と答え、席を立った。

 自民党会派26人に対し、民主党会派は7月まで7人だった。衆院選前に無所属議員ら3人が入会して10人に増え、議会での発言力が増した。衆院選でも県内の民主党候補は小選挙区で1人、比例東北で3人の計4人が当選。県内の衆参両院議員は計7人となり、自民党の3人を大幅に上回る。

 民主党会派をさらに勢いづかせたのは、民事再生手続き中の電子部品製造「アンデス電気」(八戸市)に関連する債権についての県の方針だ。

 債権約59億円のうち97.5%を放棄する一方、約57億円は施設賃料の名目で年間約3000万円を弁済させることで回収するというスキーム。理論上、県が大きな損失を被る可能性はないが、単純計算で弁済終了には180年以上を要する。

 「弁済が終わるころ、今いる人間は誰も生きていない。あまりに非現実的な対応だ」と同会派のある議員。「責任の所在はどうなるのか。議会で徹底的に追及する」とまくし立てる。

 県内では2010年夏の参院選の後、11年に統一地方選、知事選が控える。攻勢の陰には、一連の選挙に向けて三村県政に揺さぶりをかける意図が見え隠れする。

 一方の自民党会派。「県政与党の立場に変わりはない」と反撃の機会をうかがう。新政権が進める基金凍結など補正予算の見直しに待ったをかけようと、意見書の提出を他会派に持ち掛け始めた。国政と県政のねじれを突く作戦だ。

 これには民主党会派もやや困惑気味だ。「地方として言うべきことは言わなければならないが、マニフェスト(政権公約)との整合性もある」とある議員。9月定例会は開会前から波乱含みとなっている。



2009年09月22日火曜日

788名無しさん:2009/09/22(火) 11:04:15
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909220002

民主県連、勝部氏推薦を決定 一関市長選
2009年09月22日

 一関市長選(9月27日告示、10月4日投開票)について、民主党県連は21日、立候補を予定している前県南広域振興局長、勝部修氏(59)を推薦することを決めた。


 同日程で行われる一関市議選では、現職の佐藤弘征氏(65)を公認、他に現職5人を推薦する。


 前回の市議選では公認はなく、3人に推薦を出した。国会で政権交代が実現した影響か、系列候補からの推薦申請が増えたという。

789チバQ:2009/09/24(木) 22:01:00
>>778
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090924124535.asp
2009年9月24日(木)

--------------------------------------------------------------------------------

市長選出馬を検討/辞職の葛西氏

 来年4月の任期満了に伴う弘前市長選の候補として名前が浮上している同市の葛西憲之副市長(62)は24日午前、相馬〓一(しょういち)市長(72)と会談し、相馬市長が辞職を求めたのに応じる形で、同日付で辞表を提出、受理された。葛西氏は辞職の理由について、市政運営をめぐる考え方の違いなどを挙げた。市長選出馬については「今後、真剣に考えたい」と述べるにとどめ、判断の時期も示さなかったが、出馬に強い意欲をにじませた。現段階で同市長選に出馬表明しているのは相馬市長だけ。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

790チバQ:2009/09/24(木) 22:06:04
>>732>>756
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090924t21002.htm
民自、再び激突 八戸市長選告示まで1ヵ月切る
 任期満了に伴う青森県八戸市長選(10月18日告示、25日投票)の告示まで1カ月を切った。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の小林真氏(59)と新人の八戸市議三浦博司氏(31)。自民党の支援を受ける小林氏に対し、民主党は三浦氏を全面的にバックアップする。8月の衆院選で、同市を含む青森3区は自民候補が民主候補をわずか367票差で振り切り、全国最激戦区となった。その熱気そのままに、両党が再度激突する市長選は「衆院選第2幕」の様相を呈している。

 「民主党を中心とする政権交代が実現した今、自民党を支持する小林市政の運営は危うい」
 9月7日の市議会9月定例会一般質問に立った三浦氏。既に立候補を表明している現職への「宣戦布告」だった。

 市議会では民主系会派に所属し、党県連青年局長を務める若手のホープ。「市長選は三浦で戦う」。同日夜、会派メンバーが集まり、三浦氏の立候補が決定した。

 三浦氏は11日に立候補を正式表明。「政権与党となった民主党と歩調を合わせた政策が、市政にも必要だ」。民主党の支援を受け、政党対決の姿勢を鮮明にする。

 迎え撃つ小林氏。19日に八戸市のホテルで開かれた自民党八戸市支部の会合に出席し、党の推薦を得た。
 小林氏は前回市長選で初当選した。総務省職員だった小林氏を「スカウト」したのが、青森3区の自民党議員大島理森氏だった。

 小林氏は8月の衆院選でも「大島氏支持」を鮮明にした。7月30日、八戸市内であった大島氏の選挙事務所開き。「大島さんは八戸にとって国宝のような方。絶対に落とすわけにはいかない」。小林氏の絶叫が響いた。

 大島氏は367票差で激戦を制したが、吹き荒れた逆風を受けた自民党は政権を失った。「市長選は政党対決ではない。市民党として戦う」。19日の会合後、取材に応じた小林氏は表情を引き締めた。


2009年09月24日木曜日

791チバQ:2009/09/25(金) 21:15:22
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000909240010
知事選:残り1カ月、態勢固まる
2009年09月24日

 知事選の投票まであと1カ月となり、主要政党や支持団体の態勢がほぼ固まってきた。村井嘉浩知事の出身母体の自民党や公明党は現職支援を打ち出す一方、民主党は候補を擁立して社民党の推薦を取りつけ、県内でも圧勝した総選挙の再現を目指す。独自候補を立てる方針の共産党は候補予定者を1人に絞り込み、最終調整に入った。(乗京真知、箕田拓太)


 県議会の自民党会派の控室。入り口の扉や受付カウンターに先週末、村井知事の顔写真付きポスターがお目見えした。知事選に向けて知事の後援会が用意した。「加速!!富県みやぎ」の文字に再選への意欲がにじむ。


 知事は「特定の政党や団体に推薦は求めない」との立場だが、自民県連は「企業誘致や行財政改革で着実に成果を上げている」と、その指導力を評価。各議員が勝手連的に支援することを決めた。


 国政では、鳩山内閣の発足で自民と距離を置き始めた公明。だが県内の支持者の間では「劣勢下の衆院選でも応援してくれた知事」との印象が強く、良好な関係を保つ意味でも自主投票は避けて支援に回るという。


 民主・社民両党は、国連食糧農業機関(FAO)の前戦略企画部長、遠藤保雄氏の推薦を決め、歩調を合わせる。24日には両党の支持基盤である労働組合・連合宮城が「支持」を決定。「遠藤氏は介護や医療、農業分野などに独自のアイデアがある。あとは政策の優位性をどれだけ提示できるかだ」と連合宮城の楳原惣一郎会長。推薦ではなく支持となったのは、推薦の決定権を持つ連合本部が役員人事のさなかで、機関会議などの機会がないためという。


 共産党県委員会と県労連などでつくる「明るい民主県政をつくる県民の会」は、共産党系の市民運動家を擁立する方針で、近く正式発表するという。

792チバQ:2009/09/25(金) 21:48:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090925t11026.htm
村井氏、遠藤氏 臨戦態勢 政党対決色濃く 宮城知事選
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)の投票が1カ月後に迫った。現職で再選を目指す村井嘉浩知事(49)は政党の推薦を受けないが、自民党県議らを中心に態勢が整い始めた。新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)は、推薦を受けた民主党のみこしに乗る。共産党などが近く独自候補を擁立する。短期決戦の前哨戦が熱を帯びてきた。

●勝手連は初
 連休中の21日。村井知事は選挙事務所として使うJR仙台駅東口近くの空きビルにいた。ジャージー姿で約20人の後援会ボランティアとともに掃除に取り組んだ。

 知事は政党に推薦を求めない方針を打ち出した。勝手連選挙は初経験で「事務所をようやく探し、スタッフ確保にも追われる」と言う。連休後半は自宅にこもり、マニフェスト(公約集)作成に専念した。
 前回(2005年)は自民党推薦で初当選。衆院選でも自民党支持を鮮明にしただけに民主党側は「理解できない変節」と批判する。

 攻撃にさらされる知事を支えるのは、やはり自民党だ。
 「民主党候補は閣僚たちが応援に入る派手な選挙になる。こちらは知事を前面に草の根戦を展開しよう」。仙台市内で23日あった自民党県連の会議で、須田善明幹事長はげきを飛ばした。

 知事を勝手連的に支援することを決め、「誇りと存在意義をかけた戦いになる」と須田幹事長。知事が仕掛けた脱政党戦略とは別に、政党対決の構図が浮かび上がる。

●党を前面に
 「県政も生活者重視に転換する時が来た。民主党が衆院選で掲げた地域主権の確立を目指したい」。20日、仙台市青葉区の中心商店街で遠藤氏が声を張り上げた。
 FAOで貧困問題を手掛けた実績を挙げ、「格差社会のプロとして県政に取り組む」と強調。民主党の政策と自身の政治姿勢を重ね合わせた。

 県連幹部が戦略の一端を解説する。「無名の遠藤氏が村井知事と互角に戦うには民主党への期待に乗るしかない。遠藤氏の顔が見えないくらい民主党色を押し出す」

 民主党は衆院選で「脱官僚支配」を掲げた。党国会議員の一人は「元官僚の遠藤氏だからこそ、官僚支配の仕組みを変えなくてはならないと感じている」と予防線を張る。

 19日には社民党県連の推薦が決まり、政権与党が足並みをそろえた。投票日は神奈川、静岡の両参院補選と同じだが、民主党県連は閣僚や党幹部の応援を積極的に求める方針だ。

●共産擁立へ
 共産党宮城県委員会と県労連などで構成する「明るい民主県政をつくる県民の会」は、医療福祉関係者を軸に9月中にも独自候補を擁立する。


2009年09月25日金曜日

793名無しさん:2009/09/27(日) 12:07:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090926t11034.htm

県議定数見直し 「本吉」と逆転区対象 検討委設置
 宮城県議会は25日、議員定数・選挙区等検討委員会(委員長・小野隆副議長)を設置した。1日に本吉町が気仙沼市と合併したことに伴い、選挙区割りなどを見直す。人口の少ない選挙区が多い選挙区の定数を上回る「逆転区」も検討対象とする。2010年の6月定例会までに、畠山和純議長に中間報告する。

 本吉町と気仙沼市の合併により、本吉選挙区(定数1)は南三陸町だけとなり、05年国勢調査に基づく選挙区人口は1万8645人となった。選挙区人口を基に算出する定数の配当基数は0.482で、公選法が強制合区の対象とする0.5を下回った。

 一方、公選法は強制合区の対象となった後も、特例区として当分の間、1選挙区で存続することも認めている。検討委は本吉選挙区をいつの選挙からどの選挙区と合区すべきかを検討する。

 県議会が06年に定数を見直した際には、人口が4万9900人の角田・伊具選挙区が定数2で、5万2800人の亘理選挙区が定数1となり、1票の格差が2倍以上となった。
 10年国勢調査結果を基に、定数改正の必要性があるか検討するという。



2009年09月26日土曜日

794名無しさん:2009/09/27(日) 14:11:29
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000909270002

政権交代@山形 民主、自民と相乗りへ
2009年09月27日

 鶴岡市長選 地元の意向尊重


民主党県連は26日、山形市内で常任幹事会を開き、鶴岡市長選(10月11日投開票)で自民、公明が推薦する新顔の榎本政規氏(60)を推薦することを決めた。大勝した衆院選後初の首長選で「自公との相乗り」に反対する声もある中、榎本氏と政策協定を結んで相乗りを決断した。一方、酒田市長選(11月8日投開票)では新顔の梅津準士氏(58)の推薦を決定。自民が推薦する現職との「与野党対決」となる。


 酒田市長選は「対決」


 民主党は前回05年の鶴岡市長選でも自公と相乗りで富塚陽一市長を推した。新顔3人の対決となる今回は榎本氏のほか、新顔の草島進一氏(44)からも推薦依頼があったが、結局前回と同じ構図に。


 この日の常任幹事会では「もともと自民だった市議を、自公とともに民主が推薦するのはいかがなものか」と反対意見も出たが、「今は自民党籍を抜き、政策的にも理解しあえるところがある」など地元の意見を尊重する形で決着した。会合後の記者会見で、舟山康江会長代行は「本来は独自候補の模索から始まるが、今回は出せなかった。草島さんとは参院選や知事選で同じ方向を向いてきて全く敵対するわけではないが、地元が榎本さんに決めた」と説明した。


 県連は、すでに榎本氏と「一部の政党にくみしない」「重要な施策決定では必要に応じて民主党と協議する」などの政策協定を結んでいる。 酒田市長選は自民推薦の阿部寿一氏(50)との対決を選んだ。梅津氏とも政策協定を結んだという。


 さらに市長選と同日投開票の鶴岡市議選では1人を公認、2人を推薦。酒田市議選でも1人の公認、4人の推薦を決めた。

795名無しさん:2009/09/27(日) 22:46:27
現職当選……。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009092700223

八幡平市長に田村氏(岩手)
 田村正彦氏(61)=無所属・現=が、フリーアナウンサーの川村龍雄氏(51)=無所属・新/民主推薦=を破り再選。(27日投開票)(2009/09/27-21:04)

796名無しさん:2009/09/27(日) 23:12:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090927t31037.htm

八幡平市長に田村氏再選 民主系候補の猛追かわす
 任期満了に伴う八幡平市長選は27日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の田村正彦氏(61)が、無所属新人のフリーアナウンサー川村龍雄氏(51)=民主推薦=を破り、再選を果たした。

 田村氏はJR大更駅周辺のにぎわい創出などを公約に掲げ、市政の継続を訴えた。1期目の実績を強調するとともに、連合岩手など労働団体からの支援も受け、川村氏の猛追を振り切った。

 告示6日前に出馬表明した川村氏は、赤松広隆農相が応援に入るなど民主党が前面に出て選挙戦を展開したが、一歩及ばなかった。
 投票率は77・38%で、前回を3・16ポイント上回った。当日の有権者は2万5023人。

◇八幡平市長選開票結果(選管最終)

当 10226 田村正彦 無現(2)
   9027 川村龍雄 無新

<田村正彦(たむら・まさひこ)>61無現
市長(県議(3)、西根町議(2)、団体職員)八幡平市、駒大



2009年09月27日日曜日

797とはずがたり:2009/09/28(月) 16:03:58

旧西木村助役の佐藤氏が出馬へ 県議補選・仙北市選挙区
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090928a

 旧西木村助役の佐藤雄孝氏(57)=仙北市西木町門屋字屋敷田63=が27日、来月16日告示、25日投開票の県議選仙北市選挙区(定数1)の補欠選挙に無所属で立候補する意思を固めた。近日中に会見を開き、正式に出馬表明する。

 補選は、門脇光浩氏(49)が来月18日告示の市長選に出馬するため県議を辞職したことに伴って行われる。立候補の意思を固めたのは、旧角館町長の太田芳文氏(62)に次いで2人目。

 佐藤氏は取材に対して「2005年9月の市町村合併により失職して以来、4年間にわたって市民の目線で県政、市政を注視してきた。地方の疲弊が激しい。基幹産業の農林業、建設業はじめ、観光振興など取り組むべき課題は多い。住民の声を反映させて活力ある産業の育成を目指す」と述べた。
(2009/09/28 08:30 更新)

798チバQ:2009/09/28(月) 22:28:19
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20090925_04.htm
建設業協は自主投票 知事意向や政権交代影響
 宮城県知事選で、宮城県建設業協会(佐藤博俊会長)は24日、自民党出身で現職の村井嘉浩知事(49)を推薦せず、事実上の自主投票とする方針を決めた。村井知事が政党や団体の推薦を求めない姿勢であることに加え、政権与党の民主党が新人を擁立したため、明確な支持表明を避けたとみられる。

 同日の理事会で、佐藤会長が「推薦を求めない村井知事の意向を尊重して、推薦は行わない」と提案し認められた。

 協会関係者によると、民主党が農林水産省OBで元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)を推薦したことに関連し、「政権与党の候補者がいるのに、現職だけを推薦するのはどうか」との意見があったという。

 自民党県連は、村井知事への勝手連的な支援を決めている。理事会では、県連の意向を尊重した形での自主投票を促す意見も出た。

 自民党の有力支持団体である建設業協会が、自民党系の現職を推薦しないのは異例。前回知事選(2005年)では村井知事を推薦した。別の関係者は「政権交代で業界が日和見になった。民主、自民両党への両にらみの体質が鮮明になった」と指摘する。佐藤会長は「推薦することで村井知事に迷惑をかけてはならないと判断した。会員が個別に支援する形になる」と話している。


2009年09月25日金曜日

799チバQ:2009/09/28(月) 22:33:29
>>789
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8376.html
前弘前副市長葛西氏が市長選出馬表明へ 再選目指す現職と対決


 来年4月の任期満了に伴う弘前市長選に向け、副市長を辞職した葛西憲之氏(62)が、きょう28日にも出馬を表明するものとみられる。葛西氏は、経済関係者などから出馬の打診を受けており、副市長辞職後、市長選に対し「真剣に考えたい」と決意をにじませていた。市長選には、再選を目指す現職の相馬●一市長(72)が既に出馬を表明している。これに葛西氏が名乗りを上げれば、市政運営をめぐって現職市長と前副市長が対峙(たいじ)する構図で市長選が動き出すことになる。

 来春の市長選をめぐっては、市政刷新を目指す経済界などが葛西氏擁立を模索する動きが表面化。
 葛西氏は24日、市政運営をめぐる相馬市長との考え方の違いなどを理由に、市長の求めに応じる形で副市長を辞職。これに伴い、相馬市長との対立も一気に顕在化した。
 辞職後の記者会見で葛西氏は、就任直後から相馬市長の市政運営の在り方に疑問を抱き進言、提言を行ってきたが「一蹴(いっしゅう)された」と明かし「現市政では前向きで活発な議論が行われる状況になく市政が停滞している」と指摘。
 擁立の動きがある中で「将来の弘前市を思い、私なりの役割、責務、責任がどういったところにあるのか真剣に考えたい」と意欲を見せていた。
 2006年にスタートした1期目の相馬市政は、副市長が2度にわたって任期途中で辞職するという異例の事態となっており、葛西氏が市長選に名乗りを上げれば、市役所トップとナンバー2による選挙戦へと突入する。
 市政刷新を目指す勢力の中には、葛西氏がどのような政策や態勢で選挙戦に臨むのかを見極める動きも多く、現職に挑むに当たって反相馬勢力の結集を図れるかどうかが今後注目される。
※●は金へんに昌

800とはずがたり:2009/09/29(火) 01:26:55
一体何が・・・。

現職仙台市議の相沢芳則氏死亡 自殺か
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090928t13035.htm

 27日午後、仙台市青葉区中山5丁目、仙台市議相沢芳則さん(61)が自宅で意識を失っているのを家族が見つけた。病院に搬送されたが、28日未明に死亡した。宮城県警は自殺とみて調べている。
 相沢さんは1987年に初当選し、現在6期目。2005年6月から07年5月まで副議長を務めた。
2009年09月28日月曜日

民主系の仙台市議が首つりで死亡 自殺か
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092801000609.html

 27日午後、仙台市青葉区中山の仙台市議相沢芳則さん(61)宅で、相沢さんが首をつっているのを家族が発見した。相沢さんは搬送先の病院で死亡が確認された。仙台北署は自殺とみて調べている。

 相沢さんは市議会で、民主党系会派に所属。市議会副議長などを務め、6期目。
2009/09/28 18:25 【共同通信】


青葉区 定数17−候補21(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 7,798(7.8%) 相沢 芳則 59 無所属 現 6 市会副議長←民主系市議・09年9月自殺
当 7,519(7.6%) 佐藤 わか子 54 民主 現 3 党県NPO委長
当 6,488(6.5%) 村上 一彦 50 民主 元 2 党県倫理委員
当 5,484(5.5%) 大泉 鉄之助 66 自民 現 9 (元)市会議長
当 5,374(5.4%) 嶋中 貴志 46 公明 現 2 (元)衆院議員秘書
当 5,365(5.4%) 西沢 啓文 52 無所属 現 4 町内会長
当 5,361(5.4%) 鎌田 城行 44 公明 現 2 党県政策局長
当 5,115(5.1%) 斎藤 建雄 61 無所属 現 6 県民社協会理事
当 5,015(5.0%) 菅野 直子 34 共産 新 1 党地区役員
当 4,901(4.9%) 跡部 薫 42 無所属 新 1 大学講師
当 4,824(4.8%) 加藤 和彦 40 自民 新 1 食品販売業
当 4,794(4.8%) 鈴木 繁雄 62 無所属 現 6 学校理事長
当 4,495(4.5%) 八島 幸三 59 社民 現 5 党市議団代表
当 4,199(4.2%) 熊谷 善夫 64 自民 現 7 市国保協副会長
当 4,076(4.1%) 庄子 晋 75 自民 現 6 サッカー協会長
当 4,045(4.1%) 花木 則彰 46 共産 現 3 党地区役員
当 3,770(3.8%) 岡部 恒司 47 無所属 現 3 保護司
□ 3,733(3.7%) 関根 千賀子 68 諸 派 現 福祉相談業
□ 3,554(3.6%) 樋口 典子 48 無所属 新 管理栄養士
□ 3,278(3.3%) 屋代 美香 44 無所属 新 商社役員
396(0.4%) 石森 正洋 43 無所属 新 建設会社役員

801名無しさん:2009/09/29(火) 19:41:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090929t11033.htm

12市長、村井氏推薦 仙台市長は参加せず 宮城知事選
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月8日告示、25日投票)で、仙台市を除く県内12市の市長が28日、再選を目指す村井嘉浩知事(49)を推薦することを表明した。

 12市長のうち8市長が同日、県庁を訪れて村井知事に面会。阿部秀保東松島市長が「富県宮城をますます推進してもらいたい」と激励し、12人の連名による推薦状を手渡した。村井知事は「当選した暁には県全体が明るくなるよう、皆さんに喜んでもらえるよう、頑張りたい」と決意を述べた。

 呼び掛け人の一人の伊藤康志大崎市長は「知事は団体に推薦を求めないということなので、勝手に押し掛けて推薦した。各市長がそれぞれの地域で頑張りたい」と語った。各市長は、それぞれの支持団体や後援会を通じて支援するという。

 名を連ねなかった奥山恵美子仙台市長は「連名への誘いはあったが、(7月の市長選で)市民党を掲げて各会派の協力を受けたため断った。各政党とは等距離のスタンスを保っており、知事選で特定候補を支持することもマイクを握ることもない」と話した。
 町村長でつくる県町村会も近く、村井知事の推薦を決める見通し。

◎遠藤氏の確認団体発足

 任期満了に伴う知事選で、民主党県連は28日、仙台市内で選対本部会議を開き、無所属新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民推薦=を支援する確認団体「民主みやぎの会」を発足させた。

 会議では、主要閣僚や党幹部に応援を要請し、党推薦候補を前面に打ち出し、バックアップすることを申し合わせた。
 選対本部長の岡崎トミ子県連代表(参院議員)は、国民新党が近く遠藤氏を推薦するとの見通しを示し、「連立与党3党で遠藤氏を支え、県政でも政権交代を実現する」と語った。



2009年09月29日火曜日

802名無しさん:2009/09/29(火) 19:49:10
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000909290001

検証・村井県政1)「脱政党」で思惑かわす
2009年09月29日





知事選では「政党に推薦を求めない」とした村井知事(中央)に、民主系会派の県議(手前)が説明を求めた=9日、県議会

 「総選挙であれだけ自民党を応援したんだから、推薦をもらえばいいのにねえ……」


 10日午後2時半すぎ、東京都内の民主党本部会議室。終始上機嫌だった小沢一郎代表代行(現・幹事長)が不意に眉をひそめ、知事選候補として農林水産省の元官僚・遠藤保雄氏の推薦承認を頼みに来た県連幹部につぶやいた。


 その前日、村井嘉浩知事は再選立候補を表明した際、「政党の推薦は求めない」と明言していた。“選挙の小沢”ですら「そんな例は聞いたことがない」という展開。民主VS.自民の構図で国政に続く勝利を狙う思惑は、肩すかしを食らう格好になった。


    ■   ■


 8月の総選挙。県議時代、自民県連幹事長も務めた村井知事は自民候補の応援に十数回、マイクを握った。公示前のポスターでも自民候補4氏とツーショットで写り、誰もが認める親自民ぶりをいかんなく発揮した。


 「推薦求めず」宣言は、自民の歴史的敗退の10日後。村井知事の説明は「知事は特定の政党や企業のために仕事をしているわけではない」。


 民主関係者には、寝耳に水だった。非自公会派は「総選挙の真剣な応援ぶりとの落差に違和感を感じる」「今さら自公隠しか」と、9月県議会でさっそく追及したが、村井知事は「総選挙と知事選は別」とさらり。あるベテラン県議は「こちらが候補者選びでもたついている間に、うまく機先を制された」と悔しがる。「どう反撃すればいいのやら……」


    ■   ■


 4年前、自民の推薦を受けて初当選した村井知事。直前の郵政選挙の際、小泉旋風で自民が大勝した勢いも手伝った。ところが、その後の自民は07年の参院選で負け、首相は続けて政権を投げ出し、支持率も低迷した。


 知事に近い関係者によると、知事はかねてから「2期目はどこの推薦ももらわずに出たい」と漏らしていたという。では、なぜそれを公言せず、今回の総選挙で自民候補を応援したのか。一つは出身母体へのこれまでの恩義があったため。さらに、知事選で推薦を求めないとなれば、なじみの先輩議員に「三くだり半を突きつけた」とみなされ、反発を招きかねないと心配したのだという。


 懸念は総選挙とともに吹き飛んだ。自民は民主と戦った県内小選挙区すべてで敗退。9月に入ると、自民系の有力県議らが逆に「村井君、(自民の推薦は)どうする」「推薦したらかえって悪いな」などと気遣いはじめ、脱政党は自然な流れに。推薦はなくても、多くの自公系県議が村井氏の支援に回る見込みだ。


 ただ、自民選挙の定型だった組織力は、民主政権誕生でほころび始めている。長く自民の支持基盤だった県建設業協会は24日、知事選に自主投票で臨むことを決めた。


    ■   ■


 「総選挙の経緯があるのに、どういうことかな」


 民主候補の遠藤氏は14日、立候補表明会見で村井知事の推薦求めず戦略に戸惑いを見せた。自身は「なるべく多くの政党推薦をいただければ」と述べ、政治家経験のなさを政党組織で補いたい考え。その後、社民党県連からも推薦をとりつけた。


 農水官僚から国連食糧農業機関に転身した農業のエキスパートらしく、「農林水産業ルネサンス」を掲げ、1次産業の振興に力を入れる政策を訴える予定だ。


 共産党は独自候補として、県民主医療機関連合会事務局長の天下(あま・した)みゆき氏を立てる。天下氏は「今の県政は大企業や自動車産業に税金をつぎ込み、生活困窮者を追いつめている」と指摘。医療、福祉、教育など「置き去りにされた課題」(中島康博・県委員長)の争点化を狙う。


     ◇


 10月25日投開票の知事選まで1カ月弱。経済最優先の「富県戦略」を掲げた村井知事は、この4年間で何を実現し、何を積み残したのか、検証する。(乗京真知と箕田拓太が担当します)

803名無しさん:2009/10/03(土) 10:56:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091003t11039.htm

民主、建設業界に急接近 宮城知事選
 民主党宮城県連の岡崎トミ子代表(参院議員)は2日、知事選で自主投票を決めた県建設業協会の佐藤博俊会長に面会し、民主党が擁立した無所属新人への支援を求めた。自民党を強力に支えてきた建設業界に民主党が急接近し、政権与党の存在感を誇示し始めたことが鮮明になった。

 岡崎代表は2日午前、党県議とともに、仙台市青葉区の協会を初めて公式訪問。佐藤会長と15分ほど懇談した。

 新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=の人柄や経歴を説明。公共事業や建設業振興に対する党の姿勢について意見を交わした。

 岡崎代表は「『無駄な公共事業』と言われるたび、建設業界はビクビクしているという。民主党も遠藤氏も県民の安心安全のためには、必要な公共事業は全力でやると理解を求めた」と語った。

 協会は知事選への対応について、再選を目指す村井嘉浩知事(49)を推す意見と、政権党の民主党に配慮すべきだという意見が折り合わず、自主投票を決めた。

 佐藤会長は「知事選の対応はそれぞれの会員が考えること。長年築いた自民党との関係は急には変わらない。村井知事とのこれまでの付き合いを大事にする人は多いと思う」と話した。



2009年10月03日土曜日

804チバQ:2009/10/03(土) 11:33:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091003t11039.htm
民主、建設業界に急接近 宮城知事選
 民主党宮城県連の岡崎トミ子代表(参院議員)は2日、知事選で自主投票を決めた県建設業協会の佐藤博俊会長に面会し、民主党が擁立した無所属新人への支援を求めた。自民党を強力に支えてきた建設業界に民主党が急接近し、政権与党の存在感を誇示し始めたことが鮮明になった。

 岡崎代表は2日午前、党県議とともに、仙台市青葉区の協会を初めて公式訪問。佐藤会長と15分ほど懇談した。

 新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=の人柄や経歴を説明。公共事業や建設業振興に対する党の姿勢について意見を交わした。

 岡崎代表は「『無駄な公共事業』と言われるたび、建設業界はビクビクしているという。民主党も遠藤氏も県民の安心安全のためには、必要な公共事業は全力でやると理解を求めた」と語った。

 協会は知事選への対応について、再選を目指す村井嘉浩知事(49)を推す意見と、政権党の民主党に配慮すべきだという意見が折り合わず、自主投票を決めた。

 佐藤会長は「知事選の対応はそれぞれの会員が考えること。長年築いた自民党との関係は急には変わらない。村井知事とのこれまでの付き合いを大事にする人は多いと思う」と話した。


2009年10月03日土曜日

805チバQ:2009/10/03(土) 11:44:40
相乗りになりそうですね
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910010003
福島市長選 説明会に2陣営
2009年10月01日


 ●市議補選も2陣営


 11月1日告示、8日投開票の福島市長選と同市議補選(被選挙数1)の立候補予定者説明会が30日、同市民会館であった。市長選では、すでに立候補を表明している現職の瀬戸孝則氏(62)の代理人と、候補者擁立を検討している市民団体「福島市政を明るくする会」(山口文彦会長)の関係者の2陣営が出席。市議補選では、佐藤剛男・前衆院議員の長女の夫で会社役員の佐藤雅裕氏(43)と、候補者擁立を検討している共産党の関係者が出席した。


 福島市長選で、民主党県1区総支部は30日、瀬戸孝則氏を推薦する方針を固めた。同党県連の正式決定を受けて、瀬戸氏側と政策協定を結ぶ予定。また、同市議補選にNPO法人代表理事の煙山享氏(54)を同党公認で擁立することを決めた。

806チバQ:2009/10/03(土) 12:01:12
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090924ddlk03010006000c.html
一関市の課題:’09市長選/上 4年前の検証ないまま /岩手
 ◇藤沢町と再合併に不安も
 6月25日、一関市役所で、一関市の浅井東兵衛市長(82)と、藤沢町の畠山博町長(61)が「一関市、藤沢町合併研究会」の看板を笑顔で掲げた。町にとって4年ぶりの合併に向けた再出発の瞬間だった。

 現在の一関市は05年に旧一関市と周辺の6町村が対等合併して誕生した。当初、「両磐は一つ」と両磐地区の9市町村の合併を模索した。だが、平泉町は独行の道を選択し、藤沢町は膨大な国営農地開発事業の償還費用が問題になり、合併協議から外されていた。

 浅井市長は「決めるのは住民だが、合併新法期限内にするなら今がぎりぎりだ」と述べ、動き出した。合併新法の期限が10年3月末に迫っていることを理由とする。

 平泉町は、世界遺産登録も含め「平泉」であることにこだわり、浅井市長の「合併研究会」へ参加しなかった。だが、藤沢は、新平準化事業等を導入して10年からの償還費を約48億円から約34億円に、未利用地も117ヘクタールから約40ヘクタールに減らしたとし、内々に市に合併を打診していた。町民には「町民病院の存続が心配。藤沢の良さが消える」と不安の声も聞かれるが、畠山町長は「包括ケアシステムは、これから行政の大きな要になる政策だ」と意気込む。

 一方、市側にも合併への危惧(きぐ)を訴える声が絶えない。藤沢町と合併すると、歳入は増えるが、市が負担する負債額は約135億円になるなどの問題点が潜むからだ。ある市職員は「合併特例債の発行も一時的なもので、合併しても財政を圧迫しかねない」と話す。

 さらに、前回合併した市町村間の「新一関市としての一体化」もあまり進んでいない。「合併で、旧町村の役場は支所になり、人数も減った。知らない顔もあり、以前のように気兼ねなく立ち寄る所でなくなった」という住民もいる。

 10月上旬には住民説明を行う資料が完成、両市町の住民に説明される。一関市民や藤沢町民はどのような答えを出すのか。

   ×  ×

 4年前、近隣7市町村が合併して新市が誕生した。だが、合併の検証ができないうちの再合併、中心市街地再開発と、いずれも緒についた状態で浅井市長が退任する。課題も山積する中、有権者は今後4年間のかじ取りを誰に託すのか。市が抱える課題の現状を見た。【天野典文】

807チバQ:2009/10/03(土) 12:01:42
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090925ddlk03010008000c.html
一関市の課題:’09市長選/下 街づくりビジョンを /岩手
 ◇駅前再開発に異論続出
 シャッター街化した商店街を眺め、新大町商店会長の神崎愛三さん(69)は「ドーナツ現象が拡大して、町そのものに魅力がなくなった」と慨嘆した。一関市は「岩手の南の玄関口」として、駅前商店街がにぎわった。「平泉観光客の入り口」でもある。モータリゼーションの波が商店街衰退の理由という。「一刻も早く核になる施設か店舗が欲しいのだが……」と口調は苦い。再開発方針を巡って、市、市民、商工会議所の意見が合わず、なかなか進まないからだ。

 市は08年に、再開発案を発表した。磐井川堤防改修に伴い、図書館など周辺公共施設を駅前に移し、駅舎を橋上化、駅舎跡地に複合施設を建設するものだ。予算は130億円超で、磐井川堤防改修が国事業のため、市負担は約36億円という試算だ。浅井東兵衛市長は「ネックだった再開発費用も、市単独でやるより少なくて済む。100年に1度の好機だ」と話す。

 「多額の費用負担をする駅舎建設は、市民合意が得られない」

 8月、市役所で「一ノ関駅周辺整備まちづくり市民検討委員会」の小岩邦弘委員長は述べた。検討委は、市が市民の意見を反映させるために作り、市案の検討を依頼した。36億円は、市財政の投資的経費約91億円の約4割を占める。小岩委員長は、複合施設の必要性は認めながら、投資額を抑える方法を提案し、市民と協働して進めることを求めた。

 さらに、一関商工会議所も独自案を提案。駅前中心街を人が回遊する「まちは公園」をコンセプトにした。市案には「公共施設を駅中に集中させると、街中へ波及効果が期待できない」とした。

 三すくみの状況に、市側は困惑を隠せない。「みな、活性化には賛成だが、これだけ意見が異なると、再検討するしかない」と企画調整課の鈴木淳課長補佐は言う。市は検討委の提案や、市議の意見を聴くなどし、素案を見直している。

 平泉の世界遺産登録再挑戦も、もうじき本格化する。神崎さんは言う。「今こそ駅を中心とした街づくりビジョンを、市民行政が一体で話し合う必要がある」【天野典文】

808チバQ:2009/10/03(土) 12:02:20
下が見つからん
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20091001-OYT8T00158.htm
【一関再生 市長選の課題】<上>
白紙に戻った駅前整備


検討結果をまとめた報告書を浅井市長(左)に提出する市民検討委員会の委員ら(8月18日、一関市役所で)  2005年に旧7市町村が合併し、現在の一関市となって4年。新市としての一体感の醸成が進まない中で、藤沢町との合併話も本格化している。10月4日の一関市長選の投票を前に、市政の課題を考える。

 「中央図書館は必要だが、駅前の複合施設には作るべきではない」

 衆院選が公示された8月18日、市が進めるJR一ノ関駅周辺整備計画の素案について、26人の市民検討委員が出した結論は「ノー」だった。報告書を受け取った浅井東兵衛市長は、「報告書に込められた精神をしっかりと踏まえ、素案を再検討したい」と答え、駅前整備計画は事実上、白紙に戻った。

 市が昨年11月に示した同駅周辺整備の素案は、市中心部を流れる磐井川堤防の改修に伴い、工事予定地にかかる市立図書館などの公共施設を、駅西口に建設する複合施設に移転、集約すると同時に、駅舎も全面改修するというもの。総事業費は132億円を見込むが、市は合併特例債などを充当すれば市の持ち出しは34億8000万円で済むと説明する。

 市は計画作りの一方で、まちづくりへの市民参加を実現するため、今年5月に市民委員会を発足させ、素案の内容について検討を依頼した。委員の選定にあたっても、市の顔となる玄関口の周辺整備への市民全体の関心を高めるため、旧7市町村ごとに委員を推薦してもらった。東西に長い同市では、一ノ関駅前は旧一関市の中心部との意識が強く残っていたからだ。

 市民委員の一人で旧大東町で書店を経営する小原玉義さん(47)も、当初は「旧一関市の人で話し合ったらいい」と思っていたが、やがて「市の税金が投入されるのであれば、計画次第では市全体にも影響する」と考えるようになり、積極的に発言するようになった。

 「反対意見を言っても、賛成意見と両論併記されるだけで、結論は自分たちで決められないと思っていた」。旧一関市内で呉服店を営む畠中良之さん(54)も、市民委員会での議論に手応えを感じている。「全市的な課題に市民がここまでかかわったのは初めてだろう。それだけでも画期的」

 市長選の候補者3人も、市が示した素案とは距離を置く。山下政治氏(70)は「国に依存した計画なので基本的には反対。駅の東西口を結ぶ通路などの整備はやるべき」との立場。勝部修氏(59)は「素案作りから市民と一緒に検討すべきだった。駅前整備は、駅を起点に周辺の商店街などに展開していくパターンがいい」との考えで、伊東福住氏(77)も「大学などに研究してもらい、科学的データをもとにプランを作り、それを市民と協議すべき」と主張している。

(2009年10月1日 読売新聞)

809チバQ:2009/10/04(日) 10:52:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091004t11026.htm
首長そろって現職推薦の中…仙台市長、中立堅持 宮城知事選
 宮城県知事選(8日告示、25日投票)で、仙台市の奥山恵美子市長が県内の首長でただ一人、村井嘉浩知事(49)を推薦しなかったことが県政界で注目を集めている。奥山市長は「私は市民党」と受け流すが、「7月の仙台市長選で支援を受けた民主党への配慮か」との憶測も飛ぶ。市長選では党派を超えた市議の支援を受けており、「中立」以外、選択肢はないのが実情のようだ。

 仙台市を除く県内の12市長は9月28日、連名で村井知事に推薦状を手渡した。県内22町村長も30日に推薦を決めている。

 奥山市長は「推薦に名を連ねる誘いはあったが、(市長選で)市民党を掲げたので断った」と明かす。「政党とは等距離を保ち、知事選で特定候補を支持することもマイクを握ることもない」と説明する。

 仙台市議会では、奥山市長の姿勢はおおむね好意的に受け止められている。
 最大会派「新しい翼」の柿沼敏万会長は奥山市長が市長選で「市民党」を掲げ、特定政党の推薦を受けなかった点を強調する。「特定政党に偏らず、市民とのかかわりを重視する政治姿勢が出ている。知事の推薦に加われば一貫性がなくなる」と評価する。

 「民主クラブ仙台」の木村勝好代表(民主党県連幹事長)は市長選で民主党県連が奥山市長を支援したことを挙げ、「筋を通した適切な判断。衆院選で示された民意を念頭に置いての行動だろう」とみる。

 民主党は知事選で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=を擁立していて、奥山市長のスタンスを「陰ながらの支援」と受け止める。

 ほかの会派も「熟慮の結果」(改革ネット・自民)、「民主への配慮だろう」(公明党市議団)、「民主が政党対決色を強めているので態度を鮮明にしにくい」(社民党市議団)と理解を示す。

 市長選で市議会(定数60)は自民党系、公明党を含む35人が奥山市長の支援に回った。現在、共産党市議団を除く5会派で与党を構成する。「知事選で市長が特定候補を支援するのは市議会の政治状況に合わない」(市議)との思惑も働いた。

 知事選で、県民医連事務局長の天下(あました)みゆき氏(53)=共産推薦=を支援する共産党市議団の福島かずえ団長は「また裂きを避けただけ。自民、公明、民主、社民が相乗りする市議会の弊害が出た」と批判する。

 市長選の告示前、村井知事は奥山市長を含む複数候補の集会に出席した。奥山市長は「(要請があれば)マイクを握るのが村井さんの等距離外交。私はマイクを握らずに等距離を保つ」と、自分なりの流儀を話した。


2009年10月04日日曜日

810名無しさん:2009/10/05(月) 07:39:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091005t11032.htm
http://www.kahoku.co.jp/img/news/200910/20091005m10.jpg

政治潮流、密接に絡む 宮城県知事選25日投票
 任期満了に伴う宮城県知事選(25日投票)は8日の告示日まで3日に迫った。無所属で再選を目指す村井嘉浩知事(49)に、県民医連事務局長の天下(あました)みゆき氏(53)=共産推薦=、元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=の無所属2新人が挑む。鳩山政権発足後初めての大型地方選挙で、政党対決の色彩が濃くなっている。これまでの知事選も時代の政治潮流と密接に絡みながら、戦う主役や構図が激変してきた。過去4回の知事選を振り返る。

◎新党ブーム、浅野氏乗る

●1993年11月 
 ゼネコン汚職で逮捕、起訴された前知事の辞職に伴う出直し選挙。今回と同様、政権交代があり、8月に細川連立政権が発足した。新党勢力と既成政党が激突した。

 新生、日本新、さきがけの3党は旧厚生省課長で45歳だった浅野史郎氏を推薦。自民、社会、民社の3党は前副知事の八木功氏を推薦した。前知事の汚職批判が突風となり浅野氏が初当選した。
与野党相乗りに「脱政党」で勝利

●97年10月 
 浅野知事が初めて「脱政党」を掲げ、政党候補を破って再選。政党や団体の推薦を断り、勝手連の支援を受ける浅野氏のスタイルを決定づけた。

 自民党と野党の新進党は「地方版保保連合」で共闘し、前参院議員の市川一朗氏(現自民党参院議員)を擁立した。民主党の小沢一郎幹事長は当時、新進党党首。建設業界などを通じ強力なてこ入れを展開したが、無党派層の壁に阻まれた。

 得票は浅野知事にとって最高の62万2000票。浅野県政は盤石の時代に入り、後に「無党派の巨人」と称される。
事実上信任投票自民は“不戦敗”

●2001年11月 
 浅野知事と共産党系候補の戦い。事実上の信任投票となり、浅野知事が3選。7月の参院選で小泉純一郎首相の人気で勝利した自民党は「準備不足」を理由に候補者を擁立しなかった。

◎追い風受け村井氏当選

●05年10月 
 4選を目指すとみられた浅野知事が8月に引退を表明した。郵政解散に伴う9月の衆院選で圧勝した自民党は、党県議で45歳だった村井嘉浩氏を推薦候補に擁立。浅野知事は前県総務部長の前葉泰幸氏を後継に立てた。

 自民党は当時幹事長代理だった安倍晋三氏、総務相だった麻生太郎氏らが応援に入る総力戦。浅野知事は「脱政党選挙は宮城の伝統文化」と前葉氏応援にフル回転したが、及ばなかった。

 村井知事の誕生で自民党は12年ぶりに県政与党に復帰。浅野氏の無党派神話に幕が下りた。

◎政党対決色、影響いかに

●09年10月 
 衆院選で自民党は野党に転落。村井知事は政党に推薦を求めない浅野型戦略に転じ、民主党が擁立した遠藤氏は「宮城でも政権交代を」と攻勢をかける。

 「脱政党」を掲げる自民党系の村井知事に政権党の民主党が挑戦。97年知事選の構図を逆転させたような形になった。

 自民党県連は勝手連で村井知事を支援。民主、社民両党は遠藤氏を全面支援し、共産党は天下氏を支える。来年の参院選を見据え、政党間のつばぜり合いが熱を帯びる。

2009年10月05日月曜日

811名無しさん:2009/10/06(火) 22:05:33
70歳の高齢新人に与野党相乗りってすごい構図ですね。
どういった経緯なんでしょうか?

http://www.news24.jp/nnn/news8612653.html
にかほ市長選挙 現新一騎打ちへ
(秋田県)にかほ市の市長選挙に出馬を表明しているのは、再選を目指す現職の横山 忠長氏61歳と、前の市議会議員で、民主党と自民党が推薦する佐々木 清勝氏70歳の2人です。現職の横山氏は4年間で築いた基礎を発展させたいと訴えています。 新人の佐々木氏は、チェンジを合言葉に、市政の流れを変えようと有権者に呼びかけています。にかほ市の市長選挙は今月18日に告示され25日に投票が行われます。[ 10/6 19:49 秋田放送]

812名無しさん:2009/10/06(火) 22:11:50
相乗り〜

http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910060001

連合福島も現職推薦/福島市長選
2009年10月06日
 民主党県連の支持団体の連合福島と福島地区連合は5日、11月8日投開票の福島市長選に3選を目指して立候補を表明している現職の瀬戸孝則氏(62)と政策協定を結び、同氏の推薦を決めた。政党レベルでは共産を除き、自民を含めた主要政党が瀬戸氏に相乗りする公算が大きい。
 連合からの推薦を受け、瀬戸氏は「経済・雇用環境は大変厳しいが、地方自治体ができることを探して実行していきたい」と話した。

813チバQ:2009/10/07(水) 00:59:46
>>811
前回と同じ構図ではありますが。。。
なぜ民・自ともに新人についたかは不明

□2005年11月13日実施の選挙の結果
http://www.melma.com/backnumber_22213_2362797/
◇にかほ市長選挙(秋田県)開票結果 投票率83.89%
当10539 横山忠長(無新、58歳、初当選)
  9379 佐々木清勝(無新、66歳)
※にかほ市は、仁賀保町、金浦町、象潟町が合併して誕生。今回の選挙は初代市長を
決める選挙。当選した横山氏は旧・象潟町長

※佐々木清勝は元県農政部長

814名無しさん:2009/10/08(木) 20:40:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20091008-OYT8T00001.htm
自民県連幹事長の進退浮上
副知事削減意見分裂でしこり
 県議会9月定例会で吉村知事が提出した副知事定数を2から1へ削減する条例改正案の賛否を巡り、野党の最大会派「自民党」の代表を務める党県連の今井栄喜幹事長の進退問題が浮上した。7日の議員総会で会派として改正案に賛成する方針を決めたが、意見分裂でしこりも生じた。会派の結束力が低下すれば、来夏の参院選や知事との距離にも影響が出そうだ。

 非公開の議員総会では、今井氏が提案した「会派として賛成する」との対応が了承されたという。代表質問や一般質問で、同会派の議員は吉村知事の考えに批判的な姿勢も示していたが、今井氏は記者団に「景気・雇用対策など深めるべき議論がある。早く決着すべきとの声が大きかった」と説明した。

 一方、「継続審議」を求めた声も根強く、今井氏は議員総会で「意見統一がスムーズに進められなかった。責任を感じている」と自身の去就について触れ、「進退伺」と受け取れる発言をしたという。隣にいた役員が「この場で議論する問題ではない」と取り消したが、会派内に大きな衝撃が走った。

 今井氏は取材に対し「知事選では自民党会派の大半が斎藤弘前知事を支援し、私も中心にいた。衆院選の総括もある。『引き時があるのかな』と考えていた」などと語った。発言の背景には執行部の求心力低下が影響し、3月の県議会議長の選考で本命視されたベテラン県議が敗れたことなどもあるとみられる。県連の加藤紘一会長(党元幹事長)と近く協議するという。

 会派内では今井氏の「進退伺」にも意見が割れる。執行部に近いベテラン県議は「意見統一できたのだから辞める必要はない」と擁護するが、執行部と距離を置く知事に近い県議は「自民の新しいスタート。災いを転じて福となす」と語った。党勢の再興をかける次期参院選に向けて、県連幹部は「体制を早急に整えたい」と話すが、先行きが見えない状況に陥っている。

(2009年10月8日 読売新聞)

815名無しさん:2009/10/08(木) 21:03:17
http://yamagata-np.jp/news/200910/08/kj_2009100800124.php
副知事2人制の廃止案可決 県議会の総務常任委員会
2009年10月08日 09:48
 県議会の総務常任委員会は7日、副知事2人制の廃止を掲げる吉村美栄子知事が提案した副知事定数条例の改正案を全会一致で原案通り可決した。対応が注目されていた最大会派、自民党は常任委開会前に議員総会を開き、今井栄喜代表が会派として賛成することを提案するとともに自らの進退にも言及したが、直後に周囲から発言を取り消され、会派代表を兼ねる県連幹事長辞任という事態は回避された。

 副知事定数条例の改正案をめぐっては、自民会派内で賛成、継続審査の2つの意見が拮抗(きっこう)していた。今井代表は総会後、賛成の立場を提案した理由について「全議員から意見を聴き、総務常任委員会でも議論してもらった。これらを勘案した」と話した。副知事定数条例の改正案への対応ばかりに注目が集まることにいらだちも見せ「一番大事なのは景気・雇用対策。それを議会で議論するためにも早く決着をつけることが必要と(会派に)話した」と強調した。

 今井代表は総会の席上、改正案への賛成を提案した直後「うまくまとめられなかった。出処進退を含め加藤(紘一)県連会長に相談したい」と突然辞意を示唆。隣席の佐藤藤弥総務会長が遮り、発言を撤回した。

 進退に言及した真意について、今井代表は「もう少しスムーズに会派をまとめられれば良かった。不満を抱く議員が残ったのは本意ではなかった」。辞意については「慰留され、考え直した」と取り消しを強調する一方「よく相談したい」と含みも残した。

 今井代表は自民党所属の多くの国会議員、県議が前知事を支援しながら敗れた1月の知事選、さらに県内小選挙区では1勝しかできなかった8月の衆院選を挙げ「知事選や衆院選の総括の意味でも、どうあるべきか考えていた。引き時もあるかなと思っていた」と述べ、副知事定数の問題にかかわらず、辞任の時期を探っていたことも明らかにした。

 慰留を受け、来夏の参院選に向けては現執行部を維持する方向を確認。早急に選挙に向けての体制づくりに入る考えを示した。

816名無しさん:2009/10/08(木) 21:03:49
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000910080003

副知事の定数1自民賛成で可決
2009年10月08日

∞改定案 総務委が全会一致


 副知事の定数を現行の2人から1人に減らす条例改正案が7日、県議会総務常任委員会で全会一致で可決された。難色を示していた県議会最大会派の自民党が同日朝に議員総会を開き、「賛成」で一本化。2月の吉村知事就任以来続いていた攻防は、自民党が折れる形で決着した。16日の本会議で正式に可決される。


 総会では、党県連幹事長でもある今井栄喜代表が「これまでの議論を踏まえた上で、賛成の方が多いと感じた。今回は1人制に賛成してはどうか」「経済・雇用対策、補正予算の凍結問題など大事な問題を議論するため、副知事問題は決着をつけたい」などと提案し、了承された。会派内には「県民からは『どちらでもいい』との声も多く、明確な反対理由もない」との意見も以前から根強かった。


 総会での一本化後、今井氏が県連幹事長の進退に言及する一幕もあった。自民県議らによると、今井氏は「(賛成に)不満な方もいると思い、意見をまとめられなかった責任を感じる。進退も考えなければならない」などと発言。だが佐藤藤弥・県連総務会長に発言取り消しを求められ、すぐに撤回したという。


 今井氏は報道陣の取材に対し、「知事選や衆院選のこともあり悩んできた。進退は多くの方と相談し、(参院選に向けて)次の体制はどうあるべきか考えたい」と述べ、今後の身の振り方になお含みを持たせた。


●予算確保の要望 上京の副知事に省庁「わからぬ」


 国の補正予算の見直し作業を受けて、高橋節副知事は7日上京し、各省庁や県選出の国会議員を訪ね、県関係の予算を予定通り執行するよう要望した。情報収集も目的だったが、省庁の担当者の答えは「わからない」ばかり。高橋副知事にとって「状況が変わったんだな」と政権交代を実感する省庁回りになった。


 副知事が重点的に要望したのは、山形大学と慶応大学先端生命科学研究所がかかわる2事業。山大は米沢キャンパスに有機EL研究の拠点整備を計画。文部科学省が補正予算に計上した国立大学等施設整備費で10億円を確保し、今月中旬に入札を行う。結城章夫学長も6日の定例会見で、「有機EL研究は省エネ、省資源として炭酸ガスを減らすことに大変寄与する研究。予定通り執行してほしい」と危機感をにじませていた。慶大先端研は同省の地域産学官共同研究拠点整備費で研究施設の整備などを進める計画だ。


 副知事は文科省、国交省、厚労省などを回ったという。

817チバQ:2009/10/08(木) 21:46:49
>>677
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091008ddlk02010091000c.html
県議会:渋谷県議が民主会派入り /青森
 県議会会派の「民主党」(北紀一会長)は7日、議員総会を開き、渋谷哲一県議(無所属)の会派加入を決めた。渋谷県議は現在1期目で、会派入りは初めて。

 民主会派は8月の衆院選直前から4人増えて11人となり、今博幹事長は「政権交代により、民主党の施策を県政も受け入れざるを得ない。会派拡大はまさに県民の思いだ」と話している。

 県議会会派の内訳は▽自民26人▽民主11人▽公明・健政会3人▽共産2人▽クラブ林檎2人▽社民・県民クラブ2人。【矢澤秀範】

818とはずがたり:2009/10/09(金) 01:15:39
>>677>>817
>民主会派は8月の衆院選直前から4人増えて11人となり、
以下の■の4人

青森市 定数10−候補14 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 14,157(10.7%)  高橋 修一 36 自民 新 1 (元)青森市職員 →津島後任の公募応募
当 12,811(9.7%)  鹿内 博 59 無所属 現 5 津軽弁の日代表・反原発運動→県民クラブ →青森市長選出馬当選
当 12,311(9.3%)  伊吹 信一 46 公明 現 2 党県幹事長
当 11,795(8.9%)  諏訪 益一 62 共産 現 4 党県副委員長
当 11,502(8.7%)  森内 之保留 42 自民 現 3 畜産会社役員 →津島後任の公募応募検討
当 11,373(8.6%)  山内 和夫 75 自民 現 8 社福法人理事
当 10,155(7.7%)  ■渋谷 哲一 45 無所属 新 1 経営相談会社員・前回次点→無会派→09年10月民主会派入り
当 9,379(7.1%)  古村 一雄 62 無所属 新 1 (元)浪岡町長・浪岡分町派→県民クラブ
当 8,699(6.6%)  一戸 富美雄 50 無所属=連合青森 新 1 電力会社員・東北電力労組→新会派クラブ林檎形成
当 7,630(5.8%)  奈良岡 克也 56 社民 新 1 鉄道会社員
□ 7,539(5.7%)  山谷 清文 49 無所属 現 不動産会社社長
□ 6,910(5.2%)  藤本 克泰 43 自民 現 社福法人役員
□ 5,637(4.3%)  三上 剛 31 民主 新 党県総支部役員,05総選挙北斗選対本部長
2,594(2.0%)  太田 定昭 69 自民 現 農業・浪岡地盤

八戸市 定数8−候補12 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,561(15.6%)  ■中村 寿文 67 無所属 元 6 (元)八戸市長→新会派大心会形成→09年8月民主党・会派入り
当 12,346(11.0%)  滝沢 求 48 自民 現 4 県会副議長
当 10,828(9.6%)  畠山 敬一 51 公明 新 1 (元)八戸市議
当 10,198(9.1%)  熊谷 雄一 44 自民 現 2 漁協理事
当 10,139(9.0%)  田名部 定男 60 民主 現 4 党県副幹事長
当 9,256(8.2%)  山内 正孝 56 民主 現 2 牧場経営
当 8,778(7.8%)  ■山田 知 37 無所属 現 2 (元)旧八戸市議→新会派大心会形成→09年8月民主党・会派入り
当 7,843(7.0%)  清水 悦郎 57 自民 現 3 米穀販売業
□ 7,297(6.5%)  工藤 智幸 41 無所属 新 社福法人理事長
□ 7,054(6.3%)  藤川 友信 58 無所属=自民 新 社福法人理事
□ 6,760(6.0%)  中山 安弘 70 自民 現 党県副会長
□ 4,582(4.1%)  田端 文明 48 共産 新 党地区常任委員


むつ市 定数3−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 13,116(30.7%) 越前 陽悦 61 無所属=自民 現 3 自衛隊父兄会長=自衛隊やJR労組関連に人脈
当 12,456(29.2%) ■菊池 健治 72 無所属=自民 現 6 石油会社役員→自民党会派入り(07年)→自民復党は認められず→09年6月自民会派離脱→09年8月民主会派入り
当 8,574(20.1%) 大見 光男 76 自民 現 3 生コン会社経営=電力票
□ 8,544(20.0%) 新保 英治 68 無所属=民主・社民 現 精神障害者会長・社民系

819名無しさん:2009/10/09(金) 23:30:53
渋谷と菊池はともかく、中村と山田が民主党会派に加わらなかったのは前回知事選で三村よりだったからで、そこらへんの話がついてないようなら次期知事選の候補擁立に影響が出る気がします

まあ現在の民主会派の三村に対するスタンスは分かりませんが

820名無しさん:2009/10/10(土) 12:09:09
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000910100003
現在位置:asahi.com> マイタウン> 山形> 記事

新顔3氏激しい争い
2009年10月10日
 ∞鶴岡市長選あす投開票
  ●定数4減の市議選も
 鶴岡市長選と市議選は11日投開票される。市長選に立候補しているのは、いずれも前市議で、NPO法人相談役の芳賀誠氏(67)、元市議会議長の榎本政規氏(60)=民主、自民、公明推薦=、環境NGO代表の草島進一氏(44)=新党日本推薦=の無所属新顔3人。市議選(定数34)には、現職33人と新顔7人の計40人が立候補。今回から定数が4減、全市1選挙区になったこともあり、激しい戦いが続いている。
 投票は午前7時から午後8時まで市内119カ所で行われるが、旧温海町全域、旧櫛引町と旧朝日村の一部では午後7時まで。午後9時10分から小真木原の朝暘武道館で開票される。市長選の大勢は、午後11時過ぎに判明する見通しだ。
 3日現在の有権者数は11万4253人。
 芳賀氏は「トップダウンからボトムアップへ」と訴え、政党の推薦は受けず、草の根選挙に徹する。環境と福祉のNPO法人愚山会と交流のある障害者団体、理事長を務めた鶴岡青年会議所、鶴岡南高や早大のOBらに呼びかけて演説会を開くなど、支持拡大を図っている。
 榎本氏は、田川地区出身。市議会議長だった父親の後、ふたりの市議が12年間守った議席を継いだ。加藤紘一衆院議員、富塚陽一市長、自民の3県議の後援会を中心に、民主の推薦も受けて分厚い態勢を作った。保守系市議と連動して個人演説会を開き、旧町村にも支持を広げている。
 草島氏は、新党日本の田中康夫代表、川田龍平参院議員などダム問題や阪神大震災のボランティア活動で知った国会議員らの応援を得て、演説会を重ねる。市議3期10年の知名度もあり、「市民が主役の市政へ」と訴え、政権交代を起こした風が鶴岡でも起きるのを期待する。

821名無しさん:2009/10/10(土) 15:31:28
草島頑張れ〜。


http://www.komi-shin.com/1038/1038a.html

鶴岡市長選
保守割れ、出馬3氏に
混戦必至も衆院選が水差す

 任期満了に伴う鶴岡市長選(十月四日告示、十一日投開票)は、鶴岡市議で自民系の新政クラブに所属する榎本政規氏(五九)=同市少連寺=、無所属の草島進一氏(四四)=道田町=に続き、新たに黎明・公明クラブの芳賀誠氏(六七)=宝田二丁目=も名乗りを上げた。混戦必至の様相だが、衆院選の投開票が八月三十日に決定し、市長選の動きはひとまず中断することになりそうだ。(編集委員・後藤悟)

榎本政規氏
中央大卒。会社員を経て平成3年に旧鶴岡市議初当選。新鶴岡市議と合わせ連続5期当選。旧・新市議会で議長を歴任。
草島進一氏
明治大卒。阪神淡路大震災の救援活動を経て平成11年に旧鶴岡市議初当選。新鶴岡市議と合わせ連続3期当選。
芳賀 誠氏
早稲田大卒。学習塾経営を経て平成11年に旧鶴岡市議初当選。新鶴岡市議と合わせ連続3期当選。NPO法人相談役。

 加藤紘一後援会や富塚陽一後援会など保守系五団体は、既に富塚市長の後継候補として榎本氏を擁立することを決めている。榎本氏は南庄内合併協議会副会長として富塚市長とともに合併を進めた経緯もあり「新市の一体感がさらに深まるよう、合併の総仕上げに取り組みたい」と手を挙げた。農林水産業の再構築などに意欲を燃やしている。
 一方、芳賀氏は四年前の知事選で加藤代議士が推す当時新人の齋藤弘前知事を応援したのを機に、旧市議会最大会派の平政クラブを離れた。しかし、れっきとした自民党員であり、今回の唐突な表明を保守系分断の動きと見る向きもある。
 芳賀氏は「立候補は一年前から考えてきた。五団体が榎本氏支援を決めたので迷ったが、三日に決断した。加藤代議士と富塚市長には直接会って決意を伝えた」と話す。
 戦略は組織に頼らない草の根選挙。「保守系といっても私はリベラル。榎本氏とは考え方も支持基盤も違う。むしろ、草島氏に流れそうな票の受け皿になるのではないか。選択肢が広がったことを歓迎する声も聞く」と語る。市民と協働のまちづくり、ボトムアップの市政を目指す。十七日に出馬会見を予定している。
 これに対して、榎本氏を支援する新政クラブの市議は「芳賀氏の立候補は思いもよらなかった。芳賀氏は学習塾を経営し、教え子も多いし、福祉分野にも人脈が広い。程度は分からないが、影響は避けられない」と警戒感を示す。民主党と公明党は、要請があれば榎本氏の支援を検討するものとみられる。
 一方、草島市議は、市の財政が厳しいにもかかわらず、慶應義塾大学先端生命科学研究所に年間三億円の支援を続けていることを、かねてから厳しく批判してきた。「市民の納得と合意に基づくのであれば構わないが、そうではない。事業の選択を迫られる中、市民が適切に選択するためにも、情報公開を徹底する必要がある」と市政改革を訴える。
 だが、市民の盛り上がりはいまひとつ。市内の出版社代表は「選挙が就職運動になっている。まあまあの候補者もいるが、線が細い。バリバリの若手経営者とか、もっと地に足のついた人物が出てこないものか」と不満を口にする。
 自民党のある県議は「市民のレベルは高い。候補者には財政論議もしっかりやってもらいたい」と要望しつつも、「いよいよ衆院選。市長選は吹っ飛んだね」とつぶやいた。

822名無しさん:2009/10/10(土) 15:31:43
>>820-821

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091010t51003.htm
組織と草の根交錯 3新人の訴え熱帯びる 鶴岡市長選

鶴岡市長選で立候補者の演説に耳を傾ける有権者=8日夜


 任期満了に伴う山形県鶴岡市長選は11日の投開票を目前に、3新人が激しい舌戦を繰り広げている。6市町村合併直後の前回選挙(2005年10月)は無投票で、今回の選挙戦は新市として初。政党相乗りで組織戦を展開する候補と、草の根を張りめぐらせる候補が、東北一、面積が広大な選挙区で激しく交錯している。

 立候補しているのは、いずれも無所属新人の元市議で、NPO相談役芳賀誠氏(67)、林業榎本政規氏(60)=民主、自民、公明推薦=、環境NGO代表草島進一氏(44)=新党日本推薦=の3人。

  ■保守票取り込み 
 旧市を含めて市議3期の芳賀氏は、現市政を「上意下達で硬直化が進んでいる」と批判。「トップダウンからボトムアップのスタイルに転換し、市民協働の市政を実現しよう」と支持を訴える。

 政党推薦を受けず、後援会中心の戦いだが、学習塾経営、鶴岡青年会議所理事長の経歴を生かした豊富な人脈が武器だ。もともと自民党に所属しており、現市政への批判票に加え、保守票取り込みにも期待をかける。

  ■市議選とも連動 
 榎本氏は旧市を含め市議5期を務め、議長も経験。引退する富塚陽一市長(78)の後継として立候補した。第一声には、自民党の加藤紘一(山形3区)、民主党の和嶋未希(比例東北)両衆院議員も駆け付けた。

 同時に行われる市議選の保守系候補とも連動し、連日100人規模の個人演説会に出席するなど組織戦を徹底。終盤に入り「批判ばかりする人に市政は任せられない」と訴えに熱を帯びてきた。

  ■「変革」アピール 
 草島氏は市議3期のうち、2度のトップ当選を果たした。知名度を生かして「変革」をアピールする。選挙期間中、新党日本の田中康夫党首、民主党の市村浩一郎衆院議員、無所属の川田龍平参院議員らが相次いで応援に駆け付けた。

 個人演説会よりも、街頭演説に力を入れた運動を展開。草島氏は「国政が変わったのに鶴岡はまだ相乗りなのか。絶対に負けられない」と闘志を燃やす。

 現職市議3人を擁する共産党は今回、市長選の独自候補擁立を見送った。支持層の投票行動も当落に影響しそうだ。

  ■冷めた旧町村部 
 選挙戦は最終盤だが、鶴岡市の自営業女性(33)は「選挙には行くが、誰が候補者でどんな主張なのか、まだ知らない」と話す。候補者全員が旧鶴岡市出身とあって、旧町村部の盛り上がりもいまひとつ。旧藤島町の自営業女性(42)は「みんな選挙カーで通り過ぎるだけ」。同町の無職男性は「市長選はよその町の選挙と感じる」と冷めた見方をする。

 戦いの序盤、ある候補者は「定数34で40人が競っている市議選に比べて、市長選の影は薄い」と嘆いた。有権者の注目をどこまで引き付けられるか。東北一広い新市を担うリーダーとしての魅力も問われそうだ。



2009年10月10日土曜日

823とはずがたり:2009/10/13(火) 01:17:08

選挙:鶴岡市長選/鶴岡市議選 市長選、榎本氏が初当選 組織力を駆使 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091012ddlk06010150000c.html
 ◇市議選は開票続く

 任期満了に伴う鶴岡市長選と市議選(定数34)は11日、投開票され、無所属新人で元市議長の榎本政規氏(60)=民主、自民、公明推薦=が、ともに無所属新人で▽元環境NGO代表の草島進一氏(44)=新党日本推薦▽NPO相談役の芳賀誠氏(67)−−の2氏を抑え初当選した。一方、市議選には40人が立候補し、開票作業が続いた。当日有権者数は11万3575人(男5万3121人、女6万454人)。投票率は73・85%だった。

 初当選した榎本氏は馬場町の選挙事務所で支持者らを前に「合併特例期限が切れた後、厳しい財政状況がやってくる。市民とともに力を合わせ乗り切りたい」と決意を述べた。榎本氏は自民党の加藤紘一元幹事長と富塚陽一市長ほか3県議の後援会などの支援を受け組織力を駆使し選挙戦を展開。市民参加の財政諮問会議の設置など「五つのまち作り戦略」の訴えが支持された。

 草島氏は事務所で約30人を前に「手作り選挙で挑んだ。壁は厚かったが、皆さんのおかげで良い選挙ができた。鶴岡市を市民の手に取り戻すため、これからも政治活動は続ける」と話した。

 芳賀氏は富塚市政からの転換を訴え「協働・協創のまちづくり」を柱に障害者に優しいまち作りや桜による観光立市を提唱したが、支持が伸びなかった。【佐藤伸、細田元彰】

==============
 ◇鶴岡市長略歴

榎本政規(えのもと・まさき) 60 無新(1)

 [元]市議長▽林業[歴]市野球連盟副会長▽市議5期▽中大=[民][自][公]

毎日新聞 2009年10月12日 地方版

鶴岡市長選:榎本政規氏が初当選
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091012k0000m010117000c.html

 鶴岡市長(山形県)11日投開票。元市議長の榎本政規氏(60)が初当選。元環境NGO代表の草島進一氏(44)▽NPO相談役の芳賀誠氏(67)を破る。投票率は73.85%。

 確定得票数次の通り。

当41515 榎本 政規=無新[民][自][公]<1>
 26828 草島 進一=無新[日]
 13710 芳賀  誠=無新

毎日新聞 2009年10月12日 0時32分

824チバQ:2009/10/16(金) 10:27:06
>>812
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910160006
現職の瀬戸氏 4党相乗りに
2009年10月16日


 ●福島市長選、公明も推薦


 11月8日投開票の福島市長選で、公明党福島総支部(須貝昌弘総支部長)は15日、3選を目指して立候補を予定している現職瀬戸孝則氏(62)の推薦を決め、政策協定を結んだ。瀬戸氏は民主、自民、社民の推薦も受けており、独自候補擁立を検討している共産党を除き、主要政党相乗りの構図が確定した。


 協定は「市民本位の公平な市政の推進」を基本姿勢とし、市民満足度の高いまちづくり、産業振興と都市機能の整備、少子高齢化社会に対応した施設・制度の充実――など六つの政策を盛り込んだ。

825チバQ:2009/10/16(金) 21:07:38
八戸市長選
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rensai_hosyugekitotu/20091008.html
保守激突

総力戦の小林陣営/圧勝狙い大島氏”本気“/民主への追い風に警戒感


大島氏(左から3人目)の後援会の集会で乾杯する小林氏(右端)ら関係者=9月25日、八戸市内のホール
 9月25日、八戸市内のホールで開かれた自民党衆院議員・大島理森後援会の集会。大島は、自らの衆院選当選を支持者に報告する会合だったにもかかわらず、壇上に2期目を目指す現職・小林眞と小林後援会の会長、小林選対本部長を務める県議・滝沢求、大島自身の後援会長を引っ張り上げて紹介するとともに、小林の市長選必勝を訴えた。「小林選対(の集会)みたいになってきたな」と会場を笑わせた大島だが、その目は真剣だった。

 「大島が自らと小林の後援会に、もっと動くようハッパを掛けたと聞いた」と、ある小林選対幹部は明かす。自民党幹事長に就任し、党再生が責務と公言する大島が、地元の首長選で民主党推薦候補に圧勝しないわけにはいかない−。

この幹部は、市長選へ向けた大島の「本気ぶり」についてこう解説する。

▼「市民党」を前面に
 対抗馬である31歳の若手市議・三浦博司は民主党推薦。衆院選前、全国の首長選で若手の民主党系候補が次々勝利を収めたこともあり、小林陣営は民主党への追い風が三浦に有利に働くことを恐れている。小林自身、市政報告会で「国民の心に何かを変えてみたいとの思いが広がっている」と繰り返し強調。

大島も会合などで「何となく新しいものがいい、変化がほしいという雰囲気だ」と警戒感を隠さない。

 事実、三浦は街頭演説などで政権与党とのリンクを強調。三浦陣営の幹部も「地方自治体は、国の政策の範囲内で活動せざるを得ない」と民主党系首長の必要性を語る。この戦略に、小林陣営はどう対抗するか−。滝沢は取材に「三浦陣営の手法は過去に自民党がやってきたこと。今選挙は”市民党“の小林を前面に打ち出し、党派の争いには持ち込まない」と言明。超党派の市議有志でつくる「市政前進の会」の支援を受けるなど、政党対決色を薄める姿勢だ。

 しかし、自民党の全面支援を受けて戦った前回市長選の経緯や、先の衆院選で大島支持を公言し街頭などでの応援を繰り返した姿勢などを見ても、小林から自民党色を完全にぬぐい去るのは難しい。三浦も取材に「小林は市民党と言っても実態は自民党。私は民主党の推薦で戦い抜く」と答え、民主党対自民党の政党対決に持ち込みたい意向を示す。

▼後援会まだ8カ所
 小林の後援会は9月に誕生したばかりの上長支部を含めても市内に8カ所しかなく、市内全域をカバーし切れていない。小林は各種団体に幅広く推薦願を提出するなど支持拡大に尽力しているものの単独での有効な票固めは厳しく、大島後援会をはじめ自民系を中心とした県議、市議の後援会の支援が不可欠なのが実情だ。

 小林陣営関係者は「三浦は市議1期目途中での出馬で実績がなく、知名度は低い。人物本位の戦いなら負けると思わない」と本音を吐露。一方で「三浦が民主への追い風をどの程度取り込めるのかが見えない。三浦の思惑通り、自民党対民主党の構図に持ち込まれれば、圧勝どころではない可能性もある」と不安を打ち明け、まず楽勝ムードの払拭(ふっしょく)こそ必要−と強調する。

 任期満了に伴う八戸市長選(18日告示、25日投票)は、自民党と公明党が推薦する現職・小林と、民主党が推薦する新人・三浦の一騎打ちが濃厚となってきた。告示まで10日となった両陣営の動きを追う。(敬称略)

826チバQ:2009/10/16(金) 21:08:27
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rensai_hosyugekitotu/20091009.html
保守激突

刷新掲げる三浦陣営/「民主」「若さ」前面に/31歳、知名度アップへ懸命


民主党八戸市支部臨時大会で決意を述べる三浦氏(左)=9月25日、八戸市内
 9月19日、八戸市の白銀南公民館。敬老会の会場の玄関先で、市長選に出馬する民主党市議の三浦博司が名刺を配りながら、懸命に顔を売り込んでいた。その8日前に出馬を表明したばかり。「頑張って」という激励もあった一方、戸惑ったような表情のお年寄りも少なくなかった。

 「民主党だったら応援するよ」。中年男性がそう声を掛けると、三浦は「ありがとうございます」と頭を下げながら握手した。「政権与党・民主党」を前面に打ち出す三浦陣営にとっては、願ってもない声だった。

▼衆院議員と二人三脚
 三浦は、民主党衆院議員の田名部匡代と二人三脚で地域でのミニ集会を重ねている。田名部自身の地盤を強化するためにも「自分の選挙だと思って市長選の戦いの先頭に立ってもらう」(民主党県連幹部)という戦略だ。

 再選を目指す現職の小林眞は、先の衆院選本県3区で自民党の大島理森支持を鮮明にした。今回の市長選も自民党の推薦を受ける。

 7日夜、同市高館地区。「衆院選で政治は変わった。衆院選前から政権交代があれだけ言われていたにもかかわらず、現市政はこれまでの政治を支持し、行動した」。三浦のミニ集会で田名部は、小林の政治姿勢を強く批判し、「政治を変える力が八戸にも必要」と市政刷新を訴えた。

 4年前の市長選で民主党推薦の当時の現職が小林に敗れている。「市政界の動向を定める重要な選挙だ。負けるわけにはいかない」と三浦陣営の選対本部長・田名部定男は強い決意を示す。

 衆院選で圧勝した民主党の“若手旋風”の再現を狙い、同党八戸市支部は31歳の三浦の擁立を決めた。小林陣営の関係者は「民主党、若手というだけで結構な票を取るかもしれない」とみる。

▼「組織は発展途上」
 「若いというのは期待が持てる」。三浦のミニ集会ではそういう好意的な発言がある一方で、若さゆえの「経験不足」を懸念する声がつきまとう。集会に出席した男性からは「100メートル競走で言えば、現職は40メートルも50メートルも先を走っている。よほど頑張らないと追いつけない」という厳しい声も上がった。

 28歳で市議に初当選した三浦は1期目。まだ確固たる基盤もなく、支持者も「組織は発展途上」と認める。陣営の選対幹部の一人は「田名部後援会、党県議、市議の組織をいかにかみ合わせて動かすかが鍵だ」と話す。短期決戦はもともと覚悟の上だが、残り時間は限られてきた。

 三浦自身は集会のほか、つじ立ち、あいさつ回り、朝市訪問など知名度アップに躍起だ。「経験不足」という指摘に対しては「若くてしがらみがないからこそ、市民の目線でいいものはいい、悪いものは悪いとはっきり言うことができる」と反論。「新政権と歩調を合わせた市政運営」を強調し続ける。

 「衆院選の時のような風が吹いているとは思わない。ただ、話題の民主党議員が八戸に入るようであれば、空気が変わりかねない」と自民党県議は警戒心を募らす。同党が推す小林も、4年前は「無名の新人」にほかならなかった。(敬称略)

827チバQ:2009/10/16(金) 21:09:04
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rennsai_kensho/20090922.html
検証 小林市政1期


政治姿勢/逆風の影響危惧する声も/“親自民”印象強く

 8月30日午後9時半すぎ、八戸市沼館の大島理森選挙事務所。自民党公認で衆院選に出馬した大島氏は、陣営が集めた各種情報からこの時点では落選を覚悟、支持者を前に淡々と敗戦の弁を述べた。このとき、大島氏の街頭演説や個人演説会で応援の熱弁をふるった小林眞八戸市長の姿は事務所になかった。

 31日午前0時すぎ。2時間半前とは一転、当確の知らせに沸き返る選挙事務所に小林氏が駆けつけた。壇上で大島氏と並び万歳を繰り返す小林氏の姿を見つめ、大島陣営の関係者がつぶやいた。「小林氏が先ほどの『敗戦の弁』の時にいなかったのは“小林氏と二人三脚の大島氏が落選”というイメージを小林氏に植え付けまいという陣営の配慮だった。もうとっくに、市長選は始まっている」

大島氏支持を明言

 2005年の市長選に初出馬し、自民党の全面支援を受け当選した小林氏は、その後も同党と良好な関係を築いてきた。自民党の県議・市議の集会には公務の合間を縫って出席し、今年7月に開いた自身の後援会鮫支部総会には大島氏を招いて「私の前に大島氏の選挙。勝たなければならない」と支持者に訴えた。衆院選公示後の8月21日には市長定例会見の場で「大島氏を支援する」と明言した。

 衆院選後の取材に、小林氏は「選挙中、自民党がいい−とは一言も言っていない。大島氏を応援した」と弁明した。しかし衆院選期間中の動向を含め、これまでの小林氏の4年間の政治的歩みが、市民に「小林=親自民」を印象づけていることは否定できない。

 こうした小林氏の姿勢について、市議会会派・自民クラブ会長の坂本美洋市議は「大島氏と民主党の田名部匡代氏、八戸市の衆院議員2人に市の政策や課題を説明、協力を得ている。大島氏寄り−との見方もあるが一辺倒でなかった」と強調。一方で「政権与党にいた大島氏に豊富な人脈があったということ。現職市長としてバランス感覚は間違ってない」と理解を求めた。

全力で後方支援に

 しかし民主党系会派・政風クラブ会長の吉田博司市議は、国政で政権交代が実現し民主党が与党となったことを踏まえ「今後の市政運営は、小林氏のような自民党寄りのスタンスでいいのかが問われることになる」と指摘。「民主党が主張するように、市民目線に立った地方自治が一層重要になるし、そうならなければならない」と言い、市政でも政権交代が必要と訴える。

 10月25日投票の市長選は、再選を目指す小林氏に新人の民主党市議・三浦博司氏が挑む形となる公算が大きい。民主党は三浦氏の31歳という若さとともに「民主党対自民党」を全面に掲げ、追い風を十分生かした戦いで勝利を目指す。

 対して小林氏を支援する自民党は、党への逆風が市長選に及ぼす影響を危惧(きぐ)する。複数の党関係者は「1期目の実績を訴え『小林氏対民主党』の構図を狙う。自民党議員が応援に立つかどうかは検討する」という。ただ、小林氏の後援会は市内全域をカバーしておらず、独自組織が盤石とは言い切れない。自民党は支援組織などを活用し、全力で後方支援に当たる構えだ。=終わり=

828チバQ:2009/10/16(金) 21:10:42
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/09hachinohe_sichou/09hachinohe_sichou_01.htm
09八戸市長選 激突

(上)「若さ」期待に変えるか
(2009/09/12)
 「衆院選で自民候補支持を公言した市長は認識が甘い。政権交代した今、責任を取り、市長選に出馬をしないか、市長を辞職するつもりはないのか」
 7日午後、八戸市議会一般質問。壇上で市長・小林眞(59)を厳しく追及する三浦博司(31)の姿があった。
 その迫力に民主系会派・政風クラブの議員たちは、議場でメモを回した。「三浦で市長選を戦う」。その日の夜、議員たちは田名部事務所に集まり、本人にこう伝えた。
 「会派として市長選に推薦したい」。三浦が返した。「先輩たちが支えてくれるなら精いっぱい頑張ります」。資料が残っている1947年以降の市長選で、史上最年少となる候補者が内定した瞬間だった。
■  □  □
 三浦擁立に至るまでには紆余(うよ)曲折があった。衆院の解散風が吹き始めた7月、民主内には「市長選は衆院選と連動して戦う」との声があった。だが、まずは青森3区勝利に全力を挙げる―との意見が大勢を占め、人選は封印された。
 その背景には、3区で勝てば、すんなり候補者は決まる―との思惑があった。
 しかし、367票差で惜敗。県議や市議、地元出身の民間人らが浮上していたが、敗戦のショックが尾を引き、人選は難航した。
 長期化も懸念されたが、7日に議場で見せた三浦の迫力。「政治への熱意、若さ、行動力に懸けたい」(会派幹部)。民主は、議員経験2年半足らずの若者に一気に傾いた。
□  □  ■
 「八戸を日本一、世界一の街にする」。11日、市内ホテルでの出馬会見。三浦はさわやかな笑顔で決意を語った。「31歳」も多用し、若さを強調した。
 しかし、具体的な政策や対立軸については「マニフェストで発表したい」とし、多くを語らなかった。同席した市議は「戦術的なこともある」と理解を求めたが、電撃決定からわずか4日という時間的制約もあり、準備不足は否めなかった。
 民主党八戸市支部長の吉田博司は「若さと行動力を前面に押し出していく」と戦略を描く。
 一方で「若さだけでなく、政策もしっかりと訴えなければ」との声もある。
 三浦は政治活動の一環として議員マニフェストを作成、第三者に評価してもらうなど、政策へのこだわりは人一倍強い。ただ、首長としての手腕は未知数だ。
 最大のアピールポイントの「若さ、情熱、行動力」を市民の期待に変えることができるか。短期決戦での挑戦が始まる。
(文中敬称略)

829チバQ:2009/10/16(金) 21:11:52
たぶん(下)だけど、上って書いてある・・・
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/09hachinohe_sichou/09hachinohe_sichou_02.htm
09八戸市長選 激突

(上)再選シナリオどう完結
(2009/09/13)
 「言葉が出ない。本当に1カ月、このこと(衆院選で大島理森が勝利すること)だけを考えていた」
 8月31日未明、劇的な勝利に沸く八戸市の大島事務所で、市長・小林眞は顔を紅潮させてマイクを握り締めた。支持者ともみくちゃになりながら握手した。
 小林がこれだけ喜んだのは理由がある。2005年の市長選に“無名の新人”として立候補した際、小林を全力で支援したのが、自民党勢力だ。
 その頂点にいる大島は最大の恩人であり、今回再選を目指す上でも絶対的な存在。「恩返しはもちろんだが、大島が負ければ自分も…との危機感があったのだろう」。自民関係者が思いを代弁する。
 参院議員・田名部匡省が率いる民主勢力と、自民勢力が二分する八戸市政界で、市政トップはこれまでの衆院選で、公に“色釤を出すことは避けてきた。
 しかし、小林は公示後の8月21日、記者会見で大島支持を公言。以降、吹っ切れたかのように支援に奔走。相手候補が先行しているとの報道各社の情勢調査も、その動きに拍車を掛けた。
 だが、記者会見での発言は、予想通り民主側を刺激した。
■  □  □
 「市長が選挙中に特定候補を応援するのは適切か」。7日の市議会一般質問。民主議員の寺地則行から旗色を鮮明にしたことについて追及を受けた。
 これに「記者から田名部匡代候補について問われなかったので答えなかった。市の発展には2人(大島、匡代)の力が必要だ」と弁明。論点をすり替える答弁に、民主側は憤りを募らせた。
 その後、壇上に立った三浦博司が、さらにトーンを強めた。「責任を取り、市長選に出馬しないか、市長を辞職するつもりはないのか」。民主系会派が三浦を対抗馬に担いだのは、その翌日だった。
□  □  ■
 「大変素晴らしい方と受け止めている。私の方を選んでもらえるよう努力したい」。三浦の出馬に、小林は淡々と話した。ただ、その表情は絶対に負けられない―との強い決意がにじんでいた。
 自民側にとっても想定外の相手だった。「まさか三浦とは」「若いだけにどんな戦術でくるのか読めない」。県議や市議は、警戒感を強める。
 衆院選では大島が勝利し、自民との協力態勢も着々と進む。再選へのシナリオは、ここまで思惑通りだ。その流れを10月25日の投票日まで維持できるか。
 前回、1カ月半の戦いで再選を目指した現職を破った小林。市長選直前の衆院選、衆院選直後の対抗馬擁立劇と、4年前の展開と酷似する。
 小林周辺は語る。「短期決戦の恐ろしさは、小林自身が一番知っている。油断はみじんもない」
(文中敬称略)

830チバQ:2009/10/16(金) 21:13:22
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/hachinohe_shichou/news/news2009/hac091013a.htm
迫る八戸市長選 前哨戦ルポ
(2009/10/13)
 任期満了に伴う八戸市長選は、18日の告示まで1週間を切った。再選を目指す現職の小林眞氏(59)=自民、公明推薦=と、市議で新人の三浦博司氏(31)=民主推薦=による一騎打ちが濃厚だ。ともに地区単位の集会を開くなど、水面下で激しい火花を散らしている。両氏の動きと取り巻く情勢を追った。(本文敬称略)

 小林眞氏  前進強調 政策淡々と
 「過去の実績を語るつもりはない。自分は挑戦者のつもりだ。これからの4年間、何をやっていくのか、それを見てほしい」
 11日午後、八戸市の桔梗野生活館。小林眞は市政報告会で声のトーンを強めた。
 4年前、「停滞か前進か」をスローガンにして、当時の現職を破った。今回、掲げるのは「市民とともに、さらに前へ」。立ち止まり、過去を振り返るのは“敗北”を意味することを本能的に感じ取っている。
 だからこそ、演説では未来に向けた100施策にもわたるマニフェストを時間の許す限り、淡々と訴える。派手さもなければパフォーマンスもない。
 しかし、その真剣な表情からは、堅実で着実な市政の前進こそ、市民が何よりも望むことだ―という強い信念がうかがえる。
 市長就任後、元総務省職員の経験を生かし、市のさまざまな課題に取り組んできた。陣営は、その手腕を高く評価する。
 一方、先の衆院選では民主党が圧勝し、政権交代が実現した。依然、国民の中に「変化」への期待感が残る。民主への追い風。若さと政権与党を前面に出す対抗馬。4年前とはまったく違う環境が、見えない重圧となってのしかかる。
 「大変厳しい戦いだ」。各地区の市政報告会で小林が必ず発する言葉だ。全国的に若い首長が次々と誕生し、決して人ごとでないことを認識している。自民のある市議は「衆院選の直前ほどではないが、まだ民主に追い風が吹いていると考えるべきだ。長引く不況も現職にとってマイナスだ」と警戒感を強める。
 この日の早朝、小林は市内2カ所の朝市に顔を出した。館鼻岸壁では、民主が推薦する三浦博司と鉢合わせに。小林は相手が求める握手に素直に応じたが、その表情からは絶対に負けられない―という強い決意がにじみ出ていた。
 小林の選対幹部は語る。「政治家個人の戦いなら負けるはずがない。最後まで油断せずに戦うだけだ」
 
 三浦博司氏  若さ武器 市民目線で
 10日夜、三浦博司が八戸市の鮫公民館で開いたミニ集会。政策の要点をまとめた緑色のスケッチブックを抱え、約50人の住民を前に自身のマニフェストを訴えていた。
 「しごと」「子ども」「くらし」―。生活に直結した事業に予算を重点配分するため、「ハコ物行政」と批判する現市政の見直しや、組織改革の必要性に言及した。
 決して上手とは言えない文字、流ちょうではない説明。2007年4月、28歳で市議に初当選してから2年半余。経験不足も指摘される。
 だが、31歳の若さと行動力、発想力を“武器”に、市民の目線でできるだけ分かりやすく語り掛けた。
 「この4年間、本当に市政は前進してきたのか。生活に不安を感じている人が多いのではないか」
 さらに「これから国の形は地域主権に変わる。市民が主役の市政を取り戻したい」と力を込めた。
 9月11日の出馬表明後、慌ただしく選挙準備に追われている。日中はつじ立ちとあいさつ回りが中心。夜は集会で政策を訴える。
 課題はやはり知名度だ。浸透を図るため、民主党の衆院議員・田名部匡代や県議、市議がフォローに回る。
 集会で田名部は「江戸から明治に時代が変わったのは、20、30代の若い力が未来を切り開いたからだ」と強調。「新しくなった政治に歩調を合わせる市長こそ望ましい」と政権与党との連動をアピールした。
 先の衆院選で八戸市の得票は選挙区、比例区ともに民主が自民を上回った。だが、選対本部長の田名部定男は「衆院選で吹いた風は今のところ感じない」と、市長選がいまひとつ盛り上がりに欠ける現状を懸念する。
 前回の市長選や国政選挙で、民主と“二人三脚”で戦った連合が、自主投票を選択するなど組織的な不安要素もある。
 陣営幹部は「若さへの期待票と現職への批判票をうまく取り込むことができれば、現職の背中が見えてくる」ともくろむ。

831チバQ:2009/10/16(金) 21:14:25
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/hachinohe_shichou/news/news2009/hac091016a.htm
09八戸市長選

「ハコ物」是か非か争点の一つに/八戸市長選
(2009/10/16)
 任期満了に伴う18日告示、25日投開票の八戸市長選で、大型建設事業の是非が争点の一つに浮上している。代表的なものとして▽是川縄文館(仮称)▽中心市街地観光交流施設(愛称・はっち)▽HACCP(ハサップ)対応型魚市場▽八戸広域消防本部・八戸消防署▽新一般廃棄物最終処分場―の5施設が挙げられる。現職の小林眞氏(59)は施設の必要性と財政の健全性を強調。新人の三浦博司氏(31)は、着工したものは機能的に見直し、計画段階のものは中止、凍結も含めて見直すとしている。事業の概要や背景を点検した。
 
 ■維持管理費も焦点に
 既に是川縄文館と、はっちは着工している。是川縄文館の総事業費は約26億円で、2010年度に完成予定。是川遺跡から出土した遺物の展示・収蔵のほか、体験交流の役割も担う。
 費用の内訳は、交付税措置される合併特例債22億円、国の補助金と市の一般財源からの持ち出しが、それぞれ2億円となっている。
 はっちは総事業費約42億円。そのうち市の持ち出しは約2割で、残り約8割を国のまちづくり交付金と合併特例債で賄う。
 09年度内の完成を目指しているが、半年程度遅れる見込み。中心街のにぎわいの創出や文化芸術活動振興、観光振興の拠点との位置付けだ。
 両施設について小林氏は「是川から出土した遺品は国内で最も優れたもの。建設も10年越しで実現した。はっちは観光、市民交流の場と新しいコンセプトでやっていく」と意義を強調する。
 一方、両施設の具体的な運営方法や維持管理費は、まだ示されていない。毎年、拠出する維持管理費に見合った波及効果が生まれるかは、今のところ未知数だ。
 三浦氏は「国の補助金ありきの政策。市民の合意形成がないまま行政が急ぎ過ぎている。ハコ物のツケを払うのは市民だ」と見直しの必要性を主張する。
 ■ハマ再生の手法
 大型建設事業の中で両氏が主張を対立させているのが、ハサップ対応型魚市場だ。
 この荷さばき場は、小林氏が旗振り役となって進めてきた市営魚市場機能集約計画の中核施設。このほか3棟を新築・増改築し、高度な衛生管理機能を備えた魚市場に改革する構想だ。
 ハサップ施設に関し、小林氏は「これからの水産業は資源管理、衛生管理、グローバル化だ。今まさに日本の先頭に立ってやろうとしている。将来を見据えた八戸の水産業の在り方だと確信している」と主張。
 三浦氏は「方向性は賛成だが、順序が真逆。ハサップは見直しが必要だ。関係者の合意形成が得られていない。生産、卸、流通、加工業者が一体となった取り組みを支援していく」と強調する。
 ■中止は可能?
 市民病院近くの田向地区に建設予定の八戸広域消防本部・八戸消防署の新庁舎は、総事業費約28億円で10年度内に完成予定。
 市庁前の現庁舎は建設から41年が経過し、老朽化が進む。05年の耐力度調査で、大きな地震が起きた場合、内部機器を含め多大な被害の恐れがある―との診断が出た。
 消防本部の幹部は「地震で通信機器が機能しなくなれば、119番通報が受けられなくなる」と話す。
 櫛引地区に建設予定の新一般廃棄物最終処分場は、総事業費約55億円。稼働中の天狗沢地区にある最終処分場は、埋め立て容量69万立方メートルに対し、07年度末で52万立方メートルに達している。12年度には満杯になる見通し。
 市環境部の幹部は「他の自治体に焼却灰を引き取ってもらう手段もあるが、莫大(ばくだい)な金がかかる」と言う。
 14日のデーリー東北新聞社主催の立候補予定者座談会では、ハコ物行政を批判する三浦氏に対し、小林氏が「消防本部は耐震性に問題がある。処分場もいっぱいだ。これを造らないでどうする」と激しく反論する場面があった。
 三浦氏は両施設への対応について言及していないが、「すべてのハコ物について、(自身が当選後に設置する)『市政戦略室』で必要性を判断する」としている。

832チバQ:2009/10/16(金) 21:15:18
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/hachinohe_shichou/news/news2009/hac091002b.htm
小林氏支援へ市議の会 超党派19人
(2009/10/02)
 任期満了に伴う18日告示、25日投開票の八戸市長選で、再選を目指す現職の小林眞氏(59)を支援するため、市議会の超党派の議員で組織する「市政前進の会」が1日、設立された。
 同日時点で33議員のうち19議員が参加。構成メンバーの所属会派は自民クラブ(13人)、公明(2人)、社民・市民連合(2人)、無所属の伊藤圓子氏、三浦隆宏氏。
 八戸プラザホテルで開かれた設立総会では、世話人の坂本美洋氏が「小林市政を評価し、さらに前進させるボランティアの会だ。連携して市長を支えていきたい」と団結を強調。全会一致で小林氏の支援を決めた。
 総会後、小林氏が会場に入り「公務があり時間に限りがある中、皆さまの応援に期待します」と感謝を述べた。
 社民党は、党として自主投票を決めたが、同会には社民系会派の2議員が参加。同会派の松橋知氏は「小林市長の政策すべてを支持するわけではないが、一定の評価はしている。今後の期待も込め、政策重視の立場から側面的に支援することにした」と説明した。

833チバQ:2009/10/16(金) 21:18:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1255445737269_02/news/20091015-OYT8T00074.htm
八戸市の課題 市長選を前に

中心市街地の活性化
前途不明の目玉施設

 平日の昼下がり、八戸市の中心市街地にある商業施設「チーノ」のフロアの人通りはまばらだ。経営不振が続いた運営会社は今年の6月、民事再生法の適用を申請。現在、再建を目指すが客足は思うように上向かない。「街に若い人が来ない。人が集まる、もっと魅力のある街にしてほしい」。入居する雑貨店の女性店長(32)は市に注文をつけ、ため息を漏らした。

 八戸市が定める中心市街地は、JR本八戸駅を北端とした約108ヘクタールの商業区域。かつては、映画館やデパートに訪れる買い物客らでにぎわった。しかし20年ほど前、駐車場を備えた大型ショッピングセンターが郊外に進出し始めると、客足は遠のいた。八戸商工会議所が調査した日曜日の市街地の歩行者通行量によると、1989年は12万9000人が行き交ったのが、2007年には3万9000人にまで落ち込んだ。ある商業施設の関係者は「若い家族連れは車で広い駐車場のある郊外へと出向く。今、購買層の中心は学生やお年寄り」と現状を嘆く。


 ほかの都市と同様、空洞化に歯止めのかからない中心市街地。05年に就任した小林真市長(59)は07年11月、八戸商工会議所や商店主などで構成する「中心市街地活性化協議会」を設立、08年7月には、活性化に向け42事業を柱とする基本計画が国に認定された。

 事業の目玉は、デパートなどが並ぶ中心街の目抜き通りに建設する地域観光交流施設「はっち」。今年4月に着工し、来年夏以降のオープンを予定している。土地の取得費などを含めた総事業費は42億円。8割を国のまちづくり交付金と合併特例債でまかない、残り2割を市で負担する。商業的な色合いより、ギャラリーや観光情報コーナーなどを設け、八戸の魅力を発信するのが狙いだ。八戸商店街連盟の橋本精二会長は「市が積極的に動いた初めての事例。街に新しい空気が吹き込む」と期待を込める。

 しかし、事業の予算を審議した市議会で、施設の運営方法、維持費などを早期に決めるよう求められたにもかかわらず、具体的な全容はいまだ明らかになっていない。市は現在も、「11月中旬にも施設活用の基本計画書を完成させ、その後、議会に報告する」としている。これに対し、市議会の複数の野党会派は「市長選を前に、具体的な数字を出して批判されるのを避けているのではないか」と批判の声を強め、市長選に出馬予定の新人で市議の三浦博司氏(31)も、機能面など計画の抜本的見直しを公約に掲げる。

 また、商業施設が入らないため、街の活性化につながるのか、懐疑的な意見も市民に根強い。八戸大・八戸短大総合研究所の高橋俊行副所長は「市街地は本来、買い物をしに行く場所。商店街が協力して、家族連れが楽しんで買い物ができる環境を作ることは先決」と指摘する。

 市民からの公募で命名された「はっち」。八戸の「八」と、「孵化(ふか)」を意味する英語の「hatch」をかけた。果たして、街のにぎわいを生み出せるのか。「はっち」のあり方に市民の注目が集まる。

(2009年10月14日 読売新聞)

834チバQ:2009/10/16(金) 21:19:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1255445737269_02/news/20091015-OYT8T00078.htm
漁港の荷さばき場整備
設備投資計り知れず


「ハサップ」対応型の荷さばき場になると、手作業での水揚げ光景も一変するが……(12日、八戸港で)=三上津与美撮影 「昔に比べると魚の水揚げはめっきり減った。以前はもっとにぎわっていたのに、競りの活気も今一つだよ」。12日早朝、八戸市の魚市場で水揚げしていた漁師(54)はつぶやいた。

 八戸港はイカやサバが主力の国内有数の漁港。1989年のピーク時に81万9423トンの水揚げを記録し、過去に6度、水揚げ日本一となった。しかし、水産資源の減少で近年は右肩下がり。2007年には14万6385トンにまで落ち込み、廃業に追い込まれる漁師も少なくない。

 港にある3つの魚市場の老朽化も進んでいる。古いもので築75年。ウミネコのふんが散乱し、「不衛生な市場」とのイメージも浸透してしまった。市は、基幹産業である漁業の衰退を食い止めようと、2006年8月、「八戸漁港検討会議」を設立。魚市場の衛生管理を国内の最高水準に高める「ハサップ」に対応する荷さばき場に整備する検討を始めた。

 ハサップ対応型の荷さばき場では、フィッシュポンプを使って船倉の魚を水揚げし、自動選別機で魚種を振り分ける。高度な衛生管理が特徴だ。整備事業の基本計画は08年2月に水産庁に承認され、来年3月の着工が決まっている。総事業費は54億円。国が半分を負担し、残りは市が借り入れて国からの交付金をあてる。

 港のイメージが向上し、「ハサップ」のブランドで付加価値が高まるため、販路拡大が期待される。水揚げの機械化で人件費の削減も見込まれる。魚市場で取引する卸業者の男性(40)は、「八戸の魚のイメージが上がり、高く買われて、少しでも収入増につながれば」と整備に期待を寄せる。

 しかし、水揚げする漁船、運搬するトラック、加工場などもハサップに対応できる設備を整えなければならず、そのための設備投資は計り知れない。対応可能な漁船は現在、水産庁の事業で昨年4月に建造した巻き網漁船の一隻。超低温凍結装置など最新鋭の衛生管理設備を備えるが、建造費は17億円を要した。男性漁師(45)は「多くの負担に耐えられるだけの余裕は、今はない」と不安を隠せない。

 また、水産加工品を「ハサップ」のブランドで売り出すには、加工場の設備投資も必要だ。しかし、対応できる加工場は数か所。加工場の男性従業員(35)は「細々とやるのが精いっぱい。大きな機械を入れるなんて想像もできない」と困惑した。荷さばき場を維持管理する費用をどの程度漁業者らに負担させるかも、まだ決まっていない。

 市長選に向け、「中止を含めた見直し」を掲げる新人の三浦博司氏(31)と、八戸港の「水産改革」の必要性を訴える現職の小林真氏(59)。港のあり方が、選挙戦の争点としてクローズアップされている。

 ハサップ(HACCP)

 「ハザード・アナリシス・クリティカル・コントロール・ポイント」の略で、「危険度分析に基づく重点衛生管理」。これに対応する魚市場では、原料の入荷、製造や加工、流通までの各段階で安全性に関する危険を予測し、極力、人の手を介さないなど、徹底的に衛生管理する。八戸港で建設が予定されている荷さばき場A〜D棟のうち、A棟が対応型になる予定。

(2009年10月15日 読売新聞)

835チバQ:2009/10/16(金) 21:20:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1255445737269_02/news/20091016-OYT8T00091.htm
雇用対策 
産業「下請け体質」弱み


若者が街に定着するかも課題だ(写真と本文は関係ありません) 「周りにも、派遣切りにあったり、会社から自宅待機を命じられた人がたくさんいる。早く仕事に就きたいけれど、なかなか思い通りの仕事がなくて……」

 今月7日午後、八戸市沼館の八戸公共職業安定所を職探しに訪れた男性(35)はあきらめ顔でつぶやいた。2か月前、より給料の良い職を求め、勤めていた飲食店を辞めた。調理師としての経験を生かしたいとも考えていた。しかし、求人があるのは単純作業ばかり。思うような職はまだ見つからない。

 八戸職安管内の8月の有効求人倍率は0・37倍。県平均の0・31倍をわずかに上回っているものの、他市町村と同様、雇用環境は厳しい。八戸職安には連日、駐車場の空きを待つ車が長蛇の列をつくるほどだ。

 八戸市の主産業は水産業と製造業。八戸港には古くからの水産加工場が立ち並び、鉄鋼や製紙などメーカーの工場や下請け企業も多い。しかし、最近は水産業の不振に加え、製造業も世界同時不況のあおりで、メーカー側が生産調整し、設備投資を縮小したため、受注が激減。今年1月には、同市に本社を構える携帯電話用の部品製造大手「アンデス電気」が約194億円の負債を抱えて破綻(はたん)した。市内の倒産件数も2005年から今年9月までで75社に上っている。

 こうした状況に、市は国の緊急雇用対策を活用し、総額2億円の交付金による雇用対策を実施。これまでに市の臨時職員など129人(9月25日現在)を雇用した。しかし、抜本的な改善策とはなっていないのが実情だ。

 八戸職安の中畑誠所長は、景気に左右されやすい下請けの多い市の産業構造を抜本的に見直すべきだと提言。「下請け体質から脱却し、自前で開発部門を持つ企業の育成や誘致が不可欠」と訴える。

 また、八戸工業大や八戸高専など専門性の高い教育機関があるにもかかわらず、その知識を生かせる就職先が少ないことも課題だ。こうした若者の市外流出に歯止めがかからず、はちしん地域経済研究所の関秀夫所長は「産学連携を進め、水産業や製造業以外にも医療や福祉などの産業を新たに育てることも重要だ」と指摘する。

 八戸市長選で事実上の一騎打ちとなる見込みの現職の小林真氏(59)、新人の三浦博司氏(31)ともに、政権公約(マニフェスト)の主要テーマに掲げる雇用対策。小林氏は、今後4年間で10社以上の企業を誘致するとし、三浦氏は、中小企業を活性化するための「中小企業総合支援機構(仮称)」の設置などを掲げる。

 空洞化する中心市街地、衰退する基幹産業や深刻な雇用不安――。課題の山積する八戸市のかじ取りを決める市長選は18日、告示される。

(おわり)

(この企画は森山雄太が担当しました)

(2009年10月16日 読売新聞)

836チバQ:2009/10/16(金) 21:20:54
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/select_h_sichou/select_h_sichou_01.htm
選択の視点 八戸市長選

(1)財政硬直化 大型の〝ハコ物〟次々
(2009/09/20)
 八戸市の財政が厳しさを増している。米国発の世界同時不況のあおりを受け、企業の業績が悪化。市税収入が減少する一方、生活保護費を含む扶助費の増加に歯止めがかからない。さらに現在、是川縄文館や地域観光交流施設の建設など大型の“ハコ物”整備が進められており、将来、建設費の償還や維持管理費が財政を圧迫するのは必至だ。
 
 歳入の柱となる市税収入は、決算ベースで2005年度、06年度と順調に伸び、07年度は過去最高の329億円に。しかし、昨年9月の世界同時不況で企業の収益が急激に悪化。特に製造業の落ち込みが激しく、08年度は327億円、09年度(当初見込み)は290億円の大幅減となった。
 地方交付税も08年度は131億円と、05年度に比べ約30億円減少。地方交付税と市税は反比例する仕組みだが、08年度はともに前年度割れのダブルパンチとなった。
 市財政課は「何と言ってもリーマンショックの影響が大きい。今後も地方交付税が従来通り入るか分からない」と危機感を強める。
 歳出も厳しい。特に高齢者対策や生活保護などの扶助費は、年間5億円のペースで増加。08年度は179億円に上り、財政の硬直化を進行させている。
 ハコ物建設も不安要素だ。今年着工した是川縄文館の総事業費は約26億円、地域観光交流施設は約42億円。さらに新一般廃棄物最終処分場(約55億円)の建設も控える。
 財源には国の交付金を活用するため、全額負担ではないが起債分は今後10年、20年をかけて返済していかなければならない。
◇    ◇
 税収をいかに確保し、同時に支出を抑えるか。簡単に答えを出すのは難しそうだが、財政安定の鍵を握るのは、地域の内需拡大―との見方がある。
 特定非営利活動法人(NPO法人)青森県環境パートナーシップセンターの有谷昭男代表理事は「人口減少で今後、市税収入は減っていく。これまでは『国が何とかしてくれる』と依存型の自治体経営だが、自分たちの地域経済は自分たちで回すという意識改革が必要。行政も内需拡大のメッセージを発信するべきだ」と指摘する。
 ハコ物については「文化的なことにお金を使うのは構わない。ただ、運営も含め、しっかりとした戦略を持つことが重要」と話す。
 人口減社会の到来で、これから税収が飛躍的に伸びることは考えにくい。そうした状況下で、いかに安定した財政運営に努めるか。地方のリーダーには「選択と集中」の決断力が問われている。

837チバQ:2009/10/16(金) 21:21:27
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/select_h_sichou/select_h_sichou_02.htm
選択の視点 八戸市長選

(2)地域経済 雇用情勢厳しさ続く
(2009/09/21)
 18日夕、八戸市の八戸公共職業安定所では多くの求職者がパソコン端末で求人検索を行っていた。年齢や職種などの項目にチェックを入れ、自分の希望に合う企業を探し出す仕組みだ。情報は日々更新されるため、いち早く就職先を見つけようと、毎日通う人も少なくない。
 求職中の男性(48)は「これという特別な資格はないし、年齢で制限を受けてしまう。非常に厳しい。また来ます」とため息交じりに話し、家路についた。
 同職安管内の有効求人倍率は全国平均には遠く及ばない。昨年の9、10月は0・63倍と近年では高い水準にあったが、世界同時不況のあおりを受け、今年5月には0・30倍にまで落ち込んだ。
 同職安の中畑誠所長は「製造業や水産加工業などは先行きに不安を隠せず、雇用には慎重になっている」と分析する。
  ◇    ◇
 市は雇用の確保や産業の活性化を図るため、企業誘致に力を入れている。市産業政策課によると、小林眞市長が就任した2005年11月以降、11社と立地協定を締結し約700人の雇用を創出した。
 同課は「IT関連や自動車関連など、これまで八戸にはなかった企業の進出が増えた。若者の雇用の受け皿となっている」としている。
 一方、昨年秋以降の急速な景気悪化で、地元企業の倒産や誘致企業の事業所の撤退、規模縮小などが相次いだ。種差海岸に情報サービス関連企業を集積した貸しオフィスを整備する市の構想も、現段階で実現の見通しが立っていない。
 雇用創出と地域経済活性化には、地元企業の育成も欠かせない。1964年の新産業都市指定を機に、八戸には基礎素材型の企業が相次いで進出。北奥羽地域随一の産業都市としての基盤を築いたが、地元企業の多くは大手企業の下請けや構内作業請負で生き残ってきた感は否めない。
  ◇    ◇
 誘致企業との相乗効果を生み出すためにも、地元企業のさらなる技術力の向上と経営革新が求められている。
 八戸インテリジェントプラザの阿部孝悦所長は「八戸地域には潜在能力を秘めている企業が多い。大手企業に頼るだけでなく、その能力を開花させるための取り組みが急務だ」と訴える。
 八戸大・八戸短大総合研究所の高橋俊行副所長は「八戸にいても仕事はないし、街に魅力を感じないなど、市民には不満が渦巻いている」と指摘。その上で「市民の目線で、地域のビジョンをどう描くかが重要」と強調する。

838チバQ:2009/10/16(金) 21:22:10
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/select_h_sichou/select_h_sichou_03.htm
選択の視点 八戸市長選

(3)中心街再生 「はっち」どう生かす
(2009/09/22)
 八戸市がにぎわい創出に本腰を入れる中心街。4月には中核的事業となる市中心市街地地域観光交流施設(八戸ポータルミュージアム=HPM、愛称・はっち)が同市三日町で着工、街なか再生に向けた取り組みが本格化している。
 総事業費は約42億円。財源の約8割を国の「まちづくり交付金」と合併特例債で補うが、多額の税金をつぎ込む事業だけに、施設が中心街活性化の切り札として役割を果たすことができるか、大きな課題となる。
  ◇    ◇  
 「『はっち』が何をする場所か、今回の会議でだいぶイメージしていただけたのではないか」
 18日、八戸市庁で開かれた市中心市街地地域観光交流施設活用検討委員会で、委員長の奈良岡修一副市長は安堵(あんど)の表情を浮かべながら委員に語りかけた。
 08年11月の委員会発足から10カ月後となる7回目の会合で、市側はようやく、5項目を柱とする自主事業の概要を委員に提示。中身は子育て支援や学園祭の開催、ものづくりスタジオの設置、ラジオ放送局と連携した館内での公開生放送など多岐にわたった。
 これまでの会合では、委員から「市が施設で何をしたいのか分からない」との意見が相次ぎ、協議は難航していた。それだけに、委員の一人、商店街振興組合三日町三栄会の類家徳昌理事長は「やっと中身が見えてきた感じだ。行政がここまで取り組む以上、何が何でも波及効果を生み出さなくてはならない」と力を込めた。
 風張知子市中心市街地活性化推進室長は「確かに時間はかかってしまった」と本音を明かす一方、「42億円という大掛かりな事業なだけに、失敗はできない。はっちで中心街に人を集めることが、私たちの役目だ」と話す。
  ◇    ◇  
 はっちが街なか再生の起爆剤として期待される一方、中心街の“地盤沈下”には歯止めがかからない。
 民間主導の開発構想は滞り、空き店舗が急増。来街者も減り続けているほか、6月には中心街の主要施設の一つである同市十三日町の複合商業ビル「チーノ」が民事再生法の適用を申請、再建に向けて厳しいかじ取りを迫られている。
 「はっちの施設の中身には期待しているが、それだけではどうにもならない」と話すのは八戸商工会議所の佐々木広幸業務部長。「中心街に来ても買う物がないのが現状」とし、「テナントとオーナーの条件を取り持って空き店舗を減らす努力や、テナントの支援制度などを考えるべきだ」と強く訴える。

839チバQ:2009/10/16(金) 21:23:13
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/select_h_sichou/select_h_sichou_04.htm
選択の視点 八戸市長選

(4)ハマ改革 衛生 まずは意識向上
(2009/09/23)
 野鳥が飛び交う、たばこの煙が漂う、ジュースの紙コップが散らばる、魚箱の上に靴で乗る、着用が義務付けられている帽子をかぶらない人が荷さばき場にいる―。八戸市営魚市場内の現状だ。
 食の安全性への関心が高まる中、魚市場の衛生管理の高度化は、八戸に限らず全国各漁港が抱える課題だ。市場で働く人々がルールを順守するのは当然だが、八戸の場合、現場を見ると徹底されているとは言い難い。
 市場開設者として、入場許可証の発行権限を持つ市の指導力が問われている。
 7月21日に開かれた第三者機関・八戸市魚市場運営審議会では、市に監視強化を求める委員の声が相次いだ。これに対し、市は「現在は過渡期の段階。監視強化する前にシステムを変える」との考えを示した。
  ◇    ◇
 「システムを変える」とは、魚市場機能集約構想の柱であるHACCP(ハサップ)型荷さばき施設建設事業を意味する。
 国内最高水準の衛生管理機能を備えたハサップ施設を整備し、従事者のマナー向上も含めたハード、ソフト両面の衛生高度化と、販路拡大による魚価アップを図る。
 基本設計は既に終了し、現在は実施設計中。国の予算の動向をにらみながら2009年度末着工、10年度末完成を目指す。
 しかし、市場関係者の間には「まずは意識改革を始めて正しい使い方を徹底させなければ、どんなに素晴らしい施設を造っても意味がない」と、ソフト面の対策強化を求める意見が根強い。
 また、漁業関係者の1人は「市総合計画では『衛生管理意識の向上』が主だった。後から入ってきたハサップ施設を目玉にするのは筋が違う」と、ハード面に傾注する市の姿勢に疑問を投げ掛ける。
  ◇    ◇
 もう一つの狙いである「魚価アップ」についても、懐疑的な声が少なくない。
 ハサップ施設への水揚げ対象は、主にサバを想定。サバのような大衆魚については、価格決定権の大半を握る大手量販店が、値下げ圧力を年々強めているためだ。
 ある加工業者は「小売価格が上がらなければ、仕入れ値を高くすることは当然できない」と指摘。別の業者は「トラック、加工場も変えなければハサップ対応商品を作れない。現状でも苦しいのに、多額の設備投資費用をかける余裕はない」と言い切る。
 最先端の市場で激化する産地間競争に勝ち残りたい市と、厳しい経営状況の中で現実路線を求める民間業者。ハマ改革への思いは一緒だが、足並みをそろえた取り組みがなかなかできずにいる。

840チバQ:2009/10/16(金) 21:23:29
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/select_h_sichou/select_h_sichou_04.htm
選択の視点 八戸市長選

(4)ハマ改革 衛生 まずは意識向上
(2009/09/23)
 野鳥が飛び交う、たばこの煙が漂う、ジュースの紙コップが散らばる、魚箱の上に靴で乗る、着用が義務付けられている帽子をかぶらない人が荷さばき場にいる―。八戸市営魚市場内の現状だ。
 食の安全性への関心が高まる中、魚市場の衛生管理の高度化は、八戸に限らず全国各漁港が抱える課題だ。市場で働く人々がルールを順守するのは当然だが、八戸の場合、現場を見ると徹底されているとは言い難い。
 市場開設者として、入場許可証の発行権限を持つ市の指導力が問われている。
 7月21日に開かれた第三者機関・八戸市魚市場運営審議会では、市に監視強化を求める委員の声が相次いだ。これに対し、市は「現在は過渡期の段階。監視強化する前にシステムを変える」との考えを示した。
  ◇    ◇
 「システムを変える」とは、魚市場機能集約構想の柱であるHACCP(ハサップ)型荷さばき施設建設事業を意味する。
 国内最高水準の衛生管理機能を備えたハサップ施設を整備し、従事者のマナー向上も含めたハード、ソフト両面の衛生高度化と、販路拡大による魚価アップを図る。
 基本設計は既に終了し、現在は実施設計中。国の予算の動向をにらみながら2009年度末着工、10年度末完成を目指す。
 しかし、市場関係者の間には「まずは意識改革を始めて正しい使い方を徹底させなければ、どんなに素晴らしい施設を造っても意味がない」と、ソフト面の対策強化を求める意見が根強い。
 また、漁業関係者の1人は「市総合計画では『衛生管理意識の向上』が主だった。後から入ってきたハサップ施設を目玉にするのは筋が違う」と、ハード面に傾注する市の姿勢に疑問を投げ掛ける。
  ◇    ◇
 もう一つの狙いである「魚価アップ」についても、懐疑的な声が少なくない。
 ハサップ施設への水揚げ対象は、主にサバを想定。サバのような大衆魚については、価格決定権の大半を握る大手量販店が、値下げ圧力を年々強めているためだ。
 ある加工業者は「小売価格が上がらなければ、仕入れ値を高くすることは当然できない」と指摘。別の業者は「トラック、加工場も変えなければハサップ対応商品を作れない。現状でも苦しいのに、多額の設備投資費用をかける余裕はない」と言い切る。
 最先端の市場で激化する産地間競争に勝ち残りたい市と、厳しい経営状況の中で現実路線を求める民間業者。ハマ改革への思いは一緒だが、足並みをそろえた取り組みがなかなかできずにいる。

841チバQ:2009/10/16(金) 21:28:38
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2009/select_h_sichou/select_h_sichou_05.htm
選択の視点 八戸市長選

(5・完)子育て環境 住民の協力どう得る
(2009/09/24)
 先進国の中で最低レベルといわれる日本の出生率。八戸市も例外ではなく、2008年度の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計値)は1・37。05年度の1・31から緩やかに上昇しつつあるものの、1998年度に比べ、0・18ポイントも低下している。
 出生数も減少をたどり、市子ども家庭課のまとめによると、08年度の出生数は1935人。98年度より600人ほど減っており、少子化に歯止めがかからない状態だ。
 経済的理由で出産にためらいを感じている女性が増えていることはもちろんだが、子育ての環境に不安を抱いている女性も多い。子育てをサポートする態勢づくりは、少子化対策でも大きなポイントとなる。
  ◇    ◇  
 八戸市では、子育て中の家庭支援の一つとして、06年7月に「ファミリー・サポート・センター」を開設。冠婚葬祭や通院などで、子どもを保育できない親のため、事前に登録している会員(提供会員)が一時的に保育を行う制度をスタートさせた。
 利用料は平日1時間500円。買い物などのリフレッシュが理由でも利用できることから、市民にも徐々に浸透。「近くに両親がいないので、いざというときに助かる」と歓迎の声も多い。
 同センターによると、08年度の利用件数は1165件。だが、制度自体を知らない親も少なくなく、「1週間で数回の利用しかないときもある」(同センター)。加えて親たちのニーズに、より応えるため、提供会員の増員が今後の課題という。
 同センターアドバイザーの田中かず子さんは「核家族化が進展する中で、とても意義のある取り組み。制度の周知に全力を挙げたい」と力を込める。
  ◇    ◇
 同市ではこのほか、公民館や民家を活用し、放課後の児童の居場所を確保する「仲良しクラブ」を展開するなど、地域ぐるみでの取り組みが活発だ。
 これらを継続していくには、地域住民の理解と協力が欠かせない。同時に、その必要性を地域に働き掛け、しっかりとした態勢づくりをサポートすることが行政の役割ともいえる。
 市内で子育てサロンを開設しているNPO八戸子育てメイトサロンネット「みらい」の畑中智子代表理事は「行政の支援は重要だが、それだけでは少子化を止められない」と指摘。その上で「子どもたちを『地域で育てる』という感覚の醸成
が市民全体の中にも
っと必要」と強調する。
 (田中秀知、工藤洋平、岩舘貴俊、熊谷勝之、須田山裕太が担当しました)

842チバQ:2009/10/16(金) 21:48:50
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091010t41004.htm
公共交通と庁舎課題 横手市長選、あす告示

デマンド交通システムの導入に向け検討を重ねる会のメンバー。「交通弱者」が利用しやすい公共交通の実現を目指す


 任期満了に伴う秋田県横手市長選は11日告示、18日投票が行われる。ともに無所属で、再選を目指す現職五十嵐忠悦氏(62)と、新人で元増田町長の千田孝八氏(59)の一騎打ちとなる公算が大きい。市は2005年、8市町村が合併して人口約10万の秋田県第2の都市となった。まちづくりは、基礎整備から次の段階に入るが、市民からは巨大化した自治体の末端までの目配りを求める声が強い。住民の足の確保、分散した庁舎と機能をいかに集約するかなど課題も浮き彫りとなっている。(横手支局・渡辺晋輔)

<市民団体提言へ>
 今月1日、市民団体「横手市の新しい公共交通を創(つく)る会」の会合があった。利用者を戸口から戸口まで乗り合いのタクシーや小型バスで送迎するデマンド交通システムの実現を目指している。この日は、利用客を1日約1000人とした計画案を基に協議を重ねた。

 地域の路線バスは、合併後に4路線が廃止、既存路線も減便された。市の高齢化率は3割を超える。車を持たない高齢者ら「交通弱者」の移動手段の確保が急務となっており、周辺部から中心部の病院に通うお年寄りの願いは切実だ。

 会員の一人は「移動手段のない高齢者は、外出が制限されている現状にあきらめさえ感じている」と指摘。事務局の高橋茂さん(53)は「狙いは、単なる足の確保ではなく、誰もが自由に外出できるようにすること。地域が一体的に合併したことは、公共交通をつくり直す上でプラス。月内にも市に提言する」と意気込む。

 市は、秋田県とともに会にオブザーバーとして参加し資料を提供。会の提言をどう政策に反映させるのか、問われている。

<移動で30分無駄>
 市は、旧自治体の計10庁舎に本庁機能を分散する「分庁舎方式」を採用している。合併後に地域が受ける急激な変化を緩和するための措置だが、見直しを検討中だ。

 100人の委員で構成する「新庁舎を考える市民会議」は今年2月、「(分庁舎は)市の一体的な発展を促す行政機構として機能してきたが、現状では非効率な面が顕著」と指摘。「本庁機能の集約化を図り、行財政改革を進めるべきだ」とした。

 部ごとに庁舎が分散し、同じ部でも課が別々の庁舎に分かれている例もある。市幹部は「会議を行う際、移動時間として30分余計にみている。無駄な税金を使っている」と漏らす。

 市は3、4カ所に集約化を図り、旧自治体の庁舎には窓口機能などを残す方針だが、市民会議の委員へのアンケートでも半数が「地域に配置される職員数は維持すべきだ」と回答。市民の間に、地域から職員が減ることに強い抵抗感がある。

 合併時の旧山内村長、佐藤繁さん(68)は「既に職員は減り、住民サービスは低下しており、住民の声が市政に届かなくなっている。中心部と周辺部の均衡ある発展のため、もっと住民の声を吸い上げて市政に反映させる仕組みが必要だ」と訴える。


2009年10月10日土曜日

843チバQ:2009/10/16(金) 22:00:05
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091014_01.htm
村井氏大きくリード 宮城県知事選本社情勢調査
 任期満了に伴う宮城県知事選(25日投票)で、河北新報社は10〜13日の4日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢を探った。無所属3人のうち、現職で再選を目指す村井嘉浩氏(49)が大きくリードしている。ともに新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=は懸命に浸透を図り、宮城県民医連事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=は苦戦している。調査時点で有権者の3割が投票する候補を決めていない。投票率の動向も焦点となる。

 村井氏は「県民党」を掲げ、トヨタ自動車系の工場誘致の実績を強調。支援を受ける自民党支持層の9割、公明党支持層の8割を固めた。

 遠藤氏を推薦する民主党支持層の6割弱に食い込み、社民党支持層も4割強を引き付ける。無党派層は6割強に浸透。各年代の支持があり、職業別では専業主婦、現業職、農林漁業に強い。地域別でも全域で他候補を上回る支持を集める。

 遠藤氏は民主党との連携を前面に出した戦いを展開するが、民主党支持層への浸透は3割強にとどまる。推薦を受ける社民党の支持層も4割弱しか引き付けていない。

 年代別では60代男性、職業別では管理職から一定の支持を受ける。仙台市の青葉、太白、泉区や気仙沼・本吉、石巻市で2割前後の支持があるが広がりに欠ける。

 天下氏は企業誘致を重視した現県政を批判し、医療、福祉など暮らしを優先した県政への転換を訴える。共産党支持層の6割を固めたほか、社民党支持層の1割も取り込む。職業別では農林漁業、学生への浸透を欠いている。太白区で1割超の支持を受けるが、他地域は伸び悩む。

 調査時点で「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えたのは計82.4%。前回知事選(2005年)の同時期調査の67.6%を14.8ポイント上回った。投票率(前回40.35%)の動向が注視される。

[調査の方法] 宮城県内の有権者を対象に10〜13日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1738件、うち1000人から回答を得た。


2009年10月14日水曜日

844チバQ:2009/10/16(金) 22:58:05
しかし・・・自・民対決なのに盛り上がりに欠ける選挙ですね。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091016t11030.htm
競う印象3氏3色 宮城県知事選3陣営

3候補の選挙ポスター。イメージカラーやキャッチフレーズに趣向を凝らす


 知事選(25日投票)は選挙戦の折り返し点を迎え、激しい舌戦が続く。立候補した元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄候補(62)=民主・社民・国民新推薦=、現職の村井嘉浩候補(49)、県民医連事務局長の天下みゆき候補(53)=共産推薦=の3人は、人柄や主張の浸透を目指し、イメージ戦略に知恵を絞る。3陣営の特徴を比較した。

◎環境の黄緑「交代」連呼 遠藤氏/勝負ピンク「女性」前面 天下氏/清潔な青で「富県」PR 村井氏

●イメージカラー 
 遠藤氏は黄緑色がベース。「地球環境問題への精通ぶりを表した」という。生粋の宮城県人を強調しようと、陣営は「ずんだ色」とも呼ぶ。
 村井氏は2005年の前回と同じ青色。ネクタイや選挙ポスターの背景などに多用し「さわやかさと清潔さ」(陣営)を売り込む。
 天下氏は濃いピンクのジャケットが勝負服。選挙ポスターはもちろん、ここ一番の集会には必ず着用する。「色白の顔が映える」と好評だ。

●キャッチフレーズ 
 県政刷新が公約の遠藤氏は「みやぎを変える。」と直球勝負。遊説では米大統領選や衆院選で定着した「チェンジ」「政権交代」も連呼する。
 村井氏は「加速!!富県みやぎ」。セントラル自動車の誘致など富県戦略の実績を強調し「ほかの候補にはできない戦術」(陣営)を展開する。
 「いのち・生きる力あふれる宮城に!」と呼び掛けるのは天下氏。病院事務長として医療、福祉の現場に30年も身を置いた経験をアピールする。

●差別化 
 遠藤氏が重視するのは全面支援を受ける民主党のイメージ。顔がひときわ大きい選挙ポスターは、鳩山由紀夫代表がアップの民主党マニフェストを意識。左右は逆だが「政権交代、みやぎ。」とフレーズもまねた。
 村井氏は地球環境に配慮する。陣営の移動車両にはトヨタのハイブリッドカー「プリウス」を採用した。遊説では最後に必ず「詳しいマニフェストはホームページをご覧下さい」と付け加え、政策への自信をみせる。
 天下氏は「県政史上初の女性知事候補」を前面に打ち出し、男性候補との違いを鮮明にする。陣営幹部は「天下氏の明るさや優しさ、女性らしさを際立たせ、多くの有権者の共感を呼び込みたい」ともくろんでいる。


2009年10月16日金曜日

845名無しさん:2009/10/17(土) 00:55:44
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910160005

政権交代@福島:新政権への姿勢見えず
2009年10月16日
 ●知事 県議会、質問集中
 政権交代後、初の県議会9月定例会が15日閉会した。会期中の代表、一般質問は、新政権に対する佐藤雄平知事の認識を問う質問が多かった。各常任委員会でも政権交代の影響に関連した質疑が相次いだ。県議からは「今後の変化に対する心構えを確認する議会になった」という声があった。(丹治翔、村上晃一)
 「委員会内で県民連合の議員が強気の姿勢だった」。ある自民党県議は、政権交代後の論戦の変化をこう語った。
 地方への悪影響を不安視する声が広がるなかで、県民連合からは変化を前向きに受け止める立場の発言が目立った。補正予算の執行停止や公共事業への悪影響などをただした自民党と対照的だった。
 代表、一般質問に臨んだ県議12人のうち、半数が佐藤雄平知事に、新政権への認識をただした。自民の柳沼純子氏は高速道路無料化や暫定税率廃止に対する知事の姿勢を質問。「引き続き情報収集に努める」と答えた知事に対し「他の議員も同様の質問をしたが、知事はどれものらりくらり。県のトップとしての姿勢を聞きたかった」と話す。
 佐藤知事は元民主党参院議員だが、政権交代後の答弁でも民主色は出さず、両会派に配慮する物言いを続けた。ただ、一連の答弁には「政権交代は県が主体性を持って変われる機会。もっと自分の頭で考えて欲しかったので、残念」(共産の神山悦子氏)との受け止めもあった。
 いつまで玉虫色の答弁を続けられるかは不透明だ。予算編成で地方への影響がより具体化する12月、2月定例会では、自民、県民連合の立場の違いがより先鋭化する可能性がある。公明党の甚野源次郎氏は「具体的な国会論戦が始まっていない以上、執行部も『情報収集に努める』という以上に踏み込んだ答弁はできない」とする一方で、「来年度の予算編成を話す12月議会が一つの山場」と話した。
                              ◇
 15日閉会した県議会は、経済危機対策など総額約470億円の一般会計補正予算案などの26議案と、「09年度補正予算における地方関連予算の速やかな執行を求める意見書」など七つの意見書を可決するなどして閉会した。

846名無しさん:2009/10/17(土) 12:35:22
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910170002

政権交代@福島:民主 首長選初の独自候補
2009年10月17日


 ●相馬、市議を擁立へ


 12月20日の相馬市長選に同市議の根岸利宗氏(52)が立候補を決め、市役所で16日に記者会見した。無所属で出る予定だが、根岸氏は民主系議員で、党第1区総支部の推薦も決定済みという。民主党にとって、地方政治での支持基盤拡大は課題。政権交代後に県内で初めて、首長選で新たな独自候補を立てることになる。


 会見には、党の地元幹部らも同席した。民主党の支持団体の連合の地区組織にも支援を要請している。国政で連立を組む民主以外の政党への推薦要請も考える。根岸氏は「相馬市政を変えたいという私の思いと、(政権交代による)国政の転換とは相通じるものがある」と述べ、市民や生活者の視点にたった市政推進を訴えたいと強調した。


 同市長選には、現職で3選をめざす立谷秀清氏(58)も既に立候補を表明。民主党は前回05年の市長選では、立谷氏を自民党と相乗りで推薦し、無投票で当選した。前々回01年の選挙では、当時新顔候補として出た立谷氏と戦った現職候補を推薦していた。


 民主党は地方組織の力を高めるため、首長選での相乗りを避け、独自候補を出す方針を示している。一方で、県内では11月の福島市長選のように、自民党との相乗りが早々と決まる首長選もある。相馬市長選は、党の方針を政権交代後、県内で初めて具体化させる動きとなりそうだ。


 ◎参院選 複数擁立、同調も


 民主党の小沢一郎幹事長が来夏の参院選で「複数区に複数候補を擁立する」と発言をしたのを受け、玄葉光一郎同党県連代表は16日、「ケースバイケースだが、(2人擁立を党本部から)求められる可能性は否定できない」との認識を示した。前回07年の参院福島選挙区(改選数2)で民主党は、原則1人の方針で候補者選考を進め、当時新顔の金子恵美参院議員を擁立しただけだった。今回の発言で、改選期となる現職の増子輝彦氏に加え、もう1人新たな候補を擁立する可能性に含みを持たせたことになる。


 同日開かれた同党県連常任幹事会で発言した。閉会後の取材で、玄葉代表は「県連としては全くの白紙。党本部から正式にうかがってから対応を考えたい」と話した。

847チバQ:2009/10/17(土) 16:48:16
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000910160002
選択 09年八戸市長選(上)
2009年10月16日


建設が進む地域観光交流施設「はっち」の工事現場。大型施設の完成で中心市街地ににぎわいは戻ってくるか=八戸市三日町

 ■中身決まらぬ観光施設−「中心街を再生」42億円投入■


 八戸市三日町の市中心部。鉄筋コンクリート地上5階建て、延べ床面積6440平方メートルという市内でも大型のビル建設に向け、槌(つち)音が鳴り響く。市が市街地活性化の目玉との期待を込め、今年4月に着工した地域観光交流施設「はっち」だ。


 だが、来年の夏以降には完成というのに、いまだに施設の中身が固まっていない。「建物というのはコンセプトがあり、中に収まるものが明確になって初めて規模が決まるのではないのか。本当に必要な施設なのか」。はっちの計画段階からの事情を知るある市民は、こう疑問をぶつける。「同じ建てるなら、美術館の方が市民にとって得策じゃないか」


 市ははっちを「人、もの、食」などの情報発信拠点と位置づける。海の幸など八戸ならではの食べ物や特産品を集めることで、多くの観光客が訪れるスポットとなり、市民にとっても芸術活動の発表やものづくりのスペースとして多くの人が集う、そんなにぎわいの場を目指している。


 では、どんな設備になるのか、スタジオや展示室はできるのか。そうした詳細部分は明らかになっていない。


 市中心市街地活性化推進室の風張知子室長は、観光だけでない多目的施設なので、市民の意見や要望を十分聞く必要があると説明する。さらに完成後にさまざまなイベントや事業ができるような形にする準備に時間がかかっているという。


 「街に再び人が戻ってくる大きな呼び水になるはず。市街地の活性化のために市がこれだけの投資をするのは初めて」と強調する。


 車社会となり、広い土地が確保できる郊外に駐車場を備えた大規模な商業施設ができるにつれ、中心市街地の集客力が落ち、空洞化する現象は地方都市共通の悩みだ。あれもこれもと市がその中身に頭を悩ますはっちには、さまざまな目的の人を引きつけたいという思いが募る。


 小林眞市長(59)は4年前の前回選挙で、マニフェストに「4年間で中心市街地の通行量を2割以上増加させる」と掲げた。そのため、市ははっちに着手する以外にも、道路の電線地中化や歩道拡幅・バリアフリー化、商店街再整備に協力する商店への助成制度の創設、住宅取得者への補助金交付などを進めた。


 しかし、マニフェストの目標は未達成に終わった。


 市の公共施設の建設について、新顔で市議の三浦博司氏(31)は予算の重点を「ハコモノから人へ」と変えるとするマニフェストを発表。計画の見直しなどを表明したことで、一気に争点に浮上した。


 建設中のものでは、はっちの総事業費が土地の取得費用も含めて約42億円。「是川縄文館(仮称)」は総事業費約26億円だ。建設を予定している施設では、八戸港への「ハサップ対応型荷さばき施設整備」(事業費約22億円)がある。


 はっちは8割を国の街づくり交付金と合併特例債でまかない、市の負担は2割で済むという。他の施設も国の交付金を活用するため全額市の負担ではないが、起債分は将来の負担となる。


 小林氏は今回の市長選で掲げたマニフェストに「重点的に取り組む」施策100項目を挙げ、はっちは中心市街地再生の「起爆剤」と位置づける。


 「どの施設も長い準備期間をへて、将来を見通して実施するものばかり」というのが小林氏の言い分だ。多額の金をつぎこんでいるとの指摘に対しては、「行財政改革を進め、起債残高は名目で50億円減らした。財務体質は改善しており、ハコモノ行政との批判は当たらない」と訴える。


      ◇


 県内第2の都市、八戸市の市長選の告示が18日に迫った。不況や地域間格差が重くのしかかるなか、24万人市民にとって、どんなかじ取り役が求められるのか。市が抱える現状や課題を報告する。

848チバQ:2009/10/17(土) 16:49:07
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000910170003
選択 09年八戸市長選(下)
2009年10月17日

 今年の元旦、八戸市は新年の祝賀ムードに浸っている間もなかった。八戸圏域水道企業団が飲み水を供給している同市と周辺の6町で起きた、あの大規模な断水事故だ。


 3月にまとまった「対応検証委員会報告書」によると、同市坂牛で地中の導水管が破損し、漏水しているのが見つかったのは午前6時ごろ。1時間45分後には、同企業団の関係職員が緊急招集され、同9時20分には第1回災害対策会議も開いた。


 応急給水のための関係者への連絡準備も始まった。現場トップである副企業長にも順次、情報が上がってきた。


 だが、組織内での復旧作業が粛々と進む一方で、同企業団の企業長を兼ねる八戸市長の小林眞氏(59)には正午前の11時27分まで報告がなかった。7市町の担当者への一報もほぼ同じころ。結果として、住民に断水の状況を伝えるのが大幅に遅れた。


 さらに、小林氏を「任期中一番落ち込ませた」のが、その後の市職員の対応の緩さだったという。


 市民からの苦情、復旧の見込みや給水の問い合わせが相次ぐなか、「水道は企業団の仕事。任せておけば大丈夫」という思いが先立ち、生活に大きな支障が出ている市民の立場からの視点が欠落。企業団と綿密に連絡を取り、市民に迅速に正確な情報を流したり、企業団側に市民の要望を伝達したりすることが組織的にあまり出来なかった。


 これを教訓に、小林氏は防災安全推進室の態勢を強化した。企業団から職員1人を2年間派遣してもらい、企業団との連絡調整や同じような事故の再発防止マニュアル作りなどを任せている。


 八戸市の市福祉公民館ホールで11日夜あった公明党八戸支部党員大会。約300人を前に講演した小林氏は、テーマが「八戸地域の将来展望」であるにもかかわらず、意外にもこの事故の釈明から始めた。


 「(報告が来たとき)私は正月のあいさつ回りをしている最中で……急いで現場に駆けつけました」。二度とこのような事故は起こさないといって頭を下げる同氏には、市政の至らない点はトップダウンで正すという固い意思が垣間見えた。


 実際、4年前に市長に初当選した小林氏の決断で市の組織は大きく変わったとされる。庁内の一部の課で試行的に始まった「グループ制」への移行は、前市長時代には31課にとどまっていたが、小林氏就任後の06年4月には庁内全62課に広がった。


 グループ制は、各職員の仕事が縦割りで固定化していた「班」を改め、仕事量に応じて1人の職員が複数の担当をする仕組みだ。人員削減も可能となり、「一人ひとりが機能的に動くようになった」と人事課はいう。


 そんな小林氏の政治主導の意識は、8月の総選挙でもうかがえた。八戸市を含む青森3区で当選した自民党公認の大島理森氏への支持を鮮明にするなかで、市民病院へのドクターヘリ導入や企業誘致の成功を「大島氏の支援なしに実現しなかった」と評し、政治家の力が市の施策実現のためにいかに大きいかを強くアピールした。


 自治体レベルでは、政党と等距離を保ち、「市民党」「無党派」などと名乗る無所属の首長が多い。支持政党を明らかにする小林氏は異色ともいえる。


 しかし、国政は「政治主導、脱官僚」を掲げる民主党を中心とした政権が誕生した。官僚(=自治体職員)が作る政策に政治家が乗っかるのではなく、政党の掲げる政策に官僚(=自治体職員)が従うトップダウンのやり方が、時代の要請となりつつある。


 自民と蜜月関係を保ち、公明党の推薦も受けて市長選に出る小林氏に対し、新顔で立候補する前市議の三浦博司氏(31)も民主党色を前面に押し出す。


 9月市議会の一般質問では「国政野党を支持する小林市政の危うい継続を望むのか、民主党中心の政権運営に歩調を合わせ、市政発展につなげていくのか」と迫った。


 2大政党をバックにした対決ムードが高まるなか、15日に出馬を表明した千葉和男氏(61)は、どの政党の支援も受けずに、2人の間に分け入ろうとしている。
(川上眞)

849チバQ:2009/10/17(土) 16:56:51
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091016ddlk02010148000c.html
24万都市のまちづくり:’09年八戸市長選/上 強まる都市部への引力 /青森
 ◇個性と文化で生き残れ
 毎週日曜日の早朝、八戸市の館鼻岸壁で開かれる朝市。約400もの露店がひしめき、地元はもとより、多くの観光客でごった返す。運営者の湊日曜朝市会は「毎日問い合わせがあり、毎週のように取材が入る」と、にぎわいぶりを話す。

 東北新幹線は02年12月、県内で初めて八戸に延伸した。観光客は02年の380万人から07年には573万人に増える。「東京から乗り換えなしで3時間。知名度は上がった」と、市の古舘光治観光課長。企業誘致や医師確保の点でも、利便性をアピールした。

 だが来年12月には新青森駅が開業し、八戸は発着駅の座から降りる。八戸高専総合科学科の河村信治教授(都市科学)は「交通が発達するほど都市部への引力が働く。生き残るためにまちの個性を生かし、文化を育てないと」。八戸は岐路に立っていると指摘する。

 市の対応はどうか。

 産業政策課は「仙台にも盛岡にも青森にも近い」をセールスポイントにし、企業誘致を図る。半径300キロ圏内に青森から仙台までが十分入る。千葉憲志課長は「延伸を積極的にとらえ、地道に利点を訴えていく」。

 観光課も「高速化イコール広域化。八戸を中核とした地域全体の魅力をPRしていく」と足並みをそろえる。下北半島や岩手県北など、周辺市町村との情報交換、連携が不可欠という。

 通過駅の町ではなく、全国展開の要所・拠点として、新幹線を生かしたまちづくり。鍵はダイヤが握る。JR東日本青森支店によると、発表は開業の半年〜3カ月前という。

 東京−新青森を最短時間で結ぶため、八戸を通過する列車があることも考えられる。千葉課長は「そうなれば拠点どころではない」。市としてJR側への具体的な働きかけはなく、「これからでは遅いくらい」と心配する関係者もある。

 朝市会は「市民に愛され、商いができればいい。それが観光に使えるのなら、どうぞ利用してほしい」と話す。

 河村教授は「この規模の都市が個性を生かすには、市民参加が欠かせない。まず自分たちの暮らしを楽しむのは、いいこと。行政は市民をうまく発奮させ、サポートしてほしい。ピンチとチャンスは紙一重です」と注文を付けた。

     ◇ 

 八戸市長選は18日に告示、25日に投開票される。八戸市が今、どのようなまちづくりを求められているのかを探った。【喜浦遊】

850チバQ:2009/10/17(土) 16:57:33
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091017ddlk02010115000c.html
24万都市のまちづくり:’09年八戸市長選/下 中心街にぎわい回復へ /青森
 ◇「はっち」建設、新たな顔に
 八戸市中心街の一角に昨年9月末、オープンした喫茶店「かだる・かふぇ」。「八戸せんべい汁研究所」のメンバーが出資し、せんべい文化の拠点にしようとした。マスコミにも取り上げられて話題を呼んだが、4カ月後に閉店した。

 「好きだと言ってくれるお客さんはいた」と研究所の木村聡事務局長は言う。しかし採算は合わなかった。経営方針についての反省もあるが、木村さんは「もう少し中心街に活気があると思っていた。イベントのない週末は平日よりも人がいない。中心市街地で店を保つのは本当に大変」と実感を語る。

 市は08年7月、国の「中心市街地活性化基本計画」の認定を受けた。12年3月までの4年9カ月間に休日歩行量の16%増▽居住人口の4%増▽空き店舗率の2・1%減−−を達成することなどを数値目標に掲げている。

 しかし、現状は厳しい。日本経済新聞社産業地域研究所の今年3月の調査によると、市の08年度の歩行量増減率は07年度比31・9%減で、調査した66市で最下位だった。市は景気悪化の影響もあるとみるが、木村さんは「実際に店をやってみると納得の数字」と話した。

 市が中心街活性化の核に据えるのが、三日町に建設中の「地域観光交流施設・はっち」だ。総事業費は42億円。商業施設というより、市民活動の場、観光情報発信の拠点と位置づけ、年間利用者65万人を目指す。市は施設ができれば休日歩行量は5210人増、施設を軸にした観光促進で宿泊客数1800人増、建設で空き店舗三つを解消など、あらゆる効果を算定している。商店街関係者は「初めて市が中心街に大型の投資をした」と喜ぶ。

 一方、木村さんは「個々の店が面白くないと、町中の魅力にはつながらない」と考える。行政には、新しく店を開きたい事業者に家賃の一部を助成するなど、若者が中心街で挑戦するのを後押しする施策を展開してほしいと望む。

 八戸高専の河村信治教授(都市科学)は、「はっち」をきっかけに市民のまちづくりへの意識が高まることを期待する。「本当は建設前にもっと、かんかんがくがくの議論があってよかった。市民がおとなしすぎる。はっちに対する賛否両論で意識を高めてもらい、街の『顔』の中心街をしっかり作る機会になれば」と話す。

 「市民の1〜2割の意識が変われば、街は変わる」と河村教授。行政の施策を待つのではなく、行政と市民が一緒になってまちづくりに取り組む姿勢が問われている。【喜浦遊】

851片言丸:2009/10/19(月) 08:28:39
宮城知事選、現職村井氏が安定した戦い 自民県議ら支援
2009年10月18日23時28分
http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY200910180301.html

 25日に投開票される宮城県知事選で、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者に電話調査をし、取材で得た情報とあわせて中盤の情勢を探った。いずれも無所属の3候補のうち、再選を目指す現職の村井嘉浩氏が全県で安定した戦いぶりで、民主、社民、国民新が推薦する遠藤保雄氏と、共産が推薦する天下みゆき氏を引き離している。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、元自民党県連幹事長でもある村井氏は今回は政党推薦を求めなかったものの、自民県議らの支援を受けて、同党支持層の9割以上をまとめ、無党派層からの支持も厚い。一方、遠藤氏は民主支持層からの支持が2割台しかなく、残りの多くが村井氏に流れている。
http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY200910180301.html

852カレンちゃん:2009/10/19(月) 15:19:33
ここって私しか知らないのかな?
↓    ↓    ↓
http://magiclien.com/?sk4

知ってる人が居れば情報ください!

853とはずがたり:2009/10/20(火) 04:39:13
角館と西木なら角館だけど生保内(田沢湖)が西木に流れれば解らない,かな。

県議補選・仙北市選挙区 2氏による争い確定
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091016i

 16日告示された県議会議員仙北市選挙区補欠選挙(欠員1)は、同日午後5時、立候補の受け付けが締め切られ、いずれも無所属の新人で、旧角館町長の太田芳文氏(62)と、旧西木村助役の佐藤雄孝氏(57)の2氏による争いが決まった。投開票は25日。

 太田候補は、角館町田町上丁の選挙事務所で約200人の支持者を前に第一声。「仙北市を発展させ、市の抱える問題を一つ一つ解決していきたい。どうか県政の場に立たせてほしい」と訴えた。

 佐藤候補は西木町門屋の選挙事務所で支持者約300人を前に第一声。「基幹産業の農業で、より利益を上げられるようにする。若者定住、観光振興を進め、地域の閉塞(へいそく)感を打開したい」と訴えた。

県議会議員仙北市選挙区補欠選挙(欠員1?2、届け出順)

(1)太田 芳文 62 無新 会社役員
(2)佐藤 雄孝 57 無新 農  業
(2009/10/16 23:05 更新)

854名無しさん:2009/10/20(火) 07:27:17
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910190006

現在位置:asahi.com> マイタウン> 福島> 記事

県議会でも過半数を、民主系会派積極姿勢
2009年10月19日

●県議会第二会派の県民連合


 県議会第2会派の県民連合の代表者と支持母体の連合福島は19日、福島市内で会合を開き、11年の県議選で自民党の議席を上回り、過半数の議席獲得をめざす方針を確認した。国政は民主党系の政権に交代したが、県議会では自民党が第一党。民主党系の佐藤雄平知事を支える県議会の基盤を強くするため、1人区での県議候補者擁立など積極路線を進める。(丹治翔)


 ●名実ともに県政与党に


 「参院選、統一地方選では何とか勢力を拡大し、名実ともに県政与党になれるよう頑張りたい」。県民連合の渡部譲会長は冒頭、訴えた。
 この日集まったのは、県民連合を構成する民主、社民の両県連、民主系無所属議員、連合福島の各代表者。4者は前回知事選の候補者選考を機に協議会を発足。07年の県議選以降目立った動きはなかったが、政権交代を受けて県政での影響力を高めようと活動を再開した。来年の参院選と知事選、再来年の県議選に向け、準備を進める方針だ。
 県議会は定数58。現在は県民連合21、自民26の議席を持つ。前回07年県議選直後は県民連合20、自民30だったが、自民党県議の市長選転出などで勢力差は縮まっている。
 この議席数を逆転させて過半数を取るため、複数区での議席を増やすとともに、1人区の候補者擁立を積極的に進める。07年県議選は、12あった1人区で自民系が8議席を取り、うち4人は無投票当選。県民連合は6選挙区しか候補者を立てられず、当選は3人にとどまった。


 ●知事の交代も追い風に


 しかし、国政の政権交代だけでなく、知事も佐藤栄佐久知事から民主系の雄平知事に交代した。ある県議は「これまでの1人区は栄佐久知事の存在もあって自民が強かったが、状況は変わった。次の県議選まで時間があるので、準備を進めたい」と意気込む。
 この日の協議では、来秋に任期満了を迎える知事選で、現職の雄平知事を引き続き支援することも確認した。連合福島の羽田則男会長は「佐藤雄平県政2期目の実現をめざしてスタートしたい」と述べた。現職知事としてまだ再選の意思を表明していないなかでの発言だが、出席者の一人は「雄平知事は民主党の出身で、これから自分のカラーを出しやすくなる。目立った失政もなく、2期目への期待の表れ」と解説する。
 民主党県連は来夏の参院選で候補者を2人出す可能性も示唆している。来秋の知事選、11年の県議選と合わせた三つの選挙で、県内の勢力を拡大させたい考えだ。

855とはずがたり:2009/10/20(火) 17:13:58
小林氏リード追う三浦氏 市長選本社世論調査(2009/10/20)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/10/20/new0910200901.htm

 任期満了に伴う25日投開票の八戸市長選で、デーリー東北新聞社は18、19の両日、電話による世論調査を実施し、これまでの取材を加味して告示直後の情勢を探った。いずれも無所属の3候補のうち、再選を目指す現職小林眞氏(59)=自民、公明推薦=がリードし、前市議の新人三浦博司氏(31)=民主推薦=が追う展開。元市職員の新人千葉和男氏(61)は独自の戦い。調査時点では全体の3割超が投票態度を決めておらず、情勢は流動的な要素をはらんでいる。
 
 小林氏は、推薦を受けた自民、公明支持層のそれぞれ9割近くをまとめたほか、無党派層の約7割に浸透。年齢別では、現職の知名度を生かし、満遍なく支持を集める。
 職種別では、管理職や農林漁業、主婦、商工サービス業に浸透。農林水産業の振興や人口減少対策、雇用・経済対策を求める層から高い支持を得る。
 出馬表明から1カ月余りの三浦氏は、推薦を受ける民主支持層の約7割に浸透しているものの、3割ほどが小林氏支持に流れており、民主票をまとめきれていない。
 年齢別では、20、30代で小林氏と拮抗(きっこう)。職種別では、事務・技術職に浸透し、子育て環境の充実や行財政改革を求める層から支持を得る。
 小林、三浦両氏とも自主投票となった共産、社民の支持層の一部に食い込んでいる。
 告示直後の時点では全体の3割超が投票する人を決めておらず、各陣営とも選挙戦終盤に向け、激しい集票合戦を繰り広げそうだ。
 今回の世論調査による政党支持率は、民主35・9%、自民26・0%で、国政の構図を反映する結果となった。
 ■調査の方法 八戸市内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかける方法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。実際に有権者がいる世帯にかかったのは741件。うち541人から回答を得た。

856名無しさん:2009/10/20(火) 18:55:18
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091020ddlk07010126000c.html

選挙:県議選 過半数獲得へ協力−−民主など4者協議会 /福島
 民主、社民両党の県連と県民連合、連合福島の4者は19日、福島市内で協議会を開き、再来年の県議選で、会派「県民連合」の過半数の議席獲得に向けた協力体制を構築することを申し合わせた。今後定期的に会合を持ち、来年の参院選や知事選の協力も協議を進める。

 4者協議会は06年の知事選後に開かれて以来、約3年ぶり。この日は7人が出席し、非公開で行われた。

 県議会は現在、民主と社民、無所属県議で作る県民連合が21議席、自民が26議席で、県民連合は第2会派にとどまっている。今後、新たな候補者の発掘を進め、定員が2人以上の選挙区では複数候補を擁立し、自民が議席を占める1人区でも擁立を検討する。

 連合福島の影山道幸事務局長は会合後、「具体的な協力内容を詰めていきたい。8月の衆院選で与党となったので、県議会でも第1会派を目指したい」と話した。【関雄輔】

857名無しさん:2009/10/20(火) 18:59:41
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910200005

現在位置:asahi.com> マイタウン> 福島> 記事

政権交代@福島:県議会過半数めざす
2009年10月20日


 ●民主1人区積極擁立へ


県議会第2会派の県民連合の代表者と支持母体の連合福島は19日、福島市内で会合を開き、11年の県議選で自民党の議席を上回り、過半数の議席獲得をめざす方針を確認した。国政は民主党系の政権に交代したが、県議会では自民党が第一党。民主党系の佐藤雄平知事を支える県議会の基盤を強くするため、1人区での県議候補者擁立など積極路線を進める。(丹治翔)


 「参院選、統一地方選では何とか勢力を拡大し、名実ともに県政与党になれるよう頑張りたい」。県民連合の渡部譲会長は冒頭、訴えた。


 この日集まったのは、県民連合を構成する民主、社民の両県連、民主系無所属議員、連合福島の各代表者。4者は前回知事選の候補者選考を機に協議会を発足。07年の県議選以降目立った動きはなかったが、政権交代を受けて県政での影響力を高めようと活動を再開した。来年の参院選と知事選、再来年の県議選に向け、準備を進める方針だ。


 県議会は定数58。現在は県民連合21、自民26の議席を持つ。前回07年県議選直後は県民連合20、自民30だったが、自民党県議の市長選転出などで勢力差は縮まっている。


 この議席数を逆転させて過半数を取るため、複数区での議席を増やすとともに、1人区の候補者擁立を積極的に進める。07年県議選は、12あった1人区で自民系が8議席を取り、うち4人は無投票当選。県民連合は6選挙区しか候補者を立てられず、当選は3人にとどまった。


 しかし、国政の政権交代だけでなく、知事も佐藤栄佐久知事から民主系の雄平知事に交代した。ある県議は「これまでの1人区は栄佐久知事の存在もあって自民が強かったが、状況は変わった。次の県議選まで時間があるので、準備を進めたい」と意気込む。

858名無しさん:2009/10/20(火) 19:22:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091019-OYT8T01297.htm

ホーム>地域>福島
民主県連など4者協、「知事選で協力」
再選出馬なら支援の中核
 民主党県連、社民党県連、県議会第2会派「県民連合」、連合福島は19日、福島市で4者協議会を開き、次期知事選での協力体制を確認した。4者協は2006年の知事選では佐藤現知事の支援母体になっており、佐藤知事が再選出馬すれば支援組織の中核となる。任期(来年11月)まで残り1年となった次期知事選での具体的な動きは初めて。

 4者協の開催は統一地方選のあった07年以来。この日は民主党県連の中村秀樹幹事長、社民党県連の古川正浩代表、県民連合の渡部譲会長、連合福島の羽田則男会長らが出席し、来年夏の参院選、2011年の統一地方選などで共闘していくことを確認した。4者は今後、不定期に会合を開き、県政での勢力拡大を図る。

 4者協は06年の知事選の際に初会合が開かれ、メンバーは佐藤知事の選対本部に名を連ねた。民主、社民両党と無所属の県議が所属する「県民連合」は、県議会で佐藤知事の与党会派となっている。この日の会合では支援候補には踏み込まなかったが、出席者は佐藤知事を支えていくとの認識を共有したという。

 知事本人は知事選の出馬について言及していない。

(2009年10月20日 読売新聞)

859名無しさん:2009/10/22(木) 21:15:32
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091022ddlk04010006000c.html

選択:’09知事選 政党組織の厚い支援 告示から2週間、最終盤迎え /宮城
 25日に投開票される知事選は最終盤を迎えている。立候補している前国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主、社民、国民新推薦、現職の村井嘉浩氏(49)、県民主医療機関連合会事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=の3人は、政党組織から手厚い支援を受けて選挙戦を展開。「県民党」を掲げ政党色を薄めたかにみえる村井氏陣営は自民党組織に支えられており、新人2人の陣営も推薦政党が衆院選並みに活動する。告示から2週間の各陣営の動きをまとめた。【伊藤絵理子、比嘉洋】

 ◇衆院議員が脇固めフル回転−−遠藤氏
 遠藤氏は、推薦する民主党組織が全面支援。なかでも8月に当選し「知名度も組織力もホット」(陣営幹部)な衆院議員5人がフル回転する。昼夜を分かたず遊説車に同乗し、支持者回りや街頭演説で脇を固める。

 個人演説会は衆院議員を中心に、参院議員4人、地元議員らがそれぞれの地盤を生かし主催。20〜30人から300人以上の規模で連日1〜5カ所をこなしている。

 国政との連携アピールのため、民主党本部から大臣を含む国会議員約15人も宮城入り。17日の個人演説会では、仙谷由人行政刷新担当相が「国も県も膨大な借金を抱え、全事業を点検する必要がある。遠藤さんはそれが十二分にできる方」と太鼓判を押した。

 ◇自民党の支援演説会で顕著−−村井氏
 村井氏は政党に推薦を要請せず、党派色を薄める選挙活動を展開してきたが、個人演説会では自民党の県議や農政連などの支持団体の支援が顕著だ。多くの会場では首長も弁士として、県政と市町村政の結束をアピール。大河原町では700人超の聴衆を集めた。

 陣営によると、実施した演説会は19回。いずれも仙台市を除く郡部で行った。新人として出馬した05年知事選は約30回だったが、現職として知名度を得た今回は数を減らし、無党派層の多い仙台で「なるべく街頭に立つ」戦略に出ている。

 20日夜は角田市で実施。村井氏は企業誘致で地域経済を活性化する「富県戦略」について約30分熱弁を振るい、聴衆545人全員と握手を交わした。

 ◇新たな票掘り起こしに懸命−−天下氏
 天下陣営は共産党の地元議員や県民医連、労働組合が中心となって着実な選挙戦を繰り広げる。坂総合病院(塩釜市)など医療や福祉の現場で約30年働いた経歴を基に、医療関係者や患者、高齢者らに幅広い支持を呼びかけ、共産党の支持層を上回る新たな票の掘り起こしに懸命だ。

 個人演説会は21日までに23カ所で実施。聴衆が30〜80人ほどの小規模集会を重ねることで、意見を交わしやすい雰囲気を保ってきた。陣営側は、天下氏の明快な弁舌を前面に出すため「可能な限り個人演説会と街頭演説を行いたい」としており、本人が話す時間は1カ所当たり約10分と短め。天下氏の退席後は、議員や医師らがマイクを引き継ぎ社会保障の拡充を訴えている。

860チバQ:2009/10/23(金) 18:58:08
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091014_03.htm
県政の難題 09知事選(1)財政再建/抜本改革の断行急務

07年に有料化された県庁前の来庁者駐車場。苦心の増収策を図っているが、財政健全化への道のりは遠い


 宮城県知事選(25日投票)は中盤戦に入り、3候補が支持拡大に奔走している。次期県政トップは景気低迷や少子高齢化に向き合いながら、山積みの政策課題に取り組み、県民の暮らしを守る使命を帯びる。県政が直面する六つの難題を探るとともに、各候補に解決の方策を聞いた。
(県政取材班)=6回続き

●「骨格も組めず」
 民主党政権が打ち出した2010年度予算の見直しに、県の担当者が神経をとがらせている。

 自民党政権下の予算編成方針を大幅に変更し、新たな概算要求がまとまるのは15日。例年に比べ1カ月半も日程が押し、都道府県の予算指針となる地方財政計画の試算も、まだ示されていない。

 「11年度にも財政再生団体に転落する可能性がある」。県が3月、中期(09〜13年度)財政見通しで示したシナリオだ。
 5カ年に見込まれる財源不足総額は楽観的に見積もっても867億円。自治体財政健全化法に基づく転落ラインとなる累計不足額は234億円で、2年後には一線を超える。

 10年度の予算編成は危機回避への正念場となる。佐野好昭財政課長は「情報収集に当たっているが、いまだに骨格すら組めない状態だ」と話し、困惑を隠さない。

●人件費もカット
 県の財政難が表面化したのは1999年。浅野史郎前知事の「財政危機宣言」から10年もの間、ひたすら立て直しを図ってきた。06年には新・財政再建推進プログラムを策定。歳出抑制に加え、さまざまな歳入確保策を模索してきた。

 06年に青葉山県有地(仙台市青葉区)、07年に旧勾当台会館(同)を計40億円で売却。07年に有料化した県庁来庁者駐車場は2年間で1億4000万円の増収となった。県営宮城球場を皮切りに県民会館、総合体育館などに拡大したネーミングライツ(命名権)の売却収入は年間約1億4000万円にまで増えた。

 この4年で、人件費抑制などで埋めた財源不足額は約2860億円に上る。08年度普通会計の決算は実質収支で51億円の黒字を確保。財政構造の柔軟性を示す経常収支比率は94.0%で、過去最悪の07年度(96.5%)からやや改善した。

●社保費など増加
 成果は上げたが、苦心のやりくりは少子高齢化に伴う社会保障費の急増と景気後退による税収減に吹き飛ばされた形だ。依然として健全化への出口は見えない。

 03年度に300億円あった財政調整などの基金は枯渇し、切り売りする大型資産は尽きた。赤字県債などの地方債残高は1兆4000億円を超え過去最高を更新し続ける。
 昨年度は福祉や産業、環境など160事業を休廃止する方針を示し、補助金や負担金など約4億円を削減。県民サービスにも切り込んだ。

 「国がゴーサインを出したのに県が負担分を賄えず、あきらめざるを得ない事業もある」と言うのは県町村会長の佐々木功悦美里町長。市町村には「人件費削減や組織再編など倒産企業並みの覚悟で抜本改革を」(仙台圏の首長)などと、県に対する不満もくすぶる。
 県は本年度中に新たな再建プログラムを策定する方針だが、「秘策はない」(財政課)。もはや対症療法からの転換は避けられそうにない。

◎各候補の訴え
<遠藤氏>
 宮城戦略企画局を置き、無駄の排除など徹底した行政改革を行う。知事として退職金を返上し給与を5割カットする。

<村井氏>
 命名権による増収策、人件費抑制などを進めてきた。あらゆる歳入確保、歳出削減を総動員し、新たな方策を模索する。

<天下氏>
 大型開発の無駄と大企業へのばらまきを見直し、削減された地方交付税などの復元と拡充を新政権に対して要請する。



2009年10月14日水曜日

861チバQ:2009/10/23(金) 18:58:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091015_01.htm
県政の難題 09知事選(2)学力向上/少人数学級拡大なるか

県の少人数学級化事業の対象となり、1学級19人で授業を受ける児童。一人一人に教員の目が届きやすい=亘理町荒浜小


●厳しい試験結果
 「結果に驚いている。危機感を持って取り組みたい」。全国学力テストの結果が公表された8月、県教委の竹田幸正義務教育課長は、厳しい表情で成績を発表した。

 学力テストが始まった2007年、2回目の08年に続き、小学6年の国語、算数の正答率は全国平均を下回った。漢字の読み書きなど基礎知識を問う国語Aは全都道府県の中で3番目に悪かった。

 県教委は現在、八つの学力向上策に取り組む。柱は公立の小学1、2年と中学1年で35人学級を実現する事業だ。
 国が定める小中学校の学級編成基準は40人だが、県の裁量で40人未満とすることができる。事業は04年に始まり、125小学校、85中学校で導入した。本年度は13億3000万円を予算化している。

●生活面でも効果
 対象校の一つ、亘理町荒浜小は1年生37人、2年生36人をそれぞれ2学級に分けている。大沼吉朗校長は導入効果について、「学習のつまずきだけでなく、生活面の変化を見つけやすい。授業にまとまりも落ち着きも生まれる」と説明する。

 3年生からは40人が基準で、現在の1、2年生は3年生に進級すると1学級となり、クラスメートは一気に倍増する。

 県小学校長会と中学校長会は8月、35人学級の対象学年拡大を県教委に求めた。小学校長会長の青木司一古川一小校長は「教員が多忙になる中で、児童生徒と向き合う時間の確保は、何事にも代え難い」と強調する。

●予算確保が課題
 ただ、こうした要望は長年、棚上げされてきた。少人数学級は人件費増と表裏一体のためだ。県教委の試算では、35人学級を全学年に広げると、教員500人の増員が必要となる。正規採用で35億円、常勤講師でも22億円の工面に迫られる。

 小林伸一教育長は「35人学級の教育的効果は十分認識しているが、予算編成のテーブルに乗せられないほど、県の財政事情は厳しい」と理解を求める。

 財政難に直面しながらも隣県は一歩先を行く。福島は05年度、30人学級を小学1年〜中学3年でスタートさせた。本年度の予算額は62億5000万円に上る。

 山形は04年度、33人学級を小学1年〜中学1年で始めた。本年度予算は6億4000万円。11年度までに中学3年まで広げる。
 宮城県PTA連合会の高橋定光会長は「先行事例があるのだから、宮城でもできるはずだ。将来を支える子どもたちのために、優先的に取り組んでほしい」と保護者の思いを代弁した。

◎各候補の訴え
<遠藤氏>
 教育効果が顕著な少人数学級の導入は、東北6県で宮城が一番遅れているので、計画的に拡大する。

<村井氏>
 学力向上は今後も重点的に取り組む。キャリア教育や健康教育、障害のある子どもたちの環境整備にも努める。

<天下氏>
 一人一人の可能性を伸ばす30人学級を小中学校、高校に導入し、教職員の増員と教育条件の改善を進める。



2009年10月15日木曜日

862チバQ:2009/10/23(金) 18:59:03
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091016_02.htm
県政の難題 09知事選(3)地震対策/市町村対応に温度差

住民に耐震診断を説明する市職員とボランティアスタッフ。防災意識の向上へ県の役割は大きい=東松島市


●制度を知らない
 「宮城県沖地震が今後30年のうちにほぼ必ず来ると言うので心配。いくらかでも、自宅を持たせたいと思って耐震診断を決めた」
 木造住宅の耐震診断ローラー作戦で4日朝、東松島市職員の訪問を受けた同市赤井の主婦平塚麗子さん(63)は、すぐに診断を申し込んだ。

 自宅は1977年築。翌年、宮城県沖地震に遭い壁にひびが入った。2003年の宮城県連続地震では屋根瓦が落ち、トタンにふき直した。
 耐震診断には計14万4000円かかるが、国と県、市町村から補助が出て、自己負担は8000円で済む。平塚さんはローラー作戦で補助制度を知った。

 「一般の市民は仕組みや制度を知らない。小まめに教えてもらいたい」と平塚さん。手厚い支援があっても、住民が申請しなければ補助は受けられない。

●診断件数が減少
 県内の住宅の耐震化率は74%(03年現在)。年々上昇傾向にあり、09年度は80%程度に達すると見込む。

 一方、年間約1000件以上で推移してきた耐震診断の申込件数は鈍化し始めている。09年8月末時点で前年度を4割も下回り、このままでは700件を割り込む可能性もある。

 耐震診断は制度開始から7年目で、08年度は岩手・宮城内陸地震の影響で申込件数が一時的に伸びた。県は「防災に関心の高い人の申し込みが一巡し、件数が下がってきたのでないか」とみる。

 防災意識の一層の浸透が急務で、県が呼び掛けた県内一斉のローラー作戦は今回初めて行われた。実施は市町村の自主性に任せられる。

●計画の検証急務
 市町村の姿勢には温度差があり、住宅の耐震化率は30〜83%と開きがある。公立小中学校施設の耐震化率は県平均で90%だが、50〜60%台にとどまる市町もある。自主防災組織のとらえ方も市町村によってバラバラだ。

 県内は頻繁に地震に襲われてきた。防災拠点となる公共施設の耐震化率が全国4位となるなど、他県に比べ防災意識は高いが、市町村に任せっきりにしているだけでは防災対策は進まない。

 東北大大学院文学研究科の吉原直樹教授(コミュニティー論)は「市町村はそれぞれ防災意識が違う。県は現状を把握し、打ち出した計画が市町村の防災事業にどう役立っているのか、検証するべきだ」と指摘。防災計画や被害想定を実効性のあるものにするため、県がイニシアチブを発揮する必要性を強調する。

◎各候補の訴え

<遠藤氏>
 建築物の耐震化、特に20万戸に上る未耐震木造住宅の耐震診断、改修助成を拡大、ソフト面では避難弱者対策を急ぐ。

<村井氏>
 県民の安心・安全の確保を期すため、防災・危機対策に立ち向かう意識の高揚、防災・危機管理体制の向上を推進する。

<天下氏>
 地震による人命の損失を防ぐため、無料の住宅耐震診断と耐震改修補助の制度をつくり、住宅の耐震化を加速する。



2009年10月16日金曜

863チバQ:2009/10/23(金) 18:59:22
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091017_02.htm
県政の難題 09知事選(4)雇用創出/企業誘致 実感乏しく

新規高卒者の就職面接会。企業側の採用人数は、来場した高校3年生の半分にも満たない=石巻市の石巻文化センター


●面接待ち長い列
 石巻市の石巻文化センターで15日あった新規高卒者の就職面接会。ホールには企業の人事担当者との面接を待つ長い行列ができ、入り口ロビーにも生徒があふれた。

 参加した高校3年生は石巻地域を中心に県北一円21校の約230人。昨秋に比べ3割増えた。一方、35社だった参加企業は18社に半減した。
 主催した石巻公共職業安定所は「20社を切ったのは記憶にない。企業訪問を繰り返したが、採用意欲の冷え込みは厳しい」と説明する。
 巣立ちの春を半年後に控え、高校側の焦りも深刻だ。

 「ことしは届く求人票もわずか。受験機会すら与えてもらえない」と話すのは女川高の木村光晴進路指導部長。河南高の西塚久良進路指導部長は「電気関係など製造業の求人はほとんどない。仙台圏に進む企業誘致の効果はまだ実感できない」と指摘する。

 東北自動車道白石インターチェンジ南側に広がる約10ヘクタールの荒れ地。白石市が2011年の完成を目指す「深谷工業団地」の予定地だ。用地取得を終え年内には造成に入る見通しだが、前途には暗雲が立ち込める。

●昨秋に状況一変
 工業団地整備が持ち上がったのは08年春。10億円規模の独自投資へ背中を押したのは、トヨタ自動車グループのセントラル自動車(神奈川県相模原市)など、製造業を中心に相次ぐ県内への企業進出ラッシュだった。

 同市は05年に人口が3万台に落ち込み、「4万人都市復活大作戦」を掲げる。定住人口の増加に向けた雇用創出へ、もくろみが動きだした昨秋、状況は一変した。

 3、4社あった企業からの問い合わせは、リーマン・ショックに端を発した世界不況でぱたりとやんだ。
 「市内には当時、未分譲の工場用地が1ヘクタールしかなかった。急いで企業の受け皿を用意しなければならないという焦りがあった」と太斎義勝副市長。今は「本格的な景気回復はいつになるのか」と別の焦りに気をもむ。

●求人は最低水準
 県内の8月の有効求人倍率(パートを含む季節調整値)は0.37倍で1963年の調査開始以来、最低水準に並んだ。管内別では大河原(0.15倍)、古川、築館、迫(0.29倍)などの低迷ぶりが著しい。

 七十七銀行は9月、工場建設が進むセントラル自動車、パナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)の進出について、本格稼働に伴う経済効果は年間3088億円に達するとの試算をまとめた。

 雇用危機の脱却に向けて企業誘致は唯一の明るい材料だが、「期待値」頼みの危うさは消えない。好機を「足元の豊かさ」に導く県政の推進力がいよいよ試される。

◎各候補の訴え

<遠藤氏>
 1次産業の振興に加え、「宮城版グリーンニューディール」による環境分野の産業を育成。職業訓練制度の充実も図る。

<村井氏>
 企業誘致の加速で1万人以上の雇用を創出する。国と連動した離職者支援や就業機会づくりなどを継続的に実行する。

<天下氏>
 地元産業への融資制度を独自につくり、農林漁業の後継者育成を支援する。輸出大企業を中心にした県政を転換する。



2009年10月17日土曜日

864チバQ:2009/10/23(金) 18:59:44
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091018_01.htm
県政の難題 09知事選(5)農業再生/国頼らず独自施策を

農業経営は厳しさを増し、後継者不足が深刻だ。農業者の視点に立った県の施策展開が求められる=富谷町


●「経費で終わり」
 「もう若い衆は田んぼをやっていない。ここら辺の農家は70代がほとんどだ」

 富谷町の北端、志戸田地区。隣の大和町と接する国道4号沿いの水田で、林業と農業を兼ねる高橋勇一さん(77)が稲刈り作業の手を休めて話す。

 一人息子は勤め人。たまに農作業を手伝うが、田んぼを継いでくれるかどうかは分からない。「農業だけではやっていけない。経費で終わりだ」。米価下落や資材価格の高騰が農家を圧迫し、後継者不足につながる。

●下降続く産出額
 県農業振興課によると、2008年度の新規就農者は80人。離農者の統計はないが、地域農業を支える認定農業者の人数を維持するだけでも年間185人の就農が必要になる計算だ。農村は急速にしぼんでいる。

 これに加え、生産調整による耕地面積縮小などを背景に、県内の農業産出額も下降線をたどる。07年度は1830億円で、00年度に比べ400億円減った。

 農業産出額の減少を食い止めて農村を再生する打開策として、東北大大学院農学研究科長の工藤昭彦教授はコミュニティービジネスを挙げる。

 農業分野は国の施策が大きな柱だが、工藤教授は「県が進めるべきはハードでなくソフトの部分」と指摘。農業振興と村づくりを一体的に進める役割を県に求める。

 農産物直売所、農家レストランなどのコミュニティービジネスは、農家の所得向上や高齢者の生きがいづくりにつなげられるという。
 ただこうしたビジネスは十分浸透していないのが実情だ。

 全国に1万カ所以上あるとされる農産物直売所。県内は255カ所にとどまる。県別データはないが、県農産園芸環境課は「多い方ではない」と言う。年間数億円を売り上げる大規模店から農家の主婦が小人数で経営する店まで形態は多種多様だ。

●疑念生む縦割り
 県は細やかな支援を展開できるか。各課は講座開催や相談受け付けなどを続けてきたが、使い勝手のいいワンストップサービスからは程遠い。

 県庁の窓口はアグリビジネスが農産園芸環境課、農産物直売ビジネスが農林水産経営支援課、農家レストランは農村振興課など、農水省の組織や補助制度に応じて複数のセクションにまたがる。

 縦割り行政は施策の広がりを邪魔し、「県は国の制度や補助金だけを見て仕事をしているのではないか」(農協関係者)との疑念を生む。

 財政難の県は国の制度を頼りがちだが、「補助金に振り回されてはいけない」と工藤教授。農業振興や農村再生という原点に返った施策展開を求めている。

◎各候補の訴え

<遠藤氏>
 農林水産物の生産、加工、流通が連携し宮城ブランドを確立。戸別所得補償で農家経営を維持し環境保全型農業を推進。

<村井氏>
 「食材王国みやぎ」の総合的な展開、県内食料の供給力強化と県産食材の消費拡大を進める。次代を担う人材を育成。

<天下氏>
 新政権の戸別所得補償を活用するとともに、コメ、青果、畜産物などの価格支援策、新規就農支援制度をつくる。



2009年10月18日日曜

865チバQ:2009/10/23(金) 19:00:06
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091019_05.htm
県政の難題 09知事選(6完)待機解消/立ち遅れる特養増床

昼食を取る特養の入所者。食事、入浴、排せつなどの介護や日常の世話が24時間受けられるため、入所待機者が絶えない=美里町、いなほの里


●申請4年で入所
 在宅介護が困難なお年寄りが暮らす特別養護老人ホーム(特養)。柴田町の石井スエさん(83)は4月、4年前に申し込んだ町内の特養に、市町村による要介護認定レベルが最も重い「要介護5」の夫(82)を入所させることができた。

 夫が認知症になったのは10年前。以来、スエさんは持病を抱えながら、介護してきた。
 夫は2005年、リハビリを目的とする老人保健施設(老健)の利用を始めた。介護の負担は軽減したが、家計の負担は増した。

 スエさんは「自分の体調も心配で…。待っている間は、不安だらけだった」と打ち明ける。

●本年度40床だけ
 県の調査によると、県内の特養の定員は6800人。ほとんどの施設が満床で1万800人が入所を待つ。そのうち、要介護5は2000人に達する。
 特養は24時間ケアが受けられるほか、ほかの施設に比べ費用が割安だ。入所期限がなく、ついのすみかにもなる。要介護3以上のお年寄りの増加も需要を押し上げる。

 そんな状況の中、県の施設整備は予定通りに進んでいない。06〜08年度の3年間で850床を増やす計画だったが、実際は673床にとどまっているのだ。

 県は待機者解消を目指し、11年度までに1700床の拡充を目標に掲げる。1床当たり最大315万円を助成。整備を加速させるため、助成対象を個室だけでなく2〜4人が相部屋で暮らす「多床室」にも広げた。

 それでも09年度の増床見込みは2施設の40床だけ。多床室も、手を挙げたのは1施設のみで出足は鈍い。県長寿社会政策課は「10年度は整備に前向きな施設が多く悲観はしていない」と話す。

●負担増える懸念
 県内の特養は50床前後が大半を占める。県老人福祉施設協議会の西沢優李子会長は「小さい施設ほど収支が成り立ちにくい。設備投資に二の足を踏んでしまう」と指摘する。離職率が高い介護職の人材難も一因という。

 介護保険受給者一人当たりの介護施設の介護費は在宅系サービスの2.5倍になる。一部自治体には「施設への依存度が高まると、介護費が増えて介護保険料に跳ね返る」(名取市介護長寿課)との見方もある。被保険者の負担増の懸念があるため整備には慎重だ。

 利用者と介護サービス事業者の実情に詳しい県ケアマネジャー協会の小湊純一事務局長は「県は特養を待つお年寄りの実態を詳しく調査した上で、ほかの施設やサービスとのバランスを図りながら待機者を減らす工夫をしてほしい」と話す。

◎各候補の訴え

<遠藤氏>
 特養の整備率が低いので、県単独の建設費補助を大幅に増やし、介護施設待機者ゼロ作戦を強力に展開する。

<村井氏>
 第4期介護保険事業支援計画に基づき、特養などの整備を進めるとともに、計画の前倒しも推進していく。

<天下氏>
 現在の介護施設整備計画を大幅に引き上げ、要介護3以上の待機者の解消のため、特養2000床の整備を4年で行う。



2009年10月19日月曜日

866チバQ:2009/10/23(金) 19:00:26
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091018_02.htm
激突の断面 宮城知事選(上)両面作戦/「県民党」自民が援護

個人演説会で約800人の聴衆一人一人と握手を交わす村井氏。知名度と自民党の組織力がかみ合う=13日、宮城県大河原町


 任期満了に伴う宮城県知事選は25日の投票まで1週間となった。3候補の争いは再選を目指す現職の村井嘉浩(49)がリードし、元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)=民主・社民・国民新推薦=、宮城県民医連事務局長の天下みゆき(53)=共産推薦=が懸命に浸透を図っている。自民党系の現職が強みを発揮し、政権党の民主党は苦闘を強いられている。戦いの断面を追った。(宮城県政取材班)

<県議が演説会>
 政権交代で消沈していた自民党が表舞台に出始めた。
 「衆院選では村井知事に迷惑を掛けた。厳しい戦いと分かりながら応援してくれた。自民党は知事に恩がある」

 14日夜、大崎市岩出山で自民党県議が開いた村井の個人演説会。衆院議員で党県連会長の小野寺五典が約150人を前に熱弁を振るった。

 「当選した暁には、ここにいる市議、県議の皆さんの選挙を一生懸命応援させてもらう」と村井。政党に推薦を求めない「県民党」を掲げながらも、自民党シンパであることを隠さない。

 序盤から安定した戦いを展開し、河北新報社の世論調査では大きくリードしている情勢が明らかになった。陣営は緩みを警戒し、運動量はむしろ増している。

 13日夜に大河原町であった演説会は800人、14日夜の加美町は480人、15日夜の登米市は380人…。会場の入りはいずれも、陣営の見込みを上回った。主催は自民党県議たち。村井は聴衆との握手を欠かさない。

<マイク握らず>
 郡部の組織戦とは対照的に、仙台市では知名度を生かした空中戦を繰り広げる。
 17日正午。村井は仙台市宮城野区のクリネックススタジアム宮城の入り口に立った。プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズの観戦に詰め掛ける人波に、村井は「わたしの分も応援してください」と呼び掛け、握手を繰り返した。

 街頭演説で県議らはマイクを握らず、個人演説会も開かない。徹底して本人の顔と名前を露出させて、あらゆる支持層への浸透を目指す。

 村井の脳裏には、1997年の知事選で脱政党を打ち出し、自民党候補を撃破した前知事浅野史郎の選挙スタイルがあるはずだ。

 このとき村井は自民党県議。「浅野が50人と握手すれば、口コミで500人、1000人と支持が広がった」と振り返る。その記憶が今回の戦略には色濃くにじむ。

 「政権党を前面に閣僚らが応援に入り、現職を批判する。民主党は今、浅野に負けたときの自民党に似ている」。自民党県連のベテラン幹部は、遠藤を支援する民主党の姿勢を皮肉る。

 村井が街頭に立つ陰で、元衆院議員の秘書や県議たちが選対幹部や村井の妻とともに、企業や業界団体を回る。

 村井が仕掛けた無党派戦略と自民党が展開する組織戦。相反する二つの作戦が、村井を接点にかみ合い始めた。(敬称略)



2009年10月18日日曜日

867チバQ:2009/10/23(金) 19:00:59
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091019_04.htm
激突の断面 宮城知事選(下)政党攻防/総力戦立て直し図る

繁華街で有権者に手を振り、支持を訴える遠藤氏。背後に知名度アップを狙った「本人」ののぼり旗がはためく=17日、仙台市青葉区


<一体感を演出>
 政権交代の余勢を駆る戦略シナリオは大幅に狂っていた。
 15日朝、気仙沼市魚市場。民主党が擁立した元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)=民主・社民・国民新推薦=は、「県民党」を掲げる現職の村井嘉浩(49)と偶然、鉢合わせした。

 「お手柔らかに頼みます」と村井。遠藤は苦笑いして大きくかぶりを振り、「こんなに離されてますよ」と左手を高く上げ、下ろした右手との間で村井につけられた差を表現してみせた。
 民主党は鳩山政権との連携を前面に打ち出し、「無名の新人が現職と互角に戦う筋書き」(宮城県連幹部)を描いた。

 街頭では総勢9人に増えた党国会議員団が寄り添い「民主党は遠藤」と訴えた。10日には副総理兼国家戦略担当相の菅直人が応援に入り、「鳩山政権には遠藤知事が必要」と一体感を演出した。
 陣立ては総力戦だが、浸透には直結していない。河北新報社の世論調査では、遠藤は村井に大きく水をあけられている情勢だ。

 9月の候補者選考をめぐる不協和音が尾を引き、県議団は一枚岩といえない。支援する連合宮城や傘下労組の動きは鈍く、県連幹部は「歯車がかみ合わない」と言う。

<焦燥感が漂う>
 「支持者へさらに声掛けしてほしい」。県連代表の参院議員岡崎トミ子は14日、県連の全役員に檄文(げきぶん)を送り、巻き返しに転じた。
 16日夜、石巻市の演説会は360人の大盛況となった。宮城5区の衆院議員安住淳と県議2人の後援会がしゃかりきになって集めた。

 安住は「悪口を言われない知事は失格だ」と村井批判をぶち上げ、遠藤も「最後の最後で(村井に)『甘くなかった』と言わせてみせる」と拳を突き上げた。

 民主党宮城県連が首長選で党本部の推薦を得たのは初めて。しかも政権交代直後というベストな状況だっただけに、県連を焦燥感が覆う。幹部は「村井の知名度を甘く見ていた点は否めないが、ぶざまな戦いはできない」と追走態勢の立て直しを図る。

 17日は行政刷新担当相の仙谷由人が駆け付け、宮城野区の小さな演説会場で深々と頭を下げた。18日は元政調会長の枝野幸男が太白区の大型商業施設でマイクを握った。政権党のメンツを懸けた反攻が加速してきた。

 「大企業を優遇する県政は転換する」。18日午後、JR仙台駅前。共産党のエースと評される党政策委員長の小池晃が、宮城県民医連事務局長の天下みゆき(53)=共産推薦=と声をからした。

 陣営が選挙戦のクライマックスに位置付けた街頭演説会。1000人の聴衆に選対本部長の出浦秀隆は「天下の訴えが着実に浸透している証拠」と手応えを感じ取った。

 連日、天下は分刻みで街頭演説や集会の日程をこなす。16日夜は2時間で塩釜市など5カ所の演説会場を駆け回った。「訴えた分だけ反応が良くなる」と天下。伸び伸びと戦いを進めている。
(敬称略)



2009年10月19日月曜日

868チバQ:2009/10/23(金) 19:02:12
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091020_02.htm
村井氏リード保つ 宮城県知事選・本社終盤情勢調査
 任期満了に伴う宮城県知事選(25日投票)で、河北新報社は17〜19日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢を探った。無所属現職で再選を目指す村井嘉浩氏(49)がリードを保ち、ともに無所属新人で、元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=、宮城県民医連事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=は伸び悩んでいる。調査時点で投票する候補を決めていないのは2割強だった。

 村井氏は自民、公明両党の支持層のそれぞれ9割超を固めた。遠藤氏を推薦した民主党の支持層の6割弱に浸透。社民党支持層の5割、共産党支持層の2割強にも食い込み、強固な基盤を形成している。無党派層も7割弱を引き付ける。

 各年代に満遍なく支持を広げ、市部、郡部ともに強みを見せている。職業別では農林漁業、事務・技術職、主婦の支持が他候補を圧倒している。

 遠藤氏は、全面支援を受ける民主党の支持層は3割強しかまとめ切れていない。社民党支持層への浸透も2割強にとどまっている。無党派層にも浸透していない。

 年代別で支持が比較的高いのは、70歳以上男性の3割超、60代男性の3割弱。自由業、農林漁業の支持が弱い。仙台市太白区、気仙沼・本吉地方で2割前後の支持があるが広がりに欠ける。

 天下氏は、推薦を受ける共産党支持層への浸透が5割にとどまる。50代の男女に1割超の支持があるが、ほかの年代には食い込めていない。自由業と学生の支持は遠藤氏と並んでいる。太白区、塩釜市など県央沿岸部では一定の支持がある。

 「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えたのは計82.0%で前回知事選(2005年)の同時期の調査を14.6%上回った。
 政党支持率は民主党が32.5%でトップ。次いで自民党23.5%、共産党3.2%、公明党2.4%、社民党1.6%、みんなの党1.4%、国民新党0.4%、その他の政党・政治団体1.6%の順。支持政党なしは31.3%、無回答などが2.1%だった。

 ◇宮城県知事選立候補者
遠藤 保雄 62 元FAO部長 無新(民・社・国推)
村井 嘉浩 49 知事     無現
天下みゆき 53 県民医連役員 無新(共推)
 
<調査の方法>宮城県内の有権者を対象に17〜19日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1056件、うち500人から回答を得た。



2009年10月20日火曜日

869チバQ:2009/10/23(金) 19:22:00
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091023t11019.htm
最後の「○」はんこ投票、姿消す 南三陸町長選

05年の南三陸町長選で配られた記号式投票の啓発文書と、投票に使われた○印の判


 任期満了に伴う宮城県南三陸町長選(25日投票)で、候補者名を投票用紙に書く記名式投票が今回から導入される。これに伴い、候補者名が印刷された投票用紙に有権者が○印のはんこを押す記号式投票が、県内から姿を消す。

 記号式投票は旧歌津町では1964年、旧志津川町では65年の町長選から導入された。疑問票を少なくする効果があり、開票作業の迅速化が図れることから、2005年の南三陸町長選でも使われた。

 ただ、今回は町議選、知事選とのトリプル選挙となることもあり、南三陸町は「混乱を避けるために統一したい」と議会に記号式投票の廃止条例案を提出。6月定例会で可決され、今回から記名式で行われることになった。

 公職選挙法は、自書による記名式を原則と定めているが、地方公共団体の長、議員については、条例によって記号式も実施できるとしている。

 町選管によると、記号式は全国でも10%ほどの採用と少数派。県内では旧本吉町も記号式を採用していたが、気仙沼市との合併により廃止、残るは南三陸町だけだった。

 三つとも記名式となるトリプル選挙に、町選管は05年より17人多い81人の職員で臨み、前回並みの時間で終わらせたい考えだ。



2009年10月23日金曜日

870チバQ:2009/10/23(金) 19:30:57
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091023t41007.htm
分庁舎の在り方争点 にかほ、仙北両市長選
 25日投票を迎える秋田県にかほ、仙北の両市長選は、合併後の分庁舎の在り方が争点になっている。人口はともに3万人前後で、2005年に三つの自治体が合併して誕生した両市。職員数削減などで経費節減の効果は見られるが、分庁舎による行政サービスの低下の懸念も指摘される。

 05年10月、仁賀保、金浦、象潟の3町が合併したにかほ市。横山忠長氏は旧象潟町、佐々木清勝氏は旧仁賀保町の出身で、地域対立の側面もある。その構図は市役所分庁舎に対する考え方に表れている。

 分庁舎は旧3町にある。市長、議会、総務部門など市の中枢は象潟庁舎、生活環境や健康福祉部門は仁賀保庁舎といった具合に担当が分かれる。中心機能が南部の旧象潟町にあり、市民には「行政サービスの地域格差が生まれるのではないか」といった不安もある。

 自治基本条例制定に向けた議論の中で、市民でつくる検討委員会は、分庁方式によるサービス低下を指摘した。委員からは「職員が分散し、地域密着の度合いが薄らいだ」との声も聞かれる。

 分庁方式について、横山氏、佐々木氏ともに「見直しは必要」の立場だが、現職の横山氏は「議員や職員を削減し、合併効果はあった。行政サービスは地域で差がなく、低下していない」と言い、庁舎を1カ所にまとめるか、現在の体制を維持するかは今後の検討課題とのスタンスを取る。

 これに対し、佐々木氏は「分庁方式は非効率で不便という話を聞く。住民サービスを徹底できるシステムにすべきだ」と話し、早期の庁舎再編を主張する。

 仙北市長選でも、分庁舎に関するスタンスが焦点に浮上している。

 05年9月に角館、田沢湖両町と西木村が合併してできた仙北市。庁舎は市長、議会、総務部門が旧田沢湖町、市民生活の担当や教育委員会は旧角館町、福祉や建設、農林は旧西木村に分かれる。

 「市全体の融合」を重視する石黒直次氏は、旧3町にある分庁舎の体制を解消し、新庁舎を整備する方針を掲げる。「市の中心として役割を果たせる庁舎にする必要がある」と訴える。

 「無駄をなくす」観点から新庁舎の建設を凍結、再検討すると主張するのは門脇光浩氏。分庁方式のマイナス面を補うため、市内9カ所に生活相談窓口をつくる公約を打ち出している。



2009年10月23日金曜日

871チバQ:2009/10/24(土) 10:33:18
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091022095123.asp
八戸市長選中盤戦、戦略の違い鮮明に

 任期満了に伴う八戸市長選(25日投開票)は中盤戦を迎え、新人の三浦博司候補(31)=民主党推薦=と、現職の小林眞候補(59)=自民党・公明党推薦=の戦略の違いが鮮明になってきた。三浦陣営は「政権与党・民主党」の看板を強力にアピールするため、閣僚や党幹部らを三浦氏の応援に連日投入。小林陣営は自民・公明両党が組織固めを強化すると同時に、社民党会派も参加する市議組織が街頭演説するなど「市民党」PRに躍起だ。

 「衆院選で民主党が圧勝した中、なお自民党市長なのであれば、辞めてもらわなければ市民のためにならない」。21日夕方、市庁前でマイクを握った民主党県連の横山北斗代表は、政権交代を強調しつつ小林候補への強い対決姿勢を示した。

 告示翌日の19日には中井洽国家公安委員長・拉致問題担当相、20日は奥村展三総務委員長が八戸入り。21日は元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長が中心街で応援演説し、三浦候補が掲げる市長らの給与カットなどに共感、支持を訴えた。

 陣営の選対本部は告示日の18日、民主党国会議員の後援会幹部、県議、市議らを招集。「互いの組織の動きがまだかみ合っていない」という厳しい現状認識に立ち、連携策を協議した。

 小林候補の選対本部は21日、自民党や公明党などの県議・市議のほか、自民党国会議員と小林候補の後援会幹部ら総勢100人が集まり、緊急の会議を非公開で開いた。参加者によると、選対幹部の自民党県議は2005年市長選を引き合いに「前回は有利とみられた現職に新人の小林候補が挑んで勝利したが、今回は逆の立場。気を抜けば敗れることもある」と危機感をあおり、陣営の連携強化を訴えたという。

 国政では自民党と距離を置き始めた公明党も、現職の「市政与党」として小林候補支持でまとまる。公明党市議の一人は「告示翌日には市内70カ所で支持者の集会を開き、小林候補支持を求めた。国政の動向は影響しない」と組織固めに自信を示している。

 千葉和男候補(61)は政党支援を受けず、独自の訴えを続けている。

872名無しさん:2009/10/24(土) 12:17:17
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000910240005

政権交代:連合福島新会長・影山道幸さん
2009年10月24日

 ●県民連合と連携強化/雇用と労働立て直す


 連合福島の新会長に、影山道幸氏(52)が23日就任した。3期6年務めた羽田則男氏(61)の後任で、任期中には参院選、知事選、県議選など重要な選挙が目白押し。政権交代を受け、政治参加をどう変えるのかを聞いた。(丹治翔)


 ――民主党政権に交代となり、県内でも政策実現への手応えを実感しているか


 「まだ感じられる部分はない。県ではまだ自民党が第1会派。県民連合は第2会派なので、我々の思いを伝えても政策実現にすぐにつながらないジレンマがある」


 ――ジレンマ解消をねらい、政治活動を強化するのか


 「その通り。先日の県民連合との協議では、これから目白押しになる政治決戦に対し、連戦連勝の流れに歯止めをかけないよう連携を強化し、県政でも県民連合を第1会派に押し上げる必要性を確認した。ただ、県民連合や民主党の言いなりになるつもりはない。雇用分野を軸とした政治方針をぶらさず、互いに意見を出し合って方針を決めていくつもりだ」


 ――今後、首長選へのかかわり方も変わっていくのか


 「首長の意識が変化してきているのは間違いない。民主党の野党時代は連合の運動に興味を持っていなかったが、与党になってからは関心を持っているように見受けられる。政策要請をする際に、首長自身が交渉のテーブルについてもらえる機会も増えてきた。連合の存在感が高まっており、必然的に選挙への関与も増えるのだろう」


 ――政権交代から1カ月たったが、新政権への評価は


 「現段階では、補正予算の対応以外に明確な政府の姿勢は出ていない。自民党がやったことを変えようとする姿は見えるが、民主党としての方針は年明けの通常国会から出るだろう。与党の応援団として国民目線の対応を求める」


 ――県内36組織、8.7万人の労働者のトップに立つ意気込みは


 「まずは政治決戦でいかに勝利に結びつけるかを考える。そして、雇用と労働の分野を立て直す。底割れした現状からの脱却を求めながら、生活の安全・安心を喫緊の課題として対応を強化したい」


 ◇かげやま みちゆき:郡山市出身。80年に日本通運東北支店に入社し、労働組合活動を始める。運輸労連県連書記長を経て、99年から連合福島副会長、08年に事務局長に就任し、衆院選では組織の取りまとめを行った。


 ◎連合福島/相次ぐ選挙、重点に


 連合福島は23日、福島市太田町で第21回定期大会を開き、新会長に影山道幸事務局長を選んだ。影山氏は「民主党中心の政権が誕生し、連合運動への期待が集中している。厳しく難しい時代を知恵と行動で乗り越えていかなければならない」と2年間の任期の決意を語った。


 退任する羽田則男会長は、顧問を委嘱された。3期6年の間にあった国政選挙や知事選などを振り返り、「大変すばらしい成果を勝ち取った。政権交代実現の選挙に取り組めたのは私の財産」と述べた。


 大会では、向こう2年間の運動方針について話し合われ、組織の拡大や非正規労働者の労働条件底上げなどが議題に上った。政策実現に向けた政治活動の強化のため、来年の参院選、知事選、再来年の統一地方選を重点課題とすることが確認された。


 相次ぐ選挙に対応するため、2年間空白だった会長代行に情報労連議長の富田勝則氏(53)が就任。福島市長選で推薦している現職瀬戸孝則氏(62)は「政権与党との間に立ち、多くの自治体の後ろ盾になって欲しい」と期待を込めた。

873チバQ:2009/10/25(日) 10:40:07
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091024_01.htm
連合内に温度差 力入らず 一部自主投票で分散か 宮城知事選
 宮城県知事選は大詰めの戦いに入り、労働組合の動きが焦点の一つとなっている。連合宮城は民主党と社民党が推薦する新人を支援する。政党や団体に推薦を求めない現職が安定した戦いを展開する中、傘下労組には温度差もある。県労連は共産党と共に市民団体が擁立した新人へのてこ入れを進めている。

 「税金の無駄遣いをなくし、温かい政治を実現する。皆さんの支援をお願いします」

 仙台市内で19日開かれた連合宮城の定期大会。元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=が約200人の前で熱弁を振るった。

 候補者本人を招くことで「決戦の雰囲気を盛り上げる狙いがあった」(執行部)というが、傘下労組の動きは全般的に低調だ。

 告示直後は選挙ポスターの張り出しを手伝ったが、その後は個人演説会の日程を連絡する程度。多くの労組は対応が「支援」にとどまったことを要因に挙げる。連合宮城は「推薦と同じ」と強調するが、ある労組幹部は「推薦と支援では組合員の感じ方が違う。力が入りにくい」と言う。

 再選を目指す現職の村井嘉浩氏(49)が、連合宮城と良好な関係を保っていることも微妙に影響しているようだ。

 別の労組幹部は「村井知事は連合の意見に耳を傾けてくれる。組合員の印象はいい」と明かす。連合傘下の県職員組合は村井県政に一定の評価を与え、自主投票を決めた。

 連合宮城は幹部が手分けして各地の労組を訪ね、遠藤氏支援を呼び掛けている。23日の遠藤氏の総決起集会には動員も掛けた。山崎透会長は「最後の追い上げに全力を挙げる」と力を込める。

 県高教組や県医労連などでつくる県労連は、県民医連事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=の応援に奮闘している。幹部が街頭演説したり、職場集会で天下氏の政策をアピールしたりして押し上げに懸命だ。

 県労連の鈴木新・議長は「労働者に冷たい村井県政を世間に知らしめる絶好の機会。政策論争を盛り上げ、組合が掲げる要求の実現につなげたい」と強調する。


2009年10月24日土曜日

874名無しさん:2009/10/25(日) 22:15:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009102500226

圧勝も「厳しい戦い」と村井氏=民主系・遠藤氏は「力不足」−宮城県知事選
 政権交代後初の知事選となった宮城県知事選で、自民党県連の実質支援を受けた現職の村井嘉浩氏が圧勝した。
 投票終了時刻の午後8時を迎えるや、報道各社が当選確実を速報。その後、仙台市内の事務所に姿を現した村井氏は大きな拍手で迎えられ、勝利の雄たけびを上げた。
 鳩山政権との親密ぶりを全面に押し出した民主党系候補を大きく引き離しての圧勝。村井氏は「厳しい選挙戦だった」と振り返り、「県民に心温まる言葉をかけてもらった。マニフェストで訴えてきたことを着実に実行し、恩返ししていく」と、2期目の抱負を述べた。
 一方、民主など与党3党の推薦を受けた新人・遠藤保雄氏は「(民主などの支援は)大きな力だったが、私の力不足だ」と敗戦の弁。民主県連代表の岡崎トミ子参院議員も「地域にきめ細かく政策を浸透させる運動が足りなかった」と肩を落とした。(2009/10/25-22:04)

875名無しさん:2009/10/25(日) 22:35:57
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091025p
仙北市長選、門脇氏が初当選 現職破る
 任期満了(10月29日)に伴う仙北市長選は25日、市内21カ所で投票が行われ、午後8時半から角館交流センターで即日開票された。その結果、新人で元県議の門脇光浩氏(49)が1万3229票を獲得し、現職で再選を目指した石黒直次氏(69)に6192票の大差をつけ、初当選を果たした。

 2005年の新市発足から約4年。行財政改革や観光振興策などが争点となった選挙戦で、有権者は門脇氏に新たなかじ取りを託した。投票率は78・62%で、前回を5・3ポイント下回った。

876秋田2区の名無し:2009/10/25(日) 22:37:42
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091025o
佐藤氏が初当選 県議補選・仙北市選挙区
 県議会議員仙北市選挙区補欠選挙(欠員1)は25日、市長選とともに市内21カ所で投票が行われ、午後8時半から角館交流センターで即日開票された。その結果、旧西木村助役で新人の佐藤雄孝氏(57)=無所属=が1万1144票を獲得、旧角館町長で新人の太田芳文氏(62)=同=に2546票差をつけて初当選を果たした。

 投票率は78・65%。


http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091025n
にかほ市長選、現職・横山氏が再選果たす
 任期満了(11月12日)に伴うにかほ市長選は25日、市内41カ所で投票が行われ、午後8時から象潟公民館で即日開票された。その結果、現職の横山忠長氏(62)が1万78票を獲得、元市議で新人の佐々木清勝氏(70)=民主、自民各県連推薦=に969票差をつけ、再選を果たした。

 前回と同じ顔触れによる一騎打ちは、合併市誕生から4年間の総括と、今後の市政運営のスタンスを争点に激戦を展開。1期4年の実績と、「市民党」の立場を訴えた横山氏が競り勝った。投票率は82・77%。

877とはずがたり:2009/10/25(日) 22:43:15
>>876
゛;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォッ
俺の予想>>853大外れか。旧田沢湖町も西木候補に廻ったのか?

878秋田2区の名無し:2009/10/25(日) 23:09:42
ここだけは現職が弱かったですね。

879名無しさん:2009/10/25(日) 23:55:35
こんな小さい村の高投票率・僅差の選挙戦って、
しがらみが多くて、誰が誰に入れたとかで、村民同士ギスギスしそうだ。
完全なる偏見ですが。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091025234254.asp

2009年10月25日(日)

古川氏19票差の勝利/蓬田村長選

 任期満了に伴う蓬田村長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、現職の古川正隆氏(62)が1261票を獲得し、新人で前村議の松本淳司氏(52)をわずか19票差で破り4度目の当選を果たした。投票率は89.64%で選挙戦となった2001年の91.08%を1.44ポイント下回った。

880とはずがたり:2009/10/26(月) 11:22:45
民主宮城県連代表を岡崎氏が退任へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091026t11031.htm
 民主党宮城県連の岡崎トミ子代表(参院議員)は25日夜、知事選での大敗を受け、11月29日に仙台市で開く県連定期大会で代表を退任する意向を明らかにした。岡崎氏は「衆院選前から任期満了での退任を決めていたが、知事選で大敗し、代表を降りることで責任を取りたい」と語った。

 県連内には、知事選での執行部の責任を明確にするため、岡崎氏に早期辞任を求める声もある。岡崎氏は1998年に初代代表に就任。2003年にいったん退任したが、05年12月に代表復帰した。

2009年10月26日月曜日

村井氏、民主の5割獲得 無党派の8割固める 出口調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091026t11027.htm

 宮城県知事選が投開票された25日、河北新報社は県内40カ所の投票所で投票を済ませた有権者を対象に出口調査を行い、1574人の回答を得た。無所属現職の村井嘉浩氏は自民、公明支持層の9割、支持政党のない無党派層の8割の支持を受け、他候補を圧倒した。

 無所属新人の遠藤保雄氏=民主・社民・国民新推薦=は民主支持層の4割、無党派層の1割の支持を得た。無所属新人の天下みゆき氏=共産推薦=は共産支持層の6割の支持を固めた。

 村井氏は民主支持層で遠藤氏を上回る5割の支持を集めた。社民支持層の2割、みんなの党支持層の9割、国民新党支持層の5割からも集票した。投票の決め手に「政策・実績」か「人物・人柄」を挙げた人の8割の支持も獲得した。男女別では女性の8割弱、男性の7割弱、年代別では20〜50代、70歳以上の7割以上に浸透した。

 遠藤氏は社民支持層の7割、国民新党支持層の5割の支持を受けた。投票の決め手を「推薦・支援する政党や団体」と答えた人の8割、「出身地」を挙げた人の7割、「経歴」を掲げた人の3割弱にも浸透した。男性の3割弱、女性の2割弱の支持も得た。

 天下氏は投票の決め手を「出身地」か「推薦・支援する政党や団体」と回答した人の1割を超す支持を集めた。女性の支持が男性を上回り、年代別では20代の支持が1割を超えてやや高かった。

 政党支持率は民主33.2%、自民34.4%で自民が民主を上回った。公明3.3%、共産2.9%、社民1.6%、みんな0.6%、国民新0.1%、新党日本0.1%、その他の政党・政治団体0.3%、支持政党なし19.2%、無回答4.4%。

 投票の決め手は「政策・実績」が最も多く44.3%。「人物・人柄」29.7%、「推薦・支援する政党や団体」10.7%、「経歴」5.8%、「出身地」1.1%、無回答8.4%だった。

◎投票率46.57%/6.22ポイント上昇、全県で上回る

 25日投開票が行われた知事選の投票率は46.57%で、40.35%だった前回(2005年)を6.22ポイント上回った。
 地域別にみると、市部、郡部とも前回を上回り、それぞれ45.29%(前回39.25%)、52.26%(44.23%)だった。市部では栗原、白石、登米の3市が50%を超えた。

 県内35市町村のうち、最も高かったのは町長選と町議選とのトリプル選挙となった南三陸町の82.02%で、前回に比べて38.26ポイント上がった。最低は仙台市の42.47%だった。

 県内の全有権者の43%を占める仙台市は前回より4.48ポイント上昇した。全5区で前回を上回り、泉区が最高の44.47%だった。最も伸び率が大きかったのは若林区で6.31ポイント上がった。

 今回の知事選は政権交代後初の大型地方選挙として注目された。一方、7月に仙台市長選、8月に衆院選と大型選挙が続いて有権者の関心低下が指摘され、50%に届かなかった。

 知事選の投票率は1977年から低落傾向が続いている。97年は浅野史郎前知事と自民、旧新進両党が推す新人が対決して55.86%に上昇したが、自民党が候補を擁立しなかった2001年は過去最低の35.58%、新人同士の争いだった前回も伸び悩んだ。

2009年10月26日月曜日

881名無しさん:2009/10/26(月) 21:28:12
http://yamagata-np.jp/news/200910/26/kj_2009102600501.php

新人の梅津氏支援を示唆 酒田市長選で吉村知事
2009年10月26日 21:09
 任期満了に伴う酒田市長選(11月1日告示、同8日投開票)で、吉村美栄子知事は26日、新人で元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)への支援を示唆した。

 同日の定例会見で酒田市長選の対応を問われた吉村知事は「考え中」と前置きし「梅津氏は夫(故吉村和彦弁護士)の学生時代からの友人。その縁で私も学生時代から存じ上げている」と述べ、梅津氏が出馬した際は、支援する考えがあることを示唆した。

 梅津氏は民主、社民両党県連、連合山形の推薦を受けている。酒田市長選には現職の阿部寿一氏(50)=自民党推薦=が立候補を表明しているほか、新人で元八幡町議の堀大常氏(75)も出馬の意思を示している。

 会見で吉村知事は、次期参院選出馬に向けた意欲を示している現職の岸宏一氏(69)を支援するかどうかも尋ねられ「(今年1月の知事選で)私を応援してくれた方。そのことはしっかり肝に銘じているが、来年のことであり、その時点になってから考える」と述べるにとどめた。

882チバQ:2009/10/26(月) 21:49:56
>>825>>841>>849>>850>>855>>871
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000910260006
八戸市長に小林氏再選
2009年10月26日


 八戸市長選は25日投票があり、即日開票の結果、自民、公明両党の推薦を受けた無所属で現職の小林眞氏(59)が、民主党推薦で前市議の三浦博司氏(31)と元市監査委員事務局長の千葉和男氏(61)のいずれも無所属の新顔2氏を破り、再選を果たした。行政改革やマニフェストを強調する一方、公共施設の建設計画への「ハコモノ優先」との批判は「市民の声を聞いたうえの施策」として押し返し、支持を得た。投票率は51・20%(前回54・17%)、当日有権者数は19万5686人。同日投開票された市議補選(被選挙数4)も新しい顔ぶれが決まった。


 当選が決まると八戸市沼館1丁目の選挙事務所は歓声に包まれた。詰めかけた支持者を前に小林氏は「大変厳しい選挙だったが、お一人お一人に輪を広げていただき、この結果を出して頂いた。24万5千の市民のため、お示しした政策を軸にしっかりと全力で仕事をしてまいりたい」と、喜びを語った。


 小林氏は3月、早々と立候補を表明。10月にはマニフェスト「市民とともに さらに前へ」を発表した。子育て支援の充実や地域経済活性化、中心市街地活性化など100施策を打ち出し、「次の4年間で『前進の芽』を開花させたい」とした。


 「市民党」を掲げたが、選挙戦は前回同様、自民党の全面的な支援で進めた。同党幹事長で県連会長の大島理森衆院議員の系列県議らが選対の中核を務め、公明党と市議有志でつくる「市政前進の会」20人も支援した。


 中心市街地に建設中の地域観光交流施設「はっち」などの公共施設建設を、三浦氏が「ハコモノ優先」と批判したことには、「施策は市民の声を十分聞いたうえで進めている」と反論。マニフェストを具体的に説明して「前進を止めてはいけない」と訴え、理解を得た。


 三浦氏は、夏の総選挙で民主党が政権与党になったことを強調。「これからは政治が変わる。国のひも付き補助金でハコモノを建てる地方政治も変えなければ。それができるのは若い力がある私だ」と訴えた。


 田名部匡代衆院議員が街頭演説や個人演説会に同行して支持を呼びかけ、告示日後は中井・国家公安委員長らも応援に駆けつけ、知名度アップをねらった。だが、立候補表明が告示の1カ月余り前と出遅れ、民主党以外の組織的な支援を得られず伸び悩んだ。


 千葉氏は自転車で市内を動き回り支持を呼びかけたが、及ばなかった。


《解説》


◆「政権交代」後のかじ取り注目◆


 「市民とともに さらに前へ」を掲げた現職の小林氏が再選された。4年前の初当選後に着手した施策をさらに4年間で推し進めるよう市民が信任を与えた結果だ。


 勝因は、選挙向けに有権者の受けを狙うような政策をぶつのでなく、自らの信念に基づくマニフェストを「愚直」に訴えたことだ。


 「安心・安全社会の実現」「さらなる活力創出」など3本柱のスローガンも分かりやすく、厳しい経済情勢のなか、「4年間でさらに10社以上の企業誘致」など目標も具体的だった。「ハードルは高いかもしれない。でも将来のために必要」と率直に語ったことも誠実に映った。


 相手候補から「ハコモノ優先」と厳しく批判されたが、当初は個人演説会ではひたすら施策の説明を繰り返して非難合戦を避けた。終盤になって「有利な財源を見つけ、市民の思いを形にしただけ」と切り返したのも巧みだった。


 4年前の初当選から今夏の総選挙までは支援を受けた自民党が政権与党だった。しかし、民主党が反小林色を鮮明にした今後は、市政運営は困難さが増すことが予想される。どんなかじ取りを見せるのか、手腕が問われる場面が多くなりそうだ。(川上眞)

883チバQ:2009/10/26(月) 21:51:36
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091026ddlk02010135000c.html
選挙:八戸市長選/八戸市議補選 市長選、小林氏が再選果たす /青森
 ◇「市政継続」訴え届く
 任期満了に伴う八戸市長選は25日投開票があり、現職の小林真氏(59)が、前市議の新人、三浦博司氏(31)と元市職員の新人、千葉和男氏(61)を破り、再選を果たした。当日有権者数は19万5686人(男9万2709人、女10万2977人)、投票率は51・20%(前回54・17%)だった。市議補選(改選数4)も同日投開票され、新しい市議の顔ぶれも決まった。

 小林氏は1期目の実績を強調し、市政の継続を訴えた。自民、公明の推薦を受け、社民や無所属の市議も加えた市議20人による「市政前進の会」の支持も取り付けた。超党派から支持される「市民党」をアピールし、優位に戦いを進めた。

 八戸市沼館1の選挙事務所では、当選確実の一報に支持者らが歓声を上げて喜んだ。小林氏は「皆さんのおかげで当選できた。八戸発展のためにがんばりたい」と感謝した。

 三浦氏は、政権与党である民主党とのパイプを強調。「新しい市政の仕組みを作らないといけない」と市政刷新を訴えたが及ばなかった。

 千葉氏は告示直前に立候補を表明し知名度不足を補えなかった。【喜浦遊】

==============

 ■解説

 ◇民主、勢いに乗れず
 政権交代が実現し、政治の刷新に注目が集まる中、現職市長の続投が決まった。自民、民主がそれぞれ推薦する候補を支えた今選挙。衆院選青森3区で八戸市は唯一、民主が自民に勝利したが、民主はその勢いを持ち込めなかった。

 民主はそもそも人選が難航し衆院選と連動した選挙ができず、三浦氏擁立にも「市議団が先行した」と県連の一部が不快感を持った。衆院選で共闘した連合青森、社民も自主投票を決め、一部は小林氏を支持。知名度の高い閣僚やその家族の投入で巻き返しを狙っていたが、内閣から八戸入りしたのは1人にとどまった。

 一方の小林陣営は自民色を抑えた。国会議員を極力街頭に立てず、応援に来た自民の橋本聖子・参院議員も「日本スケート連盟会長」の立場を強調。政党対決をうまく避け、再選を勝ち取った。

 結果として市政の継続が選ばれたが、国政の変化が地方行政に及ぶのは必至。小林氏にはこれまでの行政手法に固執しない柔軟性と地方の意思を国に伝える強い発信力が求められている。【喜浦遊】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 59237 小林真  59 無現
  36021 三浦博司 31 無新
   4219 千葉和男 61 無新

==============

 ◇八戸市長略歴
小林真(こばやし・まこと) 59 無現(2)

 市長[歴]全国市長会行政部長▽自治医科大事務部長▽総務省自治財政局財務調査官▽東北大=[自][公]

==============

 ◇八戸市議補選開票結果(改選数4−8)
当 21449 吉田淳一 63 自元(5)
当 18167 工藤悠平 30 自新(1)
当 16306 田中満  41 民新(1)
当  8854 下田保夫 70 民元(2)
   7586 冷水保  60 民元
   7234 角金洋一 62 自元
   7039 田端文明 50 共新
   4268 夏堀素行 50 無新

 =選管最終発表

884チバQ:2009/10/26(月) 21:54:58
>>859-868>>874>>880
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091026ddlk04010142000c.html
選択:’09知事選 実績訴え村井氏 富県戦略で再選、民主支持層に食い込み /宮城
 任期満了に伴う知事選は25日投開票され、無所属現職の村井嘉浩氏(49)が無所属新人の2人を降し、再選を果たした。村井氏は企業誘致など1期目の実績を訴えて県内全域で圧倒的な支持を獲得。8月衆院選の民主支持層にも食い込み、次点候補に4倍近い差を付けた。前国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主、社民、国民新推薦=は国政との連携を強調したが、知名度浸透に苦戦。県民主医療機関連合会事務局長の天下みゆき氏(53)=共産推薦=は社会保障の充実を訴えたが及ばなかった。投票率は前回比6・22ポイント高い46・57%。当日有権者数は188万8222人(男90万5755人、女98万2467人)だった。【伊藤絵理子、比嘉洋、鈴木一也】

 当選確実が報じられた午後8時過ぎ、村井氏は「村井コール」と手拍子に迎えられて事務所入りし、支持者らにもみくちゃにされた。紙吹雪が舞う中、紅潮した表情で約300人の支持者と万歳三唱。「知事選は1期目の通信簿」と話していた村井氏が「合格点をいただけたと思う」と述べると、事務所は大きな拍手に包まれた。

 事務所には自民党の国会議員や県議、仙台を含む各市町村の首長も多数駆けつけた。村井氏は今回、政党や団体に推薦を要請せず「県民党」を標榜(ひょうぼう)。実質的には自民党県連の支援を受けたが、「自民」対「民主」という構図を回避することに成功した。他陣営は8月の衆院選で自民党公認候補を応援した経緯から「県民党」との矛盾を指摘したが、村井氏は今回の結果を踏まえ「県民の理解を得られた」と述べた。

 選挙戦では、大型の企業誘致を成功させた実績を強調。2期目も「富県戦略」を加速させると訴え、幅広い支持を集めた。

 ◇遠藤氏、国政との連携及ばず 岡崎民主県連代表が辞意
 午後8時10分過ぎに仙台市青葉区の事務所に姿を見せた遠藤氏は支持者を前に「私の不徳の致すところ」と何度も頭を下げた。推薦した民主党の県選出国会議員や地元議員、同窓生らが拍手で労をねぎらった。

 遠藤氏は敗因について準備期間の短さを挙げ、「私の主張や考え方を県民の皆さんに伝えきれなかった」と淡々と語った。村井氏には「温かい政治をしてほしい」と要望した。

 選対本部長の岡崎トミ子民主党県連代表は「県連として候補者を支え切れず申し訳ない」と謝罪。「総選挙前から(知事選後の)辞任は決めていたが責任は取らなくてはいけない」と述べ、11月29日に開催予定の県連大会をもって、代表を退く意思を表明した。

 ◇天下氏、無党派層に浸透せず 知名度不足響く
 天下氏は共産党の支持層に加え、出身団体の県民医連を通じ医療や福祉の関係者から支持を集めたが、無党派層に浸透しなかった。選挙戦では他候補に先駆けてマニフェストを公表し、特別養護老人ホームの入所待機者問題などを指摘し論戦をリード。県内初の女性知事を目指したが、知名度不足を挽回(ばんかい)できなかった。

 天下氏は仙台市青葉区の事務所で「医療・福祉の分野で前進のきっかけが作れた」と晴れやかな表情で語った。

885チバQ:2009/10/26(月) 21:55:17
 ◇投票率は46.57% 衆院選の余波で上昇か
 知事選の投票率は46・57%で、12年ぶりの新人対決となった05年の前回(40・35%)より6・22ポイント上昇した。政権交代が実現した8月の衆院選の余波で、政治に対する有権者の関心が高いまま知事選を迎えたことが投票率上昇の要因の一つと考えられる。

 今回は再選を目指す村井氏に新人2人が挑む「現職対新人」の対決構図が浮かび上がったが、政策面での明確な争点はなかった。それでも、有権者に浸透してきた期日前投票が前回に比べて2倍と好調で、投票率を押し上げた。

 投票率の推移をみると、最後に50%を超えたのは97年知事選。「無党派」対「政党」という鮮明な対決構図に有権者の関心は高まり、55%まで伸びた。

 だが、浅野史郎前知事が3選を果たした01年知事選では過去最低の投票率(35・58%)を記録。新人対決となった前回で、投票率低下に歯止めがかかった。【須藤唯哉】

==============

 ■解説

 ◇課題は山積み 早急に次の行程示して
 政権交代後初の知事選で国政の影響がどう出るか注目されたが、有権者は「国政と県政は違う」と判断し、現職の村井氏を選択した。政策面では、企業誘致という明確な実績があったこと、新人2人が訴えた社会保障重視路線も取り込んで争点を消したことが、村井氏の勝因として挙げられる。選挙活動面では、「県民党」を標榜(ひょうぼう)して政党対立の構図を避けつつ、活動を下支えしたのは自民組織だった。わかりやすい主張と緻密(ちみつ)な戦略がかみあった結果と言える。

 一方、遠藤氏を推薦した民主は「政権交代の勢いで知事選も勝つ」もくろみが完全に崩れた。国政と連動し「生活第一」を訴えたものの、対立軸となるような具体的な政策までは示せず、存在感の欠如につながった。民主が脱官僚依存をうたう中、遠藤氏が元官僚だったこともマイナスに影響した。

 破綻(はたん)寸前の財政状況をはじめ、県を取り巻く課題は山積みだ。だが、絶好の議論の場で肝心の「富県宮城」戦略の将来像を巡る議論は深まらなかった。

 村井氏は「経済のパイを広げれば県民生活は豊かになる」と主張する。しかし、自動車関連産業や高度電子機械産業の企業誘致が進んでも、農林水産業や介護、福祉分野の振興につながるとは限らない。今回知事選では県民生活を変える具体的な道筋こそ議論されるべきだった。村井氏には、次の4年間の行程を早々に示してほしい。【伊藤絵理子】

==============

 ◇知事選開票結果=選管最終発表
当 647,734 村井嘉浩  49 無現

  174,702 遠藤保雄  62 無新

   51,848 天下みゆき 53 無新

==============

 ◇新知事略歴
村井嘉浩(むらい・よしひろ)49 無現(2)

 知事[歴]陸自東北方面航空隊▽松下政経塾塾生▽県議3期▽自民党県青年部長・幹事長▽防衛大

886チバQ:2009/10/26(月) 21:57:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091026t11029.htm
村井氏、全市町村制す 得票史上2位 宮城県知事選




 宮城県知事選で現職の村井嘉浩氏が全39市区町村で圧倒的な得票力を見せ、知事選史上2番目に多い64万7734票を獲得した。有効投票数に占める得票率は74.09%に上った。新人の遠藤保雄氏は19.98%と広がりを欠き、新人の天下みゆき氏は5.93%にとどまった。

 村井氏の得票は、過去最多だった1993年2月の知事選の本間俊太郎氏の64万7920票に迫り、圧倒的強さを誇った97年の浅野史郎氏の62万2928票を上回った。

 得票率は、浅野氏が支援する無所属新人と競い合って初当選した2005年の前回の48.72%を大きく上回った。
 地域別の得票率は、有権者の4割を占める仙台市で70.35%、仙台市以外の市部が75.78%、町村部が77.93%。9町村で80%を超えた。

 県が誘致したトヨタ自動車系のセントラル自動車の本社工場が立地する大衡村は最も高い88.44%。告示日に第一声を行った岩手・宮城内陸地震の被災地、栗原市は78.35%だった。

 民主党などが推薦する遠藤氏は都市部を中心に比較的票を伸ばした。最も高い得票率は仙台市太白区の24.38%だった。青葉区23.88%、泉区23.54%など、仙台市と近郊市町の計9市区町で20%を超えた。
 しかし、仙台市以外の市部で18.59%、町村部は16.87%と広がりを欠いた。

 共産党が推薦する天下氏の得票率は、地元塩釜市が10.93%と最も高かったが、ほかの市区町村は2〜8%台にとどまった。仙台市は6.62%、仙台市以外の市部は5.62%、町村部は5.21%だった。


2009年10月26日月曜日

887チバQ:2009/10/26(月) 21:58:10
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091026_03.htm
がっちり「実績浸透」 村井氏陣営「圧勝だ」歓喜

「当確」の知らせを受け、支持者と喜びを分かち合う村井さん=25日午後8時10分、仙台市宮城野区榴岡の事務所


 「よし、圧勝だ」。村井嘉浩さんの宮城県知事再選が早々と決まると、仙台市宮城野区榴岡の事務所は歓喜の声であふれた。午後8時10分ごろ、イメージカラーの青いネクタイを締め、日に焼けた顔の村井さんが妻の一美さん(44)と共に登場。大きな拍手がわき、喜びは最高潮に。

 壁は県民から寄せられた手紙や激励のメッセージ、ボランティアが作った千羽鶴などで埋め尽くされる。和やかな事務所の雰囲気は、村井さんが目指した勝手連選挙のシンボルになった。

 会社社長で、村井さんの長年の支持者の伊藤信幸選対本部長は「支持者の皆さんの温かい支援のおかげで当選できた。空中戦と組織戦がうまくかみ合った」とほっとした表情で語った。

 村井さんの「本籍地」である自民党県連の関係者も大勢駆け付けた。県議たちは脇役に徹し、支持拡大に駆け回った。
 県連会長の小野寺五典衆院議員は「1期目の実績への評価が高いことを裏付けた。もともと私たちと同じ価値観を共有した政治家。自民党にとって励みになる結果だ」と盟友の勝利を喜んだ。

◎各党に聞く

 25日投開票された知事選は、無所属で現職の村井嘉浩氏(49)が、政党の推薦を受けた新人2人を大差で退けた。県内各政党の幹部に、選挙結果をどのように受け止めているかを聞いた。

●民 主 
<党として支えきれず/岡崎トミ子・民主党県連代表>
 宮城を変えたいと遠藤氏は立ち上がってくれたが、党として支えきれなかった。遠藤氏の能力を県民に知ってもらうには時間が足りなかった。国政と同様、宮城でも政権交代が起こり得ると思ったが、衆院選で民主党を支持した有権者の多くが村井県政を支持した。国政と県政は別だと考えているとは思わなかった。

●自 民
<党復活のきっかけに/須田善明・自民党県連幹事長>
 村井氏の1期目の実績が支持を受けた。党としては地域ネットワークを生かして、いかに支持を掘り起こすかがテーマだったがうまくいった。この戦いを自民党復活のきっかけにしたい。民主党は衆院選で地域主権を訴えたが、知事選では政権党を前面に出した戦いを展開した。国民の期待に応えているのかどうか疑問を感じる。

●公 明
<県政運営評価の結果/石橋信勝・公明党県本部代表>
 村井知事の人柄や企業誘致の実績といった4年間の県政運営が総合的に評価された結果だ。われわれは県民党の立場で応援した。相手は政党対決の構図に持ち込もうとしたが、思惑通りにならなかった。2期目には富県戦略を持続するとともに、福祉や環境、教育など県民生活に密着した政策に力を入れてほしい。

●共 産
<支持の結集が不十分/中島康博・共産党県委員会委員長>
 国で破綻(はたん)した構造改革路線を持ち込む現職の富県戦略に対し、福祉などが遅れていると論戦を挑んだ。特別養護老人ホームの増設など具体的な政策で論戦をリードできたが、立候補表明が告示直前で支持を十分結集させられなかった。2期目に臨む現職の強さはあった。県議会では今後も村井県政を批判していく。

●社 民
<国政と地方政治は別/岸田清実・社民党県連幹事長>
 できる限りのサポート態勢で臨んだが、出馬表明から告示まで1カ月弱と時間がなく、知名度不足をはね返せなかった。連立与党が推薦したものの、国政と地方政治は別という考え方が有権者にあったのではないか。2期目の村井県政には企業誘致一辺倒ではなく、医療や福祉、教育など県民生活重視の姿勢を求める。


2009年10月26日月曜日

888チバQ:2009/10/26(月) 23:08:32
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000910260005
民主党県連「相乗り」で処分求める 一関選
2009年10月26日

 民主党県連は25日、4日投開票だった一関市長選で初当選した勝部修氏を民主、自民両党が「相乗り推薦」していたことについて、「党の方針・規律に反する」として選対本部長の佐々木一栄・県議会議長ら計4人の処分を党本部に申し入れる、と発表した。


 処分対象は、佐々木氏のほか、党県3区総支部長の黄川田徹衆議院議員、党県連代表の工藤堅太郎参議院議員、党県連幹事長の佐々木順一県議。


 民主党本部は知事選や指定市長選での相乗りを原則禁止し、一般市長選でもその動きは広がっている。工藤代表は「小沢一郎幹事長の足元の岩手で相乗りが起きて、ご迷惑をおかけした。自ら責任を明確にした方がいいと思った」と述べ、今後については「与野党相乗りは絶対にしない」と話した。

889 ◆ESPAyRnbN2:2009/10/27(火) 09:48:28
大島が「実質勝利」と無邪気に喜んでたが、やはりその結びつきに舵を切るか。
> 松沢成文神奈川県知事から電話をもらい…、原口氏や前原誠司国土交通相は、わたしと同じ松下政経塾出身

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t11014.htm
地方分権、発言強める 村井宮城県知事 2期目の抱負

 25日投開票の宮城県知事選で再選を果たした村井嘉浩知事(49)は26日、河北新報社のインタビュー
に応じ2期目の抱負を語った。「地方分権の確立へ発言を強める。民主党とも力を合わせ県民のための
政治を行う」と強調した。(聞き手は報道部・小木曽崇)

 ―64万7000票を獲得しての圧勝だった。
 「1期4年の実績が評価された。何万人もの有権者と握手をして『村井を代える理由はない』という声を
頂いた。多くの県民支持があるのとないのでは、わたしを見る職員の目も変わる。思い切った施策が
打ち出せる」
 「県民党を掲げたのは自民党が衆院選で敗北したからではない。政党推薦を受けず、広く県民に支持を
呼び掛ける選挙を前々からしたいと思っていた。理想としていた選挙ができた」

 ―民主党政権とどう向き合うか。
 「26日に松沢成文神奈川県知事から電話をもらい、原口一博総務相の道州制勉強会への誘いがあった。
参加したい。原口氏や前原誠司国土交通相は、わたしと同じ松下政経塾出身。政権中枢にも知人はいる。
扉が閉ざされることはない」
 「県選出の民主党国会議員は人間的魅力のある方ばかり。選挙が終われば県民、国民のために働く
のが仕事。目指していることは同じだ」

 ―地方分権にはどう取り組むか。
 「わたし一人の力ではできない。全国知事会議の中で発言を強めて実現したい。知事会では『暫定税率・
地方環境税・地方税制』『地方の社会資本整備』の2つのプロジェクトチームへの参加を希望した」

 ―誘致した自動車産業の本格操業に当たり、何に力を入れるか。
 「既に(トヨタ自動車生産子会社の)セントラル自動車の従業員50世帯が宮城県に住居を構えた。
来年から千数百人が移り始める。転居をサポートする。港や道路のインフラ整備も進める」

 ―県財政の再建も待ったなしの課題だ。
 「財政状況が厳しいのはどこも同じ。国に責任ある対応をしてもらう必要がある。切り詰められるものは
切り詰め、収入を得るよう努力する。具体的内容は次期財政再建プログラムの中で示す」

2009年10月27日火曜日

890チバQ:2009/10/27(火) 21:17:20
>>883
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t21004.htm
八戸市長選 組織フル回転、自民底力 民主、追い風吹かず
 民主、自民両党による与野党激突となった青森県八戸市長選は25日、投票が行われ、自民・公明が推す現職の小林真氏(59)が、民主の全面支援を受けた新人の元市議三浦博司氏(31)に約2万3000票の大差をつけ、圧勝。8月の衆院選で県内4選挙区中、3議席を死守した自民党の底力を再び見せつけた。一方、「政権与党」の旗印を掲げた民主党には国政のような「追い風」は吹かず、来夏の参院選に向け、地方戦略に課題が残った。

 大勝利を収めた小林氏陣営。政党色を薄める「市民党」という表向きの「顔」と、重厚な「組織」を巧妙に使い分けた。
 組織の核は、地元選出の大島理森自民党幹事長の後援会。党務に追われる大島氏に代わって地元の党県議、市議がバックアップに回った。市議会は、社民党も含む超党派の支援組織を結成し、「地域密着型」の選挙戦を展開した。国政選挙並みの応援態勢だった。

 小林氏も動いた。大島氏の指示で、選挙戦前に本格的な後援会支部を設けた。「地方からの党再生を掲げる大島幹事長のメンツが立った」と選対幹部。衆院選後、沈滞ムードも漂った県内自民党が息を吹き返してきた。

 対する三浦氏陣営には中井洽国家公安委員長、河村たかし名古屋市長、太田和美衆院議員(福島2区)ら、党の顔となる閣僚、国会議員らが連日、応援に駆けつけた。

 ただ、肝心の地元は足並みが乱れた。
 三浦氏の擁立は、9月に党市議団が決定。県連は追認するしかなく、「微妙な温度差が生まれた」(選対幹部)。党支持母体の連合青森、国政で連立を組む社民党がいずれも現職の市政運営を評価して自主投票に。陣営が描く「総力戦」のシナリオはもろくも崩れた。
 選対本部長の田名部定男県議は「短期決戦で組織を固めきれなかった。地方選の難しさだ」と敗戦の弁を語った。


2009年10月27日火曜日

891チバQ:2009/10/27(火) 21:21:06
>>794>>881
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000910270007
酒田市長選来月1日告示 実績か変革か
2009年10月27日

∞現・新 事実上一騎打ちに


 酒田市長選は11月1日に告示される。1市3町が05年に合併した新市発足から4年。実績を強調して「合併の総仕上げ」を訴える現職と、市政の「変革」を訴える農水省出身の新顔との事実上の一騎打ちとみられる。政権交代で政治状況が一変した影響はあるのか。景気悪化で停滞感が深まる中、有権者はどう判断するのか。投票は同8日だ。(柳沼広幸)


 主な立候補予定者は、旧建設省出身で合併前の旧酒田市長を含めると4期目を目指す現職の阿部寿一氏(50)と、元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)。いずれも無所属で立つ。


 阿部氏は21日、市内で総決起大会を開いた。佐藤孝後援会長は「酒田の確かな発展のため、合併の総仕上げを何としても11万市民とやり遂げてもらわないといけない」と市政の継続を訴えた。


 ひな壇には、自民党県議2人と、同時にある市議選に出る予定の現職市議13人と新顔5人、勇退する市議らが並んだ。1市3町が合併した当時の旧松山町長と旧八幡町長も登壇。自民党の加藤紘一衆院議員は激励電報を寄せた。


 阿部氏は「合併で蓄えた体力を使い市の課題を次の4年で解決する。貯金もある。公共事業をどんどん進め、景気を刺激し続ける」と訴えた。「何もしていない」との相手陣営からの批判には、市立と県立の病院統合、東北電力リサイクルセンター誘致、映画「おくりびと」のロケ地整備を挙げて反論した。


 梅津氏は25日に大決起大会を開催した。新田嘉一後援会長は「10年間、阿部市政を見てきたが、本人は汗を流して何もやっていない」と阿部氏を痛烈に批判、「昔のにぎわいある酒田を実現したい」と梅津氏支援を呼びかけた。


 8月の総選挙で初当選した民主党の和嶋未希氏と社民党の吉泉秀男氏、民主党の舟山康江参院議員らも応援に駆けつけ、吉村知事からは「学生時代からの知り合い」と親しい関係をアピールするメッセージが届いた。自民党の岸宏一参院議員の祝電もあった。


 「チェンジ酒田!」と書かれたオレンジ色ののぼりに囲まれて登壇した梅津氏は「活力ある産業都市、誰にも暮らしやすい酒田をつくっていく」と決意を述べた。


 政権交代の影響も見える。下野した自民は阿部氏を推薦し、与党になった民主と社民は梅津氏を推薦した。公明党は態度未定だが、佐藤猛党酒田支部長は梅津氏の集会で応援した。共産党は自主投票。


 1月の知事選や8月の総選挙で民主と社民の橋渡し役をした連合山形は、梅津氏の推薦を決めた。4年前は阿部氏を推薦したが、安達忠一会長は「酒田は寂れる一方。阿部氏は実績が伴わなかった」。


 直面する課題は共通している。産業の活性化、雇用の確保、酒田駅前の再開発――。建設省と農水省の違いはあれ、どちらもキャリア官僚出身。若いが10年の市長経験がある現職か、行政手腕の変革が期待できる新顔か。ほかに旧八幡町議の堀大常氏(75)も立候補を予定している。
    ◇
 立候補予定者3人の公開討論会(酒田青年会議所主催)が27日午後7時から、市総合文化センターである。無料。

892名無しさん:2009/10/27(火) 21:36:09
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091027ddlk04010276000c.html

選択:’09知事選・検証/上 民主、政権交代の“神通力”通じず /宮城
 ◇政策面の出遅れ、響く
 「この場面が象徴している。あれじゃ人が逃げちゃう」。選挙戦終了間際の24日午後7時半。必死の形相で両手を突き出し、通行人に握手を求める新人・遠藤保雄氏(62)の姿に、民主系県議はつぶやいた。
 「握手もお辞儀も演説も、教育係がいなかった。お互い誰かがやるだろうと思い、結局は誰もやらなかった。誰の責任とは言えない」(国会議員)。勢ぞろいした民主党の国会議員、県議、仙台市議らは一様にさえない表情で、遠藤氏を避けるように通りすぎる有権者の姿を他人事のように眺め続けた。
 8月の衆院選で圧勝し、国会議員団を6人から9人に拡大させた民主党県連。「政権交代が地方で定着するかの試金石」と位置付けて臨んだ知事選だったが、遠藤氏は当選した現職の村井嘉浩氏(49)に約47万票差の惨敗。法定得票数21万8571票に満たず、繰り上げ当選の権利さえ得られなかった。
     ◆
 歴史的大敗のつまずきは、候補者選びから始まった。民主党県連は7月、「衆院選の公示前に内定する」といったんは合意。ところが県連や県議会民主系会派「改革みやぎ」内で「勝てる候補」の条件を巡って意見がまとまらず、公示前の内定はあっさりと断念した。ローマ在住の遠藤氏に打診があったのは7月末。ある仙台市議は「とにかく準備不足。衆院選で公認候補と県内を回っていれば、結果は違った」とため息をつく。
 出遅れは、政策面で顕著だった。改革みやぎや社民党県連が4年間かけて検証してきた村井県政の課題は、遠藤氏のマニフェストに反映されなかった。第一声で飛び出した「富県民戦略」や終盤に強調した「財政改革」など主張は定まらず、対立軸も打ち出せずじまい。改革みやぎの藤原範典会長は「遠藤氏は推薦候補とは言え、マニフェストは候補者本人のもの。議会が始まれば対決相手となる人の政策は作れない。超えられない一線だ」と説明する。今回選挙の出口調査で有権者が投票時に最も重視した「政策」面で、候補者を支える態勢は弱かった。
 村井氏を勝手連的に支援した自民党県連の小野寺五典会長も「今は地方主権の時代で、県民は政策で候補者を選ぶ。政権交代だから応援しろというあり方が否定されたのでは」と厳しく指摘した。
     ◆
 大敗から一夜明けた26日、改革みやぎは会派総会を開き「今回の敗戦は議員一人一人の責任であると自覚する」と総括。県議選や仙台市議選が予定される11年春の統一地方選で、過半数の議席数獲得を目標に掲げた。現職にとっては、自身の選挙区にライバルを立てることを意味する。「今回の敗戦で全員が危機感を共有し、かえって党が締まった。今後は議会から現場に出て、県民に政策を訴えていく」(藤原会長)。自民党に比べ圧倒的に少ない地方議員数で挑んだ、県政への政権交代の浸透。大きな犠牲を払って得た教訓だった。
     ◆
 25日に投開票された知事選は、「県民党」を掲げ、富県戦略を進めてきた現職の村井嘉浩氏の圧勝で幕を閉じた。8月衆院選で民主党が政権交代を実現し、高支持率を維持する中、宮城ではその“神通力”は通用しなかったかにみえる。知事選の舞台裏で何が起きていたのか。明暗を分けた原因と影響を検証する。(この連載は、伊藤絵理子、比嘉洋が担当します)

893名無しさん:2009/10/27(火) 21:42:01
>岡崎氏は遠藤氏の擁立決定を小沢一郎幹事長に報告した9月10日、「ぜひ先生の全面的な応援を」と訴えた。
>「あなたは県連の代表だ。それならまず、あなたが頑張らなくては」
>小沢氏は立ち去り際にそう告げたという。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000910270004

民主最後まで誤算続き/知事選その先に/上
2009年10月27日
元民主党衆院議員の河村たかし・名古屋市長(左)と自転車遊説する遠藤氏。大物弁士の応援も、起爆剤とはならなかった=22日、仙台市宮城野区
 知事選から一夜明けた26日の昼すぎ。落選した元農林水産省部長の遠藤保雄氏(62)が、推薦した民主党の県議団「改革みやぎ」の会派総会を訪れた。
 「私の不徳の致すところです」。反省の弁を繰り返す遠藤氏を、県議らは「お疲れさまでした。ゆっくり休んでください」とねぎらった。
 現職の村井嘉浩氏(49)に47万票もの差をつけられての大敗。「遠藤さんには酷な戦いをさせてしまったのではないか」。敗因を突き止めるための総会は重苦しい雰囲気のなか、1時間以上も続いた。
    ■   ■
 改革みやぎのある一人は「総選挙で民主に入れた人が『村井さんでいい』と判断した。我々が、目に見える形で活動してきたなら結果は変わっていた」と指摘した。
 実際、共産党が推薦した天下みゆき氏(53)に「県政レベルでは、民主も村井県政の応援団だった」と皮肉られるなど、民主の県議団がこの4年間、村井氏への対立軸を明示してきたとは言い難い。
 候補者選びも県選出の国会議員が主体となった選対委員会に一任。村井県政の問題点を間近に見てきたはずの県議らの意思は、その時点ですでに埋没していた。
 選挙戦を主導した国会議員も苦渋の表情だ。
 25日夜、淡々と片づけの進む遠藤氏の選挙事務所で、県連代表の岡崎トミ子参院議員はひとり、報道陣に囲まれた。話は、11月の県連代表選に不出馬を表明したことに集中した。
 「引責辞任という意味合いはないのか」
 「選挙前から決まっていたことだが、こういう結果が出た以上、責任は当然ある」。かみしめるように話した岡崎氏は26日、応援に立った議員らへのおわびに追われた。
    ■   ■
 「村井さんを甘く見ていた。そして国政と県政の候補を選ぶ基準は、別だった」
 ある県連幹部は今回の“誤算”をそう語り、「本質的に候補者の問題ではない」と言い切った。
 幹部が悔やむのは、候補者の決定を総選挙後の9月まで延ばしたことだ。候補者を決めて注目度の高い総選挙の際に同行させ、知名度を上げる――。半ば決まっていた方針だったが「余裕を見せない方がいい」との内部批判で立ち消えになった。
 「脱官僚依存」をアピールした民主の推薦候補にもかかわらず、元官僚で村井氏より年上というマイナス要因のあった遠藤氏。頼みの綱は党本部のてこ入れだった。
 岡崎氏は遠藤氏の擁立決定を小沢一郎幹事長に報告した9月10日、「ぜひ先生の全面的な応援を」と訴えた。
 「あなたは県連の代表だ。それならまず、あなたが頑張らなくては」
 小沢氏は立ち去り際にそう告げたという。選挙戦では閣僚を含む11人の国会議員が来県したが、小沢氏や鳩山由紀夫首相の姿はなく、遠藤氏の注目度は高まらなかった。
    ■   ■
 朝日新聞が実施した有権者への聞き取りでは「元官僚で、村井さんに比べ年齢も高い」(柴田町の公務員男性)「県を引っ張っていく力強さが感じられなかった」(大崎市の農業男性)など、候補としての資質に疑問を投げかける声が上がった。
 加えて、遠藤氏は8年前の仙台市長選で擁立を見送っていた存在。国政選挙の選考で「新しい血を入れる」と民放アナウンサーら知名度の高い候補を優先して立てた分、人材を出し尽くしたかたちだ。
 民主は来夏の参院選、「2人区は2人擁立」の方針だ。「当然2議席を取れというメッセージ」と県連の木村勝好幹事長。今回の惨敗から立ち直るかどうか。11月末の県連大会で選ばれる新代表の責任は重い。(箕田拓太)
 ●村井氏、幅広く浸透/本社、投開票日の出口調査
 朝日新聞は知事選投開票日の25日、有権者への出口調査を実施した。その結果、支持政党にかかわらず、再選を決めた村井氏が幅広い層に浸透したことがうかがえる。
 調査は60投票所で実施し、有効回答は3153人。村井氏は自民・公明支持層のほとんどと無党派層の8割近くを固め、民主支持層の半数以上にも食い込んだ。
 一方、民主、社民、国民新各党の推薦を受けた遠藤氏。民主・社民支持層の4割ほどしか固めきれず、無党派層の支持も15%。総選挙で吹いた民主への追い風は、知事選では大きく影響しなかった、と言えそうだ。

894名無しさん:2009/10/27(火) 21:51:44
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/091027/myg0910270231000-n1.htm

【フォーカス】民主ブランド不発 心とらえた「地方復活」 宮城県知事選
2009.10.27 02:31
 まさに圧勝−。25日に行われた宮城県知事選挙は、即日開票の結果、現職の村井嘉浩氏(49)が再選を果たした。その得票数は“不動の人気”を誇った浅野史郎元知事の記録を抜き、歴代2位。次点の遠藤保雄氏(62)=民主、社民、国民新推薦=に4倍弱の大差を付けた。衆参合計で9人もの民主議員を国政に送り出す「民主王国・宮城」で“非民主”の村井氏が集めた県民の負託とは何なのか。風向きは変わったのか。(宮城知事選取材班)

 告示日の8日、吹き荒れる暴風雨のなか、村井氏は岩手・宮城内陸地震の被災地、栗原市の仮設住宅前で街頭演説を始めた。傘もなく、薄手の雨がっぱのフードは風にはためくまま、時折声を詰まらせながら被災地への思いを語りかけた。

 候補者が濡れないよう、支援者が傘やパラソルを差し出すなか、大票田の仙台市街地で第一声を上げた他候補とは対照的な選挙戦の始まりだった。遠藤氏の演説に集まった民主県連関係者の一人は、村井氏が栗原市で遊説を始めたことを聞くと「(やり方が)うまいな…」とうなった。

 選挙戦中盤、県北の加美町で行われた個人演説会では、500人もの住民が集まった。観劇にでもいくかのように着飾った聴衆たちは、村井氏の演説を紅潮した面持ちで聞き、冗談には手をたたいて笑った。「選挙は祭りなんだ」と村井氏。その言葉通り、用意されたパフォーマンスの数々も、各地の有権者の心をとらえた要素といえるだろう。

 当選から一夜明けた26日、村井氏は定例会見で「非常に苦しい選挙戦だった」と振り返った。「(遠藤陣営では)相次いで閣僚クラスが応援に訪れ、民主が重要な選挙区として宮城を意識しているのがわかっていた」ためだという。事実、25日夜、岡崎トミ子民主県連代表は「民主党一丸となって戦ってきた」と説明、遠藤氏落選の報に「党として申し訳ない」と肩を落とした。

                  ◇

 村井氏を支援した自民党県連は26日午前、さっそく3役会を開き、先の総選挙で4選を果たした小野寺五典会長が「今回は、私どもも勇気をもらった。(党の)再生に向けて、知事の手法を学びながら、がんばっていく」とあいさつ。来夏の参院選へ向けた、体制強化のきっかけにしたい考えを示した。知事選の結果は、自民にとって拡大する民主勢力へのくさびとなるのだろうか。

 「国政選挙、とくに小選挙区制では、党対党の代表戦で、有権者は党の好き嫌いで投票する。しかし、首長選では、これまでの活動や業績、人柄なども含め、評価し、色分けするのではないか」。村井氏は、そう分析する。自身の圧勝は、必ずしも古巣の自民党の復活にはつながらないとの見方だ。

 民主党県連の関係者は「これまでと違い、政権与党として、知名度だけでない人物を候補に選ばなければならないというプレッシャーがあった」と明かす。同県連はこれまでの選挙では、地元放送局のアナウンサーなど、知名度を重視した候補擁立が目立っていたが、これを転換したことが敗因との声もでている。今後の選挙では、知名度重視の候補者擁立に戻る可能性もあり、自民党には脅威となるのは間違いない。

                  ◇

 知事選投開票と同じ25日、参院統一補欠選挙(神奈川、静岡両選挙区)では、民主系候補が勝利した。しかし、同日に各地で行われた首長選では、必ずしも民主ブランドの威光は反映されなかったのはなぜか。

 今回の知事選で、村井氏と遠藤氏は対照的な経済政策を掲げた。村井氏は、小泉−竹中路線に近い、市場原理を活用した経済活性化策。遠藤氏は、強者から弱者への資金の再分配を重視した。民主党のある県議は、「今回の知事選は、米国型の新自由主義か、欧州型の社会民主主義の戦い」と指摘した。

 一連の投票結果をみて、ある識者は「国に対しては、社会保障の手厚い欧州型政治を求めるが、県知事には、強い地方の復活という夢を求めているのではないか」と分析する。「東北の他県に比べ、独立心が強いのが宮城県民の特徴」。県内の識者はそう口をそろえる。独立へ向けたメッセージをより強く打ち出した村井氏に、多くの支持が集まった背景には、そうした県民性もありそうだ。ブランドに縛られ、自分の戦いができなかった民主に対し、村井氏は地の利を生かし、相手を存分に撹乱(かくらん)し、勝った、ともいえそうだ。

895名無しさん:2009/10/27(火) 21:59:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t11033.htm

村井知事 「富県」加速へ意欲 参院選、自民応援に言及
 宮城県知事選で新人2人を大差で破り、再選を果たした村井嘉浩知事(49)は開票から一夜明けた26日午前、県庁に登庁し定例記者会見を行い「選挙戦では富県戦略を加速させることへの県民の期待を感じた。マニフェスト(公約集)の実現に向け頑張りたい」と2期目の抱負を語った。

 過去2番目の64万7734票を獲得し、浅野史郎前知事の最高得票(62万2928票)を上回ったことについて「非常に光栄なこと」と語った。

 選挙戦を「民主党の大物政治家が相手候補の応援に入るなど、大変苦しかった」と振り返った。自民党県連が支援したことに関連し、来夏の参院選のスタンスを問われ「応援の要請があれば、今回支援を受けたことが一つの理由になる」と話した。

 神奈川、静岡両参院補選で民主党公認候補が勝利したことは「鳩山政権への支持の高さが出た」と指摘。補選と知事選の結果が連動しなかった理由を「国会議員と首長を選ぶ基準は違うのだろう。ただ、宮城の民主党が波に乗れなかった理由は謎だ」と述べた。

 記者会見に先立ち開かれた幹部職員との庁議では、1万人の雇用確保、保育所待機児童ゼロ、特別養護老人ホームの2000床増などの公約実現に向けた対応を急ぐことを指示した。

 午後は講堂で職員約400人を前に「マニフェストに奇をてらった項目はない。4年間での実現が難しいものもあるが、県職員一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
 村井知事の2期目の任期は、11月21日から2013年11月20日まで。

◎追及姿勢、周知が不足/民主会派総括「原点返り反転攻勢」

 県議会の民主党系会派「改革みやぎ」(12人)は26日、緊急の総会を開き、25日投開票の知事選で、支援した元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)が、村井嘉浩知事(49)に47万票差で惨敗した結果を総括した。

 敗因について「議会で県政の問題点を追及してきたが、県民に知られていなかった」との指摘があった。「大敗を重く受け止め、原点に返って反転攻勢に挑む」との認識で一致した。会派執行部の責任問題には発展しなかった。

 2期目の村井県政にはこれまで通り、是々非々のスタンスで臨む方針も確認。会派の主張を浸透させるため、所属議員で「政策キャラバン隊」をつくり県内各地に出向いて住民と意見交換することも決めた。

 党組織の地力を高めるため、地方議員の拡大にも取り組む方針を確認。2011年の県議選では定数61の過半数獲得を目標とし、候補者擁立を目指すという。

 遠藤氏の選対事務局長を務めた藤原範典会長は「戦略ミスはなかった。知名度と浸透の時間が足りなかった。大敗したが民主党の勢いが後退したとは思わない。むしろ次につながる戦いだった」と強調した。



2009年10月27日火曜日

896とはずがたり:2009/10/28(水) 18:34:22
圧勝・惨敗 みやぎ知事選(上)ガリバー誕生/「県民党」の戦術的中
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091027_02.htm

繁華街を歩き支持を呼び掛けた村井氏。行く先々で人垣ができ、抜群の知名度を裏付けた=仙台市青葉区

 民主党と自民党の激突が軸となった25日投票の宮城県知事選は、無所属現職で自民党出身の村井嘉浩(49)が、民主党、共産党がそれぞれ推薦した無所属2新人を大差で退け幕を閉じた。「県民党」で主導権を握り、とてつもないリードで再選を果たした村井。政党対決に持ち込もうとした民主党は迷走し自壊した。政治潮流に激変の波動が残る中、宮城決戦が映しだした陰影を探る。(宮城県政取材班)

<若者が連なる>
 独走の圧勝劇から一夜明けた26日午前、村井は宮城県庁で定例記者会見に臨んだ。

 「多くの人に『4年間よくやった。続けるべきだ』と声を掛けてもらった。企業誘致の実績が浸透した結果だろう」と勝因をかみしめた。

 戦いの駆け引きは、民主党が元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)の擁立にもたつく中、村井が仕掛けた。

 下野した自民党の色合いを薄めるため、政党に推薦を求めないことを表明。代わりに後援会を軸にした「県民党」というよろいをまとった。

 17日間の選挙戦。村井は終始、強い磁場として陣営に勢いを与える。
 期間中最後の日曜日だった18日、仙台市内で3カ所の区民祭り会場に出向いた村井。歩く先には握手を求める人垣ができ、携帯電話で写真を撮る若者が連なった。

 「夢のようだ」。村井もうなったほどの好感触。抜群の知名度は党派、年代、地域を超え、いつしか独壇場となった。

<行動力をPR>
 明るい笑顔を振りまく陰で、随所に周到な計算がちりばめられた。
 告示された8日。第一声の場所に選んだのは、本丸の仙台でなく、岩手・宮城内陸地震で被害を受けた栗原市だった。台風18号の暴風雨の中、傘も差さずに仮設住宅を回った姿は、行動力と情に深い政治家像を印象づけた。

 勝手連を掲げた選挙事務所、「投票に行こう」のプラカードを掲げた街頭パレード。民主党が得意とする戦術を次々と繰り出した。

 報道各社の世論調査結果で優勢とみるや、「県民党」の看板を巧みに外す場面も。17日夜、自民党塩釜市支部主催の政経セミナー。村井は「わたしの本籍は自民党。皆さんに見捨てられたら勝てない」と頭を下げ、後方で支える党への配慮も忘れなかった。

<浅野超え目標>
 緩みが心配された終盤、陣営は一気に締まり、再び急加速する。
 「仮想敵」となったのは、元祖無党派の前知事浅野史郎。1997年の知事選で自民党候補を粉砕し、62万2928票を獲得した際の一戦を想起し、「浅野超え」の掛け声が広がった。

 獲得したのは64万7734票。浅野をあっさりと抜き去り、知事選の過去最高得票まで186票に迫る大勝だった。

 村井は的中した戦略を振り返って言う。「判断はほとんど直感に近かった。県民党という選択が、さまざまな戦術の源流になった」

 政権交代を逆手に取った直感的な県民党戦略と、政治家としてつぶさに観察してきた選挙戦術の総動員。宮城の政界に新たな「ガリバー」が誕生した。(敬称略)


2009年10月27日火曜日

897とはずがたり:2009/10/28(水) 18:36:07
正気か,宮城県連?!
>「村井は強い。対抗馬は慎重に選ぶべきだ」。衆院選後、党県議の一人は支持団体の幹部にこう忠告され鼻で笑った。「政権交代の勢いに乗れば、無名候補も互角に戦える」。県連全体がそう信じて疑わなかった。

確かやおさんだったかと思うんですけどこの板では随分前から村井は最強だ,桜井クラスを出しても勝てるかどうかって冷静に判断してたのに。

矢張り岡トミさんの限界か。ぬるい選挙やったもんだ。。
銓衡も結構いい加減だったしなぁ。。
> 候補の選考期間は2週間。たった1度の面接で県連はローマ在住の遠藤に傾いた。重視したのは仙台一高、東北大卒で官僚を経てFAO入りした経歴だ。村井に対抗する周到な戦略や計算は全くなかった。

圧勝・惨敗 みやぎ知事選(下)戦略なき誤算/政権党の「地力」過信
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091028_01.htm

<剛腕登場せず>
 静まり返った事務所で、ため書きに印刷された民主党幹事長小沢一郎の顔だけが笑っていた。
 25日午後8時。テレビの速報は神奈川、静岡両参院補選での民主党候補の圧勝と、宮城県知事選に擁立した元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄(62)の落選を同時に伝えた。

 「支えきれず、申し訳ない」。党県連代表岡崎トミ子(参院議員)は目を赤くし遠藤にわびた。再選を決めた自民党出身の村井嘉浩(49)との差は47万票。政権党の大惨敗だった。

 9月10日、東京の民主党本部。遠藤擁立をあっさり了承した小沢は、応援を要請する岡崎をこう突き放した。「代表のあなたが頑張りなさい」
 岡崎は「ドキ!」と冗談めかして返事をしたが、小沢は立ち去ったという。戦いは終始、劣勢を強いられ小沢が剛腕を振るう舞台はなかった。

 遠藤の応援には副総理兼国家戦略担当相の菅直人ら鳩山内閣の3閣僚が駆け付けた。いずれも岡崎が個人的に依頼した。宮城の首長選で党本部が出した初の推薦だったが、対応は冷たかった。

 「村井は強い。対抗馬は慎重に選ぶべきだ」。衆院選後、党県議の一人は支持団体の幹部にこう忠告され鼻で笑った。「政権交代の勢いに乗れば、無名候補も互角に戦える」。県連全体がそう信じて疑わなかった。

<崩れた筋書き>
 候補の選考期間は2週間。たった1度の面接で県連はローマ在住の遠藤に傾いた。重視したのは仙台一高、東北大卒で官僚を経てFAO入りした経歴だ。村井に対抗する周到な戦略や計算は全くなかった。

 安直な筋書きはすぐ崩れた。選挙戦最初の日曜日だった11日夕。岡崎や宮城1、2区の党衆院議員とJR仙台駅前の交差点に立った遠藤は、3人の周りにできた人垣にはじき飛ばされた。

 政権党の看板と国会議員の重厚な布陣。政党色を強めるほど、遠藤が埋没するジレンマに陥った。遠藤の得票は17万4000票。衆院選で民主党が得た57万票の3割にとどまった。岡崎は「国政と県政は別だった」とミスを悔やんだ。

 「富県戦略」を掲げた村井との対立軸すら描けなかった。党県議団が作成を支援した遠藤の公約は具体性に乏しく、「宮城も政権交代」の言葉だけがうつろに響いた。

 小沢系の地方議員は「どぶ板を重視する小沢は、風頼みの宮城県連の地力不足を見抜いていたはずだ。大惨敗にさぞお怒りだろう」と推し量る。
 衆院選で爆発した政党力と知事選でさらけ出した地力不足。際立つ落差は、党単独での過半数獲得を狙う来夏の参院選に影を落とした。

<悲壮感はなし>
 村井と遠藤の対決に埋没した宮城県民医連事務局長の天下みゆき(53)は25日夜、すがすがしい表情で事務所に現れた。共産党推薦候補としては平成に入り最少の得票に終わったが、悲壮感はなかった。

 歯切れ良い弁舌で村井県政の苦手分野とされる医療、福祉の課題を追及した。天下は「特別養護老人ホーム増設など、こちらの政策を村井も言いださざるを得なくなった」と振り返った。(敬称略)

2009年10月28日水曜日

898名無しさん:2009/10/28(水) 19:07:06
>>897
私もやおよろずさんが村井は強いっておっしゃってるのを議員選挙板でみました。
個人的にも>>735>>741>>776-777あたりの話を読んで、
民主県連の対応のひどさから負けそうだなとは思ってましたが、
こんなに大敗するとは(=こんなに村井が強いとは)思いませんでした。
やおよろずさんの慧眼でしたね。

899名無しさん:2009/10/28(水) 19:10:45
やおよろずさんの村井に関するレスを拾ってみました。
一時期名無しでレスされてたので拾えたのは最近のばかりですが。

585 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 01:55:37 ID:SS8Q3Y2z
高橋A  石井B  二井C
三村A  谷本B  飯泉B
達増A  西川B  真鍋B
村井A  古田B  加渡B
佐竹C  川勝B  尾崎B
吉村C  神田B  麻生B
佐藤B  野呂B  古川B
橋本B  嘉田A  金子C
福田C  山田B  蒲島B
大澤C  橋下A  広瀬C
上田A  井戸C  東国B
森田C  荒井C  伊藤B
石原B  仁坂B  仲井B
松沢A  平井B     
泉田B  溝口B
横内B  
村井D

717 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 20:08:01 ID:n+OimR+s
>>712
村井が自公にべったりなのではなく、自公が村井にべったりという力関係

770 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 20:13:24 ID:n+OimR+s
>>757
宮城県知事選挙はサボタージュとかそういう問題ではなく、単に村井が強い。
ちなみに、民主党は有権者から反発を買うほどの存在ではない。

802 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 20:18:20 ID:n+OimR+s
村井に推薦を蹴られてるから、自民党は0勝だな。

172 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 21:03:58 ID:n+OimR+s
5大選挙、民主の2勝3敗になるかもな。
まあ、それでも自民は0勝なわけだが。

214 名前:和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 21:07:47 ID:YmYoY/rC
>>172
そういうことよね。
民主サイドはほとんどが推薦、自民はどうなんだ。
まぁ横浜市議補選で勝たれると、あれだが。みんながんばれ横浜栄は。

238 名前:やおよろず ◆U3upeXXkAk [sage] 投稿日:2009/10/25(日) 21:11:02 ID:n+OimR+s
>>214
逆に、自民の看板は重い十字架なんでしょうな。
村井・阿部・矢田は自民の推薦を蹴ったわけですからね。

900とはずがたり:2009/10/28(水) 19:15:21
>>898
この板の過去ログの検索掛けても見つからなかったので俺も議員板で見たのかもしれません。。

やおさんは岡崎女史の老害も随分前から主張されてますね↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6177
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/229

この辺の岡トミ評は小沢派のやおさんと菅派の俺の意見の違うとこでもあったんですが,>>897
> 岡崎は「ドキ!」と冗談めかして返事をしたが、小沢は立ち去ったという。
読んで,岡崎よ,政権交代したぐらいではしゃいでる場合じゃないだろうと思いました。

901とはずがたり:2009/10/28(水) 19:24:26
>>899
ありがとうございます。
俺も議員板検索掛けてみましたが,そんなもんでしたね。
もっと半年ぐらい前,少なくとも総選挙前に既にそんなこと指摘してた様な印象でしたが,どこだっけかなぁ。。
オフ会で直接聞いたんだったかもしれません。

902片言丸:2009/10/28(水) 19:35:21
別に民主党の首長が求められているわけはないんですよね。
民主党は,変革のイメージもあるけどドタバタのイメージもあって,自分の県にドタバタを踏まえても何らかの変化を求めるほどフラストレーションはたまっていないのではないか。
都市部は候補のイメージが重要になるし,鄙は中央を見据えた振興策が重要になるし。

政権交代までは地方選挙で民主党を応援する意味を感じましたけど,今ってなんでしょうね。

903名無しさん:2009/10/28(水) 20:14:22
>>892
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091028ddlk04010115000c.html
選択:’09知事選・検証/中 自民、村井氏勝利にヒント /宮城
 ◇「与党体質」脱却なるか
 「バンザーイ」。25日夜、当選確実が報じられ、歓喜に沸く仙台市宮城野区の選挙事務所。壇上で万歳をする村井嘉浩氏(49)が高々と掲げた両手の先から無数の紙吹雪がひらひらと舞い降りた。村井氏の後ろのついたて越しに、自民党県連の県議らが懸命にまいたものだった。自民は最後まで裏方として知事選を支えた。

 独自候補を擁立し、8月衆院選で勝利した勢いに頼った民主党に対し、村井氏は政党や団体に推薦を要請せず、「県民党」を標榜(ひょうぼう)。野党に転落した自民は、政党間対決の構図を避ける戦略を受け入れた。

     ◆

 得票率74%の「村井氏圧勝」は確約されていたわけではなかった。投開票の1カ月前、村井氏は「民主党候補が大幅減税や県独自で子ども手当を上乗せとか言い出すかもしれない」と警戒していた。このため村井氏は選挙戦序盤から争点を「1期目の通信簿」と定義。企業誘致の成功など既に実績のある「富県戦略」に争点を絞る下地を整えた。

 一方、民主の3倍超の県議を抱える自民は、組織力を生かし、「推薦並み」に動き、ポスター張りやビラ配り、個人演説会や企業訪問の準備を進めた。自民党の議員は個人演説会で進行役を務め、村井氏との親密ぶりを示す場面もあったが、街頭でマイクを握ることはほとんどなかった。

 自民が組織票を固め、村井氏が演説や有権者と握手を重ねることで無党派層への浸透を狙う戦略は奏功。「自民の地上戦と村井さんの空中戦がかみ合った」(自民県連幹部)。村井陣営の伊藤信幸選対本部長は26日、県連幹部らに「自民党の協力なしでは戦えなかった」と礼をした。

     ◆

 「(来夏の)参院選に向け自民再生への『弾み』ではなく『励み』としたい」。当選の興奮冷めやらぬ選挙事務所で、自民党県連の小野寺五典会長は神妙な面持ちで語った。政党間対決を避けたことで、「村井氏の勝利」=「自民の勝利」にはならない。小野寺会長は「当選は知事個人の政治姿勢が評価された。国政の候補者も知事と同じように現場に足を運び、県民の声を地道に聞くことが実を結ぶ」と指摘した。

 県議の高橋長偉・自民党県連会長代理は「今まで自民は地域の皆さんというより、地域の代表者の声しか聞いていなかった」と述べ、友好団体の要望の集約に偏重してきた党の姿勢を反省する。

 知事選と同日の参院補選では民主が勝利。国政レベルでは、日本医師連盟が自民党一党支持の方針を撤回するなど支持基盤の政治団体が相次いで距離を置き始め、党勢は目に見えて衰えている。村井氏の勝利を足掛かりに「宮城から党再生を図る」と意気込む自民党県連。「与党体質」脱却のヒントをつかんだかのように見えるが、多様な県民の意見を自ら政策としてまとめる手腕も求められている。

904とはずがたり:2009/10/28(水) 20:22:31
>>902
それ大きいですよねー。
>政権交代までは地方選挙で民主党を応援する意味を感じましたけど,

本来失政のない2期目に挑戦する首長をすげ替えるのは非常に大きな労力必要で,そういう意味では山形県を除いて千葉市・奈良市・静岡県・名古屋市などいずれも現職は引退してますよね。あと何処がありましたっけ?

国政への怒りの矛先としての首長選という構図の消失と,政権獲得で妙に強気になった民主の候補者選定の荒さと,脱ダムに象徴されるような地方の警戒感などない交ぜになっているのかな,と云う感じを持ってます。

905チバQ:2009/10/28(水) 21:47:11
個人的には誰を立てても勝てないだろうから遠藤を立てたのだと信じているのですが。
候補にあがっていた菊池県議を衆院選前に決めてれば 少なくとも接戦レベルにはなったと思うのです。

菊池は参院選二人目ですかねえ(保守系男性二人ってのはきついか?)

906神奈川一区民:2009/10/28(水) 22:27:42
岡崎氏は何を学んできたのか。浅野氏のそばにいながら。
これでは小澤氏に馬鹿にされるのも無理もない。
長野、川崎にしても、もうちょっと考えて戦ってほしい。
これでは、小澤氏の天下は当分続きそうだ。

907チバQ:2009/10/28(水) 22:42:40
>>631
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000910280003
元鷹巣町長、無罪主張へ
2009年10月28日

 4月の北秋田市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収、事前運動)の罪で起訴された元鷹巣町長岩川徹被告(60)=北秋田市栄=が公判で起訴内容を否認し、無罪を訴える方針であることが27日、関係者への取材でわかった。被告は「道案内の報酬として現金を渡したのであって、票のとりまとめを頼む意図はなかった」などと話しているといい、主張の異なる検察側と全面的に争う見通しになった。


 検察側の起訴状によると、岩川被告は2月16日、3月17日ごろの2回にわたり、無罪を訴えて控訴中の無職二階堂甚一被告(62)=同法違反(被買収)の罪で一審で懲役10カ月執行猶予3年などの判決=に票のとりまとめなどを依頼。その報酬として、コンビニ駐車場などで現金約30万円を渡し、告示前に選挙運動をした、とされる。


 岩川被告の関係者によると、被告は、現金の授受は不案内な地区で土地勘のある二階堂被告に運転手をお願いした際の費用であり、投票・票のとりまとめなどの選挙運動の意図や事実はなかったと主張する方針。また、被告の支援者らは「(2人の被告の無罪を訴える)裁判を支援する会」を近く立ち上げ、北秋田市で31日に集会を開く。


 岩川被告は、30日間に及ぶ捜査側の取り調べで黙秘を貫いており、公判での主張内容が注目されていた。法曹三者が証拠や争点を整理する第2回公判前整理手続きは29日、秋田地裁で行われる。


 二階堂被告は一審で起訴内容を認めたが、今月14日、「現金は運転手としての報酬だった」と一転、無罪を主張し、仙台高裁秋田支部へ控訴した。家庭の事情などから「早く留置場を出たかった」ため、捜査側の筋書きを認めれば罰金で済むと思ったという。「岩川被告に悪いことをした」とも話しているという。

908チバQ:2009/10/28(水) 22:44:35
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091027_03.htm
継続 村井県政(上)盤石/民意背に企業集積推進

県議会最大会派「自民党・県民会議」の控室を訪問し、選挙支援のお礼を述べる村井知事(左)=26日、県議会


 25日に投開票された宮城県知事選は、村井嘉浩知事(49)が2新人を圧倒し、再選を決めた。獲得した64万7734票は過去2番目の大量得票。有権者は村井県政の継続に大きな期待を示し、知事の求心力が高まることは確実だ。1期目で「富県宮城」を旗印に、企業誘致にまい進した県政運営はどう進むのか。村井県政の2期目を展望する。(県政取材班)

<社長がエール>
 選挙戦終盤の23日午前。村井知事にとって、会わずにはいられない人物が県庁を訪れた。

 「これから続々と従業員と家族が宮城に移り住む。再選を果たし、支援してほしい」

 知事にエールを送ったのは、大衡村の第2仙台北部中核工業団地で新しい本社工場の建設が進むトヨタ自動車生産子会社・セントラル自動車(神奈川県相模原市)の石井完治社長だった。

 セントラル自動車は、知事が1期目の実績に挙げた企業誘致の象徴となった。操業開始は来年秋で、小型車など年間10万台を生産する予定。自動車1台につき3万〜4万点の部品が必要とされ、同社や同社関連企業との取引拡大に期待が高まっている。

 石井社長に、移り住む従業員への手厚い支援を約束した村井知事は、工場周辺のインフラ整備にも言及した。

 ある県幹部は「大量得票はさらなる企業集積への期待の表れだ。ただ、必ず実現しなければならないという重圧にもなる」と指摘。村井県政の2期目の看板施策も引き続き、企業誘致になると予測する。

<「必ず恩返し」>
 その展開に不可欠な県政基盤は盤石だ。
 「自民党の応援があったからこそ全県で選挙ができた。必ず恩返しする」。再選から一夜明けた26日、知事は県議会最大会派「自民党・県民会議」の控室に足を運び、支援への感謝を述べた。

 4年前の知事選で、自民党推薦候補の座を争ったこともある相沢光哉元議長が「実績と人柄が評価を受けての大勝利。歴史に残る名知事を目指してほしい」と返した。

 定数61の県議会の中で、自民党は38人を擁する巨大与党。全常任委員長ポストを確保した上、委員数でも過半数を制する絶対安定多数を占める。

 県議会では政権党の民主、社民両党は口を挟む余地はない。その分、今回の選挙結果で国政とのねじれの幅は拡大した。

 民主党県議の1人は「知事の県政運営に慢心が出てくれば、県民はすぐに察知する。われわれにとってもそのときはチャンスだ」と明かす。

 東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授は「自民党出身知事としては異例の圧勝となった。民主党政権下での自民党系知事のモデルとして注目される可能性がある」とみる。

 2期目の課題として「ドラスチックな改革を断行できる強力な民意は獲得した。行財政改革で切るところは切るリーダーシップが問われる」と指摘している。


2009年10月27日火曜日

909チバQ:2009/10/28(水) 22:45:13
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1043/20091028_02.htm
継続 村井県政(下)弱点/福祉と教育 立ち遅れる

仙台市の小学校の空き教室の運用について話し合う村井知事(左)と奥山市長=10日、青葉区


<2期目の約束>
 企業誘致偏重の村井県政。付きまとう批判への反発心がにじんだ。
 「1期目ではさまざまなことに取り組んだ。産業政策があまりにもうまくいったので『村井は福祉や教育にはおろそか』という声もある。決してそうではない」

 知事選最終日の24日、村井嘉浩知事(49)は仙台市青葉区の中心商店街に立ち、「特別養護老人ホーム待機者を2000人解消する」「保育所待機児童ゼロを実現する」と約束した。

 データで見ると、宮城は「福祉後進県」との指摘を免れない。県計画では2006年度から3年間で、特養ホームを850床増やす計画だったが、実際は673床にとどまった。達成率は79.2%で、東北では5番目だった。

 県は増床を行う特養ホームに対し、一床当たり最大315万円を助成。一床当たり約1000万円とされる建設コストの縮減を図る。対象施設は本年度、個室に加え、2〜4人が相部屋で暮らす「多床室」に拡大した。

 実情に合わないとの批判もある。ある特養ホーム経営者は「どこも経営が厳しい。現行の補助額では多額の借金を抱えることになる。増床に慎重にならざるを得ない」と話す。
 パンク状態は福祉施設だけではない。

 10日昼、青葉区のイベント会場で、村井知事は隣に座る奥山恵美子仙台市長に「小学校空き教室を特別支援学校の分教室として活用させてほしい」と持ち掛けた。

 特別支援学校は児童、生徒の増加で教室不足が続く。仙台圏の光明(泉区)、名取、利府の3校が顕著で、子どもの数は10年間で1.3〜1.9倍に増えた。県教委は窮余の策として、仙台市に空き教室の活用を長年働き掛けている。

 奥山市長は「簡単にいく問題ではない。考える時間が欲しい」と返した。市長は20日の記者会見でも「特別支援学校の設置は県の仕事。市ができることがあるかどうかを考えたい」と述べた。トップ同士の粘り強い対話が不可欠だ。

<財政難は深刻>
 多くの施策で急場しのぎを強いられる県政。原因は慢性的な財政難にほかならない。

 中期的財政見通しによると、2009〜13年度の累計財源不足額は楽観的に見積もっても867億円。11年度には財源不足額が255億円となり、財政再生団体に転落する可能性もある。

 県は近く、新しい財政再建プログラムを作成するが、県幹部は「既に細かな事業まで予算を削り、支出抑制はもう限界」と頭を抱える。
 知事は1期目の4年間、福祉や教育施策の充実を要望されると、「金がない」と弁明する場面が多かった。

 ある与党県議は「これまでは我慢したが、2期目は甘くない。工夫を凝らして、福祉や教育にも光を当てる県政を実現してほしい」と注文を付ける。


2009年10月28日水曜日

910チバQ:2009/10/28(水) 22:47:32
>>893
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000910280003
公約と財政、両立難題/知事選その先(下)
2009年10月28日







  今月初旬、知事選の候補者3人が初めて持論をぶつけ合った公開討論会。1時間半の議論を終え、現職の村井嘉浩氏(49)は紅潮した様子で、片頬(かた・ほお)に笑みを浮かべていた。隣でうつむく対立候補を横目に、村井氏はいま一度、会場に声を響かせた。


 「さあ、記念写真でもどうですか?」


 新顔2人の手を取り、報道陣に「カメラOK?」とポーズをとった。帰り支度を始めた聴衆100人を再びステージに振り向かせ、“現職の余裕”を演出してみせた。


 ●分かりやすさ重視


 村井氏の弁舌は歯切れ良い。松下政経塾時代から県議3期10年の間、鍛錬を重ねた。演説の枕には身近な話題を振る。教育なら「私も娘が2人いましてね」、社会保障なら「『老い』の恐怖は万人のテーマですね」といった具合だ。


 「分かりやすさ」は公約でも心がけた。


 講釈の部分を削り、主要4項目は(1)「1万人以上」の雇用創出(2)待機児童「ゼロ」(3)食糧自給率「85%」(4)特養ホーム待機者「ゼロ」――と、数値目標を明示した。詳しい中身はインターネットの自身のホームページ(HP)に譲り、街頭演説で「ネットには愛妻との仲むつまじい写真もあります」と誘い込んだ。


 難題の教育・福祉論議もそつなくかわした。1期目に批判を受けただけに無理に論を張らず、むしろ施策の難しさを説いて有権者に理解を求めた。


 公約ではこの分野を含めて全方位に目配せし、批判の噴出に予防線を張った。HP上の公約は、400字詰め原稿用紙におこすと50枚近い。民主党が擁立した遠藤保雄氏(62)がA4用紙3枚に収めたのとは対照的だった。


 ●草の根保守


 戦術では表と裏を使い分けた。表の顔は「県民党」。かつて自民党県連幹事長も務めた村井氏は親自民派で、8月の総選挙では劣勢化の自公候補を応援した。が、知事選では「政党推薦を求めない」と方向転換。政党色を薄め、総選挙で民主に流れた票や無党派層の取り込みにつなげた。


 水面下では、仙台市長を除く県内すべての市町村長や自民県議ら草の根の保守派が、遊説のシナリオ作りや組織固めにいそしんだ。


 県連会長の小野寺五典衆院議員(49)はマイクを握る代わり、村井氏の脇で「どうか村井に」とチラシを配った。行く先々で目を引いた「投票へ行こう!」のプラカード行進は、比例区で選出された秋葉賢也衆院議員(47)の案。選挙サンデーの18日には、地元県議が村井氏を先導し、秋祭り3会場を渡り歩いた。


 ●公約どう反映


 「浅野(史郎)知事の62万票。いや、本間(俊太郎)知事の64万票越えも夢じゃない」。村井優勢と報じられた選挙戦終盤、陣営は当選ラインのさらに上の「歴代最高得票」をも視界にとらえた。街頭での反応があまりに良く、村井氏自身「これが人生のピークかもしれない」とおどけたほどだ。実際には64万7734票と本間氏にわずかに及ばなかったが、歴代2位の記録となった。


 一方で村井氏は、県の借金総額(県債残高)でも歴代記録を更新中だ。この4年で県債は1千億円近く増えた。2年後には北海道夕張市のような財政再生団体に転落するという試算もある。


 村井カラーを練り込みつつ、逼迫(ひっ・ぱく)する財政と遠大な公約とのつじつまを、どう合わせるか。公約で県民に誓いを立てた以上、「国の補助金が足りない」といった後講釈は通じない。


 2期目の試金石となる来年度の予算編成が、さっそく本格化する。(乗京真知)



■出口調査から〜村井県政9割弱が「評価」〜■


 朝日新聞は知事選投開票日の25日に有権者への出口調査を実施した。調査は60投票所で行い、有効回答は3153人。


 村井氏の4年間の県政に対する評価を聞いたところ、「大いに評価する」「ある程度評価する」と答えたのは回答者の9割弱。「あまり評価しない」「全く評価しない」は合わせて1割ほどで、比較的高い評価を得ていた。


 新しい知事に一番期待する政策を四つのなかから選んでもらったところ、1位は「医療・福祉」の40%。続いて「財政再建」で22%だった。村井氏が重視する「企業誘致・産業振興」は21%で、3番目だった。

911名無しさん:2009/10/31(土) 11:30:48
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000910310005

現在位置:asahi.com> マイタウン> 岩手> 記事

一戸町長選 民主、党勢拡大かけ総力戦
2009年10月31日
空き店舗が目立つ一戸町の中心商店街。地域の再生も問われている=一戸町
 11月3日に告示が迫った一戸町長選は、現職で7選をめざす稲葉暉(あきら)氏(64)と、新顔で同町議の山田信行氏(64)の2人による一騎打ちの可能性が高まっている。いずれも無所属だが、これまで自民党寄りだった稲葉氏に対し、民主党が山田氏を推薦で擁立し、町政奪取に挑む構図となっている。(溝口太郎)
 「7月までは、静かだったんだが」。稲葉氏を支援する町議の1人は、ぼやいた。
 民間企業を経て85年に初当選した稲葉氏は、父の故・佐吉氏も元町長。親子で計36年間、町政を担う。選挙戦となったのは1期目と5期目の01年の2度だけ。自民の鈴木俊一・前衆院議員に近い県町村会長で、選挙は「無風」とも見られた。
 一転したのは8月末。衆院選の岩手2区で、民主新顔の畑浩治氏が、鈴木氏を破り初当選、同町内でも前回選挙の得票を逆転して約1200票差を付けたからだ。
 民主は9月中旬、畑氏を支援した元町総務課長の山田町議を急きょ擁立。県連代表の工藤堅太郎参院議員の有力支持者でもある町商工会長を連合後援会長に、「長期町政の刷新」を掲げた。
 10月25日夜、町コミュニティーセンターに約600人を集めた山田氏の総決起集会。ひな壇には、畑、工藤両氏と藤原良信氏の国会議員3人に加え、達増拓也知事まで並んだ。「国政、県政、町政と一本の筋を」(畑氏)、「太いパイプで一緒にやっていく町長か、相談に行く所がない町長を選ぶか」(工藤氏)。与党との「パイプ」を強調する演説が続いた。
 稲葉陣営の町議らは、「与党を誇示して小さな町をぐりぐりかき回されれば、動揺もある」と危機感を募らす。稲葉氏も「町政に政権与党をちらつかせるのが改革なのか」と反発、現職町議16人のうち10人の支援を得て「地盤死守」に懸命だ。
 対する山田氏を支援する現職町議は4人。町議選の複数の新顔とも連動、社民や連合の推薦も得て支持拡大を狙う。民主党は八幡平市長選では擁立した候補が敗れた。佐々木順一・県連幹事長は「町民本意の町政実現が先で、党勢拡大はあとからついてくること。民主の地盤はある。我々も悲壮な決意で臨んでいる」。選挙事務を仕切る党関係者は「稲葉氏を破れば政権交代の象徴になる。知事カードまで切り、負けられない」と話す。
   ◇
 現町政の実績評価と、行財政改革も町長選の焦点だ。
 現職の稲葉氏は、過疎債など優位な起債でトンネルや図書館、特養ホームなどのインフラ整備を進めつつ、「借金」の地方債残高を昨年度末までの4年間で21億3900万円余り圧縮するなどした実績を挙げ、「インフラ整備しても借金は増えていない。事務事業の見直しや人件費削減も進めた」と強調する。
 これに対し山田氏は「償還や維持負担も考えれば財政は楽観できない。無理無駄を省き、町民福祉と暮らしの向上に充てるべきだ」という。
 ハード事業からソフトへの転換、生活や福祉政策の重視、産業振興。両氏の掲げる政策に極端な隔たりはない。
 「長期政権を改め、町民主役のまちをつくる」(山田氏)、「私の町政は改革の連続で、多選批判は当たらない」(稲葉氏)。
 焦点は結局、政権交代と多選の是非に集約する。
 高齢化率33・7%(10月1日現在)に達し、基幹の酪農業や高原野菜も低迷にあえぐ同町。同町中山地区で約2ヘクタールの高原野菜栽培に取り組む農家の男性(68)は「国の直接補償も、米農家が少ないこのあたりでは当てにできない。だれが生活を支えてくれるかで選びたい」と話した。

912名無しさん:2009/10/31(土) 13:26:56
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091031ddlk04010015000c.html

民主党県連:岡崎代表辞任へ 知事選敗戦の総括と参院選方針確認−−幹事会 /宮城
 民主党県連は30日、仙台市内で幹事会を開き、知事選の総括と来年7月の参院選などの対応方針を確認した。幹事会では、知事選で党が推薦した新人の遠藤保雄氏(62)が現職の村井嘉浩知事(49)に大差で敗れた責任を取り、選対本部長を務めた岡崎トミ子代表が辞任する意思を正式に表明。新代表を選出する県連大会の日程は12月6日と決まった。

 代表選は、県連選対委員会を選挙管理委員会として実施。立候補希望者は11月24日までに選管に申し出たうえで、12月6日の県連大会で選出される。新代表は新役員リストを提案し、同日から新体制がスタートする。大会には予算案、活動計画案などに加え衆院選や知事選の総括も議案として提出するという。

 また、知事選で仙台市を除く全市町村長が村井氏を推薦したことを受け、少なくとも来年の参院選までに実施される首長選では、現職候補への推薦は原則行わないことも確認した。

 来年の参院選は、党本部が30日付で示した候補者擁立方針に従い、改選数と同じ2人の候補を立てることを決定。党本部への公認申請は11月27日が期限で、改選時期に当たる現職の桜井充氏のほか、自薦、他薦を問わず広く検討するという。【伊藤絵理子】

913名無しさん:2009/10/31(土) 13:29:13
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091031ddlk06010176000c.html

湊まちを託す:09酒田市長選/上 現・新、事実上の一騎打ち /山形
 ◇総決起大会1200人に不安も 「よそ者」批判、熱気でかわし
 壇上の司会者は言った。「私が司会する中でこれほどたくさんの方が集まるのはなかなかありません」

 現職の酒田市長、阿部寿一氏(50)は21日夜、酒田市民会館で総決起大会を開いた。1階席はほぼ満杯。2階席も8割ほど埋まった。主催者発表で1200人。「(相手陣営の)『チェンジ酒田』のチラシ。絶叫し走り回る車はよく見かけるけれど顔が見えない。本当に市民に浸透しているのか」。「1200」に陣営は気をよくしていた。

 だが酒田市政の舞台裏を長年見てきた60代の男性は「1200」という数字に不安を抱いた。「本当に阿部氏だけに集まったのか」

 壇上には阿部氏のほか市議選立候補予定の現職市議13人など約20人が顔を連ねた。「仮に市議らの後援会が20人ずつ来ていたとすれば『1200』という数字は、多いのか少ないのか」。さらに気がかりなことがあった。経済界からの主だった出席が少ないこと。また8月の衆院選で、阿部氏が積極的に支援した自民県連会長の加藤紘一元幹事長も出席せず祝電のみだった。

   ◇    ◇

 25日夜に開かれた新人で元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)の大決起大会。会場の全農庄内ビルは熱気に包まれた。所狭しと並べられたパイプいすはすべて埋まり、立ち見も出て約700人。壇上には先の衆院選で初当選した民主の和嶋未希氏と社民の吉泉秀男氏のほか民主の舟山康江参院議員や連合山形の安達忠一会長らが列席。荘内銀行や酒田医師会の実力者も並んだ。自民の岸宏一参院議員、吉村美栄子知事、公明党県本部の寒河江政好代表らが祝電を寄せた。

 「知事選と同じ熱気が会場を包んでいる」と和嶋氏が言えば、吉泉氏が「酒田も変えよう」と訴える。舟山氏は「対話を重ね変えていく酒田に」。安達氏は「連合の総力をかけて戦い抜きたい」とまで言い切った。

 梅津氏は三川町出身で、高校は鶴岡南高。よそ者の意味の「鶴岡者(つるおかしょ)」とやゆされることもある。しかし、大会は梅津氏の妻典子さん(56)のあいさつで最高潮に達した。「仕事一筋できた主人をこれからも支えていきます」。帰りぎわにはこんな言葉が交わされた。「奥さんの言葉。ほろりときたの。ああいうの弱いの」

   ◇    ◇

 任期満了に伴う酒田市長選と市議選(定数30)が1日告示、8日投開票される。他に元旧八幡町議の新人、堀大常氏(75)も立候補を表明しているが、市長選は旧市から数え4選目を目指す阿部氏と、新人の梅津氏の事実上の一騎打ちとみられる。少子高齢化や人口減少、市街地空洞化、経済の停滞−−。かつて「西の堺、東の酒田」と称されるほどにぎわった市は他の自治体同様、苦境に立たされている。立候補予定者は「湊(みなと)まち・酒田」をどこへ導こうとしているのか。【佐藤伸】

914チバQ:2009/10/31(土) 19:50:11
県庁所在地で無風選挙って久しぶりじゃなないすか?
神戸も佐賀も民主は擁立できなくとも接戦だったし
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091031ddlk07010075000c.html
県都の選択:’09福島市長選 あす告示 現新一騎打ちの公算大 /福島
 ◇市議補選には3氏
 任期満了に伴う福島市長選と、辞職に伴う同市議補選(改選数1)は1日告示される。市長選には、3選を目指す無所属現職の瀬戸孝則氏(62)=民主、社民、自民、公明の各支部推薦=と、共産新人の山田裕氏(54)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 前回05年は38年ぶりに4人が立候補した同市長選だが、前回対立候補を推薦した自民と、自主投票だった公明が瀬戸氏推薦に回った。瀬戸氏は子育て支援や高齢者福祉の充実を掲げ、山田氏は水道料金の大幅値下げなどとともに、瀬戸氏への4党相乗りを批判している。

 一方、市議補選には、いずれも新人で▽会社役員、佐藤雅裕(43)=無所属▽NPO代表、煙山亨(54)=民主公認▽民青県北地区委員長、野口徹郎(33)=共産公認=の3氏が立候補を表明している。

 立候補の受け付けはともに午前8時半から午後5時まで、同市霞町の市民会館で。投票は8日に行われ、即日開票される。大勢判明は午後11時ごろの見通し。9月2日現在の有権者数は、市長選が23万6707人。市議補選は旧飯野町を除いた福島選挙区で行われ、計23万1428人。【関雄輔】

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091031ddlk07010077000c.html
県都の選択:’09福島市長選 公開討論会、閑散−−聴衆50人 /福島
 福島市長選の立候補予定者を招いた公開討論会(福島青年会議所主催)が30日、福島市上浜町の県教育会館で開かれ、現職の瀬戸孝則氏(62)と、新人の山田裕氏(54)が持論を展開した。会場には、報道関係者を含めても約50人の聴衆しかおらず、500人収容のホールはほとんどが空席。市民の関心の低さが浮き彫りとなった。

 討論会は、質問への回答や個別に主張を発表する形式。

 少子高齢化対策についての問いでは、瀬戸氏が「75歳以上の市内バス利用を無料化するなど、暮らしやすい環境を作る」と述べた。山田氏は「介護保険料の減免制度などを整え、長生きをみんなで支える福島市に」と語った。

 15問の○×質問で両者の意見が対立したのは、瀬戸氏が賛成し、山田氏が反対した「市職員削減」と「行政事業の民間委託」の2問のみ(未回答除く)。中学生までの医療費無料化や道州制反対などでは意見が一致し、争点の不在を印象づけた。【関雄輔】

915名無しさん:2009/11/01(日) 10:58:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091101t11025.htm

桜井氏出馬の意向 民主宮城県連代表選
 民主党宮城県連副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=は31日、河北新報社の取材に対し、12月6日の定期大会で行われる代表選に立候補する意向を明らかにした。

 桜井氏は「政権与党となり、県連もこれまでとは違う体制へ替わる必要がある。岡崎トミ子代表のやり方を継承しつつも、地域のネットワークを拡大し、政策立案力を強化するなどの改革を進めたい」と意欲を語った。

 代表選への立候補意思を固めたのは、桜井氏が初めて。県連は24日まで立候補を受け付ける。候補者が桜井氏だけなら無投票当選が決まり、大会で正式承認される。候補者が複数になれば、選挙管理委員会が投票実施を検討する。

 桜井氏は仙台市出身。東京医科歯科大医学部卒、東北大大学院医学研究科修了。国立療養所岩手病院勤務などを経て、1998年の参院選で初当選。現在2期目。党参院政審会長を務めている。来夏の参院選で改選を迎え、3選を狙って立候補する予定。



2009年11月01日日曜日

916片言丸:2009/11/01(日) 11:12:09
>>914
4月の富山市長選以来かも。違うかな?

917チバQ:2009/11/01(日) 13:41:32
>>913
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091101ddlk06010079000c.html
湊まちを託す:09酒田市長選/下 2氏ともに似通う将来像 /山形
 ◇財政の「自由度」低下続く 人口は減少、市民所得も停滞
 酒田市の財政力はどうなっているのだろうか。全国の類似39自治体(07年度)で比較すると、経常収支比率31位▽財政力指数28位▽1人当たりの地方債現在高27位▽公債費負担の健全度20位となっている。類似団体には隣接の鶴岡市も含まれている。鶴岡市は、経常収支比率34位▽財政力指数38位▽1人当たりの地方債現在高32位▽公債費負担の健全度30位となっている。指数を単純に比較すると酒田市の方が鶴岡市より良好には見える。だが比較の問題ではなく、酒田市の経常収支比率は、05年度91・0%▽06年度93%▽07年度95・4%▽08年度93・4%。80%を超えると「自由度」は失われつつあるといわれ「自由度」は低下している。

 人口は4年前の合併時(05年10月末)と今年7月末で比較すると4545人減少。減少率は鶴岡市の2・03%を上回り3・84%。月に約100人が減っている。かつては鶴岡市を引き離していた市民所得も05年度に逆転し水をあけられている。

  ◇    ◇

 (1)合併の総仕上げ(2)日本の食糧供給基地(3)東北地方の日本海側の玄関口(4)観光都市(5)心豊かなまち作り(6)ものづくりの拠点。現職の阿部寿一市長(50)は次の4年間にこれらの実現を構想している。一方の新人、梅津準士氏(58)は(1)産業振興とインフラ(交通機関・都市)整備(2)健康都市作り(3)高齢者・子育て支援(4)1市3町の合併の相乗効果創出(5)生涯学習と文化(6)スポーツ、レクリエーションなどとなっている。産業、インフラ、福祉−−。表現は異なるものの目指すものは両氏とも似通っている。

 現職か新人か。継続か変革か。「自民」か「民主・社民・連合」か。人柄か。「まち作りは着実に進んでいる」という阿部陣営と「このままでは酒田はだめになる」と主張する梅津陣営。有権者は何を基準に判断するのだろうか。

  ◇    ◇

 城下町の鶴岡市と港町で商業都市の酒田市。同じ庄内地方でも最上川をはさんで気質が違う。ある選挙通は言う。「みこしを担ぐのは遅いが担ぐと、なかなか下ろさない鶴岡市」「担ぐのは早いが落とすのも早い酒田市」

 市長選立候補者の公開討論会も27日夜に400人の聴衆を集めて開かれた。市長選は1日告示、8日投開票される。【佐藤伸】

918チバQ:2009/11/01(日) 13:54:55
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091101_2
県内各方面に波紋 民主県連の首長選「相乗り禁止」

--------------------------------------------------------------------------------

 民主党県連(工藤堅太郎代表)が県内市町村長選で野党との「相乗り禁止」の方針を示したことは、各方面に波紋を広げている。小沢一郎幹事長の地元として政党政治を地方にも根付かせようとの狙いだが、「国政と地方は違う」という意識は根強い。一方で複数政党が特定候補を推薦する「相乗り」は選挙の形(けい)骸(がい)化を招き、政治の活力を失わせるとの指摘もある。二大政党制の流れが強まる中、有権者は本質を見抜く目が求められる。

 民主党は党本部の方針として、連立政権を組む社民党、国民新党以外の政党と、知事選や政令市長選で「相乗り」を禁止しているが、政令市でない首長選にも適用するのは岩手県連が初めてという。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】



(2009/11/01)

919チバQ:2009/11/01(日) 14:41:39
>>916
富山以来かあ
自民王国、綿貫王国だから富山は仕方ないかな。(今度の山口も仕方ない。代わりに下関はしっかりした選挙だったし)
民主党王国と化しつつある福島県で、郡山・いわきは保守分裂。福島は相乗りってのは寂しいですね。
んなことだから玄葉が無役なんだよ

と、ばあちゃんが福島の我思う

920とはずがたり:2009/11/01(日) 14:44:27
福島1区は茨城1区みたいに宏大な農村部を含んでるってのもあるんですけど県都福島市を含むのに1区現象って印象ないですしね。

921とはずがたり@割と郡山派だw:2009/11/01(日) 14:47:48
あと,山口市は駄目でも下関でオッケーだったからって論理が通じるなら県中央で県都の資格十分の郡山でちゃんとした選挙やったら福島市で出来なくても十分って事にならないっすかね??
その辺の微妙な機微は山口県にも福島県にも縁が薄い俺ですが,ワタクシ一応静岡と浜松(と沼津)の複芯構造の静岡県民であります。

922名無しさん:2009/11/01(日) 20:48:22
http://yamagata-np.jp/news/200911/01/kj_2009110100014.php

酒田市長選、3氏の争い確定
2009年11月01日 20:01
 任期満了に伴う酒田市長選と市議選は1日告示された。市長選にはいずれも無所属で現職の阿部寿一(50)=亀ケ崎3丁目、新人で元農林水産省近畿中国森林管理局長の梅津準士(58)=東大町1丁目、新人で元八幡町議の堀大常(75)=常禅寺=の3氏が届け出を行った。選挙戦は今後4年を市町合併の総仕上げと強調する阿部氏と市政の刷新を訴える梅津氏の事実上の一騎打ちとなる。投開票は市長選、市議選とも8日(飛島の投票は6日)。

 阿部氏は東大町1丁目の事務所で必勝祈願・出陣式を行い、「若者が定着するように地域経済の再生、市民の健康対策などに取り組む」と第一声を上げた。市選出の自民の3県議らが激励。旧市内から平田、松山地域に選挙カーを走らせた。

 梅津氏はガーデンパレスみずほ駐車場で「市民との対話を徹底し、意見を市政に反映させる」と第一声。和嶋未希、吉泉秀男の両衆院議員、舟山康江参院議員らが応援の弁を述べ、吉村美栄子知事が応援メッセージを寄せた。旧市内を重点的に遊説した。

 堀氏は酒田市上安町で「副市長に女性を起用する」などと訴えた。

 市議選は定数30に対し、現職27人、新人7人の計34人が立候補した。党派別では民主1人、自民1人、公明1人、共産2人、無所属29人。

 10月31日現在の有権者数は9万3930人(男4万4118人、女4万9812人)。

923チバQ:2009/11/01(日) 23:24:50
んー自民党王国の山口と民主党王国の福島を同列に語るのはどうかと
郡山 いわきと直系候補を擁立したならいざしらず、保守分裂に乗っただけですから

924とはずがたり:2009/11/01(日) 23:33:56
民主王国とは云え渡部と玄葉が頑張ってただけで1,2,5区(大体福島;郡山;いわき)の民主はそこそこ弱かったっすよねぇ。。
今後は民主王国としてガチガチに固めてって行ってくれると信じてますけど。

925名無しさん:2009/11/02(月) 20:14:19
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20091102ddlk07010067000c.html

県都の選択:’09福島市長選 告示 現新2氏が立候補 市民の関心、低調 /福島
 任期満了に伴う福島市長選は1日告示され、無所属現職で3選を目指す瀬戸孝則氏(62)=民主、自民、公明、社民の各支部推薦=と、共産新人の党県委員、山田裕氏(54)が立候補した。両氏とも中心市街地で第一声を上げ、遊説に出発。7日間の選挙戦がスタートした。

 前回05年は38年ぶりに4人が立候補した同市長選だが、今回は4党が現職に相乗り。明確な争点はなく、市民の関心も低調で、両陣営とも投票率をどう高めるかが課題となりそうだ。

 投票は8日午前7時〜午後8時に市内83カ所(一部繰り上げ)で行われ、午後9時から福島体育館で即日開票される。10月31日現在の有権者数は23万6957人。【関雄輔】

 ◆第一声(届け出順)

 ◇2期8年の実績を強調−−瀬戸孝則氏
 瀬戸氏は午前8時から同市栄町の選挙事務所で出陣式を行い、同9時過ぎにAXC(旧長崎屋)前でマイクを握った。「初当選した8年前から大型事業を見直し、時代の流れをつかんで着実に手を打ってきた」と2期8年の実績を強調。3期目では「財政は厳しいが、経費節減で財源を捻出(ねんしゅつ)し、生活福祉向上のために使う」と約束した。

 少子高齢化対策として「旧さくら野ビルに生涯学習の場を作りたい」と訴え、雇用問題については「企業誘致を進め、経済団体とのネットワークを立ち上げる。首都圏に近い立地条件を生かして観光産業を育てれば、我々が考える以上の力強い県都になる」と述べた。

 最後に「人の話をよく聞き、市民との協働を進めたい。南東北の中核都市として、住んで良かったと言われる町をつくっていきたい」と締めくくった。

 出陣式には、瀬戸氏を推薦する4党の国会議員や県議、市議らが顔をそろえた。

 ◇衆院選の流れを今回も−−山田裕氏
 山田氏は午前9時半ごろ、同市栄町の中合前で「暮らしを最優先に取り組む」と第一声を上げた。「8月の衆院選では国民の審判が下り、自公政権を退場させた。この流れを地方政治でも作り上げるのが私に課せられた使命」と語った。

 「市民の暮らしが追いつめられている。家計を温め、暮らしを応援する施策が必要」とし、水道料金の値下げや中学生の医療費無料化を掲げ、財源として市の新庁舎建設基金を利用する考えを示した。また、「市民税や介護保険料が引き上げられ、国保税も高い。現市政は取り立てを強め、差し押さえを行っているが、実効ある減免制度で滞納を減らすべきだ」と述べた。

 瀬戸氏への4党相乗りについては「衆院選で激しく戦ったばかりで、有権者に説明がつかない。これで市民の暮らしを託せるのか」と批判した。

 市議補選の候補者もマイクを握り、同党の大門実紀史参院議員らが駆けつけた。

 ◇市議補選には3氏が立候補
 辞職に伴う市議補選(福島選挙区、改選数1)も1日告示され、いずれも新人の▽会社役員、佐藤雅裕(43)=無所属▽NPO法人代表、煙山享(54)=民主▽民青同盟県北地区委員長、野口徹郎(33)=共産=の3氏が立候補した。

 旧飯野町を除いた有権者を対象に行われ、市長選と同じ8日に投開票される。10月31日現在の有権者数は23万1686人。【関雄輔】

==============

瀬戸孝則(せと・たかのり) 62 無現(2)

 市長▽県市長会長[歴]県議4期・副議長▽自民県総務会長▽早大

山田裕(やまだ・ゆたか) 54 共新

 党県委員・福島相馬地区副委員長[歴]会社員▽党福島地区常任委員▽日大

==============

 ◇福島選挙区立候補者(改選数1−3、届け出順)
佐藤雅裕 43 会社役員    無新

煙山享  54 NPO代表   民新

野口徹郎 33 民青地区委員長 共新

926名無しさん:2009/11/02(月) 20:15:04
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091102ddlk06010065000c.html

選挙:酒田市長選/酒田市議選 市長選、現新3氏が立候補−−告示 /山形
 ◇市議選に34人
 任期満了に伴う酒田市長選と市議選が1日告示された。8日投開票される。市長選には現職で旧市から連続4選を目指す亀ケ崎3、阿部寿一氏(50)=自民推薦▽新人の東大町1、梅津準士氏(58)=民主、社民推薦▽新人の常禅寺上川原、堀大常氏(75)−−の3氏(いずれも無所属)が立候補した。

 選挙戦は阿部氏と梅津氏の事実上の一騎打ちとみられる。両候補の主張に大きな違いはないものの、有権者が「継続」か、「変革」か、どちらを選択するのか注目される。今回から定数が4減り30になった市議選には34人が立候補。市長選同様、市内全域を選挙カーで巡り激しい舌戦を開始した。10月31日現在の有権者数は9万3930人(男4万4118人、女4万9812人)。【佐藤伸】

==============

 ◆主な候補の第一声

 ◇合併の総仕上げする−−阿部寿一氏(50)
 東大町1の事務所で出陣式のあと午前8時半から第一声。約200人の支持者らを前に「市民一人一人の思いを大切にし合併の総仕上げに取り組みたい。若者が定着する素晴らしいまち酒田に、心豊かに暮らせるまち酒田を作り上げたい」と力強くあいさつ。「10年間の実績を生かして、市民党として、我々は主張を訴え、酒田市の底力を示したい」と続け健康都市や産業育成、観光立市などを公約に掲げた。

 出陣式には、佐藤藤弥、星川純一、森田広の3自民県議も駆けつけ「積み上げた力を全部出し切ろう」「36人衆が作り上げた自主自立のまちの力を結集しよう」「人を大切にするまちを完成させてほしい」などと口々に激励。党県連会長の加藤紘一元幹事長は祝電を寄せた。【佐藤伸】

 ◇夢を語れる酒田作る−−梅津準士氏(58)
 事務所近くのみずほ2のホテル駐車場で午前8時45分から第一声。風雨強まる中、約400人を前に「膨大な潜在力と可能性、先進的な市民性を生かして、夢を語れる酒田を作る」と訴えた。

 産業と経済、福祉と医療の分野に特に力を入れ、市民との対話による行政の徹底を約束。「30数年間、国の仕事をして築いた国や県との縁と力を酒田の再生に生かす」と述べ、活力ある町づくりに尽力すると誓った。

 民主の和嶋未希、社民の吉泉秀男両衆院議員、民主の舟山康江参院議員や連合山形の安達忠一会長、公明党県本部の寒河江政好代表らが応援演説。吉村美栄子知事のめいが代理出席し「酒田を必ず発展させる梅津さんを今こそ“むかえびと”の時」という手紙を代読した。【長南里香】

==============

 ◇酒田市長選立候補者(届け出順)
阿部寿一(あべ・じゅいち) 50 無現(1)

 市長[歴]建設省人事課長補佐▽日沿道庄内建設同盟会長▽旧酒田市長2期▽東大=[自]

梅津準士(うめつ・じゅんし) 58 無新

 [元]農水省近畿中国森林管理局長[歴]農水省大臣官房審議官▽県総合政策審議委員▽東大=[民][社]

堀大常(ほり・だいじょう) 75 無新

 旧八幡町議[歴]農業▽解体業▽旧観音寺中

927名無しさん:2009/11/02(月) 20:15:14
>>926

==============

 ◇酒田市議選立候補者(定数30−34、届け出順)
高橋千代夫 52 農業      (1)無現

荒生令悦  55 保険代理業   (1)無現

佐藤猛   53 会社役員    (1)公現

佐藤忠智  64 [元]会社社長 (1)無現

市村浩一  49 NPO理事長  (1)無現

田中広   52 製材業     (1)無現

村上栄三郎 67 [元]JR社員 (1)無現

菅井儀一  67 食堂経営    (1)無現

門田克己  68 会社役員    (1)無現

堀豊明   52 自営業     (1)無現

本多茂   58 農業      (1)無現

堀孝治   59 農業      (1)無現

高橋正和  65 会社役員       無新

武田恵子  54 [元]小中学教諭   無新

長谷川裕  60 [元]会社役員 (1)無現

市原栄子  48 党地区役員   (1)共現

後藤孝也  62 農業      (1)無現

関井美喜男 47 電力会社員   (1)無現

後藤泉   54 [元]会社員     無新

後藤仁   57 [元]平田町職員(1)無現

富樫幸宏  54 [元]団体職員 (1)無現

吉川恭一  53 社保労務士      無新

石黒覚   53 建築設計業   (1)民現

高橋一泰  60 農業      (1)無現

佐藤勝   65 [元]市職員  (1)無現

菅原良明  61 [元]市職員  (1)無現

佐藤丈晴  42 会社役員    (1)自現

小松原俊  59 農業      (1)無現

斎藤周   49 党地区役員   (1)共現

梶原宗明  51 会社員        無新

田中斉   52 [元]農協職員    無新

千葉衛   64 農業      (1)無現

阿部ひとみ 48 [元]会社員     無新

毛屋実   59 [元]衆議員秘書(1)無現

928チバQ:2009/11/03(火) 12:05:41
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=16531&amp;blockId=4029227&amp;newsMode=article
【告示まで1カ月・上】「相乗り」色合い濃く
 任期満了に伴い11月1日告示、8日投票で行われる福島市長選は告示まで1カ月となった。現在、立候補を表明しているのは3選を目指す現職の瀬戸孝則氏(62)だけで、激しい前哨戦を展開していた過去2回の市長選と様相は一変している。ただ、共産党系の「福島市政を明るくする会」が候補者擁立に向けて人選を進めており、選挙戦になるのは濃厚だ。政党・団体の思惑や市政の課題などを追った。(文中敬称略)

 市長選の立候補予定者説明会が開かれた30日、瀬戸は中央西地区自治振興協議会に出席した。「50年後、100年後の県都福島の要になる。子どもや孫への大きなプレゼントになる」。次期市長の任期中に完成する予定の市役所新庁舎建設について熱っぽく語り、引き続き市政を担う意欲をにじませた。

 瀬戸は9月上旬の連合後援会市政報告会で立候補を表明した。具体的な対立候補が現れない中、市内約50地区に張り巡らせた後援会ごとに市政報告会を開くなど着々と選挙戦の準備を進めている。12日に事務所開きを行う。

 民主、自民、公明、社民の各党に推薦願も出し、民主党県第1区総支部は30日、瀬戸の推薦を決めた。社民党福島総支部もすでに瀬戸と政策協定を締結している。

 過去2回の市長選で分裂選挙を繰り広げた自民党福島市総支部は今後、推薦願の対応を協議する。総支部長の地元県議桜田葉子は「前向きに推薦を検討したい」と話す。

 前回、自民系の対立候補を推した市議の1人は「前回は別の候補を推したが、この4年間はわれわれが主張した政策も取り入れた市政運営をしている」と和解を強調する。公明も推薦を前向きに検討しており「各党相乗り」の色合いが濃くなっている。

 一方、共産党は現職との対決色を鮮明にし市長選の立候補予定者説明会にも共産系の「市政を明るくする会」の関係者が出席した。

 党福島・相馬地区委員会は8年前の市長選で瀬戸と政策協定を結び、推薦した。しかし、前回は協定は結ばれなかった。地区委員長の藤倉英一は「話し合いを告示1カ月前まで引き延ばされた上、協定を拒否された」と、苦い思いを語る。

 藤倉は「なるべく早く候補者を決めて、選挙戦に臨みたい」と話している。

【写真】30日に開かれた立候補予定者説明会。瀬戸氏と福島市政を明るくする会の関係者が出席した


(2009年10月01日)

929チバQ:2009/11/03(火) 12:06:06
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=16531&amp;mode=0&amp;classId=0&amp;blockId=4034392&amp;newsMode=article
【告示まで1カ月・下】いまだ争点は見えず
 福島市五老内町のビルの一室にある現職の瀬戸孝則(62)の後援会事務所。11月1日の市長選の告示まで1カ月となった1日、市政報告会用の2期目の実績を書いたパンフレットなどの準備に追われていた。共産系の「福島市政を明るくする会」に候補者擁立の動きが出てきたことで、関係者は「ようやく動きが見え、やるぞという意識が高まってきた」と気を引き締めた。

 瀬戸は前回の市長選でローカルマニフェストを発表し、54項目の公約を掲げて当選した。妊婦健診助成の回数増、ふれあい訪問収集の実施…。9月定例議会の一般質問では「半数以上の29項目を達成した」と自己評価し、「そのほかも事業促進に努めており、全体として順調な進ちょくを見せている」と胸を張った。

 一方で、「市政を明るくする会」は、市が家庭用水道料金の生活保護世帯への減免を廃止したことなどを挙げ、「市民が主人公の政治を」と訴える。共産党市議の土田聡は「景気後退の中、市民の生活を支える施策が自治体の役目」と対決姿勢をあらわにする。

 ただ、正式に立候補を表明しているのは瀬戸だけ。市議の1人は「市民のためにも選挙戦は必要だが、今のところ明確な争点になるべきものは見えない」と、激戦だった過去2回の市長選との違いを口にする。

 地方都市の多くは景気低迷や人口減少などの課題に直面している。市も例外ではない。市の人口は平成13年をピークに減少傾向にある。21年9月現在、29万4275人で、昨年7月の旧飯野町との合併時に比べ約500人減少した。13年以降は転出が転入を上回り、若者を中心に人口の流出が進んでいる。

 買い物客の流出による中心市街地の空洞化も深刻だ。市商店街連合会長の後藤忠久は「高速1000円などの影響で、買い物客が仙台などに流れている」と指摘。「飲食店ばかりが増え、物販の店が増えない。コンパクトな街づくりを進めるための具体的なビジョンを示してほしい」と注文する。

 3期目を狙う現職と、いまだ見えぬ対立候補。どんな政策を掲げ、選挙戦に臨むのか。市民は注目している。(文中敬称略)

【写真】建設が進む福島市役所新庁舎東棟。次期市長の任期中に完成する。

(2009年10月02日)

930名無しさん:2009/11/04(水) 19:22:23
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000911040005

一戸・西和賀町長選 いずれも一騎打ちに
2009年11月04日
候補者の声に耳を傾ける町民たち=一戸町
雪が降りしきる中で第一声を聞く支持者たち=西和賀町

 一戸町長選と西和賀町長選が3日、告示された。一戸町長選が民主党の候補擁立で現職と新顔の一騎打ちとなったのに対し、西和賀町長選では前回に続き、旧湯田町と旧沢内村の出身者の争いとなった。この秋一番の冷え込みで雪も舞うなか、熱い選挙戦が始まった。投開票はいずれも8日。一戸町では、同時に町議選も告示された。
    ◇
<一戸町長選>
 一戸町長選には、現職で7選を目指す稲葉暉氏(64)=無所属=と、元同町議で新顔の山田信行氏(64)=同、民主、社民推薦=が立候補を届け出た。
 稲葉氏は、同町一戸の中心商店街で第一声。「24年間、毎日、危機感を持って挑戦し続けた」と実績を強調、社会保障の拡充や産業振興など、「町民が主人公の思いで諸政策をやり抜く」と訴えた。
 山田氏は、IGR一戸駅近くの選挙事務所前で、「中央も政権が変わった今この時こそ、我々も町民生活の安定向上のための町政が必要だ」と第一声。福祉や雇用対策、人材育成の推進などを訴えた。
 今回の町長選は、政権与党となった民主党が、自民に近かった現職の稲葉氏の多選阻止を掲げて山田氏を擁立し、一騎打ちの構図となった。
 告示日のこの日も、民主党は県内の衆院議員2人と参院議員3人を山田氏の応援に送り込み、政権与党とのつながりをアピール。「権力が長く続けばほころぶ。一日も早くまともな町に変えるのが今回の選挙だ」(藤原良信参院議員)、「民主政治と太いパイプで前進するか、行き詰まった4年間を選ぶか大事な選挙」(工藤堅太郎・県連代表)などと訴えた。
 これに対し、稲葉氏陣営では、後援会長の小野寺研一・県議会副議長(自民)が「(民主党が)手を突っ込んで地方自治体で争いをさせるのはいかがなものか」と応酬。9月の八幡平市長選で民主候補を破って再選した田村正彦市長も応援に立ち、「県、国とのパイプというのは昔の自民党がしゃべっていたこと。これは政党対町民の戦いだ」と気勢を上げた。
 同町議選(定数16)には、現職13人、新顔7人の計20人が立候補を届け出た。
 町長選、町議選とも投票は8日、町内28カ所で行われ、午後7時半から町体育館で開票される。2日現在の有権者数は1万2773人。
    ◇
<西和賀町長選>
 西和賀町長選には、前花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)と、旧湯田町長の細井洋行氏(60)のいずれも無所属新顔の2氏が立候補した。4年前と同じく、合併前の旧湯田町と旧沢内村出身者の一騎打ちとなった。
 吉田氏は同町沢内太田の選挙事務所近くの広場で約350人の支持者を前に第一声。「豊かな自然と資源を大切にして産業を振興させ、幸せで誇りある町にしたい。湯田、沢内は一体で、対立していない」と語った。
 一方、細井氏は同町湯本の選挙事務所近くの広場で約250人の支持者を前に第一声。「4年間の町政を継続するか、刷新するかの選択。地域医療を充実させたい。温泉を利用し健康の町づくりを実現したい」と訴えた。
 投票は8日午前7時〜午後6時、町内17カ所で行われ、午後8時から川尻体育館で即日開票される。2日現在の有権者数は6135人。

931名無しさん:2009/11/04(水) 19:55:31
>>930
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20091104-OYT8T00091.htm

西和賀町長選告示 新人が一騎打ち 
 西和賀町長選が3日告示された。いずれも無所属で新人の、元花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)と、旧湯田町長の細井洋行氏(60)が立候補を届け出た。

 吉田氏は沢内のドライブイン駐車場で、「この地の風土を大事に、ここに根付いて生きていく意志で、明日の西和賀を作る」と第一声。高橋繁町長(74)らが激励のマイクを握った。

 細井氏は湯本の事務所前での第一声で、「今回の町長選は、4年間の政治行政を継続するか刷新するかの選挙」と訴えた。第一声には、民主党の平野達男・参院議員も駆けつけた。

 投票は8日午前7時から午後6時まで、町内17か所で行われ、午後8時から川尻体育館で開票される。2日現在の有権者数は6135人。

(2009年11月4日 読売新聞)

932チバQ:2009/11/06(金) 12:19:31
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911040005
福島市長選:蓬らい団地を歩く(上)
2009年11月04日


無料循環バス「くるくる」。車体のスーパーなどの広告料は貴重な収入源だ=10月30日、福島市蓬らい町2丁目の蓬萊ショッピングセンター


 ●住民が始めた無料バス


 朝、福島市郊外にある蓬萊団地のショッピングセンター(SC)前。白髪の男性がベンチに腰掛けていた。隣に大きな買い物袋。朝一番のバスで来て、帰りのバスを待っているところだった。82歳。一人暮らし。数日分の食料をまとめ買いする習慣らしい。


 ◎団地内くるくる


 待っているのは普通の路線バスではない。「くるくる」と呼ばれ、団地内を循環する無料バスだ。車を持たない住民が移動しやすいようにと、住民らでつくる「NPOほうらい」が昨年6月、タクシー会社に委託し運行を始めた。3コースあり、1日平均80人が利用している。


 団地は東西約2.4キロ、南北約1.6キロ。男性宅はSCがある団地中心部から最も離れた区域で、歩くと30分以上かかるだろう。今回の市長選は「わざわざ行かないよ」。というのも投票所はSCの近くにあり、買い物と同じ手間がかかるからだ。


 バスが来た。待合室のソファでおしゃべりしていた女性3人が、床に置いた買い物袋を持ち上げた。男性も立ち上がり、ゆっくり乗降口へ。記者も乗り込んでみた。


 失礼をわびつつ3人に年齢を尋ねると、72歳、72歳、68歳。ほかにも高齢とみられる女性が2人乗り込み、25人乗りのバスは出発した。


 ◎家の前に停留所


 丘を造成した地域だから当然だが、ほとんど平らな道がない。家は斜面に階段のように建つ。「昔は自転車で買い物に行けたけど、年寄りになった今じゃ無理ね。バスがなきゃ、家に閉じこもりっぱなしよ」と女性の1人が言う。運転手に声をかけると、バスは少し先で止まった。「ありがとう」。後ろ姿がゆっくり、家の中へ消えた。


 計55カ所の停留所は、半分以上が民家の前にある。高齢者を家にこもりきりにさせないことが狙いだ。ただ、客が「降ろして」と言ったところでも止まってくれる。長い坂で、バスは急に止まった。運転手が歩道を歩く高齢の女性に気づいたからだ。「あの人は足があんまりよくないんだよ」。女性は息を切らして乗り込み、やはり「ありがとう」と礼を言った。


 20分ほどでSC近くに戻った。1台しかないから、少し休むと別のコースに向かう。平日朝から夕方まで、運転手が休憩する昼の1時間を除き、ひっきりなしに走る。


 ◎高齢化が一気に


 蓬らい団地は高度成長が続いていた69年に造成が始まり、サラリーマンらが移り住んだ。人口は91年の1万1659人以降、減っているが、それでも9月末現在、1万476人。65歳以上の高齢者の割合は20%余りで、市全体に比べ現時点で高くはないが、ばらつきが少なく、一気に高齢化が進むと言われる。


 NPOほうらいの小林悦子さんによると、バスの経営は厳しい。運行には月50万円以上かかり、車体の広告料や住民の寄付ではぎりぎりの状態だ。ただ、市の助成を受けるには、有料化や広い道路へのコース変更などが必要だという。


 そうなれば無料で自宅前を通るメリットがなくなるが、市交通政策課の担当者は「経営の厳しいバス会社などへの補助が優先されるべきだ」。蓬らい地区の街づくりにかかわる今西一男・福島大准教授は「本当は市がバス会社との調整をしなくてはいけないのだが」と残念がる。


 「高齢者に優しい団地」を住民の自助努力が支える。


                        ◇


 蓬らい団地は福島市の郊外型住宅団地で最も早く開発され、規模も最も大きい。市長選を前に歩いてみた。(村上晃一が担当します)

933名無しさん:2009/11/06(金) 12:20:14
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911050005
福島市長選:蓬らい団地を歩く(下)
2009年11月05日


「カフェ・ド・ボンヌール」の店内。旧SCの取り壊しに合わせ昨年、現在地に移った=10月28日、福島市蓬萊町4丁目


 ●にぎわいの場所さびれ


 蓬らい団地には店が少ない。


 スーパーを含むショッピングセンター(SC)は中心部に1カ所。コンビニも喫茶店も1軒だけだ。その喫茶店は、SC向かいの市役所蓬萊支所の建物に入居する「カフェ・ド・ボンヌール」。20年以上続く住民の憩いの場だ。昼食に立ち寄った。


 コーヒーの香りが漂う店内にはカウンターとテーブルが五つ。4人の客が思い思いに世間話したり、雑誌をめくったり。


 店長の佐藤弘さん(68)は言う。「昔は結構もうかった。夜8時ごろまで開けていても、人通りがあったからお客さんが入ったし、中学生のたまり場にすらなっていて、『子どもが悪さをしたら連絡して』と警察から頼まれていたぐらいだ」。だが今は客も減り、経営は厳しいという。「せめてもう少し、にぎわいがあればなあ」


 ◎生活の拠点SC


 かつての蓬らい団地はどんなふうだったのか――。団地を造成した県住宅供給公社は1975年、市の支所や郵便局などが集まる中心部に3階建てのSCを建設。大型スーパーを中心に精肉店や鮮魚店、書店、洋服店など31のテナントが入居した。


 団地の活性化に取り組む「福島南地区を考える会」の高荒弘志事務局長(52)によると、当時は「このSCに来れば何でもそろう」と、住民の生活の拠点として栄えたそうだ。


 ◎テナントが撤退


 だが80年代に入り、団地近くの国道沿いに大型スーパーが進出。住民が団地外に流出し、テナントの撤退が相次いだ。


 同公社は今年3月に解散。これに伴い、公社が運営していた旧SCがスーパーごとなくなることも心配されたが、存続を求める住民の声を背景にスーパーは規模の縮小にとどまった。SCも入居店舗の共同出資による株式会社として再出発。ただ、建物を新築したため、入居料は中心市街地並みに高い。


 人通りが途絶え、高荒さんは「経済の原理から言っても仕方がない」とあきらめ顔だ。


 コンビニにも足を延ばした。最近開発された南側区域の大通り沿い。行きは下りで5分ほどで着いたが、帰りは記者を追い越した自転車の男性が少し先で自転車を押していた。


 団地を出た所にもコンビニがあるという。団地中心部からは約1.2キロ。上り下りを繰り返しながら歩くと、途中、店舗跡らしい建物が目についた。閉じたシャッターがさびている。隣の理髪店で聞くと、10年ほど前に閉店したらしい。国道沿いのコンビニまで30分かかった。


 市都市計画課によると、蓬らい団地内は、中心部がスーパーなどを建てられる「商業地域」なのを除き、大半が「住居専用地域」。ここにも喫茶店など小規模な店をつくることは可能で、実際、喫茶店ができたことはあったが、近隣とのトラブルなどが元で閉店したという。


 ◎せめて家賃安く


 「ボンヌール」にもう一度、行った。店が入っている市支所の建物は9年後に取り壊され、平屋の簡素なものに建て替わるらしい。店長の佐藤さんは「あと9年は頑張る」と話す。


 「焼き鳥で一杯飲める店が団地にあれば」と軽食に来ていた男性(69)。居酒屋を経営する友人が団地で店をやりたがっているが、採算が合わないだろうと踏ん切りがつかないそうだ。「安い家賃で店を出せるようにするとか、市はせめて知恵を出してくれないかな」(村上晃一が担当しました)

934チバQ:2009/11/06(金) 12:21:02
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911050001
無所属県議6人 民主党に入党へ
2009年11月05日


 佐藤雄平知事の与党会派である県民連合に所属していた無所属の県議6人が民主党に入党する。瓜生信一郎(耶麻郡)、渡部勝博(南会津郡)、安瀬全孝(田村郡)、三村博昭(西白河郡)、亀岡義尚(伊達郡)、立原龍一(東白川郡)の6氏で、7日に福島市で記者会見を行う。


 6人は国政選挙でも民主党候補を支援していた。県民連合の議員数は21人で、6人が入党すれば民主18人、社民2人、無所属1人の構成になる。

935とはずがたり:2009/11/06(金) 12:42:55
>>934
そろそろ1年半後の県議選を見据えた動きが始まってきてますかねぇ。

936和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/11/06(金) 13:06:44
>>934
総選挙後から青森・石川・沖縄そして福島と諸派や無所属の民主入党意向が相次いでいますね。
次期県議選で福島は岩手と共に民主の第1党が視野に入ってきたのではないでしょうか。

937とはずがたり:2009/11/06(金) 14:55:26
>>936
お久しぶりッス。
ですよね〜>総選挙後から青森・石川・沖縄そして福島と諸派や無所属の民主入党意向が相次いでいますね。
その辺も纏めて行かなければ。。と,思ってます。

938チバQ:2009/11/06(金) 23:26:34
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2009/11/05/20091105ddlk07010214000c.html
県都の選択:’09福島市長選 重要課題を探る/上 新庁舎、異論根強く /福島
 1日告示された福島市長選には、現職の瀬戸孝則氏(62)=無所属=と新人の共産党県委員、山田裕氏(54)=共産=が立候補した。共に高齢者福祉の充実や子育て支援を掲げ、明確な争点はない。有権者受けする訴えに隠れ、議論が深まらない県都の重要課題を探る。【関雄輔】

 ◇「全国一」高い水道料金
 市役所東隣の約9400平方メートルの工事現場。来年10月の新庁舎完成を目指し、重機がうなる。総事業費179億円。現在、市が抱える最大の事業だ。

 現庁舎は1952年に南棟が完成し、6回の増築を重ねた。継ぎはぎの建物をつなぐ廊下は迷路のようで、今時、男女兼用のトイレも残る。老朽化も激しい。職員から「市役所内で道に迷ったという苦情も多く、外壁にはひびが入っている。防災拠点の市役所がこんな状態では……」と、建て替えの必要性を強調する声が上がる。

 事業費には、1967年から積み立てた189億円の庁舎整備基金を充てる。「市民の参画意識を高めるため」発行する公募債10億円以外は“貯金”で賄う。比較的健全と言われる市の財政の象徴と言える事業だ。市新庁舎建設課の栗原武弘主任は「借金に頼らない公共事業は珍しい。他県から視察にきた議員も驚いていた」と胸を張る。

 しかし「豪華過ぎる」との異論は根強い。行政部門が入る東棟は地上11階、延べ床面積2万7251平方メートル、議場などが入る西棟は同6階、8113平方メートル。現在の3倍近い広さだ。市議の一人は「貯金とはいえ市民が払った税金。これだけの建物が必要なのか。厳しい経済情勢の中、他に優先すべきものがあるのではないか」と批判する。

   ◇   ◇

 10立方メートルあたり2415円−−。健全財政を支える市の別の一面が「全国一高い」と言われる水道料金だ。市民に重い負担を強いている。

 自治体によって料金体系が違うため一概に比較できないが、日本水道協会のまとめ(4月1日現在)では、人口10万〜30万人の都市では、2位の佐賀東部水道企業団(佐賀市など)の1995円を大きく超える断トツの1位。最も低い静岡県沼津市は460円という安さだ。一般世帯の1カ月の使用量に近い20立方メートルで比べても4011円で全国4位だ。

 市水道局はこの理由に、建設費約2000億円をかけた摺上川ダムから受水していることや、山に囲まれた地形で配水コストがかかることなどを挙げる。同局は、今年から料金の徴収業務を外部委託するなど経費削減を進めている。05年に153人いた水道局職員も124人に減らした。職員は「ファイルの再利用や裏紙の使用など、涙ぐましい努力をしている」と語るが、どれも民間企業では当たり前に行われていることだ。

 経費削減の効果もあり、市水道局は来年4月の値下げを検討し始めた。それでも平均的世帯で7%程度にとどまり、「全国一」の汚名はすすげそうにない。

939チバQ:2009/11/06(金) 23:27:16
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2009/11/06/20091106ddlk07010103000c.html
県都の選択:’09福島市長選 重要課題を探る/下 進む市街地空洞化 /福島
 ◇問われる市の指導力
 JR福島駅北側の一等地にある6階建てビル。5、6階では映画館が営業しているが、1〜4階は空いていて訪れる人はいない。05年にさくら野百貨店(本社・仙台市)が撤退し、市街地空洞化の象徴となった建物だ。

 福島市中心部では99年に長崎屋が閉店し、02年にはツタヤ百貨店が倒産。市街地の地盤沈下が深刻だが、議論は低調なままだ。

 現職の瀬戸孝則氏(62)=無所属=は、今回の市長選で「あえて市街地活性化をマニフェストに入れなかった。中心部にこだわることが必要なのか」と話す。新人の山田裕氏(54)=共産=は郊外への大型店出店抑制を掲げるが、旧さくら野ビルには「公共的な施設を」と述べるにとどまる。駅前通り商店街振興組合の芦田一理事長(58)は「どちらも避けて通りたいのだろう。やっかいな問題だが、本気で取り組まないと、県庁と市役所しか残らない」と嘆く。

 市はこの数年、市街地のにぎわいを取り戻すため、福島学院大の「駅前キャンパス」誘致や、民間マンションを借り上げた市営住宅導入などを進めてきた。しかし活性化には結びついていない。

 業を煮やした福島商工会議所などは05年、旧さくら野ビルへの市役所移転を求める約6万8000人分の署名を市に提出。ビルを所有する積水ハウス(大阪市)が市に買い取り要請に来たこともあるが、具体化しなかった。市は今年2月、4階に高齢者向け施設を入居させる案を発表したが、オープン時期は「民間テナントの入居に合わせて」(市都市計画課)という通り、内容が伴っていない。

   ◇  ◇

 市が有効な対策を打ち出せない中、民間から再び新しい動きが出てきた。駅周辺の住民や地権者らが7月、市街地の「再開発推進検討会」を結成。福島駅前に医療施設を誘致するプランを掲げて署名活動を始めた。複合ビルを建設し、老朽化した大原綜合病院の移転や県立医大の外来窓口の誘致を目指す。図書館や子育て支援センター、多目的ホールなどの公的施設も併設し、飲食店などテナントも入れたいという。

 署名は既に約2万5000人分が集まり、市長選が終わり次第、市に提出するという。芦田理事長は「市街地を救うには新たな発想が必要。医療機関なら人の流れが生まれるし、街の仕組みが変わる。市のリーダーシップが問われている」と話している。【関雄輔】

940チバQ:2009/11/06(金) 23:30:30
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911040002
課題を追う・酒田市長選(上)産業振興
2009年11月04日

∞上海より「遠い土地」


 「ガスを止められて風呂にも入れない。電話料金も払えなくなった……」。酒田市の50代の男性は6月、廃品回収会社を辞めた。昨年11月ごろから賃金の支払いが滞りだし、未払い額は計約55万円。失業保険で食いつないでいるが、小学生の娘と80代の母親を養うには足りない。おかずが買えず、海岸でトコブシを取ったこともある。


 7月に辞めた70代の同僚男性の未払い額は約100万円。先月辞めた60代男性は約52万円だ。


 昨夏の北京五輪までは「鉄くずバブル」で会社の業績は良かったという。だが五輪後のスクラップ価格低迷が直撃した。


 男性らは先月、庄内労働基準監督署に相談した。「会社は実質的に倒産し、賃金の支払いは期待できない」と主張し、倒産企業に代わって支払う「未払い賃金立て替え払い制度」の適用を申告した。


 50代の男性はハローワークで職を探しているが「資格もない50代では雇ってもらえない。製造業で働きたい」。


 ハローワーク酒田によると、管内の有効求人倍率は0・35倍(8月)。同月比では過去9年で最低だ。「製造業の求人が落ち込み、昨年末から求職者が増えた」。改善の兆しは見えていないという。


 企業誘致も厳しい。酒田市は山形道酒田インターチェンジに隣接する酒田京田西工業団地を拡張して造成し、新たに05年から分譲している。07年4月には企業誘致対策室も設置した。しかし拡張した工業用地18万1千平方メートルは、まだ1区画しか売れず、電機会社1社の進出にとどまる。


 分譲価格は1平方メートル1万7千円で、50%の助成があり実質半額。課税免除や雇用の奨励金もある。それでも「首都圏との交通の便がいい仙台市や岩手県北上市などに勝てない」(同対策室)という。


 地場企業も苦しい。昨年9月、旧松山町の縫製会社(従業員約120人)が本社工場を閉鎖した。スカートやパンツを作っていたが、ユニクロなどの低価格衣料に押されて工賃が下がり「やっていけなくなった」と社長(46)。


 取引先に言われた言葉が忘れられない。「酒田は上海(しゃん・はい)(中国)より遠い」。大阪から酒田に3人で出張すると約24万円かかるが、上海なら格安チケットで10万円ほどだ。「ただみたいな土地でも企業は来てくれない。酒田でないと作れないもの、特色ある産業を育てるしかない」
    ◇
 1市3町の合併から4年たった酒田市。8日投票の市長選を前に、待ったなしの市政の課題を追った。(柳沼広幸)

941チバQ:2009/11/06(金) 23:31:12
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911050003
課題を追う・酒田市長選(中)合併の明暗
2009年11月05日


旧八幡町のヨーグルト工場建設予定地で、進入路をつくる国道側の境界を確認する関係者=酒田市市条

∞旧3町細るサービス


 旧八幡町市条の国道345号と市道の交差点近くで10月末、ヨーグルト工場建設予定地の境界確認作業があった。事業者の第三セクター「鳥海やわた観光」と市、国道を管理する県の担当者が、国道側につくる進入路を確認した。


 もともと進入路は市道側につくる計画だった。だが幅が狭く路盤強化が必要なため、同社が「幅1〜2メートルの土地を寄付するので整備してほしい」と市に要請したところ、「原因者が負担すべきだ」と突っぱねられた。工事費が膨らまないよう、やむなく国道側に設計を変えたのだ。


 旧八幡町長でもある同社社長の後藤孝司さん(63)は憤る。「働く場が減る中、新工場ができるのはすごいこと。町だったら支援しただろう。今回の市の対応で、なぜ酒田に企業が来ないか分かった」


 酒田、八幡、平田、松山の1市3町は05年11月に合併して新市になった。合併後3年以内に実施するとした新市建設計画の主要事業は84。ヨーグルト工場もその一つだ。


 市幹部は「約束したことはほぼ完了した」と胸を張る。実際、57事業が完了し、継続中が22。概算事業費計約334億円をみると、執行と執行中が99%に達する。


 ただ、旧八幡町の公共育成牧場整備(20ヘクタールの草地整備など3700万円)や宅地分譲用地の造成(3区画分で3000万円)など未実施が5事業ある。市企画調整課は「牧場は事業を見直す。宅地は民間開発が基本」との考えだが、後藤さんは「約束が守られないのは不満だ。理由の説明もない」と批判的だ。


 合併による「合理化」にも不満の声はある。


 旧平田町の農村環境改善センターで先月開かれた「移動教育委員会」。住民代表との懇談会で、男性が発言した。


 「合併で一般行政と教育行政が非常に遠くなり、かかわりが薄くなった」
 合併で教育委員会も統合され、計20人いた教育委員は5人に。事務局も縮小した。当初は旧3町の総合支所に「教育振興室」を置いたが、今年3月に廃止した。


 酒田青年会議所が先月開いた北庄内合併検証総括会で、中村護副市長は「合併は究極の行財政改革」と言い、財政効果などの成果を強調した。


 議員は76人から34人に、職員は1076人から996人に減らし、人件費の効果は約66億円、合併後10年間の投資的事業は420億円――。


 確かに効果はあった。小さな町のままではタウンセンターや統合保育園の建設などは難しかった。旧松山町は水道料金が大幅に安くなった。


 ただ、議員や職員が減った旧町の住民たちが、細やかな行政サービスが失われつつあると感じているのも事実だ。

942チバQ:2009/11/06(金) 23:31:47
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911060003
課題を追う・酒田市長選(下)駅前開発
2009年11月06日


JR酒田駅(右奥)の前にぽっかり空いたままの開発予定地=酒田市幸町

∞巨大更地12年も滞る


 JR酒田駅に初めて降りた人は大概驚く。「何だこの街は……」。駅前にぽっかりと巨大な更地が広がっている。約6500平方メートルある。


 鉄道に詳しい地元の男性(67)は「ゆっくりコーヒーを飲むところもない。冬は荒天で列車が遅れることもあるが時間待ちの店もない。こんなにみすぼらしい駅前はない」と嘆く。


 駅前の惨状は、市民には見慣れた光景だ。ジャスコが97年8月に撤退し、12年以上も開発が滞る。事業を手掛けた民間開発業者は06年に破産して撤退。やむを得ず市が07年に用地を購入し、別の事業者と新たな開発に取り組む。


 市は、広場とバスターミナル(約2200平方メートル)を整備する。残りはにぎわいの創出、交流拠点として民間に活用してもらう。


 隣接するホテル「東急イン」のビル所有者ら地元4社の「酒田フロントスクエア開発準備会」がホテル棟(客室150)と商業棟(1階商業施設、2階以上駐車場)の建設を計画中だ。東急インも分譲マンション(30〜40戸)に建て替えて一体的に開発する。総事業費は約30億円に上る。


 準備会の1社で資材販売会社の加藤聡社長(47)は「身の丈にあう計画に絞り込み、絶対にやり遂げる。市民の大事な土地。長期的に営業していくことが大切だ」と話す。


 市と国の補助金を得て事業計画を策定中で、まとまればホテル棟と商業棟は12年度開業を目指している。市は補助金などで建設を支援する。


 駅周辺の課題は他にもある。羽越線の高速化や駅舎の橋上化、東西道路の整備。市議会特別委員会は9月、「市は駅舎や周辺地域の整備基本計画を策定し、JRに協力の働きかけを」と促した。


 市中心部の市役所庁舎の改築も課題だ。現庁舎(地下1階地上5階建て、延べ約6600平方メートル)は築45年で、耐震基準を満たしていない。「震度6強の地震がくれば、真っ先につぶれる恐れがある」と市企画調整課は言う。


 8月に関係課長が集まって庁舎改築の検討を始めた。来年3月議会にも改築の基金新設を提案し、市民に理解を求めていく。財政的に有利な合併特例債が使える15年度までの建て替えを考えている。


 市議の中には批判の声もある。「自分が住む家(庁舎)より、先にやるべきことがあるだろう。市民の多くは駅周辺の開発を最優先で望んでいる。そのめどが立つまで、市庁舎は後回しにすべきだ」。市民はどう判断するだろうか。
(この連載は柳沼広幸が担当しました)

943チバQ:2009/11/06(金) 23:36:47
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911060001
吉村知事が梅津氏応援 酒田市長選
2009年11月06日

 酒田市長選で5日、吉村美栄子知事が、無所属新顔の梅津準士氏(58)=民主、社民、連合山形推薦=の総決起大会に出席し、「学生時代から40年来の知り合い。まじめで誠実な人です。実行力があり、酒田発展のために働いてくれる方です」と支援を呼びかけた。民主、社民両党の国会議員、公明党県本部代表、連合山形幹部らも出席した。


 一方、再選を目指す無所属現職の阿部寿一氏(50)=自民推薦=は個人演説会を連日開催。地元選出の自民党3県議や市政与党の市議選候補者らの応援も得て選挙戦を展開している。


 市長選にはほかに無所属新顔の堀大常氏(75)が立候補している。

944チバQ:2009/11/06(金) 23:39:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091106t51003.htm
酒田市長選 現職VS新人 確執引きずり激戦

演説に聞き入る市民。有権者の選択に注目が集まる=酒田市内


 任期満了に伴う山形県酒田市長選の投票日が8日に迫った。3人が立候補したが、事実上、再選を狙う現職の阿部寿一氏(50)=自民推薦=と、無所属新人で元日本豆類基金協会専務理事の梅津準士氏(58)=民主・社民推薦=による一騎打ちで、がっぷり四つに組んだ激戦模様だ。阿部氏と、その市政運営に異を唱える地元有力者らとの「代理戦争」の様相も呈しており、有権者はかたずをのんで勝敗の行方を見守っている。(酒田支局・浅井哲朗)

 阿部氏は自民党の後押しを受けながらも、「市民党」を打ち出し、後援会を中心とした選挙戦を展開。2005年の4市町の合併を実績として挙げ、「基礎はできた。総仕上げをさせてほしい」と訴える。

 梅津氏は知名度不足を補うように350回を超える個人集会を重ね、「チェンジ酒田」を強調。食と医療を柱とした産業活性化と雇用確保に重点を置き、「昔の活気ある酒田を取り戻したい」と声を張り上げる。

 ともに東大法学部出身で、阿部氏は旧建設省、梅津氏は農水省と中央官僚の経歴も共通する。政策はともに具体的で、候補者としての個性も強いが、ある陣営関係者は言う。「阿部氏の実質的な相手は別。この10年ずっと同じ」。梅津氏を擁立した新田嘉一氏(平田牧場会長)を指して言う。

▽人事でこじれ
 1999年の旧酒田市長選で、建設省の現職官僚だった当時39歳の阿部氏の擁立に動いたのが新田氏だ。3選を目指す現職を破って初当選した阿部氏を、強力な組織と資金で支えた。だが、「間もなく関係がおかしくなった」(阿部氏陣営の関係者)。副市長人事が発端とされる対立はこじれ、2001年には自ら後援会長職を辞した。

 その後、03年、05年の市長選で対立候補を擁立するが、連敗。新田氏は今回、ますます疲弊する地域経済の現状を踏まえ、「このまま酒田をつぶしてはならない」と並々ならぬ闘志を燃やし、陣営を奮い立たせている。

 阿部氏の後援会会長代行だった佐藤芳明氏(さくら福祉会理事長)も、同じ旧松山町出身として阿部氏を支えたが、新田氏とともに後援会を離れた。「批判を受け入れない市政運営をめぐり、(阿部氏と)新田さんとの仲は修復できなかった」と明かす。

 一方、阿部氏は「悪口や批判の応酬ではなく、クリーンな選挙を」と強調。個人演説会では、応援弁士が過去のそうしたいきさつにも触れながら、候補者としての正統性を訴えてきた。

 「阿部さんは公務を調整してまで新田さんの海外視察に同行したこともある。相当気を使っていたのに…」とあるベテラン市議。別の支持者は「選挙の度に市外から(候補者を)連れてこられても」と困惑気味に話す。ただ、昨年の北京五輪の公費出張に見られるように、阿部氏の政治姿勢に対する批判があるのも否めない。

▽継続か刷新か
 梅津氏陣営は5日の総決起大会で、吉村美栄子山形県知事、民主党の太田和美衆院議員(福島2区)らを招き、気勢を上げた。吉村知事の応援には、1月の知事選で支援を受けた新田氏への「恩返し」の意味があるのは明らかだ。

 阿部氏を支援する元自民党幹事長、加藤紘一衆院議員は、応援に動いていない。選対幹部は「大物議員や政党色は出さないのが、うちのやり方」と強調する。

 「継続」か「刷新」か―。両陣営とも「情勢は五分五分」と読む大激戦は最終盤にもつれ込む。

 ◇酒田市長選立候補者
阿部 寿一50市長 無現(自推)

梅津 準士58元農水省部長 無新(民・社推)

堀  大常75元八幡町議 無新


2009年11月06日金曜日

945チバQ:2009/11/07(土) 00:02:41
>>782>911>>930
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091106_3
山田、稲葉氏が大接戦 一戸町長選終盤の情勢

--------------------------------------------------------------------------------

 任期満了に伴う一戸町長選は8日、投開票が行われる。いずれも無所属で、7選を目指す現職の稲葉暉氏(64)と前町議で新人の山田信行氏(64)=民主党県連、社民党県連合推薦=が3日の告示以来、政策を訴えてきた。岩手日報社取材班と電話世論調査などによる終盤情勢は、民主党の全面支援を受け、現職の多選批判を展開する山田氏と町長6期の実績を訴える稲葉氏が大接戦を繰り広げている。有権者の2割以上が投票する候補を決めかねており、残る2日間の攻防が焦点だ。

946とはずがたり:2009/11/07(土) 00:18:10
>>945
町長選で終盤情勢とは贅沢ですな。
八幡平は民主負けたし此処も勝ちたいけど2区は自民が硬いからなぁ。

947チバQ:2009/11/07(土) 00:41:35
>>930-931
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091106_2
細井氏が攻勢強める 西和賀町長選終盤の情勢

--------------------------------------------------------------------------------

 任期満了に伴う西和賀町長選は8日、投開票が行われる。いずれも無所属の新人で、元花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)と旧湯田町長の細井洋行氏(60)が3日の告示以来、激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話世論調査などによる終盤情勢は、細井氏が地元の湯田地区を固め、沢内地区でも攻勢を強めている。吉田氏は地元の沢内地区で支持を集め、増票に全力を挙げている。投票する候補を決めかねている有権者もおり、残る2日間の攻防が注目される。


(2009/11/06)

948チバQ:2009/11/07(土) 00:58:58
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rensai_oete/20091027.html
2009年10月27日  

--------------------------------------------------------------------------------
■市政継続・上

小林氏 大差で再選/目標7万票には届かず/後援組織拡充が課題


当選を祝って贈られた花束を高々と掲げ喜ぶ小林氏=25日夜、八戸市沼館1丁目の事務所
 八戸市長選が中盤を迎えた21日。自民党、公明党の推薦で再選を目指し出馬した現職・小林眞(59)の選対本部幹部が、同市沼館1丁目の小林選挙事務所に集結した。選対本部長の県議・滝沢求は、小林陣営を覆っていた楽観ムードを一掃しようと声を張り上げた。「投票日前に相手をリードしていても、当日勝てなければ意味がない。気を緩めるな」 小林は、事実上の一騎打ちの相手だった民主党推薦の新人・三浦博司(31)を2万3千票余の差で下したが、得票は6万票をわずかに割った。滝沢は26日の取材に「6万票は目標ライン。おおむねクリアできた」と話した。

 しかし複数の関係者は「三浦をダブルスコアで撃破、民主党に大打撃を与えるため、陣営の目標は7万票だった」と明かす。自民党幹事長である大島理森のおひざ元の市長選で自民党の存在感を際だたせることを狙った。

楽観ムードを嘆く
 狙い通りの票差で勝てなかった理由を、ある陣営関係者は「告示直後に広がった『小林が三浦をリード』の情報で楽観ムードが漂ってしまった」と嘆く。

小林は個人演説会で「こんな情報が流れるのは選挙妨害に近い。支持者が動かなくなる」と発言、気の緩みに神経をとがらせた。選対本部も事あるごとに陣営の引き締めに力を注いだが「組織末端には届かなかった」(関係者)という。

 一方、2005年の前回市長選から小林を支えてきた大島は党幹事長に就任し、今回市長選では18日の出陣式を除き地元入りできなかった。大島は、市長選の告示前に「今回は小林に一人できっちりやってもらう」と漏らし、小林後援会主体の選挙活動に期待した。

「発展途上の政治家」
 しかし小林自身が「後援会支部を市内全域に拡大し切れていない」と認めるように、小林が選挙を戦う上で、大島の支援は欠かせない−とみる関係者は多い。

 選対幹部の一人は「小林は、行政手腕は一級品でも政治家としては発展途上。

後援会組織をどう拡充させるかが、今後の課題の一つだ」と言い切る。

 当選翌日の26日、市庁で開いた臨時会見。小林は「(与党は)公共事業費を3割削減するというが、地方の建設業のことを考えると『子ども手当はもらってもお父さんは失業』という事態が起きないとも言いきれない。地方は厳しくなる」との認識を示した。

 自民党の支援を受けて再選を果たした小林は、民主党政権とどう向き合っていくのか。首長の力量が厳しく問われる2期目となる。

 25日投開票の市長選で、小林は三浦と千葉和男(61)の無所属2新人の挑戦を退け再選を果たした。市政の「継続か刷新か」をめぐり展開された激戦を振り返る。(敬称略)

949チバQ:2009/11/07(土) 00:59:31
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2009hachi-shichousen/rensai_oete/20091028.html
2009年10月28日  

--------------------------------------------------------------------------------
■市政継続・下

三浦氏 出遅れ響き大敗/陣営一枚岩になれず/「政権党」の訴え空回り


大差で敗れ唇をかむ三浦氏(左)と田名部匡代氏=25日夜、八戸市下長1丁目の事務所
 八戸市長選告示日の18日午後6時半、同市下長1丁目。民主党推薦候補の三浦博司(31)の選挙事務所に、陣営の要となる関係者が緊急招集された。

 参院議員・田名部匡省と衆院議員・田名部匡代の後援会幹部や党県議、市議らおよそ30人。選対本部長の田名部定男が、各組織の動きをかみ合わせるために開いた会合だった。

 「県議の動きが鈍い」「相手の現職陣営は力の入れ方が違う。市議の補欠選挙よりも市長選にもっと集中すべきだ」。厳しいやりとりが続いた。

 「まだエンジンがかかっていない。動きがバラバラだ」。1時間余りの会合を終えた県議の一人が、険しい表情でつぶやいた。

 三浦擁立は民主党系市議団が主導する形で決めた。「市議の独走だ」と県議の一人。別の県議の後援会関係者は告示直前に「出馬自体もマニフェストの内容も全く相談がなく、やる気が起きない」と漏らした。市議団側からすれば「市長選に県議が出る気はないのは確認済み。県議から言われることではない」。しこりを残したまま、陣営は最後まで一枚岩になれなかった。

「後援会の総点検を」
 「スタートで一気に乗り切れず、盛り上がれなかった。用意周到に擁立するという組織的な手続きの部分で、ずっと引きずっていたものがある」。大差で三浦が敗れた投開票日の25日夜、田名部定男は報道陣にそう語り「衆院議員、県議、市議それぞれが後援会組織を総点検する必要がある」と強調した。

 25日は八戸のほかに全国で多くの選挙があった。参院補選では民主党候補が神奈川と静岡両選挙区で勝利。一方、地方選挙では宮城県知事選などで党推薦の新人が苦杯をなめた。川崎市では参院補選で当選した民主党候補の票が最多だったが、同時に行われた市長選は党推薦の新人が現職に敗北。「風」は地域全体ではなく、いわば選挙ごとに吹いた。地方選挙では「民主」の看板で新人が勝てるほど甘くはない現実を突きつけた。

 三浦陣営は政権交代の勢いに乗ろうと「政権与党」の立場を強調し続けた。田名部匡代も三浦の集会で「自民党はこれまでの選挙で政権与党との太いパイプを訴えてきた。政権与党はまさに私たち民主党だ」と訴えた。

 だが、新政権下では「パイプ」から特別な地元利益が流れてくる時代ではない。閣僚で唯一八戸入りした国家公安委員長・中井洽は街頭で「私たちは従来の政治のように、『彼(三浦)を市長にしたら八戸に何をするこれをする』というようなことは言わない」と利益誘導を否定した。

首長選も県連対応に
 党が掲げる「地域主権」と、三浦陣営の「地方も新政権と歩調を合わせた市政運営を」という主張はそもそもかみ合わず、「政権党」の訴えは空回りを余儀なくされた。

 三浦本人は「若さ」で選挙戦を駆け抜け、「一点の悔いもない」と戦いを締めくくったが、告示1カ月余り前の出馬表明という出遅れは最後まで響いた。挙党態勢の組み方も問われる。党県連代表の横山北斗は27日、「準備期間が短く、候補者につらい戦いを強いてしまった。これまで市町村長選の対応は地元の党総支部単位で決めてきたが、これからは党県連全体で対応する態勢に変えていかなければならない」と語った。(敬称略)

950チバQ:2009/11/07(土) 01:09:15
古いけど一関市

http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_14468.html
告示迫る市長選 一関市の課題(上) (09/22)
乏しい一体感 協働推進で解決探る

 旧7市町村が対等合併し、新「一関市」が誕生して4年。地方交付税の減額見通しや高齢化の進展などから効率的な行財政運営を目指し、市は新たなまちづくりに向けて歩みだした。

 だが、中心の一関地域に比べ、周辺部となる6地域住民から聞かれる声は「活気が薄れている」「にぎわうのは一関だけ」など不満が少なくなく、「一体感」の醸成はなかなか進んでいないのが現状だ。

 効率的な財政運営で、最も大きなウエートを占める人件費。4月1日現在の職員数は1382人と合併時に比べ194人減り、集中改革プランで示した目標値を1年前倒しで達成している。

 市財政課は行財政改革による4年間の財政効果額を、2009年度の見込みを含め67億円と試算。施設運営への指定管理者制度の導入、障害児保育専門員の配置、816事務の県からの権限移譲など、事務事業の見直しで住民サービスも着実に向上している。川崎地域の水源から千厩地域に飲み水を供給する上水道整備事業は、旧市町村の垣根が取り除かれたからこそ実現した事業と言える。

 合併効果は目に見える形で上がっているものの、住民の「心」にはほとんど届いていない。精神的一体感の醸成をどう進めるのか。市は導入した「協働」で解決策を見いだそうとしている。

     ▼△

 08年度に設置された協働推進課の菅野佳弘課長は「人と人との信頼関係を築くことが協働。信頼関係があれば一体感は醸成される。事を進める場合でも市民個々に譲り合いの気持ちも生まれ、お互いの納得性が高まる」と説く。

 職員、市民対象に勉強会や研修会を重ね、2年目の今年度は市民を交えた検討委員会を設け、一関ならではの協働の在り方、取り組み方法をまとめたアクションプランの策定に乗りだした。

 策定委で座長を務める三浦幹夫さん=室根町第12区自治会長=は「市民と市民、行政がばらばらという感じがする。協働のまちづくりを進めるには市民共通の意識のレベルアップ、行政と市民、企業、団体の連携強化、地域特性への配慮が大切」と問題提起。「プランを条例化につなげ、一関らしいまちづくりに生かしてほしい」と願う。

 研究が進む藤沢町との合併。近い将来、平泉町との協議も課題に浮上する。合併と協働の“らせん構造”構築が不可欠だ。


 任期満了に伴う一関市長選は、27日に告示、10月4日に投開票される。現職が勇退し、新人3人による争いが濃厚。選挙戦を機に市が抱える課題を取り上げ、まちづくりの方向性を探る。(3回続き)【写真】意見を出し合いながら協働推進の在り方を検討するアクションプラン策定委のメンバー。一体感をはぐくむ新たなまちづくりに向け、手探りの中、検討が続く=3日、市役所

951チバQ:2009/11/07(土) 01:09:49
http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_14513.html
告示迫る市長選 一関市の課題(下) (09/24)
雇用確保 企業誘致戦略カギに

 一関市でも、2008年秋以降の世界的不況は深刻な影を落としている。市民の雇用を支えてきたNECトーキン岩手事業所、ソニーイーエムシーエス千厩テックは共に年内に事業所閉鎖が決定。市の活力維持へ、雇用確保は喫緊の課題となっている。

 NECトーキンは従業員180人、千厩テックは従業員590人に派遣社員280人を抱える一大企業。他県の事業所へ配置転換も含めると、合わせて1000人以上もの雇用の場が失われる。一関公共職業安定所がまとめた管内の7月の有効求人倍率は0・25倍。10〜12月末には千厩テックで毎月100人以上の離職が決定している。雇用情勢が一段と厳しさを増す中、即効薬として期待されるのが企業誘致だ。

 07年の県工業統計調査によると、市内では2678事業所(従業員4人以上)、従業員は10万2805人で、共に県内2位(06年調査)を誇る。盛岡、仙台両市の中間に位置する地理的な優位性もあり、旧市町村時代からの企業誘致数は90事業所を超える。

 市内には既に21の工業団地はあるが、同市滝沢に造成中の一関東第2工業団地では12月、一部区画の分譲開始を予定。中長期的に、新たな工業団地造成に向けた整備構想、基本計画策定にも動き出している。関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)とセントラル自動車が10年秋に本社と工場を移転する宮城県大衡村の中間点として一関の優位性はさらに高まり、自動車産業関係の展開、集積へ今後の期待感も膨らむ。市商工労働部の小野寺正英次長(工業課長)は「付加価値の高い人材を育成しながら、次の段階も見据え新工業団地の整備を進める必要がある」と説明する。

 ただ、不景気で思うような誘致も厳しい中、地場企業の育成、誘致企業の拡張、二次展開も雇用確保へ不可欠な要素だ。一関商工会議所の佐藤晄僖副会頭は「市は商店街のイベントに助成金は出しているが、地場企業に対し効果的なことをしているか見えてこない」と指摘。「市は『あの町なら』と夢や希望を持たせるよう、人を引き付ける仕掛けと情報発信が必要。職員はもっと外に出て、市民も提案すべき。中心市街地活性化も長期構想でやってほしい」と提言する。市も雇用の二次展開に向け「支援の在り方や制度の見直しについて検討している」(小野寺次長)という。

 地理的優位性を生かしどう企業誘致戦略を描くか、一方で地場企業の育成、誘致企業のフォローアップをどう図るか。雇用確保、まちの活力維持には欠かせない視点だ。

(終わり、市長選取材班)
【写真】12月の分譲一部開始へ造成が進む一関東第2工業団地。新たな工業団地構想もあり、今後の誘致戦略はいかに=一関市滝沢

952チバQ:2009/11/07(土) 18:31:13
酒田市長選どろどろしてて選挙オタク的には面白いですね
>>942
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/135
2007年06月25日月曜日 河北新報
大型店撤退 長引く後遺症 酒田・鶴岡 駅前再生
>かつて、売り場面積当たりの売り上げが東北一だったというジャスコが撤退したのは1997年8月のことだった。店舗はその後廃虚のごとく野ざらしとなり、解体されたのはつい4年前。駅前商店街は寂れ、10万都市の玄関口とは思えない光景が広がっている。
>この間、開発主体として土地建物を取得したのが地元不動産業者らが設立した酒田駅前ビル。酒田信用金庫と二人三脚で高層ビル建設を目指したが、店舗を解体し更地にしただけで計画は頓挫してしまった。

>>944
>阿部氏の後援会会長代行だった佐藤芳明氏(さくら福祉会理事長)も、同じ旧松山町出身として阿部氏を支えたが、新田氏とともに後援会を離れた
新田も佐藤も梅津擁立にかかわってますね
http://74.125.153.132/search?q=cache:JTutVnXlSM0J:jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2009/08/20090811t51008.htm+%E9%85%92%E7%94%B0%E3%80%80%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%80%80%E3%80%80%E6%96%B0%E7%94%B0%E3%80%80%E4%BD%90%E8%97%A4%E8%8A%B3%E6%98%8E&amp;cd=3&amp;hl=ja&amp;ct=clnk&amp;gl=jp
酒田市長選 梅津氏、出馬を表明 選挙戦が確定的

--------------------------------------------------------------------------------

 元農林水産省大臣官房審議官の梅津準士氏(58)が10日、酒田市内で記者会見し、任期満了に伴う酒田市長選(11月1日告示、8日投票)に立候補する意向を正式に表明した。現職の阿部寿一氏(49)は、合併前の市長選を含めて4選を目指し立候補する考えを既に明らかにしており、同市長選は選挙戦となることが確定的となった。

 梅津氏は、4月に県の総合政策審議会の委員に委嘱されており、「この仕事をきっかけに、自分の経験と人脈を庄内地方のために役立てたいと思った。企業誘致を進め、人口減少に歯止めをかけたい」と意欲を示した。酒田市については、「(生まれが)隣町で小さいころからなじみがあった。骨を埋めるつもりだ」と強調した。

 梅津氏は山形県三川町出身で、東大法学部卒。東京都内に妻と長女の3人暮らし。日本豆類基金協会の専務理事を退職したばかりだという。

 政党への推薦要請は行わない見通し。記者会見には平田牧場の新田嘉一会長、さくら福祉会の佐藤芳明理事長が同席し、梅津氏に対する支持を鮮明にした。

 阿部氏は前回(2005年)と同様、自民党と連合山形の支援を仰ぐ方針。「さまざまな形で地域づくりに協力してもらえるよう、引き続きお願いしたい」と話す。市議会との関係も良好で、就任10年間の実績をアピールする。

2009年08月11日火曜日



05年選挙結果
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2329
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2333
【開票結果】
当  阿部  寿一 無新 43,333
    岡崎  理香 無新 24,839(選管最終)
> 岡崎氏は、地元経済界の一部や、中学、高校時代の同級生らの支援を受け、草の根運動を展開
これが平田牧場なんですね

953名無しさん:2009/11/08(日) 17:11:30
>>934-937

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091108-OYT1T00537.htm
民主党:「県民連合」県議5人が入党 /福島
 民主党議員などで構成する県議会の会派「県民連合」に所属する無所属の県議5人が7日、民主党に入党した。入党したのは▽副議長の瓜生信一郎(耶麻郡)▽渡部勝博(南会津郡)▽安瀬全孝(田村郡)▽三村博昭(西白河郡)▽立原龍一(東白川郡)−−の5氏で、党籍を持ちながら無所属として活動してきた亀岡義尚氏(伊達郡)も同日から同党県議として活動する。同党所属県議は亀岡氏も含め18人となった。

 11年の統一地方選に向けて組織拡大を図る同党県連の要望に応じた。会見した玄葉光一郎・県連代表は「県連の基盤強化に大きなステップだ」と話した。

 また玄葉代表は、来夏の参院選で同党の小沢一郎幹事長が「複数区には複数候補」を掲げていることについて「(福島選挙区は改選数が2のため)2人の擁立を求められるかもしれないが、県選出国会議員では『1人必獲』の意見が多数派」と慎重な見方を示した。県連は、来夏で改選となる増子輝彦氏の擁立を前提に準備を進めている。【関雄輔】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091108-OYT8T00195.htm
無所属の6県議民主入り正式表明
 県議会第2会派の県民連合の無所属議員6人が7日、福島市内で記者会見し、民主党入党を正式に表明した。

 瓜生信一郎、渡部勝博、安瀬全孝、三村博昭、立原龍一、亀岡義尚の6氏で、8月の衆院選などこれまでも民主党候補を応援してきた。

 会見に同席した民主党県連の玄葉光一郎代表は「次の県議選で積極的に候補者を擁立する流れなのに、(入党していないと)行動を共にしてきた6人が無所属で、新しく出る人が公認で戦うという事態になりかねない」と述べ、党勢拡大を目指す再来年の県議選を視野に入党を要請していたことを明らかにした。

 また、玄葉代表は、来夏の参院選福島選挙区(定数2)での候補者擁立について「(県選出)国会議員の中では『1人必獲』という考えが多数を占めている」と述べ、県連では1議席を確保する意見が主流だとしたうえで、「党本部からは2人目の擁立を求められる可能性もあり、時間をかけて協議せざるを得ない」と語った。

(2009年11月8日 読売新聞)

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200911087
県民連合の5人が民主党に入党/県議会
2009年11月08日 10時05分配信
民主党県連は7日福島市で記者会見を開き、同日付で県議会第2会派の県民連合に所属する無所属議員5人が入党し、党籍を持っている1人が新たに党議員として活動を開始すると発表した。

来年の参院選や知事選、平成23年の統一地方選を控え、県連が課題としている基盤強化が前進した。

入党したのは副議長の瓜生信一郎(耶麻郡)、県民連合幹事長の安瀬全孝(田村郡)、渡部勝博(南会津郡)、三村博昭(西白河郡)、立原龍1(東白川郡)の五議員。

党籍を持つが無所属の立場をとっていた亀岡義尚議員(伊達郡)は党議員として活動する。

県議会の会派別勢力は自民党が26人で、民主党18人と社民党2人と無所属1人を含む県民連合が21人、公明党と共産党が各3人となる。

そのほか、無所属が1人、改進の会が1人。

県民連合は今後も同じ枠組みで活動する。

954名無しさん:2009/11/08(日) 18:00:46
>>953
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091108t61003.htm
無所属の県議6人が民主入り 福島
 福島県議会の無所属議員6人が7日、民主党入りした。来年の参院選と同県知事選、再来年の県議選に向けた組織強化で、記者会見した民主党県連の玄葉光一郎代表は「県連にとって大きなステップ。国会議員が中心だった県連を県議中心にしたい。参院選、知事選で目標を達成し、県議選では第1会派を目指す」と述べた。

 民主党に入党したのは、副議長の瓜生信一郎、安瀬全孝、渡部勝博、三村博昭、立原龍一の5県議。民主党員でありながら無所属として活動していた亀岡義尚県議も民主党所属の議員となった。
 同県議会の新しい各党勢力は自民26、民主18、公明3、共産3、社民2、無所属3。

2009年11月08日日曜日

955チバQ:2009/11/08(日) 19:04:48
なんじゃこりゃ
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200911084
契約会社と不通、選挙啓発できず/福島駅東
2009年11月08日 09時53分配信
8日投票の福島市長選で、市選管委がJR福島駅東口の大型ビジョンで放映する予定だった選挙啓発のスポットCMが放映されていなかったことが7日までに分かった。

市によると、告示日の11月1日から7日まで投票を呼び掛けるCMを流す予定だった。

CMの年間契約を結んでいる「トライ・アンド・カンパニー」(本社・郡山市)は10月中旬以降連絡が不通になり、原稿内容を伝えることができずに10月分の別のCMがそのまま流れている。

1回15秒の1日30回で費用は月2万1千円だが、後払いのため実害はない見込みという。

市広報広聴課は「10月分の請求も来ていない。

今後対応を考える」としている。

956名無しさん:2009/11/08(日) 21:25:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009110800220
福島市長に瀬戸氏3選
 任期満了に伴う福島市長選は8日投開票され、無所属で現職の瀬戸孝則氏(62)=民主、自民、公明、社民推薦=が、共産党公認の新人で党県委員の山田裕氏(54)を破り、3選を確実にした。
 瀬戸氏は、行財政改革の推進などを訴えるとともに、2期8年間の実績を強調し、幅広い支持を得た。山田氏は瀬戸陣営の4党相乗りの構図を批判しつつ、水道料金の大幅引き下げなどを掲げたが及ばなかった。 
◇福島市長選当選者略歴
 瀬戸 孝則氏(せと・たかのり)早稲田大法卒。福島県議会議員などを経て01年11月福島市長に初当選。62歳。福島市出身。当選3回。(2009/11/08-21:18)

957和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/11/08(日) 22:26:08
知事の応援の効果並びに多選批判でしょうか?

■酒田市長選(立候補3)
当日有権者数:93,286人 投票率:72.15%(22:15現在、開票率50.22%)  
梅津 準士(58) 無新 17,800
阿部 寿一(50) 無現 14,800
堀  大常(75) 無新 1,200
(年齢は投票日基準)

958名無しさん:2009/11/08(日) 22:47:36
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091108_15
細井氏が初当選 西和賀町長選

--------------------------------------------------------------------------------

 任期満了に伴う西和賀町長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、旧湯田町長の無職細井洋行氏(60)が元花巻農協常務理事の農業吉田正志氏(59)を破り、初当選を果たした。無所属新人同士の争いとなった今町長選は、再挑戦の細井氏が広く支持を集め、吉田氏に1148票差をつけた。投票率は91・8%だった。

 ◇西和賀町長選開票結果(選管終了)

当3353票 細井 洋行 60 無新
 2205票 吉田 正志 59 無新
   (法定得票数1389.5票)

959名無しさん:2009/11/08(日) 22:48:18
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000911080001

一戸町長選は稲葉氏、西和賀は細井氏が当選
2009年11月08日

 ともに一騎打ちの選挙となった一戸町長選と西和賀町長選が8日投票、即日開票された。
 一戸町長選では現職の稲葉暉氏(64)=無所属=が、新顔の元町議山田信行氏(64)=同、民主、社民推薦=を破り、7選を果たした。当日有権者数は12692人、投票率は80.56%、だった。
 当選が決まると稲葉氏は「民主党の勢いはあったが、国政と地方自治は別だと町民は理解してくれた。町民の良識の勝利だ」と語った。7期目については「福祉、産業振興などのソフト対策を進めたい。中央依存でなく、自立した地域の道筋を作りたい」などと抱負を語った。
 山田氏は、民主の全面支援を受け、国・県とのパイプを強調、「長期町政のよどみを変える」などと刷新を訴えたが、基盤整備と行財政改革など実績を重ねた稲葉氏の固い地盤を崩しきれなかった。
 町長選とあわせて同町議選も投開票された。


●一戸町長選開票結果
   候補者名  得票数
当選 稲葉暉   5391
   山田信行  4714  (確定。敬称略)


 西和賀町長選では、旧湯田町長の細井洋行氏(60)=無所属=が、前花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)=同=を破り初当選した。細井氏は旧湯田町の票を固め、旧沢内村にも浸透し激戦を制した。当日有権者数は6097人、投票率は91.80%だった。
 細井氏は国保沢内病院を拠点にした地域医療の充実、特徴ある農産物の開発による産業振興、温泉療法による「癒やしの観光地づくり」などを訴えた。旧湯田町長を2期務め、4年前にも立候補。知名度で優位に立ち、旧沢内村の足並みの乱れをついて支持を広げた。


●西和賀町長選開票結果
   候補者名   得票数
当選 細井洋行   3353
   吉田正志   2205 (確定。敬称略)

960チバQ:2009/11/09(月) 07:01:01
>>957
阿部33千
梅津30千

で現職再選

961とはずがたり:2009/11/09(月) 07:26:50
現職堅いなぁ。。
東北ではなく全国の傾向ですけど政権交代前の現職落選率の高さは異様だったけど交代後の現職当選率の高さもなかなかっすね。
ガス抜き済んだって感じですねぇ。

962チバQ:2009/11/10(火) 12:27:52
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000911100005
民主、首長戦で「連敗」
2009年11月10日


7選を決め万歳で喜ぶ稲葉氏(中央)=一戸町の選挙事務所


当選を決め支持者に手を振ってこたえる細井洋行氏=西和賀町湯本の事務所

<一戸町長選に稲葉氏7選>


 一戸町長選は8日投票、即日開票され、現職の稲葉暉氏(64)=無所属=が、新顔の元町議山田信行氏(64)=無所属、民主、社民推薦=を破り、7選を果たした。当日有権者数は1万2692人、投票率は80.56%だった。


 激しい競り合いの末、677票差で当選した稲葉氏は、同町高善寺の事務所で「民主党の勢いはあったが、国政と地方自治は別だと町民は理解してくれた。町民の良識の勝利だ」と語った。7期目については「福祉、産業振興などのソフト対策を進めたい。中央依存でなく、自立した地域の道筋を作りたい」などと抱負を語った。


 「多選批判」を受けた稲葉氏は今回、「過去24年間、改革の連続で批判は当たらない」とかわした。後援会や現職町議10人らの支援を軸に浸透を図った。「国とのパイプ」を示す民主の攻勢には「自主自立が自治の基本」と町民意識に訴えた。


 山田氏は、民主の全面支援を受け、国・県とのパイプを強調、「長期町政のよどみを変える」などと刷新を訴えたが、基盤整備と行財政改革など実績を重ねた稲葉氏の固い地盤を崩しきれなかった。


 同時に町議選も開票され、16人の新議員が決まった。


    ◇


<解説>


 「多選阻止」を掲げて、民主党が新顔をたてた一戸町長選は、現職の稲葉氏が「政権与党」の攻勢を跳ね返した。告示前から県選出の国会議員を大挙動員して「国・県とのパイプ」などを訴えた民主党の攻勢が、反作用を生んだ要素は否めない。


 民主党は選挙戦で、「町民本位の町政実現が最優先」(佐々木順一・県連幹事長)とする一方で、「(政権交代の)流れに逆行し、孤立する市町村があっていいのか」と強調した。「首長を取れば議員はいずれ全員与党」(同県連関係者)と、党勢拡大をにじませた対応に、「かつての自民党のようだ」「これは国政選挙なのか」と戸惑う町民は少なくなかった。


 稲葉陣営は「市民の良識が政党の横暴に立ち向かう戦いだ」(稲葉氏)と、これを逆手にとって運動を展開、「町民本位の町政実現」を表看板に掲げて、多選批判や「トップダウン」批判をかわした。


 民主党としては、9月の八幡平市長選に続く「連敗」で、「国民の生活が第一」の理念と、党勢拡大という「思惑」のはざまにある課題がまた浮かんだ。年明け以降の地方首長選挙への対応にも微妙な影響を与えそうだ。


    ◇


<西和賀町長に細井氏>


 西和賀町長選は8日投票、即日開票され、旧湯田町長の細井洋行氏(60)=無所属=が、前花巻農協常務理事の吉田正志氏(59)=無所属=を破り初当選した。当日の有権者は6097人、投票率は91・80%だった。


 細井氏は旧湯田町の票を固め、旧沢内村にも浸透した。当選が決まると、「広範な支持を得てうれしい。町を一つにし、幅広い意見を吸い上げて町づくりをしたい」と抱負を語った。


 細井氏は国保沢内病院を拠点にした地域医療の充実、特徴ある農産物の開発による産業振興、温泉療法による「癒やしの観光地づくり」などを訴えた。西和賀町の合併にかかわり、4年前にも立候補。知名度で優位に立った。


 一方、吉田氏は医療、保健、福祉を一体とした包括的な医療の構築、リンドウやキノコを生かした「西和賀型複合農業」の振興などを掲げた。高橋繁町長の「後継候補」として擁立され、告示約1カ月前に立候補を表明。出遅れが響いた。


    ◇


<解説>


 4年前と同様、旧湯田町と旧沢内村出身者による対決となった西和賀町長選は、細井氏が停滞した町の将来に危機感を抱く民意を吸収して圧勝、前回の敗戦の雪辱を果たした。


 細井氏は「町政刷新」を掲げ、4年間の高橋町政を批判。リーダーシップを発揮したトップセールスによる町づくりを前面に打ち出した。旧沢内村出身の町議の支援を受け、前回は組織できなかった旧沢内村にも後援会を発足させ、旧町村を超える支持を集めた。民主党が実質的に細井氏支援に回ったことも追い風になった。


 吉田氏の立候補は、再選を目指して立候補を表明していた高橋町長の立候補断念によりあわただしく決まり、陣営の態勢を整えるのが遅れた。


 西和賀町は過疎化が進み、財政も厳しさを増している。地域の資源を生かしながら町の活性化をどう図るか。新町長には新たな構想力と町民の知恵を結集した町づくりが求められる。

963チバQ:2009/11/10(火) 21:35:37
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911100005
「変革」より「継続」選択 酒田市長選
2009年11月10日

 ∞ 阿部氏再選 抜群知名度、逃げ切る


 酒田市長選は8日投開票され、無所属現職の阿部寿一氏(50)=自民推薦=が、無所属新顔で元農水省近畿中国森林管理局長の梅津準士氏(58)=民主、社民、連合山形推薦=と、無所属新顔で元八幡町議の堀大常氏(75)を破って再選を果たした。旧酒田市を含めると4選で、有権者は市政の継続を選んだ。当日有権者数は9万3286人。投票率は72・15%で前回の72・44%を0・29ポイント下回った。


 当選から一夜明けた9日、阿部氏は「これほど厳しい選挙はなかった。4年間丁寧に仕事をしてきた。地道に政策を訴え、草の根選挙で市民に推挙いただいた」と喜びを語った。前回より9421票減らし、半数近くは相手候補らの得票になったことには「批判票が多かったことは謙虚に受け止め、誠心誠意仕事をしていく」とした。


 阿部氏は、元建設官僚から市長に転身。05年11月に1市3町の合併を成し遂げ、新市の一体化と行財政改革を進め、「借金を減らして蓄えた体力を市民のために使う」と「合併の総仕上げ」を訴えた。厳しい経済や雇用情勢に配慮し、合併特例債を活用して「公共事業をやって景気を刺激し続ける」と主張した。


 選挙戦では阿部氏を支えてきた連合山形や一部経済人の離反を招き、市政運営への厳しい批判も受けた。だが、自民党の3県議や合併した旧3町長、市政与党の市議選候補者らと連動し、抜群の知名度を生かして逃げ切った。


 一方の梅津氏は、落選が決まった8日夜、「残念ながら力及ばなかった。酒田が現状のままでいいとは考えない。活力を取り戻さなければならない」と述べた。


 梅津氏は政財界に影響力を持つ「平田牧場」の新田嘉一会長を後ろ盾に、「産業を振興し、にぎわいのある酒田を取り戻す」と8月に立候補を表明。民主、社民両党の国会議員や連合山形、公明党県本部の幹部に加え、終盤は吉村美栄子知事の応援も受けた。知事選で吉村知事を誕生させ、総選挙で民主や社民を支持した勢力などが梅津氏を支えたが、市政の「チェンジ」は果たせなかった。梅津氏が地元出身でないことや、知名度不足が最後まで響いた。


新田氏は8日夜「県や国とのパイプもない人に市民がなぜ投票したのか。酒田はもたないのでないか」と語った。


選挙戦が激しかっただけに、対立が残ることを懸念する声もある。地元有力企業の社長は「市のトップと県を代表する経営者が別々の方向を向いているのは残念だ。持っている力を市民の幸せのために生かしてほしい」と話す。
(柳沼広幸、清水弟)
    ◇
 同時に投開票された市議選(定数30)は、9日未明にかけて新議員が確定。今回から定数が4削減されて激戦になったが、現職24人、新顔6人が議席を得た。党派別では、共産党が2人、民主党、自民党、公明党が各1人で、他の25人は無所属。女性議員は1人から3人に増えた。投票率は72・14%で前回の72・45%を0・31ポイント下回った。


∞ 阿部氏と連携、吉村知事意向 梅津氏支援「縁」強調


 政権交代後、県内初の「与野党対決型」の選挙となった酒田市長選。梅津氏を支援した吉村知事は9日の記者会見で「市民の皆さんの選択を尊重したい。選挙が終わればノーサイド。協力して県政発展に頑張りたい」と述べ、阿部氏と連携する考えを示した。


 総選挙に続いて民主系候補を支援したことには「民主党だから応援したわけでない。ご縁があった方」と「縁」を強調。さらに、知事が首長選で特定候補を支援することに対しては「公人でもあり、政治家でもあるので、理解してほしい」と語った。


 酒田市出身の民主党の和嶋未希衆院議員は「自民系に比べて民主系市議の少なさが結果に出た。足元を固められなかった」と敗因を分析。連合山形の安達忠一前会長も「地域の中に浸透する力が足りなかった」と振り返った。


 一方の自民党は、知事選、総選挙に続く与野党対決型選挙での連敗は食い止めたが、「大きな勝ちではあるが国政選挙とは違う」(県連幹部)と冷静に受け止めている。

964名無しさん:2009/11/11(水) 19:38:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911110001
現在位置:asahi.com> マイタウン> 福島> 記事
佐藤知事1期目任期あと1年
2009年11月11日
 ●経済界に実績アピール
 佐藤雄平知事の任期は、来年11月11日の満了まであと1年となった。佐藤知事は10日、経済界との懇談会で要望を聞くとともに、3年間の実績も訴えた。元民主党参院議員だけに、国政の政権交代で支持基盤が強まった一方、リーダーシップ不足など手腕を疑問視する声もある。今後、県政のあり方や実績への論議も高まりそうだ。(中川透)
 ◎再選 態度まだ示さず
 「就任して丸3年。地域の活力、安全と安心の確保、快適な環境づくりの三つを進めてきた」。佐藤知事は福島市内であった県商工会議所連合会との懇談会で、約40人の経済界代表を前に自らの県政への理解を求めた。出席した県内各地の商工会議所代表は知事に対し、15項目に及ぶ要望を伝えた。
 佐藤知事は06年11月、県発注工事の汚職で辞職した佐藤栄佐久・前知事の後を引き継ぎ、県政のトップに就いた。就任当初、汚職の舞台となった土木行政の透明化と、捜査で揺れた県政の正常化に追われた。入札制度の改革に取り組むとともに、原発問題などで一時対立が先鋭化した国と県の関係修復も図った。
 一方で、佐藤知事は10日の懇談会で「昨年は激動の年だった」と振り返り、任期後半の県政を取り巻く環境の厳しさを訴えた。昨夏には福島空港から日本航空(JAL)が撤退を表明。昨秋には世界的な景気悪化の影響で、県内に工場を新設予定のデンソーが着工延期を決めた。様々な予算措置で経済の下支えに努めたが、「思うような状況になっていない」とも述べた。
 福島空港を巡ってはこの日、地元の須賀川商工会議所が「福島空港の未来像は問題点が山積している」と指摘。佐藤知事も、県の政策的な空港であると強調し、国内線・国際線ともに利用拡大に努めていることに理解を求めた。
 世界的な景気悪化に地方が翻弄(ほんろう)され、県政のかじ取り役には期待も高い。佐藤知事は温厚な人柄で職員の意見に耳を傾ける調整型との評判の一方、自治体や経済界の幹部から「自らの姿勢が見えない」「危機的な状況に対応できていない」などの不満もある。
 佐藤知事はまだ再選への意欲を明らかにしていないが、支持母体の連合福島は先月、「2期目の実現をめざしてスタートしたい」(羽田則男・前会長)との声をあげるなど、早くも支援姿勢を表明。8月の衆院選で福島1〜5区ともに民主党議員が当選し、政権交代を実現させるなど、支持基盤は強まっている。
 対応が注目されるのは、自民党だ。前回の知事選では、森雅子・現参院議員を候補者として擁立したが、10万票の大差で敗れた。7月の参院選、11月の知事選と来年は大きな選挙が続くだけに、県連の対応が今後の党勢に大きな影響を与えるのは必至だ。
 ◎「交付金カットなら電気送らぬ」/原発関連、確保意欲
 原発立地などに伴って地元に渡る国の交付金について、民主党政権が見直し対象としたことに関し、増子輝彦・経済産業副大臣は10日の福島市内での講演で、「どの程度カットするかわからないが、私は『これをカットしたら東京に電気を送らないからな』と言っている」と述べ、予算確保に努める姿勢を示した。
 民主党政権は今週から取り組む「事業仕分け」で、電源立地地域対策交付金を対象にあげ、予算の使い方に無駄がないか検証する。この交付金は原発など発電所の立地地域に多額の財源をもたらしている一方で、無駄を指摘する声もある。増子副大臣は、佐藤知事や原発のある双葉郡の町長らから予算確保の要請を受けたことも述べた。
 民主党政権は、子ども手当の創設や農業の戸別所得補償の実施などで多額な財源が新たに必要。このため「税金の無駄遣いをやめ、使い方の優先順位を決めなくてはいけない。今までの自民党政治と同じやり方では意味がなく、時にはおおなたを振るわなくてはいけない」とも述べ、苦しい胸のうちをのぞかせた。
 ■経済界からあがった県政への主な要望事項
 ●中小企業対策の充実
  金融の円滑化や新規創業の支援などを強化してほしい
 ●道路の整備促進
  国や県の道路予算は減少の一途。十分な整備を進めてほしい
 ●中心市街地活性化支援の充実
  県の支援融資制度の使途拡大や、融資内容の緩和をしてほしい
 ●観光施設の充実と会議の誘致
  昨年の県内観光客は減少した。都市間競争に勝ち残る方策を
 ●小名浜港の整備促進
  近隣の港との競合が激しく、施設の充実や周辺道路の整備を
 ●白河地区への県立高等技術専門学校の新設
  若者の県外流出を防ぎ、地域発展の原動力にしたい
 ●福島空港の新たな方向性の確立
  今年の利用者は前年の6割の見込み。空港の未来像を明確に

965チバQ:2009/11/12(木) 00:22:16
話題多き市長選でした
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091111127.html
市長選に落ちた直後…トホホな缶ビール万引逮捕
 山形県警酒田署は11日、缶ビールなどを万引したとして、窃盗容疑で山形県酒田市常禅寺、無職堀大常容疑者(75)を現行犯逮捕した。堀容疑者は8日投開票の酒田市長選に立候補し落選した。

 逮捕容疑は、午後3時40分ごろ、酒田市内のスーパーで缶ビールなど3点(計940円)を盗んだ疑い。

 酒田署によると、スーパーの警備員が代金を支払わずに店を出た堀容疑者に声を掛けた。

[ 2009年11月11日 20:0

966チバQ:2009/11/12(木) 18:54:15
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/11/8991.html
2009/11/12 木曜日

弘前市職員運動会で波紋? 秘書が市長に傘差し伴走


 弘前市役所職員による運動会が今年13年ぶりに復活し10月中旬に行われたが、雨の中、相馬●一市長が秘書に傘を差してもらいながら1500メートル走に参加したことが波紋を広げている。
 運動会は市、市職員福利厚生会、市職員労働組合連合会の共催で10月18日に弘前公園レクリエーション広場で行われた。
 関係者によると、相馬市長は1500メートル走に参加したが、ちょうど雨が降っており、秘書課職員が相馬市長に傘を差しながら競技途中まで伴走した。
 市民からは「市長とはいえ、一人だけ傘を差してもらって走るのは違和感がある」などとする声が上がっているほか、運動会に出席した職員も「びっくりした」「異様な感じがした」としている。
 11日の定例会見で相馬市長は「傘はいらないと言った。わたしはもともと走る人なので傘は必要ないが、新型インフルがはやっており雨で冷えると心配してくれてのこと。命令した訳ではない。善意でやってくれたこと」との認識を示した。
 副大会長を務めた成田雅幸総務部長は「1500メートル走の参加者は市長以外は若い職員だった」と説明し、秘書の伴走について「公務ではない」と述べた。
※●は金へんに昌

967杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/11/12(木) 21:26:46
>>965
「全国前科者共和国」って・・・・・瀬戸ゼリ幸辺りが応援すれば良かったのに(ぉ
当選 33912 阿部 寿一 50 無所属現 酒田市長
    30893 梅津 準士 58 無所属新 元農林省局長=民主、社民、連合山形推薦
     1593 堀  大常 75 無所属新 元八幡町議 ←この人

万引き:酒田市長選で落選の堀容疑者を逮捕 「全国前科者共和国」主張 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091112ddlk06040118000c.html

 11日午後3時40分ごろ、酒田市東大町のスーパー「ヤマザワ東大町店」で、男が代金を払わず缶ビールを持ち外に出たのを警備員が発見。酒田署が窃盗容疑で現行犯逮捕した。男は酒田市常禅寺、無職、堀大常容疑者(75)。堀容疑者は8日投開票された酒田市長選で落選した元候補者。
 逮捕容疑は、缶ビール2本と靴下1足(計940円相当)を盗んだとしている。
 堀容疑者は自称前科18犯。市長選では「『全国前科者共和国』設立で人口増を図る」などと主張したが、当選者の約20分の1の1593票しか取れず落選した。【林奈緒美】

968チバQ:2009/11/14(土) 09:54:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091114t31010.htm
迫られる戦略見直し 民主岩手県連、首長選で苦戦

一戸町長選で推薦候補が敗れ、硬い表情の工藤県連代表(前列右から2人目)ら


 民主党岩手県連が県内首長選で思わぬ苦戦を強いられている。政権交代以降、推薦候補で臨んだ選挙の結果は1勝2敗。負けた2戦は、いずれも政権与党を前面に出した政党選挙で現職に対抗したが、「チェンジ」は起きなかった。県連幹部は「政党政治が前提の選挙手法に住民がなじめなかったようだ」と分析、今後の戦略の見直しが求められそうだ。

<首相からも檄文>
 8日に投票が行われた一戸町長選で、党県連が推薦した新人候補の事務所。県連代表を務める工藤堅太郎参院議員は「絶対大丈夫と思っていた。見通しの間違い、わたしの力不足だ」と沈む支持者の前で頭を下げた。

 7選を目指す現職に対し、民主が推薦候補を決めたのは9月中旬。鳩山由紀夫首相が檄文(げきぶん)を寄せ、挙党態勢を強調。国会議員や民主党籍を持つ達増拓也知事が何度も駆け付け、「一戸町も国、県との連動を」と訴えた。

<「転換期だから」>
 だが、こうした選挙手法には反発もあったようだ。町内の自営業男性(61)は「予算を手に取った脅しにも見える。狭い町に政党を持ち出して対立をあおるのは現実的でない」と語る。

 同町長選で民主陣営は現職の多選批判も展開したが、677票及ばず惜敗。推薦した新人が落選した9月の八幡平市長選と同様、県連挙げて取り組んだだけに関係者のショックは大きかった。

 「政党政治があいまいだった地方に本格的な政党政治を持ち込んだため、住民に違和感が出た」と工藤代表。「転換期だから」とも振り返った。

 8月の衆院選後の首長選で民主の推薦候補が勝利したのは、自民と相乗りになった10月の一関市長選だけ。一戸町長選と同じ今月8日に行われた西和賀町長選では、実質支援した新人の元湯田町長が当選した。

<やはり「どぶ板」>
 この二つの首長選は推した候補がいずれも新人ながら、知名度があったり、2度目の挑戦であったりと、短期決戦だった八幡平市長選と一戸町長選とは事情が異なる面もあった。

 これまで小沢一郎党幹事長が唱える「どぶ板選挙」で民主王国を築いてきた党県連。ある議員は「短期間で大量にビラをまき、議員を動員しても勝てない。長い時間をかけて地域を歩き、顔を覚えてもらう小沢流の原点に戻るべきではないか」とつぶやく。

 県内では今後、二戸市長選(来年1月17日告示、24日投票)や久慈、奥州両市長選(3月7日告示、14日投票)などがあり、与党民主党の模索が続きそうだ。


2009年11月14日土曜日

969名無しさん:2009/11/16(月) 19:46:54
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20091116ddlk06010040000c.html
民主党:米沢で東北議員フォーラム 活動方針を決める /山形
 民主党東北地方自治体議員フォーラムが15日、米沢市で始まった。来夏の参院選に掲げる党のマニフェストに地方の意見を反映させるため、東北6県の自治体議員らによる情報交換の場を設けるなどの活動方針を決めた。16日に具体策を協議する。

 東北の県議や市町村議ら約200人が参加した。フォーラムの代表世話人、内海太宮城県議は取材に「衆院選でのマニフェストはほとんど国会議員が作った。『地域主権』と言うからには、もっと地方の声を吸い上げてもらいたい」と述べた。

 フォーラムは6県連持ち回りで毎年1回開催し、今回は8回目。経済産業政務官の近藤洋介衆院議員や農林水産政務官の舟山康江参院議員による基調講演もあった。【釣田祐喜】

970名無しさん:2009/11/16(月) 19:50:42
>>969
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000911160002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 山形> 記事

「地方と連係を」民主系議員ら集う
2009年11月16日

 民主党東北地方自治体議員フォーラムの第8回総会・研修会が15日、米沢市のホテルで始まり、東北の民主系市町村議ら約180人が集まった。16日まで。


 総会では、「地方の声が中央の組織に反映される仕組みが必要。我々は選挙の時の道具に過ぎないのか」と不満の声が上がり、「国会議員と地方議員がしっかり連係をとらなければいけない」などと意見が出た。さらに「総選挙での民主の勝利は、自民の敵失によるもの。民主党の底上げが必要だ」との指摘もあり、党員やサポーターを増やす方針も確認した。


 研修会では、経済産業省の近藤洋介政務官が「地域経済と中小企業政策」と題して講演。検討中の貸し渋り対策法案の内容を紹介し、省エネ型の街づくりにも意欲を示した。


 農林水産省の舟山康江政務官は農業の戸別所得補償制度について「田園風景や農村集落の維持にも貢献している農家に対し、対価を支払う意味もある」と説明したうえで、「自民党時代の生産規模の拡大を否定するわけではないが、急激に行うと農家が壊れてしまう」などと述べた。

971名無しさん:2009/11/17(火) 21:25:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20091116-OYT8T01304.htm
ホーム>地域>秋田
県、民主パイプ構築に汗
陳情窓口 県連に一本化で
 民主党が県連を窓口とする新しい陳情の仕組みを決めたことで、県が行う政府への陳情活動は大きく変わりそうだ。民主党はこれまで主流だった中央省庁への陳情は認めない方向だ。県は来年度の政府の予算編成に向け、民主党国会議員との人脈作りや他県の情報収集に追われている。

 民主党が提唱する新しい陳情の仕組みは、各都道府県連で陳情を受け付け、党本部の幹事長室が集約。幹事長室が各省庁の政務三役に要望を伝えるというものだ。民主党には、来年の参院選を控え、付き合いの薄かった自治体や業界団体と関係を深めたいとの思惑が背景にある。

 県は自民党政権時代、二つのルートで陳情を行っていた。一つは政党で、県選出の与野党国会議員が一堂に会する要望会議を設けた上で、政権党であった自民党議員に特に働きかけていた。もう一つは「霞が関詣で」で、政府の予算編成が佳境を迎える11月後半から、知事や県幹部が中央省庁の大臣や局長クラスを訪ねて予算要望を伝えていた。

 県がとまどうのは、民主党が陳情窓口を党サイドに一本化したため、「霞が関詣で」を認めない方針であることだ。県は「政権が代わっても、地方の実情は直接伝えたい」として、各省庁に、その可能性を打診した。しかし、省庁側からの返事は、及び腰で芳しくなかった。「民主党への遠慮」(県幹部)を強く感じたという。

 残された政党ルートで、県は、国会議員への要望会議を29日開くことにはこぎつけた。この会議で出た要望を、民主党県連は幹事長室に伝えることになる。

 ただ、その後の陳情の処理は民主党内の手続きになるため、県は、県内選出議員らと水面下で接触を始めている。民主党幹事長室や県連とのパイプの太さが、陳情の実現を大きく左右すると考えるためだ。

 佐竹知事は秋田市長時代に全国市長会の会長を務めており、その時培った民主党幹部など中央との人脈をフルに生かす意向だ。

 滋賀県の嘉田知事や宮崎県の東国原知事はすでに民主党幹事長室を訪れ、陳情を行うことに成功した。県は、こうした他県と情報交換しながら、知事の党本部への陳情を検討している。

(2009年11月17日 読売新聞)

972名無しさん:2009/11/19(木) 19:40:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091119-OYT8T00035.htm
ホーム>地域>福島
知事任期残り1年 再出馬前提各党動く
本人、意思明確にせず


記者会見する佐藤知事(県庁で)  任期が残り1年を切った佐藤知事は18日、県庁での定例記者会見で、来秋の知事選の対応について「県政を1歩1歩進める」と述べるにとどめ、再選に向けた出馬の意思は明確にしなかった。だが、各党は既に知事が出馬することを前提に、選挙戦に向けて動き出している。(三浦真)

 来年11月11日で任期満了を迎える知事に、報道陣が3年間の感想と再出馬の意思を尋ねた。

 知事は出馬について、「(来年度にスタートする)県総合計画を1歩1歩進めていくのが今の与えられた役割だ」と述べた。これまでの実績については、「県の営業本部長として企業誘致、観光PR、県産品販売などで営業をさせていただいた」と述べ、地域経済の活性化に尽力したことを強調した。

 3年前は、民主党参院議員を辞職して知事選に臨んだ佐藤知事。民主党県連は、この時も社民党と共に推薦したことから、引き続き“与党”として支持する方針だ。政権交代を果たした民主党にとって、次の狙いは来夏の参院選での勝利と地方組織の拡充。このため、県連には佐藤県政の継続が望ましく、再出馬を前提とした動きを始めている。

 今月7日には第2会派の県民連合に所属する県議6人が民主党入りを発表。党所属県議は18人となり、最大勢力の自民党(26人)に近づき、与党としての存在感を増しつつある。

 衆院議員の玄葉光一郎県連代表は、2011年の県議選に向けて「最低でも第1会派になることが目標。与党として過半数を得ていく」と、足場固めを図る考えだ。

 これに対し、自民党は候補擁立を模索する動きがあるものの、現状は「白紙」だ。先の衆院選で県内選出議員は6人から1人に激減。県内に五つある小選挙区の支部長も1、2区しか決まっておらず、「知事選を戦うだけの態勢ができていない」(県連関係者)という現状がある。

 県議の斎藤健治県連幹事長は佐藤知事の3年間を100点満点で「60点」とする。斎藤幹事長は企業誘致などの実績で評価する一方、国との関係で「泥をかぶって対決してでも、という姿勢が足りない」と、リーダーシップの欠如を指摘する。中でも、国の補正予算見直しで、地域医療再生臨時特例交付金のうち本県分として見込んでいた80億円がカットされた問題を挙げ、「民主党系の知事であっても堂々と国に反論しないといけない」と注文する。

 また、前回選挙で推薦候補を立てた共産党は、今回も対抗馬の擁立を検討している。県委員会の最上清治委員長は、前知事時代の大型公共事業中心の政策を踏襲しているとして、「前知事と何も変わっていない」と批判。「政権の変化に対する県民の期待に応えられていない。“赤点”だろう」と厳しい評価を下している。

(2009年11月19日 読売新聞)

973チバQ:2009/11/21(土) 11:17:32
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000911210002
南相馬市長選 民主系会派代表
2009年11月21日


 ●桜井市議出馬へ


 来年1月10日告示、17日投開票の南相馬市長選に、同市議の桜井勝延氏(53)が立候補を決め、20日に記者会見した。桜井氏は無所属で出る予定だが、現在、民主党系の市議会会派「改革21」代表を務め、党第1区総支部の推薦を受ける予定という。連合の地区組織への支援要請も今後、考えたいとしている。


 同市長選には、現職で再選をめざす渡辺一成氏(65)が立候補を表明しており、これで選挙戦が行われることが確実になった。


 桜井氏は会見で「現市政が合併特例債をつぎ込みハコモノ行政を進めた結果、市財政が悪化する状況を招いた」と批判。「財政の立て直しが急務だ」とし、市長選を「市民が主役となって市政の大転換を図るための選挙」と位置付けた。市財政の窮状を訴え、財政再建へ市民の協力を得る意味で、退職金を含めた市長報酬の50%カットをマニフェストに掲げる。


 会見に同席した党第1区総支部の渡部一夫副幹事長は、桜井氏の表明について「総選挙で国民は政権交代を選んだ。党は地方選挙においても民意に応える必要がある」と述べた。


 また、会見に同席した元市議の一般廃棄物処理業、水井清光氏(71)は、市長選と同日の同市議補選原町選挙区(被選挙数2)に民主党公認で立候補することを表明した。同補選には、共産党県委員で元市議の荒木千恵子氏(60)が立候補を表明している。

974名無しさん:2009/11/21(土) 11:43:29
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091121d
松浦氏を次期代表へ、民主党県連 寺田氏は出馬せず
 任期満了に伴う民主党県連代表選挙が20日告示され、立候補を届け出たのは参院議員の松浦大悟幹事長だけで、事実上、松浦幹事長が次期県連代表に決まった。寺田学代表(衆院秋田1区)は、国会での仕事が忙しくなったことを理由に立候補しなかった。

 松浦幹事長は、12月6日開かれる県連大会での承認を経て、正式に就任する。任期は1年。就任後、新代表が県連の新しい副代表、幹事長を決め、新体制が船出する。松浦氏は2007年の参院選で初当選。08年9月に民主党入りし、同年12月から県連幹事長を務める。

 松浦幹事長は「政権が新しくなり、不安を感じている県民にしっかり説明し、理解してもらえるように努めたい」と述べた。

(2009/11/21 10:08 更新)

975チバQ:2009/11/22(日) 09:23:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091122t11014.htm
民主宮城県連代表選 桜井氏が立候補断念
 民主党宮城県連が12月6日の定期大会で行う代表選で、立候補の意思を固めていた県連副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=が一転、立候補を断念したことが21日、分かった。立候補受け付けの締め切りは24日で、県連内には元代表の安住淳衆院議員(47)=5区=を次期代表に推す声がある。

 桜井氏は河北新報社の取材に対し「県連改革を求める若い議員らの声に推され代表をやらせてもらいたいと思ったが、反対勢力の抵抗が想像以上に強く身を引くことにした」と語った。立候補断念に至った経緯について、「県選出国会議員の一人から『県連内の混乱を避けるため、立候補しないでほしい』と強く要請された」と明かした。

 代表選立候補に期待した若手地方議員らと近く、県連改革などの勉強会を発足させる考えも明らかにした。

 桜井氏は来年夏の参院選で改選を迎え、3選を目指して立候補する。民主党は改選数2の宮城選挙区で2人目の公認候補擁立を目指している。

 代表選は、現代表の岡崎トミ子参院議員(65)=宮城選挙区=が10月の知事選惨敗の責任を取り任期満了で退任することに伴って行われる。

 政権党になって初の代表選だが、桜井氏の立候補断念により現時点で代表に意欲のある人はいなくなり、県連は混迷の度合いを深めている。


2009年11月22日日曜日

976とはずがたり:2009/11/22(日) 14:13:10
>>975
桜井vs安住はそれぞれ何派と何派の争いなんですかねぇ??

977とはずがたり:2009/11/22(日) 14:14:07
>>974
寺田が一歩引くことで鈴木氏との悶着が沈静化すると良いんですけど。。
多分,松浦氏なら鈴木氏と融和的ですよね。

978(´・ω・`)キモ・・・・:2009/11/22(日) 14:25:57
            _       ___ ∧∧       _        人人人人人人人人人人
        /⌒\ \     〔〔 |Ξ (,,゜Д゜)つ /⌒^\\    <               >
        //⌒\ |◎|   _/ ||Ξ/ つ¶¶  / /⌒\|◎|   <   はくそリーナへ
      /     )|日|\/__\|/ ̄ ̄ ̄ ̄\  _____.|日|\_  <              >
     /  ●   ___  \|/       ●  ●/\  ̄\__〉  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
   /      Y     Y )ヽ Y  Y       \..\ _/^~           /^|/^|__
   | ▼       |     | /. )).|   |       ▼ |/\\              /^/.^/_⊃
   |_人__ノ⌒|     |/ノノノ\__人   、_人_|    \\______ __/^/^/^/⊃
          / ̄ \__|  ||  ̄/目>、 ___ノ\.   /| ̄    |  ̄  ̄ ||γ〜〜〜 |
         /   /  ./|___||_/ ̄/{三|三|三}|    \/|||‐‐‐‐‐‐\  ⊂二⌒) γ  /
        /__/_./ \_|ロ/ ̄{三|三|三}ロ|      ^^|____\_||{ ヽーー/
      /   /  |/     〉−−−−−〈_             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      /======/   |   / ̄ ̄ ̄|^^ ● ^^ ●)\
    /~/⌒|\.||  /   | ̄ ̄__|_   ▼  |  ̄|
  ( ̄()|⌒| )|| /    /   / /ミ三\_人__/三{.|
  ( ̄()|_|/ ||/     /   / / /   ̄/|:::::|::::|   \
  ( ̄()/)/ ̄     /    / / /   ./ |:::::|::::|\   \
   ^( ̄)/        /__/_/ /    /  \__/  \   \
     ̄^             /^^ /   /   \    \ | ̄ ̄|
                   /   /   /       \    /    |
                 __/三|/   /         >三三\___/
               / \/ ̄ ̄〉         /\  /  /
             /\   |__/|         /  | /  /
           /   | /     /        /   |_/ __/
         /     |_/___/         /    / ̄ /
        /    __/     /         /|   /__/

979名無しさん:2009/11/24(火) 07:04:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091124t11022.htm
民主県連 安住氏、代表復帰へ 無投票当選の見込み
 民主党宮城県連が12月6日の定期大会で行う代表選で、元代表の安住淳衆院議員(47)=宮城5区=が立候補の意思を固め、4年ぶりに代表復帰する見通しとなったことが23日、分かった。

 安住氏は立候補受け付けが締め切られる24日、県連の選挙管理委員会へ正式に届け出る。安住氏のほかに立候補の動きはなく、党国会議員団や県議団なども代表就任を了承したといい、無投票で当選が決まる見込み。

 安住氏は石巻市出身で早大卒。NHK記者を経て1996年の衆院選で初当選した。現在5期目で衆院安全保障委員長を務める。旧民主党みやぎ、民主党県連の幹事長などを歴任し、2003年6月から05年12月まで県連代表として03年、05年の衆院選などを指揮した。

 今回の代表選は現代表の岡崎トミ子参院議員(65)=宮城選挙区=が10月の知事選惨敗の責任を取り、任期満了で退任するのに伴って行われる。

 政権党となり初の代表選で、当初は副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=が立候補の意思を固めたが、県連内の一部の反発を受けて断念。国会議員らが安住氏に代表復帰を働き掛けた。



2009年11月24日火曜日

980チバQ:2009/11/24(火) 12:25:30
桜井就任に反対したのは参院の誰かでしょうねえ
衆院はアズミン以外新人だし・・・

↓民主党宮城県連所属国会議員
■衆院
郡 和子 (2)
斎藤 恭紀(1)
橋本 清仁(2)
石山 敬貴(1)
安住 淳 (5)
■参院
岡崎 トミ子
櫻井 充

今野東
大石正光

981とは:2009/11/24(火) 13:05:33
あざーっす。

岡トミさん+今野辺りでしょーかねぇ。

あんま県連に対立とか内包してるよーには見えなかったですけど、知事選での候補者詮衡でもなんかだめだめだったし、桜井氏はその辺に批判的だったんでしょうかねぇ?

982名無しさん:2009/11/25(水) 07:22:29
>>980-981
社会党時代からの国会議員・県会議員って感じでしょうか?

>県連内の一部守旧派が猛反発し「桜井降ろし」に動いた。
>民主党は旧社会党、旧民社党、旧自由党など出自が異なる議員の寄り合い所帯。
>県連幹部は「民主党結成後に国会議員となった桜井氏らが台頭することを感情的に拒否する幹部もいる」と言う。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t11041.htm
民主宮城県連代表に安住氏復帰へ 新鮮味欠く交代劇

安住氏の代表復帰が報告された常任幹事会で、県連の一致結束を呼び掛ける岡崎代表=24日午後6時ごろ、仙台市青葉区


 民主党宮城県連(岡崎トミ子代表)の代表選は24日、立候補受け付けが締め切られ、元代表の安住淳衆院議員(47)=宮城5区=が名乗りを上げ、無投票で代表復帰が決まった。12月6日の定期大会で正式に承認される。政権党として新たな体制で県連組織の強化を目指す流れはあったが、人選をめぐり県連内は分裂。安住氏の再登板で事態の収拾が図られ、新鮮味を欠く交代劇となった。

 「党県連が新しくなったと感じられる体制になると思う」。仙台市内で24日開かれた常任幹事会後、記者会見した岡崎代表は安住氏の代表復帰への期待感を示した。

 代表選は当初、副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=が立候補に意欲を示した。「地域組織を充実させ、政策立案能力を高める」と県連改革を訴え、一部の国会議員や若手地方議員が支持に回った。

 これに県連内の一部守旧派が猛反発し「桜井降ろし」に動いた。関係者によると、国会議員を回り「桜井代表」に反対するよう促した幹部もいたという。

 問題視されたのは、桜井氏が来年夏の参院選で改選を迎え3選を目指して立候補する点だ。党は改選数2の宮城選挙区で2人目の候補者を擁立する方針。守旧派の1人は「2議席獲得に責任がある代表が候補者ではまずい」と指摘する。

 民主党は旧社会党、旧民社党、旧自由党など出自が異なる議員の寄り合い所帯。県連幹部は「民主党結成後に国会議員となった桜井氏らが台頭することを感情的に拒否する幹部もいる」と言う。

 「混乱を避けるため立候補しないでほしい」。11月中旬、ある国会議員にこう忠告された桜井氏は「周囲が翻意した」と受け止め立候補を断念。国会議員の有志らは経験豊富な安住氏に白羽の矢を立てた。

 代表選は、岡崎氏が10月の知事選で惨敗した責任を取り任期満了で退任するのに伴う。長年、県連の顔だった岡崎氏が退いて世代交代が進むとみられたが、知事選の候補者擁立に深くかかわった安住氏が後任に就くことに、「何ら代わり映えしない」との批判もある。

 県連幹部の1人は「政権党の県連として生まれ変われず、参院選へしこりを残した。せめて幹事長ら幹部に多様な人材を起用しないと、党組織の強化どころではない」と語った。



2009年11月25日水曜日

983チバQ:2009/11/25(水) 20:54:36
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/11/9177.html
川村県議が弘前市長選への出馬を検討


 来年4月の弘前市長選について、同市選出の川村悟県議(61)=クラブ林檎=は24日、支持者の声を踏まえ、出馬を検討する考えを示した。同日市内で開いた県政報告会で「出ない公算が大変強い」としながらも「(出馬を求める)声が強いので、もう少しいろんな人の声を聞き、私なりに悔いのない判断をしたい」と述べた。
 川村氏は市議3期を経た後、県議選2度目の挑戦となる2007年に初当選し、現在1期目。24日の県政報告会には支持者約300人が出席した。
 川村氏は県政の課題への取り組みや提言を述べた後、弘前市長選について言及。
 「いろんな人から立候補してはどうかと話をいただいている」と明かし、一方で「県議1期目の途中であり、1、2期を全うした後に考えてもいいとの話もある」と説明した。
 「市長選は身内や関係者の全面的支援がないと戦えない」と強調し、「出ない公算が大変強いが、(出馬を求める)声が強いのでもう少しいろんな人の声を聞き、私なりに悔いのない判断をしたい」と述べた。
 この後の取材に対し川村氏は「出馬によって後援会組織が割れては迷惑をかける。自分では時期尚早と思っているが、出馬を求める声があるのは事実のため、後援会と相談して話を聞いた上で最終判断したい」と述べ、年内にも結論を出す考えを示した。
 来春の弘前市長選には現職で再選を目指す相馬●一氏(73)と前副市長の葛西憲之氏(63)の2人が出馬を表明している。
※●は金へんに昌
【写真説明】川村悟県議

984チバQ:2009/11/26(木) 12:08:58
>>980-982
>関係者によると、県連内の一部に「自民党議員らと距離が近い」などと見る向きがあり、就任を懸念する声が噴出
>親しい今野東参院議員(61)や郡氏からも自重を促され、断念することにしたという
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000911250002
県連代表安住氏再び 
2009年11月25日


 民主党県連の新代表に、宮城5区選出の安住淳衆院議員(47)が就くことが24日、内定した。この日は代表選の立候補締め切り日で、同僚議員らに推されるかたちで安住氏がただ1人届け出たためだ。同日夜には県連の常任幹事会が開かれ、県内での陳情の受け皿となる「みやぎ政策会議」の設置も決めた。(箕田拓太、乗京真知)


 10月の知事選での大敗の責任も取って辞任する岡崎トミ子参院議員(65)の後釜となる新代表には、もともと桜井充参院議員(53)が意欲を見せていたが、県連内の反発などから最終的に立候補を断念。衆院2期目の郡和子議員(52)らを推す動きもあったが、本人が固辞したという。


 結局、国会議員、県議、仙台市議の総意として、衆院5期目で経験豊富な安住氏に代表就任を求めることで一致。無投票で、安住氏の05年以来の代表復帰が内定した。任期は2年で、来月6日の県連大会で正式に承認される。


 安住氏は24日午後、朝日新聞の取材に「政権政党として、要望や陳情を広く受け入れることが大事」などと抱負を語った。一方で「代表を私と岡崎さんだけで回してきたが、こんな例は全国を見てもない。若手から出してもらうよう伝えていた」と語り、衆院で安全保障委員長を務めることなどから「仙台に頻繁に戻れるかどうか」と困惑も隠さなかった。


 県連は、今月上旬に立候補を公言した桜井氏をめぐって揺れた。関係者によると、県連内の一部に「自民党議員らと距離が近い」などと見る向きがあり、就任を懸念する声が噴出。桜井氏は来夏の参院選(改選数2)で改選を迎えることもあって「(2人を擁立するうえで)候補者間の調整業務ができない」と、親しい今野東参院議員(61)や郡氏からも自重を促され、断念することにしたという。


 「県連に権力はない。所属議員がチームワークよくやることが大事」。安住氏も取材に対し、混乱収拾を図っての立候補だったことを強くにじませた。


 24日夜の県連常任幹事会では、桜井氏を参院選の公認候補の一人として党に申請することを正式に確認。2議席独占へ向け、ようやくギアを入れ始めた。



●陳情受ける窓口設置


県連が陳情・要望の受け皿となる窓口として設置を決めた「みやぎ政策会議」。県選出の国会議員や地元県議らが県内の自治体や企業、団体などからの陳情・要望を聞き取って政策会議に集約、そのうえで党本部に報告し、各省庁の政務三役に取り次ぐ。議員が地元で陳情を処理することで、地方の組織強化も狙う。


 党本部の陳情一本化方針を受けた決定。政策会議は、同党の全国会議員と県連幹部、県議団や仙台市議団の代表らで構成する。陳情・要望は、まず地元選出の議員らが聞き取る。陳情・要望が直接、国会議員に寄せられた場合も原則として政策会議に報告する。


 政策会議は、マニフェストとの整合性や緊急性などを勘案し、精査したうえで党本部に報告を上げるという。今後、陳情のやり方について自治体や団体への説明会を開く。

985名無しさん:2009/11/28(土) 13:27:53
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000911280004
桜井代表代行、郡幹事長が内定/民主県連
2009年11月28日

 民主党県連の新執行部人事が固まったことが27日、県連関係者への取材でわかった。宮城5区の安住淳衆院議員(47)の4年ぶりの代表復帰はすでに内定していたが、空席になっている代表代行に桜井充参院議員(53)、幹事長には1区の郡和子衆院議員(52)が起用される。国会議員による「トロイカ体制」は、2議席独占を狙う来夏の参院選以降の、世代交代を見据えた人事と言えそうだ。


 安住氏の代表就任は24日の県連常任幹事会で内定。ただ98年の県連発足以来、代表経験者は現代表の岡崎トミ子参院議員(65)と安住氏しかいないため、安住氏は朝日新聞の取材に対し「今後は、代表を国会議員が交代で務める体制をつくらなくてはならない」と世代交代の必要性を訴えていた。


 県連関係者によると、代表代行のポストが復活するのは、98年の県連発足時以来という。関係者が「将来、県連の中核になる」と期待する国政2期目の桜井、郡両氏を幹部として起用し、次期代表候補として経験を積ませる狙いがあるとみられる。執行部人事は、来月6日の県連大会で正式に承認される。


 安住氏は、県内の陳情・要望を集約、精査する県連の新組織「みやぎ政策会議」の議長も兼任する見通しだ。

986名無しさん:2009/11/29(日) 10:09:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091129t11022.htm
幹事長に郡氏起用 民主宮城県連、役員人事本格化
 民主党宮城県連(岡崎トミ子代表)の役員人事は28日、幹事長に郡和子衆院議員(52)=宮城1区=を起用することが固まった。12月6日の定期大会に向け、選対委員長や政調会長などの人選も本格化しており、新執行部の顔触れが注目される。

 郡氏は2005年の衆院選比例東北で初当選した。今年8月の衆院選宮城1区で再選し、現在2期目。県連副代表を務める。

 空席の代表代行には桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=を充てる方向で調整が進んでいる。

 桜井氏は1998年の参院選宮城選挙区で初当選し、現在2期目。党参院政審会長、県連副代表を務める。今月24日締め切られた代表選への立候補に一時、意欲を見せた。

 役員人事では、岡崎代表が10月の知事選で惨敗した責任を取り、任期満了で退任する意向を表明。元代表の安住淳衆院議員(47)=宮城5区=が4年ぶりに代表復帰することが内定している。

 98年の結党以来、代表に就いたのは岡崎氏と安住氏だけ。県連は来年夏の参院選宮城選挙区(改選数2)で、2議席独占を目指しており、当面は経験豊富な安住氏の手腕に期待が集まるが、参院選以降は役員の世代交代が進む可能性もある。

 人事案は新代表となる安住氏が定期大会に提出し、承認される見通し。
 安住氏は取材に対し、「郡氏や桜井氏はこれから県連の中核を担う存在。代わり映えのする顔触れの執行部になる」と強調した。



2009年11月29日日曜日

987チバQ:2009/11/29(日) 12:09:16
>>114ほか過去記事だけど 結果は小山田の圧勝
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/12/12/new0812121101.htm
混迷の度深める十和田市長選の構図探る(2008/12/12)
 任期満了に伴う十和田市長選は二〇〇九年一月十一日に告示され、同十八日に投票が行われる。これまでに、旧市の市長時代を含め通算四選を目指す現職中野渡春雄氏(71)と元青森県職員の新人小山田久氏(62)、同市選出の元県議で新人中村友信氏(53)が立候補を表明、保守による三つどもえとなる公算が大きい。告示まで一カ月を切った選挙戦の構図を探った。
 
 「中村さんが出るのは自由だが、どちらの票を食うのか。先が見えなくなった。安心は禁物だ」
 四日に開かれた小山田氏の総決起大会。中野渡、小山田両氏による現新一騎打ちの構図が“第三の候補釤である中村氏の参戦で一変し、現職への批判票を当て込んでいた小山田陣営の幹部は危機感をあらわにした。
 保守勢力の強い市政界は、三氏の出馬表明で混迷の度を深めている。中でも市議会(定数二六)は中野渡、小山田両氏の支持をめぐって事実上二分、日増しに緊張感が高まっている。
 市議会与党会派はこれまで中野渡氏を支援してきたが、与党最大会派の高志会(九人)で、市政運営に不満を漏らした自民党系などの五人が小山田氏支持を表明。同氏擁立に動いた野党会派の市政・社民クラブ(七人)の六人と手を組み、現職に反旗を翻した。
 現職を支持しているのは、高志会の残る四人と、与党第二会派の明政一心会(八人)の七人だ。市議会での中野渡、小山田両陣営の勢力は共に十一人と拮抗(きっこう)しており、会派再編の可能性も浮上する。
 □    □
 地元選出の自民党県議の対応も分かれた。県議会議長となった田中順造県議は中野渡氏の選対本部長に就任。丸井裕県議は小山田氏の支持を鮮明にし、市長選は田中、丸井両県議の“代理戦争釤の様相を呈している。
 「売られた戦いは受けて立つ。まちづくりの集大成として四期目の必勝を期す」(田中県議)「これからは経営型の行政だ。農業を発展させる専門家に市長になっていただきたい」(丸井県議)と互いに火花を散らす。
 過熱する中野渡、小山田両陣営の戦いに突如、割って入る形となった中村氏。出馬を最終決定した先月二十九日の後援会幹部会では「もう少し充電すべきでは」と難色を示す声も上がったが、本人の意思は固かった。
 中村陣営のある関係者は「敗戦が続き、このままでは存在感が薄れてしまう。政治家は常に戦い続けなければならない。その気持ちの表れではないか」と決断の背景を読む。
 □    □
 市内の自民党勢力が分裂含みの動きを見せる中、地元選出で自民党衆院議員の江渡聡徳氏は現在、支持の態度を明確にしていない。本紙の取材に対しても「思慮している段階」と述べるにとどめる。
 ただ、江渡氏が公務のため欠席した両氏の事務所開きでは、微妙な対応の違いが浮き彫りとなった。小山田氏には自身の後援会連合会長が代理で出席したものの、中野渡陣営に顔を出したのは後援会事務所長だった。
 後援会連合会長と事務所長という「格の差」に加え、江渡氏が次期衆院選用に借りていた選挙事務所は衆院選先送りで閉鎖後、小山田陣営が受け継ぐ形で使用。高志会会長で、江渡氏の叔父に当たる江渡龍博市議が小山田氏の後援会筆頭副会長に就任している。
 「小山田氏寄り」とも受け取られかねない江渡氏側の動きに、中野渡陣営は神経をとがらせており、ある幹部は「市長選の結果次第では江渡氏の求心力にも影響が出るだろう」と、次期衆院選をにらみ江渡氏を“けん制”する。

988とはずがたり:2009/11/29(日) 17:04:53

民主系国会議員6人と意見交換会 秋田経済同友会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091129c

 秋田経済同友会は28日、秋田市のルポールみずほで本県の民主党系国会議員6人との意見交換会を開いた。自治体や業界団体による国への要望の受け付け方法について意見を交わしたほか、景気回復に向けた経済対策を要望した。

 民主党は自治体や業界団体からの陳情を国会議員や県連が受け付け、党本部の幹事長室が一元的に取りまとめることとしている。同友会はこれまで各国会議員と個別に意見交換していたが、政権交代を受け、一堂に会して意見を交わす場を設けるよう民主党県連に申し入れていた。

 意見交換では、民主党の新たな陳情システムについて「生の声を直接聞いてもらうのが、政策実現への手っ取り早い道だと思う。要望をどのように受け付けて処理していくのか」といった質問や、「要望が県連を通じて党本部に上げられる過程でどうなるのか、透明性の確保が課題。県民に見える形でやってほしい」との意見が出された。

 県連の寺田学代表は「窓口が国会議員という点は変わっていない。(省庁との間に)党本部が入ることが変更点。要望はそれぞれ大事なもので、県連よりも党本部で重点化した方が良いという意見もあったが、(指摘を)重要な示唆として受け止めたい」と説明した。
(2009/11/29 09:49 更新)

989チバQ:2009/12/02(水) 00:45:06
>>966
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091201085407.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
2009年12月1日(火)

--------------------------------------------------------------------------------

弘前市長発言拒否、記録から欠落

 弘前市が11月11日開いた相馬〓一(しょういち)市長の定例記者会見で、弘前駅前の複合商業施設「ジョッパル」への対応を問われた市長が、記者から「相馬さん」と呼ばれたことに反発、発言を拒む場面があった。市は26日、会見録を市のウェブサイトに掲出したが、このやりとりは欠落していた。広報広聴課は「趣旨を損なわない範囲で重複した言葉遣いなどを整理した」(対馬昇悟課長)と説明している。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

 会見では弘前記者会加盟社の記者が、ジョッパルへの対応をめぐり「市長さんにあらためてうかがいたいが、相馬さんとして、何らかの形で市の役割を果たしていきたいとお考えでしょうか」と質問。相馬市長は「あなたが今、相馬さんと言ったから、市長として答えることはない。私は個人では答えられない」と語気を強めた。

 記者が「相馬市長は…」と同じ質問を繰り返すと市長は見解を述べたが、この間、約30秒のやりとりは会見録に収録されなかった。

 対馬課長は30日の取材に対し、市長から会見録の扱いについて指示はなかったと語り、「どんな整理が適切か今後、検討したい」と強調した。同市は今年4月分から市長定例会見録を公開している。

990チバQ:2009/12/02(水) 12:17:52
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws5195
どう動く、大船渡市長選 4期現職の去就焦点
任期満了まで残り1年
--------------------------------------------------------------------------------

 大船渡市の甘竹勝郎市長(66)は、二日で四期目の任期を一年残すだけとなった。次期市長選を見据え、市長の去就に関心が集まっている。現在は意志を明確に示しておらず、今後は他候補の動きにも影響を与える態度表明時期がいつになるかも焦点の一つ。改選に向けた動きは現時点では表面化していないが、多選の弊害もささやかれるだけに、現在のところは現職以外にも、複数の選挙経験者に注目が向けられている。
 現職の甘竹氏は、現在四期目。平成六年の市長選に市議を辞して立候補し初当選。二期目、三期目は元市議・細川武人氏(73)との一騎打ちを制し、十八年の前回選では、大手ゼネコンを退職して臨んだ戸田公明氏(60)を下した。
 今任期では外貿定期コンテナ航路の就航、全国規模の海の祭典「海フェスタ」の開催、市民文化会館の完成、新大船渡魚市場の着工など大型事業を積極的に展開。一方で、強い意欲を見せていた来年三月までの気仙合併は極めて難しい状況となり、大型事業にも課題が山積している。
 残り一年となった任期について甘竹市長は「合併建設計画の着手率を90%に乗せたいほか、働く場所や県立病院医師の確保に努めたい」と語る。その上で次期市長選については「今は行政課題解決に全力を傾注している」と語り、態度を明確にしていない。
 出馬、不出馬の判断に加え、もう一つの注目点は態度表明の時期。他候補の動きにも影響を与えるが「適切な時期に判断したい」と述べるにとどまる。
 前回選で最終的な出馬意志を固めたのは、選挙五カ月前の六月だった。市長は「私の中での思いはある」とするものの、政策の進捗や後援会の意向など総合的に判断して最終的な判断を固めたい考えで、過去の選挙以上に慎重な姿勢を見せる。
 四期目の当選を飾った時に市長は「総仕上げ」と訴えた。この言葉のとらえ方で、現在もさまざまな憶測を呼んでいる。自らの市長職に対する表現なのか、合併建設計画に登載した各種事業に対するものなのか、支持者でも去就には見方が分かれる。
 市長自身は「総合的に使ったもの」と振り返る。しかし、政治姿勢に大きくかかわる部分であり、今後議会などの場で詳しい説明が求められることもありそう。
 現在の市総合発展計画は来年度までで、次任期の市長には新たな長期的ビジョンが求められる。また、合併から十年が経過し、これまで受けていた財政優遇措置も区切りを迎える。旧三陸町との合併建設計画実現に主眼を置いてきた現在の市政運営をふまえ、新しい姿をどう描くかにも注目が集まる。
 また、甘竹市長が出馬すれば五選を目指す戦いとなり、争点の一つに「多選」が浮上する。一騎打ちが続いている過去四回の選挙はいずれも両候補が一万票台に乗せる接戦となっているが、今回も流動要素が多く、先行きが不透明なまま年を越すことになりそうだ。

991チバQ:2009/12/02(水) 12:18:02
 一方、現職以外でも市長選経験者、一人区となって市長選と同じ〝土俵〟となっている県議選経験者の動きも注目されている。市長選で落選した戸田氏はその後、政治的には目立った動きを見せていないが、前回選では五カ月ほどの準備期間ながら現職に約二千票差まで迫った戦いぶりを評価する声もある。
 次期市長選については「今のところはノーコメント。いつ意思表示をするかも含めて何とも言えない」と答える。現在は医療法人・勝久会の専務理事を務めており「政治家という言葉そのもののイメージを嫌っているし、そのこだわりもない。国内外で培った経験を故郷の場で生かしたい、という思いはある。今はこの考えから、経営のお手伝いをしている」と話す。
 また、三期目を折り返した大船渡選挙区選出の田村誠県議(61)の動向も注目される。県議も再来年四月に改選を迎えるほか、県議から首長に転身するケースも少なくないため、後援会に所属する市民からも声をかけられることがあるという。
 三年前の市長選では、中立的な立場を守った。次期市長選については「考えていない。今は与えられた職務を全うするだけ」と田村氏。次期県議選も含めた今後の対応は、後援会と相談した上で判断したい姿勢を見せる。
 二年前の県議選に民主党公認で初挑戦し、田村氏と激戦を展開した渕上清氏(51)への期待も一部から聞かれる。田村氏と同様「考えていない」というが、「今でも政治家としての志は持ち続けている。実績、経験もない中で支持してくれた人への感謝、恩返しはしたい」と話し、次期県議選への再挑戦も含め、今後の政治活動には強い意欲をにじませる。
 前回の市長選で一時出馬が取りざたされた藤原良信参院議員(58)は「ない」と否定。藤原氏が公認を受けている民主党は今年に入り、県内首長選で特定候補に対する積極的な支援が目立つ。この点について「まだ候補者も分からない中で、方向性は決まっていない」とし、当面は情勢を見極める姿勢を見せる。

2009年12月02日付 1面

992名無しさん:2009/12/07(月) 07:34:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091207t11021.htm
民主宮城県連、参院選へ戦術強化 執行部一新

党県連の結束を確認し、「頑張ろう」とこぶしを突き上げる安住代表(中央)ら新執行部


 民主党宮城県連は6日、仙台市内のホテルで定期大会を開き、新しい役員人事を決めた。副代表の安住淳衆院議員(47)=宮城5区=が4年ぶりに代表に復帰し、新幹事長に郡和子衆院議員(52)=宮城1区=が就いた。人材の世代交代を見据え、執行部の顔ぶれを大幅に一新。来年夏の参院選に向け、安住氏をトップに政権党の県連として強力な組織運営を図る。(2面に関連記事)

 代表代行には、参院選宮城選挙区(改選数2)で3選を目指す副代表の桜井充参院議員(53)=宮城選挙区=が就いた。

 幹事長代理は元仙台市議会議長の菅原敏秋県議(61)が留任し、前幹事長の木村勝好仙台市議(58)が回った。選対委員長には、新たに菊地文博県議(49)が就任。政調会長は藤原範典県議(62)を再任した。

 菅原、菊地両氏はかつて自民党に所属したことがあり、参院選に向けて組織や戦術の強化を狙う布陣とみられる。

 前代表の岡崎トミ子参院議員(65)=宮城選挙区=は10月の知事選で党推薦候補が惨敗した責任を取って退任し、副代表に回った。前選対委員長の内海太県議(62)は県連陳情窓口「みやぎ政策会議」の事務局長。

 仙台市議会の民主党系会派「民主クラブ仙台」を離脱して保守系会派「新しい翼」に入った横田匡人市議(44)は常任幹事に復帰した。

 大会には支持者ら約350人が出席。来年夏の参院選宮城選挙区で、桜井氏を含む公認候補2人を擁立し、初の2議席独占を狙う活動方針が了承された。

 知事選の敗因を「知名度の決定的な相違、組織力の弱さ、支持基盤が固まっていないこと」などと総括し、「県内各地域で基盤づくりを進め、足腰を強化する」との大会アピールを採択した。

 安住代表は記者会見で参院選について「2議席獲得を目指すが、桜井氏の当選を確実にすることが大前提だ。党本部、県連それぞれの公募に応じた候補者を同列に扱い、党本部と相談しながら選考を進める」と語った。

 大会に先立ち、「事業仕分け」でチーム統括を務めた枝野幸男民主党衆院議員が講演。科学技術予算の仕分け結果に対する批判に触れ、「予算を減らせとは言ってない。予算が科学技術の振興に正しく使われてないと指摘した」と反論した。



2009年12月07日月曜日

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20091206-OYT8T01074.htm
ホーム>地域>宮城
民主県連代表に安住氏決定
 民主党県連は6日、仙台市内のホテルで県連大会を開き、衆院議員の安住淳氏(47)の代表就任を正式に決めた。幹事長には郡和子衆院議員(52)、代表代行には桜井充参院議員(53)が就任する。任期は2年。

 安住氏は、任期満了に伴い退任を表明した岡崎トミ子参院議員の後任として、4年ぶりの代表復帰。県内の陳情窓口となる「みやぎ政策会議」の議長も務める。

 安住氏は「参加してもらう政治こそ、民主党の理念。県や市町村でも事業仕分けをするよう、働きかけたい。県内でも透明性の高い政治にモデルチェンジするため、力を貸してほしい」と呼びかけた。

 また大会では、党推薦候補が大敗した10月の知事選の敗因を「組織力の弱さと、支持基盤が固まっていないこと」などと分析。来夏に控える参院選で、宮城選挙区(改選数2)の議席独占を実現するため、今後予定されている大崎、気仙沼の両市長選などに積極的に候補を擁立し、党勢拡大を図る方針を確認した。

(2009年12月7日 読売新聞)

993名無しさん:2009/12/07(月) 21:48:30
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091207ddlk04010004000c.html
民主県連大会:新代表に安住氏 代行・桜井氏、幹事長・郡氏 組織拡充へ /宮城
 民主党県連は6日、仙台市青葉区のホテルで県連大会を開き、新代表に安住淳衆院議員(宮城5区)を選出した。代表代行に桜井充参院議員(宮城選挙区)、幹事長に郡和子衆院議員(宮城1区)の両国会議員を配する新体制も承認し、県連組織の拡充に向けスタートを切った。【伊藤絵理子】

 大会には新体制の人事、8月の衆院選や10月の知事選など各種選挙の総括、09年度活動方針など7議案が提出され、承認された。

 安住新代表は就任あいさつで事業仕分け導入を例に挙げ「自民党は台所を隠し美しい料理だけを出したが、民主党は材料の費用も料理も全部見てもらう。透明性の高い参加型の政治こそ民主党の理念」と強調。県内自治体にも事業仕分け実施を求める考えを示した。

 また、来夏の参院選について「勝てば3年間改革を進められるが、負ければ日本は混迷の度を深める」と位置付け、まずは現職の桜井氏と大石正光氏(比例代表)の2人の必勝を期した。

 新体制では、代表ら3人を除く国会議員6人が副代表に就任。幹事長代理に木村勝好仙台市議、菅原敏秋県議、選挙対策委員長に菊地文博県議が就く。陳情受け付けの窓口として新設した「みやぎ政策会議」事務局長には内海太県議を充てる。

 安住代表は大会後の会見で「国会議員は9人に増えたが地方議員は少ない。桜井、郡両議員は将来県連を引っ張るリーダーに育ち、裾野を広げてほしい」と新体制の狙いを語った。

 ◇枝野氏「中抜き重複廃止」訴え−−事業仕分け統括
 民主党県連大会に先立ち、行政刷新会議の事業仕分けの統括役だった枝野幸男元党政調会長が「政治主導への新政権の挑戦」と題し講演した。

 枝野氏は「税金の使い方を根底から変えないといくらあっても足りない。目的そのものではなく、目的達成のために効率的な予算の使い方をしているかを議論した」と説明。予算が独立行政法人などの団体を経由して目減りする「中抜きピンはね」や、類似事業の予算が複数の省庁に分散し複雑になる「縦割り重複」の廃止が必要だと訴えた。

994名無しさん:2009/12/07(月) 21:48:53
>>993
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000912070002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮城> 記事

安住新代表、「社民と参院選協議」
2009年12月07日

 民主党県連の安住淳・新代表=写真=が朝日新聞のインタビューに応じた(取材は3日)。国民感覚に沿った活動の必要性を述べ、来年7月の参院選で社民党と協力したい考えも示した。


 ――政権政党として、自治体などの陳情受け付けが新たに加わります。
 要望は、選挙区の国会議員や(新組織の)「みやぎ政策会議」で精査する。だが、大臣に報告すべきものがどれだけあるか。自己完結型でやれるものもあり、整理してほしいと町村会で言った。理解してくれていると思う。


 ――地方からの提言は国会に反映させる役割があるのでは?
 大事なのは自治体との手続きではない。国民の中にも真実があるし、国会議員なら手続きなしでも政府を動かすべきだ。自治体や首長の話だけ聞いていては間違う。


 ――総選挙で増えた若手議員に何を望みますか。
 次の選挙までに住民との対話集会を500回開いて欲しい。役所の非常識でも国民にとって常識なら断行する。国民の目や耳となる姿勢が大事だ。あとは「一点突破、全面展開」。ゼネラリストになる必要はなく、一つの問題を地道に掘り下げてほしい。


 ――来年7月の参院選。宮城選挙区で2議席総取りを狙う戦略は。
 現職の桜井(充)さんの当選を確実にすることが絶対。2人目は支持層が重ならないようなインパクトのある候補者を立てたい。


 ――連立を組む社民党も独自候補を立てる方針です。
 (与党から)3人出るのは少しきつい。まず(選挙協力のため)党本部と話し合いたい。(聞き手 箕田拓太)

995チバQ:2009/12/08(火) 12:48:16
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20091208ddlk02010058000c.html
県議会:自民党会派、議長交代めぐり混乱 最終日4時間半遅れ−−結局続投に /青森
 県議会11月定例会は最終日の7日、議長の交代をめぐって最大会派の自民党会派で調整がつかず、県社会福祉協議会(青森市)の横領問題で混乱した9月定例会最終日と同様、本会議開始が4時間以上遅れる事態となった。

 自民党会派では、正副議長が4年間の議員任期中に2回交代し、それぞれ3人ずつ就任することがルールとなっている。「たらい回し」との批判もあるが、昨年12月に就任した田中順造議長と清水悦郎副議長(いずれも自民)の交代時期がきたとし、議長候補の選考を進めていた。

 ところが田中議長が交代に反発し、会派は議員総会で対応を協議。「辞職勧告をすべきだ」などの意見も上がったがまとまらなかった。田中議長が反発した理由は不明だが、取材に対し「4年間の任期がある。県民の負託を受けてやっている」と話した。

 一方、野党会派からは「議長ポストをたらい回しにしている」と批判の声が出た。本会議に先立つ議会運営委員会では、本会議の開始を遅らせている自民党会派から説明がなかったため、今博委員(民主)らが「会派内の理由だけで延ばされたのは由々しきこと」と批判した。

 結局、正副議長は続投となり、定例会は4時間半遅れで開かれ、閉会した。自民の西谷洌(きよし)・議員総会長は「田中議長を説得したがだめだった。初めての事態だ。会派に与える影響も大きい」と厳しい表情を見せていた。

 会派のルールでは、議長候補は5期以上の議員だが、全員が議長を経験しており、4期目から選ぶ予定だった。会派のルールは当選回数の多い同期議員が多くいた時代にできたといい、西谷議員総会長は「前回は4期目から選ぼうとしたが、5期目でやっていなかった田中議長に温情でやらせた」とし、ルールの変更も示唆した。

 議会は一般会計129億770万円の補正予算案など計31議案を可決し閉会した。【矢澤秀範】


http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9351.html
自民会派、県議会正副議長の交代断念 調整で審議に遅れ


 県議会11月定例会は最終日の7日、最大与党・自民党会派(26人)が正副議長交代をめぐって会派内の調整を延々と続け、11月補正予算案などを採決する本会議の開会が当初の予定より3時間半遅れとなった。会派の慣例に基づく交代要請に対し、田中順造議長が在任期間の短さなどを理由に辞職に応じなかったため。「県民不在のどたばた劇」(民主党会派)を演じた末に、正副議長ポストの“たらい回し”を断念、来年の2月定例会に先送りした。他会派からも「議会の私物化だ」「県民に必要な予算を急いで執行しなければならない状況なのに」など批判が噴出した。

 自民会派はこれまで4年の任期中に当選回数などを踏まえ正副議長をセットで3交代させてきた。関係者の話を総合すると、会派側は「総選挙が終わって穏やかな時期」(西谷洌議員総会長)として、田中議長と清水悦郎副議長に辞表提出を求めた。清水副議長が了承したものの田中議長は昨年11月定例会に就任し1年しか経過していないため拒否過去任期4年間で初回と2人目の正副議長はそれぞれ1年半務めたケースが多いためだ。
 同会派は、午前11時から議員総会を開いて対応を協議。昼休みを挟んで田中議長の説得に努めたが翻意させることができず、法的に解任する手段も模索したが見つからないため、議長本人の意向をくみ交代を次回定例会に先送りした。
 自民会派が正副議長の続投を確認し、本会議開会にこぎ着けたのは午後4時半すぎ。田中議長は記者団に対し「長時間の空白は県民に対し(会派として)考えなければ。任期は4年間。県政の課題に前向きに取り組みたい」と淡々と語った。
 民主党会派は「議会の信頼を大きく失墜させる出来事。県政与党として責任のない対応だ」(山内崇氏)と反発。共産党も「何のために遅れたのか全く説明がない。自分らの都合で議会を振り回していいのか」(諏訪益一氏)と非難した。
 議長をたらい回しする慣例にも「確かに短すぎる。地域経済や県民の生活を考えれば、審議の遅れも問題」(公明・健政)、「数の横暴だ。何度も交代すれば議長の権威がなくなる。議会改革の資格がない」(クラブ林檎)と批判が多かった
 西谷氏は取材に対し「議論に長い時間がかかって関係者には申し訳ない」と陳謝。会派内からは「来年の参院選勝利に向かおうとする時に、結束が乱れかねない」との懸念も出ていた。

996とはずがたり:2009/12/08(火) 16:17:45
お情けでやらせて貰った議長がしがみついたという構図か。
>議長候補は5期以上の議員だが、全員が議長を経験しており、4期目から選ぶ予定だった。会派のルールは当選回数の多い同期議員が多くいた時代にできたといい、西谷議員総会長は「前回は4期目から選ぼうとしたが、5期目でやっていなかった田中議長に温情でやらせた」とし、ルールの変更も示唆した。



十和田市 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,535(35.7%) 田中 順造 57 自民 現 5 建設会社顧問
当 11,248(34.8%) 丸井 裕 50 自民 現 2 石油販売会社長
□ 9,520(29.5%) 中村 友信 52 無所属=民主・社民・国民新 元 福祉会社顧問・元衆院民主支部長

辞めないって云ったときの議長の立場強いっすからねぇ。改選迄居坐ろうって腹かな?

997名無しさん:2009/12/08(火) 20:02:15
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20091208a
新幹事長に寺田氏が就任 民主党県連
 民主党県連の幹事長に前代表の寺田学衆院議員(秋田1区)が就任した。6日に新代表に選出された松浦大悟参院議員(本県選挙区)が就任を要請し、寺田氏が受諾した。代表、幹事長以外の役員は今後、両氏が指名する。

 寺田幹事長は「(代表から)立場は変わるが、党勢拡大に努力したい」と抱負を語った。松浦代表は「寺田氏は先輩議員として、経験と実績が豊富。これからも県連運営に尽力してほしい」と話した。

 寺田幹事長は2004年7月から県連代表。先月20日告示の代表選挙には「政権交代が実現し、ひと区切りと考えた」として立候補しなかった。

(2009/12/08 08:31 更新)

998名無しさん:2009/12/09(水) 19:45:40
http://mainichi.jp/area/akita/news/20091209ddlk05010052000c.html
民主県連:幹事長に寺田氏 政調会長は京野氏 /秋田
 民主党県連(松浦大悟代表)の幹事長に、前代表の寺田学衆院議員が就任した。

 松浦代表によると、県連大会で代表就任が承認された6日の夜に松浦氏が電話で要請。寺田氏も受諾した。松浦氏は「参院選を控え2区の立て直しなどに期待する」と話した。

 10年の参院選をめぐっては民主党入りしたばかりの現職、鈴木陽悦氏が再選立候補の意思を表明したが、寺田氏はこれまで鈴木氏の立候補に難色を示している。松浦氏は「幹事長の役割は県連全体を見て調整すること。選挙対策だけではない」と述べた。

 また他の役員人事も8日決定した。政調会長に京野公子衆院議員、総務会長に高松和夫衆院議員が就任。副幹事長には、鈴木陽悦参院議員▽川口博衆院議員▽小田嶋伝一県議▽小沢秀宏横手市議▽佐藤哲治秋田市議−−の5人が決まった。党員でない川口氏の就任は、県連の判断によるという。【岡田悟】

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091209a
政調会長に京野氏、民主党県連 総務会長は高松氏
 民主党県連(松浦大悟代表)は8日、既に決まっている代表と幹事長以外の新役員を決定した。政調会長に京野公子衆院議員(秋田3区)、総務会長に高松和夫衆院議員(比例東北)が就任した。これで県連の新体制が固まった。

 松浦代表と寺田学幹事長が同日、協議して指名した。このほか、副幹事長には川口博衆院議員(秋田2区)、鈴木陽悦参院議員(本県選挙区)、小田嶋伝一県議、佐藤哲治秋田市議、小沢秀宏横手市議の5氏が選ばれた。

 衆院で民主党と院内会派を組む川口氏は無所属のままでの就任。入党を希望しており、これまでもオブザーバーとして県連常任幹事会などに出席してきた。松浦代表は「(衆院選で大量離党があった)秋田2区地域の立て直しに大切な役割を担ってもらうため就任を依頼した」としている。

(2009/12/09 08:30 更新)

999チバQ:2009/12/09(水) 19:48:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20091209-OYT8T00061.htm
小野・尾花沢市長引退へ
今期限り 加藤、菅原氏が出馬意向
 来年8月11日の任期満了に伴う尾花沢市長選で、小野紀男市長(68)は8日、今期限りで引退することを正式表明した。同日の市議会12月定例会一般質問で答弁した。一方、読売新聞の取材に対し、県議の加藤国洋氏(62)(同市・北村山郡区)と前市議会議長の菅原信博氏(58)が立候補する意向を示しており選挙戦が見込まれる。

 小野市長は8日の答弁で、「公約に掲げた少子化対策や農業振興は達成できた」などと振り返り、「3期12年の節目は変わらない。残された期間、全職員の先頭に立って町づくりを進めたい」と表明した。

 加藤氏は、市議を経て県議3期目。「少子化、人口減が急速に進み、従来のような行政頼みの手法ではやっていけない。市民やNPOなどあらゆる分野で連携する町づくりを目指す」と出馬に意欲を見せた。

 菅原氏は市議3期目で、07〜09年に議長を務めた。「『尾花沢のために何かしたい』と考えていた。後援会にはすでに伝えてあり、若者が住みやすい町づくり、商店街の活性化などに力を入れたい」と話している。

(2009年12月9日 読売新聞)

1000チバQ:2009/12/09(水) 19:50:16
話題につきない候補ですね〜
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9360.html
2009/12/9 水曜日

弘前再開発ビル破綻での市長発言に認識問う声相次ぐ


 弘前市の第三セクター・弘前再開発ビルの破綻(はたん)に対し、相馬●一市長が記者会見で「責任の感じようがない」と発言したことをめぐり、8日開かれた市議会一般質問で、発言の真意や市長の認識を問う声が相次いだ。答弁した笹村真商工観光部長は「会社の経営責任それ自体について、株主である市が責任を感じるとか感じないとかいうものではないというのが発言の真意」と釈明した。
 相馬市長は、弘前再開発ビルの民事再生手続き廃止に関する10月2日の緊急記者会見で、「市の三セクが破綻したことについて市としてどのように責任を感じているか」との記者の質問に対し「責任の感じようがない経営は会社」と述べた
 一般質問では越明男(共産)三上直樹(LM弘前)の両氏が発言をめぐる相馬市長の認識をただした。
 笹村部長は「市は再開発ビルの株主ではあるが、会社の経営責任者ではないという意味での発言」と述べた。その上で「ただし市民の税金を出資した会社が破綻した結果は誠に残念。区分所有者である市の立場、役割をより明確にし、適切に対応する」とした。
 同日の一般質問では、認識を問われた相馬市長本人は答弁に立たなかった。越氏は「トップの市長の答弁を求めるのは当たり前。全力で答弁するよう(市長に)申し入れてほしい」と藤田昭議長に申し入れる場面があった。
※●は金へんに昌

1001チバQ:2009/12/09(水) 19:50:48
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9366.html
2009/12/9 水曜日

県、大和沢ダム建設中止へ 弘前市長は反対


 三村申吾知事は8日、県が国の補助を受け、弘前市南部の大和沢川に計画していた大和沢ダム建設を中止する方向にあることを明らかにした。付近の土淵川と腰巻川に導水し、水質を改善することが目的だったが、両河川とも近年大幅に改善され、「必要性が低くなった」(県土整備部)とみている。2010年度の県公共事業再評価審議委員会で承認されれば、知事が最終決定する。同市の相馬●一市長は土淵川と腰巻川の水量不足を指摘し、「中止には反対」との見解を示している。

 同日の定例会見で説明した。
 大和沢ダムの建設は、土淵川と腰巻川に農業用水路を利用して導水し、水質改善を図ることや大和沢川の洪水対策を目的としたもので、1993年度に事業採択を受けた。事業費は約287億円を見込み、国と県が折半で負担する計画だった。
 事業費ベースの事業進ちょく率は2009年度末で3・2%となる見込み。建設予定地の地質調査や測量は行ったが、用地買収や建設工事は行っていない。
 県公共事業再評価審議委員会は03年度、土淵川と腰巻川の水質に改善傾向がみられていたため、大和沢ダム建設の適否判断に向けた調査を県に求め、三村知事も「前々から(中止について)検討していた」と語った。
 土淵川と腰巻川の水質が改善された理由について、県土整備部河川砂防課は下水道整備が広く進んだことを挙げている。ダム建設中止に伴い、大和沢川の洪水対策は堤防整備や河川の掘削によって進める方針。
 県は今月4日、弘前市にダム建設中止を検討していることを説明。県河川砂防課の阿部晴生課長は「土淵川と腰巻川への導水の必要性がなくなったという認識は同じだったと受け止めている。しかし、治水対策には万全を期してほしいとの要望はあった」と語った
 一方、相馬市長は取材に対し「県から(建設中止の)説明は受けた。川の水質は改善されたということだったが、水量そのものが少なく川の機能としてどうかという意見は席上話した」とし「中止には反対だ」と語った。
 これまで県内で中止になったダム建設事業は、小川原湖総合開発事業(02年度、国直轄)、深浦町の磯崎ダム(03年度、国庫補助)、鯵ケ沢町の中村ダム(05年度、同)。
※●は金へんに昌

1002チバQ:2009/12/13(日) 01:08:25
>>846
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091212t61020.htm
思惑交錯、前哨戦激しく 相馬市長選あす告示

 任期満了に伴う福島県・相馬市長選(13日告示、20日投票)は、いずれも無所属で、3選を目指す現職の立谷秀清氏(58)と新人で市議の根岸利宗氏(52)が立候補を表明、激しい前哨戦を展開している。根岸氏は8年前、立谷市政誕生に大きく貢献したが、今回は対立候補として挑む。その時の選挙で敗れた今野繁前市長(83)は、反現職の立場から根岸氏支持へ。明確な争点が見えない中、さまざまな思惑が交錯しながら選挙戦に突入しようとしている。(相馬支局・加藤敦)

<背景に根強い不満>
 「彼(根岸氏)は、わたしを落選させた張本人ですから」。根岸氏の個人集会で、ゲストの今野氏が冗談めかして手厳しい言葉を浴びせると、会場は笑いに包まれた。
 協力の背景になっているのは、立谷氏への根強い不満だ。

 今野氏は「高速道路や相馬港の整備、企業誘致はそもそも、わたしが手掛けた事業。(それなのに)立谷氏は(負債を残したなどと)悪役呼ばわりしてきた」と憤る。今野氏は政治の表舞台から退いたものの、今も支持する人は多い。

 7期目を目指す今野氏と立谷氏の一騎打ちになった2001年の市長選で、根岸氏は立谷氏陣営の選対幹事長を務めた。新市長誕生の原動力になったが、その後、「政治手法が違う」と離反。

 根岸氏と今野氏は今回、過去のいきさつを超えて「反現職」の立場から手を結んだ。

 財政再建や企業誘致について立谷、根岸両氏の主張に大きな隔たりはなく、選挙の最大の対立軸は「現市政の評価」になりそうだ。

<市債を34億円圧縮>
 この8年間で相馬市政はどう変化したのか。03年当時の財政見通しでは、04年度の赤字見込み額は約7億円。06年度には財政再建団体への転落も予想されていた。

 立谷氏は04年度以降、職員削減や給与カットなどの行財政改革に着手した。借金に当たる市債残高は、ピーク時の309億円から275億円に圧縮。02年度には6億円にすぎなかった財政調整基金も、相馬共同火発石炭灰埋め立て事業の前払い金46億円などを繰り入れ、05年度以降は30億円台を維持している。

 立谷氏は、市長になってからの02〜08年度の行革による節減額を約44億円と見積もる。

 財政再建の一方で、立谷氏の政治姿勢には不満の声が消えない。市職員OBの一人は「市長の周囲はイエスマンばかりで、批判が届いていない」と指摘。

 有権者からも「業界保護と称して市発注事業の前倒しを唱えるなど、特定の業界への配慮が目立ちすぎる」と疑問視する声が出ている。「冷淡」「トップダウン」という印象を市民に与えている感は否めない。

 新規の企業立地や相馬港の定期航路開設など、この8年間で市の経済状況は好転の兆しを見せてきた。ただ年末にはアルプス電気相馬工場の閉鎖が予定されており、雇用への影響が心配されている。漁業や農業も含めて地域経済をどう盛り上げていくのか、新市長にとっての重い課題になる。


2009年12月12日土曜日

1003名無しさん:2009/12/13(日) 17:55:40
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091213_10
迫られる組織立て直し 自民花巻支部

--------------------------------------------------------------------------------

 自民党花巻市支部の組織立て直しが注目されている。市内の党支部は告示まで残り1カ月余に迫った花巻市長選で特定候補の支援を断念。また、2011年春の次期県議選については今夏の衆院選後、前回の党公認候補者が不出馬を決めた。党勢の低迷に関係者は危機感を持つが、主要な選挙を戦う候補者不在の中、再生の道のりは険しい。

 次期市長選は来年1月17日告示、同24日投票が予定される。06年の前回は新人3氏が激しく争ったが、この4年で状況は一変。現在、立候補を予定しているのは現職大石満雄氏(51)だけだ。

 自民党は前回、社民党とともに元県職員の新人候補を支持し、民主党推薦だった大石氏陣営と戦った。しかし今回、自民党支部の役員からは「(候補擁立の)時間がない」「党に推薦や支持を求める動きがない」「勝算がない」などという声ばかりが聞こえ、組織の閉塞感が伝わる。

 市内では05年12月、当時自民党花巻市支部長だった照井昭二氏が病気のため県議を辞職した=07年1月死去。支部長職は照井氏の後援会長だった会社社長佐藤良介氏が引き継いだが、その後2回の県議選で党の議席確保に失敗。照井氏の個人後援会の解散なども党勢低下につながった。

 佐藤支部長は政権交代に象徴される自民党の退潮もあり、10月の支部役員会で年内での退任を表明。今後は自民党系の花巻市議8人を中心とした組織の再生に期待を寄せる。

 ただ、旧町部のある支部関係者は「『再生』は話だけ。自民党として活動する理念をあらためて共有し、市全域の組織を構築して出直すべきだ」との厳しい言葉を投げる。

 新たな候補者選びが必要な県議選対応など課題は山積み。佐藤支部長は「党勢回復には人心一新が求められる。来年早々に新役員の体制を決め、夏の参院選や次の県議選に臨みたい」としている。


(2009/12/13)

1004チバQ:2009/12/17(木) 12:28:49
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9459.html
守新人の一騎打ちへ 平川市長選まで1カ月


 任期満了に伴う平川市長選は、1月17日の告示まであと1カ月となった。現在までに出馬を表明しているのは、前市議会議長で市議の新人小笠原勝則氏(56)=広船=と、元市議会議長の新人大川喜代治氏(64)=大光寺=。今のところ2人以外に具体的な動きはなく、議長経験のある保守系新人の一騎打ちとなる公算が強い。

 同市長選は、旧3町村合併による市発足後2回目。前回選(2006年)は、旧平賀町長だった外川三千雄市長(76)だけが出馬し、今回が初の選挙戦。
 小笠原氏は当初、外川市長からの世代交代を訴え出馬表明。「合併の基本条項を守りながら市民の目線で行政を推進したい」としており、こまめに市内を歩き態勢固めを進める。今月12日に後援会の設立総会と事務所開きを行った。
 大川氏はいったん出馬表明した外川市長が断念した事態を受け、後継候補として浮上。「市長の基本姿勢は継承する」とし、議会、農事組合、市社会福祉協議会などでの経験をアピールし浸透を図る。今月6日に後援会設立総会を開いた。
 両氏とも「市民派」を強調する一方で、政党などの推薦を求める動きはなく、政党色の薄い争いとなりそう。市勢発展には農業振興が重要と考えているのが共通点で、今後の公約で独自のカラーを打ち出すとみられる。
 市議会最大会派の親政会は「議員の良識に任せる」とし所属議員が両陣営に分散したが、流動的要素も残る。第2会派の正進会は大川氏支持で固まった。1人会派の社民党と共産党は支持者を含め自主投票とする方向。同市区選出の長尾忠行、中村弘両県議は大川氏を支持している。
 2日現在の選挙人名簿登録者数は2万8572人(男1万3258人、女1万5314人)。25日に市役所で立候補予定者説明会が行われる

1005チバQ:2009/12/19(土) 08:05:16
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091219t33022.htm
保釈後も岩手県内で精力的活動 大久保被告
 大久保隆規被告は5月26日に保釈された後、釜石市の実家に戻り、岩手県内の首長選で支持拡大に動き回るなど活発に活動している。

 八幡平市長選(9月27日投票)では、民主党が推薦した候補者のために、国会議員や県議らとともに票の取りまとめに奔走した。投票日直前には、赤松広隆農相が応援に入っており、「大久保秘書らが中心となって準備した」と話す県連関係者もいた。

 釜石市では普段、家族と歩く姿が見られ、近所の女性は「とても元気そうで、昔の印象と変わらない」と言う。


2009年12月19日土曜日

1006チバQ:2009/12/19(土) 08:07:07
変えよう地方議会

http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/cat597/
プロローグ 政権交代の余波
公認候補の孤独(上)逆風あえて自民から
 古めかしい議場を飛び出し、住民と対話する。議員同士が夜を徹して語り合う。行政の一部とさえ見られてきた市町村議会が、改革の坂道を上り始めた。議会に目を向ける住民は少なく、市町村財政は破綻(はたん)の危機にある。それでも何かできることがあると、東北各地で地方議会が試行錯誤する。わたしたちの暮らしに最も身近な政治の胎動。そこに光を当ててみたい。地域の自立の芽を求めて。まずは夏の政権交代の後、党の再生、政権基盤の強化を担うことになった地方議員の声に耳を傾ける。(地方議会取材班)


<雨中の出陣式>
 11月1日、酒田市議選が始まった。稲刈りの終わった庄内平野を34台の選挙カーが走る。全開にした車窓から晩秋の雨が吹き込んだ。
 その中に3選を目指す佐藤丈晴さん(42)がいた。ただ一人の自民党「公認」候補として―。

 出陣式は土砂降りの雨だった。
 応援のマイクを握る隣町の町議は「この時期に自民党公認で出るのはマイナスでしかない」と戦いの行く末を案じた。自民党が有権者に見放された衆院選から2カ月しかたっていない。「だからこそ英断だ」と持ち上げられた佐藤さんを、大粒の雨が打った。


 選挙事務所には、公認証書とともに谷垣禎一自民党総裁のため書きが張られていた。「公認の心意気を示したい」という佐藤さんのこだわりだ。


 過去2回の市議選は、佐藤さんも保守系「無所属」で立候補した。ただ、心の中には常に疑問があった。「自民党員として政治活動をしているのに、選挙のときだけ無所属を名乗るのは、有権者を欺く行為ではないか」


 同調してくれる同僚議員を探したこともある。「後ろめたさを抱えて当選した議員に、議会改革はできない」と口説いたが、逆に「ばかな考えはやめておけ。無所属で何の不都合もない」といさめられた。


<「地域の代表」>
 多くの地方議員選挙と同じように酒田市議選の候補も、無所属を名乗ることで有権者に「自分は政党ではなく地域の代表だ」とアピールする。


 今回の市議選候補のうち15人が自民党に所属している。8月の衆院選では酒田市を含む山形3区選出の加藤紘一元自民党幹事長(70)のため、地域票の取りまとめ役になった。


 市町村の議員選挙は地域代表として戦い、国政選挙は自民党の集票マシンに徹する。保守系の地方議員は、二つの顔を使い分けて自民党の長期政権を支えてきた。夏の衆院選は、そんな集票システムの限界をあらわにした。


 2008年末の全国の市区町村議員数は約3万5000人。平成の大合併で4割減った。無所属議員は、ほぼ半減した。地方議員の大量リストラで、自民党政権の足腰は衰えていた。

<友人らが頼り>
 びしょぬれで街頭演説を繰り返す佐藤さんを支援するのは、家族や友人たちだ。


 72歳になる父親が毎晩、個人演説会場を設営した。あんどんをともし、座布団を敷き詰め、室内を暖めた。友人は1週間、職場を休んで選挙カーのハンドルを握った。


 加藤元党幹事長は、「必勝」鉢巻きを貸してくれた。が、それだけだった。
 「加藤先生の選挙には全力で協力するが、自分の選挙は自分で賄う。国会議員系列とはそういうものだ」。佐藤さんが支援の薄さを気にする様子はなかった。


 酒田市議選には今回、民主党からも初めて公認候補が立った。佐藤さんと当選同期の石黒覚さん(53)は「自分もスタンスをはっきりさせて戦いたい」と話す。


 佐藤さんの主張に共鳴したのは、これからの議会改革でライバルとなる民主党の市議だった。


【写真】谷垣禎一自民党総裁のため書きが張られた選挙事務所。党公認候補の佐藤丈晴さんが遊説に向かう=11月5日、酒田市

(2009/12/07)

1007チバQ:2009/12/19(土) 08:07:44
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-1.html
プロローグ 政権交代の余波
公認候補の孤独(中)党再生 まずひざ詰め

<収まらぬ熱気>
 酒田市議選の選挙ポスター掲示板に、自民党ただ一人の「公認」候補、佐藤丈晴さん(42)の弱気が見て取れた。
 8月の衆院選で自民党を政権の座から引きずり下ろした有権者の熱気は、まだ収まっていなかった。ポスターに「自民党公認」と書き込む度胸はなかったようだ。

 支持者とじっくり話し合える個人演説会で、佐藤さんは公認を選んだ経緯も含め、思いの丈を語った。


 選挙戦初日は、地元の自治会館で開いた。防犯灯の増設、公園の整備、橋の架け替え...。会場から続々と要望が挙がる。だが「当選したら必ず」などと、安請け合いはしなかった。

 慎重に言葉を選び、答えを返す。「防犯灯が足りないのは、ここだけの問題ではない。市に情報を出してもらい、どこから設置していくか優先順位を皆さんと考えたい」

 「票と引き換えに有権者が見返りを期待する政治は、終わりにしたい」という佐藤さんの思いがにじんだ。だが、期待外れの回答に会場の反応は思わしくなかった。

<「大敗は当然」>
 選挙戦6日目の個人演説会。支持者から質問が出た。「なぜ、いま自民党公認なのか」

 佐藤さんは持論を訴える。「戦後の日本で、地域に密着して住民の悩みや困り事と向き合ってきたのは自民党の地方議員だった。地方から国政に声を届けられるのは、自民党の地方議員しかいない」

 「だから」と、佐藤さんは率直だった。「地方の声に耳を傾けなくなった自民党が、衆院選で大敗したのは当たり前」

 自民党に取って代わった民主党は、子ども手当の支給など恩恵をばらまく政策で有権者の心をつかもうとした。

 「そこに落とし穴がある」と言葉を継いだ。「政府が国民一人一人と直取引するようになったら、何でも行政に頼る世の中になってしまう。自分たちのことは自分たちで決めるという住民自治の意欲が奪われる」

<法整備に尽力>
 選挙戦の終盤、東京から朗報が届いた。

 地方議員の優れた活動を表彰するマニフェスト大賞の発表があった。全国の地方議員でつくる「海ごみ対策推進地方議員連盟」が、地域環境政策賞に選ばれた。佐藤さんは連盟結成の呼び掛け人であり、代表だ。

 地方議員が、国会議員や官僚と同じテーブルで協議し、法律をつくるという前例のない政治スタイルが高く評価された。今年7月、海ごみの撤去について国と自治体の役割分担を明確にする法律が成立した。

 関連予算50億円のうち3億円が、山形県にも振り分けられる。公共事業の減少に苦しむ地元建設業者に、山形県の海岸線に散らかるごみの除去作業が発注される。

 「住民とともに、暮らしの現場に横たわる課題に立ち向かう。議員には政策立案という武器がある。必要なら、国政にも働き掛ける。地域社会の自治を守るのは、地方議員しかいない」

 佐藤さんはこの時、地方議員の可能性と自民党再生のヒントが、はっきり見えたように感じていた。


【写真】佐藤丈晴さんの訴えに耳を傾ける人たち。住民と議員の関係を見直したいという思いは届いたか...=11月6日、酒田市

(2009/12/08)

1008チバQ:2009/12/19(土) 08:08:22
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-2.html
プロローグ 政権交代の余波
公認候補の孤独(下)なれ合い許せず離党

<市長選は中立>
 酒田市議選の最終日、市中心部で、盛大な街頭演説会が行われた。市長選と市議選がダブルで行われる酒田市の"恒例行事"だ。
 市長選で自民党が推薦する現職候補の元に市議選候補19人が集まり、「全力で市長を支えます」と気勢を上げた。大半が自民党籍を持ちながら、選挙では「無所属」を名乗っている。

 そこに、市議選ただ一人の自民党「公認」候補、佐藤丈晴さん(42)の姿はなかった。

 「首長と議員が別々に選ばれる『二元代表制』の地方議会で、監視する側とされる側がべったりの関係でいるのは、おかしい」。佐藤さんにとって公認を名乗るのが政党人としての道理なら、市長選で中立を貫くのは議員としての筋の通し方だった。

 「本人の意向だから仕方ないが、望ましい動きではない」。市長候補の隣で自民党酒田支部長の佐藤弘さん(66)が舌打ちした。「みんな市長与党の保守系無所属でやってきた。それのどこがおかしい。何もおかしくない」

 選挙を通じて議員や議会の振る舞いを見直したいという佐藤さんの思いは、最後まで周囲に理解されなかった。

<13票減の23位>
 11月8日午後9時すぎ、投票箱が開いた。34人が立った市議選の定数は30。各陣営とも当落ラインを1400票と読む。

 地元のコミュニティーFM局が、刻々と開票状況を伝える。佐藤さんの選挙事務所にも、支持者が集まってきた。

 2回目の中間発表。佐藤さんに触発されて民主党から公認で立った石黒覚さん(53)に、早くも当選確実が出た。前回から約800票も上積みして最終得票は2773票。4位当選だった。佐藤さんの票は、伸びない。

 事務所に集まった人々の大半は、市長選で当選を決めた自民党推薦の現職候補を支持していた。「首長と議会がなれ合ったら地方自治が駄目になる」という訴えが本当に届いたのかどうか。佐藤さんは不安だった。

 ラジオの当確情報では、既に議席の3分の2が埋まった。時刻は午前0時を回っていた。
 そして―。

 「佐藤丈晴候補が当選確...」。支持者の歓声が、ラジオの音をかき消した。
 得票は1614票。前回から13票減らした。順位も三つ下げて23位。3回目の当選だけは果たしたが、掲げた理想と現実の得票との落差に、佐藤さんの笑顔は5分ともたなかった。

<批判の嵐受け>
 市議選から1カ月がすぎた。この間、佐藤さんには選挙戦以上の逆風が吹き荒れた。自民党公認でありながら、同党が推薦する市長候補を応援しなかったことが、党支部で問題になった。除籍処分を迫る声も上がった。

 「いま離党してしまうのは簡単だが、自分には党再生のために地方議員としてやらなければならないことがある」。一度は怒りを抑え込み、謝罪文を提出
した。

 「間違ったことは何もしていない」と佐藤さんは信じている。だが、党支部は市長「与党」の和を乱す議員を許さない。非難は執拗(しつよう)に続いた。

 悩み抜いた末に酒田市議会の12月定例会が始まった7日、佐藤さんは離党届を出した。「さらば自民党」。愛憎相半ばする決別だった。


【写真】現職市長とともにこぶしを突き上げる市議選候補たち。首長と議会の緊張関係が薄れていく=11月7日、酒田市

1009チバQ:2009/12/19(土) 08:08:59
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-3.html
プロローグ 政権交代の余波
与党ブランド/小沢王国 高揚と試練

<提言に2時間>
 11月24日、一関市議会の民主党系会派「一新会」が、市執行部に来年度の予算編成で要望した。コの字形に机を並べ、議員11人が勝部修市長ら20人の幹部と向き合った。
 夏の衆院選で政権が代わり、10月4日に議員選と市長選があったばかり。新市長が誕生し、一新会は最大会派になった。

 冒頭、代表の佐藤弘征さん(65)が切り出した。「これからは市当局への提言にも力を入れていく」

 開かれた政策集団に生まれ変わる―。そんな改革宣言だった。

 宣言に引っ張られるように、住民の暮らしを意識した発言が議員から相次ぐ。「合併の効果が見えないという人が多い。支所にもっと権限を与えたらどうか」「在宅での介護がいかに大変かを選挙で実感した。生活面での応援を手厚くしてほしい」

 さながら議会本番。「一般質問以上だったな」との声も。やりとりは2時間に及んだ。政権交代の高揚感が満ちた。


<3倍の当選者>
 市議選そのものが、地方の足腰強化を急ぐ民主党の戦略を印象付けた。

 党の看板を掲げた当選者が、前回2005年の3倍以上の10人に上った。公認1、県連推薦5、岩手3区総支部支持4―という内訳だ。

 一新会の議員はもともと小沢一郎党幹事長(67)に近い人が多いが、これまでの選挙ではほとんどが無所属だった。「より広い支持を集めたい」。地域の選挙で政党色は歓迎されなかった。

 それが今回は追い風に変わる。初めて推薦を受けた一新会幹事長の千葉幸男さん(60)は、「選挙では自民党農政の不満を吸収できた。政権の実行力をアピールできる効果は大きい」と言う。

 佐藤さんも「地域にこそ、国政の窓口になる議員が必要だ」と強調する。

 一方、議長の菅原啓祐さん(70)は推薦を受けたものの、党派色は控えた。「地域の選挙に政党はなじまない」。40年来の小沢支持者だが、持論は曲げなかった。

 「『無色透明』の方がさまざまな層の住民から本音が聞ける。そうした活動で課題解決の努力をするのが、地方議員の役割ではないか」

 民主王国・岩手でいち早く鮮明になった、地方議員対策。対立陣営の見方は手厳しい。一関市内の自民党関係者は「選挙を見据えた小沢流の議員囲い込みにすぎない。来年の参院選、再来年の統一地方選では集票マシンとして使われるだろう」と指摘する。

<「自覚と責任」>
 市議会12月定例会が11月30日に始まった。

 最大会派を率いる佐藤さんは「党の看板を背負った以上、自覚と責任が求められる」。07年6月に東北で初めて制定した議会基本条例の活用や、一関版事業仕分けの導入に意欲をみせる。

 基本条例は「分権時代を先導する議会を目指す」とうたう。政権党のブランドは、その推進力になるのか。それとも、単なる選挙戦術なのか。

 興奮の夏は日々遠くなっていく。「民主党市議」の挑戦と試練の季節が始まった。


【写真】一関市長ら執行部に要望を伝える市議会最大会派「一新会」のメンバー=11月24日、一関市

(2009/12/10)

1010チバQ:2009/12/19(土) 08:09:38
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2009/12/post-4.html
プロローグ 政権交代の余波
自問自答/本分、政策提言にこそ
<賛否明らかに>
 議場で示した判断が、市民に理解してもらえるか。大崎市議の関武徳さん(56)は気をもみながら年の瀬を迎えた。
 「目と鼻の先にある病院が移転するのだから、すぐには納得できない人もいる」

 大崎市は10月、懸案だった市民病院の建て替え場所を市中心部の現在地から、2キロほど郊外に移す方針を打ち出した。市議会は議員一人一人の判断が明らかになるように記名投票を行い、35対16の賛成多数で可決した。
 議会が移転を認めたのは、用地買収が難航し、当初の計画通りには建てられなくなったことが大きい。医師や看護師ら医療スタッフが移転を要望していることを考慮する意見もあった。

 関さんの家は病院から数百メートルの距離。病院が移転すれば、地元の住民は不便になる。来年春に市議選を控え、批判を受けかねない苦しい選択だった。実際、病院周辺を選挙地盤とする市議4人のうち3人は反対に回った。

 「現在地にできるならそれに越したことはないが、状況が変われば、柔軟に考えるしかない。市にとって何がいいのかを判断するのが、議員の役割だと思う」。関さんは市民への説明に力を入れる。


<合併で定数減>
 大崎市は1市6町が合併し2006年に誕生した。現在の市議は52人。合わせて138人だった合併前の4割にも満たない。来春はさらに減り、34議席を争う。定数が減る分、議員の資質が問われることになる。

 有権者の視線は8月の衆院選でも厳しかった。関さんが応援した自民党の伊藤信太郎前衆院議員(56)は「政権交代」の大波にのみ込まれ、宮城4区の議席を失った。

 応援演説のマイクを握りながら、関さんは何度か言葉に詰まった。市議になって14年。話題の蓄えは多い。農協青年部時代、コメ輸入自由化阻止を訴え、テレビ番組で大学教授とやりあったこともある。演説は苦手ではない。

 「今のままの自民党に政権を任せていいのか、半信半疑だった」。農業、地方分権、教育、子育て。訴える政策が浮かんでこなかった。

 関さんは有権者の変化を感じている。「政党の本音、議員の行動を、よく見極めようという人たちが増えた」。その目は市議にも向けられる。

<どぶ板で勝利>
 同じ大崎市でも宮城6区に入る旧鳴子町出身の市議、中鉢和三郎さん(46)は、衆院選で自民党の小野寺五典衆院議員(49)を応援し、勝利を味わった。「6区の端っこにもよく足を運び、耳を傾けてくれる。圧倒的な得票は当然」と勝因を分析する。

 衆院選では有権者の温かい目に触れた中鉢さんもまた、議員の役割を自問自答している。自民党が野党に転じ、地域の声が国政に届きにくくなるためだけではない。

 「地域の課題は地域で解決するのが本来の地方自治の姿。市民の代表である議員が議会できちんと議論し、政策を提案できないと、地域は強くならない」
 東北の田園地帯の真ん中で、新たな地方議会の在り方を探し始めた。

【写真】市議会での質疑の内容を市民に説明する大崎市議の関武徳さん=11月20日、大崎市

(2009/12/11)

1011チバQ:2009/12/20(日) 20:54:59
>>1010
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000912190001
争点は病院の「場所」/大崎市長リコール
2009年12月19日


大崎市民病院の移転に反対し、伊藤康志市長のリコールを求めてデモをする住民たち=大崎市古川

 大崎市民病院の移転建て替え問題で、現在病院のある同市古川千手寺町の地域住民らが、郊外にある古川穂波地区への移転を決めた伊藤康志市長のリコール(解職請求)を求めて署名活動を進めている。自治体病院の存廃ではなく、建設場所を争点としたリコール運動は異例。何に反発して住民は立ち上がったのか。そしてリコール成立の見込みはあるのか。背景を探った。(川崎友水)


 住民がリコールした最大の理由は「市長の方針転換は公約違反」という主張だ。


 伊藤市長は2006年の市長選で当選したが、その際に現在地での病院建て替えを訴えた。2年以上に及ぶ協議を経て、現在地を拡大して建設することを決定。だが、用地買収の難航で建物設計の大幅修正が不可避となり、医療への悪影響を懸念する医師らの移転要望を受けて計画を変更した。


 看板の政策


 伊藤市長が方針を撤回してまで医師側の意見を受け入れたのは、「看板政策」の維持にほかならない。


 大崎市は、旧古川市時代から「古川方式」と呼ばれる24時間切れ目のない救急医療態勢で全国的に知られ、医療を最重要政策に掲げてきた。慢性的な医師不足などで地域医療の崩壊を恐れた市長は、現在地建設を強行することで医師が離反するのを恐れ、意見を尊重せざるを得なかったとみられる。


 しかし、1938年の設立から70年以上も病院を支え続けた地域住民には、市長の変心が「裏切り」と映った。ある男性は「市長が現在地で建て替えると公約したから、地元はみんな票を入れた。だから僅差(きん・さ)で勝てたんじゃないか」と憤る。病院移転で市内中心部の空洞化を危ぶむ商店街の店主らも、反対の輪に加わった。リコール実行委員会の小原茂委員長は「民意を踏みにじった市長を許すわけにはいかない」と糾弾する。


 もう一つ、住民がやり玉に挙げるのが移転先の選定だ。


 古川穂波地区は古くから軟弱地盤とされ、建設地に隣接する大崎生涯学習センターは地盤沈下のため、補強工事が何度も行われていることが明らかになっている。「こんな場所に8階建ての病院の建設はありえない。宮城県沖地震が発生したら液状化現象を起こす可能性もある」と住民側の建築士は指摘する。


 これを受け、市は先月から建設予定地の地質調査を実施。17日の市議会で「建物の支持基盤は地下25メートルにあり、地盤は安定している。土質試験でも液状化しなかった」とする中間報告をまとめ、建設には問題がないとの認識を示している。


 27日が期限


 リコールする住民投票に持ち込むには、27日までに有権者の3分の1(約3万7千人)以上の署名を集めることが必要だ。リコール実行委によると、先週末までに確認した署名数は約7千人。「その時点で未回収の名簿が多数あり、少なくとも2万人以上になっているはず。積極的に署名をいただいている」と自信を見せる。
 だが、市内全域に運動が広がっているようには見えない。田尻地区の女性は「病院そのものがなくなる話じゃない」と無関心。鳴子温泉地区の男性も「移転していい病院ができて医師が確保できれば、市民にはプラスになる」と市の方針に賛成する。
 伊藤市長は「リコールの動きは残念だが、市民のことを考え、いい病院をつくるために決断した。現在地の跡地利用も含め、住民のみなさんと検討していきたい」と話す。ただリコールが成立しなくても伊藤市長は来年4月に改選を迎える。熟慮の末とはいえ、当初の「公約」をたがえたことが、どう影響するかが注目される。

1012名無しさん:2009/12/23(水) 10:57:21
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/12/9533.html
2009/12/23 水曜日

田中、東條氏の一騎打ち/鯵ケ沢町長選


 長谷川兼己町長の死去に伴う鯵ケ沢町長選が22日告示され、いずれも新人で無所属の田中亨氏(57)=民主県連推薦=と、東條昭彦氏(68)が立候補を届け出た。両候補は町内で第一声を上げ、27日の投票に向け5日間の選挙戦に入った。
 立候補の受け付けは22日午前8時半から町役場で行われ、両陣営とも代理人が手続きを済ませた。
 田中陣営は同10時から、JR鯵ケ沢駅前で第一声。津島恭一衆院議員、平山幸司参院議員からの激励を受け、田中候補は「町民のための町政であり、行政であるという信念を持って町を運営したい。町支出、政策を見直して財政改革を行い、国から交付税を持ってくることが財政再建の近道。そのためには私が当選しなければならない」と訴えた。
 東條陣営は同9時40分すぎ、町役場前で第一声。木村太郎衆院議員、工藤兼光県議、三橋一三県議らの応援演説に続き、東條候補が「長谷川町政を継承し、40年間の会社経営の実績を生かし、行政に民間の経営感覚を取り入れる。また、町長報酬を半減するが、職員の給与には手を付けない。その代わり一生懸命働いてもらう」と訴えた。
 投票は27日午前7時から午後8時まで町内17会場で行われ、開票は同9時から町山村開発センターで行われる。大勢判明は同10時半ごろ。
 21日現在の選挙人名簿登録者数は1万578人(男4882人、女5696人)。

1013チバQ:2009/12/25(金) 22:03:04
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20091225ddlk03010008000c.html
選挙:久慈市長選 民主県連、遠藤氏を擁立 /岩手
 民主党県連は24日、任期満了に伴う久慈市長選(3月7日告示、同14日投開票)に前県南広域振興局北上総合支局長の遠藤譲一氏(56)を擁立すると発表した。同市長選には再選を目指す現職の山内隆文市長(58)が出馬を表明している。

 会見した遠藤氏は、自身の行政経験を踏まえて「久慈は地理的な条件は悪いが、やれることがまだある。(現市政は)情報発信力が弱い」と述べた。社民党県連合にも推薦要請する予定で、「国政の流れが変わった。訴えるルートを作っていかないと市民にプラスにならない」と話した。

 政権交代後に行われた八幡平市長選と一戸町長選では、民主党県連の推薦候補がいずれも現職に敗れている。同席した畑浩治衆院議員は「両選挙では政党色が前面に出すぎ、政権交代の勢いを駆って中央の論理で戦ってしまった。反省を生かしたい」と話した。

 遠藤氏は同市出身。県立久慈高、中大を卒業し、77年に県職員に。県は24日付で退職。

 県は同日、後任の県南広域振興局北上総合支局長に藤尾善一企画理事が兼務する人事異動を発表した。【岸本桂司、山口圭一】

1014名無しさん:2009/12/26(土) 13:13:52
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000912250005
現在位置:asahi.com> マイタウン> 青森> 記事

09回顧(6) 民主圧勝その後
2009年12月25日

 全国的に「民主圧勝」となった8月の総選挙を取材中、五所川原市内で印象的な光景に出くわした。リンゴ畑の一角に、民主現職の顔写真などが載ったポスター。農家が場所を提供したのだろう。県を代表する農産物のリンゴと、農家の所得補償を公約に掲げる民主。政権交代への農家の期待の大きさを感じ、自民王国青森にも「変化」が訪れる兆しと受け止めた。


 だが、結果は全国的な流れとは異なり、4小選挙区のうち五所川原市を含む1区以外は自民に敗れた。比例票は民主の約33万9千に対し自民は約23万2千と、10万票以上の差をつけたにもかかわらず、だ。候補者個人への支持は、まだ自民に及ばなかった。


 県議会でも、民主は自民の会派に比べて少数派。「国政は与党、県政は野党」。そんな位置付けの中、県内の民主党関係者は政権交代を背景に、自らの「存在感」を高めようと動き始めている。


 今月3日、民主党県連の田名部定男幹事長ら4人が青山祐治副知事のもとを訪れた。鳩山政権は、自治体が官僚に直接陳情するのを認めず、県連や総支部を窓口にして党本部に取り次ぐ新ルールを設けた。そこで県連などは県や市町村の要望に優先順位を付けるため、「意見交換の場を設けよ」という要求を突きつけに行ったのだ。


 意見交換会は18日後の21日にあった。だが、国の予算編成のスケジュールなどから、県連はこの日を待たずに37の要望項目を党本部に伝えた後というちぐはぐさだ。


 会議中、所用で退席しようとした蝦名武副知事を山内崇県議が足止めし、「もう少し早くこういう機会を」と訴えた。「私どもは県政では必ずしも与党と言われているわけではない。どちらかというと、野党という言われ方をしているわけで……」と吐露しつつ、「要望の優先度には我々としても配慮していかなければならない部分がある」。民主をもっときちんと扱ってほしいというメッセージだ。


 政権交代と新ルールの導入で、県連への陳情などは盛んになったという。だが、県連幹部は「県内の首長らの対応は変わっていない。自民の方ばかり向いている」とみる。


 自民党の山内和夫・県連幹事長も「これまでもいろいろな職域から要望などを受け取っていたし、それは今も変わらない」と認める。そのうえで、「(民主党は)マニフェストで訴えたことですら変わってきている。要望しても最終的にそれがどうなるのか先が見えない」と批判する。


 新ルールには、首長らも気がかりな点があるようだ。ある首長は民主党県連への陳情後、「どういう形で反映してくれるのか。不安はある」と答えた。民主党県連の幹部は「政権の座についていざ金庫を開けたら、金がなかったということ。財政事情が変われば、見直しは当然出てくる」と弁明するが、国民はどう評価するのか。


 来夏の参院選に向け、04、07年の青森選挙区で2連敗を喫した自民党県連は今回、候補者を公募し、県内各地で街頭演説会を開いている。民主党県連は総支部に推薦者を上げてもらい、来年1月8日の常任幹事会で候補者を決めるという。候補者選びに関しては自民の方がオープンに見え、「攻め」の姿勢が目立つ。


 国の来年度予算の編成も本格化している。民主、そして地元の県連はそれらの中でどのような存在感を示せるのか、真価が問われる。(大西史晃)

1015名無しさん:2009/12/28(月) 21:03:22
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/091228/myg0912280304000-n1.htm
【2009回顧】仙台初の女性市長誕生 「奥山市政」問われる真価
2009.12.28 03:03
 任期満了に伴う仙台市長選(7月12日告示、26日投開票)で、元副市長の奥山恵美子(58)氏が初当選し、同市で初の女性市長が誕生した。全国の政令指定都市でも初の女性市長となった。市長選は、再選出馬に意欲をみせていた梅原克彦前市長(55)が出馬を取りやめ、奥山氏など新人6人による戦いとなった。大きな争点がない中、民主などの政党や市議会の超党派的な支援などを受けた奥山氏が、ほかの5人に大差をつけて勝利した。新年度がスタートする来年は、「奥山市政」も本格的に始動する。(石崎慶一)

                   ◇

 「政治家、市長として一番大切な市民との信頼関係が大きく損なわれていることを痛感した。告示を目前としたこの短期間では、そのマイナスを修復することは不可能と判断した。これ以上支援者に苦しい戦いを強いることはできない」

 仙台市長選の告示まで、あと10日あまりとなった7月1日。再選出馬を表明していた梅原前市長は急きょ記者会見を開き、出馬断念の意向を表明した。自身のタクシー券の不適切使用問題で、市民との信頼関係が損なわれたことが理由だった。

 梅原前市長は、この半月ほど前の6月13日に再選出馬を表明したばかりだった。タクシー券問題で「市民におわびの気持ちを表す」と頭を丸刈りにして会見場に現れ、謝罪した。出馬への強い決意がうかがえただけに、出馬断念は驚きだった。

 断念会見の翌7月2日、梅原前市長は改めて会見し、「出馬断念は断腸の思いだった。そこまでに至る内面的な葛藤(かっとう)は説明するのは難しい」と苦悩の跡をにじませた。

 梅原前市長は平成17年の初当選の後、「仙台方式」と呼ばれる先進的な新型インフルエンザ対策など危機管理に手腕を発揮。任期満了間近の8月に取材した際には、太白区長町に中国の投資ファンドが計画した「空中中華街」構想を撤退に追い込んだことを任期中の成果として強調。一方、やり残したことについては「一部のOBが牛耳る市役所一家、旧権力体制を打破できなかったこと」を挙げた。

 ●現職不出馬で圧勝

 現職が不出馬となった仙台市長選には、新人6人が立候補。元副市長の奥山氏が約16万1000票を獲得し、次点の元副市長の岩崎恵美子氏(65)に約9万5000票の大差をつけて初当選した。選挙戦では各候補とも、保育所の待機児童の解消や行財政改革などを訴えたが、大きな争点がなく、梅原前市長が出馬を取りやめたことで、対立軸が見えにくくなった。こうした中、ともに梅原前市長が副市長に起用した奥山、岩崎両氏の対決が焦点となった。

 奥山氏は梅原前市長との政治手法をめぐる考えの違いから副市長を今年3月に辞職。市議会では超党派的に奥山氏支援の機運が高まり、6月末に「市議の会」が発足。さらに市役所出身の奥山氏は市役所の現職やOBから支援を受けた。

 こうした奥山氏を「市役所の旧体制の象徴」と批判し、「梅原市政の評価すべきところは継承する」と出馬したのが岩崎氏だった。感染症の専門家として陣頭指揮した新型インフルエンザ対策の実績を掲げて戦ったが、及ばなかった。「旧体制を崩せなかったのが残念。力を見せつけられた」と岩崎氏は唇をかんだ。

 市長選での政党のスタンスは、民主、社民が奥山氏を県連レベルで支援。共産は自主投票。前回選で梅原前市長を支持した自民県連、公明県本部も自主投票だった。8月の衆院選では仙台で圧勝した民主だが、その前の市長選当時から吹き始めていた民主への「追い風」にも乗り、奥山氏は全市域で支持を広げた。仙台初の女性市長誕生ともなった。

1016名無しさん:2009/12/28(月) 21:03:32
>>1015

 ●党とは等距離の関係

 市長選では政党の支援を受けた奥山氏だったが、市長就任後は「党とは等距離の関係」として8月の衆院選では特定の候補者の応援はしない意向を明言した。10月の県知事選では就任間もないことなどを理由に、県内の自治体の首長として唯一、現職の村井嘉浩氏(49)の推薦に加わらなかった。また市長選で支援を受けた民主などが推薦した新人候補者の応援に回ることもなかった。だが村井氏が当選を決めた同月25日夜は、事務所に駆けつけ、村井氏の手を高々と掲げ、勝利を祝った。こうした姿勢には両陣営から疑問や不満の声が漏れた。来年の参院選ではどういう“等距離外交”を見せるのか。

 「来年は市長として本当の一年が始まる。初めての予算編成があり、本格的に市政に取り組んでいくという意味で、力を入れてスタートしたい」。奥山市長は22日の今年最後の定例会見で、来年に向けた抱負をこう語った。市によると、景気低迷の影響などにより歳入の伸びは期待できない一方、歳出は増加。平成22年度以降5年間で1788億円の収支不足が見込まれるなど厳しい財政状況が続く。“奥山市政”を特色づける新年度予算については、「入ってくるお金や国の動向を見ながら、この正月に考えたい」と述べた。新年を迎え、どのような仙台市の姿を思い描くのだろうか。

1017名無しさん:2009/12/28(月) 21:23:15
http://www13.plala.or.jp/news21/back/1218_top.html
国政・県政とも「新」を選んだ今年の秋田県
 「今年の漢字」は「新」が選ばれたが、本県の今年も振り返れば、やはり「新」と言い表すのが最適かも知れない。
 まず国政では8月の衆院選で1・2・3区とも自民党が敗退した。昭和30年保守合同による結党以来、(選挙区参院も含めて)全選挙区に自民党の国会議員が一人もいないというのはかつてなかった。正に新時代の到来である。だが県議会においては定数45のうち過半数以上の27議席を占めている自民党が国政では惨敗するというのはどういうことか。秋田県の有権者の政治意識がよく分からない。言えることは中央の政治状況に雷同しやすい(よく言えば敏感?)。あるいは「地方選は人物」、「国政は党を」(または風?)という使い分けなのか。いずれにせよ「一貫性」や「主体性」は薄いものと覚悟して、来夏の参院選に向かうべきだろう。
 地方選では12年振りに知事が新しくなった。前知事は政策に関して「独断的」な発言を投げかけて賛否の論を渦巻かせ、県民の関心を集める、という手法で、在任中話題に事欠かなかったが、佐竹知事は、どんな姿勢で県政建て直しに立ち向かうのか。秋田市長時代は正に「大過なく」が当てはまる存在と言われたが、それでは新時代の指導者としては困る。先般の赤松広隆農水相の「秋田外し」の″暴言″に対しても「事を荒立てることなく、誤解を解いていく」という佐竹知事の発言にがっかりした県民も多いだろう。農業県秋田の知事としてはもっと踏み込んで農民の怒りを代弁する姿勢を見せて欲しかった、という声は多い。新知事には「慎重にして大胆」な県政運営を望みたい。
 国政、県政とも古着を脱ぎ捨てた秋田県民。さて来夏の参院選、各地の合併後の首長選に、どう対応していくか。

http://www13.plala.or.jp/news21/shimen/1225_top.html

参院選の運命を分ける国会論議/「明るい秋田へ」佐竹知事の采配に期待
□参院選の命運を分ける国会論議
 新政権になって初めての新年。1月末からは当初予算を決める通常国会が開かれる。5月まで150日の長丁場の国会が終われば、直ちに7月には参院選が待っている。民主党にとっては参院における絶対優位を保つためには現有107議席にさらに上積みしなければならない。一方、野に下った自民党にとっては勢力挽回の最初のチャンス。現有81議席を死守した上で、なお新規の議席を獲することが至上命令となる。
 両者ともその機運を作り上げられるかどうかが、この通常国会での論議の如何にかかっている。これまでは野党として攻める立場だった民主党大臣達が、攻められることに慣れている自民党のベテラン議員達の攻撃をいかに受け止められるか。この成り行きが参院選を大きく左右することになろう。
 ひるがえって本県の政治状況はどうか。衆院選では全選挙区を占拠した民主党だが、地方選では県議が僅か一人。他の市町村議員も数えるほどで自前の組織は極めて弱い。これまでの国政選挙は社民党と連合秋田との統一戦術で勝って来たが、昨年の知事選、衆院選で″仲間割れ″をして、その修復は困難な状況。党本部で入党を認めた現職の鈴木陽悦氏の参院立候補の合意も県連との間ではまだ出来ていない。果たしてこのままで全県選挙を戦えるか。
 対する自民党は年明けの段階では公募か否かなどまだ候補者選考の方法について結論を得ていない。「絶対勝てる候補」を選考するための難航ではあろうが、出遅れは勝負に影響する。遅くとも1月中には″代表″を選ばなければなるまい。

□「明るい秋田へ」―佐竹新知事の采配に期待
 県政は12年振りに新知事―佐竹敬久知事を迎えてのスタート。前知事時代からの体制変更も、概ね出来上がり、新しい長期計画を掲げて2月県議会に臨む。少子高齢化の進捗率が全国上位にあり、雇用難からくる若者の県外流出などによる人口減の進行も懸念される中、佐竹知事が優れた采配を振るって「明るい秋田へ」の道を拓いてくれることを期待したい。

(株)週刊秋田社 代表取締役 小畑 伸一

1018名無しさん:2009/12/29(火) 23:53:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091229t71010.htm
政権交代の年思いさまざま 東北6知事
 官公庁の仕事納めの28日、東北各県の知事は職員への訓示や定例記者会見で2009年を振り返った。政権交代が実現した意義を語る知事がいれば、鳩山由紀夫首相に厳しい注文を出す知事もいて、この一年の政治潮流の激変を反映した。

 民主党参院議員出身の佐藤雄平福島県知事は訓示で「国民が不安を感じた一年。政権交代はそんな現状を良くしたい、新しく生まれ変わりたいという、人々の奥底にある思いが結実したものと受け止める」と語った。

 民主党籍を持つ達増拓也岩手県知事は記者会見で「国民がついに自分たちの手で政権をつくった。日本政治史上、大きな一歩」と感慨深げ。献金問題などをきっかけとした鳩山政権の支持率急落にも「(数字は)ふに落ちないが、総理は辞めなくていい、という結果」とかばってみせた。

 吉村美栄子山形県知事は記者会見で、来年度実施の子ども手当や高校無償化を評価し「国民の大多数が政権交代を選択したからこそ、実現できる政策だ。財源確保の苦労もあるだろうが、一歩ずつ着実に前進してほしい」と期待を寄せた。

 「世論の評価も大切だが、目を奪われ過ぎると衆愚政治に陥る」と訓示で指摘したのは、自民党県議出身の村井嘉浩宮城県知事。「来年夏の参院選への意気込みはひしひしと伝わるが、残念ながら10年後、20年後の日本の姿が全く示されていない」と批判した。

 佐竹敬久秋田県知事も記者会見で「連立政権であろうがなかろうが、国益を考えるのが首相の仕事。腹をくくることが重要だ」と述べ、鳩山首相に指導力を求めた。

 三村申吾青森県知事は記者会見し「鳩山政権は官僚依存から政治主導への転換を掲げている。今後の政策が県民生活の向上につながることを切に願う」と語った。



2009年12月29日火曜日

1019チバQ:2009/12/30(水) 10:45:55
>>1011
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000912300001
市長リコール、署名数届かず/大崎
2009年12月30日

 大崎市民病院(大崎市古川千手寺町)を郊外に移転して建て替えることに決めた伊藤康志市長に対し、現在病院がある地域の住民グループが伊藤市長のリコール(解職請求)を求めていた問題で、住民グループは29日、1カ月間の署名活動の結果について「有権者の3分の1にあたる約3万7100人にわずかに届かず、リコールは成立しなかった」と発表した。
 リコール実行委によると、この日までに回収した名簿は1927冊で確認できた署名数は3万2384人。未回収の名簿が157冊残っているものの、ここまで1冊あたりの平均署名数が約17人であり、30人以上ないと有効数に達しないことから、リコールは難しいと判断した。


 実行委の小原茂委員長は「リコールを達成することができなかったのは残念だが、市長の公約違反に対する市民の怒りがこれだけの署名数に表れたと認識している。今後も私たちの願いを実現するために活動を続けていく」と話した。住民たちは新しい組織をつくったうえで、来年4月に行われる市長選に向け、来月中にも擁立する候補者を決める予定だ。

1020チバQ:2010/01/02(土) 15:15:22
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20100102d
ことしは4市町村で首長選 まだ出馬表明なし
※写真クリックで拡大表示します

任期満了日と選挙日程

 県内ではことし、9市町村で首長選や議会議員選挙が行われる。首長選があるのは能代市と八峰、三種両町、東成瀬村の4市町村。能代市は議員選との同日選挙となる。

能代市

 現在のところ、現職で1期目の斉藤滋宣氏(56)=無所属=を含め、出馬表明や出馬への動きは見られない。斉藤氏は、昨年の12月定例市議会の一般質問で出馬の意向を問われ、「決めかねている」とし態度を示さなかった。一方で「私自身の気持ちの問題もあるし、支持してくれた人たちの了解を取るのが遅れている」と答えるとともに、不出馬の可能性については「今の段階で決めかねているというのは、すべての可能性があるということ」などと述べた。

八峰町

 今のところ、現職で1期目の加藤和夫氏(66)=無所属=を含め、出馬表明や出馬への動きを見せている人はいない。昨年の12月定例町議会の一般質問で、出馬について問われた加藤氏は「まだ決めておらず、これからきちんと考えた上で決めたい。もうしばらく時間がほしい」と述べ、態度を明らかにしなかった。

三種町

 今のところ、現職で1期目の佐藤亮一氏(70)=無所属=を含めて、出馬表明や出馬に向けた動きは見られない。昨年の12月定例町議会の一般質問では、「(出馬するかどうかを含め)まだ考えていない。今後、後援会と相談しながら、できるだけ早い時期に明らかにしたい」と述べるにとどまり、進退についての明言を避けた。

東成瀬村

 現在のところ、現職の佐々木哲男氏(68)=無所属=を含め、出馬表明した人はいない。佐々木氏は1998年5月に初当選し現在3期目。「国や県の動きが流動的で、それに対応した村政運営に専念しなければならない大事な時期。来期について、まだ具体的に表明する段階にない」と話している。

(2010/01/02 13:08 更新)

1021名無しさん:2010/01/04(月) 01:13:28
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100103ddlk07010161000c.html
今年の選挙:/上 参院選・選挙区 民・自、2人目擁立か /福島
 ◇知事選、自民対抗馬が焦点
 今年県内で特に注目される選挙は参院選(任期満了7月25日)と知事選(同11月11日)だ。参院選は、改選数2の福島選挙区で議席を分け合う民主党と自民党が、独占を狙って2人目の候補者を立てるかどうかが現時点の注目点。知事選は現職の出馬が確実視される一方、自民が対抗馬を出すかどうかが焦点だ。市長選は今月、南相馬と喜多方、伊達の3市で予定されている。これらの選挙を2回に分けて展望する。【松本惇、関雄輔】

 ◇参院選
 民主からは、副経産相で現職の増子輝彦氏(62)が再選を目指す。佐藤雄平氏(62)の知事転身に伴い行われた07年の補選で、知名度を生かし、全市町村で自民公認候補の得票を上回り圧勝した。

 民主の小沢一郎幹事長は「複数区には複数候補」との方針を掲げており、県連も2人目を「模索する」が、「1議席を確実に」との意見もある。支援する連合福島の今泉裕事務局長は「(2人目を立てた場合)協力するが、組織内の票の調整が難しい」と話す。

 自民は、元官房副長官で現職の岩城光英氏(60)が3選を目指す。民主が2人目を擁立すればもう1人を立てる方針だ。斎藤健治・県連幹事長は「民主が2人出した場合、きちんと票分けすれば2人取れる可能性がある」ともくろむ。昨年の衆院選後のいわきや相馬の市長選などで、民主の支部が支援した候補が敗れたため、斎藤幹事長は「追い込まれている感じがしない」と自信を見せる。

 改革クラブ幹事長で現職(比例代表)の荒井広幸氏(51)も任期満了となる。県南地方に地盤を持ち、衆参で自民と統一会派を組んでいるだけに動向が注目される。

 共産党は、若者の雇用問題などに取り組む新人で党県委員の岩渕友氏(33)が初挑戦する。社民党は候補者を選考中。加藤雅美・県連幹事長は党の埋没を懸念し「民主が2人目を出す前に発表したい」と話す。

 ◇知事選
 現職の佐藤氏は、出馬の意向を問われた昨年11月の定例記者会見で「県政を一歩一歩進めている」と述べ、明言を避けた。前回支援した民主、社民の両県連と連合福島などは、選挙態勢の協議を進めており、出馬が有力視される。

 自民党県連の斎藤幹事長は候補者擁立について「現時点で白紙」と話すが、「佐藤知事は景気対策をやろうとしない。プルサーマル問題も物足りなさを感じる。もっとリーダーシップを発揮してほしい」と不満を口にする。今後、擁立の動きが出てくるとみられる。

 共産も擁立を目指す。同党県委員会の最上清治委員長は「この3年間、佐藤知事が何をしたか思い浮かばない。経済対策もお粗末で、暮らし優先の県政になっていない」と批判する。同党や県労連などを中心に県政の問題点を検証しており、今後、候補者の選考作業が活発化しそうだ。

1022チバQ:2010/01/04(月) 13:46:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100104t11013.htm
宮城・10年 4市5町で首長選 選挙議員選は3市2町




 宮城県内の地方選挙は今年、任期満了に伴う首長選挙が九つ、議員選挙が五つ実施される。首長選挙は気仙沼、大崎、岩沼、多賀城の4市と美里、利府、亘理、柴田、七ケ宿の5町、議員選挙は気仙沼、大崎、石巻の3市と美里、七ケ宿の2町で行われる。市長選では、現職を含めて出馬表明した人はまだおらず、戦いの構図が固まるまで時間がかかりそうだ。

◎市長選 
◆気仙沼 
 現職で旧市から通算4期目の鈴木昇氏(65)の去就に注目が集まる。市議会12月定例会では「本吉町と合併した直後で、地域住民の一体感の醸成に取り組んでいる。1月には態度を明らかにする」と述べるにとどめた。
 旧唐桑町との合併に伴う2006年の前回市長選にも出馬した会社役員尾形和優氏(60)や市議らの名前も挙がっている。前回選挙は新市のかじ取りをめぐって鈴木氏ら無所属の5氏が立候補した。唐桑、本吉両町との合併の総括が大きな争点になりそうだ。
◆大 崎 
 現職の伊藤康志氏(60)は進退を明らかにしていないが、市民病院本院(同市古川)の移転事業や財政再建に意欲を示しており、再選出馬が確実視される。
 昨年末に市民病院移転に反対する住民グループが伊藤氏に対する解職請求(リコール)の署名活動を展開したが、約3万2400人(12月29日現在、実行委発表)と、住民投票に必要な約3万7000人を下回った。
 住民グループは1月中をめどに「病院の現在地建て替え」を公約とする候補者の擁立を目指す。元知事の本間俊太郎氏(69)ら複数の名前が挙がっている。
◆岩 沼 
 現職の井口経明氏(64)は現時点で「任期いっぱい頑張りたい」と述べるにとどめ、4選へ向けての態度は明らかにしていない。市議会12月定例会では「首長として必要とされるなら続ける」と続投に前向きな発言もあり、去就が注目される。
 前回が市制施行後、初の無投票だったことや多選を指摘する声は根強く、一部に対立候補擁立の動きはあるが、具体的な名前は挙がっていない。動きが活発化するのは市議会2月定例会ごろとの見方もある。
◆多賀城 
 現職で1期目の菊地健次郎氏(62)は「後援会と話をしてからでないと決められない」と述べるにとどめているが、再選を目指すのは確実とみられる。ほかに立候補に向けた動きはない。
 菊地氏は県議3期目途中の2006年、公明の推薦を受けて新人4人による選挙戦を制して初当選した。公約に掲げた市民との対話を重視し、懇談会を着実にこなす。JR仙石線多賀城駅前の再開発など道半ばの市政課題もある。

1023チバQ:2010/01/04(月) 13:46:41
◎町長選 
◆美 里 
 現職の佐々木功悦氏(61)は昨年の町議会9月定例会で「JR小牛田駅北側の物流拠点化構想と、行財政改革を進めることがわたしの使命だ」と述べ、再選を目指して立候補する意思を表明した。
 佐々木氏は県町村会長も務める。旧小牛田町長4期目の2006年、旧南郷町との合併による町長選で当選した。
 一部の政党関係者らが対立候補の擁立を模索したが、現時点で具体的な動きには発展していない。無投票となる可能性もある。
◆利 府 
 現職で3期目の鈴木勝雄氏(65)と町議の小笠原町子氏(64)が立候補を表明している。過去2回は鈴木氏が無投票で当選したが、12年ぶりの選挙戦となることが確実視されている。
 鈴木氏は3期12年の実績をアピールし、子育て、福祉、企業誘致など山積する課題に継続して取り組む意欲を示す。小笠原氏は「税金の使い道を町民が納得できる町政に変えていかなければならない」と強調している。
◆亘 理 
 現職の斎藤邦男氏(72)は、3期目へ向けた態度を明らかにしていない。2期目で企業誘致した大手太陽光発電素材メーカーの工場建設が今春から本格化するため、3選出馬は堅いとの見方が有力。今のところ他陣営で目立った動きはない。
◆柴 田 
 現職の滝口茂氏(58)は態度を明らかにしていないが、3選出馬が有力視される。行財政改革の断行など2期8年の実績を強調し、「質の高いコンパクトシティー」の実現を訴えるとみられる。
 滝口氏は大河原、村田両町と設置した合併協議会から離脱した。その政治手法に批判的な勢力もあり、対立候補擁立の動きにつながる可能性がある。
◆七ケ宿 
 町長辞職に伴う2006年の出直し選で、87票の小差で初当選した現職梅津輝雄氏(66)の再選出馬が確実だ。梅津氏は周囲に「1期4年間では実行できなかった施策も少なくない」と話しており、4月以降、正式に立候補を表明するとみられる。
 出直し選で惜敗した元町長高橋国雄氏(69)も出馬準備を進めている。

◎議員選 
 気仙沼は旧本吉町議に在任特例を適用し定数42だったが、本来の30で争われる。大崎は53から34へと3分の2に減り、選挙区は旧市町単位から市全域に広がる。美里も2減の16で、旧町単位から町全域となる。石巻は34、七ケ宿は10で定数に変更ない。


2010年01月04日月曜日

1024チバQ:2010/01/04(月) 13:53:04
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100104ddlk07010048000c.html
今年の選挙:/下 今月に3市長選 既に前哨戦始まる /福島
 今年予定されている市長選は、今月の南相馬と喜多方、伊達の3市で、いずれも既に前哨戦が始まっている。このほか、10町村で首長の任期満了を迎え、来年1月20日の中島村も年内の選挙実施の可能性がある。議員選は4市で予定されている。【神保圭作、太田穣、関雄輔】

 ◇南相馬市長
 南相馬市長選は17日に投開票される。立候補を表明しているのはいずれも無所属で、現職の渡辺一成氏(65)と、同市議で新人の桜井勝延氏(54)。同市は06年1月に原町と小高、鹿島の3市町が合併して生まれ、その後4年間の市政が問われる選挙になりそうだ。

 渡辺氏は「問題を抱えている地域医療は、診療所と連携して守りたい」と再建を強調。経済対策も主要な政策に掲げている。桜井氏は現市政の財政運営を批判し、民主党支部の推薦を受けて戦う。

 ◇喜多方市長
 24日投開票の喜多方市長選には、再選を目指す現職の白井英男氏(67)、いずれも新人で▽同市議の上野正雄氏(65)▽元熱塩加納村長の山口信也氏(69)▽元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)が立候補を表明。現新4人による選挙戦となる見通し。

 旧喜多方、塩川、山都、熱塩加納、高郷の5市町村合併に伴う06年の選挙では、旧市の市長を2期務めた白井氏が無投票で当選したが、今回は一転して乱戦模様。財政規律を重視した白井市政への評価、合併特例区解散後の地域政策などが争点となりそうだ。4氏とも無所属での立候補を予定している。

 ◇伊達市長
 同日行われる伊達市長選には、現職で旧保原町長の仁志田昇司氏(65)と、新人の旧伊達町長、冨田健一郎氏(69)が立候補を表明。06年の合併後初の選挙戦が濃厚だ。両氏とも無所属で出馬し、政党への推薦願も出さない方針だ。

 同市は▽伊達▽梁川▽保原▽霊山▽月舘の5町合併で誕生し、前回は仁志田氏が無投票当選した。仁志田氏は新市の基盤を作った実績を強調し、子育て支援や中心市街地活性化など市政の継続を訴える。近くマニフェストをまとめる予定で、地元の保原町を中心に集会を重ねている。

 冨田氏は合併後に市民生活が悪化したと主張し、「事業仕分け」導入やケーブルテレビの範囲拡大などを公約に掲げる。伊達町を基点に、梁川町など周辺部での支持拡大を図る。

 旧梁川町議の橘典雄氏(60)も立候補への意欲を示している。

1025チバQ:2010/01/04(月) 13:54:33
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001001040001
今年の選挙 参院選と10首長選
2010年01月04日

 今年の県内は、夏にある参院選のほか、弘前市長選、青森市議選など都市部の選挙が目立つ。8月まで4市4町2村の首長選が続き、7月末以降、2市3町で議員選が行われる。


 今年初の首長選は1月24日投開票の平川市長選と南部町長選。平川市長選は、いずれも新顔の小笠原勝則氏(56)と大川喜代治氏(64)が立候補を表明。同市議会の議長経験者同士の戦いとなりそうだ。南部町長選は、現職の工藤祐直氏(54)が立候補の意向を示している。


 2月28日投開票のおいらせ町長選は、現職の三村正太郎氏(60)と町議の成田隆氏(58)が立候補を表明。三村氏は合併前の旧百石町長。成田氏は06年の町長選で、三村氏に敗れた旧下田町長の後援会長を務めていた。


 4月11日投開票の弘前市長選は、再選を目指す現職の相馬〓一氏(73)と前副市長で新顔の葛西憲之氏(63)が立候補を表明。葛西氏は相馬氏の登用で副市長になったが、市政運営を巡る方針の違いからたもとを分かち、選挙で戦う構図になった。


 議員選では11月に青森市議が任期満了を迎える。定数は41。昨年4月の市長選は、新顔が合併前も含めて6期目を目指した現職を破った。同8月の総選挙でも、同市を含む1区は民主が県内初の小選挙区での勝利を果たした。こうした「変化」が市議選でも表れるかが注目される。

1026名無しさん:2010/01/05(火) 20:39:59
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100105ddlk05010039000c.html
斉藤・能代市長:「国政に戻らず」 参院選出馬取りざたで /秋田
 能代市の斉藤滋宣市長=1期、元参院議員=は4日、年頭会見で任期満了(7月25日)に伴う参院選秋田県選挙区(改選数1)について「また国政に戻る気持ちはなく、考えてもいない」と否定した。参院選をめぐり、一部で立候補が取りざたされていた。

 一方、4月11日告示、18日投開票の同市長選については「後援会と相談のうえ、遅くとも2月上旬までには態度を表明したい」と語った。【田村彦志】

1027名無しさん:2010/01/05(火) 21:13:39
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001001050002
現在位置:asahi.com> マイタウン> 宮城> 記事

現職首長へ応援 知事「前向きに」
2010年01月05日

 村井嘉浩知事は4日の定例会見で、今年4市5町で実施される首長選について「応援要請があれば前向きに考えたい」と述べ、現職の首長が立候補した場合に応援に回る姿勢を示した。


 村井知事は「自治体の長の方とは良い関係で仕事をさせていただいた」と理由を説明。24日投票の美里町長選では、これまでのところ、唯一立候補の意思を示している佐々木功悦町長から応援依頼を受け、後援会の事務所開きに足を運んだという。


 村井知事は昨年10月の知事選で、仙台市以外の県内のすべての市町村の首長から推薦を受けた。


 一方、今夏の参院選については「応援要請があった時点で考えたい」と態度を保留した。

1028名無しさん:2010/01/06(水) 21:11:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20100106-OYT8T00039.htm
ホーム>地域>秋田
参院選 民主に火種
今年の選挙
 県内は今年、参院選と4市町村長選、8市町議選が予定されている。特に能代・山本地域では、「平成の大合併」で、2006年春に誕生した3市町の首長と議員がともに改選を迎え、選挙の年となる。

 ■参院選

 政府・与党は通常国会を18日招集する方針で、公職選挙法に基づき、会期延長がなければ、6月24日公示―7月11日投票の日程が有力視されている。

 秋田選挙区(改選数1)では、昨年10月に民主党入りした現職鈴木陽悦氏(60)が再選に意欲を示している。ただ、民主党県連内では、前回衆院選での選挙協力などを巡り不満の声がくすぶっており、候補者の公募を決めるなど、異例の事態となっている。

 一方、自民党県連は1月中の候補者擁立に向け、自薦他薦を基本とした絞り込みを続けている。5年半前の参院選で、民主とともに鈴木氏を支援した社民党県連は、鈴木氏の民主入りを快く思っておらず、共闘体制が維持されるかは不透明な情勢となっている。共産党県委員会は8日に候補者を発表する予定。

 ■首長選 

 能代・山本地域では05年1月、旧7市町村による「白神市」の設立に向けた合併協議が頓挫。仕切り直しで、06年春に誕生した能代、三種、八峰の3市町の首長が任期満了を迎える。

 また、東成瀬村も前回無投票で3選を果たした佐々木哲男村長(68)が改選を迎える。しかし、4市町村ともに現職を含め、まだ正式な出馬表明はない。

 ■議員選

 8市町で予定されている。このうち、男鹿とにかほは定数が四つ、潟上、能代、八峰、仙北、三種は二つ削減される。定数が22から20になる潟上市議選では、21人が立候補の動きを見せている。

(2010年1月6日 読売新聞)

1029とはずがたり:2010/01/09(土) 15:33:30

2009年12月28日(月) 東奥日報 ニュース
■山内崇氏見送り、知事選視野との見方/津島恭氏
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091228102441.asp

 津島恭一民主党県第4区総支部長は27日、同党の山内崇県議が次期参院選本県選挙区出馬に名乗りを上げなかった背景について「別の(選挙への)意思をお持ちだと感じた」と述べ、山内氏が2011年知事選などへの出馬を想定しているとの見方を示した。

 一方、山内県議は取材に対し「ここで参院選に手を挙げなければ、やはり知事選かと思われるのは仕方ないが、選挙なら何でも手を挙げるわけではない。知事選への対応も、あくまでその時々の状況による」と語り、知事選への意欲をにじませながらも、参院選見送りが知事選出馬に直結するわけではないと強調した。

1030建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/01/10(日) 02:47:55
ショック!!!!!!!!!!!!!!
________
美しすぎる藤川市議「恋人います」
http://news.livedoor.com/article/detail/4540390/
2010年01月09日09時38分 / 提供:デイリースポーツ

 “美しすぎる市議”こと青森県八戸市議会議員の藤川優里氏(29)がフジテレビ系「さんまのまんま」(10日、後1・00)
でバラエティー番組に初出演し、恋人の存在を打ち明けた。ホスト役の明石家さんま(54)から
「もう少し女っぽくならんと、恋人できないよ」
と毒づかれた藤川市議は

「いますよ!!大切にしている恋があります」
と仰天告白。
「(デートは)県外ではバレません」

と話したが、相手を聞き出そうとするさんまの質問攻撃はけむに巻いた。
なお、関西テレビでは9日午後1時56分から放送。

1031チバQ:2010/01/12(火) 23:08:36
>>973>>1024
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100112t61006.htm
合併効果どう判断 南相馬市長選・戦いの焦点

合併に伴う大型事業として、国道6号沿いに完成した「道の駅南相馬」。合併から4年が過ぎ、ハコモノ行政への評価も分かれている=南相馬市原町区


 任期満了に伴う福島県南相馬市長選(17日投票)はともに無所属で、新人の元市議桜井勝延氏(54)=民主推薦=と再選を狙う現職の渡辺一成氏(66)が一騎打ちを繰り広げている。南相馬市は2006年1月に原町市と鹿島町、小高町の合併で誕生したが、公的施設の整備や行政サービスの向上については今も賛否が渦巻く。合併が目指した新たな地域づくりは実現できたのかどうかが、選挙戦であらためて問われている。(相馬支局・加藤敦)

<特例債を活用>
 南相馬市は旧3市町による「分権・分散型」の理念を掲げて発足した。東北では数少ない「地域自治区制度」を導入、旧役場は再編され、それぞれの区役所になった。

 合併後は財政基盤の強化に取り組むとともに、特例債を活用して各区に大型施設を整備する「4大事業」に乗り出した。

 07年10月、その一つとして「道の駅南相馬」が原町区の国道6号沿いにオープン。昨年12月には、JR常磐線の原ノ町駅前に市立中央図書館が完成した。

 道の駅は2年間で3億円の売り上げを記録し、80万人が訪れている。14年度に常磐自動車道の全線開通が見込まれる中、市は「両施設を観光や教育の情報発信拠点に育てたい」と期待を寄せる。

 財政面はどうか。合併前と単純比較はできないが、08年度決算によると、市の実質公債費比率は16.7%、将来負担比率は129.3%と、国が定める健全化判断基準を満たす数値。財政力指数は0.7と、福島県内13市の中でも良好な方だ。

 「小高と鹿島には『吸収合併ではないか』との心配があり、サービス水準の維持を心掛けてきた」と渡辺氏。両区役所に定期的に出向く移動市長室にも取り組み、「4年で合併への理解は深まった」と手応えを訴える。

<2事業は中止>
 その一方で「典型的ハコモノ行政。恩恵を受けたのは一部の人だけだ」(原町区の住民)との批判も付きまとう。4大事業のうち、原町区以外の2事業は市議会の理解を得られず、中止に追い込まれている。

 「役場と住民の距離が遠くなった」との声も根強い。当初、特別職の区長を置き、合併後10年は続けるとされたが、「役割を終えた」(渡辺氏)と区長はわずか2年で廃止された。

 桜井氏は「陳情するにも、原町区の本庁に出向く必要がある。行政サービスの水準は明らかに低下しており、合併のメリットは感じられない」と指摘する。

 「市政は充実期に入りつつある」と継続を求める渡辺氏に対し、桜井氏は「ハコモノ重視からの脱却を」と改革を訴える。合併によって、緩やかながらも変わりつつある市民生活。その変化を有権者がどう評価するのかが、選挙戦の結果を左右しそうだ。

◇南相馬市長選立候補者
 桜井勝延 54 農業 無新(民推)
 渡辺一成 66 市長 無現


2010年01月12日火曜日

1032チバQ:2010/01/16(土) 16:46:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100116t71027.htm
東北の5市長選、あす告示
◎平川

 任期満了に伴う青森県平川市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、ともに無所属新人で、前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、市社会福祉協議会長の大川喜代治氏(64)の2人。両氏による一騎打ちの公算が大きい。

 小笠原氏は地元農産物のブランド化を軸に、基幹産業の農業振興を訴える。保育園長も務めており、子育て環境の充実も公約に掲げる。
 現職の外川三千雄市長に後継指名された大川氏は農事組合法人組合長などの経歴を生かし、農商工連携による農業者の所得向上を公約に掲げる。

 小笠原氏の辞職などに伴う市議補選(欠員2)も同日告示される。
 いずれも投票は24日で、即日開票される。昨年12月1日現在の有権者は2万8572人。

◎二戸

 任期満了に伴う岩手県二戸市長選は、17日告示される。立候補を予定しているのは、無所属新人で元市総務部長の小保内敏幸氏(59)=民主・社民推薦=だけで、無投票当選の公算が大きい。

 小保内氏は農商工連携や市民協働の街づくりの促進を公約に掲げる。市財政を圧迫しかねないとして懸念されているJR二戸駅周辺の区画整理事業は再点検する方針。
 昨年12月1日現在の有権者は2万5571人。

◎花巻

 任期満了に伴う岩手県花巻市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは再選を目指す無所属現職の大石満雄氏(51)=民主推薦=と、共産党公認の新人で党県委員の高橋綱記氏(62)の2人で、両氏による一騎打ちの公算が大きい。投票は24日で即日開票される。

 大石氏は旧花巻、石鳥谷、大迫、東和の4市町合併に伴う2006年の市長選で初当選。市民協働の街づくりの継続や産業振興などを訴える。
 高橋氏は現市政を「トップダウンで施策を進めている」と批判。福祉医療の充実、旧3町に置かれた市総合支所の機能強化などを公約に掲げる。
 昨年12月1日現在の有権者は8万5216人。

◎伊達

 任期満了に伴う福島県伊達市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す無所属現職の仁志田昇司氏(65)、ともに無所属新人で元梁川町議の橘典雄氏(60)、元伊達町長の冨田健一郎氏(69)の3人。投票は24日に行われ、即日開票される。

 仁志田氏は合併後4年間の実績を強調、子育て支援や高齢者福祉の充実を公約に掲げる。橘氏はコメの消費拡大や農道整備などによる農業振興を訴えている。冨田氏は生活者重視の市政を目指し、行財政改革や雇用の確保を訴える。
 昨年12月1日現在の有権者は5万5807人。

◎喜多方

 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す無所属現職の白井英男氏(67)と、いずれも無所属新人で元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)、市議の上野正雄氏(65)、元熱塩加納村長の山口信也氏(69)の4人。投票は24日に行われ、即日開票される。

 白井氏は旧喜多方市長を経て2006年、合併後の新市長に無投票で当選。財政状況改善などの実績を強調するとともに、交通網の整備などを公約に掲げる。

 ほかの3氏はいずれも、現市政を「トップダウン」などと批判。飯野氏は農業の活性化や事業仕分けによる無駄の排除を、上野氏は行政改革や保育態勢の充実をそれぞれ訴えている。山口氏は入札制度の変更と新市建設計画の見直しなどを訴えている。
 昨年12月1日現在の有権者は4万3535人。


2010年01月16日土曜日

1033とはずがたり:2010/01/16(土) 19:08:05

政権交代@山形
推薦「選挙の時だけ利用」ダメ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000190911040001
2009年11月04日

∞民主県連が規約案作成へ

 民主党県連は3日の役員会で、地方選挙の候補者の「推薦」を決める際の基準となる規約案を年内にも固めると決めた。地方議員を増やすことは党の重要課題だが、「与党の推薦をもらった方が得」などと選挙の時だけ利用されないよう明確な基準を設ける。

 舟山康江会長代行は「推薦したのに、その後、我々が期待した行動をとっていなかった人もいた。推薦を決めるプロセスや選挙後も我々の思いを共有してもらえる仕組みを作りたい」と話している。

∞民主・社民・連合が年内にも対話集会

来夏参院選も「連携」

 民主党県連と社民党県連合、連合山形は3日、山形市内で合同選対本部会議を開き、来夏の参院選でも「連携して戦う」ことを確認した。具体的な候補者については「しかるべき時期までに考えたい」とするにとどめた。

 会議後の記者会見で、舟山康江選対本部長は「(民主と社民を合わせて)4人の衆院議員を誕生させ、大きな成果を生んだ」と総選挙での合同選対の連携を評価。「国民が政権交代の果実を感じられるよう、現場の声を聞く場を作りたい」と述べた。両党の支持者だけでなく、農業や医療、労働関係など幅広い県民との対話集会を想定しており、早ければ年内にも第1回を実現させたい考えだ。

1034チバQ:2010/01/17(日) 09:03:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100116-OYT8T00542.htm
前・元市議長一騎打ちか
平川市長選あす告示
 平川市長選があす17日、告示される。前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、元市議会議長の大川喜代治氏(64)のともに無所属の新人2人による一騎打ちになりそうだ。

 同市長選では、現職の外川三千雄市長(76)が昨秋、再選出馬を表明した。しかし、市町村合併前の旧平賀町長を3期務めていたことなどについて、小笠原氏は「高齢多選」と厳しく批判。外川市長は「一身上の都合」を理由に一転して勇退を決めた。

 小笠原氏は、50歳代の若さを前面に押し出し、元日から街頭に立って支持拡大を図ってきた。大川氏は、現職の後継を掲げて、県議らの支援も取り付けた。

 ただ、両氏とも公約に大きな違いはなく、選挙戦では差別化をどう訴えるかもポイントになりそうだ。

 立候補の届け出は、17日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は24日に市内27か所で行われ、即日開票される。有権者数は2万8572人(昨年12月2日現在)。

 市長選と同時に、第1選挙区(旧平賀町地区)の市議補選も行われる。市長選に出馬予定の小笠原氏が今月8日付で市議を辞職したため、欠員は1から2になった。これまでに新人2人が立候補の意向を示している。

(2010年1月16日 読売新聞)

1035チバQ:2010/01/17(日) 15:58:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100116-OYT8T00021.htm


【自治体総点検】二戸市長選を前に
駅前区画整理 先細り

 2002年に新幹線が開通し、06年には旧浄法寺町と合併した二戸市。大手食品会社を誘致し、雑穀やタバコ生産を後押しするなど産業振興に力を入れる一方、最大の懸案課題となっているのが二戸駅周辺の区画整理事業だ。市は苦しい財政事情から、10年度としていた完成予定を、15年先送りしたが、早期完成を求める声は強い。17日告示の市長選でも、同事業に対する候補者のスタンスに市民の注目が集まる。(鈴木希)

 新幹線とIGRいわて銀河鉄道が停車する二戸駅。駅東口の商店街は人影もまばらで、車がすれ違うのがやっとの細い道が、くねくねと続いている。

 「こんなに遅くなるとは思ってもみなかった」

 二戸駅前で燃料店を営む小野寺みよさん(79)はため息をついた。今頃は、新幹線も通り、区画整理も済んで、駅前にはかつてのようなにぎわいが戻り、築85年が経過した木造2階の自宅を兼ねた店舗も、移転して新しい店で商売していると期待していた。しかし、現実には、駅前を歩く人の姿は減り、真新しい新幹線駅とは対照的な古い町並みが残された。「私が元気な間は、きれいになった店も、にぎわう駅前も見られないね」と首を振った。

 同駅周辺の88・4ヘクタールを予定地とする区画整理事業は、2002年の新幹線開通に合わせ、1996〜2010年度の15年間で実施される予定だった。駅周辺の道路整備に加え、計画区域内の931世帯のうち778世帯が移転するという大がかりな事業だ。事業予算は、当初計画で市負担分の142億円を含む256億円だったが、その後、移転補償費などで327億円にまで膨らんだ。

 事業の進捗(しんちょく)状況は、08年度末の段階で事業予定地の43%にとどまり、市は昨年度、事業期間を25年度まで延長することを決めた。

 新幹線駅が完成するまでは、駅周辺道路の整備など大がかりな工事が続き、国や県の予算も付いて毎年20億円以上の事業予算を確保していた。しかし、03年度以降は借金の返済も始まり、事業予算の半分以上を返済に回すため、整備工事にかけられる金額は3億円前後に減少した。

 不況で市の財政状況も逼迫(ひっぱく)し、区画整理にかける予算は細る一方だ。

 市には、区画整理事業を早く終えるよう住民からの要望が寄せられており、市議会では事業の縮小も検討されている。

 しかし、市は計画を変更する考えはない。今期で引退する小原豊明市長は、「市の財政は苦しいが、ダム建設と同じで中止するにも金がかかる。何よりも市民の期待を裏切ることになる」と、現計画での事業継続の必要性を訴える。

 市区画整理室の細越武光室長も「必要のない整備はない」と強調する。計画区域内の多くの道路は、緊急車両も通れず、小学校の通学路でも歩道すら付いていない。「一日も早く事業を進めたいというのは市も同じ。苦しくても、何とかやりくりするしかない」

 景気低迷に光明が見いだせない中、市政のかじ取りはより一層困難になりつつある。

(2010年1月16日 読売新聞)

1036とはずがたり:2010/01/17(日) 20:38:34

平川市の課題:合併から4年・市長選に向け/上 旧碇ケ関村の住民 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000021-mailo-l02
1月14日11時1分配信 毎日新聞
 ◇一体感は道半ば
 「合併してよくなったのは住所表記が短くなったことかな」と、平川市碇ケ関の酒販店主(59)は冗談めかして話す。
 尾上、平賀両町と碇ケ関村の3町村が06年1月1日に合併して誕生した平川市。5年目の節目の年に入ったが、住民の一体感はまだ道半ばのようだ。特に、市役所との間に大鰐町があり、事実上、「飛び地合併」の状況にある旧碇ケ関村の住民には、「何でも市役所本庁のある平賀に偏っている」という思いが強い。
 「地域の活力を取り戻したい」として、昨年7月に住民が「碇ケ関地域活性化推進協議会」を結成した。村時代にあった「地域芸能発表会」「祝 敬老お楽しみ会」「盆踊り」などのイベントは補助金が打ち切られ、合併後に一時途絶えた。08年には碇ケ関総合支所の協力もあって小規模ながら復活したが、本格的な復活を目指そうというわけだ。
 第1弾として昨年8月に盆踊りを開き、同12月に碇ケ関公民館で開いた敬老お楽しみ会では200人以上のお年寄りが踊りやカラオケなどを楽しんだ。経費は協議会の会費と市補助金を活用した。今年3月には芸能発表会も開く予定だ。
 同協議会長の山田忠利さん(64)は「村の時は行政の手厚い補助に住民側が甘えたかもしれない。でも、地域が元気にならないと市全体が盛り上がらない」といい、公民館を拠点に生涯学習的な活動で復興を図る考えだ。
 市でも08年夏に3地区合同の市民運動会を開くなど、市民意識の融和に努めている。今年4月には3地区の商工会が一本化し、平川市商工会となる。村時代から要望が強かった学校給食は、合併後の07年に碇ケ関で実施された。
 小野幸満副市長(70)は「早く心を一つにしてもらいたいが“人間合併”には10年はかかるだろう」と話し、今後の市民意識の醸成に期待している。
   ◇  ◇
 平川市長選は17日に告示され、選挙戦となって24日に投開票される見込みだ。市が抱える課題を探った。【塚本弘毅】

1月14日朝刊

平川市の課題:合併から4年・市長選に向け/下 「3万5000人維持」 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100115ddlk02010002000c.html
 ◇特性生かし産業を

 平川市は県内10市の中で最も人口が少ない。06年1月1日の合併時に3万5700人だったが、昨年12月末現在は3万4400人となり、3万5000人を割り込んだ。市企画財政部の奈良進部長は「3万5000人規模を想定して予算や事業などを計画しており、この人口をキープしたい」と話す。

 しかし少子高齢化に加え、仕事を求める若い世代の市外流出に歯止めをかける雇用の場の確保は厳しい状況が続く。市内2カ所の工業団地はこれまでの進出企業で埋まっており、新たな企業誘致は不況と受け皿となる工業団地の不足で難しい。

 市が基幹産業と位置づける農業も芳しくない。国の農林水産統計年報によると、06年の市の農業産出額は106億円で、リンゴが53%、コメ25%、野菜が15%を占める。比重の高いリンゴ価格が不況で低迷し、市農林課は現在は100億円を切っていると推測している。

 さらに05年の農林業センサスでは、市農業従事者のうち65歳以上が50%と高齢化率が高く、市調査では耕作放棄地215ヘクタールの90%がリンゴ園だ。急傾斜で高齢者には危険なリンゴ園や、低所得で後継者がいないためだ。

 こうした中で好調なのが、農協が運営する野菜や果物などの直売所だ。「津軽みらい農協産直センターひらか」は、08年度(6月決算)の売り上げが約1億7000万円で、09年度は約1億7600万円を見込んでいる。新作物では、09年度に導入し値段がいい夏秋イチゴに期待している。県と市の補助金でハウス整備をし、4戸の農家が取り組んでおり、農業所得の向上につなげたいという。

 定住促進のため、住宅団地の造成と分譲にも乗り出した。09年度事業では大半が市有地となる約5000平方メートルを確保する予定で、11年度から売り出す計画だ。

 合併から丸4年。住民意識の違いを乗り越え、地域の特性を生かした産業づくりが求められている。【塚本弘毅】

毎日新聞 2010年1月15日 地方版

1037とはずがたり:2010/01/18(月) 01:15:11
>>973>>1024>>1031
民主推薦候補が勝利♪

南相馬市長選:桜井勝延氏が初当選 現職を破る
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118k0000m010079000c.html

 南相馬市長(福島県)前市議の桜井勝延氏(54)が初当選。現職の渡辺一成氏(66)を破る。投票率は67.43%。

 確定得票数次の通り。

当19741 桜井 勝延=無新<1>

 19044 渡辺 一成=無現(1)

毎日新聞 2010年1月17日 21時51分

1038新党日本支持者:2010/01/18(月) 01:17:56
久々に明るいニュースですね!
投票率高過ぎ(笑)・・・何があったんでしょう^^;

1039とはずがたり:2010/01/18(月) 01:58:31
700票弱のすげえ激戦ですよね。
合併や商店街の不振などあらゆる不満を糾合した結果って感じでしょうか。」

1040チバQ:2010/01/18(月) 21:41:59
>>1004>>1034>>1036
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/01/9867.html
2010/1/18 月曜日
平川市長選スタート 小笠原、大川氏一騎打ち


 任期満了に伴う平川市長選が17日告示され、いずれも元市議で議長経験者の小笠原勝則候補(56)=無所属・新=と、大川喜代治候補(64)=同=が立候補し、一騎打ちによる合併後初の選挙戦に突入した。両候補は届け出の後、早速寒風の吹く市内各地でマイクを握り、24日の投票日に向けそれぞれの公約や抱負を訴えた。
 立候補受け付けは17日午前8時30分から、市役所本庁舎で行われた。両陣営によるくじ引きの結果、届け出順は小笠原候補、大川候補の順で決定した。
 小笠原陣営は旧3町村の一体感醸成への配慮をアピールする意図から、碇ケ関総合支所前を第一声の場所に選んだ。田中友彦市議のあいさつの後、小笠原候補が「実質的に選挙のない状態が続き、地域の不平不満が残っている。解消に取り組みたい」などと訴えた。
 大川陣営は平賀町商工会館前で第一声。外川三千雄市長、平川市区選出の県議2人が演説した。大川候補は「農商工連携で所得向上を果たした分で、雇用を拡大することを第一に考える」などと呼び掛けた。小野幸満副市長、秋元俊一収入役らも駆け付けた。
 市長選は外川市長からの世代交代を訴え出馬した小笠原候補と、外川市長の出馬取りやめの後に後継指名を受けた大川候補の争い。両候補とも現市政の政策の基本面は継承するとしている。両陣営とも選挙戦で基盤産業の農業振興や、旧3町村の一体化に向けた具体的公約を示し、相手陣営との差異化を図りたい構えだ。
 16日現在の選挙人名簿登録者数は2万8570人(男1万3255人、女1万5315人)。

1041チバQ:2010/01/20(水) 21:01:41
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100119ddlk03010061000c.html
二戸市の課題:市長選を終えて/上 新幹線と地域活性 /岩手
 ◇商店街、空洞化止まらず 進まぬ都市整備事業
 活気があふれるはずだった駅前通りは、シャッターを下ろした店が10を超える。「こうなったのは新幹線が来てからだ」。経営する染織店で、二戸駅前商工業振興会の加藤宗宏会長(54)が、ため息を漏らした。両隣にシャッターが下りている。1980年代後半、80軒あった店は、十数店まで減り、空洞化は止まらない。02年に開業したJR東北新幹線二戸駅の真新しい駅舎とは対照的だ。

 旧二戸市は、開業を見込んで96年から駅周辺の土地区画整理を始めた。計画面積88・4ヘクタールにある931戸のうち、778戸を移転、道路や公園などの都市基盤を整備する。駅と市街地の回遊性を高め、宅地造成や高速交通網で人口を増やし、商店街を含め産業振興に生かす「青写真」を描いた。現在、国道4号と駅を直結する道路や市総合スポーツセンター、大型商店などが建った。同駅の1日平均乗降客も、03年度の約1140人から08年度は約1550人に増えた。

 だが、道路の拡張は、買い物客を大型店に向かわせ、観光客は、駅併設の観光物産センターで財布を広げた。加藤会長が嘆く。「店を閉められる人はいい。借金を返すために仕方なく店を開けているんだ」

 整備の08年度末の進ちょく率は、面積ベース43%。市民は早期完成を望むが、市は08年に財政難を理由に、事業期間の15年延長を決めた。事業費も移転補償費などが膨らみ、総額256億円から71億円増の327億円に増えている。市都市計画課の細越武光・区画整理室長は「事業計画の見通しの甘さは否めない。今後は補助事業を有効活用し、市の負担をできるだけ少なくして進めたい」と話す。

 小原豊明市長は「借金は残してしまったが、街づくりには時間がかかる」と理解を求めるが、加藤会長らの願いは切実だ。「商店街も計画地に含まれる。整備に時間と金がかかるのは分かるが、商店街は(事業が)進むも地獄、戻るも地獄。可能な限り早く終わらせてほしい」

   ■  ■

 旧二戸市と浄法寺町が合併し、新市が誕生してから4年。時間と金が膨張した土地区画整理などの課題と、合併の余波を引きずったまま、小原市長が退任する。かじ取りは市長選で無投票による初当選を果たした小保内敏幸氏(59)に委ねられる。「県北の拠点都市」が抱える課題を探った。【狩野智彦】

1042チバQ:2010/01/20(水) 21:02:10
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100120ddlk03010109000c.html
二戸市の課題:市長選を終えて/下 合併の明暗 /岩手
 ◇商業中心に打撃も 出始めた一定の効果
 葉タバコの業界紙を広げ、地域の「主力品」を語る物言いには自負が込められていた。「大きな生産地同士が合併し、相乗効果はあった。3年連続1位ですから」。市浄法寺総合支所地域振興課で葉タバコを担当する三浦豊主任は、08年産の全国生産高で二戸が首位になった訳を話す。

 市では08年、569ヘクタールで1511トンを生産、26億6500万円を売り上げた。特に旧浄法寺町は、葉タバコが町内農業生産高の4割を占め、旧市の倍に当たる。01年には町単独で全国で首位になった。06年の合併で確たる地位を得た格好だ。

 生産規模の大きさは、利点にもなる。「立ち枯れ病」がまん延した昨年7月、市は経済危機対策の交付金で農薬代などを補助した。5・5ヘクタールで栽培する平山盛悦さん(53)は「補助はありがたい。取り組みもスムーズだった」と評価する。

 合併で市は、旧町に手厚い振興策を講じ、「合併で周辺部が廃れないか」という住民の懸念に応えようとしてきた。合併特例債を活用した学校給食センター建設や下水道整備をはじめ、浄法寺小学校も新築する。また、09年度までに職員削減でできた人件費約3億4400万円を福祉などへ充てた。住民は支所窓口でどの手続きもできる。合併は一定の効果が出始めている。

 一方で、合併が影を落としている面もある。約100人いた支所職員が55人に減少。二戸市商工会によると、食事や買い物をする職員の減少は、地元商業停滞の一因につながり、09年末までに中心部で、鮮魚店など五つの小売店が店を閉じたという。支所の近くで薬局店を家族経営する女性(73)は、お客が合併前の3分の1ほどになったといい、「合併の良い面も分かるが、商売やってる人間には痛いねえ」とこぼす。

 元町助役で浄法寺地区地域審議会長の田中直治さん(67)は、合併で政策決定や予算要求など本庁を経由する必要があり、旧町の独自性を生かした政策が素早くできなくなったことに懸念を示す。「商業を中心に合併の打撃を受けている。支所長の裁量で政策決定できる権限を強めないと、この地域が立ちゆかなくなる」【狩野智彦】

1043チバQ:2010/01/22(金) 12:06:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100122t21024.htm
「合併で格差」くすぶる不満  平川市長選24日投票

市長選立候補者の訴えを聞く平川市碇ケ関の有権者=17日







 任期満了に伴う青森県平川市長選(24日投票)は、ともに無所属新人で、前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、市社会福祉協議会長の大川喜代治氏(64)が舌戦を展開している。平賀町と尾上町、碇ケ関村の合併で2006年1月に誕生した平川市。市役所の本庁舎がある平賀地区から遠く、交通事情も悪い碇ケ関地区では、今も住民の不満がくすぶり、合併が残した課題の解決が選挙戦の争点になっている。(弘前支局・片山佐和子)

<車で30〜40分>
 市長選が告示された17日。小笠原氏は第一声の場所に人口約2万1500の平賀地区ではなく、3000足らずの碇ケ関地区を選んだ。小笠原氏は「住民は平賀への移動手段に困っている。問題解決に取り組みたい」と訴え、住民の不安解消を重視する姿勢をアピールした。

 1時間後には平賀で第一声を終えた大川氏が碇ケ関入りし、「この地域は公民館を中心に生涯学習が盛んだ。協力して教育活動を進めたい」と強調。大川氏を後継指名した外川三千雄市長もマイクを握り、「合併した市が一人前になるには10年かかる」と理解を求めた。

 秋田県境に接する碇ケ関から平賀までは車で30〜40分かかる。碇ケ関と平賀を直接結ぶ公共交通機関はない。碇ケ関の主婦(65)は「婦人会活動の事務手続きなどで平賀に行く機会が増えて大変になった」とぼやく。

 交通網の不備だけでなく、広域行政になったことによるサービス低下などで平賀、尾上地区との格差の広がりを懸念する声は依然、根強い。昨年11月に市内で開かれた市政懇談会では、碇ケ関の住民から不満や不安の声が相次ぎ、外川市長や市幹部が説明に追われた。

<商工会は連携>
 幹線道の国道7号沿いには大鰐町や弘前市がある。3町村の合併で一つの市にはなったが、地理的にも仲間意識をはぐくみにくい環境にある。

 民間では一体化に向けた動きが進みつつある。4月に旧3町村の各商工会が合併し、市商工会としてスタートを切る。当初、合併に消極的だった碇ケ関村商工会の木村銀一会長は「プレミアム付き商品券を共同発行するなど仲間意識が出てきた。碇ケ関の道の駅で平賀や尾上の農産物を売るなど、協力体制を築きたい」と話す。

 選挙戦では、小笠原氏が3地区の均衡的な発展、大川氏が合併検証委員会設置をそれぞれ公約に掲げた。新たなかじ取り役には、広い市の一体感醸成を念頭に置いた市政運営が求められている。



2010年01月22日金曜日

1044チバQ:2010/01/22(金) 19:11:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100122/elc1001221652000-n1.htm
検察追及を横目に 民主、岩手で“帝国”健在 (1/2ページ)
2010.1.22 16:45

札幌に向かうため、羽田空港に到着した小沢一郎・民主党幹事長。車を降りると、足早に建物に入っていった=22日午後、東京・羽田空港で大西史朗撮影 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件を横目に、岩手では“小沢帝国”が依然として健在だ。市町村長の選挙でも自民党との相乗り禁止を徹底。これまで弱かった地域で重点的に推薦候補を擁立し、“民主党支配”の裾野を広げていく戦略だ。

 重点地域は、昨年の衆院選で初めて議席を獲得した衆院2区など県北部だ。鈴木善幸元首相が築いた地盤で、いまも自民党が影響力を持つ。

 17日告示された二戸市長選では、民主党県連が推薦した元市幹部が無投票で初当選した。県連代表の工藤堅太郎参院議員は祝勝会で「二戸に国や県と太いパイプが通った」と民主党との連携を強く訴えた。

 地元の政界関係者は「市長選は無風で新市長はもともと政党色がなかった」と話す。有力支援者に「与党と良好な関係が必要」と強く勧められ、民主、社民両党の推薦を受け入れた−とされている。

 県連は勝ち馬に乗った形だが、「自民党は対立候補も立てられない。圧勝だ」(幹部)と鼻息は荒い。昨年、八幡平市、一戸町で推薦候補を立て、いずれも準備不足で現職に敗退しただけに、喜びは大きい。

 比例代表を含め、9人の国会議員が県内を独占する民主党。県政も全国唯一、党籍を持つ達増拓也知事を最大会派21人の県議(定数46)が支える。小沢幹事長は「達増県政を抱えており、(来年の)県議選で何としても過半数を」とさらに盤石な体勢を目指す。

 民主党にとって、市町村長選は自民党の勢力をそぐための“土壌改良”だ。2月14日投開票の久慈市長選にも、県幹部(退職済)を推薦候補として擁立する。

 久慈市は昨年末、盛岡市の県連パーティーで「今後は小沢帝国を目指す」とぶちあげた新人の畑浩治衆院議員の地元だ。現職と激戦が予想されており、民主党は国会議員、県議や知事を総動員して臨むとみられている。一方、自民党は「現職は無所属の“市民党”。直接支援できない」(県連幹部)という状況だ。

 地元有権者は「政党対立は迷惑」(自営業者)と困惑するが、達増知事は「民主党の理念、政策を選択肢で示せる。どんどんやればいい」と言い切る。

 岩手でも「小沢氏は真相表明を」という県民の声は高まっている。達増知事は日本航空が破綻(はたん)した翌20日、工藤参院議員らを伴って前原誠司国土交通相に花巻空港の路線維持を陳情するなど、与党の強みを力業でアピール。小沢批判の世論を“実利”で吹き飛ばそうと躍起になっている。

1045チバQ:2010/01/22(金) 19:13:56
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100122ddlk07010124000c.html
ニュースBOX・福島:伊達市長選の課題 旧町間のきしみ、表面化 /福島
 ◇埋まらぬ格差、合併に不満も
 06年の市町村合併から4年たち、伊達市で旧町の間のきしみが表面化している。地域格差は埋まらず、市民には合併や他の旧町に対する不満も強い。市としての統一感に欠ける中、24日投開票の市長選では、かつて共に合併を進めた者同士が争い、合併とその後の市政への評価を中心に舌戦を展開している。【関雄輔】

 ◇同志の争い
 立候補しているのは新人の旧伊達町長、冨田健一郎氏(69)と、新人の旧梁川町議、橘典雄氏(60)、現職で旧保原町長の仁志田昇司氏(65)。

 合併を巡る議論は03年、伊達郡9町で始まった。最終的に▽伊達▽保原▽梁川▽霊山▽月舘の5町が合意し、06年1月に伊達市が生まれた。話し合いを進めた冨田氏は市長職務代理者に就き、仁志田氏の無投票当選を支持した。

 その冨田氏は今、「旧町間の格差が埋まらず、期待は裏切られた。市のまとまりもなく、何のための合併だったのか」と批判。仁志田氏は「一体感が醸成されてきたのに、(旧町長同士の争いは)市民の目にどう映るか」といら立ちを隠さない。

 ◇こんなはずでは……
 不満は各地域にあり、旧梁川町の農業の男性(70)は「役場が遠くなり、活気も失われた」と話す。旧保原町の男性会社員(47)は「財政状況の悪かった他の町に足を引っ張られているのでは」と懸念する。

 特に、旧町間の不均衡をなくすため、来年から水道料金が2割以上も上がる旧伊達町では不満が根強い。一般家庭(13ミリ口径)で20立方メートル使用すると、現在の月額3407円は4126円になる。全市の料金が統一される13年度もさらに値上げの可能性がある。

 各地の山間部にはインフラ整備が進まないとの声がある。合併特例債では約350億円の利用が可能だったが、新市は借金を避けるため計150億円にとどめた。小学校が建設される旧保原町と旧梁川町以外では、置き去りにされたと感じる市民もいる。

 「合併の実現が最優先され、デメリットの説明が足りなかった」と市議の1人は振り返る。国民健康保険税や水道料金などの統一作業は合併後に先送りされ、負担増などの情報提供が十分ではなかった。

 同日程で市長選が行われている喜多方市など06年誕生の他市でも、旧自治体間のあつれきが生じている。

 ◇厳しい財政
 合併前の財政計画では、国の支援と人件費削減で毎年数億円の黒字を見込んだ。ところが新市の試算では、水道や病院の赤字、施設維持費などが予想を上回り、11年度に赤字。14年度までは財政調整基金で歳入不足を補えるが、15年度以降はそれも底をつく。

 財政の硬直化の度合いを示す経常収支比率は93・3%(07年度)で県内13市で2番目の高さだ。市は「そのため特例債の起債を減らした。コスト削減も前進している」とするが、実施が遅れた小学生の医療費無料化など、福祉政策を犠牲にしているのが現状だ。

 財政を立て直しつつ、地域間に広がる不満をどう解消していくのか。新市の第2ステージを担う市長には難しい課題が待っている。

1046名無しさん:2010/01/23(土) 19:13:32
早く来い来い子ども手当!。
子供には教育費や生活費やらお金が掛かりますので、夫婦共稼ぎじゃないと子供を養育するのは大変です。
でも夫婦共働きの中でも、夫と妻の給料、諸手当やボーナス及び退職手当金額並びに年金受給額が殆ど差が無く年収にも差が殆ど無く、正しく夫婦で×2の理論通りの公務員同士の夫婦家庭が一番得するように成っている。
実際、世の中をよく見てみて下されば分かりますが、子供が3人以上いる家庭は公務員共稼ぎ世帯が多いのが実状です。
したがって、民主党政権は支持母体である日教組や自治労及び国公労に利益還元政策をしようとしているのである。
民主党は前社会党の幹部達がワンサカいるので、公務員制度改善改革は望み殆ど無いに等しいのが実情だと国民感情でも察知出来まする。
年金機構を例に挙げれば前社会保険庁の職員達をただスライドさせたに過ぎないからだ!。
民間からの人材確保はたった1,000人足らず社会保険庁の国営暗黒詐欺集団組織公務員達は解雇処分もされず約1万8千人も首にならずノウノウト給料、諸手当、ボーナス、更に退職手当金まで我々国民の貴重な税金を貪り続けているのである。
当然夫婦共稼ぎ職員も数千人はいるのだから。
共稼ぎなら最低で30歳の夫婦で年収1、200万円位、40歳夫婦で年収1、500万円位に成るのだから。
50歳夫婦では年収1、800万円位である。
民主党のマニフェスト子供手当ての所得制限をしないのも、所得制限を世帯年収800万円にしなかったのも官公労、日教組、自治労の巨大共稼ぎ公務員組織である公務員共稼ぎ天国を維持するためなのです。
国民はもっと怒るべきです、又野党はこんなインチキ民主党から政権を奪取して真の国民本位の国民のための低所得世帯を保護支援する政策を実行して行くべきだ。
一般の会社員は公的資金で助けて貰えないのに差別である!。

1047チバQ:2010/01/24(日) 21:59:12
現職批判が分散して現職有利かと思ってましたけど
現職は3位落選の惨敗
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100124t61039.htm
喜多方市長選 山口氏が初当選
 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、いずれも無所属で、新人の元県南会津農林事務所次長飯野雄太郎氏(58)、現職の白井英男氏(67)、新人の元市議上野正雄氏(65)を破って、初当選を果たした。

 山口氏は「4年前の合併後、市民の声が届かなくなっている。均衡ある発展が必要だ」と主張。農業振興や企業誘致などで若者が定住できる環境づくりを公約に掲げ、現市政への批判票を取り込んだ。

 飯野氏は産業振興策などを訴えたが、及ばなかった。再選を目指した白井氏は、行財政改革の実績や市民との協働のまちづくりを強調したものの、批判をはね返せなかった。上野氏は支持に広がりを欠いた。
 当日の有権者は4万3286人。投票率は75.28%だった。

◇喜多方市長選開票結果(選管最終)
当12502 山口信也 69 無新(1)
  8952 飯野雄太郎 58 無新
  6553 白井英男 67 無現
  4214 上野正雄 65 無新


2010年01月24日日曜日

1048チバQ:2010/01/24(日) 22:15:47
>>1037
http://124.83.183.242/area/fukushima/news/20100119ddlk07010136000c.html
ニュースBOX・福島:南相馬市長選 組織持つ現職敗北 /福島
 ◇「合併で格差」に不満 商店街疲弊、解決策打てず
 ◇草の根運動の新人期待
 「木製の舟が戦艦大和を沈めたようなものだ」。任期満了に伴って17日行われた南相馬市長選。当選の喜びでわく事務所で、初当選を果たした桜井勝延氏(54)の男性支持者は興奮気味に語った。建設業界や商工会などの支持組織を持つ現職の渡辺一成氏(66)に対し、桜井氏はミニ集会や街頭演説を中心に草の根運動を展開。4年前の3市町の合併で「地域格差が生まれた」とくすぶる不満が、桜井氏の舟の帆に風を送った結果だった。【神保圭作】

 ◇期待はずれ
 4年前の市長選で2万759票を集めた渡辺氏は今回の選挙で、投票率は1・65ポイントアップの67・43%だったのに1715票減らした。宝玉義則・選対本部長は「街に漂った疲弊感が浮動票となって桜井氏に流れた」と話す。

 原町市と鹿島町、小高町の合併は、地域の活性化につながると期待された。しかし、3区それぞれに従来からある地元商店街の相次ぐ閉店に象徴されるように、各地域の中核部が活力を失い続けることに変わりはなかった。景気低迷や人口減少も進んだが、渡辺氏は明確な解決策を打てなかった。

 さらに、宝玉選対本部長は「(渡辺氏が計画を推進しようとした)ショッピングセンター開店への抵抗感があり、(得票を期待した)原町で票が取れなかった」と話す。それどころか、この計画が原町中心主義に見えた鹿島と小高の市民には自分の地域が軽視されていると映り、そっぽを向かれた。

 渡辺氏の選対幹部は「鹿島と小高を回った際、対等合併との約束が反故(ほご)にされたと感じている人は多かった」と話す。桜井氏の選対幹部も、原町に昨年末開館した市立中央図書館を挙げ、「鹿島と小高の市民は、発展から取り残されたという感情を抱いている」と話した。

 ◇桜井氏、手腕問われる番
 桜井氏は市行政改革推進室の新設や市長報酬50%カットなどを掲げて戦ったが、これらが強く支持されたとは言い難く、得票は渡辺氏への批判票との側面は否めない。両氏の得票差はわずか697票。有権者の半数はまだ渡辺氏を支持している。

 約600億円にも上る市の借金、常磐道開通に合わせた産業振興、疲弊した商店街の再生などに有効な手を打てなければ、次は桜井氏が責任を取る番だ。「市民生活優先」を掲げる新市長の手腕が問われる。

   ◇  ◇

 桜井氏への当選証書授与式は18日、同市役所であった。市選挙管理委員会から当選証書を受け取った桜井氏は「責任の重さを痛感している。これまで以上に市民の話を聞き、市民への奉仕者としての市役所作りに取り組む」と抱負を語った。

 公約に掲げた事業仕分けの早期実施や、市長室を市役所1階に置いてガラス張りにするなど改革に臨む姿勢を改めて示した。「1年後には市役所は変わったと言われるようにする」と述べた。

 任期は29日から4年間。

1049チバQ:2010/01/25(月) 12:15:07
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100125ddlk07010138000c.html
選挙:伊達市長選 仁志田氏が再選 278票差の接戦制す /福島
 任期満了に伴う伊達市長選は24日投開票され、無所属現職の仁志田昇司氏(65)が、いずれも無所属の新人で、旧伊達町長の冨田健一郎氏(69)と旧梁川町議の橘典雄氏(60)を破り、再選を決めた。次点との票差はわずか278の接戦だった。当日有権者数は5万5410人。投票率は65・30%だった。

 仁志田氏の支持者が詰めかけた同市保原町のホールに当選情報が届くと、大きな歓声が起こった。仁志田氏は「これまで市民への説明不足もあった。安心して子育てし、年が取れる街を目指す。合併して良かったと思われるようにしたい」などと語った。

 仁志田氏は、新市の基盤を作った実績を強調し、子育て支援や市民ホール建設検討などをマニフェストに掲げた。市議の過半数や農協の支持を受け、地元の旧保原を中心に支持を広げた。

 冨田氏は市政の刷新を訴え、旧伊達や旧梁川を中心に選挙戦を展開したが及ばなかった。「多くの支持にもかかわらず、この結果は私の不徳の致すところ。恩返しとして、皆さんに今後何ができるか考えていきたい」と語った。

 橘氏は行政のスリム化などを訴えたが積極的な活動はしなかった。【関雄輔、神保圭作】

==============

 ◇伊達市長選開票結果=選管最終発表
当 17390 仁志田昇司 65 無現

  17112 冨田健一郎 69 無新

   1312 橘典雄   60 無新

==============

 ◇伊達市長略歴
仁志田昇司(にしだ・しょうじ) 65 無現(2)

 市長[歴]旧国鉄職員▽JR東日本レンタリース社長▽旧保原町長▽東大

1050名無しさん:2010/01/25(月) 12:15:48
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100125ddlk07010133000c.html
選挙:喜多方市長選/喜多方市議補選 市長選、山口氏が初当選 /福島
 ◇地域間格差の問題訴え
 任期満了に伴う喜多方市長選は24日投票され、市押切川公園体育館で即日開票された。無所属新人で旧熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、無所属新人の元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)、無所属現職の白井英男氏(67)、無所属新人の前市議、上野正雄氏(65)を降し、初当選。当日有権者は4万3286人、投票率は75・28%だった。

 山口氏は合併効果の実感できない旧町村部を代表する形で地域間格差を指摘。経済人を中心に旧市域にも支持を広げた。陣営には渡部恒三元衆院副議長(民主党)の支持者らが加わり、自民党が飯野、白井両陣営に割れて組織戦で優位に立った。「合併後、どこがうまくいっていないか点検し、国の制度を活用して均衡ある発展を目指す」と語った。

 飯野氏は「農業革命」による地域振興などを訴えた。故伊東正義外相系の自民党組織が陣営の核となったが、世襲への批判や知名度不足も響いた。敗戦決定後「白井氏と自民党の票を分け合ってしまった」と話した。

 飯野氏は、白井氏にとって旧市から通算3期の後ろ盾だった飯野陽一郎元市長(85)の長男。白井氏は後援組織の分裂を余儀なくされ、「合併後に(旧町村ごとの)税のデコボコを平らにしてきたが、負担が増えた所があった。合併のメリットが感じられないと言われた」などと敗因を語った。

 上野氏は、草の根選挙を貫いて一定の支持を集めたが、広がりを欠いた。【太田穣、蓬田正志、金寿英】

 ◇市議補選決まる
 喜多方市議補選(改選数2)は24日投開票され、当選者が決まった。投票率は75・25%だった。

==============

 ◇喜多方市長選開票結果=選管最終発表
当 12502 山口信也  69 無新

   8952 飯野雄太郎 58 無新

   6553 白井英男  67 無現

   4214 上野正雄  65 無新

==============

 ◇喜多方市長略歴
山口信也(やまぐち・しんや) 69 無新(1)

 農業[歴]県南会津農政事務所長▽旧熱塩加納村長▽日大

==============

 ◇喜多方市議補選開票結果(改選数2−4)
当 8219 渡部一樹 27 無新(1)

当 8154 佐藤吉孝 52 無元(1)

  7992 江花圭司 34 無新

  6828 田中雅人 58 共元

 =選管最終発表

【関連記事】

1051チバQ:2010/01/25(月) 12:20:58
現職後継が当選
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/01/9962.html
平川市長に大川氏 小笠原氏に1063票の大差


 任期満了に伴う平川市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、現職の後継指名を受けた元市議会議長の農業大川喜代治氏(64)=無所属・新=が9313票を獲得し、前市議会議長の保育園長小笠原勝則氏(56)=同=に1063票差をつけ、初当選を果たした。大川氏は組織戦を展開しながら、農事組合や市社協などでの豊かな経験も有権者にアピールし、勝利につなげた。合併5年目で初の選挙戦となった市長選だが、盛り上がりに欠け投票率は62.84%にとどまった。

 大川氏は昨年10月、市議会9月定例会で一度出馬の意欲を示しながら「議会の会期中にいろいろあった」として出馬を断念した外川三千雄市長(76)から後継指名を受け、立候補を決めた。
 政党や団体の推薦を受けない方針を打ち出し、市民派と強調しながらも、市三役や政策に共感した市議16人、同市区選出の長尾忠行、中村弘両県議から支持を受け、組織力で優位に立った。
 街頭では「介護認定を受けながら、在宅で苦労する市民がいる状況を改善したい。成長なくして平川市は成り立たない」などと訴え支持を集めた。
 小笠原氏は「産地を明確化し市のブランド力を高め農業販売確立を図る」としたほか、東北新幹線全線開業に合わせた観光振興なども提言。佐藤雄副議長や若手市議とともに草の根運動で「市民と一緒に明るく豊かな市を目指す」と主張したが、及ばなかった。
 選挙戦に突入した初の市長選にもかかわらず、両氏が同じ与党系で大きな争点がないこと、「平賀対決」に他地区の関心が希薄化したことも影響し、投票率は旧町村長選の水準90%台、07年市議選の74・75%に及ばなかった。

当選 9,313 大川喜代治(64)無・新
   8,250 小笠原勝則(56)無・新
 ▽有権者数 28,344
 ▽投票者数 17,810
 ▽投 票 率 62.84%
 ▽有 効 票 17,563
 ▽無 効 票 247
 ▽不 受 理 0
 (市選管確定、敬称略)

【写真説明】初当選を果たし妻博子さん(右)と万歳三唱で喜ぶ大川氏=24日午後10時50分ごろ

1052チバQ:2010/01/25(月) 12:23:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100125ddlk02010089000c.html
選挙:平川市長選 市長に大川氏 市政の継続、組織戦で支持集め /青森
 任期満了に伴う平川市長選は24日、投開票され、無所属新人で元市議会議長の大川喜代治氏(64)が、同新人で前議長の小笠原勝則氏(56)を破り、合併後初の選挙戦を制して初当選した。当日有権者数は2万8344人で、投票率は62・84%(前回は無投票)。

 大川氏は外川三千雄市長の後援会長を務め、外川市長の後継者として立候補。地元選出の県議2人が支持し、多数の市議も支援に回って組織戦を展開して幅広く支持を集め、知名度で小笠原氏を上回った。

 選挙戦では「農商工連携で所得向上を図る」などと訴え、農業組合法人の組合長の経験から、農協や商工関係に加え、市社会福祉協議会長として福祉関係などにも浸透した。

 小笠原氏は、外川市長の与党会派ながら市政刷新を掲げ、大川氏の組織戦のすき間を突いてきめ細かく足で歩き、若手農業者らから支援されたが及ばなかった。【塚本弘毅】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9313 大川喜代治 64 無新

  8250 小笠原勝則 56 無新

==============

 ◇平川市長略歴
大川喜代治(おおかわ・きよじ)64 無新(1)

 [元]市議長▽農業▽市社会福祉協議会会長[歴]柏木農高

1053チバQ:2010/01/25(月) 18:49:51
民主支援候補が当選です、いちお


>山口氏は合併効果の実感できない旧町村部を代表する形で地域間格差を指摘。経済人を中心に旧市域にも支持を広げた。陣営には渡部恒三元衆院副議長(民主党)の支持者らが加わり、自民党が飯野、白井両陣営に割れて組織戦で優位に立った。

1054チバQ:2010/01/26(火) 21:15:46
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100126ddlk07010174000c.html
ニュースBOX・福島:山口・次期喜多方市長の課題 旧町村部、格差に不満 /福島
 ◇財政硬直化で重点事業遅れ
 現職と新人計4人による混戦となった喜多方市長選は、旧熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、現職の白井英男氏(67)、元県職員の飯野雄太郎氏(58)らを降し、初当選した。候補者同士のしがらみや思惑が交錯する中、有権者は4年たっても実感できない合併効果、旧市と旧町村部の格差、地域経済の閉塞(へいそく)感などへの不満から市政の転換を求めた。新市長は課題となっている財政再建も進めながら、どこまで市民の期待に応えられるか、その手腕が問われる。【太田穣】

 ◇民主対自民
 選挙結果は山口氏1万2502票、飯野氏8952票、白井氏6553票、前市議の上野正雄氏(65)が4214票。

 農水省のキャリア官僚だった白井氏は、1986年から98年まで旧市の市長だった飯野陽一郎氏(85)の事実上の後継指名を受け、自民党を中心とする陽一郎氏の選挙組織に乗って初当選した。陽一郎氏は飯野氏の父。今回の飯野氏の立候補で白井氏の後援会組織の主力が古巣に戻り、「担ぎ手がいない神輿(みこし)」(飯野氏陣営)になった。

 一方、山口氏は、「飯野−白井」系の分裂を見極めたタイミングで立候補表明。民主党県議の瓜生信一郎副議長を選対本部長に据え、自民党系の両陣営との違いを鮮明にした。

 ◇旧市域対旧町村部
 また、山口氏は旧町村長の支援を取り付け、旧町村部代表をアピール。白井氏と合併を進めた首長たちが1期目のかじ取りに不満を表明した形だ。

 その源には、合併協議で合意した重点事業が進まないことへのいらだちがある。新市建設計画では、旧5市町村が持ち寄った事業の財源として、総額約130億円の合併特例債の起債を決定した。しかし、4年間の実績は26億円。何より新市民を刺激しているのが、旧市域への事業の集中だ。着手した33件のうち16件を占める。旧町村部出身の市議は「格差が広がるばかり。西会津町のように合併しなかった方が良かったと言う住民も多い」と指摘する。

 ◇迫られる財政健全化
 重点事業の遅れには、財政の硬直化という理由がある。旧市時代に「コストカッター」として辣腕(らつわん)を振るった白井氏は、新市でも財政再建に取り組んだ。合併初年度の実質公債費比率は21・5%と危険水域にあったが、今年度は19%台に下がる見込みだ。

 同市は「蔵とラーメンのまち」として全国に名が知られているが、産業基盤は強くないことが背景にある。特に、企業立地が進まず、雇用問題が深刻。合併後の4年間で、同市に進出したのは組み立て加工工場1社だけ。それ以前は十数年さかのぼるという惨状だ。地場の事業所数(製造業)も05年以降減り続け、有効求人倍率(昨年11月)は0・31と全国ワースト3位の県平均を下回る。

 「2期目は少しは手足を伸ばせる」と話していた白井氏は、財政再建の地ならしをしたところで役割を終える。財政を再び悪化させることなく、地域の要求に応えることができるのか。市の一体感を育て、市民に合併効果を実感させることができるのか。課題は「均衡ある発展」を掲げる山口氏に引き継がれる。

1055たーちゃん:2010/01/31(日) 19:37:37
利府町長選挙に立候補した小笠原まち子さんは
無所属となってますが共産党との事です。
なぜ無所属にしているのかというと民衆からの
ウケがいいからです。ちなみに利府町まちづくり
ネットワークの相互リンクを見ればすぐにわかります。
っていうか、共産党なら共産党だと真っ向から
勝負してほしいよねー。おおかた仙台市長選挙で
女性がとれたから今だったらチャンスと思っての
出馬なんでしょうけどねー。団地とかの住民は
サッカーボールとかの話しにのせられて応援
している人もいるみたいですが共産党系でも
応援しちゃうのかなー?古くからこの利府町に
いる人ならみんな知ってるよねー。

1056とはずがたり:2010/01/31(日) 20:01:19
>>1055
レスあざーす。
でもそんなんゆうたら県知事も自民党の癖に無所属ですやん。
民衆からのウケがいいからでしょうな。

1057さんだーばー堂:2010/02/01(月) 08:41:07
>>1055-1056
ちょっと気になって調べてみました。
町議時代は別に共産の公認も推薦も得ていなかったようです。
むしろ掲示板によっては「共産と仲が悪い」という趣旨の書き込みすら見かけました。

で、政策的には町財政の健全化とかを打ち出している模様。ブログをやっているようですので詳しくはそちらで見られそうですが。

実は氏の公約の中で最も注目されていたのが「楽天二軍」問題。
町内の球場を楽天イーグルスの二軍が本拠地として使用しているのですが、その球場使用料を球団から徴収するという公約を掲げているとか。
それで「そんなこと言ったら球団が撤退してしまう」という騒ぎになっているようで。

ソースもない書き込みを長々続けて申し訳ありませんが、個人的感想からいえば
「共産系候補だとすれば騒がれすぎのレベル」かと。

1058とはずがたり:2010/02/01(月) 10:34:54
>>1057
おお,ご調査感謝です。
市民派の候補に保守派がアカのレッテル貼って利権固守しようとしてる構図でしょうかねぇ。

1059チバQ:2010/02/02(火) 19:39:11
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2010_02/k/100203k-senkyo.html
臼井真人氏は不出馬
2010.02.03
気仙沼市長選
市議選にあらためて立候補/


 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、立候補を模索していた気仙沼市議で会社役員の臼井真人氏(58)は2日、出馬しないことを周囲に伝えた。

 取材に対して「後援会関係者らと相談し、議員の立場で気仙沼の発展に尽くすことにした」と説明。市長選には出馬せず、同時に行われる市議選にあらためて立候補する考えを強調した。臼井氏は市議3期目。支持者らの中には臼井氏を市長に推す声もあったが、擁立でまとまらなかったとみられる。

 現職の鈴木昇氏(65)は1月30日、次期市長選には立候補せず、今期限りで引退すると表明している。

 市長選をめぐっては現時点で、地元経済界などを中心に自民党の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の地元秘書を務める菅原茂氏(52)を擁立する動きが加速している。2006年の前回市長選で次点となり、出馬が有力視されていた会社役員の尾形和優氏(59)は立候補を見送るもようで、尾形氏の支持者の一部や市民グループは、気仙沼市出身で市民活動に取り組む30代男性を推す意向だ。

 民主党県連は今夏の参院選までに行われる気仙沼市などの首長選で、現職を推薦しないことを確認している。鈴木氏の引退表明を受け、独自候補の擁立も含めて県連の対応が注目される。

1060チバQ:2010/02/07(日) 17:40:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100207t51030.htm
東根市議が自殺 山形県警が任意聴取
 6日午前5時40分ごろ、山形県東根市中央東1丁目、市議岡崎賢治さん(62)が自宅で倒れていると、妻から119番があった。岡崎さんは意識が混濁した状態で病院に搬送されたが、死亡した。村山署は自殺とみている。議会関係者によると、農薬を飲んだとみられるという。

 岡崎さんは1994年に初当選し、議長も務めた。村山署によると、岡崎さんは同署や山形県警捜査2課から任意で事情を聴かれていたという。


2010年02月07日日曜日

1061チバQ:2010/02/08(月) 21:45:46
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100208k0000e040021000c.html
自殺:山形の市議、前日に県警聴取
 6日午前5時35分ごろ山形県東根市中央東1、同市議、岡崎賢治さん(62)方の農作業小屋で、岡崎さんが倒れているのを家族が発見した。岡崎さんは病院に運ばれたが、同日死亡した。消防によると、死因は農薬のようなものを飲んだことによる薬物中毒。県警村山署は自殺とみている。

 岡崎さんは94年8月の市議補選で初当選し5期目。04年10月〜09年8月に議長も務めた。県警によると公共工事を巡る捜査で、捜査2課などが岡崎さんから任意で事情を聴いており、死亡前日の5日も聴取していたという。【浅妻博之】

1062チバQ:2010/02/08(月) 21:50:38
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001002080004
再選へ着々
2010年02月08日

 今秋に任期満了を迎える佐藤雄平知事が7日、知事就任後初の政治資金パーティーを福島市内で開く。知事選に向けた資金集めのためとみられ、支援者は佐藤知事の再選に向けて動き出す。別の候補者擁立を探っている自民党県連は出席を断ったが、同党を支持してきた業界団体は顔をそろえる。(丹治翔、村上晃一)


 ●資金パーティー有力団体が発起人


 政治資金パーティー「佐藤雄平知事を励ます会」は約30団体が発起人になり、1千人以上が出席する予定。発起人代表には、後援会2団体のほか商工会議所や農協の政治団体、県医師会など6団体のトップが名を連ねた。


 佐藤知事は民主党出身だが、これらの団体は長年自民党を支持してきた。「知事がこれまで打ち出してきた『県民党』という姿勢が理解されている」と知事側は歓迎する。知事を支える県民連合の県議は「これだけの組織を奪い返すのは自民党も難しいだろう」と自信を見せた。


 佐藤知事は任期1年を切った昨秋から、いつ知事選への立候補を表明するか注目が集まるが、明言を避け続けている。一方で、昨年後半から福島市や郡山市の後援会を拡充するなど選挙態勢は固めつつある。3日にあった県の予算案の発表では、新年度から5年間の総合計画を重点に予算配分し、「将来に希望を持ちたい」と力を込めた。「自ら作った計画を最後までやり遂げたい思いは当然あるだろう」と関係者はみる。


 前知事の辞職に伴う2006年の出直し知事選では、民主、社民と無所属の県議からなる県民連合と連合福島の4者協議会が中心となって候補者擁立に動いたが、作業は難航。佐藤知事の立候補表明は告示日まで1週間に迫った時期だった。連合福島の幹部は「6月か9月の県議会あたりで表明するのだろう。今回は本当に気が楽だ」と話す。


 県民連合のある県議はこう言った。「自分が言わなくても周りが準備してくれている。知事は幸せな人だ」


 ◎「白紙」の自民/争点・対立候補、絞れず


 一方、自民党県連は先月中旬の会議でパーティーへの欠席を決めた。「選挙に向けて知事を励ます会に、(候補者選びが)白紙状態の我が党が出席するわけにはいかない」と斎藤健治幹事長。同党は今夏の参院選に全力を注ぐとし、知事選への態度を明確にしていない。


 ただ同党内部では、すでに態勢を固めつつある佐藤知事と、五分に競える候補者を擁立するのは厳しいとの声もある。また、佐藤知事は1月臨時県議会で、同党が要望した公共事業が中心の補正予算を編成。これまでの県政運営でも同党に配慮しており、「県政にそんなに不満はない」(同党県議)と明確な争点を作り出すのも難しい情勢だ。


 同党のある県議は「知事の包囲網はすでに全方位に及んでいる。これに勝つのはなかなか難しい」と話す。斎藤幹事長は「評価するべきところは評価しなくてはいけない」とし、16日に開く党の会合に佐藤知事を招待した。


 県民連合のある県議は「(自民党は)相乗りをするタイミングを計っているのではないか」との見方を示す。

1063チバQ:2010/02/11(木) 08:57:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100211t61012.htm
佐藤福島知事 11月任期満了 周囲、再選へ着々

政治資金パーティーで、参加者と握手する佐藤雄平知事=7日、福島市のホテル


 11月に1期目の任期満了を迎える佐藤雄平福島県知事が、再選に向けて動き始めている。7日に福島市で初の政治資金パーティーを開催、有力業界団体のトップや国会議員、市町村長らが顔をそろえ、「出馬要請」を受けた。佐藤知事本人は依然、慎重姿勢を崩さないが、着々と選挙に備えているとみられる。一方、前回知事選で戦った自民党は、対立候補を擁立できるかどうかいまだに不透明。現職が立候補を表明しないまま、再選ムードさえ漂い始めている。

<励ます会1300人>
 約1300人が詰め掛けた会費1万円の「励ます会」。知事夫妻が並ぶ壇上で、県農協5連の安田寿男会長が「県民のため引き続きかじ取りをお願いしたい」と激励した。

 県商工会議所連合会長の瀬谷俊雄東邦銀行会長は「困難な県政を引き続き担えるのは雄平さんしかいない。今日が事実上の(知事選)キックオフだ」と宣言した。

 佐藤知事はあいさつで「11月(知事選)の話はしない」と相変わらずの慎重さだったが、新年度からの県総合計画を中心に約30分間語り、「皆さんと一緒にまい進したい」と会場を沸かせた。

 「励ます会」は、知事就任以来初めて開いた政治資金パーティー。医師会や建設産業団体連合会、連合など県内29団体と知事後援会が合同で主催した。渡部恒三元衆院副議長(衆院福島4区)や佐藤憲保県議会議長、瀬戸孝則福島市長らも出席した。

 佐藤知事は前知事の辞職に伴う2006年の知事選で、民主党参院議員から転身。民主党や社民党、連合などの支援を受けて初当選した。既に両党と連合は、再選を支持する姿勢を明確にしている。

<「対決難しい」>
 自民党は対立候補擁立について態度を明確にしていない。同党の県議全員がパーティーへの招待を受けていたが、県連の会議で欠席を申し合わせた。

 その一方で、16日の自民党県議の懇親会には知事を招待している。民主党の県議は「パーティー欠席の埋め合わせだろう」と話す。

 自民党内では、佐藤知事との対決ムードが盛り上がっていないのが実情だ。同党に近い有力業界団体のトップは「これだけ支援態勢が整ってしまえば、例え自民党が参院選で盛り返しても、佐藤知事と対決するのは難しい。アクシデントでもない限り、再選は動かないだろう」との見通しを示している。

◎プルサーマル「熟慮し対応」福島知事

 福島県のエネルギー政策検討会が10日開かれ、東京電力が申し入れている福島第1原発3号機(大熊町)でのプルサーマルについて、佐藤雄平知事は「熟慮して対応する」と話した。16日開会の県議会2月定例会で、検証作業をさらに続けるのか実施を了解するのか、何らかの判断を示す見通しだ。検討会は県の各部長らで構成。昨年7月から、国と東電の取り組みや核燃料サイクルなどについて検証してきた。

 佐藤知事は「(原発をめぐる問題を)いろいろな角度から検証した。理解できる部分もあるし、これから検証しなければならない部分もある。県が今後、原子力政策にどう対処していくか、熟慮しなければならない」と説明した。

 会議後、記者団から判断時期について聞かれた佐藤知事は「まだ話す時期ではない」と明言を避けた。福島第1原発のプルサーマルをめぐっては、県議会が昨年12月、「まず知事が判断すべきだ」とする意見書を全会一致で可決。佐藤知事に姿勢を明確にするよう求めていた。


2010年02月11日木曜日

1064チバQ:2010/02/12(金) 22:00:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100211-OYT8T01044.htm
民主系県議がキャラバン 知事選大敗で
県議選で巻き返しへ


参加者からの声に耳を傾ける「改革みやぎ」の県議ら(奥)(11日、大崎市古川駅前大通で) 県議会の民主系会派「改革みやぎ」は11日、大崎市内で、地元の自治体議員らを集めた意見交換会を開いた=写真=。昨年10月の知事選で大敗したことから、「政策の浸透が不十分」との反省を踏まえ、現場の声を取り入れるために実施した。今後、意見を政策に反映させ、来春の県議選などで巻き返しをはかる。

 「政策キャラバン」と名付けられた意見交換会には、同会派のほぼ全員の県議11人と、同市を地盤とする同党の石山敬貴衆院議員が出席。市町村議や後援会関係者ら約100人を前に、政府予算案や同党の成長戦略、10日に公表された県予算案の特徴を説明した。県議が選挙区を越えて集会を開くのは初めてという。

 意見交換は約1時間に及び、「地方議会が活性化しなければ、国がせっかく地方に起こした(政権交代の)波も生かされない」などの指摘も出た。地上デジタル放送移行に向けた助成の充実などを求める意見もあり、県議らが回答した。

 キャラバンは今後、県内各地で開く予定で、藤原範典会長は「地域主権を訴える政権政党として、現場の声を集め、かゆいところに手が届く政策を打ち出したい」と話している。

 集会を開く背景には「政権交代の流れを地方に定着させる試金石」として臨んだ知事選で、同党推薦候補が大差で敗れたことに加え、県議会でも、定数61人の約3分の2を占める自民党・県民会議に対し、改革みやぎは12人だけで存在感を示せていないためだ。

(2010年2月12日 読売新聞)

1065チバQ:2010/02/14(日) 11:03:30
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001002140004

本間元知事が出馬へ/大崎市長選
2010年02月14日

 4月18日に投開票される大崎市長選に元知事の本間俊太郎氏(69)が立候補することが13日、分かった。近く正式に表明する。本間氏に近い後援者が朝日新聞の取材に明らかにした。


 本間氏は2006年4月の前回市長選にも立候補し、約2400票差で現職の伊藤康志氏(60)に敗れている。本間氏は知事だった1993年に、ゼネコン汚職に絡んで辞職。01年と03年の衆院選に立候補したが落選した。


宮城4区

■2003年選挙得票

1 伊藤信太郎 自由民主党 前 76,554 当選
2 本間俊太郎 無所属 新 61,200
3 山条隆史 民主党 新 40,583
4 小野敏郎 日本共産党 新 12,196

■2001年10月補欠選挙得票

  1  伊藤信太郎    自由民主党  新       63,745  当選
  2  本間俊太郎    無所属    新       48,871  
  3  山条隆史     民主党    新       11,633  
  4  小野俊郎     日本共産党  新       9,281  


 市長選には、伊藤市長が再選を目指して立候補する意向を表明している。


http://www.tradewind.or.jp/~dsch1906/065gatu1.htm
5月1日(月)

大崎市の初代市長、伊藤康志氏が当選


 ▽大崎市長選開票結果=選管確定=
  当39546 伊藤  康志 無新①=自民党推薦
    37139 本間俊太郎  無新
     2941 渋谷  貞雄 無新



 大崎市長選は30日、投票が行われ、即日開票の結果、前県議会議長・伊藤康志氏(56)=無所属、自民党推薦=が、元知事・本間俊太郎氏(66)=無所属=、保育園長・渋谷貞雄氏(68)=無所属=を破り、当選を果たした。

 伊藤氏は、組織力を生かして手堅く運動を展開。村井嘉浩知事や、自民党国会議員らが支援に駆けつけるなど、国や県とのパイプを強調、「大物県議」の力を見せつけた。

 地元古川以外の地域では、旧町の町長らの支援を受けて支持を広げ、出遅れをばん回した。

 本間氏は、各地でミニ集会を精力的に展開するなど草の根的な運動を展開した。

 女性や高齢者らを中心に支持を広げ、旧郡部では伊藤氏をしのぐ知名度があり、旧玉造郡などでは伊藤氏をリードしたが、広がりに欠いた。

 渋谷氏は告示直前になって立候補を表明。短い期間で支持を得られなかった。有効投票の十分の一の得票を得られず、供託金百万円は没収となった。

 投票率は73・57%、。投票区別では古川68・70%、松山81・20%、三本木78・58%、鹿島台77・86%、岩出山77・18%、鳴子81・52%、田尻78・70%。

 各区ごとの得票は次の通り。

【本間俊太郎候補】
▽古川=18,358▽松山=2,038▽三本木=3,422▽鹿島台=2,717▽岩出山=4,503▽鳴子=3,261▽田尻=2,840

【伊藤康志候補】
▽古川=18,976▽松山=2,364▽三本木=1,701▽鹿島台=5,336▽岩出山=3,703▽鳴子=2,324▽田尻=5,142

【渋谷貞雄候補】
▽古川=1,510▽松山=151▽三本木=147▽鹿島台=377▽岩出山=283▽鳴子=180▽田尻=293


解説

 実質的に2人の戦いとなった選挙選は、前県議会議長の「政治力」か、元知事の「過去の実績」か、いずれかを選択する様相になった。新市最初のリーダーを決める選挙戦にしては、明確な争点もなく、政策論争は活発だったとは言い難い。

 自民党国会議員や村井知事らが支援に駆けつけるなど、伊藤氏は大物県議ぶりを見せつける選挙戦を展開した。

 しかし、首長としての伊藤氏の手腕は未知数だ。選挙戦で訴えた「大崎の宝」にどう「磨き」をかけ、地域振興に結びつけるのか、抽象的な印象はぬぐえなかった。公約の「1万人の雇用創出」も、具体的な道筋は伝わってこなかった。

 市民の一体感醸成や自治組織の立ち上げなど、初代市長ならではの重責が待っている。さらに、市民病院建設問題にもさっそく、取り組まなければならない。

 選挙戦で訴えた「大崎の資源に、みなさんといっしょに磨きをかける」という初心を、忘れてはなるまい。

1067チバQ:2010/02/16(火) 12:21:40
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100216ddlk04010095000c.html
選挙:気仙沼市長選 菅原氏が出馬表明 現職は引退を表明 /宮城
 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月25日投開票)で、同市在住で自民党の小野寺五典衆院議員秘書、菅原茂氏(52)が15日、無所属で立候補することを表明した。

 菅原氏は同日、市内のホテルで会見し、「秘書としての任務や課題もあったが、市長としての職責を通じて市民の皆さんに恩返ししたい」と立候補の動機を語った。さらに、行財政改革や産業振興、雇用創出などの政策を明らかにした。

 菅原氏は気仙沼市出身で、東京水産大(現東京海洋大)を卒業。大手総合商社勤務を経て、1992年に水産会社に転職した。07年から宮城6区選出の小野寺氏の秘書を勤めている。

 市長選では、現職の鈴木昇市長(65)が1月末に引退を表明。立候補表明は現在、菅原氏だけだが、今後、候補者擁立の動きが活発化しそうだ。【石川忠雄】

1068チバQ:2010/02/20(土) 10:51:09
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100210ddlk03010004000c.html
変わる:県予算への影響/上 積極型予算 地方交付税増で可能に /岩手
 ◇「はしごを外された時」懸念
 達増拓也知事は8日の予算発表会見で、強い口調で言った。「地方を強くしていこうという新政権の方向性は、この予算に反映されている」

 前年度当初比6・1%と大幅に増えた「積極型予算」は、将来交付税として措置される臨時財政対策債を含めた県への実質的な地方交付税が、前年度比で約220億円増えたため、実現した。景気低迷などで県税収入が大幅に減る見込みで、独自の雇用対策や経済活性化、地域医療の充実などに大きな予算を割くことは難しかった。「国の配慮がなければ、多額の起債などしないと予算編成が難しかった」と県幹部は言う。

 だが、国の補正予算で積んだ基金の261億円を含めると、国への依存財源は4000億円を超える。財源の国への過度の依存ぶりの裏返しでもある。

 小泉政権以降、県への普通交付税額は00年度の2880億円から09年度には2103億円に減った。これに対し、県は、独自財源の確保より、公共事業や職員定数削減など、交付税減額に比例して予算規模を01年度以降7年連続で減らした。同時に主要3基金からの取り崩しを続けてきた。

 経済状況の低迷は続く見込みで、県税収入の大幅改善は見込めない。岩手県立大学総合政策学部の斎藤俊明教授(政治学)は「今回の予算案は、県内経済を刺激し、税収を引き上げるような策はなく、展望が見えない」と指摘する。

 独自財源を確保する手だては十分できていない。来年度以降も国から同程度の財源を得られるかは不透明だ。県幹部も「はしごを外された時に赤字団体になりかねない」と懸念する。11年度以降は毎年度700億円以上の歳入不足に陥るとの予測だ。【岸本桂司】

1069チバQ:2010/02/20(土) 10:51:44
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100211ddlk03010060000c.html
変わる:県予算への影響/下 事業仕分け 「廃止」一転「活動継続」 /岩手
 ◇県が費用盛り込む
 ホームページを通じた啓発や活動推進員の派遣など3事業を委託、計約800万円。今予算案で、県が盛り込んだ県地球温暖化防止活動推進センターの運営費だ。今年度と同程度だった。

 地球温暖化防止活動推進センターは昨年11月、行政刷新会議が行った「事業仕分け」で「民間でも十分(温暖化防止活動の)機運がある」などとして、関連予算が廃止されることになっていた。

 だが、国の予算は減額ながらも約6億円が計上され、県センターにも数百万円の補助が見込まれるという。センター設置の根拠法も残っている。県環境生活企画室の平井孝典温暖化・エネルギー対策課長は「役割は果たしており、活動は必要だ」と胸をなで下ろす。1月27日にはセンターの指定管理団体に、NPO法人・環境パートナーシップいわて(盛岡市)を選んだ。

 一方、事業仕分けの結果に対応を迫られた部署もある。細かい林道の整備や間伐などを行う森林・林業・木材産業づくり交付金(概算要求額79億円)は、森林整備加速化・林業再生事業という「ほぼ同じ別事業がある」として、廃止された。

 県はそこで、今年度積み立てた基金を元に国が全額を補助する同事業から、来年度当初予算案に、県産材活用約8億円▽間伐などに約7億円▽松くい虫対策に約1億円−−などを引っ張った。県農林水産企画室は「政策的経費は前年度並みを維持できた」と胸を張る。だが、交付金で行う考えだった低コスト造林の促進事業が対象にならず、実施できない「痛み」も被った。

 政権交代前に設けられた基金による事業は11年度まで。その後の保障はない。同室の高橋渉・企画課長は「この予算で、できる限りのことをしなければならない」と述べる。【山口圭一】

1070チバQ:2010/02/27(土) 12:53:50
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100227ddlk02010120000c.html
選挙:弘前市長選 連合青森、葛西氏を推薦 /青森
 連合青森(石田隆志会長)は26日、青森市内で政治センター幹事会を開き、4月の弘前市長選に立候補を表明している前副市長の葛西憲之氏(63)を推薦することを決めた。来月3日の執行委員会で正式決定する。

 一方、今夏の参院選青森選挙区については、民主党が来月上旬に公認するとみられる新人で元青森朝日放送アナウンサーの波多野里奈氏(37)を推薦する方向で検討している。【矢澤秀範】

1071ももだぬき:2010/02/28(日) 08:33:54
気仙沼市長選民主党側は内海太出馬?

1072二階席:2010/02/28(日) 08:37:34
>>1071

きましたね。出馬要請。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100228t11026.htm

気仙沼市長選 民主、内海氏に出馬要請へ

 民主党宮城県連(安住淳代表)は27日、仙台市内で選対会議を開き、任期満了に伴う4月の
気仙沼市長選(18日告示、25日投票)について、元県連幹事長で県議の内海太氏(62)
=気仙沼=に立候補を要請することを決めた。

 現職の鈴木昇氏(65)が引退する気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員
(宮城6区)の公設第一秘書を務める菅原茂氏(52)が立候補を表明した。

 民主党県連は今夏の参院選や次期衆院選を見据え、自民党が議席を持つ6区の気仙沼市長選を
重視。県議5期のベテランで支持労組に推す声がある内海氏が候補者に最適との結論に達した。

 内海氏が立候補すれば、気仙沼市長選は政党対決の構図になる可能性もある。
 一方、大崎市長選(4月11日告示、18日投票)は独自候補を擁立するかも含め、引き続き
検討することで一致した。

 大崎市長選には、再選を目指す現職の伊藤康志氏(60)、元知事の本間俊太郎氏(69)が
立候補を表明した。県連内には大崎市出身の党県議の擁立論があるが、民主党支持の政治姿勢を
条件に現職を推す声が広がりつつあり、慎重な対応が必要と判断した。

1073建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/28(日) 14:44:22
大津波警報 青森の町長選、投票を一部中止し繰り延べ
2010年2月28日12時6分
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY201002280103.html
 南米チリの地震による大津波警報が発令された青森県太平洋岸の同県おいらせ町の町長選は28日、町内の投票所20カ所中3カ所で午前9時40分に投票の受け付けを中止した。
この3カ所は3月7日に改めて投票を行い、開票作業も同日に延期された。残りの17カ所は予定通り投票が続けられている。

 中止になったのは一川目地区生活会館、二川目地区生活会館、川口地区コミュニティセンターの3カ所。
同町は午前10時半に太平洋沿岸に住む1422世帯に避難指示を出しており、両生活会館は住民の避難所になった。

 町は投票中止の理由を「住民の避難所確保と、町職員を防災対策に当たらせるため」と説明している。

1074チバQ:2010/02/28(日) 16:28:43
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002240005
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・上
2010年02月24日


つや姫のおにぎりをほおばる子どもに「おいしい?」と声をかける知事=2009年11月、東京・銀座のアンテナ店

∞素人っぽさに親しみ


面会2倍 目立つペーパー棒読み


 「チェンジ!」を掲げ、初当選した吉村美栄子知事の県政運営が2年目に突入した。政治も行政も「素人」だった主婦からの大転身。新風を求めた県民の思いを託された1年目の成果と課題を考える。(佐藤恵子、藤木健、川原千夏子)


 「うちのめんごいつや姫、かわいがってけらっしゃい」


 東京・銀座に威勢のいい山形弁が響いた。昨年10月、声の主はもんぺ姿の吉村知事。県のアンテナ店で開かれた県産米「つや姫」の先行販売開始イベントの一コマだ。


 子どもに目線を落とし、若者に気さくに「家でご飯炊いてる?」。高齢者には大きめの声で語りかけた。前日に山形市であった催しでは、「知事さん、握手してけろ」と駆け寄ってくる市民もいた。


■「かあちゃん知事」


 行政経験なし。政治経験もなし。主婦歴30年以上。こんな経歴の知事は珍しい。


 「素人と言えば素人。専門的な知識がないことが欠点」と吉村知事は率直に認める。では、心がけている「知事の役割」とは? 「政策はもちろん大事だけど、県民に元気を与えることも大事」


 前知事時代との「チェンジ」を示すデータがある。


 県の資料「知事の面会者等一覧表」によると、前知事が08年7〜12月に公務で面会したのは63件。一方、吉村知事は09年後半に147件で、前知事の2倍強。「JA山形中央会役員」や「県建設業協会役員」が並ぶ。同時期の土日の公務は、約20件の前知事に対し、吉村知事は約60件で3倍だった。


 知事の当選直後、支援したある県議はこうアドバイスしたという。「業者など利権関係者は絶対ダメだが、それ以外で会いに来た人はどんどん知事室に入れなさい。『知事来て』と言われたら、できるだけ出て行きなさい」


 県民にまず、知事のうりである庶民的な人柄を浸透させるためだ。「2期目」をにらんだ戦略でもある。


 そんな周囲の思惑を知ってか知らずか、自称「かあちゃん知事」はこの1年、人と会い、催しに出て、県産品のトップセールスに奔走した。


 知事周辺は「ふつうの主婦らしい立ち振る舞いに、県民は親しみを感じている。知事の人気は高い」との手応えをつかんでいる。もちろん人気は水もの。「1年目はご祝儀相場」なのも重々承知だ。


■少ない自分の言葉   


 昨年11月の北海道・東北知事会。「新政権は決めたことをごり押しする印象だ」(新潟県知事)、「事業仕分けの影響を調べて国に伝えよう」(北海道知事)――。新政権への対応策をめぐる活発なやり取りの中、吉村知事はペーパーの棒読みが目立った。


 他県の知事と席を並べる知事会などで、吉村知事が存在感を示せたことはほとんどない。山形弁を駆使するトップセールスなどとは打って変わって、「自分の言葉」が影を潜める。週1回の定例記者会見や県議会の答弁もペーパー頼りが多い。


 「1年前よりは自分の言葉が増えたかな」と本人は自己評価するが、会見で質問にとまどう場面は今も少なくない。


 「庶民感覚」を保ちながら、「素人」からどう脱皮するか。2年目の宿題だ。

1075名無しさん:2010/02/28(日) 16:29:57
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002250003
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・中
2010年02月25日


県議会本会議場。吉村知事の隣には、いつも高橋副知事が座る。「出しゃばらずに知事をしっかり支えている」との評が多い

 後ろ盾、自民封じ込め


 ∞製造者責任/生え抜き副知事 右腕に


 昨年1月の知事選で「県民優先主義」「行政のムダ排除」などをうたった吉村知事のマニフェスト。作成を主導したのは、当時、県政野党だった県民クラブの和嶋未希県議(現民主党衆院議員)や阿部昇司県議、連合山形の幹部、現職に反発していた一部の自民党関係者らだ。


 知事の身内にも、県政界や行政に通じた面々がいる。同居する義父の吉村敏夫氏は元県出納長。亡夫の叔父が故吉村和夫元山形市長で、その息子の吉村和文ムービーオン社長と吉村和武県議も後ろ盾に名を連ねる。


 それでも――。現職を破った投開票日の夜、支援したある県議は祝杯の中で、不安も感じていた。「知事としての手腕は未知数。半年や1年で投げ出されたら……」。主婦出身の新知事を誕生させた「製造者責任」が生まれた夜でもあった。


    ■   ■    


 「政治家の素質」


 「1年目で最も苦労した」と知事が振り返るのは、野党自民党が最大会派を占める議会への対応だ。最初の難題は昨年の2月定例会。知事派県議らは、自民県議を取り込み、知事の隣に生え抜きの高橋節副知事を座らせた。これが功を奏した。知事答弁では、副知事が小声で助け舟を出すこともしばしば。知事が「一番相談する人」と全幅の信頼を寄せる右腕だ。


 自民の反発が特に強かったのが、マニフェストで約束した副知事2人を1人に減らす条例改正。知事側は2度の定例会で見送り、満を持して9月定例会に提案した。「否決なら12月に」と腹をくくったが、自民の攻撃は不発。あっけなく可決した。


 就任直後にぶち上げた「最上川の世界遺産登録見直し」では、自民への根回しはなし。県教委も「寝耳に水」。知事周辺も驚いたが、「ぶれてはいけない」と知事に言い聞かせたという。結果は、県民の間に反対の動きは広がらず、自民などの抵抗も尻すぼみに終わった。


 結局、「(昨年の)2月定例会は強烈な風圧、6月も風圧はあった。でも9月は弱まり、12月はかなり弱まった」と知事。政権交代という追い風も吹き、議会の攻防は自民の腰砕けが際立つ展開になった。


 知事に近い県議は「政治家の素質がある。ぶれないし、けんか上手。『主婦感覚』もあるだろうが、周りが賛成しやすい雰囲気をうまく作る」とうなる。


 知事選で裏方を務めた元副知事の金森義弘氏は別の一面を指摘する。「彼女のすごい能力はペーパー読みが大好きなこと。県庁の大量の書類を赤線引きながら読み込んでいる。それで流れはある程度つかめるし、判断もできるようになる。ふつう知事は読まないよ」


    ■   ■    


 「恩と縁」で行動


 一方で、政治家としての立ち位置は、政治的な理念以上に、「恩と縁」という私的な要因で決めてきた。総選挙は知事選で支えてもらった民主の鹿野道彦氏を、酒田市長選では家族付き合いのあった新顔を応援した。


 問題は、この夏の参院選だ。
 自民現職の岸宏一氏が立候補し、民主候補と争うことになったら――。「知事選で直接支援を受けていない民主の新人より、助けてもらった岸氏を」「両方の応援に行けばいい」。知事周辺からはさまざまな声が聞こえてくる。


 「ぶれない姿勢」を、どう貫くのか。悩ましい局面が待ち受けている。

1076名無しさん:2010/02/28(日) 16:30:31
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002260005
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・下
2010年02月26日


来年5月に還暦を迎える知事。カラフルな服装が多い。「30年前の服も着ています」とも=県庁

∞両刃の公約


有言実行 重荷に弱音も


前知事批判 わが身に


 「国への依存体質から脱却して、地域のことは自らの意思で決めるという地域主権を確立しなければならない」


 県議会2月定例会が開会した19日。吉村美栄子知事は、新政権が掲げる「地域主権」に即した県づくりを宣言した。これまでの県政について、「国を見ていた」と依存体質を認める。まずは足元の県庁改革が課題だ。


 新政権のスローガン「政治主導」「脱官僚依存」とは一見対照的に、知事は「ボトムアップ」を強調する。


 「私をはじめ県職員が県民と対話し、議員と議論し、市町村や現場の声を聞きながら施策を立案することが大事。それが県政での政治主導だと思う」


 1年で変化はあったと知事は言う。「県庁が明るくなったとか県庁マンがすぐ動くようになったとか、県民に言われる」


 確かにトップダウン型の前知事時代とは様変わりした。しかし庁内には「職員の意識改革はまだまだ」との声も根強い。


 知事に近い県議も辛口だ。


 「まだ与えられる範囲内の仕事ばかりで、企画立案する部分が少ない。国にもの申すくらいでなければ。まずは知事が(意識改革の必要性を)きちんと認識して言う必要がある」


◇見えない目玉事業


 肝心の施策はどうか。2010年度当初予算案について、知事は「厳しい景気雇用情勢に十分配慮した。県民に評価されるのでは」と自信を見せる。


 編成過程では「プラスの姿勢で色々な事業を考えてほしい」として、各部局の要求額を前年度以下に抑える「マイナスシーリング」を撤廃。「少子化対策」「観光交流産業」「農林水産業」など重点7分野については5〜30%の増加を認めた。


 「プラスの姿勢」の成果として盛り込まれたのは、台湾中心部に大型屋外広告を出す「外国人誘客情報発信」や、県産農林水産物や食文化の知識を問う「食育検定」といった新規事業だ。大枠では前年度から大きな変化はなく、目玉事業もほとんど見当たらない。


◇「数字合わせ」の声


 知事は元々知事選のマニフェストで県民に約束している。


 合計特殊出生率《1・42→1・5》、観光客数《500万人増の4500万人》、県民所得《全国36位→20位台》、農林水産業予算《08年度当初予算比150億円増の1・5倍》……


 予算の重点分野とマニフェストはリンクしていて、知事の姿勢は一貫しているとも言える。ただ、マニフェストの高い数値目標は、知事を縛り付ける両刃(もろ・は)の剣(つるぎ)になりかねない。


 例えば、景気雇用対策。県は新年度から「2年で2万人」の雇用を生む事業に取り組む。だが、数値目標を達成したと胸を張った09年度の「雇用創出1万人プラン」は短期雇用が相当数含まれるとされ、二重計上の疑いも。「数字合わせだ」との批判も起きている。


 記者会見で農業予算の目標達成への道筋を問われた知事が、「言ってしまうと、またやらなければならない」とこぼす場面もあった。有言実行の難しさを痛感した知事の本音だろう。


 「成果のあがらない景気雇用対策はもうウンザリ」「必要なのは数字合わせではない」


 吉村知事は知事選で前知事をこう批判した。いま、そのまま自身に向けられるこの言葉をはね返せるか。正念場を迎える。


(この連載は佐藤恵子、藤木健、川原千夏子が担当しました)

1077チバQ:2010/03/04(木) 12:22:28
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10488.html
現・新一騎打ちの公算 弘前市長選告示まで1カ月


 任期満了に伴う弘前市長選は、4月4日の告示まで1カ月と迫った。出馬を表明しているのは再選を目指す現職の相馬●一氏(73)と、県OBで前副市長の葛西憲之氏(63)の2人。現時点でほかに具体的な出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちとなる公算で、合併に伴う2006年4月の市長選で誕生した相馬市政の継続か刷新かを問う激しい選挙戦が予想される。

 相馬氏は、今回の市長選公約のスローガンに「築こう‼健康で活力ある街を」と掲げ、1期目で訴えた農林業の振興や市政改革の継続・充実のほか、新たに合併戦略プロジェクトの推進を加えた八つの柱を示した。
 合併後に策定した新市総合計画の重点施策を踏まえた内容で、2日開会した市議会3月定例会の施政方針演説では「計画の目標実現を目指して着実な市政運営に努めたい」と述べ、2期目に向けた決意をにじませた。
 06年の市長選当時から「2期まで」としてきた相馬氏。後援会連合会は「一騎打ちは想定内。今までにない厳しい戦いだが、負けられない」と態勢固めに躍起だ。市内全域に張り巡らせた各地区後援会をフル回転させる一方、相馬氏は県議時代から培った知名度を生かしながら持ち前の行動力で公務、政務に奔走し支持拡大を図る。
 葛西氏は、市政運営をめぐる相馬氏との考え方の隔たりをきっかけに昨年9月、副市長を辞職。「停滞した相馬市政が今後4年間続くことに大きな危機感を感じる」と厳しく指摘、「ひろさき一新、対話と創造」を掲げて初の市長選に臨む。
 県職員の経験や実績を生かしながら、公約の柱として市民主権システム実現、農業・産業おこしなど七つの柱を示し、加えて緊急事業に第三セクター破(は)綻(たん)に伴い閉鎖されたジョッパルの再生、全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設の見直し、実効性ある観光施策展開の三つを掲げ、現職との違いを鮮明にする。
 1月に発足した後援会連合会は、経済界を中心に各種市民団体などが加わり徐々に厚みを増している。知名度アップに向け地域単位や市民グループなどとの対話集会を地道に重ね、浸透に躍起だ。
 19日には弘前青年会議所が主催する市長選立候補予定者の公開討論会が弘前文化センターで開かれる予定で、告示より一足早い両氏の舌戦が注目される。

※●は金へんに昌

【写真説明】市長選に向け動きを活発化させる相馬氏(右)と葛西氏

1078チバQ:2010/03/04(木) 12:57:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100304-OYT8T00065.htm
奥州の課題【「一郎票」依存変わらず】


地元の市長選にも大きな影響力を及ぼす奥州市の小沢事務所  2月14日、奥州市江刺区のささらホールで開かれた市長選の立候補予定者公開討論会。現職の相原正明氏(62)と、新人の前市議会議長、小沢昌記氏(51)の2人は、何度も「マニフェストにも書いたが――」と、自らが作ったマニフェスト(政策綱領)をアピールした。

 しかし、両氏のマニフェストからは、争点は見えにくい。財政を窮迫させている市土地開発公社の再建問題や中心市街地の活性化、市総合水沢病院の経営再建などの課題でスタンスの違いはほとんどないからだ。

 政策論争の代わりに、前哨戦で目立つのは、両陣営が、民主党の小沢幹事長との距離の近さを競っている点だ。

 2月28日、奥州市水沢区で開かれた小沢昌記氏の総決起集会に、小沢後援会水沢連合会の小野寺伝会長が現れると、会場の一部にどよめきが起こった。小野寺氏は、前日の相原氏の集会には顔を出していなかった。

 相原、小沢の両氏は昨年8月の衆院選で、不在の小沢幹事長に代わり、集会でマイクを握った。会場がどよめいたのは、それまで水沢連合会は「市長選では中立を保つ」とみられていたからだ。17日夜には、水沢連合会の臨時役員会で、小野田冨男・前会長(現名誉会長)が、小沢昌記陣営の総括責任者に就くことを明かした。

 ただ、出席した後援会幹部は「後援会としては、あくまで中立」と念を押す。

 一方、相原陣営も、立候補表明の際に東京の民主党本部を訪れ、小沢幹事長に出馬の意向を伝えたり、小沢幹事長の後援会幹部宅を回ったりするなど、配慮を欠かさなかった。相原氏は「相手陣営が自分たちを優位にしようとしているだけだ」と、水沢連合会との関係に変わりがないことを強調する。

 市長選を巡るこうした両陣営のさや当てに、市民は冷めた視線を向けている。市内で飲食店を経営する50歳代の女性は「市長選では、奥州市の未来をどうするのかという議論を期待している。これでは市民不在で、今までの選挙と何も変わらないのでは」と、苦言を呈す。

     ◇

 5市町村が合併し、県内第2の都市として人口13万人の奥州市が誕生したのは2006年2月。7日告示、14日投開票の市長選を前に、選挙の構図と市の課題を探る。

(2010年3月4日 読売新聞)

1079チバQ:2010/03/04(木) 19:47:16
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100304ddlk06010064000c.html
県議会:本会議が50分中断 自民議員の「議事進行」で /山形
 県議会本会議は3日、後藤源県議(自民)が佐貝全健議長に議事の進め方について要望する「議事進行」を出したため、約50分間、議事が中断した。議事進行による本会議中断は、01年12月7日、議場にシンナー臭が立ち込め、議会事務局職員1人が倒れた時以来約8年ぶり。

 2日の一般質問で、小中学生の読書に関し2問質問した小野幸作県議(同)に対し、山口常夫教育長が1問の答弁を終えた時点で、佐貝議長が「答弁を含め1時間の規定時間を過ぎた」として質疑を打ち切ったことに後藤県議が異議を唱えた。

 後藤県議は取材に「演壇に上がれば、時間が経過しても最後まで話すようにしてきた。打ち切りは今までなかった」と主張。急きょ開いた会派協議会で「答弁の途中で時間切れになった場合の対応は今後協議する」ということで決着し、議会は再開した。【釣田祐喜】

毎日新聞 2010年3月4日 地方版

1080チバQ:2010/03/04(木) 19:48:19
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100303-OYT1T00053.htm
「上杉家はリストラせず」山形知事、行革二の足?
 本音は行財政改革に後ろ向き?――。


 山形県の吉村知事は2日の県議会一般質問で、行財政改革への取り組みを問われ、昨年の大河ドラマ「天地人」を引き合いに、「上杉家が会津から米沢に移ってきた時には、120万石から30万石に減らされた。家臣団6000人をリストラせずに、みんな助け合って支え合った」と、職員数削減に消極的とも取れる発言をした。ご当地・米沢市区選出の中川勝県議(自民党)への答弁。

 知事は重ねて上杉鷹山(ようざん)にも触れ、「鷹山公は、厳しい藩の財政を立て直すために、目の前の藩士をバッタバッタと削減したでしょうか」と強調。直前の答弁では、「簡素で効率的な組織体制の構築に向け、部局改編を進めるなど、しっかり見直しを進める」などと述べていた。

 中川県議は再質問で、「6000人の禄高(ろくだか)は3分の1、5分の1に減った。県で言えば、人数はそのままかもしれないが、給与が減ったということ」と応酬した。

 県は年度末にまとめる「県行財政改革推進プラン」で、医療や教育、治安など現場にかかわる部署以外の県職員を2011年度からの3年間で3%程度削減することを掲げた。「数値目標が低い」などの批判が出たため、知事は数値目標の変更も含めて再検討する考えを明らかにしている。

(2010年3月3日12時00分 読売新聞)

1081チバQ:2010/03/04(木) 22:46:05
>>1073
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100304t23023.htm
津波で思わぬ投票延期、戸惑う陣営 おいらせ町長選
 チリ大地震津波で避難指示が出たため、一部地域の投票と全体の開票が1週間後の7日に延期された青森県おいらせ町長選は、投票所が閉鎖された沿岸部の3地区に限った選挙戦が続いている。想定外の「延長戦」は通常の選挙と勝手が違うようで、候補者陣営も戸惑いを見せている。

 立候補しているのは新人の元町議の成田隆氏(59)と再選を目指す現職の三村正太郎氏(60)。2月23日に告示され、28日に投開票の予定だったが、大津波警報で20カ所ある投票所のうち沿岸の3カ所が閉鎖された。

 公選法の規定で閉鎖前の投票は無効とされ、3地区では1〜6日も選挙運動が可能になった。3地区の有権者は計3487人で、両陣営は急きょ選挙戦を再開した。

 ただ、両候補者が街頭で政策などを訴えたのは今のところ、それぞれ1回だけ。「狭い範囲でスピーカーを使うのも迷惑。住民感情を逆なでしたくない」と三村氏陣営。成田氏陣営も「相手が街頭に立ったので、こちらもやっただけ」という。

 本来は選挙戦たけなわの3日も、現職の三村氏は町議会の全員協議会の対応などに追われ、成田氏陣営は選挙カーで投票日の周知を呼び掛ける程度にとどめた。有権者の心情を考えると、積極的な選挙運動は逆効果になりかねないという読みもあるとみられる。


2010年03月04日木曜日

1082チバQ:2010/03/04(木) 23:09:32
弘前市長選関連
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3709
弘前地区/雪の街 歩く魅力提案/年末年始、観光空白が課題
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3284
新青森開業後の奥羽線 E5系接続は通勤電車?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3186
挑戦する津軽 「感交・弘前」確立急ぐ 西北五、低い宿泊率課題

1083チバQ:2010/03/04(木) 23:12:19
奥州市長選関連
検索したら懐かしい記事が・・・
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/127
駅構内の掲示「待った」 JR東「胸毛など不快」−−岩手・奥州

1084チバQ:2010/03/05(金) 12:08:49
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003050002
奥州市長選 「継続」か「変化」か
2010年03月05日

 「継続」か「変化」か。奥州市長選は、市町村合併後も残る地域間の対立感情を背景に、新市の最初の4年間を牽引(けん・いん)した2人が、次の4年間の主導権をめぐって一騎打ちを演じる展開となっている。


 2月27、28日、奥州市内の同じ会場で、2人の後援会が総決起集会を開いた。動員数は現職の相原氏の約1600人に対し、新顔の小沢氏が約1900人だった。


 選挙戦が確実となったのは昨年9月。「現職とは違う市政運営を提案したい」と小沢氏が出馬表明した。マニフェスト作りのための意見交換を兼ねて市内を歩き、市議時代、地盤の水沢区内に限定されていた後援会組織を、旧市町村単位の5後援会、計38支部に急速に拡大させた。


 旧市町村間の対立感情を巧みに刺激し、市政批判を展開する。「(相原氏の出身の)江刺区に事業配分が偏っていた」と陣営幹部。さらに相原氏の行政手法を「トップダウン」と断じた。


 迎え撃つ相原陣営は批判に対し、「合併時の約束を誠実に履行してきた」と反論。強みは現職としての実績と知名度だ。「手堅い手腕で、目立った失政もなかった。浸透度は全く違う」と陣営幹部。


 県、盛岡市と協調した融資による岩手競馬の存続など、「初代市長として合併後の混乱期を安定的にまとめた」と相原氏は訴えている。


 小沢氏が水沢区や胆沢区で不満の受け皿となっているのに対し、相原氏は地盤の江刺区を固め、衣川区でも支持を伸ばしている。

1085チバQ:2010/03/05(金) 12:11:59
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003050003
久慈市長選/「自民現職」対「民主新人」
2010年03月05日

 久慈市長選は、自民党県連会長の鈴木俊一氏や自民党県議らが支援する現職の山内氏に、民主党県連と社民党県連合が推薦する遠藤氏が挑む。


 「『我が政党を応援しなかった』という理由での判断が政権与党にあるとしたら、それは政治を私するものだ」


 2月上旬、記者会見で民主党との関係について問われた山内氏は、語気を強めた。


 山内氏は1983年から20年間、県議会で自民党会派に所属。県連幹事長や県議会議長も務めている。昨年8月の総選挙では、自民党の鈴木氏を支援した。


 遠藤氏陣営は民主党県連の「挙党態勢」で臨む。候補者選定から小沢一郎氏の公設第1秘書、大久保隆規氏らが中心となった。今は、国会議員、秘書、県議があいさつ回りや演説会を繰り返している。


 山内氏後援会の嵯峨吉彦会長は「まるで黒船の来襲」と戸惑うが、民主党県連も「現職の壁は久慈でも非常に高い」(同党国会議員秘書)と厳しい見方を示す。


 一方で、山内氏と遠藤氏の主張は産業振興や雇用確保、医療・福祉の充実など共通する部分が多く、争点は見えにくい。民主党の「政治と金」の問題も、「どういう影響が出るのか予想できない」(工藤堅太郎・民主党県連代表)、「影響が神風となってこちらにふいてくれればいいが、読めない」(嵯峨吉彦・山内氏後援会会長)と、両陣営とも計りかねている。


 同市長選には地域紙発行業の宮古邦彦氏も立候補の意向を示している。

1086チバQ:2010/03/05(金) 12:16:06
名物?市長 4千出馬へ
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100305ddlk06010200000c.html
選挙:東根市長選 土田市長、4選出馬表明 /山形
 東根市の土田正剛市長(66)は4日、任期満了(9月4日)に伴う同市長選への4選出馬を表明した。同日の市議会一般質問で「東根市民4万6000人のリーダーとして引き続き市政運営に全力で取り組みたい」と答えた。

 土田市長は取材に「3期12年で東根市全体のレベルアップができたと思う。更なる底上げをすべく4期目に挑戦したい。課題である農産物のブランド化、県内初の中高一貫校やさくらんぼ小学校開校の準備をつつがなく進めたい」と意欲を語った。政党からの推薦は受けないという。

 土田市長は慶大法学部卒。衆院議員秘書を経て79年に県議に初当選し、4期目の93年に知事選に出馬したが惜敗した。98年に市長に当選し、現在3期目。【細田元彰】

1087チバQ:2010/03/05(金) 21:40:56
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100302ddlk03010015000c.html
副県都の行方:奥州市長・市議選を前に/上 雇用問題 /岩手
 ◇求人は県最低水準 痛い、国のセンター“廃止”
 寒風の吹く中、奥州市江刺区の男性(27)が、同市水沢区の胆江地域職業訓練センターにやって来た。今年1月から毎日のことだ。09年2月まで自動車関連会社の派遣社員だったが、不景気で雇い止めになった。求職活動を続けたが、思うような職は見つからない。「CAD(コンピューター利用設計システム)などの資格が取れればと思った」と、OA実務科(3カ月コース)で技術を身に着けるのに必死だ。

 岩手労働局が発表した水沢公共職業安定所管内(奥州市、金ケ崎町)の09年12月の有効求人倍率は0・29倍と、前月比0・02ポイント上昇したが、県内では最低水準だ。センターの存在価値は高まる。

 だが、厚生労働省は09年12月、全国の地域職業訓練センターの廃止方針を示した。県内では、盛岡、二戸、一関、奥州各市の施設が対象となった。

 センターによると、09年4〜12月の利用延べ人数は1万5232人、全室数に対する利用室数を示した施設利用率は63・8%と、厚労省が継続の要件にした基準(50%以上)をクリアしている。就職率は90%を超え、県内ではトップクラスの実績だ。現在も65人が受講している。上平義秋事務局長は「我々の仕事は地域雇用のセーフティーネットに近いものがある。廃止すれば雇用対策の面でマイナスになる」と危惧(きぐ)する。

 こうした状況下、市は雇用対策を実施しているが、付け焼き刃の感は否めない。

 国の緊急雇用創出事業とふるさと雇用再生特別交付金を活用し、臨時職員の採用や地上デジタル放送の相談事業、南部鉄器販路開拓事業などを行ってきた。08〜09年度で計69事業、約2億6000万円に上る。だが、いずれも短期雇用で抜本的対策になっていない。

 センターも2月、施設の継続方針を決めたが、運営形態は「今夏ごろをめどに方向性を示す」(相原正明市長)と話すにとどまる。パソコンなどの機器更新や将来の施設改修費用が多額に上ると予想されるためだ。

 財政の厳しさが背景にある。市企業振興課によれば、新年度予算には雇用対策費として、国から1億円が追加される見通しではある。及川哲也課長補佐は「どこもそうだと思うが、予算枠に計画が追い付いていないのが現状だ」と本音を語る。

    ◇

 2市2町1村が合併し奥州市が誕生してから4年。盛岡市に次ぐ人口約13万人の都市になり、副県都としての発展を目指してきた。しかし、合併効果を感じる市民は少なく、逆に地域間格差の拡大を指摘する声は多い。景気低迷による雇用や財政再建など、難しい問題も山積する。有権者は副県都の将来を誰に託すのか。市が抱える課題を整理した。【湯浅聖一】

1088チバQ:2010/03/05(金) 21:41:37
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100304ddlk03010052000c.html
副県都の行方:奥州市長・市議選を前に/中 財政問題 /岩手
 ◇負債100億円の公社 「塩漬け土地」で市経営圧迫
 奥州市水沢区の郊外に広がる区画整備された約13ヘクタールの宅地。建物は少なく、「立入禁止」の看板だけが風雪に揺れる。通りかかった近所の50歳代女性は「犬の散歩コースになっている」と話した。

 市土地開発公社は01〜05年、姉体地区複合団地開発事業(通称マイアネタウン)第2期分譲地として約25億1800万円で取得した。計22・9ヘクタールを開発。05年に344区画中52区画の分譲を始めたが、現在23区画が売れ残っている。それでも公社は10年度に280区画を分譲する予定だ。市政策企画課の佐藤浩光係長は「第1期分譲地は好評だったのに……。景気の落ち込みで今は売れない状況だ」と嘆く。

 同公社は、合併時の06年に3公社が一緒になって発足した。08年度決算では、簿価総額109億4000万円の土地を保有する。公有地の先行取得や造成地の販売不振、地価の下落などが原因で経営が悪化し、同年度決算で年間1億円の利息を含め100億円を超える負債を抱えている。

 09年12月に経営健全化計画を策定し、10年度から10年間に、簿価額で約18億円分の保有地を民間に、12億円の市の先行取得地を市に、それぞれ売却するなど、累積債務の圧縮を目指す。

 ただ、買い戻す側の市の財政状況は厳しい。市財政課によると、市の08年度実質公債費比率は、前年度を0・7ポイント上回る21・4%。地方債の借り入れに県の許可が必要な危機的状況だ。総合水沢病院や県競馬組合の経営再建などでも毎年数億円を支出している。さらに、10年度から10年間、公社の利息払いの6割にあたる6200万〜8500万円を毎年支援する予定だ。

 市は、買い戻しに合併特例債の活用も検討するが、借金を残すことになる。土地の売却見通しもなく、「健全化計画は問題の先送りだ」という批判もある。佐藤係長は「公社は市の住宅政策や企業誘致の一端を担っている。ある程度の負担はすべきだ。今は逆風だが、10年間このままとは限らない」と話す。【湯浅聖一】

1089チバQ:2010/03/05(金) 21:42:07
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100305ddlk03010079000c.html
副県都の行方:奥州市長・市議選を前に/下 地域間格差 /岩手
 ◇顧みられぬ被災者 リンドウ農家の訴え届かず
 09年7月に奥州市衣川区上河内地区で開かれた相原正明市長と住民の懇談会で、リンドウ農家の小形孝子さん(66)は厳しい口調で詰め寄った。「岩手・宮城内陸地震で被害を受けたリンドウに、なぜ補償がないのか。深刻な状況を市は把握しているのか」。相原市長は地震後に被災地を視察したが、同地区に入ったのはこの時が初めてだった。

 小形さんは約70アールでリンドウを栽培しているが、うち約35アールで被害を受けた。市が地震直後に被害の聞き取り調査をした時、小形さんらは窮状を訴えたが、何の回答もなかったという。「みんな自前で補修せざるを得なかった。他の被災者は補償や支援を受けているのに、リンドウ農家だけ何もないのはおかしい」と不満を漏らす。

 奥州市は06年に5市町村が合併して誕生した。しかし、4年を経ても「住民の声が届かない」「区ごとの事業や財源配分がアンバランスだ」など地域間格差への不満は根強い。

 市政策推進課によると、各区への財源配分は合併時に決められた。10年間の内訳は、水沢区73・8億円▽江刺区63億円▽前沢区25・1億円▽胆沢区35・3億円▽衣川区15・1億円▽行政組合などの広域枠47・7億円−−になっている。

 他に旧市町村が持ち込んだ基金(持参金)があり、各区の事業に使われている。中でも江刺区は12億7200万円と他区より突出し、4年間の事業投入割合も64・4%と2番目に多い。当時合併計画の策定にかかわった行政推進室の新田伸幸室長補佐は「旧江刺市は、有利な過疎債を使えたことから、手金を使わずに済んだためだ」と説明するが、市民の目には不公平と映る。

 市は市政懇談会や、市長による地区要望を聞く会などで、市民の合併に対する質問に答えてきたという。だが、「衣川村の時は、細かいところまで行政が気を配ってくれた。でも今は首長との距離が遠く感じる。敷居が高くなった分、役場に相談する気も起きなくなった」。小形さんのこの言葉が今の奥州市を象徴している。【湯浅聖一】

1090チバQ:2010/03/06(土) 17:36:57
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001003060002
大崎市長選に佐藤仁一氏立候補へ
2010年03月06日

 4月18日に投開票される大崎市長選で、大崎市民病院の移転建設に反対する「大崎・誠実な市政をつくる市民の会」は5日、旧岩出山町長の佐藤仁一氏(58)を統一候補として擁立することを決めた。佐藤氏は7日、正式に出馬表明する。市長選には、現職の伊藤康志氏(60)と元知事の本間俊太郎氏(70)がすでに立候補を表明している。


 佐藤氏は旧岩出山町出身で1990年に同町長に初当選し、06年まで4期務めた。

1091チバQ:2010/03/06(土) 17:58:45
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003060001
合併後の久慈市、課題山積み
2010年03月06日


県立久慈病院では、31人の常勤医で外来と入院患者をケアしている=久慈市旭町

 久慈市、山形村の合併で、新久慈市が誕生してから4年。「ひと輝くまち」を掲げた久慈市の現状と課題を、市長選を前に追った。


    ◇


【医師不足の久慈病院、研修医が支え】


 久慈市の医療を支える県立久慈病院。周辺の4市町村からなる「久慈医療圏」で唯一の総合病院だ。1日平均800人の外来患者と342床の入院ベッドを診る。


 久慈医療圏は人口10万人当たりの医師数が県内で最も少ない118・8人。久慈病院では、03年度には42人いた常勤医が、09年度は31人に減った。


 産婦人科では、2008年度に久慈病院に2人いた医師のうち1人は二戸病院に移った。その結果、正常分娩以外は扱えなくなり、リスクの高い妊婦は、二戸病院までいかなければならなくなった。


 阿部正院長は「08年度以降は年間のお産が3分の1に減った。3分の2はよその病院に行かざるを得なくなったのだろう」と語る。


 医療体制を支えているのが、常勤医のサポートや当直勤務をこなす13人の研修医の存在だ。同病院では、電子カルテの導入やレントゲンのIT化など最新の設備を整備し、「研修医に魅力ある病院」を目指している。


 阿部院長は「結果的に常勤医を増やさなければ医師不足の根本的な解決にはならない。研修を終えた医師に久慈に残ってもらうことがこれからの課題」と話す。


    ◇


【利用が減る路線バス、廃止検討も】


 3月上旬、午後2時すぎ。閑散とした久慈駅前にとまっていた侍浜方面行きのバスに、高齢の女性2人が乗り込んだ。「お客さんが少なくて恥ずかしい」。運転手の男性はそう言うと、病院方面に向かって出発させた。


 07年度末にJRバス東北が撤退してから、市費でバス路線を維持している。運行は県北バスなど3社に委託。契約料は年間約3300万円にのぼる。


 ただ、09年度の12月までの利用者数は、前年度同期よりも約4千人下回る。侍浜方面行きバスの利用者数は前年度比で78・4%と減った。


 市は08〜10年度を利用者数などの検証期間とし、利用率の低い路線については、ダイヤや路線の見直しを進める方針。さらに、1路線5人程度の利用率を下回る路線については、「廃止を含めて検討する」としている。


 市の担当者は「いつまでも自治体は負担できない。地域でバス利用の促進に取り組む必要がある」と話す。


    ◇


【自殺が高い久慈市、県内上位】


 久慈地域は、自殺率が高いという問題もある。長く、県内1、2位が続いてきた。背景には、失業問題や健康問題などが言われているが、久慈保健所の藤尾修・企画管理課長は「要因を特定することが難しい」。


 市や保健所が進めてきたのが、地域ネットワークづくりだ。市町村や医療関係者、警察、岩手医大の研究班などによるネットワークを03年度から段階的につくり、対策を検討してきた。


 人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率は、04年に57・9人と県全体の34・5人を大きく上回っていたが、その後減少傾向になり、08年は42・2人だった。それでも、県全体の33・6人を大きく上回り、県内2位だった。


 久慈市保健推進課の藤森智課長は「まずは自殺問題をタブーとしない意識改革を進め、関係機関と連携して活動したい」と話す。

1092チバQ:2010/03/06(土) 19:01:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100302-OYT8T00111.htm
【久慈の課題】港湾整備遅れ 津波で注目

 120センチの津波が久慈港を襲ったのは、2月28日午後だった。市長選告示日のちょうど1週間前、小舟が波に揺れる港の映像が、テレビの全国ニュースで繰り返し伝えられた。

 この前日、南米チリで地震があった日に、現職の山内隆文氏(58)の陣営は1400人規模の総決起大会を終えたばかりだった。民主党県連などが推薦する新人の遠藤譲一氏(56)の陣営は、同規模の総決起集会が津波当日に当たり、急きょ取りやめた。集会には、市出身の民主党衆院議員の畑浩治氏や達増知事らも参加する予定だった。

 久慈港は、大船渡、釜石、宮古の3港と共に「海上輸送網の拠点」として国が指定する重要港湾だ。しかし、3港に比べて防波堤整備が遅れた。全国103ある重要港湾のうち、貨物取扱量は約27万トン(2007年)で全国最下位になった。

 港の沖では、30年以内に、ほぼ確実に起こるとされる宮城県沖地震などに備え、国直轄で南北二つの湾口防波堤を建設している。20年前から始まったこの事業の完成予定は、南堤(全長1100メートル)が10年以内、北堤(2700メートル)が約20年後。道のりは長い。

 「皮肉なことだが、久慈港の防災施設としての重要性が、津波の発生で注目されるかもしれない。もっと早く完成してくれないものか」。津波に襲われる港を見守った久慈市漁協の嵯峨松男参事(59)には、そんな考えが頭をよぎった。

 それほど、現政権の久慈港に対する視線は冷ややかだ。昨年暮れ、政府は2011年度から、重要港湾の半数程度で新規整備を凍結する方針を示した。10年度は、久慈の湾口防波堤の事業費が、今年度の26億円から14〜18億円に削減される見込みだ。

 この港湾整備を巡る立候補予定者たちの立ち位置は微妙に異なる。

 山内氏は、先行する南堤が完成すれば間口の広い湾内の波も穏やかになり、「産業・観光業の起爆剤になる」と強調する。

 遠藤氏は、与党とのパイプを強調する。政府方針が明らかになった昨年12月24日に出馬会見し、「県や国に訴えるルートは、きちんと作っていかなければならない。そこに(私の)強みがある」と訴える。

 新人の宮古邦彦氏(70)は「八戸港との連携を深めるべきだ」との考えを説く。

 共通しているのは、どの立候補予定者も、市民にとって港が大きな存在だと知っていることだ。市内で約40年印章店を営む鹿糠清次さん(73)は「港が活発になれば街にも活気が出る。港が潤いをもたらしてくれる」と信じる。

 ただ、久慈港の先行きは不透明なままだ。市職員から「政府次第だから、港湾活用に向けた気勢が上がらない」との声も漏れる。同港を取り巻く環境の変化に、候補者はどう対応するのか。実現可能性と具体的な展望の両方が求められている。

     ◇

 7日告示、14日投開票の久慈市長選を前に、港湾整備、若者の雇用という直面する課題を探る。

(2010年3月2日 読売新聞)

1093チバQ:2010/03/06(土) 19:02:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100304-OYT8T01262.htm
【奥州市の課題】「おらが町」意識消えず


空き地も目立つJR水沢駅前の商店街  「あなたの期待は合併後に実現しましたか」

 奥州市の水沢、江刺両青年会議所が2009年、市内1100人以上を対象にしたアンケートで、「総合的な活力強化が実現した」は、16%にとどまり、逆に「実現していない」が2倍以上も多い37%に上った。

 2市3町村が合併を決め、知事に申請したのは、05年3月31日。それまでに、旧水沢市が3町村と、旧江刺市が北上市、金ヶ崎町との合併を目指すなど、枠組みをめぐって曲折した。法定合併協議会を設置してから、協議は2か月で済ませた。合併前の旧市町村が抱えていた課題は、調整しきれないまま多くが先送りされた。そのツケが後遺症となって、あちらこちらに表れている。

 市議会では、旧江刺市が退職手当負担金を支払っていなかったことや、旧水沢市が土地開発公社に多くの塩漬け土地を抱えていたり、岩手競馬に絡んで大きな赤字を持ち込んだりしたことを、ほかの旧市町村出身の議員が非難する。「おらが町が貧乏くじを引かされたらたまらない」という思いが、いまだに根強いのだ。

 そうした意識が、新しい街づくりにも影を落としている。市は、JR水沢駅前の商店街の振興を軸に、中心市街地活性化基本計画の策定を進めている。内閣府への申請を目指すには「1自治体につき1市街地」が条件。もちろん旧5市町村にはすべて、歴史のある市街地が存在するが、市は対象を水沢に絞った。

 JR水沢駅前は、商店街が直線に約700メートル延び、1980年代には地元資本のデパートを核に、にぎわった。90年代から国道沿いに大型店が相次いで進出すると、駅前から客足が遠のき始め、近年は閉店するケースも目立っていた。

 市商業観光課の菅原浩課長は「新市の顔として中心市街地は必要」と説明する一方で、郊外の大型店を中心に発展した旧前沢町や独自の活性化案を制定した旧江刺市のにぎわい復活も同時に目指すといい、歯切れが悪い。「中心市街地は大切だろうが、自分たちの街が廃れるのは困る」という声が強いからだ。強引に進めれば、新市のまとまりのなさをさらに悪化させかねない。

 「奥州市」の発足から4年が経過しても、「旧市町村の境を越えると、よそに来たという感覚が抜けない」と話す市民が多い。一体感は、どうやれば醸成できるのか。新たな街づくりの本格化を前に、13万人の市民をまとめ上げるリーダーシップが求められている。

(2010年3月5日 読売新聞)

1094チバQ:2010/03/06(土) 19:02:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100306-OYT8T00036.htm
【奥州の課題】 市長選を前に・下
雇用企業誘致策に依存


「いわて求職者総合支援センター」には、求人情報を検索する人がひっきりなしに訪れている  3月のある日、奥州市水沢区の商業施設地下にある「いわて求職者総合支援センター」では、午前8時半の開所時間を迎えるとすぐ、同区の男性(39)が寝癖のついた髪のまま、足早にドアをくぐった。

 求人を検索する端末に向かうと、食い入るように画面を見つめる。「New!」と書かれた新着の求人の一つひとつをチェックするが、年齢や資格などの条件で、どれも無理とわかると、今度は重い足取りでその場を離れた。

 男性は、3年前まで北上市内の工業団地で自動車部品を製造する工場に派遣社員として勤めていたが、生産規模の縮小で雇い止めに。県外を転々とした後、妻や、定時制高校に通う娘が待つ地元に戻ったが、仕事は見つからず、昨年9月以来、毎朝センターを訪れるのが日課となった。

 「物づくりの仕事がしたいが、採用してくれる企業があれば、こだわらない」と、事務職を中心に応募を続ける。だが、パソコンが苦手なことがネックになり、これまで問い合わせた20数社のうち、面接に進めたのは5社。男性は「働く気力はあるのに、仕事がない。『必要ない人間』だと言われているような気がして」と、しょげる。

 製造拠点が集積する県南部では、08年秋以降、工場の閉鎖や生産体制の見直しが相次ぎ、求職者が激増。金ヶ崎町の富士通マイクロエレクトロニクス岩手工場では、1100人以上を今年度内に再配置するとしており、市内在住者の多くも対象となっている。

 岩手労働局が発表した水沢公共職業安定所管内(奥州市、金ヶ崎町)の1月の有効求人倍率(原数値)は0・26倍で、3か月連続県内最下位。数少ない求人も、パソコン技能を必要とする事務補助がほとんどで、工場労働者の失業の受け皿にはなりにくい。

 市は今年度、国の緊急雇用創出事業とふるさと雇用再生特別交付金を活用し、臨時職員など199人を採用した。しかし、半年未満の短期雇用のため、次の就職先を探すつなぎの意味合いが強い。

 2月14日に市内で行われた公開討論会。相原氏は「新市誕生から12社を誘致し、地元でも214人雇用した。この取り組みを進めたい」、小沢氏も「『奥州に立地したい』と思わせるように、従業員の確保を補助したい」と、そろって企業誘致に積極姿勢を見せたが、ほかに雇用問題については議論にならなかった。

 センターの金野馨センター長は、首をかしげる。

 「誘致企業は、景気が冷え込むと多くが撤退したり、雇用を減らす面もある。地場産業の振興にも取り組むなど、選挙戦ではもっときちんと未来図を示してほしい」

 (この連載企画は、宇田川宗が担当しました)

(2010年3月6日 読売新聞)

1095チバQ:2010/03/06(土) 19:53:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100305t31011.htm
街のにぎわい限定的 久慈市長選7日告示

平日も多くの客が足を運ぶ「やませ土風館」


 任期満了に伴う岩手県久慈市長選が7日告示(14日投票)される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で現職の山内隆文氏(58)と新人の遠藤譲一氏(56)、宮古邦彦氏(70)の3人で、ともに市中心市街地の活性化を打ち出している。観光振興も争点の一つで、琥珀(こはく)、海女など豊富な観光資源をどう生かしていくのか。市政の課題を探った。(盛岡総局・剣持雄治)

<中心商店街閑散>
 久慈市の人口は約3万9000人。4年前に山形村と合併し町内会は147を数える。旧久慈市中心部の銀座商店街は市の「へそ」だ。

 2月半ばの平日午前。三陸鉄道北リアス線のターミナル・久慈駅から商店街まで5分ほど歩くと通りは閑散としていた。

 「商店街はさっぱりだ」。23店が加盟する銀座商店会の田高琢也会長(75)はやり切れなさそうに口を開いた。最盛期の30年ほど前は46店が軒を連ねた。「どこも後継者がいなくて大変だよ」と嘆く。

 一方で、市が2010年度まで進める「街なか再生事業」の目玉施設、観光物産館「やませ土風(どふう)館」は活気づいていた。野菜や海産物も扱い、市内外からの買い物客は終日絶えない。08年のオープン初年度は約65万人が訪れ、09年度もほぼ同じ来場者を見込む。

<観光客14万人増>
 なぜ、このにぎわいが周辺に広がらないのか。

 市の計画によると、中心部の歩行者通行量は10年度の目標で1日当たり1万人だが、本年度調査では4284人と半分にも満たなかった。市中心市街地活性化推進室は「駐車場がないのが最大の要因。車を止めやすい土風館に客が向かっている」と分析する。

 市は土風館の裏に86台収容可能な駐車場を本年度末までに整備中。活性化推進室の担当者は「あとは各商店が品ぞろえで工夫するなど意識改革してほしい」と期待する。

 土風館の開館は市民意識を変えた。市全体の観光入り込み客は08年、86万5259人と前年に比べて約14万人増えた。市観光物産協会の中塚勝則事務局長は「この数字を何とか維持したい」と意欲を示す。

<教育旅行は活況>
 ただ、「市内の観光資源がうまく生かされていない」と指摘する関係者は多い。小久慈町地区の琥珀博物館、侍浜町の水族館、宇部町の海女センター、山形町のバッタリー村などの観光名所がルート化されていないというのだ。

 久慈広域観光協議会の貫牛利一専務理事は「自分の担当分野をセールスするだけで終わっている。市全体をPRできる情報を把握しなければいけない」と強調する。

 今後の可能性を示すのが山形町で盛んな教育旅行だ。旧山形村は過疎化の歯止め策として仙台圏などから中学生らの民泊を誘致してきた。09年度は既に6268人が訪れ、4年前の約4倍に伸びた。

 市交流促進課は「久慈に来た子どもたちが山形だけでなく、市全体の魅力に触れれば、大人になっても来てくれるはず。そんな観光振興策が必要」と提言する。

 農林漁業を軸に発展してきた久慈市。今、観光にも目を向けた取り組みが求められている。


2010年03月05日金曜日

1096チバQ:2010/03/06(土) 23:11:03
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100306_14
「敵」は広い選挙区? 奥州市議選各陣営が苦心

--------------------------------------------------------------------------------


 7日告示の奥州市議選(定数34)の候補予定者36人は、他陣営に加え「広い選挙区」という、もう一つの「敵」と戦う。2006年の前回市議選は合併前の旧市町村ごと(5選挙区)に行ったが、今回は全市統一区になる。選挙戦は南北37キロ、東西57キロの広大な市域を駆け回ることになり、ポスター掲示板は実に647カ所に上る。各陣営はポスター張りや選車運行などに頭を悩ませている。

 5区制の下での選挙区面積(平方キロ)は水沢97、江刺362、前沢72、胆沢298、衣川164。これが全奥州市約993平方キロに広がる。選挙ポスター掲示板の数も水沢203、江刺236、前沢66、胆沢102、衣川40から、全市の647カ所へと激増することになる。

 各陣営は告示に備え戦略構築に苦心している。江刺区の新人候補予定者は「とにかく多くの人が必要で経費もかさむ。選車を流す時間が多くなれば、それだけ街頭演説が減る。効率的な経路設定、車上と街頭のバランスが難しい」と漏らす。

 あの手この手で対処を考える動きもある。水沢区の現職陣営は、ポスターを市議会会派の同僚と手分けして張る作戦を模索する。例えば、江刺区の掲示板は江刺の同僚陣営に頼み、自陣はその逆を請け負う。「助け合い」で環境変化を乗り越える考えだ。

 集票は、あくまで地元票が基礎で、地元外の票は「プラス・アルファ」程度に考える陣営が多い。

 現職陣営の事務担当者は「集票が望める地域とそれ以外で運動量は当然違う。だが、まったく回らない地区ができるのもまずい。団体など支持母体を持つ陣営は支持者が散在し一層悩ましいと思う」と想像する。

 告示を7日に控え、各陣営の悩みは尽きない。

【写真=選挙戦になれば、ずらりとポスターが張られる掲示板。広い奥州市には600カ所以上あり、立候補を予定する各陣営を悩ませている=奥州市水沢区大手町】



(2010/03/06)

1097チバQ:2010/03/06(土) 23:12:39
http://www.asahi.com/politics/update/0306/TKY201003060297.html
津波で延長、お疲れ選挙 投票箱24時間監視や費用増…2010年3月6日23時0分

 チリ大地震による大津波警報の影響で、一部の地区で投票が1週間延びた青森県おいらせ町長選。この間、町選管は投票がすべて終わった地区の投票箱を24時間態勢で監視したり、候補者は急きょ選挙を手伝う人をやりくりして「延長戦」を戦ったり。異例ずくめの選挙戦は7日、2度目の投票を迎える。

 町は津波のあった2月28日、公職選挙法に基づき、避難指示が出たために閉鎖した3投票所の投票はすべてやり直す一方、期日前投票とその他の17投票所の投票は有効扱いにした。

 「保管場所は秘密です。役場の『とある部屋』としか言えません」。17投票所と期日前投票分をあわせた18個の投票箱のありかについて、町選管は箝口(かんこう)令を敷く。

 青森県の一部は選挙の激しさで知られ、かつては開票作業中に対立候補の投票用紙を食べる事態も起きた。同町はそうした地域とは離れているが、「細心の注意を払いたい」。職員約10人が交代で24時間投票箱を見張っている。警察官も1日数回パトロールする。

 3地区の有権者に改めて入場券を送付する際には、2月27日までに期日前投票を済ませた人を除くため、有権者一人ひとりを手作業で確かめなければならなかった。

 今回の選挙戦は現職と新顔の一騎打ち。3地区は太平洋岸沿いに南北約8キロ、全有権者の2割弱が住む現職の地盤だ。現職陣営は「票が積み増せる」、新顔陣営は「知名度を上げられる」と互いに好機ととらえたが、一方で「狭い地域でやりすぎると嫌われる」との配慮も働いた。

 最終日の6日。1人は津波前より音量を抑え「大津波警報お見舞い申し上げます」。もう1人も街頭で長引いた選挙戦へのお礼を述べた。

 選挙事務所の賃料や電話代などの費用も延びた分だけかさむ。「何割か増えることは覚悟している」と両陣営とも腹をくくっている。(北沢拓也)

1098チバQ:2010/03/07(日) 11:01:35
しかし・・・この副県都って呼び名は・・・
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100307t31006.htm
奥州市長選きょう告示 副県都へ足元危うく

就職相談に訪れる求職者。景気の落ち込みは市の税収にも影響を与えている=奥州市水沢区の県求職者総合支援センター


 任期満了に伴う奥州市長選は14日の投票に向け、7日告示される。舌戦を展開するのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の相原正明氏(62)と新人で元市議会議長の小沢昌記氏(51)。「副県都」を目指す同市だが、景気の陰りが市財政を直撃して雇用情勢も一気に悪化。基幹産業の農業でも後継者不足は深刻で、県内最大のコメどころの足元は危うい。直面する課題を探った。(水沢支局・宮崎伸一)

 「副県都実現に向けて、安定した雇用創出と農業収入は車の両輪」と語るのは市財政課の菊地隆一課長。だが、どちらにも暗雲が垂れ込める。
 不況は市の台所を襲った。法人市民税は本年度、2月末現在で6億6000万円と前年度の14億9200万円の半分にも満たない。新年度予算も四苦八苦で編成せざるを得なかった。

 市民の暮らしはもっと切実だ。富士通マイクロエレクトロニクス(東京)の半導体製造ライン再編で、隣町の金ケ崎町にある岩手工場では3月末までに計約1100人が退職する。多くは奥州市の労働者だ。

<有効求人倍率0.26倍>
 水沢職業安定所管内(奥州市、金ケ崎町)の1月の有効求人倍率は0.26倍と前月に比べ0.03ポイント下降。「年度末に向けさらに厳しくなる可能性もある」(県求職者総合支援センター)だけに、対策は急務と言える。

 市は本年度に臨時職員199人を採用した。ただ、採用期間が限られていたこともあり、製造業の元派遣社員男性(35)は「先のことを考えて、応募をためらってしまった」と本音を漏らす。

 地元の就職コンサルタントは「新市長には実効性のある雇用創出策が望まれる。そもそも市は企業誘致をする場合、不景気も想定して雇用の受け皿を考えておくべきだ」と提言する。

<高齢者世帯が2700に>
 一方、水稲の作付面積1万ヘクタールで県内1位を誇る市の農業は先がなかなか見通せない。

 担い手の高齢化と後継者不足だ。農業産出額200億円を支える市内農家に目を凝らすと、農業を主な収入源とする約5000世帯のうち、65歳以上の高齢者だけの世帯は約2700にも上る。

 実態は風景に現れる。2008年度、市内の耕作放棄地は約32ヘクタールだったのに、わずか1年後には4.2ヘクタールも増加。市農業委員会事務局の佐藤健一係長は「歩けば歩くほど耕作放棄地が見つかる」とため息をつく。

 いわてふるさと農協(奥州市胆沢区)の高橋隆営農生活課長は「耕作放棄地は担い手不足など今の農業を取り巻く状況を象徴している」と受け止め、「なかなか特効薬はないが、認定農業者をはじめ担い手育成の制度を充実させていきたい」と話している。


2010年03月07日日曜日

1099チバQ:2010/03/07(日) 12:37:07
>>1097
>青森県の一部は選挙の激しさで知られ、かつては開票作業中に対立候補の投票用紙を食べる事態も起きた。
これはどこの事件なんすかね?

1100チバQ:2010/03/08(月) 12:08:36
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10532.html
2010/3/8 月曜日

現職に804票差で成田氏初当選 津波で延期のおいらせ町長選


 大津波警報発令の影響で延期となっていたおいらせ町長選挙は7日、即日開票の結果、前町議で新人の成田隆氏(59)=無所属=が7620票を獲得、再選を目指した現職の三村正太郎氏(60)=無所属=に804票の差をつけて初当選を果たした。
 任期満了に伴う同町長選挙は2月28日に投開票が行われる予定だったが、大津波警報発令を受けて投票所20カ所のうち3カ所が閉鎖され、7日に改めてこの3カ所で投票が行われた。
 17カ所分の保管票と合わせた投票率は73.90%


 ◇開票結果(町選管確定)
当 7620 成田  隆 無新

  6816 三村正太郎 無現
▽有権者数19635
▽投票者数14510
▽投票率  73.90%
▽有効投票14436
▽無効      72
▽不受理     1
▽持ち帰り    1

1101チバQ:2010/03/08(月) 12:55:08
ここかな
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100307ddlk06010037000c.html
追跡やまがた:新幹線10年の新庄市 官民協働で再生を /山形
 ◇財政危機は脱する予測も
 JR山形新幹線「つばさ」が新庄駅まで延伸して昨年12月で10年を迎えた。地域活性化の起爆剤との期待を込めて観光振興や企業誘致などに力を注いだ新庄市だが、新幹線延伸事業の巨額の借金は財政を圧迫し、昨年10月には財政破綻(はたん)の警告段階である「早期健全化団体」のレッテルが張られた。財政健全化法に基づく昨年12月の個別外部監査の結果、09年度決算では早期健全化団体を脱するのは確実と予測されたが、さらなる努力が求められる。【米川康】

 新幹線延伸事業による借金返済額は、一時、年間約20億円に達した。市債残高もピークの00年度末には388億円に上った。早期健全化団体とされたのは、市の財政規模に対する借金返済の割合「実質公債費比率」が08年度末で25・9%となり、基準の25%を超えたため。個別外部監査は、その要因を市営球場や市営住宅、市営斎場などの建設や、新庄駅周辺・関連道路整備など大規模事業が続き市債残高が増えたことと、JR新庄駅に隣接する最上広域交流センター「ゆめりあ」の分担金などが財政を圧迫したためと分析した。

 ある市幹部は「国の政策に安易に乗った。地方債、地方交付税で面倒をみるという甘い言葉に乗ったことが人口4万人弱の小規模自治体には厳しかった」と、将来を考えなかった当時の首長らを批判する。

 「ゆめりあ」の建設費67億円のうち、市負担分の約24億円の返済は今年度でほぼ完了する。08年度末で市債残高は293億円に減った。個別外部監査結果は「人件費抑制など厳しい財政再建計画を着実に実行したことで効果が表れている」と評価。新幹線延伸事業の借金返済が完了したことから、09年度決算では実質公債費比率が基準の25%を下回るのは確実と結論づけた。

 「やっと財政危機を乗り越えられる」と胸をなでおろす山尾順紀市長。昨年12月4日の新庄延伸10周年を祝う式典では「新幹線が本当に新庄まで延伸されるか心配だった。財政難などさまざまなことを言われているが、延伸されなかったらどうなっていたか」と延伸のプラス面にもっと注目するよう呼びかけ「新幹線が来たからといって、すべてが活性化するわけではない。今後、どう生かすかだ」とあいさつした。しかし、生かすための方向性は市民に分かりやすくは示されていない。

 今後は、市は情報を市民に明らかにしたうえで、行政と市民が一緒に「どのように自分たちのまちを再生させるのか」を真剣に考えなければならない。市民も行政にばかり頼らず「自分たちでできることは自分でやる」と再建に向けて取り組むことが必要だ。

1102とはずがたり:2010/03/08(月) 15:24:57
>>1099
上北町や(旧)東北町(今は合併して東北町)辺りが政争が激しい印象がありますね〜。
投票用紙喰ったと云うのは知りませんがw

1103とはずがたり:2010/03/08(月) 15:35:01

佐藤氏が出馬表明 大崎市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100308t11031.htm

 任期満了に伴う宮城県大崎市長選(4月11日告示、18日投票)に元岩出山町長で大崎市の第三セクター「池月道の駅」社長の佐藤仁一氏(58)が7日、無所属で立候補することを表明した。同市長選への出馬表明は現職の伊藤康志氏(60)、元知事の本間俊太郎氏(70)に続き3人目。

 市内で記者会見した佐藤氏は「岩出山町長としての行政経験や道の駅社長の経営感覚を生かし、合併効果が見える街づくりをしたい」と話した。道の駅の社長は辞任する意向を示した。

 市民病院本院の移転に反対して伊藤氏への解職請求(リコール)を展開した住民や共産、社民党市議らでつくるグループと10項目の政策協定を結び、「自分が当選したら、本院は現在地で建て替える」と述べた。

 大崎市合併に伴う前回市長選では佐藤氏を含め旧1市6町の首長全員が伊藤氏を支援したが、この日の会見には鹿野文永・元鹿島台町長と狩野猛夫・元松山町長も同席し、反現職を鮮明にした。


2010年03月08日月曜日

1104チバQ:2010/03/08(月) 21:44:19
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100308ddlk03010004000c.html
選挙:奥州市長選/奥州市議選 告示 市長選、一騎打ち /岩手
 任期満了に伴う奥州市長選と市議選(定数34)が7日告示された。市長選はいずれも無所属で、前市議会議長の新人、小沢昌記氏(51)と、再選を目指す現職、相原正明氏(62)の2人が立候補を届け出、早速街頭で公約などを訴えた。

 投票は期日前が8〜13日午前8時半〜午後8時、当日が14日午前7時から午後7時まで。午後8時45分から水沢総合体育館で即日開票される。6日現在の有権者数は10万4639人(男4万9787人、女5万4852人)。【湯浅聖一、山口圭一】

 ◇町づくりに地域主権根付かせる−−小沢氏
 小沢氏は午前9時過ぎ、同市水沢区横町の事務所前で第一声を上げた。公約に、岩手競馬改革▽総合水沢病院の効率化と地域医療の充実▽市土地開発公社の健全化−−を掲げ、「地域主権を町づくりに根付かせなくてはならない」と訴えた。

 支持者ら約600人が集まり、高橋光夫・旧水沢市長や及川幸子、郷右近浩両県議、岩手友愛会の軽石義則会長らが応援。出陣式では、小沢一郎民主党幹事長の祝電が読み上げられた。

 ◇副県都目指して、均衡ある発展を−−相原氏
 相原氏は、午前8時半に同市水沢区の事務所で出陣式をした後、同9時50分ごろに遊説先である同区東大通3の雲峰神社前で第一声を上げた。多田欣一・住田町長らが応援に駆け付ける中、「岩手競馬や総合水沢病院、土地開発公社の3大問題を解決に向けたレールに乗せることができた」と1期目を自ら評価した。さらに、「合併後の市政を安定させた経験と実績を踏まえ、副県都を目指して市の均衡ある発展を図りたい」と訴えた。

 ◇34議席に36人−−市議選
 市議選は、選挙区が旧市町村別から全市区になり、定数も7減の34になった。現職25人、新人11人の計36人が立候補を届け出た。党派別では、共産5人、公明2人で、29人が無所属。

==============

 ◇奥州市長選立候補者(届け出順)
小沢昌記(おざわ・まさき) 51 無新

 服地小売業[歴]会社員▽水沢青年会議所理事長▽旧水沢市議▽奥州市議会議長▽東京経済大

相原正明(あいはら・まさあき) 62 無現(1)

 江刺開発振興社長[歴]滝沢村助役▽県地域振興部次長・企業局長▽旧江刺市長▽東北大

==============

1105チバQ:2010/03/08(月) 21:57:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100308-OYT8T00114.htm
奥州市長選現新対決
久慈 現職に2新人挑む
 奥州、久慈両市の市長選が7日告示された。奥州市長選には、新人の前市議会議長の小沢昌記氏(51)と、現職の相原正明氏(62)がいずれも無所属で立候補。久慈市長選には、新人で前県南広域振興局北上総合支局長の遠藤譲一氏(56)、現職の山内隆文氏(58)、新人で地域紙発行業の宮古邦彦氏(70)の3人が、いずれも無所属で届け出た。南北の拠点都市で、市政の継続か転換かを巡り、1週間の舌戦が始まった。

■奥州 両候補3大問題に言及

 現職、新人の一騎打ちとなった奥州市では、第一声の中で両氏がともに、経営再建への取り組みが続く岩手競馬、総合水沢病院、市土地開発公社の、いわゆる「3大問題」に言及した。

 小沢氏は奥州市水沢区の事務所で出陣式を行った後、事務所前で約600人の支持者らを前に第一声、市民の目線を重視した市政運営への転換などをアピールした。応援でマイクを握った高橋光夫・元水沢市長は「地域主権が求められている時に、現在の市政は中央を向いている。公平公正な市政を作ろう」と訴えた。

 一方の相原氏も水沢区の事務所で約300人を前に出陣式。近くの路上で、市政の継続で奥州市として一体感をつくりだす必要があると強調した。応援に駆けつけた岐阜市の細江茂光市長は「新しい市ができると不協和音も生じるが、我慢すれば2〜3期目には間違いなく良い効果が出る」とエールを送った。

 投票は14日午前7時〜午後7時(衣川区は午後6時まで)、市内85か所で行われ、午後8時45分から水沢総合体育館で開票する。

■久慈 雇用と活性化に触れる

 現職と新人2人が立候補した久慈市の第一声では、3人とも、市民が強い関心を抱いている雇用確保や地域活性化について触れ、それぞれの持論を訴えた。

 民主と社民の推薦を受けた遠藤氏は久慈市新中の橋の選挙事務所前で第一声、約700人を前に市政の刷新を訴えた。民主の国会議員3人や達増知事らが応援に駆けつけ、地元出身の畑浩治衆院議員は「遠藤氏を通じ、国と市が連携して頑張っていきたい」。達増知事も「地域の力を引き出し、発展させられる人」と持ち上げた。

 山内氏は同市二十八日町の選挙事務所近くで出陣式に臨み、約600人を前に、4年間の実績を強調、市政の継続を呼びかけた。自民の嵯峨壱朗県議や市議12人が応援に駆けつけた。マイクを握った嵯峨県議は「山内氏は一党一派に属さず、市民のために全力で市政を運営してきた」と述べ、政党推薦を受けた遠藤氏の陣営をけん制した。

 宮古氏は交流施設「やませ土風館」近くで、住民ら約35人を前に第一声を上げ、市政の変革を訴えた。

 投票は14日午前7時〜午後7時(一部地域は午前7時〜午後6時)、市内60か所で行われ、午後8時半から市民体育館で開票する。

(2010年3月8日 読売新聞)

1106チバQ:2010/03/08(月) 22:44:16
イチローは完全に新人に肩入れしてますね


前市議会議長の新人、小沢昌記氏:高橋光夫・旧水沢市長や及川幸子【民主】、郷右近浩両県議【民主】、岩手友愛会の軽石義則会長らが応援。出陣式では、小沢一郎民主党幹事長の祝電が読み上げられた。
水沢区の事務所で出陣式を行った後、事務所前で約600人の支持者らを前に第一声

現職、相原正明氏:多田欣一・住田町長らが応援に駆け付ける
相原氏も水沢区の事務所で約300人を前に出陣式

1107チバQ:2010/03/10(水) 12:21:58
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100310t11040.htm
気仙沼市長選 民主・内海氏は出馬せず
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、民主党県連が立候補を要請していた元県連幹事長で県議の内海太氏(62)=気仙沼=は9日、立候補しない意向を固めた。

 内海氏は河北新報社の取材に「気仙沼市を含む衆院宮城6区には民主党の国会議員がおらず、わたしが唯一のパイプ役。これからも県議として古里のために全力を尽くしたい」と語った。10日にも党県連に立候補しないことを伝えるという。

 現職の鈴木昇氏(65)が引退する気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第一秘書の菅原茂氏(52)が立候補を表明している。

 ほかにNPO法人「日本ベトナム障がい者支援センター」理事長で同市出身の境恒春氏(30)の擁立を目指す動きもある。



2010年03月10日水曜日

1108チバQ:2010/03/12(金) 12:57:46
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100312_3
2市長選、激戦の終盤 奥州、久慈

--------------------------------------------------------------------------------

 小沢氏、集票力に勢い 相原氏、地盤固め肉薄 奥州市

 任期満了に伴う奥州市長選は14日、投票が行われる。新人で前市議会議長の小沢昌記氏(51)、再選を目指す現職の相原正明氏(62)の無所属2氏が7日の告示以来、激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話調査による終盤情勢は、小沢氏が地元の水沢区(有権者数4万7698人)を中心に集票力に勢いを見せ、相原氏は地盤の江刺区(同2万6591人)を固め肉薄している。投票する候補者を決めかねている有権者もおり、両陣営とも残る2日間の攻防に全力を挙げる。

 山内氏、支持に底堅さ 遠藤氏、組織挙げ猛追 宮古氏、独自の戦い 久慈市

 任期満了に伴う久慈市長選は14日、投票が行われる。新人で前県南広域振興局北上総合支局長の遠藤譲一氏(56)=民主党県連、社民党県連合推薦、再選を目指す現職の山内隆文氏(58)、新人で会社役員の宮古邦彦氏(70)のいずれも無所属の3氏が7日の告示以来、激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話調査による終盤情勢は、山内氏が支持を底堅くまとめ、遠藤氏は組織を挙げて猛追している。宮古氏は独自の戦い。投票する候補者を決めかねている有権者もおり、残る2日間の攻防が注目される。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】

(2010/03/12)

1109名無しさん:2010/03/14(日) 23:36:25
>>1108
岩手県久慈市長選挙
山内隆文10,562票自民系
遠藤譲一10,509票民主系
宮古邦彦582票
 
開票率100%確定

1110名無しさん:2010/03/15(月) 00:49:38
>>1108
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100314t31030.htm
奥州市長選、小沢氏が初当選

 任期満了に伴う岩手県・奥州市長選は14日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議会議長小沢昌記氏(51)が、無所属現職の相原正明氏(62)を破り、初当選した。

 小沢氏は合併した旧5市町村に配慮した予算配分と職員配置を打ち出すとともに、競馬や市政運営に民間感覚を生かしたいと主張。小沢一郎民主党幹事長の後援会幹部からも支援を得て、出身の旧水沢市域だけでなく幅広く集票した。

 旧江刺市長の相原氏は副県都構想の推進を軸に市政継続を訴えたが、一歩及ばなかった。
 当日の有権者は10万4017人。投票率は77・34%だった。

<小沢昌記(おざわ・まさき)>51無新 
生地小売店役員(市議会議長、水沢市議(2))奥州市、東京経済大

1111チバQ:2010/03/15(月) 06:55:07
>>1109
53票差
大接戦でしたね

1112チバQ:2010/03/15(月) 20:09:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100315/stt1003151848005-n1.htm
岩手・久慈市長選で推薦候補敗退 小沢戦略、地元できしみ (1/2ページ)
2010.3.15 18:47
 参院選や来春の統一地方選を視野に、各地の市長選などに積極的に関与し、全国津々裏々に党勢を拡大していく−という民主党の戦略が、小沢一郎幹事長の地元・岩手できしみをみせている。

 14日投開票された久慈市長選で、民主、社民推薦の元県職員、遠藤譲一氏が、自民党系の現職、山内隆文氏(無所属)に敗退した。

 「民主党県連が遠藤陣営を全面的に仕切った」(地元政界関係者)とされるだけに、鳩山内閣の支持率低下や「政治とカネ」の問題も影響したとみられる。民主党県連も「敗因ではないが、有権者にマイナスの印象はあったと思う」(佐々木順一幹事長)と一定の影響を認めている。

 民主党は昨年8月の衆院選で久慈など県北部の岩手2区の議席を獲得。県内の衆参6選挙区を独占した。同党は衆院選後も県北部を“最重点地域”と位置づけている。市町長選に積極的に新人の推薦候補を打ち立てて、自民党の長年の地盤で“土壌改良”に全力を挙げている。

 だが、戦績は芳しくない。無投票で当選した二戸市長を除き、自民党系の現職に新人のぶつけた八幡平市、一戸町、そして今回の久慈市と、いずれも敗退している。

 今回も2区の畑浩治衆院議員を中心に、国会議員や党籍を持つ達増拓也知事らが全面支援。告示直後は優勢という見方も多かった。しかし、一部の有権者からは、「民主党ばかりが目立って候補者の政策が見えなかった」「企業への強引な支援要請が裏目に出た」など、民主党の取り組みに不満も出ている。

 逆に自民党は「政党対立の構図を避けて現職の後援会組織を尊重した。要所へのお願いにとどめた」(嵯峨壱朗・県連副幹事長)という“草食系”の取り組みが功を奏した形だ。

 だが、民主党県連は「地域に政党政治を根付かせる戦略に変更はない」(佐々木幹事長)と、今後も首長選への関与を深めていく方針だ。

1113名無しさん:2010/03/16(火) 05:42:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100316-OYT8T00072.htm

旧市対決 水沢に軍配
奥州市長に小沢氏

 14日に投開票された奥州、久慈の両市長選は、奥州では現職が大差で敗れた一方、久慈では微差で勝利し、明暗が分かれた。選挙結果を分析し、今後を展望した。

 合併前の旧市「水沢対江刺」の構図となった奥州市長選を左右したのは、告示前の2月、初当選した小沢昌記氏の支援に回った小沢民主党幹事長の後援会水沢連合会の動向だった。「水沢区出身で小沢幹事長の後援会会員」の小沢氏が、相原氏より小沢幹事長と近いとされたことが決め手になった。

 江刺区出身で大差で破れた相原正明氏陣営の幹部は「今度は江刺が蚊帳の外に置かれるのか」と、ため息をついた。

 ただ、小沢幹事長と距離を置く関係者は「これが小沢幹事長の地元での求心力低下につながりかねない」と指摘。小沢幹事長のおひざ元で、地域対立のみならず、「反小沢」の火種も残すことになった。

     ◇

 久慈市長選は、民主県連などが推薦する遠藤譲一氏が、現職の山内隆文氏を53票差まで追いつめたが、政権交代後、党県連が主導する首長選としては、八幡平市、一戸町に続き3敗目に。選挙戦では、西松建設を巡る政治資金規正法違反事件で逮捕、起訴された小沢幹事長の公設第1秘書・大久保隆規被告も現地でてこ入れしたが、苦杯をなめた。

 工藤堅太郎県連代表(参院議員)は「準備期間がもっとあれば勝てた」と悔やんだ。

 山内隆文氏を支援した自民党県連は「参院選でも山内氏の支援が期待できる」と皮算用する。ただ、党の看板を表に出さず側面支援にとどまった窮状があり、必ずしも手放しでは喜べないのが実情だ。

(2010年3月16日 読売新聞)

1114名無しさん:2010/03/16(火) 06:18:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100316t31030.htm

旧市の主導権争い鮮明に 奥州市長に小沢氏、問われる手腕

 小沢一郎民主党幹事長のおひざ元で、小沢氏系列を掲げる候補者同士の一騎打ちとなった奥州市長選は14日、新人で元市議会議長小沢昌記氏(51)が、現職で再選を目指した相原正明氏(62)を破り、初当選を果たした。約1万2500票の大差の背景には地域の主導権争いが見え隠れし、戦い済んで「しこり」を懸念する声も出ている。(水沢支局・宮崎伸一)

 両候補はマニフェストを掲げたが、争点といえるほどの違いは浮き立たなかった。有権者の関心はやがて2人の出身地が絡んだ地域の主導権争いに集中。小沢昌氏の水沢区、相原氏の江刺区で激しい対立となった。

 前回市長選は相原氏のほか、旧水沢市長、胆沢区出身で小沢幹事長の元秘書が出馬。大票田の水沢区が割れた結果、地盤の江刺区を確実に固めた相原氏が当選する形になった。

 今回出馬した小沢昌氏はかつて水沢青年会議所理事長や水沢市議を務めた。「今度こそ水沢区出身の市長を出そう」との市民の思いとともに、小沢幹事長の有力後援会「水沢連合会」の名誉会長が陣営の統括責任者に就いたこともあり、水沢区はすっかり小沢昌氏票でまとまった。

 さらに水沢区と地縁が深い胆沢区からも多くの有力者が小沢昌氏陣営に加わり、集票に拍車が掛かった。

 一方、相原氏の今回の得票は3万3537票。前回より約3000票上積みしただけにすぎず、江刺区以外への広がりを欠いた。陣営の関係者は、地域の基礎票(江刺区の当日有権者は2万6500票、水沢区は4万7700票)に触れた上で、「どうしても水沢側に負けてしまう。地域対立に持ち込まれてしまった」と戦略上のミスを悔やんだ。

 地域同士の対立は夏の参院選にも微妙な影響を及ぼしそう。小沢幹事長の地元事務所に近い関係者は「国政選挙ではまとまる地域なので参院選への影響はない」と話すものの、「地域間のしこりは明確になった」と今後を心配する。

 小沢昌氏が選挙戦で繰り返し訴えたのは「まちづくりのパートナーの市民の声を聞く」。市の一体感醸成のため、支持基盤以外の住民の声にも耳を傾ける誠実さを求める声も聞かれる。

2010年03月16日火曜日

1115名無しさん:2010/03/16(火) 06:33:53
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001003150007

大崎、気仙沼の自民系候補を知事が応援表明
2010年03月16日

 来月投開票される大崎、気仙沼の両市長選で、村井嘉浩知事は15日の記者会見で、いずれも自民系の候補者を応援すると表明した。


 4月18日投開票の大崎市長選では、現職の伊藤康志氏を推す。知事と伊藤氏はいずれも元自民系県議で懇意。最大の争点となりそうな大崎市民病院の移転問題については、利用者や医師らの利便性などから「移転する方がいい」と伊藤氏の主張を支持した。


 同月25日投開票の気仙沼市長選では、同党県連会長の小野寺五典衆院議員の秘書・菅原茂氏を応援するという。菅原氏は昨秋の知事選で、知事の支援者回りを先導。知事は「菅原氏の気仙沼への思いは熱い。大変スマートな適任者だ」と語った。

1116★西村 靖子ジェンヌ★:2010/03/16(火) 09:00:10
ねぇ聞いてます?                ____
原因の奴らを         .ni 7     /⌒  ⌒\    べろべろばー
ピンポイント規制しろってl^l | | l ,/)   / ( ゚ )  (。 ) \     n
言ってんだけど      ', U ! レ' / / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  l^l.| | /)
         ∧ ∧  /    〈 |      ヘ(;;゚;;)/      |   | U レ'//)
         (    )      ヽっ     ` ⌒U    /  ノ    /
         (携帯)  /´ ̄ ̄ ノ ちきちーた ★  \rニ     |
-―――――― v v -―――――――――――――――- `ヽ   l

ちきーたーのオススメ → http://1-9.jp/p8z/

1117名無しさん:2010/03/16(火) 11:32:18
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003160002

53票差「極めて残念」 久慈市長選
2010年03月16日

 久慈市長選で民主党県連が推薦した遠藤譲一氏(56)が現職の山内隆文氏(58)に53票差で惜敗したことについて、民主党県連の佐々木順一幹事長は15日、「極めて残念だ」と述べた。


 同市長選では、地元の畑浩治衆院議員が選対本部長を務め、達増拓也知事も選挙期間中に2回現地入りするなど、県連を挙げて遠藤氏を支援した。小沢一郎党幹事長の第一公設秘書で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で起訴された大久保隆規氏も現地入りした。小沢幹事長からは県連幹部に「絶対勝て」と指示があったという。


 久慈市は、昨夏の総選挙で畑氏が自民党候補者に5千票近い差をつけていた。だが、佐々木幹事長は「国政選と地元の選挙は同列には扱えない」とし、53票差の惜敗も「結果がすべて。選挙の検証と総括をしたい」と話した。


 政権交代後、同党県連は、首長選で積極的に推薦候補を立ててきた。だが、現職との選挙戦では八幡平市、一戸町に続いて敗れる結果となった。今後も首長選で対立候補を立てるのか、との問いに対し、佐々木幹事長は「もちろん。民主の推薦を受けたいという候補がいれば支援していく」と語った。

1118チバQ:2010/03/17(水) 21:18:40
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100316ddlk03010019000c.html
久慈市の課題:市長選を終えて/上 厳しい雇用環境 /岩手
 ◇「仕事ない」意識強く 地場産業振興に活路
 希望する職がないことが分かると、深いため息が出た。久慈市の無職男性(29)はハローワーク久慈の求人検索端末で職を探し続ける。1月まで東京都内のIT企業で派遣社員として働いていたが、足腰が弱った高齢の両親のため実家に戻った。工場やスーパーで働くことも考えたが、交通の便や収入、労働時間など条件がなかなか合わない。「無い物ねだりなのは分かっている。でも仕事の数が少な過ぎる」と漏らした。

 市の雇用環境は県内でも厳しい。岩手労働局によると、久慈地域の99〜08年度の有効求人倍率は0・23〜0・43と、県平均をすべて下回る。近隣町村の受け皿でもあり、一層「雇用がない」という思いが地域に強くなる。

 市も静観しているわけではない。工場賃貸料の半額補助など企業誘致を進め、18社を誘致した。今も北日本造船など13社が操業している。だが、物流環境の悪さもあり、企業進出も頭打ちだ。今年度は雇用対策6事業で約200人を雇用したものの一時的だ。

 そこで市は、地場産業の振興に活路を見いだす。04年から起業や商品開発を支援する「ふるさと創造基金」制度で、最大1500万円を無利子無担保で融資する。融資条件は厳しくなく、14件採用で数十人が雇用された。市産業開発支援担当の猪久保健一部長は「間口は広く、できるだけ貸す」と話す。小さな起業でも雇用者数を積み重ねることで雇用創出を図る。

 企業側でも、必死の努力を続ける。創業63年の「宇部煎餅(せんべい)店」(宇部清三郎社長)はその一社だ。従業員約60人は、社長と専務以外すべてパートにするなど経費削減で他社商品より格安で販売し、急成長中だ。10年前まで年商約3000万円だったが、年商1億円ペースで売り上げを伸ばし09年度は4億円を超えた。宇部社長は「まだ、注文に応え切れていない。機械を買って人も何人か雇いたい」と話す。

 市としても、求職者や事業主の要望を一層取り込んで対処する必要性を感じている。猪久保部長は「受け身ではなく、ダイレクトメールや成功事例を踏まえた説明会など広報、企業のフォローアップを徹底したい」と話している。

   ◇  ◇

 旧久慈市、山形村が合併し、新市が誕生してから4年。慢性的に少ない雇用の場や、財政を圧迫する市営バスなど課題は山積する。市民はそのかじ取りを、再選した山内隆文市長(58)に改めて託した。「県北沿岸の拠点都市」が抱える喫緊の課題を探った。【狩野智彦】

1119チバQ:2010/03/17(水) 21:19:18
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100317ddlk03010005000c.html
久慈市の課題:市長選を終えて/下 「市民の足」バス /岩手
 ◇市営化で財政圧迫 官民で維持策模索
 診療を終えると、寒風が吹くバス停のベンチに腰を下ろした。久慈市侍浜町の無職、畑中勝男さん(69)は、持病の治療のため、自宅から徒歩2分のバス停から県立久慈病院の泌尿器科と眼科に月3回通う。高齢で運転がおぼつかなくなり、車は手放した。「病気は治ったり悪くなったりだ。バスなくなれば大変だ。病院さ行けなくなる」

 市が08年9月に実施した利用者アンケートでは、60歳以上が78%を占める。目的別では通院が53%。同病院を行き来する1日約30本のバスは、健康を守る「市民の足」として欠かせない。

 不採算でJRバスが撤退し、市内7路線のバスは、08年4月から「市営バス」になった。市は、以前から運行していた患者輸送、通学などのバスと合わせ11路線を持つ。07年度までの市営バス運行費は年間約1500万円だったが、7路線継承で費用は3600万円に増えた。厳しい財政状況を圧迫する。

 だが、初乗り運賃はJRバスと同じ130円を維持し、利用者に配慮した。それでも、利用者減に歯止めがかからない。07年度に約11万2700人だった利用者は、08年度に約8万1200人に激減。09年度も12月末現在、前年同月比6・2%減が見込まれる。

 厳しい状況の中、市は09年、路線バスツアーに活路を求めた。バスで海岸まで行き、歩いて駅まで戻るなど年4回実施。だが参加者はいずれも15人前後で成果は乏しかった。

 住民も現状を看過していない。枝成沢町の町内会では、約10年前からバスを使った清掃活動に取り組む。各バス停に近い住民が、1、2区間バスで移動し、出発点まで道路清掃をして戻る。費用は自費。月2回で約20人が参加するほど定着しているという。取り組みを始めた新田勝昭さん(75)は「世話になっているバスに恩返ししたかった。道路もきれいになるし、地域のコミュニケーションも図れる。一挙三得だ」と話す。

 市は10年度、ニーズに合った運行時刻に見直すなど検証事業を進める。全世帯に時刻表を配布するなど利用も促す。

 市まちづくり振興課の村上章課長は「バスは無くしてはいけないが、財政は厳しい。車両の小型化などを含め、市民の足を確保したい」と話すが、現状打開の「特効薬」は見つかっていない。【狩野智彦】

1120チバQ:2010/03/17(水) 21:19:57
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100317_5
前代未聞、議場で一騒動 大船渡市議会

--------------------------------------------------------------------------------

 大船渡市議会(佐藤丈夫議長、26人)の予算特別委で16日、副市長の答弁に納得しない市議が詰め寄り、ほかの市議が止めに入るなど議場は一時、騒然となった。

 詰め寄ったのは、鎌田和昭議員(刷新)。昨年、株主総会成立などをめぐる一連の混乱で、最終的に自身が社長を辞任した第三セクター大船渡魚市場に関し、市側が昨年の市議会で同議員のことを「『横暴』と話した」などとして真意をただした。

 紀室輝雄副市長は「この議場での議論にはなり得ない」「横暴か、横暴でないかは自分自身でよく分かっているはず」などと答えた。

 昼食休憩に入った直後、鎌田議員は執行部席の紀室副市長に声を上げて詰め寄り、体を押した。ほかの市議が「やめろ」などと叫びながら鎌田議員を囲んで引き離し、議場は騒然となった。

 記者団に対し、鎌田議員は「詰め寄った際に勢い余った。(副市長は)子ども扱いの答弁」と批判。紀室副市長は「押されて驚いた」と話した。

 再開後、特別委の門前恭一委員長が注意し、鎌田議員は「大変皆さまにご迷惑をおかけしたことを陳謝します」と述べた。

1121名無しさん:2010/03/19(金) 08:58:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100319t11034.htm
激戦?無投票? 気仙沼市長選告示まで1ヵ月

 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)は告示まで1カ月を切った。現職の鈴木昇氏(65)が引退する中、立候補を表明しているのは無所属新人で、自民党県連会長小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第1秘書菅原茂氏(52)だけ。鈴木氏を含む5人の激戦だった4年前の前回選挙と打って変わり、静けさが漂う。焦点は対抗馬擁立を模索する民主党県連の動きだが、時間の制約もあり、菅原氏の無投票当選の可能性も出ている。

 菅原氏は2月15日に出馬表明。水産会社社長時代の人脈や秘書時代の経験を生かし、各方面へのあいさつ回りに奔走している。19日には同市港町に事務所を開く予定で、雇用創出や事業仕分けなどを盛り込んだマニフェスト(公約集)を今月中に発表する考えだ。

 村井嘉浩知事は15日の定例会見で、菅原氏の応援要請に応え、同氏を支援する考えを明らかにした。

 民主党県連は県連幹部を務めた県議の内海太氏(62)=気仙沼選挙区=に出馬を要請したが、内海氏は「民主党の国会議員がいない気仙沼で、政権とのパイプ役を担いたい」と固辞した。

 菅原氏は小野寺氏の元秘書で自民党色が強く、民主党県連は独自候補の人選を内海氏に要請した。党関係者を軸に調整するとみられるが、残る時間は少なく、難航しそうだ。

 ほかの動きでは、1月末の鈴木氏の引退表明以降、前回選挙で次点となった会社役員やNPO法人関係者ら複数の名前が挙がっては消える状態が続いている。
 3月1日現在の有権者数は6万2626人。

2010年03月19日金曜日

1122チバQ:2010/03/19(金) 12:15:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100319t11034.htm
激戦?無投票? 気仙沼市長選告示まで1ヵ月
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)は告示まで1カ月を切った。現職の鈴木昇氏(65)が引退する中、立候補を表明しているのは無所属新人で、自民党県連会長小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第1秘書菅原茂氏(52)だけ。鈴木氏を含む5人の激戦だった4年前の前回選挙と打って変わり、静けさが漂う。焦点は対抗馬擁立を模索する民主党県連の動きだが、時間の制約もあり、菅原氏の無投票当選の可能性も出ている。

 菅原氏は2月15日に出馬表明。水産会社社長時代の人脈や秘書時代の経験を生かし、各方面へのあいさつ回りに奔走している。19日には同市港町に事務所を開く予定で、雇用創出や事業仕分けなどを盛り込んだマニフェスト(公約集)を今月中に発表する考えだ。

 村井嘉浩知事は15日の定例会見で、菅原氏の応援要請に応え、同氏を支援する考えを明らかにした。

 民主党県連は県連幹部を務めた県議の内海太氏(62)=気仙沼選挙区=に出馬を要請したが、内海氏は「民主党の国会議員がいない気仙沼で、政権とのパイプ役を担いたい」と固辞した。

 菅原氏は小野寺氏の元秘書で自民党色が強く、民主党県連は独自候補の人選を内海氏に要請した。党関係者を軸に調整するとみられるが、残る時間は少なく、難航しそうだ。

 ほかの動きでは、1月末の鈴木氏の引退表明以降、前回選挙で次点となった会社役員やNPO法人関係者ら複数の名前が挙がっては消える状態が続いている。
 3月1日現在の有権者数は6万2626人。



2010年03月19日金曜日

1123名無しさん:2010/03/19(金) 12:21:00
>>1121>>1122
>激戦?無投票? 気仙沼市長選告示まで1ヵ月


無投票だけは避けて欲しい。

1124チバQ:2010/03/28(日) 11:57:31
>>1107
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100327t11034.htm
気仙沼市長選 境氏が立候補へ
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、気仙沼市のNPO法人理事長の境恒春氏(31)は26日、無所属で立候補する意思を固めた。近く記者会見し、正式に立候補を表明する。

 境氏は河北新報社の取材に対し「自分の力不足を感じて一度は立候補をあきらめたが、気仙沼の将来を憂う住民の声を聞き、一緒に街を変えたいと強く思った。考え方の近い政党に支援を求め、気仙沼に漂う停滞感を一掃したい」と語った。

 境氏は気仙沼市出身。気仙沼高卒。国内やベトナムで芸能活動の傍ら、障害者施設の慰問活動に取り組んだ後、2008年1月、NPO法人日本ベトナム障がい者支援センターを設立して理事長に就任した。07年4月から「リアスさんりく気仙沼大使」も務める。

 気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第1秘書、菅原茂氏(52)が無所属での立候補を表明している。
 菅原氏の無投票当選の可能性もあったが、境氏の立候補方針で一転して一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。


2010年03月27日土曜日

1125チバQ:2010/03/28(日) 11:59:53
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10811.html
ニュース2010/3/28 日曜日
政界二分し一騎打ちへ 弘前市長選告示まで1週間


 任期満了に伴う弘前市長選は、4月4日の告示まで1週間と迫った。出馬を予定しているのは、再選を目指す現職の相馬●一氏(73)と前副市長の葛西憲之氏(63)の2人。ほかに出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちとなる見通しだ。相馬市政が推進する(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設事業の是非といった具体的な争点も浮上する中、2陣営の前哨戦も激しさを増している。
 今回の市長選は、合併に伴い2006年4月に誕生した相馬市政の継続か刷新かを問う争い。再選を目指す相馬氏に対し、前回選で相馬氏に敗れた金沢隆氏ら合併前の旧3市町村長らが葛西氏を支援する構図となっている。いずれも政党の推薦は受けていない。
 相馬氏が公約に基づき10年度の完成を目指したスポレク施設は、建設予定地の住民らが「説明不足」を理由に反対する中、市議会は3月定例会で建設事業費を削除する予算修正案を賛成多数で可決した。
 相馬氏は市長選の公約に掲げて信を問う構えで、休止となった事業の行方は次期市長の判断に委ねられた。
 相馬氏はスポレク施設建設推進のほか、新市総合計画の主要施策を柱とする8分野の実現を公約に掲げ、スローガンに「築こう‼健康で活力ある街を」とうたった。
 農林業の振興や市政改革の継続・充実のほか、新たに合併戦略プロジェクトの推進を加えた。
 葛西氏は「対話と創造」による「ひろさき一新」を掲げ、主要7分野とその実現に向けた100の具体的施策をマニフェストとしてまとめ上げた。
 また、ジョッパル再生への協力、スポレク施設の見直し、実効性ある観光施策の三つを緊急事業に掲げ現職との違いを明確にする。
 市議会は、与党会派鷹揚会が相馬氏の支援市議団を立ち上げた一方、第2会派木翔公明が葛西氏の支援市議団を設立。民主、自民の各政党は対応を明確にしていないものの、県議ら個々が態度を決めて動きを活発化させており、政界を二分する一騎打ちの様相となっている。
 一方、市長選と同日程で、欠員一の市議会議員補欠選挙も行われる。現時点で元職の金谷昭氏(60)、石岡千鶴子氏(53)の2人が名乗りを上げており、それぞれ事務所開きを行い、1議席をめぐりしのぎを削っている。
※●は金へんに昌

1126チバQ:2010/04/01(木) 19:49:20
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001003300003
課題を追う−弘前市長選(上)スポレク施設
2010年03月30日


スポレク施設の予定地。建設に向けて住民への説明が十分になされたかどうかが市長選の争点の一つとなっている=弘前市泉野3丁目

 弘前市長選は4月4日、告示される。争点のスポーツレクリエーション施設や複合商業ビル「ジョッパル」問題などで問われているのは、建設の是非や駅前活性化策のあり方だけでなく、行政が住民の声をどう受け止め、生かしているか――だ。民意の反映という民主的なシステムの基本に視点を置き、課題を追った。(吉田芳彦)


      ◇


 3月8日夕。市役所から600メートルほどの距離にある同市百石町の百石町展示館に、市南東部の泉野地区の住民や市民団体のメンバー、一般市民ら約40人が集まった。


 テーマは、相馬〓一市長(73)自らが音頭を取り、今年中に同市泉野3丁目で建設を始めようとしていた全天候型の生涯スポーツレクリエーション施設。反対の人も賛成の人も集め、「互いの主張に耳を傾け、理解を深めたい」という市民対話集会だった。


 相馬市長にも事前に案内を打診したが、本人はこのとき展示館から1キロほど離れたJR弘前駅前のホテルにいた。市長選に向けた後援会組織の総決起大会が開かれていた。


 あいさつで、自身もスポーツマンの市長は「高齢者も子どもたちも冬場にスポーツできる施設。それなのに一生懸命、反対をあおっている人がいる」と、声高に強調した。


 「災害時の避難所にもできる畳部屋や会議室があり、地域の交流の場となる建物が必要なのに」。大貝治邦・泉野町会長(65)は言い切る。しかし、お年寄りの健康増進のためにと、グラウンドゴルフなど軽スポーツができる施設の構想だと、床のない地面で避難場所にはなりにくい。


 もともと、市も大貝町会長が求めている施設にする案だった。約1万平方メートルの土地は、2005年度に市土地開発公社が約4億5千万円で得ている。堀越地区交流センター(仮称)建設地として「市の依頼で先行取得」したものだ。


 相馬市長は06年の市長選で現職を破って初当選した際、スポレク施設を公約に掲げていたものの、どこに造るとも決まっていなかった。ところが昨年の年明け後、突然、泉野地区の交流センター話がスポレク施設に変わりはじめた。


 「説明など一切なかった」と大貝町会長は反発し、市民団体「ひろさき市民ネットワーク21」(野田千恵代表)とともに町会や街頭での署名活動を始めた。昨年12月14日には7858人分の反対署名を市や市議会に提出した。この中には地元町会の住民の7割ほどにあたる約2千人の名前も含まれているという。年明けにもさらに約250人の名簿を追加した。


 大貝町会長は「担当課長は昨夏の市政懇談会で、住民に説明する必要はないとまでいった」と語気を強める。野田代表は「施設の変更にあたって地元に説明するなどの民主的な手続きが一切ない。それなのに市は『説明した』の一点張り」。これに対して市は「地区交流センターを担当する部署が、地元に説明している」としている。


 反対署名提出から11日後、昨年12月25日に市が開いた施設建設に対する聴聞会。開催の通知を受けた周辺の地権者や住民ら対象者49人のうち、出席した7人(委任含む)は全員が建設に反対や否定的な見解を示した。


 だが、市は欠席した42人を「意見なし」の容認多数と扱った。出席者が少ないからと再度の開催を求める意見もあったが、手続き上、「聴聞会は成立した」と、市が押し切った。これに対し、施設建設を審査した今年1月の建築審査会では、住民への十分な説明や子どもも使えるように工夫することなどという異例の注文がついた。


 こうした経緯から、スポレク施設の建設事業費約6億円を盛り込んだ2010年度の一般会計当初予算案は、この6億円を削除する修正が図られたうえで24日、市議会で可決された。しかし、相馬市長は「市長選の公約に掲げて信を問う」と、あくまで建設方針を貫く考えだ。


 立候補を表明しているもう一人、前副市長の葛西憲之氏(63)は、住民との対話が足りないとし、スポレク施設の「見直し」を掲げている。


※〓は金へんに昌

1127名無しさん:2010/04/01(木) 19:49:53
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001003310002
課題を追う−弘前市長選(中)ジョッパル
2010年03月31日


閉鎖後、約半年がたち、人通りも少ないジョッパル周辺。市民5千人へのアンケートは今後どのように利用されるのか=弘前市

 JR弘前駅近くにぽつんとたたずむ7階建ての複合商業ビル「ジョッパル」。入り口をベニヤ板でふさがれたまま、ひと冬を越した。


 ビルを管理・運営していた市の第三セクター「弘前再開発ビル」が、民事再生法の適用による再建を断念し、突然、閉鎖を決めたのが昨年10月。外資系の債権会社がビルや土地の競売を申し立て、その手続きが進む。だが、先行して競売にかけられた立体駐車場ですら、応札がないなど手詰まりの状態が続く。


 ビルや土地に買い手がつかない場合、駅前の一等地に幽霊ビルをさらし続けていくのか。市が再び資金を投じて土地とビルを取得することも、想定される案の一つだ。


 19日夜にあった市長選立候補予定者の公開討論会。テーマがジョッパルに移ると、相馬〓一市長(73)と前副市長の葛西憲之氏(63)の双方が、感情もあらわに応酬する場面があった。


 ジョッパルは、市役所在職時代の葛西氏に任せていたが、「何もしてこなかった」と主張する相馬市長に対し、葛西氏は自らの責任ではないと強調し、中心市街地の活性化のためにも「再生に協力する」との立場だ。


 市はいま、3月初めからジョッパルに関する市民アンケートを実施している。無作為に抽出した16歳以上の5千人を対象に調査票を郵送し、送り返してもらう。23日に締め切りを設定したが、一定の回収率は達成できそうだという。サンプル数は通常の市の世論調査の約2倍。市は、ジョッパル対策に市民の意向を反映させるためと説明する。


 しかし、質問内容が判明した後の3月の市議会定例会で、アンケートのあり方が問題になった。


 質問票はジョッパルのこれまでの利用頻度などとともに、「再開を望むか」と尋ねた。望む場合、「ジョッパルの取得・施設の復旧などには十億円単位」「維持管理には年間で億単位」の費用が必要などとの説明が添えられ、公費を使うべきかどうか、市民がいくつかの選択肢から選ぶようになっていた。


 アンケートには別紙の参考資料で、「所有者が決まるまで、ビル全体が閉鎖されたままで利用できない状態が長く続く」などと、再開できない場合の影響なども書いているが、質問の部分からは読み取れない。


 議会で質問に立った市議は、何億円もかかると示しておいて再開の是非を問うのは「公平でない」と指摘した。多額の経費がかかると言われては、公費を使う再開を望むことに、後ろ向きの回答を誘導しかねないという、問題提起だ。相馬氏は、商業ビルとして再生しても存続できるか疑問視し、市が再建に乗り出すことには慎重とされる。


 答弁に立った笹村真・商工観光部長は「(ジョッパルへの)さまざまな意見や情報がマスコミで取り上げられているが、現状について正しい情報が伝わっていない」と答えるにとどまり、アンケートの公平性については言及しなかった。


 テナントが去り、それとともに人通りも少なくなったジョッパル閉鎖の影響は、駅周辺の商店らにも及ぶ。市長選のあと、行政と市民とが、率直に新たな街づくりを考える場ができるのだろうか。(吉田芳彦)


※〓は金へんに昌

1128チバQ:2010/04/01(木) 19:50:29
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001004010002
課題を追う−弘前市長選(下)情報公開
2010年04月01日


市民から見てどこまでガラス張りの市政が実現できるか=弘前市役所

 昭和を代表する建築家、前川國男が建てた近代建築の一つ、弘前市役所庁舎。3階にある市長室と、同じフロアに「情報公開コーナー」が設けてある。


 公文書は原則、市民のものという考え方が広まった1980〜90年代以降、多くの自治体のこうしたコーナーで、住民がいつでも行政情報を入手できるようになった。それとともに各自治体が情報公開条例を作り、個人のプライバシーや企業秘密に触れたり自治体の業務に支障をきたしたりする情報は、どこまで公開できるかなどのルールを定めている。


 「情報を市民に」という潮流の中、かたくなに公開を拒む例が弘前市で起きている。


 市民団体「弘前市民オンブズパーソン」(大内五介代表幹事)が、04年6、7月にあった監査委員の議事録を、05年に公開を求めたのがその一つ。


 監査委員は、行政が適正に業務を執行しているかをチェックするいわば、お目付け役。言い換えれば、監査委員自体が行政の不透明さをただす立場にある。その話し合いの中身を知りたいと求めてきた市民団体に、監査委員側が「事務の適正な執行に著しい支障が生じる恐れがある」と非開示を決めこんだ。


 弘前市民オンブズの異議の申し立てを受け、公開の是非を協議してきた第三者機関、市情報公開・個人情報保護審査会は昨年7月、「(監査委員の非開示理由は)批判の対象となることを恐れているに過ぎない。市政の一翼を担う限り、市民の監視、批判を受けるのは当然だ」として、公開すべきだと答申した。


 審査会は、監査委員の態度を「特権的な不可侵の存在でもあるかのように非協力的」とまで断じたが、それでも監査委員側は11月に、「今後の事務執行に著しい支障を生じる」と開示拒否を貫いた。


 弘前市民オンブズは今年1月、04年6、7月にあった県内他市の監査委員の会議録についても情報公開請求の結果を公表した。十和田市だけが開示したが、青森市などは会議がなかったか、会議録を作っていないために開示できなかったとしており、弘前市民オンブズは「弘前市の監査委員の閉鎖性は、際だっている感がある」とみている。


 弘前市民オンブズの調査では、市が100%出資する第三セクターの4団体でも、情報公開の請求に対応できないことが分かった。市条例で必要性が定められ、制度を整えなければならないのに、だ。


 市情報公開・個人情報保護審査会の会長を務める中林裕雄弁護士は「情報公開を通じて批判を受け、開かれた行政として強くなることが大事なのに」と嘆く。


 外部の批判を察知してかどうか、今回の市長選に再選をめざす相馬〓一市長(73)は公約の一つに「情報公開の徹底」を掲げる。同じく立候補予定の前副市長の葛西憲之氏(63)は公約の発表会見で、「情報公開は、最も大事なこと」と言う。


 市に対する情報公開請求の件数は、06年度が102件、07年度144件、08年度99件。09年度は07年度の件数を上回る見込みという。市民の「知る権利」に、今後どう答えるのか。風通しのよい市役所へと体質改善を強力に推し進めるリーダーが求められている。(吉田芳彦)


※〓は金へんに昌

1129チバQ:2010/04/01(木) 19:59:04
06年弘前市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2506
弘前市長選:元県議の相馬氏が初当選 青森県
当30793 相馬 しょう一
=無新<1>
 28884 金沢  隆
=無新[自][公][社]
 19277 下田  肇
=無新
  4794 須藤  宏

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2510
民主党県連内部には三市の一角である弘前市長選を制するため、県議会で民主系会派に近い関係にある相馬氏と、夫人の敦子参院議員が県連副代表を務める肇氏との一本化を望む声が根強い。

1130チバQ:2010/04/01(木) 21:58:45
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100330ddlk02010003000c.html
弘前市政の課題:迫る市長選・それぞれの現場から/上 揺れる「リンゴ王国」 /青森
 ◇綱渡りの経営 天災と不況で低価格
 弘前市のリンゴ生産量は国内の2割にあたり、県内では4割を占める。農業の産出額ではリンゴが約300億円とされ、第2位の米約41億円を大きく引き離している。自他共に認める日本一の「リンゴ王国」。数字に表れる以上に農業資材などの関連産業や商業関係などへの経済波及効果は大きく、市の基幹産業といわれるゆえんだ。

 しかし農家は08年の霜とひょうの大被害、不況とデフレ経済のあおりを受け、2年続けての低価格に泣いている。大きな陰りが漂う。

 同市悪戸で3・1ヘクタールのリンゴ園を経営する小山内一彦さん(40)が窮状を語る。「農家手取りで、1箱20キロで2500円から3000円が採算ラインとされるが、昨年はそれを下回った」。小山内さんは価格の安さを量で補おうと園地を買い増し、拡大路線を取った。今年の価格がどうなるか、勝負の年だという。3年連続での低価格ならリンゴ園を手放す農家が増えるだろうと予測している。

 同市鬼沢の藤田光男さん(58)も、苦しい胸の内を明かす。「2年連続の赤字経営。8、9年前も2年連続の安値で農協から借金した。返済が終わらないうちにまた借金だ」

 量販店が安値で売るなど、しわ寄せは自分では値段を付けられない生産者にきているという。藤田さんのリンゴ園は3・6ヘクタール。翌年も生産に向けられる再生産価格は、最低でも手取りで1箱(20キロ)2500円だとし、この2年はぎりぎりの価格だと言う。

 藤田さんも、今年安値なら経営難に拍車がかかり、リンゴ園を貸したり売ったりする農家が続出すると見ている。

 市農業委員会に登録された「売りたい農地」の中で、リンゴ園は39件。既に木を伐採し、更地になっている所もある。農業委は「生産意欲がわくような所得に結びつかないのが現実だ」と背景を説明する。

 売却希望者には後継者がいない高齢農家が目立ち、登録されているリンゴ園は一部で、実際に売りたいと思っている農家はもっと多いと分析している。

 市も国の補助制度を活用しながら独自の施策を打ち出している。10年度の一般会計当初予算では、農業経営支援に関して利子補給など約950万円を新規に盛り込んだ。それでも、赤字に苦しむリンゴ農家の綱渡りの経営は続くようだ。

   ◇  ◇

 弘前市長選は4月4日告示、11日に投開票される。合併から4年、市政の課題を探った。【塚本弘毅】

1131チバQ:2010/04/01(木) 21:59:23
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100331ddlk02010007000c.html
弘前市政の課題:迫る市長選・それぞれの現場から/中 中心市街地活性化 /青森
 ◇空き店舗、安く提供 新しい魅力目指し
 「中心街を活性化させる手助けに」。NPO法人「ECOリパブリック白神」は弘前市土手町のビル2階の空き店舗を活用し、チャレンジショップの募集を呼び掛けている。新しく事業を始めようという人たちに安くスペースを提供し、軌道に乗せてもらおうという試みだ。

 古くからの街である土手町だけでなく、中心市街地はくしの歯が欠けたように空き店舗やシャッターを閉じた店が目立っている。市の調査では中心街の6商店街の空き店舗率は高まっており、08年度は16・1%。弘前市中心市街地活性化協議会が09年8月の金日に実施した中心街7地点の通行量調査でも、日曜日の1地点を除き軒並み前回を下回った。

 郊外大型店に押されての地盤沈下は、地方都市が抱える全国共通の悩みでもある。こうした危機的現状にどう対応していくのか。

 「歩いて楽しくなる触れ合いの場として、にぎわいを取り戻したい」。ECOリパブリック白神の理事長、渋谷拓弥さん(38)は強調する。土手町商店街連合会の菊池清二理事長(71)も「中心街に出かけたくなるような新しい魅力を作りたい」と将来像を描く。

 菊池さんは「まちの駅」構想を提唱する。買い物客の待合所を作り、お年寄りらの買い物に付き添い、商品を無料で配送するサービスなどを提供する。空き店舗を利用した農産物直売所も計画している。

 市や商工関係者などによって08年に結成された活性化協議会。事務局の弘前商工会議所は「商業だけでの活性化は難しい」とし、中心街で時間を過ごす交流人口を増やしたいという。そのためには、市がしっかりした計画を立て都市機能を集中させる必要性を説く。市も08年に国の認定を受けた「弘前市中心市街地活性化基本計画」に基づいた事業に取り組んではいる。

 昨年10月、JR弘前駅前の複合商業施設「ジョッパル」が閉鎖した。あおりで周辺の大町商店街振興組合の商店は、売り上げが3割も減少したという。

 藤田善徳理事長(68)は「再開に向けて市と商工会議所、市民が一体となって知恵を出してほしい」と訴える。市は競売の行方や市民アンケートの結果を踏まえ、対応する構えだ。

 各方面から中心街のにぎわいを取り戻す試みは提唱されてはいる。しかし、先行きはまだ霧の中だ。【塚本弘毅】

1132チバQ:2010/04/01(木) 21:59:54
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100401ddlk02010003000c.html
弘前市政の課題:迫る市長選・それぞれの現場から/下 新幹線開業と観光 /青森
 ◇通過型から着地型へ 地域の魅力を発掘
 定番コースではない、地元ならではの穴場を中心に観光案内をする「弘前路地裏探偵団」が3月、弘前市に生まれた。メンバーは主婦や会社員、公務員、ホテルの支配人など20人で、昼と夕暮れの部隊に分かれる。団長の鹿田智嵩(ともかさ)さん(43)は「弘前大好き人間が集合し、観光ガイドに載っていない魅力を紹介したい」と語る。

 アイデアは「弘前感交劇場」の「やわらかネット」の会議から生まれた。

 感交劇場は「感動と交流」を提唱し2年前に結成された。市や弘前観光コンベンション協会、弘前商工会議所、弘前大など8団体の長による推進委員会があり、その下部組織にやわらかネットがある。「りんごスイーツちょい食べコース」「地元主婦と過ごす伝統の技『津軽塗』」など、住民と触れ合いながら観光を楽しむさまざまな小ツアー案内が実現している。

 新幹線開業を控え、観光客を弘前、津軽へ誘導するのが感交劇場の目的だ。市観光物産課の桜田宏課長補佐(50)は「開業イベントだけでなく、長期的な視野で地域の魅力を発掘していきたい」と強調する。

 08年の県調査によると、弘前を訪れた観光客は年間約716万人と県内では青森市や八戸市を押しのけ最も多い。「弘前さくらまつり」と「弘前ねぷたまつり」のお陰だ。だがこのうち県外からの客は約186万人で、宿泊客は約49万人。いずれも3市の中で最も少ない。

 滞在時間の短い「通過型」から受け入れ側が工夫して客を呼び込む「着地型」の観光へ。増えている少人数の旅行にターゲットを絞り、通年で朝から夜まで弘前に引きつけ、宿泊につなげたいという願いが感交劇場には込められている。

 12月には新青森駅に新幹線が乗り入れる。翌年には「弘前城築城400年祭」も控え、各種イベントが計画されている。コンベンション協会の企画開発部では「開業を発火点にしたい。勝負はこれからだ」と期待を込める。

 すぐに勢いの衰える線香花火的な集客に終わらせず、市やコンベンション協会、市民が一体となり、感交劇場をどう盛り上げていくのか。着地型観光の商品をどうやって全国に発信し、浸透させるのか。難問が待ち構えている。【塚本弘毅】

1133チバQ:2010/04/01(木) 22:09:54
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100401152919.asp
2010年4月1日(木)

 任期満了に伴う五所川原市長選(6月6日告示、13日投開票)に自民党五所川原市支部長の県議櫛引ユキ子氏(57)が出馬へ意欲を示したことに対し、各党内から1日、驚きの声が上がった。既に出馬を表明した平山誠敏市長(69)や、同氏を支援する自民系市議会与党幹部らは戸惑いを隠さない。現職への対立候補を模索中の民主党県連は櫛引氏の動向を注視していく構え。

1134チバQ:2010/04/01(木) 22:11:22
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10860.html
2010/4/1 木曜日
櫛引県議が五所川原市長選へ出馬検討


 6月6日告示、同13日投票の五所川原市長選に、同市選出の県議櫛引ユキ子氏(56)が出馬を検討していることが31日、分かった。櫛引氏は本紙の取材に対し「(出馬を)検討している」と述べた。
 市長選をめぐっては再選を目指す現職の平山誠敏氏(69)が既に立候補を表明しており、対抗馬として櫛引氏の名前が急浮上した。これに対し、櫛引氏は同日、本紙の取材に対し「検討している」と語り、近日中に態度表明することを明かした。
 同日は、五所川原市内で、後援会幹部と会合を開いた。会合は非公開で行われ、出席者によると、市長選について具体的な協議はなかったという。
 櫛引県議は五所川原市議を2期務め、2007年、自民党公認で県議に初当選した。現在、自民党五所川原市支部長を務めている。

1135チバQ:2010/04/02(金) 12:19:51
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10884.html

五所川原市長選へ櫛引県議出馬へ 民主県連支援の可能性も


 6月6日告示、同13日投開票の五所川原市長選で、出馬を検討していた同市選出の県議で自民党同市支部長の櫛引ユキ子氏(56)が1日、立候補する意思を固めたことが分かった。櫛引氏は取材に対し「関係者と話し合った上で数日中に表明したい」と語った。同市長選をめぐっては、現職の平山誠敏氏(69)が既に立候補を表明している。独自候補の擁立を模索していた民主党県連は櫛引氏の動向に関心を寄せており、市長選の情勢は混沌(こんとん)としてきた。
 櫛引氏は同日、青森市内で自民党県連の山内和夫幹事長と会い経緯を説明、出馬する意向を伝えたという。山内幹事長は取材に対し「本人から報告を受けたが、急な話で正直驚いている」と語った。市長選への対応について、「県連として協議する段階ではない」との認識を示した。
 櫛引氏は市議2期を務めた後、2007年の県議選に自民党公認で出馬し、トップ当選した。平山氏は県議2期目の06年、成田守前市長の辞職に伴う市長選で自民、公明両党の推薦を受け初当選している。
 こうした経緯を踏まえ、ある自民党県連役員は「数日前に櫛引氏が出馬を検討していると聞いたが、まさか出馬するとは思わなかった」と戸惑いを隠さない。ほかの役員は「仮に両氏が立候補した場合、どちらを支持すべきか判断しかねる」と複雑な心境を語るなど、県連内に動揺が広がっている。
 一方、市長選での独自候補擁立を模索してきた民主党県連の横山北斗代表は「櫛引氏は市民の評判が高く、行政能力にも優れている。市長になればいい仕事ができると思う」と評価、県連として同氏を支援する可能性を示唆した。


http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10885.html

櫛引氏出馬の意思に市議会会派対応混迷も/五所川原市長選


 6月6日告示、同13日投票の五所川原市長選への出馬意思を固めた同市選出の櫛引ユキ子県議(56)をめぐって1日、同市議会各会派は「寝耳に水」と驚きを隠せず、対応に頭を抱えた。特に、現職平山誠敏氏(69)の支援で固まっていた最大与党会派自民クラブは、櫛引氏を支援する市議が会派離脱を検討するなど、混迷を極めそうだ。

 同市長選をめぐっては、現職の平山誠敏氏が再選を目指し出馬表明している。平山氏は2009年度分の自民党費を納めていないため、現在党籍はないが自民系だ。櫛引氏も自民党五所川原市支部長を務めるなど、両者は支持者層が重なっている。
 自民クラブは急きょ対応を協議するため2日に会合を開く予定。会長の川浪茂浩市議は「寝耳に水。これから話し合いになるが、櫛引さんの支援者もいるため、会派は必ず分裂する」とこぼした。
 同会派で、自民党市支部幹事長の磯邊勇司市議は「1日に櫛引さんから『出馬を前向きに検討している』と連絡が来た。突然のことでびっくりしている」と語った。また、同会派で櫛引氏を支援する鳴海初男市議は、取材に対し「会派脱会も考えている」と明かした。
 一方、他会派では「自民党内でどうなっているんだ」と首をかしげる市議も。民主党五所川原市支部幹事長の桑田茂市議は「前からそういう話があった。驚きはない」とし、動向を見極める考えを示した。
 今回の動きについて平山氏は「態勢をしっかりと固め一生懸命頑張るしかない」と述べるにとどめた。

1136名無しさん:2010/04/02(金) 14:01:59
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100402ddlk03010032000c.html
選挙:盛岡選挙区、県議補選へ /岩手
 7月の参院選に県議の高橋雪文氏が出馬の意向を示したことを受け、盛岡選挙区は欠員2となる見込みで、県議補選が行われる見通しとなった。

 昨夏の衆院選に立候補し、失職した高橋比奈子前県議は「推してくれる方がいれば(応えたい)」と補選出馬に意欲を見せた。

 同補選では、民主党県連も、候補2人の擁立を検討している。【山口圭一】

毎日新聞 2010年4月2日 地方版

1137とはずがたり:2010/04/03(土) 13:20:14
>>1136
自民系2議席に拠る補選か。
比奈子ちゃんは県議復帰を優先した形ですね。
民主は1議席奪うチャンスですね。ひょっとすると2人立てるか?

1138神奈川一区民:2010/04/03(土) 13:30:23
>>1137
小澤氏の地元だから2人擁立すると思いま
す。岩手県議会は少数与党ですからね。

1139チバQ:2010/04/03(土) 13:35:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100403t21031.htm
争点に「スポレク施設」整備が浮上 弘前市長選あす告示

市長選の争点になるスポレク施設の建設予定地


 任期満了に伴う弘前市長選(4日告示、11日投票)で、市が計画を進める「全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」の整備が最大の争点として浮上している。再選を目指す現職の相馬〓一氏(73)が建設推進を掲げ、新人で前副市長の葛西憲之氏(63)は計画見直しを訴える。両氏は告示前から「スポレク」をめぐり、主張を激しくぶつけ合っている。(弘前支局・片山佐和子)

 スポレク施設の建設予定地は同市泉野3丁目で、屋内に土のグラウンドを整備する。市が2009年度から2カ年で計画を進め、現在は設計が終わった段階。総事業費は約11億円を見込む。

 事業は、相馬氏が初当選した前回06年の市長選で公約として打ち出した。県スポレク連盟会長も務める相馬氏肝いりのプロジェクトだが、建設予定地(約1万平方メートル)をめぐり、地元で反対運動が起きた。

 市土地開発公社が05年度に地区交流センター用として先行取得した土地の用途を市が昨年5月、スポレク施設に変更したためだ。地元の泉野町会(大貝治邦会長)は「住民に説明もなく、一方的だ」と反発。町会は12月、市民団体とともに約7900人分の反対署名を市と市議会に提出した。
 大貝会長は「地元には学童保育の場所や災害時の避難場所がなく、センターが必要だ。スポレク施設の優先度がなぜ高いのか」と疑問を投げ掛ける。

 市議会は今年3月の定例会で「市民や議会への説明が足りない」などとして、10年度一般会計当初予算案からスポレク施設の建設事業費約6億円を削除した修正案を議員提出し、可決。計画は一時中断となった。

 「市民には必要な施設」と主張する相馬氏は10年度予算案を再議に付さず、「選挙で信を問う」との考えだ。対する葛西氏は、スポレク施設問題を「市民と対話不足の市政」の象徴として位置付け、攻勢を強める。

 建設の是非の判断が、市民に委ねられる格好になったスポレク施設。大貝会長は「新しいかじ取り役は、選挙結果で結論を出すのではなく、まずは市民の声を聞いてほしい」と話している。

(注)〓は金へんに昌


2010年04月03日土曜日

1140藤井 靖ジェンヌ:2010/04/03(土) 16:06:59
ボリエモンさんがTVで呟いた事から
巷で裏2chがブーム☆です。

今スグ 
★☆★ 裏2ch ★☆★

に行きたい人は

Find 裏2ch

で検索してね ★☆★
※ボリエモンもROMってま〜〜す。

1141とはずがたり:2010/04/03(土) 16:18:43

自民県連、採決造反で3氏の役職1年停止 北林氏は委員長辞任へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100402e

 自民党県連は1日、常任総務会を開き、秋田市中通の日赤・婦人会館跡地の再開発をめぐり、先月30日の県議会本会議で自民党の会派決定に従わなかった所属県議の柴田正敏、小松隆明、北林康司の3氏について、県連の役職を1年間停止する処分を了承した。党県連から県議会予算特別委員会委員長の辞任勧告を受けていた北林氏は取材に対し、近く委員長を辞任する考えを明らかにした。

 柴田氏は県連政調副会長、小松氏は財務副委員長、北林氏は党紀委員の役職をそれぞれ1年間停止させる。先月30日の党紀委員会で処分を決定した。

 鈴木洋一県連会長は処分理由について「県議会の採決で会派の決定に反対したため。決定には従ってもらうのが原則」と説明した。

 柴田、小松両氏は再開発事業の関連予算を盛り込んだ2010年度一般会計当初予算案の採決で、賛成を決めた自民党の決定に従わずに反対。北林氏は退席し、採決に加わらなかった。柴田氏は県議会建設交通委員会の委員長、小松氏は同副委員長を既に辞任。党県連は北林氏にも予算特別委員長の辞任を求めていた。

 北林氏は30日の本会議で採決前に退席した理由を「県立美術館の移転に関し、まだ立ち止まって議論する必要があった」とした上で「会派の決定を乱したことは確かであり、何らかのけじめが必要」と語った。
(2010/04/02 10:29 更新)

1142チバQ:2010/04/04(日) 09:52:50
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10904.html
ニュース2010/4/4 日曜日
市議会与党対応割れる/五所川原市長選


 6月6日告示、同13日投票の五所川原市長選で、五所川原市議会与党会派誠風会(福士寛美会長)が出馬の意思を固めた同市選出の櫛引ユキ子県議(56)を支援することを決めたことが、3日までに明らかになった。これにより、同市議会2与党会派が現職平山誠敏氏(69)と櫛引氏支援で対応が二分することになった。
 同会は2日、同市内で櫛引県議を迎えて会合を開き、所属市議全員の8人が出席。櫛引氏から出馬への意欲を聞き、それに共感する形で満場一致で支援を決めた。
 同会派の市議は「市民のこのままじゃだめだという声を受けて決断した櫛引さんの熱意に押された」と説明またある市議は「意見が通らず現職への不満もある中櫛引さんの市に対するビジョンに共感した」と語った。
 誠風会は現職平山氏の名前の一文字を取って結成された会派で8人が所属し、規模としては自民クラブ(13人)に次ぐ。自民クラブも2日に会合を持ち、現時点では1人を除き現職支援で意見をまとめている。

1143チバQ:2010/04/07(水) 21:50:20
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100407ddlk05010008000c.html
探検録:能代市長選11日告示 争点消え、現職独走 /秋田
 ◇商議所の力低下、無投票か
 任期満了に伴う能代市長選が11日に告示される。旧能代市・二ツ井町の合併後2回目の選挙は現職で無所属の斉藤滋宣氏(57)以外に立候補の動きがなく、独走状態となっている。無投票となれば、旧能代市地区では91年以来。対立の構図が消えた背景として、かつて市政を揺るがしたイオン出店問題や補助金不正受給による能代商工会議所の影響力低下を指摘する声もある。【田村彦志】

 ◆激しい選挙

 「能代の土になる」。3月27日に市文化会館大ホールであった1000人規模の後援会総決起大会で、斉藤氏は声を張り上げて支持を求めた。出席者からは「市政が難しい時期。これまでの経験を生かしてもらいたい」と期待を寄せる声が上がった。

 旧能代市以来、同市長選はたびたび激しい選挙戦が繰り広げられてきた。03年4月の旧市長選では、3回目の挑戦だった豊沢有兄氏が新人同士の激戦を制し、黒星を喫した自民党能代支部に激震が走った。

 06年4月にあった合併後初の市長選には、北海道出身で旧二ツ井町を地盤とする斉藤氏と豊沢氏が立候補。豊沢氏が7市町村広域合併の崩壊を招いた新市名問題で批判を浴びたのに対し、斉藤氏は野呂田芳成・前衆院議員秘書や県議、参院議員の豊富な政治キャリアで幅広く支持を集めたうえ、自民党支部も総力戦で臨み大勝した。

 ◆イオン出店

 この選挙戦で争点の一つとなったのが、市郊外へのイオン出店構想。豊沢氏は旧市長時代から中心市街地の空洞化を懸念して「出店ノー」の姿勢を示し、斉藤氏はその再考を公約に掲げた。

 出店に反対する市民団体「能代まちづくり市民会議」(佐藤浩嗣代表幹事)は豊沢氏を支援。旧能代市の商業者が加盟する能代商議所も出店構想に反対の立場で、佐藤副会頭が「市民会議」の代表幹事を務めるなど事実上運動の中心になっていた。

 だが市長選敗北で勢いを失ったうえ、08年1月の市議会臨時会で出店の賛否を問う住民投票条例案が賛成少数で否決され、斉藤市政は出店に大きくかじを切った。

 ◆補助金不正

 その直後に表面化したのが、商議所による国、県、市の補助金不正受給問題。元専務の内部告発に対し商議所幹部は当初、「出店問題が絡む中傷だ」と全面否定した。しかしほぼ1年に及ぶ調査で、総額1億円を超える返還を求められる事態となった。

 市経済界の有力者が名を連ね、旧市時代から地元候補を重視して市長選の行方を左右してきた商議所。「この問題を機に、幹部やOBらから表だった発言が聞かれなくなった。このことも無投票に影響している」との見方がある。

 斉藤氏が再選出馬を正式に表明したのは2月。ただ就任2年目ごろには、後援会がなかった旧能代市内でも組織づくりに着手していた。その数は現在、旧二ツ井町で24、旧能代市内でも30に上る見通し。「政権交代の影響はない」と強気の構えを崩していない。

 その斉藤氏に対して是々非々の立場のある市議の一人は「対抗馬がなく選択肢がない。現職独走と言わざる得ない」といらだちを募らせている。

==============

 ◆過去の選挙結果

 【能代市長選】

 ◇06年
斉藤滋宣 当 25,643
豊沢有兄   16,591

 【旧能代市長選】

 ◇03年
豊沢有兄 当 16,966
能登祐一   14,820
田中久子    2,588

 ◇99年
宮腰洋逸 当 20,243
豊沢有兄   14,582

 【旧二ツ井町長選】

 ◇05年
丸岡一直 当 5,240
加藤長光   2,383

 ◇01年
丸岡一直 当 5,518
藤田隆雄   3,076

1144チバQ:2010/04/09(金) 12:20:34
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001004090003
弘前市長選 自民、民主の動き
2010年04月09日


 現職と新顔が、一騎打ちの選挙戦を繰り広げている弘前市長選。候補者はいずれも無所属で、政党の推薦を受けておらず、表立った政党の動きはない。だが、水面下では政治家や政党の思惑も垣間見える。(吉田芳彦)


 現職の相馬〓一氏(73)は、市議2期、県議6期の長年の政治活動で築いた農家など自前の固い支持層が基盤。政党頼りの選挙によるしがらみを避け、従来通り個人票を積み上げる戦い方を貫く。


 新顔で県庁出身の前副市長葛西憲之氏(63)は、個人的な人脈からできた後援会もあるが、反相馬票を結集するため、経済界や各種団体など、主に組織に支えられた全方位作戦を展開している。


 両氏の選挙事務所には「必勝」と大書された三村知事や地元の衆院青森4区から立候補し、比例区で復活当選した民主党の津島恭一衆院議員の為書きが張り出されている。相馬氏の後援会幹部は「どちらにも頼まないのに送られてきた」と言い、両陣営への政治家側自身の配慮がうかがわれる。


 告示日前後になると、国会議員が互いに出方を探り合う場面も出てきた。


 3月28日にあった葛西氏の総決起大会。同じ日、青森市内で政治資金パーティーがあった民主党の衆院議員や県議らは、秘書を出席させるだけにとどめた。青森4区選出の自民党の木村太郎衆院議員も同じだった。


 ところが告示前日の3日、木村氏が葛西氏の選挙事務所に顔を出した。以前から系列の県議が支援に入り、「木村氏の意向」とささやかれてきた。木村氏の来訪で自民党色が顕在化し、逆に民主党側は「動きづらい立場」に追われたという。


 木村氏は1996年に衆院選で初当選した際は、民主党の小沢一郎幹事長が党首を務めた新進党に所属。その後、自民党へ移った。逆に津島氏は自民党から国民新党をへて民主党に移るなど、弘前市が大票田の4区は政治家の政党乗り換えも多く、支持層も複雑に入り組んでいる。


 陣営に自民党色が出始めたものの、葛西氏自身の一部支持者は津島氏の支持層とも重なる。こうした特有の政治土壌もあって「民主支持層の支援も得られている」と読む。


 相馬氏の選挙事務所に、木村氏の為書きはないが、相馬氏の後援会幹部は「弘前は選挙ごとに投票する人が決まっている。市長選では『木村』と書くわけではないから」と踏み、国政と市政を切り離して有権者が判断することに期待する。


 共産は自主投票。公明や社民は党員らの自主的な判断で臨むという。


※〓は金へんに昌

1145チバQ:2010/04/09(金) 12:56:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t11019.htm
「ポスター張り切れない」陣営が悲鳴 全市一区の大崎市議選

市議選に向けて設置された候補者ポスター掲示板=大崎市古川


 任期満了に伴う宮城・大崎市議選(定数34)は11日、告示される。2006年に旧1市6町が合併し、県内2番目の広大な面積になった同市。今回から旧市町別の選挙区が廃止されたため、候補者ポスターを掲示しなければならない個所が大幅に増え、各立候補予定者は準備に頭を悩ませている。

 同市は東西約80キロ、面積は約796平方キロ。合併特例が採用された06年の前回市議選は旧市町別の7選挙区で行われ、ポスター掲示場所は最も少ない松山選挙区で28カ所、最多の古川選挙区でも190カ所だった。
 全市が同一選挙区となる今回、掲示場所は400カ所となる。現職の多くは地盤が異なる議員同士で作業分担したり、所属会派や政党内で連携したりして乗り切る構えだ。
 ある現職は「後援会任せでは間に合わない。演説の合間に自分も張るしかない」と浮かない表情。別の現職は「鳴子地域だけ協力相手が見つからない。告示日一日だけで400カ所全部に張るのは無理」とぼやく。
 もっと大変なのは新人だ。ある陣営は「連携したくてもつてがない。自前で選挙期間中に何とか張り終えたい」と話している。



2010年04月09日金曜日

1146チバQ:2010/04/11(日) 22:06:26
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0304.html
2010年3月4日(木)

--------------------------------------------------------------------------------
■検証・弘前市政 迫る市長選


連載INDEX
(1)合併その後/不満募らす相馬、岩木/施設建設 4年も経て予算

 「合併しても地域があまり変わったとは思えない。ただ、物事が動きだすのに4年もかかるのは遅いんじゃないか」 弘前市の沢田集落(旧相馬村)で2月28日に開かれた「ろうそくまつり」。同地区に400年以上前から伝わる奇習だ。闇に浮かぶ明かりを見ながら、地元の男性はつぶやいた。「4年もかかった」のは、旧相馬村への「(仮称)住民ふれあいセンター」建設だ。

 4年前の2006年2月27日、弘前、岩木、相馬の旧3市町村が合併し、新弘前市が誕生した。生活圏として密接な関係にあった3市町村による合併から4年たった今、相馬地区では「合併して良かった」という声は聞こえてこない。

 旧3市町村の合併法定協議会が決定した新市建設計画の「地域の均衡ある発展プロジェクト」は、弘前地区の小中学校整備、岩木地区の下水道整備をうたった。相馬地区については旧役場と隣接する温泉を改築し、庁舎・温泉・公民館機能を持つ住民ふれあいセンターの整備を明記していた。

▼「相馬が貧乏くじ」

 旧相馬村は、道路や下水道整備が進む一方、財政も比較的健全で、合併しなくてもやっていけるとの立場だった。高齢化の進行などを見据え、あえて合併を選んだ住民にとって、センター建設が何より切実な願いだ。

 しかし、施設の規模をめぐり住民と市側の協議が難航。市は住民の意見を反映した計画をまとめ、10年度予算案にようやく建設事業費が盛り込まれた。

 「相馬(地区)が貧乏くじを引かされた」「議員にだまされた」。地元の元市議は住民の不満を受け「相馬市長が公約に掲げた(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設より優先することがあるはず」と相馬市政の対応を批判する。

▼一地区にされた思い

 岩木地区でも「こんなはずではなかった」との思いは強い。下水道整備は、旧岩木町時代の残工事分が終わった後は、進んでいない。町のイベントだった「岩木夏祭り」には、かつて210万円の町の補助があったが、現在は旧市の他地区と同水準の70万円に引き下げられた。

 岩木、相馬の住民には町や村の歴史が消え、弘前市の一地区にされてしまったという寂しさがある。

 合併協議を進めたのは、旧弘前市の最後の市長・金沢隆氏だった。金沢氏を破って当選した相馬氏は合併協議にかかわっていない。「自分で合併を進めていないから、住民への思いが欠如しているのではないか」。当時の合併協議を知る岩木地区の男性はこう指摘する。

 「誰が市長になっても合併時の約束事は継承しなければ。ほかの市町村合併と違い、合併協議の当事者がいなくなり、約束の実行を迫る相手がいなくなってしまった」 ただ、相馬地区のある男性は「今、合併の結果について良しあしを言っても仕方がない。合併してしまったのだから良くする方に持っていくしかない。そのためには住民ひとりひとり努力するしかない」と話す。

1147名無しさん:2010/04/11(日) 22:06:54
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0305.html
(2)日本一のリンゴ産地/強い思い 振興策次々/経営厳しく農家不満も

 「市が何もやっていないような話をするが、いろいろやっている。なかなか(結果が)形に表れてきていないものもある」 2009年9月の定例市議会一般質問。議員が再質問で、相馬〓一市長の農業振興策とその成果を疑問視したのに対し、相馬市長は語気を強めて反論した。再質問に自ら答えることの少ない相馬市長が、珍しく立ち上がり答弁、農業への強い思いを表した。

 相馬市長は前回市長選の公約で、農業を市の基幹産業と位置付け積極的な振興を掲げた。特に、基幹作物のリンゴについては、日本一の産地という市民の意識を高めるため、毎月5日を「りんごを食べる日」に設定。相馬市長による県外へのトップセールスも展開し消費拡大に努めたほか、共同防除組織の充実など、生産態勢強化にも力を入れてきた。

▼市、一定の効果強調

 08年には農林業政策の指針となる市農林業計画を策定。リンゴの安定生産と消費拡大、担い手育成、地産地消や都市住民との交流促進を柱に掲げた。

 市農林部は、09年の検証で、これらの施策が設定した指標を上回る成果をもたらしたと評価し、特にリンゴの消費拡大では、トップセールスなどにより「弘前りんご」の知名度向上に一定の効果があったと強調する。

 06年2月の市町村合併で、市のリンゴ栽培面積は全国の2割、県内の4割を占めるまでに拡大した。農水省のまとめによると、同年の市のリンゴ生産額は300億1千万円、コメが41億4千万円と、合わせて全作目の9割を占めており、二つの作物の動向が市の経済に与える影響は極めて大きい。

 しかし、リンゴ農家は08年の霜・ひょう害、景気悪化に伴う消費の減少や販売価格の低迷で苦境にあえいでいる。

 リンゴのネット販売などを手掛ける若手農業者は「10年産も安値が続けば、廃業する人が続出する可能性がある。それほどの危機的状況だ」と訴える。

 リンゴ農家の経営安定を図るため、市は09年に果樹共済の掛け金助成を決定。10年度予算案では、農業経営支援対策資金の保証料補助と利子補給補助を新たに打ち出した。

▼「市だけでできない」

 しかし、現場の農家には不満の声が目立つ。岩木地区の農業男性は「『りんごを食べる日』は政策ではなく、ただのイベント。農家の苦しみを理解していない」と厳しい見方を示す。相馬地区の農業女性は、果樹共済の助成決定が周辺市町村より大きく遅れたことを批判し「リンゴ産業の中心地なのに、政策が後手後手。積極的、重点的に支援してもらいたい」と訴える。

 ただ農業政策は国や県からの補助金による事業が多くを占める。相馬市長は農業重視を強調する一方で「国の政策との関連もある。いろいろやろうとしても国に動きがないと、市の財政だけではできる話ではない」と、独自の取り組みには限界もあることを認める。

 農林水産業費が市の10年度予算案に占める割合は全体の2.7%で19億円。09年度の15億円(2.3%)からは増加したが、市長就任直後の06年度の22億円(3.4%)に比べて減少している。

※〓は金へんに昌

1148名無しさん:2010/04/11(日) 22:07:33
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0306.html
(3)観光/通年誘客へ「感交劇場」/市民の反応いまひとつ

 今年12月の東北新幹線全線開業、2011年の弘前城築城400年祭と、観光面で二つの大きなチャンスが目前に迫っている弘前市。関係団体と連携し、進める観光施策「弘前感交劇場」は、従来のような大型イベントに頼るのではなく、街の魅力を生かした通年の誘客を目指しており、県内でも注目を集めている。

▼魅力を再発見、発信

 「市民の自覚を促すには、委員会や事業のリーダー役と市民との距離を縮める必要がある」。昨年9月末の弘前感交劇場推進委員会。同劇場のコンセプトを考えた田中央さん(東京・田中デザインオフィス社長)は、出席した委員長の相馬〓一市長らに対し、強い口調で訴えた。

 同市は、春の桜、夏のねぷた、秋の菊と紅葉、冬の雪燈籠(どうろう)と、季節ごとに大規模なまつりがあり、観光都市として名を上げてきた。そして現在は、これまでの街づくりで築き上げた魅力を再発見し、磨き上げて発信する−そんな取り組みに懸命だ。

 実際、恒例となったリンゴの花のお花見、日本海に沈む夕日を岩木山8合目から眺めるツアーはその中で生まれた。市内に数多くある洋館やカクテルバーでまちおこしを目指す動きもある。

 毎週水曜日には、同推進委事務局も務める市観光物産課の職員が、弘前観光コンベンション協会の職員らと手を携え、実務者の集まり「やわらかネット」を開催している。

 「街づくりや観光に興味がある」「自分も何かやってみたい」という市民なら誰でも参加可能で、週1回の集まりのほか、80人弱が登録しているメーリングリストもある。参加者はその二つをうまく活用しながら、さまざまな活動をPRしたり、アイデアを募ったりと、互いに意見や情報を交換している。

 一方、弘前城築城400年祭も、津軽家とゆかりのある近衛家の陽明文庫(京都市)の名宝展や弘前城薪能、「時代絵巻」と題した大名行列など多彩な構想の準備が進んでいる。09年には公募で、マスコットキャラクター「たか丸くん」も誕生。さまざまなイベントに登場し、築城400年を懸命にアピールしている。

▼取り組み危ぶむ声も

 もっとも、1年以内に大きなチャンスを二つ控えていながらも、行政や関係者の取り組みに対する市民の反応はいまひとつ。行政や関係団体と、市民が必ずしも一枚岩ではないとの指摘があり、今後の取り組みや結果を危ぶむ声も根強い。

 ある観光関係者は「良いアイデアを持っていても、それを具体的な行動に移すのは難しい、と考える市民が多いのではないか」と推測する。

 弘前感交劇場だけでなく、市の新たな観光施策は発展途上の段階だ。市民を盛り上げ、期待した成果を挙げるために必要なことは何か。この観光関係者は「関係者が市民に率先して手本を見せながらも、前面には出ないこと。やる気ある市民を陰に隠れて手伝い、引っ張り上げていく。市民主体の活動こそが、それに続く市民の動きをつくっていくと思う」と強調した。

※〓は金へんに昌

1149名無しさん:2010/04/11(日) 22:08:02
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0307.html
(4)ジョッパル/市長発言 波紋広げる/経済界との溝埋まらず

 2009年10月2日、弘前市駅前町の複合商業施設「ジョッパル」を管理運営する市の第三セクター・弘前再開発ビルが民事再生手続きを断念、施設を閉鎖して破産手続きに入る方針を固めた。同じ日に市が開いた緊急記者会見。相馬〓一市長は「駅前地区の中核を担う商業ビルであり、再生を期待したが大変残念」と述べる一方、市が株式30%(3千万円)を保有する三セクの破綻(はたん)について「経営者は会社におり、市は責任を感じようがない」と強調。発言は波紋を広げた。

▼転落の一途たどる

 ジョッパルは1994年、金沢隆前市長時代に、ダイエーを核テナントとして誕生した。だが、駅前の”顔“として大きな期待を背負いながら、2005年のダイエー撤退以降、三セクの民事再生申請(07年)、破産へと転落の一途をたどった。

 「本来なら民事再生の時点で、市や会社関係者、市内経済界が一緒に、ビルの今後を話し合うべきだった」。複数の経済関係者はこう漏らす。ジョッパルがつぶれれば、駅前を含む中心市街地の今後に影響が出ることを懸念していたからだ。

 市は三セクの民事再生断念に伴い、部署横断の「緊急対策会議」を設置、ジョッパルの権利関係調査などを進めてきたと説明する。だが、その具体的な動きや今後の対応が見えにくいことへの不信感も経済界にはあった。

 1月下旬、市や経済界で構成する市中心市街地活性化協議会。委員が「ジョッパルが幽霊ビルのままでは、中心市街地の駅前の通行量が減ってしまう」と危惧(きぐ)し、市の担当者に「市はジョッパルの活用、再生を検討しているのか」「市、弘前商工会議所、ビル関係者で方策を見いだせないか」と問いただす場面もあった。

▼緊張感は以前から

 もともと、経済界の多くが前回市長選で金沢前市長を支持していたこともあり、相馬市長と経済界の間には、以前から微妙な緊張感が漂っていた。

 それが表面化したのは今から1年ほど前だった。同商議所が毎年度、市政全般について提出してきた数十項目の重点要望に対し、市は部署横断的な回答を続けてきたが、09年度分への回答から突然、商工労政課関連部分のみに限定してきた。対応の後退に、同商議所側から「重点要望などによる社会福祉の増進も商議所の大きな役割だが、市は理解していない」と不満が噴出した。

 以来、両者の溝は埋まっていない。ジョッパルをめぐっても、同商議所の新戸部満男会頭ら市内経済界トップと、相馬市長が議論する機会はないままだ。

 相馬市長はジョッパルについて、無作為に選んだ5千人の市民を対象にしたアンケートの実施を決定。23日まで回答を受け付けると同時に、広報ひろさき3月号でも、ジョッパルの現状や再開への課題の解説を掲載した。

 これに対し、複数の経済関係者は「市が駅前の再開発計画の中でジョッパルを建設したとの経緯説明がない」「広報は、市が建物を取得すれば、多額の税金がかかることばかり強調し、肝心の中心市街地の街づくりに関する記述はわずかしかない」と指摘する。市への疑問の声は途切れていない。

※〓は金へんに昌

1150名無しさん:2010/04/11(日) 22:08:27
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0308.html
(5)財政運営/経費節減 借金減る/「慎重すぎる」と批判も

 税理士の資格を持つ相馬〓一市長は、公約である「企業経営の視点を取り入れた財政運営」に取り組んできた。就任後4年経過し、その手法について「派手さはないが堅実」と評価する声も多い。

 相馬市長は就任後、自身の給与20%カットと退職金の廃止を実行。また、収入役と水道管理者を置かず、庁内にも経常経費5%削減を指示するなど徹底した経費節減を進めた。前の市長が計画し市民からの批判が多かった、事業費約19億円の弥生スキー場跡地開発も中止した。

▼会合で厳しさ強調

 議会や各種の会合などさまざまな場面で「市の財政は厳しい」と口にする相馬市長。「気を緩めると第二の夕張市になってしまう。そうならないようにするのが私の使命」と強調する。

 市総務財政課によると、09年度末の一般会計と各特別会計を合わせた市全体の借金である市債残高は1637億円で、05年度末の1758億円から減少する見通しだ。市総合計画の施策達成状況報告書でも、市民1人当たりの借金が06年度の92万4千円から08年度は90万円に減少した。

 また、市の09年度中期財政計画では、一般会計の市債残高が相馬市長就任前の05年度末920億円から年々減少し、14年度には700億円になると試算。取り崩しが続いていた市の貯金である財政調整基金も12年度に増加に転じ、14年度には市が健全性の指標とする20億円台に回復するとしている。

 借金の減少は箱モノ整備に偏らない政策展開の影響も大きい。前市政から引き継いだ事業を除けば、相馬市長が4年間で手掛けた大型施設整備は新年度着工の「(仮称)全天候型スポーツレクリエーション施設」1件のみと言ってもいい。

 総務財政課の蒔苗貴嗣課長は「厳しい財政状況の中で、やるべきことはやるという姿勢で、重点的に投資をしている」と強調する。

 一方、予算総額を下げるためだけに事業費を削っているとの声がある。市内の経済関係者は「08年度の予算編成時、一律5%ダウンの指示があった。増額すべきもの、削減すべきものを精査していない」と指摘する。

 また、ある市議は新年度にようやく着工する相馬地区住民ふれあいセンターを挙げ「慎重すぎて肝心なものを造らない」と批判。その結果が相馬、岩木地区の住民の不満に表れていると指摘する。

▼市税伸び期待できず

 健全な財政運営を続ける弘前市だが、蒔苗課長は「15年度が財政の転換点。それまでにできるだけ借金を減らしたい」と話す。合併後の交付金の特例措置が終了し、段階的に現状より約8億円の減額となるからだ。

 市の10年度予算案では市税などの自主財源比率は35.9%にとどまり、なお依存財源の割合が高い。人口減少などにより今後も市税の伸びが期待できない一方、介護や生活保護などの社会保障費は確実に増える。

 厳しさが増す中で、財政健全化を進めつつ予算への積極的な施策の反映が求められている。

※〓は金へんに昌

1151チバQ:2010/04/11(日) 22:09:05
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0309.html
(6)説明と対話/なぜスポレクに変更か/市側沈黙、住民の反発続く

 昨年8月、弘前市堀越地区で開かれた市政懇談会。市が同地区に建設を計画する「(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」に対し、地元の泉野町会の住民から「住民は誰もスポレク施設を望んでいない」「当初、建設予定だった地区交流センターがなぜ急にスポレク施設になったのか。納得できる説明がほしい」と反対の声が相次いだ。

 スポレク施設建設は相馬〓一市長が前回市長選の公約に掲げた。高齢者の生きがい対策の拠点と位置付け、健康増進などを目的に、グラウンドゴルフはじめ軽スポーツでの使用を想定している。2010年度予算案に建設事業費約5億9千万円を盛り込んだ。

 相馬市長は「高齢者が元気で長生きすることが私の願い」と同施設の必要性を訴える。

▼「説明した」市長反論

 建設予定地は05年に市土地開発公社が交流センター用地として取得した。泉野町会の住民にはセンター建設を期待して移り住んだ人も多いといい、計画変更は寝耳に水だった。

 変更の経緯説明を求める住民に対し、市長は「説明はした」と反論する。だが実際は、昨年3月の議会でスポレク施設の計画を知った泉野町会長の問い合わせに対し、市の担当課長が自宅に出向き説明した程度で、住民全体への説明はいまだに行っていない。

 市のある幹部は「どこかでボタンを掛け違えたとの思いはある」とつぶやく。しかし市側は、スポレク施設は全市的な施設であり、地元・泉野町会への説明は必要ないという姿勢を貫く。議会で公社からの土地取得などの承認を得ていることを理由に事業を進める方針だが、着工が迫る現在でも住民の不満はくすぶったままだ。

 昨年の12月議会。閉鎖した複合商業施設「ジョッパル」への市の対応や、市職員運動会の競技に相馬市長が秘書に傘を差してもらい参加したことに対し、市長の見解を問う質問が相次いだが、市側は担当部長が終始答弁、批判を浴びた。

 ある市議は週刊誌にも掲載された「傘問題」をめぐり「全国に知られ市民も驚いた出来事だけに、議場で市長自身から一言説明がほしかった」と”沈黙“に不満を漏らした。

▼3万人のためでなく

 相馬市長は市長選に向けた「市政を語る会」で「市民の話を聞かないと市政運営はできない。すべて市政に反映できるとは限らないが、独りよがりにならず説明をしながら進めている」と繰り返している。10年度予算案の記者発表では、農業者経営支援の補助金、中小企業対策などの新規事業を「あちこちを回って話を聞き、要望を取り入れた結果だ」と胸を張った。

 だが、主張とは裏腹に相馬市長には「意見を聞くのは自分を支持する一部の人だけ」との批判がつきまとう。ある市議は、4人の争いとなった前回市長選で相馬市長の得票が3万票余りだったことを指して「相馬さんは3万人のための市長。県議時代ならともかく、市長になったからには、18万人のための市長でなければ」と語気を強める。

 相馬市政の説明と対話は十分だったか。市民の評価は市長選投開票日の4月11日に明らかになる。

※〓は金へんに昌

=終わり=

1152チバQ:2010/04/11(日) 22:09:44
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-gekisen/0406.html
2010年4月6日(火)

--------------------------------------------------------------------------------
■弘前市長選 激戦の表情

(上)相馬候補 どぶ板徹底、票固め

 告示日の4日。第一声を終えた相馬は、雪が残る山あいのリンゴ畑を縫って相馬地区へ選挙カーを走らせた。

 「いち早くごあいさつに参りました」「願いは農業発展」。山道でも連呼は休みなく響き渡った。相馬はリンゴの枝を剪定(せんてい)する農業者を見つけると、ウグイス嬢の連呼を遮り、マイクを握って「ご苦労さまです」と支持を訴えた。

 農村部は相馬の支持が厚いとされるが、特に弘前市と合併した旧岩木町、旧相馬村の住民には「農政が物足りない」「合併で良いことがなかった」と不満がくすぶり、相馬離れを指摘する声もある。真っ先に相馬地区に駆け付けた理由を、選対幹事長の白戸幸雄は「農業への思いを示したかった」と説明する。

4年間の実績強調

 支援に回る市議は9人。市中心部やそれぞれの地元で相馬市政の4年間の実績を強調、継続を訴える。また4日のイトーヨーカドー前での街頭演説では、休日にもかかわらず市の部長・課長らが顔をそろえた。部長の一人は「買い物のついでに様子を見に来ただけ」と言葉を濁した。

 しかし、相馬の選挙戦術の基本は街頭演説や連呼ではない。政党や団体に頼らず、選挙カーと別行動で各地域に潜り込み、足を使って支持を固めていく徹底したどぶ板選挙だ。

 相馬は「街頭に出てもそれほど票に結びつかない。徹底して歩く。自ら顔を出すのは大事なこと」と市議時代からの独自の戦術に自信を見せる。5日も、岩木地区での街頭演説を終えた相馬はスタッフの車に乗り込んだ。市南部を横断し大鰐町へ。弘前市在住者が多く通う事業所に到着すると、従業員に投票を呼び掛けて頭を下げた。

 後援会連合会事務局長の森下富雄は「スタッフがいくら回っても、本人のあいさつに勝るものはない。選挙カーから手を振るぐらいなら、本人が感触をつかみながら回った方がいい」と力説する。

 相馬陣営の運動員は「どこに行くかは本人でないと分からない。そばにいるわれわれが分からないのだから、敵に分かるわけがない」と余裕の表情だ。

後援会フル活動

 街頭で相馬は、農業や観光など2期目に向けた施策を訴える。一方で、自らの堅実な財政運営を強調。経済界の支援を受ける葛西を念頭に「しがらみのある人が市長になれば第二の夕張になる」と繰り返す。

 (仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設の問題では葛西が建設推進から反対へ「態度を変えた」と批判。複合商業施設「ジョッパル」についても「対応を副市長だった葛西に任せたが、対処できなかった」と主張する。

 「決して負けられない戦い」と意気込む選対本部長の三上鉄やは「今までと同じ。後援会をフル活動させ、最後まで気を引き締めて戦う」と言い切った。

1153チバQ:2010/04/11(日) 22:10:10
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-gekisen/0407.html
(下)葛西候補 対話重視をアピール

 「市民との対話は市政を進める上で基本中の基本。現市政はこれをできず、いろいろな問題を起こしている」

 前副市長の新人・葛西憲之は告示日の4日朝、弘前市駅前町にある閉鎖中の複合商業施設「ジョッパル」前で声を張り上げた。同施設再生への協力を掲げる葛西は、近くのイトーヨーカドー前での第一声に続き、あえてここで“第二声”を上げた。「この建物は現市政の対話不足の象徴だ」。葛西は言い切った。

勝手連的な支援も

 直前の第一声には、経済関係者や民主、自民両党の国会議員秘書、自民系の県議ら約200人が駆け付けた。選挙経験のない葛西は急ごしらえの後援会しか持たないが、政党関係者やさまざまな団体が、その周囲を固めている様子をうかがわせた。街頭に立つ市議のほか、独自の事務所を構えて勝手連的な支援に回る市議もいる。

 5日昼、葛西は市役所前でマイクを握り、「行政と経済界は車の両輪。どちらかに齟齬(そご)があれば、絶対に同じ目的地にはたどり着けない」と一段と力を込めた。

 元県県土整備部長の葛西は、副市長として現職・相馬しょう一を支えたが、市政運営をめぐり決別。2009年9月の副市長辞任と前後し、現市政に不満を募らせていた経済界が、市長選候補として葛西に白羽の矢を立てた。

 街頭演説では、経済界の若手や女性の支持者が応援のマイクを握り、市民との対話重視をアピール。告示日は、街頭演説を精力的にこなしたが、以降は演説回数を減らし、代わりに市内各所の事業所や支持者を丹念に回っている。

 前半戦は岩木、相馬など農村部に重点を置いた。6日の岩木地区での街頭演説では、リンゴ産業の振興策を話題の中心に据え「今の弘前市は後追いの農政ばかり。果樹の所得補償制度の必要性を国に訴えていく。海外輸出を増やすことで国内のだぶつきを無くし、リンゴの価格を安定させる」と訴えた。

 支援組織の規模は大きい葛西だが、もともと知名度は低く、なかなか組織の態勢も固まらなかった。だが、3月28日の総決起大会に「3千人以上」(陣営関係者)が詰め掛け、陣営幹部はようやく「相手の背中が見えてきた」と胸をなで下ろした。葛西が告示までの半年間、街角での辻立ちや市民との「語る会」を地道に繰り返したことが功を奏した格好だ。

もう一押しの気持ち

 葛西陣営の選対本部長・工藤順巳は「街頭演説で、聴衆から拍手や声援が上がる。支持が見えるようになってきた」と手応えを感じる。

 とはいえ、相手は市議選、県議選、市長選を通じて9度の選挙で負けなしの相馬だ。工藤は「もう一押しの気持ちで戦っていく。総力を挙げて努力していくことが肝要」と気を引き締めた。

1154チバQ:2010/04/11(日) 22:11:43
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100409110116.asp
2010年4月9日(金)

--------------------------------------------------------------------------------

市長vs前副市長に職員票割れる?

 現職市長と前副市長の対決となった11日投開票の弘前市長選を、約1400人の市職員がかたずをのんで見守っている。政治的には中立の建前だが、休日や昼休みには現職・相馬しょう一候補(73)の街頭演説を聴きに駆け付ける部課長らも。一方、市職員労働組合連合会(市労連)は前副市長の新人・葛西憲之候補(63)の推薦を決めており、市職員の投票行動は割れそうだ。※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」

 告示翌日の5日、相馬氏は昼休み中の市役所前でマイクを握った。正面玄関には部課長ら約20人の職員が並び、相馬氏の演説に聴き入った。「われわれも選挙民。どちらの演説を聴くのも自由だし、両方聴くのが本当だ」とある部長。だが、入れ替わりに葛西氏が市役所前で街頭に立ったころには、昼休みが終わり、職員らの姿は消えていた。

 部長の一人は「昔なら現職市長は選挙の時、街頭演説の日時を職員に知らせてきた。相馬氏はそんなことはしない。葛西氏の演説も庁内で聴いた」と陣営の動員を否定する。

 しかし、前日4日の日曜日には、約10人の部課長が、相馬氏のイトーヨーカドー前などでの演説に顔を出していた。その一人は「買い物に来たら、人が集まっていたのでのぞいただけ。ほかの職員がなぜ来ていたかは知らない」と、偶然であることを強調した。

 市労連は今回、葛西氏を推薦したが、市労連が現職の対抗馬を推薦するのは、合併前の旧弘前市時代の1988年市長選以来となる。山下義仁書記長は理由を「葛西氏から推薦願が来たが、相馬氏からは来なかった。検討した結果、葛西氏の考え方はわれわれと齟齬(そご)がなかった」と説明する。

 市役所内の様子について、中堅職員の一人は「皆、あえて市長選を話題にすることなく無関心を装っている」と語る。

 一方で、あるベテラン職員は「市労連の推薦は庁内の空気を反映した対応」と指摘し、葛西氏を支持する職員は少なくないと推測している。

1155チバQ:2010/04/11(日) 22:12:32
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100403104508.asp
2010年4月3日(土)

--------------------------------------------------------------------------------

農業者票の行方が鍵/弘前市長選

 相馬〓一(しょういち)市長と葛西憲之前副市長の2人の争いとなるとみられる弘前市長選は、農業者票の行方が一つの鍵を握りそうだ。相馬氏は農村部に厚い支持層を持つとされるが、農業環境の厳しさや市町村合併への批判を背景に、農村部では現市政への不満も高まっており、葛西陣営は懸命に浸透を図っている。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

 「明日の100円より、きょうの10円の方が大事。農家は将来展望より今の危機をどう乗り越えるかに頭を痛めている」

 弘前市の生産者団体が3月に開いた相馬、葛西両氏の「農政を聞く会」で、出席したリンゴ生産者は悲壮感をにじませて窮状を訴えた。

 「その通りだ」。約250人の出席者から、つぶやきやため息が漏れた。相馬市政は農業経営支援対策資金制度を打ち出したが「金融機関が融資に応じてくれると思えない」との指摘に、相馬氏だけでなく葛西氏も粛然とした表情で聞き入った。

 市内の農業従事者は約1万6千人で、全就業者の2割近くを占める。税理士の相馬氏は「長年、農家の納税の面倒を見てきた」と、この集会でも強調し、農家票の取り込みに自信を見せた。葛西陣営の幹部も「特に市北部や旧岩木町、旧相馬村などの農村部は、相馬氏支持が多い」と危機感を募らす。その地盤に何とか食い込もうと、葛西氏は支援する市議らを交えてミニ集会を重ね、市政刷新を呼び掛けてきた。

 「確かに農村では相馬さんが強い。しかし、前回の選挙ほど圧倒的ではない。弘前市が合併後、岩木地区のコミュニティー活動を軽視してきたことを憤っている人は少なくない」。住民の一人は、葛西氏が岩木地区愛宕集落で開いたミニ集会の後、地元の空気をこう解説した。

 相馬氏も、各地でミニ集会を開くなど票を逃すまいと必死だ。ただ、現職としての公務もこなさなければならず、てこ入れが行き届かない分を補おうと後援会が走り回っている。

 ある地区の後援会会長を務めるリンゴ農家の男性は「元から相馬さんとつながりがあり、(相馬氏の政策や姿勢に)理解を示している人たちに支援をお願いしている。相馬さんから要請されたわけではなく、個人的に付き合いのある人たちが自発的に応援している」と話す。

 肝心の農業政策については、相馬氏がトップセールスの実績などを前面に押し出すのに対し、葛西氏はリンゴの海外輸出促進や農業後継者育成への支援などに取り組む姿勢を打ち出している。

 農業者の間では、それぞれの政策に賛否の声がある一方で、「誰がやっても同じ。一つの市にできることは限られている」と冷めた見方もある。

1156チバQ:2010/04/11(日) 22:13:44
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100325092829.asp
2010年3月25日(木)

--------------------------------------------------------------------------------

市長支援へ市議団結成/弘前

 弘前市議会最大会派で、市政与党の「鷹揚会」(所属議員11人、町田藤一郎会長)は24日、4月の市長選に向け、現職の相馬〓一(しょういち)市長を支援する市議団を結成した。同市長選をめぐっては、第二会派「木翔公明」(同9人)のうち7市議が、市長選出馬予定の葛西憲之前副市長を支援する市議の会を発足させており、議会でも対決の構図が鮮明になった。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

 町田会長は、会派の全議員が市議団に加わるほか、木翔公明の市議からも合流の打診があることを明らかにした。

 結成のきっかけについては、相馬市長が公約に掲げる「(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」の建設が当面、不可能になり、相馬市長があらためて市長選で市民に判断を委ねると表明したことと、葛西氏が駅前の複合商業施設「ジョッパル」の再生検討を打ち出していることを挙げ、「市民から懸念の声が相次ぎ、市長を再選させる必要があると会派で確認した」と説明した。

 鷹揚会は当初、昨年10月にも相馬市長支援の市議団を結成する方針だったが、会派内の足並みがそろわず、延び延びになっていた。

1157チバQ:2010/04/12(月) 12:13:58
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/11026.html
弘前市長に葛西氏 市民「刷新」選択


 任期満了に伴う弘前市長選は11日投票が行われ、即日開票の結果、前副市長で新人の葛西憲之氏(63)=無所属=が5万1699票を獲得、再選を目指した現職の相馬●一氏(73)=同=に1万7385票の大差を付けて初当選を果たした。葛西氏は現市政の「対話不足」による問題を厳しく批判して市政刷新を訴え、経済界を中心とする組織力や各種支援団体の支援を受けながら幅広く浸透、強固な組織票を持つ相馬氏を退けて一騎打ちを制した。投票率は58.06%で前回(2006年4月)を2.49ポイント上回った。

 任期満了に伴う弘前市長選は11日投票が行われ、即日開票の結果、前副市長で新人の葛西憲之氏(63)=無所属=が5万1699票を獲得、再選を目指した現職の相馬●一氏(73)に1万7385票の大差を付けて初当選を果たした。葛西氏は現市政の「対話不足」による問題を厳しく批判して市政刷新を訴え、経済界を中心とする組織力や各種支援団体の支援を受けながら幅広く浸透、強固な組織票を持つ相馬氏を退けて一騎打ちを制した。投票率は58・06%で前回(2006年4月)を2・49ポイント上回った。【関連記事2、3面】
 投票は市内98カ所で午前7時から午後8時(一部地域を除く)まで行われ、午後9時15分から弘前市民体育館で開票が行われた。
 今回の市長選は、合併新市最初のかじ取りとなった現職の相馬氏と、昨年9月に副市長を辞任して市長選に名乗りを上げた葛西氏による一騎打ちとなり現市政の継続か刷新かが大きな焦点となった。
 葛西氏は「対話と創造によるひろさき一新」をスローガンに、主要7分野とその実現に向けた100の施策を練り上げ、公約にまとめた。
 また、相馬氏が推進する(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設事業の見直しなど三つの緊急事業に取り組む考えを示し、現職との違いを明確に打ち出した。
 初の選挙戦は現職に比べて知名度不足が否めなかったが、昨年9月の出馬表明以来、次々と発足した支援団体とこれを束ねる後援会連合会が活動を支援。
 県職員時代の豊富な行政経験や実績を生かしながら「活力ある、誇りの持てる弘前」の実現を訴えて現職批判票の受け皿となり、浮動票も幅広く取り込んだ。
 相馬氏は「築こう‼健康で活力ある街を」とスローガンに掲げ、農業振興など新市総合計画の主要施策を柱とする8分野の実現を公約に掲げた。
 また、市議会3月定例会が休止を決めたスポレク施設建設事業の推進を改めて公約に位置付け「信を問う」構えで臨んだ。
 自身の市長任期を当初から「2期まで」と定めてきただけに、後援会も再選を期してフル回転。県議時代から培った盤石な支援組織と知名度を生かし、持ち前の行動力で態勢固めに奔走してきた。
 しかし、1期目の行政運営の中で垣間見えた独特の政治手法に市民の批判も多く、組織票を固めたものの幅広い支持は得られなかった。市議、県議を含め通算9回の選挙を“負けなし”できたが、10回目で苦杯をなめる結果となった。
※●は金へんに昌

当選 51,699 葛西 憲之(63)無・新
   34,314 相馬 錩一(73)無・現
   有権者数 149,842
   投票者数 87,004
   投 票 率 58.06%
   有 効 票 86,013
   無 効 票 990
   持ち帰り 1
(市選管確定、敬称略)

1158チバQ:2010/04/12(月) 12:14:16
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/11025.html
スポレクで対立の支援市議も明暗/弘前市長選


 今回の市長選は市政の刷新、継続を求め市議の対応が分かれた。葛西さんを支援した木翔公明の下山文雄会長は「4年間の市政について、相馬市長は市政が開かれていると言っていたが、市民はそうは思っていなかったということ。それが投票結果に出た」と市民の審判を受け止めた。一方、相馬さんを支持した鷹揚会の町田藤一郎会長は「(ジョッパル再生への協力という)葛西さんの政策は市民の負担が大きく協力できない。断固反対する」と述べるなど、市議の明暗も分かれた。
 「市長対前副市長」という戦いの構図は、市長選を前にした市議会3月定例会で、各市議がどちらを支持するのか鮮明に「色分け」することになった。
 葛西さんを支援する議員は、現職の公約だった「(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」の建設予算を新年度当初予算案から削除することを求め、賛成多数で可決。賛否をめぐって市議が対立したまま、4月4日告示の市長選に突入した。
 街頭では市議もマイクを握り、スポレク施設に加え、閉鎖した複合商業ビル「ジョッパル」の再生問題に、それぞれの立場から考えを訴えてきた。
 市民の選択結果に、木翔公明の山谷秀造議員は「市民の良識の勝利。葛西さんの人柄の良さもあったし、相馬市政に対する批判もあったと思う」、同じく工藤光志議員は「葛西さんの誠実さに尽きる。農家から相馬市長にはもう期待しないという声を聞いた時、勝利を確信した」と葛西さんの当選を喜んだ。
 一方、相馬さんを支援した鷹揚会の宮本隆志議員は「市民の審判だから結果を厳粛に受け止める。敗因は何とも言えない。新市長へのスタンスはノーコメント」とし、同じく佐藤哲議員は「もともと少数与党の中で相馬市長が強烈な個性でやってきた。今後は絶対多数の与党になるが、数でものを決める暴走の可能性もある。それを肝に銘じ議員としてやっていく」と新市政にクギを刺した。

1159とはずがたり:2010/04/12(月) 12:28:35
ちょっと衝撃の結果かも。
お上に逆らうのを嫌がるような土地柄に加え,なんだかんだで相馬が強いような印象だったので。高齢批判に改革・刷新の声も予想外に強かったのか。

結構組織にも食い込んでは居たんですねぇ
>>1153
>経済関係者や民主、自民両党の国会議員秘書、自民系の県議ら約200人が駆け付けた。選挙経験のない葛西は急ごしらえの後援会しか持たないが、政党関係者やさまざまな団体が、その周囲を固めている様子をうかがわせた。
>>1154
>弘前市長選を、約1400人の市職員がかたずをのんで見守っている。政治的には中立の建前だが、休日や昼休みには現職・相馬しょう一候補(73)の街頭演説を聴きに駆け付ける部課長らも。一方、市職員労働組合連合会(市労連)は前副市長の新人・葛西憲之候補(63)の推薦を決めており、市職員の投票行動は割れそうだ。

1160チバQ:2010/04/14(水) 12:27:42
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000541004140001
延びる、その先 新幹線新青森へ


開業へ待ったなし 検査車両乗り入れの新駅
2010年04月14日


真新しい新青森駅のホームでは、多くの市民がイースト・アイの到着を出迎えた=13日


新青森駅周辺の風景。更地が目立ち、行き交う人も少ない=9日

 東北新幹線の全線開業まであと8カ月――。新幹線の検査車両「イースト・アイ」が新青森駅(青森市)に初めて乗り入れた13日、ホームは出迎えの市民や関係者ら約600人が並び、歓迎ムード一色に包まれた。一方、こうした熱気をよそに新青森駅の外に目を転じると、周辺には「更地」が目立つ閑散とした風景が広がる。(大西史晃)


 鉄道・運輸機構によると、測定機器を積み込んだイースト・アイは入線・架線試験のため、同日午前2時13分、現在の東北新幹線の終点、八戸駅を出発。線路や架線が列車の走行に支障がないかなどを確認しながら、七戸十和田駅を経由して新青森駅まで約81キロの区間を7時間半かけて走った。


 新青森駅のホームでは新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会が歓迎式を開き、イースト・アイの畠山信宏運転士らに花束が手渡された。


 実行委員長の林光男・青森商工会議所会頭は「開業までの8カ月の間にお客様を迎えるもてなしの心を高めていこう」と呼び掛けた。小山内豊彦・県新幹線・並行在来線調整監も「開業が迫ってきた。駅に降りた人が用事などをスムーズに済ませられるよう2次交通の整備をしっかりやっていきたい」と話した。


 試験は9月2日までの間に30日程度行う。今後、実際の営業車両も使い、新たに投入されるE5系による試験は6月下旬からの予定。ATC(自動列車制御装置)の作動確認などをする。


 この日あった新青森駅の見学会に参加した女性(81)は「開業が待ち遠しい。関西の実家まで新幹線で帰ってみたい」。近くに住む蛯沢義親さん(68)は「駅前はまだ寂しいけど、駅から見た青森の景色は雄大でいい所だと改めて感じた」と話した。


 一方、青森市や津軽地方に向かう「玄関口」となる新青森駅を一歩出ると、周辺には閑散とした風景が広がる。駅前広場などの整備は進んでいるものの、市が土地区画整理事業の保留地として売り出した土地の大部分が今も売れておらず、商業施設などの建設が進んでいないためだ。市は6回目となる買い手の募集を行っている。


 約3・9ヘクタールの保留地は、市が2年前から売り出した。新青森駅利用者や住民の利便性の向上を目的に商業施設などの誘致を目指したが、売れたのはオフィスビル用とレンタカー事務所用の2区画、面積で全体の約2割(約0・8ヘクタール)にとどまる。


 現在のターミナル駅である青森駅周辺では、観光客を中心街に呼び込もうと、ねぶたを活用した市文化観光交流施設の建設が進み、JR東日本も今月、リンゴをテーマとした商業複合施設を造る計画を発表した。新青森駅の構内にも商業施設が整備される予定だが、両駅周辺の風景は対照的に映る。


 市は昨年、保留地9区画のうち売れ残っていた8区画の一部細分化を決定。その結果、レンタカー会社への売却が決まったが、まだ16区画が売れ残っている。市石江区画整理事務所の桜庭信也所長は「保留地の売却で得た資金を土地区画整理の事業費に充てる必要がある」ため、1平方メートル当たり8万〜13万円台という単価を値下げするのは難しく、現時点では検討していないという。


 当面の対策として更地の活用を求める声も出ている。県新幹線・交通政策課の担当者は「産直市の開催などは一つの方法になるのではないか。12月という冬季の開業とはいえ、開業当初は多くの観光客が来てくれるはず。空き地の活用は重要」と話している。

1161チバQ:2010/04/14(水) 23:24:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100414t11014.htm
大崎市長選 伊藤氏やや優勢 本社世論調査
 任期満了に伴う宮城県大崎市長選(18日投票)で河北新報社は11〜13日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢をまとめた。再選を目指す無所属現職の伊藤康志氏(60)がやや優勢に選挙戦を進め、無所属新人で元宮城県知事の本間俊太郎氏(70)が追い上げ、無所属新人で元宮城県岩出山町長の佐藤仁一氏(58)が続く展開となっている。
 調査では、伊藤氏は旧7市町のうち、大票田の古川で4割の支持を集め、岩出山を除く5町でも比較的優位に立っている。全年代層に浸透し、特に30、40代の支持が厚い。政党別では自民支持層の5割、公明支持層の6割をまとめ、民主支持層と無党派層も手堅く取り込む。
 本間氏は古川や三本木、田尻で伊藤氏を追い上げる一方、鳴子、岩出山、松山で伸びていない。20代や60代以上の支持がやや高く、職業別では自由業や専業主婦で善戦。社民支持層の5割に食い込み、民主、共産両支持層の一部も引き付ける。
 佐藤氏は地元の岩出山で6割の支持を固め、2人を圧倒している。鹿島台、鳴子で伊藤氏に続くものの、古川などで広がりに欠ける。支援を受ける共産支持層にも浸透しきれていない。
 市長選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた有権者は8割を超えた。調査時点では全体の3割弱が投票する人を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

 ◇大崎市長選立候補者
伊藤 康志 60 市長 無現
本間俊太郎 70 元知事 無新
佐藤 仁一 58 元岩出山町長 無新(共支)

<調査の方法> 11〜13日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。地域や性別、年代が有権者の構成に近くなるように割り当てた。実際に有権者のいる世帯にかかったのは644件で、うち500人の回答を得た。

1162名無しさん:2010/04/15(木) 05:49:27
県議ら地域政党準備反民主、非自民統一選の擁立検討
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100414-OYT8T01350.htm

 県議会第3会派「政和・社民クラブ」の飯沢匡県議ら5県議が中心になり、地域政党の新党「いわての党」を結成する方向で調整していることが14日、わかった。近く正式発表する。新党は「中央政党から独立した地域主権の確立」を掲げる方向で、「反民主、非自民」の色彩を帯びているとみられる。ただ、新党設立、政界再編の動きが相次ぐ中央政界とは一線を画す。県内首長や議員の参加も予定しており、来春の統一地方選では、独自候補の擁立も検討する。

 新党には、同会派の4人に加え、会派外の県議も1人参加する意向を示している。5氏は今後、結党に伴い、県議会内に新会派を結成する方針。新会派結成には現在の会派を離脱する必要があるが、この日の会派内の会合では、4氏の離脱について合意がまとまらなかった。

 新党は、県議と首長、市町村議員が平等に参加するなど、地方主体で政策立案、決定する政治を目指す。

 現在、県議会は定数48(欠員2)。内訳は、最大会派の「民主党」が21人。以下、自民系の「自由民主クラブ」12人、「政和・社民クラブ」9人、会派に所属しない公明、共産の両党が1人ずつ、無所属が2人。

 「政和・社民クラブ」は、中間派の無所属県議からなる「政和会」と社民党県議が統合して、2005年に結成した。07年の県議選後も会派を維持し、民主党だけでは過半数に満たない中で「第3極」として一定の影響力を発揮してきた。

 今回、新党に参加する4氏はいずれも政和会系。4人が会派を離脱すると、同会派は計5人となる。

(2010年4月15日 読売新聞)

1163名無しさん:2010/04/15(木) 09:15:35
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100415_3
飯沢氏ら新会派結成へ 政和・社民クを離脱

 県議会会派「政和・社民クラブ」(田村誠代表、9人)の飯沢匡氏(一関選挙区)ら4人は14日、無所属の及川あつし氏(盛岡選挙区)との新会派結成を目指し、田村代表に同クラブから離脱する意向を示した。同日は結論を持ち越したが、15日に再度協議し、16日にも新会派の結成を表明する見通し。新たな地域政党立ち上げも視野に入れる。7月の参院選を前に反民主、非自民の新たな「第3極」を標ぼうする。

 離脱を表明したのは、飯沢氏と亀卦川富夫氏(奥州選挙区)、工藤勝博氏(八幡平選挙区)、高橋博之氏(花巻選挙区)の4人。

 14日は午後5時半ごろから県議会会派室で議員総会を開き、約1時間半にわたり協議したが、所属する社民党議員らが「性急すぎる」などと慰留。結論を15日に持ち越した。

 しかし、飯沢氏らの決意は固く、「交渉団体会派」の要件である最低5人の同意は得られているもようだ。関係者の一人は「15日は必ず決断する」としており、16日にも記者会見し新会派の結成を発表する見通しだ。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】(2010/04/15)

1164名無しさん:2010/04/15(木) 12:05:09
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100415ddlk03010052000c.html
地域政党:県議5人で結成へ 「反民主、非自民」−−あすにも発表 /岩手

 ◇参院選も視野
 県議会の第3会派「政和・社民クラブ」(田村誠代表、9人)の4人が無所属議員1人と合流し、新たに地域政党を結成する方針を固めたことが14日、分かった。16日にも正式発表する。今夏の参院選や県議補選への候補者擁立も検討していくという。会派の存廃も今後協議する。参院選を控え、県政界がにわかに慌ただしくなってきた。【狩野智彦】

 政和・社民クの高橋博之氏と工藤勝博氏、飯澤匡氏、亀卦川富夫氏の計4人が、無所属の及川敦氏と結成する方向で調整。当面は5人で地域に主眼を置いた政策立案や県民運動を展開する。及川氏は「『反民主、非自民』として勝負をかける。民主主義の危機を防ぎたい」と話した。

 また、政和・社民クは14日、「第3極」として活動した成果や今後の運営などについて、県議会内で1時間半ほど協議した。飯澤氏は「(会派の今後については)合意できていない。まだ不確定だ」と話した。15日以降も協議を続ける。

 政和・社民クは07年4月、「政和会」(6人)、「社民党県議会」(3人)の9人が統一会派として結成した。県議会では原則として統一行動を基本とするが、選挙応援など政治活動は議員個人の判断に委ねられていた。

毎日新聞 2010年4月15日 地方版

1165名無しさん:2010/04/15(木) 12:27:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100415ddlk02010014000c.html
選挙:五所川原市長選 平山市長VS櫛引県議 選挙戦入り確実 /青森
 ◇6月13日投開票
 任期満了に伴う五所川原市長選(6月6日告示、13日投開票)に、再選を目指す平山誠敏市長(69)に加え、櫛引ユキ子県議(56)=五所川原市選挙区=が名乗りを上げ、選挙戦入りが確実な情勢となってきた。

 平山市長は3月に市役所で記者会見を開き、「財政健全化と事業を予定通りに推進することが使命」として出馬を表明。選挙では▽自治体病院機能再編成計画に基づく中核病院の開設推進▽五所川原消防署(消防本部併設)庁舎移転▽新規就農者への支援などの政策を掲げた。

 一方、櫛引県議は14日、市内の後援会事務所で会見した。櫛引県議は現市政を「市民不在」と批判。また、▽小、中学生の医療費無料化▽子宮がんや乳がんに対する検診の支援▽農商工連携による雇用創出に取り組みたいと表明した。櫛引県議は自民党を13日離党している。【山本佳孝、鈴木久美】

1166チバQ:2010/04/16(金) 22:05:16
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100416ddlk03010053000c.html
県議会:地域政党目指す県議5人、きょう新会派届け出 第3会派と並ぶ勢力に /岩手
 地域政党を設立する県議らは15日、県議会に新会派を結成することを、佐々木一栄議長に報告した。16日に正式に届け出る。最大会派「民主党」が過半数に満たない中、第3会派として影響力を発揮した「政和・社民クラブ」(9人)から4人が新会派に移るため、今後、県議会運営にどのような影響を与えるか、注目される。

 政和・社民クから新会派に加わるのは、飯澤匡、亀卦川富夫、工藤勝博、高橋博之の4氏で、無所属の及川敦氏と合流する。議員5人以上という「交渉団体会派」の条件を満たす会派となる。これにより、代表質問などが可能になるほか、議会運営委員会に委員を出すことができる。

 新会派結成に伴い、県議会(定数48、欠員2)は、民主党21人▽自由民主クラブ12人▽政和・社民ク5人▽会派に属さない公明、共産両党が各1人▽無所属1人−−となる。

 こうした動きに対し、民主党の佐々木順一代表は「県民の理解を得ることが大事ではないか」と冷ややかだ。自民クの千葉伝代表は「県政課題について、できる限り協力したい。国政選挙でも支援を得たい」と秋波を送った。

 一方、飯澤県議らは15日、新党について、県内の首長や市町村議員も複数参加する可能性も明らかにした。来春の統一地方選での候補者擁立も視野に入れるという。【狩野智彦、山口圭一】

毎日新聞 2010年4月16日 地方版

1167チバQ:2010/04/16(金) 22:12:55
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004140006
あえぐ「水産都市」 気仙沼市長選の課題
2010年04月15日


 気仙沼市長選は18日に告示、25日に投開票される。今のところ、いずれも新顔で元NPO法人理事長の境恒春氏(31)と元衆院議員秘書の菅原茂氏(52)が立候補を表明、一騎打ちとなる公算が大きい。選挙戦を前に市の課題を2回に分けて探る。初回は市の基幹産業である水産業について――。


 「市場に常に魚が揚がれば市の経済もまわるのだが」
 気仙沼市魚市場を管理・運営する気仙沼漁協の佐藤亮輔組合長は、減り続ける水揚げに深刻な表情だ。


 同漁協によると、これまでは、そもそも出漁が少ない12月から5月にかけても毎日のように、近海マグロはえ縄漁船がカジキやサメなどを水揚げしていた。それが昨年からは、週に2日は1隻も入港しない事態だという。佐藤組合長は「これでは注文に応じられないばかりか、注文もこなくなる」と心配する。


 背景には、昨年の国際減船で近海マグロはえ縄漁船が初めて減船となったことや、カツオの不漁、デフレによる魚価の低迷などがある。


 同魚市場での水揚げ高は2009年度、約193億円。99年度から11年間の平均を、約50億円も下回った。水揚げ高全体の約2割を占める近海マグロはえ縄漁船をめぐる「変化」が、それを物語る。


 市水産課によると、90年に61隻あった気仙沼船籍の船は、廃業や減船などで09年は19隻へと激減。09年度の水揚げ高は90年度の4割にまで落ち込んだ。


 同魚市場と市は、水揚げ減少を食い止め、カツオ船やサンマ船の水揚げを増やしていこうと毎年1月、それらの船の船主が多い宮崎県や高知県などを訪ね、誘致に駆け回る。


 しかし、回復の兆しは見えない。


 2年前からは「優良衛生品質管理市場」に認定されることを目指し、場内禁煙やトイレの手洗いの完全自動化などにも取り組む。ほかの魚市場との競争に勝ち抜くためだ。


 佐藤組合長は「水揚げ誘致は、ほかの漁港もやっている。一方、認定を受ければ水揚げする漁船も増え、『優良認定の気仙沼サンマです』などと売り込める」と話す。


 先月のワシントン条約締約国会議で大西洋産クロマグロの禁輸案が否決され、大西洋に国内最多の6隻が出漁する市の漁業関係者は一様に胸をなで下ろした。


 だが昨年からは、太平洋でもマグロ類で一番多く漁獲されるキハダやメバチの規制が始まった。今年はさらに漁獲枠が狭まり、近海船も大きな影響を受けることになる。


 このように水産都市・気仙沼の苦悩は続くが、立候補予定者2人はどう対処しようとしているのか。


 NPO法人・日本ベトナム障がい者支援センター元理事長の境氏は、水産業は門外漢だが「気仙沼産のブランド確立と、漁船誘致に自らトップセールスをする」と訴える。また「全産業の振興計画づくりが必要」とも主張する。


 一方、菅原氏は水産会社の経営にも携わった水産通。「市長はトップセールスマン。水産を中心に食品産業振興など世界市場を目指した成長戦略をつくる」と唱え、「水産に日本一詳しい市長を目指す」と訴えている。


(掛園勝二郎が担当します)

1168チバQ:2010/04/16(金) 22:13:54
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004160002
中心地3割弱が閉店 気仙沼市長選の課題2
2010年04月16日

 昨年10月、気仙沼市で中心商店街の衰退を象徴する出来事があった。市も出資する第三セクターが1999年、市中心部に建てた4階建て商業ビル「ワン・テン」が経営に行き詰まり、市が買い取るための約3億円の補正予算案が市議会で可決されたのだ。鈴木昇市長は「漁業不振、予想を超える経済不況など急激な変化についていけなかった」と苦渋の表情で説明した。


 気仙沼商工会議所が2007年にした市内全域の商店街の空き店舗実態調査によると、営業店舗900店に対して空き店舗は152店で、空き店舗率は14・4%だった。


 空き店舗は、中心商店街でとりわけ目立つ。かつては商店が途切れなく並んでいたというJR気仙沼駅と南町間の約2キロを13日昼、歩いて数えてみた。139店は営業していたが、シャッターが下りるなど空き店舗と思われる店は53店。実に、4店に1店が閉まった状態だった。


 駅前の観光案内所にいた男性(60)は「最近、新聞でテナント代1カ月無料という入居募集の広告を見た。ひどい状況だ」。気仙沼商議所によると、商店街の衰退は、市の郊外に大型店・ジャスコが84年に進出したことなどが大きく影響しているという。


 同商議所は、市の中心市街地活性化基本計画に盛り込む民間の事業について協議会を設けて検討中だ。だが春日敏春専務は「事業主体となる団体や個人がおらず、計画は進まない」と頭を抱える。


 高齢化も進む。市の統計書によると、65歳以上が市の人口に占める割合は98年度が19・61%だったのに対し、08年度は29・50%と約10ポイントも増加。特別養護老人ホームへの入居待機者があふれている。


 県気仙沼保健福祉事務所によると、市内の五つの特養の定員は3月末で計289人。1人で複数の特養に希望を出せるため実数は把握できないが、入所希望者は延べ1180人という。


 こうした入所待機者解消について、市長選に立候補の意思を表明している元NPO法人理事長の境恒春氏(31)は「移転が決まっている市立病院の建物を、高齢者のための施設に活用する」。


 もう1人の立候補予定者で元衆院議員秘書の菅原茂氏(52)は「市民の負担を伴う問題なので、理解を求めながら整備を進める」としている。


 基幹産業の疲弊で、まちが寂れていくのをどう食い止めるか。新市長の課題は重い。

1169名無しさん:2010/04/17(土) 06:04:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100417-OYT8T00123.htm
地域政党いわて発足
県議5人、市議1人 政策諮問会議設置へ

 飯沢匡氏ら県議5人と奥州市議1人が16日、「地域政党いわて」を旗揚げし、県議会棟内で記者会見した。「いわて」は、県議と市町村議が対等な関係で、中央政党に縛られない地方自治や「地域主権」の実現を目指す。今後、市町村議や首長らに参加を呼びかける。

 代表に飯沢匡県議、幹事長に及川敦県議が就任、高橋博之県議が政調会長に就く。創設メンバーは3氏に加え、亀卦川富夫、工藤勝博両県議と奥州市議の佐藤邦夫氏の計6人。ロゴなどは23日に発表、今後の国政、地方選への対応や具体的な政策は今後詰める。

 飯沢氏は記者会見で「地域の人が責任をもって自治を考える時代。大きな気概で、県民運動に発展するまで様々な建設的な活動をしたい」と、決意を述べた。

 「いわて」は、首長や民間経済人で構成する政策諮問会議「県民シンクタンク」を設置、政策や組織運営などの助言を受ける。また、市町村議の中から「共同代表」を置く。

 選挙対応は具体的には今後詰めるが、盛岡選挙区で予定される県議補選について「志を同じくする人がいれば全面的に支援して議席を獲得したい」と勢力拡大に意欲を示した。参院選への対応は明言しなかった。

 「いわて」は、「反民主、非自民」の色彩を帯びるとみられるが、飯沢氏は「政策について議論していく。民主党うんぬんではない」などと民主党批判を避けた。

     ◇

 記者会見に先立ち、県議5人は、県議会新会派「地域政党いわて」の結成を佐々木一栄県会議長に文書で届け出た。県議会(定数48=欠員2)の構成は、「民主党」21人、「自由民主クラブ」12人、「政和・社民クラブ」5人、地域政党いわて5人、会派に所属しない公明、共産の両党が1人ずつ、無所属1人となった。

■「地域政党いわて」綱領の主な内容

 ▽国や政党本部、国会議員から縛られず、自治体統治にも主体的に関与

 ▽首長と議会が民意の反映を政策で競争、新しい地方議会を作る

 ▽政策課題を地域から提起する「積み上げ型政治」の確立

 ▽国に「権限、財源、人」の移譲を迫り、政策を提案

 ▽脱ばらまきで財政再建

 ▽地方の国への依存、住民の行政依存を抜本的に改める

■小所帯で壮大な実験

地域政党結成は、地方分権のあり方に一石を投じた。

 その一つが、政調会長に就く高橋博之氏が「傍聴席を埋めたい」と掲げた県議会など議会改革だ。「予定調和」「行政のチェック機能を果たしていない」と批判を受けてきたが、首長や議員などを巻き込めれば、改革へのうねりにつながる。

 ただ、具体策は今後の議論に委ねられ、党の理念がどれだけ実現できるかは不透明だ。既成政党を批判するなら、この日の記者会見で民主党批判を控えたのは、小沢幹事長のおひざ元の本県だけに首をかしげた。

 「いわて」は、公職選挙法などが定める政党要件を満たさないため、法律上は「政治団体」止まりだ。鳩山内閣の支持率が発足半年で低迷する中、素早く成果が出せるかどうかが、小所帯による壮大な実験の成否のカギとなる。(大田健吾)

(2010年4月17日 読売新聞)

1170名無しさん:2010/04/17(土) 11:30:47
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100417ddlk03010047000c.html
地域政党いわて:発足 政策未定、奥州市議加え6人で /岩手

 県議5人と奥州市議1人が16日、「地域政党いわて」(代表、飯沢匡県議)の結成を盛岡市内で発表した。近く県選管に政治団体として届け出る。党内に首長、財界人らによる諮問会議を設けるなどして地域課題に対応した政策を立て、中央政党とは一線を画した「住民主権による地方政治」を目指すという。

 新党結成は、現在の地方自治を「上意下達」と指摘し、地域の実態を踏まえた政策を実現することが狙い。飯沢代表は「地方分権の流れがとまらない今、中央政党の息がかかったやり方ではだめだ。新しい自治を創造し、仲間を増やす」と述べた。

 現段階で具体的な政策は掲げず、諮問会議や参加者で検討していく。市町村議の参加呼び掛けは、佐藤邦夫・奥州市議を中心に行い、賛同する市町村議から共同代表を選ぶ。

 来春の統一地方選では、県議5人のほかにも候補者を擁立する考えだ。今夏の参院選や県議補選への対応は、引き続き検討する。

 県議会の新会派は新党名で届けた。賛否などは統一行動を基本とする。4県議が離れた政和・社民クラブとは「第3極としての連携を積極的に求めていきたい」(飯沢代表)と話した。【狩野智彦】

毎日新聞 2010年4月17日 地方版

1171チバQ:2010/04/17(土) 17:25:18
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001004170001
指名偏り顕著、町長選対立引きずり
2010年04月17日

■指名偏り顕著、町長選対立引きずり「顔合わせてくれない」 町民生活の停滞懸念も


 青森地裁(貝原信之裁判長)は16日、東北町が発注した工事の指名競争入札で「2005年4月の町長選で対立候補を支援した報復で、意図的な指名外しがあった」とした同町の建設業者の訴えを認め、町に約3千万円の支払いを命じた。選挙後の05〜08年度の指名競争入札を調べると、年間40回以上も指名された業者がある一方、1度も指名がない業者もあり、業者間の鮮明な格差が浮き彫りになった。(有近隆史、藤原慎一、北沢拓也)


 指名業者の選定は、業者の規模や実績などをふまえるため、指名回数がまったく同じということはない。しかし、106件の指名競争入札があった05年度でみると、高額な工事を請け負う「土木工事A級」業者38社のうち、勝訴した業者を含む18社は1度の指名も受けなかった。


 一方、ある業者は41回の指名を受け落札のチャンスを与えられた。これらの工事の予定価格の合計は6億6千万円に上る。指名回数が30回台、20回台という業者も4社ずつあった。


 背景には町長選での激しい対立がある。指名外しのきっかけとされ、竹内亮一・旧上北町長と旧東北町の元町長の一騎打ちとなった05年の町長選では建設業者も真っ二つに分かれて争い、当選した竹内陣営の建設会社社長が逮捕される公職選挙法違反事件も起きた。


 当時の助役は選挙後の6月の朝日新聞社の取材に「相手候補を応援した業者は指名しない」と、「報復」を公言している。この日の判決でも、貝原裁判長は助役の発言を引用し、「指名業者の選定に関する竹内氏の当時の意向を代弁したものと評価されてもやむをえない」とした。


 町内の建設業界や町議会では、当時の町長選を引きずったいがみ合いが今も尾を引いている。昨年は談合事件も起き、この日、2被告に有罪判決が出た。


 町は一般競争入札を導入したり、指名競争入札で指名業者の数を増やしたりするなど公正な入札に向けた手を打ってきた。09年4月の町長選で竹内氏を破って当選した斗賀寿一町長は「町民生活を停滞させないために入札の混乱は早く終わらせたい」と話す。


 一方、この日勝訴した業者は竹内前町長の責任の重さを訴える。「判決を素直に受け止めて、町民に対して何らかの謝罪をしてほしい」

1172チバQ:2010/04/17(土) 17:26:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100417t11022.htm
最終盤は古川決戦 大崎市長選あす投票
 宮城県大崎市長選は18日の投開票まであと1日に迫った。立候補しているのは再選を目指す現職の伊藤康志(60)、新人で元知事の本間俊太郎(70)、新人で元岩出山町長の佐藤仁一(58)の3氏。終盤は各陣営とも、選挙の争点である市民病院本院移転問題を抱える大票田・旧古川市に集結し、“古川決戦”の様相を呈している。

 市内の有権者は11万1282人(10日現在)。このうち旧古川市には約6万人が集中する。
 「政治生命よりも、市民のためにいい病院を造ることを選んだ。安心して任せてほしい」
 15日夜、古川中心部の古川神社。伊藤氏がかすれた声を振り絞ると、支持者約70人から盛んな拍手が起こった。
 神社は、伊藤氏が打ち出した本院の古川郊外移転に反発し、解職請求(リコール)運動が活発だった地域にある。陣営幹部は「敵の本丸に乗り込む思いだったが、反応は上々だ」と胸をなで下ろした。
 前回市長選では、古川での演説会は1日だけ。今回は半分以上を古川で開き、16、17日で計6カ所回る。陣営は「古川郊外の手応えは十分。あとは中心部にどれだけ浸透できるかだ」と言う。
 16日夜、本院近くの古川西部コミュニティーセンターで演説会を開いたのは、本間陣営だ。
 「この地域は古川の街の中核であり、私たち市民が勝たなければならない。当選したら就任したその日に本院移転にストップを掛ける」。本間氏が力強く呼び掛けると、約70人が集まった会場の熱気は最高潮に達した。
 16日は古川の6会場を回った。最終日の17日は本院から中心商店街まで約1キロを練り歩き、2カ所で街頭演説を行う。
 前回市長選は古川で約1万8400票を獲得、伊藤氏に600票差まで迫った。リコールの余熱が残る中、陣営は「中心部の有権者はほぼ取り込んだ。勢いを郊外に広げたい」と意気込む。
 佐藤氏も15日以降、演説会を古川に集中。「本院建設は街づくりに直結する問題。現在地で建て替えるべきだ」と訴え、浸透に懸命だ。17日は古川の市街や郊外に選挙カーを走らせ、支持拡大を図る。

 ◇大崎市長選立候補者
 
<伊藤 康志(いとう・やすし)>60 無現(1)
市長(県議会議長、自民党県幹事長)大崎市、小牛田農林高 
 
<本間俊太郎(ほんま・しゅんたろう)>70 無新 
著述業(知事、中新田町長、新聞記者)加美町、中大 
   
<佐藤 仁一(さとう・じんいち)>58無新 
元道の駅社長(岩出山町長、農業)大崎市、古川高=(共)
  


2010年04月17日土曜日

1173チバQ:2010/04/18(日) 13:30:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100417_12
合併で広〜い宮古、選車大変 市議選18日告示

--------------------------------------------------------------------------------

 18日告示の宮古市議選(定数28)は、同市が今年1月に旧川井村を編入合併し、初の選挙となる。同市は面積が約1260平方キロメートルと一関市(1133平方キロメートル)を上回り、県内市町村で最も広くなった。32人が立候補を予定する中、各陣営は選挙区を見渡し25日の投票日に向けてポスター張り、海沿いや山へ走らせる選車運行計画など戦略を練っている。


 今回の選挙には現職21人、元職1人、新人10人の計32人が立候補を予定。旧市町村別では宮古地区が23人、田老地区が5人、新里地区と川井地区が各2人となっている。

 旧市町村別の有権者数(3月2日現在)は宮古地区(面積340平方キロメートル)が4万1190人、田老地区(同101平方キロメートル)が3743人、新里地区(同256平方キロメートル)2816人、川井地区(同563平方キロメートル)2809人。

 市によると、宮古市は直線で東西64キロ、南北50キロあり東北では山形県鶴岡市に次ぐ面積。北上高地から海沿いまで運動範囲は広い。「新人が多く、今回は票の流れが読めない」(現職の候補予定者)という中で、各陣営は告示に備えて、いかに効果的な活動を展開するか頭を悩ませている。

 「自分の主張を分かってもらいたい。できるだけ多くの地域を回りたい」とする陣営の一方で、別の候補予定者は「まったく行かない地区ができるのはまずい。が、時間をかけて選車で向かっても集票が期待薄な地域と地元では運動量が違ってくる」と語る。

 ポスター掲示場数は投票所数、面積と有権者数などが考慮され、市内380カ所。掲示を他候補予定者と分担する計画の候補予定者も出ている。

 市選挙管理委員会は19日から24日まで市内4カ所で期日前投票を実施。投票は25日午前7時から63投票所で行われ、このうち16投票所が午後7時まで、47投票所が同6時まで。開票作業は川井地域が加わったため、開票開始を昨年6月の市長選より10分遅い同8時20分とした。

 市選管事務局長の田崎義孝市総務課長は「旧川井村と合併後初めての選挙。関心が高まるよう周知、啓発を図っていきたい」と語る。




(2010/04/17)

1174チバQ:2010/04/18(日) 18:50:37
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100418_2
田村、吉田両氏は結束 解消強まる政和・社民ク

--------------------------------------------------------------------------------

 県議会の会派再編をめぐり、解消の流れが強まっている「政和・社民クラブ」(田村誠代表、5人)で、民主党支持の岩手友愛会を母体とする田村、吉田洋治両氏は、当面2人が結束し独立した存在として議会活動を行う方向が強まっている。吉田氏が17日、岩手日報社の取材に対し明らかにした。ただ、吉田氏は国政選挙ではこれまで通り民主党を支援する考えを示した。

 吉田氏は今後について「(社民党の)3人とは政策面で考え方が違い協調は難しい。(田村氏と)2人で歩もうと話している」と述べた。民主党との合流については「一緒になることはない」とし、達増県政とは是々非々で臨む姿勢を示した。

 一方、国政選挙の対応について「これまで通り(民主党支援のため)マイクを握ることもある」と語った。

 会派再編をめぐっては同クラブに所属していた飯沢匡氏ら4人が16日、無所属の及川あつし氏と連携し、新会派「地域政党いわて」を結成。飯沢氏が代表、及川氏が幹事長に就任し、会派結成の記者会見には奥州市議の佐藤邦夫氏も出席した。

 同クラブは19日会合を開き、今後の方向性について結論を出す方針だ。



(2010/04/18)

1175とはずがたり:2010/04/18(日) 20:33:19
>>1174
これどっかの新党と連携する流れあるんですかねぇ。

1176チバQ:2010/04/18(日) 21:18:11
及川敦ってなんか聞き覚えあるなあと思ってたら
衆院1区に出てた人か
■2005年選挙得票

1 達増拓也 民主党 前 95,109 当選
2 及川敦 自由民主党 新 65,187  
3 細川光正 社会民主党 新 14,050  
4 神部伸也 日本共産党 新 9,659  

■2003年選挙得票

1 達増拓也 民主党 前 91,025 当選
2 及川敦 自由民主党 新 57,899
3 後藤百合子 社会民主党 新 12,014
4 長沼洋一 日本共産党 新 8,806


盛岡 定数10−候補13 (選管確定)→社民2議席成らず,民主も下位2名共倒れ
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 15,284(10.7%) 及川 敦 39 無所属 元 2 塾講師:03衆,05衆岩手1区自民公認出馬,落選→無所属
当 12,868(9.0%) 高橋 比奈子 49 自民 現 2 アナウンサー→08衆岩手1区自民公認出馬
当 12,841(9.0%) 小野寺 好 54 公明 現 4 党県代表
当 12,599(8.8%) 佐々木 博 55 民主 現 3 不動産会社役員
当 12,042(8.4%) 三浦 陽子 55 民主 現 2 歯科医師
当 11,803(8.2%) 吉田 洋治 63 政和会 元 6 (元)県会副議長→政和・社民クラブ
当 11,573(8.1%) 樋下 正信 52 自民 現 3 建設会社会長
当 11,447(8.0%) 斉藤 信 56 共産 現 4 党県副委員長
当 11,210(7.8%) 小西 和子 54 社民 新 1 岩教組役員→政和・社民クラブ
当 10,058(7.0%) 高橋 雪文 36 自民 現 2 NPO法人顧問
□ 8,601(6.0%) 伊沢 昌弘 59 社民 現 党県幹事長
□ 8,147(5.7%) 高橋 金兵衛 60 民主 新 米穀販売店経営・前回自民公認落選
□ 4,968(3.5%) 高橋 貞勝 40 民主 新 党支部参与

1177二階席:2010/04/18(日) 23:56:02
>>1172
現職再選。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100418t11034.htm
大崎市長選 現職の伊藤氏が再選

 任期満了に伴う宮城県大崎市長選は18日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の
伊藤康志氏(60)が、ともに無所属新人の元宮城県知事本間俊太郎氏(70)と元宮城県
岩出山町長の佐藤仁一氏(58)=共産支持=を破り、再選を果たした。
 伊藤氏は行財政改革や合併に伴う新市建設計画の実行などの実績を強調し、市政継続を
訴えた。特定政党の支援を受けない「市民党」を掲げる一方、村井嘉浩知事や自民党衆院議員、
県議らが支える重厚な組織戦を展開し、全市で支持を拡大した。
 当日の有権者は10万9747人。投票率は69・30%で、前回(73・57%)を
4・27ポイント下回った。

1178チバQ:2010/04/19(月) 22:39:18
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004190001
大崎市長に伊藤氏、3氏の争い制す
2010年04月19日


当選を決めて、支援者と喜ぶ伊藤康志氏=大崎市古川七日町の事務所

 大崎市長選が18日に投開票され、現職の伊藤康志氏(60)=無所属=が、元知事の本間俊太郎氏(70)=同=と、旧岩出山町長の佐藤仁一氏(58)=同、共産支持=を破って再選を果たした。当日有権者数は10万9747人、投票率は69・3%(前回73・57%)。市議選も同日投開票された。


 争点となった大崎市民病院移転の是非は、移転方針の伊藤氏の当選で事実上決着した。伊藤氏は午後11時45分ごろ、選挙事務所で支援者らに囲まれ「新天地で将来の県北地域を代表する基幹病院を目指していきたい。市民からの信任もいただいたと思っている」と決意を述べた。


 伊藤氏は、病院移転に反対するリコールが成立しなかったことと市議会が移転経費などを議決したことから、「移転問題は決着済み」との立場で一貫。病院は穂波地区に2014年4月の開院に向け、13年度中の建設を目指す。


 伊藤氏は選挙戦で、行財政改革での実績を訴えて支持を求めた。伊藤氏は合併についても当選後「合併協議会で約束してきたことをこの4年間やってきた」と胸を張った。


 これに対し、病院移転に反対するリコール運動を実施した市民は二手に割れ、知名度の高さをてこにした本間氏と、合併前の首長の一部らや共産党の支持を得た佐藤氏を擁立した。


 本間氏は、知事時代を評価する声もあったが、前回選挙で伊藤氏に約2400票差まで迫った集票力は発揮できなかった。大組織の推薦や支持を受けられず「病院の移転反対の立場で、2人出てしまったことで、票差がついてしまった」と述べた。


 佐藤氏は、リコール運動に共産党市議も加わったことで同党支持を獲得したが、立候補表明がほかの2人より20日ほど遅れ「自分が考えていることを伝えきることができなかった」と残念がった。

1179チバQ:2010/04/20(火) 12:17:36
>>1174とか
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100420ddlk03010192000c.html
県議会:政和・社民ク、「社民党」「ゆうあいク」2会派に /岩手
 ◇「いわて」含め連携も
 県議会の「政和・社民クラブ」(5人)は19日、会派を解消し、「社民党」(久保孝喜代表、3人)と「ゆうあいクラブ」(田村誠代表、2人)の両新会派を結成したことを明らかにした。県議会では、地域政党いわてを含めた政和・社民クの枠組みで「第3極」として連携を模索し、個別の政策には是々非々で臨むという。

 社民党は久保、木村幸弘、小西和子の社民党所属3氏。ゆうあいクは田村、吉田洋治の無所属2氏。同日、県議会棟内で行った協議で合意に達し、県議会に届け出た。

 政党所属の有無、支持母体の違いなどを総合的に判断したという。久保氏は「原点に戻り、シンプルな立ち位置で残す任期をやっていく」と述べた。

 これで会派構成は、民主党21人▽自由民主クラブ12人▽地域政党いわて5人▽社民党3▽ゆうあいク2▽会派に属さない公明、共産両党各1人▽無所属1人−−となる。

 一方、ゆうあいクの支持母体「岩手友愛会」は、国政選挙などで民主党を支援している。田村氏は県議会会派の民主党への合流は否定したが、「(民主党の)参院選応援の流れが出る可能性はある」と述べた。【狩野智彦】

毎日新聞 2010年4月20日 地方版

1180チバQ:2010/04/22(木) 22:19:35
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-shisei/0413.html
2010年4月13日(火)

--------------------------------------------------------------------------------
■市政刷新 弘前市長に葛西氏

(下)内外の環境/議会再編「可能性低い」

 「おめでとう」「よく頑張ったな」。葛西憲之が弘前市長の座を手にした11日夜、同市山下町の事務所では、戦いを支えた市議らが口々に祝福、葛西と握手を交わした。

 市議会最大会派で相馬しょう一市政の与党「鷹揚会」(11人)は、2009年10月にも相馬支援市議団を発足させる予定だったが、今年3月下旬にずれ込み、その間に2人が葛西陣営へ走った。

 一方、市政に是々非々の立場を取っていた第2会派「木翔公明」(9人)は、7人が3月下旬、葛西を支援する市議の会を設立したものの、1人が相馬支持に回った。

 こうして市議の間でも葛西と相馬の対決構図が固まったが、結果的に2大会派はともに、支持が両陣営に割れた。他の会派や無所属の議員の一部は、葛西支持を鮮明にして駆け回ったが、態度を明らかにしなかった議員も何人かいた。

■一枚岩で与党に

 市長選は葛西の勝利に終わった。そして来年は市議選が控える。

 木翔公明の会長、下山文雄は会派再編はないとの見通しを示し、取材に「わが会派も1人が相馬陣営に行ったが、また一枚岩で市政運営に参画していく。

気持ちは完全与党だ」と力を込めた。

 一方、鷹揚会会長の町田藤一郎は「市民が選んだ市長の意向は尊重するが、市民の負担が増すような政策には絶対に賛成しない」と葛西市政に是々非々で望む姿勢を強調。葛西を支持した2人については、会派内と本人の意見を聞いて対応を考える方針だ。

 会派再編の行方は多数与党の形成に深くかかわる。任期が残り1年とあって、多くの市議は「再編の可能性は低い」とみる。ただ、相馬市政与党という立場を求心力としてきた鷹揚会が、陣容をどこまで維持できるかは不透明だ。

■民主につながり

 市長選で葛西は、政党の推薦こそ受けなかったものの、自民党市支部長の県議・西谷洌の後援会組織が実質的に選挙戦の指揮を執り、同党衆院議員・木村太郎もてこ入れするなど、自民党色の濃い戦いを展開した。公明党市議も個人的な立場で陣営に加わった。

 民主党は表立った動きを見せなかったが、葛西の県職員時代から親交のある党市支部長・山内崇は、街頭演説に秘書を差し向けるなどの配慮を見せた。

 山内は葛西市政への対応について「市民が選択した新市長とはしっかり対話し、市民のためになることなら協力していく」と語り、心理的距離の近さをにじませる。同党衆院議員・津島恭一も、後援会幹部が葛西陣営に身を置いているつながりがあり、開票日には秘書が祝福のため事務所へ駆け付けた。この時、津島の秘書の横には、知事・三村申吾の後援会顧問の姿もあった。葛西後援会幹部の何人かは、三村の弘前市後援会の幹部を兼ね、陣営が3月に開いた総決起大会には三村が激励メッセージを寄せた。

 三村は「他意はない。頼まれればメッセージは出す」と中立の立場を強調するが、県土整備部長を務めた葛西の市長就任によって、県との関係がより密接になることは間違いない。(敬称略)

※相馬しょう一氏のしょうは「金」へんに「昌」

1181チバQ:2010/04/22(木) 22:20:14
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-shisei/0412.html
2010年4月12日(月)

--------------------------------------------------------------------------------
■市政刷新 弘前市長に葛西氏

(上)公約の行方/100項目の施策どう実現

 「細かな配慮で声なき声を拾う。人心の一致、人の和を大事にする。市民と一緒に悩み、考え、18万3千人のための市政を運営していく」

 11日夜、弘前市山下町の事務所で、前副市長の新人・葛西憲之は市長選初当選の喜びをかみしめた。事務所には、弘前商工会議所の幹部をはじめ、今回の選挙戦で葛西を強力に支持した経済界の重鎮、さらには、5期目を目指した前回市長選で相馬しょう一に敗れた元市長・金沢隆の姿があった。

 2009年秋、葛西の副市長辞任と前後し、経済界は葛西に市長選出馬を促すとともに、徐々に支援態勢を固めていった。同じころ、金沢も葛西への支持を明言。気付けば、金沢や、前回選挙で彼を支持した経済界と、相馬との”遺恨試合“とも言える構図が出来上がっていた。

■「旧体制」の気配

 相馬陣営は街頭演説などで「葛西は市政刷新というが、当選すれば、(金沢市政時代の)旧体制に逆戻りだ」と語気を強め、葛西の政策は同商議所や金沢の意向を反映したものだと批判した。

 金沢は連日のように事務所を訪れて陣営関係者と話し込み、葛西の街頭演説にも、しばしば姿を現した。葛西支持者の中には、金沢市政時代の旧体制の気配を嫌い、事務所に寄りつかない人もいた。

 告示前日の3日、金沢は葛西の事務所で、相馬陣営の批判への感想を問われ、「私は一言も葛西に指図していない。彼は自分なりの新しい視点で政策を打ち出した。私は彼の人柄にほれているんだ」と反論した。

 葛西は「ひろさき一新 対話と創造」のスローガンの下、市民主権システムの確立、農業・産業の振興、子育てしやすい環境づくりなど、多分野にわたる100項目の施策を公約として打ち出した。うち33項目を重点事業として「任期中に取り組み、成果につなげる」と約束。残り67項目については「4年間のうちにチャレンジしていく」と位置付けた。

■話題選び演説

 街頭演説や事業所回りで葛西は、地区と集まる人々の顔ぶれを見極めながら、自身の100の施策の中から、その場面にふさわしい話題を選んで、支持を訴えた。

 農村部では「攻めの農政」を強調、岩木、相馬両地区では「合併時の約束が守られておらず、住民からは『弘前と合併して、何も良いことはなかった』との声を聞く。合併効果を検証する」と繰り返した。

 選挙戦が進むにつれ、陣営関係者以外にも、街頭演説に聞き入る市民の姿が目立つようになり、葛西の政策に関心が高まっていく様子がうかがえた。

 ただ、選挙中、相馬陣営からは「100項目を実現するのは財政的に無理」との批判を受けた。市政のかじ取りの中で、思い描いた施策をどれだけ実行できるのか、葛西の力量に、有権者は熱く厳しい視線を注ぎ始めている。

※相馬しょう一氏のしょうは「金」へんに「昌」

1182チバQ:2010/04/22(木) 22:36:17
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_01.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[政治手法]
対話重視へ転換図る スピードは喪失の懸念

昨年末の記者会見で、2009年を象徴する漢字に「分」を挙げた佐竹知事 「佐竹県政」最初の年の仕事納めとなった昨年12月28日。佐竹敬久知事は記者会見で、2009年を象徴する漢字に「分」を挙げた。「(09年は)これからの日本、あるいは秋田がいい方向に行くのか、悪い方向に行くのかの分岐点になる」。国の政権交代、県のトップ交代に触れながら、1文字に込めた思いを述べた。

 佐竹知事は昨年4月の就任直後から、寺田典城前知事の肝いりで設置した知事公室と学術国際部の廃止や、前知事が固執した地域振興局の3局構想の白紙化など「脱寺田」の方針を次々と打ち出した。

 10年度終了の「あきた21総合計画・第4期実施計画」を1年前倒しして、4年間の県の重点政策をまとめた「ふるさと秋田元気創造プラン」を新たに策定したのもその一つだ。ほかにも「秋田の少子化対策2010」「県スポーツ振興基本計画」「新行財政改革大綱」など、県政運営のための設計図を次々と整えた。

 県庁に25年勤務し、秋田市長を7年8カ月務めた佐竹知事は、政策推進に向けて入念に準備し、実行に移すタイプ。独自の発想が先行し、強引ともとれるリーダーシップで政策実現に突き進んだ寺田前知事とは対照的だ。

 野党だった寺田県政時代とは立場を変え、佐竹県政を与党として支える自民党県連の鈴木洋一会長は「前知事のような強権的手法ではなく、理論武装してから政策を推進する」と評価する。

 佐竹知事は県政運営に当たって「対話型行政」を指針に掲げた。ある県幹部は「政策立案や予算編成において、関係団体など外部の声をくみ上げる意識が強い」とみる。

 ただ、堅実な手法に対しては「スピード感の喪失を招きかねない」との指摘もある。実際、知事選の公約だった知事公室の廃止は、実行に1年を要した。

 10年産米の生産調整(減反)をめぐり、赤松広隆農相が戸別所得補償制度からの「秋田外し」をちらつかせた問題では、国に対し「弱腰」と映る場面もあった。自民党県連の能登祐一幹事長は「知事は県民の声を受け止め、感情をむき出しにして(抵抗して)もよかった。リーダーとして、やや物足りなさを感じた」と苦言を呈する。

 まさに「種まき」に終始した1年だった。県庁内には「職員自らが自由に発想し、提案しようという雰囲気が強くなった」と前向きに受け止める声がある一方、外部には「職員の目線が内向きになっている」との見方もある。

 前知事時代の「トップダウン」から「対話重視」へと転換を図った佐竹知事。その政治手法の成果が求められるのはこれからだ。

(2010/04/16 更新)

1183チバQ:2010/04/22(木) 22:36:46
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_02.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[対県議会]
自民与党に安定運営 「なれ合い」に懸念の声
 「私たちの会派では、まだ賛否の調整ができていない。会期延長をお願いできないだろうか」「いったん決めた会期を一会派の都合で延ばすのは、暴挙ではないか」

 秋田市の日赤・婦人会館跡地再開発事業をめぐり揺れた2月定例県議会。定数45人中27人を擁する自民党は、関連事業費を盛り込んだ2010年度一般会計当初予算案への賛否がまとまらなかった。他会派が批判する中、21年ぶりの会期延長に持ち込んだ。


2010年度当初予算案の本会議採決。秋田市の日赤・婦人会館跡地再開発事業をめぐり、自民党議員の一部が反対した=3月30日 会期末の3月30日。自民は3人(反対2、退席1)を除き、賛成でまとまった。予算案は賛成多数で原案可決されたものの、会期延長は県議会で久々に起きた波乱だった。

 佐竹敬久知事が就任した昨年4月以降、2月定例会までに開かれた7回の議会では予算、条例案ともスムーズに原案可決した。改選前は、寺田典城前知事の掲げた地域振興局再編に関する条例案が3回連続で否決されるなど波乱続きだっただけに、知事の交代を境に議会のムードはまさに一変した。

 議会との平穏な関係の背景には、佐竹知事が掲げる「対話路線」がある。主要な議案や方向性はすべて、各会派との県政協議会で時間を割き、丁寧に説明。県議の報酬カットなど、波紋を広げそうな方針を突如打ち出す前知事のような手法は取らない。各会派の県議は「寺田前知事のような唐突な提案がなくなった」(社民・石川ひとみ氏)、「いろいろな人の話を聞く姿勢は評価できる」(新みらい・土谷勝悦氏)と話す。

 県町村会長の斎藤正寧・井川町長も「前知事は『オープンな議論』を掲げていたが、議会とはけんかばかりで議論が成り立っていなかった。ようやく正常な関係に戻った」と好意的に受け止める。

 寺田前知事時代、一貫して野党だった自民が、佐竹県政で与党となったことも大きい。自民党県連の鈴木洋一会長は「与党だから何でも賛成、というわけではない」と前置きした上で「自民とけんかする前知事のスタイルとは違う」と良好な関係を認める。

 この関係が、県当局と議会側とのなれ合いを生んでいるとの指摘がある。当初予算案に反対した山内梅良氏(共産)は「知事は自民を与党につけ、余裕が見られる。それだけに、反対の声があっても予算は通るというおごりが感じられた」と批判する。

 自民党の中にも「再開発問題は、『与党だから賛成』という方向性が見えていた。議会が県に正面から向き合う姿勢が足りない。これでは議会の自殺行為ではないか」と危機感を抱く議員はいる。

 「寺田前知事の時代は、議会と対立したとしても『方針を決めるのは県だ』との姿勢があった。今は議会の言うことが優先で、県民のために何をやるのか方向性が見えなくなっている」。元県幹部はこう警鐘を鳴らした。

(2010/04/17 更新)

1184チバQ:2010/04/22(木) 22:37:13
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_03.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[経済雇用政策]
産業創出へ足場固め 「成果」求める訴え切実
 「産業、雇用基盤の強化を『1丁目1番地政策』と位置付ける。新産業創出を含め総合的な経済対策を強化する」

 昨年5月の臨時県議会。県政方針を示す就任直後の「所信表明」で、佐竹敬久知事は産業、雇用対策こそが本県の最重要課題との考えを明確に打ち出した。世界同時不況のあおりで県経済の先行きに危機感が漂う中での船出。悪化する雇用と経営環境への緊急対策、中長期的には「新産業の創出」という二つを政策の軸に据えた。

 緊急経済対策では5月の臨時会以降、金融、雇用対策などを盛り込んだ補正予算を次々に執行。主な財源は国の交付金などだが、本年度当初予算を含めると総額は約1180億円に上った。資金難の企業に低利融資する「経営安定資金」の融資枠拡充、自治体の直接雇用を含む雇用対策などが中心。雇用対策では約4千人の一時雇用を生む見通しだ。

 県商工会議所連合会の渡邉靖彦会長は「経営安定資金の融資枠の拡充により、苦しい中で息をつけた中小企業は多い。県内企業の倒産に歯止めをかけている」と評価する。

 一方、本県経済をけん引する「新産業創出」に関しては、現時点で目立った成果はない。2009年度の誘致企業もゼロに終わった。県議会、経済関係者の間では、佐竹県政は、この1年間を産業政策の方向性を定める「足場固め」や「下準備」に費やしたとの見方が強い。


ロシア・ウラジオストクを訪問し、ロシア沿海地方のセルゲイ・ダリキン知事(左から2人目)に包括的友好協定の締結を提案する佐竹知事(右から3人目)=昨年10月22日 佐竹知事は、4年間の県政の指針となる「ふるさと秋田元気創造プラン」を策定。その中で今後の産業創出の方向性を明示した。中核は風力、太陽光発電などの新エネルギー関連産業の創出。「新エネ関連の技術開発はこれからが本番。電子部品企業の集積する本県にふさわしい分野」という知事の考えを色濃く反映させた政策となった。

 航空機など輸送機関連産業への参入、ロシア、中国とのビジネス交流拡大も産業政策の重点に据えた。対岸貿易では、佐竹知事の提案でロシア沿海地方と包括的友好協定を締結するなど着実に足場を固める手堅い手法が目立つ。

 連合秋田の工藤雅志会長は労働界の立場から「(雇用を生む)新エネルギー産業などに取り組む姿勢を評価する」としつつ、「方向性を定め、今後実際にどう産業振興を図るかが重要だ」と課題も提起する。ただ、県議の中には「県経済の窮状を考えると、1年目からもっと産業創出への予算を打ち出すべきだった」との声もある。

 秋田大教育文化学部の島澤諭准教授(経済政策)は「新エネ関連産業は確かに有望だが、他県も同じことを考えている。スピードがないと実効性が出ない」と指摘する。

 連日、多くの求職者が詰めかけるハローワーク秋田。「何社応募しても面接にもたどり着けない」「とにかく職場がほしい」など日々切実な声が交錯している。政策の方向性を定めた今、佐竹知事には成果こそが求められている。

(2010/04/18 更新)

1185チバQ:2010/04/22(木) 22:37:42
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_04.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[難題]
直面する医療、少子化 解決への道のり険しく
 昨年11月、県内で9病院を運営するJA秋田厚生連が策定した経営改善計画は、医師不足による厳しい地域医療の実情を一気に表面化させた。象徴となったのが湖東総合病院(八郎潟町)。計画には「廃止が最も有効な選択肢」と記されていた。地域医療をどう守るのか―。佐竹県政は重い課題を突き付けられた。


改築した上での存続を前提に協議が進む湖東総合病院=八郎潟町 「県民医療の維持、確保は県の責務だ」。佐竹敬久知事は同病院を改築した上で存続させる意向を繰り返し表明している。現在、厚生連、地元自治体と作成を進めている「湖東地区医療再編計画」の中で、医師の研修環境の充実など魅力ある病院像を打ち出し、秋田大に協力を求めたい考えだ。しかし、大学側にも医師数にゆとりはなく、同病院の先行きは不透明なままだ。

 佐竹知事の地域医療への取り組みに対し、県議会の評価は分かれる。最大会派で与党の自民の鈴木洋一県議は「本県には県立の総合病院がなく、地域医療を担う厚生連病院に県が支援する姿勢は必要」と支持する。他方、こだま祥子県議(新みらい)ら複数の県議は「知事が秋田大に出向き、医師派遣を依頼したのは2月。あまりに遅く、本気で病院を存続させる気があるのか」と疑問を呈する。

 県は医師確保対策により、医療施設従事医師数を2013年度末までに、08年比120人増の2300人とする計画だが、妙案がないのも事実。県医師会の小山田雍会長は「危機感を持って取り組んでいるのは理解するが、打ち出した施策が効果的に機能するかは別問題」と指摘する。

 14年連続全国ワーストの自殺率(人口10万人当たり)改善も難題の一つ。知事は昨年10月、自身をトップとする県自殺予防対策推進会議を設置。「ワースト脱却」に向け本腰を入れている。

 13年まで自殺率を3・6ポイント減らし、自殺者数を20年までに300人未満(08年410人)とする目標を立てているが、自殺者数は98年以降、400人を切ったことがなく、達成への壁は高い。

 「脱少子化」も待ったなしの課題だ。08年の本県の出生数は7421人と過去最少を更新。佐竹知事は就任直後に少子化政策本部を立ち上げ、対策に乗り出した。

 本年度は施策を本格展開する最初の年。結婚支援センターの業務開始、少子化対策に取り組む市町村や民間団体への財政支援などを打ち出している。

 知事は「ふるさと秋田元気創造プラン」の中で、出生数を3年後(13年)に04年並みの8千人にすることを目標に掲げた。ただ、県議会からは「県民の盛り上がりを生み出すことができなければ、効果を上げるのは難しいのではないか」(新みらい・土谷勝悦県議)との声も漏れる。

(2010/04/19 更新)

1186名無しさん:2010/04/23(金) 08:13:02
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004230005
自民は隠れ 民主全面/気仙沼市長選
2010年04月23日

 無所属新顔の一騎打ちとなった気仙沼市長選は25日の投開票に向け、元衆院議員 秘書の菅原茂氏(52)と、元福祉NPO法人理事長の境恒春氏(31)=民主、みんな推薦=が舌戦を繰り広げている。菅原氏のもとには自民党県連会長が駆けつけるものの「市民党」を強調し、党派を超えた支持獲得を狙う。対する境氏は民主、みんなの党の全面支援を受けて対決姿勢を鮮明にしている。


 自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)は22日、市内で開かれた菅原氏の個人演説会で「(水産業が基幹産業の気仙沼市では)これから海外に魚を売っていく必要がある。茂さんはそうした経験もある。全国の市長で候補者ほど水産に詳しい人はいない」と支持を訴えた。


 菅原氏にとって、小野寺氏は大学の後輩であり、最近まで秘書として仕えていた経緯もある。しかし、立候補表明にあたっては「一党にくみして市政運営はできない」と「市民党」を宣言。告示日の出陣式では、小野寺氏も「候補は市民党を名乗っている。私は菅原候補を大学の先輩、近所のお兄さんと思って応援している」と述べて政党色を抑えたが、支持者の多くは小野寺氏の支持者と重なっていた。


 一方の境氏も、市民全体への浸透を目指す草の根運動の方針を掲げている。だが、尾形和優後援会長は「村井嘉浩知事が『責任を持って支持する』と相手側に立った。これでは多勢に無勢。政策に共鳴してもらえる政党があれば、応援を受けることにした」と明かす。


 みんなの党の渡辺喜美代表も22日、境氏の応援で市内に入り、「一見すると無鉄砲な若者だが、覚悟があるところにほれた」。同党関係者は「党の政策理念に近い」と推薦理由を説明する。


 民主党は、同市長選を夏の参院選と次期総選挙に向けた布石と位置づける。昨年の総選挙では、同市を含む宮城6区には候補者を出さず唯一の空白区になっているためだ。木村勝好幹事長代理は「党としての基盤づくりにつなげたい」という。同党県連は連日のように安住淳代表や岡崎トミ子前代表らを現地入りさせ、参院選さながらの選挙戦を繰り広げている。



■「宮城でも参院選候補」みんなの党、渡辺氏


 みんなの党の渡辺喜美代表は22日、気仙沼市内で記者団に対し、今夏の参院選に触れて「宮城県でもぜひ候補を擁立したい」と述べた。擁立を目指す候補者の政策については「脱官僚、地域主権、生活重視というアジェンダ(取り組むべき課題)を共有できる人」との考えを示した。


 民主・自民の二大政党の支持率が低迷する中、みんなの党は「比例区投票先」で3位に入るなど注目を集めており、その勢いを宮城選挙区にもつなげたい考えだ。

1187チバQ:2010/04/23(金) 12:14:26
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100423ddlk05040011000c.html
酒気帯び運転:村岡・藤里町議、検挙 16日に辞職 /秋田
 藤里町の村岡秀一町議(72)が酒気帯び運転で能代署に検挙され、16日に辞職していたことがわかった。

 村岡氏などによると15日夜に自宅でビールや日本酒を飲んだ後、軽トラックを運転。能代市二ツ井町切石の交差点を曲がりきれずに縁石に乗り上げ、パトカーで巡回中の能代署員が調べて酒気帯びが発覚した。16日に藤原幸美議長に辞職願を提出し、同日付で受理された。

 村岡氏は00年3月に初当選し3期目だった。毎日新聞の取材に対し「自分自身が交通安全の注意を呼びかけていたが、酒が入って魔が差してしまった。申し訳ない」と話した。

 能代署の石川久男副署長は「広報していない検挙事案については一切発表できない」としている。【小林洋子】

1188名無しさん:2010/04/24(土) 11:36:25
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100424ddlk03010050000c.html
地域政党いわて:狙いは統一地方選 県議選、新人擁立へ /岩手

 4県議らが結成した政治団体「地域政党いわて」(飯沢匡代表)は23日、来春の県議選で盛岡など4選挙区を重点選挙区と位置づけ、新人候補者を擁立する方針を表明した。10人以上の当選を目指すという。盛岡市内で記者会見を開き発表した。

 重点選挙区は▽盛岡(定数9)▽北上(同4)▽宮古・下閉伊(同3)▽岩手(同3)。それぞれ民主党か自民党に所属する県議が2人いる。飯沢代表は「(新人が当選する)可能性が最も高いと考えた」と述べた。原則として定数3以上の選挙区では積極的に候補者を擁立する方針で、他の選挙区でも新人の発掘を進めていく。

 来春の統一地方選を主眼とするため、今夏の参院選には候補者を擁立しない。ただし選挙支援について、及川敦幹事長は「政策実現の手法の一環として必要で、十分な県民の理解を得られると判断すれば、選挙区と比例代表の支援もあり得る」と含みを持たせた。

 知事選への対応では、飯沢代表は「無関心ではいられないが、我々の力をつけていくことが与えられた課題であろうと思う」と述べ、明言を避けた。他政党との相乗りはケースバイケースという。

 一方、農林漁業や地域医療、子育ての分野で、県議会6月定例会前に団体としての政策をまとめる方針も示した。【狩野智彦】

毎日新聞 2010年4月24日 地方版

1189名無しさん:2010/04/24(土) 11:39:36
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001004240004
県議選 積極的に擁立 地域政党いわて
2010年04月24日

 県議会新会派の「地域政党いわて」は23日、来年春の県議選で原則として定数3以上の選挙区に候補者擁立を目指すことを明らかにした。


 次期県議選では、16選挙区のうち定数3以上は7選挙区で予定されている。定数2以下の選挙区でも可能な限り候補者を擁立する方針だ。


 飯沢匡代表は10以上を議席獲得目標に挙げ、今夏にも予想される盛岡選挙区の補選には「活動方針や理念を県民に訴える最高の場面」として、擁立に意欲を見せた。


 首長選や市町村議選で単独候補を擁立することも見据え、5月中に公認や推薦基準を作る。一方、当面は県民の理解を得るために街頭演説やシンポジウムなどの活動に重点を置き、今夏参院選に候補者は立てない。比例区での支援については「政策実現のために必要で、県民の十分な理解が得られればありうるかもしれない」(及川敦氏)と含みを残した。


 飯沢代表はこの日、政治団体としての「地域政党いわて」を県選挙管理委員会に届け出た。23日現在の党員は県議5人と奥州市議の計6人。今後、党員(年会費2千円)や1口千円でカンパする「応援する会」の会員を募って活動資金を集める。

1190チバQ:2010/04/26(月) 20:22:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100426t11012.htm
気仙沼市長に菅原氏 1万1620票差、境氏下し初当選

初当選を決め、支持者らと万歳して喜ぶ菅原氏(中央)=25日午後9時25分ごろ、気仙沼市港町の選挙事務所


 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元衆院議員秘書の菅原茂氏(52)が、無所属新人の元NPO法人理事長、境恒春氏(31)=民主・みんなの党推薦=を破り、初当選を果たした。

 菅原氏は、現職の鈴木昇市長の引退表明を受け、今年2月半ばに立候補を表明した。水産業の不振で低迷する地域経済を立て直すため産業振興と雇用の創出を第一の公約に掲げ、気仙沼再生を訴えた。
 政党色を極力抑え「市民党」に徹する姿勢を貫きながらも、公設第1秘書として仕えた自民党宮城県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)、村井嘉浩知事らの支援を受けて手堅い選挙戦を展開した。
 民主党県連が独自候補の擁立を見送るなど告示前には無投票のムードも漂ったが、その間も地道に地域の集会や事業所回りなどを続けて浸透。選挙戦終盤、相手候補の追い上げを振り切って、初陣を飾った。
 今月1日に出馬表明した境氏は、若さと行動力を前面に「市民みんなで市政の流れを変えよう」とアピール。民主党県連、みんなの党のバックアップを得て支持を広げたが、及ばなかった。
 当日の有権者数は6万1967人。投票率は71.87%で、前回(78.43%)を下回った。

 ◇気仙沼市長選開票結果(選管最終)
当 27,565菅原  茂無新(1)
  15,945境  恒春無新 

<すがわら・しげる>1958年1月28日、気仙沼市生まれ。東京水産大卒。商社勤務を経て気仙沼で水産会社経営。2007年に小野寺五典衆院議員事務所入り。09年公設第1秘書となる。52歳。



2010年04月26日月曜日

1191チバQ:2010/04/29(木) 19:59:34
>自民では、本人は態度を示していないが、昨夏の衆院選に落選した元県議の名が出ている。
高橋比奈子?補選出馬資格あるんすか?

選挙:県議選・盛岡選挙区補選 盛岡市議が出馬表明 民自「いわて」にも動き /岩手
 ◇釜石含め欠員4も
 今夏の参院選に絡み、実施が見込まれる県議選盛岡選挙区(定数10)補選で、盛岡市議の福井誠司氏(50)が28日、無所属で立候補する意向を明らかにした。補選への正式出馬表明は初めて。さらに、数人の名前も浮上し混戦模様を呈している。また、釜石選挙区(定数2)も補選となる見込みで、夏に向け双方で計四つの改選議席を巡り県政界も熱くなってきた。

 盛岡選挙区は、高橋雪文県議の参院選岩手選挙区出馬を受け欠員2となる。自民県議が有していた2議席に対し、現在、民主、自民両党県連と、地域政党いわてが、擁立方針を示している。それぞれ、来春の統一地方選への勢いをつける好機と位置づけ力が入る。

 民主関係は、階猛衆院議員の公設秘書、旧自由党の元県議、連合傘下の労組幹部の名前が上がる。自民では、本人は態度を示していないが、昨夏の衆院選に落選した元県議の名が出ている。また、地域政党いわては、少なくとも2人に打診した。

 28日に会見した福井氏は、複数の県政界関係者から声がかかったといい、「国づくりは政党や組織が必要だが、住民主体の地域づくりをしたい」と、政党への公認・推薦要請はしない考えを示した。

 一方、釜石選挙区は小野寺有一県議が27日、自民へ参院選比例代表の公認申請を表明したばかり。出馬すれば欠員2となる。民主、自民が持っていた計2議席獲得に、各党の関心が寄せられている。【狩野智彦】

1192名無しさん:2010/04/30(金) 20:39:01
http://news.ibc.co.jp/item_13574.html
県議盛岡補選に福井誠司氏が出馬表明 (2010年04月28日 19:05 更新)
この夏の実施が確定的となっている、県議会盛岡選挙区の補欠選挙に、盛岡市議の福井誠司氏が、無所属での出馬を表明しました。
福井氏は盛岡市生まれの50歳で3年前、盛岡市議に初当選し現在1期目です。きょうの会見で福井氏は、政党の公認や推薦を受けず、無所属で県議会盛岡選挙区の補欠選挙に臨むことを強調しました。「住民主体のまちづくり」を訴えていきたいと述べ、来月下旬には具体的な政策を発表したいとしています。

1193 ◆ESPAyRnbN2:2010/05/03(月) 09:33:22
単に政党の括りだけでなく、民主党宮城県連内の保守系、革新系の溝もあるように思うけど。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100503t11012.htm
縮む民主との距離 宮城・村井知事、「富県」実現へ修正

 村井嘉浩宮城県知事が2期目の県政運営に入り、間もなく半年がたつ。産業振興を軸とした富県戦略を
引き続き推進する一方で、政治家としての立ち位置には微妙な軌道修正が見て取れる。夏の参院選では
中立を宣言し、自民党一辺倒を封印。代わりに民主党政権との距離を縮めつつある姿勢には、したたかな
計算が見え隠れする。

 4月15日、村井知事は本年度政府予算で新規着工が見送られた仙台港の新埠頭(ふとう)整備を
要望するため、前原誠司国土交通相を訪ねた。
 「企業が進出先に宮城を選ぶ理由の一つにインフラがある。道路も重要だが、港の整備は欠かせません」
 知事の隣に座るのは、面会を仲介した民主党宮城県連代表の安住淳衆院議員(宮城5区)。「仙台港は
これまでをはるかに上回る利用頻度になる」と援護射撃した。

 2人が並んで陳情を行うのは、ちょっとしたサプライズだ。

 昨年10月の知事選で、民主党は村井知事に推薦候補をぶつけた。結果は64万票余りを獲得した知事に
47万票差をつけられての惨敗。民主党政権下で自民党出身知事が圧倒的な支持を得る「ねじれ」が生じた。
 立ち位置を変えたのは知事だった。1月、夏の参院選に向け「特定の政党、候補者を応援せずニュートラルに
したい」と早々と中立を表明した。
 「ひと晩考えた」と知事。昨年の衆院選では「仲間を見捨てられない」と自民党候補を支援しただけに、
党内には「変節か」との困惑もあった。

 前原国交相への要望は「安住氏と村井知事が何度か接触して実現した」(民主党関係者)という。知事は
独特の間合いで、政権与党とぎくしゃくしない距離感を測り始めたようだ。
 宮城県大河原町で4月19日にあった集会では、参院選宮城選挙区(改選数2)に立候補する現職の
桜井充氏(53)と同席する場面があった。
 知事は、3月の参院予算委で桜井氏が前原国交相の公共事業削減を批判したことを指摘し「(参院選で)
わたしは中立だが事実は言える。理路整然と詰問してくれ、ありがたい」と持ち上げた。

 富県戦略の象徴として誘致に成功したトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の
新本社工場は来年1月、本格稼働する。積み出し港となる仙台港の拡張は県にとっても待ったなしの
政策課題だ。
 民主党との接点づくりに動いた知事と、政権与党として政策誘導を強めたい民主党の思惑が、一致したと
みられる。

 もちろん、知事は県政与党の自民党との連携も忘れない。4月にあった大崎と気仙沼の市長選では、
いずれも自民党系候補の応援マイクを握った。気仙沼では民主党が新人を推薦したが、いずれも自民党系が
圧勝した。
 村井知事は「一人の政治家として宮城のためになることに全力を尽くすだけだ」と話している。

2010年05月03日月曜日

1194検察審査会は「期ズレ」で起訴相当としている:2010/05/04(火) 03:37:46
検察審査会の議決要旨

http://sun.ap.teacup.com/souun/2695.html#comment18205

1195チバQ:2010/05/06(木) 12:12:31
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/05/11335.html
2010/5/5 水曜日

平山、櫛引氏の争い濃厚/五所川原市長選


 任期満了に伴う五所川原市長選が6月6日の告示日まであす6日で、あと1カ月となる。現時点で出馬を表明しているのは再選を目指す現職の平山誠敏市長(69)と県議の櫛引ユキ子氏(56)の2人。このほか動きはなく、両氏による一騎打ちの公算が強まっている平山氏は9日櫛引氏は10日に後援会事務所開きを行う予定で、いよいよ投票日6月13日へ向け本格的な選挙態勢に突入する。
 同市長選をめぐっては、平山市長が昨年12月に後援会の要請を受け再出馬を決断。この時点で表立った動きはなく、今年1月の同氏後援会主催の新春の集いには市議会議員ほぼ全員が出席し、平山氏支援を確認した。「無投票」という空気が一変したのは3月下旬。うわさが出ては消えていた櫛引氏が後援会に出馬の意向を伝えた。
 自民系として支持基盤が重なる両者が立ったことで、市議会では最大与党自民クラブから櫛引氏の後継市議ら3人が同氏支援のため一新会を結成。さらに市政への不満から誠風会が同氏支援に回って与党が分裂した。
 先月下旬には民主党五所川原市支部幹事長の市議も櫛引氏支援を表明し、勢力図は平山氏支援14人、櫛引氏12人となり、市を二分する激戦の構図を浮かび上がらせた。
 平山氏は「活力ある明るく住みよい豊かなまち」をスローガンに、安全・安心の構築や持続可能な行財政システム構築など4項目を柱に掲げる。自治体病院機能再編成による中核病院建設といった広域行政の視点に立った事業実施を第一に挙げる。公務で地域会合に積極的に出席するほか、支持者らの声を聞く場を設けるなど支援拡大に奔走する。
 一方、櫛引氏は「今こそ市政に新しい風を」をスローガンに、福祉・医療の街五所川原市の実現や市民のための市政運営など4項目を柱に据える。具体的には小中学生の医療費無料化や市民と対話を進める井戸端市民会議(仮称)の設置などを掲げる。思いが一致したという市議団と連携し、県議としての知名度を生かし、浸透を図っている。

1196チバQ:2010/05/06(木) 22:31:12
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100506124051.asp
今県議が櫛引氏支援へ

−PR−




 五所川原市長選(6月6日告示、13日投開票)で、同市選出の今博県議は5日、出馬を表明している県議の櫛引ユキ子氏(56)と同市内で懇談した。今県議は懇談終了後の本紙取材に対し、政策面で大方一致したとして、櫛引氏を支援する考えを明らかにした。

1197チバQ:2010/05/08(土) 11:38:30
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100508_2
高橋但氏出馬へ 県議盛岡補選

--------------------------------------------------------------------------------

 盛岡市繋の国会議員秘書高橋但馬(たじま)氏(34)は7日、夏に実施が想定される県議会盛岡選挙区の補欠選挙に民主党公認で立候補する意向を固めた。

 高橋氏は、岩手日報社の取材に対し「正式に記者会見して決意を話したい」と出馬の意欲を示した。近く同党県連に公認申請する。

 高橋氏は同市出身で高橋金兵衛元盛岡市議会副議長の長男。東洋大卒業後、建設会社役員などを経て2008年から民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の秘書を務めている。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】



(2010/05/08)

1198名無しさん:2010/05/16(日) 10:09:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100516t11017.htm
岩沼市長選告示まで1週間 現新2氏一騎打ちか
 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選は23日の告示まで1週間に迫った。いずれも無所属で、現職で4選を目指す井口経明氏(64)と、新人の市議大友健氏(60)が立候補を表明している。8年ぶりの選挙戦は両氏による一騎打ちとなる公算が大きい。
 2氏は、それぞれ15日午前、市内で後援会の事務所開きを行い、陣営内の臨戦ムードを高めた。
 井口氏は市役所に近い同市桜2丁目で事務所開きをし、国会議員や市町村長、県議、市議らが応援に駆けつけた。井口氏は「老いも若きも誇りを持って暮らせるまちづくりを進める。力を合わせチーム岩沼で頑張りたい」と抱負を述べた。
 大友氏はJR岩沼駅東側の同市中央3丁目に事務所を構え、議会活動で行動を共にしてきた市議や支持者から激励を受けた。大友氏は「無投票と多選を阻止し新しい発想でまちをつくる。組織戦ではなくゲリラ戦で臨む」と気勢を上げた。
 3期12年務めた井口氏は先月中旬に出馬を表明。これに対し反市長派の市議グループが水面下で対立候補擁立を模索した。一時は無投票ムードが流れたが、告示日の2週間前に大友氏が立候補の意思を固めた。
 かつては「政争のまち」といわれた岩沼市だが、4年前の前回選挙は市制施行以来初の無投票となった。8年ぶりとなる選挙戦では、JR岩沼駅前の整備などが争点に浮上するとみられるが、両氏の主張の違いが伝わらず、市民の関心は依然低いままだ。


2010年05月16日日曜日

1199名無しさん:2010/05/17(月) 09:58:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100517t11019.htm
石巻市議選に39人立候補

 任期満了に伴う石巻市議選は16日告示され、定数34に対して39人が立候補を届け出た。23日に投票が行われる。
 内訳は、現職33人、元議員1人、新人5人。党派別では、公明、共産が各3人、民主、社民が各1人、無所属が31人。
 投票は23日午前7時から午後8時まで、市内137カ所で実施。離島や半島地域など25カ所は、投票終了時間を2〜4時間繰り上げる。開票は同日午後9時40分から、市河北総合センター(ビッグバン)で行われる。15日現在の有権者は13万5375人。

2010年05月17日月曜日

1200チバQ:2010/05/19(水) 22:12:53
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100519ddlk07010260000c.html
選挙:知事選 自民県連、佐藤氏支援を検討 相乗りムード強まる /福島
 任期満了に伴う秋の知事選について、自民党県連は18日の役員会で、現職の佐藤雄平氏(62)支援の検討を始めた。前回06年選挙のような独自候補擁立について斎藤健治幹事長は役員会後、「主戦論者はほとんどいない」と話し、民主など他党との相乗りムードが高まっている。佐藤氏が再選を目指して立候補表明するとみられる6月定例県議会前に結論を出す方針だ。

 自民は前回、森雅子・現参院議員を擁立し、民主、社民両党が立てた佐藤氏と対決した。その後、県政に目立った争点が無く、佐藤氏が「県民党」として特定政党に偏らない立場を掲げていることから、相乗り容認論が出てきた。来春の県議選を控え、知事選で消耗するのを避けたいという考えもある。役員会後の議員会議では、所属県議から反対の声は上がらなかった。25日に再び役員会を招集する。

 斎藤幹事長は取材に対し、「知事の4年間の実績を精査して検討する。政策が第一で、推薦か支持の場合は2期目に向けた政策協定を結ぶ」と話した。

 一方、民主と社民は連合福島と共に、来月上旬にも佐藤氏に出馬要請する予定だが、「県民党」を尊重して推薦や政策協定の見送りを検討している。民主の安瀬全孝県連幹事長は取材に「知事がやりやすい状況を作るのが与党の仕事」と語った。

 この他、共産党系の「みんなで新しい県政をつくる会」が候補者選びを進めている。5人が立候補した前回と変わり、現職と共産系候補の一騎打ちが続いたそれ以前と同様の構図となる可能性が高い。【関雄輔】

毎日新聞 2010年5月19日 地方版

1201チバQ:2010/05/23(日) 12:11:13
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001005210005
市政の課題を追う/岩沼市長選
2010年05月21日


中心部の商店街はシャッターを下ろした店舗が目立つ=岩沼市


宅地開発が進む西地区には大型のショッピングセンターなどがある=岩沼市

 岩沼市長選は23日に告示、30日に投開票される。人口減に悩む自治体が多いなか、仙台都市圏に位置する市は、造成された宅地に移り住む子育て世代などが増えている。一方、その住宅地に囲まれた中心部の市街地は衰退に歯止めがかからない。舌戦が始まる前に、市政の課題を追った。(高橋昌宏)


 市西部にある幼稚園。午後2時すぎ、隣の岩沼西小学校から30人ほどの児童がやってくる。この時間から園は、共働きや一人親らの児童が放課後を過ごす市の「放課後児童クラブ」となる。


 厚生労働省の2007年のガイドラインではクラブの規模は最大70人だったが、市では当時、4カ所のうち3カ所で70人超。そのうちの一つ、西児童センターのクラブが110人に達したため、市が最近、園を分館にしたのだ。


 「西地区などで宅地造成が進んで若い世代が移り住み、子どもが増えている」と市の担当者は言う。市の人口は4月現在、約4万4千人。6歳児の増加率は05〜09年で16・6%だ。仙台へ通勤する子育て世代のベッドタウン化が進み、同小は県内最多の児童を抱えるマンモス校となった。


 保育所の待機児童問題もある。昨年末の待機児童数は約70人。先月開設した定員60人の認可保育所でほぼ解消できると期待していたが、現在も32人いる。担当者は「求職中で仕事がしたいので預けたいという要望も多い」と話す。


 今のところ2人が立候補を予定しているが、4選を目指す現職の井口経明氏(64)は「児童クラブ、保育所とも増設や分館といった対応を続けた結果、(問題)解消のメドがついた」と胸を張る。一方、岩沼市議で新顔の大友健氏(60)は子育て支援策として、全小学生と一人親家庭の中学生の医療費を無料にすることなどを公約に掲げる方針だ。
     ◇


 若い世代の増加は通常、地域経済にとってメリットがある。だが近隣の仙台、名取両市にあるショッピングセンターなどに流れ、JR岩沼駅そばの中心商店街にはシャッターを下ろしている空き店舗も多い。市の統計によると、中心市街で買い物をする割合は全体の2割程度に過ぎない。


 ある商店主は「商店街には駐車場が少ないので、車を利用する人たちに敬遠される」。中心部に住む女性(74)は「車がないので商店街を使うが閑散としている。街中にもっと店がほしい」と話す。


 市は06年3月、中心市街地活性化基本計画をまとめた。だが、国の認定を受けて民間と行政が動き始めた石巻市などと比べると、市民には具体的な動きが見えにくい。まちづくり活動にかかわる女性は「市がもっと引っ張っていってほしい」と注文する。


 井口氏は懸案の駅前の整備にメドをつけた実績を強調する一方、「中心市街地活性化の動きは少しスローだったので、スピーディーに見直しや方向付けをしたい」。大友氏は現在の駅前整備は無計画と批判、「現計画の駅広場は使い勝手が悪いことや、拡幅される道路が一方通行でいいかを問いたい」と話している。

1202チバQ:2010/05/24(月) 12:25:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100524t11028.htm
街活性8年ぶり論戦 岩沼市長選スタート




 任期満了に伴う宮城県の岩沼市長選が23日告示され、ともに無所属で、4選を目指す現職の井口経明氏(64)と、新人の元市議大友健氏(60)が立候補を届け出た。同市長選は前回無投票で、選挙戦は8年ぶり。政策的に明確な争点は浮かんでいないが、JR岩沼駅前整備や中心市街地の空洞化対策、経済活性化策などが論戦の焦点になるとみられる。

 井口氏は午前7時から竹駒神社で必勝祈願した後、市役所に近い同市桜2丁目の事務所前で第一声を上げた。
 井口氏は「12年間精いっぱい仕事をさせてもらい、職員の意識を高めて無駄を排除し、大きな効果を生み出した」と行財政改革の成果を強調。「市民の目でさらに行革を進め、子育てや教育、福祉のプランを具体化させたい」と訴えた。
 出陣式には支持者のほか、周辺の首長や県議、議会関係者らが顔をそろえた。沼田健一市議会議長は「フジパンなどの工場進出が決まり、雇用面でも力を発揮している。市議団の3分の2が井口市政を支持している」とエールを送った。
 大友氏は午前8時からJR岩沼駅前に近い同市中央3丁目の事務所で神事を行った後、事務所前で第一声に臨んだ。
 大友氏は「現職の多選の弊害で、市役所の雰囲気が暗く、職員が萎縮(いしゅく)してしまっている」と指摘。「市民と協働の暮らしづくり、にぎわいづくり、市役所の活性化を柱に、具体策を講じていきたい」と公約を述べた。
 行動を共にしてきた市議や、周辺市町の議員、親交がある青森県の町長経験者らがマイクを握った。支援する橋本清仁民主党衆院議員(宮城3区)も「優しく誠実な人柄。市民が主役の政治、新しい岩沼を実現してくれると思う」と語った。



2010年05月24日月曜日

1203名無しさん:2010/05/26(水) 17:49:06
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100524ddlk03010014000c.html
選挙:県議選・釜石選挙区補選 民主県連、小野市議擁立へ /岩手
 民主党県連は23日、釜石市内で記者会見を開き、今夏の参院選に絡み、実施が予想される県議会釜石選挙区(定数2)の補欠選挙に、同市議の小野共(きょう)氏(41)を擁立すると発表した。

 小野氏は、社会党の元衆院議員で元同市長、信一氏の次男。会社員を経て、07年8月に同市議に初当選した。「県政とのつながりを強め、内陸部との格差解消に役立ちたい」と語った。

 同選挙区の補選では、民主党県連は候補2人を擁立する方針。黄川田徹衆院議員は「大槌町から県議を出したい、という町民の声もある」と述べた。自民党県連も候補擁立を探っている。【山口圭一】

毎日新聞 2010年5月24日 地方版

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100525ddlk03010124000c.html
吉田洋治県議:勇退を表明 後継は軽石氏 /岩手
 吉田洋治県議(66)=盛岡選挙区=は24日、盛岡市内で開いた後援会会合で、今任期限りで勇退する意向を表明し、支持母体の岩手友愛会会長、軽石義則氏(49)を後継とする意向を表明した。軽石氏は近く記者会見を開くといい、今夏の参院選に絡み実施が想定される盛岡選挙区補選に出馬する公算が大きい。

 軽石氏は今後、同会が国政選挙や知事選で支持する民主党と、連携や選挙支援を協議する。民主県連が公認、推薦など支援を決めれば、同選挙区補選で2人目の候補を擁立しない可能性が出てくる。

 吉田氏は87年から県議を通算6期を務めた。軽石氏は東北電力入社後、04年から東北電労県本部委員長、岩手友愛会会長に就任。【狩野智彦】

毎日新聞 2010年5月25日 地方版

1204チバQ:2010/05/26(水) 21:28:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20100526-OYT8T00010.htm
自民県連佐藤氏支援へ
知事選 政策協定締結前提に
 自民党県連は25日、県庁内で役員会を開き、今秋の知事選をめぐり、立候補予定者と政策協定を結んだ上で支援する方針を決めた。県連は独自候補擁立を見送ることで調整を進めており、協定締結を前提に佐藤知事を支援する方向だ。来月3日に全所属県議を集めて開かれる党議で了承を取った後、知事側と協定内容をめぐる交渉に入りたい考え。ただ、知事側は「『県民党』を掲げており、政党の支援は受けない」(知事周辺)と協定締結には否定的な姿勢。県連と知事側の調整は難航する可能性もある。

 役員会終了後、斎藤健治幹事長が記者会見して明らかにした。斎藤幹事長は「政策を検証して、今後4年間しっかり実行できるかどうか(確認する)協定を結ばないといけない。協定がなくて佐藤知事を支援することは間違ってもない」と述べ、政策を見極めた上で判断するという姿勢を強調した。

 県連内では、公共事業を盛り込んだ1月補正予算の編成や、2010年度当初予算を9000億円台の「積極型」とするなど、景気対策を理由に佐藤知事を評価する声が強い。昨年末に県連幹部と党執行部が協議し、相乗りする方向で調整が進められていた。06年の前回選挙では、県連は森雅子氏(現在は参院議員)を対抗馬として擁立し、敗れている。

 斎藤幹事長は、〈1〉景気・雇用対策の充実〈2〉道路などの社会資本整備の促進〈3〉プルサーマル計画の受け入れを含めた原子力政策の推進――などの重点施策を挙げ、これらを協定に反映させたいと強調。ただ、「政治には妥協もあり得る。1項目食い違うから全部否定するということはない」と、柔軟な姿勢で交渉に臨む方針も見せている。

 知事は、6月議会が開会する15日の所信表明で再選に向けて出馬表明する方向で調整中。県連は、自民党として代表質問を行う17日までに協定を結びたいとしている。

 一方、前回選挙で知事を支援した民主党県連は、知事側の意向を尊重して協定を結ばない方針だ。

(2010年5月26日 読売新聞)

1205チバQ:2010/05/27(木) 12:27:24
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001005270002
地域政党いわては民間出身女性
2010年05月27日

 地域政党いわては、今夏にある県議補選盛岡選挙区で、民間出身の女性(32)を公認で擁立する方針を固めた。27日に会見して発表する。


 女性は盛岡市出身。民間の会社やNPOで働いたほか、青年海外協力隊員として中南米に派遣された経験もある。政治家や秘書などの経験はないという。


 同党が選挙で公認候補を立てるのは4月の結党以来初めて。県議補選については「重大な関心を持っている」として、盛岡選挙区では若くて「政党色」の薄い候補者を模索していた。


 同選挙区は2人の欠員見込みに対し、盛岡市議の福井誠司氏(51)が無所属で、衆院議員秘書の高橋但馬(たじま)氏(34)が民主党公認での立候補を表明している。自民党県連は県社会教育委員の村里洋子氏(54)を擁立する方向で調整している。


 民主党はさらに1人を擁立する方向で調整しており、5人での選挙戦になりそうだ。

1206名無しさん:2010/05/28(金) 14:55:51
>>1205
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100528-00000070-mailo-l03
選挙:県議選・盛岡選挙区補選 5人出馬へ 参院選と同日の公算大 /岩手
5月28日12時14分配信 毎日新聞

 民主党県連と地域政党いわては27日、今夏の実施が想定される県議選盛岡選挙区補選で、公認候補を1人ずつ発表した。民主の公認は2人目。ほかに無所属候補が名乗りを上げ、自民党県連も公認候補を最終調整している。補選は参院選の岩手選挙区に自民党が盛岡選出の高橋雪文県議(39)を擁立し、欠員2となるためで、5人による争いが濃厚になってきた。また、高橋氏は5月末に辞職する意向を示しており、公選法の規定に基づき、参院選との同日選挙になる公算が大きい。
 民主は2人目の候補として、旧民社系労組でつくる政治団体「岩手友愛会」会長、軽石義則氏(49)を立てる。軽石氏は「雇用確保を重点に安心・安全・安定した社会をつくる」と語る。県連は近く正式に公認を決める。
 4月の結成後、初の公認を決めた地域政党いわては元NPO法人いわて翼の会職員、吉田敬子氏(32)を擁立。吉田氏は県男女共同参画センターでの経験も踏まえ「女性が働く環境の整備に力を入れたい」と述べた。
 自民は、県社会教育委員の村里洋子氏(54)の擁立を近く正式に決める見通し。村里氏はスキー選手として活躍した。ほかに、盛岡市議の福井誠司氏(51)が無所属、衆院議員秘書の高橋但馬氏(34)が民主公認で出馬表明している。【狩野智彦】

5月28日朝刊

1207チバQ:2010/05/28(金) 21:47:57
>>1190
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/100528/myg1005280313000-n1.htm
みんなの党が気仙沼支部 宮城
2010.5.28 03:12
 みんなの党は、宮城県気仙沼市に支部を設置することを決めた。支部長には、4月の気仙沼市長選に出馬した元NPO法人理事長の境恒春氏(31)が就任する。同党の県内での拠点は、仙台市の第1支部(菊地文博支部長)に次いで2つ目となる。

 境氏は、4月25日に行われた気仙沼市長選に民主党とみんなの党から推薦を受けて新人候補として立候補したが落選。境氏によると、市長選後に同党の渡辺喜美代表から説得され、自身の政策理念にも近いことから、支部立ち上げを受けたという。

 同党は宮城県を重点地区と位置づけ、26日には江田憲司幹事長が来仙し街頭演説を行うなど、党勢拡大をはかっており、県内の拠点整備も急いでいる。

1208チバQ:2010/05/30(日) 17:44:42
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/05/11648.html
ニュース2010/5/29 土曜日
立候補者説明会に出席「ゼロ」/大鰐町長選


 任期満了に伴う大鰐町長選(6月22日告示、同27日投開票)の立候補予定者説明会が28日、町役場で開かれたが、出席者ゼロで中止になる前代未聞の珍事が起きた。出馬を表明している現職の二川原和男氏(68)と元町議の会社役員山田年伸氏(58)は、ともに「期日を知らなかった」と説明。両陣営とも説明会終了後に資料を持ち帰ったという。
 町選挙管理委員会と黒石警察署、大鰐郵便局がそれぞれ選挙運動に関する注意事項などを説明する予定だったが、定刻になっても誰も現れず、10分待って中止した。
 その直後に会場に現れた山田氏は「分からなかった。後援会長から誰も出ていないと電話があり、急いで来た」と説明。二川原氏は取材に対し「日程を知らなかったし、後援会から誰かが出席すると思っていた」とした。
 町選管は選挙に関する日程を広報、回覧で周知しており、「前回から変わった点もあり、きちんと説明したかったのだが」と困惑気味。藤田紀雄委員長は「今までにないことで残念。立候補するなら回覧などを注意して見るはずだし、良識ある対応をしてほしい」と苦言を呈した。

1209チバQ:2010/05/31(月) 21:14:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100531t11017.htm
教育・福祉の実績信任 岩沼市長に井口氏4選、新人急追かわす

4選が決まり、支持者と握手して喜び合う井口経明さん=30日午後10時40分、岩沼市桜2丁目の事務所


 現職と新人の一騎打ちとなった岩沼市長選で、有権者は経験豊富な井口経明さん(64)をリーダーに選んだ。相手の新人候補が多選批判を展開し、厳しい戦いを強いられたが、教育や福祉を中心とした3期12年の実績を強調し勝利した。8年ぶりの選挙戦を制した事務所は30日夜、4期目の船出を祝い、沸き返った。

 午後10時40分すぎ、同市桜2丁目の事務所に当選の報が入ると、集まった大勢の支持者は「よし、決まった」と一斉に歓声を上げた。
 支持者の前に、妻綾子さん(55)と姿を見せた井口さんは「大変厳しい戦いだったが、皆さんに支えていただいた。『健幸都市』を地道に具現化する。正しい批判にはしっかり耳を傾け、反省し、まちづくりを進めたい」と語った。
 現職首長で4期目に入るのは県内13市ではただ一人。周辺自治体をまとめる「県南サミット」会長でもある。事務所には近隣首長も駆け付け、ベテラン市長の4選を祝った。
 手堅い行政手腕で知られ、選挙態勢は盤石とみられていた井口さん。しかし今回、新人の急速な追い上げに遭った。村井嘉浩知事が選挙戦前後に2度、応援に入るなど支持固めに躍起になった。それだけに陣営の喜びはひとしおで、支持者らは夜遅くまで勝利の味をかみしめた。

◎多選の重み胸に市政かじ取りを

 【解説】岩沼市長選は、現職の井口経明氏が新人の大友健氏の猛追を振り切り、今後4年間のかじ取り役を担うことになった。福祉や教育面などの3期12年の実績と、安定した行政手腕が市民に認められた結果といえる。
 井口氏は「岩沼の将来にしっかりとした道筋をつける」と主張した。高齢化社会への対応や子育て・教育環境の充実などの政策を語り、幅広い層の支持を得た。
 ただ、選挙戦は盤石とはいえなかった。大友氏から「現職は前回の無投票の後、市民や議会の声を聞かなくなった。市職員も現職の独善的な姿勢に萎縮(いしゅく)している」と厳しい多選批判を浴びた。
 選挙期間中、街では市民から「最近市長の姿を見かけない。本当に私たちのことを考えてくれているのだろうか」という不満の声が漏れた。
 井口氏は「選挙のたびに政策をお話しし、市民の厳しい審判を受けてきた」と反論する。しかし、今回の選挙で大友氏が獲得した票の中には、現職への批判票が数多く含まれているといっていい。井口氏は票の重みを真摯(しんし)に受け止める必要がある。
 今回は、政策的な争点が最後まで浮かばなかった。大友氏が現職の壁を崩せなかった一因は、政策論争で明確な対立軸を打ち出せなかったことにある。投票のあった前々回より低い投票率がその証左だ。
 県内の市長で4選はただ一人。井口氏が市政運営にどのような姿勢で臨むのか、市民はじっと見つめている。(岩沼支局・小島直広)

<岩沼市長選開票結果(選管最終)>
当 9,715 井口経明 無現(4)
  7,949 大友健  無新



2010年05月31日月曜日

1210チバQ:2010/05/31(月) 21:16:47
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100531ddlk04010172000c.html
選挙:岩沼市長選 井口氏が4選 大友氏、知名度不足響く /宮城
 任期満了に伴う岩沼市長選は30日投開票され、現職の井口経明氏(64)が、新人で前市議の大友健氏(60)を破り4選を果たした。

 当選の一報が伝わると、井口氏は事務所に詰め掛けた支援者らと握手を交わし、万歳三唱。「大変厳しい戦いだったが、12年間の実績が評価された。市民目線で無駄を省く行財政改革に取り組み、『健幸(けんこう)先進都市』を築いていく」と抱負を述べた。

 「2010年代の道筋を付けたい」と選挙戦に臨んだ井口氏は、東北随一の健全財政の実現や大手パン工場の誘致など、3期12年の実績をアピール。建設業界や農協、市職員労組などから支援を受け、幅広い層で支持を獲得した。

 政策面では「健康で長生きして、幸せが実感できる街づくり」をテーマに、JR岩沼駅前の整備や中心市街地の活性化、教育・福祉・子育て支援の充実などを公約に掲げ、浮動票の取り込みにも成功した。

 大友氏は「多選による行政のマンネリ化阻止」を訴え、市議5人と連携した草の根選挙活動を展開。市民参加型の事業仕分けなど、大胆な市役所改革の必要性を主張したが、最後まで知名度不足が響いた。

 投票率は51・43%。当日有権者数は3万4681人。【鈴木一也、比嘉洋】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9715 井口経明 64 無現

  7949 大友健  60 無新

==============

 ◇岩沼市長略歴
井口経明(いぐち・つねあき) 64 無現(4)

 市長[歴]市議・市議長▽市社会福祉協議会長▽全国社協地域福祉推進委副委員長▽宮城教育大

1211チバQ:2010/06/02(水) 22:06:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100601-OYT8T01173.htm
現職平山氏と新人櫛引氏の自民分裂選挙へ
五所川原市長選 6日の告示迫る
 五所川原市長選が6日に告示される。これまでに出馬表明したのは、再選を目指す現職の平山誠敏(69)(自民、公明推薦)、自民党を離党した県議で新人の櫛引ユキ子(56)の2氏。前回市長選で自民党の県議から市長に転身した平山氏と、その後継に就いた櫛引氏が真っ向から相まみえる自民分裂選挙となる見込みだ。「1期4年の実績」を強調する現職に対し、「県内初の女性首長を」と訴える新人。もともと支持基盤の重なる2氏がそれぞれ独自色を打ち出して前哨戦を繰り広げる展開に、間近に迫った参院選にしこりが残らないか懸念も広がる。(谷川広二郎、沼尻知子)

■「びっくりした」

 「正直言ってびっくりした」。平山氏は選挙向けの公約を説明した5月24日の記者会見で、櫛引氏の出馬表明に動揺を隠せない様子だった。陣営はその2か月前まで、今回の選挙は無投票とみていた。そこに飛び込んできた櫛引氏擁立の動き。市長に転身して以降、後継県議として連携してきた櫛引氏は声に推され反旗を翻し、4月に出馬を正式表明した。

 櫛引氏を擁立した市議会の自民党系の第2会派「誠風会」(8人)は、前回市長選で平山氏を支援した。しかし、市長派の第1会派「自民クラブ」(10人)に主導権を握られ、これに反発しての擁立劇だった。櫛引氏は前回の県議選で、五所川市選挙区でトップ当選。平山氏陣営の危機感はひときわ強い。

■説得工作が不調

 「非常に残念だ」。自民党の大島幹事長は5月21日の党県連役員会後、櫛引氏の説得工作が不調に終わったことを明かし、参院選への影響を懸念した。「ついこの間まで仲間としてやってきた。影響は少なくない」

 県連はこの日、申請のあった平山氏の推薦を決めた。市議会の自民党系会派「誠風会」のほか、「自民クラブ」を離脱した一部市議も櫛引氏を支援する分裂選挙。しかし県連は、これら市議に懲罰しない方針だ。「ここで亀裂を決定的にしてしまえば、参院選が戦えなくなる」。自民党関係者は苦虫をかみつぶす。

 一方の櫛引氏は「幅広い支援を得たい」と、あえて政党の推薦を求めず、「市民党」を掲げる。そんな中で、民主党の一部県議らは櫛引氏を支援。「櫛引氏が当選すれば、恩義を感じた人が参院選で民主党に入れてくれるはず」。民主党の関係者は思惑を語る。

■独自色出す

 もともと同士だった2氏だけに、ともに独自色を打ち出すのに躍起だ。

 平山氏は、1期4年で進めた財政再建などの実績を掲げ、行財政改革の継続を訴える。2期目の公約に妊婦健診の完全無料化をあげ、女性票の取り込みも意識する。

 対する櫛引氏は、「県内初の女性首長」を前面に打ち出し、平山氏の進めた行財政改革を「削りすぎ」と批判。各種団体の補助金復活や、農林水産予算・教育予算の拡充を訴えている。

 投開票は13日。6日に1週間の舌戦の火ぶたが切られる。

(2010年6月2日 読売新聞)

1212チバQ:2010/06/04(金) 22:34:13
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001006040002
知事選めぐり動き活発化
2010年06月04日


 自民党県連は3日、今秋の知事選に立候補が見込まれる現職の佐藤雄平氏に対し、政策協定を結ぶことを前提に支援する方針を決めた。一方、佐藤氏の有力な支持基盤の連合福島の影山道幸会長は同日、「相乗り選挙はしたくない」と自民党の動きを牽制(けんせい)。知事選に向け、駆け引きが活発になってきた。(村上晃一、中川透)


 ●自民県連「協定結び支援」/連合福島「相乗りはいや」


 自民党県連は福島市内で、党県議らによる党議を開催。斎藤健治幹事長が終了後、記者団に「知事の4年間の実績とこれから掲げる政策を踏まえ、自民党の考え方をしっかり示す」と述べた。党県連として求める政策について、佐藤氏と協定を結んだうえで、推薦か支持をする考えだ。


 佐藤氏が立候補を表明するとみられる6月県議会初日の15日までに結べるよう、知事側と交渉に入りたい考え。斎藤氏は「政策協定をせずに佐藤氏を支援することはない」とも述べた。党の議員OBや支持団体に、「政策協定を結んで支援の態勢を作ってほしい」との声があるという。


 佐藤氏は前回の2006年の知事選で、民主、社民両党の推薦で当選した。対する自民は、現参院議員の森雅子氏を擁立して対決。佐藤氏は現在、特定政党に偏らない「県民党」のスタンス。このため民主、社民両党は協定を結ばずに同氏を支援する方針だ。


 まだ立候補も表明しない佐藤氏と政策協定を結ぶ意向の自民党に対し、民主党内には不快感を示す声がある。ある県議は「なぜ(立候補を)表明もしていないうちから政策協定となるのか。結べば表明したことになる」と話す。実際に協定が結ばれるかは、不透明な状況だ。協定が結ばれないならば、自民党は15日までに独自候補を擁立するかどうかを考えることになる。


 前回の知事選で民主党などとともに佐藤氏を支えた連合福島。影山会長は3日に開かれた執行委員会で、自民党との相乗り選挙は好ましくないとの考えを表明。「県民党の立場で(佐藤氏を)担ぎ出した4年前の経緯がある。その点が最も大切だ」と述べた。


 連合福島は来週、民主党県連、社民党県連合、県議会会派の県民連合とともに自民党県連への対応など知事選への取り組みを話し合う予定だ。

1213チバQ:2010/06/08(火) 21:37:53
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100608ddlk03010112000c.html
選挙:県議選・釜石選挙区補選 上野氏が出馬断念 体調不良を理由に /岩手
 今夏にも予想される県議選釜石選挙区補欠選挙で、自民党公認で立候補する意思を固めた大槌町の元会社員、上野拓也氏(33)は7日、毎日新聞の取材に対し、体調不良を理由に出馬を断念する意向を明らかにした。

 上野氏によると、出馬の意思を固めた直後に体調を崩し、5日に医師の診察を経て「立候補は精神的に無理」と判断したという。

 上野氏の擁立に動いた自民党釜石市支部関係者らは「相当なプレッシャーを与えたようだ。本人の今後のことも考え、意思を尊重したい」として出馬辞退を受け入れる方針。上野氏に代わる候補者の擁立を急ぐことになった。【鬼山親芳】

1214チバQ:2010/06/08(火) 22:17:10
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001006080002
五所川原市長選に2氏 保守同士一騎打ちに
2010年06月08日


櫛引ユキ子氏


平山誠敏氏

 五所川原市長選が6日告示され、新顔で自民党を離党した前県議の櫛引ユキ子氏と、再選を目指す平山誠敏氏=自民、公明推薦=の無所属の2人が立候補した。財政再建のあり方などをめぐり、激しい保守対決が予想される。7日から市内3カ所で期日前投票も始まった。投票は13日で、即日開票される。


 櫛引氏は同市一ツ谷の選挙事務所で出陣式。地元市議12人のほか、民主党の今博県議らが応援に駆けつけた。今氏は支持者らを前に「いよいよ幸せを勝ち取る大きなチャンスがきた」と呼びかけた。櫛引氏は商業施設の駐車場で第一声をあげた後、各所で街頭演説に立ち、支持を訴えた。


 平山氏は同市鎌谷町の事務所近くで第一声。地元市議15人や自民県議らが支援しており、市議は「国の事業仕分けどころではない行財政のカットを実現してきた」「1期目で見事に財政を黒字化させた」などと実績をPR。第一声の後、平山氏は選挙カーに乗り込み、市内を回った。


 13日は市内38カ所に投票所が設けられる。期日前投票は12日まで市役所など3カ所で。5日現在の選挙人名簿登録者数は5万678人。


■候補者の第一声■


《櫛引ユキ子氏》


 女性パワーを最大限に生かしてトップセールスに励み、市民に開かれた市政を行う。


 市民の命を守る中核病院は必要。しかし、情報を市民に公開してみなさんの判断をいただき、財政的に五所川原に見合った医療施設を建設することが大事だ。一緒に検証したい。


 二つ目は、農商工連携によって農家が苦労して作った地元の農産物を加工することで雇用の場を増やす。地元の消費だけでなく、学校給食への導入や県外への売り出しで、その販路を拡大する。


 三つ目は高齢者や女性、子どものために働く。教育予算が削られ、紙1枚買うのに苦労している。素晴らしい人材を出せるよう子どもたちを育てることが大事だ。


 中心市街地の再生計画はみなさんと考え、買い物難民が出ないようにしたい。合併では地域に大きな格差ができている。全国から注目される市に生まれ変わるために努力したい。


《平山誠敏氏》


 何よりも、財政健全化が必要との思いでやってきた。いくら立派なマニフェストを作っても、財源がなければ何もできない。北海道夕張市のように財政破綻(は・たん)させてはならない。


 3年前に事業仕分けもし、2008年度決算で5億円の黒字を計上できた。行財政改革もようやく軌道に乗ってきた。これから市民の福利厚生のための予算もつけられる。


 喫緊の課題は、市民の安心と安全を守る新病院だ。最大の懸案だった予算についても、(市の財政負担を少なくする)国からの交付税措置もある。地域の自治体の財政状況でも十分にやっていけると自信を持っている。


 12月には東北新幹線が青森まで来る。これからは観光による地域振興と雇用確保も重要だ。そして加工産業の育成、誘致を通して地域の産業基盤をしっかりさせる。これからの4年間、市民とともに活力のある住みよい豊かな町を築いていきたい。



http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100608-OYT8T00009.htm
五所川原市長選
自民分裂 現新一騎打ち市議会ほぼ二分の激戦
 五所川原市長選が6日に告示され、いずれも無所属で、新人の元県議・櫛引ユキ子氏(56)と、現職の平山誠敏氏(69)(自民、公明推薦)の2人が立候補を届け出た。県内初の女性市長を目指す新人と、1期4年の実績を強調する現職が、激しい一騎打ちを繰り広げている。投票は13日、即日開票される。

 櫛引氏は6日午前8時、同市一ッ谷の選挙事務所で出陣式。午前9時過ぎから同市唐笠柳のスーパー前で第一声に臨み、「新しい五所川原市にしたい。街の再生、全国から注目される街に生まれ変わらせる努力をしたい」と刷新を訴えた。自民系の市議や民主党の県議らも応援に駆けつけた。この日は市内4か所で街頭遊説をこなした。

 平山氏は同日午前9時、同市鎌谷町の選挙事務所近くの書店前で第一声。行財政改革など1期4年の実績を強調し、「財源がなければ何も実現しない。夕張市のように財政破綻(はたん)は絶対にしてはならない」と声を張り上げた。市内5か所で街頭遊説に臨み、同市唐笠柳のエルムの街には自民党や公明党の県議や市議らも集まった。

 櫛引氏は立候補により県議を自動失職。自民党の県議出身の両氏による自民分裂選挙は、市議会もほぼ二分する激戦が予想される。

 5日現在の選挙人名簿登録者数は5万678人。

(2010年6月8日 読売新聞)

1215チバQ:2010/06/10(木) 21:20:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100610t11022.htm
仙台市議会定数削減案 採決方法で揺れる議員




 8日開会した仙台市議会(定数60、欠員3)6月定例会で、焦点の議員定数を55に削減する条例改正案の審議をめぐり、採決方法に注目が集まっている。削減を訴える21議員は、個々の賛否が明確になる記名投票か起立採決での議決を訴え、共産党市議団も同調する構え。採決論議の行方は、削減案への対応を決めかねている議員の判断にも影響しそうだ。(報道部・門田一徳)

 各会派の定数削減案に対する主張は表の通り。採決は、早ければ18日の一般質問終了後に行い、採決方法は同日の市議会で協議する。
 現時点で有力なのは投票による採決。投票には「記名」と「無記名」があり、どちらを採用するかは、議会での協議か議員の投票で決める。
 記名投票を求める削減派は、現段階で過半数(29人)を満たしていない。しかし、共産党市議団(6人)が記名投票に賛成する方針を示しており、過半数まで「あと2」に迫る計算になる。
 記名投票の狙いは、「改革推進」の立場を明確に市民に示すこと。議案への対応を決めかねている議員は「記名投票で反対すればマイナスイメージが強くなる」と、2011年4月の選挙への影響を気にかける。削減案を提出した改革フォーラムの田村稔会長は「悩んでいる議員が賛同できるよう努力したい」と強調する。
 共産党市議団は、「民意を反映しづらくなる」と削減案には反対を表明しているが、「開かれた議会」を目指す立場から無記名投票には否定的だ。花木則彰幹事長は「(削減慎重派に)圧力をかけようとしているのは分かるが、(記名投票を)やめるべきだと言う気は全くない」と話す。
 一方、削減案への態度を明確にしていない最大会派新しい翼と民主クラブ仙台は、採決方法の議論に神経をとがらせる。
 新しい翼の柿沼敏万会長は「削減案を審議している段階で、採決方法にまで言及するのは甚だせんえつだ」と不快感を示す。民主クラブ仙台の木村勝好代表も「いろいろな思惑があるようだが、(定数削減の)本来的な議論からずれている」と批判的だ。
 市議会が01年、定数を64から4減した時は起立採決だった。記名投票を会議規則に明記したのは02年。実現すれば「市議会史上初めて」(議会事務局)になる。
 定数削減案は青葉区を2減、宮城野、若林、太白の3区をそれぞれ1減する内容。実施は11年4月の改選から。改革フォーラム、公明党市議団、改革民主の3会派と無所属の2議員が提案した。


2010年06月10日木曜日

1216チバQ:2010/06/12(土) 09:55:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100612t61015.htm
佐藤福島知事、15日にも再選出馬表明 各党の思惑交錯

佐藤知事(右)に文書を提出する自民党県議ら=福島県庁


 任期満了(11月11日)に伴う今秋の福島県知事選で、政党と距離を置く「県民党」を掲げる現職の佐藤雄平知事(62)に、その政党が働き掛けを強めている。前回2006年の知事選で対立候補を擁立して敗れた自民党県連は、推薦を望んで政策協定などを要請。前回、佐藤知事を推薦し、今回も支援する民主、社民の両党県連は、自民党と接近しないよう知事をけん制する。佐藤知事は15日にも再選を目指し立候補を表明するとみられるが、各党の思惑が交錯する複雑な「相乗り」の構図になりつつある。

<「ずれ」浮き彫り>
 11日、自民県連の斎藤健治幹事長ら県議6人が知事室を訪ねた。財政対策の強化や地域医療の充実など20項目を盛り込んだ文書を佐藤知事に手渡し、選挙で支援する方針を伝えた。
 文書に「政策協定」などの言葉や署名欄はなかったが、知事室を出た斎藤幹事長は「政策協定を結んだものと理解してほしい」と強調。佐藤知事は「県民党ということを理解していただき、要請として受け止めている」と述べ、両者の認識のずれが浮き彫りになった。
 自民党県議らが佐藤知事との「政策協定」に執着する背景には、参院選や来春の県議選への危機感がある。昨年の衆院選で県内の5小選挙区で民主党に全敗を喫した。党勢回復のために「県政与党」の立場をアピールしたいとの思惑が見え隠れする。

<「県民党」を尊重>
 前回、民主党参院議員だった佐藤知事を当選させた民主、社民両党県連は7日、知事が掲げる「県民党」を尊重し、今回は推薦の形を取らずに支援することを決めた。
 両党県連は本年度スタートした県の長期総合計画を挙げ、「政策協定より具体性がある。さらに政策協定を結び、知事の負担を増やすことは『与党』がやることではない」と説明する。
 ただ、支援の前提条件がある。佐藤知事がいずれの政党の推薦も受けず、政策協定も交わさないことだ。7日に知事に支援の方針を伝えた際も、「県民党ということを理解しながら対応する」と念を押した。関係者は「自民党などから推薦を受けたりするな、ということだ」と解説する。
 知事選で対立候補を擁立する方針の共産党県委員会の久保田仁委員長は、政策協定すら結ばずに支援する各党の姿勢に首をかしげ、「県政を点検し、その結果を政策協定などの形で県民に示すことが政党の責任だ」と批判する。
 佐藤知事はどの政党からも推薦などを受けず、「純粋県民党」として立候補を目指すことが確実。一方で、民主、自民などの各党がそれぞれ知事との距離の近さをアピールする。県民にとって分かりにくい選挙になりそうだ。


2010年06月12日土曜日

1217チバQ:2010/06/14(月) 22:42:25
>>1211>>1214
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100614-OYT8T00068.htm
五所川原市長 平山氏再選
自民分裂戦 組織力勝る


再選を果たし支持者と万歳をする平山誠敏氏(13日午後10時37分、五所川原市鎌谷町の事務所で)=三上津与美撮影  五所川原市長選は13日に投開票が行われ、無所属で現職の平山誠敏氏(69)(自民、公明推薦)が、無所属新人の元県議・櫛引ユキ子氏(57)を破り、再選を果たした。自民分裂となった激戦は、実績と継続の必要性を訴えた平山氏が組織力で勝り、政党の推薦を受けずに草の根運動を展開した櫛引氏を退けた。当日有権者数は4万9928人。投票率は77・35%で、前回の69・43%を上回った。

 五所川原市鎌谷町の平山氏の事務所は当選が確実になると、詰めかけた支持者の歓声で包まれた。平山氏は「市民が将来を考えてくれた。市政発展のため、合併した3市町村の一体感を出すため、仕事をしたい」と抱負を語った。

 選挙戦は、平山氏が昨年12月にいち早く出馬表明し、無投票当選との見方が広がった。しかし、一部の自民党系の市議が櫛引氏を担ぎ出し、ともに自民党の元県議だった両氏がたもとを分かつ分裂選挙となった。

 平山氏は、市長に就任した4年前に赤字だった市財政を行財政改革で黒字に転換した実績を強調。また争点となった病院再編については、中心となる中核病院の医師を確保し、計画通り2013年度に開院すると公約に掲げた。

 選挙序盤は、「県内初の女性首長を」と勢いづいた櫛引氏を追いかける戦いとなったが、その後、推薦を受けた自民や公明、市長派の15人の市議、後援会が組織固めをてこ入れし、優位に選挙戦を進めた。

 一方の櫛引氏は、中核病院の計画が適切かどうか検証するとし、「発展的な見直し」を公約に掲げた。12人の市議団や民主党の県議らの支持も受け、女性の支持者を動員する選挙戦に徹したが、平山氏と同じ自民出身であることで、訴えも明確な対立軸が示せず、組織力の差も響いた。

(2010年6月14日 読売新聞)

1218チバQ:2010/06/14(月) 22:49:08
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/06/11877.html
2010/6/14 月曜日
現職平山氏が再選 櫛引氏に1301票差/五所川原市長選


 任期満了に伴う五所川原市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、組織で勝る現職の平山誠敏氏(69)=自民、公明党推薦=が1万9817票を獲得、追いすがる前県議で新人の櫛引ユキ子氏(57)をわずか1301票の差でかわして再選を果たした。平山氏は1期4年の財政健全化への取り組みを強調、つがる西北五広域連合中核病院(仮称)の計画を着実に進めることなどを挙げ、「県内初の女性市長」を目指し市政刷新を訴えた櫛引氏との一騎打ちを制した。激戦を反映し投票率は77.35%で、前回(2006年7月)の69.43%を7.92ポイント上回った。
 投票は市内38カ所で午前7時から午後8時まで行われ、午後9時25分から五所川原市民体育館で開票が行われた。
 今回の市長選は保守系2人による市政の継続か刷新かが大きな焦点となった。市議会も与党会派が割れ、平山氏支持は15人、櫛引氏支援は12人となった。
 平山氏は06年度の赤字財政を07年度には黒字転換させた経営手腕を前面にアピール。今後、財政健全化路線を堅持しつつ「未来の子供たちのために!」と、学童保育未設置地区解消や子宮頸(けい)がん予防ワクチンの無料接種、五所川原ブランドの販路開拓チーム結成など7分野で29の公約をまとめた。
 昨年12月の平山氏の出馬決断後、陣営では「無投票では」という気の緩みもあり、櫛引氏の出馬に浮き足立った。だが、後援会青年部を中心に持ち前の組織力を発揮し、対立候補を意識して結成された女性会もミニ集会などで精力的に活動。自民党と公明党の支援も受けた組織票にとどまらず、幅広く票を取り込んだ。
 櫛引氏は「今こそ市政に新しい風を」をスローガンに、つがる西北五広域連合中核病院(仮称)計画見直しなど三つを重点政策に4項目で19の約束を挙げ、「県内初の女性市長」を合言葉に市政刷新を訴えた。
 現場に足を運び対話を重視しながら運動を展開。合併後の格差に不満を持つ金木や市浦地区、女性を中心に党派にこだわらない「市民党」で多くの支援者を得た。
 しかし、争点の一つ中核病院建設見直しでは具体的な見直し内容や見通しを示せず、市の厳しい財政を知る市民の「現状維持」の壁を打ち崩せなかった。


当選 19,817 平山 誠敏(69)無・現
    18,516 櫛引ユキ子(57)無・新
▽有権者数49,928
▽投票者数38,617
▽投票率77.35%
▽有効票38,333
▽無効票260
▽不受理0
▽持ち帰り24
(市選管確定、敬称略)
【写真説明】再選を決め、支持者の祝福に応える平山氏と妻の美保子さん(13日午後10時40分)

1219チバQ:2010/06/23(水) 22:51:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6803
>栗原市内で開かれた市川一朗氏(73)を囲む会。あいさつに立った栗原市の佐藤勇市長は「首長なので他の候補者のマイクも持つが、心は市川さん」と力を込めた。
>民主党現職の桜井充氏(54)の支援を公言するのは岩沼市の井口経明市長。
>仙台市の奥山恵美子市長は「桜井さんのパーティーは出席したが、事務所開きの案内は断るし、公示後もマイクは握らない」。石巻市の亀山紘市長は「自民にも民主にも世話になっているので、要請があれば出席する」という立場だ。

1220チバQ:2010/06/23(水) 22:58:28
>>759>>1086

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6589
選挙:参院選 土田・東根市長、民主・梅津氏を支持「市の発展にパイプ必要」 /山形
 東根市の土田正剛市長は毎日新聞の取材に、参院選山形選挙区(改選数1)で民主新人の梅津庸成氏(43)を支持すると明らかにした。土田市長は自民県連元幹事長で、93年の知事選には自民推薦で立候補した。しかし、昨年8月の衆院選では一転して民主の近藤洋介衆院議員を支援した。

 梅津氏を支持する理由について土田市長は「民主党が政権与党になった今、市の発展のためには国との強固なパイプが必要。市長として市民に責任を果たさなければならない」と説明した。土田市長は衆院選で近藤氏を支持した時は「民主を応援するのではなく、あくまで個人への支援」としていた。また、梅津氏が山形東高、慶大の後輩に当たることも支持する理由に挙げた。19日に同市で開く自身の後援会の会合に梅津氏を招き支持者に紹介する予定。

 土田市長は梅津氏が参院選への立候補を表明した翌3月10日に近藤氏と梅津氏から支援の要請を受け、先月までに支持を決めていた。【林奈緒美、浅妻博之】

1221チバQ:2010/06/25(金) 00:28:49
>>1037>>1048
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001006240002
南相馬市長への問責決議を可決
2010年06月24日


 ●「公約方向性示さず」


 南相馬市議会(定数26、欠員1)は23日の本会議で、桜井勝延市長に対し、「市長就任から5カ月が経過するのに公約実現の方向性が示されない」などを理由に問責決議案が提案され、賛成16、反対8で可決した。決議に法的拘束力はないが、11月に予定される市議選を前に、反桜井市政の市議が多数派であることを示した格好となった。


 決議案は市長野党会派議員が提出。「4年間での市債100億円削減などは実現不可能で、公約自体に財源的な裏付けがないことが露呈」「全会一致で昨年議決した(工業団地造成の)工業基盤基本計画策定事業は事業仕分けの結果、市長判断で廃止され、3200万円の調査費が無駄になった」などとしている。


 桜井市長は議会後、報道陣の取材に「公約は市長給料50%減額などすでに実行。工業団地の件は企業の動向を各方面に照会した上で庁内で決めたもので独断ではない」と述べた。

1222チバQ:2010/06/25(金) 00:30:12
>>1215
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100624t11013.htm
仙台市議会、定数5減 来春改選から適用
 仙台市議会6月定例会は23日、本会議を開き、議員定数を現行の60から55に削減する条例改正案を賛成多数で可決した。採決結果は賛成31、反対24、無効1。来年4月の市議選から適用する。市議会は現在、欠員3。議長を除く56人が無記名投票した。

 各区の削減数は、議員1人当たりの人口を基に算出。青葉区(定数17)は2減、宮城野区(11)、若林区(8)、太白区(13)はそれぞれ1減。泉区(11)は現状維持とした。
 削減案は改革フォーラム(9人)、公明党市議団(8人)、改革民主(2人)、無所属の2議員の計21人が共同提案。市議会の行財政改革などを理由に挙げた。
 採決は、記名、無記名の投票方法を決める投票をそれぞれ行った結果、無記名に決定。最大会派新しい翼(14人)と民主クラブ仙台(9人)は自主投票、共産党市議団(6人)と社民党市議団(6人)は反対を表明し、採決に臨んだ。
 定数削減は今年2月、野田譲議長が議会改革の最優先課題として各会派に提案。各会派の代表者会議で計11回の協議を重ねたが合意に至らなかった。今回、削減を求める議員が議員提案の形で条例改正案を提出した。
 採決結果について、野田議長は「議論が足りないとの意見もあるが、市民が望んでいる方向で結論が出た」と述べた。
 仙台市議会の定数削減案の可決は、2001年に法定数上限の64から4減して以来。


2010年06月24日木曜日

1227とはずがたり:2010/06/26(土) 06:06:07
名前未だぁ〜

2010参院選
自民県議12人が市川氏支援の会
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000591006230002
2010年06月23日

 参院選の公示を控えた22日、自民党の県議12人が「市川一朗を支援する県議の会」を正式に発足させた。同会によると、12人の参加が確定し、今後の見込みも含めると同党の県議全38人の過半数に達するという。これで自民県連は分裂選挙になることが決定。選挙戦の展開次第では、自民支持の票が市川氏に大きく流れる可能性が出てきた。

 会の代表世話人には菊地浩氏、顧問に渡辺和喜氏、事務局長に佐藤光樹氏の県議3人が就くことが決定。渡辺氏によると、参加見込みの県議も入れると「(38人の)過半数に達した」という。

 渡辺氏は「県内のポスターはりやはがきの郵送、演説会など県内全域で手配できるメドがつき、当初の目的は達成できた」。菊地氏は「県連には会発足の話をして最終的に了承も得た。支持者からはこれで応援しやすくなったという激励もいただく。お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、自民党への票を集めたい」と話している。

 だが菊地氏が話すように、自民県連内部で円満に「解決」したとは、言い難い。

 会発足の背景には、県連が1議席確保を優先、公募で選んだ熊谷大氏1人の支援を決めたことがあるからだ。

 実際、同会はこの日、2回目の会合を開く予定だったが、「泥仕合になるのを避けたい」と見送り。また、「県連執行部から圧力をかけられる可能性がある」として、今後参加が見込まれる県議の氏名も明らかにしなかった。(上田学)

1228チバQ:2010/06/28(月) 22:06:15
>>1208
>立候補者説明会に出席「ゼロ」/大鰐町長選
かと思ったら

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100627223823.asp
大鰐町長選、同数抽選で山田氏
 任期満了に伴う大鰐町長選は27日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で元町議の山田年伸氏(58)と、3選を目指した現職の二川原和男氏(68)=ともに無所属=の得票数が、ともに3524票と同数になった。町選挙管理委員会は公職選挙法の規定に基づき、くじ引きを行い、その結果、山田氏の初当選が決まった。投票率は71.57%で、前回の74.39%を2.82ポイント下回った。

当選 3,524 山田年伸 (58) 無新
3,524 二川原和男 (68) 無現

▽有権者数 9,941
▽投票者数 7,115
▽有効投票 7,048
▽無効 67
▽投票率 71.57%


http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100628132415.asp
二川原陣営、異議申し出へ


 大鰐町長選挙から一夜明けた28日、抽選の結果敗れた現職の二川原和男氏陣営は会合を開き、町選挙管理委員会へ、一両日中にも異議申し出することを決めた。

1229チバQ:2010/06/28(月) 22:07:34
無効票がちとおおい気がするが
名前も似てないし
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/06/12068.html

大鰐町長に抽選で山田氏初当選 2氏の得票同数


 任期満了に伴う大鰐町長選は27日投票が行われ、即日開票の結果、元町議の新人山田年伸氏(58)=無所属=と3選を目指した現職二川原和男氏(68)=無所属=が3524票で同数という異例の結果となり、抽選の結果山田氏が初当選を果たした。投票率は71.57%で前回の74.39%を2.82ポイント下回った。


当選 3,524 山田 年伸(58)無・新
   3,524 二川原和男(68)無・現
 ▽有権者数 9,941
 ▽投票者数 7,115
 ▽投 票 率 71.57%
 ▽有効投票 7,048
 ▽無 効 票 67
 ▽不 受 理 0
(町選管確定、敬称略)


 県内で唯一、自治体財政健全化法に基づく早期健全化団体となった同町。今回の町長選は前回と同じ顔合わせで、財政再建に向け現町政の継続か刷新かが大きな争点となった。
 山田氏は野党町議7人の支持を受け、厳しい財政状況下で大鰐温泉スキー場の全エリア営業を続ける現職の行政手法を批判。スキー場の国際エリアへの規模縮小などの行財政改革、基幹産業の農業振興を公約に掲げ、町政刷新を望む現職批判票の受け皿となった。二川原氏は与党町議5人の支持を得て、8年間の実績を強調、町政の継続的発展を訴えた。
 27日午後8時50分から始まった開票作業はなかなか進まず、同10時10分すぎに得票が同数と発表されると両陣営からはともに「前代未聞だ」と驚きの声が上がった。
 抽選の結果、当選者となった山田氏は町議、支持者らと抱き合って喜びを爆発させ「僅(きん)差での勝負と思っていたが、まさか同数とは。行財政改革を一日も早く成し遂げ、暮らしやすい明るいまちづくりを目指す」と述べた。
 一方、二川原氏は「私の不徳の致すところ」と支持者らを前に頭を下げ「負けではなく同数」としてガンバロー三唱で気勢を上げた。陣営からは「やり直すべきだ」と、抽選での当選者決定に疑問を投げ掛ける声が上がった。
【写真説明】抽選の結果当選を勝ち取り、万歳三唱する山田氏

1230チバQ:2010/06/30(水) 00:48:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100629t21006.htm
落選現職が異議申し立てへ 大鰐町長選、同票でくじ引き

くじ引きで当選者を決めた大鰐町長選。思わず手を合わせる立会人もいた=27日午後10時25分ごろ、大鰐町中央公民館


 27日投開票の青森県大鰐町長選で、新人で元町議の山田年伸氏(58)と3選を目指した現職の二川原和男氏(68)の得票が同数となり、くじ引き抽選の結果、山田氏が当選した。「くじ引き決着」は、獲得票数の少ない市町村議選では時折あるが、首長選では極めて異例。青森県選管によると、県内の市町村長選で初めてという。二川原氏側は近く町選管に異議を申し立てる方針で、町を文字通り真っ二つにした選挙の余波は、しばらく続きそうだ。
 27日夜の開票。午後10時すぎに得票がともに「3524」で並び、会場には驚きの声が上がった。選管が公選法に基づく抽選の実施を発表。番号が書かれた2枚の紙を入れた封筒から、藤田紀雄選挙長が1枚を引いた。山田氏の届け出順の番号「1」だった。
 くじに当たったとの知らせに、山田氏は支持者らと抱き合い、「天命と思い、公約を実行していきたい」と語った。二川原氏は「訴えが十分浸透しなかった。反省している」と言葉少なだった。
 山田、二川原両氏は前回2006年の町長選でも一騎打ちを演じ、494票差で二川原氏が再選を果たした。今回も町議7人が山田氏、5人が二川原氏を支援し、激戦を繰り広げた。
 大鰐町は県内で唯一の早期健全化団体。選挙戦の争点は財政再建で、中でも赤字続きで町が財政支援する大鰐温泉スキー場の運営をめぐり、山田氏は規模縮小、二川原氏は当面の全面営業を主張した。山田氏の当選で町政の方向は転換する。
 一夜明けた28日、町役場で当選証書を受け取った山田氏は「(同数は)全国的にもまれなケースで驚いた。しこりが残らないような町政運営をする」と決意を語った。
 一方、二川原氏の後援会は「町政が大きく変わるのを、くじ引きで決めていいのか」と、得票確認の異議申し立てをする方針を決めた。後援会の藤田隆彦町議は「自分たちの目で票を確認するまで負けたと思わない」と、不満が収まらない様子だった。


2010年06月29日火曜日

1231チバQ:2010/07/06(火) 23:03:50
>>624>>631>>907
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100706-OYT1T00046.htm
迅速化のはずが公判前手続きに1年…元町長の買収
 昨年4月の北秋田市長選で公職選挙法違反(買収、事前運動)の罪に問われた同市栄、元鷹巣町長の岩川徹被告(61)の公判前整理手続きが5日、ようやく終了した。


 初公判は今月13日。裁判の迅速化に向け、証拠と争点を絞り込む目的で導入された公判前整理手続きだが、趣旨に反し1年近くの歳月を要した。岩川被告は、その間、保釈は認められなかった。

 手続き後、取材に応じた弁護人は「証拠開示や証人の絞り込みに、検察、弁護側とも時間がかかり過ぎた。裁判はどう転ぶか分からないのに、事前に互いの手の内を見せ合うことには無理がある」と述べた。

 岩川被告は、票のとりまとめなどの選挙協力の報酬として、同市上杉、無職二階堂甚一被告(62)(1・2審ともに有罪判決を受けて現在上告中)に対し、昨年2月と3月、計30万円を渡したとして同年7月13日に逮捕され、8月に起訴された。

 被告は公判で、全面的に無罪を主張する見通し。

 地裁などによると、公判は10月20日までに計7回開かれ、早ければ年内に結審するが、判決は来年にずれ込む可能性もあるという。

(2010年7月6日18時44分 読売新聞)

1232チバQ:2010/07/10(土) 01:56:55
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001007090001
喜多方市議自殺か
2010年07月09日


 8日午前8時半ごろ、喜多方市議で会社役員の庄司弘さん(55)=同市天満前=が、自身の経営する同市押切南2丁目の会社の倉庫で首をつった状態で死亡しているのが発見された。遺書とみられる自筆の文書もあったといい、喜多方署は自殺とみている。


 庄司さんをめぐっては2008年2月以降、自宅倉庫や経営する自動車学校などで少なくとも5回、不審火とみられる火災が起きていた。

1233チバQ:2010/07/10(土) 11:55:15
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6923北海道
高橋はるみ知事は自民党候補の応援に奔走した昨夏の衆院選と打って変わり、候補者の応援を控えている。「体調不良」を理由にするが、高橋知事は自民推薦で当選した経緯があり、民主党政権下では目立った動きをしにくい事情もある。一方、上田文雄札幌市長は民主2候補の応援をする予定だ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/7017山形
元自民党県連幹事長の土田正剛東根市長は、後援者約600人を集めた19日の会合で「頭のてっぺんからつま先まで自民党だったが、市長の責任は重い。参院選では割り切って民主党政権を応援しようと思う」と宣言。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6989宮城
 21日夜、栗原市内で開かれた市川一朗氏(73)を囲む会。あいさつに立った栗原市の佐藤勇市長は「首長なので他の候補者のマイクも持つが、心は市川さん」と力を込めた。
民主党現職の桜井充氏(54)の支援を公言するのは岩沼市の井口経明市長。「桜井さんは市町村の状況を理解し、助言してくれる。(自分の)市長選でも世話になった」と語る。ほかの人も「呼ばれれば個人演説会ぐらいは顔を出す」という。
 大崎市の伊藤康志市長は現職2人の事務所開きに相次いで出席した。市川氏を応援する理由は「政治経験が豊富で即戦力」、桜井氏は「与党だから」。政権交代がなければ、従来通り自民党候補を推していたかもしれない、と明かす。
仙台市の奥山恵美子市長は「桜井さんのパーティーは出席したが、事務所開きの案内は断るし、公示後もマイクは握らない」。石巻市の亀山紘市長は「自民にも民主にも世話になっているので、要請があれば出席する」という立場だ。
 8人が名乗りを上げる混戦も首長たちを戸惑わせている。塩釜市の佐藤昭市長は「新人が市役所に来て熱い思いを語ったが、事務所開きは欠席した。一人行くと全部行かなきゃならなくなる」。亘理町の斎藤邦男町長も同様の理由で態度を保留している。

1234チバQ:2010/07/11(日) 02:01:35
>>1206
地域政党いわて:ってのもありましたねえ
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100710ddlk03010034000c.html
選挙:県議補選・盛岡選挙区 あす投開票 各陣営ラストスパート /岩手
 自民党の2県議辞職に伴う県議盛岡選挙区補選(改選数2)が11日、投開票される。無所属の福井誠司氏(51)、ともに民主の高橋但馬氏(34)と軽石義則氏(49)、自民の村里洋子氏(54)、諸派の吉田敬子氏(32)のいずれも新人5人が立候補している。各陣営は投票に向けラストスパートに懸命だ。

 政党支援を受けない福井氏は盛岡市議の実績を強調。雇用創出や地方自治確立を訴え、中小企業への浸透に努め、無党派層を狙う。

 高橋氏は階猛衆院議員秘書の経歴を前面に出産・育児環境整備や観光振興などを掲げ、階氏らの後援会をフル回転させている。

 労組の組織内候補である軽石氏は、民主県連や連合岩手などの組織戦を展開。雇用安定や労働環境整備、格差是正を訴えている。

 村里氏は1993年のスキー世界選手権誘致の経験も強調。「岩手の母ちゃん」として主婦目線のスポーツ振興などを掲げる。

 吉田氏は若さや女性、旧都南村出身をアピール。街頭演説を精力的にこなし、地域政党いわて所属5県議の総力戦で挑んでいる。【狩野智彦】

==============

 ◇県議盛岡区補選立候補者(改選数2−5、届け出順)
福井誠司 51 無新

 酒卸売会社長[歴]盛岡青年会議所役員▽盛岡市議▽早大

高橋但馬 34 民新

 [元]階猛衆院議員公設秘書▽高清建設常務▽東洋大

軽石義則 49 民新

 岩手友愛会長▽連合岩手会長代行▽黒沢尻工高

村里洋子 54 自新

 党県女性局次長[歴]県スポーツ振興審議会委員▽明大

吉田敬子 32 諸新

地域政党いわて役員[歴]青年海外協力隊員▽上智大

1235チバQ:2010/07/12(月) 22:03:25
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001007120003
高橋但馬氏・吉田敬子氏が当選 県議補選
2010年07月12日

 県議補選盛岡選挙区(被選挙数2)は11日に投開票され、元衆院議員秘書の高橋但馬(34)=民主党=、元青年海外協力隊員の吉田敬子(32)=地域政党いわて=の両氏が初当選を決めた。2人のほかに、元盛岡市議の福井誠司(51)=無所属=、労働団体の岩手友愛会会長の軽石義則(49)=民主党=、元県社会教育委員の村里洋子(54)=自民党=の3氏が立候補していた。当日有権者数は23万4831人。投票率は58・77%だった。


 高橋氏は民主党の階猛衆院議員の秘書を2年半務めた経験や若さを主張。達増拓也知事や階氏の後援会が支持に回るなど、党の手厚い支援を受けた。一方、選挙前に21議席の同党は8月の県議補選釜石選挙区(被選挙数2)とあわせて単独過半数の25議席を目指したが、軽石氏の落選でかなわなかった。


 大激戦の2位争いを制した吉田氏は、県議会で最年少の女性議員となる。選挙戦では「政治経験のない若い女性が議会に入れば政治が変わる」と訴え、地域政党いわてが基本理念に掲げる「住民の縮図としての議会」の実現を主張した。4月結党の地域政党いわては、補選は市民の期待のバロメーターになると位置づけ、組織や団体に頼り切らない選挙戦を進めた。吉田氏も千回以上街頭演説をし、無党派層の取り込みに成功した。


 村里氏は立候補表明の遅れから追い上げたが、あと一歩届かず。欠員2議席は元々自民だったが、1議席も回復できなかった。軽石氏は組織以外の支持の広がりに欠けた。福井氏は無所属を強調したが、支持は広がらなかった。


http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100712_5
激戦制した30代 県政界に新風送る、県議盛岡補選

--------------------------------------------------------------------------------


 11日投開票が行われた県議会盛岡選挙区補選(欠員2)は新人5人の激戦の末、30代男女が当選を果たした。民主党公認で政党役員の高橋但馬さん(34)は圧勝でトップ当選、政治団体・地域政党いわて公認で元青年海外協力隊員の吉田敬子さん(32)は小差で抜け出し、喜びを爆発させた。自民党公認で盛岡ユネスコ協会理事の村里洋子さん(54)、民主党公認で岩手友愛会会長の軽石義則さん(49)、無所属で前盛岡市議の福井誠司さん(51)は無念さをにじませた.

 【高橋さん陣営】「父が果たせなかった県議になる。父が掲げた以上のものを残したい」。午後11時15分、盛岡市菜園1丁目の事務所に当確の一報が入り、高橋さんは喜びをかみしめるように表現した。

 盛岡市議を4期務めた父金兵衛さんの姿を追い政治の道を志した高橋さん。念願の県議の座を勝ち取り、地元繋地区の人たちと歓喜を分かち合った。

 若さを武器に走り抜いた選挙戦。県政界に新風を送り込む。

 【吉田さん陣営】盛岡市津志田中央1丁目の事務所には約40人の支持者が詰め掛け、午後11時50分ごろに当確の一報が届くと、大きな歓声と拍手に包まれた。

 政治家を志してわずか1カ月半、約千回の街頭演説をこなすなど無我夢中で走り続け、勝利を手にした。吉田さんは「きょうが政治家としての始まり。たくさんの人に勇気や希望を与え、岩手をより良くしたい」と一言一言かみしめるように喜びを語った。

1236チバQ:2010/07/13(火) 23:09:51
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100713_02.htm
「知事の恩返し」山形県政に余波? 支援の自民・岸氏当選

岸氏の個人演説会に駆け付けた吉村知事(右)。今後、県議会での最大野党・自民党との距離感はどう変化するか=1日、山形県西川町


 参院選山形選挙区(改選数1)では、吉村美栄子知事(59)が支援した自民党現職の岸宏一氏(70)が3選を果たした。昨年1月の知事選で岸氏の支援を受け、初当選を果たした知事の「恩返し」。吉村氏は個人的理由による応援を強調するが、知事が国政の野党を応援するのは勇気がいる。ただ、自民党は県議会の多数派野党でもあり、来春の統一選をにらみ、地殻変動の兆しも見える。

 「難しい中での判断でございました。悩んだ末の決断。ご理解をいただきたい」。吉村氏は12日の定例記者会見で岸氏の当選について問われ、慎重に言葉を選んだ。
 岸氏への祝意に続き、落選した民主党新人の梅津庸成氏(43)の名も挙げ、「ほかの方々も善戦された。ほぼ無名の新人からスタートし、素晴らしい戦いぶりと聞いている」と賛辞を贈った。
 県議会は定数44のうち自民党が32議席(議長・副議長含む)を占める。民主、共産、社民の各党と岸氏の支援を受けた吉村氏にとり、県議会自民党は基本的に野党だ。
 今回の岸氏支援で、知事と自民党の距離感は縮まるのか。自民党県連幹事長の今井栄喜県議は11日夜、「是々非々の立場は変わらない」と断った上で、「吉村知事の支援表明で、支持の幅が広がった。知事とは心のつながりが生まれそうな気がする」と目尻を下げた。
 吉村氏はどうか。吉村氏は「岸氏だから支援したのであり、自民党だからではない」としつつも、「わたしという人間を理解してもらったと思っている」とも述べ、親近感を否定はしなかった。
 県議会は来春の統一選で改選を控える。参院選で顕在化した知事と自民党との接近に、県議には「知事とうまくいっている方が有権者には好ましい」との積極論と、「県議会がオール与党化するのは得策ではない」という慎重論が交錯する。
 和嶋未希民主党県連会長は「吉村知事の支援表明が投票結果に影響を与えたとは考えていない」として、静観の構え。
 みんなの党は「今回の行動で県政界に変化が起こるとは考えがたい」(佐藤丈晴酒田市議)と分析。共産党は「吉村知事と民主党の関係は複雑になる」(本間和也県委員会委員長)と予測する。

◎「受けた恩、返さなければ」

 吉村美栄子山形県知事が12日行った定例記者会見での一問一答は次の通り。

 ―参院選への見解は。
 「県民の皆さんの判断が下った。岸宏一氏にはお祝いを申し上げたい。引き続き、参院議員として国政の場で地方の声を届けていただきたい」
 「(岸氏への)支援表明は大変難しい中での判断。知事選では多くの立場から支援を受け、重責を担う立場に就くことができた。悩んだ末の決断だった。どのような状況であっても、受けた恩は返さなければ、人として通らない」
 ―県議会への影響は。
 「結論から言うと何とも言えない。たまたま支援表明したのが自民党の方だった。個人的に恩返しをするという、それ以上のことは考えていない。岸氏だから支援したのであり、自民党だから、ではない」
 ―知事選で同じく支援を受けた民主党の鹿野道彦衆院議員(山形1区)には説明したのか。
 「直接説明してはいないが、支援表明後に民主党陣営の方から『これ以上の行動は少し考えてほしい』という電話はあった」
 ―岸氏の当選祝いに駆け付けなかったのはなぜか。
 「選挙戦終了時点でノーサイドというのがわたしのスタンス。(当選祝いのような)そういう場面までは出ないという考えを持っている」
 ―岸氏にお祝いは伝えたのか。
 「今朝、留守電に『おめでとうございます』と一言吹き込んだ」


2010年07月13日火曜日

1237チバQ:2010/07/15(木) 23:03:43
>>67とか
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=28058
助っ人医師は前市長、古巣の宮古病院に

患者の話を聞く内科医の熊坂さん 岩手県宮古市で昨年まで市長を務めた内科医の熊坂義裕さん(58)が、かつての勤務先である県立宮古病院で18日から日曜診療の当番に入ることが決まった。同病院は5月、無資格で医師を名乗った女性が着任寸前までこぎ着けた事件の舞台となるなど深刻な医師不足に悩んでおり、日曜や祝日の診療は地元開業医が交代で手伝っている状況となっている。23年ぶりとなる古巣への“復帰”に、熊坂さんは「少しでも病院の医師の負担が軽減できれば」と意気込んでいる。

 熊坂さんは、弘前大学医学部を卒業後、同医学部付属病院に勤務。1985年に、妻の故郷である宮古市に赴任し、宮古病院の内科科長に着任した。

 2年後には市内に個人医院を開設、97年に市長に初当選すると、昨年まで3期12年間を務めた。引退後は、医院で診察をこなしつつ、盛岡市の私立大学教授として管理栄養士の養成にもあたっている。

 医師不足に悩む県内では、厚生労働省がまとめた10万人あたりの医師数(2008年)が191・9人と全国37位に沈む。都市部への偏在も顕著で、盛岡市から車で約2時間の宮古医療圏は、120人とさらに少ない。

 こうした中、宮古市では開業医ら地元医師会有志が一昨年12月から、日曜や祝日診療の応援を始めた。今年4月からは、市の休日急患診療所を休止する代わりに、宮古病院の日曜診療にほとんどの医師が参加する仕組みになった。

 熊坂さんの医院も、7月から2か月に1度、応援医師に加わることになった。熊坂さんは「自分もかつてお世話になった病院。勘も取り戻したし、少しでも力になりたい」と話す。

 一方、宮古病院の菅野千治院長は「開業医の応援のおかげで、勤務医は病棟回りや書類整理の時間ができた。本当に助かる」と歓迎している。

(2010年7月15日 読売新聞)

1238チバQ:2010/07/15(木) 23:39:33
>>1230
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100715053.html
大鰐町長選 再点検しても票は同数だった
 町長選の得票が同数となり、くじで新町長が決まった青森県大鰐町で15日、町選挙管理委員会がすべての票を再点検したが、同数との結果は変わらなかった。

 落選した現職の二川原和男氏(68)の陣営が異議を申し立て、再点検した。この日は陣営関係者が見守る中、全票を調べ直し、2人の得票はともに3524票で間違いないことを確認した。

 二川原氏は「結果は厳正に受けとめる」と淡々とした様子。一方、当選した新人の山田年伸氏(58)は「結果が覆るとは思っていなかったが、安心した」と話した。

 同町長選は6月27日投開票。立候補した2人の得票数が同じだったため、公選法の規定に基づきくじ引きを実施した。

[ 2010年07月15日 16:23

1240チバQ:2010/07/17(土) 00:45:09
>>1236
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100716ddlk06010055000c.html
選挙:参院選 知事と自民、接近か 知事支援の自民・岸氏、3選で /山形
 ◇県連幹事長「新たな一面見られた」/吉村氏「私を理解された」
 参院選山形選挙区(改選数1)で、吉村美栄子知事が支援した自民党現職の岸宏一氏(70)が3選したことで、知事と県議会(43人)野党の自民党(32人)との距離が微妙に接近しそうだ。自民党県連幹事長の今井栄喜県議は「我々が立てた候補者を応援してくれたことはありがたい。知事の新たな一面を見ることができた」と知事に感謝している。

 昨年1月の知事選で、自民県議は大半が当時の現職斎藤弘氏を推しており、自民は県議会野党。このため、今井幹事長は参院選での支援に感謝しながらも「知事には是々非々で対応してきた。岸さんを応援したからといって、今後、もろ手を挙げて賛成とはいかない」と、くぎをさした。

 一方、県議会与党の県政クラブ(8人)からは「オール与党化がいっそう進む」「これで吉村知事の2期目は安泰」などの声も上がっている。また、自民党は昨年9月議会で、吉村知事が公約に掲げた副知事定数削減の条例改正案に全員一致で賛成した経緯もあることから、県政クラブの土田広志代表は「既に自民党は牙が抜かれている」と指摘する。

 これに対し、岸氏に敗れた民主党新人の梅津庸成氏(43)陣営の選対本部長を務めた和嶋未希民主県連会長は「知事の支援表明が、投票結果に大きく影響したとは考えていない」と主張。知事の影響力は小さかったとすることで、党内の知事への反発を和らげ、知事と民主との友好的な関係を変えたくないという配慮もにじんだ。

 吉村知事は12日の定例会見で「たまたま(岸氏が)自民党だった。個人的な恩返しで、それ以上のことは考えていない。(県政への)影響は分からない」と強調した。一方で「(自民党に)私という人間を理解してもらったとは思っている」と述べ「恩返し」を貫いた自身の行動に自信をのぞかせていた。【林奈緒美】

1241チバQ:2010/07/17(土) 20:43:52
>>1192とか
盛岡市県議補選
参院選スレ7714より

自民は参院選と補選の連動に完全に失敗したんですね
>県議補選でも、雪文後援会長だった福井誠司との連携に失敗し、福井は無所属で出馬。村里擁立に切り替えざるを得なくなり、自民票は割れた。

1243チバQ:2010/07/19(月) 20:48:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100720k0000m010020000c.html
民主岩手県連:代表に小沢一郎前幹事長の就任要請

小沢一郎・前民主党幹事長=2010年6月撮影 民主党岩手県連は19日、盛岡市内で総務会を開き、参院選比例代表で落選した工藤堅太郎氏の県連代表の辞任を了承し、後任として県連最高顧問の小沢一郎前幹事長に就任を要請することを全会一致で決めた。

 県連によると、小沢氏は要請を受諾する見通しで、近く新代表を正式に決める。小沢氏の県連トップ就任は、自由党時代の01年9月〜03年4月に県連会長を務めて以来約7年ぶり。任期は2011年に開催予定の県連大会まで。

1244チバQ:2010/07/25(日) 21:32:21
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/07/12437.html
ニュース2010/7/25 日曜日
知事選候補促す動き/民主県連


 来年の県知事選に向け、民主党県連内では執行部に候補者選定を促す動きが出ている。県連にとって国政と県政のねじれ解消は最重要課題の一つ。同じく来年行われる統一地方選と連動した活動を展開するためにも、「知事選候補者選びを急ぐべき」との声が次第に強まっている。
 県連は24日、青森市内で衆院議員4人、参院選で衆院選挙区ごとに設けた選対責任者の県議ら計9人が非公開で会議を開いた。複数の出席者によると、改めて参院選を総括し、統一地方選まで現執行部体制を維持することを確認。知事選については、横山北斗代表に候補者の人選を進めるよう要請した。「知事選候補者を国会議員、県議らを含め地元に密着した人物から選ぶ必要がある」といった発言もあったという。
 知事選をめぐって自民党県連内は、三村申吾知事が参院選で同党公認候補者の街頭に立ったことなどから「三村氏に3選出馬の意思があれば支援すべき」という意見が大勢。
 これらの情勢を受け、民主党県連内には「今後の会議で、横山代表を(知事選候補者の)最有力選択肢として提案したい」(今博県議)と具体名を挙げた意見も出始めている。

1245チバQ:2010/07/26(月) 22:13:43
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001007260002
花巻市議選 地域政党いわてが議席獲得
2010年07月26日

 花巻市議選(定数34)は25日投票、即日開票され、新しい顔ぶれが決まった。地域政党いわては市町村議選で初めて候補者を擁立し、2議席を獲得した。当日の有権者は8万4272人、投票率は65・26%(前回72・88%)だった。


 現職27人、前職2人、新顔5人の当選となった。政党別では社民党が3人、共産党と地域政党いわてがそれぞれ2人、公明党が1人、無所属26人が当選した。


 地域政党いわては大原健氏と細川宏幸氏の2人が公認で立候補し、ともに当選。推薦の板垣武美氏も当選した。

1246チバQ:2010/07/26(月) 22:25:08
>>999
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100726ddlk06010093000c.html
選挙:尾花沢市長選 加藤氏が初当選 市民参加型の市政運営掲げ /山形
 任期満了に伴う尾花沢市長選は25日投開票され、無所属新人で前県議の加藤国洋氏(63)が、同じく無所属新人で元市議会議長の菅原信博氏(59)を破り、初当選した。当日有権者数は1万6242人(男7792人、女8450人)。投票率は80・91%だった。

 午後9時55分。開票所の陣営関係者から電話で当選確実が伝えられると、加藤氏の事務所は大歓声に包まれ、支持者らは涙を流し抱き合い初当選を喜んだ。加藤氏は「厳しい選挙だったが私の訴えを理解してもらった結果。これからは市民の皆さんと一緒に元気な尾花沢を作っていきたい」と喜びを語った。

 加藤氏は県議11年の実績を訴え、市民参加型の市政運営を掲げ支持を広げた。

 菅原氏は、集会などでの市民との対話を通じ支持拡大を図ったが広がりを欠いた。【浅妻博之】

==============
 ◇市長選開票結果
当 6946 加藤国洋 63 無新
  6087 菅原信博 59 無新
 =選管最終発表
==============
 ◇尾花沢市長略歴
加藤国洋(かとう・くにひろ) 63 無新(1)
 [元]県議▽会社役員[歴]殖産銀行員▽市議▽日大

尾花沢市・北村山郡 定数1−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 加藤 国洋 60 自民 現 3 党県副幹事長

1247チバQ:2010/07/28(水) 20:47:39
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001007270002
地域政党いわて 市議選でも「素人」当選
2010年07月27日




 25日に投開票された花巻市議選で、地域政党いわてが公認した2人の候補者が当選した。11日の県議補選盛岡選挙区に続いて「政治の素人」を再び地方議会に送り込んだ。


    ◇


 地域政党いわては、4月の結成以降2回目の選挙。7月の県議補選盛岡選挙区同様、政治経験のない元建設会社員の細川宏幸氏(41)を擁立した。県議選と違い、地元代表色の強い市議選は、浮動票が少ないとも言われる。多くの候補者が名前の連呼を繰り返す中、細川氏は街頭演説を中心に運動を展開。市街地から山間地をくまなく回り、「子育てする親世代が議会にいないのは、おかしいと思いませんか」と訴えた。


 電話がけもせず、後援会もない「ゼロからの出発」だったが、893票を集め、31番目の当選を果たした。公認したもう一人の現職、推薦した候補者と無所属の1人を合わせた計4人で、花巻市議会で新会派を結成する方針だ。


 地域政党いわて代表の飯沢匡県議は「接戦だったが、まずはこれでいい。我々の仕事ぶりや有権者とのかかわりをみて、評価してくれる人が増えることが大事」と振り返った。県議補選盛岡選挙区では元青年海外協力隊員の吉田敬子氏(32)が公認で当選したばかり。いずれも大きな支援組織に頼り切らず、足とマイクで集めた票だった。飯沢氏は「有権者との距離を近くした政治をやる、というメッセージが伝わってきているのではないか」と話した。

1248名無しさん:2010/07/28(水) 22:53:39
県議補選・釜石選挙区 3新人が立候補
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100724ddlk03010039000c.html
 県議の辞職に伴う県議選釜石選挙区補選(改選数2)が23日告示され、無所属で民主党推薦の前大槌町議、
金崎悟朗氏(59)、自民党公認の元会社員、岩崎友一氏(31)、民主党公認で前釜石市議の小野共氏(41)の
3新人が立候補を届け出た。地域経済の再生を課題に、民主が2議席を独占するか、自民が議席を維持するか
が焦点となる。
 小野候補が釜石市を支持基盤とするのに対し、金崎、岩崎両候補は大槌町が地盤。大槌町から複数の候補者
が立つのは99年の3人以来。金崎候補はJR大槌駅前で、岩崎候補は町御社地ふれあいセンター前で、小野候
補は釜石市大町で第一声を放った。
 投票は8月1日、釜石市が40カ所で、大槌町は15カ所で行われ、同夜、市民体育館と町城山公園体育館で即
日開票される。22日現在の有権者数は4万8047人(釜石市3万4441人、大槌町1万3606人)。

 ◇県議釜石区補選立候補者(改選数2−3、届け出順)
金崎悟朗 59 無新
 [元]大槌町議[歴]製鉄会社員▽大槌高
岩崎友一 31 自新
 [元]めっき会社員[歴]司法書士事務所員▽城西大
小野共  41 民新
 [元]釜石市議▽会社員▽米サフォーク大院

----
参考:07年県議選
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/2007tohoku-hokkaido.txt
釜石 定数2−候補3 (選管確定)
  得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 13,930(39.8%) 野田武則 54 民主 現 2 学校法人理事長 → 07年釜石市長選当選(無投票)
当 11,532(33.0%) 小野寺有一 40 自民 新 1 党支部事務局長 → 10年参院選(比例)落選
□ 9,502(27.2%) 阿部敏雄 62 無所属 現   社福法人理事長=民主から公認も推薦もしないとされ離党・無所属で出馬。

1249チバQ:2010/07/30(金) 22:26:41
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100730_3
3氏各陣営、攻防に全力 県議会釜石補選終盤情勢

--------------------------------------------------------------------------------

 県議会釜石選挙区補選(欠員2)は8月1日に投開票が行われる。岩手日報社の直接面談調査と取材班による終盤情勢は、民主党公認の前釜石市議小野共氏(41)が支持基盤を着実に固め、自民党公認の大槌町の会社役員岩崎友一氏(31)は集票に勢いが出ている。無所属で民主党推薦の前大槌町議金崎悟朗氏(59)は全力で追い上げている。直接面談調査ではまだ投票先を決めていない有権者もおり、各陣営は残り2日間の攻防に全力を挙げる。

1250チバQ:2010/08/02(月) 12:09:17
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/08/12558.html
2010/8/2 月曜日

中野氏が連続10選/鶴田町長選


 任期満了に伴う鶴田町長選は1日投票が行われ、即日開票の結果、現職の中野●司氏(80)=無所属=が元町議で新人の加賀谷忠榮氏(56)=同=を破り、県内最多タイとなる連続10期目の当選を果たした。投票率は81.83%で前回の69.71%を12.12%上回った。



当選 5,112 中野 ●司(80)無・現
   4,641 加賀谷忠榮(56)無・新
  ▽有権者数 12,010
  ▽投票者数 9,828
  ▽投 票 率 81.83%
  ▽有効投票 9,753
  ▽無 効 票 75
  ▽不 受 理 0
(町選管確定、敬称略)



 投票は午前7時から午後8時まで町内14カ所で行われ、午後9時から町国際交流会館ホールで開票を行った。
 中野氏は(1)農業所得の向上(2)観光振興による地域活性化(3)保健・医療・福祉の充実(4)教育の充実(5)町財政の健全化―を公約に掲げた。町議9人の支持を受け、「朝ごはん条例」制定や米国オレゴン州フッドリバー市との姉妹都市締結、検診率向上など実績を強調し、9期36年の町長経験の豊かさを訴え、支持を広げた。
 午後9時50分ごろ、当選の知らせが選挙事務所に入ると、中野氏はだるまの目入れと万歳で支持者と喜びを分かち合った。
 10期目に向け、中野氏は「町民一人ひとりの幸せを第一に頑張っていく」と力強く決意を語った。
 選対本部長の相川正光県議は「厳しい選挙戦だったが、議員団中心に心を一つにしてきた結果、当選できた」と感謝の意を表した。
 一方、初の町長選で厳しい財政状況や一連の合併の失敗を批判し、町政刷新を訴え続けた加賀谷氏。落選の知らせを受け「たくさんの方々から力を頂いたが、あと一歩及ばなかった」と無念の表情で敗戦の弁を語った。
※●は堅の土が手
【写真説明】10期目の当選を決め万歳する中野●司氏と妻の京子さん(1日午後9時55分ごろ、鶴田町鶴田の事務所)

1251チバQ:2010/08/02(月) 12:10:44
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100802ddlk03010085000c.html
選挙:県議補選・釜石選挙区 小野氏、岩崎氏初当選 民主、自民議席分け合う /岩手
 議員の辞職に伴う県議選釜石選挙区補選(改選数2)は1日、投開票され、民主党の新人で前釜石市議の小野共氏(41)、自民党の新人で大槌町の会社役員、岩崎友一氏(31)が初当選した。当日有権者数は4万7331人。投票率は54・97%で、07年県議選の71・76%を16・79ポイント下回った。

 小野氏は「沿岸部と内陸部との格差是正」などを訴え、釜石市唯一の候補として幅広く支持を集めた。岩崎氏は「若者の雇用確保」などを掲げ、若さと行動力を前面に出して釜石市にも浸透した。無所属新人で前大槌町議の金崎悟朗氏(59)=民主党推薦=は及ばなかった。【鬼山親芳】

==============

 ◇県議釜石区補選開票結果
 (改選数2)

当 11127 小野共  41 民新

当  9540 岩崎友一 31 自新

   4944 金崎悟朗 59 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇県議釜石区補選当選者(改選数2)
小野共 41 民新(1)

 [元]釜石市議▽会社員▽米サフォーク大院

岩崎友一 31 自新(1)

 大槌タクシー取締役[歴]司法書士事務所員▽城西大

1252名無しさん:2010/08/02(月) 13:06:41
小野氏は「沿岸部と内陸部との格差是正」
岩崎氏は「若者の雇用確保」

どんなにやっても内陸と格差が是正されないのが沿岸部
住宅価格がそんなに変わらずにハロワ求人の賃金だけ3万5万違うって泣けるな

1253名無しさん:2010/08/02(月) 20:28:38
岩手といえども、民主の看板なしではこんなもんか
民主推薦って、首長選はともかく議会選ではほとんど意味がないな

1254名無しさん:2010/08/03(火) 01:08:55
しかし、民主党公認で出てたとしても、旧釜石市で小野が非常に強いから、旧大槌町で金崎が岩崎を圧倒しない限り難しい。

1255チバQ:2010/08/03(火) 23:07:40
>>1179ゆうあいクの支持母体「岩手友愛会」は、国政選挙などで民主党を支援している。田村氏は県議会会派の民主党への合流は否定したが、「(民主党の)参院選応援の流れが出る可能性はある」と述べた。
>>1235軽石義則:旧民社系労組でつくる政治団体「岩手友愛会」会長 補選は民主党公認

政和・社民は
地域政党いわて:非自民非民主の保守系
社民     :まんま
ゆうあいクラブ:民社系
の寄り集まりだったってこと?

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100803_7
民主党とゆうあいク連携へ 県議会会派

--------------------------------------------------------------------------------


 県議会会派の民主党(佐々木順一代表、23人)とゆうあいクラブ(田村誠代表、2人)が来年春の統一地方選に向け、近く連携に向けた協議を開始することが2日分かった。同クラブの支持団体などの理解が得られれば、県議会9月定例会までに合流も視野に新体制の構築を目指すとみられる。

 田村氏は連携について「近く民主党と会合を開くが、方針について支持団体などと話し合っておらず、まだ何も言えない」とする。

 だが、今期限りで勇退する同クラブの吉田洋治氏の後継として、県議会盛岡選挙区補選に同党公認で出馬し落選した岩手友愛会の軽石義則会長は、来年春の県議選にも同党公認で出馬する構え。

 吉田氏は「来春に向け、民主党と連携していくことになるだろう」と話す。

 一方、同盛岡、釜石両選挙区補選で公認候補2人が当選した同党は現在23人。同クラブの2人が加わると25人となり県議会(定数48)の過半数に達する。

 佐々木代表は「責任ある議決には過半数が必要だ。ゆうあいクラブとの連携には大いに期待している」と秋波を送る。

 同クラブは4月、旧政和・社民クラブが解消して発足したが、議会運営委員会に委員を出せる交渉団体会派の要件5人以上を満たしておらず、議会活動は制約を受けている。

 一方、田村、吉田両氏の支持母体の岩手友愛会は民主党支持。県議会大船渡選挙区で田村氏と議席を争った同党の藤原良信氏は2007年に参院議員になり、田村、吉田両氏の同党会派入りの障害はなくなっている。このため、同クラブは合流も視野に協議を始め、月内にも結論を出すとみられる。



(2010/08/03)

1256チバQ:2010/08/03(火) 23:16:53
>>1250
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100803t21010.htm
青森・鶴田町長 全国最多10選 実績評価と批判交錯

 1日投開票が行われた青森県鶴田町長選で、現職の中野〓司氏(80)が新人候補を破り、10度目の当選を果たした。豊富な経験や強いリーダーシップ、独自の施策などへの評価が、全国の現職首長では最多選となる10選につながった。一方、票差はこれまでで最少。長期政権に対する批判票が対立候補に流れたともみられるだけに、今後、どう町政を運営していくのかが注目される。

 当選から一夜明けた2日、中野氏は当選証書授与式に出席した。選挙戦の疲れも見せず「高齢多選批判はあったが、町民が支えてくれた。町政の総仕上げをしたい」と抱負を語った。
 中野氏の10選の歩みは表の通り。1974年に現職の4選を阻んで初当選。その後前回まで、4回は無投票。選挙戦になっても、対立候補に最多で6300票以上の差をつけるなど圧勝してきた。
 津軽地方のある県議は中野氏の強さについて「強いリーダーシップがあり、議会との関係も良好だった。国会議員や首長、県議も親の代からの付き合いで、中央や県との太いパイプを培ってきた」と説明する。
 9期36年の間には、個性的な施策を展開してきた。1期目は当時珍しかった国際交流を進めた。94年には町内に日本一長い木造橋を開通させ、2004年には早寝早起きと朝食の大切さを呼び掛ける「朝ごはん条例」を制定した。
 町は95歳以上の高齢者に毎月2万円を支給。09年度は約50人が対象だった。100歳になると24金の金メダルが贈られる。財政難から同様の祝い金を廃止する自治体は多いが、中野氏は「お年寄りは大事。中止はしない」と言い切る。こうした姿勢に「中野さんは、お年寄りの人気が高い」と言う町民は多い。
 一方、長くやっているとほころびも出てくる。昨年の五所川原市との合併協議は途中で取りやめとなり、批判を浴びた。
 迎えた今回の選挙。経験を強調し、町議の大半の支持を得て組織戦を展開した。相手候補の元町議加賀谷忠栄氏(56)は「トップダウンによる手法」と中野町政を批判した。結果は選挙があった8年前に7537票だった得票は5112票になり、相手候補に471票差にまで詰め寄られた。
 地元の主婦(55)は中野氏の功績を評価しつつも「(10期は)ちょっと長いかな。加賀谷さんに入った票の意味をしっかり受け止めてほしい」と注文を付けた。

(注)〓は堅の土へんが手


2010年08月03日火曜日

1257チバQ:2010/08/16(月) 12:13:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100816t11025.htm
宮城県議選、構図様変わり 来春へ擁立作業本格化
 来春の統一地方選で行われる宮城県議選(定数61)に向け、県内各党は今月下旬から公認、推薦候補の擁立作業を本格化させる。政権党となった民主党は地方の基盤強化を目指し、県政与党として勢力維持を期す自民党に全面対決を挑む。党勢拡大を狙う公明、共産、社民各党のほか、7月の参院選で躍進したみんなの党も参戦する。戦いの構図は、前回(2007年)とは大きく様変わりしそうだ。

 県議会の現有勢力(欠員1)は、最大会派「自民党・県民会議」38人、民主党系会派「改革みやぎ」11人、公明党県議団4人、社民党県議団4人、共産党県会議員団2人、21世紀クラブ1人となっている。
 民主党県連は7月25日の常任幹事会で、全選挙区に候補者を立てる方針を決めた。改選議席が複数の選挙区には2人以上を擁立する。公認9人、推薦4人だった前回から大幅に増やし、勢力拡大を図る。
 現職中心の第1次公認候補者は今月中に固め、党本部に上申する。新人は、県連が9月に開講する政治スクールの受講生の中から絞り込むほか、県選出国会議員が推す人材も取り入れる。
 党選対委員長で県連代表の安住淳衆院議員(宮城5区)は「国政で政権交代を果たした以上、県議選で守りの選挙はできない。ウイングを広げて一人でも多く擁立し、自民党に挑戦する」と語る。
 迎え撃つ自民党は、最大会派所属の党現職36人の議席を守り、村井嘉浩知事を支える圧倒的な勢力の維持を狙う。県連は20日の三役会議で擁立スケジュールを固め、遅くとも10月末までに第1次公認候補者を発表する。
 前回は公認37人と推薦2人を立て、厚い支持基盤を背景に32人が当選した。7月の参院選宮城選挙区で党公認候補がトップ当選した勢いを駆るが、県連は民主党やみんなの党の動向に神経をとがらせる。
 県連の須田善明幹事長は「自民党が割を食う状況は必然的に出てくる。かつてない厳しい選挙になるが、党への信頼度を高めていくしかない」と力を込める。
 みんなの党は仙台市内の5選挙区をはじめ、県内で「2けた台」(県支部)の擁立を目指す。候補者の公募は既に始めており、11月には第1次公認候補者を決める予定。
 菊地文博県支部長は参院選で落選したが、初陣で10万票余りを獲得した。党は県議選で党勢を伸ばし、次期衆院選にはずみを付ける戦略を描く。
 菊地氏は「県議選でみんなの党が台風の目となり、アジェンダ(政策目標)を地域から強く発信していく」と強調する。
 公明党県本部は「現有議席の確保」が目標。水面下で擁立作業を進めており、早ければ9月中にも公認候補を固める。
 共産党県委員会は4月、現職を含む第1次公認候補者4人を発表した。今後は塩釜、大崎両選挙区などで候補の擁立を模索する。
 社民党県連は3月の定期大会で公認3人、推薦2人を発表。10月2日の全県支部代表者会議で、新人を中心とした第2次公認候補者を決定する。



2010年08月16日月曜日

1258とはずがたり:2010/08/18(水) 10:40:25
>>1255
政和会の保守はもともと新進系で非自民非民主(更に非自由)保守で,新進解党後友愛系を含め弱小政党となった自由党にも行かずまた岩手でのプレゼンスが皆無に近かった民主にも行かずの印象でしたが,県議補選などで勝利でみんななんかと組んで化ける可能性が出てきましたよねぇ。
本人らが予想以上の支持に一番吃驚しているのでわ?!

1259チバQ:2010/08/21(土) 22:54:40
7月末にあった土田氏の事務所開き。会場に17人の市議全員と市選挙区の県議全員が顔をそろえ、「オール与党」を印象づけた。「対立候補の擁立は、うわさも聞かない。5期目も6期目も無投票では」とある市議は言う。

http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001008210001
東根市長選 あす告示
2010年08月21日

 ∞4期目も無投票か
 失策なく現職盤石 財政・人口に課題も


 東根市長選は22日に告示される。立候補を表明しているのは現職の土田正剛氏(66)=無所属=だけ。このまま対立候補が現れないと、無投票で初当選した1998年以来1度も選挙戦がないまま4期目の土田市政に突入する。同日告示される同市議補選(被選挙数1)には、いずれも元市議の森谷政志氏(63)=無所属=、今野孝氏(67)=共産=の2人が立候補を表明している。選挙戦になれば、どちらも投票は29日で即日開票される。7月11日現在の有権者数は3万7515人。(笹円香)


 7月末にあった土田氏の事務所開き。会場に17人の市議全員と市選挙区の県議全員が顔をそろえ、「オール与党」を印象づけた。「対立候補の擁立は、うわさも聞かない。5期目も6期目も無投票では」とある市議は言う。


 ただ、土田氏の政治的な立ち位置は前回と大きく変わった。県議時代に自民党県連幹事長を務め、「ミスター自民党」とも呼ばれたが、2009年の衆院選山形2区で民主党の近藤洋介氏を支援。「将来は与党」の判断は奏功したが、強固な支持基盤があればこその「転向」だった。


 しかし、7月の参院選では支援した民主党新顔が市内で自民党現職に2千票以上の差をつけられて大敗。影響力に影を落とした。「参院選の結果は私への警鐘。市長選はこれまで以上に気を引き締めて臨まなければ」。土田氏は周囲にそう漏らしたという。


 とはいえ、市政運営で大きな失策はない。初当選以来、80人以上の職員削減や一部窓口業務のNPO法人への委託など行財政改革を推進。人件費の削減効果は年5億円以上だが、職員との関係は良好だ。「他市町村が給与や賞与を削るなか、うちの待遇は変わらないから」とある職員。


 2、3期目はハコモノの建設が相次いだ。その一つが総合保健・福祉施設「さくらんぼタントクルセンター」。施設内にある屋内遊具施設「けやきホール」は、「多少のけがは持ち帰り」という理念で設計した大胆な遊具が好評で、年50件以上の視察があるなど「子育てするなら東根」という市のPRにも貢献した。


 東根消防署、学校給食センター、さくらんぼ小学校の建設には、民間の資金や手法を活用するPFI事業を導入。14億5千万円以上の経費節減につながった、と見積もる。


 だが、景気低迷で法人市民税が08年度以降大きく落ち込むなど、財政は厳しさを増す。土田氏は「サービス低下につながる」として職員をこれ以上削減しない考えだが、今回の公約には約5億円で屋外版「子どもの遊び場」を整備する事業や文化施設建設なども掲げており、財源確保には新たな工夫が必要だ。


 東根市の活気を象徴してきた人口の推移も、09年度は住民基本台帳の数字で前年度から52人減り、34年ぶりに人口減に転じた。今年度は微増傾向を取り戻したが、市の人口は今年度がピークとの試算(国立社会保障・人口問題研究所、08年)もあり、市は危機感を募らせている。


 東根市神町北部土地区画整理組合が総事業費約37億6千万円で進めるJR神町駅前の区画整理は当初完了予定だった今年度に入っても、一般住宅向け保留地121区画中79区画が売れ残っている。ある職員は「約10年前、現在のさくらんぼ東根駅周辺の保留地は1区画に20件もの応募があったのに」と様変わりを指摘する。


 市政を取り巻く環境の激変にどう対応していくのか。新市長の力量が試される。

1260チバQ:2010/08/22(日) 22:16:01
http://news.ibc.co.jp/item_14373.html
平泉町長選挙・新人菅原氏が初当選 (2010年08月22日 21:20 更新)
13年ぶりの選挙戦となった任期満了に伴う平泉町長選挙はきょう投開票が行われ、大接戦のすえ、新人の菅原正義氏が初当選を果たしました。
平泉町長選挙の開票結果です。菅原正義2841票。高橋一男2763票。菅原氏が78票の僅差で高橋氏をかわし、初当選を果たしました。投票率は13年前を9.40ポイント下回る79.35%でした。当選した菅原氏は、前の町の建設水道課長で56歳。企業誘致などを公約の柱に据えながら世代交代と町政刷新を訴えて選挙戦を進めました。


http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100820_3
菅原、高橋氏競る 平泉町長選、終盤の情勢


 任期満了に伴う平泉町長選は22日、投開票が行われる。届け出順にいずれも無所属で、新人の前町建設水道課長菅原正義氏(56)と再選を目指す現職の高橋一男氏(70)が17日の告示以来、激しい舌戦を展開。岩手日報社取材班と電話世論調査による終盤情勢は、町政の刷新、改革を訴える菅原氏と行財政改革などの実績を訴える高橋氏が競っている。まだ投票先を決めていない有権者もおり、両陣営は残る2日間の攻防に全力を挙げる。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
(2010/08/20)

1261チバQ:2010/08/23(月) 13:39:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100823t71031.htm
「地方発の平成維新」休眠中 東北州連盟、参院選で亀裂

活動再開に向けた手順を話し合った東北州政治家連盟の役員懇談会=仙台市青葉区


 地域主権型道州制の実現を目指し、東北6県の超党派の地方議員らが4月に発足させた「東北州政治家連盟」が休眠状態に陥っている。代表や幹部が7月の参院選に立候補し、活動が停止。地域主権型道州制の「生みの親」がみんなの党の参院議員になり、超党派の結束にも亀裂が生じた。連盟内には解散論がくすぶるが、執行部は「東北州実現の熱は冷めてない」として10月の再始動を模索する。(報道部・長谷美龍蔵)

<4月に華々しく>
 今月12日、仙台市内のレストランに連盟の幹部が顔をそろえた。「わたしの立候補で大変ご迷惑を掛けた」。今後の運営方針を話し合う役員懇談会は冒頭、代表を務める菊地文博元宮城県議の謝罪から始まった。
 連盟は4月、「平成維新は東北から」を合言葉に東北6県議や市町村議ら93人が名を連ね、仙台市内で盛大な設立総会を開催、華々しく活動をスタートさせた。
 当初計画では、東北州政府で想定される部局ごとに部会を設置し、州が取り組む政策を検討。8月に仮想の州政府を発足させ、住民への情報発信を始める段取りだった。
 だが、けん引役の菊地氏(みんなの党)が参院選宮城選挙区に立候補。副代表の高橋雪文元岩手県議(自民党)、理事の川野裕章元米沢市議、監事の小熊慎司元福島県議(みんなの党)ら幹部もそれぞれ岩手、山形選挙区や比例代表に立った。
 結果は小熊氏が当選を果たしたが、連盟は発足直後から「執行部不在」が続き、予定した参院選立候補者への道州制アンケートは頓挫。東北州の政策研究などの活動も一切進まず、会員から不満の声が漏れた。

<生みの親までも>
 事態をより複雑にしたのは、地域主権型道州制を提唱した江口克彦・前PHP総合研究所社長の動向だった。
 連盟が所属する「地域主権型道州制国民協議会」(東京)の会長を務める江口氏は、みんなの党公認で比例代表に立候補し当選。連盟事務局長の佐藤丈晴酒田市議は「江口氏はわれわれのシンボル的存在。地方議員が党派を超えて結集する求心力でもあった。特定政党の色が付き、『超党派は名ばかり』と退会する会員が相次いだ」と明かす。
 連盟内には「いったん解散し、仕切り直すべきだ」(山形県の会員)との声もあるが、「東北州誕生への思いは変わらない。ここでやめたら元も子もない」(福島県の会員)との意見が多い。

<10月再始動模索>
 およそ1時間の役員懇談会では、連盟存続の方針を確認。10月にも1回目の研修会を実施し、本格的に活動を再開する。今後、正式な役員会に事業計画の変更などを提案する方針だ。
 菊地氏は「東北州を目指す政治家集団であることを再認識し、魅力ある活動を続けたい。誤解も招いたが、超党派組織であることは活動の中で示すしかない」と語った。


2010年08月23日月曜日

1262チバQ:2010/08/24(火) 13:25:17
http://mytown.asahi.com/areanews/akita/TKY201008060352.html
小野寺・秋田市議、領収書8枚自作 懇親会など参加費
2010年8月7日

 市政の調査研究に用いられる公費の政務調査費にからみ、秋田市の小野寺誠市議(秋水会)=2期目=が、昨年度に町内会が開いた懇親会などの参加費の領収書8枚を自分で作り、市議会議長に提出していたことが6日、わかった。小野寺市議は、開催者から送られてきたという案内状もほとんど自作していた。小野寺市議は「会合には実際に参加し額面通りの金額を支払ったが、領収書が発行されなかった」と自作を認め、朝日新聞の取材を受け、修正を進めているとしている。

 朝日新聞が情報公開請求で得た昨年度の政務調査費に関する資料を基に、領収書の発行元になっている8団体の代表者らに取材して判明した。

 小野寺市議によると、自作したのは議長への報告書提出期限が迫った今年4月ごろ。「自分でパソコンでまとめて作成した」という。領収書の押印については「事務所に十数本持っている後援会の人の判子(で町内会の代表者らと同じ名前のもの)を使った」と説明。自作領収書の額面は全部で3万7千円になる。

 領収書には、8団体がそれぞれ小野寺市議にあてたとされる案内状も添付されており、自作した領収書と同額の会費が明記されている。小野寺市議は取材に対し、うち7団体の案内状についても「自分で作った」と認めた。

 市議会事務局によると、飲食を伴った懇親会の費用に政務調査費を支出することは認められている。小野寺市議によると実際の案内状にはほとんど会費が明記されておらず「会費が入っていないと政務調査費を使えないと思った」と自作の理由を説明した。

 関係者によると、議員を会合に招いた場合、「寸志」として現金や酒を持ってくるケースがある。その際には会費を徴収せず、領収書も発行しないことがあるという。小野寺市議は今回の件で、「領収書を切ってくれとは言いづらかった」と説明する。

 小野寺市議は、領収書を自作したのは今回が初めてだとして、「不適切かもしれないと思ったが、会合には出ているのでいいかと思った。安易な考えだった」と釈明した。

 全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は、今回のケースは「領収書の偽造」にあたり、刑法の「私文書偽造、同行使、詐欺の罪に問われる可能性がある」と指摘している。(河井健)

1263チバQ:2010/08/24(火) 13:30:25
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100731ddlk04010246000c.html
政務調査費:仙台市議「私的流用か」−−市民オンブズが監査請求 /宮城
 仙台市民オンブズマン(十河(そごう)弘代表)は30日、仙台市議会の庄子晋議員(新しい翼)が01年度から07年度までに政務調査費計約3200万円の大半を私的に流用した可能性が高いとして、市監査委員に住民監査請求した。オンブズマンは少なくとも2800万円が私的流用されていたとみており、奥山恵美子市長が庄子議員の所属していた会派に対し返還請求するよう勧告することを求めている。

 庄子議員の08年度分の政調費に関しては、市監査委員が住民監査で個人分支出373万8000円の使途についてヒアリングなどを行い、庄子議員は自分が代表を務めるNPO(少年サッカークラブ)の人件費などに充てたと説明。監査委員は全額を適切ではない支出と認定し、庄子議員は会派を通じて返還した。

 オンブズマンはこうした経緯を踏まえ、NPOが設立された01年度以降も同様に私的流用されてきた可能性が高いと推測。「不当利得返還請求権を有しているのに、市長はこの請求を怠っている」としている。

 市監査委員は08年度分政調費の住民監査で、庄子議員が06年3月29日の環境・緑化推進調査特別委員会を最後に4年以上、本会議や委員会で発言していないことから、「(政調費の支出が)調査研究のための支出であったかどうかが極めて怪しい」と指摘。さらに領収書20枚の筆跡が同一だとして偽造の疑いにも言及している。【高橋宗男】

1264チバQ:2010/08/25(水) 22:44:26
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001008250005
白鷹町長が辞職願
2010年08月25日


 ∞贈答品問題 「けじめ明確に」


 町内の有権者に中元や歳暮を贈ったとして公職選挙法違反(寄付の禁止)の疑いで山形地検に書類送検された白鷹町の佐藤誠七町長(59)は24日、「けじめを明確にする」として、船山仁・町議会議長に同日付の辞職願を提出し、受理された。27日に臨時議会が開かれ、辞職期日に同意する議決を行う。船山議長が町選管に通知した翌日から50日以内に町長選が行われる。


 佐藤町長は24日に声明を出し、「公選法の理解が不十分だったことは不徳の致すところ」と町民や町議会に謝罪。町民有志に告発された重大さを認識していたとし、特に9月議会で議会政治倫理条例の制定が検討されていることを辞職決断の理由に挙げた。


 佐藤町長は朝日新聞の取材に「政治的、道義的なけじめをつけようと思い、タイミングを計っていた」と語った。


 告発した「白鷹町政治倫理を考える会」(約50人)の吉田淳一さん(52)は「もっと早くてもよかった。起訴を恐れての辞職ではないか。起訴猶予になった場合は、検察審査会に訴えたい」と話した。


 佐藤町長は2008年12月と昨年8月に有権者計約70人にそれぞれインスタントコーヒーセット(約1千円)を贈った疑いで、今年6月に書類送検された。昨年9月に問題が発覚した当初から事実関係を認め、「配慮が足りなかった」と話していた。


 佐藤町長は町職員、町議などを経て08年10月の町長選で初当選し、1期目。

1265チバQ:2010/08/25(水) 22:46:02
http://yamagata-np.jp/news/201008/25/kj_2010082500360.php
出直し町長選出馬、明言避ける 辞職願提出の佐藤白鷹町長
2010年08月25日 09:55
 有権者に歳暮や中元を贈っていたとして、公選法違反(寄付の禁止)容疑で書類送検され、24日に辞職願を提出、受理された白鷹町の佐藤誠七町長(59)=同町十王=は同日、山形新聞の取材に答え、出直し町長選への出馬について「全く白紙。出馬を前提にして辞めるわけではないので、今は考えられない」と明言を避けた。

 辞職願の提出がこの時期になったことについては「7月の町政座談会で一部から『けじめをつけなければ座談会に出席しない』との厳しい声が上がった。また9月議会では白鷹町議会議員政治倫理条例の制定が検討されると聞く。適切な時期にけじめをと考えてきたが、町の2009年度決算もまとまったことなどから決断した。政治家としての結果責任は重く問われる」と答えた。

 この日、町議会は議会運営協議会を開き、27日に佐藤町長の辞職願について議会の同意を得るための臨時会を開くことを申し合わせた。同日の同意をもって佐藤町長は失職となり、野村一芳副町長が職務代理者を務める。

 町長選は船山仁議長が町選挙管理委員会に通知した翌日から50日以内に行われる。町選挙管理委員会は今週中にも開かれる見通し。立候補者については既に、町議を含む複数の名前が取りざたされている。

1266チバQ:2010/08/28(土) 19:33:36
>>1255
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100828_6
民主、ゆうあいクラブが統一会派を結成へ 県議会

--------------------------------------------------------------------------------
 
 県議会会派の民主党(佐々木順一代表、23人)とゆうあいクラブ(田村誠代表、2人)が近く合流し、統一会派を結成することが27日分かった。新会派の勢力は25人となり、県議会(定数48)の過半数に達する。

 ゆうあいクラブの田村代表と吉田洋治氏が、29日に盛岡市で開かれる支持母体の県民社協会と岩手友愛会で合流を表明する方針。了承が得られれば、民主党との正式協議を開始する。

 県議会9月定例会には新会派で臨む方針で、名称は「民主党・ゆうあいクラブ」などが浮上している。

 民主党側も合流を歓迎しているが、党県連代表を務める小沢一郎党前幹事長が党代表選へ出馬を決意したこともあり、今後の協議日程などには流動的な要素が残りそうだ。

 吉田氏は「支持団体の理解が得られれば、来年の統一地方選にどのような姿勢で臨むかを含め、民主党側と合流に向けた協議を行いたい」と話す。

1267チバQ:2010/08/29(日) 18:58:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100829t11023.htm
来春の宮城県議選・民主県連方針 「全県擁立」笛吹けど…
 来春の宮城県議選(定数61)で、全選挙区への候補者擁立を目指す民主党県連の方針に、内部から早くも戸惑いの声が出ている。現在、県議会は与党・自民党に次ぐ第2勢力。県連代表の安住淳衆院議員(宮城5区)は「県政でも政権交代を」と意気込むが、県連内では「人材がいない」という冷めた見方が強く、擁立作業は難航しそうだ。
 「地方議員を増やし、党の足腰を強くするのが県連の使命だ」
 28日にあった党県連の常任幹事会。党選対委員長でもある安住代表は今夏の参院選大敗を振り返り、県議らに組織強化に向けた奮起を促した。
 県議会は、最大会派の「自民党・県民会議」が38人で第1会派。民主党系会派「改革みやぎ」は11人で、大きく水をあけられている。
 県連は前回2007年の県議選で県内24選挙区中9選挙区で、公認候補9人を擁立、4人を推薦した。今回は候補者を大幅に増やし、改選議席が複数の選挙区では2人以上の擁立を目指す。
 県連は、主催する政治スクール受講生からの公募や、党国会議員らが推す人材らから選ぶ方針だが、新人発掘のめどはほとんど立っていない。
 郡部では市町村議から転出する動きもあるが、ある党関係者は「自民党が強い町村部で簡単に見つかるほど楽ではない」と漏らす。党県議の1人は「都市部ですら、民主党というだけで勝てるほどいい風は吹いていない」と語り、県連の姿勢に首をかしげた。
 一方、ある県連幹部は、9月の代表選が党の分裂含みで進んでいることを踏まえ、「代表選後の党の姿が見えてこない。当分は地方選どころではない」と話した。


2010年08月29日日曜日

1268チバQ:2010/08/31(火) 18:55:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100831t11040.htm
みんなの党、選考委初会合 擁立作業へ 統一地方選・宮城
 来春の統一地方選へ向け、7月の参院選で躍進したみんなの党の宮城県支部が公認・推薦候補の擁立作業を本格化させている。県議選と仙台市議選では、2けた台の公認候補擁立を目標に公募を開始した。地方議員候補の発掘を通じて弱いとされる郡部でも支持基盤を強化し、次期衆院選へ打って出る狙いだ。
 県支部は30日、菊地文博支部長や元弁護士、企業顧問ら5人でつくる「選考委員会」の初会合を開き、選考日程などを決めた。9月6日に行う第1回面接には既に5人の出席が決定。元国会議員秘書や元国家公務員らが応募しているという。
 当選目標について、菊地氏は「議会で代表質問ができる交渉会派をつくるには、県議、仙台市議ともに5人が必要。何としてでも10人は当選させたい」と戦略を練る。
 菊地氏は7月の参院選宮城選挙区に立候補、落選したが10万6000票を獲得した。統一選では支持が強かった仙台市内で、県議選、市議選の全選挙区に最低1人は擁立する方針だ。
 課題は郡部。参院選では都市の無党派層の受け皿になったが、基盤のない郡部では民主、自民両党に押し切られた。
 支部幹部は各地を回り、現職地方議員を狙って人材発掘作業を進める。県北の元町長らも関心を示しているという。
 支部は10月下旬、第1次公認を決め、「ローカル版アジェンダ(政策課題)」も作成。党幹部を招いた公認候補予定者の勉強会を開く予定。
 菊地氏は「党の考えを浸透させるには地方議員の力が必要。ぶれないアジェンダを訴え、賛同者を募りたい」と意気込む。



2010年08月31日火曜日

1269チバQ:2010/09/10(金) 22:43:09
>>1157とか
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/09/13092.html
相馬前弘前市長、県議選出馬へ 後援会に意向


 前弘前市長の相馬●一氏(73)が9日、本紙取材に対し、来春の県議選弘前市選挙区(定数6)に出馬する意向を表明した。後援会には既に出馬の意向を伝え、準備を本格化させている。相馬氏は今年4月の弘前市長選に再選を目指して出馬したものの落選し、今後の去就が注目されていた。
 相馬氏は、県議6期を経て2006年4月の市長選に出馬し初当選した。今回、再び県議選に出馬することを決めた理由について「後援会や市民から、このままの青森県ではだめだ、頑張ってほしいという声を数多くいただいた。こうした声に応えるためには、政治の世界に身を置かないといけない」と説明した。
 その上で、津軽地域の県民所得の低さなどを課題に挙げ、農業、観光、中小企業といった産業の振興や財政の健全化などに力を入れるとし「少子化対策や高齢者が健康で長生きできるような施策に取り組みたい。弘前中央高校の定時制廃止には反対の声を上げていく」と訴えた。
 また「厳しい戦いになるだろうが、理事者としての経験もある。こうした経験を基にさまざまな課題、政策に対応していきたい」と決意をにじませた。
 選挙戦にはこれまで同様、無所属で臨む考えだ。
 出馬の決意などを記した後援会ニュースを会員に既に配布しており、今後会合などで自身の考えを訴えていくとしている。
 次期県議選には既に新人2人が名乗りを上げている。さらに相馬氏の参戦が確定したことで、激戦となることが予想される。
※●は金へんに昌
【写真説明】相馬●一氏

1270名無しさん:2010/09/12(日) 11:59:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100912t41039.htm

民主秋田県連が県議選候補者公募 党勢と党員拡大狙う

 民主党代表選が繰り広げられる中、秋田県連は来春の県議選の候補者を公募し、党勢拡大に力を注いでいる。代表選で県議ら地方議員の票の行方は焦点の一つだが、秋田は東北で最も少ない。県連は県議選で改選議席が複数の選挙区すべてに党の候補を擁立する方針だが、今夏の参院選などで支援を受けた県議との兼ね合いもあり、支持基盤の拡大は一筋縄にはいかないようだ。
 秋田県を地盤にする民主党の国会議員は5人を数えるが、県議は1人だけ。市町村議を含めても地方議員は4人にとどまり、東北で2番目に少ない宮城県(28人)にも大きく水をあけられている。党員・サポーターも2760人と最低だ=表=。
 秋田県連にとって、代表選は政権与党をアピールし、東北の他県と比べて少ない党員・サポーターを増やす絶好の機会。県議選など来春の統一地方選に向けても弾みをつけたいところだ。
 県連は来春の統一選で県議選にターゲットを絞り、今月1日に公募を始めた。県議会は定数45(欠員1)のうち自民党が過半数を上回る27を占める。県議会で自民党の牙城を崩せれば、党勢拡大を強く印象付けられる。
 県連幹事長の寺田学衆院議員(秋田1区)が県議選を「自民党の現職を落とすための選挙」と強調するのもそのためだ。
 県連は県内14選挙区のうち、改選議席が複数の9選挙区に公認候補を擁立する考え。五つの1人区は公認候補にこだわらず、推薦するなどして自民党以外の勢力との共闘を視野に入れる。
 民主党の県議選への積極的な候補者擁立は、標的となった自民党はもちろん、他会派の県議にも波紋を広げている。
 県議会第2会派「新みらい」の6人も心中穏やかでない。ほとんどが民主党の支持団体である連合秋田の支援で当選し、支持層が重なるからだ。参院選では民主党候補を応援した。
 県内すべての複数人区に民主党公認候補が立てば、新みらいの6人中5人が前回より激しい選挙戦を強いられる可能性がある。新みらいの土谷勝悦会長は「もし民主党が候補を立てるなら、国政では応援できない」と警戒する。
 こうした反応に、寺田幹事長も「考え方が一致する人とは手を組むことを考えたい。いきなりけんかを売るようなことはしない」と新みらいなど「友好勢力」との協議に含みを持たせている。

2010年09月12日日曜日

1271名無しさん:2010/09/14(火) 18:47:35
4党相乗り、選択肢少ない? 知事選告示まで1カ月
2010年9月14日
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201009130340.html

 10月14日の知事選の告示が1カ月後に迫った。これまでに立候補を表明したのは現職で1期目の佐藤雄平氏(62)のみ。前回選挙で支援した民主、社民に自民、公明も加わった4党が相乗りで支援する。これに対し、共産党などでつくる市民団体は候補者擁立が難航。5人が立候補した前回とは様変わりし、有権者にとって選択肢が少ない選挙戦になる可能性がある。
 
「引き続き(知事の)任を尽くしたい」

 佐藤氏が正式に立候補を表明したのは6月議会初日の同月15日。農協をはじめ各種団体などから出馬要請を受け、満を持しての表明だった。

 前回2006年の知事選では、民主、社民両党の推薦を受けたが、今回は、特定政党に偏らない「県民党」の立場を強調しており、政党の推薦は受けない方針だ。

 ただ、推薦に至らない「支援」となると話は別。民主、社民に加え、前回は現参院議員の森雅子氏を推薦して戦った自民、公明両党も佐藤氏の支援を決め、4党相乗りの様相だ。政党ではないが、連合福島や、農協の政治団体である県農業者政治連盟は推薦を決めている。

 佐藤氏は立候補表明後の8月6日、福島第一原発3号機でのプルサーマル計画の受け入れを表明。県政の主要課題への態度を明らかにすることで立候補への地ならしを進めた。告示を1カ月後に控え、各党や団体の選挙態勢づくりも活発になりつつある。

 民主、自民、公明、社民の4党は9日に知事選での支援態勢について協議。前回、民主、社民が佐藤氏を応援した経緯をふまえて、両党などで選対を構成する方針となった一方、自民、公明は選対の枠組み外での支援を模索することになったという。

 佐藤氏の連合後援会は20日、福島市内に事務所を開き選挙の準備を本格化させる。

 共産党などでつくる市民団体「みんなで明るい県政をつくる会」は今週前半にも、知事選への立候補予定者を発表する予定だ。

 だが、6月に立候補を表明し、政党や団体を取り込みながら支持基盤を広げている佐藤氏に比べ、出遅れ感は否めない。共産党県委員会の久保田仁委員長も「8月前半に発表したいという思いはあったが、難しかった」と、擁立作業が難航したことを認める。

 その原因の一つは、7月の参院選。共産党は福島選挙区に候補者を立てつつ比例区で10万票の得票目標を掲げ、比例区候補の当選を目指した。久保田委員長は「我々には参院選に全力を注がなくてはいけない事情があり、年明けからの取り組みが参院選中心になっていた」と明かす。

 知事選で同党などは、佐藤氏の1期4年間を検証し、プルサーマル計画受け入れについて佐藤氏の説明が不十分だったと指摘するほか、子どもの医療費無料化の年齢引き上げ、景気雇用対策の充実などを訴えたいとしている。(井上亮、村上晃一)

1272チバQ:2010/09/14(火) 22:40:56
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100914ddlk07010233000c.html
ニュースBOX・福島:知事選告示まで1カ月 佐藤氏、政党色消し再選挑む /福島
 ◇自公も取り込む
 任期満了に伴う知事選は10月14日の告示まで1カ月(投票は同31日)。出馬表明している現職の佐藤雄平氏(62)に対し、従来の民主と社民だけでなく、前回選挙で戦った自民と公明も支援を決めた。自民と公明は他に有力な候補が見当たらず、佐藤知事が標榜(ひょうぼう)する県民党に乗りかかった形。それを拒否しなかった民主と社民には、議会対策で自民と公明に気を使う佐藤氏への配慮が垣間見える。【種市房子】

 ◇態勢固め着々と
 佐藤氏は県議会6月定例会で再選へ向けて出馬表明。今月20日には福島市曽根田町に立候補に向けた事務所を開設する。連合後援会長には安田寿男・JA福島中央会最高顧問を迎えて、着々と準備を進める。

 初当選した前回(06年)は、民主と社民の推薦を受けたが今回はなく、特定政党との強いつながりを消した。全方位的な「県民党」を前面に打ち出した結果、自民と公明の支援も呼び込んだ。

 4党の間では今回、不思議な現象が生まれている。通常、候補者の陣営では公認や推薦をした政党の政治家が幹部に名を連ねるが、それがなくなりそうだ。ある自民党県議は「4党の政治家を選対に入れると、ポストと政党間の数の調整が大変。ならば表向きは政党色を消すのが無難」と指摘する。

 民主党県連の安瀬全孝幹事長は「県議や国会議員が集票マシンになるのではなく、個々の支持者が機能する選対にしたい」と党内事情を語る。

 ◇県民党を標榜
 現職の辞職に伴う前回知事選は、民主と社民が推す佐藤氏と、自民と公明の森雅子氏(現参院議員)の事実上の一騎打ちだった。

 「自民党による意趣返し」とささやかれたのが、07年3月の県議会定例会だった。佐藤氏が提出した組織改編の条例案が自民党会派を中心とした反対勢力により否決された。知事提出の条例案否決は戦後初だった。

 「あの時から知事は、民主や社民以外にも気を使うようになった」と県幹部は振り返る。自民や公明の県議ともこまめに接触し、要望を予算や政策に反映させた。この3年余りの“気配り”が与野党相乗り構図に結びついた。

 民主内には「独自候補を自民に乗っ取られた」「佐藤氏は民主の候補」との声も聞かれた。しかし、安瀬幹事長は佐藤氏の立場を考慮。4党とも政党色を消した目立たない布陣で臨もうとしている。

 ◇一騎打ち歓迎
 一方、共産党などで作る「みんなで明るい県政をつくる会」は13日に会合を開き、人選の最終調整をした。1月から候補者選定を進めていたが、7月に参院選を挟んだため、作業は大幅に遅れている。

 ぜがひでも候補を擁立する方針だが、決まっても告示が迫っており十分な準備期間はない。選挙は佐藤氏との一騎打ちになりそうで党県委員会の久保田仁委員長は「5人立候補した前回の乱立構図よりは、1対1の方が現職の問題点がはっきりし、対立軸が明確になる」と強気だ。この4年間の県民の暮らしや県内経済、プルサーマル計画受け入れ過程の検証を通して、佐藤県政を追及する戦略だ。

1273名無しさん:2010/09/15(水) 10:45:37
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/fukushima/100915/fks1009150207000-n1.htm
1期目は「及第点」 再選目指す佐藤知事 福島
2010.9.15 02:05

 再選を目指し10月31日投開票の県知事選に立候補を表明している佐藤雄平知事は14日、1期目最後となる定例会見に臨み、就任から4年間の成果について「及第点はつけられると思う」と評価した。

 知事は、企業誘致や医師不足への対応などを具体的な成果としてあげた。

 佐藤知事は無所属で立候補し、民主、自民、公明、社民各党の県内組織が相乗りで支援する方向だ。

                   ◇

 共産党県常任委員の佐藤克朗氏(55)が14日、福島市で記者会見し、党公認で知事選に立候補することを表明した。

 佐藤氏は会見で、福島第1原発3号機(大熊町)でのプルサーマル実施を了承した佐藤知事を批判。「県民の命と安全を守る県政を実現させたい」と述べた。

 佐藤氏は秋田市出身で福島大卒。平成17年の衆院選で福島2区から立候補し、落選した。

1274名無しさん:2010/09/15(水) 12:07:20
選挙:知事選 共産が18年ぶり公認候補 佐藤克氏擁立を決定 /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100915ddlk07010161000c.html

 共産党県委員会は14日、任期満了に伴う知事選(10月14日告示、31日投開票)に、新人で同党県常任委員の佐藤克朗氏(55)を擁立すると発表した。共産は過去4回、広く支持を集めるため関係団体を通じて無所属候補を出馬させてきたが、今回は適任者が見付からず、92年以来18年ぶりに直接公認候補を擁立する。

 佐藤氏は秋田市出身で福島大卒。同党県議団事務局や県書記長などを歴任し、今年2月から現職。05年郡山市長選、06年衆院選福島2区などに出馬し、落選した。

 県庁で会見し、「この4年間で県立病院や福祉施設の譲渡などで社会保障費が削減されてきた。プルサーマル計画も受け入れを決め、現県政は県民の命と安全を軽く考えている。県民の暮らしを応援し、国や巨大資本にものを言う県政を実現する」と語った。

 同党は当初、関係団体の「みんなで新しい県政をつくる会」を通じ、党員以外の人を中心に人選していた。県委員会の久保田仁委員長は会見で「県議会がオール与党化しており、政党としての責任が問われる選挙になる」と語った。

 知事選には既に、現職の佐藤雄平氏(62)が民主、自民、公明、社民の4党の支援を受けて再選を目指すことを表明している。今のところ他に立候補の動きはなく、選挙は両氏の一騎打ちになりそうだ。【関雄輔】

毎日新聞 2010年9月15日 地方版

1275名無しさん:2010/09/15(水) 19:21:09
民主党代表選結果に県内各党は・・・ (2010年09月15日 19:13 更新)
http://news.ibc.co.jp/item_14538.html

 民主党岩手県連代表である小沢氏が予想以上の大差で敗れた代表選挙について県内各党に聞きました。
 自民党県連千葉伝幹事長「今回大差で敗戦したということからすれば、小沢さんの求心力というものは今までよりは低下してくるんじゃないかと思う」地域政党いわて飯澤匡代表「むしろこれからではないか。党の三役人事はじめ、重要なポストの選任がこれから始まるし、検察審査会の動向がやはり気になるところ」社民党県連合久保孝喜組織局長「県政与党といわれる民主党が、現在過半数ギリギリだが、どういう形になっていくのか。議会として私たちの立場からいえば、、二大政党だけでなく、第三極の存在が今後とも議会の中にきちんと根付いてほしい。」公明党県本部小野寺好代表「岩手県の場合は知事も民主党籍を持って積極的に民主党の政治活動を展開しているし、県議会でも過半数を単独で民主党・ゆうあいクラブが占めているので、もつれるようなことはないだろう」日本共産党県委員会斉藤信副委員長「私たちは民主党県政が自民党政治と全く変わらないと実感していたが、そこを乗り越えて、雇用や暮らし、福祉、医療を守る県民本位の県政実現という方向がわかりやすくなる」

1276名無しさん:2010/09/17(金) 10:43:08
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100917ddlk07010180000c.html
’10知事選:連合福島が現職を推薦 /福島

 連合福島は16日、任期満了に伴う知事選(10月14日告示、31日投開票)で立候補を表明している現職の佐藤雄平氏(62)を推薦することを決めた。佐藤氏には既に、民主、自民、公明、社民が支援を表明している。

 同選挙には、共産党新人で党県常任委員の佐藤克朗氏(55)も立候補を表明している。【種市房子】

毎日新聞 2010年9月17日 地方版

1277名無しさん:2010/09/17(金) 11:58:57
2010/9/17 金曜日
自民県連、複数定数区に擁立へ 11年県議選で
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/09/13176.html

 自民党県連(木村太郎会長)は16日、青森市内のホテルで役員会を開き、来春の県議選への対応について協議した。県議会で安定過半数を獲得するため、複数定数の選挙区に立候補者を擁立し議席を拡大すべきとの意見が出され、県選出国会議員が近く会合を開き方向性を示すこととなった。同党は定数1の7選挙区と、定数2の平川、十和田両市選挙区を独占しており、定数3人以上の7選挙区で議席拡大を図りたい考えだ。

 役員会は一部非公開で行われ、終了後に木村会長と神山久志幹事長が記者団の取材に応じた。神山幹事長は「県議会の定数は48で、党会派は25人とぎりぎり過半数の状況。安定過半数を取り党勢拡大を図ることが重要で、国会議員で大筋の話を決めてほしいということになった」と説明。これを受けて木村会長は「なるべく早い機会に国会議員で集まり、大局的な話をしたい」と述べた。
 また同日の役員会では、10月24日告示の青森市議選について青森市、浪岡両支部から申請があった現職市議12人の公認を決定した。

1278名無しさん:2010/09/18(土) 13:13:55
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100918ddlk05010013000c.html
県議会:「新みらい」「民主」合流 7人の統一会派を結成 /秋田

 17日、県議会第2会派の新みらい(土谷勝悦代表・6人)に1人会派である民主党の小田嶋伝一県議が合流し、統一会派「民主・新みらい」を結成した。新会派でも土谷氏が代表を務める。

 同日、小田嶋氏が民主党会派の解散届を、土谷氏が新みらいの名称変更と小田嶋氏の所属をそれぞれ冨樫博之議長に届け出た。

 小田嶋県議と土谷代表によると、8月に民主党県連(松浦大悟代表)の国会議員や小田嶋県議と新みらい県議との懇談会で、同党の京野公子衆院議員が提案した。合流の意義について小田嶋県議は「(新みらい県議とは)過去に一緒に活動したことがあり、『どうせなら一緒に』となった。政策や選挙が目的ではない」と語った。松浦代表も理解を示しているという。土谷氏は「同じ意識を持つ人数が増えることで発言力も増す」と述べた。

 これにより県議会の会派構成は、自民党27▽民主・新みらい7▽社民党3▽いぶき2▽県民の声2▽共産党1▽公明党1▽国民新党1−−となった。【岡田悟】

毎日新聞 2010年9月18日 地方版

1279名無しさん:2010/09/19(日) 11:47:26
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100919ddlk07010081000c.html
’10知事選:社民も現職支持「妥協は必要」 /福島

 社民党県連は18日、任期満了に伴う知事選(10月14日告示、31日投開票)で立候補を表明した現職の佐藤雄平氏(62)を支持することを正式に決めた。

 この日、支部役員を集めた会議で決定した。一部から「プルサーマル計画を受け入れた現職を応援できない」との声もあったという。しかし、加藤雅美幹事長は「県議会で影響力を持つためにも妥協は必要。高度な政治判断として理解してもらった」と語った。

 佐藤氏には民主、自民、公明も支持を決定・表明している。

 同選挙には、共産党新人で党県常任委員の佐藤克朗氏(55)も立候補を表明している。【種市房子】

毎日新聞 2010年9月19日 地方版

1280名無しさん:2010/09/20(月) 11:58:55
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100920ddlk07010061000c.html
選挙:桑折町長選/桑折町議補選 あす告示 /福島

 任期満了に伴う桑折町長選は21日告示される。いずれも無所属で▽現職の林王喜久男氏(61)▽新人、前町議会議長、高橋宣博氏(53)▽同、前町議、斉藤謙氏(62)−−の3氏が立候補を表明しており、三つどもえの争いとなる公算が大きい。

 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、町役場で。投開票は26日。2日現在の選挙人名簿登録者数は1万997人。

 高橋、斉藤両氏の辞職に伴う町議補選(改選数2)も同日程で行われ、新人2氏が立候補の動きを見せている。【関雄輔】

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1281名無しさん:2010/09/20(月) 12:00:28
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100920ddlk07010059000c.html
選挙:中島村長選 加藤氏が初当選 格差解消など訴え /福島

 小室康彦村長の死去に伴う中島村長選は19日投開票され、無所属新人の前村議、加藤幸一氏(58)が、同、藤田利春氏(59)を破り、初当選した。16年ぶりとなった同村長選の投票率は88・25%(前回95・23%)。当日有権者数は4112人だった。

 加藤氏は、専業農家から03年村議選に初当選し、2期目途中での出馬。農家の後継者確保や小中学生の学力向上、村内の均衡ある発展などを重点施策に掲げていた。「村民の幅広い声に応え、農家の後継者確保や学力向上に力を入れたい。村内格差の解消を図り、平等なインフラ整備を進める」と訴え、村南部の吉子川地区から支持を広げた。

 藤田氏は、首都圏へのアンテナショップ開設など農業や商業の振興を掲げ、村北部の滑津地区を中心に支持拡大を図ったが及ばなかった。【関雄輔】

==============

 ◇中島村長選開票結果=選管最終発表
当 2044 加藤幸一 58 無新

  1548 藤田利春 59 無新

==============

 ◇中島村長略歴
加藤幸一(かとう・こういち) 58 無新(1)

 農業▽JAしらかわ理事[歴]村議2期▽岩瀬農高

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1282名無しさん:2010/09/20(月) 12:01:57
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100920ddlk06010028000c.htm
選挙:白鷹町長選 関町議が出馬表明 /山形

 佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選(28日告示、10月3日投開票)に、関千鶴子町議(52)が19日、出馬の意向を表明した。関氏は毎日新聞の取材に「司法判断が出ていない中で佐藤前町長が当選すれば、町の信頼を損ねてしまう。町民の怒りを聞き決意した」と述べ、「町民目線に立ち、対話を重視した公平な行政を推進したい」と意欲を語った。

 関氏は県立荒砥高卒。燃料販売会社社員を経て04年町議選で初当選。21日にも辞職願を出す方針。

 他に、佐藤前町長と新人で会社員の樋口与一朗氏(54)も立候補を表明している。【林奈緒美】

毎日新聞 2010年9月20日 地方版

1283名無しさん:2010/09/20(月) 12:03:36
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100920ddlk04010048000c.html
選挙:七ケ宿町長選/七ケ宿町議選 町長に梅津氏 前職・高橋氏破り再選 /宮城

 任期満了に伴う七ケ宿町長選と町議選は19日投開票され、いずれも無所属で前職と現職の一騎打ちとなった町長選は、現職の梅津輝雄氏(66)が、返り咲きを狙った前町長の高橋国雄氏(69)を破り、再選を果たした。当日有権者数は1485人。町長選の投票率は92・26%(前回93・88%)だった。

 梅津氏は混乱した町森林組合の再建・解決など4年間の実績を強調。「だれもがだいすきな水守の郷しちかしゅく」をスローガンに、第5次町長期総合計画の着実な推進を公約に掲げた。道の駅移転に伴う雇用創出など町民と協働の町づくりを訴え、有権者の支持を集めた。

 高橋氏は「キラリと輝く町づくり」を合言葉に、「自立・持続できる町づくり」を主張したが、及ばなかった。

 ◇新町議も決まる

 定数10に12人が立候補し少数激戦となった町議選は、19日夜に新議員10人が決まった。【豊田英夫】

 ◇七ケ宿町長選開票結果
 =選管最終発表

当 710 梅津輝雄 66 無現

  643 高橋国雄 69 無元

==============

 ◇七ケ宿町長略歴
梅津輝雄(うめつ・てるお) 66 無現(2)

 町長▽会社社長[歴]町議▽県スキー連盟理事長▽湯原中

==============

 ◇七ケ宿町議選開票結果(定数10−12)
当 159 吉野一夫  61 無現

当 158 小林喜一郎 69 無元

当 138 今野三喜男 59 無新

当 129 山村文吾  74 無現

当 128 武蔵重幸  68 無現

当 115 村上満   76 無現

当 113 梅津政志  60 無現

当 109 高橋茂美  53 無現

当 109 管原研治  58 無現

当  90 森雄一   58 無現

   60 奥野令二  46 共新

   53 高橋聴萌  55 無新

 =選管最終発表

1284名無しさん:2010/09/20(月) 12:05:48
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201009208
桑折町長選21日告示 現新3人の選挙戦か
2010年09月20日 09時29分配信

任期満了に伴う桑折町長選は21日告示、26日投票で行われる。

現職で三選を目指す林王喜久男氏(61)=無所属=と新人で元町議会議長の高橋宣博氏(53)=無所属=、新人で元町議の斉藤謙氏(62)=無所属=の3人が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。

立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで町役場で受け付ける。

投票は26日午前7時から午後6時まで町内4カ所で行われ、午後7時から町民第2体育館で開票される。

2日現在の有権者数は1万997人(男5千189人、女5千808人)。

同日程で町議補選(欠員2)が行われる。

これまでに新人2人が立候補の意思を固めている。

1285名無しさん:2010/09/20(月) 12:09:49
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201009201
加藤氏が初当選/16年ぶり中島村長選
2010年09月20日 09時29分配信

村長死去に伴う中島村長選は19日、投開票され、新人で前村議の加藤幸一氏(58)=無所属=が2044票を獲得し、新人で前村議の藤田利春氏(59)=無所属=に496票の差を付け初当選を果たした。

任期は同日から4年。

平成6年以来、16年ぶりの選挙戦となり、激しい選挙戦を展開してきた。

同村二子塚の加藤氏の選挙事務所に当選の連絡が入ると、大きな歓声が上がった。

加藤氏は妻孝子さん(55)らとともに万歳三唱し喜びを分かち合った。

当選証書付与式は20日午前10時から村役場で行われる。

当日有権者数は4112人(男2007人、女2105人)。

投票率は88・25%で平成六年の95・23%を6・98ポイント下回った。

1286名無しさん:2010/09/20(月) 12:12:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100920t11018.htm
七ケ宿町長選 梅津氏、再選果たす 前町長高橋氏に67票差

 任期満了に伴う七ケ宿町長選は19日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の梅津輝雄氏(66)が、返り咲きを狙った無所属の前町長高橋国雄氏(69)を67票差で振り切り、再選を果たした。
 梅津氏は選挙戦で、2006年に発覚した町有林伐採問題を受けた高橋氏の町議会解散、町長辞職によって失われた町政の立て直しと信頼回復の実績を強調。「(3月策定の)町長期総合計画を着実に推進したい」と訴えた。
 町内外の各種団体から推薦や支持を取り付け、現職の強みも生かして優位に戦いを進めた。
 高橋氏は「過疎に歯止めをかける具体的な施策が出ていない」と現町政を批判。町職員や町長2期を務めた行政手腕をアピールしたが、わずかに及ばなかった。
 当日の有権者数は1485人。投票率は92.26%で、前回(93.88%)を1.62ポイント下回った。

◎長期総合計画、着実に推進を
 【解説】2006年出直し町長選と同じ顔触れによる一騎打ちとなった七ケ宿町長選は、失墜した町政の立て直しと信頼回復に奔走した梅津輝雄氏が、雪辱に懸けた高橋国雄氏を再び小差で退けた。
 06年は町有林伐採をめぐる町の不適切な事務が発覚し、町長だった高橋氏の不信任決議案を町議会が可決。高橋氏が町議会解散のカードで応じつつ辞職したことから、出直し町長選が行われた。
 当時、町議会多数派の一人だった梅津氏は町長に辞職を迫った責任を取る形で立候補。町民の審判を仰ごうと出馬した高橋氏を87票差で破った。
 梅津氏は町政混乱の発端となった町有林問題を解決。町職員を挙げて集落自治を支援する事業などを進め、役場と町民の間の垣根を取り払う施策も講じた。
 再選は、民間出身ならではの政治手法に有権者が一定の評価を与えた表れだ。梅津氏は公約にも掲げた町長期総合計画を着実に推進することで、町民の大きな負託と期待に応える責務がある。
 高橋氏は具体的な公約を挙げて政策論争に持ち込もうとしたが、過疎の町では争点が「町の活力をどう回復するか」に集約されがちで、対立軸を明確に打ち出すことができなかった。
 新町長とともに新町議の顔触れも決まり、梅津氏に親しいグループと批判的な勢力は6対4で拮抗(きっこう)する結果となった。
 反町長派が数的に優位だった改選前は、議論が感情的になる場面がしばしばあった。人口1800に満たない県内一小さな町に、議場で選挙の意趣返しをする余裕などないことを肝に銘じてほしい。(白石支局・佐々木篤)

◎「住民と協働でこの町元気に」/当選の梅津さん
 19日投開票が行われた宮城県七ケ宿町長選は、現職の梅津輝雄さん(66)が接戦を制した。梅津さんは「町長と町職員、町民が心を通わせる町づくりが形になった。皆さんの支援に感謝したい」と喜びを語った。
 同町峠田地区の事務所には午後8時40分ごろ、当選の知らせが入った。梅津氏が姿を見せると、集まった約100人の支持者から拍手がわき起こった。
 梅津さんは「今後10年間の町長期総合計画を一つ一つ形にしていくことが、わたしの大きな仕事。町民との協働で、この町を元気にしたい」と抱負を述べた。
 一方、4年前に続き惜敗した前町長の高橋国雄さん(69)は同町関地区の事務所で「人口減などの問題に取り組もうと選挙に臨んだが、残念な結果になった」と支持者に頭を下げ、「町民の判断は重い。今後、町が何とか振興するよう望みたい」と話した。

 ◇七ケ宿町長選開票結果
(選管最終)
当 710 梅津輝雄 無現(2)
  643 高橋国雄 無前

2010年09月20日月曜日

1287名無しさん:2010/09/20(月) 12:26:29
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201009190300.html
前村議の加藤幸一氏が初当選 中島村長選
2010年9月20日

 現職村長の死去で、前村議の2氏による16年ぶりの選挙戦となった中島村長選は19日投票があり、即日開票の結果、新顔で無所属の加藤幸一氏(58)が同じく新顔、無所属の藤田利春氏(59)を破り、初当選した。当日有権者数は4112人。投票率は88.25パーセントだった。

 加藤氏は、地域間格差の解消や農業振興、高齢者介護施設の整備を訴えて、支持を広げた。

1288名無しさん:2010/09/20(月) 12:30:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20100920-OYT8T00144.htm
中島村長に加藤氏

 中島村長選は19日、投開票が行われ、新人で前村議の加藤幸一氏(58)(無所属)が、同じく新人で前村議の藤田利春氏(59)(同)を破り、初当選を果たした。

 小室康彦前村長が初当選を果たした1994年以来、16年ぶりの選挙戦となった。加藤氏は、「基幹産業の農業はあと10年たつと、深刻な担い手不足に陥る」として、外国人労働者を研修生として招くことや、地域間格差の是正、教育水準向上などを訴えて支持を集めた。当日有権者数は4112人。投票率は88・25%。

(2010年9月20日 読売新聞)

1289とはずがたり:2010/09/20(月) 12:36:43
>>1286
七ケ宿町人口(少なくとも有権者)少なっ(;´Д`)

1290二階席:2010/09/20(月) 13:38:09
>>1289

本当に少ないんですよ。
しかしその町にあるダムからの水が仙台市の貴重な水源だったりする訳で・・・。

1291とはずがたり:2010/09/20(月) 14:39:25
ダムある町って印象は確かにありますね〜。ダムしかなかったか(;´Д`)

1292名無しさん:2010/09/20(月) 15:35:00
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001009200001
白鷹町長選に関町議出馬へ
2010年09月20日

 佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選(28日告示、10月3日投開票)に、関千鶴子町議(52)が立候補する意思を明らかにした。19日、朝日新聞の取材に「公選法違反容疑で書類送検され、辞職した佐藤前町長が再出馬するのはおかしい」と話し、21日にも町議を辞職して立候補を正式表明するという。


 関氏は2004年の町議補欠選挙で初当選し、現在2期目。有権者に中元・歳暮を贈ったとして佐藤前町長を刑事告発した「政治倫理を考える会」の世話人の一人。「地検の判断が出ないうちに、佐藤前町長が『起訴されない、公民権停止はない』と会見でいうのはおかしい」と話した。


 町長選には、佐藤前町長のほか、会社員の樋口与一朗氏(54)も立候補を表明している。

1293名無しさん:2010/09/21(火) 11:24:34
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001009210004
佐藤知事陣営、事務所開き/後援会
2010年09月21日

 ●連合・民主など選対入り


 10月14日告示、同31日投開票の知事選で、現職の佐藤雄平氏(62)の連合後援会事務所開きが20日、福島市曽根田町であった。


 市町村長、議員、共産党以外の県議会会派、各種団体などから約500人が参加。神事の後、佐藤氏は「地方空港の厳しさをまざまざと見せつけられるなど、厳しい4年間だった。リーマンショックもあり私の任期の3分の2は景気雇用対策だった」と振り返った。2期目に向け、「子どもたちが『生まれ育ってよかった』、他の地域から『住んでみたいな』と思われるような県を作るために全力でがんばる」と抱負を語った。


 事務所開きに先立って、選挙対策本部の準備会もあり、本部長に安田寿男・連合後援会長が就任することが決まった。前回知事選でも支援した連合福島、民主党、社民党、県議会会派・県民連合も選対入りした。今月末までに衆院の小選挙区ごとに選対を立ち上げる予定だという。

1294名無しさん:2010/09/21(火) 11:45:25
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201009214
佐藤雄平連合後援会福島本部が事務所開き
2010年09月21日 09時54分配信

知事選告示後、佐藤雄平氏の選挙事務所となる連合後援会の福島本部事務所開きは20日、福島市曽根田町の現地で行われた。

総合選対本部長の安田寿男連合後援会長があいさつ。

吉田泉、石原洋三郎、山口和之の各衆院議員、金子恵美参院議員、佐藤憲保県議会議長、影山道幸連合福島会長らがマイクを握った。

佐藤雄平氏は「活力、安全安心、思いやりをテーマに住みよい福島県をつくるため全力で頑張りたい」と再選に向けた意欲を語った。

共産党公認で立候補する党県委員会常任委員佐藤克朗氏(55)の事務所開きは10月上旬、福島市で行う予定。

1295名無しさん:2010/09/21(火) 20:14:11

民主党県議候補に8人応募
(秋田県)
http://www.news24.jp/nnn/news8614130.html

民主党県連では、今後は常任幹事会で協議しながら必要に応じて面談を行うなどして、人選を進める予定です。民主党県連では、県議会議員選挙の全ての選挙区に公認候補を擁立する考えを示す一方、定数1の選挙区については、他の政党との共闘も検討する事にしています。[ 9/21 19:19 秋田放送]

1296やおよろず ◆N22LLUydY2:2010/09/21(火) 20:41:25
>>1291
こけしとか温泉なんかもあります。

1297名無しさん:2010/09/22(水) 19:29:06
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100922191136.asp
2010年9月22日(水)
定数3減、三たび否決/青森市議会

 青森市議会は定例会最終日の22日、議員定数を現行の41から3減する条例改正案を審議し、賛成18、反対19の小差で否決した。10月31日投開票の市議選を見据えて、3月と6月の両定例会に続いて3回目の議員発議だったが、「議会が行財政改革の範を示すべきだ」「議論がまだ不十分」と、提案側と反対側の主張はこれまで同様、最後まで平行線をたどった。

1298チバQ:2010/09/28(火) 00:59:08
現職落選
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100927ddlk07010093000c.html
選挙:桑折町長選 高橋氏が初当選 行財政刷新掲げ /福島
 任期満了に伴う桑折町長選は26日投開票され、無所属新人の前町議会議長、高橋宣博氏(53)が、いずれも無所属の▽現職で3選を目指した林王喜久男氏(61)▽新人の前町議、斉藤謙氏(62)−−を破り、初当選した。8年ぶりの町長選で、投票率は73・60%(前回82・85%)。当日有権者数は1万914人だった。

 高橋氏は87年に町議に初当選し、03年から議長を2期務めた。町政刷新を前面に掲げ、「福島蚕糸」工場跡地への宅地開発など、町民の声を反映した公正公平な執行を訴えた。地元桑折地区を中心にミニ集会を重ね、現職への批判票を固めた。

 林王氏は2期8年の実績を強調し、国見町との乗り合いタクシー運行など新規施策もPRしたが及ばなかった。斉藤氏は町長報酬削減や情報公開徹底など行財政改革推進を訴えていた。【関雄輔】

==============

 ◇桑折町長選開票結果
 =選管最終発表

当 3467 高橋宣博  53 無新

  2671 林王喜久男 61 無現

  1837 斉藤謙   62 無新

==============

 ◇桑折町長略歴
高橋宣博(たかはし・のぶひろ) 53 無新(1)

 会社役員[歴]町議6期・議長▽立教大中退

1299チバQ:2010/09/28(火) 20:43:41
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001009280006
みちのくワイド 「動き出した地域政党」
2010年09月28日

 来春の統一地方選をにらみ、「地域政党」が動き始めた。橋下徹・大阪府知事の「大阪維新の会」、河村たかし・名古屋市長の「減税日本」のようにカリスマ首長の事実上の政策遂行手段もあるが、「地域政党いわて」や「京都党」のように地域に根ざした政策実現を目指す党もある。身近なマニフェストを求める声がある中、どこまで住民に届く具体策を実現できるか。


    ◇


 盛岡市郊外の公民館。17日夜、吉田敬子・岩手県議(32)が畳に正座して話し始めた。


 「県議で視察した時の昼食(自費)が3千円。びっくりしました」「なんで先生と呼ばれるのか。辞書で調べてもわからない」


 7月上旬の補選に「地域政党いわて」公認で当選。これが2度目の県政報告会だ。知り合いもいない地域で、1週間前から70世帯すべてを回って人集めした。


 だが、向かい合った住民はたった3人。「若くないと、そういう感覚は持てないかも知れないな」「もっと人を集めたいなら、町内会長に話を通さないと」


 やりとりはぎこちないが、何とか一歩を踏み出した。吉田氏は「たくさん集まって欲しいけど、話の中身も大事。今まで当たらなかったところに光をあてたい」。


 東京の大学を卒業後、ボリビアで青年海外協力隊に参加、NPO法人の職員もした。政治経験はゼロ、マイクを握ったのはカラオケぐらい。「32歳の女性が議員になれば議会も変わる」と訴え、県政史上最年少の女性県議になった。


 以来、政治の外側にいた同世代からメールが届く。「子宮頸がんワクチンの補助はどうなってるの?」「受動喫煙で困っている。分煙を進めて」。補助制度を調べ、実現のための手段を考え――。


 いわての党綱領に「住民の縮図としての地方議会の実現」とある。メンバーの高橋博之県議(36)は「県議会(定数48)は、自分も含めて元議員秘書や行政の長や職員がほとんど。女性は5人。これで住民や女性の思いが分かるのか」という。


 6月中旬、盛岡のホテルでの結党集会には設立メンバーの県議5人、市議1人のほか、首長や市町村議20人余が参加。八幡平市の田村正彦市長は来賓あいさつで訴えた。「中央政党の言いなりにならず、県政に訴える存在が地方分権には必要だ」


 苦い記憶があった。


 再選を目指した昨年9月の市長選。政権交代を果たした「小沢民主党」が擁立した対立候補の出陣式には国会議員7人が並び、選挙中には赤松広隆農水相(当時)も駆けつけ「国とのパイプ」を強調した。「地域密着」を訴えた田村氏が1199票差でかろうじて逃げ切った。


 田村氏自身、小沢一郎氏が率いた新進党の元県議。自戒を込めて振り返る。「有権者の前と党内とで言っていることが違った。党の方針や親分に従うのが第一で、主義主張が判断基準じゃなかった」


 いわての党綱領には「中央政党本部や国会議員に(中略)縛られずに主張する」とも。代表の飯沢匡県議(48)は「中央政党の下請けにはならない。意見書の扱いをいちいち党本部にお伺いを立てるようなことはしない」と強調する。


 これには国会の議席すべてを民主党が独占、県議会も「知事与党」の民主党系会派が過半数という岩手独自の事情もある。


 いわては県議会の先例を変え、人事案の質疑を実現した。だが、存在感はまだ見えない。基本政策に住民組織の拡充や地域医療、教育の充実を掲げるが、県議選で「下請け」では発想できない政策をどう打ち出すか。10月、首長らも参加する「県民シンクタンク」会議を開き、マニフェストの議論を始める。


 東北の地域政党は今のところいわてだけ。ただ、全国では相次ぐ。


 8月末に京都で産声を上げた「京都党」。来春の市議選で全選挙区に擁立を目指す。代表の村山祥栄・元市議(32)は、残暑のなか立候補予定者と連日街頭に立ち、演説を手取り足取り教えている。


 まず、議案提出できる6議席獲得が目標。政策はこれから住民アンケートや意見公募で「走りながら」練る。そして「企業・団体に頼らず、市民だけに応援してもらう」。

1300チバQ:2010/09/28(火) 20:45:03
>>1231
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001009280001
北秋田市長選公選法違反事件
2010年09月28日

 2009年4月の北秋田市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収、事前運動)の罪に問われた元鷹巣町長岩川徹被告(61)=北秋田市栄=の公判が27日、秋田地裁(馬場純夫裁判官)であった。岩川被告は現金を渡した時期について、検察側の主張と異なる日時を証言し、無罪を訴えた。


 起訴状によると、岩川被告は09年2月16日と3月17日ごろ、男性運動員(63)=同法違反で懲役10カ月執行猶予3年の二審判決が確定=に票のとりまとめの報酬として、コンビニの駐車場などで現金計30万円を渡し、告示前に選挙運動をしたとされる。


 弁護側の被告人質問で、岩川被告は運動員に現金を渡した時期について「1月19日と2月18日ごろの2回で、運転手と道案内の報酬だった」と証言。検察側が指摘する日時には人と会っていたり、別の用事をしたりして、アリバイがあると訴えた。


 一方、検察側の証人として運動員を取り調べた検事が証人として出廷。検事は「(運動員から)調書の内容の訂正を求められたことはなかった」と証言した。票のとりまとめのために現金を受け取ったとする運動員の調書の信頼性を主張した。


県警の捜査員が証人接触試みる/元町長側弁護士抗議


 この日の公判で、裁判に出廷した証人に県警の捜査員が接触しようとしたとして、岩川徹被告の弁護人は、裁判所に意見書を提出したと明らかにした。


 主任弁護人の西畠正弁護士によると、9月1日の公判に証人として出廷した男性に、22日に県警の捜査員から任意で事情を聴きたいと連絡があったという。西畠弁護士は「証人はすでに証言を終えており、捜査の必要性はない。今後、予定されている証人が不安を覚える」と抗議した。


 県警捜査2課は「確認したいことがあったので事情を聴こうとしただけ。問題があるとは考えていない」とコメントした。

1301チバQ:2010/09/28(火) 20:46:54
>>1264-1265>>1282>>1292
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001009280002
前職ら3氏の争いか
2010年09月28日

 ∞白鷹町長選きょう告示


 佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選は28日告示、10月3日投開票される。有権者数十人に歳暮や中元でコーヒーセットなどを贈ったとして6月に公選法違反(寄付の禁止)容疑で書類送検された佐藤氏は、8月末に辞職した後、立候補を表明。前町議の関千鶴子氏(52)と元会社員の樋口与一朗氏(54)も立候補を表明しており、無所属3人の戦いになりそうだ。9月27日現在の有権者は1万3047人


 佐藤氏は「後援会や町民から行政の流れを変えないでほしいと出馬要請があった」として、今月16日に立候補を正式に表明。「辞職でけじめはついた」と強調した。後援会は町内を6支部に分け、組織力の強さを誇る。「けじめよりも実績や今後の政策を訴えていきたい」という。


 一方、佐藤氏を刑事告発した「政治倫理を考える会」は佐藤氏の立候補を予想し、対立候補の擁立に動いていたが、人選が難航。結局、世話人の一人の関氏を擁立した。関氏は21日の立候補表明で、佐藤氏の出馬について「司法当局の判断も出ていないのにおかしい。けじめはついていない」として、選挙戦で訴える方針だ。


 真っ先に名乗りを上げた樋口氏も「けじめがついたとは思わない」と佐藤氏を批判。ただ、23日の事務所開きのあいさつでは「町民に是非を問うのも必要だが、緊急にやるべきことはたくさんある」と人口減などの行政課題の解決を優先する姿勢を示した。(内藤文晴)

1302チバQ:2010/10/02(土) 00:11:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101001-OYT1T00406.htm?from=area6
6時間ストップ…青森県議会、自民・民主バトル

 青森県議会で30日、約6時間にわたって一般質問が中断した。

 民主党県議が、三村知事と関係の深い企業の公共工事受注率などを尋ねたのに対し、県政与党の自民党が「不適切」として追及し、議事録からの削除を求めたためだ。一般質問初日の27日にも、知事選をめぐり民主党県議が知事との間でさや当てを演じたばかり。両者の対立は激化する一方だ。

 問題となったのは、民主党の渋谷哲一県議の質問。渋谷氏は「B社」という匿名を使って、「他の業者が受注額を減らす中、このB社はあまり減少していないと聞いている」と言及。さらにB社の上位株式保有者が三村知事であるとした。

 これに自民党県議が「あたかも入札で不正があったかのような誤解を招く」と激しく抗議。自民党は議事録からの削除と渋谷氏による謝罪を求め、民主党は「発言には問題はない」と反論した。

 水面下での折衝や断続的に議会運営委員会を開いて協議し、最終的には民主党が議事録削除のみ受け入れて決着した。一般質問が再開したのは午後5時半で、午前11時45分ごろのストップから6時間が過ぎ、この日のすべての質疑が終了したのは、午後9時だった。

 共産党の諏訪益一県議は議運委で、「時間がかかりすぎている。知事や県側が不正はないと答弁すれば済むことだ」と今回のドタバタ劇を批判していた。

(2010年10月1日11時23分 読売新聞)

1303チバQ:2010/10/04(月) 19:53:09
>>1301
http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201010030284.html
公選法違反で出直し選、白鷹町長に佐藤氏返り咲き
2010年10月4日


返り咲きを果たし、支持者らに深々とお辞儀をする佐藤誠七氏(中央)。本人は万歳をしなかった=白鷹町十王の山峡体育館

 公選法違反容疑で書類送検された佐藤誠七前町長(59)の辞職に伴う白鷹町長選は3日投開票され、前町長の佐藤氏が、前町議の関千鶴子氏(52)と元会社員の樋口与一朗氏(54)の新顔2人を破って町長に返り咲いた。佐藤氏の「けじめ」が争点になったが、有権者は佐藤町政の継続を選択した。任期は辞職前の残り任期の2012年10月25日まで。当日有権者数は1万2959人。投票率は78.35%(前回86.32%)だった。

 佐藤氏は同町十王の体育館で、約100人の支持者らと開票結果を待った。「当選」の報が伝わったのは午後9時50分ごろ。歓声の中、佐藤氏は「私が原因で選挙になり、ご迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べて万歳はせず、「皆様が喜ぶ町づくりをしたい」と抱負を語った。

 佐藤氏は08年10月、町長に初当選。しかしコーヒーセットなどを地元有権者数十人に贈ったとして今年6月、公選法違反(寄付の禁止)容疑で書類送検された。8月末に辞職したが、9月に「辞職でけじめはついた」などとして立候補を表明した。

 選挙戦は後援会組織を活用して各地で集会を開くなど序盤から優位に進めた。町長と特別職の給与半減や荒砥橋架け替え早期実現など2年の実績と継続の訴えが奏功した。

 敗れた関氏は、佐藤氏を刑事告発した「町政治倫理を考える会」の世話人の一人。舟山康江参院議員ら女性議員の応援も得たが及ばなかった。

 樋口氏は、町議3人の支援を受け、民間感覚を生かした行財政改革を重点的に訴えた。だが知名度不足も響き、浸透しきれなかった。

1304チバQ:2010/10/08(金) 20:34:20
http://www.news24.jp/nnn/news8614219.html
大館市長選 近江屋氏が出馬へ
(秋田県)■ 動画をみる 来年春に行われる大館市の市長選挙に元衆議院議員の近江屋信広氏が出馬を正式に表明しました。近江屋氏は大館市出身で60歳。自民党本部の総裁幹事長室長などを経て、2005年の衆議院議員選挙で比例・南関東ブロックから立候補して初当選し、衆議院議員を1期つとめました。記者会見で近江屋氏は「これまでの経験や人脈をふるさと大館市のために生かしたい」と述べました。近江屋氏はことし3月に自民党を離党していて、来年の春の市長選挙には無所属で臨む考えです。大館市の市長選挙に出馬を表明したのは近江屋氏が初めてで、現職の小畑元氏はまだ態度を明らかにしていません。[ 10/8 19:44 秋田放送]

1305チバQ:2010/10/09(土) 01:19:18
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/10/08/new1010080901.htm
青森県議選まで半年 自民30議席目指す(2010/10/08)
 任期満了に伴う青森県議選(定数48)は、来年4月10日に予想される投開票まで半年に迫った。最大勢力で過半数を握る自民党は、現有の25議席に上積みし、30議席の獲得を目標に掲げる。一方、現有11議席の民主党は、自民を過半数割れに追い込むため全選挙区への候補者擁立を目指している。二大政党以外の各勢力も徐々に選挙態勢を整えており、臨戦ムードが高まりつつある。
 自民は前回の改選で28議席を確保したが、2議員が民主に移るなど議席を三つ減らした。来春の改選では前回全勝した七つの1人区を固めつつ、定数が多い八戸市(定数8)などの都市部では半数を獲得する戦略を描く。
 県連の木村太郎会長は「党本部も統一地方選を重視している。県内では選挙区ごとに公約を作成するなど、選挙準備を具体的に進めていきたい」とする。11月18日まで公認申請を受け付ける。
 一方、民主は改選時に6議席だったが、自民から移った2議員のほか、09年の衆院選前後に民主系の2議員(いずれも八戸市)らを加えるなど、政権交代の勢いを背景に勢力を拡大してきた。
 来春の県議選は全16選挙区に候補を擁立する方針で、県連の山内正孝選対委員長は「年内に顔触れをそろえたい」と意気込む。ただ、候補者の公募に名乗りを上げたのは現段階で4人にとどまるなど難航も予想される。
 公明党は既に、八戸市と青森市の現職2議員の公認を決めている。強固な組織力を生かし、長年保ってきた現有2議席の確保に全力を挙げる。
 共産党は青森市(定数10)で、現職に加えて新人の擁立を決めており、同選挙区で初の2議席を狙う。八戸市には新人が、弘前市(定数6)には現職が出馬する。
 社民党は青森市での1議席を死守するのが最重要課題。前回は次点との差がわずかの最下位当選で、陣営の危機感は強い。
 このほか、無所属の現職、元職、新人もそれぞれに出馬準備を進めている。
 県議の任期満了は来年4月29日。

1306とはずがたり:2010/10/09(土) 01:24:05
>>1305
しぶといイメージの青森社民(国政選挙で候補者出してくるし)だが,もうこんなに弱体化してるのか。
>社民党は青森市での1議席を死守するのが最重要課題。前回は次点との差がわずかの最下位当選で、陣営の危機感は強い。
どうせなら落としてしまいたいが。。

1307名無しさん:2010/10/09(土) 01:46:52
そういえば今の青森市長って共産・社民推薦じゃなかったけ。

1308名無しさん:2010/10/09(土) 06:08:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20101009-OYT8T00098.htm

統一地方選 4月24日投票
4首長、14議員選

 来年の統一地方選の日程を定める臨時特例法案が8日閣議決定され、県知事選と県議選が前半の4月10日投票、市町村長、市町村議選が後半の同24日投票の見通しとなった。県選管によると、北上、矢巾、大槌、普代の4市町村長選が統一地方選の対象となる。市町村議では、盛岡、陸前高田、久慈、二戸の4市と、矢巾、雫石、西和賀、山田、洋野、軽米、滝沢、野田、田野畑、普代の10町村で選挙が実施される。前回2007年の統一地方選で実施された釜石市長選は、前市長の死去に伴い同年11月に再び市長選が行われたため、対象から外れた。

(2010年10月9日 読売新聞)

1309チバQ:2010/10/09(土) 19:04:02
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010070003
雄平知事ってどんな人(上)
2010年10月07日

 ●気が利く「雄ちゃん」/付き合い上手 敵はなし


 戦後まもない1947年、下郷町のしょうゆ屋「いちます醸造」を営む佐藤家に生まれた長男は、父から「平」の字を継ぎ、「雄平」と名付けられた。子ども時代の雄平を知る人は皆、「気が利いた」「人なつっこかった」と口をそろえる。


 ある年の大みそか、雄平少年は家から雪道を歩いて商店に向かった。お目当ての品はアメと、まんじゅう。ただ、自分で食べるための買い物ではなかった。


 夜。集落で唯一、テレビのある自宅は、紅白歌合戦を見るために近所の人が家族連れで集まった。テレビの前には大勢が座り、自宅はさながら映画館。雄平少年は人と人のすきまをぬって、子どもにはアメを、年寄りにはまんじゅうを配った。ニコニコと笑顔も振りまくと、「雄ちゃん、気が利くねえ」と喜ばれた。


 父は郵便局員として外で働き、しょうゆ屋はもっぱら母が切り盛りしていた。年の瀬の佐藤家は特に忙しかった。「弟2人はわんぱくだったけれど、雄平はまじめで気配りができた。天性の人柄だろう」と、幼なじみの堀金洋子(68)は語る。


 気配りと、人なつっこさ。それは果たして、生まれながらのものだけなのか。


 実家の下郷町から10キロほど離れた南会津町田島(旧田島町)。母の実家・渡部家は佐藤家と同じく、この町でしょうゆ醸造業を営む大商店だった。ここでは「雄ちゃんは田島の子だ」とも言われる。幼少時から大学進学で上京するまで、夏休みなどの長期休暇のほとんどを、渡部家で過ごしたからだ。


 渡部家は政治家が輩出する家でもあった。祖父の故・渡部又左衛門は、県議と田島町長を務めた名士。その三男は民主党最高顧問で衆院議員の渡部恒三(78)だ。雄平からは叔父にあたる。


 渡部家は商売上、人の出入りが多く、政治家もよく訪れる。住み込み従業員は15人もいてにぎやかだった。同じ年代の子どもがいない隣近所の家へも、よく遊びに行っていたという。


 渡部家で幼少時からかわいがられ、顧客や目上の人との接し方を自然と身につけた、と弟の洋次郎(59)はみる。「渡部家は人付き合いが上手で、佐藤家とは違う。あの性格は、子ども時代の多くを向こうで過ごしたことにルーツがあると思う」


 競争社会に育った団塊の世代。田島高校に進学した年、普通科が2クラスから3クラスになり、雄平は増設された進学クラスにいた。この時期にも、付き合い上手という印象を周囲に残している。


 同校で保健体育を教えた堀金良臣(75)は、雄平が他の生徒とケンカをするところを見たことがない。体育のバスケットボールで他の生徒から激しくぶつかられても、怒らずにカラッとしていて、敵を作らなかった。


 チャイムが鳴ったら必ず席についていたし、しかっても「すみません」と礼儀正しかった。「成績も上の上。強いて短所を言えば、『おれについて来い』という元気さは足りなかったかなあ」


 神奈川大学経済学部への進学に合わせて上京。雄平は当初、卒業したら実家のしょうゆ屋を継ぐつもりだったらしい。実家の家族も、雄平が戻るのを待っていた。


 人生の歯車が意外な方向に動いたのは、大学4年の12月だった。叔父の渡部恒三が衆院議員に当選した。身内を1人秘書に置いておきたいと考えた恒三から誘われ、秘書になることになった。


 それでも初めは数年で下郷に戻るつもりだった。「帰らなきゃなあ」。弟の洋次郎にこぼすこともあった。


 だが、人付き合いのうまさが求められる秘書の仕事に雄平はぴたりとはまった。複数の秘書の中でも高く評価され、28年間秘書を続けた。その経験が、当時は望んでいなかったと思われる政治の表舞台に自身を押し上げた。(敬称略、村上晃一)

1310チバQ:2010/10/09(土) 19:05:20
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010080003
雄平知事ってどんな人?(中)
2010年10月08日

 ●渡部氏と「二人三脚」


 「私が国会議員の秘書になった時、『お客さんを大事にしなさい』と最初に言われた。誠実さと、人に会った時の対応が大切です」


 4月、県庁に入庁したばかりの新職員に、佐藤雄平知事はとうとうと語りかけた。「人を大事にする」は秘書時代からの教訓だという。


 神奈川大を卒業する直前の1969年、衆院選に初当選した叔父の渡部恒三の秘書になった。それから参院議員に転身するまでの28年間余り、渡部と二人三脚で永田町を歩んできた。


 渡部本人は「何もかも任せていた」と証言する。秘書の主な仕事の一つが地元首長の陳情の対応。当時は中選挙区制。党内の争いもあり、陳情対応の重要性は今よりはるかに高かった。「福島2区(当時)には5人議員がいたが、私のところに一番来た。議員会館でも一番だったらしい」と渡部。「雄平君が陳情をよくやってくれたから国政に専念できた」と振り返る。


 「気配りの人」「面倒見がいい」――。秘書時代の雄平を知る人は、口をそろえてこう評する。秘書仲間も「悪い評判は聞いたことがない」とその手腕を認めていた。


 秘書時代の終わりごろ、地元に戻っていた雄平は車で秘書仲間と2人、郡山から東京に向かうことになった。同僚が運転を買って出たが、「長時間の運転で眠くなったらいけない」と心配した雄平は、高校、大学と合唱部で鍛えた声で約4時間、助手席で歌い続けた。同じ曲はほとんどなかったという。「うますぎて逆に眠くなったんだけどね」と同僚は笑う。


 自民党の竹下派七奉行として頭角を現し、1980〜90年代に厚生相や通商産業相などを歴任した渡部とともに雄平もステップアップした。早くに筆頭秘書になり、渡部が自民党を飛び出し、新生党、新進党の結党に参加してからは、両党の秘書会長に。95年には衆院秘書協議会副会長にも就いた。


 今年6月、雄平は後援会の会合でこんなことを言っている。「たまたま渡部恒三が当選し、たまたま秘書を手伝えということで、1年くらいはいいかなと思っていたら、気がついたら30年近くになっていた」。政治の世界に飛び込んだことを「ハプニング」と表現した。


 渡部の地元の秘書を務め、現在は民主党県連幹事長の安瀬全孝は「(雄平)本人は『たまたま』と言うが、いずれは国会議員、そして知事にという人材だと以前から考えていた」と明かす。


 実際はどうだったのか。


 初めて立候補した98年の参院選福島選挙区(改選数2)。過去最多に並ぶ8人の候補者が乱立したが、雄平は民主、公明、社民などの推薦を受けて「非自民勢力結集」が実現。その波に乗り、2位に約8万票差をつけてトップ当選を果たした。


 2期8年の在任中は、沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長などを務めた。ただ、参院議員時代を通じ、政策を積極的に発信していた形跡はうかがえない。


 参院議員時代の雄平に陳情に行ったことのある県職員は「アポ無しでも議員会館にいれば必ず会ってくれたし、色々な情報をくれた」と思い出す。黒衣に徹した秘書時代そのままに、人を大事に、利害調整に心を砕いていた。(敬称略、井上亮)

1311チバQ:2010/10/09(土) 19:06:26
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010090003
雄平知事ってどんな人?(下)
2010年10月09日
 ●カラー見えぬ調整型/「攻めの県政」ほど遠く/当選から現在まで


 福島第一原発3号機(大熊町)で始まったプルサーマル発電。佐藤雄平知事が計画受け入れを表明後、初の県議会となった9月議会で、共産党の神山悦子県議が質問に立った。計画の安全性や適切な監視態勢など8項目にわたって県の姿勢をただした。


 雄平は、原子力安全・保安院の経済産業省からの分離について「国の議論を注視するとともに、実現に向けて強く働きかける」と従来の考えを答えたが、その他の質問への答弁をしたのは生活環境、企画調整両部の部長だった。共産党が「県の到達点」とする核燃料サイクル政策に疑義を突きつけた「中間とりまとめ」(2002年)について知事の答弁を強く求めたが、実現はしなかった。


 神山は「県政の大転換であるのに、知事が自らの言葉で説明しないのはおかしい」と主張する。


 談合事件で佐藤栄佐久・前知事が辞任したのに伴う06年の知事選で初当選した雄平。いろいろな意味で前知事と対照的だ、との声は随所で聞かれる。


 「前知事は自分の考えを部下に指示した。雄平知事は下から意見が上がってくるようにする。そこは全く違う」。ある県幹部はこう語る。県政運営の手法が「調整型」だと評されるゆえんだ。


 ただ、その手法が庁内でうまく機能してきたかには疑問符がつく。県幹部は「我々にはまだ、待ちの姿勢になっているところがある」と明かす。前知事が強力なリーダーシップを発揮した時代、職員は厳しい注文に青息吐息でついて行った。その時染み込んだ「待ちの姿勢」がまだ残っているというのだ。


 先月20日、福島市内であった後援会の事務所開き。雄平は「ほんっとうに厳しい、つらい4年間でした」と1期目を振り返った。福島空港からの日本航空の撤退、リーマンショックに端を発する世界的不況などに触れ、「私の任期の三分の二は景気、雇用、金融対策だった」。対応を迫られる課題に追われ、攻めの県政運営が十分できなかった悔しさもにじませた。


 06年の知事選で、雄平は民主党や同党中心の県議会会派・県民連合などの支援を受けて当選した。その後待っていたのは、第1会派の自民党とどう付き合うかという課題。県政を円滑に進めるには、自民党や他会派の協力を得ることが必要だった。


 「我々がいろいろ答申すると、知事は『わかりました』とすぐ飲む」。自民党県連幹事長の斎藤健治は知事選が議題に上がった6月の会合でこう話した。例に挙げたのは、今年1月の補正予算。同党の要望に応じる形で、県は経済・雇用対策として公共事業を中心に補正予算を組んだ。「2月に定例会があるのに、わざわざ1月に臨時議会を開いてくれた」と評価した。


 同党県連政調会長の平出孝朗も雄平について、議会の意見を尊重している、とみるがこうも付け加える。「自分で進める政策がないと言えばないのかもしれない」


 雄平を古くから知る秘書仲間だった男性は、雄平と政策論議をしたことがないと言う。前回知事選で雄平を支援した県民連合の県議も「多くの意見に耳を傾けるが、政治的理念が見えない。現状維持の安全運転では将来につけがくる」との心配を口にした。(敬称略、井上亮、村上晃一)

1312チバQ:2010/10/09(土) 19:16:31
>>1228-1230>>1238
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101009t23030.htm
同数くじ引き、当選者変わらず 青森・大鰐町長選点検で1票差
 2候補の得票が同数となり、くじ引きで当選者を決めた青森県大鰐町長選(6月27日投開票)で、県選管は8日、落選した二川原和男前町長(68)の後援者による審査申し立てを棄却し、元町議山田年伸氏(58)の当選の効力を認める裁決を出した。票の点検では二川原氏の得票1票が無効とされ、得票数は1票の差が付く結果となった。
 裁決によると、後援者が二川原氏の得票と主張した「油川和男」票について「全体としての視感、音感が明らかに異なる」として、町選管と同様に無効と判断した。
 県選管による票の点検では5票の疑問票が見つかり、うち二川原氏の得票とされていた1票を公選法が禁止する他事記載と認定し、無効票に振り分けた。その結果、町長選の得票数は山田氏が3524票、二川原氏は3523票となった。
 県選管は県庁で、審査申立人に裁決書を渡した。申立人らが30日以内に県選管の裁決取り消しを求める訴訟を仙台高裁に起こさない場合、裁決が確定する。
 申立人は「大変悔しい。対応は今後、後援会内で話し合うが、恐らく提訴はしないだろう」と述べた。二川原氏は「1票差なら明確でいい」と話し、山田町長は「相手陣営は結果を素直に認めてほしい」と語った。
 町選管の開票とは違った得票数になったが、県選管によると、当選者に変更はないため、町選管はあらためて選挙会を開く必要はなく、得票が同数となった結果も残るという。


2010年10月09日土曜日

1313とはずがたり:2010/10/09(土) 20:34:09
>>1307
市民派って感じで社共共闘候補って印象はあんま無いですが,そういえばそうでしたねぇ。

1314チバQ:2010/10/10(日) 18:12:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t11026.htm
統一地方選まで半年 自民党の勢力維持が焦点 宮県議選

統一地方選で行われる宮城県内の選挙


来春の統一地方選が半年後に迫った。宮城県内では県議選と仙台市議選が4月10日投票、塩釜市長選と5町長選、10市町村議選が4月24日投票の日程で行われる。政権交代後、初の統一選に臨む民主党は、県議選を中心に公認候補を積極的に擁立し、地方で支持基盤が厚い自民党に対抗する。公明、共産、社民各党は党勢拡大を狙う。今夏の参院選で躍進したみんなの党も参戦する。

 県議選は、県政与党の自民党が圧倒的な勢力を維持するかが焦点。現在は最大会派の自民党・県民会議が38議席、民主党系会派の改革みやぎが11議席を占める。定数は現行61のまま改選を迎える見通しで、選挙区は気仙沼と本吉が合区される。
 仙台市議選は現行定数60が55に減る。泉(定数11)は変わらないが、青葉(17)は2減、宮城野(11)、若林(8)、太白(13)はそれぞれ1減で、前回2007年に比べ激戦が予想される。
 民主党は8月末、県議9人と仙台市議9人の現職18人を公認した。県議選は全選挙区に公認・推薦候補を擁立する方針。党国会議員が人選を進めているほか、県連が11月に政治スクールを開講して人材発掘に乗り出す。
 自民党は16日に県連が県議選、仙台市議選の第1次公認・推薦候補を発表する。引退する現職は少ないとみられる。
 公明党は9月末に県議3人を公認した。共産党は県議選で4人、仙台市議選で7人の公認候補を発表している。社民党も県議選6人、仙台市議選7人の公認・推薦を決めている。
 みんなの党は、県議選の仙台5選挙区と仙台市議選を中心に公認候補の擁立作業を進めている。
 統一選の後半戦は、首長選が塩釜市長選と村田、川崎、松島、七ケ浜、色麻の5町長選。現職はいずれも態度を明らかにしておらず、色麻町長選で元町議が立候補の意思を表明している。
 議員選は塩釜、白石、多賀城の3市議選と亘理、山元、七ケ浜、利府、富谷、女川、大衡の7町村議選が行われる。


2010年10月10日日曜日

1315チバQ:2010/10/10(日) 18:12:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t61030.htm
現職を事実上4党支援 緊張感欠如の念も 福島知事選
 福島知事選(14日告示、31日投開票)は、再選を目指す現職の佐藤雄平氏(62)と、共産党公認で新人の党県常任委員佐藤克朗氏(55)の一騎打ちとなる公算が大きい。佐藤知事は今回「県民党」を掲げており、2006年の前回選挙で推薦した民主、社民両党は一歩引いて支援する。一方、前回対立候補を推薦した自民・公明両党も一転、佐藤知事の「支援」に回る。政党色を消したい佐藤知事と、来春の県議選に向けて知事との距離の近さをアピールしたい政党側の思惑が重なった構図は、有権者にとってはなれ合いとも映る。(福島県知事選取材班)

 民主党は、佐藤知事が同党参院議員から知事に就任したこともあり、最も距離が近い。しかし、今回は議論もせずに推薦を見送った。「県民党」に固執する佐藤知事に配慮したためで、同党県連の安瀬全孝幹事長は「本当の与党は、知事の負担になるようなことはしない」と説明する。
 政策協定も締結していない。昨年策定された県長期総合計画(2010〜14年度)がマニフェスト代わりになるという。
 一方で、佐藤知事の選対に副本部長や幹事長を送り込むことにしており、手厚い支援は4年前と変わらない。政党としては推薦せず、政策協定を結んでいないにもかかわらず選挙戦には深くかかわるという、有権者にとっては分かりづらい対応となる。
 社民党も選対に副本部長を出すが、推薦などは行わず、民主党と足並みをそろえる。
 前回知事選で佐藤知事と戦った自民党は当初、対立候補の擁立を目指す構えだったが断念し、佐藤知事の支援を決めた。公明党も佐藤知事支援に回る。
 自民党が方針を百八十度転換したのは、来春の県議選をにらんでのことだ。昨年の衆院選では県内の選挙区で全敗したため、県議選に対する危機感は強い。「県民に向けて県議会の『責任与党』であることを訴えたい」と党県連役員が語るように、知事との距離の近さをアピールすることで、県議選を有利に運びたいという思惑がある。
 自民党県連は佐藤知事を支援する引き換えに、政策協定の締結を求めた。実現はしなかったが、県議団として要望する政策を文書にして手渡した。選対には加わらない見通しだ。
 支援に濃淡はあるものの、佐藤知事陣営は事実上、民主、自民の二大政党に公明と社民も加わる「4党相乗り」となる。知事の「全方位外交」が功を奏したと言えるが、「県議会も含めて、何もしない、緊張感のない県政に陥ってしまう」(連合福島幹部)と危ぶむ声も出ている。
 これに対し、共産党県委員会は「この4年の県政運営がどうだったかを県民に知らせ、審判を問うことに知事選の重要な意義があるはずだ」と批判、選挙戦で支持を呼び掛ける構えだ。


2010年10月10日日曜日

1316チバQ:2010/10/10(日) 18:15:23
>>1261
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t61030.htm
現職を事実上4党支援 緊張感欠如の念も 福島知事選
 福島知事選(14日告示、31日投開票)は、再選を目指す現職の佐藤雄平氏(62)と、共産党公認で新人の党県常任委員佐藤克朗氏(55)の一騎打ちとなる公算が大きい。佐藤知事は今回「県民党」を掲げており、2006年の前回選挙で推薦した民主、社民両党は一歩引いて支援する。一方、前回対立候補を推薦した自民・公明両党も一転、佐藤知事の「支援」に回る。政党色を消したい佐藤知事と、来春の県議選に向けて知事との距離の近さをアピールしたい政党側の思惑が重なった構図は、有権者にとってはなれ合いとも映る。(福島県知事選取材班)

 民主党は、佐藤知事が同党参院議員から知事に就任したこともあり、最も距離が近い。しかし、今回は議論もせずに推薦を見送った。「県民党」に固執する佐藤知事に配慮したためで、同党県連の安瀬全孝幹事長は「本当の与党は、知事の負担になるようなことはしない」と説明する。
 政策協定も締結していない。昨年策定された県長期総合計画(2010〜14年度)がマニフェスト代わりになるという。
 一方で、佐藤知事の選対に副本部長や幹事長を送り込むことにしており、手厚い支援は4年前と変わらない。政党としては推薦せず、政策協定を結んでいないにもかかわらず選挙戦には深くかかわるという、有権者にとっては分かりづらい対応となる。
 社民党も選対に副本部長を出すが、推薦などは行わず、民主党と足並みをそろえる。
 前回知事選で佐藤知事と戦った自民党は当初、対立候補の擁立を目指す構えだったが断念し、佐藤知事の支援を決めた。公明党も佐藤知事支援に回る。
 自民党が方針を百八十度転換したのは、来春の県議選をにらんでのことだ。昨年の衆院選では県内の選挙区で全敗したため、県議選に対する危機感は強い。「県民に向けて県議会の『責任与党』であることを訴えたい」と党県連役員が語るように、知事との距離の近さをアピールすることで、県議選を有利に運びたいという思惑がある。
 自民党県連は佐藤知事を支援する引き換えに、政策協定の締結を求めた。実現はしなかったが、県議団として要望する政策を文書にして手渡した。選対には加わらない見通しだ。
 支援に濃淡はあるものの、佐藤知事陣営は事実上、民主、自民の二大政党に公明と社民も加わる「4党相乗り」となる。知事の「全方位外交」が功を奏したと言えるが、「県議会も含めて、何もしない、緊張感のない県政に陥ってしまう」(連合福島幹部)と危ぶむ声も出ている。
 これに対し、共産党県委員会は「この4年の県政運営がどうだったかを県民に知らせ、審判を問うことに知事選の重要な意義があるはずだ」と批判、選挙戦で支持を呼び掛ける構えだ。


2010年10月10日日曜日

1317チバQ:2010/10/10(日) 18:17:11
また間違えた

>>1261
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101010t11029.htm
来月活動を再開、仮想内閣組織 東北州政治家連盟
 東北6県の超党派の地方議員らが4月に発足させた後、活動が休眠状態となっていた「東北州政治家連盟」は9日、仙台市内で役員会を開き、11月6日に研修会を開催し、連盟の活動を本格的に再開する方針を決めた。
 研修会は96人の会員を対象に仙台市内で開く。道州制推進論者の村井嘉浩宮城県知事が講師を務め、地域主権型道州制の実現をテーマに基調講演する。会員との意見交換も予定している。
 この日の役員会では、東北州の仮想内閣「明日の東北州政府」を組織し、財政、経済産業、農林水産業、教育、観光の5部会を設置することを決めた。研修会以降、東北州が取り組む政策の検討を始め、来年4月の統一地方選前に中間報告を行う。
 同連盟は、東北6県議や市町村議ら93人が名を連ね、全国に先駆けて発足した。当初、8月に「明日の東北州政府」を設け、政策の検討に乗り出すことにしていた。しかし、7月の参院選に、連盟代表で元宮城県議の菊地文博氏ら幹部会員の多くが立候補し、活動が休止していた。
 連盟が所属する地域主権型道州制国民協議会によると、全国では東北州に続き、関西州と南関東州の政治家連盟が発足している。本年度中に東海州と北関東州も設立される見通しだという。


2010年10月10日日曜日

1318チバQ:2010/10/10(日) 18:20:36
>>1305
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/10/13507.html
県議選まで半年 二大政党対決が軸


 県議会議員選挙(16選挙区、定数48)は来年4月10日に予定される投開票まで、あと半年と迫った。政権交代後初めての県議選で、最大会派自民党と第2会派民主党の二大政党による勢力争いが中心。自民党は県議会での安定的過半数獲得を目指し、民主党は自民党を過半数割れに追い込むべく、それぞれ総力を挙げる。
 県議会は現在欠員3。会派別の現有議席数は自民党が25人、民主党が11人、公明・健政会が3人、共産党とクラブ林檎、社民党・県民クラブはそれぞれ2人ずつとなっている。
 自民党は“県政与党”として、30議席以上の安定的過半数を目指す。七つの1人区と二つの2人区は議席を独占しているため、定数が3以上の選挙区で勢力拡大を図る。むつ市は現職が過半数に達していることから、青森、八戸、弘前、五所川原の各市、上北、三戸両郡の合計6選挙区での戦いが焦点。
 現職をはじめ元職、前回選で落選した公認、推薦候補を中心に、過半数以上の候補者を擁立する構え。既に公認、推薦に向けた手続きを開始しており、11月18日まで申請を受け付ける。
 民主党は自民党を過半数割れに追い込もうと、10ある空白区の解消を最大の課題とする。現職11人は公認済みで、公募への応募者4人(青森、八戸、むつの各市選挙区、上北郡選挙区)の審査を始めた。県連所属の国会議員、県議が個別に出馬を打診している人物が少なくとも10人程度いるといい、擁立を目指し交渉を進める。
 現職が1人の県都・青森市選挙区では複数議席確保を目指し、自民党の牙城である1人区への対応も重要なポイントと位置付ける。県連は「年内には候補者をそろえたい」(山内正孝選対委員長)としている。
 公明党は現職2人の公認を決定。新人の擁立はせず、青森、八戸両市で議席死守を図る。党県本部は「弘前市からも擁立したかったが、まずは現有議席の確保に全力を挙げる。三村県政を支える立場から、雇用や新産業創出実現へのけん引役を目指す」としている。
 共産党は青森市で現職に加え現職市議を新人として擁立、県都で2議席獲得を目指す。弘前市では現職が立候補し、議席確保を図る。八戸市にも新人1人を擁立する方針を固めており、近く正式に発表する見通し。
 社民党は青森市で現職が立候補し、議席を死守する構え。大票田の弘前、八戸両市での候補者擁立も模索するが、「現状では難しい」(党県連)。10月31日投開票の青森市議選後に、県議選の戦い方を具体化する方針。
 このほか、無所属も弘前市選挙区や青森市選挙区で現職、元職、新人が立候補する。

1319チバQ:2010/10/11(月) 12:32:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101011ddlk05010005000c.html
民主県連:県議選公募に8人 /秋田
 民主党秋田県連は10日、秋田市で常任幹事会を開き、統一地方選・県議選の公募に8人の応募があったことを報告した。また同日は岡田克也党幹事長も来県。統一地方選や県内の課題について県連や連合秋田と意見交換をした。

 公募は9月1日から21日まで実施。今後は11月をめどに8人のうちから候補者を絞り込む。一方、松浦大吾代表は改めて県議選全選挙区での擁立を掲げ「8人はまだまだ少ない」と話し、現職の小田嶋伝一氏と前回の県議選に出馬した吉方清彦氏の他に、総支部を通じて候補を選ぶ方針を示した。【野原寛史】


http://mytown.asahi.com/areanews/akita/TKY201010100257.html
岡田幹事長交え県議選方針確認 全区擁立目指す民主県連
2010年10月11日

 民主党県連(松浦大悟代表)は10日、同党の岡田克也幹事長を交えた常任幹事会を秋田市内で開き、来年4月に予定されている県議選(定数45)に向け話し合った。

 冒頭のあいさつで岡田幹事長は、地方選での候補者擁立の基準として「すべての選挙区から候補者を立てることや、女性候補者を増やすこと」などを確認。「足元がしっかりしていれば、多少の逆風には耐えられ、乗り切ることはできる」と話した。

 全14選挙区での候補者擁立を目指す同県連。現在、県議会で過半数を占める自民党会派との差を埋め、党の基盤を強固にしようと公認候補者を募り、8人が応募している。

 常任幹事会後の会見で松浦代表は公認候補について、応募のあった8人のほか、現職やそれ以外の人にも働きかけるといい、「最低でも、複数選挙区では公認を1人、1人区では公認にこだわらず推薦などを含めて必ず応援する候補者をつくる」とした。

1320チバQ:2010/10/13(水) 12:23:14
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/10/13539.html
「空白区解消を」 県議選で民主県連へ岡田幹事長


 民主党の岡田克也幹事長は11日、統一地方選に向けた全国行脚の一環で来県。党県連関係者と会談し、県議選の空白区解消を目指して候補者擁立に努めることを確認した。
 岡田幹事長は同日、視察先の弘前市内のリンゴ園で報道陣の取材に応じ、「空白区をつくらない、3人区以上では複数の候補者を擁立する、女性候補者をなるべく擁立する、という党の三原則があり、それに基づき(県連側に)なるべく擁立するようお願いした。(県連に)期待したい」と語った。
 県連の山内崇幹事長は取材に対し「岡田幹事長から積極的に擁立するよう話を受けた。特に青森市選挙区のような大選挙区では複数擁立するよう強い要請があった。県連として最大限努力する」と述べた。
 また、岡田幹事長はこの日、弘前市悪戸にあるJAつがる弘前の河東地区りんご施設を視察。同農協の西澤幸清組合長らから果樹経営安定対策の復活などの要請を受けた。
 要請について岡田幹事長は「1次産業をしっかりさせないと、地域の疲弊は止まらない。持ち帰って検討したい」とした。
 今夏の猛暑でホタテへい死の被害が出ている野辺地町漁協では、来年度の漁業補償対策について、むつ湾漁業振興会から「漁業共済の契約時期(1月)に合わせて前倒ししてほしい」との要望があり、岡田幹事長は政府とともに、どのような形で対応できるか検討する考えを示した。
【写真説明】弘前市悪戸のリンゴ園を視察した岡田幹事長(中央)

1321名無しさん:2010/10/13(水) 12:33:59
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001010130002
大鰐町長、決着へ 裁決受け入れ
2010年10月13日

 得票同数に伴いくじ引きで当選者を決めた6月の大鰐町長選について、落選した前町長の二川原和男陣営は12日までに、当選無効の申し立てを棄却した県選挙管理委員会の裁決を受け入れ、仙台高裁に出訴(提訴)しないことを決めた。当選者をめぐり3カ月半、混迷した同町長選はこれで決着した。


 二川原氏は12日、「これ以上町政を混乱させたくないということで、11日に後援会と話し合い決めた」と話した。


 県選管の裁決では、二川原氏の有効票1票が「町お良くして 山壮なくしない」という他事記載のため無効票と判断され、当選した山田年伸町長よりも1票少ない3523票とされた。しかし、投票用紙には「二川原和男」と候補者名も書かれていた。このこともあって二川原氏は「後援会も私も、裁決内容に疑義がないわけではないが、町政への影響を考えた」と述べた。


 同陣営の裁決受け入れについて山田町長は12日、「これで町長職が確定すると思うので、安心して職責を全うしていきたい」と話した。今季からエリアを縮小し町直営にする大鰐温泉スキー場関連の予算案も「今月下旬には町議会に諮りたい」としている。

1322チバQ:2010/10/13(水) 21:24:33
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010130004
定員9人やっと/南相馬市 事業仕分け人
2010年10月13日


 ●応募締め切り2度延長


 南相馬市が公募していた11月20、21両日の2回目事業仕分けの評価員(仕分け人)が、定員の9人に満たなかったことから締め切りを2度延ばしてやっと決まった。この中には、5月の1回目の仕分けの評価員経験者4人が含まれている。


 募集期限は9月24日だったが、それまでに応募動機をまとめた小論文は8人からしか届かなかった。同30日、10月5日と期限を2回延長。この結果、10人が応募し、「市税を滞納していない」などの応募資格を満たす男性7人、女性2人が選ばれた。


 応募が低調だった理由の一つとして市は、市民生活にかかわる事業に物申す役割が敬遠されたとみている。また、応募資格は20歳以上だが、今回選ばれた評価員は60代が5人と最も多く、50代が3人、70代1人。仕分け前の平日に対象事業の現地視察や仕分けリハーサルがあるため、若い世代は応募しにくかったのではないかとしている。


 仕分けの対象となるのは、企業立地促進事業助成金、就学サポート事業、海資源活用推進事業など54事業で、予算額は計1億7818万9千円。(田村隆)

1323名無しさん:2010/10/14(木) 01:21:35
元AKB48中西里菜AV出演第2弾無料動画公開中!!
http://yorutomo1.blog77.fc2.com/blog-entry-12.html

1324チバQ:2010/10/14(木) 19:05:44
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws6106
2010大船渡市長選、告示まで残り1カ月
新人3氏の争いへ
--------------------------------------------------------------------------------

 11月14日(日)の大船渡市長選告示まで、残り1カ月となった。これまでに、元医療法人専務理事の戸田公明氏(61)=猪川町=と、市議で会社役員の鎌田和昭氏(64)=赤崎町、同じく市議の平山仁氏(41)=大船渡町=が立候補を表明。4期務めた現職の甘竹勝郎市長は出馬せず、新人3氏による争いの公算が強まっている。現時点では争点や支持の構図が見えにくく、混戦ムードが広がっている。
 12月2日(木)の任期満了に伴う市長選は、昭和27年の市制施行から通算17回目、合併後は3回目。投開票は11月21日(日)で、今月27日(水)には市役所で立候補予定者説明会が開かれる。
 4期16年務めた現職の甘竹市長は、8月に勇退表明を行った。これまで新人3氏が立候補を表明しているが、他に擁立の動きは見られず、三つどもえの争いが濃厚となっている。
 戸田氏は8月10日に出馬表明を行ったほか、今月3日の事務所開きでは支持者約200人を前に、地域課題克服などへの意欲を示した。市内全戸を回る活動を続け、有権者との対話を重ねている。
 鎌田氏は8月21日に出馬表明を行い、事務所開きは24日(日)に予定。今月中旬からは、赤崎町内で地域住民を前にした「市政報告会」を始めており、産業振興など自らの重点施策を訴えている。
 平山氏は今月2日の記者会見で、「第三の選択」を強調しながら選挙戦への意気込みを示した。事務所開きは16日(土)を予定。通勤時間帯に合わせた街頭活動などを積極的に展開している。 
 3氏とも無所属での出馬予定だが、今後の注目点の一つは政党や団体による推薦・支援の動き。すでに水面下で調整が始まっており、政党によっては絞り込みに入っている。一方で、どの候補にも推薦しない方針を早々に組織決定した業界団体もある。
 また、政策面でどのような対立軸や争点が生まれるかも有権者の大きな判断材料となりそう。3氏とも、これまでの甘竹市政に対しては一定の評価を寄せている。争点について戸田氏は「景気回復、雇用」、鎌田氏は「実行力」、平山氏は「政策の具体性」を挙げる。
 戸田氏は前回も挑戦し、現職に約2000票差にまで迫る1万3000票を獲得した。鎌田氏は市議以外にも水産や消防分野で要職を歴任し、地元・蛸ノ浦地区の支持が厚い。最も若い平山氏は浮動層の取り込みに加え、市議時代の行動力に期待を寄せる声も多い。
 三者三様の強みがある一方、各陣営からは「今はお願いしやすいところを回っている」「組織としての動き出しはこれから」「新たな支持開拓は難しい」といった声も漏れる。現職の甘竹市長は、後継候補の擁立を否定。これまでの現職支持層がどのような投票行動に出るかも、今選挙戦の大きなカギとなりそうだ。
 3人以上の立候補は昭和59年に4人が出馬して以来26年ぶりとあって、選挙戦の構図が読みにくく、現時点では混戦ムードの様相を呈している。
 16年ぶりの新リーダー選出に向け、流動要素を多く残したまま、各陣営による活動は今後さらに活発化するとみられる。
 市選管によると、市議である鎌田氏、平山氏のいずれかが11月3日(水)までに議員辞職届を提出すれば、市長選と同じ告示、投開票日程で市議補選が行われる。両氏とも、辞職するかどうかの対応に関しては、現時点で明言を避けている。
 9月2日現在の市内有権者数は、3万4034人(男1万5970人、女1万8064人)となっている。

2010年10月14日付 1面

1325チバQ:2010/10/16(土) 00:59:45
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20101014140747.asp
木村系町議の県議選出馬で波紋

 藤崎町の鶴賀谷貴町議(48)が13日午前、来年4月の県議選南郡区(定数1)に出馬を検討していることを明らかにしたことが、町内や自民党関係者に波紋を広げている。同町は自民党県連会長を務める木村太郎衆院議員と、同政調会長の阿部広悦県議(62)の地元。阿部氏は県議選出馬が確実視されている。これまで両氏と緊密な関係にあった鶴賀谷氏の出馬検討の動きを、“木村王国”の内部分裂とみる関係者もおり、さまざまな憶測を呼んでいる。

1326チバQ:2010/10/16(土) 20:49:03
>>944>>952>>963
激戦だった選挙は影響してるのか?
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101016t51008.htm
全教育委員が辞職願 教育委員長不再任理由に 酒田市
 山形県酒田市議会9月定例会で、任期満了に伴う高橋修教育委員長の再任案が否決されたことを受け、石川翼久教育長ら5人の委員全員が、阿部寿一市長に辞職願を提出したことが、15日分かった。来年4月に統合する酒田一中、五中の新校名をめぐって保護者らに混乱が生じた責任を取る格好となった。
 石川教育長によると、辞職願は9月末、高橋委員長を含む5人全員で阿部市長に提出。「仕事を続けてほしい」と慰留した阿部市長の預かりとなっている状態だという。
 高橋委員長の任期は11月28日に切れるため、任命権者の阿部市長は9月定例会に再任を求める人事案を提出。市長を後押しする会派は賛成したが、反対多数で否決され、不同意となった。
 背景にあるのは来年4月に酒田一中、五中が統合する新設校の校名問題。2008年7月、PTA役員や校長などで組織する統合準備委員会が設置され、新校名候補として「光ケ丘中」を提案した。市教委は「ナンバースクールを残したい」として、新設中の校名を酒田一中に決めた。
 しかし、市教委の説明不足が指摘されるなど混乱。結局、統合準備委の了承を取り付けて臨んだ9月定例会で、新校名を酒田一中とする学校設置条例の一部改正案が可決されたが、高橋委員長の再任案は否決された。
 石川教育長は「不同意は、校名問題の責任を問う議会の意思と受け止めている。委員長が『要らない』と言われれば、われわれも続けられない」と話している。
 否決に回った市議によると、阿部市長に対し高橋委員長の人事案件の提出を見送るよう求めたが、聞き入れられなかったという。
 この市議は「校名問題の余波で否決されることは目に見えていた。委員長の不再任を理由に全員で辞職願というのはおかしい」と指摘している。


2010年10月16日土曜日

1327チバQ:2010/10/18(月) 12:50:15
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20101018110620.asp
自民、分裂選挙か/県議選南郡区

−PR−




 来春の県議選の注目区として、南郡選挙区(定数1)が浮上してきた。自民党県連会長・木村太郎衆院議員(45)と、側近の同政務調査会長・阿部広悦県議(62)の地元・藤崎町で、木村系の同町議・鶴賀谷貴氏(48)が無所属で出馬する意向を明らかにしたためだ。木村陣営のほころびが自民の分裂選挙に発展する可能性をはらむ一方で、空白区解消を目指す民主党が、鶴賀谷氏の取り込みに動くという観測も流れている。

1328チバQ:2010/10/18(月) 12:54:44
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001010180003
統一選まで半年…県議選、公認探し急ぐ
2010年10月18日

  来春の統一地方選まで半年を切った。政権交代後、初となる県議選を控え、民主、自民両党は公認候補の擁立を急いでいる。民主が現有議席の倍増を狙うのに対し、自民は現状維持を目指し、安定多数を確保したい考えだ。公明、共産、社民各党も勢力拡大を目指し、みんなの党も新たに参戦する。(上田学、安仁周)


  「統一選は国政選挙以上に大切な選挙。(県議数を)倍増するという意識で取り組みたい」。9日、仙台市内のホテルであった民主党県連の幹事会後の記者会見で、安住淳・衆院議員は統一選への意気込みをこう語った。


  防衛副大臣に就任した安住氏は県連代表を退くことになり、新しい代表と執行部が発足する。幹事会では新代表を承認する11月の県連大会の日程などを確認、統一選に向けて態勢を整え始めた。


  県議会の定数61のうち、民主党系会派「改革みやぎ」の議員は11人で、自民党議員の38人より圧倒的に少ない。3人区以上は複数候補を立てるのが党本部の方針だが、県連は「まずは空白区で勝負」。


  2007年の県議選では民主党は擁立した9人全員が当選。だが全24選挙区のうち、候補者を立てなかった選挙区は17あった。「空白区に候補者を立てるだけでも、議員数の増加は十分期待できる」と木村勝好・県連幹事長代理。仙台市内で唯一議席のない若林(定数3)と、大崎(同4)に伸びしろがあると見込む。


  県連は8月末に現職9人を1次公認。10月末をめどに県連の各総支部や支援団体の推薦を集約し、11月初めには2次公認を決める予定だ。


  一般公募の窓口は、11月から始まる「民主党みやぎ政治スクール」が側面を担う。06年に続き2回目で、候補者発掘や育成が目的の一つ。党本部の幹部や国会議員らが講師となり、県内の政治課題を掘り起こす。前回は受講した6人が県・市議選に立候補、4人が当選した。今回も3次公認は受講者を含めて決める。


  ただ、党勢拡大には不安要素もある。「党への期待値が高かった4年前と取り巻く状況が違う。楽観はできない」。木村氏は表情を引き締めた。


   ◇   ◇


  「地域でしっかりとした地盤を持つ我が党が、しっかりとした成果を出していかなければ、これからの政権もあり得ない」


  16日にあった自民党県連の選挙対策委員会で、須田善明・幹事長は出席者に発破をかけた。続く総務会でも、高橋長偉・会長代理が「政権復帰を果たすためにも、地方組織のさらなる強化をしていかねばならない」と強調した。


  県議会の自民党会派「自民党・県民会議」は定数の6割以上を占める。だが、政権交代で国政につながるパイプを失ったこともあり、須田氏は「今まで以上の大変な厳しさと激しさとなる政治的状況にある。4年前とは全く違う状況での戦いになる」。


  県連がこの日、県議選の1次公認・推薦候補として発表したのは公認29人、推薦1人。現職優先で公認・推薦の候補者を決めていた従来方針を改め、地域支部が認めれば新顔でも1次から応募できるように門戸を広げた。だが、ふたを開ければ、元職2人を除いてすべて現職。結果として従来と変わらなかった。


  3期以下の「若手」現職は24人。「若返りはすでに果たしている」といい、今回で引退する議員も少ないとみられる。こんな事情もあり、「新人は1次の発表を模様眺めしてから、応募しようとしているのではないか」と須田氏はみる。


  県連は17日から2次公認・推薦の希望者の受け付けを始めた。候補者をまだ立てていない名取、亘理、宮城、本吉の各選挙区を中心に選考を進め、11月7日に締め切り、8日に決定する。最終的に計40人ほどを擁立し、現有議席の維持を目指す。


  今後、業界や団体との会合を重ねて協力態勢を築き上げていく方針だ。参院選で使った県内版の公約集「県民との約束」を引き継ぎ、経済対策を中心に支持を訴えていく。


   ◇   ◇


  公明党は現職3人の公認を発表。共産党は現職2人を含む4人を公認した。社民党は現職と前職の4人の公認を決め、みんなの党は今月末をめどに公募で数人を公認、追加公認も検討する。


  来春の県議選は定数61のまま改選を迎える見通し。選挙区は本吉(同1)と気仙沼(同2)が統合される。

1329栃木都民:2010/10/20(水) 11:42:15
www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101020t11019.htm
宮城県議会、尖閣問題の意見書可決 民主系会派は反対
 宮城県議会9月定例会は19日の本会議で、自民党・県民会議と公明党、21世紀クラブ3会派が提出した、尖閣諸島の中国漁船衝突事件に関する意見書を賛成多数で可決した。民主党系の改革みやぎは反対し、社民党と共産党は採決を棄権した。
 意見書は「領有権問題は存在しないとの基本原則を毅然(きぜん)と中国政府に示すべきだ」と指摘し、(1)海上保安庁が撮影した衝突映像の公開(2)漁船船長釈放の経過説明―などを国に求めた。
 自民党・県民会議の佐々木喜蔵会長は提案理由説明で、「船長釈放は外交的敗北」などと菅政権の対応を批判した。
 改革みやぎは反対討論を行わず、自民党議員から「反対理由を明確にすべきだ」との声も上がった。本会議終了後、改革みやぎの藤原範典会長は取材に「意見書の感情的な表現に賛同できなかっただけだ」と説明した。
 意見書は全会派の合意で提出するのが原則だが、会派間の調整が不調に終わり、自民党など3会派が提出を強行した。
 19日の議会運営委員会で社民党と共産党は「提出に賛成だったが、全会派合意の原則をほごにすることは容認できない」と抗議。自民党は「合意できなければ多数決しかない」と突っぱねた。
 尖閣諸島問題に関する意見書は、青森を除く東北5県議会と仙台市議会が可決した。民主党系会派が反対に回ったのは秋田と宮城だけ。
河北新報 2010年10月20日水曜日

なさけねえ、旧社会党系がごねたんだろうけど、せめて社民党並みに棄権したらどう。
ちなみに、改革みやぎの会長さんは旧民社党の本部でホープといわれた人物。媚中派を改革する必要があるのでは。

1330名無しさん:2010/10/22(金) 12:31:17
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101019ddlk07010294000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/1 教育 /福島
 ◇学テ不振、妙案なく 予算計上も効果上がらず
 南会津町立檜沢中学校1年生の数学の時間。パソコンルームに集まった20人が教壇のスクリーンを見つめる。通信教育大手「ベネッセコーポレーション」(本社・岡山市)の女性講師が映し出され、方程式の問題を出題した。「分かった人はこっそりチャットで回答してください」と呼び掛けた。

 インターネットを利用した授業。同中と舘岩中の生徒が同時に受けていた。生徒は手元の端末で回答を入力。東京都多摩市の同社東京本部にいる講師の元に瞬時に届く。制限時間が来ると、講師は回答例を示し、最後に「正解は○○さん、○○君」と名前を読み上げた。

 同町は、このネット授業を5中学校で実施している。民間のノウハウを生かして過疎地の生徒の学力を向上させようと06年度に県事業として開始。昨年度から町事業に移行したが、県は今も事業費2500万円のうち約1200万円を補助している。

 檜沢中の渡部早苗校長は「他校とネットで結ばれ、多くの生徒の成績を知ることができて刺激になっているのでは」と意義を語る。一方で県教育委員会には「具体的な効果が数値で把握できず、検証しにくい」との声もある。

   ◇  ◇

 県は、全国に先駆けて02年度に少人数学級を導入するなど教育には力を入れてきた。今年度も予算2108億円を計上して、独自性のある授業を実施するモデル校事業などを盛り込んでいる。南会津町の取り組みもこうした事業の一環で始まった。

 ところが、4月に小学6年生と中学3年生の3割を対象に実施された「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)では、正答率が全国平均を上回った科目は一つもなく、取り組みの再考を迫られる結果だった。ある県幹部は「予算を掛けても結果が出なかった。では何をすればいいのか」と嘆く。

 県教委は7月の結果発表直後、小中学校に「定着確認シート」の活用徹底を通知した。今年度から2カ月に1回、授業の確認問題として配布していたが、使っていない学校が多かった。確認問題によって教師も指導法を振り返り、さらに工夫することが期待できる。

 県教委学習指導課は「シートの活用を徹底し、まず授業の質改善につなげたい。学力向上はその延長。コツコツ取り組むしかない」と話す。反復が求められる地道な取り組み。大きな予算をつぎ込むだけが学力向上の対策ではないことを身に染みて感じている。【種市房子】=つづく

   ◆  ◆

 31日投開票の知事選は中盤戦に入り、再選を目指す無所属現職の佐藤雄平氏(62)と共産党新人の党県常任委員の佐藤克朗氏(55)が政策論争を繰り広げている。現場で争点を点検する。

1331名無しさん:2010/10/22(金) 12:31:53
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101020ddlk07010162000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/2 商業振興 /福島
 ◇条例来年度改正? 商店街保護か大型店誘致か
 国道4号に面した伊達市堂ノ内地区の10万平方メートルを超す広大な農地。県内最大級となるイオン(千葉市)のショッピングセンター(SC)建設が計画されている。

 計画が持ち上がったのは99年。買い物客を奪われることを懸念する周辺市町から反対の声が相次いで上がり、県は出店に必要な都市計画変更に慎重姿勢を貫いてきた。さらに大型店の出店を規制する「県商業まちづくり推進条例」が06年10月に施行され、着工は事実上不可能になった。

 それでも地元の伊達市は推進の立場を堅持している。現在策定中の「都市計画マスタープラン」にもSCを盛り込む方針だ。先月から仁志田昇司市長や市議らが相次いで県や県議会にSCを認めるよう要望に訪れている。

 同条例は、強制力はないものの店舗面積6000平方メートル以上の大型店の出店先を福島市や郡山市などの市街地に限定し、郊外出店を事実上不可能にしている。全国一厳しいとされ、施行後に湯川村のSC計画が断念されるなど効果は絶大だった。

 ただ、同条例のもう一つの大きな目的、市街地への出店誘導のもくろみは外れ、大型店の県内進出自体が全くなくなった。07年以降、宮城県名取市や栃木県那須塩原市など、隣接県の近い場所に相次いで大型SCが進出し、県内から数百億円の消費流出を招いたとの指摘もある。

 SC誘致を進める「伊達市堂ノ内市街化促進協議会」の直江市治会長は「3000人以上の雇用が生まれ、県外から来た客が観光もするなど、新たな人の流れを生む。商店街と競合するのはスーパーなどの中規模施設。SCを市街地に誘導するのも机上の空論だ」と批判する。

   ◇  ◇

 一方、周辺市町の商店街ではSCに反対する声が依然根強い。

 福島市が3年に1回行う歩行者・自転車通行量調査では、市街地9地点の合計で、94年の1日約7万2000人が06年に同3万人に激減。同条例施行後の09年には同3万3000人とやや持ち直した。

 同市中心部の「文化通り商店街振興組合」の高田比佐之理事長は、「この数年で空き店舗が減り、にぎわいが戻ってきた。大型店が進出すれば再び人の流れが変わる可能性がある」と心配する。

 同条例は5年ごとの見直しを定めており、来年度がその時期にあたる。商店街保護か大型店による商業振興か、来期を担う知事は難しい判断を迫られる。【関雄輔】=つづく

1332名無しさん:2010/10/22(金) 12:32:22
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101021ddlk07010173000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/3 医療 /福島
 ◇医師不足に解決策なく 地域で高度医療に不公平感も
 県内でも特に医師不足が深刻な相双地域。危機的な状況だった南相馬市小高区の市立小高病院(99床)は住民運動のかいあって、09年4月に外科医1人が新たに加わり、どうにか常勤医が4人になった。

 もともと、内科と外科、眼科の3医師だけだった。危機感を抱いた地元住民は08年11月、「小高病院を守る会」を結成。同年末、約1万1000人の署名を集め、県や同市に医師の派遣や、定着のための待遇改善を訴えた。守る会の高野逸夫事務局長(66)は「住民運動で常勤医を1人加えることができた。成功と言っていい」と喜ぶ。今年3月で退職予定だった眼科医の継続勤務も決まった。

 一方、別の会員は「医師4人がいつまでいるか分からず、まったく安心できない」と話す。大規模病院の施設充実を図ることで医師を呼び込む県の政策を挙げ、「医師が田舎には見向きもしなくなる。県と市が連携して対策を取ってほしい」と願う。

   ◇  ◇

 国の統計によると、県内10万人当たりの従事医師は176・1人(06年度)と、全国平均206・3人よりかなり低い。特に相双地域は110・2人と半分程度で、県内7医療圏では最低だ。

 県は今年度、医師不足を含めた総合的な地域医療の崩壊をくい止めようと、相双医療圏で総額25億円の再生計画を本格スタートさせた。救急患者を搬送する拠点病院への高度医療機器配備、へき地診療所への医師派遣システムの強化などを掲げている。

 一方、相双地域内でも医療格差があり、不満を感じている住民もいる。地域内のうち双葉地区の患者が高度医療を求める場合、相馬地区やいわき市で受診する人が多い。県は来年4月、双葉地区の双葉厚生病院と県立大野病院を統合して、地区の中核拠点にして打開する方針。再生計画でも、両病院の施設を充実させるため、多額の資金を計上している。

 これについて南相馬市の幹部職員は「県の資金配分は両病院の統合を重視している。南相馬市の病院でも、高度医療機器の購入費が補助されるが不公平感は残る。医師不足を解消する根本的な解決策にもなっていない」と批判した。県地域医療課は「不均衡な部分は確かにあるが、他の政策と併せて総合的に対応している」と説明している。【神保圭作】=つづく

1333名無しさん:2010/10/22(金) 12:32:49
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101022ddlk07010141000c.html
県政の現場から:’10知事選・争点検証/4止 福島空港 /福島
 ◇3億円超の赤字県補てん ウルトラマンで人は集まるが
 日曜日の17日の昼下がり、福島空港(須賀川市、玉川村)の空港ビル内は子供の歓声があふれていた。同市出身の故円谷英二監督が手掛けたウルトラマンのショーが開催され、家族連れがビル内をパトロールするヒーローを取り囲みながら歩いた。ビル職員は「まるで大名行列」と、イベントの成功を喜んだ。

 ショーは利用客数低迷にあえぐ同空港が、「にぎわい創出」の目玉イベントとして数カ月に1回開催しており、毎回300人は集まる。「まずは一度空港に足を運んで親近感をもってもらい、利用増につなげたい」と県空港交流課。

 ただ、来場者の評価は辛い。会津若松市から長男(6)を連れて来た女性会社員(34)は、同空港を使ったのは沖縄(路線は09年に廃止)に行った時の1回だけ。「便が多い羽田空港や成田空港の方が使いやすい」と語る。

   ◇  ◇

 福島空港はピークの00〜01年度に定期便9路線が運航され、搭乗客は最高の99年度に75万人いた。

 しかし、昨年度は28万人で、93年の開港以来最低を記録した。ジャンボ機が離着陸できる2500メートル滑走路など、現在の施設規模の根拠とされる国の航空需要予測(93年策定)は、10年度で158万人と見込んだが遠く及ばない。

 00年の航空法改正により、国が路線を割り振っていたのを航空会社の判断に任せるようになると、不採算路線は次々と廃止になり、現在は札幌、大阪、上海、ソウルの4路線しかない。特に最近では、大阪と沖縄に飛んでいた日本航空の09年の完全撤退は痛手だった。

 就航便が少なければ着陸料収入も減る。08年度決算で、施設管理費などの支出4億7000万円に対して、主に着陸料である収入は1億6400万円にとどまり、3億円以上の赤字分は県予算で補てんした。

 不況で航空需要が冷え込んでいるだけでなく、今年3月の茨城空港開港、今月の羽田空港の4本目の滑走路使用開始とライバルが増え、経営環境はますます厳しい。特に両空港には、福島空港のセールスポイントでもあるハブ空港・ソウル便もある。縮小し続ける市場を、空港間で奪い合うことが予想される。

 県空港交流課の橋本典男課長は、空港があるから福島進出を決めた県外企業があることを挙げ、「地方の空港は必要。空港のみの収支ではなく、経済や文化交流といった波及効果も含めて価値が議論されるべきだ」と強調する。

 一方、空港への県支出を違法と主張する「県市民オンブズマン」代表の広田次男弁護士は「県民の税金で赤字補てんを続けるのは公金の合理的な使い方とは言い難く、福島空港は廃止が望ましい」と指摘。この問題に限らず、知事には「全体の公共性を考えて施策を進めてほしい」と主張している。【種市房子】=おわり

1334名無しさん:2010/10/25(月) 20:45:59
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101025_3
深谷氏が初当選、中屋敷氏3選阻む 雫石町長選

--------------------------------------------------------------------------------
 
 任期満了に伴う雫石町長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で元雫石スキー場支配人深谷政光氏(66)が、3選を目指す現職中屋敷十氏(59)を破り、初当選を果たした。前回の2006年と同様、両氏による一騎打ちとなった今町長選は、住民主権の実現へ変革を訴えた深谷氏が、町政継続を唱えた中屋敷氏に957票差をつけて勝利した。投票率は75・29%。

 深谷氏は8月に出馬を表明した。町議19人のうち4人が支持。地元の林崎地区を中心に後援会(上森合騎市会長)を再構築し、支持を拡大した。

 中屋敷氏は5月に出馬を表明し、後援会(中川一会長)と町議13人を軸に運動を展開。12の政策を掲げ、結いの心を基にした自立の町づくりを訴えた。

 投票は24日午前7時から午後6時まで12投票所で行われ、同7時半から町中央公民館で即日開票された。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】

(2010/10/25)

1335チバQ:2010/10/25(月) 23:42:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010250005
議員報酬は生活給?会津若松市議会で議論
2010年10月25日


 議員活動の日数や議員報酬のモデルを試算した会津若松市議会の報告書案が、25日の同市議会で賛成多数で了承された。報酬のあり方を中心に議員同士が討論。生活給の水準が必要かなどを巡って、賛否両論の考えを述べ合った。
 市議会の全議員が参加する政策討論会が開かれ、報告書をまとめた議会制度検討委員会の土屋隆委員長がその内容を説明。その後、賛成、反対の双方の立場の議員が内容の是非を巡り、討論に入った。
 報告書は議員の活動日数を年間169日間分、報酬の上限を770万円と試算している。「報酬のあり方を議員自身はどう考えるのか」との市民の疑問にこたえるため、2009年1月から計25回の委員会を開いて議論。議員活動だけでも暮らせる生活給の水準が必要だ、と位置づけた。
 賛成の立場の議員は「色々な立場の人が議員になる必要があり、仕事をなげうってなることもある。生活給の考えは必要」と説明。
 反対の議員は「生活給だと、その職務に専念するということ。ほかに職を持つ人が議員になる道を閉ざす」「報酬は市民の収入より高く、市民の理解を得られない」などと声をあげた。
 採決の結果、欠員と議長を除く28人の議員のうち、25人が賛成、3人が反対。賛成多数で了承された。市議会は来月から始める市民との意見交換会で報告書の内容を説明し、市民の理解を求める。
 この日の市議会では、現在30の議員定数のあり方を巡っても議論。定数は29、30、33の三つの案が話し合われてきたが、30に賛成する議員が最も多かった。議員定数のあり方も意見交換会で報告し、市民の声も聴いて結論を出す。

1336チバQ:2010/10/26(火) 23:06:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101026t11031.htm
与党候補支援 知事、自民など3会派 宮城県議選
 来年春の統一地方選で実施される宮城県議選(4月1日告示、10日投票)まで半年を切り、村井嘉浩知事は25日の定例記者会見で、「政策を認めてくれる人に当選してもらうよう努力するのは当たり前のこと」と述べ、県政与党系の候補者を全面的に支援する姿勢を明確に打ち出した。
 自民党出身の村井知事は、7月の参院選で早々に「中立」を表明し、各党と距離を置いた。県議選では、再び旗印を鮮明にすることになる。
 支援対象として、県政与党や知事選で応援を得た現職と元議員、現職の後継候補となる新人を挙げた。「自民党・県民会議」や「公明党県議団」、「21世紀クラブ」の3会派を念頭に発言したとみられ、議席の過半数を占める圧倒的な支援勢力の維持を目指す。
 この日は、2期目の当選を果たした昨年10月の知事選から丸1年。村井知事は選挙戦を振り返りながら「(県議選では)知事選や県政運営に協力してくれた人に誠意を持った対応をする。応援したいと思う人から要請があれば積極的に応援したい」と語った。既に自民党県議の県政報告会などに出席している。
 村井知事は「知事の提案にすべて賛成する人を増やすべきではない。議員個々人が政策を判断すべきで、(首長に無批判の)与党づくりをするつもりはない」との見解も示した。

1337チバQ:2010/10/28(木) 23:19:10
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010280005
「党の顔」の応援は?
2010年10月28日





 31日投開票の知事選はもう終盤だが、無所属現職の佐藤雄平氏(62)、共産党新顔の佐藤克朗氏(55)の両陣営とも政党の党首級の著名議員は応援に来ていない。民主対自民の対決が鮮明だった前回知事選と違って現職陣営が政党色を薄め、衆院補選など各党が重視する選挙が続いていることも影響している。(井上亮、村上晃一)


 ●雄平氏陣営/政党色を出さない方針


 現職として県の総合計画の推進を訴える雄平氏の陣営は「県民党」を掲げ、ことさらに政党色を出さないようにしている。前回知事選でも同様のスタンスだったが民主、社民両党の推薦を受けていた。今回は推薦も受けないうえ、民主、自民、社民3党の「支持」、公明の「支援」のいずれも、党本部ではなく県レベルの応援を受けるにとどめ、県民党の色合いを強めた。


 前回も党幹部ら著名議員は呼ばなかったが、他県の知事らの応援は得た。今回はそれも要請していない。選挙戦終盤に都市部で開いている個人演説会は、県選出の国会議員が中心となって盛り上げている。選対本部の安瀬全孝幹事長は「派手な演出より着実に県民に声を届けることが大切」としている。


 もっとも、前回推薦を得た民主党は今、ねじれ国会の対応に苦しい。選対には「今は風が吹いていない」と同党本部の応援を受けても効果が薄いとの声が聞かれる。


 ●克郎氏陣営/要請も日程調整つかず


 克朗氏の陣営には、14日の告示日に共産党の高橋千鶴子衆院議員(比例東北)、17日には同党の大門実紀史参院議員(比例区)が応援に入った。両氏とも、自身の選挙で県内を重点地区と位置付けているだけに県内では一定の知名度があるが、党委員長をはじめ幹部は来ていない。


 党幹部を招けなかった理由は、国会が開会中であることに加え、衆院北海道5区補選や、青森市議選など党が重要と位置付ける選挙が全国で続いているためだ。党県委員会の久保田仁委員長は「要請はしたが、日程的に調整がつかなかった」と明かす。


 ただ、市街地の人通りが首都圏などと比べて少ない県内では、党幹部クラスを招いたとしても事前に十分告知しないと人が集まりにくいという。候補者自身が県内各地を回り、街頭に立って政策を訴えることに徹する現在のやり方は「党の支持層以外からの反応も良い」(久保田委員長)という。

1338チバQ:2010/10/29(金) 23:01:54
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001010290004
現職支持 県議に温度差
2010年10月29日





 ●自民:前回が尾を引き/県民連合「わが候補」意識


 31日投開票の知事選で、現職の佐藤雄平氏(62)を支持する県議会最大会派の自民党と、民主、社民両党で構成する第2会派「県民連合」の間に温度差がある。2006年の前回知事選で雄平氏と自民側が激しく争ったことが尾を引いているためだ。一方、新顔の佐藤克朗氏(55)を公認する共産党は「党の主張が際立つ」として、4党相乗りVS.共産の構図を好意的にとらえている。(村上晃一)


 27日、白河市と須賀川市であった雄平氏の個人演説会。県民連合からは2人の県議が出席し、雄平氏の隣でマイクを握って支持を呼び掛けた。一方の自民は、招かれた3人のうち1人しか姿を見せなかったうえ、マイクを握ることはなく、来賓の一人として名前を紹介されただけだった。


 「かなり温度差がある」と県民連合の宗方保県議(須賀川市)は話す。前回から雄平氏を支持している県民連合内では「雄平氏は我々の候補」との意識が強い。一方、ある自民県議は「演説会には参加するが、積極的な選挙運動はしていない」という。


 自民党県連は、森雅子・現参院議員を擁立して雄平氏と激しく争った前回からは一変し、今回は対立候補を立てられず、雄平氏の支持に回った。ただ、「選挙対策本部の組織に入らない」「遊説でマイクは握らない」と決めており、演説会の人集めなど裏方に徹している。斎藤健治幹事長(岩瀬郡)は「『県民党』を掲げる雄平氏への配慮だ」と説明するが、「前回争ったことが尾を引いているのも現実」とも認める。


 県議にとって、知事選で候補者の隣でマイクを握ることは、来春の県議選に向けて自分の顔と名前を売るチャンスでもある。今回の知事選でも、雄平氏の演説会場で自身の名刺を有権者に配る県民連合の県議もいる。


 来春の県議選では民主、自民の両党が30人超の候補者を擁立する方針で、共に過半数の確保を目指すことになる。それだけに、ある自民県議は、裏方に徹さざるを得ない状況を「支持はするのに表に立たなければ、一般の有権者と同じ。政界に身を置く者なら他人の選挙で汗をかかなければ評価されないのに、かやの外だ」と嘆く。


 ◎共産「主張 際立つ」


 佐藤克朗氏の街頭演説では、県議選の立候補予定者が自身への支持を訴えている。


 福島市のほうらい団地であった街頭演説。県議選に立候補を予定する新顔が克朗氏の隣でマイクを握り、県議会は共産党を除いてオール与党化していると指摘。「共産党の役割が大きくなっている。来年の県議選では私にお力添えください」と訴えた。


 やはり県議選に立候補予定の神山悦子県議(郡山市)は「知事の役割と県議の役割は違うが、向き合う県政課題は同じ。今訴えていることを県議選に結びつけてチャンスにしたい」と話す。


 オール与党VS.共産の争いとなった今回の知事選の構図を、共産党は「我々の主張が際立ちやすい」と喜ぶ。党県委員会の久保田仁委員長は「相乗りの4党の主張がぼやけている分、共産党の訴える政策が際立っている。来春の統一地方選にもつながるだろう」と期待する。

1339チバQ:2010/10/29(金) 23:45:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101029t11022.htm
宮城県議会、外郭団体「充て職」辞退 来春改選後で詰め




 宮城県議会は、正副議長や議員の「充て職」となっている県外郭団体の役員就任を辞退する方向で検討に入った。経営責任を問う立場の議員が問われる側にいると、外郭団体に対する議会の監視機能が低下しかねないのが理由だ。来年4月の改選後の実現に向け、全会派で構成する「議会改革推進会議」の場で詰めの協議を進めている。
 正副議長と議員が役員を務める主な外郭団体は表の通り。多額の累積債務を抱えて経営が悪化し、県が改善支援団体に指定した団体も多い。
 県林業公社は、業務執行を監査する立場の「監事」を議員が務めている。同公社は借金164億円の返済めどが立たず存続の危機に直面。監事の責任は重さを増している。
 県農業、道路の2公社も議長や議員が監事を務める。県住宅供給公社は副議長が理事、県土地開発公社は議員5人が理事、議長が監事に就任。赤字経営が続く第三セクターの阿武隈急行は、議長が取締役に就いている。
 各団体は、定款で「理事や監事は知事が任命」「監事は知事が委嘱する県議」などと決めている。知事は慣例に従い、議会側に就任を要請。正副議長や各常任委員らが順次、役員になってきた。
 ベテラン議員は「役員に就くメリットは実際、肩書が増える程度。半面、議員が役員だと議会も厳しい追及がしにくく、経営難を問われたくない外郭団体の隠れみのになっている」と指摘する。
 外郭団体側は「理事会でさまざまな角度から意見をもらい、事業の方向性を定めるのがベター。議員が役員で何の過不足も感じない」(県土地開発公社)と現時点の慣例見直しには消極的だ。
 推進会議は、就任を求められる役職の性質、就任メリットなどを精査した上で、議会として「原則就任辞退」の方針を明確に打ち出し、知事に就任要請しないよう申し入れることも検討する。
 県議会では、県審議会など「付属機関」の委員就任も、原則辞退する方向で検討を進めている。
 東北では、秋田県議会が2000年10月の議会運営委員会で、外郭団体充て職役員への就任自粛を申し合わせ、現在は議長が一部役員を務めているだけとなっている。


2010年10月29日金曜日

1340チバQ:2010/10/29(金) 23:52:54
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101028ddlk07010262000c.html
’10知事選:候補者同姓、佐藤 その1票はどっち? 31日の投開票日迫る /福島
 ◇知事選投票用紙 佐藤 現職?新人?どちらに投票したの?
 知事選は31日の投開票日が迫り、再選を目指す無所属現職の佐藤雄平氏(62)と、共産党新人の佐藤克朗氏(55)が終盤の戦いを展開している。今回、立候補者は同姓。投票用紙に「佐藤」しか書かれていない場合、その1票はどうなる?【種市房子】

 ◇「知事」は地域事情で
 投票の記載が有効か無効か、有効なら誰に入れたものかは、各市町村選管から委嘱された各開票所の立会人(投票管理者)が、開票日前日までに各選管が作成する判定マニュアルを参考に判断する。マニュアルは全国の過去の事例や判例に基づいて作るが、県全体で統一されたものではなく、地域事情がはたらく場合がある。

 例えば「知事」。立候補者に現職がいるが元職はおらず、投票された地域で過去に知事になった人がいない場合など、混同の心配がなければ現職の1票となりそう。今回、現職の地元の会津地方など、県内の多くの市町村選管はマニュアルで現職の票とする可能性が大きい。

 一方、佐藤栄佐久前知事の地元の郡山市選管は「前知事への支持票かもしれないし、新知事への期待を込めた票かもしれない」と話し、現職の票としない可能性を示唆。76年まで知事を務めた木村守江氏(96年死去)の地元・いわき市でも同様だ。

 ◇「佐藤」は案分に
 「雄平」「克朗」など名前のみの記述は有効とみられる。しかし「雄」「克」など名前の一部では過去も無効とされている。「佐藤『勇』平」「佐藤克『郎』」など誤字があっても、候補者名が認識できれば有効とされそうだ。

 「佐藤」ではどちらに入れたのか不明。両候補のその他の有効票の得票率に従って配分する「案分票」となる見込みだ。1961年知事選でも「佐藤」氏2人ら計3人が対決し、案分票が発生した。

 今回、「佐藤」票が多数あると予想され、南相馬市選管は専用の仕分け箱を用意。有効票の集計後、ただちに案分作業に入る。一方福島市選管は、186人が立候補して同姓候補が多数いた7月の参院選比例代表を挙げて「今回は2人。それほど複雑な仕分けではない」と話している。

1341チバQ:2010/10/30(土) 08:31:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20101029-OYT8T01110.htm
倍増狙う民主 死守誓う自民
統一選まで半年
 来年4月の統一地方選まで半年を切り、各党の候補者擁立の動きが活発化している。政権交代後初の統一選で、議席数の倍増を目指す民主に対し、県議会などで多数派を構成する自民は議席堅持を誓う。公明や共産、社民も党勢拡大を目指し、みんなも都市部を中心に候補を擁立する予定で、乱戦となる見込みだ。

 来年4月の統一選については、前半戦の同月10日投開票で県議、政令市議が行われ、同24日投開票の後半戦に市町村議選などを行うことが決まっている。県内では前半に県議、仙台市議選、後半には6市町長選、10市町議選が行われる見通しだ。

 「県議会、市議会の議席数は国政に比べ劣勢。統一選で倍増させる」。民主党の安住淳県連代表は10月上旬の記者会見で強調した。県議会の定数61のうち、民主系会派の議員は11人で、自民系会派の38人を大幅に下回る。最終的には全選挙区での擁立を目指す。木村勝好・県連幹事長代理は「昨夏の衆院選で1〜5区の議席を獲得したため、新人候補を擁立しやすい」としながらも、「県議や仙台市議の候補擁立に集中し、他の市町村議の擁立に手が回っていない」と語る。

 自民党県連は意欲ある新人を発掘しようと、選考方法を従来の現職優先から、公募に切り替えた。だが、今月16日に発表された1次公認・推薦の候補者では県議30人、仙台市議9人すべてが現職か元議員だった。県連は「新人を引き続き募る」としている。須田善明・県連幹事長は16日の総務会後の記者会見で、「国政で与党だった4年前とは違い、野党で厳しい戦いになる」と危機感を募らせる。

 公明党県本部は現有議席の死守を目指し、石橋信勝代表は「定数が減る選挙区もあり厳しい戦い」とみる。共産党県委員会は、県議選で4人、仙台市議選に新人を含む7人を擁立する構え。社民党県連からは県議選に6人、仙台市議選に新人を含む7人の公認・推薦候補が出馬する予定だ。

 みんなの党県支部は来週にも1次公認候補を決める。菊地文博県支部長は「都市部での支持拡大を目指す」と意気込む。

(2010年10月30日 読売新聞)

1342チバQ:2010/11/01(月) 23:50:31
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20101101ddlk02010152000c.html
選挙:青森市議選 新議員41人決まる 投票率過去最低47.55% /青森
 青森市議選(定数41)の投開票が31日あり、新議員41人が決まった。党派別内訳は▽自民12▽共産6▽公明4▽社民4▽民主1▽無所属14。新旧別は▽現職28▽元職3▽新人10。当日有権者数は24万8826人(男11万4083人、女13万4743人)。投票率は47・55%で、旧浪岡町との合併前の旧市時代を含め、過去最低だった前回(55・61%)と比べ8ポイント以上低下した。

 今回は09年4月の鹿内博市長就任後、初の市議選で、計46人が立候補。JR青森駅前の再開発ビル「アウガ」の経営問題や東北新幹線新青森駅開業後の町づくりなどが市政課題で、各候補は、中心市街地活性化▽雇用の創出−−などを訴えた。【山本佳孝、三股智子】

==============

 ■視点

 ◇市民の中に閉塞感も
 鹿内市政下で初めての市議選は投票率が47・55%と過去最低を記録した。多くの候補者は、雇用の創出や高齢化社会への対応など差し迫った問題への取り組みを訴えたが、半数以上の有権者は投票に足を運ばない事態となった。

 12月には東北新幹線新青森駅が開業する。経済や雇用が振るわない市にとって、振興を図る好機といえる。「経済を活性化するビッグチャンス」と、市民のおもてなし意識の向上を図り、青森駅前の整備を進めている。

 だが新幹線利用者がまず降り立つ新駅周辺は、商業用の土地区画が不況などの影響で大半が売れ残り、受け入れる態勢が整っているとは言い難い。5年後には北海道新幹線新函館駅開業が控える。「このままでは北海道への通過駅になってしまうのでは」と心配する声もあるほどだ。

 目立った争点にはならなかったが、官製談合や再建のめどがたたないアウガの経営など、市にとって早急な解決が求められる課題は多い。だが、議会はこれまで有効な対策を示せてはいない。解決の糸口がない閉塞(へいそく)感が、市民の中に「誰が市議でも変わらない」といったあきらめムードを作りはしなかっただろうか。

 新青森駅の開業効果を十分に生かし、通過駅となる心配をぬぐうためにも、今後の4年間の活動は大切になる。市政を託された41人は低投票率をしっかり受け止め、新たな青森市像を描いていってほしい。【山本佳孝】

1343チバQ:2010/11/01(月) 23:52:15
 ◇青森市議選開票結果(定数41−46)
当 4772 花田明仁  58 自現(2)
当 4007 大矢保   60 自現(2)
当 4002 竹山美虎  49 無新(1)
当 3702 奈良祥孝  50 民現(2)
当 3467 赤木長義  48 公現(2)
当 3438 奈良岡隆  59 無現(2)
当 3348 柴田久子  60 公現(2)
当 3347 小田桐金三 76 自現(2)
当 3319 山本武朝  52 公新(1)
当 3282 渋谷勲   60 自現(2)
当 3223 藤田誠   57 社新(1)
当 3194 中田靖人  39 自現(2)
当 3130 村川みどり 37 共現(2)
当 3116 里村誠悦  62 自現(2)
当 3114 仲谷良子  70 社現(2)
当 3019 木下靖   50 無現(2)
当 2931 長谷川章悦 61 無元(1)
当 2777 藤原浩平  64 共現(2)
当 2740 小豆畑緑  64 自現(2)
当 2631 秋村光男  63 無現(2)
当 2619 木戸喜美男 57 無新(1)
当 2602 渡部伸広  43 公現(2)
当 2548 三上武志  59 社現(2)
当 2503 舘田瑠美子 63 共現(2)
当 2439 海老名鉄芳 60 無元(1)
当 2388 間山勲   66 自現(2)
当 2337 舘山善也  43 無新(1)
当 2304 奥谷進   76 自現(2)
当 2302 丸野達夫  44 無現(2)
当 2301 小倉尚裕  53 自現(2)
当 2262 斎藤憲雄  58 社現(2)
当 2224 工藤健   53 無新(1)
当 2185 嶋田肇   64 自現(2)
当 2155 山本治男  53 自現(2)
当 2060 山脇智   28 共新(1)
当 2041 神山昌則  62 無現(2)
当 1929 中村節雄  50 無現(2)
当 1876 橋本尚美  48 無新(1)
当 1871 葛西育弘  44 共新(1)
当 1618 天内慎也  36 共新(1)
当 1520 上林英一  60 無元(1)
  1233 福士信幸  43 無新
  1218 今哲広   66 無新
   935 工藤敏秀  71 無元
   707 瓜田松夫  64 無新
   195 小山内力  51 無新

 =選管最終発表

1344チバQ:2010/11/02(火) 00:05:31
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/fukushima/101101/fks1011010255000-n1.htm
福島知事に佐藤雄平氏再選 呉越同舟…しらける県民
2010.11.1 02:55
 汚職事件に絡む佐藤栄佐久・前知事の辞職に伴い新人5人が立候補し、与野党が激戦を展開した前回(平成18年)とは、極めて対照的な「無風」の知事選だった。

 民主党参院議員から知事に転身した佐藤雄平氏は1期目、一貫して党派色を排し、県議会第一党の自民党への配慮を重視。県政は昨年の政権交代後も、「オール与党」の状況を維持し続けた。

 このため、前回は対立候補を出した自民、公明は、雄平氏を全面否定する理由を得られず、来春の県議選を「与党」として臨みたいという県議の思惑も絡み、結局は相乗りで臨んだ。

 民主県連には当初、「知事はもっと党と連携すべきだ」(吉田泉県連会長)との不満も根強かったが、陣営の意向を受け入れ、実質的に選挙を仕切ったものの、党推薦を断念した。

 まさに、「呉越同舟」の知事選。雄平氏陣営は信任投票と位置づけ、「県内有権者の半数(83万票)が目標」と繰り返したが、選択肢なき選挙の構図に有権者の反応は鈍かった。

 むしろ、焦点は来年の県議選に移っている。自民が勢力を維持・拡大した場合、同党はどう対応するのか。逆に民主が議席を伸ばしたとき、知事は全方位外交を改めるのか。福島県政の方向性が問われるのは、むしろ来年の統一地方選後だろう。(中川真)

1345和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/11/02(火) 01:12:53
旧政和系は民主公認得られるのか?
県議選1次公認20人決定 民主県連
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101101_7
民主党県連は31日、盛岡市内で総務会・常任幹事会を開き、来春の県議選の第1次公認候補者20人を決定した。近く党本部に上申する。一方、知事選について、代表代行の菊池長右エ門衆院議員(比例東北)は終了後の記者会見で「達増知事の再選出馬を前提に準備する」と述べ、県議選と連動した取り組みを行う考えを示した。

 国会議員6人と県議ら計29人が出席。非公開で約1時間、来春の統一地方選対応などを協議した。

 来春の県議選の公認候補者は新人2人、現職18人。今回入らなかった候補者は2次公認を行い、年内に候補者をまとめる。会見で佐々木順一幹事長は「過半数確保が目標。現職の擁立は当然で空白区をなくし、2人区にも複数擁立を目指す」と述べた。

 既に県連代表の小沢一郎元党代表にも、統一地方選対応を報告し、了承を得たという。 また会合では、19日まで2011年度予算の自治体や各種団体からの陳情・要望をまとめ、党本部に申請することも報告された。

 選挙区ごとの公認候補者は次の通り。(敬称略、新人以外は現職)

 ▽盛岡(定数10) 佐々木博(58)三浦陽子(59)高橋但馬(35)、軽石義則(50)=新▽紫波(2)高橋昌造(65)▽宮古・下閉伊(3)伊藤勢至(63)▽久慈(2)中平均(38)▽二戸(2)五日市王(41)▽岩手(3)大宮惇幸(63)喜多正敏(64)▽九戸(1)工藤大輔(40)▽遠野(1)新田敏彦(32)=新▽一関(5)岩渕誠(40)▽釜石(2)小野共(41)▽花巻(4)佐々木順一(58)小田島峰雄(59)▽北上(4)高橋元(58)▽奥州(5)渡辺幸貫(64)及川幸子(64)郷右近浩(45)






(2010/11/01)

1346チバQ:2010/11/03(水) 10:46:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20101103-OYT8T00226.htm
市民との距離 遠く
検証・青森市議選 争点かすみ 組織力で差
 31日投開票が行われた青森市議選は過去最低の投票率で終わった。東北新幹線開業と街づくりなど課題は山積だが、有権者の半数以上は「無投票」を選択した。一方で、比較的投票率の高かった浪岡地区を地盤とする候補者の躍進などの「番狂わせ」もあった。市議選を検証する。(森山雄太、木瀬武)

 ■投票率最低更新

 「どの候補者の訴えも、抽象的で響いてこなかった。なんとなく盛り上がらなかったので、投票しませんでした」。20代の男性会社員は率直に語った。投票率47・55%は過去最低だが、争点は多かったはずだ。市中心部に機能を集約する「コンパクトシティ構想」が足かせとなって新青森駅前の開発は進まず、市議会9月定例会では定数削減をめぐって議論が割れ、談合問題は今なおもやが晴れないでいる。

 地方自治が専門の佐藤淳・青森中央学院大講師は低投票率の背景に、〈1〉市政に関心がない市民〈2〉政策を伝える努力をしない議員側の問題――などをあげる。その上で、定数や議員報酬などについて市民の意見を聞くなどの開かれた議会改革を求める。「市民にとって市議会がいかに遠い存在か浮き彫りになった。当選者は投票率50%割れの現実を肝に銘じないといけない」

■浪岡地区高い関心

 全般的に冷めたムードの中で、浪岡地区の関心の高さが目立った。期日前投票と不在者投票をのぞいた当日投票率を比較すると、旧青森市が38・89%だったのに対し、浪岡地区は46・33%と約7ポイント上回った。その結果、同地区を地盤とする5人の候補者のうち4人が当選し、前回選の2人から倍増した。

 浪岡地区では2005年の合併に対して一部で不満がくすぶっており、選挙への関心につながったとの見方は根強い。同地区を地盤に今回選で返り咲きを果たした合併慎重論者の海老名鉄芳氏は、「推進した人もすっきりしない。皆いろいろな思いがある」と語る。

■民主低調、共産1増

 党派別で見ると、民主党の低調ぶりが目立った。当選者が前回選と同じ1人にとどまったからだ。対する市議会与党の自民党は12人が立候補し、全員が当選した。民主党県連幹部は「政権交代からまだ1年あまり。市議選のような自治体単位の選挙では組織力の差がはっきりと出る」とため息をつく。

 逆に、喜びに沸いているのが共産党だ。前回選より1人多い6人当選。しかも擁立した候補者全員を市議会に送り込むことに成功した。「大きな勝利だ。参院選での後退の後だけに、これからの選挙に向けて展望を開くと思っている」。党県委員会の畑中孝之・東青地区委員長は強調し、県議選で目標に掲げる青森市区での2人当選に手応えをつかんでいた。

(2010年11月3日 読売新聞)

1347チバQ:2010/11/03(水) 14:08:30
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201011020454.html
各党、視線は県議選へ 県知事選を終えて
2010年11月3日

 知事選で再選された佐藤雄平氏(62)を支持した民主、自民両党県連は、前回知事選では激しくやり合った仲だ。来春の県議選に向け、佐藤氏を「我々の知事」とアピールしたい民主と、佐藤氏との距離を縮めたい自民の「呉越同舟」は終わり、ともに次の大一番に目が向いている。

 民主党は、4年前の前回知事選で、社民党、県議会会派の県民連合、連合福島とともに佐藤氏を担ぎ出した経緯から、「雄平氏は我々の知事」との自負がある。今回は「今さら推薦しなければいけない関係ではない」として、県連での「支持」にとどめた。筆頭副幹事長の高橋秀樹県議は「佐藤雄平を4年間支えて来たのは自分たちだ」と話す。

 県議選の一番の焦点は、最大会派の自民党(26人)と第2会派で民主党中心の県民連合(20人)のどちらが最大会派になるか。自民、民主両党は30人以上の公認候補の擁立を目指す。知事と一緒に県政を動かしているのは自分たちだ、と有権者にアピールできる意味は大きい。

 前回知事選で森雅子氏(現参院議員)を推薦し、佐藤氏と激しく争った自民は今回、佐藤氏に接近した。ある民主党県議はこれを「抱きつき作戦」と評し、嫌悪感を示す。佐藤氏を4年間支えてきた自分たちの実績がかすむ恐れもあるからだという。

 ただ、自民の県議らは応援演説でマイクを握るなど表だった支援はせず、動員の手伝いなどを裏方として支え、応援演説や企業・団体回りの実動部隊は民主党の県議らだった。ある民主県議は「いくら自民が『応援しました』といってもそれは外から。有権者はちゃんと見ている」と意に介さない。佐藤氏への応援を「ある意味では知事選を利用して(県議選の)リハーサルをやった」ととらえている。

■自民「縮む距離」期待

 自民の思惑はどうだったのか。「我々もある程度応援さえしておけば、知事は民主の候補者だけを応援したりはしないだろう」。ある自民県議が明かした。「知事の政治能力に満足はしていないが、勝てる人材がおらず、これ(相乗り)しかなかった」

 県議選では、民主との違いを出すため、数値目標を盛り込んだ党県連のマニフェストを出し、政策集団であることをアピールする考えだ。

 一方、共産党は、佐藤克朗氏の街頭演説で、県議選の立候補予定者がマイクを握り、来春の県議選に向け支持を呼び掛けていた。党の現職県議は「知事選での訴えを県議選に結びつけたい」と話す。

 党県委員会の久保田仁委員長も「知事選で訴えた施策は、統一地方選でも生きるだろう」と期待をかける。(井上亮、村上晃一)

1348チバQ:2010/11/04(木) 23:04:24
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201011010420.html
投票率低迷、浮かぶ消極的支持 県知事選振り返る
2010年11月2日

 投票率が過去最低だった県知事選は、佐藤雄平氏(62)が88%の得票率で圧勝した。ただ、雄平氏が全有権者のどの程度から信任を得たかを示す絶対得票率(有権者数に対する得票数の比率)は37%。過去の共産系候補との一騎打ちの知事選で最も低い。共産系候補も前々回の一騎打ちから、得票数が大きく減少。県政への関心は高まらず、選挙結果は「勝者なき戦い」とも言える姿になった。

 雄平氏は知事公館で1日、報道陣の取材に喜びをかみしめるように今後の抱負などを述べた。ただ、投票率に話題が及ぶと表情を引き締め、「42.42%は、ちょっと残念な気持ち」と答えた。

 民主、自民、公明、社民の4党が現職に相乗りし、共産党公認の新顔佐藤克朗氏(55)と一騎打ちになった知事選。この構図が決まった時点で、雄平氏陣営からは低投票率を気にする声が出ていた。

 陣営が投票率60%、有権者の半数の83万票の得票という高めの目標を立てたのは、その雰囲気を消し、安泰ムードを引き締めるためだった。ただ、相乗り、争点のなさ、天気の悪さなどが重なって、結果は目標を大きく下回った。

 「最後まで『大丈夫だろう』という安心ムードを払拭(ふっしょく)できなかった」と、雄平氏の陣営幹部は低投票率の要因を振り返る。雄平氏自身は1日、「88%という得票率は、そういう風(信任を得た)に解釈したい」と語った。

 現職への圧倒的な信任が数値に表れたかにみえる今回の知事選。ただ、有権者の積極的な支持の度合いを示す絶対得票率で見ると違う姿が浮かぶ。これまでの知事選で、現職対共産系候補の一騎打ちの構図は6回。現職の絶対得票率は前々回の佐藤栄佐久氏の42.3%が最低だったが、今回は37%と大きく下回った。

 雄平氏の選対事務局長を務めた今泉裕・連合福島事務局長は「4年間の県政に対し、3分の1強しか支持していないというのは『無言の拒否』ともとれる。県としてもつらいのでは」と話す。一方で、「我々応援団からすれば選挙が終わればおしまいというわけでない。反省的な視点に立って総括しないと、今後プラスに働かない」という。

 朝日新聞福島総局が31日に投票所で有権者50人にアンケートしたところ、雄平氏を選んだ人は「非共産候補だから」「1期目に特に不満がなかった」「現職だから」といった理由が目立った。投票に行った人のなかでも、消極的な支持の姿が浮かびあがる。

 一方、克朗氏は4.8%だった自らの絶対得票率について、「訴えを届けきれなかったと思っている」。雄平氏の絶対得票率については、「信任投票という位置づけで選挙に臨んだと思うが、(低投票率は)単なる棄権でなく、現職知事に対する不信任なのではないかと思う」と語る。

 「04年の知事選と比べると落ちたが、そこそこの結果だったと言える」と党県委員会の久保田仁委員長は振り返る。ただ、党派色を強く出さない無所属系候補の擁立を当初探ったものの断念し、公認候補を決めたのは告示1カ月前。告示後も現職への批判票の結集はできなかった。(井上亮、村上晃一)

1349チバQ:2010/11/06(土) 09:42:04
http://mytown.asahi.com/areanews/iwate/TKY201011050541.html
県議選、自民11人を公認 知事選は年内にも候補擁立へ
2010年11月6日

 自民党県連は4日、来春の県議選で8人の現職と3人の新顔計11人の立候補予定者を公認し、1人の推薦を決めた。今後、全選挙区で候補者を立てる方針で、定数が複数の選挙区では可能な限り複数擁立し、最終的に20人程度の擁立を目指し、順次公認していく。

 千葉伝・県連幹事長は5日、知事選については「達増(拓也)知事は姿勢が民主党に偏っている」として、「非民主や反民主の勢力を集め、県民党的な立場での擁立を目指したい」と述べた。民主党以外の各会派間での協力を模索し、年内にも候補者を選び出したい考えを示した。

 自民党県連が一次公認・推薦した立候補予定者は次の通り。(敬称略。選挙区、定数、氏名、当選回数の順)

 公認 盛岡(10)樋下正信(3)、村里洋子(新)▽宮古・下閉伊(3)佐々木大和(4)、城内愛彦(新)▽久慈(2)嵯峨壱朗(2)▽遠野(1)工藤勝子(2)▽一関(5)神崎浩之(新)▽釜石(2)岩崎友一(1)▽八幡平(2)千葉伝(4)▽岩手(3)柳村岩見(3)▽紫波(2)熊谷泉(1)

 推薦 二戸(2)工藤篤(5)=元職

1350名無しさん:2010/11/06(土) 10:41:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000077-mailo-l08
転換期の茨城政界:’10県議選 引退表明山口氏、影響力保持に意欲 /茨城
毎日新聞 11月5日(金)11時18分配信

 ◇「一兵卒で党に役立つ」
 12月の県議選に出馬せず、今期で55年に及ぶ県議生活に終止符を打つ考えを示している自民党県連最高顧問の山口武平県議(89)は4日、県議会議事堂で記者会見し、引退後の活動について「一兵卒として(党に)役立つ仕事をしたい」と、今後も自民県連内での影響力保持に意欲を見せた。また、昨年8月の知事選で対立した橋本昌知事に対し「見識はあるが非常に視野が狭い」と述べ、最後まで辛口批判を見せた。
 約50分間にわたり報道陣の質問に答えた山口氏は、橋本昌知事への評価を問われ、「故・梶山静六衆院議員から、橋本以外はないぞと言われた」と93年の知事選で橋本氏を擁立した際のエピソードを披露。視野の狭さを指摘したうえで「『汝(なんじ)の敵を愛せよ』という政治をやってほしい」と注文を付けた。
 1966年の県議長選に絡み自身も執行猶予付きで有罪判決が確定した「県議会黒い霧事件」については、「55年の議員生活の中で一番バカを見た事件」と評した。「飲み食いだの金の(やりとりが)あったのは間違いない」としながら、「最高裁まで20年以上も争った。その間、(関係者で)生きている人は皆亡くなった」と述べ、事件の真相が明らかにされなかったとして悔しさをにじませた。
 県議選坂東市区(定数1)から出馬予定の石塚仁太郎氏(60)への支持表明が遅れたことについては「(石塚氏の出馬が決まらないので)報道陣の前で話す訳にはいかなかった。葛藤(かっとう)していた」と話した。【大久保陽一】

11月5日朝刊

1351名無しさん:2010/11/06(土) 10:43:39
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101024ddlk08010088000c.html
山口武平県議:坂東の会合で引退表明 全国最長14期 石塚氏「全面支援」 /茨城
 ◇「卒寿の90歳が限界」
 全国最長の県議14期を務める自民党県連最高顧問の山口武平氏(89)が23日、坂東市内で開かれた党岩井支部女性部主催の会合で「皆さんに支えられて55年間頑張った。長い間お世話になりました」と述べ、今期限りでの政界引退を正式表明した。会合終了後、山口氏は、報道陣に「卒寿の90歳が限界」と引退理由を明らかにし、地元の県議選坂東市区(定数1)で県連が22日に推薦を内定した新人の石塚仁太郎前市長(60)を「全面的に支援する」と明言した。【大久保陽一、宮本寛治】

 同市内の飲食店で開かれた同会合で山口氏は、集まった女性支援者約90人を前に約50分マイクを握り、55年の県議生活を振り返った後、引退を表明。県議選については「(石塚氏の)奥さんが学校の教師を辞めて選挙の支援に入る。素晴らしいことだ」と石塚氏を支援する考えを示した。また、「様変わりはないと思うが、議員になる人には政策を立案し、協力してやっていく体制を構築してほしい」と石塚氏に注文を付けた。最後に「皆さんもプライドを持って活動してほしい」と締めくくった。

 会合後、山口氏は報道陣に対し、引退を決意したのは前回(06年)県議選だったと初めて明らかにし、高齢のため支援者の大半が亡くなっていることを挙げ「感無量だ」と声を詰まらせた。一方、県土地改良事業団体連合会などの会長職は続投する考えを表明し、政治的影響力保持に意欲を示した。

 会合を主催した自民岩井支部の木村智恵子・女性部長は「一つの時代が終わったという感じだ。さみしさでいっぱいだ」と感無量の様子。そして「自民党の後見人として頑張ってほしい」と語った。

 昨年8月の衆院選で、山口氏が選対本部長を務めた永岡桂子衆院議員(7区)は毎日新聞の取材に「(引退表明は)聞いていないが、今後も山口氏の世話になると思う。県議選では石塚氏を全力で応援する」と話した。

==============

 ■山口氏のこれまでの道のり■

1921年 神大実村(現坂東市)生まれ

1944年 秋田鉱山専門学校(現秋田大)卒業

1947年 神大実村収入役

1955年 県議選猿島郡区(定数4)に初出馬、4位当選

1959年 県議選(2期目)。6人の戦いで2位当選。トップは中村喜四郎氏の父

1963年 県議選(3期目)。2位当選

1966年 県議会議長選を巡る「黒い霧事件」で、受託収賄罪で起訴

1967年 県議選(4期目)。トップ当選

1970年 県議選(5期目)。トップ当選

1972年 参院補選に立候補。12万5570票獲得したが、29万票余を集めた中村氏母に惨敗。その後、同年の県議補選岩井市区(定数1)で当選し、県政復帰

1974年 自民県連幹事長就任(87年まで)。県議選(6期目)で共産新人破り当選

1978年 県議選(7期目)。無属新人破り当選

1982年 県議選(8期目)。無投票当選

1986年 県議選(9期目)。無投票当選。県ゲートボール連合会長就任

1987年 県連会長就任

1989年 黒い霧事件で、執行猶予付き有罪判決が最高裁で確定

1990年 県議選(10期目)。無投票当選

1992年 県土地改良事業団体連合会長就任

1994年 県議選(11期目)。無所属新人を破り当選

1998年 県議選(12期目)。自由新人破り当選

2002年 県議選(13期目)。無所属新人の古谷英明氏を破り当選

2003年 県体育協会名誉会長就任

2005年 全国都道府県議長会から県議在職50年表彰

2006年 県議選(14期目)。無投票当選

2009年 衆院選と知事選敗北の責任を取り、県連会長を辞任。県連最高顧問に就任

2010年 県議引退を正式表明

1352名無しさん:2010/11/06(土) 10:45:16
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101024ddlk08010091000c.html
山口武平県議:引退表明 一問一答 /茨城
 会合後、山口氏が報道陣に答えた主なやりとりは次の通り。

 −−今日の会合の意味合いは?

 ◇(石塚氏を)事実上の後継者として皆さんに紹介した。
 −−引退を決意したのはいつ?

 ◇前回の県議選の時だ。次(当選すれば)90歳(卒寿)。卒寿の「卒」は卒業の「卒」だ。「死ぬまでやってほしい」という声も周囲にあったが、90歳が(体力的な)限界だ。家族に迷惑をかけるわけにはいかない。辞めるのは立候補するより難しい。
 −−55年の議員生活を振り返ると?

 ◇初当選時は鳩山一郎氏が首相だった。感無量だ。選挙を手伝ってもらった人たちもほとんど亡くなった。
 −−後継者擁立にはどう関与?

 ◇仲間が夏ぐらいから動いた。当初は市議から選ぼうと思ったが断られ、意中の人物が見つからなかった。
 −−後継の石塚氏擁立の決め手は?

 ◇石塚氏は市長や市議も経験しており、「適任だろう」という話になった。擁立が決まったのは10月ごろ。石塚さんも奥さんが学校の教師を辞めて選挙の支援に入るそうで、本気になっている。
 −−石塚氏をどのように支援するか?

 ◇自民党推薦が決まったので、全面的に支援するつもり。
 −−後輩の自民党議員へのアドバイスは?

 ◇石塚氏にも話したが、演説では余計なことは話さず要点だけしゃべれということだ。
 −−県土地改良事業団体連合会や県河川協会の会長職は続投するか?

 ◇今後も続けるつもりだ。

1353名無しさん:2010/11/06(土) 10:47:46
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101102ddlk08010121000c.html
転換期の茨城政界:’10県議選 県議55年、自民・山口武平氏について語る /茨城
 ◇県内政治、どう変わる
 12月の県議選は、全国最長の55年にわたり県議を務める山口武平・自民県連最高顧問(89)が今期限りでの引退を表明し、大きな転換点に差し掛かっている。山口氏が県連会長を務めた20年余、茨城は「自民王国」と言われ、政治とカネはトップダウンで動いてきた。“県政のドン”が影響力をもった時代が終わる今、政治はどう変わろうとしているのか。山口氏の残した業績と課題、功罪について、県出納長として山口氏と接してきた鶴見和満さん(82)と、94年の県議選で争った衆院議員の神風英男さん(49)に語ってもらった。【大久保陽一】

 ◇議会運営で「苦労」−−元県出納長・鶴見和満さん
 −−山口氏引退をどう受け止めますか?

 ◆よく決断されたと思う。議員として14期・55年も在籍したのは、地元の支援がなくてはあり得ないこと。それだけ地元への貢献が高かったということだ。

 −−昔の山口氏を振り返ると?

 ◆1959年の県人事異動の際、引っ越しを手伝ってもらって以来の付き合い。当時は、若手県議のエース格として活躍しており、議会質問も鋭く勢いがあった。岩上二郎元知事を理路整然と批判していた姿を思い出す。また、私が秘書課長として仕えた竹内藤男前知事も山口氏を常に意識していた。

 −−山口氏のこれまでの活動をどう評価しますか?

 ◆(功績は)工業団地の県内誘致をいち早く唱えたこと。これは、後の鹿島港開発や筑波研究学園都市構想にもつながった。山口氏の先見の明はたいしたものだ。また、ゲートボールの普及などスポーツ振興も挙げられる。国体にも長年携わり、入場行進で先頭を歩く姿は忘れられない。

 −−山口氏引退後、政界はどう変わると思いますか?

 ◆県議会で出される案件については、すべて山口氏が了承したという「暗黙の了解」が県の理事者側にはあった。これからはそれがなくなる。議会の「重し」がなくなることで、理事者側も議会運営で苦労することになるのではないか。

 ◇後継者擁立に不安−−民主衆院議員、神風英男さん
 −−山口氏とのかかわりは?

 ◆1994年の県議選で、それまで山口氏の無投票当選が続いていた岩井市区から無所属で出馬した。閉鎖的な風土に風穴を開けようと必死だった。ホームページにも掲載しているが、右翼や暴力団関係者からの脅しもあった。(選挙は敗北したが)それでも自分への「風」を感じた。

 −−山口氏が県連会長として影響力を持ち続けたことをどう評価しますか?

 ◆「政治とカネ」を巡る問題が挙げられる。山口氏は、93年のゼネコン汚職事件で逮捕された竹内藤男前知事と、事実上二人三脚で県政を動かしてきた経緯がある。山口氏は同事件に絡んで東京地検特捜部に参考人聴取されているが、事件を巡るけじめをつけていないのではないか。もちろん、山口氏が県政の発展に寄与した人物であることは認める。

 −−今回の県議選をどう見ますか?

 ◆地元・坂東市区では、山口氏の後継者擁立が難航した。あれだけの人物なのに、後継者を育成してこなかったという面も県政界にとっては大きなマイナスだろう。今回の選挙は本来、石塚仁太郎氏と山口氏とで争うべきだったのではないか。

 −−山口氏引退後の県内政界の展望は?

 ◆全国最強の自民党県議団をつくったが、昨年の衆院選を見ても、民主への期待も増えてきた。保守王国も変わり始めている。

==============

 ■人物略歴

 ◇つるみ・まさみつ
 1928年、旧水海道町生まれ。旧陸軍予科士官学校、早稲田大卒業後、49年県庁入庁。旧鹿島町出向、税務課勤務、秘書課長などを歴任。91年7月、出納長を最後に県庁を退職。現在は茨城郷土部隊史料保存会長を務める。

==============

 ■人物略歴

 ◇じんぷう・ひでお
 1961年古河市生まれ。法政大卒業後、94年の県議選岩井市区(定数1)に出馬。6855票を獲得したが、1万3776票を得た山口氏に敗れた。出馬の経緯は自身のホームページに掲載。その後、03年衆院選で初当選し、現在3期目。

1354名無しさん:2010/11/06(土) 11:01:07
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101023ddlk08010087000c.html
選挙:県議選・坂東市区 自民県連、石塚氏推薦 山口氏引退表明待たず /茨城
 ◇候補の確定急ぐ
 自民県連(岡田広会長)は22日、12月の県議選坂東市区(定数1)で、出馬の意向を示している新人で前坂東市長の石塚仁太郎氏(60)に推薦を内定した。同市区を地盤に全国最長の県議14期を務める党最高顧問の山口武平氏(89)は正式に引退表明をしていないが、県連は近く後援会会合で表明すると見込み、外堀を埋めた格好だ。毎日新聞の取材に岡田氏は「引退は正式に聞いていないが、推薦が決まり、(山口氏は県議選に)出ないと思っている」と言明。山口氏引退と石塚氏後継の構図は確定的になった。【大久保陽一、宮本寛治】

 県連関係者によると、石塚氏は自民党に入党したうえで、21日までに「公認」依頼を県連に提出した。県連は今月7日の選対会議で、新人の場合は公認申請が出されても推薦とする方針を確認し、公認申請をしていた新人3人に推薦を出した経緯がある。石塚氏の申請について岡田会長ら県連選対委員で断続的に協議した結果、基本方針通り推薦にすることが22日内定した。

 岡田氏は、山口氏の意思を確認するため数回にわたり電話で協議。明確な引退表明はなかったが、公認依頼もなかった。山口氏の引退表明を待たずに県連が判断した背景には、県議選まで2カ月を切り、同選挙区で出馬予定の無所属保守系の候補に対抗するためにも、県連が支援する候補を早期に明確にする必要があった。推薦内定は山口氏に引退表明を促す狙いもあるとみられる。

 同市区からは、中村喜四郎衆院議員(無所属)の元秘書で建設会社役員の古谷英明氏(55)も出馬する意向を表明している。

 ◇水面下で神経戦
 20年以上にわたり県連会長を務め、県政界を主導してきた山口武平氏は、自身の引退について側近にのみ意向を伝えただけで、公式表明をしないという異例の事態が続いている。表明を遅らせる背景には、自らの政治的影響力保持のため有利な環境をつくろうと、地元・坂東市の吉原英一市長と石塚前市長との間で三すくみの神経戦を水面下で続けているとみられる。

 山口氏の引退について後援会関係者は「引退は暗黙の了解」としながらも「このまま何もなく、12月の県議選を迎えるのではないか」との見方を示した。一方、県連関係者は「石塚氏の推薦も決まったことで、近く開かれる後援会会合で、去就についての説明がある」と明言。山口氏の思惑を巡り、情報は混線している。

 坂東市で力を持つ山口、吉原、石塚3氏の力関係について、ある県内政界関係者は「山口氏は第3極」と指摘する。同市では旧岩井市長のポストを巡り石塚氏と吉原氏が長年争い、その都度、いずれかの陣営に山口氏が支援に回るという構図が続いてきた。山口氏は政治的ライバルに地盤を禅譲する考えはなく、けん制しつつ協力関係を模索しているとみられる。

 一方、山口氏後継候補を巡っては、吉原氏も若手擁立で動いていたが、「『県議は石塚、市長は吉原』に住み分けることにした」(県西の地方議員)と2氏の“密約”が成立したとの見方が地元関係者に広がっている。

 3氏は同市を含む衆院7区の中村喜四郎衆議員を“政敵”とみることでは一致しており、石塚氏の支援を表明していない山口、吉原両氏とも中村氏元秘書の古谷氏を応援する可能性はない。山口氏は石塚氏支援における条件を見極めている可能性が高い。

毎日新聞 2010年10月23日 地方版

1355チバQ:2010/11/06(土) 13:08:49
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101106ddlk05010043000c.html
統一地方選:’11年あきた 大館市長選、水面下の動き活発化 /秋田
 ◇近江屋氏、出馬表明 無風一転、激戦か
 来春の統一地方選が半年後に迫った。県内は市町村合併が相次いだことなどから、市長選は大館市のみ。これまでに立候補表明をしたのは同市出身の元自民党衆院議員、近江屋信弘氏(60)だけだが、地元では小畑元(はじめ)市長(62)の6選出馬が既成方針と受け止められている。さらに市議経験のある元衆院議員秘書が立候補するかも話題に上っており、水面下の動きが活発化。無風だった前回とは一転して、激しい選挙戦になる可能性が出ている。【田村彦志】

 ◇小畑市長6選出馬か 多選批判の声も
 同市長選は1951年の市制施行以来、保守と革新が激しい選挙戦を繰り広げてきた。

 しかし旧建設省出身の小畑氏が保守の切り札として無所属で立候補した91年の選挙で、相手候補に1万票以上の差をつけて初当選して以来、様相は大きく変わった。

 小畑氏は95年、99年と2期連続で無投票当選。12年ぶりの市長選となった03年は新人の元中学校教諭を退け、田代、比内両町編入後初の市長選となった07年も無投票で再選を果たした。同市長で5期20年は歴代最長。次期について小畑氏は正式に態度表明をしていないが、30日に開会予定の市議会定例会で去就を明らかにするとの見方が広がっている。

 短大誘致や県北部の高速道路網の整備、エコタウン構想の実現などにハード面に重点を置いてきた小畑市政について「手堅い」との評価がある半面、人口減に歯止めがかからず商業者からは「産業振興で有効な手を打てずにいる」と厳しい意見がある。

 09年衆院選で比例東北ブロック落選後に自民党を離党した近江屋氏は10月8日の出馬表明会見で「雇用なくして活性化はない」と強調。「市を中心とした北鹿地区全体の発展を模索していく必要がある」と訴えて市政の転換を求める。

 一方、元衆院議員秘書は10月末に秘書を辞めた。40代前半と若く、市内の若手経済人の間で支持する動きがある。

 市長選の前には、県議選もある。小畑氏を支援する自民党県議の一人は「“保守分裂”となればやっかい。自分の後援会の内部も割れるかもしれない」と警戒感を募らせている。

 旧社会党時代に市長を輩出してきた社民党、国政与党の民主党の動向も注目される。その関係者は「市民は長期にわたる地域経済の冷え込みにいらだちを募らせており、不満が根強くマンネリも否めない」と指摘する。

 市内部からも多選批判の広がりを懸念する声が上がり、小畑氏の態度表明を機にそれぞれの動きが本格化するとみられる。

==============

 【大館市長選の結果】

 ◇91年
小畑元  当 27,979

川田繁幸   17,843

 ◇95年
小畑元 無投票当選

 ◇99年
小畑元 無投票当選

 ◇03年
小畑元  当 23,474

島内重昭   17,658

 ◇07年
小畑元 無投票当選

1356チバQ:2010/11/09(火) 00:27:38
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101108ddlk05010025000c.html
統一地方選:’11年あきた 民主県連、公募の8人擁立せず /秋田
 ◇「ふさわしい人おらず」
 民主党秋田県連は7日、秋田市で常任幹事会を開き、11年の統一地方選の公募に応募した8人の擁立を見送ることを決めた。県連は9月1日から21日にかけて公募を実施。8人が応募したが、寺田学幹事長は「ふさわしい人がいなかった。大変残念で大変申し訳ない」と述べた。

 県連は原則全選挙区に候補者を立てる方針で、今後は松浦大悟県連代表らが中心となって候補者を選び「年内をめどに一定数の候補者を擁立できると思う」という。

 また、県議選では現職で横手市選挙区の小田嶋伝一氏(75)と、07年に能代市山本郡選挙区に出馬し落選した吉方清彦氏(39)を公認候補とすることも決めた。【野原寛史】

1357名無しさん:2010/11/09(火) 23:23:19
秋田民主はなんか消極的だな
そりゃ立てりゃいいってもんじゃないけど、
最初から「無理して立てなくてもいいですよね、ね?」
みたいな姿勢が見えるんだよなあ

1358名無しさん:2010/11/14(日) 15:23:20
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101114ddlk15010002000c.html

選挙:新潟市長選 きょう投開票 古町で最後のお願い 2週間の戦い終了 /新潟

 ◇2氏、2週間の戦い終了

 14日に投開票される新潟市長選の選挙運動最終日となった13日、いずれも無所属で立候補している新人の前新潟民主商工会事務局長、石口徳夫氏(60)=共産推薦=と3選を目指す現職の篠田昭氏(62)は、新潟市中央区の繁華街・古町十字路を10分の差で相次いで訪れ「最後のお願い」を行った。07年に政令市になり選挙運動期間が初めて2週間に延長された今回の戦いについて、両氏は「あっという間」「後半は一気に過ぎた」と振り返った。

 万代シテイから約50人の支援者と練り歩き、先に古町十字路を訪れたのは篠田氏。午後3時50分ごろから10分ほど、通行人に「市政改革の流れを更に大きくするか、ブレーキをかけるかは皆様の判断」「古町、柾谷小路を新潟の顔として立派に再生をさせよう」と訴えた。

 篠田氏は、前回06年の倍に延びた選挙運動を「さわり出すときりがない」と振り返り、「あとはどこまで投票に行ってくれるかがポイント」と投票率を気にする様子を見せた。

 西、東区で街宣した後、午後4時10分ごろ古町十字路に到着した石口氏は、選挙カーの上から「今の市政は高齢化社会に追いついていない。市政を転換できるのは私しかいない」と福祉施策を中心に熱弁を振るった。

 石口氏は「ここ4〜5日で(有権者の反応が)上り調子になってきたが、2週間でもまだ足りない」と語った。「合併地域の反応が良かった。保守とか関係なく、今の事態を何とかしたいという思いの方が上回っていた」と手応えも口にした。【黒田阿紗子】

毎日新聞 2010年11月14日 地方版

1359神奈川一区民:2010/11/22(月) 00:27:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101121-00000047-mai-pol
<大船渡市長選>戸田公明氏が初当選 岩手
毎日新聞 11月21日(日)21時49分配信

 大船渡市長(岩手県)元医療法人専務理事の戸田公明氏(61)が初当選。ともに前市議の鎌田和昭氏(64)、平山仁氏(41)を破る。投票率は76.55%。

 確定得票数次の通り。

当11531 戸田 公明=無新<1>[公]

  7062 鎌田 和昭=無新

  6927 平山  仁=無新[自][た] 最終更新:11月21日(日)21時49分

1360名無しさん:2010/11/22(月) 08:10:18
層化やっぱり強いな。

1361チバQ:2010/11/22(月) 12:26:01
>>990-991>>1324>>1359
公明と自民で推薦が分かれてる。
どんな構図だったんですかね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20101122-OYT8T00140.htm
大船渡市長に戸田氏
3新人での選挙戦制す

 無所属の3新人が立候補した大船渡市長選は21日、投開票され、元医療法人専務理事の戸田公明氏(61)=公明推薦=が、前市議の鎌田和昭氏(64)と平山仁氏(41)=自民、たちあがれ日本推薦=を破り、初当選を果たした。

 16年ぶりの新市長を決める選挙戦となり、注目を集めた。3候補それぞれが現市政に一定の評価をしつつ今後の市政課題を訴えた。

 戸田氏は、民間企業での経験をアピールし、産業振興策によって、所得を向上させることを強調。4年前の市長選での支持基盤を生かし、市内全域で支持を広げた。当選が決まり、支持者が詰めかけた同市大船渡町の事務所で、戸田氏は「市民のみなさんと協力しながら前に進んでいきたい」と意気込みを語った。

 鎌田氏は、親類や水産関係者らを中心に後援会を組織して支持を固めたが、及ばなかった。平山氏は、複数の政党から推薦を受け、街頭演説を精力的にこなして若さをアピールしたが、届かなかった。

投票率4ポイント下回る 当日有権者数は3万3814人、投票率は76・55%で、前回の81・40%を4・85ポイント下回った。

(2010年11月22日 読売新聞)

1362チバQ:2010/11/22(月) 22:45:06
06年大船渡市長選
3865 :とはずがたり:2006/11/30(木) 02:20:10
>>3827
現職はオール与党でそれに対して旧大船渡市vs旧三陸町の対立に多選批判vs実績を持ち込んだ対立候補という構図だった様である。

激戦ルポ:大船渡市長選/上 「市政転換」 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000042-mailo-l03

 ◇熱っぽく訴え、手応え−−戸田公明候補(57)無新
 「当選したら遠慮なく要望をよこしてください。命、体、財産にかかわる順に優先順位を付けて公開し、実現に取り組みます。私を市長の座に押し上げてほしい」
 告示から3日目の21日午前10時過ぎ。戸田公明候補は大船渡市三陸町越喜来の旧三陸町役場近くで、街頭演説のマイクを握った。横殴りの雨が吹き付け、戸田候補の長靴に跳ね返る。
 集まった10人ほどの有権者が傘を差したまま聴き入った。民家の窓辺に姿も。通り過ぎる車から手を振る人も。遊説の遅れを取り戻すため、演説は10分ほどに。小走りで一人一人に握手する戸田候補。従うように妻範子さんも頭を下げて回る。「反応はいい」。運動員が笑みを浮かべた。
 戸田候補は旧三陸町吉浜の出身。範子さんも吉浜小学校時代の同級生。知名度不足も旧三陸町では例外のよう。「ここで6割強固められれば」と選対幹部。
 近くの大船渡市農協三陸支店から出てきた自営業の男性(55)は「あちこちの県庁で不祥事が起きているが、多選のせいだ。3選までだよ」。漁業の男性(57)は「(甘竹勝郎市政の)性急な合併には反対だった。合併で何かいいことあったかな」などと戸田支持の声。しかし、貯金をおろしにきた主婦(46)は「任期は2期8年といってるでしょう。何ができるの。無責任な感じもする」。任期を最初から決める戸田候補の公約は疑問だという。
 前夜、戸田候補は同市盛町の集会施設で個人演説会を開いた。壁には「市政転換」の手書きポスター。会場近くには現職の甘竹候補の自宅があり、いってみれば相手の地盤。50席用意した椅子に空きが目立ったが、幹部の一人は「よく足を運んでくれた。勇気が要ったと思う」と地縁、血縁選挙の難しさを口にした。
 再び21日。戸田候補は越喜来湾の高波を左に見ながら峠越え。甫嶺では旧三陸町長の佐々木菊夫氏と合流。民家の塀には甘竹陣営のスローガン「続投」の文字も。昼前、小石浜に到着。「当選、勝ち取って」。出迎えた漁民らの激励に、戸田候補の表情がゆるんだ。【鬼山親芳
11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月22日11時1分更新

激戦ルポ:大船渡市長選/下 「続投を」 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061123-00000049-mailo-l03

 ◇気さくな人柄、心遣い−−甘竹勝郎候補(63)無現
 甘竹勝郎候補は22日午前、前日に回り切れなかった大船渡市猪川町の住宅街から遊説を始めた。選挙カーの助手席から身を乗り出し、周囲に目配り。絶妙のタイミングでマイクを握る。こんな具合。
 「あっ、お父さん、あっ、お母さん。お出迎え、ありがとうございます」「右から、左から手を振っていただき、あっ、両手を振っているおばあちゃん、よく見えますよ。風邪引かないで頑張ってね」
 甘竹候補のねぎらいの言葉に、手を振って支持を伝えるおばあちゃんの腰が折れ、一段と前かがみに。マイクから甘竹候補の気さくな人柄と心遣いがにじむ。
 午前10時過ぎ、選対本部から「日頃市方面で、遊説を待っている人たちがいる」との連絡。急きょ、盛川沿いの国道107号を西進。朱色も鮮やかな長安寺橋たもとに20人ばかり。年配の男性が「必勝」の鉢巻きをかざしている。一人一人握手。即席の街頭演説も。
 この後、山あいの集落に入り小通から平山、上宿へ。お年寄りの姿が目立つ。玄関にたたずみ、畑仕事の手を休め、中にはおぼつかない足取りで寄ってくる男性も。「おじいちゃん、おじいちゃん、本当にありがとう」。甘竹候補の声が感激で心持ちうわずった。
 感激は前夜、旧三陸町吉浜で開いた個人演説会での妻英子さん(62)も同じだった。終了間際、マイクを向けられ、「今回はいつもと違う、微妙な選挙。夫を勝たせて」。夜道にもかかわらず集まった70人の支持者に胸を熱くし、頭を下げた。

1363チバQ:2010/11/28(日) 12:47:40
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201011280
来春の県議選 「30人以上の擁立困難」民
2010年11月28日 11時24分配信
民主党県連の吉田泉代表(衆院本県5区)は27日に郡山市で開かれた党県連政経パーティー終了後の記者会見で、来春の県議選について「全体的な状況を見ると30人擁立は相当大変だ」と述べ、これまで目標としてきた30人以上の擁立が事実上困難との見方を示した。

吉田代表は県議会最大会派の自民党の議席が現在26人であることから「最低でも(自民の議席を)上回る公認候補を立てたい」と述べた。

党県連は同日、県議選の公認候補者として新人4人を決め、党本部に申請した。

現職新人合わせて21人の立候補者が固まった。

自民党県連は28人の公認が決まっており、最終的に30人以上を擁立し、県議会最大会派維持を目指す。

公明党県本部は現職2人と新人1人が福島市、郡山市、いわき市の各選挙区から立候補する。

共産党県委員会は1次公認の5人に加え、会津若松市選挙区で候補者を擁立する方針だ。

社民党県連は現職2人が引退を表明しており、新人2人が郡山市、会津若松市の各選挙区から立候補する。

1364チバQ:2010/12/01(水) 00:34:12
>>1355
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101130ddlk05010055000c.html
.選挙:大館市長選 福原氏が出馬表明 元衆院議員秘書 /秋田
 ◇来春の大館市長選
 元衆院議員秘書の福原淳嗣氏(42)が29日、大館市で会見。任期満了に伴う来春の同市長選に無所属で立候補することを表明した。

 福原氏は「大館市は県北のリーダー。“大館力”を高め、閉塞(へいそく)感を打破して外に打って出る可能性に挑戦していきたい」と強調。子育てや教育環境の充実▽安心、信頼の医療体制確立▽歴史文化伝統を生かしたまちづくり−−に取り組む一方で、アジアパワーを取り込み環境リサイクル時代をリードする産業戦略の展開などを公約に掲げた。

 現職の小畑元市長については「インフラ、ハード事業では県内一の行政手腕がある」と評価する半面「多選の弊害はある」との認識を示し、世代交代の必要性を強調した。

 福原氏は同市生まれで慶大法学部卒。同市議2期を経て03年から野呂田芳成衆院議員の公設第1秘書と政策秘書、09年から金田勝年衆院議員政策秘書を務め、10月に退職した。

 同市長選で正式に立候補表明をしたのは、元衆院議員の近江屋信広氏(61)に続き2人目。【田村彦志】

1365チバQ:2010/12/01(水) 00:44:28
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201011290514.html
三村知事、3選出馬を正式表明 自公は推薦の見込み
2010年11月30日

 三村知事は29日の県議会一般質問に答え、来年6月の任期満了に伴う知事選への「出馬を決意した」と、正式表明した。現在2期目で、自民、公明は前回と同様、推薦する見込み。民主、共産、社民の県政野党は「三村県政の8年は空白の8年」(民主県議)などと批判し、対立候補の擁立をめざしている。

 この日の一般質問で最初に登壇した元議長の成田一憲・自民県議が「3期目に向かって引き続き、強いリーダーシップを発揮してほしい」と決意を促したのに答えた。

 答弁で三村知事は、いつも通り用意した文書を読み上げながら、(1)行財政改革を進め、財政再建団体への転落を回避できた(2)食産業の充実、戦略的な企業誘致、医師確保など成果は着々と表れてきたなどと自らの実績を挙げ、「県の未来を切り開くことが私の責務との強い思いに至り出馬を決意した」と述べた。

 議会が休憩に入ると、三村知事は真っ先に成田県議に近寄り、笑顔で握手を交わすなど、自民との「蜜月ぶり」をうかがわせた。 自民県連幹事長の神山久志県議によると、11月20日に三村知事から推薦願を受け取っており、同党国会議員を含めた県連幹部で推薦の方針を決定したという。党本部の決定をへて、正式に推薦する。

 自民県連は今後、三村知事と政策協定を結ぶ予定。三村県政の公共事業削減には自民県議の不満も高まっているといい、神山幹事長は「3期目は夢を見られる政策を打ってもらう」と求める。

 政策協定の中身の参考になるのが、自民県連が今夏の参院選で掲げた「ふるさとマニフェスト」という。8項目50件の目標のうち、「国道279号の早期完成」など道路整備が最多の15件を占め、三村県政の財政に重くのしかかる可能性もある。

 一方、自民とともに三村県政を支えてきた公明県本部代表の伊吹信一県議は「表明はもう少し先だと思っていた」と話した。日本原燃の工場完成延期のほか、三村知事が大株主の三村興業社(おいらせ町)をめぐって民主県議が「県工事の受注率が非常に高い」と指摘するなど、「時期的に様々な問題があると思っていた」とする。

 ただ、伊吹代表は「三村知事は、公明党が求めてきた若者の雇用対策などを着実に進めた」と評価。推薦依頼はまだ来ていないが、前向きに評価するという。

■民主は知事批判、候補擁立は難航

 「県財政の好転は、民主政権が地方交付税を増やしたから。三村県政は雇用を重視してきたのに、県の有効求人倍率は常に全国最下位レベル。知事には政治力がない」

 この日の一般質問で2番手に登壇した民主の今博県議は冒頭から、知事の実績を「県民の求めるレベルと大きな隔たりがある」と批判。「2期やってできないことは3期やっても無理。出馬は3度あってはならない」と、立候補見送りすら求めた。

 9月議会に続き、三村知事が大株主の三村興業社の県工事受注状況について追及。同社が多くの工事を受注した百石漁港(おいらせ町)の整備事業(百石地区地域水産物供給基盤整備事業)について、「水揚げ高の少ない漁港の整備に41億円もの工事が必要か」とも指摘した。

 ただ、民主は対立候補を擁立できていない。民主県連幹事長の山内崇県議は、報道陣から「絶対に出すのか」と問われると、「そこを含めて意思統一を図っていく」と述べるにとどめた。民主県議の一人は「07年に続き不戦敗の可能性だってある」と話す。

 一方、社民県連合は「最終処分地が決まっていないのに原発の使用済み核燃料を引き受けた」、共産県委員会は「ムダな公共事業が多く、県の借金は増えている」などと知事を批判。それぞれ野党同士の連携も視野に対立候補の擁立をめざすとした。(別宮潤一)
.

1366とはずがたり:2010/12/03(金) 11:36:15

代表に松浦氏再選へ、民主党県連 定期大会で正式決定
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20101202c

 任期満了に伴う民主党県連代表選が1日告示され、現代表の松浦大悟参院議員(本県選挙区)以外に立候補の届け出はなく、松浦氏の再選が事実上決まった。11日に秋田市で開かれる県連定期大会で正式決定する。任期は1年。

 松浦氏は「定期大会で承認されれば、代表として来春の統一地方選に向けて全身全霊を傾けて頑張りたい」と抱負を語った。

 松浦氏は2007年の参院選で初当選し、08年9月に民主党入り。県連幹事長を経て、昨年12月から代表を務めている。
(2010/12/02 08:56 更新)

1367チバQ:2010/12/04(土) 15:34:49
wikiより
市長:中里長門(なかさと ながと・2003年(平成15年)2月13日就任)
無所属。団体「あたらしい陸前高田をつくる市民の声」が推す。
元市議、陸前高田民主商工会事務局長。
日本共産党員(2009年現在、共産党員市長は他に、埼玉県蕨市頼高英雄、東京都狛江市矢野裕の2人がいる)。
なお、自由民主党陸前高田支部の支援をうけていた。自民党が共産党員の首長を支援していたのは日本でもここだけで、民主党は「反小沢一郎と選挙目当ての呉越同舟」と批判している(市議会は民主党系会派が多数を占める)。但し、2つある民主党会派のうちの1つが市長提案の議案に賛成したり、市長の後援団体の代表が自民党を離党するなど、「自民共産vs民主」と一概に言えない流動的な情勢となっている。

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101204ddlk03010044000c.html
.選挙:陸前高田市長選 出馬のため戸羽副市長が辞職 /岩手
 陸前高田市の戸羽太副市長(45)は2日、中里長門市長が辞職願を受理したことを受け、辞職した。任期満了に伴う同市長選(1月30日告示、2月6日投票)に立候補するためで、中里市長は後任の副市長を置かない方針。【鬼山親芳】

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101116ddlk03010081000c.html
選挙:陸前高田市長選 市民団体、戸羽副市長を擁立 /岩手
 陸前高田市の市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」は15日、幹事会を開き、来年1月30日告示、2月6日投票の同市長選に、副市長の戸羽太氏(45)の擁立を決めた。戸羽氏も出馬要請を受け入れた。27日の臨時総会後、正式に出馬を表明する。無所属で出馬する。

 戸羽氏は市議3期を経て07年3月、自民党籍を離れて中里長門市政の助役(当時)に就任。中里市長も10月の勇退表明会見で「戸羽副市長は思いを共有するパートナーだ」と語っていた。【鬼山親芳】

1368チバQ:2010/12/04(土) 15:35:49
中里長門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
中里 長門(なかざと ながと、1946年8月30日 - )は、日本の政治家。岩手県陸前高田市長(2期)。

経歴 [編集]
岩手県陸前高田市出身。奥州大学(現・富士大学)経済学部卒業後、民主商工会事務局長、陸前高田市議(日本共産党公認、1987年から4期)を歴任。2003年の市長選に、当時計画が持ち上がっていた、タラソテラピー[1]建設に反対する超党派の住民団体「陸前高田市政を考える市民の会」に推され出馬を決意。

選挙戦では共産党のほか、自民党系会派「爽風会」の支援を受けるという異例の「自共共闘」により、当時5選を目指していた民主党系の菅野俊吾市長を破り、初当選を果たす。2007年の市長選で元県議の吉田昭彦を破り、再選。

1369チバQ:2010/12/05(日) 12:04:08
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001012050001
陸前高田市長選 菅原県議出馬へ
2010年12月05日

 民主党の陸前高田市議団、住田町議団の会合が4日、陸前高田市であり、来年2月投票の陸前高田市長選に、陸前高田選挙区選出の菅原一敏県議(65)を擁立する方針を決めた。


 黄川田徹衆院議員が「全面支援」を約束、菅原氏が「重く受けとめる」と受諾した。近く、無所属で立候補表明する見通しだ。


 同市長選を巡っては、前副市長の戸羽太氏(45)が立候補を表明している。


 菅原氏は市職員を経て2002年から06年11月まで助役を務め、07年県議選で初当選した。戸羽氏は副市長になる前に助役を経験しており、中里長門市長の助役経験者2人が立候補することとなった。

.



07年県議選
陸前高田 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,311(50.9%) 菅原 一敏 62 民主 新 1 (元)市助役
□ 9,938(49.1%) 佐々木 茂光 49 無所属 新 (元)陸前高田市議

1370チバQ:2010/12/08(水) 22:36:00
>>774
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201012080
いわき市議が酒気帯び運転事故、現行犯逮捕
2010年12月08日 09時41分配信
いわき南署は7日午前10時25分ごろ、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いでいわき市植田町本町、いわき市議坂本竜太郎容疑者(30)=1期目=を現行犯逮捕した。

開会中の12月議会に出席するため、軽乗用車で家を出て間もなく衝突事故を起こした。

同署の調べでは、坂本容疑者は午前9時35分ごろ自宅近くの市道で酒気帯び状態で軽乗用車を運転、対向車線にはみ出し同市四倉町の男性会社員(27)のトラックと正面衝突、駆け付けた署員の調べで酒気帯び運転が分かり現行犯逮捕。

会社員は腰などに軽傷、坂本容疑者にけがはなかった。

坂本容疑者は「7日午前零時半ごろまで日本酒4合を飲んだ」と供述しているという。

坂本容疑者は坂本剛二元衆院議員(自民党県第5選挙区支部長)の長男。

剛二元衆院議員は植田町の事務所で会見し「息子が大変ご迷惑を掛けてしまい申し訳なく思っている」と陳謝し、「重大な犯罪であり許し難い。

本人には今日(7日)のうちに(市議の)辞表を書いてもらいたい」と険しい表情で述べた。

1371チバQ:2010/12/10(金) 20:06:50
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001012100004
広域連合 足並み乱れ 東北など8道県
2010年12月10日

 東北と北海道、新潟の8道県の広域連合構想に早くも暗雲が立ちこめている。11月の北海道東北地方知事会議で検討会発足に合意し、推進派は国からの権限移譲に向けて力を合わせようと意気込むが、「自治が後退する」「具体的内容が見えない」と反対の声が出始めた。エリアも広い8道県。関西2府5県が立ち上げた広域連合と違い、実現までハードルが高そうだ。


 「東北新幹線が全線開業し、仙台と(経済面で結びつくことは)うちの飯の種。ぐっと連携してやっていきたい」


 青森県の三村申吾知事は9日の記者会見で、広域連合に前向きな姿勢を示した。4日に新幹線が新青森駅まで開通し、青森市は東北5県の県庁所在地と直接結ばれた。「東北全体で観光や産業について連携することは必要だ。青森が知らないノウハウを他県は持っている」


 広域連合構想は村井嘉浩・宮城県知事の提案だった。先月9日、北海道東北地方知事会議で「地域主権改革は国の消極的な対応で進展がみられない」と投げかけ、検討会の設置までこぎつけた。もともと道州制導入論者で、国からの地方分権の受け皿として河川や国道の管理、防災などの分野での連携を視野に入れている。


 「東北州知事を目指したいから推進するのだろう」とのやっかみが出ることへの布石も打った。先月8日の会見では「道州制になったとき私は(知事に)手を挙げません」と宣言。「名よりも実をとりたい。自分は一歩ひいて捨て石になる気持ちを持っている」とも語っている。





 しかし、検討会が具体的に動き出す前に各知事の足並みは乱れ始めた。


 知事会議の1週間後、山形県の吉村美栄子知事が口火を切った。「広域連合の設立を目指すということはなかったと考えている」。検討会のあり方について、こう反発した。新潟県の泉田裕彦知事は「広域連合は道州制を前提としていないが、合併して権限が移譲されれば住民自治は住民から遠くなる。自治の後退だ」と述べた。


 背景には、8道県の地理的な問題がある。面積を合わせると、日本全体の43%も占める。北海道幹部は「観光振興などで北東北3県との連携は始まっている」とし、それ以上の枠組みには否定的だ。長野、富山、石川の各県と連携して今月中旬にロシアで観光説明会を開く新潟県の幹部は「北陸や関東のほうがつながりが深い」と打ち明ける。


 東北地方では「宮城一人勝ち」への警戒感もにじませる。福島県幹部は「道州制を見据えれば、やはり宮城県が州都を抱えることになる」と懸念する。


 広域連合で具体的に何を進め、どういうメリットがあるのか見えにくい現状もある。秋田県の佐竹敬久知事は11月15日の会見で、外国人観光客の誘致に向けて航空会社を訪れた際の話を例に挙げて「何県かで広域的にということを必ず言われる」と述べ、各県が必要に応じて個別の政策で協力することが先決との考えを示した。


 岩手県議会では岩渕誠氏(民主党・ゆうあいクラブ)が3日の一般質問でこう指摘した。「さも新しい組織作りがすぐさま地域主権の受け皿になるという錯覚を与えているのではないか。疑念を持たざるを得ない」


◇8道県を合わせてみると……◇


人口:1778万人(日本全体の14%。オランダ並み)
面積:16万平方キロメートル(同43%。ウルグアイ並み)
GDP:60兆7385億円(同12%。トルコ並み)
*内閣府、総務省、国連、IMFの統計から計算



◇広域連合◇
 複数の地方自治体にまたがる広範囲な業務を担うため、関係自治体でつくる特別地方公共団体。1994年の地方自治法改正で誕生した。市町村レベルを中心に全国に116ある。消防やゴミ処理を担うことが多い一部事務組合と異なり、政府や都道府県に事務権限の移管を求めることができ、地方分権を進める役割もある。


 今月1日には都道府県レベルで初めてとなる「関西広域連合」が誕生。2府5県が参加し、観光、医療、防災対策、産業振興などで協力態勢をつくる。府県議から選ばれる定数20の議会と、7府県知事が委員を務める委員会を置いた。

1372チバQ:2010/12/10(金) 20:07:08
◇推進


■村井嘉浩・宮城県知事


「国から権限を広域に移譲してもらうための議論を進めたい。一歩前に進んだ関西の動きは、一部の県が加われない点はあるものの、船出としては見事だった」


■三村申吾・青森県知事


「産業、観光のあり方についてそれぞれの得意分野を組み合わせ、地域を元気にする意味において連携を勉強してお互いにやりとりすることは非常に大事だ」



◇中立


■高橋はるみ・北海道知事


「人口減少なり色々な環境変化の中で、県の領域を超えて連携できることにどのような分野があるか、議論することは重要だ。予断を持たずにしっかり検討していきたい」


■達増拓也・岩手県知事


「(北東北3県の)交流は大変うまくいっている。広域連合は、まだよく分からないところがあり、関西や九州がどうするのか見ながら一緒に勉強していきたい」


◇慎重


■佐竹敬久・秋田県知事


「行政の統治行為そのもの(の統合)を全部やる前に、県民が納得するものからやるべきだ。権限移譲だけ先にやっても、国とのメンツ争いになる可能性もある」


■泉田裕彦・新潟県知事


「(国が運営する)ハローワークも都道府県という受け皿があるのに移譲が進まない。広域連合がこれまでと違って動くのか、効果を出せるのかどうか見極めていきたい」


◇消極


■佐藤雄平・福島県知事


「広域連合や道州制の議論は、広域連携と切り離して進めるべきだ。道州制には新たな一極集中、住民自治の確保に懸念があり、導入ありきの拙速な議論は避けたい」


■吉村美栄子・山形県知事


今の都道府県が拡大する感じのイメージがある。関西は奈良県が入っていなく、(権限移譲の)受け皿としてどのようになるのか、というのが正直なイメージ。

1373チバQ:2010/12/10(金) 22:34:03
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001012100003
県議選まで4カ月
2010年12月10日

 ∞ 候補者擁立 各党佳境
 民主県連 国政「逆風」影響
 自民県連 足元固めに躍起


 来年4月10日の統一地方選前半戦の県議選(定数44)まで4カ月。2007年の前回選挙以降、知事も政権も交代し、県政界は様変わりした。国政与党として挑む民主と、迎え撃つ県議会最大会派の自民の攻防を軸に、各党の候補者擁立は佳境を迎えている。(中野龍三、笹円香、棟形祐水)


 ◇ 公認はまだ4人 


 「今の状況は何だ。しっかりしてくれ」。11月に山形市であった民主党県連の政治資金パーティー。統一地方選での協力を呼びかけた党本部の岡田克也幹事長に、支持者が詰め寄った。国政への逆風が、県議選の各選挙区に「1人以上」の候補擁立を目指す県連にも吹いているからだ。


 県連は昨夏の衆院選で躍進したものの、今年7月の参院選で敗北。「風に左右されない強固な組織作り」という課題を突き付けられている。昨年1月の知事選で吉村美栄子知事を支援した県政与党ながら現在2議席しかない県議会の勢力拡大は、その意味でも県連にとって不可欠だ。


 だが党本部への公認申請の当面の締め切りまで1カ月となっても、公認候補はまだ全19選挙区中4選挙区の4人。いずれも現職や議員経験者だ。菅内閣の支持率低迷に、「民主党」の看板が足かせになりかねない状況も生じている。ある民主市議は「世の中を変えようと地域に訴えてきたのは地方議員。なのに国政のごたごたで苦しい立場に追い込まれている」と嘆く。


 県連は県内の課題に対する県版マニフェストの作成を進めるほか、重複しない選挙区では社民との協力も視野に入れる。武田聡幹事長は「きわめて厳しい状況だが、踏ん張りどころだ」と力を込める。


 ◇ 「全員当選」目標


 一方、県議会で定数の7割以上にあたる32人が所属する最大会派自民党。「4年前と違い、今は野党として攻めの訴えができる。戦いにくいわけではない」と県連の今井栄喜幹事長は意気込む。


 知事選と衆院選で、県政と国政のどちらも野党になったが、県議会での存在感は絶大だ。吉村知事就任後も目立った対立はなく「前知事時代と流れは変わらない。良いものは良いものとして認め、最大会派としての責任を果たすだけだ」(ベテラン県議)と影響力を保持し続けている。


 県連は10月、現職32人のうち引退議員などを除く29人を第1次公認候補に決定。年内にも新顔や元県議らを2次公認する。「全選挙区に公認候補を立て、全員当選」が目標だ。


 ただ、党員の高齢化に伴う党勢衰退に加え、武器だった国政との太いパイプが失われた今、各議員は自らの足元の支持基盤固めに躍起だ。都市部では「民主が候補者を擁立してくるのではないか」と警戒感を隠さない議員がいる一方、別のベテラン県議は「国政の風は地方選挙に関係ない。地道に支持を固めるだけ」と淡々と話す。


 他党も存在感を高めようと候補者擁立を急いでいる。公明は山形市区に新顔を擁立して現有1議席の世代交代を図る。前回選挙で議席を伸ばした共産は現職2人の公認を決定し、新顔擁立も模索中だ。議席が半減した社民は現職2人を近く公認決定し、議席死守に全力を挙げる。参院選で躍進したみんなの党も5人程度の擁立を目指している。


 ■ 過去4年の県政界の主な動き


 2007年4月 県議選で自民27、民主1、公明1とそれぞれ議席数を維持。共産は1から2に、社民は半減の2に
      7月 参院山形選挙区で舟山康江氏(民主)が初当選。同区で民主が初めて議席を獲得
   09年1月 知事選で民主、社民、共産などが支援した吉村美栄子氏が、自民の大半が支持した前知事を破り初当選
      8月 衆院選で県内3選挙区のうち民主が2選挙区で勝利。自公が下野し、民主党政権に
   10年7月 参院選山形選挙区で岸宏一氏(自民)が民主新顔らを破り再選
.

1374チバQ:2010/12/13(月) 00:12:23
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20101211ddlk02010060000c.html
選挙:知事選 連合青森「三つの選択肢」 民主支援で難しい判断 /青森
 連合青森(石田隆志会長)は10日、民主県連(横山北斗代表)との定期協議を開いた。来年6月の任期満了に伴う知事選で連合青森が取りうる「三つの選択肢」として、(1)三村申吾知事の推薦(2)民主が擁立する候補者の推薦(3)どちらも推薦しない−−を提示した。自民が全面支援する三村知事と良好な関係を築いている一方、国政選挙などで支持してきた民主が政権与党になったためで、連合青森は「悩ましい」と難しい判断を迫られている。

 知事選を巡っては、11月に三村知事が3選出馬を表明。自民県連と公明県本部に推薦願を提出している。民主県連は候補者の人選を進めており、共産、社民も候補者を擁立する方針。

 連合青森が悩むのは、07年の前回知事選で現職の三村知事を推薦した経緯があるからだ。提示した期限までに民主が候補を擁立できなかったため、連合青森は三村知事を推薦、民主は「不戦敗」した。2期目の三村県政では連合青森の要望が多くかなえられており、石田会長も「良好な関係」と話す。

 だが昨年に政権交代があり、民主政権は連合の政策を多く取り込んだ。石田会長は「政権を支える地方の土台作りも我々に課せられた大きな責任」としたうえで「連合青森の政策もどう県政に生かしていくのかが重要な課題だ」と話す。

 連合青森は対応について3月末までに結論を出すことにしており、三村県政が連合の政策・制度要求を施策にどう反映させるかもポイントとなる。連合青森は10日、雇用対策の充実や医師不足解消などを求める「安心・安全・安定した県民生活の実現を求める要請書」を民主県連に提出。9日には三村知事にも提出している。

 石田会長は民主県連のローカルマニフェストに十分反映されると自信をみせているが、「県もこれまで我々の考え方を反映させてきた」と言い、政策面で大差はないとの見方を示した。一方、横山代表は「重要なのはこれからの4年間を考えたときに、自民との政策協定を第一に考えている三村知事と、一緒に政策を作ろうという我々とどちらを選んでくれるかということ。おのずと結論は出る」と強気の姿勢を見せた。

 民主県連は協議に先立ち、県選出国会議員と県議らが知事選などについて協議した。現在、擁立候補に3、4人が挙がっており、横山代表は「年内をめどに絞り込み、年明け早々にも発表したい」と話した。【矢澤秀範】

1375チバQ:2010/12/14(火) 22:55:31
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20101214ddlk06010024000c.html
選挙:大石田町長選 阿部氏が3選 新人・庄司氏に65票差 /山形
 任期満了に伴う大石田町長選は12日投開票され、無所属現職の阿部孝義氏(74)が、無所属新人で前商工会長の庄司喜與太氏(64)を65票の小差で破り、3選を果たした。当日有権者数は6982人(男3382人、女3600人)。投票率は84・69%。

 阿部氏は、今年3月に出馬を表明。町議6人の支持を受けた。選挙戦では、2期8年の実績を強調し、JR大石田駅東口の開発や、小学校の廃校跡地を利用したお年寄りのいこいの場作り、スクールバスを活用した高齢者の移動サービスの実施、休業中の次年子(じねんご)放牧場のそば栽培による再開発などを公約に掲げた。

 庄司氏は、若い世代の子育て支援や起業家の育成などを訴えたが及ばなかった。【鈴木健太】

==============

 ◇大石田町長選開票結果=選管最終発表
当 2960 阿部孝義  74 無現

  2895 庄司喜與太 64 無新

==============

 ◇大石田町長略歴
阿部孝義(あべ・こうぎ) 74 無現(3)

 町長[歴]町総務課長・教育長・助役▽駒大

1376チバQ:2010/12/16(木) 22:00:27
http://mytown.asahi.com/areanews/akita/TKY201012150534.html
候補者擁立進まぬ民主、自民は27人公認 来春の県議選
2010年12月16日

 来春の統一地方選まで、あと約4カ月となった。県内では県議選、1市長選、1村長選、2市議選、2村議選が予定されており、立候補の表明や擁立が進んでいる。県議選を巡っては、県議1人の民主党が勢力拡大を狙いたいものの、候補者選びに難航。一方、過半数を占める自民党は15日、1次公認27人を発表した。

 「3年は目をつむって応援する。だから頑張ってくれ」。今月11日に秋田市であった民主党県連の定期大会で、サポーターの男性が国会議員5人に訴えた。「パフォーマンスはやめて、練りに練った政策を打ち出してほしい」。懇願するような発言に、会場から拍手が起こった。

 組織力の弱い民主党にとって、統一地方選は勢力拡大の絶好の機会だ。県連は県議選で、定数が2人以上の9選挙区すべてに公認候補を立てることを目標にしている。定数1人の5選挙区は推薦できる候補者を置きたいという。しかし、擁立は進んでいない。

 昨夏の衆院選で、県内の小選挙区で全勝したが、今夏の参院選では現職候補が自民候補に大敗。9月に公募を実施したが、応募のあった8人全員を不採用とし、空振り。内閣支持率は下がるばかり。さらに、12日にあった茨城県議選では大敗し、支持者の間には、懸念と不満が高まる。

 県連代表の松浦大悟参院議員は「一日も早く決めたい」と繰り返すが、擁立が固まったのは現職を含む2人。追加の見通しは立っていない。

 最大会派の自民党(27人)は対照的だ。14選挙区のうち、会派の県議がいないのは潟上市だけで、すでに「飽和状態みたいなもの」(能登祐一・党県連幹事長)。

 さらに、県議選を見据えた動きを今夏の参院選から始めていた。参院選の公認候補と県議が一緒に写ったポスターを全員分作ったり、各県議が公認候補のリーフレットを1人あたり1〜2万枚配って回ったりした。

 1次公認27人は、引退する能代市山本郡の金谷信栄県議を除く現職26人と、大仙市仙北郡の新顔1人。党県連は11月下旬に選挙対策特別委員会を開き、党本部に公認申請することを決めていた。

 能登幹事長は「重点は潟上市、能代市山本郡、秋田市だ」と話し、新たな候補者擁立を模索している。

 第2会派の「民主・新みらい」を構成する「新みらい」(6人)は全員が立候補する方針で、土谷勝悦代表は「国政では民主党を支持するが、県政では民主、自民の批判もする」と話す。

 社民党(3人)は、大仙市仙北郡の佐々木長秀県議が引退するため、党県連合が新顔1人を推薦する。現職2人も立候補する方針。ほかに、能代市山本郡での候補者擁立について模索中で、年内に結論を出すとしている。

 いぶき(2人)は現職2人が立候補する。県民の声(2人)は秋田市の鈴木孝雄県議が引退し、現職1人が立候補する。共産党(1人)は現職と新顔各1人の立候補を予定。公明党(1人)、国民新党(1人)の現職も立候補する方針。

 無所属の新顔も、秋田市や大仙市仙北郡などで、次々と立候補を表明している。

1377名無しさん:2010/12/16(木) 23:42:14
秋田は民主以外の非自民系が力持ってて、民主が候補立てられないんだな
まあ、情けないといえばそうなんだが

1378チバQ:2010/12/17(金) 23:10:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101217t11017.htm
丸森町長選で思惑チラリ 県議選立候補予定者対応に違い
 任期満了に伴う宮城県丸森町長選は、投票が19日に迫った。新人で前町議会議長の保科郷雄氏(60)と、4選を目指す現職の渡辺政巳氏(57)による舌戦が熱を帯びる中、県議選(来年4月1日告示、10日投票)をにらんだ動きも活発化している。同町を含む角田・伊具選挙区(定数2)の立候補予定者は町長選の特定候補を支援したり、だんまりを決め込んだりと対応はさまざまだが、来春の選挙を有利に戦いたいとの思惑が透けて見える。
 県議選の立候補予定者の中で、唯一、丸森町を地盤とする自民党現職の寺島英毅氏(70)。4選を目指す今回は、町内の票を手堅くまとめてトップ当選を果たした前回とは状況が大きく異なる。8年ぶりの町長選によって町が二分され、対立の構図が来春まで尾を引く可能性があるからだ。
 11月20日にあった渡辺氏の事務所開きで、寺島氏は「政争の町といわれるが、もう終わりにして政策で競うべきだ」とあいさつ。「町長選から県議選へのくら替えがあってはならない」と付け加え、約300人の聴衆を驚かせた。渡辺氏の後援会幹部は「思わず本音が出た」と冷ややかだ。
 渡辺氏とは距離があるとされる寺島氏だが、町長選後のしこりを警戒してか、現職と新人による一騎打ちの構図がほぼ固まった9月以降、どちらの陣営にも肩入れをせず「全方位外交」を展開した。
 さらに告示日が近づくと、双方の集会に一切顔を出さず、沈黙を保つようになった。保科氏派のある町議は「地元選出の県議が中立や静観なんてあり得ない。態度をはっきりさせてほしい」と不満を漏らす。
 寺島氏とは対照的に、無所属現職で3選を狙う長谷川洋一氏(56)は「ともに青年団活動に取り組んだ間柄。町づくりの信念もしっかり持っている」として、渡辺氏支援を明言している。
 県議会の日程と重なったため、個人演説会で応援弁士を引き受けたり、選挙カーに同乗したりしてマイクを握る機会はないが、議会の合間を縫って15日夜、渡辺氏の激励に事務所を訪れた。
 長谷川氏の地盤の角田市では、橋本清仁衆院議員(宮城3区)の秘書で民主党新人の武田暁氏(36)が11月、県議選に立候補を表明した。従来の支持基盤に加え、今回初めて自民党の推薦を受ける長谷川氏だが、労組や農村部といった支持層が武田氏と重なり、心中は穏やかでない。
 角田市に軸足を置きながら、丸森町からも一定票を獲得したい長谷川氏は「(自分の選挙での恩返しを)期待して町長選で動いているわけではない」としながらも「結果として(票は)付いてくるのではないか」と話す。
 武田氏は橋本氏の秘書として、10月末に行われた保科氏の事務所開きに出席した後、町長選に表立って関与していない。「まずは地元で支持固めをするのが先」と語り、角田市での知名度アップに躍起だ。

 ◇県議選立候補予定者
【角田・伊具】(2―3)
寺島 英毅70 元県職員   自現(3)
長谷川洋一56 元角田市職員 無現(2)(自推)
武田  暁36 衆院議員秘書 民新


2010年12月17日金曜日

1379チバQ:2010/12/20(月) 22:47:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101220-OYT1T00260.htm
統一地方選候補者集まらず…民主党宮城県連


民主党
 民主党宮城県連が来年4月の統一地方選の候補者擁立に苦慮している。

 政治スクールなどを通じて候補者擁立を模索するが、19日発表の新人を加えても、公認・推薦候補は計28人で、当初の目標に遠く及ばない。

 「足腰の強い組織にする」(今野東代表)と候補者探しを続けるが、菅政権への逆風が吹く中で作業は難航している。

 政治スクール最終日の19日。仙台市議選に同党公認で立候補予定の沼沢真也さん(29)は市中心部で街頭演説の実践練習に臨んだ。誰も耳を傾けない様子に「足を止めてもらうような演説はまだまだ」と苦笑いした。

 統一地方選の公認・推薦候補者は19日現在、計28人。内訳は、県議選の公認13人、推薦2人、仙台市議選の公認12人、白石市議選の公認1人となった。

 25人を発表した先月、今野代表は「候補者を倍増させる」と意気込みを見せたが苦戦が続く。党本部は、各県連に対し、全選挙区への候補擁立を求めているが、県議選では支持候補の1人を含めても、全23選挙区中9選挙区が空白区だ。

 難航するのが新人の擁立だ。28人中、新人は8人。政治スクール受講生の中でも家族の反対などで、立候補を断念する例が続出。8人中7人は秘書か現職町村議で、スクールで発掘できたのは1人だけだ。

(2010年12月20日12時35分 読売新聞)

1380チバQ:2010/12/20(月) 22:52:10
>>1378
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101220t11017.htm
保科氏が初当選 渡辺氏の4選阻む 丸森町長選

初当選を決め、支持者らと万歳する保科氏(中央)=19日午後8時50分ごろ、丸森町千刈場の事務所


 任期満了に伴う宮城県丸森町長選は19日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前町議会議長の保科郷雄氏(60)が、4選を目指した無所属現職の渡辺政巳氏(57)を破り、初当選を果たした。
 同町千刈場の事務所に午後8時40分すぎ、当選の知らせが入った。沸き返る約200人の支持者を前に、保科氏は「私自身の力は小さいが、皆さんがここまで支えてくれた。町は人口減少や若者の流出といった課題が多い。一つ一つ対話と相談をしながら解決し、町民が輝く町政運営をしたい」と抱負を述べた。
 保科氏は「対話を重視した町政」を掲げ、企業誘致の推進、子育て支援による若者定住を公約の軸に据えた。地盤の大内地区など東部を拠点に、中心部へ支持を拡大。現町政に対する批判票の掘り起こしに成功した。
 渡辺氏は3期12年の実績を強調。各種団体や周辺市町村長の支持を得て臨んだが、8年ぶりの選挙戦の影響で後援会組織が十分に回転せず、浸透できなかった。
 当日の有権者数は1万3379人。投票率は76.26%で、前回投票が行われた2002年(82.75%)を6.49ポイント下回った。


2010年12月20日月曜日

1381チバQ:2010/12/20(月) 22:52:53
http://mytown.asahi.com/areanews/miyagi/TKY201012190262.html
民主の候補者擁立難航 統一地方選、菅内閣の低迷影響
2010年12月20日

 来春の統一地方選に向けた候補者の擁立に、民主党が難航している。県内の地方議員数は自民党に大きく劣り、政権与党として巻き返しを図るが、菅内閣の低迷が影響する。立候補予定者は逆風に備えて後援会づくりに力を入れ、政党色を薄めようという動きも出始めた。

 民主党県連は19日、幹事会を開き、県議選に擁立する2人の新顔を決めた。記者会見を開いた今野東・県連代表は「党の政策を丁寧に訴えていきたい」と統一地方選への意気込みを語った。この日、選挙対策本部を設置したことも明らかにした。

 だが、候補者擁立は思うように進んでいない。県議選では「現職9人の倍増」と「24選挙区のうち前回17あった空白区の解消」を掲げたが、今のところ予定者は13人(ほかに推薦2人)で空白区は13。「がっかりすることもないわけではない」。今野代表は、途中で立候補を取りやめた人がいることを明かした。

 有権者から国政批判の声が相次いでいるという県連幹部の1人は「政権の低空飛行で新顔が簡単に立候補できる状況ではない」と指摘する。

 実際、新顔は苦しいスタートを余儀なくされている。仙台市議会に青葉区から挑戦する東山竜起さん(36)は、名刺づくりをする際に支援者から言われた。「民主党と書かないほうがいい」

 ただ、民主党衆院議員秘書の経歴もあり、「どちらにしても新聞には民主党候補と出る。逃げるわけにいかない」。民主党の名称とマークは名刺の裏側に縦5ミリ、横13ミリと小さく入れた。無党派層に訴える街頭演説よりも身近な支援者の支持固めを優先し、多い時は1日150件あいさつに走っている。

 同じく仙台市議会に宮城野区から出る桜井充参院議員秘書の渡辺敬信さん(32)は、年明けにも後援会を立ち上げるための準備を進める。桜井氏は県内に10ほどの後援会を張り巡らせており、これに習って自身も個人名を売っていく作戦だ。

 安倍政権下で民主党に追い風が吹き、県議選で公認候補全員が当選した4年前のような状況は期待しにくい。「応援してくれる仲間をつくりたい」と考えている。(田伏潤)

1382チバQ:2010/12/20(月) 23:19:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20101219-OYT8T00783.htm
県庁郡山移転論が活発化 「北端は不便」 県中南部の町村議会
県議に両論「歓迎」/「現実的に無理」


役場前に設置された県庁移転を求める看板(小野町役場で)  「県庁が県北・福島市にあるのは不便」と、県中南部の町村議会で、郡山市など県中部への移転を求める動きが広がっている。県庁舎を巡っては耐震・安全性に問題があるとして、改修か建て替えかの検討が進んでおり、今月に入って大玉村や三春町などの議会が移転要望の意見書を可決。今が本格的に議論するチャンスとして、県や県議会に実現を働きかけていく構えだ。県議会からは歓迎の声が上がる一方、「現実的に無理」と冷ややかな声も聞こえてくる。(野村順)

 今月13日、県中部に位置する大玉村議会の12月定例会最終日。「長い間、不便な生活を強いられてきた会津、いわき、県南地方は無駄な経費がなくなり、住みよい地域に生まれ変わり、さらに均衡のとれた豊かな県をつくれるものと確信している」。議員提案で提出された県庁移転を求める意見書は全会一致で可決された。

 県のほぼ中央に位置する郡山市への県庁移転を望む声は県中南部には根強く、古くは明治時代にさかのぼる。同村などによると、現在の福島県は1876(明治9)年、会津の若松県、中通りの福島県、浜通りの磐前(いわさき)県が一つになって誕生。この時、政府の決定により県庁は現在の福島市に置かれた。

 しかし、県庁が北端に置かれたことで、県南部の住民を中心に徐々に不満がうっ積。こうした実情を受け、県議会は9年後の85年、県中への移転を決議し、政府に上申したが、却下されたという経緯がある。

 「この問題を125年間も放置してきたことは、県民にも大きな責任がある。地方の時代に変わり、県庁の建て替えが議論に上がる今こそ、真剣に考える時期なのではないか」。大玉村の菅野行雄議長は力を込める。

 こうした意見に呼応するかのように、今月14〜17日に、県中の三春町、小野町、最南端の矢祭町の各議会も相次いで同様の意見書を可決。移転を推進する住民グループの動きもあり、小野町はその活動を支援している。役場前には今月上旬、同グループ作製の「県庁を郡山市へ」とうたった看板が設置された。

 県庁を移転する場合、地方自治法の規定により、県議会出席議員の3分の2以上の同意が必要になる。ただ、国土地理院によると、県庁が別の自治体に移転するケースは明治時代に栃木県などであったが、「昭和以降では(23区内の都庁移転を除いて)聞いたことがない」という。

 今回の意見書採択の流れに、県議会では賛否の声が交錯。「これまで移転要望を控えるムードがあったので大歓迎。仲間の県議に賛同を求めて盛り上げていきたい」と、やる気を見せるのは郡山市選出の大和田光流(みつる)議員(自民党)。これに対し、県北の伊達郡選出の亀岡義尚議員(県民連合)は「議論は時期尚早」と一蹴(いっしゅう)し、「仮に移転すると県北地域の衰退が進み、県内では均衡ある発展が遂げられない」と指摘。単に利便性だけで議論することに危機感を抱く。

 自宅から県庁に行くのに2時間半かかるという、いわき市選出の宮川えみ子議員(共産党)も「心情的には郡山にあってほしいが、県の財政事情や、福島市に集積する企業への影響などを考えると、現実的に難しいのでは」としている。

(2010年12月20日 読売新聞)

1383チバQ:2010/12/22(水) 00:27:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101221t11017.htm
宮城・丸森町長選 新人が大勝 戦術が明暗分ける

個人演説会で、保科氏の訴えに耳を傾ける有権者=16日夜、丸森町の金山まちづくりセンター


 19日投票が行われた宮城県丸森町長選は、4選を目指した現職の渡辺政巳氏(57)が、新人の前町議会議長保科郷雄氏(60)に約1000票の大差で敗れた。保科氏がつくった町政刷新のムードが有権者に浸透し、渡辺氏の4選を阻んだのは確かだが、両陣営の戦術の違いも明暗を分けた要因に挙げられそうだ。

 「主張した内容にぶれがなかった」。保科氏が出馬を決めた9月中旬以降、投票前日の18日までに開催したミニ集会や街頭演説、個人演説会は150回を超えた。3カ月間、保科氏を支えた町議の1人はそう振り返る。
 一貫して若者定住に向けた企業誘致の推進を訴えた。全ての公約は保科氏と町議7人が議論して作り上げた。別の町議は「単なる夢物語ではない。財源的裏付けも試算し、実現可能なものだけを並べた」と胸を張る。
 渡辺氏は選挙戦を通じて、3期12年の実績を強調するのに演説の時間を費やした。陣営は「財政の現実を知っている。聞こえがよい政策ばかり掲げられなかった」と唇をかむ。有権者に伝わったのは、後ろ向きな現職の姿だけだった。
 町議らを除き、渡辺陣営に選挙経験者が少なかったことも響いた。無投票で3選を果たした後の2007年、渡辺氏は「次」を見据えて後援会の若返りを図ったとされる。ある幹部は「素人集団で運動が上滑りしたのかもしれない」と認める。
 逆に保科陣営は、選挙に関わったことのない町民を運動に巻き込むことに成功した。告示直前の12日にあった決起集会で、乳児を抱えた若い夫婦が登壇。子育ての悩みを訴え、共感を呼んだ。個人演説会の中には、応援弁士を町議に頼まず、後援会の会員だけがマイクを握った会場もあった。
 再選まで渡辺氏を支持し、今回初めて反現職で動いた町議は「町民が変化を求めたのは事実。その流れに合致したやり方で戦っただけ」と勝因を分析している。

<丸森町長選開票結果(選管最終)>
当 5593 保科郷雄 無新
  4543 渡辺政巳 無現


2010年12月21日火曜日

1384チバQ:2010/12/23(木) 10:11:41
>4月の県議選(統一地方選)は現行定数で行われる。
をい・・・

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20101221-OYT8T01238.htm
県議定数2減「59」に
4月の統一選は現行で
 県議会の議員定数・選挙区等検討委員会(委員長・小野隆副議長)は21日、登米選挙区(登米市)の定数を現行の3から2に、角田・伊具選挙区(角田市、丸森町)を2から1に減らすことで一致した。実現すれば県議会の定数は61から59に減る。4月の県議選(統一地方選)は現行定数で行われる。

 来年2月発表の国勢調査の結果を踏まえて正式決定し、10月の改正条例施行を目指す。

 登米選挙区の今年10月の推計人口は8万3969人で、2005年の国勢調査より5333人減った。角田・伊具選挙区も4万7091人で2902人減った。県議会のルールに照らし、人口比で現定数は多過ぎるという結論になった。

 委員会は2月中に最終報告書を議長に提出し、2月県議会で議員提案で条例改正を図る。その場合、県議会の定数削減は4年半ぶりとなる。

 半年程度の周知期間を経て10月の施行を目指す。4月の県議選に関しては「一定の周知期間を設けないと、立候補する人も投票する人も混乱する」という意見があり、選挙前の改正は見送ることにした。

 現議席は登米選挙区が自民党2人、民主系会派1人、角田・伊具選挙区は自民党2人が占めている。

(2010年12月22日 読売新聞)

1385チバQ:2010/12/23(木) 18:29:03
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101217ddlk05010060000c.html
近づく県議選:/上 佐竹知事と二人三脚 /秋田
 統一地方選の第1ラウンド、県議選(定数45、11年4月10日投開票)まであと4カ月となった。07年の前回選の後、09年4月に寺田典城氏から佐竹敬久氏に知事が交代。国政では同年8月の総選挙で民主党を中心にした政権が発足するなど環境は大きく変わった。今回の選挙で、県政地図にも変化はあるのか。自民・民主両党を軸に、動きを追った。【岡田悟】

 ◇最大会派・自民「争点ない」 公明も連携示唆
 「来春の県議選の争点は、ない。今の県政で『これはだめ』ということはない」。県議会最大会派で27議席を占める自民党の鈴木洋一会長は、こう語る。

 寺田前知事が導入を目指した「子育て支援新税」構想が争点となった前回選挙で、同会派が獲得したのは19議席だった。ただ推薦した無所属新人や、かつて同会派から分裂した「新生会」の県議を取り込んだ結果、単独過半数を確保。新税構想をはじめ寺田前知事と対立し、副知事案や地域振興局再編案では不同意や否決を繰り返した。

 その後補選で当選した無所属新人らが加わり、勢力は全議席の6割に。また知事選では佐竹知事を支援し、寺田前知事時代とは一変して議案の否決はない。

 能登祐一・県連幹事長は「我々は県政運営で、佐竹知事と二人三脚で責任がある」と支持を明言する。

   ■   ■

 ただ、会派内が常に一枚岩だったわけではない。

 秋田市中通地区の再開発関連予算案が提案された10年2月定例会では同計画に賛否が分かれた。会派は会期延長の方針を決めてプロジェクトチームを作り現地調査などをする一方、幹部が反対派県議を説得したが、結局3人が造反した。

 自民党県議の一人は「会派としての賛成方針は当初から決まっていた。一つは佐竹知事初の大型提案であること。もう一つは施工者の大手ゼネコン・清水建設を降ろすわけにいかなかった」と明かす。

 他会派のある県議は「過半数を手にした自民会派幹部は“我が世の春”だろうが、会派内では反発もある。連携を呼びかけたこともあるが、声を上げにくいのだろう」とおもんぱかる。

 こんな場面もあった。10年6月定例会の予算特別委員会総括審査。県連政調会長の大関衛県議は、県教委が県人事委員会の認定前に懲戒免職処分の辞令を本人に手渡していた問題を取り上げたが、委員会終了後に報道陣にこうつぶやいた。「もっと追及しようと思ったが、やめた。だって与党会派だもん」

 自民党は来春の県議選で、引退する1人を除く現職26人と新人1人を公認した。選挙区によっては自民候補同士の激戦も予想されるが、鈴木会長は「競合する選挙区では、これまでも競合してきた。定数内であればできるだけ多く当選させたい」と意に介さない。

   ■   ■

 公明党は、県本部代表を務める田口聡県議が秋田市選挙区から再選を目指し立候補する。田口県議は他の選挙区について「各地域で友好関係にある自民党候補を自然と応援することになるだろう。非自民保守系候補の応援もあり得る」と幅広い連携を示唆する。半面、民主系候補については「支持団体である創価学会員の間では、菅直人首相の政権運営への不信感や過去の政教分離を巡る発言もあり、民主党アレルギーが相当強い。無所属候補でも、推薦を受けるなど民主色が濃くなるほどうちの支持者は離れる」と距離を置く。

 瀬田川栄一、鈴木孝雄両氏の無所属会派「県民の声」は、鈴木氏が引退し瀬田川氏は立候補する。鈴木氏の妻・丸野内胡桃(くるみ)氏が無所属で立候補予定だが、瀬田川氏は「秋田市中通再開発に対する考え方が違う。2人とも当選しても、同じ会派になることはない」と話す。

 無所属会派「いぶき」は淡路定明、東海林洋両氏とも再選を目指して出馬予定。共産党県委員会(米田吉正委員長)は現職の山内梅良氏と横手市選挙区の新人の2人が立候補を予定している。

1386チバQ:2010/12/23(木) 18:29:52
http://mainichi.jp/area/akita/news/20101218ddlk05010016000c.html
近づく県議選:/下 難航する新人発掘 /秋田
 ◇民主・純化路線進めるが 社民は独自方針徹底
 「県議になりませんか?」−−。8月末、地元紙にこんな新聞広告が掲載された。「候補者募集」「公認決定後、公認料のほか、活動費を助成します」−−。広告を出したのは民主党県連(松浦大悟代表)。県連のホームページにも同じ内容が掲載された。

 県連幹部の一人は、その表現について「『県議はそんな軽々しい気持ちでなるべきものではない』とホームページを見た支持者からおしかりを受けた」と苦笑する。

 政権党である同党の県議は現在、小田嶋伝一氏(横手市)だけ。衆院秋田1〜3区を独占するなど県連所属国会議員が5人いるのとは対照的だ。寺田学・県連幹事長は「地方議員の少なさは全国的にも特異。国政選挙で負けるたびに『地方組織が弱い』と言われる」と話し、県内での組織拡大は長年の課題となっている。

   ■  ■

 小田嶋氏は9月、第2会派「新みらい」(6人)と合流し「民主・新みらい」の一員となった。

 新みらいは無所属非自民系会派で、多くは民主党の有力支持組織である連合秋田(工藤政志会長)の推薦を受け、これまで国政選挙で同党候補を支援してきた。

 公募に先立つ8月、党県連所属の国会議員と当時の新みらい県議が会合を開いた。出席者によると、松浦代表や寺田幹事長は「全選挙区で候補者を立てさせてもらう」「党本部の方針だ」と“対立候補擁立”を宣言。新みらい側は反発を強めた。

 対応に苦慮したのが、秋田3区選出の京野公子衆院議員。小田嶋氏と新みらいの6人のうち4人が同区を地盤としており、会派合流を後押しした。自民党が優勢な県議会の中で、非自民勢力の緩やかな連携を維持し発展させる方がよい−−。新みらい側や京野氏は、こうした考え方で共通している。

 一方で寺田氏らが独自候補擁立にこだわる背景には、さまざまな政党支持者から支援される新みらいの県議とは別に、党支持層を固めた“直系県議”を増やしたいという意向がある。

   ■  ■

 ただ、その「純化路線」に必要な新人発掘は難航している。

 党本部の「全選挙区擁立、複数区は複数候補擁立」方針を県連はやや緩め「原則全選挙区公認、1人区は推薦でも可」としているが、公募に応じた8人全員について県連は11月に却下したと発表。寺田幹事長は「ふさわしい方はいなかった」と説明した。

 その後の候補者探しは「(松浦)代表を中心とした一本釣り」(寺田幹事長)方針に。これまでに公認予定者は現新2人にとどまり、県連幹部からも「国政選挙と違い地縁・血縁がものを言う。いきなり出ても選挙は厳しい」との声も上がる。

 そもそも、県連として県議選で何を掲げるのか、佐竹県政にどんなスタンスで臨むのかが示されていない。

 寺田氏は09年の知事選で川口博氏(現衆院議員)の擁立に動き、佐竹敬久氏を厳しく批判。しかし今年11月の会見では、県政の課題や佐竹知事への評価について「県連として議論していない」と述べるにとどまった。

 国政では菅直人政権や党への支持率の低下も続く。「難しい状況は変わらないが、がんばっている」と松浦代表。19日の常任幹事会でも対応を協議する。

   ■  ■

 社民党県連は、石川ひとみ代表(秋田市)と石田寛幹事長(大館市)の現職2人が公認で立候補予定。大仙市仙北郡では、引退する佐々木長秀氏の後継として新人を推薦し、県北で更なる擁立を模索している。

 同県連は、国政選挙で民主党候補を支援しても党勢拡大につながらなかったとして「県連にあいさつに来ない県議選候補は応援しない」方針を徹底する構え。一方で民主党県連との連携について「連合秋田が間に入ってくれれば」(ある県連幹部)と期待する声もある。

 国政で民主党と連立を組む国民新党は現職の石川錬治郎・県支部長(秋田市)が出馬予定。民主党側から推薦依頼があれば他の選挙区で支援するとしているが、石川氏は「民主の候補者が(ほとんど)いないじゃないか」と戸惑っている。

毎日新聞 2010年12月18日 地方版

1387チバQ:2010/12/23(木) 21:55:14
>>1037>>1221
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001012230003
柳村元滝沢村長の副市長案、小差で同意せず
2010年12月23日

 空席が続く福島県南相馬市の副市長について、元滝沢村長で前兵庫県香美(か・み)町副町長の柳村純一氏(60)の選任に同意を求める桜井勝延市長提出の議案が22日、市議会(定数24)に提案された。採決の結果、反対12、賛成11の小差で否決された。


 議会で、選任賛成の議員は柳村氏が村長時代、役場を企業、住民を顧客になぞらえ、民間企業の手法を導入して行財政改革を進めたことを評価。反対の議員は、柳村氏がIGRいわて銀河鉄道巣子駅の用地買収に絡む農地法違反容疑で告発されたことや、今年10月に母親の介護を理由として香美町副町長就任から1年余で退職したことなどを挙げ、信頼性に疑問を呈した。


 桜井市長は閉会後の取材に、「議会とは若干のすれ違いがあったが、結果は尊重する」と言葉少なに語った。


 柳村氏は議決前、朝日新聞の取材に、「11月に桜井市長から『手伝って欲しい』と要請があり、受諾した」と話していた。否決については「まだ市から連絡を受けていない」としている。桜井市長とは以前から交流があり、旧原町市時代から講演などで複数回訪れたという。


 柳村氏は滝沢村出身。京成電鉄社員を経て同村議となり、1994年に同村長に初当選した。品質保証の国際規格ISO9001を取得するなど行政運営に企業理念を導入。2007年の岩手県知事選に立候補したが、達増拓也・現知事に大差で敗れた。


 昨年9月、08年度決算で財政破綻(は・たん)の一歩手前の早期健全化団体となった香美町の副町長に招かれたが、今年10月、辞表を提出した。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4425
知事選に前滝沢村長柳村氏
自民県連が推薦方針「非民主」結集唱える

1388チバQ:2010/12/24(金) 23:45:28
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101221_7
候補擁立、越年強まる 知事選で自民県連

--------------------------------------------------------------------------------
 
 自民党県連(鈴木俊一会長)は20日、盛岡市内で選対役員会を開き、来春の統一地方選対応を協議。知事選については候補擁立のめどが付けられず、結論を年明けに持ち越す流れが強まった。

 同県連は年内を目標に、再選出馬を表明した現職達増拓也氏(46)の対抗馬擁立を模索。しかし、関係者によると、県民党的立場の候補選定を進める方向を確認するにとどまったという。

 終了後、鈴木会長は「期限を区切ってどうこうと言える段階にない」と説明。他党との連携については「かたくなに党推薦にこだわる思いはない。ふさわしい人がいれば連携できる」と述べた。

 同党は前回2007年知事選で無所属候補を推薦したが、初当選した達増氏に約30万票差を付けられる15万票余で次点に敗れた。

 次期知事選をめぐっては達増氏が18日、民主党推薦での再選出馬を表明。共産党が構成団体の「明るい民主県政をつくる会」も候補擁立を模索している。



(2010/12/21)

1389チバQ:2010/12/26(日) 18:59:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20101226_2
小原氏(社民県連合代表)が浮上 北上市長選

--------------------------------------------------------------------------------
 
 来年4月17日告示、同24日投票の北上市長選で社民党県連合代表の小原宣良氏(67)が浮上した。小原氏は出馬を明言していないが、今後、党内手続きや支持労組との調整を進める方向だ。

 小原氏は25日、岩手日報社の取材に対し「今の段階では出馬するとも、しないともコメントできる状況にない」と慎重な言い回しながらも、「出馬が決まれば、社民党籍を返上し、無所属で臨むことになる」と述べた。政党への推薦要請については「現段階ではコメントを差し控えたい」とした。

 小原氏は北上市出身。花巻北高卒。北上市役所、故沢藤礼次郎衆院議員秘書を経て1987年から2007年まで県議5期。05年4月から社民党県連合代表を務めている。

 同市長選をめぐっては21日、現職の伊藤彬氏(71)が今期限りでの勇退を表明。伊藤氏は意中の人物として北上市出身で首都圏在住の50代の民間人を挙げ「出馬を決断してくれれば応援したい」と述べた。

 同市長選で出馬の意思を明らかにした人はまだいないが、小原氏の名前が浮上したことで、各党の動きが注目される。



(2010/12/26)

1390チバQ:2010/12/27(月) 22:52:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101227t31024.htm
小原社民岩手県連代表が出馬へ 北上市長選
 任期満了に伴い、来年4月の統一地方選で行われる岩手県北上市長選で、社民党岩手県連代表の小原宣良氏(67)が26日、立候補する意向を固めた。離党した上で、無所属で出馬する。
 小原氏は取材に対し「市政は厳しい財政状況にある。難局を乗り越えるため、これまでの行政、議員経験を生かしたい」と述べた。同日、北上市内で支持労組に立候補の意思を伝えた。年明けにも正式表明する見通し。
 小原氏は北上市出身。花巻北高卒。北上市職員や衆院議員秘書を経て、2007年まで県議5期。09年の衆院選岩手4区に立候補し、落選した。
 関係者によると、小原氏については、小沢一郎民主党元代表の北上市の後援会が、擁立に向け調整することを決めている。
 市長選に立候補の意向を示したのは小原氏が初めて。現職の伊藤彬氏(71)は3期目の今期限りでの引退を表明している。


2010年12月27日月曜日

1391チバQ:2010/12/31(金) 03:25:54
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/101231/akt1012310132000-n1.htm
秋田県議選候補擁立で民主県連に亀裂か
2010.12.31 01:31
 来年春の県議選で、民主党県連(松浦大悟代表)は30日、秋田市(定数13)、横手市(同4)、北秋田市・北秋田郡(同2)、南秋田郡(同1)の各選挙区について、それぞれ新人1人ずつの計4人を公認候補として擁立すると発表した。

 一方で、京野公子衆院議員(3区総支部長)は同日、横手市内で会見し、「横手市選挙区には新たに擁立しないでほしいと言ってきたし、総支部でも決定している。総支部の理解を得られない擁立は認められない」と反発した。県連が発表した候補予定者は、秋田市選挙区が沼谷純氏(37)=県職員▽横手市選挙区が小原正晃氏(33)=元会社員▽北秋田市・北秋田郡が小塚光子氏(64)=市議▽南秋田郡が芳賀洋介氏(35)=元団体職員−で、年明けに公認見通し。

1392チバQ:2010/12/31(金) 10:14:13
http://mytown.asahi.com/areanews/akita/TKY201012300218.html
県議選候補擁立の方法に異議申立書 民主・京野衆院議員
2010年12月31日

 民主党県連(松浦大悟代表)は30日、来春の統一地方選で行われる県議選(定数45)の2次公認予定候補者4人を発表した。一方で、同党の京野公子衆院議員が同日、会見を開き、県連の候補者擁立方法に異議を唱える申入書を岡田克也党幹事長と県連に対して28日に提出したことを明らかにした。

 県連が発表した4人の選挙区は秋田市、横手市、北秋田市北秋田郡、南秋田郡の4選挙区。県連はこれまで、定数が2以上の全9選挙区に公認候補を立て、定数1の5選挙区は推薦できる候補者を置きたいとしてきた。しかし、公募や総支部への呼びかけでは候補者が見つからず、県連主導で公認候補者を立てるとしていた。

 こうした候補者選びについて、横手市で会見した京野氏は「強引な手法に強い危機感を感じる」と述べた。

 県議会で1人会派だった民主党は、9月に第2会派の新みらいと統一会派「民主・新みらい」を組んでいる。京野氏は、新みらいの現職が立候補を表明している横手市や湯沢市雄勝郡などの選挙区での公認候補の擁立に反対。申入書では「協力関係にある人々を裏切り、強引に候補者を擁立しては反発を招き、民主党への不利益になる」などとして「(県連の)独断的な公認候補の擁立を認めないよう」要望している。

 申入書について、松浦代表は「内容は事実誤認の部分もあり、受け入れられない。複数選挙区には公認候補を立てるという方針は今後も変えない」と話した。
.

1393チバQ:2011/01/01(土) 09:55:20
>>1390
いま社民党系の市長っていえるのは沖縄市と広島市くらいですかね?

1394名無しさん:2011/01/01(土) 10:27:11
>>1393
宝塚市(中川智子氏)があるのでは。

1395小説吉田学校読者:2011/01/01(土) 19:34:03
青森知事選は山内県議、民主系から出馬へ。青森は繰り上げしないんですね。

民主、青森知事選に県議擁立へ 現職は3選出馬表明
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011010101000203.html

 今年6月の任期満了に伴う青森県知事選で、民主党県連は1日までに、県連幹事長の山内崇県議(55)を擁立する方針を固めた。1月中旬にも正式に決定する見通し。
 山内氏は青森県弘前市出身で現在4期目。知事選には現職の三村申吾氏(54)が3選を目指し、既に出馬を表明している。

1396チバQ:2011/01/01(土) 20:59:55
>>1394
おお!2010年当選したのに忘れとりました

1397チバQ:2011/01/01(土) 21:04:42
>>1395
南部の田名部系が、津軽の山内で本気になるかですよね(三村は南部だし)

あと、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5636
にて山口新聞男さんが指摘されていますが、自治労・連合青森との関係が気になります。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5635
 党本部が4区で2度実施した世論調査では、ともに山内氏優位と出ていた。小沢代表は「辞退」と言ったが、出馬断念に追い込まれた山内氏の記者会見での表情には、落胆の色がにじむ。山内氏は「地方を何とかしたいとの思いでいたが、小沢代表に体を預ける」と淡々と語った。
 しかし、山内氏には不安材料があったのも確かだ。かつて自治労を除名処分になった経歴から、連合青森は山内氏が民主の公認を得た場合、4区を自主投票とし、津島氏なら推薦との方針を決定していた。

>>1029
2009年12月28日(月) 東奥日報 ニュース
■山内崇氏見送り、知事選視野との見方/津島恭氏
津島恭一民主党県第4区総支部長は27日、同党の山内崇県議が次期参院選本県選挙区出馬に名乗りを上げなかった背景について「別の(選挙への)意思をお持ちだと感じた」と述べ、山内氏が2011年知事選などへの出馬を想定しているとの見方を示した。
一方、山内県議は取材に対し「ここで参院選に手を挙げなければ、やはり知事選かと思われるのは仕方ないが、選挙なら何でも手を挙げるわけではない。知事選への対応も、あくまでその時々の状況による」と語り、知事選への意欲をにじませながらも、参院選見送りが知事選出馬に直結するわけではないと強調した。

1398名無しさん:2011/01/03(月) 14:09:59
正直、現職知事相手に勝算があるとは考えづらいし、連合自体が現職を推薦する可能性もあるので
あくまでも民主の独自候補という位置づけになるんじゃなかろうか
統一地方選とは別対応ですよ、と割り切れるかどうかですね>青森知事選

1399チバQ:2011/01/04(火) 20:34:29
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110104ddlk03010034000c.html
選挙:今年の選挙 県議選、民主の過半数維持焦点 小沢氏の動きどう影響? /岩手
 今年の選挙は、統一地方選(知事・県議・4市町村長・14市町村議選)と、7市町長、6市町村議選が予定されている。県議選は、全選挙区に候補者を擁立する方針の民主党と自民党に、他政党・団体が絡み混戦が見込まれる。県関係国会議員8人を民主が独占するなか、右往左往する政権や小沢一郎民主党元代表の慌ただしい動きの影響をどれだけ受けるかも注目される。【狩野智彦】

 ■知事選

 現職の達増拓也氏が無所属(民主推薦予定)で出馬を表明している。民主県連は、県議選立候補予定者とのポスターを作るなど、連動してアピールする。県連代表の小沢氏が来県して支持者らを鼓舞する熱の入れようだ。佐々木順一県連幹事長は「国政の影響を受ける懸念は全くない。県連と後援会がスクラムを組み、投票数の過半数確保を目指す」と意気込む。

 一方の自民は「県民党的な立場の人がふさわしい」として、年内をめどに人選してきたが難航。鈴木俊一県連会長は「具体的な候補予定者の名前は挙がっていない。(擁立に)期限を区切る段階ではない」と渋面を作る。

 共産は、共産系労組などで作る「明るい民主県政をつくる会」(幹事長、鈴木露通・いわて労連議長)が人選を進める。県委員会の菅原則委員長は「雇用や梁川ダム問題など、県民の声を聞かない県政の転換を求める」と話す。

 擁立予定のない公明と地域政党いわては、非民主系候補との連携を視野に情勢を注視している。社民は連携方針を表明していない。

 ■県議選

 県議会(定数48)で25議席がある民主が、過半数を維持できるかが焦点だ。民主は全選挙区に候補者を擁立し、定数2以上の選挙区では原則複数の候補擁立の方針で、知事選との連動を図る。

 自民は、国政選挙に3県議を立てたため議席を減らし、現有11議席。全選挙区で擁立し空白区解消を目指す。公明は盛岡の1議席。共産は盛岡の現職と一関で前回惜敗した新人のほか複数擁立する方針だ。3議席の社民は5議席獲得を目標に掲げる。地域政党いわては現有6議席から2桁への上積みを狙う。

 ■市長選

 陸前高田市長選は、勇退する現職の後継で、自民系、共産党の市議が推す前副市長、戸羽太氏と民主推薦の県議、菅原一敏氏が、いずれも無所属で一騎打ちとなる見込み。北上市長選は社民県連の小原宣良元代表が出馬を表明したが、ほかの動きは表面化していない。盛岡市長選は現職の谷藤裕明氏が3選出馬に前向きな姿勢を見せており、他党の動向に関心が集まる。

1400チバQ:2011/01/05(水) 23:23:24
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110105t21028.htm
青森知事選・民主「山内氏」意見集約へ 「密室選考」の声
 6月の任期満了に伴う青森県知事選で、山内崇県議(55)を擁立する方針を固めた民主党県連は、10日に議員らの意見集約を図る。その場で山内氏の擁立の方向性が決まる見通しだが、県連関係者からは、候補者選考が県連の横山北斗代表(衆院青森1区)と幹事長を務める山内氏の2人が主導して秘密裏に進めたとして不満も漏れる。一方、3選を目指し立候補の意向を表明した三村申吾知事(54)は事態を冷静に受け止めている。
 山内氏は4日、県連が青森市で開いた街頭演説会に参加した。知事選の立候補については明言しなかったものの、この後、知事選の対応を決めていない連合青森を訪問、立候補の意向を伝えたとみられる。
 知事選候補をめぐっては、昨年12月17日、横山代表が複数に候補を絞ったことを明らかにした。中には山内氏も含まれていたとみられる。県連は年明け以降に検討を進めるとしていたが、候補の1人だった県出身の経済人が辞退したため、新年になって山内氏が有力候補に浮上した。
 10日の会合では、山内氏擁立の方向性が決まる見通し。しかし、同氏の擁立が既成事実化していることに「十分な議論もなく決まるのはおかしい」と疑問を投げ掛ける関係者もいて、一枚岩の支援体制を築けるかどうかは微妙だ。
 昨夏の参院選青森選挙区では、県外出身の党新人の女性候補が落選。知事選には横山代表らが出馬するべきだとの「責任論」もあった。横山代表が立候補に消極的とされるのに対し、昨年9月に幹事長に就いた山内氏は意欲的。このため、県連関係者の中には、山内氏擁立の背景を「知事選に出たくない人と出たい人。2人の思惑が一致した」との見方がある。
 一方、自民、公明両党の支援を受ける方向の三村氏は4日の定例記者会見で「報道のみの段階で発言は控えたい」とした上で「それぞれの立場で青森県を良くしたいと思うことは大切だ」と述べた。
 知事選では、共産党県委員会が独自候補の擁立を目指している。


2011年01月05日水曜日

1401チバQ:2011/01/05(水) 23:34:45
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110104ddlk07010065000c.html
選挙:今年の選挙/上 統一地方選、勢力図どう変わる 政権運営問われる民主 /福島
 今年、県内で行われる選挙で最も注目されるのは4月の統一地方選。民主党の政権運営への評価が問われそうだ。第1ラウンドは4月10日投開票の県議選。19選挙区58議席を巡って争われ、現有議席自民26、民主16の勢力図がどう変化するかに関心が集まる。ベテランが引退する福島市や郡山市、いわき市などの選挙区が激戦模様だ。市町村の9首長選と22議員選がある4月24日投開票の第2ラウンドは、会津若松市長選が最大の焦点だ。その他の選挙も含め、動向を3回に分けて紹介する。

 ◇県議選
 ■福島市(定数8)

 自民は現職の桜田葉子(53)、元職の西山尚利(45)、共に新人で福島市議の丹治智幸(39)と佐藤雅裕(44)の4氏を公認し、議席増を目指す。民主は高橋秀樹(45)と石原信市郎(43)の現職2氏と、新人で元福島市議の大場秀樹氏(41)を擁立する。

 公明は県連代表で現職の甚野源次郎氏(63)が出馬予定。社民は県連幹事長の加藤雅美氏(61)が引退し、新人で元県立医大職員の紺野長人氏(55)が出馬する。共産は現職の藤川淑子氏(53)に代わり、新人で党県副委員長の宮本しづえ氏(58)を公認。自民離党後は無所属の望木昌彦氏(73)は引退する。

 ■会津若松市(同4)

 自民は現職の平出孝朗(54)と元職の室井照平(55)の2氏を公認。2人とも市長選に転じる可能性もある。民主は渡部譲(60)と宮下雅志(55)の現職2氏を公認。社民は新人で元会津若松市議の小川右善氏(61)を擁立する。

 ■郡山市(同9)

 自民は▽佐藤憲保(56)▽柳沼純子(64)▽長尾トモ子(62)▽勅使河原正之(58)−−の現職4氏を公認。2期目の大和田光流氏(69)は引退の意向。民主は現職の吉田公男氏(54)のほか、党県連副幹事長の佐久間俊男(55)と元参院議員秘書の椎根健雄(33)の新人2氏を公認。

 公明は現職の今井久敏氏(57)、共産は現職の神山悦子氏(55)が出馬へ。社民は党県連代表の現職、古川正浩氏(68)が引退し、新人の同市議、八重樫小代子氏(60)が立つ。

 ■いわき市(同10)

 自民は▽青木稔(65)▽清水敏男(47)▽斉藤健吉(67)▽阿部広(63)−−の現職4氏、前市議会議長の矢吹貢一(55)と前市議の鈴木智(37)の新人2氏を擁立する。民主は佐藤健一(61)と昨年の補選で初当選した古市三久(62)の現職2氏、新人で衆院議員秘書の鳥居作弥氏(36)を擁立する。

 公明は引退する中島千光氏(60)の後継に市議の安部泰男氏(53)を立てる。共産は現職の宮川絵美子氏(64)と、元職の長谷部淳氏(51)を擁立。前回は社民公認で当選した西丸武進氏(66)は無所属で出馬の見通し。社民は候補擁立に向けて人選中。

1402チバQ:2011/01/05(水) 23:35:34
下がまだでした・・・汗
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110105ddlk07010092000c.html
選挙:今年の選挙/中 統一選・県議選 選挙区再編、注目集め /福島
 ◇旧飯野町が福島市編入、自民候補に影響か
 今回の県議選は、須賀川市と岩瀬郡が合区、旧安達郡が二本松市と本宮市に分かれるなど、選挙区再編による情勢変化にも注目が集まる。伊達市・伊達郡は、保守地盤の旧飯野町が福島市に編入され、自民候補への影響も懸念される。

 ◇県議選
 ■白河市・西白河郡(定数3)

 白河市と西白河郡が合区。自民は満山喜一(59)と渡辺義信(48)の現職2氏を擁立。市議や西郷村議にも出馬模索の動きがある。民主は現職の三村博昭氏(68)を公認。

 ■須賀川市・岩瀬郡(同3)

 須賀川市と岩瀬郡が合区。自民現職で県連幹事長の斎藤健治氏(67)と、民主現職の宗方保氏(62)が出馬予定。元自民県議の川田昌成氏(67)と、須賀川市議の鈴木公成(35)、会社社長の円谷哲司(42)の新人2氏が無所属で出馬を予定。

 ■喜多方市・耶麻郡(同3)

 喜多方市と耶麻郡が合区。自民の小桧山善継(63)と遠藤忠一(62)、民主の瓜生信一郎(61)の現職3氏が出馬予定。

 ■相馬市・相馬郡新地町(同1)

 相馬市と新地町が合区。自民現職の斎藤勝利氏(66)が出馬へ。

 ■二本松市(同2)

 安達郡区から安達、岩代、東和の旧3町が二本松市区に入り、定数は2に。自民は現職の鴫原吉之助氏(63)が引退。無所属の新人で農業の遊佐久男氏(51)の推薦を決めたが、公認擁立の可能性も。民主は現職の本田朋氏(36)を公認。

 ■田村市・田村郡(同2)

 自民現職の渡辺広迪氏(64)が出馬予定。民主は現職で党県連幹事長の安瀬全孝氏が死去し、候補を人選中。無所属新人で田村市議の本田仁一氏(48)も出馬表明。

 ■南相馬市・相馬郡飯舘村(同2)

 自民現職、太田光秋氏(42)と民主新人で衆院議員秘書の渡部一夫氏(62)が出馬予定。

 ■伊達市・伊達郡(同3)

 自民は遠藤保二(62)と佐藤金正(61)の現職2氏を公認。保守票が固い旧飯野町が福島市に移ったのが懸念材料。民主は現職の亀岡義尚氏(47)を擁立する。共産は元職の阿部裕美子氏(64)を立てる。

 ■本宮市・安達郡(同1)

 安達郡は大玉村だけで、旧本宮町も含めた旧安達郡当時の定数2が1になった。自民は新人を擁立する方針だが、16日の本宮市長選も絡み流動的。民主は現職の佐藤政隆氏(57)を擁立する。

 ■南会津郡(同1)

 民主は現職の渡部勝博氏(50)を公認。

 ■河沼郡(同1)

 無所属現職の小澤隆氏(69)が出馬予定。

 ■大沼郡(同1)

 自民が現職の杉山純一氏(53)を公認。

 ■東白川郡(同1)

 自民は新人擁立の方針。民主は現職の立原龍一氏(58)を公認。

 ■石川郡(同1)

 自民は現職の塩田金次郎氏(63)を公認。民主は、新人で元石川町副議長の円谷健市氏(56)を公認予定だ。無所属新人の野崎正夫氏(60)も前回に続いて出馬表明。

 ■双葉郡(同2)

 自民現職の吉田栄光氏(47)、民主現職の坂本栄司氏(55)に加え、新人の元富岡町課長の白土正一氏(61)が無所属で出馬の見通し。

1403チバQ:2011/01/06(木) 22:27:24
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110106ddlk07010081000c.html
選挙:今年の選挙/下 市長選 本宮と会津若松、現職不出馬で激戦模様 /福島
 ◇白河は動きなく
 市長選は今年、1月16日の本宮、4月24日の統一地方選での会津若松、7月任期満了の白河がある。現職が出馬しない本宮と会津若松は激戦模様だ。統一選では8町村長選と22市町村議選があり、それ以外でも多数の選挙が予定されている。【蓬田正志、太田穣、関雄輔】

 ◇市長選
 ■本宮

 現職の佐藤嘉重氏(72)が引退へ。無所属の前市議、高松義行氏(56)と不動産仲介業の大塚一成氏(54)の新人2氏が立候補を表明し、一騎打ちの公算が大きい。

 高松氏は95年に本宮町議に初当選し、合併後の07〜09年には市議会議長。財政健全化を進め、企業進出促進や子育て支援の充実などを訴える。大塚氏は、市長給与6割削減など歳出抑制を公約に掲げ、70歳以上の独居者の安否確認を兼ねた週1回の弁当配布など、安心して暮らせるまちづくりを目指すという。

 ■会津若松

 菅家一郎市長(55)は4選に向けて出馬せず、衆院福島4区から自民党候補として国政を目指す。その席を巡り、元河東町長の栗城春夫氏(60)が前回に続く挑戦を予定。会津若松商工会議所副会頭の渋川恵男氏(63)、同市選出の自民党県議、平出孝朗氏(54)の名前も挙がっている。

 栗城氏は前回、1万834票差で菅家氏に敗れた。後援会に再挑戦の意向を伝えており、政策がまとまり次第、正式に出馬表明する。

 渋川氏は七日町通りのまちづくりなどを手掛け、国交省の観光カリスマにも選ばれた経済人。会津高校の同級生らから出馬要請を受けており、近く態度を明らかにする見通し。

 平出氏は支持者への県政報告会で意欲をにじませながらも「支持者の声を聞いて判断したい」と態度を保留している。

 ほか、県議選で同党公認を得ている元県議の室井照平氏(55)も立候補の可能性を探っている。

 ■白河

 任期満了は7月28日。首長と議員の任期満了が90日以内の場合、公職選挙法の「90日特例」で同日選にでき、市議選がある統一地方選に組むことも可能だが、同市選管は7月実施で調整している。

 現職市長の死去に伴う前回07年選挙は4人が立候補したが、今回はまだ目立った動きがない。現職の鈴木和夫氏(61)も態度を明らかにしていない。

==============

 ◇今年の市町村長選◇
本宮(1月16日)

統一地方選(4月24日)=会津若松▽檜枝岐▽磐梯▽猪苗代▽会津坂下▽柳津▽矢祭▽玉川▽古殿

白河   7月28日

平田   7月28日

鮫川   8月30日

大熊   9月19日

三春   9月20日

天栄   9月26日

三島  10月14日

湯川  11月 8日

浪江  12月15日

矢吹 来年1月10日

 ◇今年の市町村議選◇
統一地方選(4月24日)=福島▽会津若松▽郡山▽白河▽須賀川▽喜多方▽相馬▽国見▽川俣▽鏡石▽檜枝岐▽南会津▽北塩原▽磐梯▽昭和▽西郷▽鮫川▽広野▽川内▽双葉▽葛尾▽新地

西会津  6月30日

本宮   7月31日

大玉   8月31日

石川   9月14日

中島   9月21日

泉崎   9月30日

浅川   9月30日

三春   9月30日

桑折  10月13日

大熊  10月31日

金山  12月21日

棚倉  12月31日

 ※カッコ内の日付は投票日。それ以外は任期満了日

1404チバQ:2011/01/06(木) 22:28:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110106-OYT8T00060.htm
知事選 自民など擁立模索
県議、民主の過半数焦点 〜今年の選挙〜
 今年は統一地方選の年で、4月10日に知事選と県議選(定数48)、同24日に北上など4市町村の首長選と盛岡など14市町村の議員選の投票が行われる。2月には陸前高田市長選、9月1日に任期満了となる盛岡市長選などが予定されている。主な選挙の情勢を展望した。(敬称略)

■知事選 現職の達増拓也(46)が昨年12月、再選に向けて出馬を表明した。県民から広い支持を取り付けようと、前回選と同じく無所属で臨む方針だが、党籍のある民主党が推薦する予定だ。

 達増県政と対抗する自民党、地域政党いわて、共産党は、昨年中の対抗馬擁立を目指したが、現時点で擁立のめどはたっておらず、水面下で候補者の模索を続けている。今後、候補者の人選が焦点となる。

■県議選 最大会派の民主党・ゆうあいクラブ(24議席)が過半数を確保できるかが最大の焦点となる。

 一方、他党は4年間の達増県政を厳しく批判するなど、対立色が鮮明だ。不安定な政局を背景に、民主党政権に吹く逆風を利用して、現有議席からの積み増しを狙う。

■市町村長選

 ◆北上市

 現職で3期目の伊藤彬(71)が昨年12月21日に引退を表明。これを受けて年末から候補擁立に向けた動きが急になった。いち早く出馬の意向を示したのが元県議の小原宣良(67)で、同28日には社民党県連の代表を辞した。無所属で、他党にも推薦を要請して立候補する考えで準備を進める。ほかにも新人擁立に向けた動きはあるが具体化していない。

 ◆矢巾町

 現職の川村光朗(70)が昨年12月の町議会で4選を目指す意向を表明した。ほかに具体的な出馬の動きはみられない。

 ◆大槌町

 1期目の加藤宏暉(68)が昨年12月の町議会で、再選を目指す意向を表明。前町総務課長の碇川豊(59)も同月に退職、立候補を表明した。

 ◆普代村

 副村長の柾屋伸夫(56)が出馬の意向を固め、昨年末に辞職した。現職で3期目の深渡宏(70)は「2011年度予算の成立に全力を尽くす」として去就を明らかにしていない。

 ◆軽米町

 3選を目指す現職の山本賢一(56)と、新人の前町議、安藤長質(58)が立候補を表明。町議会(定数16)の支持は現職9人、新人7人で割れ、激戦が予想される。

 ◆藤沢町

 現職の畠山博(62)が昨年10月、再選を目指す考えを表明。町は9月26日に一関市と合併する予定で、水面下で対立候補擁立の動きはあるが、具体化していない。

 ◆陸前高田市

 前副市長の戸羽太(46)と前県議の菅原一敏(65)の2新人による激戦が濃厚。戸羽は、引退表明した現職の中里長門(64)の後継候補として、無所属だが自民、共産の市議が支援。菅原は民主党の推薦を得て、同党市議が全面支援している。

 ◆盛岡市

 2期目の谷藤裕明(60)は去就を明らかにしていないが、出馬を確実視する見方が強い。ほかに具体的な出馬の動きはないが、前回は独自候補擁立を見送った民主党の動向に注目が集まっている。

 ◆釜石市

 1期目の野田武則(57)は態度を表明しておらず、他に候補者擁立の動きも表面化していない。

 ◆葛巻町

 1期目の鈴木重男(55)は態度を表明しておらず、他に候補者擁立の動きも出ていない。

 ◆岩泉町

 3期目の伊達勝身(67)は態度を明らかにしていない。

(2011年1月6日 読売新聞)

1405チバQ:2011/01/07(金) 23:39:47
>>823
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110107ddlk06010084000c.html
統一地方選:’11年やまがた 県議選鶴岡区に草島氏が出馬意向 /山形
 統一地方選で行われる県議選の鶴岡市選挙区(定数5)に前鶴岡市議の草島進一氏(45)が無所属で立候補する意向を表明した。

 草島氏は鶴岡市議を合併前後を通し計3期10年務め、09年鶴岡市長選に立候補し落選した。県議選出馬の表明にあたり「超高齢化社会を踏まえ県民がもっと力を発揮できる公共の新しい仕組みを山形にも充実させたい」と述べた。環境と農林水産業、再生エネルギーの新産業重視の県政▽福祉、医療、教育重視の県政−−を訴える。政党、団体から支持、推薦は受けない。【佐藤伸】

1406チバQ:2011/01/08(土) 01:29:26
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110107_1
北上市長選に高橋氏が浮上 今後、詰めの協議

--------------------------------------------------------------------------------
 
 4月17日告示、同24日投票の北上市長選で、NPO法人顧問で同市の建築設計会社役員高橋敏彦氏(55)が浮上した。高橋氏は出馬を明言していないが、今期限りで勇退する現職伊藤彬氏(71)の後援会有志や若手経済人らの間に擁立に向けた動きがあり、今後、詰めの協議が行われる見通しだ。

 高橋氏は6日、岩手日報社の取材に対し「立候補は選択肢の一つではある」としながらも「現時点では何とも言えない」と述べた。

 関係者の話を総合すると、伊藤氏の勇退表明後、元県議の小原宣良氏(67)が昨年末に社民党県連合代表を辞任し事実上、出馬の意向を示したことに対し、世代交代などを求める声が高まり、高橋氏擁立に向けた環境整備が進んでいる。

 高橋氏は北上市出身。日本大大学院修了。市内の建築設計会社の代表取締役。北上青年会議所理事長や、同市のNPO法人「いわてNPO―NETサポート」の代表理事などを歴任し、現在、同法人の顧問を務める。

 同市長選で出馬の意向を示したのは現時点で小原氏のみ。伊藤氏が意中の人物としていた首都圏在住の50代の民間人は6日までに、出馬しない意向を明らかにした。

(2011/01/07

1407チバQ:2011/01/10(月) 10:25:45
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001101080002
三村氏?山内氏?連合困惑
2011年01月08日

 現職知事と民主候補のどちらを応援?――。連合青森の新春合同旗開きが7日、青森市内であり、今年の知事選で3選をめざす三村知事と、立候補が見込まれる山内崇・民主県連幹事長が鉢合わせし、微妙な空気を漂わせた。


 連合青森の石田隆志会長はあいさつで、「三村知事とは良好な関係で、(支援関係にある)民主党も支えなければいけない」と、悩ましい現状を吐露。知事選の推薦先は今後協議するが、「出た結論については恨みっこなしで」と頭を下げた。


 その後、ステージで三村知事は「(連合青森と)お互いアイデアを出して企業誘致や企業支援を進めてきた。今後も政策に反映させます」と猛アピール。山内幹事長も「統一地方選に向け県連でマニフェストを作っている。今日も連合青森と政策の会議を持った。熱い絆を基盤にしたい」と親密さを訴えた。


 両者からのラブコールに石田会長は最後まで困り顔だった。

1408池田ダイサック:2011/01/13(木) 09:03:22
芳賀洋介ってうちの会員だろ?

1409チバQ:2011/01/14(金) 22:18:33
>>1406
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001101140005
北上市長選に高橋敏彦氏が立候補表明
2011年01月14日

 今春の統一地方選で争われる北上市長選にNPO法人顧問で建築設計会社代表取締役の高橋敏彦氏(55)が17日に記者会見し、立候補を表明することとなった。市内の経済界や伊藤彬(あきら)市長(71)の後援会の一部の間で、擁立に向けた動きが活発化していた。高橋氏は無所属で立候補し、幅広い支持獲得をめざす。


 関係者の話を総合すると、昨年末に社民党県連合代表の小原宣良氏(67)が立候補の意向を明らかにして以来、世代交代を求める機運が高まり、高橋氏擁立の動きにつながった。


 高橋氏は北上市出身、日大大学院修了。北上青年会議所理事長、NPO法人「いわてNPO―NETサポート」の代表理事を歴任し、現在、同法人の顧問。


 市長選にはこれまで小原氏が記者会見し、立候補の意向を明らかにしている。しかし、関係者によると、同氏は「有能で若い人がいたら支援したい」と話していると言い、今後の去就が注目される。

1410チバQ:2011/01/14(金) 22:33:57
仲悪いのか?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110114-OYT8T00027.htm
陸前高田市長選支援黄川田氏に要請書
 民主党県連は13日、菊池長右ェ門代表代行らが、同党の黄川田徹衆院議員に対して、陸前高田市長選(2月6日投開票)で同党が推薦する菅原一敏前県議への支援を要請する文書を手渡したことを明らかにした。同じ党の所属にもかかわらず、首長選の支援を文書で要請し、内容を報道各社に公表するのは極めて異例だ。

 この要請書は13日、小沢一郎県連代表の指示で、菊池氏と佐々木順一県連幹事長が黄川田氏に手渡した。要請書は「菅原氏の勝利に向け、全力で県第3区総支部長として職責を果たすよう強く要請する」と記し、黄川田氏に菅原氏への支援を強く求めている。

(2011年1月14日 読売新聞)

1411名無しさん:2011/01/15(土) 15:43:34
>>1391-1392
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110115t41020.htm
秋田県議選 横手と湯沢・雄勝両選挙区で民主、内輪もめ

連合秋田の賀詞交換会で、新みらいの県議と談笑する京野氏(中央)。「共闘」はどうなるのか=1月6日、秋田市


 今春の秋田県議選の候補者擁立で、民主党県連と党県第3区総支部長の衆院議員京野公子氏が対立している。県連が3区総支部の意向を無視し、横手市、湯沢市・雄勝郡の両選挙区で独自に新人を擁立したからだ。京野氏が党本部に「独断的な公認候補擁立を認めないように」と、県連の決定取り消しを求める事態になっている。

 「協力関係にある県議と敵対し、地方組織を強化できるのか」。年も押し詰まった昨年12月30日、京野氏は横手市で記者会見を開き、横手市選挙区(定数4)での県連の対応を厳しく批判した。
 県連がこの日、同選挙区に新人の元会社員を立てる方針を独断で決定、発表したからだ。
 横手市選挙区では、党公認の現職と、県議会で統一会派を組む「民主・新みらい」の無所属議員が立候補を予定する。京野氏は「(新人擁立で)逆に組織が弱体化する危惧がある」と語気を強めた。
 年が明けた1月10日、さらに両者の亀裂は深まる。京野氏のお膝元の湯沢市・雄勝郡選挙区(定数3)にも、県連が新人を擁立する方針を打ち出した。同選挙区には、党現職はいないが、新みらいの現職と、京野氏が県議時代にいた会派の無所属現職がいる。
 3区総支部ではこれまで、2選挙区での新人の擁立見送りを県連に要請してきた。「全国でも党の支持基盤が弱い地域では、統一会派の議員と連携するのが選択肢の一つ」(京野氏)との考えからだ。
 県連の強硬な手法に「新みらい」の関係者は「地域事情に関係なく立てるという民主党の強い姿勢を感じた」と危機感を募らせる。横手市の党支持者は「横手は、もう1人を立てられる情勢にないのでは」と困惑する。
 県連の松浦大悟代表は京野氏の抵抗に対し、「空白域をなくすのは、党本部の方針だ。複数区に公認候補を立てることも県連常任幹事会で決まっている。この期に及んで反対するのは筋が違う」と反論している。
 



2011年01月15日土曜日

1412チバQ:2011/01/19(水) 22:34:40
>>1403
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201101193
渋川氏は断念 若松市長選
2011年01月19日 08時45分配信
4月の任期満了に伴う会津若松市長選で、自民党の県議の平出孝朗氏(54)と元県議の室井照平氏(55)は18日までに立候補の意思を固めた。

自民党会津若松市総支部は19日に会合を開き、一本化調整を図る予定だが、難航は必至で、自民系は分裂選挙の様相を呈してきた。

立候補に意欲を示していた会津若松商工会議所副会頭の渋川恵男氏(63)は18日、健康上の理由から断念した。

一方、民主党県第4区総支部は18日、元河東町長の栗城春夫氏(60)を推薦する方針を決定した。

1413チバQ:2011/01/19(水) 22:35:43
>>1406>>1409
結局でないんかい
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110119ddlk03010018000c.html
’11統一選:北上市長選 前社民党県連代表・小原氏が出馬辞退 /岩手
 ◇「市二分の選挙回避」
 今春の統一地方選で実施される北上市長選(4月24日投開票)に立候補する意思を示していた前社民党県連代表の小原宣良氏(67)は18日、北上市内で会見し、立候補の辞退を明らかにした。17日に出馬表明した建築設計会社役員、高橋敏彦氏(55)を念頭に、「私より一世代若い有能な人が立候補を決意され、市を二分する選挙は避けるべきだと判断した」と理由を話した。

 小原氏は、高橋氏が訴える市民を主体にした持続可能な市政について、「政策の方向性は私と同じだ。若い力を中心に多難な市政課題を市民一丸となって乗り越えてほしい」と一市民として協力する考えを示した。【湯浅聖一】

1414チバQ:2011/01/20(木) 22:43:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110120t61019.htm
自民2氏、出馬姿勢崩さず 会津若松市長選
 任期満了に伴い統一地方選で行われる会津若松市長選(4月17日告示、24日投開票)で、自民党会津若松市総支部は19日、ともに立候補に意欲を示している党県議平出孝朗氏(54)、元県議室井照平氏(55)と協議した。総支部によると、両氏とも立候補に前向きの姿勢を崩さず、今後一本化を目指して調整していくことになった。
 話し合いは非公開で個別に行われた。次期衆院選福島4区に自民党公認で立候補する菅家一郎会津若松市長や党市議らが出席し、市長選への考え方などを聞いた。
 平出、室井両氏とも統一選で行われる県議選会津若松市選挙区(定数4)の党公認候補に決まっている。市総支部は、両氏の後援会関係者らからも話を聞き、2月上旬までに市長選候補者の一本化を図る。
 いずれかが市長選に回る場合、県連は県議選に新たな候補者を擁立し、2議席の確保を目指す方針。
 市長選には、元福島県河東町長の栗城春夫氏(60)が無所属で立候補することを表明。立候補の準備を進めていた会津若松商工会議所副会頭の渋川恵男(ともお)氏(63)は19日までに、健康上の理由から断念した。


2011年01月20日木曜日


会津若松市 定数4−候補7 (選管確定)→自2民2/自1社1共1
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 10,946(20.2%) 渡部譲 56 民主 現 5 党県幹事長
当 9,582(17.7%) 宮下雅志 51 民主 新 1 (元)会津若松市議
当 8,474(15.7%) 小熊慎司 38 自民 現 2 党県青年部長→09衆に自民離党し出馬表明。県連に離党届出すも県連は受理を拒否。  →みんなの党参院比例で当選
当 8,296(15.3%) 平出孝朗 50 自民 現 3 党県役員
□ 8,097(15.0%) 室井照平 51 自民 現 (元)会津若松市議
□ 6,087(11.2%) 小川右善 57 社民 新 (元)旧市会副議長
2,657(4.9%) 原田 俊広 47 共産 新 党県委員

1415チバQ:2011/01/20(木) 22:55:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110120t11021.htm
遠藤氏、民主の推薦返上 宮城県議選 多賀城・七ケ浜
 4月に行われる宮城県議選の多賀城・七ケ浜選挙区に立候補予定で、民主党推薦を受けている無所属新人の七ケ浜町議遠藤久和氏(51)が、推薦の取り消しを党県連第4区総支部(支部長・石山敬貴衆院議員)に申し出たことが19日、分かった。
 遠藤氏は河北新報社の取材に、「自分と党の地域主権改革や消費税増税をめぐる考え方がかけ離れ、有権者に説明できなくなった」と述べた。
 今後、政党推薦は受けない考え。県連は22日の常任幹事会までに、申し出を受理するかどうか結論を出す。
 県連は昨年12月、遠藤氏の申請に基づき、推薦を決定していた。
 同選挙区(定数2)には、いずれも現職で自民党公認の仁田和広氏(60)と寺沢正志氏(60)が立候補を表明している。


2011年01月20日木曜日

1416チバQ:2011/01/23(日) 10:48:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110123t11016.htm
宮城県議選 民主、空白区解消断念「全員当選へシフト」
 民主党宮城県連は22日、4月の統一地方選で行われる県議選で、当初目指した全23選挙区の候補者の「空白区解消」を事実上断念した。これまで擁立した公認、推薦候補は14選挙区16人。今野東県連代表は、仙台市青葉区で同日あった常任幹事会後の記者会見で「候補者の全員当選に向けた態勢へシフトする」と語った。
 常任幹事会では、新たに2新人の推薦を決定する一方、「党の政策に納得できない」として、推薦返上を申し出た多賀城・七ケ浜選挙区の新人の推薦を取り消した。
 記者会見で今野代表は、統一選に向け「県民、市民の生活を支えるのは民主党だと理解してもらうため、丁寧な選挙をしていく」と強調。候補の擁立作業は「一応の区切り」としたが、「いい候補がいれば立てていく」とも語った。
 推薦取り消しの決定には「痛手だという人がいるかもしれないが、影響が出ないようにするだけだ」と述べた。
 当初、県連は党本部の方針に基づき、「空白区解消」に加えて「定数3以上の選挙区での複数候補擁立」を目指したが、内閣支持率の低迷などの影響で候補者擁立は難航。実現したのは対象の9選挙区中、青葉(定数7)と石巻(同5)の2選挙区にとどまった。
 統一選の見通しについて、県連幹部は「逆風の中、新人7人を擁立できたが、通常国会でつまずけば『民主』の看板を下ろす候補者が増えるかもしれない」と厳しい認識を示した。


2011年01月23日日曜日

1417チバQ:2011/01/24(月) 22:37:45
http://mytown.asahi.com/areanews/iwate/TKY201101230267.html
小沢氏、激戦区てこ入れ行脚 統一地方選の候補者を激励
2011年1月24日


 民主党の小沢一郎・県連代表が23日、県内の市長選や県議選の候補予定者を激励に訪れた。

 小沢氏がこの日回ったのは、陸前高田市、山田町、遠野市、住田町。候補者や支持者と面会したほか、陸前高田市では自らマイクを握って「同じ志を持った人が県議や首長にいないといけない」などと訴え、精力的にてこ入れした。

 今回訪れたのはいずれも新人で、激戦が予想される選挙区が中心。県連の菊池長右エ門代表代行は「統一地方選を落とせないという危機感があったんだろう。日ごろおっしゃっている、地元が第一、を示してくれた」と話した。

 訪問先では握手や写真撮影を求められ、小沢氏は住田町で「東京にいるとなんだかんだ言われるから何だか気分がよくないが、地方を回ると歓迎してくれて気分がよくなり頑張ろうという気になる」と述べて、笑いを誘った。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110124_3
沢氏、異例のてこ入れ 陸前高田などで街頭演説

--------------------------------------------------------------------------------
 
 民主党の小沢一郎元代表は23日、県議選の応援のため来県し、4市町で街頭演説を行うなど支持を訴えた。新人候補の地元が対象となったが、陸前高田市だけは4地区を回り、30日告示の同市長選を強く意識したてこ入れとなった。同党関係者によると、市町村長選に合わせた地元入りは「10年以上記憶にない」。同市長選をめぐっては、同市が地元の黄川田徹衆院議員(岩手3区)に対し、小沢県連代表名で「勝利に向け職責を果たしてほしい」と要請したばかり。自身の強制起訴が迫る中、極めて異例の対応だ。

 「この地域は県議選の前に市長選がある。古里づくりのために最も大事だ。あえて久しぶりにお願いにまいった」

 23日、小雪舞う陸前高田市気仙町の長部漁港。小沢氏は約100人の有権者に対し、市長選に党推薦で立候補を予定する前県議菅原一敏氏(65)の支持を訴えた。

 小沢氏はこの日、県議選宮古・下閉伊選挙区(定数3)、遠野選挙区(同1)の新人候補の選挙事務所を激励した後に陸前高田選挙区(定数1)入り。

 住田町では県議選候補と藤原良信参院議員(比例)、陸前高田市では県議選候補、菅原氏とともに市内4カ所で街頭演説。このうち3カ所は黄川田氏も同行した。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】




(2011/01/24)

1418名無しさん:2011/01/24(月) 23:42:13
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001101230001
県議選、無投票区半数か/民主の擁立進まず
2011年01月23日

 4月の県議選(23選挙区)は、過去に例のないほど無投票選挙区が続出しそうな気配だ。民主党県連は22日、立候補予定者に対する第4次の公認・推薦者を決定したが、新たに2人を推薦するのにとどまり、解消をめざした空白区は9も残った。県内主要政党が候補者を一括して発表するのは今回が最後。追加で候補者擁立を模索する動きはあるが、今のところ選挙区の半数ほどが無投票になる可能性があり、民主党の擁立が思惑通りに進まなかったことが大きく影響した形だ。


 「選挙シフトにしていかないといけないので今日を一つの区切りに、当選に向けた選挙態勢をつくっていく」


 民主党の今野東県連代表は22日の記者会見で、事実上の擁立作業の終了を宣言した。当初は現職9人の倍増と前回選挙で17あった空白区の解消を掲げたが、これまでに確保できたのは公認13人と推薦3人。推薦を入れても「倍増」には届かない。


 自民党は、公認と推薦を含めて全選挙区に候補者を擁立している。今野氏は会見で「できるだけ多くの選択肢を有権者の方々に持ってもらわないといけないので、擁立作業は続けていく」とも語ったが、候補者追加の具体的な見通しは立っていない。


 朝日新聞の調査では今のところ、無投票になりそうなのは11選挙区で、宮城野区や気仙沼・本吉、白石・刈田など。衆院選の枠組みでみると宮城6区内はすべて無投票になりそうで、宮城野区が無投票になれば仙台市内では2003年の太白区以来となる。


 県選挙管理委員会によると、1955年以降の県議選で最も無投票選挙区が多かったのは91、95、99、2003年の8選挙区。71、75年はゼロだった=表。11年の県議選は、有権者が投票する機会さえない無投票選挙区数の記録を更新しそうだ。


 共産党が候補者を絞り込んでいることも、もう一つの要因になっている。07年は8人、03年は9人を立てたが、今回は今のところ公認は4人しかいない。83年には全選挙区で候補を擁立したこともあるが、「今はとてもそんなことは難しい」(県委員会)。引き続き、候補者擁立を模索するものの、「できる限り候補者を立てることと、確実に議席をとるために集中することの兼ね合いがある」として、現有2議席の「絶対確保」が県議選の基本方針だという。

1419名無しさん:2011/01/24(月) 23:44:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110121t11018.htm
議員秘書経験者が続々 県議選・仙台市議選の新人予定者
 4月の統一地方選で行われる宮城県議選と仙台市議選の立候補予定者に、政治家秘書が目立っている。両選挙に立候補を予定する新人計33人のうち秘書経験者は8人。現職や元議員を含めると立候補する計約150人のうち約40人に上る。「有望な即戦力」との評価はあるが、多様な人材を発掘できない政党のふがいなさも浮き彫りになっている。

<強すぎる逆風>
 県議選、仙台市議選に立候補する新人の秘書経験者は4人ずつ。政党別では民主党5人、みんなの党1人。無所属2人のうち、1人は自民党推薦となっている。
 政権与党として初の統一選に臨む民主党は、新人7人のうち5人を秘書が占めた。同党県連は「国会議員などの秘書は即戦力として期待できる有力な人材。実力は十分備わっている」と胸を張るが、逆に党ネットワークが広がりに欠けていることが際立った。
 昨年10月以降、政治スクールを開くなどして候補者選考を本格化させたが、「地方でも政権交代を」という掛け声とは裏腹に擁立作業は難航している。「党への逆風が強すぎ、秘書以外に意欲のある新人を探せない」(党関係者)状況だ。
 対する自民党。今回、秘書経験者は推薦した1人にとどまるが、前回4年前の県議選では秘書出身の新人4人を擁立し、全員を当選させた。

<業界化を危惧>
 県議、仙台市議の現職議員の中には、故三塚博元蔵相や愛知和男元防衛庁長官らの秘書経験者が20人近くいる。激烈な「三愛戦争」をくぐり抜けた人が多く、選挙戦略にたけた人や政策通がそろう。秘書は人材供給源として、大きな位置づけを占めてきた。
 県議選も仙台市議選も構図は少数激戦。ベテラン県議の1人は「政治家が魅力ある職業と思われていない」と嘆く。政治不信が指摘されて久しい現状を挙げ「信頼を取り戻さないと、幅広い分野の人材は現れず、いずれ『関係者』ばかりになる」と地方議会の業界化を危惧する。
 秘書出身の候補者が多いことについて、ある国会議員秘書は「最近の議員は自分の選挙や党務に追われ、候補者を育てたり、見つけ出したりする余裕がない」と推し量る。衆院が小選挙区制で、きめ細かいどぶ板戦を迫られていることも影響しているようだ。
 東北大大学院の河村和徳准教授(政治学)は政党の責任を指摘し「日常活動の中で、人材を探したり育成したりするリクルートを怠ってきた証拠。秘書は後援会や支持者の協力が得られやすく、当選後も党への忠誠心が期待できる。結果的に議員秘書が選ばれるのだろう」と分析している。


2011年01月21日金曜日

1420チバQ:2011/01/25(火) 22:01:30
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110125ddlk06010074000c.html
選挙:米沢市長選 近藤衆院議員発言、同志擁立主導を批判−−安部市長 /山形
 ◇「ひと昔前の話」
 安部三十郎米沢市長は24日の定例記者会見で、近藤洋介民主党衆院議員が9日の「新春のつどい」で、市の有機EL開発協力姿勢を批判し、今秋の市長選に「同志擁立」を呼びかけた発言に対し、「国県市3者で進める有機EL開発協力の歩調を乱す」と反論し「国会議員主導の候補者づくりはひと昔前の話」と批判した。

 安部市長は近藤議員発言に「市の有機EL開発協力の取り組みへの批判だが、山形大工学部の要請で開発実用化拠点となるイノベーションセンター誘致のため、担当課が用地あっせんの話を進め、資金援助の相談も受け、協力すべきところは進めている」と力説した。

 さらに「国会議員主導でやって歩調が合わないから市長を代えようとの趣旨だろうが、かえって現在進む取り組みの歩調を乱す」と批判。「首長は市民の間から候補者が出てくるもの」と述べ、近藤議員の「同志擁立」に「いかがなものか」と批判した。【近藤隆志】

1421チバQ:2011/01/25(火) 22:02:18
>>1355>>1364
http://mainichi.jp/area/akita/news/20110125ddlk05010029000c.html
統一地方選:’11年あきた 大館市長選 自民県連、小畑氏を推薦 /秋田
 自民党県連(鈴木洋一会長)は24日、常任総務会を開き、4月24日投開票の大館市長選で現職の小畑元氏を推薦すると決めた。

 能登祐一幹事長によると、同党大館支部には小畑氏と元衆院議員の近江屋信広氏の2人から推薦依頼があり、県連は全会一致で小畑氏の推薦を決定。同市長選には他に、元衆院議員秘書の福原淳嗣氏が立候補を表明している。

 また能登幹事長は同10日投開票の県議選で、秋田市と能代市山本郡の両選挙区での更なる公認候補擁立を断念する考えを明らかにした。「現時点で立候補予定者が多く、新人には(活動の)時間が足りない」としている。空白区となっている潟上市選挙区は「擁立する前提で、関係者と水面下で接触している」と語った。【岡田悟】

1422チバQ:2011/01/28(金) 23:25:54
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110126ddlk02010199000c.html
’11年県議選:選挙区情勢/上 現職の大半、立候補へ /青森
 ◇青森市は14人の激戦
 統一地方選の前半戦となる県議選(定数48)の告示が約2カ月後の4月1日に迫った。現職の大半が立候補の意思を示している。元職や新人も多数立候補の見通しで、16選挙区のうちには定数を大きく上回って混戦模様の選挙区もある。県議選に立候補が予想される顔ぶれと情勢を各選挙区別に紹介する。

 ◇青森市=定数10
 県内最大選挙区の県都は14人が立候補する激戦区。いずれも広い支持基盤を持ち、激しい選挙戦が予想される。市長に転じた鹿内博氏が4年前に得た1万2811票の行方も気になる。

 自民は8期務めた県連筆頭副会長の山内和夫氏が引退、4選を目指す森内之保留氏と前回トップ当選の高橋修一氏が立候補する。元職の山谷清文氏、市議会議長の長男で新人の花田栄介氏も公認で立候補する。

 民主は、渋谷哲一氏の1議席確保が最優先課題。他の候補者擁立を模索している。公明は堅い組織票で当選を続ける伊吹信一氏が3期目を目指す。

 共産は5期目を目指す諏訪益一氏に加え、2議席確保を目指して元市議の大沢研氏も挑戦する。社民は奈良岡克也氏が議席死守を目指す。

 無所属では、連合青森の推薦を受けた一戸富美雄氏、県議会で社民・県民クラブに所属する古村一雄氏も再選を狙っている。

 このほか、新人で元市議の関良氏、奈良岡央氏も初当選を狙う。いずれも市長選に立候補経験があり、一定の知名度がある。元市議の一戸善正氏も立候補する。

 ◇五所川原市=定数3
 自民は成田一憲氏が7選を目指す。前回落選した元市議の新人、寺田達也氏も公認を得て立候補する。

 民主は今博氏が3期目を狙う。五所川原市長選に立候補した櫛引ユキ子氏の動向も注目されている。

 ◇東郡、西郡、南郡、北郡=定数各1
 南郡は自民現職の阿部広悦氏に藤崎町議の鶴賀谷貴氏、田舎館村議の鈴木和久氏が挑む形で混戦になりそう。鶴賀谷氏と民主の公認を得られなかった鈴木氏はいずれも無所属で立候補する。

 東郡、西郡、北郡はいずれも自民現職で、県連幹事長の神山久志氏、工藤兼光氏、相川正光氏のみ立候補を表明している。

1423チバQ:2011/01/28(金) 23:26:24
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2011/01/27/20110127ddlk02010003000c.html
’11年県議選:選挙区情勢/中 弘前市は混戦の10人 /青森
 ◆平川市、現行区初の選挙戦か

 ◇弘前市=定数6
 現職5、元職1、新人4の計10人が立候補を予定しており混戦模様となっている。前弘前市長の相馬〓一氏が通算7期目を目指し挑戦する。

 自民は西谷洌氏と岡元行人氏を公認。いずれも5期目、3期目を目指す。市議会副議長の一戸兼一氏も党推薦を受け、立候補する。

 民主は元参院議員の三上隆雄氏が4期目を狙う。また、知事選出馬を表明した県連幹事長、山内崇氏の後継として市議の松橋武史氏が公認を得た。

 共産は安藤晴美氏が議席死守を目指す。

 無所属では、連合青森の推薦を受けた川村悟氏も2期目を狙う。

 このほか、市議の斉藤爾氏や元市議の成田善一氏も新人として立候補する予定となっている。

 ◇黒石市・つがる市=定数各1
 黒石市では自民の高樋憲氏が5期目を目指して万全の態勢を整えている。ほかに目立った動きはない。つがる市でも3選を目指す自民の三橋一三氏以外に動きはない。

 ◇平川市=定数2
 自民は県議会議長の長尾忠行氏が5期目、中村弘氏が4期目を狙う。これに無所属で新人の工藤義春氏が挑む。

 前回は無投票で当選者が決まっており、町村合併後の現行選挙区となってからは初の選挙戦になりそう。

 ◇むつ市=定数3
 自民は3期目の大見光男氏が引退を表明。後継として、風間浦村長の横浜力氏が公認で立候補する。自民党会派の現職、越前陽悦氏は自民の推薦を受け4期目を目指す。

 一方、民主は菊池健治氏の引退表明に伴い、後継として立候補する長男で市議の憲太郎氏を推薦を決めた。市議会議長の村中徹也氏は無所属で立候補する。

1424チバQ:2011/01/28(金) 23:26:51
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2011/01/28/20110128ddlk02010172000c.html
’11年県議選:選挙区情勢/下 八戸市、民・自で激戦 /青森
 ◆十和田市は無投票も

 ◇八戸市=定数8
 県内で唯一民主が最多議席を確保している選挙区で、激しい選挙戦が予想される。11人が立候補予定で、民主と自民の2大政党が票を取り合う形になりそう。

 自民は現職の滝沢求氏、清水悦郎氏、熊谷雄一氏の3人に加え、元市議で過去2回挑戦している藤川友信氏が公認で立候補する。

 民主は元市長の中村寿文氏、田名部定男氏、山内正孝氏、山田知氏の現職4人を公認。さらに市議の寺地則行氏が推薦を受け、無所属で立候補。議席の上積みを狙う。

 公明は畠山敬一氏が再選を目指し、共産は新人で市議の畑中哲雄氏が立候補を予定している。

 ◇三沢市=定数1
 自民の小桧山吉紀氏が2期目を目指して立候補する。ほかに目立った動きはない。

 ◇十和田市=定数2
 自民の田中順造氏、丸井裕氏の現職2人が立候補を表明するにとどまっている。無投票の可能性もある。

 ◇三戸郡=定数3
 前回と同じ4人が激突する。自民は現職の夏堀浩一氏、新人の沢田恵氏が立候補する。これに対し、民主はいずれも現職の北紀一氏、松尾和彦氏が立候補する予定。

 ◇上北郡=定数4
 激戦の模様。前回トップ当選の自民現職、中谷純逸氏が野辺地町長選への立候補を決め、三村申吾知事の父で6期目の三村輝文氏が引退を決めた。唯一の現職は、自民で2期目を目指す工藤慎康氏のみとなっている。

 新人は6人で、民主は野辺地町議の木明和人氏を公認。一方、三村氏の後継としておいらせ町議の吉田絹恵氏が立候補するほか、七戸町から元町議の工藤章氏も立候補予定。

 他の3人は東北町から立候補。斗賀寿一氏が東北町長に転じたため、票の奪い合いは激しさを増す。県商工会連合会副会長の蛯沢正勝氏、元町収入役の沼尾啓一氏が自民推薦で、元町職員の山田昭二氏も無所属で立候補を予定している。(この連載は矢澤秀範が担当しました)

1425チバQ:2011/01/30(日) 12:01:51
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000631101300005
政党のいま:上 民主 地盤固めに躍起
2011年01月30日


新顔候補の発掘も狙って民主党県連が開いた政治スクール参加者は、街頭演説の練習もした=昨年12月19日、仙台市青葉区

 「選挙資金も選挙応援もさらに協力したい」。民主党の郡和子県連幹事長は18日、電話口で遠藤久和・七ケ浜町議(51)に再考をうながした。
 4月の県議選に遠藤氏は民主党推薦で立候補する予定だったが、前日、県連側に推薦辞退を伝えてきた。「今の民主党と考えが違います」。幹事長の説得にも遠藤氏は揺らがなかった。「消費増税や与謝野馨氏の入閣は納得できない」。推薦料40万円を返し、無所属で出る方向だ。
 政権交代から1年半。混迷する民主党政権への逆風が県内でも広がっている。「県議の倍増」「候補者ゼロの空白区をなくす」。昨秋、県連幹部はこんな目標を掲げ、政治スクールも開いて候補者を探してきたが、前に進まない。
 定数61の県議会、60の仙台市議会ともに現職は9人と少ないが、両議会選挙に立候補する公認の新顔は7人にとどまっている。しかも5人は元国会議員秘書と「身内」ばかり。「新たに民主党の門をたたいてもらえる環境にない」との嘆きが県連内から漏れる。
 その新顔も厳しい意見を浴びる。菅直人首相の長男・源太郎氏と選挙権・被選挙権年齢の引き下げ運動をし、民主から県議選に挑戦する介護会社社長の大友新氏(32)は、有権者に党名を名乗ると「帰って」「政権交代に期待したが政策がよくなった実感がない」と言われる。
 「風」には頼れないと、昨年11月に後援会を立ち上げた。会員は約500人に膨らんだ。選挙参謀に旧小牛田町議会事務局長だった佐藤尚武氏(72)を迎え、幅広い年齢層からの支持を期待する。ほかの新顔も、後援会づくりを進めている。
 県連は、2月14日にまとめる県内版マニフェストに向けて、業界団体へのアプローチを強めている。要望内容は原則、公開する考えで「プロセスを見てもらって政策への理解、民主党への信頼を高めたい」(遊佐美由紀・県連政策調査会長)という。
 「政官癒着の排除と利益誘導型政治からの脱却」を掲げてきた民主党だが、「現実」路線に移りつつある。今、すがるのは、国政の転換への期待だ。千葉市内で13日にあった党大会後、斎藤恭紀衆院議員(宮城2区)は語気を強めた。
 「通常国会を熟議の国会にし、国をこう変えるという予算を成立させて国民の信頼を取り戻すしか、統一地方選の勝利はない」

1426チバQ:2011/01/30(日) 12:02:22
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000631101300006
政党のいま:中 自民 反転攻勢足踏み
2011年01月30日


23日に開かれた自民党大会。全国から多くの地方議員が集まった=東京都千代田区

 「地域の人々に耳を傾ける政党であり続けたい」。東京都内で23日に開かれた自民党大会。谷垣禎一総裁が統一選を政権奪還につなげる考えを示すと、拍手があがった。
 「執行部批判がすごかった昨年と一転し、総裁の固い決意で盛り上がった」。前日の幹事長会議に出た県連の高橋長偉・会長代理は前向きだ。
 政権交代後、県連は地道な活動を続けてきた。昨年1月に「県民の声調査室」を設置。農業、経済、医療など各種団体と会合を重ね、要望を聴いてきた。ここに来て民主政権の相次ぐ失政。「このままじゃダメだ、早く立ち直ってという励ましを多く頂くようになった」。須田善明幹事長は笑顔をみせる。
 効果も表れた。県医師会の会員でつくる職域支部「県医療会支部」は一昨年の政権交代を機に、党費の支払いを見合わせた。だが、「状況が落ち着いてきた」(同支部)として昨年から再開した。
   ■   ■   ■
 とはいえ、一気に反転攻勢に出られる情勢ではない。
 「新生 自民党みやぎ、新たな挑戦に力を!」。こんなフレーズで統一地方選の立候補予定者をホームページで募る自民県連。これまで公認や推薦の申請は、原則的にまず、選挙区の現職議員の意向を聞いてから受け付けていたが、今回は市区町村支部の容認だけですむよう改めた。
 ところが、4月の県議選に新顔で立候補するのは2人だけ。現職2人が引退する名取選挙区(定数2)では、新顔1人しか立候補の予定がなく、議席を減らす見通しだ。
 ある県議は「今回は引退が少なく、付け入る隙はなかった」と言う。定数61の県議会で現職は38人を占め、24選挙区すべてにいる。「現職を押しのけて出るリスクを取れない」との見方がある。
 一方、国会議員周辺は「関係者が他党から出る動きもある」と明かす。「不況下で仕事を辞めてまで挑戦できない」と語る県議もおり、党の求心力不足もうかがえる。
 県連の目標は「現有勢力の維持」にとどまっている。
   ■   ■   ■
 長く自民と友好関係にある公明も、新顔を擁立できていない。県議選の公認は現職4人のみ。原則として議員の任期中に66歳を超えない定年制があるが、その制度に反して県本部代表を務めるベテラン議員も立候補する。
 「約10年間代表を務めた実績から例外規定を採用した。必ずしも楽観できる状況ではない」。二大政党のはざまで立ち位置に悩む同党。新たな人材を探したが、「実績」を重視せざるを得なかった。

1427チバQ:2011/01/30(日) 12:02:49
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000631101300007
政党のいま:下 みんな 地方浸透が課題
2011年01月30日


通勤中の人たちにあいさつする県議選の立候補予定者=仙台市泉区の地下鉄南北線黒松駅前

 28日朝、仙台市泉区の地下鉄南北線黒松駅前。「おはようございます」。4月の県議選にみんなの党から立候補を予定する新顔の峯岸真哉氏(33)は、通勤する人たちにあいさつを続けた。
 「増税の前に国家公務員の人件費削減などやることがある」。みんなの党の改革路線にひかれた峯岸氏。11年間、元自民党衆院議員の中野正志氏の秘書を務めていたが、昨年、中野氏のもとを飛び出した。
 自民党だと「若手が活躍しにくい」という懸念もあった。立候補の機会がなかなかめぐってこないうえ、議員になっても先輩議員の力が強い。中野氏からも「泉区は自民系候補が多い。出ることを止めろとは言わない」と送り出された。
   ■  ■  ■
 県議選と仙台市議選に計5人の新顔を公認したみんなの党。元仙台市議長の自民党系ベテランを擁立するなど、他党の「転籍組」が目立っている。県支部長の菊地文博氏も民主党出身だ。
 「反民主・反自民」の受け皿づくりを狙う「第3極」だが、結党から1年半でスタッフが少なく、組織が弱い。県議選では今のところ、仙台市以外の選挙区に公認は1人もいない。それでも、一昨年の衆院選、昨年の参院選と全国的には躍進してきた勢いを、統一地方選でとめたくない。
 仙台市に隣接する富谷町で2月1日に告示される町長選で、初めて新顔に推薦を出した。昨年12月、菊地氏の要請を受け、渡辺喜美代表が快諾した。告示日には県議選の追加公認も発表する見通しだ。「都市部に強い党と見られている。富谷で勝ち、勢いをつけたい」。菊地氏は話す。
   ■  ■  ■
 二大政党に埋もれがちな既成政党は、存在感を示すのに懸命だ。「国会議員は減ったが、社会党時代から地方議員が党を背負ってきた」。社民党の菅野哲雄県連合代表は4日、新春の集いで県議選5人、仙台市議選6人の「全員当選」を掲げた。
 「自治体選は徹底して地域に密着する」という菅野氏。2007年県議選で48票差で4選を逃した岸田清実氏(55)は、新年のあいさつを2週間で2千カ所まわった。自民党県連関係者も「あそこまでドブ板はできない」と驚く。
 共産党は「世代交代」を掲げる。県議選と仙台市議選に11人を擁立するが、仙台市議選では最年少の25歳をはじめ4人が20代〜40代だ。県委員会の中島康博委員長は「若者への支持拡大のきっかけにしたい」。党勢縮小に歯止めをかける正念場とみている。

.

1428モンクレール:2011/01/30(日) 18:50:57
いいサイトをご紹介しますね
興味があったら、名前をクリックしてくださいね

モンクレール http://www.monclershop.jp
モンクレール http://www.monclersales.jp
モンクレール http://www.moncler.ne.jp
モンクレール http://www.monclerstore.jp
モンクレール http://www.monclersale.jp
トリーバーチ http://www.toryburchshop.jp
tory burch http://www.toryburchshop.jp
ugg http://www.aguboots.jp
ugg http://www.brandfans.jp
アバクロ http://www.brandfans.jp
アバクロエドハーディー http://www.brandfans.jp

1429cqoljp:2011/01/31(月) 08:28:21
http://eragolika.woelmuis.nl http://basawea.woelmuis.nl http://olmaderas.woelmuis.nl

1430チバQ:2011/02/01(火) 00:24:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110131t31033.htm
陸前高田市長選告示 新人2人の争い
 任期満了に伴う岩手県陸前高田市長選は30日告示され、ともに無所属新人の前副市長戸羽太氏(46)と、元岩手県議菅原一敏氏(66)=民主推薦=の2人が立候補を届け出た。
 戸羽氏は「市民一人一人が参加する今の市政を守る」と、現市長中里長門氏(64)の市政継続などを訴えた。
 菅原氏は「雇用の拡充と産業の振興を通して、活力ある街づくりを目指す」と、現市政からの転換を訴えた。
 戸羽氏の第一声では中里氏が応援のマイクを握った。自民、共産両党の市議らが戸羽氏支援で共闘する。一方、菅原氏の第一声には達増拓也知事や県選出の国会議員4人が駆け付けるなど、民主が党を挙げて支援する。
 選挙戦は、中里氏が共産党籍のまま立候補したときとほぼ同じ構図になっている。
 投票は2月6日で即日開票される。29日現在の有権者は2万314人。

◎陸前高田市長選立候補者

<戸羽太(とば・ふとし)>46 無新
会社役員(副市長、市議(3))陸前高田市、都立町田高

<菅原一敏(すがわら・かずとし)>66 無新
元岩手県議(市助役、市企画部長)陸前高田市、成城大=(民)


2011年01月31日月曜日

1431チバQ:2011/02/01(火) 22:19:42
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110201-OYT1T00541.htm
民主王国・岩手、支持離れ拍車を警戒する県連

 民主党の小沢一郎元代表が31日、自身の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で東京地裁に在宅起訴されたことを受け、疑惑解明の舞台は法廷の場へと移った。

 「民主王国」と言われる岩手では依然、小沢氏の人気は根強いが、今春の統一地方選を前にして、小沢氏の起訴で無党派層の「民主離れ」に拍車が掛かるのではないかと岩手県連関係者は神経をとがらせている。

 民主党県連の佐々木順一幹事長は報道機関に対してコメントを発表。「裁判で早期に無罪が確定することを確信している」と強気の姿勢を示した。さらに、党執行部や野党について「小沢先生の国会招致や除名などに血道を上げることに、どういう意味があるか理解に苦しむ」と批判した。

 佐々木氏は、統一地方選への影響について「現段階で分からない」とコメントしているが、関係者からは厳しい声が出ている。

 県議選に民主党公認で立候補予定の男性は「当然、選挙に影響は出るだろう。やりにくいが、なってしまったものは仕方ない。『民主党候補』よりも、『地元候補』を強く訴えていく」とため息まじりに話した。

 一方、野党各会派は、小沢氏の議員辞職や国会での証人喚問を求め続け、統一地方選を前に反転攻勢を強めたい考えだ。

 自民党県連の千葉伝幹事長は「国民の声が大きくなる前に政治的責任を取って離党、議員辞職をするべき」と小沢氏に辞職を促した。

 地域政党いわての飯沢匡代表は「問題は極めて重大。国民に説明責任を果たすべきだ」と強調。

 社民党県連の伊沢昌弘幹事長は「国会議員が強制起訴されることは大きな意義を持つ。国民が納得する判断が下されることを願う」と司法へ期待感を示した。

 公明党県本部の小野寺好代表は「出処進退は自ら決断するべきだ。公明党は引き続き、証人喚問への出席を求める」と改めて小沢氏に説明責任を求めた。

 共産党県委員会の菅原則勝委員長は「国民目線で見れば当然。司法と国会の場という車の両輪で全容解明が必要だ」とコメントした。

(2011年2月1日14時17分 読売新聞)

1432名無しさん:2011/02/02(水) 18:58:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110201-OYT8T01225.htm
前参院議員 民主党離党、無所属で
 昨年の参院選秋田選挙区に民主党公認で出馬し落選した鈴木陽悦・前参院議員は1日、4月の県議選秋田市選挙区に無所属で出馬する意向を固めた。鈴木氏は同日、民主党県連に離党届を提出した。今週中に正式発表する。

 鈴木氏は読売新聞の取材に対し、「参院議員の6年間、地域活性化に取り組んできた。古里に対する思いは人一倍強い。秋田に貢献したいという思いにおいて、国政も県政も大きな差はない」と意欲を示した。

 国会議員経験者の異例の挑戦となる。鈴木氏は国政の再挑戦を狙っていたが、参院選など国政選挙、加えて知事選、秋田市長選など県内の大型首長選挙も当面ない。次の政治活動の場を早めに確保する方が得策と判断したとみられる。

 無所属の出馬は、参院選で決定的になった民主党県連との確執が大きな背景にある。鈴木氏は「民主党は国民の生活が第一という路線からそれてしまった。県連レベルもいろいろ割れている」と語った。

 ただ、県議選秋田市選挙区は激戦の見通し。鈴木氏の知名度は高いが、当選ラインも上がるとみられる。こうした選挙区情勢を見極めるため、後援会と最終協議を行う。

(2011年2月2日 読売新聞)

1433チバQ:2011/02/02(水) 22:04:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110202t11025.htm
宮城・富谷町長選 「みんな」全力、渡辺代表来援


 みんなの党が、1日告示された宮城県富谷町長選(6日投票)に国政選挙並みに力を入れている。無所属の新人候補を単独で推薦し、1日には渡辺喜美代表が通常国会開会中にもかかわらず富谷に入った。「統一選の前哨戦」(渡辺代表)と位置づけ、支持基盤の薄い東北での党勢拡大を図る。

 富谷町長選には、ともに無所属で、新人の元町議小泉光氏(59)=みんな推薦=と、再選を目指す現職若生英俊氏(60)の2人が立候補した。
 渡辺氏は、小泉氏の出陣式や街頭演説会に参加。「小泉で富谷を変えよう。そして宮城から日本を変えよう」と拳を振り上げた。渡辺氏の後ろには、4月の県議選、仙台市議選の党立候補予定者がずらり。のぼり旗がたなびき、党をアピールする格好の舞台となった。
 同党単独推薦の首長選候補が勝つと、愛知県大治町に続いて全国2例目。2日は党所属参院議員らが応援に入る。渡辺氏は「首長選で実績を残せば党勢に弾みがつく。富谷を拠点にする」と語った。
 一方、若生氏陣営が1月30日に開催した総決起集会には村井嘉浩宮城県知事が出席。「50年後の町のビジョンを持つのは若生氏だけだ」と声を張り上げた。県民の人気が高く、一昨年秋の知事選で圧勝した「ガリバー」との絆を見せつけた。
 若生氏は1日の出陣式で「政党の推薦は今も未来も求めない。町民1人1人の力が自信になる」と「町民党代表」を懸命に売り込んだ。


2011年02月02日水曜

1434チバQ:2011/02/02(水) 22:04:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110202t11023.htm
宮城・富谷町長選告示 現新2氏の争い
 任期満了に伴う富谷町長選は1日告示され、いずれも無所属で、新人の元町議小泉光氏(59)=みんな推薦=と、再選を目指す現職若生英俊氏(60)の2人による一騎打ちが確定した。
 小泉氏は、富谷町成田の選挙事務所で出陣式を行った。町民税の10%減税、町長の退職金廃止、給与10%削減などを公約に掲げ「皆さんの力を結集し、必ずやり抜く」と力を込めた。
 若生氏は、同町富ケ丘の選挙事務所で第一声を上げた。教育環境の充実、積極的な企業誘致を訴えの柱に据え「町の発展、町民の幸せのために今まで以上に努力する」と強調した。
 投票は6日午前7時から午後8時まで町内11カ所で行われ、午後9時から町役場で即日開票される。1月31日現在の有権者数は3万5942人。

◎町民税10%減税/大物弁士も熱く応酬「行財政改革進む」「財政の破綻招く」

 1日告示された富谷町長選は、「町民税の10%減税」をめぐる論戦が過熱している。立候補した2氏の援軍に駆けつけた大物政治家らは「素晴らしい経営感覚だ」「町の将来をまったく考えていない」と応酬。減税の実現性が最大の争点となってきた。
 10%減税を公約に掲げるのは新人の小泉光候補。1日、町内のショッピングセンターに現れた渡辺喜美みんなの党代表が小泉氏を持ち上げた。「10%減税は、徹底した行財政改革に取り組むという決意の表れだ」
 行政改革担当相の経験に触れた渡辺氏は「改革には、ものすごい(役人の)抵抗がある。東北から平成の維新を成し遂げよう」と力を込めた。
 1月30日、現職の若生英俊候補の総決起集会に参加した村井嘉浩知事は声高に叫んだ。「一番の争点は減税だが、絶対にさせちゃいけない。財政が破綻する」
 みやぎ発展税、みやぎ環境税という独自の増税策を実現した自負がのぞく。「高齢化社会へ備える蓄えが必要。減税は聞こえはよいが、子や孫がつけを払う形になる」と言い切った。

◎富谷町長選立候補者

<小泉光(こいずみ・ひかる)>59 無新
携帯ゲーム制作会社役員(町議(1)、会社員)函館市、東北工大=(み)

<若生英俊(わこう・ひでとし)>60 無現(1)
町長(行政書士、社会保険労務士、小中学校教員)富谷町、明大


2011年02月02日水曜

1435チバQ:2011/02/04(金) 22:18:24
>>1414
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110204ddlk07010107000c.html
統一地方選:’11年ふくしま 会津若松市長選 自民県連・平出氏は出馬せず /福島
 ◇県議続投目指す
 統一地方選で行われる会津若松市長選(4月24日投開票)への立候補を検討していた自民党県連政調会長の平出孝朗(ひらいでたかお)県議(54)=3期目=は3日の後援会役員会で、市長選には挑戦しないことを表明した。県議選の同市選挙区(定数4)に出馬する。

 平出氏は市長選の有力候補に挙げられ、1月19日の同党会津若松総支部の会合でも意欲を伝えていた。役員会後に会見した平出氏は「市長職か県議か。どちらの立場が会津若松のためになるか考えた。新年度から3年間の観光キャンペーン、新たな企業誘致に取り組むため、県議と判断した」などと述べた。同市長選には、元県議の室井照平氏(55)と元河東町長の栗城(くりき)春夫氏(60)が立候補の意思を固めている。【太田穣】

1436チバQ:2011/02/04(金) 22:24:21
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110204t61009.htm
平出氏は県議選へ 元県議室井氏出馬の意向 会津若松市長選
 任期満了に伴い統一地方選で行われる福島県会津若松市長選(4月17日告示、24日投開票)で、立候補に意欲を見せていた自民党福島県議の平出孝朗氏(54)は3日、市長選に出馬せず、県議選会津若松市選挙区(4月1日告示、10日投開票)に立候補することを表明した。3日に会津若松市内で開かれた後援会の会合で明らかにした。
 平出氏と同様に市長選に前向きだった自民党の元県議室井照平氏(55)は同日までに「疲弊する地元経済を立て直したい」と話し、市長選に無所属で立候補する考えを示した。自民党の陣営は事実上、室井氏で一本化されることになりそうだ。
 室井氏は会津若松市出身。東北大経済学部卒。会津若松市議を経て、2006年の県議補選で初当選したが、07年に落選した。
 市長選には、元河東町長の栗城春夫氏(60)が無所属で立候補することを表明している。現在3期目の菅家一郎市長(55)は、次期衆院選福島4区に自民党から立候補する。


2011年02月04日金曜日

1437沖縄無党派:2011/02/05(土) 00:13:18
秋田
文字サイズ変更小中大.この記事を印刷
.統一地方選:’11年あきた 県議選 みんなの党、新人2氏公認 /秋田
 ◇現職1氏推薦
 みんなの党は28日、今春の県議選に立候補を表明しているいずれも新人の黒崎一紀氏(52)=秋田市選挙区=と原田悦子氏(65)=能代市山本郡選挙区=を公認し、民主・新みらい現職の樽川隆氏(69)=大仙市仙北郡選挙区=を推薦すると発表した。

 秋田市で会見した渡辺喜美代表は「有権者に第三極を提示し、選択肢の幅を広げたい」と説明。寺田典城参院議員は、県政与党の自民党を過半数割れに追い込むと共に議員定数削減も議論する必要があるという認識を示した。同党は県議選で計4〜5人を公認・推薦する方針という。【野原寛史】

1438チバQ:2011/02/05(土) 13:34:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110205t11021.htm
奥山市長快走?失速? マニフェストと仙台市新年度予算案




 仙台市の奥山恵美子市長にとって2回目の当初予算編成となった2011年度は、特別、企業両会計を含め、総額9548億円を計上した。盛り込まれた主要事業や関連議案を読み解きながら、奥山市長が09年7月の市長選で示したマニフェストのうち、数値目標を掲げた項目を中心に検証した。

<子どもの未来応援>
 マニフェストの目玉の一つは待機児童対策で、「12年4月までに1300人以上を解消」と明記した。予算案では認可保育所やせんだい保育室の整備に加え、幼稚園の保育機能を充実する「幼保共存プロジェクト」などに計約20億円を充てた。
 子供未来局の試算では、これにより12年4月までに累計で2000人分以上の保育サービス拡充を見込む。目標は達成しているが、それ以上に需要が増え、10年度当初でも待機児童数は594人いる。子供未来局は「待機児童ゼロ」への道筋は険しいと分析している。

<明日の暮らしの安心>
 マニフェストは「09年度からの3年間で特別養護老人施設500人分、老人保健施設300人分、認知症対応のグループホーム300人分の整備」をうたった。
 予算案で約16億円を配分した介護サービス基盤整備促進事業では、特養施設363人分、老健施設80人分、グループホーム162人分の枠を新たに確保。これで3年間の数値目標はすべてクリアする。

<都市の魅力創出>
 街全体を学びのテーマパークとするミュージアム都市構想では、商店街にぎわいガイドツアーの実施、市民協働による景観資源活用策の検討、八木山動物公園の再整備などに約2億5000万円を充てた。マニフェストの「音楽ホール建設構想」は事実上、棚上げとなっている。

<市役所改革の断行>
 敬老乗車証制度の見直しで約2億7000万円、男女共同参画推進の拠点施設「エル・ソーラ仙台」の縮小で約4000万円の削減を見込む。職員定数を65人減らす条例改正に伴い、概算で約5億円の歳出が抑制される見通し。市長の給料を7%カットする措置は11年度も継続する。
  ◇
 奥山市長は「進渉(しんちょく)率は4〜5割で、私が意図した方向性は示せたと思う」と自己評価。「少子高齢化への対応という市民の安心につながる施策は固めたので、11年度は環境と経済の分野でワンランク上げたい」と話している。


2011年02月05日土曜日

1439チバQ:2011/02/06(日) 23:36:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2011020600210
陸前高田市長に戸羽氏=小沢系候補破り−岩手
 任期満了に伴う岩手県陸前高田市長選が6日投開票され、前副市長の戸羽太氏(46)=無所属・新=が、前県議の菅原一敏氏(66)=無所属・新/民主推薦=を破り、初当選を果たした。
 戸羽氏は、共産党籍を持つ現職の中里長門市長の後継候補。同党や自民党系の市議10人が支援する事実上の「自共相乗り」で、県内に強い影響力を持つ小沢一郎民主党元代表の直接支援も受けた菅原氏を退けた。 (2011/02/06-22:00)

--------------------------------------------------------------------------------

1440チバQ:2011/02/07(月) 00:02:40
>>1433-1434
さすがにみんなの党は落選
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110206t11027.htm
宮城県富谷町長選 現職の若生氏が再選
 任期満了に伴う宮城県富谷町長選は6日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の若生英俊氏(60)が無所属新人の元町議小泉光氏(59)=みんな推薦=を破り、再選を果たした。若生氏は11342票を獲得し、6748票の小泉氏を約4600票差で退けた。投票率は51・32%だった。

 ◇宮城県富谷町長選開票結果(選管最終)

当11342 若生 英俊 無現
  6748 小泉  光 無新

<若生英俊(わこう・ひでとし)> 1950年3月13日、宮城県富谷町生まれ。明大法学部卒。行政書士、社会保険労務士。


2011年02月06日日曜日

1441チバQ:2011/02/07(月) 00:08:40
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110206090535.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
県議会喫煙所問題に抗議電話次々
 県が公費(年間リース料400万円)で議員控室付近に喫煙所を設置しようとしている問題で、県議会事務局などに県民から抗議の電話が寄せられている。

 同事務局によると、4日までに事務局総務課が受けた電話は5件。「一部喫煙議員のために設置するのか」「税金を400万円も使うのはおかしい」など設置に抗議する内容だという。このほか、自民、民主党会派控室にも数件ずつ電話があった。

 2日には医師らでつくる市民団体「県タバコ問題懇談会」が設置中止を求める勧告書を県知事、県議会議長あてに提出した。長尾忠行議長は取材に対し「2月定例議会の前に再度協議することになるだろう。ただ一度、各会派で決めたことでもあり、対応に苦慮している」と語った。

 また、三村申吾知事は4日の定例会見で「(設置については)議会事務局が判断したこと」とし、県民から批判が相次いでいることには「議会と議会事務局で適切に判断されてしかるべきもの」と述べるにとどめている。

1442とはずがたり:2011/02/07(月) 00:26:27

陸前高田市長選:戸羽氏初当選 小沢元代表系前県議敗れる
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110207k0000m010062000c.html

 任期満了に伴う岩手県陸前高田市長選は6日投開票が行われ、前副市長で新人の戸羽太氏(46)が、新人の前県議、菅原一敏氏(66)=民主党推薦=を破り初当選した。投票率は80.28%。

 民主党の小沢一郎元代表が強制起訴されてから初めての地元・岩手県での首長選。小沢元代表は1月下旬に現地入りして、菅原氏を直接支援した。

 同市長選は、現職の中里長門市長が、自民、共産党系市議らの支援を受けて2回連続で旧自由・民主系候補を破っていた。戸羽氏は中里氏の後継者として立っており、同じ対決の構図となっていた。【清藤天】

 確定得票数次の通り。

当 8600 戸羽  太=無新<1>
  7473 菅原 一敏=無新[民]

毎日新聞 2011年2月6日 21時19分(最終更新 2月6日 23時45分)

1443名無しさん:2011/02/07(月) 09:00:07
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/7399

http://www.asahi.com/politics/update/0207/TKY201102060306.html

小沢氏お膝元、民主推薦候補落選 岩手・陸前高田市長選
2011年2月7日8時38分

 岩手県陸前高田市長選が6日、投開票され、新顔の前副市長戸羽太氏(46)が、新顔の前県議菅原一敏氏(66)=民主推薦=を破り、初当選を果たした。

 落選した菅原氏は民主党を前面に出す選挙戦を展開したが、有権者に有効な言葉を語ることができなかった。借金を減らした中里長門・現市長の市政を「元気を失わせた」と批判したが、国も地方も借金に苦しみ、経済成長も望みにくい時代に「減税して雇用創出もする」との訴えは説得力を持たなかった。

 政権交代以来、民主党は自民党の地盤で現職の首長に挑み惜敗を重ねたが、今回の敗戦は意味が違う。同市は民主党の黄川田徹衆院議員の地元、中選挙区時代は小沢一郎・県連代表の選挙区だった。告示前には小沢氏が異例のてこ入れに訪れ、告示日には達増拓也知事や国会議員が応援演説、各地から県議が代わる代わる入った。民主党そのものが敗れたといっていい。

 党を前面に出さざるを得なかったのは、立候補表明が遅れたことも一因だ。陣営幹部は「(小沢氏が黄川田氏に職責を果たすことを求めた)要請書をわざわざ発表したのもマイナスだった。内輪もめに見られた」と嘆く。国会議員同士の駆け引きや、選挙支援のあり方に不満が陣営に募るなど、ちぐはぐも目立った。

 党県連は市長選を統一地方選の前哨戦と位置づけた。小沢氏も乗り込んだ揚げ句の敗戦は、小沢王国に陰りが見える印象を残す結果になった。(疋田多揚)

1444名無しさん:2011/02/07(月) 09:24:46

陸前高田市長に戸羽氏 民主系新人を破り初当選
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110207t31038.htm

 任期満了に伴う岩手県陸前高田市長選は6日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の前副市長戸羽太氏(46)が、同じく無所属新人の元岩手県議菅原一敏氏(66)=民主推薦=を破り、初当選した。(22面に関連記事)
 戸羽氏は中里長門市長(64)の後継候補として、中里氏の2回の選挙と同様に自民、共産両党の市議らに支えられ、無党派層にも支持を広げた。
 菅原氏は告示前に民主党の小沢一郎元代表が地元入りするなど、同党を挙げた支援を受けたが、出馬表明の遅れもあって浸透しきれなかった。
 小沢氏にとっては強制起訴されてから初の地元・岩手県での首長選で、自ら支援した候補の敗北は痛手となりそうだ。
 当日の有権者は2万176人。投票率は80.28%で、前回を2.45ポイント下回った。

 ◇陸前高田市長選開票結果(選管最終)
当  8,600戸羽  太無新(1)
   7,473菅原 一敏無新 

戸羽(とば)  太(ふとし)46
会社役員(副市長、市議(3))陸前高田市、都立町田高

2011年02月07日月曜日

1445名無しさん:2011/02/07(月) 09:30:11

民主に反発、陣営結束 陸前高田市長に戸羽氏
2011年2月7日
http://mytown.asahi.com/areanews/iwate/TKY201102060229.html

 陸前高田市長選が6日、投開票され、新顔の前副市長戸羽太氏(46)が、新顔の前県議菅原一敏氏(66)=民主推薦=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は2万176人で、投票率は80.28%(前回82.73%)だった。

 当選を決めた戸羽氏の陣営には、中里長門・現市長も祝福にかけつけた。戸羽氏は支持者らを前に、「市民の誇りは、自分たちのことは自分たちで決めるということ。その誇りを守っていく。この選挙に勝利して、中里市政を市民が認めた。少しでもこの市がいい街と思ってもらえるよう、がんばっていきたい」と話した。

 選挙戦では、中里市長の支援団体でもある市民団体「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」が草の根選挙を展開。戸羽氏は「やさしさと活力のある陸前高田に」を訴え続けた。

 告示直前、菅原氏に民主党の小沢一郎県連代表がてこ入れすると、一時は危機感も漂った。しかし、ここから「今回の選挙は争点が見つからない選挙といわれていたが、大きな争点が出てきた」と、小沢氏らを「外圧」と主張することで攻勢に出た。

 「どこかの政党やよその力に曲げられるようでは陸前高田の明日はない」と語り、「市民の誇り」に訴えかけた。また、「(中里市長誕生前の)8年前は、市政に参画でき、意見が言えるのは偉い人だけだった。そんな市政に戻ることは絶対に許せない」と力説、陣営が引き締まり、一枚岩になった。(菊地敏雄)

1446チバQ:2011/02/08(火) 23:21:51
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001102080002
知事選対応 揺れる連合
2011年02月08日

 5月19日告示、6月5日投開票の知事選に向け、民主党県連の最大支持団体で労働組合の連合青森(34産別、約3万7千人)が揺れている。立候補を表明した山内崇・同党県連幹事長の推薦を決めかねているからだ。「良好な関係」(石田隆志・連合青森会長)にある三村知事を、国政での関係に反して自民とともに推薦することもあるという。結論を出すまで1カ月足らず、悩ましい日々が続きそうだ。(鈴木友里子、別宮潤一)


 7日午後、青森市のホテルに連合青森の幹部15人が集まった。知事選の対応を話し合うためだ。約1時間半、下部組織ごとに「現職推薦か、自主投票」「山内氏推薦か、自主投票」などと考え方を出し合ったという。


 結局、(1)現職推薦(2)山内氏推薦(3)誰も推薦せず自主投票――の三つの選択肢を各組織に持ち帰り、22日の会議で一定の方向性を出し、3月3日にも正式決定すると決めた。


 すでに両陣営から連合青森に対して推薦願いを出したいとの意向が届いているが、待ってもらっているという。推薦を決めた候補だけから推薦願いを受ける予定で、石田会長は「推薦しない候補にお願いされても、円満に断る理由が難しい」と明かす。


 連合青森は、国政選挙や県議選などでは組織力のない民主候補のために選挙スタッフを出し、民主県連の土台を支えてきた。


 その一方で、三村県政の8年間、「労働関係予算では毎年、県から事前説明があり、雇用対策を要望すれば知事に結果を出してもらってきた」という石田会長は知事に対する恩義も認める。


 2003年の三村知事初当選時は推薦していないが、07年知事選では候補選定で迷走していた民主県連を尻目に現職推薦に踏み切り、その後、民主は擁立を断念した。


 1月7日の連合青森の新春合同旗開きでは、招待客として三村知事と山内氏が鉢合わせし、双方が連合青森との親密さを猛アピールする場面もあった。石田会長はあいさつで「民主政権をどう地方から支えるか、労働者のための政策を県内でどう実現するか。簡単に右だ左だと結論を出せない」と真情を吐露する。


 ただ、統一選に伴う4月10日投開票の県議選で連合青森は、民主が公認・推薦する候補を推薦することはすでに決定済みだ。


 三村知事を推薦することになれば、県議選では県政野党である民主候補のために、三村知事が支援する自民候補と敵対し、その1カ月余り後には、民主と敵味方に分かれて知事の陣営に入る奇妙な構図が生まれる。しかし、石田会長は「十分選択肢になる」と話す。


 民主県議の一人は「民主の支持組織で全県をカバーしているのは連合だけ。知事選で下支えがなければポスター張りなど十分な戦いができない」と、連合の動向に気をもんでいる。

1447チバQ:2011/02/08(火) 23:36:24
>>1440
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=040000011020800027
みんなの党「風」吹かず/富谷町長選
2011年02月08日


告示日の第一声で応援に駆けつけたみんなの党の渡辺喜美代表=1日、富谷町

  6日の富谷町長選で、みんなの党が単独で推薦した新顔が、現職に2倍近い得票差で大敗した。4月の統一地方選に向け、仙台市内のほかに立候補予定者がいない同党。今回の町長選で「勝って勢いをつけたい」(菊地文博・県支部長)という狙いだったが、「風」は吹かなかった。


  「現職2期目は一番強い相手。新人としてよく戦ったよ」。7日、渡辺喜美代表は朝日新聞に答えた。東北の町長選では初の単独推薦だったが、渡辺氏は敗因を低投票率(51・32%)と分析。「新住民はほとんど(投票に)行かなかった」と話した。


  富谷町は仙台市のベッドタウン。昨年末の国勢調査では東北最高の人口伸び率13・1%を記録し、無党派層が多いとされる。同党は昨夏の参院選比例区で、同町から県平均を3ポイント上回る14%の得票を得ていた。このため、党は「全国の(統一選を占う)リトマス試験紙」(江田憲司党幹事長)とみて全面的に支援。渡辺氏ら党所属国会議員が連日、応援に駆けつけた。


  ただ、有権者の反応はいま一つだったようだ。新興住宅地の投票所で現職の若生英俊氏(60)に投じた男性会社員(26)は「みんなの党は中央の話。現職の方が地方のことが分かる」。新顔の小泉光氏(59)に投じた男性会社員(28)でさえ「みんなの党の推薦は関係ない」と言った。


  最近は同党のメディアに露出する機会が減っており、党関係者も「今は微風」と存在感の低下を認める。


  当の小泉氏も6日夜、記者団に同党推薦の効果について「直接的、間接的に追い風になったか即答はできかねる」。一方の若生氏は当選を決めた直後に言い切った。「(同党の)影響はなかった」

.

1448チバQ:2011/02/09(水) 23:14:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110209-OYT1T00397.htm
民主青森、知事選で社民にSOS…逆風続き
 6月5日投開票の青森県知事選をめぐり、民主党推薦で出馬予定の山内崇県議を支援するよう同党県連が社民党県連に要請していたことが8日わかった。

 民主党県連はこれまで積極的に支援を求める構えは示していなかったが、方針を変更した格好。全国的な逆風状況が続く中、少しでも支持基盤を広げたいとの思惑があるとみられる。

 横山北斗県連代表が今月7日、社民党県連幹部の下を訪れて直接要請した。関係者によると、横山氏は、社民党県連が独自候補の擁立を見送った場合、山内氏を支援するよう求めたという。社民党県連は、候補者擁立について2月中に結論を出すとしており、横山氏の求めに対して回答を保留。近く開く幹部会合で、今回の要請について協議する方針だ。

 ただ、山内氏は社民党に所属していたが、その後たもとをわかった経緯もあり、同党県連関係者からは早くも、「政策的にも、人物的にも支援までのハードルは高い」との声が出ている。

 横山氏は先月下旬の山内氏の出馬会見で、「今の県政が市民のためになっていると判断すれば現職を応援するだろうし、そうでなければ我が方を応援してくれると思う」として、社民党の支援に期待感を表明。ただ、核燃料サイクル政策など考えが異なる部分もあることから、「何らかの条件をつけて支持を得るという話ではない」とも述べ、積極的な働きかけには慎重な姿勢を見せていた。

(2011年2月9日13時41分 読売新聞)

1449チバQ:2011/02/10(木) 07:01:35
>>1446
連合青森は真面目だなあ
定数以上に=両方推薦しちゃえばいいのに

1450ydhcvlw:2011/02/12(土) 20:33:44
http://s1.shard.jp/enamas/map.html автомойки в г сакнкт- петербурге http://s1.shard.jp/atohewif/map.html 24 бита звуковые карты

1451チバQ:2011/02/13(日) 11:48:24
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20110212ddlk04010102000c.html
統一地方選:’11年みやぎ 県議2・仙台市議2、みんなが追加擁立 /宮城
 4月の統一地方選で、みんなの党関係者は11日、県議選に2人、仙台市議選に2人の新人計4人を公認候補として追加で擁立することを明らかにした。関係者は「今後も擁立を進めたい」と語った。

 同党によると、県議選宮城野選挙区(定数4)に証券会社員の昆野明知(あきとも)氏(26)、若林選挙区(定数3)に障害者施設理事長の菊地幸郎(ゆきお)氏(49)を擁立予定。宮城野選挙区は立候補予定者が定数に達し若林選挙区は6人で3議席を争う激戦の見通し。

 仙台市議選では太白選挙区(定数13)に新人2人を擁立する。同党公認候補予定者は11日現在、県議選4人、仙台市議選5人。【比嘉洋】

1452qqhtde:2011/02/13(日) 21:40:11
http://s1.shard.jp/udufuboc/map.html администрация тульск.области головин а.ю http://s1.shard.jp/idazehaz/map.html 7 небес http://s1.shard.jp/yvajolym/map.html nero premium v7.2.0.3 русская версия бесплатно скачать http://s1.shard.jp/enamas/map.html автомойки в г сакнкт- петербурге http://otujiwez.ot.funpic.de/map.html автомобиль диагностика оборудование http://ohutitux.zidar.net/map.html 65 поликлиника стоматология

1453wxuoylr:2011/02/14(月) 01:38:31
http://s1.shard.jp/ytovaf/map.html motorola e398 корпус http://s1.shard.jp/ucoxifiw/map.html ануфриева мария валерьевна http://s1.shard.jp/idazehaz/map.html 7 небес http://s1.shard.jp/ocojec/map.html vw golf r32 new продакжа куплю http://itityk.zidar.net/map.html 36 и 3 сеть аптек http://yjamumyj.zidar.net/map.html rolf карлайн в спб

1454bhhmvg:2011/02/14(月) 06:11:26
http://ozomatun.sitemix.jp/map.html swarovski каталог бижутерии http://ojuqybosok.sitemix.jp/map.html 4 узловой конечный элемент http://icawaqih.sitemix.jp/map.html архив клипов на mtv http://emutetabum.sitemix.jp/map.html афоризмы и стихи болеславского

1455otnlnpc:2011/02/14(月) 10:42:38
http://ehuvofoxis.sitemix.jp/map.html автозапчасти опт москва московская область http://ozomatun.sitemix.jp/map.html swarovski каталог бижутерии http://ikuqad846.zidar.net/map.html www.detoc.ru детский магазин малышок http://ugumib670.zidar.net/map.html английские топики сша http://adewudif.sitemix.jp/map.html антагонистические взаимоотношения между микроорганизмами http://ohumavojan.sitemix.jp/map.html prince of persia the two thrones прохождение

1456kuvhean:2011/02/14(月) 20:53:42
http://atymydeq.sitemix.jp/map.html gправительство москвы и управление департамента жилищной политики http://uruvorah.sitemix.jp/map.html vw golf r32 new продакжа куплю http://inazobuw.sitemix.jp/map.html автомобиль диагностика оборудование http://epapozej.sitemix.jp/map.html авиа компания аэро свит http://ocegexys.sitemix.jp/map.html америка не правит миром http://efylajytim.sitemix.jp/map.html аень изобретения зубной щетки http://ytewiwap.sitemix.jp/map.html автомир и мастер пилот http://ofolefip.sitemix.jp/map.html баба и мужик

1457チバQ:2011/02/14(月) 22:25:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110213-OYT8T00128.htm
社民異例の合同選対

県議・市議議席死守に危機感
 社民党県連は12日、統一地方選の県議・市議選に向けた合同選挙対策本部を設置し、支持団体との協力態勢の早期確立を改めて確認した。県連によると、各陣営の選対担当者で作る合同選対は過去にあまり例がなく異例だという。同党県連の危機感の表れだが、最近の選挙でも組織の限界が露呈する場面があり、失地回復への道のりは容易ではなさそうだ。(小田倉陽平)

 「何とか勝てるという甘えがあるのではないか。選挙は甘くないぞ」。県連執行部はこの日、統一選の出馬予定者の陣営幹部約20人を青森市内の事務所に集め、ハッパをかけた。

 今回の統一選でこれまでに同党県連が公認・推薦を決めた候補は、県議選1人、市議選4人にとどまる。実際、同党の公認・推薦で当選した地方議員の数は現在、15議席程度で10年前のほぼ半分。特に県議会は旧社会党時代を含めピーク時には約10あった議席が今は一つ。背景にあるのは、懸案となっている「支持者の高齢化と新規開拓の停滞」(県連幹部)だ。

 こうした長期低落傾向に加え、県連執行部が統一選に向けて一層不安を感じている原因は、昨年来からの選挙での惨敗だ。5人の候補のうち最下位に沈んだ昨年夏の参院選。公認の山田清彦氏が青森市で獲得した票は6127票で、前回県議選で最下位当選した同党の奈良岡克也氏の得票を下回った。さらに先月23日の五所川原市議選では、唯一の議席を失った。ある県連幹部は「『県議選も本当に大丈夫か』という雰囲気が県連内にある」と焦燥感を率直に吐露する。

 6月5日投開票の知事選でも、独自候補擁立について協議を進めているが、見通しはたっていない。そんな状況を見越してか、民主党県連から選挙協力の要請も舞い込んでいる。

 県連幹部は、「今年は特に態勢作りが遅い。組合が主体だからだが、みんな職場が大変でそれどころではないのだろう」と頭を抱えている。

(2011年2月13日 読売新聞)

1458qtgcnd:2011/02/15(火) 02:18:59
http://ebedaxyhen.sitemix.jp/map.html амфора книга http://ocuhynyw.sitemix.jp/map.html апина ксюша mp3 для мобильного телефона http://eqoterin.sitemix.jp/map.html paloma beach кемер http://ujupatitot.sitemix.jp/map.html акции московского ипотечного банка http://ewyjyjoj.sitemix.jp/map.html автомир и мастер пилот http://oxumamed.sitemix.jp/map.html актер ли бен хон фотки http://yzeqyqolaq.sitemix.jp/map.html архитектурный вид пятиэтажек серий к7 http://atymydeq.sitemix.jp/map.html gправительство москвы и управление департамента жилищной политики

1459pvtaju:2011/02/15(火) 23:59:08
http://icihuxuv164.zidar.net/map.html sonic heroes коды http://izixigyc917.zidar.net/map.html авто без каско http://isysojin96.zidar.net/map.html sony h5 цена http://exotofoc.sitemix.jp/map.html арья коммун сервис муп уренского района http://edejuwox.sitemix.jp/map.html андрианова юлия юрьевна http://utilisanop.sitemix.jp/map.html александр жуков дарья http://iqyhatacuf.sitemix.jp/map.html адрес главпочтамп г. москва http://ykonojovyp.sitemix.jp/map.html африканские косички цены по минск

1460チバQ:2011/02/16(水) 00:34:41
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110215_3
知事選候補の擁立、見送りへ 自民県連

--------------------------------------------------------------------------------
 
 3月24日告示、4月10日投開票の知事選で自民党県連(鈴木俊一会長)は14日、独自候補の擁立を見送る流れが強まった。民主党推薦で再選出馬を予定する現職達増拓也氏(46)の対抗馬として「県民党的立場」の候補発掘を目指してきたが難航。引き続き可能性は模索する方向だが、困難な情勢だ。

 同党県連は14日、県議会会派室で統一地方選対応を協議。知事選については「独自候補擁立の見通しがついていない」との現状を確認した。

 関係者によると、これまで県内首長経験者や本県出身の中央官僚らの擁立を模索してきたが、いずれも頓挫。県選管が16日、県庁で開く知事選立候補予定者の事前説明会に同党県連関係者は出席しない予定だ。

1461viqvtgl:2011/02/16(水) 05:16:11
http://icihuxuv164.zidar.net/map.html sonic heroes коды http://izixigyc917.zidar.net/map.html авто без каско http://isysojin96.zidar.net/map.html sony h5 цена http://exotofoc.sitemix.jp/map.html арья коммун сервис муп уренского района http://edejuwox.sitemix.jp/map.html андрианова юлия юрьевна http://utilisanop.sitemix.jp/map.html александр жуков дарья http://iqyhatacuf.sitemix.jp/map.html адрес главпочтамп г. москва http://ykonojovyp.sitemix.jp/map.html африканские косички цены по минск

1462vrhqbm:2011/02/16(水) 08:37:53
http://efaxejem759.zidar.net/map.html акции московского ипотечного банка http://izulohat169.zidar.net/map.html sony h5 цена

1463チバQ:2011/02/17(木) 00:25:20
>>669>>1424
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110216/plt1102161148001-n1.htm
頼りは娘の知名度? 「美人すぎる市議」パパ3度目の県議選2011.02.16


 「美人すぎる市議」こと、青森県八戸市の藤川優里市議(30)の周辺が慌ただしくなってきた。4月の統一地方選で、自身も2期目を目指して出馬する予定だが、何と、父親の友信氏(62)が県議選出馬を目指して活発に動いているというのだ。北の港町が今、熱くなっている。

 「前回、友信氏は悔し涙を飲みましたが、今回は優里効果に便乗して出馬を目指しています。『美人すぎる市議とハパ県議誕生』なら全国的話題をさらいそうですよ」(地元テレビ局関係者)

 そもそも、優里市議誕生の背景は、八戸市副議長も務めた友信氏が4年前の県議選に出馬したのがキッカケだ。

 市議会関係者は「優里はウグイス嬢などで父の選挙を手伝ったが、友信氏は2003年に続き、07年の県議選でも落選。雪辱戦よろしく、優里は直後の市議選に出馬し、6962票を獲得してトップ当選した。2位が3600票台だから、ぶっちぎりですよ」という。

 その後の優里市議の活躍は、多くの人が知るところ。

 「美人すぎる市議」として知名度は全国区になり、グラビア本からDVDまで発売。09年、スペイン紙のHP上で行われた「世界で最も美しい女性政治家」を選ぶネット投票では、見事1位に輝いた。後援会関係者とのトラブルはあったが、自民党の広報ウーマンとして、小泉進次郎衆院議員とタッグを組んで全国遊説も経験した。

 さて、3度目の挑戦となる友信氏の勝算はどうか。県議選八戸市選挙区は現職8人(民主4、自民3、公明1)で、全員が出馬予定という。

 地元市議は「公明は固いことから、残りの7議席を民主、自民、共産各党が争う構図。自民はかつて4議席あったのを前回1つ落としている。地元選出の大島理森・自民党副総裁としては、友信さんを自民公認にして4議席を奪還し、次期衆院選への弾みにしたいようだ」と明かす。

 当選ラインは8000票台前後。前回選挙で、友信氏は7054票を獲得し、8位当選者に800票差まで迫っていただけに、今回は大いに期待されるところ。

 ただ、懸念材料も。

 前出の地元テレビ局関係者は「前回、資金も票も出した有力後援者の病院関係者とは関係がこじれている。新たな有力支援者もなく資金的にも苦しい。頼るのは娘の知名度。どれぐらいの票が出るかはまったく未知数。まあ、優里の市議選は、前回のような票は出なくても当選は間違いないだろうから」と語る。

 東北新幹線全線開通で活気付く青森で、父娘はめでたい春を迎えられるのか。

1464チバQ:2011/02/17(木) 00:31:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110215-OYT8T01202.htm
鹿内票の行方に注目




県議選青森市区
 4月の県議選に向けて、鹿内博・青森市長の言動に注目が集まっている。県議時代には青森市区でトップ当選を果たすほどの集票力を誇り、多くの支持者を抱える名物市長。その支援がどの候補に流れるかで当落を決めかねないからだ。青森市区の立候補予定者は神経をとがらせている。(森山雄太)

 鹿内氏は県議5期目途中の2009年4月に青森市長選へ出馬、自民、公明両党が支援した佐々木誠造市長(当時)に約2万票差を付ける7万2000票を獲得して初当選した。既成政党に縛られない政治活動に共鳴した無党派層がその原動力となっており、前回07年の県議選でも、青森市区で1万2811票(2位)を獲得。過去トップ当選した実績もある。

 こうした鹿内支持者の行方が今回の県議選青森市区の焦点の一つだ。当の鹿内氏は、「市長選で応援してくれた非自民系5人の候補を応援する」と断言。実際、今月11日には、渋谷哲一県議(民主党)の県政報告会に出席し、「県政を変えたいという私の思いをぜひとも彼につないでいただきたい」と訴えた。このほか、社民党の奈良岡克也県議、無所属の古村一雄県議、ともに共産党の諏訪益一県議と新人の大沢研氏の4氏に対しても、一部のミニ集会などに顔を出すなど精力的に支援している。

 一方、他の陣営は、「鹿内票が誰にどの程度流れるのか。それによって順位も当選ラインも変動する」と警戒する。

 しかし、鹿内氏の協力がそのまま得票に結びつくかどうか不透明な部分もある。無党派を掲げる鹿内氏だけに、街頭など多くの有権者の前に出ることは避け、県政報告会や内輪の会合への参加にとどめている。鹿内氏自身も「県議時代と市長になってからでは立場が違うので、街頭演説などには一緒に立てない」と語る。また、支持者側にとっても「鹿内さんだから投票してきた。鹿内ファンのような『個人票』がほとんど」(自民党関係者)で、他の候補者に簡単に流れることはないというわけだ。

 このため、5氏の陣営関係者は「鹿内票」を当て込むことの危険性を一様に指摘する。「何票来るとは計算できない。それならば自分たちの足で動いて得票を1票でも確実にしていくまでだ」。ある陣営幹部はこう強調した。

(2011年2月16日 読売新聞)

1465チバQ:2011/02/17(木) 00:42:04
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001102160001
現新の一騎打ちに 戸沢村長選が告示
2011年02月16日
 戸沢村長選が15日告示され、現職で3選を目指す渡部秀勝氏(57)と新顔で村土地改良区の前事務局長、岡田孝一氏(59)=ともに無所属=が立候補を届け出た。投票は20日で午後8時45分から村役場3階会議室で即日開票される。14日現在の有権者は4616人。


 両氏は午前8時過ぎから各事務所で出陣式をし、立候補の手続きを終えた同9時ごろ、支持者らを前に第一声を上げた。渡部陣営には最上地方の市町村長らが駆けつけ、2期8年の実績などを示して支持を訴えた。岡田陣営には村議10人のうち7人がそろいのジャンパー姿で結束を見せつけ、「政権交代」を訴えた。


 ▽ 候補者の第一声 ※上から届け出順。


 ◆ 渡部 秀勝 (57) 無現 2
 最上広域連合長元県議・衆院議員秘書▽関東学院大


 雇用・農業・教育「責任持つ」


 私が就任したときには、村には90億円ほどの借財があった。2期やってきて、住民に我慢してもらったおかげで借財は70億円ほどに減った。次の色んな事業展開ができる。


 当選したら、議会をライブ中継にしてクリアなものにする。雇用の問題では、引き続き周辺市町村と協力して企業誘致をする。農業のための基盤整備事業も責任を持って進めていく。教育施設の増改築もしたい。地域の理解を得て、みんなで村づくりをしていければと思う。


 掲げた政策は当選できなければできない。夢のある仕事をやるので、私に責任を持たせてほしい。


 ◆ 岡田 孝一 (59) 無新
 元村土改区事務局長・戸沢中PTA会長▽新庄北高


 地域産業を育て村を活性化 


 第一に元気な地域産業を育て村を活性化する。280ヘクタールに及ぶ区画整理事業をはじめ、里山から生まれる山菜など宝ものを特産品にして村ブランドを確立する。現状では企業誘致は難しい。農業を核に雇用を生み出したい。


 第二は村の根幹である教育に全力を尽くす。4保育所は守り抜く。統合後の小中学校の跡地を利用し、地域で余生を全うできる介護施設を造りたい。これで地域に新しい雇用も生まれる。


 三つ目は観光との連携。年間20万人の舟下り客に滞在してもらえる施策を講じる。村南部の「民宿の里」構想も村一円に広げたい。

1466fniqps:2011/02/17(木) 11:22:03
http://ebygak186.zidar.net/map.html opengl radeon 9600 скачать http://ofaqob683.zidar.net/map.html 24 бита звуковые карты http://epixodul814.zidar.net/map.html английский словарь терминов скачать http://ylovonok417.zidar.net/map.html автобусы до саратова на 9 июня

1467adipud:2011/02/17(木) 13:17:11
http://yzaxefaj941.zidar.net/map.html английский язык онлайн тест http://ehityqosut.sitemix.jp/map.html антиномии чистого разума канта свидетельствуют http://edecezygyc.sitemix.jp/map.html aвто после дтп укрaинa http://oqubobat.sitemix.jp/map.html автозапчасти опт москва московская область http://yfokepyh.sitemix.jp/map.html аварийность полимерных изоляторов http://otovumex.sitemix.jp/map.html академия художеств вице президент http://okuvapub.sitemix.jp/map.html анелик петербург http://apezymiter.sitemix.jp/map.html автомобильные диски 4 х 100 ет 49

1468lojekwq:2011/02/17(木) 13:56:00
http://yzaxefaj941.zidar.net/map.html английский язык онлайн тест http://ehityqosut.sitemix.jp/map.html антиномии чистого разума канта свидетельствуют http://edecezygyc.sitemix.jp/map.html aвто после дтп укрaинa http://oqubobat.sitemix.jp/map.html автозапчасти опт москва московская область http://yfokepyh.sitemix.jp/map.html аварийность полимерных изоляторов http://otovumex.sitemix.jp/map.html академия художеств вице президент http://okuvapub.sitemix.jp/map.html анелик петербург http://apezymiter.sitemix.jp/map.html автомобильные диски 4 х 100 ет 49

1469チバQ:2011/02/17(木) 22:33:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20110216-OYT8T01178.htm
みんなの党仙台に照準

公認・推薦12候補内定、無党派層狙う
 4月の統一地方選に向け、みんなの党が県内での候補者擁立を積極的に進めている。宮城・仙台を「最重点地区」(渡辺喜美代表)に位置づけ、二大政党への不信感を票につなげる狙いだ。ただ、統一選で同党が「台風の目」となれるかどうか、未知数も大きく、議席数や票数で、同党の真価が問われることにもなりそうだ。

 みんなの党は16日、2次公認として、県議選の公認候補(申請中含む)3人、仙台市議選の公認候補3人、推薦候補1人の計7人を発表した。昨年12月の1次公認と合わせ、12人の公認・推薦候補が内定した。

 渡辺代表は同日夕、仙台市内で記者会見を開き、「門戸は開いている。良い人材を出来るだけ擁立したい」と述べ、さらなる候補擁立に意気込みを示した。

 候補擁立戦略の柱は「政令市・仙台」重視だ。

 仙台市議選には、青葉、宮城野、若林、太白、泉の全5区で公認・推薦候補計7人を擁立。県議選でも太白区を除く4区で公認候補(申請中含む)を立てた。仙台以外は、県議選気仙沼・本吉選挙区の公認候補1人だけ。県議選、仙台市議選ともに交渉会派を作れる5人の当選を目指す。

 渡辺代表は「今の民主党のままでいいのか、自民党に戻して良いのかを問う選挙だ」と統一選の意義を強調。二大政党の支持低迷を好機ととらえ、無党派層の多い仙台で支持を集める狙いだ。

 しかし、県内でどこまで通用するかは未知数だ。

 「統一地方選の前哨戦」と位置づけた今月6日の富谷町長選では、新人候補を単独推薦。渡辺代表のほか同党幹部が連日、応援に入った。仙台市のベッドタウンで無党派層が多いとされる同町だが、結果は現職に5000票近くの大差で敗れた。

 渡辺代表は「富谷で負けたから、勢いがなくなるとは全く考えていない」と強がったが、同党新人候補の1人は「不安がないと言えばうそになる」と複雑な心境をのぞかせる。

 昨年の参院選で、同党公認候補が全県で集めた票は10万6563票。渡辺代表は「政令市の統一選は国政選挙に近く、国政の流れが反映されやすい」と期待を寄せる。

(2011年2月17日 読売新聞)

1470チバQ:2011/02/18(金) 00:29:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110217-OYT8T00053.htm
推薦要請巡り神経戦

三村氏側「自民、主導権誇示では」
 6月5日投開票の知事選で、三村知事は16日、都内の自民党本部を訪れ、谷垣総裁から推薦証を受け取った。公明党からも今月20日に推薦証の交付を受ける予定で、過去2回の知事選と同様に自民、公明両党による支援態勢が確立する。しかし、3回目の今回は、三村氏と自民党県連との間で、神経戦も繰り広げられていた。(佐藤純)

 公務の合間を縫い、三村氏は昨年11月上旬、秘密裏に東京・永田町を訪れた。そこは衆院議員会館の会議室。自民党県連会長の木村太郎衆院議員、同幹事長の神山久志県議と向き合った。「3選目指し知事選に出馬したい。よろしくお願いします」。事実上の出馬表明と推薦要請だった。

 4年前の前回知事選。三村氏は水面下で県連幹部と出馬に向けて調整を進め、県議会11月定例会の一般質問で自民党県議の質問に答えて初めて再選を目指す意思を表明。翌月に県連を訪ねて推薦願を提出する段取りを取った。「知事は前回選と同じ方法・手法を描いたのだろう」。ベテラン県議は振り返る。

 ところが、木村氏の考えは違った。三村氏に対し、報道陣の前で改めて推薦要請をするよう求めたのだ。そこには「県民に見える形で進めたい」との狙いがあった。有権者の失望を買い、09年衆院選で野党に転落した自民党。木村氏は党再生は意思決定の透明性にあると考えていた。

 三村氏にも異論はなかったが、問題は日程だった。三村氏に近い関係者によると、自民党への公式な推薦要請はあくまで出馬表明の後にしたかった。「出馬表明をしていないのに、政党に推薦を依頼するのは、手順としておかしい。それこそ県民不在だ」との思いからだ。三村氏側は複数の人脈を使って県連に要請したが、理解を得ることは出来なかったという。

 そして昨年11月20日、青森市内のホテルで、報道陣が見守る中、三村、木村両氏が会談した。出馬表明前だった三村氏は、「3期目について、いろいろ思うところあり、お願いにあがった」と述べるにとどめた。

 木村氏は三村氏の前任、木村守男・元知事の息子。守男氏が失意の中で、県庁を去っただけに、周囲は両者の関係に過剰なまでに反応する。三村氏に近い県幹部は、「出馬表明の前に会うことで、県連が主導権を握っていると誇示したいのでは」と警戒する。一方、県連役員は強調する。「日程の要請なんてない。自発的に知事が県連と協力して知事選を戦う意思を報道陣を前に示しただけだ」。

 この日、推薦証の交付を受けた三村氏は「身が引き締まる思いだ」と記者団に語った。

(2011年2月17日 読売新聞)

1471flxhrug:2011/02/18(金) 10:07:32
http://epomihynah.sitemix.jp/map.html worms forts k750i бесплатно http://ejicasas86.pochta.ru/map.html автомобили г омск http://ezysun68.pochta.ru/map.html амурская область тариф "свободный" http://ydibub80.host.sk/map.html антагонистические взаимоотношения между микроорганизмами http://ytovoboz35.host.sk/map.html mba в уфе http://idalipyb.sitemix.jp/map.html ham-jack daniel s виски купить http://uryfitukyc.sitemix.jp/map.html алена водонаева скачать мрз

1472wmpnkm:2011/02/18(金) 10:07:43
http://epomihynah.sitemix.jp/map.html worms forts k750i бесплатно http://ejicasas86.pochta.ru/map.html автомобили г омск http://ezysun68.pochta.ru/map.html амурская область тариф "свободный" http://ydibub80.host.sk/map.html антагонистические взаимоотношения между микроорганизмами http://ytovoboz35.host.sk/map.html mba в уфе http://idalipyb.sitemix.jp/map.html ham-jack daniel s виски купить http://uryfitukyc.sitemix.jp/map.html алена водонаева скачать мрз

1473txytan:2011/02/18(金) 10:07:53
http://epomihynah.sitemix.jp/map.html worms forts k750i бесплатно http://ejicasas86.pochta.ru/map.html автомобили г омск http://ezysun68.pochta.ru/map.html амурская область тариф "свободный" http://ydibub80.host.sk/map.html антагонистические взаимоотношения между микроорганизмами http://ytovoboz35.host.sk/map.html mba в уфе http://idalipyb.sitemix.jp/map.html ham-jack daniel s виски купить http://uryfitukyc.sitemix.jp/map.html алена водонаева скачать мрз

1474bieuie:2011/02/18(金) 11:41:42
http://yzycyfik26.host.sk/map.html адрес частного пансионата "у захара" г. алушта http://ivakav64.host.sk/map.html wow высокий пинг http://ylicorow937.zidar.net/map.html rihanna фото для робочего стола http://ubetufyh720.zidar.net/map.html анимированные подписи http://uhyzotumop.sitemix.jp/map.html seve файлы к игре корсары 3 http://idalipyb.sitemix.jp/map.html ham-jack daniel s виски купить http://uvylum53.host.sk/map.html акт приемки-сдачи проектной документации http://avanorax67.host.sk/map.html surfer 8 скачать программу

1475vbdcgst:2011/02/18(金) 11:43:42
http://yzycyfik26.host.sk/map.html адрес частного пансионата "у захара" г. алушта http://ivakav64.host.sk/map.html wow высокий пинг http://ylicorow937.zidar.net/map.html rihanna фото для робочего стола http://ubetufyh720.zidar.net/map.html анимированные подписи http://uhyzotumop.sitemix.jp/map.html seve файлы к игре корсары 3 http://idalipyb.sitemix.jp/map.html ham-jack daniel s виски купить http://uvylum53.host.sk/map.html акт приемки-сдачи проектной документации http://avanorax67.host.sk/map.html surfer 8 скачать программу

1476oyoktdl:2011/02/18(金) 14:08:05
http://anomycah.sitemix.jp/map.html авиабилеты январь 2007 http://opujezizew.sitemix.jp/map.html 15 человек на сундук мертвеца http://ycireder190.zidar.net/map.html анатолий кучерена приемная http://ohixacik332.zidar.net/map.html chicco люлька http://yjepaxic.sitemix.jp/map.html адреса гаи южного округа москва карта варшавское ш 170 http://yjacopyn.sitemix.jp/map.html yamaha jog ремонт http://unewusih22.host.sk/map.html ар клуб http://ulyfuvun27.host.sk/map.html александрия жизнеописание александра макеонского

1477fhuelmf:2011/02/18(金) 14:08:21
http://anomycah.sitemix.jp/map.html авиабилеты январь 2007 http://opujezizew.sitemix.jp/map.html 15 человек на сундук мертвеца http://ycireder190.zidar.net/map.html анатолий кучерена приемная http://ohixacik332.zidar.net/map.html chicco люлька http://yjepaxic.sitemix.jp/map.html адреса гаи южного округа москва карта варшавское ш 170 http://yjacopyn.sitemix.jp/map.html yamaha jog ремонт http://unewusih22.host.sk/map.html ар клуб http://ulyfuvun27.host.sk/map.html александрия жизнеописание александра макеонского

1478gioeggp:2011/02/18(金) 14:08:34
http://anomycah.sitemix.jp/map.html авиабилеты январь 2007 http://opujezizew.sitemix.jp/map.html 15 человек на сундук мертвеца http://ycireder190.zidar.net/map.html анатолий кучерена приемная http://ohixacik332.zidar.net/map.html chicco люлька http://yjepaxic.sitemix.jp/map.html адреса гаи южного округа москва карта варшавское ш 170 http://yjacopyn.sitemix.jp/map.html yamaha jog ремонт http://unewusih22.host.sk/map.html ар клуб http://ulyfuvun27.host.sk/map.html александрия жизнеописание александра макеонского

1479jddagxw:2011/02/18(金) 14:25:22
http://uvylum53.host.sk/map.html архитектура и скульптура в древней индии http://avanorax67.host.sk/map.html алтын ювелирный санкт петербург http://ivizesiw648.zidar.net/map.html mp3 бесплатно альбомы дискотека авария http://edopokoj37.zidar.net/map.html адрес частного пансионата "у захара" г. алушта http://udotijuf91.host.sk/map.html pantech pg 8000 цвет корпуса http://orezyfar48.host.sk/map.html bmw 330 d двигатель http://uvygebis48.host.sk/map.html crfxfnm игре мудрый крот http://usaxedob77.host.sk/map.html maccoffee казахская фирменная торговля

1480wmccqm:2011/02/19(土) 04:30:50
http://ivefehys938.zidar.net/map.html антуан сент-экзюпери маленький принц короткое содержание http://amapipyq378.zidar.net/map.html dmx автоматический выключатель купить http://unewusih22.host.sk/map.html ашихара карате в молдавии http://ulyfuvun27.host.sk/map.html автомашина киа пиканта http://ulyfuvun27.host.sk/map.html автомашина киа пиканта http://adabolod.sitemix.jp/map.html eminem when im gone текст песни http://ozefawut92.host.sk/map.html автомойки в г сакнкт- петербурге http://yzycyfik26.host.sk/map.html skin на winamp therion

1481lhjogjh:2011/02/19(土) 07:52:33
http://uryxibod979.zidar.net/map.html mp3 мелодия дома 2 http://utybygen888.zidar.net/map.html oblivion knights of the nine коды

1482inwxuyi:2011/02/19(土) 10:15:05
http://azagabum.sitemix.jp/map.html philips маркировка товара http://utinujuf.sitemix.jp/map.html 121 статья уголовного кодекса рф http://ezetakozon.sitemix.jp/map.html swarovski каталог бижутерии http://uhyzotumop.sitemix.jp/map.html bmw 330 d двигатель http://eleves659.zidar.net/map.html 36 и 3 сеть аптек http://aciquzer414.zidar.net/map.html oblivion knights of the nine коды http://epomihynah.sitemix.jp/map.html аллегрова и николаев миражи

1483qbnffu:2011/02/19(土) 10:42:22
http://uryxibod979.zidar.net/map.html mp3 мелодия дома 2 http://utybygen888.zidar.net/map.html oblivion knights of the nine коды

1484hbcteel:2011/02/19(土) 11:25:53
http://anomycah.sitemix.jp/map.html авиабилеты январь 2007 http://opujezizew.sitemix.jp/map.html 15 человек на сундук мертвеца http://ycireder190.zidar.net/map.html анатолий кучерена приемная http://ohixacik332.zidar.net/map.html chicco люлька http://yjepaxic.sitemix.jp/map.html адреса гаи южного округа москва карта варшавское ш 170 http://yjacopyn.sitemix.jp/map.html yamaha jog ремонт http://unewusih22.host.sk/map.html ар клуб http://ulyfuvun27.host.sk/map.html александрия жизнеописание александра макеонского

1485leofef:2011/02/19(土) 11:26:02
http://anomycah.sitemix.jp/map.html авиабилеты январь 2007 http://opujezizew.sitemix.jp/map.html 15 человек на сундук мертвеца http://ycireder190.zidar.net/map.html анатолий кучерена приемная http://ohixacik332.zidar.net/map.html chicco люлька http://yjepaxic.sitemix.jp/map.html адреса гаи южного округа москва карта варшавское ш 170 http://yjacopyn.sitemix.jp/map.html yamaha jog ремонт http://unewusih22.host.sk/map.html ар клуб http://ulyfuvun27.host.sk/map.html александрия жизнеописание александра макеонского

1486ensrvkb:2011/02/19(土) 15:41:56
http://epomihynah.sitemix.jp/map.html worms forts k750i бесплатно http://ejicasas86.pochta.ru/map.html автомобили г омск http://ezysun68.pochta.ru/map.html амурская область тариф "свободный" http://ydibub80.host.sk/map.html антагонистические взаимоотношения между микроорганизмами http://ytovoboz35.host.sk/map.html mba в уфе http://idalipyb.sitemix.jp/map.html ham-jack daniel s виски купить http://uryfitukyc.sitemix.jp/map.html алена водонаева скачать мрз

1487uadbca:2011/02/19(土) 19:29:49
http://ijikisej16.host.sk/map.html автосалон ваз магнитогорск http://akaripar40.host.sk/map.html toshiba блок питания http://ejicasas86.pochta.ru/map.html аренда под салон чистопольская http://ezysun68.pochta.ru/map.html panasonic видеокамера инструкция по подключению к пк http://anomycah.sitemix.jp/map.html avanta история росии http://opujezizew.sitemix.jp/map.html анатолий кучерена приемная http://uhyzotumop.sitemix.jp/map.html bmw 330 d двигатель http://idalipyb.sitemix.jp/map.html patrician кампания прохождение бланк

1488チバQ:2011/02/20(日) 12:59:36
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110204ddlk06010185000c.html
統一地方選:’11年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/1 /山形
 統一地方選前半戦の県議選は、4月1日告示、同10日投開票の日程で行われる。19選挙区、定数44に対し、現段階の立候補予定者は52人。過去最少だった前回の57人を下回る少数激戦となりそうだ。各選挙区の立候補予定者の動きを報告する。

 ◇少数激戦に
 ■山形市区

 定数9に対し、現職7、元職1、新人2の計10人が出馬表明し、少数激戦の戦いになりそうだ。民主党は現職1人を公認した他、新人1人を推薦。自民党は現職3人と元職1人を公認している。

 前回無所属でトップ当選した吉村和武氏は昨年末、民主党公認に決まった。山形市は鹿野道彦農相のおひざ元。同党の基盤固めも目指す。父の故和夫前市長から引き継いだ後援会が市全域にある。

 社民党現職の広谷五郎左エ門氏は、山形水道労組が出身母体。連合山形、県平和センターの推薦が決まり、県教組や医療関係労組などへ支持拡大を進める。1月18日、連合後援会を結成した。

 同じく社民党現職の高橋啓介氏は、県職員出身で自治労系組織票を固める。地元の南沼原地区を拠点に、他地区への浸透を目指す。知事選で吉村美栄子知事を支え、今後も吉村県政を支えるとする。

 自民党県連幹事長の今井栄喜氏は、6度目の当選を目指す。企業の顧問や相談役を多く務め、支持者は市全域に広がる。約30の後援会支部の約1000人を集め1月10日、新年のつどいを開いた。

 自民党現職の金沢忠一氏は県農業共済組合連合会の出身で支持者は農家が多い。昨年9月、県政報告会を行った。今年1月に事務所開きをした。3月には後援会女性部のつどいを開く予定。

 前回無所属で初当選した自民党現職の大内理加氏は、市北部が元県議の父から引き継いだ地盤。数少ない女性議員として、女性団体の票や浮動票も期待するが、今回は自民党公認で反応は未知数だ。

 自民党元職の奥山誠治氏は、前回落選時に、ただちに再出馬を表明した。昨年、160社参加という企業後援会を設立。また女性部会を再構築した。昨年11月の後援会の会合は約300人を集めた。

 共産党現職の渡辺ゆり子氏は、昨年9月に再選出馬を表明。共産票と、大票田の地元滝山地区の票固めを図っている。地元出身の同党市議ら市議3人と連携して活動を広げ、当選をめざす。

 公明党は、党が定める年齢の内規に従い勇退する寒河江政好県本部代表の後継として、山形市議の菊池文昭氏が出馬表明。党地区組織や、地元・鈴川地区のあいさつ回りで、支持拡大を進めている。

 新人の柴田雅章氏は民主党が推薦。昨年12月に、かつて公設秘書を務めた民主の三宅雪子衆議院議員らを招き、勉強会を開いた。出身の桜田地区と蔵王第一中に通った縁の蔵王地区を重点的に回る。

 自民現職の沢渡和郎氏は1月31日に市内で開いた後援会主催のセミナーで勇退を表明した。【和田明美】=つづく

==============

 ◆立候補予定者

 ◇山形市区<9−10>
吉村和武    37 民現(1)

今井栄喜    69 自現(5)

金沢忠一    60 自現(3)

大内理加    47 自現(1)

奥山誠治    51 自元(1)

菊池文昭    47 公新

渡辺ゆり子   58 共現(1)

広谷五郎左エ門 60 社現(4)

高橋啓介    58 社現(1)

柴田雅章    28 無新

 (<>内の数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

1489チバQ:2011/02/20(日) 13:00:42
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110205ddlk06010046000c.html
統一地方選:’11年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/2 /山形
 ◇2議席争う3氏
 ■寒河江市区

 自民党現職の小野幸作氏と、無所属現職の楳津博士氏、無所属新人で元寒河江市議の柏倉信一氏の3人が2議席を争う戦いが予想される。

 小野氏は1月に青年部の企業後援会を組織するなど支持拡大を狙う。2月7日に事務所開きを行う予定。

 楳津氏は新たに複数の地区後援会を発足させた。若者との意見交換会を開くなど支持拡大に努める。

 柏倉氏は08年12月の市長選に出馬した際に支持層を広げ、地元の日田、西根地区を中心にミニ集会を重ねる。

 ◇自民、2議席独占目指す
 ■天童市区

 自民党現職の森谷仙一郎氏、引退を表明した土屋健吾氏の後継の自民党新人で元市議の矢吹栄修氏、民主党新人の佐藤正男氏の3人が2議席を争う構図となりそうだ。自民党が前回に続いて2議席独占を目指す。

 森谷氏は09年の県議補選で初当選。後援会は約30あり、県政報告会を実施するとともに、団体や企業を回り支持基盤の強化を図る。

 その県議補選で森谷氏に敗れたのが佐藤氏。地元西部地区を中心に農業関係者の支持を広げる。連合山形からの推薦を得た。

 矢吹氏は、4地区で後援会を設立した。36歳の若さをアピール。浮動票と若年層の支持獲得を目指し、あいさつ回りを続ける。

 ◇枝松市議出馬へ 自民は擁立難航
 ■上山市区

 無所属の吉田明氏が引退を表明。市議の枝松直樹氏が昨年10月に後継候補として無所属で出馬を表明。社民党県連と連合山形、県平和センターの推薦を得ている。民主党に推薦願を提出するかは検討中。1月末の吉田氏の県政報告会に参加し、政策を発表した。自民党にとり県内唯一の空白区で、擁立作業を進めているが難航している。

 ◇自民・鈴木氏の他に動きなく
 ■東村山郡区

 08年5月の補選で初当選した自民の鈴木孝氏のみが出馬を表明しており、他に動きはみられず、無投票となる公算が大きい。鈴木氏は昨年12月に中山町で県政報告会を開催。2月13日には地元の山辺町で県政報告会を開く。町を二分する戦いとなった昨年10月の山辺町長選では、鈴木氏の後援会は自主投票だった。

 ◇自民2氏が表明 今回も無投票か
 ■西村山郡区

 現在までに出馬を表明しているのは、ともに自民現職で5期目を目指す鈴木正法氏と阿部賢一氏の2人だけ。昨年秋ごろ、対立候補の動きが一時浮上したが具体化していない。過去連続3回無投票だが、今回も無投票の公算が大きい。

 鈴木氏は、河北町と西川町が地盤の中心。昨年9月に後援会女性部会「美鈴会」を設立した。同会や、若手経営者の会「法山会」などで県政報告会を行ってきた。今月後半に事務所開きを行う予定。

 阿部氏は、会員約1万1000人の後援会を持つ。各地区後援会で、座談会や県政報告会を続け、昨年11月に後援会総会で支持固めを図った。1月9日、朝日町で事務所開きを行った。【林奈緒美、浅妻博之、和田明美】=つづく

==============

 ◆立候補予定者

 ◇寒河江市区<2−3>
小野幸作 69 自現(2)

楳津博士 49 無現(1)

柏倉信一 55 無新

 ◇天童市区<2−3>
佐藤正男  52 民新

森谷仙一郎 52 自現(1)

矢吹栄修  36 自新

 ◇上山市区<1−1>
枝松直樹 55 無新

 ◇東村山郡区<1−1>
鈴木孝 64 自現(1)

 ◇西村山郡区<2−2>
阿部賢一 58 自現(4)

鈴木正法 59 自現(4)

 (<>内の数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

1490チバQ:2011/02/20(日) 13:01:17
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110208ddlk06010005000c.html
統一地方選:’11年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/3 /山形
 ◇自民現職2氏の他は動き実らず
 ■東根市区

 ともに自民党現職の野川政文氏と青柳信雄氏の2人が立候補を表明している。他に出馬を検討する動きもあるが、実っていない。

 野川氏は市内各地区で県政報告会などを開催。また後援会青年部の支部単位での集会を開き若者の支持拡大に力を入れる。

 青柳氏は県政報告会を兼ねた意見交換会や座談会を各地区で積極的に開き基盤固めを進める。後援会員の増員にも余念がない。

 ◇自民現・児玉氏以外は動きなく
 ■村山市区

 自民党現職の児玉太氏以外に目立った立候補の動きはない。児玉氏の4回連続無投票当選の公算が大きい。

 児玉氏は各地区で座談会や県政報告会を開き基盤固めを進めている。3月に事務所開きと総決起集会を予定している。商工会など団体への働きかけも本格的に進める。

 ◇4人が2議席争う激戦
 ■新庄市区

 ともに自民党現職の坂本貴美雄氏と伊藤誠之氏に加え、前回落選した無所属新人の山科朝則氏が出馬を表明。保守3人による戦いの構図が固まりつつあったが、年明けに無所属新人で前市議の今田雄三氏が立候補を表明。4人が2議席を争う激戦の様相を呈している。

 4選を目指す坂本氏は昨年10月末の県政報告会で立候補を表明。20〜30代を対象に市全域にわたる青年部の組織化を進める。

 伊藤氏は企業訪問に力を入れ、昨年11月に初の女性の集いを開くなどし、新たな票の掘り起こしを狙う。1月に事務所開きをした。

 山科氏はミニ集会や朝のつじ立ちで支援を訴える。県会議長を務めた父から継承した後援会を基盤に、若手らに支持拡大を図る。

 今田氏は社民党新庄最上支部長だが、社民推薦無所属で出馬予定。元郵便局員。郵政票を得るため民主党に推薦願を出すか検討中。

 ◇自民・加賀氏の無投票当選か
 ■尾花沢市・北村山郡区

 昨年6月の県議補選で無投票で初当選した自民党現職の加賀正和氏以外に立候補の動きはなく、今回も加賀氏の無投票当選の公算が大きい。

 加賀氏は各地区で座談会や県政報告会を開催している。尾花沢市出身だが、県議就任以降、大石田町でも支持者を増やしている。

 ◇伊藤、小松2氏以外動きなく
 ■最上郡区

 自民党現職の伊藤重成氏と、無所属新人で前真室川町議の小松伸也氏の2人以外に目立った動きはなく、両氏の無投票当選の公算が大きい。自民党現職の松沢洋一氏は当初出馬を表明していたが、地盤の真室川町から小松氏が名乗りを上げたことで「真室川町が二分して町内が混乱するのは望まない」と一転出馬を断念した。

 伊藤氏は、地元の舟形町をはじめ、最上町、大蔵村など最上郡南部を中心に支持拡大を図る。県政報告会や座談会を重ねている。

 小松氏は、地元真室川町を中心に鮭川村、金山町と最上郡北部を中心に支持を固める。自民党真室川支部の推薦を得た。【浅妻博之、林奈緒美】=つづく

==============

 ◆立候補予定者

 ◇東根市区(2−2)
野川政文  56 自現(4)

青柳信雄  66 自現(2)

 ◇村山市区(1−1)
児玉太   40 自現(3)

 ◇新庄市区(2−4)
坂本貴美雄 63 自現(3)

伊藤誠之  69 自現(1)

今田雄三  68 無新

山科朝則  44 無新

 ◇尾花沢市・北村山郡区(1−1)
加賀正和  43 自現(1)

 ◇最上郡区(2−2)
伊藤重成  54 自現(3)

小松伸也  48 無新

 (カッコ内の数字は定数−立候補予定者数、丸数字は当選回数)

1491チバQ:2011/02/20(日) 13:01:46
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110209ddlk06010122000c.html
統一地方選:’11年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/4 /山形
 ◇現職3人表明、「みんな」固まらず
 ■米沢市区

 立候補を表明しているのは無投票だった前回と同じ現職3人だけ。「みんなの党」が候補擁立を模索しているが、現時点では具体的に固まっていない。現状のままなら前回に続き無投票となる。

 自民から9選を目指す後藤源氏は、地盤の市南部を中心に市内全域で手堅く後援会活動をしている。

 3選を目指す同じく自民の中川勝氏は、後援会を中心に支援者、企業回りをし地道に活動を広げている。

 無所属の木村忠三氏は父が元県議。若者や女性取り込みを狙う。近藤洋介衆院議員の民主票取り込みも図る。

 ◇現職の佐貝氏、5選向け表明
 ■南陽市区

 現在、出馬を表明しているのは、自民現職で県議会議長を務める佐貝全健氏のみ。佐貝氏は過去連続3回、無投票当選。「無投票阻止」を掲げて対抗馬を模索する動きはあるが、いまのところ具体化していない。

 5選を狙う佐貝氏は、市全域にある地区ごとの後援会支部に出向き県政報告会を開き、態勢を固める。昨年12月上旬には、後援会のレディースセミナーを開き、支持者約200人を集めた。赤湯、宮内、沖郷の後援会支部で大規模な県政報告会をする。支持層は広く、自民党支持者以外の支援者もいる。

 ◇自民・平氏のみ 民主まとまらず
 ■長井市区

 現在、出馬表明しているのは、自民党現職で6選を目指す平弘造氏のみ。昨年、民主党が対抗馬擁立を模索して動きをみせたが、まとまっていない。

 平氏は、昨年11月の市長選では無投票で再選した内谷重治市長の選対総括責任者を務め、活動の先頭に立つとともに、県との「パイプ役」としての重鎮ぶりを示した。市の課題にも熱心に取り組む。後援会青年部の「平塾」を通し座談会や県政報告会などを日常的に開催する。市内には後援会支部が30ある。1月27日に全支援団体を集めて県政報告会を開いた。

 ◇現職2人に無所属新人挑む
 ■東置賜郡区

 自民党現職の舩山現人氏と、自民に公認申請中で現職の竹田千恵子氏に、無所属新人で前高畠町議の島津良平氏が挑む構図。

 舩山氏は地盤の川西町内の企業や農協、町内会からの推薦を受け、各地区での集会など後援会固めを進める。

 竹田氏は高畠町が地盤。同じ高畠から島津氏が出馬するため自民党の地元推薦を得られず、自民県連の1、2次公認に漏れた。保守層と女性を中心にミニ集会など地道な活動を続ける。無所属での出馬の可能性も。

 島津氏は11月に町議を辞職し、町内全地区に後援会支部設置を目標に活発に活動している。

 ◇自民現職の小池氏が表明
 ■西置賜郡区

 立候補を表明しているのは自民党現職の小池克敏氏1人。小池氏は、飯豊、小国両町を中心とした後援会活動で支持を固めようとしている。白鷹町から一時、出馬を模索する動きが出たが、昨年10月の出直し町長選のしこりの影響で有力層の支持が得られず立ち消えとなった。現状のままなら無投票となる。【近藤隆志、和田明美】=つづく

==============

 ◆立候補予定者

 ◇米沢市区<3−3>
後藤源  71 自現(8)

中川勝  60 自現(2)

木村忠三 45 無現(2)

 ◇南陽市区<1−1>
佐貝全健 60 自現(4)

 ◇長井市区<1−1>
平弘造 63 自現(5)

 ◇東置賜郡区<2−3>
舩山現人  57 自現(3)

竹田千恵子 61 ?現(1)

島津良平  57 無新

 ◇西置賜郡区<1−1>
小池克敏 67 自現(2)

 (<>内の数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数、竹田千恵子氏は自民に公認申請中)

1492チバQ:2011/02/20(日) 13:02:11
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110210ddlk06010003000c.html
統一地方選:’11年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/5止 /山形
 ◇定数5に6人、少数激戦
 ■鶴岡市区

 定数5に対し、自民党3人、民主党1人、共産党1人の現職5人に、無所属新人1人の計6人が出馬を表明しており、やはり定数5を6人が争った前回に続き少数激戦の選挙戦になるのは確実。社民党とみんなの党も擁立を検討するが現時点で目立った動きはない。「台風の目」は、元市議で、09年の市長選にも出馬した新人だ。

 自民は阿部信矢、志田英紀、菅原元の3氏。加藤紘一衆院議員の地元とあって現有3議席死守が命題。阿部氏は昨年7月に6選出馬を表明。農家や農協を中心に支持拡大を図る。志田氏は鶴岡市街地を中心に支持を広げる。企業も対象にした県政報告会を催す。昨年9月に再選出馬を表明した菅原氏は藤島地区を中心に櫛引、羽黒、朝日などを地盤にする。公明票がかぎの一つ。

 再選を目指す民主の阿部昇司氏は旧藤島町長の知名度を生かす。鶴岡市街地への浸透が課題。

 共産の笹山一夫氏は3期12年の実績をアピールし組織固めを急ぐ。支持者の高齢化が悩みだが、共産市議4氏とともにミニ集会を開く。

 無所属新人の草島進一氏は、09年の市長選で2万6000票あまりを獲得した。知名度を頼りに市全域への浸透を図る。

 ◇自・無・民6人表明、みんなも検討
 ■酒田市・飽海郡区

 定数5。自民党3人と無所属1人の現職4人と、民主党と無所属の新人2人の計6人が出馬を表明している。民主は和嶋未希県連会長の衆院議員転出で空席となった1議席回復を目指すが、検討していた2人以上の擁立は困難な情勢。このほか、みんなの党が擁立を検討している。

 自民は佐藤藤弥、星川純一、森田広の3氏が4選を目指す。県議会副議長の佐藤氏は旧酒田市だけではなく八幡、平田、松山の旧3町と遊佐町にも食い込み支持拡大を図る。酒田市南部を地盤にする星川氏は、年明けから態勢固めを始めた。自治会をこまめに回る一方、農協票の掘り起こしも。森田氏は酒田市街地を支持基盤に企業や各種団体から支援を受けながら、旧町と遊佐町で票の掘り起こしを図りたいところ。

 無所属現職の土田広志氏は遊佐町と旧3町が地盤。今回新人2人と地盤が重なり危機感を強める。6期24年の豊富な経験を訴える。

 民主新人の石黒覚氏は、旧平田町議1期の後、酒田市議2期目途中から県議選に出馬表明。「民主逆風」の中、前回トップ当選した和嶋氏の票を受け継げるか。

 無所属新人の金子敏明氏は連合山形酒田飽海地域協議会前事務局長。遊佐町在住。組合票を固めながら「町から県議を」と意気込む。

 ◇自民・田沢氏の無投票4選か
 ■東田川郡区

 自民党現職の田沢伸一氏が4選を目指す。昨年11月に出馬を表明した。現時点ではほかに出馬の動きはなく、田沢氏の無投票当選の可能性がある。【佐藤伸】=おわり

==============

 ◆立候補予定者

 ◇鶴岡市区<5−6>
阿部昇司 59 民現(1)

阿部信矢 64 自現(5)

志田英紀 60 自現(4)

菅原元  60 自現(1)

笹山一夫 68 共現(3)

草島進一 45 無新

 ◇酒田市・飽海郡区<5−6>
石黒覚  54 民新

佐藤藤弥 67 自現(3)

星川純一 63 自現(3)

森田広  61 自現(3)

土田広志 61 無現(6)

金子敏明 55 無新

 ◇東田川郡区<1−1>
田沢伸一 61 自現(3)

 (<>内の数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

1494チバQ:2011/02/21(月) 23:01:17
>>1465
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001102210001
戸沢村長に渡部氏 実績強調、3選果たす
2011年02月21日


3選を果たし、万歳する渡部秀勝氏(中央)=20日午後9時20分、戸沢村古口

 戸沢村長選は20日投票、即日開票の結果、現職の渡部秀勝氏(57)が、新顔で村土地改良区前事務局長の岡田孝一氏(59)=ともに無所属=を破り、3選を果たした。当日有権者は4584人で、投票率は87・74%(前回は無投票、前々回91・04%)。


 古口地区にある渡部氏の事務所では、大勢の支持者らが開票状況を見守った。午後9時15分過ぎに当選が伝えられると、拍手と歓声が上がり、万歳も繰り返された。


 渡部氏は「村は来年度から大がかりな事業を複数抱えている。財政のことを考えながらきちんとやっていきたい」と3期目の抱負を語った。


 渡部氏は、推進した新庄市との合併が破談になったことなどが影響し、当初は苦戦も伝えられたが、1期目就任当初に約90億円あった村の借金を8年で約70億円に減らした財政再建の手腕や、流雪溝や各地の公民館の整備などの実績をアピール。村民と協働しての村づくりなどを訴え、地盤の古口地区や角川地区を固めたうえに、旧戸沢地区にも支持を拡大した。


 岡田氏は、基盤整備など農業を核に教育、福祉、観光の連携による雇用拡大などを訴えたが、及ばなかった。


 ◆ 戸沢村長選の得票


 当 2,255 渡部 秀勝 (57) 無現
   1,739 岡田 孝一 (59) 無新    =確定得票

1495チバQ:2011/02/22(火) 23:35:22
>>1494
村議の多数が新人についたけど
結果現職再選
なんで、村議は新人についたんですかね?

1496沖縄無党派:2011/02/23(水) 23:32:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2011022300912
元衆院議員が出馬表明=岩手知事選
 任期満了に伴う岩手県知事選(4月10日投開票)で元衆院議員の中村力氏(49)は23日、県庁内で記者会見し無所属で出馬する意向を表明した。同知事選では、現職の達増拓也氏(46)=民主推薦=と鈴木露通氏(60)=共産推薦=が出馬表明している。(2011/02/23-19:02)

1497チバQ:2011/02/24(木) 00:23:09
>>1411
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110223-OYT1T00248.htm
民主秋田、県議選公認で衆院議員同士が内輪もめ

 民主党秋田県連の松浦大悟代表は22日、4月の県議選湯沢市雄勝郡選挙区に擁立する新人について、党本部から「公認しない」と伝えられたことを明らかにした。

 地元の衆院秋田3区の京野公子衆院議員が擁立に反対したためだが、県連執行部は無所属になるこの新人を支援する方針で、事実上分裂選挙に突入する。

 松浦氏によると、党本部はこの新人の公認を内諾していた。しかし、18日、党本部の石井一選挙対策委員長に呼ばれ、一転、公認の見送りを伝えられたという。京野氏が、3区内への県議選公認候補の擁立は、衆院選で応援を受けた県議会「新みらい」の議員と競合するとして、党本部に「直訴」したためだ。

 民主党自体に対する逆風が強まるなか、両者の対立は先鋭化するばかり。松浦氏は「この新人は県連推薦などを検討する。京野氏は自分の選挙しか考えていない」と反発。京野氏は「新みらいとの共闘関係は大事にすべき。ただ公認を立てればいいというやり方には反対」と反論した。

(2011年2月23日15時46分 読売新聞)

1498チバQ:2011/02/24(木) 00:24:37
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001102230003
2011統一地方選:民主推薦を辞退
2011年02月23日


 ●県議選立候補予定の円谷氏/「風当たりがきつい」


 4月の統一地方選の立候補予定者が民主党の公認や推薦を辞退する動きが県内にも広がった。県議選の須賀川市・岩瀬郡(定数3)に同党の推薦を受け、無所属で立候補を予定していた新顔の円谷哲司氏(42)が推薦辞退を申し出た。同党県連は22日、承認した。今回の統一選の立候補予定者が同党の公認や推薦を辞退したのは県内で初めて。


 円谷氏は17日に後援会と協議し、辞退を決めたという。取材に対し、「国政が不安定ななか民主党に対する風当たりがきつく、あいさつ回りで『なんだ民主党か』などと言われる状況が増えた。推薦を取り下げた方がよいと判断した」と述べた。「環太平洋経済連携協定(TPP)など政策面で民主党と考え方にギャップがあった」とも説明。自身はTPPに反対だという。


 印刷会社を経営する円谷氏は、昨年12月末に立候補を表明。支援者の勧めで民主党の推薦を申請したという。同党県連は今月9日、党本部に推薦を上申し、党本部は15日に正式に決めていた。


 告示まで1カ月近くに迫った時期の辞退に、県連の宗方保総務会長は「県連としては本人がそうしたいならばやむを得ないが、民主党に対する侮辱だ」と憤る。同党県連は県議選に向けて、全選挙区に30人以上を擁立し、単独で第一会派を目指していたが、候補者を絞り込む方向にトーンダウンさせている。現在のところ、公認は現職16人と新顔7人の計23人。


 県議選の須賀川市・岩瀬郡では22日現在、円谷氏のほか、民主現職の宗方保氏(63)、自民現職の斎藤健治氏(67)、無所属元職の川田昌成氏(67)、無所属新顔の鈴木公成氏(35)が立候補を予定している。(井上亮)

1499チバQ:2011/02/25(金) 00:03:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110224t11024.htm
原則・現実にずれ 登米の新人、民主県連に抗議文
 宮城県議選(4月1日告示、10日投票)登米選挙区(定数3)に立候補予定の新人高橋理茂氏(60)が、民主党県第6区総支部に公認申請を却下されたのは候補者の複数擁立を目指す党方針に反すると抗議し、県連に再考を促す文書を送付していたことが分かった。

 菅政権の迷走や党内対立で党に逆風が吹く中、候補者を絞らざるを得ない党内の「現実論」と、地方基盤の拡大を目指す「原則論」のずれが県内で表面化した格好だ。
 県連関係者によると、高橋氏は立候補の意思を表明した1月31日、6区総支部に公認申請書を提出した。民主党は登米選挙区で、5選を狙う無所属現職の袋正氏(61)の推薦を既に決めており、同支部は1日の常任幹事会で申請却下の方針を決定。2日、高橋氏に「要請には応えられない」と文書で伝えた。
 これに対し、高橋氏は「定数3以上の選挙区は候補者を複数擁立する」とした党本部の方針を挙げ、「2人目の候補者がいて問題はないはずだ」と反発。再考を求める文書を党国会議員や県連幹部に送った。
 高橋氏は1998年の民主党結党時からの党員で、同総支部の副総支部長も務めた。取材に対し「結党以来、党勢拡大に全力を尽くしてきた。何としても党公認を得て立候補したい」と訴えた。
 一方、同総支部の太田博幹事長は「登米選挙区に2人目擁立の余力はない。役員を務めた人なら情勢の厳しさが分かるはずだ」と不快感を示した。
 文書を受け取った県連幹部の一人は「高橋氏は正論を言っている。本来なら袋氏と同じ推薦だろう」と同情しながらも「党内の混乱ぶりを見れば原則通りできるはずがない」と決定を支持した。県連選対委員長を兼務する幹事長の郡和子衆院議員(宮城1区)は「総支部内の話と受け止めている。県連としてはよく分からない」と話した。
 登米選挙区には、いずれも再選を狙う自民党現職の熊谷盛広氏(59)と只野九十九氏(62)、無所属元議員の渡辺忠悦氏(61)の3人も立候補の意思を表明している。


2011年02月24日木曜日

1500チバQ:2011/02/25(金) 00:08:13
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001102240005
党派超えTPP反対/農協票意識
2011年02月24日


TPP交渉参加反対に向けて、壇上の県議らは参加者とともにガンバロー三唱をした=角田市市民センター

 環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を民主党政権が検討するなか、統一選の立候補予定者は政党の枠を超えて「反対」に染まりつつある。各地の農協が続々と開く反対集会にも後押しされる。選挙で「農協票」をあてにしたい思惑も透けて見える。


 23日、角田市の市民センター。「農林水産業の崩壊を招く」。みやぎ仙南農協が主催したTPP反対集会で、農協の組合員ら約600人がTPP交渉入りに断固反対する特別決議を採択した。


 ひな壇には、地元選出の国会議員や仙南地方選出の4県議が並んだ。県議代表としてあいさつした寺島英毅県議(自民)は、県議会で自民系会派が「反対」の意見書案を出したが、民主系会派の反対で「慎重」の意見書になったと伝え、TPPへの反対を強調した。


 「農林水産業は宮城の基幹産業。支援しなければいけない」。参加していた民主党の須藤哲県議は集会後、交渉入りに慎重な考えを示した。民主党の橋本清仁衆院議員は「しっかり反対の立場を取る」と明言した。


 県内農業界は大々的な動きを展開する。


 JA宮城中央会は昨年12月、仙台市内で1500人規模の反対集会を開催。各農協もみやぎ登米農協を皮切りに、これまで五つの農協が単独の集会を開き、今後もみやぎ亘理、栗っこ、いしのまき、仙台などの各農協が計画している。


 各農協はTPPへの危機感を訴えようと、集会に国会議員や県議らを招待している。議員が出席すればTPPへの反対姿勢を示すことが迫られ、結果として「反対の輪」が広がっている。


 立候補予定者は、選挙での農協の支援も強く意識しているようだ。


 農協グループの政治団体「県農協政治連盟」(県農政連)には、立候補予定者の推薦依頼が相次いでいる。県内農協の正組合員は約12万9千人にのぼり、推薦が得られれば得票も期待できるからだ。


 県農政連によると、統一地方選で推薦対象となるのは県議選、仙台市議選、首長選。県内14の支部ごとに立候補予定者と政策協定を結んで推薦を決め、支部の報告を受ける県農政連は3月9日の運営委員会で推薦を決める予定だ。


 JA宮城中央会の佐藤純一常務理事は「統一選でTPPを含めて農政課題が重要な争点になることは間違いない」と語る。ある農協担当者は「政策協定にTPP問題は避けて通れない」という。

1501チバQ:2011/02/25(金) 00:09:08
現在はみんなの党の党籍を持ち
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110224t31026.htm
岩手県知事選 中村氏が出馬表明
 任期満了に伴う岩手県知事選(3月24日告示、4月10日投開票)で、元衆院議員の中村力氏(49)は23日、岩手県庁で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。
 中村氏は現県政を「将来のビジョンが見えない」と批判。公約に農林水産業者の所得向上などを掲げ、「今後、県内各市町村を訪ねて支持を訴えたい」と語った。
 中村氏は盛岡市出身。東大法学部卒。旧郵政省を経て、93年の衆院選で無所属で初当選し1期。以後4回、自民党公認などで国政選挙に出馬したがいずれも落選した。
 現在はみんなの党の党籍を持ち、23日までに自民、公明、社民、みんなの4党と「地域政党いわて」に推薦を要請した。


2011年02月24日木曜

1504チバQ:2011/02/25(金) 23:33:41
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000731102100001
県議選の展望(1)
2011年02月10日

 統一地方選の前半戦に行われる県議選が告示される4月1日まで、10日であと50日となった。立候補予定者の顔ぶれがおおむね出そろった全16選挙区の現状と情勢を4回に分けて紹介する。(敬称略)


◆青森市区◆


 県庁所在地は全国的に「無党派層が多く民主党が強い」とされるが、青森市区の民主党の存在感は薄い。新顔擁立も検討したが、共倒れの懸念が高まり、結局、現職渋谷の現有1議席を死守する方針となった。昨年10月の青森市議選(定数41)でも擁立した2人のうち1人が落選。県連関係者から「県議1人を通すのもかなり難しい」との声も上がる。


 自民党は現有3議席から1増を目指す。現職の森内、高橋に加え、4年前の前回は次点だった元職の山谷と、新顔の花田が立つ。花田は昨年の青森市議選でトップ当選した現市議会議長の長男。引退する自民8期目の山内和夫が前回獲得した1万1千余票の行方も注目される。


 公明党は現職伊吹の議席維持が目標。


 共産党は攻めの姿勢で、現職諏訪のほか、新顔で青森市議を旧市含め6期務めた大沢を擁立し、初の2議席獲得を目指す。


 社民党は現職奈良岡克の議席を守るため、青森市区以外の独自候補擁立を見送り、支援を集中させる。2003、07年県議選では上位当選した鹿内博・青森市長の支持層の取り込みも狙う。


 05年に合併した旧浪岡町の元町長で無所属現職の古村は再選を狙う。東北電力労組元役員で現職の一戸富は連合青森の支援を受ける。無所属新顔は元青森市議の一戸善、関、奈良岡央の3人が出る。


◆黒石市区◆


 自民党の現職高樋が5期目を狙う。民主党は擁立を目指したが断念しており、3連続無投票の可能性もある。


◆五所川原市区◆


 昨年の五所川原市長選で落選した元自民県議の櫛引が2月に入り、無所属での立候補を表明。無投票の可能性もあった選挙区は、前回と同じ顔ぶれの4氏による県内有数の激しい選挙戦となりそうだ。


 民主党は、3期目を狙う現職今が無党派層の掘り起こしを狙う。03、07年の県議選とも最下位当選で、全国的に民主政権への逆風が吹いている今回の選挙では、危機感を隠さない。


 自民党は、07年県議選で3人を公認し議席独占を狙ったが、今に阻まれた。今回は7期目を狙う現職成田と前回落選した元五所川原市議の新顔寺田の2人を出す。成田は地盤の中泊町を中心に票を固める。前回は立候補表明の遅れが響いて惜敗した寺田も今回は昨年12月に立候補を表明。態勢を整え初当選を狙う。


 一方、市長選立候補の際に自民党を離党した櫛引は「より厳しい戦いになる」と話すものの、前回はトップ当選。櫛引が自民票を大量に取り込めば、自民公認の2人は厳しい戦いを余儀なくされる。


◆平川市区◆


 南津軽郡区から分かれて平川市と大鰐町だけで選挙区が新設された前回県議選は無投票。今回は選挙戦になりそうだ。自民現職の長尾、中村に新顔無所属で元平川市商工会支所長の工藤が挑む。



◎予想される顔ぶれ◎


【青森市区】(定数10)
渋谷哲一  (49)    民現1
森内之保留 (46)    自現3
高橋修一  (40)    自現1
山谷清文  (53)    自元1
花田栄介  (29)    自新
伊吹信一  (50)    公現2
諏訪益一  (65)    共現4
大沢研   (63)    共新
奈良岡克也 (60)    社現1
一戸富美雄 (54)    無現1
古村一雄  (66)    無現1
一戸善正  (60)    無新
関良    (52)    無新
奈良岡央  (54)    無新


【黒石市区】(定数1)
高樋憲   (52)    自現4


【五所川原市区】(定数3)
今博    (59)    民現2
成田一憲  (72)    自現6
寺田達也  (48)    自新
櫛引ユキ子 (57)    無元1


【平川市区】(定数2)
長尾忠行  (61)    自現4
中村弘   (57)    自現3
工藤義春  (60)    無新


※最後の数字は当選回数

1505チバQ:2011/02/25(金) 23:34:20
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000731102120001
県議選の展望(2)
2011年02月12日

◆むつ市区◆


 前回の選挙で下北郡と一つになったむつ市区では、民主党の現職菊池健治、自民党の現職大見光男が引退し、世代交代が進むことになる。自民党推薦の現職越前と新顔3氏がしのぎを削る。


 民主党推薦の新顔菊池は、県議を引退する父健治の地盤を継ぐ。昨年8月のむつ市議補選(被選挙数4)にトップ当選している。


 自民党推薦の現職越前は県議3期の地元への貢献を訴える。風間浦村長2期目の新顔横浜は自民党の公認を得て立候補する。郡部票の受け皿をめざすほか、有権者の多いむつ市への切り込みがカギになる。


 無所属で立候補するむつ市議会議長の新顔村中は2003年の県議選では落選。市議4期の知名度を生かし、雪辱を期す。それぞれ実績のある4候補で、激しい選挙戦が予想されている。


◆三沢市区◆


 自民現職の小桧山が再選を目指して立候補する。民主は候補者の擁立が難しく、無投票の可能性がある。6月の市長選も今のところ現職以外の立候補予定者がおらず、自民を中心とした保守地盤の強さが際だっている。


◆上北郡区◆


 現職1人、新顔6人が名乗りを上げ、激戦ムード。町村別では東北町3人、七戸町2人と選挙区中部にひしめき、野辺地とおいらせ町は各1人。地盤固めとともに北部と南部への浸透が選挙結果を左右しそうだ。


 東北町では、2009年町長選のしこりが残り、自民党推薦候補同士の「町長選の代理戦争」の様相も見える。


 県商工会連合会副会長で前回次点の新顔蛯沢は自民党の推薦を受けているが、元民主党県議で09年に東北町長に転じた斗賀寿一氏と近い関係。同じく自民党推薦の新顔沼尾は、09年町長選で落選した竹内亮一・前町長のもとで町収入役を務めている。


 同町からは元町職員の新顔山田も立候補予定で、町内を中心に支持拡大を図る。


 野辺地町では、民主党公認で同町議の新顔木明が立候補を予定している。木明は現時点では、上十三地域で唯一の同党公認候補だ。


 同町が地元で、07年県議選でトップ当選した自民党の現職中谷純逸は、10月に任期満了の同町長選への転出をめざし、県議を引退する予定。亀田道隆・野辺地町長は町長選3選に意欲を見せており、中谷、亀田両氏が今回の県議選でそれぞれ別の候補を支援すれば、町長選の前哨戦になる可能性もある。


 七戸町が地元の現職工藤慎は唯一の自民党公認候補になる。旧天間林村(現七戸町)を中心に、県議だった祖父の地盤を引き継ぐ。同町議だった新顔工藤章も人脈を生かして浸透を図る。


 おいらせ町議の新顔吉田は、三村知事の父で今回県議を引退する予定の三村輝文(公明・健政会)の後継候補となる。輝文のめいにあたり、「三村一族」の議席継続を目指す。(敬称略)


◎予想される顔ぶれ◎


【むつ市区】(定数3)
横浜力   (57)    自新
越前陽悦  (65)    無現3
菊池憲太郎 (42)    無新
村中徹也  (51)    無新


【三沢市区】(定数1)
小桧山吉紀 (60)    自現1


【上北郡区】(定数4)
木明和人  (45)    民新
工藤慎康  (40)    自現1
蛯沢正勝  (63)    無新
工藤章   (58)    無新
沼尾啓一  (62)    無新
山田昭二  (58)    無新
吉田絹恵  (64)    無新


※丸囲み数字は当選回数

1506チバQ:2011/02/25(金) 23:34:47
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000731102120002
県議選の展望(3)
2011年02月12日

◆八戸市区◆


 政権与党となった民主党が現有4議席を維持または上積みできるか、それとも前回1議席減らして現有3議席の自民党が巻き返すかが焦点だ。


 民主党は田名部、山内に加え、前回は無所属だった中村と山田の現職4人を公認した。中村は県議5期のあと八戸市長を1期務め、2005年の同市長選で再選を目指したが、現市長の小林眞に敗れた。その2年後に行われた前回県議選に舞い戻ってトップ当選、この時獲得した約1万8千票の維持を目指す。


 同党の推薦を受けて無所属で立候補する新顔寺地は同党八戸市議。過去に山内の選挙や国政選挙の実務も取り仕切った経験もあり、民主党候補者の中で台風の目になっている。


 自民党は滝沢、清水、熊谷の現職3人に加えて、前回は推薦だった無所属の新顔藤川を公認した。定数8では過去最少議席に転落した現有3議席からの脱却を目指す。藤川は3回目の県議選挑戦で、「美人すぎる市議」として有名になった八戸市議の藤川優里の父親でもある。


 自民党副総裁の大島理森と民主党前参院議員の田名部匡省は長年争い、「八戸戦争」と言われてきた。匡省の娘の匡代は09年の衆院選青森3区で大島に367票差で惜敗。その後、匡省は参院議員を引退した。二人の県議選への関与が注目される。


 公明党は八戸市議も務めた現職畠山が厚い支持基盤を背景に2期目を目指す。


 共産党は党三八地区委員会副委員長の新顔畑中を擁立し、同選挙区初の議席獲得を目指す。


◆十和田市区◆


 自民党現職の田中と丸井が立候補を予定しており、無投票の可能性もある。一方、民主党籍を持つ元県議の中村友信が立候補を模索している。立候補すれば、06年の県議補選、07年の県議選と同じ顔ぶれの三つどもえ戦となる。この2度の選挙はいずれも中村が次点だった。


◆三戸郡区◆


 前回県議選と同じ顔ぶれによる激しい選挙戦が予想される。定数3をめぐり、民主党、自民党がそれぞれ2人ずつ公認、民主は現有2議席の死守、自民は現有1議席からの勢力逆転を狙う。


 民主党の公認は5期目を狙う北と3期目を目指す松尾の現職2人。北は五戸町商工会会長などを歴任、同町を中心に手堅く票集めを狙う。三戸町、田子町を地盤とする松尾は前回、地盤が重なる自民公認の新顔沢田にわずか229票差で競り勝った。民主党への逆風の中、後援会関係者は「非常に厳しい選挙を覚悟している」と話す。地元での票固めに加え、階上町を中心にミニ集会を開いて地道な票の掘り起こしを目指す。


 一方の自民党は前回、新顔ながらトップ当選の夏堀と、次点だった沢田を公認。夏堀は、福地村(現南部町)議員などを経て、南部町を地盤とする。沢田は松尾との差がわずかだったこともあり、地元三戸町での票の上積みによる逆転に期待している。(敬称略)


◎予想される顔ぶれ◎


【八戸市区】(定数8)
中村寿文  (71)    民現6
田名部定男 (64)    民現4
山田知   (40)    民現2
山内正孝  (60)    民現2
滝沢求   (52)    自現4
清水悦郎  (61)    自現3
熊谷雄一  (48)    自現2
藤川友信  (62)    自新
畠山敬一  (55)    公現1
畑中哲雄  (67)    共新
寺地則行  (58)    無新


【十和田市区】(定数2)
田中順造  (60)    自現5
丸井裕   (54)    自現2


【三戸郡区】(定数3)
北紀一   (69)    民現4
松尾和彦  (47)    民現2
夏堀浩一  (57)    自現1
沢田恵   (53)    自新


※丸囲み数字は当選回数

1507チバQ:2011/02/25(金) 23:35:14
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000731102140001
県議選の展望(4)
2011年02月14日

◆弘前市区◆


 定数6に、現職5人、元職1人、新顔4人の計10人が立候補の準備を進めており、激戦になりそうだ。


 民主党は、元参院議員の三上が4期目を目指して足元を固める。前回自民党公認で当選し、その後民主党に移った現職で党県連幹事長の山内崇が知事選に挑むことを受け、新顔で弘前市議の松橋が公認を得て初挑戦する。山内の「後継」という立場だけでなく、衆院議員で自民党県連会長木村太郎の元公設第2秘書だった経歴もあり、党派を超えた支持を狙う。


 自民党からは現職の岡元、西谷の公認組のほか、新顔無所属として立つ弘前市議会副議長の一戸も党推薦を得て参戦する。自民系だけで前回同様、3議席の確保を目指す。木村の次期総選挙をにらみ、3人のスクラムによって有権者が多い弘前市での強さを盤石にする狙いもある。


 ただ、公認が3人だった前回に比べ、今回は一戸の公認申請が認められず、推薦止まり。同選挙区ではかつて、自民公認の現職が保守系無所属に苦杯をなめさせられることもあった。こうした事情から、公認に決まらなかった経緯を「党内摩擦」と指摘する声もある。


 共産現職1期目の安藤は、前回引き継いだ基盤票の上積みを目指しながら議席確保を目指す。前回トップ当選の無所属川村は、今回も連合青森から推薦を得て戦う。


 前弘前市長で、昨年4月の弘前市長選で落選した無所属の相馬も、古巣の県議会へ返り咲きを目指す。1986年の県議補選以来、過去6回の当選はいずれも1万票以上の得票。市長選で負けたマイナスイメージを払拭(ふっ・しょく)し、根強い支持層をまとめあげて通算7回目の当選を狙う。


 元弘前市議の成田は前回県議選で、市長に転出した相馬の後を担って相馬後援会とも連携して戦ったが、一歩及ばなかった。今回は再び無所属で立つ。こまめに一人で街頭演説を重ねている。


 弘前市議斉藤も新顔無所属で挑む。旧岩木町議から合併で市議になり、再選。若手で、既存政党とは一線を画した活動を進めている。


◆つがる市区◆


 自民党の現職三橋が3期目を目指す。民主党は対立候補の擁立を模索したが、候補が見つかっておらず、無投票となる可能性もある。


◆東津軽郡区◆


 自民党県連幹事長を務める現職神山が7期目を目指す。民主党などに動きはなく、2回連続の無投票になる可能性がある。


◆西津軽郡区◆


 自民党の現職工藤が3期目を狙う。民主党は対立候補の擁立を目指したが、実現しておらず、前回に続く無投票になる可能性がある。


◆南津軽郡区◆


 5期目を目指す自民党の現職阿部に、新顔2人が挑む三つどもえの戦いとなりそう。阿部は自民党県連会長の木村太郎を支える「木村派」の重鎮。太郎の父で前知事の守男の秘書を務めた経験もあり、木村後援会の強い支援を受ける。


 新顔で藤崎町議の鶴賀谷は、町議会で木村系会派に以前所属していた。自民党を離党して無所属で挑む。


 新顔鈴木は田舎館村議。民主党系で、党県連に公認申請したものの、公認・推薦は得られなかった。無所属で立候補する予定。


◆北津軽郡区◆


 自民党の現職相川が3期目を目指す以外、民主党などは候補を擁立できておらず、無投票の可能性がある。(敬称略)


◎予想される顔ぶれ◎


【弘前市区】(定数6)
三上隆雄  (77)    民現3
松橋武史  (39)    民新
西谷洌   (66)    自現4
岡元行人  (46)    自現2
安藤晴美  (59)    共現1
川村悟   (63)    無現1
相馬錩一  (74)    無元6
一戸兼一  (57)    無新
斉藤爾   (40)    無新
成田善一  (57)    無新


【つがる市区】(定数1)
三橋一三  (43)    自現2


【東津軽郡区】(定数1)
神山久志  (63)    自現6


【西津軽郡区】(定数1)
工藤兼光  (67)    自現2


【南津軽郡区】(定数1)
阿部広悦  (63)    自現4
鈴木和久  (53)    無新
鶴賀谷貴  (48)    無新


【北津軽郡区】(定数1)
相川正光  (57)    自現2


※丸囲み数字は当選回数


=おわり

1509チバQ:2011/02/27(日) 20:33:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1298502091871_02/news/20110224-OYT8T00175.htm
〔統一選2011〕県議選注目区ルポ
?宮古・下閉伊 自民迷走3人名乗り

 自民党系3人の出馬表明は、議席独占を狙った「攻めの戦略」とは言い難いようだ。

 「町外の友人、親戚(しんせき)に声をかけてもらい、支援の輪を広げたい。1票でも2票でも町外からいただかないと3位にはなれない」

 2月15日夜、山田町船越で開かれた生駒利治の座談会。集まった約40人の支持者を前に、生駒はあいさつの最後をこう締めくくり、深々と頭を下げた。

 「町外」の意味する所――。それは大票田の宮古市だ。応援に駆けつけた町議たちも「宮古の友人に電話一本でもかけてほしい」などと口をそろえて訴えた。

 宮古・下閉伊選挙区は、今回から宮古(定数2)と下閉伊(同1)が統合されて生まれた。自民党系が3人、民主党が2人の候補を擁立し、激戦区となっている。

     ◇

 なぜ、生駒が3人目に名乗りを上げたか。それは、同じ山田町を地盤とする民主党の田村直司の存在が大きい。

 自民党関係者は「山田町は地縁意識が強い。町支部は『民主党が擁立すれば、こちらも出す』が既定路線だった」と明かす。

 三陸やまだ漁協の組合長を務める生駒は、町議選で2度のトップ当選を果たし、地元でも根強い人気がある。ただ、同じ旧下閉伊からは、岩泉町が地盤の自民党の佐々木大和も出馬を表明した。

 両陣営は各町内の基礎票だけでは当選ラインに届かないと見て、城内愛彦の地盤である宮古市への進出をもくろむ。

 城内は、引退表明した平沼健の後継者として、平沼後援会の全面的な支援を取り付けた。今は、市内の企業・団体を地道に回りながら、「今後の国や県との関係を考えた時、与野党を問わず、宮古市から2議席を出すのがベストだ」と訴える。同じ宮古市が地盤で、5選を狙う民主党の伊藤勢至との「共存」を意識したかのような発言だ。

     ◇

 民主王国の岩手にあって、鈴木善幸首相を生んだ山田町など宮古市とその周辺は、長らく自民党の牙城だった。だが、2009年夏の衆院選で鈴木の息子、俊一が落選。その後は再生の「糸口」すら見いだせないでいる。

 「地元に戻る機会が少ない」「候補者を2人に絞れなかったことは、俊一さんの影響力が低下している証拠」

 地元では指導力を発揮しない俊一への不満を口にする自民党支持者も多い。城内陣営の関係者は半ばあきれかえって言う。

 「正直、3人も出馬するとは思っていなかった。これじゃ、連携の取りようがない」

 民主党が虎視たんたんと2議席を狙う中、宮古市の保守票を3人の自民党系候補が奪い合う――。そこからは、党再生に向けた組織的な戦略は見えてこない。

(2011年2月24日 読売新聞)

1510チバQ:2011/02/27(日) 20:33:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1298502091871_02/news/20110225-OYT8T01017.htm
(2)奥州 小沢王国で地域色強調
 「今はこういう状況だが、何があっても先生を信じてやっていこう」

 奥州市水沢区にある通称「小沢会館」で20日に開かれた小沢後援会水沢連合会の役員会。冒頭、会長の小野寺伝は、居並ぶ幹部を前に結束を呼びかけた。小野寺が言う「先生」とはもちろん、政治資金規正法違反で強制起訴された民主党元代表の小沢一郎だ。

 奥州市は、言わずと知れた「小沢王国」。県連は、5人の公認候補を擁立して、議席を独占し、「小沢先生復権への追い風」(後援会幹部)が吹くことに期待を寄せる。

      ◇

 水沢、江刺、胆沢、前沢、衣川の旧5市町村からなる奥州市。その中で、小沢後援会を巻き込んだ激しい票の奪い合いが予想されるのは、ともに民主党の及川幸子と郷右近浩が地盤とする水沢区だ。

 20日の役員会では、2人の票の「すみ分け」が大きな議論になった。

 まず、水沢連合会幹事長の千葉龍二郎が切り出した。

 「4年前のこともあるし、自主投票にしてはどうだろうか」

 出席者の多くが「異議なし」と発言する中、及川を支持する幹部が「それは不服だ。考え直してほしい」と、身を乗り出して反論した。

 4年前は、事前の取り決めで水沢区内にある小沢後援会の17支部を2人に割り振ったが、終盤には互いの「領地」に足を踏み入れて、その取り決めはなし崩しになった。幸い2人が当選し、事なきを得たが、両陣営に大きな遺恨を残した。

 「そんなことをしたらケンカになる」

 「自主投票」への流れを断ち切りたい及川は訴えた。2009年の衆院選で、小沢選対事務局長を務め、自他共に「小沢直系」と認める郷右近に後援会の多くがつく可能性があったからだ。

 結局、役員会は4年前と同じ結論を出した。だが、多くの関係者は、これを額面通りに受け取っていない。小沢後援会の幹部は打ち明ける。

 「今回は事実上の自主投票だ。小沢後援会として、同じように2人を支援することはない」

      ◇

 旧胆沢町長の後藤完は、小沢のおひざ元で民主党公認を受けながら、その事実にはほとんど触れず、「胆沢の代表」というイメージを前面に押し出した戦術を展開する。

 前回、胆沢区からは党派の異なる3候補が出馬したが、結果は票が分散して全員落選。地元選出の県議がいなくなるという大きな痛手を受けた。そこに満を持して登場したのが後藤だった。

 13日、後藤の事務所開きに集まった120人の中には、民主党支持者だけでなく、自民党関係者の姿もあった。

 マイクを握った後藤は、あえて「民主党」を口にせず、「何としても、ここ胆沢から議席を獲得したい」と訴え、自身が政党の垣根を越えた存在だとアピールした。

 小沢の地元で、「民主党」を前面に出さない戦術が吉と出るかどうか。

 後藤の陣営幹部は、事情をこう説明する。

 「政党色を出すと、まとまるものもダメになる恐れがある。ましてや、親小沢と反小沢の対立が厳しいこの地域で、小沢さんの名前を出すのは……」

(敬称略)

(2011年2月25日 読売新聞)

1511チバQ:2011/02/27(日) 20:34:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1298502091871_02/news/20110225-OYT8T01027.htm
(3)盛岡 試される政党の看板

 地方自治に中央政党は必要か。その答えは人によって様々だ。

 「岩手は政党色が強すぎて、地域の課題がおろそかになっていないか。地域に政党は関係ない」

 2月19日夕方。盛岡市内にある酒井俊已の後援会事務所で、企業経営者や県職員OBら20人の支持者が顔を合わせ、政治談議に花を咲かせた。参加者の中には、これまで支持してきた民主党や自民党を見限った人も多く、政党不信の発言が出る度、全員が大きくうなずいた。

 酒井はこれまで出馬表明した14人の中で唯一、無所属での出馬を選択した。県職員時代の酒井は「反達増」の急先鋒(せんぽう)として知られ、それに目をつけた自民党から推薦を勧められたが、やんわりと断った。

 仮に当選したら、酒井は政党にも会派にも所属しない「純粋無所属」を貫くつもりだ。酒井は断言する。

 「地方議会に中央の論理は不要。政党不信が高まるのは、民主でも自民でも何も変わらないからだ」

      ◇

 一方で、無所属の立場を捨て、「政党」を選んだ男もいる。

 自民党の福井誠司は昨年7月、県議補選盛岡選挙区に無所属で出馬したが落選した過去を持つ。そして、今回は一転、自民党から公認を得た。福井事務所の壁には、自民党の石原幹事長と並んでほほ笑む福井のポスターが並ぶ。

 なぜ自民党か。福井の心境の変化に疑問を抱く支持者から問い合わせもあった。

 福井にとって、「民主党の混迷」も理由の一つだが、「国への政策提言は政党に入ってこそ。政党に入らないと仕事にならない」という思いが、心の中に芽生えたことが大きい。

 23日早朝、盛岡市茶畑の交差点周辺は、勤務先に向かう車の長い列が続いた。ノロノロ運転の車にお辞儀を繰り返す福井に、高齢の男性が歩み寄って握手を求めた。

 「(県内の国会議員に)自民がいなくなった。頼むぞ」

 もし、自民党から出馬しなかったら、この男性は握手を求めただろうか――。福井は改めて「政党の看板」の大きさを感じた。

      ◇

 民主、自民の二大政党不信が広がる中、新たな民意の受け皿として全国的な注目を集める地域政党。岩手でも昨年4月、地域政党いわてが誕生した。

 昨年7月の県議補選盛岡選挙区で二大政党の候補者を押しのけ、2議席目に滑り込んだのは、それまで政治の世界とは無縁だった吉田敬子だ。

 高校まで盛岡で育った吉田は、東京の私立大を卒業後、アパレル会社を経て南米のボリビアに青年海外協力隊として約2年間赴任。5年前、故郷に戻ってきた。

 吉田の平日の日課は、朝7時から始めるたった1人の街頭演説だ。24日も盛岡市都南地区で、拡声機を路上に置き、ハンドマイクで行き交う人々に訴えた。

 「地方は国の下請けではない。地元の政策集団が考えた政策の方が有効だ」

 吉田は、今の県議会のあり方に首をかしげる。

 「中央政党とつながらないと、国に何も言えないのかな。国から、お金も落ちないのかな。結局、民主、自民が遠い存在に思えるのは私たちだけ?」(敬称略)

(2011年2月26日 読売新聞)

1512チバQ:2011/02/27(日) 20:35:04
>>1442-1445とか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1298502091871_02/news/20110227-OYT8T00061.htm
(4)陸前高田  市長選の余波なお続く

 陸前高田市長選の余韻は、今もあちこちに漂っている。

 「本当に残念です。私の力不足です」

 6日午後9時過ぎ。落選した前県議、菅原一敏の事務所で、衆院議員黄川田徹の声が響き渡った。

 民主党県連は、この市長選を「統一地方選の前哨戦」(佐々木順一県連幹事長)と位置付け、次々と手を打った。元党代表の小沢一郎自らのテコ入れ、地元選出で菅原陣営の総括責任者を務める黄川田への異例とも言える支援要請など、沿岸地域の市長選とは思えない力の入れようだった。

 だが、県連のなりふり構わぬ手法が、地元の黄川田後援会幹部の一部に思わぬ疑心暗鬼を生んだのも事実だ。

 「県連は責任をなすりつけている。俺たちとしても本当に気分が悪い」

 黄川田後援会の幹部らはいらだちを隠さない。支援要請の文書を報道各社に公表したことは、黄川田の動きの鈍さに業を煮やした県連の意趣返しと見る人も多い。黄川田自身と県連との溝も深まるばかりだ。幹部は本音を漏らす。

 「(県議選は)力の入らない選挙というか、深入りはしない。『どこまでやれるか』という感じだ」

      ◇

 陸前高田市は、中央政界では一貫して対立してきた自民党と共産党が、「対小沢」で共同戦線を張っている特殊な土地だ。

 これまで、共産党籍を持つ前市長の中里長門が、自民党系市議の支持を得ながら、8年間にわたり市政を担った。6日の市長選でも、事実上の「自共統一候補」である戸羽太が当選。市民は「非民主」の継続を選択した。

 そして、今回の県議選。「自共対民主」の構図が、そのまま持ち込まれている。

 19日、佐々木茂光の事務所開きには、市長選で戸羽を支えた自民党系と共産党の市議が顔をそろえた。

 前回、菅原に373票の僅差で敗れた佐々木。23日は、ズボンのすそを長靴の中に押し込み、雪解けでぬかるんだ住田町の山あいの集落を歩いた。

 佐々木は自信ありげに語る。

 「顔は覚えてもらっている。こっちは市長選の波に乗ったまま行きたいね」

      ◇

 一方で、民主党の福田利喜は、市長選から尾を引く悪い流れを断ち切るのに躍起だ。

 23日、福田は同じ住田町内で、国道340号沿いを歩いた。

 自ら民主党とは名乗らない。福田が渡したパンフレットを見た有権者から「あなた、民主党なの?」と言われる度、申し訳なさそうに「お騒がせしています」と頭を下げる。

 市長選の敗北、小沢の強制起訴、そして民主党内のゴタゴタ……。福田は「市長選のダメージも大きいが、『菅政権は何をやってるんだ』と言われる度に民主党の看板を外したくなる」と嘆く。

 ただ、今の小沢が置かれている状況については、「小沢先生のことは難しい。ここは昔から先生の土地だが、『反小沢』もいる」と言葉を濁した。

 福田が配り歩くパンフレット。そこには、満面の笑みの小沢と握手する硬い表情の福田が写っていた。

 (敬称略、おわり)

      ◇

 この連載は、中島幸平、山田正敏、宇田川宗、吉田拓矢が担当しました。

(2011年2月27日 読売新聞)

1517とはずがたり:2011/03/01(火) 18:03:12

村井の責任逃れ的な姿勢はTPP参加したいという本音が出てるんだな。ちと評価。

自民議員VS知事丁々発止 TPPで議場緊迫 宮城県議会 
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110301t11024.htm

 28日の宮城県議会2月定例会一般質問で、村井嘉浩知事と県政与党「自民党・県民会議」の議員が激しい議論の応酬を繰り広げた。知事答弁を「評論家的」とした質問に、村井知事が原稿を読まずに反論する場面も。丁々発止の展開に議場には緊迫感が漂った。

 質問したのは須田善明議員。村井知事の看板政策の「富県戦略」に絡め、「セントラル自動車や東京エレクトロンが来たから『富県』が実現されるのではない。足元から力をつけてこそ実現される」と述べ、農林水産業施策強化を訴えた。
 その上で村井知事が態度を明確にしない環太平洋連携協定(TPP)の参加是非に言及。「自治体リーダーの発信力が問われる時代だが(答弁は)評論家にしか見えない」と意思表示を迫った。
 質問を聞いていた村井知事は、表情を険しくして登壇。答弁がTPP問題にさしかかると原稿から目を離し、「農業県としてのダメージも十分承知しているが、一つのデメリットだけを取り上げて反対するのはいかがなものか。国が責任を持って決めることだ」と身ぶりを交えて訴えた。
 再質問に立った須田氏は「自分の言葉で語っていただけた」と評価しながらも「本県の立場をしっかりと訴える強いメッセージが必要だ」と答弁に不満ものぞかせた。
 TPPをめぐっては、一般質問初日の2月25日にも、村井知事の姿勢を問う意見が続出。知事は「国民的な議論が必要」と一般論に終始していた。
 取材に対し、村井知事は「用意した答弁書は従来通りのトーン。繰り返せば『ぬかにくぎ』と思われただろう」と「ノー原稿」の理由を話した。
 一方、須田氏は「答弁で考え方は示されたが、結論がない。どうすべきかを明確に示してほしかった」と語った。
 4月の県議選では村井知事の強力な支援に期待する自民党。県連幹事長も務める須田氏と村井知事のやりとりに、ベテラン県議は「信頼関係があるから(選挙前でも)厳しいやりとりができる。与党だからこそ緊張感のある議論を仕掛けなければならない」と話した。


2011年03月01日火曜

1518チバQ:2011/03/01(火) 23:04:27
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20110301ddlk07010183000c.html
統一地方選:’11年ふくしま 県議選告示まで1カ月 78人が立候補準備 /福島
 ◇自・民とも擁立難航
 統一地方選第1ラウンドで行われる県議選は、4月1日の告示(10日投開票)まで1カ月となった。19選挙区の定数58に対し、78人が立候補の準備を進めている。現有26議席で議会第1党の自民党は公認29人、推薦2人を擁立して30議席以上の単独過半数を狙うがぎりぎりの状態。前回07年に躍進した民主党は現有16議席からさらに勢力を伸ばそうと多くの候補者擁立を目指していたが、政権交代後の逆風で苦戦は必至で、擁立決定は公認23人、推薦申請中1人にとどまっている。【種市房子、関雄輔】

 自民は昨年6月に現職中心に26人の公認を決めて以降、体調不良や市長選出馬による辞退が相次ぎ、擁立作業は進んでいない。現時点で公認が決まっている現職22人と元職1人、新人6人が全員当選し、推薦する無所属新人2人のうち最低1人は当選して党の会派に入らなければ過半数にならない。

 斎藤健治県連幹事長は「政権奪還へ向けた重要な一戦で、31人は全員勝てる候補」と強調。候補がいない本宮市や東白川郡、南会津郡などの選挙区でも擁立を目指すが、県連内には間に合わないとの見方もある。当選者が初めて議席過半数を割った前回の擁立は37人だったが、今回はその数を下回るのは確実で、県議会での党勢回復は遠そうだ。

 対する民主党も擁立作業が難航。当初は1人区には必ず、複数人区には複数擁立の方針の下、30人を目指した。しかし、相馬市・新地町など3選挙区は候補者が決まっておらず、結局、公認は現職16人、新人7人、推薦申請中1人にとどまっている。

 前回は7議席から11議席に伸ばし、選挙後に無所属候補を取り込んで議席を増やした。追い風の中で議会第1党を目指したが、そもそも擁立数が自民の現有議席に及ばない。須賀川市・岩瀬郡で推薦が決定していた無所属の新人が推薦を辞退するなど、民主離れをうかがわせる事態も起きている。宗方保県連総務会長は「逆風は感じるが、我々は佐藤雄平知事を誕生させた県政与党。国政とは別に、県政を支えてきた実績を訴える」と強気だ。

 公明党は現有3議席の維持を目指し、擁立も3人にとどめる手堅い戦略。現職が引退するいわき市では新人を擁立し、福島市と郡山市では現職が出馬する。現有3議席の共産は福島市など5選挙区で計6人を擁立。代表質問など一定の権限が与えられる交渉会派になれる当選5人以上を目指す。

 現有2議席の社民はベテラン2人が引退する福島市と郡山市のほか、会津若松市も合わせて新人計3人を擁立する。みんなの党は小熊慎司参院議員の地元の会津若松市で公認候補を擁立する。自民と民主の推薦を含み、無所属は13人の見込みだ。

 19選挙区のうち▽福島市▽会津若松市▽郡山市▽いわき市▽須賀川市・岩瀬郡▽田村市・田村郡▽南相馬市・飯舘村▽伊達市・伊達郡▽石川郡▽双葉郡−−で立候補予定者が定数を上回り、少なくともこの10選挙区で選挙戦になりそうだ。

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者の党派◇
 【選挙区】      【立候補予定者の党派】

福島市(8)      自自自自民民民公共社

会津若松市(4)    自自民民共社み

郡山市(9)      自自自自自民民民公共社

いわき市(10)    自自自自自自民民民公共共無

白河市・西白河郡(3) 自自民

須賀川市・岩瀬郡(3) 自民無無無

喜多方市・耶麻郡(3) 自自民

相馬市・新地町(1)  自

二本松市(2)     民無

田村市・田村郡(2)  自民無無無

南相馬市・飯舘村(2) 自民無

伊達市・伊達郡(3)  自自民共無

本宮市・安達郡(1)  民

南会津町(1)     民

河沼郡(1)      無

大沼郡(1)      自

東白川郡(1)     民

石川郡(1)      民無

双葉郡(2)      自民無

 ※カッコ内数字は定数

1519チバQ:2011/03/01(火) 23:04:56
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001103010003
県議選 告示まで1カ月
2011年03月01日

 ▽ 11選挙区で無投票か
 戦後最多 自民以外擁立難航


 統一地方選前半戦となる4月1日の県議選(定数44)告示(投票は4月10日)まで1カ月。現時点で19選挙区に53人が立候補を予定している。自民党以外の政党の擁立が少ないことなどから、過去の県議選と比べて人数は低調だ。新たな動きがなければ、無投票が戦後最多の11選挙区に上る可能性がある。


 朝日新聞が集計した県議選の立候補予定者は、各政党の公認別で自民党30人、民主党4人、共産党2人、社民党2人、公明党1人。無所属や公認申請予定などが14人。


 県選挙管理委員会によると、戦後初の県議選の1947年は定数50に対して129人が立候補した。以後、定数は徐々に減ったが、候補者はそれ以上のペースで減少。前回2007年は定数44に対して候補者は57人で最少だった。今回はさらに記録を更新しそうだ。


 19選挙区のうち、立候補予定者がすでに定数を超え、選挙戦が確実視されているのは8選挙区。一方、東根市、村山市、東村山郡、西村山郡、米沢市、長井市、南陽市、西置賜郡、尾花沢市・北村山郡、最上郡、東田川郡の11選挙区は、立候補予定者が定数を超えていない。このままの情勢だと、無投票が戦後最多だった2003年の10選挙区を上回り、連続無投票の選挙区も複数出そうだ。


 立候補の動きが鈍い背景には、自民党を除く各政党の候補者擁立が進まなかったことがある。


 民主党県連は「全選挙区での擁立」を目標に掲げたが、元々の地方組織の弱さに加えて、菅政権の支持率低迷といった党への逆風が響き、目標を大きく下回った。県連幹部は「地方議員は地域とのつながりが大きな役割。政党の候補者だから誰でもいいというわけにはいかない」と話す。


 共産、社民、公明の各党も現有議席の死守に手いっぱいで、「政党としての責任を果たしたいが、近年の国政選挙で獲得した比例票から見ても厳しい」(共産党県委員会)との声も。当初は5人程度を目指していたみんなの党も擁立作業は難航している。


 一方、県議会最大会派の自民党は、空白区だった上山市でも擁立にこぎつけ、目標の「全選挙区での擁立」を達成しそうだ。あるベテラン自民県議は「無投票が良くないと言われても、こっちは十分擁立している。政権与党の民主党の候補があまりにも少ないせいでは」と余裕を見せる。


 こうした現状について、早稲田大学の田中愛治教授(政治学)は「無投票当選が続いているということは、県政の利益配分が知らず知らずのうちに特定の有権者の利益に偏っている可能性がある。地域の将来を考える見識のある人がもっと選挙に出て県政に参加すべきだ」と話している。

1520チバQ:2011/03/01(火) 23:07:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110301t11025.htm
宮城県議選85人出馬予定 仙台市議選は少数激戦
 統一地方選の第1ラウンドとなる宮城県議選と仙台市議選は、4月1日の告示(10日投票)まで1カ月に迫った。県議選は村井嘉浩知事の県政与党、自民党が現有勢力を維持するか、政権党の民主党が議席を伸ばすかが焦点で、各選挙区で激闘が繰り広げられそうだ。仙台市議選は定数5減となり、激戦の構図が強まるとみられる。

 県議選は今回、市町村合併に伴い気仙沼、本吉両選挙区が合区され、選挙区数は前回(2007年)の24から23に減った。定数は61のまま変わらない。河北新報社の28日現在のまとめでは、計85人が立候補を予定している。
 現時点では、前回の立候補者数(86人)より1人少ないが、宮城野選挙区は無所属新人が近く名乗りを上げ、大崎選挙区では共産党が新人擁立の方針を決めており、最終的な立候補者数は前回を上回るとみられる。5選挙区は無投票となる公算が大きい。
 政党別では、民主公認が前回と比べて4人増の13人。自民は2人減だが、最も多い35人を擁立する。公明は今回も4人。共産は前回の8人から4人減。社民は2人減の3人となる。初参戦のみんなの党は5人で臨む。無所属は21人で、前回の23人をやや下回っている。

 仙台市議選は、定数55に71人が立候補を予定している。このうち、現職は定数5減の影響もあり、前回比8人減の47人。新人は1人増にとどまり、少数激戦に拍車を掛けている。
 今回、現職で引退するのは、県議選への転身者を含め10人。ことしに入り、青葉区の庄子晋氏(78)=6期=、宮城野区の佐竹久美子氏(58)=4期=、太白区の佐藤嘉郎氏(72)=5期=、泉区の郷湖健一氏(72)=6期=が引退を決意した。新人は、宮城野区の伏見公秀氏(40)が立候補を断念した。
 政党別では、民主公認が12人、自民が14人でそれぞれ前回比で3人増。公明は8人、社民が6人で前回と同数。共産は1人減の7人。初参戦のみんなの党は6人。無所属は16人減の18人で、政党色が強まる傾向が表れている。


2011年03月01日火曜日

1521nnmfpsr:2011/03/03(木) 23:55:57
http://bit-tehnika.in.ua

1522チバQ:2011/03/03(木) 23:57:55
>>1496>>1501
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110303-OYT1T00456.htm
岩手知事選…自民独自断念、中村氏担ぐ動きなし

 自民党岩手県連は、知事選の独自候補者の擁立を断念した。

 1日午前、県連会長の鈴木俊一元環境相、県連幹事長の千葉伝県議らが出席し、盛岡市内で開いた議員総会で決定した。3月6日の県連大会で正式に表明する。大会では、擁立断念に至った経緯などについて説明する方針だ。

 また、県連幹部によると、県知事選に出馬表明した元衆院議員の中村力氏(49)、廃棄物処理業の芦名鉄雄氏(65)から出ている推薦要請については、県連大会以後に検討するという。ただ、県連内では否定的な意見が多く、両候補者に推薦を出さない方向で調整している。

 また、中村氏が自民党以外に推薦要請を出した公明党、社民党、地域政党いわてなどのうち、地域政党いわては、推薦を出さないことを決定。他党も否定的な意見が根強く、野党系統一候補として、中村氏を担ぐ動きは、ほとんど見られない。

(2011年3月3日15時06分 読売新聞)

1523チバQ:2011/03/04(金) 00:30:57
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001103030001
「会津市構想」栗城氏訴えへ
2011年03月03日


 ●会津若松市長選で


 4月の会津若松市長選に立候補予定の元河東町長、栗城春夫氏(60)が2日、会津地方を一つの自治体に統合する「会津市構想」を選挙戦で訴える考えを記者会見で表明した。他の政策については「支援者の意見を聞いてまとめたい」とし、告示される4月17日の直前に発表するという。予定していた民主党の推薦を受けない考えも示した。


 栗城氏は会津地方の大合併を前回市長選でも訴えており、「地域に一体性がある会津を一つにして政策を打ち出したい。国のモデル地区となるような地方主権を築きたい」と話した。


 また、当初は民主党の推薦を受ける考えだったが、「一党一派に偏って政策が縛られるのは良くない」と推薦を受けない理由を述べた。ただ、同党内で栗城氏を支援する動きは活発になっており、「支援は受けたい」と話した。


 同市長選には元自民党県議の室井照平氏(55)も立候補を表明している。

.

1524チバQ:2011/03/04(金) 22:26:00
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201103030498.html
知事選の自主投票決定 連合青森、現職と民主候補に配慮
2011年3月4日

 連合青森(石田隆志会長)は3日の執行委員会で、6月に投開票される知事選への対応を自主投票とすることを正式に決めた。今後は連合を構成する34の産別組織などの判断に委ねるが、今のところ、特定の立候補予定者を推す動きは見られないという。

 民主党の支援組織の連合青森は当初、同党県連幹事長で民主が推薦する山内崇県議と、前回知事選で連合青森が推薦し、今回はすでに自民、公明が推薦を決めている現職の三村申吾知事=いずれも無所属=のどちらかを推すか、自主投票かの三つの選択肢から対応を模索してきた。

 産別組織での協議などを議論した結果、自主投票の方向性が2月22日の幹事会で固まり、連合の幹部や各産別組織の代表らが出席したこの日の執行委員会でも異論は出なかったという。

 石田会長は執行委員会後、三村知事とは「8年間、重要なパートナーとして連携」、山内幹事長は「政権政党の民主党を地方から支えるために重要」と説明。自主投票は双方と良好な関係を続けるための判断で、「連合の立場を理解し、納得して頂いたと思っている」と話した。

1525チバQ:2011/03/04(金) 22:28:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1294873215049_02/news/20110113-OYT8T00166.htm
検証 民主・知事選候補選び 一覧

議論停滞、焦りの決断

 「きょうは2人ぐらいに絞ったと言っておきますか」

 JR青森駅前のホテルの一室に、県連代表・横山北斗の甲高い声が響いた。知事選の候補者などを協議するため、昨年12月17日、所属国会議員と県議が顔をそろえた。候補者について協議する会合は、同10日に続き2回目だったが、この日も「国会議員、県議、民間人から選ぶとすれば、どう考えるか」などとあいまいな議論に終始し、具体的な個人名はあがらないまま。目標としていた2010年中の決着まで残された時間は少なく、出席者の多くが焦燥感を募らせていた。それだけに県議の1人は、まるで取り繕うようにマスコミ対応の言葉をひねり出した横山に、「まじめに議論もしていないのに、メディアにサービスする必要はない」と色をなして反論するほどだった。

 こうした表の動きとは別に、横山ら一部幹部は秘密裏に人選を進めていた。青森高から東大に進んだ経済人が有力候補として浮上した時期もあった。しかし、こうした民間人への接触は不調に終わる。「民主党内の問題が落ち着くまで様子を見たいと言われた」。横山は言葉少なに語る。

 幹事長を務める山内も焦りの色を深めていた。「候補者選びは(横山)代表と二人で進めてきた」と自負するだけに、追いつめられた思いだったのかもしれない。そして、山内は決断する。12月下旬、横山に迫った。「もう私か代表しか候補はいないでしょう」。横山も応じた。27日になって横山は支持団体である連合青森の石田隆志会長に電話を入れた。「民間人という選択肢はなくなりました。県連内から出します」

 山内はこれまでも、自身の後援会の会合で「2011年は自分としても勝負の年になる」と発言するなど、知事選への意欲を隠さなかった。ただ、社会党や自民党を渡り歩き、08年に民主党に入党したばかりということもあり、知事選出馬は時期尚早との意見も県連内にあった。一方、横山は過去2回知事選に出馬(いずれも落選)した実績を持つ。今回も複数の県議から「民間人がダメなら、最後は横山が出馬するべき」との声が上がったが、本人にその気はなかった。「2人で決めるなら、山内になるのは当然」。両者に近いベテラン県議は語る。

 こうしたやりとりは水面下で行われ、大多数の県連関係者は年明けの一連の報道で知ることになる。そこには出馬の意向を固めた山内が県連最高顧問・田名部匡省や連合青森を訪ね、根回しに奔走する姿が報じられていた。ある県議は驚きを隠さない。「新聞を見て、『えー』となったよ。12月17日の会合から議論はストップしていると思っていた」。正月早々、携帯電話で事実関係を確認しあう県連関係者も複数に上った。

 ただ、すでに歯車は回っていた。今月2日、八戸市の田名部匡省の自宅。出馬の意向を伝える山内を田名部は見つめ、大きな声で語ったという。「逆風の中、よく決断した」。

(敬称略)

1526チバQ:2011/03/04(金) 22:29:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1294873215049_02/news/20110114-OYT8T00048.htm
足腰弱い「体質」響く
 民主党県連は今月10日の会合で、幹事長の山内崇に知事選出馬を要請することを決めた。「国政の次は県政でも政権交代を成し遂げる」。県連の命運を事実上、山内に託したこの日の会合だが、そこには熱気も高揚感もなかった。

 「山内崇幹事長が適任ではないでしょうか」。会合に出席した国会議員はみな言葉少なに答えるだけだった。年明けからの一連の報道で一気に浮上した格好の山内擁立劇。複数の党所属議員が「議論した形跡がない」「唐突すぎる」などと批判していただけに、会合では異論も出ると予想されたが、いざふたを開けてみると、淡々と執行部の方針を「追認」した。

 「心の中で反対している人もいるだろう。けど、国政も県政も逆風にさらされている中で、反対意見を言ってもしょうがないという気持ちだったのでは」。出席した県議は推し量る。

 それでも秘密裏に山内の担ぎ出しを図った横山ら一部幹部に対する不信感が渦巻いているのは事実だ。山内自身も「本来なら根回しを済ませて、年明けに『私か代表』、もしくは二人で話して出した結果を皆に示して、議論するべきだった」と率直に認める。

 一方で、県連内には一応の決着に安堵(あんど)の雰囲気も漂う。引き受け手がなく、選考のさらなる長期化や不戦敗がちらついていたからだ。

 前回知事選の2007年当時の民主党はまだ国政野党で、県議会会派の所属議員も現在の半分ほど。「県連は戦う意志が弱く、自覚や責任もなかった」。当時幹事長だった県議の今博は率直に当時の限界を認める。

 しかし時が変わり、政権与党として臨む今回の知事選で、不戦敗は許されない。「執行部を批判するのは簡単だが、その人は候補者を見つけられるのか。国会議員も県議も動かない中で代表が決めたんだ。こうしないともっと時間がかかっていた」。地方議員の1人は横山らを擁護する。

 県連内にしこりを残した今回の擁立劇。もっと深刻なのは、一向に改善されない足腰の弱さやまとまりを欠く県連の体質かもしれない。

 ある常任幹事は昨年の参院選の敗北が尾を引いたと分析する。党本部が推す公募の女性を擁立したが、全市町村で自民党候補を下回る惨敗を喫した夏の戦い。「これで政権交代の余韻は一気に吹き飛んだ。県連の足腰の弱さも改めて浮き彫りになった。こんな組織からは誰も出たがらない」というわけだ。

 「全県が選挙区の知事選に出られる人材が育っていない。そうなると横山代表が出るか、幹事長しかいないんだよ」。ベテラン県議は今回の山内擁立を当然の結果と言わんばかりに、つぶやいた。

 (敬称略)

1527チバQ:2011/03/04(金) 22:30:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1298387788540_02/news/20110223-OYT8T00037.htm
検証 三村県政8年
財政改善優先 不満も


新年度の当初予算案を発表する三村知事 目標に掲げていた「収支均衡型財政」を達成した今回の予算編成。しかし、この日会見した三村知事は充実感よりも、むしろ歓迎ムードを抑え込もうとする雰囲気を漂わせた。「収支均衡にたどり着いたが、財政規律を常に念頭に置いた財政運営を続けたい」。約15分間にわたる記者団とのやりとりで、「財政規律」を5回繰り返した。

 三村が知事に就任した2003年当時、県債残高は1兆2530億円で、県民1人当たりにすると約85万円。貯金である基金の取り崩しが続いて06年度には残高がゼロになり、財政再建団体に転落するとの試算が公表されていた。

 就任から約半年、三村は「財政改革プラン」を発表、緊縮予算路線を鮮明にした。03年度に8165億円だった一般会計当初予算は、三村の初編成となった04年度に7685億円、同プランの最終年である08年度には7078億円にまで圧縮した。これ以降、7000億〜6900億円予算が定着する。三村が考える「身の丈にあった規模」だ。

 ただ、予算の圧縮は民間に流れる資金を絞ることになる。この4年だけで政策的経費は111億円減った。財政運営に薄明かりがともり始めると同時に、三村の周囲からは積極投資を求める声が沸き上がり始めた。「もう我慢の限界だ。財政が改善しても、県民が倒れたら本末転倒」(自民党県議)との思いからだ。

 その象徴は、八戸市が建設を求めている「屋内スケート場」だ。「財政改革プラン」で凍結が決まっただけに、建設か否かが、緊縮財政の維持か、積極財政に転じるかの分岐点とされた。三村は、今回の予算編成で、ボーリング調査などの費用として約200万円を計上した。6月の知事選を控え、建設を求める自民党県連に押し切られた格好となった。

 しかし、三村は建設そのものについては言及していない。収支均衡を達成したとはいえ、県の財政環境に不安があるからだ。県債の発行額は減額傾向にあるが、累積残高は就任時から700億円増えて1兆3243億円に上る。今回の予算編成も、交付税、法人税の増加、核燃マネーの積み増しなどが底上げし、一過性の部分もある。

 緊縮を貫くのか、積極に転じるのか。会見で記者団に繰り返し問われた三村に、県総務部長が助け舟を出した。「社会保障費の増大が続いている。国の財政悪化で交付税がどうなるか。新幹線の建設負担金の返済も本格化してくる。青森は財政力が強い県ではない」 (敬称略)

(2011年2月23日 読売新聞)

1528チバQ:2011/03/04(金) 22:30:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1298387788540_02/news/20110224-OYT8T00062.htm
産業の命運行政の手に

産業・雇用創出を目的に県が次々と打ち出した構想のパンフレット。成果のほどはいかに 「本県は足腰の弱い零細企業が多い。行政で引っ張ってほしい」。今月21日の県議会商工労働エネルギー委員会で、津軽地域に医療・健康福祉関連産業を創出する県の「あおもりウェルネスランド構想」に議論が及ぶと、県議の一人は県幹部にエールを送った。

 農林水産以外に大きな産業のない本県にとって、雇用吸収力のある新産業の振興は、常に行政の課題となってきた。さらに、三村が知事に就任した2003年当時は、金融機関の不良債権処理で景気も沈滞状態。02年の県内の企業倒産件数は173件で負債総額は過去最悪の751億円を記録し、有効求人倍率も12か月連続で全国最下位に沈んでいた。三村は財政再建に取り組みながら、雇用対策にも取り組むという矛盾する難題に直面した。

 その三村が繰り返し実績を強調するのは、企業・工場誘致のトップセールス。「手っ取り早い雇用創出が見込める」(桜庭洋一・商工労働部長)だけに、並々ならぬ決意で臨んだ。

 県工業振興課によると、三村の知事就任後の企業誘致は92件。増設も含めると計200件に上る。07年には三村県政で最大規模となる増設に成功。弘前市に進出した精密機器メーカーが約800億円を投じて雇用規模1000人の増設を打ち出し、地元は「身震いした」(弘前商工会議所幹部)。

 一方で、中長期的な産業の掘り起こしと持続的な成長を狙った計画にも着手した。06年のウェルネスランド構想、エネルギー産業の集積を狙った「県エネルギー産業振興戦略」、農工が連携して産業を興す「あおもり農工ベストミックス新産業創出構想」……。

 だが、こうした計画は必ずしもはかばかしくはない。六ヶ所村に液晶産業の一大拠点を築く「クリスタルバレイ構想」が典型だ。県が巨費を投じた施設整備と補助が奏功し、05年に有機ELパネル製造「東北デバイス」の誘致に成功した。しかし、同社は昨年7月、民事再生に追い込まれた。同11月には同構想の中核企業「エーアイエス」も破綻。構想は事実上頓挫し、このままでは県が負債約20億円の肩代わりを迫られる。

 なにより雇用創出がどの程度図られたかは未知数だ。三村が就任した03年度の有効求人倍率は0・31倍。好景気に押される形で07年度に0・48倍まで持ち直したものの、09年度には再び0・29倍に落ち込んでいる。

 三村が手がけた産業政策の多くで、その検討段階から加わってきた青森大の末永洋一学長は、「何もしなければ民間が弱い青森はジリ貧になる。地方経済の命運は行政の手にかかっている」として三村を擁護する。そして、こう強調した。「青森ほど産業振興策に熱心な県はほかにない。知事の政策をどう判断するのか。県知事選の最大の争点だ」(敬称略)

(2011年2月24日 読売新聞)

1529チバQ:2011/03/04(金) 22:31:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1298387788540_02/news/20110224-OYT8T01166.htm
農家所得向上に課題

「攻めの農林水産業」を掲げる三村県政のもと、県産品を売り込むイベントも増えた(青森市内のショッピングセンターで)

 「攻めの農林水産業」。三村知事は8年間、このキャッチフレーズそのままに、県外や国外に出向き県産品を売り込んだ。

 中国や台湾などでの海外セールスは就任以降で5回(2009年度末時点)。「安全・安心」を全面に押し出し、リンゴ、ゴボウ、ナガイモといった県産品をPRした。そのかいあって、03年に58億円だった県産品の輸出額は、08年には151億円と、3倍に迫る伸びを見せた。「行政の長が行くと信頼が増す」。県幹部も三村の存在の大きさを誇る。将来は200億円まで増大させると鼻息も荒い。

 また首都圏・関西圏の消費者をターゲットにした国内行脚にも力を入れてきた。県内生産者とともに大手流通業者との商談会や、全国各地で開いた物産フェアなどへの参加も約160回に上る。100億円超で推移していた大手流通業者との取引額は、09年度に225億円と倍増した。

 「売り込み」だけでなく、県内にある既存の農業資源を生かした取り組みもあった。来県者に農家で宿泊してもらう「グリーンツーリズム」。実施農家はこの5年で4倍になった。最近では農業者と加工業者が連携して新商品を開発する「6次産業化」にも熱が入る。

 しかし、「農家の生活はまったく改善していない」との声は強い。実際、こうした数字上の実績は生産現場の収入増に結びついていない。県の最新の統計によると、1戸あたりの農業所得は148万円(08年)で、前年から約60万円も減った。それ以前が190万円台で推移していることと比較すると、改善の兆しどころか後退しているのが実情だ。

 五戸町の「農事組合法人くらいし」。先月下旬、三村が視察のために訪れると、同法人の組合長竹洞信一はここぞとばかりに要望した。「コメの戸別所得補償制度で米粉米の栽培が増えた。コメを粉にして乾燥させる機材を導入したいので、何とか補助する制度を作ってほしい」。三村の返答は「国と相談します」だった。

 「農業の基本は田んぼだが、コメは安値の取引ばかり。もっと田んぼを守る施策が必要だ」。竹洞は、三村が進めたグリーンツーリズムやトップセールスの意義は理解しつつも、多くのコメ農家にその恩恵が届いていないと痛感している。三村を支えてきた県議からも、コメ農家の悲鳴を受けて、「トップセールスなんて副知事や部長の仕事だ」と冷ややかな声も出始めた。

 農林水産部長の有馬喜代史は農家所得の向上を課題と認めた上で、今後の展望を語った。「担い手不足は深刻で農家個々の力は弱まっていく。集団営農化して生産性を高められるかが所得向上のカギだ」 (敬称略)

(2011年2月25日 読売新聞)

1530チバQ:2011/03/04(金) 22:31:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1298387788540_02/news/20110226-OYT8T00365.htm
追いつかぬ医師確保策

中核病院の開業でサテライト化される公立金木病院。再編で医師が確保できるかが課題だ(昨年5月、五所川原市金木町で) 自治体病院の再編成を目指す西北五地域の首長が今月10日、県庁に三村知事を訪ねた。五所川原市で整備が進む中核病院への財政支援の要請が目的だったが、話は開業後の医師配置に及んだ。「建物は順調に来ている。あとは中身、ドクターの問題なんです」「知事さん、とにかくお医者さんがいないと」

 医師不足は長年にわたる本県の懸案だ。旧百石町長を務めた三村も医師不足の深刻さを痛感していた。2003年の知事選で当選し、県庁に初登庁した三村が、記者会見で真っ先に言及した課題が医師不足だった。「早速、山中朋子・健康福祉部長と、市町村長がみな課題にしている医師不足、周産期医療を含め県内の医療体制について話をした」

 その三村が取り組んだ医師確保策の中心は、将来医師となる本県の医学部合格者の数を増やすことだ。難関大学・学部を目指す高校生を対象にセミナーを開くなど「夢実現チャレンジプラン」と題した事業を2005年度から実施。08年度からは医学部志望者に特化した「医師を志す高校生のためのメディカル・サポート事業」として取り組みを強化させた。

 また、医学部入学後のサポート態勢も構築した。卒業後に本県内で勤務することを条件に入学金を援助するなどの奨学金制度がそれだ。こうした取り組みが奏功し、04年に65人だった医学部合格者は、10年には122人と倍増した。

 「行政としてやるべきことは、やっていると思う」

 県医師確保対策監の山中は強調する。三村の肝いりで04年4月に新設されたこのポストも、健康福祉部長だった山中が三村に一本釣りされ、就任した。医師確保を専門とする上級ポストを設けている都道府県は当時まれで、山中には「本県は先陣を切って医師不足に取り組んできた」との自負がある。

 それでも医師不足は解消していない。厚生労働省の調査によると、10万人当たりの医師数は02年末時点で164・8人だったのが、08年末には174・4人と改善したものの、依然、東北6県では最下位だ。実際、県内の各医療機関では診療科の休診・閉鎖が後を絶たない。

 「正直、医師不足が進行し過ぎて追いつかない。解消するには、客観的に言って10年はかかる」。県幹部も効果の遅れを率直に認める。

 そうしている間も、医師不足という危機は今も県民を苦しめる。昨年秋、上十三地域の産科医療機関4か所のうち2か所がお産の取り扱いを休止した。周辺医療機関が分担して患者を引き受けることになったが、出産を控えた患者には大きい負担であるには間違いない。ある県幹部は苦しげに語る。「今は対症療法で対応していくしかない」

 (敬称略)

(2011年2月26日 読売新聞)

1531チバQ:2011/03/04(金) 22:37:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1295652638481_02/news/20110122-OYT8T00186.htm
県議選情勢 統一選2011 一覧

〈1〉久慈8年ぶり選挙戦か
 【二戸】(定数2=二戸市、一戸町)

 五日市 王41 民現《2》

 工藤  篤65 無元《5》

 一戸町を地盤とする自民現職の小野寺研一が引退を表明。いずれも二戸市が地盤で、前回トップ当選の五日市と、僅差で涙をのんだ工藤が自民の推薦を受け、返り咲きを目指して立候補を表明している。

 自民は、一戸町支部が、小野寺の後継候補の擁立を目指しており、自民系で2議席独占を狙う。

 【九戸】(定数1=軽米町、洋野町、九戸村)

 工藤 大輔40 民現《3》

 立候補を表明しているのは、民主現職の工藤のみ。地盤の洋野町で支持を固めるとともに、周辺町村でも浸透を図る。自民は不戦敗を避けるべく、独自候補擁立を模索するが、具体名は出ていない。

 前哨戦として注目された軽米町長選では、工藤が支援する現職が、自民元県議が後援会長を務める無所属新人候補を817票差で破り、3選を果たしたが、「思ったよりも競った」(畑浩治衆院議員)と、厳しい声も出ている。

 【久慈】(定数2=久慈市、野田村)

 中平  均39 民現《2》

 嵯峨 壱朗52 自現《2》

 清水 恭一59 無新

 ともに3選を目指す中平、嵯峨に加えて、旧山形村長の清水が出馬の意向を示しており、8年ぶりの選挙戦に突入しそうだ。

 中平、嵯峨は、地盤の旧久慈市を中心に集会やあいさつ回りで支持拡大を広げているほか、候補者が出ていない野田村への攻勢も強めている。清水は、地盤の旧山形村では村長時代の後援会組織を生かした票固めを進めているが、旧久慈市や野田村で、どこまで支持を拡大できるかがカギだ。

 【八幡平】(定数2=八幡平市、葛巻町、岩手町)

 千葉  伝62 自現《4》

 工藤 勝博61 い現《1》

 複数選挙区で民主唯一の空白区。自民の県連幹事長の千葉、再選を目指す地域政党いわての工藤の現職2人が出馬を表明。民主も候補擁立をうかがう。

 常にトップ当選を続けてきた千葉は、地元の岩手町を中心に大票田の八幡平市での支持拡大を図る。

 一方、工藤は地盤の八幡平市や葛巻町を中心に支持を訴える。八幡平市の田村正彦市長が全面的に支援し、工藤の県政報告会や集会にも顔を出す。

 民主は、空白区解消に向けて候補者を擁立する方針で、選定作業は大詰めを迎えている。

(2011年1月21日 読売新聞)

1532チバQ:2011/03/04(金) 22:38:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1295652638481_02/news/20110122-OYT8T00188.htm
〈2〉宮古・下閉伊は激戦必至
 【宮古・下閉伊】(定数3=宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村)

 伊藤勢至64 民現《4》
 田村直司44 民新
 佐々木大和66 自現《4》
 城内愛彦50 自新
 生駒利治62 無新

 宮古選挙区(定数2)と下閉伊選挙区(定数1)が統合され、定数3に対して民主、自民の公認・推薦候補5人が乱立する激戦区。鈴木俊一元環境相の地元で自民支持基盤が厚く、自民の反転攻勢に注目が集まる。

 5選を目指す伊藤と引退を表明した平沼健の後継として出馬する城内は、宮古市が地盤。一方、田村と自民の推薦を受ける生駒は山田町、佐々木は岩泉町が地盤。この3人は、大票田の宮古市での支持拡大、同一政党の候補者との票のすみ分けがポイントになりそうだ。

 【釜石】(定数2=釜石市、大槌町)
 小野共41 民現《1》
 岩崎友一32 自現《1》

 昨年8月の補欠選挙で初当選した2人が出馬を予定する。民主は2人目の候補者擁立を模索するが、具体名は出ておらず、調整は難航している。

 小野は、大票田の釜石市が地盤。支持者へのあいさつ回りや集会を開催し、支持拡大に努めている。一方、岩崎は大槌町が地元。精力的に支持者回りをこなしている。自民は、候補を岩崎に絞って議席確保を目指す。

 【大船渡】(定数1=大船渡市)
 田村誠62 民現《3》

 4選を目指す田村以外、具体的な名前は出ていない。

 前回、田村は岩手政和会から出馬し、民主新人候補に勝利。昨年、民主に入党したことで、今回はこれまでの後援会組織に加えて、民主の支援も受け、盤石の布陣で臨む。

 【遠野】(定数1=遠野市)
 新田敏彦32 民新
 工藤勝子66 自現《2》

 新田と工藤以外に出馬の動きはなく、民主と自民による一騎打ちの公算が高い。

 3選を目指す工藤は、自民遠野支部と堅固な後援会組織を基盤に、小規模な集会やあいさつ回りで全域を精力的に走り、議席の死守を期す。

 前回、工藤に敗れた新田は、地道なつじ立ちなどで浸透を図ってきた。前回の対立候補である元県議の上沢義主が新田を支援し、知事選と連動した動きで支持拡大を図る。

 【陸前高田】(定数1=陸前高田市、住田町)
 福田利喜52 民新

 佐々木茂光53 無新

 福田、佐々木の両新人が争う構図になりそうだ。

 福田は、陸前高田市長選にくら替え出馬する前県議・菅原一敏の後継候補。市長選と連動し、知名度アップに躍起だ。

 前回、菅原に373票の僅差で敗れた佐々木は、無所属での出馬になるが、自民系の陸前高田市議と住田町議が支援。市内に11の後援会支部を設けるなど準備を整え、巻き返しを狙う。

(2011年1月22日 読売新聞)

1533チバQ:2011/03/04(金) 22:39:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1295652638481_02/news/20110123-OYT8T00115.htm
〈3〉盛岡14人が出馬表明
 【盛岡】(定数10=盛岡市)
 佐々木博59 民現《3》
 三浦陽子59 民現《2》
 高橋但馬35 民現《1》
 軽石義則50 民新
 樋下正信56 自現《3》
 福井誠司51 自新
 村里洋子54 自新
 小野寺好58 公現《4》
 斉藤信60 共現《4》
 小西和子57 社現《1》
 刈屋秀俊57 社新
 及川敦43 い現《2》
 吉田敬子32 い現《1》
 酒井俊巳62 無新

 定数10に対して、現在14人が立候補を表明している激戦区。民主は再選を目指す達増知事と連携を図ることで、現有4議席を確保したい考え。民主にとって、県都・盛岡での勝敗は、県議会で過半数を取れるかどうかの命運を左右する。

 民主は佐々木、三浦、昨年の補選で当選した高橋の現職3人と、引退する吉田洋治の後継として、同じ補選で落選した連合岩手会長代行の軽石を擁立。

 自民は現職の樋下に加え、共に県議補選に落選した福井、村里を擁立し、3議席獲得を狙う。公明は小野寺、共産は斉藤の現職が必勝を期す。社民は現職の小西のほか、盛岡市議の刈屋を擁立し、2議席獲得を目指す。地域政党いわては、党幹事長で前回トップ当選の及川、補選で当選した吉田で2議席確保を狙う。

 そのほか、前県工業技術センター理事長の酒井が無所属で立候補を表明している。

 【岩手】(定数3=滝沢村、雫石町)
 大宮惇幸63 民現《2》
 喜多正敏64 民現《1》
 柳村岩見64 自現《3》

 3人の現職が出馬を表明しているほか、地域政党いわても候補者の擁立を模索している。

 3選を目指す大宮は地元の雫石を中心に支持拡大を狙う。喜多は知事選との連動による知名度アップを目指し、地盤の滝沢村を中心に支持を訴える。自民の1議席死守を目指す柳村は、組織の引き締めを図り、保守票固めに余念がない。

 【紫波】(定数2=紫波町、矢巾町)

 高橋 昌造65 民現《1》

 熊谷  泉63 自現《1》

 再選を目指す高橋、熊谷のほか、民主が議席独占を狙って、新人候補の擁立を模索しており、選挙戦になる可能性も十分ある。

 高橋は、初当選以降、地盤である矢巾町を中心に支持拡大を進めてきた。一方、熊谷は地元の紫波町を中心に保守層の引き締めを図る。複数区に2人以上の擁立を目指す民主は、紫波町を地盤とする新人の擁立を目指しており、動向が注目される。

(2011年1月23日 読売新聞)

1534チバQ:2011/03/04(金) 22:41:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1295652638481_02/news/20110124-OYT8T00697.htm
〈4〉奥州民主独占うかがう
 【花巻】(定数4=花巻市)
 佐々木順一58 民現《3》
 小田島峰雄60 民現《2》
 木村幸弘51 社現《1》
 高橋博之36 い現《2》
 名須川晋42 無新

 現職4人全員が出馬を予定するほか、今年に入って民主の推薦予定で新人が立候補を表明。自民も議席奪還を目指し、擁立作業を進めている。

 前回、議席を減らした民主は、現有2議席を確保し、さらなる上積みを狙う。県連幹事長の佐々木は石鳥谷・大迫地区、小田島は東和地区の支持基盤を着実に固める。

 花巻市議の名須川は、民主の推薦を受ける予定のほか、小沢一郎花巻後援会が支援する。

 前回、8年ぶりに議席を獲得した社民は、木村が議席の死守を目指す。地域政党いわての高橋は、前回、無所属ながら、2位に約5000票の大差をつけて当選。街頭演説や集会を通じて支持拡大を図る。

 【北上】(定数4=北上市、西和賀町)
 関根敏伸55 民現《2》
 高橋元58 民現《1》
 久保孝喜57 社現《1》
 司東道雄44 い新

 現職は民主2人と社民1人が立候補を表明。自民は5期務めて引退する菊池勲の後継選びを急いでいる。民主が3人目の候補を擁立するかも焦点だ。

 3選を目指す関根は、北上市中心部と小沢一郎後援会北上支部の組織が軸。高橋は労組の支持を受け、旧和賀町を中心に支持拡大を図る。

 前回トップ当選の久保は、いち早く出馬を表明し、支持者回りや県政報告会で党支持層をまとめる。司東は北上市議1期目での挑戦。NPO活動での人脈を生かし、若者・女性層の取り込みを狙う。

 【一関】(定数5=一関市、平泉町、藤沢町)
 岩渕誠40 民現《1》
 神崎浩之49 自新
 高田一郎51 共新
 飯沢匡49 い現《3》

 定数5に現在、4人が出馬表明しているが、ともに現職の千葉康一郎(民主)、阿部富雄(無所属)が態度を保留しており、情勢は流動的だ。

 現有議席3の確保を狙う民主党だが、引退表明した佐々木一栄の後任候補も決まっていない。現時点で出馬表明したのは、再選を目指す岩渕1人のみで、急ピッチで擁立作業を進める。前回、議席を失った自民は、一関市議の神崎に一本化し、議席奪還を目指す。共産は前回200票差で敗れた高田が再挑戦し、県内2議席目をうかがう。

 地域政党いわては、飯沢が地盤の旧大東町、旧東山町以外の支持拡大を進めており、前回同様トップ当選を狙う。(おわり)

(2011年1月24日 読売新聞)

1535チバQ:2011/03/04(金) 22:44:05
http://www.iwate-np.co.jp/senkyo/2011/03/1103011.html
66人、少数激戦の様相 県議選告示まで1カ月

--------------------------------------------------------------------------------
 
 県議選(定数48)は、4月1日の告示まで1カ月と迫った。2月28日現在、現職39人、新人26人、元職1人の計66人が立候補を予定。前回2007年の候補者数75人を下回る見込みだ。14人が出馬予定で各党・政治団体が激突する盛岡(定数10)、民主と自民の対決構図の宮古・下閉伊(同3)、民主が議席独占を狙う奥州(同5)などは注目選挙区。国政が混迷を深める中、民主の過半数確保なるかが焦点となり、各選挙区で激戦の様相だ。

 次期県議選の定数は48で前回と変わらないが、宮古(定数2)と下閉伊(同1)が一つの選挙区(同3)となり、1選挙区減の16選挙区で争われる。

 現職47人(欠員1)のうち39人が出馬表明。これに対し元職は1人で新人26人が挑戦する。男性は59人、女性7人。

 県議選立候補者数は1999年87人、03年80人、07年75人と減少傾向にあり、今回は前回より9人減の少数激戦となりそうだ。

 政党別にみると、県議会最大会派の民主(現有議席24人)は公認30人、推薦1人と前回32人にほぼ並び、全選挙区で擁立。知事選の党推薦候補や連合岩手とも連携し、過半数確保に向け態勢構築を急ぐ。

 自民(同11人)は公認13人、推薦2人で11選挙区に15人が出馬表明。前回の19人を下回り、定数の過半数に達していない。盛岡と宮古・下閉伊選挙区は推薦を含め3人を擁立。民主の過半数阻止に向け全力を挙げる。

 公明(同1人)は盛岡選挙区で現有議席維持を掲げ、共産(同1人)は盛岡に現職、奥州、一関選挙区に新人を擁立し、複数議席獲得を期す。社民(同3人)は現職3人に加え盛岡選挙区に新人を立てた。

 地域政党いわて(同6人)は現職に加え、岩手、北上両選挙区で新人を擁立する方針。政党の公認、推薦を受けない無所属候補は4人。

 選挙区別では盛岡で各政党・政治団体、無所属がしのぎを削っており、まだ出馬を模索する動きもある。

 北上(定数4)は現職3人に新人3人が挑む混戦模様。現職3人が勇退する一関(同5)は民主、自民、共産、地域政党いわての争い。久慈(同2)は8年ぶりの選挙戦となる見通しで、宮古・下閉伊は定数3に5人がひしめく。

 奥州は民主が定数5独占なるか。陸前高田は新人同士の一騎打ちが見込まれる。大船渡、九戸(同1)、釜石、紫波(同2)は無風となる可能性が高い。

 県議選は知事選(3月24日告示)と同じ4月10日に投開票が行われる。

(2011.3.1)

1536チバQ:2011/03/04(金) 22:46:33
http://mainichi.jp/area/akita/news/20110303ddlk05010025000c.html
統一地方選:’11年あきた 県議選、65人が立候補予定 見えにくい争点 /秋田
 ◇4月1日告示
 統一地方選で実施される県議選の告示(4月1日)まで1カ月を切った。立候補予定者の顔ぶれがほぼ固まり、これまでのところ14選挙区45議席に65人が立候補を表明。ただ佐竹敬久知事の県政運営をめぐる具体的な争点は浮上しておらず、政策面の違いが見えにくい選挙戦となる可能性が高い。【野原寛史】

 立候補予定者の内訳は、現職41人▽元職2人▽新人22人。県議を辞して衆院選に民主党比例東北ブロックから立候補し当選した高松和夫衆院議員の1議席が欠員となっている。

 現職の引退は、大仙市仙北郡の佐々木長秀氏(62)=社民党・7期目=と能代市山本郡の金谷信栄氏(70)=自民党・3期目、秋田市の鈴木孝雄氏(66)=県民の声・1期目=の3人で前回の9人より大幅に減る。現職のほとんどが再選を目指す中で、各選挙区の新人や元職がその“壁”をいかに突き崩すかという選挙戦になりそうだ。

 秋田市では、定数13に対し現職11人、新人7人が立候補を予定。現職は当選1、2回が9人を占める。新人は市議からの転身や元参院議員の挑戦もあり、激戦が予想される。

 能代市山本郡は定数4を現職3、元職と新人4の7人で争うことになりそう。1人区に現新3氏が名乗りを上げた男鹿市も激烈な選挙戦が展開される見込みとなっている。

 一方で、大館市(定数3)と潟上市、にかほ市、仙北市(いずれも定数1)では現職以外に出馬表明がなく、無投票再選となる可能性が高い。

    ◆

 党派は、自民党27人(うち現職26人)▽民主党7人(同1人)▽社民党3人(同2人)▽共産党2人(同1人)▽みんなの党2人(同0人)▽公明党1人(同1人)▽国民新党1人(同1人)▽無所属22人(同9人)。

 前回の選挙戦では、寺田典城前知事(現参院議員)が打ち出した子育て新税などが争点となり、寺田県政への賛否が対立軸となった。だが今回は大きな争点がなく、現職の一人は「前回と比べて他の立候補予定者の動きも有権者の反応も鈍いように感じる」と漏らす。

 その中で、焦点の一つは現在27議席の自民党が勢力を保てるか。今回は潟上市以外の全選挙区に現職候補が立候補し、さらに大仙市仙北郡で新人1人を公認した。

 国政与党の民主党は現職1人に加え新人6人を公認。ただ県連は09年の知事選で佐竹知事の対立候補を支援したが、今回政策面では明確な「反佐竹」の旗を掲げていない。

 社民党は現有の維持、共産党は1議席増を図り、寺田参院議員が所属するみんなの党は新人2人を公認。公明党、国民新党は現職1人の再選を目指す。

1537チバQ:2011/03/04(金) 22:49:46
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001102210007
県議選(1)/民主、4選挙区で新顔参戦
2011年02月21日

 4月1日の県議選告示まで1カ月余りとなった。立候補予定者の顔ぶれが固まりつつある県内23選挙区(定数61)の構図を、5回に分けて報告する。


 政権交代後、初の県議選にのぞむ民主党。逆風下で当初予定していた候補者数を確保できていないが、公認した新顔を4選挙区にたてる。


 ◆遠田


 定数1で、自民現職に民主新顔が挑む。


 民主の大友新は、定数1の選挙区で唯一の民主候補となりそうだ。この地域を選挙区とする衆院議員・安住淳の後援会を足がかりに支持拡大を狙う。「介護施設で働く職員の待遇改善で若者に就労の場をつくる」と訴えている。


 自民の中村功は農業振興を中心に訴える。「農商工一体の産業振興」を強調し、民主の挑戦には「遠田の未来づくりに取り組むので、党の問題ではない」という。


 ◆角田・伊具


 前回県議選で角田・伊具の両選挙区が合区。定数2で、丸森町を地盤にする寺島英毅と、角田市を地盤にする長谷川洋一の2人をたてる自民に対し、民主は新顔の武田曉(あきら)が挑む。


 武田は角田市出身。地元3区選出衆院議員の橋本清仁の秘書から立候補する。すでに1月に事務所開きを終えた。陣営は「細かくあいさつ回りをして、地道に顔と名前を売り込んでいる」という。


 寺島は自民公認で、県の保健福祉部長や農政部長を歴任した。長谷川は自民推薦。元角田市職員で、無所属で立候補した03年に自民現職を破り、07年も無所属で自民新顔らとの争いを勝ち抜いた。


 ◆塩釜


 定数2で、自民現職2人に民主新顔が挑む。共産も候補擁立を検討している。


 民主は衆院議員・石山敬貴の秘書だった阿部真喜を擁立する。街頭活動で25歳の若さをアピールしながら、無党派層への浸透を図る。


 自民は03年、07年ともにトップ当選した佐藤光樹と、5期目を目指す柏佑整(すけ・なり)が立候補し、2議席維持を目指す。知事の村井嘉浩とのパイプを強調し、支持拡大を図る。2月下旬から3月初めに事務所開きをして、臨戦態勢に入る。


 ◆黒川


 現職2人を自民が占めるなか、民主新顔が挑む。


 民主の作並(さくなみ)ゆきのは、大衡村議からの転身を図る。00年の衆院選では宮城4区から立候補し、落選した。その後は参院議員の岡崎トミ子の秘書を務めた。農業と観光から地域活性化を訴える。


 自民の藤倉知格は大和町出身で、今は富谷町も地盤にしている。3期目を目指す中山
耕一は、前回から自民公認。富谷町内に事務所を開いた。(敬称略)


【遠田】涌谷町、美里町(定数1)
大友新 32 介護会社長 民新
中村功 60 農業 自現(4)


【角田・伊具】角田市、丸森町(定数2)
武田曉 36 衆院議員秘書 民新
寺島英毅 70 〈元〉県部長 自現(3)
長谷川洋一 57 〈元〉角田市職員 無現(2)


【塩釜】塩釜市(定数2)
阿部真喜 25 〈元〉衆院議員秘書 民新
柏佑整 63 〈元〉衆院議員秘書 自現(4)
佐藤光樹 43 〈元〉参院議員秘書 自現(2)


【黒川】大和町、大郷町、富谷町、大衡村(定数2)
作並ゆきの 45 大衡村議 民新
藤倉知格 56 〈元〉衆院議員秘書 自現(5)
中山耕一 54 〈元〉富谷町職員 自現(2)

1538チバQ:2011/03/04(金) 22:50:54
2が見つからず
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001102240006
県議選(3)/ 無党派層、浮枕のカギ
2011年02月25日

仙台市内の選挙区は、民主・自民以外の「第3極」の動きが活発化している。


 ◆青葉


 定数7を9人で争う見通し。20万人を超える県内最多の有権者を抱え、無党派層の取り組みが課題となる。


 初参戦のみんなは、元社会保険庁職員の熊谷敏彦が活発な街頭演説を展開。共産は遠藤いく子が支持拡大を目指す。無所属の吉川寛康は東北電力労組の支援を受け、無所属で前回トップ当選の菅間進はこまめな運動を繰り広げる。公明は党県本部代表の石橋信勝が支持層を固める。


 民主は2人をたてる。菅原敏秋は市議時代の人脈をいかし、遊佐美由紀は女性の支援拡大を目指す。自民も2人を擁立。元議長の相沢光哉が商工関係者に支持拡大を図り、前回落選の中沢幸男は後援会を中心に活動を広げる。


 ◆若林


 定数3に6人が挑む激戦区。みんなの菊地幸郎は16日に公認が決まり、今月から活動を本格化させる。無党派層を取り込みたい考えだ。共産は新顔で仙台市議の福島一恵を擁立。ミニ集会を小まめに開いている。6選を狙う社民の本多祐一朗は労組の支援を受け、10人規模の座談会や支持者回りで浸透を図る。


 民主推薦の新顔・小野友紀子は年明けから支援者回りを始めた。自民現職は動きが早い。5選を目指す千葉達は昨秋から街頭あいさつを始め、再選を期す細川雄一は昨夏から各地で座談会を開いてきた。


 ◆太白


 定数5に対し、前回も立候補した社民や共産、公明などの6人が争う見通し。
 前回、48票差で4選を逃した社民の岸田清実はこの4年間、議会が終わるたびに1500〜2千回、県政報告を開催。共産の横田有史と公明の小野寺初正はともに5選を狙い、支持層固めを進める。


 民主は前回県議選で唯一、2万票を集めた藤原範典が労組票などを固めて5選を目指す。自民は菊地浩と佐々木幸士が2議席の確保を目指す。


 ◆宮城野


 定数4で、新顔はみんなと無所属が準備を進める。みんなの堀内周光は、前回トップ当選で次期総選挙に立候補を予定する菊地文博の後継をアピール。無所属の目黒政市は補選を含め県議選4度目の挑戦となる。公明の庄子賢一は介護施設の整備や雇用対策を訴える。


 6選を目指す民主の坂下康子は、1月から地元選出衆院議員の斎藤恭紀とミニ集会を繰り返す。自民の石川光次郎は、県議時代にここを選挙区とした知事・村井嘉浩の後継として3選を狙う。さらに、無所属の別の1人も立候補を模索する。(敬称略)



【青葉】仙台市青葉区(定数7)


遊佐美由紀 47 〈元〉アナウンサー 民現(4)
菅原敏秋 62 党県幹事長代理 民現(1)
相沢光哉 72 すし店経営 自現(5)
中沢幸男 70 〈元〉仙台市議 自元(6)
石橋信勝 65 党県代表 公現(5)
遠藤いく子 62 党中央委員 共現(1)
菅間進 60 〈元〉仙台市議 無現(5)
吉川寛康 41 東北電力社員 無現(1)
熊谷敏彦 31 〈元〉社保庁職員 み新



【若林】仙台市若林区(定数3)


千葉達 65 〈元〉衆院議員秘書 自現(4)
細川雄一 43 学校法人理事 自現(1)
福島一恵 50 仙台市議 共新
本多祐一朗 55 党県政審委員長 社現(5)
菊地幸郎 50 介護福祉会社長 み新
小野友紀子 30 営業代行会社長 無新



【太白】仙台市太白区(定数5)


藤原範典 64 党県選対役員 民現(4)
菊地浩 69 〈元〉大学教授 自現(5)
佐々木幸士 38 〈元〉衆院議員秘書 自現(1)
小野寺初正 61 党県副代表 公現(4)
横田有史 66 党県副委員長 共現(4)
岸田清実 56 党県幹事長 社元(3)



【宮城野】仙台市宮城野区(定数4)


坂下康子 51 行政書士 民現(5)
石川光次郎 43 〈元〉衆院議員秘書 自現(2)
庄子賢一 48 党県副幹事長 公現(2)
堀内周光 34 住設機器会社長 み新
目黒政市 56 〈元〉県議秘書 無新

1539チバQ:2011/03/04(金) 22:52:33
4も見つからず
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000631102270001
県議選(5)/合併、「票読めぬ」激戦区も
2011年02月27日

 「平成の大合併」で、県内には九つの新しい市町ができた。今回も旧自治体を地盤とした争いが続く。



 ◆登米


 定数3に5人が立候補する。このうち、自民現職の熊谷盛広は旧津山町長で、同じく自民現職の只野九十九は旧豊里町長。いずれも、それぞれの地盤を中心に市全域への浸透を図る。


 民主推薦の袋正は「農商工連携による産業と雇用の創出」を訴える。ほかの無所属の2人は今年に入って立候補の意思を表明。旧南方町議で新顔の高橋理茂は「無投票はいけない」と述べ、元職の渡辺忠悦は医療や福祉の充実を唱える。



 ◆大崎


 定数4で、大崎市になるまでの旧市町を地盤とする現職4人が立つ予定だ。


 自民は3人が立候補する。4選を目指す自民の佐々木征治は旧志田郡、3選が目標の中島源陽は旧玉造郡、再選に挑む菊地恵一は旧古川市と地域をすみわけている。5選を目指す社民の岩渕義教は、有権者の多い旧古川市に強い。共産は「必ず出す」(党北部地区委員会)方針だ。



 ◆東松島


 定数1で、5選を目指す自民現職の渥美巌が名乗りを上げている。東松島市となった旧矢本町と旧鳴瀬町は05年まで、他の町と合わせて旧桃生選挙区だった。渥美は東松島市域がもともとの地盤。他に立候補に向けた動きは表面化していない。



 ◆石巻・牡鹿


 前回、定数が一つ減って5となった。現職5人と返り咲きを目指す元職1人が争う。


 民主は現職2人で、坂下賢が旧桃生選挙区、加賀剛が旧石巻市を地盤とする。自民は3人を擁立し、現職の佐々木喜蔵が旧石巻市、現職の須田善明は旧牡鹿選挙区、元職の池田憲彦が旧桃生選挙区を中心に支持を広げる。無所属の現職、本木忠一は旧石巻市で支持者が多い。


 旧石巻市の有権者は他の地域よりも4万人以上多いが、前回県議選で旧市を地盤とする3人の得票は旧郡部の3人より約2500票少なかった。ある陣営は「票が読めない」と戸惑う。



 ◆気仙沼・本吉


 今回から定数2の気仙沼と定数1の本吉が合区となり、定数3となった。


 本吉は前回まで4回連続無投票で、本吉を地盤とする自民の高橋長偉の陣営は「20年間選挙をしていないので後援会の引き締めから始める」と必死だ。民主の内海太の陣営は「選挙区の面積がほぼ倍になり大変」。自民の畠山和純は今月末に事務所を構える予定。現職3人にみんなの新顔、境恒春が挑む。(敬称略)



【登米】登米市(定数3)
熊谷盛広 59 〈元〉津山町長 自現(1)
只野九十九 62 〈元〉豊里町長 自現(1)
袋正 61 農業 無現(4)
渡辺忠悦 61 障害者福祉社長 無元(1)
高橋理茂 60 〈元〉南方町議 無新


【大崎】大崎市(定数4)
佐々木征治 67 〈元〉鹿島台町助役 自現(3)
中島源陽 48 農業 自現(2)
菊地恵一 52 〈元〉大崎市議 自現(1)
岩渕義教 61 党県副代表 社現(4)


【東松島】東松島市(定数1)
渥美巌 63 行政書士 自現(4)


【石巻・牡鹿】石巻市、女川町(定数5)
坂下賢 49 〈元〉県議秘書 民現(3)
加賀剛 58 〈元〉石巻市議 民現(3)
佐々木喜蔵 62 食堂経営 自現(4)
須田善明 38 党県幹事長 自現(3)
池田憲彦 57 タクシー会社長 自元(3)
本木忠一 53 〈元〉石巻市議 無現(2)


【気仙沼・本吉】気仙沼市(定数3)
内海太 63 〈元〉気仙沼市議 民現(5)
高橋長偉 69 電子部品会社長 自現(5)
畠山和純 64 県議長 自現(4)
境恒春 31 福祉NPO役員 み新

1540チバQ:2011/03/04(金) 22:53:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1296570524985_02/news/20110201-OYT8T01185.htm
決戦の思惑 2011統一選 一覧

民主に逆風





 1月12日夜、一風変わった名前の会が、東京・赤坂の居酒屋で開かれた。

 「セブンティーズの会」

 集まったのは、1970年代生まれを中心とする民主党若手国会議員ら約30人。ともに県連副代表で衆院議員の橋本清仁、斎藤恭紀の2人も輪に加わっていた。

 ゲストは直前に行われた茨城県議選と東京都西東京市議選で落選した党公認の元候補者たち。「民主党という名前は票が減るだけ」「得票は前回選挙の半分になった」。党への逆風を自ら感じた体験談に、酒を飲む手は止まり、場は静まりかえった。

 元候補者らは口をそろえ、「感触は悪くなかった」とも振り返った。それでも惨敗した結果に、橋本と斎藤は危機感を抱いた。

 「このままで、根強い支持者以外の無党派層に訴えは届くのか。4月の統一地方選もドミノ倒しのように、同じ結果になるのでは」

 1週間後、2人の不安を増幅させるような出来事が起きた。

 「推薦を返上したい」

 大崎市の同党議員の事務所で、4月の県議選で多賀城・七ヶ浜選挙区から出馬予定の新人の遠藤久和が、県連幹部に自らの意思を伝えた。秋田や東京などで相次ぐ、候補予定者による同党への公認・推薦の辞退が県内でも起きた。

 直前に、遠藤は「消費税率引き上げ論議など、党本部内の意見は三者三様。地方で有権者への説明に困る」との不満を県連代表の今野東にぶつけていた。今野の返答は「丁寧に説明してください」というばかり。「自分の考えと、党の施策が変わってきた」と遠藤は、推薦辞退を決めた。

 今野は1月22日、仙台市で開かれた幹事会で、県議選候補者2人の推薦を発表した後、「候補者擁立は(これで)一つの区切りとなる。今後は、候補者の当選に向けて、選挙体制を作っていく」と表明した。これまで掲げてきた全選挙区への候補者擁立を断念した発言だった。

 県連は統一選に向け、政治スクールを開き、新人発掘を図って全選挙区への候補擁立を目指してきた。将来の国政選挙で風に左右されずに戦えるように、地方組織を強化したい思惑だった。結局、県議選の公認・推薦候補者は16人。支持の候補者を含めても全23選挙区中8選挙区が空白区として残った。

 ある県連幹部は、新人候補の擁立に積極的に動かなかったことを認めた。「逆風の中で新人擁立はリスクが高い。現職当選を第一に考え、今回は守りに入った」

 逆風を真っ向から受けながら、民主党の看板を、あえて高く掲げる候補もいる。

 「民主党と聞いて、嫌な思いをする人はいるが、お世話になった党を裏切れない」

 県議選角田・伊具選挙区に党公認で立候補する予定の新人、武田曉は1月15日、角田市での事務所開きで力説した。1軒1軒あいさつに歩く武田の顔には、冷たい風が吹き付けている。

(敬称略)

(2011年2月1日 読売新聞)

1541チバQ:2011/03/04(金) 22:54:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1296570524985_02/news/20110201-OYT8T01195.htm
決戦の思惑 2011統一選 一覧

揺れる団体

 仙台市内で1月5日に開かれた連合宮城の新年交歓会。あいさつが一段落すると、会場の隅にいた2人の男が、おもむろに携帯電話を取りだした。

 「携帯の番号を交換しましょう」

 「これから、よろしく」

 2人は、連合宮城会長の山崎透と、昨年11月に民主党県連代表に就いた参院議員の今野東。2人は終始、なごやかに談笑する。

 民主党最大の支持団体、連合。その県組織である連合宮城は加盟労組466、組合員数7万8773人を誇る。昨年末までに、民主、社民両党公認候補を中心に、4月の統一地方選で県議選で18人、仙台市議選21人を含む43人の推薦を決めている。

 山崎は新年のあいさつで「推薦候補全員の当選を目指し、全力で取り組む」と述べ、民主党を支える姿勢を強調したが、「なかなか、党の一体感が見えない。政権を取って良かったと思われる政権運営を」とクギをさすのも忘れなかった。

 2009年夏の政権交代から1年5か月。県内の団体の中には、自民党に回帰する動きも出始めた。

 昨年12月13日、自民党県連会長の小野寺五典は仙台市内で、県医師会会長の伊東潤造と向き合っていた。

 「民主党政権に期待した部分もあったが、期待と違う部分もある」

 伊東は、民主党政権の金看板である「事業仕分け」で、医師国保組合に対する補助金を「廃止」と判定したことなどを疑問視した。

 長く自民党の有力支持団体だった日本医師会。政権交代を機に、自民党の職域支部「県医療会支部」は、党費の支払いを見合わせた。県医師会は、自民党県連から見れば、「政権交代で民主党に近づいた存在」だった。

 しかし、同支部は昨年末、2010年分の党費を支払った。同党県連幹部は「医師会が戻ってきたのは、大きい」と一安心する。

 「政治家のパーティー券を、趣味で買っているわけじゃない」。苦々しく語るのは、県建設業協会会長の佐藤博俊だ。

 建設業協会加盟企業の社員でつくる自民党の職域支部「県地域振興支部」は現在、459人。02年のピーク時(約3000人)から比べると、6分の1弱に落ち込んだ。

 大きな原因は、建設業全体の先細りだ。民主党が掲げた「コンクリートから人へ」のスローガンに伴い、県内の公共事業はさらに減る。「自民党の応援団」を自称するが、佐藤は悔しさをにじませて、つぶやく。

 「建設業者は災害や雪かきで、いざという時に真面目に働くのに、最近、『建設業のため』と言う政治家が減った。建設業を理解してくれる人を推したいだけだ。本当は『自民だ』『民主だ』ではないんだ」(敬称略)

(2011年2月2日 読売新聞)

1542チバQ:2011/03/04(金) 22:55:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1296570524985_02/news/20110203-OYT8T00104.htm
決戦の思惑 2011統一選 一覧
知事と仙台市長

 「いつも笑顔がすてきな宮城県知事の村井です」

 1月22日、角田市で開かれた自民党会派の県議の会合。知事の村井は独特の言い回しで、聴衆の心を見事につかみ、会場は一瞬で大きな笑いに包まれた。

 だが、演説の最終盤。冗談を飛ばした時とうってかわって、村井はキッと表情を引き締めた。

 「(自民系候補が)勝たなければ、私の所に皆さんの声は届きません。自民党、公明党以外の人は、知事室でお茶っこ飲みながら、私と話はできません」

 演説後、「知事は忙しいでしょうから」と退席を促されても、村井は残り、終了後には参加者との握手にも丁寧に応じた。


 村井のスタンスは明確だ。村井県政を支える与党会派への支援を明言する。

 2009年の知事選で再選した村井は、「富県宮城」を掲げ、トヨタ自動車の車両組み立て子会社の誘致に成功するなど成果も挙げ、幅広い支持を集める。与党議員からは応援要請が相次ぎ、「知事が選挙で使った名刺は常に持ち歩き、拝んでいる」(角田市議会議長の玉手安博)というほどだ。

 自民党県議出身の「政治家」村井と比べて、対照的なのが、同じく市議の改選を迎える仙台市長の奥山恵美子だ。

 「当選することで奥山市政の発展にもつながる」

 1月30日に仙台市内で開かれた市議の新年会。奥山は、無難にあいさつを終えて乾杯すると、足早に会場を後にした。

 09年に初当選した奥山は市職員出身。パフォーマンスも辞さない村井と比べて、「応援してくれた人から、要請があれば応援に行く」と、消極的にも見えるが、本人は意に介さない。

 「場の盛り上げ役みたいなもの。刺し身のツマまでいかないけど、『にぎやかし』というか華やぐでしょ」

 奥山の慎重姿勢の背景には、市長選で政党対決を避けた結果、与野党相乗りの支援を受けた経緯もある。「いくつもの政党から支援を受けた以上、偏った行動はできない」(市幹部)との指摘だ。

 一方、与党会派と協調路線を歩む村井にとって、統一選後の議会が同じように順風満帆とは限らない。条例制定の検討を表明した性犯罪前歴者らへのGPS(全地球測位システム)義務づけは、その一例だ。

 条例案が県議会に提出されても、自民党内は現時点で一枚岩とは言えず、議会対策は難航が予想される。ある自民党県議は「選挙で知事の応援をもらえば反対はできない」とつぶやく。「議会は何も文句を言えず、村井の独走を許している」と反発する県議もいる。

 2人の行動には、選挙後の議会対策という思惑が見え隠れする。

(敬称略)

(2011年2月3日 読売新聞)

1543チバQ:2011/03/04(金) 22:56:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1296570524985_02/news/20110203-OYT8T01196.htm
新人候補

 統一地方選で選挙に初めて挑む新人候補がいる。雇用不安の中、仕事を手放してまで目指す議員バッジ。何がきっかけだったのか。

 小さな店が並ぶ商店街で、コンビニエンスストアを経営する両親の元に生まれた庄司あかり(25)は2008年、みずほ銀行に入行した。職場は希望通り中小企業の融資担当だった。

 だが、08年9月のリーマンショックは、中小企業の仕事を奪った。政府は09年11月末、中小企業向け融資の返済猶予を受けやすくする金融円滑化法を成立させたが、取引先の中小企業経営者からの一言にショックを受けた。

 「法律ができる前に景気対策をしてもらいたかった」

 「政治の責任」と強く感じた時、地元からくら替えする現職議員の後継に、と声がかかった。

 「高校の同級生との女子会が楽しい」という今どきの若者。街頭に立てば今もガチガチに緊張するが、「言いたいことを自分の言葉で伝えられる。自分らしく生きている実感がある」と語った時、キラキラと目を輝かせ声を弾ませた。

     ◎

 熊谷敏彦(31)は社会保険庁職員からの転身だ。

 08年夏、勤務時間後の夕方に開かれた説明会で、「皆さんが勤めている社会保険庁はなくなります」と上司から職場が消える事実を知らされた。報道が先行しており、驚きはなかった。

 09年末に解体されるまで、社会保険庁に5年弱勤務した。当時、景気低迷や雇用悪化を肌で感じる機会が多かった。失業による保険料の免除申請や、「国民年金を払えない」という電話も受けた。

 子どものころから正義感が強く、世の中の理不尽に、自分で出来ることはないかと感じることも多かった。

 就職浪人も経験した。実体験から、雇用は「人が人として生きるために最も大事」と感じる。安心して定年まで働く環境を作ることは、政治の課題と感じた。職場を失ったのを機に故郷で地方議員を目指す。

 「社保庁解体は、僕の迷いを吹っ切ってくれた」

     ◎

 氷点下に達する早朝の厳しい冷え込みの中、スーツ姿の渡辺博史(40)は午前6時半から、JR駅前で頭を下げ続ける。

 都内の私立高校の社会科教員だった。「生徒に『何でも一番になれ』と言ってきた」から駅前の辻立ちは1並びの1月11日に始めた。

 きっかけは生徒の言葉だ。

 「日本って元気ないよね」

 ディベートの授業で出た言葉だった。政治の混迷、経済の停滞、若者が今の世の中に失望するのも分かる。親類に地方政治家がおり、いつか自分もと思っていた。血が騒ぎ、故郷の地で立候補を決意した。

 結婚やマイホーム購入のための預金は「どうも必要なさそう」と感じ、選挙資金に回す。支援者からの指摘で、髪を短く切り、服装にも気を使う。

 「教師時代は教える立場だったが、今はとても新鮮な『学び』の日々です」(敬称略)

(2011年2月4日 読売新聞)

1544チバQ:2011/03/04(金) 22:56:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1296570524985_02/news/20110205-OYT8T00124.htm
見据える衆院選
会合回り なりふり構わず

 1月23日午後、仙台市内で開かれた会合で、民主党衆院議員の斎藤恭紀(宮城2区)は、横に座る仙台市議選の候補予定者の支持を訴えた。

 「ぜひ、トップ当選させてください」

 斎藤が1月に出席した新年会は66回。1日平均2回強で、「肝臓がおかしくなりそう」と苦笑いするが、有権者の声は笑って済ませられないものばかりだ。

 この日も、参加者から「このままでは民主党政権はもたない。統一選は歴史に残る大惨敗になる」と厳しい声が上がった。その声に呼応するように、斎藤は菅政権への批判も辞さない。

 「鼻血が出るまで徹底的に無駄を削減する。それをやらないで、なぜ今、消費税なんですか」

 この時期、斎藤ら衆院議員にとって、解散総選挙を見据えた思惑もある。4月の統一地方選で民主党が苦戦すれば、解散の引き金を引きかねない。街頭演説や国政報告会をこまめにこなす斎藤は「日々これ決戦」と力を込める。

 2009年の衆院選では、県内6選挙区のうち民主党が5議席を奪った。落選した自民党前議員は、失地奪還の機会をうかがう。

 3区で民主党候補に敗れた西村明宏。多い時は1日30件も会合の案内が来る。議員報酬が途絶え、秘書1人を雇うのがやっとで、妻と2人で手分けして、会合を回り続ける。

 1月29日の夕方から夜は、名取市、岩沼市、柴田町の会合をはしごした。あいさつでは、民主党政権を攻めあぐねている自民党に愚痴も出る。

 「徹底的に戦わないといけないのに、自民党もお行儀良すぎる」

 端から見れば「なりふり構わぬ振る舞い」も見せる。柴田町で開かれた支持者の還暦を祝う会では、「七福神」を装い、赤い帽子とチャンチャンコ姿で登場。おどけながら打ち出の小づちを振り、参加者が沸き立つ会場を回った。「解散時期は首相の頭の中。いつ選挙があってもいいように、休まず回るだけ」

 4区の自民党前衆院議員、伊藤信太郎は1月30日、色麻町で開かれた会合で、自らの胸の内を吐き出した。

 「政権交代から1年5か月の間、朝起きるたび、いつも考える。なぜ前回の選挙で負けたのか」

 元衆院議長の父宗一郎の地盤を継ぎ、麻生内閣では外務副大臣を務めた。前回衆院選で逆風にさらされ、民主党新人に2万7000票差で敗れた。

 会場の外は雪。しんと静まりかえった中、伊藤は沈痛な面持ちで支持者に語りかける。「まだまだ未熟で力は足りないが、もう一度国政で働かせて頂きたい」

 統一選を前に、解散総選挙をにらんだ動きも加速している。(敬称略、おわり)

     ◇

 この連載は、橋本潤也、米山粛彦、江沢岳史、林理恵、佐脇俊之が担当しました。

(2011年2月5日 読売新聞)

1545チバQ:2011/03/04(金) 23:01:38
>>1499
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110302t11028.htm
高橋氏、民主に離党届 みんなの党へ公認申請 登米選挙区
 宮城県議選(4月1日告示、10日投票)登米選挙区(定数3)に立候補予定の新人で、元民主党県第6区総支部副総支部長の高橋理茂氏(60)が同総支部に離党届を提出し、みんなの党県支部に公認申請したことが1日、分かった。
 高橋氏は取材に対し「民主党は自分の働ける場ではなくなった」と離党理由を説明。みんなの党については「渡辺喜美代表からは公約を守り通す決意を感じる」と話した。
 民主党第6区総支部は離党届を受理する方針。
 高橋氏は1月、6区総支部に公認申請をしたが、5選を狙う無所属現職の袋正氏(61)の推薦を理由に却下され、「『定数3以上の選挙区は候補者を複数擁立する』との党本部の方針に反している」と抗議していた。
 登米選挙区には、ともに再選を狙う自民党現職の熊谷盛広氏(59)と只野九十九氏(62)、無所属元議員の渡辺忠悦氏(61)の3人も立候補の意思を表明している。


2011年03月02日水曜日

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110303_01.htm
佐々木氏が出馬の意向 宮城野選挙区
 統一地方選で行われる県議選(4月1日告示、10日投票)宮城野選挙区(定数4)で、元県議秘書の佐々木秀之氏(36)は2日、河北新報社の取材に対し、無所属で立候補する意思を表明した。
 佐々木氏は「地方議会は政党同士が争う場ではない。完全無所属、利害関係のない政治家だからこそできる議会改革、地域社会の活性化などに取り組みたい」と語った。
 佐々木氏は仙台市出身。岩手大卒、東北学院大大学院経済学研究科修了。会社員を経て、1999年から6年間、宮城野区選出の元県議、菊地文博氏の秘書を務めた。
 菊地氏は2010年の参院選立候補に伴い県議を辞職。現在みんなの党県支部長を務め、県議選の後継に党新人の堀内周光氏(34)を擁立する。
 同選挙区には、6選を目指す民主党現職の坂下康子氏(52)、ともに3選を狙う自民党現職の石川光次郎氏(43)、公明党現職の庄子賢一氏(48)、無所属新人の目黒政市氏(56)も立候補の意思を表明している。


2011年03月03日木曜日

1546チバQ:2011/03/04(金) 23:02:48
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110304_02.htm
自民元衆院議員が攻勢 党候補と連携、解散勝ち取れ
 統一地方選で行われる県議選、仙台市議選(4月1日告示、10日投票)の前哨戦で、09年衆院選で落選した自民党元衆院議員が党候補の応援に奔走している。2011年度予算関連法案をめぐり政局は緊迫し、菅政権の支持率は超低空飛行。統一選の結果次第では衆院解散・総選挙が近づく可能性がある。元議員たちは、春の戦いに捲土(けんど)重来を懸けている。
 宮城1区に立候補予定の土井亨氏(52)は2月24日、仙台市青葉区のホテルで後援会主催の新春の集いを開いた。
 「民主党マニフェスト(政権公約)を信じてみようと自民党にノーを突き付けたが、期待した日本になっただろうか」。マニフェスト修正を繰り返す菅政権を批判すると大きな拍手が沸いた。
 安倍晋三元首相、町村信孝元官房長官が駆け付け、「政権をだまし取った政党に任せてはおけない。一刻も早く解散を勝ち取る」と力を込めた。
 前回衆院選で土井氏は、民主党の郡和子衆院議員に6万2000票差で大敗。再起を目指して地域回りを続けてきた。
 統一選を控える党県議らを壇上で紹介。「自民党が勝たないと、次の戦いに駒を進められない」と総力戦を強調した。
 「親方の政治生命が危ないから離党騒ぎを起こす。政権維持、権力維持のためなら何でもする政治がまかり通っている」
 宮城3区の元議員西村明宏氏(50)は2月19日、岩沼市の竹駒神社であった後援会主催の新春の集いで、小沢一郎元民主党代表に近い衆院議員16人の会派離脱騒動を批判した。
 ライバルの民主党の橋本清仁衆院議員は小沢氏に近い。これまで3度激突し、前回は2万2000票差で突き放された。小沢氏批判を繰り返し「本物の政治を実現する」と意気込む。
 民主党は県議選で、3区内の2選挙区に新人を擁立した。故三塚博元蔵相の後継で保守本流を自任する西村氏。「良質な保守政治を守り抜く」と党候補の支援に走る。
 宮城4区の元議員伊藤信太郎氏(57)は2月27日、多賀城市であった党県議の事務所開きに駆け付けた。塩釜市の党県議、塩釜市長選に立つ現職も激励。選挙区内を分刻みで回った。
 前回衆院選は民主党の石山敬貴衆院議員に2万7000票差で敗北。父の故宗一郎元衆院議長の時代から守った伝統の議席だった。
 昨年12月、4区全体の連合後援会を設立して組織の修復を図った。支持拡大の拠点となる党県議の議席維持は不可欠だ。
 伊藤氏は2月12日、多賀城市内であった党地元支部の会合で「民主党政権に国民は不安を感じている。早く返り咲き、国民のために尽くしたい」と強調した。


2011年03月04日金曜日

1547チバQ:2011/03/04(金) 23:08:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/feature/fukushim1298907904595_02/news/20110301-OYT8T00054.htm
県議の役割
自民「手応え」・・・「消極」民主

ローカルマニフェスト


自民党が作成したローカルマニフェスト 昨年8月、知事選を控えた民主党県連の常任幹事会で、同党県議の本田朋(36)は一つの提言をした。

 「我々もローカルマニフェスト(地方版公約)をつくるべきではないか」

 本田の頭には、その3か月前、自民党県連が独自にまとめたローカルマニフェストがあった。「県民所得を400万円に」などの数値目標が並ぶ。本田は自身のブログで自民党を「したたかだなぁと感じた」と評価した。

 だが、県連幹部の答えは「我々は知事与党だ。佐藤知事の公約がそのまま我々のマニフェストになる」。

 「地方議会にそぐわない」との声も出た。議会の多数派で内閣をつくる国政と違って、政策の要となる予算編成の権限が知事にあることを理由にしたものだ。別の場では、「民主党は社民党や無所属議員と統一会派を組んでいる。我々だけ突っ走ってマニフェストを作るわけにはいかない」と先輩議員に諭されたこともあったという。

 民主党県連総務会長の宗方保(63)は、「佐藤知事の公約は、民主党とすり合わせてつくっている。知事と対立して変なものをつくるわけにはいかない」と説明する。

◇   ◇

 自民党が県内向けにつくったローカルマニフェストには、公務員労組の支援を受ける民主党に対抗して「徹底的な見直しで県職員を削減」などの目標も掲げられている。2月25日に自民党県連で開かれた統一地方選選対本部の事務所開きでは、各地の支部長らに配られた。県議選候補予定者31人には5000部ずつが発送済みだ。県連幹事長の斎藤健治(67)は「事務所に置いていたら、ほとんど持って行かれた」と手応えを感じている。

 一方、公明党県本部も独自のマニフェストを3月中に公表する予定だ。党本部がつくった全国共通のマニフェストを土台にする考えで、県本部代表の甚野源次郎(63)は「議員定数、報酬の削減など、自ら身を削る内容にしたい」と意欲を見せる。

 初の議席確保を狙うみんなの党県連代表の小熊慎司(42)も「候補をまとめて発表する際、福島版のアジェンダ(政策課題)を発表したい」と語る。

◇   ◇

 これらの動きと一線を画し、特にローカルマニフェストは作らないとしているのが共産、社民の両党だ。共産党県副委員長の神山悦子(55)は「議員として知事へのチェック機能を果たすことが第一の仕事」と強調。社民党県連代表の古川正浩(69)も「パフォーマンスに過ぎない」と冷ややかだ。

 超党派の「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」が05年に発足するなど、地方選挙でもマニフェストという言葉が定着しつつある。同連盟に所属する本田は「行き当たりばったりで議決に臨むのではなく、その判断基準を選挙で示すべきだ」と、今も必要性を説く。

 だが、国政で民主党は「マニフェスト違反」との批判を浴びている。「民主党がでたらめをやったから、マニフェストと言っても信用されないんじゃないか……」。自民の斎藤は一抹の不安も感じている。 (敬称略)

(2011年3月1日 読売新聞)

1548チバQ:2011/03/04(金) 23:09:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/feature/fukushim1298907904595_02/news/20110302-OYT8T00073.htm
議員提案条例

全会一致内容無難に

子育てしやすい県づくり条例案を佐藤憲保議長(右から3人目)に提出した検討会のメンバーら(昨年11月19日) 少子化対策推進のため、昨年12月に議員提案で制定された「子育てしやすい県づくり条例」。その半年前、案文を検討していた議員提出条例案検討会で激論が交わされた。

 会長の清水敏男(47)(自民党)が「福島県らしさを出したい」として旧会津藩士の教育方針「什(じゅう)の掟(おきて)」を盛り込もうと主張したのに対し、神山悦子(55)(共産党)は「現代にそぐわない。子供の権利に重点を置くべきだ」と反論し、真っ向から対立した。

 その後も議論を重ね、什の掟の抜粋を前文に採用する代わりに、神山が求めた「子どもの権利及び利益が尊重され……」という文言を基本理念の項目に取り入れることで決着した。

 清水の主張は、什の掟が小学校の社会科教科書に採用されたのがきっかけ。「郷土に伝わり、現代にも通じる大切な精神文化だ」と清水は考える。

 このほか、子育ての主体として「家庭」の役割を強調したい自民と、「社会全体で推進」することを主張する共産などの間で意見が食い違った。白熱した議論の末、双方の主張を取り入れ、「子育ての基盤となる家庭」という表現がみられる一方、別の項目では「子育て支援は社会全体で推進」との条文もあり、両論併記のような格好となった。

 議会の閉会中も含め、検討会は20回に及んだ。

◇  ◇

 議員の政策立案能力を示すバロメーターといわれる議員提案条例。県側が提出した条例案に対し、議決で賛否を示すだけのことが多かった県議会だが、戦後初めて2001年に議員提案で制定された。全国で議員提案の動きが広がりつつあった中でのことで、昨年の子育て条例も含め、これまでの議員提案条例は計六つになった。このうち政策に関する条例は4本で、東北6県では宮城の22本、岩手の11本に次いで多い。ほかは秋田3本、青森2本、山形1本の順となっている。

 宮城では個性派知事で知られた浅野史郎(63)の時代、対抗意識を燃やした議会が1990年代後半から熱心に取り組み始めたとされる。浅野が4年前、青森市での講演で、「浅野憎しということのたまものなんです。こういうライバル関係はいいんですよ」と語ったように、議会の活性化につながる側面もある。

◇  ◇

 議員提案の意義は認めながらも、神山は「たくさん作ればいいというものでもない。本当に必要な条例を作り、実効性を持たせるにはどうすればいいか。検証する時に来ている」と指摘する。

 一方、清水は別の視点からの見直しを唱える。全会派の一致を慣例としてきたため、条例は無難な内容になりがちだ。「個人的には全会派一致でなくてもいいのかなと思う。各会派が案文の中身で競い合い、切磋琢磨(せっさたくま)する時代に入ってきた。そうでないと個性的な条例はできない」と語る。

 最初の制定から10年が経過した議員提案条例。曲がり角を迎えているのかも知れない。

(敬称略)

(2011年3月2日 読売新聞)

1549チバQ:2011/03/04(金) 23:09:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/feature/fukushim1298907904595_02/news/20110303-OYT8T00037.htm
政務調査費

研究成果 どう生かすか


2009年度分の政務調査費の収支報告書。県議会事務局で閲覧できる 毎年7月に前年度分の閲覧が始まる県議の政務調査費の収支報告書。各会派、各議員が提出したものが、厚さ10センチほどの分厚いファイル約20冊にまとめられる。

 政務調査費の使用額、使い方は各県議それぞれで、ある県議は電子書籍端末「キンドル」(約5万6000円)を購入した。議会事務局によると「過去に、会派の共用でパソコンを買った例が認められている」として、適切な使用とする。

 この県議は、書籍や新聞などに充てられる「資料購入費」の額でトップクラスにある。主な使途として、海外の公共政策を学ぶための洋書などを挙げており、キンドル購入もその一環という。「以前は東京の有名店で注文して1か月くらいかかった洋書も簡単に手に入るようになった」と語る。その上で、「議員に自己研さんは必要。勉強しない議員はいらない」と強調する。

◇  ◇

 毎月の報酬とは別に、議員の調査・研究活動の費用として支払われている政務調査費。かつては使途が不明朗な点を指摘し、「議員の第二の報酬」とする批判の声もあった。

 県議会では前回選挙の後の2007年に議会改革の検討委員会を設置し、08年度分の政務調査費から全ての支出に領収書の写しを添付するよう条例を改正した。全国市民オンブズマン連絡会議によると、2月1日現在の調査で47都道府県議会のうち38議会が全ての領収書の添付を義務付けており、全国的な流れとなっている。

 県議会第2会派の県民連合では、年4回に分けて領収書を含む収支報告書を所属議員に提出させ、幹部がチェックしている。ある県議は「年4回に分けても、収支報告書の作成は1回あたり数日はかかる」と話すように、手間はかかる。各会派・議員の提出する領収書は毎年約1万枚にも及ぶ。

◇  ◇

 政策課題の調査研究も政務調査費の重要な目的の一つだ。

 河沼郡選出で「改進の会」の小沢隆(70)は、災害対策や公共事業の進み具合などについて、現地調査した内容をA4判で100ページ前後の報告書にまとめ、地元の関係者に年1回、配布している。09年度の調査研究費は約65万円を要した。

 09年10月に柳津町で起きた震度4の地震では、「近くの地熱発電所の影響ではないか」と不安を抱く住民の声を聞き、独自に調査を進めた。飛行機やヘリコプターをチャーターして航空写真を撮影し、地割れなどがないことを確認するなどし、約2か月かけて中間報告書をまとめた。これを1軒1軒、住民を訪ねて配り、必要に応じて説明した。

 その後、東北大大学院の調査により、地震と発電所の間に直接的な関係はないと結論づけられた。

 「安全、安心は住民にとって最重点の関心事。正確な情報を伝えたかった」と語る小沢。多くの県議は各地の視察や研修の結果を数ページの後援会報にまとめているが、「とても1、2枚の紙じゃあ足りない」と話す。

 領収書の全面添付で一定の透明性が確保されたといわれる政務調査費。今後は、その成果をいかに県民へ還元するかも問われそうだ。(敬称略)

 (この連載は、三浦真、船越翔が担当しました)

(2011年3月3日 読売新聞)

1550チバQ:2011/03/04(金) 23:12:56
http://www.minpo.jp/pub/topics/gousetu/2011/02/post_2.html
2011冬会津ルポ「豪雪と闘う」
(中) 安否確認し安堵感 「助けるのが習わし」 多くの相談に限界も
2011年2月 6日

近所の知人の除雪を請け負い屋根の雪下ろしなどに取り組む小松さん=三島町西方 家々が雪に覆われた西会津町野沢地区。民生児童委員杣木(そまき)羊子さん(67)は5日も近所のお年寄り宅を回っていた。「変わりないですか」。玄関先に明るい声が響く。
 昨年末の大雪以降、町の民生児童委員43人は一人暮らしのお年寄りの安否確認を続けている。杣木さんは約40人を担当。雪道を歩いて回るため、1日、4、5人が限度だ。
 2日前には体が弱く、重点的に見守っている斎藤一喜さん(84)宅を訪れた。雪の壁に覆われた庭先を通り、玄関に入ると、冷え切った廊下に練炭や灯油の容器が並ぶ。出迎えた斎藤さんは杣木さんの顔を見るなり、表情を和ませた。杣木さんにとっても安堵(あんど)する瞬間だ。
 居間の引き戸は屋根に積もった雪の重みで閉まらなくなっていた。隙間を布で覆って寒さをしのいでいる。
 「どうしよう。家がつぶれる」と不安げに話す斎藤さん。雪下ろしは数万円で業者に頼めるが、年金生活でそんな余裕はない。杣木さんは自分でやろうとする斎藤さんを「危ない。絶対に屋根に上がらないで」と制した。
 お年寄りからは雪道が怖くて公共料金の支払いや買い物に行けないなど多くの相談がある。杣木さんは「悩みは聞けても、すべて解決できるわけではない」と限界を感じる。
 記録的な大雪で除雪ボランティアの出動も増えている。1月30日に三島町間方に県の「雪かたしボランティア」制度で約40人が駆け付けた。「もう雪かきには疲れた。このままでは家が埋まってしまうかと思っていた」。一人暮らしの長郷マサ子さん(85)は涙を流して喜んだ。
 1時間2、3千円で近所の人や業者に雪かきを頼むケースも多い。三島町西方の農業小松昭八さん(67)は2日、近所の除雪を請け負った。3人で3時間掛け、屋根から雪を下ろし、重機で雪を飛ばす。危険もあり、決して割に合う仕事ではない。「元気な人が困っている人を助けるのが昔からの地域の習わし」と語り、「料金を払った方が頼みやすい面もある」と打ち明ける。
 だが、過疎・高齢化が進み、人手は圧倒的に足りない。豪雪の中、生活道路やライフライン、救急体制をどう確保するか。気の抜けない日々が続く。(豪雪取材班)
※民生児童委員 正式には民生委員と児童委員に分けられる。民生児童委員は民生委員と児童委員を兼務する。地域住民の相談に応じ、行政機関とのパイプ役となり社会福祉の増進に取り組む。県によると、平成19年12月1日現在、県内の民生児童委員は4752人。

※「雪かたしボランティア」制度 平成18年に会津地方を襲った豪雪を契機に県会津地方振興局が創設したボランティアの登録制度。現在、県内外の約800人が登録している。市町村を通じて要請をすると、振興局が調整して派遣する。

1551チバQ:2011/03/04(金) 23:13:15
http://www.minpo.jp/pub/topics/gousetu/2011/02/post.html
2011冬会津ルポ「豪雪と闘う」
(下) 生命線必死の防衛、官民一体で
2011年2月 7日

雪崩防止のため49号国道沿いの民家の屋根の雪下ろしに励む作業員=西会津町睦合 鉛色の空が広がった6日、西会津町睦合の49号国道沿いにある民家の屋根に、命綱を付けた作業員の姿があった。1メートルほどに積もった雪を黙々とスコップで路上に落とし、トラックで運び出す。道路に落ちた雪で、交通が遮断されるのを防ぐ作業は丸1日続いた。
 指揮を執る郡山国道事務所除雪ステーション現場責任者、大八木良基さん(46)の脳裏に昨年末の苦い記憶がよみがえる。大雪で車両がスリップして道をふさぎ、会津坂下町−西会津町間の49号国道で300台以上の車両が立ち往生し、ドライバーが不安な一夜を過ごした。「道路は暮らしの生命線だ。2度とあのような事態を引き起こしてはならない」
 郡山国道事務所は雪よけの防護柵にたまった雪などを取り除く作業を例年より1カ月早い1月下旬に始めた。しかし、除雪してもまた雪が降り積もる。根雪になった雪は重たく、作業は遅れがちだ。
 救急車など緊急車両の出動にも支障が出ている。急病人の搬送では病院への到着が遅れることも少なくない。昨年末、西会津町新郷の山中で車両1台が雪に埋まり動けなくなった際には、救急車と消防車が現場に向かったものの積雪に阻まれ、たどり着けなかった。夏井孝二西会津消防署長(58)は「大雪が続けば同じことがまた起きかねない」と案じる。
 倒木も相次ぐ。金山町三更の山林では電話線と光ファイバー回線に木が倒れ、一部が雪中に埋まったままだ。回線がストップすれば防災情報などを受け取れなくなる。住民は今後、関係機関に倒木の撤去を求める予定だ。
 停電への不安も付きまとう。「昨年末は2日半も電気が止まった。倒木が増えれば、いつまた停電に見舞われるか分からない」。三更区長の加藤昭夫さん(63)は気が気でない。東北電力は見回りにより電線や倒木の状況を点検している。
 「住民から除雪の依頼が殺到している。でも人手が足りない」。三島町の佐久間建設工業常務の星賢孝さん(62)はため息をつく。
 柳津、三島、金山、昭和の4町村を範囲にした県宮下土木事務所管内は、除雪の出動回数が例年の1・5倍に増えた。いずれも地元の建設業者が請け負っている。しかし、公共工事が削られ、管内の作業員は最近10年間で1000人から200人余りに激減した。地元の業者は除雪などを共同で受注する「宮下方式」でしのいでいるが、どこも本業自体がままならない。疲弊した業界に大雪が重くのしかかる。
 行政、民間、ボランティアの大雪との闘いが続く。地域の総合力も試されている。(豪雪取材班)
※300台立ち往生 大雪の影響で昨年12月25日夜から26日にかけて49号国道の会津坂下町−西会津町間の12キロが通行止めになった。チェーン未装着の大型トラックなどが上り坂で次々にスリップして道路をふさいだ。最長34時間にわたり交通がまひした。

1552チバQ:2011/03/04(金) 23:16:13
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110218_02.htm
流転政治(1)プロローグ/政党不信 怒る有権者
<果たされぬ公約>
 仙台市南東部の若林区。住宅地の一角で5日、4月の宮城県議選若林選挙区(定数3)に立候補する民主党推薦の無所属新人小野友紀子(30)が後援会事務所を開いた。
 「逆風は私たちが弱めてみせる」。激励したのは、民主党県連幹事長で衆院議員の郡和子(宮城1区)。小野は「やるからには全力で戦う」と意気込んだ。
 若林は県議選の仙台市5選挙区のうち民主党が唯一、議席を獲得していない。自民現職2人と社民現職1人が強固な地盤を築く。戦略の軸はもちろん、自民党支持票の切り崩しだ。
 地元でコンサルティング会社を経営する小野。市内の遊技機販売業界が支援する。出遅れを挽回しようと地域を回るが、行く先々で「民主党は何をやっているんだ」と不満をぶつけられる。
 政権が交代した2009年衆院選で民主党が掲げたマニフェスト(政権公約)は、事実上の修正が相次ぐ。子ども手当は満額支給されず、高速道路無料化は社会実験にとどまる。

<身内の争い続く>
 元党代表小沢一郎の「政治とカネ」の問題をめぐる身内の争いも続く。小沢は強制起訴され、党は党員資格停止の手続きを進めるが、17日には小沢に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出し、執行部を揺さぶった。
 「小野の武器になる『若さ』『女性』の威力はなきに等しい」と宮城県連幹部。初陣は、すさまじい党批判との戦いだ。
 昨年夏の参院選で衆参が「ねじれ」となって以降、政治はあらゆる局面でぶれ、立ちすくむ。
 宮城県農協政治連盟(農政連)は昨年の参院選で、自民党一辺倒の路線を修正し、自主投票で臨んだ。
 あれから7カ月余りたったいま、農家には民主党への不満が渦巻く。震源は、首相菅直人が昨年10月に突然表明した環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の検討だ。
 県農政連幹事長の佐藤純一は統一地方選の対応を「まだ白紙」と言うが、はっきりしていることがある。「TPP反対の候補者以外は推せない」

<先見据えて奔走>
 共同通信社が11、12両日に実施した全国電話世論調査で、菅内閣の支持率は発足以来最低の19.9%に落ち込んだ。失速による「3月政局」がささやかれ、自民党は勢いづく。
 宮城県議選大崎選挙区(定数4)で再選を目指す自民党現職菊地恵一(52)が6日、大崎市で開いた県政報告会。党県連会長で衆院議員の小野寺五典(宮城6区)は「与党の自民党がだらしなく、県議選に迷惑を掛けたのが4年前までの構図。今回は違う」と野党の強みを強調してみせた。
 党総裁谷垣禎一は通常国会の代表質問で、菅に13回も「解散」を迫った。県選出の国会議員や次期衆院選の立候補予定者は、統一選の「先」を見据えて応援に奔走する。
 それでも党支持率は民主党をわずかに上回る程度。ベテラン宮城県議は「政権不信は自民党回帰につながっていない」と冷静に見る。
 民主党との良好な関係を測りながらも「自民党の応援団」を自認する宮城県建設業協会長の佐藤博俊は「政権批判は結構。同時に自民党のビジョンも語らないと支持は得られない」と言う。
 浮揚の糸口が見えない民主党と、政権復帰への決め手に欠く自民党。消長を占う春が迫る。(敬称略)

 政権交代から1年5カ月。政治は迷走を続け、有権者の失望感がどんよりと鬱積(うっせき)している。そんな中で迫る統一地方選の東北6県議選(4月1日告示、10日投票)。各政党は衆院解散、政界再編を見据えながら決戦へ突き進む。(統一地方選取材班)=5回続き


2011年02月18日金曜日

1553チバQ:2011/03/04(金) 23:16:37
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110219_01.htm
流転政治(2)焦燥/政権党 威信がた落ち
<民主党公認隠す>
 新たに作ったポスターやリーフレットには、「民主党」の文字もロゴマークもなかった。
 1日、山形市内のセレモニーホール。山形県議選の山形市選挙区(定数9)で、民主党公認で再選を目指す吉村和武(38)が集会を開いた。
 詰め掛けた支持者は約700人。「県土の発展に全力を尽くす」。決意を語る吉村だが、国政の動向はもちろん、今回初めて民主党の公認を得たことにも、一切触れずじまいだった。
 吉村は2007年の前回、無所属新人ながらもトップで当選。もともと農相の鹿野道彦(衆院山形1区)に近く、党組織の地力強化には欠かせない人材だ。そのエースが取った戦術はあからさまな「政党隠し」。県連関係者からは「民主党の『み』の字も出なかったな」と苦笑が漏れた。
 「公認に対し、後援会にはかなり反対意見があった」と明かす吉村。県連代表で衆院議員の和嶋未希(比例東北)は「それぞれ事情がある」としか語らない。

<選挙惨敗相次ぐ>
 政権党の威信が溶解している。昨年12月の茨城県議選での惨敗に続き、6日の愛知県知事選、名古屋市長選では推薦候補が歯が立たなかった。
 統一地方選に向け、党が掲げた「県議選の空白区解消」「定数3人区以上に複数候補の擁立」といった目標は吹き飛んだ。決戦を目前に、好材料は見当たらない。
 「何とか、ともに戦えないか」
 党宮城県連代表で参院議員の今野東(比例)と幹事長で衆院議員の郡和子(宮城1区)は1月下旬、携帯電話で懸命の説得を続けた。
 相手は県議選多賀城・七ケ浜選挙区(定数1)に党推薦で立候補する予定だった七ケ浜町議の遠藤久和(51)。遠藤は1月19日、「党の地域主権改革や消費税増税をめぐる考え方が自分と懸け離れてきた」とし、党推薦の返上を申し出た。
 説得は受け入れられず、宮城県連は推薦取り消しに追い込まれた。今野は、統一選への影響を聞く報道陣に「影響が出ないようにするだけだ」と火消しに躍起だった。
 「タイタニック号に乗っているようなものだ。降りたくなる心境も分かる」。宮城県連の関係者は、党の現状を沈没した豪華客船に例える。
 華々しく政権のかじを取ったが、場当たり的な政権運営が続いた。船長(首相)の交代などで延命を図っても、いずれ行き詰まるとの見立てだ。

<「一致結束して」>
 秋田市内を重たい雲が覆った17日早朝、元民主党参院議員の鈴木陽悦(62)は、行き交う車に深々と頭を下げた。
 鈴木は昨年夏の参院選で、党への逆風をまともに浴びて落選。党に見切りをつけ、4月の県議選に無所属で立つ。
 秋田県庁で4日、記者会見をした鈴木は民主党の現状について「かなり切迫した状態なのかな。党が一致結束してほしいという思いはある。(昨年9月の)代表選以来、一枚岩になっていない感じだ」と言葉を濁した。
 党内では、元代表小沢一郎に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出。党分裂の可能性を含んだうごめきが、一気に緊迫してきた。
 統一選まで40日。地方の戦いの現場はタイタニック号の危うい針路を、固唾(かたず)をのんで見守っている。(敬称略)


2011年02月19日土曜日

1554チバQ:2011/03/04(金) 23:17:01
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110221_01.htm
流転政治(3)模索/敵失突く戦略不鮮明
<「王国」にくさび>
 「小沢支配」に一筋の鋭い亀裂が入った。
 6日投開票の陸前高田市長選。当選したのは自民、共産両党の市議が支援した無所属新人の戸羽太(46)。共産党籍を持ち自民党とも近かった前市長の後継とはいえ、民主党が推薦し、元党代表小沢一郎が支援した新人候補に競り勝った。
 地鳴りのような拍手と歓声に包まれた選挙事務所。戸羽は「小沢さんは脅威だったが、逆に支援者を燃え上がらせた」と顔を紅潮させた。自民党系市議は「これで統一選へ勢いがつく」と手応えを感じた。
 同市は、小沢の中選挙区時代の地盤。告示前、小沢は地元に入って候補者を激励する力の入れようで、岩手県知事の達増拓也、党国会議員も前面に立った。
 岩手の自民党は長年、難攻不落の「小沢王国」に苦戦してきた。党県連幹事長の千葉伝は「民主党総出の戦いを制した意義は大きい。岩手県南での県議選候補者の発掘の弾みにしたい」と攻勢に転じる。

<まず県政主導権>
 「民主党政権を、一刻も早く解散総選挙に追い込む」。青森市内で5日、自民党幹事長の石原伸晃が号令を掛けた。
 統一選に向けた決起大会のムードが漂う党県連の政経セミナー。6月に知事選を控え、党が推薦する現職の三村申吾も駆け付けた。
 自民党が政権を失った2009年の衆院選。県連は4選挙区を3勝1敗で乗り切り、保守地盤の固さを印象づけた。青森3区の党副総裁大島理森は、民主党候補に367票差まで迫られる苦戦をしのいだ。
 青森県議会(定数48)で自民党は25議席を持つ。4月の県議選には公認と推薦合わせて31人の候補を擁立し、県政の主導権をがっちり固めることを狙う。見据えるのは次期衆院選だ。

<守勢の陣立てに>
 民主党内はここに来て「小沢系16人の乱」の衝撃波が走り、首相菅直人の政権運営は土俵際に追い込まれた。下野して1年半。自民党総裁谷垣禎一が繰り返し要求してきた衆院解散・総選挙は、現実味を帯びつつある。
 「この統一選で政治の流れは決定的になる。必ず総選挙がやってくるし、呼び寄せる」
 12日、いわき市内のホテルであった党県連いわき総支部の集会。マイクを握った元官房長官の町村信孝は鼓舞した。
 前回衆院選で、福島県の5選挙区の議席はすべて民主党が獲得した。失地回復に燃える自民党県連会長の衆院議員吉野正芳(比例東北)は「政権奪還へ統一選は大勝利する」と熱弁を振るった。
 言葉とは裏腹に、陣立ては心もとない。福島県議選(定数58)に擁立する公認と推薦候補は現在29人。追加公認の予定はあるが、選挙区統廃合の影響もあり、前回(07年)擁立した37人には届く見通しはない。
 吉野は「確実に勝てる候補を出した」と手堅さを強調するが、ベテラン県議の一人は「これだけの好機が到来した。どうして早くから、周到に準備を進めなかったのか」と加速しない戦略にいら立つ。
 政局は菅政権の退陣含みで、にわかに緊迫してきた。地方の自民党は「政党崩壊の序曲」(谷垣)が奏でる旋律への連動をもくろむ。(敬称略)


2011年02月20日日曜日

1555チバQ:2011/03/04(金) 23:17:24
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110221_02.htm
流転政治(4)浮沈/民自批判の受け皿に
<実績説明に力点>
 「民主党内はばらばらだ。体たらくの政党に協力はできない」
 19日、公明党幹事長の井上義久(衆院比例東北)は仙台市内の住宅地で集会を開き、大揺れの民主党をこき下ろした。
 元代表小沢一郎に近い衆院議員による会派離脱騒動は、首相菅直人を窮地に追いやった。「退陣論」は半ば公然となり、新年度予算の関連法案をめぐり駆け引きが続く。
 井上は統一地方選を「国の将来を決する選挙」と位置付けた。最前線に立つ陣営は、政局に神経をとがらせながらも統一選に集中する。
 「宮城県議会は議員提案条例が日本一多い。私も県歯と口腔(こうくう)の健康づくり条例の制定に携わった」
 宮城県議選泉選挙区(定数5)で再選を目指す現職の伊藤和博(51)は13日、仙台市内の住宅地で開いた県政報告会で、活動実績の説明に時間をかけた。愛知県知事選と名古屋市長選(6日投開票)で、市長河村たかしが率いる地域政党が圧勝したことが念頭にある。
 「支持者の関心は自治体の議会改革や行革に向いている」と伊藤。民主党批判は簡単にできるが「悪口ばかりだ、と誤解される。自分たちの役割をきちんと説明した方がいい」。固い党支持層を引き付けるしたたかな戦略が進行する。

<新しい政治強調>
 「共産党もひっくるめて『既成政党はもうみんな駄目だ』と言われる。本当にそうか」
 仙台市若林区で12日あった共産党の講演会。仙台市議から県議選若林選挙区(定数3)に転身を狙う福島一恵(50)の応援に入った衆院議員高橋千鶴子(比例東北)は声をひときわ高くした。
 高橋の地元青森県では、県議選青森市選挙区(定数10)に党として12年ぶりに2人の候補を擁立する。09年に共産、社民が支援した市長が誕生。昨年10月の市議選では共産が1議席増の6議席を獲得した。
 県議選で青森市に立つ新人の大沢研(63)は「新しい政治の流れを国民が求めている。共産党がその声に応える」と意気込む。

<党勢は瀬戸際に>
 鳩山政権で連立の一翼を担った社民党。政策参加で存在感のアピールを狙ったが、「護憲」「平和」の主張は現実の政治潮流とかみ合わなかった。党勢は瀬戸際だ。
 吾妻おろしが冷たかった16日朝。福島県庁前で、県議選福島市選挙区(定数8)に立候補する新人で県職労副委員長の紺野長人(55)は「賃下げに歯止めをかける」と党の主張を繰り返した。
 県議会の同党の議席は2。その現職2人は引退し、今回は新人だけ3人が挑む。仮に議席を失えば、党勢はさらに衰退してしまう。
 県連幹事長の加藤雅美は「1年半前の衆院選は全ての票を民主党に持っていかれたが、今は違う。社民回帰の流れも出ている」と強調する。
 「この10年で約30%の自治体議員数が減った」「まさに解党的危機」。14日、東京の社民党本部であった党全国幹事長会議。決まった「党再建計画」には、厳しい現状認識が記された。
 「民主党と自民党は新自由主義だ。今こそ社民党の出番だ」。党首の福島瑞穂は統一選を「再建の一歩」と位置付けて呼び掛けた。
 「菅降ろし」を横目に、各党はそれぞれ春に照準を合わせる。(敬称略)


2011年02月21日月曜日

1556チバQ:2011/03/04(金) 23:17:48
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110222_01.htm
流転政治(5完)混迷/「第三極」浸透手探り
<「支持増」と強気>
 みんなの党代表の渡辺喜美が16日、仙台市内のホテルであった同党宮城県支部のパーティーに駆け付けた。
 「自民党も駄目。民主党に続けさせるのも大問題。だったら、みんなの党がやるしかない」
 ストレートな物言いに支持者が沸く。4月の統一地方選で行われる宮城県議選、仙台市議選に公認と推薦で立つ新人計12人も並び気勢を上げた。
 この1時間前。渡辺は記者会見し、敗戦の弁を語った。「富谷で負けたからといって勢いがなくなるとは考えてない」
 6日投開票された富谷町長選。党は、再選を狙う現職に挑む新人を単独で推薦したが、結果は大敗だった。
 同町は仙台市の北隣。新興住宅地で人口が急増しており、無党派層が多いとされる。渡辺は「統一選の前哨戦」と位置付け、自身も応援に入る力の入れようだった。
 同じ日に投開票された愛知県知事選でも党公認候補が敗れた。それでも渡辺は「コアな支持者は広がっている」と強気を崩さなかった。

<相応の覚悟必要>
 昨夏の参院選で10議席を獲得し、躍進した同党。統一選では地方の基盤強化を狙う。党宮城県支部代表で衆院選宮城2区公認が決まっている元県議菊地文博は「国民の手に政治を取り戻すため、党の旗を東北全体に広げる」と意気込む。
 無党派層の比重が大きい100万都市・仙台を中心に突破口を模索する宮城と比べ、隣の山形では擁立が難航している。県議選で5人を立てるのが目標だが、まだ1人も決まっていない。
 民主党が浸透したとはいえ、山形はもともと「自民王国」。党県第3支部長で酒田市議の佐藤丈晴は「保守系議員の圧力が強く、まだ基盤が弱いみんな公認で立つのは相応の覚悟が必要。手を挙げてくれる人が少ないのが現実だ」と言う。
 地域ごとに色彩が違う政治風土が「第三極」の行く手を遮る。
 「国と岩手の課題は違うのに、国会の政党間の不毛な対立が県議会に持ち込まれ、県政は停滞している」

<攻防の間隙突く>
 13日夕、花巻市内の大型スーパー前。岩手県議選花巻選挙区(定数4)に「地域政党いわて」から3選を狙う現職高橋博之(36)は力を込めた。
 同党は昨年4月、「地域主権の確立」を掲げ発足。同年7月の岩手県議補選盛岡選挙区では新人が当選し、今回は現時点で7人の擁立が決まっている。
 政党攻防の間隙(かんげき)を突き浸透を狙う地域政党。勢力拡大の手法や知名度に大きな差はあるが、6日投開票の名古屋市長選では「減税日本」を率いる河村たかしが圧勝。大阪府知事橋下徹も統一選に向け、地域政党「大阪維新の会」を旗揚げした。
 民主党元代表小沢一郎に近い衆院議員らの会派離脱騒動で首相菅直人の退陣論が噴出した19日、北上市内であった「いわて」新人候補の事務所開きには、幹部ら約80人が詰め掛けた。
 代表の県議飯沢匡は「いま政治は、政党の党勢拡大だけにエネルギーを費やしている。地方政治が翻弄(ほんろう)されていいのか。生活密着の政治が漂流してしまう」と既成政党の政治家たちをを皮肉るように強調した。
 さらなる流転の予兆をはらむこの国の政治。激流の中、統一選の号砲が鳴ろうとしている。(敬称略)


2011年02月22日火曜日

1557チバQ:2011/03/04(金) 23:19:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t51026.htm
山形県、脱・ハコもの解除の可能性 新県民文化施設整備計画
 山形県は2日、JR山形駅西口での整備計画が中断している新県民文化施設について、現計画の再検証を始めたことを明らかにした。新県民文化施設は「脱・ハコもの」を掲げた斎藤弘前知事が2005年、計画を凍結したが、解除される可能性も浮上してきた。
 県生活文化課によると、吉村美栄子知事が昨年、経済情勢や県財政の状況、県民のニーズを踏まえ、現計画でも実現可能かどうかを検証するように指示したという。担当部局で調整作業に入った。
 新県民文化施設は県民会館(山形市)の代替施設として構想され、当初は03年の完成を見込んだが、県財政の悪化で着工のめどが立たなくなった。斎藤前知事は県が事業主体となる公共施設を原則建設しない方針を掲げ、計画を凍結した。
 県が公表している基本設計案によると、建設費約160億円をかけ、地上7階地下1階にオペラハウス風の4層バルコニーを設けた大ホール(2000人収容)やリハーサル室、練習室などを設置する。
 取得した用地は約3.2ヘクタールもあるが、文化施設の建設が凍結されてからは遊休地状態になっている。山形市民や市議会などからは活用策として、J1山形の専用スタジアムの整備を求める声も出ていた。
 吉村知事は2日、県議会3月定例会の一般質問での答弁で「慎重姿勢に変わりはないが、文化ゾーンとして最適地であり、役割を再確認すべき時だ」と述べた。


2011年03月03日木曜日

1558チバQ:2011/03/06(日) 14:54:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110306t11016.htm
波乱含み大票田・青葉選挙区 二大政党苦悩、無党派獲得描けず
 宮城県議選(4月1日告示、10日投票)23選挙区のうち最多の有権者22万7000人を抱える青葉選挙区(定数7)で、二大政党が守りの戦いを強いられている。民主党は菅政権への逆風が日増しに強まり、苦戦が予想される。自民党は前回2007年の同時期に比べ支持率が半減した。同選挙区は無党派層が多いとされ、大都市特有の支持動向が表れやすい。「花の青葉」の戦いは波乱含みだ。

 同選挙区に立候補を予定するのは現職7人と、元議員、新人が1人ずつの計9人。党派別は民主と自民が2人ずつ、公明、共産、みんなの党が各1人、無所属が2人。
 民主党は前回07年の県議選で議席を一つ増やして2にした。菅内閣の支持率は続落し、分裂含みの党内抗争も続く。無党派層をてこに得票を伸ばした前回から情勢は一変した。
 5選を狙う遊佐美由紀氏(47)は、前回まで中心部に置いてきた後援会事務所を地元の住宅地に変更した。「政権交代を期待する風を受けた前回と状況が違う。地域の力を結集しないと勝てない」と浸透に躍起だ。
 再選を目指す元仙台市議会議長の菅原敏秋氏(62)は「(政権批判で)大きなダメージを受けかねない。初心に帰った戦いをしたい」と地盤の住宅地を走り回る。
 現有1議席の自民党は、前回の3人擁立から2人に絞った。最近の各種世論調査の政党支持率では民主党を逆転したが、4年前の統一選直前に比べると半減状態。順風とまではいかない。
 6選を目指す元議長の相沢光哉氏(72)は「自民党から離れた有権者が回帰して来ない。背水の陣で臨む」とコアな保守層を固める戦術を展開する。前回落選した元議員の中沢幸男氏(70)は、地元回りを徹底。過去の実績を強調しながら票の積み上げに努める。
 ある陣営幹部は「『民主が駄目だから自民』とするか『既成政党は全部駄目』とするか、有権者も判断がつきかねている。候補の戦いぶりで選択してもらう」と言う。
 二大政党以外では、公明党の石橋信勝氏(65)が支持層に支えられながら6期目に挑む。再選を目指す共産党の遠藤いく子氏(62)は、党支持層への浸透に余念がない。
 初めて参戦するみんなの党は新人の熊谷敏彦氏(31)を立て、既成政党から離れて行き場を失う無党派票の受け皿を狙う。
 無所属では、03年、07年の県議選で連続トップ当選した菅間進氏(60)が6選、吉川寛康氏(41)も東北電力労組の支援を受けて再選を目指す。


2011年03月06日日曜日

1559チバQ:2011/03/06(日) 19:08:16
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000761103030001
走る政党 攻防を追う


2011県議選 (上)
2011年03月03日


2月26日の民主党県連政経セミナー。=青森市内

迷走民主 党名隠し


 「執行部を批判して足並みを乱してどうするんだ」「我々が落選すれば国会議員も次は当選できませんよ」――。


 民主党県連が開いた2月26日の常任幹事会。県連代表の横山北斗衆院議員が、菅直人首相と距離を置く党内の集まりに参加したことに県議から不満が噴出した。


 横山は「今のままじゃ到底勝てない。空気を変えたかった」と弁明したが、横山の行動が県議選の逆風を好転させると評価する雰囲気は生まれなかった。


 会議後、カメラに囲まれた横山は「民主党」のポスターの前に立つのを避け、白い壁をバックに言った。「県議選では『自分たちが悪い』と訴えますよ」。党中央や国会議員を悪者にすることで、地方議員への有権者の厳しい目を和らげようという苦肉の策だ。


 内閣支持率の低迷、小沢一郎元代表をめぐる内紛、消費税、TPP(環太平洋経済連携協定)。中央での逆風が県議選でも猛烈に吹く。


 それを跳ね返す地力も県連にはなさそうだ。「追い風で勝ってきただけなのに、自分の実力だと勘違いして後援会をまともに作っていない県議や国会議員がいる」とベテラン民主党県議は嘆く。


 2年前の衆院選の青森1区で横山は圧勝した。それなのにおひざ元の青森市では、昨秋の市議選(定数41)で擁立できたのはわずか2人。今回の県議選(定数48)でも青森市区(定数10)での公認は現職1人で、2人立てる共産より少ない。


 追い風で大量得票した衆院選後、党の支持基盤をあまり拡大できなかったことを県連代表自らが認めたようなものだ。岡田克也幹事長も「都市部の青森市で1人はないだろう」と苦言を呈した。


     ◇   ◇


 県連の当初の目標は全16選挙区への候補擁立だったが、今のところ7選挙区に公認11人、推薦2人の擁立にとどまる。意中の人物に「民主党からは勘弁してくれ」と断られたケースも多かったという。このままでは民主の候補のいない7選挙区で、ライバル自民党公認の現職8人の無投票当選を許すことになる。


 横山は「最後まで擁立の努力をする」と言うが、県連幹部の県議は「自分の選挙で精いっぱい」と投げやりだ。


 4年前の県議選は10人を公認し、当選は6人だった。その後、政権与党となって11人まで増やした会派の仲間を今回、また減らしかねないという危機感を県連幹部の県議ですら抱いている。


 「菅政権で本当に統一地方選を戦えるのか。政治的ご決断を」。県連政調会長で、五所川原市区選出の今博は2月中旬、東京の党本部であった都道府県連政策担当者会議で公然と退陣を要求した。


 過去2回の県議選はいずれも最下位当選。今回はあいさつ回りで民主党のマーク入りの名刺を出すと嫌な顔をされることが多いという。このまま逆風がやまなければ自身の本来の票は2割減と予想、「落選ですよ」と嘆く。


 「地方議員のドブ板選挙があったから政権交代ができたことを、国会議員は何も分かっていない」と今。首相退陣要求以来、街頭演説で「民主党」ののぼり旗を立てることをやめた。車に積んだのぼり旗の復活は、「菅首相が政治決断をした後」だという。


 党の勢力が比較的強い南部地方の県議も逆風の影響が小さくないと感じ始めた。


 1月上旬までは「県議選は個人戦。政党は関係ない。地方に行けば行くほど、政党ではなく人だ」と考えていた。だが、農家が多い地元の有権者が、TPPなど菅政権の農業政策に不信感を募らせているのを肌で感じた。「振り返れば参院選のころから坂道を転がり続け、結局、最悪の状況で自分たちの選挙を迎えることになってしまった」=敬称略
(鈴木友里子)




 政権交代後、初の県議選は4月1日に告示される。1カ月を切った今、すでに走り出している各党の戦いぶりを3回に分けて追う。

1560チバQ:2011/03/06(日) 19:08:38
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000761103040001
走る政党 攻防を追う


2011県議選 (中)
2011年03月04日


自民党の県議選立候補予定者の決起大会に出席した知事の三村(左)。6月に知事選を控え、自民党と知事の共闘は深まる=三戸町

 三戸町で2月下旬、自民党から立候補を予定する新顔、沢田恵が開いた総決起大会に三村知事の姿があった。開会の40分前から2人は肩を並べて玄関に立ち続け、満面の笑みで約200人を出迎えた。


 県議選の応援はあいさつだけで去ることの多い三村が、この日はうって変わって丁寧な対応だった。持論の財政再建論も封印し、「沢田先生から町の経済を守るために公共投資は必要と言われた。三戸ではまだまだ基盤整備が必要だ」と盛り上げると、壇上の大島理森・党副総裁が何度もうなずいた。


 県議選の三戸郡区(定数3)の現職は民主党2人、自民党1人。県内の郡部では自民が負け越す唯一の選挙区だ。


 今回は現職3人と沢田による「2対2」の2大政党対決の構図になりそう。三村の後援会幹部は「ここで自民党が勝ち越せば、6月の知事選も楽になる」と、三村が応援に力を入れる背景を説明する。


 4年前の県議選で自民党は公認・推薦合わせて34人を擁立し、27人が当選した。その後、離反もあって現有は25議席だが、31人を擁立した今回、「2、3議席以上は上積みしたい」(県連会長の木村太郎衆院議員)と、前回以上の勝利を目指す。


 そのために県連が重視するのが、三村との関係だ。2003年以来、自民党と三村が知事選と県議選で「共闘」するのは今回で3回目。「知事の後援会と党側の連携も取れている」と、木村は相乗効果に自信を見せる。


 国の政権を民主党に奪われた今、「国とのパイプ役」はアピールしにくい。そこで県政与党として、自民党県議は口々にそれぞれの地元と「県のパイプ役」を力説する。三村との蜜月関係という県政与党の立場が、「(選挙での集票を支える)各業界に求心力を保つ力の源泉」(自民党県議)とする。


 三村は、南部地方の旧百石町(現おいらせ町)の元町長。南部地方の自民系町長は「南部の道路は津軽に比べて貧弱だ」と、県議の政治力不足を指摘し、三村との結びつきに期待する。


    □   □


 ただ、自民党側が期待するものを三村がもたらしてくれるのか。三村は大規模施設整備の凍結方針を崩しておらず、「公共事業を増やしてほしい」と訴える自民党県議の一部からは「支持者にアピールできる事業がない」との嘆き節も聞こえる。


 三村の地盤ではない津軽地方の市長などは「津軽では知事は後援会も強くはないし、あんまり人気がないよ」と声をひそめて言う。


 同じ津軽の自民党県議は県の新年度予算案で地元に公共事業があまりつかなかったことに、「これでは地域が明日を生き抜く糧がない」と不満顔だ。今年に入って、会合で会った副知事にこう言い切ったという。「津軽のこと面倒みないとまいねよ。自民党は(知事選で)3期目までは応援する。でも、次は津軽から出すから」


 菅政権の内閣支持率が低迷し、民主党県連が逆風にあえぐなか、「敵失」に乗じた自民党県連内では「対民主」よりすでに、どれだけの「勝ち方」ができるか関心が移りつつある。


 青森市区(定数10)で4期目を目指す自民現職、森内之保留が2月末に開いた総決起大会。数百人の支持者を前に、壇上には国会議員、周辺町村長、青森市議団など約40人がずらり並んだ。知事の三村の顔もそこにあった。


 「前回の1万1502票より落としてはならない」「とにかく1番。2万票ぐらい」。応援弁士の相次ぐエールに森内は「大丈夫だ、こっちに票をよこせという声が頻繁に入ってくる。そんな余裕はない」と困り顔だ。


 4年に1度、県議選のすぐあとに知事選が来る巡り合わせが、県議と知事の互いの絆を強めている。決して一枚岩ではないが。=敬称略


(別宮潤一)

1561チバQ:2011/03/06(日) 19:09:06
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000761103050001
走る政党 攻防を追う


2011県議選(下)3党、存在感手探り
2011年03月05日


一般質問が行われた4日の県議会。4月の県議選後、48あるイスに座るのはだれか=青森市

 公明党県本部が2月20日に開いた時局講演会は、約千人が入る青森市民ホールに立ち見が出るほどだった。来賓として真っ先に壇上に立ったのは、公明党が県政与党として支える三村知事。三村は「公明党の先生の提案でドクターヘリなどの救急体制ができた」と、リップサービスを惜しまなかった。


 県議選青森市区(定数10)で3期目をめざす県本部代表の伊吹信一も「少子高齢化対策や雇用対策など123項目の予算要望は、新年度予算案に反映されるはずだ」と知事との距離の近さや、政策の実現力をアピールした。


 公明党県本部は今回の統一地方選に伴う県議選で現職の2人、各市町村議選は計6人を公認する。毎回、公認候補は「万が一の落選も許されない」(県本部幹部)のが公明党流だ。しかし、同党は創価学会という強固な支持基盤を持つ一方、固定票からの上積みが難しいという悩みも抱えている。


 今回、畠山敬一が再選を狙う県議選八戸市区(定数8)は民主党が5人、自民党が4人を擁立する激戦で、埋没の懸念も出てきたという。伊吹は三村に「知事の後援会の協力もぜひ得たい」と伝えたが、三村は自民党との連携もあり、効果はまだ見えなさそうだ。


   ◇   ◇


 「青森市で2議席の獲得を目指します」。3日朝、吹雪の中を青森市内の交差点でマイクを手にした共産党現職の諏訪益一は力を込めた。


 青森市区(定数10)で同党は諏訪に加えて元市議の新顔を擁立し、悲願の複数議席獲得を狙う。初めて2人を立てた12年前の県議選では、当時現職だった諏訪が落選。新顔が最下位当選という結果に終わった。今回は自民のベテラン県議の引退など、「強固な支持基盤を持つ候補が少なくチャンスだ」(党県委員会幹部)とみる。


 同党は県全体でも攻めの姿勢に出る。現有議席は諏訪と弘前市区選出の2人だが、八戸市区でも初の議席獲得を目指し、三つの都市部で倍増の計4議席の獲得を目標に掲げる。


 それには二大政党がぶつかる構図の中で存在感を発揮し、新たな支持者を獲得することが必須だ。


 そこで県政与党の自民、公明に加えて民主党も「失政を重ねた三村県政を支えてきた」と批判。さらに消費税の増税とTPP(環太平洋経済連携協定)参加への反対、議員報酬の引き下げなどの議会改革を訴えている。


 堀幸光・党県委員長は「身近な党として住民の要求を実現させる活動を広げてきた」と強調している。


   ◇   ◇


 「前回、最下位当選だった候補を当選させるには、プラス材料をどれだけ積み上げられるか」。1日夕、青森市内であった県議選立候補予定者の選対本部の会合で、社民党県連合代表の渡辺英彦はいつになく厳しい表情を見せた。今回の県議選はまさに背水の陣の戦いという思いがある。


 4年前の県議選で、社民党は青森市区と上北郡区に新顔の公認候補各1人を立てた。定数10の青森市区は何とか10番目に滑り込んだが、上北郡区はたった2千票余りで最下位に沈んだ。同選挙区は核燃施設を抱え、核燃反対を唱える同党が最も存在感を発揮しやすいはずなのに、だ。


 党員の高齢化や、支援組織の労組の弱体化が進み、候補を当選ラインに押し上げる力も弱まってきた。そんな厳しい状況を背景に、今回は公認候補を青森市区の現職1人に絞る。県連合幹事長の三上武志は「力を結集し、全県的な支援態勢を組むため」と説明する。


 選対の関係者は「組合におんぶに抱っこでは、もう社民党は生きていけない。県民の実態を踏まえた政策を訴えていく」。そうやって幅広い支持を得る狙いだ。核燃反対の旗印だけでなく、得意の雇用分野などでどれだけ説得力のある公約を打ち出せるかがカギとみる。=敬称略
(別宮潤一、西川迅、大西史晃)

1562秋田2区:2011/03/09(水) 01:37:27
秋田県議選についてです。
元参院議員の鈴木氏と秋田市議の菅原博文(まるさん)氏が出馬とのことですが、どちらもタレント政治家ですので秋田選挙区ではかなりボーダーラインを左右することになりそうですね。参院から県議選への鞍替えは批判を浴び、秋水会(実質自民党系)の菅原氏が勝利へということになりそうですかね。

1563チバQ:2011/03/09(水) 23:44:16
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110305_01.htm
旗色鮮明、公認7割超 民・自激突「みんな」も参戦 仙台市議選

 4月1日告示の仙台市議選(10日投票)で、立候補を予定する71人のうち政党公認が全体の7割以上の53人に上り、政党対決の色彩が濃くなっている。無所属は18人で、前回2007年の33人を大きく下回る見通し。政権交代で民主、自民の二大政党対決が激化したことに加え、第三極のみんなの党が初めて参戦する乱戦の構図が、政党志向を強めたとみられる。

 前回は無所属で戦い、今回は自民党公認に転じたのは4人。その一人の新人は「政権交代で野党になった今、保守系無所属では立場があやふや。自分の主義主張を明確にしたい」と説明する。
 もっとも、自民党の看板を掲げたことが、得票増に直結する保証はない。長年、党公認で戦ってきた現職は「市議選は団体戦ではなく、あくまで個人戦だ」と自身を鼓舞するように話す。
 政権与党として初めて統一選に臨む民主党の公認は、前回比3人増の12人。自民党より2人少ない。支持基盤の強化を狙って積極的に候補者を擁立する方針だったが、菅政権の失速で尻すぼみになった。
 小沢一郎元代表をめぐる党内抗争やマニフェスト(政権公約)の修正は、有権者の投票行動を直撃するとみられる。ある現職は「内閣支持率は下がり続け、最悪のタイミングで選挙戦を迎えそうだ。自分の力で難局を乗り切るしかない」と確実に獲得できる票の積み上げを図る。
 無所属を貫くベテランは「市民生活に直結する地方議会に政党政治を持ち込むべきではない。政党に属せば、施策が政党に抑圧される」と言う。政党公認が増えた現状を「風目当てに公認をもらうのは姑息(こそく)な手段」と酷評する。
 別の無所属現職も「政策が政党から下りてくるのではなく、地域の現場から積み上げる無所属の存在意義は大きい」と強調するが、「政党に傾く有権者意識を肌で感じる」と危機感を強める。
 以前は無所属だった元議員は今回、みんなの党公認で立候補する。「地方自治体が分権や道州制を主張する中で、地方議員も政党を背景にした行動が自然に強まっていく」と強調する。
 固い組織票が武器の公明、共産、社民各党の県組織は、各選挙区で支持基盤に見合った候補者数を慎重に調整した。公明、社民は前回と同数。共産は過去の得票数などを見極めながら、候補者数の微調整を図った。
 市議会解散の直接請求(リコール)を実現させた河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」、橋下徹大阪府知事の「大阪維新の会」など、統一選を前に首長新党が脚光を浴びる。
 背景に既存政党への不信感が指摘されているが、仙台市議選には連動した動きは出ていない。


2011年03月05日土曜

1564sfcbvc:2011/03/10(木) 01:53:35
http://elec.in.ua

1565名無しさん:2011/03/10(木) 02:45:35
http://draft-bbs.com/p-akiyama.html

1566チバQ:2011/03/12(土) 15:00:50
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001103100001
2011統一地方選(上)県議選の構図
2011年03月10日

 統一地方選の県議選(定数45)の投開票日(4月10日)まで、あと1カ月となった。今のところ、県内14選挙区に計65人が立候補するとみられる。自民が過半数を占める状態が続くか、現在1議席の民主が逆風の中で勢力を伸ばすかが注目される。


 立候補予定者の内訳は、現職41人、元職2人、新顔22人。政党別にみると、民主が現職1人、新顔6人の計7人。前回(3人公認、4人推薦)に比べて公認が4人増えた。自民は現職26人、新顔1人の計27人。前回(25人公認、1人推薦)は現職が14人で、今回は倍近くになった。


 公明は現職1人、共産は現職1人、新顔1人、社民は現職2人、元職1人、みんなは新顔2人、国民新は現職1人が準備を進めている。また、無所属は現職9人、元職1人、新顔12人の計22人。


 14選挙区のうち、立候補予定者数が定数を超えていないのは、大館市、潟上市、にかほ市、仙北市の4選挙区。無投票になる可能性もあるが、政党による擁立模索の動きも続いている。前回は、男鹿市、仙北市、南秋田郡の3選挙区が無投票となった。


 秋田市選挙区(定数13)は現職11人と新顔7人の計18人が手をあげており、激戦になりそうだ。前回2万票近くを獲得してトップ当選した穂積志氏が秋田市長になったため、その票が分散するのと、新顔でも知名度の高い候補者が多く、混戦が予想される。


 引退する県議がいる選挙区も激戦になりそうだ。能代市山本郡(同4)は民主、自民、社民、みんな、無所属の計7人による戦いで、大仙市仙北郡(同5)は自民、無所属(みんな推薦、社民推薦の各1人を含む)の計7人による戦いになる見通しだ。北秋田市北秋田郡(同2)や南秋田郡(同1)では、民主新顔と自民現職の争いが予想される。
     ◇
 国民新党は8日、能代市山本郡と横手市の2選挙区から立候補を予定している民主党公認候補の2人を推薦すると発表した。

1567チバQ:2011/03/12(土) 15:01:38
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001103110001
2011統一地方選(下)秋田市議選…
2011年03月11日

 統一地方選の秋田市議選の構図が固まりつつある。前回より定数が3減るものの、県内市町村で最多の39議席が争われる。現職10人が引退や県議選への転出を固める一方、新顔と元職計17人前後が準備を進めており、最終的に50人程度が立候補する見通し。42議席を56人が争った前回同様の激戦になりそうだ。


 今のところ、現職では、最大会派の秋水会(17人)所属のベテランを中心とした6人が、引退や県議選へのくら替えの意向を固めている。


 市議会8会派のうち、秋水会以外で引退する意向と見られる市議数は、公明党市議会(4人)が1人、社民党系の社会・市民連合(4人)が3人。ほかの5会派に所属する現職計17人は全員が立候補する見通しだ。


 党派別に見ると、公明党は新顔1人を公認、社民党も同3人を公認・推薦し、それぞれ現有議席の維持を目指す。共産党は同2人を公認、現有2議席の倍増を狙う。政権与党の民主党の会派はなく、公認の現職1人と新顔1人が立候補する見通し。


 政党の公認を受けず立候補を予定する新顔・元職としては、複数の市職員OBや会社経営者、弁護士事務所事務局員らの名前があがっている。


 すでに関係者へのあいさつ回りなど活発な動きを見せている新顔・元職もおり、開会中の市議会2月定例会が終わる18日以降、現職も含めて、各陣営の動きは激しさを増すことが確実だ。選挙後の市議会での勢力拡大を念頭に、新顔・元職を会派に取り込もうとする動きもある。


 市議会を二分するような大きな争点はないが、間もなく1期目4年の任期の折り返し地点を迎える穂積志市長の市政運営に対する「立ち位置」が、一つのポイントになりそうだ。


 具体的には、穂積市長が見送った家庭ごみ有料化や、公約でもある秋田公立美術工芸短大の4年制大学化、新年度末に一部を除いて施設が完成予定の中通1丁目の再開発、新庁舎建設といった施策に対する、これまでの姿勢や今後の考え方などだ。


 市議選の告示は4月17日、投票は24日で、即日開票され、同日深夜までには大勢が判明する見通しだ。

1568チバQ:2011/03/13(日) 00:43:45
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110312/t10014632941000.html
岩手 大槌町長らが行方不明か
3月12日 21時27分
岩手県大槌町の加藤宏暉町長との連絡が11日の津波のあとから、つかなくなり、県が確認を急いでいます。岩手県などによりますと、大槌町の役場自体とも十分な連絡が取れておらず、町長など担当の職員が11日の巨大地震のあと、役場で対策会議を開いていたところ、いきなり押し寄せた津波に巻き込まれたという情報もあるということです。大槌町は、岩手県の沿岸部にあり、役場も海岸近くに位置していて、県などが確認を急いでいます。

1569チバQ:2011/03/13(日) 14:14:15
地震のため(4)で止まってしまってます
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110308_03.htm
断面 県議選(1)山形/知事の存在感に重み/「オール与党化」の兆しも
 統一地方選で行われる東北6県の県議選(4月1日告示、10日投票)が間近に迫った。政権交代、ねじれ国会による混乱―。激しく揺れ動く国政が地方の戦いに変化をもたらすのか。各県では今、何が焦点に浮上し、選挙結果が県政にどんな影響を与えることになるのか。6県の見どころを探る。(6回続き)

<県民の人気高く>
 定数44に対し53人が立候補を予定する。2009年の知事選で吉村美栄子知事誕生の原動力となった民主党と社民党、連合山形の公認や推薦を受けるのは計11人。全員が当選しても過半数には遠く及ばない。逆に自民党は無投票の選挙区に加え、確実に当選者が見込める複数立候補の選挙区があるため、最悪の場合でも半分の22議席を確保できる。
 政党間の争いとは別に、新たな対立軸として浮上しつつあるのが吉村県政との距離感だ。
 知事選では自民党県議の大半と一部の無所属県議が斎藤弘前知事を支援した。当初は少数与党の苦しみを味わった吉村知事だが、就任2年を経て環境が変わってきた。農業政策や雇用対策、市町村との関係改善などで一定の成果を上げ、最近は自民党県議の議会での質問も穏やかになった。
 「厳しく追及すると、支持者に『知事をいじめるな』と言われる」との逸話もあるほど、県民の人気が高い吉村知事。県議にとっても、その存在は重みを増している。
 寒河江市選挙区(定数2)に立候補を予定するともに現職の小野幸作氏(69)=自民=と楳津博士氏(49)=無所属、民推=は、知事選で斎藤氏を支援した。
 両氏は今回、吉村知事と笑顔で握手する写真を撮影し、リーフレットに載せた。2人に挑戦する新人の柏倉信一氏(55)=無所属=は「選挙戦略としては理解するが、すり寄るのは早過ぎる」と皮肉るが、両氏は「議場では一県議として戦う」(小野氏)「県政与党(会派の一員)として当然」(楳津氏)と受け流す。

<「支援の輪」訴え>
 知事との距離を縮める候補予定者の動きを各党はどうみるのか。「(写真を)撮るなと強制もできない」と言うのは自民党の今井栄喜県連幹事長。民主党の武田聡県連幹事長も「知事とのスタンスは各予定者の考え方次第だ」と、党としての行動ではないと説明する。
 ともに吉村県政の与党的立場を取る社民党と共産党は、「知事への支持が広まるのは県民にとっていいこと」(広谷五郎左エ門社民党県連副代表)、「わが党は今後も県政をリードする」(本間和也共産党県委員長)との考えだ。
 県議選は本来、吉村県政の中間評価に絶好の機会となるはずだが、実態として「オール与党化」の兆しも見え始めている。
 吉村知事は1月、県議の会合で訴えた。
 「何でもかんでも反対する人ばかりでは駄目。私への絶大な支援の輪を広げてほしい」


2011年03月08日火曜日

1570チバQ:2011/03/13(日) 14:15:02
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110309_02.htm
断面 県議会(2)秋田/民主公認めぐり亀裂/自民は過半数維持目指す

<確実な戦略描く>
 県議選の告示が1カ月後に迫った2月27日。北秋田市・北秋田郡選挙区に立候補する民主党新人の事務所開きに、県連代表の松浦大悟氏(参院秋田選挙区)が駆け付けた。
 「今の県議会は緊張感がない」。松浦氏はそう指摘した上で「生活に密着した政治を前に進めよう」と力を込めた。
 県議会(定数45、欠員1)は現在、自民党が27議席と過半数を占める。2009年知事選で支援した佐竹敬久知事が当選後は、県政与党として「安定政権」を支える。
 「なれ合い」との批判も出る中、自民党が過半数を維持できるかどうかが、最大の焦点だ。
 自民党は現有と同じ27人を公認した。現職が26人を占める。「あと3人ほど出したい」(県連幹部)との声もあるが、確実に取れる議席を取る戦略を描く。
 前回は候補者3人の民主党。今回は現職1人、新人6人を立てる。自民党現職がいる6選挙区に30、40代を中心に擁立。若さなどを武器に戦う。
 新人が各選挙区で自民党現職の一角を崩せば、過半数割れに追い込む可能性も出てくるが、肝心の県連内部は一枚岩と言えないのが現状だ。

<別々の候補支援>
 象徴は衆院議員京野公子氏と県連との確執。県連が京野氏の同意を得ずに、地元の湯沢市・雄勝郡(定数3)と横手市(定数4)の両選挙区に新人の公認候補を立てようとし、亀裂が入った。
 京野氏は09年の衆院選で湯沢市・雄勝郡の無所属現職、横手市の民主党と無所属の現職から支援を受けた。「恩を返したい」との気持ちが強い。
 県連が党本部に両選挙区で新人の公認を申請すると、本部に公認しないよう申し入れた。本部は今月1日、湯沢市・雄勝郡での公認を見送り、新人は無所属で出馬する。
 「県連が勝手に候補者を決めるのはトラブルのもと。党勢拡大というより、内輪もめにしかならない」と京野氏。湯沢市・雄勝郡、横手市の両選挙区は結局、松浦氏ら県連幹部と京野氏が別々の候補を支援する「分裂選挙」となる見込みだ。
 県議会の構図は変わるのか。
 「それぞれ事情はあるが、自民の候補を落とす選挙に変わりはない」と民主党県連幹部。
 受けて立つ自民党は激戦の選挙区があることを認めながらも、「民主は自分の足元を見ているのか。我々は全員当選に向け、確実に票を積み上げる」(鈴木洋一県連会長)と強調する。


2011年03月09日水曜日

1571チバQ:2011/03/13(日) 14:15:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110310_02.htm
断面 県議選(3)青森/知事選と連動 色濃く/自民、盤石体制へ圧勝狙う
<全面支援の姿勢>
 16選挙区の定数48に対し、68人が立候補を予定する。現有25議席で最大会派の自民党は、27人を公認、無所属4人を推薦し、全選挙区での議席獲得を狙う。現有11議席の民主党は公認11人、推薦2人。自民党が過半数を維持し、議席を上積みできるのか。各党は候補者を公認、推薦する6月の知事選との連動も強めながら、激しい前哨戦を繰り広げている。
 三戸選挙区(定数3)の自民党新人が2月末に三戸町で開いた総決起大会に、知事選で3選を目指す現職の三村申吾氏(54)が姿を見せた。三村氏は自民、公明両党から推薦を受ける。入り口で県議選の新人と一緒に来場者を出迎え、全面支援の姿勢をアピールした。
 この新人は初挑戦だった前回2007年、民主党候補に229票差で競り負けた。「知事の出身校(八戸高)関係者からも支援を受けられる。存在は心強い」と明かす。
 自民党は03、07年の知事選でも三村氏を推薦した。今回も「共闘」で県議選と知事選をともに圧勝に持ち込み、県政で盤石の体制を築く戦略だ。
 三村氏も県議選の各候補者の集会に顔を出したり、各陣営に「必勝」と記した紙を贈ったりと、余念がない。自民党県連会長の木村太郎氏は「県議選で勝利し、勢いを一丸となって知事選に向ける」と意気込む。

<公約集浸透図る>
 一方の民主党。県連が2月末に青森市で開いた政経セミナーで、民主党と国民新党の推薦で知事選に挑む県連幹事長の山内崇氏(55)がマイクを握り、気勢を上げた。「青森を変える気持ちで頑張る」。壇上には県議選の立候補予定者がずらりと並んだ。
 県連の危機感は強い。自民党を過半数割れに追い込むのが目標だが、候補者擁立が思うように進まず、政権の混迷で逆風が吹き付ける。非自民系の重鎮だった田名部匡省氏の政界引退も影を落とす。
 「厳しい戦いになる」(横山北斗県連代表)とも予想される中、県連は県議の集会などで、山内氏らが作成した県版マニフェスト(公約集)の浸透を図る。山内氏もこまめに顔を出し、党への支持獲得に懸命だ。
 知事選とセットで党勢拡大を狙うのは共産党も同じ。公認は青森、弘前、八戸3選挙区の計4人。知事選に党公認で出馬する党県委員会書記長の吉俣洋氏(37)と二人三脚でミニ集会を重ね、県政刷新を訴える。


2011年03月10日木曜日

1572チバQ:2011/03/13(日) 14:16:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110311_02.htm
断面 県議選(4)福島/連勝民主に逆風強く/勢い込む自民 上積み狙う
<新人が推薦辞退>
 「民主党の推薦を受けたら戦えないと、後援会から反発を受けた」
 須賀川市岩瀬郡選挙区(定数3)に立候補する無所属新人が2月19日、民主党県連に推薦の辞退を申し出た。
 わずか4日前の15日に、推薦が決まったばかりだった。本人も「環太平洋連携連携協定(TPP)の参加交渉などで、民主党に不安を感じるようになった」と言う。
 推薦を撤回する羽目になった民主党県連。総務会長の宗方保氏は「本人と後援会長が頭を下げてきたのに、今更、党の方針が合わないと言い出すとは」と、怒りが収まらない。
 県議選は今回、定数58に対し、78人が立候補を表明した。2006年の出直し知事選で、社民党や連合福島とともに佐藤雄平氏を知事に押し上げた民主党。現有は16議席だが、「県政与党」として、初の過半数獲得を目標に掲げた。取り巻く環境は厳しさを増すばかりだ。
 06年の知事選後、民主党は県内の大型選挙でことごとく勝利を収めてきた。07年参院選福島選挙区(定数2)はトップ当選し、同年の参院補選(欠員1)でも議席を確保した。09年の衆院選では県内5小選挙区の完全制覇を達成。10年の参院選と知事選も制した。
 順風は、政権の混迷とともに逆風に転じた。県議選の候補者擁立も思うように進まず、現時点の公認候補は23人。このままでは戦う前から過半数獲得は
不可能な情勢だ。

<「09年と全く逆」>
 対照的に勢い込むのが、最大会派で現有26議席の自民党だ。既に29人を公認し、過半数獲得を掲げて上積みを図る。
 県連幹事長の斎藤健治氏は「今は09年の衆院選と全く逆の状況。県内の農協や商工会から次々に『全面支援します』という申し入れがある。県議選でこれほどの手応えは初めてだ」と語る。
 他党も攻勢を強める。新人3人を公認した社民、交渉会派(5議席以上)入りに向けて6人を擁立する共産、現有3議席の確保を目指す公明の3党に加え、みんなの党も会津若松市選挙区(定数4)で初の議席獲得を狙う。
 民主党の「連戦連勝」の勢いは止まるのか。逆風を乗り切り、県政与党としての基盤を固めることができるのか。
 県連の役員らはこぞって「県議選は日頃の地域での活動が問われる選挙だ。国政の影響を直接、受けることはない」と繰り返す。


2011年03月11日金曜日

1573チバQ:2011/03/13(日) 14:17:02
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1061/20110311_03.htm
春攻防―県議選直前情報(1)/栗原・市長支持票が焦点/登米・元新交え混戦状態
 統一地方選の第1ラウンドとなる県議選(4月1日告示、10日投票)が目前に迫った。全23選挙区の61議席に10日現在、88人が立候補を表明している。政権交代を経て、民主党政権が迷走を続ける中、次の4年の県政を占う前哨戦は激しさを増している。戦いの構図がほぼ固まった各選挙区の情勢を探った。(5回続き)

<栗原>
 再選を目指す自民の長谷川敦、4選を狙う無所属の熊谷義彦の2現職に、無所属元議員の川嶋保美が挑む。市長佐藤勇の支持層や共産支持票の行方が焦点。
 長谷川は2月下旬に新しい後援会長が決まり、団体回りが本格化した。祖父で元法相の故峻から続く築館や栗駒などの地盤で票の上積みを図る。
 社民推薦の熊谷は、労組の支援と議員活動で培った人脈が強み。築館、一迫を中心にミニ集会を開始。各種会合に足を運び全域での浸透を狙う。
 川嶋は前回(2007年)落選後、自民を離党。民主党元参院議員大石正光の地盤だった若柳を固め、市北部への広がりを狙う。

<大崎>
 4選に挑む佐々木征治、3選を狙う中島源陽、再選を目指す菊地恵一の自民3現職と、5選に挑戦する社民現職の岩渕義教は臨戦態勢を整えた。共産が今月、新人の内藤隆司を擁立した。
 佐々木は地盤の旧鹿島台町を足掛かりに、旧古川市への浸透を狙う。中島は出身の旧岩出山町を拠点に、ミニ集会を重ね農業政策をアピール。菊地は旧古川市を軸に各種会合や支持者回りをこなし票を掘り起こす。
 岩渕は後援会組織と連合宮城傘下労組に支えられる。旧古川市を中心に組織固めに力を入れる。
 内藤は環太平洋連携協定(TPP)への参加反対を掲げ、農村部への浸透を急ぐ。民主は候補者擁立を断念する見通し。各陣営とも当選ラインは1万票前後と想定している。

<登米>
 ともに再選を目指す自民の熊谷盛広と只野九十九、5選を狙う無所属の袋正の3現職に、無所属元議員の渡辺忠悦、無所属新人の高橋理茂が挑む。無風から一転、混戦の様相が強まった。
 前回は無所属で初当選した熊谷と只野は自民党色を前面に出し、知事村井嘉浩とのパイプもアピール。熊谷は旧津山町、只野は旧豊里町を拠点に市内全域での票の掘り起こしを狙う。
 袋は5日、旧迫町に後援会事務所を設けた。推薦を受けた民主党の衆院議員石山敬貴(宮城4区)らと気勢を上げた。つじ立ちも欠かさない。
 前回、自民公認で落選した渡辺は2月中旬に立候補を決意。出遅れをカバーしようと、旧南方町などで浸透を図る。
 旧南方町議の高橋は民主党総支部幹部だったが、公認申請を却下されて離党。みんなの党からの立候補を目指す。

<遠田>
 5選を狙う自民現職の中村功と、民主新人の大友新の一騎打ちになりそう。美里町が地盤の社民元議員が立候補を断念したため、同町での集票合戦が熱を帯びそうだ。
 中村は涌谷町が拠点。後援会組織の結束を強めようと地域回りを重ねる。知事村井との親密ぶりも強調し票を掘り起こす。美里町にも事務所を設けて幅広い浸透を図る。
 大友は10人規模の集会に力を入れる。民主党衆院議員安住淳(宮城5区)後援会の支援を受ける。自主投票を決めた社民支持層への浸透も鍵。

<加美>
 4選を目指す自民現職の皆川章太郎だけが立候補を表明している。菅政権の失速とともに、民主の候補擁立作業は止まったままになっている。前回に続き、無投票当選が濃厚となった。
(敬称略)


◇県議選立候補予定者
【登米】(3―5)
熊谷 盛広 60 元津山町長  自現(1)
只野九十九 62 元豊里町長  自現(1)
袋   正 61 農業     無現(4)(民推)
渡辺 忠悦 61 会社役員   無元(1)
高橋 理茂 60 農業     無新

【大崎】(4―5)
菊地 恵一 52 会社役員   自現(1)
佐々木征治 67 党県総務会長 自現(3)
中島 源陽 48 農業     自現(2)
岩渕 義教 61 党県副代表  社現(4)
内藤 隆司 52 党地区委員長 共新

【栗原】(2―3)
長谷川 敦 38 元衆議員秘書 自現(1)
熊谷 義彦 59 党県役員   無現(3)(社推)
川嶋 保美 67 会社会長   無元(2)

【加美】(1―1)
皆川章太郎 58 元衆議員秘書 自現(3)

【遠田】(1―2)
中村  功 61 農業     自現(4)
大友  新 32 会社社長   民新 (国推)


2011年03月11日金曜日

1574名無しさん:2011/03/15(火) 12:51:53

統一地方選:’11年やまがた 減税日本、県支部を設立 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110315ddlk06010186000c.html

 ◇20日に河村代表が講演会

 河村たかし名古屋市長が代表を務める「減税日本」の山形県支部が20日に設立されることが14日分かった。20日に河村氏が来県し講演会を開く。支部長には県議選山形市区に立候補を予定している無所属新人で元衆議院秘書の柴田雅章氏(28)=民主党推薦=が就任する予定。柴田氏は11日付で減税日本に推薦願を申請した。

 柴田氏は「河村氏が掲げる減税、議員報酬削減に共感している。現在の民主党政権が掲げる増税路線は間違っている」と主張。民主党県連には既に報告したという。柴田氏は無所属で立候補するが、他に県議選に1人、市議選に4人程度擁立することを目指すとしている。【林奈緒美】

毎日新聞 2011年3月15日 地方版

1575チバQ:2011/03/15(火) 23:51:08
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150322.html
統一選の延長幅2〜6カ月で調整 主に東北3県の被災地2011年3月15日21時7分

 菅政権は、東日本大震災の被災地で4月の統一地方選を延期する法案を16日に国会に提出することを決めた。岩手、宮城、福島の3県を中心に選挙実施が困難な被災自治体からの延期申請を受け付ける方式で、延長期間は自治体の被害程度に応じて2〜6カ月の幅で調整する。

 16日に臨時特例法案を閣議決定し、国会に提出。主な野党も賛成する方向で、17日に衆院を通過、18日に成立する見通しだ。対象地域や延長期間は法案に盛り込まず、片山善博総務相が自治体の意見を踏まえたうえで指定するか、別途政令で定める。

 片山総務相は15日の閣議後の記者会見で「あくまで例外的な特例。停電があったからといって、民主主義の大原則を覆すことにはならない」と述べ、被災自治体からの要請に限って延期を認める考えを示した。延長期間については「壊滅的な打撃を受けている地域は、どういうまちづくりをするかのプランニングが根幹。一日も早く選挙をして重要な仕事をやっていただきたい」とし、各被災自治体が被災状況や復興進度に応じて延長幅を決めることが望ましいとの認識を示した。

 参院は野党が多数を占めるため、法案成立には少なくとも野党の一部の賛成が不可欠だが、15日の与野党幹事長会談では再び各党の意見が分かれた。

 自民党の石原伸晃幹事長は「知事、市町長から話をうかがって、しかるべき法案を作るのが望ましい」とし、岩手、宮城、福島の3県の被災地に限定するよう主張。公明党の井上義久幹事長も「災害地域が非常に広いので、知事はじめ関係者から十分ヒアリングをし、政府としてきちんと方針を示してほしい」と求めた。社民党と全国一律を主張していたたちあがれ日本も被災地限定に同調した。

 一方、みんなの党の江田憲司幹事長は「未曽有の事態で全国民の問題」として全国規模の延期を主張。共産、国民新両党が同調した。民主党の岡田克也幹事長は「政府判断で(法案を)出させていただきたい」と引き取り、被災地に限定する姿勢を見せた。

 被災を受けた3県では、4月10日投開票で岩手県知事選と各県議選、仙台市議選が予定される。同月24日投開票で岩手県陸前高田市、宮城県塩釜市、福島県相馬市などで議員選がある。

1576kthila:2011/03/17(木) 02:25:36
http://foto-2011.org.ua

1577チバQ:2011/03/17(木) 19:33:21
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_01.jsp
2011県議選 決戦の構図
[鹿角市・郡]
混戦模様、4人出馬へ
立候補予定者(定数2-4)
大里祐一 74 自現(4) 鹿角市花輪
川口一 60 自現(3) 小坂町小坂
阿部博雄 52 民新 鹿角市花輪
石川徹 46 無新 鹿角市十和田錦木

※かっこ内数字は当選回数 昨年末時点で立候補の意思を示していたのは自民現職の大里祐一と川口一の2人だけ。しかし、今年に入り情勢が一変した。1月10日、自民衆院議員の秘書だった阿部博雄が民主に「くら替え」しての出馬を表明、選挙戦が確実になった。告示まで約1カ月に迫った先月26日には、元鹿角市議の新人石川徹が無所属での立候補を明らかにした。前々回の2003年同様、2議席を4人で争う展開になりそうで、各陣営は混戦を予想し危機感を強めている。

 阿部の出馬は自民関係者を驚かせた。昨年12月、自宅のある大館市の市議選(4月)への出馬を検討していたところ、民主県連副代表の川口博衆院議員から打診を受け、県議選への立候補を決めた。「自民が県議会の過半数を占める中、県内の雇用状況などは改善されないまま。この現状を何とかしたいと思った」と阿部。約20年間の秘書時代に鹿角地域を担当していたとはいえ、いわば落下傘候補。民主の時局講演会に出席するなどし知名度アップに努めている。

 一方、石川の出馬は以前からうわさされており、各陣営は「想定の範囲内」と冷静に受け止める。石川は地元新聞社記者から鹿角市議に転身。3期目途中の09年2月に辞職し同年6月の市長選に立候補。次点だったものの、現職に1610票差に迫る9589票を獲得、一定の支持を得た。その後、表立った活動はしていなかったが、「民主と自民の政権争いの構図が県議選に持ち込まれたことを嫌う住民の受け皿になりたい」と出馬に踏み切った。

 大里は前々回落選し、前回07年の選挙で返り咲いた。5度目の当選を目指す今回は、地盤とする大票田の同市花輪地区などで1月、3回にわたり県政報告会を開催した。支持者らへのあいさつ回りもしており、選挙戦に向けた態勢を整えている。4人が名乗りを上げたことに、陣営は「(票の行方が)読みにくい」。地盤が同じで前回、前々回としのぎを削った元職が不出馬の意思を示していることから、同地区でいかに支持を広げられるかが注目される。

 川口は昨秋から立候補に向けて準備。12月下旬に地元小坂町と鹿角市十和田地区に後援会事務所を構えた。同町での事務所開きでは支持者ら約70人を前に、「皆さんと手を携え4期目に挑戦したい」と訴えた。前回、次点候補とは27票の僅差で、「今回も厳しい戦いになる」と覚悟する。特に警戒しているのが阿部の後ろ盾であり、小坂町長を20年近く務めた川口衆院議員の存在だ。固いとされてきた自身の地盤を脅かされかねず、予断を許さない状況だ。

 (敬称略)

(2011/03/02 付)

1578チバQ:2011/03/17(木) 19:34:07
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_02.jsp
2011県議選 決戦の構図
[北秋田市・郡]
自・民、因縁の対決へ
立候補予定者(定数2-3)
北林丈正 50 自現(1) 北秋田市宮前町
近藤健一郎 55 自現(1) 北秋田市米内沢
小塚光子 64 民新 北秋田市伊勢町

※かっこ内数字は当選回数 2議席独占を堅持したい自民に、地方議会での勢力拡大を狙う民主が挑む。出馬を予定している3人には前回の2007年県議選からの因縁があり、自民対民主の構図に影を落とす。

 前回は6選を目指す津谷永光(現北秋田市長)、森吉地区を地盤に県議8期務めた父照助の後継で自民新の北林丈正、元森吉町長で無所属新の近藤健一郎による三つどもえの戦いとなった。現職の強みを発揮した津谷がトップ当選。自民と敵対する寺田典城知事(当時)、寺田学衆院議員(民主)らの支援を受けた近藤が非自民票を取り込み初当選し、北林が敗れた。

 自民による議席独占を阻むため、地元で奔走したのが小塚光子。福祉活動などを通じて培った人脈や、05年の北秋田市長選に立候補した経験を生かし近藤の勝利に貢献。しかし近藤は09年、県議会所属会派の解散に伴い自民入りした。民主は今回、「議席奪還」との意気込みで擁立作業を進め、同市議会副議長の小塚に出馬を要請した。

 前回落選した北林は、津谷の同市長選出馬に伴う09年の県議補選で初当選を果たした。北林、近藤は県議会で同じ自民会派に属することになったものの、かつては一戦交えた間柄。北林陣営は「ぶれずにやってきた」との自負があり、近藤陣営とは一線を画す。一方の近藤は、昨年の参院選で自民候補の応援に汗を流すなど、自民支持層への浸透を図ってきた。

 3人による因縁の対決で、もう一つ注目すべきは、有権者のほぼ半数が集中する大票田・鷹巣地区の票の行方だ。鷹巣は津谷が地盤とする地域。自民支持層にとどまらず幅広く獲得してきた津谷票がどう分散するのか、という見方もできる。津谷は北林、近藤の後援会事務所開きにそれぞれ出席したほか、小塚の事務所開きにメッセージを送るなどしており、表立って特定陣営に肩入れする様子はない。

 北林は15年ほど前から鷹巣に居を構え、PTA活動や地元イベントなどを通じ支持者を掘り起こしてきた。09年県議補選では、鷹巣在住の候補者との一騎打ちを制した。鷹巣地区では、先月までにさらに小支部を9カ所立ち上げるなど、きめ細やかな組織を構築し臨戦態勢を整えている。

 近藤は1月に鷹巣地区の後援会を立ち上げ、市内旧4町と上小阿仁村に組織を整えた。先月開いた集会では堀井啓一副知事を招き、県との太いパイプをアピール。前回とは状況が異なる戦いだけに、前回票の流出を最小限にとどめ、どれだけ新たな支持を上積みできるかにかかっている。

 小塚は昨年暮れに出馬を表明。大きな組織を持たず自宅に後援会事務所を置く。集会では福祉問題をはじめ、女性の視点を生かした県政運営の重要さを強調し草の根運動を展開。国政で民主批判が渦巻く中、いかに非自民票を集約し地元・鷹巣地区から票を集められるかが鍵になりそうだ。

 (敬称略)

(2011/03/03 付)

1579チバQ:2011/03/17(木) 19:34:50
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_03.jsp
2011県議選 決戦の構図
[能代市山本郡]
鍵握る引退現職の票
立候補予定者(定数4-7)
能登祐一 64 自現(4) 能代市御指南町
武田英文 66 自現(3) 能代市二ツ井町
中田潤 63 無現(2) 能代市花園町
宮腰誠 72 社元(3) 能代市元町
吉方清彦 40 民新 能代市豊祥岱
今野清孝 58 無新 能代市浅内
原田悦子 65 み新 能代市浅内

※かっこ内数字は当選回数 7人で4議席を争う構図。現職3人が安定しているが、元職1人と新人3人もしのぎを削り混戦となりそうだ。全員が能代市在住。現職引退の影響が大きい八峰町や三種町の票の行方が鍵を握る。

 地元八峰町など山本郡が地盤の自民現職の金谷信栄は昨年1月、今期限りの引退を表明したが、後継を指名せず、特定の候補予定者を支持する姿勢も見せていない。これが元職や新人の出馬を促す一因となり、前回の2007年県議選での約9500票の“金谷票”を各陣営が奪い合う展開になっている。

 混戦模様のもう一つの要因は、旧能代市選挙区で当選3回の社民元職・宮腰誠の出馬表明が、昨年12月と出遅れたことだ。宮腰は前回次点にとどまり引退を表明したが、堅い個人票を持ち、その動きが注目されていた。なかなか態度が定まらない中で、様子をうかがっていた他陣営が出馬に向かった側面がある。

 連合秋田は今回、民主新人の吉方清彦ではなく宮腰を推薦。一昨年の衆院選秋田2区、昨年の参院選でも一枚岩での共闘は成功しておらず、今後の国政選挙への影響が注目される。

 前回4議席中3議席を占めた県政与党の自民は、昨年末まで金谷の後継擁立を図ったが断念。能登祐一、武田英文の2現職が議席確保を狙う。

 能登は、出身の建設業界を中心とした企業回りをはじめ、各地域での座談会開催などに余念がない。県政での発言力を訴えて上位当選を狙う。

 武田は唯一、旧山本郡が地盤。地元・二ツ井町と自ら営む木材会社がある藤里町で支持を固め、八峰、三種両町、旧市部でも浸透を図る。

 中田潤は三種、八峰両町に特化した後援会報をそれぞれ発行し、きめ細かい目配りをアピール。出身の建設会社の関連企業回りをはじめ、小集会も精力的にこなしている。

 票の上積みを目指す3現職に4人も対抗。当選ラインが前回の約9500票より下がるとみる陣営もあり、激しい前哨戦を展開している。

 宮腰は、前回までの支持者が他陣営入りするなどして出遅れが響いており、侵食された個人票奪還に懸命だ。

 連続3度目の挑戦となる吉方は前回落選後、知事選や国政選挙で民主系候補を支援、市外にも人脈を広げた。郡部回りをほぼ終え、今後は市内での活動に重点を置く。

 能代市議連続6期の今野清孝は、八峰、三種両町の議員経験者の協力で郡部を回り知名度向上を図っている。ボランティア仲間の自主的支援で各地に浸透しつつある。

 前能代市議の原田悦子は、能代産廃問題追及による市内での知名度を生かす。みんなの党公認ながら支持母体はなく、唯一の女性候補として郡部への浸透に懸命だ。

 (敬称略)

(2011/03/04 付)

1580チバQ:2011/03/17(木) 19:35:26
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_04a.jsp
2011県議選 決戦の構図
[男鹿市]
大票田船川地区が鍵
立候補予定者(定数1-3)
下間俊悦 51 自現(1) 船越
菅原広二 59 無新 脇本
船木正博 63 無新 船越

※かっこ内数字は当選回数 現職の下間俊悦、共に新人の菅原広二、船木正博による三つどもえの様相。補選を除き1999年以来の選挙戦となる。県議5期目途中で辞職し2009年の男鹿市長選に出馬、落選した加藤義康に動きがなく、同時に行われた県議補選で下間に敗れた前市長の佐藤一誠も不出馬。新人が出馬しやすい環境となった。

 3人の地盤は船越、脇本地区に集中し地元票の奪い合いは必至。大票田・船川地区が鍵を握る。菅原は船川に後援会事務所を開設。下間もあす6日、船川に連絡所を開く。

 下間は、市長引退表明後に県議補選に回った佐藤への批判票を集めたが、今回そうした追い風はない。各地区小集会に出向くなどして活動。経営者仲間らが支援、船越、船川地区の市議3人も地元で奔走している。

 菅原は、09年市長選で当選した現市長渡部幸男の後援会幹事長の経験を生かし、組織戦で挑む。市内9地区に後援会を置き、市議9人も独自の後援会を組織。支持者が重なり合う渡部の後援会も支援に回っている。

 船木は昨年4月の市議選で次点だったため、地元船越に事務所を構え足場固め。地元町内会役員や友人らでつくる市議時代からの後援会が引き続き活動。あいさつ回りを五里合など北部に広げ、浸透を図っている。

 (敬称略)

(2011/03/05 付)

1581チバQ:2011/03/17(木) 19:36:14
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_04b.jsp
2011県議選 決戦の構図
[南秋田郡]
自民現職に民主挑む
立候補予定者(定数1-2)
平山晴彦 56 自現(2) 五城目町西磯ノ目
芳賀洋介 35 民新 八郎潟町真坂

※かっこ内数字は当選回数 3選を目指す現職の自民・平山晴彦に、民主の新人芳賀洋介が挑む。南秋田郡選挙区が8町村だった2003年の前々回県議選までは、自民や社民の公認、推薦候補らが定数3を争っていた。合併に伴う区割り変更により4町村、定数1となった07年の前回、平山は無投票で再選。区割り変更後、初の選挙戦となる。

 平山は昨年から後援会幹部の世代交代を図るなど組織強化を進めていたが、非自民系候補の出馬の動きは具体化せず、無投票との見方もあった。しかし昨年末、民主が芳賀を公認予定者として発表。芳賀は秋田市で音楽イベントを立ち上げ、五城目町で朝市活性化に携わった経歴があるが、政治経験はゼロで「全く予想外」との声も上がった。

 平山は各地区でのあいさつ回りの傍ら、2月からは五城目町を皮切りに各地区公民館で小集会を開催。湖東総合病院(八郎潟町)存続への提言や公共施設の整備など、現職としての実績をアピールしている。8年ぶりの選挙戦に「気を引き締めて全力で戦うだけ」と話す。

 芳賀は年明けから、父の実家がある八郎潟町を拠点に活動。同町と五城目町で小集会を開いたほか、あいさつ回りやつじ立ちを始めた。30代の若さをアピール、地域の観光振興や住民参加型政治の実現を訴える。「住民の反応は良い。地道に知名度を上げていく」としている。

 (敬称略)

(2011/03/05 付)

1582チバQ:2011/03/17(木) 19:37:10
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_05.jsp
2011県議選 決戦の構図
[秋田市現職]
議席死守へ動き加速
立候補予定者(定数13-18)
北林康司 69 自現(6) 八橋
冨樫博之 55 自現(4) 仁井田
工藤嘉範 53 自現(1) 山内
竹下博英 57 自現(1) 雄和
中泉松司 31 自現(1) 下新城
石川ひとみ 60 社現(1) 八橋
山内梅良 63 共現(2) 雄和
田口聡  56 公現(2) 新屋
石川錬治郎 71 国現(1) 保戸野
淡路定明 51 無現(2) 土崎
瀬田川栄一 63 無現(2) 泉
沼谷純  37 民新 横森
黒崎一紀 52 み新 雄和
菅原博文 56 無新 新屋
鈴木陽悦 62 無新 寺内
丸野内胡桃 66 無新 中通
三浦茂人 52 無新 外旭川
三浦芳博 59 無新 旭南

※かっこ内数字は当選回数 定数13に対し現職11人と新人7人の計18人が名乗りを上げ、大混戦の様相。前回2007年の県議選で2万票近くを獲得し、2位以下を大きく引き離してトップ当選した穂積志が秋田市長に転身した影響で、当選ラインは前回の約7200票より上がるとの見方が強い。元参院議員の鈴木陽悦ら知名度のある新人も出馬表明する中、現職は議席を死守しようと懸命だ。

 前回1万票以下で当選したのは石川ひとみ、石川錬治郎、工藤嘉範、北林康司、淡路定明、瀬田川栄一の6人。再選には前回票の維持や上積みが必要として、危機感を募らせている。

 2003年に秋田市議からくら替えし、前回は13位だった瀬田川は「8千票は取らないと当選できない」と気を引き締める。市内九つの後援会がフル稼働し、地元・泉をはじめ中央地区での浸透を図る。

 同じく03年に市議から転身した淡路も「新人が脅威」と警戒する。自身で作成した政策提言書「秋田県創造計画」を手に、重点地区とする土崎や将軍野、寺内であいさつ回りを重ねている。

 現職として初の選挙戦となる工藤は、この4年間でスポーツ振興や農業振興に力を入れてきた姿勢を強調。旭川や手形など東部地区での支持拡大を目指す。選挙区で最多当選のベテラン北林は、地盤の八橋や寺内の地域票に加え、環境衛生関係など業界団体の票も手堅く取り込む戦略だ。

 石川錬は、国民新党を支える郵政関係団体や市長時代からの支持者の協力を得て、活動を展開。佐竹敬久知事の批判票の獲得も狙う。石川ひは女性の集いやミニ集会を重ね、社民党員の支持固めを進めながら、地元・八橋や実家のある広面にも食い込みを図っている。

 トップ当選を続けていた穂積の“票”がどう動くかも注目される。その行方が読みにくい中、前回の上位当選者も「安心はできない」「厳しい戦いだ」として、動きを加速させている。

 穂積と同じく新屋が地元で、前回2位の田口聡は公明党支持者だけでなく、新屋新興会などの推薦を受けて地域票の上積みにも全力を挙げる。上位当選常連の冨樫博之は議長として多忙を極めるが、後援会員を対象にしたミニ集会を市内各地区で開くなど活動を本格化させている。

 前回4位で現職最年少の中泉松司は若さを前面に打ち出し、「若者の声も県政に反映させたい」と支持を訴える。地元・下新城など北部地区で浸透を図る。5位だった山内梅良は共産党員へのあいさつ回りや演説会開催を通じて、支持固めに力を注ぐ。地元・雄和を基盤としつつ、全域から集票したい考えだ。

 穂積の市長選出馬に伴い行われた09年の県議補選で初当選した竹下博英は地元・雄和を含む旧河辺郡に浸透。旧秋田市内でも精力的に動いている。

 (敬称略)

(2011/03/07 付)

1583チバQ:2011/03/17(木) 19:37:48
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_06.jsp
2011県議選 決戦の構図
[秋田市新人]
現職の牙城どう崩す
秋田市選挙区(定数13)では現職11人に新人7人が挑む。前回は新人10人中、5人が初当選を果たした。今回は現職の壁を突き崩す新人がどれだけ出るのか。選挙戦の焦点の一つだ。

 新人7人のうち、政党の公認を得ているのは、元県職員の沼谷純と会社社長の黒崎一紀の2人。秋田市議の菅原博文、元参院議員の鈴木陽悦、市民団体代表の丸野内胡桃、元銀行員の三浦茂人、元市議の三浦芳博の5人は無所属で立候補する。集票力のある新人が少なくなく、再選を目指す現職の一部を脅かす存在となっている。

 沼谷は選挙区唯一の民主党公認候補予定者。寺田学衆院議員の全面的な支援を受ける。県政を内側から見てきた経験を基に「現在の県議会は県当局の提案を丸のみする『なれ合い議会』」と批判。議会改革を訴え、現状に疑問を持つ有権者への浸透を目指す。

 2009年の県議補選を含め3度目の出馬となる黒崎はみんなの党公認で立つ。地元・雄和をはじめとする支持者へのあいさつ回りは既に二巡目に入った。昨夏の参院選で躍進した同党の政策を前面に打ち出し、無党派層にも食い込もうと懸命だ。

 その参院選で落選した鈴木は今年2月に民主党を離党、無所属での立候補を表明した。国会議員経験者としては異例の出馬となるが、「国政の経験を県政に」と強調する。知名度の高さを武器に、地元・寺内だけでなく市内全域からの集票を狙う。

 07年の市議選でトップ当選した菅原も知名度を生かした選挙戦を展開したい考え。06年まで「まるさん」の芸名でテレビ、ラジオ番組に出演しており、芸名で選挙に臨む予定。当選ラインに達するには、市議選で獲得した約4700票からの上積みが必要だ。

 秋田市長選に2度出馬した経験のある丸野内は、今期限りで引退する現職の夫・鈴木孝雄の後継。鈴木の後援会役員をスタッフに迎え、鈴木の支持者への支援呼び掛けに力を入れる。これまで続けてきた市民運動の関係者からの得票にも期待する。

 三浦茂は昨年10月、地元・外旭川に事務所を構え、精力的な活動を展開。外旭川が地元の立候補予定者はおらず、同地区を中心に泉、将軍野でも浸透を図っている。銀行員時代の人脈を生かした票の積み上げも狙う。

 09年の補選に続く挑戦となる三浦芳は、市議時代からの地元・旭南の後援会を軸に、あいさつ回りを重ねてきた。楢山、土崎、広面にも新たな後援会を組織。補選時に設立した会社役員でつくる後援会の協力も得て、支持拡大に努めている。

 (敬称略)

(2011/03/08 付)

1584チバQ:2011/03/17(木) 19:38:57
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_07.jsp
[由利本荘市]
現新5人が再び攻防
立候補予定者(定数4-5) 佐藤健一郎 59 自現(5) 矢島町七日町
小田美恵子 64 自現(3) 川口
加藤鉱一 62 自現(1) 岩城亀田大町
三浦英一 55 無現(2) 出戸町
佐々木三知夫 65 無新 平岫

※かっこ内数字は当選回数 定数4に対する立候補予定者5人の顔触れは、前回2007年の県議選と同じ。それぞれの支持者は高齢化しており、有権者も前回より千人以上減っているのが現状だ。現時点での各陣営の動きは、攻勢と防戦に分かれている。

 現時点で最も活発なのが、前回の初当選後に自民入りした加藤鉱一だ。地元の岩城地域はもちろん、総括責任者の佐々木秀綱が町長を務めた大内地域、そして現・元市議の応援を得た東由利、由利、西目の各地域にも浸透。大票田の本荘地域での動きも目立つ。他陣営は脅威を口にするが、加藤本人は「まだ(自分のことが)知られていない」と攻めの姿勢を崩さない。

 3期目で「県政初の女性副議長」に就いた自民の小田美恵子は、自らの選挙ではその役職が足かせになっている。3月も副議長として出席する会合がめじろ押し。2月19日の後援会事務所開きで小田は「(回って歩けない)私の代わりに、皆さんの力添えをお願いしたい」と呼び掛けた。地元本荘地域での票固めを急ぎ、他陣営からの切り崩しを防ぐ戦いとなっている。

 自民の佐藤健一郎は2月中に地盤の矢島地域や鳥海、由利両地域を一巡し、旧郡部を中心に「これまで通り」(陣営)の前哨戦を展開。区割り変更した前回も1万2千票台に乗せトップ当選しており安定した集票力があるが、支持者高齢化への陣営の危機感は強く、各地域の後援会の「連絡協議会」を初めて設置。各地域の支持者間の連携強化を図り取りこぼしを防ぐ。

 県議会で民主・新みらい所属の三浦英一は連合秋田の推薦、社民県連の支持を得て3期目に挑む。推薦依頼中の民主県連が、由利本荘市選挙区で公認候補を擁立する動きもあったが、2月13日の事務所開きでは、民主の衆院議員京野公子とともに非自民勢力結集を呼び掛けた。民主に対する逆風をかわしつつ、地元本荘地域や生まれ故郷の矢島地域で支持を訴える。

 新人の元県職員佐々木三知夫は、前回に続き2度目の挑戦。昨年10月の出馬表明後に参院議員寺田典城からあったみんなの党公認の打診を断り、無所属で草の根的な前哨戦を展開している。地元大内地域で他陣営の侵食を受けているが「複数の知人が『大内から県議を』と勝手連的に動いてくれている」と手応えを感じており、自らは本荘地域を重点的に歩いている。

 元官房長官の村岡兼造や3度国政に挑んだ次男敏英が持つ「村岡票」は、大半が自民現職に向かいそう。市商工会長など多くの役職を持つ兼造の弟淑郎は2月27日、加藤の事務所開きで「(現職の)自民は3人とも必要」と強調。担ぎ出した一人として加藤を推しつつ、今回は小田支援にも動いている。

 (敬称略)

(2011/03/09 付)

1585チバQ:2011/03/17(木) 19:39:46
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_08.jsp
2011県議選 決戦の構図
[大仙市仙北郡]
地盤外での上積み鍵
立候補予定者(定数5-7)
大野忠右エ門 72 自現(4) 大仙市長野
小松隆明 63 自現(1) 大仙市刈和野
原幸子 40 自現(1) 大仙市刈和野
樽川隆  69 無現(2) 美郷町土崎
渡部英治 61 無元(1) 大仙市大曲田町
佐々木博嗣 55 自新 大仙市若竹町
加藤麻里 53 無新 美郷町金沢

※かっこ内数字は当選回数 現職5人のうち、引退する佐々木長秀(社民)を除く4人が出馬、返り咲きを期す元職1人、新人2人が挑む。

 10人が出馬した前回2007年(有効投票7万1904票)は、トップ当選が約1万票。8千票が当落を分けた。今回は7人による争いで「1万票は必要」と各陣営。地盤や支持基盤を固めた上で、他地域票や浮動票をどう取り込むかが鍵になる。前回出馬した大曲地域の大仙市議(自民)、旧太田町長(同)、西仙北が地盤の佐々木長が獲得した計2万4千票の行方が焦点だ。

 前回は大曲地域を地盤とする2候補が共倒れし、市中心部に県議が不在となった。仙北組合総合病院の建て替えを柱にしたJR大曲駅前の再開発事業が4月以降本格化し、大型事業の実施時期に“空白域”から県議を出したいという気持ちが地元に根強い。ただ中核的病院の建て替えは大仙市、美郷町全域にかかわる課題だけに、周辺を地盤とする候補も重要施策に掲げ、同地域への浸透を図る。

 大曲地域を地盤とするのは2人。東北電力OBの渡部英治は旧大曲市議、大曲青年会議所時代の人脈を生かし支持拡大に懸命。連合秋田の推薦を受ける一方、保守系の若手経営者、大曲中同期生らが支援。超党派的立場を強調する。

 佐々木博嗣は故御法川英文衆院議員と、長男の元衆院議員信英の公設秘書を20年近く務めた。父母の出身地で中学時代を過ごした同地域から初出馬。大曲中同期生らの応援を得て浸透に全力を挙げる。

 大野忠右エ門は県議会議長、全国都道府県議会議長会会長を経験。「農業、雇用情勢が厳しく即戦力が必要」と訴える。選挙区全域に張り巡らせた後援会組織が堅固。地盤中仙地域周辺で上積みを図る。

 旧西仙北町長の小松隆明は市西部が地盤。町長3期と県議経験で培った人脈が強み。佐々木長の地域票の取り込みを目指し、昨年末から西部であいさつ回りを続ける。大票田大曲地域への浸透も狙う。

 福祉施設職員から県政に飛び込んだ原幸子は、故原盛一県議の長女。がん医療対策など1期目の取り組みを街頭などで訴える。出身地仙北地域や自宅がある西仙北地域で支持者回りを強化している。

 農業法人を営む樽川は、千畑地域を中心に地元美郷町に浸透。地域的なつながりを生かし市東部などで保守系の取り込みも図る。候補の中で最も農業に精通しており、農家票固めに奔走している。

 旧仙南村長・故中田勤の長女加藤麻里は、佐々木長の後継。社民や連合秋田の推薦を受け、基礎票固めを急ぐ。女性後援会の動きも活発化。美郷町から2人が出馬するだけに地元浸透に力を注ぐ。

 (敬称略)

(2011/03/10 付)

1586チバQ:2011/03/17(木) 19:40:49
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_09.jsp
2011県議選 決戦の構図
[横手市]
民主新人擁立で混戦
立候補予定者(定数4-6)
鶴田有司 58 自現(4) 旭川
柴田正敏 60 自現(2) 雄物川町
小田嶋伝一 75 民現(4) 杉沢
土谷勝悦 62 無現(3) 十文字町
小原正晃 33 民新 上境
我妻桂子 56 共新 前郷

※かっこ内数字は当選回数 現時点で名乗りを上げているのは、定数4に対し現職4人と新人2人。昨年暮れ、民主県連が新人を擁立したことから混戦の度合いを深めている。

 現職の主な地盤は、自民は鶴田有司が横手、柴田正敏は雄物川、大雄、大森の各地域。県議会で共に民主・新みらいに所属する民主の小田嶋伝一は横手、無所属の土谷勝悦が十文字、増田と、それぞれが安定した地盤を持っていた。

 ところが、民主の新人小原正晃が、鶴田と小田嶋の地盤の横手から出馬を表明し様相が一転。小原は、かつての勤め先があった十文字も重点地域と位置付けており、土谷とも競合。各陣営は小原への票の流出を警戒しつつ、地盤以外への攻勢を本格化させている。共産の新人我妻桂子も市内全域で活動を活発化させている。

 昨年暮れ、民主県連が小原を新人の候補予定者に決めた際、民主県第3区総支部長の京野公子衆院議員は、一昨年の衆院選で民主・新みらいの現職2人の支援を受けた経緯があり、横手市選挙区への新人擁立に「相談がなかった」と反発、やめるよう党本部に要望書を提出した。最終的に党本部は小田嶋のほか、小原も公認したが、こうした背景があることから、なかなか一枚岩とは言えない状況だ。

 民主唯一の現職、小田嶋は前回獲得した約9800票を維持しようと、8地域の後援会支部をフル稼働。先月27日の後援会決起集会には県連副代表の高松和夫衆院議員も出席。今回の新人擁立を「地域事情を考慮していない」と批判した。

 土谷は地元の十文字や夫人の出身地・増田、平鹿を回って県議連続3期の実績をアピール。元十文字町長の小川健吉が後援会長を務めており、十文字をはじめ、横手や山内での支持の拡大を図る。今月28日には総決起集会を予定している。

 小原は、知人らと共に市内を小まめに回っている。間もなく後援会を立ち上げ、事務所を開設する。後援会長に元連合秋田会長の菅谷理市、選対本部長に元市助役の阿部脩二、総括責任者に元県議の佐藤次男が内定。活動を本格化させる。

 前回トップ当選した鶴田は地盤の横手のほか、山内、平鹿、大雄などで少人数座談会を開き、票の流出を食い止めようと懸命。21日に総決起集会を開く予定。今後も座談会などを小まめにこなし、地盤外での上積みを図ることにしている。

 柴田は1月の落雪事故で重傷を負い入院しているが、順調に回復し「出馬」を明言。13日に総決起集会を開き、支持者に復帰をアピールした。活動の空白を埋めようと後援会が結束を固め、雄物川や大森などでパンフレットを配布している。

 我妻は民主政権に失望している非自民票の受け皿を目指す。独自に市民アンケートを行い、結果に基づく政策を記したチラシを市内3万5千世帯に配布。街頭宣伝や座談会などを小まめに行い、無党派層を含め幅広く支持を呼び掛けている。

 東日本大震災により、各陣営にはストレートに訴えづらいなどの影響も出ている。

 (敬称略)

(2011/03/15 付)

1587チバQ:2011/03/17(木) 19:41:34
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_10.jsp
2011県議選 決戦の構図
[湯沢市雄勝郡]
旧湯沢市が「決戦場」
立候補予定者(定数3-4)
大関衛 42 自現(3) 湯沢市川連町
安藤豊 58 無現(3) 羽後町郡山
東海林洋 55 無現(1) 湯沢市下院内
宇奈月満 42 無新 湯沢市字両神

※かっこ内数字は当選回数 民主は“分裂選挙”の様相。県議会の議席増に向け、全選挙区での候補者擁立を目指していた民主県連代表の松浦大悟参院議員が白羽の矢を立てたのが、タレントの宇奈月満(本名・福島正人)。出馬表明直前の昨年末まで秋田市在住で、湯沢市・雄勝郡選挙区には地縁血縁のない「落下傘」の候補予定者だ。

 これに異を唱えたのが、同県連副代表の京野公子衆院議員。党公認ではないものの、県議会会派の民主・新みらいに所属、自らの選挙でも協力を得た無所属の現職・安藤豊を支援する姿勢を変えていない。京野は宇奈月公認に強く反対、党本部にやめるように要請した。党本部は地元衆院議員の意を酌んで公認せず、宇奈月は無所属で立候補することを選択。京野は安藤、松浦は宇奈月を支援する構図が固まった。

 固い地盤を持つ現職3人に、地盤のない新人1人が挑む構図も見える。自民現職の大関衛は稲川、皆瀬両地域、安藤は羽後町、無所属の現職・東海林洋は雄勝地域を地盤にする。

 前回の県議選は4人が出馬し、有権者の4割強を占める旧湯沢市を地盤とする現職が敗れた。今回は旧湯沢市からの候補予定者が不在。各陣営は、前回次点となったこの候補が獲得した7千票余りに狙いを定め、大票田の旧湯沢市が「決戦場」になるとみている。

 大関は後援会16支部を中心に全域への浸透を目指す。湯沢市議26人中16人の支持を得ている。保守票や公明票に加えて、民主への批判票取り込みも狙う。既に稲川、皆瀬を中心に選挙区内を一巡しており、今後は旧湯沢市に力点を置くことにしている。

 安藤は羽後町を軸に支持者回りやミニ集会を展開。前回、有権者の約4分の1を占める同町の票の8割以上を集めており、今回も地盤固めを進める。連合推薦議員であり、湯沢市や東成瀬村では連合加盟労組などを足掛かりにし、支持を拡大する構え。

 東海林も地盤固めを最優先する。雄勝地域では「得票率100%を達成するつもりでやる」と東海林。党派を超えた支持の拡大を目指す。県議会では農林商工委員会に所属。農林関係者とのつながりが広がったとしており、さらに浸透を図る方針だ。

 宇奈月は「落下傘」の不利を解消しようと、松浦と二人三脚で知名度アップを図ってきた。住居は旧湯沢市の住宅街に置いた。こまめにあいさつ回りを続け、各地でミニ集会を開催している。松浦に近い党員、サポーターを中心に支持拡大を目指す。

 候補予定者のいない共産、社民票や無党派層の取り込みも勝敗の鍵を握りそうだ。

 一方、東日本大震災を受け、各陣営は活動を大幅に自粛しており、総決起集会の中止を決めた陣営もある。

 (敬称略)

(2011/03/16 付)

1588チバQ:2011/03/17(木) 19:43:00
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/01/article_11.jsp
2011県議選 決戦の構図
[無風区]
立候補予定者
大館市  (定数3-4)
鈴木洋一 66 自現(5) 花岡町
佐藤賢一郎 63 自現(1) 比内町大葛
石田寛 64 社現(5) 下代野

潟上市  (定数1-1)
こだま祥子 56 無現(2)
飯田川和田妹川

にかほ市  (定数1-1)
渋谷正敏 62 自現(2) 象潟町

仙北市  (定数1-1)
佐藤雄孝 58 自現(1) 西木町

※かっこ内数字は当選回数大館市

 共に自民現職の鈴木洋一と佐藤賢一郎、社民現職の石田寛の3人が立候補を表明。民主の候補者擁立は難航している。前回は民主推薦の現職を加えた4人の少数激戦だったが、今回は一転して無風状態。大館市選挙区はこれまで無投票になったことがない上、近隣選挙区すべてに民主が候補者を擁立したことから、3陣営は選挙戦を前提に準備を進め警戒を緩めていない。

 民主大館支部は昨年暮れから擁立への動きを本格化、複数に打診したが固辞された。支部幹部は、現在も数人に絞って交渉を続けており「告示ぎりぎりまで擁立を目指す」としている。前回、民主推薦候補は落選したものの、8500票余りを集めている。

 自民県連会長の鈴木は昨年5月、いち早く連続6選に向けて立候補を表明。支持基盤となっている商工業関係者らの結束を図っている。

 旧比内町長の佐藤は前回、地盤が同じ民主推薦現職との激戦を制しトップ当選。陣営は、前回の勢いを駆って連続トップ当選を目指す。

 社民県連幹事長の石田は県北の社民議席死守へ6選出馬を決めた。陣営は推薦を受けた連合秋田の労組票などをバックに支持拡大を図る。

潟上市

 立候補を表明しているのは、3選を目指す無所属の現職・こだま祥子のみ。自民県連が対抗馬擁立を模索している。

 こだまは前回に続き、石川光男市長の支援を取り付けたほか、保守系を含む市議11人のサポートも得ている。市内5カ所で集会を開き、子育て支援や少子化対策、効率的県政の実現などを訴えている。

 同県連はこれまで、市議や会社経営者ら数人に立候補を打診したが、擁立には至っていない。

にかほ市

 自民現職の渋谷正敏が立候補を予定している。民主が擁立を模索しているものの実現しておらず、他に出馬に向けた動きも見られない。

 渋谷は集落の会合などに小まめに出席し着々と支持固め。1月下旬に開催した後援会総会には佐竹敬久知事や、親交のある民主の高松和夫衆院議員が駆け付けた。

 陣営は「選挙戦になるという前提で準備をしている」と気を引き締めている。

仙北市

 出馬表明しているのは自民現職の佐藤雄孝だけ。民主やみんなの党が対抗馬擁立を模索しているが、実現は厳しい情勢だ。

 佐藤は、門脇光浩(現仙北市長)の県議辞職に伴う2009年補選で元角館町長との新人一騎打ちを制した。

 昨年秋から後援会支部の組織づくりに取り組み、地元・西木地域をはじめ、田沢湖、角館でも小まめに座談会をこなしている。女性支持者の会も設立。「万全の態勢で臨む」と佐藤。東日本大震災の影響では、20日に予定していた総決起集会を中止した。

 (敬称略)

<終わり>

(2011/03/17 付)

1589チバQ:2011/03/17(木) 22:02:03
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110317_17
悲しみこらえ陣頭指揮 妻不明の陸前高田市長

--------------------------------------------------------------------------------
 
 「逃げろ!逃げろ!」―。防災行政無線で市職員が絶叫した直後、市庁舎3階まで津波が流れ込んだ。市全域が壊滅した陸前高田市。戸羽太市長(46)は妻が行方不明のままだ。涙を浮かべながら「ゼロどころか、マイナス100からの出発。今は避難者約9千人の支援に全力を挙げたい」。対応を陣頭指揮している。

 地震は市長室での執務中に起きた。テレビで緊急地震速報が流れた直後、棚が倒れるほどの揺れに襲われた。全員が庁舎の外に出たが、双眼鏡で海を観察していた職員が、防波堤を大きく越える波を発見。職員が無線で市民に避難を呼び掛け、自分も庁舎屋上に駆け上った。

 庁舎は一部4階建て。3階の屋上に約120人が避難した。津波はすぐに3階を越え、2メートル下まで迫った。「もう終わった」。屋上から見た光景は絶望的だった。木造民家は次々にのまれた。避難者がいたはずの市立体育館も、激流で壁がなくなった。

 津波は何度も押し寄せた。日が暮れて暗くなっても助けは来ない。水浸しの4階の部屋で約120人と夜を明かした。翌朝、午前6時。「助けは来ない」と判断した。被害を受けていない市立学校給食センターまで幹部職員らと歩き、災害対策本部を立ち上げた。

 自宅は被害がひどい高田地区にあり、息子2人は避難して無事だったが、妻の久美さん(38)は近くの住民らと高台に避難する途中で行方不明になった。トラックで避難した工事業者が「奥さんを乗せてあげればよかった」と謝ったという。

 停電の上、携帯電話も通じず、対策本部で着の身着のまま、消防や自衛隊との調整に当たる。作業服の下のシャツは汚れ、うっすらと無精ひげも。宿泊は本部2階の一室。職員らと雑魚寝だ。

 行方不明になったり、家や家族を失ったりした職員も多い。津波が来る直前、足が不自由なお年寄りを市庁舎に避難させようとして、行方不明になった職員の姿が今も目に焼き付いている。

 市議や副市長を経て2月に初当選したばかり。「ありえない災害。今は先のことを考えるより避難者のことが大切。水や燃料、粉ミルクが絶対的に足りない。全国にお願いしたい」。支援を強く訴えた。



(2011/03/17)

1590チバQ:2011/03/17(木) 22:06:02
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110318k0000m040068000c.html
東日本大震災:大槌町徐々に回復へ 避難中の元職員ら協力

OBの協力も得て被災者支援を進める大槌町の災害対策本部=岩手県大槌町で2011年3月17日午前11時41分、安藤いく子撮影 11日に発生した東日本大震災で、被災住民の支援や復興の先頭に立つはずの町長や幹部職員計35人が行方不明となった岩手県大槌町で、混乱状態に陥っていた町役場の機能が徐々に回復している。東梅政昭副町長らに力を貸してほしいと請われた元職員たちが、自らの避難生活を顧みず協力している。元防災担当もおり、東梅副町長は「希望だよ」と感謝する。

 使用不能になった役場庁舎の代わりに、町の災害対策本部が置かれているのは高台の中央公民館。元職員の男性が17日午前、応接室のドアを開けて「大丈夫か、手伝うよ」と声を掛けた。疲れ果ててソファに座っていた東梅副町長の表情ががらっと変わり、「うれしいね」と握手の手を差し出した。

 町職員は加藤宏暉町長以下136人だった。加藤町長は11日の地震発生直後、役場前の駐車場に机を並べて対策会議を開こうとしていたところを津波に巻き込まれ行方不明になった。しかも、避難所対応や救援物資管理など対策班のリーダーになるはずだった課長は11人中7人が不明だ。本庁舎に残された職員は12日、屋上からヘリで救助された。13日から被災者支援を本格的に始めたが、避難所は町内約30カ所以上に点在している。人手不足の解消策の一つが元職員のボランティアだった。

 これまでに6人の元職員が協力を申し出た。その一方で過労やストレスで入院する現役職員5人もおり、人手はまだ足りない。東梅副町長は「被災者の要望の把握や健康管理などフォローができない。町の災害対策を知っている元職員の手はもっとほしい」と話す。【安藤いく子】

1591チバQ:2011/03/19(土) 09:57:41
>>134-135
>>452
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t13012.htm
前石巻市長土井氏、震災で犠牲
 宮城県石巻市の前市長土井喜美夫氏(67)が東日本大震災の犠牲となって亡くなっていたことが17日、分かった。市総合体育館に安置されていた遺体から身元が判明した。
 土井前市長は石巻市出身。中央大卒。故内海英男建設大臣秘書を経て2000年の衆院選など4度の国政選挙に挑戦し落選した。
 03年、当時の菅原康平市長の任期途中での辞職に伴う出直し市長選に出馬、初当選した。05年の1市6町合併後の市長選でも当選し、初代市長を務めた。


2011年03月18日金曜日

1592チバQ:2011/03/19(土) 15:20:37
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00427.htm
福島・双葉町、役場機能を一時さいたま市へ

福島原発
 東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の事故を受けて地元を離れ、同県川俣町に災害対策本部を設置していた双葉町は19日、川俣町内の避難所の約1100人がさいたま市に移動するのに合わせ、役場機能の一部も一時、移すことを決めた。井戸川克隆町長と町職員も移る。


 移転する役場機能は、税金の減免手続き、健康保険更新、新規の住民基本台帳の作成などの業務。住民らが避難する同市中央区の施設に、役場業務を行うスペースを設けるなどする。

 今回の住民の移動とは別にすでに町外へ移るなどしていた町民らについても、同市への避難を受け入れるが、移動手段確保や、移動費用の補助などは行わないという。

(2011年3月19日13時28分 読売新聞)

1593チバQ:2011/03/19(土) 21:59:50
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110319dde012040005000c.html
東日本大震災:全町・全村避難、福島の8自治体 復興へ遠い道

 ◇役場閉鎖し住民散り散り……「つながり」どう保つ
 散り散りになっても、また古里で会おう−−。福島県内では地震・津波に加え原発事故を受けて、役場機能を含め全住民が市町村域を越えて避難する「全町・全村避難」が相次いでいる。これまで住民全員が避難したケースは火山災害の伊豆諸島・大島町、三宅村、中越地震の新潟県山古志村(現長岡市)などわずかしかない。避難先で将来の「復興」を誓う一方、厳しい行政運営の道のりを歩むことになりそうだ。【太田誠一、蓬田正志】

 福島県で「全町・全村避難」か、役場機能を他の自治体に移してほぼ全避難状態になっているのは、原発事故で全域が「避難指示圏」に入った双葉、大熊、富岡の3町のほか、隣接する広野、楢葉、浪江、川内、葛尾の5町村。

 ほぼ全域が「屋内退避圏」となった川内村は、17日午後に村役場を閉鎖。それまでに村内に避難してきていた富岡町の役場職員・住民らと共に、県央・郡山市の複合施設「ビッグパレットふくしま」に移り、この「仮住まい」で合同災害対策本部を設置した。

 川内村は人口約3000人の山あいの小さな村。個々に避難した人を除き、村民約500人でビッグパレットで寝泊まりする。

 「電話は不通になったが、地震の被害はよそに比べればそれほど大きくなかった。とにかく原発が心配だ」と遠藤雄幸村長。各種証明書発行に備え、住民名簿一覧と村長の公印は持ち出した。猪狩貢副村長は「出生・死亡届などは避難先の自治体に出していただくことになる」と説明する一方、「まずは村民の風呂の確保をどうしたら良いのか」と悩む。

 今後は村民がどこに避難しているかの確認と、連絡網の整備という難関が待つ。役場移転翌日の18日も、村民の所在などを問い合わせる電話が相次いだ。「いつまでここに居るのか」などと先行きを心配する村民の声も多く聞くという。

 富岡町も同様の状態。約1万5000人の町民のうち約2000人がビッグパレットに避難した。同町で独り暮らしをしていた渡辺典子さん(70)は「知っている人の顔があるだけで心強い」と語る。

 だが、再移転する人もおり、富岡町からの避難者のうち約250人が17日に埼玉県に向けて出発した。町民は散り散りになって再興の日を待つ。渡辺さんは「家に戻れるのはいつになるのか。早く帰りたい」と話した。

 県との連絡などに追われながら、遠藤村長は取材に対し、避難先不明の村民へのメッセージの意味も込めて、「村の人々が散り散りになるのは残念だが、みんな古里への愛着は強い。どんな再スタートになるのか分からないが、いつか村の再生に力を貸してください」と語った。

 ◇職員ケアや情報交換大切
 「全住民避難」で、役場はどんな困難に直面するのか。00年の三宅島・雄山の噴火で全村避難を経験した東京都三宅村の平野祐康(すけやす)村長は「まず、住民への情報提供が必要」と話す。三宅の場合、避難先は21都道府県に散らばり、つながりをどう保っていくかに苦心したという。

 三宅村が最初に取り組んだのは、島民避難先電話帳の作成。月2回ほどは郵便などで島の現状を報告した。避難者が集中する都営住宅では100〜200人に1人の割合で連絡員になってもらった。

 平野村長は当時、財政課長。議会を開けない中、避難対策費確保のため年間20件もの補正予算を組み専決処分でしのいだ。子供たちの集団避難時には「恥ずかしい思いをさせたくない」と担当者に6000万円持たせ、「これで何とかやってくれ」と送り出した。住民税は減免条例を設けて納税時期を遅らせるなどの対策を取った。

 避難生活で心身の負担を少しでも軽くするには「仮設住宅を一刻も早く造ってプライバシーを守るのも重要」と指摘。「行政サービス確保のため、役場職員の心のケアも忘れてはいけない」と話す。

 三宅島には18日、福島県いわき市から2世帯7人が避難し、村営住宅入居の準備を進めている。平野村長は「避難している人々に我々の経験を伝えたい。住民にも行政にも頑張ってほしい」とエールを送る。

 一方、04年の新潟県中越地震で全村避難した旧山古志村長の長島忠美(ただよし)衆院議員も、「一番の問題は、情報が双方向で伝わりにくくなるということ。行政の側から情報を出し、住民の要望を聞くことが重要だ。近隣だけではなく全国から行政サービスに当たる職員の応援が必要になる」と話す。

 また、避難者のニーズを把握する窓口の必要性を強調し、「行政同士で情報交換する体制も必要。避難者は、まずは避難先の市町村に連絡を取り、その市町村に地元への連絡をお願いしてほしい」と呼びかけた。

1594チバQ:2011/03/19(土) 22:15:06
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110320k0000m040084000c.html
福島第1原発:双葉町民1200人が埼玉到着 集団避難 
 町内に東京電力福島第1原発が立地する福島県双葉町の町民約1200人は19日、「さいたまスーパーアリーナ」(さいたま市中央区)に集団避難した。約200キロ離れた見知らぬ土地とはいえ、古里の人々と共に暮らせることは何より安心感がある。しかし、月末には再び別の場所に移る可能性もある。安どと不安が交錯する中、新たな避難生活が始まった。

 埼玉県は福島県側から全国知事会を通して要請を受け、16日にアリーナでの避難者受け入れを始めた。井戸川克隆町長は「全町民を1カ所に集約できる広さと動きやすさがある」として、避難先に決めたという。今後、一時避難していた福島県川俣町においてある災害対策本部も移す予定だ。

 埼玉県は当初、受け入れ規模を最大5000人と設定。しかし、19日中に2000人を超えたため、避難者の荷物の多さや健康状態などを考慮して受け入れを締め切った。

 避難者に対し当初はマスクの配布や毛布の貸与にとどまっていたが、18日にはボランティアによる炊き出しが始まった。県もおにぎりや弁当など3食の食事や飲み物の提供も始める方針だ。しかし、開設期間は今月31日まで。県はその後、県立学校元校舎や民間賃貸住宅の利用を検討している。県幹部は今回の受け入れの詳細について、県と町が直接交渉して決めたといい、「国からは避難所のあっせんの仕方など、情報がなかった」と話した。

 県は、町に役場機能を持たせるため電話回線2本を用意。井戸川町長は「町民の暮らしを守りたい。行政機能と住民サービスという二つの機能を回復したい」と語った。しかし、具体的な手順については「関係機関と話し合いたい」と述べるにとどまった。

 町民らはこの日午前、一時避難していた川俣町などを埼玉県が用意した大型バス40台で出発し、午後3時前から続々とアリーナに到着。毛布や旅行カバン、衣類の入ったビニール袋などを抱え、ボランティアに誘導されて館内に入った。 夫(77)と2人で避難してきた岸美代子さん(75)は、アリーナで知人の女性を見つけると抱き合って再会を喜んだ。川俣町では別々の避難所だったといい「ここで会えるなんて思ってなかった」と目を潤ませ、「覚悟は決めてきましたが、ここは地元の人がいっぱいで安心」と明るい表情で話した。

 息子や娘家族はそれぞれ別の場所に避難したという農業、高野サダ子さん(75)は、アリーナ内の通路の椅子に腰掛けると、早速携帯電話で息子に電話した。「埼玉に着いたよと言ったら安心していました」と笑顔を見せた。「着の身着のままだけど、近所の友達や親類と一緒に来られた。がんばっぺなーって言い合っています」

 整備工場経営の男性(45)は妻と中学1年、小学3年の息子を連れて避難してきた。抱えてきた毛布を床に下ろすと「ここに来られたのはいいけど、見通しも何もない」と疲れた表情を見せた。【町田結子、平川昌範】

1596とはずがたり:2011/03/20(日) 11:46:03
首長の犠牲は石巻市長>>1591に続いて二人目でしょうか。。

東日本大震災:不明の大槌町長、遺体で発見 岩手
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110320k0000e040022000c.html

 東日本大震災発生後の津波に襲われ、岩手県内の首長で唯一行方不明になっていた大槌町の加藤宏暉(こうき)町長(69)について、県は20日、死亡が確認されたと発表した。

 県災害対策本部によると、19日午後、町役場から北へ約500メートルの国道45号バイパス付近で発見された遺体から町長の名刺が見つかり、町が町長と確認した。

 加藤町長は11日の地震直後、役場前の駐車場で対策会議を開こうとして津波に襲われ、町職員三十数人とともに連絡が取れなくなっていた。【湯浅聖一】

毎日新聞 2011年3月20日 11時04分(最終更新 3月20日 11時25分)

1597チバQ:2011/03/20(日) 13:43:49
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201103200088.html
岩手・大槌町長、遺体でみつかる 災害対策会議中に津波2011年3月20日11時39分
遺体で見つかった加藤宏暉・岩手県大槌町長
 11日の東日本大震災による津波に巻き込まれて行方不明になっていた岩手県大槌町の加藤宏暉(こうき)町長(69)が、遺体で見つかっていたことがわかった。

 県によると、加藤町長の遺体は19日午後、同町内の国道45号バイパス付近で見つかったという。加藤町長は地震発生後、役場庁舎前に設置したテントで災害対策会議中に津波に巻き込まれた。町議1人と課長7人ら幹部、町職員三十数人とともに行方不明になっていた。
.

1598チバQ:2011/03/21(月) 12:26:32
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110321/iwt11032111320002-n1.htm
直前まで震災対策の大槌町長 生死を分けた判断は…
2011.3.21 10:45 (1/2ページ)

クリックして拡大する

避難所では小学生が書いた「スマイル」という張り紙に拍手と歓声が上がった=20日、岩手県大槌町(高久清史撮影)
 東日本大震災の津波にさらわれ、行方不明になっていた岩手県大槌町の加藤宏暉町長が遺体で見つかった。町長は津波にのまれる直前まで陣頭指揮を執っていた。町長不在で職員の25%が死亡・行方不明となっている。だが、職員たちは肉親が行方不明になりながらも「気を落としてはいられない。みんなで乗り切る」と復興の道を歩いている。


生死を分けた判断


 カーキ色の防災服をまとった加藤町長は余震を警戒しながら、役場横の駐車場で対策会議を開くことを決めた。20〜30人ぐらいの職員が机や地図を並べようとしていた。

 その場にいた税務会計課の岡野治子さん(36)は海岸沿いの建物が崩れていくことに気付いた。誰かが「津波だ」と叫び、その場がパニックに。岡野さんは無我夢中になりながら、役場の屋上に避難した。

 町企画財政課の伊藤幸人さん(49)も屋上に向かったが、2階で濁流にのまれ、部屋に閉じこめられた。天井まで水が入り息が続かなかったが、体に残った最後の力で窓から外に出て、同僚たちに助けられた。

 加藤町長の遺体は19日午後、町役場から北西に約1キロ離れた国道付近で発見された。

 東梅政昭副町長は津波直前、加藤町長に「寒いからもう一枚服を羽織ってこいよ」と言われ、役場に戻ったことから助かった。東梅副町長は「残念だ」と話すのが精いっぱいだった。

 同町によると、人口約1万6千人のうち419人が遺体で発見され、732人が行方不明になっている。


「スマイル」に笑顔


 伊藤さんと岡野さんは今、同僚1人とともに約400人が避難している弓道場を取り仕切る。砂の上にブルーシートなどがひかれ、その上で避難者たちが毛布にくるまる。ストーブ3台で暖を取るが、砂から伝わる冷気に避難者は体を震わせる。

 伊藤さんは父親、岡野さんは母親の行方が分からない。だが、伊藤さんは「ほかの職員も家族を捜したい、会いたいと思っている。でも避難所は離れない。私たちは町民を守っていく」と揺るがない。

 岡野さんも「町長が亡くなったと知り、頭の中が真っ白になった。でも頑張るしかない。みんなで乗り切る」と涙をこらえた。

 弓道場で20日、張り紙が張り出された。「スマイル」という見出しの紙にはこうつづられていた。

 −−家が無くなってしまった人もいると思うけど、みんなで助け合って笑顔で、がんばっていきましょう。その笑顔で周りの人に元気を与えて下さい。

小学6年


 −−今みんなができること。1、明るいあいさつ。2、進んで仕事を見つけること。3、元気に遊ぶこと。4、手あらい・うがい・健康第一

 町民の1人が拡声器で文章を読み上げると、弓道場から拍手と「ありがとう」という歓声が上がった。

(高久清史、岡嶋大城)

1599チバQ:2011/03/21(月) 17:52:55
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110321_16
統一選、内陸は予定通り? 延期は被災地限定

--------------------------------------------------------------------------------
 
 東日本大震災を受けて統一地方選を延期する特例法案が成立したことに関連し、選挙を管轄する総務省が県選管に対し、延期対象を実際に被災し「物理的問題がある自治体」に限るよう要請していることが20日分かった。被害のない内陸でも被災者を受け入れるなど災害対応に追われる自治体もあり、国のしゃくし定規な姿勢に批判が集まりそうだ。

 同法案は18日に成立し、22日に公布・施行の見込み。本県で検討対象となるのは知事選、県議選のほか4市町村の首長と14市町村議選で、県選管の意見を踏まえて総務相が指定する。

 県選管では22日に市町村選管の意向を聴取した上で総務省に意見を上げる方針。一方、同省は特例を「あくまで例外的な措置」(片山善博総務相)としており、被害のない自治体は予定通りの実施を求めているという。

 雫石町はいったんは県選管に延期希望を伝えたが、国の方針を受けて予定通り4月24日に町議選を実施する可能性が高いことを現職議員に通知した。ただ、内陸で被災者を受け入れている自治体もあり「被災者感情を考慮すると選挙どころではない」(同町関係者)との声も。

 県選管の佐々木信書記長は「選挙の適正執行という大原則はあるが、震災対策に傾注すべき時期でもあるだろう」と困惑。「市町村の意向を尊重して意見する」との方針で、同省の対応が注目される。




(2011/03/21)

1600チバQ:2011/03/21(月) 22:30:28
http://www.asahi.com/politics/update/0321/TKY201103210287.html
帰郷し復興、強い決意 埼玉へ役場移転の福島・双葉町長2011年3月21日21時39分
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、役場機能ごとさいたま市に避難した福島県双葉町の井戸川克隆町長が21日、「帰りたい。全町民が共有している」と述べ、いずれ福島に戻って町の復興を目指す決意を強調した。民主党の岡田克也幹事長は、国の全面的な支援を約束した。

 原発に隣接する福島県内の8町村が役場機能を含めた全体避難をしている。井戸川町長は、さいたま市の避難施設を視察した岡田氏に対して、帰郷に向けた財政面などでの支援を要請した。

 井戸川町長は会談後、記者団に対し、さいたま市での集団避難生活について「我々が先遣隊として住みやすい地域づくりを進めたい。全国に散らばった町民も(さいたま市に)戻ってくると思う」と述べた。さいたま市に避難した住民約1200人を中心に町民の再結集を図る考えだ。双葉町に戻る時期については、他の被災自治体と調整しながら検討する意向を示した。

 岡田氏は、2000年に噴火に見舞われた三宅島の全島避難を例に、「町ごと移転して、しばらく何年間かやっていただくことを、国として後押しできればと思う。いろんな負担が自治体にかかるが、国がピシッと見る」と述べ、支援を約束した。

 双葉町は人口約6900人。町民の多くが福島第一原発に関係する企業に勤める原発城下町だ。09年に自治体財政のイエローカードである「早期健全化団体」に指定されるなど財政難に苦しんでおり、井戸川町長は「産業振興を新しい感覚で考え、自立しなければならない」と述べ、「脱原発」を模索する考えも示した。
.

1601チバQ:2011/03/22(火) 07:57:15
>>1596
石巻は「前」市長ですね。

1602とはずがたり:2011/03/22(火) 13:34:43
>>1601
あ,ご指摘有り難うございます。

1603チバQ:2011/03/22(火) 20:45:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110322-OYT1T00873.htm
統一選延期、3県20市町村27選挙を1次指定


 片山総務相は22日、東日本巨大地震で大きな被害を受け、4月に予定通り統一地方選を実施することが困難な市町村として、岩手、宮城、福島3県の計20市町村を指定した。

 3県で予定されていた県議選と岩手県知事選も含めて、計27の地方選の延期が決まった。23日に官報に告示する。新たな選挙期日は後日、政令で定める。

 延期が指定された市町村は、津波の被害が大きかった沿岸部と、東京電力福島第一原発の事故で避難指示が出された地域が中心。総務省選挙部は今回の指定を「第1次指定」とし、他の市町村からも選挙の延期を求める声が多く出ていることから、早急に「第2次指定」を行う方針だ。

 ◆延期が決まった地方選(長は首長選、議員は県議選・市町村議選)◆
【岩手】県(長、議員)、陸前高田市(議員)、大槌町(長)、山田町(議員)、田野畑村(同)、普代村(長、議員)、野田村(議員)
【宮城】県(議員)、仙台市(同)、塩釜市(長、議員)、多賀城市(議員)、亘理町(同)、山元町(同)、松島町(長)、七ヶ浜町(長、議員)、女川町(議員)
【福島】県(議員)、相馬市(同)、広野町(同)、双葉町(同)、新地町(同)、川内村(同)、葛尾村(同)

(2011年3月22日19時25分 読売新聞)

1604チバQ:2011/03/22(火) 20:50:46
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110322ddm012040080000c.html
東日本大震災:トップ不在、長期化か 町長死亡の岩手・大槌町、有権者確定難しく
 東日本大震災で加藤宏暉町長(69)が死亡した岩手県大槌町はトップ不在が長期化しそうだ。公職選挙法では首長死亡の場合50日以内に選挙しなければならないが、津波で選挙人名簿が流失したうえ、行方不明者が多く有権者数を確定するのが容易ではないからだ。

 加藤町長は今春の統一地方選で再選を目指して出馬表明していたが、津波で行方不明になり19日に死亡が確認された。町職員も136人のうち、三十数人が死亡または行方不明になっている。

 統一地方選を延期する特例法が成立したため、町が対象地域に指定されれば投票日を2〜6カ月延期できる。ただ、東梅政昭副町長(66)は「投票所も、開票作業をする職員も足りない。環境を整えるには長い年月がかかる」と話す。東梅副町長は「国の支援を受けながら、住民が納得して1票を投じられる環境を整えたい」と語った。【藤田剛、村上正】

1605チバQ:2011/03/22(火) 21:17:21
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110322-OYT1T00642.htm
コピー機・PCなし…プレハブ仮役場で業務再開


津波で全壊した役場機能が移された仮設のプレハブで初めての会議を開く町職員(宮城県南三陸町で)=大原一郎撮影 津波で役場が流された宮城県南三陸町は22日午前、プレハブの仮庁舎で業務を再開した。

 プレハブは64平方メートルの平屋建て。コピー機やパソコンもなく、長テーブルやイスが並んでいるだけの簡素なもの。近く2階を増設するという。鉄筋コンクリート3階建ての旧庁舎は、骨組みだけを残し、がれきの中にたたずむ。

 早速、総務部門の担当者十数人が集まり、住民データの復元や、災害救助法の適用を受けるための事務作業に関する会議を開いた。持ち込んだ資料は段ボール1箱分だけ。情報収集管理班の三浦清隆班長は「役場本来の業務を始めないと復興につながらない」と話した。町は津波で家屋の約7割が破壊され、21日午後5時現在、304人の遺体が見つかり、人口約1万7300人のうち、約9500人が避難所暮らしを続けている。

 行政職員約130人のうち死者・行方不明者は36人。戸籍データは消失したが、法務局にバックアップされていることがわかった。町の行政機能がマヒしているため、避難所に手書きの「移動届」を残して町を去る人も少なくない。

 自らも津波に流され、役場の階段手すりにつかまって助かったという佐藤仁町長は「新しい町をどのように作るか、復興の一歩がスタートする記念の日だ」と決意を語った。

(2011年3月22日15時57分 読売新聞)

1606アブアブ:2011/03/25(金) 21:19:30
現在の大館市長選挙の情勢は、どんな状況?

1607私の考え:2011/03/26(土) 22:03:35
そもそも近江屋信広氏は、自民党を離党したのに何で、自らの意思で離れた自民党に推薦依頼を出したのでしょうか?
全く理解できません。
仮に、このような人物が市長になってしまうと市政の混乱は避けられないと思います。

1608チバQ:2011/03/27(日) 06:03:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000117-san-soci
いの郷土再建 相馬市長「ろう城」決意 メルマガ再開 市民と共に
産経新聞 3月26日(土)15時13分配信

立谷秀清相馬市長(相馬市HPから)(写真:産経新聞)

 緊迫した状況が続く東京電力福島第1原子力発電所から約45キロの距離にある福島県相馬市の立谷秀清市長(59)が、東日本大震災の発生以来中断していたメールマガジンの配信を再開した。放射能への不安が市民に広がっていることを伝える一方、地震と津波で犠牲になった市民や消防団員への「償い」として郷土の再建を約束。「市民とともにこの相馬市を離れるつもりはない」とつづり、見えない恐怖におびえる市民の不安を払拭するように、復興に向けた決意を示した。 

 再開したメルマガ3月24日号のタイトルは「ろう城」。相馬市は大きな被害を受けたが、原発の事故で一部が避難指示や屋内退避圏内となった隣町、南相馬市からの避難民を受け入れている。メルマガではそうした動きを目の当たりにした市民たちの間に「遠くに逃げ出そうという気分が広がっていった」とつづる。

 しかし、文面に弱音や救いを求める声はない。「米と味噌(みそ)と梅干しがあれば、生きてはいける。(中略)よってろう城をしながらここで頑張る」と、市民に冷静な対応と団結を求めた。漠然とした不安で、郷土の再建を遅らせることは「津波から被災集落住民の命を守って殉職した(消防団の)分団長や団員に申し訳がない」からだ。

 取材に対し、立谷市長は「市民に向けたメッセージとして書いた。『何で市民を市外に避難させないのか』という声もあるが、ここで逃げたら相馬市はなくなってしまう。国が逃げろっていうまで、俺たちは絶対に逃げない」と話した。

 「ここで生活の不便さや原発の恐怖心に負けてしまったら、相馬地方は将来ともに復興が出来ない」−メルマガの文面は広報誌の号外としても市民に配布された。避難所では涙を流しながら読む被災者の姿もあったという。

 相馬市によると、放射能への警戒から市内の物流が一時止まったが、立谷市長が個人的につながりが深い全国各地の首長にメールを送って支援を要請。今や数十トンの米が集まり、梅干しも大量に届いた。最低限の「兵糧」は整っている。

 市内にとどまることを強制しているわけではないという。立谷市長は「逃げる人を責めることはできない。もちろん、帰ってきたら優しく迎えるつもりだ」と話し、「市民とともに頑張るよ」と笑った。避難所を回り、市民に団結を呼びかけ続けているという声はかれていた。

1609チバQ:2011/03/27(日) 21:04:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110325t61032.htm
福島県内首長、怒り頂点 「自治体崩壊」瀬戸際
 長期化する東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の危機的状況に、福島県内の市町村長がいら立ちを募らせている。原発が放出した放射性物質の拡散で、県産野菜の出荷・摂取制限や水道水の飲用制限を強いられた。住民が脱出した浜通り地方は、「自治体崩壊」の瀬戸際に追い込まれかねない。首長たちの怒りは頂点に達している。(福島総局)

 市のほぼ全域が避難(原発から20キロ以内)と屋内退避(20〜30キロ)の圏内となった南相馬市。桜井勝延市長は「東電の情報は市役所へのファクスだけ。市民がどんな思いでいるか、南相馬に住んでみればいい」と怒りをぶちまける。
 浪江町は町民約3400人が二本松市に避難。馬場有町長は「原子炉への海水注水が遅れたのは、廃炉を想定していなかったからではないか。東電は自分の利益を守るのが前提か」と批判する。
 遠藤勝也富岡町長は「事故の半分は人災。安全神話は完全に崩れた。国と東電は原発の扱いを根底から見直してほしい」と指摘する。
 屋内退避圏に入った田村市では、旧都路村地区の住民約3000人が同市船引町などに避難。市内には浜通りの約2300人も避難中だ。冨塚宥〓市長は22日、東電幹部の面会を断った。「住民は体力的にも精神的にも疲れ切っている。早く事態を収束させ廃炉にしてほしい」と憤る。
 「東電の初期対応が遅すぎた。土壌汚染が確認されたら、すぐには戻れない」と言うのは遠藤雄幸川内村長。村の一部が屋内退避圏で、長期的な影響を危ぶむ。
 水道水から放射性物質が検出された飯舘村の菅野典雄村長は「このまま住んで農業を続けていいのか判断しかねる。これでは村はつぶれる」と危機感を隠さない。村の一部が屋内退避圏だが、「避難と屋内退避は補償内容の違いでしかない」と強調する。
 原発から離れた地域でも、東電への不満が募る。鈴木和夫白河市長は「東電は分かりやすく説明すべきなのに、国民の不安をあおっている。原発周辺の県民の苦労を考えると、胸が張り裂ける」と話す。
 山口信也喜多方市長も「このままでは喜多方の観光も大打撃を受ける。東電には廃炉も視野に入れた対策を取ってほしい」と求めた。

(注)〓は日へんに景


2011年03月25日金曜日

1610チバQ:2011/03/27(日) 21:57:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t11057.htm
「現地対策庁舎」設置 住民票復元目指す 宮城・南三陸町

職員が備品を運び込み、運用準備が進む現地対策庁舎=22日午後1時ごろ、宮城県南三陸町志津川


 津波で役場庁舎が失われた宮城県南三陸町で、行政機能を担う現地対策庁舎が22日、設置された。2008年の岩手・宮城内陸地震で被災し、復旧のノウハウがある栗原市が全面的に支援し、住民票の復元作業などに当たる。
 現地対策庁舎はプレハブ平屋で約60平方メートル。災害対策本部がある同町志津川沼田の町総合体育館そばに置かれた。当面、総務班の職員10人が住民票や住民基本台帳の復元作業に取り組む。災害対策本部と切り離すことで、行政業務の早期回復を目指す。
 役場庁舎を失ったため、行政書類やデータは残っていない。町がデータ処理を委託している仙台市の業者には今月4日までの住民基本台帳の記録が残っており、これらを基に作業を進めていく。
 現地対策庁舎の設置に際しては、栗原市が支援した。プレハブ設置や電話の手配など、岩手・宮城内陸地震での経験を生かして助言した。
 現地入りしている栗原市の菅原進危機管理監は「町職員も被災し、機能していない面もある。災害時の対策や役場の機能復元に向け協力したい」と話した。佐藤仁南三陸町長は「町民の情報を早急に復旧し、町をどう復興させていくか。現地対策庁舎を足掛かりにしたい」と語った。
 両市町は1960年のチリ地震津波で旧志津川町(現南三陸町)が被災した際に、旧築館町(現栗原市)が応援に駆け付けた縁がある。岩手・宮城内陸地震では南三陸町が給水支援などを行った。


2011年03月23日水曜日

1612チバQ:2011/03/30(水) 12:40:17
http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY201103290420.html
「もう限界」「一時帰宅を」原発避難の首長らが窮状訴え
2011年3月29日21時55分
 もう限界だ――。福島第一原発の周辺にあり、放射線被害から逃れるため避難や屋内退避の指示でちりぢりになっている福島県内8町村の首長や議長が29日、震災後初めて、同県郡山市に集まった。佐藤雄平・県知事も同席。原発への憂慮や避難所生活の窮状を訴える声が相次いだ。

 県内の会津美里町に集団移転する楢葉町の草野孝町長は、長期化する避難生活で具合が悪くなったり、医者にかかったりする町民が何十人も出ていると説明。「職員も限界にきている」と訴えた。

 会津若松市への集団移転を進めている大熊町の渡辺利綱町長は、避難指示圏への住民の一時帰宅について言及。「避難している人は着の身着のまま、カギもかけてこないで出てきた人もいる。無理は承知だが1時間でもいい。住民を一度帰してもらいたい。それが住民からの一番強い要望だ」と報告した。

 さいたま市に集団移転している双葉町の井戸川克隆町長は車で駆けつけた。町民の所在確認について「行政でやるのは、もう限界」と説明。「民間のリサーチ会社に委託するなど、外の力を借りた方が効率的にできるのではないか」と提案した。

 馬場有・浪江町長は「大津波で相当な人が行方不明になり、遺体がまだ、そのあたりにあると聞いている。県は、遺体の収集と行方不明者の捜索をぜひ、県警、自衛隊に要請して頂きたい」と、津波被害を受けた町の写真を佐藤知事に見せた。

 首長らは、原子力災害の収束を国や東京電力に求めることや住宅、雇用、就学先の確保などを佐藤知事に要望した。佐藤知事は、一時帰宅について「命の問題だから、ここは辛抱してもらわなきゃいけない。ただ、住民の気持ちはわかっているのか、と官邸には再三言っている」と答えた。(斎藤健一郎)

1613チバQ:2011/03/30(水) 22:29:03
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001103260004
2011統一地方選 県議選の構図1
2011年03月26日

 ∞ 県都は10人立候補表明 主要政党ぶつかり合う


 県内で計16の選挙が行われる統一地方選。大震災のさなかという異例の選挙戦の皮切りとなるのは4月1日告示、同10日投開票の県議選だ。定数44に対し、これまでに53人が立候補を表明。19選挙区のうち11選挙区が無投票となる可能性がある。各選挙区の情勢を5回にわけて報告する。


 ■山形市区


 立候補を表明しているのは10人。それぞれ民主、自民、公明、共産、社民各党の公認か推薦が決まっており、全選挙区中で唯一、主要政党がぶつかり合う構図だ。他に1陣営が立候補を模索している。


 自民党県連幹事長を務める今井氏は市南部の飯田地区を中心に支持者まわりや企業訪問を続ける。数多くの団体の代表や顧問を務め、組織票も手厚い。1月の「新年の集い」には1千人が集まった。


 大内氏は2月に地元の七浦地区で事務所開き。前回は立候補表明が出遅れたが、1万4千票余りを獲得して2位当選した。企業訪問に加え、地盤の市北部を中心に女性票や浮動票の取り込みを図る。


 前回落選した奥山氏は昨年12月に自民党公認に決定。秘書を務めた新関善久元県議の地盤を中心に活動している。4年前に160社が参加する企業後援会を設立。山形商業高校野球部OB会の副会長も務めている。


 金沢氏は元山形市長の父忠雄氏からの支持者のほか、地盤の市西部を中心に個人票の取り込みを図る。県農済連職員出身で、農家の支持者も多い。支持者まわりのほか、個人演説会を30カ所で開く準備をしている。


 昨年11月に立候補表明した菊池氏は公明党支持者の票固めのほか、鈴川地区を中心に活動。平田牧場の新田嘉一会長ら選挙区外からの支援も受け、知名度向上を図る。2月の事務所開きには富塚陽一・鶴岡前市長も駆けつけた。


 最年少の柴田氏は民主党の推薦が決まっている。元衆院議員秘書で、河村たかし名古屋市長との親交をアピール。1日2回の街頭演説を欠かさず続け、市南部を中心に支持者回りも続けている。


 高橋氏は県職労や山形市職労などの組織票を中心に活動。3月上旬の事務所開き以降は、地元の南沼原地区で個人票の取り込みにも力を入れている。告示後に個人演説会を5カ所前後開く予定だ。


 広谷氏は山形水道労組などの組織票を中心に支持固めを図る。連合山形と県平和センターの推薦も決まった。2月末に事務所開きをして活動を本格化。市西部を中心に後援会員を増やしている。


 前回無所属でトップ当選した吉村氏は民主党の公認が決定。支持者回りと企業訪問を続けてきた。父は和夫・元山形市長で吉村美栄子知事も親族。「吉村ブランド」を背景に浮動票の取り込みも図る。


 再選を目指す渡辺は共産党票に加え、地元滝山地区で個人票の取り込みを図る。1月の事務所開き以降、共産党の山形市議と活動を本格化。少人数での「お茶の間懇談会」を予定している。


 ■立候補予定者■
◇山形市区(定数9―予定10)
今井 栄喜 69 自現(5)
大内 理加 48 自現(1)
奥山 誠治 51 自元(1)
金沢 忠一 60 自現(3)
菊池 文昭 47 公新
柴田 雅章 28 無新
高橋 啓介 58 社現(1)
広谷五郎左エ門 60 社現(4)
吉村 和武 38 民現(1)
渡辺ゆり子 58 共現(1)
(50音順、数字は年齢、丸数字は当選回数)

1614チバQ:2011/03/30(水) 22:29:23
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001103270001
2011統一地方選 県議選の構図2
2011年03月27日

 ∞ 天童市、自民に民主挑む 3選挙区、無投票の公算


 ■天童市区
 自民党現職の土屋健吾氏が勇退。後継の矢吹氏と現職森谷氏の2議席維持を目指す自民党に、佐藤氏を立てた民主党が挑む構図になりそうだ。


 佐藤氏は、無所属で敗れた2年前の補選に続く挑戦。民主党公認の今回は鹿野道彦衆院議員の支援や連合の推薦を受け、支持者や企業へのあいさつ回りを続ける。党への逆風下、前回の1万5千票を守れるかがカギになりそうだ。


 森谷氏は、昨夏の出馬表明以降、市内50〜60カ所に後援会組織を新設し、組織戦を展開する。市議10人の支援も受け、3月5日の決起集会には約1500人を集めた。課題となっている市中心部への浸透に力を注ぐ。


 矢吹氏は、市議1期目の昨年7月末に出馬表明。土屋氏の後援会を中心に浸透を図るとともに、個人宅を中心にこれまで1万5千軒以上へのあいさつ回りを続けた。3月に入り、ミニ集会を数回開催。市議5人が支援する。


 ■上山市区
 昨年10月に出馬表明した枝松氏に対し、候補者擁立が難航した自民党は、2月末に佐藤氏を擁立。前市議同士の一騎打ちになりそうだ。


 引退する現職吉田明氏の地盤を引き継ぐ市職労出身の枝松氏は、社民党と連合の推薦を受ける。市議2期の実績を強調。自治労の組織を中心にしながら、政党色は抑え、幅広く支持を訴える。今月ミニ集会を5回開いた。


 佐藤氏は自民党公認を前面に押し出し、遠藤利明衆院議員の後援会を中心に支持固めを急ぐ。出馬表明後は、1日500カ所を目標に企業や個人宅のあいさつ回りを重ね、知名度アップに躍起だ。


 ■東根市区
 青柳、野川の両氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。


 青柳氏は昨年秋に立候補を表明。市内7地区の後援会支部を中心に、小規模な県政報告会やあいさつ回りなどの活動をしている。3月5日に事務所を開設した。


 野川氏は昨年10月に出馬表明。市内7カ所の後援会支部役員の懇談会や県政報告会などを通して支持を固める。3月12日の事務所開きと決起集会には約100人が参加した。


 ■西村山郡区
 阿部、鈴木の両氏以外に立候補表明はなく、無投票の可能性が高い。2人は過去3回連続で無投票当選している。


 阿部氏は1月に地元の朝日町に事務所を開設。西川町や大江町で吉村知事を招いた県政報告会を開くなど、知事選で支援した吉村知事との太いパイプをアピールしている。


 鈴木氏は昨秋から地元の河北町を中心に各地で県政報告会を開催。2月末に事務所を構えた。西川町や大江町の後援会にも積極的に顔を出し、引き締めを図っている。


 ■東村山郡区
 2008年の補選で当選した鈴木氏以外に立候補の動きはなく無投票になりそうだ。


 鈴木氏は昨年12月に中山町、2月に山辺町で県政報告会を開催。地元の山辺町で集会を重ねている。会社員出身の経歴を生かし、民間視点での県政運営を訴えている。


 ■立候補予定者■
◇天童市区(定数2―予定3)
佐藤 正男 52 民新
森谷仙一郎 52 自現(1)
矢吹 栄修 36 自新
◇上山市区(定数1―予定2)
枝松 直樹 55 無新
佐藤  昇 52 自新
◇東根市区(定数2―予定2)
青柳 信雄 66 自現(2)
野川 政文 56 自現(4)
◇西村山郡区(定数2―予定2)
阿部 賢一 58 自現(4)
鈴木 正法 59 自現(4)
◇東村山郡区(定数1―予定1)
鈴木  孝 65 自現(1)
(50音順、数字は年齢、丸数字は当選回数)

1615チバQ:2011/03/30(水) 22:29:47
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001103280001
2011統一地方選 県議選の構図3
2011年03月28日

 ▽ 新庄、現新4人の激戦に 寒河江は3人で前哨戦


 ■新庄市区


 坂本、伊藤の現職両氏と2度目の挑戦になる新顔山科氏が2議席を争うと見られていたが、社民党前市議の今田氏が無所属で名乗りを上げた。今田氏の参戦に現職2陣営は票の目減りを心配。「吉村知事を支える」との訴えが重なる山科陣営も危機感を抱く。


 4選を目指す坂本氏は、3期の実績と経験をアピールしながら、農村部を中心にした後援会の組織固めに力を入れる。選対幹部は「市内をくまなく歩いての声かけなど、地道な活動に徹する」という。


 前回、無所属でトップ当選した伊藤氏だが、今田氏の参戦に最も危機感を抱く。すでに市内を一巡し、ミニ集会や座談会なども精力的にこなす。市中心部での支持拡大にも力を入れている。


 山科氏は昨年12月から毎朝の辻立ちを続け、「44歳の決意、私にチャンスを」と若さを強調。県議会議長も務めた父朝雄氏の支持層のほか、青年や女性など新たな支持層の掘り起こしにも懸命だ。


 吉泉秀男衆院議員の強い要請で、市議からの転身を期す今田氏は、社民党、連合山形の推薦を得つつ、無所属で幅広い得票を目指す。知事の地域後援会代表の肩書を生かし、女性票の取り込みも図る。


 ■最上郡区


 現職の伊藤氏と、新顔で前真室川町議の小松氏の自民党公認の2人が立候補を表明している。当初9選を目指していた真室川町出身で自民党現職の松沢洋一氏が、小松氏の立候補表明後、「町を二分したくない」と勇退を決めた。無投票の公算が大きい。


 4選を目指す伊藤氏は地盤の舟形町、最上町、大蔵村、戸沢村などを精力的に回っており、組織を固めた。


 1月に町議を辞した小松氏は真室川町、金山町、鮭川村を軸に様々な会合に出席し、知名度アップを図っている。


 ■尾花沢市・北村山郡区


 加賀氏以外に立候補の動きはなく、無投票再選の公算が大きい。尾花沢市長に転身した加藤国洋氏の後継として昨年6月の県議補選で無投票初当選した加賀氏は、当時から照準を今春選挙に絞り、後援会組織の充実を図ってきた。


 ■寒河江市区


 定数2に現職2人、新顔1人が立候補を予定し、激しい前哨戦を繰り広げている。


 市西部の白岩地区が地盤の楳津氏は、ミニ集会を重ねてほかの地域でも後援会づくりを進める。民主党の推薦を受け、近藤洋介衆院議員の支持者獲得も狙う。知事選で前職を支援したしこりで、連合山形は自主投票となった。


 前回トップ当選の小野氏は2月に事務所を開設。県政報告会や企業回りを続けて支持固めに奔走している。1月には若手の企業後援会「盛年の会」を発足させた。「即戦力」を掲げ、2期8年の実績をアピールしている。


 元市議の柏倉氏は昨年12月に立候補を決意。2008年の市長選に出馬した際に築いた後援会を拡大しつつ、震災前までに市内全域の個人宅を回った。市東部の地盤は小野氏と重なる地域もあり、激しい票の争奪戦が予想される。


 ■村山市区


 児玉氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。児玉氏は過去3回連続で無投票当選している。


 児玉氏は2月末の事務所開き以降、企業や支持者回りなどを本格化。3月上旬の決起集会には約500人が集まり、児玉氏が秘書を務めた岸宏一参議院議員も出席した。


 ■立候補予定者■


 ◇新庄市区(定数2―予定4)
 伊藤 誠之 69 自現(1)
 今田 雄三 68 無新
 坂本貴美雄 63 自現(3)
 山科 朝則 44 無新
 ◇最上郡区(定数2―予定2)
 伊藤 重成 54 自現(3)
 小松 伸也 48 自新
 ◇尾花沢市・北村山郡区(定数1―予定1)
 加賀 正和 43 自現(1)
 ◇寒河江市区(定数2―予定3)
 楳津 博士 49 無現(1)
 小野 幸作 69 自現(2)
 柏倉 信一 55 無新
 ◇村山市区(定数1―予定1)
 児玉  太 40 自現(3)

1616チバQ:2011/03/30(水) 22:30:23
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001103290001
2011統一地方選 県議選の構図4
2011年03月29日

 ∞ 東置賜は2議席に3人 4選挙区、無投票の公算


 ■米沢市区


 出馬表明しているのは、後藤、中川、木村の現職3氏。みんなの党が市議を中心に擁立を模索しているが、まだ固まっていない。前回同様に無投票となる公算が大きい。


 9選を目指す自民党の後藤氏は、6日に婦人部の会を開くなど後援会組織を引き締めている。


 同じ自民党の中川氏は、昨年末に県政報告会を開き、その後は地道に企業・団体を回り、3選を期している。


 無所属の木村氏は、1月に吉村美栄子知事を招いて新春の集いを開催。民主党支持層への浸透も図っている。


 ■長井市区


 立候補を表明しているのは6選を目指す自民党現職の平氏のみ。民主系の市議が、参院議員舟山康江氏の後押しを受けて出馬を模索したが、周囲の支持を集められず断念。無投票の公算が大きい。


 平氏は昨年11月の長井市長選で現職市長の選対総括責任者を務めた。市長と合同で座談会を開いたり、18ある後援会支部で県政報告会を開いたりして、自民党支持層を中心に引き締めを図っている。


 ■南陽市区


 自民党現職の佐貝氏のみが立候補を表明しており、無投票の見込みが強い。


 5選を目指す佐貝氏は、2月末に事務所開きをした。過去連続3回は無投票当選。県議会議長としての公務の傍ら、地区の行事にも積極的に参加し、市内8支部ある後援会の組織固めを進めてきた。


 ■東置賜郡


 自民党の舩山、無所属の竹田の現職2氏に無所属新顔の島津氏が挑む。保守系の三つどもえの争いになりそうだ。


 舩山氏は、地元の川西町内の企業や農協を中心に後援会組織を固め、4選を期す。一方で、高畠町内への浸透も図っている。


 高畠町が地盤の竹田氏は、同町の島津氏が出るため、現職なのに自民党公認が得られなかった。女性層や米沢東高同窓会を軸に支持を訴える。


 島津氏は昨年11月に高畠町議を辞職。寒河江信町長の全面支援を受け、町内に後援会組織を張り巡らした。座談会を開き、支持拡大を目指す。


 ■西置賜郡


 3選を目指す自民党現職の小池氏以外に立候補の動きはなく、無投票になりそうだ。


 小池氏は地盤の小国、飯豊両町で昨年、県政報告会を開催。白鷹にも後援会連絡所を設け、組織を固めている。


 白鷹町議が一時、出馬を模索したが、出直し町長選のしこりもあって支持が広がらず、断念した。


 ■立候補予定者■


 ◇米沢市区(定数3―予定3)
 木村 忠三 45 無現(2)
 後藤  源 71 自現(8)
 中川  勝 60 自現(2)
 ◇長井市区(定数1―予定1)
 平  弘造 63 自現(5)
 ◇南陽市区(定数1―予定1)
 佐貝 全健 60 自現(4)
 ◇東置賜郡区(定数2―予定3)
 島津 良平 57 無新
 竹田千恵子 61 無現(1)
 舩山 現人 57 自現(3)
 ◇西置賜郡区(定数1―予定1)
 小池 克敏 67 自現(2)


(50音順、数字は年齢、丸数字は当選回数)

1617チバQ:2011/03/30(水) 22:31:00
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001103300001
2011統一地方選 県議選の構図5
2011年03月30日

 ∞ 鶴岡、現新6人の争いか 酒田・飽海も激戦を予想


 ■鶴岡市区


 民主党の阿部昇司、自民党の阿部信矢、志田、菅原、共産党の笹山の現職5氏と、無所属新顔で元鶴岡市議の草島氏が立候補を表明。合併前の旧市町村単位の地盤や組織票の枠を超えた激戦模様だ。


 前回無所属の阿部昇司氏は党公認で臨む。1月に吉村美栄子知事を招いた集会を開くなど、旧町長を務めた旧藤島地区や旧羽黒地区での地盤を固める。連合の推薦も得て、合同選対も組む。


 阿部信矢氏は2月に旧鶴岡地区に事務所を構えて総決起大会を開き、支援団体と企業を軸に基盤固めを図る。新たに設けた旧朝日地区の後援会支部を拠点に旧町村への浸透も狙う。


 志田氏は昨秋以降、後援会支部単位の県政報告会、学区や集落単位でのミニ集会を重ねてきた。地盤の旧温海地区と旧鶴岡地区でも県政報告会を兼ねた大集会を開き、支持固めを図っている。


 菅原氏は、旧町議を務めた地元の旧櫛引地区や隣接の旧朝日地区で、後援会組織を軸に足場固めを進める。後援会支部ごとに県政報告会や座談会を重ねるほか、旧鶴岡市域などへも浸透を目指す。


 笹山氏は、党市議団などと職場単位などでの集会を重ねてきた。地元の旧鶴岡市域での個人票に重ね、景気対策や福祉を掲げて無党派層の取り込みも狙う。旧町村地域でも市議団と連携を進める。


 2009年の鶴岡市長選にも挑んだ草島氏は、政党公認を受けず、市街地で早朝の辻立ちを連日重ねる「草の根」の運動を展開。一部市議の支援も得ながら、政党批判の無党派層の取り込みを狙う。


 ■酒田市・飽海郡区


 現職4人(自民党3、保守系無所属1)に新顔2人(民主党1、革新系無所属1)が挑む。激戦が予想されるが、各陣営とも震災後、総決起集会を取りやめるなど自粛ムード。支援者や企業へのあいさつ回りなどで浸透を図る。


 民主党新顔は元市議の石黒氏。連合山形の推薦に加え、旧平田町議当時からの支援者や地元の新田嘉一・平田牧場会長らの支援を受ける。ミニ集会は中止したが、早朝の辻立ちで政策を訴え続ける。


 社民党推薦の新顔金子氏は連合山形の推薦を受け、自治労など労組の支援を受ける。唯一の遊佐町在住で、「遊佐町から県議を」とアピール。ミニ集会を重ねて、保守票の取り込みも図る。


 7選をめざす保守系の土田氏は、旧3町(八幡、平田、松山)と遊佐町が主な地盤だが、新顔と地盤が重なり、危機感を募らせる。各集落で県政座談会を開き、住民と対話を重ねている。


 自民党の現職3人はいずれも4選をめざす。


 佐藤氏は農林水産業の振興を訴え、国道7号線以東の農村部を固め、旧町や遊佐町でも票の掘り起こしを図る。企業・団体もこまめに回り、実績を強調している。


 星川氏は今回から自民党公認。最上川南部の保守票を固めながら、景気雇用対策を訴え、市街地への浸透も図る。企業や団体などへの支持拡大にも力を注ぐ。


 森田氏は市街地を地盤に、魅力ある酒田の発信と若者定住を訴える。地場産業の底上げへ向け、企業や団体へも積極的に働きかける。防災対策への関心も呼びかける。


 擁立を見送った共産党や公明党の票の動向次第で、情勢が変わることも考えられる。


 ■東田川郡区


 自民党現職の田沢氏が「農と食」の連携による農産加工の推進や製造業振興・雇用拡大などを訴えている。ほかに立候補の動きがなく、無投票の公算が大きい。=おわり


 ■立候補予定者■


 ◇鶴岡市区(定数5―予定6)
 阿部 昇司 60 民現(1)
 阿部 信矢 64 自現(5)
 草島 進一 46 無新
 笹山 一夫 68 共現(3)
 志田 英紀 60 自現(4)
 菅原  元 60 自現(1)
 ◇酒田市・飽海郡区(定数5―予定6)
 石黒  覚 54 民新
 金子 敏明 56 無新
 佐藤 藤弥 67 自現(3)
 土田 広志 61 無現(6)
 星川 純一 63 自現(3)
 森田  広 61 自現(3)
 ◇東田川郡区(定数1―予定1)
 田沢 伸一 61 自現(3)


 (50音順、数字は年齢、丸数字は当選回数)

1618チバQ:2011/03/30(水) 22:32:50
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/02/article_01.jsp
[知事との関係]
佐竹氏就任、様相一変 議案の否決、修正はゼロ
 所属議員27人を擁し、佐竹敬久知事を支える最大会派・自民党が、過半数を維持できるかどうかが最大の焦点。これに対し、県議会での勢力拡大を狙う民主党と、候補者を初めて擁立するみんなの党が対決姿勢を強めている。両党が批判の矛先を向けるのは知事と議会、特に与党との関係だ。


佐竹知事と県議が議論を交わす2月定例県議会の総括審査。知事と議会の関係が焦点の一つに浮上している 「県議が名誉職になっている。議論もないままに(議案が)するっと通る」。民主党県連の松浦大悟代表は佐竹知事と県議会の関係は「なれ合い」と指摘する。

 現職県議の任期半ばの2009年4月、寺田典城氏に代わり、佐竹氏が知事に就任した。前半2年の寺田県政時代は、最大会派で野党だった自民党が中心となり、副知事人事案、地域振興局再編関連条例案、当初予算案など10件を超す知事提出議案を相次いで否決、修正した。

 しかし、佐竹知事誕生を機に自民党が与党に立場を変えて以降は、議会による否決、修正はゼロ。様相は一変した。参院議員に転身したみんなの党の寺田氏は県議会の現状を「県執行部の考えが必ずしもベストとは言い切れないのに、(対案など)選択肢を示さず、何でも通している。議論できる県議会に変える必要がある」と批判、党の議席獲得をもくろむ。

 「なれ合い」批判に対し、自民党側は反発している。同党県連の鈴木洋一会長は、佐竹県政下で修正・否決が1件もなかったことについて「寺田知事時代は、思いつきでめちゃくちゃな議案を出してきた。佐竹知事は議案を吟味した上で提出しており、私たちも審議を尽くしてきた」と正当性を強調。

 佐竹知事も「結果的に議案への反対はなかったが、事業実施の在り方などは議会から相当厳しくチェックされている。なれ合いとの指摘は当たらない」との認識を示す。

 議会と両知事の関係を見てきた県職員の間でも見解は割れている。ある県幹部は「寺田県政では知事と自民党との感情的対立が先にあり、県政課題への対応が前進しなかった。現在の関係はむしろ正常だ」とし、別の幹部は「佐竹県政の与党には(議案賛成という)結論ありきの姿勢が見え隠れする。予定調和的な議論になっていないか」と疑問を呈する。

 自民党が多数を占める県議会と知事の関係は、現職県議の任期中に大きく転換した。個々の議員がこの4年間で、どんな判断を下してきたのか。有権者への十分な説明が必要だ。

(2011/03/27 付)

1619チバQ:2011/03/30(水) 22:33:18
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/02/article_02.jsp
問われる「存在意義」 政策立案能力に疑問符
 「議会や議員の仕事ぶりがよく見えない」「報酬に見合った活動をしているのか」―。全国で地方議会の存在意義が問われる中、「議会改革」に向けた取り組みは県議会でも行われている。行政のチェックや政策立案機能といった役割を強化するためだ。


2011年度当初予算案を賛成多数で可決した2月定例県議会。有権者の視線が厳しさを増す中、議会改革が求められている 東日本大震災が発生した11日、県議会議会運営委員会(佐藤健一郎委員長)は議会改革に関する報告書を公表。2009年度からの議論を基に、年4回(2、6、9、12月)の定例会を2〜3回に減らし各定例会の会期を大幅に長くする方向で見直すとの案を示した。

 年間を通して会期を設ける「通年議会」を視野に入れ、審議期間を従来以上に確保しようとの狙いがある。ただ、実行に移すかどうかの判断は改選後の新しい議員に委ねられた。佐藤委員長は「今回の案をベースに議論してもらいたい」と話すが、議会内には「兼職議員もいるため、そう簡単にはできないのではないか」といった消極的な声もあり、先行きは不透明だ。

 全国的には、議員報酬や定数が議会改革の主題になっている自治体が目立つ。背景にあるのは財政難だけでなく、議会の現状に不満を感じている有権者の厳しい視線だ。地域政党「減税日本」を率いる河村たかし名古屋市長のように、首長主導で議員報酬半減を訴えているケースもある。

 本県の県議報酬は07年から、厳しい経済情勢に配慮して5%カット。ボーナスを含めると年間約1220万円だ。報酬とは別に、調査研究のための政務調査費も年間300万円支払われる。

 報酬額は47都道府県議会の中で42番目と下位に位置しているものの、秋田魁新報社が立候補予定者66人を対象に実施したアンケートでは、削減が必要との回答が約7割。現在45の定数についても、約7割の立候補予定者は減らした方がいいと答えた。その一方で「議員を減らし、報酬を安くすればいいという話ではない」と否定的な声も根強く、今後議論となりそうだ。

 地方分権や地域主権が叫ばれる中、県議会による政策立案をいかに増やしていくかも大きな課題だ。今任期中に議員提案で制定した政策条例は「県民の読書活動推進条例」と「がん対策推進条例」の二つだけ。政策立案機能が十分に発揮されているとは言い難い。本社のアンケートでも立候補予定者の8割が不十分と回答している。

 全国の地方議会の「改革度」を昨年調査した早稲田大マニフェスト研究所の中村健・次席研究員は「二元代表制の一翼を担う議会には多様な民意を吸い上げ、政策に反映させていく責任がある。特に地域の重要課題については積極的に対案を出していくべきだ」と指摘する。

(2011/03/28 付)

1620チバQ:2011/03/30(水) 22:33:48
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/02/article_03.jsp
雇用確保の訴え切実 TPP、震災対策も問う
「4年前の県議選は候補者の『雇用促進』という訴えに期待して投票したが、裏切られた思いだ」


候補予定者の集会で演説に耳を傾ける人たち。有権者は雇用、農業などの各分野で具体的な政策の提示を求めている 連日、求職者でごった返す秋田市茨島のハローワーク秋田。求人票を見終えた秋田市の男性(63)がため息交じりに語った。関東から16年前にUターンして以来、正社員の就職先が見つからず、これまで建設関連の臨時雇用を繰り返し、生計を立ててきた。今はその臨時雇用さえ見つからない。「働きたいのに働けない。候補者には県民のために本当に働く覚悟を示してもらわないと信用できない」

 五城目町の女性(31)も不満を口にする。「秋田に定住したいのに職場がない。この思いを候補者は、どれだけ分かってくれているのか」

 雇用確保、産業振興、医療や福祉の充実…。前回2007年の県議選で候補者が掲げた公約の成果に対し、有権者は厳しい目を向けている。特に雇用の悪化は深刻だ。今年1月の本県の有効求人倍率は0・48倍で47都道府県中、43番目と低迷している。

 農業も後継者確保など課題が山積している。県内農家は昨年、米価下落と不作に苦しめられ、11年産米の生産数量目標も全県で約2万トン(面積換算約4千ヘクタール)削減された。

 大仙市の農家の男性(54)は「農業は先細りする一方なのに、県議の具体的活動が見えない」とこぼす。政府が参加を検討している環太平洋連携協定(TPP)についても「農家には厳しい環境になる。どうしたら前向きに営農できるのか、候補者には考えを示してほしい」と訴える。

 横手市の農家(56)は「担い手確保や農産物の販路拡大といった課題をどう解決するのか、選挙戦で語ってほしい」と強調した。

 東日本大震災で甚大な被害を受けた隣県への支援や本県の防災の在り方も、県民の関心事となっている。「被災地支援を具体的にどう進めていくのか」「本県は地震に対する備えは十分なのか」などと今後の対応を問う声が上がっている。

 秋田大教育文化学部の島澤諭准教授(経済政策)は今回の県議選について「震災の影響で運動自粛が広がる中、選挙本来の姿である『政策本位の競争』に戻らなければならない」と指摘。「現職議員は4年前の公約をどれだけ達成したかを明確に示す必要がある。その上で、元職、新人も含め、各政策課題で県民にどう貢献できるかを具体的に打ち出すべきだ」としている。

(2011/03/29 付)

1621チバQ:2011/03/30(水) 22:40:06
http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201103300460.html
選挙をよろしくなんて言えない 被災地・八戸の県議選2011年3月30日21時50分

 4月1日に告示される統一地方選の道府県議選は、被害が少なくない地域の一部でも行われる。青森県議選の八戸市選挙区は定数8に11人が立候補を予定する激戦だが、うち9人は選挙カーを使用しないよう申し合わせた。

 「ハマを回っても、選挙の話なんてできない」

 地元漁協幹部でもある自民の現職は嘆く。全国3位の水揚げ量を誇る水産業は壊滅的な打撃を受けた。後援会長と選挙対策本部長の水産会社も水浸しになった。機械がすべて動かなくなったことに呆然(ぼうぜん)とする水産工場の幹部、後片付けに追われる従業員……。いつもはフル回転で応援してくれる人が、今回は投票所に足を運んでくれるかどうかさえ判然としない。

 ある民主の現職は21日、スタッフ13人と民家の泥さらいを7時間続けた。ガソリン不足で移動もままならず、街頭演説を自粛。することがなくなっていたところ、スタッフから「それならボランティアを」と提案された。ただ、被災者に選挙の話は一切しなかった。「選挙をよろしくなんて言ったら、逆に票を失う」

 そんな中、自民現職の一人は震災復興に力点を置いた活動をしている。震災前に地域経済の再生などを掲げたパンフレットを作っていたが、震災後にすべて破棄。「がんばろう八戸!」と震災復興への決意を見出しにし、「今こそ力を結集し、元気な八戸を再生しましょう」と記した。

 29日には約50人を集めたミニ集会を開き、「東日本の復興には20兆円、30兆円かかる。八戸港に集中投資し、岩手、宮城の救援都市にする」と青写真を示した。この現職は地元選出の大島理森副総裁に近く、「自民だ民主だと言っている場合じゃない。大島さんには復興大臣になってもらいたい」と訴えた。(別宮潤一、熊田志保、藤原慎一)

1622名無しさん:2011/04/01(金) 21:17:43
身辺調査したらとてもじゃないけど立候補できるとは思えないけど

1623チバQ:2011/04/04(月) 23:40:55
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104040002
民・自 衆院選にらみ舌戦
2011年04月04日


演説後、聴衆と握手する県議選天童市区の候補者=3日午後、天童市

 ∞ 県議選激戦の天童市区を歩く


 10日に投開票される県議選。選挙戦となった8選挙区の中でも、3人が争う天童市区(定数2)は激戦区の一つだ。県内で唯一、民主党公認候補と自民党公認候補2人が真っ向から対決する構図で、各候補者は次の衆院選もにらんで舌戦を繰り広げている。最初で最後の「選挙サンデー」となった3日、選挙区を歩いた。


 ◇ 国会議員の「代理戦争」の様相も


 自民新顔の矢吹栄修氏(36)は自転車で市内を回り、休日で買い物客の出入りが多い大型スーパーの前などで演説。「『コンクリートから人へ』と耳障りの良いことを言うが、天童はインフラが整っていない」と政権与党の民主党への批判を展開。道路整備で雇用や人の流れ、物流が生まれて地域が活性化すると訴えた。「描いた夢の結果に対して責任を負える世代」と若さもアピールした。


 民主新顔の佐藤正男氏(52)も市中心部などを自転車で回り、街頭で「市議を9年間務めたが、市町村の枠があり、身近な生活の支援につながらないことにも直面した」と県政への意気込みを語った。災害対策や子育て支援など市町村を超えた政策の実現を掲げ、「地域のみなさんとつくりあげた地域社会を次の世代につなげ、次世代が夢に向かって何度でも挑戦できる環境整備を」と訴えた。


 自民現職の森谷仙一郎氏(52)は節電のため夜の個人演説会は行わず、街頭演説のみの運動を繰り広げる。この日も市中心部の商業施設前など20カ所以上でマイクを握った。被災地支援の拠点となる山形の役割の大きさを強調しつつ、原発事故による農産物の風評被害を懸念する農家への支援策の重要性を指摘。「県経済の発展には東北の復興が欠かせない。先頭に立って取り組む」と訴えた。


 天童市区は各陣営が「政争のまち」と口をそろえる。過去の市長選や県議選では自民系と民主・社民系の候補が激突。衆院1区の鹿野道彦(民主)、遠藤利明(自民)の両議員が前面に出て支援し、国政での与野党対決を象徴する「代理戦争」ともなってきた。


 今回の県議選は、引退する自民現職の土屋健吾氏の後継として矢吹氏が立候補。森谷氏との2議席維持をめざす自民に、佐藤氏を擁立した民主が挑む形だ。この構図は03年の県議選と同じ。自民現職の土屋氏と、引退県議の後継指名を受けた自民新顔、民主推薦の無所属新顔が争い、土屋氏に続いて当選したのは、鹿野氏の支援を受けた民主推薦の海鋒孝志氏だった。


 その後、海鋒氏の市長選転身に伴う09年の県議補選で、自民公認の森谷氏と鹿野氏が全面的に支援した民主・社民推薦の佐藤氏が対決。佐藤氏が敗れ、民主、社民系は議席を失った。


 国政選挙では、実動部隊となる県議の力が勝敗を左右する。次期衆院選をにらみ、今回も佐藤氏の陣営を鹿野氏の秘書らが全面的に支援。2日夜には、災害公務で県内を訪れていた鹿野氏も激励に訪れた。「天童は鹿野さんにとって大事な地域。これ以上、票を奪われてはいけないという思いがあるはずだ」と、ある陣営の選対幹部は話す。


 一方、天童市区は過去6回の国政選挙で自民の票が民主・社民の票を上回っており、09年の衆院選で鹿野氏に敗北した遠藤氏にとっても大切な地域だ。地盤を維持するためにも、県議選の2議席死守は不可欠で、自民陣営の事務所開きや決起集会に顔を出し、自身の後援会組織もフル回転させる。ある陣営関係者はこう強調する。「遠藤さんには絶対に負けられないというプライドがある」(笹円香、棟形祐水、中野龍三)

1624チバQ:2011/04/05(火) 21:39:53
>>1300
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110405k
岩川被告に有罪判決 北秋田市長選公選法違反事件
 2009年4月の北秋田市長選をめぐり、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元鷹巣町長岩川徹被告(62)の判決公判が5日、秋田地裁であった。馬場純夫裁判官は、争点となった現金授受の趣旨などを検察側の主張通り認め、懲役1年、執行猶予2年(求刑懲役1年)を言い渡した。

 公判で検察側は、被告自身への投票と票の取りまとめに対する報酬として、09年2月16日ごろと3月17日ごろ、同市のコンビニ駐車場とグラウンド付近路上で、男性支援者=同法違反(受供与)の罪で有罪確定=に現金を渡したと主張。一方、弁護側は運転手と道案内という単純労務への対価だったとし、日時と場所も全て異なるため、「起訴内容のような事実はなく無罪」と主張していた。

 検察側の起訴内容は男性支援者の捜査段階の供述に大部分基づいたものだったが、男性支援者は公判で弁護側の主張に沿う証言をした。

 この点について、馬場裁判官は判決で「記憶に従って供述していたものを、後付けで被告の弁解に沿うよう証言を変遷させた。(警察官や検察官による)供述の誘導や押しつけがあった事実もうかがわれない」と指摘。「捜査段階の供述は信用できるが、公判の証言は信用性が低い」と述べた。

 同様に捜査段階の供述を公判で翻した被告の関係者4人についても、捜査段階の供述の信用性を認めた。

 その上で、男性支援者らの捜査段階の供述調書は証拠として採用できるとして、検察側の起訴内容通りに事実認定。量刑理由で「渡した現金は少額でなく、選挙の公正の保持という観点から無視できない犯行。反省する態度も皆無」などと指摘した。

 一方、告示前の戸別訪問が地域で広く行われていたことなど被告に有利な事情もあるとした。

 判決を受け、弁護人は「ずさんな事実認定であり、近日中に控訴したい」と述べた。秋田地検は「公民権停止となる執行猶予期間が2年とあまりに短い。上級庁と控訴するかどうか協議したい」とした。

(2011/04/05 19:51 更新)

1626とはずがたり:2011/04/06(水) 10:12:48
>将来的に安全が確保された場合については井戸川克隆・双葉町長が「踏み込んだ判断はしていない。日本としてエネルギーをどうするのか広く議論を進めてもらいたい」と語った。

首相「国が最後の最後まで対応」 原発周辺町村長と会談
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104050553.html?ref=recc
2011年4月5日21時26分

写真:菅直人首相(右から2人目)に要望書を手渡す双葉地方町村会長の遠藤雄幸・川内村長(左から2人目)。左は井戸川克隆・双葉町長=5日午後4時17分、首相官邸、飯塚悟撮影拡大菅直人首相(右から2人目)に要望書を手渡す双葉地方町村会長の遠藤雄幸・川内村長(左から2人目)。左は井戸川克隆・双葉町長=5日午後4時17分、首相官邸、飯塚悟撮影

 菅直人首相は5日、福島県の井戸川克隆・双葉町長ら福島第一原子力発電所の周辺8町村の首長と首相官邸で会談し、原発事故の補償について「東京電力にやれるところはやってもらう。最終的には国の責任で、最後の最後までしっかりと対応させていただく」と述べた。

 菅首相は原発の現状について「原子炉が低い温度で安定してきている、電源がかなり回復してきているという前進が見られる。一日も早く一つの山は越えたと言える状況を作りたい」と語った。一時帰宅については「どうやって安全性を確保して希望に沿えるか検討する」と述べ、時期は明言しなかった。

 首相は4日にも井戸川町長と会談している。双葉地方町村会長の遠藤雄幸・川内村長は、原発事故の一刻も早い収束や避難生活への国の支援、農林業への補償など8項目を要望した。

    ◇

 双葉地方町村会の首長らは菅首相との会談後に記者会見した。福島第一原発の今後について遠藤勝也・富岡町長は「(まだ廃炉が表明されていない)5、6号機についても、地元住民、世論を考えると運転は至難だと思う」と述べた。将来的に安全が確保された場合については井戸川克隆・双葉町長が「踏み込んだ判断はしていない。日本としてエネルギーをどうするのか広く議論を進めてもらいたい」と語った。

1627チバQ:2011/04/06(水) 23:48:18
>>1589
http://www.asahi.com/national/update/0406/TKY201104060202.html
陸前高田市長の妻、遺体で確認 激務のなか安置所で再会(1/2ページ)2011年4月6日15時0分

 東日本大震災で1152人が死亡、1231人が行方不明となっている岩手県陸前高田市で、戸羽太市長(46)の妻・久美さんが遺体で見つかった。戸羽市長が5日夕、市内の安置所で確認した。震災直後から災害対策に追われ、妻を捜せずにいた戸羽市長は「見つかってよかった」と涙を浮かべた。

 戸羽市長によると、見つかったのは、自宅から200メートルほど坂を上った場所。5日午後、警察官から知らされた。公務のためすぐに安置所に行けず、対面できたのは数時間後。「ごめんな」と何度も声をかけた。前日の4日は久美さんの39歳の誕生日だった。

 震災時、戸羽市長は市役所の屋上に避難した。自宅は海から見て、市役所よりも奥にある。その自宅の方まで津波が襲うのを、不安とともに見つめることしかできなかった。

 「逃げていてくれ」との願いは届かなかった。自宅にいた久美さんは、避難するために近所で声をかけ合っていたところを津波に流されたという。

 「11日午後2時40分」。久美さんと最後に交わした会話の通信記録を携帯電話に残している。「今日は早く帰れそうだ。焼き肉でも行かないか」という市長に、久美さんは「子どもたちが帰ったら聞いてみるね」と喜んだ。地震が起きたのはその数分後だった。

 震災翌日以降、災害対策本部が置かれた市の学校給食センターで寝泊まりしながら、住民の安否確認や救援物資、燃料の確保などに追われてきた。小学生の息子2人は親戚の家に避難した。「妻を早く見つけてあげたい」。常に思っていたが、捜しに行く時間はなかった。

 その間に、長男の太河君(12)が黙って母親の捜索願を災害対策本部に出していた。1人で不安に思い、届け出たようだった。

 東京都内で育った戸羽市長は28歳の頃、父親の地元の陸前高田市に移り住み、食品会社に入った。そこに総務担当として入社してきたのが、久美さんだった。いつも自然に振る舞う姿にひかれ、間もなく結婚した。

 震災の後、戸羽市長は菅直人首相に復興への支援を求めて直訴し、避難所を回って市民を励まし続ける。多くの市職員が職務中に津波に巻き込まれ、身内を亡くした職員も少なくない。

 「私だけがつらいわけではない」。戸羽市長は口癖のように繰り返している。(平塚学、井上裕一)

1628チバQ:2011/04/08(金) 21:58:23
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201104070488.html
知事選立候補予定者、「前哨戦」県議選への対応様々
2011年4月8日


県議選候補者とともに選挙区をまわり有権者と握手する知事選立候補予定者=東北町


 6月にある知事選の立候補予定者が、「前哨戦」とされる県議選で様々な動きを見せている。新顔が積極的に街頭に出て顔と名前を売り込む一方、現職は震災への対応に忙しい。震災後、候補擁立により前向きになった政党もあり、知事選の構図に変化が現れる可能性もある。

■山内氏

 「今必要な震災復旧。私ども民主党は皆さまの声をまっすぐ政府に伝えられる。この地域からも議員を送りだしてほしい」

 知事選に無所属で立候補予定の新顔、山内崇・民主党県連幹事長(55)=民主・国民新推薦=は6日、県議選の民主党公認候補とともに上北郡選挙区を駆け回った。告示以降「候補を立てた選挙区は一巡はした」という。6日もその後、三戸郡区、八戸市区で、それぞれ県議候補と街頭に立つなどした。

 国政与党としての立場をアピールするほか、「クリスタルバレイ構想」などの県政批判、地元中小企業支援策などの主張も繰り返している。山内氏は「現場の声を聴いて、こちらの声と姿を見せていく。地道に積み重ねていくしかない」。

■三村氏

 三村申吾知事(54)=自民・公明推薦=は無所属で3期目を目指すが、震災発生以来、対応に追われ、自民や公明の県議選候補と街頭に立つ時間がないという。

 半面、国への陳情や災害関連予算の専決などの公務は、県民にアピールしやすいという面もある。自民党県連の神山久志幹事長は「震災もあり、今の時期に公務で活躍してくれることは、回り回って自民党のプラスになる」と受け止める。県議選候補への応援が必要な場合は、知事に代わって妻の三千代さんが駆けつけているという。

 三村知事は「危機管理監から朝、夕と状況を確認したうえで、抜けられれば事務所の激励ぐらいはしている」と公務優先の姿勢を強調している。

■吉俣氏

 「大震災の救援、復興に全力を尽くしてがんばります。原発から県民を守る政治への転換を目指します」

 県議選が告示された1日、共産党公認で立候補する予定の新顔、吉俣洋・同党県委員会書記長(37)は、青森市役所前でこう訴えた。

 同党が擁立する4人の県議候補がいる青森、弘前、八戸の市を回って精力的に街頭演説を重ねている。だが、広く有権者に浸透させようと、県議選候補と別行動で街宣車を走らせる。

 09年の衆院選、昨年の参院選と国政選挙に2回挑戦し、知名度を上げた。今回は反原発の追い風が吹くなか、防災や原子力をテーマに県政の転換を呼びかけ、知事選に向けて弾みをつけたい考えだ。
.

1629チバQ:2011/04/08(金) 21:59:46
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110403094733.asp
元職が台風の目に/弘前市区(定数六−10)

 10日投開票される県議選に向け、9選挙区の40議席を争う59人の候補者を追う。(敬称略)



 「東日本大震災で最も注目されているのは原発、放射能だ。風向きが変われば放射能は向こう(福島)から弘前へ運ばれてくる。単なる風評被害でもリンゴやコメに大変な被害が出て、関連産業全てが大きな影響を受ける。私はどの政党にも属していない。だから原子力についても堂々と発言できる」

 県議選が告示された1日朝、保守系無所属の元職相馬しょう一(74)は弘前市役所の南隣の税理士事務所前で第一声を上げた。昨年4月、再選を期して市長選に臨んだが苦杯を喫し、やがて県議再転身を表明。後援会の結束の強さには定評があり、6議席を10人が争う戦いの台風の目となった。県の原子力政策検証を強く訴えて、通算7期目を目指す。

▼2011年 青森県議選の関連記事を見る  

 相馬陣営と競うように、市役所の正面玄関前では、5期目に挑む自民現職の西谷洌(66)が第一声に臨んだ。「百貨店・中三の民事再生申請は弘前の経済に多大な影響を及ぼす。県や市の支援が必要。また、農業を健全な形で維持していくため公共工事も不可欠だ」。応援演説には、昨年の市長選で相馬を破った現市長・葛西憲之や市議が駆け付け、「トップ当選で西谷を議長に押し上げよう」と気勢を上げた。

 従来型の連呼や街頭演説に徹する陣営が多い中、同じ自民現職で3期目を狙う岡元行人(46)は、電動アシスト自転車に拡声器を積んで選挙区を駆け回る。自民推薦の無所属新人、一戸兼一(57)は城東地区を地盤に、3月まで市議会副議長を務めた経歴などをアピールする。



 三村申吾県政や地元国会議員とのつながりを武器にする自民系候補に対し、民主系候補者は、三村県政との対決姿勢を前面に押し出しながらも、民主・自民の大連立の気配に戸惑いをにじませる。

 1日午後、民主新人で元弘前市議の松橋武史(39)は同市堅田のスーパー前で、災害対策に重点を置く党の方針を訴えた。同市区の県議から知事選に転じ、松橋を支援する党県連幹事長・山内崇もマイクを握ったが、報道陣に大連立への感想を問われると「地方ではまだ情報がない。震災復興へ、可能性としてはありだろう」と語るにとどめた。

 無所属で民主推薦も受けないものの、やはり山内が支援するのが新人成田善一(57)。弘前市議を経て前回県議選に初出馬、約800票差で次点に泣き、今回は雪辱を期す。

 民主現職の三上隆雄(77)も必死だ。1日は市役所前で、党県第4区総支部長の衆院議員・津島恭一の応援を得て4期目へ支持を呼び掛け、推薦する連合青森の関係者らが拍手を送った。



 前回、2度目の挑戦でトップ当選した無所属の現職川村悟(63)も、連合青森の推薦を受け、バイクに拡声器を載せて街頭活動に走り回る。共産党の現職安藤晴美(59)は党組織をフル回転させて再選を目指す。

 政党を軸にした戦いの一方で、「岩木地区の候補」を掲げているのが保守系無所属の新人齊藤爾(ちかし=40)。弘前市議を2月に辞職し、初の県議選に挑んだ。

 東日本大震災に世間の耳目が集まり、政策の対立軸も見えにくい。各陣営は有権者の関心低下に神経をとがらす。ある候補者は苦渋の色を浮かべた。

 「有権者は投票日を覚えているだろうか」

1630チバQ:2011/04/08(金) 22:00:50
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110405111518.asp
分裂に現職陣営危機感/南郡区
 1日朝、自民党県連会長で衆院議員の木村太郎が地元の藤崎町内で声高に訴えた。「これまでの本人の努力と、せっかくみんなで支えてきたことに応える選挙だ」。木村直系の自民現職・阿部広悦(63)の事務所前。木村は腹心の実績を何度も強調した。

 阿部は第一声で「今回の選挙で地元を騒がせ本当に心苦しい」と、同じ藤崎町の木村系から新人鶴賀谷貴(48)が無所属で出馬したことに触れた。「勝つことで、藤崎町にまた平穏をもたらすことができる。この地域のための戦いだ」

 阿部陣営幹部は「1期目の補欠選挙(1998年)以来の厳しい選挙」と危機感をにじませる。別の1人は「これまでになく水面下の動きが多く、見えにくい選挙」とも。

 一方、鶴賀谷は同日、支援を受ける町議団の地元・常盤地区で第一声。「県内の出馬予定者の約4割が新人。これは何を意味するのか。県政が今のままで良いのかが問われている」と主張した。

 木村王国のおひざ元での分裂選挙は町内に波紋を広げたが、「選択肢が増えて選挙が盛り上がるのは町にとって良いこと」(藤崎町、50代主婦)と歓迎する声も少なくない。

 田舎館村議から転身する無所属新人の鈴木和久(53)は、村内の票固めを急ぎ、藤崎町内での阿部と鶴賀谷のつぶし合いに勝機をうかがう。街頭では福島第1原発事故による風評被害への懸念などを強調。「県と県政、国政のパイプ役として地域発展に尽力したい」と訴える。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110405111549.asp
政党色より地域色意識/上北郡区

 「民主がどうとか、どこかの政党がどうとかというのは二の次だ」。2日、野辺地町内のスーパー前。民主新人・木明和人(45)の街頭演説で応援マイクを握った同党県連幹事長の山内崇は、こう声を張り上げた。
 

 4議席を7人で争う激戦区の上北郡区。同町から出馬した木明は選挙区で唯一の民主候補だが、昨年の参院選で同党が惨敗するなど党を取り巻く状況が厳しくなる中、政党色より地域色を前面に出す。野辺地町を基盤とし前回トップ当選だった自民党の中谷純逸が今回出馬しないのを受け、空白となった「北部上北から1人」を合言葉に支持を呼び掛けている。

 東北町から出馬した3候補も地域色を意識している。ともに自民党推薦の沼尾啓一(63)と蛯沢正勝(63)の街頭演説では、同党衆院議員の江渡聡徳が「即戦力」と評価し支持を呼び掛けている。

 しかし、同町内では前回町長選で争った元町長・竹内亮一が沼尾を、元民主県議で現町長・斗賀壽一が蛯沢を支援。斗賀は、旧上北町地区と旧東北町地区との争いを軸とした町長選を引きずった「町の戦争」とみており、沼尾陣営にも町が割れているとの認識がある。

 蛯沢の事務所には自民党国会議員とともに、民主党参院議員の平山幸司の為書きも掲げられている。斗賀はこの状況を「大震災の非常事態であり、民主党だ、自民党だと言っているときではない」と肯定する。一方、江渡は民主系からの蛯沢支援について「選挙だから勝たなければいけないので、仕方ない。当選すれば自民党会派に入るわけだから」と静観する構え。

 東北町から出馬したもう1人の候補・山田昭二(58)は同町を重点的に回り、沼尾、蛯沢とは一線を画した戦いを展開。

 おいらせ、六戸両町の東部上北を地盤とした三村輝文の後継として出馬した吉田絹恵(64)は、三村の後援会組織を生かしながら各所で「県政に女性の声を伝えたい」と訴え、女性票の獲得に力を注いでいる。

 一方、選挙区唯一の現職である自民・工藤慎康(41)は「県政与党と地域を結ぶパイプ役」を強調。同じ七戸町から出馬した無所属新人・工藤章(58)は連呼を自粛し、集落ごとにこまめに街頭演説を繰り返している。

 地域間の争いがし烈を極めているが、地盤の票だけで当選は難しい。ある陣営幹部は「中谷票が多い野辺地町や地元候補がいない横浜町と六ケ所村、八戸・三沢両市のベッドタウン化が進むおいらせ・六戸両町の無党派層票をどれだけ上積みできるかが勝敗を分ける」と力説した。

1631チバQ:2011/04/08(金) 22:01:48
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110406104411.asp
尾引く市長選の対立/五所川原市区

 告示日の1日、自民新人の寺田達也(48)は、五所川原市一ツ谷の選挙事務所前で第一声を上げた。「北五の若い発信力、挑戦・地域(ふるさと)再生を目指し、頑張っていきたい」

 その400メートル南側の交差点で、寺田の演説が終わるのを見計らったかのように、無所属元職の櫛引ユキ子(57)がマイクを握った。「地域の皆さんの声なき声を形にする、その役目を私に預けてほしい」。櫛引の横を、寺田の選挙カーが通り過ぎていった。

 昨年6月の市長選で現職の平山誠敏と櫛引が激突、市政界を二分する戦いとなった。その構図は、今回の県議選に続いている。寺田を支援する14人の市議は、市長選で平山を支持。一方の櫛引陣営も、市長選で支援した市議9人を中心に票固めへと走る。

 両陣営とも「市長選と県議選は別」とするが、「敗北は平山市政の不信任につながる」(寺田陣営)、「市民の声を無視する平山市政のように、県民の声を無視してはいけない」(櫛引陣営)と、言葉の端々に対抗意識がにじむ。

 自民現職の成田一憲(72)は、同市金木地区以北を重点的に回り、6期24年の経験と実績、現県政との密接な関係を強調する。「感触はいい」としながらも、陣営が懸念するのは、成田と同じ中泊町に地盤があり、前回県議選で支援を受けた、たちあがれ日本の升田世喜男が櫛引の応援に回っている点だ。「升田さんの票が全て他候補に流れるわけではないと思うが…」と、陣営幹部は危機感を募らせる。

 黒のゴム長、額には「一生懸命」の鉢巻き。リンゴ箱に乗って声を張り上げる民主現職の今博(60)。「県民が不幸せに苦しむことがあれば、知事に一言二言申し上げる権利がある」と、県政野党としての存在感を訴える。民主党県連代表の横山北斗、県連幹事長の山内崇も、貴重な津軽の民主議席死守へ度々街頭に立つ。山内は「今さんは県連のエースで四番。何としても県政の壇上に」と後押しした。

 前回県議選と顔触れは同じながら構図は一変。少数激戦の中、各候補とも横並びの戦いを繰り広げている。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110406104446.asp
尾上で現・新しのぎ/平川市区

 「平川市が合併してから(県議選で)地域住民の審判が下されていない。前回に続きまた無投票となると、政治は停滞する。皆さんには選ぶ権利がある」

 現行選挙区で初の選挙戦となった平川市区で、自民現職の長尾忠行(62)、中村弘(57)に挑む無所属新人の工藤義春(61)は告示日の1日、地元の弘南鉄道津軽尾上駅前で出馬に懸ける思いを語り、気炎を上げた。

 工藤は旧尾上町商工会、平川市商工会事務局職員として長く勤務したが、政治経験はない。現職の地盤をどこまで切り崩せるか、戦いぶりが注目される。

 特に、同じ尾上地区を地盤とする中村が、2003年の県議選で黒石市区から南郡区に“国替え”していることから、工藤陣営は「生まれも育ちも尾上」を前面に出す。尾上地区の一部市議らが工藤支援に回り「尾上から50年ぶりに地元出身県議を」と、中村をけん制する。

 一方、中村も尾上地区の票が工藤に流れるのを警戒し、引き締めを図る。加えて、平賀地区や候補者のいない大鰐町でも市議や町議を通じて積極的な票固めに動く。

 街頭で中村は「8年間の私の実績、行動が問われる選挙。昨年、大鰐町で大雨の災害が発生したときは県とともにいち早く復旧に取り組んだ」などと現職の強みをアピール。中村後援会の幹部は「東日本大震災の対応でも国や県とのパイプの太い現職の強さがある」と手応えを語る。

 県議会議長の長尾は平賀地区を中心に強固な地盤を築く。父の出身地・大鰐町でも多くの町議から支持を受け、安泰ムードも漂うだけに陣営は引き締めに躍起だ。震災対策など議長公務が選挙戦直前まで続いた出遅れを挽回しようと、連日選挙区内をくまなく回る。議長の経験と実績を前面に、幅広い支持を呼び掛ける。

1632チバQ:2011/04/08(金) 22:02:50
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110407101911.asp
保守票切り崩し過熱/むつ市区

 「顔はあっちだが、票はこっち」「(あの業者は)末端まで号令がかかっていない」。保守系候補4人が激突するむつ市区。各陣営は情勢分析に余念がない。7月の市長選、秋の市議選を控え、支援者も一部で流動化、保守票の切り崩し合戦は熱を帯びる。

 「現職だから大丈夫−と票を崩される。非常に厳しい」。前回選挙で1万3千票余りを獲得しトップ当選した越前陽悦(65)=自民党推薦=は有力新人との戦いに危機感をあらわにする。

 「こっちは相手に丸見えだが、新人の動きは見えない。手を打つ」と後援会幹部。3期12年。積み上げてきた票の目減りを最小限に食い止め、反転攻勢をもくろむ。告示後3日間で街頭演説は100回を超え、早くも前回選挙を上回った。

 4日早朝、同市宇田町交差点で、選挙カー2台が鉢合わせした。1台は越前。もう1台は自民党公認・横浜力(58)。2人は出勤する海上自衛隊の隊員らに手を振り続けた。

 「初めての大きな選挙」と語る横浜は、2期8年務めた風間浦村長の経験を掲げ、即戦力を訴える。1月に正式に出馬を表明後、3月上旬まで村長の職にあり、出遅れと知名度不足が不安要素。しかし、党組織の全面支援を得て陣営は「目に見えて手応えが出てきた」とみる。

 告示後、2区選出の衆院議員の江渡聡徳、党副総裁の大島理森、県連会長の木村太郎らが応援に入り、他陣営は「勢いづいた」と組織力を警戒する。

 無所属新人・村中徹也(52)は2003年に続く2回目の挑戦。昨年、自民党県連に公認申請し、見送られたが、「むつ・下北党」を掲げ、前回次点の元県議新保英治らも支援に回る。

 中盤までの戦いは「(当選圏へ)あと少し」とみて、陣営を引き締める。市議会議長の経験と実績をアピール。郡部の切り崩しと市部票の上積みに走る。

 6期務めた父・健治の地盤を受け継いだ民主党推薦の新人・菊池憲太郎(42)は、「既成の考えに対し、新しい考えを主張する戦い」と位置づける。震災への配慮から延期していた後援会総決起大会を告示直前の3月30日に開催。会場のホテルは支持者千人が集まり、熱気にあふれた。

 分厚い組織力を背景に「頭一つ抜けた」と周囲はみる。だが、陣営は緩みと上滑りを危ぶみ、「選挙は1日で変わる」と票固めに躍起だ。

 3当1落。「大票田むつ市の得票が勝敗のカギ」と、ある陣営幹部。当落線を挟んだ集票合戦は、最終盤へともつれ込む。

(敬称略)

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110407101954.asp
有権者の動き見えず/三戸郡区

 前回と同じ4人の顔触れとなった三戸郡区。三戸町には告示日の1日、地元の民主現職・松尾和彦(47)と自民新人・沢田恵(53)の2人の第一声が響き渡り、“三戸対決”が再び幕を開けた。

 マイクを握る松尾。その前を、数百メートルしか離れていない場所で第一声を終えたばかりの沢田の選挙カーが走り抜けた。

 「今回は震災の影響もあり、投票率を含め有権者の動きが見えてこない」。沢田陣営幹部は危惧するが、松尾陣営も同様に「先が見えない選挙」と漏らす。両者は前回229票差で当落を分けた。町では「同じ地盤の2人とも当選するとは考えづらい」との声もささやかれる厳しい戦い。しかし、有権者の間からは冷めた意見も上がる。同町の男性(62)は「地震で店の食料品の棚もまだ空きが目立つような時に、選挙まで気が向かない」と話す。

 前回、無所属で出馬し、トップ当選を果たした現職・夏堀浩一(57)は今回、自民の公認を受けての選挙戦とあって、自民支持者以外の票離れに強い危機感を持つ。

 「以前の支持者から今回は、なぜ自民で出るんだという厳しい言葉も頂いた」と夏堀。階上町では「ここまで訪ねてきた候補者はいない」と住民に言われるほど民家がまばらな地域まで歩き、陣営も地元では「南部町から県議」を前面にアピールし、票固めに懸命だ。

 民主現職・北紀一(69)は「今回は誰が強い、弱いという見方はあてにならない。目標に向かい自分の選挙をやるだけだ」と気を引き締める。

 地元の五戸町長・三浦正名と新郷村長・須藤良美が何度も街頭演説に立つ全面支援態勢。階上町にも今までにないほど足を運び、3日には同町議選に出る3人の事務所開きに顔を出した。それでも陣営は「選挙ムードが盛り上がっていない。地元票も固め切れたとは言い難い」と危機感を抱く。誰が抜け出すか、先はまだ見えない。混沌(こんとん)とした中、各陣営はラストスパートに突入する。

(敬称略)

1633チバQ:2011/04/08(金) 22:03:36
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110408101412.asp
震災で選挙カー自粛/八戸市区

 告示日の1日。自民現職の熊谷雄一(48)は事務所で開いた出陣式で涙ぐんだ。「東日本大震災で被害を受けた企業の社長が駆けつけてくれた。この思いを受け止め、八戸を復興させる」。他の陣営も市内各地での第一声で、口をそろえて「震災からの復興」を叫んだ。しかし徐々に、熊谷をはじめ候補の姿は街から影を潜めた。

 今選挙、11候補のうち無所属と共産党の新人を除く9候補が選挙カー使用を自粛。各陣営は「ハンドマイクで有権者に主張を伝えたい」としていたが、現実には多くの候補が演説に力点を置かず、支持者回りに徹する。

 「新聞受けに挟めたビラが、数時間後にはきれいに抜き取られていた−との話を聞いた」と、ある陣営の幹部。市選挙管理委員会が、ビラまきを伴う戸別訪問を行わないよう注意する文書を7日までに各候補に配布したのは、水面下で激しい争いが展開されていることの裏付けだ。

 選挙カーの自粛は各候補の主張の違いを分かりにくくしている。「被災地では『選挙より片付けを手伝って』という声が多い。県政の課題など言い出せない」と自民現職の清水悦郎(61)。「被害が大きい沿岸部には入っていない。『選挙どころでない』の意識からか、マイクで訴えても聞いてもらえない」と民主現職・山内正孝(60)の選対幹部が話すように、各陣営は被災者への接し方に苦慮している。

 半面、複数の候補は進んで被災地に入る。民主現職の田名部定男(64)はがれきの山が残る通りをたすきなしで歩き、被災者に「その後はどうですか」と声を掛けた。「こんな状況で選挙カーは使えず、歩いて回るしかない」と言う田名部も街頭演説は限定的だ。

 自民新人の藤川友信(62)もあいさつ回りが中心で「公約や政策は選挙公報などで理解してもらう」(陣営幹部)。「震災の傷も癒えないのに選挙演説したって有権者に伝わらない。基本的に演説はしない」と、民主現職・中村寿文(71)選対の幹部は言い切る。

 自民現職の滝沢求(52)は「街頭演説は減ったが、歩いて回ることで有権者と丁寧に対話できる」と選挙カーなしの選挙に前向き。個人演説会を開くなど政策を訴える機会も手堅く押さえる。

 公明現職の畠山敬一(55)は街頭からの訴えとともに支持者回りに懸命。民主現職・山田知(41)もあいさつ回りの合間に個人演説会を開くが、いずれの陣営幹部も「支持者相手の選挙運動中心では手応えの有無すら判断できない」と悩みを打ち明ける。

 共産新人の畑中哲雄(67)、無所属新人の寺地則行(58)は選挙カーをフル活用。畑中は、福島第1原発の事故に起因する「反原発ムード」を追い風に−と期待する。日に30カ所もの街頭をこなす寺地は「県議選こそ街頭で政策を訴え、議論を戦わせるべきだ」と“自粛組”をけん制。「投票率は大きく落ちる。48%程度か」と、照準を合わせる浮動票の動向を懸念する。

 それぞれの支持者固めが中心の戦いとなった八戸市区。選挙戦は一般有権者から遊離したまま最終盤に突入する。(敬称略)

1634チバQ:2011/04/08(金) 22:04:10
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110407101828.asp
鹿内票1万3000行方は?/青森市区 各陣営の思惑交錯

 県議選青森市区で、前回2007年の選挙時に現青森市長の鹿内博氏が獲得した約1万3千票の行方に注目が集まっている。鹿内市長は1月に非自民系の現職・新人5候補を支援する考えを示しているが、選挙戦では表立った支援の動きは見せておらず、各陣営は「票の上積みにはつながらない」と否定的な見方を示している。
 

 1日の告示後、鹿内市長は2、3日にかけて民主、共産、社民、無所属の計5候補の選挙事務所に姿を見せた。激励のマイクを握ったのは4日に行われたある候補の演説会の1度だけ。5候補は09年4月の市長選で鹿内市長を支援しており、「支援はあくまでその返礼」(鹿内市長)という。

 鹿内市長は6、7日、東京に出張。各陣営によると、8日以降の終盤戦も市長が集会や街頭で応援演説などを行う予定はないという。

 鹿内市長は5日の取材に「(5候補から)要望があれば応援に出向いているが、自身の支援者に特定候補への投票を呼び掛けるつもりはない」と説明。別の陣営関係者は「鹿内票は浮動票が多く、浸透は難しい。1万3千票は分散するだろう」と語り、その動向をつかみかねている。

 ただ、震災による自粛ムードで投票率低迷が懸念される中、鹿内票は「喉から手が出るほどほしい」(陣営関係者)存在。本県の原子力政策の検証を掲げる陣営は、鹿内市長が県議時代に反核燃の論客だったことを踏まえ「原発が選挙の争点に浮上したことは、結果的に鹿内票の取り込みにつながる可能性がある」と、わずかに期待を込める。

 鹿内市長は県議5期目途中で青森市長選に出馬、現職候補に大差をつけて初当選した。

1635チバQ:2011/04/08(金) 22:05:02
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110404100208.asp
当落線挟み戦いし烈/“紳士協定”さや当ても

青森市区  定数一〇−13  

 「こことここは堅い。とすれば落ちるのは、あの人と、あの人と…あの人か?」。定数10に13人が立候補した少数激戦の青森市区。震災による沈滞ムードという、いつもと違った雰囲気の中、各陣営は票読みに精を出す。各候補とも一定の組織力を持つだけに当落線を挟んだせめぎ合いはし烈。震災支援や原子力政策の在り方などを中心に訴えるが、混戦模様の中、結末はまだ見えない。

 「有利? とんでもない。危機感いっぱいだよ」。前回選挙で1万4千票余りを獲得しトップ当選だった自民現職高橋修一(40)の陣営幹部は言う。4期目に挑む自民現職・森内之保留(46)も危機感を隠さない。

 票読みが難しい理由の一つが選挙初挑戦の自民新人・花田栄介(29)の存在。昨年の市議選でトップ当選した市議会議長の父・明仁がつく。「最年少候補」を前面に押し出しているため、割を食うのは、現職最年少の高橋−との見方が強い。

 しかし、当の花田陣営は「支持者を回ると『選挙があるの?』と言われることが多く反応が鈍い」。若さがどの程度票に結びつくのか、読めないでいる。

 今選挙では13候補のうち8人が、自粛ムードに配慮し、選挙カーでの連呼禁止などを申し合わせた。公明現職・伊吹信一(50)は選挙カーすら使わない。「ハンドスピーカー一つで戦っていく」と宣言した。

 だが、この“紳士協定”も日が経つにつれほころび、走行中、候補名をマイクで呼び掛ける陣営が現れた。この陣営関係者は「ウグイス嬢ではなく本人がマイクを握れば連呼にならない」と主張。納得いかない他候補は「政治家は約束を破ったら駄目。『紳士』じゃない」と順守を迫った。水面下のさや当てが日に日に強まり、選挙戦が過熱していく。

 日曜日の3日午後。青森市郊外の商業地域で多くの候補が街頭に立った。「何人かを除いて横一線。危機感は当然ある」と無所属現職の一戸富美雄(54)の幹部。出身母体の電力会社従業員たちが、被災地の復旧作業に駆り出されているのが不安要素だ。

 民主現職の渋谷哲一(49)は「投票率は相当低くなる」とみる。自身の戦いも「厳しい」。地盤の一つである新城地区に、無所属新人の関良(53)がいる影響を慎重に見極める。関は西部の住宅街を自転車で回る独特のスタイルを通す。

 前回選挙で次点、最下位当選だった候補の危機感はなおさらだ。次点だった自民元職の山谷清文(53)は「2回連続で駄目だったら、これ以上支援者に迷惑を掛けられない」と“背水の陣”。最下位当選の社民現職・奈良岡克也(60)は「議席を失うことは(県議会で)社民党の消滅を意味する」と党県組織の命運を一身に背負い走る。

 その奈良岡と議会で統一会派を組む無所属現職の古村一雄(66)は、同じ浪岡地区の一戸善正氏出馬取りやめで、陣営に緩みが出る可能性も出てきた。無所属新人の奈良岡央(54)は元市長である父の代からの後援会固めに余念がない。

 議席増を狙う共産党は現職諏訪益一(66)に加え、新人大沢研(63)を立てた。ただ「目標を達成するには市議選の得票(計約1万4千票)だけでは足りない」(党東青地区幹部)。ハードルは高く、共倒れの危険もつきまとう。

 13人はまだ一団。ゴールになだれ込む激戦は、わずかな気の緩みが勝敗を分ける。

(敬称略)

1636チバQ:2011/04/08(金) 22:12:54
http://yamagata-np.jp/feature/2011_member_pref/kj_2011040500126.php
県議選、中盤戦に突入 国会議員応援に奔走
2011年04月05日 掲載
 統一地方選の第1ラウンドとなる県議選は4日、中盤戦に突入した。選挙戦となった8地区では38陣営が東日本大震災に伴う県民感情に配慮しつつ、舌戦を展開。その一方、県関係国会議員も次期衆院選、参院選に向けた地盤強化、党勢拡大を図ろうと、選挙区内に入り系列候補の応援に奔走している。各国会議員の動向を追った。

【民主】
 公認候補が4人にとどまった政権与党の民主。県政界で党勢拡大を図るため、党所属国会議員は震災に配慮しながらも支援活動に力を注ぐ。県連会長の和嶋未希衆院議員(比例東北)は告示日の1日から県内にとどまり、山形市、鶴岡市、酒田市・飽海郡の各選挙区を回っている。「選挙カーに乗っての活動は自粛せざるを得ない」として、個人演説会の弁士を務めるなどし、党公認候補への支援を呼び掛けている。

 農相として震災、原発事故の対応に奔走する鹿野道彦衆院議員(県1区)は2日に被災地の宮城県内を視察後、同日夜に県内入り。天童、山形両市区の公認候補事務所を訪れ、激励した。

 党の震災対策本部で対応に追われる中、近藤洋介衆院議員(県2区)は1、2の両日、寒河江市区の推薦候補の応援に駆け付けた。

 舟山康江参院議員(県区)は鶴岡市区で1、2の両日、天童市区で3日、それぞれ応援弁士を務めた。

【自民】
 全8選挙区で公認候補17人が戦う自民。県連会長の加藤紘一衆院議員(県3区)は6〜8日の終盤戦に照準を合わせて帰県し、鶴岡市区、酒田市・飽海郡区、新庄市区の各公認候補の個人演説会や街頭演説でマイクを握る予定。

 遠藤利明衆院議員(比例東北)は自民空白区の地元上山市区の新人を重点的に支援。1日は出陣式、個人演説会に参加するなどフル回転。2、3の両日も個人演説会で支持を訴えた。山形市、天童市の両選挙区では1日、街頭演説に参加したり、各公認候補の事務所を回った。4日に東京に戻り、終盤に再び県内入りする。

 岸宏一参院議員(県区)は先月31日に山形入りし、1日はかつて自身の秘書を務めていた村山市区の現職候補の出陣式に駆け付けて応援演説した。2日以降は選挙戦に入った公認候補の事務所を訪れ、候補者らを激励している。

【公明】
 公明の渡辺孝男参院議員(比例東北)は1日、県内唯一の議席維持を狙う山形市区の新人の出陣式に臨み、同日夜の個人演説会にも同行して支持を訴えた。2日以降は青森県や秋田県などの選挙区に入り、最終盤に山形に戻る。

【社民】
 社民党県連代表の吉泉秀男衆院議員(比例東北)は1日、それぞれ新人で社民の推薦を受けた酒田市・飽海郡区、新庄市区、上山市区の各陣営と山形市区の現職を回って激励。2日以降は酒田市・飽海郡区、新庄市区の応援に力点を置いている。

1637チバQ:2011/04/08(金) 22:13:30
http://yamagata-np.jp/feature/2011_member_pref/kj_2011040700191.php
新庄と東置賜、現新競る 県議選8選挙区の終盤情勢
2011年04月07日 掲載
 東日本大震災の影響が残る中、28議席をめぐり38候補が舌戦を展開している第17回県議選は、10日の投開票まで3日の運動期間を残すのみとなった。山形新聞社は本社と支社を挙げ、選挙戦となった8選挙区の終盤情勢を探った。新庄市区(定数2)と東置賜郡区(同)は現職と新人が激戦を展開、酒田市・飽海郡区(定数5)では新人が上位をうかがう。上山市区(定数1)と天童市区(定数2)は新人同士が横一線のまま最終盤に突入。山形市区(定数9)鶴岡市区(定数5)寒河江市区(定数2)は現職が優位な戦いを進めている。

 新人の台頭で激戦となった酒田市・飽海郡、新庄市、東置賜郡、新人同士がしのぎを削る上山市、現新が三つどもえの戦いを演じる天童市の各選挙区では一進一退の攻防が続いており、最終盤の戦いが当落を左右しそうだ。

 新庄市区は現職2人に新人2人が挑む構図で、一方の無所属新人が全域で浸透し、支持を拡大している。各候補が重視する市中心部で態度を決めかねている有権者が多く、最後まで予断を許さない状況だ。

 東置賜郡区は川西町が地元の自民現職が安定した戦いぶりで、高畠町の現新2候補が残る1議席を争う。無所属新人が大票田の高畠地区などで優位に立ち、草の根戦術に徹する無所属現職と激しく競り合ったまま終盤戦を迎えた。

 酒田市・飽海郡区は自民の現職3人が上位グループを形成。旧飽海郡を地盤とする現新3候補が激しく追い上げているが、民主新人が一歩抜け出して上位をうかがう。

 現職が勇退する上山市区は新人同士の激しい一騎打ち。無所属新人が勇退する現職の票を取り込むとともに知名度を生かして先行し、2月下旬に名乗りを上げた自民新人が組織力で激しく追い上げる。天童市区は自民現職が一歩リードし、当選圏入りを目指して自民新人と民主新人が競り合う。

 震災の影響もあり、定数が最多の山形市区は新人が知名度不足を解消するまでには至っていない。その中で唯一、勇退する現職票が見込める公明新人が現職と互角の戦い。鶴岡市区と寒河江市区は現段階で現職勢が優位な戦いを進めている。

 候補者の多くは最終盤、有権者と浮動票の多い選挙区中心部に照準を定め、激しい攻防を展開するとみられる。震災に伴う自粛ムードで投票率低下が懸念されているほか、誰に投票するか決めかねている有権者が多く、最終盤の攻防が浮沈の鍵を握ることになりそうだ。

1638チバQ:2011/04/08(金) 22:14:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000095-mailo-l06
統一地方選:’11年やまがた 県議選・激戦区を歩く/上 山形市 /山形
毎日新聞 4月5日(火)12時2分配信

 統一地方選前半戦の県議選は10日の投開票日に向け、各陣営が選挙運動を繰り広げている。激戦区の状況を上中下3回にわたり報告する。
 ◇震災で現新に明暗
 「県議会では何の反対もありません。議会のチェック機能を果たしていない」。告示日の1日、山形市十日町のホテルキャッスル前で新人候補が訴えた。この日の目立った応援は、同じ党の別の市の市議らが駆けつけてくれただけ。のぼりを持った運動員2人と、自転車を押して黙々と市内を移動する。
 3月11日に起きた東日本大震災。被災者への配慮とガソリン不足と、「選挙どころではない」という雰囲気に、どの陣営も1〜2週間は動きが取れなかった。とりわけ地盤がなく、知名度が低い新人に、その影響は大きかった。この新人は、党の公募に2月に応じ、地震当日の午前中に、山形市内で党県役員の面接を受けていた。しかし、地震以後、面接した役員と連絡が取れたのは3月14日。党本部も震災への対応で忙しく、公認が決定し、連絡を受けたのは25日のことだった。
 別の新人の元には3月20日に「減税日本」の河村たかし名古屋市長が応援に駆けつける予定だった。しかし、震災で飛行機の便が取れず、計画は流れた。結局「震災で来れなくなりました。○○さんを応援してやってちょ」という河村市長の声をボイスレコーダーに録音し、車で流しながら市内を回った。この新人は小沢一郎元民主党幹事長の小沢塾の塾生だったため、小沢氏も応援に来る予定だった。しかしこれも地震で流れた。「『有名な人に可愛がられているのか。少しは人脈があって役に立つのか』と思ってもらえるようにお願いしていたが、地震で流れて、アピールする機会がなくなった」と陣営幹部はこぼす。
 一方、ほとんどの現職は数百人規模の決起集会などは中止したものの、街頭演説や数十人規模の集会を一日数回こなすなど、普段とほとんど変わらない選挙運動を展開している。「告示までが選挙。あとは陣営が用意してくれたスケジュールに乗るだけ」「震災後の2週間は、ボランティア団体と行政の橋渡しなどに動いていた」などと、新人からすれば余裕にすら見えるような現職の陣営もある。【和田明美】
………………………………………………………………………………………………………
 ■立候補者の顔ぶれ■
 (定数9−11、届け出順)
山田正和    32 塾講師        み新
菊池文昭    47 党県総支部長     公新
大内理加    48 [元]放送会社員(1)自現
今井栄喜    69 党県幹事長   (5)自現
吉村和武    38 [元]市長秘書 (1)民現
柴田雅章    28 [元]衆院秘書    無新
高橋啓介    58 党県幹事長   (1)社現
金沢忠一    60 農業      (3)自現
奥山誠治    51 党支部長    (1)自元
広谷五郎左エ門 60 党県代表代行  (4)社現
渡辺ゆり子   58 党県女性部長  (1)共現

4月5日朝刊

1639チバQ:2011/04/08(金) 22:15:37
>>1637
酒田市・飽海郡区は自民の現職3人が上位グループを形成。旧飽海郡を地盤とする現新3候補が激しく追い上げているが、民主新人が一歩抜け出して上位をうかがう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000165-mailo-l06
統一地方選:’11年やまがた 県議選・激戦区を歩く/中 酒田市・飽海郡 /山形
毎日新聞 4月6日(水)12時36分配信

 ◇投票率は、風は…
 日差しが増え名峰、鳥海山が望める日も多くなったのに「酒田市・飽海郡区」の新人2候補の気持ちは晴れない。被災者の隣県・山形県が、従来通りの選挙戦をするなど無理なことだと思う。陣営は嘆く。「知名度のない新人は全く不利だ」。総決起大会を中止した。第一声も派手な演出や絶叫は控えた。それは現・新ともにで、横一線だから仕方ない。でも、投票率が低そうとなると穏やかではいられない。
 同選挙区の前回投票率は酒田市62・18%、遊佐町66・99%の計62・81%。しかし今回は、選挙カーの声に眉をひそめる有権者もいて、震災に伴う自粛ムードは庄内地方にも広がっている。現・新各陣営は投票率をつぶやく。「5割前半!」「5割後半かな」
 3月末現在の有権者数は酒田市9万2951人、遊佐町1万3570人の計10万6521人。仮に投票率が50〜60%とすれば5万3260〜6万3912人になるが、前回県議選で自民候補3人と保守系無所属候補は、計約4万票。これに落選した保守系候補を加えた票数は約4万8200票と、投票総数の約7割を占めた。ある陣営幹部によれば、酒田市内の共産を除く「革新系」の票数は約1万5000票という。
 2新人のうち1人は民主公認、もう1人は無所属で社民推薦。民主候補は、国政へ転身した前任者の地盤を引き継ぐ。が、前回選挙の際にあった「政権交代」への「期待の風」はもうないという。「鳩山前内閣は『政治とカネ』で、菅現内閣もいろいろと批判の嵐。震災後、批判は鳴りを潜めたが現状は変わらないよ」。陣営は自嘲気味に言う。遊佐町が地盤の無所属新人候補の陣営も「町から県議をとの機運は高いが、町内の票数自体が少ない。町外から風が吹けばいいけれど」と危機感は強まるばかり。
 現職候補はいずれも3期12年以上務めた「兵(つわもの)」ぞろいで固定票もあり、「知名度」という点で新人候補は遠く及ばない。投票率が低ければ頼みの「無党派の風」も吹かずで、厳しい戦いが続いている。【佐藤伸】
………………………………………………………………………………………………………
 ■立候補者の顔ぶれ■
 (定数5−6)
石黒覚  54 1級建築士     民新
星川純一 63 [元]市議  (3)自現
森田広  61 [元]衆院秘書(3)自現
金子敏明 56 農業        無新
佐藤藤弥 67 県副議長   (3)自現
土田広志 61 [元]衆院秘書(6)無現

4月6日朝刊

1640チバQ:2011/04/08(金) 22:17:25
>>1623
>>1637
天童市区は自民現職が一歩リードし、当選圏入りを目指して自民新人と民主新人が競り合う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000049-mailo-l06
統一地方選:’11年やまがた 県議選・激戦区を歩く/下 天童市 /山形
毎日新聞 4月7日(木)11時6分配信

 ◇控えめな運動の行方は
 自民党現職の森谷仙一郎氏(52)に、自民党新人の矢吹栄修氏(36)と民主党新人の佐藤正男氏(52)が挑む天童市区。自民は、民主系県議の市長選転出に伴う09年の県議補選勝利で2議席独占を実現。その維持を目指す自民に、民主が割って入る構図だ。自民の2候補を遠藤利明衆院議員が、民主新人を鹿野道彦農相が支援する。
 告示前の3月下旬。「大型の選挙カーは使わない」「大規模な個人演説会を開かない」と申し合わせようという動きがあった。しかし「知名度のない新人は有権者に政策を訴える場がなくなりかねない」と流れた。
 それでも大型の選挙カーは各陣営が自粛。候補者名を書いたのぼりを掲げ、手を振りながら自転車を走らせる候補者は「お尻が痛い」と苦笑いを見せながらも、住宅街をくまなく回る。その候補者と握手した男性(71)は「県内にも被災地から避難してきたり親戚に被災者がいる人もいる。新人にはつらいかもしれないけれど控えめな運動姿勢はいい」と目を細めた。
 鹿野農相の全面支援と連合山形の推薦を受ける佐藤氏。鹿野氏は避難所視察などで県内入りした2日夜、佐藤氏を激励した。陣営幹部は「新人で基盤がないうちは鹿野氏の支援がなくては当選は難しい。鹿野氏にとっても天童市は重要な地域で票を減らすわけにはいかないはず」。陣営は鹿野氏の後援会の引き締めに全力を注ぐ。
 森谷氏は、選挙カーを使わず、個人演説会も実施しないことを決めた。活動は街頭演説のみだが市内全域に設立している約60カ所の後援会を中心に組織戦を展開する。中心部、農村部ともに優勢に戦いを進めるとの見方もあるが、後援会幹部は「安泰なんてことは一切ない。1票でも多く上積みする」と気を引き締める。
 引退する土屋健吾県議の全面支援を受ける矢吹氏。土屋氏の後援会は60以上ある。県議補選で森谷氏を支持した経緯はあるが、土屋氏は「後援会の足並みはようやくそろってきた」と自信を見せる。若さをアピールし浮動票の上積みももくろんでいる。市中心部が地盤だが、佐藤氏の地元にも攻め入る戦いをみせる。【浅妻博之】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇天童市(定数2−3)
矢吹栄修  36 副住職      自新
佐藤正男  52 [元]市議    民新
森谷仙一郎 52 [元]市議 (1)自現

4月7日朝刊

1641チバQ:2011/04/09(土) 09:52:28
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_01.jsp
[南秋田郡選挙区]
唯一の自・民一騎打ち 戦い方は対照的
 南秋田郡選挙区は、民主新人の芳賀洋介さん(35)が自民現職の平山晴彦さん(56)に挑む。自民対民主の公認候補が一騎打ちするのは県内で唯一。戦い方も対照的だ。


若い力をアピールし地域活性化を訴える芳賀さん 2日午前9時、恒例の朝市でにぎわう五城目町字下タ町の商店街。赤いジャンパー姿の芳賀さんが出店者や買い物客に「ごぶさたしてます」と声を掛け、握手を交わした。

 秋田市で音楽イベントを立ち上げるなど、まちづくり活動に携わった芳賀さん。2009年からは商店街の一角にある朝市案内所のスタッフを務めていた。案内所は町の協議会が国の補助を受けて運営、朝市ツアーなども企画していたが、事務担当の町職員の事業費着服が発覚し昨年11月で事業が終了。同時に芳賀さんは仕事を失った。

 民主県連から打診を受けたのはこのころ。「地域活性化という目的は同じ」と出馬を決め、八郎潟町の父の実家に居を移した。「なるべく金を使わない選挙をする」と自宅を事務所にし自転車で移動。後援会は組織せず、町村議など有力者の支援も求めない。

 朝市会場の周辺では、道行く人に「南秋田の魅力を全国に発信しよう」「東日本大震災からの復興に、秋田の力を発揮すべき」と呼び掛けた。選挙戦初日は緊張した表情を見せたが、有権者の反応に手応えを得るにつれて余裕も。「若い力を訴えて勝利を目指す」と芳賀さん。


湖東総合病院の存続などを訴える平山さん 平山さんも2日午前、朝市会場周辺の五城目町中心部を遊説していた。朝市会場では選挙カーを降り、買い物客らと握手。「いっぱい買い物して」と笑顔で語り掛け、気さくさをアピールした。

 上下グレーの防災服姿。震災翌日の3月12日以降、いつでも現場に駆け付けられるようにとこの服装で通している。街頭では防災対策と湖東総合病院(八郎潟町)改築を「必ず実現させる」と訴えた。

 祖父は元県議、父は元能代市議。自身は野呂田芳成・元衆院議員の秘書を経て、妻の出身地である五城目町を地盤として県議選に出馬した。「秘書時代から、停滞している南秋田をもっと発展させたいという思いがあった」と平山さん。2度目の挑戦となった03年に初当選し、区割り変更が行われた前回の07年は無投票で再選した。

 今回は8年ぶりの選挙戦。震災に配慮して午後6時以降の遊説は控えているが、「やるからには全力で戦う」と後援会組織をフルに生かして活動。「湖東病院のためなら、相手が知事でも県議会で激しく追及している。なれ合いという批判は当たらない。地元の発展に全力を尽くす」と話した。

(2011/04/03 付)

1642チバQ:2011/04/09(土) 09:53:29
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_05.jsp
[秋田市選挙区]
13議席めぐり激戦 終盤迎え、追い込み懸命
 議席を守りたい現職、現職の牙城を崩したい新人―。定数13の秋田市選挙区では、現職11人と新人8人の計19人が激戦を繰り広げている。


有権者(右)の手を握り、支持を求める候補者。秋田市選挙区では現職11人と新人8人が激戦を展開している 現職は自民5人、社民、共産、公明、国民新各1人、無所属2人。新人は民主、みんなの党が各1人で、残る6人は無所属だ。現職の多くが実績を強調しているのに対し、新人は議会改革など変化を訴えている候補者が目立つ。選挙戦終盤を迎え、各候補者は追い込みに入った。

 秋田市議からくら替えした、まるさん(56)=無所属新=はタレントの知名度を武器に「平仮名4文字のまるさんです」とアピール。元県職員の沼谷純さん(38)=民主新=は「なれあい議会を変える」と背中に書かれたジャンパーを身に着け、自転車で遊説している。

 3選を目指す田口聡さん(56)=公明現=は県のドクターヘリ導入決定を実績と強調。夕方以降は自ら電話し、票固めに全力を挙げる。現職最年少の中泉松司さん(31)=自民現=は若さを前面に打ち出しながら、少子化対策を力説。地盤の北部を重点的に回っている。

 3選を狙う瀬田川栄一さん(63)=無所属現=は雇用拡大に力を注いできた姿勢をアピール。地元の中央地区を軸に支持固めに躍起だ。2009年補選に続く挑戦の三浦芳博さん(60)=無所属新=は「議員定数、報酬は半分でもいい」と力説し、全域で支持を呼び掛けている。

 過去2回秋田市長選に出馬した丸野内胡桃(くるみ)さん(66)=無所属新=は市民運動の経験を基に「保育を支援し、働く環境を整える」と意気込む。石川ひとみさん(60)=社民現=は再選に向けて社民票、労組票をまとめたい考え。「高齢者が安心して暮らせる街づくりを」と訴える。

 再選を目指す石川錬治郎さん(71)=国民新現=は「秋田的スローライフ」の確立を唱える。全域を回り、支持固めに余念がない。09年補選で当選した竹下博英さん(57)=自民現=は医師不足対策などに取り組む姿勢を強調。地元・雄和や西部を精力的に回っている。

 5期目を目指す県議会議長の冨樫博之さん(55)=自民現=は地盤の南部などを奔走。秋田港を生かした産業活性化の必要性を力説している。3期目を狙う山内梅良さん(63)=共産現=は暮らしと福祉を重視する姿勢をアピール。集会などを通じて、票の上積みを図っている。

 初挑戦の三浦茂人さん(52)=無所属新=は「銀行員の経験を生かしたい」と訴え、地元・外旭川をはじめ全域で支持拡大に懸命だ。3度目の挑戦の黒崎一紀さん(52)=みんな新=は秋田を売り込む政策の必要性を強調。地元・雄和のほか、市中心部での浸透も目指す。

 3期目を狙う淡路定明さん(51)=無所属現=は「新しい地方の時代に対応できる議会が必要だ」と力説。北部などで支持拡大に努めている。会社役員の大門義春さん(58)=無所属新=は街頭演説重視の運動で、各議員の議案に対する賛否の全面公開などを訴えている。

 2期目を目指す工藤嘉範さん(53)=自民現=は「県勢の復活に全力を尽くす」と強調。地元の東部を軸に浸透を図っている。元参院議員の鈴木陽悦さん(62)=無所属新=は参院災害対策特別委員長を務めた経験をアピール。知名度を生かして支持を広げたい考えだ。

 7選を目指す北林康司さん(69)=自民現=は新エネルギー産業創出を訴えの軸とし、地盤の八橋をはじめ全域で支持を呼び掛けている。

(2011/04/07 付)

1643チバQ:2011/04/09(土) 09:54:07
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_04.jsp
[横手市選挙区]
2新人参戦 攻防激化 現職、票の流出警戒
 横手市選挙区(定数4)は現職4人、新人2人による混戦模様。自民の現職2人が地盤や自民票の流出を防ごうとガードを固める一方、民主の現職と新人、無所属の現職、共産の新人の4人は、非自民票の争奪や他候補の地盤の切り崩しなどに懸命。無党派層の票の行方もはっきりせず、各陣営は「票の動きが読めない」と警戒感を強めている。


選挙カーに駆け寄り候補者と握手する有権者。横手市選挙区では現職4人、新人2人が攻防を繰り広げている(写真は一部加工) 活発な選挙戦を展開するのが、県議選初挑戦の民主新人の小原正晃さん(34)。県連幹事長の寺田学衆院議員と前知事でみんなの党の寺田典城参院議員が親子で支持。候補者中最も若いことをアピールするほか、市内の道の駅の運営会社に勤めた経験から「雇用創出のため県産品を県外に売り込みたい」と訴える。

 共産新人の我妻桂子さん(56)は2007年の前回に続き2度目の挑戦。湯沢・雄勝の党員も加わり、総力戦を展開する。旧横手市内のほか増田、平鹿地域などを回り、街頭では「県民の暮らしや生活を守る県政にしたい」と強調。陣営は「有権者の反応がいい」とし、前回の約7900票への上積みを目指す。

 5期目に挑む民主現職の小田嶋伝一さん(75)は、同じ党からの新人出馬で民主支持層が割れるのを危惧し、懸命の選挙戦を展開する。毎日、複数箇所で個人演説会をこなし、「経験と実績、長年培った人脈を生かす」とベテランの必要性を強調。民主党県第3区総支部長の京野公子衆院議員が支持を訴えている。

 4期目を目指す無所属現職の土谷勝悦さん(62)の地盤は、サクランボやリンゴの産地の十文字、増田地域。「大雪被害で果樹農家は選挙どころではない」とし、その中で運動を行うことに複雑な表情。新人候補の攻勢に必死の防戦を見せ、大雪被害への長期的な復旧対策の必要性を訴え、地盤固めを図っている。

 一方、自民現職の2人も、新人の参戦で攻防が激化していることを警戒する。

 5期目を目指す鶴田有司さん(58)は前回約1万3600票を獲得しトップ当選したが、今回は地盤の旧横手市から新人2人を含む4人が立候補したことに危機感を抱く。旧市内での街頭演説の回数を前回より増やした。個人演説会では、議員提案による条例制定に中心的な立場で関わった実績を強調している。

 1月の落雪事故で重傷を負った柴田正敏さん(60)は告示日、「一生懸命走りたい。力を貸してほしい」と第一声。「元気な姿を見せて支持者を安心させたい」(陣営)と、既に選挙カーで市内を一巡した。入院による活動の遅れを取り戻そうと懸命。個人演説会も開き、復活をアピールしている。

(2011/04/06 付)

1644チバQ:2011/04/09(土) 09:54:41
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_03.jsp
[鹿角市・郡選挙区]
「実績」「変革」懸命に訴え 2議席めぐりしのぎ
 鹿角市・郡選挙区は、元衆院議員秘書の民主新人・阿部博雄さん(52)と元鹿角市議の無所属新人・石川徹さん(46)が、共に自民現職で、5期目を目指す大里祐一さん(75)と4期目を狙う川口一さん(60)に挑む構図。変革か、実績か―。2議席をめぐり4候補がしのぎを削っている。


雪の中、候補者の演説に耳を傾ける有権者。鹿角市・郡選挙区は新人2人が自民現職2人に挑む(一部加工) 「県政は課題が山積し、鹿角地域は衰退が進んでいる。今こそ県議を替えなくてはならない」。阿部さんは、自民が県議会の過半数を占め、同選挙区の議席を独占する現状を批判している。

 約20年間の秘書時代、鹿角を担当した阿部さんは大館市出身。懸念された知名度不足を補うため、前小坂町長で民主県連副代表の川口博衆院議員が選挙カーに同乗し強力に援護。陣営は「名前も浸透してきた。日々勢いを増している」と手応えを強調する。

 石川さんは告示約1カ月前に出馬表明、急ピッチで態勢を整えた。「選挙戦は瞬発力勝負。何カ月もかけて準備するより、時間がない中で取り組んだ方がよい」と話す。

 4候補の中で最も若く「選手交代、世代交代」がキャッチフレーズ。街頭演説を1日に約20回行ったり、自転車を使用するなど組織に頼らない独自の運動を展開。朝の出勤時間帯は幹線道路沿いに立ち、ドライバーに手を振る。「1人でも多くの有権者と接点を持ちたい」と精力的だ。

 受けて立つ現職の自民2候補は「厳しい選挙戦」と口をそろえる。

 大里さんは現職2人と戦った2007年の前回、1万800票を獲得しトップ当選、返り咲きを果たした。しかし今回は「現職だから強いということはない。私にとっては、これまでの活動が評価される選挙だ」と気持ちを引き締め戦いに臨んでいる。

 「前回より候補者が1人増え、新人の2人も強力。支持者の高齢化も進んでおり、前回の得票を上回るのは難しいだろう」と陣営。きょう5日以降は個人演説会を大票田の花輪地区、十和田地区で開く。

 川口さんはトレードマークの長靴姿で選挙区を奔走、3期12年の実績を前面に出し、懸命に支持を訴えている。

 これまでは地元・小坂町で圧倒的な強さを発揮、鹿角市の農村部などにも食い込み議席を獲得してきた。しかし今回は、川口博衆院議員が支援する新人の阿部さんと同町で激戦を展開。「地元票が食い込まれる可能性もあり、鹿角市で上積みを図りたい」。前回、同市の元職が得た8300票余りが鍵を握るとみて、その獲得にも力を注ぐ。

(2011/04/05 付)

1645チバQ:2011/04/09(土) 09:55:24
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_04.jsp
[横手市選挙区]
2新人参戦 攻防激化 現職、票の流出警戒
 横手市選挙区(定数4)は現職4人、新人2人による混戦模様。自民の現職2人が地盤や自民票の流出を防ごうとガードを固める一方、民主の現職と新人、無所属の現職、共産の新人の4人は、非自民票の争奪や他候補の地盤の切り崩しなどに懸命。無党派層の票の行方もはっきりせず、各陣営は「票の動きが読めない」と警戒感を強めている。


選挙カーに駆け寄り候補者と握手する有権者。横手市選挙区では現職4人、新人2人が攻防を繰り広げている(写真は一部加工) 活発な選挙戦を展開するのが、県議選初挑戦の民主新人の小原正晃さん(34)。県連幹事長の寺田学衆院議員と前知事でみんなの党の寺田典城参院議員が親子で支持。候補者中最も若いことをアピールするほか、市内の道の駅の運営会社に勤めた経験から「雇用創出のため県産品を県外に売り込みたい」と訴える。

 共産新人の我妻桂子さん(56)は2007年の前回に続き2度目の挑戦。湯沢・雄勝の党員も加わり、総力戦を展開する。旧横手市内のほか増田、平鹿地域などを回り、街頭では「県民の暮らしや生活を守る県政にしたい」と強調。陣営は「有権者の反応がいい」とし、前回の約7900票への上積みを目指す。

 5期目に挑む民主現職の小田嶋伝一さん(75)は、同じ党からの新人出馬で民主支持層が割れるのを危惧し、懸命の選挙戦を展開する。毎日、複数箇所で個人演説会をこなし、「経験と実績、長年培った人脈を生かす」とベテランの必要性を強調。民主党県第3区総支部長の京野公子衆院議員が支持を訴えている。

 4期目を目指す無所属現職の土谷勝悦さん(62)の地盤は、サクランボやリンゴの産地の十文字、増田地域。「大雪被害で果樹農家は選挙どころではない」とし、その中で運動を行うことに複雑な表情。新人候補の攻勢に必死の防戦を見せ、大雪被害への長期的な復旧対策の必要性を訴え、地盤固めを図っている。

 一方、自民現職の2人も、新人の参戦で攻防が激化していることを警戒する。

 5期目を目指す鶴田有司さん(58)は前回約1万3600票を獲得しトップ当選したが、今回は地盤の旧横手市から新人2人を含む4人が立候補したことに危機感を抱く。旧市内での街頭演説の回数を前回より増やした。個人演説会では、議員提案による条例制定に中心的な立場で関わった実績を強調している。

 1月の落雪事故で重傷を負った柴田正敏さん(60)は告示日、「一生懸命走りたい。力を貸してほしい」と第一声。「元気な姿を見せて支持者を安心させたい」(陣営)と、既に選挙カーで市内を一巡した。入院による活動の遅れを取り戻そうと懸命。個人演説会も開き、復活をアピールしている。

(2011/04/06 付)

1646チバQ:2011/04/09(土) 09:56:02
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_05.jsp
[秋田市選挙区]
13議席めぐり激戦 終盤迎え、追い込み懸命
 議席を守りたい現職、現職の牙城を崩したい新人―。定数13の秋田市選挙区では、現職11人と新人8人の計19人が激戦を繰り広げている。


有権者(右)の手を握り、支持を求める候補者。秋田市選挙区では現職11人と新人8人が激戦を展開している 現職は自民5人、社民、共産、公明、国民新各1人、無所属2人。新人は民主、みんなの党が各1人で、残る6人は無所属だ。現職の多くが実績を強調しているのに対し、新人は議会改革など変化を訴えている候補者が目立つ。選挙戦終盤を迎え、各候補者は追い込みに入った。

 秋田市議からくら替えした、まるさん(56)=無所属新=はタレントの知名度を武器に「平仮名4文字のまるさんです」とアピール。元県職員の沼谷純さん(38)=民主新=は「なれあい議会を変える」と背中に書かれたジャンパーを身に着け、自転車で遊説している。

 3選を目指す田口聡さん(56)=公明現=は県のドクターヘリ導入決定を実績と強調。夕方以降は自ら電話し、票固めに全力を挙げる。現職最年少の中泉松司さん(31)=自民現=は若さを前面に打ち出しながら、少子化対策を力説。地盤の北部を重点的に回っている。

 3選を狙う瀬田川栄一さん(63)=無所属現=は雇用拡大に力を注いできた姿勢をアピール。地元の中央地区を軸に支持固めに躍起だ。2009年補選に続く挑戦の三浦芳博さん(60)=無所属新=は「議員定数、報酬は半分でもいい」と力説し、全域で支持を呼び掛けている。

 過去2回秋田市長選に出馬した丸野内胡桃(くるみ)さん(66)=無所属新=は市民運動の経験を基に「保育を支援し、働く環境を整える」と意気込む。石川ひとみさん(60)=社民現=は再選に向けて社民票、労組票をまとめたい考え。「高齢者が安心して暮らせる街づくりを」と訴える。

 再選を目指す石川錬治郎さん(71)=国民新現=は「秋田的スローライフ」の確立を唱える。全域を回り、支持固めに余念がない。09年補選で当選した竹下博英さん(57)=自民現=は医師不足対策などに取り組む姿勢を強調。地元・雄和や西部を精力的に回っている。

 5期目を目指す県議会議長の冨樫博之さん(55)=自民現=は地盤の南部などを奔走。秋田港を生かした産業活性化の必要性を力説している。3期目を狙う山内梅良さん(63)=共産現=は暮らしと福祉を重視する姿勢をアピール。集会などを通じて、票の上積みを図っている。

 初挑戦の三浦茂人さん(52)=無所属新=は「銀行員の経験を生かしたい」と訴え、地元・外旭川をはじめ全域で支持拡大に懸命だ。3度目の挑戦の黒崎一紀さん(52)=みんな新=は秋田を売り込む政策の必要性を強調。地元・雄和のほか、市中心部での浸透も目指す。

 3期目を狙う淡路定明さん(51)=無所属現=は「新しい地方の時代に対応できる議会が必要だ」と力説。北部などで支持拡大に努めている。会社役員の大門義春さん(58)=無所属新=は街頭演説重視の運動で、各議員の議案に対する賛否の全面公開などを訴えている。

 2期目を目指す工藤嘉範さん(53)=自民現=は「県勢の復活に全力を尽くす」と強調。地元の東部を軸に浸透を図っている。元参院議員の鈴木陽悦さん(62)=無所属新=は参院災害対策特別委員長を務めた経験をアピール。知名度を生かして支持を広げたい考えだ。

 7選を目指す北林康司さん(69)=自民現=は新エネルギー産業創出を訴えの軸とし、地盤の八橋をはじめ全域で支持を呼び掛けている。

(2011/04/07 付)

1647チバQ:2011/04/09(土) 09:56:37
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_06.jsp
[湯沢市・雄勝郡選挙区]
新人擁立で民主分裂 固い地盤誇る現職
 湯沢市・雄勝郡選挙区(定数3)は現職3人に新人1人が挑む構図だ。民主県連は、党勢拡大を目指して新人を擁立した参院議員の松浦大悟代表と、県議会で民主と統一会派を組む現職を支援する衆院議員(秋田3区)の京野公子副代表が対立。党本部は、地元衆院議員の京野副代表の意向を重視して、松浦代表が推すこの新人を公認しなかった。このため、民主県連の代表と副代表が別の候補を応援する“分裂選挙”となった。


候補者の街頭演説を聞くため会場に向かう湯沢市・雄勝郡選挙区の有権者 現職3人はいずれも強固な地盤を誇る。候補者が出ていない大票田の旧湯沢市で上積みを図り、前回以上の得票を狙っている。一方、新人は今の県議会を「なれ合い」と批判し、変革を訴えながら知名度アップに懸命だ。

 無所属新人の宇奈月満さん(42)=本名・福島正人=は昨年末に秋田市から転入。自転車で選挙区を回る。告示日に伴走した松浦代表は湯沢市の街頭で「県議は名誉職になっている。なれ合いの議会から、政策を提案する議会に変えていく」と現職を批判。宇奈月さんも「雪害や震災から立ち直るにはアイデアが必要。今の県議会にそのアイデアを出せるのか」と強調した。

 無所属現職の安藤豊さん(58)は羽後町が地盤。湯沢市内を選挙カーで巡った2日は、同市に拠点を置く京野副代表が同乗し、「(地盤が)郡とか市とか言っている時代ではない」と、町や市の境界を超えた支援を市民に呼び掛けた。安藤さんは“落下傘候補”の新人を意識して「地域の課題を目で見て肌で感じてきた。地域のことを分かる人を選んで」とアピールした。

 無所属現職の東海林洋さん(55)の地盤は湯沢市南部の雄勝地域。地元市議7人のうち5人の応援を得て運動を続ける。7日は同地域の秋ノ宮地区でこまめに街頭演説をした。山に囲まれた各集落では「農地や森林、水など豊かな地域資源を生かして産業を創出する」と訴え、農林業者への浸透を図る。「政党色のない候補」として、無党派層の取り込みに力を入れている。

 自民現職の大関衛さん(42)は湯沢市東部の稲川、皆瀬地域が地盤。これに加え、市中心部の票の掘り起こしにも力点を置く。商店街に毎日のように姿を見せ、7日も街頭演説や握手に奔走。県政与党であることを強調して政策実現力を訴えるとともに、雄勝地域振興局(湯沢市)の縮小などを盛った県の振興局再編案を否決した「地元貢献」の実績もアピールしている。

(2011/04/08 付)

1648チバQ:2011/04/09(土) 09:57:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110405-OYT8T00092.htm
《激戦区ルポ 上》民主新人 台風の目
横手市


陣営幹部の指揮で、気勢を上げる支持者(1日、横手市で) 「新人2人の追い上げがものすごい。自らに危機感を与えるのが選挙運動と言われるが、そんな悠長なことは言ってられない」

 1日朝、横手市のスーパー駐車場で行われた自民現職の鶴田有司の出陣式。冒頭あいさつに立った陣営幹部は、約250人の支持者を前に厳しい表情を見せた。

 5選を目指す鶴田は前回、約1万3600票でトップ当選した。しかし、今回、地盤の旧横手市から新人2人を含めた4人が立候補。鶴田は「まともな新人が出てきて、長年の支持者の中にも、くら替えをする人がいる。失う票が2000ほどで済めばいいが」と表情を曇らせる。

 横手市選挙区が混戦となったのは、民主新人の小原正晃の出馬が引き金だ。小原は同級生で衆院議員の寺田学から打診され、昨年秋に出馬を決意。2月に開いた初めての集会で約150人を集めるなど一躍、台風の目となった。

 県内一の売り上げを誇る道の駅十文字の名物社員として知名度もあり、34歳という若さ。「秋田の営業マンになる」と大声を張り上げる小原に、他陣営も「この人に当選してもらわないと困ると思わせる選挙戦をしている」とうなる。

 さらに、先月末の民主党の集会に、前知事でみんなの党参院議員の寺田典城が応援弁士として登場。旧横手市長、知事を務めた影響力はいまだにあり、他陣営も読み切れないでいる。

 一方、県内唯一の民主現職の小田嶋伝一は、小原の出馬に複雑な心境だ。県内選挙区で唯一、党公認候補が2人立つ選挙区。ただでさえ民主党に逆風が吹く中で、陣営幹部は「党勢拡大の名目だが、少なからず票は流れる。地域事情を全く考慮していない。下手したら議席がゼロになってしまう」と憤る。

(2011年4月5日 読売新聞)

1649チバQ:2011/04/09(土) 09:57:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110406-OYT8T00110.htm
《激戦区ルポ 中》 因縁絡み見えぬ勝敗
 自民現職2人に民主と無所属の新人2人が挑む。過去の選挙の因縁も絡み合う激戦となっている。

 「優れた国会議員の下で学んできた阿部の出番。ぜひ県議会へ押し上げてください」。3日朝、告示日から3日連続で選挙区入りした民主党衆院議員の川口博は、鹿角市で民主新人の阿部博雄の支援を訴えた。

 阿部は長年、自民党衆院議員の秘書を務め、大館市議選に出馬予定だった。しかし、川口博は自民の議席独占阻止のため、阿部を口説き落とし、民主に「くら替え」させた。

 阿部は大館市出身だが、陣営幹部は「選挙区内の小坂町長も務めた川口博の支援があれば、落下傘候補でも十分戦える」と話す。連合秋田も推薦を決定。川口博は最終盤、支持固めのため再び選挙区に入る。

 一方で、現職の自民2人は、川口博の動きに不快感をあらわにする。小坂町長を19年務めた川口博は2009年の知事選に出馬。大里祐一と川口一は、佐竹知事を支持した自民党県連の方針に反してまで、地元の川口博を支援した。

 しかし、落選した川口博は直後の衆院選に非自民を掲げて出馬。当選後民主入りし、両者の亀裂は決定的となった。川口博は町長時代、自民党衆院議員の後援会長を務めたこともある。自民2人には裏切りにみえる。

 4選を目指す川口一は川口博のおい。前回は地盤の小坂町で7割の票を固めたことが勝因となった。しかし、今回は地盤が同じ川口博が阿部の支援に回り、予断を許さない。

 陣営幹部は「おいっ子はどうでもいいようだ」と憤る。川口一も「芯がぶれずに根を張った活動をしている人は誰か、小坂の人は理解しているはず」と語る。

 5選を目指す大里は、小走りしながら街頭で握手を求めるなど、75歳とは思えない精力的な選挙戦を展開する。東日本大震災の自粛ムードもあるが、個人演説会を他陣営より積極的に開く。「川口博との戦いに必ず勝つ」と息巻く。

 前回はトップ当選だったが、高齢や多選への批判もあり、陣営は「勝つには8500票は欲しい。前回落選した候補の約8300票の行方が勝敗を左右する」と分析する。

 一方、「3候補の遺恨試合には興味が無い」と話すのは無所属新人の石川徹。1日25回の街頭演説に専念する。「本人」と書かれたのぼりを掲げ、自転車で選挙区を回り、有権者との対話を重視する。

 石川は09年の鹿角市長選に挑み、草の根選挙で現職と約1600票差の接戦を演じた。他陣営は「全く票が読めない存在」と警戒を強めるが、石川は「民主と自民の政争にうんざりした人の受け皿になればよい」と自然体を強調する。(敬称略)

(2011年4月6日 読売新聞)

1650チバQ:2011/04/09(土) 09:58:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110406-OYT8T01057.htm
《統一地方選2011》県議選激戦区ルポ下
秋田市 当選ライン上昇か


19人の候補者がずらりと並んだ秋田市選挙区の掲示板  定数13に、現職11人、新人8人の計19人が立候補する激戦。都市部特有の浮動票の取り込みを狙う新人に対し、現職は組織を固める守りの選挙戦を展開する。しかし、それで当選ラインに届くのか、各陣営は焦りを隠せない。震災の自粛ムードで投票率が下がったとしても、前回トップ当選した穂積志(現秋田市長)が抜けた分、当選ラインは上がるとみられるためだ。

 「地盤、看板(知名度)、カバン(資金力)、全部ありません」。2日午後、秋田市手形山で行われた民主新人の沼谷純の個人演説会。元県職員の沼谷の頼みの綱は浮動票だ。選挙カーは使わず、自転車で1日60キロ走って遊説する。

 そこに他党から援軍が現れた。前知事でみんなの党参院議員の寺田典城だ。個人演説会が開かれた場所は寺田の自宅。ともに佐竹知事と自民党を「なれ合い」と批判する。寺田が知事選で着たジャンパーをプレゼントされた。他陣営は「若さを訴えるだけの新人ではない」と警戒を強める。

 新人扱いされない候補者は他にもいる。元参院議員で無所属の鈴木陽悦だ。鈴木は参院災害対策特別委員長を務めた。街頭演説では「中央とのパイプ」を全面に打ち出す。同じく防災強化を訴える他陣営との格の違いを印象づける作戦だ。

 他陣営は「現職以上の知名度」を脅威に感じるが、鈴木の危機感は強い。街頭演説の集まりは「悪い」という。後援会の複数の幹部が同じ秋田市選挙区に出馬したからだ。陣営幹部は「後援会票が食われることも見込まないといけない」と焦りを募らせる。

 持ち味を生かして攻勢をかける新人に対し、現職は組織固めに懸命だ。5選を目指す自民の冨樫博之。培った後援会に加え、今回は県議会議長として実績をアピールする。盤石にも見えるが、陣営幹部は「こんなに新人が強く見える選挙は初めて。とにかく足元を固めなければ」と必死だ。

 冨樫が力を入れるのは、後援会傘下の企業回り。選挙期間中に回る予定の企業は80社に上る。5日は丸一日をかけて40社を訪問、1000人に支持を求めた。陣営幹部は「昔と違い、企業もどこまで票にカウントできるか難しい。それでも浮動票対策よりは組織票固めが最優先」と語る。

 秋田市選挙区の前回の投票率は58・46%。今回はさらに下回ると見る陣営は多い。一般的に投票率が低いほど現職有利と言われる。しかし、穂積志の1万9000票、衆院議員に転じた高松和夫の7800票、宙に浮いたこの3万近い票を考慮すると、投票率は下がっても当選ラインは上がるとみられる。

 「8000票以上集めないと当選できない」との見方がもっぱらだ。県財政の立て直し、新エネルギーの導入、若者の雇用確保、県都のにぎわい復活、介護など福祉の充実、子育てしやすい環境づくり…。この他の政党公認、無所属の候補者も党員、後援会、支持団体を引き締めながら、街頭演説を増やすなど無党派層への浸透を図っている。(敬称略)

(2011年4月7日 読売新聞)

1651チバQ:2011/04/09(土) 10:02:04
上が見つからん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000186-mailo-l05
’11県議選:注目の選挙区/中 大館市 /秋田
毎日新聞 4月6日(水)12時54分配信

 ◇新人が3現職に挑戦
 自民2人、社民1人の現職に、告示間際に名乗りを上げた民主新人が挑む大館市選挙区(定数3)。地域、業界団体、労組など強固な支持基盤を持つ現職の一角を崩せるかが焦点となる。
 前回初出馬でトップ当選した佐藤氏は、1月に大館・比内・田代の3地区からなる連合後援会の新春の集いを開催。後援会事務局は「この4年間、特に女性層や無党派層の掘り起こしに力を入れ、県政報告会を開催して浸透を図ってきた」という。
 無投票ムードが一転して選挙戦になったことを受け、菅原昇・元県議を会長とする連合後援会活動がフル回転。住民を守る国政・県政・市政の実現▽健全財政運営の実現を目指す行財政改革▽産業の振興と活力ある地域づくり活動−−など五つの目標を掲げ、支持を訴える。
 虻川氏は99年、03年に続く挑戦。民主党の川口博衆院議員(秋田2区)らが土壇場になって担ぎ出した。09年の衆院選では全国的な政権交代への待望の中で川口氏擁立と当選に尽力し、存在感を見せている。
 前回同党推薦の無所属で立候補し落選した菅原龍典・元県議が総括責任者を務める。
 08年の知事選では、現職は3人とも佐竹敬久知事を支援した。陣営幹部は「県議会は佐竹県政となれ合い、緊張感を欠く。考え方を変えていかなくてはいけない。川口氏の支持層を結集させることが勝因の鍵となる」と力を込める。
 自民党県連会長の鈴木氏は昨年12月以降、後援会を構成する25の支部ごとに県政報告会を開催。組織固めを図る一方で、県医師会連盟、県農協政治連盟、北秋田建設業協会など前回を上回る150以上の団体の推薦を得て選挙戦に臨む。
 今選挙に向け、初めて虻川氏の地元櫃崎地区をカバーする真中後援会を設立。陣営幹部は「虻川氏の支持者も加わってできた後援会。その虻川氏が出ることになったからといって影響はない」と言い切る。県政与党をアピールし、雇用の場の拡大や福祉政策の充実など緊急課題への取り組みを公約に掲げる。
 石田氏は当初引退を考え後継者を探したが、後援会や党員の強い後押しもあり6選を目指すことになった。
 伝統的に労組の力が強く、旧社会党時代に2人の市長を輩出した土地柄。告示前の集会では、自民党と共に佐竹県政誕生の推進力となったことに「いまだ理解できない」と指摘する支持者の声が目立った。その一方で「社民のともしびを消さないで」との激励もこれまで以上に強く、思わぬ展開に発展した選挙戦に力がこもる。
 陣営関係者は1万1000票が当選ラインと見て、特に民主新人との「非自民票」の奪い合いを警戒している。【田村彦志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇大館市(定数3−4、届け出順)
佐藤賢一郎 63 旧比内町長(1)自現
虻川信一  65 農業      民新
鈴木洋一  67 党県会長 (5)自現
石田寛   64 党県幹事長(5)社現
 ※届け出順。カッコ内数字は当選回数。年齢は投票日翌日の11日時点。敬称略

4月6日朝刊

1652チバQ:2011/04/09(土) 10:02:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110407-00000021-mailo-l05
’11県議選:注目の選挙区/下 横手市 /秋田
毎日新聞 4月7日(木)10時39分配信

 ◇“すみ分け”から混戦に
 民主が現職に加え新人を擁立した横手市選挙区(定数4)。現職4人が安定的に“すみ分け”していたが、共産も前回に続く挑戦となり混戦模様となっている。
 新横手市は県内で唯一、横手平鹿地域の8市町村が一体合併して05年10月に誕生。07年県議選では横手地区の現職2人と十文字、雄物川両地区の現職2人が議席を分け合った。その勢力図がどう変わるかが焦点だ。今冬の記録的な豪雪を受け、多くの候補者が雪害対策や被害を受けた農家支援を掲げている。
 無所属の土谷氏は県議会会派「民主・新みらい」に所属。地盤の東部地域を徹底的に固めるとともに、09年の衆院選で支援した京野公子衆院議員(民主)の応援も得ている。告示前の総決起総会は東日本大震災絡みで中止に。農業・商工業の振興に重点を置いた地域再生を訴えている。
 旧横手市選出で前回トップ当選した自民の鶴田氏は新人2陣営の追い上げに危機感を強め、組織固めに余念がない。県議会「がん対策推進議員連盟」会長として、議員提案で同条例を制定した実績を強調。「秋田元気」宣言を掲げ、新しいビジネスモデル創造などを唱えている。
 民主新人で横手地区出身の小原氏は若さを前面に、道の駅十文字での勤務体験から「頑張る秋田の営業マン」を自称。食と農を生かした新たな産業創出などを訴えている。みんなの党が推薦し、同党参院議員の寺田典城前知事も支援。「なれ合い議会」を変えようと主張している。
 共産新人の我妻氏は03年衆院選(秋田3区、落選)を含め3度目の選挙。出身の横手地区を中心にミニミニ集会を積み重ねる。同党は09年の市議選で1議席から3議席に躍進しており、前回の約8000票から大幅な上積みを目指す。増税に反対し暮らしと農業を守ることなどを訴える。
 5選を目指す横手地区の小田嶋氏は唯一の党現職。党の複数擁立で従来と違った戦いを強いられる形となった。「心中穏やかでなく県連に対し疑義を感じているが、危機感はない」と陣営関係者。各地区で県政報告会や小集会を開き、雇用創出や生活者の暮らしサポートなどを訴える。
 自民現職の柴田氏は今冬、雪下ろし作業中に転落。重傷を負って回復が心配されたが総決起集会で元気な姿を見せ、後援会が空白を埋めようと反転攻勢に努める。「いつでも現場主義」をモットーに各所で小集会を開き、農家などとの膝詰め懇談で地域の声を政策に反映させる戦略だ。【佐藤正伸】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇横手市(定数4−6)
土谷勝悦  62 農業     (3)無現
鶴田有司  58 会社顧問   (4)自現
小原正晃  34 [元]会社員    民新
我妻桂子  56 党県委員      共新
小田嶋伝一 75 農業     (4)民現
柴田正敏  60 農業     (2)自現
 ※届け出順。カッコ内数字は当選回数。年齢は投票日翌日の11日時点。敬称略

4月7日朝刊

1653チバQ:2011/04/09(土) 10:19:13
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/04/article_02.jsp
秋田市(定数13−19) 当落線上にひしめく
 一部の現職と新人が優位に立っている。当落線上には多くの候補者がひしめき、混戦は必至。危機感を強める現職も少なくない。最終盤の地域票固めや無党派層の動向、投票率が勝敗を左右しそうだ。

 田口聡(56)=公明現=と冨樫博之(55)=自民現、中泉松司(31)=自民現=は、それぞれの政党票と地域票を手堅く固めた。沼谷純(38)=民主新=は選挙区唯一の党公認で、民主票に加え浮動票も取り込む勢いだ。過去2回市長選に出馬した丸野内胡桃(くるみ)(66)=無所属新=は知名度を生かし支持を広げている。

 竹下博英(57)=自民現=は地盤の旧河辺郡のほか西部にも浸透。工藤嘉範(53)=自民現=は地盤の東部を軸に、着実に票をまとめつつある。山内梅良(63)=共産現=は共産票を固める一方、浮動票の取り込みに力を入れている。

 八橋、泉などの中央部と隣接地区では、多くの現職と新人が激しい攻防を展開。それ以外の地区の新人も当選圏食い込みに躍起となっている。

 現職では、北林康司(69)=自民現=が八橋を中心に後援会組織をフル稼働、企業回りなどで票を固めつつある。石川錬治郎(71)=国民新現=は市長時代からの支援者を中心に支持固めに入っている。瀬田川栄一(63)=無所属現=は泉を地盤としつつ、支持拡大に向け積極的に企業を訪問。八橋が地元の石川ひとみ(60)=社民現=は労組票、女性票を頼りに追い込みをかける。淡路定明(51)=無所属現=は土崎、将軍野の地域票と浮動票の取り込みを図り、巻き返しに懸命だ。

 新人では、寺内の鈴木陽悦(62)=無所属新=が知名度の高さを武器に支持が広がり始めた。三浦茂人(52)=無所属新=は地元・外旭川の地域票をまとめつつある。まるさん(56)=本名・菅原博文、無所属新=は知名度を生かしつつ、地元・新屋勝平を軸に票の上積みを狙う。

 黒崎一紀(52)=みんな新=は旧河辺郡の地域票に加え、人脈を生かした票の掘り起こしを図っている。三浦芳博(60)=無所属新=は地元・旭南や周辺の川尻、茨島などで票固めを進めている。

 大門義春(58)=無所属新=は厳しい戦いを強いられている。

男鹿市(定数1−3) 現、新、激しく競り合う
 菅原広二(59)=無所属新=と下間俊悦(51)=自民現=が激しく競り合い、船木正博(63)=無所属新=が追う展開。

 菅原は、渡部幸男市長の支援を受け設置した市内9地区の後援会や、市議9人でつくる応援組織が機能し支持を拡大。他陣営の切り崩しを警戒し引き締めにも余念がない。

 下間は、市議3人や元若美町長の佐藤文衛の応援を受け、元県議の加藤義康も陣営に加わって勢いづいている。加藤の地盤だった北浦地区や、旧若美町などで支持を広げている。

 地元の船越地区で一定の支持を集める元市議の船木は市内全域を回り、知名度不足を補うとともに票の上積みに懸命。船越では個人演説会を開催して引き締めを図る。

南秋田郡(定数1−2) 現職リード、新人追う
 現職の平山晴彦(56)=自民=が後援会組織を生かした戦いでリード。「若い力」を売り物とする新人の芳賀洋介(35)=民主=が追う展開。

 平山は町村議の支援を受けて活動。自宅のある五城目町を中心に、全域で手堅く支持を固めている。特に自民支持層、高齢者に浸透。終盤にかけて街頭演説の数を1日20回以上に増やし、実績と行動力をアピールする。

 芳賀は自転車で遊説し、若い世代や無党派層の取り込みを図る。民主所属の国会議員を招いて個人演説会を行い、知名度アップを狙う。自宅のある八郎潟町、昨年まで地域活性化活動を行っていた五城目町での得票が鍵になる。

(敬称略)

(2011/04/08 付)

1654チバQ:2011/04/09(土) 10:19:58
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/04/article_01.jsp
鹿角市・郡(定数2−4) 現職2人を新人猛追
 現職の大里祐一(75)=自民=と川口一(60)=同=がやや先行するが、新人の阿部博雄(52)=民主=と石川徹(46)=無所属=が猛追。最終盤の戦いが当落を左右しそうだ。

 大里は1万票余りを獲得しトップで返り咲いた前回(2007年)ほどの勢いはないものの、地盤の花輪などで支持層を手堅くまとめている。

 川口は後援会各支部が活発に活動。全域に広く入り込み、特に農村部を中心に浸透している。地元小坂町では阿部とのせめぎ合いが続く。

 阿部は前小坂町長の川口博衆院議員ら民主県連幹部の支援を受け、支持拡大に懸命。労組などの後押しもあり、票の掘り起こしを図る。

 唯一の無所属・石川は無党派層の取り込みを狙う。同世代や世代交代を望む有権者の間にも支持を広げており、ラストスパートをかける。

大館市(定数3−4) 川口票の行方が焦点
 現職が分厚い布陣で有利に戦いを進めているが、一昨年の総選挙で大館市で圧倒的な強さを見せた川口博衆院議員が支持する新人が、どこまで票を伸ばせるかが焦点となりそうだ。

 鈴木洋一(67)=自民現=は地元の花岡地区に加えて、基盤としている商工業者らの票を手堅くまとめるなど、終始安定した戦い。

 佐藤賢一郎(63)=同=は比内町議や比内町長を務めた実績をアピール、地盤の比内から市中心部への浸透に力を入れている。

 石田寛(64)=社民現=は連合秋田の全面的支援を受けて労組票や平和運動団体の票をまとめたほか、根強い個人票も幅広く集める。

 県議選3度目の挑戦となる虻川信一(65)=民主新=は出馬表明が遅れたが、川口議員の支援を受けながら支持拡大を図っている。

北秋田市・郡(定数2−3) 鷹巣地域の票、鍵握る
 北林丈正(50)=自民現=が優位に選挙戦を進め、続く近藤健一郎(55)=同=を小塚光子(64)=民主新=が追い上げる展開。有権者のほぼ半数が集中する北秋田市鷹巣地域の票の行方が鍵を握る。

 県議を8期務めた父照助から森吉地域の地盤を受け継いだ北林は、後援会の組織力を生かし鷹巣地域など全域に浸透。自民支持層を中心に幅広い年代の支持を集める。

 旧森吉町長を務めた近藤は森吉地域に選挙事務所を構え、阿仁部を中心に一定の支持を固めた。自民支持層のほか無党派層にも食い込み、鷹巣地域で一層の浸透を目指す。

 北秋田市議会副議長を辞して臨んだ小塚は、組織に頼らない草の根運動を展開。非自民層や高齢者を中心に支持を集めている。地元鷹巣地域で票の上積みを狙っている。

能代市・山本郡(定数4−7) 現職先行し元、新追う
 武田英文(66)=自民、能登祐一(64)=同、中田潤(64)=無所属=の3現職が先行し、元職の宮腰誠(72)=社民、新人の今野清孝(58)=無所属、吉方清彦(40)=民主、原田悦子(65)=みんなの党=が追う。ただ、全般的に有権者の反応が鈍く、各陣営とも感触をつかみきれないでいる。

 唯一、旧山本郡出身で、前回トップ当選の武田は、上滑りを恐れ、引き締めを図る。

 能登は、市部で支持を固めて郡部にも進出。県政与党での実績を訴え、上位を狙う。

 中田は、郡部での票の取り込みに力を注ぎ、地盤の市部でさらに上積みを図る。

 出馬表明が遅れた宮腰は、当選3回の元職の知名度を生かし、個人票の奪還を急ぐ。

 告示直前まで能代市議だった今野は、市部で個人票を拡大し、郡部への浸透に懸命。

 3度目挑戦の吉方は、若さを前面に出して浮動票の多い市部を中心に追撃の構え。

 原田は実質的な支持母体がなく苦戦。唯一の女性候補として票の掘り起こしを図る。

(敬称略)

(2011/04/07 付)

1656名無しさん:2011/04/09(土) 17:40:41
ほんとだね!
たぶん頭おかしいんじゃない!

1657チバQ:2011/04/10(日) 22:46:48
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/03/article_07.jsp
2011県議選 注目区を追う
[男鹿市選挙区]
三つどもえの戦い 一部ねじれ、票読み難航
記事ツール 男鹿市選挙区は、1議席をめぐり、現職と新人2人による三つどもえの戦い。新人の菅原広二さん(59)を渡部幸男市長が、現職の下間俊悦さん(51)を加藤義康元県議が支援。2009年の前回市長選の「渡部対加藤」と構図が重なり、両陣営は熱のこもった運動を展開している。船木正博さん(63)も、地元船越を固めながら市全域に浸透を図ろうと懸命だ。


漁港周辺もくまなく回り浸透を図る候補者。1万票あたりが当選ラインになるとみられる 三つどもえとなった前回市長選の得票は、渡部市長が1万1557票。次点の加藤元県議は1万96票と1461票差だった。菅原、下間の両陣営はこの構図を踏まえて戦術を練ってきた。しかし、一部の支援者は、この市長選とは反対陣営に入っているなど、構図にねじれが生じているため票読みには苦労している。また、東日本大震災の影響と市長選ほど関心が高まっていないことから、各陣営は投票率が下がるとみて1万票あたりを当選ラインに置く。

 菅原さんは、前回市長選で渡部市長の後援会幹事長を務めた。今回の戦術はこのときと同様、市内9地区に後援会を設けての組織戦。市議9人も独自の応援組織をつくり、バックアップする。出陣式では500人以上が駆け付け、組織力を見せた。8日まで約20回開いた街頭演説では毎回50人前後を集めている。渡部市長とのパイプを背景に「市、県、国とをつなぐ」と訴え、票の上積みに力を注ぐ。

 下間さんは09年の県議補選で当選した。県議歴が2年と浅く支持基盤も薄かった。しかし、3人の市議や、若美町長も務めた佐藤文衛元副市長が応援。先月上旬には加藤元県議が陣営に加わった。陣営は「加藤さんは6千票の基礎票がある。弱かった市北部でも支持を広げられたのが大きい」と話す。街頭での応援演説で陣営は「2年で辞めさせていいのか。男鹿市民の良識が問われる」と訴え、支持拡大を図っている。

 船木さんは、市長や元県議など強い影響力を持つ支援者を得てはいないが、友人や町内会役員など市議時代からの後援会組織がフル稼働して対抗。船木さんは「組織力がある陣営に比べ厳しい戦いではあるが、個の力でもやれることを示したい」と意気込む。雇用、福祉、教育問題や災害に備えたインフラ整備に取り組むことを訴えながら、市全域での浸透に余念がない。

(2011/04/09 付)

1658建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2011/04/10(日) 23:17:43
山形県議確定

自31 ±0
民3  +1
社2  ±0
公1  ±0
共1  -1
み0  ±0
無6

1659チバQ:2011/04/11(月) 22:35:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/localnews/01/20110406-OYT8T00765.htm
民主新人、台風の目…秋田・横手市
 「新人2人の追い上げがものすごい。自らに危機感を与えるのが選挙運動と言われるが、そんな悠長なことは言ってられない」

 1日朝、秋田県横手市のスーパー駐車場で行われた自民現職の鶴田有司の出陣式。冒頭あいさつに立った陣営幹部は、約250人の支持者を前に厳しい表情を見せた。

 5選を目指す鶴田は前回、約1万3600票でトップ当選した。しかし、今回、地盤の旧横手市から新人2人を含めた4人が立候補。鶴田は「まともな新人が出てきて、長年の支持者の中にも、くら替えをする人がいる。失う票が2000ほどで済めばいいが」と表情を曇らせる。

 横手市選挙区が混戦となったのは、民主新人の小原正晃の出馬が引き金だ。小原は同級生で衆院議員の寺田学から打診され、昨年秋に出馬を決意。2月に開いた初めての集会で約150人を集めるなど一躍、台風の目となった。

 県内一の売り上げを誇る道の駅十文字の名物社員として知名度もあり、34歳という若さ。「秋田の営業マンになる」と大声を張り上げる小原に、他陣営も「この人に当選してもらわないと困ると思わせる選挙戦をしている」とうなる。

 さらに、先月末の民主党の集会に、前知事でみんなの党参院議員の寺田典城が応援弁士として登場。旧横手市長、知事を務めた影響力はいまだにあり、他陣営も読み切れないでいる。

 一方、県内唯一の民主現職の小田嶋伝一は、小原の出馬に複雑な心境だ。県内選挙区で唯一、党公認候補が2人立つ選挙区。ただでさえ民主党に逆風が吹く中で、陣営幹部は「党勢拡大の名目だが、少なからず票は流れる。地域事情を全く考慮していない。下手したら議席がゼロになってしまう」と憤る。

(2011年4月5日 読売新聞)

1660チバQ:2011/04/13(水) 23:21:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000013-mailo-l06
統一地方選:’11年やまがた 県議選(その1) 民主が議席伸ばす /山形
毎日新聞 4月11日(月)10時57分配信

 ◇震災の中、投票率低調
 統一地方選前半戦の県議選(定数44)は10日投開票が行われ、無投票当選の16人に加え、選挙戦となった8選挙区28人の新県議が決まった。07年の前回県議選で1議席の民主党は3議席を獲得し議席を伸ばしたが、天童市区では小差で敗れた。一方、自民党は空白区だった上山市区で激戦を制するなど31議席を獲得し過半数を維持した。共産党は議席を1に減らした。震災の中の選挙戦。投票率は57・56%(前回65・22%)と過去最低だった。【和田明美、林奈緒美、浅妻博之】
 ◇民主新人・石黒氏、初当選を果たす−−酒田市・飽海郡区
 酒田市・飽海郡区で、民主党新人で1級建築士の石黒覚氏(54)が初当選を果たした。酒田市議からの転身。民主公認での出馬を決めたのは昨年10月。「政権交代」への期待はしぼみ、「民主」の名を前面に出すこともはばかられる異例の選挙戦を展開した。
 石黒氏は選挙事務所に集まった支持者ら約80人を前に深々と頭を下げた。「この勝利は支えてくれたみなさんの勝利。逆風の言葉をいただく中、『地域の中での地域作り』を訴えてきた。震災で苦しむ人がいるのに選挙をしていいのかとの思いもあったが、民主主義の根幹をとの思いで訴えを続けた」と述べると、大きな拍手を受けたが、震災に配慮し万歳は控えた。【佐藤伸】
 ◇小沢塾元塾生、新人・柴田氏が落選−−山形市区
 定数9に11人が出馬した山形市区で、当選すれば戦後の県議選史上、最年少だった無所属新人で元衆院議員秘書の柴田雅章氏(28)=民主、減税日本、国民新推薦=が落選した。柴田氏は小沢一郎元民主党幹事長が主宰する小沢塾元塾生。
 柴田氏は約40人が集まった事務所で「結果は結果として真摯(しんし)に受け止める。知名度不足が敗因だと思う。ご支援をいただき本当にありがとうございました。もう一度挑戦させていただきたい。4年後に出馬した際には、どうかまたおつきあいください」と深々と頭を下げた。【和田明美】
 ◇佐藤氏が初当選 自民の空白区埋める−−上山市区
 上山市区で初当選した自民新人で養蜂業の佐藤昇氏(52)。07年の前回県議選で、自民党の柏倉昭一氏が議席を獲得しながら、当選6日後に急死したため失った上山市区での自民党の議席を奪還。自民の空白区を埋めた。
 当選を決めた佐藤氏は自民党の遠藤利明衆院議員と握手を交わし、横戸長兵衛上山市長や約60人の支持者と万歳を三唱した。佐藤氏は「告示1カ月前の立候補表明。苦しい選挙だったが皆様のおかげ。くじけそうになった時は心の中でいつも柏倉先生が励ましてくれた。上山、県のため微力ながら頑張る」と述べた。【林奈緒美】
 ◇枝松氏が落選 社民、連合推薦など実らず−−上山市区
 上山市区で落選した無所属新人でNPO代表の枝松直樹氏(55)。引退を表明した吉田明県議の後継として立候補を表明。社民党県連と連合山形、県平和センターの推薦を得て選挙運動を展開したが実らなかった。
 落選が知らされると、集まった約50人は信じられないといった様子で涙を流す人もいた。枝松氏は「やるだけのことはやったつもり。結果は厳粛に受け止める」と頭を下げた。そして「今後も上山のために歩む。8000票を頂いたことに感謝申し上げたい」と述べると、会場はねぎらいの拍手に包まれた。【浅妻博之】

4月11日朝刊

1661チバQ:2011/04/13(水) 23:21:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000015-mailo-l06
統一地方選:’11年やまがた 県議選(その2止) 自民は過半数維持 /山形
毎日新聞 4月11日(月)10時57分配信

 ◇共産現職・笹山氏が落選 4選果たせず−−鶴岡市区
 鶴岡市選挙区(定数5)で4選を目指した共産党現職で党県議団長の笹山一夫氏(68)が涙をのんだ。落選の報に笹山氏は支持者が集まった鶴岡市の選挙事務所で「私個人の力量不足が原因。多くの支援をいただいた中で残念」と頭を下げた。
 震災の中での選挙戦だが、県や国の方向性を訴えることが地方政治家の役目、と戦った。連呼は控え、1日20〜30カ所で街頭に立ち有権者に語りかけた。原発の危険性はこれまでも党として訴えてきただけに、有権者も受け入れやすいと期待した。しかし、党勢の退潮は止まらなかった。【佐藤伸、長南里香】
 ◇投票率57・56%、過去最低を更新 有権者、震災に関心集中
 投票率は過去最低だった前回の65・22%から7・66ポイントも下がり、57・56%。初めて50%台に落ち込みワースト記録を更新した。長期的に投票率が下がる傾向があるうえ、東日本大震災に有権者の関心が集中。有権者の選挙への関心が薄れたと考えられる。
 市町別にみると、投票率が最も低かったのは山形市の52・73%。酒田市(54・36%)と鶴岡市(58・99%)も50%台で、有権者数の多いこの3市が50%台だったことが全体の投票率を押し下げた。逆に最も高かったのが激戦だった新庄市の70・34%。唯一70%台だが、前回と比べると0・52ポイント下がった。震災を配慮し、選挙カーの使用を控えるなどで選挙が盛り上がらなかった。【林奈緒美】

4月11日朝刊

1662チバQ:2011/04/13(水) 23:22:06
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104130001
新顔9人当選 奮闘目立つ
2011年04月13日

 ∞ 自民31議席 議会会派に影響も


 10日に投開票された県議選で新しい議員44人が決まった。低投票率で現職有利と言われるなか、立候補した新顔15人中9人が当選、新旧交代が進んだ。多数派を維持した自民党など各党の議席に大きな変動はないが、吉村県政への姿勢に応じて構成する会派には、変化が生まれそうだ。


 新顔の当選率は60%。19人中10人が当選した前回の53%を上回った。組織力のある現職が有利と言われる低投票率のなか、新顔の奮闘が目立ったといえる。


 鶴岡市区(定数5)は、無所属新顔の草島進一氏が震災支援ボランティアの経験を生かした訴えで支持を集めて2位当選。酒田市・飽海郡区(定数5)では、民主党新顔の石黒覚氏がトップ当選した。国政に転じて同区の議席を失った和嶋未希衆院議員が後押しし、民主の議席を回復した。


 一方、無党派層が多い山形市区(定数9)では新顔が苦戦。現職全員と元職が当選し、新顔の柴田雅章氏と山田正和氏が落選した。名古屋の河村たかし市長の応援を受けるなど無党派層への浸透を狙った柴田氏は「手応えは感じていたが、正直、震災に邪魔をされた」と投票率の低さを嘆いた。


 今回の結果は、議会の会派構成に影響しそうだ。1人会派の公明党は議席を維持したが、2人会派の共産党は鶴岡市区の笹山一夫氏が落選し、山形市区の渡辺ゆり子氏だけになった。


 民主・社民系や無所属議員で作る「県政与党」の県政クラブ(8人)は、代表の土田広志氏(酒田市・飽海郡区)が落選、引退する吉田明氏(上山市区)の後継の枝松直樹氏も当選を果たせなかった。民主の石黒氏や社民党の推薦を受けて当選した新顔の金子敏明氏(酒田市・飽海郡区)の動向が注目されそうだ。


 一方、安定した戦いで31議席を獲得した自民党。空白区だった上山市区でも新顔の佐藤昇氏が同じ地盤の遠藤利明衆院議員の支援を受け、282票差で勝利。全選挙区での議席獲得に成功した。


 今後、保守系無所属の新顔が合流すると見られ、いっそうの勢力拡大は必至。選挙前は、県民の人気が高い吉村知事に配慮し「野党色」の打ち消しを図ってきた自民だが、今後は知事との距離が変わると指摘する声もある。当選した自民県議は「これからは最大会派の責任できっちり知事と向き合っていく」と話す。(中野龍三、棟形祐水)


 ■データでみる県議選当選者■


 ●平均年齢
  56.25歳(前回55.95歳)
 ●最年少
  矢吹栄修(天童市区) 36歳
 ●最高齢
  後藤 源(米沢市区) 71歳
 ●最多当選回数
  後藤 源(米沢市区) 9回
 ●女性の人数
  2人(前回4人)

1663チバQ:2011/04/13(水) 23:22:30
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104110009
自民、圧倒的多数を維持 県議選
2011年04月11日


バンザイを自粛し、震災復興への「ガンバロー三唱」で再選を喜ぶ民主現職の吉村和武氏(中央)=山形市

 ▽ 無投票含め31議席 民主1増、3人当選


 統一地方選前半戦の県議選(定数44)は10日、投開票された。自民党は無投票当選者を含め31人が当選、現有議席を減らしたが、引き続き議会の圧倒的多数を占める。民主党は3人が当選して1議席増。公明党は1議席を守った。共産党は1人当選で議席減、社民党は2議席を死守した。投票率は57・56%。震災後の自粛ムードもあって有権者の関心は低く、過去最低だった前回65・22%をさらに下回った。


 19選挙区のうち無投票だった11選挙区を除く8選挙区で選挙戦が行われた。無投票当選者を含め、現職34人、元職1人、新顔9人が当選。低投票率で現職有利と言われるなか、新顔の奮闘が目立った。現職は7選を目指した酒田市・飽海郡区の土田広志氏ら4人が落選。女性は3人が立候補し、2人当選した。


 政権交代後初の統一地方選に臨んだ民主党は、現職2人と新顔2人を擁立したが、当選は現職2人と新顔1人で改選前から1議席増やした。国政への逆風もあり、目標とした全選挙区での擁立が果たせなかったうえ、新顔1人も敗れ、政権与党でありながら地方組織を拡大できなかった。


 自民党は現職27人、元職1人、新顔3人が当選。空白区だった上山市区で擁立した佐藤昇氏が初当選したものの、新庄市区で現職の伊藤誠之氏が落選。現有32議席から1議席減らしたが、保守系の無所属当選者に合流を働きかけて勢力拡大を図るとみられる。


 公明党は唯一の議席を持っていた山形市区の寒河江政好県議が引退。今回も同市区で後継の菊池文昭氏のみの擁立にとどめ、党を挙げて支援。支持母体の創価学会の組織票を固めて議席を維持した。


 現職2人の擁立に絞った共産党は、山形市区の渡辺ゆり子氏が地元での個人票の取り込みにも成功して再選したが、4選を目指した鶴岡市区の笹山一夫氏が落選。1議席だけになった。


 山形市区の現職2人の当選を目指した社民党は、広谷五郎左ェ門氏が出身母体の山形水道労組が被災地支援でフル稼働できなかったが、推薦を受けた連合山形と県平和センターなどの組織票を固め、高橋啓介氏とともに議席を守った。


 みんなの党は、県政界で初めての議席獲得を狙ったが、果たせなかった。

1664チバQ:2011/04/13(水) 23:23:23
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104110001
新顔同士の対決 自民・佐藤氏制す 上山
2011年04月11日

 新顔同士が対決した上山市区は、自民の佐藤昇氏が、無所属で社民と連合山形の推薦を受けた枝松直樹氏を破って初当選した。

 2月に出馬表明した佐藤氏は、上山市出身の遠藤利明衆院議員が全面的に支援。横戸長兵衛市長も個人演説会に参加するなどし、知名度不足を克服した。枝松氏は、引退する吉田明県議の地盤を引き継ぎ、自治労組織を中心に支持を固めたが、及ばなかった。

http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104110007
無所属・草島氏 初当選 鶴岡
2011年04月11日
 ▽ 現職の壁一角崩す

 定数5に現職5人と新顔1人がしのぎを削った鶴岡市区は、無所属新顔で元市議の草島進一氏が、厚い支持基盤を持つ現職の壁の一角を崩し、初当選した。


 草島氏の事務所では、市民団体や環境NGO関係者など大勢の支援者が開票作業を見守った。当選の一報が伝わると、「やった、やった」の大きな歓声がわき、草島氏を囲んで拍手の輪が広がった。


 草島氏は「まさかの震災の最中の選挙戦だったが、市民の勝利だ。命を救う毛細血管であるNGOやボランティアと連携し、真の人間復興につながる政治を、山形から進めたい」と抱負を語った。


 民主の阿部昇司、自民の阿部信矢、志田英紀、菅原元、共産の笹山一夫の現職5氏がそれぞれ労組や後援会、党支部などの基盤を軸に組織固めを図る中、草島氏は告示前から連日朝の辻立ちを重ねるなど草の根運動を展開。無党派の市議や環境NGOの支援も得た。


 阪神大震災や今回の震災でも被災者支援ボランティアに携わった経験から、選挙戦では「災害救援の経験を県政に」と訴え、災害復興支援や行革などの政策を提案。既存政党への批判票の取り込みにも成功した。

1665チバQ:2011/04/13(水) 23:24:11
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104110006
民主新顔・石黒氏当選 酒田・飽海
2011年04月11日

 ▽ 土田氏7選ならず


 5議席を6人が争った酒田市・飽海郡区。民主新顔の石黒覚氏が民主党への逆風を浴びながらも、地元の酒田市平田地区や建築士会、連合傘下の労組などの応援を受けて初当選した。石黒氏は事務所で笑顔で「ありがとうございます」と支援者に頭を下げた。


 昨年10月に出馬表明し、「民主党」の旗を立てて街頭で政策を訴え始めた。通り過ぎるドライバーが親指を立てた拳を下に向け、助手席からは両手を交差させたバツ印。予想以上の逆風に、党は「逆効果」を懸念して「街頭演説中止」を指示。リーフレットの党のマークも小さくした。


 選挙が近づき街頭演説を再開。告示後は拡声機をしょって自転車で走り回り、新顔は訴えなければわかってもらえないと声を張り上げた。


 震災復興、酒田港の活用、農業再生、教育の充実、議会改革などを訴えた。「中央から下りてきた政策に追随するのではなく、自らが提案する議会に」と意気込んでいる。


 7選を目指した無所属の土田広志氏は実績を強調したが、遊佐町の金子敏明氏と旧平田町の石黒氏の新顔2人に地盤を切り崩され、敗れた。

http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001104110005
因縁の戦い制し 山科氏が初当選
2011年04月11日

 ▽ 新庄 坂本氏は4選


 現職と新顔の計4人が2議席を激しく争った新庄市区は、無所属新顔の山科朝則氏と自民現職の坂本貴美雄氏が勝ち残った。


 現職の一角を崩し、2度目の挑戦で因縁の戦いを制した山科氏は、新庄市沖の町の大地会館で支持者に囲まれて万歳を繰り返した。「この地域を何とかしてほしい、頑張れと、若い力に期待してくれたのだと思う。夢の持てる地域づくりに全力を尽くします」などと抱負を語った。


 「前回は『おやじの力は借りない』と独りよがりだった。反省している」と語るように山科氏は今回、県議会議長も務めた父朝雄氏の人脈をフル活用。「落ちたら次はない」と退路を断って支持を訴えた。


 かつて側近として朝雄氏を支え、後にたもとを分かった坂本、伊藤誠之両氏は現職としての実績を強調。坂本氏は山科氏の攻勢に苦戦を強いられながらも、農村部に張り巡らした強固な組織と地元企業の支援など、手堅い組織選挙を展開して4選を果たした。


 震災に配慮して選挙カー使用を自粛し、自転車遊説を続けた伊藤氏は、社民の推薦を得た無所属新顔の今田雄三氏の立候補による革新票の目減り分が響いた。

1666チバQ:2011/04/13(水) 23:25:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000104-mailo-l05
県議のお仕事:選挙戦を終えて/上 民主党 /秋田
毎日新聞 4月12日(火)12時54分配信

 過去最低の投票率となった今回の県議選。自民党が改選前の議席をやや下回ったものの過半数を確保し、民主党も勢力をやや拡大した。東日本大震災とその後の自粛ムードに加え政策論争も低調で有権者の関心が低い中、どのような選挙戦が展開されたのか。自民、民主両党を軸に振り返る。【岡田悟】
 ◇県連内で現新対立 勢力拡大も、後味悪く
 「人口がどんどん減り、これからどうやってまま食ってくんだべ? きちんとした農産品を首都圏に持っていって売る。外からじぇんこもらう工夫をせねばならね」−−。4日夜、横手市の秋田ふるさと村で、同市選挙区(定数4)から立候補した民主党新人の小原正晃氏が熱弁を振るった。
 道の駅十文字勤務時は、営業マンとして売り上げ増に貢献。党県連幹事長で旧知の寺田学衆院議員もその手腕を評価し前々から政界進出を勧めていたという。
 集会後、帰路に就く有権者と握手をする小原氏の傍らでは、寺田幹事長の妻静氏と寺田幹事長の父で前知事の典城参院議員(みんなの党)の妻洋子氏が何度も頭を下げた。
   ◆  ◆
 「なれあい議会を変え、秋田を変える」。告示後、県内の世帯にこんなタイトルの民主党法定ビラが新聞折り込みで配布された。
 所属国会議員が5人いながら県議は1人という党県連(代表・松浦大悟参院議員)にとって、地方勢力の拡大は長年の課題。松浦代表や寺田幹事長を中心に新人を発掘し、現職1人に加え新人7人の公認候補を擁立した。
 その積極姿勢が奏功したのが大館市選挙区(定数3)。告示直前に立候補を決めた虻川信一氏は態勢が整わない中での選挙戦となったが、秋田2区支部長の川口博衆院議員とその後援会の全面的なバックアップを軸に支持を固め、初当選を果たした。
   ◆  ◆
 一方、横手市選挙区には小原氏のほか党唯一の現職、小田嶋伝一氏も立候補。さらに統一会派「民主・新みらい」に所属する無所属現職、土谷勝悦氏が出馬していた。
 秋田3区支部長で小田嶋氏や新みらいとの関係を重視していた京野公子衆院議員は、寺田幹事長らの方針に反発。連合秋田などと共に小田嶋氏や土谷氏の支援に力を入れた。
 投票前日、横手市に県連が作成した新たな法定ビラが折り込まれた。「新しい議員を」「若い議員を」−−。小田嶋氏は当選4回の75歳。ある陣営関係者は「党のビラなのに、片方だけを応援する内容だった」と不満を漏らす。
 開票の結果、小原氏は最下位ながら初当選。土谷氏も再選を果たしたが、小田嶋氏は約1200票差で涙をのんだ。上位には、自民党の2人が並んだ。
 京野氏は「新風が吹き込まれ党勢拡大にはつながったが、県南部で議席が増えたわけではない。後味の悪い選挙になった」と漏らした。
   ◆  ◆
 「今の議会は古い人のやり方で続いている」「県議会の震災対応は、スピードと行動力が足りない」。こう訴えたのは、県職員を辞職し、同党公認で秋田市選挙区(定数13)から挑んだ沼谷純氏。その個人演説会の会場は、寺田典城参院議員宅だった。
 典城氏が所属するみんなの党は、秋田市と能代市山本郡の2選挙区に公認候補を1人ずつ擁立。一方で典城氏は北秋田市郡、南秋田郡、横手市の各選挙区で民主新人への「支持」を表明した。典城氏は取材に対し「議員定数や給与削減を掲げる民主党県連と自分の考えは近い。オール与党の県議会を変えなくてはいけない」と強調。「公認候補(の支援活動)を一生懸命やり、筋は通している。妻は場所貸ししただけ」と説明する。
 ただ演説会では、洋子氏が沼谷氏の訴えに呼応し「市長村議は合併で減ったのに、県議は多すぎるわよね」などと発言。典城氏が知事選で着ていたという白いジャンパーを沼谷氏にプレゼントした。
 沼谷氏は上位で当選。半面、みんなの党公認の2人は議席に手が届かなかった。
   ◆  ◆
 民主党内では震災前、菅首相派と小沢一郎元代表グループの対立が先鋭化。寺田幹事長は菅首相の側近で松浦代表も近く、京野氏は小沢氏へのシンパシーを隠さない。県連内の対立にはこうした心理が背景にあるとの見方を示す県連幹部もいる。
 3人当選という選挙結果について10日、寺田幹事長は「(沼谷、小原両氏は)地盤も後援会も組織もない草の根選挙だった。現職有利の中で善戦したと思う」と話した。
 一方、ある県連幹部はこうつぶやいた。「(寺田幹事長が)9万票以上獲得した秋田市で1議席は当然のこと。まるで寺田一家の選挙だった」

1667チバQ:2011/04/13(水) 23:25:56
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇議論重ね、具体策提示を
 大震災でやや注目度は下がったものの、全国では「首長連合」の台頭に見られるように議会のあり方に厳しい目が向けられている。
 今回の県議選で自民党は25議席を確保し過半数を維持した。“なれ合い”と批判した民主党などを意識し、県連幹部は「是々非々でやっている」と強調。ただ議会が本来の役割を果たし、県民の疑問や関心に十分に応えてきたのかは疑問が残る。
 10年2月議会で焦点となった秋田市中通1丁目地区再開発事業の予算案を巡り、県連幹部は反対論を抑え“造反”した3人の県議を処分した。賛成に回った県議でさえ「事業が成功すると本気で信じている議員が、実際どれだけいるのか」と語った。
 無用な対立を繰り返したり、県側の些細(ささい)な説明不足をあげつらえばいいというものではない。
 チェック機能と共に政策立案能力を高め、議会側から具体的な事業や予算案を積極的に提示することで、若手議員も県当局も萎縮せず、より自由に議論し意思表示をすることが必要だ。
 一方、民主党は新人3人が当選した。5人が落選したとはいえ、議会の現状批判が一定の支持を集めたといえる。同党が掲げた政務調査費見直しなど議会改革を大いに進めてほしい。
 ただ、それは手段であって目的ではない。党県連が3月末に発表したローカルマニフェストで掲げた事業は、他に「農業の6次産業化」「秋田港と高速道路の整備促進」「救急搬送体制強化」など、県や議会が従来掲げてきた内容と大差ない。
 「地方勢力の拡大」が県連の長年の課題と言われ続けてきたが、政策議論の積み重ねは十分だったのか。今回は大半が新人という選挙戦だったが、議席を獲得した以上は現状批判にとどまらず、県政で何の実現を目指すのかを明確に示し、形にすることが求められる。【岡田悟】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000102-mailo-l05
県議のお仕事:選挙戦を終えて/下 自民党 /秋田
毎日新聞 4月13日(水)12時44分配信

 ◇姿勢問われる「県政与党」 課題は国政の議席奪還
 4日、湯沢市下関で自民党県連政調会長を務める大関衛氏の個人演説会があった。
 湯沢市雄勝郡選挙区から4選を目指して立候補した大関氏は、雪害による果樹農家への復旧費用について「100億円の(農林漁業振興)基金から財源を捻出すべきだと知事と突っ込んだ話をしている」。さらに湯沢横手道路延伸のため県主導で国に働きかける必要があるとし、こうアピールした。「この点についても佐竹(敬久)知事さん、堀井(啓一)副知事さん、私のいろいろな会に来ていただき応援していただいていますが、かなり突っ込んだ話をさせていただいております」
   ◆  ◆
 県議会の定数45に対し、自民党会派(鈴木洋一会長)は今回の選挙で公認だけで25議席を得た。その全員が現職。改選前よりは2議席少ないが、07年の前回選直後の19議席を大きく上回る。
 09年の知事選ではほとんどの議員が佐竹知事を支援し「県政与党」を自任。佐竹知事の提出議案に会派として反対したことはない。改選後も佐竹県政との「二人三脚」(能登祐一幹事長)の県政運営が続くと見られる。選挙戦でも、県当局とのパイプをアピールする姿が見られた。
 民主党新人などが指摘した当局との“なれ合い”批判について、自民党候補は選挙戦で「我々は一貫して是々非々でやっている」と反論。大関氏の個人演説会と同じ日、佐竹知事も定例会見で「選挙戦術でやっている話。(議会側と)水面下でごちょごちょやったりしていない」と強調した。
 ただ今回民主党は新人3人が議席を得たことで、公約に従って議員定数や報酬削減などを提案し、自民党会派と対立する場面も予想される。
 同会派のある若手県議は「民主党の提案に反対すれば、彼らはそれを『議会改革に消極的』などと批判するだろう」と警戒。「反対するにしても『世の中そういうものだ』といった言い方ではなく、その根拠や考え方を県民に理解されるよう伝える姿勢が必要だ」と語る。
   ◆  ◆
 圧倒的な力を見せた県連が抱える大きな課題が、国政の議席奪還だ。特に衆院秋田1区は、過去2回とも二田孝治氏が民主党の寺田学氏に挑み敗れている。
 二田氏の再挑戦は困難と見られ、事実上の空白区。県議選秋田市選挙区で上位当選した県議の名前も取りざたされている。
 東日本大震災の発生前は菅直人首相の支持率低迷で早期解散を予測する向きもあったが、県連はその時点でも1区の候補者を絞ってはいなかった。
 ある県連幹部は「解散は遠のいた。県議選の結果も含め、みなさんと相談してできるだけ早く絞りたい。県議以外からも探す。これからだ」と語った。【岡田悟】

4月13日朝刊

1668チバQ:2011/04/13(水) 23:27:14
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110412c
「民主・新みらい」解消へ 県議会第2会派
 県議会第2会派「民主・新みらい」の土谷勝悦代表(横手市)は11日、同会派を解消する考えを明らかにした。

 同会派は昨年9月、連合秋田の支援を受ける土谷氏ら無所属議員6人の会派「新みらい」と、民主党議員1人の会派「民主党」が合流して結成した。しかし、民主党県連が10日投開票の県議選で、新みらいの議員がいる横手市選挙区や湯沢市・雄勝郡選挙区で新人候補を擁立、支持したことから、新みらいの議員は民主党県連への不信感を強めていた。

 土谷氏は「今後、民主党と同じ会派で活動していくことはあり得ない」と明言した。

 県議選で、新みらいの議員は土谷氏を含め5人が当選。この5人は引き続き同じ会派で活動するとみられる。

(2011/04/12 09:00 更新)

1669チバQ:2011/04/13(水) 23:27:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000070-mailo-l02
’11統一選:県議選 民主敗北、組織さらに弱体化 社民は議席を初めて失う /青森
毎日新聞 4月12日(火)12時9分配信

 10日に投開票が行われた県議選(定数48)では、最大会派の自民党が単独過半数を上回る一方、民主は改選前議席を四つ減らして惨敗した。民主政権への逆風が強く吹いた上、元々組織が脆弱(ぜいじゃく)な民主党県連。知事選(6月5日投開票)を前に組織の立て直しが待ったなしの状況だ。【矢澤秀範、三股智子】
 「消費増税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、原子力行政の信用を失わせるような震災対応。こうした中で、議員が自分はそうではないと訴えても、厳しい結果になるだろうと予測してきた」
 民主党県連の横山北斗代表は10日深夜、敗因を語った。民主は全国でも大きく議席を減らして敗北。菅内閣の迷走や衆院議員としての自らの責任を認めた上で、「それをはね返す力がなかった」と県連組織の弱さも認めた。
 県連は政権交代を果たした09年衆院選、10年参院選でも組織の弱さが露呈、思い描いた勝利をつかめなかった。県政批判を力強く訴えたものの、今回の県議選では、幹事長代理の山内正孝氏=八戸市区=や政調会長の今博氏=五所川原市区=など県連幹部らが相次いで落選。組織のさらなる弱体化は免れない。
 弘前市区では現新2人が落選。津軽地方の議席は青森市区を除きゼロとなり、同地区を地盤とする県連幹事長の山内崇氏にとっては、立候補予定の知事選に暗雲が垂れこめた。知事選告示は約1カ月後。戦略の見直しは急務だ。
 一方、自民は目標としていた30議席獲得はならなかったが、推薦を含め28人の当選を果たした。全選挙区への擁立を目指しながら、候補者を立てられない民主をよそに、無投票で8議席を獲得。現職1人が落選の憂き目をみたが、積極的に擁立した新人や元職も着実に当選し、議席数を伸ばした。
 単独過半数を獲得し、圧倒的な第1党となった組織の強さに、民主の横山代表は「しっかり勝っている。さすがです」と脱帽せざるを得なかった。自民と協力関係にある公明は、擁立した現職2人が順当に当選。両党の推薦で3選出馬する三村申吾知事にとって、選挙戦や県政運営に有利な条件が整えられた。
 今回の県議選では、自民と民主の消長だけでなく、少数政党の議席の行方も注目された。知事選で吉俣洋・県委員会書記長を擁立する共産は、2議席増を狙って弾みをつけたい考えだったが、現状維持の2議席確保にとどまった。
 青森市区の1議席死守を最優先とした社民は、旧社会党時代から守ってきた県議会の議席を初めて失った。支持者の高齢化などで組織の弱体化が進む中、東京電力福島第1原発の事故を受け、陣営は「これまで一貫してきた反原発の訴えに反応は良い」と分析。投開票日前日には福島瑞穂党首が応援に入ったが、現職の奈良岡克也氏が落選した。
 新しい県議会の会派構成は、議長を選任するために大型連休明けにも開かれる臨時会までに決まる。今回、公認や推薦を受けなかった無所属候補の動向からも目が離せない。一方で、多くの課題を抱えた県政をより良くしていくためには、政党間の争いを超えた建設的な政策論争が必要となっている。

4月12日朝刊

1670チバQ:2011/04/13(水) 23:28:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000017-mailo-l02
’11統一選:県議選 民主は4議席減 自民、単独過半数の「28」 /青森
毎日新聞 4月11日(月)11時5分配信

 統一地方選前半戦の県議選(定数48)は10日、9選挙区で投票があり、即日開票の結果、40人の当選が決まった。無投票だった7選挙区の8人を加え、計48人の顔ぶれがそろった。最大会派の自民は公認・推薦合わせて28人となり、改選前勢力の単独過半数(25議席)を上回った。政権交代後初の県議選に挑んだ国政与党の民主は推薦を含めて7人と改選前(11議席)から大きく減らした。6月の知事選に自民、公明の推薦で3選を目指す三村申吾知事には好材料で対抗馬を擁立する民主は戦略の練り直しを迫られそうだ。投票率は51・68%(男52・07%、女51・35%)。前回より5・4ポイント下がり、過去最低となった。【矢澤秀範】
 ◇知事選に追い風 9選挙区、40人決まる
 告示日に無投票で当選が決まった7選挙区8人を除いた9選挙区40人が決まった。40議席に対して59人が立候補し、震災復興策や雇用対策、原子力政策など県政の諸課題をめぐって9日間の選挙戦を繰り広げた。
 改選前議席の上積みを目指す自民は全選挙区に公認候補を擁立。公認の27人(無投票当選8人含む)に加えて4人を推薦し、引き続き県政での主導権を握ることを目標とした。
 民主は国政与党を前面に押し出したが、擁立できたのは推薦含め改選前より微増の13人にとどまった。当落線上とされる候補者も多く、県政批判と党の政策を中心に訴え、支持層の拡大を狙った。
 公明は青森と八戸市区の2議席を確保するため、強固な支持層を着実に固めていった。共産は青森、弘前、八戸市区での議席増・獲得と知事選をにらんで積極的に街頭演説を展開。社民は福島瑞穂党首の応援演説などで、青森市区の現有1議席の死守を目指した。
 無所属は22人が立候補。現職や元職に加え、一定の支持基盤を持つ新人も懸命な運動を行った。
 一方、東日本大震災の影響で、街頭での政策の訴えよりも支持者固めに重点を置く傾向がみられた。
 ◇自民・滝沢氏が5選 震災で各陣営が選挙戦を自粛、支持票固め奏功−−八戸
 津波被害を受けた八戸市選挙区(定数8)では現職と新人計11候補が争った。自民と民主勢力が拮抗(きっこう)する中、自民の現職、滝沢求氏が5度目の当選を決めた。連絡を受けると、滝沢氏は市内の事務所で支持者らとがっちりと握手して喜んだ。
 滝沢氏は中曽根康弘元首相の公設秘書などを経て、98年の県議選で初当選。4期16年の実績を強調し、集会などを多くこなして票固めに奔走した。
 選挙区では告示前に共産と無所属の新人を除く9候補が選挙カーの使用自粛などを申し合わせた。各陣営とも総決起大会や事務所開きの自粛などがみられ、政党対決色は薄まった。
 市内には避難所暮らしを送る被災者もいるだけに震災復興を最優先課題とし、市民生活や企業活動への支援を力強く訴えた。
 ハンドマイクで政策を訴えるのも難しく、多くの候補は自家用車や徒歩で市内をめぐり、支持者らに思いを伝えた。演説は控え目となり、支持者固めが中心となった。
 有権者からは、早期の復興や雇用確保など切実な願いが連日のように届けられたが、「選挙どころではない」という声も少なくなかった。各陣営とも投票率を読めず、難しい戦いとなった。余震が相次ぎ、投票直前の7日夜には再び沿岸部に避難勧告が出されるなど選挙ムードは盛り上がりに欠けた。
 滝沢氏は同じ選挙区の仲間の戦況を気にしながら、表情を引き締めて地元の復興を願った。

1671チバQ:2011/04/13(水) 23:28:39
 ◇渋谷氏、再選果たす 民主逆風はねのける−−青森
 現職、元職、新人の計13候補がともに強固な支持基盤を持ち、「横一線」とされた激戦区の県都・青森市選挙区(定数10)。民主政権への逆風をはねのけ、渋谷哲一氏が再選を果たした。
 渋谷氏は前回選に無所属で初当選。政権交代後に民主入りし、県議会で鋭く三村県政を批判するなど会派に勢いをもたらした。
 前回当選し、2年前に市長に転身した鹿内博氏、引退する前自民党県連幹事長、山内和夫氏の票の行方も注目される中、政党に所属して戦う初の選挙となった今回は同じ地盤から新人が立候補し激戦となった。県都で議席を失うわけにはいかない民主は県連代表の横山北斗氏らが街頭応援に立つなどテコ入れし、当選を決めた。
 ◇前市長・相馬氏当選 激戦を制し返り咲く−−弘前
 弘前市選挙区(定数6)では、無所属元職で前弘前市長の相馬〓一氏が7回目の当選を決め、返り咲きを果たした。現職や新人ら10人が立候補し、終盤になっても票が読めない混戦だっただけに、トップ当選を決めた相馬氏は同市の事務所に詰めかけた支持者らと満面の笑みで握手を交わすなどして喜んだ。
 相馬氏は弘前市議2期、県議6期を務め、06年4月の弘前市長選で初当選。再選を目指した昨年4月の市長選で敗れた。去就が注目される中、県議選への再挑戦を表明。強固な後援会組織を持つだけに「台風の目」とみられた。
 選挙戦では、長い政治経験を武器に県政界への復帰を訴えるとともに、原子力政策の検証などを主張し、激戦を制した。
 ◇吉田氏、県南初の女性議員に当選−−上北郡
 定数4を7人で争った上北郡選挙区。7町村からなる選挙区には現職1人、新人6人が立候補。地域代表として各候補が激戦を繰り広げた。
 引退する三村輝文氏の後継として立候補した吉田絹恵氏は、おいらせ、六戸町を中心に支持を訴えた。「県南初の女性議員を」を合言葉に三村氏後援会の支援を受け、被災した町の復興策などを訴えて当選を果たした。
 一方、前回トップ当選の自民、中谷純逸氏が野辺地町長選に挑むため同町を地盤に立候補した民主の木明和人氏は、地域色を前面に出したが、党への逆風で涙をのんだ。
 ◇自民県連重鎮、阿部氏が5選−−南津軽郡
 定数1を自民現職1人と無所属新人2人が争った激戦区の南津軽郡選挙区では、自民党県連の重鎮、阿部広悦氏が5選を決めた。
 県連で政調会長を務める阿部氏は4期16年の経験を武器に、農林水産業や福祉の充実などを訴えた。地区ごとの集会を重ね、支持を手堅くまとめた。木村太郎会長の応援も後押しした。
 阿部氏には同じ藤崎町の前町議、鶴賀谷貴氏と前田舎館村議の鈴木和久氏の2新人が挑んだ。阿部氏と同じ「木村系」の鶴賀谷氏は、現職の厚い壁を崩せなかった。鈴木氏は教育政策などを訴えたが及ばなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇政策論争が低調、有権者判断材料少なく
 政権交代後初となる今回の県議選は、県政与党・自民と国政与党・民主を軸にした政党対決が予想された。県政が抱える多くの課題についての政策論争が期待されたが、東日本大震災の発生で復興支援や防災対策などが大きな課題に浮上した。
 改選前25議席だった自民は、早い段階から推薦候補を含めた30人の当選を目標に掲げるなど準備を進めた。このため、現職が定数の半数未満の選挙区には新人や元職を積極的に擁立。09年衆院選や10年参院選で底力を見せつけた強力な組織態勢は健在だった。
 前回選で改選前と同じ6議席にとどまった民主は、政権交代後に他会派からの合流などで勢力を11に伸ばした。国政与党を強調しながら三村県政を揺さぶり、存在感を示してきた。その延長線上にある今回の県議選は議会勢力図を一変させる可能性も秘めていた。
 だが菅政権や党への逆風が吹き、当初掲げた「空白区の解消」に向けた擁立作業は難航。風に大きく左右される県連の体質が露呈し、昨年末には候補の発掘を断念せざるを得ない状況に追い込まれた。無投票当選者はすべて自民現職で「不戦敗」の民主が議席を与えたとも言える。
 自民が単独過半数を確保したことで、知事選で自民と公明が推薦する現職の三村申吾氏は有利に戦える展望が立っただけでなく、3選時の議会対策でも不安要素は減った。
 福島第1原発の事故を受け、原子力政策も注目されたが共産と社民、無所属を除いて、議論は低調だった。復興や防災も盛んな議論があったとは言い難い。戦後最多となった無投票選挙区に加え、選挙運動自粛などで有権者に示される判断材料が少なかったのは不幸なことだ。【矢澤秀範】

4月11日朝刊

1672チバQ:2011/04/13(水) 23:29:44
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20110411-759626.html
「美人すぎる」の父が初当選/選挙記事を印刷する

 「美人すぎる市議」として知られる藤川友里・青森県八戸市議(31)の父友信氏(62)が10日、青森県議選で初当選を果たした。定数8の八戸市から3度目の立候補。11人中8位で滑り込んだ。「今回は焦点のない選挙。みんなが八戸の復興のために働かせていただくという主張でした」と振り返った。2週間後の24日には、娘の友里氏が2選を目指して八戸市議選に臨む。

 [2011年4月11日8時23分 紙面から]

1673チバQ:2011/04/13(水) 23:30:56
http://www.news24.jp/nnn/news8611001.html
民主党「当面は3人で会派構成」
(秋田県)
10日に開票が行われた県議会議員選挙で、当選を果たした45人に当選証書が交付されました。顔ぶれも変わった県議会、今後は会派構成が焦点になります。13日は14の選挙区それぞれで選挙会が開かれ、45人の当選が正式に認められました。大館市では、自民党の現職2人と民主党の新人1人が当選を果たし、それぞれの代理人に当選証書が手渡されました。定数45のうち現職が35人。残り10人は新人や元議員で、県議会では今後会派構成が大きな焦点となります。すでに第2会派の「民主・新みらい」は統一会派の解消を決めています。初当選を果たした民主党の虻川信一氏は「当面は3人で会派構成することになると思う。それ以降、同調する人がいるとすれば話をしてどのような形になるかは今後の問題だ」と
述べました。
[ 4/13 18:45 秋田放送]

1674チバQ:2011/04/13(水) 23:54:31
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001104110003
自民、過半数の25議席
2011年04月11日


ダルマに目を入れ、トップ当選を喜ぶ熊谷雄一氏(右)=八戸市江陽3丁目の事務所


落選が決まり、支持者らに頭を下げる今博氏(中央)=五所川原市の事務所

■知事選に向け弾み 民主は半減の6議席


 県議選(定数48)は10日投開票され、三村県政与党の自民党が強さを見せつけ、公認候補は改選前を1議席上回る25人が当選、議会の過半数を占めた。6月5日投開票の知事選に向け、自公推薦で3選を狙う三村知事の基盤を整えた。民主党は菅政権の支持率低迷に加え、県内で国政与党の存在感も示せず、公認候補の当選は改選前11議席からほぼ半減の6議席という惨敗となった。知事選に挑む山内崇・民主党県連幹事長は極めて厳しい戦いを強いられることになる。投票率は51・68%(前回57・08%)だった。


 3月11日の東日本大震災で、「復興」が争点に急浮上した県議選。八戸市などの漁業が大きな被害をうけ、青森市や弘前市でも観光客が激減し、県全体へ悪影響が広がるなか、政治の実行力が問われた。


 自民党は公認27人のうち25人、推薦4人のうち3人が当選。当選が次々と決まると、青森市の県連本部では木村太郎県連会長が「民主党の議席をとった」と満面の笑み。最後は「津軽から(ほぼ)民主党がいなくなってしまったな」と勝利をかみしめた。


 民主党は、当選が公認11人のうち6人、推薦2人のうち1人で、県連が最低ラインとした現有11議席を下回った。特に津軽地方は惜敗や共倒れで、青森市区の1議席だけに。液晶産業の集積を目指した県の事業の失敗も取り上げ、三村県政批判を展開したが、大きな争点にはならなかった。


 民主党は2010年参院選、県議選と惨敗が続き、知事選に向け、立ち直るきっかけをつかめなかった。横山北斗県連代表も「このままでは話にならない」と厳しさを認めた。


 公明党は、擁立した現職2人が当選。知事選で吉俣洋・共産党県委員会書記長を擁立する共産党は、青森市区で初の2議席獲得をめざすなど攻めの姿勢で4人を擁立したが、現状維持の2人当選。社民党は反原発を強く訴えたが、唯一の青森市区の1議席を守れなかった。


 16選挙区のうち無投票の7選挙区で自民現職の8人が当選している。

1675チバQ:2011/04/13(水) 23:54:47
■自民・熊谷氏が3選(八戸市区)


 八戸市区は津波被害の大きかった沿岸部にゆかりのある自民、民主系の候補が明暗を分けた。


 八戸みなと漁協理事を務める自民現職の熊谷雄一氏(48)は3選が決まると、「大きな責任を感じる。八戸の復興のため全力を尽くしたい」と喜びを語った。


 地盤である湊、鮫地区の水産加工業者や漁師らの多くが津波で船や住宅、店舗に打撃を受けた。支持をお願いするいつもの選挙から一転、住宅の修理や漁船の購入などの相談の聞き役に徹し、復興への努力を約束する地道な活動が実った。企業回りに力を入れたのも奏功した。


 一方、民主が推薦した寺地則行氏(58)は市議からの転身はならなかった。


 湊地区出身で、同党の支持が薄い水産・港湾関係に基盤を築こうと陸奥湊駅前に活動拠点を置いたが、震災であいさつ回りなども中断、準備不足がたたった。


■社民、議席ゼロ 県政初


 社民党が唯一公認した青森市区の現職奈良岡克也氏(60)が落選。社会党時代も含めて県政史上初めて議席を失った。


 同党は前回、2人を公認したが、奈良岡氏だけが当選。党組織が弱体化する中、県議会のいす死守のため、公認を1人にしぼって党の力を集中させた。


 4年前、次点と91票差の最下位当選で、今回も苦戦が予想された。ただ、告示直前の福島第一原発の事故で、これまでも一貫してきた「反原発」の訴えに反応する有権者も多かったという。選挙戦最終日は福島瑞穂党首も来県しテコ入れを図ったが、及ばなかった。


 落選が決まり、奈良岡氏は「反原発の訴えに手応えを感じていただけに信じられないが、結果は結果として受け止める」と、ぼうぜんとしていた。


■民主の今氏が146票差で落選(五所川原市区)


 五所川原市区は民主現職の今博氏(60)が146票差で落選し、自民新顔に取って代わられた。


 今氏は前々回、前回と最下位当選で、今回も厳しい戦いを覚悟していた。告示前の党本部の会議では菅首相の退陣を求め、告示後の街頭演説では党ののぼり旗を車にしまい込むなど「民主党隠し」を展開したが、結局、頼みにしてきた無党派層の支持を得られなかった。


 同市の事務所では、落選決定に今氏は「わずか146票差で……」と言葉をのみ込み、「結果は結果として受け止める」と支持者20人に頭を下げた。横山北斗県連代表も事務所で「厳しい戦いで、第一声からここで応援したかったが、できなかった」と話した。

1676チバQ:2011/04/13(水) 23:55:06
■民主が2議席を守る(三戸郡区)


 民主と自民が2人ずつを公認し、前回と同じ顔ぶれとなった三戸郡区はがっぷり四つに組み合った激戦の結果、民主の現職2人が議席を守った。


 民主の北紀一氏(69)は地元五戸町の三浦正名町長らから支援を受けて固い支持基盤を構築。比較的安定した戦いぶりを見せた。


 もう一人の民主の松尾和彦氏(47)は同じ三戸町が地盤で、前回は229票差で退
けた自民新顔の挑戦を再び受け、今回も322票差でかわした。厳しい戦いの中、第1次産業重視の姿勢を強調。震災被災地、階上町に精力的に出向き、復興に力を入れるとアピールし、3選を勝ち取った。


 自民は、民主に吹く逆風に乗じて1999年以来の複数議席獲得を狙ったが、果たせなかった。


■投票率 戦後最低の51.68%


 今回の投票率51・68%は前回4年前の57・08%を5・40ポイント下回り、戦後最低となった。八戸市など県内の複数の自治体が東日本大震災で被害を受け、当初の日程では困難との声も上がる中での今回の選挙戦。有権者の選挙への関心が高まらなかったうえ、環太平洋経済連携協定(TPP)など争点になるはずのテーマで議論が深まらなかったことも影響したとみられる。


 期日前投票者数は6万9500人と前回の6万191人より1・77ポイント増加した。制度が定着したためで、選挙への関心の度合いと比例しているとは言えなさそうだ。


 被災者に配慮し、八戸市区などの候補が選挙カーの大型スピーカーの使用などを自粛したことで、候補者の訴えが有権者に届きにくくなったという。


 また、震災からの復興や防災を重要課題として訴える候補も多かったが、どの候補も同じような主張で違いを出しにくく、有権者を戸惑わせた。一方、原発に対する候補の立場も明確となったが、反原発を訴える候補が少数政党に限られたため、都市部を除く多くの選挙区では受け皿になり得ず、棄権する有権者もいたようだ。


■共産・諏訪氏 議席を守る(青森市区)


 青森市区では、共産党が県議選の同一選挙区としては同党初の公認候補ダブル当選を狙ったが、現職の諏訪益一氏(66)1人の当選にとどまった。


 選挙戦では諏訪氏と落選した元市議で新顔の大沢研氏(63)が市を東西に分けて活動を展開。ともに「県民の命と安全を守る政治」を掲げ、防災や原発推進政策からの転換を訴えた。


 事故で高まる原子力関連施設に対する安全性への懸念を追い風にしようと狙ったものの、2人の票の合計は、前回、同市区で1人公認を受けた諏訪氏の獲得票約1万2千票を1千票ほど上回っただけだった。


 同党はこのほか弘前市区で現有議席を維持。八戸市区で初の議席獲得はならなかった。

1677チバQ:2011/04/14(木) 12:41:43
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001104130002
寺田氏陣営運動員 公職選挙法違反の容疑
2011年04月13日

 青森署と五所川原署は12日、10日投票された県議選五所川原市区(定数3)で初当選した自民公認の寺田達也氏(48)への投票を依頼するため、日本酒を供与したなどとして、寺田氏陣営の運動員、磯野光久容疑者(63)=五所川原市金木町芦野=を公職選挙法違反(物品買収、事前運動)の疑いで逮捕し、発表した。


 発表によると、磯野容疑者は3月下旬ごろ、有権者数人に対して、寺田氏への投票と票の取りまとめなどを依頼。その報酬として一升瓶の日本酒各1本を供与した疑いが持たれている。


 寺田氏は1万2493票を獲得し、2位で当選した。

1678チバQ:2011/04/14(木) 22:32:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000131-mailo-l06
県議会:代表が落選、会派「県政クラブ」が勢力減 吉村県政に影響か /山形
毎日新聞 4月14日(木)12時38分配信

 10日に投開票された県議選で、09年の知事選から吉村美栄子知事を支える県議会会派「県政クラブ」は、代表の土田広志氏(酒田市・飽海郡区)が落選するなど改選前の8人から6人に勢力を減らした。県議会ではオール与党化が進んでいるとはいえ、今後の吉村県政に微妙な影響を与えそうだ。
 改選前の県議会(欠員1で43人)の会派別勢力は▽自民32▽県政クラブ8▽共産2▽公明1。
 民主、社民両党の県議と無所属の一部県議が所属する県政クラブは、土田氏が落選したほか、吉田明氏(上山市区)が勇退し、後継候補だった無所属新人の枝松直樹氏が落選した。また、政策協定は結ばなかったものの知事選で吉村知事を支援した共産党も現職で4選を目指した笹山一夫氏が落選。議席を2から1に減らした。
 一方、09年の知事選で県議の大半が当時の斎藤弘氏を支援していた自民。公認32人中、現職の伊藤誠之氏(新庄市区)を除く31人が当選した。会派が自民で県議選は無所属で立候補した竹田千恵子氏(東置賜郡区)は落選した。ただし、毎日新聞の県議選立候補者アンケートでは、31人中18人が吉村県政を「評価する」「一部評価する」と回答。吉村知事への評価は上がっている。
 公明は現職から新人への交代が成功し、勢力は1のまま。
 無所属新人は4人が当選した。どの会派に入るかについて、島津良平氏(東置賜郡区)は「元々自民に公認申請していたが、現職とかちあいかなわなかっただけ。会派は自民に入るつもり」と明言。社民党や連合山形から推薦を得た金子敏明氏(酒田市・飽海郡区)は「県政クラブの方向で考えているが、もう少しいろんな方と相談してから決めたい」と話した。
 一方、会派を決めかねている新人も。自民党籍を持つ山科朝則氏(新庄市区)は「無所属の立場で幅広い方から支持を得ており現在は白紙」とする。草島進一氏(鶴岡市区)は「自民に入ることはないが、新しく組む人を探すか、1人でやるかは思案中。ただ(5人以上の会派に認められる代表質問などの)発言権が無いのは厳しい」と話し、県政クラブ入りも視野に入れている。
 吉村知事は12日の定例会見で土田氏の落選について「経験豊かで信頼も厚かったと思うが、選挙は何が起こるか分からない」と感想。「県政発展を目指し、県民の負託を受けた44人と議論をしあい、しっかり県政を行う」と述べた。【林奈緒美】

4月14日朝刊

1679チバQ:2011/04/14(木) 23:05:40
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/05/article_01.jsp
激戦を終えて 県議会の行方
[過半数制した自民党]
「主導権」継続、責任重く
 「まずまずの結果だ。27人の候補者のうち2人は落選したが、善戦したと言える」


鹿角市・郡選挙区で4選を果たし、万歳をする自民党現職の川口氏(中央)。選挙戦では民主党新人候補が自民党への批判を展開し、守勢に回った=10日夜、小坂町小坂 現有議席と同数の27人の公認候補を擁立した自民党。党県連の鈴木洋一会長は11日、過半数を維持した選挙結果に安堵(あんど)をにじませた。東日本大震災を受けた選挙運動の自粛で有権者の手応えがつかめなかったことに加え、佐竹敬久知事と自民党との関係に対する「なれ合い」批判が高まり、過半数割れへの懸念も党内にはあった。

 選挙戦で自民党への攻勢を強めたのは民主党だった。特に鹿角市・郡、大館市、秋田市の各選挙区では、民主党の新人がなれ合い批判を展開。鹿角市・郡選挙区で4選を果たした自民党の川口一氏は、「知事と議会が議論を積み重ね、政策を実現してきたことを選挙戦で訴えた。厳しい戦いだった」と振り返る。

 自民党が過半数を制した要因について、鈴木会長は「(震災対応などをめぐり)民主党政権への県民の評価が低下している中、民主党には支持が集まらなかった。長年政権を担ってきた自民党の安定感が評価された」と強調する。投票率が過去最低の61・18%と低迷したことも、固い支持基盤を持つ自民党候補に有利に働いた。

 過半数を維持したことで議会運営の主導権は再び自民党が握り、佐竹知事は引き続き安定した県政運営が可能となった。

 民主党唯一の現職の小田嶋伝一氏は第2会派の「民主・新みらい」に所属して与党的立場を取ってきたが、同じ横手市選挙区に民主党新人候補が出馬したあおりを受けて落選。当選した同党新人の一部は選挙戦で「少人数でも野党の立場を取る」との考えを示しており、県議会における民主党のスタンスが転換する可能性が高い。

 民主党県連は県議選マニフェストで議員報酬の削減、事業仕分けの実施などを掲げており、ある自民党議員は「民主党は野党としてさまざまな独自の提案を出してくるだろう。それに対する理論武装が必要だ」と警戒する。

 今後の会派構成をめぐっては無所属で当選した新人5人の動向も焦点となる。自民党は一層の勢力拡大を狙い、一部新人に会派入りを呼び掛ける意向。会派入りに前向きとみられる新人当選者もいる。

 震災を受けた防災体制の見直しのほか、雇用確保、産業振興などの県政課題が山積する中、有権者から再び過半数を託された自民党の責任は重い。当選した同党現職の一人は「知事との関係が『なれ合い』と見られること自体が問題。自分たちには知事との議論を一層深める努力も必要だ」と話した。

(2011/04/12 付)

1680チバQ:2011/04/14(木) 23:06:07
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/05/article_02.jsp
激戦を終えて 県議会の行方
[3議席の民主党]
改革へ野党色強める
 県議選で民主党は改選前の1議席から3議席に増やした。党県連の松浦大悟代表は「候補者を積極的に擁立したことが結果につながった」と評価し、寺田学幹事長も「公認候補3人が当選したことは善戦だ」と話す。

 しかし、「勝利」と呼べる結果ではないことは明白だ。過去最多の公認候補8人を擁立し、全員当選を目標に掲げたものの、党唯一の現職小田嶋伝一氏(横手市)を含め5人が落選。自民党を過半数割れに追い込めなかった。松浦氏は「選挙に勝ち負けはない」とも語ったが、事実上、民主党の「敗北」だった。

 その象徴が、自民対民主の一騎打ちとなった南秋田郡選挙区。自民党現職に6千票余りの大差をつけられて落選した民主党新人は、「現職の組織力が大きかった。立候補表明が昨年末と遅く、活動の少なさもあったと思う」と敗因を挙げた。

 定数2の鹿角市・郡、北秋田市・郡の両選挙区でも、民主党新人候補が固い地盤を持つ自民党現職に敗退、議席を再び独占された。民主党県連は今回の県議選を勢力拡大の好機と位置付けて臨んだが、地方の支持基盤の弱さがあらためて浮き彫りになった。県連内からは「『風頼み』の選挙を繰り返してきた結果だ」との反省の声も出ている。


秋田市選挙区で初当選した民主党新人の沼谷氏(左)は選挙期間中、自転車で遊説。改選後の県議会で、同党は少数野党として活動する構えだ=1日、秋田市保戸野 当選した3人のうち、沼谷純氏(秋田市)と小原正晃氏(横手市)は政治経験がない30代の若手で、もう1人の虻川信一氏(大館市)は元市議の県連常任幹事。元県職員の沼谷氏は、「なれ合い議会を変える」と選挙戦で訴えた急先鋒(せんぽう)だ。「まずは議会改革から始めたい」と意気込み、あいまいな使途が問題視されてきた政務調査費(1人当たり年300万円)の見直しや議員報酬(約1220万円)の削減に取り組む考えを示している。

 改選後の県議会で民主党が新会派を結成し、佐竹敬久知事を支える与党自民党の対抗勢力となることも確実だ。

 唯一の現職小田嶋氏はこれまで、連合秋田の支援を受ける非自民系の無所属議員が中心の「新みらい」との統一会派「民主・新みらい」で活動してきたが、同会派は12日、解消を決定。新みらいの議員がいる横手市と湯沢市・雄勝郡の両選挙区で、民主党県連が新人候補を擁立、支援したことが引き金となった。

 新みらいは佐竹県政に「是々非々の立場」としながら、実際は与党的姿勢を取ってきた。沼谷氏が「県政に対するスタンスが違う」と強調するように、会派解消は民主党にとっても「既定路線」だった。民主党は野党色を強め、県議会で佐竹知事と向き合うことになる。

(2011/04/13 付)

1681チバQ:2011/04/14(木) 23:06:34
http://www.sakigake.jp/p/special/11/kengisen/feature/05/article_03.jsp
激戦を終えて 県議会の行方
[少数会派と無所属]
新旧交代印象付ける
 「社民党県連幹事長の敗北であり、おわびしたい」。県議選投開票日の10日夜、6選を阻まれた大館市選挙区の石田寛氏は、約70人の支持者を前に深々と頭を下げた。


大館市選挙区で落選し、敗戦の弁を述べる社民党の石田氏。県連幹事長の敗戦は党関係者に衝撃を与えた=10日、大館市御成町 自民、社民両党の現職3人に、告示直前に出馬表明した民主党新人が挑んだ選挙戦。石田氏は新人の猛追に遭い、小差で敗れた。現役幹事長の落選に、党関係者の間に衝撃が広がった。

 東日本大震災を受けた選挙運動自粛の影響、党勢衰退に伴う支持者の減少…。さまざまな敗因が挙がっているが、2009年知事選で自民党と共に佐竹敬久知事を支持したことがマイナスに働いたとの見方もある。

 秋田市選挙区で再選を果たしたものの、前回より4千票近く減らした社民党県連の石川ひとみ代表は「支持者の中には以前から、なぜ自民党と同じ佐竹知事を支援したのかという疑問があった」と振り返り、秋田市選挙区も含めて、票が流れる一因となったことを認める。

 党公認で当選したのは、石川氏と能代市・山本郡選挙区の元職宮腰誠氏の2人。大仙市・仙北郡選挙区で推薦した無所属新人の加藤麻里氏がトップ当選を果たしたことが、党にとって唯一の救いだった。

 県議会の社民党会派は加藤氏を加え、改選前と同じ3人を辛うじて確保。石川氏は「『なれ合い議会』と批判されているが、無駄な対立を招くことがいいとは思っていない」と語り、佐竹知事に是々非々の姿勢で臨む考えだ。

 共産、公明両党は秋田市選挙区の現職各1人が手堅く票をまとめ、改選前の議席を維持。国民新党は同選挙区の現職石川錬治郎氏が落選し、議席を失った。

 みんなの党も、公認候補が2人とも落選する厳しい結果に終わった。それでも、同党の寺田典城参院議員は「完全野党の民主党の新人3人が議席を得たので、チェック機能が働くようになるのではないか」と前向きに受け止める。

 前知事の寺田氏は選挙戦で、民主党と共に「なれ合い議会」批判を展開。みんなの党は国政で民主党と立場を異にするが、県政では民主党と連携し、一定の影響力を保持したいとの思惑がうかがえる。

 今回の県議選は、現職6人が落選する一方、新人8人が変化を求める有権者の支持を集めて初当選。「新旧交代」を印象付ける選挙戦でもあった。

 8人のうち、無所属は加藤氏を含め5人。投開票日以降、複数の会派が無所属新人に対する勧誘に乗り出した。「県政与党会派で活動していく」と自民党入りを決めた新人がいれば、「政党には縛られたくない」と無所属系の会派入りを検討している新人も。思惑が交錯する中、県議会の会派構成は来週中に固まる見通しだ。

(2011/04/14 付)

1682チバQ:2011/04/14(木) 23:20:06
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000651104120001
県議選振り返って(上) 民主党
2011年04月12日


初当選した民主新顔の沼谷純氏(右)と握手して喜ぶ寺田学・党県連幹事長=秋田市

 10日深夜、民主党県連幹事長の寺田学衆院議員(34)は終始、笑顔だった。


 午後10時20分ごろ、寺田氏は横手市選挙区で当選を決めた小原正晃氏(34)と万歳。事務所に集まった支持者に大声で当選を知らせる仕切り役にもなった。


 その後、秋田市に移動。午後11時半ごろ、秋田市選挙区で当選確実となった沼谷純氏(38)と万歳し、手を握り合った。沼谷氏が支持者らを前に初当選の喜びを語った際は、「まるで政治家みたいだ」と茶々を入れ、会場を沸かせた。


 民主党の公認候補は8人中、新顔3人が当選。寺田氏は選挙結果について記者に聞かれると、「善戦だと思う。県民が県議会に変化を求めている証しだ」と自信たっぷりに語った。


 小原氏と沼谷氏の2人に立候補するよう口説いたのは寺田氏だ。4年前の県議選に続いての誘いに、小原氏は年間3億円の売り上げを誇る「道の駅」の社員を辞め、沼谷氏は県庁を退職し、出馬した。地元が同じ小原氏と寺田氏は政治家になる前からの友人で、沼谷氏とは秘書を通しての知り合いだ。


 いずれも知名度は低かったが善戦。沼谷氏は9800票を獲得し、定数13に対して19人が立った混戦の秋田市選挙区で4位当選した。勝因には、若さに期待する人たちの支持を得たほかに、党県連で作ったマニフェストの効果がある。


 「なれあい議会を変える」「議員報酬カット」の項目を並べ、「議会は今のままでいいですか」とわかりやすく問いかけた。初当選した3人のうち、唯一政治家経験があり、告示3日前に立候補を表明した大館市選挙区の虻川信一氏(65)も「マニフェストに助けられた」と当選後、県連幹部に明かしたという。


 一方で、ただ一人の現職候補だった横手市選挙区の小田嶋伝一氏(75)は、小原氏の次点となり、涙をのんだ。小田嶋氏は「党勢拡大という十字架を背負っての戦いだった」と振り返ったが、選挙戦当初から、小原氏との「民主支持票の分散」を懸念していた。


 政権与党の民主党にとって、「地方勢力拡大」は今回の選挙の大きな課題だった。昨夏の参院選で民主現職候補が自民の新顔候補に大敗を喫した直後、党県連は、県議選で全選挙区に公認候補を立てる目標を掲げる。しかし、なかなか進まない。公募もしたが、決まらず、寺田氏ら幹部が知人らを「一本釣り」して候補者をそろえた。


 年末、県連幹部の足並みの乱れもあらわになった。党県連は当初、公認の新顔候補をもう1人予定していた。これに対し、京野公子衆院議員(61)が寺田氏らの擁立方法を「強引だ」と批判。県議会で統一会派を組む「新みらい」との兼ね合いで、党本部は、この新顔候補の公認を見送った。


 選挙戦に入っても5人の国会議員が応援する候補者ははっきりと分かれ、不和は一層色濃くなった。


 京野氏は選挙戦を振り返り、「今回のような戦いでは、地方の議員は増やせない。党勢拡大どころか、敵を増やすだけだ」と憤る。また、「自民党ならこんなに乱暴な選挙をしない。だから、いつまでも地方で自民にかなわないんだ」とも言う。


 実際、小田嶋氏を支持した民主支持層からの反発は必至で、すでにこんな声が上がっている。「民主党とはいったい何なんだ。何を支持したらいいんだ」


 しこりを残した県議選。党県連は立て直しを迫られる。とはいえ、新顔3人が「県議会改革」を訴えて有権者の支持を得たことは大きい。過半数を維持した自民党支配の県議会に臨む3議席の責任は重い。(斉藤寛子)

1683チバQ:2011/04/14(木) 23:20:37
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000651104130001
県議選振り返って(下) 自民党
2011年04月13日


自民現職候補の出陣式には、多くの支持者が詰めかけた=秋田市

 「あー、落ちちゃったのか」。10日午後9時半ごろ、大館市の事務所で、自民現職の鈴木洋一氏(67)が表情を曇らせた。目線の先の壁には、大館市選挙区(定数3)の開票結果が張られていた。「鈴木13855、佐藤10524、虻川8686、石田8183」


 自身はトップ当選。喜びはあるものの、社民現職の石田寛氏(64)の落選に驚きを隠せなかった。集まった支持者らもどよめいた。政党は異なるが、石田氏は県議を5期務めた同期。県議会では手の内を知り尽くした仲だ。


 今回の県議選(定数45)では、最大会派の自民党が擁立した現職26人と新顔1人のうち、現職25人が当選。目指していた過半数維持を果たした。しかし、石田氏が落選して民主新顔の虻川信一氏(65)が当選したように、県議会の変化をうかがわせる兆しもみられた。


 男鹿市選挙区(定数1)で、自民党の強固な地盤を切り崩す結果が出たことも、その兆しを大きくしている。ここでは、自民現職の下間俊悦氏(51)が、無所属新顔の菅原広二氏(59)に2314票の差をつけられて落選した。菅原氏が地元企業や団体の支援を受けたほか、渡部幸男市長の支持者も取り込んだのに対し、下間氏は伸び悩んだ。


 秋田市選挙区(定数13)でも、県議会改革などを訴えた民主新顔の沼谷純氏(38)が9800票を獲得して4位で当選。病児保育所の設置などを訴え、女性からの支持を集めた無所属新顔の丸野内胡桃(くるみ)氏(66)が8764票を得て5位で当選。いずれも自民現職3人の票数を上回った。


 同選挙区では、無所属新顔がもう2人初当選した。元秋田銀行員の三浦茂人氏(52)は教育環境の充実などを訴え、地元の外旭川地区を中心に得票した。若者の雇用創出などを主張した元市議のまるさん(56)はタレントの知名度があり、浮動票を集めることに成功した。


 一方で、多選議員は自民党に多い。秋田市選挙区の北林康司氏(69)は7選、大館市選挙区の鈴木氏と由利本荘市選挙区の佐藤健一郎氏(59)は6選、秋田市選挙区の富樫博之氏(55)ら5人は5選となった。


 さらに、自民党県連は今後、無所属の当選者に声をかけて勢力拡大を図る考えだ。改選前は27人だった。県連幹部は、それ以上の人数に増やすことを狙っており、県議会で自民党が大きな影響力を持ち続けることは間違いない。


 これまで、自民党県議に向けられてきた批判は佐竹知事との「なれ合い」だ。佐竹知事が2009年春に就任後、2年間で県議会の否決議案はゼロ。自民党側は繰り返し、「何でも否決すればいいということではない」「是々非々の立場だ」と強調してきたが、今後の県議会で、この言葉はますます問われることになる。


 県議選で現れた変化の兆しは自民党のチャンスでもある。どう受け止め、どう生かすのか。雇用政策や経済復興、少子高齢化への対策など、課題の山積する県政で、最大会派の手腕に期待がかかる。(加地ゆうき)

1684チバQ:2011/04/15(金) 22:07:30
>>463>>466>>1270>>1278>>1386
>>1411>>1868>>1673
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000069-mailo-l05
県議会:新みらい、民主との会派解消 再編が活発化 /秋田
毎日新聞 4月15日(金)11時3分配信

 県議選の結果を受け、会派の再編が活発化。県議選での対立を受け、新みらいは民主党との統一会派を解消した。自民党が過半数を確保しているが、各会派が無所属新人の取り込みを進めている。
 新みらいは現職6人のうち5人が再選。大仙市仙北郡選挙区の樽川隆氏が落選したものの、会派の前身のみらい21に所属していた同選挙区の元職の渡部英治氏が加入。秋田市選挙区で当選した新人の三浦茂人氏も会派入りを検討している。
 県南部を中心に「刺客」を擁立した民主党県連に対しては、12日に全員一致で統一会派解消を決めた。土谷勝悦代表によると「民主党の選挙戦術を見て信頼関係が崩れた」といった意見が相次いだという。
 また、最大会派の自民党には、13日に秋田市選挙区の新人、まるさん(菅原博文)氏が会派入りを表明。自民党は選挙前から1議席減の26議席となる。
 新人3人が当選した民主党は、単独会派で佐竹県政に批判的な姿勢で臨むとみられる。
 県議会では議員4人がいれば会派単独で議案提出ができ、5人がいれば交渉会派となって2月定例議会で代表質問ができる。【野原寛史】

4月15日朝刊

1685チバQ:2011/04/15(金) 22:34:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000073-mailo-l05
北秋田市長選の公選法違反:有罪判決不服と元鷹巣町長控訴 /秋田
毎日新聞 4月15日(金)11時4分配信

 09年の北秋田市長選で落選後、公職選挙法違反(買収など)に問われ秋田地裁で懲役1年執行猶予2年の判決を受けた元鷹巣町長、岩川徹被告(62)は14日、判決を不服として仙台高裁秋田支部に控訴した。
 判決によると、岩川被告は同市の男性=同法違反で懲役10月執行猶予3年確定=に投票とりまとめの報酬として現金30万円を渡した。
 岩川被告は「現金は車の運転のアルバイト代で選挙運動は依頼していない」と一貫して無罪を主張していた。【小林洋子】

4月15日朝刊

1686チバQ:2011/04/20(水) 00:03:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110419-OYT1T00439.htm?from=nwla
福島・矢祭町長選、住基ネット接続是非が争点に

 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)への不参加を続けている福島県矢祭町の町長選が19日告示され、新人で前町議の鈴木正美氏(53)(無所属)と現職で再選を目指す古張允氏(70)(無所属)が立候補を届け出た。

 町長選が実施されるのは28年ぶり。住基ネットへの接続の是非が争点となる。

 鈴木候補は「利便性の向上を図るべきで、今のままでは町は一歩も進まない」として、住基ネットへの参加を訴えて立候補。第一声で「皆さんの前で住基ネット問題を話してきたが、この公約を柱として実行していきたい」と強調した。

 一方、「町民のプライバシーを守るのが町長の仕事」と主張してきた古張候補は、第一声では住基ネットに触れず、「独立独歩の町づくりを進め、全国に誇れる町にしてきた。今後も安全、安心で暮らせる町をつくるのが使命」と実績を訴えた。

(2011年4月19日11時16分 読売新聞)

1687チバQ:2011/04/21(木) 00:09:39
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201104190587.html
風間浦村長選は3氏の争い 板柳町長選は現新一騎打ち
2011年4月20日

 統一地方選の後半戦は19日、2町村長選と15町村議選が告示された。風間浦村長選は新顔3人による争い、板柳町長選は現職と新顔の一騎打ちになった。15町村議選は定数177に対して206人が届け出た。このうち野辺地、横浜、階上の3町議選は無投票で当選が決まった。また、板柳町議補選も告示され、2人が届け出た。いずれの選挙も3市議選と同じ24日に投票があり、即日開票される。

    ◇

 板柳町長選は、4選を目指す現職の舘岡一郎氏(68)と元町議の新顔、松森俊逸氏(55)の無所属同士の争いになった。2人は三つどもえの戦いとなった前回町長選でも対決しており、2度目の今回は文字通りの一騎打ちとなった。

 舘岡氏は、選挙事務所前で「日本一のりんごの里づくりを進める決意を一生懸命訴え、選挙戦を戦い抜きたい」と強調。リンゴの産業振興、福祉や学校教育の充実を訴え、引き続き町政を担う意欲を示した。

 松森氏は「変えよう!板柳」を掲げ、選挙事務所前で演説。「今やらなければならないのは、490万円の町長車購入でなく、町民負担を減らすこと」などと力説。持論の個人住民税1割減税などを訴えた。

 同町は町立の病院を含めた財政の改善なども課題。リンゴ産業の振興による町民の所得向上や、かげりが見える地元商店街の活性化策などが問われている。

 同時に告示された町議補選(被選挙数1)は元職と新顔各1人が立った。

    ◇

 横浜力村長が県議へ転出した風間浦村長選は無所属の新顔3氏が立候補。一昨年の住民投票で、むつ市と合併せずに単独での存続を決めた村の新たなリーダーを選ぶ選挙となる。

 告示4日前に出馬表明した飯田浩一氏(50)は07年の村長選で横浜村長と競り合い、6票差で敗れた。県内有数の高齢化率となった村で、「お年寄りの暮らしを少しでも安定させられるよう努めたい」と訴える。

 阿部利行氏(63)は「単独」を主導してきた住民組織の会長。村長選に早々と名乗りを上げ、村議の多くと合併の旗振り役だった横浜前村長も応援する。村の自立へ、「むらづくり基本条例」の策定に取り組む。

 大久保利夫氏(68)は5月19日に告示される知事選へ出馬表明していたが、福島第一原発の事故を受け、急きょ村長選へ立候補することを決めたという。水道の基本料金無料化などを訴えている。

1688チバQ:2011/04/21(木) 22:55:12
http://www.asahi.com/politics/update/0420/TKY201104200238.html
内閣府課長補佐、福島・南相馬の副市長に 要請受け派遣2011年4月20日13時9分
. 総務省は20日、内閣府沖縄振興局総務課課長補佐の村田崇氏(36)を25日付で福島県南相馬市に副市長として派遣することを明らかにした。村田氏は総務省出身。24日付で同省を退職し、副市長に就任する。南相馬市は、福島第一原発事故で一部住民が避難指示対象になっている。総務省は同市の要請を受け、職員派遣を決めた。
.

1689名無しさん:2011/04/23(土) 21:06:57
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/04/post_759.html
東日本大震災津波・岩手からの報告

日本一新の会 達増拓也(岩手県知事)
 「日本一新メルマガ」への投稿は、大震災津波後、初めてになります。岩手県や県内被災地に対し、全国から、世界から、多くの支援、お見舞い、激励をいただいています。この場を借りて、感謝申し上げます。

 また、大震災で犠牲になられた方々、その関係者の方々に、心からの哀悼の意を捧げます。

 発災翌日の3月12日、岩手県選出参議院議員である平野達男内閣府副大臣が、23人の事務方と共に岩手入りし、岩手県庁内に政府の現地連絡対策室を立ち上げました。事務方は、内閣府の防災担当参事官の下に各省庁の若手で構成。県庁内には、11日のうちに自衛隊の連絡窓口もでき、その後、北東北3県を管轄する第9師団の司令部が青森市から岩手県庁に移されました。

 これにより、発災当初から、被災地が直面する課題について国と地方自治体の職員が共同で解決する体制ができました。同じころ、県は、停電と通信途絶の中で、12の沿岸市町村全てに本庁職員を派遣して、状況を把握し、初動を支援しました。市町村と、県と、国の各省庁がつながって、人命救助、避難、応急復旧、被災者支援を展開しました。避難所のケアは、自衛隊に負うところ大です。

 工場で研修をしていた中国人が多数被災したので、外務省の中国語ができる職員にすぐ来てもらいました。被災市町村の行政機能が大きく損なわれており、県や他市町村からの大規模な支援が必要だということで、市町村行政に詳しい総務省職員に来てもらい、支援体制作りを手伝ってもらいました。その他にも、いろいろと、現場の要請で各省庁に動いてもらいました。後に政府が決めた被災地支援策のかなりの部分は、市町村、県、各省庁の事務方の「現場力」で作り上げたといえます。

ガソリンなどの燃料不足が長く続いた件は「現場力」では対応しきれず政府による全国的な調整力と指導力の不足がたたりました。なお、宮城県の政府現地連絡対策室担当の東祥三内閣府副大臣が岩手の被災地入りした時に、仮設ガソリンスタンドの設置を現地で決めてくれ、すぐ実行されたのは助かりました。

 「政治主導」を感じたのは、がれきの処理です。樋高剛環境政務官が政府のがれき処理プロジェクトチームの座長となり、関係省庁の事務方を糾合し、平時であれば1年かかるような省庁間調整を2、3日で終わらせました。阪神淡路大震災時を上回る財政措置も決まりました。がれき問題は被災市町村長が抱える最大の悩みの一つであり、大いに助かりました。樋高政務官は、中選挙区時代に小沢一郎秘書として陸前高田市などの今回の被災地を担当しており、かつて一軒一軒歩いた家ががれきとなってしまった、そのがれきの問題は何としても解決しなければならない、と言っていました。

1690名無しさん:2011/04/23(土) 21:07:23
>>1689続き

 発災直後、私が被災地の市町村長さん達にお願いしたのは、住宅地図で一軒一軒確認するように被害状況を把握すること、名簿をしっかり作って住民の安否状況を把握すること、でした。住宅地図と名簿は、小沢一郎さんに習った選挙手法でもあり、災害対策本部長の仕事は選挙対策本部長の仕事と共通点がある、と思いました。

 また、私は津波の被害を受けなかった内陸の市町村長さん達に集まってもらって沿岸支援への協力をお願いし、さらに、県内の諸団体に被災地支援をお願いする文書を作って協力を依頼しました。目的を達成するために、より多くの団体、企業、個人の支援を取り付けていく、というのも選挙の手法に似ています。選挙において有権者の力を結集して為すべきことを実現する手法は、災害においてあらゆる力を結集して被災者を救う手法と共通するのです。

 ちなみに、団体対策に強い自民党本部は今回の災害でも動きがよく、経団連と被災県を直接結ぶホットラインは、経団連の機関紙で喧伝されていますが、自民党災害対策本部が仲介してくれたものです。

 がれき処理で財務省が前例のない財政措置を認めたのには、小沢一郎さんのはからいがあったと思います。小沢一郎さんが岩手入りした時、私との会談では「県は補正予算でいくら確保したか」とか「国の本予算には○兆円の予備費があるから、まずそれを使えばよい」とか、財政的な話が中心になりました。財務省筋から、かなり情報を得ており、また財務省に対してかなり影響を及ぼしているな、という印象を受けました。がれき処理以外でも、財務省が前例のない財政措置を認めた分野がいくつかあります。

 私は、平安時代の中央政府による東北平定の歴史を踏まえ「東祥三さんは宮城駐在の征夷大将軍、平野達男さんは岩手駐在の鎮守府将軍。今回は地方勢力と力を合わせて東北の平安のために働いていますが、小沢先生こそ2人の将軍の上にいる大将軍だと思っていますからね」と言いました。小沢一郎さんは、「はっはっは」と笑うだけでしたが、本人も大将軍的な立場を自覚していろいろ手を打っているのだな、と私は感じました。

 それから、仙台空港を在沖縄米軍が片付けたのは、新進党から自由党のころに小沢側近と呼ばれていた元衆議院議員の米津等史さんの働きかけによるものだったようです。米津さんは普天間問題の関係で在沖縄米軍と一緒に仕事をしており、大震災津波後、仙台空港が放置されているのをテレビで見て、在沖縄米軍に片付けられないかと持ちかけたところ、じゃあやろう、ということになった由。ここでも小沢一郎の弟子が奔走していました。

 大震災津波そのものによる被害への対策については、「小沢力」がかなり有効に働いていると思います。しかし、今のままでは、「小沢力」が全く生かされないのが、原発対策です。本人も、そこが一番もどかしいと感じているのではないでしょうか。

★   ★   ★
◎日本一新の会事務局からのお願い

この論説は「メルマガ・日本一新」の転載で、日本一新の会が、週一回発行しています。購読を希望される方は、「 http://www.nipponissin.com/regist/mail.cgi 」から仮登録してください。折り返し案内メールが届きますので「規約」をお読み頂き所定の手続をお願いします。

少なからず不着メールがありますので、仮登録後に数日経っても案内メールが届かない場合は、「info@nipponissin.com」へご一報下さい。

投稿者: 《THE JOURNAL》編集部 日時: 2011年4月22日 23:28 | パーマリンク

1691チバQ:2011/04/24(日) 19:04:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000130-mailo-l05
県議会:自民27議席を維持 新勢力図が確定 /秋田
毎日新聞 4月23日(土)13時5分配信

 県議会の会派結成届が22日に締め切られ、県議会(定数45)の新たな勢力図が確定した。最大会派の自民党は無所属の2新人を加えて改選前と同じ27議席となり、引き続き県政運営に強い影響力を持つこととなった。
 新しい会派構成は、自民党27▽新みらい7▽民主党、社民党各3▽いぶき2▽公明党、共産党、県民の声各1。
 自民党には秋田市のまるさん(菅原博文氏)と男鹿市の菅原広二氏が加わる。
 第2会派の新みらいは民主党との統一会派を解消。大仙市仙北郡の元職、渡部英治氏と秋田市の新人、三浦茂人氏が入り、中田潤氏が代表に就く。3新人が当選した民主党は単独会派で、秋田市の沼谷純氏が代表を務める。社民党は大仙市仙北郡の新人で党の推薦を受けた加藤麻里氏が会派入りし、3議席を維持した。代表は石川ひとみ氏。
 現職1人が落選したいぶきは、秋田市の新人、丸の内くるみ氏が加わり2議席を維持。公明党、共産党と現職1人が引退した県民の声はそれぞれ1人会派となる。【野原寛史】

1692チバQ:2011/04/24(日) 19:05:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110424-OYT8T00005.htm
県議会県政ク存続へ
代表落選 社民系議員離脱を回避
 県議会の県政与党会派である県政クラブは23日、山形市内で会合を開き、議会の新体制後も従来の枠組みで存続することを申し合わせた。県議選で会派代表の土田広志氏(酒田市・飽海郡区)が落選したことから会派の求心力に黄信号がともったが、民主党2人と無所属2人、社民党2人の計6人の枠組みを維持する方向で了承。さらに、民主党と社民系の新人各1人が加入する可能性もあり、会派は最大で8人となる見通しだ。

 県議選では、土田氏が事実上、同じ会派を構成する社民党の推薦を受けた新人の金子敏明氏と争って落選し、会派内でしこりが生じた。21日の全員協議会では、一部議員から、同じ枠組みで存続することに抵抗を示す意見が上がったことから、派内で調整を続けていた。

 23日に山形市内のホテルで開いた会合では、「吉村県政を支える」という原点に立ち戻り、志を同じくする議員が改めて歩調を合わせることを確認。会派は、議会で代表質問ができる交渉団体の要件となる5人以上を満たし、社民系議員が会派を離脱する事態は回避された格好だ。

 県政クラブの県議選当選者は木村忠三(無所属)、阿部昇司(民主)、吉村和武(同)、楳津博士(無所属)、広谷五郎左ェ門(社民)、高橋啓介(同)の6氏。これに民主公認の石黒覚氏、社民推薦の金子氏の両新人が加われば改選前と同じ8人となり、最終調整を進めている。

 会派は、26日に県に会派届けを提出する。

(2011年4月24日 読売新聞)

1693チバQ:2011/04/24(日) 22:44:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110424/elc11042421310008-n1.htm
住基ネット拒否の現職再選 28年ぶり福島・矢祭町長選
2011.4.24 21:48
 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)への接続の是非が争点となった福島県矢祭町長選は24日、接続を拒否している現職、古張允氏(70)が接戦の末、新人の元町議、鈴木正美氏(53)を破り、再選を果たした。昭和58年以来28年ぶりの選挙戦で、投票率は87.23%。

 古張氏は2360票、鈴木氏は2314票で46票差だった。古張氏の再選で矢祭町は住民基本台帳法で義務付けられた住基ネット接続を拒否する違法状態が続くことになる。

 矢祭町では、6期24年町長を務めた根本良一氏(73)が住基ネット不参加などを推進。古張氏は後継者として前回選挙で無投票当選した。古張氏は今回も「住基ネットに接続する考えはない」と強調。鈴木氏は「住民情報が丸裸にされるわけではない」と接続を訴えたが、及ばなかった。

1694チバQ:2011/04/24(日) 22:46:15
元衆院議員、近江屋信広氏(61)の無所属新人2人を破り
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110424/elc11042422080010-n1.htm
小畑氏、現役最多の6選 秋田県大館市長選
2011.4.24 22:29
 秋田県大館市長選は24日、無所属現職の小畑元氏(62)=自民推薦=が、元市議の福原淳嗣氏(43)と元衆院議員、近江屋信広氏(61)の無所属新人2人を破り、6選を果たした。全国の現役市長で最多当選。投票率は74.17%だった。

 選挙戦は小畑市政継続の是非が最大の争点となった。小畑氏は5期20年の実績を強調し、雇用確保や農林業の立て直しなどを訴えて支持を広げた。2新人は世代交代や多選批判を繰り広げたが、及ばなかった。

1695名無しさん:2011/04/25(月) 22:10:08
>>1686>>1693
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000135-mailo-l07
統一地方選:’11年ふくしま 矢祭町長選 古張氏が再選 /福島
毎日新聞 4月25日(月)12時59分配信

 ◇住基ネット不接続訴え
 東日本大震災の中で行われた統一地方選は24日、県内では4選挙が投開票された。唯一の首長選となった矢祭町長では、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)不接続を訴えた無所属現職の古張允(まこと)氏(70)が、前町議で無所属新人の鈴木正美氏(53)を破って再選を果たした。
 同町長選は83年以来28年ぶりの選挙。当日有権者数は5421人、投票率は87・23%(前回97・10%)だった。住基ネット接続の是非や、根本良一前町長の町政を引き継いだ現職の1期4年の町政運営が争点となった。
 古張氏は「個人情報漏えいの可能性がある」と住基ネット不接続を主張。知名度を生かして優位に戦った。鈴木氏は接続を訴えたが出馬表明が4カ月前と出遅れたのが響いた。
 ◇新議員次々と
 3議員選もあり、それぞれ開票された。投票率は▽喜多方市議選(定数26)69・27%(前回07年82・05%)▽南会津町長選(同18)83・67%(同86・74%)▽北塩原村議選(同12)84・19%(同89・49%)だった。
 県内統一選は当初、10日と24日の投開票で▽県議選▽9市町村長選▽22議員選−−の32選挙が予定されていた。しかし浜通りが津波で大きな被害を受けたうえ、福島第1原発事故で住民が県内各地の体育館などに避難。県議選や会津若松市長選など25選挙が延期された。
 実施7選挙のうち、▽古殿町長選▽玉川村長選▽鮫川村議選−−は無投票だった。統一地方選とは別に矢祭町議補選も投開票された。【種市房子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆町長選開票結果
 ◇矢祭町=選管最終発表
当 2360 古張允  70 無現
  2314 鈴木正美 53 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇矢祭町長略歴
古張允(こばり・まこと) 70 無現(2)
 町長▽牛乳販売業[歴]町議▽副町長▽日本高等国民学校

4月25日朝刊

1696名無しさん:2011/04/25(月) 22:11:52
>>1421>>1694
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000125-mailo-l05
統一地方選:’11年あきた 大館市長選 小畑氏、接戦で6選 /秋田
毎日新聞 4月25日(月)12時58分配信

 統一地方選の後半戦として24日、県内では大館市長選と同市議選、秋田市議選、上小阿仁村長・村議選の投開票があった。このうち大館市長選は無投票だった07年の前回とは一転して現新3人による激しい選挙戦が繰り広げられ、幅広い組織を軸に支持を広げた無所属で現職の小畑元氏(62)=自民推薦=が6選を果たした。
 ◆大館市長選
 ◇小畑氏、接戦で6選 知名度と組織力で、2新人の多選批判かわす
 大館市長選は、現職の小畑氏が新人で市民団体代表の福原淳嗣氏(43)、元衆院議員の近江屋信広氏(61)を退けた。
 当日有権者数は6万6266人(男3万398人、女3万5868人)で、投票率は74・17%だった。
 当選した小畑氏は事務所で200人を超える支持者を前に「かつてない厳しい選挙だった。安心して暮らせる都市づくりと、震災被災地の救援に一致団結して当たりたい」とあいさつ。選挙期間中の手応えについて「ここで辞めないでほしいという声が大変多く心強かった」と振り返った。
 05年の比内・田代の旧2町編入合併後初めての選挙戦。小畑氏は知名度を生かし、約50の後援会組織をてこに、推薦を得た約300の各種団体や企業に加え初めて市職労の支持も取り付けた。
 多選批判に対しては、喫緊の震災被災地支援や避難者の受け入れ、さらに雇用の確保や民活による行革、限界集落のサポートなど山積する課題を掲げて「克服するには実績と経験が必要」と訴えた。
 福原氏は世代交代を求め、知人らでつくる「大館力再生市民会議」を支持母体に街頭演説を軸にした草の根選挙を展開。小畑氏に約2600票差まで迫ったが、多選批判票が近江屋氏と割れたこともあり涙をのんだ。
 近江屋氏も市政転換を訴え、自民党本部職員や国会議員の経験を生かした政策立案や実行力をアピールしたが小畑、福原両氏の間に埋没する形で支持を伸ばせなかった。【田村彦志】
 ◇大館市議決まる
 市長選と同時に実施された大館市議選(定数28)には、現職22人、元職9人、新人8人の計39人が立候補。開票作業の結果、新議員が決まった。投票率は74・16%で、市長選が無投票だった前回を3・05ポイント下回った。【田村彦志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆市長選開票結果
 ◇大館市=選管最終発表
当 19665 小畑元   62 無現
  17032 福原淳嗣  43 無新
  11892 近江屋信広 61 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇大館市長略歴
小畑元(おばた・はじめ) 62 無現(6)
 [元]建設省建設経済局国際課海外協力官▽米代川流域林業活性化センター長[歴]青森大教授▽東大=[自]

1697名無しさん:2011/04/25(月) 22:12:21
………………………………………………………………………………………………………
 ◆上小阿仁村長選
 ◇現職・小林氏との激戦制し、中田氏が初当選
 無所属の現職と新人の一騎打ちとなった上小阿仁村長選は、新人で前村議の中田吉穂氏(60)が現職の小林宏晨氏(73)を破り初当選を果たした。当日有権者数は2490人(男1167人、女1323人)、投票率は90・48%だった。
 中田氏と小林氏は、告示前から村を二分する激しい前哨戦を展開。告示の約1カ月前に出馬表明した中田氏は「小林氏の村政運営は独善的」と批判し「住民目線による透明な村政の実現」を訴えた。若者定住と雇用創出対策▽教育の充実と子育て支援策▽高齢者を見守る「お隣ネットワーク」づくり▽農林業・商工業振興策−−などを公約に掲げ、広く支持を集めた。
 小林氏は連日村内20カ所で街頭演説を行い村営水道料金の引き下げや議会定数2増、無医村解消などを主張したが浸透せず、再選を果たせなかった。
 同時に行われた村議選(定数8)にはいずれも無所属の現職5人、新人5人が立候補。投票率は90・44%だった。【田村彦志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆村長選開票結果
 ◇上小阿仁村=選管最終発表
当 1227 中田吉穂 60 無新
   955 小林宏晨 73 無現
………………………………………………………………………………………………………
 ◇上小阿仁村長略歴
中田吉穂(なかた・よしお) 60 無新(1)
 建設会社員▽沖田面自治会長[歴]村議▽米内沢高
………………………………………………………………………………………………………
 ◇秋田市議選は投票率50・40%
 前回より定数が3減となった秋田市議選(定数39)には、現職31人、元職2人、新人17人の計50人が立候補した。
 当日有権者数は26万3881人(男12万2166人、女14万1715人)。大震災を受けて県議選同様に街頭での選挙活動を控えめにする候補者が多く、投票率は50・40%と河辺、雄和両町との合併後最初の選挙だった前回の56・76%を6・36ポイント下回った。【坂本太郎】

4月25日朝刊

1698名無しさん:2011/04/25(月) 22:14:08
>>1687
>告示4日前に出馬表明した飯田浩一氏(50)は07年の村長選で横浜村長と競り合い、6票差で敗れた。

http://www.news24.jp/nnn/news876852.html
風間浦村長選飯田浩一さん初当選
(青森県)24日投票が行なわれた風間浦村長選挙で新人の飯田浩一さん50歳が初当選を果たした。開票結果、飯田浩一929票、阿部利行さん763票、大久保利夫さん61票。元村議会副議長の飯田さんは4年前の村長選で現職に敗れたが今回はほかの新人2人を制した。
[ 4/25 11:25 青森放送]

1699名無しさん:2011/04/25(月) 22:16:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000088-mailo-l03
’11統一選:北上市長選 新市長に高橋敏氏 高橋孝氏破り初当選 /岩手
毎日新聞 4月25日(月)12時11分配信

 東日本大震災の影響で知事選や県議選が延期になった県内の統一地方選で、予定通りだった北上市長選と矢巾、西和賀の2町議選が24日、投開票された。北上市長選は、ともに無所属新人で、NPO法人顧問の高橋敏彦氏(56)=公明推薦=が元北上市議の高橋孝二氏(64)を破り、初当選を果たした。【湯浅聖一、山中章子】
 北上市長選で伊藤彬市長の路線継承を訴えて初当選した高橋敏氏の事務所では、当確の知らせが入ると、支持者から大きな歓声が起こった。高橋敏氏は「地方財政は厳しいが、東日本大震災で生活しやすい都市の形が見えた。市民と一緒に『まち育て』の心で北上だけでなく、岩手や東北を元気にしたい」と抱負を語った。
 高橋敏氏は「持続的発展都市を形成したい」と今年1月に立候補を表明し、伊藤市長の後援会や地元経済団体などの支援を受けた。震災後は3月末まで被災地への救援活動に携わり、政治活動を自粛したが、再開後は組織力を生かしながら地区内をきめ細かく回り、支持を広げた。
 高橋孝氏は第三セクターへの財政支援などを例に「税金の使い方に公平・公正さが欠けている」と伊藤市政を批判し、「変革」を訴えた。勝手連による草の根運動も展開したが、震災に伴う自粛ムードで選挙戦が今ひとつ盛り上がらず、票を伸ばせなかった。
 当日有権者数は7万4003人(男3万5698人、女3万8305人)。投票率は55・11%で、前回の46・83%を上回った。
 矢巾町議選の当日有権者数は2万1392人、投票率58・38%。西和賀町議選は5921人、90・34%だった。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇伊藤市政に一定評価
 有権者は伊藤彬市長の後継を掲げた高橋敏彦氏を北上市の新しいリーダーに選んだ。3期12年にわたり市民と協働のまちづくりを進めてきた伊藤市政に対する一定の評価が示された結果といえる。
 しかし、今年度から始まった市の経営改革は、市が管理する施設の廃止や地区への移管、市税の税率の引き上げも盛り込み、市民に重い負担を強いている。一方で第三セクターへの財政支援は「甘過ぎる」と批判され、市民の不信感を招いた。
 高橋敏氏は、三セク運営や夏油高原スキー場の存廃について「市民参加の政策評価をしたい」との考えを示している。注目されている問題だけに、開かれた議論と徹底した情報公開が求められる。
 このほか、市は約958億円の借金を抱え、財政再建は喫緊の課題だ。NPO法人で取り組んだまちづくりの経験を、どのように政策に生かしていくのか。手腕が問われている。【湯浅聖一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇北上市長略歴
高橋敏彦(たかはし・としひこ) 56 無新(1)
 NPO法人顧問[歴]北上JC理事長▽設計事務所代表▽県政策評価委員会委員▽日大院=[公]
………………………………………………………………………………………………………
 ◆無投票当選者
 ◇矢巾町長略歴
川村光朗(かわむら・みつろう) 70 無現(4)
 矢巾観光開発社長[歴]町総務課長・助役▽盛岡農高

4月25日朝刊

1700名無しさん:2011/04/25(月) 22:17:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110425-OYT8T00156.htm
北上市長に高橋敏彦氏

 無所属の2新人が立候補した北上市長選は24日、投開票が行われ、NPO法人顧問の高橋敏彦氏(56)=公明推薦=が、前市議の高橋孝二氏(64)を破って初当選を決めた。市民は、3期12年の伊藤彬市政の継承・発展を選択した。

 高橋敏彦氏は当選が決まると、支持者が集まる北上市内の事務所に現れて伊藤市長と握手を交わし、笑顔で花束を受け取った。高橋敏彦氏は「今後の沿岸支援もある。北上も被災しており、復旧・復興に向けて新しい北上を作っていこう」と抱負を述べた。

 選挙戦は、3期12年務めて引退する伊藤市長の市政を継承・発展させるか、変革するかを最大の焦点に、厳しい財政や経済・雇用対策などの課題を巡って激しい論戦となった。東日本大震災については、両氏とも内陸部からの復興支援の必要性にも力を入れた。

 高橋敏彦氏は、NPO活動などでの経験をもとに、市民協働による政策評価や、子育て環境の充実などを訴えた。後援会29支部に加え、経済界も支援し、固い組織で支持を広げた。

 一方、高橋孝二氏は、市政の変革を訴えたが及ばず、「知名度不足だった。これ以上の戦いは自分にはできなかった」と肩を落とした。

■現市政継承より変革を選択

 変革よりも、現市政の継承・発展。それが、12年ぶりの本格的な選挙戦となった北上市長選で市民が下した判断だった。

 企業集積が進む北上市の基礎は、長年にわたる積極的な企業誘致で作られた。反面、繁栄のツケともいえる負担もあり、現職・伊藤彬市長は課題だった北上地区広域土地開発公社の解散や、財政再建の道筋をつける経営改革をスタートさせる決断をして、引退を決めた。

 引き継ぐ新市長にとっては、厳しい財政、長引く不況に加えて、震災でダメージを受けた経済・雇用状況の改善など、課題が山積している。内陸部の主要都市として、どう沿岸被災地を支えていくかも問われる。

 高橋敏彦氏には、NPO活動で得た広い人脈や、市民協働を推進してきた経験がある。若さもある。「北上の力は市民力」という新リーダーが、その力を生かして北上をどんな街へ育てていくのか。期待したい。

(藤吉恭子)

当 21,784 高橋 敏彦56無所属新

  18,418 高橋 孝二64無所属新

(選管確定)

(2011年4月25日 読売新聞)

1701名無しさん:2011/04/25(月) 22:35:54
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201104240216.html
首長・新議員、顔ぶれ決まる 統一地方選後半戦
2011年4月25日

 青森県の統一地方選の後半戦となる板柳町、風間浦村の首長選と弘前、八戸両市議選、12町村議選は24日、板柳町議補選とともに投開票された。前回も立候補した2人の激戦となった板柳町長選は、舘岡一郎氏(68)が4選。新顔3人が争った風間浦村長選は、元村議会副議長の飯田浩一氏(50)が制した。3月の東日本大震災の影響もあり、暮らしや経済の立て直しが争点になったが、選挙運動を自粛する動きがあった八戸市議選は投票率が45.39%となり、前回を10.20ポイント下回った。他の市町村でも深夜までに新しい顔ぶれが続々と決まった。

■板柳町長に舘岡氏4選

 「日本一のりんごの里づくり」を掲げ、板柳町長選を制した現職の舘岡氏は、選挙事務所で支持者らから祝福を受けた。「みなさんの温かい支援をいただいて勝ち取ることができた。住みよい街づくりに一生懸命取り組みたい」と、4期目に向けて決意を新たにした。

 舘岡氏は「政党の推薦は受けない」と無所属で出馬したが、選挙事務所には知事、民主や自民の県連の代表、国会議員らの「祈必勝」の檄文(げきぶん)が壁を埋め、実質的には幅広い支持を受けた。

 舘岡氏自身も精力的に支持者を回り、リンゴを軸とした産業振興に加え、福祉や学校教育の充実などを訴え、町政継続への信任を勝ち得た。

 「変えよう!板柳」と町政刷新を訴えた元町議で新顔の松森俊逸氏(55)は、前回に引き続いての町長選挑戦だったが、現職の厚い支持層を崩せなかった。

■風間浦村長は飯田氏初当選

 風間浦村長選は、前回選挙で6票差に泣いた飯田氏に軍配が上がった。初当選が決まると、「一票の重みを感じる。後戻りできないという覚悟で行政運営に取り組みたい」と語った。

 同村は一昨年の住民投票で、むつ市と合併をせずに単独存続を決め、当時、合併の旗振り役だった横浜力村長は県議へ転出。新たな地域づくりへかじ取り役を選ぶ選挙となった。

 飯田氏は立候補表明が告示4日前。出遅れたが、村のお年寄りに根強い支持を受けた。前回村長選では大間町などとの合併協議を訴えたが、町長就任後は住民投票の結果を尊重し、高齢者支援策として、シルバー人材センター整備や規格外海産物などの商品化を目指すとしている。

 単独存続を主導する「風間浦の未来を考える会」会長の阿部利行氏(63)は横浜氏や村議の多くの支援を受けたが、支持を広げられなかった。

1702名無しさん:2011/04/25(月) 22:37:27
http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201104240160.html
矢祭町長選、古張氏が再選 46票差、町政批判も
2011年4月25日


矢祭町長選で再選を決め、万歳する古張允氏(中央)=24日午後9時8分


 福島県内の統一地方選は24日、矢祭町長選と喜多方市議選、南会津町議選、北塩原村議選で投開票があり、新しい顔ぶれが決まった。1983年以来、28年ぶりの選挙戦となった矢祭町長選は、現職が新顔候補をわずか46票差でかわして再選。ただ、前町長時代から続く町政の路線に多くの批判が集まる形となった。

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)離脱の是非を争点の一つに、28年ぶりの選挙戦となった矢祭町長選。離脱維持を掲げる現職の古張允氏(70)が、接続を訴えた新顔の鈴木正美氏(53)を破り、再選を果たした。6期24年務めた根本良一前町長時代から続く「独立独歩路線」の継続か変革かが問われた選挙で、町民は継続を選択した。

 古張氏は、住基ネットについても「住民の利便性はまったくない」と離脱を続けると主張した。

 古張氏は「子どもから高齢者まで安心して暮らせる町づくり」を掲げ、具体的には、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ子どもセンターや特産物販売のための共同作業所建設、行財政改革の徹底、町長のトップセールスによる企業・専門学校の誘致などを挙げた。

 副町長などとして長年、町政を担った実績も背景に、町内に張り巡らせた21の後援会支部組織を固め、確実に支持を広げた。

 これに対し、鈴木氏は、町の閉塞(へいそく)感を指摘。「国にノーを言うだけが目的化して、真に住民のための行政をしてこなかった」と現町政を批判し、同級生らと草の根の活動を展開したが、現職の壁に阻まれた。

 当日有権者数は5421人、投票率は87.23%(1987年の選挙以降、無投票)だった。

     ◇

 鈴木氏の町長選出馬に伴う町議補選の開票作業も同日夜、進められた。新顔2人が立候補した。

1703名無しさん:2011/04/27(水) 12:12:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110427-OYT8T00154.htm
県政ク7人に 自民最大32人 県議会会派構成決まる

 県議選で当選した新議員44人の会派構成が26日、決まった。県政与党の県政クラブは存続し、自民党は引き続き全体の7割超を占める最大勢力を維持した。共産党、公明党は、それぞれ1人会派として活動する。無所属は3人。

 各会派は同日、会派届を県に提出した。議会で代表質問ができる交渉団体の要件となる5人以上の議員を抱える会派は、従来と同じ自民と県政クだけ。

 自民は公認の現職と新人計31人に、東置賜郡の無所属新人が加わり、総勢32人。改選前と同数で最大勢力を堅持した。代表は、党県連幹事長の今井栄喜氏(山形市区)が留任した。

 県政クは、改選により現職が2人減ったが、酒田市・飽海郡区の民主党公認の新人が加入。民主公認3人、社民公認2人、無所属2人の計7人で構成する。新たな代表には民主公認の阿部昇司氏(鶴岡市区)が就いた。動向が注目されていた社民推薦の無所属新人は、会派に属さないこととなった。

 共産党は山形市区の現職、公明党は同区の新人が、それぞれ1人会派を結成。鶴岡、新庄両市区の無所属新人各1人は、現時点で会派に属さない。

 新議員の任期は4月30日から4年間。

(2011年4月27日 読売新聞)

1704チバQ:2011/04/28(木) 01:11:01
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110427-OYT1T00412.htm
反原発の社民、青森知事選で候補擁立断念
福島原発
 社民党青森県連は26日、青森市内で常任幹事会を開き、6月5日投開票の知事選で独自候補の擁立を断念することを正式に決めた。

 今後の対応は引き続き協議するが、自主投票の公算が大きくなっている。東京電力福島第一原子力発電所の事故で原子力政策が争点となる知事選に参戦することができず、「脱原発」を党是とする同党の低落傾向に、さらに拍車がかかりそうだ。

 三上武志幹事長は常任幹事会後に記者会見し、「候補者がいないということだ。残念ながら候補者擁立は見送る」と説明した。三上氏によると、核燃料サイクル政策に反対する県内組織など考えの近い民間団体と非公式に協議し、同党が支援できる候補者の発掘を探ったが、合意には至らなかった。

 知事選には3選を目指す三村知事と、民主党県連の山内崇幹事長、共産党県委員会の吉俣洋書記長が出馬の意向を表明済み。社民党は、この3氏への推薦の可能性を含めて協議し、5月7日の常任幹事会で知事選への対応を最終決定したい考え。しかし、三村氏と山内氏は核燃料サイクル政策に賛成の立場で、「脱原発」を掲げる同党が共闘するのは難しい状況。さらに共産党とは友好関係にないため、関係者からは「自主投票しか選択肢は残っていない」(幹部)との声が漏れている。自主投票になれば、前回選に続いて2回目。

 社民党は統一選前半戦の県議選で、唯一の公認候補が落選、県議会の議席を初めて失った。三上氏は会見で、「原発問題の訴えが票に反映されたとは思えない。(知事選を)戦う自信を持てない」と語り、県議選で惨敗したショックも候補者見送りの要因との考えを示した。

(2011年4月27日12時27分 読売新聞)

1705名無しさん:2011/04/28(木) 02:36:16
山内 崇

旧社会党推薦で県議初当選(1995年)→社民党離党→無所属→自民党入党→自民党離党→無所属→民主系会派入会

1706チバQ:2011/04/29(金) 00:11:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110428-OYT8T00216.htm
3陣営臨戦モード

告示まで3週間
 5月19日の知事選告示まで28日で3週間に迫った。これまでに出馬表明したのは、3選を目指す三村申吾・知事(55)(推薦=自民、公明)、無所属で出馬予定の山内崇・民主党県連幹事長(55)(推薦=民主、国民新)、共産党公認の吉俣洋・党県書記長(37)の3氏。この他に立候補を模索する動きはなく、三つどもえの公算が大きくなっている。統一選が24日に終了し、各陣営とも準備は最終段階に入った。

 三村氏は今月22日、青森市内のホテルで開かれた自民党県連の懇親会に姿を見せた。10日にあった県議選で議席増(推薦含む)を果たしただけに、会場はお祝いムードに。話題は知事選にも及び、「この勢いで知事選も乗り切ろう」と三村氏に声をかける議員もいたという。3月11日の東日本大震災で、三村氏は公務に追われて選挙準備は滞りがちだが、来月7日に青森市内で事務所開きを行い、臨戦態勢に入る。

 「三村県政8年の停滞、閉塞した状況を打ち破る」。山内氏は27日の選挙公約発表の場で、改めて決意を語った。公約は県議会2月定例会閉会後に公表する予定だったが、震災で大幅にスケジュールが遅れた。県議選では、地元・弘前市で公認候補2人が落選し、足場を失った。それでも本人は強気の姿勢を崩さない。「震災の復旧復興が進む状況で、県議選では政策論議まで入れなかった面もある。きちんと政策論争すれば戦いにはなる」との思いからだ。29日に青森市内で街頭演説し、そのまま事務所開きを行う。

 吉俣氏は統一選後半戦の投開票翌日、自身の簡易投稿サイト「ツイッター」に書き込んだ。「復興と原子力行政の転換へ全力をあげるたたかいは第3ステージへ。県知事選に突入です」。三村、山内両氏はこれまで原発立地に賛同してきただけに、同党が対立軸を示す絶好の機会でもある。県委員会の堀幸光委員長は強調する。「原発問題は県政の重要課題だったが、投票の基準にはなっていなかった。それが東京電力福島第一原子力発電所の事故で、選挙の争点になった」。5月の大型連休明けに決起大会を行う予定だ。

(2011年4月28日 読売新聞)

1707名無しさん:2011/05/02(月) 02:25:09
浅尾慶一郎氏の元秘書が地元で評判になっている

高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627

高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628

高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632

高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638

高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645

1708チバQ:2011/05/04(水) 08:48:10
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110502_3
自民県連が知事選再検討へ 各党が戦略見直し

--------------------------------------------------------------------------------
 
 東日本大震災の影響で延期されている統一地方選について、自民党県連はいったん断念した知事選の候補擁立作業を近く再開する方針を固めた。対する民主党は現時点で静観の姿勢だが、復旧・復興の実績を訴える構え。既に最長で9月22日までの延期が決まっている被災地の統一選は、再延期の是非論も絡んで現時点で流動的。被災者感情を考慮して「表立っては動きにくい」(選挙関係者)との声もあり、県内各党は世論の動向を見据えながら水面下での動きとなりそうだ。

 知事選には現時点で民主党推薦の現職達増拓也(46)、共産党推薦のいわて労連議長鈴木露通(60)、元衆院議員中村力(49)、会社役員芦名鉄雄(65)の4氏が出馬を表明している。

 知事選の独自候補擁立を一度は断念した自民党だが、ここに来て対応を一転。知事選に加え空白区となっている花巻、奥州など5選挙区の県議選候補の擁立を目標に、大型連休明けにも動きだす方針だ。 

 千葉伝幹事長は「知事の震災対応への被災者の不満は強い。現場の声をしっかり政治に反映させる視点で準備に入る」と狙いを語る。ただ、「あくまで被災者支援を最優先する」と慎重に臨む姿勢もにじませる。

 対する民主党県連は復興の実績を示し、公約や運動方針にも反映させる考えだ。

 佐々木順一幹事長は「震災対応は息の長い取り組みが必要。現段階で評価を下すことはできない」と批判をかわす。野党の動きにも「延期を受けた擁立の動きはある意味当然だ」と静観の構えだが、「今、政治的な動きをすれば県民はそっぽを向くだけだ」(県連幹部)とけん制する声も上がっている。

 一方、鈴木氏を推薦する共産党県委員会。斉藤信県議は「知事は被災者を励ますメッセージがない。仮設住宅と雇用問題を軸に訴える」と対決姿勢を鮮明にする。

 公明党県本部の小野寺好代表は「震災対応への批判と選挙を結び付けることはしない」との姿勢。社民党県連合は従来通り県議選に全力を挙げる方針だが、阿部一男代表代行は「沿岸部などの声次第で考える」と語る。

 全国で地域政党が勢いを増す中、地域政党いわては月内に会合を開き選挙対応を話し合う予定。知事選について飯沢匡代表は「震災対応の遅さに県民の不満は高まっている。これまで民主を除く会派統一候補擁立で調整してきた経緯はある」と野党と連携した対抗馬擁立を模索する可能性も示唆する。

 選挙時期が確定しない中、各党の動きは世論と日程をにらみながらの展開になるとみられ、復興の歩みとともに戦いの構図も具体化しそうだ。



(2011/05/02)

1709チバQ:2011/05/09(月) 23:02:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110509-OYT8T00081.htm
社民 自主投票決定

 社民党県連は7日、青森市内で常任幹事会を開き、今月19日告示、6月5日投開票の知事選の対応について、自主投票とすることを正式決定した。4月26日の常任幹事会で、県議選で唯一の公認候補が落選したことなどから、知事選の候補者擁立を断念。自主投票となる公算が強まっていた。三上武志幹事長は「選択肢として応援できる候補がいない。県議選の結果も重大に受け止めた上で決めた」と語った。

(2011年5月9日 読売新聞)

1710チバQ:2011/05/11(水) 22:43:32
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/05/16211.html
鶴賀谷派運動員3人目逮捕/県議選


 県議選南郡区の選挙違反事件で、黒石署は10日夜、公職選挙法違反(物品買収、事前運動)の疑いで、落選した鶴賀谷貴候補派運動員の農業岩谷秀男容疑者(78)=田舎館村=を逮捕した。県議選で同候補派運動員の逮捕は3人目。
 逮捕容疑は県議選告示前の今年2月上旬、同村内で、知人の有権者1人に対し、鶴賀谷候補への投票と票の取りまとめを依頼し、その報酬としてビール券数枚(数千円相当)を渡した疑い。
 同候補派運動員はこれまでに、山本兼一容疑者(73)=同村、起訴済み=と、三浦松義容疑者(63)=藤崎町=の2人が公選法違反容疑で逮捕されている。同署は岩谷容疑者と2容疑者の関連などを捜査している。

1711チバQ:2011/05/13(金) 23:01:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110513t11013.htm
役場機能不全の危機 副町長、来月任期満了 大槌
 東日本大震災で町長と職員32人が死亡、行方不明になっている岩手県大槌町で、町長の職務代理者を務める東梅政昭副町長(66)が6月20日に任期満了を迎える。地方自治法を受けた町の規則に従い総務課長が次の職務代理者となるが、町民からは「ツートップが欠けて今後の町政は大丈夫なのか」と不安の声が上がっている。
 地方自治法の規定で、副町長を選任する権限は町長にしかないため、東梅副町長が続投することは不可能。公職選挙法は町長が在職中に死亡した場合、町から町選管に死亡通知が届いた日から50日以内に町長選が行われると定める。しかし、町長選は当初統一地方選で実施される予定だったことから、被災地の統一選を延期する特例法により最大6カ月延長された。
 町内の自営業男性(62)は「この時期に副町長が欠けるのは不安。役場はただでさえ人手不足で大変だろう。一職員が町の意思決定まで行うのは負担が重すぎる。司令塔がいないと復興もスムーズに進まないのではないか」と心配する。
 大槌町は津波で甚大な被害を受けており、有権者数の確定や投票所の確保などにはまだ時間がかかるとみられ、実務的にも町長選が行われる見通しは立っていない。
 東梅副町長は2008年から加藤宏暉町長の補佐役を務めてきた。町長が不在になってからは、役場職員や教育委員時代に培った豊富な行政経験を生かし、職務代理者として町政を指揮している。任期満了について東梅副町長は「失職はやむを得ない。残り任期を全うする」と言うだけだ。
 6月21日から職務代理者となる平野公三総務課長(54)は、幹部職員が多く亡くなった状況で、4月に総務課主幹から昇格したばかり。いきなり町政のかじ取り役を担うことには「しっかりやっていくしかないが、選挙でリーダーを選ぶことが一番大事。私が職務を代理する期間はできるだけ短くしなければいけない」と話した。(岩崎かおり)


2011年05月13日金曜日

1712チバQ:2011/05/13(金) 23:02:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110513-OYT8T00043.htm
県議選巡り被買収容疑女5人書類送検
 4月10日投開票の県議選山形市区で落選した柴田雅章氏(28)陣営を巡る選挙違反事件で、県警は12日、県内の女5人を公職選挙法違反(被買収)の疑いで、山形地検に書類送検した。

 県警幹部などによると、5人は、いずれも県内在住の38〜62歳で、山形市大野目、会社員高橋良友容疑者(30)(公選法違反容疑で逮捕)から、時給650円の報酬で柴田氏への投票を呼びかけるための電話をかけるよう依頼され、現金を受け取ったり、受け取る約束をした疑い。

 このうち1人は、現金千数百円を受け取ったことが、既に明らかになっている。

(2011年5月13日 読売新聞)

1713匿名希望:2011/05/15(日) 05:52:06
管理人様

突然の書き込み失礼いたします。

1655の書き込みを削除していただけないでしょうか。
お手数かけてしまい申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

1714チバQ:2011/05/17(火) 21:39:33
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110516140030.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
統一選後 党組織にほころび/社民

 4月の統一地方選後、八戸、弘前両市で“社民党離れ”が起き、党組織のほころびが見え始めている。八戸市では、5期目の当選を果たした公認市議が投票日当日に離党届を提出。弘前市では会派名から「社民党」の看板が下ろされた。いずれの市議会でも、旧社会党時代から続いてきた党の会派が消滅した。昨年の参院選、今年の五所川原市議選、県議選など主要な選挙で惨敗が続き、党の体力不足はますます顕著に。党県連は立て直しを急ぐが、再建の道のりは相当険しい。

 関係者の間に広がる重いムードは、統一地方選の幕開けとなった県議選で、唯一の現職が落選したことから始まった。その後は、弘前、八戸、七戸の3市町で公認・推薦の5人全員が当選したものの、八戸市の松橋知市議が離党を表明。これまで松橋市議を含む3人が会派「社民党・市民連合」を組んでいたが、改選で公認市議1人が引退、会派は解散した。

 弘前市では、「社民党」会派の2人が、改選後の会派再編で保守系議員5人と「市民クラブ」を結成した。県連の渡辺英彦代表は「われわれは議会の自主性を重んじている。どうこう言う立場にない」との姿勢だが、別の幹部は「会派名から党の名前が消えたのは残念。事前に相談があっても良かった」と話す。

 これで、県内の市議会で「社民」の名前を掲げるのは、青森市の「社民党・市民の会」と十和田市の「市政・社民クラブ」のみとなった。

 社民党県連は4月の統一地方選で、離党を決めた松橋市議を含め3人の所属議員を失った。所属議員の減少は、党勢の衰退に直結する。例えば、県連は議員からの寄付を収入の一部としているが、今年はすでに数人分が見込めない状態だ。

 後継者不足も深刻だ。県連は、19日告示の知事選で独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。福島第1原発の事故を受け、党が一貫して主張してきた「反原発」を強く訴えることができる選挙だっただけに「候補を擁立するべきだ」との声もあった。

 三上武志幹事長は「有権者に選択肢を与えるのが政党の役割だが、弱小で人材がいない。弁明の余地はない」と唇をかむ。

 6月の三沢市長選でも、元公認市議の動きに政界筋の関心が向けられたが、具体化していない。

 首長、国政選挙での苦戦が続き、党の存在意義は揺らぐ。三上幹事長は「若い人が入ってこない、運動員の平均年齢が上がる…。組織が弱体化していて、すべての選挙が厳しい」と漏らす。別の幹部は「有権者の中に、既成政党に対する嫌気もあるのでは」と分析した。

 長年党を支持してきた県平和労組会議の江良實議長は「日ごろの党の活動が県民に見えていないのでは。政策的に間違っていないのだから、街頭でもっと訴えてほしい」と活動の強化を求めた。

 危機感を感じた県連は、党本部の3年計画と連動して、支持母体である労働組合との関係強化、人材の育成などを盛り込んだ再建方針を打ち出す計画だ。その先には「4年後の県議選での捲土(けんど)重来」など、党勢の巻き返しを見据えるが、現状維持さえも厳しい状況の中、決定的な打開策は見つかっていない。

1715チバQ:2011/05/17(火) 21:40:33
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110517085819.asp
六ケ所村議選 当選議員派4人逮捕



容疑者らが勤務する事業所の捜索に入る捜査員=17日午前8時37分、六ケ所村鷹架


 虚偽の住民登録により六ケ所村議選で投票をさせたとして、野辺地署は16日夜、公選法違反(詐偽登録・投票)、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで同村などの会社員4人を逮捕した。複数の捜査関係者への取材によると、4人は同村議選で当選した高田秀明議員が関連する企業2社の幹部で、同議員の支持者。住民登録をした十数人のほとんどが両社の20代従業員だった。捜査当局は、住民票の虚偽異動が会社ぐるみで計画的に行われたとみて、4人の取り調べを進めている。

 逮捕されたのは、亀谷文仁容疑者(39)=十和田市西十六番町=、上長根和穂容疑者(45)=八戸市諏訪1丁目=、橋本成幸容疑者(45)=三沢市南山4丁目=、三浦秀規容疑者(42)=六ケ所村平沼。

 両社の登記簿(昨年6月時点)と会社関係者によると、上長根容疑者と橋本容疑者は、高田議員が専務を務めていた原子力関連施設建設・管理会社の取締役。亀谷容疑者と三浦容疑者は、同じく高田議員が専務だった廃棄物処理会社で課長級の役職を務めている。

 複数の捜査関係者によると、4人は1月初旬から同中旬、六ケ所村外に住む同社の従業員十数人に虚偽の届け出で同村に転入させ、このうち数人を4月の同村議選で高田議員に投票させたとされる。

 4人がそれぞれ勤務する同村内の二つの会社には17日午前8時40分ごろ、捜査車両3台に乗った野辺地署などの捜査員約10人が到着し、両社が入る事務所の家宅捜索を始めた。

1716チバQ:2011/05/17(火) 22:17:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1305387085850_02/news/20110515-OYT8T00043.htm
2011知事選 一覧
主導する自民と神経戦
三村申吾氏(推薦=自民、公明)

 弘前市郊外にある事務所ビルは異様な熱気に包まれた。現職・三村申吾(55)が14日に開いた衆院4区向けの決起集会に250人が詰めかけた。同区選出で選対本部長の木村太郎が「今回も必勝という思いで戦う」と檄(げき)を飛ばせば、普段は温厚な三村も「勝ちたい。勝たせて頂きたい」と珍しく気合を見せた。

 気合には訳がある。弘前市は対立候補の前民主党県連幹事長・山内崇(56)(推薦=民主、国民新)の地盤。三村陣営は同市と周辺を「最重要地区」に位置づけ、法定ビラなどPR材を他の地区より多く投入するなどして、支持者の切り崩しを図る。

 一方で、複雑な感情を気合で覆い隠したかったのか。県南・おいらせ町出身で、木村太郎の実父である木村守男・元知事の跡を継いだ三村は、「弘前ではあくまでよそ者」(自民党関係者)。「知事の地元・県南ばかりが優遇されている」(自民党ベテラン県議)との批判もくすぶるだけに、「津軽対南部」の構図にとられると、津軽地域の票が山内に流れかねない。三村と木村太郎の一体感を演出する必要があった。

 木村のメンツも複雑に絡み合う。山内が自民党県議時代に木村守男・元知事と連携しながら、辞任劇では批判の急先鋒(せんぽう)に立った。当時を覚えている支持者は多い。木村は昨年夏の参院選後に県連会長に就任し、知事選で初めて陣頭指揮を執る。今回は過去2回の三村の選挙とは異なり、要所で県連側が主導権を握る場面が目立つ。前回は三村後援会が取り仕切っていた衆院2区の選挙態勢も県連がその指揮下に置いた。

 木村守男の辞任による2003年の出直し知事選で、三村は県連に請われて出馬した。前回2007年知事選でも、表向きには県連が再選出馬を要請した格好を取ったが、今回はマスコミの前で木村に頭を下げて支援を要請した。「県民に見える形で支援の形を進めたかった」と木村は説明するが、「自民党を軽視する三村への意趣返し」「県連が主導権を握りたかった」などと解説する関係者もいる。

 自民党は連続3期を終えた首長は選挙で公認・推薦しないと決めたことがある。規定通りなら、三村への支援は今回限り。県連主導の選挙準備は、その布石と見る向きもあり、蜜月とはほど遠い神経戦の様相となっている。

 県連幹事長の神山久志は、「我々が目指すのは衆院選での政権交代。知事選は単に勝つだけでなく、目標得票を達成したい」と意気込む。「三村は三村。自民党は自民党と言っているようだ」と対立陣営は冷笑するが、言葉尻をとらえているのか、的を射ているのか。 (敬称略)

(2011年5月15日 読売新聞)

1717チバQ:2011/05/17(火) 22:18:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1305387085850_02/news/20110516-OYT8T00015.htm
戦略誤算政策に突破口


県内入りした岡田幹事長(右)と15日の決起集会で握手を交わす山内氏。党本部のテコ入れは続く  弘前市出身の前民主党県連幹事長・山内崇(56)は、県南での集票力アップが課題とみられていた。「津軽を固めて、県南に攻める」。陣営はこう青写真を描いていたが、「うれしい誤算」と「見込み外れ」で思ったようにはいかないようだ。

 「ようやく敵を討つ候補者が出てきてくれた」。県南の古参の民主党支持者が、山内をこう激励する機会が多い。県南を地盤とし、県連を支えてきた田名部匡省の支持者からすれば、田名部とたもとを分かった現職知事の三村申吾(55)(推薦=自民、公明)は、「憎き裏切り者」。前回2007年知事選で県連が三村にぶつける候補を擁立できなかっただけに、山内にかかる期待は大きい。県連幹部は「過去2回の参院選より広がりがある。山内本人も自信になっているのではないか」と驚きを隠さない。

 県南での思わぬ評価と反比例するように、地盤の津軽地域では苦戦を強いられている。4月の県議選での惨敗が響いているからだ。五所川原、弘前両市区の公認3人全員が落選。うち1人の山内の後継は候補10人中9位に沈み、当選ラインに遠く及ばずじまい。青森市区の唯一の公認候補以外は全滅となった。

 出馬表明以降、県南を中心に進めていた山内の活動は東日本大震災に見舞われ、「事実上ストップ」(陣営幹部)。現職の三村も震災で選挙準備が遅れたが、もともと知名度があり、マスコミへの露出も多く、ダメージの大きさは比較にならない。

 そんな山内の状況を見て、党本部はテコ入れを図る。先月29日の事務所開きには、石井一党選挙対策委員長が出席。今月15日には岡田幹事長が決起集会にかけつけ、「山内さんの強いリーダーシップで青森を変える時」と支持を呼びかけ、再び応援に入る意向も示した。

 ただ、大物投入の効果には、陣営内部からも疑問の声があがる。昨年の参院選では候補者の知名度不足を挽回しようと、菅首相や蓮舫消費者相らが相次いで来県。だが全市町村で自民党候補の得票を下回った。

 09年の政権交代以降も、昨年の参院選、今年の県議選と敗戦続きの県連にとって、今回の知事選はまさに正念場。誤算続きの状況をはね返すためか、山内は最近、小選挙区ごとに仕切られていた選対運営を自身の事務所に一本化した。さらに、「政策本位の選挙に持ち込めば勝機はある」と、政策面でも「山内色」のアピールに全力をあげる。

 全県が選挙区の知事選で、こうした候補者主導の選挙戦術は異例。山内が掲げる「強いリーダーシップ像」の実践でもあるが、「県連の手詰まり」(県連関係者)とも言えそうだ。 (敬称略)

(2011年5月16日 読売新聞)

1718チバQ:2011/05/19(木) 00:27:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000035-mailo-l06
山形市議会:正副とも非自民会派 加藤孝議長、鑓水副議長 /山形
毎日新聞 5月18日(水)10時52分配信

 山形市議会の臨時議会が17日開かれ、議長に社民系を中心とする会派「市民連合山形市議団」の加藤孝氏(64)が、副議長に保守、民主、公明系会派「緑政・民主・公明クラブ」の鑓水一美氏(67)が選出された。議長、副議長ともに非自民系会派が占めた。
 議長選は全市議35人が投票。非自民系21票を加藤氏が獲得した。自民系などから14票を集めた鈴木善太郎氏=自由民主党新翔会=は次点だった。
 副議長選では、自民系9人が退席、さらに無効票が5票あった。しかし、非自民系21票を鑓水氏が獲得した。
 最大会派は改選前の「自由民主党新翔会」に代わり、「緑政・民主・公明クラブ」になった。【鈴木健太】

5月18日朝刊

1719チバQ:2011/05/19(木) 19:39:39
>>1711
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051901000787.html
岩手・大槌町長選、8月までに 津波で加藤町長亡くなり
2011年5月19日 17時38分

 東日本大震災の津波で加藤宏暉町長が死亡した岩手県大槌町は19日、8月までの町長選実施を目指すことを明らかにした。職務を代理している東梅政昭副町長も6月20日に任期が切れるため、トップが不在となる期間をできるだけ短くし、復興を進めたい考え。

 ただ、町内では多数の死者、行方不明者が出ており、選挙人名簿の作成などの準備が間に合うかは微妙だ。

 東梅副町長は「8月に任期満了を迎える町議選と合わせる形で一日も早く実施したい」と話した。

(共同)

1720チバQ:2011/05/19(木) 21:50:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110518-OYT8T01096.htm
県会議長に自民・平氏

副議長には自民・坂本氏
 県議会は18日の本会議で正副議長選を行い、議長に平弘造氏(64)(自民党)、副議長に坂本貴美雄氏(63)(同)をそれぞれ選出した。

 平氏は長井市区選出で当選6回、坂本氏は新庄市区選出で当選4回。平新議長は本会議終了後に議長室で記者会見し、「県執行部とは違う議会にしかできない提案を適切なタイミングで行える、スピード感のある議会を皆で作り上げたい」と抱負を述べた。

 本会議の議長選投票結果は、平氏34票、渡辺ゆり子氏(58)(共産党)1票、無効9票。議長選を巡っては、全県議44人のうち32人を擁する最大会派の自民党内で、平氏と鈴木正法氏(59)が議長職に意欲を見せたため、本会議前の議員総会で所属議員による投票を行った。その結果、平氏の得票が上回ったため、議長候補を平氏に一本化した。

(2011年5月19日 読売新聞)

1721チバQ:2011/05/20(金) 21:26:39
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001105200005
副町長の不在、議会懸念 復興計画遅れに
2011年05月20日

、議会が不安視/不在が 町長不在の大槌町で、職務代理の東梅政昭副町長の任期が6月20日で終わる。規則通り平野公三総務課長を町長職務代理者にする方針だが、震災後の町の行方を左右する復興計画の策定時期と重なることから、19日の町議会では、復興計画の遅れを危ぶむ声が続出した。


 19日の議会説明会に示された「今後の方向性」によると、月内に災害復興計画準備委員会を設立し、7〜8月に町長選を実施して新たなトップを選んだ後、9月上旬に策定委員会に移行する。8月中に策定予定の県の復興計画からの遅れは確実。「町長不在が復興の妨げになっている」との意見が出た。


 この事態を受け、町議会の全員協議会は復興対策の特別委を設置し、独自に協議していくことで合意した。「6月10日定例会では遅すぎる」と5月下旬に臨時議会を開いて発足させることを決めた。


 さらに、「これでは策定作業が遅れていくばかりだ」と、条例で1人にしている副町長を2人制に改正すべきだとの意見も出た。東梅副町長が退任前に2人目を選任して副町長不在を防ぐよう促そうというわけだ。16日の産業建設委員会でも、「副町長を国や県から呼ぶべきだ」との意見が大勢を占めた。


 ただ、総務省(旧自治省)が過去に自治体に助言した「行政実例」によると、職務代理者の権限として副町長を選ぶことは除外されるべきだとしている。


 片山善博総務相は13日の衆院政治倫理確立・公選法改正特別委員会で、「住民の信任を得て復興に当たるときに、民主主義の観点から強い支えがあるかといえば色々問題がある」。解決策としては「できるだけ早く選挙をやっていただくことが望ましい」とだけ答弁した。


 これに対し、数人の町議は「法律や条例の想定外のことが起きた。実際困っているのだから認めてほしい」と主張。特別委で議題にするという。



 【(首長の)職務代理】 地方自治法で、副市町村長と決まっているが、副市町村長も不在になった場合は、規則で順番を決めることになっている。該当する役職がなくなった場合は、県知事が代行して町内在住者を指名できる。大槌町は、副町長の次は総務課長と決めている。

1722匿名希望:2011/05/21(土) 02:07:23
管理人様

突然の書き込み失礼いたします。

1655の書き込みを削除していただけないでしょうか。
お手数かけてしまい申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

1723チバQ:2011/05/21(土) 21:57:32
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110521ddlk02040185000c.html
公選法違反:小山内議員の兄逮捕 弘前市議選で供応容疑 /青森
 弘前署は19日、弘前市議選(4月24日投開票)で当選した小山内司議員(69)の兄で、同市鳥井野、農業、三上一雄容疑者(76)を公職選挙違反(供応買収、事前運動)の容疑で逮捕した。

 容疑は3月下旬ごろ、同市新鍛冶町のスナックで、知人数人に小山内氏への投票依頼などを行い、報酬として1人あたり数千円相当の飲食の接待をしたとしている。小山内氏は取材に対し「3月23日の事務所開きと総決起大会の後、親族4人と飲みに行ったと聞いている。供応になると知らずに払ったのではないか」と話した。【中村怜、鈴木久美】

1724栃木都民:2011/05/25(水) 11:37:54
大間町と町議会が電発に財政支援要請
東奥日報2011年5月25日
大間町の金澤満春町長や大間町議会の議員団は24日、電源開発(Jパワー)の本店(東京・銀座)を訪れ、北村雅良社長に町財政への支援を要請した。Jパワーが同町に建設中の大間原発(東日本大震災以降、工事休止中)の運転開始時期が当初計画より遅れたことで、固定資産税収入を見込んでいた町政運営に影響が出た−というのが要請理由。金額などの具体的な内容は、町、Jパワーともに明らかにしていない。

こういうのを見ると、電力会社ばかりを責められない。

1725チバQ:2011/05/27(金) 21:59:46
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110527-OYT1T00506.htm
原燃エンジニアリング取締役の六ヶ所村議を逮捕
 4月24日投開票の青森県六ヶ所村議選で、同村の「原燃エンジニアリング」の幹部ら4人が、従業員十数人に虚偽の住民登録をさせたとされる選挙違反事件で、同県警野辺地署は26日夜、同社の取締役で、同村議に当選した同村鷹架の高田秀明容疑者(54)を公職選挙法違反(詐偽投票・詐偽登録)などの疑いで逮捕した。


 同署の発表によると、高田容疑者は1月初旬から中旬にかけ、すでに同法違反容疑などで逮捕された4容疑者と共謀し、村外に住んでいた従業員十数人に村内へ虚偽の転入届を出させ、うち数人に選挙で投票させるなどした疑い。

 同署は、高田容疑者と4容疑者の指示系統などを追及する。

(2011年5月27日12時57分 読売新聞)

1726チバQ:2011/05/28(土) 10:19:17
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110527t31010.htm
ワタミ会長に市参与を委嘱 陸前高田
 岩手県陸前高田市の戸羽太市長は26日、東日本大震災からの復興に向けた街づくり計画などで、市のアドバイザー役となる参与職を設け、6月1日付で飲食店チェーン、ワタミ(東京)の渡辺美樹会長(51)に委嘱することを明らかにした。無報酬で任期は未定。
 渡辺氏は神奈川県出身。明治大卒業後、ワタミを設立して居酒屋チェーンのほか、介護分野など幅広い分野で事業を展開している。ことし4月の東京都知事選に無所属で立候補し、落選した。


2011年05月27日金曜日

1727チバQ:2011/05/29(日) 09:34:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110529-OYT8T00038.htm
3氏 市街地集中的に

票田・弘前で鉢合わせも
 6月5日投開票の知事選で最後の週末となった28日、3候補者は人出の多い市街地を集中的に回り、支持を求めた。特に弘前市には午後までに3候補全員が入り、相手候補とはち合わせする場面もあった。

 ■山内候補

 山内崇氏はこの日、地元・弘前市で活動をスタート。対立候補も大票田の同市に入ってきているだけに、地盤固めに熱が入る。午後1時半には、15日に続き民主党の岡田幹事長を招いて、個人演説会を開催。約500人の聴衆を前に、東日本大震災の影響が残る農林水産業の振興や中小企業支援を中心に訴え、「県民の物心両面の幸せを追求し、県民のための政治をしなければいけない」と語気を強めた。岡田幹事長も、「現職の2期8年で青森の状況が変わらないならば、馬力のある山内さんを選んで新しい青森を作っていこう」と支持を呼びかけた。

 これまで県内を1周しており、残る1週間で2周を目指すとしている。

 ■三村候補

 三村申吾氏は公務がある平日と違い、週末は選挙に集中できるとあって、動きも活発。この日は五所川原市を手始めに、弘前市を回った後に青森市に入り、大規模集会、街頭演説をこなした。

 青森市の集会には、衆院議員時代の盟友で元横浜市長の中田宏氏、埼玉県の上田清司知事ら旧知の仲間も応援に駆けつけた。中田氏が「この厳しい時代を乗り切れるのは三村さんだけ」と語り、上田氏も「世の中を明るくする力がある。こういう人こそリーダーにふさわしい」と300人の聴衆に支援を求めた。さらに集会を終えると、市郊外の大型スーパーへ移動。2期8年の実績をアピールするとともに、「雇用の確保に全力を挙げる」と訴えた。

 ■吉俣候補

 吉俣洋氏は弘前市内に活動を集中させ、スーパーやデパートなど人通りの多い中心部で精力的にマイクを握った。午後1時から弘前駅近くで開いた演説には共産党の高橋千鶴子衆院議員も応援に。聴衆も約60人が集まり熱気を帯びた。

 吉俣氏が「リンゴ生産者が口々に原発・核燃への不安を語っていた。原発・核燃依存から抜け出し、原発ゼロを目指す知事になる」と熱弁をふるうと、応援弁士の高橋衆院議員も「原子力行政の抜本的な転換を訴えることができるのは吉俣洋さんただ一人」と応じた。

 選挙戦では「原発問題で『まともなことを言っているのはあなただけだ』と言われるようになってきた」と手応えも感じており、さらなる支持拡大を目指す。

(2011年5月29日 読売新聞)

1728チバQ:2011/05/29(日) 19:25:04
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011052901000436.html
現職リード、青森県知事選情勢 知名度生かし
2011年5月29日 17時22分

 6月5日投開票の青森県知事選は終盤戦に入り、3選を目指す無所属現職の三村申吾氏(55)=自民、公明推薦=が知名度の高さを生かしてリードし、無所属の元県議山内崇氏(56)=民主、国民新推薦=が追う展開だ。共産公認で党県書記長の吉俣洋氏(37)も支持拡大を目指している。

 民主、自民両党を軸とした与野党対決の構図。福島第1原発事故を受け、県内原発への対応が争点だが、三村、山内両氏の主張に明確な違いは見えにくいとの指摘も出ている。

 三村氏は県議会で6割を占める自民党の全面支援を受ける。地元の大島理森副総裁に加え、30日には谷垣禎一総裁も応援に入る。財政再建への取り組みを2期8年の実績としてアピール。原発については、新設する県の委員会で独自に安全性を検証するとしている。

 「計画段階の原発の凍結」を訴える弘前市が地盤の山内氏は、全県的な知名度に欠ける。民主党の岡田克也幹事長らの応援を受け「政権与党と直接話ができる」と党執行部とのパイプを強調、追い上げを図る。

 吉俣氏は三村、山内両氏の原発政策を「どちらも推進で違いはない」と批判。「脱原発」を前面に打ち出し、立場の違いを鮮明にしている。

(共同)

1729チバQ:2011/05/30(月) 22:25:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110530-OYT8T00027.htm
三村氏に幅広い支持 知事選世論調査(上)
投票「必ず行く」63%

 現職の三村氏は、全面支援を受ける自民、公明両党の支持層をほぼ固めた。自民支持層では9割を超え、公明支持層でもほとんどの支持を取り付けている。また、無党派層の5割超にも浸透、民主支持層の3割にも食い込んでおり、幅広い層から支持を得ていることが浮き彫りとなった。

 さらに、県内四つの小選挙区ごとに見ても、その全てで過半数を超える支持を得ている。

 新人の山内氏は、民主支持層の5割以上から支持を取り付けたが、無党派層への浸透が1割にとどまるなど、勢いに欠く面もある。同党の支持組織である連合青森が三村氏との関係に配慮して自主投票としたことなどが、支持拡大に苦戦している理由とみられる。

 地域別でも、地元・弘前市を含む衆院青森4区で支持が2割、知名度不足が不安視されていた県南の同2区では1割と伸び悩んでいる。こうしたことから陣営では幹部らが29日に協議し、終盤は大票田である青森、弘前、八戸の3市を中心に活動する方針を決めた。

 同じく新人の吉俣氏は、共産支持層をほぼ固めた。2009年衆院選、10年参院選に続く3度目の出馬でもあり、組織内での知名度の高さを裏付けた格好。ただ、無党派層への浸透で他の2候補に先行を許しており、支持の拡大が急務だ。

 このほか世論調査では、知事選への関心についても尋ねた。選挙に関心があると答えたのは、「多少はある」を含めて77%。2007年の前回知事選での同様の設問では、63%にとどまっており、関心の高さをうかがわせた。逆に関心がないとの答えは、「あまりない」を含めて22%だった。

 また、投票に行くかどうかについての質問では、「なるべく」を含めて行くとの答えが94%に達した。前回選の調査では90%ほどで、実際の投票率は過去最低の38・45%だっただけに、投票率の行方が注目される。

 6月5日投開票の知事選に関し、読売新聞社が世論調査と取材を通じて行った情勢分析によると、3選を目指す三村申吾氏が幅広い支持を集めて戦いを優位に進めている。元県議の山内崇氏、共産党県委員会書記長の吉俣洋氏は支持拡大を図っている。知事選に関心がある有権者は8割近くに上り、投票に行くとの答えは、「なるべく行く」を含めて9割を超えた。

(2011年5月30日 読売新聞)

1730チバQ:2011/05/30(月) 23:00:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110530/elc11053022460001-n1.htm
青森県知事選 争点化難しく… 原発依存の厳しい実情
2011.5.30 22:44 (1/3ページ)
 与野党対決となった青森県知事選(6月5日投開票)で、「原子力問題」が争点として今ひとつ盛り上がっていない。県内には原子力発電所や核燃料サイクル施設が集中しているため、東京電力福島第1原発の事故は選挙戦を直撃するだろうとの観測もあったが、そんな空気はない。原子力をめぐる地元事情は複雑に絡み合っていて、現職だけでなく、民主党推薦の新人にも「物言えば唇寒し」が広がっている。

 「『凍結』ってどういう意味? 原発を止めるということ?」

 新人の山内崇氏(56)=民主、国民新推薦=の選挙事務所には、こうした問い合わせ電話がかかってくるという。

 これまで原発推進を公言し「原発を争点にする気はまったくなかった」(陣営)という山内氏。だが、福島の事故を受けて方針を転換した。そこで打ち出した新たな公約は「原発新設凍結」。ところが、この「凍結」という言葉に関係者が敏感に反応し始めた。

 県内の原発は現在は東通(ひがしどおり)村の1基(定期検査中)だけだが、同村と大間町に2基が建設中。さらに東通村ではもう2基計画されている。六ケ所村には核燃料再処理工場がある。いずれも下北半島に集中している。

 民主党県連幹事長の松尾和彦県議が説明する山内氏の「凍結」の意味はやや複雑だ。

(1)「計画中」の原発については、国のエネルギー政策の見直しが出るまで凍結(2)「建設中」の原発は、福島第1原発事故の検証に基づく安全対策が示されるまで凍結−。

 松尾県議がとにかく強調するのは「白紙撤回と言っているわけではない」という点。原発依存の強い青森で、徹底的な「脱原発」と受け取られることのリスクは承知している。

 連合青森の幹部は胸をなで下ろす。「原子力はデリケートな問題で『あまり突っ込んでほしくない』という組合もある。(公約発表前から)自主投票にしておいてよかった」

 山内氏の戦略は、同じく原発推進派だった現職の三村申吾氏(55)=自民、公明推薦=との違いを明確にしようとした試みだったようだが、山内氏自身も街頭演説で劣勢を口にしており、「凍結」が追い風になっていないことを認める。

 「原発がなければ青森県は財政再建団体まっしぐら」。そう揶揄(やゆ)されるほど、青森県の財政は原子力に依存している。

 原発などが県に納める核燃税は平成23年度は156億円で、県税収入に占める割合は実に13%。県と県内市町村に交付される電源三法交付金は約130億円に上る。

 さらに、地元への経済波及効果も大きい。原発建設工事が中断している東通村の商店主(65)は「工事関係の人がいなくなってしまい、お客が激減した」と嘆く。「暮らしていくには原発しかない」とも。

 一方、現職の三村氏は原発問題でどう答えているのか。その答えは「聞かれなければ答えない」とでもいうべきものだった。26日、県南部の五戸町の街頭に立った三村氏。約10分の演説中、原発問題に一切触れなかった。

 三村陣営の自民党県議は言う。「県民の生活があるので原発を全部止めることは無理だ。言質を取られたら終わり。選挙戦では原子力について触れない三村氏の方が賢い戦い方だ」

 一方、共産党公認の新人、吉俣洋氏(37)は既着工分を含め、原発増設のストップを明言する。稼働中の1基も「段階的に廃炉を目指す」としている。(福田徳行、半田泰)

1731チバQ:2011/06/01(水) 22:29:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000126-mailo-l02
’11知事選:3陣営、浮動票獲得へ都市部で訴え 終盤入り /青森
毎日新聞 6月1日(水)12時33分配信

 6月5日投開票の知事選は終盤戦に入った。候補者3氏は街頭演説や集会などで公約を訴えながら既に県内を一周。今後は青森市や弘前市、八戸市などの大票田で街頭に立ち、浮動票の獲得に全力を挙げる構えだ。【高橋真志、神崎修一、山本佳孝】
 立候補しているのは届け出順に、無所属で新人の山内崇氏(56)=民主、国民新推薦▽無所属で現職の三村申吾氏(55)=自民、公明推薦▽共産党公認で新人の吉俣洋氏(37)−−の3人。
 山内氏は先週末までに選挙カーで県内を一巡した。28日には弘前市内のホテルで約1000人を集めた個人演説会を開催。民主党の岡田克也幹事長とともに「県政刷新」を訴えた。山内氏は「街頭から非常に熱い応援を受けた。期待を感じている」。今後は100人規模のミニ集会を開くほか、青森市での遊説を増やし、知名度を上げる方針だ。
 三村氏は告示後10日間で全市町村を回った。街頭演説では「(三村氏の)顔を見たい」と集まる有権者も多く、陣営は手応えを感じている。今後は青森市、弘前市、八戸市の3市を中心に回り、投票所に足を運ぶよう強く訴えるという。陣営は「今後の県政を担うのにふさわしい圧倒的な勝利を目指す」とし、無党派層の取り込みを図る。
 吉俣氏は県内全域で1日平均約20回、計300回以上の街頭演説をこなし、「青森から日本を変えよう」と訴えた。特に力を入れているのは原子力政策。陣営は「原子力施設の縮小や廃止に対する有権者の反応が良くなってきた」と分析。終盤戦は青森市や弘前市などで街頭演説を行う。陣営は「ビラ配布や電話など正攻法で戦う」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補者の遊説日程(1日)
 ◇山内氏
 8時、陸奥湊駅前▽12時、八戸市役所前▽18時、五戸町立公民館
 ◇三村氏
 終日弘前市、つがる市など連呼
 ◇吉俣氏
 9時20分、野辺地郵便局前▽10時半、青森銀行七戸支店前▽11時10分、青い森鉄道上北町駅前▽13時50分、三沢市ビードルプラザ前▽15時10分、おいらせ町役場前バス停付近▽15時50分、六戸町中央バス停付近▽16時半、十和田市中央公園桜の広場前
 (注)時間・場所は変更の可能性あり

6月1日朝刊

1732チバQ:2011/06/02(木) 20:24:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110601-OYT8T01162.htm
「クリスタルバレイ」論戦不発
 終盤に差し掛かった知事選(5日投開票)で、県の「クリスタルバレイ構想」に関する論戦が、最大の争点となった震災復興や原子力政策の陰に隠れ、盛り上がりを欠いている。選挙前の県議会では、民主、共産などの会派による猛烈な反対の中、県は29億円に上る追加支援策を可決させた。ただ、支援が実を結ぶかどうか先行きには不透明感も漂っており、今後も県政の重大な懸案事項。この「隠れた争点」(県幹部)をめぐる訴えを追った。 (木瀬武)

  「つぶれた構想のために29億円を出す議案を、県議会2月定例会でむりやり通した。震災対策や雇用対策に使うべきではないか」

 山内崇氏は5月23日、震災で最も大きな被害を受けた八戸市の街頭でマイクを握り、県政批判のボルテージを上げた。県議会でも追及の先頭に立ってきた山内氏。公約集には「県費投入29億円の即時見直し」と明記した。

 同構想は液晶産業の集積を目指すもの。県は高度な機能を有する「貸し工場」を整備したが、誘致企業が破綻。工場の利用料を企業から徴収して金融機関への借金返済に充てる計画だったため、県は後継企業を探し出し、29億円の追加支援策を決めた。

 ともに原発を容認するなど、現職・三村申吾氏と政策上の対立点が見えづらい中で、同構想への対応は対照的。さらに、誘致企業の破綻について県が陳謝するなど三村陣営には弱みもあり、山内陣営にとってみれば、「三村氏との違いを示す格好の材料」(関係者)というわけだ。

 一方、吉俣洋氏は、「まったくの無反省。破綻した構想になお固執するのか」と三村氏を突き上げるだけでなく、批判の矛先を山内氏にも向ける。山内氏が自民党県議時代に、「可能性にチャレンジすべき」などと主張して、構想を後押ししてきたからだ。「三村氏以上に構想を推進してきた」とその中身も痛烈で、「企業呼び込み型の産業政策」からの転換を掲げて2氏との違いを鮮明に打ち出す。

 対する三村氏だが、応戦する気配は全くない。演説では同構想には言及せず、逆に2期8年間で、「200社の企業誘致・増設に成功した」と産業政策の実績に胸を張る。読売新聞社青森支局が実施したアンケートでは、追加支援策は「県民負担を生じさせないための貸付金」としているが、マイクを握って有権者に語りかける場面はなく、論戦というにはほど遠いのが実情だ。

 論争は不発だが、同構想をめぐる火種はくすぶったままだ。野党会派からの批判をかわすため、県は追加支援29億円のうち金融機関への返済分約21億円について、複数社による後継企業の枠組みが決着するまで執行を凍結することを決定。新知事は次期県議会で、この執行停止中の予算への対応を迫られる。ただ、震災で企業の投資意欲が減退するなど、後継企業の枠組みや業績見通しに不透明な部分もある。

 県が2001年に同構想を産業政策の柱に据えてから10年。現地・六ヶ所村では、当初膨らんだ期待が今は失望に変わっている。村幹部は知事選での各候補の訴えをこう見る。「論争と呼ぶにはあまりにお粗末で、構想後の方向性が見えてこない」

クリスタルバレイ構想 

六ヶ所村のむつ小川原開発地区に、最先端の液晶関連産業を集積させる計画。企業誘致策の目玉として、県の外郭団体が89億円を投じて「貸し工場」を整備したが、2010年に進出企業が経営破綻したことで投資が回収不能に。金融機関への一括返済金など約29億円を県が肩代わりし、将来的には事業を継承する企業からのリース料で回収するとしている。企業にとって初期投資を抑制できるなどのメリットがある貸し工場は、「全国初の制度」(県)として注目を集めた。県はこのほか、進出企業への優遇策などとして00〜10年で計46億円(国費33億円)を投じている。

(2011年6月2日 読売新聞)

1733チバQ:2011/06/02(木) 22:10:06
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/06/16515.html
ニュース2011/6/2 木曜日
業界団体 対応に苦慮/知事選


 任期満了に伴う知事選(5日投票)は国政の主導権争いも絡み、現職三村申吾候補(55)を推薦する自民党と、新人山内崇候補(56)を推薦する民主党の対決を軸に終盤戦に突入している。ただ、民主政権の退潮著しい政治情勢を踏まえ、県内の業界団体でも民主党と友好関係にありながら自主投票とした団体がある他、最近の国政選挙では自・民両党候補を推薦したものの、今回は現職だけを推薦する団体があるなど、対応に苦慮している。
 民主党と友好関係にある連合青森(石田隆志会長)。3月に自主投票を決めたが、産別レベルでも自主投票
が目立つことから、石田会長が組合員に棄権することがないよう異例の呼び掛けを行った。
 連合側は「投票行為の低下は良くない」と呼び掛けの理由を説明するが、一部関係者からは「投票に行くことによって、民主党推薦候補に入れてくれるかもしれない」と本音が漏れる。
 県医師連盟(斉藤勝委員長)は前回選、前々回選に続き、三村候補を推薦する。山内候補からも推薦願が提出されたが、斉藤会長は同候補が当初打ち出した政策に医療の営利産業化を招く恐れがあるとした。
 青森市医師連盟の委員長時代には、衆院選の民主党候補を推薦した経験がある斉藤委員長は「民主党と決別したわけではないが、菅直人首相も医療の産業化を平気で口にする。このままでは危険だ」と政権への不信感を訴える。
 一方の県建設業協会(杉山東幹会長)は長らく自民党を支援してきたが、昨夏の参院選では政権にも配慮し、自民、民主両党の候補を推薦した。しかし今回の知事選については迷うことなく三村候補の推薦を決定。協会側は「三村氏は公共事業に理解がある。必ずしも国と連動しなくても、知事に予算獲得を頑張ってもらえばいい」と強調した。

1734チバQ:2011/06/04(土) 19:13:51
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000831106010001
原発不安、口重く 現場から−下北半島
2011年06月01日


ある候補の演説には、原子力関連施設で働く作業員や幹部が大勢集まった=六ケ所村

 「安全だって言うから信じていたんだけど」


 「でも、私ら仕事もらえたの、原発のおかげでないの?」


 5月下旬の東通村。公共施設で草刈り中の日雇いの女性5人が談笑を始めた。だが、記者が名前や年齢を聞こうとすると、5人の顔がこわばった。「原発のこと話したと知れたら、会社に迷惑をかけてしまう」


 原発や関連施設が集積する下北半島。福島第一原発の事故で住民の不安は高まる。だが、多くは口をつぐんだままだ。


 むつ市の電気工事会社の社長(61)は、仕事の9割を原発関連など村で受注してきたという。「仕事が減ってもいい。安全が確認できるまで原発建設は中断した方がいい」と社内では語っている。ただ、外部には言わない。「村ではなかなか理解されない」


   ■  ■


 原発を1基誘致すれば、県や周辺市町村に入る電源三法交付金は50年で1384億円。立地市町村への固定資産税は20年で244億円。国などが示すモデルケースだ。漁業補償金や関連工事の地元発注もある。


 「原発の恩恵は計り知れない。めざせ東海原発、めざせ福島第一だった」。東通村で原発誘致にかかわった元村総務課長(66)は振り返る。


 退職後の1999年、原発建設の作業員を当て込んで予定地近くでコンビニ経営を始めた。今年1月に東京電力1号機の建設が始まると、客足は1日100人から500人に伸びた。だが、工事中断で元に戻った。


 知事選では、東通の原発4基計画を見直すと訴える候補もいる。元課長は「4基ならメンテナンス業者が常駐してくれる。1基や2基ではたまに業者が来るだけ」。昔の寒村に戻ってしまうことを心配する。


 「村では、いま反対も賛成も言うことはタブー」。このコンビニの女性店長(62)の口は重い。自宅で東通原発と大間原発から半径20キロの円を下北半島の地図に描いてみた。「逃げ場がない。海に逃げるしかない」。新しい知事には、身近に原発を抱える恐怖をわかってほしいと思う。


   ■   ■


 5月下旬、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場がある六ケ所村の役場前で、候補の一人がマイクをにぎった。「核燃依存から抜け出します」。聴衆はいなかった。


 村に入った電源三法交付金は81〜2010年度で388億円、県内40市町村で最高額だ。近くで居酒屋を経営する女性(44)は「原燃さんがいて村が成り立っている。今さら脱核燃なんて無理」と話した。


 使用済み核燃料のリスクは、福島の事故で初めて知った。実際に放射性物質が漏れたらどうなるのか。店で話題になった時、常連客に「野菜は洗えば大丈夫」と言われ、「今さらあたふたしてもしかたがない」と考えないようにした。


 2日後、村役場前で別の候補が演説に立ち、原燃の社長や幹部、建設会社の作業員ら約400人が集まった。候補は原子力政策の推進を明言しなかった。しかし、応援演説した村長らは「核燃サイクル事業を着実に推進する」と相次ぎ訴え、さながら推進派の集会のようだった。(別宮潤一)

1735チバQ:2011/06/04(土) 19:14:23
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000831106020001
現場から−ハローワーク
2011年06月02日


相談窓口の電光掲示板には、順番を待つ人の番号が途切れなかった=5月26日、青森市のハローワーク青森

 5月26日、青森市のハローワーク青森で、市内の男性(56)が求人情報の張り紙をのぞき込んでいた。給与よりも先に、経験や年齢などの条件欄に目がいく。「パソコンの基礎知識がある方」「50歳まで」……。どちらも満たしていない。「門前払いさ。申し込むこともできない」


 男性は昨夏、持病の腰痛の悪化で、長く勤めた電気工事会社を解雇された。昨秋からハローワークに通い始めたが、希望する事務や営業職は条件も倍率も高く、面接にたどり着くことすらできない。「働けるのに働く場所がない。お先真っ暗だ」と嘆く。


 有効求人倍率が全国40位台に低迷する県内の雇用状況は、3月11日の東日本大震災でさらに悪化した。青森労働局によると、3月の有効求人倍率は前月を0・09ポイント下回る0・39倍。震災後、観光やサービス業で求人取り消しも相次ぐ。


 男性にとって仕事探しは、「命をかけたイス取りゲーム」だという。


◆施策747億円


 県は今年度、企業誘致や中小企業への支援に574億円を計上。さらに、短期雇用の受け皿を増やす雇用創出対策事業には、震災対策も含め173億円をつぎ込んだ。


 県の統計によると、有効求人倍率は2008年のリーマン・ショックで悪化した後、全国平均を上回るペースで回復した。県労政・能力開発課の佐藤俊課長は「施策の基本的な方向は間違っていないと信じている」と力を込める。


 知事選でも、雇用問題は大きなテーマだ。「学生への就労支援」「国の交付金の活用」「地元企業と農林水産業の支援」など、様々な対策が語られている。
 だが、職探しの現場で、求職者の反応は冷ややかだ。


 「日々緩やかに坂を下っている感じ」。ハローワークに週2回通う青森市の女性(51)はあきらめ顔でつぶやく。


 女性は3月まで、パートタイムで販売の仕事をしたが、時給は県の最低賃金と同じ645円。一緒に暮らす妹と年金暮らしの父を支えてきたが、一日三食を満足に食べることもままならず、パートを辞めた。


 「せめて時給が700円あれば。雇用を増やしても、働いても食べていけない賃金では意味がないでしょ」。行政には求人倍率ばかりでなく、賃金上昇にも目を向けてほしいと願う。


◆若者が流出


 県の人口は昨年、5年ごとの国勢調査で55年ぶりに140万人を割り、137万人台に落ち込んだ。若者の流出が止まらないことが一因だ。


 経理の専門学校に通っていた青森市の男性(21)は昨夏以降、県内大手8社の面接を受けたが、内定を得られないまま。今春、専門学校を卒業した。「地元で働きたい」と今もハローワーク青森に通い続ける。


 職探しを続ける友人の中には、地元を離れる動きも出始めた。「これ以上親に迷惑をかけられない」と焦りが募る。故郷で働くことを諦めてはいないが、「県の支援策の効果はまだ見えない。今は自分で頑張るしかない」。(藤原慎一)

1736チバQ:2011/06/04(土) 19:14:50
http://mytown.asahi.com/areanews/aomori/TKY201106030402.html
生活入り込む原子力マネー 最新鋭救急車・三セク鉄道も
2011年6月4日


小泊消防署の高規格救急車の後ろには、核燃料サイクル事業関連の助成金で購入された説明書が張られていた=中泊町


 青森県は「原子力受益先進県」だ。三村県政の8年間で、県と市町村に入る電源三法交付金は30億円以上増え、全国最高水準に。福島第一原発事故が収束しない状況で知事選が行われているいま、身近な暮らしに入り込む原子力マネーの実態を見た。

 津軽半島の日本海に面した人口3千人ほどの漁師町、中泊町の小泊地区に2年半前、高規格で最新鋭の救急車が導入された。「ここには絶対に必要」と小泊消防署の救急救命士、荒関勝幸さん(48)は話す。

 救急病院へは車で40分。一刻を争う搬送に、心肺停止で使う電気ショックや気道挿管の装置は重要だ。町によると「救急車の効果で生還した」という明確な例はまだないが、荒関さんは「心電図の病院への電送など、的確な治療に役立っている」と断言する。

 「いい救急車が来たのは知ってます。ありがたい」と鮮魚店を営む女性(65)は言う。だが、救急車の購入費3千万円のうち2千万円が「むつ小川原地域・産業振興財団」の助成であることは知らなかった。

 女性は今、原発事故で不安を募らせる。知事選でも、脱原発の主張に少し、ひかれている。その原子力業界からの身近な恩恵を知り、「何とも言えねぇな。難しい」とうつむいた。

 財団よりはるかに大きな財源が、電源三法交付金だ。昨年度、県内に130億円が入った。

 東北新幹線の東京―新青森の全線開業も、交付金の恩恵を受けている。

 新幹線を青森まで通す条件は、並行する東北線のJR東日本からの経営分離だった。県は、三戸町の目時駅から青森駅までの線路や駅をJRから計108億円で購入し、第三セクターの青い森鉄道に運営を任せた。経費のうち50億円が、電源三法交付金だ。

 県によると、県内に入る電源三法交付金は13年間で倍増した。昨夏着工したむつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設、6年前に営業運転を開始した東通原発1号機……。原子力関連施設が増え続けているためだ。

 この他、県は六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場に運び込まれる使用済み燃料などに課税。税収は毎年100億円を超え、県税収入の1割を超える。

 三村県政の初期は8千億円超だった県の一般会計(当初予算ベース)は、今は7千億円弱。縮む財政は、原子力マネーへの依存度を高める。

 知事選で山内崇氏は「新設凍結」を、現職の三村申吾氏は「県独自で検証」を、吉俣洋氏は「脱原発」を訴える。新知事の原子力政策は、将来の資金的恩恵とリスクの多寡を、決めることになる。(長野剛)

    ◇

 〈県内の原子力マネー〉 「むつ小川原地域・産業振興財団」は、電気事業連合会の出資で1989年に設立。電事連の資金を県内全市町村や市民団体に分配するもので、2009年度は6億5千万円が提供された。全国でも、核燃料サイクル施設のある青森県だけの独特な存在だ。

 電源三法交付金は、電力会社の税金を国が主に原子力施設の立地県や市町村に分配する。大半を占める電源立地地域対策交付金では、09年度に最も多く受け取ったのは福島県の145億円。新潟県、福井県と続き、青森県は124億円で4番目に多かった。

1737チバQ:2011/06/05(日) 14:30:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000035-mailo-l02
暮らしどこへ:’11知事選/1 関心高まる原子力政策 /青森
毎日新聞 5月25日(水)10時56分配信

 ◇「恩恵」と「不安」のはざまで
 「今のように原発に関する情報があふれていたら施設建設は反対していた」。下北半島で特産品の販売事業を手がける60代女性は語り始めた。
 東京電力福島第1原発事故でメルトダウン(全炉心溶融)が起きていたと判明。使用済み核燃料が原発に多数貯蔵されていた実態を菅直人首相が問題視した。そんな報道のたびに「地元で同じことが起きたら。青森に使用済み燃料が運ばれてきたら」と不安が募る。
 それでも、「原子力施設をなくせとは言えない」。地元とは切っても切れない関係になっているからだ。
 下北半島の自治体には、「核燃マネー」と言われる電源三法交付金が国から毎年支給される。東通村では今年度予算の実に45%、六ケ所村でも18%を電源交付金が賄う。
 経済効果も大きい。県によると、六ケ所村の再処理工場は85〜09年度の就労者の6割、延べ約937万人が地元雇用。建設工事の発注総額約2兆8302億円のうち17%を地元企業が受注した。女性も、事業者の手を借りて販路を拡大しており「正直助かっている」と打ち明ける。
 原子力施設は県財政も潤す。県が独自に事業者に課す「核燃税」は今年度の税収総額の13%、約156億円に上る。電源交付金も約39億円。県道整備や県立高改修などの重要な財源だ。
 電力消費の面からも「原子力依存」の実態がある。青森は、風力発電の導入量全国一で火力や水力発電所もあるが、東北電力によると、昨年度の県内の消費電力は89億キロワット時。東通原発(発電量82億キロワット時)が大部分賄う計算だ。
 「原発にどんな考えを持っているかが投票の一番の基準」(70歳女性)など、有権者の原発への関心は高い。とりわけ施設近くの住民には、安全対策が最重要テーマだ。民主党の岡田克也幹事長は14、15両日、再処理工場や大間原発を訪れ、福島原発事故後に急きょ導入された非常用発電機などを視察。非常時の住民の避難道路について、「津波や地震があったら使えなくなる」と不備を指摘した。
 例えば六ケ所村泊地区では、横浜町へ抜ける県道179号が11月から5月には雪で閉鎖となる。福島の避難状況を見た住民からは「半年間は使えない道で、事故が起きたらどうやって逃げればいいのか」の声が漏れる。
 「安心して暮らせる町をつくってほしい」。女性はこれまでになく候補者選びに慎重だ。【山本佳孝】
    ◇  ◇
 3人が立候補した知事選では産業・雇用策や医師不足、震災復興など目白押しの課題への対策が争点だ。6月5日の投開票を前に各課題の現状を探った。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇下北半島と原子力
 下北半島では05年、東北電力東通原発1号機(東通村)が稼働。08年に電源開発大間原発(大間町)、今年1月には東京電力東通原発1号機(東通村)が着工した。さらに2基の計画もある。一方、むつ市に使用済み核燃料の中間貯蔵施設、六ケ所村に再処理工場など、核燃料サイクルの国策を担う全国の中核施設建設が進む。

5月25日朝刊

1738チバQ:2011/06/05(日) 14:31:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110526-00000036-mailo-l02
暮らしどこへ:’11知事選/2 動き止めた貸工場 /青森
毎日新聞 5月26日(木)11時6分配信

 ◇瀬戸際の判断問われる
 風力発電の巨大な風車が回るのどかな森に囲まれた六ケ所村むつ小川原地区。工業団地として造成された広大な空き地の中央に、人影のまばらな約1万平方メートルの工場が建つ。県の産業政策の柱「クリスタルバレイ構想」に基づいて造られた「オーダーメード貸工場」だ。動きを止めた工場で今、精密機器製造用の「クリーンルーム」を維持する電気代がかさみ続ける。
 構想は「成長が見込める産業」として01年、県の有識者会議が液晶産業を選定。全国の一大拠点化して、低迷する県内経済の起爆剤とする計画だった。ところが、誘致は思うように進まず、かろうじて進出した「エーアイエス」など2社も、リーマンショックによる不況や円高が直撃して相次いで破たんした。
 「突然のことで予期していなかった」と、六ケ所村の沼辺正剛商工観光課長は当時の状況を話す。村内では一時約80人が失業した。しかし、液晶産業は既に4〜5年前には韓国や中国を相手に泥沼の安値競争に突入していた。
 「なぜ青森でFPD(薄型液晶ディスプレイ)事業なのかが見えなかった」と機械振興協会経済研究所(東京都)の近藤信一研究副主幹は指摘する。材料供給や製品出荷に不可欠な道路や空路が他県より貧弱で、進出企業が利益を上げにくい分野だったと分析する。
 貸工場は、県の外郭団体「21あおもり産業総合支援センター」(21財団)が進出企業の要求通り建設し、賃料で賄う計画だった。進出企業の破たんで21財団は借入金を返済できなくなり、県は3月、救済のため約29億円の融資を予算案に盛り込んだ。
 エー社の事業継承を決めた六ケ所村の廃棄物処理会社に、活路を見いだした形だ。県工業振興課の葛西崇課長は「このまま(操業を)止めれば、工場維持などで年間25億円かかる。生産を再開させて回収した方が県の負担は少ないと判断した」と説明する。
 しかし、ノウハウがない地元企業で経営は成り立つのか。構想自体の検証も不十分で、追加融資にはリスクが伴う。予算案は可決したものの、議員の厳しい追及があり、融資は執行停止したままだ。
 「施設建設など公共事業型の開発は限界がある。人材育成などのソフト事業をどう開発するかが課題」と青森公立大の天野巡一教授(自治体政策論)。産業振興の「一発逆転」となるか、泥沼の県費支出につながるのか。瀬戸際の判断が問われている。【神崎修一】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇クリスタルバレイ構想
 木村守男前知事時代の01年策定。「世界的FPD研究都市」などを最終目標とし、100ヘクタールの工業団地を整備、液晶工場など10〜15社を誘致して5000〜6000人の雇用を見込んだ。県は10年までに13億円を投入したが、誘致できたのはエーアイエスと東北デバイスの2社(いずれも破たん)のみ。しかし県が3月公表した報告書では「58億円の経済効果があり、延べ1354人の雇用を創出した」としている。

5月26日朝刊

1739チバQ:2011/06/05(日) 14:31:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000077-mailo-l02
暮らしどこへ:’11知事選/3 リンゴ農家存亡の危機 /青森
毎日新聞 5月27日(金)12時15分配信

 ◇値崩れにTPP追い打ち
 リンゴの花が満開となった5月中旬。田舎館村のリンゴ畑が集まる一帯に、雑草が生い茂り、リンゴの切り株だけが残る土地が点在していた。「ここ数年リンゴ作りをやめる農家が増えている」。花のつみ取り作業をしていた平沢健三さん(62)が寂しそうに言った。
 平沢さんは専業農家の6代目。妻(59)、三女(26)と3人で水田1・9ヘクタール、リンゴ畑1・3ヘクタールを耕作し、約40年間生計を立てている。この間、消費者のコメ離れや農産物の輸入増加で生活は厳しさを増してきた。90年ごろ600万円を超えていた所得は約半分に減った。リンゴ貯蔵用の冷蔵庫や稲作用のトラクターなど機械化の投資が重くのしかかる。
 豊かな自然に恵まれ、リンゴやナガイモなどの生産量が全国トップの青森県。しかし、国の統計によると、90年に3270億円だった県内の農業産出額は09年には2664億円に減少。07年の一戸当たりの農業所得は186万円、兼業の農業外所得を含めても298万円にとどまる。
 高齢化も深刻で60代以上の就業者が半数を超える。所得減は後継者不足の一因にもなっている。平沢さんも、三女が将来結婚する相手が農業を継がなければ、農地を貸すことも考えるという。「食べていける所得がなければ、継いでくれとは言いづらい」
 平沢さんは所得確保のため、95年ごろから仲間とコメの通信販売を始めた。通常の流通経路より2、3割高く売れていたが、最近は価格が下落ぎみだ。
 生産量の2〜5割を占める加工用リンゴも値下がりが著しい。90年の果汁輸入自由化以前は20キロ当たり約1500円だったが、5年ほど前、約50円にまで落ち込んだ。「リンゴ代ではなく輸送費だと業者に言われた知人もいる」。出荷するだけ赤字になると、山に穴を掘ってリンゴを埋めた農家もいるという。
 政府が参加を検討する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)も将来の不安材料だ。農林水産省は、高関税に守られているコメが大きな影響を受けるとみているが、外国産の果汁輸入がさらに増える可能性も高い。
 県は農業振興のため販路開拓に力を入れてきた。日本の輸出リンゴの約9割は青森産。09年産は台湾などに約2万トンも輸出された。ブランド力がある生食用リンゴなら国際競争にも耐え、「輸出が増えれば国内の値崩れも防げる」と平沢さんは期待を寄せる。それだけに、担い手を守ってほしいのが実感だ。平沢さんは訴える。「価格と所得を一体で保証する仕組みを考えてほしい。このままでは生活保護をもらうしかない」【高橋真志】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇環太平洋パートナーシップ協定(TPP)
 シンガポールなど4カ国間で06年に発効した貿易・投資などの自由化協定。原則10年以内にほぼ100%の関税撤廃を目指す。米豪など5カ国も加わり新たな枠組み交渉が続いている。農水省は10年10月、安価な農産物の輸入増で国内農業生産額(約10兆円)の4割が失われると試算。政府は6月までに参加の是非判断を予定していたが、震災で先送りされた。

5月27日朝刊

1740チバQ:2011/06/05(日) 14:32:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110528-00000059-mailo-l02
暮らしどこへ:’11知事選/4 医師不足にあえぐ県西部 /青森
毎日新聞 5月28日(土)12時52分配信

 ◇過疎地待ったなし
 「病院運営はぎりぎりの状態が続いている。明るい見通しはない」。鰺ケ沢町立中央病院の佐藤薫事務長は険しい表情で言い切る。
 同病院は「へき地医療拠点病院」だが、常勤の医師は内科1人、外科2人しかいない。診療科は内科、外科を含めて合計8科。昨年度の外来患者は1日平均251人。弘前大からの派遣など、非常勤医師25人で何とか回している状態だが、整形外科や耳鼻科は週2回午後のみ、婦人科は週1回だけだ。
 ひざや腰の痛みで長年、整形外科に通っている同町舞戸町、無職、斉藤スヱさん(84)は「1人暮らしだし、急に激痛があった時には困ってしまう。五所川原市まで行ければいいけど、それも無理なので」と訴える。
 09年度の同病院の不良債務は約2億4000万円。常勤医が9人いた02年度は黒字だったが、7人に減った06年度には不良債務が発生した。
 病院経営では、入院患者の病床稼働率が70%を超えないと採算が合わないとされる。同病院では病床数100床のうち、入院患者は現在40人弱で稼働率はかなり低い。佐藤事務長は「常勤医が少ないと、多くの入院患者を診ることができない。常勤医の確保が経営上は最も重要だ」と説明する。
 医師不足にあえぐこの地域の6市町は「つがる西北五広域連合」をつくり、ひとつにまとまって自治体病院の機能再編に取り組んでいる。五所川原市に中核病院を新たに整備し、鰺ケ沢町立中央病院と公立金木病院は後方支援として、中核病院からの急性期後の患者を受け入れる、などといった構想だ。
 広域連合の寺田建夫事務局次長は「現在はこの地域の自治体病院はどこも常勤医が足りず、余裕のない運営が続いている。このままでは患者へのサービスも低下してしまう。奈落の底に落ち込んでいく事態に歯止めをかけたい」と期待する。
 県は医師会などと協力して04年から、医師不足の要因を分析。その結果、(1)県内出身の医学部進学者が少ない(2)へき地が多く若い医師が勤務を嫌がる(3)卒後の臨床研修先の自由化で大学の医師派遣機能が低下している−−などの実態が分かった。県は卒業後に一定期間県内で勤務すれば返済を免除する医学生の修学資金制度を設けるなど、さまざまな施策を行ってはいるが、医師不足解消にはまだ時間がかかりそうだ。
 一方で、高齢化は猛スピードで進み、県西部の過疎地域は待ったなしの状況に追い込まれている。即効性のある対策が切望されている。【吉田勝】=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇医師不足
 県医療薬務課によると、鰺ケ沢町を含む西北五地域の人口10万人当たりの医師数は97・5人で、全国平均212・9人の半分にも満たない。他の青森、下北、上十三、八戸の各地域も全国平均を下回っているが、西北五地域は県内でも医師不足が際立っている。弘前大のある津軽地域だけが267・8人で全国平均を上回っており、県全体では、08年12月末現在で全国ワースト5位となっている。

5月28日朝刊

1741チバQ:2011/06/05(日) 14:32:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110529-00000025-mailo-l02
暮らしどこへ:’11知事選/5止 震災で求人が大幅減 /青森
毎日新聞 5月29日(日)10時56分配信

 ◇「高齢者にも仕事を」
 「全然見つからねえよ」。ハローワーク八戸前で26日夕、無職男性(62)がため息をついた。
 男性は独身で八戸市内のアパートに1人暮らし。30代後半から約30年間、出稼ぎ生活を続けてきた。契約期間の半年間は県外で働き、市内の自宅アパートに1カ月ほど戻ると、翌月には再び県外へ働きに行く。その繰り返しだった。
 01年からは愛知県内のガラス製造工場で、車の窓用のガラス加工に携わってきた。一枚一枚を丹念に見ながら不純物やゆがみがないか検査する。確かな技術は高く評価され、若手の技術指導も任された。「若い者にはまだ負ける気がしない」と自信をのぞかせる。
 昨年11月に契約が満了し、八戸市に帰ってきた。いつものように翌月、また愛知に行くつもりでいた。ところが12月になっても契約の電話がかかってこなかった。「車業界も不況。発注が少なくなったんだとさ」
 何とか越年し、1月からハローワークに週2、3回通い始めた。ガラスやテレビの液晶にかかわる仕事を探している。だが、年齢が壁となって、条件に見合う仕事が見つからない。
 追い打ちをかけたのが、東日本大震災だった。国内経済が打撃を受け、ますます仕事が見つからなくなった。青森労働局によると、県内では20日現在、158事業所が1027人を解雇したり、解雇を予定している。ハローワーク八戸管内(八戸市、三戸郡)が111事業所で543人と最も多い。
 4月中旬、1週間で100人を超えていた県内の解雇・解雇予定者数は、今月中旬には14人に減った。労働局は企業の人員整理が一巡したとみる一方で、「休業で持ちこたえている企業の資金繰りが悪化すれば、今後新たな解雇者が出る」と懸念の姿勢を緩めない。
 好転の鍵を握るのは求人数だが、2月の7280人から、震災が起きた3月には6676人に落ち込んだ。労働局は「経営が厳しさを増し、企業は雇用に慎重になっている。景気が回復しても求人数が戻るには時間がかかる」と予測する。
 男性はこれまでアパートの家賃5万円を一度も滞納したことがなかったが、1月からは払えずにいる。事情を知った家主は待ってくれるが、仕事が見つかる気配はない。給付された失業保険も残りわずかとなった。100円ショップでパンを買って少しずつ食べ、食費を切り詰めている。
 「年金がもらえるまであと3年。それまでどうにかしのがないと。高齢者にも最低限の生活ができる仕事を与えてほしい」。男性は今回、生まれて初めて知事選の投票に行くつもりだ。【山本佳孝、高橋真志】=おわり
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇震災後の解雇
 震災後の県内の解雇・解雇予定者の業種別内訳は、建設業49社155人▽宿泊・飲食業32社408人▽製造業28社210人−−など。震災直後は工場や出荷設備に被害を受けたり、部品納入先が操業を停止した製造業で多かった。不要不急の出費を抑えたり、外出を自粛するムードの高まりを受け、最近は宿泊・飲食業で増加傾向にある。

5月29日朝刊

1742チバQ:2011/06/05(日) 14:44:22
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0520.html
2011年5月20日(金)  

■’11知事選 現場の目

原発と避難道路(下北半島)/「海に逃げるしかない」迂回路なく住民不安


建設途中の電源開発・大間原発(手前)。北側(奥)約1キロに住宅地が広がる=3日、共同通信社ヘリから
 本州最北端、マグロで一躍有名になった大間町。晴れた日には津軽海峡を挟んで函館市が見える。下北半島を縦断する国道279号の起点は函館市にあり、海の国道と呼ばれるゆえんだ。ここから南へ数キロ離れた地点に、電源開発が建設中の大間原発がある。「万が一、大津波が押し寄せたら」「原発事故が発生したら」−果たして逃げられるのか。東京電力・福島第1原発事故は、地域住民にも衝撃を与えた。

 大間町、風間浦村、佐井村の北通り地区は、以前から交通アクセス基盤の脆(ぜい)弱さが叫ばれてきた。唯一の基幹道路・国道279号は、海岸沿いに張り付く集落に入る度に道幅が狭くなる。

 「ここを工事車両の大型トラックが頻繁に走るんだよ。今は工事が中断して、さっぱりだけどね」。風間浦村易国間地区の住民が苦笑した。工事とは大間原発のことだ。進捗(しんちょく)率は工事が止まる前で約37.6%。原子炉建屋の工事も着々と進んでいた。

 震災発生時に大津波警報が発令され、国道は通行止めに。住民の生活は大きな影響を受けたという。

 もし、大津波が大間町周辺を襲い、同時に、福島と同様の事故が大間原発に起きたなら−。国道279号と、大間港近くで接続する国道338号が寸断されると、町の一部は孤立状態に陥る。「そうなったら、海に逃げるしかないんだ」。冗談ともつかぬ言葉で語る住民の目は笑っていなかった。

 国道279号ではこれまでも度々、落石事故が発生、けが人も出ている。2005年4月には大規模な落石で21時間も通行止めになった。海沿いの道路にはほとんど迂回(うかい)路がないのが実情。冬季になると通行止め箇所もあり、ますます条件は厳しくなる。

 15日、大間町総合開発センター。大間原発を視察に来た民主党の岡田克也幹事長と下北地域5市町村長が意見交換会を開催した。地元議員からは「県は何もしてくれない」と、いら立ち交じりの声が上がった。

 「日本のエネルギー基地の一翼を担うこの地域に、避難道路が1本しかないのはいかがなものか」。佐井村の太田健一村長は、危機感を込めて語る。政権与党と県政与党のねじれがある中、しかも知事選を目前にしながらも訴えずにはいられなかった。

 大間町の漁業男性(60)は語る。「もともと原発は必要ないと思っているが、どうしても進めるなら国道並みの避難道路を造るべきだ。そうでないと原発工事は認められない」

 避難道路の整備を求めるのは再処理工場などを抱える六ケ所村なども同様だ。隣接する横浜町の主婦三山好美さん(62)は「国道279号だけだと渋滞してしまい、早く逃げるのが難しい。行政側は対策をしっかりしてほしい」と訴える。

 大間原発周辺の避難道路整備について、県は本年度から10年かけて県道薬研佐井線の改良工事を行う。県エネルギー総合対策局の阿部耕造局長は「何もやってこなかった訳ではない」と釈明。今後も「原発が立地する14道県と話し合い、国に強く働きかけていく」と強調した。

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/国対策を基に県計画見直す 国が福島第1原発事故の検証を踏まえて示す安全対策に基づき、県の防災計画を見直す。原発の安全対策を最優先とし、防潮堤整備など短期的対策を行った上で、中長期的な対策として避難道路整備の道筋を示していく。

三村申吾氏/災害応急対策長期化に対応 防災対策を充実すべき地域の範囲拡大、災害応急対策が長期化することへの対応等、地域防災計画の修正が必要。見直しの際には、原子力施設の立地周辺地域を中心とする避難道路の整備・確保についても検討する。

吉俣 洋氏/核燃・原発から撤退を前提に 核燃、原発からの撤退計画と自然エネルギーへの転換を図ることを前提に、今の防災計画を大地震による原子力災害が起こることを想定したものに変える。防災エリアの拡大やヨウ素剤の家庭への配布なども整備する。

1743チバQ:2011/06/05(日) 14:44:42
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0521.html
医師不足/「もし何かあったら…」産む不安、診る側も不安


午前7時からの受け付け開始を待つ患者=13日、鯵ケ沢町立中央病院
 午前7時前。まだ薄暗い鯵ケ沢町立中央病院で、受け付けを待つ人影があった。

 補助車を押す工藤タミエさん(88)は午後1時半から始まる整形外科外来を待っていた。腰が痛むので、じっと座って待っている。昼食のおにぎりを抱えて待つ。「医師が少なくても、この病院の存在はありがたい」

 70歳の男性は「医師に安心の言葉をもらいたいんだ」と、長時間待つ理由を語った。

 この日は、内科患者の多さが目立った。89歳女性が説明した。「(町内の開業医の)小杉先生がこの間、亡くなったでしょ。その影響が出ているのではないかしら」

 西海岸の医療拠点は今なお、医師不足にあえいでいた。

 整形の常勤医は2007年10月から不在。10年11月には内科医1人が辞めた。現在、内科1、外科2の常勤3人体制。「近年では最も少ない」(病院事務局)。

 弘前大や県病(青森市)などの非常勤医が外来を支援しているが、常勤医が少ないと入院は制限せざるを得ない。稼働可能なベッド70床(条例上は100床)に対して入院患者は40人弱。3階の病棟は休止状態。

 内科に通う女性(83)はつぶやいた。「三村知事は前の選挙で、ここで100人入院できるようにすると言ったけど…」

 県は05年、良医をはぐくむグランドデザインをつくり医師不足対策に力を注いできた。

 中・高校生に医師の道を目指す動機付けを行い、研修医が県内で働いてもらうように「魅力ある環境整備に努めてきた」(県医療薬務課)。

 その結果、本県出身の医学部合格者は04年の42人から倍増。今春、県内で研修を始めた新人医師は70人と過去最高となった。県が調整役となって県内へ招いた医師は03年以降、28人に上った。

 しかし、「医師の絶対数がまだ足りない。自治体病院を辞める医師の分を埋め切れていない。対策の成果が出るのはこれから」(佐藤敬・弘前大学大学院医学研究科長)と指摘する声は少なくない。

 特定診療科の医師不足は深刻だ。例えば産婦人科。

 七戸町の民間クリニックは昨年11月から一時分娩(ぶんべん)を休止。十和田中央病院の産婦人科医は今年5月から不在となった。相次ぐ休診と被災地からの「飛び込み受診」が重なり、市立三沢病院の分娩数は1.5〜2倍に膨れ上がった。同病院の丸山英俊医師(産婦人科)は語る。

 「もし自分に何かあったらどうなるのかと考えることがある。上十三の産科医療は崩壊の危機と隣り合わせ」

 妊娠8カ月の女性(30)=三沢市=は「友達は八戸の産婦人科まで通っています。何かあったら、どうするのでしょう。私も次の子のことを考えるとすごく不安」と、おなかをさすりながら語った。

 ベッド稼働率100%の県病産婦人科。遠方からの患者が増え、入院期間を短縮せざるを得ない時もある。上十三の妊婦が車で県病にたどり着く前に出産してしまう「車中分娩」も発生している。

 「産婦人科では医師不足対策の成果は見えていない」と語る佐藤秀平・総合周産期母子医療センター長。「少ない診療科の医師を支え、育てる仕組みがもっとあってもいいのではないか」と訴えた。

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/地域間連携深め医療全体底上げ 自治体病院の専門性を高め、地域間の連携を深めることで全体として医療全体の底上げを図る。医療機器や医薬品の研究開発に対して、税の優遇制度を図るなどして雇用を創出。医師が住みたくなる地域にしていく。

三村申吾氏/研修医確保に力勤務環境を整備 成果が表れてきている「良医を育むグランドデザイン」をさらに強力に進めるとともに、即戦力として期待できる後期研修医の確保や女性医師をはじめとする医師の働きやすい勤務環境の整備などに力を入れる。

吉俣 洋氏/医師数抑制改め計画的増員図る 深刻な医師不足は、政府、財界の「医療費削減」路線に要因がある。医師数抑制を改め、計画的な増員に向け医学部定員増と地域への定着を図る。地域医療支援中央会議の機能強化で医師派遣システムを確立する。

1744チバQ:2011/06/05(日) 14:45:11
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0523.html
ホタテ復活願う漁業者/収入源失い厳しい生計「来年の水揚げ期待」


母貝として残しておいたホタテを出荷するために引き揚げる秋田さん。「母貝としての役割は果たした。後悔はない」と言う=18日、横浜町鶏沢沖
 どんよりとした曇り空が、うっすらと白み始めるころ、横浜町鶏沢の漁業秋田正明さん(46)は、父親から引き継いだ「南生丸」(全長15メートル)のエンジンに火を入れた。鶏沢漁港から沖合数キロにある陸奥湾内のホタテガイ養殖漁場を目指す。18日は風が強く海は荒れ模様。午前5時前に出航し、約20分かけてポイントに到着すると、養殖ロープを引いて、耳づりのホタテを船に引き揚げ始めた。昨夏の猛暑が引き起こした高水温によるホタテ大量死で、今年の漁は例年のわずか10分の1。手を動かしながら険しい表情で秋田さんが言う。「借金と、山菜採りでしのぐしかないよ」

 下北半島の中間部、陸奥湾沿いに20キロ以上の海岸線を擁する自然豊かな同町は、農林水産業が町の重要な産業だ。漁業者は、ほとんどがホタテを最大の収入源にしている。それだけにホタテ大量死の痛手は大きい。秋田さんの年明けから現在までの水揚げはたったの4トン。例年なら50トンは揚げている。今後の水揚げ予想も5トン程度で、これからどう暮らしていけばいいのか不安だけが募る。

 秋田さんは、来年以降の水揚げ回復を目指し、本来なら昨年末から年明けにかけて既に出荷していなければならないホタテの水揚げを見合わせた。春のホタテの産卵期に、できるだけ多くの母貝を海に残しておくためだ。むつ湾漁業振興会や県の指導を受け、陸奥湾のホタテ漁業者が足並みをそろえた。この間、収入がないため、県の低利資金制度を使い700万円弱の借金をした。だがそれも「人件費や船の燃料代で、ほとんど消えてしまうだろう」。ナマコやホヤ、山菜やササの葉など「とれるものをとって、生活資金に充てるしかない」と言う。

 県によると、涙ぐましい漁業者の協力もあって、このまま順調にいけば来年以降の稚貝確保にめどがつく状況まで持ち直しているという。春先の低水温で産卵が遅れた2005、06年当時と同程度のラーバ(稚貝に成長する浮遊幼生)が確認されているからだ。「05、06年もホタテ養殖に必要な最低限の稚貝は確保できた。採苗器にラーバがうまく付着し稚貝が順調に育てば、来年の水揚げ量はある程度回復するはず」と宝多森夫県水産局長は話す。

 ただ、借金を抱えた漁業者の生活が正常に戻るまでには、まだ時間がかかる。秋田さんは「親として、高校2年の息子の大学進学希望を何とかかなえてやりたいが…」とため息をつく。

 大量死が起こるとは夢にも思わず、ホタテの収入を当て込み漁船の更新や高額の機械を買った漁業者もいた。秋田さんは「こういう人に対する特別な手当てがあってもいいのでは」と提案する。

 一方で、東日本大震災で行政にこれ以上の支援を求めにくくなった−という声もある。蓬田村漁協に所属する同村広瀬の漁業久慈孝弘さん(51)は昨年、幸いにも水温上昇の前に収入の大半を占める半成貝の出荷を終えていた。しかし、今年半成貝として出荷するはずだった稚貝がほとんど死んでしまい、水揚げは例年の20分の1ほどだった。

 ほとんどホタテの収入だけで一家6人の生計を立てているという久慈さんは「今年は借金をして、来年の水揚げに期待するしかない」と語る。行政に手厚い支援を要望したくても、未曽有の大災害の被害者を前にして、声は上げにくい。「今は震災復興優先で、ホタテのことは忘れられているのかも。これ以上県に支援してくれと言っても無駄。自分たちで何とかするしかないよ」

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/行政が支援し生産体制整備 第一に生産体制を整えるため、行政が確実に支援する。さらに生産だけでなく、加工、流通、販売までの公的支援の枠組みをつくる。自然災害の備えとして、共済加入率向上を図るために県の補助復活も検討する。

三村申吾氏/養殖技術開発や複合経営を推進 ホタテガイ養殖を早期に再生するため、親貝確保や加工業対策、漁業者の雇用・経営安定対策などの対策を実施した。今後は、高水温に対応できる養殖技術の開発研究やホタテ以外の魚種との複合経営を推進する。

吉俣 洋氏/猛暑でも可能な養殖の仕組みを 猛暑でもホタテ養殖が可能な仕組みをつくる必要がある。昨年の被害を教訓に、高水温に対応した管理方法を漁業者に普及する。採苗器の適切な投入や複合養殖への技術的指導などを実施し、100億円産業を取り戻す。

1745チバQ:2011/06/05(日) 14:45:49
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0527.html
県立屋内スケート場(八戸)の行方/選手育成へ建設望む一方で財源めぐり戸惑う声も


長根公園スケートリンクで開かれた「結集!はちのへ国体」のスピードスケート競技。施設の老朽化は長年の課題になっている=1月27日
 晴れ上がった1月30日、八戸市の長根公園スケートリンク。小刻みに氷面をかむエッジの音が、会場の声援にのみ込まれた。国体少年男子2000メートルリレーは、2位から4位までが0.5秒以内という混戦。本県チームは3位。「結集!はちのへ国体」最終日、スピードスケートのハイライトシーンだった。

 長根リンクでの冬季国体開催は通算12回目で、最も多い。多くの名選手を育てたリンクは、パイピング整備から40年以上たち、老朽化が進む。重大な機器故障があれば大規模改修か、建て直すしかないのが現状だ。

 スケート場整備は、八戸市がこれまで県への最重点要望事項に掲げてきた。県は、知事選を控えた本年度の予算にようやく調査費約2千万円を計上した。

 知事選スタート後の21日、同市内で個人演説会を開催したある候補者は「復興のシンボルとして整備する」と明言。会場から拍手が湧いた。

 「国際大会が開ける屋内リンクは、全国で長野と帯広だけ。三つ目が長根にできれば、国内トップレベルの選手が大会や練習で訪れる。経済効果もあるし地元選手の育成に大きな意義がある」

 八戸商業高校スケート部監督で、県スケート連盟スピードスケート強化委員を務める仁科恭典教諭(54)は、調査費計上で悲願に一歩近づいたと歓迎する。

 市の「県立屋内スケート場建設促進プロジェクトチーム」は、建築面積が約1万8千平方メートルで、400メートルダブルトラックを備えた通年利用施設の構想を描いている。市議会も全議員が早期建設促進を掲げ、建設推進一色だ。

 建設費について市は白紙としているが、多くの関係者は約80億円と見込む。国の補助で県が整備し、市も一部を支援するとはいえ、3者の具体的な負担割合や、完成後にどう運営するのかなどの議論は進んでいない。

 市内の女性会社員(40代)は「県立施設だということで、市民は財政負担について深く考えていないのかな。建設反対ではないけれど、財政の見通しが立たないまま話が進んでいくのは違和感がある」と指摘する。

 同市の女性店主(50代)は「青森市には県立美術館が、弘前市には県立武道館があるのに、八戸市にはない。不公平だからつくってほしい−という市民感情が前に出過ぎでは」ときっぱり。「スケート場をつくることで市民生活がどう良くなるか説明してほしい」と、推進ムード先行の現状に戸惑いを見せた。

 八戸商業高校スケート部の本年度の部員はわずか6人。多かった時代の5分の1まで減った。

 「氷都をうたう以上、昔のように地元からトップレベルの選手を出したい。できれば私が現役の監督でいる間に、屋内リンクが完成してくれれば…」

 仁科教諭は期待を膨らませながらも、冷静に言葉を続けた。「ただ、新しいリンクの運営を考えると、スケート選手以外の市民も活用できるような工夫も必要でしょうね」

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/復興のシンボル整備目指すべき 八戸地域の震災復興のシンボルとして、県による整備を目指すべきだ。インフラ復旧対策を講じた後に復興事業として整備すれば、地域に夢と希望を与える。国体や国際大会の定期開催で、経済波及効果も期待できる。

三村申吾氏/検討状況踏まえ調査事業を実施 これまでの検討状況を踏まえ、現地の状況を調査し、将来の整備に向けた検討を行うため、地質調査、アクセス調査、規模・構造などの検討を行う「屋内スケート場立地適性調査事業」に取り組んでいく。

吉俣 洋氏/必要な施設なら合意を得て整備 県民にとって必要な施設なら県民合意を得ながら整備すべきだ。呼び込み型企業誘致や駒込ダム、新中央埠頭(ふとう)などの不要不急の大型公共事業にメスを入れ財源を確保する。県民合意の方法についても検討する。

 長根公園スケートリンクで開かれた「結集!はちのへ国体」のスピードスケート競技。施設の老朽化は長年の課題になっている=1月27日

1746チバQ:2011/06/05(日) 14:46:15
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0528.html
出生率向上/「お金いくら掛かるか」 子育ての不安消えず


子育て支援センターで触れ合う親子連れ。育児情報や悩みを共有できる場として活用されている=青森市の佃保育園
 「ボールがいっぱいだよ」「こっちでお絵描きしようか」 知事選告示日の19日、青森市の佃保育園内にある、市委託の「あおもりふれあい子育て支援センター」室内に子供と母親たちの歓声が響く。保育の日に合わせた一般開放に保育園や幼稚園への入園を控えた0〜3歳児と、母親たち20組ほどが訪れていた。他の子育て支援施設も利用する母親(37)は「同じぐらいの年の子のお母さんたちと知り合えるのがいい」。育児情報を共有したり、時には悩みを相談したり。交流の場で、子供たちを見守るママたちの表情は明るい。

 ただ、将来への不安がないと言えばうそになる。「この先どれぐらいお金が掛かるのか。今はまだ実感が湧かないけれど」。1歳6カ月の長男をあやしながらこう話す母親は、妊娠8カ月までフルタイムで働き、出産を機に仕事を辞めた。「週2回ぐらい働けるところを探したい。この子一人では将来かわいそうだし、いずれ2人目も欲しいし」 幼稚園年少の3歳と1歳8カ月の2児の母親(35)は「2人とも幼稚園に行くとなれば合わせて月5万円は掛かる。家計的に厳しいし、下の子は2年保育にしようかと迷っている。いずれ私も働かなければならないかも」。低料金で、いつでも気軽に頼める一時保育施設が、もっと身近にあったら。願いは切実だ。

 急激に少子化が進む県内。県は2010年3月に「わくわくあおもり子育てプラン」をつくり、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を、08年時点の1.30より増やす目標を掲げた。しかし、09年は1.26と、逆に過去最低を更新した。

 出生率低迷の背景には、出産する女性の過半数が該当する25〜34歳の年齢層の減少や、晩婚・晩産化などいくつもの要因がある。県こどもみらい課の鈴木日登美課長は「産み、育てる環境だけでなく、雇用や経済的な問題、仕事と子育ての両立など課題は多い」と認める。婚姻率の全国下位から脱却するため県が今年乗り出す「婚活」支援も、効果は未知数だ。

 「出生率を上げるには、多面的なアプローチが必要」。県立保健大の大関信子教授はこう指摘する。行政の子育て支援について、同教授らが県内の乳児の母親1800人を対象に07、08年に実施した調査では、経済面の施策や地域子育て支援センター設置などが要望と一致した。一方で「冬季の遊び場充実」「産科・小児科増加」など生活に密着した要望や「頑張っていることを認めてほしい」といった、精神面のケアの必要性をうかがわせる声もあった。大関教授は「地域でできることは、赤ちゃんを連れた母親への温かい言葉掛け。さらにそれぞれのコミュニティーで何ができるかを考え、一つずつ実行することではないでしょうか」と語る。

 「女性が自分なりの生き方を選択できる時代になったのはいいこと」。NPO法人むつ下北子育て支援ネットワークひろばの小川千恵代表理事はこう言う一方、いざ子供を産みたいとなっても「しんどそうだとか、お金が掛かるとか、現実的な負担感が解消されていない」。

 その解消のためには、周囲の理解、社会や家族、特に夫のかかわりがもっと必要だと説明する。そして「産み、育てることが楽しいと思える地域でなければ。子どもと生きることに素晴らしさや喜びを見いだせるよう、中高生ら若い世代への体験の場も増やすべきです」と訴える。

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/若者の雇用安定所得向上が近道 20代男性の雇用を安定させ、所得向上を図り、結婚できる環境を整えることが出生率向上の近道と考える。就職マッチングや技能習得などを担う産学官連携組織を立ち上げ、在学中や卒業後も含めた支援態勢を構築する。

三村申吾氏/就学前医療費や新しい父母支援 安心して子どもを産み、育てることのできる環境を整える。周産期医療システムを充実し、妊婦健康診査未受診の解消を図る。また、就学前児童の医療費支援、新しい父母、ひとり親家庭等への支援を行う。

吉俣 洋氏/経済的な負担を国の責任で解消 誰もが安心して子育てできる環境が必要。保育園から大学まで経済的負担を国の責任で解消する。子どもの医療費無料化は当面、小学校卒業まで拡充。正社員が当たり前の社会、全国一律最低賃金など働くルールを作る。

1747チバQ:2011/06/05(日) 14:46:32
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0529.html
企業誘致・新産業創出/「県の目は中央大手」 地元企業の活性化を


白いワイシャツ姿でパソコン画面を見つめる男性社員=25日、青森市内のIT企業
 静かな室内に、精密機器のかすかな電子音と、カタカタとパソコンのキーボードをたたく音が響く。顧客情報を守るため、セキュリティー管理された青森市内のIT企業。空調を切った部屋は、外より幾分暑く感じる。顧客企業向けシステムプログラムを作成する社員たちが、上着を脱ぎ、白いワイシャツ姿でそれぞれ、机の上のモニターを見つめていた。

 同社取締役の男性(52)は、地域密着型のITサービス「地域クラウド」に関心を持つ地元IT関係者の一人。地域クラウドは、ここ数年で急速に注目度が高まっている、インターネット経由でソフトウエアを共同利用する「クラウドコンピューティング」(クラウド)の一種。地域の中小企業や商店、農家、NPOなどが簡単に使えて、個別の利用状況に即したサービスがきめ細かく提供される、地域に根付いたシステムだ。

 県は2010年度から、六ケ所村のむつ小川原グリーンITパーク内にクラウドのデータセンター誘致を打ち出した。アピールポイントは、年平均9.5度と、精密機器の稼働に適した冷涼な気候と、原子力立地給付金による安価な電気料金。インターネット検索エンジン最大手「グーグル」には「相手にされなかった」(県関係者)が、国内の事業者に対象を広げ、相手を探している。

 これまでも、地域クラウドを手掛けたい地元企業は多かったが、ほとんどは、新規で需要予測のつかない分野に多額の投資をするのをためらっていた。それだけに、県内IT関係者たちは「地域クラウドに弾みがつく」と県の構想を歓迎した。

 しかし今年4月、データセンター誘致に向けた推進協議会が発足しても、地元IT関係者への説明は一切なかった。IT企業の取締役男性は「県が目を向けるのは中央の大手メーカーばかり。地元が置き去りにされている」と感じる。

このままでは、データセンター誘致による地元活性化どころか、「われわれの顧客を誘致企業に奪われかねない」。失望感が広がる。

 県側が誇示する「この8年間で202件の企業を誘致、増設した」という実績は、増設を除くと新規誘致は94社で、このうち12社が既に撤退した。

 94社は、情報提供サービスを中心とする非製造業と製造業の割合がほぼ半々。県工業振興課によると、県内の製造業の従業員数のうち、約3割が誘致企業によるもので、県工業振興課の職員は「雇用面でも一定の効果が上がっている」という。

 青森市のパサージュ広場を運営する「ピー・エム・オー」の加藤博社長(62)は「不景気の中、これだけ(202件)の数字を残すのはすごい」と評価するが、「若者の雇用が生まれている実感はあまりない」と話す。

 液晶産業の集積を目指し県が推進してきた「クリスタルバレイ構想」による誘致数はわずか2社で、いずれも破綻。オーダーメード型貸し工場再活用に関わる県の外郭団体には、多額の税金が投入されている。一方、本県の有効求人倍率は依然として全国最低レベルで、上昇の見通しは立たない。

 IT企業の取締役男性は「誘致企業が増えても、われわれへのメリットはほとんどない。地元の活性化にはつながっていない」と感じている。さらに、言葉を慎重に選びながらつぶやいた。「流行分野の企業を単に誘致するのではなく、地元企業を活性化し、強みを生かしていく政策がほしい」

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/県の資源生かし地場産業育てる 農林水産業、医療、エネルギーという青森県に今ある資源を生かし、地場産業に育てる。たとえば医療は、医薬品や医療資材の分野で研究開発の助成や税制面で優遇する「発展先導地域」を県内に設ける。

三村申吾氏/農商工連携進め企業を前向きに 「産学官金連携」と「知的財産の戦略的活用」を基盤に農商工連携を推進し「食産業」をはじめ、医療・健康福祉産業、情報関連産業、環境・エネルギー産業への取り組みを進め、企業マインドを前向きに変えていく。

吉俣 洋氏/自然エネ転換で一大産業を形成 現にある1次産業、中小企業が成り立つように、価格補償、所得補償で下支えする。農水産物の輸入規制と各国の食料主権を守る。自然エネルギーへの転換は一大産業を形成、仕事と雇用を拡充していくことになる。

1748チバQ:2011/06/05(日) 14:46:52
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0530.html
厳しい雇用環境/「職探しの繰り返し」 求職者、先見えぬ不安

 震災復興策や原子力政策と並び、知事選で争点になっている雇用対策。だが、当の求職者の選挙への関心はいまひとつ高まっていない。「誰がなっても一緒」「政策の違いが分からない」−。青森市のハローワークを訪れる有権者の大半は、諦め交じりの冷ややかな反応だ。背景には、行政がさまざまな施策を打ち出しても一向に改善の手応えが感じられない厳しい雇用環境がある。働き口を増やす県の施策は短期雇用がほとんどで「期間が終わるとまた職探し。これでは同じことの繰り返しだ」と求職者。正規雇用が遠く手の届かないものになりつつある脱力感が、言葉の端々からにじむ。

 「職安に来てみて思ったが、1カ月、2カ月の仕事ばかり。短期の仕事ではまた求職活動をしなければならず、不安定な生活に逆戻りしてしまう」

 青森市の中村欣司さん(40)は4月、半年間勤めた横浜市の自動車工場を辞め、実家に戻ったばかり。震災の影響で生産が縮小して契約期間を延長してもらえなかったからだ。

 高校卒業後、自衛隊に2年間勤務。その後青森市の配送会社に10年近く勤めたが、重い荷物の積み降ろしで痛めた腰が悪化し、退社せざるを得なかった。新聞広告で見つけた愛知県の自動車関連工場の仕事は、リーマン・ショックの余波で失った。

 まだ結婚はしておらず、両親の面倒は兄夫婦が見ている。「自分だって親を支えたい。だけど、仕事がないことにはどうにもならない」。できれば県内で仕事を見つけたいが、少しでも長く勤められそうな職のある県外に出ようかとも迷う。

 投票日は県外に面接に行くかもしれないという中村さんは「青森はやはり農業、漁業、林業。経験がなくても1次産業に飛び込める制度さえあれば、地元が好きだから残って働きたい」と話す。

 一方、同市の接客業の女性=40歳代=は、観光客と接する今の仕事が気に入っている。非正規雇用で契約期間は1年間。期間満了後のことを考え、情報収集のため職安に寄った。女性の仕事は国の基金を使った県の雇用対策の一環で、副業は禁止されている。「自分は独り身。先の不安は消えない。短期ではなく、正社員の職を増やして」と訴えた。

 求職者に県政への要望を聞くと、最もよく返ってきた答えが「生活の安定」を求める声、そしてそれを実現するための「正社員の仕事」だった。

 これまで、各地で調理の仕事を転々としてきたという無職男性(60)は言う。「先の生活が見えない不安な気持ちが、知事になるような人に分かるはずもないだろう?」

 ◇

県の雇用創出策/ほとんどが短期

 県は2009年度から3カ年の事業で、国からの交付金を財源に、企業の人件費や事業費を負担するなどの雇用創出策を実施。昨年度までの2カ年で、計110億円を投入して1万1千人の雇用をつくりだした。

 本年度は133億円を注ぎ、8千人超の新規雇用を見込む。震災後に国の1次補正予算で25億円を追加して千人分を上積みした。だが、ほとんどは短期雇用で、契約期間終了後の正規雇用を想定した「ふるさと雇用再生特別対策事業」の対象者数は、全体の8分の1の千人弱にとどまる。

 短期の仕事では求職者数を一時的に減らすだけで、長期的な雇用情勢の改善にはつながらない−との指摘は、これまでも労組側から繰り返されてきた。

 県労政・能力開発課の佐藤俊課長は「たとえ短期でも、今後の成長が見込まれる介護や医療、観光などの分野で経験を積み、その後の正規雇用につなげてもらうのが事業の狙いだ」と説明する。

 ただ、これまで2カ年で県の雇用創出事業から正規就労につながった人の数などの統計はなく、効果や実態は不透明だ。

1749チバQ:2011/06/05(日) 14:47:12
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0603.html
観光振興/青森DC「効果ない」 次の一手県はあるのか


県民主体の観光事業「街歩き」。おもてなしの心を持って観光客と一緒に街を歩く「ふれ〜ふれ〜ファミリー」メンバー(右から2人)=5月28日午後、弘前市駅前町
 「震災から50日目で(全線)つながった。報告できるのが夢のようです」

 桜が開花し始めた弘前公園。JR東日本の清野智社長はゴールデンウイーク初日の4月29日、東日本大震災で大きな被害を受けた現場を思い起こしながら、この日の東北新幹線全線再開の感慨をかみしめた。

 昨年12月の東北新幹線全線開業から約3カ月。本格的観光シーズンに向け、これからという時に大震災は起きた。懸命の復旧作業も4月23日に始まる大型観光企画「青森デスティネーションキャンペーン(DC)」に間に合わなかっただけに、同29日の式典に出席した、清野社長や観光業界関係者の顔に、DC「再スタート」への意気込みが浮かんだ。

 だが、大きな経済効果を生み出した他県のDCほどの効果は、弘前さくらまつりが終わっても起きなかった。ある観光関係者は言う。「DC効果は全く感じない」

 新青森駅開業、新型車両「はやぶさ」導入、DC開幕。「3段ロケット」(JR東日本幹部)打ち上げのように、新幹線効果が次々本県に押し寄せるはずだった。だが3段目が失速した今、弘前市内の観光関係者は「県は新たなロケットを仕込んでいるのだろうか」と疑念を抱く。

 震災に伴う厳しい状況は、十和田湖周辺も同じだ。

 「話にならないね」。ホテル十和田荘の中村秀行専務の言葉にあきらめが交じる。同ホテルでは7月までの団体客がほとんどキャンセル。初夏は例年、同ホテルグループの3宿泊施設に1日平均650〜700人が宿泊するが、今年はわずか20人ほど。やむを得ず2施設を閉鎖し経費を切り詰め、全従業員がホテル十和田荘で交代勤務し、どうにか雇用を維持している。

 新幹線は2015年度にも、函館市に延びる。「それを見据えた動きが見えない」。県の事情をよく知る観光関係者は、次の一手を示さない県の姿勢にいらだちを募らせる。

 新幹線の北海道延伸を地域活性化につなげる動きもある。奥津軽駅(仮称)が設置される今別町に隣接する中泊町。「津鉄応援直売会」はこの冬、津軽鉄道の終着駅・津軽中里駅に直売所を設け、ストーブ列車の乗客をもてなした。同町から奥津軽駅までは道路1本。新幹線駅からの誘客を目指す。

 「もともと農業しかしたことがないから上手な宣伝の仕方が分からない」と同会メンバーの神かづ子さん(58)。他の観光業者との連携など、行政に助けてほしい部分もたくさんあるが県はどうも敷居が高い。手探りの模索に、もっと県が後押ししてくれればと強く願う。

 一方、自助努力で活動を軌道に乗せている例もある。「自分たちが良いものを持っていれば人は集まる」。弘前市内で街歩き事業を手掛ける市民団体「ふれ〜ふれ〜ファミリー」代表の一條敦子さん(52)は自信を持って言う。

 東北新幹線全線開業へ、1年半ほどかけ練り上げた約20の街歩きコース。観光客と一緒に歩き、弘前の魅力を紹介するうち、コース沿いの商店主が街歩き客に笑顔で話しかけるようになった。「街歩き事業はまちづくりにもつながる」。現場に何度も足を運び、あらためて気付かされた。

 事業は県の補助金などで賄う。とはいえ、行政に求めるのはお金よりも「一緒に頑張ろうという姿勢」だ。県民と同じ目線で話し合う姿勢を行政がもっと持てば−。これもまた、街歩きを通じて気付いたものの一つだ。

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/県内周遊できる体制づくり必要 全国レベルの観光都市に肩を並べるには、祭り期間だけでなく、通年で観光客を呼び込めなければならない。各地域が発信力を強め、一カ所で足を止めさせずに県内を周遊できるような体制づくりが必要と考える。

三村申吾氏/官民一体となり元気を創り出す 「未来へのあおもり観光戦略」の取り組みを官民一体となって積極的かつ戦略的に推進し、新幹線全線開業を交流人口の拡大や地域経済全体の活性化につなげ、青森の元気を創り出していく。

吉俣 洋氏/基本は観光資源PRの徹底必要 県内には、紹介されていない観光資源がたくさんある。私有地などの制約を解消しルートを確保する。観光客は、交通の利便性、快適性、接遇などを評価するが、基本は観光資源であり、PRの徹底が必要である。

1750チバQ:2011/06/05(日) 14:47:38
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2011chijisen/kikaku-genbanome/0604.html
青い森鉄道と地域振興/特急廃止客足遠のく 三沢、野辺地 地域力結集に活路


通勤・通学客の利用がメーンになった三沢駅。かつてJR東北線の特急が停車していたが、今はローカル線の雰囲気が濃い
 「青い森鉄道の駅になって、これほど変わるなんて」。改札口に隣り合う事務室。しみじみ語る、三沢駅の坪誠駅長(53)は、JR東日本の元社員。昨年夏、青い森鉄道に移り第2の鉄道マン人生をスタートさせた。青森駅助役を経て、5月1日付で三沢駅に着任したばかりだ。

 JR時代を含め、同駅勤務は3度目だが、今回は約1カ月、駅利用者の強い不満に向き合う、これまでにない日々が続いた。八戸の乗り換えが不便、新幹線の最終列車に接続がない…。「苦情は前にもありましたが、今の不満はレベルが違う。特急が無くなった三沢や野辺地は特に」。三沢市に隣接する東北町生まれ。「知り合いも多いから、地元の気持ちは、よく分かります」。温和な表情が曇る。

 JRから青い森鉄道に移行し、特急廃止などで以前より不便になった影響は、切符の売り上げに端的に表れた。坪駅長によれば、三沢駅でJR時代1日600万円前後あった売り上げは今、100万円に届かない日もある。「三沢駅で扱うJR区間の販売額を除けば、さらに半分ぐらいに減る」という状況だ。

 青い森鉄道の三沢駅や野辺地駅は、六ケ所村の核燃料サイクル施設をはじめとしたエネルギー関連産業のビジネスマンが多く利用していた。六ケ所への中継点の役割は、東北新幹線七戸十和田駅に移り、三沢、野辺地を中心とした地域経済には沈滞ムードが漂う。

 昨年12月4日の東北新幹線全線開業から、間もなく半年。増便やダイヤ見直しで青い森鉄道は段階的にサービス向上を図ってきた。だが、東日本大震災が客足の落ち込みに拍車を掛けた。

 「新幹線全線開業で宿泊者は9割減。その後の震災で今はほとんどゼロだよ」。野辺地町旅館組合の駒井一彦組合長(53)は、業界の苦境を語る。「新幹線をぶっ壊してやりたい気分だ」。怒りをぶつけた60代のタクシー運転手は、片道1万円前後になる六ケ所へのビジネス客をつかもうと、野辺地駅で何時間も客待ちを続ける。

 駅に頼らず、集客力を保つ方法はあるのか−。答えを探そうと、三沢市の寺山修司記念館は、七戸十和田駅近くにある鷹山宇一記念館を起点に、寺山記念館、十和田市現代美術館を結ぶ3施設連携のシャトルバス運行計画に参加した。7月から10月まで、各週末に40日間ほど運行する。

 「東北新幹線の全線開業を『三沢への死刑宣告』と言った人さえいた。少なくとも青い森鉄道の沿線は、待っているだけで客が来る時代でなくなったことは確か」。参加の背景を説明する寺山記念館の笹目浩之副館長は、美術館に限らず、青森、弘前、八戸の集客施設、ホテルやタクシー業界を巻き込んだPR方法を探し、動いている。

 2007年7月に開館した寺山記念館の入館者数は、08年度の約1万8千人をピークに漸減傾向が続く。10年度は約1万1千人。だが、首都圏の飲食店や美術館、ギャラリーなど約850カ所に企画展のポスターを地道に張って回るうち、県外客が増加した手応えを感じられるようになったという。5月初めの企画展で訪れた入館者へのアンケートでは、以前より県外客の比率が増えていた。

 マイカー利用の入館者を増やそうと、県内各地の道の駅や産直施設にもポスターを配って歩く。「一つの施設、業界だけで生き残ることは、もうできないでしょう」。笹目副館長は、柔軟に地域力を結集することが活路につながると信じている。

=終わり=

 ◇

<各候補の主張>

山内 崇氏/持続可能な支援国・JR提案必要 生活路線である以上、公的な経営支援が前提になる。ただ物流幹線であることを考えれば、国やJRが持続可能な支援態勢を提案すべきだ。沿線自治体が地元の特産品や歴史・文化を一層発信していく努力も必要。

三村申吾氏/沿線住民と連携新たな生業創出 安全な鉄道であること、利用しやすい鉄道であること、地域住民のための鉄道であることが重要。「青い森鉄道プラットホーム」など沿線の方々と連携して、新たな生業(なりわい)づくり、地域活性化に取り組む。

吉俣 洋氏/国が赤字分支援仕組みをつくる 青い森鉄道はいずれ国とJRの責任で運営する。その上で、投資した分、赤字分に国が支援する仕組みをつくる。利用する乗客を増やすためには利便性と沿線に魅力のある取り組みが必要。知恵と力の結集が求められる。

1751チバQ:2011/06/05(日) 18:24:14
>>1749
いっちゃーナンですが、青森って観光開発に完全に失敗してますからね。
<あけぼの に乗って青森へ> と何度か企てたことがあるんですけど、パッとしないんだよなあ。
温泉は二次交通の悪さが目につくし、温泉単体でみたら<もっと近くでいいや>になるし。
白神山地や五能線がメインになってるけど。あと一押し二押しないと行く気が起きないです、自分の場合は。
あと 食べ物が地味ですね。秋田のきりたんぽ、岩手の わんこ蕎麦的な名物料理が必要!

1752チバQ:2011/06/06(月) 22:23:07
カルテットスコアとはすごい
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110606/plt1106061226000-n1.htm
菅、国民から総スカン!民主またまた大惨敗…得票差は4倍2011.06.06
 民主党がまた歴史的惨敗を喫した。5日投開票された青森県知事選は、自民、公明推薦の無所属現職、三村申吾知事(55)が、民主、国民新推薦の無所属で元県議の山内崇氏(56)ら2新人を破り3選を果たした。注目は得票差。三村氏が約34万9000票を獲得したのに対し、山内氏は4分の1にも満たない約8万3000票だった。

 「被災地の選挙でこういう結果が出たのは、菅直人政権への不信任と言わざるを得ない。菅首相の早期退陣の上に、新しい政治体制を作り、復旧、復興に向けて努力をしなければならない」

 自民党の大島理森副総裁(衆院青森3区)は5日夜、三村氏の勝利を受けて、こう語った。

 昨年6月に菅政権が誕生して以来、民主党は7月の参院選で大敗し、12月の茨城県議選でも24人を擁立して当選はわずか6人。今年4月の統一地方選でも惨敗している。菅首相は狡猾な延命工作を画策しているが、国民は「菅首相ノー」「民主党ノー」を突き付けているともいえそうだ。

1753チバQ:2011/06/06(月) 22:36:42
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/06/16567.html
自民圧勝 衆院選へ弾み


 4月の県議選に続き、知事選でも勝利した自民党は強固な支持基盤を一層確かなものとし、次期衆院選に向け弾みを付けた。一方、民主党は政局混迷のあおりも受け、党勢回復に多くの課題を残した。
 自民、民主の国政与野党対決となった今回の知事選。自民が推薦する三村申吾氏が圧倒的な勝利を収め、4月の県議選に続いて民主に連勝した。自民県連の木村太郎会長は「対決型の選挙で全国的にも注目された。結果を出せてうれしい」と語り、表情には満足感が漂った。
 自民にとっては政権奪回への足掛かりとなる意味合いも持つ今回の選挙戦。木村会長は「私たちにとっていい流れをつくってもらえたと思う。きちんとした政策をつくり実行する、責任政党の姿が大事だ」とし、今後に弾みをつけたい考えを強調した。
 一方、今回は二大政党対決として注目を集めながら、投票率は前回をわずかに上回るなど有権者の関心は低調だった。県連の神山久志幹事長は、内閣不信任案の提出をめぐる中央政局の混乱が投票行動に影響を与えた可能性を示しつつ、「政治不信につながらないよう(投票率については)しっかり総括したい」と引き締めた。
 組織の脆弱(ぜいじゃく)さに加えて政権運営をめぐる混迷などもあり、厳しい戦いを覚悟した民主は大差で敗退した。
 党本部も今回の知事選を重視。告示前から党役員を次々と投入し、岡田克也幹事長が2度にわたって来県するなど、互いのパイプを強調。しかし震災対応などで閣僚クラスを呼ぶまでには至らず「候補の政策実現力をアピールし切れなかった」(松尾和彦県連幹事長)と悔やんだ。
 その中で、選挙戦最終盤には首相の進退問題をめぐり政局が混迷。県連内からも「党への逆風が影響したと言わざるを得ない」との声が上がった。
 昨夏の参院選、4月の県議選に続く敗退。選挙のたびに支持基盤拡充の必要性が指摘されるが、人材発掘も含めて妙案は見つからない。横山北斗県連代表は「いい政治をやりたいと政界に飛び込んでくる人が現れなければ」と苦しい事情を吐露した。戦いの場は衆院選などに移るが、立て直しには厳しい道のりが予想される。

1754チバQ:2011/06/06(月) 22:38:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110606t21025.htm
原発政策違い少なく、関心低調に 青森県知事選

3選を決め、支持者にあいさつする三村氏=5日午後8時20分ごろ、青森市東大野2丁目の事務所


 青森県知事選は無所属現職の三村申吾氏(55)が、県議会で6割の議席を占める自民党の全面支援で3選を決めた。有権者は知名度が高く、2期8年で目立った失点がない三村氏に県政運営のかじ取り役を託した。

 民主党が新人を擁立し、選挙戦は自民党と民主党による政党対決の様相を呈した。その中で三村氏は自民党の強固な全県組織に加え、ほとんどの首長の支援も取り付け、盤石の態勢を築いた。
 民主党は4月の北海道など3知事選に続く敗戦で、ことし予定された与野党対決型の知事選で全敗となった。青森でも地方組織の弱さや候補者の知名度の低さに加え、内閣不信任決議案をめぐる混乱など、国政の迷走が選挙戦に影を落とした。
 選挙の論戦では東日本大震災の復興策や、福島第1原発事故を受けた県内の原子力施設への対応が問われた。だが肝心の政策論争は、三村氏と民主党が推した新人が原発で原則推進の立場にあるなど明確な違いがなく、盛り上がりに欠けた。選択軸がはっきりせず、有権者の関心も高まらず投票率は低調に終わった。
 県経済で原子力産業は一定の存在感を持つ。だが政府は原発事故でエネルギー政策見直しを表明し、県内の原子力施設が今後どうなるかは不透明だ。原子力施設の安全性に対する県民の懸念に、三村氏はどんな答えを出していくのか。そして産業としての原子力が担ってきた役割の代替策を講じる必要はないのか。
 六ケ所村のむつ小川原開発地域で次世代産業の集積を目指した「クリスタルバレイ構想」の破綻処理も大きな課題だ。長年の懸案が具体的な問題として噴き出している今、3期目のリーダーシップを執る責任はこれまでに増して重い。(解説=青森総局・佐藤理史)

1755チバQ:2011/06/06(月) 22:40:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110606-OYT8T00076.htm
三村知事大差で3選



知名度生かし幅広い支持


3選を決め、支持者とリンゴジュースで乾杯する三村氏(右、5日午後8時42分、青森市東大野の事務所で)=三上津与美撮影  知事選は5日、投開票され、現職の三村申吾氏(55)が、前民主党県連幹事長・山内崇(56)と共産党県委員会書記長・吉俣洋(37)の新人2氏を破り、3選を果たした。三村氏は知名度を生かして幅広い層に浸透。自民、公明両党も公認候補並みの支援を展開し、大差で逃げ切った。山内氏は知名度不足に加え、推薦を得た民主党の低迷で支持を広げられなかった。吉俣氏は原子力政策の抜本的転換を訴えたが、票に結びつけることができなかった。県政には東日本大震災からの復興や原子力施設に対する不安の払拭など課題が山積みで、3期目を迎える三村氏の手腕が問われそうだ。投票率は41・52%(前回38・45%)。

 投票終了の午後8時と同時にもたらされた「当選確実」の一報。青森市東大野の三村氏の事務所は大きな拍手と歓声に包まれた。三村氏は詰めかけた支持者や自民、公明両党関係者らとがっちり握手。「支持してくださった県民の皆さまに感謝申し上げたい。ふるさと青森県民のために、一歩一歩元気再生を進めたい」。涙で顔をくしゃくしゃにしながら感謝の言葉を述べると、深く頭を下げた。

 出馬表明は昨年11月の県議会本会議。年明けには過去2回の知事選と同様、自民と公明両党の推薦を取り付け、万全の布陣を敷いた。特に自民党県連は、4月の統一選を経て県議会(定数48)の議席数を30に増やした勢いに乗って、支部や支持団体がフル回転、「保守王国」の地力をみせつけた。

 訴えでは、2期8年の実績を前面に打ち出した。「企業誘致・増設200社」「医学部進学者の増加」などを訴え、県政継続を主張した。ただ、争点となった原子力政策については、「県が独自に原子力施設の安全性を検証する」と繰り返すにとどめた。原発新設の凍結を掲げる山内氏や、原発・核燃依存からの脱却を訴える吉俣氏との論戦はかみ合わなかった。

(2011年6月6日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110606-OYT8T00079.htm
陣営一体感欠く 山内氏





落選が決まって敗戦の弁を述べる山内氏(5日午後8時34分、青森市青葉の事務所で)  「訴えることは訴えたが『時の利我にあらず』だった。大変申し訳ない」。青森市青葉の事務所に集まった支持者らを前に、山内氏はうっすらと目に涙を浮かべて敗戦の弁を述べた。

 主張は明確だった。「三村県政8年の停滞を打ち破る」との思いから「県政刷新」を旗印に。「クリスタルバレイ構想への県費投入29億円の即時見直し」などと県政を鋭く批判し、低迷する経済に不満を持つ有権者の取り込みを狙った。

 しかし、県議4期と前県連幹事長の経歴はあるが、知名度不足は明らか。支援に回った民主党も、投開票日直前に内閣不信任決議案の採決をめぐってゴタゴタぶりを露呈。山内氏が社民、自民、民主各党を渡り歩いたことへのわだかまりもあり、陣営は最後まで一体感を欠いた。県連は2009年の政権交代後、県内の大規模選挙は負け続きで、組織の立て直しが迫られるのは必至だ。

(2011年6月6日 読売新聞)

1756チバQ:2011/06/07(火) 23:22:14
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110607-OYT1T00324.htm
26万…対自民得票差で新記録だった青森知事選
 5日に投開票された青森県知事選で、民主推薦の山内崇氏(56)は、自民推薦の三村申吾氏(55)に26万6000票差で敗れた。

 民主が2009年に政権交代を果たして以降、民主、自民系が直接対決した知事選としては、最大の得票差での敗北。

 民主党青森県連は一層の危機感を募らせている。

 政権交代後、青森県知事選前は15知事選があり、民主と自民の事実上の2大政党対決型となったのは4選挙。うち民主は3敗した。最も大敗したのは、10年11月の和歌山県知事選で、その差は18万票余り。ほかの2敗は約6〜9万票差だった。

 今回の知事選は、和歌山県知事選を8万票も上回る差をつけられただけに、民主党青森県連関係者に走った驚きも大きい。

 ある県連幹部は8万3000票あまりだった山内氏の得票に対して「せめて15万くらいはいくと思っていた」と肩を落としながら、「大敗が風化しないうちに、敗因を早急に総括しないといけない」と、表情は険しかった。

(2011年6月7日10時38分 読売新聞)

1757チバQ:2011/06/07(火) 23:23:19
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001106070002
応援・集票 自民に借り
2011年06月07日


自民党の谷垣禎一総裁(左)の激励を受ける三村申吾氏=5月30日、青森市の青い森公園

 知事選投開票まで1週間となった5月30日の日曜日。降りしきる雨の中、県庁前の青い森公園に、自民党の谷垣禎一総裁が、菅政権の震災対応を批判する声が響いた。「私たちが代わってそれをやるんだという意思も、示す必要がある」と踏み込んだ演説は、こう締めくくられた。


 「そのためにも、三村申吾さんを県庁に圧倒的なお力で送って頂きたい」


 自公などが内閣不信任案を提出する2日前だった。


 国政で民主と自民の対立が深まる中、自民は推薦する三村氏の応援に、次々と「大物」を送り込んだ。


 告示日には地元選出の大島理森副総裁、2日後には石破茂政調会長がマイクを握り、終盤には谷垣総裁に加え、小池百合子総務会長も。不信任案提出日と重なりキャンセルされたが、石原伸晃幹事長も来県の計画が組まれていた。


 自民の県連幹部は「(知事選が)国政のいいダシに使われたね。こっちにもいいダシだったけど」と、まんざらでもない表情だ。


 「無所属の会」から衆院議員になった三村氏。当初の政治活動の基盤は、地元、南部地方の企業経営者らが中心で、津軽地方の足がかりは弱かった。


 3期目の知事選で前面に出たのが、自民党の国会議員や県議、市町村議の後援会を中心にした自民系の組織力だ。実際、津軽での街頭演説に集まった聴衆は「(自民党衆院議員の)後援会の人に誘われて来た」と、口をそろえた。古参の三村氏の後援会員は「すっかり自民の選挙になった」と苦笑いする。


 圧勝を導いた自民側には、三村氏に求めたいことがある。


 三村県政の2期8年で、前知事時代に9千億円台に膨らんだ当初予算を、約7千億円にまで減らした。数十億円レベルだった県の貯金(財政調整的基金)の切り崩しは今年度、9億円にまで抑えられた。


 緊縮財政で、箱モノはほぼ造っていない。自民県議の間には「支持者にアピールできない」との恨み節もあった。


 一方の三村氏は5日夜、圧勝に沸く陣営でのあいさつで「財政規律を念頭に」と強調した。牽制(けん・せい)なのか。遊説でも多用した言葉だ。


 県の借金(県債)を見れば、三村氏就任直前の2002年度には1兆2086億円だったが、09年度までに約900億円増えた。県の家計はようやく上向きの兆しが見え始めただけだ。すでに総額331億円の予算を組んだ震災復興費も、重い負担になる。


 自民への「借り」の中、3期目の三村県政がどこまで倹約を貫けるのか。難しいかじとりが迫られる。(長野剛)

1758チバQ:2011/06/08(水) 20:45:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110608t11022.htm
村井知事の姿勢めぐり白熱 宮城県議会
 宮城県議会5月定例会は7日、東日本大震災の発生以来、初めて一般質問を行った。いずれも沿岸地域を選挙区とする5人が登壇し、村井嘉浩知事と論戦を交わした。がれき処理や仮設住宅の建設、農水産業の再生など議題は多岐にわたり、浮き上がった最大の論点は「非常事態」に直面したトップの政治姿勢。動きが鈍い国政を尻目に、激論を繰り広げた。

 須田善明氏(自民党・県民会議)は、村井知事が政府の復興構想会議で持論の「災害対策税」創設を提起したことを疑問視。「増税を提言する以上、(被災地も)自ら血を流す覚悟を示すのが筋だ」と逆説的に主張を展開し、増税は時期尚早と指摘した。
 仁田和広氏(同)も知事の増税路線を批判し、「まずは歳出抑制と公務員の給与削減が先だ。どうも増税ありきの姿勢に見える。全国の知事で増税容認派は数少ない」と声を荒らげた。
 知事は「国に復興財源がなく、国民の応分負担はやむを得ない状況だ」と説明。「被災地から増税を言い出さないと、国は動けないだろうと思った」と理解を求めた。
 震災以来、村井知事の積極的な言動は県内外で注目を集めてきた。復興構想会議でも増税提案、水産業復興特区など具体的な提案を披露し、議論をリードしてきた。
 足元の災害対応に目を転じると、派手さは影を潜め、「待ち」の姿勢が際立つ。
 須田氏は離島航路の支援や東北電力女川原発の再稼働などに触れ「国の動きを待つことなく」と主体的な取り組みを促したが、知事らは「国に支援を求める」との答弁に終始した。「何でも国頼みか」。会議室にはやじが飛んだ。
 肝いりの「水産業復興特区」でさえ、議員から再三撤回を迫られると、知事は「最終的なジャッジは国だ」と結論を丸投げしてしまい、議場の失笑を買う場面もあった。
 壊滅的被害からの復興は、多額の財源と大胆な規制緩和が必要になる。知事の国に対する姿勢の強弱の付け方は、十分な譲歩を引き出す流儀だろうが、この日の論戦では空回りを印象付けた。(長谷美龍蔵)


2011年06月08日水曜日

1759チバQ:2011/06/10(金) 19:37:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110609-OYT8T01189.htm
市川・山形市長出馬へ

市議会で答弁「3期目目指す」
 山形市の市川昭男市長は9日、市議会6月定例会で、「微力ではあるが、3期目に向けて(市長選に)出馬したいと考えている」などと述べ、同市長選(9月11日告示、同18日投開票)に3選を目指して、立候補する意向を表明した。市議の質問に対し、答弁した。

 市川氏は、市総務部長、市助役などを経て、吉村和夫・前市長の死去に伴う2003年の市長選で初当選。07年には、有力な対抗馬がいない中、大差で再選を果たした。

 市川氏の出馬表明を巡っては、本人は3期目への意欲を見せたものの、難航する新清掃工場建設問題の責任などを巡り、市議会の与党会派内の一部などから、市川氏の出馬表明の容認について、異論が出ていた。このため、9日の議会冒頭での出馬表明について、8日深夜まで関係者による最終的な調整が続いた。

 市川氏はこれまで、民主党や社民党などの支援を受け、所属議員の後援会などを活用して選挙戦を戦ってきた。これまでの支援組織の中には、今も市川氏の出馬に否定的な見解もあることから、今後、支援の広がりに注目が集まる。

 市川氏は議会後、報道陣から政党や団体の支援状況について問われ、「話をしてみないとわからない。支援を頂く自信があるか否かは現状で言えないが、支持を頂けるよう努力する」などと述べた。

 現時点で市川氏以外に、同市長選への出馬を正式に表明した候補者はいないが、自民党が擁立に向けて調整を続けている。また、そのほかにも候補者擁立に向けた動きがある。

(2011年6月10日 読売新聞)

1760チバQ:2011/06/12(日) 01:09:53
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110611o
横手市議会議長の石山氏死去 増田町長も5期
 元増田町長で横手市議会議長の石山米男(いしやま・よねお)氏が11日午前6時20分、肺がんのため横手市の平鹿総合病院で死去した。70歳。自宅は横手市増田町増田字石神西111の15。葬儀は14日午後1時半から横手市増田町増田字新町285、横手市増田まんが美術館で。喪主は長男直(なおし)氏。

 旧増田町出身。大曲農業高校卒業後、1962年に同町役場入り。収入役職務代理者兼企画財政課長などを歴任し86年に退職。同年の増田町長選に初出馬し当選、5期19年務めた。県町村会長も務めた。

 市町村合併では同町が、参加した横手平鹿合併協議会から離脱した後、再び合流するなど迷走した責任を取り、2005年4月に町長を辞職した。

 同年10月の横手市議選に初当選。2期目の09年11月から議長。

(2011/06/11 23:12 更新)

1761チバQ:2011/06/12(日) 17:34:35
>>1759山形市・市川昭男市長
2003年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/882-883
検証・山形市長選/上 「与党」になりたい市議や政党 /山形
“前哨戦”鹿野氏に軍配 山形1区…市長選から読む

2007年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6664
選挙:山形市長選 現職信任投票か 自民、目当ての人物擁立失敗 /山形

1762チバQ:2011/06/14(火) 20:49:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110614t71015.htm
岩手・大槌町長選に宮城・利府町議立候補へ
 東日本大震災に伴う特例法で延期している岩手県大槌町長選で、同町出身の宮城県利府町議太田賢氏(68)が無所属で立候補する意向を固めたことが13日、分かった。時機を見て正式表明する。
 太田氏は河北新報社の取材に対し「地元のため、命を懸けて復興に取り組みたい」と語った。複数の大槌町議が震災後、出馬を要請していた。
 太田氏は釜石商高卒。1995年の利府町議選で初当選、現在4期目。同町議選は震災の影響で9月に延期されている。
 大槌町長選には、元町総務課長の碇川豊氏(60)が昨年12月、立候補の意思を表明している。震災で死亡した町長の職務代理者を務める東梅政昭副町長(66)は20日で任期満了を迎えるが、町長選への立候補について態度を明らかにしていない。
 大槌町は町長選を8月末までに実施する方針。ただ、町は住民の正確な人口を把握できておらず、選挙人名簿作成の進み具合に応じて、日程は変わる可能性がある。


2011年06月14日火曜

1763チバQ:2011/06/14(火) 20:50:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110613-OYT8T00947.htm
山形市長選 自民 大内県議に出馬要請



過去2回独自候補擁立できず
 山形市長選(9月11日告示、同18日投開票)での独自候補擁立を目指す自民党山形市支部(支部長=斎藤武弘市議)の幹部が、大内理加県議(48)(山形市区)に出馬を要請していることが13日、関係者への取材でわかった。大内氏は、読売新聞の取材に対し「何もお答えすることはできない」と話した。

 大内氏は、県内の民放社員などを経て、県議を7期務めた父・孝一氏の引退を機に、2007年の統一地方選・県議選に自民党公認で出馬し、初当選した。今年4月の県議選で再選されている。

 同市長選で自民党は、前回選(07年)、前々回選(03年)ともに独自候補を擁立できず、事実上の不戦敗となっていた。

 同支部では「候補者擁立が最優先。今回こそ、失敗は許されない」(同党所属市議)として危機感を強め、今年初めから、中央官僚などにも打診していた。

 しかし、県議選で1万3615票と山形市区で2番目の得票だったことや、「女性候補の清新さがPRポイントになる」(別の同党所属市議)などの理由から、5月下旬までには大内氏に候補者を絞り込んだ。

 その後、大内氏への打診を重ね、先週末に同支部幹部が同党関係議員の同意を得て、改めて出馬を要請したという。

 6月19日には、同党県連大会も予定されており、今後、最終的な調整が行われると見られ、注目が集まる。

 同市長選には、現職の市川昭男氏(69)が今月9日、3選を目指して出馬する意向を表明している。

(2011年6月14日 読売新聞)

1764チバQ:2011/06/15(水) 23:08:41
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001106150003
大槌町長選、三つどもえの様相か
2011年06月15日

 津波で市街地が壊滅して町長が不在となった岩手県大槌町で、延期されていた町長選が、選挙戦になることが確実になった。すでに立候補表明している元総務課長の碇川豊氏(60)に対し、東梅政昭副町長(66)も議会で前向きな検討を表明した。同町出身の太田賢・宮城県利府町議(68)も近く正式に表明する。


    ◇


 ゼロからの出発となる町政のリーダーを選ぶだけに、しがらみ選挙と決別できるかが課題だ。


 碇川氏は7年5カ月総務課長を務め、加藤宏暉町長を支えてきたが、副町長就任を断って昨年末に退職。各地区の防災対策強化や地域活性化を掲げて集会を開いていた矢先に震災が起き、活動を休止していた。


 東梅氏は、歴代町長のもとで総務課長などを歴任。加藤町長に起用されて副町長になった。町長が震災で死亡した後、職務代理者を務めている。一部町議から立候補を打診されていた。


 14日の町議会一般質問では、「まだ迷っている」といいながら、「前向きに考えてみたい」と答弁。議会後、支援組織などについては「まだ考えていない。一晩で考えが変わることもある」とも述べた。


 太田氏は、同町出身。利府町議を4期務め、9月に選挙を控えていたが、大槌町議や小、中学校の同級生らに推され、立候補の意思を固めた。「復興は容易ではないが、役所の体質を変えたい」と語る。


 大槌は「政争の町」ともいわれ、特に町長選は「町長派、反町長派の争いで、政策は見えなかった」(30歳代男性)。それだけに、「地縁・血縁の争いで、相手陣営とは顔も合わせない。そんな選挙をするなら話し合いで決めてほしい」(50歳代男性)との声もあるくらいだ。


 地縁といっても、人口の半数近くが家を失い、ばらばらに避難している。今までのしがらみも、雇用さえどうなるかわからない状況では影響力がない。復興の政策を競う選挙をしないと、町の存亡に関わるだけに、有権者が何を判断基準にするかが問われる。
.

1765チバQ:2011/06/17(金) 22:47:15
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110617_3
水面下の動き活発化 震災延期の知事選

 
 東日本大震災で延期された知事選が早ければ9月にも実施される方向で、各党の水面下の動きが活発化している。復旧・復興の実績を強調する現職・民主党に対し、独自候補の擁立を模索する自民党は野党統一候補も視野に作業を加速。他の野党も政府・与党も含めた震災対応の遅さに批判を集中させる。出馬断念を検討する候補予定者が出るなど戦いの構図は流動的。現職に対して、新たな有力対抗馬が現れるかが最大の焦点になっている。

 知事選には現時点で民主党推薦の現職達増拓也(47)、共産党推薦のいわて労連議長鈴木露通(60)、元衆院議員中村力(49)、会社役員芦名鉄雄(66)の4氏が出馬を表明した。

 だが、中村氏は「沿岸部で選挙態勢が整わない」として断念も視野に検討中で、月内にも結論を出す方針だ。

 達増氏は6日の記者会見で知事選への対応を問われ、「全然考えていない」と震災対応に集中する考えを強調。補正予算の前倒し編成や復興基本計画案の早期策定などスピード感をアピールする。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】




(2011/06/17)

1766チバQ:2011/06/20(月) 18:43:47
>>1763
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110620ddlk06010038000c.html
選挙:山形市長選 自民支部、大内県議に出馬要請 「決断できる人に市政を」 /山形
 任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、自民党は19日、同党公認(山形市区)で4月の統一地方選で2回目の当選をした大内理加県議(48)に立候補を要請した。この日開かれた県連大会後、山形市支部長の斎藤武弘市議と遠藤利明衆院議員が「正式に出馬要請します」と伝えた。大内氏は「県議選が終わったばかりで公約の実現に向けて仕事をするのが私の使命。すぐには答えられない」と即答を避けた。

 山形市の市川昭男市長は3選を目指して立候補を表明している。具体名を出さず記者会見した遠藤衆院議員は「現在の山形市長はごみ処理場計画などなかなか決まらず停滞している。震災後の混乱状況で決断できる人に市政を任せたい」と語った。自民党は03、07年の市長選で候補擁立を目指したが、2回とも自主投票だった。

 県連大会では加藤紘一会長が留任し、大内氏を県連4役初の女性となる幹事長代理に指名。志田英紀幹事長、舩山現人総務会長、児玉太政調会長ら幹部が決まった。斎藤支部長は「大内さんは地元がよく分かっていて足で稼ぐ人」と評価している。

 大内氏は同志社大卒、86年山形テレビ入社。父は元県会副議長の大内孝一氏。【和田明美】

1767チバQ:2011/06/20(月) 18:44:26
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110620ddm041010127000c.html
岩手・大槌町:副町長きょう退任 新代理に総務課長 8月末までに町長選実施
 東日本大震災で加藤宏暉(こうき)町長(当時69歳)が死亡した岩手県大槌町で職務代理者を務める東梅(とうばい)政昭副町長(66)は20日、副町長の任期切れに伴い退任する。新たな職務代理者には、町の規則で平野公三総務課長(55)が就く予定。総務省によると、一般職員が職務代理者になるのは極めて異例だ。町は8月末までに町長選を実施する準備を進めている。

 東梅副町長は町総務課長や教育次長を歴任。07年に副町長に起用された。津波に襲われた際には、屋上に逃れて救助されたが、町長のほか、7人の課長を含む33人の職員を一挙に失った。以来、陣頭指揮を執ってきたが、住民からは復興に向けた取り組みが遅いとの声も上がる。

 町は町議が任期満了を迎える8月末に合わせ、町長選を実施したい考えだ。東梅副町長は14日の町議会で立候補について「前向きに考えたい」と意欲を見せた。震災前に立候補を表明していた元町総務課長、碇川(いかりがわ)豊氏(60)と、町出身の宮城県利府町議、太田賢氏(68)も出馬の意向を示しており、選挙戦になる公算が大きくなっている。【神足俊輔】

毎日新聞 2011年6月20日 東京朝刊

1768チバQ:2011/06/20(月) 18:47:42
http://mainichi.jp/select/today/news/20110620k0000m040072000c.html
東日本大震災:大槌町 副町長20日退任「政治家不在」に
2011年6月19日 21時5分 更新:6月19日 22時40分

 東日本大震災で加藤宏暉(こうき)町長(当時69歳)が死亡した岩手県大槌町で職務代理者を務める東梅(とうばい)政昭副町長(66)は20日、副町長の任期切れに伴い退任する。新たな職務代理者には、地方自治法に基づく町の規則で平野公三総務課長(55)が就く予定。総務省によると、一般職員が職務代理者になるのは極めて異例だ。復興を主導する政治家不在の状態で、町は8月末までに町長選を実施する準備を進めている。

 東梅副町長は町総務課長や教育次長を歴任。07年の加藤町長の就任とともに副町長に起用された。

 津波に襲われた際には、町長らと庁舎前で対策会議に臨もうとしていた。屋上に逃れて救助されたが、町長のほか、7人の課長を含む33人の職員を一挙に失った。以来、陣頭指揮を執ってきたが、住民からは仮設住宅の建設など復興に向けた取り組みが遅いとの声も上がる。

 町は町議が任期満了を迎える8月末に合わせ、町長選を実施したい考えだ。東梅副町長は14日の町議会で立候補について「前向きに考えたい」と意欲を見せた。震災前に立候補を表明していた元町総務課長、碇川(いかりがわ)豊氏(60)と、町出身の宮城県利府町議、太田賢氏(68)も出馬の意向を示しており、選挙戦になる公算が大きくなっている。【神足俊輔】

1769チバQ:2011/06/21(火) 22:35:41
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001106210004
東梅副町長が退任 町長選は不出馬/大槌
2011年06月21日

 震災後、岩手県大槌町長の職務代理者を務めた東梅政昭副町長(66)が20日退任し、21日から平野公三総務課長(55)が引き継ぐ。町長・副町長不在の異例の事態に、町は8月28日を目標に町長選の実施準備を急ぐ。


 14日の町議会では立候補に「前向き」と答弁した東梅氏は退任会見で「体力的に自信がない。復興は2期8年継続してやれる人がいいと、変わってきた」と一転して立候補しない意向を表明した。


 東梅副町長は、18日の合同慰霊祭や19日のお別れ会で、献花した町民や関係者一人一人に頭を下げ続けるなど、3カ月余、町民の気持ちに寄り添うことを基本にしてきた。一方、復興計画の道筋をなかなか打ち出せなかった。


 町は、8月中に準備委員会が復興計画構想を取りまとめ、新町長のもとで9月から再度住民説明会を開いて年内の策定を目指す方針。ただ、新町長の方針次第で策定の過程や構想が変更される可能性もある。そのため準備委では、住宅や商店をどこで再建するかなど具体的な話し合いが難しくなっている。


 町長選は、昨年末に碇川豊・元町総務課長(60)が立候補を表明。大槌出身で宮城県利府町議の太田賢氏(68)が出馬の意向だ。

1770チバQ:2011/06/22(水) 21:40:42
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001106220005
猪苗代・磐梯町 一騎打ち
2011年06月22日

 ●4町長・3町村議・2町議補選告示

 会津地方6町村で4町長選と3町村議選、2町議補選が21日、告示された。町長選のうち、会津坂下町では現職の竹内なお俊氏(63)の4選、柳津町は現職の井関庄一氏(63)の3選がともに無投票で決まった。猪苗代は新顔2人、磐梯は現職と新顔による一騎打ちとなった。これら2町長選とすべての町村議選、補選は26日に投開票される。


 現職が今期限りで引退する猪苗代町長選には、ホテル社長の渡部英一氏(59)と、元町課長の前後公氏(69)の無所属新顔2人が立候補した。渡部氏は観光誘客策の強化や地産地消の徹底を訴え、3回連続で立候補した前後氏は行財政改革を掲げる。町議補選(被選挙数2)には、無所属新顔4人が届け出た。


 磐梯町は町長選と町議選が告示された。町長選は、3選を目指す現職の五十嵐源市氏(61)と、新顔で元町農業委員会長の足利忠江氏(61)がともに無所属で立候補し、20年ぶりに選挙戦に突入した。五十嵐氏は磐梯中の新築や史跡慧日寺跡の整備などを主張し、足利氏は「町民の声に耳を傾ける政治」の実現を訴える。町議選(定数10)には現職7人、新顔4人の計11人が立ち、8年ぶりの選挙戦となった。党派別では無所属9人、共産2人。


 西会津町議選(定数14)には現職8人、前職1人、元職1人、新顔8人の計18人が立候補した。党派別では無所属17人、共産1人。


 昭和村議選(定数10)はいずれも無所属の現職6人、新顔6人の計12人が立候補を届け出て、8年ぶりの選挙戦に入った。


 柳津町議補選(被選挙数1)には無所属新顔の2人が立った。


         ◇


 選挙戦がある5町村の選挙人名簿登録者数(20日現在)は次の通り。


 猪苗代町 1万3326人▽磐梯町 3125人▽西会津町 6509人▽柳津町 3475人▽昭和村 1420人


 ■町長選候補者
 届け出順。数字は当選回数。経歴などは原則として候補者の回答に基づいて掲載しています。


 ◇磐梯町
 五十嵐源市 61 無現2 農業 元・町助役・小学校教諭▽日大中退
 足利忠江 61 無新  元・町農業委員会長・県酪農協理事▽会津農林高


 ◇猪苗代町
 渡部英一 59 無新 ホテル社長 元・猪苗代観光協会副会長・町議▽亜細亜大
 前後公 69 無新 元・町教委障害学習課長・町公民館長▽日大東北工高


 ■町長選の当選者


 ◇会津坂下町
 竹内なお俊 63 無現4 住職 元・県町村会副会長・町議▽駒沢大


 ◇柳津町
 井関 庄一 63 無現3 只見川ライン観光協会長 元・町議長▽会津中央高

1771チバQ:2011/06/23(木) 20:48:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110622-OYT8T00059.htm
外部から補佐職を 大槌町

職務代理者の総務課長


大槌町長職務代理者としての抱負を語る平野・総務課長 震災で町長が死亡した大槌町で、東梅政昭前副町長(66)から町長の職務代理者を引き継いだ平野公三総務課長(55)が21日、就任記者会見をした=写真=。任期は、町長選が実施される8月28日までとなる。

 平野課長は「重責を担うに当たって、職務全般をサポートしてもらう人が必要。多角的な視点を持つ人に頼みたい」と、補佐職を外部から招く意向を示した。そのうえで、「県や民間と相談して、災害復興や選挙などについてアドバイスしてもらえる人を探したい」と述べ、27日までに人選する考えを明らかにした。

 平野総務課長は駒沢大卒。1980年に入庁し、総務課長補佐などを経て今年4月から現職。また会見では、18日に営まれた町の合同慰霊祭で、町側が男性2人、女性1人の死者の名前を読み上げなかったことも明らかにされた。死亡届から被災者名簿への転記ミスで、町は遺族に謝罪したという。

(2011年6月22日 読売新聞)

1772チバQ:2011/06/23(木) 20:55:26
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001106230004
議長不信任、また可決 天童市議会
2011年06月23日

 ▽ 議会運営「不公正」


 天童市議会は22日の本会議で、議員定数を現行の22から20に削減する議案を反対多数で否決した。一方、この議案を取り扱う議会運営を巡り、伊藤護国議長に対する不信任決議案が提出され、賛成多数で可決された。伊藤議長への不信任決議は2度目。決議に法的拘束力はなく、伊藤議長は「後ろめたいことは一切ない。辞める理由はない」と話している。


 定数削減議案は鈴木照一議員=会派かがやき=が「議会改革を進めるため」として議員提案した。本会議では「性急すぎる」「すでに4年前に4減らした」など反対意見が続出。議長を除く採決の結果、反対13、賛成7で否決された。


 削減案の提出を巡って、狩野佳和議員=民主天童クラブ=が伊藤議長に対する不信任決議案を緊急動議として提案した。「議会の取り決めに反し、会派代表者会で協議せず、議会案として上程しようとした。公平公正な議会運営を行っていない」などと説明。結果、不信任案は賛成13、反対6で可決された。


 伊藤議長は、昨年3月の議会でも、市の下水道工事を巡り、施工主の地権者と市幹部との話し合いに同席した問題で、不信任決議案を可決されている。


 本会議後、伊藤議長は取材に対し「定数削減は議論が平行線になると思い、代表者会ではなく本会議で論じるべきだと考えた。(不信任決議は)9月の市議選やその後の議長選をにらんだ政局だ」と話した。(中野龍三)

1773チバQ:2011/06/25(土) 00:09:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110624-OYT8T00086.htm
知事・県議選 「9月11日」不安の声


盛岡、大槌 期日前投票で重複
 東日本大震災で延期された知事選と県議選について、県選管が9月11日投開票の日程で最終調整していることに、一部の自治体から、不安視する声が出ている。期日前投票の重複など事務作業が膨大になることが主な理由だ。県は応援職員の派遣を検討中だが、被災した沿岸市町村は、より一層の支援を求めている。

4市町は「18日」希望 県選管は各市町村選管に対し、〈1〉延期期限の9月22日までに知事選・県議選の実施は可能か〈2〉希望する投開票日――の2点を文書で回答を求めた。

 その結果、9月22日までの選挙実施について「不可能」と回答した市町村はなかった。希望投開票日については、盛岡、釜石、花巻、大槌の4市町が「18日」とした以外は、「9月11日」か「11、18日のどちらでも可能」と答えた。

事務と人手が負担に 「9月18日」を希望した盛岡市と大槌町はともに、8月28日に首長と議会のダブル選を控えている。知事選が9月11日投開票となれば、告示日は8月25日となる。選挙期間が重なり、事務作業や人手の確保が大きな負担になる。

 2市町の選管が特に問題とするのは期日前投票だ。知事選の期日前投票も8月26日から始まるため、26、27の2日間は、首長、議会、知事の三つの期日前投票が重なる。同28日は首長、議会選の投開票日の作業とも両立させねばならない。

 大槌町幹部は「ただでさえ職員がいないのに……。11日は本当にやめてほしい」と訴える。

県は応援職員派遣へ 津波被害が甚大だった大槌町では、現在、専従で選挙事務をさばいているのは山形県川西町からの応援職員2人とOBら臨時職員2人の計4人。7月からは、東京・千代田区などから計4人が応援に入る予定だが、人手不足は否めない。

 そこで、県は大槌町に、知事選の期日前投票が始まる8月26日から多数の県職員を派遣する。県が事実上、知事選の期日前投票事務を引き受ける形になる。

 一方、盛岡市は、職員数が多いため、県職員の応援は断る方向。市長選、市議選と県知事選と重なる3日間は、期日前の投票場を増やし、配置する職員を増やすことも検討している。

(2011年6月24日 読売新聞)

1774チバQ:2011/06/26(日) 22:07:33
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110625_12
宮古市副市長に消防庁課長補佐 33歳名越氏

--------------------------------------------------------------------------------
 
 宮古市議会は24日の臨時会で、2人目の副市長に総務省消防庁総務課長補佐の名越(なごし)一郎氏(33)を起用する人事案に全会一致で同意した。名越氏は7月4日に就任し任期は4年間。

 名越氏は2009年7月から約1年4カ月間、内閣官房副長官補付として政府の安全保障や危機管理、自然災害対応に携わった経験がある。市議会の同意後、議場で「宮古市の一日も早い復興に向けて全力で努力したい」と決意を述べた。

 市は、震災に対応する行政機能の強化を目的に副市長2人制導入を決め、6月定例会で定数条例を改正。外部からの招聘(しょうへい)を目指し、総務省に職員の派遣を要請していた。

 市によると、同氏は震災対応の職務に専念し、山口公正副市長と役割分担する。山本正徳市長は「新副市長を加え、職員一丸で復旧・復興に取り組む」としている。




(2011/06/25)

1775チバQ:2011/06/28(火) 22:16:17
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110628091018.asp
相馬氏の発言めぐり懲罰委設置へ

 県議会質疑が行われた27日、県の特別保証融資制度に関連する相馬〓一議員(無所属)の発言をめぐり、7時間以上にわたり本会議が空転した。議事録からの発言削除と陳謝を求める議会運営委員会の決定に相馬議員が従わなかったため、自民党会派は相馬議員の懲罰動議を提出。賛成多数で可決され、懲罰特別委員会が設置される見通しだ。懲罰特別委の設置は1988年5月以来、23年ぶり。※相馬〓一議員の〓は金へんに昌

1776チバQ:2011/06/29(水) 19:58:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110629t11021.htm
臨戦モード、今ひとつ 2カ月切った仙台市議選
 東日本大震災の影響で延期され、8月19日告示、28日投票で行われる見通しとなった仙台市議選(定数55)まで2カ月を切った。市議会6月定例会が28日に閉会し、通常なら臨戦態勢に入るタイミングだが、被災地を抱え、選挙へと気持ちを切り替えられずにいる現職が少なくない。前哨戦はお盆をまたいで繰り広げられることになり、元議員、新人を含めた各陣営は戦略の練り直しも迫られている。
 「地元には宅地被害があった団地や仮設住宅が立地した地区がある。選挙をする気分ではないし、お祭りのような雰囲気は抑えられると思う」
 本会議を終え、議場を後にした太白区の議員はこう話した。
 震災で749人の死者・行方不明者を出した市内では、つましい選挙に徹しようとする動きが広まりつつある。甚大な津波被害を受けた宮城野区、若林区となればなおさらだ。
 宮城野区の現職は「選挙を行い、新しい顔触れで復興に向けた議論を進めるのは当然だが、とても神経を使う戦いになる」と明かす。
 自らも津波被害を受けた別の現職は「地域の心の傷は癒えていないが、震災と復興を語らなければ有権者の共感も得られない」と話した。
 お盆と夏休みを挟んだ選挙戦は運動員が減ることが予想され、沈静ムードに拍車が掛かるとみられる。そこで浮かび上がるのが、「現職有利」の観測だ。
 あるベテラン現職は「条件は皆同じだが、恐らく投票率は下がる」と話した上で、「基礎票を持ち、即戦力になる現職に追い風なのは間違いない」と説明した。
 若林区から立候補を予定している新人は「選挙は現職有利と言われているが、震災後の議員の動きに物足りなさを感じている有権者もいる。新人が受け入れられる余地は十分にある」と真っ向勝負に挑む。


2011年06月29日水曜日

1777チバQ:2011/06/30(木) 21:53:24
>>1501>>1522
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110630_7
中村力氏が出馬を断念 知事選

--------------------------------------------------------------------------------
 
 知事選への立候補を表明していた盛岡市の元衆院議員中村力氏(49)は29日、岩手日報社の取材に対し、出馬を断念する考えを明らかにした。

 中村氏は、震災で沿岸部の有力支援者が被災したことなどを挙げ「選挙態勢が構築できない」と指摘。後援会幹部などと協議の結果、出馬を取りやめることを決めたという。



(2011/06/30)

1778チバQ:2011/07/02(土) 00:11:07
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107010001
いわき市議書類送検/市議会が辞職勧告
2011年07月01日


 いわき市議会は定例会最終日の30日、交通事故を起こして書類送検された松本正美市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。松本氏は「議会の意思として重く受け止めるが(議員辞職は)司直の判断を待って身の振り方を考えたい」と答えた。


 冒頭で松本氏が謝罪し、責任を取る形で市民福祉常任委員長の辞任を表明。休憩後、高橋明子氏(共産)が「接触事故と立ち去った事実を認めており、議員としての道義的責任は免れない」と議員辞職勧告決議案を提出した。


 松本氏が所属する政新会の諸橋義隆会長は「いわき区検の決定を踏まえてから決めるべきだ」と反対した。採決の結果、市議32人中、同会派の7人を除く全員が賛成した。(佐々木和彦)

1779チバQ:2011/07/02(土) 00:23:43
下が見つからない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110628-OYT8T00028.htm
むつ市の課題市長選を前に(上)

人口減から患者数が減っている脇野沢診療所。むつ市の財政に重くのしかかる  背後に山が迫る、むつ市の脇野沢診療所。下北半島の5市町村で組織する一部事務組合が運営する。駐車場に止まっている車は数台だけで、1階の受け付けロビーは高齢者の姿が目立つ。診察を受けに来た男性会社員(56)は「車を持たないお年寄りはここの診療所がないと困る。市中心部のむつ総合病院まではバスで1時間半はかかるので」と話し、診療所が地域医療で大切な役割を担っていると強調した。

 会社員がそう思うのは訳がある。中心部から40キロほど離れた脇野沢地区は5月末現在、人口2017人で3年前より230人も減少。診療所の患者数も減っている。こうしたへき地医療を担う診療所は、脇野沢地区を含めて市内に3か所ある。毎年生じる人件費負担などの赤字は、市が一般会計から「負担金」として補填(ほてん)しているが、3診療所の一時借入金は膨れあがり、返済のメドがたたない不良債務は2010年度決算見込みで総額約40億円に上る。

 むつ市は、同じく一部事務組合が運営する、むつ総合病院の高度医療整備などにかかった債務負担33億円を抱える。合わせた73億円について今後11年かけて一般会計から繰り出す計画で、今年度だけでも約22億円を支出する。

 市財政課の職員は「医療過疎地域で自治体病院は最後のとりで。高度な医療体制を整える必要があり、採算を度外視してもやらなければならない」と、さらなる公費投入に理解を求めている。

 しかし、市財政の見通しは明るいとは言い難い。国の普通交付税は今年度104億5000万円を計上したが、合併後10年が経過した15年度から合併に伴う国の財政措置が段階的に減少するため、20年度までの5年間で計18億円が減額となる見込みだ。

 原子力施設が立地する下北半島。むつ市に国が支払った電源三法交付金は過去23年間の総額で250億円に上る。昨年度は一般会計の8%を占める電源立地地域対策交付金28億8000万円も交付された。

 この原発マネーも、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、不透明感を増している。菅首相は5月10日の記者会見で今後のエネルギー政策について「従来の計画を白紙に戻して議論する」と発言。むつ市では、市の財政を支えてきた原発関連の補助金が削減されるのではないかという観測が広がっている。

 実は、一般会計で1998年度から赤字を計上してきたむつ市。大畑、川内、脇野沢の3町村と合併した直後の05年度決算で、赤字は24億9000万円に膨らんだ。合併時から職員数を100人減らすなどの経費削減を図り、10年度決算で13年ぶりに累積赤字を解消する見通し。6月定例市議会の議案説明で、宮下順一郎市長は「計画より1年先行しての赤字解消の達成が確定的」と、1期目の実績として胸を張った。

 一般会計が黒字に転換しても、住民税など自前の財源比率は24%(11年度)と依然として低いのも事実。地方行政に詳しい弘前大学の児山正史准教授は「病院への債務負担で一般会計が再び赤字に転落しないか不安。中長期的な収支見通しを作るべき」と指摘する。脆弱(ぜいじゃく)な財政基盤からの脱却に向けて、市政を担うリーダーの責任は極めて重い。

     ◇

 むつ市長選が7月3日に告示され、10日に投開票される。これまでに再選を目指す宮下氏と、市議の新谷泰造氏が立候補を表明した。市の課題を探る。

(2011年6月28日 読売新聞)

1780チバQ:2011/07/02(土) 00:26:10
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110626110159.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
現新2氏の争いか/むつ市長選
 任期満了に伴うむつ市長選(7月3日告示、10日投開票)は、26日で告示まで1週間となった。出馬を表明しているのは、いずれも無所属で、2期目を目指す現職の宮下順一郎氏(59)=自民党推薦=と、新人で市議の新谷泰造氏(61)の2人。対抗馬擁立を模索していた共産党は、25日までに擁立見送りを決定し、現新2氏の争いとなる可能性が高い。

 宮下氏は杉山粛前市長の死去に伴う2007年7月の市長選に、自民、公明両党の推薦を受けて出馬し、初当選。「1期目の政策をさらに深め、市の飛躍につなげたい」と、今年1月に出馬を正式表明した。市議は28人中24人が現職を支援する議員団を結成している。

 一方、連続3度目の挑戦となる新谷氏は、24日に出馬会見。現市政を批判し、職員採用試験の第三者機関委託などを訴えている。

 対抗馬擁立を断念した共産党下北地区委員会の吉田麟地区委員長は「9月の市議選に力を集中し、(現有)2議席の確保に全力を挙げたい」と述べた。

1781チバQ:2011/07/03(日) 22:05:23
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107020002
白河市長選、現新の争いか
2011年07月02日


 ●あす告示 白河・本宮市議も選挙戦か


 白河市長選、同市議選と本宮市議選が3日、告示される。いずれも10日に即日開票される。


 白河市長選は、現職で元県企業局長の鈴木和夫氏(61)と新顔の元設備工事業金山屯氏(71)が立候補を予定している。


 鈴木氏は三菱ガス化学など大型企業の誘致を進めた1期目の実績を強調。さらなる企業誘致や災害に強い街づくりを公約に掲げる。


 金山氏は前回市長選に続いての立候補となる。企業進出に頼らない街づくりや首都機能や県庁機能の白河市への移転を訴えている。


 白河市議選は定数26。今のところ、現職21人、元職1人、新顔6人の計28人が立候補を予定している。党派別では公明1人、共産2人、無所属が25人。6月2日現在の有権者数は5万1890人。


 本宮市議選は定数24。立候補の準備をしているのは現職20人、前職1人、新顔4人の計25人。党派別では公明1人、共産1人、無所属23人。6月2日現在の有権者数は2万5283人。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110701t61021.htm
原発から50マイルも余波 白河市長選3日告示

順調に企業立地が進んだ白河市の工業団地。原発事故で移転する企業の「受け皿」としての役割も期待されている=白河市豊地


 任期満了に伴う白河市長選が3日に告示され、7日間の選挙戦が繰り広げられる。2期目を目指す無所属現職の鈴木和夫氏(61)に、無所属新人の無職金山屯氏(71)が挑む見通し。東北にとって首都圏との玄関口に当たる白河市は、企業立地で際立つ実績を上げてきた。だが、福島第1原発事故は白河市など県南地方にも影を落とし、今後の市政運営に影響を与えそうだ。(郡山支局・勅使河原奨治)

<「受け皿」なるか>
 「福島第1原発から50マイル(約80キロ)以上離れている」。原発事故後、白河市の企業誘致担当者は訪問先の企業などで、そう付け加える。
 距離の単位としてキロでなくマイルを使うのは、原発事故後に米国が自国民に呼び掛けた退避基準にちなんでいる。米国などへの工業製品輸出に際しても、「50マイル圏内」かどうかで扱いが違うという。
 県工業統計(2009年)によると、白河市の付加価値額は743億円で県内4位、従業員数も7466人で5位。県南地方随一の工業都市だ。
 ここ数年、インターネット検索で国内最大手のヤフーのデータセンター、三菱ガス化学の新工場などの立地が決まった。東日本大震災によって多少の遅れは出るかもしれないが、立地計画そのものに変更はなさそうだ。
 白河市の和知政彦企業立地課長は「首都圏に近いという地の利を生かし、さらに企業誘致を加速させたい」と話す。
 県内有数の工業集積を土台に、白河市は原発事故で移転せざるを得ない企業や人材の「受け皿機能」(金沢洋一産業部長)を果たすことも期待されている。福島県浜通り地方などの企業や従業員が、いつ現地に戻れるか分からない状況だからだ。

<風評被害で打撃>
 その一方で、農業や観光の面では、県内のほかの地域と同様に風評被害などに見舞われている。
 特に農業の影響は深刻だ。大手外食業者や食品加工業者と契約していた市内の農家は、ことし3〜5月、取引停止によって約3000万円の損害を受けたという。
 白河市は原発から遠く、福島市や郡山市などより放射線量も低い。それでも「福島県」とひとくくりにされて被害を受けるのは、会津地方などと同じ構図だ。
 浜通り地方と異なり、コメも自由に作れるが、白河市の農業金内幸重さん(79)は「秋に収穫しても、値段が付くかどうか分からない」と原発事故の影響が長引くことを心配する。


2011年07月01日金曜日

1782チバQ:2011/07/03(日) 22:08:02
白河市長選(2007年7月29日投開票)
当 15,656 鈴木和夫 無・新
  11,859 桜井和朋 無・新
  8,256 吉田好男 無・新
   540 金山屯  無・新

1783チバQ:2011/07/07(木) 19:15:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110707/elc11070718270000-n1.htm
宮城県議選、9月は困難 選管「再延期を期待」
2011.7.7 18:27
 宮城県選挙管理委員会は7日の会合で、東日本大震災の影響で4月の統一地方選から延期されていた県議選を、延期特例法に基づく期限の9月22日までに実施するのは「困難」との結論を出した。被災地から避難した有権者の把握や、投開票所の確保が難しいことなどを重視した。県は国に現状を報告した上で「延期特例法の再延期を期待したい」としている。

1784チバQ:2011/07/09(土) 00:03:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000007-mailo-l07
選挙:延期の地方選、「選挙期間が短い」 特例法で延長できず /福島
毎日新聞 7月8日(金)10時42分配信

 東日本大震災と福島第1原発事故の影響で、住民が避難している町村に「選挙期間が短すぎる」との問題が浮上している。被災自治体の選挙延期を決めた臨時特例法は、選挙期間を5日と定めているが、県内外に住民が避難している現状では、不在者投票の手続きなどに日数が足りない。公職選挙法では延長できるが、特例法との齟齬(そご)で延長できなくなっている。
 町村の選挙期間は通常、5日間(火曜告示、翌週日曜投開票)。公選法で告示日を「少なくとも投票日の5日前」と定めているため。特殊事情によっては、告示日を前倒しして、選挙期間を延ばすことができる。火山噴火の影響で全住民が避難した東京都三宅村では04年議員選の際、この規定を使って告示日を2日前倒しして、期間を1週間とした。
 一方、特例法では告示日を「5日前」と定め、「少なくとも」の文言はない。阪神大震災時の特例法を参考に「災害対応が終わって落ち着いたら、選挙期間は5日間で十分」と想定していたからという。このため、被災自治体は現行では選挙期間の延長ができない。
 県内の町村で、首長選や議員選の実施のめどが立っていないのは、川俣町▽広野町▽双葉町▽新地町▽大熊町▽川内村▽葛尾村−−の7自治体。選挙を行うには、全国各地に避難した住民に期日を周知しなければならない。また、多くの避難者は不在者投票の可能性が高く、5日間では、町村選管に不在者投票の請求手続きをして、票を送り返すのは困難な状況になっている。
 新地町選管の担当者は「不在者投票の手続きを考えると、実務的に5日は厳しい。選挙期間はもう少し長い方が助かる」と打ち明ける。県選管も、告示期間を延長できる措置が必要との見解を示している。【種市房子】

7月8日朝刊

1785チバQ:2011/07/09(土) 00:04:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110708t11029.htm
神妙・困惑、陣営に動揺 宮城県議選先送り
 東日本大震災の影響で9月22日まで延期されていた宮城県議選(定数61)は7日、「実施は困難」とする県選管の判断で、先送りの可能性が一気に高まった。震災前、立候補を予定していたのは88人。被災の少ない内陸部の現職が、神妙な表情で県選管の結論を受け止める一方、新人・元議員の間には、地域を問わず困惑と焦燥が広がった。

 「準備した金はとっくに底をついた。4月以降は借金続きだ。新人は皆同じだろう」
 仙台市内の選挙区から立候補を目指す新人は、「先送り」の報に動揺を隠さなかった。4月の統一地方選に備えて建てた事務所は震災で使用不能の状態。自宅も被災したという。「被災地はもっとひどい」と自らに言い聞かせるように話した。
 県選管は「9月選挙」で最終調整を進めていたが、判断は一転した。肩透かしに遭った仙台市内の元議員は「なぜ延期なのか。被災市町が厳しい状況なら県が応援職員を派遣してでも行うべきだ」と怒りをぶちまけた。
 被災自治体から立候補を予定する新人は「街頭活動や名刺印刷など選挙準備を本格化させたばかりだった。9月に実施してほしかったが、仕方ない」と唇をかんだ。
 任期がさらに伸びることになる現職の反応は、賛否が分かれた。
 仙台市の選挙区に立つ予定のベテラン議員は「被災者が苦しんでいる真っただ中に、選挙はできない。的確な判断だ」と再延期を支持。別の現職も「壊滅的な被害を受けた被災地への配慮が重要だ」と同調する。
 一方、比較的被害が少なかった大崎市内の現職は「選挙は早く行うべきだ。有権者も投票機会を待っている」と訴えた。沿岸部の議員は、仮設住宅の整備にめどがついたことを理由に選挙の早期実施を主張。「県の復興計画を本格的に議論するのに今の身分では不十分。民意の審判を受けるのが筋だ」と強調した。


2011年07月08日金曜

1786チバQ:2011/07/09(土) 00:04:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110708t11010.htm
「課題山積、延期助かる」沿岸自治体 宮城県議選先送りへ
 東日本大震災で延期され、「9月2日告示、11日投票」で調整が進められてきた宮城県議選(定数61)が7日、先送りされることになった。投票所が避難所になっていたり、投票箱など選挙備品が流出したりした被災自治体は「準備期間が少しでも長くなるのは助かる」と胸をなで下ろした。一方、首長選と議員選の同日選を実施する自治体の担当者は「経費節減を考えるなら、県議選と合わせてトリプル選の方が良かった」と複雑な思いを漏らした。

 「実施を遅らせることはありがたいし、歓迎している」。「9月11日の実施は非常に難しい」と訴えてきた石巻市の亀山紘市長は、ほっとした表情を浮かべた。
 市選管によると、震災により、市内137の投票所は震災で約40カ所が使用できない。選挙人の所在確認や、選挙事務の人員確保といった難題も抱える。
 亀山市長は「選挙よりも先にやるべき課題が山積している。被災者がある程度安定した生活が送れるようになってから選挙を実施してもらいたい」と要望する。
 南三陸町の佐藤仁町長も「町は依然として、選挙ができる状況にはない。延期は助かる」と歓迎した。山元町の斎藤俊夫町長は「広域的に行われる県議選では各市町村の足並みがそろうまで待つしかないのだろう」と話した。
 9月11日に市長選、市議選の投開票が決まっている塩釜市。トリプル選の回避に「市長選・市議選と県議選では告示日が異なるので選挙人名簿も2種類必要になる。混乱の元になるのではないかと懸念していたので、方向性が決まってほっとした」と選管の担当者は受け止める。
 一方で「県議選とのトリプル選であれば、震災対応で財政が苦しい中、人件費を大幅に削減できた」とも説明した。町長選、町議選の同日選を控える七ケ浜町選管も「経費節減を考えるならトリプル選の方が良いが、どちらが良いかは一概には言えない」と話した。

1787チバQ:2011/07/09(土) 00:04:59
◎「当然」「復興へ早く」/有権者さまざま

 「まだ選挙どころじゃない」「新しい議員で早く復興を」―。津波で被災した有権者は県議選が先送りされたことを、さまざまな思いで受け止めた。
 石巻市北上町の相川子育て支援センターに家族3人で避難する相川地区自治会長の鈴木学さん(66)は「住民感情を考えれば先送りは当然」と話す。
 「地区には仮設住宅の抽選に当たらない人や仕事を探している人がいる。選挙をしても関心を持てないし、実際、話題にも上っていない」
 気仙沼市南町の自宅が全壊し、避難所生活を送る無職岩井清吉さん(75)は「被災地にとってはいいこと。被災者は生活の再建で精いっぱい。仮設住宅やアパートなどへの引っ越しが続き、住居も落ち着かないようでは、選挙をやっても混乱するだけだ」と話した。
 一方、早期実施を望む声もあった。家族5人で石巻市成田の市河北総合センターに避難する自営業の高橋定さん(63)は「既に任期を過ぎており、議員自身も不安定な状況だと思う。新議員を選び、腰を据えてしっかりと復興に取り組んでもらったほうがいい」と語った。


2011年07月08日金曜日

1788チバQ:2011/07/09(土) 00:05:30
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20110708_07.htm
宮城県議選先送り「第二の浦安」懸念も 混迷政局ほんろう
 東日本大震災で9月22日まで延期された宮城県議選は7日、県選管が期限内の実施は困難との結論を出し、先送りされる見通しとなった。県選管は最後まで「9月2日告示、11日投票」を模索したが、石巻市の同意が得られなかった。期限を再延期する法案提出の動きが急浮上するなど、混迷政局にもほんろうされ、悩んだ末の方針転換だった。(1.16.23面に関連記事)

 県選管が「9月選挙」へ走りだしたのは、前回6月24日の会議からだ。石巻市など被災10市町は「実施困難」と訴えたが、県が選挙事務を支援すれば実施できると見込み、「説得」に当たった。
 同じ被災県の岩手が県議選の「9月11日投票」を決め、津波で壊滅的被害を受けた同県大槌町でさえ、8月28日投票で町長選と町議選の実施に踏み切った。「大槌ができるなら宮城もできる」との思いが県選管にあった。
 多賀城市と七ケ浜町は同意。被害の大きい南三陸町や女川町など7市町も「県選管が実施を決めれば、従うしかない」と渋々受け入れた。だが、石巻市は「県の支援を得ても選挙は難しい」とかたくなだったという。
 県選管の頭をよぎったのは4月にあった千葉県議選。震災復旧を優先した浦安市が選挙事務を拒否し、同市選挙区だけ当選人がいない異例の事態に陥った。県選管関係者は「第二の浦安市はつくれない」と頭を抱えた。
 県選管が「9月選挙」に走ったのは、6月下旬の段階で国会に9月22日の期限を再延期する動きがなかったためだ。被災市町にも「期限内に実施しなければ、法律違反になる」と理解を求めた。
 状況が一変したのは今月4日。政府・民主党が再延期法案を提出する方針を固めた。「与野党合意はあるのか」。県選管は情報収集に追われたが、衆参両院で法案が通る確証は得られなかった。
 再延期は、菅直人首相の衆院解散・総選挙を封じる狙いもあるとされ、法案の行方には不透明感が漂う。「再延期の保証もなく先送りできるのか」「強行すれば石巻市が怒る」。県選管は最後の最後まで迷った。
 県選管の方針が一転するまでの経過をつぶさに見た県幹部は「もっと早く再延期の動きが浮上すれば話は違った。国政に振り回されただけだ」と県選管に同情した。
(長谷美龍蔵)


2011年07月08日金曜日

1789チバQ:2011/07/09(土) 00:06:53
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110708t21004.htm
10日投票・むつ市長選 原子力政策、争点にならず


 任期満了に伴う青森県むつ市長選(10日投票)は、最終盤の戦いに入った。同市とその周辺には原子力関連施設の立地や建設計画が集中するが、立候補した2陣営は原子力政策について「国の対応を待ちたい」とし、熱い論戦にはなっていない。福島第1原発事故を受け、原子力施設への対応は大きな焦点に浮上。政府の迷走を不安視する有権者からは「自分の主張を持つべきだ」との批判も上がる。(むつ支局・菅谷仁)

 市長選に立候補しているのは、無所属現職で再選を目指す宮下順一郎氏(59)=自民・公明推薦=と、無所属新人で元市議の新谷泰造氏(61)。
 宮下氏は、市内に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設に推進の立場を取ってきた。施設立地に伴い、国から入る電源交付金を活用した事業などには前向きだ。
 選挙戦で宮下氏は「原発事故で価値観が変わった。慎重にならざるを得ない」と強調するが、貯蔵施設に対する姿勢は「安全性や計画の可否は国の議論を見守りたい」と明確にしていない。
 新谷氏は将来の自治体運営について原子力依存からの脱却を訴えるが、「基本的には菅直人首相に従う。むつ市での即時計画中止は、経済への影響を考えると現実的ではない。原子力はメーンの争点になりにくい」と言う。演説でも原子力に多くの時間を割かない。
 中間貯蔵施設の建設工事は震災を受けてストップしたまま。市内では建設事業者や、作業員を泊める旅館業、飲食業などに影響が出ている。
 建設を請け負う土木工事会社社員の男性(32)は「貯蔵施設があるのは不安だが、今の生活を守らないといけない」と複雑な胸中を明かす。
 1月に長男が生まれたという。「事故があって子どもが被ばくしたらと思うと泣きたくなる。候補者は、市民を守る指針を示すべきではないか」と話す。
 福島第1原発の事故による被害は周辺自治体に広がる。むつ市にとっては東通村の東北電力東通原発の安全対策も懸念材料。九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働問題をめぐり、菅政権がちぐはぐな姿勢を示したこともあり、自治体の枠を超えた強い発言力を望む声は多い。
 漁業男性(61)は1981年に原子力船「むつ」の母港がむつ市関根浜となったことを振り返って言う。「あれ以来、むつ市は国の施策に従ってきた。待ちの姿勢ではなく、下北半島の中心市としてどうするのかを真剣に考えてもらいたい」


2011年07月08日金曜日

印刷用ページ

1790チバQ:2011/07/10(日) 09:49:18
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107090004
民主、候補擁立断念へ 盛岡市長選
2011年07月09日

 民主党岩手県連は8月21日告示、同28日投開票の盛岡市長選で独自候補の擁立を見送る方向で調整に入った。震災の発生で「激しい選挙戦をしている雰囲気ではない」という判断もあり、擁立作業は時間切れになる公算が大きい。


 県連ではこれまで数人に立候補を打診したが、震災の発生で「選挙どころじゃない」と断られるなどして擁立作業は難航。作業に当たってきた県連幹部は朝日新聞の取材に「独自候補の擁立は厳しい」と話した。14日の市選挙管理委員会による市長選の立候補届け出説明会までの擁立は事実上難しい状況だ。


 さらに、震災で盛岡市議選が延期され、市長選と同日選になったことも影響している。市議選は定数が前回より四つ減るため、「市議は自分の議席を守ることで精いっぱい」(同党関係者)で、擁立作業は暗礁に乗り上げている。


 市長選に立候補を表明しているのは、県議会議長や自民党県連幹事長を務め、3選を目指す現職の谷藤裕明氏(61)のみ。民主党(旧自由党)は過去2回の市長選で自主投票としており、今後はどのようなスタンスで臨むか、引き続き検討を進める。

1791チバQ:2011/07/12(火) 22:57:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110712_2
民主県連、谷藤氏と「復興協力」 盛岡市長選

--------------------------------------------------------------------------------
 
 8月21日告示、同28日投票の盛岡市長選で、民主党県連副代表で1区総支部長の階猛衆院議員と3選出馬を表明している現職谷藤裕明氏(61)=無所属=は10日、盛岡市内で会談し、震災復興に向けて協力していくことで一致した。谷藤氏は同県連1区総支部が近く提言する政策を自身のマニフェストに反映する意向も示したとされ、同県連は独自候補擁立を見送る方針だ。

 盛岡市長選で現在出馬の意向を示しているのは谷藤氏のみ。谷藤氏は連合岩手、岩手友愛会に推薦要請しており、両団体とも推薦の方向。ほかに共産党県委員会が独自候補擁立を模索している。




(2011/07/12)

1792チバQ:2011/07/12(火) 22:59:48
http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY201107120722.html
福島県議選、延期期限内の実施は困難 国に再延期要請へ
 福島県選挙管理委員会は12日、震災と福島第一原発事故の影響で延期されている県議選について、特例法が延期期限とする9月22日までの実施は困難との結論を出した。13日にも再延期を国会と総務省に要請する。

 県選管によると、県内では予定通り実施が難しい選挙に指定された22市町村の選挙のうち、相馬市、川俣町、広野町、川内村、双葉町、葛尾村、新地町、大熊町の8市町村は今月上旬、総務省の照会に対し、有権者の居住状況を把握しきれないなどとして、期限内の実施は困難と答えていた。

 県選管は、市町村選が実施できることが県議選実施の前提になるとして、現状では適正に執行できないと結論づけた。(井上亮)

1793チバQ:2011/07/13(水) 18:44:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110712-OYT8T01138.htm
運転代行料 政調費で処理

昨年度、総額25万 秋田市議ら13人
 秋田市議と前市議計13人が2010年度、飲食を伴う懇親会などの後に使った運転代行料を、政務調査費として処理していたことが12日、わかった。総額は25万円以上で、1人で合計5万4000円を充てた現職議員もいた。

 同市議会の場合、各会派に所属議員1人当たり年間最高120万円の政調費が支給され、10年度は42人に支給された。10年度の政調費収支報告書によると、運転代行料を政調費で処理していたのは、秋水会9人、フォーラム21と市民クラブが各2人。いずれも、研修会や研究会後の懇親会などに出て帰宅する際、運転代行を使っていた。

 同市議会の政調費の運用指針では、運転代行料に関する規定はないが、同市議会事務局によると、研究研修費の中の「交通費」として慣例的に充てられている。同事務局は「勉強や調査目的であれば、交通費として運転代行料は指針に触れるものではない」としている。

 一方、政調費を運転代行料に充てないことを申し合わせている会派もある。公明党の石塚秀博会長は「運転代行料の領収証は手書きも多く、あいまいな支出に政調費を充てるべきではない」と説明する。

 新潟市議会では、政調費の運用指針で「調査研究活動に適さない経費」として運転代行料を挙げ、明確に禁止している。

(2011年7月13日 読売新聞)

1794チバQ:2011/07/13(水) 19:09:27
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107130003
大槌町長選、動き出す 2氏立候補表明
2011年07月13日

 宮城県利府町議の太田賢(まさる)氏(68)は12日、岩手県大槌町で会見し、8月23日告示、28日投開票の大槌町長選に立候補を表明した。元町総務課長の碇川豊氏(60)も近く改めて立候補表明し、第3の候補者の動きもある。復興の先頭に立つ町長を決める選挙戦は、すでに動き出している。


 「何とかしなきゃいけないと思った」。12日、震災後4カ月経っても廃虚の市街地を見下ろす小鎚神社。屋外で会見した太田氏は汗もぬぐわず語った。公約には、森林と海を活用した雇用創出と、町長報酬や退職金を原資にした臨時職員雇用などを掲げた。町長は3代20年間、町職員経験者が続く。「役所の発想ではできない。スピード感を持たないと」


 支援者は地元中学の同級生ら。その一人は「この町には外からの改革が必要だ」と話す。50年間大槌を離れていただけに知名度も組織もない。あいさつ回りと後援会作りに忙しい。


 対する碇川氏は12日、自宅で震災後初の後援会女性部役員会を開き「過疎で高齢化が進む元の大槌に戻しても仕方がない。平時できなかったことを思い切ってやる」と意気込みを見せた。震災以来、選挙活動を自粛し、ボランティア活動などをしていた。今後、住民に積極的に訴えていく。


 一方、震災前まで現職の加藤宏暉氏を推していた町議らの一部から、震災後の混乱期に指揮を執った東梅政昭前副町長を担ぎ、碇川氏を副町長にすることを条件に、一本化して町長選を回避する動きがあった。「選挙で争う場合ではない」という理由だった。碇川氏は立候補の意思を曲げず、東梅氏は体調を理由に辞退した。


 擁立に失敗した町議らは新たな候補者の模索を始め、議長経験のある町議が前向きな意思を示している。「28日の立候補予定者説明会までには決めたい」と町職員OBら加藤氏の支持勢力の再結集を狙う。


 かつて加藤氏を支持していたある町民は「1人出れば、反対勢力が別の人をかついで政争になる町だ。政策対立でなく好き嫌いならやらない方がいい」と話した。

1795チバQ:2011/07/14(木) 23:25:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110714/plc11071418400019-n1.htm
被災地の地方選、12月末まで再延期 与野党合意
2011.7.14 18:36
 与野党は14日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会の理事懇談会で、東日本大震災被災地の地方選について、現行の延期期限である9月22日までに実施するのは困難な自治体があるため、12月31日までさらに延ばすことで合意した。松崎公昭委員長が地方選延期特例法改正案を提出し、月内にも成立する見通しだ。

 宮城、福島両県選挙管理委員会は津波被害や福島第1原発事故の影響が残っているとして、与野党や総務省に期限を再度延期するよう要望していた。

 ただ、与党内には首相の衆院解散権との関係上、あまり地方選を先に延期するのは好ましくないとの意見もあり、当面は12月末までとするのが適当と判断した。

1796チバQ:2011/07/15(金) 21:18:22
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110715b
家賃分46万円返還へ 大里県議会議長、収支報告書を修正
 自己の所有物件の一室を事務所として使い、家賃を政務調査費(政調費)から支払っていた問題で、県議会の大里祐一議長(鹿角市郡選挙区、自民)は14日、2007〜10年度に支出した計46万5900円を県に近く返還する考えを明らかにした。

 大里議長は取材に対し「(事務)処理の仕方に不手際があったかもしれない。県民に誤解を与えかねない」と述べた。11日に政調費収支報告書を修正し、賃借料をさかのぼって支出ゼロとした。大里議長の返還金は、県の諸収入として一般財源に繰り入れられる。

 事務所は鹿角市花輪の「大里病院」の一室にあり、登記簿上、病院の建物は大里議長の所有。大里議長は、院長で病院を運営する医療法人春生会の理事長を務めている。

 収支報告書などによると、大里議長は同法人に対し、領収書提出が必要になった07年度に11万円、08、09年度は各12万円、10年度は11万5900円を家賃として政調費から支払っていた。支出額は同法人の雑収入となっていた。

(2011/07/15 08:44 更新)

1797チバQ:2011/07/21(木) 20:36:12
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110721b
自宅事務所に政調費108万円支出 大野元県議会議長
 自民党県連会長で、元県議会議長の大野忠右エ門県議(大仙市仙北郡選挙区)が自宅の一部を事務所に使い、2008〜10年度の政務調査費(政調費)から、家賃計108万円を支出していたことが20日、分かった。県議会の政調費マニュアルは自宅を事務所として使う場合、政調費を充てることを不適切としている。大野氏は使途基準を知っていたが、「県議会事務局に不適切と指摘されたことがなく、問題ないと判断した」と釈明している。

 08〜10年度の政調費収支報告書によると、大野氏は政調費から、家賃として月3万円を「大野忠右エ門後援会」宛てに支出。領収書は後援会長が発行していた。

 大野氏によると、大仙市長野の自宅の一室(約33平方メートル)が政務調査活動の事務所となっており、後援会事務所を兼ねている。後援会は使用料折半分として月3万円を負担。政調費分の月3万円と合わせて月6万円を土地所有者の長男に支払っていた。

 登記簿上、自宅建物は大野氏、土地は長男が所有。大野氏は「(建物と土地は)自分の親から、長男が相続したと思っていた」と説明。事務所は自宅の一部にあるが、「居間などと兼用しているわけではなく、しっかりとした事務所スペースになっている」としている。

(2011/07/21 08:40 更新

1798チバQ:2011/07/22(金) 22:52:20
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20110722b
政調費から家賃支出、小松副議長も 自己所有物件に12万円
 県議会の小松隆明副議長(大仙市仙北郡選挙区、自民)が自己所有の建物の一室を事務所に使い、08年度の政務調査費(政調費)から家賃として12万円を支払っていたことが21日分かった。

 小松氏によると、事務所は大仙市刈和野の自宅と同じ敷地にある「三光製材」に設けられている。小松氏はかつて同社の代表取締役で、現在は取締役。今は妻が代表取締役を務めている。登記簿上、同社の建物を所有する小松氏は、「建物は会社のものだと思っていた」としている。

 自分が所有する建物への政調費からの家賃支出をめぐっては、大里祐一議長(鹿角市郡選挙区、自民)も同様に行っており、自分が理事長を務める医療法人に支払った約46万円を県に返還する手続きを済ませた。

 自己所有物件に政調費から家賃を支出することについては、本県以外の東北5県がマニュアルで不適切と定めている。

(2011/07/22 08:38 更新)

1799チバQ:2011/07/24(日) 19:24:15
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110724_1
「首相退陣を」発議提案へ 県議会・民主党ゆうあいク

--------------------------------------------------------------------------------
 
 県議会会派の民主党・ゆうあいクラブ(佐々木順一代表)は、8月9日に招集される県議会臨時会に、菅直人首相の即時退陣を求める議員発議案を提案する方針を固めた。他会派にも賛同を呼び掛ける構え。首相の身内である党県連が同様の議案を出すのは極めて異例だ。

 発議案は、退陣表明をしながら「震災対応に一定のめどが付くまで」として退陣時期を明確にしない菅首相に対し、「首相の存在が復旧・復興を妨げている」などとして、即時退陣を迫る内容となる見通し。

 議案の具体的な文面や決議案もしくは意見書案など、どのような形式で提案するかは、今後詰める方針だ。

(2011/07/24)

1800チバQ:2011/07/24(日) 19:30:16
>>1763>>1766
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20110724ddlk06010020000c.html
選挙:山形市長選 自民山形市支部、大内県議の擁立断念 長谷川市議に要請 /山形
 任期満了に伴う山形市長選(9月11告示、18日投開票)で、自民党山形市支部は、出馬要請していた同市選出の大内理加県議(48)

の擁立を断念した。告示まで2カ月を切る中、市支部は23日、長谷川幸司市議(51)=山形市江俣3=に正式に出馬要請した。長谷川市議は、市支部長の斎藤武弘市議と遠藤利明衆院議員から立候補の要請を受けたことを明らかにし、「後援会など支援団体に相談して、今月中に結論を出したい」と答えた。

 斎藤支部長らによると、市支部は22日夜、常任幹事と県議の顧問を集めた緊急会合を開いた。斎藤支部長らが、擁立作業の経緯と、大内氏の擁立を断念したことを報告。別の候補者を擁立する方針を決め、遠藤衆院議員に対応を一任することにしたという。

 市支部は先月19日に大内県議に立候補の要請をした後、大内氏の支援団体などに働きかけ、水面下で環境整備を進めてきたが、作業が難航していた。

 大内県議は「市議のみなさんや先生方が一丸となって応援してくださるということで、一時は立候補に気持ちが傾きましたが、私の支援団体など周辺の環境が整いませんでした」と辞退した理由を述べた。「支援してくださった市議の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。【和田明美】

1801チバQ:2011/07/24(日) 19:32:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110723-OYT8T00825.htm
山形市長選 長谷川市議に出馬要請

自民 大内県議の擁立断念
 山形市長選(9月11日告示、同18日投開票)に向け、自民党山形市支部は23日、出馬を要請していた大内理加県議(48)(山形市区)の擁立を断念し、新たに同支部幹事長の長谷川幸司山形市議(51)に出馬を要請した。同日夕に遠藤利明衆院議員と斎藤武弘支部長(山形市議)が本人に伝えた。取材に対し、長谷川氏は「市長選出馬は考えたこともなかった。後援会と相談し、今月中に回答したい」などと答えた。

 長谷川氏は1999年に初当選。今年4月の市議選は2番目に多い得票で4選を果たした。

 同市長選では自民系が過去2回連続で独自候補擁立を断念、事実上の不戦敗となったことから、同支部などは危機感を強めている。

 遠藤氏と同支部では、6月中旬までに大内氏に出馬を要請。しかし、大内氏は4月の県議選を戦ったばかりであることや、後援会内に消極的な意見もあったことなどから、出馬の可否を慎重に見極めていた。大内氏は23日、「環境が整わなかった。県議の仕事をしっかりと務めたい」と話した。

 一方、7月に入り、大内氏の擁立作業が難航する状況が伝わると、関係者の間で「不戦敗だけは絶対に回避するべき」との声が強くなり、大内氏の擁立作業にも携わった長谷川氏の出馬を待望する声が浮上。最終的に候補者選考は遠藤氏に一任され、強固な後援会組織を持つことや若さを前面に押し出せることなどから今回の出馬要請となった。

 同市長選には現職の市川昭男氏(69)が6月に出馬を表明。既に企業・団体へのあいさつ回りなど、活動を始めている。

(2011年7月24日 読売新聞)

1802チバQ:2011/07/27(水) 23:02:22
http://news.ibc.co.jp/item_16565.html
知事選 非民主3会派が統一候補擁立へ (2011年07月26日 19:09 更新)
9月11日に投開票が行われる知事選に向けて県議会の3つの会派が近く新しい政治団体を設立して非民主の統一候補を擁立する意向を明らかにしました。きょうは新しい政治団体の呼びかけ人となる県議会の会派「自由民主クラブ」、「地域政党いわて」、「社民党」の代表者がそろって記者会見をしました。近く設立される政治団体の名前は『いわて復興県民の会』。設立の趣旨、目的は「一党一派に偏り、発進力に乏しい現県政を正す」「震災からの復旧・復興を情熱とスピード感をもって進める体制を構築する」などとしています。新しい政治団体『いわて復興県民の会』は幅広い県民に参加を呼びかけ、今月中には体制を固めるとともに知事選に擁立する候補者を明らかにするとしています。
震災で延期されていた知事選挙は来月25日告示、9月11日に投開票が行われます。
これまでに知事選には民主党推薦で現職の達増拓也氏、共産党推薦でいわて労連議長の新人・鈴木露通氏、会社役員で新人の芦名鉄雄氏の3人が立候補を表明しています。

1803チバQ:2011/07/28(木) 22:53:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110727-OYT1T01272.htm
市議16人が居酒屋で総会、政務調査費で処理

秋田市議会の議員16人が2010年7月、同市内の居酒屋で開いた総会と懇談会の会費1人当たり5000円を、政務調査費で処理していたことが27日、わかった。


 政調費が支給される秋田県内10市議会のうち、秋田市以外の9市議会では、飲酒をともなう会合への政調費の支出を原則認めないか、自粛している。会に出席した議員は今後、返還すべきかどうか検討するという。

 総会と懇談会に出席したのは、同市議会4会派の議員でつくる「市史跡整備促進議員の会」の16人。昨年7月12日、「藤倉水源地」など3か所を視察した後、同市山王の居酒屋で総会を開き、事業計画や予算について審議した後、懇談会に移行した。

 同市議会の政調費の運用指針では、使途として「飲食を主目的とした会合は認めない」と定めているが、「調査研究活動の意見交換の場としての懇談会は、報告書に内容の記載があれば認める」としている。

 同会会長の相場金二議員(79)は「主たる目的は総会でやましいところはないが、今後運用指針を見直すかどうかについて問題提起する必要がある」と話している。

(2011年7月28日17時40分 読売新聞)

1804チバQ:2011/07/28(木) 22:57:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110728t31027.htm
岩手県知事選 自民など3会派の擁立候補 高橋博之県議浮上
 8月25日告示の岩手県知事選(9月11日投票)で、県議会の自民クラブと地域政党いわて、社民党の3会派が近く設立する政治団体「いわて復興県民の会」が擁立を目指す候補者に、地域政党いわての高橋博之県議(36)=花巻選挙区=が浮上していることが分かった。3会派で調整を進めており、今月中にも決まる見通し。
 地域政党いわての幹部は27日、高橋氏が現在、擁立を検討している複数の候補予定者の一人で、現在3会派が最終調整していることを認めた。
 関係者によると、高橋氏は既に出馬の意思を固めているもようで、知事選と同日に投票が行われる県議選に、自らの後継候補を立てることも決めているという。
 高橋氏は花巻市出身。衆院議員秘書やNPO事務局長などを経て、2006年の県議補選で初当選し現在2期目。
 知事選をめぐっては、再選を目指す現職の達増拓也氏(47)=民主推薦=、いずれも無所属新人の、県労連議長鈴木露通氏(60)=共産推薦=、会社社長芦名鉄雄氏(66)の3人が出馬を表明している。

1805チバQ:2011/07/29(金) 21:26:30
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY201107290522.html
岩手知事選、県議の高橋博之氏が立候補表明
 9月11日投開票の岩手県知事選に、同県議の高橋博之氏(36)が29日、無所属で立候補すると表明した。各党への推薦要請はしないが、県議会の自由民主クラブ、地域政党いわて、社民党の3会派が設立する政治団体が支援する。高橋氏は出馬表明に伴い、県議を同日、辞職した。

1806チバQ:2011/07/29(金) 21:29:11
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110729_1
43歳小原氏が出馬の意向 県議選花巻選挙区

--------------------------------------------------------------------------------
 
 花巻市北笹間の会社役員小原康二氏(43)は、9月2日告示、同11日投票の県議選花巻選挙区(定数4)に立候補する意向を固めた。知事選への出馬が有力視されている地域政党いわての県議高橋博之氏(36)の後継とみられる。週内に正式表明する見通し。

 同市北笹間出身で1985年に花北商高(現・花北青雲高)を卒業。同市で保険代理店を父と開業する。2009年から笹間第一小PTA会長。

 花巻選挙区では民主党の佐々木順一氏(59)と小田島峰雄氏(60)、社民党の木村幸弘氏(51)の現職3人と、無所属で新人の名須川晋氏(43)=民主党推薦=が出馬を予定する。

(2011/07/29

1807チバQ:2011/07/30(土) 15:36:34
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_25104.html
高橋前県議出馬へ いわて復興県民の会が推薦 (07/30)

 8月25日告示、9月11日投開票の知事選に、前県議高橋博之氏(36)=花巻市=が無所属で立候補する。県議会の自由民主クラブ、地域政党いわて、社民党の3会派が中心となって組織する政治団体「いわて復興県民の会」(畠山さゆり会長)が推薦候補の形で擁立したもので、県庁で29日に記者会見を開き、正式に発表した。高橋氏は「小沢王国」に終わりを告げる戦いにしたい旨の考えを示しており、「非民主」の政治勢力を結集して挑む。


 会見で高橋氏は東日本大震災に触れ、復旧・復興には相当のエネルギーを必要とすることを強調。その上で「エネルギーの源は情熱だが、今の県政からはエネルギーや情熱は伝わらない」と批判した。

 また、知事選候補として自身が擁立されたことに関して「天命」とも語り、一党一派に偏らず、不偏不党、公正で透明な県政運営で復興に取り組む考えを示した。

 さらに、民主党元代表の小沢一郎氏を中心とした本県の政治勢力については「『親小沢』『反小沢』と小沢さんを主語にして政治を語る時代を終わりにしたい」 「小沢さんに引導を渡すのは、菅(直人)さんでも国政政党でもない。われわれ県民自身が『ご苦労さまでした』とお引き取り願おう」と語った。

 知事選への出馬を踏まえて高橋氏は同日、所属していた地域政党いわてを離党したほか、県議も辞職した。

 高橋氏は、2000年に青山学院大を卒業。衆議院議員秘書やルポライター、NPO法人事務局長などを経て、06年から県議を2期務めていた。

 被災県で初めて行われる知事選には、これまでにいずれも無所属で表明順に現職達増拓也氏(47)=民主党推薦=、新人でいわて労連議長鈴木露通氏(60)=共産党推薦=、同会社役員芦名鉄雄氏(66)が立候補を予定している。
【写真】高橋博之氏

1808チバQ:2011/07/30(土) 16:37:31
>>1414>>1436>>1523

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110730-00000008-khks-l07
次期衆院選の「代理戦争」 会津若松市長選、あす告示
河北新報 7月30日(土)6時10分配信

 任期満了に伴う福島県会津若松市長選は31日に告示され、7日間の選挙戦に入る。いずれも無所属新人で、会津若松市と合併する前の河東町長だった栗城春夫氏(60)と、元福島県議の室井照平氏(55)が立候補する予定だが、両氏を後押しするのが、衆院福島4区の現職で民主党の渡部恒三氏(79)と、現市長の菅家一郎氏(56)。菅家氏は自民党から4区に立候補する予定で、次の衆院選で両氏はぶつかる。栗城氏と室井氏の政策に大きな違いはなく、市長選は次期衆院選の「代理戦争」の様相を呈しつつある。(会津若松支局・菅野俊太郎)

 栗城、室井氏とも「市民党」を掲げるが、渡部氏が栗城氏を支援し、菅家氏が室井氏をバックアップする構図になっている。
 活発な動きを見せてきたのは栗城氏。前回市長選(2007年)にも立候補し菅家氏に敗れたが、「4年前から(今回の選挙の)準備を進めてきた」と意欲を示す。市内をこまめに回り、支持拡大に努めてきた。
 対する室井氏は当初、県議選への立候補を目指していた。ところが3期目の菅家氏が昨年12月、次期衆院選へ回るために市長選には立候補しないことを表明。室井氏はことし1月「疲弊する地元経済を立て直したい」と市長選立候補に方針転換し、ミニ集会を重ねて知名度を高めている。
 渡部氏は前回市長選でも栗城氏を支援した。まだ栗城氏陣営の集会に顔を出していないが、渡部氏に近い地元関係者は「栗城氏への支援は前回以上。これまでの市長選で最も力を入れている」と強調する。
 一方、菅家氏は今月3日に市内で開かれた室井氏の支援者の集会に出席し、「任期中に決めた観光政策などを生かしてくれるのは室井さん。まちづくりのため今後も2人で連携していく」と全面支援を訴えた。
 会津地方の政界は衆院中選挙区時代から、渡部氏と故伊東正義衆院議員の双方の支持勢力のせめぎ合いが続いてきた。菅家氏は伊東氏の支持基盤を受け継いだ形になっている。次の衆院選で激突する可能性が高い渡部、菅家の両氏にとって、市長選の結果は今後に重大な影響を及ぼしかねず、どちらも全面支援の態勢で市長選に臨む。
 変革(栗城氏)と継続(室井氏)の差はあるものの、雇用の確保や行財政改革の推進、福島第1原発事故への対応といった基本的な政策で、両者に大きな違いはない。
 それだけに、立候補予定者よりも、背後にいる渡部、菅家両氏の存在感が増しており、市長選の行方を大きく左右しそうだ。 .

1809チバQ:2011/07/30(土) 16:38:15
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107300001
会津若松市長選、新顔同士か
2011年07月30日


 ●あす告示 市議選も選挙戦か


会津若松市長選と同市議選が31日、告示される。市長選にはいずれも無所属新顔で、元河東町長の栗城春夫氏(60)と、元県議の室井照平氏(55)が立候補を表明している。両選挙は8月7日に投開票される。6月2日現在の有権者数は10万1291人。


 3期務めた菅家一郎市長(56)が引退を表明し、12年ぶりに市のリーダーが代わる。原発事故による風評被害で落ち込む観光業の立て直し、中心市街地の空洞化対策や雇用創出など、課題が横たわる。


 栗城氏は前回に続き2度目の挑戦。「マンネリ化した市政の刷新」を訴え、渡部恒三衆院議員や民主党県議らが支える。室井氏は菅家市長から後継指名を受け、「民間の視点で会津を再生させる」と主張し、自民党の支援も取り付けた。


 市議選(定数30)には32人が立候補の準備を進めている。

1810チバQ:2011/07/30(土) 18:11:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110730t11022.htm
震災対策よそ「内輪もめ」町民あきれ顔 宮城・涌谷町長選
 任期満了に伴う宮城県涌谷町長選(8月2日告示、7日投票)は、現職に3新人が挑む構図がほぼ確定した。退任の意向だった現職が突然の方針転換で5選を狙う。新人の元副町長、元町議らが多選批判を展開して立候補する。東日本大震災後、県内で初めて行われる首長選は、政策論争そっちのけの混戦となっている。

 現職の大橋荘冶氏(75)が立候補を表明したのは6月6日。「未曽有の震災を受け、多数の町民から続投するよう要請された」と述べた。
 4月の町議会では「任期満了までは震災復興に全力で当たる」と退任を示唆。大橋氏の「後継」を目指す形で5月に立候補表明した元副町長安部周治氏(63)の後援会顧問だっただけに、唐突な「心変わり」は関係者を慌てさせた。
 大橋氏は「震災対応の途中で副町長職を投げ出したのは無責任」と腹心だった安部氏を批判。4期務めた抜け目なさを見せた。
 対する安部氏も「震災直後、現職は町長室にこもるばかりだった。災害対策本部で陣頭指揮に当たったのは私だ」と多選批判でやり返す。
 2人の確執の背景には、町議グループ同士の勢力争いがあるようだ。
 町議14人はおおまかに「町長派」と「副町長派」に分かれる。大橋氏が退任するとみられた時期は、町長派が別の有力者の擁立を模索したが実現しなかった。逆に副町長派は、安部氏が立候補を決断し着々と態勢を固めた。焦った町長派は、現職の大橋氏に続投を迫るしかなかった。
 町を二分する争いに割って入る勢力もある。町議会で無派閥だった元町議の久勉氏(63)が7月8日に立候補表明。「役場内は自由に意見交換できる雰囲気がない」と強調し、町政批判票の取り込みを狙う。
 6月に立候補を明らかにした会社社長沢田哲夫氏(80)は「人口と雇用の2割増大」を公約に、観光に力を入れる方針を掲げる。
 小さな町のトップ選びは政争の側面ばかりが際立ち、肝心の政策論争は盛り上がらない。
 町の本年度の一般会計当初予算は約63億円。震災では公共施設だけで約28億円の被害があった。震災復興と財政健全化をどう両立させるか、各陣営の主張に明確なビジョンは見えない。
 福島第1原発事故の影響で放射性セシウムが県内の稲わらから検出され、県産肉牛が出荷停止となった問題も急浮上。町内にも畜産農家があり、町がどう支援していくかも待ったなしの課題だ。
 震災直後にめぐってきた選択機会。50代の商店主男性は「役場の中の内輪もめをしているようにしか見えない。何を基準に選択すればいいのか分からない」とあきれた表情を見せた。

1811チバQ:2011/07/31(日) 11:56:26
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107290001
ゼロからの選択 大槌町(上)
2011年07月28日


がれきが撤去され、更地が広がる市街地。新町長が町づくりを決めるまで、このまま放置される=大槌町、相場郁朗撮影

 大槌町長選、町議選まであと1カ月。市街地が壊滅し、町長不在が続く中、「ゼロ」からのかじ取りに誰が名乗りをあげ、どう選ぶかは、かつてない重みを持つ。被害の甚大さと、政治判断できない状態が重なり、復興の遅れが不安視される。立候補予定者、有権者、町議とその周辺の変化を追った。


    ◇


 町長選に7月、相次いで立候補表明の会見をした2人は、過去の選挙戦との決別に力を込めた。


 碇川豊・元町総務課長(60)「大槌の古い体質やしがらみは、津波で流された。町の新たなスタートになるべき選挙だ」


 太田賢・宮城県利府町議(68)「次元の低い争いはしない。選挙戦では、町の将来像について論戦したい」


 大槌は「政争の町」と言われる。港町特有の気の荒さに、祭り好きの気質が重なってか、町長選となれば町が二分された。だが、その争点について、ある町議は「政策なんて関係ない。好きか嫌いかだ」。


 副町長経験者の一人は「支援者は、あきっぽくて足を引っぱり合う。出る杭は打たれてしまう」。実際、過去半世紀近く、6人の町長が最長で連続2期しか続かなかった。前回の07年も、3選をめざした山崎三雄氏が元助役の加藤宏暉氏に敗れた。「加藤さんを町長にしたい、というより、山崎さんを辞めさせたい、という勢力が勝った」


 その流れは、今回もあった。加藤氏が津波で死亡し、候補が碇川氏1人になると、それを阻止しようとする動きが起きた。


 「東梅政昭町長―碇川副町長でどうだ」。一部の町議は、震災後、町長代理として苦労した東梅氏を担ぎ、碇川氏を支持する町議を切り崩しに回った。「外堀」を埋めて碇川氏を断念させ、無投票に持ち込もうというわけだ。


 関係した議員らは「碇川氏は吉里吉里出身。町方(市街地)は支持しない」「今、町に選挙で争う余裕はない」と説明するが、碇川氏は立つ意思を貫き、一度は議会で前向きな発言をした東梅氏も副町長退任時に、「他に出る人がいると知らなかった」と断念。もくろみは崩れた。


 それでも「反碇川」勢力は「50年も町を離れていた太田氏ではだめだ」と、第3の候補を模索する。その動きに関連し、碇川氏との差を強調できる「被災者」「民間経験者」であり、加藤氏を支持していた議長経験者も、立候補に意欲を示している。


 太田氏は、そんな政争とは一線を画し、役場の意識改革や林業中心の雇用創出などを政策の柱に掲げているが、支持の頼みは小中学校時代の同級生。やはり地縁・血縁の戦いからは抜け出せない。


 通常の首長選ならば、前町長の路線や大型事業への是非などが問われるが、今回の大槌町の争点は「すべて」だ。どこに住み、どこで働き、どこで物を買うのか。公立の学校や病院は、どこに建てるのか。そこから決めなければならない。


 碇川氏は「壊滅的な打撃を受けただけに、思い切ったまちづくりが可能だ。白地のキャンバスに力強く絵を描きたい」。太田氏も「復興のために何とかしなきゃいけないと思った。サケがふるさとの川に戻るように、私は故郷に帰ってきた」と意欲満々。だが、実際は厳しい。


 廃虚になった市街地を捨て、住宅や商店をすべて高台に移すには、山を大規模に削らねばならないし、漁師らを納得させねばならない。最大の雇用を生む水産加工場の引き留めは急務だが、元あった場所には大量のがれきが積まれている。


 小学校は仮校舎の場所でさえPTAの反対などで2度変更された。本校舎に向け、統廃合話は避けて通れない。県立病院は、山田町と統合して機能強化を図るべきだという町議もいる。


 それらを決めても、その財源を確保しなければならない。碇川、太田両氏とも「今、財源を考えては何も言えない。まず住民や議会とじっくり話して計画を立てることが基本」と口をそろえている。

1812チバQ:2011/07/31(日) 11:57:05
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107290002
ゼロからの選択 大槌町(中)
2011年07月29日


仮設住宅を背に、お茶を飲んで語り合う町民ら。有権者の多くは仮設暮らしだ=大槌町大槌の和野地区、三輪写す

 津波で壊滅状態になった大槌町の大槌漁港安渡地区。がれきや絡まった漁網、ひっくり返った船が積み上げられている。700隻あった漁船も、30隻しか残っていない。


 漁協で募集したがれきの仕分けアルバイトを続ける男性(67)は、定置網漁をしていたが、漁港近くの自宅が被災。市街地から山手に6キロ入った和野地区の仮設住宅から自転車で通う。


 海のそばで育ち、仕事は漁業しか知らないが「続けるかどうか迷っている」と、海を背にうなだれた。


 「海に近い仮設住宅に移りたい」と役場に要望したが、かなわなかった。「早く町長を決めて、現状が変わらないと困る」と危機感を持ち、投票する人をすでに決めているという。


 しかし、その人がどんな考えを持っているかは詳しく知らない。


 「だって約束したから。地縁血縁が大事なことは変わらない。一生懸命やる、と言ってくれたのだから、それでいいじゃないか」


 一方で、今回の震災を機に、選ぶ意識が変わったという有権者もいる。


 「今度の選挙は今までと違う。しがらみなんて気にしていられない。町の復興がかかっている」。同じ和野地区の仮設住宅で暮らす無職女性(60)は、風を通すため開放した玄関から田んぼを見ながら言う。家族6人で住んでいた市街地の末広町と違い、家の前を通る人はほとんどいない。


 以前は、選挙が近づくと、井戸端会議では選挙の話題ばかり。あの人はどっち派、あの家はこっち派―。家にいても「親戚が選挙に出るから」と知人が来る。「何だか、監視されているような感じだった」


 どちらにも色よい返事をしておき、実際は自分の地域に近いとか、より近い親戚だとかで選んだ。政策など、気にかけなかった。


 だが、避難所で、津波のショックで泣く子や女性を見ながら、「こういう時は頼りになる人に町をまとめてほしい」と思い始めた。


 仮設住宅に入って住む所もばらばらになり、支持を求める話も今は来ない。「誰かの顔色をうかがうこともない。演説に耳を傾け、大槌の復興に一から真剣に取り組んでくれる人を選びたい」。選挙戦で、候補者の考えを聞く機会を心待ちにしている。


 新町長に「お任せ」するために選ぶのではなく、自分たちの考えも伝えよう、という動きも芽ばえた。


 安渡地区で15年間経営していた居酒屋を津波で失った柏崎浩美さん(50)は7月、支援団体の力を借り、廃虚になった市街地に屋台を開いた。10月に仮設店舗ができるまでの店だが、「それまで何にもしないわけにはいかない」。


 6月、地元の若者と「大槌復興まちづくり住民会議」を立ち上げた。「まちづくりには全く関心がなかった」が、避難所でたき火を囲みながら、大槌の将来を語り合っていて、考えが変わった。


 町長選候補の公開討論会の構想も練る。「民間の意見も取り入れ、一緒にまちづくりをしてくれる人がいい」。

1813チバQ:2011/07/31(日) 11:57:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001107300006
ゼロからの選択 大槌町(下)
2011年07月30日


定数13に削減される町議選の事前説明会には20陣営が集まった=29日、大槌町役場仮庁舎、東野写す

 大槌町役場仮庁舎で29日に開かれた町議選の事前説明会。定数は前回の18から13に減るものの、関係者の予想を上回る20陣営が席を並べた。


 辞職や震災の犠牲などで現職は15人。3人が引退を表明していて、うち2人は親類から後継を立てる。説明会では、それ以外に30代3人と50歳の新顔計4人と、元職2人が出席した。30代の新顔の一人は「住宅関係の仕事をしていたので、その知識を復興に生かしたい」と意気込む。


 「他に若い人が出るなら辞めるかも」と話しつつ、無投票を望んでいたベテラン議員は、「こんなに来るとは」。


 一方で、「町長は選ばねばならないが、町議は……」という有権者が多い。理由は、その存在感だ。


 平均年齢63・2歳。15人中11人が60歳以上。震災で9人が家を失ったこともあり、動きは鈍かった。


 「今頃になって来るというのは遅すぎるのではないか」。震災から3カ月たった6月上旬、避難所になっている安渡小学校のまとめ役、佐藤稲満対策本部長(72)は、視察に来た町議会の震災復旧・復興対策特別委員会のメンバーに詰問した。


 及川伸委員長は「申し訳なかった。いろいろ事情があって遅くなった」。4日間で21カ所を回ったが、どこも同じ反応。町議らは頭を下げるしかなかった。


 がれきの撤去、ライフラインの整備、街灯の設置。要望は山ほどあった。佐藤さんは
「地域、地域で事情も異なる。早く現場を見ないと対策の立てようがないのに」とあきれる。


 同じ頃、被災者が企画した町づくりを語る住民懇談会で、60代の男性が手を挙げた。


 「町議は何人いるのか」


 「15人だ」


 「いや、町議と言えるのは何人いると聞いたんだ」


 苦笑いや拍手が起きた。


 震災後、避難誘導や避難所の世話役をしたり、地域の要望と役場からの情報の橋渡しをしたりした町議もいた。しかし、役場は不眠不休で仕事しても対応しきれない。不満の矛先は町議に向かい、町議も避難者を避けがちになった。


 「地域のためだけでなく、町全体の復興を考えるのも議会の重要な仕事だ」。そう考えた議員もいた。震災1カ月後、避難所の中央公民館の談話室に集まった。集まった3人のうち2人はここに避難している。「議会を早く開き、特別委員会を設置しよう」


 しかし、阿部六平議長は「この時期に役場に手間をかけられない」。3人も突き上げることなく立ち消えに。特別委ができたのは議会事務局が機能し始めてからだった。


 有権者からは「町長には投票しても、町議には白票が増えるのでは」という声さえ聞こえる。


 野崎重太副議長(68)にも、そんな声は伝わっている。「今回は、目立った選挙運動はできない。現職は震災後、何をしてきたかを問われる信任投票になる」

1814チバQ:2011/08/01(月) 23:00:34
>>1800-1801
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110801-OYT1T00255.htm
山形市長選、自民から出馬要請の市議が辞退
 山形市長選(9月11日告示、同18日投開票)に向け、自民党山形市支部(支部長・斎藤武弘山形市議)から出馬要請を受けていた同支部幹事長の長谷川幸司山形市議(51)は31日、要請を辞退し、出馬を断念する意向を明らかにした。

 長谷川氏は、読売新聞の取材に対し「選挙戦を戦う支援態勢が整っていない。選挙まで時間が短すぎた」などと答えた。告示まで1か月余りに迫る中、長谷川氏の不出馬で、自民党系の独自候補擁立に向けた作業は振り出しに戻った。

 同市長選では、自民系が過去2回連続で独自候補の擁立を断念し、事実上の不戦敗となったため、同支部や遠藤利明衆院議員らが、擁立作業に全力を注いでいた。

 ただ、同支部が立候補を要請した大内理加県議(山形市区)が7月下旬、出馬を辞退。その後、候補者選考を一任された遠藤氏が23日、長谷川氏に出馬を要請していた。

 長谷川氏は要請の後、複数の関係者に辞退する意向を伝えていたが、30日には「自民党公認ならば不出馬だが、自民党を含む多くの党派の推薦を受けられるのなら出馬したい」と発言し意欲を示していた。しかし、翌31日、遠藤氏や斎藤支部長と最終的な話し合いをしたものの、合意には至らなかった。

 長谷川氏は31日夜、「出馬要請は大変名誉だが、今の私では市長としては力不足。これまで山形市の課題について周囲から寄せられた意見などを、市議として解決していきたい」と述べた。

 同市長選には現職の市川昭男氏(69)が6月、出馬を表明している。

(2011年8月1日10時27分 読売新聞)

http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001108010001
長谷川市議が固辞 山形市長選
2011年08月01日

 ▽ 自民の出馬要請に


 9月18日投開票の山形市長選で、自民党県連山形市支部から立候補を要請されていた同市議の長谷川幸司氏(51)は31日、遠藤利明衆院議員や斎藤武弘支部長に立候補しない意向を伝えた。「意欲はあったが、支援体制が整わず時間がない」と、厳しい戦いになると判断した。市長選には3選を目指す現職の市川昭男氏(69)が出馬表明している。


 自民は過去2回の市長選で候補を公認・推薦しておらず、6月の党県連定期大会で斎藤支部長が「今回はぜひ候補を」と表明した。だが当初出馬を要請した県議の大内理加氏(48)にも断られており、候補者選びが難航している。


 市議4期目の長谷川氏は7月23日に支部から立候補の要請を受け「7月末までに結論を出す」としていた。遠藤衆院議員らが説得したが、「山形市の課題を前進させたい思いがあったが、今の私では力不足」と固辞したという。斎藤支部長は「大変残念だが、本人の意思の固さをくみ、了承した」と話している。

1815チバQ:2011/08/01(月) 23:02:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110801-00000083-mailo-l06
選挙:山形市長選 長谷川氏、一転出馬断念 「支援組織間に合わず」 /山形
毎日新聞 8月1日(月)12時8分配信

 任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、自民党市支部から立候補の要請を受け、意欲を示していた長谷川幸司市議(51)は31日、遠藤利明衆院議員と斎藤武弘同党市支部長に「立候補を断念する」と伝えた。長谷川氏は「やる気は十分にあるが、告示まで時間がなく、経済団体などの支援組織の組み立てが間に合わなかった」と理由を述べた。
 長谷川氏によると、先月23日、自民党市支部から立候補要請を受け、「前向きに受け止めたい」と話して正式な結論を出すまでに1週間待ってもらったという。
 企業などに支援要請をしたところ、積極的な支援を申し出る企業もあったが、市長選の選挙態勢を整えるには、不十分だったという。
 長谷川氏は「現段階では力不足と判断した。今でも立候補したいという気持ちはある」と話した。【和田明美】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110731-00000109-mailo-l06
選挙:山形市長選 長谷川氏、出馬表明へ 「支援体制固めて」 /山形
毎日新聞 7月31日(日)12時51分配信

 任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、自民党市支部から立候補の要請を受けた長谷川幸司市議(51)=写真=は30日、立候補する意欲を市支部に伝え、遠藤利明衆院議員と斎藤武弘市支部長に31日会って支援体制について合意できれば立候補表明することを明らかにした。毎日新聞の取材に答えた。党市支部は一両日中に総会を開き、推薦を決める。長谷川氏は自民党を離党し、無所属で立候補するという。
 長谷川氏は取材に対し「なかなか進まない市政を前に進めたい」と立候補への意欲を述べた。政策面では「市内の道路網は整備されておらず、市の都市計画は失敗だ。ブレーンとともにまち作りを進め、高齢者に優しい市政にするため、高齢者特区を作りたい。企業誘致も実行したい」と抱負を述べ、「告示まで時間がなく、知名度不足を克服したい」とも話した。
 長谷川氏は山形市出身の会社役員。99年4月、山形市議に初当選し現在4期目。4月の山形市議選で2番目に得票が多かった。
 5月に自民党市支部の幹事長となり、山形市長選に向け、大内理加県議の擁立に動いていたが今月24日、市支部が大内県議の擁立を断念したことから、長谷川氏に白羽の矢が立っていた。
 市長選には現職の市川昭男氏(69)が3選を目指し6月市議会で立候補を表明している。【和田明美】

7月31日朝刊

1816チバQ:2011/08/01(月) 23:02:34
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110801-OYT1T00221.htm
何が原因?…福島市議選、過去最低投票率42%

 東日本大震災などの影響で春の統一地方選から延期されていた福島市議選(定数38)は31日、投開票が行われ、新議員の顔ぶれが決まった。

 東北の被災3県の県庁所在市で震災後初めての選挙。定数を6人上回る、現職31人、新人12人、元議員1人の計44人が立候補した。原発事故で市民の不安が高まる中、放射線対策や「脱原発」などを掲げて、激しい選挙戦が展開された。

 当日有権者数は23万2788人。投票率は42・36%で、過去最低だった。

(2011年8月1日10時08分 読売新聞)

1817チバQ:2011/08/01(月) 23:08:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110731-OYT8T00711.htm
民主県連 新代表選び長期化も

 民主党県連は31日、青森市内で常任幹事会を開き、横山北斗代表の辞任を正式に了承し、後任となる代表選びに着手した。しかし、手順などを協議する選考委員会の設置を決めただけで、本格的な議論開始には至らなかった。執行部からは当初、早期の決着を目指す声もあがっていたが、長期化する様相も見え隠れする。(小田倉陽平)

 「できるだけ速やかにと言う表現しかできない」

 常任幹事会後の会見で、新代表の決定時期を聞かれた松尾和彦幹事長は厳しい表情で語った。選考委員会設置で決まっているのは、小選挙区ごとの複数の代表で組織するということだけ。選考委が代表候補まで決めるのか、選考方法だけなのか、さらには設置時期や委員数すら未定だ。

 それでもこの日の会合では、選考委設置について異論はでなかった。昨夏の参院選から大規模選挙で敗退が続き、まとまりを欠く県連だけに、性急な決着では混乱に拍車がかかるためだ。松尾幹事長は、「(選考委で)協議した上でないと、一枚岩の県連を作るのは難しい」と結束重視の考えを強調した。

 実際、新代表選びでは、さや当ても演じられている。有力候補の1人である田名部匡代・農林水産政務官のおひざ元・県南地域では、田名部氏を代表に推す声があがっているが、複数の国会議員は「辞任の正式決定前にそういう動きが出るのはおかしい」「今大事なのは、どういう手続きで選ぶかだ」とけん制した。また、7月26日に都内で国会議員と県議による会合が開かれたが、一部の県連関係者からは「津軽地域の県議・元県議がいない」「何の規定もない会議なぞ開くべきではない」との不満が漏れる。そのうちの一人は常任幹事会後、「選考委を設置したのは評価するが、今後の内容次第では党員・サポーターによる選挙を求める」と息巻いた。

(2011年8月1日 読売新聞)

1818チバQ:2011/08/02(火) 19:43:44
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2011/08/01/20110801ddlk07010156000c.html
選挙:福島市議選 新議員決まる /福島
 任期満了に伴う福島市議選(定数38)は31日投票が行われ、新議員が決まった。当日有権者数は23万2788人、投票率は42・36%だった。

 投票は、原発事故の影響で従来より2時間繰り上げられ、午前7時〜午後6時、83カ所で行われ、国体記念体育館で即日開票された。【種市房子】

==============

 ◇福島市議選開票結果(定数38−44)
当 4009 萩原太郎  56 無新(1)

当 3560 大平洋人  46 無現(2)

当 3395 小野京子  55 公現(3)

当 3088 半沢正典  49 無現(2)

当 2987 黒沢仁   55 無現(2)

当 2970 中野哲郎  62 無現(3)

当 2965 高木克尚  56 無現(3)

当 2925 丹治誠   44 公現(2)

当 2877 佐藤一好  55 自現(6)

当 2853 尾形武   60 無現(2)

当 2841 後藤善次  50 公現(2)

当 2779 村山国子  53 共現(2)

当 2615 斎藤朝興  68 共現(5)

当 2598 渡辺敏彦  56 無現(4)

当 2529 土田聡   49 共現(4)

当 2433 須貝昌弘  58 公現(4)

当 2353 宍戸一照  60 無現(3)

当 2345 白川敏明  55 無新(1)

当 2307 梅津政則  44 無現(2)

当 2276 山岸清   63 民現(6)

当 2258 梅津一匡  35 社新(1)

当 2205 佐藤真知子 64 共現(2)

当 2186 二階堂武文 55 無新(1)

当 2160 丹治仁志  60 無現(7)

当 2128 阿部亨   44 無新(1)

当 2074 羽田房男  52 無現(3)

当 2056 杉原二雄  67 社現(4)

当 2054 小島衛   69 無現(4)

当 2017 粕谷悦功  61 無現(4)

当 1956 佐久間行夫 56 無現(5)

当 1913 真田広志  40 無現(3)

当 1882 誉田憲孝  36 無新(1)

当 1824 粟野啓二  59 無現(3)

当 1730 小松良行  49 無現(2)

当 1558 菅野輝美  55 無新(1)

当 1531 田畝誠司  47 無新(1)

当 1515 西方正雄  63 無現(2)

当 1483 大内雄太  28 無新(1)

  1141 目黒恵介  51 無元

  1014 鈴木康広  29 民新

  1010 早川哲郎  51 無現

   982 阿部儀平  77 無現

   973 斎藤正臣  36 無新

   631 紺野隆   60 無新

 =選管最終発表

1819チバQ:2011/08/02(火) 21:32:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20110802-OYT8T00049.htm
会津若松市長選横一線
世論調査争点原発事故対策8割
■情勢


 現職の菅家一郎市長の後継指名や地元の自民党の推薦を受ける室井氏は、自民党支持層の6割、民主党支持層の3割、支持政党なしの「無党派層」の3割の支持を得ている。世代別では、30歳代、40歳代、50歳代でリード。地域別では、地元の会津若松中心部を含む東部地区、町北町を含む西部地区でリードする。

 地元の民主党から支持を受けている栗城氏は、民主党支持層の5割強、自民党支持層の3割、無党派層の3割から支持を得ている。世代別では、20歳代、60歳代でリードしている。地域別では、地元の旧河東町を含む北部地区でリードしている。

■関心度

 今回の調査では、「大いに関心がある」が37%、「多少は関心がある」が43%となっている。「投票に行くか」との問いに対しては、「必ず行く」が70%、「なるべく行くつもり」が24%となり、関心の高さがうかがえた。

■重視する政策

 市長選の争点として、とくに重視したい問題(複数回答可)は、「原発事故への対策」が81%でトップ。続いて、「少子高齢化対策」が77%、「地震などの防災対策」が76%となり、東日本大震災と原発事故の影響が如実に表れた。両氏がともに重要政策と位置づけた「商工業の振興と雇用対策」はその後に続き、74%だった。

 新人同士の一騎打ちとなった会津若松市長選(7日投開票)について、読売新聞社は、福島民友新聞社と共同で世論調査を行い、取材情報を加味して情勢を分析した。元県議の室井照平氏(55)と旧河東町長の栗城春夫氏(60)(ともに無所属)が横一線となっている。約3割が態度未定で終盤に向け激しい戦いを繰り広げそうだ。

 調査方法

 調査は告示日の7月31日午後から8月1日にかけて会津若松市を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1329世帯の中から782人の有権者の回答を得た。回答率は59%。

 調査方法 調査は告示日の7月31日午後から8月1日にかけて会津若松市を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した1329世帯の中から782人の有権者の回答を得た。回答率は59%。

(2011年8月2日 読売新聞)

1820チバQ:2011/08/05(金) 00:15:17
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110803t11025.htm
「決意」「断念」新人、葛藤の夏 仙台市議選

沿岸部の住民の声に耳を傾ける新人の立候補予定者。震災を機に公約や戦術を練り直す陣営は少なくない


 東日本大震災により、4カ月半余り延期された仙台市議選に挑む新人たちは、さまざま葛藤を抱えながら19日の告示日を迎える。折れそうになる心を立て直し、決意を新たにする立候補予定者がいる一方で、被災者支援に奔走し、一市民として被災地の街づくりを支えようと翻意した男性もいる。市議を志した市民の心の機微を追った。

 保守系の新人が1日、震災後初めて、津波被害に遭った仙台東部道路以東の住民の集まりに顔を出した。「被災者の気持ちを思うと、選挙のあいさつはしにくかった」と、7月末まで沿岸部には足を運ばずにいた。
 木材会社の事務所に集まった住民は4人。壁には、高さ2メートルほどの所に浸水した跡が残る。新人は住民の窮状を丁寧にノートに書き込んだ。
 「会社の被害は5億円になる。公的な助成がなければとてもやっていけない」「これでは生活再建に踏み出せない」―。
 新人は災害対応のノウハウに自信があり、震災直後から地元の避難所の運営に関わった。3カ月ほど、ボランティア活動に軸足を置いた。
 「各地から届いた支援物資の分配の遅れ、避難者のケアに戸惑う市職員にいら立ちを覚えた」
 選挙準備を再開したのは7月10日。「議員の問題処理力、危機管理力、行動力が必要だと痛感した。震災で、議員として仕事をしたいという気持ちが一層強くなった」
 県北の港町出身の新人は、震災で実家を流された。親類5人が亡くなり、2人が行方不明になった。
 「ショックから出馬をやめようと思った」
 20年近く付き合いのあった親友も失った。生前、市議選への立候補を相談すると、「絶対大丈夫。好きなようにやれよ」と選挙カーの運転手役を買って出てくれた。
 3月末、親友の亡きがらと対面し、迷いが消えた。新人は「この悲劇を無にしてはいけない。市全体の震災対策が必要だと訴えたい」と自らを鼓舞した。
 行政経験のある男性は、出馬の意思を固めた昨年秋、災害対策を公約の最優先項目にしようと考えていた。
 「仙台東部道路を津波の避難所に」
 震災前から、津波対策の必要性を住民に説いて歩いた。
 悪夢のような3月11日。津波で約700人の市民が犠牲となった。男性はボランティアとして被災者を支援したが、6月に体調を崩して約2週間入院した。
 「被災者の心情を考えると、選挙をする気持ちになれなかった。体調にも不安がある」
 7月中旬、立候補の見送りを決め、友人たちと復興に向けた街づくりの活動に力を注ぐことを決心した。


2011年08月03日水曜日

1821チバQ:2011/08/05(金) 00:37:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110804-OYT8T00182.htm
代表辞任 県議が口火




なおくすぶる不協和音
 民主党の横山北斗衆院議員(47)が7月31日、同党県連代表を辞任した。県議選と知事選の敗北の引責辞任を求める声をはねつけ、一時は続投に意欲をみせていた横山氏の突如の辞任劇。その舞台裏を検証する。(小田倉陽平)

 「代表を辞任して、けじめをつけることも一つの方法だ」

 先月16日、知事選後初めて開かれた県連常任幹事会。口火を切ったのは当選5回の重鎮県議、北紀一だった。県議選の惨敗、知事選の大敗についての総括の協議中、横山が続投を示唆するような発言をしたことに、北がかみついたのだ。県議選で落選した三上隆雄、今博も続く。「参院選で負け、統一選で負け、知事選で3連敗。もうどうしようもない」

 一方、「代表だけの責任ではない」と擁護する声もあり、その日は結論は出なかった。会合後の記者会見で横山は「責任を放り出して、県民の理解を得られるのか」と辞任を明確に否定した。実は知事選後も横山は、代表続投に「並々ならぬ決意をみせていた」(県連執行部の1人)という。

 しかし、地方議員の間には不満が深く浸透していた。昨年の参院選で県議4人が出馬に名乗りを上げたが、絞り込めなかった。党本部の介入を招き、落下傘候補を担ぐことになった。知事選でも、事前の協議もなく、当時幹事長だった山内崇の擁立を事実上決めた。「議論を避ける。組織運営のあり方が根本的におかしい」。ベテラン県議はそうぶちまける。こうした中で起きた先月16日の追及劇。出席者の1人は「やっぱり出たか」と受け止めた。

 翌17日夜、県連幹事長の松尾和彦の携帯電話に横山から着信が入る。「突然で大変申し訳ないが、代表辞任を決断したので、あとはよろしくお願いします」。わずか2、3分のやりとりだった。

 「一瞬にしてそう思う瞬間があるのではないですか」。2日後の辞任会見。横山はそう語るだけで、翻意の理由は説明しなかった。県連内でも本心をいぶかしがる声が上がるが、ある県議は「批判されることに慣れてなくて、ショックを受けたんだろう」と推し量る。

 松尾に辞意を伝える直前、横山は「菅政権を批判して怒られるような組織のトップにいることはできない」と周囲に漏らしていたという。辞任会見でも自身による政権批判が県連内で追及されたことを辞任理由の一つに挙げており、組織運営のまずさを問題視する県議らとの溝は埋まっていない。

 焦点は次期代表選びに移ったが、県連はくすぶる不協和音に配慮し、慎重に手続きを進める構えだ。松尾は強調する。「密室にならないよう、できるだけオープンにやっていく。そうでなければ一枚岩を作るのは難しいし、やらないといけない」(敬称略)

(2011年8月4日 読売新聞)

1822チバQ:2011/08/05(金) 23:19:41
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001108040004
活気再び 会津若松市長選(上)観光客減少
2011年08月04日

夏休みに入っても飯盛山を訪れる観光客はまばら。土産店は静かだ=会津若松市の飯盛山参道


 ●不安の中、復活の兆し


 白虎隊の悲劇の舞台となった会津若松市の飯盛山。同市への修学旅行では定番の訪問先だが、この春から夏、大型バスを見かけることはほとんどなかった。東京電力福島第一原発の事故後、修学旅行客が昨年から9割以上減ったためだ。


 国の重要文化財「さざえ堂」に通じる参道に軒を連ねる土産物店や和菓子店からも、威勢のいい呼び込みの声が聞かれない。「7月の売り上げは例年の3割ほど。平日はさっぱり。夏休みなのになあ」。そう話す店は多い。ある店の女性は「話しかけても、福島なまりの方ばかりだよ」。


 旅館やホテルも苦戦している。東山温泉では大熊町から避難してきた住民を一時、2250人受け入れていた。現在は約950人に減り、全体的に観光客を受け入れる部屋は増えたが、ある人気老舗旅館では「観光の宿泊客は例年の半分弱。避難されている方を含めても、部屋は約6割しか埋まっていない」という。


 7月28日午後2時、鶴ケ城近くの「鶴ケ城会館」に市内の観光関連業者約30人が集まった。旅館業、食品卸売業、菓子製造業、運輸業など幅広い。同会館社長の下平剛さん(58)が会長を務める「会津若松観光産業福島原発風評被害対策協議会」の会合だった。今後、市内外の約200社に同協議会への参加を呼びかけ、東京電力に十分な賠償金、県や市には風評被害対策を求めていくという。


 政府の原子力損害賠償紛争審査会が5月にまとめた2次指針では、県内で営業している観光業の解約や予約控えなどによる減収は、原発事故と因果関係があると認めた。東電は「独自の算定基準を基に交渉を進めたい」としている。


 文部科学省の担当者は、「賠償対象は土産店、出入り業者など幅広く認められる」と説明するが、関係者の不安は収まらない。風評被害対策協議会の事務局員で、飯盛山の土産店「とらぞう」の支配人、井関一浩さん(38)は「個々に声をあげても相手にされないのではないか。業界を超えて団結したい」と話す。


 明るい兆しもある。会津観光の中心地・鶴ケ城公園の4月以降の入場者は、例年の約7割にあたる37万2千人。天守閣への有料入場客は震災から約1カ月間、例年の約3割にとどまっていたが、今は約6割まで回復してきた。


 最近は旅行会社による「応援ツアー」が増えているほか、観光庁が外国人旅行客の受け入れ拠点の一つとして同市を整備する方針も打ち出した。


 観光商工部の松川和夫部長は「鶴ケ城に人は戻ってきたが、周辺に足を運んでいない。滞在時間が短く、宿泊客を増やすのが大きな課題」と指摘する。


 例年、県内で最も多い年間約260万人の観光客が訪れる会津若松市街地。鶴ケ城や飯盛山などのにぎわいは、県内の観光全体の底上げのカギを握る。県観光交流課の担当者は「観光客は震災の直接的な被害が少なかった会津若松を拠点に多くの観光地に足を運んで欲しい」と期待する。


         ◇


 震災前から「活気がなくなった」と指摘されて久しい会津若松市。市長選を前に現場を巡り、市の課題を考えた。(池田拓哉)

1823チバQ:2011/08/05(金) 23:20:10
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000701108050001
活気再び 会津若松市長選


(下)市街地空洞化
2011年08月05日





夏休みに入っても飯盛山を訪れる観光客はまばら。土産店は静かだ=会津若松市の飯盛山参道


 ●中心街、迷走する再開発


 JR会津若松駅前で27年営業し、まちのにぎわい作りを担ってきた大型スーパー「会津サティ」。2009年6月に閉店した跡地はいま、135台収容の駐車場になっている。


 この跡地と周辺の商店街計約9500平方メートルを再開発し、新たな商業施設を作る構想があるが、順調に進んでいるとは言えない。


 地元の地権者20人が参加する「再開発協議会」。閉店後から会議を約20回重ね、商業施設の構想もまとめたが、出席者は毎回5、6人で同じ顔ぶれ。再開発に対し、慎重な地権者が多数を占めているのだ。


 跡地を管理する流通大手「イオンリテール」(千葉市)は、サティの撤退理由に建物の老朽化を挙げ、市も「売り上げは落ち込んでいたが、採算は取れていた」とみる。協議会の会長で、飲食店を営む鈴木平助さん(57)は「決してもうけられない土地ではない。時代にあった商業施設ならば集客できる」と見通す。


 協議会は来春までに再開発案をまとめたい意向で、鈴木さんは市に再開発の「旗振り役」を期待する。


 一方、地権者の過半数は60代以上で、後継者がいない店が多い。そんな地権者の一人は言う。「商売を大きくしたいとは思わない。時代も不透明だし静かに暮らしたい」。郊外店が増えた中、中心部ににぎわいが戻るとは思えないようだ。


 市中心部の神明通り。昨年2月、会津唯一の百貨店「中合会津店」が46年の歴史に幕を下ろし、9階建ての建物だけが残った。


 休日の人通りは10年前から半減。中合の撤退が空洞化に拍車をかける不安が高まった。昨年11月、市の第三セクター「まちづくり会津」が商業施設や会津若松商工会議所が入居する2階建て複合施設を計画した。市も後押ししたが、地元の神明通り商店街が「集客が期待できない」と反対。3月、計画は頓挫した。


 計画に反対した同商店街の菊地和義理事長は「定住者を増やす視点が欠けていた」と指摘。商業施設とマンションを組み合わせた施設の建設に向け、商店街として動きたいという。


 市は中心市街地の空洞化について「市のイメージを下げ、観光にも悪影響」との認識だが、再開発に直接関わることには慎重だ。松川和夫・観光商工部長は「市外の再開発の事例を見ても、市が関われば成功するとは限らない。市は道路などのインフラ整備や国とのパイプ作りなど側面から支援したい」と話す。


 では、市は中心市街地のにぎわい作りに、どんな形で役割が果たせるのか?


 市内の土地利用に詳しい第一不動産鑑定所会津支店長の小椋満幸さん(49)は、市街地で人口や雇用の場を増やし、消費に結びつける仕組みづくりを市が提案して欲しいという。「市営アパートを造って雪対策に悩む高齢者の入居を進めるのも一案だし、会津大を卒業した若いIT起業家を空き店舗に呼び込むこともできる。にぎわい作りに福祉や就業支援などの視点を取り込む柔軟さが、市街地を活気づけると思います」(池田拓哉)

1824チバQ:2011/08/05(金) 23:24:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000007-mailo-l07
大震災の年に:2011会津若松市長選/上 観光 /福島
毎日新聞 8月4日(木)10時42分配信

 ◇原発の風評被害が直撃 立て直しへ難問山積
 「心配ない、と説明しても『福島は福島だから』と……。首都圏でキャンペーンをすると、励ましはいただくのですが、客足はなかなか戻りません」
 会津若松市の奥座敷、芦ノ牧温泉観光協会の星弘子会長はため息をつく。同温泉の4〜5月の一般客の宿泊は前年比6割減。東山温泉と合わせてもこの間の宿泊客は5万1228人で、前年より約8万人も減った。震災直後の自粛ムードは解けても、福島第1原発事故による風評被害が観光を直撃している。
 宿泊だけではない。屋根を赤瓦にふき替え、誘客効果が期待された鶴ケ城の入場者も3割減。武家屋敷や白虎隊記念館などの民間施設、県立博物館は6割減の惨状だ。
 象徴的なのが、修学旅行など小中学生の「教育旅行」の激減だ。昨年4〜7月、県外から530校4万3074人が訪れたのに対し、今年は27校2346人と20分の1。秋の予約も前年の311校に対し44校にとどまる。
 市や市内258の観光関連業者が加盟する会津若松観光物産協会は、常連だった千葉、埼玉、宮城県などを重点に「会津は安全」と説得する行脚を続けるが、反応ははかばかしくない。協会の渋谷民男統括本部長は「学校側の理解は得られても、学校が保護者すべてを納得させられるかは、また別の問題」と難しさを指摘する。放射性物質の拡散で首都圏の保護者たちの心に刻まれた放射線への恐怖は、簡単には消せないとみている。
 一方で、原発事故からの避難者の存在が苦しい業界を支えるという皮肉な現実もある。2次避難所になった同市内の旅館、ホテルには4月以降、大熊、楢葉両町民を中心に多い時で3600人が避難し、現在も1700人が暮らす。この間、県は災害救助法に基づき、1人当たり1日5000円を旅館側に支払い続けており、10億円規模の公費が投入された。しかし、県のスケジュールでは、2次避難所は8月末で役割を終える。
 国の原子力損害賠償紛争審査会は県内観光業の風評被害を賠償対象とする指針を示しており、同市内の被害も救済が見込める。また、13年のNHK大河ドラマが旧会津藩出身の山本八重を主人公にした「八重の桜」に決まり、大規模誘客キャンペーンも予定される。
 星さんは「先行きに明るさも見えるが、それまでどう耐えていくか。9月からが正念場。机上で考えるのではなく、現場感覚が大事。入湯税をすべて観光対策に使うぐらいの積極対応がほしい」と新市長に注文をつける。渋谷さんも「会津との出会いとなる教育旅行は、会津ファンをつくる契機。各学校が来年の旅行日程を決めてからでは遅い。今こそ官民一体で知恵を出さなくては」と危機感を募らせる。
 経済波及効果の大きい観光の低迷は、他産業にも影響を与えている。約2000人が働く同市の宿泊業界では4月以降、すでに150人が職を失った。苦境にあえぐ観光の立て直し。7日に誕生する新市長は、いきなり難問に直面する。
  *  *  *
 かつて経験したことのない災害の年に告示された会津若松市長選。同市が抱える課題を探る。【太田穣】

8月4日朝刊

1825チバQ:2011/08/05(金) 23:29:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108040001
盛岡市長選 上)被災地支援、動き鈍く
2011年08月04日


支援物資を積んで盛岡市役所を出るトラック=3月19日、市役所前、市提供

 3月11日夕刻。盛岡市中心部にある桜城小学校に親子や高齢者らが続々と避難してきた。


 震度5強の揺れに襲われた同市は、東北電力の火力発電所が停止した影響で、全域で停電。「暖房が使えなくて寒い」「マンションが断水した」。帰宅難民も加わって避難者は約150人にふくれ、五つの教室に分かれて入った。


 同市には64避難所が設けられ、最大約4500人が避難。市は各避難所に職員2人を派遣した。「通信が途絶え、当時は沿岸の情報が入らなかった。まず市民の安全を確保することが第一だった」と市消防防災課の担当者は振り返る。沿岸への支援は後手に回った。


 被災市町村への職員派遣は「ニーズを把握しないで派遣するとかえって迷惑になる」として、県の要請を受ける形で開始。物資も3月19日に谷藤裕明市長がトラック2台を連ねて宮古市に入ったのが最初だった。同市川井地区の旧校舎にボランティア活動拠点を設けたのは、震災から約4カ月後の7月上旬だった。


     ■


 対照的に、早くから後方支援拠点の役割を果たしてきたのが、遠野市だ。


 県消防防災課長を務めた本田敏秋市長の下、2007年から宮城県沖地震の津波に備え、沿岸8市町村(当時)と協議会を設立。内陸と沿岸の中間に位置し、地盤が安定している強みを生かそうと取り組んできた。


 実は、遠野市も震度5強の揺れで市役所が全壊している。市全域が停電し、50避難所に約2千人の市民が避難した。そんな中で、発生15分後には、運動公園を開放。自衛隊や警察が結集する場所を確保した。


 「手を貸して欲しい」。翌12日未明、一人の男性が市災害対策本部に駆け込み、大槌町の避難所の窮状を訴えた。市は毛布、非常食、水、灯油を用意し、消防職員が車で向かった。13日には後方支援活動本部を設置し、全国から寄せられた支援物資を届けた。


 物資を届けた職員が現地で情報を集め、遠野に戻る仕組み。「情報があれば次の支援を展開できる」と市の担当者は解説する。


 19日からは市単独で職員派遣を開始。「被災地は要請どころじゃない。行けば何か仕事はある」(同)。3月末にはボランティア組織が発足し、静岡県はじめ多くの自治体や機関、団体が遠野市に支援拠点を置いた。いま、全国から視察や問い合わせが絶えない。


     ■


 出遅れた盛岡市は「県都として物足りない」「被災地を応援する視点が必要ではないか」という批判にさらされた。盛岡市の市民団体「SAVE IWATE(セーブ岩手)」の加藤昭一事務局長はこう指摘する。


 「私自身、盛岡市は津波と無縁だと思っていたが、無縁ではなかった。何ができるかという意識が市や市民に欠けていたのではないか」〓(吉川一樹)


    ◇


 東日本大震災では沿岸が津波で甚大な被害を受け、内陸に避難してきた被災者も多い。盛岡市は十分に支援の手を差し伸べてきたのか。28日投開票の同市長選、市議選を前に検証する。

1826チバQ:2011/08/05(金) 23:30:16
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108050001
盛岡市長選 下)内陸避難者「仕事がない」
2011年08月05日


支援物資の提供施設には連日、開場前に被災者が並ぶ=7月29日、盛岡市鉈屋町、吉川写す

 盛岡市鉈屋町に、震災の被災者が次々と訪れる場所がある。市民団体「SAVE IWATE(セーブ岩手)」が支援物資を提供している市消防団第2分団の旧番屋だ。食料品や日用品などが所狭しと並ぶ。


 7月下旬に訪れた沢口和彦さん(44)、玉枝さん(44)夫婦は釜石市の自宅を流された。盛岡市にある和彦さんの母親宅に一時避難した後、同市内の借家に移った。「もっと早く知っていればよかった」とかごいっぱいに水やしょうゆ、食器などを入れていた。


 夫婦で製パン工場を営んでいた。「もう釜石には帰れない」と和彦さんはハローワークに通ったが、仕事は見つからなかった。ある会社には「腰掛けでしょ」と言われた。結局、釜石市に帰り、仮設の工場を建てることにした。「本当に再建できるか不安はある」と玉枝さんは話す。


 宮古市の漁業の男性(41)は7月上旬、盛岡市内のアパートに。「盛岡に来ればどうにかなる」と思ったが、仕事は見つからず、介護の資格を取ることを考えている。「義援金でいつまで暮らせるかわからない。先の不安はいっぱいある」


     ■


 震災後、沿岸部や宮城、福島両県から盛岡市に転居した人は6月末で約2200人。多くが被災者とみられる。仕事を求めて内陸を選んだ被災者が、就職の壁にぶつかっている。


 盛岡市など内陸の8市町村を管轄するハローワーク盛岡には4〜6月、沿岸部で被災した369人から求職があったが、実際に就職できたのは62人だ。


 企業が「被災者」を雇うと1人当たり30万〜90万円支給される雇用開発助成金制度は、沿岸の被災者だけでなく、県民全体が対象。ハローワーク職員は「沿岸の人も内陸の人も同じ土俵での選考になると、いずれ沿岸に帰りたい被災者は敬遠されることもある」。


 盛岡市の震災対応の緊急雇用創出事業の予算は約2億5千万円で、100人分。誰を採用するかは事業者に委ねられ、市企業立地雇用課の担当者は「なるべく沿岸で実際に被災した人を採用してほしいとお願いはしている」という。


     ■


 連合岩手の砂金(いさご)文昭会長は7月25日、盛岡市長選で推薦する谷藤裕明市長に「震災復興のためには県都・盛岡が頑張らなければならない」と訴えた。被災者の支援には産業振興と雇用の下支えの両輪が必要だが、今のところ有効な対策を打ち出せずにいる。


 被災者を復興事業に雇う手法を提唱する関西大の永松伸吾准教授(災害経済学)は言う。「沿岸出身で県都に住む被災者の強みを生かすビジネスをつくることが解決策の一つ。例えば、被災地へのボランティアや視察の希望者は多く、盛岡からの交通やガイドの需要はあるはずだ。行政にはそうした起業への支援を期待したい」

1827チバQ:2011/08/06(土) 14:03:41
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110806_06.htm
仙台市議選 震災で延期、かさむ経費 各陣営四苦八苦

ようやく見つかった新事務所に荷物を搬入するスタッフ。震災で複数の陣営が事務所移転を余儀なくされた=1日


 仙台市議選(19日告示、28日投票)に立候補を予定する各陣営が、選挙費用の負担増に頭を悩ませている。東日本大震災に伴う期日の延期で事務所費がかさみ、中には被災して移転を余儀なくされた予定者もいる。震災対策が市政の最優先課題になり、パンフレットの刷り直しも迫られた陣営は、経費節減に懸命に取り組んでいる。

 中堅議員が1日、選挙に向けて事務所を移転した。スーツからジャージーに着替え、スタッフ14人と荷ほどき作業や備品の配置に汗を流した。
 ことし2月に設けた事務所が入るオフィスビルは「全壊」と判定され、立ち入り禁止になった。
 地元商店街を中心に移転先を探したが、空き物件は見つからない。途方に暮れていたところ、大通りにある菓子店の閉店を聞きつけた。7月29日に室内を見学し、入居を即決したという。
 この議員は「いい場所に事務所を開設できて本当に良かったが、移転で住所が変わる。震災で訴える内容も差し替えるため、印刷物は刷り直しが必要。選挙準備費用は相当かかっている」と語った。
 1日夕、ベテラン議員は選対幹部ら約20人を集め、2度目の事務所開きを行った。農地を借りて建てたプレハブで事務所開きを行ったのは3月6日。その5日後、大地震に襲われた。
 震災後のプレハブ需要の高まりや農地の耕作再開に伴い、解体と移転を迫られた。物件を探し歩いた末、事務所として借りたのは築40年の民家。出入り口は縁側で、6畳間にパイプ椅子を並べて事務所の体裁を整えた。
 ベテラン議員は「ようやく戦いのとりでが決まった。プレハブは建てるだけで100万円かかるが、この事務所は家主の厚意で安く借り受けた。経費はできるだけ抑えたい」と説明する。
 震災で市政課題が一変したため、保守系の新人はパンフレットやビラの作り直しを検討する一方、経費削減に向けて印刷物の原本2枚を並べてコピーし、それを裁断して使っているという。
 選対幹部は「第4コーナーを回ったと思ったら、もう1周走ることになった格好。選挙費用は既に予定の1.5倍かかっている」とこぼした。

<仙台市議選の選挙運動費用の上限>選挙区内の選挙人名簿登録者数を定数で割り、一定数を乗じた額に370万円を足して算出する。6月2日の登録者数を基に計算すると、各区の費用上限は約590万〜約600万円。運動の適法、違法を問わず、選挙運動行為、立候補準備行為にかかった費用は、選挙カーやポスター印刷などに要した経費など一部を除き、選挙運動に関する支出となる。

1828チバQ:2011/08/07(日) 21:16:15
http://www.minyu-net.com/osusume/election2011/news/110805/news1.html
若松市長選「終盤の情勢」 互角の戦い、激しさ増す

 7日投開票の会津若松市長選は終盤に入り、元県議の室井照平候補(55)、元河東町長の栗城春夫候補(60)が市内全域を精力的に遊説し、支持を訴える。互角の戦いは激しさを増し、両陣営ともデッドヒートは投票日直前まで続くとみている。
 室井候補は街頭演説や個人演説会で、市議や県議、民間企業での経験を通した「民間目線の市政運営」を強調。自民党会津若松支部や現職の菅家一郎市長(56)の後援会の支援とともに、市内全域に組織した地区後援会などをフル稼働させ、票の上積みを図る。
 栗城候補は連日の個人演説会で、河東町長のキャリアや会津若松市職員の経歴を通した「豊かな行政経験と即戦力」をアピール。民主党県第4区総支部や会津若松地区連合が組織の引き締めを図るとともに、後援会や女性の会などが支持拡大に全力を挙げる。
 両陣営とも大票田の旧市内を決戦場と位置付け、遊説最終日の6日は旧市内に絞って巡る。
(2011年8月5日 福島民友ニュース)

1829チバQ:2011/08/07(日) 21:16:57
http://www.minyu-net.com/osusume/election2011/news/110802/news1.html
室井、栗城氏“横一線” 若松市長選本社世論調査

 7日投開票の会津若松市長選は、ともに新人で元県議の室井照平候補(55)=無所属、元河東町長の栗城春夫候補(60)=無所属=の2人が一騎打ちの選挙戦を繰り広げている。福島民友新聞社は7月31日と1日、読売新聞東京本社と共同で世論調査を行い、これまでの取材を加味して序盤の情勢を探った。室井候補は東部、栗城候補は北部の地盤を中心に支持を固めつつあり、横一線の展開。3割の有権者が投票する候補を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。今後、票の上積みを目指す両陣営の激しい争奪戦が予想され、予断を許さない情勢だ。
(2011年8月2日 福島民友ニュース)

1830チバQ:2011/08/07(日) 23:45:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2011080700248
会津若松市長に室井氏(福島)
 元県議の室井照平氏(55)=無所属・新/自民推薦=が、元旧河東町長の栗城春夫氏(60)=無所属・新/民主支持=を破り初当選。市長選は4月の統一地方選挙で実施の予定だったが、東日本大震災のため延期されていた。(7日投開票)(2011/08/07-23:26)

--------------------------------------------------------------------------------

1831チバQ:2011/08/08(月) 23:07:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001108080005
会津若松市長に室井氏
2011年08月08日

支持者とバンザイをする室井照平氏=7日午後10時55分ごろ、会津若松市南花畑





 ●民間感覚に支持/投票率59.99%


 東日本大震災のため4月の統一地方選から延期されていた会津若松市長選は7日、投開票された。新顔同士の一騎打ちとなり、元県議の室井照平氏(55)が、元河東町長の栗城春夫氏(60)を破って初当選した。8日、市長として初登庁する。当日有権者数は10万195人、投票率は過去最低の59.99%(前回69.51%)だった。


 7日夜、同市南花畑の室井氏の事務所に当選確実の知らせが入ると、拍手と歓声が一気にわき起こった。室井氏は「厳しい選挙戦だった。長い選挙戦はくじけそうになったが、支持者のおかげで戦えた。支持者と相談して政策を具体的に進めたい。風評被害対策は早急に取り組む」と話した。


 一方、栗城氏は同市北青木の事務所で「大勢の皆様のお力を結集して頂いたにもかかわらず結果を出すことが出来なかった。栗城春夫、不足を感じています」と敗戦の弁を語った。


 室井氏は「民間感覚を持った経営者」、栗城氏は「市役所勤務25年の行政のプロ」。選挙戦を通じ、両氏が有権者に売り込んだ自らの顔は対照的だった。


 原発事故による観光業の風評被害、中心市街地の空洞化、市内に集積する半導体企業の縮小……。沈滞ムードが募る中、有権者は、室井氏が演説で繰り返した「民間人の目線」に現状打破を期待した。


 室井氏はスローガンに「汗働(かんどう)と協働による全員参加のまちづくり」を掲げ、官民の総力で疲弊した地域経済を立て直す決意を示した。若者の職場づくりにも強い意欲を見せ、4年間で「若者1千人を市内に定着させる」「企業10社を誘致する」など具体策を提案。保育や教育など児童行政を一元化した「子ども課」の創設も掲げた。


 選挙戦にあたり、市長を3期12年務めた菅家一郎氏(56)の後継指名を受け、自民党関係者に支えられた。地元の市中心部で支持を着実に広げ、栗城氏の切り崩しをしのいだ。


 これに対し、栗城氏は「マンネリ化した市政が続き、引き継がれようとしている」として、前回に続いて立候補した。渡部恒三衆院議員(79)の後援会が支持を広げ、民主党県議らが後押しした。


 雇用の場を増やし、教育に力を入れ、生きがいをづくりを進めることで「会津を元気にする」と訴え、行財政改革を進める考えも示した。会津17市町村を合併する「会津市構想」を主張し、会津の全国的な存在感を高める必要性も唱えたが、及ばなかった。

1832チバQ:2011/08/08(月) 23:12:35
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108080002
知事選、立候補予定者が始動
2011年08月07日

 9月11日に投開票される岩手県知事選の立候補予定者が動き始めた。週末から演説会や街頭演説が本格化、震災で活動が自粛された分、真夏の戦いは一気にヒートアップしている。


 再選を目指す現職の達増拓也氏(47)は6日午後、一関市と北上市のホテルで開かれた民主党の講演会を行脚した。震災以来着ていた防災服からスーツ姿に切り替え、活動をスタート。「仮設住宅の完成率、がれきの撤去率、他県と比較しても頭一つ抜けている」と復旧・復興の進展を訴えた。


 北上市は小沢一郎民主党元代表の選挙区。小沢氏は姿を見せなかったが、応援で駆けつけた谷亮子参院議員が「達増知事は小沢一郎先生と緊密な連携を図り、復興計画で様々な提言をしている」と連携をアピールした。


 「一党一派に偏向した今の県政では、岩手の再生はあり得ない。全力で情熱とエネルギーをぶつけたい」


 反民主勢力「いわて復興県民の会」が擁立する前県議の高橋博之氏(37)は盛岡市であった自民党県連支部代表者会議に出席し、決意を語った。


 同県連は高橋氏を「強く支持する」立場を全会一致で決定。推薦はしないものの、「投票の呼びかけはまったく同じ扱い」(鈴木俊一県連会長)だ。


 7日には地域政党いわての県議選の立候補予定者と奥州市で街頭演説する。


 県労働組合連合会議長の鈴木露通氏(60)は盛岡市内で開かれた三つの行事に出席、7日は北上市内の行事に出る予定だ。労働組合やNPOなど支持団体が開く行事を回って支援を訴えている。先週は被災地の大槌町と宮古市を回り、「県政への有権者のいら立ちを感じた」と話す。


 一方、産業廃棄物処理会社社長の芦名鉄雄氏(66)は会社の業務の傍らで草の根で支援をお願いしている程度で表だった活動はしていない。「震災復興で県のやることはすべて遅い。民間の感覚を生かして職員を動かしたい」と訴えている。

1833チバQ:2011/08/08(月) 23:21:16
>>1810
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110808t11018.htm
涌谷町長選、安部氏が初当選 56票差、大橋氏の5選阻む

初当選を果たし、支持者と万歳をする安部さん(中央)=7日午後9時10分ごろ、宮城県涌谷町本町


 任期満了に伴う涌谷町長選は7日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元副町長安部周治氏(63)が、5選を目指した無所属現職の大橋荘冶氏(75)らを破り、初当選を果たした。安部氏は大橋氏を56票差で振り切った。東日本大震災後、県内で初めて行われた首長選だった。
 当選確実の知らせは午後9時すぎ、同町本町の事務所に入った。安部氏は約100人の支持者を前に「現職の壁は厚く高かったが、この選挙戦が私を大きくしてくれた。変えていこうという町民の思いがあっての結果だ」と述べた。
 安部氏は、5月に立候補を表明。若者の起業支援による「産業おこし」を重点公約に掲げ、町長交代による人心一新を主張した。町議5人の支援を得て、市街地を中心に幅広く浸透した。
 大橋氏は、退任する意向を示していたが6月に一転して立候補を表明。震災対応の継続と4期16年の実績を強調し、後援会組織が回転したが、多選批判も響き、わずかに及ばなかった。
 いずれも無所属新人で元町議久勉氏(63)は、批判票の取り込みを狙ったが出遅れが響き、会社社長沢田哲夫氏(80)は広がりに欠けた。
 当日の有権者数は1万4779人。投票率は65.21%で、2007年の前回(66.70%)を1.49ポイント下回った。

◎政争脱却し政策本位に

 【解説】涌谷町長選は、新人の安部周治氏が現職の大橋荘冶氏との事実上の一騎打ちを制し初当選を果たした。56票差という数字が、町を二分した激戦だったことを示す。町民の合意形成を慎重に図りながら、震災対策などにどう素早く対応するか。新町長は就任早々、難題に直面することになる。
 安部氏は選挙戦で、「企業誘致と起業支援で産業を活性化させる」と強調した。有権者は産業創出に期待し、4月まで副町長を務めた安部氏の行政経験にその実現を託したと言える。
 5選を目指した大橋氏は、震災復旧や福祉の充実を掲げたが、公約に新味はなかった。
 町長選をめぐる動きは特異な経緯をたどった。大橋氏が退任の意向を示し、副町長だった安部氏が「後継」として立候補を表明。6月になって大橋氏が突然翻意し、因縁めいた構図になった。
 町長と、その腹心だった元副町長の戦いに町議らの支援も分かれ、政争の色合いがにじんだ。その分、町の将来を見据えた政策論争は乏しくなってしまい、物足りなさを感じた有権者は少なくないだろう。
 涌谷町は市町村合併に傾かず、単独立町を選択した県北では数少ない自治体の一つ。町の一体感は強いが、財政運営は厳しさを増している。本年度の一般会計当初予算は約63億円。震災の復旧工事費27億円のうち町支出は1億8000万円に上り、「新規事業を打ち出す余裕はない」(町総務企画課)という。
 それに加え「震災後」という特殊条件が重くのし掛かる。農業地帯の町にとって、福島原発事故の影響は風評被害を含めた警戒が不可欠だ。農家への的確な情報提供や状況に応じた支援は町の責任でもある。
 政争を脱却して政策本位の町政へ。新町長が取り組むべき課題である。(小牛田支局・野内貴史)

<涌谷町長選開票結果(選管最終)>
当 3,936 安部周治 無新(1)
  3,880 大橋荘冶 無現
  1,104 久勉   無新
    613 沢田哲夫 無新


2011年08月08日月曜日

1834チバQ:2011/08/09(火) 22:55:03
>>1811
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108090001
大槌町長選、岡本前議長も立候補表明
2011年08月09日


立候補表明で「被災者の気持ちは一番よくわかる」と語る岡本大作氏=大槌町赤浜

 大槌町の岡本大作・前町議会議長(62)は8日、同町赤浜の避難先の弟宅で記者会見し、23日告示28日投開票の町長選に立候補すると表明した。震災で加藤宏暉町長が死去して以来、トップ不在が続いている同町の町長選は、新顔3人を中心とする争いになった。


 岡本氏は「防潮堤も水門も役に立たなかった。素早く逃げられる避難路が一番」と述べ、道路整備を最優先課題にあげた。


 立候補表明に至った経緯については「無投票が望ましいと思っていたが、複数の候補予定者が出た。加藤前町長の支援者から強い要望があった。私も被災者。町民を自立させ、支援の恩返しをしたい」と述べ、8日、議員辞職した。


 造船会社社長の岡本氏は「私は民間の人間。震災後の役場の対応を見て、臨機応変にやるべきだと思っていた」と震災後の対応を批判した。


 同町長選には、元町総務課長の碇川豊氏(60)と、宮城県利府町議の太田賢氏(68)が名乗りをあげている。


 碇川氏は防災対策への姿勢など、加藤町政に反旗を翻して昨年末退職。情報公開や、住民や議会との徹底した対話を掲げる。太田氏も、臨時職員120人採用による雇用確保と役場の迅速化を公約の第一にしている。こうした役場改革も、選挙の争点になりそうだ。


 大槌町長選には、ほかに名古屋市内の環境保全団体理事長小川文一氏(64)が立候補を検討している。

1835チバQ:2011/08/11(木) 01:52:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110810-00000019-khks-l06
山形市長選 新人佐藤氏、立候補へ 民主系現職と対決
河北新報 8月10日(水)9時8分配信

 任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投票)で、元経済産業省官僚で東京財団研究員の新人佐藤孝弘氏(35)が立候補する意志を固めたことが9日分かった。自民党山形市支部に候補者の選定を一任されていた遠藤利明衆院議員(比例東北)の打診に応えた。近く正式に表明する。
 佐藤氏は函館市出身、東大法学部卒。経産省、経営コンサルタント会社を経て、2007年から現職。雇用政策、企業法制などが専門で、約1年前から遠藤氏の政策立案を支援していた。
 佐藤氏は河北新報社の取材に対し「以前から地域の再生に関心を持っていた。地元の人間ではないが、お役に立たせてほしい」と立候補への決意を語った。10日以降、県内各党に支援を依頼する見通しだ。
 遠藤氏は9日、山形市内であった自民党山形市支部の会合で、経緯を説明。その後報道陣に対し「最高の人材を見つけられた。低迷する山形のために働いてもらいたい」と述べ、選挙での支援に前向きな考えを示した。
 山形市長選では、民主党などの支援を受けた現職の市川昭男氏(69)が、3選出馬を表明している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110810-00000047-mailo-l06
選挙:山形市長選 元経産省、佐藤氏出馬へ 自民要請「雇用改善を」 /山形
毎日新聞 8月10日(水)10時54分配信

 任期満了に伴う山形市長選(9月11日告示、18日投開票)で、元経済産業省官僚で、シンクタンクの東京財団研究員、佐藤孝弘氏(35)が、自民党の遠藤利明衆院議員に立候補の意思を固めたことを伝えた。佐藤氏は9日、取材に対し「遠藤衆院議員から山形市長選に立候補しないかというお話をいただき、8日に『ぜひ立候補したい』と伝えた」と述べた。【和田明美】
 自民党山形市支部によると、同支部が大内理加県議擁立を断念した後、候補者選定を遠藤衆院議員に一任。その後、長谷川幸司山形市議の擁立も探ったが断念していた。
 佐藤氏は北海道函館市生まれ。東大法学部卒業後、経産省入省。同省では中小企業庁で、会社法・会計関連制度改正への提言とりまとめなどに携わった。退官後、都内で飲食店経営などを経て、07年3月から東京財団研究員。遠藤衆院議員の政策作りにかかわってきた。父は山形大卒。
 佐藤氏は取材に対し「遠藤先生には、経済政策や山形をどのようにしていくかという政策面で手伝ってきた」と話した。山形市長選へ立候補の意思を固めた理由については「日本の地域再生を実現したい。それには地方の中核都市の雇用を生み出すことが一番だ。山形は工業や農業など潜在的能力が高い地域なので、強みを伸ばしていけたらと思う」と話した。
 現在、市長選には現職の市川昭男氏(70)が3選を目指し立候補の意思を表明している。
 ◇本人と面談後に市支部支援協議
 自民党山形市支部(斎藤武弘支部長)は9日、山形市内で緊急の常任幹事会を開き、遠藤利明衆院議員から佐藤孝弘氏の経歴や立候補要請の経緯について報告を受けた。出席した市議らから「山形出身ではないが、候補者として大丈夫か」などの意見が出された。10日に常任幹事会を開き、佐藤氏と会って政策などについて意見交換する。その上で市支部は支援について協議する。
 遠藤衆院議員は「山形の雇用改善のために、力になってもらいたいと思っている」と述べた。
 また佐藤氏と会った斎藤支部長は「人間味があって柔らかい人」などと話した。【和田明美】

8月10日朝刊

1836チバQ:2011/08/14(日) 20:30:46
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110814_2
大槌町議・及川氏、出馬の意向 県議選釜石選挙区

--------------------------------------------------------------------------------
 
 大槌町議の及川伸氏(50)は13日、東日本大震災で延期され9月2日告示、11日投開票の県議選釜石選挙区(定数2)に立候補する意向を固めた。政党への公認申請を検討している。同選挙区は民主党、自民党の両現職が出馬を予定しており選挙戦が確実となった。

 及川氏は釜石市出身で明治大卒。衆院議員秘書などを経て、1999年大槌町議に初当選し連続3期目。同町議会の震災復旧・復興対策特別委員長を務めている。

 同選挙区はいずれも昨夏の補選で初当選した民主党の小野共氏(42)、自民党の岩崎友一氏(32)が出馬を予定している。



(2011/08/14)

1837チバQ:2011/08/14(日) 20:33:04
>>1827
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110814t11017.htm
任期延長の議論低調 現職議員に厳しい指摘 仙台市議選
 東日本大震災の影響で任期が延び、仙台市議選(19日告示、28日開票)が迫る市議の仕事ぶりに、市民団体や立候補を予定する新人らから厳しい指摘が出ている。市議会が3日に開いた「復興会議」は、議論を交わすことなく今任期中の幕を引いた。復興関連予算を審議した6月定例会では一部に、居眠りや私語を繰り返す議員もいて、「切迫感が全く感じられない」との批判が強い。
 既存の震災関連組織を再編統合し、機動的に対応する目的で6月末に発足した復興会議。3日の会議は、奥山恵美子市長ら幹部と議員が勢ぞろいした。
 議題は、各常任委員長の審査状況報告や重点要望の決定など。双方が直近の取り組みを説明して小一時間で終了し、議員たちは足早に議事堂を後にした。
 ベテラン議員は「一体何のために集まったのか。これでは、任期最後の単なる顔合わせと言われても仕方がない」と自嘲気味に話した。
 総額約374億円に上る補正予算案や津波に襲われた沿岸部、宅地被害が出た丘陵部の再建策を議論した6月定例会。本会議場や特別委員会室で議論が進む傍らで、居眠りや私語、途中離席をする議員の姿がちらほら見受けられた。携帯電話の着信音が鳴り響く日もあった。
 傍聴した、市議選に初挑戦する新人は「随分と緩い雰囲気。市民の代表としての意識が足りない議員が多い」とあきれ顔だった。
 市議会は今任期中、定数5減を決めたほか、政務調査費の支出の透明化といった改革を進めた。
 「定数を多少減らした程度では有権者は評価しない」と言うのは立候補を予定する元議員。「議会の外にいて痛感したのは議会の機能不全。与野党の意識を改め、政策立案能力を高めることが有権者への最大の貢献になる」と強調する。
 市民団体「議会ウオッチャー・仙台」はことし2月、本会議での態度と質問内容を採点した「仙台市議会議員の通信簿」を公表し、「学級崩壊状態」と指摘した。
 上原仁代表(77)は「震災後さらに質が落ちた印象だ。学級崩壊状態を改めさせるという気持ちが市民に芽生えないと議会は変わらない。選挙後も自分の目で議会の様子をチェックしてほしい」と促している。


2011年08月14日日曜日

1838チバQ:2011/08/14(日) 20:42:45
http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201108120510.html
2011年8月13日11時16分
1600世帯、所在確認できず 岩手・山田町、選挙に影
 岩手県山田町が7月、住民の所在確認の郵便物を、町内全6800世帯に送ったところ、1600世帯から返信がないことが分かった。所在が確認できない住民が多数いることで、9月11日投開票の知事選、県議選、町議選のトリプル選挙への影響が懸念される。

 同町の人口は約1万8千人。調査は、6月23日時点の住民基本台帳データをもとに返信用封書を同封して送った。

 宛先不明が約100世帯あったが、中には義援金の申請者リストに名前がある人もおり、町役場は住所の把握を急いでいる。宛先不明だと、投票所入場券を届けられないが、町選管は「本人確認できれば、投票可能」としている。

 調査した町民課は「被災していない地域でも未返信がある。出稼ぎでいないか、転居直前で返事をしていないか。深刻な事態かどうかは何ともいえない」としている。(伊藤智章)

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108110443.html
2011年8月11日20時15分
有権者2%、198人所在つかめず 岩手・大槌町選管 町長・町議選が28日にある岩手県大槌町で、町選挙管理委員会が有権者1万1528人に送った「お知らせ」のはがきのうち、460通が届かなかったことがわかった。その後、仮設住宅の入居者名簿などで262人を確認。残りは198通で、有権者の2%弱となっている。

 「宛て所不明」のうち16人が死亡。188人が仮設住宅に、55人が避難所に、3人が入院していた。町選管は「一人でも多く選挙に参加してほしい」と、親戚や知人から聞き取り調査を続けている。

 同町では有権者の約半数が被災して自宅に住めない状況で避難したが、住民票を移した人はほとんどいない。郵便局に転送届を出していなければ投票所入場券が届かない。あまり多いと投票率が下がって選挙の意義が薄れかねなかった。

 町長選は今春の統一地方選で予定されていたが震災で延期された。町長選には新顔4人、8月末に任期満了となる町議選(定数13)は新顔を含む19人が立候補を予定している。

 大槌町の北隣で9月11日に町議選と知事選、県議選のトリプル選挙を控える山田町も所在確認の郵便物を町内全6800世帯に送ったが、「宛て所不明」で約100世帯から戻ってきている。(秦忠弘)

1839チバQ:2011/08/14(日) 20:44:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110813t11021.htm
選挙前哨戦「開店休業」塩釜市長選に名乗りの4氏
 東日本大震災で延期されていた宮城県の塩釜市長選(9月4日告示、同11日投票)の構図がほぼ固まった。4人が名乗りを上げる混戦にもかかわらず、前哨戦は極めて低調。当の立候補予定者たちは、全員が震災対応に忙しく、「とても選挙戦どころじゃない」と悲鳴を上げている。

 立候補を予定しているのは、いずれも無所属で現職の佐藤昭(69)と新人の県民主医療機関連合会事務局長天下みゆき(55)=共産推薦=、市議伊藤博章(48)、市議今野恭一(63)の4氏。
 3選を目指す佐藤氏は10日に事務所を開設したが、必勝祈願などの行事は見送った。「震災対応を後回しにして選挙を優先させたら、市長として後悔することになる」と話し、告示前のスケジュールは震災関連の公務で埋め尽くした。
 支持者を集めての集会も未定で、佐藤氏は「告示後も果たして選挙カーに乗り込む時間があるかどうか…」と天を仰ぐ。
 天下氏が事務局長を務める県民主医療機関連合会は震災直後、塩釜市内の病院に現地対策本部を設置した。自身も一時は本部に寝泊まりしながら陣頭指揮に当たった。
 公約も震災を踏まえて作り直した。ようやく10日に事務所を開設し、新たなチラシも完成した。天下氏は「投票日から逆算したスケジュールは大幅に遅れている。何とか有権者への浸透を図りたい」と話す。
 10日に立候補表明したばかりの伊藤氏は「有権者の声を聴いて告示までに政策を練り上げる」と語る。
 所属する全国若手市議の会のネットワークを生かし、震災直後には酒田市から支援物資を搬送。関西から被災地視察に訪れた市議を案内したり、被災した子どもたちの夏休みホームステイの準備に奔走したりと目まぐるしく動き回っている。
 「開店休業」と苦笑いするのは今野氏だ。2月4日に開設した選挙事務所は、震災直後から地元の食料炊きだし基地に様変わりした。
 8日の陣営幹部会では、総決起集会を1回だけ行い、地区ごとの立会演説会は断念することを決めた。Tシャツに作業ズボンの今野氏は「選挙用のネクタイなんて、しばらく締めてないなあ」とつぶやいた。


2011年08月13日土曜日

1840チバQ:2011/08/16(火) 22:43:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110816_6
碇川氏と岡本氏の一騎打ちか 大槌町長選

--------------------------------------------------------------------------------
 
 東日本大震災で延期されていた大槌町長選は23日告示、28日投開票される。元町総務課長碇川豊氏(60)、元町議岡本大作氏(62)、宮城県利府町議太田賢氏(68)の新人3人が無所属で立候補を表明していたが、太田氏は15日、出馬を断念した。津波で加藤宏暉町長(69)=当時=が死亡しリーダー不在が5カ月も続く非常事態の同町。復興計画策定などが遅れる中、再生の「青写真」提示と復興策の加速が焦点となる選挙は、碇川氏と岡本氏の一騎打ちの公算が大きくなった。

 太田氏の陣営は15日の事前審査に姿を見せなかった。同氏は岩手日報社の取材に「仮設住宅を回っていて『選挙どころではない』との声が多く、疑問を感じて出馬を断念した」と述べた。総決起大会の出席者が22人にとどまるなど、態勢が整わなかったことも背景にあるとみられる。



(2011/08/16)

1841チバQ:2011/08/17(水) 00:24:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110816t31015.htm
市政運営ちぐはぐ 盛岡市長選21日告示

盛岡市中心部の市役所。約29万人が暮らす県都は、さまざまな政策課題を抱える


 任期満了に伴う盛岡市長選(21日告示、28日投開票)は告示まで5日となった。立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す谷藤裕明氏(61)の1人だけ。無投票の公算が大きくなり、市の将来像をめぐる論戦はわき起こっていない。谷藤市政は手堅い財政運営に定評があるが、市民目線を欠く政策決定が多いとの指摘も強い。市民の間には少なからず閉塞(へいそく)感が募る。県都・盛岡の課題を探った。(菊間深哉)

◎財政堅実、政策決定に市民目線欠く/「大胆」「丁寧」求める声

<被災証明で混乱>

 「盛岡市流通センター南1丁目4番8号」
 農業資材卸商社「岩手農蚕」の松田博之社長(71)は、名刺に本当ではない所在地を記している。本来の住所である「矢巾町」を「盛岡市」に置き換えているのだ。
 「本社が町にあると県外の商談でどうしてもけげんな顔をされる」と松田社長。長年、盛岡市の住所で通しているせいか、郵便物はきちんと届くという。
 約160の卸会社が集まる流通センターは盛岡市と矢巾町にまたがる。働く人の大半は盛岡市民で、市と町の合併を望む声が多い。合併話は2004年に矢巾町が法定協議会への参加を見送り、立ち消えになった。
 松田社長は「南部藩の城下町で行政、教育機関が集まっていることに安住し、まちづくりに独自の方針が感じられない。矢巾町民が合併を望まないのも理解できる」と指摘。県都としてのリーダーシップを発揮しない市政に歯がゆさを感じる。
 市政運営に細かい「不手際」は多い。東日本大震災の被災者を対象に6月20日に始まった高速道路無料化では、被災証明書発行の是非をめぐり右往左往ぶりが際立った。
 矢巾町など周辺自治体が被災証明書の発行を決める中、盛岡市は出さない方針を決定。実施が迫った6月17日の市議会定例会でも「停電程度では被災と言えない」と繰り返した。
 それが同日夜、一転して発行することを発表。不公平感を訴える流通団体や議会の要望に押された。市幹部の一人は「市役所全体が世間の動きに疎過ぎる。だから方針も定まらず、ちぐはぐになる」と漏らす。
 昨年9月には突然、市中心部の岩手公園に接する国史跡内の飲食店街、桜山地区に藩制時代の土塁や勘定所を設ける整備案を提示。地区内の飲食店などの猛烈な反対に遭い、白紙撤回を余儀なくされた。

<反対押して伐採>

 ことし7月に同公園内に開館した文化施設「もりおか歴史文化館」をめぐっても09年6月、付近の針葉樹ヒマラヤシーダ59本の伐採を唐突に発表した。市民から多くの反対意見が寄せられたが、数本を残して伐採。その理由の一つだった観光用大型バスの出入り口の確保はできておらず、いまだにバスの乗り入れは実現していない。
 見通しの甘い政策決定が目立つ一方で、行財政改革では堅実さも見せる。05年度に1414億円あった市債残高は、10年度には1304億円まで圧縮。03年度に11億円だった財政調整基金も、10年度に71億円まで回復させた。
 岩手県立大の倉原宗孝教授(地域環境計画)は盛岡市政に「大胆」と「丁寧」を求める。「財政状況がさらに改善すれば、市独自の大胆な施策を打ち出す余地も増える。そのときに備え丁寧に市民と意見を交換し、信頼関係をつくる必要がある」と話している。


2011年08月16日火曜日

1842名無しさん:2011/08/18(木) 20:11:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110818-OYT8T00140.htm
再興へ選挙準備 大槌

 東日本大震災の津波で壊滅的被害を受け、加藤宏暉(こうき)町長(当時69歳)が死亡した大槌町で17日、町長選と町議選のポスター掲示板の設置が始まった。町長選には元町総務課長の碇川豊氏(60)と前町議会議長の岡本大作氏(62)がいずれも無所属で立候補を表明。今月末に任期満了となる町議選(定数13)には18人が立候補する予定だ。いずれも23日に告示、28日に投開票される。

 町シルバー人材センター職員がこの日、役場仮庁舎前から順次作業を開始。仮設住宅前など全91か所に掲示板を設ける。同町はこれまでの選挙で、町内112か所に掲示板を設置していたが、被害の大きかった町中心部など約30か所での設置を見送った。同町の主婦金崎薫さん(35)は「津波が来ても安心して暮らせる町づくりをしてくれる人に先頭に立ってほしい」と話していた。

(2011年8月18日 読売新聞)

1843チバQ:2011/08/19(金) 23:29:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110819t11047.htm
震災復興の在り方争点 仙台市議選告示、72人が立候補
 東日本大震災で4カ月半余り延期された仙台市議選(28日投票)が19日告示され、5選挙区で72人が立候補を届け出た。2007年の前回に比べ4人少なく、政令市移行後の市議選としては最少。議会改革の一環で定数が5減の55となり、全市の競争率は前回比0・04ポイント増の1・31倍となった。
 震災後、東北の被災地で行われる初の大型選挙で、震災復興の在り方が最大の争点。一部陣営が選挙カーの使用を控えたり、拡声器の音量を絞ったりするなど、被災者に配慮した選挙戦が展開されている。
 定数は青葉区が2、宮城野、若林、太白の3区が1減った。各選挙区の候補者数は青葉区(定数15)が19人、宮城野区(10)が13人、若林区(7)が9人、太白区(12)が17人、泉区(11)が14人。
 新旧別の内訳は現職が47人で、前回より8人減った。元議員は4人、新人は21人でともに2人増えた。女性は前回より1人減の14人。
 党派別では民主が12人(前回9人)、自民が14人(11人)、公明が8人(8人)、共産が7人(8人)、社民が6人(6人)。初参戦のみんなの党は6人を擁立。全候補者に占める政党候補の割合は73・6%で、前回より18・3ポイント上昇。無所属は19人で、前回を14人下回った。
 区割り選挙は今回で6回目で、地域密着型の選挙戦が定着した。政党対決の側面も強まり、民主党の消長を軸にした各党の攻防も焦点。18日現在の有権者数は83万3203人。

◎仙台市議選立候補者

 【青葉】(15―19)
石森正洋   48 会社役員   無新
東山竜起   37 元衆議員秘書 民新
大泉鉄之助  70 団体役員   自現(9)
熊谷善夫   69 元衆議員秘書 自現(7)
鎌田城行   48 党県政策局長 公現(2)
早坂敦    40 元会社員   み新
菅野直子   39 党地区常任員 共現(1)
跡部薫    46 大学講師   無現(1)
村上一彦   54 保護司    民現(2)
加藤和彦   44 会社役員   自現(1)
鈴木繁雄   67 会社役員   無現(6)
花木則彰   51 党県委員   共現(3)
岡部恒司   52 保護司    自現(3)
嶋中貴志   51 元衆議員秘書 公現(2)
西沢啓文   56 町内会長   無現(4)
加藤健一   42 東北電力社員 無新
屋代美香   48 会社員    自新
佐藤わか子  58 NPO役員  民現(3)
樋口典子   52 管理栄養士  社新
 【宮城野】(10―13)
伊藤新治郎  74 会社役員   無現(5)(自推)
田村稔    57 宮司     自現(3)
佐々木真由美 47 党県女性次長 公新
渡辺敬信   32 参議員秘書  民新
小野寺淳一  45 元会社員   み新
野田幸代   59 会社役員   自元(1)
池田友信   68 党県常任幹事 民現(8)
辻隆一    60 党県組織局長 社現(5)
小野寺利裕  55 党県役員   公現(1)
渡辺公一   61 地区社協会長 民現(6)
渡辺博    61 元衆議員秘書 無元(6)
赤間次彦   54 党県政調会長 自現(5)
高見紀子   54 党県委員   共現(1)
 【若林】(7―9)
菊地昭一   60 党県副幹事長 公現(3)
庄司あかり  26 元銀行員   共新
菅原健    39 元参議員秘書 自現(1)
佐藤正昭   52 団体役員   自現(5)
岡征男    68 団体役員   無現(7)
菅原正和   51 会社役員   無新(自推)
菊地崇良   43 元陸上自衛官 自新
木村勝好   60 党県役員   民現(5)
相沢和紀   57 元仙台市職員 社現(1)

1844名無しさん:2011/08/19(金) 23:29:41
 【太白】(12―17)
赤間学    63 元会社員   無新
高橋次男   67 農業     無現(3)
舩山由美   43 元保健師   共現(2)
嵯峨サダ子  63 党県委員   共現(4)
熊沢孝雄   51 元労働省職員 み新
及川英樹   37 整体院経営  み新
大槻正俊   61 元団体役員  社現(4)
佐藤和子   52 党県女性次長 公新
野田豊    62 会社役員   無新
岡本章子   47 党県副幹事長 民現(3)
佐々木両道  67 元商社員   自現(7)
横田匡人   46 党県常任幹事 民現(2)
柿沼敏万   73 自営業    無現(5)
沼沢真也   30 参議員秘書  民新
鈴木勇治   60 元仙台市職員 無現(4)
鈴木広康   49 党県広宣局長 公現(2)
小山勇朗   63 党県副代表  社現(6)
 【泉】(11―14)
日下富士夫  59 東北電力社員 無現(4)
斎藤範夫   57 団体役員   自現(2)
小田島久美子 49 党県女性次長 公現(1)
安孫子雅浩  49 元介護福祉士 民現(3)
古久保和子  44 党地区委員  共元(2)
甲田涼司   46 学習塾経営  み新
橋本啓一   45 元衆議員秘書 無現(2)
柳橋邦彦   70 会社役員   み元(5)
野田譲    49 元衆議員秘書 自現(4)
大内順    39 元会社員   無新
庄司俊充   62 商工会理事  無現(3)
小野寺健   39 NPO役員  民現(1)
秋山満    51 元海保職員  無新
石川建治   53 元国鉄職員  社現(3)

〔注〕19日午後5時現在


2011年08月19日金曜日

印刷用ページ

1845チバQ:2011/08/19(金) 23:34:14
>>1777
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110819_4
中村氏(元衆院議員)出馬の意向 県議選盛岡選挙区

--------------------------------------------------------------------------------
 
 盛岡市の元衆院議員中村力氏(49)は9月2日告示、同11日投票の県議選盛岡選挙区(定数10)に無所属で出馬する意向を固めた。19日に記者会見し、正式表明する。

 中村氏は岩手日報社の取材に対し「震災復興に向け、これまでの経験を生かして県政の場で頑張りたい」と決意を語った。

 みんなの党の党籍を持つというが、政党への推薦要請などはしない方針。主な公約に農林水産業の振興、医療と介護の連携強化などを掲げる。

 中村氏は同市出身。東京大卒業後、旧郵政省職員を経て、1993年の衆院選旧岩手1区に無所属で出馬し初当選。その後、衆院選と参院選に計4回挑戦したが落選した。2月に知事選への出馬を表明したが、「選挙態勢が整わない」などとして6月に断念した。

 同選挙区はこれまでに現職9人、新人5人の計14人が出馬表明している。党派別は民主4人、自民3人、公明1人、共産1人、社民2人、地域政党いわて2人、無所属1人。


(2011/08/19)

1846チバQ:2011/08/19(金) 23:35:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110819t11018.htm
元町長内田氏が出馬表明 松島町長選
 任期満了に伴う宮城県松島町長選(9月6日告示、11日投票)で、元松島町長の内田鉄夫氏(63)が18日、無所属で立候補する意向を表明した。
 記者会見した内田氏は「町の震災対応に不満を募らせる町民から、強いリーダーシップで町政運営を担ってほしいと推され、決意した。今の町政は、町民への説明が不足している」と述べた。選挙戦では、観光振興や宅地開発による人口増を訴えるという。
 内田氏は松島町出身で東北学院大卒。1996年に町長初当選。
 3期目の途中だった2006年11月、町発注工事に絡む汚職事件で逮捕、収賄罪で起訴され、町長を辞職。07年3月に懲役2年、執行猶予3年の判決が確定した。公民権も3年間停止されたが、現在は回復している。
 事件について内田氏は「町民の信任を裏切ってしまい、大変申し訳なく思っている。松島のため、生まれ変わって頑張りたい」と話した。
 松島町長選は4月の統一地方選で行われる予定だったが、東日本大震災のため延期されていた。
 町長選には、いずれも無所属で、再選を目指す現職の大橋健男氏(60)、新人で元教員の伊藤均氏(52)と松島町議会副議長の小幡公雄氏(62)の3人が出馬を表明している。


2011年08月19日金曜日

印刷用ページ

1847チバQ:2011/08/21(日) 00:18:12
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001108200003
大槌町議選 自粛・倹約、支持者捜し苦労
2011年08月20日

 連呼なし、費用は倹約――。23日告示の大槌町議選に立候補を予定している18人全員に、選挙の戦い方を尋ねたところ、震災の影響を反映したこんな答えが返ってきた。13議席を争う激戦だが、今回はいつもとは勝手が違うようだ。


    ◇


 「連呼すれば逆効果」。ほとんどの立候補予定者が口をそろえる。選挙カーは11人が使う予定だが、「連呼するつもり」と答えたのは新顔の三浦諭氏(33)だけだ。同じく新顔の芳賀潤氏(46)が「様子を見て」。16人は「しない」。


 18人の半数が家を被災し、金銭的にも苦しい。選挙にかける費用は11人が50万円以下だ。「掲示板のポスターだけで、後援会パンフレットも配らない」が4人いた。自宅以外に事務所を置くのも7人だけだ。現職らは「派手な選挙戦はしない」と申し合わせようとする動きもあった。ある前職は選挙費用を稼ぐため、東京に出稼ぎしたという。


 家を流された野崎重太副議長(68)は、ポスターは前回の残りをカラーコピーした。事務所は仮設住宅のひさしを伸ばし、大工の腕を生かした自作の長いすと机を置いただけだ。


 阿部六平議長(72)は「被災者感情を考えて」、告示前は支援者回りをする程度。パンフレットは前回の残りで間に合わせる。


 4期目を目指す後藤高明氏(75)の地元は津波と火事で1軒残らずなくなり、支持者約70人が死亡・不明という。ばらばらになった支援者を捜しに、仮設住宅を回る。会えた人には「今回はあなただけでなく、ご家族全員の支持を」と頭を下げる。


 だが、新顔は地味な活動だけでは当選は難しい。奥野琢也氏(34)は「電話より、みんなの目に触れないと」と、街頭演説を繰り返す予定だ。


    ◇


 立候補を予定しているのは次の通り。阿部俊作氏=共産=以外は全員無所属。


 ◇現職 赤崎幾哉(69)▽阿部勝浩(66)▽阿部六平(72)▽阿部義正(53)▽伊藤安男(75)▽岩崎松生(64)▽小松則明(51)▽後藤高明(75)▽里舘裕子(61)▽東梅康悦(47)▽野崎重太(68)
 ◇前職 金崎悟朗(60)▽佐々木隆太郎(74)
 ◇新顔 阿部俊作(58)▽奥野琢也(34)▽下村義則(50)▽芳賀潤(46)▽三浦諭(33)

1848チバQ:2011/08/21(日) 00:19:49
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110820_1
迫る告示、戸惑う陣営 沿岸部「どう活動したら…」

--------------------------------------------------------------------------------
 

 東日本大震災の影響で延期されていた市町村議選などの告示が迫る沿岸部で、立候補予定者が事前活動に頭を悩ませている。住民が生活再建に追われ「選挙どころではない」というムードが漂う中、仮設住宅などへのあいさつ回りはためらいがちに。事務所の確保に苦戦する陣営もある。従来の手法が通じず戸惑う現職に、知名度アップのすべが見つからない新人。被災者の心情に配慮しながら、手探りの戦いが続く。


 沿岸部では23日の大槌町長選、同町議選、田野畑村議選を皮切りに25日は知事選が告示。9月2日に県議選、4日の釜石、陸前高田の両市議選、6日の山田町議選告示と続く。

 目前に迫る大槌町議選。平時なら、あいさつ回りに忙しい時期だが動きは控えめだ。定数13に対し18人が出馬を予定し激戦が見込まれるだけに、各予定者の顔にはもどかしさもにじむ。

 ベテラン現職は地盤の海沿いの地域が軒並み被災。「支持者を探し回っているが、どこの仮設に住んでいるか分からない」とため息をつく。新人の一人は「初めてなので地道にやるしかないが、どこまで活動していいのか分からない」と悩む。ひとまず役場で地元有権者の住所を閲覧し、はがきの宛名書きに精を出す日々だ。

【写真=仮設住宅前に設置された町長選や町議選などのポスター掲示板。立候補予定者は震災の影響で思うような事前活動ができずにいる=大槌町小鎚】

(2011/08/20)

1849名無しさん:2011/08/21(日) 01:01:29
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001108200003
「県議政調費から賃借料」禁止決定
2011年08月20日

 所有する建物や自宅を事務所に使っている複数の県議が、政務調査費(政調費)から賃借料の一部を支出していた問題で、県議会議会運営委員会は19日、県議や配偶者らが所有する建物などに政調費を充てることは認めない、と決めた。


 県議や配偶者、親族が所有する建物に加えて、県議、配偶者、親族が役員を務める法人や団体が所有する建物についても、政調費から賃借料を支出することを禁止する。ともに親族の範囲は3親等以内。


 また、事務所費に政調費を充てている県議については、県議会9月定例会中に、政務調査活動の拠点としている事務所の所在地を、議長に提出することも決めた。これまでは届け出の必要がなく、自宅が事務所を兼ねているのか否か、わかりにくかった。


 いずれも9月定例会最終日までに政調費のマニュアルを改定し、10月以降の支出分から対象とする。


 この日の議運では、政調費を運転代行料金などに充てることを禁じ、第三者機関を設けて支出内容を点検し、議会のホームページで県議ごとの支出内訳を公開することなどが民主党会派から提案された。各会派で持ち帰り、9月9日の議運で改めて協議する。
.

1850名無しさん:2011/08/21(日) 01:05:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1313613469421_02/news/20110818-OYT8T00131.htm
復興への選択 盛岡市長選 〈上〉構想説明住民より議会

「勘定所」風の建物などを復元する構想が白紙に戻った桜山神社参道地区(17日、盛岡市内丸で) 「計画案の提示が少し唐突で、内容に対する説明が不十分だったこともあり、ご迷惑をおかけしました」

 市が7月21日、桜山神社(盛岡市内丸)の参集殿で開いた勘定所構想の説明会で、鈴木幸雄・市都市整備部長が冒頭、地元商店主ら約50人を前に構想の白紙撤回を表明した。昨秋に打ち出し、地元住民らが約3万3000人分の反対署名を集めるまで混迷した問題をいったん収束させようとしたのだ。

 市は、住民と意見交換しながら構想を一から練り直すと約束。しかし、商店主らの不安は収まらず、出席者からは「市の目指す街並みのモデルが数か月で『江戸』から『昭和』に変わった。方針をまたすぐに変えるのでは」といった指摘が相次いだ。

 市内の一等地にある同地区の再開発が暗礁に乗り上げたのは、市の手続きの不備が大きい。地元住民への影響を知りながら、市議会への説明を優先し、地元住民は構想について、報道で初めて知った。

 長年、同地区で商店を営む女性は「この場所だから、古いなじみ客も来てくれる。急にどこかに行けといわれても困る」と話す。岩手大工学部の南正昭教授(都市計画)は「長年の懸案だったこの地区の再開発の重要性より、行政運営に対する住民の不満に注目が集まり、問題の論点がすり替わってしまった」と嘆く。

     ◇

 谷藤裕明市長は市民の声をもっと市政に取り入れようと、前回(2007年)の市長選の公約に「市民起点の市政運営」を掲げた。市長らが各地区で要望を聞き取る「まちづくり懇談会」を毎年開催したり、市長が市民活動の場に出向いて意見交換する「市長のおでかけトーク」の参加者を募ったりしてきた。

 その一方で、勘定所構想と同様、09年には岩手公園内のヒマラヤ杉伐採計画が市民の批判を受けて中断。この時も、事の発端は計画が「決定事項」として、突然発表され、報道されたことが原因だった。市は急きょ、住民説明会や市民から意見を募る「パブリックコメント」を行った末、計画は「すべて伐採」から「一部を残す」に変更を余儀なくされた。

 谷藤市長は3期目の公約発表の記者会見で、「市民起点の市政運営」を挙げたが、市民の行政参加を問われると、「パブリックコメントをしているが、コメントが出てこない。PRの仕方が悪いのかな」と歯切れは悪かった。

     ◇

 市は4月、地域と一体となってまちづくりを進める「市地域協働推進計画」を策定した。計画では、地区ごとに配置した担当職員が地区の会合に出席し、地域の要望を吸い上げたり課題解決のために働きかけたりする。今年度は市内3地区で試行し、今後5年間で市内全域に取り組みを広げる予定だ。

     ◇

 29万人余の市民の声をいかに市政に反映させるか。21日告示の市長選に今のところ唯一、立候補を表明している谷藤市長の2期目4年間を検証する。(熊倉由佳)

(2011年8月18日 読売新聞)

1851名無しさん:2011/08/21(日) 01:06:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1313613469421_02/news/20110819-OYT8T00075.htm
〈中〉企業家育成 道のり遠く


コラボMIUの実験室で、カメラのレンズ部品を組み立てるテナント企業の従業員(18日)  盛岡市は今年、3年ぶりに県外企業の誘致に成功した。電話代行業「東京テレマーケティング」(本社・東京)が7月、コールセンターを同市菜園に開設したのだ。既に、パート従業員32人が電話応対の仕事を始めている。

 同社は東京で起業し、新たに東北に進出する拠点として盛岡市を選んだ。当初、同市より人口の多い仙台市や青森市のほうが誘致に熱心で、進出企業の雇用に対する補助金支給などの条件面でも勝っていた。しかし、「2市には既に多くのコールセンターがあるが、盛岡市は少ない」(同社担当者)と、消極的な理由から同市を選んだ。

 05年の国勢調査によると、同市の産業別就業人口で、3次産業は80・9%を占め、同市が2006〜10年度に誘致した企業の大半が、電話代行業などの3次産業だ。県によると、誘致した県外企業数は北上市の16社、一関市の14社に比べ、盛岡市は7社と少なく、3次産業の誘致さえ、ままならない状況だ。

     ◇

 市は思うように企業誘致が進まないため、起業家を育成することも始めた。2007年、岩手大(盛岡市上田)と提携して起業・誘致を促そうと、同大キャンパスに市産学官連携研究センター(コラボMIU)を建設。また、同年には、研究機関が立ち並ぶ盛南地区で9区画を売り出した。

 市企業立地雇用課の村井淳課長は「MIUを卒業した企業が盛南地区などに事務所を構えてもらえるよう誘導したい」と期待するが、9区画中、8区画は売れ残ったまま。

 12年7月末、「MIU第一期生」の7社が入居期限を迎える。このうち、本社が埼玉県にある1社は、岩手大との共同研究の結果、自動車部品の品質を向上できたことなど効果を認めながらも、「事務所開設費用などを考えると、(盛岡に拠点を構えるのは)そう簡単ではない」と、撤退の可能性も示唆する。施設を整備しても、企業を定着させる道のりは遠い。

     ◇

 明るい材料もある。谷藤裕明市長が行財政改革を進めた結果、谷藤市長就任前の02年度に比べ、市債残高は2791億円から10年度の2340億円に減少。市の「貯金」に当たる財政調整基金は15億円から10年度に71億円と大幅に増加した。

 谷藤市長は7月、選挙公約発表の会見で、「(財政が)ようやく普通の市くらいに近づいた。これからはもう少し、私なりの色を出せるような形に持って行ければ」と発言。それに先駆けて4月から、首都圏で企業訪問などを行う「企業誘致推進員」1人を都内に置き、「待ち」の姿勢から「攻め」に転じた。

(2011年8月19日 読売新聞)

1852名無しさん:2011/08/21(日) 01:07:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1313613469421_02/news/20110820-OYT8T00109.htm
〈下〉遅れた被災地支援


がれき撤去などを終え、盛岡市が設置した宿泊施設に戻るボランティアたち(3日、宮古市のかわいキャンプで) 東日本大震災の復興支援で、盛岡市は7月、宮古市川井の廃校校舎を借り、ボランティア100人が同時に泊まれる無料宿泊施設「かわいキャンプ」を開所した。自治体が設置した同様の施設でも無料で泊まれるのは、県内でここだけだ。

 8月3日夕、宮古、大槌、山田の3市町でがれき撤去などをして、疲れ切ったボランティア約40人が同施設に送迎バスで帰ってきた。3泊4日で訪れた東京都豊島区の会社員、山口由美子さん(37)は、山田町内でがれきを撤去。ゴールデンウイーク(GW)も宮城県内で従事したが、1泊7000円と経済負担が大きく、「無料なら長期の活動もできる。被災者も、同じ人が継続的に来る方が気が楽だと思う」と話す。

 被害の大きい3市町に車で1時間以内に行けるうえ、個人ボランティアに仕事を割り充てる仕組みがあり、利用者に好評だ。だが、利用は開所1か月の時点で、1日平均15人程度。被災地ボランティアがピークだったGW後の開所だけに、収容能力をもてあましているのが現状だ。

     ◇

 県内でも迅速に後方支援に動いた遠野市に比べ、県都・盛岡の支援は遅れた。

 遠野市は、4月の時点で、団体ボランティアの宿泊所として公民館など144か所を有料で開放。本田敏秋市長が震災直後、「沿岸被災者を受け入れる場所が必要」とリストアップした施設を、避難者が想定より少ないと分かると、すぐにボランティア向けに変更したのだ。GW中は最大1日421人が滞在し、現在も1日約250人が利用する。

 一方、盛岡市は、無料宿泊施設の構想を5月にようやく発表。開設時期も未定で、想定していた施設も、別の予定があったと判明し、後日変更された。この結果、全国のボランティア団体にとって、「岩手の支援拠点は遠野」が共通認識となった。青年海外協力隊のOBらで作る「社団法人青年海外協力協会」の亀山明生さん(34)は4月に遠野市の公民館に宿泊してボランティア活動に参加。「一刻も早い支援をするにも、まずは寝る場所の確保が一番の課題だった。遠野の素早い対応は本当に助かった」と振り返る。

     ◇

 震災翌日未明、被害実態さえ不明だった大槌町の住民が遠野市にたどり着き、支援を求めた。市庁舎も被災していたが、市職員は、ありったけの食料と毛布を運び、遺体を包むブルーシートやガソリンなど求められるだけ買っては、被災地に運び続けた。ある市職員は「『空振りでもいい、どんどん対応しよう』との本田市長の激が大きかった」と思い起こす。

 盛岡市も、震災翌日から沿岸被災者を市施設に受け入れた。数日後から、市職員による被災地での給水活動、被災自治体への応援派遣などを始めた。だが、いずれも、日本水道協会との災害協定や県の要請を受けての「受け身」の対応だった。

 無料宿泊施設や、避難者への情報センター設置など、長期的支援内容の質は高い。だが、非常時の自発的な対応はどうか。巨大余震の懸念が残る今、県都のリーダーに求められる資質は、ますます高まっている。

(2011年8月20日 読売新聞)

1853チバQ:2011/08/21(日) 19:31:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110821t11025.htm
連携薄れ戸惑う陣営 仙台市議選、宮城県議選と分離実施
 仙台市議選(28日投票)は、東日本大震災で延期されたままの県議選と分離して選挙戦が始まった。両選挙は前回まで統一地方選で同じ日程で行われ、それぞれの候補者が連携し、相乗効果で浸透してきたケースが少なくない。戦術の練り直しを迫られた各陣営の内心は複雑だ。

 「震災の後、お困りのことはありませんか」。初挑戦の革新系新人が2日、支持者宅で声を掛けた。傍らには、11月投票が有力視される県議選に回る同じ党のベテラン市議。2人は1年以上前から一緒に支持者回りを続けている。
 新人は「知名度不足を補うため、現職とセットで行動してきた。選挙が別々になって有権者が戸惑わないよう、しっかり覚えてもらわなければ」と力を込める。
 県議選に挑む現職の危機感も強い。当選圏をうかがうためには、市議選の倍以上の得票が必要だからだ。現職は「活動期間が延びたと前向きにとらえたい」と言う。
 市議選と県議選を親子で共闘する保守系のベテランは4日夜、市内のホテルで市政報告会を開いた。市議は支持者ら約320人を前に演説後、「頑張れよ」と県議の息子に演壇を譲った。
 県議は「投票機会が2回に増えるのは有権者にとって負担。後に控える県議選が敬遠される恐れもある」と警戒する。
 各陣営にとっては、菅直人首相の後継選びも気掛かりな要素だ。
 民主党は代表選について、仙台市議選投票日の28日に公開討論会、29日に投開票で最終調整に入った。現段階で数人の立候補が予想され、党内駆け引きが過熱しそうだ。
 ポスト菅をめぐる民意の動向を測りながらの選挙戦。政党関係者は「追い風と見れば、市議、県議候補の総力戦で臨みたい。3カ月後に想定される県議選は、政治状況がどうなっているか見当も付かない」と言う。
 別の革新系市議は戦術を見直した。前回までは県議と一緒のお茶の間懇談会を多く重ねたが、今回は回数を減らした。「自分の支持者名簿を基に一人一人訪ね歩く。原点に戻りたい」と話す。
 コンビを組んでいた県議は「誰がどの選挙の候補者なのかがはっきりし、個々人の政策が分かりやすくなる」と言い、9月以降は街頭活動に力を入れるという。


2011年08月21日日曜日

1854チバQ:2011/08/22(月) 22:11:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110822-OYT1T00333.htm
小沢王国の県都・盛岡の微妙な権力構造


花束を贈られ、笑顔を見せる谷藤氏(左)=21日午後5時46分、盛岡市の事務所で 盛岡市長選と同市議選が21日告示され、市長選は、現職の谷藤裕明氏(61)が無投票で3選を果たした。

 23日は東日本大震災の津波で大きな被害を受けた大槌町で、町長選と町議選が告示される。岩手県内は、知事選と県議選などの投開票が行われる9月11日まで、選挙ムード一色になる。

 盛岡市長選は、無所属で現職の谷藤氏が無投票で3選を決めた。1951年4月の同市長選以来、60年ぶりの無投票となり、前回に続き独自候補を擁立できなかった民主党県連の内部からは厳しい意見も出ている。

 谷藤氏は午後5時半頃、同市盛岡駅前北通の事務所に姿を見せ、詰めかけた約150人の支援者が拍手で迎えた。支援者らの万歳三唱に、妻友美子さん(55)と壇上に並んだ谷藤氏は、頭を下げて応えた。

 谷藤氏はあいさつで、無投票当選について「初めてのことで、今まで以上に背負っているものが重いと認識した」と述べた。さらに、「一生懸命に魅力ある盛岡をつくり、発信していく。震災を乗り越えるために県都としての役割を果たしたい」と3期目の抱負を述べた。

 民主党県連は震災前、谷藤氏の3選阻止のため水面下で擁立作業を進めてきた。しかし、人選に難航し、震災が追い打ちをかけた。責任者となる衆院1区総支部長の階猛・衆院議員らは「復旧・復興を最優先で考えるべき」と独自候補擁立を断念した。

 「小沢王国」と言われる岩手県の県都で独自候補を擁立できなかったことに、同党県連内からは「選挙があることは4年前から分かっていた。震災を口実にしているだけ」(県連関係者)と厳しい声も上がる。

 谷藤氏が自民だけでなく、民主にも支持を広げていることから、「よほどの候補者でないと勝ち目はない」(民主党県連関係者)という見方もあった。また、盛岡市議会で民主議員は2人だけで、民主系会派もなく、当選後に厳しい議会運営を強いられることも背景にある。階氏は「谷藤市長と4年間、手を取り合って頑張っていける」と融和色を打ち出すが、谷藤陣営の幹部は「『連携』と言っても意見を聞くだけ。我々のやることはこれまでと何も変わらない」と突き放した。

(2011年8月22日10時52分 読売新聞)

1855チバQ:2011/08/24(水) 00:20:58
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110823_1
県議選の推薦取り下げ 自治労県本部、異例の対応

--------------------------------------------------------------------------------
 
 9月2日告示、同11日投開票の県議選で、自治労県本部(来内=らいない=広幸委員長)は22日、組織内候補の花巻選挙区の現職木村幸弘氏(51)=社民党公認、北上選挙区の現職久保孝喜氏(57)=同=の2人の立候補予定者について、加盟する連合岩手(砂金文昭会長)に対して推薦要請の取り下げを申し入れ受理された。両氏の知事選への対応が背景にあるとみられ、選挙を目前にしての推薦取り下げは極めて異例だ。

 県議会会派の社民党に所属する木村、久保の両氏は7月27日、自民クラブ、地域政党いわてと共に「非民主」3会派の議員らで組織した「いわて復興県民の会」の設立に参加。同会が擁立した前県議高橋博之氏(37)の支持を表明した。

 一方、自治労県本部が加盟する連合岩手は、現職の達増拓也氏(47)を推薦しており、対応にねじれが生じたことで、何らかのけじめを付ける必要がある―との判断に至ったようだ。

(2011/08/23

1856チバQ:2011/08/24(水) 00:24:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110823t11027.htm
仙台市議選 保守票、激しく争奪 若林区1減の定数7
 仙台市議選(28日投票)の5選挙区のうち定数が最も少ない若林区(定数7)で、保守票をめぐる攻防が激化している。民主、公明、共産、社民の各党が公認候補を1人に絞って確実な議席獲得を目指す中、自民党は3人を公認し、1人を推薦した。ほかに保守系無所属の現職がいて、9人による競り合いが続いている。

 若林区は今回から定数が1減となった。前回2007年は11人、03年は13人が立候補した混戦だったが、一気に少数激戦の構図に変わった。
 民主、公明両党は現職1人に絞り、共産党は現職が県議選に回るため新人を擁立した。
 社民党は前回、現職を推薦し、新人を公認で立てて2議席を狙ったが、現職が落選した。今回は現職1人だけを擁立し、議席死守を目指す。
 各党が手堅い戦略で臨むのとは対照的に、自民党は現職2人と新人1人を公認。さらに新人1人を推薦した。これに保守系無所属のベテラン現職が加わる。
 自民・保守系の現職3陣営は危機感を強めて支持拡大を図る。年長の公認現職は「告示日に33カ所で街頭演説をこなした」と明かす。選挙カーの使用を自粛する若手の公認現職は自転車で駆け回り「若さをアピールして支持を得たい」と気合を入れる。
 津波の被害に遭った沿岸部に多くの支持者を持つベテランの無所属現職も、街頭演説を精力的にこなす。「今回は覚悟を決めて臨んでいる。上位当選を目指す」と幅広い浸透を図る。
 新人2陣営は「自粛ムードで現職有利」との見方を覆そうと、選挙カーで名前を売り込む。公認の新人は「地元の候補。復興へ共に歩もう」と呼び掛ける。推薦を受けた新人は2度目の挑戦で「前回とは地元の手応えが違う」と言う。
 若林区は衆院宮城2区の一部。現在は民主党が議席を獲得している。若林区での保守陣営の競争激化をめぐり、民主党県連内には「次期衆院選を見据え、自民党支持層の拡大につなげる戦略の一環ではないか」との見方もある。
 前回市議選の当選者のうち、最少得票は若林区の約3200票だった。震災で沿岸部の住民が仮設住宅に移るなどしているが、今回は各陣営とも当選ラインがやや上昇すると見ている。


2011年08月23日火曜日

1857とはずがたり:2011/08/24(水) 17:25:24
時に4年後の被災3県の県議選はどうなるんですかね??
半年弱ズレが固定化?それとも4月に選挙やって任期は9月?それとも今回改選の議員の任期が4年より短くなるんでしょうか??

1858チバQ:2011/08/24(水) 22:34:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110823-OYT8T01118.htm
2県議の推薦要請取り下げ 自治労


 県議選に社民党公認で立候補を予定している現職の久保孝喜氏(北上選挙区)と木村幸弘氏(花巻選挙区)について、支持母体の自治労県本部が、上部団体の連合岩手に推薦要請の取り下げを申し入れ、受理されていたことが23日、わかった。受理は22日付。

 連合岩手は知事選で、現職の達増知事を推薦しているが、自治労県本部の組織内候補の2人が知事の対立候補となる前県議の高橋博之氏を擁立した「いわて復興県民の会」に参加。自治労は「一定のけじめをつけるため」(野中靖志・県本部書記長)、取り下げたという。

(2011年8月24日 読売新聞)

1859名無しさん:2011/08/27(土) 10:46:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1312471167160_02/news/20110805-OYT8T00027.htm
県議選展望

<上> 八幡平 3党が激突

 【二戸】(定数2=二戸市、一戸町)

 五日市 王42 民現《2》

 工藤  篤66 自元《5》

 小泉 光男54 無新

 引退する自民の小野寺研一の地盤だった一戸町から、同町出身で二戸市民文化会館長だった小泉が2月、無所属で出馬を表明。前回トップ当選の五日市、6月に自民の推薦が公認に変わり、返り咲きに向けて勢いづく工藤と、三つどもえの争いになりそうだ。

 【宮古・下閉伊】(定数3=宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村)

 伊藤 勢至64 民現《4》

 田村 直司44 民新

 佐々木大和66 自現《4》

 城内 愛彦51 自新

 生駒 利治62 無新

 宮古選挙区(定数2)と下閉伊選挙区(同1)が統合され、定数3に対して民主、自民の公認・推薦候補が乱立する。伊藤と城内は、大票田の宮古市が地盤。山田町が地盤の田村、生駒(自民推薦)と、岩泉町が地盤の佐々木は宮古市での支持拡大や同一政党候補者との票の配分が勝敗のカギを握る。

 【九戸】(定数1=軽米町、洋野町、九戸村)

 工藤 大輔40 民現《3》

 立候補を表明しているのは、民主現職の工藤のみ。他に出馬に向けた目立った動きはなく、無投票の可能性が高い。

 【久慈】(定数2=久慈市、野田村)

 中平  均39 民現《2》

 嵯峨 壱朗52 自現《2》

 清水 恭一60 無新

 ともに3選を目指す中平、嵯峨に加え、旧山形村長の清水が出馬予定で、8年ぶりの選挙戦に突入しそうだ。中平、嵯峨の地盤は大票田の旧久慈市。清水は、旧山形村外への浸透が勝敗のポイントだ。

 【八幡平】(定数2=八幡平市、葛巻町、岩手町)

 川村 龍雄53 民新

 千葉  伝63 自現《4》

 工藤 勝博61 い現《1》

 自民県連幹事長の千葉、再選を目指す地域政党いわての工藤の現職2人に加え、2009年の八幡平市長選に出馬した川村が名乗りを上げた。

 常にトップ当選を続けてきた千葉、八幡平市の田村正彦市長が全面的に支援する工藤に対し、川村は民主の空白区解消を目指し、知名度アップを図る。

(2011年8月5日 読売新聞)

1860名無しさん:2011/08/27(土) 10:48:15
>>1858
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1312471167160_02/news/20110806-OYT8T00083.htm
<中> 盛岡14人で激戦必至

 【盛岡】(定数10=盛岡市)

 佐々木 博59 民現《3》

 三浦 陽子59 民現《2》

 高橋 但馬35 民現《1》

 軽石 義則50 民新

 樋下 正信56 自現《3》

 福井 誠司52 自新

 村里 洋子55 自新

 小野寺 好59 公現《4》

 斉藤  信60 共現《4》

 小西 和子58 社現《1》

 刈屋 秀俊58 社新

 及川  敦43 い現《2》

 吉田 敬子33 い現《1》

 酒井 俊已63 無新

 定数10に14人が立候補を表明する激戦区。民主は、現有4議席の確保を目指し、佐々木、三浦、高橋の現職3人と連合岩手会長代行の軽石を擁立。

 自民は、現職の樋下に加え、新人の福井、村里を擁立、3議席確保を狙う。公明は小野寺、共産は斉藤の現職が必勝を期す。社民は現職の小西のほか、盛岡市議の刈屋を擁立。地域政党いわては、現職の及川、吉田で2議席確保をうかがう。そのほか、社団法人理事の酒井が無所属で立候補を表明している。

 【岩手】(定数3=滝沢村、雫石町)

 大宮 惇幸63 民現《2》

 喜多 正敏64 民現《1》

 柳村 岩見64 自現《3》

 ハクセル美穂子36 い新

 ハクセルの出馬表明で選挙戦が確実になった。3選を目指す大宮は地元の雫石、喜多は地盤の滝沢村を中心に支持を訴える。自民の1議席死守を目指す柳村は、組織の引き締めを図る。ハクセルは、無党派の女性や若年層の支持を狙う。

 【紫波】(定数2=紫波町、矢巾町)

 高橋 昌造65 民現《1》

 熊谷  泉63 自現《1》

 現職の高橋、熊谷以外に出馬の動きは見られず、無投票の可能性も。高橋は、地盤の矢巾で支持拡大、熊谷は紫波を中心に保守層の引き締めを図る。

 【遠野】(定数1=遠野市)

 新田 敏彦33 民新

 工藤 勝子66 自現《2》

 立候補の動きは新田と工藤のみで、一騎打ちの可能性が高い。3選を目指す工藤は、自民遠野支部と堅固な後援会組織が強みだ。前回、工藤に敗れた新田は、中断していたつじ立ちを7月から再開、浸透を図る。

 【釜石】(定数2=釜石市、大槌町)

 小野  共42 民現《1》

 岩崎 友一32 自現《1》

 小野、岩崎以外に出馬の動きはなく、無投票の可能性が高い。小野は釜石、岩崎は大槌が地盤。2人は、それぞれの地盤を中心に避難所や仮設住宅を訪れ、支持を訴える。

 【大船渡】(定数1=大船渡市)

 田村  誠62 民現《3》

 4選を目指す民主現職の田村以外、具体的な名前は出ていない。田村は昨年、民主党に入党。従来の後援会組織に加え、民主の全面支援を受け、盤石の態勢で臨む。

 【陸前高田】(定数1=陸前高田市、住田町)

 福田 利喜53 民新

 佐々木茂光53 無新

 福田、佐々木の一騎打ちの公算が大きい。2人の後援会事務所は共に津波で流失するなど被害を受けた。福田は、市長選に出馬した前県議・菅原一敏の後継。前回、菅原に373票差で惜敗した佐々木は、無所属での出馬だが、自民系の陸前高田市議と住田町議のほか、共産市議も支援する。

(2011年8月6日 読売新聞)

1861名無しさん:2011/08/27(土) 10:49:35
>>1859>>1860
<下> 一関は7人の激戦

 【花巻】(定数4=花巻市)

 佐々木順一59 民現《3》

 小田島峰雄60 民現《2》

 木村 幸弘51 社現《1》

 名須川 晋43 無新

 小原 康二43 無新

 前回トップ当選した地域政党いわての高橋博之が7月末、知事選への出馬を表明し、同党は後継候補として小原を推薦した。議席の上積みを狙う民主は、佐々木、小田島の2現職に加え、新人の名須川を推薦。社民は、現職の木村が議席死守を目指す。

 【北上】(定数4=北上市、西和賀町)

 関根 敏伸55 民現《2》

 高橋  元59 民現《1》

 小松 久孝62 民新

 高橋 孝真60 自新

 久保 孝喜57 社現《1》

 地域政党いわてから出馬予定だった新人の前市議・司東道雄が「被災地の支援活動などが多忙」と出馬を取りやめた。民主は市中心部が地盤の関根、労組の支持を受ける高橋の現職2人に加えて、元市議の小松が出馬し、計3人。自民は5期務めて引退する菊池勲の後継として、高橋を擁立。前回トップ当選の久保は、党支持層をまとめるのに余念がない。

 【奥州】(定数5=奥州市、金ヶ崎町)

 渡辺 幸貫65 民現《4》

 及川 幸子64 民現《3》

 郷右近 浩46 民現《1》

 後藤  完65 民新 

 佐々木 努46 民新 

 瀬川 貞清61 共新 

 亀卦川富夫71 い現《2》

 民主が、中央政界での逆風をよそに5議席独占を狙う。1月下旬、旧胆沢町長の後藤を擁立。渡辺が江刺区、佐々木は前沢区で票を固める。共に水沢区が地盤の及川と郷右近は、企業や団体票の獲得で住み分けを進める。地域政党いわては現職の亀卦川が3選を目指し、共産は前回の衆院選と参院選に出馬した瀬川を擁立した。

 【一関】(定数5=一関市、平泉町、藤沢町)

 岩渕  誠41 民現《1》

 熊谷  裕51 民新

 佐々木朋和34 民新

 神崎 浩之50 自新

 高田 一郎52 共新

 飯沢  匡49 い現《3》

 大久保由嘉38 無新

 2月に佐々木と熊谷、7月に大久保の新人計3人が出馬表明し、激戦区になった。民主は現職2人が引退し、佐々木と熊谷がそれぞれの地盤を引き継ぐ。岩渕が唯一、民主現職で再選を目指す。

 神崎は、前回失った自民の議席奪還を狙い、高田は前回200票差で敗れた雪辱を期す。飯沢は前回同様にトップ当選を狙う。大久保は、無党派層の支持獲得を目指す。

(2011年8月9日 読売新聞)

1862チバQ:2011/08/28(日) 23:42:55
http://www.asahi.com/politics/update/0828/TKY201108280263.html
大槌町長に碇川氏初当選 170日ぶりトップ不在解消碇川豊さん=上田潤撮影


 東日本大震災で延期されていた岩手県大槌町長選が28日投開票され、元町総務課長の碇川豊氏(60)=無所属=が、前町議会議長の岡本大作氏(62)、環境団体代表の小川文一氏(65)を破って初当選した。被災で大幅下落も心配された投票率は73.41%で、前回(78.14%)から4.73ポイント下回るにとどまった。

 津波で加藤宏暉前町長が犠牲になってから続いていたトップ不在が、170日ぶりに解消された。町長不在の間、副町長や総務課長が職務代理者を務めてきたが、政策的な決断は難しく、復興計画などの遅れが指摘されていた。

 碇川氏は町総務課長を7年5カ月務めるなど豊富な行政経験を持つ。

1863チバQ:2011/08/29(月) 20:02:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110829-00000097-yom-pol
仙台市議選、民主惨敗…12候補中5人落選
読売新聞 8月29日(月)1時16分配信

 東日本大震災のため統一地方選から延期されていた仙台、盛岡両市議選も28日、投開票が行われた。

 このうち仙台市議選(定数55)では、民主党が獲得議席を2007年の前回選の9から7に減らし、自民党は前回の10議席から12議席へと議席を伸ばした。

 民主党は、公認候補12人中、現職3人を含む5人が落選した。同市議選は、震災で大きな被害が出た地域で初めての大型選挙。民主党政権の震災対応などに対する反発が響いたとみられ、9人全員が当選した前回選挙と比べると、明らかな「惨敗」となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110829-00000000-mailo-l04
選挙:仙台市議選 民主7人、自民12人 投票率、過去最低を更新 /宮城
毎日新聞 8月29日(月)10時19分配信

 東日本大震災からの復興が争点となった仙台市議選(定数55)が28日、投開票された。12人を擁立した民主では7人が当選したが5人が落選。自民では公認候補14人のうち12人が議席を得た。公明、共産、社民は公認候補のほぼ全員が当選し、初めて候補者を擁立したみんなも4議席を獲得した。投票率は40・03%で、前回07年の46・39%を下回り、過去最低を更新した。被災地初の大型選挙で、各候補は復興策を競い合ったが、有権者の政治離れを示した形になった。当日有権者数は81万9167人(男39万5人、女42万9162人)だった。【平元英治】
 投票率は過去最低に終わった。各陣営からは「争点になった復興策について、各候補の主張が似通っていた。市民がどの候補を選んでも同じだと感じたのではないか」(自民現職)などの声が上がった。また、自民党系候補の一部や公明の候補らが選挙カーを自粛した。「公費負担分を浮かせて、復興費用に充ててもらう」との趣旨だった。このため選挙期間中も市内での選挙ムードが薄らぎ、低投票率につながる結果となった。
 民主は政権政党となって初の市議選として、前回を上回る12人を擁立した。今野東県連代表は告示前、「全員当選を目指す」と強調していたが、青葉、太白両区では現職・新人の2候補が落選した。震災復興の途上に菅直人首相(党代表)を交代させるなど、不安定な政権運営に被災地から疑問符を付けられた形になった。
 自民は前回より3人多い14人を公認した。長く国政与党についていたことから「即戦力」ぶりを強調。同党出身の村井嘉浩知事らとも連携する姿勢を示して、民主党の政権運営に批判的な層も取り込んだ。
 候補者数を絞った公明、共産は従来の支持層を固めて候補者が全員当選した。社民は支持固めを図り、6人中5人が当選した。
 結党後初めて仙台市議選に挑戦したみんなは6人を擁立し、4人当選と健闘した。復興に伴う増税論を批判したことで無党派層に浸透した。泉区で元職が当選するなど東北で地位を確保した。
 ◇期日前投票は前回比1・91倍
 20日から27日まで行われた期日前投票での投票者数は6万3632人で、前回選(3万3279人)の1・91倍に達した。市選管事務局は、制度が定着したことに加え、今回からJR仙台駅近くの複合ビル「アエル」で5区いずれの区民も投票できるようにしたためとみている。

1864チバQ:2011/08/29(月) 20:02:21
 ◆仙台市議選開票結果
 ◇青葉区(定数15−19)
当 6089 加藤和彦  44 自現
当 5905 跡部薫   46 無現
当 5869 加藤健一  42 無新
当 5636 西沢啓文  56 無現
当 5444 嶋中貴志  51 公現
当 5356 佐藤わか子 58 民現
当 5264 大泉鉄之助 70 自現
当 5094 花木則彰  51 共現
当 5048 鎌田城行  48 公現
当 4812 樋口典子  52 社新
当 4646 菅野直子  39 共現
当 4566 鈴木繁雄  67 無現
当 4565 早坂敦   40 み新
当 4202 屋代美香  48 自新
当 4197 岡部恒司  52 自現
  3854 村上一彦  54 民現
  3649 熊谷善夫  69 自現
  3570 東山竜起  37 民新
   490 石森正洋  48 無新
 =選管最終発表
 ◇宮城野区(定数10−13)
当 6533 渡辺博    61 無元
当 5167 赤間次彦   54 自現
当 4906 伊藤新治郎  74 無現
当 4675 高見紀子   54 共現
当 4609 佐々木真由美 47 公新
当 4400 小野寺利裕  55 公現
当 4354 田村稔    57 自現
当 4139 小野寺淳一  45 み新
当 3902 渡辺公一   61 民現
当 3425 渡辺敬信   32 民新
  3304 野田幸代   59 自元
  2986 辻隆一    60 社現
  1937 池田友信   68 民現
 =選管最終発表
 ◇若林区(定数7−9)
当 6231 菊地崇良  43 自新
当 5460 菊地昭一  60 公現
当 5429 庄司あかり 26 共新
当 5037 木村勝好  60 民現
当 4446 佐藤正昭  52 自現
当 3678 菅原健   39 自現
当 3486 相沢和紀  57 社現
  3366 岡征男   68 無現
  2933 菅原正和  51 無新
 =選管最終発表
 ◇太白区(定数12−17)
当 6837 佐々木両道 67 自現
当 5662 佐藤和子  52 公新
当 5650 岡本章子  47 民現
当 5622 鈴木勇治  60 無現
当 5493 鈴木広康  49 公現
当 5251 柿沼敏万  73 無現
当 4990 舩山由美  43 共現
当 4741 高橋次男  67 無現
当 4155 嵯峨サダ子 63 共現
当 3933 小山勇朗  63 社現
当 3919 大槻正俊  61 社現
当 3764 及川英樹  37 み新
  3484 横田匡人  46 民現
  2763 沼沢真也  30 民新
  2467 熊沢孝雄  51 み新
  1760 赤間学   63 無新
  1134 野田豊   62 無新
 =選管最終発表
 ◇泉区(定数11−14)
当 8030 野田譲    49 自現
当 7888 小田島久美子 49 公現
当 6666 斎藤範夫   57 自現
当 6367 柳橋邦彦   70 み元
当 6181 古久保和子  44 共元
当 4933 安孫子雅浩  49 民現
当 4919 庄司俊充   62 無現
当 4832 橋本啓一   45 無現
当 4661 日下富士夫  59 無現
当 4222 小野寺健   39 民現
当 3946 石川建治   53 社現
  2417 甲田涼司   46 み新
  1553 秋山満    51 無新
  1047 大内順    39 無新
 =選管最終発表

1865チバQ:2011/08/29(月) 23:12:21
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110829t11017.htm
迷走政権の逆風直撃 民主、支持票死守の消耗戦 仙台市議選
 菅政権の迷走した震災対応への逆風が、政令市の民主党議席を直撃した。28日投開票された仙台市議選で、民主党は公認候補12人のうち当選は7人にとどまり、改選前を2議席下回る敗北を喫した。勢力拡大を狙って擁立した新人3人は、1人が当選しただけ。各陣営は支持票を死守する消耗戦を強いられた。

 辛くも当選した現職は6人。2007年の前回に比べ軒並み票を減らし、党関係者は肩を落とした。選挙中に菅直人首相が退陣を表明。29日に次の首相が決まるが、潮目は変わらなかった。
 太白区に初挑戦した新人の沼沢真也さん(30)。事務所で支持者約40人と吉報を待ったが、落選の報が入ると沈痛な空気に包まれた。
 秘書を8年務めた今野東参院議員に打診されて昨年、立候補を決意。農村部などに根強い支持がある今野氏と共に浸透を図ったが、震災で状況は一変した。
 復興対策で後手に回る菅政権への批判が強烈な向かい風になった。「若い力で責任ある震災復興を」と訴えたが、低投票率や党現職2人との競合も浮上を阻んだ。
 「このふがいない結果は、間違いなく経験不足と力不足」と沼沢さん。それでも「もう一度だけ、私の成長に期待してほしい」と再起を誓った。


2011年08月29日月曜日

1866チバQ:2011/08/29(月) 23:12:58
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110829t11018.htm
26歳庄司さん初陣飾る 政令市移行後で最年少 仙台市議選

初当選を決め、支持者と万歳三唱をする庄司さん(右から2人目)=28日午後10時50分、仙台市若林区荒町の事務所



6度目の当選を果たして万歳をする柳橋さん=28日午後11時20分ごろ、仙台市泉区泉ケ丘4丁目の事務所



 少数激戦の若林区で、共産新人の庄司あかりさんが初陣を飾った。26歳1カ月での当選は、政令市移行後の議員で最年少。自民公認の新人菊地崇良さん(43)も5人の「保守決戦」を勝ち抜き、6200票余りを獲得してトップで初当選した。
 若林区荒町の庄司さんの事務所は、当選確実の知らせが入ると同時に歓声に包まれた。支持者の熱烈な祝福を受けた庄司さんは、「被災した方々の声を必ず市政に届けます」と力強く語った。
 震災後は避難所、仮設住宅に足しげく通い、被災者の声に耳を傾けた。選挙戦では「生活再建が復興への第一歩」をスローガンに、市民に寄り添う市政の実現を訴えた。
 これまでの最年少当選は1995年市議選の30歳女性。大幅に塗り替えての議席獲得に、「同世代の人たちの雇用の場の確保にも力を注ぎたい」と決意を述べた。
 若林区は民主、公明、社民も候補を1人に絞って議席を獲得。自民系は5人による保守票の奪い合いが激烈だった。新人の菊地さんのほか、自民現職の佐藤正昭さん(52)が6選、菅原健さん(39)が滑り込んで再選を果たした。

◎公認8人全員当選/公明

 公明は、新人2人を含む公認の8人全員が当選し、強固な組織力を見せた。
 太白区の新人佐藤和子さん(52)は、初挑戦ながら5600票余りを集めて2位に食い込んだ。鈎取の事務所に集まった支持者を前に満面の笑みを浮かべ、「主婦の代表として人々が幸せになる政治を実現する」と語った。
 選挙カーを使わず、住宅街や集落で250回以上の路上演説をこなした佐藤さん。自宅で実母を介護しながら走り続けた選挙戦を終え、「生活に苦しんでいる人の話を聞き、しっかり市政に反映させたい」と宣言した。

◎泉/柳橋さん通算6選

 初参戦したみんなの党が4議席を獲得した。泉区では元議員の柳橋邦彦さん(70)が6回目の当選を果たし、宮城野区では新人の小野寺淳一さん(45)が初陣を飾った。
 柳橋さんは1991年の初当選から連続5期務め、2005年6月〜07年5月は議長を務めた。09年に市長選で落選したが市政への思いは消えず「地域主権」を掲げるみんなの党の政策に共感して市議復活をかけた。
 当選が決まった後、渡辺喜美代表から電話が入り「党の拠点となる政令市で議席を獲得し、東北の組織拡大に期待ができる」と祝福を受けた。
 震災で自宅マンションが全壊、約2カ月間の避難所生活を経て、仮設住宅に暮らす小野寺さん。福室の事務所で約30人の支持者を前に「復旧復興を一日も早く進め、投票してくれた皆さんの思いを形にして恩返ししたい」と意気込みを語った。


◎若林/元議長・岡さん沈む

 「駄目だったか」。若林区沖野にある無所属現職で元議長の岡征男さん(68)の事務所に落選の報が入ると、支持者からため息が漏れた。
 故三塚博元蔵相の秘書を経て、7期務めたベテラン。巨大会派を率い、市議会出身の国会議員を誕生させたこともある「知将」だった。奥山恵美子市長も積極的に支援に回った。
 選挙戦では防災計画の見直しに意欲を示し「市民の不安を減じることが政治家の責務」と訴えたが、世代交代の流れに勝てず苦杯をなめた。
 「残念だが、今日の結果が自分に対する評価だ。議会・政治活動に全く悔いはない」と頭を下げた岡さん。支持者はがっくりと肩を落とした。


2011年08月29日月曜日

1867チバQ:2011/08/29(月) 23:14:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110829t11022.htm
宮城・川崎町長に小山氏初当選 企業誘致訴え現職破る

初当選を決め万歳する小山さん(中央)=28日午後9時45分ごろ、川崎町前川の事務所


 任期満了に伴う宮城県川崎町長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の元町議小山修作氏(54)が、通算3期目を目指した現職佐藤昭光氏(63)=自民・公明・みんなの党県支部推薦=を破り、初当選を果たした。
 「やった」「勝ったぞ」。午後9時20分ごろ、小山氏の初当選が伝えられると、同町前川の事務所は歓声であふれた。
 小山氏は「応援してくれたのは無名の方ばかり。その力で現職を制した。本当にありがたい」とかすれた声で、約250人の支持者に感謝した。
 小山氏は「企業誘致を図り、若者が定住できる町をつくる」と立候補を決意し、選挙前から早朝のつじ立ちで知名度向上に努めた。告示後は選挙カーを降りて有権者の元へと走り、若さと行動力を印象付けた。
 佐藤氏は政党のほか町建設職組合、農協政治連盟などの推薦を取り付け、水陸両用バスの誘致、幼保一体化施設「こども園」を開園した実績を強調。手厚い布陣が陣営内の上滑りを呼び、小山氏にかわされた。
 落選が決まった後、同町前川の事務所に現れた佐藤氏は「私の不徳の致すところ。皆さんに恩返ししたかったが結果がついてこなかった」と支持者に頭を下げた。
 当日有権者数は8348人。投票率は80.63%で、2007年の前回選挙を1.78ポイント下回った。

◎人口減で閉塞感、打開の受け皿に

 【解説】川崎町長選は若さを前面に出した無所属新人の小山修作氏(54)が、現職佐藤昭光氏(63)を破った。人口1万を切った町に閉塞(へいそく)感が漂う中、現町政に物足りなさを感じる有権者の受け皿となった。
 小山氏は町の人口が減り続けている現状に触れ、町が雇用につながる企業誘致の専門職員を配置していないと強調。「専従職員を任命し、私も一緒に営業に飛び回る」との訴えは、有権者の目に町活性化への明確なビジョンと映った。
 フットワークの軽さを連想させる言葉、浮動票を狙ったつじ立ち。「地縁、血縁選挙が効く町内にあってはゲリラ戦」(陣営幹部)だったが、戦術は奏功した。一部の保守系町議の支持も足掛かりに急速に浸透した。
 「企業誘致」の小山氏に対し、佐藤氏は「観光を町づくりの起爆剤とする」と主張したが、具体的方策は「道の駅整備」「既存の町観光協会の法人化」にとどまり、新味に欠けた。
 県南部では昨年12月の丸森町長選でも、企業誘致を公約に掲げた新人が当選した。景気低迷が続き、新たな企業誘致の実現は高いハードルだが、新町長は住民との約束を果たしていく重い責任を負う。(大河原支局・小木曽崇)


2011年08月29日月曜日

1868チバQ:2011/08/29(月) 23:15:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110829t31005.htm
町の未来、やっと槌音 前町長犠牲の大槌町長に碇川氏

初当選し、支持者から花束を贈られる碇川さん(左)=28日午後9時、岩手県大槌町大槌の事務所前


 東日本大震災で町長が犠牲となり、5カ月以上トップ不在が続いた岩手県大槌町で28日、ようやく新町長が決まった。元町総務課長碇川豊さん(60)が、元町議会議長岡本大作さん(62)、名古屋市の環境団体代表小川文一さん(65)を下し初当選した。トップ不在で判断を下せず、復興への歩みが停滞していたが「あとは前進あるのみ」。豊富な行政経験が支持された碇川さんは、迅速な取り組みを誓った。
 午後8時半すぎ。当選確実の知らせを受け、同町大槌の碇川さんの事務所では、支持者の喜びが一気にはじけた。被災者の心情に配慮し万歳はやめ、拍手で迎えられた碇川さんは「一日も早く復興計画を策定し皆さんに示したい」と力を込めた。
 町総務課長として、防災計画策定に携わった。「自分が町長ならこうするのに…」。思いが募って役場を退職し、立候補を表明したのは昨年12月。その3カ月後、悪夢のような大津波が町を襲った。
 町長の加藤宏暉さん=当時(69)=をはじめ、かつての同僚40人が犠牲になり、役場機能はまひした。「もし、自分が辞めていなかったら」。混乱の中、懸命に働く残された職員の姿に、複雑な思いが交錯した。
 被災後は政治活動を封印し、避難所で炊き出しなどのボランティア活動に没頭した。当初、一騎打ちと目された加藤さん亡き後、複数の人が町長選に名乗りを上げては断念した。自らを奮い立たせるように7月、後援会活動を再開した。
 人口約1万5000人のうち震災による死者、行方不明者が約1割に上り、約4700人が仮設住宅で暮らす。28日は町外に避難する人も投票のため足を運び、古里復興への思いを託した。
 「まずは行政を立て直す。人事を固め、議会や町民と一体となって復興計画を作る」
 犠牲者の無念さ、復興への期待を背負いながら、着実な青写真を描く碇川さんに気負いはない。

<風化防止尽きぬアイデア>
 地元の高校を卒業後、町役場に入った。町長選立候補のため、昨年12月に退職するまで勤めた行政マン。在職中は、さまざまな新たな取り組みに挑戦した「アイデアマン」でもある。
 町のイメージキャラクター「おおちゃん」は、企画係長時代の1993年、岩手県内の自治体としては初めて策定したCI(コーポレート・アイデンティティー)計画で誕生した。今も広く親しまれている。
 震災当日は、町中心部にあった後援会事務所で被災し、高台に避難した。自宅こそ無事だったが事務所は流された。多くの町民も犠牲となった。
 「二度と悲劇を繰り返してはいけない。記憶を風化させないためにも、鎮守の森をつくりたい」。悲しみを乗り越えるアイデアも尽きない。
 趣味はパソコン。町職員として町のホームページ(HP)導入を手掛けた。5台所有するパソコンを駆使し、後援会のHPをはじめ、チラシやポスターも自作した。
 宮沢賢治の精神世界にあこがれる。「『雨ニモマケズ、風ニモマケズ』のフレーズは、今の自分の気持ちとぴったり」
 3人の娘は首都圏で暮らし、同町吉里吉里の自宅で妻和江さん(60)と2人暮らし。


2011年08月29日月曜日

1869チバQ:2011/08/29(月) 23:17:54
http://www.minyu-net.com/news/news/0828/news13.html
天栄村長選、新人の添田氏が初当選

 任期満了に伴う天栄村長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で会社役員の添田勝幸氏(49)=無所属=が現職の兼子司氏(65)=3期、無所属=を破り、初当選を果たした。
 得票は添田氏が2560票、兼子氏は1911票。当日の有権者数は5254人で投票率は86・01%。12年前の92・30%を6・29ポイント下回った。
(2011年8月28日 福島民友ニュース)

1870チバQ:2011/08/29(月) 23:26:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110827-00000043-mailo-l02
藤崎町議会:町長の不信任可決 「町政混乱させた」と動議 /青森
毎日新聞 8月27日(土)11時2分配信

 藤崎町議会は26日の臨時議会で、小田桐智高町長の不信任決議案を10対3の賛成多数で可決した。地方自治法の規定により、小田桐町長は10日以内に議会を解散しなければ失職する。
 臨時議会は、補正予算案などを審議するため開催。町立藤崎小グラウンドの整備工事請負契約に関する議案を否決し、野党系会派の議員9人が「町政を混乱させた」などとして不信任の動議を提出した。
 小田桐町長は03年に旧藤崎町長に初当選。合併に伴う05年と09年の町長選で無投票再選された。一方、町議も10年7月に無投票当選している。【高橋真志】

8月27日朝刊

1871チバQ:2011/08/30(火) 21:18:46
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110830t11023.htm
宮城県議選にらみ風探る 歓迎・警戒、民主代表に野田氏
 民主党新代表に野田佳彦財務相が選ばれた29日、宮城県内の与野党は政局をにらみながら、震災復興の強力な推進を求めた。28日投開票の仙台市議選は民主党が惨敗。政権への逆風が吹き荒れていることが浮き彫りになった中で、「野田首相」が誕生する。間近に迫る戦いは、11月13日投票が固まった県議選。各党は風の行方を測り始めた。
 民主党県連の木村勝好幹事長代理は「やっと落ち着いて被災地の復旧、復興に取り組める環境が整った」と野田氏の代表就任を歓迎した。市議選は公認12人のうち当選は7人だけ。「県議選は風に頼ることなく、しっかり地盤固めすることが必要だ」と強調した。
 自民党県連の小野寺五典会長は「悔しいが民主党はいい選択をした。小沢一郎元代表の時代は終わった」と評価。「震災対策は与野党が協力すべきだ」と大連立を促した。公認14人を立てた市議選は12人が当選。「県議選は県政与党の実績を認めてもらう」と勢いづく。
 「誰が代表でも民主党の体質は同じ。変化は期待できない」と言い切るのは公明党県本部の石橋信勝代表。市議選は公認8人全員が当選して組織力を見せつけた。「県議選へ前進あるのみ」と力を込める。
 共産党県委員会の中島康博委員長も「野田氏は増税路線。危険な内閣になる」と指摘する。市議選は公認の7人全員が当選。「民主党に厳しい審判が下された。県議選はさらなる候補者擁立も検討する」と強気だ。
 社民党県連の菅野哲雄代表は「震災復興に取り組むべきときに、被災地そっちのけの代表選だ」と批判。市議選は1議席減らした。「県議選でどんな風が吹くのか予想も付かない」と情勢の変化を警戒した。
 みんなの党県支部の菊地文博支部長は「野田氏に期待は全くない。国民はしらけている」。市議選は4人が当選する躍進。「わが党が浸透し始めた。県議選でステップを踏み、次期衆院選につなげる」と意気込んだ。


2011年08月30日火曜日

1872チバQ:2011/08/30(火) 22:10:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110829t11024.htm
宮城・加美町長に新人猪股氏 対決3度目、雪辱果たす

初当選を果たし、万歳する猪股さん=28日午後9時10分ごろ、加美町矢越の事務所


 任期満了に伴う宮城県加美町長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の介護施設代表猪股洋文氏(59)が、再選を目指した無所属現職の佐藤澄男氏(63)を破り、初当選した。両氏の対決は3度目。再選挙にもつれ込んだ前回(2007年)、6票差で敗れた猪股氏が雪辱を果たした。
 当選確実の知らせは午後9時前、同町矢越の事務所に入った。約300人の支持者とともに吉報を待った猪股氏は「この勝利は、私たち全員の勝利だ。中新田、小野田、宮崎の力を合わせ、町を変えていこう」と呼び掛けた。
 猪股氏は1月に立候補を表明。矢越地区への役場庁舎移転が一極集中を招くとし、合併前の旧3町の特色を生かした3極自立型の町づくりを掲げた。移転反対派の住民グループと連携し、草の根運動で支持を広げた。
 佐藤氏は昨年12月に立候補を表明。「加美町は一つ」を掲げ、役場新庁舎を核とした新しい町づくり構想を打ち出したが、浸透しなかった。
 落選が決まり、佐藤氏は事務所に集まった約150人の支持者を前に「全て私の不徳の致すところ。申し訳ない」と頭を下げた。
 当日の有権者数は2万1600人。投票率は76.40%で前回(75.79%)を0.61ポイント上回った。

◎旧役場核にした「3極自立」選択

 【解説】役場庁舎建設位置をめぐる町の将来像が争点となった加美町長選は、新人の猪股洋文氏が初当選した。有権者は現職が示した「一極集中型」ではなく、猪股氏が打ち出した旧3町の特色を生かした「3極自立型」の町づくりを選択した。
 町人口は現在約2万6000で、旧3町合併後の8年間で約2000も減った。小野田、宮崎地区は旧役場を中心とした町場が寂れた。中新田地区も中心商店街に近い役場庁舎が移転すれば、活気がなくなるとの危機感が広がっていた。
 猪股氏の訴えは、合併後の町の衰退に危機感を持つ町民意識に浸透したとみられる。
 再選を阻まれた現職の佐藤澄男氏は「加美町は一つ」を掲げたが、町民には一方的手法と映った側面がある。新庁舎位置の選定では、町民による検討委の答申と違う矢越地区へ移転を決断。議会は可決したが、町民の不満はくすぶった。摩擦を生む町政運営に、有権者は拒否反応を示した。
 新町長は庁舎移転の関連予算を凍結する方針だが、議会の反発は必至だ。町の一体感を醸成しながら各地区の個性を生かした町づくりをどう進めるか。滑り出しから、政治手腕が問われることになる。(加美支局・関俊哉)


2011年08月29日月曜日

1873チバQ:2011/08/30(火) 22:22:12
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110828140720.asp
有力3氏の激戦か/野辺地町長選

 任期満了に伴う野辺地町長選(9月27日告示、10月2日投開票)の告示まで1カ月を切った。いずれも無所属で出馬する現職の亀田道隆氏(68)、元職の小坂郁夫氏(63)、元県議の中谷純逸氏(62)による三つどもえの構図が濃厚だ。自民党系の小坂、中谷両氏は水面下で候補一本化の動きも見せたが、失敗。前回2007年の町長選と同様、現職に野党系勢力が二分して挑む形になる。3氏それぞれに実績があり知名度も高いことから、これまでにない激戦が予想される。


>>1505
同町が地元で、07年県議選でトップ当選した自民党の現職中谷純逸は、10月に任期満了の同町長選への転出をめざし、県議を引退する予定。

■2003年10月05日投票
5887 亀田道隆 60 男 無所属 新 無職
4825 小坂郁夫 56 男 無所属 現 町長

■2007年10月14日投票
4765 亀田道隆 64 男 無所属 現 野辺地町長
3016 小坂郁夫 60 男 無所属 前 小売販売員
1889 松橋忠義 57 男 無所属 新 会社員

1874チバQ:2011/08/30(火) 22:24:07
>>1839
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110828t11025.htm
塩釜市長選、告示まで1週間 復旧優先 盛り上がり欠く
 東日本大震災で延期されていた塩釜市長選(9月11日投票)は、9月4日の告示まで1週間に迫った。3選を目指す現職に新人3人が挑む構図となる見通し。震災復旧を優先させたい市民に配慮し、前哨戦は盛り上がりに欠けている。

◎現新4人出馬予定選挙活動困惑の場面も

 立候補を表明しているのはいずれも無所属で、3選を目指す現職の佐藤昭氏(69)と、新人で県民主医療機関連合会事務局長の天下みゆき氏(55)=共産推薦=、市議の伊藤博章氏(48)、元市議会副議長の今野恭一氏(63)。
 佐藤氏は、昨年12月の市議会定例会で立候補表明。市財政の再建に取り組んだ実績を前面に押し出す。「震災対応の公務を優先させる」と話し、市長として市復興計画の策定に向けた地区懇談会を続けている。
 3月初めに立候補を明らかにした天下氏は「被災世帯や中小企業への助成を優先させるべきだ」と主張し、第5次長期総合計画の凍結を訴える。市長選と同日選の市議選の立候補予定者と連携して政策の浸透を図る。
 伊藤氏は、8月中旬に立候補を表明したばかり。「5年、10年と長期にわたる復興の取り組みは、若い世代が担わなければならない」と訴える。支持者へのあいさつ回りやミニ集会を重ね、出遅れ挽回を期す。
 今野氏は、ことし1月に立候補する意思を示した。「復興には国や県の支援を強力に働き掛ける」と説明。民間譲渡も含めた市立病院改革、場外馬券売り場などの誘致による財政力向上を訴え、支持拡大を狙う。
 ある陣営幹部は「支持者宅へあいさつに行ったら、住宅が取り壊されていた。とても選挙戦への協力をお願いできるような雰囲気ではない」と語り、震災の影響が残る中での選挙戦に困惑の表情を浮かべた。


2011年08月28日日曜日

1875チバQ:2011/08/31(水) 22:42:34
>>296
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110831_7
サスケ氏が県議選出馬の意向 盛岡選挙区

--------------------------------------------------------------------------------
 
 プロレスラーで元県議のザ・グレート・サスケ(本名・村川政徳)氏(42)は9月2日告示、同11日投票の県議選盛岡選挙区(定数10)に無所属で立候補する意向を固めた。31日の記者会見で正式表明する。

 サスケ氏は30日、岩手日報社の取材に対し「有権者の皆さんから後押しがあり、出馬を決めた。県政の場でドクターヘリに続く新たな政策を訴えたい」と決意を語った。詳しい公約や政策は会見で発表する。

 政党などへの推薦要請はせず、後援会もつくらない予定。

(2011/08/31

1876名無しさん:2011/08/31(水) 22:52:28
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110817ddlk03010086000c.html?inb=yt
選挙:県議選・釜石選挙区 民主県連、及川町議を擁立 /岩手

 民主党県連は16日の常任幹事会で、県議選(9月11日投開票)の釜石選挙区(定数2)で、大槌町議の及川伸氏(50)を公認候補として擁立することを決めた。

 同選挙区ではこれまでに、小野共氏(42)=民主党公認=と、岩崎友一氏(32)=自民党公認=の現職2人が立候補を表明している。【宮崎隆】

毎日新聞 2011年8月17日 地方版

1877名無しさん:2011/08/31(水) 22:53:54
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110831ddlk03010156000c.html
選挙:県議選・大船渡選挙区 小野寺健氏、出馬の意向 /岩手

 大船渡市のNPO法人理事長、小野寺健氏(58)は、9月2日告示、11日投開票の県議選大船渡選挙区(定数1)に無所属で出馬する意向を固めた。自民党、地域政党いわて、社民党の議員らでつくる超党派の政治団体「いわて復興県民の会」が推薦する方針で、31日にも正式表明する。

 同市出身の小野寺氏は92年に中国に渡り、現地の大学の客員教授などを歴任。毎日新聞社の取材に対し「未曽有の災害が起こっている中で有権者に選択肢を持ってもらい、多様な声を県政に届けたい」と意気込みを語った。

 同選挙区では、これまでに民主党公認で現職の田村誠氏(63)が出馬を表明している。【宮崎隆】

毎日新聞 2011年8月31日 地方版

1878名無しさん:2011/08/31(水) 22:55:14
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110827_1
前滝沢村議・鎌田氏が出馬の意向 県議選岩手選挙区

 
 滝沢村の前村議で獣医師の鎌田忍氏(61)は9月2日告示、同11日投票の県議選岩手選挙区(定数3)に無所属で出馬する意向を固めた。来週にも記者会見を行い、正式表明する。

 鎌田氏は釜石市小佐野町出身で、岩手大農学部卒業。盛岡市農協、北海道中標津町農業共済組合勤務を経て、滝沢村に鎌田家畜医院を開業した。

 1995年に滝沢村議に初当選し4期16年務めたが、今年7月の村議選で落選した。

 同選挙区はこれまでにいずれも現職の大宮惇幸氏(63)=民主党、喜多正敏氏(64)=同、柳村岩見氏(64)=自民党、新人のハクセル美穂子氏(36)=地域政党いわて=の計4人が出馬表明している。

(2011/08/27)

1879名無しさん:2011/08/31(水) 22:56:06
>>1878
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110831ddlk03010159000c.html
選挙:県議選・岩手選挙区 鎌田氏が表明 /岩手

 前滝沢村議で獣医師の鎌田忍氏(61)が30日、県庁で会見し、県議選岩手選挙区(定数3)に無所属で立候補すると表明した。

 鎌田氏は釜石市出身。農協勤務を経て滝沢村に動物病院を開業。95年4月から4期連続で村議を務めたが、今年7月の選挙で落選した。

 鎌田氏は重点政策に、市制移行を目指す滝沢村と周辺市町村の広域連携や農家の所得補償を挙げた。【山中章子】

毎日新聞 2011年8月31日 地方版

1880名無しさん:2011/09/01(木) 12:22:26
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110901ddlk03010085000c.html
選挙:県議選 復興県民の会が25人推薦 /岩手

 超党派の政治団体「いわて復興県民の会」は31日、県議選(9月2日告示、11日投開票)に自民党、地域政党いわて、社民党の公認・推薦で出馬を表明している計24人と無所属の1人について、同会で推薦すると発表した。

 党派別には、自民が現職8人、元職1人、新人6人。地域政党いわてが現職5人、新人2人で、いずれも立候補予定者全員を推薦する。社民は現職・新人の4人中、現職2人のみ。大船渡選挙区から立候補を表明している無所属の新人1人も推薦する。

 会見した中屋敷十・同会幹事長(前雫石町長)は「復興のスピードアップや市町村との関係強化など、同じ目標を持つ県議候補予定者と連携を深めていく」と話した。【宮崎隆】

毎日新聞 2011年9月1日 地方版

1881チバQ:2011/09/02(金) 22:48:19
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001109020004
冷え込む自公、選挙協力今や昔
2011年09月02日

 県議選(定数48)が2日告示される。県選挙管理委員会は1日現在の選挙人名簿登録者数は109万6613人で、前回4年前より3万285人減ったと発表した。16選挙区のうち増えたのは内陸の盛岡、北上、岩手、紫波だけ。宮古・下閉伊は5815人、釜石は5751人、陸前高田は3056人など被災地の選挙区では大きく減った。


    ◇


 かつては連立与党のパートナーとして選挙協力をしてきた自民、公明両党の関係が冷え込んでいる。公明党県本部が推薦する県議選立候補予定者は自民の新顔と地域政党いわての現職の計2人だけ。「小沢王国」で民主党を相手に戦った協力関係も今や昔だ。


 「野党共闘はあまり意味がない。関係が冷えた感じだ」。公明党県本部の小野寺好代表は1日の会見で打ち明けた。


 前回の県議選では自民の候補者ほぼ全員を推薦した。今回は自民党県連から正式な推薦要請はなく、候補者ごとに要請が届く状況。推薦を決めた2人以外からも要請はあったが、いずれも「保留」とした。


 知事選では、自民、地域政党いわてなど反民主勢力が擁立した前県議の高橋博之氏(37)陣営から推薦要請の文書が届いたものの、山口那津男・党代表が自主投票の方針を発表した後だったという。


 かつての盟友の目には、自民の態度が心変わりのように映るのか、小野寺代表はこうぼやいた。「うちらをちゃんとした党として認めていないんじゃないか」
.

1882チバQ:2011/09/02(金) 22:51:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110902-00000119-mailo-l06
選挙:山形市長選 共産党県委、現職・市川氏の推薦決める /山形
毎日新聞 9月2日(金)12時38分配信

 任期満了に伴う山形市長選(11日告示、18日投開票)で、共産党県委員会は1日、3選を目指して立候補を表明している現職の市川昭男氏(70)と政策協定を結び、同氏を推薦することを決めた。
 県委員会の本間和也委員長は「介護施設や保育所の増設など4年間の政策はおおむね評価できる内容だ。ごみ有料化や国保税の引き上げなど納得できない政策も一部あったが、引き続き市政運営に取り組んでもらいたい」と述べた。【鈴木健太】

9月2日朝刊

1883チバQ:2011/09/02(金) 23:20:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110831-00000063-mailo-l03
復興への選択:’11県議選 注目選挙区の情勢/上 /岩手
毎日新聞 8月31日(水)11時45分配信

 県議選(定数48)が9月2日に告示され、知事選とともに11日、投開票が行われる。知事と両輪で今後4年間の震災からの復興策を推進する県議。有権者は選択を迫られる。県内16選挙区のなかでも激しい競り合いが展開されている6選挙区の情勢を2回にわたって紹介する。
 ◇八幡平選挙区 3人が2議席争う
 自民、地域政党いわての現職と、民主新人の3人が、2議席を争う。空白区解消を目指す民主がどれだけ支持を広げるかが焦点だ。
 民主、川村氏は09年の八幡平市長選に立候補し、田村正彦市長と接戦を繰り広げた。知事選との連動や国会議員の応援で知名度不足を補う。
 同じ八幡平市が地盤の地域政党いわての工藤氏は、市長や各団体の支援で、前回を上回る得票を目指すが「最後までわからない」と警戒感を強める。
 一方、自民の千葉氏は、地元の岩手町と葛巻町で票を固め、八幡平市の自民票の上積みで、当選ラインに達したい考えだが、有権者の最も多い同市での工藤、川村両氏の動向を注視している。【山中章子】
 ◇八幡平選挙区(定数2−3)
 =八幡平市、葛巻町、岩手町
千葉伝  63 党県幹事長 自現(4)
工藤勝博 62 団体役員  諸現(1)
川村龍雄 53 議員秘書  民新
……………………………………………………
 ◇奥州選挙区 民主、議席独占狙う
 民主が前回と同様、水沢区2人、江刺、前沢、胆沢区各1人を擁立。小沢一郎元代表のおひざ元として5議席独占できるかが焦点となる。
 水沢区が地盤の民主・及川と郷右近両氏は、企業や団体票のすみ分けを模索。他地区への浸透も図る。渡辺氏は江刺区で票を固める。前回3人が競合し「県議空白区」となった胆沢区は、後藤氏が金ケ崎町を合わせた地区で運動を展開。佐々木氏は前沢・衣川区を中心に勇退する新居田弘文県議の地盤を継ぐ。
 共産は瀬川氏が原発撤退を訴えるとともに県の震災対応を批判し、票の上積みを図る。地域政党いわての亀卦川氏は、自民の地元支部が支援。地盤の水沢区を中心に知事選と連動した運動を展開する。【湯浅聖一】
 ◇奥州選挙区(定数5−7)
 =奥州市、金ケ崎町
渡辺幸貫  65 元県議長  民現(4)
及川幸子  64 党県監査  民現(3)
郷右近浩  46 団体顧問  民現(1)
亀卦川富夫 71 会社監査役 諸現(2)
佐々木努  46 元市職員  民新
後藤完   65 団体役員  民新
瀬川貞清  61 党県書記長 共新
……………………………………………………
 ◇宮古・下閉伊選挙区 2現職に3新人挑む
 今回は宮古、下閉伊選挙区が合区し、民主、自民の現職2人に民主、自民、無所属の新人3人が挑む。いずれも早期の震災復興を訴える。
 民主・伊藤氏は地盤の宮古市を中心に組織を固め、達増県政と連携しての震災復興図を描く。自民・佐々木氏は生駒氏支持に回る山田町の自民支持層の目減り分を、出身の岩泉町などでの票の積み増しに期待。
 自民・城内氏は今期限りで勇退の平沼健氏の後継。無所属の生駒氏は漁民層の結集を呼びかける。山田町が地盤の民主・田村氏は前回立候補した父親に代わって出馬。民主党代表選で小沢一郎元代表が推す候補が敗れた影響について自民関係者は「非民主に有利」と分析する。【鬼山親芳】
 ◇宮古・下閉伊選挙区(定数3−5)
 =宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村
伊藤勢至  64 党県副代表 民現(4)
佐々木大和 67 団体役員  自現(4)
田村直司  44 元県職員  民新
城内愛彦  51 元市議   自新
生駒利治  63 漁協組合長 無新

8月31日朝刊

1884チバQ:2011/09/02(金) 23:21:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000063-mailo-l03
復興への選択:’11県議選 注目選挙区の情勢/下 /岩手
毎日新聞 9月1日(木)11時1分配信

 ◇盛岡選挙区 16人出馬表明で混戦
 定数10に現職9人、新人6人、元職1人の計16人が立候補を表明する混戦。県内でも数少ない浮動票の多い「都市型」選挙区で、投票率の影響も注目される。
 民主は、佐々木、三浦、高橋の現職3氏に加え、引退する現職の後継に連合岩手会長代行の軽石氏を擁立。知事選と連動し現有4議席確保を期すが、候補予定者の1人は「国政の逆風の影響は避けられない」と警戒する。
 地域政党いわては前回トップ当選の及川氏と、補選で当選した吉田氏の2人を擁立。吉田氏が浮動票を獲得できるかが、ポイントとなりそうだ。
 自民は現職の樋下氏の他に、補選で敗れた、福井、村里の新人2氏。地域票の掘り起こしを狙い、議席拡大を目指す。
 社民は現職で岩教祖の支持を受ける小西氏と、新人で都南地区が母体の刈屋氏が出馬予定。都南地区は民主の三浦、地域政党いわての吉田の2氏と三つどもえの戦いとなり厳しい戦いが予想。
 公明の小野寺、共産の斉藤の現職2氏は組織力を生かす戦い。
 無所属で出馬を表明している、元県職員の酒井、元衆院議員の中村の新人2氏と、元職でプロレスラーのサスケ氏は、それぞれ行政経験や知名度を生かし支持拡大を狙う。【宮崎隆】
 ◇盛岡選挙区(定数10−16)
 =盛岡市
佐々木博       59 会社役員  民現(3)
三浦陽子       60 歯科医師  民現(2)
高橋但馬       36 党県役員  民現(1)
樋下正信       56 会社役員  自現(3)
小野寺好       59 党県代表  公現(4)
斉藤信        60 党県副委長 共現(4)
小西和子       58 労組役員  社現(1)
及川敦        44 団体役員  諸現(2)
吉田敬子       33 団体役員  諸現(1)
軽石義則       51 労組役員  民新
福井誠司       52 会社社長  自新
村里洋子       55 スキー指導 自新
刈屋秀俊       58 団体役員  社新
酒井俊己       63 元県職員  無新
中村力        49 元衆院議員 無新
ザ・グレート・サスケ 42 元県議   無元
……………………………………………………
 ◇陸前高田選挙区 住田の得票が焦点に
 民主と無所属新人2人が激突する構図は前回県議選と同様。住田町の得票が焦点となりそうだ。
 2月の市長選に出馬した前県議の後継となる民主の福田氏は、達増拓也知事とのパイプを生かし、市、県、国が一体となった復興を主張する。
 前回に続き2度目の挑戦となる無所属の佐々木氏は、早期の恒久住宅(復興住宅)整備など五つの政策を掲げる。自民、共産系市議などの支援を取り付けた。
 両氏とも震災で肉親を亡くしたほか、後援会の幹部や支持者も失った。陸前高田の中心市街地が壊滅したことにより、支持者らは仮設住宅に分散。従来とは全く異なる、手探りの選挙戦を強いられている。【金寿英】
 ◇陸前高田選挙区(定数1−2)
 =陸前高田市、住田町
福田利喜  53 元市議 民新
佐々木茂光 53 元市議 無新
……………………………………………………
 ◇一関選挙区 平泉票取り込みが鍵
 前回失った議席の奪還を目指す自民と、現有議席死守を狙う民主が、勇退する県議の票の取り込みを狙い、しのぎを削っている。とりわけ得票の6割を占めていた平泉町の票が鍵を握りそうだ。
 民主は、岩渕氏が地元の花泉地区を中心に票を固める。熊谷、佐々木両氏はともに勇退県議の後継。熊谷氏は一関地区や平泉町の地盤堅持に努め、佐々木氏は東磐地域を中心に若さを強調する。
 自民は、神崎氏が地盤の一関地区のほか、東磐地域や平泉町で攻勢をかける。共産は、高田氏が精力的に運動し、前回200票差で次点だった雪辱を期す。地域政党いわての飯沢氏は、前回に続くトップ当選を目指し、大久保氏は無党派層に訴える。【湯浅聖一】
 ◇一関選挙区(定数5−7)
 =一関市、平泉町、藤沢町
岩渕誠   41 党県役員  民現(1)
飯沢匡   49 団体代表  諸現(3)
佐々木朋和 34 会社員   民新
熊谷裕   51 元市議   民新
神崎浩之  50 社会福祉士 自新
高田一郎  52 党地区役員 共新
大久保由嘉 38 会社役員  無新

9月1日朝刊

1885チバQ:2011/09/03(土) 13:04:51
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20110902c
こだま県議、政調費から自宅に家賃 父親名義、90万支出
 県議会の政務調査費問題で、こだま祥子県議(新みらい、潟上市)が自宅の一部に事務所を置き、2008〜10年度の政調費から家賃計90万円を支払っていたことが1日分かった。使途基準を定めた県議会のマニュアルは自宅を事務所とする場合、政調費からの家賃支払いを不適切としている。

 政調費収支報告書やこだま氏によると、事務所は潟上市飯田川の実父所有の自宅1階にあり、08〜10年度に政調費から家賃として月2万5千円を支出。父には月5万円ずつ支払い、政調費以外の2万5千円は自己負担していた。事務所の賃貸借契約は結んでいないという。

 こだま氏は「父親名義の物件なので問題ないと思った。(政調費を家賃に充てるのは)許される範囲だ」と説明。返還する考えはないという。

(2011/09/02 08:56 更新)

1886チバQ:2011/09/03(土) 19:14:14
>>1870
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110903-OYT8T00125.htm
藤崎町長議会を解散




来月中旬にも選挙


野呂議長に解散を通知する文書を手渡す小田桐町長(左)  藤崎町議会が小田桐智高町長の不信任を決議した問題で、小田桐町長は2日、町議会の解散を通知する文書を野呂日出男議長に提出し、町議会は解散した。町議選は10月中旬に行われる見通しだ。

 解散後に記者会見した小田桐町長は、辞職を選択しなかったことに、「残りの任期で懸案事業を推進する責任がある。それらを放棄できない」と語った。また、次の町議選に向け、「私の考えに賛同してくれる新人を募る」と述べ、自身を支える候補者を擁立する考えを示した。

 一方、不信任決議案に賛成した町議10人も記者会見した。このうち、平田博幸町議は「不信任を受けた小田桐町長が職を辞し、出直し選挙をすることが町民に分かりやすかった」と町長を批判。野呂議長も「ここ数年で町長に対する不信が募り、我慢の限界だった。今は町政を町民の手に取り戻す一歩だ」と語った。

 解散に伴う町議選の日程は、町選挙管理委員会が5日に会合を開いて決定する。地方自治法の規定では、解散の翌日から40日以内に行うと定めている。改選後の町議会で再び不信任決議案が可決されれば、小田桐町長は失職する。

(2011年9月3日 読売新聞)

1887チバQ:2011/09/03(土) 19:14:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110903-OYT8T00126.htm?from=popin
対立09年から




町民は冷ややか
 町議会から不信任決議を突きつけられた藤崎町の小田桐智高町長が2日、議会の解散に踏み切った。町長と議会の対立の原因は何なのか。

 「町政代表者として信頼、信用できない」。8月26日の町議会臨時会。不信任決議案の理由を説明した小野稔町議は、小田桐町長が合併前の旧藤崎町議時代に所属した会派「愛町会」の代表者だ。

 小野町議らによると、両者の対立は2009年9月の定例町議会にさかのぼる。当時、町は東部地区の大規模開発構想を打ち出したが、事前説明が議会開会の6日前と遅れたことに、当時与党だった愛町会などが反発した。

 さらに今年6月の定例会では、町立藤崎小学校のグラウンドとプールの整備工事議案について、「入札に地元業者が参加していない」と愛町会を中心に否決。しかし、町は翌月の臨時会で、「高い技術を持つ業者を指名した」と無修正で再提案したことから、野党色を強める町議らが「議会決定を無視するのか」と再び否決し、対立が深まった。

 そうした議会対応に加え、町長の政治姿勢が対立の背景にあるとの見方もある。

 小田桐町長も所属した愛町会は、木村守男前知事を慕う議員で構成する。だが、小田桐町長は昨年7月の参院選で民主党新人候補(落選)の街頭演説に立ち、今年4月の県議選でも木村派の現職県議に対抗して出馬した元町議(同)を支援し、反発を招いた。

 一連の行動に愛町会の平田博幸町議が6月定例会の一般質問で、「あなたを支えてきた人々の心を逆なでする行動」と批判し、小田桐町長が「ご指導を仰ぎながら町政運営を進めたい」とかわすなど緊迫した場面も見られた。

 改選後、不信任決議案は再提出される見通しだ。否決には出席議員の過半数の与党議員が必要で、小田桐町長は新人候補を立てる意向を示す。だが、与党議員の1人は「いまから候補を確保するのは厳しい」と指摘する。

 対立は長引く様相も見せているが、同町の米農家の男性(63)は冷ややかだ。「コメもリンゴも大切な収穫時期に入る。町長も、議会も、一体何をやっているんだ」

(2011年9月3日 読売新聞)

1888チバQ:2011/09/03(土) 19:16:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110903t21016.htm
青森・藤崎町長が議会解散 不信任決議を受け通知
 青森県藤崎町議会から不信任決議を受けた小田桐智高町長は2日、町議会の解散を野呂日出男議長に通知した。地方自治法により、解散翌日から40日以内に町議選が行われる。
 小田桐町長は通知後、町役場で記者会見し、失職を選ばなかった理由を、「残り1年半の任期を全うすることが大切だ」と説明。「議会で交わされた議論を町民に分かりやすく説明するなどして、支持を得たい」などと話した。
 町議選は10月12日までに投開票が行われる。改選後の議会で再び不信任決議案が可決されると首長は直ちに失職する。小田桐町長は「自分の政策などに賛同する新人議員を発掘するなどし、議会の停滞を止めたい」などと話した。
 町長への不信任決議は8月26日の臨時会で、10対3の賛成多数で可決された。町藤崎小のグラウンドとプールの整備工事請負契約に関する議案が議会で2度否決されたことなどを指摘し、「議会の多数の声を聞かず、町政の混乱を招いた」などを理由としていた。


2011年09月03日土曜日

1889チバQ:2011/09/04(日) 11:00:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20110904-OYT8T00133.htm
所在確認など課題多く 県議選
投票所人繰りも不安
 震災で延期されていた県議選が11月20日にも実施される見通しになった。だが、福島第一原発事故を受け、県外に避難した有権者も多く、各自治体には所在の確認など多くの課題がある。担当者などからは不安や戸惑いの声が聞かれた。

 福島第一原発があり、役場機能を会津若松市に移転している大熊町は、県議選に加え、任期満了に伴う町長選と町議選も同時に行う。鈴木久友・総務課長は「課題山積で不安だが、選挙はいつまでも延期できない。11月になれば町民の多くは仮設住宅に移り、避難生活は落ち着くだろう」と話す。

 投票所は、避難者が多い会津若松市といわき市に、開票所は会津若松市に設ける予定。住民の所在確認はほぼできているというが、最後に確認したのは7月末で、鈴木課長は「これからも移動先の確認は徹底しないと」と気を引き締める。

 町全域が警戒区域に設定され、役場機能を郡山市に置いている富岡町も、約6000人が県外に避難しており、担当者は人繰りや予算の関係から投票所を一つにするかどうかで頭を悩ます。約200人の避難者がいる新地町の担当者は「住民から役場に連絡がない限り、所在確認はできず、投票用紙はどこに送ればよいのか」と困惑気味だ。

 南相馬市小高区から会津若松市の貸家に避難している無職本田信夫さん(71)は、「本当に選挙などできるのか。選挙のお知らせなどが郵送されるにしても、それだけでは誰に投票していいのか」とこぼす。

 沿岸部の選挙区の現職県議の一人は、「多くの住民が避難している今、きちんとした選挙ができるか疑問」と話した。

(2011年9月4日 読売新聞)

1890チバQ:2011/09/04(日) 16:19:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110903-00000123-mailo-l06
選挙:新庄市長選 財政再建、道半ば 慎重なかじ取り必要−−あす告示 /山形
毎日新聞 9月3日(土)13時3分配信

 任期満了に伴う新庄市長選が4日告示される。投開票は11日の予定だが、これまでに立候補を表明したのは無所属現職で再選を目指す山尾順紀氏(59)のみ。無投票当選の公算が大きくなっている。一時は深刻な財政難に陥り、自治体財政のイエローカードにあたる「早期健全化団体」にもなった新庄市。市長選を前に、同市の最重要課題と言える財政再建への取り組みを通して市政の課題を探った。【鈴木健太】
 JR新庄駅に隣接する最上広域交流センター「ゆめりあ」。交流広場や物産館、飲食店、多目的ホールなどが入った建築面積約3700平方メートルの大型2階建て施設だ。山形新幹線の新庄延伸に合わせ、最上8市町村などで駐車場整備を含め建設費約56億円を分担し、99年12月にオープンした。昨年4月からは指定管理者制度を活用し、新庄市の民間企業が運営・管理する。「ゆめりあ」の武田明館長は「親子向けのアニメ上映会など自主事業も増やし、入館者増に努めている。地元住民からの評判も良い」と話した。
 新庄市では、92年度以降、野球場や市営住宅、火葬場、小学校など大規模建設への支出が相次いだ。そこに「ゆめりあ」を含む山形新幹線の延伸関連事業が財政を大きく圧迫した。
 さらに小泉純一郎首相時代の「三位一体改革」によって国庫補助金や地方交付税が減少し、財政悪化に拍車をかけた。歳入に対する借金返済の割合を示す実質公債費比率(前年度までの3カ年平均)は06〜09年度でいずれも25%を上回り、財政破綻の警告段階にあたる「早期健全化団体」になった。
 財政難が深刻化するのに伴い、新庄市は04年7月、「市財政再建計画」を策定。事務事業評価とコスト削減、市債残高の抑制、補助費の見直しなど、行財政改革に励んだ。特に人件費の抑制は徹底した。課長など管理職の職員手当は03〜10年度に一部カット、市長、副市長、教育長の給与は08年1月から約30〜50%カットを続けている。
 市職員数も採用抑制により大幅に減らした。07年9月に初当選した山尾市長も行財政改革を継承。職員給与総額は05年度に32億837万円だったが、09年度には27億9132万円と4億1705万円を減らした。市職員数も05年度に378人だったが今年度は311人と67人減。議会も定数削減を進め、24を07年5月から20に、今年5月からは18となり、計6を削減した。
 こうした取り組みから昨年度の実質公債費比率は23・5%となり、「早期健全化団体」をようやく脱した。今年度の実質公債費比率は21・4%となる見通しだ。財政課の高橋則雄課長は「財政再建は着実に進んでいる。しかしまだ道半ば。今後もさらなる努力を払わなければならない」と話す。
 少子高齢化や人口流出、中心部の空洞化など、他にもさまざまな課題を抱える。限られた財源の使い道をどう選択していくのか、慎重な財政運営のかじ取りが求められる。

9月3日朝刊

1891チバQ:2011/09/04(日) 16:20:47
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110904_2
盛岡市議選ポスターまだ掲示 県議選始まったのに

--------------------------------------------------------------------------------
 
 先月21日告示、同28日投票の日程で行われた盛岡市長選、市議選の選挙ポスター掲示板の撤去が終わらず、11日投票の知事選、県議選の掲示板と横並びで残り「まぎらわしい」との声が上がっている。市選管は9日までに撤去を完了する契約を委託業者と結んでおり、「期限前に終えるよう要請している」とする。

 市選管によると、市内のポスター掲示場所は604カ所。3日までに410カ所で撤去済みだが、194カ所では県議選立候補者16人のポスターの脇に市長選候補者と市議選候補者47人の顔ぶれが並んだまま。いまだに市議選のポスター掲示板の前で立ち止まる市民の姿もある。

 市選管は委託業者と掲示板の設置と撤去作業を一括で契約。選挙終了後約2週間で撤去するのは一般的で、公選法上問題はないという。



(2011/09/04

1892チバQ:2011/09/07(水) 00:25:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110906-00000100-mai-soci
<読売テレビ番組>東北の農作物、健康壊す…中部大教授発言
毎日新聞 9月6日(火)22時16分配信


 読売テレビ(大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。

 ◇一関市長がメールで抗議

 番組は4日午後1時半から東北の一部で放送された「たかじんのそこまで言って委員会」。

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーの中で、放射線量の高い地域として一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘。武田教授に発言を取り消すつもりはないかを確認したうえで、今後の対応を考えるとしている。

 番組を見た市民から市に連絡があり発覚した。発言は動画サイト「ユーチューブ」にも投稿されている。読売テレビは毎日新聞の取材に対し「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。(番組)全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。【湯浅聖一】

1893チバQ:2011/09/07(水) 23:42:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110907t31003.htm
深い爪痕、候補者苦悩 支持者散り散り 陸前高田市議選

爪痕が残る被災地で、手探りの選挙戦が続いている陸前高田市議選


 東日本大震災のため4カ月以上延期となり、4日告示された岩手県陸前高田市議選は、定数18に19人が立候補する少数激戦となっている。震災の爪痕が深く刻まれた同市は岩手県内最多の犠牲者を出し、被災した候補者もいる。生活に追われ、有権者に厭戦(えんせん)ムードも漂う中、各陣営は手探りの運動を続けている。

 震災で家や事務所を失ったある現職候補は4日、数日前にようやく設置した事務所前で第一声を終えると、次男と乗用車に乗り込んだ。
 名前を記した看板も大きなスピーカもない車が、静かに被災地を走る。沿道にいる人からの反応はない。仮設住宅に着くと、肩からスピーカをぶら下げ、演説を始めた。
 告示前、家族や仕事を失った有権者から「選挙どころではない」との声を多く聞いた。「選挙は自粛したやり方が望ましい。リスクはあるが、常日頃の自分を評価してもらいたい」と話す。
 同じく被災した別の現職候補は従来型の運動を展開する。女性運動員も乗り込んだ選挙カーを走らせ、名前や政策を繰り返す。
 家や事務所は流されたが、業務用冷凍倉庫を拠点に、電話作戦でも支持を呼び掛ける。「市民は不安に思っている。一番大事な時だからこそ、自分の訴えを述べ、理解してほしい」と強調する。
 市内の有権者は震災前より約2000人減っている。ある現職陣営は地盤の大半を失い、支持者も約200人亡くした。約1600人分あった後援会名簿も流失した。
 支持者は市内あちこちの仮設住宅や市外に散り散りになっている。候補者は「どこにいるか分からず、電話をかけようがないし、はがきも出せない」と途方に暮れる。
 街宣活動を頼りに市内各地を回るが、街頭に出る市民はほとんどいない。「手応えが感じられない」と汗をぬぐった。
 知名度アップが欠かせない新人候補も異例の選挙に戸惑いを隠せない。市民が多く行き交った市中心部は被災し、現状で最も人が集まる仮設住宅は学校の敷地内が多く、授業のある平日は活動が難しいという。
 「政策本位の選挙となることを望んでいるが、地方の選挙で鍵となるのは地縁、血縁。最後は地盤をきちんと固めるしかない」。新人候補は、苦悩の表情を浮かべた。


2011年09月07日水曜日

1894チバQ:2011/09/08(木) 21:47:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110906t11021.htm
仙台市議会会派 「自民・仙台」最大12人
 改選に伴う仙台市議会(定数55)の会派構成が5日、固まった。改選前の第3会派「改革フォーラム」を母体にした「自由民主党・仙台」に12人が参加し、最大会派に躍り出た。民主党系の「市民フォーラム仙台」、保守系の「復興仙台」はともに9人で、第2会派の座を分け合った。
 自由民主党・仙台は改革フォーラムの6人に、野田譲前議長ら現職4人と党新人2人が加入した。「民主クラブ仙台」から改称した市民フォーラム仙台は、党公認の7人と無所属の2人で第2会派を維持した。
 復興仙台は改選前の「新しい翼」の8人に、元議員1人が参加した。ベテラン3人が引退した上、元議長ら現職2人が落選し、最大会派から転落した。
 公明党市議団は改選前と同じ8人、共産党市議団は改選前より1人増の7人、社民党市議団は改選前より1人少ない5人。
 初参戦で4人が当選したみんなの党の会派名は「みんなの党・みんなの仙台」。現職で最多当選の大泉鉄之助氏は改革フォーラムを離れ、1人会派で臨む。

 各会派の所属議員は次の通り。(○は代表者、丸数字は当選回数、敬称略)
【自由民主党・仙台】鈴木繁雄(7)、伊藤新治郎(6)、赤間次彦(6)、佐藤正昭(6)、西沢啓文(5)、野田譲(5)、○田村稔(4)、斎藤範夫(3)、加藤和彦(2)、菅原健(2)、屋代美香(1)、菊地崇良(1)
【市民フォーラム仙台】渡辺公一(7)、木村勝好(6)、○日下富士夫(5)、佐藤わか子(4)、安孫子雅浩(4)、岡本章子(4)、小野寺健(2)、加藤健一(1)、渡辺敬信(1)
【復興仙台】佐々木両道(8)、渡辺博(7)、柿沼敏万(6)、○鈴木勇治(5)、高橋次男(4)、庄司俊充(4)、岡部恒司(4)、橋本啓一(3)、跡部薫(2)
【公明党市議団】○菊地昭一(4)、嶋中貴志(3)、鈴木広康(3)、鎌田城行(3)、小野寺利裕(2)、小田島久美子(2)、佐藤和子(1)、佐々木真由美(1)
【共産党市議団】○嵯峨サダ子(5)、花木則彰(4)、古久保和子(3)、舩山由美(3)、高見紀子(2)、菅野直子(2)、庄司あかり(1)
【社民党市議団】○小山勇朗(7)、大槻正俊(5)、石川建治(4)、相沢和紀(2)、樋口典子(1)
【みんなの党・みんなの仙台】○柳橋邦彦(6)、小野寺淳一(1)、早坂敦(1)、及川英樹(1)
【自由民主党】大泉鉄之助(10)


2011年09月06日火曜日

1895名無しさん:2011/09/09(金) 01:53:17
盛岡タイムス Web News 2011年 9月 8日 (木)
       
■ 〈県議選盛岡選挙区終盤の情勢〉樋下、高橋氏抜け出す勢い
 県議選盛岡選挙区(定数10)は現職、元職、新人の合わせて16人による戦いが繰り広げられている。盛岡タイムス社は、有権者を対象にした電話調査の結果と取材で得た情報をもとに終盤の情勢を分析した。地盤が重なる自民現職の樋下正信氏(56)、民主現職の高橋但馬氏(36)が互いにけん制し合いながらも抜け出す勢い。民主現職の佐々木博氏(59)、共産現職の斉藤信氏(60)、公明現職の小野寺好氏(59)も安定した戦いを見せる。この上位グループを8人ほどが一団となって追っている模様だ。ただ、調査時には有権者の半数以上が態度を保留しており、終盤戦での巻き返しで情勢は大きく変わる余地が残されている。

  市議選との選挙時期の逆転、震災による選挙の延期など複雑な要素が絡み合う今回の選挙。現職にとっては昨年行われた補選の影響も少なからずあり、各陣営とも戦い方を模索しながら選挙戦を進めている。

  ■2氏が抜け出す勢い

  樋下氏は、父親の代からの強固な地盤を核に高齢者層を中心に党派を問わず地元票を固める。以前のように業界票は見込めないことや地盤の重なる民主・高橋氏の出馬に支持者が危機感を持つことで選挙戦の序盤から結束を強めてきた。陣営では上滑りに警戒し、地元で最後まで引き締めを図る。

  高橋氏は、民主支持層や無党派層を手堅くまとめる。父親の金兵衛氏から引き継ぐ繋地区の地盤、温泉の取引業者などに加え、2人の子どもの父親として同世代や女性の支持を取り込む。前回の県議選に民主公認で出馬した高橋貞勝氏が選車長を務めるなど、補選の得票の堅守を図る。

  ■3氏が安定した戦い

  佐々木氏は、民主支持層を手堅くまとめるほか、一部自民支持層にも食い込む。自身の後援会青年部長を務める候補が市議選でトップ当選した勢いをそのままに選挙戦に臨む。地盤の重なる酒井俊已氏の出馬などに警戒。JR労組や都南地区などでこれまでにない支持層の掘り起こしを図る。

  斉藤氏は、党支持層の厚い支持に支えられて安定した戦い。市議選で公認候補5人が当選したことも支持者の勢いにつながっている。県議4期の実績に加え、原発ゼロや復興などの政策で会社員、公務員などの支持を伸ばす。一方で、若者層の取り込みには苦慮している。

  小野寺氏は、固い支持基盤に支えられて公明支持層をほぼ固める。一方で、前回のように自民との選挙協力がないことや市議選の公認候補2人の得票でも当選ラインに届かないことなどに陣営は危機感を強める。4期の実績を訴え、終盤戦では無党派層などへの支持の拡大を図る。

1896名無しさん:2011/09/09(金) 01:54:47
>>1895
  ■8氏が当落線上でしのぎ

  当落線上で混戦模様なのが民主、自民、社民、地域政党いわての8氏。生き残りへ激しい争いになっている。

  民主公認の現職の三浦陽子氏(60)は、激戦区での戦い。「近場の候補を意識しすぎると墓穴を掘る」(陣営関係者)と従来通りの選挙を徹底するが、支持者と危機感を共有することで結束は強まる。民主支持層を固めるほか、県議2期の知名度、歯科医師など幅広い人脈から無党派層の支持も取り込む。

  新人の軽石義則氏(51)は、補選を経たことで知名度は前回以上に浸透し、岩手友愛会など組織以外の票も見込む。玉山、城南に新たに支部を開設するなど、後援会組織を強化。個人演説会の全会場に同行するなど勇退する吉田洋治氏が、後継候補として全力で後押しする。

  自民公認は新人の村里洋子氏(55)が、中心部、親戚縁者の多い玉山区などで支持拡大を図る。各種団体の役職経験やスポーツ関係など幅広い人脈を生かし、50代以上の年代や男性の支持を伸ばす。一方、女性の取り込みにやや苦戦。前県議の高橋比奈子氏の票をどのくらい取り込めるかも鍵を握る。

  新人の福井誠司氏(52)は、河南地区での個人演説会の開催回数を増やすなど地元を重視した戦い。盛岡青年会議所の元理事長の人脈から、自営業者や会社員の支持を固めている。自民公認でポスター掲示など活動の幅が広がったほか、自身が後援会長を務めた前県議の高橋雪文氏の票も取り込む。

  社民公認は現職の小西和子氏(58)が、支持基盤の岩教組、高教組などの票を固める。教員OBらを中心に、50代以上の年代や女性からの支持が高い。補選の影響は最小限だが、非正規職員の増加などで組織の規模は減ってきている。脱原発などの政策を訴え、さらなる無党派層の取り込みを狙う。

  新人の刈屋秀俊氏(58)は、支持基盤の平和環境県センター、県職労など労組を中心とした組織票が頼り。一方で、初の県議選挑戦で知名度不足もあり、無党派層などへの浸透には苦戦。30年の議員経験で積み重ねた個人票に加え、組織の引き締めで終盤戦での巻き返しを図る。

  地域政党いわて公認の現職の及川敦氏(44)は、知事選候補や岩手選挙区の党公認候補の応援で前回よりも活動ができていないことは否めない。前回トップ当選ということで支持者に安堵感が出ることを警戒しつつ、終盤にかけて地元を中心に支持固めを図る。

  現職の吉田敬子氏(33)は、党が全面バックアップした補選から今回は後援会組織を中心とした選挙を強いられる。補選でもらった及川氏の票が減票になるほか、都南地区の他候補との戦いもし烈。同級生、ボランティア仲間など同世代への支持の広がりに期待する。

  ■当選圏入りへ3氏懸命

  当選圏入りに向けて懸命な戦いを展開しているのが無所属の3氏。

  元職のザ・グレート・サスケ氏(42)は、初当選時は推薦を受ける自由党スタッフが強力に後押ししたが、今回はプロダクション関係者らによる選挙。自転車での遊説、繁華街の街頭演説が、どこまで浮動票や若者の支持に結びつくかが鍵。

  新人の酒井氏(63)は、会社員や公務員の一部に支持はあるが、まとまった支持の拡大までにはつながっていない。終盤からは松園や緑が丘地区など北部で重点的に街頭演説を展開。県職員OBや中小企業、金融機関への支持の広がりに期待する。

  新人の中村力氏(49)は、比較的女性や無党派層の支持割合が高い。地盤とする中野、仙北、玉山地区を重点に遊説。終盤にかけては個人演説会を開催し、幅広い層への支持拡大を図る。

http://www.morioka-times.com/news/2011/1109/08/11090801.htm

1897名無しさん:2011/09/09(金) 20:36:26
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001109090001
県議選 民主過半数・合併も焦点
2011年09月09日

知事選とともに11日に投開票される県議選(定数48)のメーンテーマは震災復興。ほかに民主党が過半数を制するかが焦点の一つになり、自治体合併論議も浮上している。注目選挙区で候補者を追った。

【陸前高田 小沢氏との距離感めぐり被災者同士が一騎打ち】
 震災復興に必要なのは、知事とのパイプか、市長との連携か――。1議席を巡り民主党と非民主勢力が対決する陸前高田選挙区では、候補者2人がこんな論戦を展開している。背景には「小沢王国」における立ち位置の違いがある。
 「『国民の生活第一』の実現を目指し、知事と一緒に復興を進めたい」
 6日夜。民主新顔の福田利喜氏(53)は小沢一郎・元民主党代表のスローガンを交えて訴えた。小沢氏の元秘書石川知裕衆院議員も同行し、小沢氏との近さをアピールした。
 「国から県、市へと続く復興の流れを生かすためにも負けられない」と語るように、陣営が強調するのは民主党政権や民主系の現職知事とのパイプだ。「仮設住宅をお盆までに完成させた。きちっとやっている」と小沢氏直系で再選を目指す現職知事をたたえた。
 一方、無所属新顔の佐々木茂光氏(53)は、被災地の窮状を発信し続ける戸羽太陸前高田市長との「絆」を強調する。「復旧、復興にスピードがない。このまま冬を越してしまうのではねえべか」と現状への不満を語り、「市長を後押しする県議が必要だ」。
 自民系市議が「市長と一体となって取り組んでいく県議には誰がいいのかという選挙だ」と応援演説に立ち、共産系市議からの応援メッセージが寄せられ、自民・共産共闘の様相だ。
 小沢氏は中選挙区時代、陸前高田市を含む旧岩手2区から選出されていた。2003年の市長選以降、「民主(当時は自由)」対「自民・共産」の構図が定着。今回の県議選でも共産は独自候補を立てずに佐々木氏の支援に回る。
 2月の市長選では戸羽市長が1127票差で民主候補を退け、自民・共産共闘陣営が3連勝。一方、前回07年の県議選では民主陣営が373票差で勝って議席を守るなど競り合ってきた。小沢氏にとっても地元で守ってきた県議の議席は落とせない。
 福田氏は妻、佐々木氏は父親が震災で犠牲になった。市街が壊滅した被災地を舞台に、被災した候補者同士で過熱する選挙戦。やはり妻を亡くした戸羽市長は「今、市民が二分されるのはよくない」と静観の意向を示している。

1898名無しさん:2011/09/09(金) 20:37:23
>>1897
【釜石 市町村合併も争点に浮上】
 3人が2議席を争う釜石選挙区では市町村合併が争点の一つに浮上している。
 「釜石市と大槌町は合併し岩手沿岸圏域で影響力を増さなければなりません」。釜石出身で民主党現職の小野共氏(42)は合併を公約の「10年以内にやる社会基盤の整備」の一つに掲げた。
 新日鉄の企業城下町でピーク時に約9万人を数えた釜石の人口は震災後、3万8千人余りに減少。「復興予算の争奪戦で国や県に影響力を持つには人口を増やさないといけない」と語る。
 合併構想は平成の大合併を受けて2007年に持ち上がった。しかし、大槌町議会が合併協議会の設置を否決した。「大槌町にはかつて代官所が置かれていたプライドがある」(関係者)ともささやかれる。
 震災で町長が犠牲になった大槌町は8月末、170日ぶりに新町長が選ばれたばかり。小野氏の選対内部でも「刺激が強すぎる」という声もあったが「反発をおそれていてはリーダーの資格はない」と盛り込んだ。大槌町の街頭演説では「『合併よろしくお願いします』と握手を求められることもある」という。
 これに対し、大槌町出身の候補は慎重な姿勢だ。
 自民党現職の岩崎友一氏(32)は「大反対だ」と声を上げる。「釜石、大槌それぞれで復興を成し遂げないといけない」
 震災で母親が犠牲になり仮設住宅に住む岩崎氏。同町民の半数近くが住む仮設住宅を回り「被災者と同じ、暮らしの不安、仮設住宅を出た後の不安を抱えている」「災害公営住宅の建設方針や浸水した土地の利用方針を早急に示す」と訴える。
 ただし「将来的に合併が必要な時期が来るかもしれないが、対等な関係にならないといけない。時期尚早」と付け加えた。
 小野氏と同じ民主党の新顔、及川伸氏(51)は「ノーコメント」。大槌町議を3期務め、震災後は震災復旧・復興対策特別委員長に就いた。そうした経験を前面に、仮設住宅を回って支持を訴えているが、合併を口にすることは少ない。
 陣営幹部は打ち明ける。「合併は政争の度に出てくる。これだけ大きな被害に遭った時に話を打ち上げてどう収拾するのか。復興が先だ」

1899チバQ:2011/09/10(土) 17:51:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110910-OYT8T00055.htm
県議選応援大物が続々 民主・海江田氏、自民・石破氏ら
 民主党が県議会の過半数の議席を獲得できるかが焦点の県議選で、民主、自民の大物衆院議員らが9日、候補者応援のために相次いで駆け付けた。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選から延期され本県の単独選挙となり、応援に来やすい環境にあるためだ。

 民主党は、代表選に出馬した海江田万里・前経済産業相、馬淵澄夫・元国土交通相の2人や蓮舫行政刷新相が、県議選の激戦区で新人候補者らとマイクを握った。

 海江田、馬淵両氏は小沢一郎・元党代表のおひざ元の奥州選挙区に。小沢事務所関係者は2人について、「本来なら参院選や知事選の応援に呼ぶような大物で、異例中の異例」と話した。代表選で小沢氏が支持に回った海江田氏については、県連関係者は「小沢先生の代理と思っていい」と、てこ入れに期待する。

 自民党は石破茂政調会長が盛岡市などで街頭に立ち、10日は石原伸晃幹事長、小池百合子総務会長と、党三役が県内入りし、北上市などで県議選の候補者らを応援する。県連関係者は「告示前からお願いしていた。最後の最後でてこ入れしようという党本部の思いの表れ」と、後押しに期待を寄せる。

 共産党も、穀田恵二国会対策委員長が県議選候補者らの応援で街頭に立った。

(2011年9月10日 読売新聞)

1900チバQ:2011/09/10(土) 17:59:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110907-00000147-mailo-l06
山形市政の課題:/上 子育て支援 /山形
毎日新聞 9月7日(水)12時53分配信

 任期満了に伴う山形市長選は11日告示される。これまでに現職と新人2人の計3人が立候補を表明している。選挙戦を前に市政の現状と課題を探った。
    ◇  ◇
 ◇「ゼロ厳しい」待機児童
 「どうしても7月から働かなければならなくて。保育料も認可(保育所)と変わらないし、幼稚園を運営しているという安心感もありました」。山形市若宮2、アルバイト、伊藤菜々絵さん(24)はほっとした様子で話す。長女凜香(りこ)ちゃん(1)を、7月から預けているのは同市城西町3にある竹田幼稚園(山本絵里子園長)だ。月〜金曜のほか、勤務の事情で土曜も利用する。
 市が保育所の「待機児童ゼロ」施策の一環で、6月から私立幼稚園4園の空き教室を保育スペースにする県内初の事業を始めた。要件を満たした幼稚園に0〜2歳児の保育を委ねる。
 待機児童の多い自治体では、園児の出入りがある年度替わりの時期を逃すと入所のハードルが高くなる。幼稚園の空き教室事業は年度途中に預け先を探す親には朗報だ。
 竹田幼稚園は、教室を増築した約63平方メートルの保育室で、0〜2歳児10人を午前7時半から午後6時(午後7時まで延長)まで預かる。保育料は世帯所得に応じた認可保育所と同額だ。
 山形市は08年度に「11年3月末で保育所待機児童ゼロ」を掲げ、保育計画を見直してきた。しかし、市こども保育課によると、待機児童は依然として118人(4月1日現在)いる。背景には核家族化が進み共働き世帯の増加などで予想より保育ニーズが高まった実態がある。年齢別では0歳児は約10人▽1歳児は約50人▽2歳児は約30人で、0〜2歳児が約8割を占める。
 市は今年度に定員120人の保育所3園(うち2園は認定こども園)を開所した。このほかに認可保育所の1施設を改築し、定員を30人増やした。また、保育士や看護師が自宅で乳幼児を預かる「保育ママ」も年度内に6人増やして16人にする方針で、現在は14人が65人の乳幼児を預かる。それでも待機児童「ゼロ」には届かない。
 市こども保育課の阿部太一課長は「リーマン・ショックで景気が落ち込んだころから働かざるを得ない母親が増えた。待機児童は減ってはいるが、今年度中のゼロは厳しい」と実情を説明する。12年度と13年度に定員120人の認可保育所を1園ずつ新設する計画だ。
 幼稚園の空き教室を使った保育事業は4園(1園定員15人)で乳幼児計26人(9月1日現在)が入る。阿部課長は「仕事場からの距離があって条件が合わなかったり、周知不足もあり、待機児童がいる中で入り切れていない」と話す。
 一方、山形市私立幼稚園協会副理事長でもある竹田幼稚園の山本園長は「他の幼稚園も含め、保育士が足りず受け入れられない現状もある」という苦境を打ち明ける。
 少子化の時代に保育所を増やせば、将来定員割れの保育所が出るのではという懸念もつきまとう。阿部課長は「ハード面ばかり進めても少子化で将来経営が成り立たなくなるという問題もある。待機児童とのバランスも考えながら、幼稚園保育や保育ママ事業などソフト面も活用していくことが課題」と話している。【浅妻博之】

1901チバQ:2011/09/10(土) 18:00:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000130-mailo-l06
山形市政の課題:/中 財政 /山形
毎日新聞 9月8日(木)13時5分配信

 ◇「選択と集中」の徹底必要
 山形市内の小中学校52校、約2万1000人分の給食を作るのを株式会社に委託した学校給食センター。施設の建て替えと運営に関し、09年4月から民間の資金やノウハウを活用する「PFI方式」を同市で初めて導入した事業だ。民間委託で職員数を約100人削減した。
 市は職員数や給与費の削減の数値目標を掲げ、05年度から5年計画「新行財政改革プラン」を展開した。PFI方式による学校給食センターの建設をはじめ43の重点改革事項に取り組んだ。結果として人件費13億7000万円(179人)、内部管理経費6億3000万円を削減し、目標を2000万円上回る25億7000万円を生み出す効果があった。
 市財政課の玉田芳和課長は「行革で市政の足腰を鍛え将来的に事業が展開できる基礎が組めた」と振り返る。
 市の財政は、今年度の一般会計当初予算が838億円で、過去最高の一般会計予算額となった。4年連続の増額で積極型の予算編成だ。借金に当たる市債残高は894億円で、ピークだった03年度の1021億円と比べ127億円減少した。このうち国が地方交付税で穴埋めする県債「臨時財政対策債」を除いた事業などの借金は625億円で、04年度の905億円から大幅に減った。
 明るい実績が並ぶが、玉田課長は「市税と地方交付税が今後の課題になる」と指摘する。10年度の法人市民税は33億円で前年度比5億円増だった一方で、個人市民税は118億円で前年度より7億円減った。「通常は企業収益が上がれば個人所得も上がる」(市財政課)というが、雇用環境の悪化などで個人市民税は伸び悩んでいる。
 法人市民税もリーマン・ショックから回復基調をたどったが、震災の影響で個人市民税とともに今年度の見通しは明るいとは言えず、当初見込んだ額より減りそうだ。玉田課長は「雇用の創出や企業誘致などで収入を引き上げないといけない」と話す。
 加えて「地方交付税も07年度から年々増えてきているが、震災の復興費用などで今後減額される可能性も十分ある」と先行きは不透明な状況だ。保育所や福祉施設の運営費などを計上する扶助費も保育ニーズの高まりや高齢者の増加などで費用は膨らむ。
  ◇   ◇ 
 市は10年度から5年間の職員適正化計画を実施中だ。なかでも一般職員は5年間で231人の退職が見込まれるが、新規採用をその約7割に抑える計画だ。
 「行革していく中で用立てできる財源ができ、選択と集中を図りながら事業を展開してきた」と玉田課長。大震災で不透明な経済情勢が続くだけに、より一層、市民生活の必要な部分に充てる「選択と集中」の事業展開が求められる。【浅妻博之】

9月8日朝刊

1902チバQ:2011/09/10(土) 18:00:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110909-00000110-mailo-l06
山形市政の課題:/下 企業誘致 /山形
毎日新聞 9月9日(金)12時56分配信

 ◇具体的な戦略描けず
 JR山形駅から南東へ車で約15分、東北中央道の山形上山インター付近の国道13号ぞいに「山形市蔵王産業団地」(山形市蔵王松ケ丘1)がある。市内に6カ所ある工業団地の一つ。東側に蔵王連峰を望む総面積51・9ヘクタールに機械製造、卸、建築、菓子製造などの中小34社が立地する。しかし、残り4区画約3・8ヘクタールは08年5月以降買い手が見つからず、雑草が生い茂っている。
 「『1坪9万円台です』と分譲価格を告げた途端に、相手企業との話し合いが終わってしまう」
 山形市商工課の企業立地担当者は話す。4区画が売れ残っている最大の理由は、1坪当たり約9万〜9万6480円という価格。最近、企業誘致に成功した他県の工業団地に比べて約2倍高い。
 宮城県によると、07年10月にトヨタ自動車の子会社「セントラル自動車」の誘致に成功した「第二仙台北部中核工業団地」(同県大衡村)の分譲価格は、1坪当たり4万1690〜5万7720円。岩手県も昨年、「一関東第二工業団地」(同県一関市)に自動車部品会社2社の誘致に成功し、分譲価格は1坪当たり4万3640円だ。
 山形市議会で企業誘致について質問をしてきた後藤誠一市議(自民党新翔会)は、「雇用を生むためには、県外から大企業を誘致して、関連企業が集積する工業団地を作る必要がある。これまでの市内の団地は、もともと市内にあった企業が移転したのがほとんどで、雇用増にはなっていない」と話す。「むしろ山形から出てしまった企業のほうが目立つ」という。
 「蔵王産業団地」でみれば、34社のうち市内から移転したのが30社、周辺市からの移転が2社だ。市北部の「立谷川西工業団地」では大企業の「日立工機」山形工場が03年3月に閉鎖。「リコープリンティングシステムズ」も従業員123人とともに3月に撤退した。
 山形市の工業統計調査によると、市内の4人以上の製造業事業所と従業者数は、94年で事業所数723、従業員数1万9580人だったが漸減して、09年には事業所数436、従業員数1万2013人になった。
 また山形労働局によると、ハローワークやまがた管内(山形、天童、上山、中山、山辺の3市2町)では、仕事を探している1人に対し何人分の求人があるかを示す「有効求人倍率」が、04年度に1・14倍だったのが昨年度は0・59倍に下がった。
 市商工課の労働担当者は「山形では就職先が少ないため、大学進学で首都圏に出たまま戻ってこない若者が多く、人口流出につながっている。雇用の面からみると、企業誘致はしてほしい」と話す。
 後藤市議は「企業誘致を成功させるには、成長する大企業を誘致して、市周辺の関連部品会社を集積するなど具体的にターゲットを決めて、大企業側の意向に沿っていく必要がある。市はやみくもな情報収集で勉強不足」と指摘する。
 市は8月、首都圏を中心に企業約2000社に分譲価格などを尋ねるアンケートを発送。市は「地元企業の活性化を主とする産業団地を検討する」と話す。しかし、企業誘致の具体的戦略は描けていないのが現状だ。【鈴木健太、和田明美】

9月9日朝刊

1903チバQ:2011/09/10(土) 18:21:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110909t31026.htm
岩手県知事選 投票率の行方注視 4陣営、低下予想は一致




 東日本大震災のため延期となり8月25日告示された岩手県知事選は、11日に投票が行われる。被災した東北3県で初の全県選挙とあって、投票率が関心を集めている。震災後に3県であった選挙は前回より低下する傾向が顕著で、4候補の陣営は過去最低だった前回2007年の68.53%を下回るとの見方でほぼ一致するが、下げ幅までは読み切れないでいる。

 知事選はいずれも無所属で、新人の会社社長芦名鉄雄氏(66)、新人の県労連議長鈴木露通氏(60)=共産推薦=、現職の達増拓也氏(47)=民主推薦=、新人の元県議高橋博之氏(37)の争い。
 知事選の投票率は、当時の全国最年少知事が誕生した1995年を除いて79年以降、下落が続く。今回は震災の影響が加わり、さらに数字を押し下げる可能性がある。
 震災の発生以降に実施された被災3県の主な首長選と県庁所在地の議員選の投票率は表の通り。北上市長選、宮城県加美町長選を除く10選挙で震災前を下回り、福島市議選では最大の14.45ポイントのマイナスとなった。
 福島市選管は大幅低下の一因を「選挙人名簿に登録されていても、実際には震災後に市内から転出していた人たちを、把握しきれなかった」と説明。一方で「以前から低下傾向は続いており、震災との関連はさらに分析が必要だ」と語る。
 全県選挙となる知事選は被災の程度が市町村ごとに大きく異なり、4候補の陣営とも震災が投票率に与える影響を計りかねている。
 「前回より低下するのは確かだろうが、どこまで下がるかは予想できない」と指摘するのは達増陣営。高橋陣営も「内陸を遊説しても『今は選挙どころではない』と言われる。せめて60%台にとどまってほしい」と言う。
 鈴木陣営は「同日選の県議選は激戦になっている。票の掘り起こしで、知事選も前回並みに届いてほしい」と期待。芦名氏は「盛岡市議選と同じぐらいで50%を切る。県民は復興をめぐっても県政に失望している」と話す。

1904チバQ:2011/09/10(土) 18:22:54
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001109090003
塩釜市長選 中心街復興どうなる
2011年09月09日


JR本塩釜駅近くの商店街では、津波で被災した店舗の多くが店を閉じたままだ=6日、塩釜市海岸通

 シャッターを下ろした店舗が通りに並ぶ塩釜市中心部。郊外への大型店進出で客足が減るなか、震災が追い打ちをかけた。塩釜市長選で「商工業の振興」を訴える候補者は、どこまで地域振興を実現できるのか。商店主らには期待とあきらめが半ばする。


 市中心部でJR本塩釜駅近くにある海岸通商店会。シャッターを下ろした店舗が目立ち、人通りが少ない。「震災から立ち直って店を再開したのは8店だけです」。茶販売店の矢部亨社長(43)は話す。


 津波は商店街を襲い、2メートル近く浸水した。2日間、水が引かず、商品が流され、陳列棚や機械類が壊された店が相次いだ。震災後、10店以上が閉店。「高齢化や経営難に苦しんでいた店が、震災をきっかけに撤退を決めた」という。


 本塩釜駅周辺には、海岸通商店会を含めて主な商店街が五つあり、地元住民や塩釜神社の参拝客でにぎわった。だが、市内に大型商業施設ができた約30年前から客足を奪われ、2000年には隣の利府町にも大型商業施設がオープン。市内の小売り事業所数は1999年の939が、07年に743に減少した。


 市や商店主らは、他県の人気店などの経営手法を研究する「商人(あきん・ど)塾」や、空き店舗に新規事業者を呼び込む「シャッターオープン事業」を進めてきたが、地域の活性化には十分に結びついていなかった。


 商店街近くでは、震災からの復興を訴え、候補者名を連呼して選挙カーが通り過ぎる。候補者たちは「塩釜商圏の復活」や「地元商工業者の支援」「駅や港、塩釜神社を中心軸に据えた活性化」を口々に訴える。


 海岸通商店会近くで靴店を営む只野敏雄社長(60)は5月の大型連休明けに店を再開した。「政治や行政は個々に頑張っている店を支援してほしい。簡単に潰れない店を増やすことが活性化につながる」と期待する。


 ただ、候補者4人が訴える内容は大きくは変わらない。自ら商店街振興に取り組んできた別の商店主は、政治への期待をほとんど口にしない。「商店街の再生は民間が主導する。政治は行政が民間をサポートする体制作りをすべきだ」と話す。(平間真太郎)

1905チバQ:2011/09/10(土) 18:23:20
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001109080002
塩釜市長選 水産業復興で論戦
2011年09月08日


マグロの水揚げでにぎわう塩釜市魚市場。水産業の復興が市長選の焦点となっている=8月、塩釜市

 11日投開票の塩釜市長選は、水産業の復興が焦点となっている。塩釜港や魚市場には津波の傷痕が残り、本格復旧の見通しは立っていない。「魚市場の改築」「水産加工業の集約」など、市の主要産業の復興策をめぐり、論戦が繰り広げられている。


 1965年に開設した塩釜市の魚市場。マグロを中心に水揚げされ、1982年には約500億円の水揚げを誇った。しかし、近年は減少傾向にあり、昨年は約100億円で全国16位となっている。


 東日本大震災では、津波や地震の揺れにより、魚市場や水揚げする塩釜港が被災。応急工事で4月に水揚げは再開したが、今も岸壁や市場ではコンクリートに亀裂が入り、地盤沈下したままのところがある。


 気仙沼港や石巻港の復旧が遅れているため、本来は石巻に入港する底引き網船のカレイや気仙沼が主力のヨシキリザメなどが塩釜港に水揚げされ、今年は7月末で昨年の9割の39億円を保っている。しかし、気仙沼や石巻の復旧後を心配する水産関係者は多い。


 市水産振興課の担当者は「石巻、気仙沼に立派な施設が出来れば、塩釜がそれまでの代替機能だけに終わり、格差もついてしまう」と危惧する。塩釜魚市場水産加工業協同組合の内海勝男組合長は「もともと冷凍施設や冷蔵施設が足りない。中途半端でなく、頑丈な岸壁でインフラ整備をすべきだ」と語る。


 市長選の候補者は「魚市場を改築し、企業誘致で水産物流総合基地をつくる」「岸壁を修復し、漁業と水産加工場の高度集約化に取り組む」と、それぞれの振興策を訴える。


 一方、市の試算では、魚市場の地盤沈下対策などに6億9千万円かかる。国や県、市の負担割合は、まだ決まっていない。「市独自の放射線検査体制をつくり、塩釜の魚は安全と発信して再建を図る」と訴える候補者もいる。(佐藤靖)

1906チバQ:2011/09/10(土) 19:57:46
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110908_2
仮設住宅、遠い投票所 当日のバス運行難しく

--------------------------------------------------------------------------------
 
 11日に投開票が行われる知事選と県議選。沿岸被災地では、仮設住宅で暮らす有権者が遠く離れた元の居住地の投票所まで足を運ばなくてはならないケースがあり、不便さが指摘されている。11日の「投票バス」運行は公平性確保の観点から運行が難しいなど、県、市町村選管は抜本的な対策を見いだせない現状。各市町村役場に必ず投票所があり、当日の投票に比べれば利便がいい期日前投票を行うよう呼び掛けている。

 陸前高田市横田町の仮設住宅に住む男性は被災前に住んでいた投票所まで14キロ。「以前は歩いて投票所に行けた」。今回は投票に行くかどうか迷っている。

 県選管によると、宮古市以南の6市町では浸水区域にある投票所集約のため計20カ所減少した。抽選方式だったため遠く離れた仮設住宅に入居せざるを得なかった住民も多く、住所登録がある地元の投票所と距離が離れるケースが生じている。

 投票率低下を防ごうと各市町村選管は投票当日のバス運行などの対策を模索してきたが「選挙の公平性を勘案すれば特定地域の利便性を図るわけにはいかない」との見方から選択できずにいる。




(2011/09/08)

1907チバQ:2011/09/12(月) 19:42:57
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001109120002
県議選・民主が過半数割る
2011年09月12日

 県議選(定数48)は無投票の2選挙区を除く14選挙区で投開票された。民主党は改選前の24議席を下回る22議席にとどまり、過半数を割り込んだ。自民、共産は選挙前議席を上回り、社民、公明は議席を維持、地域政党いわては減らした。投票率は過去最低の60・60%(前回69・45%)だった。



【積極策】


 民主は公認31人、推薦1人の計32人を擁立。特に、定数5の奥州選挙区に5人、定数2の釜石選挙区に2人を立てて独占を目指すなど、組織票を固めるとともに新たな票の掘り起こしを狙う強気の戦略だった。


 これに対し、民主の過半数獲得を阻止しようと県議会の自民、社民、地域政党いわてで作る「いわて復興県民の会」は自民15人(推薦含む)、いわて7人、社民2人と無所属の新顔1人の計25人を推薦。過半数を巡る攻防が過熱していた。



【1人区】


 注目されたのは1人区。大船渡、遠野、陸前高田、九戸の四つある1人区は、民主が2議席、自民が1議席、無所属が1議席。


 九戸は無投票で民主が獲得し、大船渡も議席を維持したが、これまで議席を守ってきた陸前高田で反民主の無所属に敗れた。


 さらに、複数区でも選挙前議席を減らした。奥州で5議席を独占したものの、現職が引退した一関(定数5)で議席を減らしたほか、激戦になった盛岡(同10)で3議席にとどまり、久慈(同2)では現職が落選した。



【波乱も】


 前回2007年の県議選で民主は推薦を含めて22議席を獲得。昨年9月に県議会でゆうあいクラブと統一会派を結成して25人になって過半数になった。今回推薦を加えても23人で、最大勢力は維持するものの県政運営に波乱も予想される。


 一方、ライバル自民は地盤とする県北・沿岸部では議席を維持し、民主が強い一関で議席を獲得したものの、党勢回復を印象づけるまでには至らなかった。

1908チバQ:2011/09/12(月) 19:43:24
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY201109110352.html
ザ・グレート・サスケ氏が落選 岩手県議選
[PR]
 11日に投開票された岩手県議選の盛岡選挙区(定数10)では、みちのくプロレス代表の覆面レスラー、ザ・グレート・サスケ氏(本名・村川政徳氏)が落選の涙をのんだ。

 サスケ氏は2003年の県議選で同選挙区でトップ当選。覆面のまま選挙戦を戦ったほか、覆面をつけたまま議場に入り、質問に立つなど論争を呼んだ。07年には所属する民主党系会派の反対を押し切って知事選に出馬したことも。

 今回の県議選出馬でも、他の陣営には「無党派層の票を奪われてしまう」と警戒が広がっていたが、16人中14位で当選ラインに及ばなかった。

1909チバQ:2011/09/12(月) 20:24:53
>>1874
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110911t11043.htm
塩釜市長に佐藤氏3選 3新人振り切る

3選を決め、万歳して喜ぶ佐藤さん(中央)=11日午後10時40分ごろ、塩釜市の選挙事務所


 東日本大震災で延期されていた宮城県塩釜市長選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の佐藤昭氏(69)が、いずれも無所属新人で、宮城県民主医療機関連合会事務局長の天下みゆき氏(55)=共産推薦=、元市議の伊藤博章氏(48)、元市議会副議長の今野恭一氏(63)を退け、3選を果たした。
 塩釜市海岸通の佐藤氏の選挙事務所には午後10時25分ごろ、当選確実の知らせが入った。佐藤氏は支持者約100人を前に「喜びは半分。責任の重大さを痛感している。震災復興に全力を尽くしたい」と抱負を語った。
 佐藤氏は着実な復興とともに、行財政改革などに取り組んできた実績を強調。各種団体から幅広い支持を獲得し、与野党を超えて国会議員や地元県議らの応援も得た。
 反現職票は、現市政への批判を展開した新人3人の間で分散した。
 当日の有権者は4万7300人。投票率は前回(57・32%)を0・5ポイント下回る56・82%で、過去最低だった。

◇塩釜市長選開票結果(選管最終)

当 15,693 佐藤昭   無現(3)
   4,330 天下みゆき 無新
   3,642 伊藤博章  無新
   2,755 今野恭一  無新

<さとう・あきら>県港湾空港局長などを経て2003年から現職。日大卒。69歳。



2011年09月11日日曜日

1910チバQ:2011/09/13(火) 00:18:44
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110912/iwt11091220430001-n1.htm
岩手知事選、県議選 民主党過半数に届かず  小沢王国揺らぐ 達増氏は大差で再選
2011.9.12 20:42
 東日本大震災で延期されていた岩手県知事選は11日投開票の結果、無所属で現職の達増拓也氏(47)=民主推薦=が3人の無所属新人に大差をつけて再選を決めた。同日選となった県議選(定数48)の党派別当選者の内訳は民主22人、自民12人、地域政党いわて4人、社民3人、共産2人、公明1人、無所属4人。民主は推薦1人を含めても23議席にとどまり、目標としていた単独過半数には届かなかった。知事選の投票率は59・92%で前回の68・53%を下回り、過去最低を記録した。

 達増氏は、再選から一夜明けた12日、盛岡市の民主県連事務所で記者会見。68%を超えた得票率について「県民から強い信託をいただいた。被災者支援、復旧・復興を進めていかねばならないという思いを新たにした」と語った。

 民主が過半数に及ばなかった議会対応については「すべての議員にしっかりと説明し、議員のだれが与党、野党とは決めないで対応する」と柔軟な姿勢を示した。小沢一郎県連代表には「電話で当選を伝えたところ、『よかった。みんなにもよろしく伝えてほしい』と言われた」と話した。

 元県議の高橋博之氏(37)は自民、地域政党いわてなどで構成する「いわて復興県民の会」を母体に「非民主」の結集を図ったが、出馬表明が7月末と出遅れたことに加え、知名度不足もあって達増氏を脅かすには至らなかった。

 いわて県労連議長の鈴木露通(つゆみち)氏(60)=共産推薦=や会社社長の芦名鉄雄氏(66)も支持は広まらなかった。

 自民県連幹部は「民主の過半数を阻止できたのは大きい」とし、達増県政との対決姿勢を鮮明にした。達増知事は今後、復旧・復興の進め方も含め、難しい県政運営を迫られそうだ。

1911チバQ:2011/09/13(火) 20:46:06
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110913ddm005010148000c.html
選挙:岩手県議選 民主、過半数割れ 「小沢離れ進行」の指摘も
 11日に投開票された岩手県議選で、民主党が目標としていた単独過半数を獲得できず、現有議席も減らす結果となった。岩手県は小沢一郎元代表の地元で、自民党国会議員がいない民主党の「金城湯池」。東日本大震災の政府対応に批判が根強いことや、鉢呂吉雄前経済産業相の失言などが響いたようだ。

 民主党は定数48の同県議選で単独過半数を目指し、32人の公認・推薦候補を擁立した。しかし、公認22人、推薦1人の当選にとどまり、選挙前の24議席を下回った。党岩手県連の菊池長右エ門代表代行は12日の盛岡市内での記者会見で「民主党政権の(被災地への)取り組みが遅すぎ、少なすぎた。国政への叱声が県議にぶつかり申し訳ない」と語った。

 小沢元代表は県議選期間中、選挙区入りしなかった。選挙結果が元代表の影響力低下に起因するのか、与野党議員は注視している。民主党議員は「小沢さんの神通力が落ちてきた」と指摘。一方、元代表に近い議員は「小沢王国だからこの程度で済んだ。他の選挙区ならもっと減らしている」と語った。

 自民党幹部は「地元でも小沢離れが進んでいるということではないか」との見方を示した。同党内では「岩手県連が積極的に候補を擁立していれば、もっと議席を獲得できたかもしれない」との声も出ている。【念佛明奈、金寿英】

毎日新聞 2011年9月13日 東京朝刊

1912チバQ:2011/09/13(火) 22:46:53
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001109130003
山形市長選 現新3氏の争い
2011年09月13日

 ∞ 市政の実績巡り舌戦


 山形市長選は11日告示され、3選を目指す現職の市川昭男氏(70)=民主、共産、社民推薦=と、ともに新顔で元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(35)=自民推薦=、弁護士の長岡寿一氏(60)の3人=いずれも無所属=が立候補を届け出た。投票は18日で、即日開票される。10日現在の有権者数は20万4582人。


 各候補とも、市政の長年の課題である、新清掃工場建設地問題やまちづくり、子育て支援などを争点にしている。有権者が2期8年間の市川市政をどう評価するかが焦点だ。


 市川氏は3党のほか、連合山形や多数の地元企業、農業団体などから支援を受ける。前回は知名度の低い候補2人に圧勝したが、「今回はそうはいかない」と陣営は危機感を強めており、個人演説会や企業回りに奔走する。


 佐藤氏は自民党県連が全力で支援。遠藤利明衆院議員らと支援者回りに力を入れる。山形とのつながりは薄いが、「外からの目線で山形を変えたい」と企業誘致や観光PRの推進を訴える。自転車で市内を回り、知名度アップを目指す。


 長岡氏は「市民の力を引き出す」と強調。東北芸術工科大と京都造形芸術大を運営する両学校法人の統合計画への反対と新清掃工場の計画見直しを前面に出す。弁護士としての人脈や友人の支援で、政党や団体に頼らない運動に徹する。


 ◇ 知事、市川氏支援 知事選の「恩返し」


 山形市長選で、吉村美栄子知事は11日、現職の市川昭男氏の出陣式であいさつし、市川氏を支援すると表明した。「震災発生時の避難者支援など、市川氏は人にあたたかく、すぐに対応してくれた。ますます応援していきたい」と述べた。


 支援の理由について、吉村知事は「人として、前に応援して頂いた人にお返しをしたい」と言い、知事選での市川氏の支援に対する恩返しとした。選挙期間中の応援演説などは、公務と重なるためしないという。


 ▽ 候補者の第一声 届け出順



 ● 市川昭男 70 無 現2 民共社


 行財政改革 進める


 今回は若い方も出ていて大変な選挙。だが私は子供のころに空襲疎開で来て以来、山形にどっぷりつかり、その良さをからだで知っている。いま、大事なのは市内の避難者支援。長期化を見据え、健診、予防接種など市民と同じように受けられるようにする。また事業を細かく分析し、行財政改革を進め、介護、保育施設を充実させる。小学6年までの医療費無料化も財源はある。手をつけられなかったスポーツ施設建設にも取り組みたい。厳しいが、8年の実績を生かし、できるだけみなさんが満足するような市政にしたい。


 ● 佐藤孝弘 35 無 新 自


 企業誘致 徹底する


 市政は停滞の8年間だった。清掃工場は多額の税金を投じながら決まらない。働く場がなく若い人が出ていき、人口が減っている。芸工大は説明もなく他県の法人に吸収合併されようとしている。こんな市政でいいのか。山形には潜在能力がある。あとはリーダー次第だ。私は専門部署をつくり、企業誘致を徹底する。少子化が進む中で、安心して子育てできるよう、小学6年まで医療費を無料化する。動くリーダーとして悩みを一緒に解決し、トップセールスマンとして山形のいいところを引き出し、売っていくつもりだ。


 ● 長岡寿一 60 無 新


 市民の力引き出す 


 25万人市民が5万円ずつ出してつくった勘定になる「東北芸術工科大学」という学校法人を、市長は積極的に消滅させようとしている。私たち市民に一言の断りもなく、市議会にも諮らずそれができるのか。そのような市長の体質は芸工大の問題だけでなく、ごみ処理の問題でも明らかだ。私たち市民は本当のことを知り、みんなで力を合わせて解決していくだけの力がある。その市民の力を引き出すのが市長の役割。市川さんが市長になったなら、芸工大の法人は来年3月に消滅し、結局、京都の私大の出先機関になる。

1913チバQ:2011/09/13(火) 22:47:31
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001109090002
どうすっべ山形 市長選を前に (上)
2011年09月09日


破砕されたプラスチックごみ。トラックに積まれ、山形市内の民間処理業者の施設に運ばれる=山形市漆山の立谷川リサイクルセンター

 ∞ 漂流する新清掃工場 綱渡りのごみ処理


 破砕処理された大量のプラスチックごみが、トラックに積まれていく。山形市漆山の「立谷川リサイクルセンター」。山形市と上山市、中山町、山辺町でつくる山形広域環境事務組合(管理者=市川昭男・山形市長)の中間処理施設だ。


 2市2町から出るプラスチックごみは推定で年間計約4700トン。今年3月末まで、破砕処理後の行き先はポリ袋など軽量で燃やしやすいものは山形市の2カ所の清掃工場、それ以外は同市の最終処分場だった。


 だがセンターを出たトラックの行き先は4月以降、民間の焼却場と、プラスチックから固形燃料を作る施設に変わった。組合が清掃工場の負担軽減と処分場の延命のため、全量の処理を民間業者に委託したためだ。


 稼働中の蔵王半郷工場は33年目、立谷川工場は29年目。20〜25年とされる耐用年数をはるかに超える。プラスチックの焼却は高温になるため特に炉に負担がかかるという。容量が約35万立方メートルの処分場もすでに8割が埋まっており、あと数年で満杯になる見込みだという。


 業者への委託料は年間約1億3千万円。組合が処理費として山形市に支払っていた額の約2・5倍だが、センターの草野聡所長は「新清掃工場ができるまでの一時的な措置。やむを得ない出費だ」と話す。


 新清掃工場の建設計画は1998年にさかのぼる。当初の予定地の山形市蔵王半郷は住民の反対で断念。次に公募で決めた上山市楢下柏木地区の予定地も住民の反対や地権者との調整が難しくなり、再び断念した。


 組合は昨年11月、立谷川清掃工場横の市有地と上山市裏町大石蔭地区の民有地の2工場に分けて建設する方式を発表。だが間もなく大石蔭地区の周辺住民から反対運動が起き、約2キロ離れた「タケダワイナリー」やニュータウン「蔵王みはらしの丘」自治会も反対を表明した。


 上山市が住民を対象にした勉強会や同型の清掃工場の見学会を開いたり、ダイオキシンなどの基準値を法定の数値の半分以下にする方針を示したりしているが、合意の見通しは立っていない。同自治会は「自然豊かな地区の大きなイメージダウンになる。住民を無視して予定地を決めた」と市に出した意見書で主張している。


 過去2度の予定地選びには環境影響調査や測量で計約12億円が使われ、結果的にムダ金になった。3度目も難航する中、組合管理者として市川市長は「決められずに申し訳ないと思っているが、候補地を変えるつもりはない。説明を尽くしてご理解いただきたい」との姿勢だ。


 老朽化した両清掃工場は2006〜08年、約6億円を投じて大規模改修した。新工場の建設地がすぐに決定しても稼働まで少なくとも4、5年かかる見込みのため、今年からさらに約4億円をかけて改修する。焼却設備の部品が旧型で、年々調達も難しくなっているという。


 両工場を運営する市廃棄物施設課の田中洋課長は「新工場ができるまで、安全に運転できるように、トラブルで稼働停止にならないように。現場はひたすらそんな思いで頑張っている」と危機感をあらわにする。


 綱渡りのごみ行政に、新市長はどう展望を見いだすのか。タイムリミットが迫っている。


    ◇    ◇


 山形市政のかじ取り役を決める市長選は11日に告示、18日に投開票される。県都の課題を探った。(畑山敦子が担当します)


 ■ 新清掃工場建設問題の流れ ■


 1998年
  7月 山形広域環境事務組合が新清掃工場建設を計画。2008年度の稼働目指す


 2005年
  9月 蔵王半郷の清掃工場隣の建設予定地を断念
 12月 建設予定地の公募を発表、完成予定を年に修正


 2006年
  3月 公募で上山市楢下柏木地区の建設予定地を決定


 2010年
  7月 ごみ減量のため家庭ごみを有料化(1リットルあたり1円)
  8月 上山市楢下柏木地区の予定地を断念
 11月 3度目の予定地として、山形市漆山と上山市裏町大石蔭地区の2工場方式を     発表。着工・完成予定は明示せず

1914チバQ:2011/09/13(火) 22:47:56
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001109100003
どうすっべ山形 市長選を前に (中)
2011年09月10日

3月11日の夜、集まった避難者たちに自主防災組織の人たちがストーブや毛布を提供した=山形市桜田東1丁目の桜田小学校

 ∞ 連絡体制に不安 住民頼みの地域防災


 雪がちらついた3月11日夜。山形市桜田東1丁目の市立桜田小学校には、周辺から100人以上の住民が避難した。東日本大震災で市内は震度4を記録。ほぼ全域で停電した。毛布やおにぎりを配り、急ごしらえの避難所を運営したのは地元の自主防災組織のメンバーだった。


 「寒くて心細かったので、ここにいられて安心した」。ひとり暮らしの男性はそう話した。


 自主防災組織は町内会単位の任意団体で、災害時の避難誘導や避難所運営、日頃の防災訓練などを行う。市内に約300団体あり、組織率(総世帯に対する加入世帯の割合)は約62%。県平均の約74%より低く、とくに市街地に空白域が多い。


 震災以降、改めてその役割が注目されるようになったが、山形市を含め主な自治体の支援は結成時に備品購入費を一部補助する程度で、住民のボランティアに頼っているのが実態だ。


 市は7月、自主防災組織にアンケートで活動内容や課題を尋ねた。今回の体験を踏まえ、要望が出たのが「無線機の配備」だ。自主防災組織連絡協議会会長の石沢栄作さん(81)は「電話もつながらず、各地域で何かあっても市や消防に連絡できないと思った」と言う。


 市内の山間部には土砂崩れなどで孤立化する恐れのある集落がある。連絡手段を確保していないと、避難が遅れたり、けが人を病院に運ぶのが遅れたりする可能性がある。市は地区公民館やコミュニティセンターに防災行政無線、小中学校や市役所各課などに携帯用MCA(共同電波利用)無線を計171台配備しているものの、自主防災組織には1台もない。


 震災後、停電対策としては現在のところコミュニティセンター20カ所への自家発電装置の設置を決めただけだ。市防災安全課は「無線の必要性は認識しているが、全団体に配備する場合、同時に受信できる体制も整えないといけない。配備充実を含め、細かい見直しは今、庁内全体で検討中」という。


 石沢さんは「私たちも日頃の訓練や備蓄の点検などをしっかりやっておくことが大事。その上で、活動に必要な支援を市に呼びかけていきたい」と話す。


 一方、長期化する県外からの避難者に対する支援が、市政の重要テーマになっている。


 市によると、9月1日現在の避難者は4489人。最近は1週間に約100人のペースで増え続けている。約80%が福島県からの避難者で、原発事故による放射能の影響で自主避難する人が多い。夫が地元に残り、母子だけの避難世帯も目立つ。


 市避難者交流支援センターには、母子世帯から子供の健診や幼稚園についての問い合わせが多い。福島県南相馬市から長女(11カ月)と避難してきた女性(31)は「一日中、子供と2人だけ。ほかに話す人がおらず、子供も自分もつらい。交流の場や定期的に通える場所がほしい」という。NPO法人やまがた育児サークルランドは、母子向けの交流の場「ままカフェサロン」を7月から定期的に開いている。当初50人程度だった参加者は毎回100人以上に増えた。同法人の佐藤みゆきさん(35)は「母子だけで過ごす生活に心労を感じている人も多い。預かり保育など、行政と協力して支援を充実したい」。


 市教委は9、10月にある小学校入学前の無料の就学時健康診断の対象に、避難児童を加える方針だ。市は「単独で実施する健診や補助を避難者にも広げるのは、市民の理解を得にくいだろう」と慎重だが、住民票を移さなくても定期健診を受けられるようにするなど「市民サービス」を拡充していきたいとする。

1915チバQ:2011/09/13(火) 22:48:21
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001109120003
どうすっべ山形 市長選を前に (下)
2011年09月12日


「テナント募集中」の看板が立つ「シティタワー山形七日町」の建設地。商店街に面し、大沼デパートまで徒歩1分の立地だ=山形市七日町

 ◇ 郊外とすみ分け必要 中心市街地活性化


 山形市中心街の七日町通り沿いに先月末、分譲マンション「シティタワー山形七日町」のモデルルームがオープンした。地上20階地下1階、総戸数130戸。通勤や買い物、通院に便利な立地に加え、高級感も漂う。販売する住友不動産は「2階のルーフテラスから花笠祭りが見られる」とアピールする。


 11月からの販売開始を前に、問い合わせは300件。6割が市内在住者で、世代は60代以上が4割を占めるという。


 このマンションは市の中心部の空洞化をくい止めるため、市と県と国が目的にあった施設に補助を出す市中心市街地活性化基本計画の事業の一つ。優良建築物等整備事業にも選ばれ、計約3億円の補助を受けた。


 この基本計画では2009年12月から10年4月にかけて施設が次々オープンした。先月末までの集客は、蔵屋敷を改装し、そば店やレストランなどが入る「山形まるごと館 紅の蔵」62万3988人、小学校の旧校舎を改築したイベントスペース「山形まなび館」2万3389人、市が道路下の堰(せき)を再生し、店主らが出資した複合商業施設「御殿堰」4万7521人。


 いずれも順調な滑り出しだが、七日町御殿堰開発株式会社の結城康三社長(55)は「堰と一体の開発がスムーズにできたのは市のおかげ。これから何年もかけて人が集まる場所にしていかないと」と気を引き締める。


 市のにぎわいの中心は、すでに郊外に移っている。09年の県の買い物動向調査によると、山形市民が買い物をする場所として郊外店を使う割合は70・5%、商店街は21%だった。


 市中心部から約5キロ西の嶋地区は1998年からの市土地区画整理事業に合わせて都市計画道路も整備され、スーパー、衣料品、家電量販店、飲食店の大型店舗が続々とできた。道路沿い用地に駐車場も確保しやすくしたため出店が加速。馬見ケ崎地区から移転した店もある。


 一方で、市は「高齢化」という大きな課題を抱える。人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率は23・6%(09年)と20%を超えている。特に中心部は若年層が減り、3割を超える地域もあるという。


 市は「高齢で車を使えない層に郊外生活は厳しい。郊外から移って来る人もおり、中心部は今後さらに高齢化が進むと予想される」としている。「シティタワー山形七日町」はそうした高齢層の需要も見込んでおり、中心部は高齢化を前提にした活性化策が迫られている。


 山形市中心商店街街づくり協議会長の多田一夫さん(63)は高齢層の増加を視野に、市や商工会議所と共同運行する「100円循環バス」の路線拡充も考え始めたという。「どうすれば街が活性化するのか。正直、答えはだれにもわからない。それでも人が集う場所としてサービスの充実や仕掛け作りを続けていかなければ」と多田さん。


 市の幹部は「郊外の発展は予想以上だが、郊外は量販店が多く若い層向け。中心部は百貨店など高級志向で高齢層向け。どうすみ分けていけるかが課題だ」としている。(畑山敦子が担当しました)

1916チバQ:2011/09/14(水) 20:36:33
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110914_5
清水、小泉氏は会派入りせず 県議会

--------------------------------------------------------------------------------
 
 改選後の県議会(定数48)の会派構成で当選した無所属4氏のうち、久慈選挙区の清水恭一(60)、二戸の小泉光男(54)の両氏が当面どの会派にも所属しない意向であることが13日分かった。陸前高田の佐々木茂光氏(53)は「非民主」の立場で活動を行う方針で、民主党会派の単独過半数(25議席以上)確保は微妙な情勢となった。

 清水氏は、岩手日報社の取材に「当面はどこの会派にも属さない」とし、小泉氏も「既存政党の会派に加入することは考えていない」と述べた。佐々木氏は「民主会派は考えていない」と語り、自民などへの会派入りは明言しなかったが、非民主で活動する。

 花巻の名須川晋氏(43)は既に民主党会派に入る意向を示している。

 これに伴い、民主会派は23人にとどまり、今後は清水、小泉両氏の動向が鍵を握りそうだ。






(2011/09/14)

1917チバQ:2011/09/15(木) 23:22:07
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001109150001
足並みそろわぬ公明
2011年09月15日

 ◇ 山形市長選 支持か自主投票か


 18日投開票の山形市長選で、現職の市川昭男氏(70)と新顔の佐藤孝弘氏(35)から推薦を依頼されている公明党が、依然態度を決めかねている。民主、共産、社民各党が市川氏を、自民党が佐藤氏をそれぞれ推薦するなか、他党との関係や過去の選挙協力の経緯などから党内の足並みがそろわないためだ。


 告示日の11日朝。あかねケ丘陸上競技場での市川氏の出陣式で、公明党山形市議の折原政信氏があいさつに立った。「党県本部と折り合いがつかず、推薦は出せないが、(私の)心は市川市長を支援しています」。公明党の別の市議や菊池文昭県議も参加した。


 同じころ、山形駅西口であった佐藤氏の出陣式には公明党県本部の寒河江政好代表の姿があった。佐藤氏が来賓として名前を紹介。ただ、寒河江氏は壇上には立たず、「顔を出しただけ」と距離をとった。


 公明党市議は折原氏を含めて2人で、与党会派「緑政・民主・公明クラブ」に所属。今回の市長選では告示前から折原氏らが市川氏を支援している。


 県本部も市川氏支援で一時固まりかけたが、共産党が1日に推薦を表明。前回も共産党が支持したため、「政治信条・主張が異なる政党と同じ候補は支援しない」と自主投票にしており、一部から慎重な声が出た。自公連立政権時代から国政選挙で協力する自民党とのつながりから、自民党が立てた佐藤氏にも配慮したいとの事情もある。


 市川、佐藤両陣営は今も公明党にラブコールを送っている。県本部は市川氏を「支持」するか「自主投票」とするか協議を続けるが、寒河江代表は「選挙戦も始まっており、方針を決めない可能性も高い」と話している。


 市長選にはほかに、政党の推薦・支持を受けない新顔の長岡寿一氏(60)が立候補している。(畑山敦子)

1918チバQ:2011/09/15(木) 23:23:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000069-mailo-l04
選挙:角田市議選 1票差落選で異議 「開票に問題」主張 /宮城
毎日新聞 9月15日(木)11時26分配信

 11日に投開票された角田市議選(定数18)で、1票差で落選した星守夫氏(58)=同市佐倉=が14日、公職選挙法に基づき市選挙管理委員会に対し、異議を申し出た。星氏は文書で「開票の仕方に大きな問題があった。無効票及び有効票を再確認する必要がある」と主張している。
 同市議選の投票者総数は1万7388人で、有効票数が1万7271票、無効票数が117票。18番目の当選者の得票数は619票で、星氏は618票だった。
 星氏は「開票作業で無効票をしっかり確認する時間は短かった」と語った。一方、市選管の黒須主計委員長は「法律にのっとり、公平に開票作業をした。その結果が1票差だった」と説明している。【豊田英夫】

9月15日朝刊

1919チバQ:2011/09/15(木) 23:25:34
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110915_3
県議会議長、民主会派の公算大 副議長は自民に

--------------------------------------------------------------------------------
 
 改選後の県議会(定数48)の会派構成について14日、民主党会派は単独過半数(25人以上)に届かない23人、自民党は12人、公明党は1人、共産党は2人、社民党は3人、地域政党いわて4人、無所属3人となることが固まった。民主と非民主の勢力が拮抗(きっこう)する中で、焦点となる正副議長選については、民主や公明、共産各党は第1会派から議長を選ぶ原則論を主張。民主から議長、第2会派の自民から副議長を選ぶ流れが強まっている。

 改選前(欠員2)から民主党は1議席減、自民党は1増、公明、社民両党は増減なし、共産党は1増、地域政党いわては1減、無所属は2増。

 会派構成をめぐっては無所属で当選した新人4氏のうち、民主党会派に加入予定の花巻選挙区の名須川晋氏(43)を除く3氏の動向が焦点。だが、久慈の清水恭一氏(60)、二戸の小泉光男氏(54)、陸前高田の佐々木茂光氏(53)は当面、会派に属さない考えだ。

 会派構成は20日に正式決定する。地域政党いわては交渉団体会派の要件である5議席確保へ無所属議員の取り込みを続ける構えだ。

(2011/09/15)

1920チバQ:2011/09/16(金) 22:02:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000128-mailo-l06
選挙:山形市長選 公明党、自主投票か 機関決定もなしへ /山形
毎日新聞 9月16日(金)12時35分配信

 山形市長選で市川、佐藤の両氏から推薦要請を受けた公明党は15日現在でも態度を決めておらず、実質的な自主投票となりそうだ。前回市長選では自主投票を機関決定したが、今回は機関決定もしない見通しだ。
 告示日の11日、市川氏の出陣式に公明党公認の市議2人と県議の計3人が出席した。一方、佐藤氏の出陣式には党県本部の寒河江政好代表らが顔を見せていた。
 同党県本部によると、市議らが属する同党山形支部は8月末、「市川氏を支持したい」との意向を県本部に伝えた。しかし、県幹事会で「国政で対立してきた民主、社民、共産と協力はできない」と異論が出た。
 山形市議会では、市議2人は市川市長寄りの与党会派「緑政・民主・公明ク」に属する。また県議を含めた3議員は、現職の市川氏と同じ鈴川地区出身だ。寒河江代表は「国政で自民党と協力してきたので市川氏支援を決めかねていた。自主投票とも決めず、このままの流れで行くと思う」と述べている。【鈴木健太、和田明美】

1921チバQ:2011/09/16(金) 22:18:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110916t51016.htm
山形市長選 終盤戦激しさ増す 民・自対決、より鮮明に
 任期満了に伴う山形市長選(18日投票)は終盤戦に突入し、3選を目指す現職市川昭男氏(70)=無現、民主・共産・社民推薦=、元経済産業省官僚佐藤孝弘氏(35)=無新、自民推薦=、弁護士長岡寿一氏(60)=無新=の3人による争いは激しさを増している。民主、自民両党を軸とした政党対決の構図がより鮮明になり、戦況は混沌(こんとん)としている。

 「油断できない厳しい選挙だ。堂々と戦おう」。15日夜、山形市内であった市川氏の総決起大会で、民主党の近藤洋介衆院議員(山形2区)は約1700人を前に呼び掛けた。同党の郡和子衆院議員(宮城1区)も「野田佳彦首相にとって大事な選挙だ」と訴えた。
 過去2回の選挙は大差の勝利。陣営は「前回までとは全く違う。3日でひっくり返される僅差だ」と危機感を強める。最後まで民主党が前面に立ち、17日には樽床伸二幹事長代行が遊説して無党派層への浸透を狙う。
 佐藤氏は企業回りや遊説を重ね、15日は夕方から市内6カ所で個人演説会を開いた。金井コミュニティーセンターでは「『よそ者』の自分が多くの人から声掛けを受けている」と話し、約150人から拍手を浴びた。
 陣営は「街頭で手を振ってくれる人が増えた。ここ2、3日で反応がぐっと良くなってきた」と選挙戦後半の手応えを感じている。自民党市議は「今は現職に先行されているかもしれないが、勢いが違う。このまま突っ走れば勝てる」と気勢を上げた。
 長岡氏は、政党や団体に頼らない草の根的な選挙運動を展開。連日、街頭演説を中心に市内を回っている。15日は霞城セントラル前で約60人を前に街頭演説し、東北芸術工科大の法人統合反対や、新清掃工場建設計画の見直しを訴えた。
 陣営は「組織や団体の後ろ盾がないからこそ、山形の課題を市民一人一人と一緒に解決できる」と強調。最終盤は市中心部で個人演説会を開くなどして、票の掘り起こしを図る。

 ◇山形市長選立候補者
市川昭男70市長    無現(2)
(民・共・社推)
佐藤孝弘35元経産省職員無新 
(自推)
長岡寿一60弁護士   無新 


2011年09月16日金曜日

1922チバQ:2011/09/16(金) 22:24:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110916/mds11091621230003-n1.htm
反カダフィ派 シルトへ進撃、バニワリードにも攻勢
2011.9.16 21:22
 【トリポリ=大内清】リビアの大部分を掌握する反カダフィ派部隊は15日、かつての最高指導者カダフィ大佐の出身地である中部シルトへ本格的な攻撃を開始し、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、16日に市内の空港を制圧した。カダフィ派は迫撃砲などで抵抗し、反カダフィ派兵士ら11人が死亡した。

 ロイター通信は同日、反カダフィ派が首都トリポリ南方のバニワリードへも進撃を始めたと報じた。市内では激しい銃声や爆発音が響いているという。

 一方、リビアとの経済的な結びつきが強いトルコのエルドアン首相は16日、トリポリを訪問した。反カダフィ派代表組織「国民評議会」のアブドルジャリル議長らと会談し、今後の復興支援策や経済協力について協議するとみられる。

 シルトは、国民評議会の拠点である北東部ベンガジとトリポリとの中間に位置する要衝で、バニワリードや南部サブハとともにカダフィ派が抵抗を続けている都市。反カダフィ派は8月下旬のトリポリ攻略後、投降を促していたが、カダフィ派は拒否していた。

 リビアを訪問したサルコジ仏大統領とキャメロン英首相は15日、ベンガジで演説し、反カダフィ派を称賛した。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011091602000186.html?ref=rank
大佐出身地 シルトへ本格進攻
2011年9月16日 夕刊

 【カイロ=今村実】リビアの反カダフィ派軍は十五日、最高指導者だったカダフィ大佐の出身地で、同氏派が最後まで抵抗している北中部シルトへ本格的な攻撃を開始した。ロイター通信などが伝えた。

 反カダフィ派「国民評議会」の軍報道官によると、シルトの南と東西の各方向から一斉に攻撃し、市内に進攻した。カダフィ派は市内の各所に狙撃兵が潜み、激しく抵抗しているもようだ。

 カダフィ派はほかに北西部バニワリードなどで抵抗している。反カダフィ派は今月十日を投降期限としていたが交渉は決裂し双方の激しい衝突が起きる可能性が強まっていた。

1923チバQ:2011/09/17(土) 13:22:17
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001109170003
山形市長選 あす投開票
2011年09月17日

 ◇ 3氏 激しい追い込み


 山形市長選は18日、投開票される。現職の市川昭男氏(70)=民主、共産、社民推薦=、ともに新顔で元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(35)=自民推薦=、弁護士の長岡寿一氏(60)の3人=いずれも無所属=が、街頭や集会などで支持を訴え、終盤の追い込みを見せている。


 市川氏は、行財政改革や待機児童対策など2期8年の取り組みに加え、災害対策や避難者支援、屋内型スポーツ施設建設などを3期目の公約に掲げる。3政党と連合山形の推薦や、地元企業や農業団体など多数の団体から支援を受けて固い支持基盤をつくる。


 15日には市内のホテルで総決起大会を開き、1千人以上の支持者を前に支持を訴えた。陣営は「基盤をさらに引き締める」と、個人演説会や企業回りでさらなる支持固めに動いている。


 佐藤氏は「経済をよくするには若い人が働く場を作らないといけない」と企業誘致や雇用対策などを中心に、公式サッカー場建設も訴える。自民党の遠藤利明衆院議員を中心に党県連の県議や市議が支援に動き、国会議員も連日、応援に入る。県外出身で告示1カ月前からの活動という知名度不足を解消しようと、日中は自転車で市内を回って街頭演説を繰り返す。陣営は「無党派層に支持を広げたい」と、最終日もくまなく街頭を回りたいという。


 長岡氏は東北芸術工科大の法人統合反対や、新清掃工場の建設問題では大幅な見直しを主張。政党や団体など組織に頼らない選挙戦を展開する。「市民と力を合わせて課題を解決したい」として、市川市政への批判層や、既成政党に不満を持つ層などからの支持に期待をかける。選挙カーでの街頭演説では、政策を丁寧に訴える。個人演説会も、1カ所ごとに、じっくりと時間をかけて政策を語り、じわじわと支持を広げようとしている。


 投票は18日午前7時から午後8時(一部は午後7時)まで市内78カ所であり、午後9時15分から山形市総合スポーツセンターで即日開票される。10日現在の有権者は20万4582人。


 ◇ 期日前投票 前回の倍近く 1万人超す


 山形市長選の期日前投票が市役所1階と霞城セントラル1階の2カ所で開かれている。市選管によると、16日までの投票者数は1万13人で、前回市長選の合計5716人を倍近く上回り、4月の市議選の合計1万89人も上回る可能性が高い。前回市長選の投票率は過去最低の31・36%だった。市選管は「市民の関心が高まっていることがうかがえる」とし、今回の投票率が大幅に上がるのではないか、と期待している。


 期日前投票は17日も、市役所は午前8時半から、霞城セントラルは午前9時半から午後8時まで。市選管は投票日が3連休の中日にあたることから「早めの投票を」と呼びかけている。

1924チバQ:2011/09/18(日) 20:52:30
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110917-OYT1T00915.htm
「費用弁償」、仙台市議会は廃止します
 仙台市議会は、日当や交通費に相当する「費用弁償」を廃止する方針を決めた。16日に行われた各会派の代表者会議で合意した。

 21日に開会する定例会に条例改正案を議員提出し、成立後ただちに廃止する。

 費用弁償は、議員報酬とは別に、議会出席時に日額5000円が支給される。市議会は2010年、1万円だった支給額を半分に減額したが、「震災後は市が税金の使途を厳しくしている。議員も無関係ではいられない」として、8日に選出された佐藤正昭議長が各会派に廃止を提案していた。

 費用弁償をめぐっては、仙台市民オンブズマンが09年、「報酬の二重取りにあたる」として、奥山恵美子市長を相手取り、費用弁償の返還を求める住民訴訟を起こした。10年の判決では「支払いは不合理ではない」として訴えが棄却されたが、議員改革の一環として議会が見直しを検討していた。

 同日の代表者会議では、博物館など市営施設をすべて無料で利用できる「市営施設利用証」の返上でも合意した。佐藤議長は「施設を利用する際は政務調査費を使うべきだ」としている。

(2011年9月18日09時18分 読売新聞)

1925チバQ:2011/09/18(日) 22:08:19
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110918/t10015687221000.html
山形市長選 市川氏当選確実
9月18日 21時51分
任期満了に伴う山形市長選挙は、18日、投票が行われ、無所属の現職で、民主・共産・社民の各党が推薦する、市川昭男氏の、3回目の当選が確実になりました。

山形市長選挙は、午後9時15分から開票が始まっています。開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKが事前に行ってきた情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、民主・共産・社民の各党が推薦する現職の市川氏が、自民党が推薦する新人らを引き離し、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、市川氏の3回目の当選が確実になりました。市川氏は、仙台市生まれで70歳。昭和42年に山形市の職員となり、総務部長や助役を務めたあと、平成15年の山形市長選挙で初当選しました。今回の選挙で、市川氏は、2期8年の実績を強調するとともに、防災計画を見直して安全で安心なまちづくりを進めることや、高齢者の介護施設を充実させることなどを訴えました。そして、推薦を受けた民主党などの支持層を固めるとともに、いわゆる無党派層や自民党の支持層からも一定の支持を集め、3回目の当選を確実にしました。

1926チバQ:2011/09/18(日) 23:39:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol
山形市長に市川昭男氏が3選
 任期満了に伴う山形市長選は18日投開票され、無所属で現職の市川昭男氏(70)=民主、共産、社民推薦=が、元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(35)=自民推薦=、弁護士の長岡寿一氏(60)の無所属2新人を退け、3選を果たした。
 投票率は過去最低だった前回の31.36%を大きく上回る47.60%だった。 
 市川氏は市債残高の大幅削減といった行財政改革など2期8年の実績をアピール、幅広い支持を得た。一方、佐藤氏は積極的な企業誘致や雇用政策を掲げたが、知名度不足から浸透し切れなかった。長岡氏は新ごみ清掃工場建設をめぐる問題の早期解決などを訴えたが、及ばなかった。
◇山形市長選当選者略歴
 市川 昭男氏(いちかわ・あきお)新潟大人文卒。山形市総務部長、助役などを経て03年9月の市長選に初当選。70歳。仙台市出身。当選3回。
◇山形市長選確定得票
当 47,381 市川 昭男 無現(3)
  36,559 佐藤 孝弘 無新
  11,737 長岡 寿一 無新
(2011/09/18-23:20)

--------------------------------------------------------------------------------

1927建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2011/09/19(月) 00:49:11
佐藤孝弘なんてヤツ、高校の同級生にいなかったなと思ったが、山形市長選挙によそ者引っ張ってきて勝てるわけねーだろw
そういう経歴のヤツ立てたいなら、どうせなら、俺を擁立しとけば、遠藤利明勝てたのになww
いやマジで。

1928建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2011/09/19(月) 01:58:12
利明、紘一、次期参院選のときでも連絡plz

1929チバQ:2011/09/20(火) 22:52:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110920t11020.htm
現職袋氏が出馬断念 宮城県議選・登米区
 東日本大震災で延期されている宮城県議選の登米選挙区に、5選を目指し民主党推薦で立候補する意向を示していた無所属現職の袋正氏(61)が19日までに、立候補を断念することを決めた。
 袋氏は「県の今後10年の道筋を描いた震災復興計画案が固まり、気持ちに区切りがついた。今後は別の立場で県内の振興を後押ししたい」と語った。
 県選管は県議選について、11月13日投票の日程を決めた。10月1日に県議会の定数改正条例が施行され、登米選挙区の定数は1減って2となる。
 登米選挙区に立候補を表明しているのは、ともに自民で再選を目指す旧豊里町長の只野九十九氏(63)、旧津山町長の熊谷盛広氏(60)と、無所属元議員の渡辺忠悦氏(61)の3人。


2011年09月20日火曜日

1930名無しさん:2011/09/26(月) 01:00:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110925-00000805-yom-soci
公共工事で便宜、百万円受託収賄…町長逮捕
読売新聞 9月25日(日)23時34分配信
 山形県大石田町発注の公共工事で便宜を図った見返りに、建設業者から現金100万円を受け取ったとして、同県警は25日、同町長の阿部孝義容疑者(75)を受託収賄の疑いで逮捕した。

 発表などによると、阿部容疑者は、町道流雪溝工事を巡り、同県尾花沢市の建設会社社長からの依頼通り入札の参加資格がある1社を指名から外し、その見返りに2007年8月頃、現金100万円を受け取った疑い。同町によると、指名競争入札では贈賄側の建設会社が落札した。贈賄側は公訴時効が成立している。

 阿部容疑者は、町総務課長や町教育長、町助役を経て、2002年の町長選で初当選し、現在3期目。
最終更新:9月25日(日)23時34分

1931チバQ:2011/09/26(月) 21:46:15
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110926/ymg11092620070002-n1.htm
大石田町長を逮捕 受託収賄容疑 業者から100万円 山形
2011.9.26 20:03 (1/2ページ)

クリックして拡大する

 山形県大石田町が発注した公共工事で建設業者に便宜をはかり、現金100万円を受け取ったとして、山形県警捜査2課などは25日、受託収賄容疑で町長の阿部孝(こう)義(ぎ)容疑者(75)を逮捕、26日、山形地検に送検した。容疑者は容疑をおおむね認めているという。

 県警の発表などによると、逮捕容疑は、平成19年7〜8月ごろ、町道の流雪溝工事をめぐり、尾花沢市内の建設業者の依頼で入札参加資格のある特定の1社を指名からはずし、現金100万円を受け取った疑い。贈賄側の業者社長の公訴時効(3年)は成立しており、立件は見送られる。

 県警や町などによると、町長は町発注工事の指名競争入札に参加する業者を選定する職務権限があるという。指名競争入札には7社が参加し、阿部容疑者に現金を渡した業者が落札した。入札予定価格4440万円に対し、落札価格は約95%の4200万円だった。

 捜査関係者によると、阿部容疑者は同年7月、支援者の男性を通じて指名外しを依頼されていた。建設会社社長は別の業者の指名を外すことで工事受注の可能性を高めたかったとみられる。仲介した男性は阿部容疑者の選挙を手伝うなど親密な関係にあったという。

 町長は町教育長や助役を経て、平成14年に初当選。現在3期目。



 町長の逮捕を受け、横山利一副町長は26日午前8時40分、職員を集めてこれまでの経緯を説明した。「こういうことになるとは悔しい。町民に迷惑をおかけしたことについて深くおわびしたい」と話したという。

 阿部容疑者は逮捕前の25日午前4時ごろ、副町長ら町幹部を自宅に呼び、「動揺しないように」と指示し、収賄容疑について否定、同6時ごろ、県警に連行された。

 阿部容疑者の自宅に呼ばれた幹部の一人は「(町長は)生真面目な方でまさに青天のへきれき。ああいう形で逮捕されてしまって、(町長の言葉を)半信半疑から7割は信頼できなくなってしまった。ただ、信頼を回復するために規律に務め、仕事に打ち込んでいくしかない」と話した。

1932チバQ:2011/09/26(月) 21:58:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110926_1
県内地方選の統一率7% 再統一求める指摘

--------------------------------------------------------------------------------
 
 東日本大震災の影響で、4月に執行予定だった本県の統一地方選は知事選など15選挙が延期され、統一率が7・14%に低下した。統一率低下は選挙経費の増大や選挙への関心低下につながる恐れもあり、全国的にも統一選の形骸化が指摘されている。現職の任期の取り扱いなど解決すべき課題は多いが、今後地方選の再統一に向けた議論が求められそうだ。

 本県では統一選で執行予定だった20選挙のうち、震災特例法に基づき知事選や県議選、大槌町長選など15選挙を6〜9月に延期。任期も2〜5カ月延長した。一方、北上市長選など5選挙は延期せず執行した。

 統一率は前回2007年の29・17%から7・14%に低下した。

 そのほか8月31日任期満了だった釜石市議選は9月11日投開票に延期された。

 統一地方選の統一率 地方選の総数に占める統一選の執行数の割合。総務省によると47年の第1回統一地方選の統一率(全国)は100%だったが、首長の辞職や死亡、議会の解散、自治体合併による選挙などで徐々に低下。07年は29・78%、11年は27・40%となっている。

1933チバQ:2011/09/27(火) 23:45:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t51019.htm
敵、味方「公然と区別」 受託収賄容疑で逮捕の大石田町長

山形県警の任意同行に応じて自宅を出る阿部町長。事情聴取を受け、この日のうちに逮捕された=25日午前6時20分、山形県大石田町


 町発注工事をめぐり受託収賄容疑で逮捕された山形県大石田町長の阿部孝義容疑者(75)は町職員出身のたたき上げで、豊富な行政経験を生かして町政運営を進めてきた。大石田は選挙のたびに町内が二分される政争のまち。阿部容疑者は昨年12月に3度目の当選を果たし、任期を重ねるにつれ「敵味方を意識するようになった」との指摘も聞かれる。

 阿部容疑者について横山利一副町長は「職員への指示は細かく、言葉遣いなどの勤務態度にも厳しい」と語る。時間に厳格で「始業の1分、2分前に出勤するのはあり得ない」と早めの出勤を促してきた。
 曹洞宗の寺の住職も務める。規律を重んじることで知られ、職員には常々「一挙手一投足を町民が見ている」と綱紀粛正を訴えてきた。「(業者から)金銭をもらうようには見えなかった」と横山副町長は振り返る。
 町教育長や助役を経験し、町政を知り尽くしている。「40年以上、町政の中枢におり、入札などで細工するのは造作ないのでは」と、現在の町政運営に批判的な町内の会社役員は指摘する。
 初当選した2002年の町長選をはじめ3回とも一騎打ちの構図となり、対立候補とは7票差(02年)、172票差(06年)、65票差(10年)と大接戦が続いてきた。
 町内では町長派、反町長派の色分けが進み、最近は「町長本人が(町内の人について)『敵だ』『味方だ』などと公然と口にしていた」と若手商工業者は証言する。

◎町役場、空気重く

 受託収賄容疑で町長の阿部孝義容疑者(75)が逮捕された山形県の大石田町役場は、逮捕から一夜明けた26日、突然の事態に重苦しい雰囲気に包まれた。
 午前8時40分、役場で緊急の職員集会が招集された。約50人を前に横山利一副町長が「(事件に)関知する職員はいないと信じている。必要以上に萎縮せず、全員で難局を乗り切ってほしい」と呼び掛けた。
 阿部容疑者が逮捕されたのは25日午後11時ごろ。26日午前0時50分ごろには役場の家宅捜索が始まり、6時20分ごろまで続いた。役場内の空気は大きく暗転し、職員も言葉少なだった。
 午前9時からは町議会(定数10)の全員協議会が開かれた。町議からは「(ほかの工事に)事件が波及することが心配だ」「町民に説明する機会を早急に設けるべきだ」といった声が上がった。


2011年09月27日火曜日

1934チバQ:2011/09/28(水) 22:31:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110928t53007.htm
ほかにも指名外し指示か 山形・大石田町長汚職事件
 山形県大石田町が発注した公共工事の指名競争入札をめぐる汚職事件で、受託収賄容疑で逮捕された町長の阿部孝義容疑者(75)=同町田沢=が、今回問題となった入札以外でも、特定の業者を指名から外す指示をした疑いのあることが27日、関係者らへの取材で分かった。
 町内の建設会社関係者は数年前、町が発注する行政サービス業務の指名競争入札で同社が落札した後、町関係者から「(入札前に)阿部町長が(同社を)指名から外すよう指示した」と聞かされたという。
 町関係者は「職員が町長に『同社は業務に必要なノウハウを持っており、外さない方がいいのでは』と反対意見を述べ、最終的に指名に残った」などと、同社関係者に話したという。
 同社は阿部容疑者が町長に初当選した2002年の町長選で、対立候補を支援した。同社関係者は取材に「相手候補に付いたから、指名外しをしようとしたのではないか」と語った。
 一方、町内の別の建設会社は02年の町長選の後、町発注公共工事の指名競争入札で、約3カ月間、指名されない時期があったという。これだけ長期間、指名されないことはなかったといい、取材に同社関係者は「大変困った」と答えた。
 同社役員は02年の町長選で、対立候補を支援した。同社内では当時「選挙対応を理由に、(阿部)町長から指名を外されたのでは」との見方が広がったという。同社役員はその後、対立候補の支援をしなくなり、町内の商工業関係者によると「結果として同社の仕事は増えたようだ」という。
 山形県警捜査2課によると、逮捕容疑は2007年7〜8月、町道の流雪溝工事の指名競争入札で、尾花沢市の建設会社社長から特定の業者を指名から外すよう依頼を受け、見返りに現金100万円を受け取った疑い。


2011年09月28日水曜日

1935チバQ:2011/09/28(水) 22:33:04
>>1873
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110927-OYT8T01538.htm
野辺地町長選が告示 三つどもえの戦いに

 野辺地町長選は27日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の亀田道隆氏(68)、元町長の小坂郁夫氏(64)、元県議で新人の中谷純逸氏(62)の3氏が立候補を届け出た。公立野辺地病院の経営改善や医師確保、子育て支援などを争点に、三つどもえの選挙戦が始まった。

 町役場の近くで第一声をあげた亀田氏は、「無駄遣いしないことを8年の町政運営で心掛けてきた」と実績を強調。これに対し、小坂氏は「若い人たちがこの町に住む希望を失っている」と批判、中谷氏も「現職の財政改革は町民に負担を強いてきた」とマイクで訴えた。

 26日現在の選挙人名簿登録者数は1万2532人。投票は10月2日で即日開票される。

(2011年9月28日 読売新聞)

1936チバQ:2011/09/29(木) 23:03:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110929t11022.htm
女川町長選 須田県議が出馬を検討 安住町長、勇退の可能性も
 任期満了に伴う宮城県女川町長選(11月4日告示、13日投票)で、自民党県連幹事長の須田善明県議(39)=石巻・牡鹿選挙区=が地元経済人や若手有志から要請を受け、立候補を検討していることが28日、分かった。
 須田氏は河北新報社の取材に答え、「町が壊滅的な現状から未来へ向かうことを思い、打診を重く受け止めている。今後、石巻市の皆さんを含めた後援者と協議し、結論を出したい」と語った。
 一方、現職の安住宣孝氏(66)は同日、取材に対し、「町が危機的状況に陥っている中、政治混乱を招くのは本意ではない。(町政を)任せられる人が出るなら、身を引くつもりだ」と述べ、須田氏が立候補する場合、出馬を取りやめる可能性を示した。
 安住氏は6日、町議会9月定例会の一般質問で、4選を目指し立候補する意思を表明していた。
 須田氏は女川町出身、明大卒。1999年の同町長選に当選した安住氏の県議辞職に伴う県議牡鹿選挙区(当時)補欠選挙で初当選した。現在3期目で、2009年から自民党県連幹事長を務めている。
 安住氏は石巻市出身。同党県議だった1999年、須田氏の父・故善二郎前女川町長の死去に伴う町長選に出馬し初当選した。4選出馬に関し、多選批判などを念頭に置き、震災以前から「ふさわしい人が立候補すれば自分は出馬はしない」と周囲には説明していた。


2011年09月29日木曜日

1937チバQ:2011/09/29(木) 23:03:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110929t53030.htm
大石田汚職 贈賄側、赤字で焦り? 「仕事取りたかった」
 山形県大石田町が発注した公共工事の指名競争入札をめぐる汚職事件で、受託収賄容疑で逮捕された町長の阿部孝義容疑者(75)に現金を渡した疑いのある贈賄側の建設会社(尾花沢市)が、事件があったとされる前年度の決算で赤字を計上していたことが28日、関係者への取材で分かった。業界関係者には、業績回復を焦った会社社長が贈賄工作を図った可能性があるとの見方も出ている。
 山形県警捜査2課によると、会社社長は2007年7〜8月、町道の流雪溝工事の指名競争入札で大石田町の特定業者を指名から外すよう阿部容疑者に依頼し、謝礼として現金100万円を渡した疑いがある。
 同社はこの工事を4200万円で落札。県警の調べに社長は「仕事を取りたかった」と、指名外しを依頼した動機を話しているという。
 同社が作成した営業報告書によると、06年度決算は約125万円の最終赤字を計上し、約630万円の黒字を計上した前年度に比べ業績が悪化した。流雪溝工事を受注した07年度決算は16万円の黒字に戻り、報告書では「赤字を乗り越え満足の一年だった」と総括している。
 06、07年当時について町内の商工関係者は取材に「地元で建設業者の倒産が相次ぎ、とりわけ厳しい環境にあった。この会社も必死な感じだった」と語った。

◎阿部容疑者、町長辞職の意向

 山形県大石田町が発注した公共工事の指名競争入札をめぐる汚職事件で、受託収賄容疑で逮捕された町長阿部孝義容疑者(75)が辞職する意向を固め、接見した弁護士に伝えていたことが28日、分かった。
 弁護士によると、接見は逮捕翌日の26日で、阿部容疑者は「町政に大きな混乱を生じさせ、町民に申し訳ない。時期が来れば、辞職せざるを得ない」などと語ったという。関係者によると、来週にも阿部容疑者から町議会議長に辞表が提出される見通し。
 公選法によると、町長の辞職は町議会の同意を経て町選管に通知され、通知の翌日から50日以内に出直し町長選が行われる。大石田町では町議選が11月8日告示、13日投票の日程で予定されており、「ダブル選挙」になる可能性も浮上している。


2011年09月29日木曜日

1938チバQ:2011/10/01(土) 09:22:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110930t51020.htm
米沢市長選 山村氏が出馬表明へ
 任期満了に伴う山形県米沢市長選(11月20日告示、27日投票)で、市議の山村明氏(62)が立候補を前向きに検討していることが29日分かった。市長選では3選を目指す安部三十郎氏(58)が既に出馬の意向を表明している。
 山村氏は河北新報社の取材に「最終調整中」としながらも、「現在の米沢市の停滞感を考えると、市長の3選は認められない。本来、もっと若い世代が出馬すべきだが、無投票にはできないと強く思っている」と出馬の意欲を語った。週明けにも正式に出馬表明する見通し。
 山村氏は米沢市出身で日大卒。1983年に米沢市議に初当選し、現在8期目。2007年5月から2年間、市議会議長を務めた。


2011年09月30日金曜日

1939チバQ:2011/10/02(日) 20:01:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111002t11016.htm
高橋元議長が出馬断念 宮城県議選
 東日本大震災で延期された宮城県議選(11月4日告示、13日投票)の気仙沼・本吉選挙区(定数3)で、自民党現職の高橋長偉氏(70)が1日、立候補を断念し、引退する意向を後援会幹部に伝えた。
 高橋氏は河北新報社の取材に対し「震災で地元が大きな被害を受け、選挙戦を戦う環境が整わなかった。今後は会社経営者として新たな雇用を創出し、地元の復興に貢献したい」と述べた。
 高橋氏は1991年に旧本吉選挙区で初当選し、現在5期目。過去4回連続で無投票当選し、2007年から09年まで県議会議長を務めた。
 同選挙区は旧気仙沼と旧本吉の合区後、初の選挙となる。民主党現職の内海太氏(64)、自民党現職の畠山和純氏(65)、みんなの党新人の境恒春氏(32)が立候補を表明している。


2011年10月02日日曜日

1940のへへ:2011/10/02(日) 22:21:43
野辺地選挙、中谷勝ったけど結局側近の高田の操り人形になるな。
てか高田があちこちで金撒いたり兎事務所に893使ったり嫌がらせすごかったらしいな。

1941チバQ:2011/10/03(月) 23:13:22
>>1935
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111003-00000044-mailo-l02
選挙:野辺地町長選 中谷氏、初当選 /青森
毎日新聞 10月3日(月)10時46分配信

 任期満了に伴う野辺地町長選は2日投開票され、無所属新人で元県議の中谷純逸氏(62)が初当選を果たした。3選を目指した現職の亀田道隆氏(68)と元職の小坂郁夫氏(64)の無所属2人は敗れた。投票率は77・17%で、前回より1・52ポイント高かった。当日有権者数は1万2427人(男5772人、女6655人)。
 選挙戦では、公立野辺地病院の経営改善や企業誘致などが焦点となった。中谷氏は県議3期12年の経験をアピールし、同病院の赤字解消などを掲げて着実に支持を広げた。
 亀田氏は2期8年の実績や同病院の経営健全化を訴え、小坂氏は同病院の常勤医確保や企業誘致を主張したが、及ばなかった。【高橋真志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇野辺地町長選開票結果=選管最終発表
当 4431 中谷純逸 62 無新
  2633 亀田道隆 68 無現
  2456 小坂郁夫 64 無元
………………………………………………………………………………………………………
 ◇野辺地町長略歴
中谷純逸(なかや・じゅんいつ) 62 無新(1)
 [元]県議[歴]町議▽町観光協会長▽町商工会長▽中大中退

10月3日朝刊

1942チバQ:2011/10/05(水) 21:31:35
>>1886-1888
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111005-00000004-khks-l02
町長不信任決議で議会解散 藤崎町議選告示、18人立候補
河北新報 10月5日(水)6時10分配信

 青森県藤崎町議会から不信任決議を受けた小田桐智高町長が議会を解散したことに伴う同町議選は4日、告示され、定数14に18人が立候補を届け出た。
 内訳は前議員12人、元議員2人、新人4人。与党側の候補者7人は、議会で否決されて工事が止まっている町藤崎小の早期完成を訴える。野党側の候補者11人は、小田桐町長の不信任決議案を可決した経緯などを説明し、町民に理解を求める。
 投票は9日に行われ、即日開票される。改選後の臨時会では、不信任決議案が再提出される見込み。過半数に当たる8人以上の賛成で可決された場合、小田桐町長は失職し、50日以内に町長選が行われる。
 町議会は8月26日、町藤崎小のグラウンドとプール整備工事請負契約に関する議案が、議会で2度否決されたことなどを理由に、小田桐町長への不信任決議案を可決。小田桐町長は9月2日、議会を解散した。

1943チバQ:2011/10/06(木) 21:44:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111006t11023.htm
市長辞職勧告か不信任へ 名取市議会
 宮城県名取市が中途採用した職員の選考に不適切な取り扱いがあったとされる問題で、市議会は5日、佐々木一十郎市長に対し、辞職勧告か不信任の決議案を提出する方針を固めた。市議会9月定例会最終日の11日に審議する見通し。
 同市は東日本大震災による津波で被災し、復興計画の策定を進めている。市政の混乱が深刻化すれば、復興スケジュールに影響を及ぼす可能性がある。
 市議会は5日の会派代表者会議で、(1)地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委)の報告書に、市長への対応として不信任と辞職勧告の両論を併記する(2)11日までに法的拘束力のある不信任にするか、辞職勧告にするかを選択する―方針を申し合わせた。
 この問題では、市が今春採用した50代の情報システム専門官の課長級職員に対し、佐々木市長が採用試験前に論文テーマを伝えていたことなどが発覚した。
 百条委の調査過程で、職員がインターネットから論文を盗用して選考試験に提出した疑いが強まった。市は8月末に採用を取り消し、佐々木市長が議会で陳謝した。
 辞職勧告決議案は可決されても、法的拘束力はない。
 仮に不信任決議案が可決されれば、市長は議決の翌日から10日以内に、議会を解散しなければ失職する。不信任決議案の可決には、3分の2以上の議員が出席した上で4分の3以上の賛成が必要。名取市議会は定数24、欠員5で、19人が在籍している。


2011年10月06日木曜日

1944チバQ:2011/10/08(土) 17:19:23
>>1942
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20111008-OYT8T00061.htm
「政争の町」演説見かけず
藤崎町議選あす投票 「町民蚊帳の外」
 藤崎町の小田桐智高町長の信任を巡って、町長派と反町長派が争っている町議選(定数14)は9日、投票日を迎える。議会解散に伴う選挙は旧福地村(南部町)以来12年ぶり。異例の選挙戦になった「政争の町」を歩いた。(佐藤純)



 6日昼下がり。町中心部は、候補者名を連呼する複数の選挙カーが行き交っていた。主婦(64)は不満そうに見送った。「街頭演説をほとんど見かけず、選びようがない」

 今回の選挙戦に立候補するのは18人。町長派7人、反町長派11人に分かれた戦いだが、町の将来を語る候補者はごく一部。改選後に再提出される町長への不信任決議案の可否に向け、議席の積み上げだけが焦点になっているからだ。

 そうした傾向は新人ほど強い。6日現在で一度も演説していないという町長派の新人は「個人の戦いではないから」ときっぱり。反町長派の新人も「告示日は数回マイクを握ったが、反町長と知ってもらえているので、もうしない」と語る。

 小田桐町長が議会を解散した際、「早期実現する」と訴えた藤崎小学校グラウンド整備事業については、「地元業者が入っていない入札手法はおかしい」などと3回議案を否決した反町長派も事業そのものを否定しているわけではない。町長派の別の候補者は「かみ合わず、主張しづらい」とこぼす。

 改選後、18日にも開かれる臨時会で提出される町長への不信任決議案は、定数の過半数の8人の賛成で可決となる。町長派が否決するには立候補した7人全員の当選が不可欠だ。仮に賛成多数で可決された場合、2度の不信任決議を受けた小田桐町長は失職し、50日以内に出直し町長選となり、両派の争いは続く。

 リンゴ畑で作業する70歳代の男性はため息を漏らす。「しょせん、町民は蚊帳の外です」



 投票は9日午前7時から午後8時まで、町内11か所で行われる。開票は同日午後9時から町農業者トレーニングセンターで始まり、午後11時には大勢が判明する見通し。有権者は3日現在、1万3371人。

(2011年10月8日 読売新聞)

1945チバQ:2011/10/09(日) 14:28:19
>>1938
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000075-mailo-l06
選挙:米沢市長選 新たに2氏意欲、近く態度を表明 /山形
毎日新聞 10月9日(日)11時57分配信

 任期満了に伴う米沢市長選(11月20日告示、27日投開票)に、元市議会副議長で老人介護施設経営、兵庫等氏(63)と、温泉旅館女将、関谷幸子氏(61)の2人が立候補への意欲を見せている。8日の毎日新聞の取材に両者とも「環境が整えば週明け以降、18日の立候補者説明会までに態度を表明したい」と述べた。
 兵庫氏は75年から87年まで同市議。85年から2年間、副議長を務めた。「いまだ検討中だ。現市政は市民の期待に応えてくれていない」と話している。
 関谷氏は「米沢に活気を取り戻し良くしたいと応援してくれる女性ら草の根の方々と話している」と述べた。
 同市長選には現職の安部三十郎氏(58)が3選を目指し立候補を表明、元市議会議長の山村明市議(62)も立候補を検討している。【近藤隆志】

1946チバQ:2011/10/10(月) 13:46:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000044-mailo-l02
選挙:藤崎町議選 反町長派が過半数 町長失職見通し「大変厳しい結果」 /青森
毎日新聞 10月10日(月)11時12分配信

 解散による藤崎町議選(定数14)は9日投開票され、前職11人、元職1人、新人2人の当選が決まった。反町長派が過半数を上回る11人当選したため、小田桐智高町長の失職が確実となった。当日有権者数は1万3254人。投票率は70・87%で、05年の合併後初の選挙となった06年の79・33%(10年は無投票)を下回った。
 解散は、小田桐町長に対する不信任決議を受け、町長が議会を解散。今回の町議選には反町長派11人、町長派7人が立候補し、同決議の可否を争点に戦った。
 当選者の顔ぶれをみると、反町長派が11人、町長派3人。反町長派は選挙後、議会に再び町長不信任案を提案する予定で、可決される見通しとなった。その場合、小田桐町長は自動失職となり、町への議決通知後から50日以内に町長選が実施される。
 選挙結果を受け、小田桐町長はこの日深夜、町役場で記者団に「大変厳しい結果。(再出馬を含めた進退について)議会で(不信任決議案の)結果が出た段階で判断したい」と述べた。【松山彦蔵】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇藤崎町議選開票結果(定数14−18)
当 857 前田信一  60 無新
当 843 浅利直志  63 共前
当 778 小野稔   55 無前
当 755 相馬勝治  53 無前
当 696 奈良岡文英 51 無前
当 694 奈良完治  55 無新
当 587 横山哲英  61 無前
当 498 佐々木政美 62 無前
当 496 清水孝夫  47 無前
当 487 野呂日出男 72 無前
当 464 工藤健一  61 無前
当 419 藤林公正  63 無前
当 389 鶴賀谷貴  49 無元
当 365 吉村忠男  67 無前
  338 横山憲一  70 無前
  231 高木洋一  67 無新
  213 小杉繁一  65 無新
  200 小田桐旭雄 66 無新
 =選管最終発表

10月10日朝刊

1947チバQ:2011/10/10(月) 15:26:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111006_01.htm
仕切り直し 秋攻防―県議選直前情勢(1)栗原、大崎、登米、遠田、加美

 東日本大震災で延期されていた宮城県議選(11月4日告示、13日投票)まで1カ月を切った。全23選挙区の59議席に5日現在、88人が立候補を表明している。震災から200日以上がたち、復興への政策課題が次々と浮上しているほか、戦いの構図が激変した選挙区もある。震災後の県政を占う仕切り直しの県議選。再び前哨戦に入った各選挙区の情勢を探った。

◎大崎、前哨戦動き控えめ/登米、旧迫町草刈り場に

<栗原>
 再選を目指す自民の長谷川敦、4選を狙う無所属の熊谷義彦の2現職に、無所属元議員の川嶋保美が割って入る。各陣営は、市長佐藤勇の動向や公明、共産支持票の行方を注視している。
 長谷川は支持者回りに余念がない。築館高同級生ら若年層と、元法相の祖父峻から続く支持者が集票の軸。築館で16日に自民党衆院議員小野寺五典(宮城6区)を招き、総決起集会を開く。
 社民推薦の熊谷は、議員活動で培った人脈を生かし地元の築館、一迫から市全域に足を運ぶ。震災後に中断した県政報告会も再開。3期の実績を前面に党派、地盤を超えた浸透を目指す。
 川嶋は前回(2007年)落選後、自民を離党。民主党元参院議員大石正光の地盤だった若柳を足掛かりに、支持拡大を狙う。選対は地元議員を待望する若柳、金成の関係者で固めた。

<大崎>
 いずれも自民で、4選に挑む佐々木征治、3選を狙う中島源陽、再選を期す菊地恵一と、5選を目指す社民の岩渕義教の4現職に、共産新人の内藤隆司が挑戦する。震災による地震被害が大きい選挙区で、前哨戦は被災者に配慮した自粛ムードが漂っている。
 佐々木は地盤の旧鹿島台町で9月22日に後援会事務所を再開。旧志田郡を中心に、旧田尻町などへの浸透を目指す。
 中島は旧岩出山町など西部が拠点。全域でミニ集会を重ね、農業者の放射能不安などの払拭(ふっしょく)を図る。
 菊地は、被災した旧古川市の後援会事務所を8日に再開する。政策の軸に商店街振興を据え、支持者回りを続ける。
 岩渕は連合宮城の推薦を受け、後援会組織を軸に臨戦態勢。雇用確保を主張し、旧古川市を軸に支持固めを進める。
 内藤は8月末の党主催講演会に続き、近く決起集会を開く。脱原発や被災者支援を掲げ、票の掘り起こしを狙う。

<登米>
 ともに自民で再選を目指す只野九十九と熊谷盛広に、無所属元議員の渡辺忠悦が挑む。定数削減条例施行に伴い、定数は1減って2となった。
 4期務めた無所属の袋正は引退する。推薦する予定だった民主は自主投票の方針。袋の地盤で大票田の旧迫町は草刈り場となりそうで、激烈な集票合戦が予想される。
 只野は9月中旬に県政報告会を開き、震災復興などを訴えた。旧豊里町を中心に支持を広げる。旧津山町が地盤の熊谷は、9月に各地でミニ集会を始めた。農林業活性化を主張し浸透を図る。2人とも知事村井嘉浩とのパイプをアピールする。
 渡辺は旧南方町を足場に支持者回りをこなす。街頭活動も精力的で、福祉の充実を強調する。

<遠田>
 5選を狙う自民現職の中村功と、民主新人の大友新の一騎打ちの構図は、震災前と変わらない。社民元議員の支持層と無党派層の動向が焦点。
 中村は涌谷町を拠点に浸透。8月の同町長選で支持した前町長が落選したため、陣営は引き締めを図る。知事との親密さを強調する。
 大友は財務相安住淳(衆院宮城5区)後援会の支持を受け各地でミニ集会を重ねる。美里町長佐々木功悦、涌谷町長安部周治も応援姿勢を示す。

<加美>
 4選を目指す自民現職の皆川章太郎だけが立候補を表明している。民主は早々と参戦を断念。商工関係者らによる候補擁立の動きもあったが、具体化はしなかった。2回連続の無投票選挙となる公算が大きい。(敬称略)

1948チバQ:2011/10/10(月) 15:27:06
◇県議選立候補予定者
【栗原】(2−3)
長谷川敦 38 元衆議員秘書 自現(1)
熊谷義彦 60 党県役員   無現(3)
(社推)
川嶋保美 67 会社会長   無元(2)

【大崎】(4−5)
菊地恵一 53 会社役員   自現(1)
佐々木征治 67 党県総務会長 自現(3)
中島源陽 49 農業     自現(2)
岩渕義教 62 党県副代表  社現(4)
内藤隆司 53 党地区委員長 共新

【登米】(2−3)
熊谷盛広 60 元津山町長 自現(1)
只野九十九 63 元豊里町長 自現(1)
渡辺忠悦 61 会社役員  無元(1)

【遠田】(1−2)
中村功 61 農業    自現(4)
大友新 33 会社社長  民新
(国推)

【加美】(1−1)
皆川章太郎 58 元衆議員秘書 自現(3)


2011年10月06日木曜日

1949チバQ:2011/10/10(月) 15:27:59
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111007_01.htm
仕切り直し 秋攻防―県議選直前情勢(2)気仙沼・本吉、石巻・牡鹿、東松島、宮城、黒川


◎気仙沼・本吉、元議長引退流動化/石巻・牡鹿、顔ぶれ大きく変動

<気仙沼・本吉>
 旧気仙沼選挙区と旧本吉選挙区が合区されて初の選挙。6選に挑む民主の内海太、5選に挑む畠山和純の2現職に、みんなの党新人の境恒春が挑む。
 旧本吉で4回連続無投票当選だった自民現職の元議長高橋長偉は今月初め、引退を表明した。南三陸町などで、新人擁立を探る動きがある。
 内海は小まめに被災地に入り、個人票を固める。復興関連予算の獲得に向け、政権与党のパイプ役を強調する。
 議長の畠山は、分厚い後援会組織が強み。震災後は地元の災害対策本部で対応。議会改革などの実績を掲げる。
 境は無党派層への浸透に躍起。若年層の会合に積極的に顔を出し、震災で冷え込んだ雇用環境の改善を訴える。

<石巻・牡鹿>
 震災を挟み、立候補予定者の顔ぶれが大きく変わった。いずれの候補も地盤が震災の影響を受けており、激しい競り合いになりそうだ。
 民主は現職の加賀剛、坂下賢がともに4選を目指す。自民は5選に挑む現職の佐々木喜蔵、元議員の池田憲彦を擁立。無所属現職の本木忠一は3選を狙う。共産新人で元市議の三浦一敏が9月、立候補を表明した。
 前回大量得票でトップ当選した自民現職の須田善明は、女川町長選に立候補する。ほかに牡鹿地区出身で市議の阿部和芳が参戦を検討している。
 加賀は自治労などの支援を得るほか、旧市内で小まめに地域懇談会を重ねて支持拡大を図る。
 坂下は地盤の旧河北町や旧雄勝町が甚大な被害を受けた。避難者が多い旧市内での浸透を狙う。
 佐々木は市中心部で票固めに奔走。仮設住宅が密集する蛇田、南境地区でも票を掘り起こす。
 前回落選の池田は、地盤の旧河南町で後援会組織を引き締め、旧市内への食い込みを図る。
 前回、石巻市での得票がトップだった本木は、業界団体などの支持固めに余念がない。
 三浦は9月初旬、市中心部に事務所を開いた。震災に関連した党の支援活動をアピールする。

<東松島>
 5選を目指す自民現職の渥美巌は、迅速な震災復興を訴える。現時点でほかに立候補の動きはなく、前回(2007年)に続いて無投票当選の可能性が強まっている。

<宮城>
 松島町が地盤で4選を狙う自民現職の安部孝と、利府町を地盤とする無所属新人の渡辺博史による一騎打ちとなる見通し。
 安部は水産業の復興を掲げ、小まめに被災地へ足を運ぶ。9月の松島町長選では再選を果たした大橋健男を支援した。
 渡辺は、JR利府駅前での街頭活動や団地回りで知名度アップを図っている。利府町長鈴木勝雄が強力に支援する。

<黒川>
 いずれも自民で、6選を狙う藤倉知格と、3選を目指す中山耕一の2現職に、民主新人で元大衡村議の作並ゆきのが挑む。
 藤倉は大和町を中心に支持者回りをこなす。23日に事務所を開設、陣営の引き締めを急ぐ。
 中山は震災前に設けた富谷町の事務所を9月末に再開。地盤の同町を軸に全域での浸透を図る。
 作並は近く大和町に事務所を開く。民主党参院議員岡崎トミ子(宮城選挙区)が全面支援する。(敬称略)

◇県議選立候補予定者
【気仙沼・本吉】(3−3)
内海太 64 団体役員  民現(5)(国推)
畠山和純 65 県議会議長 自現(4)
境恒春 32 団体役員  み新 

【石巻・牡鹿】(5−6)
加賀剛 59 団体役員  民現(3)(国推)
坂下賢 49 元県議秘書 民現(3)
佐々木喜蔵 62 食堂経営  自現(4)
本木忠一 54 団体役員  無現(2)
池田憲彦 58 会社役員  自元(3)
三浦一敏 61 元市議   共新

【東松島】(1−1)
渥美巌 64 行政書士  自現(4)

【宮城】(1−2)
安部孝 55 元松島町議 自現(3)
渡辺博史 41 元高校教諭 無新

【黒川】(2−3)
中山耕一 54 元富谷町職員 自現(2)
藤倉知格 56 元衆議員秘書 自現(5)
作並ゆきの 45 元大衡村議  民新(国推)


2011年10月07日金曜日

1950チバQ:2011/10/10(月) 15:29:16
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111008_01.htm
仕切り直し 秋攻防―県議選直前情勢(3)青葉、宮城野、泉

◎青葉、政党の動向影響か/宮城野、復興策掲げ前哨戦

<青葉>
 民主の遊佐美由紀、菅原敏秋、自民の相沢光哉、公明の石橋信勝、共産の遠藤いく子、無所属の菅間進、吉川寛康の7現職に、自民元議員の中沢幸男、みんなの党の熊谷敏彦、無所属の伊藤聡の2新人が割って入る。有権者は県内最多の約23万人。集票力のある立候補予定者が多く、政党対決の動向が見どころ。
 5選を目指す遊佐は、事務所を前回までの市中心部から地元の東勝山に移し、票固めに躍起。
 再選を狙う菅原は、中山など北部住宅地で支持拡大を図る。仙台市議時代からの人脈が強み。
 6選に挑む元議長相沢は、幅広い支持団体を重点的に回り、自民支持層を着実に固める。
 石橋は6選に向けミニ集会を頻繁に開き、公明支持層に浸透。告示後は党幹部が応援に入る。
 再選を目指す遠藤は共産支持票に加え、個人票掘り起こしを狙い、地域集会を小まめに開く。
 前回、前々回と連続トップ当選の菅間は地域や支持団体へのあいさつ回りを続け6選に挑む。
 再選を狙う吉川は、東北電力労組の全面支援を受けながら、地域票の掘り起こしを図る。
 前回、苦杯をなめた中沢は、地盤の区東部を中心に徹底した支持者回りを展開し7選を狙う。
 熊谷は区北西部に事務所を開いた。無党派層を引き付けようと、小まめに街頭に立つ。
 6日に立候補表明した伊藤は、国会議員秘書経験を生かし、政策力をアピールする。

<宮城野>
 現職は6選を目指す民主の坂下康子、3選を狙う自民の石川光次郎、公明の庄子賢一の3人。これにみんなの党の堀内周光、いずれも無所属の佐々木秀之、沢田朋啓、目黒政市の4新人が挑む。東部地区は津波被害を受け、全員が震災復興を重点政策に掲げる。
 坂下は連合宮城傘下の労組が支援。5期20年の実績を訴え、党衆院議員斎藤恭紀(宮城2区)と連携し票固めを急ぐ。
 石川は衆院議員秘書時代の人脈で浸透を図る。知事村井嘉浩の県議時代の地盤もあり、県政とのパイプを強調する。
 庄子は党支持団体の組織力を生かす。週末に被災地区を中心に20カ所で県政報告会を開き、震災対応をアピールする。
 堀内は前回トップの元県議菊地文博の後継。菊地の支援者を回り知名度を上げながら、朝夕は街頭で企業復興を訴える。
 佐々木は菊地の元秘書。当時の人脈を頼りに支持拡大を狙う。元自民党参院議員故亀谷博昭の一部後援者が支援する。
 沢田は医療現場の経験を踏まえ、放射能対策の強化を強調。民主党籍を持つ目黒は補選を含め4度目の挑戦となる。

<泉>
 民主の菅原実、自民の今野隆吉、外崎浩子、公明の伊藤和博、無所属の小野隆の現職5人が立候補する。新人は共産の五島平、みんなの党の峯岸真哉、無所属の岩沼宏幸の3人が挑戦。新興住宅地を中心とした無党派層の動向とともに、複数の保守系候補による支持票争奪戦が焦点になる。
 3選を狙う菅原は党勢衰退を警戒。地盤の区東部に加え、連合宮城傘下労組の票固めを急ぐ。
 7選に挑む今野は実績をアピールし、高森など地元支持層を着実に固める手堅い戦術を展開。
 3選を目指す外崎は地元中小企業関係者の支持を固めながら、女性票の取り込みを目指す。
 再選を期す伊藤は、堅固な公明支持層が強力に支える。区内全域で票の上積みに取り組む。
 副議長で4選を目指す小野は地盤の区中心部を軸に、商業団体などへの浸透に余念がない。
 五島は共産支持層への働き掛けを強める。無党派層への浸透も図り、前回の雪辱を期す。
 峯岸は仙台市議選でみんなの党が躍進した勢いに乗り、元衆院議員秘書時代の人脈を生かす。
 自民推薦の岩沼は、秘書を務めた党衆院議員秋葉賢也(比例東北)の支持票取り込みを図る。
(敬称略)

1951チバQ:2011/10/10(月) 15:29:28
◇県議選立候補予定者
【青葉】(7−10)
菅原敏秋 63 党県役員  民現(1)(国推)
遊佐美由紀 48 党県政調会長 民現(4)
相沢光哉 72 会社会長  自現(5)
石橋信勝 66 党県代表  公現(5)
遠藤いく子 62 党県副委員長 共現(1)
菅間進 60 元会社員  無現(5)
吉川寛康 42 東北電力社員 無現(1)
中沢幸男 71 財団理事  自元(6)
熊谷敏彦 32 党県役員  み新 
伊藤聡 32 元参議員秘書 無新 

【宮城野】(4−7)
坂下康子 52 行政書士  民現(5)(国推)
石川光次郎 44 元衆議員秘書 自現(2)
庄子賢一 48 党県副幹事長 公現(2)
堀内周光 35 会社社長  み新 
佐々木秀之 36 大学研究員 無新 
沢田朋啓 33 医師    無新 
目黒政市 57 元県議秘書 無新 

【泉】(5−8)
菅原実 62 元高校教諭 民現(2)(国推)
今野隆吉 71 県社協理事 自現(6)
外崎浩子 51 元団体職員 自現(2)
伊藤和博 52 党県副幹事長 公現(1)
小野隆 67 県議会副議長 無現(3)
五島平 60 党県書記長 共新 
峯岸真哉 34 元衆議員秘書 み新 
岩沼宏幸 38 元衆議員秘書 無新(自推)


2011年10月08日土曜日

1952チバQ:2011/10/10(月) 15:30:54
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111009_01.htm
仕切り直し 秋攻防―県議選直前情勢(4)太白、若林、塩釜、多賀城・七ヶ浜


◎太白、6政党擁立で激戦/若林、4新人現職に挑む

<太白>
 民主の藤原範典、ともに自民の菊地浩と佐々木幸士、公明の小野寺初正、共産の横田有史の5現職が立候補する。社民元議員の岸田清実、みんなの党の阿部千夏、無所属の赤間学の2新人が挑む。6政党の激突は、各党の党勢を反映した競り合いになりそうだ。
 5選に挑む藤原は、県内最多得票だった前回から一転、党への逆風を警戒し支持固めに躍起。
 菊地は6選に向け、教育・スポーツ振興の実績を強調。地盤の区南部を中心に支持を固める。
 佐々木は、若手主体の支援組織と地域後援会を基盤に再選を目指す。支持層の開拓も進める。
 小野寺は党支持団体の組織力を軸に、5選を狙う。15日に事務所を再開し本格活動に入る。
 5選に挑む横田は、党市議と連携し行動力をアピール。県政に批判的な票の取り込みを図る。
 前回、48票差で落選した岸田は、地元商店街や支持労組を精力的に回り、4期目を目指す。
 阿部は街頭活動を軸に、幅広い層への急速な浸透を狙う。仙台市議秘書時代の人脈も生かす。
 赤間は8月の仙台市議選に続く挑戦。

<若林>
 現職はともに自民で5選を狙う千葉達と再選を目指す細川雄一、6選に挑む社民の本多祐一朗の3人。新人は共産の福島一恵、みんなの党の菊地幸郎、いずれも無所属の小野寺一貴、渡辺勝幸の4人が立候補する。
 立候補予定者は前回に比べ3人多く、一転して混戦模様となった。沿岸の被災地で現職への評価と新人への期待がどう表れるかが焦点。
 千葉は地盤の南小泉などで、後援会会合を重ねる。衆院議員秘書時代からの堅固な支持が軸。
 細川は集票基盤となる七郷を中心に、支持者回りに余念がない。24日に総決起集会を開く。
 本多は復興を考える各地の集会へこまめに出席。強固な個人後援会と自治労を軸に浸透する。
 仙台市議を5期務めた福島は知名度の高さが武器。現県政への批判を強め、票を掘り起こす。
 菊地は仙台市議選で躍進した党勢の維持を狙う。区北部の幹線道路で連日、街頭活動を行う。
 小野寺は沿岸部で精力的に活動を展開。今月下旬から街頭に立ち、支持を呼び掛ける。
 渡辺は自民党元参院議員市川一朗の元秘書。培った人脈を生かし、沖野を拠点に浸透を図る。

<塩釜>
 自民の議席独占が続くのか、それとも民主、共産が一角を崩すのかが焦点。
 ともに自民現職で5選を狙う柏佑整、3選を目指す佐藤光樹は、9月定例県議会が閉会するまで身動きが取れない。党塩釜市支部は30日、元首相安倍晋三を招いて大規模な集会を開く。
 民主新人の阿部真喜は、党衆院議員石山敬貴(宮城4区)の支援を得て知名度アップを図る。
 共産新人の天下みゆきは、9月の塩釜市長選に続く立候補で1999年以来の議席獲得を狙う。
 無所属新人の松木英一も立候補する意向だ。

<多賀城・七ヶ浜>
 ともに自民現職で6選を狙う仁田和広と、再選を目指す寺沢正志が名乗りを上げる。ほかに立候補の動きはなく、無投票になる公算が大きい。
 仁田は、地元の七ケ浜町、大票田の多賀城市で精力的に支持者との懇談会を重ねる。震災で被災した水産業や漁港の早期復旧を主張する。
 寺沢は、多賀城市内の後援会事務所が津波で浸水し、急きょ別の場所に移転した。震災復興を訴えて、被災地の支持者回りを続けている。
(敬称略)

1953チバQ:2011/10/10(月) 15:31:07
◇県議選立候補予定者
【太 白】(5−8)
藤原範典 64 党県選対委長 民現(4)(国推)
菊地浩 70 県空手連会長 自現(5)
佐々木幸士 39 元衆議員秘書 自現(1)
小野寺初正 62 党県副代表 公現(4)
横田有史 67 党県副委員長 共現(4)
岸田清実 56 党県幹事長 社元(3)
阿部千夏 41 元市議秘書 み新 
赤間学 63 元会社員  無新 

【若 林】(3−7)
千葉達 66 元衆議員秘書 自現(4)
細川雄一 43 元衆議員秘書 自現(1)
本多祐一朗 55 党県役員  社現(5)
福島一恵 50 元仙台市議 共新 
菊地幸郎 50 会社社長  み新 
小野寺一貴 37 会社員   無新 
渡辺勝幸 36 元参議員秘書 無新 

【塩 釜】(2−5)
柏佑整 64 元衆議員秘書 自現(4)
佐藤光樹 43 元参議員秘書 自現(2)
阿部真喜 25 元衆議員秘書 民新(国推)
天下みゆき 55 党県委員  共新
松木英一 61 元会社社長 無新

【多賀城・七ケ浜】(2−2)
寺沢正志 61 会社役員  自現(1)
仁田和広 61 元漁協組合長 自現(5)


2011年10月09日日曜日

1954チバQ:2011/10/10(月) 15:31:57
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111010_01.htm
仕切り直し 秋攻防―県議選直前情勢(5完)名取、亘理など

◎名取、2現職引退し一新/亘理、現新の一騎打ちか

<名取>
 自民の小林正一、無所属の佐々木敏克の2現職は引退。顔触れを一新する戦いとなる。
 いずれも無所属新人で、自民が推薦する元仙台市職員石川利一、民主が推薦する元市議太田稔郎、元市議佐藤賢祐の3人が名乗りを上げている。立候補を予定していたもう1人の元市議は、東日本大震災の津波で自宅が被災し取りやめた。
 津波被害は閖上、下増田地区で甚大だった。住居を失った被災者支援と、復興策が争点となりそうだ。
 石川は過去2回、市長選に挑んだ経験を生かし、後援会組織を再構築して浸透を図る。引退する小林の支援を受ける。
 太田は市南部の館腰地区を拠点に、市全域での支持拡大を図る。民主党衆院議員橋本清仁(宮城3区)の支援も得る。
 元市議会議長の佐藤は津波で被災した下増田地区が地盤。仮設住宅近くにプレハブ事務所を開設し、復興を訴える。

<岩沼>
 自民現職の村上智行が再選を目指す。震災前は無投票の可能性があったが、水面下で新人擁立を探る動きが複数出ている。構図の確定はなお流動的だ。
 村上は今月中旬、市中心部に事務所を構える。津波で被災した玉浦地区出身で、被災地の町内会や工業団地の会合などを小まめに回っている。井口経明岩沼市長の支援を受ける。

<柴田>
 ともに再選を目指す民主現職の須藤哲、自民現職の高橋伸二が立候補する。現時点でほかに立候補の動きはなく、無投票が濃厚になっている。
 須藤は地元の大河原町に事務所を構えた。区内を小まめに回り、支持固めに余念がない。
 高橋は今月中旬に柴田町の事務所を再開する。県政報告会などの活動を本格化させる。

<亘理>
 7選を目指す自民現職の渡辺和喜、無所属新人で亘理町議の山本久人が立候補を表明。一騎打ちの構図がほぼ固まった。
 選挙区を構成する亘理、山元両町は、震災による津波で大きな被害を受けた。延期されていた両町議選も同日選となるが、いずれも前哨戦は自粛ムードが漂っている。
 渡辺は県議会議長を務めた実績と知名度が武器。亘理、山元両町の後援会の引き締めを図る。
 山本は現職への多選批判を強める構え。若さをアピールし、反現職票の取り込みを狙う。

<白石・刈田>
 自民の安藤俊威、無所属で社民推薦の佐藤詔雄の2現職が立候補する。現段階でほかに候補擁立の動きはなく、無投票となる公算が大きい。
 5選を目指す安藤は15日に白石市内に事務所を開き、態勢を整える。
 4選を狙う佐藤は、蔵王町を中心に行事や会合を精力的にこなす。

<角田・伊具>
 4選を目指す自民の寺島英毅、3選を狙う無所属の長谷川洋一の2現職に、民主新人の武田暁が挑む三つどもえ戦。定数削減に伴い、定数が1減の1となり、一気に激戦の様相が強まった。
 寺島は、同日選となる丸森町議選の各陣営と連動して深い浸透を狙う。町を二分した昨年末の町長選の影響を警戒する。
 自民推薦の長谷川は、前回まで支援を受けた労組票の取り込みを図る。地盤の角田市で、農村部の支持固めも急ぐ。
 武田は今月初旬に事務所を再開。党衆院議員橋本が支援する。知名度アップへ農協幹部だった祖父の人脈も生かす。(敬称略)


◇県議選立候補予定者
 【角田・伊具】(1−3)
寺島英毅71元県職員  自現(3)
長谷川洋一57元角田市職員無現(2)(自推)
武田暁36元衆議員秘書民新 (国推)

 【白石・刈田】(2−2)
安藤俊威53会社役員  自現(4)
佐藤詔雄67農業    無現(3)
(社推、民支)

 【亘 理】(1−2)
渡辺和喜69団体役員  自現(6)
山本久人46亘理町議  無新 

 【名 取】(2−3)
石川利一63元仙台市職員無新(自推)
太田稔郎60農業    無新(民推)
佐藤賢祐65不動産賃貸業無新 

 【岩 沼】(1−1)
村上智行42元岩沼市議 自現(1)

 【柴 田】(2−2)
須藤哲67元大河原町議民現(1)(国推)
高橋伸二45元衆議員秘書自現(1)


2011年10月10日月曜日

1955チバQ:2011/10/10(月) 15:38:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111010-00000000-mailo-l07
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 告示まで1カ月 有権者はどこに /福島
毎日新聞 10月10日(月)10時17分配信

 ◇出馬予定者や選管に戸惑い
 4月の統一地方選に予定されていたが、震災と原発事故の影響で延期されていた県議選(11月10日告示、同20日投票)の告示まで1カ月。同様に延期されていた2町長選・8市町村議選も11月20日が投票日で、さながら“ミニ統一選”の様相を呈している。復興対策やエネルギー政策の争点もさることながら、県内外を問わず有権者が各地に避難したなかで行われる異例の選挙。「有権者はどこにいるのか」。所在をつかみあぐねる立候補予定者や選管は、選挙の準備作業を暗中模索している。【種市房子】
 立候補者の活動拠点であると共に、支援者が集うサロン的な機能もある選挙事務所。県議選の立候補予定者は、10月に入って続々と開設している。ところが、大半が避難区域に指定されている双葉郡区では事情が異なる。
 「どこに開けばいいのか。頭の痛い問題だ」。双葉郡区の新人立候補予定者は嘆いた。住民の主な避難先はいわき市、会津若松市、郡山市など県内にとどまらず、双葉町が役場機能を移転している埼玉県など全国に及ぶ。立候補予定者本人は、日替わりで各地を遊説し、ミニ集会などに明け暮れる。このため、活動拠点となる事務所は大勢の有権者がいる場所に開設するのが定石だが、現状では「人が集まるサロンになるのか」との疑念もある。立候補予定者のなかには、告示まで1カ月に迫っても、事務所を開設すべきか悩んでいる者もいる。
   ◇  ◇
 今回、最大の難関とされるのは、有権者の所在確認。県選管の8〜9月の調べでは、避難区域に指定された12市町村(南相馬、田村市、川俣、大熊、双葉、富岡、楢葉、広野、浪江町、飯舘、川内、葛尾村)の所在確認率は平均99・55%だった。原発事故発生直後の双葉郡は約55%で、改善したように見えるが、この調査は世帯ベース。世帯主の夫が仕事などの関係で県内に単身で住んでいて、妻子は別の場所に避難しているケースもある。
 県や市町村の選管は、有権者の所在確認も含め各種、特別措置を打ち出した。周知徹底のため、告示日を前倒しして通常より選挙期間を長くし、避難先での不在者投票を促すため、有権者の請求を待たず、10月末に不在者投票の申請書類を避難世帯に郵送する。
 浪江町は10月に入り、所在が確認できた世帯に詳細調査票を発送。「避難先を移転したか」「別の場所に避難している家族がいるか」を確認し、きめ細かく有権者の居場所を特定している。県選管は「有権者一人一人の詳細な所在を確認するのが今後の課題」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆11月20日投票の選挙◆
【選挙】  【告示日】  【定数】
県議選   11月10日  58
大熊町長選    10日   1
浪江町長選    10日   1
相馬市議選    13日  20
川俣町議選    15日  16
広野町議選    10日  12
川内村議選    10日  10
大熊町議選    10日  14
双葉町議選    10日   8
葛尾村議選    10日   8
新地町議選    15日  13

10月10日朝刊

1956チバQ:2011/10/10(月) 15:39:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000010-khks-l07
県議選告示まで1ヵ月 県選管、有権者の所在確認に全力
河北新報 10月9日(日)6時10分配信

 東日本大震災で延期された福島県議選(11月10日告示、20日投開票)は告示まで約1カ月となった。福島第1原発事故で多くの県民が避難している特異な状況下で、県選管は有権者の所在確認を実施、不在者投票の周知徹底に全力を挙げる。各党は県復興ビジョンがうたう「原子力に依存しない社会づくり」では一致、復興の具体策や賠償などの救済策が争点となりそうだ。自民が過半数に達するかどうかも注目される。
 河北新報社の8日現在のまとめでは、定数58に対し前回(2007年)を2人上回る82人が立候補を予定している。内訳は現職44人、新人34人、元議員4人。
 党派別では民主23人(現職16人、新人7人)、自民30人(現職22人、新人7人、元議員1人)、公明3人(現職2人、新人1人)、共産6人(現職2人、新人2人、元議員2人)、社民4人(新人4人)、みんなの党2人(新人2人)、無所属14人(現職2人、新人11人、元議員1人)。
 無所属候補のうち、民主が1人、自民が2人を推薦。国民新党は民主公認候補23人を推薦する。
 第1原発周辺の双葉郡8町村は避難区域に設定され、役場機能を区域外へ移している。福島県の推定では、約200万人の県民のうち約14万人が避難生活を送っている。県選管は「避難した有権者の9割以上は所在確認を終えた」と説明、全有権者の把握を目指し作業を進めている。
 避難者は不在者投票制度を利用して投票する。住民票のある市町村選管に投票用紙を請求して郵送してもらい、避難先の市町村選管へ出向いて投票する。
 避難先は県内外に及び、県選管は総務省の協力を得て有権者の所在確認を全国規模で展開する。政府広報や新聞広告で選挙実施を知らせたり、避難先に案内を郵送したりする。選挙公報を郵送する他、インターネットにも載せる計画という。
 県外に役場機能を移している自治体を含め、全市町村で即日開票される。
 定数は前回と変わらないが、選挙区は市町村合併により4減の19となる。9月7日現在の有権者は164万6716人。
 県議選と同じ11月20日投票で、県内の2町長選と8市町村議選も実施される。大熊、浪江の2町長選と、大熊、広野、双葉、川内、葛尾の5町村議選は10日、相馬市議選は13日、川俣、新地の2町議選は15日にそれぞれ告示される。

1957 ななし:2011/10/12(水) 16:20:50
水陸両用バスは値段が高すぎ、面白みがない
飲料水のダムを走るのはやだなぁ〜
乗る必要なかったなぁ〜
国土交通省がよく許可したもんだなぁ 
びっくらこいた

水陸両用バスの○○○の土地は誰のもの そうそのへんだと思うな
落ちたのは

子供園は先生雇いすぎと言われてたよね。
心の教育を徹底してほしい

いじめっこがいじめられっこを道路の走ってる車むかってつきとばすこれよくないね

1958チバQ:2011/10/13(木) 22:20:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111013-OYT1T00222.htm
たった2か月で補選と本選が行われる名取市議会

 宮城県名取市議会は、定数24の6分の1を超える欠員5となったため、地方自治法の規定により、市議補選が実施される。

 日程は11月4日告示、13日投開票と決まったが、補選で選ばれた議員は、他の議員とともに来年1月末に任期満了を迎えるため、当選から2か月余りで再度、選挙を戦うことになった。震災による特例措置と地方自治法の規定によって生じた異例の事態だ。

 同市議会は震災前、欠員は3だったが、津波で2人が犠牲となり、欠員は5に。その時点では残りの任期は半年以上あったため、補選が実施されることになった。

 しかし、選挙自体は、改正選挙延期特例法で今年12月末までの延期が可能になり、11月まで先送りされたことで補選と本選の間が2か月という事態が生じた。

 補選に要する費用は2760万円。市議の間からは「議会を自主解散し、本選挙を11月にやるべきではないか」との声も上がり、11日の市議会では、自主解散を求めた動議も出されたが、否決された。

 今月12日に開かれた説明会には、10陣営が出席し、補選は厳しい戦いになりそうだが、市選管の担当者は「制度上、選挙を執行するのは自治体の責務」と淡々と話した。

(2011年10月13日10時31分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111012-OYT1T00365.htm
被災地・名取市長の辞職勧告を決議…採用巡り
宮城県名取市の情報システム専門官(既に退職)の採用を巡り、名取市議会は11日、佐々木一十郎市長が不適切な対応を行ったとして辞職勧告決議を賛成多数で可決した。


 採決に先立って行われた調査委員会報告では、佐々木市長が募集前に元職員と面談した際、採用課題と同じテーマで論文の提出を求めていたことが不公平にあたると指摘。また、東日本大震災直後の復旧を急ぐ時期に専門性の高い論文の提出を求めることについても苦言を呈した。

 また、市長の不信任案も提案されたが、可決に必要な4分の3に満たない賛成8票で否決された。

 地方自治法の規定で失職などにつながる可能性のある不信任とは違い、辞職勧告決議には法的拘束力はない。

 佐々木市長は本会議後「辞職勧告が圧倒的な賛成多数で議決されたことは重大なことと感じている」としたが、進退については「震災の時期に首長が不在になる事態はあり得ない」と、任期満了の来年7月まで続投する意向を示した。

 一方、同市議会9月定例会は同日、震災からの市復興計画の基本方針や、約3350万円の補正予算など8議案を可決して閉会した。基本方針については、復興期間を7年間とし、仙台空港を生かした産業の集約などを行うとした。

(2011年10月12日11時53分 読売新聞)

1959チバQ:2011/10/13(木) 23:17:11
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111013_10
どうなる「副県都」奥州市 人口3位に後退

--------------------------------------------------------------------------------
 
 一関市と藤沢町の合併で人口規模が県内2位から3位に後退した奥州市は、存在感の回復が新たな地域課題となった。これまで県庁所在地・盛岡市に次ぐ「副県都」の看板を掲げてきたが、イメージ戦略を含めて立て直しが迫られそうだ。

 奥州市は2006年2月の5市町村合併で、盛岡市に続く2番目の人口規模を確保。ところが、今年9月に成立した新一関市は人口12万8571人となり、奥州市の12万5623人を抜いた。

 奥州市は市総合計画(07〜16年度)の基本構想で、地域づくりを象徴する言葉として「副県都」を使用する。相原正明前市長が提唱したもので、小沢昌記市長は昨年の市長選で相原氏を破って初当選した。

 小沢市長は12日の記者会見で「新一関市の発展は県南の力になる」とエールを送り、副県都について「県内で重要な役割を担える都市という意味」と今後も維持していくか否かは明言しなかった。

 本年度は市総合計画・後期計画(12〜16年度)の策定時期に当たる。小沢市長にとってカラーを発揮できる好機でもあり、キャッチフレーズの行方が一つの焦点になりそうだ。

1960とはずがたり:2011/10/14(金) 13:10:05
>>1959
一関と奥州と平泉合併で平泉市とでもなれば人口25万超の堂々たる県南の副県都を名乗れますやん♪

1961神奈川一区民:2011/10/14(金) 13:14:44
>>1960
そう簡単にはいかない(笑)。
平泉はあまり合併するメリットがないから


1962とはずがたり:2011/10/14(金) 13:24:25
>>1961
ちわ♪
平泉市に拘って一関との合併をしなかった経緯がありますから平泉市となれば(しかも現奥州と一関の中間で中心ともなる)OKだしそうな気もw

1963チバQ:2011/10/14(金) 22:19:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000036-mailo-l04
水産業復興特区:反対請願で最大会派・自民割れ 沿岸部と内陸部の議員間で /宮城
毎日新聞 10月14日(金)11時2分配信

 ◇1カ月後、県議選の争点に
 漁業に民間参入を促す「水産業復興特区」の撤回を求める県漁業協同組合の請願をめぐり、県議会の最大会派「自民党・県民会議」が割れている。これまで県政与党として村井嘉浩知事を支えてきたが、13日の総会では漁業者から支持を受ける沿岸部の議員と、村井知事を支持する議員の対立は解消しなかった。特区の賛否は約1カ月後に投開票を迎える県議選の争点の一つになる見通しで、18日に予定される本会議での採決が注目される。【宇多川はるか】
 特区構想は、村井知事が東日本大震災後、漁業復興のためには民間企業の力を借りる必要があるとして提案した。県漁協は「民間参入を許せば、これまでの安定的な漁業管理が難しくなり生産意欲の減退につながる」などと反発。6月議会に請願を提出したが、自民党は請願を継続審査とした。
 9月議会までの間に県と県漁協が復興策を話し合う「県沿岸漁業復興連絡会議」が発足。同会議は、対立した両者の関係を修復し連携を模索する場として位置付けられた。県側は特区導入時期を「13年度以降」とするなど譲歩した。
 こうした動きを踏まえ、自民党は今月7日の産業経済委員会までに会派としての結論を出せなかった。13日に開いた総会でも「漁業者の立場に立てば反対」という議員と、「特区は選択肢の一つ」として村井知事を支持する議員で意見が分かれたまま。産業経済委員会は14日に再び開かれる予定だが、採否は微妙な情勢だ。
 自民党がまとまらない背景には、県議選が迫っていることもある。沿岸部の議員は漁業者の票を取り込むことが当選の鍵を握ると考えているが、主に内陸部の議員は「県政与党」をアピールし村井知事の支持層の票を呼び込む選挙戦略を描いている。分裂イメージは避けられないと認めながらも、自民党は18日の本会議で請願の採否に会派拘束をかけない方針だ。
 一方、民主系会派「改革みやぎ」は会派で一致して請願を採択する方針。共産党も採択する姿勢を示している。

10月14日朝刊

1964チバQ:2011/10/15(土) 12:38:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111012-00000145-mailo-l07
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 県議選/上 /福島
毎日新聞 10月12日(水)13時6分配信

 ◇福島 新人5人が立候補へ
 ◇会津若松 自民、2議席獲得狙う
 ◇郡山 各党候補擁立、混戦か
 11月10日告示、20日投票の県議選(定数58)には、19選挙区で84人が立候補の準備を進めている。このうち、6選挙区で無投票、13選挙区で選挙となる公算が大きい。予想される顔ぶれを紹介する。【種市房子】
 ◆福島市(定数8−10)
桜田葉子  54 自現(2)
高橋秀樹  46 民現(2)
石原信市郎 44 民現(1)
甚野源次郎 64 公現(4)
西山尚利  46 自元(1)
佐藤雅裕  45 自新
丹治智幸  39 自新
大場秀樹  41 民新
宮本しづえ 59 共新
紺野長人  56 社新
 8期務めた無所属現職と4期の社民現職が引退し、新人5人が立候補を予定する世代交代の選挙区。
 自民は現職に加え元職・新人計3人を公認し、議席増をうかがう。民主は現職2人と新人1人を擁立。公明は現職が5選を目指す。社民、共産は現職が引退し、新人各1人を擁立。議席維持を狙う。
 ◆会津若松市(定数4−7)
平出孝朗  55 自現(3)
渡部譲   61 民現(5)
宮下雅志  56 民現(1)
石村善一  57 自新
原田俊広  52 共新
小川右善  62 社新
水野さち子 49 み新
 自民は現職・新人各1人を公認し、前回(07年)と同じ2議席獲得を目指す。民主は現職2人の議席維持を図る。共産、社民は新人各1人を擁立し、議席獲得を狙う。みんなは、初の県議選。新人を擁立して議席獲得を狙う。
 ◆郡山市(定数9−12)
佐藤憲保   57 自現(4)
柳沼純子   64 自現(2)
長尾トモ子  63 自現(2)
勅使河原正之 59 自現(1)
吉田公男   54 民現(2)
今井久敏   57 公現(1)
神山悦子   55 共現(3)
山田平四郎  58 自新
佐久間俊男  56 民新
椎根健雄   34 民新
八重樫小代子 61 社新
辻雅彦    36 み新
 定数9に対して、各党が候補者を擁立し、混戦模様となっている。
 自民は2期務めた現職が引退。現職4人、新人1人を公認して現有5議席確保を目指す。民主は、現職1人に加えて新人2人を擁立。都市部での議席増に照準を定める。公明、共産とも現職が議席維持を図る。社民は5期務めた現職が引退し、新人を擁立。現有議席維持が至上命令だ。みんなは、新人が立候補する予定。

10月12日朝刊

1965チバQ:2011/10/15(土) 12:39:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111013-00000007-mailo-l07
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 県議選/中 /福島
毎日新聞 10月13日(木)10時47分配信

 ◇いわき 自民が躍進を狙う
 ◇須賀川 現職に3人が挑む
 ◆いわき市(定数10−13)
青木稔   65 自現(6)
清水敏男  48 自現(3)
斉藤健吉  68 自現(1)
阿部広   64 自現(1)
佐藤健一  62 民現(2)
古市三久  62 民現(1)
宮川絵美子 65 共現(1)
西丸武進  66 無現(4)
長谷部淳  52 共元(1)
矢吹貢一  56 自新
鈴木智   38 自新
鳥居作弥  37 民新
安部泰男  54 公新
 自民は現職4人、新人2人を擁立して、現有4からの躍進を目標とする。民主も現職2人、新人1人を公認。公明は5期務めた現職が引退するため、後継の新人による議席維持を図る。共産は現職が再選を目指す。社民は前回まで公認していた現職が09年に離党。このため、公認候補は擁立しない模様。
 ◆白河市・西白河郡(定数3−4)
満山喜一 60 自現(2)
渡辺義信 48 自現(2)
三村博昭 69 民現(2)
山口耕治 57 無新
 白河市と西白河郡が合区。現職3人による無投票の公算が大きかったが、10月に入り、無所属新人が出馬を表明した。
 ◆須賀川市・岩瀬郡(定数3−5)
斎藤健治 67 自現(3)
宗方保  63 民現(3)
川田昌成 68 無元(4)
円谷哲司 43 無新
鈴木公成 36 無新
 須賀川市と岩瀬郡が合区。現職2人に、無所属の元職と新人計3人が挑む。
 ◆喜多方市・耶麻郡(定数3−3)
小桧山善継 64 自現(5)
遠藤忠一  63 自現(4)
瓜生信一郎 62 民現(6)
 現職3人が立候補を予定。そのほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 ◆相馬市・新地町(定数1−1)
斎藤勝利 67 自現(3)
 相馬市と、相馬郡のうち新地町を合区した。立候補を予定しているのは自民現職のみで、無投票となりそう。
 ◆二本松市(定数2−2)
本田朋  37 民現(2)
遊佐久男 52 無新
 安達郡区から安達、岩代、東和の旧3町が二本松市区に入り、定数が1増となった。現職、新人各1人が立候補する予定で、無投票の公算が大きい。

10月13日朝刊

1966チバQ:2011/10/15(土) 12:39:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000042-mailo-l07
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 県議選/下 /福島
毎日新聞 10月14日(金)11時3分配信

 ◇田村市・郡 現職死去で混戦模様
 ◇伊達市・郡 自民同士で票争奪も
 ◆田村市・田村郡(定数2−5)
渡辺広迪 65 自現(4)
樽井義忠 59 民新
三瓶正栄 50 無新
先崎温容 37 無新
本田仁一 48 無新
 3期務めた民主現職が昨年12月死去し、混戦模様となっている。自民は現職1人を公認し、さらに新人1人を推薦して党勢拡大を狙う。民主は新人を擁立し、現有議席の維持を目指す。
 ◆南相馬市・飯舘村(定数2−3)
太田光秋 43 自現(3)
渡部一夫 63 民新
高野光二 59 無新
 南相馬市と、相馬郡のうち飯舘村が合区。自民現職に新人2人が挑む。
 ◆伊達市・伊達郡(定数3−5)
遠藤保二  63 自現(3)
佐藤金正  62 自現(2)
亀岡義尚  48 民現(2)
阿部裕美子 65 共元(2)
橘典雄   62 無新
 保守地盤の強い旧飯野町が福島市区に合区。自民は現職2人を公認したが、票を奪い合う可能性がある。民主は現職を擁立して現有議席維持を目指す。共産も元職を立てて議席奪還を狙う。無所属新人1人が立候補を予定している。
 ◆本宮市・安達郡(定数1−1)
佐藤政隆 57 民現(1)
 立候補を予定しているのは、民主現職のみ。無投票の公算が大。
 ◆南会津郡(定数1−2)
渡部勝博 51 民現(4)
星公正  58 無新
 民主現職に、無所属新人が挑む構図。
 ◆河沼郡(定数1−2)
小澤隆  70 無現(4)
小林昭一 59 自新
 無所属現職に自民新人が挑む。95年以来16年ぶりの選挙戦となる見込み。
 ◆大沼郡(定数1−1)
杉山純一 54 自現(2)
 立候補予定者は、自民現職のみ。無投票となりそう。
 ◆東白川郡(定数1−1)
立原龍一59 民現(1)
 立候補を準備しているのは民主現職のみ。無投票の公算が大きい。
 ◆石川郡(定数1−2)
円谷健市 57 民新
野崎正夫 61 無新
 4期務めた自民現職が引退し、新人同士の一騎打ちが濃厚。
 ◆双葉郡(定数2−5)
吉田栄光 47 自現(2)
坂本栄司 56 民現(1)
遠藤陽子 61 社新
青木敏孝 40 無新
白土正一 62 無新
 自民・民主の現職に新人3人が挑む。社民は福島第1原発事故後に公認候補の擁立を決定。無所属新人2人は、草の根運動を展開。

10月14日朝刊

1967チバQ:2011/10/15(土) 14:05:13
>>1963

水産特区の撤回請願を採択 宮城県議会産経委
 宮城県議会9月定例会の産業経済委員会は14日、宮城県漁協が提出した県の「水産業復興特区」構想の撤回を求める請願を賛成多数で採択した。村井嘉浩知事が提唱した特区構想に議会が異を唱えた形だが、県政与党の最大会派「自民党・県民会議」内は賛否が割れており、18日に開かれる本会議での採否の行方は流動的だ。自民会派は自主投票で臨む方針。

 請願には「県と県漁協、漁業者で協議し、将来の水産業の在り方について合意形成に努めるよう求める」とする付帯意見が付けられた。
 委員会採決では中山耕一委員長を除く委員9人のうち、自民会派の2人と、いずれも県政野党で民主党系会派「改革みやぎ」の2人、社民党県議団、共産党県会議員団の各1人の計6人が採択に賛成した。反対した3人は全員自民会派だった。
 採決に先立ち、委員会には請願提出者の菊地伸悦県漁協会長が参考人として出席。「漁協が機関決定し、約1万4000人の署名簿も提出した」と述べ、あらためて採択を求める一方、「(復興に向けて)今後もろもろ県と話し合いをしなくてはならない」と県との連携の必要性も強調した。
 委員会終了後、中山委員長は取材に対し「視察や意見聴取を繰り返し、採否の判断材料を共有してきた。県と漁協の対立が解消した中で判断したかった」と話した。
 請願は今年6月に提出され、付託された経済産業委員会は6、7月の2回、「県と漁協の話し合いを見守るべきだ」と継続審査にしてきた。


2011年10月15日土曜日

1968チバQ:2011/10/16(日) 15:42:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111016-00000074-mailo-l04
選挙:角田市議選 市選管、票を再点検 1票差当落選、「疑問票」1票抽出 /宮城
毎日新聞 10月16日(日)11時33分配信

 角田市選挙管理委員会は15日、9月11日に投開票された同市議選(定数18)で1票差の618票で落選した星守夫氏(58)=同市佐倉=が公職選挙法に基づき提出した有効票と無効票の再確認を求める異議申し出書を受け、投票用紙の再点検作業を実施。最下位当選者(619票)の有効票の中から「他事記載」と思われる「疑問票」1票を抽出した。市選管は20日に委員会を開き、この疑問票について有効か無効かの判断を下す。
 再点検作業は市役所で星氏と最下位当選者からそれぞれ2人の立会人が同席して実施。市職員約40人が有効票1万7271票と無効票117票を約2時間かけて念入りに点検した。その結果、名前のほかに判読しにくい文字が記載された投票用紙が有効票の中に1枚あり、市選管は疑問票として抽出した。【豊田英夫】

10月16日朝刊

1969チバQ:2011/10/17(月) 22:07:42
>>1967
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/1222
水産特区、漁業者反発 宮城県、県漁協で構想説明

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/1258
「水産特区」構想撤回請願、審査大詰め 採否見えず

http://sankei.jp.msn.com/region/news/111014/myg11101420570007-n1.htm
復興「新たな水産業を創造」 県が集積拠点再編プラン
2011.10.14 20:55 (1/2ページ)
 宮城県は東日本大震災からの復興の道筋を示した「県震災復興計画案」に基づき、宮城県水産業復興プランをまとめた。水産業集積拠点の集約再編、新しい経営形態の導入、経営体質の強化などを盛り込んでいる。水産業復興特区については復興計画案を踏襲し、漁業権の更新時期となる平成25年度までの「検討課題」としている。

 計画期間は復興計画案と同じ平成32年度までの10年間で、考え方として単なる原形復旧ではない「新たな水産業の創造」を打ち出している。

 具体的には、宮城県内に142ある漁港のうち気仙沼、石巻、塩釜、女川、志津川の5港は最重点漁港とし、背後地を一体的に整備したうえで、冷凍・冷蔵施設や水産加工施設の整備、事業者の再建支援に取り組み、競争力ある水産業の集積拠点として再構築する。

 地域の養殖業などの中心になる沿岸拠点漁港については、市町の復興計画と整合性を図りながら集中的に再整備を行う。

 新しい経営形態の導入に関しては、漁業の種類ごとの経営モデルを検討。再建を目指す漁業者が、それらに沿って漁業生産組合、漁業会社といった漁業経営の共同化、協業化、法人化を導入する場合に、その取り組みを支援する。

 また、早期復興には民間企業の資本、技術、経営のノウハウの活用が必要として、漁業者のニーズと民間企業の意向を把握し、双方の仲介を推進する。水産業復興特区については、漁業権の次期切り替えまで漁業者・漁協と十分な協議、調整に努めるとしている。

 さらに、経営体質の強化のため、沿岸漁業・養殖業の第一次産業だけでなく、水産加工などの第二次産業、流通・販売などの第三次産業も支援。水産物・水産加工品のブランド化、産学官の連携強化、農商工連携の推進などにより競争力を高める。

 東京電力福島第1原発事故への対応も盛り込み、水産物の検査態勢を整備し、消費者の不安解消に努めるとしている。

1970チバQ:2011/10/17(月) 22:20:55
>>1942>>1944>>1946
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20111017084722.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
反町長派、分裂も/藤崎町長選

 藤崎町の小田桐智高町長(51)が不信任決議案の再可決を受け失職した場合に行われる町長選で、反木村派の佐々木弘文・旧藤崎町長(64)が出馬の意向を示したことを受け、町議会で多数を占める反町長派が町長選対応をめぐり分裂する可能性があることが16日、関係者への取材で明らかになった。

 党籍や会派を超えてまとまっていた反町長派は、小田桐町長への対抗馬として木村直系・平田博幸前町議(54)の擁立で一本化したかに見えたが、佐々木政美町議が佐々木氏支援を明言したほか、別の町議も佐々木氏の動きに関心を示している。

 佐々木弘文氏は取材に対し、木村守男元知事に連なる小田桐、平田両氏のにらみ合いを「どちらが当選してもしこりが残る争い」と指摘し、自身のしがらみの無さを強調。佐々木町議は、親類関係にある佐々木氏の支持を明らかにし「第三極を町長にして町政安定を願う」と話した。

 一方、別の反町長派町議は取材に「同一行動は(臨時町議会で不信任決議案を出す)18日まで」と、町長選での支持候補の選択肢に佐々木氏があることを示唆した。

 さらに「ほかの町議の中にも大なり小なり、『これまでの動きと町長選とは別』という考えはある」と、不信任決議案可決後に反町長派が分裂する可能性に触れた。

 佐々木氏陣営の関係者は「反町長派議員にも温度差がある。議会対応も“同床異夢”だ」と勝機をうかがう。

 これに対し、平田氏を支援する小野稔町議は「反町長派が分裂したということではなく、(佐々木町議、共産党の浅利直志町議を除く)みんなで平田氏を支援する方針は変わらない。ただ、その意思確認はあらためてしていくつもりだ」と警戒感を隠さなかった。

 小田桐町長が不信任決議を受けて議会を解散したことに伴う9日の町議選では、反町長派の11人が全員当選。当初はこのうち、浅利町議を除く10人が、出直し町長選で平田氏を支援する方針を確認していた。

1971チバQ:2011/10/18(火) 21:47:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111018-00000101-mai-soci
<水産業復興特区>「撤回」請願は不採択…宮城県議会
毎日新聞 10月18日(火)21時3分配信

 宮城県議会は18日の本会議で、村井嘉浩知事が提唱する「水産業復興特区」構想の撤回を求めて県漁業協同組合が提出した請願を反対多数で不採択とした。最大会派「自民党・県民会議」に所属する沿岸部の一部議員が採択を求めたが「規制を緩和させ水産業を復興していくべきだ」などと不採択に回った議員が多く、不採択37票、採択20票となった。

 東日本大震災後、村井知事は「漁業復興のためには民間企業の力を借りる必要がある」として特区構想を提案した。

 民間法人も漁協と同等に漁業権を得られるようにする内容で、県漁協は「安定的な漁業管理が難しくなり生産意欲の減退につながる」と6月議会に請願を提出。審査を続けた9月議会の産業経済委員会は県と漁協、漁業者間の合意形成を促す付帯意見を付けて請願を採択していた。

 議会後、村井知事は「慎重な意見があったということを頭に入れておきたい」と話した。【宇多川はるか】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111018-00000006-khks-l04
水産特区13年度導入 宮城知事、初めて明言
河北新報 10月18日(火)6時10分配信

 宮城県の村井嘉浩知事は17日の定例記者会見で、政府の復興特区法案に盛り込まれた水産業復興特区に関し、「(法案が可決されて)制度ができれば果敢にチャレンジしたい。2013年度に必ず導入する」と表明した。
 村井知事は特区法案を「主張通りの内容だ。政府の前向きな検討に感謝したい」と評価。「宮城県が特区創設を要望し、国が(制度を)準備してくれた。『やりません』と言うことは常識的にあり得ない」と明言した。
 特区申請の時期は、導入準備が整った段階になるか、制度創設の直後になるか、法案内容が不明なため「明言できない」としたが、「申請に必要な計画を粛々と作り、漁業者と企業のマッチングも進める」と述べた。
 特区導入に反対する県漁協との話し合いは今後も継続する。13年度までに県漁協の合意が得られなかった場合の対応は「話し合えば必ず合意点を見いだせると信じる。合意しない前提の話はできない」と言及を避けた。
 村井知事が特区導入を明言したのは初めて。県漁協との対立が先鋭化した6月には、「特区を使わず企業が参入しやすい形が取れれば、それが最も望ましい。あえて特区を活用する必要はない」との考えも示していた。
 臨時国会に提出される法案は、(1)漁業者7人以上が社員や株主(2)漁業者世帯の7割以上が社員や株主―のいずれかの法人が漁協と同じ優先順位で、沿岸漁業の漁業権を取得できるようにする。
 特区構想をめぐっては、県議会9月定例会の産業経済委員会が14日、撤回を求める県漁協の請願を賛成多数で採択。18日の本会議で全議員による採決が行われる予定だ。

1972チバQ:2011/10/19(水) 23:19:02
>>1732>>1738
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001110190003
進出会社合併 白紙に
2011年10月19日

 六ケ所村に液晶産業を育成する県のクリスタルバレイ構想の一環として県が整備した貸し工場で、入居企業が合弁交渉をしていた神戸市の企業が18日、合弁を白紙撤回すると表明した。合弁設立は、貸し工場の運営支援のため県が支出した29億円の根拠だったが、執行の前提が崩れた格好だ。


 六ケ所村に15社を誘致する計画だったクリスタルバレイ構想はすでに頓挫。誘致できた2社も昨年、経営破綻(は・たん)した。うち、県の外郭団体が運営する貸し工場に入っていたエーアイエスは地元の産業廃棄物業者、相和物産に事業譲渡した。


 貸し工場事業の維持のため県は3月、外郭団体に借入金の一括返済などの資金として29億円を貸し付ける予算案を議会に提示。相和物産の経営能力に疑問を抱いた県議が反対したが、県は「相和物産が液晶メーカーとの合弁会社を設立する」まで予算執行を凍結する条件を追加し、予算案は可決された。


 その後、6月6日に相和物産が米国の液晶メーカー、サンテクノロジー社の日本法人と合弁企業設立の覚書を締結。経営基盤強化にメドが立ったとして、県は外郭団体に借入金の返済を許可し、約20億円の県費が金融機関に払われた。


 だが直後から、合弁の交渉がもつれ、当初7月中としていた合弁会社設立が遅延。17日夕、サンテクノロジーは県に「合弁会社設立を白紙撤回する」とする報告書を提出。18日朝、報道各社に報告書を送付した。


 18日の県議会決算特別委員会では、民主党の渋谷哲一県議がこの問題を取り上げた。県の答弁によると、相和物産は覚書では3人ずつだった役員を相和側が4人、サンテクノロジー側が2人にする変更を申し出。出資比率も、5対5から6対4への変更を提案したという。


 サンテクノロジーは県に提出した報告書で「再考を求めたが、相和物産のスタンスに変化はなかった」として、「合弁会社設立を白紙撤回することにした」と説明した。相和物産は取材に「会長が不在で答えられない」としている。


 現在、相和物産は県の外郭団体と10月末までの貸し工場入居の覚書を交わし、操業中。覚書では入居の本契約が結べない場合、相和物産が貸し工場を明け渡すことが記されている。


 県は合弁会社の設立を本契約の条件とする方針を打ち出しており、担当課は「相和物産単独との本契約はあり得ない」と説明。もし、相和物産が退去すると、賃料が外郭団体に入らず、29億円の県予算を執行したにもかかわらず、貸し工場運営が険しくなる。


 決算特別委で、合弁の成立を待たずに予算執行を許した県の責任を問う渋谷県議の質問に、県側は「合弁交渉はまだ継続していると認識している。サンテクノロジー側に真意を確認したい」と繰り返した。


 県議会の自民党幹部は、県が両者を調整できず合弁の白紙撤回の表明に至ったことについて「議会との契約不履行」と県を批判。県幹部は「外郭団体の20億円の借入金は月に数百万円の利息を生んでいたため、一日も早く返済したかった。合弁が危うくなったのは誤算だった」と説明した。

1973チバQ:2011/10/19(水) 23:23:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011101902000174.html
ゴミ収集に軍出動 ギリシャ・アテネ
2011年10月19日 夕刊

18日、ギリシャの首都アテネで、ごみ収集がストップし住宅地に放置されたままのごみの山=野村悦芳撮影


 【アテネ=野村悦芳】緊縮政策に反対する公務員が断続的にストを行っているギリシャの首都アテネで、ごみの収集が二週間以上にわたって停止し、街のあちこちにごみの山ができている。衛生状態の悪化を懸念する政府は十八日までに、軍の力を借りて収集する方針を決めた。

 住宅地では十〜二十メートル間隔で未回収の家庭ごみが積み上がり、中には高さが二メートル近くに達したところもある。悪臭が漂い、ネズミの姿も見られるようになった。ギリシャ政府は先週、民間業者に収集を委託したが、回収ははかどらず、収集車が放火される騒ぎも起きた。このため、軍の兵士を動員して事態の打開を図るという。

 アテネ在住の観光ガイドの女性(63)は「近所では伝染病が流行するのではないかとうわさされている。早く何とかしてほしい」と不安そうに話していた。

1974チバQ:2011/10/19(水) 23:59:51
http://news24.jp/nnn/news8652516.html
酒酔い運転容疑 須賀川市議を逮捕
(福島県)
■ 動画をみる 先月の選挙で当選したばかりの須賀川市議が、きょう酒酔い運転の疑いで逮捕された。
酒酔い運転の疑いで逮捕されたのは、須賀川市桙衝の市議、圓谷年雄容疑者31歳。
警察によると、きのう午後7時50分ころ、須賀川市桙衝の市道で右カーブを曲がりそこね、反対側のガードレールに衝突している乗用車を、通行中の人が見つけて通報した。
車の中に居た圓谷容疑者は酒に酔った状態で、駆けつけた警察官に対し、夕方から市内で酒を飲んでいたことを認めたという。
逮捕の連絡を受けた須賀川市議会は明日、全員協議会を開いて、今後の対応について決めることにしている。
[ 10/19 20:07 福島中央テレビ]

1975チバQ:2011/10/20(木) 00:06:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001110190001
漁業特区撤回の請願 異例の逆転不採択
2011年10月19日

 沿岸漁業の再生に民間参入は必要か。水産業復興特区の撤回を求めた県漁協の請願に、県議会は賛同しなかった。常任委員会の結果とは逆転する異例の展開をたどった背景には、最大会派のなかで賛否が割れたことがある。


 18日の本会議。最大会派の自民党・県民会議から2人がそれぞれ請願に反対、賛成の立場から意見を述べた。安藤俊威氏は、採択によって国が漁業特区を法案から外す口実を与えてしまうと懸念を表明。対する須田善明氏は「特区は漁協の同意があって初めて認められるべきだ」と主張した。


 記名投票の結果、議長を除く59人のうち、賛成20、反対37で不採択に決まった。欠席1、白票1。38人の自民で賛成したのは6人。いずれも選挙区が沿岸部だ。議員の一人は「漁業権がいかに浜にとって重要か知っている」と特区に反発する理由を語る。


 付託を受け、採択すべきだと決めた産業経済委だが、委員長の中山耕一氏は本会議で採択反対に票を投じた。「今回は一議員としての判断。視察で回ると、民間と組みたい漁業者もいた。再建の選択肢は増やすことが大事」と述べた。


 さらに県議選を来月に控えていることも影響したようだ。自民のベテラン県議は「知事の支援を得るためには良好な関係を維持したいと、県側に回った議員も多かった」と解説する。


 民主党系の改革みやぎも賛否が割れた。藤原範典会長は「採択されると国が制度設計を見直す、という説得があった」と県の切り崩しがあったと明かす。公明の一部と21世紀クラブは採択反対、社民、共産は賛成した。議員の表決は県議会ホームページで公開されている。

1976チバQ:2011/10/20(木) 00:12:44
>>1970
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20111019084941.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
藤崎町長「脱木村派」を宣言


町長失職を受けて記者会見する小田桐氏=18日午後




 藤崎町臨時議会で18日、8月に続き2度目の不信任決議を受けて失職した前町長・小田桐智高氏は同日、町役場内で記者会見し、出直し町長選への出馬をあらためて表明した。小田桐氏は木村太郎代議士後援会に所属するが、町政運営面で木村派からさまざまな圧力を受けた−として「『脱木村派』を宣言せざるを得ない」と強い口調で語った。

 町長失職について、小田桐氏は会見で「心外であり、不本意だ」と不快感をあらわにした。不信任決議で「町政を私物化」「町長として不適任」などと指摘を受けたことには「中身、根拠がない」と語気を強めた。

 木村系会派の「愛町会」代表が不信任決議を提出したことには「木村派の圧力、私を木村派から除名する動きだと感じる」との認識を示し、木村派から離れざるを得ないと語った。

 出直し町長選に向けては「藤崎小、常盤小の改築事業など重要案件の推進を訴えていく」と述べた。

 町議会解散による町議選、町長失職による町長選と、町政の混乱が今後も続くことには「町民の皆さんには本当に申し訳ない気持ち。執行者として責任を十分感じている」と話した。

1977チバQ:2011/10/20(木) 00:14:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111019t11020.htm
予期せぬ流れ、意外な大差 水産特区撤回請願不採択 宮城

記名投票で実施された「水産業復興特区」構想の撤回を求める請願の採決=18日、県議会


 宮城県議会9月定例会は18日、「水産業復興特区」構想の撤回を求める請願を賛成少数で不採択とした。定数61(欠員1)の6割を占める最大会派「自民党・県民会議」は自主投票で臨み、議長を除く37人が採択6、不採択30、棄権1に割れた。採否は拮抗(きっこう)するとみられたが、結果は大差。議員を不採択へ動かしたのは、外から転がり込んだ意外な大義名分だった。
 自民会派の議論は6日に本格化した。会派総会で沿岸部議員が採択を求めたのに対し、内陸部議員は任期満了に伴う廃案か不採択を主張。双方は真っ向から対立した。
 県議選(11月4日告示、13日投票)を目前に控えた議員心理も交錯した。「漁協の願いを無視すれば沿岸部は選挙を戦えない」「採択は与党会派が村井嘉浩知事にノーを突き付けるのと同じ」
 会派幹部によると、産業経済委員会が採決を先送りした7日時点で、3分の1の議員が採否を決めかねていた。
 空気が一変したのは、3連休後の11日。共産党現職が県議選向けに作成したチラシが、会派議員の目に留まった。
 チラシに記されたのは、活動報告と数人の応援メッセージ。その中に、県漁協幹部が寄せた「親身になって話し合っていただいたのが共産党」という文面があり波紋を広げた。
 県漁協の上部団体の全漁連は自民党の強力な支持団体。漁協幹部の「共産寄り」とも取れる発言に、自民会派は神経をとがらせ、保留としていた議員も硬化した。
 沿岸部議員は12日、巻き返しに出た。知事に気兼ねする議員を取り込もうと、産経委の採決で特区構想を否定しない付帯意見を提案し「撤回請願をマイルドにする」(ベテラン)ことを狙った。実際、14日の産経委は付帯意見を添えた請願が賛成多数で採択された。
 それでも、会派内に芽生えた県漁協への不信感は一掃できず、多くの議員が不採択に回った。採択派は「チラシが大義名分にされてしまった」と悔しがった。
 18日の本会議。会派の2議員が両極に分かれて討論した。採択派の須田善明氏は「県漁協の合意がない以上、いったん撤回すべきだ」と主張。不採択派の安藤俊威氏は「合意を得るために協議を見守るべきだ」と強調した。結論は違えど、目指す方向は同じだった。
 会派の佐々木喜蔵会長は「水産業への思いは一緒だけに、採否の判断は感情面に左右された。合意形成が大事との指摘は会派の総意と言える。知事には重く受け止めてもらいたい」と語った。

◎民主系会派3人が方針に反旗/県議選後勢力維持に不安

 「水産業復興特区」構想の撤回を求める請願をめぐり、民主党系の第2会派「改革みやぎ」(11人)は、「採択」の方針で本会議に臨んだが、3人が不採択に回った。会派幹部は「知事側に懐柔されたとも受け取られかねない」と危機感を募らせ、県議選(11月4日告示、13日投票)後の勢力維持に不安定材料を残した。
 同会派は、本会議前の会派総会で「漁協や漁業者の現場サイドと県の意思疎通が欠けている」と県の姿勢をあらためて批判し、請願を採択する方針を確認した。「記名投票でもあり、それぞれの判断に任せる」(藤原範典会長)として会派拘束は掛けなかった。
 採決では民主党県連幹事長代理の菅原敏秋氏、無所属の袋正氏と菅間進氏の計3人が「特区の基本的な考え方には賛同できる」などと判断し、不採択の意思を示した。
 藤原会長は「それぞれの考えに従ったということだろう」と語る。別の議員は「会派拘束を掛け、会派としての立場を鮮明にすべきだった」と悔やむ。
 会派内には、民主党政権が水産業復興特区の実現に向けた関連法案を次期臨時国会に提出する方針であることを踏まえ、「政権与党の中央と地方で整合性がないのはおかしい」と会派の方針をいぶかる声もあった。
 ベテランの一人は「(民主党と無所属の議員が混在する)会派内のひずみが表面化したということ。県議選後は、これまで通りにはいかないのではないか」と会派流動化の可能性を示唆した。


2011年10月19日水曜日

1978チバQ:2011/10/20(木) 00:42:30
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111019-OYT1T00271.htm
水産特区、議会が是認…民主系に多い特区否定派


水産業復興特区の撤回を求める請願の採決で投票する宮城県議(18日) 宮城県議会は18日の本会議で、「水産業復興特区」の撤回を求める県漁協からの請願について採決を行い、賛成少数で不採択とした。

 14日の産業経済委員会では、県漁協との歩み寄りを求める意見付きで採択された。自民系、民主系の2大会派は、県議によって判断は割れたが、本会議では委員会の判断を覆す形で、村井知事が推進する特区構想を県議会が是認する結果となった。

 特区撤回を求める請願の採決は、賛成20、反対37で不採択となった。会派別でみると、知事与党では自民系「自民党・県民会議」が賛成6、反対30。「公明党県議団」が反対3。「21世紀クラブ」が反対1。野党では民主系「改革みやぎ」が賛成8、反対3、「社民党県議団」が賛成4、「共産党県議団」が賛成2。

 請願の紹介議員だった自民系の長谷川洋一県議は退席、公明の伊藤和博県議は白票を投じ、議長の畠山和純県議は投票しなかった。

 養殖漁業への民間参入を促す水産特区構想に対し、県漁協は「民間企業は利益が上がらなければ撤退する。民間参入は地域に混乱を招く」と反発。6月上旬には県議会に構想撤回を求める請願を提出した。14日の産業経済委員会では、「願意をくむべき」との意見が多く出て、県と県漁協の歩み寄りを求める付帯意見を付けた上で、撤回請願は採択された。

 本会議では、自民系会派の須田善明県議は「特区以外の手法でも資本参加の施策は実現できる」と述べ、委員会の結論通りに採択するよう求めた。一方、同じ自民系会派の安藤俊威県議は「請願者(の県漁協)が改めて請願を出すのは可能。請願者と県当局の話し合い(の時間)を担保するため」として不採択を主張するなど、自民系と民主系では県議によって立場が分かれた。

 不採択の結果に、県漁協の菊地伸悦会長は「極めて遺憾。民間企業が漁場を使えば、漁業者とのあつれきを起こしかねない。これからも特区撤回を求め運動を展開する」とコメント。村井知事は「県漁協に理解頂けるように誠意を持って対応したい」と述べた。

(2011年10月19日12時26分 読売新聞)

1979チバQ:2011/10/20(木) 23:32:47
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111020-OYT1T01080.htm?from=y10
福島の全原発廃炉に…県議会が請願採択
福島原発
 福島県議会は20日の9月定例会本会議で、東京電力福島第一原発事故を受け、「県内すべての原発の廃炉を求める」とする請願を、第1会派の自民党を含む賛成多数で採択した。


 都道府県議会が原発の廃炉を求めて意思表示するのは異例。

 請願は6月に福島市の市民団体から共産党議員の紹介で提出され、6月定例会では継続審議となった。9月定例会では、19日の企画環境委員会の採決で賛成4、反対4の同数となり、自民党の渡辺義信委員長が不採択を決めた。

 しかし、同党は20日の本会議前の議員総会で、多くの議員が県内全10基の廃炉に賛成する意向をすでに示しているなどとして、本会議で採択に賛成することを決めた。県議選(11月10日告示)を間近に控えており、同党県議の間からは、「再び継続審議にすれば選挙に苦しむ。勝つためには賛成したほうが賢明だ」との声もあった。

(2011年10月20日21時57分 読売新聞)

1980チバQ:2011/10/20(木) 23:35:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000026-mailo-l07
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 県議選 投票まで1カ月 /福島
毎日新聞 10月20日(木)11時2分配信

 ◇各党主張、独自の原子力・復興策
 東日本大震災と福島第1原発事故の影響で延期されていた県議選(定数58)は、11月20日の投開票日まで1カ月に迫った。復興は道半ばで、放射性物質への不安が県民生活に暗い影を落とすなかでの異例の選挙。有権者の関心が原子力政策や復興事業に集中し、各党は主張に独自色を出そうとしている。
 最大会派・自民党の斎藤健治・県連幹事長は「3月11日以前より住みよい県にするには除染が必要」とした上で、中間貯蔵施設について「県は国に任せるのではなく、場所を提案して国から財源を獲得するぐらいでないといけない」と県に積極姿勢を求めた。
 県議会第2勢力の民主党にとっては政権与党として初の県議選。県連の宗方保総務会長は、政府による中小企業の救済策や除染への取り組みを挙げて「与党としての実績を粛々と訴える。復興を進めるのみだ」と語った。
 公明党の甚野源次郎・県本部代表は「中長期的には再生可能エネルギーも争点にはなるが、当面は、被災者に寄り添い、子どもを守る政策を前面に押し出す」と強調した。
 共産党の久保田仁・県委員長は「大型開発を優先して原発推進を容認してきた県議会の中で、国と東京電力にはっきりと物を言ってきた」と存在感をアピールした。
 社民党の古川正浩県連代表は「最終処分場問題など何年も前に社民党が指摘したことが今、議論となっている」と指摘。事故後、「党の存在意義を問われる選挙区」として双葉郡に公認候補を擁立した。
 今回が初の県議選となるみんなの党は2人を擁立。県連の小熊慎司代表は、政府・与党の構想に異論を唱えて「増税なき復興」を訴える。【種市房子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆各党の立候補予定者数◆
    公認(推薦) 現有議席
自民  30 (2)   26
民主  23 (1)   16
公明   3        3
共産   6        3
社民   4        2
みんな  2        0

10月20日朝刊

1981チバQ:2011/10/20(木) 23:36:47
http://www.asahi.com/politics/update/1020/TKY201110200621.html
2011年10月20日22時35分
有権者1400人所在つかめず 11月実施の宮城県議選
 東日本大震災の影響で延期されていた宮城県議選(11月4日告示、13日投開票)で、有権者1392人の所在が把握できていないことがわかった。津波被害を受けた沿岸部の10市町で、選挙期日の案内はがきが「宛先不明」で返送されたという。

 県選管が18日までに沿岸部の15市町に照会した。最も多いのは、石巻市と気仙沼市の約500人。次いで東松島市189人、南三陸町約100人など。

 県選管は、所在不明者の多くは津波で家を失うなどして県内外に避難しているとみている。20日午後には総務省で記者会見を開き、選挙日程や不在者投票の方法などを説明し、避難している有権者に投票を呼びかけた。

1982チバQ:2011/10/21(金) 23:52:06
>>1936
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000071-mailo-l04
選挙:女川町長選 須田県議が立候補表明 現職・安住氏は出馬撤回 /宮城
毎日新聞 10月21日(金)11時43分配信

 自民党の須田善明県議(39)は20日、石巻市役所で会見し、震災で延期されていた女川町長選(11月4日告示、同13日投開票)に無所属で立候補することを表明した。
 須田氏は「震災で壊滅的な被害を受けた町の未来づくりに向け、20年後の町を担う私たちの世代が先頭に立って復興に取り組まねばならない」と語った。
 須田氏は女川町出身出で、明治大卒。民間企業に勤務した後、1999年の県議補選(旧牡鹿選挙区)に立候補し、初当選。現在3期目。09年から同党県連幹事長を務めてきたが、同日付で辞任した。
 須田氏の立候補表明を受け、4選を目指して既に立候補を表明した現職の安住宣孝町長(66)は「町政に混乱を招きたくない」との理由で立候補を見送る方針。現時点では、他に立候補の動きが見られず、無投票となる可能性が強い。【石川忠雄】

10月21日朝刊

1983チバQ:2011/10/23(日) 17:42:14
>>1979
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001110220005
3.11後の選択:廃炉採択「容認できぬ」
2011年10月22日

 ●連合福島運動方針「脱原発」盛らず


 民主党県連の最大支持母体である連合福島は21日、福島市で定期大会を開いた。運動方針には「脱原発」を盛り込まず、民主県連との見解の違いが明確になった。連合の影山道幸会長は取材に対し、県議会が原発の廃炉を求めた請願を採択したことを「拙速で容認できない」と批判した。


 同日、連合福島の運動方針に入った原発に関する記述は、「事故の早期収束と除染対策の徹底」など足元の課題だけだった。


 上部団体の連合の古賀伸明会長は10月の定期大会で「脱原発依存」の方針を表明。民主党県連も7月、県内原発の廃炉問題には触れないながらも、「原子力政策から脱却するという意味での脱原発を基本とする」と中長期の姿勢を示した。


 連合福島が慎重なのは、電力会社や原発メーカーの労働組合、大量に電気を使う企業の労組に対する配慮がある。影山氏は大会の冒頭あいさつで「脱原発の議論を中心にすると(連合の)組織が割れかねない」と述べ、政府のエネルギー政策の見直しや雇用対策が固まるまでは話し合わない方針を示した。


 影山氏は21日、朝日新聞の取材に対し、失業手当(雇用保険)の延長特例がなくなる年明け以降、原発で働いていた人たちの失業問題が発生する可能性に触れ、「脱原発は、県民の思いとしては分かる。ただ、雇用問題をどうするか、そのプロセスが示されない中、安易に脱原発とは言えない」と語った。


 また20日の県議会で、県内の原発をすべて廃炉にすべきだとする請願の採択に民主党県議も加わったことに不快感を示し「連合福島は民主県連の考えに一歩距離を置きたい」と述べた。


 請願採決に臨んだ現職についても、連合福島は県議選で支援する考え。しかし、影山氏が採択を容認しない姿勢を示したことで、民主県連の「脱原発」の主張は選挙期間中、かげりを見せる可能性もある。


 ●予定者説明会 88陣営が参加/県議選


 11月20日に投開票される県議選(定数58)の立候補予定者への説明会が21日、県内7カ所で開かれた。現職や新顔ら計88陣営の本人や代理人らが出席した。


 県議選では、すでに現職44人、前職2人、元職2人、新顔36人の計84人が立候補を表明し、選挙に向けた準備を進めている。説明会には、立候補を検討している新たな4陣営の関係者らも出席した。各会場ではこの日、県選管の担当者が立候補の届け出の手順や選挙公報の掲載文の修正方法などについて説明した。


 無投票の可能性が高いと見られてきた二本松市(定数2)では、会場の最前列に座った男性が「候補者の擁立を模索している。原発事故が起きた今だからこそ、きちんと反原発の立場の人を立てて、選挙でしっかり議論してもらいたい」と話した。


 ●「選挙カーは自粛」6現職申し合わせ/川俣町議選


 川俣町の町議6人は21日、11月20日に投開票される町議選で選挙カーを使わないことを申し合わせた。車には氏名を大書きした看板も取り付けず、街頭での演説はハンドマイクで行うという。


 町議選は4月の統一地方選で行われる予定だったが、震災の影響で延期されていた。今のところ、定数16に対して現職15人、前職1人、新顔2人の18人が立候補の準備を進めている。


 町内では山木屋地区が計画的避難区域に指定され、約800人が区域外の町内に避難している。また、飯舘村や南相馬市、浪江町の住民約700人も川俣町内で避難生活を送っており、選挙運動の方法について議論されてきた。その結果、現職の町議6人が選挙カーを使わないことで合意。選挙初日と最終日に6人が合同で街頭演説をすることも決めた。


 このうちの1人は「被災者は『選挙どころじゃない』という気持ちも強いはずなので、大音響で名前を連呼する従来のやり方を改めたい」と話している。

1984チバQ:2011/10/23(日) 20:14:58
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111021t61021.htm
廃炉請願採択 福島県議選控え世論意識 全会一致異例の展開
 福島県議会が20日、県内の原発10基全ての廃炉を求める請願を採択した。共産党県議が単独で紹介議員となった請願は、委員会審査では不採択。この日の本会議では5議員退席の上、全会一致で採択される異例の展開となった。各党を廃炉へと突き動かしたのは、1カ月後に迫る県議選への思惑だった。

 最大会派の自民党は19日の企画環境委員会で4議員全てが請願採択に反対したが、この日は会派拘束もかけて賛成に回った。県連幹事長の斎藤健治議員は「委員会では審査継続の立場だったが脱原発を県連で決定しており、本会議で賛成するのは問題ない。選挙まで1カ月。有権者に対する正直な意思表明だ」と言う。
 「『原発はもういい』というのが県民の率直な気持ち。ごく当たり前の決定だ」と語るのは、第2会派の県民連合を社民党などと構成する民主党県連の総務会長の宗方保議員。別の議員は「わざわざ廃炉を明言する必要はないが、選挙を控えてあえて反対はできない」と明かす。
 これまで県議会が原発に関する姿勢を決める際には、特別委員会を設置するのが一般的だった。公明党県本部代表の甚野源次郎議員は「もっと慎重に議論を重ねる必要があったとは思う。廃炉に向けて県議会がどう責任を果たすか、選挙後に課題が残った」と話す。
 「世論が後押ししてくれた」と採択を喜ぶのは共産党の神山悦子議員。「選挙向けのパフォーマンスなのかどうか、県民は各党の今後の対応を注目している」と指摘する。社民党県連代表の古川正浩議員は「脱原発をさらに推し進める歴史的な一歩だ」と評価する。
 一方で、原発が立地する双葉郡選出の議員は複雑な表情。本会議を退席した民主党の坂本栄司議員は「地元の雇用や、事故収束に向けて頑張っている作業員の士気低下が心配だ」と語る。自民党の吉田栄光議員は賛成したが「まだ復興・復旧の方策が出ていない状況。判断が早かったという気持ちはある」と話した。


2011年10月21日金曜日

1985名無しさん:2011/10/24(月) 00:38:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111023-00000070-mai-pol
<山形・村山市議選>新議員17人決まる
毎日新聞 10月23日(日)23時58分配信

 任期満了に伴う山形県・村山市議選(定数17)は23日投開票され、現職16人、元職1人の新議員が決まった。党派は自民4人、公明1人、共産2人、社民1人、みんなの党1人、ほかは無所属だった。

 投票率は76.61%で、過去最低だった前回(81.45%)をさらに4.84ポイント下回った。当日有権者数は2万2521人(男1万788人、女1万1733人)。【鈴木健太】

◇村山市議選開票結果(定数17−18)

当 1231 森  一弘 56 無現

当 1219 大山 正弘 57 無現

当 1155 秋葉 新一 60 公現

当 1111 茨木 久弥 72 自現

当 1024 須藤 和幸 60 社現

当 1008 中里 芳之 44 共現

当 1006 柴田 好美 66 無現

当 1002 佐藤 敏彦 54 無現

当  985 川田 律子 58 共現

当  982 能登 淳一 57 自現

当  928 長南  誠 66 無現

当  926 長谷川 元 38 無現

当  876 佐藤 昌昭 54 無現

当  857 海老名幸司 63 自現

当  821 鈴木 健治 61 自現

当  690 井沢 秋雄 70 み元

当  688 布川 淳一 59 無現

   615 菊池 貞好 57 無新

最終更新:10月23日(日)23時58分

1986チバQ:2011/10/25(火) 00:23:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111024t11012.htm
民主と自民火花 安住財務相、村井知事が宮城県議選で応援

政権与党の強みを訴える安住財務相=23日、涌谷町



立候補予定者の応援に駆け付け、演説する村井知事=23日、角田市



 東日本大震災で延期された県議選(11月4日告示、13日投票)を目前に、定数1をめぐる攻防を繰り広げる県内2選挙区に22、23の両日、安住淳財務相と村井嘉浩知事が入り、それぞれ民主党、自民党の候補予定者の応援にフル回転した。政権与党の強みを前面に出す安住財務相に対し、村井知事は県政与党として支える自民党との二人三脚ぶりを強調した。
 1人区のうち両党の公認・推薦候補が激突するのは角田・伊具(角田市、丸森町)と、遠田(美里、涌谷両町)の両選挙区。角田・伊具選挙区は今回から定数が2から1減となる。
 「被災者に何とか以前の生活に戻ってもらいたいと願い、3次補正を編成した。復興へ、国は責任を持ってやる」
 安住財務相は22日、角田市に入り、民主党新人の緊急集会に出席。約200人の支持者に対し、国の財政責任者の立場を強くにじませた。
 翌23日には涌谷町内で開かれた同党新人の決起集会でマイクを握り、「私も一緒になって町の利便性を高め、若い人が住める町にしたい」と訴え、地元の幹線道路などインフラ整備の例を挙げながら政権政党の自信をのぞかせた。
 一方の村井知事。2日間、両選挙区に立つ自民党の公認、推薦候補が開いた集会を駆け回った。
 涌谷町内で22日開かれた同党現職の総決起集会では、約220人の支持者を前に「(自民党の候補が)当選するかどうかは、遠田選挙区の声が私の所に届くかどうかという大きな問題。危機感を持っている」と述べ、与党効果をにじませ、陣営を引き締めた。
 23日には、角田・伊具選挙区で同党が公認、推薦する2現職の集会に相次いで出席。各会場で「県執行部の信頼も厚い」「私の最大の理解者」と訴え、「村井効果」を自ら演出した。
 22、23の両日、安住財務相は両選挙区を含む民主党の候補予定者5人の集会に出席。村井知事は自民党の7人(推薦を含む)の応援に回った。


2011年10月24日月曜日

1987チバQ:2011/10/25(火) 23:05:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111025t11018.htm
宮城県議選前哨戦 TPPめぐり温度差 慎重民主・反対自民
 交渉参加の是非判断が大詰めを迎える環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、県議選(11月4日告示、13日投票)の前哨戦で民主、自民両党の訴えに温度差が目立っている。野田佳彦首相が参加に前向きな姿勢を示す民主党は、候補予定者が慎重な対応を強いられるのに対し、自民党は農村部を中心に反対姿勢を強力に打ち出し、選挙戦での争点化を狙う。

 民主党県連は、21日に発表した政策集に「TPP」の文言は一切盛り込まなかった。県連幹部は「政府内で話し合うべき問題だ」と説明。「TPPは県議選の争点にはならない」と話した。
 県連内には「党と候補者の考えに違いがある。賛否の態度表明は難しい」と嘆く声がある。22、23の両日、県内各地の選挙区を回った安住淳財務相(衆院宮城5区)は、農業問題を前面に訴えつつ「TPP」の言葉を慎重に回避した。
 同党現職の一人は「政府は結論を少しでも先送りしてほしい」と話す。県選出国会議員は「党への風当たりが強い中、TPPに着手すれば勝負できない」と言い切った。
 一方、ことし3月、TPPの反対決議をした自民党県連は、農村部を中心に攻勢を強めている。
 「体を張ってでもTPPを阻止する。風土に合った農業を守らなければならない」。県北部で22日にあった県政報告会で同党現職は力を込めた。
 別の会場でマイクを握った県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)は「農業対策がない状態で参加に踏み込むのはあんまりだ。政府がTPPに前のめりなのは、沖縄をめぐる外交の失敗を穴埋めするため」と解説し、民主党との対立軸を鮮明にした。
 他の政党の対応も分かれている。
 社民党は、福島瑞穂党首が仙台市内で行った街頭演説で「日本の農業は本当に駄目になる」と強調。共産党は23日、仙台市内でマイクを握った小池晃政策委員長が「国内の1次産業をつぶすことになる。まるで亡国の政治だ」と訴えた。
 公明党県本部の石橋信勝代表は賛否は明確にせず、「直ちに導入されると農業者は全滅してしまう」と慎重に話す。みんなの党の菊地文博県支部長は「(交渉参加に)乗り遅れることなく、話し合いをすることが重要」と賛成の立場だ。


2011年10月25日火曜日

1988チバQ:2011/10/27(木) 22:31:22
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111027t11026.htm
宮城県議選 仙台市議、支援の動き低調
 東日本大震災の影響で延期されていた宮城県議選(11月4日告示、13日投票)の仙台市内5選挙区で、仙台市議の動きが全般的に低調だ。統一地方選で同日選だった市議選は8月に終了。県議選が単独実施となり、政党内の連携や現職陣営間のバーター戦術が弱まったことが背景にある。市議選で高みの見物を決め込んでいた県議の支援要請に、「選挙の借りは選挙で返すのが鉄則」(ベテラン)と突き放す本音も聞かれる。

 仙台市の政令市移行に伴い、県議選と市議選は1991年春の統一地方選から、同じ日程で5回実施された。政党候補や地盤が重なる候補らが連動した選挙戦を展開してきたが、ことしは震災でともに延期され、市議選は8月、県議選は11月に分断された。
 ある民主党市議は今月中旬、同じ選挙区の党県議から支援依頼を受けたが、「市議選で力添えを頂いたわけでもないし…」と歯切れが悪い。
 自民党市議も「選挙が別々になっていろいろ頼まれるが、今回は『それなり』の応援になる」と打ち明ける。
 無所属市議の一人も、選挙はがきや総決起集会の準備といった裏方の仕事を複数の県議から頼まれ、うんざりの様子。「市議選後、震災復興の議会が続き、自分の選挙の残務整理もままならない。応援する余裕はない」とこぼした。
 市が予算計上した市議選と県議選の費用は、約7億1400万円。分断選挙の影響で、2007年の前回を約2億5200万円も上回ることになった。中堅市議は「選挙費用はかさむし、約2カ月半の間に2度の大型選挙。有権者の選挙離れが心配だ」と懸念する。
 県議選は告示まで8日。計算できる固い組織票で議席確保を目指す公明党や共産党、社民党のほか、4議席を獲得した市議選に続く躍進を狙うみんなの党の所属市議は、活動を強め始めた。
 前回は各選挙区で、県議選と市議選合わせて15〜30の陣営が入り乱れて戦ったが、今回は最も多い青葉選挙区でも立候補を予定するのは10陣営。多くの市議が「盛り上がりに欠け、過去最低だった市議選の投票率(40.03%)を下回るのではないか」と予想している。


2011年10月27日木曜日

1989チバQ:2011/10/27(木) 22:46:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111026t11023.htm
宮城県議選 みんなの党、攻勢強める 民・自批判の受け皿狙う

仙台市内の街頭でアジェンダを訴えるみんなの党関係者


 迫る宮城県議選(11月4日告示、13日投票)に初めて参戦するみんなの党が、攻勢を強めている。6選挙区に公認候補を擁立し、全員当選を狙う。8月の仙台市議選では無党派層の受け皿となり、4議席を獲得する躍進を見せた。直後の選挙戦だけに、各党が警戒を強めている。

 県議会9月定例会が閉会した19日夕。みんなの党の立候補予定者は仙台市内のショッピングセンターで街頭演説を展開した。車両に渡辺喜美代表の顔写真を大きく張り出し、「増税なき復興を」と呼び掛けた。
 同党は県議選で、仙台市の5選挙区と気仙沼・本吉選挙区に計6人を立てる。元衆院議員秘書や会社社長をはじめ、仙台市議の秘書を経験した女性などがそろった。
 8月の仙台市議選では6人を擁立し、元市議と3新人の計4人が当選。県議選に立つ新人は「市議選後、有権者の反応に手応えを感じる。議席獲得により、党を見る目が変わった」と言う。
 政策面でもアピールを忘れない。国、県の震災対応に対する不満を吸収しようと、「復興アジェンダ(政策課題集)」を策定した。目標議席は、県議会で議案提出権を持つ交渉会派になるための5議席以上。改選後に会派再編が大きく流動化すれば、キャスチングボートを握れる可能性もある。
 無党派層に食い込みたい民主党陣営が警戒を強める。党県連幹部は「政権党への批判の受け皿になる可能性がある。個人の実績を訴え、これまでの支持層を着実に固めていくしかない」と気を引き締める。
 自民党県連幹部は「被災者は施策実現のスピードを求めている。地元をよく知り、経験と実績がある人が優先されるだろう。仙台市議選ほどの結果は出ないのではないか」と予測する。
 みんなの党は、昨年夏の参院選で元県議の菊地文博氏が立候補し敗れたが、10万票余りを獲得して一定の地歩を築いた。菊地氏は県支部長に就き、次期衆院選宮城2区の公認候補となる。仙台市議選と県議選の二つの地方選を支持基盤強化の突破口と位置付け、候補者を発掘し、戦略を構築してきた。
 菊地氏は「風頼みではない政党に脱皮できるかどうか。本当の勝負はここから。党勢をより確固たるものにしたい」と意気込む。


2011年10月26日水曜日

1990チバQ:2011/10/28(金) 23:11:30
>>1930-1937あたり
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111028t51016.htm
町レベルで異例の大物対決 山形・大石田の出直し町長選
 山形県大石田町の公共工事入札に絡む汚職事件で受託収賄罪で起訴された前町長の辞職に伴う出直し町長選(11月8日告示、13日投票)で、自民党参院議員丸山和也氏が11月6日、立候補を予定する新人の応援のため同町を遊説することが27日までに決まった。別の新人の応援には民主党の蓮舫行政刷新担当相が30日に駆け付ける。全国的に知名度のある2人が前哨戦の応援に来るという、町長選レベルでは異例の展開になっている。

 立候補を予定するのは元町議大山二郎氏(56)と会社役員庄司喜与太氏(65)の2人で、無所属新人同士の一騎打ちになる見通し。大山氏の応援に丸山氏、庄司氏の応援に蓮舫氏がそれぞれ来る。
 大山陣営によると、大山氏が県外の自民党関係者に知名度のある応援弁士の派遣を依頼し、丸山氏の遊説が決まった。丸山氏は大山氏の決起集会に出席し、自民党県議らと応援演説する予定。大山陣営は「丸山氏の人気で多くの町民を集めたい」と意気込む。
 蓮舫氏は、野田グループの同僚である近藤洋介衆院議員(山形2区)の国政報告会に出席するため、尾花沢市に来ることが以前から決まっていた。庄司氏と付き合いのある近藤氏からの要請を受けて隣町の大石田へも足を運び、庄司氏の後援会集会に参加する。
 丸山、蓮舫両氏とも立候補予定者との個人的なつながりはない。「うちは参院比例選出ということもあり、選挙の規模にかかわらず都合が付けば応援に行く」と丸山氏の事務所。蓮舫氏の事務所は「町村長選の応援に閣僚が赴くのはあまり例がないかもしれないが、調整がついたので要請に応じた。汚職絡みの出直し町長選という事情は承知している」と説明する。
 今回の出直し町長選は、汚職の温床となった入札制度の改革や町政の信頼回復が最大の焦点になる。町内のある商業関係者は「応援がヒートアップするのはいいが、大石田をどうするかという本質が選挙から抜けているようで情けない」と感想を語った。


2011年10月28日金曜日

1991チバQ:2011/10/28(金) 23:23:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111022-00000027-mailo-l04
’11県議選みやぎ・震災後:/上 仙台市内は混戦模様 太白は政党対決鮮明 /宮城
毎日新聞 10月22日(土)10時47分配信

 東日本大震災を受け延期されていた県議選(11月4日告示、同13日投開票)は、告示まで2週間を切った。立候補を準備している顔ぶれを、注目選挙区や津波被害を受けた沿岸部の選挙区を中心に紹介する。(敬称略)
 ■青葉
 有権者約23万人で、浮動票の行方が結果を左右する選挙区。県内最多の定数7に対し10人が挑む予定。民主は遊佐と菅原、自民も相沢と元職の中沢を擁立。公明の石橋は6選を、共産の遠藤は再選をそれぞれ目指す。みんなの熊谷は元厚生労働事務官。無所属のうち前回トップの菅間は支持団体を小まめに回り、吉川は東北電力労組の支援を受け再選を狙う。伊藤は桜井充参院議員の元秘書。
 ■宮城野
 宮城野は若林とともに震災で津波被害を受け、集団移転の問題が残る。定数4に7人が立つ見通しで、民主の坂下が6選を、自民の石川、公明の庄子が3選をそれぞれ目指す。みんなの堀内は、党県支部長で元県議の菊地文博の後継。無所属の佐々木は菊地の元秘書。沢田は医師の視点で復興を訴える。目黒は補選を含め4度目の挑戦。
 ■若林
 定数3に7人が挑み、混戦模様となる見込み。民主は擁立を見送る方針。自民は千葉と細川が議席維持を目指す。前回トップの社民の本多は集会を小まめに開き支持固め。共産の福島は仙台市議から転身して挑む。みんなの菊地は8月の同市議選での躍進を足がかりにする。無所属の小野寺は先月、立候補の意向を表明。渡辺は市川一朗前参院議員の秘書だった。
 ■太白
 定数5に8人が立つ見通しで、ほぼすべての主要政党が候補者を擁立、激戦の様相を呈している。前回トップの民主の藤原は支持層固めを進める。自民はベテランの菊地と若手の佐々木が議席維持を狙う。公明の小野寺は5選を目指す。共産の横田は県政批判票を取り込む。前回48票差で次点に泣いた社民の岸田は返り咲きを狙う。みんなの阿部は元仙台市議秘書の人脈も活用。諸派の赤間は過去2回の市議選に続く挑戦。
 ■泉
 定数5に8人が立候補する予定。前回トップの菅原は労組の票固めを進める。自民はベテランの今野と3選を目指す外崎を公認し、秋葉賢也衆院議員元秘書で無所属の岩沼を推薦した。公明は最重点区と位置付け伊藤が支持を固める。共産は五島が前回に続く挑戦。みんなの峯岸は中野正志前衆院議員の元秘書。小野は自民系会派だが無所属で4選を狙う。
………………………………………………………………………………………………………

1992チバQ:2011/10/28(金) 23:23:55
 ◇県議選立候補予定者◇
 【青葉】(定数7)
遊佐美由紀 48 党県政調会長 民現(4)
菅原敏秋  63 党県役員   民現(1)
相沢光哉  72 元県議長   自現(5)
中沢幸男  71 会社役員   自元(6)
石橋信勝  66 党県代表   公現(5)
遠藤いく子 62 党中央委員  共現(1)
熊谷敏彦  32 党県役員   み新
菅間進   60 元会社員   無現(5)
吉川寛康  42 東北電力社員 無現(1)
伊藤聡   32 元参院秘書  無新
 【宮城野】(同4)
坂下康子  52 行政書士   民現(5)
石川光次郎 44 党県役員   自現(2)
庄子賢一  48 党県副幹事長 公現(2)
堀内周光  35 会社社長   み新
佐々木秀之 36 元県議秘書  無新
沢田朋啓  33 医師     無新
目黒政市  57 元県議秘書  無新
 【若林】(同3)
千葉達   66 党県顧問   自現(4)
細川雄一  44 学校法人理事 自現(1)
福島一恵  50 元市議    共新
本多祐一朗 55 党県政審委長 社現(5)
菊地幸郎  50 会社役員   み新
小野寺一貴 37 会社員    無新
渡辺勝幸  36 元参院秘書  無新
 【太白】(同5)
藤原範典  64 党県選対委長 民現(4)
菊地浩   70 団体役員   自現(5)
佐々木幸士 39 党県青年部長 自現(1)
小野寺初正 62 党県副代表  公現(4)
横田有史  67 党県副委員長 共現(4)
岸田清実  56 党県幹事長  社元(3)
阿部千夏  41 元市議秘書  み新
赤間学   63 元会社員   諸新
 【泉】(同5)
菅原実   62 元高校教諭  民現(2)
今野隆吉  71 元県副議長  自現(6)
外崎浩子  51 元団体職員  自現(2)
伊藤和博  52 党県副幹事長 公現(1)
五島平   60 党県書記長  共新
峯岸真哉  34 党県青年局長 み新
小野隆   67 不動産会社長 無現(3)
岩沼宏幸  38 元衆院秘書  無新

10月22日朝刊

1993チバQ:2011/10/28(金) 23:24:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111024-00000026-mailo-l04
’11県議選みやぎ・震災後:/下 定数5に6人立候補か−−石巻・牡鹿 /宮城
毎日新聞 10月24日(月)10時43分配信

 ◇2議席目指し現新5人−−塩釜
 ■石巻・牡鹿
 石巻・牡鹿(石巻市、女川町)では、前回トップの自民県連幹事長・須田善明が女川町長選への立候補を表明。これを受け、定数5を6人で争う構図になりそうだが、元県議を擁立する動きもある。民主は加賀と坂下がともに4選を目指す。自民は佐々木と元職の池田が立候補し2議席獲得を狙う。共産の三浦は石巻市議から転身しての挑戦。前回2位の本木は自民会派だが無所属で3選を狙う。
 ■塩釜
 定数2に対し5人が立候補する予定。民主新人の阿部は石山敬貴衆院議員の元秘書で、若さをアピール。自民はベテランの柏と前回トップの佐藤が2議席独占維持を狙う。共産は先月の塩釜市長選に立候補した天下(あました)が12年ぶりの議席奪還を目指す。無所属の松木は生カキ販売会社元社長。
 ■気仙沼・本吉
 定数2の気仙沼と定数1の本吉(南三陸町)の両選挙区が統合された。本吉の自民現職・高橋長偉が「震災で選挙の態勢が整わない」と引退の意向を表明。定数3に対し立候補の意思を示しているのは3人だが、新人も立候補を模索しており、情勢は流動的だ。民主は前回トップの内海が6選を、自民は議長の畠山が5選をそれぞれ目指す。みんなの境は昨年4月の気仙沼市長選に続く挑戦。
 ■名取
 自民の小林正一と無所属で自民会派の佐々木敏克が引退する方針。定数2に対し無所属新人3人が立候補する予定で、前回の無投票から一転して選挙となる見通し。自民は過去2回、名取市長選に立候補した石川を推薦。民主は太田を推薦し、橋本清仁衆院議員が支援する。佐藤は元市議で、昨年1月まで議長を務めていた。
 ■亘理
 亘理(亘理、山元両町)は定数1に対し2人が立候補し一騎打ちになる見通し。自民は議長や党県連幹事長を歴任した渡辺が7選を目指す。学習塾を経営する無所属新人の山本は批判票の取り込みを狙う。
 ■宮城
 宮城(松島、利府の両町)は前回の無投票から一転、一つの議席を2人が争う構図になる見通し。松島町議から転身した自民現職の安部は同町が地盤。一方、無所属新人の渡辺は住まいのある利府町を基盤にする。(敬称略)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇県議選立候補予定者◇
 【石巻・牡鹿】(定数5)
加賀剛   59 党県役員  民現(3)
坂下賢   49 党県役員  民現(3)
佐々木喜蔵 62 食堂経営  自現(4)
池田憲彦  58 会社役員  自元(3)
三浦一敏  61 元石巻市議 共新
本木忠一  54 団体役員  無現(2)
 【塩釜】(同2)
阿部真喜  25 元衆院秘書 民新
柏佑整   64 党市支部長 自現(4)
佐藤光樹  43 党県役員  自現(2)
天下みゆき 55 党県委員  共新
松木英一  61 元会社社長 無新
 【気仙沼・本吉】(同3)
内海太  64 団体役員  民現(5)
畠山和純 65 県議長   自現(4)
境恒春  32 NPO役員 み新
 【名取】(同2)
石川利一 63 元仙台市職員 無新
太田稔郎 60 元市議    無新
佐藤賢祐 66 不動産賃貸業 無新
 【亘理】(同1)
渡辺和喜 70 党県顧問 自現(6)
山本久人 46 亘理町議 無新
 【宮城】(同1)
安部孝  55 党県役員  自現(3)
渡辺博史 41 元高校教諭 無新

10月24日朝刊

1994チバQ:2011/10/28(金) 23:26:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20111022_07.htm
宮城県知事再選2年―点検・村井流復興(上)強硬と弱腰/特区、原発 真逆の姿勢

水産業復興特区の撤回を求める請願が採決された本会議。演壇で開票作業が進む中、村井知事(手前右)は厳しい表情を崩さなかった=18日、宮城県議会


 「採択に可とする者20票、否とする者37票」。開票結果が読み上げられた瞬間、防災服姿の村井嘉浩宮城県知事は正面を見据えたまま、表情を変えなかった。
 18日の県議会9月定例会本会議。宮城県漁協が提出した県の「水産業復興特区」構想の撤回を求める請願は、記名投票の結果、賛成少数で「不採択」となった。議会は賛否をめぐり揺れた末、知事の意思を是認した。

<勝算秘める>
 沿岸漁業権の一部を企業に開放する特区構想を知事が打ち出したのは、東日本大震災の発生から間もない5月。唐突な提案に、一部県議や漁業者は気色ばんだ。
 反発の急先鋒(せんぽう)となった木村稔県漁協会長(当時)は6月、県庁を訪れ「復興への意欲や希望を打ち砕かれるような気持ちだ」と撤回を迫った。
 反対の声は日増しに強まったが、知事は早くから「勝算」を秘めていた。提案段階で、漁業権の一部開放に賛成する漁業者や企業の存在を把握。県漁協との直接交渉に、ぶれない姿勢で臨む後ろ盾とした。
 宮城県の震災犠牲者は、被災県で最も多い9000人以上。復興の使命を背負うトップの立場も加わり、知事は着実に自らの主張を法制化の軌道に乗せた。
 20日召集された臨時国会には、特区の関連法案が提出される見込みだ。タブー視されてきた既得権の開放は、国家的課題に昇華された。
 賛否が割れる問題にあえて一石を投じ、賛成派の存在を推進力にして政策実現の道を開く。強硬にも映る計算された政治手法は、特区問題に限ったことではない。
 震災前の1月、衛星利用測位システム(GPS)端末を利用して性犯罪前歴者の行動を常時監視する条例の検討を表明した際も、「再犯防止効果が見込める」という賛成派の支持を盾に正面突破を試みた。
 その陰には、真逆の一面もある。

<素っ気なく>
 水産業復興特区問題とは対照的に「及び腰」「消極的だ」との批判が多いのが、東京電力福島第1原発事故による放射能汚染対策だ。
 19日に閉会した県議会9月定例会では、多くの議員が放射性セシウムによる汚染稲わらや汚泥の問題を取り上げたが、村井知事は「国の責任でやるべきだ」と、紋切り型の答弁を繰り返した。
 女性団体が放射能対策の強化を求める要望書を提出した18日、知事は「国の明確な指示がない」と素っ気ない答えに終始。メンバーは「なぜ県独自でやろうとしないのか」と落胆した。
 村井県政は「富県宮城」を掲げ、自動車産業集積など産業政策に心血を注いだが、福祉や教育ではカラーが見えないとの批判も強まっていた。
 そこにめぐってきた3.11。震災前の実績はかき消され、県民の視点は震災後の復興や危機管理に集中する。
 福島県に隣接する丸森町は、住民の放射能不安への対応に追われる。保科郷雄町長は「原発事故の対応には物足りなさを感じる。宮城県は女川原発を抱えている。事故を人ごとと考えず、対策に本腰を入れるべきだ」と強調する。


 村井知事が再選を果たした2009年10月の知事選から、25日で丸2年を迎える。企業誘致の成功に彩られてきた県政運営は、東日本大震災で一変した。2期目の折り返しを控え、復興対策に映し出された村井流の光と影を検証する。(宮城県政取材班)

1995チバQ:2011/10/28(金) 23:26:59
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20111024_10.htm
宮城県知事再選2年―点検・村井流復興(中)速攻と拙攻/仮設 質への配慮後手

民間団体から、こたつを贈られる仮設住宅の住民。宮城県は建物を素早く整備したが、生活再建を支えるきめ細かな配慮は後手に回った=21日、気仙沼市の気仙沼公園


 「スピード重視のつけが回った」。東日本大震災の被災者向けに宮城県が整備した仮設住宅をめぐり、こんな評判が広がっている。

<数はクリア>
 233戸に450人が住む仙台市太白区あすと長町の仮設住宅団地。若林区で津波被害に遭い、5月初旬に入居した鈴木良一さん(69)は、敷地内の水はけの悪さに頭を痛める。
 「ここなんですよ…」。鈴木さんが指すのはプレハブの基礎部分。雨水がたまりやすく、大雨が降ると完全に引くまで2週間はかかるという。
 仮設住宅運営委員会の会長も務める鈴木さん。「基礎の木くいが水で腐ったせいか、床がゆがんできた。業者の選定や施工段階での指導は十分だったのだろうか」と入居者の声を代弁する。
 仮設住宅建設に向けた県の動きは速かった。鈴木さんも「避難所暮らしは限界だった。早く入居でき、ありがたかった」と感謝する。
 混乱の真っただ中だった震災3日後の3月14日、県は社団法人プレハブ建築協会(プレ協、東京)に1万戸の建設を要請。4月1日には2万戸を追加した。
 「スピードを上げろ」。村井嘉浩知事はこう言い続けたという。避難所暮らしを一刻も早く解消するための、強力なトップダウンだった。
 5月末には1万1172戸が完成し、当時、国が被災3県に示した完成目標(1万戸)をクリアしたのは宮城だけ。一括発注したプレ協の加盟各社の供給能力も、5月には週当たり計2500戸に増強。7月末には目標戸数2万2000戸の8割が完成した。佐藤仁南三陸町長は「お盆前にほぼ全てが完成した。評価したい」と振り返る。

<工事ずさん>
 「速攻」は奏功したかに見えたが、被災者の入居が始まった途端、予期せぬひずみが露見した。サッシからの浸水、床隙間からのアリの侵入…。
 気仙沼市のボランティア団体代表の佐藤賢さん(34)は「建設初期は特に、壁が薄かったり雨漏りが激しかったりとずさんな工事が目立った」と証言する。
 大手メーカー中心の建設で、地元業者が活用されず、断熱材補強や風除室設置といった寒さ対策の遅れが際立った。
 地元の建設会社幹部は「地域風土を熟知する業者なら、迫る冬を越すための丁寧な防寒対策は織り込み済み。知事は被災地が寒冷地であることを忘れ、地元の技術を軽視した」と言う。
 県議会9月定例会では、与党の自民会派から不満が噴出。県が借り上げた民間賃貸住宅の家賃支払いが大幅に滞っている問題も相まって、追及は激しく、代表質問で村井知事が「手続きが遅れ、心からおわびしたい」と非を認める場面もあった。
 「(完成の)期限にこだわり過ぎるあまり、きめ細かい対応を必要とする自治体と多少の意識の違いがあったことは否めない」。仮設住宅用地の確保に奔走した菅原茂気仙沼市長は、現場と県庁との温度差に不満をにじませる。
 大胆な政治決断は村井流の真骨頂だが、そこにはときに死角が潜む。「拙攻」と紙一重の危うさが付きまとう。


2011年10月23日日曜日

1996チバQ:2011/10/28(金) 23:27:27
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20111024_11.htm
宮城県知事再選2年―点検・村井流復興(下)発信と受信/提案機敏、足元に弱さ

宮城県のPRボードの前で記者団の取材に応じる村井知事。震災以来、情報発信に心血を注いでいる=8日、県庁


<先手を打つ>
 宮城県庁4階の秘書課ロビーに、鮮やかなグリーンをあしらった県のPRボードがある。
 正面にはケヤキの県章と「復興へ頑張ろう!みやぎ」の文字。村井嘉浩知事が記者団の取材に応じる際に背後に置かれ、写真や映像に収まる。
 東日本大震災後、メディア露出が一気に増えた知事。この機を捉え、「宮城の名前をアピールしない手はない」と県広報課が8月下旬に作った。
 知事がメディアに注目されるのは、単に被災地の首長という理由だけではない。政府を動かすような独自の政策提案があるからだ。
 「先手を打つ」。混乱のさなかだった4月上旬、知事は幹部職員にこう宣言し、政策の立案を指示した。
 言葉通り、委員を務めた政府の復興構想会議では、村井流の構想を繰り出した。沿岸漁業の漁業権を民間開放する「水産業復興特区」を提起したほか、復興財源の確保策として被災地自ら増税を求めた。
 当時の菅直人首相の震災対応がスピード感を欠いていたことも相まって、「復興のイニシアチブを取る力強いリーダー」という印象を発信することに成功した。
 奥山恵美子仙台市長は「最初から制度の議論に持って行こうとした着眼点が素晴らしい」と手腕を評価する。
 続く一手もしたたかだった。震災対応の合間を縫って、殺到するメディアの取材依頼に応じ、被災地の状況や復興に必要な政策を訴えた。新聞、テレビにとどまらず、海外メディアや会員制の専門誌にまで及んだ。
 県秘書課によると、震災以降、知事が受けた単独取材は今月20日までに100件。県内メディアが58件を占めるが、海外を含む県外も42件に達する。

<遠く感じる>
 「外」への情報発信は周到だが、県民を含む「内」への姿勢には変化が見て取れる。
 政府への要望活動や中央メディアの取材、講演などで上京が多くなったことで、被災地を訪ねる機会はめっきり減った。
 県震災復興計画案は、全国の著名な経済人、大学教授らを委員とした会議でまとめた。地元各界代表が計画を検討した岩手県とは逆の策定プロセスをたどり、「被災者に寄り添っていない」(宮城県議)との批判もあった。
 「首長との個別の意見交換があまりに少ない。メディアに出るのは結構だが、出過ぎはいかがなものか」と言うのは、知事が自民党県議時代の先輩にあたる佐藤勇栗原市長。「被災地にもっと足を運び、足元を固めて復興に当たってほしい」と忠告する。
 仮設住宅に身を寄せる被災者は、知事の姿勢を注意深く見守る。
 東松島市の農業大江貞徳さん(69)は「知事が遠くに感じられる」と言う。岩沼市で暮らす行政区長の桜井清さん(69)は「被災者が何を求めているのか、もっと耳を傾けてほしい」と求める。
 「衆知を集める県政」。村井知事が2005年に初当選した際に掲げた基本方針だ。2期目後半に向けて、どんな知恵を受信し、政策に生かしていくのか。復興へ正念場が続く。


2011年10月24日月曜日

1997チバQ:2011/10/28(金) 23:29:45
下がない
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111025/myg11102519410004-n1.htm
【攻防 宮城県議選】
復興への一票(上)それぞれの重い決断
2011.10.25 19:39 (1/4ページ)
 統一地方選として4月に行われる予定だった宮城県議選は、東日本大震災の影響で7カ月遅れとなり、11月4日告示、13日投票の日程で行われる。県外から事務職員の応援なども得てようやく実施にこぎつけたが、震災は選挙戦の構図にも影響を及ぼしている。(敬称略)

 気仙沼・本吉選挙区(定数3)。ここは今回から区割りが変更され、気仙沼(定数2)と本吉(同1)の2つの選挙区が合区になった。本吉を地盤にする自民の長老、当選5回で議長経験もある高橋長(ちょう)偉(い)(70)が出馬を断念した。

 当初は周囲の要請もあって、立候補するつもりだった。気仙沼地区の人口は本吉地区の4倍以上にも上るため、気仙沼にも拠点を設けた。しかし、協力してくれる予定だった人たちが震災で被災。加えて、地元である南三陸町の支援者の多くも震災後に仮設住宅に入ったり、県外に避難したりして、通常の選挙態勢すらままならない状況に追い込まれた。


 「本来ならこういうときだからこそ最後のお勤めをしなければならない立場なのだが、なにぶん選挙なので、勝てなければ働けない」。心残りの表情で高橋は言った。自身も津波で自宅を流されたが、「幸い会社は大丈夫だったので、今後は経済人として雇用の確保などに貢献したい」

 同選挙区は民主、自民の両現職とみんなの党の新人だけとなり、無投票の可能性も残されているが、新たな立候補の動きも出てきている。

               ■ ■

 登米選挙区(定数2)は前回(平成19年)、定数3に4人が立ち、自民党の現職が約200票差で落選した激戦区。震災で登米市の死者はゼロ。仮設住宅を建て、南三陸町の被災者を受け入れている。

 自民党候補の只野九(つ)十(く)九(も)(63)と熊谷盛広(60)の総決起集会には、県議選出馬を断念した高橋長偉の姿があった。

 「南三陸の隣にいらっしゃる先生に託して引退したい」と声を張り上げた。高橋は自民党県連幹事長の立場でもある。南三陸町から住民票を登米市に移した被災者も多い。「被災者票」を頼みにする候補者の姿が浮き彫りになる。

 登米選挙区の前回県議選のトップ当選は民主党系の袋正(61)。ところが袋が夏になって突然、引退を表明した。袋は「正直なところ震災で疲れてしまった。震災からの復興案や地元の高校の再編もめどが立ったので、これを区切りに農業に専念しようと思った」と理由を語る。

 登米は今回から定数が1減となり、前回にもまさる激戦が予想されていた。袋は無所属だが民主の推薦を受け、県議会で統一会派を組んだ。当選4回を数え、北部内陸では貴重な民主系の議席。地盤の強さも折り紙付きだっただけに、引退をいぶかる向きも多い。

 民主党県連選対委員長の藤原範典は「検討するにも時間が足りなかった」。袋は「震災からの復興はいずれ若い人に託すことになる」と、次回以降の世代交代を模索している。

 いずれにしても、袋の地盤である登米市の旧迫(はさま)町の票の行方が分からなくなった。ここの票の獲得が勝負のカギを握るといえる。

               ■ ■

 震災で重大な決断を迫られたのが、石巻・牡鹿選挙区(定数5)で3回当選を果たしていた自民党の須田善明(38)だ。今回は県議選ではなく女川町長選(11月13日投票)に挑む。

 「自分を育ててくれ、自分が住んでいる町が、これほどのダメージを受けている。県政を通してできることもあるが、自分たちの町すらなんとかできないということでは、との思いがある」と胸の内を明かす。

 「責任世代が先頭に立って、その姿を次の世代に見せなければならない。やれば少なくとも納得はできるはず。20年後、30年後、ここまでしかやれなかったと判断されるのか、ここまでできたと評価されるのか、それは分からないが」。須田も被災者。重い決断だったに違いない。

 同選挙区の立候補予定者は、7人とも石巻市に拠点を持つ。人口は石巻市が約16万人に対し、女川町は約1万人だ。

 ■宮城県選の経過 宮城県議選は延期特例法で最初、9月22日が期限だったが、沿岸部の被災市町で有権者の実態が把握できないなどの理由から実施が見送られ、その後12月31日まで再延期された。障害になっていたのは有権者の把握や投開票所の確保などだが、仮設住宅への入居が進むなどしてこれらの問題も解消された。被災市町では選挙事務に東京都内の自治体から50人近い応援を受け入れる。前回まで同じ日に行われていた仙台市議選は8月28日に実施済み。

1998チバQ:2011/10/28(金) 23:32:20
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001110250005
福島市 世代交代の様相
2011年10月25日
 ●3.11後の選択:県議選の構図〈1〉
 東日本大震災のため春の統一選から延期されていた県議選(定数58)は11月10に告示、20日に投開票される。19選挙区の構図を、立候補を予定している顔ぶれとともに紹介する。(敬称略)


 ○福島市


 今のところ現職で立候補を予定しているのは定数の半分の4人で、世代交代の選挙となりそうだ。


 自民は、前回選挙で2議席を獲得したが1人が任期途中で死去。今回はただ1人の現職で3期目を目指す桜田、返り咲きを期す前職西山、新顔の佐藤と丹治の4人を擁立し、議席の大幅増を狙う。民主は、現職で3期目を目指す高橋と再選を狙う石原、前回に続いて挑戦する新顔大場の3人を立て、議席増を図る。


 公明は現職甚野が5期目に向けて議席の維持を図る。共産は現職に代えて新顔宮本を、社民は4期務めた現職が退き、新顔紺野をそれぞれ擁立する。


 8期務めた無所属望木昌彦も引退を決めており、その票の行方も注目される。


 脱原発を掲げる市民団体代表の佐々木は前回に続いて準備を進めている。


 ○伊達市・伊達郡


 定数3に現職、元職、新顔の5人が立候補を予定し激戦となりそうだ。保守支持層が多いとされる旧飯野町は福島市区になった。


 自民は、現職の遠藤、佐藤を擁立。遠藤は、将来予定される東北中央道の相馬―福島間の開通を軸にした地域振興を訴える。酪農会社社長の佐藤は農家の早期賠償を訴え農村部を回る。


 民主からは前回トップ当選の現職、亀岡が立候補し、今後本格化する除染の推進などを訴える。共産は、元職の阿部が「脱原発」を前面に押し出し、議席の復活をねらう。


 新顔では、旧梁川町の元町議、橘が無所属での立候補を予定している。


 ○二本松市


 今回選挙から区割りが変わり区域が拡大、定数が1増えた。当初、立候補の準備を進めていたのは現職で民主の本田と、新顔で自民推薦の遊佐の2人だけだったが、無所属の男性1人が共産の推薦を受ける予定で立候補の準備をしており、選挙戦となる見通しだ。


 3期目を目指す本田は知名度を生かして旧市内を中心に支持を訴える。ミニ集会なども開催し幅広い層への浸透を図る。元市職員の遊佐は自民の支持層に加え、長年かかわるスポーツ少年団の活動を通じ、若い世代への支持拡大を狙う。

1999チバQ:2011/10/28(金) 23:32:53
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001110260005
3.11後の選択:県議選の構図〈2〉
2011年10月26日

 ○主要6党、論争熱気/郡山市


 主要6政党の12人が9議席を争う激戦模様。エネルギー政策を中心にした政党間の政策論争に加え、立候補予定者の大半を占める50代半ば以上の世代と、30代の2人の世代間論争も注目される。


 自民は現職の大和田光流が引退、同じ田村町を地盤とする山田を擁立し、現有5議席確保を目指す。市長選立候補に伴って辞職後、前回返り咲いた佐藤は議長の経験を引っ提げての戦い。長尾と柳沼は3期目、勅使河原は2期目に挑む。


 民主は現職の吉田に加え、市議4期の佐久間と参院議員元秘書の椎根で、一気に2議席増を狙う。


 公明は党県本部幹事長の今井、共産は県議団長の神山の議席確保が目標。社民は通算5期務めた古川正浩が引退、後継に市議5期で知名度のある八重樫を立て、議席死守を図る。


 みんなは震災後に名乗りを上げた新顔の辻が初議席獲得を目指す。


 ○合区で選挙戦へ動き/須賀川市・岩瀬郡


 須賀川市と岩瀬郡を合わせた新たな選挙区。二つの旧選挙区は前回いずれも無投票で決まったが、今回は現元新の5人による戦いが確実視される。


 民主は県連総務会長の宗方が、市議時代からの地盤である旧須賀川市を中心に支持を固める。自民は県連幹事長の斎藤が議長を務めた鏡石町を拠点に、須賀川市へと支持拡大を図る。


 川田は旧岩瀬郡区で4回当選。市内と鏡石町、天栄村に事務所を置いて10年ぶりの返り咲きを狙う。円谷は民主の推薦を辞退し、「豊かな福島を取り戻そう」と初めての選挙を無所属で戦う。須賀川市議を1期務めた鈴木は、公務員制度改革などを掲げて初当選を目指す。


 ○無投票の公算大/本宮市・安達郡


 民主現職の佐藤が再選を目指す。旧本宮町時代に町議を務めた本宮市など全域で支持拡大を図る。そのほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。
(敬称略)

2000チバQ:2011/10/28(金) 23:33:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001110270004
3.11後の選択:県議選の構図〈3〉
2011年10月27日

 ○組織力争いの様相に/会津若松市


 4議席を、5政党の7人が争う見通し。議席を持つ民主、自民がそれぞれ2人を擁立。共産、社民、みんなが議席獲得を目指す。際だった争点はなく、候補者の組織力争いの様相だ。


 民主は現職2人を立てる。前回トップ当選の渡部は東北電力労組の支援で6選を狙う。宮下は渡部恒三衆院議員の支持者への浸透で再選を目指す。


 自民は前回2議席を得たが、任期途中で小熊慎司が参院議員(みんな)に転出。現職平出は会津若松市長選へのくら替え出馬を断念、個人後援会の組織力で4選を目指す。新顔石村は農業団体に支えられる。


 共産、社民は前回と同じ顔ぶれ。共産は原田を立て、8年前に失った議席の奪還を目指す。社民の小川は自治労と旧社会党時代からの人脈が支え。


 みんなの水野は唯一の女性。2大政党に不満を持つ保守層の受け皿を狙う。


 ○4連続無投票か/喜多方市・耶麻郡


 喜多方市と耶麻郡の2選挙区が合区したが、いずれも1999年の選挙以来同じ顔ぶれで無投票が続く。今のところ、7選を目指す民主現職の瓜生、自民現職の小檜山、遠藤以外に立候補の動きはなく、4回連続で無投票の公算が大きい。


 瓜生は北塩原村や喜多方市全域、小檜山は猪苗代町、遠藤は旧喜多方市を中心に支持を広げている。


 ○政権党との距離問う/南会津郡


 5選を目指す民主現職の渡部に、無所属新顔の星が挑む。ともに渡部恒三衆院議員を選挙で支えているが、政権党との「距離感」は異なる。


 渡部は「震災や豪雨災害からの復興には政権党との強いパイプが大切」と訴える。星は「県政は政権党のいいなりではいけない」と草の根の支援に期待。


 ○久々の選挙戦か/河沼郡


 5選を狙う無所属現職の小澤に対し、自民が新顔の小林を擁立。16年ぶりに選挙戦となりそうだ。


 初当選以来の選挙戦となる小澤は、後援会の引き締めに躍起。これまでの実績と県庁内の人脈を背景に安定感を訴える。今月初めに立候補表明した小林は、現職への不満について「町村長との対話が足りない」と述べる。「変化」のムードを盛り上げようと懸命だ。


 ○無投票の公算大/大沼郡


 党県筆頭副幹事長で自民現職の杉山しか出馬表明がなく、前回に続き無投票の公算が大きい。

2001名無しさん:2011/10/29(土) 12:05:40
>>1980
これ、社民現有2ってなってるけど
07年当選時は現有3だったが、民主にでも移ったのか?

2002名無しさん:2011/10/29(土) 23:12:05
>>2001
いわき市の現職が離党しましたけど民主には移ってないですよ。
理由については、不明確ですけど党務を離れて政務に専念したいみたいなことを言ってたようです。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/480
一方、社民党県連の副代表だった同市選出の西丸武進県議(64)が先月、離党届を出し、今月初めに受理されたことも波紋を呼んだ。市立常磐病院の民間譲渡を骨子に含む「市立病院改革プラン」がまとまって間がなく、西丸氏が地域医療問題に熱心だったことから、「市長選転出か」と見られたわけだ。だが、西丸氏も「離党は党務と県議活動(政務)に対する党県連合との見解の違い。市長選とは無関係だ」と話すばかりだ。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/1965
社民は前回まで公認していた現職が09年に離党。このため、公認候補は擁立しない模様。

2003名無しさん:2011/10/30(日) 11:12:36
>>2002
ありがと。結局、離れた本当の理由って何だったんだろうね。

2004チバQ:2011/10/30(日) 21:17:12
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/10/post_2301.html
支所設置に賛否両論 職員も家族と離れ離れ
2011年10月29日 | カテゴリ: 連載・原発大難

福島支所の開所式に臨む職員。大橋課長(前列左)も家族と離れた生活が続く=28日  すぐ戻れる―と思って古里を離れて200日以上。緊急時避難準備区域が解除されるなど自治体の置かれた状況は少しずつ変化している。一方で仮設住宅などでの不自由な住民生活は固定しつつある。避難自治体で唯一、県外の埼玉県に役場機能を置いた双葉町が28日、郡山市に支所を開き新たな局面を迎えた。ただ町にとっても、住民にとっても将来の輪郭をはっきり描ける段階ではない。住民の気持ちをどうつなぎとめ、未来を展望すればいいのか。大きな壁を前に苦悩する自治体の姿を追う。

開所の日、訪れる町民はわずかだった。
 町福島支所が設けられた旧仙台食糧事務所郡山支所での開所式には井戸川克隆町長(65)をはじめ職員、町議らが出席した。簡単なセレモニーの後に業務がスタートした。県内の本格的な行政窓口の設置はこれまで議会をはじめ多くの町民が要望を続け、ようやく実現した。しかし、町民からは「ようやくだ」「いまさら」と賛否両論がある。
 「(支所の開所は)遅かったと思うが、あった方がいい」。8月に避難先の山形県から移り、妻、母と郡山市の仮設住宅に暮らす高村博さん(63)は多少、心強く感じている。これまで町からの情報提供は乏しく、支所が開所する日も知らなかった。「今までほとんど町の情報がなかった。支所ができて改善されれば」と願う。一方、同じ仮設に住む40代の男性は「今ごろできても仕方がない。もう証明書の発行を受けるなどの用事もない。(支所が)あってもなくても一緒ではないか」と冷ややかだ。
 福島支所に配属されたのは全部で約80人いる町職員のうち4分の1の20人。「多くの町民が待ち望んでいた。各班が協力して期待に応えたい」。総務班長として支所の責任者を務める大橋利一産業振興課長(58)は力を込める。
 大橋課長は原発事故後、一緒に住んでいた母親、妻、次男と共に埼玉県へ避難した。体調を崩した母親は間もなく埼玉県内の介護施設に入り、妻は仕事の関係でいわき市に移った。富岡町に住んでいた長男もいわきに落ち着いた。大橋課長と次男は役場機能を移した同県加須市と狭山市で、それぞれ借り上げのアパート暮らしを続けていた。
 9月からは二次避難所の猪苗代町のホテルに設置された町連絡所に駐在していたが、福島支所への異動で今度は郡山市に移った。

慣れない単身生活で食事は外食や弁当が続く。
 家族との会話のない日々は味気ない。母親が弱ったのは避難が負担になったためだと思う。休日は母親に面会するため片道約2時間半の道のりを車で行き来することになる。
 猪苗代では住民票や被災証明発行で日数がかかることなど町民の不満を直接感じていた。「一人暮らしは大変だが少しは慣れてきた。業務も自分の生活も、しばらくはバタバタするだろうが、少しでも良くなるように前向きに進むしかない」。疲れなど感じている暇はないと思っている。
 加須市に家族を残して福島支所に異動になった別の職員は「境遇は(多くの町民と)皆同じ。町民のために働くのが仕事なのだから、とにかく一生懸命やるだけ」と気持ちを奮い立たせる。「町が最終的に県内に戻る時期は分からないが、県内に戻る先陣として土台づくりをしたい」と語る職員もいる。
 井戸川町長は開所式で「今の状況は長く続けられない。みんなとどこかに集まり、町がきれいになったら帰る。それまで町民一体となって頑張りたい」と、感極まった顔であいさつした。
 原発事故による避難自治体で唯一、県外に活路を求めた双葉町。どの自治体も経験したことのない事態の中、答えの見えない模索が続く。

2005チバQ:2011/11/01(火) 22:34:03
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111101_01.htm
3回連続「無風」濃厚 復興最優先 釜石市長選6日告示
 任期満了に伴う岩手県釜石市長選(6日告示、13日投票)は、告示まで5日となった。立候補を表明しているのは、現職で再選を目指す野田武則氏(58)だけ。かつて保守系同士が激しい選挙戦を繰り広げた同市長選も、無投票が2回続く。東日本大震災からの復興が最優先課題となる中、異例の3回連続「無風」が濃厚となってきた。(釜石支局・玉応雅史)

 野田氏は2007年11月の市長選に立候補し、初当選した。同じ年の4月に、無投票で再選されたばかりの前市長小沢和夫氏の死去に伴う選挙だった。民主党の岩手県議を2期目途中で辞し「市民党的な立場」を前面に、無投票で市長に転身した。
 前市長の死去という「緊急事態」で選挙が回避された側面が強い前回に続き、野田氏は震災という「緊急事態」に再度直面することになった。
 震災の爪痕がいまだに癒えない市内では「震災がなければ選挙になっただろうが、一刻も早い復興が最優先の時に選挙をやっている時間はない」(自営業の男性)との雰囲気が重く漂う。
 各政党も野田氏を推薦するのか、独自候補を擁立するのかの態度を明らかにしておらず、選挙ムードは高まらない。
 野田氏陣営は「派手な運動はできない」(後援会幹部)と気を使う。選挙に備えた後援会事務所もいまだに設置しておらず、告示前日の5日にテントを設営し、事務所代わりにするだけにとどめる考えだ。
 このまま対立候補が現れなければ、野田氏は有権者の審判を受けずに2期目を迎えることになる。釜石市で、3回連続無投票でトップが誕生するのは異例だ。
 野田氏は県議4期、釜石市長3期を務めた父武義氏の後援会組織を受け継いだ。県議選で強さを発揮し「盤石な布陣に戦いを臨める人がいない」(市議)との見方もある。
 政治的に無風とはいえ、市政課題は山積する。新日鉄釜石製鉄所とともに栄え、1963年には人口9万2123人を誇った三陸の拠点都市も、89年に高炉が停止し人口流出が止まらない。2009年には4万人を割り込み、震災でさらに2000人以上減少。3万7271人(10月1日現在)に落ち込んでいる。
 人口流出を食い止める新たな産業創出など、震災前からの課題の解決は依然、道半ば。野田氏は市長1期目の取り組みを「80点」と自己採点するが、有権者の評価が下される可能性は低い。
 釜石商工会議所の和田盛雄専務理事は「選挙になっても、震災でゼロからのまちづくりとなり、野田市政の成果をどう評価するかは難しい」とした上で「市民の声を広く聞く姿勢は評価できるが、それを具体化する決断力とリーダーシップが、震災の今こそ求められる」と話している。

◇主な釜石市長選の結果
1987年4月       
当 野田 武義(無新)18,219
  浜川才治郎(無現)17,925
  柏崎 知哉(無新)   718

 91年4月       
当 野田 武義(無現)無投票

 95年4月       
当 野田 武義(無現)無投票

 99年4月       
当 小野 信一(無新)12,833
  大久保隆規(無新)11,553
  野田 忠孝(無新) 5,119

2003年4月       
当 小沢 和夫(無新)14,057
  長谷川忠久(無新)12,973

 07年4月       
当 小沢 和夫(無現)無投票

 07年11月       
当 野田 武則(無新)無投票


2011年11月01日火曜日

2006チバQ:2011/11/01(火) 22:35:18
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111028_03.htm
復興 秋の陣―県議選激戦区ルポ(1)/太白、角田・伊具

 東日本大震災で延期された県議選は、11月4日の告示(13日投票)まで1週間となった。震災後初めての全県選挙で、民主党政権の震災対応をはじめ、復興をめぐる村井嘉浩知事の県政運営が争点に浮上している。各政党の消長も焦点。前哨戦から激しい攻防を繰り広げる10選挙区を見た。(5回続き)

◎太白(定数5)=仙台市太白区/主要6政党競り合う

 「国との連携を密にし、復旧復興に全力を挙げる」。5選を狙う民主現職の藤原範典は21日、党県連の県議選向け政策集を県庁で発表し、政権党の強みを強調した。
 前回(2007年)は県内最多の2万597票を獲得したが、一転して逆風にさらされる。
 政権交代後、首相が3人も代わり、震災対応は後手に回った。8月の仙台市議選では同じ選挙区の党現職2人が前回票を半減させ、1人は落選。藤原は「前回の反動は大きい」と危機感を強め、支持者回りに躍起だ。
 太白選挙区は主要6政党の候補が激突する。党勢を懸けた競り合いは波乱含みの様相だ。県政与党の自民党は、現職2人が議席確保を狙う。
 6選に挑む現職の菊地浩は26日、選対組織を発足させた。県政与党の自信を背景に「復興には経験と実績が欠かせない」と即戦力を強調した。
 中田地区などに浸透し、体育関係の人脈も生かす。「民主党と違い、地域に根を張る自民党の強みをフルに発揮する」と対決姿勢を鮮明にする。
 「行動力と若さにあふれ、復興になくてはならない人だ」。再選を期す佐々木幸士は8日、地元の泉崎で後援会集会を開き、知事村井嘉浩のメッセージを披露した。
 8月の市議選では、父親の両道が6800票を獲得してトップ当選。「相乗効果で上位当選を」と余勢を駆る。
 ほかの4党も「看板候補」が立つ。
 5選を目指す公明現職の小野寺初正は「6政党がそろい、候補者は全て横並びだ」と集会のたびに危機感を強調する。堅固な党支持組織の支援に加え、地元票の掘り起こしに余念がない。
 「大企業優先で被災者不在」と村井県政を揺さぶるのは、共産現職で5選を狙う横田有史。街頭や集会で県復興計画を批判する。党県委員会は「争点は明確。存在感を示す」と戦略を練る。
 前回48票差で落選した社民党元議員の岸田清実は「最後の1議席を争う戦いになる」と背水の陣を敷く。党首福島瑞穂が22日に仙台入りし、てこ入れを図った。労組の支持固めにも奔走する。
 混戦に拍車を掛けるのが初挑戦のみんなの党。地元育ちで新人の阿部千夏は、豊富な運動量が武器だ。「しがらみのない政党だから改革ができる」と訴え、二大政党批判票の受け皿を目指す。
 無所属新人の赤間学は「宅地被害の支援強化を」と主張する。

◎角田・伊具(定数1)=角田市、丸森町/現新3人サバイバル

 定数削減条例が10月に施行されたため、定数は2から1に減った。4年後の想定が前倒しの形となり、震災前に立候補を表明していた現職2人と新人1人の3人が、一つの議席を争う。少なくとも現職1人が議席を失うサバイバル戦だ。
 「大変な選挙だが、どんなことがあっても頑張り抜く」。4選を狙う自民党現職の寺島英毅は23日、地盤の丸森町で開いた県政報告会で、現職のプライドを振り払うように自らを鼓舞した。
 県農政部長などを歴任したベテラン。角田との合区前を含む過去3回の選挙と比べ、「これだけ厳しい戦いは記憶にない」と危機感を強める。
 丸森町では町議選が県議選と同日選。寺島は系列町議と連動して、支持固めに奔走している。
 3選を目指す無所属現職の長谷川洋一は23日、角田市で総決起大会を開いた。「定数減が今回から適用とは想像しなかった」と率直に述べ、「震災復興の大事な時期だからこそ、県議として仕事をさせてほしい」と支持を呼び掛けた。
 ベテランの寺島を意識して「フットワークの軽さ」を前面に掲げる。新人との攻防では「豊富な経験」を打ち出す両面作戦だ。地盤の角田市での浸透に加え、丸森町への広がりを狙う。
 「少しずつ名前と顔を覚えてもらえるようになった」。2現職に挑む民主新人の武田暁は、手応えを強調する。10月上旬以降、ほぼ毎朝、角田市内の交差点に立つ。
 財務相安住淳(衆院宮城5区)が応援に入った22日の緊急集会。武田は「地域の声を県に届け、さらに国につなげるのが県議の役目」と政権中枢との近さを強調。「小さなアリだって何千匹も集まれば巨象を動かせる」と対抗心を燃やした。(敬称略)

2007チバQ:2011/11/01(火) 22:35:32
◇県議選立候補予定者
 【太 白】(5−8)
藤原範典 64 党県選対委長 民現(4)(国推)
菊地浩 70 元大学教授  自現(5)
佐々木幸士 39 元衆議員秘書 自現(1)
小野寺初正 62 党県副代表  公現(4)
横田有史 67 党県副委員長 共現(4)
岸田清実 56 党県幹事長  社元(3)
阿部千夏 41 元市議秘書  み新
赤間学 63 元会社員   無新
 【角田・伊具】(1−3)
寺島英毅 71 元県職員   自現(3)
長谷川洋一 57 元角田市職員 無現(2)(自推)
武田暁 36 元衆議員秘書 民新 (国推)
2011年10月28日金曜日

2008チバQ:2011/11/01(火) 22:35:53
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111029_02.htm
復興 秋の陣―県議選激戦区ルポ(2)/登米、遠田

立候補予定者の演説に拍手を送る支持者ら=22日、涌谷町

◎登米(定数2)=登米市/現元3人「迫の戦い」

 「当選の枠が二つに狭まり、現職2人と元議員が争う。厳しい選挙戦になる」。知事の村井嘉浩は22日、登米市内2カ所でマイクを握り、危機感をあおった。
 村井が足を運んだのは、ともに自民現職で再選を目指す旧豊里町長の只野九十九と、旧津山町長の熊谷盛広の県政報告会。両会合には、それぞれの支持者約400人ずつが詰め掛け、演説に聞き入った。
 東日本大震災後、戦いの構図は激変した。10月に定数削減条例が施行され、定数は1減の2となった。その直前には、5選を目指し民主推薦で立候補する意向を固めていた無所属の袋正が突然、引退を表明した。
 震災後の前哨戦で焦点に急浮上したのは、袋が前回獲得した約1万5000票の行方だ。
 袋が地盤としていたのは旧迫町と旧中田町。登米市内の有権者約7万1000人のうち、この地域の有権者は4割以上を占める。特に旧迫町は、約1万7000人が住む大票田だ。
 「袋票」の取り込みに勝機を見いだそうとする3陣営は、激烈な「迫の戦い」を繰り広げる。
 熊谷は、旧迫町を中心とした商業関係者への支持拡大を狙う。県政報告会では「商業や商店街の活性化は重要な課題だ」とアピールを忘れなかった。出身の佐沼高の同窓生も集票の軸だ。
 只野は、袋を支持していた畜産関係者への浸透を目指す。県政報告会やチラシで、稲作と畜産を組み合わせた「登米型農業」の確立を訴える。袋の後援会関係者にも支持拡大を図る。
 2現職に挑む無所属元議員の渡辺忠悦は、旧迫町を中心に朝の街頭活動に余念がない。交通量の多い交差点で、通り掛かりの車に頭を下げ、有権者に顔を売り込む。
 渡辺は前回、約200票差で当選を逃した。陣営は「出身の旧南方町を足場に、旧迫町でも福祉充実や零細企業支援を訴えて広がりを目指す」と議席奪還に燃える。

◎遠田(定数1)=涌谷、美里町/老練と若手、舌戦し烈

 5選を目指す自民現職の中村功のてこ入れに、復興を指揮する県政トップが駆け付けた。
 「次を勝ち抜けば、間違いなく議長になる。町にとって、こんな素晴らしい、名誉なことはないんです」。知事村井は22日、涌谷町のイベントホールで演説し、最大級のリップサービスで支持を呼び掛けた。
 中村を待ち受けるのは、財務相安住淳(衆院宮城5区)の後援会が支える民主新人との一騎打ち。「非常に苦しい戦いと感じている」。中村は、これまでにない危機感をにじませた。
 父の故健一から地盤を受け継ぎ、農業政策に通じる。党県連幹事長や自民会派会長を歴任しキャリアは十分だ。陣営は「地に足の着いた政治家」をアピールし、古くからの支持者や農業団体への支持固めに奔走する。
 「ここで育てていただいた恩返しをしたい。介護、医療を充実させたい」。民主新人の大友新は21日夜、自身が住む美里町山の神団地で、ミニ集会を開いた。25畳ほどの会場に詰め掛けた住民は約40人。自治会幹部は「選挙で推薦を出すのは初めて。地元から県議を出そう」と呼び掛けた。
 大友は町内で高齢者福祉施設を運営する。少子高齢化が進む地域で「介護のプロ」を強調し、浸透を狙う。安住の後援会が支えるほか、美里町長の佐々木功悦が支持を鮮明にする。
 「年齢は相手の2分の1だが、思いや行動力はある」。街頭では現職を意識した訴えに力が入る。(敬称略、県議選は11月4日告示、13日投票)

◇県議選立候補予定者
 【登米】(2―3)
熊谷盛広  60 元津山町長 自現(1)
只野九十九 63 元豊里町長 自現(1)
渡辺忠悦  61 会社役員  無元(1)
 【遠田】(1―2)
中村功   61 農業    自現(4)
大友新   33 会社社長  民新(国推)


2011年10月29日土曜日

2009チバQ:2011/11/01(火) 22:36:47
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111030_01.htm
復興 秋の陣―県議選激戦区ルポ(3)/泉、塩釜

立候補予定者の集会で「頑張ろう」と声を張り上げる支持者たち=20日、仙台市泉区


◎泉(定数5)=仙台市泉区/2新人攻勢 現職警戒

 自民党衆院議員の秘書を務めた新人2人が、攻勢を掛ける。
 「絶対負けられない戦いです」。みんなの党新人の峯岸真哉は25日、仙台市泉区上谷刈の住宅地に入った。元衆院議員中野正志の秘書時代に築いた人脈を武器に直伝のどぶ板戦を展開。企業、支持者回りは9月から6000回以上を数えた。
 もう1人は、衆院議員秋葉賢也(比例東北)の秘書だった無所属新人岩沼宏幸。25日朝、市地下鉄黒松駅前で「食品の放射線検査を徹底する」と呼び掛けた。街頭活動重視は、秋葉が県議時代から続けたスタイル。31日には決起集会を開く。
 現職たちは、強力な防衛線を張る。
 3選を狙う自民現職の外崎浩子は過去2度、秋葉の後継として戦った。岩沼の参戦で危機感は強い。「何とか勝ち抜きたい」。20日の集会で支持者120人に訴えた。中野も駆け付け「私の元秘書は他党。応援はあり得ない」と言い切った。
 「2新人に票を奪われている」。7選に挑む自民現職の今野隆吉は焦りを隠さない。9月以降、休まずに平日朝の街頭演説に取り組み、これまでにない空中戦を展開。ミニ集会にも力を入れ、高森などの地盤で着実な支持固めを進めている。
 副議長で4選を狙う無所属現職の小野隆は、県政報告会を各地で開く。23日に松森地区で行った集会では「大型新人候補と横一線の情勢だ。苦戦している」と支持を求めた。泉中央や七北田で支持を広げ、商工、体育団体の人脈も生かす。
 3選を狙う民主現職の菅原実は前回(2007年)、1万6000票余りを獲得してトップだった。今回は逆風を警戒して街頭活動は控える。「確実に獲得できる票を固めよう」。23日の選対会議で、支持者周りを加速させることを確認した。
 再選を目指す公明現職の伊藤和博は23日、党参院議員と共に、震災で地割れや陥没が発生した紫山、寺岡地区に入った。「不安を取り除く対策が大切だ」と住民に寄り添う姿勢をアピールし、強固な党支持層へ確実に浸透する。
 共産新人の五島平は、線量計を左手に握るスタイルで街頭に立ち「原発ゼロの実現を」と主張する。26日の事務所開きでは、陣営幹部が「前にも後にもないチャンスだ」と声を張り上げた。

◎塩釜(定数2)=塩釜市/独占自民に3氏挑む

 塩釜市で22日、民主の国政報告会があった。会場のホテルはほぼ満席。「頼めば時の財務大臣だって来てくれる。これが政権党だ」。党県連幹部が目を細めた。
 その財務相安住淳(衆院宮城5区)は、主役である新人の阿部真喜を褒めちぎった。「これから20年、政治家をやってもまだ45歳。相当大物になりますよ」。阿部は感極まって泣きだした。
 自民が独占する塩釜での議席獲得を安住は「悲願」と言う。陣営幹部は「経験不足は問題じゃない。政権党のメンツの問題だ」と言い切る。
 5選を狙う自民現職の柏佑整が迎え撃つ。支部長を務める党塩釜市支部の主催で30日、国政報告会を開く。会場は民主が使った同じホテル。来賓は元首相の安倍晋三だ。
 「こちらは党県連幹事長も経験したベテラン。民主と同じ条件で集会を開き、震災復興に必要な人材は誰かと有権者に問いたい」。陣営のボルテージが増す。
 3選を目指す自民現職の佐藤光樹は、震災の後遺症と闘っていた。自宅と後援会事務所は津波で全壊。10月に入ってようやくプレハブ事務所を設け、立て直しを急ぐ。
 この4年、地道にミニ集会を続けてきた佐藤。強力なフットワークで人脈は格段に広がった。「被災者の一人として県民の声を聴くことから始めたい」と話す。
 火花を散らす二大政党を横目に、共産新人の天下みゆきが間隙(かんげき)を縫う。狙うのは1999年県議選の再現。6人が立候補して保守票が分裂し、共産新人が2議席目に滑り込んだ。
 9月の塩釜市長選に続く挑戦で知名度はある。党市議と連携してあいさつ回りを続け「地場産業の再起に手厚い復興予算を」と訴える。
 無所属新人の松木英一は24日、県庁で記者会見し「若年層に食い込んでいきたい」と話した。
(敬称略、県議選は11月4日告示、13日投票)

2010チバQ:2011/11/01(火) 22:36:58
◇県議選立候補予定者
 【泉】(5−8)
菅原実 62 元高校教諭  民現(2)(国推)
今野隆吉 71 県社協理事  自現(6)
外崎浩子 51 元団体職員  自現(2)
伊藤和博 52 党県副幹事長 公現(1)
小野隆 67 県議会副議長 無現(3)
五島平 60 党県書記長  共新
峯岸真哉 34 元衆議員秘書 み新
岩沼宏幸 38 元衆議員秘書 無新(自推)
 【塩 釜】(2−5)
柏佑整 64 元衆議員秘書 自現(4)
佐藤光樹 43 元参議員秘書 自現(2)
阿部真喜 25 元衆議員秘書 民新(国推)
天下みゆき 55 党県委員   共新
松木英一 61 元会社社長  無新

2011チバQ:2011/11/01(火) 22:37:32
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111031_01.htm
復興 秋の陣―県議選激戦区ルポ(4)/若林、名取

立候補予定者の後援会集会で演説を聞く有権者ら=22日、名取市内


◎若林(定数3)=仙台市若林区/現新7人、混戦の様相

 4人もの新人の挟撃に遭い、現職3陣営が危機感を強める。
 「票の重みを背に受け頑張ってきた。議会で発言力も増した」
 前回(2007年)トップ当選で、6選を狙う社民現職の本多祐一朗は22日、六郷地区の集会で支持を求めた。強力な後援会組織で深く浸透するが、後援会幹部は「新人から攻勢を受けている。苦しい」と漏らす。
 前回の立候補者は4人。当選ラインを境に優劣は明らかだったが、今回は一転して混戦の様相だ。
 5選を目指す自民現職の千葉達は、実績を前面に掲げる。19日に一本杉町地区で開いた集会では「候補者の中で最年長。50〜80代の立場で年金、福祉に取り組む」と強調した。知事村井嘉浩も駆け付け、県政与党の強みを演出して見せた。
 もう1人の自民現職で再選を期す細川雄一は24日の集会で、必死の形相で訴えた。「私を使ってほしい。必ず期待に応える」。集まったのは、地盤の七郷地区の町内会や農協の関係者ら約450人。地元の票を固めきる戦術が加速する。
 守りを強める現職を、新人陣営は攻め立てる。
 プレハブの仮設住宅が立ち並ぶ日辺地区で25日、共産新人の福島一恵が被災者に声を掛けて回った。「村井知事は東京の大企業を向いている。皆さんの声を県政に届け、復興を加速させる」。仙台市議を5期20年務めた知名度を生かし、保守層への食い込みも狙う。
 みんなの党新人の菊地幸郎は「増税なき復興」「脱原発」などを掲げた党のアジェンダ(政策課題)を携え、連日街頭に立つ。支援者回りも加速させている。
 無所属新人の渡辺勝幸も、被災者目線を重視する。20日、地元の沖野地区の集会では犠牲になった友人の消防士を悼みながら「復興は遅れている」と強調した。
 無所属新人小野寺一貴は幹線道路でつじ立ちし、知名度アップを図る。

◎名取(定数2)=名取市/3新人、復興構想競う

 震災の大津波で、沿岸の閖上、下増田地区が壊滅的被害を受けた。復興の在り方が大きな争点になっているが、被災者に配慮した静かな前哨戦が続いている。
 自民現職2人は引退。無所属3新人が争う。震災後、各陣営は運動を控え、被災者支援や独自の復興計画作りに取り組んだ。それぞれの復興構想の浸透度合いが、攻防の鍵になりそうだ。
 閖上出身の石川利一は、4月に「新生なとり市民の会」を結成し独自の復興計画を市に提言した。「閖上のまちを残す」という現地再建の手法で、津波防御の県道塩釜亘理線の海側回りと名取川新橋架橋案を描いた。
 過去2回挑んだ市長選で構築した後援会組織が回転。自民の推薦も得た。元仙台市幹部の経験を生かし「復興には仙台、岩沼両市や県との連携が必要」と強調する。
 元市議の太田稔郎は、南部の館腰地区が拠点。震災直後に災害ボランティア団体を発足させ、避難者の生活支援や子どもたちへの学習支援に取り組んできた。
 各地でミニ集会を重ね、「活動を通じて聞いた被災者の叫びを市全体に伝えたい。雇用確保、農業再生が重要課題だ」と呼び掛ける。民主の推薦を受け、復興策の推進へ政府与党との近さをアピールする。
 元市議会議長の佐藤賢祐は「被災者の代弁者になりきる」と強調する。震災では地元の下増田で津波被害を目の当たりにした。「子どもたちの未来を考えた復興を」と、集団移転と移転跡地買収を主張する。
 地区住民でつくる「市東部震災復興の会」の事務局による仙台空港を核とした国際観光拠点づくりを市などに提案してきた。後援会を通じて政策の浸透を図る。
(敬称略、県議選は11月4日告示、13日投票)

◇県議選立候補予定者
 【名 取】(2−3)
石川利一 63 元仙台市職員 無新(自推)
太田稔郎 60 農業     無新(民・国推)
佐藤賢祐 66 不動産賃貸業 無新
 【若 林】(3−7)
千葉達 66 元衆議員秘書 自現(4)
細川雄一 44 元衆議員秘書 自現(1)
本多祐一朗 55 党県役員   社現(5)
福島一恵 50 元仙台市議  共新
菊地幸郎 50 会社社長   み新
小野寺一貴 37 会社員    無新
渡辺勝幸 36 元参議員秘書 無新


2011年10月31日月曜日

2012チバQ:2011/11/01(火) 22:38:36
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111101_02.htm
復興 秋の陣―県議選激戦区ルポ(5完)/石巻・牡鹿、宮城

立候補予定者の決起集会。選挙戦に向け、結束を確かめた=29日、石巻市


◎石巻・牡鹿(定数5)=石巻市、女川町/7陣営必死の票固め

 戦いの構図が急転し、民主党の2現職は緊迫の度を深める。
 「元の石巻を取り戻したいんです…。やらせてください」。4選を目指す坂下賢は10月23日、石巻市内であった決起集会で声を詰まらせた。
 震災で地盤の旧北上、雄勝両町が甚大な被害を受け、支えてくれた女性会会長が津波で亡くなった。後援会幹部は「父の故清賢の時代を含め、52年間で最大の危機」と焦りを隠さない。
 加賀剛も4選を狙う。地盤の石巻市水押地区から共産新人が名乗りを上げたことに危機感を強め、地域懇談会を計8回開催した。22日の決起集会では「地方から国に対し『これをやれ』と訴える」と述べ、政権党の強みをアピールした。
 前回(2007年)トップ当選の自民現職須田善明は女川町長選に回った。4現職に、元議員2人と新人1人が挑む形となり、予断を許さない混戦となった。
 5選を期す自民現職の佐々木喜蔵。陣営は、須田が前回獲得した1万8000票の行方を注視する。「同じ党として、ほかに渡すわけにはいかない」と陣営幹部。地盤の市中心部を引き締めるほか、女川町でも攻勢を強める構えだ。
 3選を目指す無所属現職の本木忠一は、津波で死去した前石巻市長の故土井喜美夫の後援会組織から前回に続き支援を取り付けた。古くからの支持者は「弔い合戦」の様相もにじませる。自主投票となる公明支持層の取り込みも狙う。
 元議員2人の参戦が、構図をさらに複雑にする。
 4回目の当選を狙う自民の池田憲彦が29日夜に開いた決起集会で応援弁士が言い放った。「10年間、手足のように使われた人に立候補表明された。負けるわけにはいかない」
 矛先を向けられたのは、過去3回の衆院選宮城5区に自民公認で立候補して敗れた無所属の斎藤正美。24日に突然、名乗りを上げた。池田は地盤の旧河南、桃生両町で斎藤の衆院選を支援してきた。「県政に向けて一番歩いてきたのは私だ」と票固めに躍起だ。
 斎藤は「最速復興」を掲げる。地盤の石巻市蛇田地区での支持を固めるほか、半島部などの集落にも小まめに足を運び、8年ぶりの県議会復帰を目指す。
 保守陣営の集票合戦を横目に、共産新人の三浦一敏が急浮上を狙う。党支持票に加え、震災後に党が行った支援活動への評価もある。同日選の女川町議選で党候補との連携が加速する。

◎宮城(定数1)=松島、利府町/「松島VS利府」鮮明に

 8年半ぶりとなる選挙戦は、4選を狙う自民現職の安部孝と、無所属新人の渡辺博史の一騎打ち。安部は松島町、渡辺は利府町を地盤とし、地域間対決が燃える。震災を経て、競り合いはさらに先鋭化している。
 10月30日に松島町であった安部の総決起大会。「震災の復旧復興には、この先5年、10年と時間も金もかかる。(安部が)負けたら松島は5年、10年と遅れてしまう」。約400人の聴衆を前に、マイクを握った応援弁士は危機感をあおった。知事村井嘉浩もビデオメッセージを寄せた。
 安部は「有力な新人が出て難しい選挙だ。12年の実績を生かして松島、利府両町と県をつなぐ懸け橋になりたい」と実績を前面に出した。
 渡辺も負けてはいない。29日、利府町であった総決起大会には約400人が詰めかけ、熱気であふれた。
 「利府からは48年間、県議が出ていない。ずっと松島(町)さんにお世話になってきた」。支援を鮮明にする利府町長の鈴木勝雄は、地元県議の誕生を「悲願」と位置付け会場を沸かせた。
 渡辺は「震災後のボランティア活動を通じ宮城の課題が見えた。知事を支え、命をささげる覚悟で取り組む」と若さと行動力をアピールした。
 前回は安部が無投票で3選。03年は利府町の無所属新人に245票差まで迫られた。
 ことし9月現在の有権者は利府町の2万7334人に対し、松島町は1万3180人。利府が松島のほぼ倍だが、03年の投票率は松島が62.22%、利府は50.38%だった。政治風土の違いが、戦いの行方を不透明にしている。
 「数(人口)で上回る利府が本気でやれば、負けるわけがない」「松島から県議を出さなかったことは、今まで一度もない」
 系列町議を巻き込み、両陣営は激しく火花を散らす。ともに利府町の新興住宅地が攻防を左右する鍵とみて、票を掘り起こす。
(敬称略、県議選は4日告示、13日投票)

2013チバQ:2011/11/01(火) 22:39:00
◇県議選立候補予定者
 【石巻・牡鹿】(5−7)
加賀剛 59 団体役員  民現(3)(国推)
坂下賢 49 元県議秘書 民現(3)
佐々木喜蔵 62 食堂経営  自現(4)
本木忠一 54 団体役員  無現(2)
池田憲彦 58 会社役員  自元(3)
斎藤正美 56 元石巻市議 無元(4)
三浦一敏 61 元市議   共新

 【宮 城】(1−2)
安部孝 55 元松島町議 自現(3)
渡辺博史 41 元高校教諭 無新


2011年11月01日火曜日

2014チバQ:2011/11/01(火) 22:40:04
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111015_01.htm
焦点/“文化の復旧”なお時間/宮城の11大型公共施設、再開できず

震災で壁が剥がれるなどした東京エレクトロンホール宮城=仙台市青葉区







 東日本大震災では東北各地で、市民会館や文化センターなどの大型公共施設も数多く被災した。宮城県内では東京エレクトロンホール宮城(仙台市)など11施設が、震災から7カ月が過ぎた今も再開できないでいる。天井落下や壁面の亀裂など被害が深刻なためで、現在も避難所として使われている施設もある。

◎天井落下・壁に亀裂…、損傷激しく

 宮城県内の40の大型公共施設が加盟する県公立文化施設協議会によると、加盟全施設が被災した。このうち再開できていない施設は表の通り。エレクトロンホールや泉区の「イズミティ21」、南三陸町スポーツ交流村(ベイサイドアリーナ)など10施設は震災被害が大きく、気仙沼市民会館は避難所にもなっている。
 津波被害を受けたのは石巻文化センター。他は大規模な空間を支える柱がないホール特有の構造が、甚大な被害につながったとみられる。12月10日に再開予定のイズミティ21以外は、年内の再開が難しい状況だ。
 震度7を記録した栗原市の栗原文化会館は壁面に亀裂が入り、配管から漏水した。今後、耐震性を高める修繕工事に入る予定で、再開は早くて来春以降となる。壁面や音響設備の損傷が激しかった角田市市民センターも全面的な改修が必要で「取り壊しも含め検討中」(同センター)という。
 エレクトロンホールは天井の一部が落下したり、屋上にある暖房の排気筒が壊れたりしたため、来年3月までの使用中止を決めた。今月中にも本格的な修繕工事に着手する。
 エレクトロンホールの指定管理者の一つ、県文化振興財団は「心に癒やしを与える文化施設が復旧しないと、平穏な生活に戻ったとはいえない。一日も早く再開させたい」と話している。

◎「支援優先」避難所に/事業中止、財務を直撃

 「今は避難している人が自立した生活を送れるよう支援することが最優先」。気仙沼市民会館の松下尚子館長(66)が強調する。会館には今も、さまざまな事情で仮設住宅などに移れない被災者約40人が身を寄せる。
 例年、この時期は芸術関連のイベントがめじろ押しだが、中ホールや楽屋は被災者の避難所となり、ロビーには支援物資の段ボールが山のように積まれている。
 毎年、文化の日(11月3日)の前に開かれていた気仙沼市最大の文化イベント「気仙沼市民文化祭」はことし、「会場が確保できない」として、中止になった。市内の全児童生徒が参加する「小中学校音楽祭」も開催を見合わせた。
 松下館長は「来年の成人式を皮切りに本格再開させたい」と話すが、それまでに被災者の移転先が決まる確かな見通しは今のところない。
 多賀城市の社会人らでつくる多賀城吹奏楽団は毎年10月、多賀城市民会館で定期演奏会を開いてきた。震災で市民会館は天井、壁の一部が崩落し、再開の見通しは立っていない。楽団はことしの定期演奏会を見送り、代わって慰問活動や地域の催しに力を入れる。
 団長の立花重典さん(40)は「会館が落成した1987年からここで演奏してきた。慣れ親しんだ場所でもう一度演奏したい」と話す。
 長引く休館は、施設の財務状況も直撃している。東京エレクトロンホール宮城(仙台市)は、震災前に前払いで受け取っていた利用料の返却手続きに追われている。2011年度は大ホールと会議室の利用申し込みが1124件あり、返金総額は約4000万円に上る。収益の柱だった演劇や演奏会など12の自主事業も開催を見送った。
 ホールの指定管理団体の一つ、県文化振興財団によると、総収入2億5000万円のうち半分を占める利用料や事業収益が本年度は全額見込めなくなった。
 財団の白石光雄事務局長(61)は「職員の自宅待機などで人件費の削減に取り組んでいる。早く再開の期日を決め、利用予約の受け付けや自主事業を企画したい」と話す。


2011年10月15日土曜日

2015チバQ:2011/11/03(木) 15:49:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111102t11025.htm
民主県連・連合宮城、共闘態勢に不安 宮城県議選
 宮城県議選(4日告示、13日投票)を目前に控え、民主党県連と支持母体の連合宮城の共闘態勢に不安が広がっている。県連からの明確な支援要請がいまだなく、各労組の活動の方向性が定まらないのが要因だ。労組や候補予定者は「惨敗した仙台市議選の二の舞いになりかねない」と危機感を募らせる。

 「県議会の民主党は少数で、地方組織も脆弱(ぜいじゃく)だ。県議を増やすことが政権安定には不可欠だ」
 仙台市内で10月25日に開かれた連合宮城の定期大会。同日再任された山崎透会長は、県議選の勝利に向け、力を込めて傘下労組を鼓舞した。
 連合宮城は今回、民主党の公認候補13人全員を推薦した。「全員当選を」と山崎会長は訴えるが、掛け声とは裏腹に、労組の間では「どう運動したらいいか分からない」「組合員が投票へ行くかどうかも怪しい」など困惑の声が上がっている。
 連合宮城幹部の一人は「特定候補の支援が決まると組合員も活気づくが、現状では動きようがない。要請を待ち構えている状態」と明かす。
 県連は従来、労組の組織内候補以外の現職、新人候補について、県連が主導して主要労組へ支援を要請。連合宮城の傘下労組はポスター貼りや選挙事務所の運営支援など実動部隊を担ってきた。
 支援要請の遅さに加え、県連の「司令塔」としての戦略性の乏しさを懸念する声もある。
 別の連合宮城幹部は「青葉区には連合の推薦候補が3人もいる。党に逆風が吹く中、選挙区情勢を分析し、てこ入れする候補を考えるのは県連の役目。労組はそれを伝えられて初めてメリハリのある運動ができるのだが…」といら立ちを隠さない。
 民主党は8月の仙台市議選で公認候補12人を擁立し、現職3人を含む5人が落選。改選前を2議席下回る惨敗を喫した。
 県議選の告示が秒読み段階に入った今、「ビラをまく要員が足りない」と悲鳴を上げる候補予定者も出ている。
 こうした現状に、県連幹部は「認識が甘いと言われれば弁明のしようがない。市議選の敗北で立ち直るのに時間がかかった」と話し、「県議選はこれまで以上の支援が必要。市議選の繰り返しになりかねない」と焦りの色を浮かべた。
 連合宮城側の不安や不満に対し、今野東県連代表は「認識不足があったかもしれない。連合は最大のサポーターであることに変わりはなく、恒常的な協力体制は築けている」と強調。近く各労組に支援要請する考えを示した。


2011年11月02日水曜日

2016チバQ:2011/11/03(木) 19:33:28
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001110280002
県議選争点はこれだ1 漁業特区警戒と期待
2011年10月28日


養殖漁業の再開に向けて、漁業者たちはワカメの種をはさんだロープを船に積み込んだ=25日、石巻市小渕浜

 「去年はここでカキむきをしていたのにね」。25日、牡鹿半島の石巻市桃浦(もものうら)。県漁業協同組合の桃浦出張所の組合員が、がれきが残る漁港を見ながらつぶやいた。


 62軒あった集落のうち、津波の被害を免れたのは3軒のみ。カキ養殖の船やイカダを失い、年1千万円程度の売り上げが見込めなくなった。現在、がれき撤去で生活を維持している。


 後藤建夫支部長(64)は「震災直後は漁業をやめるつもりだった」と明かす。組合員が19人と少なく、平均年齢は60代。カキ養殖再開には数千万円かかる。


 「民間会社などに手助けをしてもらい、給料をもらいながらノウハウを生かして養殖を続けられないか」。4月、そんな思いが皆に広がっていった。
   ■   ■
 5月、政府の復興構想会議。村井嘉浩知事が沿岸漁業への民間参入を促す「水産業復興特区」を提案した。漁業の早期再開に加え、高齢化で担い手が減少する沿岸漁業の競争力を高める狙いだった。


 桃浦出張所は賛成の手をあげた。「企業の力を借り、若い人を呼び込める漁業をつくる手伝いをしたい」。組合員の大山勝幸さん(65)は話す。


 だが、浜を束ねる県漁協、さらに全国漁業協同組合連合会が反対を打ち出した。「漁協の一括管理だからこそトラブルが避けられてきた」「民間は採算が合わなくなれば撤退する」


 桃浦から十数キロ離れた小渕浜。25日、養殖ワカメ再開に向けた準備作業が始まった。県漁協表浜支所の組合員は海に入れるロープにワカメの種苗をはさみ、船に積んでいった。


 地震で沿岸は約120センチ地盤沈下したが、一部をかさ上げし、船が着岸できるようになった。300近い漁業者が加入する組合の幹部は「後継ぎの若者が多いので早く再開できた」。


 漁具の調達も難しかったが、大規模経営の漁業者の仲介で海外から取り寄せた。海中に沈めたワカメは来春、収穫を迎え、長い時間をかければ漁業は成り立ちそうだ。


 復旧に向かいつつあるなかで、多くの浜で漁業者は企業参入に警戒感を募らせる。「民間開放で浜の秩序が崩壊する」
   ■   ■
 強硬姿勢を受け、村井知事は県復興計画で特区を「検討すべき課題」にとどめ、「導入は2013年度」と明言した。


 県議会は、県漁協が提出した漁業特区撤回の請願について、産業経済委員会は採択したものの、本会議では反対多数で不採択となった。導入への具体的な見通しは立っていない。


 「待つ間にみんなやる気をなくさなければいいが」。漁業者からはこんな声もあがる。(高橋昌宏)


 ○水産業復興特区 


 漁業権は現在、漁協に優先的に与えられているが、漁業者と連携する民間会社も同列に扱う。野田政権の復興特区法案でも盛り込まれる見通し。県はまず、漁業者団体と企業が新しい法人をつくることを進め、特区導入に合わせて出荷できるように準備を進める方針。


 11月4日の県議選告示まで1週間。「震災選挙」で何が問われるべきか。争点を探る。

2017チバQ:2011/11/03(木) 19:33:47
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001110290001
県議選争点はこれだ2 TPP問題
2011年10月29日


今年産米の収穫作業が急ピッチで進む。農家にはTPP交渉の参加問題も気がかりだ=登米市南方町

 環太平洋経済連携協定(TPP)は断固反対――。JAみやぎ登米は、21日から急きょ登米市内に街宣車を走らせている。


 民主党政権は、11月中旬のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議をめどに、TPP参加を巡る判断を示す見通しだ。農家には、TPPで関税撤廃となれば、国内農業は崩壊するとの危機感がある。


 「今は震災復興に取り組んでいる最中。沿岸部の本格的な農地復旧はこれからで、内陸部では放射能問題も未解決。間隙(かん・げき)を突かれた格好だ」。同JAの榊原勇組合長(62)は政府への不信を口にする。


 TPP問題が浮上したのは昨年10月。当時の菅直人首相が所信表明演説でTPP交渉参加の検討を表明し、翌月に関係国との協議開始を閣議決定。今年6月に政府が参加の是非を判断するはずだったが、震災で先送りになっていた。ところが、野田佳彦首相は早期に結論を出す考えを示し、TPP問題が再浮上した。


   ■   ■


 海外との連携強化で成長戦略を描く経済界。県内の経済団体は「議論を深めてほしい」(東北経済連合会)と態度を明確にしていないものの、中央の経団連などは今月1日、「世界の成長と繁栄から取り残されることになりかねない」として、緊急集会で交渉への早期参加を求める決議をしている。


 しかし、農家側は反論する。農家と栽培契約を結び、年約3千トンのコメをスーパーなどに販売する農業法人・登米ライスサービス社長の伊藤克成さん(61)は「関税撤廃で輸出産業が救われるのか。円高の方がはるかに障害だ」。


 もし参加が避けられないなら、関税撤廃を逆手にとり、海外でコメを作って日本に輸出する手もあるのだろうが……。不本意ながらそんな考えもよぎる。


   ■   ■


 県議選では、農業者の政治団体である県農協政治連盟が、依頼のあった立候補予定者を推薦。それぞれと交わした政策協定には「TPP参加の断固阻止」という趣旨の一文が入っている。各方面のしがらみを受け、TPPを論点にしようという立候補予定者は目立たない。


 「反対も賛成もできないな」。角田市でコメと野菜を作る専業農家の男性(54)は話す。「雇用や医療など影響は多岐に及ぶのに、それらも含めた日本のあるべき将来の姿を誰も示していない」


 県議の力に限界があることは承知しているが、国会議員より身近な存在だ。「立候補する人たちが、どれだけ真剣にTPPのことを考えているのだろうか。それも見えない」(荒海謙一)

2018チバQ:2011/11/03(木) 19:34:15
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001110310003
県議選争点はこれだ3 脱原発胸の内は様々
2011年10月31日

 「まずいことになっている。心の準備をしたほうがいい」。3月11日夜、停電した自宅で、仙台市太白区の主婦(34)は夫(37)から言われた。


 携帯電話で見ることができたニュースは、東京電力福島第一原発の事故を伝えていた。放射能との「戦い」が始まるとは、その時は思わなかった。


 放射性物質の飛散、汚染水の海への放出が続く。小学生の子ども2人への影響が心配になり、食材は産地を選んだ。缶詰はメーカーに問い合わせ、製造が事故の前か調べた。どの場所が安全か、市民が独自に放射能測定器で測った数値を書き込むサイトに見入った。


 学校は安全なのか、給食は大丈夫なのか……。同じように不安を抱く知人らと5月、市民団体を立ち上げた。「脱原発」まで主張しないが、「安心して生活したいんです」と話す。


   ■   ■


 「脱原発」には住民の間で温度差もある。


 市民団体「5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会せんだい・みやぎ」も震災後、主婦らが作った。約200人が登録している。


 代表を務める仙台市若林区の主婦は、原発事故から1カ月間、小学1年の娘の被曝(ひ・ばく)を恐れて自宅の外に出られなかった。北海道や関西、沖縄へ「疎開」した知人もいる。


 5月中旬、学校での放射能測定や給食の産地表示を求める要請書を仙台市に出した。知人のつてで数人の県議に会い、県議会に請願書も出した。今月22日には、県議選の応援で仙台市を訪れた野党党首に、国の財政支援などを要望した。


 原発事故の恐ろしさは身をもって知った。「原発停止がどこまで大変なことなのか、わかっていないところもある」と思いつつ、主婦は「県議選では、女川原発を再稼働させないと主張する人を選びたい」と話す。


   ■   ■


 原発をめぐり、県議選の立候補予定者は「脱原発」の方向でほぼ一致するが、「自然エネルギーへの転換を目指し、原発依存は徐々に減らす」「女川原発は即時廃炉」と主張は様々だ。


 県内19の市民団体は今月末、県議選の立候補予定者に原発や放射能問題への意見をたずねるアンケートを送った。結果は近くまとめて発表する予定だ。


 アンケートを主導する「みやぎ脱原発・風の会」の篠原弘典代表は話す。「女川原発の再稼働には県の同意が必要で、選挙後の県議会の議論も重要になる。候補者には真剣に考え、意見を示してもらいたい」(福島慎吾)


<女川原発と県内の放射能問題> 東北電力女川原発は震災で13メートルの津波を受け、全号機が自動停止した。しかし、東京電力福島第一原発の事故で県内にも放射性物質が飛散。汚染された稲わらを食べた肉牛から放射性セシウムが検出されるなど、食品への不安が広がった。県南部では比較的高い放射線量を測定。県は「健康被害の心配はない」とするが、丸森町の2地区の子どもを対象に健康調査を実施する方針。

2019チバQ:2011/11/03(木) 19:34:40
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001111010003
県議選争点はこれだ4 多選、薄らぐ批判
2011年11月01日


自民党政策フォーラムでベテラン県議の激励に村井嘉浩知事が訪れた=10月29日、山元町

 「震災後の施策をここまでやってこられたのは先生のおかげ」。山元町中央公民館で10月29日に開かれた自民党政策フォーラム。村井嘉浩知事が100人以上の出席者に語りかけた。


 知事が持ち上げたのは、地元の亘理選挙区(定数1)で7期目を目指す自民現職の渡辺和喜氏(70)。県議長や党県連幹事長を歴任し、元自民党県議の知事と親しい。


 23日に亘理町であった後援会事務所開き。斎藤邦男町長や自民党の西村明宏・前衆院議員、三浦秀一副知事らが駆けつけた。「6期やらせてもらった経験が生きる」。渡辺氏が叫ぶと、別の選挙区で6選を狙う自民県議は「多選批判は僕らには当てはまらない。実力が違う」と声をあげた。


   ■   ■


 その日、亘理選挙区で立候補する無所属新顔の山本久人氏(46)は、年1度の亘理町の祭りに顔を出した。「よろしくお願いしますね」。通行人に頭を下げ、チラシを配った。


 掲げる政策は、JR常磐線の早期再開や医療法人の誘致促進。人口流出に歯止めをかけ、雇用の場を確保することに新たな力を注ぎたい――そんな思いでミニ集会を重ねている。


 2007年に町議になり、政治家として活動してみると、県議の具体的な仕事が見えなかったという。「表立って多選の批判をするつもりはない。知名度も組織もないから、具体的な政策を真正面から有権者に訴える」


   ■   ■


 4年前の県議選亘理選挙区。渡辺氏は1万票余を獲得して当選したが、次点の元町議に約2千票差に迫られた。渡辺氏に善戦した森俊博さん(61)は「世代交代への期待票だった」と振り返る。


 一般的に、県議が当選を繰り返すと知事や国会議員と人脈ができ、発言力が強まって政策への影響力が高まる。半面、地域で側近が権力を振るったり、公共事業で自らに近い業者に配慮したりという印象もあり、多選批判がつきまとう。


 ただ、森さんは震災後、多選は「経験」というプラスの意味で有権者にとらえられるようになったと感じる。「今こそ私たちのために働いてくれると期待する有権者がいる」


 津波で自宅を流され、仮設住宅に暮らす亘理町の農業男性(65)は、震災後、集団移転などについて県議に相談してきた。「経験と人脈がないと復興・復旧は果たせない」。一方、約20年前に同町に移り住んだ公務員男性(54)は「長年、県議をやりながら仕事が見えないなら新しい人に新陳代謝するのも手だ」と語った。(鈴木剛志)


<県議選と「多選」> 朝日新聞の10月31日までの集計では、今回の県議選の立候補予定者のうち、5期目以上をうかがうのは15選挙区の24人。3選挙区の3人は無投票の公算が大きい。2007年の前回選挙では、12選挙区で16人が5期目以上を狙って立候補し、当選は10選挙区の13人(無投票1人)だった。

2020チバQ:2011/11/03(木) 19:35:04
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001111020001
県議選争点はこれだ5 避けられる増税議論
2011年11月02日


仮設住宅の集会所で内職をする入居者たち。今後の暮らしを考えると増税論議は気になるという=10月31日、仙台市宮城野区

 仙台市宮城野区にある仮設住宅の集会所で10月31日夜、津波で家を流された入居者11人が集まり、内職に取りかかった。「お金ためてハワイでも行くか」。笑いが途切れることなく作業が続く。


 助けや応援を呼ぶ防災用の「いのちの笛」に手書きのメッセージを添えて、袋詰めする。1個500円。売り上げの半分が仮設団地の自治会に入り、内職者には1個あたり10円が支払われる。公益社団法人の事業で、被災者の孤立化を防ぐ狙いもある。


 平山次雄さん(73)は妻が営んでいた床屋兼自宅が津波で流され廃業。今は国民年金が頼りだ。最近、消費増税のニュースが気になる。「食品や身近なものまで10%になったら大変なんてもんじゃない」


 一緒に内職する女性(69)は「増税する前にもっと無駄を省けないのか」と感じる。「議員報酬も高いし、役人は天下りすれば何年も勤めず何千万円も退職金が出る。一般の感覚では許せない」


   ■   ■


 「所得増税『13年に開始』 復興財源」「G20文書に消費税10% 野田政権の方針明記へ」。野田政権になってからも永田町や霞が関からは増税に関するニュースが流れる。


 津波で甚大な被害を受けた石巻市や女川町を選挙区に抱える安住淳財務相も増税の旗振り役だ。県議選で県内を応援に回った際も「孫子に借金を残したまま死んだら、お墓参りに来てくれない」と復興増税に理解を求めた。消費税も「来年には(増税)法案を必ず出す」と言う。


 増税は与野党で導入期間に隔たりがあり、民主党内も二分する論議となっている。1日の衆院代表質問でも増税の話題は盛んに取り上げられた。


   ■   ■


 「増税なき復興をめざす」「迅速な被災地の復興のため増税は必要」。県議選の立候補予定者も、それぞれの考えを持っている。しかし、ミニ集会などで有権者に語る人は少ない。


 「選挙で増税とは言いづらいから、口をつぐんでいるのでは」。仮設住宅の居住者の間では、そんな声も漏れてくる。


 仮設住宅に暮らす平山政子さん(63)は「必要な増税は、仕方ない」と思う。年金財政たて直しのため、年金支給開始年齢の引き上げを検討する話もニュースで話題になっている。社会の高齢化が進む中、社会保障を守るために一定の負担はやむを得ない。一方で、こうも思う。「増税してもいいが、しっかりとした将来にしてほしい」(中村靖三郎)=終わり

2021チバQ:2011/11/03(木) 19:40:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111027-OYT8T00076.htm
被災地選挙 11.13争点?

漁港、復旧へ独自の道も


冠水で水浸しになった石巻魚市場。その奥では仮設市場の建設が進む(24日、石巻漁港で) 「このままでは加工団地全体がダメになってしまう。石巻を出て行くと言っている会社もある」

 石巻漁港近くの水産加工団地の一角にある「大興水産」の大塚敏夫社長(60)は表情を曇らせる。

 同社は震災前まで、年商50〜55億円を売り上げてきたが、津波で本社屋や加工工場、冷蔵倉庫、資材倉庫の計10棟が全壊。被害額は約40億円に上る。

 この団地には加工のほか、冷蔵業者など約200社が集まるが、震災から7か月以上過ぎた今も、再開できたのはわずかに数社。大興水産も工場3棟の修理を進めているが、操業再開は来年夏以降になるという。

 事業者の再建努力の一方で、水産業復旧の大きな足かせになっているのが、地震による地盤沈下と、それに伴う冠水だ。石巻漁港周辺では、大潮ともなると、岸壁から内陸側へ40メートルほどが水没する。

 冠水を防ぐには土地のかさ上げが必要だが、前提となる道路の高さが決まらず、手つかずのまま。道路などの公有地はかさ上げしても、民有地の工事が進まなければ、海抜より低い土地が出てくる。大塚社長は「かさ上げが復旧の前提だが、資金のない個々の業者では無理」と公的支援を訴える。

 震災で、県内142の漁港のすべてが被害を受けた。県は震災復興計画の中で、石巻、気仙沼両港を含む県内主要5港を水産業集積拠点と位置づけ、漁港、市場、後背地を一体的に優先整備するとうたっている。

 石巻漁港では、岸壁のかさ上げ工事を待たずに、隣接する西港にテントを張って7月から水揚げが再開された。それでも、水揚げ量はまだ震災前の2割にも満たない。「まずは岸壁と市場の復旧を最優先すべき。水産業の入り口がネックになっていたら、何も進まない」。市場を運営する「石巻魚市場」の須能邦雄社長(68)は、いらだちの色を浮かべる。

 半壊した市場の隣に仮設市場の建設が進むが、完成は年末の予定だ。須能社長は「このままだと漁船が他の港に逃げていく」と声を強めた。

 県の復興計画には、養殖業や沿岸漁業の再生に向け、漁港を3分の1程度に機能集約する方針も盛り込まれた。しかし、県の考えとは別に、各漁港は復旧に向けて独自の道を歩き出した。既に来年の収穫を目指してホヤやワカメ、ノリなどの種付け作業が始まっている。

 気仙沼市が管理する小規模漁港・宿舞根(しゅくもうね)漁港。肉厚のカキやホタテが育つことで知られるが、100台以上あった養殖いかだはすべて流失した。

 カキとホタテを養殖していた鈴木芳則さん(37)は、養殖ロープを使って細々ながらカキ養殖を再開した。「港の大きさではなく、地元でよく使われていた漁港を優先してほしい」。鈴木さんは、地割れが目立つ岸壁を眺めながら、漁港集約化の方針に疑問を投げかけた。

 すそ野が広い水産業の復興は、沿岸地域再生のかぎを握る。

(2011年10月27日 読売新聞)

2022チバQ:2011/11/03(木) 19:41:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111103-00000029-mai-pol
<宮城県議選>村井知事が奔走 自民立候補予定者テコ入れ
毎日新聞 11月3日(木)19時15分配信

 宮城県の村井嘉浩知事が、4日告示される県議選(13日投開票)を前に自民党立候補予定者のテコ入れに奔走している。県政与党である自民党の過半数を維持して足場を固め、復興策を軌道に乗せる戦略で「早く復興するためには、我々が国に対する要望を明確にすることが重要」と言い切る。

 10月29日、沿岸部が津波に襲われた同県山元町。自民現職を支援する会合に集まった約100人を前に、村井知事は声を上げた。「復興計画を前に進めるため、私を応援してくださる議員さんが半分以上当選していただくことが最優先です」

 避難所で暮らす県民がいる間は派手な選挙支援はしない方針を見せていたが、事実上は休日返上で各地の会合に顔を出す。震災後、県内の市町が提案した集団移転策や復興計画案が、各議会で修正を迫られた苦い思いが背景にあるとみられる。

 知事自身は震災直後から発言力を強めた。4月には沿岸15市町を「原形復旧は不可能」と位置づけ、住宅地の高台移転など都市構造を抜本的に見直す復興基本方針(素案)を発表。「人命だけは救える街をつくりたい」と訴え、政府の復興構想会議でも財政支援の必要性を主張した。「会議に欠かさず参加しているのは、会議で出された復興策は政府がすべてのみ込んでくれると信じているから」と言ってはばからず、結果的に政府の第3次補正予算案で集団移転は全額が国負担となった。

 漁業権を民間企業に開放する特区構想は県漁業協同組合から猛反発を受けたが、議会では「県漁協と協議を重ねる」との姿勢を強調し、構想撤回を求める県漁協の請願を不採択に持ち込んだ。この構想も10月に関連法案が国会に提出され、法制化の流れに乗った。

 一部県議から「聞く耳を持たない」と批判も上がるが、実績を上げている自信からか、有権者に「地元の意向を受けて直接私のところにくるパイプが必要」と呼びかける場面もある。【宇多川はるか】 .

2023チバQ:2011/11/03(木) 19:44:34
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111102/akt11110202470000-n1.htm
「国産米」で配布予定 おにぎり誤表示問題 秋田
2011.11.2 02:47
 あきたこまちの新米キャンペーンとして、都内のイベントで配ったおにぎり約1万個のパッケージが「コシヒカリ100%」と誤表示された問題で、県は1日、おにぎりは当初、「国産米」の表示で配る予定だったことを明らかにした。

 県議会の県政協議会で説明した。県議からは「なぜ専用のパッケージを使わないのか。そんなイベントに大きな予算を使うのはとんでもない」(自民・北林康司議員)、「県は広告会社に任せる楽な道を選び、自ら汗をかく情熱がない」(同・能登祐一議員)など批判が続出した。

 県側の説明によると、おにぎり製造を請け負った全農パールライスでは、コシヒカリだけを扱っており、「国産米」のパッケージを10月1日から「コシヒカリ100%」に変更することにしていたが、誤ってあきたこまちに使った。県はイベント向けに、あきたこまち専用のパッケージを発注していなかった。

2024名無しさん:2011/11/04(金) 19:37:59
今日、宮城県議会公示だが、正式な党派別の立候補人数とかは出てますかね?

2025チバQ:2011/11/04(金) 21:50:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111103-00000057-mailo-l04
議員であること:被災県議選/上 去る者、首長転身図る者 自ら痛手受け決断 /宮城
毎日新聞 11月3日(木)12時22分配信

 「一番いいのは先生の敷地なんですが……」。南三陸町で10月上旬、携帯電話の臨時電波塔を建てる場所を探していた業者は、高橋長偉(ちょうい)県議(70)=自民党・5期=に打診した。自身が経営する時計部品製造工場近くに建設された仮設住宅の入居者から「電波状況が悪く携帯がつながりにくい」と相談され、町に掛け合っていた最中だった。結局、2社の電波塔を建てるために工場敷地を提供した。
 震災直後、工場内で住民約190人が2晩をしのいだ。「父ちゃんが死んだ」。自宅を流された高橋氏は避難所で住民の話にただただ耳を傾けた。停電した冷凍庫内の魚の処分を業者から相談された際は、フェンスを使って「網焼き」にするアイデアを出し、被災者に振る舞った。
 「住民から頼りにされている実感はある」が県議選に立候補はせず引退を決めた。「何でやめるのか、と支持者から言われた」と顔を曇らせるが、津波で後援会幹部約40人のうち5人が犠牲になり、事務所や支持者名簿などを流されたショックは癒えない。「住む場所や仕事を確保するめどが立たない住民の心情を思えば、選挙に時間を取らせるのは忍びない」
 それでも政府による復興財源がいまだに定まらないことには焦りを募らせる。「確保できずに時間がたてば、被災地は忘れ去られる」。震災発生から半年の9月11日に気仙沼市で営まれた合同慰霊祭では、同席した政府の宮城現地対策本部長の郡和子民主党衆院議員(54)に「財源の確保、この一言に尽きる」と直談判した。議長も務めたベテラン県議の言葉に、郡氏は「分かっています」と丁寧に応じた。
 県議から女川町長選に立候補する決意を固めたのは須田善明県議(39)。「県議は『中二階』だが、2階の国にも1階の地元自治体にも意見を自由に言える」。県議のポジションを自己分析した後、町長への転身を「意見を言う側から実行する側」と位置付ける。
 父親は99年に亡くなるまで町長を務めた。後援会幹部らから「お前が出るならまとまる」と強く推され、転身を決断した。現職の安住宣孝町長(66)は、須田県議の動きを受けて「政治的な混乱を避けたい」として立候補しない方針で、無投票当選の公算が大きい。
 須田氏の自宅は津波で流され、6日に仮設住宅に入る予定だ。町は壊滅的な被害を受け、町議4人が死亡・行方不明になった。町長に選出されれば、行政機能の復旧に加え、住宅の高台移転など山積する課題に直面するが「20年後に責任世代になる自分が復興の先頭に立たないといけない」。須田氏は自らに言い聞かせるように語った。

11月3日朝刊

2026チバQ:2011/11/04(金) 21:51:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000029-mailo-l04
議員であること:被災県議選/下 現職・新人、復興胸に 自分から動けばいい /宮城
毎日新聞 11月4日(金)10時45分配信

 県議会の震災対策調査特別委員会の設置(3月15日)を発案した畠山和純議長(65)の怒りは収まらなかった。東京電力が福島第1原発の低レベル放射能汚染水を海に放出した際、政府から連絡が入らなかったからだ。放出は報道で知った。出身地の気仙沼市など三陸沿岸の漁業へのダメージを考えると「涙が止まらなかった」。
 委員会は国への要望を中心に活動した。政府の宮城現地対策本部との意見交換5回、要望書の提出14回、120項目以上−−。市町村負担がほとんどない形でのがれき処理を実現させるなど成果は上げたが、国への怒りは日増しに募った。
 7月27日の全国都道府県議長会。畠山氏は菅直人首相(当時)の退陣を求める緊急決議を岩手、福島両県の議長と共同提出した。「首相自身が復興の最大の足かせになっている」と記された決議文は畠山氏が練った。「国は、対応を地方に丸投げして復興を遅らせている」との思いを書面にぶつけた。
 県の震災対応にも疑問を感じている。仮設住宅の寒さ対策で、県は岩手県に後れを取った。面積が広いため地域の出先機関に権限を与え意見を吸い上げる「分権型」の岩手県に対し、「本庁集権型」の県組織に問題があると畠山氏はみる。
 自らの力不足も痛感した。議員として大型水門の門扉開閉自動化などの津波対策を推進したが、犠牲者が出るのを防げなかった。心が折れそうになったが「地震予知能力の向上や防災教育を中心にした新たな対策を訴える必要がある」と感じ、県議選に立候補する。「行政や政治家は『1000年に1度の津波』『予知できない災害』と言うべきでない。予知できなかったことを恥じるべきだ」。自戒を込めて語る。
 震災を機に立候補を決断した新人もいる。若林選挙区から無所属で立候補する渡辺勝幸氏(36)は昨年まで10年間、東京で県選出参院議員の政策秘書を務めた。津波で変わり果てた県内でボランティア活動に携わった。学校の文房具不足を知り、インターネットで呼び掛けて集めた鉛筆など約8000本を、各校に配り歩いた。
 夏以降、復旧から復興へと局面が変わりつつあると感じ、「長期的な視点で復興を考えるのに若手の意見は不可欠」と立候補を決意した。県議になることに可能性を感じている。「秘書の経験から県や市町村、霞が関のどこに話を通せばいいのかコツも分かってる。自分から動けばいい」
 復旧、復興への道をどう築いていくのか。重い課題に向き合う県議は13日に選出される。
   ◇
 この企画は影山哲也が担当しました。

11月4日朝刊

2027チバQ:2011/11/04(金) 21:52:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111104t11023.htm
序盤戦から党首級応援へ 宮城県議選きょう告示
 宮城県議選は4日の告示とともに、序盤戦から各党の党首らが公認候補や推薦陣営の応援に入る。民主党政権の震災対応をはじめ、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題など国政の重要テーマをめぐり、政党対決が激化しそうだ。
 民主党は3日、小宮山洋子厚生労働相が仙台市を訪れ、党公認の現職と宮城野区の仮設住宅を視察。告示後最初の週末となる5日は、岡田克也前幹事長が石巻市と美里町を訪れ、計3カ所で街頭演説する。震災対応を優先し、重要閣僚らの応援は控えるという。
 自民党は5日、谷垣禎一総裁が県内入りする予定。仙台、栗原、塩釜、利府の計5カ所で街頭演説。若林区の仮設住宅では被災者との対話集会に臨む。村井嘉浩知事とも会談し、県政と党の近さも演出する。2日に県内に入った大島理森副総裁は4日まで被災地の陣営を激励する。
 公明党は6日、山口那津男代表が4現職を擁立した仙台市内の4選挙区を回り、JR仙台駅前など4カ所でマイクを握る。9日には太田昭宏前代表が応援に入る予定。
 共産党は志位和夫委員長が6日、公認候補を立てる石巻、塩釜、仙台の3カ所で街頭演説し、原発ゼロを訴える。幹部の石巻入りは10月21日の市田忠義書記長に続く。
 社民党は6日、福島瑞穂党首が4選挙区を転戦する。栗原、大崎、仙台の計6カ所で街頭演説し、夜は公認候補が太白区の3カ所で開く個人演説会に出席する。
 みんなの党は舌戦スタートの4日、渡辺喜美代表が入る。気仙沼市で演説した後、仙台市の5カ所で公認候補と街頭に立ち、復興アジェンダ(政策課題)を訴える。


2011年11月04日金曜日

2028チバQ:2011/11/08(火) 23:48:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111108t11022.htm
宮城県議選 TPP対立軸にならず 民主候補も政権と一線

県農協中央会などが開いたTPP反対の県民集会。居並ぶ国会議員は反対を唱えたが、県議選の論戦に結びついていない=4日、仙台市宮城野区


 ヤマ場を迎える環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加問題をめぐり、宮城県議選(13日投票)の多くの立候補者が党派を超えて「反対」「慎重」の立場を見せている。賛成派のみんなの党を除く自民党など国政野党は、批判を強めて争点化を図るが、民主党の候補も「時期尚早」と参加に難色を示す。国政の議論が緊迫度を増す中、県内では対立軸とならないまま選挙戦が進んでいる。
 二大政党が一騎打ちを演じる遠田選挙区(定数1)。自民現職は4日の街頭演説で「日本にとって有利なことは何もない。昨年10月に菅直人前首相が何の説明もなく突然提案した」と訴え、「断固反対」と力を込めた。
 対する民主新人。5日のミニ集会で「『大規模化はまだできない』と言う農家がほとんどだ。まず農業の基盤整備に取り組む必要がある」と慎重に話し、交渉参加を目指す政権と一線を画した。
 遠田選挙区同様、農業を基幹産業とする角田・伊具選挙区(1)でも論戦はかみ合わない。
 自民現職は4日の告示日の第一声で「参加すれば宮城の農業は壊滅的打撃を受ける」と声を張り上げた。一方、民主新人は、政策ビラに「農家の経営と暮らしを守る」と反対姿勢を明示。無所属現職はTPP問題を前面に出さず、地域課題などを中心に訴える。
 ある陣営幹部は「結局、3人とも反対の立場。農村部では政策の違いを示しにくい」と争点化の難しさを指摘する。
 民主候補のいない穀倉地帯の大崎選挙区(4)は、先を急ぐ政府の姿勢に反対一色に染まる。ある現職は5日の街頭演説で「参加すれば地域の農業文化が一気に崩壊する」と攻撃。新人も個人演説会で「米国の強い圧力で参加を決めるのはおかしい」と批判した。
 ただ、郡部の陣営でもジレンマは抱えている。県南のある陣営幹部は「商工業者が多い中心部では、農村と異なりTPPの問題を前面に出しづらい」と明かす。
 仙台市内の陣営は「情報の少なさもあり、都市部の有権者は農村部ほど敏感ではなく、争点にはならない。むしろ震災復興だろう」とTPP論戦の低調ぶりを指摘した。
 みんなの党は、党として賛成姿勢を打ち出す。菊地文博県支部長は10月29日に宮城野区で開いたミニ集会で「TPPは原則賛成。ぜひ交渉のテーブルに着いて、議論を進めるべきだが、政府は説明不足だ」と訴えた。


2011年11月08日火曜日

2029チバQ:2011/11/09(水) 20:56:22
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20111109ddlk04010006000c.html
’11県議選みやぎ・震災後:石巻・牡鹿選挙区 候補者、半島への対応に苦心 /宮城
 ◇軸足の置き方に違い
 東日本大震災の津波で甚大な被害が出て、復旧も進まず人口が激減した石巻市の牡鹿半島。13日の投開票に向け舌戦が繰り広げられている県議選だが、半島では様相が異なる。有権者が多い市内の内陸部を重視するか、それとも被災地復興を半島で強調するか−−。石巻・牡鹿選挙区の候補者のスタンスは微妙に異なっている。

 同選挙区は定数5に対し7人が立候補した激戦区になっただけに各陣営とも「1票でも多く」と必死だ。「一度は牡鹿半島に足を運ぶ」との姿勢は共通しているが、軸足の置き方に違いが出ている。

 自民元職の池田憲彦氏の陣営は、半島では声高に自身の政策を叫ぶより、「被災者の意見を聞く」というスタンス。応急仮設住宅ではマイクも使わない方針だ。選挙活動は有権者が多い内陸部に重点を置いている。

 同じく内陸部を重視する自民現職の佐々木喜蔵氏は、10日に半島を選挙カーで回る予定。陣営スタッフは「半島には選挙どころではないという被災者も多いけど、行かないわけにはいかない。当選したいと必死になっているが、配慮しながら訴えないと」と話す。

 民主現職の加賀剛氏の陣営も「選挙区全体をくまなく回るけれど、どちらかと言えば内陸部」。陣営スタッフは「何しろ浜に行っても人がいない。何人かでも残っている人にはPRしたいが……」。

 民主現職の坂下賢氏の陣営は9日に初めて半島を回る予定。応急仮設住宅や浜での演説は「被災者の様子を見ながら。行ってみないと分からない」という状況だ。

 一方、「牡鹿半島でもしっかり政策を訴える」との姿勢なのは共産新人の三浦一敏氏の陣営。「震災後からの救援活動で、党派を超えたつながりができた」と半島での浸透に自信をのぞかせる。

 無所属現職の本木忠一氏も8日、半島を回り、マイクで声を張り上げた。震災直後から半島で復旧活動に取り組んできただけに、実績を訴えようと人もまばらな仮設住宅も足を運び、「寄り添う姿勢」を強調した。

 無所属元職の斎藤正美氏は告示日の遊説先に半島を選んだ。陣営スタッフは「被災した浜の復興のため、できるだけ早く半島に入りたかった」と話す。【宇多川はるか】

2030名無しさん:2011/11/10(木) 20:43:08
>>1980
>>1964-1966
時事立候補者
自民32
民主23
公明3
共産6
社民4
みん3
無属17

2031チバQ:2011/11/10(木) 22:56:06
>>1990
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111109-OYT8T01230.htm
町の体質どう改善
.大石田町長選 汚職の前町長に権限集中


「不在」の札がかけられた町長室。備品だけが並ぶ風景は、まもなく終わる(大石田町役場で)  公共工事を巡る汚職事件を受けて実施される大石田町の出直し町長選は、13日の投開票に向け、いずれも無所属で新人の前町議会議長大山二郎氏(56)と、薬局経営庄司喜与太氏(65)の2氏が舌戦を展開している。受託収賄罪で起訴され、町長を辞職した阿部孝義被告(75)が残した町の体質を、どう改善していくのか。選挙戦の行方が注目される。

 「陳情は、町長一人で」――。

 2003年に阿部被告が町のトップとなって以来、役場内で出来上がっていった“不文律”だ。

 阿部被告は、大学を卒業後、1959年に町職員となり、総務課長、教育長、助役などの要職を歴任。今の役場内で誰よりも行政経験が長く、事業内容に精通していた。以前の町長なら1時間はかかった案件の報告は、「5分程度で済んだ」(町幹部職員)という。

 阿部被告が町長選の公約にも掲げ、最も力を入れてきた流雪溝整備事業。その一部を国交省の事業として採択を得る際、何メートルもの雪が積もった写真や、除雪車が不足している報告書など大量の書類を風呂敷に包んで、東京へ足しげく出かけた。

 「要望活動は自分で直接」が口癖。「通常なら4〜5年はかかる」(町幹部職員)というところ、わずか2年ほどで事業採択を受けられた。

 「新規借入額は、起債返済額の半分まで」と決め、2期8年で町の起債残高を約20億円も減少。懸案だった小中学校の統合も推し進めてきた。

 「側溝のふたをつけてほしい」と町民から要望があると、数日後には担当課に指示して実現させる細やかさもあった。

 別の町幹部職員は「誰よりも仕事に詳しいので、頼り切ってしまっていた部分もある」と打ち明け、「町長の発言や行動をいさめる人を置けなかったのが、事件を引き起こす温床になってしまったのかもしれない」と、これまでの役場のあり方を反省した。

 今回の汚職事件で阿部被告は、大きな権限を持つ指名競争入札で、町の指名業者選定審査会の決定後に、詳しい説明をすることなく、町建設課の担当職員に、「この業者を外す」と通告。贈賄側業者の依頼通りに地元の有力業者を外したとされる。

 大山氏も庄司氏も、トップダウンだった町の体質を指摘。職員らと対話を重ねて町政を運営する姿勢を示している。

(2011年11月10日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111108-OYT8T01380.htm?from=popin
大石田町出直し町長選に2新人

前町長汚職で起訴 町の信頼回復争点
 大石田町の出直し町長選が8日告示され、いずれも無所属の新人で、前町議会議長大山二郎氏(56)と、薬局経営庄司喜与太氏(65)の2氏が立候補を届け出た。町発注の公共工事を巡り、前町長の阿部孝義被告(75)が受諾収賄罪で起訴された汚職事件で失った町の信頼回復を争点に、両陣営は選挙戦を繰り広げていく。投票は13日に行われ、即日開票される。

 大山氏は午前8時半頃、同町大石田丙の事務所で出陣式を開催。同9時頃に事務所前で第一声を行い、透明性の高い入札制度や、流雪溝だけに頼らない除雪制度の創設などを公約に掲げた。村山市議や尾花沢市議らが応援に駆けつけた。

 庄司氏も午前8時半頃から同町大石田丁の事務所で出陣式を行い同9時25分頃に事務所前で第一声をあげた。庄司氏は町民や専門家の意見を取り入れた入札制度や、町長報酬50%カットなどを訴えた。尾花沢市議や天童市議らが出席した。

 投票は13日午前7時〜午後8時に町内22か所で行われ、同日午後9時から町役場で開票される。7日現在の有権者数は6942人。

(2011年11月9日 読売新聞)

2032チバQ:2011/11/10(木) 23:01:35
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111050003
「出直し」の課題 大石田町長選 (上)
2011年11月05日





汚職事件の「現場」の一つにもなった大石田町役場。町長選の開票作業も行われる=大石田町大石田

 ∞ 町二分の争い 9年も 「不信」の構図


 「政争の町」とも呼ばれてきた大石田町の町長選が8日告示、13日に投開票される。前町長の阿部孝義被告(75)が受託収賄罪で起訴された汚職事件を受けての出直し選挙。町民の審判を前に、事件の背景やこれからの町政の課題などを探る。


    *   *


 「すべては、あの『7票差』から始まった」。町の土木建設業界に通じる商工業者はそう言う。今回立候補を予定している新顔2人の一方の陣営幹部だ。


 2002年12月の町長選。阿部前町長が3289票対3282票で新顔同士の一騎打ちを制し、初当選した。相手陣営は県選管に異議を申し立て、町議会は「開票に不正があったかどうか」で1年近くもめ続けた。


 「役場は敵。職員ぐるみで不正をした」。相手陣営幹部の1人は、今も確信している。「選管委員が開票所と別室を何度も行き来していた」「開票作業が終わってから、発表まで2時間もかかった」などと指摘し、「白票に名前を書き入れたのではないか」とまで言い放つ。


    *   *


 町を二分した争いは、阿部町政に影を落とした。「対立候補を支援した業者は競争入札の指名から外された」と証言する土建業者もいる。同じ2人が再び対決した06年12月の町長選で、前町長は再選を果たした。票差は172に開いた。ある土建業者は「干された業者が町長派に移った結果」と推測する。


 今回の事件の舞台となったのは、翌07年8月の指名競争入札だ。町の有力業者が指名を外されたことについて、関係者の間では「06年選挙の『報復』の意味合いもあった」との見方も根強い。有力業者は表向きは現職支援だったが、熱心さが足りないと見られていたという。


 「町建設業協会は現職推薦を決めたのに、(有力業者は)何を考えているんだ。指名を外してやる」。当時、町総務企画課長だった横山利一副町長(町長職務代理者)は、前町長のそんな趣旨の発言を覚えているという。「指名を外すのは、町長の権限。カネさえもらわなければ問題はなかったのに……」


    *   *


 前町長が新顔を破って3選を果たした昨年12月の町長選。開票所となった役場3階会議室に見慣れない光景があった。職員が開披台で票の山を踏みつけながら、カラの投票箱の中を立会人と参観者にじっくり見せる作業を続けたのだ。「時間がかかってもいいから、絶対に疑われることがないようにした」と町選管。2人の票差は65。町を二分する構図は変わらなかった。


 「町民と向き合って新たな町の伝統と未来像を作らねばならない」。3期目の抱負をそう語った前町長は、自らの言葉を裏切り、受託収賄容疑で逮捕された。役場の職員の嘆きは深い。「町への疑念を晴らし、『公正な町政』を訴えてきた。この事件で、それが崩れてしまった」
(三浦亘が担当します)
.

2033チバQ:2011/11/10(木) 23:02:08
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111070001
「出直し」の課題 大石田町長選 (中)
2011年11月07日

旧大石田高校跡地などに昨春開校した大石田中学の校舎(右)。用地選定でももめ、グラウンドは都市計画道路で分断された=大石田町大石田

 ◇ 大型事業 過疎債頼み


 「流雪溝の整備で、夏と同じように車を車庫から出せるようにした」「小中学校統合は歴代町長が実現できなかったが、今春、新中学校が完成した」


 昨年12月の町長選での第一声で、阿部孝義前町長(75)は真っ先に二つの実績を強調した。


 過疎と少子高齢化が進む町は厳しい財政運営を強いられている。財政再建を掲げた前町長は2002年の初当選後すぐ、借金残高減らしに取り組んだ。一般会計での新たな借金(地方債発行)は5、6億円に抑え、返済(公債費)を平均約9億円にするなど、町長就任時に約74億円あった地方債残高を2010年度で約61億円まで減らした。


 それでも経常収支比率(収入に占める必要経費の割合)は、ほぼ毎年度100%を超す。自由に使えるカネのない町が頼ったのが、国や県の補助と、過疎債だった。


    *   *


 08年度の横山地区など計298世帯対象の流雪溝工事。町建設課によると、総事業費約13億円のうち町負担の工事費は5年間で約4億7千万円だが、その6割を国の補助、残る4割(約1億8千万円)を町の借金となる過疎債で賄った。過疎債の7割は地方交付税で手当されるため、利息などを除く町の持ち出しは約5600万円で済んだ。


 少ない予算で大きな事業ができるもう一つの柱は、学校建設だ。町教委によると、特別豪雪地の学校建設への国の補助は、建設費(基準単価)の55%。残り45%を過疎債などで賄うと、町の持ち出しは数%で済む。


 1988年から99年まで教育長を務めた前町長はこの仕組みを使い、駒籠小、亀井田中、田沢小などを次々に改築した。「児童が減ると分かっているのに、改築しては統廃合。無駄な工事を繰り返した」と批判する町民も少なくない。一方、町教委教育文化課の柴崎隆課長は、地域の反対で統合が遅れた事例を挙げ、「合意がないからと言って、老朽化した校舎を放置することはできなかったはず」と言う。


 いずれにせよ、学校建設工事で、町内の土建業者に仕事が回ったことは事実だ。


    *   *


 町長選に出る予定の大山二郎氏(56)と庄司喜与太氏(65)はいずれも、財政運営と学校統合での前町長の手腕は評価するという。一方で2人は、学校統合に絡む入札の不透明さを指摘する。05年8月に行われた大石田中(昨春開校)の校舎の設計委託の入札で、前町長が直前に最低制限価格を導入した件だ。


 指名6社中5社が失格し、最高値の社が落札した。ダンピング防止が主な目的の最低制限価格を、設計の入札で設けるのは異例の措置とされる。疑惑は10年4月の旧大石田一中の解体工事などを巡っても飛び交った。


 今回の事件を受け、町は入札制度の見直しを始めている。どんな方策を講じるのか。それが新町長の最初の大仕事になる。

2034チバQ:2011/11/10(木) 23:02:37
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111070002
「出直し」の課題 大石田町長選 (下)
2011年11月07日
最上川の右岸堤防に沿った商店街。大山氏と庄司氏の店舗もこの通りに並ぶ=大石田町大石田

 ◇ 潜在力 引き出す道は


 汚職事件の被告となった阿部孝義前町長の辞職に伴う今回の町長選。阿部派と反阿部派が町内を二分した過去3回の選挙の構図は、がらりと変わる。


 立候補を表明している元町商工会長の庄司喜与太氏(65)は前町長との一騎打ちとなった昨年12月の選挙で落選。もう一人の立候補予定者、前町議の大山二郎氏(56)はその選挙で庄司氏の選対事務局長として采配を振るったばかり。反阿部派同士が、対決する形になった。


    *   *


 庄司氏が営む薬局と大山氏の衣料品店は商店街のはす向かいにあり、2人は子どものころから親しい間柄だ。商工会青年部の活動では大山氏が庄司氏をサポート。大山氏が1998年の町議補選で初当選した際は庄司氏が選対事務局長を務め、以来有力後援者であり続けた。


 それぞれの後援会関係者は当初、2人の話し合いによる一本化を模索した。しかし「出直し選挙に無投票はありえない」との考えもあり、調整には至らなかった。大山氏は「現職町長が逮捕、起訴されるという緊急事態。町議13年、行政を知り尽くす経験の即戦力こそ必要」、庄司氏は「政治経験がないからこそ、何のしがらみにもとらわれず、町政を改革できる。素人の目線こそ必要」と訴える。


 ただ、人口減少を食い止めるための若者向け住宅の建設、子育て支援、福祉バスの運行、克雪対策、農商工連携による産業振興など、2人の公約に違いはほとんどない。汚職事件を受けての入札制度改革についても、「指名業者選定審査会に学識経験者など第三者を入れる」「審査会の決定に町長が口を挟めなくする」などほぼ同じ考えを示している。信頼回復策の一つとして、「すぐやる課」を設ける公約まで同じだ。


    *   *


 かつて最上川の舟運の中継地として繁栄し、川沿いに豪商が軒を連ねた街並みは、今も町の誇りだ。荷車や馬車が行き交った道は、車社会となった現在も片側2車線はある広さで、先人の先見の明さえ感じさせる。


 商店街の活気は年々衰えつつあるが、各地区にある個性豊かなそば店には、その店ならではの味を目当てに県内外から客がやって来る。添加物を使わず製造日内の消費期限を売り物にするだんご店の広い駐車場は、休日ごとに県外ナンバーの車で埋まる。両氏が掲げる「観光振興と交流人口の拡大」「雇用と産業の活性化」は、こうした地域の潜在力をいかに引き出すかにかかっている。


 大山氏と庄司氏は「きれいに戦い、どちらが町長にふさわしいかを純粋に選んでもらう」と口をそろえる。「政争の町」の汚名を返上できるのか。「どちらが勝っても、しこりを残さないでほしい」。2人の店舗に近い商店主の願いは切実だ。
(三浦亘が担当しました)
.

2035チバQ:2011/11/10(木) 23:19:06
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111107_05.htm
流転政治 震災・宮城県議選(上)逆風/国政影響、民主が苦闘
 激震に襲われ、津波にのみ込まれた被災地で、大型選挙が動きだした。東日本大震災からの復興針路を争点に、4日告示された宮城県議選(13日投票)。列島が緊迫した震災後も、政治の流転は止まらない。後手に回った震災対応、首相の交代劇、課題山積みの内政外交。被災地の政党対決は、政治のいまをどう映し出すのか。(宮城県政取材班)

 震災を境に、政権党はさらに失速した。
 沿岸部に大津波の爪痕が残る仙台市若林区。約7カ月の延期の末、論戦に入った宮城県議選に、ここから立候補するはずだった民主党推薦の新人の姿はなかった。

<前哨戦で離脱>
 定数3の若林は仙台市5選挙区の中で唯一、民主党が候補を擁立できなかった保守地盤。震災前の2月の事務所開きで、衆院議員の郡和子(宮城1区)は「逆風を弱めてみせる」と意気込んだ。
 「戦う態勢が整わない」。3.11から半年たった9月上旬、新人から党県連に電話が入った。
 批判が渦巻いた震災対応、退陣を表明したはずの首相菅直人の「居座り」…。政権交代直後、48%あった党の支持率は、菅政権末期の8月には15%にまで落ち込んだ。
 前哨戦ですさまじい逆風にさらされた新人。党県連のサポートもゼロに等しく、戦線を離脱するしかなった。
 県議選は復興を争点に、無投票当選した9人を除く81人が50議席を争う。震災から約8カ月。被災地そっちのけの政争劇や閣僚の失言も響き、多くの民主党陣営は苦闘を強いられている。

<激減の可能性>
 現職の菅原実(62)が3選を目指す仙台市の泉選挙区(定数5)。衆院議員の斎藤恭紀(宮城2区)は第一声で「浴びせなくてもいい逆風を浴びせてしまっている」と頭を下げた。
 約2カ月半前、民主党は苦汁をなめた。8月28日投票の仙台市議選で、擁立した12人のうち5人が落選。政党対決では「一人負け」だった。
 泉区の市議選候補の総得票は前回(2007年)比で4割近く激減。市内5区で最大の減り幅だった。菅原は前回、16000票を獲得してトップ当選したが「激減の法則」に照らせば、議席が遠のく可能性すらある。
 「財務相と直結した太いパイプを生かす」。津波被害が甚大だった石巻・牡鹿選挙区(定数5)で4選を目指す坂下賢(49)は、第一声で必死にアピールした。
 野田佳彦内閣で財務相に登用された安住淳(衆院宮城5区)は、石巻市が地盤。史上2番目の12兆1千億円に上る第3次補正予算の編成責任者でもある。
 坂下は「安住効果」で浮上を狙うが、安住は10月のG20財務相・中央銀行総裁会議で、消費税率を10%に引き上げる法案を来年の通常国会で成立させる考えを国際公約していた。
 県議選で増税に触れる党候補はいない。対照的に安住は、応援演説で「選挙にはマイナスかもしれないが、孫や子に借金を残したら墓参りに来てもらえない」と増税に理解を求める。

<七つの空白区>
 民主党が県議選に擁立したのは、推薦を含め14人にとどまった。選挙戦になった17選挙区のうち候補空白区は7に上る。党県連に戦略を練る頭脳はなく、逆風の中で「風任せ」の戦いが続く。
 県政与党の自民党は33人を公認し、地力の違いを見せつける。党県連会長の衆院議員小野寺五典(宮城6区)は「政府・民主党の震災復興を一大争点にしたかったが、目の前に戦う相手がいない」と言う。
(敬称略)


2011年11月06日日曜日

2036チバQ:2011/11/10(木) 23:19:27
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111107_07.htm
流転政治 震災・宮城県議選(中)低迷/自民、知事人気に活路
 自民党総裁の谷垣禎一が5日、宮城県議選(13日投票)の応援に入った。仙台市や郡部での街頭演説、被災地視察が並ぶ過密日程に、10分間の懇談が加えられた。
 相手は宮城県知事の村井嘉浩。震災復興の最前線に立つ、自民党県議出身のトップだ。

<支持率が半減>
 「県政を支えてくれたのは自民と公明。旗を鮮明にして応援してきたが、公務が忙しい」と村井。谷垣は「本当にありがたい。われわれも全力を挙げる」と応じた。
 野党第1党の党首と、被災地知事の会談。村井を街頭に立たせることなく、あらためて「自民党知事」と印象づけるのには、十分な演出だった。
 県政与党として33人を立てた自民党。郡部を中心に固い支持基盤は健在だが、党全体は上昇気流に乗れていない。
 2009年9月の政権交代以来、自民党の野党暮らしは2年を越えた。民主党政権が迷走するたびに自民党の支持率は上昇傾向を示すが、政権党時代には及ばない。
 前回県議選(07年)のときの支持率は40%ほどを確保していたが、現在は20%前後をさまよう。民主党への失望感が強まる陰で、自民党もまた長い低空飛行が続く。

<貴重な「看板」>
 そこで、村井の存在が際立つ。
 2005年に元知事浅野史郎の後継を破って初当選し、09年の政権交代後の知事選では民主党候補を寄せ付けなかった。宮城の自民党にとっては、県民を引き付ける貴重な「一枚看板」だ。
 10月19日、仙台市の若林選挙区(定数3)で5選を狙う自民現職の千葉達(66)は上機嫌だった。決起集会に村井が駆け付け、支持者が沸く。
 「一番応援に来てほしかった政治家は、ダントツで知事」と言う千葉。事務所に張られた谷垣の為書き以上に、村井と千葉のツーショットのポスターが目立つ。

<党本部に失望>
 「人事に斬新さがなく、支持率は回復しない」。長年、自民党を強力に支えてきた宮城県建設業協会長の佐藤博俊は、中央に目を向ける。
 党本部は9月30日、新執行部を発足させたが、有権者の反応は芳しくない。共同通信社の全国世論調査によると、新執行部に「期待する」は32%で、「期待しない」の61%を大きく下回った。
 長老たちが隠然たる影響力を温存し、「先祖返りした」(東北の若手衆院議員)という不満が党内に渦巻く。
 自民党の次の展望が見えない中、「村井頼み」に危うさを感じる見方が党内にもある。
 村井と県議時代の同期当選で、互いに「盟友」と呼び合う衆院議員の秋葉賢也(比例東北)は「村井人気にあやかろうという候補者ばかりでは、県政は盤石にならない。直言する人も必要だ」と忠告する。
 「知事は特定政党の応援に肩入れしすぎだ」。村井のようなエースを育てられなかった民主党宮城県連には、ねたみにも似た感情をにじませる幹部もいる。
 厚みを増す「一枚看板」は意に介さず、震災選挙で軸足を定める。
(敬称略)


2011年11月07日月曜日

2037チバQ:2011/11/10(木) 23:19:53
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111108_02.htm
流転政治 震災・宮城県議選(下)消長/党首次々、小党も躍起
 党首が、突風の再来を後押しする。
 「復興が進まないのは、民主党政権のでたらめ政治と、それをたださない野党第1党の自民党の体たらくが原因だ」

<足掛かり得る>
 宮城県議選(13日投票)が告示された4日、みんなの党代表の渡辺喜美は仙台市で演説し、「増税なき復興」を強調した。
 同党は8月の仙台市議選で、初挑戦ながら4議席を獲得。「全くノーマークだった」(民主党県連幹部)と県政界を驚かせた。既成政党に見切りを付けた無党派票が、一気に流れ込んだのだ。
 宮城での初陣は昨年夏の参院選宮城選挙区。渡辺が元県議で党県支部長の菊地文博を擁立した。敗れはしたが、10万6000票を獲得して足掛かりを得た。
 次期衆院選宮城2区に立つ菊地は、県議選に6人を擁立した。「残り数日の浸透が鍵だ」。各陣営が、第2の躍進を目指してフル回転する。
 苦戦を強いられる民主と、過半数維持を狙う自民。攻防を横目に、ほかの4党が間隙(かんげき)を縫う。

<沿岸部で激戦>
 「きょうだけ選挙カーを使わせてもらいます。私の足が長いかどうか見てもらうため」
 公明党代表の山口那津男は6日、仙台市内4カ所でマイクを握り、冗談めかして釈明した。党県議団が「被災者に配慮する」として、選挙カーを使わない方針を決めていたからだ。
 党の目標は現有4議席の死守。固い組織票は揺るがず戦いは堅調に映るが、最前線に立つ選対からは「名前が浸透しない」と悲鳴が上がる。
 山口の熱弁を聞いた60代の女性支持者が言う。「私たち一人一人が選挙カーになったつもりで代弁する」。真骨頂の組織戦がうなりを上げる。
 共産党委員長の志位和夫も6日、3都市を転戦した。擁立した7人が、仙台市や津波被害を受けた沿岸市部で激戦を繰り広げる。

<危機感強める>
 志位は矛先を知事村井嘉浩にも向け、「知事は中央や大企業ばかり見ている。仮設住宅もプレハブ協会に丸投げし、今になって寒さ対策に慌てている」と批判した。
 福島第1原発事故を受け、党県委員会は「脱原発」の訴えに手応えを感じる。仙台市議選では改選前議席を1増やして7にした。衆院議員の高橋千鶴子(比例東北)は「二大政党に不満な有権者が、他党に途中下車しないよう訴える」と言う。
 「TPP(環太平洋連携協定)に反対し、東北電力女川原発の再稼働を阻止する」。社民党党首の福島瑞穂も6日、仙台市に入った。
 公認候補は3人。前回から2人減らした。政権交代後の鳩山政権で連立与党の一角を占めたが、党勢回復の兆しはなかなか見えない。全国の党の自治体議員は、過去10年で3割も減った。
 県連代表の菅野哲雄は「公認3人と推薦2人の全員が当選しないと、党再生のプロセスを描けない」と危機感を強める。
 被災地の政党対決は終盤に入る。各党の消長と、内政外交に揺れる政治の流れが、あぶり出されていく。
(敬称略)


2011年11月08日火曜日

2038チバQ:2011/11/10(木) 23:23:44
>>1993>>2012
>>2029
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001111080003
震災選挙 県議選激戦区をみる・上
2011年11月08日


仮設住宅を回り、支持を訴える候補者(左)=石巻市(写真の一部を修整しています)

 「パイプが必要です。政権与党のベテラン県議を失うわけにはいかない」


 石巻市の仮設住宅の集会所。告示日の4日夜、民主現職の加賀剛氏(59)の個人演説会で、地元宮城5区選出の安住淳財務相のメッセージを秘書が代読した。加賀氏も「安住さんと相談しながら」と述べ、親密ぶりを強調した。


 同日朝、民主現職の坂下賢氏(49)の出陣式。やはり安住氏の後援会が「昔でいえば大蔵大臣が『賢ちゃん必ず勝たせねきゃなんねんだよ』。その言葉です」と伝言を披露した。


 定数5に7人が立候補する石巻・牡鹿選挙区。民主は現職2人が再選を目指す。前回4年前の選挙で吹いた民主への追い風は消えたが、頼るのは国へのパイプだ。


 「民主党へのバッシングがまだ向かい風となっている節があるが、復旧、復興こそが課題」。ある陣営幹部は語る。北上川河口部を選挙地盤とする坂下氏の陣営は後援会幹部や支持者が多数亡くなり、集落が壊滅的な被害を受けている。


 「国の予算を最終的に政府で決める責任者に電話一本で伝えられるのが大事」。5日、岡田克也・前党幹事長が石巻市で訴えると陣営幹部はうなずいた。


 一方、初の政権野党として臨む自民の候補者も「パイプ役」を自任する。


 現職の佐々木喜蔵氏(62)は県議会最大会派の会長。後援会の会報に村井嘉浩知事との写真を使った。陣営は「復興住宅を知事と一緒に一日も早く完成することなどを掲げている」。


 前回落選した前職の池田憲彦氏(58)の集会には、村井知事や自民県連幹部が顔をそろえた。無所属ながら自民会派だった本木忠一氏(54)の陣営も「村井与党として知事には要望しやすい」と主張する。


 ただ、「県政与党」の自民も盤石ではない。宮城5区の自民候補だった元県議の斎藤正美氏(56)が告示直前の先月24日、立候補を表明した。両陣営とも「保守系で票の奪い合いになる」と断言する。


 二大政党の混迷を突こうとするのが共産だ。「TPP(環太平洋経済連携協定)、原発ノー」。新顔の三浦一敏氏(61)は訴える。共産は旧石巻選挙区で2001年に補選があって以来となる10年ぶりの擁立。福島第一原発事故で「脱原発」の声が高まっていることなどを受けた。


 「党救援対策センターの責任者として、5千人のボランティアと2万5千人に支援物資を届ける仕事をやってきた」。6日、志位和夫・党委員長が石巻市を訪れ、三浦氏を持ち上げた。


 「選挙を意識した活動だ」。そう批判する陣営がある一方で、「うちも党名を隠して支援していた」と対抗する陣営も出ている。(高橋昌宏)

2039チバQ:2011/11/10(木) 23:25:23
>>1991
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001111090001
震災選挙 県議選激戦区をみる・中
2011年11月09日


仙台駅前の歩道橋周辺は、党首や候補者の街頭演説を聞きに集まった人でいっぱいになった=仙台市青葉区

 5日夕、仙台市青葉区の商店街入り口。自民党の谷垣禎一総裁は街宣車に乗らず、買い物客に話しかけるよう訴えた。「村井さんが宮城県の力を引き出すために頑張っている。だから、2人を助けて下さい」。同党県議出身の村井嘉浩知事を引き合いに、傍らの相沢光哉氏(72)、中沢幸男氏(71)への支持を求めた。


 その翌日、JR仙台駅近く。「復興策を提案し、自民と民主を引っ張ってきた」と公明党の山口那津男代表が声を張り上げた。隣にいる石橋信勝氏(66)は「人工透析の患者に優先的にガソリンを供給できるようにした」。東日本大震災での実績を強調すると、聴衆から拍手が飛んだ。


 道路を挟んだ向かいでは共産党の志位和夫委員長が「共産党の躍進が求められている」と力を込めると、遠藤いく子氏(62)が「がれき処理も仮設住宅も、(受注したのは)地元でなく東京の大企業だった」と県政批判を強めた。


 県内最多の約23万人の有権者を抱える仙台市の青葉選挙区(定数7)。無党派層を狙って、知名度の高い国会議員を客寄せにした「空中戦」が特徴だ。


 だが、そもそも空中戦が得意だった民主党が、閣僚や党幹部の応援を控えている。ある県連幹部は「政権党で迎える初の県議選だが、党が不人気だから呼ばない」。


 現職2人は「守り」の選挙戦だ。遊佐美由紀氏(48)は、市街地に設けていた選挙事務所を地元に置いた。週末は町内会の清掃活動などに顔を出し、「地域の力なくして復興はない」と訴える。菅原敏秋氏(63)も地盤の北仙台を中心に街宣車を走らせ、市議6期、県議1期の政治経験をアピールする。


 民主党のお株を奪う勢いなのが、みんなの党だ。渡辺喜美代表は告示日の4日、市中心部で二大政党を批判。熊谷敏彦氏(32)は「増税の前にやるべきことがある」と熱弁をふるった。8月の仙台市議選で初挑戦ながら4議席を獲得した同党は、所属国会議員を連日、市内に送り込む。


 他陣営には警戒感が広がる。無所属の菅間進氏(60)は宅地開発で人口が増えた地盤の選挙区西部で街頭演説を繰り返す。吉川寛康氏(42)も東北電力労組の支持を固め、地盤の北仙台で演説会をこなす。伊藤聡氏(32)は市内を広く回り、知名度アップを図る。


 ある陣営幹部は言う。「みんなの党は無党派層次第。市議選と同日でなくなって盛り上がらないこともあり、足元の票を固めた方が確実だ」(福島慎吾)

2040チバQ:2011/11/10(木) 23:27:09
>>2006

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001111100001
震災選挙 県議選激戦区をみる・下
2011年11月10日


候補者の演説に拍手して応援する支持者=4日、丸森町

 丸森町の町民グラウンドで6日あった町畜産共進会。開会式であいさつした自民公認の寺島英毅氏(71)の後、自民推薦の長谷川洋一氏(57)、民主公認の武田曉氏(37)が時間をずらして、会場に現れた。それぞれが頭を下げる姿を見た酪農家(62)は「3人のうち当選するのは1人だから、必死だよ」。


 定数1の角田・伊具選挙区に、自民系の寺島氏、長谷川氏の2人が立ったのは東日本大震災の影響だ。県議会は3月、同選挙区の定数を2から1に減らすことを決めたが、「周知期間が必要」と定数削減の適用を10月以降とした。だが、震災で期日が今春から半年ずれ、定数1で選挙をすることに。2人の公認と推薦は決定済みで、自民にとっては「誤算」となった。


 同選挙区は有権者数2万6千人の角田市と1万3千人の丸森町だ。前回は寺島氏が丸森町での得票率が8割を超え、トップ当選。長谷川氏は角田市で5割を超える得票率で2位に入った。2人が2市町ですみ分けた形だ。だが、今回、1人区となり、すみ分けの構図は消えた。


 「宮城県を、丸森町を、角田市をもっともっと豊かにしたい」。4日の告示日、寺島氏は同町の中心部で声を張り上げた。県の保健福祉部長、農政部長を歴任、「郷土の発展に尽くす」のが持論だ。同町では任期満了による町議選も告示中だ。町議選に引っ張られ、県議選の投票率も前回の66%より上がると見込まれる。陣営は「好材料」と町議らと町内を歩き、地盤固めに力を入れる。


 「いっぱい、いっぱい夢がある」。長谷川氏は街頭や集会で放射能問題やまちづくりと次々と課題を挙げ、「私に任せて」と訴える。元角田市職員で、過去2回、自民公認候補を破って当選を果たした「地力」が持ち味だ。選挙ポスターに「働き盛り」と明記し、高齢批判もある寺島氏と新顔の武田氏との違いを出す。丸森町の渡辺政巳・前町長の支援も受け、同町での支持拡大にも努める。


 一方、民主新顔の武田氏。4日夜、丸森町役場前での街頭演説で放射能問題を取り上げ、「こんな後ろ向きな対応で住民の健康を守れるのか」と、県の対応を強く批判、それは現職2氏へも向けている。


 党県連は告示前に安住淳財務相を応援に入れてバックアップしているが、党への逆風は今も強い。強みは祖父がかつて地元農協の組合長を長く務めていたこと。「その孫」として保守層への食い込みに躍起だ。(石井力)

2041チバQ:2011/11/10(木) 23:31:48
>>2038>>1997
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111107-OYT8T00029.htm
県議選 激戦区ルポ 上
連絡先不明の支持者も
 石巻市と女川町からなる石巻・牡鹿選挙区(定数5)。震災による犠牲者は合わせて5000人近くに上る。震災のショックは、選挙区の構図をも激しく変えた。

 当初、出馬が見込まれたのは現職5人と元議員1人の計6人。しかし、震災後、前回トップ当選の須田善明が女川町長選にくら替えし、共産党が石巻市議団長だった三浦を擁立。告示の11日前に元議員で自民党から衆院選に3回挑戦した斎藤も加わり、7人による激戦となった。

 被災地での選挙に、どの陣営も戸惑いを隠せない。

 多くの支持者の連絡先が分からず、電話で支持を訴えるこれまでの選挙戦略は通用しない。仮設住宅を訪ねると、住民からは不満や要望が噴き出してくる。ある陣営の幹部は「『投票をお願いします』と声をかけるのもためらってしまう」と話す。

 水産業復興、市立病院再建、住環境改善、JRの早期開通――。各候補ともそろって震災からの復興を公約の前面に押し出すが、訴えに大きな違いはないとも言える。

 そうした中、各候補は実績や人脈を前面に押し出す。

 「今回の選挙は与党に厳しいが、ここは安住財務相の地元。党を挙げ、国を挙げて石巻の再生に努める」

 5日午後、前民主党幹事長の岡田克也が石巻市内でマイクを握り、公認候補2人への支持を訴えた。告示直後に代表経験者を投入するという同党の対応には、政府・与党に吹き付ける逆風に対する危機感がにじむ。

 逆風を自覚する民主の加賀は震災後に党幹部らと折衝した経験を、坂下は親子2代にわたる地元への貢献をアピールする。ともに安住財務相とのパイプを強調するところは変わらない。

 自民の佐々木と池田は、支持層が重なる斎藤との票の食い合いを意識しつつ、ともに村井知事を会合に招き、県政与党を強調する。無所属の本木、斎藤は実績に加え、復興のスピードアップを訴える。三浦は「原発ゼロ」を掲げて他陣営との差別化を図る。

◇◇◇

 選挙区が合区された気仙沼・本吉選挙区(定数3)。2倍以上の面積になった選挙区内には、まだ至る所にがれきが山積みとなっている。

 「気仙沼を離れて、岩手県で暮らしている皆さんが一番ご苦労されていると思って、参りました」

 気仙沼市民151人が入居する岩手県一関市千厩町の仮設住宅。自宅と事務所を津波で流された自民の畠山は4日、届け出を終えた直後の第一声で、被災者の住宅確保に力を尽くす考えを訴えた。

 畠山に限らず、候補4人全員が、自宅や事務所を津波で失った被災者でもある。

 民主の内海は「気仙沼には首相にも来てもらった」と政権与党とのパイプをアピール。みんなの党の境は、村井知事が訴える「水産業復興特区」に賛意を示す。告示4日前に出馬表明した今野は「既成政党に頼らないのは自分だけ」と訴える。

13日投開票の県議選は、無投票を除く17選挙区で舌戦が繰り広げられている。東日本大震災の影響で選挙活動に自粛ムードが広がる中、候補者たちは有権者の反応をうかがいながら、熱い戦いに臨んでいる。注目区の戦いを追った。(敬称略)

【石巻・牡鹿】

池田憲彦58自元《3》

三浦一敏61共新 

佐々木喜蔵62自現《4》

本木忠一54無現《2》

坂下賢49民現《3》

斎藤正美56無元《4》

加賀剛59民現《3》〈国〉

【気仙沼・本吉】

境恒春32み新 

内海太64民現《5》〈国〉

畠山和純65自現《4》

今野雄紀53無新

※届け出順。白抜き数字は当選回数。四角囲みは推薦・支持政党、〈国〉国民

(2011年11月7日 読売新聞)

2042チバQ:2011/11/10(木) 23:34:55
>>1997>>2008
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111107-OYT8T01409.htm
県議選激戦区ルポ(中)

定数削減 適用前倒し票奪い合い
 東日本大震災は県議選の定数にも影響を与えた。選挙が先送りされたことで、次回の県議選から適用されるはずだった定数2減が今回から適用されることに。統一選への準備段階から突然イスが一つ消えた選挙区では、生き残りをかけた選挙戦となった。

 定数3から2となった登米選挙区。定数減に加え、前回トップ当選し、民主党推薦で出馬を予定していた袋正(61)が9月に突然、不出馬を決めたことで波乱含みの選挙戦となった。袋が前回選で獲得した約1万5000票の行方が選挙戦を大きく左右することになった。

 「震災対応、しっかりやります」。5日午後、自民の只野は、田園が広がる中田町の郊外を遊説していた。住民の姿を見つけると、すかさず車から降りて駆け寄った。反応こそ悪くはないが、「ここは袋さんの地盤。そう簡単には崩せない」と表情を引き締めた。

 「袋票」を狙うのは他の2陣営も同じだ。告示翌日の5日には、3候補が競い合うように中田町に選挙カーを走らせた。

 4年前の選挙に自民公認で出馬し、約200票差で敗れた渡辺は、今回は無所属で議席奪還を狙う。出陣式では、袋が地盤としていた迫町と中田町の名前を挙げ、「お知り合いに電話で応援をお願いしたい」と訴えた。

 3候補の中で唯一、迫町に事務所を構える自民の熊谷は、中田町にも攻勢をかける。「『袋でなければ熊谷に』という感触はある」と支持者固めに必死だ。

    ◇◇◇    

 定数1減でたった一つのイスを3人で争う角田・伊具選挙区。4年前の前回は、寺島が丸森町、長谷川が角田市と、それぞれの地盤で大量得票し、議席を分け合った。しかし、今回は、新人の武田も加え、互いの地盤を切り崩す激しい戦いとなっている。

 寺島陣営は前回、8割を超える票を得た丸森町での得票は目減りすると見込み、角田市に重点を置く戦略をとる。7日夜には同市中心部の公民館2か所で個人演説会を開き、「この地域を豊かにしなければならない」と訴えた。

 長谷川は、告示日に角田市の事務所前で第一声を上げると、慌ただしく丸森町に移動し、「課題が山積している。働かせてほしい」と実績と即戦力を強調した。週末には、丸森町内で開かれたイベントの会場内を歩いて回り、7日は同町内の4か所で街頭演説を繰り返した。

 民主の武田は「若い私に任せて」と30歳代の若さをアピールする。週末は角田市中心部を徒歩で回り、7日午後は丸森町内の4か所で街頭演説した。放射能に敏感な住民を意識し、「村井県政の対応は後ろ向きだ」とも訴える。県議選初挑戦の武田の得票は未知数。他陣営も警戒を強めている。(敬称略)

(2011年11月8日 読売新聞)

2043チバQ:2011/11/10(木) 23:39:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111109-00000015-mailo-l04
’11県議選みやぎ・震災後:入場券639人分が宛先不明で返送−−石巻市 /宮城
毎日新聞 11月9日(水)10時34分配信

 津波で被災した石巻市の選挙管理委員会が県議選の有権者に発送した投票所入場券のうち、639人分が宛先不明で返送されたままになっていることが分かった。当初は1253人分が返送されてきたが、仮設住宅の申込者リストなどを使って転居先を調べ、7日までに614人分は判明したという。同市の選挙人名簿登録者数は12万7947人(3日現在)で、返送分は0・5%。市選管が引き続き調べている。
 毎日新聞の集計では、津波で被災した沿岸15市町のうち、県議選が行われる石巻、気仙沼市など11市町で少なくとも約1000人の宛先が不明になっている。ただ、過去の選挙でも宛先不明は一定数出ており、被災を理由とした宛先不明が占める割合は石巻市以外の市町では比較的少ない見通しだ。【影山哲也】

11月9日朝刊

2044チバQ:2011/11/10(木) 23:40:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111109-00000015-khks-l04
地盤固め、フル回転 10陣営「どぶ板」徹底 県議選
河北新報 11月9日(水)9時40分配信

 宮城県議選(13日投票)は終盤戦に入り、有権者が23万人で最も多い青葉選挙区(定数7)では、10陣営が徹底した「どぶ板戦」を展開している。統一地方選で同日程だった仙台市議選が8月に終了。相乗効果が失われ、投票率低下の懸念もあるため、地盤をがっちりと固めるスタイルを重視する。政党対決は影を潜め、地盤死守をかけた「仁義なき個人戦」が繰り広げられている。

◎青葉

 「今回は候補者自身を地元に張り付ける。徹底して地域票を固める」
 区東部が地盤の陣営幹部は断言する。地域の一部は、ほかの陣営と重なる。幹部は「選挙区を1日でも空けたら、すぐに奪われる。気が抜けない」と防衛線を強める。
 政党公認や無所属など5陣営の選挙事務所がひしめく区北西部。現職陣営は、前回2007年の選挙戦で取り組んだ中心部での党主催の街頭演説や、大物弁士を招いた演説会をほぼ封印した。連日選挙カーの助手席に乗り込んで自らマイクを持ち、住宅街を駆け回る。
 候補は「今回ほど地域代表を意識したことはない。地域の力と培った人脈をフルに生かさないと勝ち抜けない」と危機感をあらわにした。
 仙台市議選と日程が離れたことも候補者の不安を駆り立てる。ある現職は「同じ党の市議選候補2〜3人と一斉に回った前回に比べ、相乗効果や運動量は大きく減った。広がりが期待できない」と話した。
 青葉選挙区で戦うのは現職7人、元議員1人、新人2人。民主、自民、公明、共産、みんなの党が公認を立てた。新人を除く8人のうち、5人が4期以上の実績を持つベテランだ。仙台市議や国政選挙に挑戦した経験者もいて、それぞれに深く浸透した地域を持つ。
 選挙ムードが盛り上がりに欠けていることも、陣営を地盤固めに走らせる。多くが「よくて8月の市議選並み(39.9%)」「30%台前半か」など低投票率を予想する。
 ベテラン現職陣営は「低投票率の中、各陣営が拮抗(きっこう)する状態では、地元にしっかりと訴え、間違いなく投票に行ってもらうことが当選への近道」と明かす。
 現職の強固な地盤を崩しにかかる新人の一人は「現職の動きは予想できた。新人として、一人でも多くの人に呼び掛けて判断してもらうのが基本。地盤だとか地域の枠にとらわれずに戦うだけだ」と力を込めた。

◎気仙沼・本吉/「巡回型投票所」に照準/演説や集会、開設日前に集中

 県議選気仙沼・本吉選挙区(定数3)の各陣営が、仮設住宅での期日前投票に照準を合わせた戦術に力を入れている。仮設入居者に配慮し、気仙沼市が1日だけの「巡回型投票所」を多数の住宅内集会所に設けたことが背景にある。各陣営はおおかたの入居者が13日を待たずに投票するとみて、開設日前に演説会を開いたり、周辺地域を選挙カーで回ったりしてアピールに躍起だ。
 同選挙区では今回、候補者が被災者に配慮してスピーカーの音量を下げ、名前の連呼を控えるなど、全体に抑制気味のムードが漂う。
 そうした中、効果的な選挙運動の狙い目になっているのが期日前投票所だ。市内の仮設住宅など19カ所には、12日までの運動期間中、毎日2〜3カ所、“日替わり”の投票所が設けられる。
 ある現職陣営は7日夜、鹿折地区の仮設集会所で個人演説会を開いた。候補者は、集まった40人にひざ詰めで復興策を語り、寒さ対策の遅れをわびた。9日はその集会所が投票所になる。
 選対幹部は「期日前投票を意識しながら、個人演説会の日程を組んでいる。被災者に復興対策の情報をきちんと伝え、支持を得たい」と話す。
 候補者に「仮設を早く出られるように」と直接要望したという入居者の男性(76)は「期日前投票をする予定で、その前に話を聞けてよかった」と語った。
 別の現職陣営も投票所の開設日程に合わせた選挙カーの運行ルートを組む。開設日前日に投票所周辺を集中的に回り、名前を売り込む戦術だ。
 選対幹部は「今回は仮設住宅の有権者の多くが期日前に投票するはず。手をこまねいている訳にはいかない」と打ち明ける。

◎投開票作業手順を説明/県選管が担当者会議

 県議選を前に、県選管は8日、市区町村の選管事務局担当者会議を開き、投開票作業の手順などを説明した。
 無投票選挙区を除く17選挙区、26市町村の担当者約40人が出席。被災市町の負担軽減のため、推定投票率の発表を前回(2007年)の6回から3回に減らすことや、開票結果の中間発表を取りやめる方針を県選管の担当者が説明した。
 県選管事務局の三浦保徳次長は「できるだけ作業を簡素化する方針にした。各開票所での有権者への情報提供は重要。それぞれで取り組んでもらいたい」と話した。

2045チバQ:2011/11/11(金) 20:23:46
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20111111ddlk04010042000c.html
’11県議選みやぎ・震災後:具体策欠き争点見えず 内陸部ではTPP言及も /宮城
 13日投開票の県議選で、東日本大震災の津波で被害を受けた選挙区の候補者の多くは「被災地の復興」を訴えている。キーワードとなった「復興」は口にするが、具体的な政策を語る場面は少なく、争点が見えにくい様相だ。一方、津波被害を受けていない内陸部は放射能汚染対策や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)へのスタンスなど個別の政策に言及する候補者もいる。沿岸部と内陸部の被害の違いは、選挙戦に微妙に影響している。【宇多川はるか】

 「地域を必ず復興させることをお誓い申し上げたい」

 石巻・牡鹿選挙区の自民現職は2日、石巻市で開いた集会で繰り返し「復興へ全力」と呼び掛け、感極まったのか涙をぬぐった。水産業の復興、市街地の街作り、半島部の復旧−−など山積する課題は多いが、具体的な政策を語った場面は少なかった。支持者らに配るチラシもA4判の1枚。「力の結集 石巻の底力」などのメッセージで一面を埋めた。政策を訴える個人集会も告示後は取りやめており、選対幹部は「選挙どころじゃないという有権者も多いから」と説明した。

 気仙沼・本吉選挙区の民主現職も、選挙戦での訴えは個人の主張というより、「政府の取り組みを伝える」という姿勢だ。陣営スタッフは「名簿が流れてどこに誰がいるかも分からないし、勝敗を考えて政策を主張するというより、情報を共有するのが現職の務め」と話す。

 仙台市の若林選挙区のみんな新人も、被災者には自身の政策を訴えるより、「困っているでしょう」「大変でしょう」と声をかけているという。陣営スタッフは「復興の遅れに不満がある被災者の感情を刺激するようなことはしたくない」。

 一方、登米選挙区の自民現職はTPPに「断固反対」との姿勢を明確にして選挙戦を展開している。東京電力福島第1原発事故による放射能汚染の風評被害についても、対策に取り組む考えを主張。陣営は「沿岸部と違って、内陸部は復興、復興と叫んでも有権者はピンとこない。しっかり主張を申し上げないと」と話す。

 角田・伊具選挙区の3候補者は、福島県境に近いことを考慮して、それぞれ放射能対策を主張している。民主新人は「健康調査をやります」と具体的な政策をチラシに書き込んでいる。

2046チバQ:2011/11/11(金) 20:25:16
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111110_02.htm
宮城県議選・終盤の情勢(上)
 東日本大震災からの復興針路を最大の争点とした県議選は、13日の投票まで3日となった。無投票当選が決まった6選挙区(計9議席)を除く17選挙区では、81人の候補者が50議席をめぐって激しい攻防を繰り広げている。最終盤に入った各選挙区の情勢を探った。

<青葉/現・新・元4氏、当落線で攻防>
 組織力が堅い4人が先行。無所属現職の吉川、菅間が横一線で競る。再選を目指す吉川は東北電力労組がフル回転。中山、桜ケ丘地区の地域票も掘り起こす。過去2回連続でトップ当選した菅間は区西部に深く浸透し、6選を狙う。
 6選に挑む公明の石橋は強固な党支持層に浸透し、地域票の拡大も狙う。再選を期す共産の遠藤は党が得票を伸ばした仙台市議選の勢いに乗り、票の上積みを図る。
 民主の遊佐は地域票の広がりが5選の鍵。失速回避へ女性や若年層に攻勢を掛ける。
 当落線上の争いは激しく、最終盤までもつれ込みそう。6選を狙う自民の相沢は支持団体の引き締めに懸命。自民元議員の中沢は地盤の区東部の票固めに余念がない。民主現職の菅原は、区北西部で地域票の結集に全力を挙げて再選を目指す。みんなの党新人の熊谷は党国会議員が応援に入り、支持拡大を図る。
 無所属新人の伊藤は無党派層へ働き掛ける。

<宮城野/強固な支持層 現職2氏先行>
 ともに3選を狙う公明の庄子、自民の石川の2現職が抜け出し、みんなの党新人の堀内、民主現職の坂下が続く。
 庄子は強固な党支持層に支えられ、安定している。石川は全域に満遍なく浸透し、保守票を囲い込む。堀内は元県議菊地文博の支援をてこに党支持票をかき集める。6選に挑む坂下は労組票に加え、女性票の取り込みを強める。
 無所属新人の佐々木は県議秘書時代の人脈を生かし懸命に追い上げる。
 無所属新人の沢田は知名度アップに懸命。

<若林/現職地盤固め新人切り崩し>
 社民現職の本多が安定し、自民の千葉、細川2現職を、共産新人の福島が激しく追う。
 6選に挑む本多は強固な後援会と労組がフル回転。若林、六郷両地区で浸透する。
 5選を狙う千葉は、南小泉地区など区西部を固めきろうと躍起。再選を目指す細川は自民市議と連携し、七郷地区での支持固めに余念がない。福島は市議5期の知名度を武器に、保守層の一部を切り崩す。
 若年層や高齢層に食い込む無所属新人渡辺、上げ潮ムードに乗るみんなの党新人菊地は追い上げに躍起。無所属新人小野寺は知名度上昇を図る。

<太白/自公の2現職トップを争う>
 自民現職の佐々木と、公明現職の小野寺が首位争い。再選を狙う佐々木は区南西部に広げた後援会組織が回転し、保守、若年層に浸透する。小野寺は強固な党支持層に支えられ、堅調な戦いで5選を視野に入れる。
 中位から下位の争いは、攻守が目まぐるしく入れ替わる大混戦だ。
 5選に挑む民主現職の藤原は党への逆風を懸念。地盤の鈎取地区を拠点に攻勢を掛ける。みんなの党新人の阿部は党幹部が連日応援に入り、二大政党の批判票取り込みへ勢いづいてきた。
 共産現職の横田は党支持層を固め、無党派層に浸透して5選を狙う。6選に挑む自民現職の菊地は世代交代の加速を警戒し、区南部で支持固めに躍起。背水の陣を敷く社民元議員の岸田は、労組、地域票を軸に激しく追い上げる。
 無所属新人の赤間は支持拡大に必死。

2047チバQ:2011/11/11(金) 20:25:35
<泉/組織力で浸透2氏抜け出す>
 組織力のある2現職が抜けだしつつある。再選を狙う公明の伊藤は党組織がフル回転、個人票も掘り起こす。無所属の小野は後援会を引き締め、商工業者に深く浸透して4選を期す。
 7選を目指す自民現職の今野は、高森地区を拠点に支持者を手堅くまとめる。みんなの党新人の峯岸は、元衆院議員の秘書時代の人脈と、党市議の支援が厚い。
 当選圏争いは、ともに3選を狙う民主、自民の2現職と共産新人が競り合ったまま最終盤に入る。民主の菅原は南光台地区での浸透が鍵で、労組票の上積みが頼り。自民の外崎は衆院議員秋葉賢也(比例東北)の支援を受け、女性票の取り込みに必死。共産の五島は党支持者に加え、無党派層の票を積み増して攻勢を掛ける。
 無所属新人の岩沼は若さを前面に出し、知名度アップに懸命。

<塩釜/有力4氏混戦 投票率が鍵か>
 有力4候補がしのぎを削る混戦は、投票率が当落の鍵を握る。有権者の関心は盛り上がらず、固定票頼みの戦いが続く。
 3選を狙う佐藤は、全域に満遍なく浸透して支持票をまとめる。柏は水産業界を中心に支持を集めて5選を目指す。天下は県政批判で革新支持層にアピールする。阿部は従来の自民支持層の切り崩しを図る。出遅れた松木は巻き返しに懸命。

<気仙沼・本吉/政党公認3氏 安定した戦い>
 旧気仙沼、旧本吉区が合区されて初の選挙戦。政党公認の2現職と1新人が安定している。
 議長で5選を狙う自民の畠山は、水産業を中心に幅広く浸透する。拠点がなかった旧本吉区では引退する元議長高橋長偉とともに浸透を図る。
 6選に挑む民主の内海は党への逆風を警戒しながらも、長年培った固い後援会組織に支えられ、旧気仙沼区を中心に安定した戦い。
 みんなの党新人の境は、街頭活動を小まめにこなし、現職の批判票の取り込みに全力を挙げる。
 立候補表明が遅れた今野は広がりに欠ける。

<名取/無所属の新人、追い上げ懸命>
 いずれも無所属新人の石川と太田が競り合い、佐藤が懸命に追う。
 石川は市内全域に構築した後援会組織を足場に、個人演説会を重ねて支持固めに余念がない。引退する自民の小林正一が支援する。
 太田は市南部地区に浸透し、ほかの地区では街頭演説に重点を置いて支持拡大に躍起。推薦を受けた民主の支持層にも食い込む。
 佐藤は津波被災者の立場で津波浸水域への住宅再建に反対、集団移転と移転跡地の国有化などを主張している。(敬称略)

2048チバQ:2011/11/11(金) 20:26:04
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111111_01.htm
宮城県議選・終盤の情勢(下)
<石巻・牡鹿/共・自・民5氏当選圏へ激戦>
 ともに無所属で組織力が強い元議員の斎藤、現職の本木がリード。共産新人の三浦は党支持者以外にも広がりがある。自民の現職佐々木と元議員池田、民主現職の加賀、坂下が横一線で追い上げている。
 斎藤は衆院選宮城5区に3度挑戦した知名度を生かし、立候補表明の遅れを挽回して浸透。本木は業界団体や故土井喜美夫前市長の支持票を手堅くまとめ、3選を視野を入れる。
 三浦は党支持票に加え、地元の同市水押地区など市中心部や出身地の旧桃生町で支持を広げる。
 5選に挑む佐々木は自民会派会長としての実績や県政とのパイプを強調し、市中心部を奔走。池田は地盤の旧河南町で組織を固めるほか、知事村井嘉浩との親交の深さを前面に出す。
 4選を狙う加賀は日本製紙労組などの支持を取り付けたほか、仮設住宅で小まめに個人演説会を開催。坂下は財務相安住淳のてこ入れで支持層を開拓、地盤の雄勝、北上、河北の旧3町で票を掘り起こし4選を目指す。

<角田・伊具/3氏が大接戦、支持拡大急ぐ>
 2現職と1新人による大接戦。3陣営とも決め手に欠き、競り合いは最終盤までもつれ込む。
 4選に挑む自民の寺島は地盤の丸森町で町議選候補と連動しながら、足場固めを急ぐ。票の上積みを狙って、角田市にも攻勢を掛ける。
 3選を目指す無所属の長谷川は角田市の農村部で浸透してきた。前町長渡辺政巳の支援を受け、丸森町の切り崩しにも力を入れる。
 民主新人の武田は、角田市内で集中的に個人演説会を開き、若さや政権与党とのパイプを強調。現職の批判票取り込みを狙う。

<登米/地盤の旧町で票固めに躍起>
 ともに再選を狙う2現職と元議員による競り合いは、横一線のまま最終盤に入った。
 自民現職の只野は、強固な後援会組織がフル回転して幅広い支持を集める。町長を務めた旧豊里町や隣の旧米山町で勢いがある。
 無所属元議員の渡辺は後援会の動きがかみ合い、上向いてきた。自宅がある旧南方町のほか、旧迫町や旧中田町での浸透を目指す。
 自民現職の熊谷は、地盤の旧津山町で強みを見せる。出身の佐沼高の同級生を中心に、旧迫町や旧中田町で票の掘り起こしに取り組む。

<栗原/無所属現職を2氏追い上げ>
 無所属現職の熊谷を、自民現職の長谷川、無所属元議員の川嶋が急追している。
 熊谷は地元築館と一迫の支持を固め、栗原市長佐藤勇の支持層など党派を超えて浸透している。長谷川は元法相で祖父の故峻から続く支援者が奮起し、党県連のてこ入れで浮上を図る。川嶋は女性支持者がフル回転して若柳、金成で浸透。民主党元参院議員大石正光の支援も受ける。

2049チバQ:2011/11/11(金) 20:26:27
<大崎/自・社現職4氏競り合う展開>
 自民3現職と社民現職が競り合い、共産新人が激しく追い上げている。投票率の動向が勝敗の鍵。当落線上の争いは混戦となりそうだ。
 3選を狙う自民の中島は地盤の岩出山、鳴子で深く浸透し、古川や田尻などでも支持固めを急ぐ。自民の佐々木は3期の実績を訴え、地元の鹿島台や松山、三本木などで票固めに躍起。
 再選を目指す自民の菊地は、農業を含む産業振興を挙げ、地元古川を中心に票を掘り起こす。前回4位だった社民の岩渕は、支持労組や後援会組織の引き締めを強めて5選に挑む。
 共産の内藤は、県政批判票の結集を図って党組織がフル回転している。

<亘理/元議長が先行、新人浸透図る>
 自民現職で元議長の渡辺が先行し、無所属新人の山本は知名度アップに懸命だ。
 渡辺は6期務めた経験と実績を掲げ、震災復興予算の獲得などを公約。亘理、山元両町で支持を広げている。農協などの支援も受ける。
 山本は、被災者救援のボランティア活動で得た人脈をつてにひざ詰めの集会を重ねる。街頭では若さをアピールし票の取り込みを狙う。

<宮城/現職と新人がつばぜり合い>
 自民現職の安部を無所属新人の渡辺が追い上げ、激しいつばぜり合いが続いている。
 安部は地盤とする松島町の復旧復興を掲げ、3期12年の実績と経験をアピールする。
 渡辺は利府町での浸透に躍起。町長鈴木勝雄が全面支援し、支持町議も活発に動く。
 両陣営ともに、利府町の新興住宅地に攻勢を強めている。

<黒川/競る現職2氏女性新人急追>
 自民現職の中山、藤倉の競り合いが激化、民主新人の作並が急速に追い上げている。
 3選を目指す中山は地盤の富谷町を拠点に、全域で票の上積みを図る。6選を狙う藤倉は、地元の大和町を固め後援会の引き締めに躍起。作並は富谷で無党派票と女性票をかき集め、労組も活発に動いている。

<遠田/無党派・若年層支持動向が鍵>
 自民現職の中村と、民主新人の大友が互角の戦い。無党派層や若年層の支持動向が鍵を握る。
 中村は農業団体の支援を受け、環太平洋連携協定(TPP)問題を批判。地元涌谷町で組織の動きが上向き、党のてこ入れで抜け出しを狙う。
 大友は、財務相安住淳の後援会が強力に回転しており、美里町で勢いがある。在宅介護支援を訴え、無党派票の掘り起こしに取り組む。
(敬称略)

2050チバQ:2011/11/13(日) 13:11:47
8241 名前:チバQ 投稿日: 2011/11/13(日) 13:11:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111113t11012.htm
政令市の県議 役割は? 仙台市長発言で焦点に
 東日本大震災で延期され、13日投開票される宮城県議選(定数59)で、政令市・仙台市選出の県議の在るべき姿をめぐる議論が浮上した。きっかけは、奥山恵美子仙台市長が告示前の記者会見で「政令市の県議の存在意義が見えにくい」と指摘した発言。8月に終了した市議選と分離され、県議選が単独実施になったことで、県議の役割があらためて焦点になった。全議席の4割を占める24人の政令市県議の存在意義とは―。(宮城県政取材班)

 「政令市の県議はこれでいいのか、と考え続ける日々だった」。仙台市議出身の現職候補が10日夜、個人演説会で率直に振り返った。市民の要望実現に奔走した市議時代と違い、存在感を示すことが難しかったという。
 候補者のうち仙台市議出身者は9人。この現職は他候補に比べ市議キャリアが長い。「地区の運動会に行くことが仕事のような人もいる。それでは議員ではない」と言う。
 仙台市は1989年、政令市に移行。河川行政と警察関係を除き、宮城県とほぼ同じ権限が与えられた。市議が担う住民サービスが拡大するのと反比例して、県議の活躍の場は狭まった。
 泉区の県議だった自民党の秋葉賢也衆院議員(比例東北)は「県議時代、陳情の8〜9割は市役所や区役所に持っていった」と振り返る。
 村井嘉浩知事も宮城野区で県議を3期10年務めた。10月末の記者会見で「県議には県全体の発展を考える役割もある」と反論した。
 仙台市議の間では、以前から市選出県議への辛口意見が多かった。
 10期のベテランで元市議会議長の大泉鉄之助氏は「市長発言は的を射ている。政令市県議の中で、全県的視野を持って活動しているのは1人くらいだ」と手厳しい。住民ニーズを反映する仕事の少なさから「各区2人でいい」と言い切る。
 現議長の佐藤正昭氏は、県主導の仮設住宅の寒さ対策が後手に回ったことを挙げ「政令市の県議は市民との距離が遠いのでは」と疑問視する。
 震災では災害救助法が適用され、県主導の場面が増えた。政令市の権限を生かせる場面が減り、「政令市の県議の存在意義が問われるのはこれからだ」(佐藤議長)という声も増えている。
 奥山市長は「震災後、知事の存在が大きくなるにつれ、県議会の存在も重要度を増した。政令市の県議は、どぶ板政治に忙殺されない分、大所高所から震災復興をリードしてほしい」と話す。

◎被災者は活躍期待 「知事に直接声届けて」

 存在意義が見えにくいと指摘される仙台市選出の宮城県議だが、東日本大震災で被害を受けた仙台市若林区の被災者からは、活躍を期待する声が相次いだ。
 197戸が立ち並ぶ同区最大の「若林日辺グラウンド仮設住宅」。自治会の理事会長阿部東悦さん(64)は「政令市の県議の出番は、震災の復興で格段に増えた」と強調する。
 震災前、地域の問題で仙台市議と県議に陳情する割合は6対4だった。県が管轄する貞山堀がある関係で、堤防の修復など県議に頼る場面は今後も増えると予想する。
 同区二木の自宅が被災した区臨時職員の秋谷智明さん(41)は「仮設住宅の冬対策一つとっても、県の決定が仙台市に与える影響は大きい。県議は、被災者の声が一番届かないといけない知事に直結している」と話す。
 農地が浸水し、来年度も作付けが制限されている同区三本塚の農家の男性(58)は「8月の市議選後、市議の姿を見かけなくなった。県議選後、県議も姿を消すのだろうか。被災者を見捨てないでほしい」と訴えた。
 
◎「政策立案に力を」浅野前知事

 2005年まで宮城県知事を3期務めた浅野史郎慶大教授は「政令市の県議は地域代表の役割を期待されることが少ない分、二院制の上院のように県政全般について政策立案する時間を確保しやすい」と指摘する。
 知事時代を振り返り、「政令市の県議は論客が多く、国会議員の供給源にもなった。議会の役割をチェック機能に求める声も多いが、監視役は3人もいればいい。政令市県議は、論戦と政策立案で知事と『善政競争』をしてほしい」と語った。


2011年11月13日日曜日

2051チバQ:2011/11/13(日) 13:12:35
http://www.asahi.com/national/update/1109/TKY201111090182.html
現在位置:asahi.comニュース社会その他・話題記事2011年11月9日17時1分印刷
「夜、街灯が無い」 宮城県議選、繰り上げ投票所倍増[PR]

 13日に投開票される宮城県議選で、午後8時までの投票時間を繰り上げる投票所が前回の2倍、403カ所に増える。津波被害の大きい沿岸部で繰り上げが相次ぎ、県選管は「街灯が復旧しないなど夜の投票で安全確保に課題がある」という。

 県選管によると、今回投票時間を繰り上げる403カ所は18市区町にまたがり、全投票所(無投票選挙区を除く)の54%にあたる。4年前の県議選では、全投票所の21%にあたる14市区町の194カ所だった。

 1千人以上が亡くなった気仙沼市は、前回繰り上げ投票をしなかったが、今回は全41投票所で午後6時に投票を締め切る。市選管は「津波で破壊された信号機や街灯がまだ復旧していない所がある。地盤沈下で道路が陥没し、日が暮れてから投票所に向かうのは危険と判断した」と説明する。

2052チバQ:2011/11/13(日) 13:14:13
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111111ddlk07010189000c.html
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 県議選告示(その1) /福島
 ◇被災地の明日担う 過半数狙う自民、守りの県民連合
 原発事故の「復興策」を巡り、県議選(19選挙区、定数58)が10日、スタートした。県議会最大会派で過半数獲得を狙う自民党と、民主・社民党などでつくる第二会派の県民連合の勢力争いが注目される。このほか2町長・5町村議選も告示され、浪江町長選は現職の馬場有(たもつ)氏が無投票で再選された。投票は20日行われ、即日開票される。【種市房子】

 党派別の立候補者数は、自民32人(現有議席26)▽民主23人(同16)▽公明3(同3)▽共産6(同3)▽社民4(同2)▽みんな3人(同0)▽無所属17人(同3)。現元新別では現職44人▽元職4人▽新人40人。

 無投票となった選挙区は、喜多方市・耶麻郡(定数3)▽相馬市・新地町(同1)▽本宮市・安達郡(同1)▽大沼郡(同1)▽東白川郡(同1)。

 自民は前回選挙で、獲得議席29にとどまり、単独過半数を獲得できなかった。その後、市長選出馬に伴う辞職などで議席数は26にまで減った。今回は公認・推薦候補は33人。福島市(定数8)に4人、いわき市(同10)に6人を擁立して、過半数獲得を狙う。

 対する県民連合は大幅躍進は難しそう。同会派には民主、社民、無所属の19人が所属。このうち民主は大沼郡など一人区の擁立を目指したが、政権交代後の逆風もあって候補者選定が進まなかった。社民の公認候補4人はいずれも新人で、知名度不足が懸念材料。

 公明は福島市などの市部で手堅く3人を擁立。現有議席を守る。共産は脱原発を主張し、存在感をアピール。いわき、伊達市の議席増・奪還を狙う。みんなは初の県議選。「増税なき復興」を主張して初の議席獲得を目指す。

 ◇第一声、古里への思い−−県議選双葉郡選挙区
 福島第1原発が立地する県議選双葉郡選挙区(定数2)に立候補を届け出た5人は、いずれも避難生活を余儀なくされている。第一声では古里への思いを述べたり、原発の廃炉に言及した候補者もいた。

 無所属新人の青木敏孝候補(40)は郡山市の仮設住宅を「全ての行動は未来のために!」と書かれた選挙カーで回り、「双葉郡の復興のためにがんばります」と呼びかけた。

 無所属新人の白土正一候補(62)は、いわき市内の仮設住宅前で「(福島)第1、第2原発ともに廃炉を求め、安全安心な地域作りを目指したい」と決意を述べた。

 社民新人の遠藤陽子候補(61)も、いわき市の選挙事務所で支援者約40人を前に「原発事故で古里を追われた。生活を破壊した原発を廃炉にすることが福島、日本の安全につながる」と表明した。

 自民現職の吉田栄光候補(47)は二本松市役所を望む同市の選挙事務所前で、集まった有権者約100人を前に「まず(放射性物質を)止めて除染してみなさん帰りましょう、というのが私のスタイル」と述べた。

 民主現職の坂本栄司候補(56)は、いわき市の選挙事務所前でうぐいす色の作業着を着て、「古里に住みたい人、新天地で生活を始める人もいる。両方の希望にどう応えるかが課題だ」と訴えた。【和泉清充、岡田悟、長野宏美】

 ◇集団移住か、除染推進か 再建巡り8年ぶり選挙戦−−大熊町長選
 福島第1原発事故の影響で延期されていた任期満了に伴う大熊町長選が10日告示され、新人で元町議の木幡仁氏(60)=無所属=と現職で再選を目指す渡辺利綱氏(64)=同=の2人が立候補を届け出た。原発を抱える町の再建を巡り、8年ぶりの選挙戦となった。

 木幡氏は午前9時過ぎ、選対本部のある会津若松市の仮設住宅前で出陣式を開いた。「放射能被害の中で定住先をどこに求めていけばいいのか。現実を直視した方策が必要だ」。集まった支持者らに問い掛け、持論の町外への「集団移住」を訴えた。さらに「原発は事故が起きれば必ず被害が出る。原発はいらないとはっきり宣言したい」と、原発に頼らない町づくりを鮮明に打ち出した。

 一方、渡辺氏は午前10時過ぎ、約150人の支持者が集まった会津若松市の選挙事務所で第一声。「帰れないのではなく、帰る環境を作るのが大事」と除染によるまちづくりを強調し、「町内の線量が低い場所に商業圏、医療と福祉を兼ね備えた新たなニュータウンを作っていく」と訴えた。雇用については、「線量が下がっても生活はできない。つなぎの仕事として除染作業が大事」と述べた。

 9日現在の有権者は8664人。【蓬田正志、山本将克】

2053チバQ:2011/11/13(日) 13:14:27
==============

 ◇大熊町長選立候補者(届け出順)
木幡仁(こわた・じん) 60 無新

 [元]町議▽農業▽JAふたば理事▽東北大中退

渡辺利綱(わたなべ・としつな) 64 無現(1)

 町長▽農業[歴]町議長▽宮城県農業短大

==============

 ◆無投票当選

 ◇浪江町長略歴
馬場有(ばば・たもつ) 62 無現(2)

 町長▽酒小売業[歴]町議長▽県議▽東北学院大

==============

 ◇候補者、手探りで奔走−−双葉町議選
 埼玉県加須市に役場機能ごと避難している双葉町議選の投票は郡山市と加須市、開票作業は加須市で行われる。候補者たちは避難先などで第一声を上げ、異例の選挙戦がスタートした。

 元職の男性候補は役場の置かれた旧騎西高校で第一声。「原発立地の町として賠償問題のきちんとした基準を作りたい」と訴えた。現職の男性候補は「課題は山積。できる限り精力的に回りたい」と話し、福島県内の仮設住宅で支持を訴えるため車に乗り込んだ。

 別の候補は「一日も早く双葉町に帰れるよう頑張ると訴えるしかない」と話した。これまで複数回当選したベテランだが「必勝だるまは双葉町の自宅に残したまま。選挙戦の実感がわかない」と戸惑いも見せた。

 旧高校で集団生活する会社員、渡部晃さん(64)は「賠償問題など、解決してほしい問題はたくさんある。選挙に関心のない人も目立っているが、やる気のある人を見極めて投票したい」と話した。

 双葉町の有権者数は5494人(9日現在)で40都道府県に避難。町選管は福島県内の仮設住宅8カ所を職員が巡回し期日前投票所を設けるほか、町議選で初めて作成した選挙公報を全国の避難先に送り、不在者投票を呼び掛けるなど投票率アップに努める。

 20日の投票は加須市の旧高校と郡山市にある福島支所の2カ所で実施。開票は旧高校で行われるため、福島支所の票を車で3時間かけて運ぶ。

 総務省によると、自治体がある都道府県以外での開票作業は初めてだという。【藤沢美由紀】

2054チバQ:2011/11/13(日) 13:32:51
2010年
http://yamagata-np.jp/news/201012/12/kj_2010121200634.php
大石田町長に阿部氏が3選 庄司氏を65票差で下す
2010年12月12日 23:10
 任期満了に伴う大石田町長選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の阿部孝義氏(74)=田沢=が、新人で前町商工会長の庄司喜與太氏(64)=大石田=を65票差で下し、3選を果たした。投票率は84.69%で、前回を2.17ポイント下回った。

 阿部氏は、今年3月の町議会定例会で出馬表明して以来、地区単位で座談会を重ね、2期8年の実績と経験をアピール。3期目の公約にJR大石田駅東地区の「若者タウン」としての開発整備、中学3年までの医療費無料化、スクールバスの空き時間帯を活用した巡回バス運行などを掲げ、「みんなが主役の町づくり」をキャッチフレーズに「安全・安心・豊かなくらし」実現を訴えた。小林征雄議長ら町議6人の支援と、自民党大石田町支部の推薦を受け、運動最終日には岸宏一参院議員が応援に入った。地元の横山地区南部で強みを発揮したほか、亀井田地区を手堅くまとめ、中心部の大石田地区でも着実に支持を広げた。

 庄司氏は今年9月に立候補を決断。県薬剤師連盟の推薦と、近藤洋介衆院議員の町後援会の支援を受け、町議3人が陣営に付いた。「みんなで変えよう大石田」を合言葉に、経済人の視点を生かした町活性化策、町長の給料・ボーナスの50%削減などを公約に町政刷新を訴えた。近藤衆院議員の全面支援を受け、地元の大石田地区では幅広く浸透。周辺地区でも若者層を中心に浸透を図ったが、知名度不足を解消しきれなかった。

 当選が決まった阿部氏は、選挙事務所で「町民の皆さまのご理解をいただき、ようやく当選させていただいた。批判票を真摯(しんし)に受け止め、町政に当たりたい」と3期目の抱負を述べた。

2006年
3223 阿部孝義アベ コウギ 70 - 無所属 現
3051 常盤茂樹トキワ シゲキ 36 - 無所属 新

2055名無しさん:2011/11/13(日) 23:09:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111113-00000052-mai-pol
<山形県大石田町長選>前町商工会長の庄司喜与太氏が初当選
毎日新聞 11月13日(日)22時57分配信

 山形県大石田町で、受託収賄罪で起訴された阿部孝義・前町長の辞職に伴う出直し町長選が13日投開票され、無所属新人で前町商工会長の庄司喜与太氏(65)が無所属新人の前町議、大山二郎氏(56)を破り、初当選した。

 ▼山形県大石田町町長選

当 庄司喜与太 無新 3126

  大山二郎  無新 2508

2056名無しさん:2011/11/14(月) 00:03:29
164:11/13(日) 23:56 33VGHgbC [sage]
当選した無所属の会派調べたぞ
菅間進  (無所属・民主系)
小野隆  (無所属・自民系)
長谷川洋一 (無所属・自民系)
吉川寛康  (無所属・21世紀クラブ)
斉藤正美  (無所属・自民系)
本木忠一  (無所属・自民系)
石川利一  (無所属・新生なとり市民の会)
渡辺忠悦  (無所属)
川嶋保美  (無所属・夢ネット)
佐藤詔雄  (無所属・社民系)

168:11/13(日) 23:57 d1Bq9DYN [sage]
宮城県議選
自民単独過半数は維持出来なかったが推薦を含め過半数に
世論の影響か民主減
公明維持
社民減
共産議席伸ばす
みんなの党無党派層取り込み2議席獲得
自28
民7
公4
共4
社3
み2
無11
定数59(3議席減)

2057チバQ:2011/11/14(月) 20:08:26
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/11/14/20111114dde041010132000c.html
選挙:宮城県議選 投票率最低41.69% 自民系過半数、民主は議席減
 東日本大震災で約7カ月延期された宮城県議選(定数59)は13日投開票され、村井嘉浩知事を支える県政与党の自民が28議席を獲得(前回30議席)、推薦2人と合わせて過半数を維持した。民主は国政での逆風を受け2減の7議席になった一方、共産は過去最多の4議席に倍増させ躍進。県議選初挑戦のみんなは2議席を獲得した。

 投票率は41・69%(前回50・45%)と過去最低を更新し、初めて50%を割り込んだ。40%を切る自治体もあり、仙台市で34・97%、沿岸部の南三陸町で36・71%となった。候補者の多くが被災地の復興を訴えたため争点が見えにくかったことに加え、「選挙どころではない」との心理も影響したとみられる。

 その他の政党の獲得議席は▽公明4▽社民3。無所属の当選者は11人。自民、公明などの与党が過半数を維持したことで、村井知事が掲げる水産業特区構想や高台移転などの復興策が進むとみられる。【影山哲也】

毎日新聞 2011年11月14日 東京夕刊

2058チバQ:2011/11/14(月) 22:28:25
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001111140005
県議選 民主低調 2減7議席
2011年11月14日


当選し万歳する名取選挙区の石川利一氏=13日午後10時42分、名取市、小宮路勝撮影

県議選 自民横ばい、共産は2増


 東日本大震災で延期されていた県議選が13日、投開票された。党勢拡大を図った民主党は改選前の9議席から2議席を減らした。自民党は28議席だったが、無所属推薦の2人を合わせて過半数を確保。共産党は2人増の4議席を獲得し、初挑戦のみんなの党は2議席を得た。投票率は過去最低の41・69%で初めて5割を切った。


初挑戦みんな、2議席


 全23選挙区に計90人が立候補し、前回選挙の86人を上回った。無投票だった6選挙区の計9議席を除き、17選挙区の計50議席を81人が争った。


 政権与党として初の県議選に臨む民主党は前回より4人多い13人を公認。角田・伊具、黒川、遠田の3選挙区に30〜40代の若手を配し、郡部への浸透を狙ったが、現職の壁を破れなかった。津波の被害を受けた石巻・牡鹿、青葉両選挙区で現職が1人ずつ落選した。


 民主党政権の震災対応への不満が根強く、野田佳彦首相が投票日直前に、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加の方針を正式に表明したことも響いたとみられる。


 自民党は名取選挙区を除く22選挙区に33人の候補を立てた。村井嘉浩知事の応援を得るなど県政与党の強みを発揮し、民主などと一騎打ちとなった1人区の遠田、宮城、亘理などで議席を守った。一方で、自民の公認や推薦候補が重なる選挙区で苦戦。太白や塩釜など5選挙区でベテラン議員らが落選した。公明党は、仙台市の4選挙区に立てた4人全員が当選した。


 共産党は、仮設住宅の業者発注などをめぐる県の姿勢を大企業寄りと批判。女川原発を抱える石巻・牡鹿選挙区で「原発ゼロ」を訴えた新顔が当選し、初めて議席を得た。塩釜選挙区では、2003年の選挙で失った議席を奪還した。


 社民党も「脱原発」を掲げ、放射能汚染に不安を抱く若い世代にも浸透を図った。2議席を守り、太白選挙区で前職が返り咲いた。


 初挑戦のみんなの党は、同じく初陣の8月の仙台市議選で4議席を獲得した勢いに乗ろうと、渡辺喜美代表ら党幹部が相次いで県内入り。宮城野選挙区や気仙沼・本吉選挙区で議席を獲得した。


 今回から定数が各1減となったうち、登米(定数2)は自民現職の熊谷盛広氏が落選、角田・伊具(同1)は無所属現職の長谷川洋一氏が制した。


 県議選は4月の統一地方選で実施予定だった。だが、沿岸市町は被災者の対応に追われ、避難している有権者の把握や投票所などの確保が難しいとして、約7カ月間延期された。


 自宅や事務所を失った候補者も複数いた。支持者が大勢亡くなり、避難先が把握できずに戸惑いながらも戦う候補者もいた。


 13日は丸森、亘理、山元、女川の4町議選も投票があり、即日開票された。


被災地、深刻な政治不信


 「好きな政党もあったが、今は何党とか言ってられない。震災後に何度も足を運んでくれた人を応援したい」。新顔候補の演説を聴くために仮設住宅を出てきた仙台市若林区の60代女性の言葉だ。


 このことは選挙戦で政党の存在感が乏しかったことの裏返しだ。その多くは、政権党たる民主党の無責任さに起因する。候補擁立は23選挙区のうち11にとどまり、不戦敗が相次いだ。「復興に取り組む」との訴えも迫力に欠けた。


 候補者の多くが前回から票を減らしたのは、政権交代の期待はずれに加え、復興策の推進が鈍く、被災者と向き合おうとしない党の姿勢と無縁ではない。


 自民党は堅調のように見えるが、以前からの「地域代表」は県政与党として村井嘉浩知事とのパイプを強調するばかりで、復興策に具体性はなかった。無党派層が多い都市部では党勢回復はうかがえない。


 みんなの党は2大政党を批判し、票を伸ばした。被災県での2大政党の不振は「復興を政治に頼っても意味がない」という深刻な政治不信でもある。過去最低の投票率を政党や候補者は真摯(しん・し)に省みる必要がある。


 住宅の集団移転や津波に強いまちづくり、農林水産業の再生など、県政の課題は山積している。漁業特区といった利害が対立する構想もある。トップダウン型の村井知事に対峙(たい・じ)してチェック機能を果たせるか、迅速な復興を有権者に託された議会の責任は重い。(蔵前勝久、高橋昌宏)

2059チバQ:2011/11/14(月) 22:31:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111114t11011.htm
宮城県議選 県政与党、自公が過半数維持 民主2減




 東日本大震災の影響で約7カ月延期された宮城県議選は13日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の9人を含む新県議59人が決まった。政党別の内訳は民主7、自民28、公明4、共産4、社民3、みんなの党2、無所属11。自民、公明など村井嘉浩知事の県政与党は過半数を維持し、民主は前回(2007年)から2減となった。
 震災後初の全県選挙で、県土復興の針路が最大の争点になった。政府の震災対応、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加など国政課題をめぐる論戦も交わされ、各政党の消長も焦点となった。
 投票率は41.69%で、過去最低だった前回50.45%を下回った。
 民主は過去最多の13人を擁立。現職2人を含む6人が落選した。33人を公認した自民は現職5人が落選し前回から2減となったが、最大勢力を維持した。
 公明は手堅い組織戦を展開し、仙台市内4選挙区に立てた現職4人がいずれもトップ当選。共産は石巻・牡鹿で初の議席を獲得したほか、塩釜でも新人が当選。前回の2から4に伸ばした。
 社民は公認の2現職と元議員が当選。6人を擁立したみんなの党は宮城野と気仙沼・本吉で計2議席を獲得した。
 新旧別では立候補した現職55人のうち8人が落選。元議員は6人全員が議席を奪還。新人は29人が挑戦し、6人が当選。女性は8人が立候補し、5人が当選した。
 白石・刈田、多賀城・七ケ浜、柴田(定数各2)、岩沼、東松島、加美(各1)の6選挙区で計9人が無投票当選した。
 無投票の選挙区を除く当日の有権者は160万1821人。

2060チバQ:2011/11/14(月) 22:31:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111114t11022.htm
民主退潮止まらず 共産倍増、みんな2議席 宮城県議選

 宮城県の震災復興を担う新しい県議の顔ぶれが決まった。復興を一大争点とした激しい選挙が各地で展開され、現職は手堅さを発揮。元議員が相次いで返り咲いた。念願の当選を果たした新人の事務所は13日深夜、大きな歓声や拍手に包まれた。
 7議席を10人で争った県内最大選挙区の青葉では、現職が強みを見せた。みんなの党、無所属の2新人が涙をのんだ。民主現職も落選。自民元議員の中沢幸男氏が議席を取り戻した。
 現職3人に新人4人が挑み混戦となった若林(定数3)。自民2人、社民1人の現職が、新人の猛追をかわして議席を死守した。共産新人の福島一恵氏はわずかな差で及ばなかった。
 太白(5)では社民元議員の岸田清実氏が悲願の議席回復を果たした。みんなの党新人の阿部千夏氏、自民現職の菊地浩氏は届かなかった。
 混戦となった石巻・牡鹿(5)は、元県議の斎藤正美氏が抜群の知名度を生かしてトップ当選。共産も初議席を得た。現職2人を擁立した民主は1議席を失った。
 今回の選挙から合区された気仙沼・本吉(3)では、自民、民主両党のベテランが知名度を生かした。初参戦のみんなの党新人の境恒春氏が議席を獲得した。
 定数が1減となり、現職2人、新人1人で1議席を争った角田・伊具は、無所属現職の長谷川洋一氏が3選を決めた。民主新人、自民現職が苦杯をなめた。
 大崎(4)は現職4人が議席を守った。栗原(2)は元議員が返り咲き、社民推薦の無所属現職が落選。黒川(2)は、民主新人が自民現職2人の厚い壁に阻まれた。

◎石巻・牡鹿/選挙区初の共産県議/三浦さん「県政を変える」

 石巻・牡鹿(定数5)で初の共産党県議が誕生した。石巻市中里の三浦一敏さん(61)の選挙事務所は、支持者の歓喜の声で沸き返った。
 温厚な人柄で、7期19年務めた市議時代から党派を超えて人望が厚かった。震災後、党の支援活動の地元責任者として先頭に立った。
 立候補表明は9月上旬。民主、自民両党が態度を鮮明にできない原発問題や水産特区について、歯切れ良く反対姿勢を打ち出した。
 出身地の旧桃生町や地元の市中心部で着実に浸透し、初勝利をたぐり寄せた。「オール与党の県政を変えてみせる」。大勢の支持者と握手を交わした。


◎宮城野/堀内さん初陣飾る 党への期待感呼び込む

 宮城野(定数4)は、みんなの党新人の堀内周光さん(35)が初陣を飾った。歓喜に沸く宮城野区原町の事務所で、「皆さんに支えられたおかげです」と深く頭を下げた。
 前回トップ当選の元県議菊地文博さんが、党県支部長として全面支援。地盤と戦術を受け継ぎ、豊富な運動量を見せた。増税なき復興や脱原発を掲げ「全国に被災地の意思を示そう」と訴えた。
 渡辺喜美代表ら党幹部が何度も応援に入った。演説では名前より党名を連呼。党への期待感を呼び込み、知名度不足をはねのけた。
 堀内さんは「身の引き締まる思い。スピード感を持って復興に取り組みたい」と決意を語った。


2011年11月14日月曜日

2061名無しさん:2011/11/14(月) 22:43:49
>>2052-2053
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2011/11/11/20111111ddlk07010050000c.html
■立候補者の顔ぶれ(届け出順)

 ◆県議選

 ◇福島市 福島市(定数8−11)
石原信市郎 44 民現(1)

 社会福祉法人理事▽党県常任幹事▽東洋大

宮本しづえ 59 共新

 党県副委員長[歴]市議▽県総合衛生学院

佐藤雅裕 45 自新

 [元]市議[歴]東芝社員▽蘭エラスムス大院

大場秀樹 42 民新

 NPO法人理事長[歴]市議▽参院議員秘書▽駒大院

佐々木慶子 69 無新

 [元]中学校教諭▽市民団体代表▽桜の聖母短大

西山尚利 46 自元(1)

 不動産管理業役員[歴]衆院議員秘書▽市議▽法大

紺野長人 56 社新

 [元]県立医大職員[歴]県職連合役員▽県総合衛生学院

丹治智幸 40 自新

 NPO法人理事▽党県青年部幹事長[歴]市議▽慶大

甚野源次郎 64 公現(4)

 党県代表[歴]公明新聞社員▽市議▽中大

桜田葉子 54 自現(2)

 福島学院大短大客員教授[歴]県党紀委会長▽国立音大

高橋秀樹 46 民現(2)

 党県筆頭副幹事長[歴]NTT東日本社員▽安達高

 ◇会津若松市 会津若松市(定数4−7)
原田俊広 52 共新

 党会津地区副委員長[歴]民青同盟地区委員長▽福島高

宮下雅志 56 民現(1)

 食品会社社長▽党4区副総支部長[歴]市議▽明大

石村善一 57 自新

 [元]市議▽農業▽JA理事▽県農業短期大学校

小川右善 62 社新

 農業▽党県4区支部代表[歴]市議▽国学院久我山高

渡部譲 61 民現(5)

 [元]県副議長[歴]市議▽党県幹事長▽東北電力学園

平出孝朗 55 自現(3)

 竹材業[歴]衆院議員秘書▽市議▽県政調会長▽立教大

水野さち子 49 み新

 [元]エフエム会津司会[歴]保育士▽郡山女大短大

2062名無しさん:2011/11/14(月) 22:45:00
>>2061つづき
 ◇郡山市 郡山市(定数9−12)
吉田公男 55 民現(2)

 NPO理事長▽党県政調会長▽安積高

辻雅彦 36 み新

 通販会社社長[歴]保険会社社員▽商社社員▽法大

今井久敏 58 公現(1)

 党県幹事長[歴]市議▽郡山西工高

山田平四郎 58 自新

 酒造業▽郡山酒造協同組合理事長▽明大

神山悦子 56 共現(3)

 党県副委員長[歴]生命保険会社社員▽国学院大中退

椎根健雄 34 民新

 [元]参院議員秘書[歴]製菓会社勤務▽新潟大

柳沼純子 64 自現(2)

 農業[歴]県私学振興基金協会理事▽郡山女高

佐藤憲保 57 自現(4)

 農業▽県議長▽県アイスホッケー連盟会長▽日大

佐久間俊男 56 民新

 [元]市議▽党県副幹事長[歴]労組支部役員▽福島工高

勅使河原正之 59 自現(1)

 [元]市議[歴]市職員▽日大

八重樫小代子 61 社新

 [元]市議▽党県副代表[歴]市監査委員▽駒大

長尾トモ子 63 自現(2)

 保育園長[歴]市私立保育園連絡協議会長▽郡山女大短大

 ◇いわき市 いわき市(定数10−15)
阿部広 64 自現(1)

 [元]市議▽飲食・小売業▽党勿来支部長▽千葉商大

西丸武進 67 無現(4)

 [元]市職員[歴]自治労県書記長▽小名浜高

矢吹貢一 56 自新

 [元]市議長▽夏井川水系河川改良促進同盟会長▽湯本高

古市三久 63 民現(1)

 [元]市議▽農業▽党総支部幹事長▽平工高

鈴木智 38 自新

 [元]市議▽海洋少年団長[歴]参院議員秘書▽国士舘大

清水敏男 48 自現(3)

 [元]衆院議員秘書[歴]市議▽全国若手市議会長▽日大

宮川絵美子 65 共現(1)

 [元]市議▽党県委員[歴]労組青年婦人部役員▽磐城女高

長谷沼邦彦 44 無新

 産業廃棄物処理業▽市民団体代表▽会津工高

青木喜三郎 63 み新

 税理士[歴]東京国税局職員▽磐城高

長谷部淳 52 共元(1)

 党地区委員[歴]病院事務長▽医療生協部長▽京大

斉藤健吉 68 自現(1)

 [元]市議▽会社社長[歴]小名浜一中PTA会長▽早大

青木稔 65 自現(6)

 党県総支部長[歴]観光会社顧問▽市議▽法大

佐藤健一 62 民現(2)

 障害者団体事務局長[歴]衆院議員秘書▽関東学院大

鳥居作弥 37 民新

 [元]衆院議員秘書[歴]不動産会社社員▽独協大

安部泰男 54 公新

 [元]市議▽党総支部長[歴]党県本部副幹事長▽中京大

2063名無しさん:2011/11/14(月) 22:46:25
>>2061-2062
◇白河市・西白河郡 白河市、泉崎村、中島村、西郷村、矢吹町(定数3−4)
渡辺義信 48 自現(2)

 農業会社専務[歴]JC福島ブロック会長▽日大東北高

三村博昭 69 民現(2)

 [元]矢吹町長[歴]町出納室長▽保育園長▽白河高

満山喜一 60 自現(2)

 [元]市議[歴]建設会社社長▽JC理事長▽東京農大

山口耕治 57 無新

 [元]市副議長▽食品製造会社社長▽日大

 ◇須賀川市・岩瀬郡 須賀川市、鏡石町、天栄村(定数3−5)
円谷哲司 43 無新

 印刷業社長[歴]須賀川JC理事長▽東北学院大

川田昌成 68 無元(4)

 私塾事務所長▽保護司[歴]JC福島副会長▽明大

宗方保 63 民現(3)

 建築会社会長▽党県総務会長[歴]市議▽法大

斎藤健治 67 自現(3)

 党県幹事長▽左官会社社長[歴]鏡石町議長▽月舘中

鈴木公成 36 無新

 [元]市議[歴]IT・システム開発会社代表社員▽会津大

 ◇二本松市 二本松市(定数2−3)
遊佐久男 52 無新

 農業[歴]安達油井小PTA会長▽市係長▽福島大中退

本田朋 37 民現(2)

 党県青年局長[歴]商社勤務▽仏ウエストミンスター大院

根本敬 55 無新

 県農民連事務局長▽農業▽千葉大

 ◇田村市・田村郡 田村市、三春町、小野町(定数2−5)
樽井義忠 59 民新

 [元]市議[歴]農業共済職員▽衆院議員秘書▽船引高

渡辺広迪 65 自現(4)

 農業[歴]建設会社社長▽三春町議▽党県総務会長▽日大

先崎温容 37 自新

 [元]市議[歴]旧滝根町議▽JAたむら理事▽麗澤大

三瓶正栄 50 無新

 [元]三春町議[歴]三春LC会長▽国士舘大中退

本田仁一 49 無新

 [元]市副議長[歴]旧常葉町副議長▽市文教委員長▽船引高

 ◇南相馬市・飯舘村 南相馬市、飯舘村(定数2−3)
渡部一夫 63 民新

 衆院議員秘書[歴]旧原町市PTA会長▽市議▽小高工高

太田光秋 43 自現(3)

 党原町総支部長[歴]建設会社社長▽党県副幹事長▽日大

高野光二 59 無新

 [元]市議[歴]旧小高町議▽県立農業短期大学校

 ◇伊達市・伊達郡 伊達市、国見町、桑折町、川俣町(定数3−5)
佐藤金正 62 自現(2)

 農業[歴]川俣町議長▽県酪農協理事▽福島農蚕高

亀岡義尚 48 民現(2)

 [元]県林業公社理事[歴]衆院議員秘書▽明大院

阿部裕美子 65 共元(2)

 党福島相馬地区委員[歴]党県副委員長▽宮城県立農短大

遠藤保二 63 自現(3)

 [元]建設会社専務[歴]旧保原町議▽関東学院大

橘典雄 62 無新

 [元]旧梁川町議▽保護司▽コンビニ経営▽保原高

 ◇南会津郡 南会津町、下郷町、只見町、檜枝岐村(定数1−2)
星公正 58 無新

 建設会社会長[歴]県建設業協会支部長▽立命館大

渡部勝博 51 民現(4)

 [元]衆院議員秘書[歴]県監査委員▽明大

 ◇河沼郡 会津坂下町、柳津町、湯川村(定数1−2)
小澤隆 70 無現(4)

 会社取締役[歴]JC福島ブロック副会長▽若松商高

小林昭一 59 自新

 [元]会津坂下町議長▽町商工会副会長▽若松商高

 ◇石川郡 石川町、古殿町、浅川町、平田村、玉川村(定数1−2)
円谷健市 57 民新

 [元]石川町議▽縫製業▽衆院議員秘書▽白河農商高

野崎正夫 61 自新

 [元]古殿町議[歴]輸入石材業▽神社総代▽宮本中

 ◇双葉郡 浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野町、川内、葛尾村(定数2−5)
青木敏孝 40 無新

 [元]衆院議員秘書[歴]不動産会社社員▽国士舘大

白土正一 62 無新

 [元]富岡町課長[歴]県原発所在町情報会議事務局長▽拓大

遠藤陽子 61 社新

 [元]公立校教諭[歴]県教組書記次長▽東京音大

吉田栄光 47 自現(2)

 会社社長[歴]浪江JC理事長▽双葉高

坂本栄司 56 民現(1)

 [元]衆議員秘書[歴]郡小中学校PTA連合会長▽東海大

2064名無しさん:2011/11/14(月) 22:46:58
>>2061-2063
 ◆無投票当選の新県議

 ◇喜多方市・耶麻郡 喜多方市、猪苗代町、西会津町、磐梯町、北塩原村(定数3)
小桧山善継 64 自現(6)

 農業[歴]党県総務会長▽県副議長▽東京農大

瓜生信一郎 62 民現(7)

 県副議長▽農業[歴]衆院議員秘書▽県民連合会長▽日大

遠藤忠一 63 自現(5)

 農業[歴]市議▽党県幹事長▽県議長▽喜多方高

 ◇相馬市・新地町 相馬市、新地町(定数1)
斎藤勝利 67 自現(4)

 農業[歴]市議▽広域水道企業団議会議長▽相馬農高

 ◇本宮市・安達郡 本宮市、大玉村(定数1)
佐藤政隆 58 民現(2)

 産廃会社役員[歴]旧本宮町議▽市議▽国学院大

 ◇大沼郡 会津美里町、三島町、金山町、昭和村(定数1)
杉山純一 54 自現(3)

 [元]衆院議員秘書▽党県筆頭副幹事長▽東京農大

 ◇東白川郡 棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村(定数1)
立原龍一 59 民現(2)

 まち工房たなぐら取締役[歴]棚倉町議▽東京電機大

==============

 ◇候補者一覧の見方◇
 ▽氏名▽年齢(投票日の13日現在)▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ内数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴

 ※政党略称は、自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、社=社民、み=みんな、無=無所属

毎日新聞 2011年11月11日 地方版

2065名無しさん:2011/11/14(月) 22:48:49
>>2052-2053>>2061-2064
http://mainichi.jp/area/fukushima/archive/news/2011/11/11/20111111ddlk07010080000c.html
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 県議選告示(その3止) /福島

 ◇5町村議選告示 69人が立候補
 震災と原発事故の影響で延期されていた双葉郡の5町村議選も10日告示された。

 広野町議選(定数12)15人▽川内村議選(同10)13人▽大熊町議選(同14)18人▽双葉町議選(同8)13人▽葛尾村議選(同8)10人−−が立候補を届け出た。投開票日はいずれも20日。【種市房子】

==============

 ◆町村議選

 ◇大熊町立候補者(定数14−18)=届け出順
伊藤昌夫  66 公新

多田正友  68 無新

菅野正克  67 無新

佐藤洋一  63 無新

片倉荘次  63 無新

渡辺信行  58 無現

阿部光国  55 無新

千葉幸生  54 無現

加藤良一  54 無現

松永秀篤  59 無現

石田洋一  70 共現

石田忠文  64 無現

堀川亘夫  67 無現

吉岡健太郎 45 無現

鈴木光一  56 無現

武内弘   63 無現

広島公治  61 無新

仲野剛   42 無現

 ◇広野町立候補者(定数12−15)=届け出順
中津伸一  59 無現

鈴木紀昭  62 無現

黒田政徳  55 無現

坂本紀一  71 無現

小磯利雄  57 無元

遠藤智   50 無現

渡辺久長  74 無現

畑中大子  62 共現

渡辺正俊  62 無現

北郷幹夫  62 無現

鈴木正範  66 無現

門馬巧   67 無現

塩史子   66 無現

門馬まりえ 62 無新

松本浩司  60 無元

 ◇双葉町立候補者(定数8−13)=届け出順
白岩寿夫  54 無元

佐々木清一 63 無現

羽山君子  62 無新

高萩文孝  45 無現

渋谷一弘  64 無現

谷津田光治 69 無元

菅野博紀  41 無現

尾形彰宏  53 無元

伊沢史朗  53 無現

野村満   59 無現

石田翼   68 無現

清川泰弘  70 無現

岩本久人  54 無現

 ◇葛尾村立候補者(改選数8−10)=届け出順
松本忠彦  76 無現

杉本宜信  51 無現

松本静男  60 無新

菅野好雄  65 無現

佐久間哲次 35 無新

松本一夫  65 無現

中村健彦  66 無新

松本一男  64 無現

吉田義則  62 無現

松本信夫  59 無現

 ◇川内村立候補者(定数10−13)=届け出順
佐久間武雄 61 無新

風見正博  61 無新

横田安男  55 無現

猪狩健壽  64 無新

松本勝夫  71 無現

西山東二  62 無現

渡辺一夫  67 無現

新妻一浩  69 無現

高野政義  62 無現

井出剛弘  64 無新

吉田トシ子 66 無新

堀本雄一郎 74 無現

井出茂   56 無現

毎日新聞 2011年11月11日 地方版

2066チバQ:2011/11/15(火) 22:27:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111115-00000144-mailo-l06選挙:米沢市長選 鈴木氏の推薦、自民が見送り /山形
毎日新聞 11月15日(火)13時0分配信

 自民党米沢市支部(支部長・佐藤忠次市議)は14日、任期満了に伴う米沢市長選(20日告示、27日投開票)に立候補を表明した無所属新人の鈴木睦夫氏(67)から出された党推薦申請を見送ることを決めた。併せて同市長選は自主投票に決めた。【近藤隆志】

2067チバQ:2011/11/17(木) 00:07:40
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001111160002

前新3氏が激突(藤崎町)
2011年11月16日

 藤崎町長選が15日に告示された。町議会の不信任再議決による町長失職で実施された出直し選に立候補したのは、いずれも無所属で、新顔の佐々木弘文氏(64)、前職の小田桐智高氏(51)、新顔の平田博幸氏(54)の3人。投票は20日で、即日開票される。


 2005年に旧藤崎町と旧常盤村が合併して以降2度の町長選は、いずれも小田桐氏が無投票当選しており、合併後初めて、今回は有権者の投票で町のリーダーを決める選挙となった。


 旧藤崎町長の佐々木氏は、現職として臨んだ03年2月の選挙で当時木村派(木村太郎衆院議員支持系)の小田桐氏に187票差で敗れて以来の首長選。役場前で第一声をあげ「町は、町長や議会のものではない。多くの町民が大混乱の解消を望んでいる。ブランクはあるが、正常化のため決意した」と切り出し、農業所得の向上、常盤支所の存続や早期の学校整備を訴えた。


 小田桐氏は、町内の事務所前や役場前などで街頭演説。「町立病院民営化、職員削減など、行財政改革で借金を目標以上に削減し、財政は好転した」と実績を強調。「合併後6年半、かじを取ってきた。今後は『常盤と藤崎の絆』をキャッチフレーズにする」と演説。さらに「この町特有の強い圧力が町政にかかり、混乱した。脱木村派を宣言し、選挙を戦う」と、今後の立場を明確にした。


 平田氏は、町議会で最初に不信任を提案した町議10人のうちの1人。役場前の第一声で「納得するまで議論することを、私の基本的な政治スタンスとして(町政を)進めていく」と宣言。「町いきいき協議会を新設して意見を聞きながら、人づくりこそ町づくりの原点として取り組む」。混乱した学校整備問題では「ガラス張りの入札制度を作り、地元(業者)も入れ経済発展を図る」とした。


 選挙人名簿登録者数は14日現在で1万3356人。期日前投票は16〜19日に町役場で投票できる。

2068チバQ:2011/11/19(土) 14:45:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000091-mailo-l04
県議会:自民・県民会議33人、民主系9人 知事支持が安定多数 /宮城
毎日新聞 11月18日(金)11時50分配信

 13日投開票の県議選で全59議席が確定したのを受け、各党会派は17日までに所属会派届を県議会事務局に提出した。自民党・県民会議は33人、民主党系会派「改革みやぎ」は9人で届け出た。自民・県民会議と公明(4人)を合わせ、村井嘉浩知事を支持する勢力が引き続き、県議会の安定多数を占めることが確定した。
 公認・推薦計30人が当選し過半数を確保した自民は、改選前から会派に籍を置く無所属2人と、元職からカムバック当選した川嶋保美氏(栗原選挙区)を加え33人で会派を構成。
 公認・推薦計8人が当選した民主は、無所属の菅間進氏(青葉)が引き続き会派には籍を置くことになり、改革みやぎとしては9人となった。公明、共産は各4人で、社民も推薦1人を加え4人、みんなは2人。
 1人会派を届け出たのは吉川寛康(青葉)、斎藤正美(石巻・牡鹿)、渡辺忠悦(登米)の無所属3人。【影山哲也】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆県議会の会派構成◆
        選挙後 選挙前
自民・県民会議  33  38
改革みやぎ     9  11
公明        4   4
共産        4   2
社民        4   4
みんな       2   −
その他1人会派   3   1
定数計      59  61
           (欠員1)

11月18日朝刊

2069チバQ:2011/11/19(土) 14:45:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000014-khks-l04
宮城県議会は9会派 自公が絶対安定多数
河北新報 11月18日(金)8時49分配信

 宮城県議会(定数59)の会派結成届の提出が17日締め切られ、新しい会派構成が決まった。主要6政党の系列会派がそろい、無所属3人はそれぞれ1人会派を結成。改選前から3増の9会派となり、やや細分化が進んだ。村井嘉浩知事の県政運営をめぐり、各党が主張を述べ合う構図も強まった。
 会派構成の内訳はグラフの通り。
 最大会派は「自民党・県民会議」で改選前から5減の33人で過半数を占めた。「公明党県議団」は4人で変わらず、自民会派と合わせ絶対安定多数(36人)を確保した。
 第2会派は民主党系の「改革みやぎ」で2減の9人。「社民党県議団」は4人のままで、「共産党県会議員団」は倍増の4人。新会派の「みんなの党」は2人となった。
 無所属は現職の吉川寛康氏(42)が「21世紀クラブ」を維持。元議員の斎藤正美氏(56)は「最速復興県民の会」(復興の会)、元議員の渡辺忠悦氏(61)は「みずの里」をそれぞれ結成した。
 代表質問ができる5人以上の会派は、改選前と同じく自民党・県民会議、改革みやぎの2会派。

 新議員の所属会派は次の通り(丸数字は当選回数)。
 【自民党・県民会議】
 今野隆吉、渡辺和喜、中沢幸男=(7)▽相沢光哉、藤倉知格、仁田和広=(6)▽千葉達、畠山和純、渥美巌、中村功、安藤俊威=(5)▽小野隆、皆川章太郎、安部孝、佐々木征治、池田憲彦=(4)▽長谷川洋一、中山耕一、本木忠一、中島源陽、佐藤光樹、川嶋保美、外崎浩子、石川光次郎=(3)▽只野九十九、寺沢正志、菊地恵一、高橋伸二、細川雄一、村上智行、佐々木幸士、長谷川敦=(2)▽石川利一(1)
 【改革みやぎ】
 内海太、坂下康子、菅間進=(6)▽藤原範典、遊佐美由紀=(5)▽坂下賢(4)▽菅原実(3)▽須藤哲(2)▽太田稔郎(1)
 【社民党県議団】
 本多祐一朗(6)▽岩渕義教(5)▽佐藤詔雄、岸田清実=(4)
 【公明党県議団】
 石橋信勝(6)▽小野寺初正(5)▽庄子賢一(3)▽伊藤和博(2)
 【共産党県会議員団】
 横田有史(5)▽遠藤いく子(2)▽三浦一敏、天下みゆき=(1)
 【みんなの党】
 堀内周光、境恒春=(1)
 【21世紀クラブ】
 吉川寛康(2)
 【最速復興県民の会】
 斎藤正美(5)
 【みずの里】
 渡辺忠悦(2)

2070チバQ:2011/11/19(土) 14:48:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000005-khks-l07
福島県議選 ほぼ「脱原発」一色 候補者訴えに濃淡
河北新報 11月18日(金)6時10分配信

 福島県議選は20日の投票に向けて最終盤に入った。福島第1原発事故後初の全県選挙で、ほぼ全候補が結論としては「脱原発」を打ち出すものの、これまでの原発に対する姿勢が有権者への訴え方に影響している。原発を推し進めてきた保守系陣営は「安全神話を信じてしまった」と釈明に追われ、反原発を貫いた革新系陣営は「問題を訴えてきたのはわれわれ」と攻勢をかけている。
 「(東日本大震災前の)3月10日までは原発推進と何度も言った。国と東電が安全と言うから信じてしまった」
 自民党の現職候補は告示前の10月末、郡山市であった他候補の総決起集会の応援演説に立ち、陳謝した。自民党はかつての政権与党として原子力政策を推進。自らも党県連幹部として県議会で原発の増設を迫った。
 原発事故を受け、軸足を脱原発に移した。「原子力に頼らない。再生可能エネルギー発電を進める」。選挙公報で脱原発を六つの公約の筆頭に掲げている。主張を変えた理由については「公報に書いたことが全て」と多くを語らない。
 民主党も状況は似通う。現職候補は告示前の決起大会で「原発に関し、議会で一度も質問や意見を述べたことがなかった。安全神話を検証しなかった」と釈明。「残る時間を脱原発国家への転換にささげる」と訴えた。
 共産、社民両党は原発反対を唱え続けた立場を生かし、攻勢を強める。新人候補の応援で13日に福島市に入った共産党の志位和夫委員長は、街頭演説で「自民党も反省したのは結構だが、オール福島の声を実現するのは共産党」と皮肉った。
 社民党の福島瑞穂党首は12日、いわき市での街頭演説で「ずっと脱原発を訴えたが、残念ながら事故が起きた。原発を推進した党でなく、社民党が福島から脱原発の声を出さなければいけない」とアピールした。
 県議会は10月20日、福島第1、第2原発の全10基の廃炉請願を採択した。47議員が賛成に回る中、5議員が退席して一定の異議を唱えた。
 退席議員のうちの一人、保守系無所属の候補は「今まで原発を肯定したのに、選挙だからといって態度を変えたら変節したことになる」と語る。
 対立候補は脱原発路線を強調し、違いを際立たせる。陣営に動揺が走り、支持者から「戦いにくい」と詰め寄られた。
 この候補は「現時点での再稼働は反対だが、代替エネルギーや地域振興策を議論せず、一足飛びに全面廃炉を決めるのは拙速で乱暴だ」と言う。
 それでも迷いはある。選挙戦で主に訴えるのは地元の振興策。原発問題は聞かれれば答える程度で、積極的には触れない。 最終更新:11月18日(金)6時10分

2071チバQ:2011/11/19(土) 14:51:01
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111070005
3.11後の選択:再生への課題<1>
2011年11月07日


雑木林を伐採して整地作業が進む仮置き場=伊達市霊山町下小国


 ●仮置き場 確保進まず/除染土壌どこへ 県は効果的な支援を


 畑の間の道を進むと、雑木林を伐採したあとに重機で砂利を敷く整地作業が進んでいた。約2千平方メートル。民家から150メートルほど離れている。放射性物質を取り除くために出る土壌を一時保管する伊達市霊山町下小国地区の仮置き場だ。


 東京電力第一原発事故により、県内の広範囲が放射性物質で汚染された。約5万8千人が県外で避難生活を送る。家に戻るには、除染が欠かせないが、作業はまだ県内の一部にとどまっている。


 県議選を目前にして立候補予定者たちは除染の必要性を強調する。中通りの現職は街頭演説で「除染なくして復興なし」、別の現職も事務所開きで「福島がスタート地点に立つためにはまず除染を完了させなければいけない」と訴えた。


 その前提になるのが仮置き場。市町村ごとに土などを3年ほど保管する。除染が進まないのはその確保が難航しているためだ。


 局地的に線量が高い特定避難勧奨地点の地域がある伊達市は、線量が高い地域を優先して10月中旬から本格除染に乗り出した。


 仮置き場の用地を提供した佐藤幹夫さん(70)は「孫たちに自由に遊びに来てもらいたくて、一刻も早く除染してきれいにしなければと思った」と話す。


 市は、7月下旬から各地で説明会を開いた。「ライオンを野放しにするより捕まえてオリに入れた方が安全ではないか」とのたとえ話もして仮置き場への理解を求めていった。


 福島市でも、仮置き場が確保できた大波地区では除染が進む。ただ、モデルケースとして取り組んだ6戸分だけで予想を大きく上回る約250トンの土が出た。今後、削る土を抑えても、地区全体で1万トンを超える計算だ。地区内の仮置き場で収容しきれなくなるおそれがあるとしている。


 市が次に除染を計画する渡利地区では、まだ仮置き場が確保できない。同地区の自治振興協議会長の菅野広男さん(69)は「大波地区の結果を踏まえ、除染工程表を作って早く住民説明会を開いてもらいたい」と要望するが、冨田光・市政策推進部長は「ある程度仮置き場の話の方向性が見えた段階で」と話す。


 伊達市でも地区によっては住民の反対で協議が進まない。同市梁川町山舟生地区には「放射性物質 仮置 断固反対」などの立て看板が道路わきで目に付く。近くの採石場跡が仮置き場になることに住民が反対している。神官の八巻平(ひとし)さん(60)は「近くに水源がある。地区は井戸水を使っており水質が不安だ」。


 二本松市は二十数カ所の市有地を提示したが、すべて反対された。三保恵一市長は「放射能が心配だということと、いつまで仮置きすればいいのかといったことが理由だ」と語る。


 市町村の除染担当者らは県に対し、「県として主体的に除染が進められる体制づくりに努力してほしい」「仮置き場用地の確保に法制面で支援をしてもらいたい」などと求める。


 10月中旬、県に除染対策課が発足した。除染計画策定の手助けや業者発注のひな型づくり、仮置き場設置に向けた住民への安全性の説明……。市町村への効果的な支援が県に求められている。(鬼久保幹男)


         ◇


 県議選が10日に告示されるのを前に、福島の再生に向けた課題を整理する。

2072チバQ:2011/11/19(土) 14:52:06
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111080005
3.11後の選択:再生への課題〈2〉
2011年11月08日


はんらんした河川に流された小川橋。奥の対岸側に壊れた橋脚が沈む=4日、只見町小川


水が抜けて決壊当時の姿をさらけ出したままの藤沼湖=1日、須賀川市江花


 ●復旧・再建に程遠く/原発だけじゃない 震災や豪雨で水害も


 今年は津波や原発事故以外の震災被害や豪雨災害も猛威を振るった。


 7月末に奥会津地方を襲った豪雨災害。路肩が崩れ、橋も畑も流された。約2千世帯すべてに避難勧告が出された只見町では、男性(63)が川に流されて行方不明になった。


 同町を流れる伊南(いな)川にかかる小川橋も、はんらんした川の勢いに耐えきれず流され、全長約136メートルのうち約90メートルが橋脚もろとも崩れた。近くの農業渡部良正さん(74)は7月30日未明、近くの高台の親戚方に避難していた。「グワーッと雷のような橋が崩れる音が何度も聞こえた。あんな怖い思い、初めてだ」


 農業被害や林道修復、水道復旧などを含めた町全体の被害額は約80億円。一方、町が災害復旧に使える基金は14億円余り。町産業振興課の山内清示課長は「県議は被害状況をつぶさに見て、県からの財政支援を後押ししてもらいたい。水害の防止策も一緒に考えて頂きたい」と話す。


 町内では一人暮らしの高齢者3人が家を失い、宿泊施設に身を寄せる。県の仮設住宅は今月、やっと完成する。避難生活を送る男性(69)は「仮設ができるまでになんでこんなに時間がかかるのか」と訴える。


 震災で決壊、150万トンもの水が山すその集落を襲った須賀川市長沼地区の農業用ダム「藤沼湖」。空っぽの湖底は草紅葉が伸び放題、本堤や湖畔を通る道路も崩れ落ちたままだ。


 ダムの水は簀(す)の子川沿岸の22棟を流出させ、7人の命を奪った。1人はいまも行方が分からない。


 自宅を失った人たちの多くは現在、市内の雇用促進住宅に入る。約80世帯は「被災者の会」を結成し、ダムの管理運営者である江花川沿岸土地改良区に対して補償を求める。改良区側は死者・行方不明者1人当たり250万円、全壊1戸当たり30万円を提示。これに対し森清道会長(56)は「これでは日々の生活がやっと」。生活再建には程遠く、さらなる上乗せを求める。


 一方、改良区の年間収入は1200万円程度。一組織で被災者の要求に応えられないのが実情だ。加えてダムが壊れた現状で、約800の加盟農家が来年稲作できるかの見通しが立たない。安田勝男事務局長は「(設置者の)県や(所有者の)市に支援を要請するしかない」と頭を抱える。


 市は、県や改良区と支援策を協議するとしているが、「津波被害同様、被災者への直接的な補償は難しい」と県農村基盤整備課。森さんは「まずは現場に足を運び、少しでも早く支援に取り組んでほしい」と立候補予定者に呼びかける。(小沢邦男、池田拓哉)

2073チバQ:2011/11/19(土) 14:52:34
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111090005
3.11後の選択:再生への課題<3>
2011年11月09日


サンマのみりん干しを製造する小野利仁さん。津波で工場が浸水した被災者でもある=いわき市小名浜花畑町


 ●行政の支援 管轄が壁/よみがえれ漁業 小名浜、各業種一丸


 「船(漁師)とか、魚屋(仲買・水産加工業者)とか言っている場合ではない。みんなが団結する必要があるんです」


 10月31日午後、いわき市の小名浜港にある漁協の会議室。市内の四倉や沼ノ内、勿来などの業者約30人を前に、小名浜水産加工業協同組合の小野利仁組合長(54)は説明した。


 県水産加工業連合会に加入する168業者のうち123業者が同市内にある。小野さんは、漁師、仲買・加工業者、製氷業者、運送業者らが一丸となった「一港一家」のようなグループをつくって、行政への支援の申請にあたろう、と呼びかけている。


 漁港ではもともと、こうした異種の業者同士がつながっていた。特に津波に被災し、原発事故で沿岸の出漁自粛が続く今は運命共同体のはず。だが――。


 「県に支援融資を申請したら管轄ではないと言われた」「わしらは農水か、商工か」といった相談が小野さんに寄せられるようになったのは5月ごろ。国や県による漁師向けの支援策を見て「船ばっかりで、魚屋には何もないのか」との声も聞かれた。


 漁港にとって行政の対応がちぐはぐなのは、漁師は農林水産省→県農林水産部、中小企業とみなされる加工業者は経済産業省→県商工労働部の担当になっているからだ、と感じた。


 県商工労働部の「中小企業向け復旧・復興支援ガイドブック」(第6集)を見ると、紹介してある計14の補助制度や融資策のうち、水産加工業者も対象に含まれるのは補助事業1種類だけ。県の担当者は「水産加工業者への支援は農水の方でみているはずだ」。


 運転資金の貸し付けや漁船・漁具の整備への融資などのほか、魚のモニタリング調査を担う県水産課によると、水産加工業者も対象の制度は、県と農林中金がつくる「漁業経営対策特別資金」しかないという。担当者は「水産加工業者は中小企業ですから」と言う。


 小野さんは「魚のモニタリング調査などで水産課にはお世話になっているが、商工にもあてはまる存在なんだと実感した」と話す。


 相馬市の高橋永真さん(51)は水産加工会社を営み、ヒラメやアイナメなど松川浦港の魚を加工して外食チェーン店や大手スーパーの総菜用に納入していた。震災半月後、放射能への不安から、加工品を作っても取引は難しい、と取引先に言われたが、相馬への工場再建こそ復興だ、と思っている。「そのための助成を手厚くしてほしい」


 県漁業協同組合連合会の野崎哲会長(57)は「現場と国の間に立つ県が、国の施策をうまく切り貼りして現場にぴったりくるよう改造する役割を担ってほしい」と話す。(西堀岳路、佐々木達也)

2074チバQ:2011/11/19(土) 14:53:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111100004
3.11後の選択:再生への課題〈4〉
2011年11月10日


「キッズパーク」で遊ぶ子どもたち。屋外で走り回れない福島市の子どもや親にとって貴重な場だ=福島市南矢野目


 ●不安に向き合ってこそ/人口流出止まるか 安心へ行政も全力


 「ダルマさんが転んだ!」。鬼役のスタッフの女性に向かって、子どもたちが一斉に駆け出す。


 「外では一切、遊ばせていないので、うれしそうです」と見守るお父さんの顔もほころんでいる。


 福島市南矢野目の「キッズパーク」。放射線の不安から外遊びを控える動きが続く中、屋内で思い切り体を動かしてもらおうと、スポーツ用品販売大手「ゼビオ」(郡山市)を中心にした企業が財団を設立、運営する。土、日曜はもちろん平日も歓声が響く。


 郡山市では、地元スーパー「ヨークベニマル」が施設・遊具を市に無償提供し、大規模な屋内遊び場が12月に出来る。市も屋内の大型遊具や遊び道具を約500万円で買い、来月から市内で巡回設置する。


 震災後の子どもの心と体の健康について同市に助言している小児科医の菊池信太郎医師は「体力面からもストレスからも、屋外と同じように遊べる施設がぜひ必要だった」と語る。


 両市とも、放射線への不安から「母子避難」による人口流出に悩む。4月以降、福島市からは10月28日現在で小・中学生750人、郡山市からは10月31日現在で1067人が出て行った。ピークは越えたが転出は今も続く。「あらゆる機会をとらえて教育長自らが考えを伝え、安心につなげたい」と郡山市の木村孝雄教育長。両市とも「除染さえ進めば」と期待するが、有効な対策が見つからないのが実情だ。


 県内から全国に散らばった避難者は国の復興対策本部が把握しているだけで約5万8000人に上る。県人口は7月の推計値で、200万人を割り込んだ。


 風評被害も重なり、事業中止や規模縮小に追い込まれる企業も出てきた。東邦銀行系のシンクタンク「福島経済研究所」のアンケートでは、回答企業369社のうち8割近くが、原発事故によって工場の移転や取引停止など、何らかの被害を被った、と答えた。働く場の減少はさらなる人口減にもつながりかねない。


 被災者支援に関わる福島大学の丹波史紀(ふみのり)准教授は「まず生活再建をどうするか。行政も候補者も避難者と丁寧に向き合い、要望を吸い上げることだ。皆さんを決して見捨てないというメッセージがなければ、福島に戻れないどころか、さらなる流出を促すことになる」と指摘する。


 復興計画づくりを進める県企画調整部の野崎洋一部長は「30年続ける全県民健康調査や先進医療の充実によって全国一の健康長寿県にする。安心して住み続けられるビジョンを示す」と言葉に力を込める。(西村隆次)=おわり

2075チバQ:2011/11/19(土) 14:55:28
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111110004
どう復興 論戦手探り
2011年11月11日


県議選双葉郡選挙区の候補者は、もともとの地盤から遠く離れた地域で出陣式を開いた=10日午前、加藤丈朗撮影(写真の一部を修整しています)
 ●県議選など8選挙告示 ミニ統一選スタート


 除染や放射線からの健康管理、故郷への帰還――。原発事故後の課題にどう向き合うかを問う県議選(定数58)が10日に告示され、88人が立候補した。2町長選、5町村議選も告示され、大熊町長選は現職と新顔の一騎打ち、浪江町長選は現職の無投票当選が決まった。県内外に多数の避難者を抱えた手探りの選挙は20日に投開票される。



 ●散り散り候補者奔走/県議選 無投票は5区7人


 双葉町から約200キロ離れた埼玉県加須(かぞ)市。臨時町役場をおく高校旧校舎の「社会科準備室」が、町議選の届け出会場となった。教室の半分ほどの部屋は、午前8時半の届け出開始前から、候補者や選管職員でごった返した。


 避難先の福島市から車を運転して来た候補者は、受け付け開始に間に合わなかった。「朝5時に出て焦って運転してきたのに残念だ」。とんぼ返りで福島市に戻った。候補者13人の避難先は、山形県や東京都などに散らばっている。


 15万人以上が県内外で避難生活を続ける中、始まった八つの選挙の届け出会場は、県議選が県内17カ所、2町長選と5町村議選は、避難先の仮役場6カ所。


 県議選では震災後、復興策や原発政策をめぐって10人が名乗りを上げた。候補者計88人は、23選挙区あった1991年以来の多さだ。現職議員9人が引退、新顔は前回より15人増えた。須賀川市では16年ぶりの選挙戦に突入するなど、無投票も前回の9選挙区から5選挙区に減った。


 前回無投票だった田村市・田村郡選挙区では、定数2に5人が受け付け開始と同時に届け出た。七つ道具を受け取って「みんなが待っているから」と、小走りに玄関に向かった。


 会津若松市内の仮設住宅に暮らす大熊町の無職の男性(83)は「仮設暮らしが続いて、みんな精神的にまいってる」という。「これまでと状況が違うんだから、今度の選挙で当選する人の責任は重大だ。ボヤボヤしてると町がなくなっちまう」と話した。


 ○5町村議選も選挙戦に突入


 県議選との同日選となった大熊町、双葉町、広野町、川内村、葛尾村の町村議選は、いずれも定数を上回る届け出があり、選挙戦に突入した。5町村で定数計52に対し、候補者は計69人。いずれも20日に投開票される。

2076チバQ:2011/11/19(土) 14:56:50
 ●除染・雇用・賠償 各党訴え


 □県議選激戦区


 福島市区の民主新顔は出陣式で、「子どもが避難している人から、帰った方がいいのか、帰らない方がいいのかと質問された。私たち自身でできる被曝(ひばく)対策も必要だが、中間貯蔵施設を県内に造り、本格的な除染を早く始めるべきだ」と訴えた。支援組織の代表も「働く者は失業、雇用不安でおびえている。県議会で力を発揮して、雇用を創出してほしい」と激励した。


 郡山市区の自民現職は事務所前で第一声をあげた。「県民は今なお放射能との戦いを強いられている。復興は国にぶら下がっているだけではダメだ。中間貯蔵施設が30年なんてバカなことあるか、長くて10年だ」と佐藤雄平知事の姿勢も批判しながら、「子どもを守り、産業を守るため、10年、20年先を見据えた復興の道筋をつける責任が私にはある」と訴えた。


 「大事なのは除染。国にその体制ができていない。総力をあげて取り組む必要がある」と福島市区の公明現職は強調した。「特別立法をつくって中小企業や農林漁業の再生に道筋をつけてもらい、世界に誇れる美しい福島を実現したい」とも話した。井上義久幹事長も応援に駆けつけ、「どう復興するかが問われる大事な選挙。あと一押しで勝たせてほしい」と求めた。


 返り咲きを目指す、いわき市区の共産前職も演説の大半を原発問題に費やした。「原発のない社会を子どもたちへ。この願いを私に託していただきたい」と語り、徹底した除染や被害の全面賠償を求めると訴えた。「原発事故直後の県議選は全世界から注目されている。県議会に送り出し、大きな動きを作らないと日本は変わらない」と呼びかける応援演説もあった。


 郡山市区の社民新顔も長年の党の方針である「脱原発」を強調した。「子どもの健康被害に対処する。全ての原発を廃炉に。そうでないと県民の健康、命は守れない。財産も吹っ飛んでしまう」と声を大きくした。TPP交渉参加にも反対姿勢を明確に。「農業、商業、工業、医療に介護までが大変なことになる。暮らしを守るため、党の議席を失うわけにはいかない」


 会津若松市区のみんな新顔は、「原発事故が収束せず、風評被害が生活に打撃を与えている。未来の子どもたちを守るため、勇気と力を持って人生かけて戦います」と声を震わせた。同党の小熊慎司参院議員は戊辰戦争を戦った新島八重に候補をたとえ、「『平成の八重』を県政に送り届け、震災を克服しよう。100年安心の県政ができます」とあいさつした。

2077チバQ:2011/11/19(土) 14:57:07
 ●遊説集中 仮設鉢合わせも


 □双葉郡5陣営


 原発事故で住民のほとんどが避難を強いられている双葉郡選挙区(定数2)には、5人が立候補した。選挙戦初日、候補者は双葉郡への住民の帰還や除染について、それぞれの考えを訴えた。住民が各地に散らばり、遊説先は仮設住宅に集中している。


 元衆院議員秘書で、無所属新顔の青木敏孝氏(40)は、郡山市内の仮設住宅内で第一声を上げた。


 高濃度の放射性物質に汚染された地域が多い双葉郡の除染について、「除染してもすぐに線量が戻ると後ろ向きな人もいるが、私は前向きだ。どうなるか分からないが、とりあえず動いてみて、戻ったらまた除染すればいい」と訴えた。


 元富岡町職員で無所属新顔の白土正一氏(62)は同町の避難者が多い、いわき市内の仮設住宅を最初の遊説先にした。


 「現在の除染では、飲み水も安全になる保証はない。子どもたちを内部被曝(ひ・ばく)から守るには、すべての環境が安全になるまで、長い間帰れないと考えられる」と述べ、生活支援を国や県に求めたいとした。


 元中学教諭の社民新顔、遠藤陽子氏(61)も、いわき市内の仮設住宅で第一声。「私たちが故郷に帰るには脱原発、廃炉。これがなければ帰ることはできない。未来を担う子どもたちの生活を安定させるためにも脱原発、廃炉を訴える」


 自民現職の吉田栄光氏(47)は二本松市で出陣式後、市内の仮設住宅を回った。「我々がいつ帰れるのか、国にはっきりさせる。国は帰るのを決めてから除染をしているが、順番が違う。除染が進んでから帰るべきだ」と民主政権への批判を強めた。「発災前の双葉郡に戻す覚悟がある」


 民主現職の坂本栄司氏(56)はいわき市の選挙事務所で出陣式をした。「帰還するのにこれから長期間かかる地域も見込まれる。やはりふるさとの近くに住みたい方、新天地で新しい生活を送りたい方、その両方のみなさんの希望にそえるようにしていくのが、県政の課題だ」と述べた。


 双葉郡の住民は県内外の借り上げ住宅や、県内全域に点在する仮設住宅で暮らしている。借り上げ住宅については、どこにどれくらいの双葉郡内の有権者が暮らしているのか、候補者側には分からない。このため遊説先は、仮設住宅に集中しがちだ。


 郡山市内の仮設住宅で、2陣営の候補者がかち合う一幕もあった。


 これまでの選挙では、複数の候補者が、同時に演説をしないようにスケジュールのすり合わせをすることもあったという。だが今回は、それもできない。ある陣営の幹部は「仮設しか行くところがない以上、鉢合わせになるのはしょうがない」とあきらめ顔だ。

2078チバQ:2011/11/19(土) 14:57:34
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=0700000111112000541
3.11後の選択:県議選激戦区を歩く
2011年11月12日


告示前、候補者に線量計の測定結果を見せられる有権者=会津若松市七日町





 ●線量計手に共感広げ/無党派層取り込みかぎ


 「毎時0.16マイクロシーベルト。大丈夫ですね」。告示前の9日、民主現職の宮下雅志氏は有権者の家を訪ね、庭や側溝付近の放射線量を測った。9月から線量計を持って1千軒以上を回り、東京電力への損害賠償請求も手伝った。同党の渡部恒三衆院議員の後援会に支えられる宮下氏だが、「4年前と違い、民主に風は吹いていない」と危機感を強める。その分、線量計を仲立ちにした有権者との結びつきに期待する。


 公務員の労働組合「自治労」などが支える社民新顔の小川右善氏も告示前まで線量計を持って支持者以外の家を回り、除染のアドバイスをした。陣営は「有権者の不安に寄り添う姿勢に無党派層の共感を期待したい」。12日、福島瑞穂党首が応援に駆けつける。


 共産新顔の原田俊広氏は、党や友好団体が震災後に展開したボランティア活動や、原発の廃炉を目指す勉強会などを通じて「党への理解や共感は広がっていると思う」と話し、8年ぶりの議席奪還を目指す。


 市中心部を地盤とする自民現職の平出孝朗氏は、県連政調会長として風評被害対策や復旧支援に取り組んだ実績を後援会で訴えてきた。選挙事務所には「今こそ先頭に立ちます」と大書き。陣営幹部は「支持者には、無党派の知人に『強いリーダー』と印象づけて支持を広めて欲しい」。


 もう一人の自民候補者で新顔の石村善一氏。農業団体の支援を受け、風評被害対策に取り組む姿勢を強く打ち出す。市中心部を除く農業地域を重点に回り、平出氏とのすみ分けを図る。陣営幹部は「会津の農業を守るという主張が響くのは決して農家だけでない」。


 一方、「無党派層の取り込みよりも組織固めを重視している」(選対幹部)のが民主現職の渡部譲氏だ。前回は東北電力労組の全面支援でトップ当選。だが、原発事故で電力業界への風当たりは厳しい。推薦を受ける連合福島加盟の労組員らの結束を強め、個人後援会を引き締める。


 保守層の支持者が多い民主、自民の候補者が警戒するのが、みんな新顔の水野さちこ氏。唯一の女性候補だ。昨年の参院選比例区で、同党は市内で約1万8千票を得た。陣営幹部は「この票をいかに守るかが課題。我々は2大政党への不満の受け皿になれる。無党派の有権者には最も新鮮に映るはずだ」。15日、渡辺喜美代表が駆けつける。


 公明は自主投票の方針だが、市議選で6800票余を集めた組織力を頼り、自民とみんなの計3陣営が選挙協力を求めている。


 会津若松市では8月の市長選や市議選の投票率が過去最低だった。各陣営は県議選も低調と予想、無党派層の取り込みが勝敗を左右するとみる。(池田拓哉)


    ◇


 原発事故に端を発する課題が山積する中、県議選でどんな論戦が繰り広げられているか、激戦区を見る。

2079チバQ:2011/11/19(土) 14:58:02
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111140005
3.11後の選択:県議選激戦区を歩く
2011年11月14日

選挙戦初日、演説の後、笑顔の有権者らに握手を求める候補者=いわき市


 ●〈2〉いわき市(定数10−候補者数15)
   低い関心 投票率に影/「みんな」参戦どう影響


 「有権者とひざつき合わせた話し合いがしたい」。自民現職の青木稔氏は告示前、自陣幹部に要請した。市内各地で、自ら「初めての経験」という30人前後の「ミニ集会」を重ねる。


 震災後、有権者の間でさらに強まった「政治不信」「政党不信」を、有権者との身近な会話で払拭(ふっしょく)したいとの思いが背景にある。「7選を目指す大ベテランが、相当の危機感を抱いている」と陣営幹部は驚きを隠さない。


 いわき市区は県内で最も多い定数10に15人が立った。しかし震災で大きな被害を受けた同市内では有権者の関心を呼び覚ましてはいない。そのため「投票率は前回より10ポイント近く下がり、45%に届くかどうか」と予想する陣営も多い。


 合併前の地域間に「壁」が残り、地盤を固めた上でどう全市へ浸透するかがカギだ。各陣営はそれぞれの地盤を中心に回りながら選挙への関心を呼び起こそうと必死になっている。


 自民はほかに、4選を目指す清水敏男氏、再選を狙う斉藤健吉氏、2009年の補選で初当選した阿部広氏、新顔の矢吹貢一氏と鈴木智氏の計6人を立て、「全員当選で県議会過半数につなげる」と意気込む。


 民主は3選を目指す佐藤健一氏、09年の補選で初当選した古市三久氏、新顔の鳥居作弥氏の3人を擁立し全員当選をねらう。ただ、「有権者の厳しい目が向けられている」という意識は、両党に共通している。


 「定数は10。でも実質は七つのいすを巡る争いになるかもしれない」。告示前、そんな声も多くの陣営から聞かれた。


 投票率が低くなると、前回1万7千票余りを獲得して2位当選した公明現職の後継の新顔、安部泰男氏とやはり固い支持層が支える共産の2人が有利……。そんな見立てからだった。


 その構図に微妙な影を落としたのが告示2日前に発表された、みんなの党新顔の青木喜三郎氏の擁立だ。昨年の参院選、みんなの公認候補はいわき市内で共産候補を上回る1万4千票余りを集めた。民主、自民の2大政党に不信感を抱く有権者の受け皿を目指す。


 最下位当選が1万170票だった前回、共産候補は2人で計2万3千票近くを取ったが、6割以上を集めた宮川えみ子氏が初当選、再選を目指した長谷部淳氏は次点に甘んじた。「共産以外の候補者と徹底的に競い合うことで得票を重ねたい」(地区委員会)と同じ2人の当選を目指す。


 社民を離党し、無所属で5選を目指す西丸武進氏の陣営には、中小企業や零細企業からの支援が寄せられている。陣営幹部は「社民時代はなかったこと」としつつ、後援会組織の引き締めを図っている。


 初挑戦の長谷沼邦彦氏は「子どもを内部被曝(ひばく)から守る」などと訴えている。(江川慎太郎)

2080チバQ:2011/11/19(土) 14:58:44
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111150005
3.11後の選択:県議選激戦区を歩く
2011年11月15日








 ●最多6党しのぎ削る/「横一線」で党首応援も/<3>郡山市(定数9−候補者数12)


 「国が守らないなら、オレが県民を守る、となぜ言えないんだ」。告示日の第一声で、自民現職の佐藤憲保氏は佐藤雄平知事にそう直言した、と声を張り上げた。原発推進に協力してきた責任を認めて謝罪、「震災時の議長として復興の道筋をつけるのが私の使命」と5選へ意欲を見せた。


 郡山市選挙区は県内で最も多い6党が候補を立てた。新顔のうち2人は初めて選挙に挑む30歳代。各陣営とも「ほぼ横一線」と口をそろえる。自民を除く4野党の党首も応援に入り、選挙戦は熱を帯びてきた。


 自民は現有5議席の維持を目指している。


 現職の柳沼純子氏は「震災前の県、郡山に戻すため、全力をあげる」と3期目への抱負を語る。やはり3期目に挑む長尾トモ子氏は「子どもを放射能から守る」と健康被害調査、医療センター創設を訴える。


 初挑戦だった前回、3位当選の勅使河原正之氏は市中心部が地盤で、「医療都市・郡山」の実現を呼びかける。新顔の山田平四郎氏は地元の田村町と西田・中田の通称「三田」を重点に、子育ての環境整備や農業政策を掲げている。


 現有の1議席から一気に2議席増を目指し、攻勢に出ているのが民主だ。


 現職の吉田公男氏は「災害ボランティアが政治の原点」。それだけに災害対応の遅れには悔しさをにじませる。中間貯蔵施設は「まず東電と政府が悩むべき問題だ」と強調する。


 新顔の佐久間俊男氏は告示日に出身の東北電力近くの公園で、「公園に子どもの笑い声を取り戻す。除染なくして復興なし」と訴えた。もう1人の新顔椎根健雄氏は若さを強調、特区をによる減税を生かした企業誘致などを掲げる。


 公明現職の今井久敏氏は15歳以下の医療費無料化などを掲げ、「原発に頼らない県土作り」を主張する。除染のスピードを上げるには県内への中間貯蔵施設設置はやむなし、の立場だ。


 これに対し、「中間貯蔵施設は県外に」と主張するのは引退議員の後継を託された社民新顔の八重樫小代子氏。「福島県を自然エネルギーの発信地にしよう」と訴える。


 共産現職の神山悦子氏は「国や東電にはっきりモノが言えるのは企業献金も政党助成金も受けていない共産党だけ」と強調。電力会社には「原発埋蔵金」があるとして、精神的負担も含めた全面賠償に充てさせる、と力をこめる。


 これら3党の1議席死守をかけた戦いに震災後、加わったのが、みんなの新顔辻雅彦氏。「地域主権、しがらみのない政治を実現させよう」と若さを前面に、無党派層への浸透を図る。


 9月の市議選の投票率は過去最低を10ポイント近くも下回る43.10%。各陣営とも有権者の関心の度合いにも気をもむ。(西村隆次)

2081チバQ:2011/11/19(土) 14:59:17
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111160005
3.11後の選択:県議選激戦区を歩く
2011年11月16日
 ●長年の均衡崩れ混戦/新顔ら奮闘、現職引き締め/<4>須賀川市・岩瀬郡/田村市・田村郡


 ◇須賀川市・岩瀬郡


 「『宗方は大丈夫』と思われるのが一番怖い」。11日夕、須賀川市中心部の商店街を回った民主現職の宗方保氏は、旧知の支持者が営む菓子店でこぼした。


 旧須賀川市区としては16年ぶり、旧岩瀬郡区は8年ぶりの選挙戦。現元新の5人が3議席を争う。


 須賀川市では、市議を3期務めた宗方氏にかなわない。そんな声が他陣営から出る同氏の陣営幹部は「玄葉光一郎外相のおひざ元でトップ当選以外はあり得ない」。気の緩みを最大の敵として引き締めにかかる。


 自民現職の斎藤健治氏は、町議を21年務めた鏡石町をはじめ岩瀬郡での知名度は揺るがない。郡部を中心に選挙前からミニ集会を重ね、須賀川市での活動も強化。「原発廃炉と再生可能エネルギーの推進に尽力する」と訴える。


 「役人も政治家も復興の力になっていない」と指摘する川田昌成氏は10年ぶりの返り咲きを狙い、「ふるさと再生への思いは負けない」と強調。復興と除染に全力を尽くすと訴える。


 新顔の円谷哲司氏は震災後、被災者支援のために中断していた毎朝夕の街頭演説を9月から再開。「除染で安心な生活を取り戻し、子どもたちに明るい未来を」と力を込める。


 鈴木公成氏は市議からの転身を図る。事務所は設けず、ポスターは家族ら10人ほどで掲示。放射能問題の責任徹底追求などを公約に自転車で選挙区内を回る。


 ◇田村市・田村郡


 12年ぶりの選挙戦。前回までは有権者の多い旧船引町と三春町からそれぞれ民主、自民の候補が立ち「地域も政党もバランスが取れていた」(地元陣営)が昨年末に民主現職が急逝。新顔が次々名乗りを上げ、5人による混戦となった。


 「玄葉は玄葉。樽井はTPPには慎重だ」。死去した民主議員と同じ旧船引町が地盤で、地元出身の玄葉光一郎外相の元秘書、樽井義忠氏。台風の目との周囲の視線をよそに、陣営は外相が推進するTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加の影響を気にかける。


 長年、三春町議を務めた三瓶正栄氏は、16年ぶりの県議選挑戦。同じ三春が地盤の自民現職渡辺広迪氏と地元票を分け合うことになるが、民主推薦を得たことで追い風に期待する。


 5選をめざす渡辺氏は、選挙区全体が農業地域であるだけに、党本部がTPP交渉参加反対を明確にしたことや地域代表としての実績を訴える。


 先崎温容氏は37歳の若さが売りだ。大学生の時に旧滝根町議となり、荒井広幸・現参院議員の選挙戦を手伝うなどしてきた。ニューリーダーの必要性を訴え、小野町などを中心に浸透を図る。


 本田仁一氏は新顔の中で出馬表明が最も早く、党派色の薄さを前面に足で浸透を図る。他陣営は「当選ラインが下がると、薄く広く集票する怖い存在」とみている。(小沢邦男、渡辺康人)

2082チバQ:2011/11/19(土) 14:59:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111170005
3.11後の選択:県議選激戦区を歩く
2011年11月17日





 ●引退議員票 獲得競う/旧飯野町へも浸透図る/<5>福島市(定数8―候補者数11)


 「事務所がうちの3軒隣なので、参りました」


 8期務め、今期で引退する無所属望木昌彦氏(74)は、告示前の8日開かれた候補者の総決起大会で応援弁士として壇上に立った。


 過去に自民公認で当選したこともある。2003年は1万7782票を獲得してトップ当選、前回も1万1871票で4位。後継者は出さなかった。


 定数8に対し、11人がしのぎを削る激戦区。「望木票」に、多くの陣営が触手を伸ばしている。


 望木氏が地盤にする市西部地域には、自民前職の西山尚利氏、新顔の佐藤雅裕氏、民主現職の石原信市郎氏、新顔の大場秀樹氏がそれぞれ事務所を構える。


 前回、苦杯をなめた西山氏は雪辱を期す。事務所を望木氏の自宅近くに開設した。「望木先生の票をいかに多く持ってくるか。それが最大の戦略だ」と語る。


 佐藤氏は元衆院議員の義父の地盤を継ぐ。新顔とはいえ、09年11月の福島市議補選に初挑戦し4万票余りを獲得した。望木氏の票にも「アプローチしたい」。


 石原氏は、衆院選を2度戦った知名度に加え、親族の衆院議員がたびたび駆けつけてテコ入れしている。党派を超えて望木氏の支持者の取り込みも図る。


 前回、初挑戦で涙をのんだ大場氏は連合の支援を得て再挑戦。「望木票」が自民の4人に均等に入ることを警戒している。


 自民はほかに現職の桜田葉子氏、新顔の丹治智幸氏を擁立する。桜田氏は市北部を中心に固い支持基盤がある。商工会関係などの支援も得て市南部にも支持を広げる。


 丹治氏は、市南部の松川町が地元。市議時代の支持者や、任期中に死去した議員の支援者を中心に後援会を組織した。


 民主は現職の高橋秀樹氏を合わせて3人を立てる。高橋氏は、出身母体のNTTの労組など連合の支援を受ける。企業回りや個人演説会などをこなして組織固めに力を入れる。


 公明現職の甚野源次郎氏は、盤石な党支持組織がある。選対は「少しは来てもらえれば」と望木氏の支援者も取り込み、支持拡大を図っている。


 共産新顔の宮本しづえ氏は、福島市議連続7期の経験で知名度がある。陣営は地元・渡利地区などで放射線量を独自に測定、チラシにして配るなどの活動でアピールし、「原発ゼロ」を訴える。


 社民新顔の紺野長人氏は、引退する現職の後継として連合の支援を受け、組織固めに力を入れる。「脱原発を言い続けてきた」と他党との違いを強調する。


 無所属新顔の佐々木慶子氏は「反原発」を掲げて支持を訴える。


 今回、候補者たちが新たに獲得を目指すのは合併で加わった旧飯野町の票だ。有権者5千人余り。候補者たちは商工関係者や知人などを通じて浸透を図っている。(鬼久保幹男)

.

2083チバQ:2011/11/19(土) 15:00:27
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111180005
3.11後の選択:県議選激戦区を歩く
2011年11月18日
●主張届けるのに苦心/避難者を追い他県へも
 〈6〉双葉郡(定数2―候補者数5)


 楢葉町民約400世帯が住むいわき市の仮設住宅前で、社民新顔の遠藤陽子氏は声を張り上げた。「ぶれない精神で、脱原発どころか廃炉にしなければふるさとに戻ることはできないと思っております」


 福島第一、第二原発を抱え、原発とどう向き合うかが問われる双葉郡選挙区。廃炉を強調するのは、県内の全原発の廃炉を求める請願を県議会が採択し、違いが見えにくくなる中、他の候補者との違いを鮮明にする狙いがある。


 住民が県内外各地に分散し、各陣営とも自分の主張を届けるのに苦労している。遠藤氏は昨年まで務めた富岡町での中学校教員の経験を生かし、子どもの教育や健康を守ると訴えて、郡内の有権者が住む仮設住宅などを広く回る。


 浪江町が地元の自民現職吉田栄光氏の陣営は、できるだけ多くの有権者にアピールできるよう、比較的多くの町民が避難している二本松市など6カ所に事務所や連絡所を置いた。


 それでも、悩みは尽きない。これまでの選挙では、郡内の自民党系町村議が支持を広げるために動いていたが、今回は5町村議選が同じ日程で行われる。陣営幹部は「自分の選挙を抱えているから、通常なら動いてくれるはずの人が動けない」とこぼす。


 富岡町出身で民主現職の坂本栄司氏は、双葉郡南部が地盤だ。同町や楢葉町などの仮設住宅があるいわき市に事務所を構えた。


 前回は「南部から県議を絶やしてはならない」と訴えたが、今回は地盤が重なる遠藤氏や無所属新顔の白土正一氏との違いを際立たせようと、「経験と実績の坂本」と訴える。東電労組や自治労の支援を受け、支持拡大を目指す。


 白土氏は富岡町職員34年間のうち約10年間は原発行政に携わり、生活環境課長も務めた。遊説も、同町の有権者が住む仮設住宅などを中心に進めている。


 「長く住民の声を直接聞けるところで仕事をしてきた。原発事故で住民が苦しんでいる今こそ、経験を生かしたい」と話す。


 浪江町出身で無所属新顔の青木敏孝氏は組織に頼らない草の根選挙を展開。「知名度がない分、一人でも多くの人に知ってもらう必要がある」と、埼玉県加須市や東京都江東区など県外にも足を運ぶ。


 原発事故の早期解決や企業誘致を掲げ、若さを生かして動き回るが「半分は移動にとられてしまう」。


 回りきれない避難先に浸透するには――。ある陣営は、費用対効果を考えて選挙はがきの送付を見送った代わりに、選挙公報に経歴や両親の情報も紹介し、口コミが広がる効果を狙う。町長選、町議選とのトリプル選挙になる大熊町は投票率が高まるとみて同町を重視する陣営もある。


 一票でも多く、積み上げる努力が続く。(井上亮、川口敦子、小島寛明)=おわり

2084チバQ:2011/11/19(土) 15:02:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/feature/fukushim1320330296007_02/news/20111105-OYT8T00085.htm
原発と県議会
(上)安全性 監視役果たせず


原発の廃炉を求める請願の採決で、「賛成」の意思を示すため起立する県議ら(10月20日、県議会で) 「まさかそんなことが」と議場の出席者は思っただろう。2005年2月28日、県議会2月定例会の一般質問。前年12月に起きたインドネシア・スマトラ沖地震の被害を引き合いに、共産党の長谷部淳氏が原発の耐震安全性を質問していた。

 「原発立地地域で大地震や大津波があった時に、原発が大事故を起こして大量の放射性物質を外部にまき散らすことで、地震災害と大規模放射能災害とが増幅し合う人類未体験の破局的災害は、何としても避けなければなりません」――。

 スマトラ沖地震の惨禍を受け、内閣府が津波避難ビルの指針策定に乗り出すなど、国内で津波に備える動きが出ていた時期だ。だが「原発と共存共栄」との考えが支配的な県議会では、海外の地震を受け県内原発の安全性を再チェックしようという空気は希薄だった。

 県の答弁もそっけなかった。「津波は福島第一原発では最高水位が5・4から5・7メートル。大余震や津波の影響は、新たな知見が得られた際に検討が行われていると聞いております」。当時の生活環境部長はそう答えている。

 津波への根本的な対策がとられることのないまま、質問の6年後、恐れていたことは現実になった。

 県議を5期務めた県民連合の古川正浩氏も、原発の危険性を指摘してきた一人だ。だが、質問のたびに「『何を言っている』『妄想ではないか』と、毎回冷ややかに見られた」と振り返る。

 昨年9月10日、福島第一原発3号機にウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル計画の受け入れでも、県議会は県の判断を「尊重する」と認めた。

 事故を受け、県議会は原発への姿勢を180度転換した。10月20日、「県内すべての原発の廃炉を求める」とする請願を採択。前日の企画環境委員会では「県の方針が出ないうちに廃炉に賛成できない」と慎重な議員もいたが、結局、廃炉をまだ明言しない県の先を行く異例の展開になった。請願は共産党系の団体が提出したが、自民党のベテラン議員は「共産党の請願を我々が賛成するのは記憶にないが、差別はしない」と言い切った。

 与党系会派と野党系会派との冷戦ムードは吹き飛んだ。しかし、事故を防げなかった事実は消えない。「県議会がチェック役を果たせかと言われれば、果たせなかった。果たせていれば、事故はない」。古川氏は唇をかんだ。

(2011年11月4日 読売新聞)

2085チバQ:2011/11/19(土) 15:02:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/feature/fukushim1320330296007_02/news/20111105-OYT8T00073.htm
原発と県議会

(中)存在感に不安募る
東日本大震災復旧復興特別委員会で、佐藤知事ら県側答弁を聞く県議ら(手前側)(10月18日、県議会第1特別委員会室で)  県議らの言葉の端々から、やり場のない怒りがにじみ出た。9月7日、県議会は福島第一原発事故を起こした東京電力の西沢俊夫社長ら幹部を、全員協議会に呼んだ。「県民10万人が不安の中で避難している。それだけの事故を起こして(事故原因調査は)『検討中』ですか? 対応があまりに遅い」。県議が問いつめると、「本当だ」とヤジが飛んだ。「事故を起こしてしまい申し訳ない。当事者の責任は重々感じている」。社長は小さな声で謝るしかなかった。

 だが、県議らも、選挙区に戻れば有権者から「除染への対応はどうなっている」と迫られる立場になる。9月14日の県議会自民党の会議は、地元の不満を県議が県にぶつける光景が繰り広げられた。「県道や一部の河川敷は県の管轄だ。住民が除染に取り組んでも、県がやらなければ進まない」「どうして県が率先して取り組まないのか」。県の担当者は「基本的には各市町村が除染計画を策定し、県は連携する」と答えたが、県議らは納得しない。

 放射性物質に汚染された土壌などを保管する中間貯蔵施設では、「県が主体的に(立地場所を)示さなければできない。県が『こうしたい』と言うべきだ」との質問が出た。県の部長が「何を持っていくのか明らかにされない中で、『今検討しろ、今方針を示せ』と言われてもなかなか難しい」と答えると、県議は「そういうのを詭弁(きべん)と言うんだ」。怒りは収まらなかった。

 仮置き場の設置や除染計画の策定は市町村、中間貯蔵施設の計画は国の主導――。有権者から様々な要望を受ける県議には、「県の主体性が見えない」という不満が渦巻く。

 県議ももどかしさを感じている。ある若手県議が支援者に配った日誌には、震災後の活動がびっしり書き込まれている。震災と原発事故が起きた3月は避難所への慰問や被災地の視察。4月は内閣府や文部科学省などに被災状況を伝えて要望活動を実施、5月は葛尾村の酪農、畜産農家と意見交換……。

 だが震災後、知事や市町村長の対応が注目を浴びるのに比べ、県議の存在感が増したとは言い難い、と感じている。この県議は「これまでの実績を訴えて勝負するしかない」と語る。

 震災後半年間の活動を、どこまで有権者は評価してくれるか。中堅県議の一人は「いつも選挙は大変だが、今回は特に不安だ」と語る。多くの県議が歯がゆさを抱えたまま、選挙戦を迎える。

(2011年11月5日 読売新聞)

2086チバQ:2011/11/19(土) 15:03:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/feature/fukushim1320330296007_02/news/20111106-OYT8T00947.htm
原発と県議会
候補予定者の集会で気勢を上げる参加者(6日、福島市内で) 原発事故後、県議選の争点は当初予定されていた4月の時点に比べて一変した。

 「(3月に)用意したパンフレットに書いたことは、全部言えなくなった。それだけ福島は違う町になったんです」。民主党の新人候補予定者は10月中旬、自身の事務所開きで開口一番に訴えた。「子供がキノコ狩りをして河原で遊び、天気のいい日は布団を干す。当たり前の生活を何とか取り戻したい」。10分余りのあいさつは、除染の推進と再生エネルギー整備を目指す内容に終始した。

 4年前の前回選では、所得格差の是正や福島第一原発のプルサーマル計画受け入れの是非などが主な争点だった。震災前も、県職員削減や少子化対策といった課題が浮かんでいた。そうした課題は影を潜め、今回の選挙で候補予定者の多くが公約に掲げるのが、原発事故に関する事柄だ。各候補予定者が除染などに訴えの多くを割くため、福祉や少子化対策、雇用といった訴えは2番目以降になりがちだ。

 だが、「『脱原発』ではみんな同じだ」(民主党ベテラン県議)。原発事故で県政の主要課題の一つだった原子力政策が、争点になりにくいという皮肉な構図となっている。多くの候補予定者が有権者の反応を気にかける。

 候補予定者の主張が似通う分、実績を持たない新人も厳しい選挙戦を強いられる。自民党の新人候補予定者は連日、集会をこなす日々だが、手応えをつかみかねている。

 これまでの政治活動と比べ、有権者の関心の低さを感じることがある。あいさつしても「うちはいいです」と断られたり、あいさつだけの場面で現状への不満を訴えられたりする。「『震災から8か月たつのに議員は役に立っているのか』と思われている。原発事故前は、顔見知りであれば『何とかよろしく』で済んだが、今回は主張を聞いて判断される」と話す。

 福島大の功刀(くぬぎ)俊洋教授(地方政治論)は、「県議会はこの20年間目立った政策論争はなく、(2009年の)政権交代後もこうした論争をするチャンスを逸した。原発事故後も『脱原発』で再び『オール福島』になった。『県議は地域の利益代表』という側面が幅をきかせ、政党別の違いも出にくい」と手厳しい。

 有権者の声を聞き、きめ細やかな政策を訴えることから、復興の議論は始まる。

 (この連載は池上由高、小沼聖実が担当しました)

(2011年11月7日 読売新聞)

2087チバQ:2011/11/19(土) 18:45:06
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&amp;blockId=9908420&amp;newsMode=article
当落線上で激しい攻防 県議選、各陣営が浮動票を狙う 
 第17回県議選は20日、投票が行われる。無投票の5選挙区を除く14選挙区の立候補者は10日の告示以来、舌戦を繰り広げてきた。福島、郡山、いわき、会津若松など都市部を中心に票の動きが読みにくい混戦となっており、最終盤まで当落線上で激しい攻防が続いている。各陣営は街頭運動最終日、繁華街などで遊説し浮動票の取り込みを目指す。
 福島市は現職3人が引退し新人6人が立候補したことで、有権者の支持動向が流動化している。最終日は新たに選挙区に加わった旧飯野町に選挙カーを入れ、票の開拓を目指す動きもある。
 郡山市は複数の候補が当落線上に並ぶ。最終日は浮動票を狙い市街地で演説をしたり、引退する自民現職の地盤の東部に的を絞り遊説する候補者もいる。
 いわき市は立候補者15人のうち7人が元職と新人。各陣営とも有権者の関心は高まっていないとみて、自らの後援会や支援団体を引き締めている。
 会津若松市は4つの議席を7人で競う。各陣営は最終日、それぞれの地元を中心に遊説し追い込みをかける。
 双葉郡の候補者は、いわき市や郡山市、二本松市の仮設住宅で支持を訴える。定数3の伊達市・伊達郡、定数2の二本松市、田村市・田村郡、定数1の南会津郡、河沼郡なども激戦で、情勢は最後までもつれそうだ。

■9選挙もあす投票
 20日は大熊町長選と、相馬、川俣、広野、川内、大熊、双葉、葛尾、新地の8市町村議選の計9選挙も投票が行われる。

(2011/11/19 10:05)

2088チバQ:2011/11/20(日) 12:21:41
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111115_04.htm
決戦明暗―検証・宮城県議選(上)低投票率/浮動票消え新人沈む

668票差の次点で落選した太白選挙区のみんなの党新人阿部千夏(右)。低投票率が「あと一押し」を阻んだ=13日、仙台市太白区


 政党の消長や地盤の死守を懸けた対決に、明暗が浮かび上がった。13日投開票された県議選。記録的な低投票率が候補者の当落を分け、震災復興を押し進めた村井嘉浩知事へのスタンスの打ち出し方も戦いを左右した。9日間の激闘を振り返る。(県政取材班)

<もう一押しが…>
 開票が始まった13日午後9時すぎ、県選管が発表した確定投票率に陣営がどよめいた。「太白選挙区、36.76%」。前回2007年より10ポイント以上低い。
 約2時間後、みんなの党新人の阿部千夏(41)は長町の事務所で声を詰まらせた。「基礎票がない中で8000人近い支持を得た。あと3カ月あれば…」
 太白は定数5。8人が争った。阿部は選挙戦を街頭演説1本で戦った。当選圏に肉薄したが、「もう一押し」を呼び込むはずだった風は記録的な低投票率に阻まれた。
 泉(定数5)の同党新人峯岸真哉(34)も低投票率に沈んだ。選挙戦最終日の12日夕。峯岸は仙台市中心部で党代表の渡辺喜美と商店街を練り歩き、最終盤の追い込みを演出した。反応は上々だったが、その帰路、峯岸は周辺につぶやいた。
 「手応えはものすごくいい。ただ、その人たちは投票に行くだろうか」

<手を緩めぬ組織>
 不安は的中した。泉の投票率は35.69%。峯岸は329票差の次点だった。党県支部長の菊地文博は「全ては低投票率。ここまで下がるとは思わなかった」と悔しがる。
 県議選の投票率は過去最低の41.69%。前回の50.45%を大幅に下回った。仙台市内に限って見ると34.97%で、前回を11.43ポイント下回った。8月の仙台市議選(40.03%)にも及ばなかった。
 議席を得たのは、強力な組織に支えられた候補と固い地盤を持つベテランが多い。
 支持母体の創価学会を軸に分厚い組織を持つ公明党は、仙台市内に擁立した4現職がいずれも1万票以上を獲得し、トップ当選だった。
 警戒したのは「組織のある公明は強い」という楽観。党は代表の山口那津男、前代表太田昭宏ら党幹部を相次いで投入。候補者には街頭演説を1日20回以上課して浸透を図った。トップ当選は「候補者にとっては地獄」(党関係者)の組織戦を展開した結果だった。

<地域を狭く深く>
 青葉(定数7)で7回目の当選を果たした自民元議員の中沢幸男(71)は、青葉区小松島地区など地盤を徹底して固めた。
 狭く、深く。陣営が勝機を見いだしたのは仙台市議選の投票率の低さだった。「地域を固め、必ず投票に行く人を増やせば、間違いなく浮上する」(陣営幹部)。得票は落選した前回より1500票減ったが、7062票で10人中7位。陣営の読み通りだった。
 民主は、仙台市内の得票を半減させた。早くから党への逆風と低投票率の「二重苦」を予想し、地域や組織固めに重点を置いた。
 前回1万6000票を獲得してトップだった民主現職の菅原実(62)=泉=は13日夜、3選を決めたが、笑顔は少なかった。得票は前回の半分。「今回は『地域の菅原』を押し出した」と言う。
 同党県連幹部は開票結果を見てうなる。「投票率が異常に低く、みんなの党に流れる浮動票が少なかった。もし、投票率が上がっていたらどうなったか…」
(敬称略)


2011年11月15日火曜日

2089チバQ:2011/11/20(日) 12:22:26
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1079/20111116_01.htm
決戦明暗―検証・宮城県議選(下)対決姿勢/民主、選択軸を示せず

遠田で5選を果たした中村功(中央)。村井知事の応援を得て民主との接戦を乗り切った=13日、涌谷町の選挙事務所


 県議選の遠田選挙区(定数1)は、自民現職と民主新人の緊迫した一騎打ちだった。投開票された13日夜、自民の中村功(61)の5選が確実になると、知事村井嘉浩は涙を流して喜んだ。

<村井戦略が奏功>
 人望が厚いベテランは村井にとって「一番の理解者」。7年目に入る県政運営を盤石にする上で、欠かせない人物だった。すぐに電話で勝利をたたえた。
 競り合ったのは、財務相安住淳(衆院宮城5区)がてこ入れした大友新(33)。地元首長も応援に回った。「中村が危ない」。切迫した前哨戦で、村井は全面支援に乗りだした。
 「震災復興は争点にならない。今回の県議選は私の県政が是か非かだ」。10月24日、村井は定例記者会見で県政与野党の激突をあおった。
 政府の震災対応などをめぐり、民主批判は強かったが、自民の支持は伸び悩む。村井は「戦いの土俵が県政なら圧勝できる」と読み、あえて選択軸を持ち出した。
 苦戦要素が消えなかった自民を強力に援護した村井戦略。党は推薦を含め、目標とした過半数の30議席を獲得し、県政基盤は揺るがなかった。

<影を潜めた舌鋒>
 現職2人が落選して、7議席にとどまった民主。防戦一方の中で、最後の武器は政権党の看板だった。
 被災地の石巻・牡鹿(定数5)。ともに4選を目指す民主現職の坂下賢(49)、加賀剛(59)が、自民系と共産の4候補と激しく争った。
 「財務相と直結したパイプがある。少々の無理でも聞いてもらえる」。坂下は11日、街頭演説で安住との親密ぶりをアピールした。県政課題にはあまり触れず、沿岸部でも村井が目指す「水産業復興特区」構想を批判することはなかった。
 加賀も演説会で「震災復興はどうしても国頼みになる。国にこれをやれ、と訴える」。議会では熱い舌鋒(ぜっぽう)で県を追及してきたが、村井攻撃は影を潜めた。
 河北新報社が全立候補者に行ったアンケートでは、民主公認13人のうち9人が村井の震災対応を「評価する」と答えた。この点で自民の主張と相違はなかった。
 民主は村井の挑発に乗らなかったが、代わりの選択軸は示せなかった。坂下は最後の議席に滑り込み、加賀は落選した。
 対照的に、共産は村井県政に真っ向から挑んだ。

<共産が受け皿に>
 「村井知事は中央や大企業ばかり見ている。ゼネコン丸投げの仮設住宅は今ごろ寒さ対策だ」
 石巻市の街頭で6日、県政批判を展開したのは共産党委員長の志位和夫。党首の熱弁に、新人三浦一敏(61)も「浜を大企業に渡すことは許さない。水産特区は絶対阻止する」と続き、議席を勝ち取った。
 結果は倍増の4議席。県委員長の中島康博は「村井県政を正面から批判したのは共産だけだ。民主は対立軸を示せない中途半端な存在になった」と批評した。
 「震災対応に至らぬ点もあり、共産が受け皿になったが、県政批判とは受け止めていない。県政は信任された」
 14日の定例記者会見。村井は任期が2期目後半に入ることを念頭に置いてか、いつになく強気の構えを際立たせた。(敬称略)


2011年11月16日水曜日

2090チバQ:2011/11/20(日) 12:23:23
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111119t13027.htm
白石市長らに放火予告 業務妨害・脅迫容疑で45歳男逮捕
 白石市長や消防署長、警察署長らに放火を予告する年賀はがきを送ったとして、宮城県警捜査1課と白石署は18日、威力業務妨害と脅迫の疑いで、白石市祢宜内、無職桜井清容疑者(45)=窃盗罪で起訴=を逮捕した。
 逮捕容疑は2009年10月から12月下旬の間、市長や白石署長らに宛てて「今年も放火しまくるぞー」「また連日の車両火災のはじまりです」などと印刷した年賀はがきを投函(とうかん)し、市や消防署、県警に市内の警戒をさせて通常業務を妨害した疑い。
 さらに同じ時期、河北新報社白石支局に「支局が燃えるかもな…」と記載した年賀はがきを送って男性支局員(42)を脅迫したほか、知人で同市の40代の会社員男性にも「リストラされろ、トラックにひかれろ」などと印刷した年賀はがき5通を送り、脅迫した疑い。
 県警によると、桜井容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。年賀はがきは、それぞれ10年1月1日から同6日までに見つかった。差出人は「白石放火団」となっていた。
 白石市では09年10月27日以降、車両などを狙った連続放火事件が十数件発生。県警や消防、市などが警戒に当たっていた。県警と消防は放火を予告する年賀状が届いたため、近隣の署員らを招集し警戒を強めたという。
 白石市の風間康静市長は「放火が頻繁に発生していた時期に放火予告のはがきが届き、憤りを感じた」と話した。白石消防署の渡部良一副署長は「1、2月は休み返上で特別警戒に当たるなど明らかな影響があった。市民は当時、相当な不安を抱えていた」と振り返った。
 桜井容疑者は10年1月5日午後2時25分ごろ、白石市のホームセンターで塗料用シンナー1缶を盗んだとして、ことし10月7日に逮捕され、窃盗罪で起訴された。
 県警は10月29日、レンタルビデオ店からDVDを盗んだとして、桜井容疑者を盗みの疑いで再逮捕。仙台地検は18日、窃盗罪で追起訴した。県警によると、シンナーを盗んだことは否認しているという。


2011年11月19日土曜日

2091名無しさん:2011/11/21(月) 12:04:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000022-mailo-l07
復興への選択:11・20ミニ統一地方選 自民、過半数ならず−−県議選 /福島
毎日新聞 11月21日(月)10時37分配信

 ◇自民27議席 民主1減、15議席 公明3、社民1、共産2増5、みんな1
 東日本大震災と福島第1原発事故で延期されていた県議選(定数58)は20日、無投票当選が既に決まっている5選挙区(定数7)を除く14選挙区で投開票された。県議会最大会派の自民は1増の27議席にとどまり、前回(07年4月)同様、単独過半数の獲得はならなかった。第2党の民主も原発事故への政府の対応への不満から議席を伸ばせず15議席。共産は現有に上積みし5議席とした。当日有権者数は143万3891人。投票率は過去最低の47・51%(前回56・99%)だった。【種市房子】
 県議選14選挙区で81人が51議席を争った。党派別では、自民28人▽民主20人▽公明3▽共産6▽社民4▽みんな3▽無所属17。
 県内全域に原発事故が影を落とす中での選挙戦だったが、各候補の主張が「除染推進」や「風評被害払拭(ふっしょく)」など原発事故対策に集中し、有権者には争点が不鮮明だった。原発事故や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)協議参加など与党・民主の政権運営を巡り、各党間で論戦が繰り広げられた。
 支持を集められず伸び悩んだ自民は、無所属候補の会派入りを模索し、第1党として政策や意見を提示していく方針。
 09年の政権交代後初の県議選となった民主は、政権運営への失望感など逆風が響き、現有16から1議席減の15議席にとどまった。
 公明は福島、郡山、いわき市で手堅く現有の3議席を維持。共産はいわき市と伊達市・伊達郡で議席を奪い、前回比2議席増の5議席となった。社民は福島市で新人が当選、議席を死守した。初の県議選となったみんなは、会津若松市で新人が1議席を獲得した。
 一方、同日選となった大熊町長選は、現職の渡辺利綱氏(64)が、新人で元町議の木幡仁氏(60)=ともに無所属=を破って、再選を果たした。8市町村議選の投開票もあり、新議員が決まった。
 ◇現職2人、激戦制す 「脱原発」の新人、涙のむ双葉郡
 福島第1原発が立地し、多くの住民が避難生活を余儀なくされている双葉郡選挙区(定数2)では候補者5人による激戦を制して、自民現職の吉田栄光氏(47)と、民主現職の坂本栄司氏(56)が当選を果たした。「脱原発」などを訴えた新人は涙をのんだ。
 吉田氏は、二本松市の事務所で支持者を前にあいさつ。避難者同士の支え合いを呼びかけ、除染の徹底や住民の帰還の可否を明確にするよう国に求めるという。
 坂本氏はいわき市の事務所で集まった支持者にあいさつ。除染の推進と住民の生活再建支援を訴え続けた。復興住宅建設や特区指定による企業誘致を進めるとしている。
 一方、「廃炉が双葉の安全につながる」として「脱原発」を訴えた社民新人の遠藤陽子氏(61)は、いわき市の事務所で敗戦の弁を語った。無所属新人の白土正一氏(62)は「福島第1・第2原発の廃炉」を主張し、東京電力の事故対応について批判したが、当選に至らなかった。原発事故収束作業の情報開示などを訴えた無所属新人の青木敏孝氏(40)は知名度不足に泣いた。

2092名無しさん:2011/11/21(月) 12:05:44
◆県議選開票結果
 ◇福島市(定数8)
当 13509 西山尚利  46 自元
当 13418 甚野源次郎 64 公現
当 13073 桜田葉子  54 自現
当 12002 宮本しづえ 59 共新
当  9801 紺野長人  56 社新
当  9367 丹治智幸  40 自新
当  8258 石原信市郎 44 民現
当  7118 佐藤雅裕  45 自新
   6743 高橋秀樹  46 民現
   6331 大場秀樹  42 民新
   2846 佐々木慶子 69 無新
 =選管最終発表
 ◇会津若松市(定数4)
当 11521 平出孝朗  55 自現
当  7591 水野さち子 49 み新
当  7080 渡部譲   61 民現
当  6720 宮下雅志  56 民現
   5802 石村善一  57 自新
   4915 小川右善  62 社新
   2305 原田俊広  52 共新
 =選管最終発表
 ◇郡山市(定数9)
当 12993 今井久敏   58 公現
当 11629 佐藤憲保   57 自現
当 10117 勅使河原正之 59 自現
当 10012 神山悦子   56 共現
当  9430 椎根健雄   34 民新
当  8432 柳沼純子   64 自現
当  8142 山田平四郎  58 自新
当  7733 長尾トモ子  63 自現
当  7593 佐久間俊男  56 民新
   5809 八重樫小代子 61 社新
   5772 辻雅彦    36 み新
   4777 吉田公男   55 民現
 =選管最終発表
 ◇いわき市(定数10)
当 16248 安部泰男  54 公新
当 13659 矢吹貢一  56 自新
当 11197 長谷部淳  52 共元
当 11171 宮川絵美子 65 共現
当  9226 清水敏男  48 自現
当  9153 古市三久  63 民現
当  8393 青木稔   65 自現
当  6913 鈴木智   38 自新
当  6900 阿部広   64 自現
当  6870 西丸武進  67 無現
   6578 斉藤健吉  68 自現
   5932 佐藤健一  62 民現
   5023 鳥居作弥  37 民新
   3721 青木喜三郎 63 み新
    498 長谷沼邦彦 44 無新
 =選管最終発表
 ◇白河市・西白河郡(定数3)
当 13404 渡辺義信 48 自現
当 11157 満山喜一 60 自現
当 11118 三村博昭 69 民現
   5746 山口耕治 57 無新
 =選管最終発表
 ◇須賀川市・岩瀬郡(定数3)
当 9738 宗方保  63 民現
当 9291 斎藤健治 67 自現
当 8651 川田昌成 68 無元
  6605 円谷哲司 43 無新
  2512 鈴木公成 36 無新
 =選管最終発表
 ◇二本松市(定数2)
当 12329 遊佐久男 52 無新
当  8038 本田朋  37 民現
   6082 根本敬  55 無新
 =選管最終発表
 ◇田村市・田村郡(定数2)
当 9474 本田仁一 49 無新
当 8871 先崎温容 37 自新
  6823 樽井義忠 59 民新
  5336 渡辺広迪 65 自現
  5002 三瓶正栄 50 無新
 =選管最終発表
 ◇南相馬市・飯舘村(定数2)
当 14603 太田光秋 43 自現
当  7720 高野光二 59 無新
   6640 渡部一夫 63 民新
 =選管最終発表
 ◇伊達市・伊達郡(定数3)
当 14070 佐藤金正  62 自現
当 11585 阿部裕美子 65 共元
当 10362 亀岡義尚  48 民現
   9922 遠藤保二  63 自現
    891 橘典雄   62 無新
 =選管最終発表
 ◇南会津郡(定数1)
当 11414 星公正  58 無新
   8578 渡部勝博 51 民現
 =選管最終発表
 ◇河沼郡(定数1)
当 7338 小林昭一 59 自新
  5646 小澤隆  70 無現
 =選管最終発表
 ◇石川郡(定数1)
当 10516 円谷健市 57 民新
   8028 野崎正夫 61 自新
 =選管最終発表
 ◇双葉郡(定数2)
当 13671 吉田栄光 47 自現
当  5932 坂本栄司 56 民現
   3810 遠藤陽子 61 社新
   3799 白土正一 62 無新
   2653 青木敏孝 40 無新
 =選管最終発表

2093名無しさん:2011/11/21(月) 12:08:04
◆県議選 喜びの当選者
 ◇福島市=福島市(定数8−11)
西山尚利 46 自元(2)
 不動産管理業役員[歴]衆院議員秘書▽市議▽法大
甚野源次郎 64 公現(5)
 党県代表[歴]公明新聞社員▽市議▽中大
桜田葉子 54 自現(3)
 福島学院大短大客員教授[歴]県党紀委会長▽国立音大
宮本しづえ 59 共新(1)
 党県副委員長[歴]市議▽県総合衛生学院
紺野長人 56 社 新(1)
 [元]県立医大職員[歴]県職連合役員▽県総合衛生学院
丹治智幸 40 自新(1)
 NPO法人理事▽党県青年部幹事長[歴]市議▽慶大
石原信市郎 44 民現(2)
 社会福祉法人理事▽党県常任幹事▽東洋大
佐藤雅裕 45 自新(1)
 [元]市議[歴]東芝社員▽蘭エラスムス大院
 ◇会津若松市=会津若松市(定数4−7)
平出孝朗 55 自現(4)
 竹材業[歴]衆院議員秘書▽市議▽県政調会長▽立教大
水野さち子 49 み 新(1)
 [元]エフエム会津司会[歴]保育士▽郡山女大短大
渡部譲 61 民現(6)
 [元]県副議長[歴]市議▽党県幹事長▽東北電力学園
宮下雅志 56 民現(2)
 食品会社社長▽党4区副総支部長[歴]市議▽明大
 ◇郡山市=郡山市(定数9−12)
今井久敏 58 公現(2)
 党県幹事長[歴]市議▽郡山西工高
佐藤憲保 57 自現(5)
 農業▽県議長▽県アイスホッケー連盟会長▽日大
勅使河原正之59 自現(2)
 [元]市議[歴]市職員▽日大
神山悦子 56 共現(4)
 党県副委員長[歴]生命保険会社社員▽国学院大中退
椎根健雄 34 民新(1)
 [元]参院議員秘書[歴]製菓会社勤務▽新潟大
柳沼純子 64 自現(3)
 農業[歴]県私学振興基金協会理事▽郡山女高
山田平四郎 58 自新(1)
 酒造業▽郡山酒造協同組合理事長▽明大
長尾トモ子 63 自現(3)
 保育園長[歴]市私立保育園連絡協議会長▽郡山女大短大
佐久間俊男 56 民新(1)
 [元]市議▽党県副幹事長[歴]労組支部役員▽福島工高
 ◇いわき市=いわき市(定数10−15)
安部泰男 54 公新(1)
 [元]市議▽党総支部長[歴]党県本部副幹事長▽中京大
矢吹貢一 56 自新(1)
 [元]市議長▽夏井川水系河川改良促進同盟会長▽湯本高
長谷部淳 52 共元(2)
 党地区委員[歴]病院事務長▽医療生協部長▽京大
宮川絵美子 65 共現(2)
 [元]市議▽党県委員[歴]労組青年婦人部役員▽磐城女高
清水敏男 48 自現(4)
 [元]衆院議員秘書[歴]市議▽全国若手市議会長▽日大
古市三久 63 民現(2)
 [元]市議▽農業▽党総支部幹事長▽平工高
青木稔 65 自現(7)
 党県総支部長[歴]観光会社顧問▽市議▽法大
鈴木智 38 自新(1)
 [元]市議▽海洋少年団長[歴]参院議員秘書▽国士舘大
阿部広 64 自現(2)
 [元]市議▽飲食・小売業▽党勿来支部長▽千葉商大
西丸武進 67 無現(5)
 [元]市職員[歴]自治労県書記長▽小名浜高

2094名無しさん:2011/11/21(月) 12:08:35
 ◇白河市・西白河郡=白河市、泉崎村、中島村、西郷村、矢吹町(定数3−4)
渡辺義信 48 自現(3)
 農業会社専務[歴]JC福島ブロック会長▽日大東北高
満山喜一 60 自現(3)
 [元]市議[歴]建設会社社長▽JC理事長▽東京農大
三村博昭 69 民現(3)
 [元]矢吹町長[歴]町出納室長▽保育園長▽白河高
 ◇須賀川市・岩瀬郡=須賀川市、鏡石町、天栄村(定数3−5)
宗方保 63 民現(4)
 建築会社会長▽党県総務会長[歴]市議▽法大
斎藤健治 67 自現(4)
 党県幹事長▽左官会社社長[歴]鏡石町議長▽月舘中
川田昌成 68 無元(5)
 私塾事務所長▽保護司[歴]JC福島副会長▽明大
 ◇二本松市=二本松市(定数2−3)
遊佐久男 52 無新(1)
 農業[歴]安達油井小PTA会長▽市係長▽福島大中退
本田朋 37 民現(3)
 党県青年局長[歴]商社勤務▽仏ウエストミンスター大院
 ◇田村市・田村郡=田村市、三春町、小野町(定数2−5)
本田仁一 49 無新(1)
 [元]市副議長[歴]旧常葉町副議長▽市文教委員長▽船引高
先崎温容 37 自新(1)
 [元]市議[歴]旧滝根町議▽JAたむら理事▽麗澤大
 ◇南相馬市・飯舘村=南相馬市、飯舘村(定数2−3)
太田光秋 43 自現(4)
 党原町総支部長[歴]建設会社社長▽党県副幹事長▽日大
高野光二 59 無新(1)
 [元]市議[歴]旧小高町議▽県立農業短期大学校
 ◇伊達市・伊達郡=伊達市、国見町、桑折町、川俣町(定数3−5)
佐藤金正 62 自現(3)
 農業[歴]川俣町議長▽県酪農協理事▽福島農蚕高
阿部裕美子 65 共元(3)
 党福島相馬地区委員[歴]党県副委員長▽宮城県立農短大
亀岡義尚 48 民現(3)
 [元]県林業公社理事[歴]衆院議員秘書▽明大院
 ◇南会津郡=南会津町、下郷町、只見町、檜枝岐村(定数1−2)
星公正 58 無新(1)
 建設会社会長[歴]県建設業協会支部長▽立命館大
 ◇河沼郡=会津坂下町、柳津町、湯川村(定数1−2)
小林昭一 59 自新(1)
 [元]会津坂下町議長▽町商工会副会長▽若松商高
 ◇石川郡=石川町、古殿町、浅川町、平田村、玉川村(定数1−2)
円谷健市 57 民新(1)
 [元]石川町議▽縫製業▽衆院議員秘書▽白河農商高
 ◇双葉郡=浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野町、川内、葛尾村(定数2−5)
吉田栄光 47 自現(3)
 会社社長[歴]浪江JC理事長▽双葉高
坂本栄司 56 民現(2)
 [元]衆議員秘書[歴]郡小中学校PTA連合会長▽東海大
 ◆無投票当選者
 ◇喜多方市・耶麻郡=喜多方市、猪苗代町、西会津町、磐梯町、北塩原村(定数3)
小桧山善継 64 自現(6)
 農業[歴]党県総務会長▽県副議長▽東京農大
瓜生信一郎 62 民現(7)
 県副議長▽農業[歴]衆院議員秘書▽県民連合会長▽日大
遠藤忠一 63 自現(5)
 農業[歴]市議▽党県幹事長▽県議長▽喜多方高
 ◇相馬市・新地町=相馬市、新地町(定数1)
斎藤勝利 67 自現(4)
 農業[歴]市議▽広域水道企業団議会議長▽相馬農高
 ◇本宮市・安達郡=本宮市、大玉村(定数1)
佐藤政隆 58 民現(2)
 産廃会社役員[歴]旧本宮町議▽市議▽国学院大
 ◇大沼郡=会津美里町、三島町、金山町、昭和村(定数1)
杉山純一 54 自現(3)
 [元]衆院議員秘書▽党県筆頭副幹事長▽東京農大
 ◇東白川郡=棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村(定数1)
立原龍一 59 民現(2)
 まち工房たなぐら取締役[歴]棚倉町議▽東京電機大

 ◇大熊町長選開票結果=選管最終発表
当 3451 渡辺利綱 64 無現
  2343 木幡仁  60 無新

 ◇大熊町長略歴
渡辺利綱(わたなべ・としつな)64 無現(2)
 町長▽農業[歴]町議長▽宮城県農業短大

11月21日朝刊

2095チバQ:2011/11/21(月) 12:09:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000513-san-pol
福島選挙 投票率最低の47・51% 帰還派の大熊町長再選
産経新聞 11月21日(月)2時10分配信

 東日本大震災と福島第1原発事故で4月の統一地方選から延期された福島県議選(定数58)、同原発を抱える大熊町の町長選、8市町村の議員選は20日、投開票された。県議選の投票率は過去最低の47・51%で、自民が1増の27、民主は1減の15議席だった。県議、町議選とのトリプル選となった大熊町長選は、「移住」か「帰還」かで町を二分したが、帰還派の現職、渡辺利(とし)綱(つな)氏(64)が再選した。

 県議選の投票率は過去最低だった前回選の56・99%を9・48ポイントも下回った。一方、19日まで受け付けた期日前投票は前回の約1・6倍に増加。不在者投票も1万4467票が各選管に届いた。

 警戒区域に指定された福島県楢葉町の投票所が設けられたいわき市のいわき明星大学内に、有権者の人影はまばらだった。この投票所からやや離れた仮設住宅に楢葉町から避難している主婦、佐藤香代さん(33)は、「選挙をやるくらいなら避難中の高齢者支援にあててほしい」と長女(5)と部屋で折り紙を折った。「脱原発してどう雇用を守るか、主張に現実味がない」と候補の訴えにも冷ややかだ。

 近くのパチンコ店では無職の男性(48)が「議員は何もしてくれなかった。選挙に行っても変わらない」と、あきらめ顔でパチンコ台に向かった。

2096チバQ:2011/11/21(月) 12:09:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111121-00000005-jij-pol
自民、第1党維持=投票率、最低の47.51%―福島県議選
時事通信 11月21日(月)1時36分配信

 東日本大震災で延期されていた福島県議選(定数58)は20日投開票され、推薦を含む33人を擁立した自民党が改選前を2議席上回る28議席を獲得し、議会第1党を維持した。推薦を含む24人を擁立した民主党は改選前を1議席下回る15議席に終わった。
 選挙戦は震災からの復興や東京電力福島第1原発事故対策などが争点となったが、投票率は47.51%で、2007年の前回(56.99%)を下回り過去最低を更新した。原発事故で現在も一部の住民が県内外に避難しているほか、ほとんどの投票所で投票時間を繰り上げたことなどが影響したとみられる。
 同県議選に初挑戦のみんなの党は1議席を獲得。その他の政党の獲得議席は公明党が3、共産党が5、社民党が1だった。無所属は5人が当選した。

2097チバQ:2011/11/21(月) 20:55:09
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20111121ddlk02010094000c.html
選挙:藤崎町長選 平田氏が初当選 前町長への批判実る /青森
 議会の不信任再議決を受け、町長が失職したことに伴う藤崎町の出直し町長選は20日、投開票が行われ、町長批判の先頭に立ち出馬した無所属新人の前藤崎町議、平田博幸氏(54)が初当選した。失職から返り咲きを図った前町長の小田桐智高氏(51)と、合併前の旧藤崎町長だった新人の佐々木弘文氏(64)の無所属2氏は敗れた。

 当日有権者数は1万3261人、投票率は70・98%だった。

 05年に旧常磐村と合併して以来、過去2回の町長選は小田桐氏が無投票当選で、今回が初の町長選となった。

 平田氏は、99年から今年9月に小田桐町長(当時)が議会を解散するまで町議。6月議会の一般質問で、町の学校建設の入札方法を批判し、8月議会で町長の1回目の不信任に賛成した。議会で一度否決された議案を再提出するなどした町長の姿勢を「議会無視だ」と非難してきた。

 全町議14人のうち9人の支援を得て組織力のある選挙戦を展開。「対話と納得」を基本に町民参加で町政全般を話し合う「町づくり協議会」の新設、特別職報酬カットなど行財政改革を訴えてきた。

 同町葛野の平田氏の事務所では、20日夜、当選の知らせを受けて支持者らが万歳を唱えた。初当選を受け平田氏は「教育、福祉、産業振興などで町民が参画できる町政に愚直にまい進したい」と抱負を語った。敗れた小田桐氏は「政策に間違いないと証明するため戦ったが、力不足だった。今後も一町民として町の発展にかかわりたい」と述べた。

 同町は8月議会の町長不信任可決を受け、9月に町長が議会を解散。10月の町議選後の議会で再び町長不信任が議決され、町長が失職するなど町政が停滞していた。【松山彦蔵、山本佳孝、宮城裕也】

==============

 ◇藤崎町長選開票結果
 =選管最終発表

当 4408 平田博幸  54 無新

  3891 佐々木弘文 64 無新

  1053 小田桐智高 51 無前

==============

 ◇藤崎町長略歴
平田博幸(ひらた・ひろゆき) 54 無新(1)

 農業▽町体育協会長▽町野球協会長[歴]町議▽弘前実高

2098名無しさん:2011/11/21(月) 20:56:23
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001111210001
新現3氏の争い 米沢市長選告示
2011年11月21日

 ∞ 活性化巡り舌戦


 米沢市長選は20日告示され、旅館業の新顔関谷幸子氏(61)、NPO法人理事長の新顔鈴木睦夫氏(67)と、3選を目指す現職安部三十郎氏(58)の3人=いずれも無所属=が立候補を届け出た。投票は27日で、即日開票される。19日現在の有権者数は7万1179人。


 主な争点は中心市街地活性化事業や雇用問題。2期8年の安部市政を有権者がどう判断するかが焦点だ。


 関谷氏はこの日、上杉神社で必勝祈願後、金池2丁目の事務所前で第一声。支援者ら数十人が集まり、高校の恩師という石栗正人後援会長らが「米沢初の女性市長を」と激励した。


 鈴木氏は愛宕神社で必勝祈願をしたあと、矢来3丁目の事務所隣のコンビニエンスストアの駐車場で、支持者ら約20人を前に第一声。その後、選挙カーで市内遊説に出た。


 安部氏は羽黒神社で必勝祈願後、門東町3丁目の事務所前で出陣式。後援会からは「初心に戻って頑張ろう」と陣営を引き締める声も。福島市長や福島県相馬市長も応援に駆けつけた。


 ◆ 候補者の第一声 届け出順


 ○ 関谷幸子 61 無 新


 旅館業 元音響機器メーカー社員 ▽東京経済大短大部 ▽米沢市小野川町


 無駄省き活力を


 年々人口が減って企業も撤退し、衰退の一途をたどる米沢を元気にしたい、明るく活力のある街にしようと思い、立候補しました。


 元気になるには何といっても雇用です。皆さんが働く枠組みを第一に考え、全国からの企業誘致、農業の6次産業化を実現します。観光などあらゆるものを国内外にアピールし、ネットワークを作り、全力でトップセールスマンとしてがんばりたいと思っています。


 安定した市政運営を維持するため、女性ならではの目線で無駄をなくし、皆様の力を借りて活力のある街づくりをします。子育て支援や介護では、市民の声を市政に反映させるような仕組み、組織を作ります。「民」の力こそ明日の米沢の力。一緒にがんばっていきましょう。


 ○ 鈴木睦夫 67 無 新


 介護NPO理事長 技術コンサルタント会社長 元市議 社福法人常務理事 ▽山形大工業短大部 ▽米沢市相生町


 殖産振興を図る


 この選挙は、米沢市の将来の大きな発展に結びつくのか、ズルズルと発展の遅れた都市になっていくのか、その大きな分かれ目の戦いです。争点は明らか。今の安部市政か、鈴木睦夫が掲げる新しい市の姿か。その実現のための殖産振興を掲げ、立候補しました。


 米沢市はいま、非常に迷っている状態です。一つはTPP問題。市にとって良い面と悪い面があるなかで、どういう選択をしていくのか。市長がリーダーシップをとってやらねばいけない課題です。市民の多くの意見を聞くことが大事です。多くの問題を、街頭で訴えてまいります。


 市民の皆さんには、市を変えるんだという気持ちを示していただきたい。米沢の殖産振興のため、残された人生でお返ししたいと思います。


 ○ 安部三十郎 58 無 現 2


 元行政書士 専門学校講師 プラスチック成形会社員 ▽福島大院地域政策科学研究科 ▽米沢市川井


 雇用の場を確保


 市長を8年間、市民こそ主役との旗印を掲げてやってきました。山形大の有機イノベーションセンター支援など実績を残してきましたが、まだやらねばならないことが山積しています。


 雇用不安が広がっているので、米沢織など伝統産業を含めて雇用の場を確保して参ります。街中の空洞化に対しては、図書館や市民ギャラリー、人工芝サッカー場、歴史公園などを整備します。城下町らしい風情を取り戻し、全国からの観光客に歩いてもらいます。


 米沢を担う次の世代を育てるため、若者の婚活事業を始め、米沢に移住しようという人には住宅補助を考えています。起業にも支援制度が必要です。市民一人ひとりが大切にされていると実感できる行政が何よりも大事だと思っています。

2099チバQ:2011/11/21(月) 23:12:44
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001111210003
藤崎町長に平田氏
2011年11月21日


当選し、支援者から花束を受け取る平田博幸氏=藤崎町

 藤崎町長選は20日投票され、即日開票の結果、新顔で前町議の平田博幸氏(54)が、新顔の佐々木弘文氏(64)と前職の小田桐智高氏(51)を破り初当選した。町議会の不信任再議決による町長失職に伴う出直し選を、小田桐氏に批判的な町議に支えられた平田氏が制した。当日有権者数は1万3261人で、投票率は70・98%。合併後の町長選は2回とも無投票だった。


 無所属同士3人の選挙戦で勝った平田氏は20日夜、支持者らに囲まれ「これからはもうノーサイド。町民の幸せのため、町政に邁進していきたい」などと話した。公約にした町いきいき協議会を来年度に設け、町民の声を反映させる考えも改めて示し、抱負を語った。


 平田氏は、木村派(木村太郎衆院議員支持派)として盟友だった小田桐氏と袂(たもと)を分かち、小学校整備をめぐる事業の発注や入札への疑問を指摘して、当時の町議9人と町長不信任を提案。町長が議会を解散して町議選になった際も、次の町長選をにらんで立候補を見送った。


 町長選では、町議9人が街頭などで応援。13日にあった総決起集会には隣接市町村からも系列の議員らが集まり結束を示した。だが、今回の混乱を「木村派内の対立」とする陣営もあり、派閥色は出さずに「町民が主役」を掲げ通した。これから町政の再起動、信頼回復に向けた手腕が問われることになる。


 佐々木氏は旧藤崎町長を務めた経歴や非木村派の立場から、「町政の正常化」などを訴えたが及ばなかった。出直しを期した小田桐氏も、支持してきた町議らが他陣営に回ったことなどもあって振るわず落選。「町運営に対する非は全くないと思っているが、町の政治を変えたいという気持ちを伝えきれなかった」と悔しさをにじませた。


■廉潔な町政の証しを


 木村派の盟友だったと認め合う平田氏と小田桐氏が、表舞台で決別した瞬間がある。


 6月15日の町議会一般質問で、当時町議の平田氏が「バックマージンの話が公然とされている」と疑念をぶつけた。小田桐町長(当時)は「そういう事実は全くございません」と答弁した。議事録は町のホームページに載っている。


 政治家の資質の一つとして、廉潔性というものがある。私欲がなく心や行いが正しいことだが、喪(うしな)えば、しばし繕うことができたとしても、いずれ信を失う。


 廉潔性を問いかける政治的手法の一つが、学校整備事業案の否決であり、不信任案だったろう。真相を解くために地方自治法による百条委員会を設置せず、まっすぐに町長失職を目指した理由は、定かではない。


 町長選が終われば混乱が本当に収まるのかどうか。当落とは別に、町民は廉潔な町政の証しを求めているのではないか。


 かつて取材した自治体では、知事や議員らの口利きを記録し、予算配分で色を付けて考慮するためのマーキングにしていた。だがいまは、同じ記録でも、口利きがなかったことの証左として情報が公開される。


 平田新町長に期待したい。公共工事の業者選定から物品発注まで、首長や議員、町外関与も含めて、紹介、あっせん、(暗黙のあっせんになる)問い合わせなどがあったら、発言内容を含めて記録・公表することだ。「証し」の一つにはなるだろう。(吉田芳彦)

2100チバQ:2011/11/21(月) 23:25:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20111121-OYT8T00138.htm
自民27過半数ならず 民主15伸び悩む 県議選

共産2増の5議席 公明3維持、みんなの党1
 東日本大震災と原発事故で延期されていた県議選が20日、投開票され、全19選挙区のうち無投票となった5選挙区を除く14選挙区で当選者51人が決まり、無投票当選者7人と合わせ、新県議58人が出そろった。最大会派を構成する自民党の当選は27人と過半数は確保できなかった。改選前は16議席だった民主党は15人にとどまり、民主党と統一会派を組む社民党は1議席を確保。公明党は3議席を維持し、共産党は議席を増やして5議席を獲得した。一方、現職議員の落選が相次ぐなどの波乱もみられた。

 福島市の自民党県連会館に集まった党県連幹部らは、都市部の福島市と郡山市で公認候補が全員当選したことで、安堵(あんど)の表情を浮かべた。斎藤健治幹事長は「目標の過半数には届かなかったが、現有の26議席より増えたので勝利といえる。福島の復興を目指して、まずはしっかりとした復興計画をつくりたい」と述べた。

 同党は過半数の確保のため30議席超の獲得を目指した。原子力政策ではこれまで原発との共存共栄を訴えてきた分、演説でこれまでのおわびを述べる候補もおり、厳しい選挙戦を強いられてきた。

 政権交代後、与党として初めての県議選となった民主党は、福島市の県連事務所に吉田泉代表らが集まり、開票状況を見守った。前回選の12人を大幅に上回る23人を擁立したが、現職の落選が相次いで伝えられると、沈痛な雰囲気に。吉田代表は午後11時前に記者会見し、「大変厳しい審判。一言でいうと大ショックだ」と唇をかんだ。苦戦の原因については、「政権への批判が続いたということ。震災への対応が遅いという批判も影響している」と述べた。

 現有3議席と同数の候補者を擁立した公明党は、支持組織を固め、3人全員が当選した。

 6人を擁立した共産党は、原発事故の前から原発の危険性を訴えてきたことをアピールし、いわき市で2議席を得るなど、支持を拡大。代表質問が可能になる交渉会派(5議席以上)の資格を得た。

 社民党は新人4人を擁立したが、1人の当選にとどまった。

 今回の県議選で初めて3人を擁立したみんなの党は、1人が当選した。

 投票は午前7時から計1046か所で行われ、時間が繰り上げられた一部の投票所を除き、午後8時に投票が締め切られた。

(2011年11月21日 読売新聞)

2101チバQ:2011/11/21(月) 23:28:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20111121-OYT1T00093.htm


東電社員の2現職町議、再選…大熊・双葉町




福島原発
 東京電力福島第一原発がある大熊、双葉両町議選には東電社員の現職が1人ずつ立候補しており、いずれも再選された。

 大熊町議選(定数14)で当選した加藤良一氏(54)は3番目の得票数だった。双葉町議選(同8)では高萩文孝氏(45)が4番目で当選。読売新聞の取材に対し「いただいた票を重く受け止め、頑張りたい。原発事故の収束にも全力を尽くしたいし、賠償問題についても、仲立ちするような形で住民の支援ができれば」と話した。

(2011年11月21日08時10分 読売新聞)

2102チバQ:2011/11/22(火) 20:44:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20111122/CK2011112202000054.html
戻るべきか、別の地か 福島・双葉町 町の再建策は二分
2011年11月22日


当選証書を受け取る双葉町議ら=加須市で


 福島第一原発事故の影響で、役場機能ごと加須市の旧騎西高校に避難している福島県双葉町の町議選は二十一日未明に開票作業が終わり、新議員八人が決まった。町に戻るべきか、それとも別の場所で再建するのか−。町の復興ビジョンをめぐり、議員の声は二つに分かれた。 (増田紗苗、宮本隆康)

 国の方針や除染の効果が示されない中、議員の意見は「除染をして戻るべきだ」(岩本久人氏、高萩文孝氏)と「双葉には戻れないと思っている」(羽山君子氏)などと割れた。井戸川克隆町長は九月議会で、町民がまとまって役場機能ごと別の場所へ再移転する考えを示しており、今後が注目される。

 町長の専決処分を不承認とするなど、町との対立が目立った震災後の町議会。今後の姿勢について、伊沢史朗氏は「町長が議員の声を聞いてくれれば、対立はなかった。選挙で民意を受けたので、今後は町長も耳を傾けてくれるはず」とけん制。岩本氏は「難局なので、町長も議会も両方が歩み寄らなければいけない」と語った。

 賠償問題については、「町が設置する弁護団を使って納得のいく賠償を実現する」(佐々木清一氏、清川泰弘氏ら)とする意見が最多。白岩寿夫氏や菅野博紀氏からは「日々の生活補償を求めることが先決」との声が上がった。

    ◇

 新議員は二十一日、旧騎西高校で町選管から当選証書を受け取った。避難先の同校で当選を知ったり、福島県郡山市の事務所から車で駆け付けたりした八人に笑顔はほとんどなく、一様に神妙な表情だった。

◇双葉町議選確定得票(定数8−候補13)
当  405 岩本久人 無現<2>

当  389 佐々木清一 無現<4>

当  387 伊沢史朗 無現<3>

当  348 高萩文孝 無現<2>

当  308 羽山君子 無新<1>

当  285 清川泰弘 無現<5>

当  279 白岩寿夫 無元<2>

当  267 菅野博紀 無現<2>

   230 野村満 無現 

   199 渋谷一弘 無現 

   178 谷津田光治 無元 

   110 石田翼 無現 

   29 尾形彰宏 無元

2103チバQ:2011/11/22(火) 20:45:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111122t61002.htm
福島県議選 知事支持派の民・社後退 自民、最大会派維持




 20日投票が行われた福島県議選(定数58)は同日深夜、無投票の5選挙区7議席を除く51議席が決まった。過去最多の23人を擁立した民主党は選挙前に比べ1減。同党とともに県議会の第2会派「県民連合」を構成していた社民党も1減で、これまで一貫して佐藤雄平知事を支えてきた両党が後退した。

 所属党派別の当選者は表の通り。現職は44人が立候補し、36人が当選した。落選者の党派別内訳は民主党4人、自民党3人、無所属1人だった。
 自民党は単独過半数を逃したものの、選挙前に比べ1人増え、最大会派を維持。さらに21日、推薦した無所属の遊佐久男氏(52)=二本松=を追加公認した。
 自民党は昨年10月の知事選で佐藤知事を支援した。ただ今回の県議選では、復興策や原発政策をめぐって知事を批判する意見も出ており、今後の姿勢が注目される。
 公明党は引退議員の後継が当選し、選挙前の議席を守った。
 共産党はいわき市で初の2人当選を果たし、12年ぶりに5議席を獲得した。県議会の交渉会派に復帰し、代表質問などができることになった。
 県議選初挑戦のみんなの党は、小熊慎司参院議員(比例)の地元、会津若松市で初議席を得た。
 投票率は47.51%で、過去最低だった前回07年の56.99%を9.48ポイントも下回った。選挙区の大半が福島第1原発の避難区域となった双葉選挙区は54.49%で、11.68ポイント下がったが県平均は上回った。
 仮設住宅での投票所設置などのほか、双葉郡の大熊町長選と5町村議選が県議選と同日になり、相乗効果もあったとみられる。
 無投票を除く14選挙区の当日有権者数は143万3891人。

2104チバQ:2011/11/23(水) 15:30:15
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201111221
県議選2名追加公認へ 自民県連
2011年11月22日 09時35分配信
20日、投開票された県議選の結果を受け、自民党県連は21日、県議会の過半数となる30議席確保に向け、所属党派証明を受け田村市・田村郡選挙区で当選した先崎温容氏と、二本松市選挙区で推薦し、当選した遊佐久男氏を追加公認することを決めた。

両氏は追加公認を受ける意向。

先崎、遊佐両氏が公認を受ければ党所属議員は28人となる。

さらに、別の無所属議員2人にも連携することを打診。

政権交代以前に中央で連立を組んだ公明との協力関係の構築も急ぎたい意向だ。

2105チバQ:2011/11/23(水) 16:07:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111118t51004.htm

図書館新築、推進か慎重か 米沢市長選で争点化

新図書館の建設予定地。現在は市の観光施設などが入居する大型ビルが建っている=米沢市中央







 任期満了に伴う山形県米沢市長選(20日告示、27日投票)で、市が2014年度の開館を目指し、来年度、移転・新築に本格着手する新図書館の建設計画が大きな争点に浮上している。福島第1原発事故による風評被害で観光業など市内の主要産業が痛手を受ける中、旧中心部の活性化を狙って総額約50億円を投じる大事業。立候補を予定する現職と新人の計3人が、前哨戦から論戦を展開している。
 市長選には3選を目指す現職の安部三十郎氏(58)と、元市議で福祉関連NPO法人理事長鈴木睦夫氏(67)、小野川温泉旅館経営関谷幸子氏(61)の新人2人が、いずれも無所属での立候補を表明している。
 新図書館建設を推進するのは安部氏。「歴史や文化が薫る米沢にするために不可欠な中核の一つ。交流人口の増大が期待できる。国の事業補助率が4割と高いのも好都合」と、市長選の公約に掲げる。
 対する新人2人はともに慎重派で、鈴木氏は「農業振興や雇用創出なども課題」、関谷氏は「風評被害の払拭(ふっしょく)こそが早急の問題」と主張し、新図書館建設の優先順位を低く位置付ける。
 移転場所は、市役所から1キロほど南にある地元百貨店を核とした商店街の一角。敷地面積は駐車場を含めて約9000平方メートルに上る。予算規模は、歴史公園整備など中心市街地活性化事業を含め総額約49億円。上杉神社にも歩いて行ける距離で、年間約23万人の利用を見込んでいる。
 地元経済界や商店街からは「人通りが増えて商機につながる」「地価浮上のきっかけになる」と新図書館建設を歓迎する声が上がる。
 市民からは立地場所や集客効果への疑問の声が聞かれる。「1970年代は市役所やデパートが並ぶ中心地だったが、衰退した今はむしろ飲み屋街。受験生の勉強場所にはふさわしくない」と派遣社員の女性(55)。会社役員の男性(50)は「(幅広く人が集まる)市役所や病院なら周辺への効果も大きいだろうが、図書館ではどうか」と首をかしげる。
 市議の一人は「市民から聞いた限りでは賛否が半々という感じだ。図書館が将来的なまちづくりの中でどう利益、不利益をもたらすのかなどについて、市民は説明不足の印象を持っているはず。市長選が判断の一助になるといい」と熱い論戦に期待する。


2011年11月18日金曜日

2106チバQ:2011/11/23(水) 16:08:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000119-mailo-l06

米沢市政の課題:/上 中心市街地活性化 大型事業、財政負担危惧 /山形
毎日新聞 11月18日(金)12時28分配信

 今月11日、米沢市中央の「たつまち商店街」の立町十字路角の建物2階に新しい喫茶店「CAFE LABORATORY」が開店した。「商店街にコーヒーのおいしい、人を集める場を」と同市塩井町で11年続く自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店の完戸(ししど)修平さん(38)が常連客らの協力を得て出店した。1階には米国の大学に留学した彫金師でもある完戸さんの彫金、レザークラフトショップや、友人・仲間のお香、レコードのセレクトショップが来春までには入る。
 この立町十字路は米沢市中央国道287号と南北に走る「白布街道」の名で知られる県道につながり、約750メートル南には上杉神社がある、まさに中心市街地。完戸さんは「店50メートル四方や商店街を若い人が歩き面白く、楽しくしたい。店を接点にしてストリートをもりあげたい」と意気込む。
 こういう動きが出てきたのも、市が中心市街地活性化事業の目玉として、街中への「新市立図書館・市民ギャラリー建設事業」が基本設計へと具体化してきたからだ。
 用地は立町十字路から直線距離で約300メートル。デパートと飲食店、商店以外シャッター通りと化した中心商店街の一角。商業施設「ポポロ」の土地と市営駐車場跡地計約4800平方メートルに地上2階建て、延べ床面積5000平方メートルの建物と、3階建て延べ床面積4000平方メートルで150台収容の駐車場を約20億円で14年秋にオープンさせる計画だ。
 完戸さんは「人が集まるいい施設に」と期待を寄せ、「たつまち商店街振興会」の斎藤栄助理事長は「若い人たちが出入りする喫茶店の開店は大変喜んでいる。市のまち中図書館建設も動き出した。これを利用し商店街活性化へ商人の心意気、意気込みが問われてくる」と話した。
 資金は、国が4割負担する「社会資本整備総合交付金(旧まちづくり交付金)」の認定を受け昨年3月交付決定され、6割が市負担だ。同交付金を使う中心市街地活性化事業は、ナイター照明付き人工芝サッカー場2面と、クラブハウス建設計22億円など約49億円の大型事業となる。市の負担は市債などの借金で、市議会や市民の間で「大震災後」の財政負担を危惧する声も出ている。
  ◇   ◇
 任期満了に伴う米沢市長選が20日告示、27日投開票される。市政の課題とその現状を2回にわたり探ってみた。【近藤隆志】

11月18日朝刊

2107チバQ:2011/11/23(水) 16:09:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000069-mailo-l06
 米沢市政の課題:/下 悪臭問題 「解決には政治判断を」 /山形
毎日新聞 11月19日(土)11時37分配信

 今月14日に開かれた米沢市議会悪臭問題特別委員会。市に寄せられた悪臭苦情の集計データが報告された。その中で、同2日午後4時過ぎから同5時過ぎの短時間に、主に市中心部から9件も苦情が寄せられていたことが論議を呼んだ。いずれも悪臭源の一つで、市中心部から直線距離で5〜6キロ南の李山地区にある養豚業者の豚舎のふん尿の臭気とされた。市環境生活課は「業者に作業確認をしたが原因は不明だった」と答弁。これに対し、委員の市議からは対応不十分との指摘があった。このため同課は苦情が集中した場合に職員を派遣するなどの対応マニュアルを作成することになった。
 この豚舎やもう一つの悪臭源の堆肥(たいひ)製造所から約1・5キロの同市南原石垣町の自宅で長年悩まされてきた野原征雄さんは「一年を通じて朝玄関を開けると獣のふん尿のにおいと、生ごみが腐ったような堆肥のウッとするにおいがする」と苦笑いする。悪臭問題解消へ向け、4703人の地域住民の代表として活動する「南原地区自然環境保全推進協議会」の会長だ。
 同協議会の活動は事態を改善してきた。「天地人」ブームの09年、直江兼続や上杉家ゆかりの米沢に訪れる観光客に悪臭が評判になっては観光面からも困るとして、市と堆肥製造所が操業停止も含む悪臭防止協定を締結することにつながり、臭気指数基準も下げさせた。
 しかし野原会長は「基準以下でもにおう。市長は地元に来るたび『完全解決します』というが、春から秋に住民は戸や窓を閉める生活で苦労している。国、県、市の議員も何とか改善を考えてほしい」と訴える。
 その堆肥製造所は「脱臭装置設備にこれまで7000万円かけた。製造のための原料も3割減らし、臭気指数は規制より低く保てている。今後も酸、アルカリ両方で処理するため3000万円かけて装置をもう1基追加することを考えている」と努力をアピールする。
 一方、年間1万3000頭を出荷する豚がブランド化してきた養豚業者は「市の2回の改善勧告への対策を実施し、ふん尿コンポストの脱臭装置を2500万円で設置して4基態勢にしたほか、臭気対策に年間3700万円経費をかけている。場所があれば移転も考えるが」と話す。
 野原会長は「なかなからちが明かないので、悪臭解消を求める市民署名を考えている。解決にはもう政治判断で移転場所を決めてもらうしかない」と語気を強めた。【近藤隆志】

11月19日朝刊

2108チバQ:2011/11/23(水) 16:12:59
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6824

選挙:米沢市長選 情勢、混とんとした状況 対立軸様変わり /山形
毎日新聞 2007年11月10日

2109チバQ:2011/11/23(水) 21:32:21
米沢市長選の構図がわからないですね。
現職は自民に付かず離れずってとこみたいだけど、民主近藤は?

2110チバQ:2011/11/23(水) 21:40:19
□2003年11月30日実施の選挙の結果
◇米沢市長選挙(山形県)開票結果 投票率65.46%
当24703 安部三十郎(無新、50歳、初当選)
 19862 大久保利之(無新、公推薦、59歳)
  3013 斎藤 浩(無新、49歳)

□2007年11月25日実施の選挙の結果
◇米沢市長選挙(山形県)開票結果 投票率63.33%
当23898 安部三十郎(無現、54歳、2回目の当選)
 15128 野村研三(無新、61歳)
  5401 川野裕章(無新、48歳)
   853 鈴木睦夫(無新、63歳)

2111チバQ:2011/11/23(水) 21:43:45
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E9%83%A8%E4%B8%89%E5%8D%81%E9%83%8E
安部三十郎
平成7年の米沢市長選挙に初出馬。現職の高橋幸翁との一騎打ち。政党や企業団体の推薦もなく、泡沫候補と言われていたが、高橋氏の得票23,017票に対し17,185票と6000票近くに迫った。
平成11年の米沢市長選挙に二回目の出馬。現職の高橋幸翁を含む3人の争い。高橋氏には自民党・公明党・民主党の主要政党と地元選出の国会議員と県議全員、および市議のほとんどが推薦を決めた。一方の安部氏は今回も政党や企業・団体の推薦を全く受けられず、支持母体である「夢のある米沢をみんなで作る会(みんなの会)」を中心に草の根運動の選挙作戦を展開した。安部氏本人も市政アンケートを携えながら四年間で全戸を訪問し、朝晩の街頭演説も欠かさず行うなどの成果から、前回よりも支持の広がりは見られたが、現職の24,179票に対し20,383票と約3800票差で破れ、高橋幸翁氏が五回目の当選を果たした。
平成15年(2003年)の米沢市長選挙に三回目の出馬。現職の後継者である元助役を含む三人の争い。元助役には米沢市を地盤とする民主党の近藤洋介代議士と、県議・市議の多くがいち早く推薦を表明した。安部氏は三度目の選挙でも変わらず草の根運動中心で政党や団体の推薦を全く受けなかった。しかし、選挙が第43回衆議院議員選挙の直後で、同じ米沢市を地盤として小選挙区で争った自民党、民主党の対立のしこりがあり、近藤洋介が推薦する元助役への相乗り支援を嫌がった自民党の遠藤武彦代議士の支援者などから支持を得ることができた。加えて二度の落選を経験した安部氏の通算八年以上にわたる市内全戸の訪問や地道な街頭活動などで知名度も浸透したことも大きく、元助役に5000票近い差をつけ24,703票で初当選を果たし第33代市長に就任した(第2位の元助役は19,862票)
平成19年の米沢市長選挙には現職として出馬。元県議一人と元市議二人の計四人の争い。選挙スタイルは変わらずの草の根運動中心で、政党の推薦も全くなかったが、地元の自民党県議の支援者や一部の市議などが推薦を表明した。得票は23898票。二位の元県議は15128票。8000票以上の票差をつけ、二期目の当選を果たし第34代市長に就任した。

2112チバQ:2011/11/25(金) 00:00:41
>>1883 地域政党いわて


http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111124_5
椎名派の再起なるか 県議会議席失い大きなダメージ

--------------------------------------------------------------------------------
 
 元衆院議員の椎名悦三郎、素夫氏の父子2代が奥州市を中心に勢力を築いた「椎名派」は9月の県議選奥州選挙区(定数5)で議席を失ったことを受け、捲土重来(けんどちょうらい)に向け模索を始めた。父子の死去後、組織の高齢化と弱体化が進む中で、同市を地盤とする小沢一郎民主党元代表の勢力に対抗する「最後のとりで」を失ったダメージは大きい。4年後の次期県議選に向け、組織再構築と有力候補発掘ができなければ「椎名イズムは途絶える」と、関係者は危機感をにじませる。

 「県議選は結果が実らず、おわびを申し上げる」。水沢日本外交協会が同市内で22日開いた時局講演会の懇親会。会長の亀卦川富夫前県議(71)は冒頭、深々と頭を下げた。出席者には椎名派の顔触れも多く、さながら反省会となった。

 椎名父子の元秘書である直系の亀卦川氏が3選に挑んだ9月の県議選奥州選挙区。陣営は高齢の椎名派支持者で選対を固めた結果、過去の選挙戦で善戦した地域も切り崩されるなどして次点で落選。小沢氏率いる民主党の5議席独占を許した。




(2011/11/24)

2113チバQ:2011/11/25(金) 00:28:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111124-00000006-mailo-l07
県議会:民主、統一会派を維持 社民議員らに参加打診 /福島
毎日新聞 11月24日(木)10時31分配信

 民主党は23日、県議選当選者15人が集まり、社民、無所属と組んでいる統一会派「県民連合」の枠組みを継続することを決めた。ただ、名称については「民主・県民連合」として党名を前面に出す方針だ。また、空席になっている県連幹事長には、宗方保総務会長が内定した。
 会合後、宗方氏は記者団に対して、社民党の紺野長人氏=福島市、1期▽無所属の西丸武進氏=いわき市、5期=の2議員に会派入りを打診していることを明らかにし、「他の無所属候補にも声を掛けている」と述べた。
 県民連合は改選前、自民に次ぐ県議会第2会派として副議長も出していた。会派内では、民主党議員が圧倒的な多数派で、同党内には「会派の中で民主党が主たる役割を果たしていることを明確化すべきだ」との声が根強かった。このため、県議会事務局への届け出名は「民主・県民連合」とする。
 この日は、幹事長に宗方氏を推薦することも満場一致で決定した。25日の常任幹事会で正式決定する見通し。
 また、今回の選挙戦で、みんなの党の推薦を受けた本田朋氏=二本松市、3期=の処分も同日の常任幹事会で検討する。【種市房子】

11月24日朝刊

2114チバQ:2011/11/25(金) 21:32:01
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111123ddlk07010267000c.html
復興への選択:県議選を振り返って/上 原発事故対応、不満根強く /福島
 ◇活動見えにくく、現職に逆風
 県庁で22日、激戦を戦い抜いた新県議に当選証書が手渡された。「しがらみのない若い世代への期待を感じた」。福島市選挙区で初当選した自民の佐藤雅裕氏(45)はやや緊張した面持ちで証書を受け取り、こう振り返った。その理由を、佐藤氏は「政治は何もしてくれない、という有権者の不満の声が強かったから」と語る。

 今回は、前回(07年4月)より8人多い新人18人が当選。一方、県議を4期務めたベテランが落選するなど世代交代を印象づけた。

 自民は、新人7人が当選し、議席を1増の27に伸ばした。自民県連幹部は「原発事故を巡る政府・民主党や、現職への反発の受け皿となり、議席を伸ばせた」と分析する。

 今回の県議選に対する各陣営の一致した見解は「原発事故対応への審判」。新人が大量当選した一方で、落選した前県議は8人(前回6人)に上った。このうち半数を中堅、ベテランが占める。落選した前県議からは「国や知事への要望などで必死になって働いても、地元には結果が見えにくかった」と嘆き節も聞こえてくる。

 20議席を狙った民主は1議席減の15議席どまり。落選した7人のうち4人が現職で、県連では「惨敗」との声もささやかれている。福島市選挙区で落選した前県議の陣営幹部は「住民は除染対策で政府、県に不満を募らせている。その影響をまともに受けてしまった」と肩を落とした。

 12月9日には定例議会が始まる。除染のあり方、中間貯蔵施設の受け入れ可否、風評被害の払拭(ふっしょく)−−。差し迫った重要課題は目白押しだ。課題を巡り、佐藤雄平知事の政策にどう向き合い、県議会の存在感を発揮できるのか。有権者の願いを受けて誕生した新県議58人には、厳しい監視の目が向けられている。

   ◇  ◇

 原発事故への対応で、国政や県政に対する不信感が広がる中、県議会の勢力図に変化の兆しが見え始めている。県議選を振り返り、課題を展望する。【種市房子】

2115チバQ:2011/11/25(金) 21:32:32
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111124ddlk07010077000c.html
復興への選択:県議選を振り返って/下 「選挙どころではない」 /福島
 ◇同日選で高投票率の町村も
 福島第1原発が立地する県議選双葉郡選挙区(定数2)。5人が立候補した激戦区で各陣営は「有権者が県内外に散り散りに避難した状態では、投票率は2〜3割だろう」と予想していた。

 ところが、ふたを開けてみると、投票率は54・49%。前回(07年4月)より11・68ポイント減少したが、県の平均を6・98ポイント上回った。

 カギを握ったのは首長選や議員選と同日選になった町村だった。避難区域に指定された葛尾村は、前回比13・37ポイント増の88・01%と驚異的な投票率となった。村選管は「避難者の所在確認はほぼ100%で、選挙を周知徹底した。村議選との同日選だったことが投票率アップにつながった」と分析する。同じく避難区域の広野町は同15・17ポイント増の75・17%で、やはり町議選との同日選だった。

 他方、避難区域でも全町避難となった富岡町は、市町村別で投票率ワースト2位の39・38%。町長選が無投票で決まった浪江町も前回より23・53ポイント減の46・08%で、有権者8893人が棄権した。ともに県議選のみで、非常時下での選挙執行の難しさを物語る。

 県全体の平均投票率は、過去最低の47・51%(前回比9・48ポイント減)。県選管の担当者は「所在確認作業や選挙周知が一定の効果を上げた」としながらも「5割を切ったことは厳しい状況」と険しい表情を見せた。

 県平均を押し下げたのは、避難区域だけではない。福島市(44・48%)や郡山市(39・60%)などの市部には、前回より10ポイント以上下がったところもある。有権者の間に「放射線対策で選挙どころではない」「県議会は何をやっていたのか」との不満が根強い。

 福島市選挙区で再選を決めた民主現職の石原信市郎氏(44)は「告示日に街頭活動をしていても『選挙なんてやっている場合か』と冷めた空気がまん延していた」と振り返る。震災直後から県議団は現地視察をして、必要な物資や応急処置を要する避難所を県に伝え、県の対応につなげてきたという。だが、今回の投票率を見て「有権者に県議会の活動を伝えきれなかったのが反省点」と自戒した。【種市房子】

==============

 ◆双葉郡選挙区の町村別投票率◆

       今回    前回

広野町 ○75.17 60.00

楢葉町  45.11 64.05

富岡町  39.38 62.30

川内村 ○85.27 76.97

大熊町 ◎68.35 63.53

双葉町 ○63.67 67.87

浪江町  46.08 69.61

葛尾村 ○88.01 74.64

 ※〇は町村議選とのダブル選挙、◎は首長選、町村議選とのトリプル選挙


毎日新聞 2011年11月24日 地方版

2116チバQ:2011/11/25(金) 21:33:19
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111220005
3.11後の選択:同日選を終えて
2011年11月22日

県議選双葉郡選挙区で当選し、支援者らとバンザイをする吉田栄光氏=20日午後9時43分、二本松市


 ●(上)原発の足元で/重なる訴え「廃炉」かすみ


 「先が見えない避難生活。被災者にとって精神的苦痛は、日に日に増していると痛感している」。20日夜、二本松市。県議選の双葉郡選挙区でトップ当選した自民現職の吉田栄光氏(47)は、支援者へのあいさつで、言葉をかみしめるようにして語った。


 福島第一、第二原発がある双葉郡は大半が避難区域に重なる。激戦を制したのは吉田氏と民主現職の坂本栄司氏(56)だった。


 古里を取り戻し、失われた生活への補償を――。避難を続ける人たちの多くに共通する願いだろう。「双葉郡の課題は明確で、求めることはみな同じ。違いは単純に現職だったからというのが大きいのでは」。現職2人が当選した結果を、坂本氏はこう受け止める。


 選挙中、無所属新顔の白土正一氏(62)と社民新顔の遠藤陽子氏(61)は2人とも、第一、第二原発を廃炉に、と積極的に訴えた。


 白土氏は「第二は大丈夫ではという期待があった。現状を知って、第二の廃炉もやむを得ないと考えるようになった」と言う。


 社民党関係者らによると、同党は当初、白土氏の支援も検討したという。白土氏に廃炉の立場を明確にするよう求めたが、折り合いがつかなかったため、9月になって「全国の原発の廃炉」を主張してきた遠藤氏を公認した。


 両氏の票は割れ、ともに当選に届かなかったが、「原発に依存してきた双葉郡に2人が出て、廃炉を正面から訴えたことは価値があった」と社民党双葉総支部の佐藤龍彦さんは言う。


 一方、現職の2人は選挙中、廃炉の是非をはっきりとは口にしなかった。原発とどう向き合っていくのか、もう少しそれぞれの考えを聞きたかった。


 双葉郡の住民が暮らす仮設住宅は県内80カ所以上。遠藤氏の事務所には大きな地図が貼られ、回った仮設住宅にペンで印が付けられていた。その中に、最も南にある広野町もあった。


 告示日の10日は広野町を走る遠藤氏の選挙カーを追いかけた。「どうかよろしくお願いします」。緊急時避難準備区域が解除された後も住民の帰還が進まず、ひと気のない町に響く運動員の声。訴えを届けたいのに届かない、陣営のもどかしさが伝わってきた。


 県外に避難した人や借り上げ住宅にすむ有権者を探しあてるのは難しく、各陣営の遊説先は仮設住宅に集中した。「早く楢葉に帰してくんちぇえ」「きっちり補償してもらえるよう、どうかがんばって」。候補者と握手をするのは高齢者がほとんどだった。


 無所属新顔の青木敏孝氏(40)は選挙中、県外にも足を運んだ。


 告示後、いわき市の仮設住宅に住む女性の部屋を訪れると、5人の名刺が並んでいた。


 「だれが当選しても、この生活を変えてくれるなら、それでいいんだぁ」。東京で暮らす孫たちの写真をなでながら言った、女性の言葉は今回の選挙を象徴しているような気がした。


 地域の人々の願いを形にできるのか。新議員の真価は、これから問われる。(川口敦子)


         ◇


 震災と原発事故後に行われた同日選。その結果が示したものを考える。

2117チバQ:2011/11/25(金) 21:34:06
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111230001
3.11後の選択 同日選を終えて(中)
2011年11月23日
●重視政策は除染や雇用


 新しい県議会は何を議論していくのか。朝日新聞社が県議選の告示前に実施した候補者88人のアンケートから、当選した58人を抽出し、重視する政策を調べたところ、最も多く挙がったのは「地域の除染」だった。


 今月に入り、政府は警戒区域などでの除染をモデル事業として開始。だが、県内の多くの自治体が、中間貯蔵施設や仮置き場問題に阻まれ除染は進んでいない。


 中間貯蔵施設の県内設置案については、11人が「大いに支持」、38人が「どちらかといえば支持」と、計8割以上の支持があった。


 これを届け出や推薦を受けた政党別でみると、民主は当選した15人のうち「大いに支持」が6人、「どちらかといえば支持」が8人だったのに対し、自民は28人中、「大いに支持」が3人だけで、「どちらかといえば支持」が23人と消極的な支持がより目立った。


 自民県連政調会長の平出孝朗氏は「どちらかといえば支持」を選んだうえで、「原子力発電所は首都圏のための施設。廃棄物は首都圏で中間貯蔵すべきだと思う」との意見を付けた。


 中間貯蔵施設が地元市町村にできるとしたら、「同意する」が12人、「同意しない」が20人、「何ともいえない」が24人だった。


 当選後に重視する政策を五つまで選んでもらうと、「地域の除染」(50人)、「放射線に対する健康管理」(48人)、「雇用対策」(41人)が突出。以下、「農林漁業政策」(24人)や「教育・子育て」(23人)と続いた。


 また、知事の原発事故後の対応については、「大いに評価する」と「どちらかといえば評価する」が計19人。内訳は民主9人、自民6人、公明2人、無所属2人だった。一方、「どちらかといえば評価しない」「まったく評価しない」は計39人で、民主6人、自民22人、共産5人、公明、社民、みんなの党は各1人、無所属3人だった。具体的には、初期対応、情報開示、被災者や被災市町村への支援、政府を動かす力、除染問題の5項目で、評価しない人が評価する人を上回るマイナス評価となった。プラス評価は賠償問題、県民の健康、復興政策の3項目だった。


 県が原発の新規立地を認めず、将来にわたり原発依存度をひき下げていく方針には、52人が「大いに支持」、6人が「どちらかといえば支持」で、新議会でも「脱原発」が継承されるのは確実な情勢だ。


 東京電力福島第二原発の廃炉については、「大いに支持」が45人、「どちらかといえば支持」が12人、無回答は1人だった。


 事故が起きるまで原子力政策を推進、容認してきた知事や議会の責任は大半が認めた。民主の椎根健雄氏は「東電とのなれ合いで進めてきた責任は重い」と指摘。原発推進派だった双葉郡選出の2人は「責任はあるが、技術的な構造までチェックするのは無理」(民主・坂本栄司氏)、「地震、津波対策ができなかった」(自民・吉田栄光氏)と記した。(大月規義)

2118チバQ:2011/11/25(金) 21:34:47
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001111240001
逆風・受け皿 明暗分ける
2011年11月24日
 ●3.11後の選択〈同日戦を終えて〉下:新県議会の勢力


 県議選の投開票があった20日夜。福島市の民主党県連に集まった幹部は一様に険しい表情だった。「ひとことで言うと大ショック。20人くらいは、との思いがあった」。吉田泉代表は報道陣にそう語った。獲得議席は改選前から一つ減らし、15議席にとどまった。


 2007年の前回選挙で、民主は政権交代への期待などを追い風に過去最多の11議席を獲得。その後、無所属議員の合流で議席を増やし、今回も県政第1党を目指し23人を擁立した。


 しかし、原発事故を受け、自民や共産の候補者は民主政権の放射性物質の除染や事故対応の遅れを選挙戦で強く批判した。有権者の政権批判も予想以上だった。現職4人が落選、佐藤雄平知事や玄葉光一郎外相の出身地でも議席を得られなかった。


 自民は改選前より1議席増の27議席を獲得した。福島市では公認の4人全員が当選して2議席を増やし、郡山市でも5議席を維持した。ただ、目標の単独過半数には届かず、全体の得票率も前回の47%から6ポイント減少。いわき市や田村市・田村郡などで、現職3人が落選した。県連の斎藤健治幹事長は「善戦した。政府にノーという答えが出た」とする一方、当落の差が出た原因を「真剣に震災後対応した候補は強かった」と推測する。


 政府批判の受け皿となった共産は、いわき市で戦後初となる2議席を獲得し、伊達市・伊達郡でも公認候補が返り咲いた。5議席を獲得し、目標としていた交渉会派入りを果たした。「放射線への不安に応えるため、地域で線量測定を進めるなど、きめ細かな活動が支持を集めた」と党県委員会の久保田仁委員長は分析する。


 県議選の結果を受け、各政党は、多数派工作を加速させている。


 自民は無所属で当選した1人を追加公認し、公明党と政策協定を結んだ。2人の無所属議員とも連携し過半数の勢力確保を目指す。


 民主は23日の県議団会議で、幹事長を宗方保総務会長とし、無所属議員らとの統一会派「民主・県民連合議員会」を結成することを内定し、社民や無所属県議に結成の打診を始めた。


 来年には衆院解散、総選挙も取りざたされる。共産の久保田委員長は「除染や賠償など課題は山積み。会派間の対立よりも、議会として県や国を動かす取り組みが重要」と指摘する。(林義則、井上亮)=おわり

2119チバQ:2011/11/25(金) 21:37:05
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20111124ddlk06010042000c.html
選挙:米沢市長選 後半戦入り 3氏、支持訴え /山形
 任期満了に伴う米沢市長選は27日の投開票に向け後半戦に入った。立候補しているのはいずれも無所属で、新人の温泉旅館女将、関谷幸子氏(61)、新人の老人介護NPO理事長の元市議、鈴木睦夫氏(67)、3選を目指す現職の安部三十郎氏(58)。3氏は市内を選挙カーで走り支持を訴えている。選挙活動を追った。

 ◇主婦層ら中心に「手作りの選挙」−−関谷幸子氏
 関谷氏の組織は選対本部長を置かず、選挙経験者もいない。後援会長の石栗正人さん(87)は米沢東高時代の恩師。石栗さんは「手作りの選挙」と言う。

 選挙活動を支えるのは米沢の未来について話し合うことを狙いに設立した「てんとうむし倶楽部」の会員たち。50〜60代の主婦層が中心。ボランティアでポスター張りなど運動を手伝う。会員は1300人を超え、定期的に開く会合は10回を超えた。毎回、参加者が手作りの漬物などを持ち寄り、政治について語り合う。

 地元の小野川温泉や西部地区を中心に選挙カーで市内を丁寧に巡回し訴えている。24日午後7時から置賜総合文化センターで総決起大会を開く予定。【前田洋平】

 ◇現職への批判層取り込みを狙う−−鈴木睦夫氏
 鈴木氏は理事長を務めるNPO法人の関係者や自ら設立した政治団体の支持者らから支援を受け支持拡大を図る。政党や大規模団体からの支援は受けず、無党派層のほか、現職への批判層を中心に政策を訴える運動を進めている。

 前回市長選で落選した候補者の支持者の取り込みにも力を入れ票の上積みを狙う。

 現在住んでいる相生町や、市議時代の地盤がある矢来地区などを中心に選挙カーで市内をくまなく回る。25、26日には市役所や大型ショッピングセンター、スーパー前など中心街での街頭演説も1日6カ所予定し最後の追い込みを図る。26日は知人の元衆院議員2人も来て応援演説し活動を後押しする予定だ。【浅妻博之】

 ◇全市に厚い基盤、さらに引き締め−−安部三十郎氏
 旧市街地には「みんなの会」(夢のある米沢をみんなでつくる会)、新市街地には地区後援会があり全市に厚い支持基盤を構えている。それでも選対幹部らは口々に「一番の心配は投票率」という。このため「投票に行くように」と支持者らを引き締める。「今後の市政運営のためにも前回並み(2万票台)は獲得したい」という。

 日中は選挙カーで市内を回り、街頭演説に立つ。告示後の3日間でほぼ全域に顔を見せた。23日は板谷地区など山間地を皮切りに市内を回った。夜は連日3、4カ所で個人演説会を開く。

 24日夜には金池の「グランドホクヨウ」で決起集会を予定。26日午後7時半から市役所前で最後の支持を訴える。【近藤隆志】

2120チバQ:2011/11/26(土) 16:37:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20111126-OYT8T00524.htm
社民統一会派離脱へ
民主の名称変更方針に反発
 社民党県連は25日、福島市内で役員会を開き、県議会で民主党などと構成していた統一会派「県民連合」から離脱する方針を決めた。民主党が、会派名を「民主・県民連合」に変更する方針を示したことに反発した。12月3日の常任幹事会で正式決定する見通し。

 一方、民主党県連は25日、常任幹事会を開き、党県連の新役員を決定した。幹事長に宗方保氏(須賀川市岩瀬郡区)、政調会長に宮下雅志氏(会津若松市区)、総務会長に三村博昭氏(白河市西白河郡区)が選出された。統一会派について宗方幹事長は、「時間がかかっても(名称変更を)ご理解いただき、今後も協力してやっていきたい」と、引き続き社民党に参加を呼び掛ける考えを示した。

(2011年11月26日 読売新聞)

2121チバQ:2011/11/26(土) 16:37:38
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201111261

自民、正副議長独占へ 県議会
2011年11月26日 09時58分配信
自民党県連は25日、県議会改選に伴う執行部人事で幹事長に政調会長の平出孝朗氏(55)=会津若松市、4期=を起用する新体制を内定するとともに、議長候補に幹事長の斎藤健治氏(67)=須賀川市・岩瀬郡、4期=、副議長候補に総務会長の斎藤勝利氏(67)=相馬市・相馬郡(新地町)、4期=を選出した。

民主党県連も同日、宗方保氏(63)=須賀川市・岩瀬郡、4期=を幹事長とする新役員体制を決めた。

自民は民主との「協調路線」から一転、正副議長ポストを独占して「第一会派」としての発言力を強める構えで、改選後の議会運営は緊迫の度を増す。

2122名無しさん:2011/11/27(日) 09:47:58
得票率ベースで見るととても党勢が回復したとはいえないのでは。党員の高齢化等による党勢の衰退傾向がこの一連の選挙結果からとまったと考えるのは早計。低投票率や個別の選挙区事情によるものと考えるのが自然では。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111127-00000075-san-pol
共産、被災地選挙でじわり 他勢力「支援は票目当て」
産経新聞 11月27日(日)7時55分配信

 東日本大震災の被災地で共産党がじわじわと勢力を増殖させている。岩手、宮城、福島の被災3県の県議選ではいずれも前回を上回る議席を獲得し、震災後の組織的な義援金配布やボランティア活動が原動力となって保守系支持者を取り込んだケースもある。他の勢力は「票集めのための被災地支援。地方行政の運営に支障が出かねない」と牽制(けんせい)している。(伊藤真呂武、荒船清太)

                   ◇

 福島県議選の投開票が行われた20日夜。同県いわき市の同市漁協四倉支所長、鈴木三則さん(61)は自宅のテレビで共産党候補の当選を確認して喜んだ。

 「応援したかいがあった。しがらみはあったけど、他の党は何もしてくれなかったから…」。長年、自民党を支持してきた鈴木さん。1月には同党候補から「今年もお願いします」と頼まれていただけに、苦渋の決断だった。

 共産党は同市選挙区で初めて2議席を獲得するなど改選前の3議席から5議席に伸長。投票率の低下で全体の得票数は減らしたが、得票率は前回の8・12%から8・70%に伸ばした。

 同党は震災後、9億円の義援金を被災自治体や支援団体などに寄贈。党員を動員し、炊き出しや家の片付け、放射能測定などのボランティア活動を展開した。

 津波被害を受けた四倉漁港にある漁具倉庫は、同党から贈られた100万円を元手に再建された。鈴木さんは「あれは生きたゼニだった。議会活動よりも、支援活動こそ政治の大事な仕事。選挙目当てだったとしてもいい」と感謝する。

 鈴木さんは同党候補の「応援者紹介カード」に、漁協組合員約60人の連絡先を書き込んで送付。市田忠義書記局長の応援演説には、漁協組合長に頼まれて異例の出席をした。

 同党は他の被災地選挙でも軒並み勢力を伸ばしている。仙台市議選、岩手県議選で各1議席増。宮城県議選では2議席から4議席に倍増させ、最大の被災地である石巻選挙区で初の議席も獲得した。

 同党宮城県委員会からは「救援活動は党に対する信頼を深め、選挙戦での前進の大きな力にもなった」と“勝利宣言”が出された。

 一方、保守系県議の後援会事務所は「われわれのボランティアはあくまで事務所レベル。票集めにつながるからといって、共産党のように組織を動員することはできない」と嘆く。

 共産党は福島県議会では代表質問が可能になる交渉会派に復帰し、脱原発での議会工作を加速させそうだ。自民党関係者は「実質的な議論よりも、脱原発などの反論しにくい質問で議会運営の手足を縛られかねない。躍進は歓迎できない」と警戒を強めている。

                   ◇

 ■主な被災地選挙での共産党の結果

       投開票日 獲得議席(得票率) 前回議席(得票率)

仙台市議  8月28日 7(10.92%) 6(10.28%)

岩手県議  9月11日 2( 4.45%) 1( 4.37%)

宮城県議 11月13日 4( 7.33%) 2( 7.25%)

福島県議 11月20日 5( 8.70%) 3( 8.12%)

最終更新:11月27日(日)7時55分

2123名無しさん:2011/11/27(日) 23:57:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111127-00000074-mai-pol
<米沢市長選>安部三十郎氏が3選
毎日新聞 11月27日(日)23時30分配信

 山形県米沢市長選は27日、投開票され安部三十郎氏(58)が3選。旅館業の関谷幸子氏(61)▽NPO理事長の鈴木睦夫氏(67)を破る。投票率は49.78%。

 確定得票数次の通り。

当24800 安部三十郎=無現<3>

  6366 関谷 幸子=無新

  3035 鈴木 睦夫=無新

2124age:2011/11/29(火) 18:26:53
女ヤッて金もらえるの?(人・ω・)♂ http://ylm.me/

2125チバQ:2011/11/29(火) 23:37:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000001-mailo-l07
民主県連:本田氏を除籍 県議選でみんな推薦受け /福島
毎日新聞 11月29日(火)10時50分配信

 民主党県連は28日、県議選(20日投開票)に民主党公認として立候補し、再選された本田朋氏(37)=二本松市、3期=を同日付で除籍処分とし、公認を取り消したと発表した。本田氏が県議選でみんなの党推薦を受けたことや、選挙期間中に同党所属議員の応援演説を受けたことなどが、民主党の倫理規定に反するとされた。
 民主県連倫理委員会の三村博昭委員長らによると、本田氏は26日の委員らの聞き取りに対し、「選挙区で極めて深刻な事情があった。ご迷惑をおかけした。覚悟の上での行動だった」と語ったという。本田氏は党県連で青年局長や副政調会長を務めていた。【泉谷由梨子】

11月29日朝刊

2126チバQ:2011/11/29(火) 23:38:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000000-mailo-l07

県議会:自民、正副議長独占へ 無所属とみんなは交渉会派 /福島
毎日新聞 11月29日(火)10時50分配信

 県議会改選を受け、各会派が28日、結成届を事務局に提出した。第1会派の自民は佐藤雄平知事を支えた民主系との融和路線から一転、公明との連携で過半数を得て、正副議長など主要ポストを奪取し、発言力を強める構え。対する民主は、社民らとの統一会派「県民連合」を解消し、「民主・県民連合」に改めた。みんなと無所属は新たに「ふくしま未来ネットワーク」を発足。共産とともに、代表質問などができる交渉会派入りした。激しい論戦が交わされる見通しで、佐藤知事の議会運営も変化を迫られそうだ。【泉谷由梨子、関雄輔】
 定数は58。各会派の人数は、自民28人▽民主・県民15人▽未来ネット6人▽共産5人▽公明3人▽社民1人。
 自民は28日の議員会議で、正副議長を独占、六つの常任委員会の正副委員長を公明と分け合う方針を確認した。4年前に県民連合に明け渡した副議長職を取り戻し、佐藤知事との協調路線から転じて第1会派としての発言力を強める狙いだ。
 議長候補は斎藤健治氏(67)=須賀川市・岩瀬郡、4期、副議長候補は斎藤勝利氏(67)=相馬市・新地町、4期。12月9日開会の県議会本会議で選任される見込み。平出孝朗幹事長は「議会を引っ張っていく。我々は一致結束して議会にあたりたい」と強調した。
 対する民主・県民には28日付で除籍、公認取り消しとなった本田朋氏(37)=二本松市、3期=を除く14人に、無所属の西丸武進氏(67)=いわき市、5期=が加わった。たもとを分かった社民新人の紺野長人氏(56)=福島市=は一人会派を結成した。民主の宗方保幹事長は「(自民方針は)多数決なのでやむを得ないがそんなことで今後の議会運営ができるのか。こちらは政調組織を強化し備える」と話した。
 また、みんな新人の水野さち子氏(49)=会津若松市=や、本田氏ら無所属の計6人で「未来ネット」を新たに発足。ここには、自民が当初連携を打診していた本田仁一氏(49)=田村市・田村郡、星公正氏(58)=南会津郡=の保守系2新人も加入している。代表に就いた無所属新人の高野光二氏(59)=南相馬市・飯舘村=は「それぞれ党派はあるが、県民党としてやっていく。個人の意見を尊重する」とし、会派としては議案の賛否などを拘束しない方針を示した。

11月29日朝刊

2127名無しさん:2011/11/30(水) 18:15:04
>>2120>>2126
県議会のホームページでは30日現在、民主・県民連合に社民も加わっていますね。

一人では交渉会派に入れないので途中で社民が折れたんでしょうか。

2128名無しさん:2011/12/01(木) 14:20:00
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20111201ddlk02010242000c.html
政治資金収支報告書:10年、4.4%減15億203万円 景気低迷を反映か /青森

 県選挙管理委員会は30日、政治資金規正法に基づき10年分の政治資金収支報告書を公表した。収支報告書の提出義務のある政治団体は10年末現在で計984団体で、前年に比べ9団体増えた。前年繰越額を除いた収入額は計15億203万円で、前年比4・4%減となった。昨年7月に参院選があったものの、低迷を続ける景気を反映してか、団体からの寄付などが減ったことが影響したとみられる。【吉田勝】

 ■政党

 収入のトップは、県内に108の政治団体を抱える自民で、3億5390万円。前年より20・2%、8930万円減った。党本部からの交付金と法人など団体からの寄付がいずれも30%余減ったことが主な要因とみられる。

 次いで、共産2億7832万円(前年比6・4%増)▽民主1億6379万円(同10・1%増)▽公明4355万円(60・4%増)▽社民3743万円(同10・7%増)▽たちあがれ日本1695万円(10年5月設立のため前年比較なし)−−などとなっている。

 ■政党以外

 県内の政党以外の政治団体(資金管理団体とその他の政治団体)は県内に805あり、収入総額は6億806万円で、前年より7・4%、4827万円減った。

 最も収入が多かったのは、今年6月に3選を果たした三村申吾知事の三村申吾後援会で5044万円。前年より477万円、10・5%増加した。次いで、衆院議員の大島理森後援会3375万円▽青森県医師連盟3010万円▽参院議員の山崎力後援会2105万円▽衆院議員の木村太郎後援会連合会2094万円−−と続いた。

 ■資金パーティー

 政治団体が開催した政治資金パーティーは22件(19団体)あり、収入総額は1億7403万円で、前年比65万円減。収入額が1000万円以上の「特定パーティー」は、昨年より1団体減り4団体が開いた。特定パーティーによる収入総額は1億233万円で、前年に比べて1653万円、13・9%減少した。

 最も収入が多かったのは、「三村申吾君を励ます会」(三村申吾後援会)の3628万円。前年も3548万円でトップだった。次いで、「自由民主党青森県政経セミナー」(自民党県連)の3234万円、「大島理森君を激励する会」(大島理森後援会)の2116万円などとなった。

毎日新聞 2011年12月1日 地方版

2129チバQ:2011/12/01(木) 20:49:19
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20111201ddlk07010137000c.html
県議会:社民・紺野県議、民主会派に再加入 /福島
 県議会の会派構成で、社民新人の紺野長人氏(56)=福島市=は29日付で、離脱した民主、無所属による統一会派「民主・県民連合」に再加入する届を議会事務局に提出した。社民会派は消滅し、民主・社民系などによる統一会派が継続されることになった。

 変更後の会派構成は次の通り。(定数58)自民28人▽民主・県民16人▽未来ネット6人▽共産5人▽公明3人。【泉谷由梨子】

2130名無しさん:2011/12/01(木) 23:49:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20111130-OYT8T00056.htm
政治資金 11.5%減の16億
2010年分 選挙少なく寄付など減少

 県選挙管理委員会は29日、県内で活動する政治団体の2010年分の政治資金収支報告書を公表した。943団体の収入総額は計16億3112万円で、前年から11・5%(2億1167万円)減った。県選管は「10年は参議院選挙があったものの地方選挙が少なく、政治活動の諸経費が抑えられ、寄付や交付金が減少した」とみている。

 団体別の収入状況では、政党が前年比1・0%増の計8億8616万円と昨年に続いて増加。党本部などからの交付金が3億9930万円、個人や企業・団体からの寄付が2億2352万円で、ともに前年を割り込んだが、機関紙の発行事業などによる収入が前年の3倍近くに伸びた。

 一方で、寄付の減少が響き、資金管理団体が同29・0%減の計2億513万円、その他の政治団体が同20・2%減の計5億3983万円と、それぞれ減少に転じた。

 政党別に見ると、自民党が4億558万円で最も多く、次いで共産党が2億4617万円、民主党が1億1589万円となった。ただ、自民党が前年から4・9%減ったのに対し、前年に90%近い伸び率を示した民主党は10年も23・9%増と収入を伸ばした。

 政党以外の政治団体で、前年繰越金を含む収入総額が1000万円を超えた団体は、資金管理団体で4団体。業界団体や政治家の後援会など、その他の政治団体では12団体あった。

 資金管理団体で最も多かったのは、佐竹知事の「地域経済研究会」の4672万円で、政治資金パーティーによる事業収入2818万円のほか、1415万円の寄付があった。自民党の衆院秋田1区支部長に選任された冨樫博之県議の「樫の会」が1965万円、穂積志・秋田市長の「穂積志政策研究会」が1458万円で続いた。

 943団体の支出総額は、前年比17・0%(2億4098万円)減の計11億7907万円。政党が同1・2%減の計7億352万円、資金管理団体が同42・5%減の計1億4279万円、その他の政治団体が同27・6%減の計3億3275万円で、いずれも減少した。内訳を見ると、組織活動費や選挙関係費などの政治活動費が7億1427万円と前年から2億円以上抑えられた。
(2011年11月30日 読売新聞)

2131名無しさん:2011/12/01(木) 23:50:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111129-OYT8T01231.htm
昨年の政治資金14%減
民主横ばい、自民大幅減

 県選管は29日、2010年分の県内の政党・政治団体の政治資金収支報告書(県選管所管分)を公表した。政党と政治団体が1年間に集めた政治資金の収入総額は前年比13・9%減の18億8667万円だった。政党別では、自民党が大幅に収入を減らし、政権交代後の資金力低迷を如実に示す結果となった。政党・政治団体の支出総額は同13・9%減の18億5877万円。収入、支出ともに大幅に減ったのは、衆院選や知事選、仙台市長選があった09年に比べ、10年は大型選挙が参院選のみだったことも影響したと見られる。

 政党全体の1年間の収入額(繰越金は除く)は前年比17・0%減の11億9963万円。目立ったのは、自民党の大幅減。同党の収入は前年の5億8684万円から44・9%減で、トップの座を明け渡した。政権獲得から2年目の民主党の収入は2億1712万円で前年とほぼ横ばいだった。

 今回のトップは4億6680万円の共産党。今回初めて報告書を提出したみんなの党は1300万円だった。

 政党以外の政治団体の収入総額(前年からの繰越金を含む)では、前年5位の桜井充後援会が4939万円で1位。県医師連盟、中野正志後援会が続いた。中野正志氏は10年7月の参院選の比例選に自民党から出馬したが、落選した。

 政治資金パーティーを開いたのは28団体で、前年の29団体をわずかに下回った。収入総額も1億3468万円で、前年の1億4515万円から微減だった。収入が1000万円以上の「特定パーティー」は、自民党県連(収入3676万円)、桜井充後援会(同2142万円)の2件だった。

報告書未提出2団体 政治資金規正法で義務づけられた報告書の提出を28日までに県選管にしなかった政党支部は、いずれも自民党の北上支部(山中祐弘代表)と県第5選挙区支部(斎藤正美代表)の2団体だった。2年連続で未提出の場合、政治活動が行えない団体として指定されるが、2支部は、いずれも前年は報告書を提出したという。

津波で書類流出も 県選管に届け出ている1221団体のうち、1000団体が2010年分の報告書を提出した。提出率は81・9%。このうち、自民党の石巻、女川、気仙沼の各支部や小野寺五典後援会、共産党県東部地区委員会など沿岸部12団体が、津波被害などで会計帳簿など関係書類を失い、報告書の内容を完全に記載できなかったと申し出た。
(2011年11月30日 読売新聞)

2132チバQ:2011/12/02(金) 19:14:27
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20111202ddlk02010202000c.html
松橋・田子町長:辞職願を提出 病気療養中、長期リハビリで /青森
 田子町の松橋良則町長(68)は1日、沢口勝町議会議長宛てに辞職願を提出し、受理された。内容は「一身上の都合」としている。今年8月から病気療養のため、公務を休んでいた。約2カ月入院し、現在は退院しているが、長期のリハビリが必要なことから辞職したとみられる。

 沢口議長は2日にも町選管に辞職願を通知する。公職選挙法では通知日から50日以内に町長選が行われる。【松沢康】

2133チバQ:2011/12/02(金) 23:20:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111202t13022.htm

議長就任直後、辞職の勧告 宮城・丸森町議会
 宮城県丸森町議会(定数16)は1日、改選後初となる12月定例会を開き、議長に海川正則氏(65)、副議長に加藤宗郎氏(65)を選出。正副議長選の直後、海川議長に対する辞職勧告決議案が提出、否決された。議長就任日の同決議案提出は「聞いたことがない」(町議会事務局)という。
 町議選(11月13日投票)で使われた海川氏の選挙ポスターについて、決議案を提出した議員は「存在しない掲示責任者の名前を虚偽に表示した。町民を欺く行為だ」と提案理由を述べた。
 海川議長の退席後に採決した結果、賛成7、反対7の同数となった。副議長裁決で加藤副議長が反対に回り、決議案は否決された。議長選での海川氏の得票は9だった。
 海川議長は「4年前のポスターを再利用した。その間に掲示責任者が死亡したのに、名前の修正が徹底されなかった。ミスは認めるが、議長の責任を問われるものではない」と話している。


2011年12月02日金曜日

2134チバQ:2011/12/03(土) 22:45:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20111202-OYT8T01351.htm
奥州市、「副県都」を返上?

総合計画から削除案 一関に人口抜かれ
 2006年の合併時に「副県都」構想を掲げ、市総合計画にも「副県都」という言葉を盛り込んだ奥州市が、この言葉を計画から削除するかで揺れている。今年9月に旧藤沢町を編入合併した一関市の人口が奥州市を抜き、県内2位となったからだ。

 奥州市は06年2月20日、5市町村が合併、人口13万1272人と盛岡市に次ぐ県内2位の人口となった。同市は翌07年から10年間の総合計画で、目指すべき都市像を「歴史息づく健康文化都市 産業の力みなぎる副県都」とし、副県都としての街づくりを進めてきた。

 市は計画策定時、11年の人口を12万8600人と見込んだが、少子高齢化が進み、10月末の人口は約3000人少ない12万5539人。9月に旧藤沢町と合併した一関市の10月末の人口は12万8531人で、奥州市を抜き県内2位となった。

 このため、市は11月に各地で開いた市政懇談会で、計画から「副県都」という言葉を外すと説明。目指すべき市のイメージは、「高度な水準をめざす『教育と医療のまち』」や「地域が支え育てる『農業のまち』」などとした。しかし、出席者から「人口以外にも、副県都を目指す理由がある。副県都という言葉を外さないでほしい」という声が上がった。また、ある市議からは、「農業生産高など産業面で県内第2位を目指せる」などの意見も出て、市は再度、検討中だ。

(2011年12月3日 読売新聞)

2135チバQ:2011/12/06(火) 12:41:32
http://mainichi.jp/area/akita/news/20111206ddlk05010039000c.html
大館市:本庁舎、耐震補強を転換 「移転」か「全面改築」へ /秋田
 ◇「長期使用に不安」
 大館市は東日本大震災を受け、耐震補強工事を計画していた本庁舎(同市中城)について、「移転」と「現庁舎全面改築」の2案で検討していく方針に転換した。「耐震補強を行ったとしても長期使用に不安がある」というのが理由。懸案だった庁舎整備について、市が2案の方針を示したのは初めて。

 5日の市議会定例議会一般質問に答え、小畑元市長が明らかにした。市総務課によると、鉄筋コンクリート3階建ての本庁舎は1954(昭和29)年建築。76年に増築し、現在は広さ約4500平方メートル。老朽化が進み、09、10両年度実施の耐震診断で補強工事の必要性を指摘され、今年度設計、12年度施工の準備を進めていた。

 しかし、東日本大震災はマグニチュード9、最大震度7を記録。従来の耐震計画の想定を大きく上回り、防災拠点として、より強度の高い庁舎整備が求められている。市は再検討に際し、現庁舎を耐震補強する▽市所有の旧正札竹村本館・新館を改修し移転▽現庁舎を全面改築−−の3案を基に、建物の強度、経費、耐用年数などを比較。その結果、今後約30年にわたって、防災拠点としての機能を備えた庁舎を想定した場合、現庁舎は今のコンクリート設計基準強度を満たさず、旧正札竹村本館・新館は強度を保っていることが分かった。

 このため、市は旧正札竹村本館・新館を改修して移転する案と、現庁舎を改築する案の2案を基に、具体的に検討することにした。小畑市長は「今後は市民の声を広く聞きながら検討を重ねていく」としている。【田村彦志】

2136チバQ:2011/12/07(水) 23:32:53
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/07/kiji/K20111207002191280.html
福島県議会の自公両会派“西山氏、来るな”
 女性スキャンダルで懲戒処分を受けた西山英彦・経済産業省元官房審議官(54)が、環境省福島除染推進チーム次長に就任した人事について、福島県議会の自民、公明両会派は6日、西山氏の解任を求める要望書を県に提出した。西山氏を「よりによって更迭された人物」と表し、次長就任は「県民感情を逆なでしている」と批判。国に抗議するよう求めた。

 自民、公明両会派の県議5人が午後3時すぎ、県庁を訪問。佐藤雄平知事あての要望書を内堀雅雄副知事に手渡した。

 要望書では「着実に除染を進めるには、信頼関係のもと緊密に連携しなければならない」と指摘。「よりによって更迭された人物を除染の責任者にする人事は、あまりにも県民感情を逆なでしており、言語道断と言わざるを得ない」とした。内堀副知事は「国にしっかり伝えていく。真剣に対応したい」と応じた。

 西山氏は原発事故発生後、会見で経産省原子力安全・保安院のスポークスマンを務め、お茶の間にも広く知られたが、6月に一部週刊誌で女性職員との不倫が報じられ更迭。9月、勤務時間中に省内で女性職員と不適切な行為を繰り返していたとして停職1カ月の懲戒処分を受けた。

 環境省は11月18日、西山氏を福島除染推進チームの次長とする人事を発令。関係者からは「左遷」との見方が出ていた。

 自民党福島県連の斎藤和夫事務局長によると、西山氏の次長就任は報道で知ったといい、「信じられない思いだった」と憤慨。「除染は福島の最大の問題。原発事故のさなかに女性スキャンダルを起こして更迭された人と、県民は信頼関係を結べない」と強調した。

 福島県議会は定数58で、自民会派が28人、公明会派が3人。民主会派の16人を大きく上回る計31人で、西山氏にNOを突き付けたことになる。

 環境省秘書課によると、西山氏は次長就任後、1回福島入りしたが、その後は東京で勤務。現在は除染のモデル事業について各省庁間の調整などに当たっているという。

 細野豪志環境相は1日の参院東日本大震災復興特別委員会で、社民党の吉田忠智議員から西山氏の人事について「不適切」と指摘され、「福島の皆さんもいろいろ思いがあるので、本人は表に出ることなく、必要な時は地元に行く」と答弁していた。

 同省は今回の解任要望について「現段階でコメントは差し控えたい」としている。

 ▽西山氏の女性スキャンダル 6月に週刊新潮が、経産省勤務の20代後半の独身女性と都内の路上でキスする様子などを報道。同23日に海江田万里経産相(当時)から口頭で厳重注意を受け、「(記事が)掲載されたこと自体、私の至らなさを示している」などと謝罪。同29日にスポークスマン役を更迭され、7月15日付の人事で官房審議官から官房付になった。9月30日に、3月下旬から6月ごろにかけて、省内の審議官室で女性職員とキスや抱擁など不適切な行為を繰り返していたとして停職1カ月の処分を受けた。相手の女性職員も同日付で訓告処分。
.

2137チバQ:2011/12/08(木) 00:04:05
>>1930>>1933-1934>>1937
>>2031-2034>>2055
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111207-OYT8T00053.htm
大石田町の入札汚職 前町長の情状争点に
あす初公判

 大石田町発注の公共事業の指名競争入札を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた前町長の阿部孝義被告(75)の初公判が8日午後、山形地裁で開かれる。阿部被告は起訴事実を認める方針で、争点は量刑を決める情状面に絞られ、早期に結審する見通し。一方で、事件当時の詳細なやり取りや、便宜供与が入札にどのように影響したかは、具体的には明らかになっておらず、法廷での発言や主張が注目される。

 起訴状などでは、大石田町長(当時)の阿部被告は2007年6月12日、町役場内の町長室で、尾花沢市の建設会社社長から、町発注の町道流雪溝工事の指名競争入札で同町の企業1社を外すように自身の支援者を仲介して依頼を受け、承諾。同8月11日、自宅敷地内の寺院で、現金100万円を受け取ったとされる。社長は贈賄罪の時効(3年)が成立している。



便宜供与の依頼があった大石田町役場 関係者によると、阿部被告の弁護側は、事実関係は認めたうえで、〈1〉わいろの認識時期〈2〉企業を指名から外した際の心情――について争う予定。〈1〉については「金は返すつもりで机に入れた後、自分のものになったと感じて使った」と訴え、〈2〉は「以前から企業に仕事上の問題があったため、入札から外そうと考えており、社長からの依頼に後押しされた」と主張する方針という。

 今回の事件を巡っては、首長に権限が過度に集中していた同町の指名競争入札のあり方が問われている。阿部被告が、町幹部で構成する「審査会」の後に独断で企業1社を外したとされるが、阿部被告と町職員らの間で、どのようなやり取りがあったかは、不透明な部分が多く、法廷で明らかになるのかが注目される。

 また、問題の町道流雪溝工事の入札(予定価格4440万円)は、大石田町と尾花沢市の計7社が参加し、阿部被告に便宜供与を求めた建設会社が4200万円で落札。落札率は約95%と高率で、「事件に絡んで談合があった可能性がある」(複数の捜査関係者)という。今回の便宜供与が、入札にどのように影響したかは公には明確になっていないが、事件の背景の重要な要素の1つであるため、法廷で検察側や弁護側が、主張の中で言及する可能性もある。

 阿部被告は9月25日、県警に逮捕され、勾留中の10月3日付で大石田町長の辞職願が受理された。山形地検が同14日に起訴し、同17日に保釈されている。

(2011年12月7日 読売新聞)

2138チバQ:2011/12/08(木) 00:09:11
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001112070003
「国体開催へ」市町村に戸惑い
2011年12月07日

 「復興のシンボルと位置付け、開催する」。震災の影響で開催か延期かが焦点になっていた2016年の岩手国体について、達増拓也知事が開催を正式に表明した。県は民間団体の力を借りて震災復興との両立を目指すが、前例のない形式に市町村の担当者には戸惑いもある。


 「岩手の復興を国民に宣言する場になれば」。こう歓迎するのはラグビーとトライアスロンを予定する釜石市の担当者。「復興後の開催が望ましい」と注文を付けていた大槌町も「復興の後押しになる」(伊藤正治教育長)と期待する声が上がる。


 県の調査では、沿岸被災地を含めて開催に否定的な市町村はなかった。ただ、被災した競技会場の再建や見直しはこれからだ。ソフトバレーボールの会場が被災した大槌町は「練習、宿泊施設など、どのくらい整備できるか分からない」。軟式野球場ががれき置き場になった宮古市は、他の自治体に開催を打診中だ。


 最大の課題は、人員と予算の確保だ。市町村の開催費用は総額99億円に絞り込んだものの、県が負担する開催費用118億円のうち7割が施設整備費。この経費をどれだけ削減し、民間団体からどの程度寄付や協力が仰げるかによって、開催規模は変わる。


 開・閉会式を担当する北上市は「施設整備は県にお願いしたい部分が多い。どういうスタンスで開くのか早く示して欲しい」と不安もみせる。10競技を予定する盛岡市の担当者はこうくぎを刺した。「開催は喜ばしいが、運営費の試算など詳細を県が出すまで具体的には動きづらい」

2139チバQ:2011/12/12(月) 19:26:05
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001112100002
みんなの党、手探りの駆け出し議員
2011年12月10日


みんなの党として初の一般質問に臨む境恒春議員(手前)=県議会

 初挑戦の仙台市議選、県議選で計6人が当選し、県内での躍進ぶりを印象付けたみんなの党。うち5人は40〜30代で政治経験はないに等しく、戸惑いながらの議員活動だ。他の政党は「お手並み拝見」といったところ。議会に新風を吹き込めるのか。


 「被災地では怖くて道路が渡れない。視界の悪くなる夕方以降は、外出ができないという不安の声が多く寄せられている」


 同党の境恒春議員(32)が9日、県議会で初めての一般質問に立ち、被災地で信号機の復旧が遅れていることを指摘した。「政治経験がないので、過去の一般質問の映像や傍聴した経験を参考に文章の構成を考えた」と言う。


 初の当選を決めてからまだ1カ月。みんなの党会派に所属する境氏と堀内周光氏(35)の2人は、議会のルールや慣習に戸惑うことが少なくない。


 「失敗」もした。先月30日の本会議。県職員の給与を平均0・29%引き下げる条例改正案に「削減幅が足りない」と、会派として反対した。


 だが、その前に開かれた総務企画委員会では堀内氏が出席していたにもかかわらず、議案は全会一致で賛成となった。起立や挙手を求めない表決方法だったため、「『反対』と返事しないと賛成になると知らなかった」と堀内氏。


 一方の仙台市議会。「県議会と違って、こっちには代表がいてよかったと3人で話すことがある」。同党市議の小野寺淳一氏(45)は、率直に打ち明ける。


 その代表は当選6回を数える柳橋邦彦氏(71)。市議会棟の同党会派控室では9日午前、柳橋氏の前で、小野寺氏ら1年生議員3人が演説原稿を朗読した。12日以降、それぞれが行う一般質問の予行演習だった。


 「ゆっくり水が流れるように読む」「『いただけないか』という言葉はいらない。我々は市当局にお願いする立場じゃない」


 そんな指示をした柳橋氏は「演説はまだまだだが、3人は震災を経て問題意識を持って議員になった。意気込みを感じる」と話す。


 2005〜07年に議長を務めた柳橋氏。09年の市長選で敗れた因縁もあり、「復興のスピード感がなく、存在感もない」と奥山恵美子市長に批判的だ。


 ベテランが若手を引っ張り、市議会の台風の目になれるのか。ほかの会派は、まだ様子見の状況だ=表。自民党・仙台から選出された佐藤正昭議長は「どんな活動をするのか、まだ評価はできない。市民もそうだろう。4年後の選挙で真価が問われる」と語った。(鈴木剛志、高橋昌宏)

2140チバQ:2011/12/12(月) 19:26:47
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20111210-875008.html
サスケ公開レコで「もう選挙出ない」
レコーディングを行ったザ・グレート・サスケ プロレスラーで元岩手県議会議員のザ・グレート・サスケ(42)が9日、都内で東日本大震災の復興アルバム「みちのく魂」の公開レコーディングを行った。現在も岩手・盛岡市に住み、3月11日も同市で被災し、6月から温めていた企画。CDは14曲+サスケの語り「復興宣言」からなるミニアルバム。「私は津波の被害は受けていない、生き残ってしまった東北人。何かできないかと思った」とサスケ。今回のCD制作には岩手・陸前高田市で兄を亡くしたバンドHAZEのボーカル霞さんも参加した。07年まで県議を務めたサスケだが同年の県知事選に出馬し、落選。今年9月にも県議選で落選した。今後については「もう選挙には出ません」と事実上の政治家引退を表明した。

 [2011年12月10日10時43分 紙面から]

2141チバQ:2011/12/19(月) 22:11:31
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111219-OYT1T00209.htm
町が分断、見通し明るい…帰還メドで反応に差

3大臣との会談後、記者団の質問に答える佐藤知事 政府が、現在立ち入り禁止となっている警戒区域を、年間放射線量で三つに分けて見直すという案を福島第一原発周辺市町村に示した18日、首長らは様々な反応を見せた。

 「町が分断される」「見通しは明るい」――。見直しの結果、住民帰還のメドが立ちそうな自治体と、そうでない自治体との間で、受け止め方に違いが出た。

 平野復興相、枝野経済産業相、細野原発相は、同日午後、県庁で佐藤知事と会談した後、福島市内のホテルで福島第一原発周辺市町村長との意見交換会に臨んだ。席上、政府側から20ミリ・シーベルト未満は避難指示解除準備区域、20ミリ・シーベルト以上50ミリ・シーベルト未満は居住制限区域、50ミリ・シーベルト以上は帰還困難区域とする案が示された。意見交換会は冒頭以外は非公開で、終了後、首長らが報道陣に感想を述べた。

 同原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は、国から新たな三つの区域の見直し案が示されると、町内の大半が5年以上帰還が難しい帰還困難区域に指定されるのではと懸念した。「子供たちなど町民を放射線量の高い状態にさらすわけにはいかず、(今の状態で帰還するという)冒険はさせたくない。致し方ないのかなと思う」と話した。同じく同原発が立地する、大熊町の渡辺利綱町長も「町の大半が居住制限区域になり、分断されることも考えられる。持ち帰ってしっかり検討しないとならない」と厳しい見方を示した。

 新しい区分けで、町が三つの区域に分かれると説明された浪江町の馬場有町長は、「これでは町が分断されてしまう」と批判した。

 一方、今回集まった市町村の中で、比較的放射線量が低い楢葉町の草野孝町長は、「(帰還への)見通しは大変明るいと思う。希望を持っている」と前向きに受け止めた。その上で、「帰宅できるようになったとしても、町に自主財源はなく、復興事業ができない。原子力発電所がある限りは、原発関連の交付金を継続してほしい」と注文をつけた。ほぼ全域が年間放射線量20ミリ・シーベルト未満とみられる川内村の遠藤雄幸村長も、「20ミリ・シーベルトという一つの基準が示されたことについては評価したい」と述べた。村の復興計画では、来年3月末までに全村民の帰還を目指しているが、国が4月をめどに警戒区域を見直すとしているので、一部の地域では4月以降にずれ込む可能性が出てきた。

 計画的避難区域になっている山木屋地区など森林が多い川俣町の古川道郎町長は、「山は生活圏。政府に対しては、除染を徹底してやることを求めた」と述べた。

(2011年12月19日21時31分 読売新聞)

2142チバQ:2011/12/19(月) 22:13:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111219-00000002-khks-l07
避難区域再編案、線引きに不満も 首長、評価と戸惑い交錯
河北新報 12月19日(月)6時10分配信

 福島第1原発事故で、政府が18日示した避難区域の再編案には長期間の避難を求める「帰還困難区域」と、帰還を前提とする「居住制限区域」「避難指示解除準備区域」で線引きする方針が盛り込まれた。地元市町村長からは「一定の前進」と評価する声が上がる一方、「住民にどう説明するのか」との戸惑いが広がった。
 大熊町は第1原発1〜4号機が立地し、町の相当部分が帰還困難区域に指定される見込みだ。渡辺利綱町長は「大きな方向性が示されたことは評価する」と受け止めた。その上で「われわれには戻って生活する権利があり、住める環境にするのが(東京電力と国の)義務」と語った。
 富岡町は3区域が混在する可能性がある。遠藤勝也町長は「一つの町を分断するなら大問題。町は全町民を支えるために国と協議する」と説明した。
 浪江町は山間部が帰還困難区域、沿岸部が居住制限区域、避難指示解除準備区域に主に色分けされる見通しが強まった。馬場有町長は「町を分断する区域設定は受け入れられない」と反発した。
 南相馬市は9月末に中心部の緊急時避難準備区域指定が解除されたが、その後も医療環境などの復旧が進んでいない。桜井勝延市長は「除染も健康検査も市が率先して行っている。国の対応はスピード感がない」と苦言を呈した。
 福島県の佐藤雄平知事は県庁で枝野幸男経済産業相ら3閣僚と会談した。その席で、野田佳彦首相が原発事故収束に向けた工程表のステップ2が完了した際、工程途中なのに「事故収束」と断言したことを問題視し、「容認できない」と批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111218-00000066-mai-soci
<警戒区域再編方針案>「町を分断するのか」 首長ら不信感
毎日新聞 12月18日(日)21時38分配信

枝野幸男経産相、細野豪志原発事故担当相、平野達男復興担当相を迎えて行われた被災市町村との意見交換会=福島市内のホテルで2011年12月18日午後2時59分、竹内幹撮影

 政府が18日福島県や市町村側に示した警戒区域の解除・再編方針に対し、当該11市町村の首長らは「町を分断するのか」「帰還に向けた除染やインフラ整備の工程を示す方が先ではないか」など、強い不信感を表した。

 枝野幸男経済産業相ら3閣僚がこの日福島市を訪れ、首長らに放射性物質の汚染マップを配り、三つの新たな区域設定の考え方などについて説明した。マップに基づけば、富岡町や浪江町は3分割されることになる。

 既に警戒区域と計画的避難区域に二分されている浪江町の馬場有町長は会合後、「町民を分断するようなことはやってはならない」と危機感をあらわにした。年間被ばく線量50ミリシーベルト以上の土地を買い上げる手法についても「にっちもさっちもいかなくなった時の問題で、今の時期は考えられない」と戸惑いを隠さなかった。全域が警戒区域内にある富岡町の遠藤勝也町長も「3区分になることは考えていない。住民が一緒に帰れるのが目標だ」と話した。

 一方、福島第1原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は「説明を聞き、町全域が帰還困難区域になると感じた」と話し、「今後は町として一つにまとまりながら、仮の町を設けるということになる。どこに作るかは町民と話し合っていく」と、集団移転の可能性に言及した。

 また、南相馬市の桜井勝延市長は「警戒区域は国の責任で除染するということなので、その工程表をまず明確に示すべきだ。ズタズタになったインフラの復旧にも手がつかず、国の方針が見えない」といらだちを見せた。

 これに先立ち、枝野氏らと会談した佐藤雄平・福島県知事は「一日も早い帰還を実現するということで、(政府)一丸となってさらに努力してほしい」と述べ、避難区域見直しに向け、政府内に専門チームを設けるよう求めた。【松本惇、清水勝、吉川雄策】

2143チバQ:2011/12/21(水) 20:37:42
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111203ddlk19040166000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/1 どう考え、どう語ったか /山梨
 先月8日夕方、乗車していた仙台行き東北新幹線「Maxやまびこ143号」が新白河駅を通過。目的地の福島県内に入った。稲刈り後の農村風景が車窓に広がる。ちょうど通路のドア上の電光掲示板に、こんな「毎日新聞ニュース」が流れた。

 原発事故で避難区域の福島県双葉郡8町村、住民の27%が「戻る気ない」と回答 34歳以下は5割強 福島大調査

 福島訪問の目的は、東日本大震災の影響で4月実施が見送られた県議選など統一地方選(投開票20日)の取材応援のためだ。

   ◆  ◆

 福島を訪れるのは06年秋の秋田支局勤務時代、高校野球秋季東北大会の取材以来だ。雨で序盤の試合が順延され、東北各県から集まった同期入社の記者と福島市内の温泉に繰り出し、地場産のキノコや手打ちそばを食べた。太平洋岸に並ぶ原発が、爆発で放射性物質をまき散らす可能性など、考えることもなかった。

 今では福島県産の一部地域のキノコは放射能汚染によって、出荷や摂取が制限されている。

   ◆  ◆

 県議選では、双葉郡選挙区(定数2)が、福島第1、2原発がある自治体を含む8町村のエリアだ。ここから5人が立候補した。大半の地域が警戒区域(同原発から半径20キロ)や計画的避難区域になったため、各候補者は、主に内陸の仮設住宅を訴えて回る異例の選挙戦となった。

 山梨県から遠く福島県内の選挙戦ではあるが、原発事故は悲しいことに、世界的な関心を集めている。その原発が生み出す電力は、東京電力管内である山梨県にも供給されてきた。福島県議選を通して、候補者や陣営関係者、避難住民が原発をどう考え、どのように語ったのか。山梨県民に報告する。(この連載は岡田悟が担当します)=つづく

2144チバQ:2011/12/21(水) 20:37:59
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111204ddlk19040085000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/2 関心事に触れぬ候補 /山梨
 先月の福島市内。見た目は、日常的な風景だった。休日のJR福島駅前は買い物客でにぎわい、中高生が街を自転車で駆け抜ける。

 ただ大気中の線量は、原発事故前より高いまま。福島県公式サイトの専用ページによると、福島第1原発から約62キロ離れた県庁横の紅葉山公園の空間線量率測定結果は、同21〜25日時点でも、毎時0・97〜0・98マイクロシーベルトで推移している(甲府市内は事故後も同0・042〜0・072マイクロシーベルト)。

 それでも、立ち入りが禁止された原発周辺よりは圧倒的に低い。

 選挙取材のため、紅葉に色づく山々を横目にレンタカーを走らせると、カーラジオから、県内の測定結果がまるで天気予報のように伝えられる。

   ◆  ◆

 福島市や二本松市、郡山市などがある県中央部(通称「中通り」)には、事故を起こした原発がある双葉郡8町村の一部が臨時役場を設けるなどし、避難者が多く暮らしている。広い空き地やグラウンドには大抵、仮設住宅のプレハブが並んでいた。

 4月に実施予定だった統一地方選のメーンとなる県議選が告示された先月10日、郡山市の複合施設「ビッグパレットふくしま」周辺の仮設住宅に、民主党現職で双葉郡選挙区(定数2)から2期目を目指す坂本栄司氏(56)が姿を見せ、避難住民を握手して回ってから、訥々(とつとつ)と演説を始めた。

 先日、細野(豪志)原発事故担当相と話し、いつ地元に帰還できるのかはっきり示すよう訴えました。除染の範囲を広げ、なるべく早く戻れる地域にします。災害復興住宅の建設、特区制度を活用した働く場所を作るのも重要です。

 国民の関心が高い「脱原発」の是非。最大の被害を受けた有権者に対し、自ら「与党の一員」とうたう坂本氏は、演説でこれに触れなかった。=つづく

2145チバQ:2011/12/21(水) 20:38:27
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111205ddlk19040065000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/3 将来への明言避ける /山梨
 −−前回選挙では「原発との共存共栄」を掲げていたが。

 四つの原子炉の廃炉が決まり、残り六つ。住民感情もあり、(東京)電力さんも再稼働を言う態勢が整わないのではないか。その結果として廃炉となる。共存共栄はもうない。廃炉作業が、原発産業の主流になるのかな。

 −−脱原発ということか。

 脱原発という概念的な話より、今いる人たちの雇用を守り、転職できる環境の整備も国の責任でやっていかないといけない。

 福島県議選(先月20日投開票)で、事故を起こした原発がある双葉郡選挙区(定数2)から立候補した民主現職の坂本栄司氏(56)は街頭演説後の地元テレビ局のインタビューでやっと、原発の将来性に言及した。

 「四つ」とは、事故を起こした福島第1原発1〜4号機、「残り六つ」は冷温停止中の同5、6号機、第2原発1〜4号機のことだ。

   ◆  ◆

 県議会は10月、県内全10基の原発の廃炉を求める請願を賛成多数で可決した。

 坂本氏はこの決議を前に退席していた。告示3日前の先月7日に開かれた同選挙区5候補予定者による公開討論会では、第2原発再稼働の是非を問う質問に、他4候補と同様「×」(すべきでない)のパネルを上げた。

 それでも、選挙演説では廃炉に触れない。記者に聞かれれば「廃炉」と答える。煮え切らないのだ。

   ◆  ◆

 自民現職で3選を目指した吉田栄光氏(47)は、東日本大震災前まで原発推進を明言していた。選挙戦最終日の19日、吉田氏は二本松市の仮設住宅前で街頭演説していた。

 我々は40年間、この(原発の)エネルギー政策を推進し、地域振興策がなされてきた。3月12日の事故以降の先の見えない避難生活。今後の我々の地域振興、エネルギー政策について、皆さんとしっかりしたご協議をしながら、皆さんの訴えを、大きく大きく受け止めた次第でございます。

 実は演説の前に、あるテレビ局の記者が「原発や除染の問題で考えを示してほしい」と要請していた。この日以外の街頭演説でも私は数回取材した。吉田氏は、原発の将来性には一切触れなかった。=つづく

2146チバQ:2011/12/21(水) 20:38:53
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111206ddlk19040053000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/4 経済の重し、口堅く /山梨
 福島県議選双葉郡選挙区(定数2)に立候補した現職候補たちは、なぜ原発の将来性にあまり言及しないのか。

 自民の吉田栄光候補(47)の選対本部長を務めた勝山一美・同県浪江町議に疑問をぶつけたところ、「有権者の意識は大方、脱原発だが、代替手段もなく、声高に叫べばいいというものではない」との答えが返ってきた。

   ◆  ◆

 福島第1原発は同郡のうち、双葉町と大熊町、第2原発はその南の富岡町と楢葉町に立地。双葉町の北に位置する浪江町内には原発がないため、国からの交付金は立地自治体より少なく、原発による直接の固定資産税収入はなかった。

 それでも住民は、原発での作業に東電やプラントメーカーの3次、4次下請けとして携わる「協力会社」社員として収入を得、これら企業や社員の消費によって、同町のみならず双葉郡全体の経済が回っていた。勝山町議は「町内ではナシなど果樹畑が多かったが、生計を立てるのは厳しく、子供に原発勤務を勧めた家庭は多い。2年間原発で働けば、2町歩(約2ヘクタール)の田以上の収入になった」と話す。

 もっとも、勝山町議も事故への怒りや悔しさを隠さず、「事故直後でも避難は3、4日と住民の多くが思っていた。それだけ『安全神話』に慣らされていた」と振り返る。

 県ホームページによると、同町の空間線量率は今月1日現在、毎時5・37マイクロシーベルト。事故後は同町民約2万1000人のうち1万4000人が県内各地へ、約7000人が県外への避難を強いられた。

 それでも、原発の全否定は、雇用を奪うことと取られかねないのだという。

   ◆  ◆

 大熊町から県内陸部の会津若松市の仮設住宅に避難している女性(67)は、かつて同町役場に勤務し、第1原発建設の用地買収をする東電社員に同行したこともある。

 「(事故前に)貸しアパートを建てれば、東電の人が全部借り切ってくれてね」と話しながらも、「原発ができた当時はみんな喜んだが、『いつか大変なことになるのでは』とも思っていた。自宅を建て替えたばかりなのにこんなことに……」と涙を見せた。

 事故や放射能汚染のリスクへの不安と、経済的な“恩恵”の中での暮らし。「一体、どういう気持ちだったのですか」と聞いたが、「それは……、何とも言えないねえ」。=つづく

2147チバQ:2011/12/21(水) 20:39:12
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111207ddlk19040122000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/5 2新人、「廃炉」明確に /山梨
 事故を起こした原発がある福島県議選双葉郡選挙区(定数2)の新人候補のうち2人は、かなり明確に脱原発や廃炉を打ち出していた。

 無所属新人の白土正一氏(62)は、福島第2原発がある富岡町の生活環境課長として、東電や国と県内原発立地町村の「情報会議」の事務局長を長く務め、国や東電に安全対策や情報開示を厳しく迫ってきた。02年に発覚した福島第1原発などのトラブル隠しを念頭に、県議選告示の先月10日、同郡の南に隣接するいわき市での演説で東電を批判した。

 東京電力は、事故が起こるとマニュアルを作り、形だけ(対策を)やるような姿勢を見せ、隠蔽(いんぺい)体質をやめるとは考えません。東電に対し、不信感が根強く残っております。

 選挙公報には「『原発依存をやめ』、福島第一・第二原発の廃炉を求める」と明記し、演説でも訴えた。

 また、双葉郡の除染には物理的、経済的に限界があると主張。同17日、同市の事務所を訪れた私に「除染さえすれば帰れるとの見方は、住民を愚弄(ぐろう)している」と言い切った。現職候補より主張を明確化し、原発労働従事者から反発はないのかと問うと、「有権者の反応には強いものを感じる」。

   ◆  ◆

 社民新人で、双葉郡で中学教員をしていた遠藤陽子氏(61)は、原発事故後に立候補を決めた。

 人災である原発事故は、すべての生活を破壊しました。東電と国、国策として原発を進めてきた自民党、民主党の責任は重く、プルサーマル発電を認めた県も例外ではありません。

 告示日の出陣式でこう訴えた遠藤氏。党県連幹部は、同党が従来から原発のあり方を批判してきたとあいさつし、党是としての脱原発を強調。福島瑞穂党首が応援に駆けつけた日もあった。

 だが選挙戦中盤、私の同僚記者が遠藤氏を取材したところ、こうこぼしていたという。「双葉郡で廃炉を支持している人が少なく、あまり声高には言えない。東電に補償や謝罪をきちんとさせるという話はしているが、雇用の問題まで伝えきれない」=つづく

2148チバQ:2011/12/21(水) 20:39:35
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111208ddlk19040118000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/6 「政策より地縁血縁」も /山梨
 福島県議選の取材の一環で、県内各地の仮設住宅を回って、避難住民の話を聞くこともあった。

 NHKはこう報じた。投票日の先月20日、事故を起こした原発がある双葉郡選挙区の有権者への出口調査で、7〜8割が廃炉に賛成している。

 その通りなのかもしれない。ただ、私の取材に応じてくれた避難者の中には、脱原発を訴える人は多くはなかった。

   ◆  ◆

 同選挙区の浪江町からの避難者が暮らす内陸部の二本松市の仮設住宅。長女夫婦が千葉県に避難したという自営業の男性は「原発事故は自然災害が原因だろう。県内の原発は無理でも、東電には動かせる原発は動かしてもらわないと、我々の補償がしてもらえないという不安もある」と話した。長女の夫は原発関連のプラントメーカーの関連会社に勤務しているのだという。

 元々農家だったという無職の男性(70)は「原発をなくしても、代替エネルギーはすぐに準備できない」と話した。

 また、会社員の男性(41)は「日本全体のエネルギーを考えれば、原発は必要」と話したが、その表情はこわばっていた。福島第1原発の収束作業のため仮設住宅から通っているのだという。原発でどのような作業をしているのか尋ねてみたが「会社から止められている」。名前も教えてもらえなかった。

   ◆  ◆

 双葉郡選挙区の県議選を通じて、原発を巡る各候補者の訴えがどれほど浸透し、議論が深まっていたのか。

 選挙戦最終日の先月19日、自民現職、吉田栄光氏(47)は、二本松市のこの仮設住宅で街頭演説をした。拍手を送っていた高齢の女性2人に話を聞いた。1人は、吉田氏を支持する理由を「お父さん(吉田氏の父は元浪江町議)の頃から応援してんだから」。原発の是非については「それは……、わがらねー」。

 もう1人は「原発はもうねえ方がいい。(吉田候補は原発に)反対してくれる」。

 政策や主張より地縁血縁というのも、選挙の一面ではある。=つづく

2149チバQ:2011/12/21(水) 20:39:59
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111209ddlk19040065000c.html
選挙と原発:’11福島ミニ統一選/7止 支持者と東電に配慮 /山梨
 これだけ痛めつけられ、すべてのものがばらばらにされてしまった。その原因を作ったのは何だったのか。原発の安全神話は崩れ去った。原発を再考し、脱原発という考え方で進んでいただきたい。

 福島県議選などが告示された先月10日、無投票で再選が決まった同県浪江町の馬場有(たもつ)氏(63)。役場が移転した二本松市で万歳三唱をした後、「県議選で原発についての議論が低調だが、どう思うか」との報道陣の問いに、こう語気を強めた。

 前日に臨時町役場でインタビューした際にも、「自宅に(一時帰宅で)帰るのにタイベックス(防護服)を着ていく。とんでもない話だ。それをしたのは誰ですか? 壊れた家も直せない。精神的な被害は時間がたつほど増えていくんです」と述べ、国や東電への怒りをあらわにしていた。

   ◆  ◆

 開票日の同20日、自民現職、吉田栄光氏(47)は2位当選の民主現職、坂本栄司氏(56)に倍以上の差を付け3選を決めた。

 地震と津波で亡くなられた方々、そしていまだ収束しない原発事故で避難している窮状を考えると、非常に複雑な思いをしながらの万歳だった。さまざまな訴えのいろいろな有権者のご判断をいただいたと考えている。

 同市の事務所で、集まった支持者にこうあいさつした吉田氏。万歳や家族から祝いの花束を受け取る時以外は、厳しい表情だった。

 「4年間に向けた決意を」「避難している有権者にメッセージを」。報道陣の囲み取材で当たり障りのない質問が続く。私は問うた。

 −−県内原発の廃炉を訴える候補者もいたが、吉田候補は街頭ではあまり明言されなかったと感じる。改めて考えは。

 現在、事故の収束は見えず、軽々に再稼働はできない。損害の賠償、古里にいつ帰れるのか、地域住民の考え方は重要で、現時点では廃炉の方向を考えざるを得ない。ただし、これは事業者がある程度決めるべき問題で、今後、安定化、廃炉と進んでいくわけで、東電と地域の信頼関係は欠かせないので、事業者がしっかりこの点について大きな方向を示す必要があると思います。

 言葉を慎重に選び、こう答えた。廃炉を求める県議会への請願に自身が賛成したことを踏まえ、現時点では廃炉はやむなしとしつつも、「さまざまな訴えのいろいろな有権者のご判断をいただいた」うえでの当選なので、住民への賠償などを条件に再稼働に含みを持たせ、最終的には東電にげたを預ける。あらゆる方面に気を配った、ある意味“完璧”な回答だった。=おわり(この連載は岡田悟が担当しました)

==============

 ◇福島県議選双葉郡選挙区(定数2)
当 13671 吉田栄光 47 自現

当  5932 坂本栄司 56 民現

   3810 遠藤陽子 61 社新

   3799 白土正一 62 無新

   2653 青木敏孝 40 無新

 =選管最終発表

2150チバQ:2011/12/22(木) 12:16:25
48 名前:名無しさん 投稿日: 2011/12/22(木) 07:42:55
関係職員26人を処分、副市長は引責辞任 仙北市税金不正処理問題

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111221o

 旧角館町と仙北市の税金不正処理問題で市は21日、不正があった1998〜2006年度に税務課に在籍していた職員10人を停職や減給、戒告の懲戒処分とし、16人を訓告や厳重注意処分とした。市の調査委員会で委員長を務めた石山修副市長は「市政に停滞を招いた責任がある」として、任期を2年残し今月末で辞職することを表明した。門脇光浩市長は自らの報酬を来年4月から3カ月、20%カットする。

 虚偽確定申告などの不正行為を実行した当時の主事や主任計3人のうち2人が停職6カ月で、1人は同3カ月。当時の課長、課長補佐、係長の3人は監督責任を問い、それぞれ同1カ月。課長補佐1人は減給10分の1を1カ月、主事や主任計3人は戒告。ほかに事務担当の11人を訓告、窓口担当の5人を厳重注意とした。

 市の調査報告書には、職員が上司(退職)から指示を受けて不正を働いたとの証言が記されたが、発端は未解明のまま。この日の会見で門脇市長は「不明な点はあるが、現在いる職員に処分を下すしかなかった」と説明。県への清算金などの支払いは、関係職員のほかOBにも求めたい考えを示した。刑事告発の可能性については「ほとんどの事案は時効となっており、考えていない」とした。

2151チバQ:2011/12/29(木) 20:49:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20111228-OYT8T01042.htm
前大石田町長に有罪判決 懲役1年6月、執行猶予3年

「町政の信頼損ねた」


閉廷後、報道陣の質問に答える阿部被告  大石田町発注の公共事業の指名競争入札を巡る汚職事件で、受託収賄罪に問われた前町長で僧侶の阿部孝義被告(75)(同町田沢)の判決が28日、山形地裁であった。矢数昌雄裁判官は「公共事業だけでなく、町政全般への信頼を損ねた結果は重い」として、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金100万円(求刑・懲役1年6月など)を言い渡した。

 矢数裁判官は、争点とされていた企業を入札から外した経緯について、検察側の「選挙で対立候補を応援した企業を快く思っていなかった」という主張と、弁護側の「(入札から外そうと考えたのは)企業は工事の手直しが多かったため」という双方の訴えを認定した。

 現金を収受した動機については「妻からの小遣いでは交際費が賄いきれなかった」と述べるにとどめ、「依頼直後から、わいろを受け取る意思があった訳ではない。約9年間、(町長として)町民のために努力していた」とした。

 判決によると、阿部被告は2007年6月12日、自身の支援者を仲介者として、尾花沢市の建設会社社長から、町道流雪溝工事の入札で地元企業1社を外す依頼を受けて承諾。同8月11日、自身が住職を務める自宅敷地内の寺院で現金100万円を受け取った。

 阿部被告はこの日、黒いスーツに白いシャツ、紺色のネクタイ姿で入廷。背筋を伸ばし手を前に組み、証言台に立った。主文読み上げの間は、終始うつむき加減。初公判時と同じように裁判官の顔を見ることはなかった。

 裁判官が「発送した郵便物を部下に回収させてまで、業者を入札から外した」と指摘すると、「ふーっ」と小さくため息をついた。閉廷後は、裁判官が退廷するまで頭を下げ続けたが、傍聴席に向かって会釈する姿も見られた。

(2011年12月29日 読売新聞)

2152チバQ:2012/01/25(水) 21:40:02
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120125105944.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
元関脇・追風海が町議選出馬意向

 角界から政界へ−。板柳町出身で2006年、けがのため惜しまれつつ引退した元関脇追風海(36)=本名・斉藤直飛人、顔写真=が、2月の同町議会議員選挙に立候補する意向であることが24日、分かった。同日、同選挙の説明会に姿を見せた。

 説明会場の町福祉センターには現職11陣営、新人2陣営の立候補予定者や代理人が集まった。その中でも身長185センチのがっしりとした体格はひときわ目を引いた。追風海は取材に「現状を変えるのは簡単でないが、情熱を持って当たりたい」と話した。

 引退後、同町に戻り警備会社に勤務。体力維持のためトレーニングを続けているという。「年配の議員ばかりで若い人が育たない。『俺がやらなきゃ』という気持ちになった」と動機を語った。

 子どもたちの体力向上を抱負に掲げる一方、話題づくりのため「議員としてアマチュア相撲へ復帰することも考えている」とも。現役時代のしこ名を使い「追風海直飛人」として立候補するという。

 板柳町議会議員選挙は2月14日告示、19日投開票。現役時代は正攻法の一方で奇襲「八艘(そう)跳び」を繰り出すなど、器用な一面がある追風海。新たな挑戦でも力強さと技の切れを発揮できるか注目を集めそうだ。

2153チバQ:2012/01/25(水) 22:48:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120124-OYT1T00228.htm
地方議員で全国最多の15選果たした83歳




. 22日投開票の宮城県色麻町議選で、現職の田中一寿さん(83)がトップ当選で15選を果たし、現職の地方議員としては全国最多当選となった。

 田中さんは1959年5月色麻村議(当時)補選で初当選。91年3月に町長選出馬(落選)で辞職し、翌年2月に町議に返り咲いた。在任期間は51年。

 田中さんは「町民の意見を代弁してきたことが評価された」と述べるとともに、15期目に向けて「町内企業に採用枠の1割を町民にしてもらい、若者を定着させて町の農業を守る」と抱負を語った。

 全国町村議会議長会などによると、これまで岐阜市議で15期58年、広島県議で14期55年11か月、山形県鮭川村や高知県奈半利町、徳島県上板町で13期52年務めた町村議がいた。

(2012年1月24日10時10分 読売新聞)

2154チバQ:2012/01/29(日) 13:26:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000079-mailo-l05
選挙:湯沢市長選 前市長の鈴木氏、無所属で出馬へ /秋田
毎日新聞 1月29日(日)12時25分配信

 来年4月16日の任期満了に伴う湯沢市長選に、鈴木俊夫・前市長(61)が無所属で立候補することが28日、分かった。次期市長選への出馬表明は鈴木氏が初めて。
 鈴木氏は28日、毎日新聞の取材に対し「後援会などから早く表明をと言われ、前日(27日)にあった後援会の新年会で決意を示した」と述べ、「市民と協働し、地域づくり、人づくりに力を入れた行政を目指す」としている。共産党籍は残したまま出馬するという。
 元県議の鈴木氏は02年の旧市長選で初当選し、4市町村が合併した05年の新市長選では旧首長4人による激戦を制した。09年の前回市長選は前市議の斉藤光喜・現市長との激しい一騎打ちとなり、小差で再選を阻まれた。【佐藤正伸】

1月29日朝刊

2155名無しさん:2012/01/30(月) 17:35:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000066-jij-pol
宮城県も議事録未作成=福島県は一時対応できず―大震災
時事通信 1月30日(月)13時12分配信

 東日本大震災を受け宮城県が設置した災害対策本部会議で、議事録が作られていなかったことが30日、分かった。議事録をめぐっては、震災関連の政府の重要会議でも未作成だったことが明らかになっている。ただ、県の会議は全て公開されており、危機対策課は「情報公開の点においては問題ない」としている。
 一方、震災や東京電力福島第1原発事故への対応で開かれた福島県の災害対策本部会議も、震災直後の6日間、議事録を作成していなかった。
 宮城県の本部会議は村井嘉浩知事を本部長とする最高意思決定機関で、昨年3月11日から10月20日まで計94回開催。初日の11日は1時間半から2時間半おきに1日4回開かれており、危機対策課は「震災発生当初は忙しく、議事録が作れる状況になかった」と話す。
 県は震災の記録史を作成するため、発言要旨や決定事項について職員が書き留めたメモをまとめ直す方針。ただ、録音や映像には残していないことから、「一言一句を再現するのは難しい」としている。
 福島県の本部会議は、昨年3月11日から同16日までの計33回分、協議項目を箇条書きした記録は残しているが、議事録は作っていなかった。県は「人員が限られており、議事録の作成まで手が回らなかった」と話している。同17日以降の議事録は作成している。

2156チバQ:2012/01/30(月) 22:45:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120130t11027.htm
桜井氏、政界再編にらみ勉強会 超党派で地方議員41人参加
 民主党政調会長代理の桜井充参院議員(宮城選挙区)は29日、超党派の地方議員による勉強会「日本型国家を創る会・宮城」の初会合を仙台市青葉区のホテルで開いた。
 桜井氏は「東日本大震災からの復興に向けた政策の実現には、与野党が連携しなければならない」と述べ、政界再編を視野に入れた政治勢力の結集を呼び掛けた。
 会合には県議や市町議計41人が出席。県議は須藤哲氏(民主)、菊地恵一氏(自民)、菅間進氏、渡辺忠悦氏、太田稔郎氏(無所属)の5人が参加。うち須藤、菅間、太田3氏は県議会の民主党系会派に所属している。
 仙台市議は大泉鉄之助氏(自民)、野田譲氏(同)、鈴木繁雄氏(無所属)の議長経験者のほか、民主の若手ら8人が参加した。
 意見交換で桜井氏は、自身の政治行動について「参院から民主党代表選に出ることも可能だが限界もある。衆院に移る可能性は当然ある」と県内の衆院選挙区へのくら替えに含みを持たせた。参加者とは定期的に勉強会を開く方針を確認した。
 桜井氏は取材に対し、勉強会の位置付けについて「(今後の政局で)何が起きても対応できるよう下地づくりの意味もある」と述べた。


2012年01月30日月曜日

2157age:2012/02/01(水) 22:53:46
逝ってよし+.(・∀・).+♪ http://s.64n.co/

2158名無しさん:2012/02/01(水) 23:50:28
>>2156
桜井参議は衆院2区内の宮城野区出身だから、離党した斎藤恭紀への刺客立候補もあり得るか?
(浅尾慶一郎みたいにならなきゃいいけど)

2159チバQ:2012/02/08(水) 20:54:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120207/trl12020723200006-n1.htm
北秋田市長選の選挙違反 元鷹巣町長、2審も有罪
2012.2.7 23:19
 平成21年の秋田県北秋田市長選をめぐり、公選法違反(買収)の罪に問われた元鷹巣町長、岩川徹被告(63)の控訴審判決で、仙台高裁秋田支部は7日、懲役1年、執行猶予2年とした1審秋田地裁判決を破棄し、懲役1年、執行猶予5年を言い渡した。

 卯木誠裁判長は判決理由で「原則5年の公民権停止期間を下回る執行猶予期間を付す特段の事情は見受けられない」と指摘した。

 被告側は男性運動員=同罪で有罪確定=への現金の供与は「運転と道案内の労務の対価」として無罪を主張したが、卯木裁判長は、支援者らの「公判供述は信用できない」として退けた。

 判決によると、岩川被告は21年2月と3月、北秋田市で男性運動員に票の取りまとめなどを依頼し、報酬として計30万円を渡した。

2160チバQ:2012/02/16(木) 20:48:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000015-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/上 農林水産、産出額3000億円 /山形
毎日新聞 2月14日(火)10時28分配信

 ◇戸別補償制度交付金を含め目標達成へ 「数字合わせ」に疑問も
 「これまで以上に農林漁業者や生産者の団体と連携を強め、12年は『農林水産業を起点とする産出額3000億円』の仕上げの年にしたい」。1月10日の定例記者会見で吉村美栄子知事は、09年の知事選で公約に掲げた「産出額3000億円」の12年の達成に自信をのぞかせた。
 産出額3000億円は県内農業を元気にするための目標値。しかし1月25日現在、10年の産出額は2333億円の見込みで、前年実績額を15億円下回る。このまま推移すれば12年の産出額見込みは2778億円で3000億円に届かない。
 農林水産省統計の「農業産出額」は、県独自の産出額にも加算される主要項目の一つ。農家が生産した農畜産物の数量と販売額(諸経費を除く)をかけたデータだ。同省が1月下旬に発表した10年の県の農業産出額は1986億円で、73年以来、37年ぶりに2000億円を下回った。米余りなどで米価下落が影響したため。結果、県独自の産出額見込みも目標より減った。
 こうした傾向にもかかわらず吉村知事が3000億円達成に自信を見せるのは、農水省が産出額に入れていない戸別所得補償制度の交付額を含めるからだ。
 吉村知事は「戸別所得補償制度のモデル対策事業で169億円が稲作農家に交付され、経営安定が図られる効果があった」と説明。169億円を加えれば10年の産出見込み額は2503億円となり、一転して前年比155億円増。12年も同様に試算すれば3000億円達成も見えてくると県は説明する。
 戸別所得補償制度は、農家に作物の販売価格と生産費の差額を交付する制度。農水省の農業産出額統計には国の交付金が加算されているが、戸別所得補償制度は加算されていない。農水省は「農作物の価格を補う交付金は含めるが、戸別所得補償は農家所得助成なので農業産出額の対象とはならない」と説明する。これに対し、県農政企画課の佐藤宏昭課長は「国の産出額の推計方法に『各種奨励補助金を農産物の販売価格の一部とみなし加えた額』としている。戸別所得補償は米を作るからこそ農家がもらえる収入で産出額とすべきだ」と説明する。
 さらに県は、林業と水産業に加え、食品製造業者の県産品使用割合など加工・販売も含めて積み上げる。
   ◇   ◇
 前回知事選の際の表現は「農業産出額3000億円」だった。しかし就任後に「農業」を「農林水産業」に対象を拡大。さらに「加工等関連」も含め、農林水産業を「起点とする産出額」と軌道修正した経緯がある。県議からは「数字合わせ」との批判が出た。今回の戸別所得補償額の加算も「数字合わせ」との疑問も浮かぶ。
 県は目標達成に向け、農山漁村資源を活用し、観光とも連携した新ビジネスの創出など付加価値の拡大▽つや姫の生産増加と全国ブランド米としての定着−−などを掲げる。数字目標の達成だけでなく、農業を元気にする取り組みが実のあるものになるかどうかが問われている。
   ◇   ◇
 吉村知事がスローガンの「温かい県政」を掲げて就任してから13日で3年を迎え、任期は残すところ1年となった。吉村県政を検証するとともに、1年後の知事選を展望する。【浅妻博之】

2月14日朝刊

2161チバQ:2012/02/16(木) 20:49:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000084-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/中 3万人雇用創出は達成 /山形
毎日新聞 2月15日(水)11時39分配信

 ◇大半は国の事業、非正規中心で質伴わず どう実現「長期安定」
 山形市のハローワーク山形には主に正社員の求人を求める人がひっきりなしに訪れる。今月上旬に同所に来ていた上山市の男性(42)は短期間の仕事しか見つけられずにいた。「これから面接を受ける会社で採用されても1年契約で再雇用はない。再びハローワークで職探しだ」と声を落とした。県は雇用拡大のため10、11年度で2万人の雇用を創出したとアピールするが男性は「2万人の雇用が生まれたなんて実感はまったくない」。不安そうな表情で面接会場へ向かった。
 吉村美栄子知事は公約実現のため就任直後に「雇用創出1万人プラン」を掲げた。08年12月に仕事を探す人約2万5000人に対し、求人数は約1万5000人と1万人の差。この差を09年度末までに埋めるとして1万人の雇用を生み出す目標を立てた。県によると、最終的に1万3028人分の雇用を創出したが、うち把握している正社員は約1割の1451人。大半は国の交付金を使った原則6カ月以内の「緊急雇用創出事業」で、長期の安定雇用に結びついていない課題が残った。
 県はさらに10年2月に、10年度から2年間で計2万人の雇用を目指す「2万人プラン」を打ち出した。1万人プランは達成した一方で仕事を求める人と求人数の差は約1万7500人まで広がったためだ。しかし、新計画の内容は1万人プランとほぼ同じ。違いは国の交付金でいずれも1年間の「重点分野雇用創出事業」と「地域人材育成事業」の計1300人分が加わったこと。長期雇用への対応策は示せなかった。
 2万人プランは昨年10月末に前倒しで達成し、県は「14日現在で2万1701人の雇用を作った」とするが、うち雇用期間が6カ月から最長でも3年の国の「雇用基金事業」が1万267人と約半分。さらに3年以内の「ふるさと雇用再生特別基金事業」は1423人だけ。大半が6カ月から1年以内の雇用にとどまり、1万人プランの課題は先送りされた形だ。
 県生活環境部の佐藤和志部長は「とりあえず仕事についてもらうつなぎとして雇用の下支えになった」としながらも「依然として安定雇用に結びついておらず、1万人プランの課題はクリアできなかった」と計画の実効性が上がらなかったことを認める。さらに佐藤部長は「国の基金は仕事がない人への緊急措置的なもの。県独自の予算だけでは厳しく、国の基金を活用せざるを得ない状況もある」と説明する。
 県は12年度から3年間を目標に、長期安定雇用に結びつけるため40億円の独自の基金を創設する。3年間を目標に、「エネルギー政策」や「農業の6次産業化」など、県で発展の可能性のある新分野での産業振興により雇用に結びつけるのが狙いだ。
   ◇   ◇
 「景気は厳しいが、県には知恵を出してもらい早く正社員の求人を増やしてほしい」。ハローワーク山形を訪れていた男性の声は切実だ。今度こそ長期の安定雇用につながる施策につながるだろうか。【浅妻博之】

2月15日朝刊

2162チバQ:2012/02/16(木) 20:50:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120216-00000131-mailo-l06
吉村県政の3年:任期満了まで1年/下 知事選へ動き表面化 /山形
毎日新聞 2月16日(木)12時18分配信

 ◇連合山形、正式表明待たず支援確認 自民の対応、焦点に
 1月5日に山形市で開かれた連合山形の旗びらき。大泉敏男会長は約200人を前に「来年1月に予定される知事選では吉村美栄子知事の再選を力を合わせて勝ち取らないといけない」と声を張り上げた。
 09年の前回知事選で連合山形は吉村氏擁立の中心的な役割を果たした。来年の知事選に向けても連合山形は吉村知事自身が立候補の意思を表明をしていない中で、既に昨年11月の定期大会で、吉村知事再選に向け支援していくことを確認。早くも吉村知事の出馬を前提に選挙に向けた動きを表面化させている。
 吉村知事の後援会も組織の拡大を図る。後援会は当選直後の09年3月に組織された金山町を皮切りに3年間で30市町村に達した。会員は現在で約5000人に上る。夏ごろまでに全35市町村に設立することを目標としている。後援会幹部は「自民党は対抗馬を出してくるだろう。だからこそ支持基盤を盤石にし、4月から本格的な選挙準備に入る」と話す。
 前回の知事選は民主、共産、社民が吉村氏を支援。県議会最大会派の自民党は県議31人のうち29人が当時現職の斎藤弘氏を支援した。吉村氏の就任直後は「是々非々」を掲げ距離を置いていたが、11年4月の県議選が近づくにつれ態度は軟化していった。県議選を約半年後に控えた10年9月には、吉村知事を囲んで政策について学ぶ「あったかい県政を勉強する議員の会」を同会派内に発足させた。勉強会は定例県議会ごとに開催。現在1期目も多く、会派32人中約20人が入会している。
 こうした自民の動きについて、ある同党県議は「吉村知事は県民に人気があるから、当時は県議選が間近に迫り、近寄ろうとしていた部分もあったのだろう。すり寄っていると疑われても仕方がない」と話す。別の自民県議は「それぞれの選挙区の有権者の知事に対する考えに左右されている部分もある」と説明する。
 今後、前回知事選で大半が斎藤氏を支援した自民が対抗馬を擁立するのかが最大の焦点となる。同党県連幹事長の志田英紀県議は「現段階で白紙」としながらも、「年内に次期衆院選があった場合その結果次第(自民党が勝った場合)ではどうなるかわからない」と話し、国政で自民が勢いを増した場合の対応に含みを持たせた。【浅妻博之】

2月16日朝刊

2163名無しさん:2012/02/21(火) 12:49:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120221-OYT8T00152.htm

青森市庁舎整備案が難航

市側「段階的に」議会側「一括建て替え」


柱に鋼板を巻くなどの耐震補強でしのいでいる現第一庁舎(昨年10月、青森市提供) 市役所庁舎の建て替えを検討している青森市は20日、今年度中に策定する予定だった基本方針について、6月まで先送りすることを決めた。分散している現庁舎を2段階に分けて整備したい市側に対し、一括整備を求める議会側が「待った」をかけた。現庁舎は震度6強の地震で倒壊する危険があり、待ったなしの状況だが、議論は難航しそうだ。

 市側は、耐震性が特に脆弱(ぜいじゃく)な第1、第2庁舎を集約して現在地に建て替え、教育委員会などが入る柳川庁舎、議会棟、第3庁舎は耐用年数までフルに使用して二十数年後に新庁舎隣に整備する案を推している。現時点で庁舎整備のための基金積み立てがないため、財源負担を単年度に集中させず、「使える庁舎は使う」意図がある。事業費(浪岡庁舎整備費を除く)は約150億円。

 一方、議員の大勢はすべての庁舎を集約し、現在地で建て替える案を支持する。「柳川庁舎が離れていて不便」という市民の根強い声を受けている。事業費は約146億円と市側の案より割安だが、2017年度だけで15億円の負担がかかる見込み。市の試算によるとそれまでに市の案より約11億円多い約39億円の積み立てが必要になるという。

 議会では各会派の代表で作る検討委が、基本方針について「3月決定は性急」として、市側に半年延ばすよう要望。花田明仁議長は「専門家を呼んで研究すれば、さらにコストを抑えて一括整備ができる可能性もある」と話す。市は18年度の供用開始の方針は変えず、来年度内に基本計画を策定するため、妥協案として6月まで基本方針の決定を延期することにした。鹿内博市長は「市の案を進める意向は変わらないが、両案を詳細に比較検討したい」と述べた。

(2012年2月21日 読売新聞)

2164チバQ:2012/02/21(火) 22:24:04
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/02/21/kiji/K20120221002674590.html
重すぎる町議?元関脇の追風海氏 青森県板柳町議に初当選!

町議に初当選した元大相撲関脇追風海の斉藤直飛人氏
Photo By 共同 
 元大相撲関脇の追風海(はやてうみ)氏(36)が19日投開票の青森県板柳町議選で初当選し、20日に同町役場で当選証書を受け取った。引退から6年が経過したが、体重は現役時代から10キロ減の120キロ。同県では「美人すぎる市議」として知られる八戸市の藤川優里市議(31)に続き、“重すぎる町議”が誕生した。

 追風海氏は午前10時から行われた当選証書授与式に出席。演説でかれた声で取材に応じ「初めての選挙で右も左も分からず大変な思いをした分、やっとだなという気持ち」と感慨に浸った。

 板柳町議選は定数12で、いずれも無所属の現職11人、新人3人の計14人が立候補。追風海氏は2番目の得票数となる846票を獲得した。

 98年春場所に初土俵を踏み関脇まで昇進後、06年に引退。09年に出身地の板柳町に戻り、警備会社に勤務し、新人指導などを行っている。

 「町を元気にしたい」との思いで1月末に出馬の決意を固め、選挙戦を開始したのは投開票の2週間前。街宣カーで町内を隅々まで回り、街頭演説を繰り返した。

 現役時代は力士としては小柄な1メートル84、130キロで、引退後も120キロをキープ。食事の量も現役当時よりは減ったというものの、投開票日の昼食はラーメン大盛りと焼き肉定食に、さらにご飯2杯。「この2週間は寝る間もなく10キロ減った」というが、同町議の中でもダントツの体格だ。

 正攻法の一方で奇襲の「八艘(はっそう)跳び」を繰り出すなど技巧派で知られ、「相撲では真っ向勝負し、ケガも多かったけどはい上がってきた。政治の世界も相撲と同じスタイルで大きな壁を乗り越える。たまには八艘跳びもやるけどね」と抱負。国政進出については「興味はある。勉強して力をつけて、目指したい」と意欲を見せた。

 選挙では同町名産のリンゴのブランド化などを公約に掲げた。03年に結婚したがその後離婚。09年に再婚して現在は娘(2)と息子(1)の2児の父。「子育て支援にも力を入れたい」と話している。

 同町は追風海氏の1年後輩の十両・高見盛(35)も輩出し、「大相撲で活躍できる選手を出したい。小中学校の部活動で相撲を教えたい」と意気込んだ。引退後も筋トレを続け、「アマチュア相撲で横綱を目指したい」と新たな目標も掲げた。

 ◆追風海 直飛人(はやてうみ・なおひと) 本名斉藤直飛人。1975年(昭50)7月5日、青森県板柳町生まれの36歳。板柳中から埼玉栄高に進み、日大時代に学生横綱など15タイトルを獲得。98年春場所に幕下付け出しでデビュー。両膝や首のケガに泣きながら、右四つの技巧派相撲で幕内に22場所在位、技能賞1回。06年1月の初場所を最後に引退。同10月に両国国技館で引退相撲が行われ、断髪式では約150人がはさみを入れた。

2165チバQ:2012/02/23(木) 20:31:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120222-OYT8T01151.htm
4市町の新清掃工場 上山市大石蔭地区を断念



2工場同時発注困難に


大石蔭地区での建設を断念したことを報告する市川山形市長(左)  山形市、上山市、山辺町、中山町の2市2町で構成する山形広域環境事務組合(管理者=市川昭男山形市長)は22日、建設を計画している新清掃工場について、上山市大石蔭地区での建設を断念し、別の建設予定地を選定する方針を同組合議会に報告した。2工場方式のうち、山形市立谷川地区は既に建設地として決定しており、建設費削減の目的で進めていた2工場の同時発注は困難となった。建設予定地の撤回は3度目で、同組合は今後、新たな候補地の選定作業に入るが、具体的なめどは立っていない。

 この日開かれた同組合議会で、市川市長が「(大石蔭地区の)一部地権者が現状では同意できない意思を示し、用地確保が困難な状況になった」と説明。建設予定地として決定した当初には同意を得られたが、周辺住民の反対運動を受け、地権者の意向が変わったという。

 新たな建設予定地について市川市長は、「改めて2市2町での候補地選定に向けて最大限の努力を図っていきたい。具体的にあそこにするというのは持っていない」と述べた。副管理者の横戸長兵衛・上山市長も、「できるだけ早くもう一つの清掃工場の道筋を作るのが責任と考えている」と話した。

 これまで2工場方式で建設を計画していた新清掃工場だが、同組合は2011年11月、地元住民の反対で難航する大石蔭地区に先行して立谷川地区を建設予定地から建設地に決定。同地区では、17年10月の稼働を目指しており、今年4月から約2年間かけて生活環境影響調査を実施。14年10月の入札を予定している。

 しかし、新たな建設予定地は、これから選定に入るため、立谷川地区との同時発注は日程的に不可能となった。

 新清掃工場の建設計画は1998年に着手。当初の山形市蔵王半郷地区での建設計画は、地元の反対などで2005年に計画を撤回。その後、代替地として建設計画を進めていた上山市柏木地区でも10年に断念した。今回で、建設予定地の撤回は3度目となった。

 一方、大石蔭地区での建設に反対していた「上山市大石蔭新清掃工場構想の撤回を求める会」の菅野健吉代表は、「大石蔭地区での建設撤回には感謝している。清掃工場を新たに作るのではなく、ゴミをいかに減らしていくのかが大事だと考える」と話した。

(2012年2月23日 読売新聞)

2166チバQ:2012/02/26(日) 16:50:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000015-mai-soci
<福島第1原発>帰村か移住か、共同体に亀裂 飯舘
毎日新聞 2月26日(日)13時59分配信


拡大写真
避難先の南相馬市から飯舘村の自宅に雪かきをしにきた女性。「村に戻って犬といっしょに住みたい」と話した=福島県飯舘村で2012年2月25日、小林努撮影

 東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定され、全村避難する福島県飯舘村。自然を生かし、助け合って暮らしてきた共同体に亀裂が入りつつある。村は除染を進めて5年後に希望者全員の帰村を目指すが、一部の住民からは「新村」への集団移住を望む声が上がり、「理想の山村」の再興に向けた道筋は見えないままだ。

【双葉で毎時89.9マイクロシーベルト】福島詳細線量地図を公表 

 「約50戸の除染モデル事業で6億円かかる。無意味だ」「放射線量が下がらないかもしれないのにやるのか」

 1月末、福島市に避難する村役場の会議室に、村内20地区の区長らが顔をそろえた。厳しい質問を浴びた菅野典雄村長は「やってみないと分からない」と答えるだけだった。

 人口約6000人の飯舘村は独自の村づくりを進めてきた。創造的な田舎暮らしを楽しむ村民の表彰、肉牛のブランド化。03年からは、方言で「丁寧に」を意味する「までい」をキャッチフレーズに自然エネルギーを生かしたスローライフの村を掲げた。

 村は今後、約3200億円をかけて住宅は2年、農地は5年、森林は20年で除染する考え。帰村を望む住民も多いが、福島市の借り上げ住宅に避難する農業、菅野哲(ひろし)さん(63)の目には、村の形の維持にこだわり、村民の生活をないがしろにしていると映る。「限界の暮らしを強いられる村民を助けてほしい」

 約20年前から村に協力してきた糸長浩司・日本大教授は、2拠点居住構想を提案する。国や東電の費用で30〜50年暮らせる分村を設け、線量が下がったら戻るという内容。糸長教授は「国が避難区域を見直せば、村はまた分断される」と指摘する。だが、菅野村長は「国が移住の面倒をみる保証はない」と、構想に否定的だ。

 移住を望む村民らは「新天地を求める会」を結成し、昨年11月から署名活動を始めた。村は直後、村の施設に「(施設内で)政治活動および各種署名活動を一切禁止する」と掲示したが、署名は200人分集まっている。

 村は帰村を巡り、住民の意向調査をしていない。移転を望む住民との対立は解消しないままだ。【泉谷由梨子、北村和巳】

2167名無しさん:2012/03/06(火) 20:52:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120306-00000589-san-soci
南三陸町長の告訴状提出 津波犠牲の職員遺族
産経新聞 3月6日(火)18時38分配信

 東日本大震災の津波で南三陸町の防災対策庁舎にいた41人が犠牲になったのは、佐藤仁町長が高台に避難させなかったためだとして、町職員2人の遺族が6日、業務上過失致死容疑で南三陸署に告訴状を提出した。同署は「資料を精査して、受理するかどうか検討する」としている。

 告訴状によると、佐藤町長は震災後、庁舎2階に災害対策本部を設置。大津波警報が発令されても、町職員らを庁舎内にとどまらせたとしている。

 一部遺族は殉職職員家族会として公開質問状を佐藤町長に提出。防災担当ではない一般職員を高台に避難させず庁舎に集めた経緯などの説明を求め、マニュアルの不備を指摘したが、町長は「想定外で判断ミスはない」と回答していたという。

 町総務課は「告訴状の内容を確認してから、対応を考えたい」とした。

2168チバQ:2012/03/07(水) 22:53:34
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201203079
酒酔い運転市議辞職許可 須賀川市議会
2012年03月07日 09時32分配信
道交法違反(酒酔い運転)で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた須賀川市議の円谷年雄氏(32)が議員の辞職願を提出したことを受け、市議会は6日、開会中の3月定例議会で辞職を認める議案を可決した。

円谷市議の辞職に伴い欠員が生じたため、市選管委は市議補選を今夏予定の市長選と同時選で行う方向で調整している。

2169名無しさん:2012/03/08(木) 12:49:15
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308ddm003040146000c.html
大震災1年:止まらぬ人口減 「職」「住」喪失、生活描けず 「国策支援を」首長悲鳴

津波で壊滅し人口が激減した石巻市の旧雄勝町=2月24日、宇多川撮影 東日本大震災後、人口が計8万人以上も減少した岩手、宮城、福島3県。震災前から人口減と高齢化が進む地域が多かったものの、震災で一気に人口流出が加速する想定外の事態に陥った。即効性のある対策は見当たらず、自治体からは「もうお手上げ」との声すら漏れる。専門家は、将来を担う若者の声を反映した復興計画の重要性を指摘する。

 ◇「職」「住」喪失、生活描けず
 「大変に厳しい数字だ」。宮城県南三陸町の佐藤仁町長は今年2月、被災者の転出が想定以上に進んでいることを示す町の調査結果を見て絶句した。実施したのは復興住宅整備などの計画を策定するための住民調査。中間集計では回答者の11%が「町外に移転した・移転予定」とした。商業地が壊滅した志津川地区では「移転・移転予定」が13%に上った。

 震災直前には1万7666人だった町の人口は、多数の犠牲者や転出のため12・5%減少し、1万5458人(1月末現在)になった。復興計画(昨年12月策定)では、町内への人口回帰や雇用の創出で、10年後もわずかな人口減少で食い止められると見込んでいたが、既に甘い予測だった可能性が出てきた。

 高齢化も著しい。21年には65歳以上が5232人で人口の35%を占めると推計される。帝国データバンク仙台支店の紺野啓二・情報部長は「インフラ整備はしたものの人は住んでいない『税金の無駄遣い』にならないよう、企業再建と雇用の確保をしなければならない」と指摘する。

 平成の大合併で同県石巻市に吸収合併された旧雄勝町は、約1660世帯(11年2月末)のうち1231世帯が全壊、115世帯が大規模半壊・半壊とほぼ全集落が壊滅状態になった。死亡・行方不明は236人。残った住民も市内外の親類宅に身を寄せるなどし、約4300人いた住民は約7割減の約1300人しかいなくなった。

 市雄勝総合支所は内陸の高台に住宅街を整備し、人口流出を食い止めたい考え。三浦裕・地域振興課復興対策副参事は「親戚を頼って県外に行った高齢の住民からも『早く雄勝に戻りたい』という声を聞く。少しでも早く高台移転を進め、住民が戻れる場所を作ってあげたい」と話す。

 一方、一部の住民は「海が見える故郷の集落から離れた内陸への高台移転が進められたら、戻ってくる住民は少ない」と高台移転に反発。合意形成は全域では得られていない。

 一方、住まいや仕事を失った被災者の受け皿になっている仙台市。人口は105万3086人(2月1日現在)で前年同月より6100人も増え、過去最高を更新した。

 繁華街・国分町は活況にわいている。ある居酒屋の男性店長は「被災地外から建設作業員らが来ていることもあって、昨年の売り上げは3割増しだった」と話す。【熊谷豪、宇多川はるか】

2170名無しさん:2012/03/08(木) 12:49:39
 ◇「国策支援を」首長悲鳴
 岩手、宮城、福島3県42市町村長アンケートでは、「震災により人口流出が加速した」との回答が6割近い24人に上った。被災地では震災前から、高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)が30%を超える自治体が多く、死亡数が出生数を上回って人口は減少に転じていた。そこに震災が追い打ちをかけた。

 アンケートでは、復興計画が完了する時点での人口見通しについて、4割の16人が「大幅に(おおむね1割以上)減少する」と回答。沼崎喜一・岩手県山田町長は「1次産業は後継者難に直面し、雇用もない」と説明し、放射能汚染の影響が深刻な福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長は「県外に避難する約7000人は、ほとんど帰らないようだ」とした。

 若者の流出防止策では、新産業育成や企業誘致、1、2、3次産業の組み合わせによる雇用の場の確保▽教育環境の充実や子育て支援▽住環境の向上−−などを挙げる首長が目立った。ただ、野田武則・岩手県釜石市長は「企業がアクセスの悪い土地に好きで進出してくるとは考えにくい。国策として目を向けてもらわなければ、三陸全体が限界集落になってしまう」と言う。佐藤仁・宮城県南三陸町長は「雇用を支えた企業・商店の85%が壊滅して仕事が無く、手立てはない」と話した。

 東北各地で街づくりに助言し、宮城県石巻市などで復興を支援する北原啓司・弘前大教授(都市計画)は「以前から指摘されながら、思い切った改革や世代交代をしなかったところに、10年早く危機が来た」と指摘。従来は地位のある人たちだけで街づくりが進められてきたとして、「若い世代にチャンスを与え、自分たちの街は自分たちでつくっていく姿勢が必要だ」と話す。

 今後は日本全体が人口減少に直面する。北原教授は「被災地を対岸の火事とせず各地で考えていくべきだ」と語った。【北村和巳】

2171チバQ:2012/03/08(木) 23:28:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000001-mailo-l06
選挙:知事選 県農協政治連盟、出馬表明「早めに」 突然の要請、知事困惑 /山形
毎日新聞 3月8日(木)10時29分配信

 来年の知事選について農協の政治団体「県農協政治連盟」(今田正夫会長)は7日、山形市内で役員会を開き、出馬表明をしていない吉村美栄子知事に再選出馬を促す異例の対応を決めた。その後、今田会長が県庁に吉村知事を訪ね「推薦したいが立候補を表明していないので早めに(出馬表明を)お願いしたい」と伝えた。吉村知事は「議会中で即答できない」と困惑した表情を浮かべながらも、「ありがたく受け止めさせていただく」と述べた。
 役員会では、吉村知事に出馬を促すことを満場一致で決めた。同連盟は、知事について、つや姫など県産農産物のブランド確立と知名度向上への取り組み▽農業予算の拡充▽TPP交渉への慎重姿勢など、農業施策を高く評価していることを挙げ、「農業施策の継続を切望する」と説明。
 吉村知事は「いつかは決めないといけないという気はしているが、時期も含めて考え中」とした上で、「力強いエールをいただいたと受け止め、任期最終年の来年度の県政をしっかりやりたい」と述べるにとどめた。
 吉村知事の再選への出馬表明を促す動きとしては、連合山形が昨年の定期大会で応援していくことを決めている。【浅妻博之】

3月8日朝刊

2172チバQ:2012/03/08(木) 23:31:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120308t51001.htm
次期知事選、現職を支持 出馬表明前に山形県農政連

今田会長(右)から異例の支持決定の報告を受ける吉村知事


 山形県農協政治連盟(会長・今田正夫県農協中央会長)は7日、任期満了(来年2月)に伴う次期知事選の対応を協議し、現職の吉村美栄子氏を支持することを全会一致で決めた。吉村氏は立候補するかどうか意思表示しておらず、この日も明言しなかった。同農政連が、出馬表明前の段階で支持を決めるのは、国政選挙も含め初めてという。
 今田会長は記者会見し「吉村県政3年間の農業施策の継続と充実を生産現場は強く切望する。出馬を促し、再選に向けて組織の総力を挙げて取り組む」と語った。
 次期知事選に出馬表明した人はいない。この段階で、各種団体に先駆けて現職の支持を決めたことについて、今田会長は「今までは県政と合致しない面がたくさんあった。吉村知事にはわれわれの意見をくみ取っていただいている」と述べた。
 組織決定後、今田会長ら農政連幹部10人は県庁を訪れ、吉村知事に「早めの決断を」と立候補表明を迫った。吉村知事は驚いたような表情を見せた後、「即答はできないが、大変ありがたいお言葉。心強く思う。しっかり受け止めたい」と笑顔で対応した。
 山形県農政連は、過去の知事選では原則として、推薦依頼を受けて現職を支持してきた。しかし前回は、再選を目指した当時の現職斎藤弘氏と新人の吉村氏のどちらも支持せず、自主投票とした。

2173チバQ:2012/03/11(日) 13:02:07
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001203060001
秋田市長の退職金 高すぎるのでは?
2012年03月06日

 秋田市長の退職金は高いのでは――。5日の2月市議会本会議で、そんな指摘が出た。市長の退職金は約3266万円。昨年10月現在、中核市41市中、上から4番目だ。市は「他市では月給が高いところもあり、ボーナス、退職金も含めた任期4年間の総額では真ん中ぐらい」と説明している。


 質問したのは小林一夫市議(フォーラム21)。自治体の財政事情は厳しく、議会も報酬を見直そうとしているなどとして、「(市長の退職金は他市より)高いのではないか」と述べた。


 市によると、市長の退職金は条例により、月給と在職した月数に100分の58を掛けて導く。秋田市では2009年12月から市長の月給(117万3千円)を10%カットしているが、退職金はカット前の月給で計算される。一方、ほかの市では、カット後の月給を基に退職金をはじいたり、掛ける割合を減らしたりしているところもあるという。


 小林市議は、教育委員などの報酬も高額ではないかと指摘。市側は、それらも含めて、基本的には適切な水準だとした上で、「経済情勢などに応じて見直しは継続していかないとならない」と答えた。

2174チバQ:2012/03/15(木) 22:02:45
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201203159
川内村長選新人出馬へ 帰村問題争点か
2012年03月15日 09時14分配信
任期満了に伴い4月12日告示、22日投票で行われる川内村長選に元同村議で新人の西山千嘉子氏(63)=無所属=が立候補する。

14日、村コミュニティセンターで開かれた立候補予定者説明会に出席、取材に対し「徹底的な除染による安全の確保が最重要で、村が示した帰村宣言は時期尚早」として立候補を表明した。

西山氏は川内村出身。

双葉高卒。

平成19年の村議選で初当選し、1期務めた。

同村長選には、3選を目指して現職の遠藤雄幸氏(57)が立候補を表明しており、選挙戦になる見通しだ。

東京電力福島第一原発事故に伴い、村は役場機能を郡山市に移すなどして全村避難したが、1月末に帰村宣言している。

帰村問題が選挙戦の争点になるとみられる。

2175チバQ:2012/03/18(日) 18:01:20
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120317090849.asp
青森市長、有権者に寒中見舞い

 鹿内博青森市長が1月上旬、同市の有権者らに「寒中見舞い」と印刷したはがきを送っていたことが16日、関係者への取材で分かった。市選挙管理委員会(神一郎委員長)は公職選挙法違反に当たるとして鹿内市長を同日、口頭で注意した。

2176名無しさん:2012/03/20(火) 11:51:21
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001203190005
町と議会対立、住民に疲れ/双葉町帰還問題
2012年03月20日


 ●議会が「6月までに帰還」を決議


 役場機能を福島県内に戻す問題をめぐって、双葉町と町議会の対立が激しくなっている。移転計画を具体化させない井戸川克隆町長への不満が、19日の帰還決議となった。先の見えない避難生活を続ける住民は、疲れもピークに達している。


 決議は、役場機能を6月末までに移すよう具体的に提示。新たに設置した移転の候補地を調べる特別委員会も6月までに報告書をまとめる方針だ。


 町議会は1月17日から25日にかけて、避難先の福島市や郡山市、茨城県つくば市など10カ所で町民との懇談会を開催。多数の町民から「役場機能の県内移転」を求める声が上がった。


 双葉町から避難している住民は、県内、県外がほぼ半数ずつ。役場機能を置く旧埼玉県立騎西高校(加須市・398人)よりも、いわき市には3倍近い1156人が生活している。


 町議会は昨年6月から、繰り返し町に県内移転を要望。3月議会でも移転を求める質問が続いたが、井戸川町長は「新年度以降に町民と町議会と議論して検討していきたい」と述べるにとどまった。19日の町議会でも、移転の結論を出す時期について「速やかに、なるべく早くしたい」と慎重だった。


 決議案を提案した岩本久人議員は「何度となく県内移転を求めてきたが、現状では何一つ具体化していない。復旧、復興に向けて県や双葉郡町村との連携強化をするために、早く戻るべきだ」と話した。


 双葉町が町ごと避難している旧騎西高校。1人で避難している元自営業の男性(47)は、割り当てられた3畳ほどのスペースに寝泊まりしている。荷物と布団を置くと、残りはわずかしかない。


 同じ部屋にいるのは約10人。隣の住民との間を仕切っているのは積み上げられた段ボール。高さは約60センチしかなく、立ち上がれば中の様子が分かり、会話も聞こえる。


 食事は3食とも弁当だ。入浴と洗濯は、グラウンド脇に設置された共同浴場と洗濯場で済ましている。女性は着替えの度に、廊下の片隅に段ボールで囲った更衣室を使う。


 「1年たっても他人を気にしながら生活するのに慣れることはない。しかし、町の情報が集まるため、今はここにいる」


 60代の男性は、夜になると不安が高まってくる。「どうしよう」。高齢の母と妻らと4人暮らし。着の身着のまま逃げてきたが、これからどうなるのか。そんな時は布団に潜って気を静めるしかない。


 ふるさとでの生活を取り戻したいが、先は見えない。「宮城や岩手は復興が進んでいるのに、双葉町は放射能が邪魔し続ける。いつになったら戻れるのかな」

2177チバQ:2012/03/30(金) 00:33:51
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120330k0000m040088000c.html
原発事故:福島県民200万人全員への補償決まる
 東京電力福島第1原発事故による損害賠償で、約200万人の福島県民全員への補償が29日、決まった。避難区域外で、放射線量が比較的低い白河、会津若松市など会津・県南地方の取り扱いが焦点になっていたが、東電の代わりに県が給付する提案を同地域の市町村が受け入れた。ただ、市町村には「本来は賠償は東電がすべきで額も少ない」として全県同額の賠償を求めていく声も多い。

 同日の市町村との協議で県は、会津17市町村の妊婦と18歳以下の子ども20万円▽東電が20万円の賠償方針を示した県南9市町村の妊婦・子どもに上乗せで10万円▽その他の住民に4万円−−を支給する案を提案した。東電が福島、郡山市など23市町村を対象にした妊婦・子ども40万〜60万円、その他住民8万円の賠償の約半分。

 県は国の補助金で作った原子力被害応急対策基金404億円の一部に東電の寄付30億円を足し約300億円を拠出する。一方、東電の避難区域外への賠償額は約2100億円。

 佐藤雄平知事は「県南・会津もイメージダウンや風評被害が厳しく全県民を対象にするよう国や東電に求めてきた」としたうえで、「地域ごとに差が出て復旧対応に支障があってはならない」と給付理由を述べた。東電の賠償対象から外された会津地方からも「格差是正に一歩前進と評価したい」(山口信也・喜多方市長)、「分断された福島が一つになる歩みとなる」(井関庄一・柳津町長)と歓迎する声が上がった。

 一方で、東電が賠償する地域と変わらない放射線量の地点が点在する自治体もあり、「給付の元は税金。東電は各市町村を謝罪に回るべきだ」(佐藤昭大・喜多方市議長)、「県の基金からの賠償はいらない。東電に賠償を求めていく」(中野目正治・泉崎村議長)と東電の姿勢を批判した。【乾達】

2178チバQ:2012/04/05(木) 22:49:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2012040500764
町長選に新人2人が立候補=全住民避難の福島県楢葉町
 東京電力福島第1原発事故で全住民が避難している福島県楢葉町の町長選が5日告示され、元町議の結城政重氏(65)と元町議会議長の松本幸英氏(51)の無所属新人2人が立候補を届け出た。投開票日は15日。同町選挙管理委員会は、住民が全国に避難しているため不在者投票に時間がかかるとして、選挙期間を通常の5日間から10日間に延長した。
 福島第2原発のある楢葉町は、第1原発がある双葉、大熊両町とともに、除染で生じる汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の設置要請を国から受けている。
 受け入れに前向きだった現職の草野孝町長が任期満了で引退。新人の両候補はいずれも設置反対の姿勢を示しており、町長交代は国と地元自治体の協議にも影響を及ぼす可能性がある。(2012/04/05-18:10)

--------------------------------------------------------------------------------

2179チバQ:2012/04/07(土) 00:01:42
http://mainichi.jp/select/news/20120406mog00m040007000c.html
町議会議長:議長選後、複数議員に花贈る 公選法抵触か
2012年04月06日

 山形県大江町議会の結城岩太郎議長(61)が議長選後の昨年10月、自身に投票した複数の町議にコチョウランの鉢植えを贈っていたことが5日、分かった。寄付の禁止などを定めた公職選挙法に触れる可能性もあり、町議会で問題になっている。

 同日、町議会全員協議会が開かれ、結城議長は事実関係を報告した。記者会見した結城議長によると、昨年9月末の議長選後の10月、複数の親しい町議や親族に、県内の花屋で買った数千円のコチョウランの鉢植えを贈ったという。いずれも結城議長が自宅に届けた。

 結城議長は「議長選のお礼という意味合いではなく、『今後ともよろしくお願いします』と社会儀礼の一環だ。また議長選の前ではなく後に贈っている。悪気はなかった。法律に触れるとは思わない」と釈明した。進退については「まだ考えていない」と話した。

2180チバQ:2012/04/10(火) 22:45:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012041002000084.html
いわき市長 流入憂慮 「働かない避難者 パチンコ店満員」
2012年4月10日 朝刊

 福島県いわき市の渡辺敬夫(たかお)市長は九日、福島第一原発事故で同市に避難している双葉郡の住民について、「東京電力から賠償金を受け、働いていない人もいる。パチンコ店も全て満員だ」と述べた。復興協議で市役所を訪れた平野達男復興相との会談後、記者団に語った。

 同市には市民から「避難者は仕事もせずにパチンコばかりしている」という声が寄せられているといい、市長が感情的行き違いなどを憂慮した形だ。

 渡辺市長はまた、「避難者は医療費が(窓口負担免除で)無料なので市内の医療機関は大変な患者数だ。一年後にどうなっているか心配だ」と指摘。避難者の流入に伴う診療増で市民の受診機会に支障が出ることに懸念を示した。

 いわき市は約二万五千人の避難者を受け入れ、市民との間で摩擦が起きている。双葉郡の自治体が集団移転する「仮の町」の候補地に同市が挙がっていることについて、渡辺市長は文化、歴史的背景から理解を示しながら「市の将来計画や地域コミュニティーに大きな影響がある」と指摘した。

 渡辺市長は三日の記者会見で「仮の町について国や県、双葉郡の自治体から説明がない」と不快感を示していた。

2181チバQ:2012/04/10(火) 22:46:48
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120409/fks12040917240001-n1.htm
「福島市長が山形居住」発言の山内教授が謝罪「流言飛語信じ込んだ」
2012.4.9 12:03

瀬戸孝則福島市長に謝罪する神戸大の山内知也教授=福島市役所
 東京電力福島第1原発事故を受け、神戸大の山内知也教授(放射線計測学)が自身の講演会で「福島市長は山形市から通っている」などと事実と異なる発言をした問題をめぐり、山内教授が9日、福島市役所に瀬戸孝則市長を訪ね、謝罪した。瀬戸市長は「謝罪を了とする」と述べ、法的措置などは取らない考えを示した。

 この問題は、山内教授が2月に大阪市で開かれた講演会で「福島市長は山形市に住んで毎日、公用車で通っている」などと発言。発言はインターネットで配信された。これに対し、福島市は市民の市長に対する信頼を損なわせ、放射線対策への影響も懸念されるとして、3月に山内教授に対し謝罪を求める文書を発送していた。

 市役所を訪れた山内教授は「放射能に苦しんでいる福島市民と市長との信頼関係を損ない、市民の心を混乱させてしまった」と謝罪した。瀬戸市長は「放射性物質の仮置き場の設置や市と市民に対するイメージを損ねた」と述べた上で、「本人が足を運んで文章をもって謝罪したことは重い。反省も含めて感じ入ったので了とする」と述べた。

 山内教授は記者団に対し、「流言飛語のたぐいを信じ込み、市民に混乱を与えてしまった」と語った。

2182チバQ:2012/04/14(土) 20:56:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120413-OYT8T01246.htm
新文化会館建設に反発も


市民の一部巨額事業費を憂慮


新文化会館の建設が予定される南陽市役所南側の市有地付近  南陽市が計画する大型ホールを備えた新文化会館建設に対し、市民の一部から反対の声が上がっている。県によると、同市の2010年度の実質公債費比率(財政規模に対する借金返済額の割合)は20・3%で、県内35市町村で最悪。反対派の市民らは「新施設には、30億円以上の事業費のほか、維持費や周辺道路の整備費もかかる」として計画の大幅な見直しを求める構えだ。

 市によると、現在の市民会館(南陽市赤湯)は築43年で老朽化しており、耐震面の不安もある。このため、市は11年度、新施設建設の検討を進め、今月1日付の市報で施設の規模などの素案を公表した。

 大ホールは500〜800席で活用し、催事によっては1000席以上を設置。音楽や演劇以外に、大規模な会議にも使えるようにして利用率を上げる。市民が創作活動などに取り組めるスペースも設ける。

 市では、市役所南側の市有地を建設候補地とし、事業費は30億〜33億円を見込む。15年度頃の完成を目指しており、今年度は基本計画策定などの事業費3500万円を予算化した。

 これに対し、反対派の文化・教育関係者ら約50人は3月下旬、「新文化会館建設を考える市民の会」(錦啓(あきら)代表)を結成。「周辺道路や遊歩道の建設で事業費が50億円規模に膨らむ可能性がある」「施設の維持費には年間8000万円程度が必要になるが、説明がない」などと主張する。

 19日には、塩田秀雄市長に要望・質問書を提出するほか、6月市議会に請願を出すという。同会事務局長で元市議の五十嵐諒(まこと)さん(65)は「計画を凍結し、市民がしっかり議論できる機会を設けてほしい」と話す。

 同会では、市が事業費の2億5000万円分を寄付で賄い、当初は「そのうちの1億円を市民から集める」とした点も問題視した。この点について、市は「『寄付金がなければ、建設ができない』と誤解を招きかねない」として、「市民から1億円」という方針を撤回。企業・団体や市民から篤志寄付として2億5000万円を募る考えを示した。

 市総務課の伊藤賢一文化会館推進主幹は「市の総合計画に関する市民アンケートで、文化ホールの充実は最も要望が強かった。今後も市民の意見を聞き、基本計画を決める」と説明。事業費のうちの起債9億6000万円の償還は、「年6000万円ほどで、市の一般会計予算の約0・5%に過ぎない」としている。

(2012年4月14日 読売新聞)

2183チバQ:2012/04/16(月) 00:17:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2012041500264
新人松本氏が初当選=中間貯蔵施設が争点−福島県楢葉町長選
 任期満了に伴う福島県楢葉町長選が15日投開票され、無所属新人で元町議会議長の松本幸英氏(51)が、無所属新人で元町議の結城政重氏(65)を破り初当選を果たした。町は、大部分が東京電力福島第1原発事故で指定された警戒区域の中にあり、現在もほとんど全ての町民が町外に避難している。
 投開票は、町役場の機能を移転した同県いわき市内などで行われた。選挙戦は、放射性物質の除染で生じる汚染土壌などを保管するため、双葉郡内の双葉、大熊両町とともに国から設置の要請を受けた中間貯蔵施設に対する賛否が争点となった。 
 施設設置に理解を示していた草野孝町長は引退。2氏は設置反対の立場だが、松本氏は町民の同意を前提に国と協議する方針を示し、設置に「絶対反対」と訴える結城氏を退けた。(2012/04/15-23:04)

--------------------------------------------------------------------------------

2184チバQ:2012/04/17(火) 21:16:48
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120417ddlk03010057000c.html
選挙:九戸村長選 新人の五枚橋氏、初当選 59票差で現職破る /岩手
毎日新聞 2012年04月17日 地方版

 任期満了に伴う九戸村長選が15日に投開票され、無所属で新人の元農協職員、五枚橋久夫氏(65)が、現職で4選を目指した岩部茂氏(66)=無所属=を59票差で破り、初当選した。当日有権者数は5497人(男2618人、女2879人)。投票率は84・01%。

 五枚橋氏は農業を中心とした産業振興や若者の定住促進などを訴えた。岩部氏は3期12年の行財政改革の実績を強調したが、及ばなかった。【山中章子】

==============

 ◇九戸村長選開票結果=選管最終発表
当 2333 五枚橋久夫 65 無新

  2274 岩部茂   66 無現

==============

 ◇九戸村長略歴
五枚橋久夫(ごまいばし・ひさお) 65 無新(1)

 [元]JA北いわて生活購買課長[歴]会社員▽岩手大中退

2185チバQ:2012/04/19(木) 21:36:12
>>2179
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001204110002
結城議長が議長辞職願 大江町議会
2012年04月11日

 ∞ 同僚町議に鉢植え


 大江町議会の結城岩太郎議長が昨年秋の議長就任後に複数の同僚町議にコチョウランの鉢植えを贈っていた問題で、結城議長は10日付で議長職の辞職許可願を議会に提出した。議長の辞職は本会議での採決が必要で、近く開かれる臨時議会で審議する。


 結城議長は9日夜に小野祐一副議長に辞職許可願を手渡した。小野副議長によると、理由は「一身上の都合」とだけ書かれていたが、結城議長は「町民をお騒がせしてしまったことに対する道義的な責任を取りたい」と話したという。


 公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者に金品を贈ることを禁じている。



http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120418-OYT1T00285.htm
「犯人捜しすると混乱」ラン受領の町議特定せず

議場に入る結城氏 山形県大江町議会の結城岩太郎議長(61)が、議長選後に同僚の町議らにコチョウランの鉢植えを贈っていた問題で、同町議会は17日、臨時議会を開催し、結城氏の議長辞職願を全会一致で許可した。

 直後に議長選を行い、新議長には、小野祐一副議長(68)、副議長には安彦勉町議(64)が選ばれた。

 結城氏は、10日に議長辞職願を提出。臨時議会で改めて理由を説明し、「議長として指導すべき立場でありながら、自らが政治倫理に反する事実があるとの道義的疑惑を持たれている」としたうえで、「町政や議会の停滞を招いたり、議会への町民の信頼を損ねたりしないよう辞職したい」とした。

 一方で、議長辞職後、記者団に対し、「私自身は公職選挙法にある寄付の禁止には抵触しないと思っている」と釈明。「反省しながら議員活動に一生懸命努めたい」とし、議員辞職をする考えはないとした。

 小野・新議長は、再発防止策として、全町議を対象にした公選法に関する研修会を開催する方針を表明したが、コチョウランを受け取った町議の特定や、受け取ったことの是非の検証は、「犯人捜しをすると混乱が生じる」などとして実施しない考えを示した。

 同議会が3月、議員政治倫理条例を可決して間もない不祥事発覚に、町議の一人は、「コチョウランをもらった町議が、知らんふりをしてお茶を濁すのはいかがなものか。割り切れない」と話している。

(2012年4月19日11時58分 読売新聞)

2186チバQ:2012/04/19(木) 21:40:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120418-OYT8T01152.htm
居所わからぬ支持者
激戦の大船渡市議選


屋台村に向かって演説する候補者(16日、大船渡市で)=武藤要撮影  15日に告示され、22日に投開票される大船渡市議選は、定数20に対し27人が立候補する激戦となっている。東日本大震災から1年1か月たっても、かつての支持者の居所が分からない候補者もいる。市内全域の被災者が暮らす同市猪川町の仮設住宅には連日、候補者が詰めかけ、震災からの復興を訴えている。(吉田拓矢)

 ある候補者は「今まで応援してくれた支持者がどこにいるのかつかめない」と、市内全域をくまなく回る。

 震災の津波で壊滅的な被害を受けた同市大船渡町のJR大船渡駅近くにある飲食店街「大船渡屋台村」前には16日、自宅が被災した候補者2人が相次いで立ち寄った。「被災者の一人としてしっかりと働き、市役所をチェックする」「被災者の要望を聞き、住宅再建の独自の提言を市に申し入れる」と力説した。

 震災の津波で店と自宅を流され、仮設住宅から屋台村に通う店主(62)は演説を聞き、「仮設住宅と仮設店舗を出た後の暮らしが見えない。私たち被災者の声に耳を傾けてくれる、行動力ある議員を望む」と話した。

 同市猪川町の高台にある市内最大の仮設住宅(306世帯)には連日、候補者が選挙カーで駆けつける。市内10地区のうち、8地区で前回市議選の有権者を下回る中、猪川町の有権者は20・62%増の3912人。この仮設住宅で生活する無職男性(70)は「市議会が何をしてくれるのか、よく分からない。当選後も市政報告や要望を聞く機会を作ってほしい」と注文した。

(2012年4月19日 読売新聞)

2187チバQ:2012/04/21(土) 10:57:16
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_01.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[看板政策]
産業振興は道半ば
記事ツール 「産業、雇用基盤の強化を『1丁目1番地政策』と位置付ける」

 2009年4月の知事選。佐竹敬久候補がマニフェストに掲げた最優先公約が本県経済の立て直しだった。当選から3年。県経済はデータで見る限り、改善の兆候は見えない。

 就任前の08年に12件だった工場の新規立地件数は09年は13件と増えたが、10、11年とも8件どまり。製造品出荷額等は08年の1兆5500億円から、10年には1兆3100億円と15%ダウン。有効求人倍率は09年以降、改善傾向だが水準は依然低い。労働者の現金給与総額は1月まで17カ月連続して前年割れした。

 産業施策の中で、佐竹知事が「看板政策」として掲げたのは風力、太陽光発電装置などを製造する再生可能エネルギー産業の創出だ。昨年5月には、県の調査で09年度700人だった県内の再生エネ関連の従業員数を、13年度に3倍近い2千人にするという目標を打ち出した。

 目標に向けて、県は昨年から首都圏の風力発電の大手メーカーを含む50社に本県での建設を働き掛け、部品製造やメンテナンスでの地場産業の参入を目指した。しかし各社とも既存工場で製造しており、色よい感触は今のところない。本県に工場を建てるメリットや必要性をメーカーに感じさせる思い切った施策を打ち出していないことが誘致できない理由だ。

 鹿角市で太陽光発電パネルを製造するトワダソーラーの湯瀬昇社長は、佐竹知事の再生エネ産業施策を評価する一方で、企業育成への取り組みに物足りなさを感じている。「行政関連施設に太陽光パネルを大量に設置し、企業の実績作りを後押しする姿勢がほしい」と、一歩踏み込んだ施策を期待する。

 再生エネ産業創出にいち早く取り組んだ佐竹知事だが、県内経済界には「県有風車を建てたり、第三セクターに発電会社を運営させて先行事例を作るくらいの意気込みも必要」と、アクセルを踏み、施策のスピードを上げることを望む声もある。

 佐竹知事が産業振興を進めるには、経済環境が悪かったのは事実だ。リーマン・ショックから約半年後の09年4月に就任。11年は東日本大震災、歴史的円高などにも見舞われ、目の前の緊急対応に追われた面もある。だが、昨年の県民意識調査によると、回答者の74・5%が県の商工業関連施策を「不十分」と判断。雇用、生活で変化を実感できない県民の不満はくすぶっている。

 もう一つの看板政策である「脱少子化」の対策でも目標達成は困難な情勢だ。佐竹知事は「行政が踏み込みづらい部分もタブー視せずに取り組む」と、10年に異性を紹介する結婚支援センターを県主導で開設した。13年の出生数目標を8千人としているが、10年は6688人と過去最少。11年は同じ6600人台となる見込みだ。

 産業振興と少子化は本県が抱える長年の課題だけに関心度は高く、掲げた目標にどこまで近づけるのか。手腕が問われる1年となる。

(2012/04/16 付)

2188名無しさん:2012/04/21(土) 10:57:48
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_02.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[トップの手法]
奇てらわず論理重視
記事ツール 「東日本大震災のがれきの受け入れは、絆がどうのこうのという心情の問題ではない。データを積み重ね、安全性を担保するという科学的な問題だ」。3月下旬、定例会見での佐竹敬久知事の発言だ。

隣県として、東北の仲間として復興を後押ししたいという思いは前面に出さず、慎重な姿勢を貫いた。がれきに含まれる放射性物質の濃度によっては、県民の安全に関わる。県民に判断材料を示しつつ、自らが冷静に決断することが必要との考えだ。


 被災地に県職員を派遣して放射線量を測定する。市町村と共にがれきの試験焼却を実施し、安全性に関するデータを集める。トップとして当然の責任とはいえ、データや論理を重視する手法は、「理系の人間」を自認する佐竹知事の政治姿勢を象徴している。

 がれき受け入れで安全対策を重視してきた県議の宮腰誠氏(社民)は「数値を重視し、安全性を確認していく姿勢は理解できる。感情を先走らせず、冷静な見方をしている」と話す。

 数値を根拠に“交渉”する姿勢は観光文化スポーツ部の設置をめぐる議論にもうかがえた。昨年の12月県議会では部設置の効果を疑問視する県議に「観光客の7割超が文化、スポーツ関連などの観光に興味がある」と観光、文化部門の統合を主張。ある県幹部は「物事を決める際は知事自らさまざまな情報を集め、裏付けを取っている」と語る。

 データを集め論理を構築するやり方には「スピード感が足りない」との指摘もある。同じ12月県議会で渋谷正敏氏(自民)は「11月に『一気呵成(かせい)にがれきの受け入れを進める』と言ったが進んでいない。市町村を自ら行脚し、受け入れをお願いするべきだ」と要求。佐竹知事は「市町村長を説得するデータがそろっていない」と反論した。

 渋谷氏は「石原慎太郎知事の強いリーダーシップで、東京都は本県より早く11月に受け入れを実現させた。トップに慎重さは必要だが、もっと迅速に対応するべきだった」と注文を付ける。

 トップダウン型といわれた寺田典城前知事に対し、佐竹知事は「対話」も重視し結論を導き出す。県議や県幹部の評は「人の話をよく聞く」「決断まで時間をかけるが、決めたらぶれない」「奇をてらわず、安定感がある」。がれきの試験焼却データの公表も、数値を通じた県民との“対話”だと言える。

 一方、国への強い姿勢を求める声もある。特に、10年産米の生産調整をめぐり当時の赤松広隆農相が「(減反を守らない農家へのペナルティーを廃止しなければ)秋田を戸別所得補償から外す」と発言した問題では、「知事は減反を守る農家の怒りをもっと国にぶつけるべきだった」との声が県議から漏れる。

 3年前の知事選で県経済の立て直しを掲げた佐竹知事。経済団体の長にはどう映っているのか。県中小企業団体中央会の塩田謙三会長は、タイムリーな施策を打ち出すなど時代の流れや情勢を分析する力を評価。ただ先が読みにくい時代だけに「長期的視点で秋田をどう発展させるかを含め、自身の思いや哲学をもっと打ち出していい」と一層の強いリーダーシップも望む。

(2012/04/17 付)

2189チバQ:2012/04/21(土) 10:58:35
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_03.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[対県議会・職員]
対話重ね摩擦を回避
記事ツール 県議会本会議場を出た佐竹敬久知事は、全ての会派の控室を回り、各県議に深々と頭を下げた。第1回定例県議会2月議会が終わった3月23日。全議案が可決された後の恒例のあいさつ回りだ。


 佐竹知事が就任した2009年4月以来、県が提出した議案が通らなかったことは一度もない。県議会(定数45)で、野党の立場を鮮明にしているのは民主党(3人)と共産党(1人)だけ。最大会派の与党・自民党(27人)以外の会派も、与党的な色合いが濃くなっている。

 寺田典城前知事は、自民党を中心に県議会との対立が目立った。否決・不同意・不認定となった議案は地域振興局再編案など12件。一方で、佐竹知事の「対話路線」は、県と県議会によるなれ合い政治を生みかねないとして、批判の対象にもなってきた。

 佐竹知事が県議会と良好な関係を保とうとする姿勢は、多くの会派が取材に「われわれの意見に耳を傾けてくれる」と答えていることに反映されている。佐竹知事は「与党だ、野党だ、敵だ、味方だという区分はしていない。どの会派の意見であれ、いいものは取り入れていく」との考えを示す。

 県幹部によると、12年度当初予算の決定プロセスでも、少数会派の女性県議の意見に配慮した。病児・病後児保育を実施している施設に対する助成要件を緩和し、事業費を11年度の800万円から2300万円に増額したのがその一例だ。

 自身の古巣でもあり、職員約3400人がいる県庁内でも「対話路線」の組織運営を心掛けている。佐竹知事の側近だった県幹部の見方は「基本的にはボトムアップ型だ。職員と信頼関係を築きながら物事を進めようとしている」。

 県庁出身だけに、県議の間には「職員に甘い」という指摘もある。財政難が続く中、県議会では職員給与の削減が何度も議論の対象になったが、佐竹知事は昨年まで「職員のやる気に関わる」と削減に否定的な考えを繰り返し述べてきた。

 ところが、残り任期1年の今年、佐竹知事は方針転換の姿勢を示し始めている。

 「本意ではないが、皆さんに協力を仰がなければならない場面もあり得る」。3月2日の県職員労働組合(県職労)の定期大会。佐竹知事は神妙な表情で来賓あいさつに立った。

 「給与削減」という言葉は一度も使わなかったが、言い回しは削減の方向性を示していた。県内経済が好転する兆しが見えない中、今の職員給与の水準のままで県民の理解が得られるのか。佐竹知事の心の内には、そんな思いがあるとみられる。

 給与削減をめぐる県職労との交渉は近く始まる見通し。「協議を重ね、納得してもらえる方向付けをしなければならない」。佐竹知事は定期大会で、県職労の意見に十分に耳を傾ける考えも強調した。

 寺田前知事が07年2月の県議会本会議で給与削減を電撃表明し、県職労と対立したのとは対照的だ。周囲との摩擦をできるだけ回避して物事を進めようとする佐竹スタイルが、ここにも垣間見える。

(2012/04/18 付)

2190チバQ:2012/04/21(土) 10:59:05
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_04.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[「次」への対応]
今秋には態度を表明
記事ツール 佐竹敬久知事の任期が残り1年となり、「来春」が注目される状況になった。次期知事選に、佐竹知事が再選を目指し出馬するのか、各政党がどう対応するかが焦点だ。

 「県民が(私を)どう評価するかを見なければならない。もう少し考えたい。9、10月には判断したい」。16日、取材に応じた佐竹知事は、今秋には知事選への対応を決めたいとの意向を示した。

 昨年4月12日に脳出血で入院、5月30日に退院し6月3日に公務復帰。現在も左手足に若干の感覚障害は残るが「健康状態はとてもいい」と強調。公務に全く支障はないとの認識だ。

 本人は現段階での意思表示を避けるが、知事周辺では再選への出馬は「既定路線」との見方が強い。伊藤憲一後援会長(元雄和町長)は「首長は2、3期やらないと結果は出ない。知事もそのつもりと思う。当然、次も出るはずだ」と断言。県幹部の一人も「体調に問題はない。出馬は確実」とみる。


 寺田典城前知事が退任を表明した2009年の前回知事選は、新人4人の争いになった。佐竹知事は、寺田県政時代に野党だった自民党と、社民党の支持を得て初当選。民主、国民新の両党が支持し、寺田前知事が「後継指名」した川口博前小坂町長(現衆院議員)との事実上の一騎打ちを制した。

 県内政党はいま、1年後をどう見据えているのか。

 「県政与党という自覚と責任がある。お願いがあればそういう形になる」。自民党県連の渋谷正敏幹事長は3月中旬の会見で、佐竹知事からの要請があれば、支援を前向きに検討する考えを示した。

 党所属の県議27人は県議会で過半数を握り、佐竹知事を支える。「知事の熟慮型の政治手法はスピード感に欠ける面はあるが、県政運営は堅実だ」と渋谷幹事長。党内から「出馬するなら全力で支えるべきだ」との声も上がるほど、同党と知事の距離は近い。

 社民党県連は現段階で知事選への対応は未定だが、佐竹知事の県政運営は「そつがない」と評価している。

 一方、前回知事選で川口氏を支援し、佐竹県政に対して野党を自認する民主党は、知事への批判姿勢を強めている。党県連の沼谷純政調会長は「知事の政策は総花的。何をやろうとしているのか見えない」と強調。寺田学幹事長も「県庁には緊張感がない」と苦言を呈する。

 党県連は佐竹知事の県政運営を検証する委員会を近く立ち上げ、9月をめどに結果をまとめる方針。検証結果に基づき、独自候補を擁立するかどうか決める。国政でも自民党と対峙(たいじ)する立場であることから、独自候補を擁立する可能性は高いとみられる。

 前知事の寺田典城参院議員(みんなの党)の動向も注目される。前回知事選では「元県職員の佐竹氏では内向きの県政に戻る」として川口氏を支持。現県政については「県当局と議会のなれ合いで、昔の県庁に戻った。トップを代えなければ秋田は良くならない」と批判を強める。

 前回独自候補を擁立した共産党県委員会も「不戦敗は考えていない」とし、擁立に動く考えだ。

 佐竹知事の任期満了は来年4月19日。改選が近づくにつれ、各党の動きが加速するのは必至だ。

(2012/04/19 付)

2191名無しさん:2012/04/21(土) 10:59:36
http://www.sakigake.jp/p/special/12/satake/article_05.jsp
点検佐竹県政 知事任期あと1年
[自己評価と決意]
新産業「成功例作る」
記事ツール 任期が残り1年となった佐竹敬久知事に、これまでの3年間の自己評価と、課題に取り組む決意を聞いた。



インタビューに「新産業で幾つか小さな成功例を作りたい」と語る佐竹知事=知事室 ―力を入れて取り組んできたことは。

 「前県政は、課題解決に向け国や市町村、産業界とフランクに情報交換できる状況になかった。政策推進のため外部との関係構築に努めてきたつもりだ」

 ―具体的には。

 「県として案を示した日本海沿岸東北自動車道のミッシングリンク(未開通区間)解消、秋田港の整備といった県内の大型インフラの方向性にある程度めどを付けた。国との密接な関係を取り戻したことで可能になった。湖東総合病院の存続、仙北組合総合病院の移転改築など、要望の多かった地域医療支援についてはスピード感を持ち決断した。少子化対策は経済要因などもあり簡単ではないが、本年度は子育て世帯への経済的支援の充実を図る」

 ―「1丁目1番地政策」に掲げた産業・雇用基盤の強化について、成果が見えないとの声が強い。

 「力を尽くしてきたつもりだが、あらゆる産業が転換期を迎え、変化のスピードは思いのほか速い。県の意識改革がスムーズにいかず、変化に対応できていないのは事実。県民が成果を実感できずにいることは率直に認める。ただ、企業誘致は簡単にはいかない。大企業の誘致は全国をみても無理だし、一方で特定の企業に依存するのも危ない。中小の地場産業を集積し、先端技術を取り入れた産業政策にシフトしていく」

 ―自己採点すると。

 「75点ぐらい。全体的に土台は築いたが、棟上げには至っていない。観光分野では本年度、観光文化スポーツ部を新設してコーディネート力の強化を図ったが、東日本大震災前に観光振興に力を入れていれば、震災後の客足の落ち込みにも慌てずに済んだという反省点はある」

 ―被災地復興を支援しながら、どう本県を発展させる。

 「直接的な支援は職員派遣や避難者の受け入れ、震災がれきの処理。被災地への莫大(ばくだい)な投資の波及効果を受け入れる態勢づくりも必要だ。震災後の東北での本県の位置付けを明確にしていきたい」

 ―残り1年、何に重点を置く。

 「道筋を付けた施策が実際に動くようにする。TDKの県内生産拠点の再編に伴う離職者の受け皿としては、植物工場などを考えている。農業分野では地下水熱を主軸とする再生可能エネルギーを活用した実証試験を、構想から計画に移す。再生可能エネ発電事業にはメガソーラー設置を含めて、かなり関心が寄せられている。こうした動きを、地域経済を上向かせる契機にしなければならない。新産業は成功例が見えないと、県民がイメージできない。幾つか小さな成功例を作りたい」

 ―次期知事選への対応は。

 「種をまいたものが本年度、目に見える形で出てくる。ただ、県民からは経済・雇用情勢が好転していないとの見方もあるだろうし、どう評価されるか見極めなければならない。健康状態は全く問題ない。9、10月には判断する」

<終わり>

(2012/04/20 付

2192チバQ:2012/04/24(火) 22:12:38
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120424ddlk06010141000c.html
米沢市:新図書館用地変更 「責任ある説明」求める 市長に申し入れへ−−市議会代表者会議 /山形
毎日新聞 2012年04月24日 地方版

 米沢市議会の7会派代表者会議が23日、開かれ、安部三十郎市長が突然打ち出した新図書館・市民ギャラリーの用地変更問題を協議し、安部市長に対し「責任ある説明」と「明確な責任の取り方」を文書で申し入れることを決めた。

 今回の用地変更と20日の全員協議会での安部市長らの説明に対し、「不誠実であり、1週間余りでの代替地の急な決定と事業変更は14年度完了条件の交付補助金欲しさの帳尻合わせだけで進めており、市長の責任は重い」という意見が大勢を占めた。この日は1会派が保留し6会派が文書申し入れに賛成した。文書を詰め、全会派が賛成すれば議長名で、保留・反対会派があれば賛同会派の代表者連名で申し入れる。

 会見した佐藤〓(ひさし)議長は「計画は市民の要望であり、潰したくはない。しかし3月議会で用地買収費2億2000万円など12年度予算を承認した際に立ち退き問題の情報提供もなく、代替地案も拙速であり、審議を覆す議会軽視だ」と述べた。

. この問題は、市が土地を購入予定だったショッピングビルで立ち退かない飲食店1店に対し、ビル管理会社が明け渡し訴訟を起こすことが9日に分かり、市が用地変更して事業継続を図ろうとしたことに市議会が反発していた。【近藤隆志】

2193チバQ:2012/04/27(金) 23:52:21
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001204270003
秋田市長選 波穏やか
2012年04月27日

◇来春予定、低い関心


 来春に予定される秋田市長選まで1年となった。これまでに立候補を表明した人はいないが、早くも「無投票か事実上の現職の信任投票の公算が大きい」との声も出ている。ただ、市長選が近づいても有権者の関心が高まらなければ、財政再建や少子化対策など、市政課題をめぐる議論が深まらない懸念がある。


◇現職に与野党「相乗り」構図


 秋田市内のホテルで3月中旬、来春の任期満了まで残り1年に迫った穂積志市長の政治資金パーティーがあった。


 市議会(定数39)からは民主、自民、公明、社民といった党派を超えた26人の市議が駆けつけたほか、県選出国会議員秘書、商工団体や労組の幹部ら有力者がそろい踏み。共産党を除く「相乗り」を印象づけた。


 2001年の市長選で穂積氏を退けた佐竹敬久知事の姿も。市長を2期務め、09年に穂積氏にバトンを渡した佐竹氏が、「穂積市長には謝らないといけない。私は市長時代にたくさん積み残した。後始末と整理で、大変な難儀をかけた」とねぎらう場面もあった。


 与野党相乗りの構図は、前々回05年の市長選をほうふつとさせる。民主、公明、社民と自民党秋田市支部の支持を取りつけた佐竹氏は、共産党系の女性候補を相手にした事実上の信任投票で、3倍以上の大差をつけて再選を果たした。


 穂積氏はいまのところ、市長選の態度を明らかにしていない。今月5日の記者会見でも、記者の問いに、「4年間の任期をまっとうしたい。選挙は白紙だ」とけむにまいた。


 だが、「無風」の情勢が変わる可能性もある。消費増税をめぐる与野党の攻防から、解散総選挙がささやかれるなか、「年内に総選挙があれば、落選者が市長選に挑む可能性はある」(市幹部)というのだ。


 市内が選挙区の秋田1区では、県議の冨樫博之(自民)、元医療法人職員の佐竹良夫(共産)の2氏が名乗りをあげているほか、現職の寺田学氏(民主)も4選をめざして立候補が確実な情勢だ。09年春の知事選に無所属で挑み、佐竹氏に惜敗した川口博氏(現民主党衆院議員)が、同年夏の衆院選で初当選したケースがあり、衆院選で知名度が上がれば市長選にもプラスに働くとみられるからだ。


 ただ、政党色を前面に出して衆院選を戦った人が、市長選を勝ち抜くことは難しい。集票力のある市議の支援を党派を超えて集めることが困難になるためだ。

2194名無しさん:2012/04/27(金) 23:53:14
■過去3回の秋田市長選の結果
○2009年4月12日投開票(投票率62.22%)
 穂積志(1)無新         9万7343票
 丸野内胡桃  無新         5万1289票
 佐藤広久  無新〈共〉      1万1964票
○2005年6月19日投開票(同33.71%)
 佐竹敬久(2)無現〈民〉〈公〉〈社〉6万8274票
 佐藤純子   無新〈共〉      1万9638票
○2001年7月8日投開票(同57.40%)
 佐竹敬久(1)無新〈自〉      4万7064票
 穂積志   無新         4万4776票
 丸野内胡桃  無新         3万3671票
 田中玲子   無新           7510票
 赤木信久   無新〈共〉        7172票
※〈〉内は推薦・支持政党。()内数字は当選回数



◇賛否割れる「穂積流」


 穂積氏は、初当選した前回09年の選挙で掲げた40の公約のうち「38はすでに達成済み、または着手済み」と胸を張る。


 一方で、「穂積流」といわれる慣例にとらわれない政治手法を批判する声も出ている。その一つが、大森山動物園への中国からのパンダ誘致だ。


 穂積氏が昨秋に打ち出したパンダ誘致は、市議会への根回しもなく、突如会見で発表したもの。一部市議の猛反発を招きながら、誘致関連の予算案は議会で可決。ところがその直後、先に誘致に名乗りをあげていた仙台市へのパンダ貸与が、日中首脳会談で決定した。穂積氏は1月の訪中団派遣こそ取りやめたが、「あきらめたわけではない」と公言。その後も市幹部は、水面下で3月下旬の訪中を探り続けていた。


 県職員出身で、調整型とされる佐竹氏に比べ、市議、県議上がりの穂積氏は「スピード感がある」と評される。一方で、「意思決定が速すぎる」という一部職員の不満や、「万事が拙速だ」(ベテラン市議)との批判もつきまとう。


 達成公約に挙げた「秋田公立美術工芸短大(美短)の4年制大学化」もそう。外部の有識者が4年制化を提言したのは11年2月のこと。わずか2年後の来春には4年制大学になる見込みだ。必要な運営費は年間10億700万円。美短より3億200万円増え、市財政を圧迫する可能性がある。


 また、10年秋に表明した「家庭ごみの収集有料化」は、「住民説明が不十分」との批判を受けて一度は提案を断念。ところが11年夏、市議会開会直前に提案を表明した。説明不足の点や市民1人あたり年千円の負担増を問題視して反発した市議会を市幹部が切り崩し、可決にこぎつけた。(河井健)

2195チバQ:2012/05/06(日) 15:12:48
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001205040005
現・元首長が「九条の会」
2012年05月04日


握手する(右から)元常盤村長・石澤善成さん、元大畑町長・木下千代治さん、元浪岡町長・古村一雄さん=青森市柳川1丁目の青森市民ホール

 憲法記念日の3日、県内の現・元首長6人が「青森県・市町村長九条の会」を結成した。地方政治で培った経験と人脈を、平和憲法を守る運動に生かすのが狙い。メンバーらは「戦争をする国につくりかえようとする政治の動きに歯止めをかけたい」と意気込む。


 結成趣意書に名を連ねるのは鹿内博青森市長、古川正隆蓬田村長の現職2人のほか、木下千代治・元大畑町長、いずれも元浪岡町長の古村一雄氏、平野良一氏と石澤善成・元常盤村長。


 代表の木下氏(79)は、現役時代から護憲を公約に掲げてきた。下北半島の佐井村で育った少年時代。2人の兄は戦死し、小学校の教員らも兵隊にとられ、授業が受けられなかった。戦後、中学校はやっと卒業したが、自身の人生を振り返り、「私の学歴は苦学一生。今の子どもたちに二度とそんな思いはさせたくない」。地方の首長経験者として憲法9条を守る運動に関わることの意義については「戦争とは中央集権で行われる。健全な地方自治があれば、国政の不穏な動きを阻止できる」と話す。


 首長経験者らによる「九条の会」は宮城や秋田でもすでに結成されており、全国的にみて東北が主導的な役割を果たしている。19日には福島県で「東北地区九条の会ブロック交流会」が開かれ、各県の首長の九条の会メンバーらと意見交換するという。


 また、この日は「憲法を守る青森県民の会」や「憲法ネット青森」主催の集会も開かれ、雨の中、街頭で平和憲法の大切さを訴えた。(水戸部六美)

2196チバQ:2012/05/06(日) 15:59:44
http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY201205030257.html
2012年5月3日17時3分
「がれき受け入れたら自殺」 秋田・大館市役所に落書き大館市役所本庁舎の壁で見つかった落書き。市職員がシンナーを使って消した


 3日午前4時40分ごろ、秋田県大館市中城の市役所本庁舎の壁面に落書きがあるのを通りがかりの男性が見つけ、大館署に通報した。署員と市職員が調べたところ、正面玄関左側と国道沿いの壁2カ所に赤のスプレー状の塗料で、「放射能がれきを受け入れたら私は自殺する」と書かれていた。同署は建造物損壊の容疑で捜査している。

 落書きの大きさは玄関左側が幅3.5メートル、高さ2メートル、国道沿いが幅3メートル、高さ1.8メートル。市によると、守衛が3日午前0時ごろ、付近を巡回したが、異状はなかったという。

 市は東日本大震災で発生したがれきの受け入れを検討している。

2197チバQ:2012/05/08(火) 00:24:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1090/20120505_01.htm
戻る人影 戻れぬ苦悩 本格帰村から1ヵ月 福島・川内

スクールバスで登校する川内小の児童ら


 福島第1原発事故で全村避難した福島県川内村で本格的な帰村が始まり、1カ月が過ぎた。役場や小中学校が再開し、閑散としていた村内に人影が戻りつつある。しかし、避難を続ける村民からは、役場や帰村者との分断を懸念する声が上がる。帰還見通しの立たない沿岸部から内陸部に、生活圏をどう切り替えるか、も重い課題だ。

 「役場や学校が戻って人と車の往来が増えた。活気が全く違う」と語るのは、村の中心部で旅館を営む村商工会長の井出茂さん(56)。
 昨年4月は自衛隊の装甲車が走り、夜、明かりがともる家は周囲になかったという。「ようやく村も息を吹き返した」と喜ぶ。
 村は昨年3月16日に全村避難し、役場機能を郡山市に移した。今年1月末に帰村宣言を発表。4月2日、役場や学校、診療所などを戻した。
 村によると、村民約2800人のうち避難先を引き払って帰村したのは1日現在で223人。この1カ月で36人増えた。村で週に半分以上過ごす人を含めた実質帰村者は約600人に達する。
 川内小には16人が通う。スクールバス3台で全児童を送迎できる態勢を整えた。除染で放射線量は毎時0.1マイクロシーベルト台と低いが、屋外活動は3時間以内にとどめ、給食の放射能検査も実施する。
 高島仁校長は「できる限りの放射線対策に取り組む。施設環境に恵まれた村の学校に戻り、子どもたちは伸び伸びしている」と話す。

 一方で帰村に踏み切れない人も多い。村の中心部、第3行政区長の猪狩紀元さん(68)は郡山市の仮設住宅の自治会長を務め、「開いてない商店が多く、住宅の除染も進んでいない。まだ帰れない」と述べる。
 猪狩さんは役場が村に戻り、避難者の中には疎外感が生じているという。「郡山に1500人が避難している。避難者も村民。村は気を配ってほしい」と訴える。
 村は沿岸部の富岡町や大熊町などとつながりが深いが、両町の警戒区域指定は解けていない。井出寿一村復興対策課長は「勤め先の4割強は沿岸部の町。病院や高校、買い物も大半が沿岸部だった。そこに行けないのが課題」と明かす。
 商店主の鈴木孝幸さん(58)は昨夏に営業を再開したが、魚や肉などの生鮮食品は並べられない。主な仕入れ先が富岡町の市場だったからだ。「役場が帰ってきても状況は変わらない。川内は行き止まりの村になってしまった」と嘆く。
 遠藤雄幸村長は「1カ月で大きく変わった実感はなく、復興の道のりはこれからだ。帰村者と避難者の間で分断が生じるのが怖い。懇談会を定期的に開き、避難者にも寄り添う。今後は内陸部の田村市や小野町との連携が重要になる」と話す。


2012年05月05日土曜日

2198チバQ:2012/05/23(水) 23:19:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001205230001
争点は閖上の復興 名取市長選
2012年05月23日

 7月1日告示の名取市長選への立候補予定者の説明会が22日、市役所で開かれ、3陣営が出席した。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた閖上地区をはじめ、震災からの復興策や災害に強い街づくりなどが課題となる。投開票は同8日。


 説明会には、すでに立候補を表明をしている現職で3選を目指す佐々木一十郎(いそお)氏(62)と、新顔で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)のほか、1陣営が出席した。


 「この計画では安心して暮らせない」


 「もっと内陸側で再建する選択肢はないのか」


 19日、閖上地区の再建策について名取市が開いた説明会。海岸堤防や土地のかさ上げなどで現地再建をめざす市の計画に、住民から反対意見が相次いだ。2児の母で、生まれも育ちも閖上という会社員女性(38)は「好きな街だから戻りたい。けれど、周りは次々と別の場所に離れてしまった」と肩を落とす。


 同市長選は、震災前から閖上が主な舞台となってきた。同市は1958年、増田町、閖上町、館腰村など2町4村が合併してできた名取町が、市に移行して発足。市長は、前職の故・石川次夫氏が就任した80年以降、30年以上にわたり閖上出身者が務めてきた。現時点で立候補の意思を表明している二人も閖上出身だ。


 震災後初の今回の市長選でも、閖上の復興策が「最重要課題」(ベテラン市議)だ。市が示す現地再建策をめぐって、主に若い世代から内陸部への移転を求める声が根強く、住民の意見が割れているためだ。佐々木氏は当然再建策を推進し、一方の大橋氏は、市の再建策を基本としつつ複数の居住先を示す考えだ。


 実は、約7万2千人の市民の多くは、仙台市のベッドタウンとして発展する内陸の新興住宅地で暮らす。だが、今回の市長選に内陸部から候補者が出る動きは見られない。ある市議は「閖上の問題が焦点になっているのに、よそから市長選に名乗りを上げるのは、『火中のクリを拾う』ようなものだ」と説明する。


 市民にも戸惑いがある。内陸部の団地で町内会役員を務める男性は「閖上復興の手助けをしたいとは思うが、他地区からは関わりにくい雰囲気がある」と明かした。(田中美保、平間真太郎)

2199とはずがたり:2012/05/24(木) 10:53:26
>>2198
名取駅が元増田駅だったし増田が中心だけど支配力足りず名取になった(似たような例に黒沢尻→北上・中村→相馬・原町→南相馬・今市→出雲・見付→磐田・武生→越前・中村→四万十etc)寧ろ閖上なんか!?寧ろ四国中央(伊予三島・川之江)的な2極構図かな?
>同市長選は、震災前から閖上が主な舞台となってきた。同市は1958年、増田町、閖上町、館腰村など2町4村が合併してできた名取町が、市に移行して発足。市長は、前職の故・石川次夫氏が就任した80年以降、30年以上にわたり閖上出身者が務めてきた。現時点で立候補の意思を表明している二人も閖上出身だ。

2200チバQ:2012/05/29(火) 21:07:58
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120529-OYT1T00209.htm
県議・県職員138人の料亭飲食、自己負担へ
 山形県議と県職員計138人が4月に「意見交換会」として県費で飲食をしていた問題で、県議会最大会派の自民党は28日、出席者がそれぞれ飲食費用を負担する方針を決めた。


 意見交換会に参加した自民党以外の議員も同様の対応をする考え。県も同日までに、参加職員が自費で支払うことを決めた。

 意見交換会は4月25日、県が主催し、県議会の常任委員会ごとに山形市内の料亭6軒で開催。共産党県議1人をのぞく、県議43人(自民32人、県政クラブ7人、公明1人、無所属3人)と県職員95人が参加し、飲食費は1人約8000円、総費用は計約110万円だった。県によると、現段階で料亭への支払いはしておらず、県費はまだ使われていないという。

 自民党は28日に開いた議員総会で、意見交換会の飲食費の支払いに関して議論。しかし、意見がまとまらず、会派執行部らに対応の決定を一任した。その後の執行部の協議で、「4月25日の意見交換会については、会費として飲食代を負担する」という方針を決定、所属議員に通知した。

 会派代表の志田英紀県議は、「現在の社会通念上、許されない。県民におわびを申し上げる」と話した。

 また、県政クラブも28日までに、各自支払うことで意見を集約。公明党や無所属の県議も、「支払うべき」「みなさんと足並みをそろえたい」などとしており、出席した全県議が支払いに応じる見通しだ。

 県も「できるだけ早く、出席者から会費を集める」(望月明雄・総務部長)とし、職員の自己負担とする方針。

 今後の意見交換会について、県では開催するかどうかを含め、費用負担の方法などを、今後、議会側と検討していくとしている。

(2012年5月29日13時29分 読売新聞)

2201チバQ:2012/05/29(火) 21:21:00
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120529-OYT1T00206.htm
公務中の市長、職員運転の公用車で後援者宅へ

不適切な公用車の使用を陳謝する安部市長(米沢市役所で) 山形県米沢市の安部三十郎市長は28日の定例記者会見で、4月に公務のため市職員が運転する公用車で市内を移動していた合間に、自身の後援会関係者宅に立ち寄っていたとして、「公務から逸脱した行為だった。意図的、常習的ではないが、申し訳ない」と陳謝した。

 安部市長は費用返還する意向を示し、ガソリン代や人件費の返還が寄付行為を禁じた公職選挙法に触れないかを市総務部に調べさせていることを明らかにした。

 市長の説明によると、4月28日昼頃、市内の地区後援会の幹部宅に、支援者が対象の市政報告会の打ち合わせをするため、10分ほど立ち寄った。この日は土曜日で、同市の図書館が入る文化複合施設の問題などについて関係者と協議するため、公用車で他に5か所を訪ねた途中だったという。

 今月になって市議から指摘があり、安部市長はこの日の会見で報道陣の質問に対し、不適切な公用車の使用を認めた。安部市長は、就任後に市長専用車を廃止した点を強調し、「公務以外で公用車を使ったことは他にない」と述べた。

 市総務部は、「市の公用車使用に明確なルールはないが、公務と政治活動は区別すべきだ」としている。

(2012年5月29日18時01分 読売新聞)

2202チバQ:2012/06/02(土) 10:47:00
>>2198-2199
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120601t11025.htm
復興争点、現新対決か 名取市長選、告示まで1カ月
 任期満了に伴う宮城県名取市長選(7月1日告示、8日投票)は告示まで1カ月に迫った。立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す佐々木一十郎氏(62)=無所属=と、新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)=同=の2人。東日本大震災からの復興に関心が向き、表立った擁立劇は鳴りを潜めているが、水面下では新たな候補を模索する動きもある。

 佐々木氏は3月に立候補を表明。4月末から後援会主催の市政報告会を各地区で開き、「失われた街を一日も早く復興することが必要」と、被災した閖上地区の現地再建などを唱えている。
 大橋氏は5月中旬に出馬の意向を示した。被災地の復旧復興や、自然と共生する街づくりなどを公約にする考えだ。近く、後援会事務所を市内に設け、正式に出馬表明する見通し。
 両氏はともに閖上地区の被災者。市が進める同地区の現地再建案には一部住民から反対意見があり、選挙戦の争点になるか注目される。
 前回と前々回は、佐々木氏と無所属新人石川利一氏(64)が激戦を繰り広げた。昨年秋に石川氏が県議選名取選挙区にくら替えし、自民推薦で初当選した。前回、佐々木氏に973票差に迫った石川氏の支持票の行方が、勝敗を占うともみられている。
 自民系の市議経験者は「沿岸部が被災した非常事態。復興のスピードが最も求められており、いま戦いを仕掛けるような雰囲気にない」と候補擁立には難色を示す。
 昨年10月には市職員中途採用問題をめぐり、佐々木氏に対する市長辞職勧告決議案が15対1の圧倒的多数で可決されたが、佐々木氏は「任期を全うする」と突っぱねた。
 それでも議会内に対立候補として名乗りを上げる人物はおらず、市民からは「いったい何のための辞職勧告だったのか」との批判がくすぶる。
 ある市議は「このままでは議会の存在意義が問われかねない。候補者擁立をぎりぎりまで探る」と打ち明ける。


2012年06月01日金曜日

2203チバQ:2012/06/03(日) 09:35:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120602-OYT8T01041.htm
閖上地区集団移転検討 名取市住民意向に配慮



 名取市が進める同市閖上地区の現地再建計画に住民が反発している問題で、同市が地区外への集団移転を可能にするプランを複数作成し、想定される移転戸数や事業費などを具体的に検討していることが、2日分かった。同市が集団移転容認へとかじを切るかどうか、今後の対応が注目される。

 今回明らかになった案のうち、住民の意向を最大限くみ取ったのが、希望者全員を移転対象とする案(案4)。沿岸部からも内陸部からも、仙台東部道路西側など地区外への移転が可能になる。移転対象者は700戸と多数に上る見込みで、移転地確保などの作業が煩雑で行政の負担が重くなるため、全住民の生活再建に要する期間が長引く恐れもありそうだ。

 沿岸部の住民のみを移転対象とする案は、事業費が抑えられる点などがメリット。内陸部と沿岸部を一体として区画整理する場合(案2)と内陸部を先行して区画整理する場合(案3)で分けた。一体型は、沿岸部の集団移転が遅れれば、土地区画整理事業全体の進行がずれ込むことが予想される。内陸部先行型は、沿岸部の産業エリアの開発が遅れる可能性もある。

 このほか、市議会内では、現行案(案1)を修正する形で、内陸部の居住区をさらに西側に拡大する案なども検討が始まっている。実現すれば、より内陸側に移転できる選択肢が広がることになる。

 集団移転の選択肢を市が検討していたことについて、閖上地区の市民グループのメンバーは「市はどんどん案を出してきて当たり前で、逆に遅いぐらい」と話し、「きっちり公表してもらって、改めて案を比較しながら市民と議論していくべきだ」と注文を付けた。

(2012年6月3日 読売新聞)

2204チバQ:2012/06/17(日) 11:36:11
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120616t11030.htm
「国営祈念公園」整備“石巻拠点”に異論 気仙沼市長
 東日本大震災の犠牲者を追悼し、教訓を伝える場となる「国営祈念公園」を石巻市に整備するよう、県が国に求める方針を固めたことについて、気仙沼市の菅原茂市長は15日の記者会見で「国の方針がまだ定まっていない中で、石巻市を拠点に決める理由はない」と述べ、今後も気仙沼市への整備を要請していく考えを示した。
 菅原市長は、この問題で村井嘉浩知事とやりとりした経緯に触れ、「(知事は)被災の度合いが大きい石巻を拠点に、県として早く手を上げておきたいということだった」と説明した。
 その上で、国交省の「復興祈念公園検討会議」がまとめた論点の一つに「後世に伝承することがふさわしい場所」とされていることに言及し、「気仙沼市の方が合っていると思う」と語った。
 同市の祈念公園構想は、津波で陸上に打ち上げられた大型漁船の保存や、市のシンボルの安波山の活用を通じ「鎮魂の森」「防災拠点施設」などを一体的に整備する内容。


2012年06月16日土曜日

2205チバQ:2012/06/19(火) 21:23:45
>>3>>5
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206190002
白石市長が陳謝連発 
2012年06月19日

 18日の白石市議会で、市が出していた議案をめぐって風間康静市長が立て続けに陳謝や修正を迫られた。いずれも、市の「勇み足」に議員が反発したためだ。


 市長が謝ったのは、1998年に廃校になった白石市福岡八宮の福岡小学校蔵王分校の土地・建物を岩沼市の飼料会社に売る問題。地方自治法に基づき、市が14日、売却に当たって必要な議案を出していた。


 しかし、市がすでに飼料会社による校舎の改修を許し、会社も5月から操業を始めていたことが判明。18日、議員から「議会軽視だ」「地方自治法違反だ」との反発が相次いだ。


 市は、東京電力福島第一原発事故で牧草が使えなくなったため、代わりに配合飼料を多く供給するための廃校売却だったとして「緊急性があった」と説明。企業誘致の側面からも「マニュアル通りには進められなかった」と釈明した。


 本会議を中断して議員が話し合った結果、「市長の謝罪が必要」と判断。市長は「手続き上、議会に諮ることなく本日に至ったことをおわびします」と謝った。これを受け、議案は27日に可決される見通しだ。



 修正することになったのは、東日本大震災で被災した白石城の改修費用として寄せられた寄付金を元手に、2代目城主・片倉小十郎重長の甲冑(かっ・ちゅう)の複製品を作ろうと、1千万円を計上していた今年度補正予算案だ。


 市は昨夏、改修費用の寄付を呼び掛け、1500万円が集まった。しかし、今年3月に約1億円の費用全額が国からの交付税で賄えることになった。このため、市は寄付金を生かして「白石城基金」を作り、このうち1千万円を複製品の制作費などに充てることにした。


 しかし、18日の議会では、議員から「特定の目的で寄せられた寄付金を別の費用に充てるのは問題」との批判が出た。
 市長は同様の批判を市民からも受けていると明らかにし、「白石城に複製品を置き、魅力を増すのが目的だったが、説明不足だったと反省している」と陳謝。予算案から1千万円を削る修正案を19日に出し直すことにした。(石井力)

2206チバQ:2012/06/19(火) 21:40:40
>>2176
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061901002400.html
双葉町長の不信任案提出へ 役場帰還で議会と対立
 東京電力福島第1原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町の6月定例議会に、井戸川克隆町長の不信任決議案が提出される見通しとなったことが19日、分かった。会期は21日まで。役場機能の福島県内への帰還をめぐる対立などが理由とみられる。

 町議会の定数は8。可決には出席議員の4分の3(6人)以上の同意が必要だが、微妙な情勢という。

 役場機能を戻すかどうかをめぐっては、今年3月の議会が6月末までの帰還を全会一致で決議したが、具体的な進展がなく議会側と町長との亀裂が深まっていた。

2012/06/19 21:31 【共同通信】

2207チバQ:2012/06/19(火) 21:43:01
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120615-OYT1T00002.htm
双葉町長不信任案提出へ…役場帰還の姿勢不明と
福島第一原発事故により役場機能が埼玉県加須市に移転している福島県双葉町の町議会(定数8)で一部議員が19日に開会する6月定例会に井戸川克隆町長の不信任決議案を提出する方針を固めた。


 可決には4分の3(6人)以上の賛成が必要だが、4、5人程度とみられ、可決は微妙な状況だ。

 議会は3月定例会で「役場機能本体を福島県内に戻すことについての決議」を全会一致で可決。5月に行った町民へのアンケートでもいわき市など県内への帰還を求める声が大きく半数を超した。

 しかし、井戸川町長は、県内帰還について態度を明確にしていないことから、一部議員が、不信任案提出を決めた。

 地方自治法の規定では、不信任案が可決されれば、町長は10日以内に議会を解散しなければ自動的に失職する。

 解散しても改選後の議会で再度不信任が可決されれば失職する。

(2012年6月15日11時17分 読売新聞)

2208チバQ:2012/06/20(水) 23:20:18
>>1977-1978とか
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120620t11004.htm
宮城海区漁業調整委、8月改選 水産特区で「無風」一転
 8月に改選となる宮城海区漁業調整委員会の選挙(7月24日告示、8月2日投票)に、宮城県内の漁業者の関心が高まっている。東日本大震災後、村井嘉浩知事が打ち出した沿岸漁業権を民間に開放する「水産業復興特区」構想が争点に浮上しているからだ。海区委は漁業権の免許を審査する機関で、これまで漁協関係者が当選してきた。過去30年以上も無投票が続いたが、一転して選挙戦となる波乱含みの展開も想定される。(報道部・馬場崇)

 同構想を提唱した村井知事は、2013年の漁業権免許更新期に合わせ、特区を導入する意向を示している。免許を与えるのは知事の権限だが、その是非を審議するのは、今回の選挙で選ばれた委員になる。
 海区委は漁業者代表の公選委員9人と、学識代表などの知事選任委員6人の計15人で構成する。いずれも任期は4年。
 漁業者代表の選挙は公選法が準用される。選挙権・被選挙権があるのは20歳以上で県内沿岸15市町に住所があり、年90日以上、漁業に従事する人。2010年12月現在の有権者は4753人。
 選挙は無投票がほぼ慣例化してきた。候補者は「三陸沿岸、仙台湾など地域バランスを考慮したり、地域内の暗黙の了解で決まったりしていた」(漁業関係者)という。
 最後にあった選挙戦は1980年。その後、補選を含む8回の選挙は全て無投票だった。漁業者の減少に伴う後継者不足や大きな争点がなかったことも理由とみられる。
 今回の改選もひっそりと進むはずだったが、水産業復興特区構想で状況は一変した。
 特区構想に対し、県漁協は反対の意思決定をしている。漁業関係者は「候補者は特区への賛否が問われ、有権者の判断基準になる」と語り、特区の争点化をにじませる。
 選挙戦は県内水産業の将来に影響を及ぼしそうだ。県南の漁業者は「海区委選挙は、漁業者の意見を直接、県の施策に反映できる機会。課題が山積みの中、水産県・宮城の今後を左右する大事な選挙だ」と選挙の意義を強調した。

◎県選管 有権者の大半被災、準備も異例ずくめ

 震災後初となる海区委選挙の準備は、異例ずくめで進んでいる。
 震災で沿岸部は大打撃を受け、漁業者の大半は家を失った。仮設住宅に移ったり、転居したりしていて、選挙人名簿の作成は難航している。
 例年、名簿の確定日は「選挙前年の12月5日」だったが、今回は国の特例法で告示日の5日前、7月19日となった。
 県選管は漁協、市町選管を通じ、名簿作成に必要な有権者登録申請を呼び掛け、名簿作成にこぎ着けた。担当者は「有権者数はだいぶ落ち込みそうだ」とみる。
 選挙戦になれば、昨年秋に行われた宮城県議選と同様、仮設住宅への投票所開設などの対応が求められそうだ。

[海区漁業調整委員会]漁業法に基づき、漁場計画の策定、漁業権の免許、漁業調整規則の制定に関する知事の諮問に対し答申するほか、漁業権の制限・条件付与について意見を申し立てる。漁場使用、水産動植物採捕の制限、禁止を指示する。         


2012年06月20日水曜日

2209チバQ:2012/06/22(金) 01:01:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120620-OYT8T01528.htm
双葉町長「年度内に福島帰還」 除染、適地…課題山積


 原発事故で加須市に集団避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長が20日、議会で「役場機能を年度内に福島県に戻す」と表明した。これまで、放射能への不安などを理由に慎重な姿勢を示してきたが、井戸川町長は報道陣に、「多くの住民の要望に応えることも必要」と述べ、苦しい胸の内をにじませた。

 移転実現には、さまざまなハードルがある。井戸川町長は、職員が安心して働ける環境として、年間被曝(ひばく)線量1ミリ・シーベルト以下を条件に挙げている。適地を探すこととともに、除染技術の進展も不可欠だ。また、井戸川町長は20日、移転候補地として多くの町民が挙げるいわき市の住民から「(受け入れを)絶対に阻止する」などの声が届けられていると明かした。受け入れ自治体の十分な理解が得られるかも課題となる。

(2012年6月21日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20120620-OYT8T00366.htm?from=popin
双葉町役場の移転先…「いわき市」が半数


住民アンケート 議会が尊重要請
 埼玉県加須市に移している福島県双葉町の役場機能の再移転先について、町議会の特別委員会は19日、町民の希望が最も多いとして、同県いわき市を候補地とするよう町側に要請した。

 加須市騎西総合支所議場で同日開会した町議会定例会で、全国に分散避難する2823世帯を対象に実施したアンケートの結果を特別委が報告した。約半数の1432世帯が回答し、いわき市を挙げたのが778世帯(54・3%)と過半数に上った。次いで郡山市が332世帯(23・2%)で、これに福島市84世帯(5・9%)、南相馬市54世帯(3・8%)、白河市51世帯(3・6%)が続いた。

 特別委委員長の伊沢史朗議員は「全員一致でいわき市が最適と考える。町長は重く受け止め、速やかに決定してほしい」と述べた。議会後、井戸川克隆町長は「重く受け止めるということに尽きる」と述べた。

 町によると、町民の避難先は18日現在、福島県内が3584人で、いわき市では最多の1298人が暮らす。県外は3411人で、埼玉県が1188人と最多。

(2012年6月20日 読売新聞)

2210チバQ:2012/06/22(金) 20:59:59
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001206220002
吉村氏が出馬表明 知事選 再選目指す
2012年06月22日


次期知事選への立候補を表明した吉村知事=県議会

 「県のさらなる発展のため、引き続き県政を担わせていただきたい」。吉村美栄子知事は21日の県議会本会議で、来年2月13日の任期満了に伴う知事選に2期目を目指して立候補すると表明した。前回知事選では自民党県議の大半が対立候補を支援したが、高い人気を背景に現時点では対抗馬擁立の動きは出ていない。


 吉村知事は、自民党会派の志田英紀県議と県政クラブの阿部昇司県議の代表質問に答え、「県民の審判を仰ぐ決意を固めた」「県民一人ひとりが喜びと幸せを実感し、生き生きと輝いて生きていける県の実現に全力を尽くす」と述べた。


 今後の県政運営については「エネルギー政策の大転換が求められている。原発依存から卒業すべきだ」と改めて「卒原発」の考えを強調。「再生可能エネルギーを活用した分散型エネルギー社会を先導し、余剰エネルギーを県外に供給することを目指す」と語った。


 知事の出馬表明を受け、自民党県連幹事長でもある志田県議は「率直にお答え頂いた」と評価しつつ、党の対応については「国会議員とも相談し、党内手続きを経て決める」と述べるにとどめた。前回「自主投票」だった公明党県本部代表代行の菊池文昭県議も「他人の話に耳を傾ける知事の姿勢は評価すべきだが、知事選への対応はまだ考えていない」と話した。


 一方、民主党県連会長の和嶋未希衆院議員は「農林水産業の振興や震災と原発避難者対応などの県政運営の手腕を高く評価し、敬意を表したい。1期目同様、万全の応援・協力をしていきたい」とコメント。


 また、社民党県連合幹事長の高橋啓介県議は「吉村知事は対話重視で政策にも反映してきた。またお願いしたいという声は多い」、共産党県委員会の本間和也委員長は「前回の選挙での政策合意に基づいて命と暮らしを守る政治を進めてきたことを評価したい」と述べ、いずれも前回に続き支援する姿勢をにじませた。


 吉村知事は議会後、報道陣に「県民党でいく」と述べ、前回同様、無所属で立候補する考えを示した。政党の支援については、まだ決まっていないとしている。


 ◇ 初当選から3年半 実績は
 農林水産振興 険しい3000億円達成
 震災への対応 支援へ決断力示す


 初当選から3年半。経済の低迷が続き、震災への対応にも追われる吉村知事の県政運営を、数値目標の面などから改めてたどった。


 知事は選挙公約の「雇用創出1万人プラン」、さらに2010〜11年度に2万人の雇用を生み出す「雇用安心プロジェクト」に取り組んだ。就任直後0・40倍だった有効求人倍率は、12年4月には0・92倍に。ただ正社員に関する有効求人倍率は0・35倍と低迷。評価は今年度始めた「やまがた新雇用安定プロジェクト」にかかっている。


 公約のもう一つの柱は「12年の農林水産業を起点とした産出額3千億円」の目標を掲げた農業振興。08年の2351億円から10年には2503億円(実績見込み)に増やした。6次産業化を促進し付加価値を増す政策が奏功した形だ。ただ、原発事故の風評被害による肉牛の価格下落などは深刻で、東京電力による賠償額を含めても「3千億円」の達成は険しそうだ。


 子育て推進部を立ち上げるなど少子化対策にも一貫して力を入れてきた。しかし11年の合計特殊出生率は1・46。選挙で掲げた「1・50」の目標には届いていない。保育所の定員増など子育てしやすい環境づくりに取り組んでいるが、更なる方策が必要だ。


 震災後は、避難者を全国で最も多く受け入れ、被災地支援にも尽力してきた。牛肉の風評被害への対応では全頭検査を全国で初めて実施。震災がれきもいち早く受けいれると表明し、決断力を示した。「卒原発」では今年3月に県エネルギー戦略を策定し、今年度は環境エネルギー部を創設。実効性のある施策をどう打ち出すか、これから手腕が問われることになる。(西尾邦明、遠藤隆史)

2211チバQ:2012/06/22(金) 21:01:09
>>2176>>2206-2207>>2209
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206210005
井戸川町政に批判 不信任案は否決/双葉
2012年06月22日


不信任案が否決された後、記者会見に応じる福島県双葉町の井戸川克隆町長=埼玉県加須市の旧騎西高校


 東京電力福島第一原発の事故で埼玉県加須市に役場を移転している福島県の双葉町議会は21日、井戸川克隆町長の不信任決議案を提出した。出席議員7人のうち5人が賛成したものの、出席議員の4分の3に届かず否決された。町議会は井戸川町長の町政運営に批判を投げかけた。


 不信任案を提出したのは菅野博紀町議。不信任案では、埼玉県加須市に役場機能を移転する際の判断や、昨年6月、避難町民が逮捕された際に義援金の辞退を決めたことなど、町長の独断が過ぎると指摘した。


 ほかにも、「住民の声を聞くと公の場で言っているが、話を聞くこともなく、住民不在の対応」ばかりで、役場機能を福島県に戻すことを求めた20日の一般質問などで、具体的な内容の答弁がなかったと批判している。


 この日の町議会本会議では、佐々木清一議長が家族が亡くなったため欠席。残り7人が出席し、不信任案への賛成は5人だった。不信任案の決議に必要な出席議員の4分の3に足りず、否決された。


 不信任案に議員の半数以上の5人が賛成したことについて、井戸川町長は記者会見で「重く受け止める。今後の対応は自己反省の中で考えたい」と話した。


 井戸川町長は、埼玉県への移転は「災害対策本部の中で合意をした」、義援金の辞退は「議会の同意は得なかったが、反省の意味を込めた」と独断ではなかったと釈明。「精いっぱいやっているが、理解されないことがたくさんある。しかし、一切の責任は私にある。今後はもっと町民と多くを語っていきたい」と話した。


 提案した菅野町議は議会後、「今日、多くの町民の方々が町長にノーを伝えたということになる。町長は双葉町を残すためにやっているが、僕らは町民のためにやっている」と話した。


 不信任案に賛成しなかった2人の町議は、町議会の討論で「決議の理由が不信任に当たらない」「年度内に福島県に戻るということで一定の理解をしている」などと述べた。(木村俊介)

2212チバQ:2012/06/22(金) 21:02:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000106-mailo-l11
集団避難「双葉町」から:町長不信任決議案否決 議会との溝深く 町民「もめている場合か」 /埼玉
毎日新聞 6月22日(金)12時15分配信

 東京電力福島第1原発事故で加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町。井戸川克隆町長への不信任決議案は21日の町議会で否決されたが、震災後の対応を巡る町長と町議の溝の深さを改めて浮き彫りにした。町長は意思疎通が不十分だったと認めたものの、議会を傍聴した町民からは「こんな時期にもめている場合か」と不満の声が上がった。
 菅野博紀町議ら5人が決議案を提出。役場機能の県内移転について「年度内に(福島)県内に戻す」とした町長の答弁を「具体的ではない」などと批判し、「町民の話を聞くこともなく、住民不在の対応」と強調。議会が3月定例会で「6月末までの移転」を求めていたことを踏まえ、6月定例会での表明を「決断が遅い」と受け止めていた。
 役場機能移転以外にも、原発事故直後に町長がさいたまスーパーアリーナを経て旧騎西高校を避難場所に決めたり、昨年5月に避難町民の不祥事を受けて義援金を一時的に辞退したことなど、震災後の対応に不信感を募らせていた。
 町長は議会後の記者会見で「こういう時こそ、支えてもらうべきではないか」と決議案提出に反論。その一方で「国に出向くことが多く、ひとりひとりの町民の声も聞いてこなかった」とし、「今後は議会側とわだかまりを取り除き、役割分担を明確にする」と語った。
 町民の多くもこの日の議会を傍聴。現在は茨城県守谷市に住む谷津田陽一さん(61)は「一致団結して復興を目指さなければいけない時に一枚岩になっていないのはとても残念」と複雑な心境を明かした。加須市内のアパートで暮らす女性(57)は「町長は自分の考えをきちんと発信してほしい。議会も、ばらばらになった町民の声を聞いてまとめていくべきだ」と話した。【大平明日香、清水隆明】

6月22日朝刊

http://www.minpo.jp/news/detail/201206222065
双葉町長の不信任案否決 賛成、必要な4分の3に届かず
 東京電力福島第一原発事故で、埼玉県加須市に役場機能ごと避難している双葉町の6月定例議会は21日、加須市で最終本会議を開き、役場機能本体移転の対応などをめぐり、議員から井戸川克隆町長に対する不信任決議案が提出された。採決の結果、否決された。
 可決には出席議員の4分の3以上の同意が必要。定数8に対し、この日は佐々木清一議長が欠席し、7人が出席した。可決には6人の賛成が必要だったが、賛成は5人で、反対が2人だった。
 本会議終了後、記者会見した井戸川町長は「不信任決議案提出は自分の責任。ただ、責任の由来は東京電力福島第一原発事故にある。今後は原発事故への問題提起を続けながら、議会と執行部が忌憚(きたん)なく議論していかなければならない」と述べた。


( 2012/06/22 08:42 カテゴリー:主要 )

2213チバQ:2012/06/22(金) 21:40:31
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20120622g
次期知事選出馬「秋には判断」 佐竹知事、「県民評価見極めて」
 第1回定例県議会6月議会は21日、本会議を開き、加藤鉱一(自民)、三浦英一(新みらい)、菅原広二(自民)の3氏が一般質問を行った。任期が残り約10カ月となった佐竹敬久知事は、次期知事選への出馬の意向を問われ「これまでの取り組みや成果に対する県民の評価を見極め、秋には判断したい」と述べた。

 佐竹知事は就任後、選挙時のマニフェストを具体化した県政運営指針「ふるさと秋田元気創造プラン」の施策について「具体的な数値目標を掲げて全力で取り組んできた」と強調。高速道路の未開通区間解消への取り組み、秋田港の国際コンテナターミナル整備などの成果を列挙した。

 一方、産業振興分野で十分な成果が上がっていないことや、本年度、観光文化スポーツ部を創設したばかりであることに触れ「いまだ道半ばという思いがするのも確か」と語った。

(2012/06/22 13:29 更新)

2214チバQ:2012/06/22(金) 23:18:49
>>2210
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120622t51006.htm
山形知事選、吉村氏再選出馬表明 県政野党自民の対応焦点
 吉村美栄子山形県知事(61)が21日、再選出馬を表明し、県内各党は今後、知事選対応の検討に入る。県政与党の民主、共産、社民3党は、前回に引き続き吉村氏の支援に回るのが確実で、野党自民党の対応が最大の焦点。有力な対抗馬が見当たらない中、吉村氏との距離を縮める自民党がこのまま吉村氏支持に突き進むのか、有権者の熱い視線が集まる。

 吉村氏は県議会6月定例会の本会議で、2議員の代表質問に再選出馬を表明した。1人目は自民党県連幹事長の志田英紀氏、2人目は民主党県連総務会長の阿部昇司氏で、野党の質問が最初に出馬表明を引き出す形になった。
 「知事は最大会派の自民党に敬意を表したのでは」と自民党県議の一人。議会後、報道陣に囲まれた志田氏は「県民の顔を見ながらよくやっている。大きなエラーはないと思う」と吉村氏を持ち上げた。
 定数44のうち自民党県議は32人。前回知事選では大半の県議が当時現職の斎藤弘氏(54)を支援したが、現在、吉村氏を囲む勉強会に党県議21人が参加するなど、3年半で状況は変わった。
 党県連は今後、国会議員3人の見解を踏まえて対応を協議する。志田氏は「誰であれ支援の打診があればオープンな議論をする」と、吉村氏について表向き和戦両様の構えを見せるが、選択肢は徐々に狭まっている。「現時点で白紙」と知事選出馬を否定しない斎藤氏にも「(支援)要請があっても難しい」(県連幹部)と距離を置く。
 与党3党は吉村氏支援が既定路線とされ、民主党県連幹事長の吉村和武県議は「吉村知事は震災がれきの受け入れなどで東北復興に役割を果たした。これまで同様に連携したい」と、早くも選挙後を見据えた。
 共産党の渡辺ゆり子県議は「卒原発など、多くの県民の思いを踏まえている。政策協議で合意した上で吉村知事を推したい」、社民党県連幹事長の高橋啓介県議は「力強い出馬表明だった。対話重視の吉村県政は県民の信頼を得ている」とそれぞれ語った。
 前回自主投票だった公明党の菊池文昭県議は「3年間で県政は間違った方向には進まなかった」と振り返った。
 議会後、吉村氏は報道陣に、各党への応援要請は「県民党の立場なので、今のところ考えていない」と語った。


2012年06月22日金曜日

2215チバQ:2012/06/24(日) 13:26:19
>>2198-2199
>>2202-2203
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120624t11029.htm
宮城・名取市長選告示まで1週間 沿岸復興港町対決
 任期満了に伴う名取市長選(7月1日告示、8日投票)は告示まで1週間に迫った。現職と新人の一騎打ちとなる見通し。2氏はともに東日本大震災の津波被災地である閖上地区住民。沿岸部復興の是非を争点とした「港町対決」の行方に注目が集まる一方で、大票田の内陸部に住む市民の関心は薄く、前哨戦は盛り上がりに欠けている。

 立候補を表明しているのはいずれも無所属で、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)と、新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)。
 3月に立候補を表明した佐々木氏は21日、後援会主催の決起大会を市文化会館で開いた。支持者を前に佐々木氏は「失われたまちを一日も早く復興することが大切」と市の計画への支持を呼び掛けた。市議らも応援に駆けつけた。
 大橋氏は6日に出馬表明したばかり。市内手倉田に後援会事務所を構え、15日、支持者を集め祈願祭を行った。大橋氏は「被災した弱い立場の人々に寄り添いたい」と決意を語る。後援会は告示へ向けた準備を急ピッチで進める。
 20日に開かれた市選管の事前審査には、2陣営のみが出席し、他に立候補への動きはみられない。戦いの構図はほぼ定まったものの、市民の関心はいま一つで、「本当に市長選はあるのか」といった声すら聞かれる。
 名取市長選は前回と前々回、2度にわたり現職と別の新人が激戦を繰り広げた経緯がある。
 市中心部の住民は「前回までは選挙前に相当声掛けがあったが今回は至って静か。内陸部も地震でかなりの家屋が被災しているのに、選挙前の話題にすら上らない」と疎外感をあらわにする。
 前回投票率は過去最低の51.93%。市選管は23日から市内155カ所にポスター掲示場設置を開始。駅に投票日をPRする看板を掲げ啓発を始めたが、前哨戦の低調さに両陣営からは投票率低下を危ぶむ声も出ている。


2012年06月24日日曜日

2216チバQ:2012/06/26(火) 21:47:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T01533.htm
酔って暴行市議、「自分なりに」辞職勧告応じず
 宮城県名取市議会は19日、市内の飲食店で女性従業員に暴力行為を行ったなどとして、今野栄希市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。

 決議には法的拘束力はなく、今野議員は取材に対し、辞職しない考えを示した。

 決議は、同市議会の6会派の代表者ら7人が共同で提案した。

 決議によると、今野市議は3月22日夜、酒に酔って女性従業員に暴行し、同県警岩沼署員が駆けつける騒ぎを起こしたとしている。また、今月7日に開会した市議会定例会に、入院加療のためとして欠席届を出していながら、10日には車で外出し、別の車と衝突事故を起こすなど、「議員として著しく資質を欠く」とした。飲食店での暴力行為は、女性従業員が被害届を提出していないという。

 今野議員は取材に対し、「内容は間違いない」と事実関係を認めながらも、「自分なりに反省しており、誠心誠意、残された期間を責任もって全うしたい」と述べた。

(2012年6月20日07時45分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120619-OYT8T01513.htm
名取市議に辞職勧告
 名取市議会は19日、市内の飲食店で女性従業員に暴力行為を行ったなどとして、今野栄希市議に対する議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。決議には法的拘束力はなく、今野議員は取材に対し、辞職しない考えを示した。

 決議は、同市議会の6会派の代表者ら7人が共同で提案した。

 決議によると、今野市議は3月22日夜、酒に酔って女性従業員に暴行し、岩沼署員が駆けつける騒ぎを起こしたとしている。また、今月7日に開会した市議会定例会に、入院加療のためとして欠席届を出していながら、10日には車で外出し、別の車と衝突事故を起こすなど、「議員として著しく資質を欠く」とした。飲食店での暴力行為は、女性従業員が被害届を提出していないという。

 今野議員は取材に対し、「内容は間違いない」と事実関係を認めながらも、「自分なりに反省しており、誠心誠意、残された期間を責任もって全うしたい」と述べた。

(2012年6月20日 読売新聞)

2217チバQ:2012/06/27(水) 22:16:54
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8632
小沢氏はどこへ 一連の動き、賛否割れる
2012年06月27日

(中略)



 被災地の首長の反応も様々だ。ただ、賛否を離れ「復興の邪魔をしないでほしい」で一致している。


 戸田公明・大船渡市長は「国全体を見ればようやく第一歩を踏み出した」と法案通過を評価し、民主党離党を模索する動きについて「どちらにしても引き続き地元の意見を中央に届けてほしい」と話した。


 野田武則・釜石市長は「復興を考えれば消費増税の議論自体が好ましくない。日本の最大の危機に別方向に議論が向いている」。「反対した議員は我々の思いを国政に伝えている。政界再編に動くのは当然で国民に信を問うべきだ」と述べた。


 山本正徳・宮古市長は「財政事情で増税は避けて通れないが時期が悪い」。せめて税率を上げる2年後まで震災復興に全力を挙げてほしいと話す。困るのは政局の混乱。「被災地は一つになって頑張っている。総選挙になっててんでに議論したら、みんなの気持ちがぐちゃぐちゃになる」。選挙事務に役所の人手を取られるのも痛い。「全国から応援をもらっているのにマンパワーが割かれる。たまらん」


 山内隆文・久慈市長は「消費税は安定財源として期待できるが逆進性をどうするのか。しっかり議論して必要な制度設計を早く示してほしい」と注文した。


 大槌町の碇川豊町長は「生活困窮の被災者への増税は受け入れがたい」と反対だ。政局には関心がない。小沢一郎氏の動向について「影響力を感じたこともないし、興味がない」。さらに「民主党が分裂状態になったって、どうでもいい。そんな暇があれば成長戦略の政策でしのぎを削ってほしい」。





 釜石市平田の尾崎白浜で今春から雑貨店を開いた佐々木真理子さん(65)はため息をついた。「商売を始めたばかりで見通しがつかない。コンビニやスーパーのように次々と客が来るわけでないのに増税では。昔は貧乏でも楽しかったけどこれからは生き地獄だね」


 大船渡市末崎町の漁師小松陽市さん(70)は「復興が始まったばかりなのに、消費税を上げてどうするのか」と憤る。津波で漁船を失い、海に出られない。地域の漁船は6割ほどしか戻っておらず、漁に出るめどが立たない仲間は多い。「財政難はわかるが消費税が10%になったらとても船なんて買えない」


 「被災地のため、復興のため、という言葉が最後まで聞こえなかった」。陸前高田市竹駒町の仮設住宅で暮らす主婦残間雪子さん(71)は「被災者は置き去りにされた」と感じた。1月、仮設住宅を訪れた小沢元代表の集会に参加した。野田政権への批判が続いたが「消費税とか社会保障の話なんて何もなくて」と振り返る。


 山田町で外装業と飲食店を営む斉藤秀喜さん(54)は「被災地は国民の税金で助けてもらっている。増税に我々が文句を言う立場じゃない」と話すが、増税の時期に疑問がある。「何も復興が始まっていない。そしてこの不景気。壊し屋というけど、いまは小沢さんが言うことがもっともだ」


 大槌町吉里吉里の仮設住宅に住む大工川原繁夫さん(67)は「建築資材も土地も上がっている。消費税まで上がったら被災地の家が再建できなくなるよ」とあきれ顔だ。自宅を修理しながら頼まれた家の建て直しを手伝っている。「請負金額を上げないようにすると、経費がかさみ、労賃が減る。自分の家を直すことに専念しようかと思うが、稼がないと収入がない」


 盛岡市中心部でレストランの店長を務める菅原和真さん(36)は「家計が厳しくなると外食の機会が減る。先のこととはいえ増税は痛い」と顔を曇らせた。


 同市の山田京子さん(45)は家計の足しにと昨年パートを始めた。長時間の立ち仕事と慣れない接客で体調を崩したこともあった。「いずれ上がるだろうとあきらめていた。上げた分だけは医療や福祉の保障をちゃんとしてほしい」

2218チバQ:2012/06/28(木) 23:32:47
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206250003
復興のゆくえ 名取市長選を前に 上
2012年06月25日
 「再建しても、若い人たちが戻ってこない閖上になってしまう。内陸側にも、居住区域を広げてほしい」


 6月8日、名取市役所。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた閖上地区の住民8人が、佐々木一十郎(い・そ・お)市長(62)に訴えた。


 8人は「閖上地区現地再建区域の一部変更を求める会」のメンバー。60歳代の主婦が中心だ。市が進める閖上の現地再建計画の見直しを求め、陳情に訪れた。代表の大友美恵子さん(66)は言う。「津波を実際に見た人は、戻りたくても怖くて戻れない人が多い。次の世代を思って陳情することにした」


 市の復興計画を話し合った「名取市新たな未来会議」は昨年8月、閖上での現地再建の方針を佐々木市長に示した。海岸や名取川沿いに防潮堤を造り、道路をかさ上げする「多重防御」をした上で、宅地を盛り土すれば津波被害を食い止められる、というものだ。
 佐々木市長も「閖上がこれまで築いた歴史、文化を後世に残したい」と現地再建策に同調。市議会も10月、現地再建策をふくむ復興計画を認めた。


 だが、その計画に閖上住民から反発が起きる。


 現地再建をめぐって市が2〜5月、住民約2400人の意向を調べたところ、回答した1582人のうち、「再建した後の閖上に戻る」と答えたのは4割にとどまった。市が5月から計9回開いた説明会でも反発が続出。終了予定時刻が過ぎても、居残って市職員に詰め寄る住民もいた。


 「私たちの声に耳を傾ける姿勢が足りなかった」。自宅を流され民間住宅を借り上げた「みなし仮設」に住む橋浦武さん(70)は説明会に参加したが、納得がいかない。「仙台市や岩沼市の沿岸は内陸に集団移転するのに、なぜ閖上は現地再建なのか」。住民の中には、現地再建策の見直しをめざして署名活動を始める動きもある。


 現地再建は、道路を広げたり公園や避難場所を確保したりする土地区画整理事業を行う必要がある。市町村が行う場合、県が認可する要件に住民ら地権者の同意割合は定められていない。ただ、関係者から意見を求める機会を設けなくてはならず、太田隆基副市長は「反対意見が多いなか、このままで認可を得るのは難しい」と話す。


 現地再建に固執する限り住民の同意が得られず、再建計画が前に進まない――。そんな袋小路から抜け出そうと、佐々木市長は現地再建を基本としつつも、住居地域を少しだけ内陸側に広げる方針を固めた。


     ◇


 7月1日の名取市長選告示を目前に、3選を目指す佐々木一十郎市長は閖上の現地再建策を「微修正」した。立候補表明した自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も主張は同じで対立点は小さい。それでも選挙の主要テーマは閖上だ。告示を前に、復興のゆくえを探る。(田中美保、平間真太郎が担当します)

2219チバQ:2012/06/28(木) 23:33:16
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206260003
復興のゆくえ 名取市長選を前に 中
2012年06月26日

 6月初め、名取市役所。「住民の反発が多い。このままでは議会も困る」。佐々木一十郎(い・そ・お)市長(62)に対し、市長に近い有力市議が切り出した。


 震災で大きな被害を受けた閖上地区の現地再建策に、津波を不安がる住民の反発が強い。だが、市長は「歴史ある閖上の街を残したい」と、現地再建にこだわっていた。


 市議会も昨秋、現地再建を含む市の復興計画を全会一致でいったんは認めた。だが、その後、反対意見ばかりの住民説明会を傍聴した市議らに危機感が広がる。震災復興調査特別委員会の場で、急きょ閖上の対応策を21人全員で話し合った。「住民の声を聞く機会を持つべきだ」「見直しを真剣に考えるべきだ」。特別委では、そんな声が相次いだ。


 有力市議が市長と面会していたのは、その数日後。特別委の雰囲気を伝える市議に、市長はこう切り返した。「そんなに文句を言うなら、議会としての意見を出してください」。市議はピンと来た。「市長は議会に助け舟を求めている」


 面目を保ちながら住民と折り合いをつけるため、議会を頼りにしたい。そんな市長の思惑は、住民団体が現地再建の見直しを求めて面会に来た際の言葉にも表れた。「計画は市議会の議決をもらっている。それ以外のことをやると、議会を無視することになる」


 隣接する仙台市や岩沼市が描く津波被災地の復興策は、ほとんどが内陸へ集団移転させる計画だ。だが、名取市は閖上について現地再建を選んだ。なぜか。


 閖上は江戸時代からの漁師町で、長く名取の中心だった。港の周りには水産加工業も育ち、2500世帯、7千人規模の街があった。そこで市長はかつて酒造会社を経営していた。支援者も地元業者が中心だ。


 早く事業を再開したい業者の多くは、復興までの時間が短くて済む現地再建を望んでいる。このため市は、減税などの特例が受けられる復興特区制度を生かして企業を誘致したり、市南部の仙台空港と一体的に観光エリアにしたりして再興する青写真を描いた。こうした背景が、「市長が現地再建にこだわるのは、支援者への配慮だ」といぶかる市民を増やしている。


 自らの政治基盤に配慮しつつ、住民の反発をどう和らげるか。市長が考える落としどころは、現地再建を基本として住民が住む区域を少し内陸に拡大する「微修正」案だ。市長選で対立候補になる自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も同じような考え方で、争点は見えにくくなった。


 中堅市議は言う。「市長も市議会も、めざすのは一日も早い復興だ。お互いに歩み寄らないと」


 28日、特別委に市長も出席する。閖上問題を取り上げてから初めてだ。

2220チバQ:2012/06/28(木) 23:33:43
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206280002
復興のゆくえ 名取市長選を前に 下
2012年06月28日

 27日午前、平野達男復興相が名取市を視察に訪れた。この日の対応ぶりに、復興政策の重心が閖上に偏っている市の現状がよく表れていた。


 「内陸への移住を希望する意見があり、どうまとめるかが課題です」


 甚大な津波被害を受けた閖上地区の日和山で、太田隆基副市長らが、住民の意見が割れている現地再建策を説明した。視察時間は予定より10分延びて30分。その後、同じく被災した下増田地区も視察したが、時間はわずか10分程度だった。


 閖上の南にある下増田地区は、砂地を生かし、ハウス栽培によるチンゲンサイやメロンなどの園芸農業が盛んだった。震災の犠牲者は約740人にのぼった閖上に比べて、約60人と少ないが、600棟のハウスは軒並み津波で流された。今も地盤沈下が激しい。


 市は下増田の復興について、現地再建を決めた閖上とは逆に「堤防による安全対策が難しい」と内陸への集団移転を選んだ。だが、移転計画は進まず、住民の間では不満が噴き出している。「閖上がもめている間に、下増田は集団移転を決めた。それでも進まないのは、市の関心が、閖上ばかりに偏っているからだ」


 下増田のうち北釜地区の集団移転の世話役を務める高橋学さん(61)は移転の進捗(しんちょく)状況を知らせる「北釜新聞」を発行している。地元の話題や行事予定を載せ、市外に離れて暮らす住民を含め、200部を2カ月に1度配る。「住民がバラバラにならないよう、同じ方向を向いて移転を進めたい」との思いがある。「自分たちは集団移転の準備を進めていくだけ」と、市長選への期待は薄い。


 今回、市長選に名乗りをあげる現職の佐々木一十郎氏(62)も、新顔で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)も閖上在住。市長選の争点はいきおい閖上の復興策に向かう。


 だが、7万2千人の市民の大半は、内陸のJR名取駅周辺や新興住宅地で暮らす。隣接する仙台市のベッドタウンとして住み着いた「仙台市名取区民」とも言える人たちだ。


 そうした住民の中には、市長選から疎外されていると感じている人もいる。市内には内陸でも、地震の揺れで地盤が崩れる被害が出ている地域がある。「閖上の復興が最大の問題になるのは分かる。ただ、宅地被害など内陸部の復旧・復興が顧みられなくていいのか」。仙台市役所に勤める住民の男性は不満を持つ。


 だが、ベッドタウンで暮らす新興住民の多くは、市政への関心が薄い。一方、数は少ないが昔からの住民が多い「下町」が影響力を持つ――。都市部によく見られる、身近な行政をめぐる構図。それが震災によってより顕在化した状況の中、市長選は7月1日に告示される。=おわり


(田中美保、平間真太郎が担当しました)

2221チバQ:2012/06/28(木) 23:36:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000007-mailo-l04
選挙:名取市長選 閖上再建、かすむ争点 出馬表明の現新2氏−−1日告示 /宮城
毎日新聞 6月28日(木)10時53分配信

 東日本大震災で1000人近くが死亡・行方不明となった名取市で7月1日、市長選が告示(8日投開票)される。現職と新人の2人が立候補を表明しているが、津波被害が最も大きかった閖上(ゆりあげ)地区の住宅再建については、ともに「現地再建プラス一部内陸移転」を掲げるが、具体策はあいまいなままだ。同市の最重要課題である再建計画で争点はかすみ、被災した有権者にとって復興についての民意反映が難しくなっている。【金森崇之】
 立候補表明しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の佐々木一十郎(いそお)氏(62)と、新人の大橋信彦氏(68)。
 昨年8月、有識者らでつくる「市新たな未来会議」は、防潮堤と道路かさ上げ、宅地盛り土で津波被害を防ぐ現地再建を市長に提言。市議会も現地再建を中心とした復興計画を承認した。
 しかし、今年2月の市の調査では、居住地を「閖上以外」とする被災者が4割を超え、5月に計9回開かれた住民説明会では「他に選択肢はないのか」「復興住宅をもっと山側に建てるべきだ」などの反対意見が続出。これを受け、佐々木氏は、内陸側への移転も検討する方針へ転換した。
 一方の大橋氏は、自然と共生する社会の実現を掲げ、同地区の日和山を拡幅して避難所とする津波対策などを提案。「移転したいという住民の声に耳を傾けるべきだ」と主張するが、現地再建を主眼とする方向性は佐々木氏と同じで、大きな対立点は見いだせない。
 自宅を流され、市内の仮設住宅で暮らす無職男性(75)は、「閖上には戻りたくないと1年も前から話しているが何も変わらなかった。(佐々木市長の)方針が変わっても、市長が代わっても、また復興が遅れるだけだ。投票には行かない」とつぶやいた。

6月28日朝刊

2222チバQ:2012/06/29(金) 00:31:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120628t65013.htm

「仮の町」と呼ばないで 「領土割譲」連想 福島・双葉郡
 福島第1原発事故で避難する福島県双葉郡の町村民が、ほかの自治体に一時集団移住する生活拠点が「仮の町」と呼ばれていることについて、県が神経をとがらせている。呼称に対し、受け入れ先の候補となる自治体が好意的な印象を持っていないためで、県は拠点整備に向けた協議の本格化をにらみ配慮を働かせているようだ。

 「仮の町という言葉に違和感がある」。27日の県議会6月定例会一般質問で、先崎温容議員(自民)が指摘した。答弁した県の八木卓造避難地域復興局長は仮の町を「新たな生活拠点」と呼び換え、拠点整備の調整に積極的に関わると述べた。
 仮の町は県内外に分散避難している住民が、ほかの自治体に一時的に集団で居住する構想。現時点で大熊、双葉、富岡、浪江の4町が打ち出し、うち大熊、富岡、浪江の3町が候補地にいわき市を挙げている。
 いわき市は双葉郡と地理的、風土的に近く、拠点整備の有力候補地となることは確実だ。県幹部は「そのいわき市が仮の町の呼称を最も嫌がっている」と明かす。
 拠点整備の調整では、いわき市が主な交渉先となる可能性が高い。県としては同市と良好な関係を保ちたいのが本音だ。
 県避難地域復興局は「仮の『町』は自治体の中に別の自治体ができるイメージで『領土割譲』の印象を与えかねない。仮住まいと考えない避難者が住むかもしれず、『仮』もなじまない」と説明。整備先と避難住民の双方への配慮をにじませる。
 政府も福島復興再生基本方針の検討案の中で、仮の町の概念を「町外コミュニティー」と表現した。復興庁福島復興局は「これから協議が始まる段階でまだ統一名称が決まっていない」と話す。
 双葉郡内でも、最初に「仮の町」を使い始めた双葉町や、「リトル浪江」と表現する浪江町など一様ではない。
 大熊町は策定中の復興計画素案に「いわき市に拠点を設けて役場機能と教育施設を設置する」と盛り込んだ。仮の町の呼称は「イメージがよくない」(渡辺利綱町長)として使っていない。
 町幹部は「仮の町は端的に説明しやすい言葉なので使うこともあるが、落ち着いて生活できない印象も与える。呼称は検討課題だ」と話す。


2012年06月28日木曜日

2223チバQ:2012/06/30(土) 11:43:17
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206290005
山田町長選・上 2陣営具体策見えず
2012年06月29日


閑散とした山田町中心部のポスター掲示場


亡夫の思い出を語る仮設住宅の女性の声に耳を傾ける

 震災で757人が犠牲になった(20日現在、県発表)山田町で7月3日、任期満了に伴う町長選が告示される。3期務めた現職沼崎喜一氏(69)が引退し、前町商工会専務佐藤信逸(57)、元高校教諭東海林和彦(67)両氏の新顔対決が予想されている。震災から約1年4カ月、被災地のリーダーをどう選ぶのか。


 「大変だったねえ」。24日夕、東海林氏は自宅近くの仮設を訪ね歩いていた。戸口に現れるのは、夫の急死が震災関連死と認められず、「悔しい」と嘆く女性(69)。船をなくし、「漁師はやめたでば」と肩を落とす男性(80)―。


 漁師塾を作り、全国から若者を呼び込むなどの政策を打ち出している東海林氏だが、まずは被災者の嘆きに耳を傾ける。握手の後、「政治に期待なんてない」と言い切る男性まで出てきた。「震災、復興の遅れ。みんな疲れているんですよ」


 初めて選挙に出た4年前の町長選に比べ、痛感するのは空き家の多さという。有権者は前回より1800人減り、約1万4500人。震災死に加え、職を求める若者が流出し続ける。


 20日にあった佐藤氏の決起集会も、よくある選挙の風景とは異なっていた。頑張ろう三唱の前に、全員が起立し、ギター伴奏で歌ったのは「故郷(ふるさと)」。佐藤氏はもっぱら「町民の間で希望が薄れている」という危機感や団結の大切さを説く。


 ふたりともなかなか具体策には言及しない。「これでは比べようがない」。佐藤氏の集会参加者には、歯がゆそうに話す人もいた。


 それは被災者への配慮、ということだけではない。昨年8月、隣の大槌町長選では、元総務課長や元議長らが復興手法について自説をぶつけ合ったが、山田町長選に名乗りを上げた2人に行政経験はない。「住民合意の早期形成」「町民と一体となった町づくり」など、従来との違いはにじませるものの、なかなか踏み込めない。


 論戦の相手になるはずの行政出身者が出ないことも、影を落とす。有力視された副町長が「体調不調」で固辞。近隣自治体などに勤める町出身者も手を挙げなかった。


 「被災から日が浅かった大槌町長選のころと違い、一応復興計画ができた今は、早く進められるかどうかが課題。住民からは、どうしても遅いと批判される。難しさの分かる行政内部の人間ほど、出たがらないんじゃないか」。沿岸部の別の首長は話す。実際、大槌町長選後、沿岸部であった釜石市長選、岩泉町長選は、ともに現職が無投票で当選している。


 「これでいいはずがない」。山田町議の本木敏明さん(60)は憤る。12年前の町長選で初めて立候補予定者討論会を開いた。主張を明確にさせ、選ばれる側にも、選ぶ側にも責任を問うた自負がある。


 ましていまは、町を造り直すとき。復興事業のため、今年度当初予算は前年の2倍に膨れ上がっている。かつてない権限を持つリーダーを選ぶのだ。討論会準備に奔走し、選挙管理委員会にも持ちかけたが、結局かなわなかった。


 いまも「討論会をやらないのか」と町民から電話がかかってくる。「町民はまだあきらめていない」と思う。その熱を選挙に吹き込めないか。悩んでいる。

2224チバQ:2012/06/30(土) 11:43:37
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206300001
山田町長選・下 復旧の足並みそろわず
2012年06月30日


仮設店舗や事業所が点在する山田町中心部

 海から500メートル。津波とその後の大火災をぎりぎり免れた山田町役場から、かつての街を見下ろすと、最近あちこちにできたプレハブ店舗が目に飛び込んでくる。大半は中小企業基盤整備機構が建てており、町内に25カ所ある。8月には34カ所に増え、計143店(事業所含む)が入る。


 家の基礎だけの荒野が広がっていた1年前に比べ、一見復興が進んだようだ。でもばらばらに立地している分、どこにどんな店があるのか、地元の人もなかなか分からない。隣の宮古市が4カ所に30店、大槌町が7カ所85店と、集中立地させているのと対照的だ。山田にはさらに自力再建の店もあるのだ。


 町社会福祉協議会の買い物バスは、店舗案内をアナウンスしながら走る。町民の間では、支援団体作成の店舗マップが人気だ。


 本来は公共用地に集中させるはずだったが、2千戸の仮設住宅建設で土地を使い果たし、商工会関係者らがかつての自宅や店の跡地を提供し、自らも一角に入居するなどした。民有地でも集中立地は可能だが「早く店を」という声に押され、調整できなかった。


 とはいえ、住宅新築は自粛している津波被災地だ。数年以内に土地のかさ上げなどをする際には、店舗は撤去する約束だ。だが、そのとき、街の本格復旧がすすんでいなければ、立ち退き交渉がもめ、復興を停滞させかねない。


 「本当は、町がみんなに我慢させなきゃいけなかったんだよ」。公園に張ったテントの商店街で2年頑張るつもりだったというカメラ店経営、昆尚人さん(37)は行政の力不足を嘆く。昨年6月スタート時に9店あったテントの仲間は次々に出て行き、3店だけ。昆さんも7月、仮設店舗に入るが、客が来てくれるかどうか気がかりだ。


 5月の豪雨で、のり面が崩れた山田町織笠の仮設住宅団地。現場はまだブルーシートがかけられ、重機がうなりをあげて土砂を動かしている。「表面は固めてくれたが、団地の裏ではまだ沢水がわき出している」。崩れたのり面のすぐ上に住む佐々木誠さん(62)はなお不安そうだ。


 もちろん仮設の災害復旧工事より、心待ちにしている移転先の土地造成が始まらないことが一番の気がかりだ。町は県と覚書を結び、来年度末には公営住宅入居とうたうが、「用地交渉が順調に進めば」という条件つき。ここでも問われるのは、用地交渉を始め、地域で時には相反する利害をまとめる指導力だ。


 28日夜、ある陣営の集会に参加した住民10人に「実行力」「知識」「情熱」の三つのうち、何を一番に候補者を選ぶのか尋ねてみた。回答は順に7人、2人、1人だった。「口だけじゃだめ。今回はとりわけそうなんです」。ある女性は力を込めて語った。


 山田町長選の投開票は7月8日、行われる。

2225チバQ:2012/06/30(土) 12:50:46
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206280011
鈍い反応、討論も不発/県内議会
2012年06月29日


●大飯原発再稼働決定に県内議会/福島市・いわき市「反対」を否決


 野田政権の関西電力大飯原発の再稼働決定に、県内の市町村議会で反対の決議や意見書の可決が相次いでいる。しかし、原発事故の被害が深刻な自治体で議決したのは南相馬、浪江、川俣、飯舘の4市町村のみ。福島市やいわき市は自民党系会派などの反対で否決され、「脱原発」を掲げた被災県の自治体としては、「鈍い反応」が続いている。


 28日のいわき市議会。大飯原発の再稼働に反対する決議案が賛成少数で否決された。


 決議案は「福島原発事故の原因究明も終わらず、事故発生の場合の避難計画や新たな原子力規制機関の設置もない」と指摘し、「福島の悲惨な経験を全く無視するような国の判断は時期尚早」と批判する内容だ。


 無所属と民主・社民系議員らで作る会派が提案、共産、公明が賛成したが、自民系会派や電力労組出身議員らでつくる連合系労組会派が討論なしで反対にまわった。賛成14、反対19。提案者の福嶋あずさ市議(民主)は「被災地の自治体議会だからこそ、決議に大きな意味を持つのに」と残念がった。


 政府が判断を表明する前の7日。全会一致で反対の意見書を可決したのは、町の一部が計画的避難区域になった川俣町議会。「いまだ16万人が避難生活を強いられ、除染も賠償も進まず、先行きに展望をもてない状況だ」と再稼働に反対する理由を説明した。


 13日には南相馬市議会、20日には浪江町議会が同趣旨の意見書を可決。飯舘村議会は21日、「原発からの脱却を強く求める」との意見書を可決した。


 浪江町役場が避難している二本松市、浜通りから多くの避難者を受け入れている会津若松市、喜多方市の各議会も同様の意見書を可決した。


 しかし、22日の福島市議会は僅差(きんさ)で否決。共産4人と社民・護憲連合3人の共同提案に、公明の4人、保守系会派の議員らが賛成したが、賛成17、反対19だった。


 各会派の討論では、賛成討論に2議員が立ったものの、反対討論はないまま無記名投票で否決された。反対にまわったのは自民・保守系の最大会派の13人と民主系会派の4人ら。反対派の市議は「再稼働を認めた地域の事情を理解せずに他自治体の決定に横やりを入れるのはどうか」などと口をそろえるが、提案者側は「民主的な議論もせずに否決だけするのは議会として恥ずかしい」と話す。(本田雅和)

2226チバQ:2012/07/02(月) 01:43:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2012070100169
奥山仙台市長が入院=尿管結石で1週間
 仙台市は1日、奥山恵美子市長が仙台市立病院に入院したと発表した。市によると、30日夕方、自宅で背中左側に激痛を訴えて同病院に搬送され、尿管結石と診断された。
 入院期間は約1週間。奥山市長は、3日から市内で開催される世界防災閣僚会議で東日本大震災からの市の復興状況を報告する予定だったが、これを含め入院中の公務は副市長が代行する。 (2012/07/01-18:21)

--------------------------------------------------------------------------------

2227とはずがたり:2012/07/02(月) 11:12:41
>>2226
俺も尿路結石の持病持ちだが1週間も入院とは何事か?!
俺なんか激痛で病院行っても検査だけしてじゃああとは利尿剤飲んでおしっこと一緒に出してね,とぽいちょされるのに(;´Д`)
結構でかい石なんか??

2228チバQ:2012/07/03(火) 00:55:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t11028.htm
復興プランで攻防戦 名取市長選スタート

大橋信彦氏



佐々木一十郎氏



 任期満了に伴う宮城県名取市長選が1日告示された。立候補したのは、ともに無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)。市内沿岸部が壊滅した東日本大震災から1年3カ月。復興のつち音がいまだ聞こえぬ中、市が昨年策定した震災復興計画の見直し論議が浮上、被災住民の要望をどこまで反映させられるかが争点になりつつある。市政の継続か見直しか。8日の投票日に向け論戦がスタートした。

 大橋氏は午前9時すぎ、名取市手倉田の事務所前で第一声を上げた。
 大橋氏は「市民とともに考え、行動する新しい名取を目指し、皆さんの力を借りて『市民市長』になることを約束する」と強調。震災復興では閖上地区の復興プラン見直しに言及し、住民が希望する場所への住宅早期着工を主張した。
 大橋氏は「リセット名取」がキャッチフレーズ。鈴木弘二後援会長は「課題が山積みの名取市を再び活気ある街にするのは大橋さんだ」と現市政の転換を呼び掛けた。
 佐々木氏は午前6時半、津波で被災した同市閖上日和山にある神社で必勝祈願。午前9時半すぎ、増田3丁目の事務所前で第一声を上げた。
 「全力復興」が旗印の佐々木氏は市の復興計画に触れ「みんなの思いはまちまちで一つのプランにまとめ上げていくことの難しさを感じている。下増田・閖上のまちづくりにみんなの思いを実現させるため、力いっぱい頑張る」と訴えた。応援演説の議員らは「緊急時のかじ取りで船長を変えてはいけない」と市政継続を呼び掛けた。
 同市の震災復興計画は昨年10月に決定。市は下増田地区を集団移転、閖上地区を区画整理の現地再建策で復興させる方針だが、閖上のプランについては住民の反発が強いため、市は事業認可申請を延期し住民の個別面談を行うことを決めている。

<大橋信彦(68) 自然保護団体代表 無新>
 おおはし・のぶひこ 1944年3月20日、名取市生まれ。山形大卒。電通に入社しメディア・営業部門に勤務し2002年退職。01年名取ハマボウフウの会代表。

<佐々木一十郎(62) 市長 無現(2)>
 ささき・いそお 1950年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。酒造会社社長、市議2期、市商工会副会長などを経て、2004年市長選で初当選。


2012年07月02日月曜日

2229チバQ:2012/07/03(火) 00:56:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120702t11022.htm
現新2氏の争い 名取市長選告示
 任期満了に伴う宮城県名取市長選は1日告示され、ともに無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職佐々木一十郎氏(62)が立候補を届け出た。東日本大震災からの復旧・復興の在り方が主な争点。投票は8日行われ、即日開票される。

 大橋氏は「被災した方々のため希望場所に早く新しい住まいをつくることを、いの一番にやる。安心して将来を考え、生きる希望が見いだせるようにしたい」と語った。
 佐々木氏は「いま求められているのは一日も早い震災からの復興。2期8年の支援をさらに広げ、名取の復興が成し遂げられるよう力を寄せていただきたい」と話した。
 大橋氏は海岸の自然保護活動などで培った人脈を頼りに草の根的な運動を進め、街頭や個人演説会で訴えを浸透させる。
 佐々木氏は市内全域に張り巡らせた後援会支部による組織戦を展開。地元選出国会議員や県議、市議らの応援を受ける。
 名取市では、津波で被災した閖上地区の現地再建型復興計画に住民から異論が出ており、論戦の焦点に浮上している。
 6月30日現在の有権者は5万7251人。

◎名取市長選立候補者

<大橋信彦(おおはし・のぶひこ)>68 無新
自然保護団体代表(電通社員)名取市、山形大

<佐々木一十郎(ささき・いそお)>62 無現(2)
市長(市議(2)、酒造会社社長)仙台市、東北工大中退


2012年07月02日月曜日

2230チバQ:2012/07/03(火) 21:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20120704k0000m040075000c.html
福島第1原発:東電おわび行脚 対応に怒る浪江町長
毎日新聞 2012年07月03日 21時25分

 東京電力福島第1原発事故の「おわび行脚」で福島県と原発周辺13市町村を訪問していた同社の下河辺和彦会長と広瀬直己社長は3日、浪江町や南相馬市などを訪れ全日程を終えた。同町では、町の質問状への回答書を持参せずに反発を招き、広瀬社長が予定を変更して夕方に再訪する一幕も。一連の訪問では自治体から賠償問題を中心に注文が相次いだ。

 3日午前に訪れた両氏に対し、浪江町の馬場有(たもつ)町長は「美しい町を離れて481日目。長いつらい悔しい生活だ。町民1万4000人はバラバラに避難している」と訴えた。回答書がないことを知ると「はなはだ憤りを感じる。誠意がない」と一喝した。

 質問状は、事故直後の町への連絡体制を問う内容。東電は先月の事故調査報告書で「(昨年3月)13日から社員が訪問」と記載したが、町側にその記録はないため3日までの回答を求めていた。広瀬社長が再訪時に持参した回答も同趣旨で、馬場町長は「でたらめ。全部うそです」と反発を強めた。

 両氏は就任翌日の6月28日の佐藤雄平知事を皮切りに自治体を順次訪問した。「線量が高く戻るに戻れない。できるだけ早く財物賠償を」(渡辺利綱・大熊町長)、「説明が後手で、市民は『再び事故が起きるのでは』と不安を抱えている」(渡辺敬夫いわき市長)などと厳しい注文を受けた。【泉谷由梨子】

2231チバQ:2012/07/03(火) 23:04:10
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120703_6
県議会民主会派が分裂へ 態度不明確、綱引きも

--------------------------------------------------------------------------------
   小沢一郎元代表が2日に民主党離党を表明したことを受け、県議会の民主党会派の県議23人の分裂は避けられない情勢だ。岩手日報社の取材では、現時点で明確に離党の意思を表明しているのは1人のみ。「残留する」との回答は2人いる。ただ、多くの議員が態度を明確にしておらず、今後、流動的な側面も残される。小沢氏を中心に一枚岩を誇ってきた民主党県連も、県選出国会議員の分裂によって動揺が広がっている。

 「未定」とした議員の中には「小沢氏の今後の行動が見えない」といった声や、「支持者と相談したい」との意見もあり、県連内では既に、小沢氏に追随する構えの勢力と、残留意向の議員の間での綱引きも始まっている。

 「新党の公約を見てから(離党について)判断する人もいる」とする議員もおり、国政の動向や自らの支持基盤、地域事情なども絡み、各県議とも難しい決断が迫られそうだ。



(2012/07/03)



http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/670

◇連合系県議、新党合流せず

 民主党の小沢一郎元代表が離党表明し、新党結成に向けて動き出したことで、同党の県議23人は多くが同調する見通しだ。ただ、同党の有力な支持団体「連合」系議員を中心に党残留を明言する議員もおり、分裂は必至。態度を決めかねている県議には、県連幹部が新党参加へ説得を強めると見られる。

 同党県連代表代行の菊池長右ェ門衆院議員(比例東北)は2日、県議会棟で、県議にこれまでの経緯を説明。「国政、県政ともに流動的だが、どう動いた場合もぜひ一枚岩で行きたい」と述べ、一致結束して行動するよう呼びかけた。

 ただ、新党への合流について、県連幹部や小沢氏の地元・奥州市の県議たちは前向きだが、連合系の県議たちは否定している。

 盛岡選挙区の軽石義則氏は「連合の方針が変わらない限り民主党に残る」と明言。北上選挙区の高橋元氏も「連合が『新党に行け』ということはないだろう。民主党でやる」と話した。連合系以外の一部県議からも「小沢さんへの同調は100%ない」との声が上がった。

 態度を決めかねている議員も多く、沿岸部のある県議は「支持者と相談しないと決められない」と述べた。

 県議会で同党会派が分裂した場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)と拮抗(きっこう)する可能性もある。このため、党は分裂しても、統一会派の結成に期待する声もある。内陸部のある県議は「同じ方向に向かってきた仲間。一緒になって行動することもある」と話した。

◇民意の受け皿、大変いいこと…知事が歓迎

 達増知事は2日、県庁で取材に応じ、小沢氏の離党表明を、「民意の受け皿になる政党ができるのは大変いいこと」と歓迎。民主党籍を持つ自身の今後について、「小沢氏と日本を改革しようとやってきた。今まで以上に一緒にやっていきたい」と述べ、「小沢新党」に参加する意向を示唆した。

◇国民の理解得られる…小沢氏後援会

 小沢一郎後援会水沢連合会の小野寺伝会長(80)は2日、奥州市内で記者会見し、小沢氏の離党表明について、「(消費増税に)反対の立場を貫いた小沢先生の行動に国民からも理解を得られると思う。何回党を作り、立て直しても、国民のための政治という初心は貫いてほしい」と語った。

(2012年7月3日 読売新聞)

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8695-8696
 県議会の本会議開会前、菊池長右エ門衆院議員(比例)が控室を訪れた。前日、小沢氏が語った内容を伝え、「岩手は今まで一枚岩でやってきた。どういう状態になっても一枚岩で行きたいのでお願いします」と呼びかけた。


 県議たちは、凍り付いたように無言だった。それは、できない相談だったからだ。会派には連合系の議員もいる。元連合岩手副会長の高橋元県議は「民主党でこのまま行動していく」と明言する。普段なら即座に小沢氏に同調する衆院4区の県議さえも、口々
に「すぐに決められない」。


 「個人的には心は決まっている」という佐々木順一・県連幹事長は、こう言うしかなかった。「一定の結論を導き出すよう努力する。今の時点で表明するのは差し控えたい」

2232チバQ:2012/07/04(水) 22:30:28
党残留を表明したのは同党の有力な支持団体「連合」系などの3人。一方、新党参加を明言したのは小沢氏の地元・奥州市の郷右近浩氏だけだ。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120703-OYT8T01460.htm
民主離党届の3氏は除籍…県議ら去就迷う

民主党は3日の常任幹事会で、離党届を提出した衆院議員37人を除籍(除名)する方針を決め、参院議員12人の離党を認めた。社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対しても、離党届を提出していない議員は党員資格停止処分にとどめる。これ以上の離党者を出さない狙いだ。処分の方針は党倫理委員会の議論を経て正式決定される。

 県関係の国会議員では、同法案の衆院採決で反対し、離党届を提出した小沢一郎元代表(4区)、畑浩治(2区)、菊池長右ェ門(比例東北)の3衆院議員は除籍処分の方針となった。

 離党届を提出しなかった議員では、同法案の衆院採決で反対した階猛衆院議員(1区)は党員資格停止2か月の処分、棄権した黄川田徹衆院議員(3区)は厳重注意にする方針。同法案の採決前に離党届を提出した主浜了(岩手選挙区)、藤原良信(比例)の両参院議員は、離党が承認された。

 除籍処分の見通しになった菊池氏は「私にとっては屁(へ)でもないが、『武士の情け』が感じられない。我々は、本来の民主党の姿に戻そうとしただけだ」と語り、執行部を批判した。

 国会では「小沢新党」に向けた動きが着々と進む中、県議会では対応を決めかねている議員は多い。

 読売新聞が民主党会派の県議23人に取材したところ、3日現在、党残留を表明したのは同党の有力な支持団体「連合」系などの3人。一方、新党参加を明言したのは小沢氏の地元・奥州市の郷右近浩氏だけだ。

 内々に新党への参加を決めた県議も多いようだが、「後援会と相談して決める」と迷う県議もおり、小沢氏に近い県連幹部が説得攻勢を強めることも予想される。

 県連の佐々木順一幹事長は、会派として結論を出す時期について、「先延ばししても良くないが、今、判断時期を断定するのは適切でない」と明言を避けた。

(2012年7月4日 読売新聞)

2233チバQ:2012/07/04(水) 22:33:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120704t31016.htm
民主・小沢氏集団離党表明 岩手県議会、他会派が熱視線


 民主党の小沢一郎元代表らの集団離党表明を受け、岩手県議会では3日、分裂が不可避となった最大会派民主党(23人)の動向に他会派の注目が集まった。分裂に乗じた勢力の拡大や、交渉団体への格上げといった思惑や臆測が飛び交った。
 県議会(48人)の会派別勢力は=グラフ=の通り。民主党は定数の半数近くを占める。 民主党会派は3日、前日に続き議員総会を開き、今後の対応を協議した。同日までに、連合岩手を支持母体とする2人が党残留を明言する一方、小沢氏の地元・奥州選挙区の2人は離党の意思を示した。
 党に残留した国会議員3人の地盤や支持者が重なる県議らの対応にも温度差があり、会派内でさまざまな思惑が入り乱れる。
 党県連の佐々木順一幹事長は「政局は日々動いている。適切な時期に会派としてそれぞれの意向を確認し、対応を決めたい」と話した。
 民主党が仮に、ほぼ半分に「離党組」と「残留組」へ分かれた場合、第2会派の自由民主クラブ(12人)といずれも同規模となり、会派間の駆け引きが激化しそうだ。
 自民クのベテラン県議は「9月定例会までには分裂後の会派間で連携の動きが出てくるのではないか」と推測。2003年4月の県議選後、自由党系会派に最大勢力の座を奪われて以降の主導権獲得も見据える。
 第3会派で、交渉会派の要件に1人足りない地域政党いわて(4人)は「離党する人、残る人の割合によって対応は変わる。いずれにせよ県政界は大きく変わる」と今後の経緯を注視する。
 無所属県議(3人)の中には、分裂後に無所属議員が増えて、そうした人たちによる交渉会派の結成を望む声も。ある県議は「離党してそのまま会派に属さない人たちが出るはずだ」と話す。


2012年07月04日水曜日

2234チバQ:2012/07/04(水) 22:34:39
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120704_1
新党情報見極め、協議続行を確認 県議会民主会派

--------------------------------------------------------------------------------
   県議会民主党会派の県議23人は3日、県議会議会棟で議員総会を開き、小沢一郎元代表が民主党に離党届を提出したことを受け、今後の対応を協議した。小沢氏らによる新党結成の動きなどの情報収集を進め、協議を続けていくことを確認した。離党した国会議員らが結束した行動を求める中、離党に慎重な議員も少なくない。分裂は避けられない見通しで、各議員の動向が注目される。

 議員総会では、会派代表の佐々木順一・党県連幹事長が小沢氏らの離党届提出を報告。各議員が情報収集するなどして、離党するかどうかについては協議を重ねることとした。

 佐々木幹事長は議員総会後、記者団に対し「全員がまとまって行動するのがベストだと思っている」とした上で「最後は政治家としての判断。それを最終的には聞かないといけない」と強調。「速やかに結論を出したいが、当面は議会を優先しながらも協議は継続する」と説明した。








(2012/07/04)

2235チバQ:2012/07/04(水) 22:40:26
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207040001
小沢王国分裂 右往左往の県議たち
2012年07月04日


民主党県連事務所。離党した小沢氏と残留組の階氏のポスターが並ぶ=3日午後2時、盛岡市大通3丁目

 民主党県連代表でもある小沢一郎・元党代表が離党を宣言し、「もはや政権交代した民主党ではない」と切り捨てた翌3日、小沢氏を含む県内の国会議員5人が民主党から除籍された。所属県議らは連日会議を続けるが、結論は出ない。


 小沢氏の写真、県選出の国会議員、県議らの氏名、リンク先などを載せていた県連のホームページの画面は「ただいまリニューアル中です」とだけ表示するようになった。


 しかし、盛岡市大通3丁目の雑居ビル5階にある民主党県連事務所は、「主」だった小沢氏の党ポスターや、衆院選挙区の4人のポスターが張られたままだ。離党騒ぎの対応に追われ、手が回らないという。


 県連事務所には残留した平野達男復興相(参院選挙区)と階猛衆院議員の事務所も入っている。


 平野復興相は3日の閣議後会見で、やや顔を紅潮させた。「岩手県議団の中にも、引き続き連携してやりたいと言っていただいている方もおられる。強力に連携して、復旧復興を進める」と秋波を送る。


 その民主会派の県議たちは、分裂を先送りするのが精いっぱいだ。


 一般質問が続く県議会。会派控室で引き続き総会を開いたが、結論は出なかった。


 佐々木順一県連幹事長は「個人の意思表示はいつかは聞かねばならないが、今は議会審議に集中するのが議員の務め」と足早に控室に戻った。


 「どうしたものか」。元矢巾町助役の高橋昌造氏は3日朝、支持者に電話をかけまくった。元々「無所属・民主党推薦」で当選したので小沢氏との距離は近くない。支持者は「原点に返って無所属で」「今のままで引き続き頑張って欲しい」などと意見は分かれ、自分の腹も決まらなかった。


 3日現在、朝日新聞が民主会派の全県議に取材した結果は表の通りだ。


 労組系の議員はほぼ残留が確実なほか、一も二もなくついていかねばならないはずの、旧自由党出身や小沢氏のおひざ元・衆院4区の議員は大半が決めかねている。


 衆院4区の県議の一人は「民主に残るにも、このタイミングでの増税は地域に厳しい。出るにも、どんな新党になるか見通しがつかない」と打ち明ける。


 民主党の支持率も新党への期待もかんばしくない。「行くも地獄、残るも地獄」の現状が選択をさらに難しくしている。

2236チバQ:2012/07/05(木) 23:28:43
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120704-OYT1T01228.htm
「小沢党員」でない…岩手一の「王国」も分裂

民主党
 民主党の小沢一郎元代表の地元・岩手県奥州市の同党県議団で、小沢氏の結成する新党への参加を巡って対応が分かれ、県下一の「小沢王国」が分裂する事態となった。


 読売新聞の取材に対して、奥州選挙区選出の5人の同党県議のうち、佐々木努県議が「小沢新党」には合流せず、党に残留する意向を表明。渡辺幸貫県議も残留する方向で最終調整していることを明らかにした。

 同市は県内でも小沢氏の影響力が強いことで知られ、昨年9月の県議選では同党が5議席を独占した。

 しかし、4日の読売新聞の取材に対して、佐々木氏は「平野復興相を始め、復興に向けて頑張る人を支えるのが民主党県議の務めだ。新党では国政に大きな影響を与えられない」と述べ、党に残留する考えを明らかにした。地元への影響については「私はあくまで民主党員で、『小沢党員』ではない」とした。

 渡辺氏も「国と一体となって復興を進めたい」と話し、党に残留する方向で最終調整を進めていることを明らかにした。

 一方、小沢氏に近い、残る3人の県議は「小沢先生が目指すものを見てみたい」(郷右近浩県議)などとして、「小沢新党」への参加を明言。その結果、同市の同党県議団は分裂することになった。

 これまでの読売新聞の取材では、同党会派に所属する県議23人のうち、党に残留する県議と「小沢新党」に合流する県議の数は拮抗している。

(2012年7月5日08時04分 読売新聞)

2237チバQ:2012/07/05(木) 23:32:52
http://www.asahi.com/politics/update/0705/TKY201207050572.html
岩手県議長、民主残留を明言 離党県議は少数か関連トピックス小沢一郎
民主党残留を明言した佐々木博・岩手県議会議長=4日、県議会


 岩手県議会の佐々木博議長(60)は5日、民主党の小沢一郎元代表の離党に同調せず、党に残留することを表明した。その他にも、明言はしていないが約半数は残留する見込みで、離党する県議の方が少数にとどまる可能性が出てきた。小沢氏の影響力が低下したことの表れとみられる。

 「議会最終日に言うつもりだったが、色々言われているから。結論(残留)はだいぶ前から決めていた」。県議会棟の議長室前で5日、佐々木氏は記者団に語った。

 佐々木氏は残留する階猛衆院議員(岩手1区)と同じ地盤の盛岡選挙区選出だ。「階先生にはすでに意思を伝えてある」と言う。残る決断をした理由について「東京に陳情に行ったときには、政府と民主党、自民党を回る。民主党から変わらない方が復旧・復興のためにはいい」と話した。

2238チバQ:2012/07/05(木) 23:37:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T00057.htm
奥州の民主県議団分裂

民主党の小沢一郎元代表の地元・奥州市の同党県議団で、小沢氏の結成する新党への参加を巡って対応が分かれ、県下一の「小沢王国」が分裂する事態となった。

 読売新聞の取材に対して、奥州選挙区選出の5人の同党県議のうち、佐々木努県議が「小沢新党」には合流せず、党に残留する意向を表明。渡辺幸貫県議も残留する方向で最終調整していることを明らかにした。

 同市は県内でも小沢氏の影響力が強いことで知られ、昨年9月の県議選では同党が5議席を独占した。

 しかし、4日の読売新聞の取材に対して、佐々木氏は「平野復興相を始め、復興に向けて頑張る人を支えるのが民主党県議の務めだ。新党では国政に大きな影響を与えられない」と述べ、党に残留する考えを明らかにした。地元への影響については「私はあくまで民主党員で、『小沢党員』ではない」とした。

 渡辺氏も「国と一体となって復興を進めたい」と話し、党に残留する方向で最終調整を進めていることを明らかにした。

 一方、小沢氏に近い、残る3人の県議は「小沢先生が目指すものを見てみたい」(郷右近浩県議)などとして、「小沢新党」への参加方針を明言。その結果、同市の同党県議団は分裂することになった。

 これまでの読売新聞の取材では、同党会派に所属する県議23人のうち、党に残留する県議と「小沢新党」に合流する県議の数は拮抗(きっこう)している。

(2012年7月5日 読売新聞)

2239チバQ:2012/07/05(木) 23:42:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000063-mailo-l06
選挙:来年の知事選 全首長が再選支持 市町村重視の姿勢評価 /山形
毎日新聞 7月5日(木)11時30分配信

 来年2月13日の任期満了に伴う次期知事選で、県内全35市町村の市町村長たちが、再選を目指す吉村美栄子知事を支持する意思を決めたことが4日、分かった。
 2日に県内の全13市の市長をメンバーとする「吉村知事を支持する市長の会」(会長・市川昭男山形市長)が結成された。また、県町村会会長の遠藤直幸山辺町長によると、全22町村長も吉村知事の支持を決めた。
 尾花沢、村山、東根、天童、山形、上山、長井、南陽の8市の市長が4日県庁を訪れ、吉村知事を支持する意向を伝えた。
 加藤国洋尾花沢市長が「温かい県民目線で県政運営している。昨年の震災では牛の全頭検査を全国に先駆けてやってもらい、風評をぎりぎり抑えられた。恩返しを一生懸命やりますので、ぜひ頑張ってください」と述べるなど、各市長が激励。吉村知事は「温かい応援の言葉をいただき心強く思いました。山形を元気ある県にしていきたい。よろしくお願いします」と応えた。
 市長の会副会長の土田正剛東根市長は面会後、「知事の市町村を重視した姿勢が市長たちを動かした」と語った。遠藤町長は「知事が町や村の意見をよく聞いてくれていることを皆が評価した」と話している。【安藤龍朗、浅妻博之】

7月5日朝刊

2240チバQ:2012/07/06(金) 22:12:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120705-OYT8T01334.htm
民主県議の残留「11」新党「9」


 県議会の民主党会派(23人)で、同党の小沢一郎元代表が結成する新党に参加せず、民主党にとどまる県議は11人で、新党に参加する方針の県議9人を上回っていることが5日、読売新聞の取材で分かった。残り3人は態度を明確にしておらず、週明けにかけて、双方による説得工作が活発化しそうだ。

◇未定は3人…説得工作活発化も

 読売新聞が、5日までに同党会派に所属する23人を取材したところ、同党の有力な支持団体「連合」系の県議や、小沢氏の地元である奥州市の県議2人を含む計11人が、党に残留する意向を示している。

 その理由として、被災地の復旧復興を実現するためには、与党にとどまった方が得策だとする県議が多い。

 一方、同党を離党し、新党に合流する見通しの県議は、小沢氏の影響力が強い県南部の県議を中心に9人となっている。対応を明らかにしていない3人は若手で、いずれも地元後援会と相談して決めるという。

 今後、巻き返しを図る小沢氏周辺が、「残留派」に対して本格的な切り崩しを図ることも考えられ、最終的な勢力図の確定は、週明けにまでもつれそうだ。

◇盛岡で「脱小沢」加速か

 「小沢新党」への不参加を決断した階猛衆院議員(1区)の地元県議2人が5日、読売新聞の取材に対し、相次いで民主党にとどまる意向を表明した。

 佐々木博議長(盛岡選挙区)は「与党にとどまり、復旧復興に全力を注ぎたい」と理由を説明。また、高橋昌造県議(紫波選挙区)も「残留を決めた。復興を成し遂げないといけない中で、国政と県政がねじれてはいけない」と話した。

 1区内の同党県議は4人いるが、既に残留を表明した軽石義則県議(盛岡選挙区)を含めた3人が、党にとどまる意向だ。残る高橋但馬県議(同)は対応を明らかにしていないが、階氏の秘書を務めた経歴から、「階氏と行動を共にするのではないか」との見方が広まっており、県都・盛岡市で「脱小沢」の動きが加速することも予想される。

◇増税反対の請願不採択

 県議会総務委員会が5日開かれ、消費増税に反対する請願の採択を巡り、民主党県議4人の意見が割れた。請願は反対多数で不採択となった。

 「消費税増税に反対する請願」と「消費税増税関連法案の廃案を求める請願」は、委員長を除いて、民主党4人、自由民主クラブ3人、地域政党いわて1人、社民党1人の計9人で採決された。

 その結果、地域政党と社民党の各1人と、民主党の伊藤勢至県議が賛成に回った。伊藤県議は増税が被災者の負担増になるとして、「(被災者という)ハンディキャップを重要視した政策をしてほしい」と訴えた。

 一方、残る高橋元、田村誠、佐々木努の3県議は請願採択に反対した。既に民主党残留も明言している高橋県議は「課題を議論し、改善を図ってもらう意見を提出していくのが良い」と意見を述べた。

(2012年7月6日 読売新聞)

2241チバQ:2012/07/06(金) 22:20:34
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207060005
県議長も民主残留
2012年07月06日


民主党残留を明言した佐々木博・県議会議長=4日、県議会

 県議会の佐々木博議長(60)は5日、民主党の小沢一郎元代表の離党に同調せず、党に残留することを表明した。その他にも、明言はしていないが約半数は残留する見込みで、離党する県議の方が少数にとどまる可能性が出てきた。小沢氏の影響力が低下したことの表れとみられる。


    ◇


 「議会最終日に言うつもりだったが、色々言われているから。結論(残留)はだいぶ前から決めていた」。県議会棟の議長室前で5日、佐々木氏は記者団に語った。


 佐々木氏は残留する階猛衆院議員(岩手1区)と同じ地盤の盛岡選挙区選出だ。「階先生にはすでに意思を伝えてある」と言う。残る決断をした理由について「東京に陳情に行ったときには、政府と民主党、自民党を回る。民主党から変わらない方が復旧・復興のためにはいい」と話した。


 小沢氏の地元、奥州選挙区の5人の県議も分裂する見通しだ。小沢氏に同調して離党するのは郷右近浩氏、後藤完氏、及川幸子氏の3人にとどまり、渡辺幸貫氏、佐々木努氏の2人は残留する見込み。5期目で議長経験者の渡辺氏は「これまで何度も選挙を戦ってきたんだから」と自負をのぞかせた。


 朝日新聞の5日までの取材では、会派「民主党」所属の23人のうち離党が確実な県議は8人。一方、残留が見込まれる県議は11人で、態度不明は4人。


 県議会の第2勢力の自民党会派「自由民主クラブ」は現在12人。「民主党」内で13人を取ればかろうじて最大会派を保つ。会派内で水面下の綱引きが続いているとみられ、残留を決めた県議は5日、「13人に届きそうだ」とホッとした表情を見せた。


 一方、小沢氏に近い県議らは「何も話せない」と一様に口が堅かった。


 離党する県議は、自らに近い国会議員の影響が大きい。喜多正敏氏(岩手選挙区)の地元は、離党した主浜了参院議員と同じ滝沢村。取材に「主浜先生の判断を重く受け止める」と同調する姿勢を見せた。


 判断が揺れているのは当選回数の少ない若手だ。2期目の小野共氏(釜石選挙区)は「自分の思いや後援会、今後の展望などいろいろと考えなければいけない。ぎりぎりまで考える」。1期目の名須川晋氏(花巻選挙区)は「地元の皆さんの意見を聞かないと決められない」と話す。

2242チバQ:2012/07/06(金) 22:32:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t11027.htm
復興論議かすむ争点 両陣営、閖上「現地再建」名取市長選


 新人と現職の一騎打ちとなった名取市長選は、8日の投票に向けて舌戦が展開されている。立候補しているのは、いずれも無所属で、新人の自然保護団体代表大橋信彦氏(68)と、3選を目指す現職の佐々木一十郎氏(62)。両候補とも東日本大震災からの復興を最優先課題に取り上げるが、主張に明確な違いがなく争点はかすんでいる。

 選挙戦は、津波で被災した閖上・下増田地区の復興が焦点となっている。両候補は演説会の冒頭、閖上地区の土地区画整理事業(121.8ヘクタール)による現地再建策に触れ、多くの時間を割く。
 市の計画で、居住区は貞山堀西側から仙台東部道路東側(約80ヘクタール)の1カ所に限定されている。これには津波浸水域に再び住むことへの不安から反対の声が上がり、市は(1)区画整理事業地の西側拡大案(2)集団移転案(3)個別移転案−などを検討する姿勢を見せる。
 大橋氏陣営は市の現地再建策に加え、仙台東部道路西側への新コミュニティー「ゆりあげ村」の建設や同所への木造災害公営住宅の早期着工、公園と避難場所を兼ねた築山「スーパー日和山」建設を公約する。
 大橋氏は「住民が東部道路の西側に移りたいと何度か要望を出したが、市は聞く耳を持たなかった。安全な所に安心して暮らせる家がほしいという人々の望みをかなえたい」と主張する。
 佐々木氏陣営は、多重防御とかさ上げによる津波防災対策の安全性を強調。今月中旬から地権者への個別面談を実施し、住民の意向を把握すると訴える。閖上に戻れない住民のために、選択肢を検討するとしている。
 佐々木氏は「国の制度には限界があり、できないことをさもできるかのように言うのはいかがなものか。住民の意向を聞いて希望が実現できるよう工夫し、国に要望していく」と理解を求める。
 閖上復興をめぐる両氏の主張は、「現地再建」を基本としている点で共通している。移転を希望する住民への対応については、大橋氏の公約に対し、佐々木氏は「制度上、可能か国から明確な回答がない」としており、違いが鮮明でない。
 一方、内陸部の振興策についてはそもそも論点が全くかみ合っていない。大橋氏は市の将来像として「自然と共生する社会」を説き、市内名所をつなぐ「ふるさとミュージアム」構想を提唱。佐々木氏は学校や幼稚園の配置、生活道路、トイレの水洗化など、地域課題を取り上げて施策展開を訴えている。
 前回の市長選では、市民有志主催の公開討論会が開かれ、政策論争が交わされたが今回はその機会もなかった。政策的な対立軸が不明瞭で、沿岸部、内陸部ともに有権者の関心は低調のままだ。

<名取市長選立候補者>
大橋信彦   68 自然保護団体代表 無新
佐々木一十郎 62 市長       無現

【カラー顔写真】大橋信彦氏
【カラー顔写真】佐々木一十郎氏


2012年07月06日金曜日

2243チバQ:2012/07/06(金) 22:38:14
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120706_2
離党組と残留組が拮抗か 県議会民主会派

--------------------------------------------------------------------------------
   民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成を表明したことを受け、県議会第1会派民主党(23人)のうち9人が離党、11人が党残留の意向であることが5日、岩手日報社の取材で分かった。3人は態度を保留する。現段階で離党組と残留組が拮抗(きっこう)する中、水面下での多数派工作が繰り広げられており、情勢はなお流動的。小沢氏の新党結成は11日に予定され、今週末にかけて綱引きが激化しそうだ。

 佐々木博議長=盛岡選挙区=は5日、記者団に「新党結成より復旧・復興にエネルギーを傾けるべきだ」とし、渡辺幸貫元議長=奥州選挙区=も「消費増税と財政再建なくして岩手の復興はない」と述べ、ベテラン議員が相次いで民主党残留の意向を示した。

 昨年の県議選で同党が全5議席を独占した小沢氏のお膝元、奥州選挙区では対応が二分。水沢区が地盤の及川幸子氏、郷右近浩氏と胆沢区の後藤完氏の3人が離党を表明した一方、江刺区の渡辺元議長と前沢区の佐々木努氏は残留を選んだ。





(2012/07/06

2244チバQ:2012/07/06(金) 22:45:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120706t31010.htm
小沢氏離党、奥州の県議分裂 2人民主残留「現実を直視」
 民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)の集団離党問題で、地元・奥州選挙区選出の民主党岩手県議5人のうち、県議会議長経験者ら2人が小沢氏に同調せず、党残留を決めたことが5日、分かった。残る3人は離党の意向で、小沢氏の地盤中の地盤でも分裂が決定的となった。
 同選挙区(定数5)は昨年9月の県議選で民主党が独占。このうち渡辺幸貫、佐々木努の両氏が残留を表明した。
 渡辺氏は1993年の小沢氏の自民党離党以降、常に行動を共にし、県議会議長も務めた。「増税による財政再建は避けられない。小沢氏には県民の多くが夢を託したが、この現実を直視する時が来た」と語った。
 佐々木氏は、「政権与党に残って復興に取り組みたい。水沢高の先輩でもある平野達男復興相(参院岩手選挙区)を支える。後援会にも頑張れと言われた」と述べた。
 一方で、同選挙区の後藤完氏は5日、「小沢氏の考えは間違っていない」と離党の意向を示した。これで小沢氏と行動を共にするのは、既に離党の意向を表明した及川幸子氏と郷右近浩氏を合わせた3人となった。
 県議会最大会派の民主党(23人)のうち、党に残る「残留組」は半数を超える勢いとなっており、この日は現職議長の佐々木博氏(盛岡選挙区)も「離党はしない」と明言した。


2012年07月06日金曜日

2245チバQ:2012/07/06(金) 22:47:14
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207060168.html
'12/7/6
小沢新党、地元岩手で伸び悩み 県議会第3勢力に転落かシェアする

 新党結成を控える小沢一郎元民主党代表が地元岩手県で、同調者の伸び悩みにより苦戦を強いられている。民主党会派県議23人のうち、新党参加者は民主党残留組よりも少数にとどまる公算が大きい。「小沢王国」と呼ばれてきたが、民主、自民両党に次ぐ県議会第3勢力に転落しそうな情勢だ。

 「知らない番号から携帯に電話がかかってくる」。態度を決めかねている当選1回の民主党県議の携帯には、小沢氏が離党届を提出した2日以降、未登録先からの電話が相次いだ。離党、残留をめぐる綱引きは水面下で活発化している。

 民主党県連幹部は、小沢氏が離党を表明すれば県議の大半が小沢氏と行動を共にすると見込んでいた。だが実際には、有力支持団体の連合出身者をはじめ、少なくとも10人が民主党に残る考えを固めている。5議席を民主党が独占する小沢氏のお膝元、奥州選挙区でも2人が小沢氏からたもとを分かつと明言した。

 奥州選挙区選出で長年小沢氏と政治行動を共にしてきた渡辺幸貫わたなべ・こうかん県議は「(小沢氏のように)大衆迎合ばかりでは、いかがなものかと感じた」。民主党残留を決めた平野達男復興相と同じ高校出身の佐々木努ささき・つとむ県議は「震災復興に取り組んでいくために復興相を支えていきたい」と話す。

 23人の半数以上が民主党にとどまれば、小沢氏の同調者は自民党会派(12人)にも届かずに第3勢力に転落する。

 5日の県議会総務委員会では反消費税増税を掲げる小沢氏の威光に陰りが見えた。消費税増税に反対する請願を協議したが、民主党県議4人のうち賛成したのは1人だけで、3人が反対に回り、不採択となった。

 予想外の事態に小沢氏に近い民主県連関係者は「県議の多くが政権党のうまみから離れられなくなっている」とうらみ節を口にした。

2246チバQ:2012/07/06(金) 22:58:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000083-mailo-l03
県議会:民主、11人残留へ 「離党組」最大9人程度 /岩手
毎日新聞 7月6日(金)11時40分配信

 民主党の小沢一郎元代表が新党結成を表明したことを受け、分裂が不可避となった県議会最大会派・民主党(23人)で、5日までに11人が党に残留する意向を固めたことが毎日新聞の取材で分かった。小沢氏の結成する新党に合流する「離党組」は、現状では最大9人程度にとどまる見込みで、かつて数の力で絶大な影響力を誇った小沢氏の求心力の低下は一層顕著になるとみられる。
 県連所属の国会議員8人のうち、小沢氏を含む5人が離党、3人が党に残留するなど、足並みの乱れが県議団にも波及している。
 これまで労組系の高橋元県議ら3人が早期に残留の意向を表明していたが、5日には佐々木博議長ら5人が新たに残留を明言。佐々木議長は「新党を結成しても組織を拡大するにはエネルギーが必要。それよりも現在の立場で復旧復興を優先すべきだ」と説明。また、小沢氏の地元・奥州市選出の渡辺幸貫県議も「県議会議員の一員として判断した。消費増税はやむを得ない」と話した。
 当初、「県議会開会中に混乱をきたすのはよくない」などとして、離党か残留かの態度表明について「残留組」で一部慎重な意見もあったが、離党組の水面下での切り崩しがここ数日で激化したことから、早期の態度表明で退路を断ったとみられる。残る数人も既に残留の態度は決めており、地元支持者らへの説明を経て数日中に表明する見通しだ。
 一方、離党組は現時点で8人程度が固まったものの勢力の広がりを欠き、最終的に第2会派・自民民主クラブ(12人)を下回る可能性もある。ただ、まだ4人が流動的であることから多数派形成に向けた水面下での駆け引きが続きそうだ。【金寿英】

7月6日朝刊

2247チバQ:2012/07/07(土) 10:57:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120707t31008.htm
小沢氏離党 県内首長に波紋 「復興へ政治の安定を」
 民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)らの集団離党をめぐり、地元・岩手県関係の国会議員や県議の対応が真っ二つに割れる中、県内の首長たちには戸惑いや不透明な政局への不安が広がる。小沢氏の行動に理解を示す声がある一方、沿岸被災地の首長たちは「復興に向けて何よりも政治を安定させてほしい」と訴える。

 小沢氏の地盤・奥州市の小沢昌記市長は6日、取材に対し「(消費税増税法案をめぐる)民主党の強引な採決の在り方は正しいのか。小沢先生の行動は国民との約束を果たそうとしたものだ」とのコメントを出した。
 同じ4区内で、離党しなかった平野達男復興相(参院岩手選挙区)の出身地でもある北上市。高橋敏彦市長は3日の定例記者会見で、党分裂について「国への要望ルートが増えてしまうと、一つ一つが実現しにくくなるのではないかという心配がある」と懸念した。
 被災地・陸前高田市の戸羽太市長。5日の定例会見で「小沢さんは信念を通されたんだろう」と受け止めながら「あれだけの離党騒ぎでも、被災地からすれば何も変わっていないし、何も良くなっていない」と、永田町と被災地との距離感をにじませた。
 2009年の宮古市長選で、民主党などが推薦する候補と戦った山本正徳市長は「(小沢氏は)波風立てないでほしい」。釜石市の野田武則市長は「政治状況がどうあれ、復興を停滞させてはならない」と注文を付けた。


2012年07月07日土曜日

2248チバQ:2012/07/08(日) 16:26:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11020.htm
対立候補動きなし 角田市長選、告示まで1週間
 任期満了に伴う宮城県角田市長選は、15日の告示まで1週間となった。現職で再選を目指す大友喜助氏(61)=無所属=以外に立候補の動きはなく、無投票になる可能性が高まっている。
 大友氏は昨年12月、市議会定例会で立候補を表明。6月3日に同市角田大町であった事務所開きでは、東日本大震災からの復興や昨年策定した第5次長期総合計画の推進などを掲げ、「角田発展へ共に前進しよう」と再選への意欲を語った。
 一時期、対立候補として市議ら複数の名前が浮上したが擁立には至らず、選挙戦になるムードは見られない。
 大友氏陣営のある市議は「いつ選挙戦になっても対応できるよう準備を進めている」と話す。告示直前に大規模な総決起大会などは開かず、地区単位の市政報告会に力を入れる。
 今回無投票になれば2000年の市長選以来12年ぶり。選挙になった場合、投票は22日に行われ、即日開票される。
 6月1日現在の有権者は2万6344人。


2012年07月08日日曜日

2249チバQ:2012/07/08(日) 16:32:17
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120708_3
「残留」と「離党」、激しい綱引き 県議会民主会派

--------------------------------------------------------------------------------
   民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成を表明したことを受け、県議会(定数48)は今後の会派勢力をめぐり混沌(こんとん)とした情勢だ。最大会派の民主党(23人)は7日現在、同党残留グループ12人、離党グループ9人、検討中2人と分裂し、第二会派の自民クラブ(12人)とほぼ拮抗(きっこう)。同日も国会議員を含めた残留、離党各グループの綱引きが激しく展開された。達増知事は小沢氏と同一歩調を取る姿勢。震災復興が大きな県政課題となる中で、残留グループが今後、知事とどのようなスタンスを取るかが焦点となりそうだ。

 県議会の会派構成は、現状で民主党23人、自民クラブ12人、地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、無所属4人。民主党会派が分裂することで、民主残留グループ、自民クラブ、民主離党グループに議席数の大きな差はなくなる。

 震災復興を軸に当面は緩やかな滑り出しの可能性もあるが、残留、離党意向の双方の議員から「次期衆院選で対決する場面が出てくる。徐々に温度差は出てくるのではないか」「選挙が近づけば、対決する局面も十分あるだろう」との見方も出始めている。





(2012/07/08)

2250チバQ:2012/07/08(日) 16:32:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120707-OYT8T01098.htm
民主分裂、県内に余波...離党示唆する市議も

「民主党広報板」の部分が白いテープで消された京野公子衆院議員のポスターの掲示板(6日、湯沢市表町で)  先月末に衆院本会議で採決された税・社会保障一体改革関連法案を巡り、民主党の京野公子氏(62)(秋田3区)と、高松和夫氏(70)(比例東北ブロック)の県関係衆院議員2人を含む小沢一郎元代表のグループが今月2日に同党へ離党届を提出し、除籍(除名)される見通しとなった。秋田3区で京野氏を支援する同党の地元議員らに離党含みの動きが出るなど、民主分裂の兆しが見え始めた。

 京野氏の地元事務所は選挙区に掲示しているポスターの「民主党広報板」の部分に白いテープを張って消す作業を進めている。事務所関係者は「民主党はもう『他党』。京野関係のポスターや看板から早く党名を消さないと」と話す。

 京野氏を支援してきた横手市の小沢秀宏市議(72)(1期)は1日、後援会員との会合で、参加した40人中33人から「次の選挙に民主党公認で出るなら、もう応援しない」との意向を示されたという。

 小沢氏は現段階での離党は保留しつつも、「野田政権が増税やTPP参加の方向性で進めば、次の市議選は民主党からは出ない。支援者の意向を聞いた上で、無所属での出馬もあり得る」と離党の可能性を示唆した。

 また、京野氏の支援を受け、市議選を戦った同市の青山豊市議(40)(同)も「現段階では離党を申し出る意向はない」としながらも「恩義のある京野氏への支援は継続する」と断言。秋田3区で民主党が京野氏の対抗馬を擁立した場合、「自分が離党するか、除籍覚悟で京野氏を応援するかだ」と述べた。

 由利本荘市の作佐部直市議(61)(同)は「京野、高松両氏と考え方は近い」としながらも党に残ると決めた。一方で、「3区に擁立された民主党候補がTPP賛成や消費増税をあくまで主張するなら、選挙応援をサボタージュする党員が続出するだろう」とみている。

 市議らだけでなく、一般党員にも反応が見られる。政権交代に期待し、約4年前に入党した羽後町堀内、農業大日向長作さん(71)は「仲間同士のけんかと排除の論理ばかりの民主党には未来がない」と離党を決めた。「小沢元代表が作る新党に期待したい。今の日本には小沢さんのような強烈なリーダーが必要」と話す。

 同党県連によると、2012年度の県内の党員・サポーターは約3500人。政権交代した09年度の約1670人から2000人近く増えている。

 同党県連の虻川信一代表代行(66)(県議)は「離党や離反の動きに対して慰留はするが、党の方針に納得できないなら、やむを得ない」としている。

(2012年7月8日 読売新聞)

2251チバQ:2012/07/08(日) 20:09:05
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120708-OYT1T00007.htm
小沢氏の影響力、盛岡で低下も…民主4県議残留

 民主党の小沢一郎元代表が結成する新党への不参加を決断した階猛(しなたけし)衆院議員(岩手1区)の地元民主党県議4人のうち、唯一、対応を明らかにしていなかった高橋但馬県議(盛岡)が7日、読売新聞の取材に対して、党に残留する意向を表明した。


 これで、1区の同党県議全員が階氏と行動を共にすることになり、県都・盛岡市で小沢氏や達増知事の影響力が弱まることは必至だ。

 高橋氏は、残留の理由について「後援会と話し合った結果、震災からの復興を進めるため、党に残ることを決めた」と語った。

 さらに、民主党の平野復興相と黄川田徹、階猛の両衆院議員は7日夜、盛岡市内で、民主党に残留する意向を示している県議団と会談した。会合には、渡辺幸貫氏(奥州)、大宮惇幸氏(岩手)ら8県議が出席した。出席者によると、今後も与党として被災地の復興を推進することで一致したという。

 終了後、出席者の1人は、県議会(48人)の会派構成について、民主党(23人)に残留する県議が、第2会派の自民クラブ(12人)を上回り、第1会派を維持できる見通しであることを明らかにした。

(2012年7月8日11時41分 読売新聞)

2252チバQ:2012/07/09(月) 22:42:18
>>2223-2224
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120709_3
山田町長に佐藤氏が初当選 東海林氏に1882票差

--------------------------------------------------------------------------------
 
 任期満了に伴う山田町長選は、8日投票が行われ、即日開票の結果、町商工会元専務理事佐藤信逸(しんいつ)氏(57)=無所属=が、元高校教諭東海林(しょうじ)和彦氏(67)=同=を破り、初当選を果たした。

 12年ぶりの新人同士の一騎打ちは1882票差で佐藤氏が制し、本格的な復興のかじ取り役を託された。投票率は過去最低の68・96%だった。


【写真=初当選を果たし、万歳をして喜ぶ佐藤信逸氏と弘子夫人=8日午後8時45分、山田町八幡町の事務所】


(2012/07/09)

2253チバQ:2012/07/09(月) 22:44:21
>>2215>>2218-2221>>2228-2229>>2242
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120708t11029.htm
名取市長に佐々木氏3選 大差で大橋氏下す

3選を決め、支持者らと万歳して喜ぶ佐々木氏(中央)=8日午後10時40分ごろ、名取市増田3丁目の選挙事務所


 任期満了に伴う名取市長選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の佐々木一十郎氏(62)が、無所属新人で自然保護団体代表の大橋信彦氏(68)を退け、3選を果たした。
 名取市増田3丁目の佐々木氏の選挙事務所には午後10時半すぎ、当選確実の知らせが入った。
 佐々木氏は支持者らを前に「多くの被災者が一日も早い復興を願っていることを選挙戦で実感した。相対する意見もしっかり聞きたい。みなさんの熱い思いを市政に反映させていく」と意欲を語った。
 佐々木氏は東日本大震災からの復旧・復興で陣頭指揮を執った経験と、企業誘致や下水道整備促進など2期8年の実績を強調。津波で被災した沿岸部の閖上・下増田地区の早期復興を強く訴えた。
 地元選出国会議員や県議、市議、各種団体かららの応援も得て、幅広い支持を獲得した。
 大橋氏は行政主導の復旧・復興計画の見直しや、内陸部の振興などを公約に掲げたほか「自然と共生する社会の実現」を唱えて草の根運動を展開したが、出馬の出遅れが響いて広がりに欠け、浸透するに至らなかった。
 復興計画の焦点となっている閖上地区の現地再建型復興については、大橋氏が津波浸水がなかった地域への災害公営住宅の早期建設などを主張。
 これに対し、佐々木氏は選挙戦で同地区で個別面談を実施することを表明し、復興プランの一部見直しがあり得ることを示唆したため、対立軸が明確にならなかった。
 当日の有権者は5万6082人。投票率は前回(51.93%)を11.93ポイント下回る40.00%で過去最低だった。
 
◇名取市長選開票結果(選管最終)
当15,616 佐々木一十郎 無現(3)
  6,381 大橋 信彦  無新 

<ささき・いそお>1950年1月10日、仙台市生まれ。東北工大中退。酒造会社社長、名取市選管委員、市議2期、市商工会副会長、幼稚園園長などを経て2004年の市長選で初当選。


2012年07月09日月曜日

2254チバQ:2012/07/09(月) 22:57:06
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&amp;k=2012070900727
民主5市議が離党届=消費増税、原発再稼働に反対−福島 福島県の民主党所属の市議5人が9日、消費増税関連法案の衆院通過や関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を決めた民主党の対応に反発し、党福島県連代表宛てに離党届を提出したことが分かった。
 離党届提出者は、郡山市の佐竹伸一市議ら2人と、二本松市の中田凉介市議ら3人の計5人。本宮市議1人も離党を検討している。佐竹氏は取材に対し、消費増税反対の考えを示すとともに、「福島県は原子力災害で大変な被害を受けている。安全性が担保されていない中で大飯原発を再稼働すべきではない」と述べた。(2012/07/09-17:45)

2255チバQ:2012/07/09(月) 22:57:57
http://news24.jp/nnn/news89039513.html
岩手・達増知事、小沢氏の新党に参加へ
(岩手県)
■ 動画をみる  岩手・達増県知事は9日の会見で、今週中に民主党を離党し、小沢一郎議員らが11日に設立する新党に参加する考えを明らかにした。 「『参加します』というふうに明言したい。今週中にも離党の手続きを取りたい」−達増知事は9日の記者会見でこのように述べた上で、新党参加の理由について「民意とともに新しい政治を切り開いていくという運動の母体となる、日本における先頭が新党になる」と述べた。一方で、任期途中での次の衆議院選挙への出馬については「今、頭の中にはない」と述べ、否定した。 達増知事は小沢氏が離党を表明した前日の1日に小沢氏と会談し、今後の協力を要請されていた。
[ 7/9 15:40 NEWS24]

2256チバQ:2012/07/10(火) 22:49:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120710t31006.htm
増税反対請願、一転採択 民主党会派で一波乱 県議会定例会
 民主党の小沢一郎元代表らによる集団離党を受け、岩手県議会の最大会派・民主党の分裂が決定的となった影響で、県議会6月定例会最終日の9日、総務委員会で不採択となった消費税増税関連法案に反対する請願2件が本会議で一転、採択される波乱があった。
 総務委員会(10人)は、委員長を除いた民主党の委員4人のうち3人は党「残留組」。5日の採決では自民党の3人と合わせて6人が採択に反対し、不採択となった。
 ところが、本会議(定数48)では民主党23人(議長含む)から「離党組」とみられる議員ら14人と地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、無所属3人が採択に賛成し、26対21の賛成多数で採択された。
 民主党で採択に反対したのは「残留組」の渡辺幸貫氏(奥州)ら8人にとどまった。党県連幹事長の佐々木順一氏(花巻)ら「離党組」とみられる10人に加え、「残留組」から3人、態度未定議員1人が採択賛成に回った。
 態度未定の佐々木朋和氏(一関)は賛成の理由を「党議拘束もなかったので、被災者や中小企業のことを考えて自分自身で決めた」と説明。「(残留か離党かの)身の処し方とは関係ない」と強調した。
 党残留を明言しながら、採択に賛成した五日市王氏(二戸)は「増税には賛成だが、今はその時期ではない」と話した。
 民主党会派分裂をめぐり、9日は名須川晋氏(花巻)が離党、小野共氏(釜石)が残留の意向を表明。態度未定の1人も含め、党残留が見込まれるのは13人前後とみられ、離党が濃厚なのは10人前後となった。


2012年07月10日火曜日

2257チバQ:2012/07/10(火) 22:49:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120710/iwt12071002150001-n1.htm
岩手知事、新党入り 「小沢氏崇拝の表れ」 県議ら批判、県政かじ取り難しく
2012.7.10 02:15
 小沢一郎元代表の民主離党に絡んで、達増拓也知事が9日、「民主離党、新党入り」を表明したことは、県政界に波紋を広げている。県議会の新党会派は、今のところ表明しているのは10人で、自民会派12人、民主残留会派11人に次いで第3会派になる見通し。達増県政は不安定な会派構成の上で、厳しいかじ取りになるのは必至。県議からは「党の代表でなく、県民の代表であることを忘れている」など疑問視する声が出ている。(原圭介)

                   ◇

 達増知事は記者会見で、新党入り表明について、「私本人は何も変わらない。いままでやってきて、これからもやっていこうとする運動の母体となる新党に合わせ、(入党)手続きするだけ」と説明。サポーターとして民主党員だったが新党の党員となっても、県政運営に対する姿勢は変わらないことを強調した。

 しかし、自民党県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は「新党の中身がまだはっきりしない段階での新党入り表明は、個人的な小沢崇拝の表れとしか思えない。県民の代表であることをしっかり認識すべきだ」と指摘する。

 自民党のほかの県議は、このタイミングでの表明は「少しでも多く県議を新党会派に引っ張り込むための後押し発言としか思えない」という見方をした。

 最大会派の民主会派が分裂すると、民主、自民、新党の上位3会派の数が拮抗(きっこう)し、政策によっては会派の合従連衡(がっしょうれんこう)となる不安定な政局が続きそうだ。

 キャスチングボートを握りそうな会派の「地域政党いわて」(4人)の飯沢匡代表は「今後、いろいろ連携を模索することになる」と語った。

 この日に開かれた6月県議会最終日の本会議では「消費税増税に反対する請願」「消費税増税関連法案の廃案を求める請願」がともに賛成多数で採択された。採決でも民主会派は賛成、反対に分かれ、民主残留を表明しながら賛成に回った五日市王県議は「残留と消費増税は別」と話した。

 今回は分裂過渡期で許された個別対応も、やがて来る次期衆院選では離党、残留に分かれ、それぞれの党の方針に従って戦うことになりそうだ。

2258チバQ:2012/07/10(火) 22:51:48
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207100001
小沢王国分裂 議会亀裂、浮き彫りに
2012年07月10日


消費増税反対を求める請願の採決で、民主党会派が真っ二つに割れた=9日、県議会

 達増拓也知事の民主離党と小沢新党への参加の明言は、県議会の亀裂をさらに浮き彫りにした。
 9日の定例会見。達増知事は、相変わらずの言い回しだった。


 「政権交代をやり直そうというところに、何らかの形で微力を尽くしていきたい」「(県議の動きは)特に承知していない。私自身の考え方が大きく変わるわけではない」


 県議らは「議会では態度を明確にしなかったのに。軽視している」「参加するのなら、もう一度政治姿勢を問い直さねば」と緊急質問を申し入れた。


 登壇した3議員からは、「民主党員として知事選を戦ったのではないか」「与党から野党の知事をあえて選択したことに、危惧を覚える」などと、知事の新党入り表明を相次いで批判した。


 しかし達増知事は「有権者の負託に応えるのに、党籍がこうだから、というのはない」。さらには「本会議で、自分が元民主党幹部だったことを言うと、(新党が元の民主党の理念を持つという)大宣伝になるのではないか」。


 そうけむに巻いた達増知事だが、すでに行動は新党幹部なみだ。6日、党県連事務所で、小沢氏に同調する佐々木順一県連幹事長と接触していた。


 9日には態度を明確にしてこなかった1期目の名須川晋氏(花巻選挙区)が「民主党を離党して新党に参加します」と記者団に表明した。名須川氏は、小沢氏の元秘書、木戸口英司元県議の地盤を引き継いで当選した。その木戸口氏は現在、達増知事の秘書だ。これで県議会の民主党会派は離党10人、残留12人、保留1人となった。


 残留組で元議長の渡辺幸貫氏(奥州選挙区)は知事の離党表明に「(新党の)今後の路線について注意深く見守るのが賢明ではないか。国と一体となって県民の思いを知事として成し遂げてもらいたい」と釘を刺した。


 その他にも、消費増税に反対する請願が委員会で不採択相当とされたのに、本会議では民主党会派内で賛成者が出たため、採択されてしまった。県議会最終日は、「小沢王国」の分裂が一気に表面化した1日となった。


 残留組の佐々木博議長は「これからこういったことがたびたび起こるのかな」と今後への不安を漏らした。

2259チバQ:2012/07/10(火) 22:52:32
>>2254
http://www.minpo.jp/news/detail/201207102397
民主県連に離党届 郡山、二本松の5市議
 民主党の太田和美衆院議員(本県2区)の離党に同調し、郡山市議2人、二本松市議3人の計5人が9日、党県連に離党届を提出した。5人は消費税増税と関西電力大飯原発3号機の再稼働への反対を離党理由に挙げ、次期衆院選では太田氏を支持する考えを示した。11日に結成予定の「小沢新党」に参加するかどうかは明確にしていない。
 郡山市議は党県第2区総支部幹事長の佐竹伸一氏(53)=1期=と同事務局長の栗原晃氏(55)=1期=で、2人は今後も、市議会会派・新政会に所属して活動する。二本松市議は総支部政調会長の中田凉介氏(55)=3期=、同総務会長の五十嵐勝蔵氏(69)=3期=、同副幹事長の深谷勇吉氏(63)=1期=。3人は市議会会派・真誠会に引き続き所属し、中田氏は会長を務める。
 県連によると、5人は一般党員のため党籍は持っておらず、除名などの処分はしない。
 佐竹氏が5人を代表し、福島市で佐藤政隆県連筆頭副幹事長(総支部副代表)に離党届を手渡した。
 第2区総支部内では、本宮市議の1人も離党届提出を検討しているもようだ。

( 2012/07/10 09:28 カテゴリー:主要 )

2260チバQ:2012/07/11(水) 23:52:47
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207110002
民主会派10人新党へ 
2012年07月11日


民主党会派の議員総会。人で集まる最後の機会に=9日、県議会棟

 民主党から除名処分になった小沢一郎元代表は11日、新党を立ち上げる。小沢氏に同調するか残留するかで揺れていた県議会の民主党会派23人の大勢が固まった。いずれも支持母体や系列の国会議員の影響が大きいが、支援者が分裂状態になる悩みを抱える。


 10日現在、離党して新党入りする県議は10人にとどまる見通しで、残留が12人、保留が1人。


 新党入りするのは自由党時代から小沢氏と行動を共にしてきた県議や、小沢氏の後援会組織が強固な衆院岩手4区内を選挙区とする県議ら。小沢氏の元秘書、佐々木順一・民主党県連幹事長が筆頭だ。


 6日に離党表明した関根敏伸氏の地元は、民主党に残留する平野達男復興相(参院岩手選挙区)と同じ北上市。しかし、小沢後援会の強力な支援で3回当選しており、後援会役員に5日、「私の政治の原点である小沢先生と共に行く」と約束した。


 一方、早くから残留が確実視されていたのは、連合岩手を支持母体とする軽石義則、田村誠、高橋元の3氏。高橋但馬、佐々木博、高橋昌造の3氏は階猛衆院議員の岩手1区内の県議で、追随して残留した。高橋但馬氏は階氏の元秘書だ。


 小沢氏の影響力が強いとされる県南で残留した県議は、後援会の説得に苦労した。その一人の若手県議は7日、地元で後援会の会合で「民主党に残りたいと思います」と伝えた。幹部から次の選挙は支援しないことをにおわせる厳しい言葉を浴びた。残留組の別の県議から電話で「俺たちが一生懸命応援するから」と励まされると、若手県議は涙で声を詰まらせ「最後まで頑張る」と答えた。


 残留する県議8人は7日夜、盛岡市内の飲食店で平野、階、黄川田徹(衆院岩手3区)の3氏と会合を持った。国会議員と県議の残留組はこれを含め3回の会合で結束を固めてきた。


 残留組のある県議は「黄川田さんへの対応が分裂を決定づけた」とも言う。


 消費増税法案が国会に提出された際、小沢氏の意向で黄川田氏ら県選出国会議員は政府や党の役職を一斉に辞任した。黄川田氏が辞職に消極的だったと報道されると、小沢氏系県議らは「県連として厳重注意すべきだ」と非難した。


 残留組の県議はその動きに憤っていた。「黄川田さんは家族4人を亡くしながら復興のため政府で頑張っていた。政治の原点は人を大切にすることだ」


■県議会の民主党会派(23人)の分裂状況(敬称略、カッコ内は選挙区)


【新党へ=10人】=衆院議員が新党入りする岩手2・4区中心


伊藤勢至(宮古・下閉伊)、佐々木順一、名須川晋(以上花巻)、関根敏伸(北上)、岩渕誠(一関)、郷右近浩、後藤完、及川幸子(以上奥州)、喜多正敏(岩手)、工藤大輔(九戸)


【残留=12人】=連合系、衆院議員が残留する岩手1・3区中心


高橋但馬、軽石義則、佐々木博(以上盛岡)、田村誠(大船渡)、小田島峰雄(花巻)、高橋元(北上)、小野共(釜石)、五日市王(二戸)、渡辺幸貫、佐々木努(以上奥州)、大宮惇幸(岩手)、高橋昌造(紫波)


【保留=1人】佐々木朋和(一関)

2261チバQ:2012/07/12(木) 21:00:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000072-san-pol
「小沢王国」崩壊の序章 地元・岩手「政局至上主義」に嫌悪感
産経新聞 7月11日(水)7時55分配信

分裂直前に開かれた民主党岩手県議団の議員総会。まだ小沢一郎元代表のポスターがにらみを利かす=9日午後、盛岡市の岩手県議会(写真:産経新聞)

 ■妻の手紙で不満マグマ噴出

 民主党を除籍され、11日の新党結成に向け、気勢を上げる小沢一郎元代表。だが、地元・岩手で小沢氏を支えてきた人々の胸中は複雑だ。東日本大震災からの復興が進まぬ中での「政局至上主義」に嫌悪感が広がっており、妻・和子さんとの離婚問題も暗い影を落とす。半世紀近く「鉄の結束」を誇った「小沢王国」はいまガラガラと崩れつつある。(水内茂幸)

 「あれは3月か4月か…。和子さんが電話で『もう水沢には戻らない』とはっきりおっしゃったので解散を決めたんです。29年間も続けてきたんですが…」

 小沢氏の故郷である旧水沢市(現奥州市)の「水」と和子さんの「和」から命名した後援会組織「水和(みずわ)会」。その会長を務める岩手県議の及川幸子氏は寂しそうにこう語った。

 かつては女性会員を中心に1千人を超え、小沢氏の選挙の主力部隊としてフル稼働したが、平成15年に和子さんの実弟が54歳で急死した後、和子さんはふっつりと水沢に姿を見せなくなった。以来、年1回の総会も開かれていない。

 及川氏が解散を決めた理由はもう一つある。差出人が和子さん名義の手紙が届き「小沢は放射能汚染を恐れ地元入りを拒んだ」「離婚を決めた」などと記されていたからだ。消印は福島県内だったという。及川氏は「20年前に亡くなった支持者にも手紙が届いた。どこか政局的なにおいを感じる」と漏らしながらも、地元の小沢事務所に水和会解散を申請した。

 めったに地元入りしない小沢氏に代わり、和子さんが地元組織を切り盛りしてきただけに支持者の多くは和子さんに同情的だ。ある民主党県議は「なぜ小沢氏が震災後10カ月も地元入りしなかったのか、手紙を読んで腑(ふ)に落ちた」と漏らした。

 「国民の支持を受けた民主党は終わったのです…」

 9日夜の県議会で、小沢氏側近である達増拓也岩手県知事は民主党を離党し、新党に参加する理由をこう説明した。だが、拍手はまばら。自民党県議は「復興に取り組む中でなぜ与党から野党を選択するのか」と厳しく批判した。

 小沢氏の新党結成宣言に伴い、県議会最大会派の「民主党」も分裂した。

 23人中12人は残留を決め、1人は態度未定。離党者は10人にとどまる。達増氏を支持する小沢系新会派は自民党(12人)よりも少ない県議会第3勢力となってしまった。

 小沢新党の同調者が少ないのは復興が道半ばであることが大きい。小沢氏が選出された衆院岩手4区(奥州市など)内の民主党県議10人のうち4人が民主党に残った。このうちの一人、渡辺幸貫県議は「国と一体となって復興を進めなければならないのに」と小沢氏への不信感を隠さない。

 県議だけではない。岩手選出の衆参民主党8議員のうち階猛衆院議員(岩手1区)、黄川田徹前総務副大臣(岩手3区)、平野達男復興担当相(参院岩手選挙区)は民主党にとどまった。

 中でも黄川田氏は震災で父母と妻、長男を失い、今も仮設住宅で暮らす。小沢氏がその黄川田氏に副大臣辞職を迫ったことが地元の不信感を増幅させた。ある県議は「小沢さんの復興より政局を優先させる姿勢は目に余る」と断じる。

 小沢氏側は次期衆院選で黄川田氏ら3氏の選挙区に刺客を立てる構えを見せるが、これがさらなる反発を呼び、連合岩手も小沢新党との決別を決めた。小沢氏の後援会幹部はこう漏らした。

 「有権者から『小沢王国から普通の県に戻せ』と批判を浴びる。県内には小沢への不満が鬱積しているんだ。和子さんの手紙はたまったマグマを噴出させるきっかけにすぎなかった…」

2262チバQ:2012/07/12(木) 21:01:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000010-mai-pol
<小沢新党旗揚げ>「小沢王国」岩手も分裂
毎日新聞 7月12日(木)1時41分配信


拡大写真
結党大会に出席し、小沢一郎代表(右)と握手する達増拓也・岩手県知事=東京都千代田区の憲政記念館で2012年7月11日、小出洋平撮影

 新党「国民の生活が第一」が発足した11日、小沢一郎代表の地元・岩手県では県議会(定数48)に23人いた民主会派が残留12、新党10、態度保留1に割れ、達増拓也知事は新党に合流した。「小沢王国」分裂の背景として、民主に残る県議の一人は東日本大震災での小沢氏の対応を挙げる。「被災地を小沢氏が訪れたのは震災の10カ月後。あまりに遅く、これまでの信頼が崩れた」

【小沢新党旗揚げ】党名は「国民の生活が第一」 49議員が参加

 一方、県選出の国会議員8人は残留3、新党5に。次期衆院選は骨肉の争いも予想される。

 「小沢先生とたもとを分かつことになったが、目指す方向は一致している」。盛岡市内で7日、岩手1区選出の階(しな)猛衆院議員は地区後援会の支持者らに、民主に残る経緯を説明した。小沢氏との距離をどうとるか。階氏の言葉には苦悩がにじんでいた。

 岩手1区は元々、新進党時代から小沢氏と行動を共にする達増知事の地盤。07年に衆院議員から知事に転身したのを機に、階氏が受け継いだ。知事の後援会関係者は次期衆院選で新党が、階氏に対立候補を擁立する可能性に言及しており、民主党に残った県議は「階さんの後援会には小沢さんの支持者も多い。次の衆院選はかつてない厳しい戦いになるだろう」と不安をにじませる。【金寿英、宮崎隆】

2263チバQ:2012/07/12(木) 21:02:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120712-OYT8T00046.htm
新党「国民の生活が第一」船出 不安も交錯


結党を祝う小沢代表(前列左から2人目)と達増知事(同3人目)ら(11日、東京・憲政記念館で) 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らは11日、新党「国民の生活が第一」の結党大会を東京で開いた。県関係の国会議員では、小沢氏の他、畑浩治氏(2区)と菊池長右ェ門氏(比例東北)の両衆院議員、主浜了氏(岩手選挙区)と藤原良信氏(比例)の両参院議員が参加した。大会終了後、新党への熱い思いを語る議員は多かったが、次期衆院選に向けた準備不足を口にする議員もおり、期待と不安の交錯した「船出」となった。

◆衆院1、3区の人選これから

 畑氏は、政策担当の幹事長補佐として、今後は新党の政策立案を担うことになるという。畑氏は記者団に、「(結党大会は)歴史を作る一場面だった。小さく産んで、大きく育てたい。そのために次期衆院選を勝ち抜きたい」と抱負を語った。

 一方、菊池氏は、次期衆院選に向けて、民主党に残留した階猛氏(1区)と黄川田徹氏(3区)の両衆院議員の選挙区に独自候補者を擁立する考えを示したものの、「時間がない。非常に厳しい。今後、小沢代表の考えも伺って、候補者の選定をしなければいけない」と不安を口にした。

 県連組織の発足についても「まだ、そこまで頭が回っていないのが正直なところだ」と語った。

 一方、藤原氏も1区と3区で候補者を擁立する考えを示したが、自身が参院からくら替えし、地元の3区から出馬する考えについては「私自身は参院で行動していきたい」と語り、現時点では否定した。

 同大会終了後、来賓として出席した達増知事は、記者団に対して、「民主党に残留し、新党に合流しない人は理解できない。綱領を読めば、合流してもらえると期待している」と語り、「残留組」に秋波を送った。

◆市会議員にも民主離党の動き

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らが11日、新党「国民の生活が第一」を結成したことを受けて、民主党籍を持つ県内の市議会議員が、読売新聞の取材に対して、離党や新党参加の意向を表明した。

 一関市議会では、2人が民主党議員として活動しているが、佐藤弘征(ひろゆき)市議は「小沢氏と政治姿勢が合致する」として、新党に参加する方向で調整を進めていることを明らかにした。千葉幸男市議は「新党への参加は政策などを見極めて判断するが、民主党には残らない」と離党を明言した。

 小倉建一・久慈市議は「1週間以内をメドに離党届を出す。(地元選出の)畑浩治衆院議員と行動を共にする」と述べた。

2264チバQ:2012/07/12(木) 21:03:07
◆民主県連代表 黄川田氏が有力

 民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表(4区)が務めていた県連代表の後任として、同党県連が前総務副大臣の黄川田徹衆院議員(3区)の就任を軸に最終調整を進めていることが11日、分かった。複数の県連関係者が明らかにした。

 党に残留する3人の国会議員のうち、大臣と副大臣は県連代表に就任できないという内規があるため、平野復興相(参院岩手選挙区)に資格はない。階猛衆院議員(1区)は、衆院の社会保障・税一体改革関連法案の採決で造反し、党本部から党員資格停止2か月の処分を受けており、処分期間中は県連代表になることはできない。

 分裂した県連組織を建て直すため、早急に県連代表を決める必要があることから、3人の中で当選回数が最も多く、就任への障害が少ない黄川田氏を軸に最終調整を進めることになった。早ければ、来週中にも決定する方針だ。

◆県議会 民主が最大会派を維持へ

 県議会の民主党会派(23人)のうち、これまで唯一態度を明らかにしていなかった佐々木朋和県議(一関選挙区)が11日、党にとどまる意向を固めた。同会派は13人となり、県議会第2会派の自由民主クラブ(12人)を上回り、第1会派を維持する見通しとなった。一方、民主党県連幹事長を務める佐々木順一県議(花巻選挙区)は同日、達増知事と県議10人分の離党届を県連に提出し、新党参加を明言した。

 佐々木朋和氏はこれまで、新党参加を求める声が後援会に根強く、調整が難航していた。しかし同日、読売新聞の取材に対し、「被災直後の初志を大切にし、現状のまま動かずに地域課題に取り組みたい」と述べ、党に残る方向で最終調整していることを明らかにした。

 一方、佐々木順一氏らは同日、離党届提出後、県庁で記者会見した。佐々木順一氏は「もう1回、政権交代のやり直しをしないといけない」と述べ、離党届を提出した10人で月内にも新会派を作る方針を表明。民主党会派との統一会派結成は否定した。

 県議会の会派構成は、民主党13人、自由民主クラブ12人、新会派10人、地域政党いわて4人、社民党3人、共産党2人、公明党1人、無所属3人となる。達増知事を支える新会派は第3会派となるため、厳しい県政運営が予想される。

(2012年7月12日 読売新聞)

2265チバQ:2012/07/12(木) 21:08:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120712t71017.htm
離党議員への追随限定的 3県連で市議1〜5人ずつ
 小沢一郎元民主党代表が旗揚げした新党「国民の生活が第一」に合流する離党議員が出た民主党青森、秋田、福島3県連では11日現在、離党意向を示す地方議員は各県で市議1〜5人にとどまり、追随の動きは限定的だ。次期衆院選をにらみ、3県連は離党議員への対立候補擁立を含む選挙態勢の再構築に着手。新党の影響を最低限に押さえ込む構えだ。
 石原洋三郎(福島1区)、太田和美(福島2区)両衆院議員が新党に参加した福島県連。このうち太田氏に近い郡山、二本松両市の市議5人が離党届を提出した。党県2区総支部幹事長も含まれている。
 秋田県連は衆院議員2人が離党したが、同調したのは大館市議の1人。国会議員5人中、衆参両院議員3人が離党した青森県連では、五所川原、弘前両市議の計2人が離党する見込みだ。3県連とも、所属県議に離党の動きは表立っていない。
 福島県連の宗方保幹事長は「市議の集団離党の動きはあったが局部的。追随の動きは広がらない」と強気な見方を示す。秋田県連の沼谷純政調会長は「地方議員が新党について行っても未来はない」と冷ややかだ。
 3県連は次期衆院選に向け、新たに生じた空白区の解消を迫られる。
 青森県連は14日に常任幹事会を開催する。田名部定男副代表は、離党した横山北斗氏(青森1区)を念頭に「全区に候補者を立てるつもりで取り組まなければならない」と力を込める。
 秋田県連は早期解散も視野に入れ、京野公子氏(秋田3区)に替わる候補者擁立の準備を進める。一方、2選挙区が空白となった福島県連の宗方幹事長は「全くの白紙。13日の全国幹事長会議で(党本部の)見通しが示されてから検討したい」と慎重に話した。
 たもとを分かった身内との対決が必至となる中、3県連とも組織の分裂回避と、新党との対立軸の設定に力を入れる。
 青森県連の田名部副代表は「党に残った者のプライドもある。今こそ一つにならなければならない」と結束を呼び掛ける。秋田県連の沼谷政調会長は「新党は無責任な漂流政党だ」と批判を強め、「増税、反増税は争点にならない。将来世代の社会保障に責任を示せるか否かが対立軸だ」と話した。


2012年07月12日木曜日

2266チバQ:2012/07/12(木) 21:09:40
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207120001
小沢王国分裂 知事の県政運営 焦点
2012年07月12日


新党結成大会で小沢一郎氏(右)と握手する達増拓也知事=東京・憲政記念館、福留庸友撮影

 小沢一郎氏らの新党「国民の生活が第一」結成に合わせ、同調する民主党の県議10人と達増拓也知事が11日、県連に離党届を提出した。7月中にも県議会で新たな会派を届けるほか、新党の地方組織を作って次期総選挙に臨むという。今後は、新党や民主党の総選挙戦略のほか、国政与党から野党に転じた達増知事の県政運営が焦点になる。


 民主党県連から新党に参加した国会議員は小沢氏のほか、畑浩治、菊池長右エ門両衆院議員、主浜了、藤原良信両参院議員。公務で上京していた達増知事も新党結成大会に参加。「消費増税にひた走る姿勢は復興に目を背ける姿勢だ。新党は私たちにとって大きな希望だ」とあいさつした。


    ◇


【新党結成に向けた11日の主な動き】


 10・00前 盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所に佐々木順一・民主党県連幹事長が入る


 11・00 小沢一郎氏の地元奥州市の小沢昌記市長が定例記者会見。「小沢氏の行動は理解できる。仲間を増やし、本来あるべき政党政治を早期に作り上げていただきたい」


 11・25 小沢氏、議員会館の事務所に入る


 11・50 佐々木氏、県連事務所を出る。「自分を含めた県議10人と達増知事の離党届をまとめて出してきた」


 正午 「ここ数日は市民の問い合わせを含め電話が多いので、早朝から来て対応している。忙しい」と県連事務所職員


 14・00 佐々木氏と工藤大輔幹事長代行が県庁で会見。「県議10人分と達増知事から預かった離党届を県連の高橋重幸副幹事長(盛岡市議)に提出した」。10人は両氏のほか、伊藤勢至、及川幸子、関根敏伸、喜多正敏、郷右近浩、岩渕誠、後藤完、名須川晋の各氏。「県議会で月内にも新会派を結成したい。地方組織を作って党勢を拡大し、総選挙に備える。届が受理されようが除名だろうが、もう私は幹事長ではない。心、民主党にあらず、だ」


 14・20 議員会館の小沢事務所に新党の幹部議員が続々


 18・00 新党結党大会開会


 18・05 小沢氏の代表就任を承認


 18・10 党名は「国民の生活が第一」に。小沢代表があいさつ。「原点に立ち返った政策を国民に示し実現する」


 18・26 達増拓也知事があいさつ。「今日、離党届を出しました」「地方から新しい党に期待している。全力で応援することをお誓い申し上げます」


 19・10 大会終了後、菊池長右エ門衆院議員は「組織として全てのところ(選挙区)に党の候補を立てなければならないのは自明の理。代表のお考えもうかがいながら候補を選定する」

2267チバQ:2012/07/12(木) 21:11:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000027-mailo-l02
小沢新党:結成、県選出3議員が参加 市議ら対応割れる 当面、静観の構えも /青森
毎日新聞 7月12日(木)11時1分配信

 民主党を離党した小沢一郎元代表らによる新党「国民の生活が第一」が11日結成され、県選出の国会議員では、横山北斗衆院議員(青森1区)、中野渡詔子衆院議員(比例東北)、平山幸司参院議員(青森選挙区)の離党組3人がすべて参加した。民主党の現職や元職の県、市議らにも離党に同調する動きが出ている一方、先行き不透明な新党への参加には二の足を踏む議員もおり、混迷の度を深めている。【酒造唯、高橋真志、鈴木久美、松山彦蔵、神崎修一】
 新党参加を巡り、民主党に離党届を提出するなどした県内の市議らの対応は大きく割れている。先行きが不透明な中、新党の打ち出す政策が今後の動向に影響を与えそうだ。
 民主党県連副幹事長の桑田茂・五所川原市議は「近く離党届を出す予定。新党にも入ると思う。横山北斗衆院議員と行動をともにする」と語った。参加時期は、政策を見極めて判断するという。
 9日に離党届を提出した元県議の山内正孝氏は「民主や自民など既成政党に所属するつもりはない。これからは(大阪維新の会のような)地域政党の活躍に期待する」と説明。新党には、TPPなど政策を見守る姿勢で、参加については明言を避けた。
 既に離党届を出した松橋武史・元弘前市議は新党参加を見送る。後援会や支持団体の意向を聞いて決断したという。松橋氏は「横山衆院議員の政策集団の中で、県内の問題を吸い上げながら、無所属で活動を続けていきたい」と話した。
 横山衆院議員の政策集団の会合に参加した民主党県連常任幹事の秋村光男・青森市議は「離党の意志はなく、新党に入るつもりもない」と明言。民主党の地域支部で役員を務めていることが理由という。今後は時間をかけて決める考えだ。
 ◇「脱原発」に微妙なずれ
 新党の政策担当に就任する横山氏は、新党結成大会の直前に報道各社の取材に応じ「新党は消費増税、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)に反対する武器になる。増税派と反増税派の戦いだ」と語気を強めた。
 横山氏は7日、地元の市町村議らを集め政策集団を発足させた。しかし、「新党の県連としてではなく、同じ思いを持つすべての人に入ってほしい」と述べ、新党との関連を否定。「特定の支持母体はない」と話した。
 中野渡氏も大会前に取材に応じ、「この新党で政権を取る。不安はありません」ときっぱりと言い切った。
 選挙地盤の青森2区は核燃料サイクル施設や東通、大間原発がある下北半島を抱える。新党が掲げる「脱原発」について「“脱”という言葉を使わないでほしい」と小沢元代表に直談判したことを明かし、「原発や核燃料サイクルは、なくてはならない存在。原発は40年間維持し、その間に雇用を生む産業を下北に持ってくる」と強調。新党の主張とは微妙なずれをみせた。
 平山氏は結党大会の終了後に取材に応じ、「県民本意の政治を実現する固い覚悟だ。極めて厳しい道だが、県民の期待に応えたい」と話した。原発政策では「青森は立地県で関連する人も多い。依存度を徐々に減らす『計画的脱原発依存』を目指す」と述べた。
 消費増税法案は現在参院で審議中。平山氏は「早期の解散も求めていく必要があると思う」と述べ、廃案を目指して、法案審議中にも解散総選挙を求める可能性に言及した。
 ◇民主党県連「とても残念」
 県内で離党届提出が相次いでいることを受け、民主党県連代表の田名部匡代衆院議員は「一緒に頑張ってきたので残念。党員に動揺もあるが、法案を通すなど結果を出し頑張っていく」と話した。離党した議員らの新党参加については「コメントすることではない」との見解を示した。

7月12日朝刊

2268チバQ:2012/07/12(木) 21:32:06
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_30319.html
県議10人が離党届 民主会派分裂 (07/12)


 小沢一郎衆院議員が11日結成した新党に賛同する県議10人は同日、民主党県連に離党届を提出した。県議会の最大会派であった民主党会派が分裂し、これまで23人で構成していたが、離党する10人が近く新会派を形成することになる。併せて、民主党籍を持っていた達増拓也知事の離党届も県連に提出された。

 離党届を提出した県議は佐々木順一氏、名須川晋氏(以上花巻選挙区)、関根敏伸氏(北上選挙区)、及川幸子氏、郷右近浩氏、後藤完氏(以上奥州選挙区)、岩渕誠氏(一関選挙区)、喜多正敏氏(岩手選挙区)、伊藤勢至氏(宮古・下閉伊選挙区)、工藤大輔氏(九戸選挙区)。

 佐々木氏は同日午前11時に党県連に県議10人と達増知事の離党届を提出した後、工藤氏と一緒に盛岡市の県政記者クラブで会見した。

 佐々木氏は「新党が結成される中で、10人の離党届を出したわけだが、今後は10人と相談しながら、県議会での会派結成をしなければならない」と語り、7月中に新会派を届け出る考え。並行して新党の県連の立ち上げに力を注ぐが、「国民の受け皿となって党勢拡大に努める。与党から野党になるが、迎え来る選挙に備え、目標である政権奪還に全力を傾注する」と今後の展開を示した。振り返って、今回の会派分裂については「残念である」と総括した。

 離党の10人はいずれも小沢氏の新党結成に賛同し、手続きを踏まえて入党する方向という。同じく新党入りする達増知事を少数与党として支える。

 一方、民主党会派は佐々木博議長(盛岡選挙区)や田村誠氏(大船渡選挙区)ら12人が残留することを表明、佐々木朋和氏(一関選挙区)のみが態度を保留している。現時点で自民会派(12人)と並ぶが、佐々木氏の態度の行方によっては、民主が最大会派を維持する可能性がある。

【写真】離党届後に記者会見する佐々木順一県議(右)と工藤大輔県議=県政記者クラブ

2269チバQ:2012/07/12(木) 21:33:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000051-mailo-l03
小沢民主の行方:新党結成 県連「一枚岩」に亀裂 求心力低下、残留組が結束 /岩手
毎日新聞 7月12日(木)11時28分配信

 11日に新党を結成した小沢一郎元民主党代表。おひざ元の岩手では、新党合流と残留で国会議員、県議共に対応が二分した。「小沢民主党県連」が分裂した最後の20日間を振り返る。【宮崎隆、金寿英】
 「政権奪還を目指して全力を傾注する」。新党に合流する佐々木順一・前民主党県連幹事長は、11日、県庁で開いた記者会見で小沢新党への期待感をにじませた。この日、佐々木氏は達増知事と県議10人の離党届を県連に提出。民主県連は完全に分裂した。
 衆院での消費税増税法案の採決を控えた先月26日午前、畑浩治議員は、階猛議員らと共に、衆院議員会館の小沢元代表の部屋を訪れていた。「小沢先生が新党やむなしと判断されても、岩手がまとまる事が大切です」。地元の県議や支持者の分裂に不安を抱き、説明を尽くすように促す畑氏の言葉に、元代表は「もっともだ」と応じた。
 午後の採決では、畑、階氏を含む県連所属の衆院議員5人全員が反対票を投じるか棄権した。法案は可決されたが、野田政権との対決姿勢を強める元代表の下、県連の「一枚岩」は揺るぎないかに見えた。
 だが、畑氏の言葉は単なる杞憂(きゆう)ではなかった。既に水面下では、元代表と距離を置く県議たちが、採決の約1カ月前から動き始めていた。ある県議は「もしもの時の対応を協議していた。最初の会合には(県議が)11人も来た」と明かす。
 元代表は離党前日の今月1日、急きょ県内入り。達増知事や佐々木氏ら県連幹部と会談して引き締めを図った。しかし、かねてあつれきがささやかれていた平野達男復興相、黄川田徹議員の両氏だけでなく、一度は離党届を元代表に預けた、階氏までが党への残留を決断した。
 元代表周辺は焦りを募らせた。ある県議の元には、4日に元代表の秘書から「次の選挙で刺客を送り込む。国民は民主党を見限っていて、選挙では一票も入らない」と、電話があった。離党組の国会議員や県議も残留組の切り崩しをはかったが、県連分裂の流れは変わらなかった。7日夜には、盛岡市内で平野復興相が、黄川田、階の両氏や数人の県議と会食し、残留組は結束を強めた。
 元代表の出身地、奥州市選出の及川幸子県議は「今までは小沢先生が号令をかけたら皆ついてきたが、それがもうできなくなった」と、元代表の求心力低下を嘆く。
 「小沢一郎は国の中枢を担う人だと思って支えてきた」。残留を決めた県議の1人は言う。しかし、震災後、いつまでたっても被災地を訪れない元代表の姿勢は、県民を失望させ、反感を招いた。「本当に岩手を良くしようと考えた時、このまま小沢さんに任せるべきなのか。私たちはそんな過渡期にいる」
………………………………………………………………………………………………………
 ◇最後の20日間
6・21 東京都内のホテルで小沢グループの国会議員が小沢一郎元代表に離党届を預ける。黄川田徹議員は提出せず
6・26 衆院で消費増税法案が可決。民主党県連所属の衆院議員5人は全員が反対または棄権
6・28 階猛議員が辻恵議員(衆院・大阪17区)と共に小沢元代表と面談し、民主党に残留するよう説得
6・30 階議員と畑浩治議員が地元入りし、それぞれ支持者らに「最善の策は民主党に残って中から変えること」と訴える
7・1  小沢元代表が急きょ来県。盛岡市内で県連幹部や達増拓也知事と会談
7・2  小沢グループが民主党から離党。県連所属の国会議員は階議員、黄川田議員、平野達男復興相の3人が残留。小沢元代表ら5人が離党
7・6  盛岡市内で残留派の県議が集まる。離党派の佐々木順一・県連幹事長と達増知事らは県連事務所で会合。
7・7  平野復興相が来県し、盛岡市内で階、黄川田の両議員、残留派の県議と会合
7・9  達増知事が記者会見で民主党から離党し、小沢新党へ合流すると明言。県議会の野党会派が緊急質問
7・11 小沢新党結成。民主党県連からは国会議員5人、県議10人、達増知事が合流

7月12日朝刊

2270とはずがたり:2012/07/13(金) 15:25:12
>>2269
選挙でもないのに表に出たりはしないのが小沢流なんかも知れないけど。。
>震災後、いつまでたっても被災地を訪れない元代表の姿勢は、県民を失望させ、反感を招いた。

2271チバQ:2012/07/13(金) 22:26:20
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207130003
小沢王国分裂 民主残留は13人
2012年07月13日

 民主党会派だった県議23人のうち、離党か残留か態度を明らかにしていなかった佐々木朋和県議(一関選挙区)は12日、現会派に残る意向を明らかにした。民主党は13人となり、かろうじて最大会派にとどまる。一方、同党を離党して新党「国民の生活が第一」に参加する議員らの会派は10人となり、自由民主クラブの12人に次ぎ第
3会派となる。


 佐々木県議は取材に「震災直後に持った思いを大切にして、今の会派で復興に取り組むことを後援会幹部に説明した」と話した。


 民主党県連は代表の小沢一郎氏と幹事長の佐々木順一県議が離党したため、新たに代表を国会議員から、幹事長を県議から選ぶ予定だ。13日に東京で開かれる全国幹事長会議には県議会議長経験者の渡辺幸貫県議が出席する。


 今後県議会では新党の会派結成届が提出され次第、各委員会の構成や、会派控室のレイアウト変更が行われる。


 5常任委員会と5特別委員会の委員長ポストは現在、民主が7、自民が3。これとは別に議会運営委員会の委員長も民主党が持っている。今後は、代表者会議と議運委で各委員会の構成を決め直す。委員長ポストはこれらとは別の場で協議し、まとまらない場合は、委員会で互選する。


 会派控室の再編では他会派に影響がないようにするのが原則だが「分裂した会派同士を隣り合わせにしていいのか議論が出る」と話す県議もいる。

2272チバQ:2012/07/14(土) 01:43:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120713-00000010-maiall-soci
<小沢氏地元の岩手>民主県連分裂 政治手法に不満くすぶる
毎日新聞 7月13日(金)17時2分配信


一関市選出の県議の結婚式に参加し、会場を後にする小沢代表(中央)。地元選挙区選出の黄川田徹衆院議員の姿はなかった。左は側近で共に新党に参加した藤原良信参院議員=一関市で、6月10日

 岩手県内の国会議員4人、県議10人、達増拓也知事らを引き連れて11日に新党を旗揚げした小沢一郎代表。衆院の消費増税法案採決を引き金に一枚岩とみられた「小沢民主県連」は分裂したが、県連内では小沢代表らの政治手法に対する不満が以前からくすぶっていた。

【写真特集・民主分裂】離党届を提出した顔ぶれ(敬称略)

 「小沢(代表)は自分に従わない者はバッサリ切る。県連幹部も小沢の意をそんたくして行動し、密室の県連運営をしてきた」。民主党に残ったある県議は痛烈に批判する。

 民主党県連は昨年11月の県議選総括で、小沢系議員が倒閣をもくろんだ菅内閣で、復興相に就任した平野達男参院議員を「菅政権の延命を後押しした上、その後の(民主党)代表選でも独自に活動した」と名指しで批判。今年3月、消費増税法案の閣議決定で、小沢代表に副総務相の辞任を迫られた黄川田徹衆院議員が不満をぶちまけたことに対し、「民主党県連としてこれ以上責任は持てない」などとする最後通告の文書を突きつけようとした県連幹部の強引な手法に反発が広がった。

 また、小沢代表が国政ばかりか地方選挙にまで落下傘候補を投入するなど過度に介入する姿勢に、以前から首をかしげる県議も少なくなかった。別の県議は「これまで岩手の選挙では、周囲が全く知らない人が天からぽんと降って預けられ、県議も片棒を担がされた。勝てばいいという事とは別の次元で、地域の人たちが選ぶのが本来の民主主義のはずだという思いがずっとあった」と明かした。

 民主党に残留した黄川田議員と階猛議員は5日、国会内で輿石東幹事長と面会。分裂した県連の再構築を党本部としても支援するよう要請し、県連としてより一層結束することを報告した。

 ただ、民主党を取り巻く情勢について、小田島峰雄県議は「世論の厳しい風にさらされている」と冷静に分析する。また、9日の県議会最終日では消費増税に反対する二つの請願の採択で、民主党に残留する4人が賛成に回るなど、民主党内部で抱える矛盾を露呈した。

 新党に参加した菊池長右エ門議員は「かつての仲間であっても当然対抗馬を検討する」と対決姿勢をあらわにし、次期衆院選では骨肉の争いも予想される。ある自民党県議はこう分析した。「これまでの民主候補者たちは公認を得た瞬間、小沢さんの力で多くの票を得ることができた。小沢さんとたもとを分かったこれからが正念場ではないか」【金寿英、宮崎隆】

2273チバQ:2012/07/16(月) 15:59:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000093-mailo-l07
選挙:須賀川市長選/須賀川市議補選 橋本氏、無投票再選 政治の安定求め−−市長選 /福島
毎日新聞 7月16日(月)12時31分配信

 ◇市議補選に3人
 任期満了に伴う須賀川市長選は15日に告示され、現職の橋本克也氏(49)=無所属=が立候補を届け出た。他に立候補者はなく、橋本氏が無投票で再選を果たした。一方、議員辞職に伴う須賀川市議の補欠選挙(改選数1)も15日に告示され、政党役員の横田洋子氏(53)=共産党▽会社役員の中山雄一氏(47)=無所属▽元市議の相楽健雄氏(63)=同=の計3人が立候補し、選挙戦となった。
 1954年の市制施行以来、市長選は17回行われ、うち無投票はこれで7回目。今回は、東日本大震災と福島第1原発事故の影響が続く中、市民が政治の安定を求めた結果ともいえそうだ。
 橋本氏は立候補が締め切られた15日夕、市役所仮庁舎近くに設置された選挙事務所に現れ、約200人の支持者を前に「復興はまさにこれからが正念場。その力を市民の皆さんから与えられた」と感謝の言葉を述べた。
 橋本氏は08年、任期満了で市長を引退した相楽新平氏の全面支援を受けて出馬。県議4期を務めた実績などが評価され初当選した。震災後は放射能への市民の不安を払拭(ふっしょく)するため市内の放射線観測データを積極的に公表、農産物の風評被害対策にも力を入れてきた。
 2期目に当たり、子ども病院の設立や震災で壊れた市庁舎の早期再建、ダムの決壊で多くの死傷者が出た藤沼湖周辺の地域再生などを掲げている。
 市議補選は22日に投票があり、即日開票される。14日現在の有権者数は6万3765人(男性3万915人、女性3万2850人)。【栗田慎一】
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇須賀川市長の2期目
 初代市長の岡部宗城氏が1期で引退後、激しい市長選が5回続いたが、72年の選挙戦を制した澤田三郎氏を含めた歴代3市長(高木博氏、相楽新平氏)の2期目はいずれも無投票で再選。相楽氏は3期目も無投票だった。市議会の野党幹部は「市民は長期的な視点で市政を評価する傾向がある」と分析する。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇須賀川市長略歴
橋本克也(はしもと・かつや)49 無現(2)
 [元]県議[歴]自民党県連政調会長・幹事長▽不動産会社社長▽駒大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇須賀川市議補選立候補者(改選数1−3、届け出順)
横田洋子 53 政党役員   共新
中山雄一 47 自営業    無新
相楽健雄 63 会社役員(2)無元

7月16日朝刊

2274チバQ:2012/07/16(月) 16:03:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120716t31007.htm
求心力低下「小沢王国」揺らぐ たもと分かつ議員続々

集団離党届の提出前日、岩手県入りしインタビューに答える小沢氏。右隣は新党入りを表明した達増知事=1日、県庁


 民主党を集団離党し、新党「国民の生活が第一」代表となった小沢一郎氏の地元・岩手県で、小沢氏の求心力が低下している。達増拓也知事は民主党を離党し、新党入りを表明したが、県選出の国会議員や県議らには「小沢離れ」が広がる。1993年の自民党離党以降、新生、新進、自由、民主の各党を率い、政界再編を主導してきた小沢氏。強い結束力で同氏を支えてきた「小沢王国」が揺らいでいる。

<異例の地元配慮>
 岩手県関係の民主党国会議員8人のうち、新党参加は5人、3人が民主党にとどまった。県議会の民主党会派(23人)のうち、新党同調者は10人と半数以下だった。
 王国のほころびの予兆は、小沢氏自身の行動にみられた。
 集団離党届の提出を翌日に控えた今月1日。小沢氏は岩手県庁で達増知事と会談し、「大きな理想と夢の実現に向け、共に力を携えていこう」と協力を呼び掛けた。
 その日の夜は盛岡市内のすし屋で、小沢氏系県議ら県連幹部と懇談し、離党と新党結成に向け結束を図った。
 政局絡みで決断する前に、小沢氏が地元にこうした配慮をするのは珍しい。新進党を解党し98年に自由党を結成する際は、小沢氏の秘書が県議全員を集め、入党届にサインを迫ったとされる。
 当時、新進党系会派22人のうち15人が自由党系会派に移行した。この時を経験した元県議は「強引な手法が許されるほど、小沢さんには勢いがあった」と振り返る。
 2009年衆院選で政権交代を実現し、さらに勢いを増した岩手の民主党は、批判的な首長たちに次々と対抗馬を立てて全面対決を仕掛けた。それが地域と県連内に禍根を残した。
 今回、小沢氏とたもとを分かった県議13人には、小沢氏に近い一部の県連幹部の強引な戦い方と平穏を望む地元との板挟みで悩んだ人も多い。「無用な政争の片棒を担がされてしまった」との声が漏れた。

<「説得力がない」>
 こうした不満は東日本大震災をきっかけに高まり、小沢氏のカリスマ性は徐々に崩れ始めていた。小沢氏が岩手の沿岸被災地を初めて訪れたのは、震災発生から約10カ月後のことし1月。住民からは「今ごろ来ても遅い」と冷ややかな声が上がった。
 「小沢氏に異論を唱えても許される雰囲気になってきた」。元新進党県議で自由党には加わらなかった田村正彦八幡平市長は今回の分裂劇をこう読み解く。民主党にとどまる県議たちは今、「王国から普通の県にしたい」と口をそろえる。
 「自民党を離党した93年は、55年体制や自民党政治を終わらせようという小沢氏の主張に説得力があった。今回は先立つ政策がない」と指摘するのは小沢氏の地盤・奥州選挙区選出の県議で、残留組リーダー格の渡辺幸貫氏。「『先生、これ(新党結成)は違うでしょう』と言いたい」
 民主党会派を離脱した小沢氏系の県議10人は近く新会派を結成する。最大会派から第3会派に転落するが、党県連で幹事長の要職にあった佐々木順一氏は「与党から野党になる時、最初は従う人が少ないものだ」と冷静を装っている。


2012年07月16日月曜日

2275チバQ:2012/07/18(水) 22:45:49
>>627前任の梅原克彦も尿道欠席で入院してたらしい・・・

>>2226から半月入院ですね
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/myg12071802090000-n1.htm

仙台市長が公務復帰
2012.7.18 02:09
 尿管結石で入院していた仙台市の奥山恵美子市長は17日、公務に復帰し、記者会見で「これを新しいスタートとし、復興に向けてしっかり仕事をしていきたい」と語った。

 奥山市長は「入院によっていくつかのイベントや行事に出席できなくなり、市民や関係者に迷惑をかけたことをおわびしたい」と述べた。入院中に各種の検査を行ったことも明らかにし、「結石以外は120%元気だというお墨付きをいただいた」と笑顔で語った。

 結石そのものは除去しておらず、時期をみて手術する可能性もあるという。

2276名無しさん:2012/07/20(金) 20:32:15
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120719-OYT1T00441.htm
民主党籍市議、集団離党を検討…花巻市や奥州市




民主党

 民主党を除籍(除名)処分になり、新党を結成した小沢一郎元代表(岩手4区)の影響力が強い岩手県花巻市や奥州市で、民主党籍を持つ市議が集団離党を検討していることが18日、読売新聞の調べで分かった。




 同党籍の市議が9人いる花巻市議会では、同党県連副代表で小沢一郎花巻後援会長の高橋浩市議が18日、読売新聞の取材に対し、県連副代表の辞任と離党の意向を表明。高橋氏を中心に今月中の集団離党に向けて準備中といい、多くの市議が同調する可能性がある。

 奥州市議会でも、同党籍の市議17人のうち、11人が離党の意向であることが読売新聞の調べで判明。連合系の1人が残留の意向で、小沢氏と党に残留する県議の双方の後援会に所属し、対応に悩む市議もいる。

 一関市議会では、民主党系会派に所属する市議11人のうち、既に2人が離党の意向を示している。

(2012年7月19日10時57分 読売新聞)

2277チバQ:2012/07/21(土) 12:05:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072102000113.html
小沢王国 真っ二つ
2012年7月21日 朝刊

 政権与党・民主党を離脱した「国民の生活が第一」の小沢一郎新党代表。新党を立ち上げ「最後の戦い」を始めた。お膝元の岩手県内を歩くと、聞こえてくるのは「小沢流」への失望と反感。「王国」の足元は揺らぎ始めているが、その一方で脱原発を掲げる「生活」が、従来の「小沢支持層」にはない連携を模索する動きも出てきている。

  (上野実輝彦)

 「小沢さんにはがっかりしている」

 岩手県釜石市の中心部から約五キロ南の高台にある平田(へいた)地区の仮設住宅。長年の小沢ファンだったという主婦(60)は「政治家は誰も頼れない」と失望感を漂わせた。

 被災から一年四カ月。野田佳彦首相がやっと地元釜石市に入った。その「遅さ」も不満だが、小沢代表が岩手のために働いた痕跡は見えない。

 「小沢王国」と呼ばれた岩手政界。かつては国政、県議会などで系列議員は多数派を占めた。小沢代表が新たな党をつくれば、系列議員の多くが行動を共にした。ところが今回は真っ二つに割れた。

 民主党国会議員八人のうち新党参加は五人。県議会も分裂し、民主党議員二十三人の中で離党は十人にとどまった。県議会では小沢代表が自民党離党後、小沢系が第一または第二会派を維持してきたが、ついに第三会派に転落した。

 民主党に残った渡辺幸貫県議(奥州市)は「被災地が切実な状況なのに与党を離れるとは、地元を考えているのか理解に苦しむ」と首をかしげる。次期衆院選に向け対立候補擁立も視野に入れる。

 一方、代表と今回も行動を共にした及川幸子県議(奥州市)は「今まで『小沢』の名前で選挙をしてきた人が、こんなに簡単に反旗を翻すなんて」と怒りを隠さない。

 地盤沈下はもっと以前から見えていた。二〇〇九年の政権交代以後、八幡平(はちまんたい)、久慈、陸前高田の各市長選で、民主党は独自候補を擁立。相乗りせず対決姿勢を徹底する「小沢流」を貫いた末に敗れ、有権者に違和感が広がっていたのだ。

 それでも小沢代表は強気だ。後継と目される達増拓也岩手県知事が新党に加わり、次期衆院選にくら替えする構想も伝わってくる。

 脱原発や消費税増税の反対を訴える「生活」に対し、社民党県議は党としての連携は否定しつつも「政策分野に限って共同歩調をとることはあり得る」との立場を示す。

 一方で、小沢代表なき民主党には「どれだけ支持が集まるのか」(県議)との不安も漏れる。盛岡市中心部にある党県連事務所は、小沢代表との関係が深く、新党に明け渡さざるを得ない状況だ。

 小沢代表は七十歳。新党結党で多忙が続いたせいか、最近は腰の痛みを気にするそぶりも目立つ。年齢的にも体調的にも、これが最後の挑戦だろう。民主党が政権交代で訴えた「国民の生活が第一」は、再び政治の大きな動きとなるのか−。

2278チバQ:2012/07/21(土) 12:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120718-OYT8T01569.htm
新会派代表に佐々木氏…新党参加の県議ら


. 民主党に離党届を提出し、小沢一郎元代表(4区)らが設立した新党「国民の生活が第一」への参加を決めている県議10人が18日、盛岡市内で会合を開き、県議会の新会派代表に、民主党県連幹事長だった佐々木順一氏(花巻)、代表代行に同党県連政調会長だった工藤大輔氏(九戸)の就任を内定した。

 会派名については、「『国民の生活が第一』は長すぎる」「スローガンのようだ」といった意見が出て、独自の名前を検討。「復興」を冠することも提案されたが、「(震災復興を終えるまでの)時限的な名称になる可能性がある」などの異論が出て、まとまらなかった。26日にも再協議し、決定する予定で、月内には新会派を届け出る方針だ。

 一方、民主党とは対立だけでなく、政策によって連携していく方向でほぼ一致。盛岡市大通の同党県連事務所については、「これまで、小沢先生が使用してきた歴史がある。民主党も『出ましょう』という話になっている」との報告があった。

(2012年7月19日 読売新聞)

2279チバQ:2012/07/22(日) 12:32:36
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207210004
小沢王国分裂 小沢氏が県内入り
2012年07月21日


新党結成後、初めて岩手入りした小沢一郎代表(左)=20日、盛岡市

 「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が20日、結党後初めて県内入りした。新党組の結束を図るためという。小沢氏の県内入りは今月2回目。東日本大震災の発生後、盛岡に入ったのが18日目、被災地入りは今年1月だったことと比べると、異例の頻度。突然の訪問によるてこ入れに、配下の県議すら驚きを隠さなかった。


 午後6時。盛岡市内のホテルに民主党を離党した達増拓也知事、県連を離れた国会議員4人と県議10人が集まった。


 ある県議は「何も聞いていないよ」と足早にホテルの1室に入った。別の県議も「今日、県議らで会合をする予定はあったが、まさか御大(小沢氏)が来るとは。急だったからネクタイを用意できなかった」。


 同6時半。小沢氏が到着すると出席者から拍手が起こった。小沢氏は同7時半ごろ、記者団には何も語らずホテルを後にした。


 会合後、佐々木順一県議は「新党の県連をつくるための準備会であり、『結団式』だった」と説明。小沢氏は「必ず政権を奪還する」と述べたという。主浜了参院議員は「新党入りした人、離党した人の心合わせ。(中央)本部を整備した後、地方組織をどうするかという話になる」と話した。

2280チバQ:2012/07/23(月) 21:52:46
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207230003
小沢王国分裂 民主県連、事務所移転へ
2012年07月22日
民主党県連が明け渡す事務所のあるビル=21日、盛岡市大通3丁目

 民主党県連の「残留組」が、小沢一郎氏への対立色を見せない。


 盛岡市大通3丁目の民主党県連事務所を明け渡すことが21日明らかになった。中にあった階猛衆院議員(岩手1区)と平野達男復興相(参院岩手選挙区)の事務所とともに、同市中央通3丁目に移る。小沢一郎氏の新党「国民の生活が第一」の事務所になる
かは未定だが、旧自由党時代から使われ「小沢色」が強く、配慮して自発的に譲った。


 同日、盛岡市であった県連総務会には県選出の国会議員3人と県議13人、盛岡市議2人、一戸町議1人の計19人が出席。幹事長に大宮惇幸県議(岩手選挙区)が就任することを決めた。会合後の会見では小沢新党に対抗する言葉もなく、残留組の「にらまれたくない」との思いがにじむ。


 代表に正式決定した黄川田徹衆院議員(岩手3区)は「震災からの復旧復興に一丸となって取り組むことを確認した」と話したが、総選挙で小沢新党の議員に対立候補を擁立するかについては「これから党本部と協議する」と、白紙を強調した。


 その他、副代表には平野氏が就任。階氏は党員資格停止2カ月の処分期間中のためオブザーバーとして出席したが、黄川田氏は「しかるべき役割を担ってほしい」と話した。県議会の最大会派を維持した民主党会派の代表には、元議長の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)が就任することも決めた。

2281チバQ:2012/07/26(木) 00:02:06
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120725/mcb1207251432028-n1.htm
水産特区で注目 宮城海区漁業調整委選挙 競争回避無投票
 任期満了に伴う宮城海区漁業調整委員選挙が24日告示され、定数と同じ9人が立候補を届け出た。立候補は同日締め切られ、9人の無投票当選が決まった。無投票となったのは1984年以来、8回連続。任期は8月8日から4年間。
 公選法が準用される今回の海区選挙は、東日本大震災後に村井嘉浩宮城県知事が打ち出した沿岸漁業権を民間に開放する「水産業復興特区」構想が争点に浮上。一時、定数を上回る人数が名乗りを上げ、選挙戦となる公算が大きくなっていた。
 村井知事は2013年の漁業権免許更新期に合わせ特区を導入する方針。今回の選出委員は、知事の権限で与えられる免許の是非を審議する。
 19日現在の有権者数は3301人。東日本大震災前(10年12月現在)と比べ1452人減少した。選挙権・被選挙権があるのは県内沿岸15市町に住所があり、年間90日以上、漁業に従事する20歳以上の人か法人。

◎地域バランス、漁協調整

 宮城海区漁業調整委員選挙(定数9)は24日告示され、立候補は9人にとどまり無投票となった。一時は11人が立候補に意欲を示し、1980年以来、32年ぶりの選挙戦が濃厚とみられたが、急速にしぼんだ。衝突回避を狙った漁協組織による水面下の調整が、威力を発揮した格好だ。
 「知事ではなく、漁業者主導の水産業復興を目指すべきだ。そのためにも、この選挙を開かれたものにする」
 立候補を届け出た塩釜市の男性新人(63)は24日、海区選挙としては異例の第一声を同市内のホテルで行い、40人の支持者に熱っぽく訴えた。
 男性は立候補者の中で唯一、漁協に所属せず、推薦も受けない「純粋無所属」。塩釜市からは当初、別の漁協関係の新人も立候補予定だったが、「集票に自信がない」と直前に辞退したという。
 男性は無投票当選で「議席」は得たが、「漁業の将来像を懸け、徹底議論する好機だったのに」と残念がる。
 選挙戦を求める意見に対し、宮城県漁協幹部は「震災からの復興を目指している時に争っている場合ではない。大事なのは競争よりも共存だ」と強調する。
 漁協組織が重視するのは委員の「すみ分け」だ。当選者9人の内訳は石巻、気仙沼が各2人、塩釜、南三陸、女川、七ケ浜、亘理が各1人。結果的に地域バランスがとれた形になった。当選した一人は「漁協の推薦という形で、今回も地域ごとの調整機能が働いた」と振り返る。
 震災で有権者数は1452人減り、3301人に落ち込んだ。票が激減し、同じ市町から複数の候補が立てば共倒れの可能性も高まっていた。
 幹部は「地域に偏りなく委員を選ぶことで、漁業者の声を満遍なく県の施策に反映できる」と安心した様子で語った。

2282チバQ:2012/07/26(木) 00:02:42
http://www.minpo.jp/news/detail/201207252677
9人無投票当選 福島海区漁業調整委選挙
 任期満了に伴う福島海区漁業調整委員会委員の選挙は24日、告示された。定数9に対し9人が立候補し無投票当選が決まった。
 立候補の受け付けは午前8時半から午後5時まで、南相馬市の県南相馬合同庁舎で行われた。届け出た9人のうち、現職は6人、新人は3人。任期は8月15日から4年。
 海区漁業調整委員会は県の行政委員会の1つで、漁業権の決定などを行う。委員は全部で15人。選挙で選ばれる委員9人と、知事選任の委員(学識経験者、公益代表)6人で構成される。

◆福島海区漁業調整委員当選者
佐伯健一 70 現
菊地寛 66 新
小野重美 65 現
松野豊喜 70 現
狩野一美 70 現
高野一郎 65 現
佐藤康徳 66 現
阿野田城次 52 新
馬目祐市 49 新

( 2012/07/25 09:08 カテゴリー:主要 )

2283チバQ:2012/07/26(木) 21:23:21
http://news24.jp/nnn/news8853805.html
県議会新会派は「希望・みらいフォーラム」
(岩手県)民主党を離れた県議10人の新しい会派名は「希望・みらいフォーラム」と決まりました。26日は、新会派の佐々木順一代表と工藤大輔代表代行の2人が県議会を訪れ、小原敏文(としふみ)事務局長に会派の結成届を提出しました。新会派の県議は10人で、13人の民主党、12人の自民クラブに次いで、第3勢力となります。「希望・みらいフォーラム」は30日に記者会見を開き今後の取り組みなどを発表する予定です。
[ 7/26 19:13 テレビ岩手]

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120726/stt12072620330012-n1.htm
岩手県議会「生活」は第3勢力 県議10人が新会派
2012.7.26 20:32
 民主党を離れ新党「国民の生活が第一」に参加した岩手県議10人が26日、県議会(定数48)に新会派「希望・みらいフォーラム」結成を届け出た。岩手は小沢一郎代表の地元だが、民主会派13人、自民会派12人に及ばず第3勢力となる。岩手県議会では、民主残留組が自民や少数会派と議会運営で連携する動きが出ている。新党に加わった達増(たっそ)拓也知事の県政運営にも影響が出そうだ。

2284名無しさん:2012/07/29(日) 19:36:15

90人中66人が民主離党 県内の市町村議

 民主党の分裂を受け、本県の市町村議で党員登録をしていた90人のうち66人が離党したことが同党県連への取材で分かった。同党を除名され新党「国民の生活が第一」を設立した小沢一郎衆院議員(岩手4区)の影響力が強い県南部を中心に7割以上に上る。一定数が新党に合流するとみられるが、「政策を見極めたい」などと様子見の向きもあり、追随の動きがどこまで広がるかは未知数。民主党にとっては年内の衆院解散・総選挙もささやかれる中、組織の再構築が急務となった。

 同党県連によると、5月末の定時登録時点で党員登録されていた市町村議は90人いたが、消費税増税法案の衆院採決に端を発する同党の分裂を受け、各総支部に離党届が相次ぎ、26日までに66人分が受理されたという。

 同党県連は選挙区や市町村別の内訳は「公表できない」としているが、岩手4区と、中選挙区時代に小沢氏の選挙区だった同3区で多いという。(2012/07/29)

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120729_1

2285チバQ:2012/07/30(月) 23:05:47
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120728ddlk03010009000c.html
県議会:代表者会議 交渉会派要件巡り火花 民主と新会派対立、協議30日以降に /岩手
毎日新聞 2012年07月28日 地方版

 県議会新会派「希望・みらいフォーラム」(10人)が結成されたことに伴い民主(13人)▽自民クラブ(12人)▽新会派の代表者らによる初の代表者会議が27日あった。

 代表質問や議会運営委員会の委員を出すことができる交渉会派の要件を、現行の所属議員5人から4人に引き下げる案を民主から出ている佐々木博議長が提案。新会派代表の佐々木順一県議と工藤大輔議運委員長が反対したが、正副議長を含む他会派の4人が賛成に回り火花を散らした。

 昨年9月の改選後、交渉会派は民主(当時23人)と自民クラブのみとなった。所属議員4人の地域政党いわてなど他会派が引き下げを要求していたが、今年2月までの協議は物別れに終わっていた。

 民主党県連幹事長だった新会派の佐々木順一県議は「半年間協議し、5人で決着が付いている」と述べたが、民主の渡辺幸貫県議は「(勢力が拮抗(きっこう)する中)議運でまず協議しなければ本会議にも臨めない」と主張。両者が対立し、協議は30日以降に持ち越しとなったが、他会派のある県議は「(新会派の)小沢系県議たちはこれまで数の力で強引な議会運営をしてきたがもはや孤立している」と指摘した。【金寿英】

2286チバQ:2012/07/31(火) 23:31:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120731/myg12073102240000-n1.htm

石巻市長を証人尋問 百条委 不備の完了書受理で弁明 宮城
2012.7.31 02:24
 東日本大震災によるがれき処理業務を石巻市から受注した同市の建設会社が不適切な会計を行ったなどとされる問題で、市議会の調査特別委員会(百条委員会)は30日、亀山紘(ひろし)市長を証人尋問した。

 亀山市長は、同社の不備のある業務完了報告書が受理されたことについては、「(震災の)混乱の中で職員の手も足りず、(他社も含めて不備のある書類を受理したことは)やむを得ない状況だった」などと述べ、今後のマニュアル作りなどの改善策を挙げた。

 また、建設会社社長が代表理事を務めていた「石巻災害復興支援協議会」から運用を委託された車両の使用経費も含めて市に経費を請求したことなど、不適切な会計が発生したことの背景については「問題が浮上するまで、同社が災害廃棄処理業務を委託されていると知らなかった」と証言した。

2287チバQ:2012/08/01(水) 21:58:07
>>2285
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120801ddlk03010094000c.html
県議会:議運、交渉会派要件引き下げ 地域政党いわてを認める /岩手
毎日新聞 2012年08月01日 地方版

 県議会の議会運営委員会は31日、代表質問などに立てる交渉会派の要件(所属議員5人以上)を4人以上に引き下げるとする議長提案について協議し、採決の結果、賛成多数で地域政党いわて(同4人)の交渉会派入りを認めた。

 佐々木博議長が「(民主党分裂後の)議会構成を考えれば、意見を公平に出すための適正な形になる」として30日の議運に提案。民主、自民クラブが賛成に回ったが、希望・みらいフォーラムが「時間をかけて議論すべきだ」と反対したため、全会一致を基本とする議運では異例の採決が行われた。

 民主党分裂後、委員数は民主4▽自民3▽希望・みらい3となったが、今後は民主3▽自民3▽希望・みらい3▽地域政党いわて1で構成される。

 また、議運委員長は最大会派から選任することが慣例であることから、工藤大輔県議(希望・みらい)が委員長を辞任。小田島峰雄県議(民主)が後任に選ばれた。【金寿英】

2288チバQ:2012/08/01(水) 22:02:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120801-OYT8T00036.htm
庁舎酒盛り自粛通達 青森市職員


 青森市職員が青森ねぶた祭期間(8月2日〜7日)の勤務時間後、市役所庁舎内で飲酒する「ねぶた飲み」を長年行っていることが分かった。市職員が酒気帯び運転で摘発される事案があり市が31日に各課長に出した通達で明らかになった。通達は今年に限ってねぶた飲みを自粛する内容だが、慣例化している庁舎での酒盛りは議論を呼びそうだ。

 市によると、ねぶた飲みは市職員の間で使っている表現で、期間中、市の大型ねぶたの運行に参加する職員らが、各課に酒を持ち込んで飲酒する行為。長年の慣行として続いてきた。

 市庁舎敷地に隣接する国道7号線が運行コースで、窓からねぶたを眺めて酒盛りする職員もいた。かつては、仕事納めの日などにも庁舎内での飲酒はあったが、最近はねぶた飲み以外、行わなくなったという。

 発端となった酒気帯び運転は、男性職員が28日未明、市内で飲酒後に車で帰宅途中、警察に止められ、発覚した。市は事実関係を確認して、この職員を処分する方針。ねぶた祭直前の不祥事だったため、加賀谷久輝副市長が各課長に通達した。

 ある市職員は「勤務時間外だし、一大イベントの時だけなので許されると思ってきた。今年もねぶた飲みをする予定だったが仕方ない。タイミングが悪かった。職員の連帯責任と考えて我慢しなければ」と話した。

 一方、県庁ねぶた実行委員会によると、県庁職員の間では庁舎でのねぶた飲みの慣例はないという。「県民の目を考えると、常識的に庁舎で飲む訳にいかない」(事務局)としている。

(2012年8月1日 読売新聞)

2289チバQ:2012/08/03(金) 21:04:25
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120803ddlk06040005000c.html
米沢の新文化施設建設:市長、用地選定を方針転換 「まちの広場」意向表明 /山形
毎日新聞 2012年08月03日 地方版

 用地選定が難航している米沢市の「新文化複合施設(新図書館・市民ギャラリー)」問題で、米沢市議会の全員協議会が2日開かれ、安部三十郎市長20+件は市有地の「まちの広場」に建設する意向を表明した。議会の了承を得れば9月議会にも用地調査、基本設計費2000万円の補正予算案を提案する。市はこれまで民間商業施設「ポポロビル」をメーンに用地選定を進めてきており、方針転換することになる。

 ポポロビルは、土地所有者が市に寄付を表明し動き出したが、テナントの飲食チェーン店が退去要請に応じず、ビル管理会社が5月に立ち退き訴訟を起こした。市はこの訴訟に伴い、急きょ用地の変更案として「まちの広場」案を提示。しかし市議会側がポポロビル用地購入費など2億2000万円の12年度一般会計予算案を可決していたため、市の対応に反発。市は近くの歴史公園用地を含む計3案を提示し全員協議会で協議してきた。3案のうち国の建設補助8億円が使え、事業費20億円と市負担が最小の「まちの広場」案が有力になっていた。ポポロビル用地調査、基本設計費1900万円は無駄になる。

2290チバQ:2012/08/03(金) 21:05:46
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120803t51006.htm
来年の山形県知事選 全市町村長が吉村氏を支持

吉村氏(左から2人目)に支持の意向を伝える土田氏(左端)ら「市長の会」メンバー=7月4日、山形県庁


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、県内の全35市町村長が、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援を表明した。選挙構図が固まる前に、首長が一致して現職支持を打ち出すのは極めて異例だ。「吉村独走」の構図を読み切った上での態度表明といえ、現時点で和戦両様の構えを見せる自民党の対応にも影響を与えかねない。(山形総局・関川洋平、新庄支局・菊地弘志)

<「恩義感じてる」>

 市町村長のうち県市長会は、全13市長による「吉村知事を支持する市長の会」(会長・市川昭男山形市長)を結成し、7月4日、吉村氏に支持の意向を伝えた。
 副会長に就いたのは、前回(2009年)、吉村氏と敵対した土田正剛東根市長。4日は土田氏も同行し、吉村氏との蜜月ぶりを報道陣にアピールした。
 前回は、再選を目指した現職斎藤弘氏(54)と新人の吉村氏が一騎打ちを演じ、小差で吉村氏が勝った。
 政党レベルでは、基本的に自民党が斎藤氏、民主、共産、社民3党が吉村氏の支援に回った。市町村長の対応も分かれたが、半数以上が斎藤氏を支持し、その中心にいたのが元自民党県連幹事長でもある土田氏だった。
 土田氏が吉村氏支持に転じた大きなきっかけは、東根市内に16年度開校予定の県立中高一貫校の建設地が、市の要望通りに決まったことだという。今は「県に恩義を感じている。吉村氏には倍返しの応援をしたい」と言い切る。
 山尾順紀新庄市長も前回は斎藤氏を支援した。「吉村氏に行政経験がなかったことが良い方向に働き、県職員に積極性が出た」と吉村県政を評価。「現職知事を応援するのが首長の基本スタンス」と前回の対応と矛盾しないとの認識を示した。

<選択の幅狭まる>

 市長会に続き、県町村会も吉村氏支持を表明し、6日に推薦状を手渡す。構図が固まった時点で選挙対応を表明するのが首長の常識だが、次期知事選では「誰が出ても(吉村氏に)勝てない。有力な対立候補は出ないだろう」(ある首長)との読みが働いているようだ。
 政党レベルで唯一対立候補を出す可能性がある自民党。県議会の自民党会派が吉村氏との距離を大きく縮めており、選択の幅は徐々に狭まっている。全首長が吉村氏支持を表明したことで「自民党も吉村に乗りやすくなった」(吉村氏周辺)との見方まで出ている。
 自民党県連幹事長の志田英紀県議は「首長が吉村氏支持を決めたからといって、党もそれに傾くということではない。誰であれ支援の打診があれば議論する姿勢に変わりはない。首長個人には(支援に)温度差があるはず」と語っている。


2012年08月03日金曜日

2291名無しさん:2012/08/08(水) 15:57:00
2852 名前:名無しさん 投稿日: 2012/08/08(水) 14:42:02
新党『国民の生活が第一』県連立ち上げ(岩手県)

7月に発足した新党『国民の生活が第一』の県組織が8日設立され、県連の代表に小沢一郎氏が就任した。小沢氏らに同調し、7月、民主党を離党した佐々木順一県議会議員によると、8日午前に県選挙管理委員会に『国民の生活が第一』の岩手県総支部連合会の設立を届け出て、受理されたという。小沢代表が県連の代表を務め、県連には、県議会の新会派『希望・みらいフォーラム』の県議らも今後所属し、市町村議会の議員や一般から党員を募ることにしている。県連では、次の衆議院選挙に備えて設立総会を開く予定で、党の衆議院議員が不在となっている岩手1区と3区について、候補者の人選を急ぐことにしている。
[ 8/8 12:28 テレビ岩手]
http://news24.jp/nnn/news8853871.html

>小沢代表が県連の代表を務め、県連には、県議会の新会派『希望・みらいフォーラム』の県議らも今後所属

2292チバQ:2012/08/10(金) 20:24:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120810/crm12081012580009-n1.htm
市長を減給 盛岡市、汚職事件受け
2012.8.10 12:54
 市発注の工事をめぐり元職員が収賄などの罪で有罪判決を受けた汚職事件で、盛岡市は10日、谷藤裕明市長を減給10分の2(3カ月)、当時の建設部長を減給10分の1(同)とすると発表した。

 このほか元職員の上司2人を停職1カ月、もう1人を戒告の懲戒処分にした。

 7月31日の盛岡地裁の判決によると、市道路建設課主任だった元職員は2007年12月、市発注工事で、道路整備会社の元社員に設計金額を教え、見返りにビール券約200枚(13万円相当)を受け取るなどした。

2293チバQ:2012/08/14(火) 16:39:12
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120813ddlk04010086000c.html
選挙:大河原町長選 「道の駅」反対派、元県議を擁立へ /宮城
毎日新聞 2012年08月13日 地方版

 大河原町「道の駅」構想に反対する住民グループは12日、任意団体「希望と誇りをもって暮らせる福祉の町おおがわらをつくる会」(略称・希望の会)の結成総会を開催。任期満了に伴う同町長選(10月9日告示、同14日投開票)に、元県議の伊勢敏氏(63)を擁立する方向で調整に入った。同町長選で現職の斎清志氏(58)が3選出馬を表明している。【豊田英夫】

2294チバQ:2012/08/14(火) 16:56:39
2007年県議選

柴田 定数2−候補4 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,624(26.7%) 須藤哲 63 民主 新 1 (元)大河原町議=大河原地盤
当 9,571(26.6%) 高橋伸二 40 自民 新 1 党県青年部役員・衆院議員秘書(三塚・西村)=大河原地盤
□ 9,090(25.2%) 伊勢敏 58 無所属 現 学習塾代表=フロンティア・大河原地盤
□ 7,739(21.5%) 舟山邦夫 55 自民 新 コンビニ経営=船岡地盤

2295チバQ:2012/08/17(金) 21:50:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120817t41001.htm
初歩的事務ミス続発 秋田県「行革のせい」
 入札工事での積算間違いなど、秋田県で本年度、事務ミスが相次いでいる。県はいずれも初歩的ミスとしながら、原因として挙げているのが「行政改革による職員数の減少」。行革が悪いと言わんばかりの姿勢に、批判の声も出ている。

 ことし5月、入札工事で誤った単価を基にした積算ミスや、県内業者へのイベント案内メールの大量誤送信が発覚。6月には、昨年度用の自動車税納税通知書を本年度用と間違えて発送した。いずれも丁寧にチェックしていれば防げたはずの「初歩的なミス」(佐竹敬久知事)との認識だ。
 県人事課によると、本年度に事務ミスとして報告があったのは7月末現在で4件。既に昨年度の年間報告数6件に近づくペースとなっている。
 ミス頻発について、佐竹知事は県議会で言及。「行政改革で組織が統合され、いい意味での“島意識”がなくなり、責任が不明確になってきている」と述べた。
 県総務課によると、財政健全化を目指す行政改革で、1998年には約4800人だった職員数は現在約3400人。各課内で班の統合が進み、一つの班内での仕事が多岐に及ぶようになった。班内で、職員は畑違いの業務も担当することになったという。
 同課は「昔は『自分の班からは絶対にミスを出さない』という意地や他の班との競争意識があった。班内で一体感がなくなれば責任感は生まれない」と言う。
 こうした県の主張に対し、元県職員の沼谷純県議は「社会情勢に合わせて組織が変わるのは当たり前。『昔は良かった』という考えでは思考停止になってしまう」と批判する。
 行政改革による職員数削減は、まず寺田典城前知事が手掛けた。今は佐竹知事が引き継ぎ、推進する立場にある。沼谷県議は「(事務ミスの原因を)まるで人ごとのように行革のせいにする姿勢は元県職員として情けなく思う。これまでの行革がミスの原因と言うなら、佐竹知事なりの行革を示すべきだ」と話している。


2012年08月17日金曜日

2296チバQ:2012/08/18(土) 10:43:54
http://www.iwate-np.co.jp/senkyo/y2012/m08/1208121.html
花巻市議2人が離党 地域政党いわて

--------------------------------------------------------------------------------
 
 本県の政治団体、地域政党いわて(飯沢匡代表)所属の花巻市議2人が離党し、奥州市議1人が離党の意向をを固めたことが11日、分かった。4人だった党所属市町村議は花巻市議1人となる。「地域主権の確立」を掲げた結党から2年余り。全国で地域政党の活動に関心が集まる中、地域政党いわてがどのように存在感を示していくか注目される。

 花巻市議の細川宏幸氏と板垣武美氏は10日に離党届を提出。板垣氏は「(県議と)適切な情報交換ができなくなり在籍理由がなくなった」と語る。奥州市議の佐藤邦夫氏も離党の意向だ。党所属市町村議は花巻市議会の大原健氏のみとなる。

 3人の離党について関係者は「(花巻、奥州選挙区の)県議がいなくなったことが大きい」などと指摘する。

(2012.8.12)

2297チバQ:2012/08/19(日) 10:26:06
いまさら2011年統一地方選の記事
青森県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1302620610969_02/news/20110413-OYT8T00010.htm
検証・2011県議選

日頃の活動明暗分ける

記者団の質問に浮かぬ表情の横山北斗・民主党県連代表(10日、青森市の渋谷哲一氏の事務所で)  青森市新城にある民主党公認渋谷哲一の事務所。投開票日の10日夜、まんじりともせずテレビの選挙報道を見守っていた渋谷は、当選の連絡が入ると、喜びを爆発させた。同市区で党唯一の議席を守り、安堵(あんど)の表情もまじった。しかし、それを見守っていた同党県連代表横山北斗に喜びの色はなかった。

 今回の県議選で同党が獲得した議席(推薦含む)はわずか7で、現有11議席から4議席減らす惨敗。国政野党時代の前回選で獲得した6議席に、無所属議員を順次引き入れて拡大させた分をすべてはき出すことになった。

 自民党県連幹部の1人はこう高笑いした。「民主党議員は、津軽からほとんどいなくなってしまったじゃないか」。弘前市区では元参院議員の三上隆雄ら2人が、五所川原市区では元県連幹事長で政調会長の今博が落選。青森市区の渋谷以外、津軽地方は全滅だった。

 6月5日投開票の知事選に出馬する県連幹事長山内崇はその地盤を弘前市とし、県連は津軽地方から支持を固めていく青写真を描いていた。それだけに、津軽地方での惨敗は、出鼻をくじかれた格好だ。落選した三上は、「『暗雲立ちこめる』より、もっとひどい状況だ」と率直に困難さを認める。

 山内本人は、「今回の県議選では政策論争の機会が少なかった。政策本位の勝負ができれば知事選での勝機が見えてくる」と意気込むが、弘前市区で三上とともに党公認で出馬した松橋武史は事実上、山内の後継。「後継ぎさえ当選させられないのに知事選に挑戦するのか」(同党関係者)と批判の矛先は山内にも向かってきた。

 辛くも当選を果たした県南の同党県議は、敗因をこう分析する。「今回の選挙は常日頃、どういう政治活動をしているかが問われると実感した。党よりも政治家個人が問われる選挙だったのではないか」。ただでさえ菅政権の低迷で逆風下にあった今回の選挙戦。さらに東日本大震災で選挙ムードは盛り上がりを欠き、終盤には大規模停電にも襲われた。一部は選挙カーも使わず、訴える機会や手段が制限された中で、日頃の活動が明暗を分けたというわけだ。

 2009年の衆院選で政権交代を成し遂げた同党だが、選挙結果を見ると、効果はほとんど出ていない。昨年7月の参院選は、自民党候補に全市町村で敗れる完敗。同10月の青森市議選(定数41)では当選者1人。そして、今回の県議選だ。県連執行部の1人はあきらめ顔で語る。「最初からこうなると思っていた。風任せの選挙をしてきたつけだ」

 落選の憂き目にあった津軽地方のある候補者は11日午前、お礼回りを終えて事務所に戻ってきた。ぼうぜん自失の状態だったが、支持者が声をかけた。「民主党にきていた浮動票を全部もっていかれた。民主党はまだ子ども。自民党は大人だ」。この候補者はうなずくしかなかった。

 (敬称略)

(2011年4月13日 読売新聞)

2298チバQ:2012/08/19(日) 10:26:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1302620610969_02/news/20110414-OYT8T00247.htm
検証・2011県議選
震災復旧 自民に追い風

当選を決めて小林真・八戸市長(右)と握手を交わす熊谷雄一氏(10日午後11時10分、八戸市の熊谷氏の事務所で) 「震災の復興に向けてがんばろう」。自民党公認の熊谷雄一は当選が確定した10日夜、八戸市江陽の事務所で右手を高々と突き上げた。

 東日本大震災で最も津波被害が大きかった八戸市選挙区では、沿岸部を中心に有権者から「選挙どころではない」と冷めた声もあがった。そのため水産業界を支持基盤とする熊谷は苦戦必至とみられていたが、ふたを開けてみると、前回選より票を増やしてのトップ当選を果たした。

 熊谷は勝因を、「災害復旧への期待感の表れ」と分析する。震災直後に県議会に新設された特別委員会では委員長に就任。「当選2回の若手では前例がない」(県連幹部)異例の抜てきに応えようと、国への要望活動など先頭に立って活動してきた。それだけに、復旧復興への取り組みが評価されたとの思いは強い。

 しかし、震災後の取り組みが自民党への追い風になるとの予測は選挙期間中から聞かれていた。「自民党には知事とのパイプがあるが、民主党にはない。有権者が欲しいのは、目の前の支援や仕事だ」。津軽地方の民主党候補の陣営幹部は選挙期間中、こう不安を漏らしていた。逆に民主党政権はそれまでの低迷ぶりに加え、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応のまずさがクローズアップされた。震災で他の争点がぼやける中、県政与党の「地の利」が発揮された選挙だったというわけだ。

 「これで知事選にも弾みがつくだろう」。県連幹事長の神山久志は強調する。自民党は擁立した計31人(推薦含む)のうち28人が当選。無所属で当選した9人についても、県連執行部は会派入りを働きかけて、さらなる議席増を狙う構えで、知事選への備えは盤石にみえる。一方、同党と公明党から推薦を受ける三村知事側も、震災対応で多忙な公務の合間を縫って、自民党系候補の事務所を激励に回るなど、側面支援に余念がなかった。

 それでも県連会長の木村太郎に近い県議の1人は組織内に広がる楽観ムードをいさめる。「自民党県議が増えても、知事選には関係ない。選挙をするのは知事だ」

 昨年夏の参院選後に発足した木村をトップとする県連執行部と知事側のぎくしゃくさを指摘する声は今もある。昨年秋には、国と核燃料サイクル政策について話し合う会合を開くよう求める木村系県議と難色を示す知事が一時対立。知事選での推薦要請をめぐっては、水面下で駆け引きも演じた。

 「災害をバネに県民は今、一つになろうとしている。新県議を加え、自民党県議団も力を結集する時だ」。神山は選挙後、同党県議が一丸となって震災復興にあたる決意を示した。それは知事選に向けて内部の結束を願うような口調だった。 (敬称略)

(2011年4月14日 読売新聞)

2299チバQ:2012/08/19(日) 10:27:40
ついでに2011年青森県知事選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1307399954204_02/news/20110608-OYT8T00018.htm
2011知事選 決戦のあと
自民の狙い 主導権の奪取

自民党の谷垣総裁(左)を招いた選挙期間中の街頭演説。党県連会長の木村氏(中)は党あげて三村氏を支援した(5月30日、青森市内で)=三上津与美撮影 満面の笑みが並んだ。候補者の三村申吾(55)(無=自民、公明推薦)をはさみ、左に自民党県連会長の木村太郎、右に党副総裁大島理森。木村の音頭による万歳三唱に続き、大島がマイクを握った。「我々は国政の場で三村県政をバックアップする。市町村長、業界の方々も力を合わせよう。それはイエスマンになることではない。話し合い、協議する。そしてバックアップしようではないか」。老練な政治家が発した強烈なけん制だった。

 過去2回の三村の知事選に比べ、今回は県連が前面に出た。谷垣総裁や石破政調会長ら党幹部を続々と招く一方、木村は連日、三村に付き添ってマイクを握った。組織作りの面でも、三村後援会が仕切っていた一部地域の選挙態勢を県連の指揮下に置き、また正式な出馬表明より前に県連へ推薦願を出させるなど、県連が主導権を握った。「全力で選挙戦を戦うことができた」。木村は当確後、満足そうにあいさつした。

 その視線の先にあるのは衆院選だ。「我々が目指すのは政権交代」。県連幹事長で県議の神山久志は選挙前から繰り返してきた。2009年衆院選では比例復活を含め本県でも多くの民主党議員が誕生しただけに、知事選を足がかりに、保守王国再建の狙いがあった。

 県連の思惑はこれにとどまらない。木村に近い県議は、「三村の3期目の課題は、県議会や我々自民党県議とうまくやること」と言い切る。「後援会の会合をやるにも、自民党関係者に事前に連絡しない」「行財政改革もいいが、もっと投資をしないと民間経済がもたない」。三村への不満はまさに様々。「選挙戦で恩を売り、県政運営でも主導権を奪う」(党関係者)との戦略が働いているというわけだ。

 ただ、三村に考えを変えるつもりはない。「知事としての原点は、県を破綻させないこと」。当選翌日の幹部職員へのあいさつで、今後も財政再建路線を継続させると断言した。

 三村に近い県幹部はこう推し量る。「自民党の支援はありがたいと思っているが、それで票が増えたかというと、それは違う」。今回の三村の得票数は34万9000票で、2007年の前回知事選の35万1000票とほぼ同数。「民主党の支持率は低迷しているが、自民党への支持も回復したわけではない」と支援の効果をアピールする県連に冷や水を浴びせる。

 しかし、4月の県議選を経て議席数を25から30まで伸ばした自民党県議団が県議会の命運を握っているのも事実だ。ベテラン県議は語る。「クリスタルバレイ構想への県費投入や原子力施設の安全確保など県政にはいろいろ課題がある。今まで知事とは対立してこなかったが、これからはそうはいかない」(敬称略)(佐藤純)

(2011年6月8日 読売新聞)

2300チバQ:2012/08/19(日) 10:28:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1307399954204_02/news/20110607-OYT8T00167.htm
2011知事選 決戦のあと
民主大敗 責任は県連に

敗戦が決まり、厳しい表情の山内氏(左)と横山氏(右)。県連は体制を立て直すことができるか 青森市青葉の山内崇(56)(無=民主、国民新推薦)の事務所には、鼻白んだムードが漂っていた。報道各社が現職の当選確実を伝えた5日午後8時。あまりに早い当確に、会場はまだ人もまばらだったが、10分ほどたつと、民主党関係者が三々五々と集まってきた。だが、山内の敗戦の弁を聞くと、そそくさと帰路につく。「いやいや、(5月19日の告示から)長かったね」。県連関係者は深いため息をついた。

 現職34万9000票に対し、山内8万3000票という大差での敗戦は、「衝撃的。国政与党とは思えない選挙結果」(ベテラン県議)だ。同じ全県が選挙区の昨夏の参院選では、党公認の新人が次点ながら22万票獲得した。この落下傘候補は東京出身で、地盤も政治経験もない。対する山内は弘前市出身で県議4期、前県連幹事長だが、半数にも届かなかった。

 確かに、民主党への逆風は参院選時より強かった。選挙戦終盤には、内閣不信任決議案をめぐって党内の内紛が表面化。県連代表の横山北斗は投票前日の4日の街頭演説で、「先日はお騒がせいたしました」とまず謝罪せざるを得なかった。

 しかし、県連幹部は強調する。「今回の敗北は中央のせいにできない」。大敗の責任は県連にあるというわけだ。

 一つは候補者選びをめぐるしこり。民間人の名前が水面下で飛び交ったが、議論の俎上(そじょう)に乗るまでには至らず。横山と幹事長だった山内の協議で、「山内出馬」が昨年末になって急きょ内定した。県連関係者の1人はいまだに、「密室談合」と言ってはばからない。ただでさえ、社民、自民両党を渡り歩いてきた山内には組織の内外から厳しい視線が注がれているだけに、ある民主党所属議員は「オープンな議論がなく、応援してやろうという気持ちになれなかった」と語る。

 また、山内主導による選挙戦術を敗因とする声もある。候補者の日程管理や資金の手当のほとんどを山内後援会が握り、各地の選対組織からは、「地元の実情は地元が一番知っている。もっと地元に任せないと」と不満があがった。県連幹事長の松尾和彦も「本当にこの形でよかったのかは話し合わないといけない」と暗に戦術の失敗を認める。

 さらに、動きが鈍いという県選出国会議員への不満はもはや定番で、恨み節はあきらめに変わっている。今回の惨敗で県連は政権交代後、参院選、統一地方選と大型選挙で3連敗。敗戦のたびに、「次は背水の陣」と強調する県連執行部の意気込みは空証文になりつつある。「もう民主党の看板を背負って表は歩けないよ」。県議の1人は自嘲気味に語った。(敬称略)

 (森山雄太)

(2011年6月7日 読売新聞)

2301チバQ:2012/08/19(日) 18:37:41

>>2253
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1340637419857_02/news/20120626-OYT8T00051.htm
名取市長選の課題

閖上現地再建が大揺れ…住民に溝

内陸移転望む住民多く


街づくりの方向性について話し合う「こうする閖上」のメンバーら(21日、名取市で)  漁業を中心に江戸時代以前から栄えてきた名取市閖上地区。震災前は人口約5700人が住んでいたが、津波で700人以上が犠牲となった。歴史あるこの街をどう再建するのかを巡り、住民も行政も大揺れに揺れている。

 市は昨年10月、閖上の再建計画について、居住区の地盤を3メートルかさ上げするなどの津波対策を施した上で、元の場所に再建する方針を決めた。5000人という大規模な代替用地の確保が困難であることに加え、伝統のある地域のコミュニティーを維持することなどが理由だ。今年3月には、県の都市計画審議会で土地区画整理事業の区画決定の承認も得た。

 ただ、計画が住民間で十分な意見集約を経て決まったものとは言い難い。

 市が再建方法を決める参考にした、住民代表や学者らでつくる「新たな未来会議」では、現地再建と移転再建とで意見が割れ、多数決で現地再建を選んだ。市が今年2〜5月に実施した意向調査でも、現地再建を希望した住民は4割に過ぎない。

 市が4月下旬から計10回にわたって開いた住民説明会では、内陸側への移転を希望する住民から反発の声が相次いだ。

 「このまま行政に任せっきりにしていたら、話は進まない」。今月21日夜、閖上の街づくりについて話し合う市民グループ「こうする閖上」の会合で、メンバーの一人は、強引に現地再建に突き進んだ市の態度に不信感をあらわにした。

 とはいえ、同グループも結論が出ているわけではない。グループ内には現地再建派も、移転再建派もいて、議論はしばしば行き詰まる。

 住民からの予想以上の反発に、市も軟化の兆しを見せ始めた。7月末に予定していた事業計画の知事への認可申請を先送りし、改めて住民との個別面談を行う方針を明らかにした。現地再建の方針は堅持しつつも、移転再建を望む住民の意向を酌み取る案を模索するという。

 「こうする閖上」の会合では、重たい空気が漂う中、メンバーの一人が口を開いた。「現地再建に賛成している人も、反対している人も、意地の張り合いになりつつある。このままでは、閖上の街が再建される前に、バラバラになってしまう」

 コミュニティーを維持するために選んだ現地再建が、住民間の分裂を生みつつある。

(2012年6月26日 読売新聞)

2302チバQ:2012/08/19(日) 18:38:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/feature/tohoku1340637419857_02/news/20120627-OYT8T00189.htm
名取市長選の課題
中心市街地 進む空洞化



JR名取駅近くの増田商店街。行き交う車の脇を歩行者が通っていく(26日、名取市で)  JR名取駅近くの国道4号沿いに、雑貨店や食料品店など30数店舗が並ぶ増田商店街。市の玄関口にある商店街でありながら、アーケードもなければ、目の前の道路には、歩道もない。買い物カートを引いたお年寄りは、ひっきりなしに行き交う車を気にかけながら歩いていた。

 「この頃は危険な商店街とまで言われているんだよね」。同商店街の商店主組合「名取中央商栄会」の大友修一会長(60)は自嘲気味に話す。

 増田商店街は、20年前まで100店舗以上が軒を連ねる同市の中心繁華街だった。しかし、国道4号バイパス沿いなどに大型店が相次いで進出し、客足は遠のいた。2007年には、大手流通イオンが、仙台空港アクセス鉄道の開業に合わせ、名取駅隣の杜せきのした駅前に東北最大級のショッピングモールをオープン。ダメージは決定的となった。

 「市の顔」ともいうべき商店街の衰退に、市は2000年、名取駅前地区の活性化基本計画を策定し、駅舎や駅前広場の整備などを進めてきた。目玉施設として図書館や公民館などからなる複合型拠点施設の計画を盛り込んだが、震災後、復興交付金事業に認められ、ようやく事業着手のめどが立った。

 それでも、大友会長は悲観的だ。懸案の国道4号の歩道整備は、市の基本計画では「国に要望中」というレベルでしかない。「いくら複合施設が出来ても、客足は戻ってこないだろう」と、大友会長のため息は止まらない。

 名取市は、増田町、閖上町、下増田村など2町4村が合併して1958年に誕生。仙台市のベッドタウンとして宅地開発が進み、80年以降の国勢調査では、一貫して増加を続けてきた県内でも数少ない自治体だ。

 それも、東日本大震災を機に様相は変わりつつある。名取市の人口は、震災前の11年2月末の7万3229人から、12年5月末には1177人減った。同市では震災で911人の死者が出たが、人口減はその人数を大幅に上回った。

 今や、市内の売り場面積の9割を大型店が占める状況だが、震災直後には、小さな店舗の多くが、建物に被害があっても店を開け、商品を提供して炊き出しを行うなど、地域の商店街の役割が見直された。名取市商工会の担当者は「大型店だけでは、地域の特色もなければ、街としての発展にも限界がある」と訴える。

 人口増とともに発展してきた名取市にとって、一体感の醸成とともに、バランスのとれた開発は大きな課題となってきた。震災からの復旧・復興でも、その視点は欠かせない。

 (この連載は、上野綾香が担当しました)

(2012年6月27日 読売新聞)

2303名無しさん:2012/08/20(月) 12:02:10
首長と政党/旗幟鮮明にした「岩手の変」

 国政の混迷の深まりを反映して、政党と地方の首長の関係に微妙な変化が生じている。

 石原慎太郎東京都知事や橋下徹大阪市長のように、全国区の知名度を持ち、新党構想が浮上するような首長は別格としても、東北の首長の動向にも影響が見て取れる。

 民主党籍を持っていた達増拓也岩手県知事が離党し、新党「国民の生活が第一」に参加した。師と仰ぐ同党代表の小沢一郎氏が民主党を除名となったことに伴い、政治行動を共にした。

 自身の政治理念に基づき旗幟(きし)を鮮明にすることは、政治家に求められる資質の一つだ。達増氏はこれまで、全国でただ1人の「民主党知事」として発言を繰り返してきた。

 立ち位置は明確で、県政に政党政治の要素を持ち込んだ。「小沢王国」の強力な支持基盤に支えられたことも、県政運営の推進力になったと言える。

 それを踏まえた上で、達増氏の今回の行動はどうだったろうか。ぶれない信念を感じた人はいたと思う。ただ、政権与党から分裂した小党にためらいなく参加したことに、違和感を持った県民も少なくないだろう。

 自由党時代に衆院議員となり、民主党との合併を経て知事に転身した達増氏。政治行動には政権交代の実現を旗印にした「政党色」が前面に出ていた。

 比較して今回は、小沢氏との「師弟関係」だけが際立つ。かつての新進党、自由党と比べ、新党には小沢氏を支える有力幹部は少ない。達増氏は「新党の中で、父親のような役割を果たさなければならない」と党の看板としての役割をにじませる。

 違和感の源はやはり、よって立つ政党の色合いが薄まり、代わって「小沢色」が前面に出た点にあるのではないか。
 新党は「原発ゼロ」「消費税増税廃止」に加え「地方主権改革」を基本政策に掲げた。

 達増氏は「政権交代をやり直す」と地方からうねりを起こす意義を強調するが、新党の政策を県政運営にどう反映させていくのか見えてこない。道筋を示すべきではないだろうか。

 もっとも、達増氏のように政党を基盤とする首長のスタイルは政党政治にとって本来、当然あっていい姿勢とも言える。

 東北の知事の中では、村井嘉浩宮城県知事が自民党出身で政党色が強い。2009年衆院選で村井氏は自民党支持を鮮明にし、達増氏と並んで政党色の強い知事を演じた。ただ直後の宮城県知事選では政党の推薦をもらわず、10年参院選では「中立」を宣言した経緯がある。

 多くの知事らは選挙戦で、政党支持を鮮明にせず「県民党」を主張する。幅広い支持を得るための戦略だが、その分、政党と首長の関係はぼやけ、立ち位置は漠然としたものになる。

 東北では来年、山形、秋田、宮城の順で知事選が予定され、夏には仙台市長選がある。達増氏の行動を「特殊」「突出」と評価するのは簡単だが、首長と政党の在り方について再考するいい機会だと思う。

2012年08月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2012/08/20120820s01.htm

2304チバQ:2012/08/20(月) 21:43:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20120819-OYT8T00703.htm
中間施設候補地 知事、賛否言及せず



協議会であいさつする佐藤知事(左)(19日、福島市内のホテルで)  中間貯蔵施設の具体的な調査候補地が細野環境相から示された双葉郡8町村と県、政府による19日の協議会。佐藤知事は各町村と県の実務担当者で論点整理する考えを示したものの、賛否については言及を避けた。帰還へのめどが立たない中、出席した各首長も複雑な反応を見せた。

 協議会は、福島市のホテルで約2時間にわたって行われた。政府は調査候補地として双葉町2か所、大熊町9か所、楢葉町1か所を提示。3町の各施設に搬入する汚染土壌の範囲も示した。放射性物質濃度の高いところから低いところに汚染土壌が運ばれることがないよう考慮し、双葉町の施設に伊達や同町など9市町村から、楢葉町の施設にいわきや同町など3市町から、大熊町の施設にはそれ以外の47市町村から、それぞれ汚染土壌が運び込まれる。

 協議会の後、環境相は報道陣に対し、「ようやくスタートラインに立ったに過ぎない」と表情を引き締めた。その上で、「中間貯蔵施設の面積・容積が確保できなければ、除染を確実に実行することは難しい」と重ねて理解を求めた。環境省の工程表では当初、7月の調査開始を予定しており、日程は遅れ気味だ。2015年1月とした汚染土壌の搬入開始時期については「そこまでにスタートできるプロセスを踏んでいきたい」と、変更しない考えを示した。

 これに対し、知事は「まずは預かり、(双葉郡と県との)実務者で論点整理をする。当然、リーダーシップをとっていく」と述べた。

 中間貯蔵施設の候補地に該当しない自治体の受け止め方も複雑だ。浪江町の馬場有町長は、「放射能を浴びせられたのは私たちの方。(施設の設置で)責任を転嫁されてしまうとおかしくなる」と疑問を呈した。富岡町の遠藤勝也町長は「こんな重大な問題は安易に判断できない。持ち帰る。住民への説明をしてもらい、どこまで理解を得られるかが問題だ」と述べた。

◇候補地住民は反発も

 候補地が示された3町の住民からは反発の声も聞かれた。

 楢葉町の農業大和田信さん(56)は、候補地に挙げられた波倉地区の住民。「津波による被災に追い打ちをかけるようなもの。施設があっては住民の帰りたいという気持ちを萎えさせてしまう。国の対応は許せない」と憤る。避難先の会津美里町で農業を再開し、町内やいわき市などで販売している大和田さん。「先頭に立って、町に戻って農業を再開するつもりでいるのに、将来の道筋が立たなくなってしまう」とうなだれた。

 郡山市喜久田町早稲原の仮設住宅で避難生活を送る双葉町下羽鳥の大谷陽子さん(63)の自宅は第一原発から約5キロ。「うちは農家でコメや野菜が作れないと生活できないのに……」と戸惑う。「保管した汚染土壌を誰が引き取るのか。中間貯蔵施設が永久保存施設になる可能性もある。建設はやめてほしい」と訴えた。

 一方、いわき市の仮設住宅に避難している大熊町小入野の山田昭一さん(56)は、「汚染土壌を原発の立地町で保管するのは仕方がない。他に誰も受け入れてくれない」と諦め気味だ。山田さんの自宅は「帰還困難区域」となる見通し。「町に戻るつもりはない。それより賠償をしっかりしてもらい、違う土地で生活するしかないのではないか」と話した。

(2012年8月20日 読売新聞)

2305名無しさん:2012/08/22(水) 13:00:26
地域政党いわて:衆院選候補擁立、行わない見込み /岩手
毎日新聞 2012年08月22日 地方版

 地域政党いわて(飯沢匡代表)は20日県庁で記者会見し、次期衆院選について「単独候補の擁立は現段階では行わない見込み。他党との選挙協力については対応を協議している」と述べた。一部で取りざたされている「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)との連携については「否定も肯定もする段階ではない」と含みを持たせた。

 また、花巻市議と奥州市議の3人が離党の意思を表明したとして、花巻市議1人を除籍処分、残り2人の離党を受理したことを明らかにした。【金寿英】

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120822ddlk03010149000c.html

2306チバQ:2012/08/26(日) 11:56:07
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120825-OYT1T01017.htm?from=main4
「うるさい」…全候補者が選挙カーを自粛

 21日告示された秋田県大潟村議選(定数12、26日投開票)で、立候補した15人が、選挙カーから支持を訴えることを自粛する“紳士協定”を結び、異例の選挙戦を繰り広げた。


 食糧増産を目的に八郎潟を干拓して誕生した村は、職住分離の街づくりで住宅が中心部に集中。選挙カーが頻繁に行き来し、「音がうるさい」という住民の声に配慮したという。

 大潟村は1964年に創設。大部分を農地が占め、村民約3300人の約1090世帯が、役場など公共施設を配した「総合中心地」に集中している。そのため、過去の村議選で「寝ている子供が起きる」「生活に支障をきたす」といった声が上がっていたという。

 候補の一人は、住宅地の空き地で演説を終えると乗用車に乗り込んだが、移動中の拡声機による訴えはなし。「選挙カーを使わないで、どう訴えていけばいいか手探り状態。街頭演説をしていくしかない」と話した。別の候補者は「はがきなどの選挙公報でいかに主張を伝えられるかが(支持拡大の)カギになるのではないか」と話した。

 一方、村内の女性(54)は「小さい村の中で何人もの候補者が名前を連呼していたら、何を話しているのか分からない。静かな選挙は賛成」と歓迎。ただ、ある陣営からは「選挙カーがないと雰囲気が盛り上がらない」と、ぼやきも聞かれた。

 選挙カーの使用自粛は、昨年の統一地方選で、東日本大震災の被災地への配慮を理由に全国各地で広がった。県選挙管理委員会によると、昨年の県議選秋田市選挙区でも夜間の使用が自粛されたが、住宅の集中を理由に全候補者が使用自粛を申し合わせた例は「聞いたことがない」という。

(2012年8月26日09時47分 読売新聞)

2307チバQ:2012/08/26(日) 20:44:14
http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY201208260236.html
2012年8月26日20時27分
「宿命」発言、石巻市長に遺族から批判 大川小説明会
 東日本大震災による津波で、宮城県石巻市の大川小学校で児童と教職員合わせて84人が死亡・行方不明となった問題で、市教委による遺族への説明会が26日、市内で行われた。亀山紘市長が約1年3カ月ぶりに出席。昨年の説明会で同小の惨事を「自然災害における宿命」とした発言について「おわび申し上げる」と述べたが、遺族からは「謝罪とは言えない」などと批判が相次いだ。

 昨年6月の説明会で、亀山市長は「もし自分の子どもが亡くなったら、自分自身に問うということしかないと思っております。これが自然災害における宿命だと思っております」と述べたため、学校や行政の責任をあいまいにしているとの批判が出ていた。

 この日も、市長はいったん、「謝罪するのはおかしいのでは」などと発言。しかし、「遺族への説明で使っていい言葉ではない」などと批判を受け、「自分が思い悩むという意味で『宿命』という言葉を出したが、みなさんが憤りを覚えたのであればおわび申し上げる」と述べた。

2308チバQ:2012/08/26(日) 20:45:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120825-OYT8T01159.htm
富樫酒田市議が市長選に出馬へ

 来年11月に任期満了を迎える酒田市長選に、同市議で、前市議会議長の富樫幸宏氏(56)が立候補する方針を固めたことが25日、わかった。

 富樫氏は読売新聞の取材に対し、「以前から出馬の意向は持っていた。9月早々に後援会を集めて、出馬への理解を得て、準備を進めていきたい」と話した。

 富樫氏は同市出身。現在2期目で、2009〜11年に議長を務めた。

 次期市長選に立候補の意向を示したのは、富樫氏が初めて。

(2012年8月26日 読売新聞)

2309チバQ:2012/08/29(水) 22:44:23
>>2222
http://www.asahi.com/national/update/0828/TKY201208280568.html
2012年8月28日21時59分
住民分散型の「仮の町」提案 いわき市長、避難町村長に関連トピックス原子力発電所東京電力
いわき市の渡辺敬夫市長(右端)との意見交換会に参加する双葉町の井戸川克隆町長(右から2人目)ら双葉郡の首長=28日午後、福島県いわき市、長島一浩撮影

 東京電力福島第一原発事故で住民が避難している福島県双葉郡8町村の首長と同県いわき市の渡辺敬夫市長の意見交換会が28日、同市内であった。同市が有力候補地となっている「仮の町」について、渡辺市長はそれぞれの自治体の住民が市内各所に分散して住む「分散型」を提示。双葉郡の首長らは会のあと報道陣に、提案をおおむね受け入れる考えを示した。

 一部の自治体は、住宅や学校などを集約させる「ニュータウン型」による「仮の町」を検討してきた。

 渡辺市長は報道陣に、住宅は県が供給する災害公営住宅で整備する考えを説明。「市の都市計画に沿った形で、それぞれの自治体を分散する形で配置したい」と述べ、ニュータウン型については「いわき市民との交流ができない」と語った。

 双葉郡の首長らは「土地の問題もある。やむをえない」(遠藤勝也・富岡町長)など、市長の考えに一定の理解を示した。

2310チバQ:2012/08/29(水) 22:47:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120829-00000022-mailo-l07
東日本大震災:福島第1原発事故 いわきに「仮の町」 国、県の指導力求める声 3町長に市長「公共サービス限界」 /福島
毎日新聞 8月29日(水)10時54分配信

 「スタートラインに立ったばかり」。福島第1原発事故の影響で長期避難を余儀なくされた大熊、浪江、富岡3町の町民らがいわき市などに移住する「町外コミュニティ(仮の町)」。いわき市で28日開かれた同市と双葉郡8町村との意見交換会後、出席した首長らからは「仮の町」協議が緒に就いたばかりであることを強調しつつ、国や県の強い指導力を求める声があがった。【桐野耕一、北川仁士、安藤龍朗、小林洋子】
 いわき市が主催する意見交換会は昨年8月以来3回目。この日は非公開で行われた。この間、各町村は避難のため県内外を転々とした住民の把握▽仮設住宅や学校、福祉施設の確保など行政サービス提供▽賠償問題▽避難区域の再編−−など、刻々と変化する課題に直面してきた。除染に伴う中間貯蔵施設の建設候補地としても名前が挙がった。
 「避難した方々が古里に戻れるまで支える」。改めて「仮の町」受け入れを明言した渡辺敬夫・いわき市長は、住宅、医療、福祉サービスが受ける受容限度を超え、市民の不満が“沸点”に達している現状を説明。「最低でも10年、双葉郡の方々がいわき市民に溶け込んで交流していただくためにも、ニュータウン方式はだめ」と「分散型」を提案した。復興交付金で県が建設する災害公営住宅を、市内の複数箇所に建設し、各町ごと入居してもらおうとの考えだ。
 これに対し、出席した首長からは、いわき市への感謝の言葉や、国、県のリーダーシップを求める意見が出た。
 遠藤勝也・富岡町長は「いわきでは土地の確保が難しく、(市外からいわき市の仮設住宅に移住するのではなく)いきなり、災害復興住宅に移行してやってはどうかと提言があった。本当に申し訳なく、やむを得ないと思う」。馬場有・浪江町長は「いわきも被災自治体ということを忘れてはならず、私たちもいつまでも避難者という意識ではだめだ。災害公営住宅は国、県の責任で建設し、管理を進める問題だ」。渡辺利綱・大熊町長は「町民の7割がいわきでの生活を希望しており、いわき市に建設をお願いするしかない。土地取得などで厳しい面もあるが、学校などについても今後調整したい」と話した。
 一方、アンケート集計が進んでいないことなどから、双葉町はこの日の要請を見送った。井戸川克隆町長は「今、双葉の校歌を歌えない子どもたちが出てきている。町の中には学校が必要で高齢者と子どもが一緒に住まないと町にはならない」と指摘。今後の協議については「国が前に出てこないといけない。もっと国の役割がある」と言葉に力を込めた。

8月29日朝刊

2311チバQ:2012/08/30(木) 21:42:37
石原信市郎の弟は石原洋三郎(民主離党→生活へ)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120830-00000006-mailo-l07
県議会:2県議が新会派 民主・県民を退会 /福島
毎日新聞 8月30日(木)10時42分配信

 県議の石原信市郎氏(45)=福島市=と、古市三久氏(63)=いわき市=が29日、所属会派の「民主・県民連合」を退会し、新会派「福島・みどりの風」結成を県議会事務局に届け出た。
 石原氏によると、両氏は6月県議会で環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加反対の請願の採決に、会派の方針に反してそれぞれ賛成、退席した。28日に民主・県民連合幹部から退会勧告を受けたといい、石原氏は「原発再稼働の問題や消費税増税など民主党の方針と一致しない部分があるので受け入れた」と説明した。離党はしない。
 会派構成は、自民28人▽民主・県民連合14人▽未来ネット6人▽共産5人▽公明3人▽みどりの風2人−−となった。【乾達】

8月30日朝刊

2312チバQ:2012/08/30(木) 21:43:43
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/08/30/new1208300902.htm
松尾県議、三戸町長選への出馬検討(2012/08/30 09:02)
 任期満了に伴う11月13日告示、同18日投開票の三戸町長選に、民主党青森県連幹事長を務める三戸郡選出県議の松尾和彦氏(49)が出馬を検討していることが29日、分かった。
 松尾氏は本紙取材に、「町内の支持者から打診を受け、誠実に検討している。故郷である三戸町を元気に、生まれ変わらせたいという思いがある」と立候補に前向きな姿勢を示し、「9月中には方向性を固めたい」と述べた。

2313チバQ:2012/08/30(木) 22:58:46
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120830/fks12083002040000-n1.htm
「福島差別発言、訂正を」 生態系協会会長に福島市議会会派
2012.8.30 02:04
 7月9日に東京都内で開かれた公益財団法人「日本生態系協会」の講演会で、池谷奉文会長が「福島での発がん率が上がる」などと不適切な発言をしたとして、福島市議会会派「みらい福島」の4人が29日、発言の訂正を求めることを明らかにした。しかし、池谷会長は差別発言はしていないと反論。9月7日に池谷会長が来県し、市議会と話し合いをすることになった。

 会見した同会派によると、問題となっているのは、同協会主催の「日本をリードする議員のための政策塾」での講演で、同会派の4人を含め、全国から約70人の議員が参加。同会派は、講演冒頭で池谷会長が「福島の人とは結婚しないほうがいい」「今後、福島での発がん率が上がり、奇形児が発生する懸念がある」と発言したと指摘している。

 後日、同会派が真意を確認する確認書を送付すると、池谷会長は「そのような発言はしておらず、事実に反する」と反論し、発言を裏付ける根拠を示すよう求めている。同会派の菅野輝美議員は「メモを取っており、他市の議員も聞いている」と主張している。

 池谷会長が29日に各報道機関などに宛てた文書で「福島の人を差別するようなことは申し上げたことはありません」としている。

2314チバQ:2012/09/03(月) 06:10:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120902-OYT8T00929.htm
維新旋風 政治塾に7人・・・衆院選へ「勢い魅力」

 次期衆院選に向けた動きが加速する中、民主、自民の2大政党に対する「第3極」として注目を集めるのが、地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)。候補者を養成するため維新の会が主宰する「維新政治塾」には、県内からも7人が政治の道を志して通っている。県内選挙区からの立候補に意欲を見せる塾生もおり、出馬すれば選挙戦をかき回すのは必至だ。

 維新塾は3月、約2000人の受講生で始まり、論文などの審査を経て約900人の塾生に絞られた。維新の会は次期衆院選で400人規模の擁立を目指しており、塾生は候補者予備軍とみられている。維新の会が新党を結成する動きも出ている。

 塾生によると、県内から維新塾に通うのは7人。昨年11月の県議選泉選挙区で次点だった峯岸真哉さん(35)や、同若林選挙区で5000票以上を獲得した渡辺勝幸さん(37)といった県議選落選組のほか、学習塾経営、証券マン、医師など職業は様々だ。

 学習塾経営の男性(36)は、維新の会が掲げる「地方分権型教育行政」など教育改革に共鳴し、維新塾の門をたたいた。男性は「ただ学力を高めるのではなく、教育に競争を持ち込むなどして質を高めたい。そのために国会議員になりたい」と意気込む。

 政治にはほとんどかかわったことがなく、選挙は素人。男性は「正式塾生になれると思っていなかったが、ここまで来たら本気で取り組み、公募があれば応募したい」と、衆院選への出馬に意欲を見せる。

 峯岸さんは、県議選ではみんなの党から出馬したが、維新塾に通っている。峯岸さんは「掲げる政策はみんなの党と変わらないが、維新の会の勢いに魅力を感じた」と話し、「自分で決められることではないが、維新の会から衆院選に出たい」と明言する。

 渡辺さんは「民主、自民といった既成政党には根強い不信がある。このままの政治ではダメ」と維新塾に通う理由を説明。「衆院選は今のところ白紙。3年後の県議選に向けて活動している」と話すが、平日朝のつじ立ちを続けている。

(2012年9月3日 読売新聞)

2315チバQ:2012/09/03(月) 22:05:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120903-00000013-mailo-l07
選挙:いわき市議選 告示 41人立候補 /福島
毎日新聞 9月3日(月)10時34分配信

 任期満了に伴ういわき市議選(定数37)は2日告示され、現職30人、元職1人、新人10人の計41人が立候補を届け出た。震災後初となる市議選の定数は前回から3減。高齢や体調不良などで現職4人が引退し、新人10人が加わってしのぎを削る。政党別では自民17人、無所属11人、共産4人、公明4人、民主3人、社民2人。
 各候補は雷雨と曇り空が交錯する荒れ模様の中、出陣式や街宣で震災からの復旧、復興策や生活再建支援策、福島第1、第2原発の完全廃炉などを訴え支持を求めた。
 投票は9日午前7時から市内140カ所で。市選管は震災と原発事故に伴う市内外への避難、転居者にはがきを出し、期日前投票や不在者投票を呼びかけている。開票は9日午後8時から同市平上荒川の市総合体育館であり、翌10日未明に新議員が決まる見通し。
 1日現在の有権者数は、27万6443人(男13万3359人、女14万3084人)。【中尾卓英】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇いわき市議選立候補者(定数37−41、届け出順)
斉藤健吉  69 会社役員   (4)自元
小野茂   53 党支部長   (2)公現
狩野光昭  59 [元]団体職員   社新
溝口民子  65 [元]会社員 (3)共現
渡辺博之  47 党地区役員  (2)共現
蛭田克   62 [元]高校教諭(3)自現
大友康夫  47 会社員    (1)無現
阿部秀文  57 会社員    (2)無現
安田成一  44 会社員    (1)無現
佐藤和美  43 [元]会社役員(3)自現
伊藤浩之  51 党地区委員  (2)共現
吉田実貴人 43 公認会計士     自新
坂本稔   52 企業教育講師 (1)民現
赤津一夫  56 団体役員   (1)自現
遠藤八十八 67 そば屋経営     無新
上壁充   56 党支部副代表 (1)社現
西山一美  52 会社社長      自新
大平洋夫  67 農業     (2)無現
小野潤三  47 会社員       自新
磯上佐太彦 72 団体役員   (5)自現
岩井孝治  56 呉服販売業  (3)自現
蛭田源治  58 農業     (2)自現
大峯英之  51 畳店役員   (1)自現
塩田美枝子 60 党県役員   (3)公現
木田孝司  51 [元]衆議秘書(3)自現
高橋明子  67 党地区委員  (7)共現
柴野美佳  47 党県役員      公新
樫村弘   70 [元]新聞記者(8)無現
小野邦弘  59 高校後援会長 (2)自現
永山宏恵  45 [元]病院職員(1)自現
遊佐勝美  63 会社員    (3)無現
塩沢昭広  42 党支部役員     公新
菅波健   55 会社社長   (2)自現
山守章二  43 [元]会社員    無新
山本健一  44 会社員    (1)民現
福嶋あずさ 39 司会業    (1)民現
佐藤和良  58 [元]生協職員(2)無現
根本茂   61 会社役員   (3)自現
高羽努   36 会社代表      無新
石井敏郎  58 高校同窓会長 (5)自現
木村謙一郎 37 水産会社社長    無新

9月3日朝刊

2316チバQ:2012/09/03(月) 22:06:44
http://mainichi.jp/opinion/news/20120903ddm003040118000c.html
クローズアップ2012:東日本大震災・福島第1原発事故 中間貯蔵、割れる地元−−福島3町
毎日新聞 2012年09月03日 東京朝刊


中間貯蔵施設についての意見や質問が相次いだ福島県大熊町の住民説明会=同県いわき市の市文化センターで2012年8月26日、蓬田正志撮影
拡大写真 東京電力福島第1原発事故に伴う、除染作業で生じる汚染土壌などを保管する「中間貯蔵施設」の現地調査候補地12カ所が8月中旬、国から初めて示された。候補地のある福島県大熊町、双葉町、楢葉町は、いずれも原発立地自治体。原発との共存はあくまでも「安全」が前提だっただけに、戸惑いは隠せない。3町とも調査を受け入れていないが、汚染が深刻で除染を進めたい大熊町と、国への不信感が強い楢葉・双葉2町では事情が異なる。原発賠償や避難区域再編の協議も並行する中、国は難しいかじ取りを迫られている。

 ◆大熊町

 ◇汚染深刻、賛成町民も 「生活再建と引き換えに」
 「中間貯蔵施設ができれば(汚染土壌を搬入する)トラックが町中を走り、もう住めなくなる。国が町全域を買い取ってほしい」

 9カ所の現地調査候補地を抱える大熊町が8月26日、避難先の同県いわき市で開いた住民説明会。参加者の女性の訴えに、町民約500人で埋まった会場は拍手で応えた。

 同25日から9月2日まで続いた説明会は、町内を3分割する避難区域再編や財物賠償基準が本来のテーマ。だが参加者の意見や質問は、政府と双葉郡8町村の会合で8月19日に調査候補地が示された中間貯蔵施設に関するものが多かった。「施設を造るのなら、町全体を(5年以上帰還できない)帰還困難区域に再編してほしい」「最終処分場を県外に持っていく保証はあるのか。沖縄の米軍基地と同じになる」。国策への不信が渦巻く。

 19日の会合後、渡辺利綱町長は「受け入れたわけではないが、否定的に考える必要はない」と柔軟姿勢を見せていた。だが説明会で町民の反発があらわになる中、調査受け入れには至っていない。

 渡辺町長は「避けては通れない問題。反対ばかりでは除染が進まない」が基本的な考え。候補3町で最も深刻な放射能汚染が背景にある。町人口の約95%が住む地域が、放射線量が高いため帰還困難区域になる見通しだ。

 このため、町外で生活再建できるだけの賠償と引き換えに、施設の早期設置を求める住民団体も。環境省に8月22日提出した要望書に添えた署名は、町民の約14%の1626人分に上る。町議会は翌23日の全員協議会で「国は青写真も持っておらず(現地調査しなければ)判断材料がない」(千葉幸生議長)と調査は容認する姿勢を見せた。だが、施設受け入れには慎重で、一部議員は「議会だけでは決められない」と住民投票を主張する。

 町民帰還の前提となる除染に中間貯蔵施設は不可欠だが、町内に施設ができると町民は戻りたがらない。そのジレンマ。町民が賛否に割れる中、渡辺町長は「町単独では決められない。双葉郡や県で協議していく必要がある」と話す。【蓬田正志】

2317チバQ:2012/09/03(月) 22:07:16
◆楢葉町

 ◇「町内限定」無視に怒り 早期本格帰還へ冷や水
 町域の大半を占めていた警戒区域が8月10日に解除され、早期帰還を目指す「避難指示解除準備区域」に再編された楢葉町。お盆に帰宅したり、墓の清掃をして笑顔を見せた町民に、調査候補地指定は冷や水を浴びせた。

 町内を巡回し防犯対策に当たる町商工会副会長、猪狩久市さん(62)は「商工会アンケートでも約150業者のうち『帰ってくる』が半数。最終処分場になってしまう懸念がぬぐえない中間貯蔵施設ができれば、戻ってこない子育て世帯が増え、商売も成り立たなくなる」と語気を強める。

 「施設誘致に動いた」と批判された前町長が今春引退。後を継いだ松本幸英町長は5月の就任当初から「町で出た除染廃棄物は町で責任を持つ」として、町内廃棄物限定の保管庫建設を環境省に提案してきた。隣の広野町やいわき市からも受け入れる今回の案は全く相いれない。「『寝耳に水』とはこのこと」と怒りは収まらない。

 町は再編を機に▽放射線量低下を条件に14年4月をめどに役場機能を戻す▽独自の農地・森林除染▽放射線を可視化するガンマカメラによる除染効果の確認−−などで不安解消に努め町民の本格帰還を目指す。このシナリオを施設は脅かす。

 いわき市とは、仮設住宅や町役場などを受け入れてもらっている関係だけに「外堀を埋められた」と漏らす町幹部も。だが、松本町長は「環境省の話は当分聞かない」と断言しており、国が信頼を得るのは容易ではない。【中尾卓英】

 ◆双葉町

 ◇「説明ない」全面対立
 2候補地が示された双葉町。住民の一部には「除染を進めるためにも受け入れざるを得ない」との意見もあるが、井戸川克隆町長は「迷惑施設」と切り捨てる。「なぜ双葉町に造るのか国が理由をはっきり示さなければ、次世代に説明がつかない。調査も受け入れられない」と反対する。

 避難区域再編でも(1)帰還困難区域(2)帰還まで数年の居住制限区域(3)避難指示解除準備区域−−に3分割する政府方針に、町は反対している。(1)が見込まれる高線量地域が町の中央を縦断しており、仮に他地域が(2)や(3)になっても影響は免れない。このため「賠償も含め、町全体を最も線量の高い地域に合わせるべきだ」と主張する。

 ことごとく政府方針と対立している形で、国の担当者は「ほとんど敷居さえ、またがせてもらえない状態だ」とこぼす。【桐野耕一】

2318チバQ:2012/09/03(月) 22:07:47
 ◇焦る政府、見切り発車 期限迫り、理解得られず
 「何かアドバイスをいただけないでしょうか」

 中間貯蔵施設の現地調査候補地12カ所を提示した3日後、細野豪志環境相は平野達男復興相に電話した。設置場所の決定期限が、あと7カ月と迫る中、展望なきスタートだったことをうかがわせる。

 政府が福島第1原発のある大熊、双葉の両町と、福島第2原発のある楢葉町に中間貯蔵施設建設を提案したのは今年3月。ところが「避難区域の見直しと賠償問題が解決するまで協議には応じられない」と拒否され、話し合いが始まったのは8月19日になってから。

 12カ所の選定理由について、細野氏は「地形やこれからの帰還の状況も含めて、総合的に考えた」と説明したが、地元の反発は依然として強い。

 政府はこれまで除染などの研究開発拠点を設ける計画など、振興策を強調して地元の理解を得ようとしてきたが、進展はない。「除染は福島県全体の話なのだから、県知事はもっと動いてほしい」と、県の指導力に期待する声も出始めた。

 中間貯蔵施設で保管する総容量は約1500万〜2800万立方メートル程度で、総敷地面積は約3〜5平方キロと想定。12年度中に建設場所を選び、13年度中に基本設計や調査、用地取得を終えて、着工する計画だ。設置場所の決定期限まで7カ月となり、政府関係者には焦りも見え始める。

 政府職員の一部には、公共の利益となる事業に必要な土地について、所有者の了解がなくても所有権を取得できる「土地収用法」の適用を検討する動きも一時あったが、平野氏は「目線の高いものであれば(話は)進まない。丁寧が基本だ」と退けた。

 中間貯蔵施設がそのまま最終処分場になるのでは、との地元の懸念にも答えられていない。政府は中間貯蔵施設に運び込んだ汚染土壌などを「30年以内に県外で処分する」と約束した。しかし、細野氏は8月24日の閣議後記者会見で「さまざまな可能性を探っているが、特定の地方公共団体に打診はしていない」と説明。環境省幹部も「(最終処分場を受け入れる自治体は)そう簡単に見つかるはずがない」と打ち明ける。【藤野基文、岡崎大輔】

2319チバQ:2012/09/03(月) 22:18:48
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120903ddlk07010078000c.html
選挙:棚倉町長選 湯座氏が初当選 観光活性化訴え 投票率77.46% /福島
毎日新聞 2012年09月03日 地方版

 任期満了に伴う棚倉町長選は2日投票され、即日開票の結果、不動産調査士の湯座一平氏(51)=無所属新人=が、前町議で会社社長の宮川政夫氏(53)=同=を破り、初当選を果たした。26票差の辛勝だった。投票率は過去最低だった前回61・04%を大幅に上回る77・46%で、39年ぶりの新人対決で有権者の関心は高かった。

 湯座氏は、町学校PTA連絡協議会会長時代、学校校舎の耐震強化を訴えて町を動かし、東日本大震災前に町内ほとんどの小中学校で工事完了を実現。現職の藤田幸浩町長に手腕を買われ、後継として地盤を引き継ぐ一方、観光活性化策など町の再建案を示し、幅広い層の支持を得た。

 宮川氏は町議2期8カ月務めた実績を訴え、町議6割の支持を取り付け肉薄したが、立候補表明の遅れが響いた。

 当日有権者数は1万1910人(男性5788人、女性6122人)。【栗田慎一】

==============

 ◇棚倉町長選開票結果
 =選管最終発表
当 4577 湯座一平 51 無新
  4551 宮川政夫 53 無新
==============

 ◇棚倉町長略歴
湯座一平(ゆざ・いっぺい) 51 無新(1)

http://www.minpo.jp/news/detail/201208313385
2候補激しい舌戦 棚倉町長選、投票まで2日
 任期満了に伴う福島県棚倉町長選挙は9月2日の投票まであと2日となった。現職の藤田幸治氏(71)の引退表明で39年ぶりの新人同士の争いとなり、元町議の宮川政夫候補(53)=無所属=と土地家屋調査士の湯座一平候補(51)=無所属=が終盤で激しい舌戦を展開している。
 宮川候補は3期8年8カ月の町議経験をアピール。原発事故問題への対策を第一に行政区の機能拡充、地場産業の活性化、福祉および文教面の充実などを訴える。町議時代の基礎票を基に、支援する町議の票の取り込みや町内一円を巡る草の根運動を展開している。
 湯座候補は生きがいのある町づくりをスローガンに、放射線対策をはじめ再生可能エネルギーの活用、介護福祉および子育て支援の充実などを公約する。街頭演説などで支持を訴える一方、5後援会と2つの有志会で組織固めを図り支持拡大を目指している。
 藤田氏の引退表明で町内の支持構図に変化が生じており、票の流れが読みにくい状況。宮川、湯座両陣営とも「(投票率などは)全く読めない」としている。

◇棚倉町長選立候補者(届け出順・敬称略)
宮川[みやかわ] 政夫[まさお] 53 無新
湯座[ゆざ] 一平[いっぺい] 51 無新

( 2012/08/31 09:16 カテゴリー:主要 )

2320チバQ:2012/09/11(火) 22:54:32
>>2315
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000168-mailo-l07
選挙:いわき市議選 新議員決まる 投票率は過去最低50.05% /福島
毎日新聞 9月11日(火)13時16分配信

 任期満了に伴ういわき市議選は9日、投開票され、新議員の顔ぶれが決まった。投票率は50・05%で、前回08年(58・2%)を下回り、過去最低だった。
 前回から3削減された定数37に対し、41人が立候補した。新旧別では、現職28人▽元職1人▽新人8人−−が当選した。政党別では、自民16人▽無所属9人▽公明4人▽共産4人▽民主2人▽社民2人。
 市役所で10日午後、新議員に当選証書が交付された。
 同市久之浜で経営する水産加工会社を震災による津波で流され、妻子が県外避難した新人で、トップ当選の木村謙一郎氏(37)らが、震災からの復旧、復興に全力で取り組むことを誓った。
 当日有権者数は27万4304人。【中尾卓英】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇いわき市議選開票結果(定数37−41)
当 5581 木村謙一郎 37 無新(1)
当 4888 小野潤三  47 自新(1)
当 4834 柴野美佳  47 公新(1)
当 4743 塩田美枝子 60 公現(4)
当 4418 斉藤健吉  69 自元(5)
当 4204 佐藤和良  58 無現(3)
当 4065 小野茂   53 公現(3)
当 3807 上壁充   56 社現(2)
当 3763 赤津一夫  56 自現(2)
当 3763 塩沢昭広  42 公新(1)
当 3762 伊藤浩之  51 共現(3)
当 3706 山守章二  43 無新(1)
当 3687 安田成一  44 無現(2)
当 3668 阿部秀文  57 無現(3)
当 3663 蛭田源治  58 自現(3)
当 3587 渡辺博之  47 共現(3)
当 3578 菅波健   55 自現(3)
当 3568 樫村弘   70 無現(9)
当 3567 永山宏恵  45 自現(2)
当 3562 石井敏郎  58 自現(6)
当 3555 福嶋あずさ 39 民現(2)
当 3497 高橋明子  67 共現(8)
当 3488 大平洋夫  67 無現(3)
当 3277 西山一美  52 自新(1)
当 3140 溝口民子  65 共現(4)
当 3008 大峯英之  51 自現(2)
当 2887 小野邦弘  59 自現(3)
当 2821 大友康夫  47 無現(2)
当 2817 蛭田克   62 自現(4)
当 2601 磯上佐太彦 72 自現(6)
当 2515 坂本稔   52 民現(2)
当 2506 根本茂   61 自現(4)
当 2397 狩野光昭  59 社新(1)
当 2328 佐藤和美  43 自現(4)
当 2309 吉田実貴人 43 自新(1)
当 2277 岩井孝治  56 自現(4)
当 2232 遊佐勝美  63 無現(4)
  2185 木田孝司  51 自現
  1813 高羽努   36 無新
  1792 山本健一  44 民現
  1330 遠藤八十八 67 無新
 =選管最終発表

9月11日朝刊

2321チバQ:2012/09/12(水) 22:10:56
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001209110001
葛尾村長、引退翻意で7期目出馬へ
2012年09月12日

●「全村避難決意の責任」


 葛尾村の松本允秀(まさひで)村長(74)は11日に開会した村議会で「村民の支援、協力がいただけるならば中断することなく村政を担う決意」と述べ、10月11日に告示される村長選に立候補する意思を表明した。


 一般質問に立った議員3人のうち2人が「賠償問題などで双葉郡各町村と県、国との協議が進む中、経験豊かな松本村長の継続が必要だ」と立候補を促す形で質問した。


 高齢・多選を理由に、周囲に今期限りの引退をほのめかしていた松本村長は取材に対し、「村政を担って6期24年、今期限りの引退は前回選挙時の約束でもあるが、有史以来の全村避難を決意した者の責任として、全村民一体の帰還を目指す」と7期目への意欲を語った。村長選にはほかに元村議会議長の松本信弘氏(66)が立候補の準備を進めている。

2322チバQ:2012/09/12(水) 22:47:42
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120912_8
奥州市長「議員定数20程度に」 大幅な削減提案

--------------------------------------------------------------------------------
   小沢昌記奥州市長は11日の定例記者会見で、市議会の在り方について「4常任委員会を二つにするのが適当ではないか」と述べ、現行34の議員定数を20程度に削減すべきとの見解を示した。市議会は2014年3月の改選に向けて9月定例会後、定数見直しの本格検討に入ることにしており、異例の市長提案は波紋を広げている。

 小沢市長は4常任委(8〜9人)から2常任委(各10人以下)への再編や市政監視を強める決算調査特別委の常設などを提言。「市が30地区で要望を聞く会を丁寧にやっており、議員削減に対応できる」などと述べた。

 これに対し市議会改革検討委の佐藤克夫委員長(創政会)は「少々乱暴な意見ではないか」と指摘。別の議員も「真意が分からない。今後の議会運営に影響する」と反発する。









(2012/09/12)

2323チバQ:2012/09/13(木) 22:50:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120913t11022.htm
震災復旧工事、県外業者の落札急増 県議会で批判や注文
 東日本大震災に伴う宮城県発注の復旧工事で県外建設業者の落札が急増していることをめぐり、12日にあった県議会環境生活農林水産常任委員会で、委員から批判と注文が相次いだ。
 同日審議した漁港復旧に関する工事契約では、9件中4件を県外業者が占めた。横田有史氏(共産党県議団)は「防波堤整備の実績がない業者もある。きちんと工事ができるのか疑問だ」と口火を切った。太田稔郎氏(改革みやぎ)も「県外業者は下請けも県外から連れてくる」と批判した。
 複数の委員は、県外業者が4月に本社を石巻市に移し「県内企業」として落札したことを指摘したり、仙台市に移転した県外業者が3件の入札に参加表明しながら書類の不備で全て「失格」となり「当初から落札の意思がなかったのではないか」と疑問を呈したりし、問題視した。
 池田憲彦氏(自民党・県民会議)は「一度落札すると、それが実績になってしまう」と不安視。内海太氏(改革みやぎ)は「できるだけ(業者の)背景を探ってほしい」と注文を付けた。
 山田義輝県農林水産部長は「資格審査は基準通り実施しており、入札に問題はないと判断している。工事が適正に行われているかどうか、県としてしっかり施工管理をする」と理解を求めた。


2012年09月13日木曜日

2324チバQ:2012/09/14(金) 22:10:33
3302 名前:チバQ 投稿日: 2012/09/14(金) 22:10:00
>>3125>>3266
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120914/elc12091418520000-n1.htm
加藤氏の地元で「乱」酒田市長が山形3区出馬へ
2012.9.14 18:51
 山形県酒田市の阿部寿一市長(53)は14日の記者会見で、次期衆院選で山形3区から出馬する意向を表明した。同日開かれた市議会9月定例会で辞職願を提出、承認された。

 自民党公認を目指す考えだが、山形3区の自民党候補には県連会長で14回目の当選を目指す加藤紘一元幹事長(73)がいる。阿部氏は公認されない場合には無所属で出馬する考えを示した。

 阿部氏は会見で「地方行政で培ってきた知識や経験を生かし、地方の痛みや願いを直接国政へ届けたい」と話した。

2325チバQ:2012/09/14(金) 23:29:38
>>2293-2294
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120914t11028.htm
大河原町長選・投票まで1ヵ月 宙に浮く道の駅構想
 任期満了に伴う宮城県大河原町長選(10月9日告示、14日投票)は、投票まで1カ月に迫った。3選を目指す現職の斎清志氏(58)、2008年の前回選挙で落選した元県議の伊勢敏氏(63)が立候補の意思を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。争点の一つは、同町金ケ瀬地区への道の駅整備構想だ。斎氏は推進する考えで、伊勢氏は撤回を求める。賛否が交錯し、混迷を極めた経過を振り返る。
 道の駅整備をめぐるこれまでの動きは表の通り。最初に道の駅構想が浮上したのは5年前にさかのぼる。町長就任3年目の斎氏が07年度当初予算に初めて関連予算を計上し、09年度には道の駅基本計画を作成した。
 基本計画では、概算工事費を8億4080万円と算出した。「事業手法や国の支出額で総事業費や町の負担額は増減する」(町地域整備課)が、町負担は3分の1程度とそろばんをはじく。
 両氏が町長選で戦うのは、三つどもえになった前回に引き続き2度目。前回町長選でも道の駅整備に前向きな姿勢を示していた斎氏が勝利し、一時は整備が加速するかとみられた。
 だが、事業は前進も後退もすることなく、宙に浮いたままとなった。その理由は、町議会が「推進」「反対」と相反する判断をしたためだ。
 伊勢氏は09年7月、住民団体「『(仮称)道の駅おおがわら』整備事業の撤回を求める町民の会」を設立。税の無駄遣いなどを訴え、5275人の署名を添えて町議会に提出した整備撤回を求める請願は、10年3月定例会で採択された。
 一方、ことし3月の議会では、整備予定地の近隣住民らが提出した推進を求める請願が採択され、民意のねじれが顕在化した。「町民の会」は再度署名集めを行い、8月に建設の賛否を問う住民投票条例の制定を直接請求したが、議会は条例案否決の判断を下した。
 整備撤回請願が採択された後、斎氏は慎重な姿勢を貫いてきたが、選挙を前に真っ向対決に打って出た。7日の記者会見では「議会の直近の判断は推進。町長選で道の駅の議論をしたい」と力説。農産物直売所や授産施設、防災拠点など道の駅が担う役割を雄弁に語った。
 対する伊勢氏は8月24日の立候補表明会見で、ともに前回町長選に出馬し、「整備反対」を訴えた町議の堀江一男氏(64)と共に並び、反町長勢力の結集を演出。「たくさんの反対の署名がある中、町民を無視する政治が続いている。公正、公平、クリーンな町政を実現したい」と強調した。

<道の駅整備をめぐる経過>
2008年
 3月   町が(仮称)道の駅「おおがわら」整備基本構想を策定
 10月   道の駅に反対する対立候補2人を退け、斎氏が大河原町長に再選
2009年
 12月   伊勢氏らが代表を務める住民団体が「整備撤回を求める請願」を5275人分の署名を添えて町議会に提出
 12月   町が(仮称)道の駅「おおがわら」基本計画を策定
2010年
 3月   町議会が「整備撤回」の請願を採択
 12月   斎町長が「町民の理解が得られるよう時間をかけて検討する」と整備への意欲を示す
2011年
 12月   整備予定地の周辺住民らが整備推進を求める請願を町議会に提出
2012年
 3月15日 町議会が「整備推進」の請願を採択
 6月12日 住民団体が道の駅建設の賛否を問う住民投票条例の制定を目指し署名集めを開始
 8月10日 住民団体が3010人の署名を添え住民投票条例制定を直接請求
 8月29日 町議会が住民投票条例案を否決
 9月7日 斎町長が道の駅整備方針を明言
 10月14日 大河原町長選投票日


2012年09月14日金曜日

2326チバQ:2012/09/15(土) 00:30:59
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120914ddlk03040306000c.html
交通事故:市議がバイクで64歳男性はねる 重体−−花巻 /岩手
毎日新聞 2012年09月14日 地方版

 12日午後7時5分ごろ、花巻市花城町の市道で、同市議の阿部一男さん(66)=同市南川原町=運転のオートバイ(90CC)が、近くに住む無職、松田仁志さん(64)をはねた。松田さんは頭を強く打ち、意識不明の重体。

 花巻署によると、現場は片側1車線の直線道路で、緩やかな上り坂。現場に松田さんの自転車があったが、事故当時、自転車に乗っていたか、降りていたかは不明という。現場は街灯があり、見通しが良かった。同署は阿部さんが松田さんに気づくのが遅れたとみて、事故原因を調べる。【安藤いく子】

2327名無しさん:2012/09/15(土) 15:42:13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/3333

水野さち子県議:みんなの党所属、来週にも離党届 「維新」合流へ /福島
毎日新聞 2012年09月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120915ddlk07010212000c.html

 みんなの党所属の水野さち子県議(会津若松市選挙区)は14日、来週にも離党届を出す意向を明らかにした。当面は無所属で活動し、大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が設立する新党「日本維新の会」の地方組織ができ次第、参加する方針。

 維新に合流する小熊慎司参院議員と県庁で記者会見した。水野氏はみんなの党公認候補として、昨年の県議選で初当選した。「今の党では地域主権や政界再編など日本を変えることは難しい。小熊議員と行動を共にし、大きなうねりにしたい」と話した。【蓬田正志】

2328名無しさん:2012/09/16(日) 17:38:55
選挙:酒田市長選/酒田市議補選 来月28日投開票 /山形
毎日新聞 2012年09月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120916ddlk06010014000c.html

 酒田市選挙管理委員会は15日、阿部寿一市長の辞職に伴う市長選の日程を、10月21日告示、同28日投開票と決めた。また、市議補選(改選数1)も同日程で行う。阿部氏は14日付で辞職した。市議補選は石黒覚氏(56)が市議から県議へ転出したことに伴うもの。2日現在の有権者数は9万2038人(男4万3146人、女4万8892人)。【佐藤伸】

2329チバQ:2012/09/17(月) 20:09:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120916t21022.htm
原発ゼロ・再処理、矛盾 青森の首長、懸念と不安
 政府の新エネルギー戦略は矛盾しているのではないか−。原子力関連施設が立地する青森県内の市町村長らからは新戦略への懸念や不安が相次いだが、枝野幸男経産相の口から歯切れの良い答えは出なかった。使用済み核燃料の再処理事業の継続方針を歓迎する声もあったが、疑問点は解決されないままだった。

 「何年までにどんなプロセスで原発をゼロにするのかあいまい。原発ゼロと再処理継続は矛盾だ」。15日、青森市で行われた枝野経産相との会談で、越善靖夫東通村長が痛烈に批判した。
 村には建設休止中の東京電力東通1号機、計画段階の同2号機、東北電力2号機の計3機の原発計画がある。少なくとも設置許可を得た1号機は建設可能のはずだ。しかし、枝野経産相は「東電が原発について論議できる段階にない」と述べるにとどまった。
 越善村長は、原発ゼロ方針決定に「すでに原子力雇用の減少など、地域経済は大打撃を受けている。立地地域の思いが無視され、はなはだ遺憾だ」と不快感を示した。
 大間原発の建設再開の言質を取った金沢満春大間町長は「国が設置許可の変更をしないという点は評価できる」と少しほっとした様子。
 使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設が進むむつ市の宮下順一郎市長は「貯蔵する燃料は再処理するまでの一時的なものである、と明言してくれたことは評価する」と述べた。
 ただ、原発ゼロになった場合の再処理のあり方を懸念し、「整合性についてはまだ納得できない」と話した。
 古川健治六ケ所村長は、村に施設がある再処理事業が従来通りの継続となった点を強調。「村の事情を理解していただいた。原発30年代ゼロとサイクル継続の整合性に若干疑問はあるが、国や立地自治体と連携して対応したい」と前向きに受け止めた。


2012年09月16日日曜日

2330チバQ:2012/09/20(木) 20:45:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120919-OYT8T01369.htm
自民県議が「知事支援の会」 32人中22人参加

吉村知事(中央奥)を囲んで「がんばろう」と気勢を上げる自民党県議ら(山形市松波のあこや会館で) 来年2月に任期満了を迎える吉村知事の再選を目指し、自民党県議ら24人が19日、「吉村美栄子知事を支援する県議有志の会」を結成した。前回知事選では同党県議の多くが、吉村氏と争った斎藤弘前知事支援に回ったが、今回は3分の2以上が吉村氏支持を打ち出したことで、自民党による対抗馬の擁立は困難な情勢となった。

 同会には、県議会の自民党会派所属の32人のうち22人が参加したほか、公明党の菊池文昭議員、無所属の山科朝則議員も名を連ねた。

 この日の結成総会には、22人が参加。会長に選出された阿部賢一議員が「温かい県政がますます発展するよう力を合わせていきたい」とあいさつすると、吉村氏は「県民の皆さんの前で私を支援すると覚悟を決めてもらった。何よりも力強い」と謝意を示した。

 2009年の前回知事選で、民主、社民、共産各党の支援を受けた吉村氏に対して、自民党県連は自主投票としたものの、県議の大半は斎藤氏を支援した経緯がある。選挙後の09年9月議会などでは、副知事を2人制から1人制にする条例案を巡って、自民党会派と対立する局面もみられた。

 しかし、吉村氏の県政運営が軌道に乗り始めた10年9月、自民党県議ら約20人が「あったかい県政を勉強する議員の会」を結成。年4回程度、吉村氏と意見交換を重ねるなど、吉村氏と協調する動きが強まっていた。今回の「支援する会」にも大半が参加している。

 支援する会の副会長に就任した佐藤藤弥議員は「これだけの議員が集まれば、国会議員が候補を決めて、押しつけることはできない」と述べ、県議主導で知事選候補の支援を進めていく考えを強調する。

 一方、支援する会への参加を見送った自民党県議は、志田英紀県連幹事長、森田広副議長、今井栄喜・前県連幹事長ら10人。中堅県議の一人は「知事の今までの県政運営は8割方支持できるが、民主党との結び付きが深いので簡単には応援できない」と指摘する。

 自民党県連内に知事選の候補者擁立に向けた具体的な動きはなく、現時点で対応は決まっていないが、志田幹事長は「議員個人の判断には意見を言うつもりはないが、次期衆院選をにらむと慎重になる面もある」と話した。

◇51億の補正予算提出 

 県議会9月定例会が19日開会し、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の調査費などを盛り込んだ総額51億2800万円の2012年度補正予算案など35議案が提出された。

 吉村知事は本会議で「再生可能エネルギーの導入促進などに取り組むことで、環境先進地・山形の構築を進めたい」などと述べた。

 会期は10月5日までの17日間で、一般質問は9月21、24日に行われる。

(2012年9月20日 読売新聞)

2331チバQ:2012/09/20(木) 21:24:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120920t51004.htm
山形知事選 吉村氏再選へ県議の会結成 対立候補擁立難しく

次期知事選で吉村知事(中央)の支援を決めた自民党県議ら


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、自民党を中心とした県議24人が19日、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援組織「吉村知事を支援する県議有志の会」を結成した。吉村氏の後援会と連携し選挙に協力する。次期知事選は自民党の対応が最大の焦点になるが、党県議の大部分が吉村氏の支持を表明したことで、対立候補の擁立は極めて難しくなった。

 会に参加した県議は自民党22人、公明党1人、無所属1人。自民党は県議32人のうち約3分の2が入った。全員が吉村氏の後援会の幹事となる。
 山形市内であった結成総会には、吉村氏と後援会幹部も出席。会長に就いた阿部賢一県議(自民)は「吉村知事の政治姿勢や県政運営を評価し、2期目に向けて力になりたいという声が多数ある」とあいさつした。
 吉村氏は「覚悟を決めて支援の意志を示してもらい、心強く思う。(就任後の)3年8カ月で私がどんな人間か分かってもらえた」と話した。
 前回選挙では、自民党は当時現職の斎藤弘氏(54)を支援し、民主、共産、社民3党が吉村氏を支援した。
 次期知事選に向け自民党内ではこれまでも、吉村氏に接近する動きが県議を中心に相次いでいた。対抗馬擁立は困難との見方は既に広がっていたが、次期衆院選が知事選の前に行われ、自民党が県内3選挙区を独占した場合は主戦論が台頭する、との観測もあった。
 会に参加したある自民党県議は「仮に擁立の動きがあっても、こちらが多数派である以上、機関決定はできない。われわれは誰が出てきても吉村知事を応援する」と強気の姿勢を見せた。
 会に不参加の党県連幹事長の志田英紀県議は「現時点では各議員の考えに意見を述べる段階にない。今後、県選出国会議員とも意見交換し、県連としての意思決定を図りたい」と述べ、知事選対応は未確定と強調した。
 次期知事選には吉村氏1人が出馬を表明している。


2012年09月20日木曜日

2332チバQ:2012/09/20(木) 21:24:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120920t51004.htm
山形知事選 吉村氏再選へ県議の会結成 対立候補擁立難しく

次期知事選で吉村知事(中央)の支援を決めた自民党県議ら


 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、自民党を中心とした県議24人が19日、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)の支援組織「吉村知事を支援する県議有志の会」を結成した。吉村氏の後援会と連携し選挙に協力する。次期知事選は自民党の対応が最大の焦点になるが、党県議の大部分が吉村氏の支持を表明したことで、対立候補の擁立は極めて難しくなった。

 会に参加した県議は自民党22人、公明党1人、無所属1人。自民党は県議32人のうち約3分の2が入った。全員が吉村氏の後援会の幹事となる。
 山形市内であった結成総会には、吉村氏と後援会幹部も出席。会長に就いた阿部賢一県議(自民)は「吉村知事の政治姿勢や県政運営を評価し、2期目に向けて力になりたいという声が多数ある」とあいさつした。
 吉村氏は「覚悟を決めて支援の意志を示してもらい、心強く思う。(就任後の)3年8カ月で私がどんな人間か分かってもらえた」と話した。
 前回選挙では、自民党は当時現職の斎藤弘氏(54)を支援し、民主、共産、社民3党が吉村氏を支援した。
 次期知事選に向け自民党内ではこれまでも、吉村氏に接近する動きが県議を中心に相次いでいた。対抗馬擁立は困難との見方は既に広がっていたが、次期衆院選が知事選の前に行われ、自民党が県内3選挙区を独占した場合は主戦論が台頭する、との観測もあった。
 会に参加したある自民党県議は「仮に擁立の動きがあっても、こちらが多数派である以上、機関決定はできない。われわれは誰が出てきても吉村知事を応援する」と強気の姿勢を見せた。
 会に不参加の党県連幹事長の志田英紀県議は「現時点では各議員の考えに意見を述べる段階にない。今後、県選出国会議員とも意見交換し、県連としての意思決定を図りたい」と述べ、知事選対応は未確定と強調した。
 次期知事選には吉村氏1人が出馬を表明している。


2012年09月20日木曜日

2333チバQ:2012/09/20(木) 21:36:34
>>2289
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00000118-mailo-l06
米沢市議会:総務文教委、市長給与20%減額に賛成−−用地急変問題で /山形
毎日新聞 9月20日(木)12時23分配信

 米沢市議会の総務文教常任委員会が19日開かれ、「新文化複合施設」用地の急変問題で市政を混乱させたとして安部三十郎市長の10月給与を20%減額する「市特別職職員給与条例」の一部改正案を審議した。賛成多数で採決し、最終日(28日)の本会議で議決される見通し。委員からの「不祥事では」との質問に安部市長は、不祥事の定義として犯罪的、反社会的行為などの行為を挙げ「用地急変は政策の失敗であって不祥事ではない」と答えた。
 採決は委員8人のうち委員長を除き6対1の賛成多数。委員は「減額率が低く市民が納得しない」「旧用地に昨年度予算で支出した基本設計などの経費約2059万円の税金を無駄にした責任は」などと批判したが減額を認める判断をした。
 これに対し市長は「減額は穴埋めではなく、責任を取るメッセージだ。新文化複合施設を完成させ中心街活性化を果たすのが私の責任」とし、「政策の失敗うんぬんは、任期中に政策を遂行し効果があったもの、なかったもの総合的に判断されるべきもの」とした。【近藤隆志】

9月20日朝刊

2334チバQ:2012/09/22(土) 00:22:57
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120921/cpb1209211540004-n1.htm
【放射能漏れ】「5年間帰らない」を可決 原発立地の大熊町議会2012.9.21 15:39

 福島県大熊町議会は21日、東京電力福島第1原発事故で役場機能を移した同県会津若松市で9月議会本会議を開き「5年間は帰町しない」とした第1次復興計画案を可決した。

 第1原発がある大熊町は、町民約95%が住む地域が長期避難を余儀なくされる「帰還困難区域」に再編される見通し。残された地域だけでは生活が成り立たないとして「5年間は帰町しない」と明記した。

 町は「仮の町」や中間貯蔵施設など、状況の変化に合わせ2次、3次の計画を立てる方針。

2335チバQ:2012/09/22(土) 00:45:11
http://yamagata-np.jp/news/201209/21/kj_2012092100613.php
中山農業委員選、異例の再選挙へ 定数10に立候補5人のみ
2012年09月21日 11:06
 任期満了に伴う中山町農業委員会委員選挙が20日告示され、同日午後5時で立候補の届け出が締め切られた。その結果、定数10に対して立候補したのは5人にとどまり、異例の再選挙が行われることになった。

 農業委員会法では各自治体の農業委員について、定数の5分の2を超える欠員が生じた場合、再選挙を行うと定めている。同町は4人以上の欠員で再選挙となる。同町では前回も定数10に対して9人のみの立候補で全員が無投票当選だったが、町選挙管理委員会は「再選挙というのは過去に例がないだろう」としている。

 この日届け出た5人全員は無投票当選が決まった。同法に基づき、再選挙は50日以内に行われる予定。

 定数に対して半分の立候補者にとどまったことについて、今回再選となった農業委員の一人は「後継者を見つけてから勇退するのが慣例だが、近年は担い手がいないのが現状。50代前後から委員を務める人が多かったが、現在その年代の人は兼業農家だったり、農業に専念していたりして、引き受けてもらえないのでは」と話している。

 当選者は次の通り。(届け出順、敬称略)

 鈴木一司(63)=長崎、新▽石沢伸悦(57)=同、新▽渡辺桂司(76)=小塩、再▽斎藤政雄(78)=長崎、再▽原田喜勇(85)=柳沢、再

2336チバQ:2012/09/22(土) 00:45:34
http://yamagata-np.jp/news/201209/21/kj_2012092100599.php
酒田市長選、構図固まらず 告示まで1カ月
2012年09月21日 08:07
 前職の辞職に伴う酒田市長選は、10月21日の告示(同28日投開票)まで1カ月に迫った。これまでに保守系市議(56)1人が出馬に意欲を示しており、他に複数の市議らの名前が上がっている。水面下で候補者一本化の動きもあり、選挙戦の構図は固まっていない。

 前職の阿部寿一氏は、次期衆院選への出馬準備のため9月14日、村上栄三郎市議会議長に辞職願を提出。議会同意を得て、同日付で辞職した。任期満了(来年11月12日)まで1年以上任期を残した突然の辞職だったこともあり、市議会各会派や市内の政党、経済団体などの候補者擁立は進んでいない。

 保守系市議は、阿部氏が夏以降、国政転出に意欲を示し始めたことから任期満了前の市長選を想定して準備に入ったが、市議会9月定例会を挟んだことで後援会など関係者との協議が遅れている。

 これとは別に、阿部氏の後援会組織や前回市長選で阿部氏を支援した自民党関係者などに、候補者の一本化を模索する動きがある。だが、次期衆院選で自民現職の加藤紘一氏と阿部氏の対決が予想される中、自民党関係者には阿部氏が市長選に関わることを懸念し、「市長選が阿部氏の選挙活動に利用されかねない」との警戒感が広がっている。

 市長選と同日程で行われる市議補選(欠員1)については、まだ具体的な動きはない。

 9月2日現在の有権者数は9万2038人(男4万3146人、女4万8892人)。

2337名無しさん:2012/09/23(日) 06:09:41

和嶋氏 酒田市長選出馬へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20120922-OYT8T01018.htm

 民主党の和嶋未希衆院議員(40)(比例東北ブロック)が議員辞職し、来月28日投開票の酒田市長選に出馬する意向を固めたことが分かった。22日、酒田市内で民主党所属の市議らと会合を開き、意向を伝えた。近く正式に出馬を表明する見通しだ。

 複数の出席者によると、和嶋氏は会合で、「県議、国会議員として酒田市を見てきたが、何とかしたいという思いが強くなった。国会議員を辞職し、出馬する決断をした」と説明したという。

 和嶋氏は同日、読売新聞の取材に対し、「民主党代表選が終わったばかりで後援会にも十分な説明が済んでいないので、現時点では何も申し上げられない」と述べた。23日には民主党の山形3区総支部の常任幹事会と後援会の幹事会が同市内で開かれる予定で、和嶋氏はその席で党関係者らに出馬を明らかにし、理解を求めるとみられる。

 酒田市長選を巡っては、阿部寿一前市長が今月14日、次期衆院選に山形3区から出馬する意向を示して辞職。これまでに富樫幸宏酒田市議(56)が出馬の意向を示しているほか、複数の候補者の名前が取り沙汰されている。

 また、和嶋氏の動向は、山形3区を巡る情勢にも影響を与えそうだ。

 これまでに、阿部氏のほか、自民党の加藤紘一衆院議員、社民党の吉泉秀男衆院議員(比例東北ブロック)の現職2人と、みんなの党の佐藤丈晴酒田市議、共産党の長谷川剛氏の計5人が出馬の意向を示している。民主党県連も和嶋氏に代わる候補の擁立を目指す方針だ。

 和嶋氏は酒田市出身で、2003年の県議選(酒田市区)で初当選。09年の前回衆院選で、民主党の比例東北ブロック単独候補として出馬、初当選した。次期衆院選では、8月21日に開かれた党本部の常任幹事会で、山形3区の公認候補に内定したばかりだった。

(2012年9月23日 読売新聞)

2338チバQ:2012/09/23(日) 20:17:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120923t61028.htm
「分散」「集約」意向に差 「仮の町」協議会初会合

協議会に出席した受け入れ候補自治体の代表。左から渡辺いわき市長、田辺会津若松副市長、瀬戸福島市長、原郡山市長、三保二本松市長、桜井南相馬市長=22日、郡山市のホテルハマツ


 福島第1原発事故で長期避難を強いられる住民が一定期間まとまって移住する新たな生活拠点(仮の町)の在り方について、避難側と受け入れ側の自治体が22日、協議会の初会合を郡山市で開いた。受け入れ側は仮の町をどう考えているのか、候補地6市の市長らに聞いた。

◎あつれき解消目指す/いわき
 渡辺敬夫市長 町外コミュニティーの定義がない。制度設計を急いでほしい。出だしが何も決まっていない。多くの市民は受け入れを拒否している。ただ、いわき市は双葉郡と歴史的につながりが深い。支援する姿勢に変わりはない。市民とのあつれきを解消するには分散型がいい。

◎希望聞き候補地選定/郡山
 原正夫市長 避難自治体から申し入れはないが、医療福祉が充実している市なので、避難者の受け入れは前向きに検討する。市民にも意見を聞く。避難側と個別に協議をすると混乱するので、国や県を交えて協議したい。受け入れる場合は、避難者から希望を聞いて候補地を選定したい。

◎国と県は枠組み早く/福島
 瀬戸孝則市長 受け入れには賛成だが、分散型にならざるを得ない。受け入れ側にも準備がある。どの自治体にどれだけの人が長期避難するのか国と県は枠組みを早く示してほしい。二重行政の問題解決も急務。福島市からの自主避難者も7000人いる。その救済も重要な検討課題だ。

◎行政サービスに課題/会津若松
 田辺賢行副市長 戊辰戦争で古里を追われた経験があり、できるだけ支援したい。大熊町を中心に受け入れを考える。分散型か集約型かは避難側の話を聞いて判断する。国には避難者の雇用の確保を強く求めた。避難者は市民ではないが住民。行政サービスをどうするかが課題だ。

◎規制緩和実現へ必要/二本松
 三保恵一市長 農地を中心に災害公営住宅の用地確保を進めている。スピード感が必要だ。雇用も確保しなければならない。仮の町実現には規制緩和が不可欠。避難者の立場に寄り添う有事の対応を国に求めた。生活の利便性を考えれば集約型が望ましい。避難側の意向を尊重したい。

◎浪江町民を積極支援/南相馬
 桜井勝延市長 隣人である浪江町の避難者は積極的に災害公営住宅で受け入れる。国と県に支援を求める。当市の避難者については避難先で仮の町を作る考えはない。私たちの課題は避難者の復帰をいかに進めるか。現在の人口は震災前の65%。避難している自治
体のモデルを目指す。


2012年09月23日日曜日

2339チバQ:2012/09/23(日) 20:18:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120923-00000000-mailo-l07
東日本大震災:福島第1原発事故 仮の町へ「一歩前進」 避難・受け入れ市町村初会合 国、県提案に一定の評価 /福島
毎日新聞 9月23日(日)10時18分配信

 「一歩前進。これで協議に入れる」。福島第1原発事故の影響で5年以上の長期避難を強いられる大熊、富岡、浪江、双葉町などと、受け入れ側のいわき、福島、会津若松、二本松市など計18市町村が22日、郡山市のホテルで開いた初の町外コミュニティー(仮の町)に関する検討協議会。首長らは、国や県の案に一定の評価をした。【高橋秀郎、栗田慎一、中尾卓英、馬場直子、深津誠、三村泰揮】
 復興庁は、今月中に仮の町の制度設計などを協議するため、首長らの協議会を設置する案を提示。県は、9月補正予算に500戸の災害公営住宅の整備費を盛り込んだことを報告した。今後、被災自治体ごとに将来的な放射線量予測や除染実施計画を基に、帰還時期を決定。避難区域再編や中間貯蔵施設設置など市町村ごとに異なる課題を整理し復興計画に基づいて、インフラ復旧▽産業再生▽雇用確保▽生活環境整備(除染、モニタリングなど)−−を含むグランドデザインを示す。
 仮の町については受け入れ側の自治体ごとに、避難自治体と国、県を加えた個別部会を設置。避難自治体も入って、世帯数▽用地▽災害公営住宅などの整備方式▽役場機能や医療・福祉、教育施設−−などの整備計画を策定する。今年度中にも、会津若松市といわき市で災害公営住宅整備を始める。
 非公開の協議後、避難側の双葉町の井戸川克隆町長は「受け入れ先となる自治体の事情を十分考えなければならない」と述べ、分散型に前向きな姿勢を見せた。浪江町の馬場有町長は「国、県には医療、福祉のサービスを責任を持って整備してほしいと要請した。(住民が1カ所に移住する)ニュータウン型は難しい」と話した。
 また、いわき、郡山市と町内の低線量地区に仮の町建設を考える富岡町の遠藤勝也町長は「避難先の住民とのあつれき解消に向け、避難先自治体での住民登録や納税負担は必要。避難先の町民は不安でいっぱいで、15年には建設を始めてほしい」。大熊町の渡辺利綱町長は「受け入れ自治体の要望(分散型)に添う形もやむを得ない」と話した。
 一方、受け入れ側の自治体も一定の評価を示した。避難者ら約3万人の人口増に悩むいわき市の渡辺敬夫市長は「市民との交流を促進し都市計画と整合性を持たせるためにも、『分散型』が基本。福島、会津若松市も同意見」と主張。「制度設計の提示がなければ全体会議は意味がないと思ってきたが、県が公営住宅をいわき市に建設すると表明し、復興庁も医師、看護師、介護職員不足を認識するなど一定程度前進」と話した。郡山市の原正夫市長は「正式要請ではないが富岡町長と副市長が仮の町について話した。市民と避難者との間にはあつれきはないが、受け入れにも限界があり、避難自治体との協議は県と国の調整が必要」と話した。

9月23日朝刊

2340チバQ:2012/09/24(月) 21:55:47
>>952とか 地元有力経済人=新田嘉一氏(平田牧場会長)
3538 :名無しさん:2012/09/23(日) 11:54:14
選挙:酒田市長選 民主・和嶋衆院議員、出馬へ 今月中にも議員辞職か /山形
毎日新聞 2012年09月23日 地方版

 ◇国政、市政に波乱の予感
 民主党の和嶋未希衆院議員(40)は酒田市長選(10月21告示、28日投開票)へ立候補する意思を固め22日、関係者らに伝えた。近く正式表明する。今月中にも議員辞職する見通し。和嶋氏は同党の次期衆院選山形3区の公認候補に内定しており、市長選の対決の図式を大きく変えるだけでなく、山形3区にも影響を与えるのは必至だ。和嶋氏は毎日新聞の取材に対し「多くの関係者に説明している最中で何も言えない」と述べるにとどめた。【佐藤伸、浅妻博之】

 関係者らによると22日昼、民主系県議と酒田市議らが出席する会合が同市内で開かれた。席上、和嶋氏は市長選へ立候補する意思を表明。和嶋氏は、山形1区選出の鹿野道彦衆院議員が立候補した同党代表選の投開票が21日にあったことを挙げ、「私事で鹿野氏に迷惑をかけたくないとの思いで伏せてきた」と説明した。また「酒田市は国、県とのパイプが手薄なのではないか」などとも述べ、14日に任期途中で市長を辞職した阿部寿一氏の市政運営を批判した。

 「和嶋氏、市長選へ」の報は22日、「激震」となって市内を駆け巡った。和嶋氏の市長選転出はかねてささやかれていたが、8月に同党の山形3区公認候補に内定し、周囲も準備を進めていたことから市長選出馬はないとみられていた。一方、市長選には複数の保守系市議と本間正巳副市長の名前が取りざたされ、来週中にも出馬の有無が明らかになるとの観測が流れていた。

 中でも阿部氏の後継と目される本間氏の周囲では地元経済界や市議などが中心となって、態度を明確にしていない本間氏が立候補要請を受けやすい環境作りを進めていた。擁立の理由は(1)元県総務部長の肩書を武器にした県とのパイプ(2)地元有力経済人との関係修復−−の2点。長年の「阿部氏(前市長)」対「反阿部氏」の激しい対立に終止符を打つことへの期待を込め、「オール酒田」を標榜(ひょうぼう)していた。ところが、「和嶋氏出馬」でこの2点が意味をなさない事態となった。

 和嶋氏は、吉村美栄子知事誕生の立役者の一人で県とのパイプを持つ。また和嶋氏擁立に動いたのは、以前から和嶋氏を支援してきた地元有力経済人とみられている。有力経済人の眼目は(1)阿部氏の後継者は容認できない(2)不戦敗は避ける−−ことで、それを理由に、和嶋氏擁立へ動いたとの見方が広がっている。有力経済人の交友範囲は党派を超えて広範なため、次期衆院選も絡んで市長選で「民主対自民」の構図が描けるかは微妙だ。

 一方、次期衆院選に関し、社民関係者は「これまでの社民、民主、連合との選挙協力関係を考えれば民主は3区に候補者は立てないのでは」と言う。酒田市の選挙関係者の間では「和嶋氏は次期衆院選に出馬しても勝つのは容易ではないため転出するのでは」との見方が広がっている。

 和嶋氏は酒田市出身。県議2期を経て09年の前回衆院選で民主党比例代表東北ブロックから立候補し、初当選した。その後、党県連会長を務め、現在は同会長代行。

http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120923ddlk06010002000c.html

2341チバQ:2012/09/25(火) 23:07:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120925t11029.htm
風間氏無投票3選か 白石市長選告示まで1ヵ月切る
 任期満了に伴う宮城県白石市長選(10月21日告示、28日投票)は告示まで1カ月を切った。これまでに立候補を表明したのは、3選を目指す無所属現職の風間康静氏(51)だけで、20年ぶりに無投票となる公算が大きい。
 風間氏は23日、白石市本町で事務所開きを行った。支持者約350人を前に、市内への企業誘致を相次いで成功させた実績を訴え、「観光だけでなく、農業や工業、商業が集まる交流拠点都市づくりを進めたい」と抱負を述べた。
 事務所開きには市議18人のうち、15人が出席した。風間氏はことし2月の後援会総会で3選出馬を表明し、各種団体などの推薦も得て着実に足場を固めている。
 東日本大震災からの復旧・復興と、福島第1原発事故を受けた放射能対策は市の最重要課題。支持者の間では「震災対応があり、選挙をやっている場合ではない」との声が大勢で、対抗馬擁立の動きをけん制する。
 市長選をめぐっては、現市政と距離を置く市議ら複数の名前が対立候補として浮上したが、擁立には至っていない。
 一時、自らの出馬を検討し、断念した市議は「白石がどんどんさびれ、人口減少に歯止めがかからない」と現市政を批判。新人候補の擁立は「残された時間が少なく、難しい」としながらも、引き続き模索する考えだ。
 2008年の前回市長選で候補者を擁立した前市長の川井貞一氏(79)は「選挙は政策を市民に訴える絶好の機会だが、白石には人材がいない」と述べ、今回は無投票の可能性が高いとの見方を示す。


2012年09月25日火曜日

2342チバQ:2012/09/26(水) 19:38:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120926t51004.htm
酒田市長選 本間副市長が出馬表明 「行政経験生かす」
 阿部寿一前市長の辞職に伴う酒田市長選(10月21日告示、28日投票)で、副市長で元山形県総務部長の本間正巳氏(65)は25日、無所属で立候補する意向を明らかにした。自民党が支援する。同市長選では民主党の和嶋未希衆院議員(40)=比例東北=が既に出馬の意思を固め、26日に正式に出馬を表明する。
 本間氏は25日、自民党の酒田市内4支部から立候補要請を受け、受諾した。市内で記者会見した本間氏は、「県と市での行政経験を生かし、市民みんなが夢を持てる酒田市をつくりたい」と決意を語った。
 阿部市長の後継者として出馬するのか、との記者団の問いには「阿部市政の後継ではなく、新たな酒田をつくりたいとの思いで出馬する」と述べた。
 本間氏は酒田市出身。東北学院大卒。1970年に山形県庁入りし、健康福祉部長や総務部長を歴任。県を退職後、県企業振興公社理事長を経て2009年12月、副市長に就任した。
 党の酒田市内4支部は同日、県議や市議が出席して合同の役員会を開き、本間氏支援を決定した。会見に同席した党酒田支部長の菅井儀一市議は「候補を出したいとの思いから人材を模索していた。本間氏支援に各支部長から異論はなかった」と語った。


2012年09月26日水曜日

2343チバQ:2012/09/26(水) 20:04:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000088-mailo-l06
選挙:酒田市長選 本間副市長が出馬表明 自民の4支部要請 /山形
毎日新聞 9月26日(水)12時34分配信

 酒田市の本間正巳副市長(65)は25日、同市内で記者会見し、阿部寿一前市長の辞職に伴う同市長選(10月21日告示、同28日投開票)に立候補する意思を表明した。本間氏は「酒田を大きく転換させたい。酒田はひとつになって大きな力を発揮すべきだ」と意欲を語った。26日には比例代表東北ブロック選出の民主党、和嶋未希衆院議員(40)が正式に立候補を表明する。
 25日午前、自民党の市内4支部の合同支部長・幹事長会が開かれ本間氏に立候補要請することを決め、支部長らが市役所を訪れ本間氏に要請。本間氏は「逡巡(しゅんじゅん)してきたが、重く受け止め前向きに検討する」と答えた。この要請が決定打となり同日夕、記者会見。
 本間氏は「ジャンプ酒田、オール酒田で大きく羽ばたく酒田にしたい」と述べた。阿部前市長の後継かとの質問に「後継でないと言っても理解されない。私の気持ちとしては後継ではなく、新たな酒田を作るため頑張りたい」と述べた。後援会組織は、今週中に設立する予定。
 本間氏は47年、同市生まれ。東北学院大卒。県庁入庁後、総務部長や企業管理者など歴任。09年12月から同市副市長。28日付で辞職の予定。
 一方、26日に正式に立候補を表明する和嶋氏は25日、民主党の輿石東幹事長に会い、議員辞職する意向を伝え、了承された。無所属で立候補の意向だが議員辞職前の離党は否定。和嶋氏と本間氏の立候補表明で同市長選は「民主対自民」の対決色が濃厚になった。【佐藤伸、浅妻博之】

9月26日朝刊

2344チバQ:2012/09/26(水) 20:19:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2012092600756
秋田県連4役、抗議の辞任へ=自民総裁選「民意反映せず」
 自民党秋田県連会長の大野忠右エ門県議ら幹部4人は26日、総裁選で石破茂前政調会長が党員票の過半数を獲得したにもかかわらず、国会議員による決選投票で安倍晋三元首相が逆転勝利したのは民意を反映していないとして、抗議の意思を示すため県連の役職を辞任する意向を明らかにした。
 秋田県連は持ち票4票のうち3票が石破氏、1票が安倍氏だった。大野氏は決選投票結果について「民意が反映されていなかった。派閥の問題、旧態依然の体制が残っているということだ」と国会議員の判断を批判。ただ、安倍氏に関しては「外交などいろいろな問題に対処できる新総裁だと思う」と評価した。 (2012/09/26-16:39)

--------------------------------------------------------------------------------

2345チバQ:2012/09/27(木) 22:03:05
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120927ddlk02010011000c.html
弘前市議会:議員定数6減を可決 次の市議選から適用 /青森
毎日新聞 2012年09月27日 地方版

 弘前市議会の議員定数を現行34から28に6減する条例案が26日、賛成多数で可決された。任期満了(15年4月30日)に伴う次の市議選から適用される。

 議案の提出・賛成者には与党会派「憲政公明」13人と中間派「一心会」3人が名を連ねた。採決の結果、無所属系2人が賛成に回り賛成18、反対14、棄権1で可決、成立した。

 賛成者は「定数削減は11年4月の前回選挙からの課題」「全国の同規模人口の都市と比べて議員数が多い」と主張。反対派は「削減は賛成だが、議論がし尽くされていない」「市民の真意は仕事をしない議員は要らないということ。議会活動の透明化が先」などと述べた。賛成した無所属系議員は「前回選挙で定数削減を訴えた」「反対の意向だったが、支持者の声を聞いて変えた」と話した。

 同市は合併後の07年4月の市議選から現行定数34のまま。一方、青森市は41から35に、八戸市は36から32に、いずれも昨年に定数削減している。【松山彦蔵】

2346チバQ:2012/09/27(木) 22:05:53
>>2344何で秋田県連はここまで反発してんだろ?
石破のおひざ元でもないし、福島みたいに山口に因縁があるわけでもないし・・・
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001209270004
ねじれ鮮明 抗議の県連
2012年09月27日

 自民党総裁選は26日投開票され、安倍晋三元首相が決選投票で選出されたが、県選出の国会議員2人は、いずれも石破茂前政調会長に投票したほか、県内党員による投票でも6割近くの票を集めるなど、ねじれが鮮明になった。県連幹部が「地方の民意が反映されていない」と抗議の辞意を表明するなど、異例の展開になった。


 金田勝年衆院議員(比例東北)と石井浩郎参院議員は、投票1回目と決選投票のいずれも石破氏に一票を投じた。


 県内党員による投票結果は、石破氏2638票▽安倍氏917票▽石原伸晃幹事長711票▽町村信孝元官房長官237票▽林芳正政調会長代理73票の得票順だった。党員と党友を合わせた県内の選挙人数は7182人。投票総数は4595票で、投票率は63・98%(前回43・70%)だった。無効票は19票だった。


 秋田県の地方票は4票が割り当てられ、石破氏が3票を獲得。次点の安倍氏は1票に終わった。


 安倍氏の新総裁選出について、金田、石井の両議員は「政権奪還に挑戦する立場で、景気回復などに全力投球してほしい」(金田氏)などと政権運営や「選挙の顔」として一定の期待を表明したが、県連幹部は選出方法に不信感をあらわにした。


 大野忠右エ門会長ら県連四役は、そろって記者会見を開き、国会議員票による決選投票で決める現行の選考に抗議し、辞職する考えを明らかにした。大野会長は「派閥主体の旧態依然とした動きで新総裁が決まった。次の衆参両院選挙でも悪い影響があると思う」。渋谷正敏幹事長も「地方の声を聞かないなら、1回目の投票から国会議員のみでやればいい」と述べた。(大隈悠)

2347チバQ:2012/09/27(木) 22:19:43
>>1221
震災前から議会との関係は悪かったようですね
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201209274
市長問責決議を可決 南相馬市議会
2012年09月27日 09時36分配信
南相馬市の9月定例議会は26日、最終本会議を開き、桜井勝延市長に対する問責決議案を賛成14、反対7、欠席1で可決した。

桜井市長への可決は平成22年6月以来、2回目。

提出者代表の今村裕市議は「警戒区域を解除する際、市民への説明や防犯などの事前準備が不足した。

除染に伴う仮置き場の設置などについて、先頭に立って住民に理解を求めるなどの姿勢に欠いている」などと指摘した。

可決を受けて、桜井市長は「復興に取り組む姿勢を理解してもらえず、誠に残念」との談話を発表した。

最終本会議では、9月補正予算案のうち、市内沿岸部に造成を予定していた防災緑地整備の関連費計1億5300万円を補正予算の予備費として計上する修正案が一部議員から提出され、賛成多数で可決した。

市は原町区の北泉海浜総合公園に流木やコンクリート殻などの災害がれきを利用した海岸防災林の整備を予定していたが、沿岸部全体の土地利用計画が未定であることなどを理由に計画を見直すことになった。

また、国に東京電力福島第一原発事故を人災と認め、対応を求める意見書が提出され、全会一致で採択された。

この他、79億8272万円の一般会計補正予算など追加議案を含む19議案を原案通り可決、同意し閉会した。

2348チバQ:2012/09/27(木) 22:23:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120927-00000007-mailo-l07
南相馬市議会:桜井市長へ問責決議 「独断で復興進まず」 /福島
毎日新聞 9月27日(木)10時42分配信

 南相馬市議会は26日、9月定例会本会議で、桜井勝延市長に対し「独断と思いつきで決定し、執行を繰り返しているため復興が進まない」などとする問責決議案を賛成多数で可決した。79億7317万円の一般会計補正予算案も一部修正して可決し、閉会した。
 桜井市長に対する問責決議は、初当選から5カ月後の10年6月に続き2回目。最大会派の友和会や公明、共産、無所属議員の一部が賛成した。問責決議は、不信任決議と異なり、法的拘束力はない。
 決議は、「避難区域見直し(4月16日)を性急に決めて市民に大きな不安を与えた」「放射性物質の仮置き場など緊急課題が進んでいないのに責任を感じていない」と主張し「猛省を促しその責任を問う」としている。市長支持派の議員は「安易に復興を遅らせるような決議をし、政争の具としてはならない」と反対意見を述べた。
 桜井市長は、問責決議に対し「復興に取り組む姿勢を理解してもらえず、誠に残念。議論を踏まえ、真摯(しんし)に対応して参りたい」とのコメントを出した。【高橋秀郎】

9月27日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120927-00000003-fminpo-l07
市長問責決議を可決 南相馬市議会
福島民報 9月27日(木)9時34分配信

 福島県南相馬市の9月定例議会は26日、最終本会議を開き、桜井勝延市長に対する問責決議案を賛成14、反対7、欠席一で可決した。桜井市長への可決は平成22年6月以来、2回目。 
 提出者代表の今村裕市議は「警戒区域を解除する際、市民への説明や防犯などの事前準備が不足した。除染に伴う仮置き場の設置などについて、先頭に立って住民に理解を求めるなどの姿勢に欠いている」などと指摘した。可決を受けて、桜井市長は「復興に取り組む姿勢を理解してもらえず、誠に残念」との談話を発表した。 
 最終本会議では、9月補正予算案のうち、市内沿岸部に造成を予定していた防災緑地整備の関連費計1億5300万円を補正予算の予備費として計上する修正案が一部議員から提出され、賛成多数で可決した。 
 市は原町区の北泉海浜総合公園に流木やコンクリート殻などの災害がれきを利用した海岸防災林の整備と植樹祭を予定していたが、沿岸部全体の土地利用計画が未定であることなどを理由に計画を見直すことになった。 
 また、国に東京電力福島第一原発事故を人災と認め、対応を求める意見書が提出され、全会一致で採択された。この他、79億8272万円の一般会計補正予算など追加議案を含む19議案を原案通り可決、同意し閉会した。

2349チバQ:2012/09/29(土) 11:34:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120928-OYT8T01624.htm
農林公社破綻 野党、知事の責任追及

 県内で過去最大の破綻となった「青い森農林振興公社」を巡って、28日の県議会一般質問で三村知事の責任について県と野党側などが激しい攻防を繰り広げた。

 共産党の安藤晴美県議は木材価格の低迷が公社の経営悪化の原因としながらも、「県や公社が林業再生のために国に意見をどれだけ述べてきたのか」と知事の責任を追及。古村一雄県議(無所属)も「歴代の県政から(公社問題を)引き継いだだけで損な役割を務めているだけという風情だ」と知事を厳しく責め立てた。

 これに対し、三村知事は「国は抜本的な経営改善対策を講じなかった」と国の責任を強調。知事就任後に新規造林を中止するなどの対策を講じたと説明したが、自らの責任についての言及はなかった。

 一方、与党・自民党の蛯沢正勝県議は「林業を取り巻く厳しい環境のもとで、臆することなく決断し、前向きの対応だ」と県を評価した。援護射撃を受けた県側も、雇用や地域経済振興などに公社が一定の役割を果たしたと訴えた。

 公社は森林所有者に代わって植林し、伐採で得た販売益を所有者と分け合う「分収造林事業」に失敗。約367億円の負債を抱え、8月に青森地裁に民事再生法の適用を申請した。

(2012年9月29日 読売新聞)

2350チバQ:2012/09/29(土) 13:30:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120929-00000023-mailo-l04
選挙:白石市長選 前市議の沼倉氏が出馬表明 現、新の一騎打ちか /宮城
毎日新聞 9月29日(土)10時47分配信

 任期満了に伴う白石市長選(10月21日告示、同28日投開票)について、新人の前白石市議、沼倉昭仁氏(43)が28日記者会見し、無所属で出馬することを表明した。既に現職の風間康静氏(51)が3選を目指し立候補を表明しており、現職に新人が挑む一騎打ちの選挙戦となる公算が大きくなった。
 沼倉氏は「市は景気低迷による産業と雇用の停滞、人口減・高齢化による地域の活力低下など大きな課題を抱えている」と述べた上で、「市民の要望や不安を率直にくみ取り、望まれる成果を提供する仕組みが不足している。放射能問題でも国の予算が付いたので実施したに過ぎない」と市政を批判。市政運営に当たっては、第1に「いのち」と「痛み」、第2に国や県から自立した「白石モデル」を創るとした政策を挙げた。
 沼倉氏は橋本清仁衆院議員秘書を経て、07年の白石市議選で民主党から出馬し初当選。現在2期目で28日、市議会議長に辞職届を提出して辞職した。近く民主党にも離党届を提出するという。
 沼倉氏の議員辞職に伴い、市議補選も市長選と同時に実施する。【豊田英夫】

9月29日朝刊

2351チバQ:2012/10/03(水) 22:17:51
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201210034
役場機能いわき移転へ 市長が受け入れ了承
2012年10月03日 10時47分配信
埼玉県加須市にある双葉町の役場機能本体の移転計画で、いわき市は市内で受け入れることを了承した。

渡辺敬夫市長が2日、記者会見で明らかにした。

町は年度内の移転を目指し、場所を選定している。

関係者によると、町民の仮設住宅がある市内勿来地区などを候補に選定が進むとみられる。

渡辺市長は「これまでも双葉郡の町の役場機能を受け入れている。

市としての(受け入れの)意思は決定していた」と述べた。

井戸川克隆町長は「感謝したい。

渡辺市長にあらためて考えを伝え、受け入れをお願いする」と語った。

先月27日、井戸川町長と鈴木英司副市長が会談し、鈴木副市長が市の意向を伝えた。

今週中にも渡辺市長と井戸川町長が会談する予定で、町は町議会に説明した上で、今月中にも臨時議会を開き、仮庁舎建築に向けた調査設計費の予算化を目指す。

町は、町議会が実施した町民アンケートで役場機能本体の移転先としていわき市を望む声が多かったことを受け、同市と協議を進めていた。

2352名無しさん:2012/10/04(木) 12:03:26
民主県連:階氏、代表就任へ /岩手
毎日新聞 2012年10月04日 地方版

 民主党県連代表の黄川田徹衆院議員が副復興相に就任したことに伴い、後任代表に階猛衆院議員が内定した。党の内規で大臣、副大臣などは県連代表を兼務できないためで、月内にも正式に決定する見通しだ。

 同党を除籍(除名)された小沢一郎氏が務めていた県連代表の後任については、残留した国会議員3氏のうち、現職閣僚の平野達男復興相には資格がなく、消費増税法案採決で造反し、党員資格停止2カ月の処分を受けた階氏も処分期間中だったため、黄川田氏が7月に就任。階氏は処分終了後、県連代表代行を務めていた。

 今後は階新代表の下で次期衆院選に向けた態勢を構築することになる。【金寿英】

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121004ddlk03010143000c.html

2353チバQ:2012/10/10(水) 23:47:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-00000093-mailo-l06
選挙:酒田市長選 「対応決めず」 知事、胸中複雑 /山形
毎日新聞 10月10日(水)12時44分配信

 吉村美栄子知事は9日の定例記者会見で酒田市長選について、「どう対応するかは苦慮しているところでまだ決めていない」と述べた。同市長選には、前衆院議員の和嶋未希氏(40)と前副市長の本間正巳氏(65)が立候補する意思を表明している。吉村知事は「和嶋氏は知事選で一緒にタッグを組んで応援していただいた方で、頑張っていただきたい。一方、本間氏は県職員OBとして私を支援してくれたとも聞いている」と前回知事選の対応を振り返った上で、「第一義的には酒田市の皆さんがお二人の考えをしっかり聞いて判断すべきもので、今のところ対応は考えていない」と悩む胸中をのぞかせた。【安藤龍朗】
10月10日朝刊

2354チバQ:2012/10/10(水) 23:49:57
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121010t51003.htm
吉村知事「恩返し」動くか 酒田市長選21日告示
 阿部寿一前市長の辞職に伴う山形県酒田市長選(21日告示、28日投開票)で、吉村美栄子山形県知事の動向に注目が集まっている。知事本人は特定候補の支援を明言していないが、周辺では「知事選の借りを返すのでは」との臆測も飛び交う。
 市長選では、前副市長本間正巳氏(65)と、9日付で辞職した比例東北ブロック選出の元民主党衆院議員和嶋未希氏(40)が立候補を表明しており、一騎打ちになる公算が大きい。
 吉村氏は9日の定例記者会見で、「和嶋氏には前回知事選で応援してもらった。その意味でも頑張ってほしい」と述べる一方、「本間氏も県職員OBとして支援してくれたと聞く。2人とも私の応援者だ」と語り、対応は白紙と強調した。
 吉村氏は2009年の知事選で民主党などの支援を受けて初当選して以降、「個人的な恩返し」として国政選挙で特定の候補を支援している。
 09年の衆院選山形1区で民主党の鹿野道彦衆院議員を支援。10年の参院選山形選挙区では、知事選で吉村氏側に付いた自民党の岸宏一参院議員を支援した。
 和嶋氏は知事選当時、民主党県議として吉村陣営の一翼を担った。吉村氏の後援会幹部は「知事は選挙応援を貸し借りで考える。鹿野氏と岸氏には借りを返したが、和嶋氏には返していない」とし、吉村氏が和嶋氏支援に回るとの見方を示す。
 和嶋氏は次期衆院選山形3区に立候補する予定だったが、市長選に転出した。吉村氏が衆院選で和嶋氏のみを支援すれば他選挙区とのバランスを欠くのは確実だっただけに、「和嶋氏の転出で動きやすくなったのでは」(県内自民党関係者)との観測もある。


2012年10月10日水曜日

2355二階席:2012/10/11(木) 06:28:27
>>2353-2354

吉村のおばちゃんも苦しいところですなぁ。

2356名無しさん:2012/10/11(木) 14:14:35
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20121011ddlk06010140000c.html
選挙:酒田市長選 本間氏、事務所開き「市民の力結集」 /山形
毎日新聞 2012年10月11日 地方版

 酒田市長選(21日告示、28日投開票)に立候補を表明している同市前副市長の本間正巳氏(65)=新人=の後援会事務所開きが10日、同市二番町の同事務所で行われた。

 支持者ら約150人が出席。本間清和後援会長が「(阿部寿一前市長対反阿部前市長の)十数年来の対立軸を解消させ、力を合わせよう」と述べた。

 正巳氏は1市3町の合併、県立日本海病院と市立酒田病院の統合など13年余りの阿部市政の功績を評価。そのうえで「JR酒田駅前の再開発や新市庁舎計画を阿部前市長とすり合わせながらやってきた。阿部前市長と決めたことをジャンプさせたい。もっと酒田を羽ばたかせたい。市民の力を結集し、山形第2の都市になってほしい」などと訴えた。

 同市長選には前衆院議員の和嶋未希氏(40)が立候補を表明している。【佐藤伸】

2357チバQ:2012/10/11(木) 23:51:08
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&amp;k=2012101100750
飯舘、現職が無投票=葛尾は2氏出馬−福島県2村長選 任期満了に伴う福島県飯舘村長選が11日告示され、無所属で現職の菅野典雄氏(65)が無投票で5選を果たした。飯舘村は東京電力福島第1原発事故により、現在も6360人の村民のほとんどが村外で避難生活を送る。菅野氏は村民の健康検査の充実や生活支援のほか、村内の除染推進を訴えた。
 同県葛尾村長選も告示され、現職で7選を目指す松本允秀氏(74)と、新人で元村議会議長の松本信弘氏(67)の無所属2人が立候補を届け出た。投開票は21日。葛尾村も原発事故のため、1522人の村民全員が村外で避難生活を送っており、選挙戦では村への帰還の道筋づくりなどが争点になる。 (2012/10/11-17:53)

2358チバQ:2012/10/11(木) 23:53:13
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20121010ddlk07010305000c.html
選挙:葛尾村長選/飯舘村長選 あす告示 葛尾村長選、前回と同じ現新対決か 飯舘村長選は無投票公算大 /福島
毎日新聞 2012年10月10日 地方版

 任期満了に伴う葛尾村長選は11日告示される。立候補を予定しているのは、現職で7期目を目指す松本允秀(まさひで)氏(74)と、新人で元村議会議長の松本信弘氏(67)=共に無所属=の2人。前回と同じ顔ぶれで、村を二分する激しい選挙戦が予想される。投開票日は21日。

 福島第1原発事故で、村は役場ごと三春町に避難しており、村民も町の仮設住宅や、郡山、田村市の借り上げ住宅などに分散避難している。選挙戦は、仮設住宅敷地内での演説や、各戸への電話攻勢が主体となりそうだ。

 村は国の避難区域再編案を受け入れておらず、2人とも再編案の受け入れ条件や、帰村や復興を巡る考え方をぶつけ合う見込みだ。

 9月1日現在の有権者は1272人(男性657人、女性615人)。

 ◇飯舘村長選は無投票公算大
 また、任期満了に伴う飯舘村長選は11日告示される。立候補を表明しているのは現職で5期目を目指す菅野典雄氏(65)=無所属=のみ。無投票当選の公算が大きい。投開票日は21日。

 9月2日現在の有権者数は5275人(男性2656人、女性2619人)。【栗田慎一、泉谷由梨子】

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120912ddlk07010095000c.html
松本・葛尾村長:勇退撤回 「村復旧復興は私の責任」 /福島
毎日新聞 2012年09月12日 地方版

 葛尾村の松本允秀(まさひで)村長(74)は11日、避難先の三春町で開いた村議会で、11月の任期満了で勇退する意向を撤回し、10月21日投開票の村長選に立候補すると表明した。「支援者からの強い要請があった」ことなどが、7期目を目指す理由。

 松本村長は「多選や高齢から今期限りとするのが適当と考えていた」とする一方、「原発事故による村史初の全員避難、帰還目標など、中断なく村の復旧復興に取り組むのが私の責任」と語った。

 県によると、6期目の松本村長は県内現職市町村長の中で最長。松本村長は7月、毎日新聞の取材に「勇退する」と語っていた。しかし、10日の取材に「途中で投げ出す形になってはいけないと思うようになった。村の未来を担う子どもたちが安心して戻れる環境、これが最優先の課題だ」と強調した。

 村長選には、元村議会議長の松本信弘氏(66)がすでに立候補を表明している。前回と同じ2人の一騎打ちとなる公算が大きい。【栗田慎一】

2359チバQ:2012/10/12(金) 23:40:00
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001210120001
水産業特区、動き本格化
2012年10月12日

 村井嘉浩知事の肝いりの「水産業復興特区」に関連する費用を盛り込んだ今年度補正予算案が11日、県議会で可決された。県は年内の特区申請を目指し、動きを本格化させる。ただ、県漁協や県議らの反発は根強く、特区に参加する漁業者らの地元でも、周囲の漁業者との溝は深まっている。県は説明会などで漁協の同意を得たいとしているが、難航しそうだ。


 「予算は付いた。しっかり有効に使っていきたい」。県議会終了後の記者会見で、村井嘉浩知事はほっとした表情を浮かべた。


 8月末に石巻市桃浦地区のカキ養殖漁師らが、仙台市の水産物専門商社「仙台水産」から出資を受け合同会社を設立。県はこれを受け、県議会9月定例会に、特区の関連費用約6億5千万円を盛り込んだ補正予算案を提出した。このうち、カキむき機などの購入費に2億3千万円、養殖用イカダの購入費に1億6千万円など計5億5千万円が合同会社の支援にあてられる。


 知事は桃浦の動きを「アリの一穴」にして、漁協が独占してきた漁業権を漁業者と連携する民間企業にも開放。民間の力を取り込んで、県内水産業の復興を加速させることを目指す。


 ただ、予算の成立で、県議らの反発が収まったわけではない。


 今議会で、反対派の県議の多くが予算案に賛成したのは、特区申請が1地区にとどまる見通しになったためだ。反対派のある県議は「桃浦しか事例がないなら影響は少ない」との見方を示した。


 特区関連の予算が成立したことを受け、県は構想実現の動きを本格化させる方針だ。だが、県漁協や漁業者らの反発は収まらない。


 「合同会社は認められない」「漁師にもっと早く説明するべきだった」


 10日、石巻市桃浦地区の小学校の体育館に怒声が響いた。そこでは合同会社に参加する桃浦の漁師15人と、近隣の漁場の漁師ら28人が特区について議論していた。県の担当者が特区と合同会社について説明した後、桃浦の漁業者らが合同会社の特区参入について賛否を問うと、近隣の漁業者の6割近くが反対した。


 それでも合同会社代表の漁師大山勝幸さん(65)は「反対はあっても、集落を再生するために特区は必要。後には引けない」と強調した。


 一方、県漁協も反対の姿勢は崩さない。菊地伸悦会長は「浜の秩序を乱す特区は必要ない」と話す。


 村井知事の肝いりの特区構想だが、参加するのは1地区だけ。その桃浦の漁業者は、周囲の風当たりの厳しさにさらされている。


 11日の県議会終了後、村井知事は「ほかの浜の漁業者に理解を求めていく」と話した。県は12日にも石巻市で漁師らへの説明会を開き、理解を求める方針だ。(古庄暢、平間真太郎)

2360チバQ:2012/10/14(日) 17:39:24
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121014t11019.htm
白石市長選告示まで1週間 現新2氏一騎打ちか
 任期満了に伴う宮城県白石市長選は21日の告示まで1週間となった。いずれも無所属で、3選を目指す現職の風間康静氏(51)と、新人で元市議の沼倉昭仁氏(43)の2人が出馬を表明している。ほかに立候補の動きはなく、2人による一騎打ちの公算が大きい。
 風間氏は白石インター、天王両工業団地で計3社の企業立地に成功した実績を強調。震災からの復旧、復興と原発事故対策を最重要課題とした上で、交流拠点都市づくりを掲げた第5次総合計画の推進を通じて「人口減少に歯止めを掛け、定住を促進する」と訴える。
 沼倉氏は地域の活力低下を挙げ「現状のままでいいのか、市民の思いを実現する政治がいいのか」と市政刷新を訴える。市長給与の50%カットや、市独自の健康調査などを盛り込んだ放射能対策、公立刈田総合病院と仙台市内の病院との医療連携などを公約に掲げた。
 沼倉氏の議員辞職に伴い、市長選と同じ日程で行われる市議補選(欠員1)には、いずれも無所属で、元職の農業制野敬一氏(65)と新人の元団体職員丸山勝寿氏(63)の2人が立候補を予定している。
 市長選と市議補選の投票は28日に行われ、即日開票される。今回はいずれも電子投票でなく、自書式で行われる。9月1日現在の有権者数は3万1092人。


2012年10月14日日曜日

2361チバQ:2012/10/14(日) 17:39:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121014t11021.htm
名取・閖上、市が集団移転併用断念 不公平感を懸念

集団移転導入が一時検討された貞山堀東側区域=名取市閖上3、4丁目







 東日本大震災で被災した名取市閖上の復興計画見直しで、市は一部地域への集団移転導入を断念し、全域を区画整理による現地再建策で進める方針を決めた。津波再来への不安から要望が強かった内陸居住については、仙台東部道路周辺への災害公営住宅建設で対応する。市は集団移転をなぜあきらめたのか。背景と課題を探った。(岩沼支局・小島直広)

 10日開かれた市議会震災復興調査特別委員会で、市が示した閖上地区の復興イメージは図の通り。
 当初の被災市街地復興土地区画整理事業(約120ヘクタール)による計画では、平均3メートルかさ上げした居住区域内への換地と、区域内に建設する災害公営住宅入居しか選べなかったが、新たに仙台東部道路周辺に建設する災害公営住宅入居を選択肢に加えた。居住区域内の土地利用も工夫し、西側の住宅地を拡充。内陸側への換地希望に極力配慮する意向を示した。
 「集団移転は魅力的な事業ではある」。佐々木一十郎市長は委員会終了後の記者会見でそう質問に答え、苦渋の決断だったことをにじませた。

 防災集団移転促進事業は震災後、制度拡充が進む。現在、災害危険区域となる移転元の土地買い取りのほか、移転先の土地建物購入の借入金利子補給や移転費用などに、一戸当たり最大で786万円の補助がある。5戸以上がまとまれば、希望する場所に集団移転することが制度上可能だ。
 災害危険区域内の世帯が個別に移転する場合でも、別の制度で土地買い取り以外は集団移転と同様の補助が受けられる。
 区画整理事業は、換地により土地の移動と面積減少(減歩)があるものの、権利と資産価値は維持される。しかし、借入金利子補給など目に見える形での支援はなく、震災後の大きな制度拡充もない。市は昨秋、区画整理事業による現地再建を決めたが、「集団移転との格差は歴然」(市)というほど広がっている。

 市は約120ヘクタールのうち、大半が居住区域となる西側(約80ヘクタール、約1000戸)を区画整理事業のままで、非居住区域の貞山堀東側(約40ヘクタール、約1000戸)を集団移転とする併用案を検討したが、ネックとなったのは2事業の制度間格差だった。
 市が独自支援策で格差を補うには最大96億円の財源が必要と試算し、「単独で予算確保はできない」と判断。住民間に不公平感が生じれば「将来のまちづくりの障害となりかねない」(佐々木市長)として、集団移転併用を見送った。

 ただ、区画整理事業にも課題が立ちはだかる。市の個別面談による住民意向調査では「土地を売却したい」が55.6%に上り、「所有を続けたい」が22.7%、「未定」が21.7%だった。
 市は区域内の土地売却希望に基本的に応じる方針だが、限度は「公共用地と災害公営住宅分を合わせた約40ヘクタールほど」(震災復興部)。売却希望が続出すれば、全てに応じられない可能性もある。
 居住区域のかさ上げも簡単ではない。国のガイドラインでは、「津波防災上必要最小限なものに限られる」と明記。予算措置の要件で計画人口密度を「1ヘクタール当たり40人以上が必要」としており、閖上では3200人以上が必要となる計算だ。
 市は計画人口を震災前と同様の5500人と設定するが、意向調査では「戻りたい」とする回答は34.1%にとどまり、復興後の実人口が2000人を切る恐れもある。
 国土交通省市街地整備課は「しっかりした復興計画が出されれば、きちんと応援するというスタンスだ。ポイントは計画が合理的に説明できるか否かだ」と話す。


2012年10月14日日曜日

2362二階席:2012/10/15(月) 13:24:11
これは…、地元ではそれなりに番狂わせです。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121014t11033.htm

大河原町長に伊勢氏 斎氏3選阻み初当選


初当選を決め、支持者と万歳をする伊勢氏(中央)=14日午後9時20分ごろ、大河原町大谷の事務所
 任期満了に伴う宮城県大河原町長選は14日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元県議の伊勢敏氏(64)が、3選を目指した無所属現職の斎清志氏(59)=自民・公明推薦=を破り、初当選した。
 午後9時15分ごろ、当選が伝わると、同町大谷の事務所は約50人の支持者の歓声であふれた。伊勢氏は「町民の声が届く町政を訴え、理解された。少子高齢対策などをしっかりやりたい」と話した。
 町長選初挑戦となった2008年の前回選挙では落選。その翌年から、斎氏が示していた金ケ瀬地区への道の駅整備構想の撤回を求める住民運動を展開した。町長選告示後も「争点は道の駅。税金の無駄遣いはさせない」と強調し、住民運動と選挙戦を連動させることに成功した。
 斎氏は「道の駅は仙南全体を視野に入れた産業振興の核施設」と説明したが、整備を疑問視する住民らから同意を得られなかった。
 当日有権者数は1万9130人。投票率は60.17%で、前回を2.28ポイント下回り、同町長選としては過去最低だった。

◇大河原町長選開票結果(選管最終) 
当 5,963 伊勢  敏 無新(1)
  5,410 斎  清志 無現 

<いせ・さとし>1948年10月2日生まれ、石巻市出身。都立大院修了。全国一般労働組合同盟副書記長を経て、95年に妻の故郷の大河原町に転居。義父は佐藤卓郎元町長。99年の県議選で初当選し、2期務めた。64歳。

2363チバQ:2012/10/16(火) 22:35:09
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221016058.html
ダム工事の汚職で前福島県知事の“有罪”確定へ(10/16 20:59)

 福島県発注のダム工事を巡る汚職事件で、1、2審で有罪判決を受けた前福島県知事の佐藤栄佐久被告について、最高裁は、検察・弁護側双方の上告を退けました。執行猶予付きの有罪判決が確定することになります。

 佐藤被告は、ダム工事の受注を巡り、建設会社側に便宜を図る見返りに弟の会社の土地を実際より高い値段で下請け会社に買い取らせたとして収賄の罪で起訴されました。1審判決は懲役3年、執行猶予5年で、2審の東京高裁は「土地の売却代金と時価の差額が賄賂にあたる」との検察側主張を認めず、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。検察・弁護側双方が上告していましたが、最高裁は16日までにいずれも退け、「思うように売却できないなかでの土地買い取りは賄賂にあたる」とする判断を示しました。佐藤被告の有罪判決が確定することになります。

2364チバQ:2012/10/19(金) 23:07:37
4161 名前:名無しさん 投稿日: 2012/10/19(金) 15:05:04
衆院選にらみ各党思惑 酒田市長選21日告示、2新人の対決

 阿部寿一前市長の辞任に伴う山形県酒田市長選(21日告示、28日投票)が目前に迫った。前副市長本間正巳氏(65)=自民推薦=と元民主党衆院議員和嶋未希氏(40)の無所属新人2人が立候補を表明し、地元出身者による一騎打ちとなる公算が大きい。民主対自民の単純な構図に見えるが、次期衆院選山形3区をにらみ各党・各陣営の思惑が複雑に入り乱れ、混迷の前哨戦となっている。

 本間陣営は自民党系の県議、市議がフル回転し挙党態勢の構え。特に目立つのが、山形3区で14選を目指す党現職加藤紘一氏の動きだ。決起集会で自らマイクを握り、本間氏の事務所には秘書を送り込んだ。

 9月にあった加藤氏の後援会酒田・飽海地区会合で、複数の酒田市議が加藤氏に引退を迫る「反乱」があり、一方で自民党系の阿部前市長が無所属で3区に出馬すると表明した。酒田を舞台にした「反加藤」の動きを、市長選に乗じて封じ込めようというのが、加藤陣営の狙いとみられる。

 ある市議は「本間氏の選対がそのまま阿部選対にならないよう、押さえ込もうと必死なのだろう」と加藤氏の腹を読む。

 自民党が全面支援する本間氏と対照的に、和嶋氏は市民党を強調し、政党色を極力抑える。陣営幹部は「離党した際の事情があり、民主党の名前は出しにくい」と打ち明ける。

 現実には民主党系の県議、市議から支援を受けるが、民主党の3区公認候補に内定していた立場からの転身には、身内からも反発がある。

 和嶋氏の県議時代から支え続けてきた民主党系の市議は今回、支援を断った。この市議は「衆院選は和嶋に、とお願いしていた支持者にどう説明するのか。組織の筋として受け入れがたい」と言い切る。

 和嶋氏をめぐっては、連合山形が18日の執行委員会で支援を決めたほか、社民党が支援の動きを見せる。

 社民党公認で3区に出る吉泉秀男衆院議員(比例東北)は、6日にあった自身の事務所開きで「地元を思う和嶋氏の決断を評価したい。私の思いをくみ取って酒田市長選に当たってほしい」と支持者に呼び掛けた。

 県内の民主、社民両党と連合は前回衆院選で3者共闘を実現。民主党は3区に公認を立てずに吉泉氏の支援に回り、比例復活当選を後押しした。社民党と連合は共闘の継続を願っており、この件で鍵を握る民主党に、和嶋氏支援で恩を売ろうとの思惑も読み取れる。

2012年10月19日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121019t51016.htm

2365チバQ:2012/10/19(金) 23:41:52
>>2341>>2350>>2360
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001210180001
県南の雄 白石市の課題 上
2012年10月18日


片倉小十郎の銅像の完成式に出席した白石市の前市長・川井氏(左端)と現市長の風間氏(右端)。川井氏の隣は片倉家の現当主の重信氏=4月、白石市

続く対立 市政に閉塞感


○市長と前市長


 白石市のシンボル白石城。その隣で旧白石高校の校舎が使われることなく、朽ちていこうとしている。2010年3月末に閉校して、すでに2年半。跡地利用について、市がビジョンを市民に示したことは、いまだにない。


 白石は「伊達の先陣」と言われた片倉小十郎が治めた街。白石城をはじめ、外堀だった沢端川や武家屋敷に城下町の面影を残す。東北自動車道には白石インターチェンジがあり、東北新幹線の白石蔵王駅は今年、開業30周年を迎えた。県南の「拠点都市」だ。


 しかし、人口は1957年の4万6670人をピークに現在は約3万7千人と、この半世紀で1万人減った。今年3月末の65歳以上の高齢化率は27・6%と県内13市で4番目に高い。JR白石駅前の商店街には、シャッターを下ろしたままの店も目立つ。


○活性化望む声


 東日本大震災後は、放射能汚染や風評被害の問題が重くのしかかっている。それでも、白石商工会議所が4月に会員に「会議所に望む支援策」を尋ねたところ、「風評被害の払拭(ふっしょく)」以上に「地域活性化」を望む声が強かった。


 「国道4号を仙台から南下すると、次第に寂しくなり、白石に至ってはガタガタだ」。市の現状を、前市長の川井貞一氏(79)はこう評する。84〜04年に市長を務め、全国市長会の副会長だった「大物市長」だ。


 その川井氏が8年前に後継に指名したのが、現市長の風間康静氏(51)。白石青年会議所の理事長を務めるなどした「若手のリーダー」で、市内の由緒ある寺の副住職でもあった。


 しかし、白石城を復元したり、電子投票を導入したりし、国の施策を巧みに採り入れた川井氏は、今の市政に不満を感じるという。その要因の一つに風間市長の資質を挙げ、「市長にはもっと情熱と先見性、決断力が必要だ」と指摘する。特に「白石にとって大切な旧白石高校の跡地の活用策をなぜ、示さないのか」。


○県南に悪影響


 4年前の市長選で川井氏は元市職員を擁立し、風間氏に対抗した。しかし、風間氏が約3千票の差をつけ再選。以来、両氏の関係はぎくしゃくしたままだ。


 両氏の対立について、市民の間には「市の閉塞(へいそく)感を強めている」との声があがる。周辺の自治体も、市が現状を打破するのに悪影響が出るのを心配する。


 今も川井氏に助言を求めているという近隣の首長は「国も財政難で、補助金をもらい『箱物』を作るという川井氏の時代の行政が、今はできない。ただ、川井氏の人脈と経験は豊富で、これを生かさないのはもったいない」と話す。


 白石市の停滞は、県南全体に悪影響を及ぼす可能性がある。広域行政で連携する七ケ宿町の梅津輝雄町長は「白石市はこの地域のリーダー。力強く引っ張っていってほしい」と求める。


     ◇ ◇


 「県南の雄」が苦しんでいる。21日に告示される市長選では、3選をめざす風間氏と、先月末に独自に立候補の意思を表明した前市議の沼倉昭仁氏(43)の一騎打ちになる見込みだ。選挙戦を前に問われる課題を追った。(石井力)

2366チバQ:2012/10/19(金) 23:42:15
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001210190003
県南の雄 白石市の課題 下
2012年10月19日


越河保育園の除染作業。隣接する丘陵地の枝を切り、草刈りもした=4月、白石市越河五賀

 白石市郊外の小原温泉にある市営の岩風呂「かつらの湯」。白石川のせせらぎを聞きながら入浴できる「秘湯」として人気がある。現在、地元住民でつくる活性化推進協議会が指定管理者として運営している。昨年度の入浴者は前年度比で約2500人減り、50万円の収入減になった。東京電力福島第一原発事故による風評被害が原因とされる。


 それでも市からの補助はない。協議会の高橋昶(とおる)会長は「人件費を削らなければならなかった。給料が減って『辞めたい』という管理人にお願いして、やっと続けられている」とこぼす。


 市主催の個別相談会で東京電力と初めて交渉したのは今月4日。東電の担当者からは「誠意をもって対応する」との返事を得たものの、高橋会長は「もっと早く対応して欲しかった」と市と東電に注文を付ける。


 市中心部は福島第一原発から75キロ、もっとも近い地域は66キロしか離れていない。市の調査では放射線量が最大で毎時0・51マイクロシーベルトあった地域もあり、昨年12月には汚染状況重点調査地域に指定された。市内でとれた原木シイタケとタケノコの放射性セシウムは、1キログラム当たり100ベクレルの基準値を超え、出荷停止になっている。


 こうした中、市が力を入れるのは、学校や保育園などの「子ども空間」の除染だ。国が除染実施計画を承認するのを待たず、4月末から作業を開始。福島県境に近い越河保育園では園庭を5センチ覆土した。その結果、高さ50センチの放射線量は毎時0・47マイクロシーベルトから同0・19マイクロシーベルトに減った。


 同園は6月、1年3カ月ぶりに園庭での外遊びを再開した。覆った土が雨で流されるのを防ぐため7月には芝生も植えた。古山陽子園長は「子どもたちを思いっきり遊ばせられるようになり、良かった」と喜ぶ。


 しかし、幼い子どもや孫を持つ家庭を中心に不安は消えない。6月に市内であった「医師から学ぼう放射線のこと」という講演会には、母親ら約150人が参加。阪南中央病院(大阪府)の村田三郎医師が、食品などから体内に入る内部被曝(ひ・ばく)の危険性を指摘した。


 講演会を主催した「子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク」の吉田貞子さん(54)には思い当たる節があった。昨年12月、市内に住む知人の14歳の息子の尿検査をフランスのNGOに仲介したところ、セシウムが検出されたのだ。「食事にも気をつけている家庭でも内部被曝を防ぐことができなかった。低い数値と言うが、どういう影響が出るのかよく分からず、不安だ」と話す。


 村田医師は、心のケアを含めた健康調査の必要性も指摘した。吉田さんは「低線量の影響があるのか、ないのか。国や県が健康調査をしてくれない中、身近な存在の市が独自に取り組んでほしい」と訴える。


 市議会では、繰り返し市独自の健康調査を求める質問が出ている。そのたびに風間康静市長はこのように答弁している。「専門家で作る県の有識者会議が必要ない、と判断した。我々は素人、知識のある人の判定を享受するのが今の立場だ」(石井力)

2367チバQ:2012/10/19(金) 23:45:08
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210190002
商都の課題 酒田市長選(上)
2012年10月19日

公開討論会で政策を訴える和嶋氏(左)と本間氏=酒田市

 ◇ 地域経済低迷からの再生策は


 ◎本間氏 既存企業で雇用拡大


 ◎和嶋氏 地元企業の足腰強く


 前市長の辞任に伴う酒田市長選が28日に投開票される。ともに無所属新顔で前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=と前衆院議員の和嶋未希氏(40)が立候補を表明しており、16日には公開討論会も開かれた。2人の立候補予定者が挙げる市政の課題を検証する。


 和嶋氏 親の世代、祖父母の世代が頑張ってつくってくれた酒田を再生したい


 本間氏 市民が協力し合い、生き生きとした、かつてのにぎわいのある酒田にしたい


 民主党の県議、衆院議員を務めた和嶋氏と、副市長として阿部寿一前市長(53)を支えた本間氏。一騎打ちとなる公算が大きい2人だが、公開討論会の場で掲げた大目標は一致していた。人口減や地域経済の低迷から抜け出せない商都・酒田市の再生だ。


 通算13年5カ月続いた阿部市政について、和嶋氏は「やるべきことをやってきたかもしれない。でも市民の納得感、満足感につながっているのか。その乖離(かい・り)が多くの市民の閉塞(へい・そく)感になっている」と指摘する。本間氏も1市3町の大合併や県立・市立病院の統合などの成果を評価しつつ、自身が「後継」でないことを強調。有力経済人とのあつれきから勢力が二分されたまま行政が継続されたとし、「今度は全員野球で」と融和を訴える。


 酒田市の9月末の人口は11万771人。合併した2005年11月末から7418人減った。05年末と10年末の市の工業統計調査を比べると、事業所数(従業者4人以上)は267社から224社に、従業者数も9027人から8316人に減少。製造品出荷額も2218億円から2046億円に落ち込んでいる。


 市は先月、500人規模のコールセンターを酒田京田西工業団地に誘致することに成功。引き続き粘り強く誘致活動を続けている。


 新市長はどう取り組むつもりなのか。


 和嶋氏は「転出者の増加が大きな課題。生産・経済活動の低下を招き、地域活力が落ちる。それでまた人が出て行くという負のスパイラルに入っている」と現状を分析。「長く続いている地元企業の足腰を強くするために集中的に予算を投資し、新規事業の開発や新分野への参入を支援して雇用を増やす」との政策を訴える。


 本間氏は「誘致は宝くじに当たるぐらい難しい。既存の企業が1人でも2人でも多く雇ってくれる状況をつくる」と主張。「企業はグローバルな仕事をしているが、行政は身近な仕事をしているのでマッチングしない」と行政の限界にも触れつつ、「他県の仕事を紹介する商談会を開くなどして雇用を守ることも大切」としている。(岡田和彦)

2368チバQ:2012/10/19(金) 23:46:05
間違えた 下がまだだった

2369チバQ:2012/10/20(土) 12:13:42
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210200002
商都の課題 酒田市長選(下)
2012年10月20日
ようやく開発計画がまとまったJR酒田駅前の空き地に立つポスター掲示場=酒田市

 ∞ 交通網の整備・観光対策・農業振興
 本間氏 山形新幹線延伸に力
 和嶋氏 自治体負担あり慎重


 日本海の交易の拠点として栄えた商都・酒田。しかしかつての中心街のにぎわいもいまはみられない。交通網整備と交流人口の増加、基幹の農業振興について、立候補を予定している、いずれも無所属新顔の前衆院議員和嶋未希氏(40)と、前副市長本間正巳氏(65)=自民推薦=の2人の考えを探った。


 和嶋氏 高速道路の整備率は50%、全国で山形県は40番台。庄内はとりわけ低い。日沿道、東北道の未開通部分に加え、さらに国道47号(新庄―酒田線)を整備することが重要だ


 本間氏 交通網が分断していては地域経済は発展しない。秋田、新潟と高速道路をつなげ、新庄へも高規格道路を整備する。骨格が出来てこそ、酒田港の活性化が図られる


 本間氏は山形新幹線の庄内延伸実現にも力を込める。「新庄まで来て、なぜ庄内へ来ないのか。延伸して人が集まるようにしないといけない」


 一方の和嶋氏は慎重だ。「自治体負担のあり方を考えなければいけない。新庄も大変な思いをしている。費用対効果はどうか。今後、増える市債の問題もある」


 観光対策はどうか。山形県観光交流課の観光者数調査によると、昨年度、酒田市の297万人に対して、鶴岡市は529万人。温泉地など好条件にも恵まれて好調な鶴岡市に対し、酒田市は山居倉庫や本間家など歴史的建造物に恵まれながら、「おくりびとブーム」など一時的なにぎわいにとどまりがちだ。


 和嶋氏は「十分に観光資源はある。足りないのは発信力。発信とマネジメントはプロパーの力を借りるべきだ」とし、旅行企画の商品化など具体的なプランを提示する。


 本間氏は「観光ボランティアによる紹介でもっと魅力を知ってもらうとともに、来てもらうためのインフラ整備が重要だ」と強調している。


 農業政策について本間氏は「農家が潤沢にならないと、街に金が回らない。庄内は米に特化してきたが、最近は米の値段が下がって、粗生産は落ちている」と現状を分析。「後継者を育てて、複合経営から利益を上げていくことが大事だ」とする。


 和嶋氏は「米だけからどう脱却するか。作って、加工して、販売ルートに乗せて、宿泊やサービスもやっていく。農業は観光資源でもあり、商品開発やグリーンツーリズムなどをもっと知ってもらい、来てもらい、買ってもらう努力をしたい」としている。(岡田和彦)

2370チバQ:2012/10/21(日) 17:21:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000156-mailo-l06
浮遊する民意:酒田市長選を前に/上 プロセスなき意思決定 /山形
毎日新聞 10月19日(金)13時5分配信

 ◇「上意下達」の風力開発 先人の遺産、なおざりに
 庄内海岸の県立自然公園内に計6基の大型風力発電施設を建設する−−。8月20日、吉村美栄子知事と阿部寿一市長(当時)は記者会見し、こう発表した。唐突なうえ、これまでとは180度の方向転換。長年、庄内浜のクロマツ林の保全活動に従事してきた男性(80)たちにとっては「寝耳に水」。悪い夢を見ているのではないかとさえ思えた。
 1・5〜3・0キロの幅を保ちながら約33キロにわたって連なる庄内浜のクロマツ林。酒田から鶴岡まで続く沿岸一帯は「優れた景観」として県が48年に自然公園に指定した。打ち寄せる白波と白い砂浜と針葉樹クロマツの濃緑色の「白砂青松」の色彩。快晴の日に秀峰・鳥海山を望めば、それは「日本人の心を象(かたど)る風景」のひとつだと、多くの人は感じるだろうと誇りにしてきた。
 その景観は安易な景観論から生まれたのではない。クロマツ林は庄内沿岸部を襲う大量の飛砂を防ぐ機能林だ。風に巻き上げられて降り注ぎ一夜にして民家や農地、道路といった人の生活圏を「砂漠」にしてしまう飛砂をどうにか防ごうと300年も前から先人が植え続けた歴史的、民俗的文化遺産である。庄内人が生きていくための景観であり、庄内人が作り出した生態系だった。
 一方でそれは風力発電の適地の証左でもあって、過去、企業の食指が動いた地域でもあった。01年に新日本製鉄が、10年には庄内風力発電有限会社が建設を計画。だが県は景観価値を盾に認めなかった。
 それが一変した。「原発事故」を契機に県は脱原発に動き出し、自らが認めなかった自然公園内への風力発電施設建設を打ち上げた。
 深刻なのは地元の阿部市長が県に歩調を合わせ、しかも、吉村知事の「景観の考え方は時代とともに変わる」との発言にうなずいたことだった。たやすく覆ることへの割り切れなさと違和感。クロマツ林を後世に伝えようとつる切りや枝打ち、道路整備、先人の歴史啓発、環境学習といった自分たちの活動が否定されたように感じた。
 阿部市政当時、景観計画と景観条例を制定した。「庄内砂丘とクロマツ林の見事な景観」を大切にし、条例では「高さ20メートル超の電気供給施設、または高さ13メートル超の建築物を新設する際は市長に届け出が必要」と規定した。風力発電の高さは約120メートルで規定に該当するが、「官設」となれば、いったい誰が条例に照らすのか。
 「白砂青松」の景観を大切にする市民への十分な説明も、合意形成もないまま「上意下達」で進み出した官製の風力開発。市民の意思は行き場を失い浮遊している。
   ◇  ◇
 阿部前市長の辞職に伴う酒田市長選が21日告示、28日投開票される。酒田市の「民意の現状」を点描しながら市政の在りようを展望する。【佐藤伸】
10月19日朝刊

2371チバQ:2012/10/21(日) 17:22:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121020-00000077-mailo-l06
浮遊する民意:酒田市長選を前に/中 住民の合意形成 /山形
毎日新聞 10月20日(土)12時17分配信

 ◇説明軽視、垣間見え 基本的手続き抜け落ち
 県と酒田市が庄内海岸の風力発電計画を発表してから50日ほどたった今月7日、同市内である会合が開かれた。主催は地元の二つのNPO法人。県と市の環境審議会委員や市議、風力発電事業者など約20人が集まった。風力発電事業を進めるに当たり、建設に至るプロセスの透明性や合意形成過程の尊重、市民合意を大切にすべきだといった意見が出た。
 この日の会合は「卒原発に向けて」と題するもの。どのような方法で市民合意を進めていくべきかを県と市の担当者から聞く予定だった。ところが担当者は欠席。「計画地の集落に説明してからにしたい」というのが理由だった。
 行政に対する不信感も噴出した。「景観を考えるならば市全体が地元。旧態依然とした行政の進め方を感じる」「一応意見を聞いたから進めるというアリバイ作りに利用されたくない」。3年ほど前に起きた旧八幡町(現酒田市)の八森自然公園土砂採取問題と似ているとの指摘も出た。住民説明を軽視し市が高規格道路建設用の土砂を採取しようとした事案だ。
 酒田市政にはそうした姿勢が垣間見える。
 たとえば離島・飛島の遠隔診療問題。常駐の医師が不在となり、本土からの医師派遣とテレビ回線による遠隔診療に切り替えることをごく一部の住民代表者らに限って説明、実施しようとした。しかし島民の批判を受け、実施直前の今年3月中旬に島民説明会を開いた。その際には「前もってなぜ説明しない」「私たちだって酒田市民。医療を受ける権利がある」といった悲痛な声が相次いだ。
 新庁舎建設計画では、周知の方法に市民はあきれ顔だ。合併特例債を活用し建設費が「50億円半ば」という巨大公共事業だが、学識経験者や諸団体代表者らから意見を聞く委員会を5回、住民参加のワークショップを4回開くなどしたのみで、参加者が少なく低調。基本設計ができて8月に市議会建設常任委員会で報告了承を得たというが、市民のホームページには掲載していない。市新庁舎建設室の本間利彦室長は「来年の3月末に実施設計ができたら公開する」と言う。
 庄内浜の大型風力発電施設計画について計画地集落以外の市民や団体などへの説明について、市政策推進課の阿部勉課長は「11月にも開く環境・景観審議会に報告してからだが、要望があればしてもいい」と消極的だ。
 市民への情報公開や説明責任、住民参加の合意形成の仕方といった基本的な手続きが抜け落ちたような姿勢に、市内の飲食店経営者(86)は「阿部市政(阿部寿一前市長)の失われた10年だ」と酷評する。市長選を通じて市政を見つめてきた自営業者(69)は「酒田の行政機構はねじが何本かはずれているのか」と手厳しい。【佐藤伸】
10月20日朝刊

2372チバQ:2012/10/21(日) 17:22:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121021-00000160-mailo-l06
浮遊する民意:酒田市長選を前に/下 課題山積 /山形
毎日新聞 10月21日(日)11時55分配信

 ◇古里への誇り、回復願う カギ握る「市民目線」
. 13年5カ月務めた阿部寿一前酒田市長が9月14日に任期途中で辞職を表明、国政転出に意欲を見せた。それからわずか40日たらず。21日告示の次期市長選に向け、複数の保守系候補の名前が浮上しては消えた。最終的には阿部氏を09年12月から副市長として支えてきた本間正巳氏(65)と、民主党衆院議員だった和嶋未希氏(40)の一騎打ちの公算が大きくなった。
 加藤紘一衆院議員のほか、地元3県議や市議ら自民党から「一本化された支援」を受ける本間氏。社民党の吉泉秀男衆院議員や無所属の舟山康江参院議員のほか民主、社民が自主的支援、連合山形が支援する和嶋氏。対立軸は「自民と対自民」、「老練と若い可能性」、「組織と緩やかな連帯」−−。両氏は今後の市政をどういう方向に導こうとしているのか。
 前哨戦が展開される中、決起大会を先に開いたのは和嶋氏。15日に「酒田再生プロジェクトキックオフ集会」と題して開催し、約550人が集まった。対する本間氏は「後援会設立総会・総決起大会」を17日に開き、約950人が集まった。和嶋陣営は動員をかけず、本間陣営は動員しての決起大会。数こそ本間陣営が圧倒したが、同市の政治状況をよく知る人は「この時点では五分五分」とみる。
 和嶋氏は「集会」で「どれくらい人が来てくれるか心配だったがこんなに来てくれた。声にならない声が声になる選挙にしたい。現状維持は後退と同じ。3年、5年後の酒田を再生したい」。
 本間氏は「大会」で、市町合併など阿部市政を一定評価する一方、「酒田がひとつになって進む気風がなかった。全員野球で、オール酒田で、ホップ、ステップ、ジャンプ酒田にしたい」と訴えた。
 市政には人口減少をはじめ、高齢化▽企業誘致・育成▽雇用確保▽観光客誘導▽酒田港活用▽交通網整備▽子育て▽産業育成▽市庁舎新築▽酒田駅前開発▽近隣自治体と県、国との連携−−など、課題が山積する。50代の農業男性は、今回の市長選に「11万都市、古里酒田への誇りの回復」を願う。男性は言う。「薬は市と市民の二人三脚しかない」
 13年5カ月前、阿部市政は「市民本位の市政」「市民との対話重視」などを掲げて誕生した。その阿部市政の成果についてある保守系市議はこう回想する。「議会で質問しても職員たちはトップの顔色をうかがって発言していた。その姿が可哀そうで、いつのころからか質問を控えるようになってしまった」。トップ次第で職員の姿勢、目線が変わることを実感し、市民対応の姿勢にも表れていたと分析する。
  ◇  ◇
 市と市民の二人三脚、そして誇りの回復。その根幹にあるのは情報公開や説明責任、住民参加の合意形成だ。職員の能力を最大限に引き出せるのは誰か。民意は、着地点を見つけることができるだろうか。市長選は28日投開票を迎える。【佐藤伸】
10月21日朝刊

2373チバQ:2012/10/22(月) 22:56:17
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210220004
酒田市長選が告示
2012年10月22日
 ∞ 新顔同士、一騎打ちに


 前市長の辞職に伴う酒田市長選は21日告示された。いずれも無所属新顔で、前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=と、前衆院議員の和嶋未希氏(40)が立候補を届け出て、一騎打ちとなった。同時に行われる市議補選(被選挙数1)にはいずれも無所属新顔の江口暢子(よう・こ)氏(52)と大壁洋平氏(25)が立候補した。


 本間氏は酒田市二番町の事務所で出陣式を行ったあと、事務所前の大通り商店街で支持者を前に第一声を上げた。自民党の遠藤利明衆院議員や地元県議3人、市議16人も駆けつけた。遠藤氏は「酒田市は物流拠点として重要。県総務部長や副市長も務め、行政のわかる本間さんに任せてほしい」と支援を呼びかけた。


 和嶋氏は酒田市東大町3丁目の事務所で出陣式を行い、支持者を前に第一声。応援に駆けつけた舟山康江参院議員は「和嶋候補は市民本位の政治を取り戻すため立候補した。新しい政治を作っていく決断力、行動力が今の酒田市に求められている」と訴え、「吉村美栄子知事からも激励の電話があった」と、県内初の女性市長誕生へエールを送った。


 両選挙の投票は28日午前7時〜午後8時。飛島は26日に繰り上げ実施する。期日前投票・不在者投票は22〜27日(飛島は25日まで)。開票は28日午後9時から、市国体記念体育館(同市飯森山2丁目)で行われる。20日現在の有権者数は9万1987人。


 ▽ 候補者の第一声 届け出順


 ◎ にぎわい戻していく


 本間正巳 65 無新 自


 元副市長・県企業振興公社理事長・県企業管理者・県総務部長・県農林水産部長 ▽東北学院大法学部▽酒田市北今町 


 今日は皆さんの力でここまで来て第一歩を踏み出した。踏み外さぬよう一歩一歩進んでいきたい。私はオール酒田、全員野球で、酒田をかつてのにぎわいに戻していきたい。


 これまで色んな場所で新幹線(の延伸)の話をしてきた。ともすれば冷ややかな声もあったが、内陸と庄内地方はきちんと結ばれていなければいけない。酒田港を活性化して、にぎやかなかつての姿を取り戻す。みんなで夢を持ち、それを実現していきましょう。


 ぜひ力を貸していただきたい。二番ではだめ。ぜひ一番を与えて欲しい。


 ◎ 地場産業育成に投資


 和嶋未希 40 無新


 元衆院議員・民主党県会長・県議・企画制作会社員▽日大芸術学部▽酒田市大宮町3丁目


 現状維持は、じりじりと後ろへ下がること。酒田にそんな余裕はない。長く続く企業や団体の足腰を強くするため集中的に予算を投資し、雇用の場をつくる。


 新市庁舎建設に50億円の予算は必要か。合併特例債で7割は国の負担だが、3割は市の負担。市の借金も来年度から超過傾向で貯金を取り崩さないと予算編成もできない状況に向かっていく。身の丈にあった事業を選択し、削った分を地場産業の育成に投資したい。


 合併から7年。旧3町の活力が低下している。力をつけ、人口減少をくい止めていく。

2374チバQ:2012/10/22(月) 22:58:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121022/ymg12102202030000-n1.htm
自民VS反自民の争い 酒田市長選、新人一騎打ち 山形
2012.10.22 02:03
 現職の辞任による酒田市長選は21日、告示され、ともに新人の元副市長の本間正巳氏(65)と元衆院議員の和嶋未希氏(40)が立候補を届け出た。一騎打ちの構図になったが、本間氏は自民の推薦を受けており、民主、社民の自主的支援を受ける和嶋氏と「自民対反自民」の争いを繰り広げる。

 市の中心商店街に選挙事務所を構える本間陣営。出陣式には、自民党の遠藤利明衆院議員が駆けつけたほか、自民県議4人や保守系市議16人がずらりとそろい、自民色を全面に見せつけた。

 一方、国道沿いの和嶋陣営では参集した県議や市議の紹介は行わず、民主を離党した舟山康江参院議員が友人として応援演説。選挙カーに14台の自転車が伴走、若さと草の根活動をアピールした。

 次期衆院選準備のため現職市長が辞職したことを受け、急遽(きゅうきょ)市長選にくら替えした和嶋氏の陣営は「時間が足りない。組織力の本間陣営に、この1週間でどれだけ追い上げられるか」と漏らす。

 両陣営の主張に共通するのは地域活性化だ。酒田市の人口流出は深刻で、本間氏は山形新幹線の延伸を掲げ「酒田にかつてのにぎわいを取り戻したい」、和嶋氏は「地場産業の足腰を強くするために集中的な予算の投資をしたい」とともに訴えた。

 投票日は28日、即日開票される。有権者数は男4万3120人、女4万8867人。

                   ◇

 ◇酒田市長選 届け出順

本間 正巳 65 元副市長  無新  【自】

和嶋 未希 40 元衆院議員 無新

2375チバQ:2012/10/22(月) 22:59:03
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001210220001
白石市長選 現・新一騎打ち
2012年10月22日

 白石市長選が21日告示され、共に無所属で、3選を目指す現職の風間康静氏(51)と、新顔の前市議、沼倉昭仁氏(43)が立候補を届け出た。沈滞する市の活性化策や、東日本大震災からの復旧・復興、東京電力福島第一原発事故に伴う放射能汚染への対策などを争点にした選挙戦になりそうだ。


 (写真)白石市長選候補 上から届け出順 


 風間氏が午前8時半から同市本町の選挙事務所で開いた出陣式には、村井嘉浩知事や県内の市町長も応援に駆けつけた。民主党の県3区総支部と自民党の同市支部の推薦も得て、民主の橋本清仁衆院議員と自民の西村明宏・前衆院議員も支持を訴えた。


 学校などで除染作業を進めた放射能対策や、工業団地に3社を進出させた実績をアピール。第一声で「交流拠点都市を実現し、元気や活力で宮城県をリードできる白石を一緒に作っていきましょう」と訴えた。


 民主党公認で同市議に2回当選した沼倉氏は、今回は離党し無所属で立候補した。この日は午前9時から同市本町の選挙事務所近くで出陣式。新党きづなの斎藤恭紀衆院議員が応援演説し、かつて沼倉氏が秘書を務めた「国民の生活が第一」の小沢一郎代表のメッセージが読み上げられた。


 第一声で「市民の思いをくみ取る仕組みが不足している」と現在の市政を批判。「命にかかわる施策を優先し、市民が望む放射能対策の健康調査を実施する」と訴えた。


 沼倉氏の辞職に伴う市議補選(被選挙数1)もこの日告示され、前職の農業制野敬一氏(65)と新顔で元市民団体事務局長の丸山勝寿氏(63)の2氏が立候補を届け出た。


 投票は両選挙とも28日で、即日開票される。今回は電子投票ではなく、市長選では12年ぶりに自書式で実施される。20日現在の有権者数は3万1107人。(石井力、力丸祥子)

2376チバQ:2012/10/22(月) 22:59:50
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120929ddlk04010148000c.html
選挙:白石市長選 前市議の沼倉氏が出馬表明 現、新の一騎打ちか /宮城
毎日新聞 2012年09月29日 地方版

 任期満了に伴う白石市長選(10月21日告示、同28日投開票)について、新人の前白石市議、沼倉昭仁氏(43)が28日記者会見し、無所属で出馬することを表明した。既に現職の風間康静氏(51)が3選を目指し立候補を表明しており、現職に新人が挑む一騎打ちの選挙戦となる公算が大きくなった。

 沼倉氏は「市は景気低迷による産業と雇用の停滞、人口減・高齢化による地域の活力低下など大きな課題を抱えている」と述べた上で、「市民の要望や不安を率直にくみ取り、望まれる成果を提供する仕組みが不足している。放射能問題でも国の予算が付いたので実施したに過ぎない」と市政を批判。市政運営に当たっては、第1に「いのち」と「痛み」、第2に国や県から自立した「白石モデル」を創るとした政策を挙げた。

 沼倉氏は橋本清仁衆院議員秘書を経て、07年の白石市議選で民主党から出馬し初当選。現在2期目で28日、市議会議長に辞職届を提出して辞職した。近く民主党にも離党届を提出するという。

 沼倉氏の議員辞職に伴い、市議補選も市長選と同時に実施する。【豊田英夫】

2377チバQ:2012/10/22(月) 23:15:06
>>2374
http://mainichi.jp/select/news/20121022k0000m030053000c.html
酒田市長選 一騎打ち…市議補選も告示

 酒田市長選が21日告示され、いずれも無所属新人で前副市長の本間正巳氏(65)(自民推薦)と、前民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)の2人が立候補を届け出た。約13年半にわたって市政を担った阿部寿一前市長(53)が、次期衆院選の出馬準備で辞職したのに伴う選挙。2005年に1市3町が合併して新酒田市となったが、人口減や地域経済の低迷が続いており、雇用創出や産業振興などの活性化策が問われる。

 本間氏は、同市二番町の選挙事務所で午前8時半から出陣式を行った。県連推薦を受ける自民党の遠藤利明衆院議員や県議4人も応援にかけつけた。

 同9時過ぎに事務所前で第一声を上げた本間氏は、「かつてのにぎわいある酒田を取り戻す」と宣言。山形新幹線の庄内延伸の実現などを訴えた。

 和嶋氏が午前8時から同市東大町の選挙事務所で行った出発式には、社民党の吉泉秀男衆院議員や民主党を離党した舟山康江参院議員らが集まった。

 事務所前で行った第一声で和嶋氏は、「地場産業の足腰を強くすることに予算を投資していきたい」と語り、市庁舎建て替えでは事業規模の縮小を強調した。

 酒田市議補選(欠員1)も同日告示され、いずれも無所属新人の2人が立候補を届け出た。

 投開票はともに28日。期日前投票は22〜27日の午前8時半〜午後8時、市役所など市内4か所で受け付ける。

 20日現在の有権者数は9万1987人。

(2012年10月22日 読売新聞)

2378チバQ:2012/10/23(火) 21:04:59
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20121023ddlk06010050000c.html
選挙:酒田市長選 吉村知事が和嶋氏支持表明 /山形
毎日新聞 2012年10月23日 地方版

 酒田市長選で、吉村美栄子知事は22日、同市の和嶋氏の選挙事務所を訪れ、和嶋氏の支持を表明した。吉村知事は報道機関の「和嶋候補支持でいいか」との質問に「はい」と答えた。吉村知事は約400人を前に「おなかが痛くなるほど悩んだ」と前置き。自身の前回知事選時や、国に陳情に行った際に親身だった和嶋氏の行動を説明した上で、「感謝の気持ちは忘れてはいけないが社会人の基本。行くと決めて晴れやかな気持ちに」と述べた。

 同市長選には本間氏も立候補している。【佐藤伸】

2379期待!!:2012/10/23(火) 21:12:34
期待!!
適切に以上はお願いします。
宜しくお願いします

http://382a.com/u

2380名無しさん:2012/10/24(水) 05:20:19

酒田市長選で知事が和嶋氏支援 波紋広がる
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20121023-OYT8T01487.htm

 吉村知事は28日投開票の酒田市長選で、前民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)(無所属)を支援する考えを表明した。対立候補の本間正巳氏(65)(無所属、自民推薦)の陣営には、来年1月の知事選で吉村氏の再選を支援する自民県議もおり、知事選の支援態勢に影響を及ぼすかが注目される。

 吉村氏が公務の合間を縫って、和嶋氏の選挙事務所を訪れたのは22日夕。集まった350人以上を前に「和嶋さんは知事選で中核的な立場で私を支えてくれた。恩義を感じている。皆さん一丸となって和嶋さんを支えてほしい」と呼びかけた。

 2009年の知事就任以降、吉村氏は同年8月の衆院選で鹿野道彦氏(民主)、10年7月の参院選では岸宏一氏(自民)を応援するなど、知事選などへの「個人的な恩返し」を理由に支援を行ってきた。

 和嶋氏とも「盟友関係」(県幹部)と言われる間柄。一方、9月に自民党県議の3分の2以上が参加した知事支援グループが発足し、再選を目指す吉村氏支持を打ち出した。今回の市長選で、同党県連が本間氏を推薦したこともあり、吉村氏は9日の知事会見で「どう対応するか苦慮している」と述べていた。

 知事選が約3か月後に迫り、県政の「オール与党化」が進んでいることもあり、「知事は身動きが取れない」との見方が強かった。それだけに今回の行動には、県幹部からも「無風状態の知事選に波紋を広げる」と懸念する声が上がるとともに、「静観」を期待していた自民党の一部県議からは不満も漏れる。

 「吉村美栄子知事を支援する県議有志の会」の副会長を務める自民党の佐藤藤弥県議(酒田市・飽海郡区)は、「知事選の今後に影響を与える可能性がある。自民党内に知事を支援していこうという機運がある中で、今回のことは誠に遺憾だ」と不快感を示す。同会の同党県議も「支援者から『知事はどうなっているんだ』と不満が出ている。知事選に影響が出かねない」と危惧する。

 吉村氏は23日、酒田市で開かれた県交通安全県民大会で、同席した佐藤氏に「これまでの縁があり、やむを得なかった」と説明したという。大会終了後、知事選に与える影響を尋ねる記者団に対しても、「そういうことではない。知事選で中核的な所で働いてくれた方なので、恩返しをしたかった」と語った。

(2012年10月24日 読売新聞)

2381チバQ:2012/10/24(水) 23:55:44
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121024-OYT1T00287.htm?from=ylist
青森市、前市長らに9113万円賠償請求

 青森市発注の土木工事を巡る官製談合で、同市は佐々木誠造・前市長など当時の幹部4人に9113万9146円の損害賠償を請求した。


 市は16日に4人の弁護士に請求書を郵送。30日の期限までに支払われない場合、督促を行った上で訴訟に踏み切るかを検討する。

 ほかに請求したのは、米塚博・前副市長、佐藤健一・元副市長、横山精一・元総務部長。

 市は談合と認定された2005年〜09年の工事で、グループ分けによる官製談合が行われた06年5月〜09年5月の約16億6545万円について4人にも賠償を求めていた。このうち、破産した「和田工業」「帝産」の2社から回収できなかった計9301万円から遅延利息金を除いた額を請求した。

 読売新聞の取材に佐藤氏は「支払う義務はないという基本的な考えに変わりはない」と話した。米塚氏は「お話しすることはありません」としている。

(2012年10月24日10時52分 読売新聞)

2382名無しさん:2012/10/25(木) 06:23:56
>国政における民主党への逆風を陣営は警戒しており、陣営幹部は「民主党を前面に出しにくい」と打ち明ける。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121025t51020.htm

酒田市長選、28日に投票 終盤の激戦続く

候補者の街頭演説に耳を傾ける酒田市民

 無所属新人の一騎打ちとなった山形県酒田市長選は28日の投票日まであと3日となり、終盤の激戦が続いている。前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=の陣営は自民党を前面に出し、党の県議や市議がフル回転で運動を展開。対照的に元民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)は政党色を抑え、一党一派に偏しない「市民党」の立場を声高に訴えている。

 告示日の21日、本間氏の出陣式には、山形1区を地盤とする自民党の遠藤利明衆院議員(比例東北)や党の県議、市議がずらりと並んだ。マイクを握った県議の一人は「近いうちに政権交代がある。自民党に近い市長こそが酒田を発展させる」と声を張り上げた。

 本間陣営が頼るのは、政党支持率が回復しつつある「自民党の勢い」(陣営幹部)。個人演説会の応援演説でも党の県議、市議が「政権交代」の言葉を多用し、最近まで民主党議員だった和嶋氏をけん制する。

 自民党県連は、市長選を衆院選の前哨戦と位置付ける戦略。25日の本間氏の総決起大会には党参院議員佐藤ゆかり氏を中央から招き、党勢を強くアピールする。

 和嶋氏は、民主党からの組織的な支援は受けず、選挙戦で党国会議員は一人もマイクを握っていない。国政における民主党への逆風を陣営は警戒しており、陣営幹部は「民主党を前面に出しにくい」と打ち明ける。

 特定の政党や団体に支援を求めない「市民党」の立場を貫く一方、自主的に支援を決めた社民党県連や連合山形の後押しは受ける。22日に和嶋氏支持を表明した吉村美栄子山形県知事とのパイプも頼みの綱だ。

 告示後、25日の和嶋氏の総決起集会をめぐり「民主党の大物女性議員が駆けつける」との情報が流れ、和嶋陣営が打ち消しに回った。「民主の大物が来て政党対決になれば向こうが自滅する」といったん喜んだ本間陣営を横目に、和嶋陣営幹部は「明らかなデマ。民主対自民という構図には絶対しない」と言い切った。

◇酒田市長選立候補者

本間正巳 65 前副市長 無新(自推)
和嶋未希 40 元衆院議員 無新

2012年10月25日木曜日

2383名無しさん:2012/10/25(木) 06:28:46
>>2382
>和嶋氏の総決起集会をめぐり「民主党の大物女性議員が駆けつける」との情報が流れ、和嶋陣営が打ち消しに回った。「民主の大物が来て政党対決になれば向こうが自滅する」といったん喜んだ本間陣営を横目に、和嶋陣営幹部は「明らかなデマ。民主対自民という構図には絶対しない」と言い切った。


田舎らしい選挙だ

2384チバQ:2012/10/28(日) 22:57:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000102-mailo-l06
選挙:酒田市長選/酒田市議補選 あす投開票 市長選、最終盤となり舌戦が過熱 /山形
毎日新聞 10月27日(土)11時59分配信

 阿部寿一前市長の辞職に伴う酒田市長選は28日投開票される。ともに無所属新人で、前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=と、前衆院議員の和嶋未希氏(40)の一騎打ちとなっている。最終盤となり舌戦も過熱。連日、両氏の選挙カーが市内全域を回り支持を訴えている。また無所属新人2人が立候補している市議補選(改選数1)も同日投開票される。開票は午後9時から。市長選、市議補選ともに確定は同11時ごろの見込み。
 70年に県入庁の本間氏は総務部長などを歴任したあと09年12月から同市副市長。豊富な行政経験や実績、温厚な人柄をアピールする。出身校の同市立第一中や酒田東高OB、東北学院大OBらが「同窓生から新市長を」と動く。
 一方、「党を一本化して本間氏を推薦した」という自民党も組織を「フル稼働」させる。加藤紘一衆院議員や自民党3県議の後援会も次期衆院選や知事選をにらんで活発に動く。市議たちも自らの地盤で「本間氏支持」を訴える。本間氏は事実上の総決起大会を25日に市内の総合結婚式場で開催。支持者ら約600人が集まった。本間清和選対本部長が「1人3票」ずつ集めてくれるようお願いし気勢を上げた。
 県議2期目途中から民主党候補として衆院議員に転出した和嶋氏は「厳しい戦いをするなら、古里酒田のため戦いたい」と、離党・辞職し市長選に立候補した。政党・団体の推薦は受けず「市民一人一人の力の結集」を掲げ、本間氏の分厚い組織に挑む。社民党の吉泉秀男衆院議員や無所属の舟山康江参院議員が支援する。22日には、来年に知事選を控える吉村美栄子知事が選挙事務所を訪れ「和嶋氏支持」を訴え、態度を明確にした。13年余り続いた阿部市政との決別をうたい25日に市総合文化センターで開いた総決起大会には約450人が参集。「酒田再生のために、県内初の女性市長誕生のために頑張ろう」と、支持者らの気持ちを引き締めた。
 一方、離島・飛島では26日に繰り上げ投票が行われた。投票率は71・43%で前回市長選の74・44%を下回った。また25日現在の期日前投票は3420票(前回市長選・同期間集計3825票)、不在者投票は88票(同191票)。【佐藤伸】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇酒田市長選立候補者
 (届け出順)
本間正巳(ほんま・まさみ)65 無新
 [元]副市長[歴]県農林水産部長・総務部長・企業管理者▽県企業振興公社理事長▽東北学院大=[自]
和嶋未希(わじま・みき) 40 無新
 [元]衆院議員[歴]企画制作会社員▽県議▽民主党県幹事長・副会長・会長▽衆院農水委員▽日大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇酒田市議選補選立候補者(改選数1−2)=届け出順
江口暢子 52 無新
大壁洋平 25 無新
10月27日朝刊

2385チバQ:2012/10/28(日) 23:03:47
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210270002
2氏激戦展開 酒田市長選あす投開票
2012年10月27日


繰り上げ投票が実施された飛島から定期船で投票箱を運んできた立会人ら=酒田市

 ◇ 市議補選も


 酒田市長選は28日投票があり、即日開票される。いずれも無所属新顔で前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=と、前衆院議員の和嶋未希氏(40)が立候補している。地域経済が低迷する酒田をどう活性化するのかを争点に、激しい戦いを繰り広げている。同時に行われる市議補選(被選挙数1)には、新顔2人が立候補している。


 本間氏は、県総務部長など要職を歴任後、副市長を2年10カ月務めた。豊富な行政経験と手腕を強調。「全員野球で酒田市にかつてのにぎわいを取り戻す」と訴える。山形新幹線の庄内延伸や地場産業の振興、雇用の確保、女性の働きやすい環境づくり、魅力あふれる農林水産業の振興などを公約に挙げている。


 自民党の加藤紘一衆院議員、岸宏一参院議員、地元の3人の県議、市議らの支援を受け、連日の個人演説会で浸透を図る。


 和嶋氏は、政党や企業、団体の推薦を受けず、同世代の市民らで結成した「酒田再生プロジェクト」を軸に、市民参加による市政刷新を訴える。市庁舎問題の再考などを約束。産業の育成や雇用対策のための10億円規模の集中投資、医療、介護、福祉の連携強化などを目指す。


 県議、衆院議員の経験や人脈を強調。親しい吉村美栄子知事や舟山康江参院議員、吉泉秀男衆院議員、地元県議、市議らの支援も受ける。


 投票は午前7時〜午後8時。開票は午後9時から、市国体記念体育館(同市飯森山2丁目)で行われる。市長選は午後11時ごろ大勢が判明する見込み。20日現在の有権者数は9万1987人。


 一方、飛島は26日に繰り上げ投票があり、不在者投票と期日前投票を合わせた投票率は71・43%(前回74・44%)だった。(岡田和彦)

2386チバQ:2012/10/28(日) 23:07:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121028t11025.htm
栗原市長選に市議の千葉氏出馬表明 来春、8年ぶり選挙戦か
 栗原市議の千葉健司氏(56)は27日、任期満了(来年4月30日)に伴う栗原市長選に立候補することを表明した。現職の佐藤勇氏(70)が既に、3選を目指して出馬する意向を示しており、8年ぶりの選挙戦になる見通し。
 千葉氏は27日、市内で開かれた自身の後援会総会で、歯止めがかからない人口減少と若者流出、商工業の衰退などへの危機感を示した上で、「栗原はこれでいいのかと叫ぶ声が全市域から聞こえる。来年の市長選に出馬し、栗原をあるべき姿に切り替えたい」と決意を述べた。無所属で出馬する意向。
 千葉氏は石巻市生まれ。築館中、築館高、国学院大卒。銀行など民間企業勤務を経て2009年の栗原市議選で初当選。現在1期目。祖父、実父は旧築館町長を務めた。


2012年10月28日日曜日

2387名無しさん:2012/10/29(月) 02:56:37

新人本間氏が初当選=前民主議員の和嶋氏破る―山形県酒田市長選
2012年 10月 29日 0:12 JST
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_537428

 次期衆院選へ出馬表明した前市長の辞職に伴う山形県酒田市長選は28日投開票され、無所属新人で前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=が、無所属新人で前民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)を破り初当選した。投票率は59.32%だった。

 阿部寿一前市長は9月、次期衆院選出馬のため任期途中で辞職。選挙戦は自民党が支援する本間氏と、2009年衆院選の比例代表東北ブロックで初当選、次期衆院選山形3区の党公認候補にも内定していた和嶋氏による一騎打ちとなった。 

[時事通信社]

2388名無しさん:2012/10/29(月) 06:22:37

酒田市長に本間氏が初当選 元民主・和嶋氏下す
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121029t51021.htm

 前市長の辞職に伴う山形県酒田市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=が、無所属新人で元民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)を破り、初当選を果たした。

 本間氏は副市長を務めた2年9カ月の実績を強調し、「交通インフラ整備で酒田を活性化する」などと訴えた。自民党の強固な組織基盤に支えられ、中高年層を中心に支持を伸ばした。

 和嶋氏は政策転換による活性化を訴えたが、国政からの転身への批判もあり、及ばなかった。

 当日の有権者数は9万1405人。投票率は59.32%で前回を12.83ポイント下回り過去最低となった。

2012年10月29日月曜日

2389名無しさん:2012/10/29(月) 06:53:33

酒田市長に本間氏 和嶋氏破り初当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20121028-OYT8T00995.htm

 酒田市長選は28日投開票され、無所属新人で前副市長、本間正巳氏(65)(自民推薦)が、無所属新人で前民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)を破り、初当選を決めた。自民党県連の推薦を受けて、地元選出の国会議員や県議らに支えられた組織型選挙を展開した本間氏が、開かれた市政の実現を訴えた和嶋氏を退けた。投票率は59・32%で前回の72・15%を12・83ポイント下回った。当日有権者数は9万1405人。

 同市二番町の事務所で開票結果を待ち受けていた本間氏は、「当選確実」の知らせがもたらされると、笑顔で支持者と喜びを分かち合った。本間氏は「みなさんの力で勝利に導いてもらった。市民の力を結集して活力ある酒田にしていきたい」と抱負を語った。

 本間氏は、市庁舎建て替えやJR酒田駅前の開発など、進行中の主要事業を「副市長として企画立案してきた政策」と強調し、市政継続の必要性を訴えた。山形新幹線の庄内延伸や企業誘致の実現なども掲げ、「市民の力を結集し、活力ある酒田にする」と支持を求めた。

 知名度では、県議、国会議員を経験した和嶋氏に遅れをとったが、自民党の加藤紘一衆院議員や岸宏一参院議員、県議らの厚い支持基盤に乗って、告示前から企業など団体へのあいさつ回りを繰り返した。選挙戦に入っても、1日3〜5回の個人演説会を行うなどして、支持を固めていった。

 一方、「酒田の再生を図る」として、国会議員を辞して市長選に臨んだ和嶋氏だが、突然の転身に身内の支援者からも異論が出るなど、十分な支援態勢を築くことができなかった。離党はしたものの、民主党への逆風も影を落とした。

 市議補選(欠員1)も28日に投開票され、新たな議員が決まった。

(2012年10月29日 読売新聞)

2390名無しさん:2012/10/29(月) 10:53:00

酒田市長に本間氏 投票率は59.32%、過去最低
http://yamagata-np.jp/news/201210/28/kj_2012102800818.php
2012年10月28日 22:35

当確の報道を受け、万歳する本間正巳氏(左から2人目)=28日午後10時24分、酒田市二番町

 現職の辞職に伴う酒田市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦、北今町=が、新人で前衆院議員の和嶋未希氏(40)=大宮町3丁目=を下し、初当選を果たした。投票率は前回より12.83ポイント低い59.32%にとどまり、過去最低だった2003年の71.51%をさらに下回った。

 本間氏は、自民党の市内4支部の要請を受け、9月25日に出馬を表明。加藤紘一衆院議員の後援会や自民党所属3県議、保守系市議16人らの支援を受け、厚い布陣で組織戦を展開した。

 「ジャンプ!酒田」をキャッチコピーに、副市長としての2年10カ月や、県総務部長などを務めた豊富な行政経験を前面に出し、市民融和のまちづくり、山形新幹線庄内延伸の推進、企業誘致と雇用確保などを訴えた。出馬表明から告示まで1カ月ない短期決戦で、思うように有権者への浸透が進まなかったが、最後は組織力で押し切った。

 和嶋氏は出馬に際し、民主党を離党。政党、団体の支援を受けない「市民党」を掲げ、阿部寿一前市長の市政運営に対する批判票の掘り起こしを進めるとともに、40歳という若さや吉村県政との太いパイプを強調し、支持拡大を図った。

 県議、衆院議員時代の後援会と若者有志らによる支援組織「酒田再生プロジェクト」を軸に、高い知名度を生かし女性票や若者票の獲得を狙ったが、政党、団体の推薦を受けない選挙戦術が裏目に出た。民主、社民、連合山形などの支援態勢が終盤まで整わず、幅広い支持を集めるまでに至らなかった。

 本間氏は午後10時20分すぎ、二番町の選挙事務所で集まった支持者らと共に万歳し「市民と心を一つにし、全員野球で取り組んでいく」と語った。

 同じ日程で行われた市議補選(欠員1)は、新人の元団体職員江口暢子氏(52)=亀ケ崎2丁目=が初当選した。投票率は59.27%だった。

2391名無しさん:2012/10/29(月) 12:16:44

酒田市長に本間氏
2012年10月29日
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210290003

当選が決まり、万歳三唱する支持者に笑顔で応える本間正巳氏=酒田市二番町の事務所

 ∞ 和嶋氏を破り初当選 投票率59.32%


 酒田市長選は28日投開票され、前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=が前衆院議員の和嶋未希氏(40)を破って初当選した。「地域の活性化」が大きな争点になり、「協力体制での市政発展」を訴えた本間氏が無所属新顔同士の一騎打ちを制した。当日有権者数は9万1405人。投票率は59・32%(前回72・15%)で過去最低だった。

 阿部寿一前市長が次期衆院選山形3区に出るため、任期途中の9月に辞職したことに伴う市長選。無所属同士ながら、自民党の推薦を受けた本間氏と民主党衆院議員だった和嶋氏の激突で、両党への「風」を示す選挙としても注目された。

 本間氏の事務所に当選の一報が伝わると、100人を超す支持者から「よし!」のかけ声と歓声が沸いた。本間氏は深々と一礼。「心から感謝申し上げたい。駅前再開発や市庁舎改築など市政を取り巻く諸課題を、市職員、市民と共に解決する。様々な意見を聴きながら、酒田のにぎわいを取り戻していきたい」と抱負を語った。

 本間氏は、県農林水産部長、総務部長、県企業管理者などを歴任後、酒田市副市長を2年10カ月務めた。

 選挙戦では、豊富な行政経験と実績を強調。「山形新幹線を延伸して内陸とつながらなければ、庄内の発展はない」とインフラ整備の重要さを訴え、地場産業の振興や雇用確保、女性の働きやすい環境づくり、農林水産業の振興などを公約に掲げた。

 ただ、前市長の「後継」であることは否定。市庁舎問題など政策は継承する方針を示したが、「協力体制で市をジャンプさせる」と違いを強調した。

 一方、和嶋氏の事務所では「本間氏当選」が伝えられると、集まった支援者から落胆の声が上がった。和嶋氏は「いい戦いをさせて頂き、悔いはありません。できることなら結果に結びつけ、皆さんにお返ししたかった。私の力不足で申し訳ない」と頭を下げた。

 和嶋氏は政党や団体、企業の推薦を受けず、市民参加型の「酒田再生プロジェクト」を結成して選挙戦を展開。「一緒に酒田再生」をキャッチフレーズにし、舟山康江参院議員や社民党の吉泉秀男衆院議員、連合山形の支援のほか、吉村美栄子知事の応援も受けた。

 ◇ 酒田市長選の得票

 当 28,553 本間正巳 65 無新(自)
   24,981 和嶋未希 40 無新
                     =確定得票

2392名無しさん:2012/10/29(月) 15:46:24
酒田市長選挙は社民党が支援し、人気の山形県知事が選挙支援して、民主党衆議院からの鞍替え和嶋未希が有利な状況だったが、自民党に敗北。正直ボーナスステージで敗北したって感じ

2393チバQ:2012/10/29(月) 21:38:26
後出しじゃんけんみたいで終わってから言うのは気が引けるけど、ボーナスステージは言い過ぎでは?
和嶋目線で、衆院選なら惨敗確実だったけど、市長選ならなんとかなるかも! ってくらいでは?
和嶋は県議に戻るんですかね?

2394チバQ:2012/10/29(月) 23:11:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20121029-OYT8T00049.htm
投票用紙の配布ミス・・・田舎館村長選

 田舎館村選挙管理委員会は28日、同日投開票された村長選で、有権者に投票用紙を配る際、別の紙を渡すミスがあったと発表した。

 発表によると、有権者が投票所に来場した際、「到着番号札」を手渡し、職員が本人確認した後、引き換えに投票用紙を交付する。しかし同日午前、1か所の投票所で、回収した番号札と有権者に渡す前の投票用紙の数を点検したところ、投票用紙が1枚多かった。開票後、投票箱から番号札が見つかったが、無効票となった。村選管の中山久志委員長は「投票の機会を奪い申し訳ない」と陳謝した。

(2012年10月29日 読売新聞)

2395有権者:2012/10/29(月) 23:28:30
 酒田と言えば

本間様には及びはせぬが
  せめてなりたや大名に

 本間様の関係者なの?

2396チバQ:2012/10/29(月) 23:37:49
>>2365-2366>>2375-2376
直前の立候補の割に競りましたね

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000026-mailo-l04
選挙:白石市長選/白石市議補選 市長選は風間氏が3選、8年間の実績と経験強調 市議補選は制野敬一氏 /宮城
毎日新聞 10月29日(月)10時45分配信

 任期満了に伴う白石市長選は28日投開票され、現職の風間康静氏(51)=無所属=が、新人で前市議の沼倉昭仁氏(43)=同=を破り、3選を果たした。同時に行われた市議補選(改選数1)は元職の制野敬一氏(65)=同=が当選した。当日有権者数は3万826人。市長選の投票率は58・91%で前回の68・33%を大きく下回り、過去最低となった。
 風間氏は、3月定例市議会で3選出馬を表明。定住人口増と地域経済活性化のため、工業団地への3企業誘致や東日本大震災からの復旧・復興対策、放射能対策など8年間の実績と経験を強調。「共汗・共学・共生」を理念に市民総参画のまちづくりを主張。震災復興を最重要政策に、すべて市民の力を結集した「交流拠点都市」づくりなど市政継続を訴えた。民主党県第3区総支部と自民党白石支部や市議の大半、各種団体の推薦も受け、幅広い支持を得た。
 3選を果たした風間氏は選挙事務所で支持者を前に「これからも白石発展のために全力で走ってまいりたい」などと決意を述べた。
 沼倉氏は「市民の思いを政策に実現する」と、「いのち・痛み」を最優先課題に置き、市長給与50%カットや放射能対策の市独自の健康調査など公約に掲げ、市民団体などの支援を受け市政刷新を訴えたが、出馬表明の遅れなどで浸透しなかった。【豊田英夫、金森崇之】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9293 風間康静 51 無現
  8607 沼倉昭仁 43 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇白石市長略歴
風間康静(かざま・こうじょう) 51 無現(3)
 市長▽仙南地域広域行政事務組合理事長[歴]幼稚園副園長▽白石青年会議所理事長▽立正大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇白石市議補選開票結果(改選数1−2)=選管最終発表
当 10922 制野敬一 65 無元(2)
   5625 丸山勝寿 63 無新
10月29日朝刊

2397チバQ:2012/10/29(月) 23:38:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000012-khks-l04
除染、企業立地に評価 白石市長風間氏3選
河北新報 10月29日(月)8時47分配信

 宮城県白石市長選は28日、投開票が行われ、無所属現職の風間康静氏(51)が、無所属新人で元市議の沼倉昭仁氏(43)を下し、3選を決めた。福島第1原発事故に伴う放射能対策が主な争点で、市政トップのリーダーシップの在り方をめぐって舌戦が繰り広げられた。
 放射能対策の争点化を仕掛けたのは沼倉陣営だった。道の駅整備問題が単一の争点となり、現職が敗れた14日の大河原町長選が念頭にあったのは間違いない。
 風間氏は選挙公報で「放射能」に一切触れておらず、単一争点化を避けたい意向が見え隠れしたが、福島県境の白石市では放射能汚染への不安が根強く、選挙戦で触れざるを得なかった。
 放射能対策をめぐり、風間氏は「自治体は国が決めた基準をしっかり守ることが仕事」と言い、沼倉氏は「国や県に関係なく、市民にとって必要な事業は市独自でも取り組む」と主張。基本姿勢の違いは明らかだった。
 結果は、幼稚園や小中学校などの除染に取り組んできた実績を強調した風間氏に軍配が上がった。沼倉氏が掲げた市独自の健康調査や福島県並みの損害賠償実現などの公約は、多くの有権者に実現困難と映った。
 一方で、風間氏の姿勢に強いリーダーシップの不足を感じ取った市民も少なくない。批判票の重みは謙虚に受け止めなければならない。
 風間氏は工業団地造成で相次ぐ企業立地に成功したが、4年前の市長選で掲げた「4万人都市復活」は達成できず、人口政策がなお大きな課題だ。低迷する城下町をどう立て直すのか。風間氏の手腕が問われる。(解説=白石支局・小沢一成)

 ◇白石市長選開票結果(選管最終)
当   9,293風間 康静 無現(3)
    8,607沼倉 昭仁 無新 

◎交流拠点都市「実現へ全力」/風間氏
 「いやいや、危なかった」。28日午後9時35分ごろ、白石市本町の風間康静氏(51)の事務所に当選の吉報が届くと、詰め掛けた支持者約300人に安堵(あんど)の色が広がった。
 大きな拍手で迎えられた風間氏は「皆さんのお力添えのおかげ。ありがとうございます」とホッとした表情。「交流拠点都市実現のため、これからも全力で走り続けたい」と決意を語った。
 一時は無投票当選が濃厚とみられていたが、投票1カ月前に選挙戦の構図が固まった。支持者は「苦しい戦いだった」と短期決戦を振り返った。
 「届かなかったか」。支持者約40人が集まった白石市本町の沼倉昭仁氏(43)の事務所では、落選が伝えられると重苦しい雰囲気に包まれた。沼倉氏は「白石を変えたいという市民の思いが、私の力不足であと一歩かなわなかった」と敗戦の弁を述べた。

2398名無しさん:2012/10/30(火) 06:24:39

自民組織フル稼働 酒田市長に本間氏初当選
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121030t51014.htm

当選から一夜明け、花束を手に市役所に初登庁する酒田市の本間新市長

 阿部寿一前市長(53)の辞職に伴う山形県酒田市長選は28日に投開票があり、前副市長本間正巳氏(65)=無新、自民推薦=が、元民主党衆院議員和嶋未希氏(40)=無新=を振り切って初当選した。自民党の組織力で支持を伸ばした本間氏に対し、和嶋氏は民主党への逆風を正面から受けた。本間陣営が阿部氏を遠ざけるなど、次期衆院選をにらんだ身内の攻防も垣間見えた。

 28日夜、当選が決まり歓声に包まれる本間氏の事務所で、自民党系の県議は「当たり前のことをセオリー通りやっただけ」と勝因を語った。本間陣営は「自民対民主」の政党対決に持ち込む戦略で、党の国会議員や県議、市議が中核となり、従来型の組織選挙を展開。企業・団体からの推薦状は数百に及んだ。

 和嶋陣営は当初から民主党の存在を隠す戦術。民主党国会議員の応援は一切受けず、代わりに吉村美栄子知事や、民主党を離党した舟山康江参院議員(山形選挙区)との関係をアピールした。

 事務所の壁には、全国の民主党国会議員から送られた激励のため書きなどが多く張られたが、民主党のマークは白い紙で隠していた。ある党県議は「和嶋氏の周辺からは(ため書きを)張らないでと言われたが、捨てるわけにもいかなかった」と内情を明かした。

 和嶋氏の民主党色は最後まで払拭(ふっしょく)できず、「(逆風の影響は)大きかった。政策の戦いではなかった」と和嶋陣営の幹部。本間陣営の関係者は「敵失で勝った側面もある」との認識を示した。

 本間陣営で目立ったのは、次期衆院選山形3区で14選を目指す自民党現職加藤紘一氏(73)の精力的な動きだ。決起集会で自らマイクを握り、本間氏の事務所には秘書を送り込んだ。

 一方、本間氏と二人三脚で酒田市政をけん引してきた阿部前市長は、自民党系でありながら選挙戦で影が薄かった。阿部氏は山形3区に無所属で出馬すると表明しており、敵対関係となる加藤陣営が市長選に乗じて影響力強化を狙ったとの見方が強い。

 阿部氏は選挙中、取材に対し「(本間陣営は)私の選対を使い切れていない。自民党を前面に出すなと言っていたのに。私の指示を聞いていればもう少し楽に行けたはずだ」と、不満を漏らしていた。

◎「市民の判断受け止める」/落選した和嶋氏支持の山形知事

 山形県の吉村美栄子知事は29日の定例記者会見で、酒田市長選で自身が支持を表明した元民主党衆院議員和嶋未希氏(40)が落選したことに関して、「酒田市民の判断の結果を受け止めなければいけない」と述べた。

 和嶋氏への支持表明は前回知事選の「恩返し」だったと強調し、「これまでにも何人かの選挙で支持を表明したが、勝ち負けを意識した動きではない。どの候補者が勝っても、選挙後は県勢の発展のために連携させていただく」と説明した。

 本間正巳新市長(65)を推薦した自民党から批判が出ていることには、「自分でも不器用な生き方だと思うが、いただいた恩に感謝の気持ちを返すのは人間の道だと思う」と、理解を求めた。

2012年10月30日火曜日

2399名無しさん:2012/10/30(火) 06:28:39
4401 :名無しさん:2012/10/30(火) 05:36:02

酒田市長選で和嶋氏落選 民主党ダメージ大きく
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20121029-OYT8T01437.htm

 自民党の支援を受けた本間正巳氏(65)が初当選した酒田市長選。前民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)は、次期衆院選で山形3区から同党公認で出馬することが内定していたが、それを蹴って敗れただけに同党のダメージは大きく、今後の3区の情勢に影響を与えそうだ。

 今回の市長選は、阿部寿一前市長が国政転出の意向を示し、3区からの出馬を表明したことが発端だ。最初に動揺したのは、自民党だった。阿部氏は同党の支援を受けて市長に当選しており、現職の加藤紘一衆院議員に反旗を翻したと受け止められたからだ。

 実際、一部の市議は阿部氏支援の立場を鮮明にし、阿部氏の後継含みで本間氏擁立に関わった。

 しかし、本間氏の出馬が決まると、同党県連は推薦を決定。加藤氏は、本間氏の事務所に秘書を派遣したり、県議をフル稼働させたりするなど、存在感を見せつけた。25日に開かれた本間氏の集会には、加藤氏自らも姿を見せて健在ぶりをアピールした。

 対照的に、阿部氏は選挙戦で見せ場を作れなかった。加藤氏の全面支援を受けた本間氏は、「阿部氏後継」を否定。加藤氏に近い関係者は「党内の一部で見られた阿部氏支持の流れに、くさびを打てた」と満足そうに振り返る。

 ただ、本間氏陣営の「実動部隊」を担ったのは、阿部氏に近い市議グループ。このうちの一人は「実際に動いたのは我々で、多くの票を得ることができた。衆院選に向けて、阿部氏に大きなプラスとなった」と手応えを強調する。

 一方、政党・団体の推薦を受けない「市民党」のスタンスで臨んだ和嶋氏。28日夜、敗戦の弁を述べる中で次期衆院選への影響を記者団に問われると、「市長選は国政の代理戦争ではない。私の選挙と特段関わりがあるものではなく、影響はない」と強調した。

 だが、県議、衆院議員と民主党公認で選挙を戦い、陣営にも党関係者が多数詰めかけ、「民主党色」を打ち消すことはできなかった。同党県連幹部は「政権交代後の市民の失望感が選挙結果に反映された。衆院選にも影響を与えるだろう」と肩を落とす。

 3区では、和嶋氏の後任問題が棚上げされたままだ。県連は近く対応を協議する方針だが、関係者からは「なり手が見当たらない。不戦敗の可能性すらある」と弱気の声も漏れる。鹿野道彦県連会長は「(市長選の)戦いが終わってすぐというわけにいかないだろう。時間がもう少したってからだ」と話している。

当選後初めて市役所に登庁し、職員に迎えられる本間新市長 ◇和嶋氏支援の知事「勝ち負け意識しない」

 吉村知事は29日の記者会見で、酒田市長選で自身が応援した和嶋未希氏が落選したことについて、「(知事選で受けた)ご恩を返すということが原点なので、勝ち負けは意識していない。どちらが勝っても、県政発展のために働かなければいけない立場なので、酒田市としっかりと連携を取って取り組んでいきたい」と“ノーサイド”を強調した。

 一方、本間正巳市長は市役所で当選証書が付与された後、記者団の取材に応じ、この日、吉村知事と電話で話をしたことを明らかにした。本間氏によると、吉村氏から「いろいろありましたね。苦労しましたね」と言われ、自らは「吉村さんが(知事選に)立候補した時、私も一生懸命応援した。いろいろなことでお世話になります」と応じたという。    

 本間氏は、30日の県・市町村行政懇談会で市長就任後初めて、吉村知事と顔を合わせる。

(2012年10月30日 読売新聞)

2400名無しさん:2012/10/30(火) 10:45:31
祝 和嶋未希落選

2401名無しさん:2012/10/30(火) 11:56:52

保守・70歳以上決め手 酒田市長選
2012年10月30日
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210300002

初登庁で職員から花束を贈られる本間正巳新市長=酒田市役所

 ∞ 本間氏の初当選

 新顔同士の一騎打ちとなり、28日に投開票された酒田市長選で、前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=が、前衆院議員の和嶋未希氏(40)を破って初当選した決め手となったのは、保守勢力の厚みと70歳以上の支持だった。市長選に投票した人を対象に朝日新聞山形総局がおこなった出口調査の分析から、今回の選挙の特徴が浮かび上がった。

 支持政党別の投票先をみると、本間氏は推薦を受けた自民党の支持層の78%を固めた。民主党比例東北ブロックの衆院議員だった和嶋氏も、離党し党の推薦は受けなかったものの、民主党支持層の76%の支持を集めた。回答者の34%を占め最大のかたまりだった無党派層は、本間氏49%、和嶋氏51%と、ここでも浸透の度合いはほぼ互角だった。

 ところが、政党支持率の厚みの差が勝敗を分けた。「民主逆風」のなか、自民党の支持率は34%と、民主党の18%の倍近かった。本間氏は保守層の厚みをがっちりとした組織選挙で生かした形になった。

 一方、年代別の投票先をみると、30〜60代の人は本間氏と和嶋氏がほぼ互角だったが、70歳以上は本間氏が62%で、和嶋氏の38%を大きく上回った。県の総務部長や企業管理者などを歴任し、行政経験が豊富な本間氏の「安定感」が、高齢層に受け入れられたといえそうだ。

 和嶋氏は、ピンクの事務所看板やたすきで「女性候補」や「若さ」を強調し、吉村美栄子知事の支援も受けた。女性票の獲得がかぎとの見方があったが、20〜30代の女性はややリードしたものの、40代以上の女性は各年代とも本間氏に及ばなかった。

 調査では、投票の際に何を一番重視したか、についても聞いた。「公約や政策」が48%。「候補者個人の魅力」が32%。「支援する政党や団体」は11%だった。

 新しい市長に最も力を入れてほしい政策では、「企業誘致や雇用拡大」が39%を占めた。「福祉や少子高齢化対策」が25%、「市街地の活性化」が20%、「交通網や港湾の整備」は4%だった。

 調査は28日に24カ所の投票所で実施。1231人から回答を得た。(岡田和彦)

 ◇ 「市民の意見を受け止めよう」 本間新市長初登庁

 酒田市長選で当選した本間正巳新市長は29日、市役所に初登庁し、玄関前で市職員に拍手で迎えられた。

 先月まで執務していた副市長室に入ろうとして、「今日から市長室です」と職員に促された本間氏は、「まだ切り替えができなくて」と照れくさそうに市長室の椅子に座った。

 当選証書を受け取った後、市民会館で職員に訓示。「市民の意見をきちんと受け止めて仕事をしよう。『なるべくやらない方向』で物事を考えようとするのではなく、『どうしてやれないのか』『やるにはどうしたらいいのか』という気持ちで仕事にあたってほしい」と呼びかけた。

 ◇ 新市長との連携 吉村知事が意欲

 吉村美栄子知事は29日の定例会見で、酒田市長選で当選した本間正巳氏について「酒田や庄内、県の発展のためにリーダーシップを発揮して欲しい」「酒田港の活性化など対話をしながら地域の発展のために共に事業をしていきたい」と話し、連携していく姿勢を強調した。ただ、本間氏が掲げた山形新幹線の庄内延伸については「県としては賛成、反対どちらでもない」と述べるにとどめた。

 対立候補の和嶋未希氏を応援した知事は、選挙結果について「酒田市民が2人の政策を聞いての結果。その思いをしっかりと受け止めたい」と語った。落選した和嶋氏から電話で「応援に来て頂いてありがたかった」と言われ、「よく頑張った」と伝えたという。

2402名無しさん:2012/10/30(火) 15:36:54
4408 名前:名無しさん 投稿日: 2012/10/30(火) 15:31:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000171-mailo-l06

選挙:酒田市長選 本間氏当選 和嶋氏に風吹かず 衆院選、注目集める前市長動向 /山形
毎日新聞 10月30日(火)15時16分配信

 28日に投開票された酒田市長選。同市前副市長の本間正巳氏(65)が前民主党衆院議員の和嶋未希氏(40)を抑え当選した。投票率は59・32%と過去最低を記録。「オール酒田」を主柱に本間新市政は29日、始動した。だが、そこからは国政の意外な動きも見えてくる。【佐藤伸、安藤龍朗、前田洋平】
. 28日午後10時20分過ぎ、FM放送が「本間氏当確」を告げると、和嶋氏選対事務所では「あー」と支持者のため息が漏れた。和嶋氏は謝意とともにこう述べた。「(政党・団体推薦を受けない)選挙戦を選んだことに悔いはありません」
 28日は全国数カ所で選挙があった。衆院鹿児島3区補選では自民前職が民主推薦候補を破った。岡山県知事選では自公など推薦の候補が、民主を離党し出馬した県議を破り初当選した。酒田でも民主に逆風が吹いたのか。
 和嶋氏は市議補選に出馬した江口暢子氏(52)とタッグを組んで支持を訴えた。看板も同色のピンク色を基調にし、選対事務所には両氏の看板を並べて相乗効果を狙った。
 ところが、奏功しなかった。江口氏は3万3960票で得票率は68%、和嶋氏は47%だった。複数の関係者は「『江口』と書けば連動して『和嶋』と書きたくなるが、そうならないのは『嫌民主』が作用した」とみる。
 「民主党の支持率の影響などはないと思う」。敗戦の弁で和嶋氏はこう述べた。だが選対の石黒覚県議の見方は少し違った。「自民対民主の構図を吹聴された。和嶋が民主だと思っている人が投票当日もいた」。そして悔やんだ。「投票率が高ければ……」。民主に吹く「無党派の風」が止まったと感じた。
 一方、普段は冷静な本間氏は「市の仕事を1回棚卸しをして、市民のためになるよう職員とともに懸命に考えていく」と顔を紅潮させて話した。万歳と鏡割り。余韻が残る中、選挙事務所に残った関係者らは祝杯を挙げて言った。「これからは阿部さんの選挙だな」
 酒田市内の自民党は国政転出を理由に9月、市長を辞職した阿部寿一前市長(53)を注視している。健康が不安視される加藤紘一衆院議員(73)の議席を巡り、自民党友の阿部氏が名乗りを上げた。照準は「近いうち」行われる次期衆院選だ。
 加藤氏が牙城を築き、酒田・飽海地区から長い間、自民党衆院議員は出ていない。「次こそは」が酒田・飽海の悲願だ。阿部氏擁立に動く集団が考えるのは今回市長選でできた本間氏後援会を阿部氏後援会にすること。だが、本間氏後援会には加藤氏の後援会幹部も入っている。また次期衆院選山形3区の自民公認候補は加藤氏で、阿部氏が自民から出馬できる可能性は極めて低く、移行はなおさら難しいようにみえる。
 しかし、関係者はつぶやく。「阿部氏支持者たちは離党してでも擁立に動く可能性がある。それほど悲願なのだ。本間氏後援会の7割を持って行くかも」
 これに対し自民党県連幹部は言う。「党規に従い(離反には)厳正に対処する」
 ◇新市長と対話し事業に連携協力−−知事が表明
 酒田市長選で本間正巳氏が当選したことについて、吉村美栄子知事は29日の定例記者会見で、「4年間リーダーシップを発揮し市政を運営していただくことを期待している」と述べた。
 吉村知事は日本海側拠点港となった酒田港の活性化、県と共同で推進する風力発電事業などの課題を挙げ、「連携協力していかないといけない課題も多いので、本間新市長と対話をしながら事業を推進したい」とした。
 吉村知事が支持を表明した和嶋未希氏の落選については、「市民の皆さんが総合的に考えて判断した結果なので、受け止めないといけない。今後は彼女自身が考えていくことだと思うが、酒田の発展のために2人とも頑張ってほしい」と述べた。【浅妻博之】

2403名無しさん:2012/10/30(火) 16:24:54
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20121030ddlk46010613000c.html

選挙:衆院選・鹿児島3区補選 5669票差、自民ほろ苦い勝利 野間氏、総選挙に手応え /鹿児島
毎日新聞 2012年10月30日 地方版

 衆院鹿児島3区補選(28日投開票)は、自民前職の宮路和明氏(71)=公明推薦=の返り咲きで幕を閉じた。だが、ふたを開けてみれば、わずか5669票差の辛勝で「全市町での完全勝利」(森山裕・自民県連会長)にはほど遠い結果。国会議員の一人は「ほろ苦い勝利」と総括した。一方、敗れた国民新の新人、野間健氏(54)=民主推薦=は知名度不足の中で健闘を見せ「次の総選挙につながる結果を残せた」(皆吉稲生・民主県連幹事長)。投票から一夜明けた29日、各候補は“第2ラウンド”の総選挙に向けて早くも動き出した。【宝満志郎、村尾哲、黒澤敬太郎】

 「今回は言わば仮免許。(総選挙で)本免許がもらえるよう取り組みたい」

 宮路氏は29日、支持者へのあいさつ回りの傍ら、毎日新聞の取材にこう語った。

 当初、陣営の中には野間氏に2万票差をつけると見る向きもあった。だが告示以降、予想される票差は縮まるばかり。宮路氏は「楽勝ムードがあったことは否めない。『油断は禁物』を浸透させられなかった」と反省した。

 それでも最後は何とか逃げ切ったことに、森山会長は「自民党の友好団体や公明党などから力添えを頂けたことが勝因の一つ」と語った。

 ただ石破茂幹事長、小泉進次郎青年局長、安倍晋三総裁の“三枚看板”を投入するなど、全党的な選挙を展開したにもかかわらず小差に終わったことに、党関係者の一人は「この票では勝ったとは言えない。次の総選挙も宮路さんで戦うのだろうか」と手厳しい。     

 「これは結果ではなくプロセス。次の選挙は絶対勝つ!」

 28日夜、野間氏の事務所。支援者の男性が壇上から高らかに雪辱を宣言。他の支援者も「おう!」と声を張り上げて、こぶしを突き上げた。

 告示まで1カ月を切っての出馬。知名度不足。民主政権への逆風。不安材料は多かった。しかし、選挙区内を回るにつれ支持の広がりを感じたという。打越明司・民主県連次期代表は「当初はダブルスコアでの敗北も予想していたが、善戦できた」と評価する。とはいえ、野間氏も過去の選挙と比較して、決して多くの票を得たわけではない。

 野間氏は29日、午前6時からJR川内駅近くで2時間半のつじ立ちをした。「『次こそ』と皆さんが声をかけてくれる」

 解散がなければ、衆議院の任期は来年8月29日まで。次の総選挙で宮路氏が8選を果たすのか、他候補が奪還するのか。

24042403:2012/10/30(火) 16:27:02
誤爆

2405チバQ:2012/10/31(水) 01:06:10
>>2381
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20121030085859.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
青森市、元市長ら4人提訴へ

 青森市発注土木工事の官製談合問題で、市が損害賠償として計9113万9146円を請求している佐々木誠造元市長、佐藤健一、米塚博両元副市長、横山精一元総務部長の元市幹部4人の代理人弁護士側から市に対し、請求には応じられないとして支払いを拒否する内容の回答書が届いたことが29日、市への取材で分かった。市側は4人に支払いの意思はないと判断し、督促の手続きを省いて4人を提訴する考えを明らかにした。

 市によると、回答書は配達証明付きの郵送で28日に届き、29日に内容を確認した。

 回答書は、市側が4人に損害賠償を求めたことに対し、法的根拠がないとあらためて主張した上で、請求を繰り返すのは遺憾−とした。また市民団体が米塚氏を官製談合防止法違反の疑いで青森地検に告発したが、嫌疑不十分で不起訴処分になったことで、公正取引委員会は官製談合が行われたという認定を見直す必要がある−と訴えている。

 回答書について、佐々木元市長と佐藤元副市長はそれぞれ本紙取材に「主張は回答書の通りで、代理人に任せてある」と答えた。米塚元副市長は「代理人の弁護士に任せているので、コメントは差し控える」と話した。

 市側は4人の代理人へ16日に郵送した損害賠償請求で納期を今月30日としていたが、回答書を受け「4人に賠償金を支払う意思はない」(相馬政美総務部長)と判断。納期までに支払いがなかった際に行う督促を省略し、賠償を求めて4人を提訴する方針を29日に決めた。

 市の提訴には市議会の議決が必要。市側は今後、訴状の作成など手続きを進め、11月下旬にも開会する定例議会への議案提案を目指す考えだ。

2406チバQ:2012/10/31(水) 01:08:49
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20121030150306.asp
2012年10月30日(火)
高橋県議が青森市長選出馬へ

 青森市選出の高橋修一県議(42)は30日、自身の後援会役員と支援する市議団らとの会合で、任期満了に伴い来年4月に予定される青森市長選への立候補を表明した。高橋県議は「大切なのは市民の幸せと市勢の発展であり、果たして現市政のままでいいのか。市政の刷新を成し遂げたい」と決意を語った。

2407名無しさん:2012/10/31(水) 16:40:15

保守・70歳以上決め手 酒田市長選
2012年10月30日
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001210300002

 ∞ 本間氏の初当選

 新顔同士の一騎打ちとなり、28日に投開票された酒田市長選で、前副市長の本間正巳氏(65)=自民推薦=が、
前衆院議員の和嶋未希氏(40)を破って初当選した決め手となったのは、保守勢力の厚みと
70歳以上の支持だった。市長選に投票した人を対象に朝日新聞山形総局がおこなった
出口調査の分析から、今回の選挙の特徴が浮かび上がった。

 支持政党別の投票先をみると、本間氏は推薦を受けた自民党の支持層の78%を固めた。
民主党比例東北ブロックの衆院議員だった和嶋氏も、離党し党の推薦は受けなかったものの、
民主党支持層の76%の支持を集めた。回答者の34%を占め最大のかたまりだった無党派層は、
本間氏49%、和嶋氏51%と、ここでも浸透の度合いはほぼ互角だった。

 ところが、政党支持率の厚みの差が勝敗を分けた。「民主逆風」のなか、自民党の支持率は34%と、
民主党の18%の倍近かった。本間氏は保守層の厚みをがっちりとした組織選挙で生かした形になった。

 一方、年代別の投票先をみると、30〜60代の人は本間氏と和嶋氏がほぼ互角だったが、
70歳以上は本間氏が62%で、和嶋氏の38%を大きく上回った。県の総務部長や
企業管理者などを歴任し、行政経験が豊富な本間氏の「安定感」が、高齢層に受け入れられたといえそうだ。

 和嶋氏は、ピンクの事務所看板やたすきで「女性候補」や「若さ」を強調し、
吉村美栄子知事の支援も受けた。女性票の獲得がかぎとの見方があったが、
20〜30代の女性はややリードしたものの、40代以上の女性は各年代とも本間氏に及ばなかった。

 調査では、投票の際に何を一番重視したか、についても聞いた。「公約や政策」が48%。
「候補者個人の魅力」が32%。「支援する政党や団体」は11%だった。

 新しい市長に最も力を入れてほしい政策では、「企業誘致や雇用拡大」が39%を占めた。
「福祉や少子高齢化対策」が25%、「市街地の活性化」が20%、「交通網や港湾の整備」は4%だった。

 調査は28日に24カ所の投票所で実施。1231人から回答を得た。(岡田和彦)

2408チバQ:2012/10/31(水) 22:36:41
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121031-OYT1T00399.htm
地元県議が出馬名乗り…来年4月の青森市長選

高橋修一・青森県議(42)(青森市区)は30日、来年4月の青森市長選に出馬したいと名乗りを上げた。

 近く自民党青森市支部に推薦申請書を提出する予定。鹿内博・青森市長(64)は態度を明らかにしていないが、再選を目指すことは確実視されており、同党市支部は対立候補の一本化を進める。

 事務所で取材に応じた高橋氏は、「市政の発展や市民の幸せを達成するには現市政のままでいいのか。市政を刷新し、前に進める政治が必要だ」と語った。同日午後、市内のホテルで後援会幹部や市議との会合を開き、出馬の意向を表明した。

 高橋氏は12年間、青森市職員を務めた後、県議当選8回の父、弘一氏の後継候補として2007年に初当選。現在2期目で党県連副幹事長などを務める。

 一方、市長選への出馬を検討している市議会議長の花田明仁氏(60)は同日の取材に、「(高橋氏の表明は)想定内。慎重に検討し、後援会と相談して決める」と話し、11月中旬までに結論を出す意向を示した。高橋、花田両氏とも、党市支部による候補一本化を前提としている。

 また、党市支部で候補の1人として名前が挙がっている蝦名武・前副知事(67)は取材に、「現在は熟考中」と話し、態度を保留した。

(2012年10月31日10時42分 読売新聞)

2416チバQ:2012/11/03(土) 22:33:08
>>2159

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&amp;k=2012110100316
元鷹巣町長の有罪確定へ=公選法違反事件−最高裁
 2009年4月の秋田県北秋田市長選で、支援者に現金を渡したとして公選法違反(買収など)の罪に問われた旧鷹巣町(現同市)の元町長岩川徹被告(63)について、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は10月29日付で、被告側の上告を棄却する決定をした。懲役1年、執行猶予5年とした二審仙台高裁秋田支部判決が確定する。
 判決が確定すると、5年間公民権が停止され、選挙への立候補などができなくなる。(2012/11/01-11:04)

--------------------------------------------------------------------------------

2417チバQ:2012/11/04(日) 10:14:15
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121103/914332
投票率「もう一つの敵」 知事選、全国で下落相次ぐ 現職対共産で低迷傾向
(11月4日 朝刊)
【PR】
 18日投開票の知事選は、投票率の行方も大きな焦点だ。2012年に行われた6県の知事選では、4県で投票率が前回を下回った。今回の栃木県知事選は、過去にも投票率が低迷した「現職対共産党系新人」の構図で、低投票率の懸念はぬぐい切れない。過去ワースト2位の32・28%だった前回を念頭に、現職陣営は「もう一つの敵は投票率」を合言葉にし、新人陣営も前回以上の投票率を目指す。知事選経費の予算は約8億7千万円。有権者の投票行動にどう結び付けるかが問われる。

 政権選択を問う国政選挙と、生活に身近な市町村選挙との間で、「県民から遠い」といわれる知事選。今年行われた6県の知事選の投票率は30〜40%台にとどまっている。■「原発」以外ダウン

 前回を上回ったのは、原発再稼働が争点となった鹿児島県と、原発建設計画への対応が争点となった山口県だけ。熊本、富山両県では現職と共産系候補の一騎打ちの構図だった。

 本県の過去の知事選でも、「現職対共産系」で投票率が低下する傾向がある。この構図は過去8回あり、投票率がアップしたのは1967年の1回のみ。一方、3人以上が立候補した選挙は過去7回で、1回を除いて投票率を伸ばしている。

 今回の知事選では、政権与党の民主党と、「第三極」を掲げるみんなの党が独自候補擁立を見送った。再び力量差のある「現職対共産」の選挙戦となり、「選択肢が少ない」と嘆く有権者もいる。

 白鴎大法学部の市村充章教授(選挙・議会制度)は「知事に目立った失政がない限り、野党勢力が対立候補を出す構図になりづらい。有権者の選択肢が奪われ投票率が下がる傾向になる」と分析する。

2418チバQ:2012/11/04(日) 10:15:24
間違えた

2419チバQ:2012/11/04(日) 23:36:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121104t11036.htm
仙台市副市長3人制移行半年 「成果見えず」議会疑問視も

市議会の9月定例会に臨む(前列左から)奥山市長と稲葉、伊藤、藤本の各副市長=9月11日、本会議場


 仙台市の奥山恵美子市長(61)が、4月に副市長を3人に増やしてから半年が過ぎた。東日本大震災からの復興の加速が狙いだが、来夏の市長選をにらんだ足場固めと捉える向きもある。今のところ際立った成果は見えず、議会筋からは疑問視する声も出ている。

 「来年の夏の陣をにらみ、円滑かつ無難に成就させようとの意思の表れは明々白々。後世、あの時代の副市長3人制は何だったのかとそしりを受けないよう、職責を全うしてほしい」。市議会9月定例会の一般質問で、議長経験がある大泉鉄之助議員は厳しい言葉でくぎを刺した。
 奥山市長は、総務企画局長だった藤本章氏(58)を3人目の副市長に起用した。事務分担は、稲葉信義氏(64)が総務・財政など中枢部門を総括。日本政策投資銀行から転身した伊藤敬幹氏(55)が経済・国際交流、藤本氏は危機管理・行財政改革を中心に取り組む。
 3人制で、被災後に急増した表敬訪問や会議出席などへの対応が分散、「意思決定の迅速化につながった」(市幹部)とされる。別の幹部は「バランスが取れ、安定感がある布陣」と評価する。
 市議会は具体的な「果実」を催促する。ベテラン議員は「2人の時と比べ、際立って大きな変化はない。市長を含め4人で譲り合い、もたれ合っている印象だ」と辛口。佐藤正昭議長は「あまりにも安全運転。正副市長には、復興のリーダーは仙台だという意識を強く持ってほしい」と注文する。
 奥山市長は10月24日の定例記者会見で「経済や防災の面で、副市長の力が確実に反映されてきている」と強調。「それぞれの専門性を生かして政策の質を上げ、市政運営のレベルを高めたい」と話した。


2012年11月04日日曜日

2420モンクレール サイズ 1:2012/11/05(月) 19:57:58
こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま〜す。よろしくお願いします
モンクレール サイズ 1 http://moncler.katsu-ie.com/

2421チバQ:2012/11/07(水) 22:23:40
>>426とか
http://www.minpo.jp/news/detail/201211074730
原、品川氏出馬へ 郡山市長選 前回と同じ顔触れか
 来年4月26日に任期満了を迎える郡山市長選で、現職の原正夫氏(68)は6日までに、三選を目指して立候補する意思を固めたもようだ。
 福島民報社の取材に対し、原氏は「12月議会で進退を明らかにする」としたが、後援会幹部は「立候補は間違いない」と述べた。
 前回の市長選で敗れた元郵政審議官で新人の品川万里(まさと)氏(67)は同日、取材に答え、立候補する意思を明らかにした。現段階では、前回と同じ顔触れでの選挙戦となる可能性が出てきた。
 取材に対し原氏は立候補について明言を避けたが、後援会幹部によると、8月に立候補を要請した市議会最大会派創風会を含め、正式表明後の準備を進めているという。7日に市内で開く後援会主催の市政報告会であらためて立候補を求める声を受け、12月定例市議会で正式表明するとみられる。
 品川氏は郵政審議官時代に国際的な視野を養ったとし「経験を市政に生かし、郡山市を一層世界に発信すべき」と早期復興のために新たな市政の必要性を指摘。連合後援会長に植田英一元県議会議長を据え、態勢づくりを進めている。近く記者会見し、正式に立候補を表明するとした。
 原氏は郡山市出身。安積高、明治大商学部卒。郡山市議2期、県議4期を務めた。平成17年4月の市長選で初当選し、現在2期目。
 品川氏は磐城高、東大法学部卒。旧郵政省に入り東北郵政局長、郵政審議官、法政大教授などを歴任した。小中学生時代の4年あまりを郡山市で過ごした。
 平成21年の前回の市長選では2人が立候補し、原氏が1万834票差で品川氏を退けている。
 郡山市長選の日程は年明け1月4日の市選管委で決定する見込み。

( 2012/11/07 11:40 カテゴリー:主要 )

2422チバQ:2012/11/10(土) 09:08:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121110t51014.htm
吉村氏独走 無投票再選も 山形知事選告示まで2ヵ月
 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月10日告示、同27日投票)は告示まで2カ月となった。これまでに立候補を表明したのは再選を目指す現職の吉村美栄子氏(61)ただ一人。ほかに立候補に向けた動きはなく、地元政界では無投票の可能性もささやかれている。

 吉村氏は県議会6月定例会で再選への意思を表明した。「県民党」の立場から政党の推薦や支持を求めないが、現時点で民主党が支援、社民党が支持を決めている。両党とともに前回、吉村氏陣営に回った共産党も、吉村氏と政策協議をした上で12月上旬にも支援を決めたい考えだ。
 また県内35市町村の全首長、22町村の全議会議長が支持を表明。さらに連合山形が推薦、県農政連が支持を決めている。吉村氏陣営は3日に早々と選挙対策本部を発足させるなど、着々と選挙準備を進めている。
 県内政党で対立候補を擁立する余地を残すのは、前回、現職だった斎藤弘氏(54)を支援した自民党だけ。しかし9月、党所属県議らが中心となり「吉村知事を支援する県議有志の会」を結成したことで、吉村氏を敵に回す可能性は極めて乏しくなったとみられている。
 党関係者は「無理に対抗馬を立てれば党内に亀裂を生む状況になった」と指摘する。志田英紀県連幹事長は「現時点で誰からも支援要請がないので県連としての対応も決まっていない」と話す。
 知事選が無投票となれば、県内では1959年に安孫子藤吉氏が再選して以来となる。全国では戦後、2003年の鳥取県知事選、昨年の高知県知事選などの例がある。


2012年11月10日土曜日

2423チバQ:2012/11/11(日) 18:47:21
>>1343>>2408
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20121111ddlk02010034000c.html
選挙:青森市長選 花田氏、推薦要請へ 週内にも自民支部に /青森
毎日新聞 2012年11月11日 地方版

 来年4月23日の任期満了に伴う青森市長選への出馬を目指し、青森市議会の花田明仁議長(60)が、週内にも自民党青森市支部に推薦願を提出する方針であることが分かった。10日に市内であった花田議長の後援会の役員会後、幹部らが取材に対し明らかにした。

 役員会には幹部ら約30人が出席して非公開で行われた。終了後、花田議長は出席者から出馬を求める声が相次いだことを明らかにし「かねて(出馬を)前向きにとは言っていたが、より重く考えている」と語った。

 青森市長選をめぐっては、県議の高橋修一氏(42)が出馬の意向を表明し、10月末に党青森市支部に推薦願を提出している。【鈴木久美】

2424チバQ:2012/11/11(日) 18:51:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121111t41008.htm
来春投票の秋田知事選、構図見えず 解散攻防絡み各党様子見

 来春予定される秋田県知事選に向けた動きが鈍い。現時点で立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の佐竹敬久氏(64)のみ。「近いうち」とされる衆院解散・総選挙の結果によって対立候補が絞られるという見方もあり、戦いの構図が固まるのはまだ先になりそうだ。
 佐竹氏は県議会9月定例会で「来春には再度、県民の選択を受けるとの覚悟を持って残す任期に全力を尽くしたい」と述べ、再選に向け立候補する意思を明らかにした。
 県政界ではそれ以降、ほかに表立った動きは見られない。国会では衆院解散をめぐる与野党の攻防が続いており、ある県議は「まずは衆院選。その結果を受けて知事選の新たな候補者の人選が進み、一気に動きだす」と推測する。
 関係者の間で、立候補が取り沙汰される名前は限られる。その中で常に動向が注目されるのが、前回知事選(2009年)で佐竹氏と戦った民主党の川口博衆院議員(65)=秋田2区=だ。
 自民、社民両党県連が支持した佐竹氏に対し、川口氏は民主党県連などの支持を受けた。結果は佐竹氏が約5万6000票の差をつけて初当選。川口氏は同年の衆院選で議席を獲得した。
 川口氏は「知事職は激務。若い人が不眠不休で頑張るべきだ」と再挑戦に否定的な姿勢を示す。それでも「もともと地方自治志向が強い人」(自治体幹部)という見方は根強い。
 知事選をめぐっては、県議会野党の民主党が佐竹氏の県政運営を検証。同じく1期目の吉村美栄子山形県知事との比較も加え、「スピード感や大胆さに欠ける」などと指摘した。
 民主党秋田県連幹事長の寺田学衆院議員(秋田1区)は知事選への対応について「今月中旬の常任幹事会で決める。対立候補を出すとしたら自薦、他薦いろいろあると思う」と語る。
 仮に年内に衆院解散・総選挙となれば、知事選の動きは年明けに加速しそうだ。告示は来年3月下旬か4月上旬が有力視されている。衆院選が大きくずれ込めば、佐竹氏への対立候補擁立は短期決戦となる可能性もある。
 県議会与党の自民党の渋谷正敏幹事長は「佐竹氏を支持するかを(正式に)決めるのは2月議会ごろでもいいのではないか。他に候補者が出た場合は同じテーブルに載せて比較するが、こちらから(候補者を)探すことはない」と説明している。


2012年11月11日日曜日

2425チバQ:2012/11/12(月) 22:58:29
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001211120003
知事選、無投票の公算大 告示まで2カ月
2012年11月12日

 ∞ 54年ぶり2度目か


 来年1月10日の告示まで2カ月と迫った知事選が、54年ぶり2度目の無投票になる公算が高まっている。これまで立候補を表明したのは、再選を目指す現職の吉村美栄子知事(61)だけ。自民党は前回知事選で大半の県議が吉村知事の対立候補を推したが、「卒原発」やつや姫トップセールスなどで全県に広がった「吉村人気」の前に、今回は支援する側に回り、早々と幕引きしそうな様相だ。


 「覚悟を決め、県民に対しても地元に対しても、私を応援する意志を示してくれた。心強く思っている」


 9月にあった「吉村美栄子知事を支援する県議有志の会」結成総会で、県議24人から知事選での支援を表明された吉村知事は上機嫌で感謝を述べた。


 参加した県議のうち22人は自民党所属。同党県連はいまも知事選での態度を決めていないが、32人いる所属県議の過半数が現職支持に雪崩を打ち、知事選の構図は2009年の前回知事選から一変した。


 当時の現職・斎藤弘氏と新顔だった吉村知事の一騎打ちとなった前回知事選。自民党は県議2人を除く29人が現職についたが、同党の一部や民主、共産、社民の各党が支援した吉村知事が1万票あまりの差で競り勝った。


 吉村知事の就任当初は対決姿勢を打ち出した自民党だが、吉村知事の人気が高まるにつれて失速。最近は「是々非々で臨む」としながら、実質的に県政は無風に近い状態だった。


 ◇ 総選挙の時期誤算


 一方で、吉村知事と距離を置く県議らの間には「知事選では対立候補を出すべきだ」との意見はあった。誤算だったのは、早ければ今秋とみられていた衆議院の解散総選挙の時期が大幅にずれ込んだことだ。


 知事選前にある総選挙で自民党が大勝し、その勢いで知事選に対抗馬をぶつける――。県連幹部はそんな青写真を描いてきたが、いっこうに総選挙の時期が決まらなかった。


 攻勢に転じるタイミングを逸したうえ、県議の大半が吉村知事になびき、身動きがとれなくなった今の状況。吉村知事と距離を置く同党のベテラン県議は自嘲気味につぶやいた。


 「吉村知事に対抗しようとする候補がいない。手が挙がっても、勝ち目がないと党として推薦できない。もう無投票で決まりだよ」


 ◇ 共産も支援に意欲


 民主党はもとより公明党や社民党も知事支援の方向でまとまっている。共産党県委員会の本間和也委員長は「吉村知事は卒原発やオスプレイの低空飛行訓練反対など、この4年間で一致点は広がった。11月中には政策合意し、支援する形にしたい」として、吉村知事を支援する意欲を示した。


 県内35市町村の首長も一致して吉村知事を推している。現状では、政党に頼らない候補者が出ない限り、無投票は避けられない。


 山形で知事選が無投票になれば、安孫子藤吉知事が再選した1959(昭和34)年以来2度目。全国をみても、平成になった89年以降、無投票に終わった知事選は2003年の鳥取県と昨年の高知県のわずか2回しかない。(遠藤隆史)

2426チバQ:2012/11/13(火) 22:52:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20121112-OYT8T01169.htm
天童市長選18日告示 大型都市開発に不安も



電柱と道路が整備された宅地。看板には分譲済みのマークも(天童市芳賀地区で)  [ニュース最前線]

 天童市長選の告示が18日に迫っている。山形市のベッドタウンとして県内5番目の人口を抱え、南部の芳賀地区では現在、大規模なニュータウン開発が進行する。市も子育て支援施設の建設などで後押しするが、定住人口の拡大につながるか不安も見え隠れする。市政の現状と課題を探った。(影本菜穂子)

 建築中の住宅の向こう側に、田んぼを整地する重機の音が響く。あちこちで「工事中」「好評分譲中」といった看板が目に留まる。昨年から始まった宅地分譲は、63区画のうち55区画で契約が決まった。事業を行う芳賀土地区画整理組合は「出だしは上々」と話し、1300世帯(4000人)の移住を見込む。

 計画では、同地区の約73ヘクタールを2007〜17年にかけて開発する。県によると、県内で現在進められている唯一の大型都市開発。県内最大規模のショッピングモールのほか、総合病院も建設される予定。市も道路や公園、下水道の整備などに予算を投入しており、市都市計画課は「町の活力や人口増につながるきっかけになればいい」と期待する。

 市では1932年以降、各地区で土地区画整理事業を進め、JR天童駅を中心に発展してきた。同地区は19番目となるが、人口は04年の6万3509人をピークに減少に転じ、今月1日現在で6万2165人。同課の阿部英弥課長は「宅地を売り切れるか不安もある」と複雑な表情を浮かべる。

 実際、同組合などによると、同地区の宅地を購入した約8割が天童市民で、親から独立した子育て世帯が目立つ。かつてのように市外から多くの人を呼び込む構図が変化している。県内の都市開発に詳しい山形大人文学部の立松潔教授(日本経済論)は「高齢世帯への支援や交通手段の確保など、市街地周辺の空洞化対策も必要だ」と指摘する。

 また、市が同地区に建設予定の屋内型子育て支援施設の用地購入を巡っては、市と組合との交渉経過が不明瞭だとして、市議会でも議論になった。9月定例会では用地取得案を巡って、「不動産鑑定を受けていない」「周囲よりも割高だ」などの異論も出たが、最終的には賛成11、反対10の僅差で可決された。

 取得する土地の面積は約1万平方メートルで、1平方メートルあたり4万5000円。国からの交付金などを除くと市の負担は2億8975万円で、今月中にも組合と契約を結ぶ予定だが、反対派の市議らは議会などで再検討を求めていく構えだ。

 また、同地区内にJRの新駅を建設する計画も動いている。市は10年、JR側に天童―高擶駅間の新駅建設を要望しているが、駅舎の工事費など約5億円はすべて市側の負担になる。

 自治体財政が厳しさを増す中、投資に見合う効果を生む事業であるかどうかの議論はもちろん、市民への丁寧な説明に基づく合意形成が不可欠だ。町づくりに関する一連の事業は、こうした問題を市民に投げかけている。

     ◇

 市長選には、再選を目指す現職の山本信治氏(65)以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

(2012年11月13日 読売新聞)

2427チバQ:2012/11/14(水) 23:10:00
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121114t61010.htm
福島・佐藤知事、2期目折り返し 原発事故対応 課題が山積

斎藤健治県議会議長(右)から県総合計画改定に対する意見書を受け取る佐藤知事。意見書は県の積極的なリーダーシップの発揮を求めた=12日、県庁


 福島県の佐藤雄平知事が在任2期目の折り返しを迎えた。再選5カ月後に福島第1原発事故に見舞われ、残り2年の任期も原発事故への対応が最大の課題となる。放射能汚染の壁が立ちはだかり、県の再生と復興の歩みは遅い。県政トップのリーダーシップや発信力を求める声にどう応えるかが問われている。

 「私の責任でしっかり判断する」
 県議会9月定例会の代表質問で、佐藤知事は原発事故の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の立地調査受け入れの可否を問われ、自ら最終判断する意向を初めて示した。
 貯蔵施設は安全性や最終処分地化への懸念から立地に慎重姿勢を求める声がある一方、整備の遅れが除染廃棄物の仮置き場設置が進まない要因とされ、難しい判断を迫られる。
 佐藤知事は当初、「(国から候補地に指名された同県大熊、双葉、楢葉の3町を含む)双葉郡8町村の意向を確認する」と繰り返すだけだったが、一転して踏み込んだ答弁をした。県幹部は「県議会で知事の指導力と発信力を疑問視する質問や意見が相次いだ影響もある」とみる。
 佐藤知事は県議会6月定例会の直前にあった国会の原発事故調査委員会の参考人聴取を受けた際、答えに窮し、何度も後ろの担当職員を振り返って助言を受ける姿を露呈した。県議らから「われわれが求める知事の姿ではない」「県民は落胆した」と苦言を呈され、「至らない点もあった」と認めざるを得なかった。
 「羅針盤のない航路をさまよう県民は路頭に迷っている」「原発事故が起きた県の知事として強いメッセージを」。6月定例会では自民党県議から厳しい質問が相次いで出た。県議の1人は「会派として意思統一した結果だ」と明かす。
 県は避難区域の復興や風評被害への対応、除染などをめぐり、国や関係機関とぎりぎりの折衝を求められる局面が今後も待ち構える。
 佐藤知事をよく知る関係者は「国会議員の秘書時代は3人分の働きをする有能な秘書だったが、その経験が邪魔しているようだ。調整型で性格的な強さに欠ける」と脱皮を促している。


2012年11月14日水曜日

2428チバQ:2012/11/15(木) 23:23:31
http://www.news24.jp/nnn/news8763975.html
青森市長選に蝦名武前副知事出馬
(青森県)来年4月任期満了の青森市長選挙に前副知事の蝦名武さん67歳が立候補を表明した。18日に自民党青森市支部に推薦願いを提出する。自民党からは高橋修一県議会議員と花田明仁市議会議長がすでに出馬表明。鹿内博市長も再選を目指して出馬すると見られる。
[ 11/15 18:20 青森放送]

2429チバQ:2012/11/16(金) 22:54:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121116-00000078-mailo-l06
天童市の課題:市長選、18日告示へ ニュータウン開発に揺れ /山形
毎日新聞 11月16日(金)12時14分配信

 ◇宅地分譲、「市外からの定住者」低調 投資膨大、インフラや新駅30億円超
 任期満了に伴う天童市長選は18日告示、25日投開票される。現時点で立候補を表明しているのは再選を目指す現職の山本信治氏(65)=自民、公明推薦=のみ。無投票の公算が大きくなっている。告示を前に、市が絡む一大事業「ニュータウン開発」に揺れる市政の現状と課題を取材した。【鈴木健太】
 ◇無投票で現職再選の公算
 「芳賀地区に投資が偏り過ぎている」「価格交渉のプロセスが見えない」−−。先月11日の市議会本会義は、芳賀地区のニュータウン事業を巡り紛糾した。火種は市が同地区に建てる屋内型子育て施設の用地取得案(購入費約4億7100万円、約1ヘクタール)だ。9月26日と10月4日の市議会常任委員会では同案を賛成少数で否決し、本議会の採決が注目されていた。
 本会議では4市議が討論を行った。反対派の2市議は投資の偏りや交渉プロセスの透明性を指摘した一方、賛成派の2市議は「施設を待ち望んでいる保護者、子供のために一刻も早い建設を」「一括購入するからといって土地単価が下がるわけではない」と主張。採決では、議長を除く21人のうち11人が賛成、10人が反対に回り、同案は小差で原案通り可決された。
   ◇  ◇
 同市では中央地区を皮切りに1957年からニュータウン事業が始まった。天童駅前地区や長岡地区など、市または地権者組合が主体となり計18事業を実施。定住人口は60年に4万4521人だったが、80年には5万2597人、00年に6万3231人と順調に増えた。しかし04年1月の6万3509人をピークに減少に転じ、今月1日現在は6万2483人。定住人口の確保は重要課題で、鍵を握るのはニュータウン事業の成功だ。
 芳賀地区で進む区画整理事業は、約200人の地権者組合が主体となり07年度から始まった。市役所からは南、国道13号とJR奥羽線からは西に位置する一帯で、総面積は約73・2ヘクタール。小中学校が徒歩15〜30分と近く、今後は流通大手イオンや総合病院の進出も浮上している。組合や市は1300世帯4000人を計画人口に掲げ、「子育てに最適な環境」とPR。市外からの転入者獲得に期待をかける。
 昨年10月からは宅地分譲が始まった。区画整理の過程で生まれた分譲地は、63区画中56区画で契約が既に決まった。ところが購入者の約8割は市内在住者で、市外からの転入者獲得は思うように効果が上がっていない。
 また関連事業への市の投資は30億円以上と膨大だ。道路や水道などインフラ整備が約13億300万円、子育て支援施設は用地取得や建物を併せ約12億7000万円。さらに市はJR仙台支社と新駅建設を協議中だ。地元が建設費を負担する「請願駅」のため、駅舎建設や信号設置、システム修正費など約5億円が必要となる。
 今年8月、妻、1〜5歳の子供3人と市内から芳賀地区に移り住んだ看護師の渡辺伸二さん(29)は「医療費無料化など市の子育て政策は充実している。マイホームはやはり市内が良いと思い芳賀を選んだ。隣近所も同じような若い子育て世代が多い」と話す。
   ◇  ◇
 本当に投資に見合う効果があるのか。市内在住者が多数を占める宅地購入層や膨大な市の投資額を挙げ、疑問視する声がある一方、市内の人口流出を食い止めたり、将来の発展を期待する声もある。
 市都市計画課の阿部英弥課長は「宅地分譲は始まったばかり。市外からの定住者獲得につながるよう、組合と協力しPRに力を入れたい。市の将来を考えれば、膨大な投資にも見合う額だと思っている。市民には丁寧な説明を尽くしたい」と話した。
11月16日朝刊

2430チバQ:2012/11/18(日) 12:27:03
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001211160002
特定候補支援せず
2012年11月16日

 ∞ 「県政に邁進」 知事が意向示す


 12月16日投開票の衆院選について、吉村美栄子知事は15日、朝日新聞の取材に「県政にまずは邁進(まい・しん)したい。何より自分の選挙もある」と述べ、特定の候補者を支援しない意向を示した。前回衆院選では、知事選の「恩返し」として1区の民主党鹿野道彦氏を支援したが、1月の知事選を控えた今回は、各候補者と等距離を保つとみられる。


 吉村知事は「12月議会が目の前。当初予算の協議も毎日あり、県政に邁進したいと思っている。国政に関してどうするかは考えていない」などと話した。複数の後援会幹部も「今回は前回のように誰かを支援することはない」と言い切る。


 1区は鹿野氏と自民党の遠藤利明衆院議員が長年ライバル関係にある。国への要望での連携や支持母体が重なることから、「知事は心情的には鹿野氏」(後援会幹部)だが、9月に自民党県議22人らが知事を支援する会を立ち上げたことなどに配慮したとみられる。


 首相の解散表明前の13日夜に上山市で開かれた吉村知事陣営の決起集会には鹿野氏が来賓で出席したが、知事の後援会は総選挙への影響を避けるため、今月末に予定していた天童市などでの決起集会を急きょ延期した。鹿野氏の地元事務所は「知事の生みの親という自負が私たちにはあるが、知事の立場もあるだろうから……」と述べた。


 ただ、自民党県議の間には「知事は鹿野氏を支援するのでは」との懸念が消えない。念頭にあるのは10月の酒田市長選だ。吉村知事は自民党が本間正巳氏を推薦したにもかかわらず、前民主党衆院議員の和嶋未希氏を応援。自民側は吉村知事側から内々に「誰の応援もしない」と伝えられていたとし、根強い不信感が生まれたという。


 吉村知事の支援を表明している複数の自民党県議は「知事が鹿野氏支援を鮮明にすれば、遠藤(利明)さんも黙っていないし、私たちも態度を再考せざるをえない」と牽制(けん・せい)している。


 ◇ 民主、3区候補者擁立見送り


 民主党3区総支部常任幹事会(阿部昇司代表代行、幹事10人)が15日、酒田市で開かれ、3区の候補者擁立を見送ることを決めた。17日の県連常任幹事会に報告する。3区は前衆院議員の和嶋未希氏が候補者に内定していたが、離党して10月の酒田市長選に出馬したため、空白になっていた。


 阿部代表代行は「解散が予想より早まり、地元から候補を立てるのが難しい情勢になった。残念で悔しいが、見送ることにした」と話した。落下傘候補の擁立は、全幹事が拒否したという。社民党との選挙協力については、県連常任幹事会で協議するという。

2431チバQ:2012/11/23(金) 02:17:37
http://yamagata-np.jp/news/201211/21/kj_2012112100678.php
大江町議飲酒運転問題、リコールへ署名3145人分 「正す会」提出
2012年11月21日 11:20

3145人分の署名を提出する伊藤善男会長(左)  大江町の今井茂樹町議(66)=藤田=が昨年11月、飲酒後に町道で乗用車を運転したとされる問題で、町民有志でつくる「大江町議会を正す会」(会長・伊藤善男元町議会副議長)は20日、今井町議の解職請求(リコール)に必要な署名3145人分を町選挙管理委員会に提出した。

 伊藤会長ら6人が町役場を訪れ、署名簿を駒林義雄町選管委員長に手渡した。解職の本請求を行うためには有権者の3分の1(9月2日現在2583人)以上の署名が必要となる。同会は1日から本格的に署名活動を始め、約2週間で3千人超を集めた。伊藤会長は「町民の関心は予想以上に高かった」と述べた。

 町選管は署名が有効かどうかの審査を20日以内に行った後、署名簿の縦覧を7日間行う。必要な署名が確保されていると認められた場合、署名簿に対する異議申し立てがなければ、正す会は12月中旬にも解職の本請求を行い、2カ月以内に解職の是非を問う住民投票が実施される。

2432チバQ:2012/11/23(金) 10:23:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121123t11028.htm
委員長人事、異例の投票 宮城県議会4常任委 
 22日開会した宮城県議会11月定例会で、改選する6常任委員会の正副委員長の選任をめぐり、最大会派「自民党・県民会議」など県政与党がポストを独占する人事案に共産党県議団が反発し、4委員会で投票となる波乱があった。投票は2010年の6月定例会以来。
 正副委員長人事は従来、最大会派による指名推選の上、簡易採決で決定してきた。共産党は所属する4委員会で緊急動議を出し、投票を主張。会議規則に基づき投票が行われ、予定通り、自民党の委員が選任された。
 自民党は、常任委員会に続く予算特別委員会でも投票となることを懸念。会派内外の調整に時間がかかり、予算特別委の開催は40分遅れ、本会議の日程もずれ込んだ。
 共産党は昨年11月の県議選で倍増となる4議席を獲得後、一般質問者数の割り振りや意見書の取り扱いで自民党の方針に異議を唱える場面が増えている。今回の対応について、共産党の横田有史団長は「委員長ポストを1会派で独占することは許されない。少数会派への配慮も必要だ」と訴えた。


2012年11月23日金曜日

2433チバQ:2012/11/23(金) 19:37:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121123-00000065-mailo-l06
2012衆院選:山形市長「鹿野氏を支援」 /山形
毎日新聞 11月23日(金)11時27分配信

 山形市の市川昭男市長は22日の記者会見で、衆院選山形1区への対応について、民主公認で立候補予定の鹿野道彦氏を挙げ「昨年の市長選でも応援いただいた。これまで通り支援したい」と述べた。03年の初当選以来、市川市長は同氏の支援を続けている。
 また会見で市川市長は衆院選の争点の質問に答え、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)については「市内の農家に打撃を与え、国民皆保険制度にも影響がある」と反対の立場を改めて表明。原発政策については「(原発事故で)現在も4000人以上が市内で避難生活を強いられている。今後も同じようなことが絶対に起こらないとは言えない。原発に依存しない社会を作るべきだ」と述べた。【鈴木健太】
11月23日朝刊

2434チバQ:2012/11/28(水) 00:25:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121127t41013.htm
佐竹知事、生活も支持? “蜜月”自民陣営は不快感

衆院解散直後、記者会見する佐竹知事。どの候補者の応援に回るのか、注目が集まっている=16日午後4時5分ごろ、県庁


 佐竹敬久秋田県知事が、衆院選秋田1区で複数の候補者を支持すると受け取れる動きを見せている。自民党と蜜月関係と言われてきたが、既に出馬表明した知事選を来春に控え、幅広い支持を得たいという思惑がにじむ。知事の影響力は大きいだけに、各陣営は動向を注視している。

 「これまでご指導、応援をいただき、恩返しがしたい」。19日に秋田市であった国民の生活が第一の前議員高松和夫氏の国政報告会。佐竹知事の代理で出席した妻は、あいさつでこう述べた。
 妻の姿は22日、自民党の新人冨樫博之氏の選挙事務所開きにもあった。「12月16日に(当選という)素晴らしいプレゼントをもらい、みんなでお祝いしたい。その力をぜひ来年4月にお借りしたい」と知事の“本音”を代弁した。
 今のところ、知事選で有力な対立候補擁立を検討しているのは民主党のみ。高松、冨樫両氏は衆院選で民主党候補との対決が決定的で「反民主勢力の支援を集めたい」(県政界関係者)との戦略が透けて見える。
 佐竹知事が高松氏にすり寄ることに、冨樫陣営は不快感を隠さない。
 佐竹知事は前回知事選で、自民党の支援を受けて当選した。県議会議長として県政運営を手助けしてきた冨樫氏とは「あうんの呼吸の関係」(冨樫陣営)が続いてきた。
 佐竹知事は7日、日本維新の会関係者と懇談した際、自らの立場について「純粋無所属だが、やや自民党に近い」と発言。解散直後の記者会見でも「昔から仲のいい候補者もおり、心情的には応援したいと思っている」と公言し、実質的に冨樫氏の支援に回るのは確実視されていた。
 佐竹知事が対立候補の1人の高松氏を応援したとも取れる行動に出たことについて、冨樫陣営の幹部は「知事選が近く、社交辞令だろう。我々が支援をお願いすることに変わりはない」と言う。しかし、「仮に(知事が他候補を応援するなどの)不測の事態となれば、知事選は厳しいものになる。知事も分かっているはずだ」とくぎを刺す。
 一方、民主党前議員の寺田学氏の陣営の1人は「知事の頭の中は知事選でいっぱい。政策の違う複数の候補者を支持するのはまるで風見鶏だ」と冷ややかな視線を送る。

◇秋田1区立候補予定者
寺田学36 民前(3)
冨樫博之57 自新 
高松和夫70 生前(1)
佐竹良夫62 共新 


2012年11月27日火曜日

2435らいおんはと ◆S3/.7DxKSg:2012/11/28(水) 00:35:56
板垣清一郎より強い知事とか生まれてから見たことねーわ

2436チバQ:2012/11/28(水) 01:02:51
http://www.minyu-net.com/news/news/1126/news3.html
只見町長に目黒氏再選 菅家氏を25票差で破る

 任期満了に伴う只見町長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の目黒吉久氏(60)が、無所属新人の菅家俊一氏(67)をわずか25票差で破り、再選を果たした。任期は12月16日から4年。
 4年前の前回と同じ両氏による2度目の決戦は、昨年夏の新潟・福島豪雨からの復興や、復興後の地域活性化対策などを争点に、町を二分した激しい選挙戦となった。
 目黒氏は産業おこしと美しい町づくりを公約に掲げ、農業と観光、交流、企業支援を基軸とした経済対策や「自然首都・只見」にふさわしい町づくりなどをアピールし支持を固めた。
(2012年11月26日 福島民友ニュース)

2437チバQ:2012/12/01(土) 16:22:09
http://yamagata-np.jp/news/201211/30/kj_2012113000947.php
【2012衆院選】近藤氏の支援を尾花沢市長が示唆
2012年11月30日 09:14
 尾花沢市の加藤国洋市長は29日の定例記者会見で、衆院選県2区の対応について「市のために頑張ってくれて、大変お世話になった方を応援したい」と語った。明言は避けたものの、出馬を予定する近藤洋介氏(民主前)の支援を示唆したとみられる。

 比例代表については「選挙後の体制を見据えて考えたい」と述べたが、会見後に「以前は自民党籍で県議も務めてきたことから、自民党を応援したい」と明らかにした。

2438チバQ:2012/12/01(土) 16:31:30
6667 :名無しさん:2012/11/29(木) 11:01:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121129t51014.htm
「ミスター自民」東根市長 民主2区候補、再び支援

鈴木氏の事務所開きであいさつする土田市長

 衆院選山形2区の自民党新人鈴木憲和氏(30)の事務所開きが28日、東根市であり、元自民党県連幹事長の土田正剛東根市長(69)が、対立候補となる民主党前議員近藤洋介氏(47)を前回に続き支援すると表明した。一方、「比例は自民党」と比例代表では対応を使い分けることも明かした。「2人当選が目標」との説明だが、かつて県内で「ミスター自民党」と言われた実力者の発言はどこまで影響力があるか。

 「前職(近藤氏)に世話になっているので選挙区では(鈴木氏を)応援できない」。事務所開きで土田氏は、鈴木氏と支援者40人を前に遠慮する様子もなく明言した。

 急に凍り付いた事務所内の空気を意に介さず、「比例は堂々と自民でやる。どちらが選挙区で当選しても、どちらかが比例で救われ、2区から2人の国会議員が誕生するだろう」と言い切った。

 土田氏が近藤氏を支援するのは慶大の同窓生であることに加え、リーマンショック後の2009年、近藤氏の支援者の働き掛けで東根市内に製造関連企業が進出し、数百人の雇用が確保されたためという。土田氏は近藤氏の個人演説会への出席も予定する。

 土田氏は根っからの中選挙区制復活論者で、前回も「比例は自民」と訴えた。「2区から複数候補が当選し、中選挙区のような結果になればいい」との独自の論法だ。

 自民党には「比例だけでも市長の支援はプラス」と受け止める声がある一方、土田氏の影響力低下もささやかれる。

 東根市内では前回、近藤氏が自民候補に約9000票の大差をつけたが、やはり土田氏が民主候補を支援した10年参院選山形選挙区では、自民候補に約2000票の差をつけられた。自民党関係者は「土田氏の神通力は落ちている」とみる。

 今回と違い土田氏は前回、自民候補の事務所開きなどに一切出席していない。ある自民党県議は「前回はワンサイドだったが、今回は民主と自民が競っているとみているのだろう」と、土田氏のしたたかさを読み取った。

 党の大先輩から手荒な洗礼を受けた鈴木氏は「将来のことまで考える政治家が必要という考えだろう。かえって頑張ろうと思った」と述べた。

2012年11月29日木曜日

2439チバQ:2012/12/01(土) 16:45:51
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20121127i
4会派が議事堂保存に賛意 能代市議会、最大会派も理解

 能代市議会の庁舎整備特別委員会(庄司絋八委員長)が26日、市役所で開かれ、国登録有形文化財の市議会議事堂を「原則解体」とする市当局の方針に対し、委員6人が6会派の意見を述べた。最大会派・平成会が条件付きで議事堂保存に理解を示すなど、4会派が保存に賛意を表した。

 同会派の藤原良範委員は「庁舎整備にコストを掛けないでほしいという意見が根強い。(有利な起債により)市の持ち出しを少なくできるのであればという条件で、文化財として残すことに会派の理解が得られた」と述べた。

 市民連合の畠貞一郎委員は「(新設に比べ)コスト削減につながる。必要な補修をした上で、そのまま議場として使うべき」、市民の声の安岡明雄委員は「最小限の改修で(議場として)存続するべき」とし、これまでの主張を繰り返した。共産党の菊地時子委員も「議事堂は(庁舎整備後も保存活用する方針の)第1庁舎と同時に文化財登録された建物であり、(第1庁舎と)一体で残すのが筋」とし、議場として使うべきとした。

(2012/11/27 14:01 更新)

2440チバQ:2012/12/04(火) 01:12:07
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121203ddlk03010014000c.html
2012衆院選:民主の3人を友愛会が推薦 /岩手
毎日新聞 2012年12月03日 地方版

 岩手友愛会(古門賢一会長)は2日、衆院選の1、3、4区で民主党から立候補を予定している3人と政策協定を結び、推薦状を交付した。協定内容は、安全と安心が実感できる復興の推進▽行財政改革の積極的な推進▽地域産業の振興と雇用対策の推進−−など8項目。

 盛岡市内で行われた協定式で、古門会長は「民主党が与党から離れれば復興が頓挫する」と激励。1区から出馬する同党の階猛県連代表は「震災復興をはじめ課題が山積しており、改革を後戻りさせるわけにはいかない」と応じた。

 民主党が候補擁立を見送った2区について、友愛会は「反自公、非共産のこれまでの取り組みを踏まえ、構成組織の自主判断とする」としている。【宮崎隆】

2441チバQ:2012/12/04(火) 20:39:06
7491 名無しさん 2012/12/04(火) 17:48:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121204t31018.htm
岩手4区 新人出馬に民主県議悲鳴 後援会、小沢氏と重複

民主党候補擁立の経緯を説明する渡辺氏(右)。後援会長不在のままで推薦を決めた

 衆院選岩手4区に立候補することになった民主党新人の及川敏章氏(56)を支える同党県議の後援会が揺れている。後援会員の多くは、日本未来の党から出馬予定の前議員小沢一郎氏(70)の後援会員でもある。党本部主導による突然の候補擁立で小沢氏と対決する羽目になり「このままでは後援会が割れてしまう」との悲鳴も上がる。

 「後援会長が出席していないが、どうしたのか」
 公示を翌日に控えた3日、奥州市江刺区であった地元県議渡辺幸貫氏の後援会役員会。及川氏の推薦を諮る直前、出席者から質問が出た。
 後援会長は小沢氏の後援会にも所属している。渡辺県議は「(民主党候補の推薦を決める)きょうだけは出席を勘弁してほしいと連絡が入っている」と、歯切れの悪い説明をした。
 役員の一人は「どちらか一方を支援するのは苦しい」と打ち明ける。
 花巻市を地盤とする県議小田島峰雄氏の後援会も状況は同じ。2日、同市東和町であった後援会の役員会の出席者はいつもの半数ほどだった。最終的に及川氏の推薦を決めたが、参加者の一人から「個人として推薦に同調できない」と選挙活動に協力することを断られる場面もあった。
 後援会幹部は「それぞれの立場でやってもらいたい」と、その場を取り繕うのが精いっぱいだった。

2012年12月04日火曜日

2442チバQ:2012/12/04(火) 22:36:01
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20121204101833.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
2012年12月4日(火)
青森市長選との連動視野/自民推薦獲得へ1区の3氏動く

 青森市長選が約4カ月後に迫る中、現職の鹿内博氏(64)と、出馬を表明し自民党に推薦願を出している3人が、本県1区立候補予定者の集会に出席するなど衆院選で動きをみせている。鹿内氏は「市政運営や前回市長選で支援してもらったお礼」と述べるのみだが、周囲では「再選に向けて協力を得たいのだろう」との観測も。一方、自民党は1区の結果が市長選にも重大な影響を与えるとみて、危機感を持ちながらの戦いを進めている。


 「みんな驚いた。何で来たのかと思った」。2日、青森市内で開かれた日本未来の党の横山北斗氏の事務所開きに鹿内氏が姿をみせ、あいさつしたことに、陣営幹部は目を見張った。

 正式な表明はまだだが、再選出馬が確実視される鹿内氏は、続いて弘前市で開かれた津島恭一氏(4区、民主)の総決起大会でもあいさつ。前日の1日には、青森市での共産、社民両党の集会をはしごし、それぞれ応援の弁を述べた。

 にわかに動きを活発化させた鹿内氏だが、2日の取材には「2人には市政運営で世話になり、社民、共産両党には過去の選挙で世話になったから」と理由を説明。その上で「特定の政党や候補者の支援はしないし、自分から政党の支援や支持も求めない」と述べ、市長選との関連を否定した。

 ただ、横山陣営幹部は「鹿内氏は他人の選挙で動くタイプではなかったはず。(市長選で)非自民勢力である私たちの協力が得たいのだろう」との見方を示した。

 一方、1日に青森市で開かれた自民党の津島淳氏の事務所開きには、同党市支部に推薦願を出している高橋修一県議(42)、花田明仁市議会議長(60)、蝦名武元副知事(67)の3人が顔をそろえた。

 11月27日の同支部総務会後、支部長の森内之保留県議は、1区選挙戦での3人の活動も「推薦候補(を一本化する)選考の判断材料」にする考えを示していた。

 事務所開きに出席した3人は3日の取材に「私は県連副幹事長で自民県議だ。党公認候補に尽くすのは当然のこと」(高橋氏)「党員であり、応援は当然」(花田氏、蝦名氏)と、それぞれ市長選絡みではないことを強調。一方で花田氏は「貢献度で判断するというのは難しいのでは…」と戸惑いをみせた。

 ただ、党県連選対本部長の山崎力参院議員も、「3人が津島氏の選挙をやったか−ということは、必ず見られる」と語る。

 自民党は3年前の2009年、市長選と衆院1区で支援候補が立て続けに敗れるという痛手を負った。それだけに今回は負けが許されない状況だが、津島氏について山崎氏は「トップグループにはいるが、リードし切れていない」との見方だ。

 市支部は既に、市長選推薦候補者の決定を衆院選後にする方針を決めている。決定を急がず、3人を競わせる背景には「皆が動かなければ、1区は勝ち切れない」(県連幹部)との危機感がある。

 「市長選の行方は津島氏の結果次第だ。青森市で票が伸びず、万が一負けるようなことがあれば、対抗馬を立てる話自体が消えかねない」。1区内選出の県議は厳しい表情で語った。

2443チバQ:2012/12/04(火) 22:42:59
>>2437-2438
http://yamagata-np.jp/news/201212/04/kj_2012120400101.php
【2012衆院選】安部米沢市長が2区近藤氏を支持へ
2012年12月04日 14:06
 米沢市の安部三十郎市長は3日、衆院選で県2区から立候補を予定する近藤洋介氏(民主前)を支持する意向を固めた。山形新聞の取材に明らかにした。4日の出発式に出席すると陣営側に伝えたという。

 理由について「市政運営に当たり、政権与党に対して要望や陳情を行ってきた。その際、近藤さんにお世話になった」と述べた。環太平洋連携協定(TPP)について、自身は反対の立場であるとし、「近藤さんも100%賛成という訳ではないと思う。思いとどまってもらいたい」と話した。安部市長は前回の衆院選では中立的立場をとった。


http://yamagata-np.jp/news/201212/04/kj_2012120400102.php
【2012衆院選】山尾新庄市長が3区加藤氏支援表明
2012年12月04日 14:11
 新庄市の山尾順紀市長は3日、衆院選で県3区から出馬予定の加藤紘一氏(自民前)を支援する意向を表明した。同日の定例記者懇談会で質問に答えた。

 理由について山尾市長は「衆院選の区割りとして、中選挙区制が適していると考えている。加藤氏は国政の場で中選挙区制度の実現に向けて先頭を走っている。その火を消してほしくない」などと述べた。

2444チバQ:2012/12/07(金) 23:00:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121206t21027.htm
青森県・県都の首長、衆院選候補に対照的支持行動

大きな手ぶりで自民党候補への支持を訴える三村知事=4日、青森市内(写真は一部加工しています)



日本未来の党の候補が掲げる政策を支持した鹿内市長=2日、青森市内(写真は一部加工しています)



 青森県の三村申吾知事と青森市の鹿内博市長が、衆院選(16日投開票)で各党候補に対し、対照的な動きを見せている。三村知事は「政権奪還を」と自民党支持を明言。鹿内市長は「特定候補の応援はしない」と言いつつ、公示前は日本未来の党や共産党支持とも受け取れる行動も。県、県都の両トップの相反する動向が注目を集めている。

 旗幟(きし)鮮明なのは三村知事。4日朝、青森市であった青森1区の自民党候補の出陣式に駆け付けると、候補者以上に激しく、身ぶり手ぶりで陣営を鼓舞。「同志諸君、われわれの大切な政治家をここから誕生させよう」と訴えた。
 名指しこそ避けたが民主党批判も。「失われた3年を取り戻す日本の命運を懸けた戦いだ。しっかり勝利し、日本を再起動しよう」
 11月25日には、弘前市で開かれた4区の同党候補の決起集会に出席し、「青森の先生方だけでなく、党としての勝利で政権奪還を果たしてほしい」と聴衆約1100人に熱く訴えた。
 1日の青森市では、三村知事が1区の自民党候補の集会に出席。一方の鹿内市長は「2009年4月の青森市長選での支持のお礼」として、共産、社民両党の会合をはしごした。
 共産党演説会で、鹿内市長は約1100人の拍手に迎えられて登壇し、「脱原発や反消費税増税など、共産党が訴えてきたことが前進する国政であってほしい」と強調。1〜4区の候補4人を前に「共産党の勝利を祈念する」と言い切った。
 鹿内市長は翌2日、日本未来の党の1区候補の事務所開きにも顔を出した。それまで接点が少なく、予想外の出席とあって会場にはどよめきが広がった。「政治的な考えに共鳴、共感する」と候補を持ち上げ、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加への反対や脱原発政策を支持した。
 三村知事は03年6月以来、過去3回の知事選で自民党の推薦を受け、国政選挙では同党を積極支援してきた。鹿内市長は県議時代は無所属だったが、市民団体「核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会」の共同代表を務めるなど、県内の反核燃運動のシンボル的存在。
 公示後も好対照だ。4日夜、三村知事は公明党青森県本部の演説会でマイクを握り、自民、公明両党への支援を呼び掛け「動」を印象付けた。一方の鹿内市長は「公示後は、街頭演説や会合に参加しない」と宣言。来年4月の市長選も念頭に「静」で臨む構え。


2012年12月06日木曜日

2445チバQ:2012/12/08(土) 10:11:11
http://www.minyu-net.com/news/news/1208/news5.html
井戸川町長の辞任を要求へ 来週にも双葉町議会

 双葉町議会は7日の全員協議会で、井戸川克隆町長に対し辞任を求めることで意見を調整した。辞任の要求書は来週にも井戸川町長に提出される見込み。
 佐々木清一議長は「町長は議会と何ら情報の共有化をしないできた。今後、信任できない」と辞任要求の理由を話した。また、井戸川町長が11月に福島市で開かれた中間貯蔵施設に関する協議を欠席、他の郡内7町村長から双葉地方町村会長の職務辞任を求められていることを指摘。2月にも国と郡の協議を欠席したことを挙げ、「前回欠席した後、今後は町の代表として協議に出席し、意見を述べるべきと議会として申し入れていた。今回の欠席で町の意見を訴える機会が失われ、町民の利益を損なった」としている。佐々木議長らによると要求書には、8人の議員のうち大多数が署名しているという。
(2012年12月8日 福島民友ニュース)

2446チバQ:2012/12/10(月) 00:00:49
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news2/20121208-OYT1T00809.htm?from=ylist
選挙の恩義・国のパイプ…首長の支援、事情様々

 山形県内の首長が相次いで、衆院選の候補者への支持を鮮明にしている。

 「一国一城」のあるじとして、絶大な権限を持つとされる首長。支援の理由は様々だが、選挙戦に影響を与える可能性もあり、動向が注目されている。

 公示日の4日、民主党候補の出陣式に、安部三十郎・米沢市長が駆け付けた。安部氏は「先生が国に働きかけて事業が進んでいる。どうかご支援を」と持ち上げた。塩田秀雄・南陽市長も「市長選に立候補した際に支持してくれたのは先生だけ」と訴えた。

 このように、特定候補の支援に回る理由として、「現職としての実績」「選挙の恩義」を挙げる首長が多い。

 候補の所属政党を理由とするケースもある。市川昭男・山形市長は先月22日の記者会見で、民主党候補への支援を表明した際、「3期目の(市長)選挙の時も応援してもらった」と話した後、「支持してくれた方々の中には、民主党の人も多い」と付け加えた。

 山本信治・天童市長は、自民党候補の支援を表明した先月27日の記者会見で、「前回の市長選で自民、公明両党から推薦をいただいた」と語った。

 一方、民主党候補を支持する土田正剛・東根市長は先月28日、同市で行われた自民党候補の事務所開きに姿を現し、「2人の国会議員が誕生すれば良い。選挙区は応援できないが、比例は堂々と自民党でやりたい」と発言。陣営は「来ないと思っていたので、一歩前進」と歓迎した。

 首長たちが、前議員を中心に候補者支援を表明する背景には、政権与党の議員を通じて国とのパイプを太くし、事業の選定や補助金獲得などを有利に運ぶ思惑もあるとされる。

 陣営側は、強固な後援会組織を築き、市町村議にも影響力を持つ首長の集票力に期待する。しかし、ある陣営幹部は「『支援』といっても千差万別。積極的に後援会を動かしてくれる首長もいれば、口だけのケースもある」と指摘する。

 選挙に長年携わってきた陣営関係者は「首長の後援会も国政レベルでは一枚岩でない。ただ、市長から電話で『よろしく頼む』と言われたら、断れない人は多いだろう」と話している。

(2012年12月8日20時18分 読売新聞)

2447チバQ:2012/12/10(月) 00:04:27
http://www.minpo.jp/news/detail/201211305185
井戸川会長に辞任要求 双葉地方町村会の町村長
 双葉町を除く双葉郡の7町村長は29日、双葉町の井戸川克隆町長に双葉地方町村会長を辞任するよう求めた。井戸川町長は28日に福島市で開かれた、中間貯蔵施設の整備をめぐる知事と双葉郡8町村長の協議会を欠席したため。
 同町村会副会長の山田基星広野町長は29日、井戸川町長に電話で連絡し、30日までの返答を求めた。山田町長によると井戸川町長は辞任について即答せず「8町村長が集まる場を設けたい」との意向を示したという。
 複数の町村長によると、井戸川町長は2月に国と双葉郡8町村の意見交換会を欠席していることなども背景にある。28日の協議会終了後、7町村長から「国や県を交え(会合には)重みがある。いかなる理由があっても会長として出席すべき」との声が上がり、総意として辞任を求めることにした。
 正副会長の任期は平成25年3月末。

( 2012/11/30 10:17 カテゴリー:主要 )

2448チバQ:2012/12/10(月) 00:09:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121209ddlk06010008000c.html
2013知事選:告示まで1カ月 表明は現職のみ 難しくなる自民候補擁立 /山形
毎日新聞 2012年12月09日 地方版

 任期満了に伴う知事選(来年1月10日告示、27日投開票)まで、10日で残り1カ月となる。今のところ立候補の意思を表明しているのは、無所属で現職の吉村美栄子氏(61)のみ。県議会最大会派で、前回の知事選では大半が吉村氏の対立候補を支援した自民党の対応に注目が集まっている。今回は自民県議の大半が支援する側に回り、自民からの対立候補擁立は現実的に難しくなりつつある。しかし吉村陣営関係者は「この衆院選で自民が大勝すれば、勢いに乗って自民側からの対抗馬擁立は十分に考えられる」と気を緩めていない。【浅妻博之】

 吉村氏は6月の県議会の代表質問で再選出馬を表明した。幅広く支持を得るため各政党への推薦願は出さず「県民党」を掲げる。前回知事選でも支援した民主党県連は支援、社民党県連は支持を決定。共産党も前回同様の支援に意欲的だ。また農協や吉村氏擁立の中心となった連合山形は推薦を決定した。「吉村知事を支持する市長の会」や県町村会も推薦、全35市町村長が支援する異例の態勢を整えた。

 自民からも知事寄りの動きが目立っている。県議24人が「吉村美栄子知事を支援する県議有志の会」を9月に発足。同会に自民の全32人のうち22人が参加した。吉村氏の知事就任当初は「是々非々」を掲げて距離を置いていた自民だが、吉村氏の県民への人気の高まりとともに態度は徐々に軟化してきた。

 吉村氏側も再選に向け自民側を刺激する対応を控えている。例えば吉村氏は前回衆院選で民主の鹿野道彦氏(山形1区)を支援したが、今回は「中立」の立場を貫いている。吉村氏周辺は「支持基盤を盤石なものにするため、いかに自民側を取り込めるかが重要」と狙いを明かす。また「仮に自民から対抗馬が出されても、支援県議22人の約半分が残ってくれれば」とも計算する。

 自民党県連の志田英紀幹事長は、知事選の対応について「白紙の状況」と改めて強調。「衆院選後に協議する参院選候補者選定と一緒に知事選のことも議題にはなるだろう」と話す。衆院選投開票日の16日以降、早急に対応を協議するとみられる。

2449チバQ:2012/12/10(月) 00:16:48
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20121209120212.asp
2012年12月9日(日)
割れる首長支持/複数候補を応援も


 16日の投開票が1週間後に迫った衆院選。5人が立候補した本県1区では、市町村長の候補への支持がかつてないほど割れており、中には複数の陣営の応援に立つ人も。町政への貢献に対するお礼、身内への政治的配慮、自身の選挙への布石―。さまざまな思惑を背景に首長たちは応援のマイクを握っている。

 「升田は2番手ぐらいを考えているんだけど、いいだろう?」

 吹雪模様となった今月1日夜、青森市内のホテルにある和食料理店。日本維新の会の石原慎太郎代表は熱かんで体を温めながら、森内勇外ケ浜町長に同党公認の升田世喜男候補を比例代表東北ブロックで高順位に登載することを打ち明けた。

 名簿が正式発表されたのは翌々日の3日。“事前報告”は石原氏と森内氏との親密な間柄を物語るものだ。2人は30年来の付き合いで、森内氏は本県の石原氏後援組織の代表も務める。

 それでも、森内氏は今回、自民党公認の津島淳候補の支持を表明。森内氏の子息は同党県連総務会長で県議の之保留氏だ。

 5日、外ケ浜町内で津島候補の応援演説に立った森内町長は「升田氏を応援しないが、邪魔もしない」と取材に答え、石原氏への配慮をほのめかした。「付き合いが長いから、石原さんも分かってくれている」と付け加えた。

 かつては、ほとんどの首長が自民党支持を鮮明にしてきた1区。だが、3年余の民主党政権を経て状況は変化している。

 「津島さんには先代の雄二氏(=元厚相)の時に町が世話になった。横山さんには(政権与党である)民主党にいる時に世話になった。特にホタテの高水温被害対策では頑張ってもらった」

 平内町の船橋茂久町長は、そう語る。船橋町長は日本未来の党の横山北斗候補と津島候補それぞれの事務所開きに顔を出した。既に津島候補の街頭演説でマイクを握っており、横山候補からも求められれば応援演説するという。「世話になったことは、きちんと返す。そういうものだ」と船橋町長は話す。

 中泊町の小野俊逸町長は今回、津島、升田両候補の応援に立つ。升田候補は旧小泊村出身で町内での支持者も多く、小野町長も町長選で支援を受けたことがある。一方で「町長になってから、(津島)雄二さんや自民党にお世話になってきた」という。いわば板挟みの状態で、小野町長はどちらが“本命”かは「言えない」とする。

 背景には、来春予定される町長選がある。既に出馬に前向きな姿勢を示している小野町長は、7日の取材に「今1人だけを応援すると、“色”が付いてしまうから」と語り、町長選への悪影響を避けたいという思いをのぞかせた。

 衆院選に際し本紙は首長アンケートを行ったが、1区内の市町村長の支持政党は、ばらばらだ。自民党候補を支持しているのは、森内町長と平山誠敏・五所川原市長のみ。鹿内博・青森市長は民主、共産、社民、未来の4党を支持するものの、選挙で実際に支援する候補は「いない」と回答した。他の町村長は「(支援候補が)いない」「答えられない」か無回答となっている。

 横山候補の陣営関係者は「政権与党時代に自民党政権よりも大幅に予算を持ってきたことへの恩返しとして、首長や議員団が支援してくれていることは力になる」と語る。

 複数の候補を支援する首長らの行動についても「(2009年の)政権交代時も同じだった。“選挙後”を考えなければならない首長の立場は理解している」と話す。

 津島候補は「市町村運営を預かる立場を考えると、判断が分かれるのは当然」とコメント。陣営幹部も「野党かつ新人の立場では(首長が他候補も支援するのは)仕方ない」と話す。

 ただ、1区内選出の自民党県議の1人は「首長があっち向いた、こっち向いたで票の動きが大きく変わる時代でもない。しっかり有権者に訴えていくことが大事だ」と冷静にみている。

2450チバQ:2012/12/10(月) 22:21:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121210t51002.htm
吉村氏、無投票再選か 山形知事選告示まで1ヵ月
 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月10日告示、同27日投開票)は告示まで1カ月となった。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の吉村美栄子氏(61)ただ一人。県政野党の自民党は衆院選(16日投開票)の終了後に対応を決める予定だが、対立候補擁立の可能性は小さく、無投票となる見通しが強まっている。
 吉村氏は6月に立候補を表明した。前回、支援した民主、共産、社民3党のうち民主党県連と社民党県連は、今回も吉村氏を支援する方針を決定。共産党県委員会も吉村氏支援に向けた政策協議を進める。県内35市町村の全首長が支持を表明したほか、県農協政治連盟や連合山形が支援方針を決めている。
 自民党は前回、吉村氏と一騎打ちを演じた当時現職の斎藤弘氏(54)を支援している。
 今回は党の県議22人が早々と吉村氏支援を表明するなど双方の距離は縮まっており、党内の対立候補擁立論は徐々に小さくなっている。衆院選後には、来年夏の参院選山形選挙区の候補者選定作業も控えており、知事選への独自候補擁立は時間的にも困難との見方が強まっている。
 吉村氏は1日に山形市で事務所開きを行うなど、着々と選挙態勢づくりを進めている。「県民党」の立場を強調し、衆院選でも特定の候補、政党を支援する言動は控えている。一転して吉村氏が、この衆院選で自民党以外の候補を支援するような動きを見せた場合は、自民党の知事選対応に影響を及ぼす可能性もある。


2012年12月10日月曜日

2451チバQ:2012/12/11(火) 23:02:53
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121211t41026.htm
由利本荘市長、維新村岡氏に急接近 敵対関係解消 秋田3区
 由利本荘市の長谷部誠市長が、同市出身で衆院選秋田3区から立候補している日本維新の会新人の村岡敏英氏(52)を積極的に支援している。両氏は、それぞれの父が40年前の衆院選で戦って以来敵対していた。来年春の市長選で再選を目指す長谷部氏が支持基盤の拡大を目指して急接近した形だ。
 「地元から国会議員を」。4日、由利本荘市のホテルで行われた村岡氏の出陣式。長谷部氏は司会者から「応援団長」と紹介され、声を張り上げた。村岡氏の後援会幹部は「今までは考えられなかった光景だ」と目を見張った。
 長谷部氏の父は旧社会党の衆院議員を1期務めた故七郎氏。1972年、中選挙区時代の秋田2区(定数4)で再選を目指したが次点となり、村岡氏の父で元官房長官の兼造氏に初当選を許して国政への道を断たれた。
 秋田県議を6期務めた長谷部氏は2005年、8市町の合併によって誕生した由利本荘市長選に挑戦した。旧本荘市長の柳田弘氏と一騎打ちとなり、郡部の支持を集めたが、わずか700票差で敗れた。
 09年、長谷部氏は柳田氏の後継者に競り勝った。いずれも、旧本荘市に拠点を置く村岡氏らは実質的に柳田氏側を支援した。
 長谷部氏は今月6日、来年4月の任期満了に伴う市長選に再選を目指して立候補する意思を表明したばかり。選挙戦に再び地域対決の構図を持ち込まないため、村岡氏と手を組んだとみられる。
 一方、村岡氏は過去2回の衆院選に無所属で立候補したものの落選。由利本荘市での得票率はいずれも6割前後にとどまり、後援会幹部は「地元で圧倒的な票を得るため長谷部氏の支援は心強い」と歓迎する。
 長谷部氏と距離を置く市議は「地域経済が衰退し続け、市民の政治不信は根深い」と話し、両氏の共闘による効果は限定的と見る。父の代からの敵対関係の解消が互いの選挙戦を有利に導くかどうかは、なお流動的だ。

 ◇秋田3区立候補者
佐藤長右衛門68 共新 
京野公子62 未前(1)
御法川信英48 自元(2)
三井マリ子64 民新 
村岡敏英52 維新 


2012年12月11日火曜日

2452チバQ:2012/12/13(木) 23:13:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121213t11026.htm
衆院選 村井宮城県知事、維新候補“支援”自民以外で初
 村井嘉浩知事は12日夜、衆院選で宮城2区に立候補している日本維新の会元議員の個人演説会に出席した。元自民党県議の村井知事が今回の衆院選で、同党以外の候補を支援するのは初めて。
 村井知事は仙台市泉区内の演説会2カ所でマイクを握り、「(候補者は)私の師匠であり、(周りから)何を言われても汗と涙を流さなければいけない」と述べ、関係の強さを強調した。
 維新の会の候補は、県議から転出した元自民党衆院議員。訴えの中で村井知事は、自身が1995年の県議選(宮城野選挙区)に立候補した際、地盤を譲り受けたエピソードも披露した。
 維新の会に対しては「非常に期待している。道州制に一番前向きだからだ」と激励し、元議員と握手を交わした。
 村井知事は公示前、衆院選への対応として「中立宣言」を出したが、解散後は自民党候補の総決起大会などに相次いで出席している。
 支援する基準として、定例記者会見などで「一党一派に偏らないことが基本だが、従来の人間関係も加味する」と含みを持たせていた。


2012年12月13日木曜日

2453チバQ:2012/12/14(金) 22:19:49
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121214_02.htm
岩手1区 盛岡市長、ひとまず静観 知事への転身視野?


 衆院選岩手1区で、盛岡市の谷藤裕明市長(62)が中立を貫いている。就任前に自民党を離れたが、前身は県議会議長まで務めた同党県議。岩手で強固な勢力を誇った民主党が分裂し、古巣の自民党が支持を回復する中、将来に向け立ち位置をどう定めるのか、周辺は腐心する。

 「私は『市民党』。特定の方を応援する予定はない」
 衆院選公示翌日の5日、谷藤市長は定例記者会見でこう明言した。公務を淡々とこなし、13日も市議会の一般質問に答えるなどして過ごした。
 国政選挙で中立姿勢は2003年の市長就任以来続けている。ただ、谷藤市長周辺では「今回は自民党新人を推すべきではないか」との意見が出た。
 岩手1区は未来の候補が直前まで決まらず、一時、達増拓也岩手県知事の擁立を模索する動きもあった。自民支援は、後継の知事選をにらんでのことだった。
 谷藤市長自身は知事転身の意欲を口にしたことはないが、周辺では東日本大震災復興に対する達増知事の指導力への不満から、ことしになって知事選への出馬待望論が浮上していた。
 谷藤市長にとって、知事選に打って出るには古巣の自民党の支援が欠かせない。達増知事の政治の師である未来の前議員小沢一郎氏(岩手4区)の地盤、県南部の足場が弱いからだ。
 結局、1区には達増知事の妻が出馬することになり、自民支援の話は立ち消えになったという。
 「支援するなら自民が筋だが、理想は達増知事からのバトンタッチ。未来を応援する知事を敵に回すのは得策ではない」と谷藤市長の関係者は解説する。
 市長に近い市議は「次の知事選まで3年弱。いずれは声が掛かる立場だ。ひとまず静観するのが正解だ」と読み解いた。

 ◇岩手1区立候補者
達増陽子47 未新 
階猛46 民前(2)
高橋比奈子54 自新 
伊沢昌弘65 社新 
八幡志乃30 共新 


2012年12月14日金曜日

2454チバQ:2012/12/15(土) 13:24:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121215t51019.htm
吉村氏「中立」貫徹 知事選控え全方位に配慮

知事室で台湾からの訪問者と会談する吉村知事。衆院選にはノータッチの構えだ=14日、県庁


 衆院選の対応が注目されていた吉村美栄子山形県知事(61)が、最終盤まで中立を保っている。民主党の一部に支援を期待する声があるが、知事選(来年1月10日告示、27日投開票)での無投票再選を願う吉村後援会や周囲の県議らが、自民党を刺激しないよう吉村氏に自重を求めてきた。吉村氏は最後まで不動の構えを崩しそうにない。
 吉村氏をめぐっては、山形1区の民主党前議員鹿野道彦候補(70)を支援するかどうかが最大の焦点だった。前回は「知事選の恩返し」を理由に支援したが、今回は鹿野氏をはじめ特定候補を一切支援せず、集会などにも出席していない。
 知事選は前回に続き民主、共産、社民3党が吉村氏を支援の意向。自民党は対応を決めていないが、9月に発足した「吉村知事を支援する県議有志の会」には、党所属県議32人のうち22人が参加している。
 吉村後援会は、各党相乗りの「微妙なバランス」(幹部)が吉村氏の衆院選対応をきっかけに崩れ、自民党内に対抗馬擁立論が台頭することを最も恐れている。
 後援会の幹部は1日、吉村知事誕生の立役者の一人、自民党の岸宏一参院議員=山形選挙区=を交えた対策会議を開き、「吉村氏は特定候補の支援に動くべきでない」との意向を確認。岡田久一後援会長は7日に知事室を訪れ、「今回は『県民党』で」と念を押した。
 「県議有志の会」では、代表を務める自民党の阿部賢一県議らが6日、激励の「ため書き」を知事室に持参した。県議の一人は「(吉村氏が衆院選で動けば)4年間で積み上げたものが一気に吹き飛ぶ」と中立を強く迫ったという。
 吉村氏は6日の県議会12月定例会本会議で、自民党県議の質問に「総選挙はできる限り『県民党』の立場で臨みたい」と答弁。岡田後援会長との面会では「そうした(中立を求める)意向は聞いている。私もそのつもりだ」と応じたという。
 吉村氏に近い県議は「自民党から県議22人が支援に付いたという事実は相当の重しになっているだろう」と解説した。複数の後援会幹部は「鹿野氏との貸し借りは(前回で)終わったというのが後援会の認識」「知事は今回は百パーセント動かない」と断言した。
 鹿野後援会は知事選に配慮し、吉村氏への支援要請は控えた。だが幹部は「吉村氏と鹿野氏の人間関係は強い。応援に来てくれると信じている」と残り1日に期待をつないでいる。


2012年12月15日土曜日

2455チバQ:2012/12/15(土) 13:24:17
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121215t31011.htm
岩手「滝沢市」誕生へ 14年市制移行 村議会可決

市制移行の議案を可決した村議会=14日午前11時30分ごろ、岩手県滝沢村


 2014年1月の市制移行を目指す岩手県滝沢村の村議会は14日、12月定例会を開き、村を市とする議案を全会一致で可決した。市制移行は国との協議などを経て、遅くても来年9月までに総務相告示により正式決定する。
 村議会には各地区の自治会長ら関係者約60人が傍聴に訪れた。議案が可決されると、傍聴席から拍手が起きた。
 閉会後、柳村典秀村長は報道陣の取材に対し「議決されてほっとしている。市になるべきだとの信念を持って取り組んできた」と話した。
 市制移行の動きは、市の要件だった人口5万人を超える見通しになったのを受け、柳村純一前村長が1997年、単独市制を目指すと表明したのが始まり。しかし、県条例が定める要件「官公署の5以上設置」を満たせず、いったん頓挫した。
 その後「平成の大合併」で盛岡市などとの合併構想も浮上したが、村は不参加を表明。2011年3月に再び単独市制への動きが始動し、県もことし2月、要件緩和に前向きの姿勢を示した。村はことし10月、住民アンケートで新市の名称を「滝沢市」と決めた。
 村の人口は5万4707人(14日現在)で、町も含めて日本一。


2012年12月15日土曜日

2456チバQ:2012/12/16(日) 15:58:45
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20121213_8
議会で奥州市長の責任糾弾 土地公社債務問題

--------------------------------------------------------------------------------
   奥州市土地開発公社の解散に伴い、市が債務を肩代わりした問題を受け、12日の奥州市議会本会議で理事長の小沢昌記市長に対し、「(経営者として)責任を取らないと市民が納得しない」などと批判が相次いだ。

 市は年度内に公社を解散するため10月、市の独自財源で返済する第三セクター等改革推進債86億円余を発行。これを受け同公社の第三者委が「歴代首長の責任は重い」と指摘し、再発防止を求める報告書をまとめていた。

 小沢市長は「道義的責任をどう示すか困難」と幕引きを図りたい意向を示していたが、同日の本会議では議員から「うやむやは許されない」「債務をつくった歴代首長を明らかにすべきだ」などの意見が続出した。






(2012/12/13)

2457チバQ:2012/12/18(火) 23:53:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121218t51013.htm
山形知事選 自民、対抗馬擁立断念へ 吉村氏の衆院選対応評価
 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月10日告示、27日投開票)で、対応を決めていない自民党県連が対立候補の擁立を見送る見通しとなった。再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)が衆院選で最後まで中立を貫いた上、知事選対応で鍵を握るとみられた県連会長加藤紘一氏(73)が山形3区で落選し、主戦論が一気に低下した。県連は年内にも正式に対応を決める方針で、吉村氏が無投票で再選される公算が一段と大きくなった。

 吉村氏は前回衆院選で、特定の民主党候補を応援したが、今回は自身の後援会幹部らから慎重な対応を求められたこともあり、選挙戦には関わらなかった。
 この点から県連内の対抗馬擁立論は下火になり、志田英紀県連幹事長は17日、「知事の衆院選対応は評価している。それに対して応えないといけないとは思う」と、従来より踏み込んだ発言をした。
 県連内には衆院選前、「山形1〜3区で全勝すれば、知事選で対立候補を立てないわけにはいかない」(党県議)との声があったが、加藤氏の落選でこれらの主戦論も完全に失速した。
 自民党は前回知事選で、吉村氏と一騎打ちを演じた当時現職の斎藤弘氏(54)を支援し、その先頭に立ったのが加藤氏だった。ベテランの党県議は「(知事選で)加藤さんが強硬論を唱える可能性はあったが、落選した以上あり得ない。独自候補の擁立はもう無理だ」と断言した。
 知事選に向けては、県議24人による「吉村知事を支援する県議有志の会」が組織され、自民党県議32人のうち22人が参加している。吉村氏との関係が大きく変化したこともあり、実際に県連内で対抗馬の人選作業に着手した形跡はない。既に告示まで1カ月を切り、「仮に主戦論が浮上しても擁立までの時間が足りない」(党県議)との見方が支配的だ。


2012年12月18日火曜日

2458名無しさん:2012/12/19(水) 13:28:15
も◯ちゅーさん、目で人の性格わかるらしいよー
とある職員を見て、あいつはダメとかイイとかいってる。
しかもいろんな施設や◯で、お気に入りと飲み会 笑
断るに断れないし断ると大変なことに…
お金と言葉で相手をねじ伏せる…なんとかならないかね。
上から目線のワイロさん

2459チバQ:2012/12/19(水) 22:31:34







http://mainichi.jp/select/news/20121219k0000m040143000c.html

福島被ばく調査:乳歯保存「拒否」 「脱原発」方針と矛盾
毎日新聞 2012年12月19日 02時30分(最終更新 12月19日 08時37分)

 原発事故後の福島県の子供たちの内部被ばくを調べるため乳歯の保存を呼びかけた県議会での提案に対し、福島県が「反原発命(いのち)の主張」とレッテルを貼り、拒否のための情報収集をしていた実態が明らかになった。復興に向け「脱原発」を掲げる中での県の言動とあって、提案した県議は「事故で被害を受けた県としてあってはならない」と憤った。【日野行介】

 同県郡山市選出で自民党の柳沼(やぎぬま)純子県議(66)は昨年夏、広島市立大広島平和研究所の高橋博子講師が内部被ばくの証拠を残すため乳歯の保存を呼びかけているのを新聞記事などで知った。高橋講師に連絡を取り、その意義に賛同して昨年秋の県議会で取り上げるのを決めたという。

 柳沼議員は「内部被ばくがあったか(の証拠を)残せる方法。どんなささいなことでも原発事故後の全てのデータは残しておくべきで、県がやるべきことだと思った」と振り返る。しかし、期待に反して、県から前向きな答弁はなかった。

 県は昨年8月、「『脱原発』という考え方の下、原子力に依存しない社会を目指す」とする「復興ビジョン」を決定。柳沼議員は「原発はいらないと言っている県が『反原発だから』という理由で(乳歯保存を)嫌がるのはおかしい。前向きな答弁が当然のはずなのに」と怒りをあらわにした。

 乳歯による内部被ばく検査を巡っては、千葉県松戸市の歯科医院「きょうどう歯科新八柱(しんやはしら)」が保護者らに提出を呼びかけ米国の分析機関に乳歯を送って検査する活動をしている。約200人の乳歯が集まったという。藤野健正(たけまさ)院長は「福島県が、呼びかけることすら嫌がるなんて信じられない。子供を守る責任を放棄している」とあきれたように話す。

 県が提案を退けるための「理論武装」に頼ったのは、全県民を対象に実施している県民健康管理調査について話し合う検討委員会のメンバー。検討委を巡っては、約1年半にわたって秘密裏に準備会(秘密会)を開いて事前に意見を調整したり、議事録から内部被ばくに関する記述を削除して情報公開したりするなど、不透明な運営が次々と発覚。県は10月に内部調査を実施したが、報告書はこのメールについては一切触れていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121219-00000043-mai-soci
<乳歯保存「拒否」>福島県部長が陳謝 「誤解を招いた」
毎日新聞 12月19日(水)13時4分配信

 原発事故の影響を調べるため福島県議が子供の乳歯保存を議会で呼びかけようとしたのに対し、県が県民健康管理調査の検討委員会委員らにメールで拒否のための情報を求めていた問題で、菅野(かんの)裕之・保健福祉部長は19日、「県民の皆様に誤解を招くことになり、大変ご迷惑をおかけしました」と陳謝した。

 同日の県議会福祉公安委員会でこの問題について説明した。菅野部長によると、県側のパソコンでは送信メールの保存をしていなかったため、送信先の委員らに内容を照会中という。一方、担当者のメモから、メールや電話で少なくとも5人から「今の技術では分からないが、将来のため保存した方がいい」「調査は微妙」などの見解が寄せられたという。

 毎日新聞の取材では、県の担当者は委員らに「反原発命(いのち)の方の主張」などとメールに否定的な見解を添えた。菅野部長は「専門家に(担当者の)一個人の考えを含めた形で、見解を尋ねたのは甚だ不適切な行為」としながらも「これは県の見解ではない」と強調した。乳歯保存は「国に検討を要請している。さらに調査の必要性を協議していきたい」と話した。【蓬田正志】

2460チバQ:2012/12/20(木) 21:54:59
>>2445>>2447

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000011-asahi-pol
双葉町長の不信任案可決 福島原発事故で埼玉避難中
朝日新聞デジタル 12月20日(木)10時28分配信
 東京電力福島第一原発の事故で埼玉県加須市に役場を移転している福島県双葉町の町議会は20日、「生活再建を望む町民の声を聞く努力をしていない」などとして、井戸川克隆町長の不信任案を議員8人の全会一致で可決した。町長は10日以内に議会を解散することができ、解散しない場合は失職する。解散した場合はその後、40日以内に町議選(定数8)が行われる。

【写真】井戸川克隆町長への不信任案の採決で議員全員が起立した=20日午前、埼玉県加須市、木村俊介撮影

 井戸川町長は議会後、報道陣に「私を批判するのは構わないが、批判する側にも責任はあるはずだ。どうするかは週明けに判断したい」と述べた。

 井戸川町長は11月、除染で出る汚染土を保管する中間貯蔵施設の現地調査受け入れをめぐる県との会合を欠席。双葉郡の町村の首長が反発し、今月10日に町村会の会長職を辞任した。

2461チバQ:2012/12/20(木) 22:58:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012122002000231.html
双葉町長の不信任可決 中間貯蔵めぐり対立
2012年12月20日 夕刊

 埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町の町議会は二十日、井戸川克隆町長への不信任決議案を全会一致で可決した。町長は十日以内に議会を解散しなければ失職する。東京電力福島第一原発事故で出た汚染土の貯蔵施設を建設するための調査や、役場機能を福島県内に移す問題をめぐり、町長と議会で対立が続いていた。

 不信任決議案では「町長は町民の声を聞く努力をせず、町民との考え方に乖離(かいり)がある」と指摘。町長は「落ち着いて考え、整理したい」と話し、週明けにも判断する意向を示した。

 福島第一が立地する双葉町は、放射性物質の除染に伴う汚染土などを保管する中間貯蔵施設をめぐり、建設候補地の調査対象になっている。だが、町長は「国が十分な説明を尽くしていない」などと批判。福島県と双葉郡八町村による受け入れ協議を欠席し、十日には八町村でつくる双葉地方町村会の会長を辞任していた。

 議会側は、こうした町長の対応に「町が孤立してしまう」と反発。全町議八人は「原発事故後の対応も遅れ、町民に不安をもたらしている」などと辞職を求める文書を提出したが、町長は十七日に拒否していた。

 政府は八月、双葉町、大熊町、楢葉町を建設候補地として提示。佐藤雄平知事は十一月、井戸川町長を除く七町村長と協議し、調査の受け入れ方針を表明した。佐藤知事は今月三日、井戸川町長と会談。知事は記者団に「町も県も前を向いて行こうという話をした」と述べたが、井戸川町長は「町にまったく人が住めなくなる」と話していた。

 役場機能を福島県内に移すかどうかをめぐっても、町議会は慎重だった町長に対し、六月と九月に不信任決議案を提出。いずれも否決され、十月には、いわき市に本年度中に移す方針が決まった。

 双葉町民約七千人のうち福島県内に約三千七百人、県外に約三千三百人が住む。井戸川町長は二〇〇五年に初当選し、現在二期目。

http://www.minpo.jp/news/detail/201212115375
会長の井戸川双葉町長辞任 後任に山田広野町長 双葉地方町村会

井戸川克隆氏
 双葉郡町村長から双葉地方町村会長の辞任要求を受けた会長の井戸川克隆双葉町長(66)は10日、郡山市の県農業総合センターで開かれた双葉地方町村長会議で会長を辞任した。新会長には副会長の山田基星広野町長(64)が就いた。任期は残任期間の来年3月31日まで。辞任理由について井戸川町長は「町村会の円滑な運営のため」と説明したが、東京電力福島第一原発事故に伴う中間貯蔵施設の現地調査をめぐり、他の首長と対立したことが原因とみられる。
 会議は非公開で開かれた。終了後、山田町長は記者団に、井戸川町長が11月28日に福島市で開かれた県と双葉郡町村長との協議会に欠席したことを挙げ、「大切な会議に出席しなかったのは無責任。ペナルティーが必要という(7町村長の)意見だった」と述べた。
 約4カ月間の任期を残して会長を交代させ、新態勢で臨む意義については「今後衆院選が終わり、双葉郡の復興に向けてさまざまな要望を進めなければならない大事な時期になる」と強調した。
 井戸川町長は辞任の理由について「国や県などの中間貯蔵施設建設に向けた進め方に不満がある。郡内の町村長でも中間貯蔵施設に関する考え方が異なる」と指摘した上で「町村会の運営を円滑に進めるためにも自分から辞任した」と語った。
 井戸川町長は、佐藤雄平知事が現地調査受け入れを表明した11月28日の県と双葉郡町村長との協議会を欠席。中間貯蔵施設を町に受け入れる理由、原発事故の責任の所在など8項目を環境省に求めているが、「質問に対する説明が十分ではない」ことなどを欠席した理由に挙げている。しかし他の7町村長は「国や県を交えた会合には重みがあり、会長として出席すべきだった」として辞任を求めていた。今後、8町村が一体となって取り組めるかはまだ不透明だ。
 副会長には渡辺利綱大熊町長(65)が就いた。


( 2012/12/11 08:33 カテゴリー:主要 )

2462チバQ:2012/12/24(月) 02:04:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121223-00000043-mailo-l04
選挙:栗原市長選 千葉氏が出馬表明 来春、8年ぶり選挙戦に /宮城
毎日新聞 12月23日(日)11時38分配信

 任期満了に伴う栗原市長選(来年4月14日告示、同21日投開票)で、同市議の千葉健司氏(56)が22日、記者会見し、無所属での立候補を表明した。現職の佐藤勇氏(70)が3選を目指して出馬を表明済みで、8年ぶりの選挙戦になるのは確実となった。佐藤氏の任期満了は4月30日。
 千葉氏は「05年の合併以来、農業や商工業が停滞し、病院医療など住民サービスが低下している。震災復興や放射能対策を含め、若者や女性が希望を持てる田園文化共生都市づくりを進めたい」と抱負を述べた。千葉氏は09年の市議選で初当選し、市議1期目。
 同市長選は、05年が佐藤氏と旧町長2人の三つどもえの争いとなったが、09年は佐藤氏が無投票で当選した。
 定数が09年より4減の26となる同市議選も、市長選と同じ日程で行われる。【小原博人】
12月23日朝刊

2463チバQ:2012/12/24(月) 02:23:05
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121221-OYT1T00285.htm?from=ylist
自民が独自候補断念、無投票再選ほぼ確実な知事

 自民党山形県議団は20日、来年1月10日告示の知事選の対応について、候補者擁立を断念して「自主投票」とする方針を決めた。

 年内に支部長・幹事長会議を開き、県連として正式決定するが、同党県議の約3分の2が現職の吉村美栄子氏支援を表明しており、吉村氏の無投票再選はほぼ確実な情勢となった。

 20日に非公開で行われた議員総会で決まった。出席した県議によると、県連幹事長の志田英紀県議が、衆院選で吉村氏が民主党候補を支援するのではないかとみられていたことを念頭に、「特定候補を応援しなかった知事にご恩返ししたい」と提案し、候補者擁立見送りが了承されたという。

 今回の自主投票には、大きな失政もなく県民からの人気も高い吉村氏に対し、「対抗馬を擁立しても太刀打ちできない」という諦めムードが背景にある。

 「県民党」を掲げながら、連合山形や民主、社民両党に担ぎ出された吉村氏に対し、自民党は独自候補擁立の可能性を探ってきた。しかし、同党県議32人のうち22人は、公明党県議ら2人とともに9月、吉村氏を「支援する会」を結成した。

 ベテラン県議は「知事選の議論をしてこなかった。擁立する人がいないから自主投票は既定路線」と自嘲気味に語る。中堅県議も「県内全域で支持を高める現職に勝てる候補はいない。吉村氏で仕方ないという雰囲気だ」と話す。

 自民党県連によると、知事選での自主投票は、1997年以来、連続5回目となる。2005年の知事選で、県議らが支援する現職の高橋和雄氏に対して、衆院議員が擁立した斎藤弘氏が当選。09年の前回選では、大勢が斎藤氏支援だったが、岸宏一参院議員ら一部は吉村氏の支援に回った。自主投票が次善の策となっていた。

 今回の同党の対応について、吉村氏の選対幹部は「候補者擁立という最も恐れていた事態は免れたので安堵(あんど)している」と話した。

(2012年12月21日11時42分 読売新聞)

2464チバQ:2012/12/26(水) 22:30:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20121225-OYT8T01525.htm
青森市議会「議員報酬15%カット」否決

 青森市議会は定例会最終日の25日、議員報酬を月額15%引き下げる条例改正案と、官製談合の損害賠償を元市幹部4人に求めて提訴する議案をいずれも賛成少数で否決した。

 議員報酬を巡っては、最大会派の市政会が「議会はこれまで議員定数や経費削減に自主的に取り組んできた。根拠のある報酬削減額を議論する」として、新たに削減額を示した案を3月議会に議員提出するとした決議を提出。賛成多数で可決された。

 米塚博・前副市長ら4人に約9114万円の賠償を求める訴訟の議案は、討論で「市の調査は公正取引委員会の判断に重きを置き、官製談合を否定する4人の声を聞かず、バランスに欠ける」(赤木長義議員)と反対意見があった。「刑事上の訴訟と民事の損害賠償は別。速やかに可決すべきだ」(海老名鉄芳議員)との賛成意見は及ばなかった。

 議会の休憩中、鹿内博市長は議員報酬について「議会から意見が寄せられず、(市特別職報酬等)審議会の答申を尊重した。否決は極めて残念」と述べた。また、損害賠償については「談合での4人の責任は2年前に議会に報告し、理解されていると認識していた。否決は理解できない」とした。否決によって賠償金が回収できない状態となるため再提案するかを今後検討する。

(2012年12月26日 読売新聞)

2465チバQ:2012/12/26(水) 22:34:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00000061-jij-pol
町長不信任で議会解散=埼玉避難の福島・双葉町
時事通信 12月26日(水)15時24分配信

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に役場機能を移している福島県双葉町の井戸川克隆町長は26日、町議会が同町長に対する不信任決議を可決したことを受け、同日付で町議会を解散したと発表した。
 町議選は公職選挙法に基づき解散の翌日から40日以内に実施される。選挙後に初めて開かれる議会で、再び不信任案が可決されると、町長は自動的に失職する。

2466チバQ:2012/12/27(木) 21:43:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20121226-OYT8T01238.htm
双葉町議会解散 避難住民ら「住民不在の内輪もめ」



記者会見する井戸川町長(26日、埼玉県加須市で) 年の瀬の26日に解散した双葉町議会。町議選は来年2月上旬にも実施されるとみられ、原発事故による避難指示区域の再編や中間貯蔵施設の建設地選定など、山積する課題への影響は必至だ。双葉郡の他の首長や避難生活を送る町民らからは、井戸川克隆町長と町議会の双方に対し、「住民不在の内輪もめだ」と怒りの声が相次いで上がった。

 「この年末に解散することは、身を削るような思い。苦渋の決断だった」。井戸川町長は役場機能移転先の埼玉県加須市で開いた記者会見で、そう強調した。改選後にまた不信任が決議されるのを防ごうと、町議選に、自身を支持する候補者の擁立を検討。関係者によると、数人に打診しているという。

 町議からは、解散に反発する声が相次いだ。清川泰弘議員は「町長は町民や議会の意見に耳を傾けず、独断で町政をやってきた。解散もそうなのだろう」、岩本久人議員は「町民が求めているのは議会解散ではない」といずれも批判した。

 今月10日に井戸川町長に代わって双葉地方町村会の会長職に就任した山田基星・広野町長は、「解散でも辞職でもどちらにしてもとんでもない話だ。この時期に選挙とは町民にも負担がかかる。双葉郡8町村が一丸とならないと復興が遅れてしまい、県全体が空回りする」と憤りをあらわにした。

 避難生活を送る双葉町民からも怒りと失望の声が相次いだ。いわき市の仮設住宅で暮らす斉藤宗一さん(63)は、「町民の理解を得られるとは思えない」と憤る。埼玉県など県外を転々とし、昨年9月にいまの仮設にたどり着いた。

 「仮住まいに疲れて元気が無くなってきた。町長が県外に避難したままでは、他の自治体より復興が遅れてしまう。早く町の将来を示してほしい」と危惧する。

 福島市の仮設で家族と暮らす双葉町の大塚正樹さん(52)の自宅は、第一原発から約4キロにある。「除染などの問題が山積していて選挙をやっている場合じゃない」と憤った。

 町は年明けにも選挙管理委員会を開き、2月3日の投開票を軸に日程を検討する。改選後、町長が失職した場合は、50日以内に町長選が行われ、新たな町長が決まるのは3月下旬となりそうだ。

(2012年12月27日 読売新聞)

2467名無しさん:2012/12/30(日) 10:06:51
.

2468チバQ:2013/01/06(日) 19:56:53
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130105-OYT1T00273.htm?from=ylist
福島県庁を誘致せよ…郡山市が担当部署設置へ

 福島県郡山市の原正夫市長は4日、県庁の同市への移転誘致を目指して、新年度、市役所に「県庁移転推進係」を設置する方針を明らかにした。
 県庁の移転誘致を担当する部署の設置は初めてで、誘致を推進する周辺市町村との連携や情報収集などを行うという。

 この日記者会見した原市長は「市議会で請願が採択され、他の自治体議会でも意見書が提出されるなど、移転誘致の機運が高まっている」と述べ、「震災以来、県や郡山の状況は大きく変わった。20年、30年先を考えたとき、何を今できるか考えながらしっかり取り組みたい」と意気込みを語った。同市では昨年5月、市民団体主催で県庁などの移転を目指すイベントが行われ、原市長も出席していた。

 原市長はこのほか、子供の運動不足を防ぐため屋内プールや屋内運動場を新設する方針も明らかにした。

(2013年1月5日11時53分 読売新聞)

2469チバQ:2013/01/09(水) 21:16:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000031-mailo-l06
東北
青森岩手宮城秋田山形福島..このエントリーをはてなブックマークに追加mixiチェックFacebook
.検証・吉村県政:13年知事選/上 財政 新しい財源確保模索 /山形
毎日新聞 1月7日(月)11時31分配信

 ◇行財政改革で一定成果
. 知事選の告示が10日に迫った。今のところ立候補を表明しているのは再選を目指す現職の吉村美栄子氏(61)のみ。無投票となる公算が大きく、有権者が吉村知事の1期目に対する評価を選挙を通じて表明できない可能性が高まっている。告示を控え主な県の課題から吉村県政の4年間を検証する。
 「予算自体を大きくして、活力ある山形県を作っていきたいといいますか、再生していきたいという思いがあります」
 昨年2月14日、12年度当初予算案を発表する記者会見。財政規模を大きくするのは景気の回復や刺激を狙っているのかを問われ、吉村知事は答えた。また負債部分を将来的に減らせるかを尋ねられると「国家財政と連動して歳入を増やす、つまり産業振興に取り組むことで、できる限り健全財政を目指していきたいのが正直なところ」と語った。
 吉村知事が掲げる「心の通う温かい県政の実現」というスローガンは1期4年の間に浸透してきた感がある。「温かい」という表現は、各分野で事業を見直し、予算を縮小した斎藤弘前知事時代(05年2月〜09年1月)を「冷たい」と断じたことと表裏一体の関係にある。
 斎藤前知事時代は歳出規模が4年連続で5000億円台に抑制された一方、吉村県政は就任1年目の09年度の歳出規模が6219億円(決算ベース)で、6000億円台に戻った。10年度は5915億円と減ったものの、11年度は6106億円、12年度(12月補正後予算)が6309億円と推移。景気・雇用対策の充実などを図った結果、歳出規模は拡大傾向にある。
 積極的に予算を投資し重点政策で成果を上げること。歳出を削減して行財政のスリム化を進めること。会見での吉村知事の発言は、対立するような二つの課題の共存に向けた覚悟をにじませている。
    ◇
 歳出規模が拡大傾向にある一方で、資本形成に向けられる投資的経費(普通建設事業費、災害復旧事業費などの合計)は、吉村県政でも抑え気味に推移している。斎藤県政では初年度(05年度)の1165億円から年々減り、08年度には834億円まで縮小。吉村県政では、09年度が1035億円に上ったものの、10年度が847億円、11年度は896億円に落ち着いている。
.
 加えて、行財政改革の取り組みは、一定の結果を出している。4年間で知事部局職員数を約360人削減、人件費は年間で37億円減少した。10年6月に知事公舎・公館を3億9000万円で売却するなど遊休財産も見直した。県幹部は「今は行財政改革が政策の看板になる状況ではないかもしれないが、続けていかなければならない」と自戒を込めて話す。
    ◇
 県の借金を見てみると、国から後で全額手当てがある臨時財政対策債などを除いた実質的な県債残高は03年の9116億円をピークに10年連続で減少し、12年度(12月補正後予算)は7745億円。一方、国の財源不足に伴って県が立て替える臨時財政対策債費はここ4年で年間400億〜500億円規模で推移。12年度(同)は臨財債残高が3808億円まで増えており、県債残高の合計は1兆2107億円に上る。志賀真幸財政課長は「財源は国に対する依存度が強いので、足腰を強くしていく必要がある」と語る。
 吉村知事は従来の農林水産業の振興に加え、震災後は再生可能エネルギーの開発・誘致に力を傾注している。財政支出の見直しだけでなく、財源確保の模索を続けているようだ。【安藤龍朗】
1月7日朝刊

2470チバQ:2013/01/09(水) 21:16:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130108-00000052-mailo-l06
検証・吉村県政:13年知事選/中 雇用創出 短期の数値、独り歩き /山形
毎日新聞 1月8日(火)11時47分配信

 ◇長期安定につながらず
 「知事就任当初は大変な不況の中、景気雇用対策が喫緊の課題で最初に雇用創出に取り組んだ。全国の知事の中でも雇用に力を入れる知事は珍しいといわれたが、(行政経験がなく)庶民生活を続けてきた人間だからそういう視点が持てたと思う」。吉村美栄子知事は先月21日、2期目への公約発表の記者会見で、雇用対策を1期目の公約の柱に取り組んできた自負心をのぞかせた。
 吉村知事は就任直後から09年度末の約1年間で1万人の雇用創出を掲げた「雇用創出1万人プラン」と、10〜11年度の2年間で2万人を目標にした「雇用安心プロジェクト」に取り組んだ。この3年間で計3万8262人の雇用を生み出したと主張するが、大半は国の雇用基金を使った6カ月以内や、最長でも3年以内など期限付きの事業。長期の安定雇用の課題は解消されず、先送りされてきた。「1万人」「2万人」といった数字達成ばかりが独り歩きした感が否めない。
 こうした課題の解消のため今年度から新たに打ち出したのが「やまがた新雇用安定プロジェクト」だ。14年度をめどに、求職者と求人数の差を「ゼロ」にするため「有効求人倍率1・0倍以上」を目標に掲げた。農業の6次産業化や再生可能エネルギー関連など成長分野への積極投資、人材育成などで目標指標を設定。県全部局が連携して産業振興と一体となり安定雇用を生み出すことを狙う。
    ◇
 山形労働局によると、県内の12年11月の有効求人倍率は0・87倍。2年前の10年11月の0・54倍と比べると数字上は回復してきている。昨年5月には0・94倍まで回復したが6月から少しずつ下がり、現在は弱含み傾向だ。1・0倍には07年1月(1・02倍)以来達していない。さらに正社員に限った11月の有効求人倍率は0・47倍で全国平均の0・52倍には届いていない。
 山形労働局職業安定課は「県内の基幹産業の製造業で求人が増えない。受注が来ても短期派遣でやりくりして何とか乗り切っている中小企業も多い」と分析。「休業してでも離職者を出さないように国が助成金で下支えし、企業側に現状の雇用を維持してもらっている状態」と話す。
 雇用状況は08年秋のリーマン・ショックから急激に悪化。持ち直しつつある中で弱含み傾向なのは、円高や領土問題などの世界情勢、エコカー補助金打ち切りなどが影響しているという。県内への企業誘致は見通せず、成長産業の育成で雇用を生み出すまでにどの程度の時間がかかるのかという不安もある。
    ◇
 吉村知事は「有効求人倍率は経済情勢の影響を受けるが行政として目標に取り組む姿勢が大事。業界、現場の市町村と一緒に取り組み、産業振興につなげたい」と強調した。2期目の公約には、正社員の有効求人倍率0・50倍以上を新たに掲げ、中小企業支援策などと一体となって雇用創出を図る考えを主張するが、どこまで安定雇用につながるか見通しにくい。「取り組む姿勢」だけではなく成果が求められている。【浅妻博之】
1月8日朝刊

2471チバQ:2013/01/09(水) 21:17:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000075-mailo-l06
検証・吉村県政:13年知事選/下 観光 PRには厳しい声も /山形
毎日新聞 1月9日(水)12時6分配信

 ◇「山形らしさ」「外国人」が鍵
 「ようやく上り調子になりかけていたのですが」。蔵王温泉観光協会の斉藤長右衛門会長は11年度の観光客に関する資料を手に肩を落とした。蔵王温泉では90年度の246万人をピークに観光客が減少。11年度は東日本大震災が影響し93万人。ピーク時の3分の1近くまで落ちた。
 蔵王温泉をはじめ県内主要温泉地は90年代から観光客が減り続けている。全国的な傾向と同じく、団体客から個人客への旅行形態の変化や、景気低迷による旅行消費縮小が背景にある。
 同協会も手をこまぬいていたわけではない。観光客が減る中、冬季中心から通年型へのPR戦略変更、台湾や香港、韓国からの観光客取り込みなど、攻めの誘客を展開してきた。しかしそうした活動が実を結ぼうとした矢先、震災が起きた。11年3月以降は自粛ムードや原発事故による放射線への懸念から宿泊キャンセルが相次いだ。
    ◇
 吉村美栄子知事は09年1月、12年度までに県内観光客を4500万人まで増やすことを公約に掲げ初当選した。就任初年度には、NHK大河ドラマ「天地人」や映画「おくりびと」の効果もあり、過去2番目に多い4184万人。11年3月には、山形ならではの資源を生かした着地型観光の確立▽広域連携によるインバウンド(訪日外国人旅行者)の取り込み促進などを基本方針に掲げた「やまがた観光交流推進プラン」を策定し公約達成に向け本格始動した。
 ところが結果をみると、11年度の県内観光客数は平成に入り最も少ない3539万人で、2年連続の前年度割れ。月別にみると、4月(前年比30・4%減)、5月(同23・5%減)、6月(同20・5%減)の減少幅が大きく、震災による交通機関の一部途絶や自粛ムード、原発事故による風評被害の影響を強く受けた。
 そうした中で県は今後の成功の鍵として「山形ならでは」をいかに打ち出すか、アジアを中心とした外国人観光客をいかに取り込むかの2点に重点を置く。
    ◇
 観光庁の宿泊旅行統計調査(09年)によると、山形県の宿泊者数は年間約400万人で全国27位、東北4位。外国人宿泊者数は約4万人で全国36位、東北最下位。首都圏での物産市開催、台湾や香港からのチャーター便確保など、県はさまざまな誘客施策に取り組んでいるが、数字を見れば「観光先進県」とは言い難い。とりわけ観光PRには厳しい声が上がる。
 県観光事業審議会委員を務める宮城大の宮原育子教授(地域資源論)は「山形の観光PRは失点もなければ得点もないという印象」と指摘。「自然、農業、歴史、精神文化など豊富な観光資源があるが生かし切れていない。各地域の良い部分を『資源』としてとらえ直し『売り』にする意識がもっと必要」と話す。また「観光客のみならず、ビジネス、イベント、スポーツなどあらゆる来訪者(ビジター)を各産業に結びつける『ビジターズ産業』に観光業を発展させるべきだ」と説く。
 蔵王温泉観光協会の斉藤会長も「県の観光PRは『県内全域を平等にくまなく』を意識し過ぎ。今年は村山、来年は置賜……と力点を置いた方が良い」と訴える。さらに「京都市のように小学生のころから観光業の重要性を教えることも大切。県に音頭を取ってほしい」と話した。【鈴木健太】
1月9日朝刊

2472チバQ:2013/01/12(土) 00:15:28
http://mainichi.jp/select/news/20130111k0000m010011000c.html
山形知事選:吉村美栄子氏が無投票で再選
毎日新聞 2013年01月10日 17時54分(最終更新 01月10日 18時32分)


吉村美栄子知事=2012年12月21日午前11時19分、浅妻博之撮影
拡大写真 任期満了に伴う山形県知事選が10日告示され、無所属現職の吉村美栄子氏(61)以外に立候補はなく、無投票で再選が決まった。知事選での無投票は11年11月の高知県知事選以来になる。

 吉村氏は「県民党」を掲げ、安定雇用の創出や子育て支援策の充実、「卒原発」に向けた再生可能エネルギーの導入促進を公約に盛り込んだ。前回同様に民主、社民、共産の3党が支援。自民は前回、衆院議員や大半の県議が対立候補を支援したが、今回は4年間の県政運営を評価する県議が多く、自主投票を決めた。公明は県議らが吉村氏の後援会のメンバーになり、オール与党体制ができた。

 吉村氏は前回、自民が支援する現職候補を1万712票差で退けて初当選し、東北初の女性知事に就任した。【安藤龍朗】

2473チバQ:2013/01/13(日) 10:20:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130113t51011.htm
知事選だけじゃない 首長選 無投票なぜ多い?

 山形県知事選は告示日の10日、無投票で現職吉村美栄子氏(61)の再選が決まった。知事選では全国的に異例の無投票だが、山形県内の市町村長選では最近、無投票が目立っており、知事選との共通点もささやかれている。ではなぜ無投票が多いのか? 県内の関係者に聞いてみると、自治体の財政難や政党の変化、山形の県民性などが背景から見えてくる。

 県内で昨年、首長選が実施されたのは表の12市町で、このうち10市町が無投票だった。いずれも現職が再選、あるいは3選した選挙で、新人が無投票当選したケースはなかった。
 無投票選挙が多い理由について、「堅実で冒険したがらない山形の県民性が大きいのでは」と見るのはある地方議員。「(地域全体が)現状に満足し『もっといい首長を』という、貪欲さに欠ける」と分析する。
 最上地方の地方議員は県内の政治風土に言及し、「なるべく争いを起こさない。無理してまで戦わない雰囲気、気質があるように感じる」と印象を語った。
 「共産党による対立候補の擁立が他県と比べて少ない」と指摘するのは元県幹部。県内では共産党が現職首長を支持するケースがあり、今回の知事選でも同党は「現職支援」という山形ならではの対応を取った。
 対して共産党の本間和也県委員長は、自民党の政治力低下を無投票選挙の増加と結び付ける。「公共事業が減り、地方で自民党政治が通用しにくくなっている。だから、自民党に首長選で候補を立てる力がなくなっている」との解説だ。
 2011年9月に無投票で再選された新庄市の山尾順紀市長は、地方自治の現状に触れながら持論を展開する。「(首長によって)政策的な幅を出しにくい時代だ。制度が成熟し、少子高齢化という共通の背景もあり、政策論争が難しい。一点集中の争点ならともかく、全体として(主張が)似通ってしまう」
 同様の見方をするのは山形市議会の加藤孝議長。「自主財源の比率が低い中、首長が変わっても目新しい政策を打ち出すことが困難になっている」と、現職との対立軸を打ち出しにくい事情を説明する。
 地方行政に詳しい東北文教大(山形市)の大川健嗣教授(農業経済学)は「財政が豊かな時代であれば『私はこれをやる』と対立点を挙げて戦うことが可能だが、いまは限られた財源の組み替えぐらいしかできない。明らかに欠点や問題がある首長が相手でないと、選挙で戦いにくいのでは」との見解を示す。


2013年01月13日日曜日

2474チバQ:2013/01/13(日) 10:21:59
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/01/13/new1301130901.htm
自民、候補選び大詰め/青森市長選(2013/01/13 09:10)
 4月14日投開票の青森市長選で、自民党の候補者選びが大詰めを迎える。党市支部は今週、推薦願を提出した3人の面談を行い、早ければ週内に候補を絞り込む方針。同じ自民でも市議会の会派が分かれるなど派閥争いを抱える同市の政治状況だけに、支部は難しい選考を迫られる。
 推薦願を提出しているのは県議の高橋修一(42)、市議会前議長の花田明仁(60)、前県副知事の蝦名武(67)の3氏。支部の選考委員会は17日に面談を行い、早ければ18日の総務会で候補を決める。
 現職鹿内博氏(64)の対抗馬擁立を目指す自民だが、同市での勢力図は複雑。県議ごとに系列市議を抱え、互いにしのぎを削る「三十数年来の勢力争い」(県議)が続き、さらに国会議員との関係も絡む。議会会派は市政会と自民の二つに分かれており、おおむね自民が高橋氏、市政会が花田氏を推している。
 こうした状況で進む選考について、自民関係者は「『勝てる候補』という条件よりも、過去のしがらみが優先されかねない」と懸念する。各勢力の動きに対し、市政界のしがらみが少なく行政経験が豊富な蝦名氏を推す声も強まっている。
 選考委員は森内之保留支部長や津島淳衆院議員、山崎力参院議員ら8人。委員の一人は「誰に決まっても自民として一枚岩で支えるのが重要」と話すが、しこりが残れば3カ月後に迫る市長選への影響は避けられない。
 一方、再選を目指す鹿内氏は今月中に出馬を正式表明する見通しだ。(今井崇雄)

2475チバQ:2013/01/13(日) 10:33:59
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130112ddlk02010009000c.html
選挙:青森市長選 自民、一本化に波乱? 3候補、割れる市議の支持 /青森
毎日新聞 2013年01月12日 地方版

 任期満了に伴う次の青森市長選(4月7日告示、同14日投開票)に向け、自民党市支部は来週中にも、県議の高橋修一氏(42)、前市議長で市議の花田明仁氏(60)、前副知事の蝦名武氏(67)の3氏から推薦候補を一本化する方針だ。選考委員の半数は国会議員や県議で「党幹部との付き合いが深い蝦名氏が有利」との見方がある一方、党員市議の7割は高橋、花田両氏を支持し、蝦名氏支持を明言する市議はゼロ。選考委の決定に市議らの反発も予想され、波乱含みの様相だ。【鈴木久美】

 自民党籍を持つ市議は「自民党」と「市政会」の2会派に分かれている。自民党は所属する全7人が党籍がある。一方、市議会最大会派の市政会では11人中6人が党籍を持ち、名乗りを上げた花田氏も所属している。

 毎日新聞が11日までに、3氏の中で誰を支持するかを党籍を持つ市議13人に尋ねたところ、自民党会派では高橋氏5人、未定2人。市政会は花田氏4人、高橋氏1人、未定1人だった。両会派ともに蝦名氏支持を明言した市議はいなかった。副知事時代の業績を疑問視する声や県職員出身で党員になって日が浅いことを指摘する意見が目立った。

 推薦候補を一本化する選考委員は8人中、半数の4人は市議。このうち、渋谷勲議員と里村誠悦議員は、同じ市政会の花田氏支持を明言した。自民党会派会長の大矢保議員は高橋氏支持を表明、同会派の小豆畑緑氏は態度を保留した。

 選考委員のうち残る半数は、森内之保留支部長(県議)▽津島淳衆院議員▽山崎力参院議員▽山谷清文県議の4人。選考委は17日午前中に3氏を面接し、午後にも推薦候補を一本化する方針だ。その後、18日に支部役員会の承認を経て、同総務会で推薦候補を正式決定する。議論が長引いたとしても、19日までに決定するという。

 森内支部長は「選考委では多数決せず、議論で総合的に判断する」と選考方法を説明。その一方で「役員会と総務会から選考委に一任は取り付けておらず、選考委の結果が、総務会で覆る可能性はありうる」と慎重に話す。

 役員会は市議11人と県議4人、幹事2人の計17人、総務会は役員会の17人と党員30人からなる。総務会長でもある渋谷議員は「選考委の決め方が納得できなければ、(選挙に)協力できないと総務会で突きつけることもある」とけん制する。高橋氏を支持する自民党会派の市議は「選挙の“実働部隊”となる市議の納得が得られなければ、(出馬が見込まれる)現職に有利になるだけ」と言い切る。

 ただ、高橋氏支持を表明した市議の中には「選考委が決めた決断には組織の一員として応援すべき」との意見も。態度保留とした別の市議は「誰を支持するか決めていないが、後援会の中には蝦名氏の行政手腕を評価する声が多い」と話すなど流動的な要素もある。

 推薦を待つ3氏は、高橋氏が「選考結果に従う」、花田氏が「納得のいく選考をしてほしい」、蝦名氏は「党員としての日は浅いが自民党との付き合いは長い」と話している。

 鹿内博市長(64)は同支部に推薦願を提出しておらず、今月中にも出馬表明する方針。

2476チバQ:2013/01/13(日) 16:51:52
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130112-OYT1T00082.htm?from=ylist
タンクローリーと衝突、車運転の市議が死亡

 宮城県亘理町の常磐自動車道で11日、タンクローリーが乗用車と衝突して高速道路下に転落、炎上した事故で、乗用車を運転していた同県角田市尾山、同市議玉手安博さん(64)が頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。


 タンクローリーの同県利府町神谷沢、会社員中川孝治さん(50)は頭に軽いけがを負った。

 県警高速隊などによると、現場は片側1車線の対面通行区間で、上り線を走行中のタンクローリーがセンターラインをはみ出したとみられる。事故の影響で、常磐道・亘理―山元インターチェンジ間の上下線が、約6時間半にわたって通行止めとなった。

(2013年1月12日00時42分 読売新聞)

2477チバQ:2013/01/15(火) 01:15:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130114/lcl13011422030000-n1.htm
福島県知事が入院 大腸から出血し治療
2013.1.14 21:59

福島県の佐藤雄平知事
 福島県は14日、佐藤雄平知事(65)が大腸憩室出血の治療のため、13日から福島市内の病院に入院していると発表した。症状は落ち着いており、1週間から10日程度の入院を見込んでいる。

 県秘書課によると、佐藤知事は13日午後、体がふらつくと体調不良を訴えて検査入院し、大腸憩室出血と診断された。手術の予定はなく、安静にして服薬などで治療する。

 佐藤知事は、13日に林芳正農相、14日に民主党の細野豪志幹事長との会談を予定していたが、いずれも中止した。15日の公務は副知事が代行し、16日以降も代行か中止で調整する。

2478チバQ:2013/01/16(水) 23:49:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130115-OYT8T01303.htm
[クローズアップ]大槌旧庁舎 保存か解体か

 東日本大震災で全壊した大槌町役場旧庁舎を巡り、町内で意見が割れている。「後世に被害の大きさを示す大切な遺構だ」と保存を主張する意見がある一方、「見たくない」「町の復興を優先すべきだ」と解体を求める声も多い。保存した場合に町が負担する維持管理費用も悩みの種だ。町は、周辺の復興計画に遅れがないよう3月下旬までに結論を出す予定だが、難しい判断を迫られている。(宮下洋介)

 「壊れた旧庁舎を見ると、今でも足が震える。でも、実物を残すことで、将来の町民に防災の大切さを訴えることができる。映像や写真では伝わらない」

 昨年11月10日に発足した旧庁舎の扱いを協議する検討委員会(委員長=豊島正幸県立大教授)の初会合。長女(当時33歳)を亡くした女性委員(70)は保存の必要性を強調した。

 兄(当時29歳)を亡くした別の男性委員(29)は「残すなら別の建物でもいい。もう、見るのも嫌だ。早く壊してほしい」と反論。議論は平行線をたどった。

                        ◇

 1月12日の第2回の検討委で、町は議論の「たたき台」として、保存、解体それぞれの手法や費用を試算した資料を提示した。

 保存案では、倒壊を防ぐ補強に2億円、内部整備に1億円がかかると試算。観覧用施設を建設すると計7〜8億円が必要と見積もった。建物で囲めば、見たくない人に配慮できるが、維持管理費用が課題になる。

 一方、解体案の費用は1億円。慰霊碑や映像施設などを設けた場合は、計1億1600万〜1億3600万円となる。維持管理費用は少なくて済むが、震災遺構としての役割は薄まり、役場があったことすら忘れられる可能性がある。

 町は中間案として壁面や床などの一部を保存する案も提示。計1億6500万〜4億円が見込まれる。

 保存にかかる費用には国の予算を活用できる可能性があるが、維持管理費用は約50年で建設費の4〜5倍かかる。町議会は昨年、保存を求める請願を不採択としたが、財政負担の重さが主な理由だ。阪神淡路大震災後に兵庫県と淡路市などが計約40億円をかけて建設し、第3セクターが運営する記念公園でも、昨年度は管理運営費に約2800万円の赤字が出たという。

                        ◇

 「旧庁舎への思い入れが少なく、費用負担を心配する意見が多い」

 昨年末までに町民から寄せられた意見を分析した町幹部の印象だ。ただ、回答者は51人。豊島委員長は「今は自らの復興が優先で、旧庁舎の扱いを考えられない人が多い」とも感じている。

 豊島委員長は「町の財政を考えれば、金銭の問題があるのは事実だが、将来的に(残すべき)特別な場所と感じる人も多いのではと思う。鎮魂という意義を忘れずに検討したい」と議論を慎重に進める意向だ。

◇現実的な妥協点探る

 津波で宅地・市街地の約52%が浸水し、人口の約1割が死亡・行方不明となった大槌町。被害の爪痕を深く残す町旧庁舎は、他県からの訪問者が手を合わせる慰霊の場所にもなっている。周囲の建物が解体された後も残されていたことには、そんな背景もあっただろう。

 遺族の中には、震災の記録という意義とは別に、「早く壊してつらい記憶を忘れさせて」との思いと、「思い出の場所を壊さないで」という割り切れない感情がある。考える時間があれば議論は深まるが、周辺の復興工事が始まる前までに判断を迫られているのが現状だ。

 それぞれの思いを尊重するならば、中間案も一つの手法。そのためには、将来にわたる維持費用の負担を覚悟しなければならない。

 町幹部は、「町民の意見をできるだけ取り入れたいが、負担は重い。被害範囲が広い今回の震災では、国に負担を頼むのも難しい」と話す。町民の思い。将来にわたる負担。町は検討委の議論を見守りながら現実的な妥協点を探っている。

(2013年1月16日 読売新聞)

2479チバQ:2013/01/17(木) 00:27:27
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/01/16/kiji/K20130116004987830.html
「放射能から頭が離れ、すっきり」福島市長が発言

 
 瀬戸孝則福島市長は15日、大阪市役所で橋下徹大阪市長を表敬訪問した際、冒頭のあいさつで「久しぶりに放射能から頭が離れまして、すっきりしているところでございます」と発言した。

 瀬戸市長は表敬訪問後、記者団に発言の真意を問われ「毎日放射能に追っ掛けられているから、放射線量とか食品検査とか風評被害だとか賠償だとか、そんなことで(頭が)いっぱいですからね」と釈明した。

 東京電力福島第1原発事故を受け、除染で生じる廃棄物の取り扱いについても、記者団に「持っていくところがないんです。どうしているかというと、自分のところの庭に安全に(保管している)。意外と(放射性)セシウムっていうのは安全に保管できるんですよ。近づかなければ、あるいは遮蔽(しゃへい)すれば、(セシウムは)飛んできませんから」との認識を示した。

 原発事故の除染で出た汚染土壌や廃棄物をめぐっては、安全に保管するための中間貯蔵施設や、その前段階の仮置き場の設置が進まず、福島県の復興の妨げになっている。瀬戸市長の発言は、住民の自宅保管でも安全だと強調したものとみられ、波紋を呼びそうだ。

[ 2013年1月16日 06:00 ]

2480チバQ:2013/01/19(土) 13:34:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130118-OYT8T01652.htm
青森市長選 自民支部は蝦名氏を推薦

 4月の青森市長選に向け、自民党市支部は18日、前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補とすることを決定した。記者会見した蝦名氏は「党の支援を受け、何としても市政を奪還したい」と述べた。

 支部は、推薦願を提出していた蝦名氏、県議の高橋修一氏(42)、前市会議長の花田明仁氏(60)の3人から候補の一本化を進めてきた。この日、市内で開かれた選考委員会で、行政手腕が高いとして蝦名氏に絞り込まれ、続く役員会、総務会で承認された。

 3人と役員が並んで行った記者会見で蝦名氏は、「決断と実行を掲げ、青森市を県都にふさわしい都市にしたい。党や市議の意見を聞きながら政策をまとめたい」と抱負を語った。支部長の森内之保留県議は「一丸となり、勝つための態勢を構築したい」と語った。

 蝦名氏は青森市出身。1969年に県庁に入庁し、商工観光労働部長などを歴任して2003年8月に副知事に就任した。11年6月に退任、市内に税理士事務所を開設している。昨年11月、市長選に出馬したいと名乗りを上げた。

 一方、再選を目指す現職の鹿内博氏(64)は近く出馬表明する。

(2013年1月19日 読売新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130119-00000008-mailo-l02
選挙:青森市長選 自民市支部、蝦名前副知事を推薦候補に決定 行政手腕を評価 /青森
毎日新聞 1月19日(土)10時38分配信

 任期満了に伴う次の青森市長選(4月7日告示、同14日投開票)で、自民党市支部は18日、推薦願を提出した3人の中から、前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決定した。前日に続き、市内のホテルで開かれた選考委員会で蝦名氏に絞り込み、役員会と総務会で了承した。副知事時代の行政手腕を評価した一方、立候補は初めてで知名度不足などを懸念する声もあり、同支部は選挙戦への態勢作りを急ぐ。【鈴木久美】
 この日の記者会見で蝦名氏は「青森市の発展が県の発展につながる。県や国と連携し、県都にふさわしい品格ある都市にしたい」と抱負を述べた。市政の課題として、若者の雇用対策や執行部と市議会の協力、財政改革などを挙げた。
 蝦名氏のほかに、県議の高橋修一氏(42)と前市議長で市議の花田明仁氏(60)が推薦願を提出していた。森内之保留支部長は3人の中で蝦名氏が評価された理由として「行政手腕とやってきた実績」を挙げた。知名度不足や後援会組織がないことなどの課題には「いろいろな人に会ってもらい、知名度不足を克服していく。自民一丸となって戦っていく」と強調した。
 会見に同席した高橋氏は「私に対する党の評価が低いと率直に受け止めて精進を重ねていく」と話した。花田氏は「決まった以上は当選のため全力を尽くしたい」と語った。
 選考委員らによると、午前中の選考委では高橋氏と花田氏を推す声もあったが蝦名氏に一本化することで合意し、続く役員会と総務会でも、異論もあったが、最終的に了承を得たという。
 蝦名氏は青森市出身。69年に県職員に採用され、03年8月から11年6月まで約8年間、三村申吾知事の下で副知事を務めた。
 市長選を巡っては、現職の鹿内博氏(64)が再選に向けて意欲を示しており、今月中にも正式に出馬表明する見通し。
1月19日朝刊

2481チバQ:2013/01/19(土) 13:50:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130119t21029.htm
青森市長選 自民支部、蝦名氏推薦 全会一致ならず
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)で、自民党青森市支部(支部長・森内之保留青森県議)は18日、役員会と総務会を開き、元青森県副知事の蝦名武氏(67)の推薦を決めた。
 蝦名氏は「現市政に停滞感がある。何としても奪還したい」と意欲を語った。
 同支部には県議の高橋修一氏(42)と前青森市議会議長の花田明仁氏(60)も推薦願を提出。国会議員、市議ら8人の選考委が、16日から面接などを行い一本化した。
 森内支部長は「候補者の調整は難航したが、党支部として方向性は見いだした。一丸となって支援したい」と述べた。選考の過程については明らかにしなかった。支部の決定を受け、党県連も近く推薦を決める。
 関係者によると、同日午後の役員会では「(蝦名氏は)選挙経験がないが大丈夫なのか」「副知事としての仕事を市民はどこまで知っているのか」と不満の声も上がったという。
 選考委は当初、17日午後に結論を出す予定だったが、花田氏を支持する選考委員との間でまとまらず、18日になった。党支部幹部は「最後まで全会一致とはならなかった。これからの体制づくりが大変」と話した。
 現職の鹿内博氏(64)は来週にも立候補を表明する見込み。
 鹿内氏は「蝦名氏とは県政で何度も議論してきた間柄。どこをもって市政の停滞と言っているのか聞きたい」と話した。


2013年01月19日土曜日

2482チバQ:2013/01/19(土) 13:57:53
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201301194
無投票の公算大きく 双葉町議選双葉町の井戸川克隆町長への不信任決議案可決をめぐる町議会解散を受け、24日告示、2月3日投開票で行われる町議選(定数8)は、無投票となる公算が大きくなった。

18日、町役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高で立候補予定者の事前審査が行われ、審査を受けたのは前職の8人だけだった。

14日の立候補予定者説明会に出席した新人の1人は審査を受けなかった。

審査を経なくても告示日に立候補を届け出ることは可能で、選挙戦となる可能性も残されている。

井戸川町長への不信任決議案には前職全員が賛成している。

仮に前職全員が当選し、再び不信任決議案を可決した場合、井戸川町長は自動的に失職し、町が町選管委に失職を通知した翌日から50日以内に町長選が行われる。

可決には議員の3分の2以上の出席と、その過半数の賛成が必要となる。

町長選には失職した町長も立候補できる。


2013年01月19日 10時00分 配信

2483名無しさん:2013/01/20(日) 11:16:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130120t31008.htm
閣僚、岩手に来ない… 野党寄りの知事の影響?

 第2次安倍内閣が発足して以来、岩手県に視察に入る閣僚が宮城、福島両県に比べ極端に少ない状況が続いている。岩手県政界では「衆院選で達増拓也知事が野党を全面支援した影響ではないか」と臆測を呼んでいる。
 宮城と福島両県を訪れた主な閣僚は表の通り。1月に入り、両県には連日のように閣僚が入る。岩手はゼロだったが、ようやく20、21日に根本匠復興相が訪れる。
 安倍晋三首相は昨年12月29日に福島県に入り福島第1原発などを視察。1月12日には石巻市の造船会社などを訪れた。現時点で岩手訪問の予定は決まっていない。
 閣僚らの岩手入りが少ない理由を、ある民主党県議は「達増知事の政治姿勢」とみる。知事は日本未来の党の発足に関わり、衆院選で同党候補の応援に奔走した。「復興支援に差をつけることはないだろうが、政府与党は快く思っていないだろう」と推測する。これに対し岩手県幹部は「岩手の被災地だけは東京から日帰りが難しいため」と一笑に付す。「まとまった時間が取れれば、来てくれるはずだ」と期待する。


2013年01月20日日曜日

2484チバQ:2013/01/20(日) 21:11:27
http://mainichi.jp/select/news/20130121k0000m040048000c.html
福島県双葉町:井戸川克隆町長 体調不良を訴え入院
毎日新聞 2013年01月20日 20時00分(最終更新 01月20日 20時25分)

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に役場ごと避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長(66)は20日、宿泊先の同県郡山市のホテルで「頭が重い」と職員に訴え、市内の病院に入院した。意識はあり21日以降に検査するという。

 町によると、町長は19日に同県いわき市で開いた町政懇談会に出席し郡山市に宿泊。20日朝、体調不良を訴えた。20日に福島、郡山両市であった懇談会を欠席し、井上一芳副町長が代理出席した。21日の加須市での懇談会も代理出席する予定。

 双葉町では昨年末、不信任決議を受けて町長が議会を解散。今月24日に町議選が告示される。【神保圭作】

2485チバQ:2013/01/22(火) 21:47:58
http://mainichi.jp/select/news/20130123k0000m040055000c.html
双葉町議選:無投票か 出馬意向、前職の8人のみ
毎日新聞 2013年01月22日 20時26分(最終更新 01月22日 21時02分)


双葉町役場が移転し住民が暮らす埼玉県加須市の旧高校に初めて設置された町議選の選挙ポスター掲示板。昨年末の衆院選などでは、福島県内の仮設住宅などにだけ設置されていた=埼玉県加須市で2013年1月22日正午ごろ、神保圭作撮影
拡大写真 東京電力福島第1原発事故で役場ごと埼玉県加須(かぞ)市に避難中の福島県双葉町で、不信任決議を受けた町長が議会を解散したことに伴う町議選(定数8)が24日告示される。前職8人の他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。新議会が再び不信任決議をすれば失職に伴い町長選も実施されるため、町政停滞が長期化する懸念もある。町民は「他町に比べ復興が遅れている」と不満を募らせる。

 加須市の役場支所で町職員が嘆く。「役場機能移転などの議会との打ち合わせができず、選挙準備で来年度予算案の編成作業も遅れている」。福島県いわき市への機能移転や警戒区域再編、中間貯蔵施設の現地調査などの懸案も動きが鈍い。役場機能では、早期の福島帰還を求める町議会に、慎重な井戸川克隆町長という構図。県や他町が受け入れを決めた現地調査でも、井戸川町長は慎重姿勢だ。

 対立が高じ町議会は昨年12月、不信任決議案を全会一致で可決。町長は解散で対抗したが、町長支持派の新人擁立は進んでいない。2月3日投開票の日程だが、無投票で議員の構成も同じなら、不信任決議案再可決の可能性が高まる。その場合、地方自治法に基づき町長は失職し、50日以内に町長選がある。

 こうした状況に町民の不満は募る。「けんかせず仲良くやってもらいたい。他の町と比べて復興の遅れは明らかだ」。21日に加須市であった町政懇談会。町民の発言に、会場は大きな拍手で応え「その通り」と掛け声も飛んだ。いわき市での懇談会でも井戸川町長を前に「町民約7000人の半数以上が戻らない決断を固めている」と厳しい意見が出た。

 双葉町でバラ園を営んでいた岡田勝秀さん(68)は「2年近く足が止まったままの生殺し状態だ」と憤る。避難先の茨城県つくば市から一時帰宅する度に、荒れ果てていく園を見るのがつらい。「町長が考えを貫くのはいいが、少しは頭を冷やしてほしい」と話す。

 いわき市の仮設住宅に暮らす40代女性は「自前の学校(町立小中学校の仮設校舎)がないのは双葉町だけ」と町政を批判。「いつまでも国や県の対応を批判するだけではだめ。町民と一体になって自立した町の将来像を示すためにも、決断力・実行力のある新しい議員と町長で出直すべきだ」と話した。【神保圭作、中尾卓英】

2486チバQ:2013/01/23(水) 23:37:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000589-san-pol
双葉町長が辞職表明「一生懸命やってきた。今が潮時…」
産経新聞 1月23日(水)19時41分配信

 東京電力福島第1原発事故で、汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の候補地になったことへの対応をめぐり、議会に不信任決議をされた福島県双葉町の井戸川克隆町長が23日、辞職する意向を明らかにした。

 双葉町は原発事故のため、役場機能を埼玉県加須市の旧県立高校に移転している。町関係者によると、井戸川町長は町職員に「一身上の都合」と説明した。

 井戸川町長は中間貯蔵施設をめぐり、昨年11月に福島県知事と双葉郡7町村長が現地調査受け入れを決めた際、協議を欠席。「環境省に調査について質問し、回答を待っている」と理由を説明していた。

 町議会(定数8)は12月「賛否があっても、汚染土壌の処分問題は避けて通れない。町長は自分の考えだけで事に当たろうとした」と全会一致で不信任決議を可決。

 これに対し、町長は辞職せず、議会を解散した。町議選は24日に告示の予定。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000094-mai-soci
井戸川・双葉町長>辞意を表明 不信任案提出など理由に
毎日新聞 1月23日(水)21時15分配信



辞意の理由について答える福島県双葉町の井戸川克隆町長=埼玉県加須市の旧騎西高校で2013年1月23日、大平明日香撮影
 東京電力福島第1原発事故で全域が警戒区域になっている福島県双葉町の井戸川克隆町長は23日、町議会側に辞意を伝えた。役場ごと避難している埼玉県加須市で毎日新聞の取材に「町民の皆さんに(町政について)理解されなかった」と語った。事故で避難区域が設定された市町村で首長の辞職は初めて。出直し町長選まで混乱が続き、復興の遅れにつながるのは必至だ。

 井戸川氏は取材に「町政懇談会などで理解を得られていないと感じた。不信任案も3回提出された」と説明。国が同町などへの設置を目指す中間貯蔵施設に関し「前政権は拙速な進め方をしたので体を張って止めたかった。新政権は話し合いながら進めようとしている」ことも辞意の理由に挙げた。次期町長選の出馬は否定した。

 町によると、井戸川氏は23日、議会解散で空席の議長に代わり議会事務局長にあて「一身上の都合により辞職したい」との文書を議会事務局に提出。地方自治法の規定で20日後に辞職が決まる。佐々木清一前議長は「辞めた理由は聞いていない」と話した。

 井戸川氏は、町の放射線量が高く住民の健康を守れないことを主な理由に、中間貯蔵施設設置や警戒区域再編など国の方針に反対を表明。役場機能の福島帰還を求める町議会とも対立、国や県との会合を欠席するなどの「手法」には批判もあった。町議会が昨年12月に3度目の不信任決議案を可決すると、議会を解散。だが、24日告示の町議選は前職8人の無投票当選の公算で、新議会が再び不信任決議をすれば自動的に失職する。【大平明日香、神保圭作】

2487チバQ:2013/01/24(木) 22:27:44
http://mainichi.jp/select/news/20130125k0000m040043000c.html

福島県双葉町:町議選告示 9人が立候補して選挙戦に
毎日新聞 2013年01月24日 19時53分(最終更新 01月24日 21時06分)

 福島県双葉町で24日、議会解散に伴う町議選(定数8)が告示され、無投票の公算から一転、9人が立候補して選挙戦に入った。井戸川克隆町長が23日に辞意表明(2月12日付で辞職)したばかりで、町長と町議会ともに「空席」状態となり、原発事故からの復興に向け、町政の正常化が急がれる。

 急きょ立候補したのは元職で、前職8人が無投票当選の見込みと知り「町長と対立する議会(のあり方)はおかしい。町民に考えて選んでもらうのがいい」と24日に出馬を決めたという。一方の前職は「町民に『選挙どころじゃない』と言われた。申し訳ない」と話し、別の前職は「町民の願いに応えるという原点に戻って再スタートしたい」と語った。

 昨年12月に不信任決議を受けた井戸川氏が対抗して議会を解散した。投開票は2月3日で、23日現在の有権者数は5381人。

 一方、町選管は24日、町長選は2月28日告示、3月10日投開票と決めた。

 町は事故で警戒区域に指定され県内自治体で唯一、福島を離れ役場ごと埼玉県加須市に避難。福島県いわき市への役場機能移転や警戒区域再編、中間貯蔵施設の現地調査などの懸案を抱える。【大平明日香、神保圭作】

2488チバQ:2013/01/24(木) 22:38:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130123-OYT8T01213.htm
「復興へ歩み停滞」 双葉町長辞意に懸念や驚きの声

 双葉町議選の告示を翌日に控えた23日に突然発表された井戸川克隆町長(66)の辞意。昨年12月に町議会が不信任決議を可決し、井戸川氏が議会を解散した経緯があり、周辺自治体の首長や住民らからは「復興への歩みが停滞する」と懸念する声が相次いだ。

 井戸川氏は今月20日、体調不良を訴え郡山市内の病院に検査入院していたが、23日退院したばかり。辞職申し出の知らせに、佐藤知事は「突然のことで正直、驚いている」とコメントした。

 大熊町の渡辺利綱町長は「なぜ今の時期なのか。復興に向けて一緒に取り組んできただけに残念だ。双葉郡で足並みをそろえてきた中間貯蔵施設などの問題が停滞する」と懸念した。

 浪江町の馬場有町長は「郡全体の再生を目指して頑張っている中で、極めて残念」と述べた。国との協議を欠席したことについては「手順が間違っていた。意に反する会議でも出席して、堂々と意見を言うべきだった」と語った。

 井戸川氏の後任として双葉地方町村会長に就いた山田基星・広野町長は「議会との関係などで苦渋の選択をされたのだと思う。郡は一つになって力を合わせてやっていきたい」と述べた。

 葛尾村の松本允秀村長は「町議会を解散したのに町長職を辞任すると、『なぜ解散したのか』ということになる」と疑問を呈した。中間貯蔵施設の問題も「影響が出るのでは」と述べた。

 飯舘村の菅野典雄村長は「被害者の意識が強すぎ、問題ある対応につながったのでは」とみる。「双葉地方町村会長として国との交渉に立ち、追いつめられたのでは。県全体で考える仕組みが必要だ」と語った。

 富岡町の遠藤勝也町長も「速やかに後任の町長を選出し、郡が一つになって復興のためにやるしかない」と語った。

 避難生活を送る双葉町民も複雑な反応を示す。福島市内の仮設住宅で暮らす須藤三枝子さん(64)は「住民には何も説明がない。補償がどうなるのかなど、ちゃんと話を進めてほしい」と訴えた。いわき市内に避難した会社員福田一治さん(40)は「民意と合わない点もあった。今後はスピード感を持って取り組んでほしい」と話した。

(2013年1月24日 読売新聞)

2489チバQ:2013/01/24(木) 23:05:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130123-OYT8T01445.htm
青森市長選 蝦名氏推薦に市議ら異論

 4月の青森市長選を巡り、自民党市支部が前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決定したことに対し、同党市議の間で異論が噴出している。

 一部市議が、支部の選考から外れた県議の高橋修一氏(42)に出馬を改めて要請。支部幹部が目指してきた挙党態勢にほど遠い状況となり、選考過程からくすぶる“しこり”が顕在化した。

 22日に市議を中心に開かれた会合で要請を受けた高橋氏は、「支部が決定した以上、出馬の意思はない」と断ったが、選考への反発は収まらず、最終的に高橋氏は「預かりたい」と回答した。

 取材に高橋氏は、「愛党精神を持って(推薦候補に)手を挙げた。支部決定に対して市議の不満が大きいことに驚いている」と戸惑いを隠せない。

 蝦名氏を選んだ理由として支部が役員会などで説明したのは、行政手腕と党としての「まとまりやすさ」。

 これに対して市議からは「(蝦名氏は)市議との接点がない。支持が広がらず、無党派層を取り込めない」と疑問の声が上がり、選挙応援の動きも鈍い。

 一方で、高橋氏の若さや、党への貢献度などを重視する意見が高まり、市議会の自民会派によると、党籍がある市議13人中7割ほどが高橋氏支持でまとまったという。市議の1人は「離党は覚悟の上」と語気を強めた。

(2013年1月24日 読売新聞)

2490チバQ:2013/01/24(木) 23:27:17
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/01/24/new1301240903.htm
青森市長選 自民党に不協和音(2013/01/24 09:05)
 任期満了に伴う4月の青森市長選で、自民党に不協和音が広がっている。元青森県副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決めたが、選考過程をめぐって市議が反発。選考に漏れた県議の高橋修一氏(42)に離党しての出馬を促す事態となった。現時点で本人に出馬の意思はないが、周囲は収まりそうにない。
 党青森市支部の選考には、蝦名、高橋両氏のほか、前市議会議長の花田明仁氏(60)が名乗りを上げた。国会議員2人、県議2人、市議4人による委員会で選考を進めた。
 選考では、二つに割れる市議会の自民勢力が、それぞれ高橋氏、花田氏を推す状況も考慮。18日に、市政界でしがらみの少ない蝦名氏を「自民が一丸となれる人物」として推薦候補に決定した。
 だが、蝦名氏を推す勢力がなかった市議会は「国会議員や県議が仕組んだ出来レースだ」と反発。長く争ってきた両勢力が一致団結して異議を唱える、皮肉な事態となった。
 22日には両勢力が合同で会合を開き、一部市議が高橋氏に出馬を要請。高橋氏は「自民がまとまって現職に挑むべき」と固辞したが、市議側は最後まで譲らなかったという。
 また、自民同士が争った衆院中選挙区時代の名残や、県議・市議の勢力争いで生じた複雑な政治状況が混乱の一因として、両勢力の市議会会派の合流を目指す方針を確認。加わらない議員もいるとみられ、自民勢力の流動化が進む気配だ。
 一方、市議会の動きに対し、自民内には「誰が選ばれても混乱は避けられなかった。だが、決定が気に入らないからといって従わないのはおかしい。現職を利するだけだ」と冷ややかな声もある。
 高橋氏は23日の取材に「出馬しない旨を何度も言ったが、収まらなかったのでひとまず要請を預かる形になっている」と説明。当面は事態の推移を見守る構えを見せる。(今井崇雄)

2491チバQ:2013/01/26(土) 01:23:57
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130125t11027.htm
1日の差、同日選困難 参院選と仙台市長選 公選法が壁に

揺れる仙台市長選の日程


 今夏に予定される仙台市長選が、わずか1日の差で参院選と同日選にならない公算が大きくなっている。公選法の規定が壁となるためで、別々に行えば選挙事務経費は同日選に比べて1億9000万円余計に掛かる。復興事業で財政事情が厳しい中、市幹部からは「何とか一緒にできないものか」とため息が漏れる。

 公選法は参院選について、「参院閉会日から24日以後30日以内に行う」と定める。今月28日召集の通常国会の会期は6月26日までで、7月21日の投票が有力視される。
 一方、奥山恵美子市長の任期満了は8月21日。市長選は「任期が終わる日の前30日以内に行う」と規定され、7月22日が最も早く設定できる投票日になる。
 同日選の最大のメリットは、コスト削減だ。市選管の試算では、参院選の事務経費は2億5000万円、市長選は3億2000万円。同日選なら3億8000万円で済み、1億9000万円を圧縮できる。
 投票率向上の効果も見逃せない。12年前、2001年の市長選は参院選と同日選となり、投票率は56.26%と前回を24.29ポイントも上回った。ベテラン議員は「費用が節減できる上、有権者もまとめて1回で投票できる。願ったりかなったりだ」と同日選の実現を訴える。
 現時点で想定される市長選の投票日は7月28日と8月4、11、18日。仙台七夕まつりとお盆を避けると、7月28日と8月4日が濃厚で、前者に決まれば2週続けての大型選挙、後者の場合は告示(7月21日)が参院選の投開票と重なる。
 同日選となるよう、奥山市長が仮に任期途中で辞職して再選すれば、任期は8月21日までで再び選挙をする必要がある。自分の選挙に有利な時に首長が辞職するのを防ぐことなどを理由に、公選法の特例があるためだ。
 市長選と市議選が半年ほど離れている埼玉県所沢市と神奈川県鎌倉市は構造改革特区を利用して同日選実現を目指すが、総務省は「特例は変えられない」との姿勢を崩していない。
 通常国会の会期が延長されれば、同日選となる可能性が残る。仙台市選管は3〜4月に市長選の日程を決める予定。自力では打つ手がない悩ましい状況が当面、続く。


2013年01月25日金曜日

2492チバQ:2013/01/26(土) 01:25:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130125t61013.htm
町議と町民不満、失望 双葉町長辞職へ

辞意表明する井戸川町長=23日夜、埼玉県加須市の仮役場


 福島県双葉町の井戸川克隆町長(66)の辞意表明から一夜明けた24日、町議と町民に不満と失望が広がった。この日は井戸川町長が解散に追い込んだ町議会の出直し選挙の告示日。候補者は「何のための解散だったのか」と不平を鳴らす。町は福島第1原発事故で全町避難が続き、課題は山積。町長選の日程も割り込んで町政空白が長引き、町民は「復興が遠のく」と嘆いている。
 埼玉県加須市の仮役場で町議選の立候補届け出をした前議員(55)は「今辞めるのなら不信任決議を受けた時に身を引くべきだった。どこまで町を混乱させたら気が済むのか」と憤る。
 町議会は昨年12月、「原発事故からの復興が進んでいない」として井戸川町長の不信任決議案を全会一致で可決した。町長は受け入れず、議会を解散する対抗手段に打って出た。その揚げ句の退陣に、失職に追い込まれた前議員の間に不平が充満している。
 井戸川町長は2月12日に辞職予定。町選管は24日、町長選の日程を2月28日告示、3月10日投開票と決めた。議会解散と町議選で生じた町政空白がさらに長期化する。
 福島市の仮設住宅に避難する町民男性(79)は「こんな時期に辞めれば避難区域再編や賠償をめぐる国との交渉がますます遅れる」と気をもむ。
 町はほかの避難区域の市町村に比べ、区域再編や復興計画の策定が遅れ、町民の多くは焦りを募らせている。
 郡山市の仮設住宅で暮らす養蜂業小川貴永さん(42)は「重要会議で欠席を重ね、町民の思いをくみ取れなかった。町民の声に耳を傾ける機会も少なかった」と話した。
 井戸川町長はこの日、静養を理由に役場に顔を出さなかった。辞意表明した前日には「いろいろ考えて結論を出した」と述べるにとどめ、この時期になってからの辞職理由については明確に答えなかった。


2013年01月25日金曜日



http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130125/CK2013012502000116.html
双葉町議選告示 「町民同士の溝 埋めて」 町長は辞意
2013年1月25日

福島県双葉町議選が告示され、届け出をする立候補者ら=加須市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市に避難している福島県双葉町。井戸川克隆町長への不信任決議から始まった混乱の中、議会解散に伴う町議選(定数八)が二十四日告示され、選挙戦に突入した。町長が前日に辞意を表明したため「井戸川町政の是非」は争点ではなくなったが、候補者たちは今後の町政への決意を語った。一方、町民からは、震災後の町のかじ取りを担ってきたリーダーの不在に不安も漏れた。 (石井宏昌、宮本隆康、増田紗苗)

 「まず福島県いわき市への役場機能移転に全力を挙げる。町の課題は山積しており、少しずつ解決していく」

 役場機能を置く旧騎西高校(加須市)で立候補の届け出を終えた前職の男性は、こう力を込めた。同校の避難所については「福島県外の避難者のため、役場支所としての機能は残す」としつつ「避難所は解消できるようにしたい。町民は自立していかないといけない」と語った。

 ベテランの前職は、町長の突然の辞職表明に「議会を解散しておいて、このタイミングでの辞職は無責任」と批判。町長選に向けては「議会として候補者を一本化したい。これまでは町長とかみ合わなかった部分があるので、話し合いで町政を進めていきたい」と意欲を見せた。

 一方、旧騎西高で暮らす町民の男性(56)は「町長が代われば、いつまでここにいられるのか。出ることになれば、どうやって生活していけばいいのか」と不安を漏らす。別の男性(64)は「井戸川町長はよくやってくれたと思う。ただ議会と対立して混乱したのも事実。次の町長にはうまくやってもらいたい」と要望した。

 加須市に住む町民の男性(61)は「議会との対立の原因は、町が分散し、町民同士で溝ができてしまったことにあると思う。その溝を埋められるよう新しい議会や新町長には期待したい」と語った。

2493チバQ:2013/01/26(土) 01:25:38
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130125/fks13012502430000-n1.htm
町政混乱に住民ため息 双葉町議選告示 「まとまるべき時に」 福島
2013.1.25 02:43
 双葉町は24日、議会解散に伴う町議選に突入した。井戸川克隆町長が直前に辞意を表明したため、町議選後には町長選も控えることに。避難生活が続く中での政争に、町民からは「リーダーを中心にまとまるべき時に」とため息交じりの声が聞かれた。

 この日朝、埼玉県加須市の旧騎西高校で町議選の立候補が受け付けられ、前職8人全員が立候補。議会解散後の辞職表明に、立候補者は「無責任だ」などと口々に井戸川町長を批判した。ある前職の男性候補は「選挙をやっている場合ではないが、賠償問題を前に進められる町の態勢を作りたい」と話し、福島県内の仮設住宅へと選挙活動のために出かけた。

 町議選は無投票当選の可能性もあったが、午後になって元職の男性が急遽(きゅうきょ)、立候補したため選挙戦に。男性は「無投票では町民の選択肢がなくなってしまう」と語った。

 町議選後には町長選も控える。町関係者によると、町長選では、2陣営が出馬の準備を進めているという。

 旧騎西高校では、辞職表明した井戸川町長に同情的な声が上がっている。元会社員の相良信義さん(66)は「今はリーダーを中心にまとまるべき時。散り散りになっている状態では、むしろ町長を助けるべきだ」と主張する。

 一方、福島県いわき市内の仮設住宅の自治会長、斉藤宗一さん(62)は「辞めるなら不信任決議を受けた時点で辞めるべきだった」と井戸川町長に批判的だ。

2494チバQ:2013/01/27(日) 12:28:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130126-OYT8T01094.htm
青森市長選 高橋氏を独自に推薦

 4月の青森市長選を巡り、自民党浪岡支部は26日、市内で役員会を開き、市支部の選考から外れた県議の高橋修一氏(42)を独自に推薦することを決めた。

 非公開の協議後、取材に応じた浪岡支部長の小倉尚裕市議によると、「(高橋氏は)県議選の選挙区でトップ当選し、知名度もある」などの意見が上がり、高橋氏の推薦で一致した。近く党県連へ報告する。

 推薦候補の選考を巡っては、県連から一任された市支部が既に、前副知事の蝦名武氏(67)に決めている。最終的な決定権限がある県連は、両支部からの推薦を受けて協議する。

 県連関係者によると、両支部は昨年、市長選対応を協議。浪岡支部は市支部の意向に従うことを申し合わせていたという。その後、浪岡支部内で「浪岡の意見が反映されない。意思を示したい」との声が強まった。ある県連幹部は「組織として、市支部の意向を尊重することになりそうだ」と話し、小倉市議も「県連の判断に任せる」としている。

 高橋氏は、この動きとは別に自民市議の一部からも改めて出馬を要請されているが、態度を保留している。蝦名氏は取材に対し、「最後には、まとまると思っている」と語った。

(2013年1月27日 読売新聞)

2495チバQ:2013/01/27(日) 12:42:19
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130127ddlk02010037000c.html
選挙:青森市長選 自民市支部の候補一本化、市議らが反発 浪岡支部、高橋氏の推薦決定 /青森
毎日新聞 2013年01月27日 地方版

 4月の青森市長選で、自民党市支部が前副知事の蝦名武氏(67)を推薦候補に決めたことについて、党内の“しこり”が表面化している。22日には、一部の市議が、選考から外れた高橋修一氏(42)に出馬を要請。26日には党浪岡支部が高橋氏を独自に推薦することを決めた。高橋氏は要請を「預かりたい」としたが、一部市議たちの反発は収まる気配がなく、このまま党が一枚岩で選挙に臨めるかは不透明な状況だ。【鈴木久美】

 同党市支部の推薦候補には、蝦名氏、高橋氏、前市議会議長の花田明仁氏(60)の3人が名乗りを上げていた。市支部は18日の選考委員会で「前副知事時代の行政手腕と実績がある」として、蝦名氏を推薦候補に選んだ。

 しかし、選考委の決定を承認する支部役員会と総務会で一部市議から異論が上がった。最終的には蝦名氏で了承されたものの、一部市議から「全会一致ではない」と批判の声が上がっていた。

 推薦候補決定から4日後の22日には党員の市議らが会合を開いた。その場には高橋氏も訪れ、一部の市議が出馬を要請。高橋氏は「困ったことになった」と辞退を申し出たが、最終的には「預かりたい」と回答した。

 26日には党浪岡支部(支部長・小倉尚裕市議)の役員会が開かれ、独自に高橋氏を推薦することを決定。浪岡支部が市支部とは違う推薦候補を決めるのは前例がない。小倉支部長は「浪岡支部と青森市支部は対等の立場。高橋氏は浪岡地区に後援会がある上、知名度もあり、浮動票を取れる候補と判断した」と説明した。週明けにも県連に報告する。

 ◇「根回し不足」
 なぜ市議たちは蝦名氏に反発するのか。市議からは、知名度不足や党員としての実績が少ないことのほか、市議への「根回し不足」を指摘する。

 市議会会派・市政会の渋谷勲会長は「昨夏までに蝦名氏に市長選への出馬を何度か打診したが、蝦名氏に断られた」と語る。このため渋谷氏は同じ会派の花田氏に出馬を要請して花田氏は承諾したという。一方、自民党会派は大矢保会長を筆頭に高橋氏を支持。両会派が花田氏、高橋氏支持で固まりつつあったところに、蝦名氏の出馬が取りざたされた。渋谷会長は「早く出ると言ってくれれば、こんな混乱は起きなかった」と語る。

 高橋氏の出馬を要請した市議の一人は「選考委だけ根回しすればよい思ったのだろうが、選挙の最前線に立つ市議を軽んじたのは大失敗だ」と語る。

2496チバQ:2013/01/30(水) 23:38:23
http://www.minpo.jp/news/detail/201301306325
双葉町議選後半戦入り 見えぬ争点町民困惑
 双葉町の井戸川克隆町長への不信任決議案可決、町議会解散に伴う町議選(定数8)は29日から後半戦に入った。24日の告示以来、前職8人、元職1人の計9人は全国に避難する有権者に懸命に支持を訴えている。告示前日に井戸川町長が辞職届を提出。争点が見えず、町民の困惑も広がる。異例続きの町議選。町長選を見据え、各候補者の思惑が錯綜(さくそう)している。
 「町議選の争点は井戸川町長と議会のどちらの姿勢を支持するかになるはずだった。振り上げた拳の行き場がなくなった」。前職の1人は複雑な表情を浮かべる。
 有権者に届き始めた選挙公報。前職8人は賠償や健康管理などの問題への取り組みを訴えた。元職は「議会と執行者の対立は町民の不利益」を主張したが、選挙公報を手にした町民の1人は「不信任決議案を可決してまで町議会が町長を批判した理由が選挙公報からは分からない。誰に投票するか判断できない」と困惑する。
 候補者の1人は電話で町民から詰問された。「町議としての抱負は聞いた。でも町長選に立候補はしないのか」。候補者は電話を切ると「町議選の最中。町長選は白紙だ」とため息をついた。
 井戸川町長辞職に伴う町長選は2月28日告示、3月10日投票で行われる。候補者は町長選を見据えた選挙活動を強いられている。町議選の当選者が町長選に立候補する場合、当選後すぐに町議を辞職することになる。「町長選に出る人は町議選立候補を辞退し、町議選を無投票とした方が選挙費用がかからなかった」。町民の指摘が候補者を悩ませる。
 候補者の1人は県内のある仮設住宅で街頭演説をしていた。しかし聞いているのは時々ほえる犬1匹。「寒くて誰も出てこない。自分の思いが有権者に伝わっていないのではないか」。各候補者とも大きな不安の中で選挙活動を展開している。
 別の候補者は全国に散らばっている有権者に向けて支持を訴えるはがきを出した。日中仮設住宅などを巡り、夜は電話をかける作戦の候補者もいる。

( 2013/01/30 09:01 カテゴリー:主要 )

2497チバQ:2013/01/31(木) 22:21:44
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130131ddlk05010013000c.html
選挙:湯沢市長選 前市長の鈴木氏、共産党を離党し返り咲き目指す /秋田
毎日新聞 2013年01月31日 地方版

 任期満了に伴う湯沢市長選(4月7日投開票)で、前市長の鈴木俊夫氏(62)は30日の集いで、共産党籍を離脱して返り咲きを目指す意向を表明した。鈴木氏は支持者らを前に「完全無所属で戦う。2月に入り円満に党籍を離れ、出馬できる環境が整う」と述べた。

 共産党員で元県議の鈴木氏は、02年の旧市長選と05年の新市長選に党籍を残したまま無所属で出馬、当選し通算2期を務めた。09年の前回も党籍を残したまま無所属で戦い、斉藤光喜氏(66)に敗れた。

 次期市長選は鈴木氏が昨年1月に、現職で2期目を目指す斉藤氏が同年3月に、それぞれ出馬を表明。前回と同じく無所属同士による一騎打ちになる公算が大きい。【佐藤正伸】

2498チバQ:2013/01/31(木) 22:22:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130131t21015.htm
青森市長選 現職VS自民の公算大 推薦候補めぐり波乱も

 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)は、再選を目指す無所属の現職鹿内博氏(64)が29日に出馬表明し、自民党推薦の新人候補との対決の構図が強まった。市政運営をめぐって市長と対立している同党だが、内情は一枚岩と言えず、予断を許さない状況だ。
 自民党推薦の立候補予定者は、党青森市支部(支部長・森内之保留青森県議)の推薦を受けた元青森県副知事の蝦名武氏(67)。党県連が選考を青森支部に一任し、18日に蝦名氏、県議の高橋修一氏(42)、前市議会議長の花田明仁氏(60)の3人から選んだ。
 表面的には「行政手腕に優れる」(森内支部長)と蝦名氏で一本化したが、他の2人を推した自民系市議の多くが支持しない構えで、足並みがそろっていない。
 同じ青森市の党浪岡支部(支部長・小倉尚裕青森市議)は26日、選考に漏れた高橋氏を独自に推薦すると決定。別の複数の自民系市議も高橋氏に出馬を要請した。
 高橋氏は一連の動きについて意思を明確にしておらず、浪岡支部も「県連の推薦に従って行動する」(小倉支部長)として、県連が最終判断を任された格好となった。
 一方の鹿内氏は、これまでと同様に政党や団体に推薦を求めない「市民派無所属」を掲げて戦う。前回、鹿内氏を独自に支援した共産、社民は態度を明らかにしていないが、ほぼ同様の対応になる見込み。
 青森市議会では、多数派の自民系市議と市長との関係が昨年から悪化している。3月議会で震災がれきの受け入れを全会一致で決議したのに、鹿内氏が「安全が確保できない」と突っぱねたのがきっかけだった。
 12月には、議員報酬を月額15%引き下げる条例改正案と、官製談合に絡み元市幹部への損害賠償訴訟の提起を、今度は議会側が「市長のパフォーマンスだ」などと反対多数で否決した。
 自民党は衆院選で大躍進したが、鹿内氏は「前回の市長選(2009年4月)も自公政権で、相手は自民候補だった。その後、民主政権になったが、私には何も影響はない」と意に介さない。
 鹿内氏は来月中旬、今後4年間のマニフェスト(公約集)を公表する予定。自民も、来月以降の県連役員会などを経て正式な推薦候補を決定する方針で、本格的な選挙戦がスタートする。


2013年01月31日木曜日

2499チバQ:2013/02/02(土) 12:43:56
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130124060430001.html
2013年01月24日
吉村流 2期目の課題


(1)へき地医療
車いすの高齢患者を診察する渡辺孝弘医師=戸沢村古口の村中央診療所
 ∞ 続く深刻な医師不足 「拠点病院充実、波及を」


 雪が舞う1月中旬の平日。戸沢村古口にある村営の村中央診療所に、幼子を抱えた母親や杖をついた高齢者らが続々と集まってきた。


 人口約5千人の村に診療所は1カ所だけ。多い日は100人以上が訪れる。村内5地区が「準無医地区」で、本数がまばらなバスで遠方から訪れる患者も少なくない。車で30分ほどの距離に県立新庄病院があるが、とくに高齢者は移動手段がなかったり、長い待ち時間が負担になったりするため、診療所が頼りという人が多い。


 村出身の渡辺孝弘医師(58)が診療所を構えたのは24年前。当時は新庄病院の勤務医だった。「本音を言えば、あまり来たくなかった。大きな病院で経験を積みたかった」。しかし当時の村長らに半年間口説かれ、村に戻ることを決めた。専門は消化器科。皮膚科や小児科の知識は独学で身につけた。夜間は電話を自宅に転送し、24時間体制で診療したこともある。


 来年夏に還暦を迎える。「そろそろ後任を探さないといけないが、教育過疎地でもある村に子を持つ医者が来てくれるとは思えない。雪国の生活にもなじめるのか」。先は見えない。


 県内の人口10万人あたりの医師数(2010年末現在)は全国28位の221・5人で全国平均の230・4人を下回る。地域別で全国平均を上回るのは村山地域(278・1人)だけ。最上地域(137・6人)は特に医師不足が深刻になっている。


 09年のまとめで、県内の無医地区と準無医地区は4町村9地区。県は環境改善を目指しているが、地域の拠点病院に医師を回すので手いっぱいなのが実情という。


 県地域医療対策課は「へき地医療の改善には医師の絶対数を増やすしかない」と言う。鍵は「山形大卒の医師の県内定着」「県外に出た医学生の呼び戻し」「医師志望の高校生の増加」の3点だ。


 県は10年、山形大と事業連携を結び、本格的な医師確保対策に乗り出した。


 「山形では最先端医療が学べない」との不安を取り除くため、卒業後も専門医研修が受けられる特別講座を山形大に設置。県内で一定期間勤めれば返還が免除される奨学金も設けた。県内外の医学生を対象に病院ガイダンスを催したり、高校生向けの医療体験セミナーを行ったりもしている。


 だが取り組みの成果が見えてくる時期は不透明だ。「数年は我慢の時期が続く」と同課は話す。


 県医師会副会長を務める日本海総合病院(酒田市)の栗谷義樹理事長は、中小規模の病院を統廃合し、医師が多くの症例を経験できる環境づくりが重要だと指摘する。医師の技量を上げるには手術や診察を繰り返すほかないが、県内は中小の病院が乱立してい
て扱う症例が少なく、若手医師から敬遠されるという。


 栗谷理事長は「人材は成長できる環境に集まる。拠点病院の医師が充実すれば、へき地医療にも波及効果が生まれる。県には旗振り役として大胆な決断をしてほしい」と話している。(遠藤隆史)


  ×   ×


 吉村知事が無投票で再選を決めた。県民から高い支持を集め、県議会にオール与党状態を築いてスタートする2期目。知事が掲げる「あったかい県政」が積み残した課題を探る。

2500チバQ:2013/02/02(土) 12:45:01
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130125060430001.html
2013年01月25日
吉村流 2期目の課題


(2)障害者施策
自室でアコーディオンを演奏する松田吉男さん。「盲学校時代に覚えたんだ」=天童市田鶴町3丁目



 ∞ 遅れる入所施設整備 雇用率、全国平均下回る


 天童市田鶴町3丁目の介護付き有料老人ホーム「ソーレ天童」。和やかな雰囲気の新しい施設に42人が暮らす。


 生まれつき視力がほぼない松田吉男さん(76)もその1人だ。県立山形盲学校を卒業後、マッサージ師として北海道や宮城県の病院などに勤務。50代で天童市に鍼灸(しん・きゅう)の診療所を構えた。山形県視覚障害者福祉協会の副会長を務めるなど精力的に活動していたが、健常者の妻が認知症で別の施設に入り、自身も昨年に消化器を患ったことを機に、ソーレ天童に入所を決めた。


 職員の配置も手厚く、「不自由のない生活ができる」と松田さん。入居費は家賃と食費などで月約15万円。介護費も別途必要だ。入居時の敷金などもあり、だれもが入れる施設ではない。松田さんも「財政的に余裕がある自分は恵まれている」と話す。


 県内には、少ない負担で入れる視覚障害者向け福祉施設の整備を求める声が根強い。音声案内などを備えた「盲養護老人ホーム」や「盲特別養護老人ホーム」がないのは全国で山形を含む4県だけだ。


 県はようやく今月、山形市に盲養護老人ホームを、朝日町に盲特別養護老人ホームを整備する方針を決めた。「これまで施設整備を申し出る市町村がなく、実現に時間がかかった」(長寿社会課)と釈明するが、県視覚障害者福祉協会の山内文夫会長は「県が先導しないと障害者に配慮した環境づくりは難しい。県は反応が鈍い」と指摘する。


 障害者の雇用対策も急務の課題だ。


 山形労働局によると、昨年6月現在、県内の障害者雇用率は1・64%で、全国平均の1・69%を下回る。景気悪化に伴って県内の中小企業が障害者を雇う体力をなくし、数値が伸び悩んでいるという。


 法定雇用率(民間は1・8%)に達した企業は52・4%で全国平均(46・8%)は超えたものの、ほぼ半数にとどまる。4月に割合が2・0%に引き上げられるうえ、国は精神障害者の雇用義務化も実施する方針で、ハードルはさらに高くなりそうだ。


 山形労働局の高木勉担当官は「雇用率を上げるには、知的障害者の雇用促進が重要」と強調する。企業が優先的に採りたがるのは業務や意思疎通に支障がない軽度の身体障害者で、知的障害者を積極的に受け入れている企業はごくわずかだという。


 県は知的障害者の一般就労に向け、職業訓練制度の利用促進を掲げている。しかし障害者自立支援法をめぐる国の動きが二転三転していることもあり、職業訓練を手がける団体の昨年度の月平均利用者数は1団体当たり81人で目標の3割程度にとどまった。


 県や市町村では、山形市が11年に知的障害者6人の雇用に踏み切るなどしたが、全県には広がっていない。高木担当官は「公的機関が率先して知的障害者の採用に踏み込んでいく姿勢が必要だ」と話している。(遠藤隆史)

2501チバQ:2013/02/02(土) 12:45:29
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130128060430001.html
2013年01月28日
吉村流 2期目の課題


(3)中山間地域
地区で男性最年長の渡辺博さん。冬の日課は雪かきだ=山形市門伝荻の窪






 ∞ 支援及ばず進む過疎 「幅広い面から下支えを」


 雪が1メートル以上積もった山形市西部の門伝荻の窪地区。市立双葉小学校は昨年3月、56年の歴史に幕を下ろした。周辺地区からの通学者も含め、1958年のピーク時には181人の児童がいたが、最後の年は8人だった。


 「児童が減って学校がなくなると、ますます住む人がいなくなってしまう」。同地区で男性最年長の渡辺博さん(88)は声を落とす。40年ほど前は35世帯が住んでいたが、現在は19世帯。このうち小学生がいるのは2世帯だけだ。


 地区は典型的な中山間地の農村だ。農業の大規模化が難しく、平野部よりコストがかかる。かつては多くが専業農家だったが、戦後世代から兼業農家が増加。地区を出る人も後を絶たない。「いまコメを作っているのは1軒だけ。機械は値段が高いし、作れば赤字だ」と言う渡辺さんも約20年前にコメ作りをやめた。


 県は2008年度に地域づくりの専門家を派遣する「過疎・中山間地域元気づくり事業」を始め、過疎地の活性化に本腰を入れ始めた。昨年度は9市町村に23回派遣した。同時に始めた「農山漁村活性化プロ派遣事業」でもすでに40地域を支援してきた。


 それでも、過疎法で定義される過疎地域(県内は現在20市町村)の人口減少率には歯止めがかからないままだ=グラフ参照。減るのは人口だけでない。2010年の県内の中山間地の耕作放棄面積は5298ヘクタール。1995年からの15年でほぼ倍になった。


 過疎化に伴い、地域コミュニティーの中核を担う小中学校の統廃合も急速に進んでいる。県内ではこの10年間で101校が閉校した。特養老人ホーム(白鷹町・中山小)や郷土資料館(尾花沢市・牛房野小)に利活用され雇用に結びついたケースもあるが、約半数は活用されず、15校は解体か解体予定だ。


 山形市の双葉小は地区集会所として利用されているが、地域の活性化に結びついているとは言い難い。荻の窪自治会長の黒沼忠良さん(65)たちは「日本一のそばまつり」などの活性化策に取り組んできたが、大きな成果を得られぬまま5年ほど前に休止した。


 「何百年もの歴史がある地区を守ろうと始めたが、再開は難しい」と黒沼さん。現在も「双葉小を近くの『県民の森』と連携させるなど、行政とタイアップして地域活性化の核にできないか」と思案するが、具体的な動きはない。


 農村問題に詳しい東北文教大の大川健嗣教授は「自然豊かな農村をどう生かすかは行政の重要な課題だ。地域の活性化には、住民自身が地域のこだわりを見つけ出すことが大切。県は、農業の6次産業化や観光、廃校活用、空き家対策など幅広い面から過疎地を下支えしていくべきだ」と話している。(西尾邦明)

2502チバQ:2013/02/02(土) 12:46:50
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW20130128060430002.html
2013年01月28日
吉村流 2期目の課題


(4)中小企業支援
新たな融資も受けられず、「倒産」の不安に直面しているという製造会社の社長=天童市内






 ∞ 独自2制度 利用ゼロ 「経営指導にも力入れて」


 「返済を迫られれば、倒産するしかない」。天童市内のある製造会社の40代社長の表情は暗い。中小企業の借金返済を猶予する金融円滑化法が3月末で終わることを心配している。金融機関からの借り入れが約1億円ある。


 昨年5人をリストラし、従業員を13人にした。「13年目のベテランに辞めてほしいと言うのはつらかった」。2008年秋のリーマン・ショックで1億2千万円あった売り上げは半分に落ち込み、東日本大震災では取引先が被災した。会社が生き残るには人件費の圧縮が不可欠だった。


 東京商工リサーチ山形支店によると、1998年以後毎年100件を超えていた県内企業の倒産件数(負債1千万円以上)は10年に95件、ここ2年は60件程度で推移している。だが、峯田純一支店長は状況が改善しているわけではないと分析する。「円滑化法が倒産の歯止めになっている。適用を受けた企業には再建が難しいところが少なくない。銀行は4月以降も返済猶予を続けるとしているが、倒産は徐々に増える可能性もある」


 県内に本店を置く金融機関が09年12月施行の円滑化法を適用させた中小企業向け債権は、12年9月末時点で2万5688件5207億円に上る=グラフ参照。帝国データバンクの先月の調査では、県内の6割の企業が、金融機関の返済猶予の姿勢が4月以降「厳しくなる」と答えた。


 県は経営再建に取り組む企業を支援しようと、県商工業振興資金に「中小企業再生支援資金」を設けている。県が原資の一部を金融機関に無利子で預けることで通常より低い金利で貸し付ける制度(限度額8千万円)だ。


 昨年11月には、円滑化法の期限到来を見据え、5億円の融資枠の「金融円滑化対応貸付」も創設。同法が適用された企業を対象にした低利の長期貸付制度で、吉村美栄子知事は記者会見で「積極的に活用してもらい、経営の改善を図ってほしい」と強調した。


 だが、両制度とも利用した企業はまだゼロ。支援策としての実効性に疑問符がつく。


 ネックの一つは、金融機関の審査とみられる。冒頭の天童市の社長は「新たに融資を受けて、売り上げを増やしたい。県信用保証協会の保証もあり、銀行には何度もかけ合っているが、取り合ってもらえない」と嘆く。県にも相談しているが、銀行の反応はかんばしくないという。


 雇用や設備投資、中小企業の販路拡大にも結びつく県外からの企業誘致も低調だ。


 経済産業省の工場立地動向調査によると、県外資本による工場新設は08年以降1〜4件にとどまっている。


 「つや姫」のトップセールスに奔走する吉村知事だが、昨年、県外での企業誘致活動に自身が足を運んだのは名古屋でのセミナーと東京都内での企業訪問だけだった。


 吉村知事自身も「企業誘致は確かに不振だった。製造業のトップセールスをしてくれという声が業界にあるのは分かっている」と認める。そこで、昨年12月に発表した選挙公約では「産業振興200億円・融資枠3000億円」などを掲げた中小企業振興策を打ち出した。


 県商工会議所連合会の清野伸昭会長は「厳しい経営が続く県内企業は多い。融資制度に加え、産業振興による景気改善や、再建中の中小企業への経営指導にも県は力を入れてほしい」と求めている。(西尾邦明)

2503チバQ:2013/02/02(土) 20:10:22
http://www.news24.jp/nnn/news8764400.html
高橋県議出馬せず
(青森県)4月に行われる青森市長選挙で自民党の浪岡支部から推薦されるなどしていた県議会議員の高橋修一さんが2日、自民党県連の木村太郎会長と会談し青森市長選挙への出馬を見送る考えを伝えた。青森市長選挙を巡り高橋さんは自民党青森市支部が行った推薦候補の選考から漏れたが党所属の市議9人から改めて出馬要請を受けたほか浪岡支部も県連に推薦し判断が焦点となっていた。これで自民党は青森市支部が推薦を決めた前の副知事の蝦名武さんに一本化されることになる。一方、現職の鹿内博市長は1月29日、再選をめざして出馬表明している。青森市長選挙は4月7日に告示、14日に投票が行われる。
[ 2/2 11:16 青森放送]

2504チバQ:2013/02/04(月) 20:08:14
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130204ddlk07010090000c.html
選挙:双葉町議選 解散町議選で元職当選 前職は7人、1人落選 /福島
毎日新聞 2013年02月04日 地方版

 福島第1原発事故で役場ごと埼玉県加須市に避難している双葉町で、不信任決議を可決された町長が議会を解散したことに伴う町議選(定数8)は3日、投開票され、前職7人元職1人の当選が決まった。任期は3日から4年。

 投票は加須市と郡山市にある各町役場支所で、開票作業は加須市の町役場支所で行われた。投票率は56・66%(前回63・65%)。当日有権者数は5376人(男2599人、女2777人)。

 12月定例町議会で当時の井戸川克隆町長に対する不信任決議案が全会一致で可決され、町長は昨年末に議会を解散。その後、町長も辞意を表明し、町議選告示前に辞職した。選挙戦は争点が見えず、町民は困惑していた。【神保圭作】

==============

 ◇双葉町議選開票結果(定数8−9)
当 475 岩本久人  55 無前

当 397 佐々木清一 64 無前

当 376 高萩文孝  46 無前

当 359 伊沢史朗  54 無前

当 325 羽山君子  63 無前

当 314 谷津田光治 71 無元

当 262 菅野博紀  42 無前

当 261 清川泰弘  71 無前

  180 白岩寿夫  55 無前

 =選管最終発表

2505チバQ:2013/02/04(月) 20:25:02
http://www.minyu-net.com/news/news/0204/news3.html
双葉町民「何のための選挙」 町長辞職で争点喪失

 3日投票が行われた双葉町議選は、議会を解散した井戸川克隆町長が辞職を表明したことで、井戸川町政の是非という最大の争点が失われ、低調な選挙戦となった。 定数8に対し立候補者は前職8人と元職1人のみ。井戸川町政の継続を訴える候補者も、新たな方向性を唱える新人の出馬もなく、町民には新鮮さのない、町政刷新への期待感も薄い選挙だった。一方、3月10日投票で行われる町長選への出馬が有力視される候補者が複数いて、むしろ町長選の前哨戦としての意味合いさえ強まった。
 全町避難の中で行われた2011(平成23)年11月の前回町議選から、まだ約1年3カ月。当選議員が町長選にくら替え出馬すれば落選者の繰り上げ当選の可能性も高く、実質的に落選者の出ない選挙に町民からは「何のための選挙か」と疑問の声が上がった。
(2013年2月4日 福島民友ニュース)

2506チバQ:2013/02/07(木) 20:44:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130206-OYT8T01222.htm
秋田市議会 一般質問、辞退相次ぐ

. 15日に開会する秋田市の市議会2月定例会が、当初の予定より1日早く、3月14日に閉会することが決まった。一般質問の辞退が相次いだため、議会運営委員会で会期を1日短縮した。市民からの負託を裏切る行為とも受け取れるが、市議の間では「権利の放棄だ」「会派で協議した結果で問題はない」などと見解が分かれている。

 秋田市議会では、年4回の定例会で全議員が1回は一般質問に立てるよう、各会派の人数に応じて質問枠を配分している。新年度予算案を審議する2月定例会では、一般質問とは別に、3人以上が所属する会派は「交渉会派」として代表質問にも立てる。

 今回の2月定例会では当初、6会派による代表質問と、5会派計8人分の一般質問の枠が設定されていた。だが、今月1日の議会運営委員会で、代表質問には権利を持つ全会派が手を挙げたのに対し、一般質問に名乗り出たのは3会派計4人のみだった。このため、一般質問の期日を当初予定していた3月4、5の両日から同4日だけにした。

 一般質問の辞退は過去の定例会でも相次いでいる。特に代表質問が行われる2月定例会で多く、昨年度は8人枠に対し、6人だった。市議会事務局は「一般質問は義務ではない。会派の協議次第で、(辞退しても)問題はない」としている。

 質問の機会が年1回しかない1人会派「護憲・わんぱくの会」の倉田芳浩市議は「議員として発言する貴重な場を放棄するのは理解に苦しむ。職責の放棄ではないか」と指摘する。

 代表質問に立てない「社会・市民連合」(2人)の工藤新一市議も「各会派の事情はあるだろうが、市民の負託に応えるため、与えられた権利は使うべきでは」と疑問を呈した。

 最大会派の「秋水会」(14人)は、今年度6、9、11月定例会で一般質問に毎回3人立つなど辞退は少ないが、2月は3人枠に2人を立てる。赤坂光一会長は「代表質問と一般質問は趣旨が異なり、本来なら両方に(最大限)出るのが望ましい。我々も含め真摯に反省すべきだ」と述べた。

 一方、2月定例会の一般質問を辞退した「希望」(5人)の鳥井修会長は「会派で協議した結果、代表質問で包括して尋ねることにした」と話す。

 あるベテラン議員は「市政の疑問点は市長や当局に直接尋ねているので、(質問の)ネタがない。議会のためにわざわざ質問を残すのは本末転倒だ」と話した。

(2013年2月7日 読売新聞)

2507チバQ:2013/02/07(木) 23:17:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000020-mailo-l05
選挙:知事選まで2カ月 現職以外、動き鈍く 戦いの構図固まらず /秋田
毎日新聞 2月7日(木)10時58分配信

 知事選(3月21日告示、4月7日投開票)は投開票日まであと2カ月に迫った。これまでに立候補を表明したのは現職の佐竹敬久知事(65)だけ。前回選で佐竹氏を支持した自民党県連は今回も佐竹氏支持に回るとみられる。他党で対立候補の擁立を模索する動きはあるものの、現職に対抗できるような候補の名前はなかなか挙がらず、選挙戦の構図は固まっていない。【坂本太郎、小林洋子】
 佐竹敬久知事は昨年の9月議会で「来春には再度、県民の皆様の選択を受けるとの覚悟を持って、残す任期に全力を尽くす」と無所属での出馬を表明した。現在は後援会が選挙事務所の選定を進めている程度で目立った動きは見られないが、知事就任後は1カ月か2カ月に1回程度、各地で県政報告会を開き、週末は各種会合に参加して県民に意見を伝えてきた。今月下旬から3月上旬には公約を発表する。6日開会した定例会2月議会では、2期目を視野に「秋田の将来ビジョン」に言及するなど、続投への意欲を強調した。同議会は1期目の総括が焦点の一つとなる。
 一方、民主党と共産党は党公認の対立候補擁立を模索する。民主党県連は当初、昨年内に対立候補を擁立するかどうかを決定する方針だったが、衆院選の影響もあり先送りに。来週末をめどに常任幹事会を開き、改めて知事選の対応について話し合う。沼谷純県連幹事長は佐竹県政について「雇用や少子化対策などで実感できる成果があったのか」と批判的。「県民の皆さんが知事をどのような感覚で見ているかを見極めたい」と話す。
 共産党は過去17回の知事選で14回公認候補を擁立。今回も公認候補擁立を検討している。同党県委員会の米田吉正委員長は「関係者と会合を重ねている。早急に方向性を結論付けたい」と話す。
 前回選で佐竹知事を支持した自民党県連の渋谷正敏幹事長は「2月議会での答弁を聞き、過去の実績を検証しながら議会最終日までに支持するかどうか決める」としている。
 公明党県本部の田口聡代表は「知事と良好な関係を築いている」と話し、独自候補は擁立しない考え。知事から支持などを求められれば検討するという。
 前回選で佐竹知事を支持した社民党は独自候補は擁立せず、24日の定期大会までに方針を決める。前回佐竹知事を支持した連合秋田は14日の会議で知事選の対応について話し合うとしている。
2月7日朝刊

2508チバQ:2013/02/11(月) 16:06:03
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130208/akt13020802060000-n1.htm
秋田市選管「4重選」の懸念 4月7日投開票
2013.2.8 02:06
 ■知事や市長選…人手・投票箱不足

 県内は3月下旬から4月はじめにかけて熱い政治の季節を迎える。県知事はじめ、秋田市など7市と2町の首長選が4月7日に投開票されるためだ。前回の統一地方選(平成23年)であった首長選は1市1村だけ。統一地方選がそっくりこの春に引っ越してきた格好だ。当初は「選挙が重なれば経費が節約できる」と歓迎していた地元選管だったが、予想外に重なった同日選による人手・資材不足に悲鳴を上げている。(石田征広)

                   ◇

 4月7日に投票、即日開票されるのは、県知事▽秋田市▽男鹿市▽湯沢市▽由利本荘市▽潟上市▽大仙市▽北秋田市▽羽後町▽小坂町−の10の首長選。告示日は県知事選が3月21日、7市長選が3月31日、2町長選が4月2日になっている。

 10もの首長選が集中するようになった最大の要因は平成の大合併だ。7市のうち男鹿▽湯沢▽由利本荘▽潟上▽大仙▽北秋田−の6市は新設合併で平成17年3月22日に誕生、これに伴う首長選が行われた。また、21年の県知事選には、秋田市長を辞職した佐竹敬久現知事が出馬、秋田市長選もこの時期に重なった。

 秋田市選管は当初、「知事との同日選は経費を節約でき、投票率も上がる」と歓迎していた。ところが、今回は浮かぬ顔だ。県議の衆院くら替えで秋田市選挙区(定数15)の県議補選が知事選と同日程で行われることが決定。その県議補選に市議の出馬がうわさされ、1度に4つの選挙の投開票作業を強いられる可能性があるからだ。

 「選挙が4つも重なると全投票所で投票用紙係をさらに1人増やさなければならず、全体で120人の増員をお願いしなければならない。投票箱も選挙ごとに別々にすると、手持ちの460個では足りなくなってしまう」(秋田市選管)というわけだ。

 4つの選挙になった場合は、苦肉の策として市長選と市議補選を同じ投票箱にする方針だが、「前回の知事選、市長選、県議補選の同時選挙の際は、午前1時半前後に終わった開票作業が、この仕分け作業も加わり、午前2時半ぐらいまではかかるでしょう」(同)という。

 最悪のシナリオは県議補選の前倒しだ。秋田市選挙区で15日までにさらに辞職者が出た場合は規定で50日以内に補選を実施しなければならない。その場合は補選が前倒しされ、同日選のメリットもなくなってしまう。秋田市選管の関係者はその動向に神経をすり減らす毎日だ。

2509チバQ:2013/02/14(木) 20:03:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130213-OYT8T01333.htm
山田町議会 NPO不明金追及の百条委設置に消極論

 NPO法人「大雪りばぁねっと」(北海道旭川市、岡田栄悟代表理事)の使途不明金問題を巡り、真相解明のため地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を決めた山田町議会に、「調査する対象が絞り込めない」(町議)などと設置への消極論が広がっている。14日に3月定例会は開会するが、議会の対応に町民の注目が集まっている。

 百条委を巡っては、1月22日の事業調査特別委で全会一致で設置方針を決定した。しかし、3月定例会開会日の14日に百条委設置議案は提出されない見通しだ。定例会中の百条委設置には、事業調査特別委が追加議案として発議することが必要だが、特別委の佐々木良一委員長は「いろんな角度から勉強する必要がある。(一般質問が始まる)26日あたりに結論を出したい」と述べ、慎重な姿勢だ。

 複数の町議によると、2月9日に弁護士を招いた勉強会で、百条委では前町執行部らを招致しての事実関係の確認が中心で、町の第三者委員会と差別化が図れないことなどが明らかになり、町や法人の責任追及を目的として設置を目指していた町議の間に認識のズレが浮かび上がったという。

 町議の一人は「今は町を批判するより、資料を集め、元従業員から情報収集する方が良いのではないか」とし、百条委設置を見送る可能性を示唆した。

 こうした町議会の姿勢に、法人元従業員の50歳代男性は「法人の予算は議会を通して出ており、この問題は町議にも責任があるはずだ。議会は速やかに調査するべきなのに、機能していない」と批判している。

(2013年2月14日 読売新聞)

2510チバQ:2013/02/17(日) 10:43:24
http://www.minpo.jp/news/detail/201302176680
双葉町長選混戦か 説明会県内外から6人
 双葉町の井戸川克隆前町長の辞職に伴い28日告示、3月10日投票で行われる町長選の立候補予定者説明会が16日、町役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高で開かれ、全国各地から立候補予定者・関係者計6人が出席した。井戸川前町長への不信任決議案可決、町議会解散、町議選を経て行われる。4人以上立候補すれば同町長選最多となる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後初めてで、放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設の整備にも影響する町長選は混戦となる可能性が出てきた。

■4人立候補なら過去最多

 出席した立候補予定者・関係者は説明会の受け付け順で、IT開発業代表尾形彰宏氏(54)=いわき市=、団体役員久保添隆資氏(60)=千葉県浦安市=、会社役員丹野恒男氏(71)=福島市=、前双葉町議会副議長伊沢史朗氏(54)=埼玉県久喜市=、会社役員笹田淳氏(47)=横浜市=、無職染森信也氏(52)=山梨県上野原市=。
 いずれも新人で、震災と原発事故を受け、前例のない対応に追われる同町のために立候補を検討しているとみられる。町は原発事故により全域が警戒区域に設定されており、中間貯蔵施設の他、避難区域の再編や町外コミュニティー(仮の町)の整備など喫緊の課題が山積している。
 立候補予定者のうち、久保添氏と元県議の丹野氏は立候補する方向で検討している。笹田氏と染森氏は立候補するかどうか検討中だという。丹野氏は26日にも記者会見する予定。染森氏は事前審査が行われる22日までに決断する考えを示した。
 元双葉町議の尾形氏は立候補の意思を固めている。伊沢氏は立候補を表明している。
 説明会で鴻崎太郎町選管委員長は「選挙区内に有権者が一人もいない状況。正しく効果的な選挙運動を展開してほしい」と述べ、異例の町長選となることを強調した。出席者は立候補届け出の手続きなどの説明を受けた。


( 2013/02/17 08:52 カテゴリー:主要 )

2511チバQ:2013/02/17(日) 10:47:09
http://www.asahi.com/politics/update/0215/TKY201302150279.html
2013年2月15日23時54分
福島県議会議長、怒りの退席 自民会合、再稼働の声多く

 自民党の資源・エネルギー戦略調査会が15日、原発がある13道県の議長を招いた意見交換の場で、出席者から原発再稼働を求める声が相次いだ。これに福島県議会の議長が怒り、会合から退席した。

 「民主党政権に止められた浜岡原発は今後どう対応するのか」(静岡)

 「再稼働の手続きを速やかに詰めて、お知らせいただきたい」(北海道)

2512チバQ:2013/02/17(日) 10:53:03
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2013/02/17/2.html
2013年02月17日(日)

参院選山梨 自民、森屋県議擁立へ 
公募選考で最高得点


 夏の参院選山梨選挙区の候補者選考を進めている自民党山梨県連(清水武則会長)は16日、県議の森屋宏氏(55)に立候補を打診することを決めた。候補者選考・擁立委員会を開き、県連の候補者公募に応募があった14人を評価したところ、森屋氏が最高得点を獲得した。

 県連は17日にも森屋氏と立候補に向けた交渉に入る。森屋氏は取材に対し「コメントすることはない」としているが、県連総務会長を務める立場にあり、県連内では「要請を受け入れ、出馬を決断するだろう」との見方が強い。


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/1988
2010年03月25日(木)
県議会議長選、自民系が分裂
2票差で武川氏選出

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2506
県議会:新会派「明全会」結成 自民など6議員 /山梨

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/4628
政権復帰:自民は変わったか/下 県議会2会派、反目続く 参院選へくすぶる懸念 /山梨
毎日新聞 12月21日(金)13時0分配信

2513チバQ:2013/02/17(日) 11:07:44
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130214-OYT1T01451.htm
連合が現職推薦、民主は独自に擁立?秋田知事選

 連合秋田は14日、秋田市で地方委員会を開き、4月の秋田県知事選について、無所属で立候補を予定している現職の佐竹敬久氏(65)を推薦する方針を決め、連合本部に上申した。

 連合本部が承認すれば推薦が正式に決まる。

 連合秋田の執行部は、佐竹県政の1期目について、人口減や少子高齢化、厳しい経済・雇用情勢などの状況下、緊急雇用対策や行財政改革に取り組み、「夢を持てる秋田県」づくりに向けて展開しているとし、佐竹氏の推薦を提案し、採決された。また、東海林悟会長は先の衆院選で支援した民主党の大敗について、「最大の敗因は『決められない政治』やマニフェスト違反など。党の再生を強く求めたい。自公政権の安定を絶対に許すわけにはいかない」としたが、今夏の参院選秋田選挙区で民主党候補を支援するかどうかは、今後検討するとした。

 知事選に立候補を表明しているのは佐竹氏のみ。佐竹氏からは今月7日に推薦依頼の文書が届いたが、候補擁立を検討している民主党から依頼はないという。東海林会長は地方委後、同党が候補を擁立した場合の対応について、「組合員に方針を周知するのに2か月かかる。民主党が候補を立てても(佐竹氏支援の)決定は覆らない」と話した。

(2013年2月16日16時54分 読売新聞)

2514チバQ:2013/02/17(日) 11:41:52
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130214-OYT1T01358.htm?from=ylist
数円差「際どい額で落札の業者」…入札妨害容疑

 岩手県花巻市発注工事の指名入札を巡り、競売入札妨害容疑で逮捕された高橋真也容疑者(35)が副社長を務めていた建設業「たかしん興業」(花巻市)が、2011、12年度に市が行った5件の下水道工事の入札で、事前公表されない最低制限価格を数円から数十円上回る僅差の請負額で落札していたことが14日、分かった。


 同容疑で逮捕された市上水道課副主任、佐々木和美容疑者(38)が11年度に積算を担当し、同社が落札した2件の工事の差額も43円と7円だった。

 市の入札担当の職員によると、同社は「際どい額で落札する業者」として知られていたという。県警では、佐々木容疑者が工事の設計書のコピーを入手した方法や同社側に渡した動機などを調べると共に、一連の同社の落札について確認を進めている。

 市では10年12月から、ダンピング防止などを目的に、あらかじめ落札額に下限を設ける最低制限価格制度を導入。上限の「予定価格」から最低制限価格までで最も低い請負額を示した業者が落札する仕組みにした。

 市によると、同社が受注した工事で、最低制限価格と落札額との差額が1円から10円単位だったのは、11年度の下水道工事3件と12年度の2件。12年4月と6月の入札では、最低制限価格がそれぞれ4182万7358円、7769万3172円で、落札額との差はいずれも2円だった。

 市によると、同制度導入後、同社を中心に数社が最低制限価格にごく近い金額で落札するケースが続き、市では「過度に最低制限価格を意識させることは、労働者の解雇などにつながりかねない」と判断。12年8月から、工事金額によって市長や副市長、部長など異なる決裁権者が係数を掛けて最低制限価格を算出するようにした。変更後、僅差の落札はなくなったという。

 市総務課は「数千万円かかる工事で、1円単位の請負額を出していることを疑問視する声があったのは事実だ」と認めながら、「当時は情報漏えいは考えていなかった」としている。

(2013年2月16日22時28分 読売新聞)

2515チバQ:2013/02/17(日) 12:10:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130216t11024.htm
大崎市議会、定数4減30へ 議員提案予定 可決の公算大
 19日開会予定の宮城県大崎市議会(定数34)の2月定例会で、定数を4減の30とする議員定数条例の改正案が議員提案されることが15日、分かった。改正案には大半の議員が賛成するとみられ、可決の公算が大きい。
 市議会では議会改革特別委員会(18人)が中心となり、市の財政事情を考慮し、産業構造や財政規模などが似ている他都市とも比較しながら、4減と2減を軸に検討してきた。「議員の資質を高めれば、市民の意見を吸い上げられる」などとして4減案をまとめ、共産党会派(4人)以外は賛成しているという。
 提案者となる議会改革特別委員長の佐藤勝市議は「昨年9月施行の市議会基本条例に『年1回以上の議会報告会』などを掲げ、市民とより多く意見交換できるようにした。財政難の中、議員が(人件費削減で)率先したい」と話す。
 一方、共産党市議団長の小沢和悦市議は「市町合併して7年目。市としての一体感はまだ醸成されておらず、住民の多様な意見が届く議会が必要だ」と、定数の現状維持を訴えている。
 議会解散などがなければ、任期満了に伴う次期市議選は来年4月の予定。


2013年02月16日土曜日

2516チバQ:2013/02/18(月) 22:34:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130218t11028.htm
登米市長選 市議の遠藤氏出馬へ 8年ぶり選挙戦確実
 任期満了に伴う宮城県登米市長選(4月14日告示、21日投票)で、登米市議の遠藤音氏(56)が無所属で立候補する意思を固めた。同市長選には現職の布施孝尚氏(51)が3選を目指して立候補する意思を表明しており、8年ぶりの選挙戦が確実な情勢となった。
 遠藤氏は17日、取材に対し「今の市政は課題解決の手法が場当たり的で希望を見いだせない。現場の声に耳を傾け、自ら先頭に立って市政の在り方を変えたい」と述べた。既に複数の関係者に立候補の意思を伝えた。
 現在開会中の市議会定例会が終わる3月上旬に議員辞職し、記者会見を開いて正式に表明する。
 遠藤氏は登米市出身。東北福祉大社会福祉学部卒。旧津山町議を2期務め、旧津山町など9町の合併に伴う2005年4月の登米市議選で初当選し、現在2期目。市内の寺院住職も務める。
 同市長選では現職の布施氏が昨年12月、市議会で立候補の意思を表明した。09年4月の前回市長選は布施氏が無投票で再選された。


2013年02月18日月曜日

2517チバQ:2013/02/21(木) 23:00:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130221/fks13022120560000-n1.htm
前双葉町長再出馬へ 議会や町民の反発避けられず
2013.2.21 20:56

退任式で、時折悔しそうな表情を浮かべながら淡々と辞職理由を述べる井戸川克隆町長=7日、埼玉県加須市
 福島県双葉町の井戸川克隆前町長(66)が21日、「退任」を翻意し、来月10日投開票の町長選に出馬する考えを示した。埼玉県加須市の旧騎西高校での退任式からわずか2週間。約1カ月前の辞職届提出の際には「再出馬はない」と明言していた。町民不在ともいえる行動に、議会や町民からの反発は避けられそうにない。

 井戸川氏は21日、産経新聞の取材に対し、「町は非常に大きい問題を抱えている。辞職した時は決意は固かったが、周囲から声をいただいた。決断はもう変えない」と、再出馬の理由を説明した。

 28日告示、3月10日投開票の双葉町長選をめぐっては、町議を辞職した伊沢史朗氏(54)や元町議の尾形彰宏氏(54)ら数人の新人が立候補を予定している。井戸川氏は16日の立候補予定者説明会にも、関係者は出席していなかった。

 仮に町長選に当選しても議会との対立が解消される可能性は少ないとみられる。この点について井戸川氏は、「議会と対立するつもりはない。私の何が問題だったのか、しっかり整理しないといけない。分かり合えばいいのではないか」と語った。ただ、再度、不信任案が提出されれば、町政混乱の長期化が予想される。

 7日の記者会見で、「よもや埼玉の地で、このような場面で最後を迎えるとは予想だにしませんでした」と語っていた井戸川氏。

 町民の中には好意的に受け取る人もいる。加須市の借り上げ住宅で暮らす主婦(37)は「国にきちんと物が言える人なので(再出馬は)ほっとしている。ただ、同じことにならないよう議会との関係を直し、きちんと結果を出してほしい」と話した。

 それでも、告示1週間前の翻意は、多くの町民にとっては理解に苦しむ事態。中間貯蔵施設の候補地や警戒区域の再編など、復興に向けた問題が山積する中で、前町長の行動はさらに波紋を広げるとみられる。

2518チバQ:2013/02/21(木) 23:38:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130220-OYT8T01263.htm
知事選現職の対抗馬は? 告示まで1か月



常任幹事会後の記者会見で、「(独自候補擁立の結論を)持ち越した」と説明する民主党県連の沼谷純幹事長(左)と松浦大悟代表(17日、秋田市で) 4月19日の任期満了に伴う県知事選は、3月21日の告示まで残り1か月となった。立候補を表明したのは佐竹敬久知事(65)だけで、民主党と共産党が候補擁立を検討している。投開票日の4月7日は秋田市など9市町の首長選と重なり、「ミニ統一選」の様相を呈しているが、秋田市長選も穂積志市長(55)が出馬表明したのみで、選挙の行方は不透明だ。

 2009年の前回知事選は新人4人の争いとなり、自民、社民両党の支持を受けた佐竹氏が、元小坂町長の川口博氏(65)らを破って初当選した。

 佐竹氏は12年9月の県議会で、無所属で再選を目指す意向を示した。11年4月、軽い脳出血で入院し、約2か月間公務を離れるなど不安材料とみられる健康面についても、現在は良好な状態で支障はないとしている。特定の政党に支援を求めない姿勢を示す一方、「応援していただくのはやぶさかではない」とし、既に連合秋田や自治労県本部が佐竹氏を推薦する方針を決めた。

 今月12日の県議会本会議で、1期目の総括を問われた佐竹氏は、緊急の経済・雇用対策や新エネルギー関連産業の創出などの成果を強調し、「道半ばの施策もあるが、飛躍に向けた土台作りを結実させていくには、これからが正念場」と2期目への意欲をみせた。中小企業振興や農林漁業の6次産業化といった選挙公約についても、「政策集として取りまとめ、3月上旬までに示したい」と述べた。

 前回、佐竹氏を支持した自民党県連は、3月上旬をめどに常任総務会を開き、対応を決める考え。渋谷正敏幹事長は「佐竹県政1期目の総括として、今議会でのやり取りを踏まえた上で、県連として対応を判断したい」としている。

 社民党県連も、独自候補を擁立しないという従来の方針を維持し、24日に開く県連定期大会までに対応を決めるとしている。

 民主党県連は当初、昨年末をめどに知事選への対応を決めたいとしていたが、12月の衆院選で大敗。年明け以降に持ち越したが、今月17日の常任幹事会でも意見がまとまらず、今月末を最終期限として独自候補擁立の結論を出すとした。

 前回選、告示の約1週間前に独自候補擁立を表明した共産党県委員会は今回、候補擁立の前提として、佐竹氏の1期目の成果や政治姿勢を評価する作業を関係団体と進めている。米田吉正委員長は「評価を定めた上で、(候補擁立などの)方向性を3月上旬までに固めたい」としている。

 一方、秋田市長選は、穂積氏が再選を目指すほか、共産党は独自候補を擁立する方針で人選を進めている。同党秋田地区委員会が複数人に打診しており、同委は「できるだけ早く決定したい」としている。

(2013年2月21日 読売新聞)

2519チバQ:2013/02/22(金) 20:21:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130222-00000043-mailo-l05
選挙:北秋田市議補選 予定者説明会、出席者ゼロで流会 定数6減影響か /秋田
毎日新聞 2月22日(金)11時21分配信

 北秋田市議補選(3月31日告示・4月7日投開票、改選数1)の立候補予定者説明会が21日、同市庁舎で開かれたが、出席者がなく流会した。市始まって以来の珍事に市選管も「どうしたものか」と首をかしげている。
 説明会は同日午前、まず市長選立候補予定者向けが開かれ、再選を目指し立候補を表明している現職と新人の2陣営が出席した。しかし同日午後1時半から予定されていた市議補選には開始時間になっても出席者はなく、市選管は開始時間を10分余り遅らせたが、1人も来なかったため流会を決めた。
 市選管によると、立候補予定者への必要事項の説明は市選管窓口でも行われるため、説明会に出席しなくても立候補できるが、市議選は毎回激しい戦いを繰り広げており、補選とはいえ出席者ゼロは異例という。
 同市は「平成の大合併」で05年3月、鷹巣、森吉、合川、阿仁の4町が新設合併して発足した。09年4月に行われた市議補選は1議席を3氏で争う構図だった。今回は立候補が取りざたされる具体的な名前も挙がっておらず「妙に静か」と地元事情通。市議会は定数26で、来年3月31日の任期切れまで約1年の上、次期改選から定数が6減の20となることから「厳しさを増す選挙の影響」「模様眺め」と、市民の間で臆測が飛んでいる。【田村彦志】
2月22日朝刊

2520チバQ:2013/02/22(金) 20:23:55
http://www.minpo.jp/news/detail/201302226770
前職出馬表明に驚き 双葉町長選 町民に驚き、戸惑い、期待交錯
 双葉町長を辞職したばかりの井戸川克隆氏(66)が28日告示、3月10日投票の町長選に立候補表明してから一夜明けた21日、町民には驚きや戸惑い、期待などが交錯した。「辞めたばかりなのに、なぜ…」「豊富な町政経験を生かしてほしい」。井戸川氏を含め現段階で4人が立候補の意思を示し、他にも複数の立候補の動きがある町長選。東京電力福島第一原発事故で避難を続ける町民はさまざまな思いを抱え、前哨戦を見守っている。
 21日、白河市で開かれた双葉町住民説明会に出席した町民は町長選を気に掛けた。栃木県那須塩原市に避難している主婦池田美智子さん(39)は「予想もしなかった。賠償を迅速に進めるなど町民目線に立った人を見極めたい」と受け止めた。
 郡山市の仮設住宅で自営業の男性(42)は、井戸川氏への不信任決議案を可決した町議のほとんどが再び当選した町議選の結果を挙げ、「町議選の民意をどう思っているのか」と井戸川氏の立候補表明に首をひねった。
 一方、井戸川氏の行政手腕に期待する町民もいる。埼玉県加須市に避難中の無職男性(56)は、井戸川氏が町外からの立候補の動きを決断の理由の一つに挙げていることに触れ「気持ちは分かる。実績や町の現状を理解している点でふさわしいのではないか」と語った。
 いわき市で避難生活を送る会社員中谷祥久さん(32)は埼玉県内に避難している妻や子どもと離れ離れの生活が続く。「町に戻るために復旧・復興を急がなければならない時なのに、選挙ばかりやっている印象だ」とため息をつく。井戸川氏について「町の状況に一番詳しい」と評する一方で「立候補するなら、自ら辞める必要はなかったのではないか」と複雑な胸中を語った。

立候補予定者「主張戦わせる」

 双葉町長選には井戸川氏の他、元町議でIT開発業代表の尾形彰宏氏(54)、前町議会副議長の伊沢史朗氏(54)、元県議で会社役員の丹野恒男氏(71)の3人が立候補の意思を示している。
 立候補予定者の一人は「候補者が多いことで、注目度が高まり、投票率も上がるのではないか」とし、井戸川氏については「互いに主張し合い、いい選挙にしたい」と語った。別の立候補予定者は「重要なのはリーダーシップだ。町民が賢明な判断をしてくれるのを期待する」と話した。
 町長選をめぐっては、16日に埼玉県加須市の旧騎西高内の町埼玉支所で開かれた立候補予定者説明会に出席した三人も立候補を検討している。
 町長選事前審査は22日午前9時から町埼玉支所で行われる。

仮設住宅などにポスター掲示場

 双葉町選管委は21日、ポスター掲示場の設置を始めた。
 ポスター掲示場が設置されるのは、埼玉県加須市の町埼玉支所(旧騎西高)、郡山市の町福島支所の他、福島、郡山、いわき、白河、猪苗代の5市町にある仮設住宅で、県内外計9カ所。町選管委によると、22日までに完了するという。

( 2013/02/22 10:27 カテゴリー:主要 )

2521チバQ:2013/02/23(土) 11:29:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130223-00000015-mailo-l02
選挙:青森市長選 民主は自主投票 現職推す声が大勢 /青森
毎日新聞 2月23日(土)11時9分配信

 民主党青森市支部は22日、役員会を県庁で開き、4月の青森市長選を自主投票とする方針を決めた。市長選には、再選を目指す現職の鹿内博氏(64)と、自民党が推薦する前副知事の蝦名武氏(67)の無所属2氏が出馬を決めているが、役員会では鹿内氏を推す声が大勢を占めたという。
 会合は役員8人が出席し、非公開で行われた。終了後取材に応じた支部長の渋谷哲一県議は、自主投票の理由を「どちらの候補からも推薦願を受けていない。両候補とも良いところと悪いところを指摘する意見があった」と説明。その上で、蝦名氏について「自民の候補を推すことはできないという意識は共有されている。大半は現職に肯定的な意見が出た」と述べた。【酒造唯】
2月23日朝刊

2522チバQ:2013/02/23(土) 12:13:46
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1302220700002.html
2013年2月23日
事前審査に6陣営/双葉町長選
  
●混戦は必至


 双葉町長選の届け出書類の事前審査が22日、役場を移している埼玉県加須市の旧騎西高校であり、6陣営が審査を受けた。町によると、全員が立候補すれば町長選では過去最多の候補者数になるという。


 元町議でIT関連業の尾形彰宏氏(55)は「復興計画の策定と区域再編、中間貯蔵施設に対してすぐに対応できる態勢をつくりたい。町としての道徳と理性を大事にしたい」と話す。


 山梨県上野原市の無職、染森信也氏(52)は「原発と共生してきたことに対する謝罪と、放射性物質のゴミを引き受ける贖罪(しょくざい)、原発作業員や警察官らへの感謝を訴える」と話す。


 前町議で獣医師の伊沢史朗氏(54)は「町民の気持ちを一番分かっているという確信を持って臨む。雇用をつくる施策を提示していく。議会と話し合い、ベストの判断をしていく」。


 衆院議員の秘書を務めた経験のある横浜市の会社社長、荒井英夫氏(54)は「同級生の親類が双葉町から避難している。嘆いているのを見て立候補を考えた」と話す。


 福島市の元県議で会社社長の丹野恒男氏(71)は「原発の被害を受けているのは町民。速やかな賠償とともに、生活の基盤となる仮のまちをつくらないといけない」と話した。


 前町長の井戸川克隆氏(66)は「町民の健康と生活再建、町民の救済を求める。町民の声を受けて新たな気持ちで立つことにした。今までの行動の総括になる」と話した。


 16日の立候補予定者説明会への参加は6人だったが、うち2人はこの日の事前審査に参加しなかった。自ら辞任した前町長の立候補表明で、混戦は必至だ。町長選は28日告示、3月10日に投開票される。

2523チバQ:2013/02/23(土) 13:30:30
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130223ddlk07010142000c.html
選挙:双葉町長選 出直し選、事前審査に6陣営 復興巡り混戦の可能性 /福島
毎日新聞 2013年02月23日 地方版

 双葉町の井戸川克隆前町長の辞職に伴う出直し町長選(28日告示、3月10日投開票)の立候補予定者の届け出書類事前審査が22日、埼玉県加須市の町役場支所であり、前職1人、新人5人の計6陣営が出席した。

 町はいわき市への役場移転や避難区域再編などの重要課題が山積しており、原発事故からの復興を巡り、混戦となる可能性が高まっている。

 審査に出席したのは、元町議の尾形彰宏氏▽前町議の伊沢史朗氏▽元県議の丹野恒男氏▽元看護師の染森信也氏▽会社役員の荒井英夫氏▽前町長の井戸川氏−−の計6陣営。

 16日に開かれた立候補予定者説明会には、この6陣営の他に2陣営が出席しており、さらに立候補予定者が増える可能性もある。【神保圭作】

 ◇正副議長、前町議支援 「議会と新町長は一体に」
 双葉町議会の佐々木清一議長と岩本久人副議長は22日、出直し町長選で「議会と新町長は一体になって復興に向かわねばならない」と述べ、立候補表明している前町議の伊沢史朗氏の支援を明らかにした。

 佐々木議長らは同日、6月に役場機能を移転する予定のいわき市の渡辺敬夫市長に、改めて受け入れを要請するために訪問。要請を受け、渡辺市長は「住民票の扱いなど制度設計を早期作成するよう国に要望しており、できることはしっかりやっていく」と了承した。

 また、佐々木議長らは、井戸川克隆前町長が退任会見で「町議会の圧力に屈して(いわき市)移転を決定してしまった」などと発言したことについて、「いわき市の放射線量は毎時0・09マイクロシーベルトで年間1ミリシーベルトに満たない。いわれなき風評被害を助長する結果となりご迷惑をおかけした」と陳謝した。【中尾卓英】

2524チバQ:2013/02/23(土) 19:17:42
スレ間違えた
4736 チバQ 2013/02/22(金) 20:33:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130222/CK2013022202000188.html
町民に反発と歓迎 双葉町長選 井戸川前町長の一転出馬
2013年2月22日

避難指示区域再編案の住民説明会。出席者の間でも井戸川氏出馬に波紋が=福島県白河市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市に役場機能を移している福島県双葉町の町長選。二十八日の告示まで一週間を切ったが、辞職した井戸川克隆前町長(66)が一転して立候補する意向を明らかにし、町民の間では批判と歓迎の声が交錯した。

 「再出馬なんて論外」と語気を強めるのは、福島県郡山市の仮設住宅で暮らす男性(37)。避難指示区域の再編案が示されたことを受け、同県白河市内で二十一日に開催された住民説明会に出席。説明会後、井戸川氏の出馬について「退任の際に、放射線量を理由に『今の福島には住めない』などと言ったというが、現地の住民や町民の気持ちを考えてほしい」と反発した。

 白河市の仮設住宅で暮らす男性(45)も「『町長職の限界を感じた』と言ったではないか。このままでは町民同士の溝が埋まらない」と懸念した。

 一方、井戸川氏への期待も根強い。白河市に住む別の男性(54)は「前町長の方針は間違っていない」と話した上で、「もっと情報公開して町民に丁寧に理解を求める姿勢が必要。町長選で議論を深めてほしい」と注文した。加須市の旧騎西高校の避難所で暮らす女性(64)は「子どもたちのためにも、放射線に対して妥協しない姿勢を貫いてほしい」と出馬を歓迎した。

 町長選では、これまでに前町議の伊沢史朗氏(54)と元町議の尾形彰宏氏(54)の新人二人が出馬表明し、ほかに立候補を模索する動きがある。(石井宏昌)

2525チバQ:2013/02/27(水) 23:27:56
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130227ddlk05010085000c.html
選挙:県議補選 佐藤元羽後町長、正式に出馬表明 /秋田
毎日新聞 2013年02月27日 地方版

 元羽後町長の佐藤正一郎氏(60)は26日、同町内で記者会見。4月7日投開票予定の県議補選(湯沢市雄勝郡選挙区、改選数1)に無所属で立候補することを正式表明した。

 佐藤氏は町長3期目の05年に県知事選に出馬し落選、09年にも再挑戦したが落選。

 これまでの政治活動で訴えたことを踏まえ、「閉塞(へいそく)感漂う秋田県を再生させるため、豊富な地域資源を生かし元気な秋田をつくりたい」と決意を述べた。【佐藤正伸】

2526チバQ:2013/02/27(水) 23:33:36
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130227t61017.htm
双葉 渦中の乱戦 町長選あす告示、最大7人出馬も

仮設住宅に設置された双葉町長選のポスター掲示板。立候補予定者が多く、スペースを広げた=福島市


 28日に告示される福島県双葉町長選(3月10日投票)が乱戦の様相を見せている。6人が立候補の意思を示し、1人が検討中だ。福島第1原発事故の避難自治体の首長選として全国的に注目され、乱立を促した。辞職した井戸川克隆前町長(66)も再出馬し、混戦に拍車を掛ける。町と直接縁のない関東圏の立候補予定者もいて、町始まって以来の「大合戦」になりそうだ。

 6人は井戸川氏のほか、前町議伊沢史朗氏(54)、元町議尾形彰宏氏(55)、山梨県上野原市の無職染森信也氏(52)、横浜市の会社役員荒井英夫氏(54)、福島市の元福島県議丹野恒男氏(71)。染森、荒井、丹野の3氏は双葉町と直接的なつながりはない。
 染森氏は「当初立候補者は2人だと思い、町民に十分な選択肢が示されていないと考えて立候補を決めた」と出馬理由を語る。荒井氏は「町に入ったことは一度もないが、中学時代の同級生の親戚が町で被災した話を聞き、自分の知恵で新しいことができないかと決断した」と述べる。
 町長選は避難自治体の行方を占う選挙としてクローズアップされたほか、井戸川前町長が町議会との対立から議会を解散して自分も辞職した経緯が話題になった。16日の立候補予定者説明会には6陣営が顔を出し、関心の高さを裏付けた。
 井戸川氏は再出馬を否定していたが、「立候補予定者に町民が少ない。町民代表として出馬する」と一転して参戦を決めた。
 町選管によると、これまでの町長選で最も多い候補者は2009年の3人。町外の人が出ることはなかったという。選管は今回、選挙ポスター掲示板のサイズを急きょ大きくした。
 有権者の一人で福島市の仮設住宅に住む無職男性(65)は「全町避難という異常事態が生んだ乱立劇だ。候補者が入り乱れて町が世間から『何やっているんだ』と笑われないかと心配になるが、町の将来を多角的な視点で議論する好機と捉えたい」と話している。


2013年02月27日水曜日

2527チバQ:2013/02/27(水) 23:40:04
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130227b
市議の佐藤氏出馬へ 潟上市長選
 潟上市議会議員の佐藤義久氏(68)は26日、任期満了(4月16日)に伴って4月7日に投開票される市長選に無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選への出馬表明は、現職で3選を目指す石川光男氏(73)に次いで2人目。前回の市長選では、石川氏が無投票で再選された。

 佐藤氏は「現市政は市民の要望に応えず、強引に新庁舎建設を進めている。現職への対抗馬擁立を模索した末、自分が出るしかないと決断した」と話した。天王グリーンランド近くへの新庁舎建設について「凍結して必要性を検討し、浮いた財源を住環境整備に回す」とした。

 佐藤氏は秋田工高卒。1986年から昭和町議を5期務め、2005年の合併に伴う在任特例を含め潟上市議3期目。同市昭和大久保字宮の前115。

(2013/02/27 09:00 更新)

2528チバQ:2013/02/27(水) 23:41:56
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/115117/
サスケ事務所社長が町長選に名乗り
2013年02月27日 20時00分
ザ・グレート・サスケ
 東京電力福島第1原発の事故に伴い、いまだ警戒区域になっている福島県双葉町の町長選(28日告示、3月10日投開票)に、1人の男が名乗りをあげた。現役プロレスラーのザ・グレート・サスケ(43=元岩手県議)の所属事務所社長でもある、福島維新会議幹事長の荒井英夫氏(54)だ。

 住民のほとんどが今も避難生活を強いられている双葉町が揺れている。井戸川克隆前町長(66)が昨年12月、町議会から全会一致で不信任案を決議され、議会を解散。町議選後の7日に退任式が行われた。ところが21日、井戸川氏が一転して町長選出馬の意思を明らかに。他にも前町議など複数の候補者が乱立し、大混戦の様相を呈している。

 そこに“参戦表明”したのが荒井氏だ。中央大学法学部卒の荒井氏は衆議院議員秘書などを経て、現在は芸能プロダクション社長。所属するサスケの岩手県議選出馬時には、選対本部長を務めた。荒井氏が目指すのは「世界一裕福な町 双葉町」だ。公約は「50年以上にわたって1世帯あたり年間500万円の支援金」。震災前の双葉町は2400世帯弱。仮に現在2000世帯に減ったとして、50年間で5000億円が必要だ。どうやって調達するのか?

 荒井氏は「双葉町は今後100年は人が住むことのできない地域」という前提に立ち、プランを練り上げた。具体的には広大な面積の太陽光発電所を建設、放射能汚染ガレキ処理施設を誘致して住民に分配するというもの。震災ガレキでモニュメントを建設することも計画している。

 荒井氏は「『絵に描いた餠』『よそ者が…』と言われるかもしれないが、夢のあるストーリーを作って、町民の人たちに笑顔になってもらいたい。100年後、孫の時代に笑顔で町に帰れるようにしたい。夢のある遠大な計画だと思います」と意気込んだ。

 荒井氏は神奈川県横浜市生まれ。避難してきた住民の話を聞いて、計画を立案、立候補することを決めたという。

2529チバQ:2013/02/28(木) 00:02:50
http://mainichi.jp/select/news/20130228k0000m040109000c.html
福島・広野町:進まぬ帰還…でも待つ 町役場、再開1年
毎日新聞 2013年02月27日 23時52分(最終更新 02月27日 23時59分)

 福島第1原発事故で一時、緊急時避難準備区域だった福島県広野町は3月1日、隣のいわき市から町役場を戻して1年を迎える。同区域が11年9月に解除され、避難区域が設定された県内12市町村で最も早く「住める町」となったが、人口の約9割(約4600人)は同市などに避難したままだ。復興にはほど遠い古里で、同町下北迫のNPO法人理事長、鈴木正範さん(67)は、町民が集える広場を手作りしている。

 一代で築いた建設会社の経営を次男(39)に譲り引退後、町内の阿武隈山系を切り開いた約12万平方メートルの里山公園で、子どもたちと炭焼きや菜園作り、キノコ栽培などに生きがいを見いだしていた。

 1号機の水素爆発が起きた11年3月12日午後、家族6人が車で南へ避難し、県内外の避難所を転々とし夏、仮設住宅に入った。震災前、里山の開墾も共にした父三郎さん(当時85歳)は避難生活のストレスで翌年1月に亡くなった。せめて08年に亡くなった母と一緒にと、鈴木さんは地震で傾いた家に戻った。

 それから1年。春の山菜や希少なアケボノツツジ、夏のアユ、秋のサケや山のキノコ−−。古里の四季が巡り、里山公園に掲げられた「自然の営みと移ろいを子どもたちに。人間は自然の一部である」という文面そのものだ。町内の放射線量も除染でほぼ毎時0.23マイクロシーベルト以下になった。

 だが、山菜やキノコ、川魚の放射性物質は基準値を超えた。「年寄りは生きがいを奪われたに等しい」。今春から稲作も再開されるが、種もみ配布に応じた農家は震災前の約3分の1の94軒(105ヘクタール)にとどまる。

 将来を担う子どもたちの帰還も進まず、町内で昨秋再開した広野小に戻ったのは17都道府県に避難した275人中64人、中学校では15都道県138人中34人にとどまる。鈴木さんの小中高生の孫5人も「卒業まで、いわきの学校に通いたい」と話す。放射能汚染への不安、いわきから1時間のバス通学では好きな部活動ができない−−など理由はさまざまだ。

 27日朝、町を貫く浅見川河口などを一望する高台で、鈴木さんは朝日を受けてチェーンソーをふるった。河口は3人が犠牲になった町の津波被害を象徴する所だ。毎月11日にカメラを構えている。

 高台に作る広場は、この地に暮らした芥川賞作家で、生前親交があった富沢有為男(とみさわういお)(1902〜70年)にちなみ「文学の丘公園」と名付けた。3月11日、しだれ桜6本を植える。「一時帰宅した町民の方々の憩いの場となり、復興の道しるべになれば」。希望は捨てない。【中尾卓英】

2530チバQ:2013/02/28(木) 22:11:43
>前職の井戸川氏は、健康上の理由から出馬を見送った
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000136-jij-pol]
新人4氏の争いに=福島県双葉町長選
時事通信 2月28日(木)17時12分配信

 井戸川克隆前町長の辞職に伴う福島県双葉町長選は28日告示され、午後5時に立候補届け出を締め切った結果、いずれも無所属新人で、元町議の尾形彰宏(55)、元町議の伊沢史朗(54)、元県議の丹野恒男(71)、無職の染森信也(52)の4氏による争いが確定した。投開票日は3月10日。
 立候補の意向を示していた前職の井戸川氏は、健康上の理由から出馬を見送った。 


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000593-san-pol
前町長、一転不出馬「のどが痛い」 福島・双葉町長選告示
産経新聞 2月28日(木)18時48分配信

 東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に役場機能ごと避難している福島県双葉町で、井戸川克隆氏(66)の辞職に伴う町長選が28日告示され、元町議ら4氏が立候補を届け出た。投開票は3月10日。

 出馬を表明していた井戸川氏は「のどの痛み」などの体調不良を理由に出馬しなかった。井戸川氏は議会解散後に自ら辞職し、町長選には出馬しないとしていたが、2月21日に一転して出馬を表明していた。

2531チバQ:2013/03/02(土) 02:39:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000152-mailo-l11
選挙:福島・双葉町長選 告示 新人4人立候補 乱立騒動に怒りの声、町民「恥ずかしい」 /埼玉
毎日新聞 3月1日(金)12時52分配信

 井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴う福島県双葉町長選(投開票10日)は28日告示され、新人4人が立候補を届け出た。町選管によると、町長選の立候補者数としては過去最多。投票は10日に加須市(午前7時〜午後6時)と福島県郡山市(午前7時〜午後5時)の町役場支所で行われる。
 届け出たのは、前町議の伊沢史朗氏(54)▽元町議の尾形彰宏氏(55)▽元福島県議の丹野恒男氏(71)▽元看護師の染森信也氏(52)−−の4人。出身地は、伊沢氏と尾形氏が双葉町、丹野氏は福島市、染森氏は大阪市。
 加須市から福島県いわき市への役場機能移転について、4人の主張はほぼ一致しているが、「仮の町」(町外コミュニティー)構想を巡っては各氏が持論を展開している。
 伊沢氏は「集約型か分散型か、町民の意見を聞いて判断する。町立学校の再開も早期に実現したい」。尾形氏は「町の復興住宅近くに花と緑の工場を作り、町のブランド商品を販売する」。丹野氏は「財政面から、仮ではなく本来の町に近い形の町を、福島市松川町に作る」。染森氏は「仮の町の整備に金をかけず、避難先で生活が安定するよう支援する」と、訴えている。
 町長選には当初、町内外から8人が出馬意向を示していたが、取りやめが相次いだ。いわき市南台の仮設住宅に暮らす主婦(69)は「期待させておいて、町民をバカにしている」と憤り「復興や町政が停滞し、町民として恥ずかしい」と吐き捨てた。【神保圭作】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇双葉町長選立候補者(届け出順)
伊沢史朗(いざわ・しろう)  54 無新
 [元]町副議長▽獣医▽麻布獣医科大
尾形彰宏(おがた・あきひろ) 55 無新
 [元]町議▽インターネット企業役員▽茨城大
丹野恒男(たんの・つねお)  71 無新
 [元]県議▽会社役員[歴]衆議員秘書▽東洋大
染森信也(そめもり・しんや) 52 無新
 [元]看護師▽都立南多摩看護専門学校
3月1日朝刊

2532チバQ:2013/03/02(土) 02:49:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130301/CK2013030102000148.html
双葉町長選告示 町民、前町長不出馬には驚き
2013年3月1日

双葉町長選不出馬を表明する井戸川前町長=加須市で


 東京電力福島第一原発事故で加須市の旧騎西高校に役場機能を移している福島県双葉町。井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い二十八日告示された町長選は、出馬表明していた井戸川氏が急きょ出馬を断念し町民に驚きや落胆、非難の声が広がった。立候補した新人四人に対しては、生活再建や復興への要望が相次いだ。 (石井宏昌、宮本隆康、増田紗苗)

 茨城県つくば市に避難中でこの日、旧騎西高を訪れた主婦(54)は「賠償でも何でも双葉は遅れている。本当は選挙をしている場合じゃない。避難している人は毎日、いつまでここに住めるのか、と不安を抱えている。新町長には、安心して住めるように不安を解消してほしい」と求めた。

 井戸川氏の出馬断念には「出ると言った時は『今までの頑張りを無駄にしたくないと思ったのだろう』と理解できたけど…」とややあきれ顔だった。

 同校避難所の堀川光男自治会長(56)は、井戸川氏の出馬断念に落胆しつつ「新町長には町民重視の姿勢を貫いてほしい。町民が一カ所に住むのは難しいかもしれないが、地に足をつけ安心して生活していけるよう支援してほしい」と訴えた。

 福島県いわき市の仮設住宅で暮らす無職大浦勝美さん(73)は「前町長の時は復興が進まなかった。新しい町長には、町がどうなるのか道筋を示してほしい。そこをじっくり聞いて投票する」。

 同市南台応急仮設住宅の斎藤宗一自治会長(63)は「双葉町の学校を再開してほしい。町の校歌を知らない子どもがどんどん増えてしまう。学校がないと、町がなくなるのと同じ」と要望し、「学校についての政策を掲げている候補に投票したい」と話した。

2533チバQ:2013/03/03(日) 18:01:39
>>2154>>2497
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130303ddlk05010009000c.html
選挙:湯沢市長選 鈴木前市長、返り咲きに意欲 /秋田
毎日新聞 2013年03月03日 地方版

 前湯沢市長の鈴木俊夫氏(62)は2日、同市内で記者会見。任期満了に伴う市長選(31日告示、4月7日投開票)に、長年在籍し政治活動を続けてきた共産党を離党、「完全無所属」で返り咲きを目指す決意を改めて表明した。

 鈴木氏は02年の旧市長選と05年の新市長選に党籍を残したまま出馬し、当選。農業に「活路」を見いだしながら、「市民と協働で、市民と同じ目線で」再び市政を担っていく意欲を示した。

 湯沢市長選には、鈴木氏が昨年1月に、また、現職で1期目の斉藤光喜氏(66)=無所属=が同年3月に出馬表明した。【佐藤正伸】

2534チバQ:2013/03/04(月) 23:45:34
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130304ddlk05010011000c.html
選挙:北秋田市長選 立候補予定の2陣営が火花散らす 同地区、同時刻に集会 /秋田
毎日新聞 2013年03月04日 地方版

 任期満了に伴う北秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)に立候補を表明している現職の津谷永光氏(61)、新人の元公立米内沢総合病院事務長の成田元晴氏(63)の両陣営初の大集会が3日、合川地区で同時刻に開かれた。双方支持者らは思わぬハプニングに早くも火花を散らしていた。

 集会を主催したのは、津谷陣営側は女性の支援者でつくる「ひまわり会」。一方の成田陣営側は後援組織「住みよい北秋田市をつくるみんなの会」で、いずれも午後2時から始まった。

 合川地区は成田氏の出身地だが、両陣営は「合川での集会を決めたのは、うちが先」と主張。双方支援者からは「何も同じ日に同じ地域で同時刻に開かなくともよかったのでは」と困惑する声も。

 再選を目指す津谷氏は、300人を超える支持者らを前に、国・県とのパイプで市政の継続を主張。成田氏は、250人余を前に地域医療の充実など目指す上で、市政の改革が必要と訴えた。【田村彦志】

2535チバQ:2013/03/06(水) 23:32:58
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130306a
民主県連、候補者擁立を断念 知事選、「無投票」の可能性高まる
 民主党県連(松浦大悟代表)が、知事選(21日告示、4月7日投開票)への候補者擁立を断念したことが5日、分かった。昨年12月の衆院選本県小選挙区での全敗が尾を引いているとみられる。

 県政野党として、再選を目指す現職の佐竹敬久氏(65)の対抗馬擁立を模索してきたが、告示まで約半月を残すだけとなった時期の断念により、佐竹氏の無投票再選の可能性が高まった。

 県連は6日に会見を開き、断念を発表する。

(2013/03/06 08:30 更新)

2536名無しさん:2013/03/07(木) 03:22:25
ロリ画像掲示板

http://d4u88bqk.seesaa.net/

2537チバQ:2013/03/07(木) 21:21:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130306-OYT8T01211.htm
民主が知事選擁立断念



独自候補擁立を断念した理由を説明する沼谷氏(6日、秋田市で)  3月21日告示、4月7日投開票の県知事選で、独自候補の擁立を目指していた民主党県連は6日、秋田市内での役員会後に記者会見し、独自候補の擁立を断念したと発表した。県政野党の同県連は前衆院議員の寺田学氏(36)と川口博氏(65)に出馬を要請したが、断られた。知事選は1947年の第1回以降、初めて無投票となる可能性が高まってきた。

 役員会には、顧問の寺田氏や虻川信一代表代行ら役員5人が出席し、擁立しないことを決めた。国会会期中のため、県連代表の松浦大悟参院議員は欠席した。虻川氏と県連の沼谷純・幹事長兼政調会長が会見に臨んだ。

 沼谷氏は冒頭、擁立を断念した最大の理由として、夏の参院選への対応を挙げ、「自民党政権になり、TPP(環太平洋経済連携協定)など国益を守るどころか譲る状況。既に公約が破綻してきている」と厳しく指摘した。その上で、「非自民の総力を結集し一つの旗頭として、参院選での松浦氏の再選を最優先すべきだ」と述べた。

 また、知事選の候補者として、年明けから寺田、川口の両氏に出馬を要請していたことを明らかにした。川口氏は寺田氏を推し、寺田氏は参院選への注力を理由に固辞したという。

 さらに沼谷氏は、再選を目指して立候補すると表明した現職の佐竹敬久氏(65)について、「(県議会の)2月議会で健全な財政運営をお願いし、知事からも強い同意を得た」と一定の評価をしたが、県連として支援しない。ほかに立候補を表明する人が出た場合、政策を見て支援するかどうか検討する。

 県連は当初、昨年末までに知事選への対応を決めるとしていた。だが、先の衆院選で寺田、川口ら前議員2人を含む県内3小選挙区の候補全員が落選し、県連幹事長だった寺田氏が責任を取って退任した。2月17日の常任幹事会では「不戦敗は避けるべきだ」「参院選に注力するために擁立を見送るべきだ」と相反する意見が出て、結論を先送りしていた。沼谷氏は会見で、「非自民の総力を結集できなかった。忸怩(じくじ)たる思い」と話した。

 知事選を巡り、社民党県連と連合秋田は佐竹氏の支持や推薦を決め、自民党県連も2月末、佐竹氏の支持を発表した。共産党県委員会は、関係団体に佐竹氏を評価する声があることを踏まえ、無所属の党推薦候補を擁立しないことを決め、党公認候補を擁立するかどうか検討している。

(2013年3月7日 読売新聞)

2538チバQ:2013/03/07(木) 21:54:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130307ddlk05010017000c.html

選挙:秋田市長選 現職のみ出馬表明 共産系団体、候補者選定に難航 /秋田
毎日新聞 2013年03月07日 地方版

 知事選と同日選の秋田市長選は、31日の告示まで3週間あまりとなった。これまで立候補を表明しているのは再選を目指す現職の穂積志市長(55)のみ。前回選で穂積氏を支持した市議や県議、労組や経済団体などが今回も支持する意向を示している。これに対し、共産党系の団体などは候補者擁立を目指し複数の人物に打診を続けているが選定は難航しており、市長選の構図も固まっていない。

 穂積市長は昨年12月の市議会定例会で市長選への立候補を表明した。後援会は先月、同市旭北錦町に選挙事務所を設置。選挙対策本部も近く発足する。穂積市長は40項目の選挙公約もほぼまとめた。これまでに秋田商工会議所や秋田県医師会の政治団体、連合秋田中央地域協議会などが推薦を決めている。

 自民党県連は市長選への対応は決めていないが、渋谷正敏幹事長は「穂積陣営から打診があれば対応を検討する」としている。既に支持の意向を示している県議については「個々の判断」という。公明党県本部は近く穂積氏支持を表明する見通し。このほか前回選に続き多くの市議が支持に回る見通しで、自民系会派市議は「いざ選挙となれば、党派・会派を超えての支持となるだろう」とみる。

 民主党県連は候補擁立は見送る構え。対応は所属議員の個々の判断になるとみられる。

 一方、市立病院の地方独立行政法人化など穂積市長の市政運営について「市民目線を無視したトップダウン型」と批判を強める共産党秋田地区委員会は、市民団体の発足準備を進めるなど、擁立に向けた作業を2月上旬から本格化させている。

 同委の奥井淳二委員長は「複数の人物に打診しているが、イエス・ノーいずれの回答もない」としながらも、前回選では告示20日前に立候補を表明した経緯もあり、「最後まで可能性を探る」としている。【仲田力行】

2539チバQ:2013/03/07(木) 22:01:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130307t21012.htm
青森市長選告示まで1ヵ月 鹿内市政4年の評価が鍵
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投開票)は告示まで1カ月となった。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)と新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)。政党に推薦や支持を求めない「市民派無所属」を掲げる鹿内氏に対し、蝦名氏は自民党の推薦を受けて組織戦で挑む構え。鹿内市政に対する市民の評価が勝敗の鍵を握る。

 鹿内氏は1月29日に立候補を表明した。市議会や豪雪災害対応など公務の傍らで、30年近く続けている早朝の街頭演説は回数を増やし、市民に直接支持を訴える。
 マニフェスト(公約集)では、議員報酬削減や庁舎建て替えといった市が直面する課題について、「特別プロジェクト」と銘打った政策を提示。政治信条でもある「市民のための市政」の推進を目指す。
 前回市長選(2009年)で、鹿内氏を独自に支援した共産、社民両党は同様の対応になる見込み。民主党は自主投票を決めたが、県議らが個々に支援する動きもある。
 蝦名氏の立候補表明は2月8日にずれ込んだ。自民党の選考作業が遅れたためで、蝦名氏推薦をめぐっては党県連幹部と党系列市議の足並みの乱れも表面化した。
 それでも選挙態勢は急ピッチで整いつつある。津島淳衆院議員(青森1区)が選対本部長に就き、渋谷勲市議ら市議十数人も支援団を結成。県庁OBや経済界に支持を求める。近く公明党も推薦を決める見通し。
 庁舎建て替えや第三セクター運営で経営不振が続く複合商業施設「アウガ」の再生などに対する現市政の対応を「市をどうしたいのかグランドデザインがなく、停滞につながっている」と批判する。行政経験を生かした県都活性化を掲げる。
 鹿内、蝦名両氏はかつて、それぞれ県議と県幹部として対峙(たいじ)した旧知の仲。反核燃運動を主導する鹿内氏の質問に、エネルギー政策分野では「知事以上のしきり役」と呼ばれた蝦名氏が原稿なしで答弁するやりとりは、県議会の名物だったという。
 前回市長選では、5期20年続いた前市政の刷新を訴えた鹿内氏が、7万2401票を獲得して初当選した。今回は「市政のリセット」をうたう蝦名氏を相手に、4年間の市政運営の評価を市民に問うことになる。
 連合青森は前回、自民党の支持する前市長を応援したが、6日現在、両氏から推薦願が届いていないとして態度は未決定。市職員で構成する市労働組合連合会も対応を決めていない。


2013年03月07日木曜日

2540チバQ:2013/03/08(金) 23:12:23
>>357>>414-415
現職細越は非川口派

8456 名前:チバQ 投稿日: 2013/03/08(金) 23:09:43
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130308ddlk05010012000c.html
選挙:小坂町長選 川口前衆院議員、出馬へ きょう表明、民主離党を検討 /秋田
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 前民主党衆院議員で元小坂町長の川口博氏(65)が、4月2日告示・7日投開票の小坂町長選に立候補する意向を固めた。8日に正式表明する。関係者によると、無所属で立候補し、民主党は離党することを検討しているという。同町長選には再選を目指す現職の細越満氏(65)と、新人で会社役員の成田一君氏(62)の2人が出馬表明しており、返り咲きを目指す川口氏と三つどもえの争いとなる公算が大きい。

 川口氏の後援会関係者によると、現町政に飽きたらなさを抱く地元後援会が約1カ月前に、川口氏に町長選への出馬を要請。川口氏は当初、「若い世代が頑張ればいい」と固辞。一方で川口氏は、民主県連が擁立を断念した知事選(21日告示、4月7日投開票)の候補者と目されていたため、動向が注目されていた。

 地元後援会は川口氏に同町長選への立候補を再三要請。川口氏は「前向きに考えたいので、(返事を)待ってほしい」と意欲を示したという。

 川口氏は小坂町長5期目の任期途中で09年4月の前回知事選に立候補し、落選した。同年8月の衆院選に無所属で臨み、政権交代の波に乗って当選。その後民主党に入党した。川口氏の辞職に伴う前回の同町長選では川口氏の後継と目された新人候補が落選している。【田村彦志】

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130308b
川口前衆院議員、出馬へ 小坂町長選
 前衆院議員の川口博氏(65)は7日、任期満了(4月11日)に伴い4月2日告示、同7日投開票の小坂町長選に無所属で立候補する意思を固めた。きょう8日、表明する。同町長選には再選を目指す現職の細越満氏(65)と、新人の会社役員成田一君氏(62)がともに昨年12月に無所属で出馬を表明。前町長の川口氏の出馬で三つどもえの選挙戦となる公算が高まった。

 川口氏には、町議を中心とするグループが昨年末、後援会が2月上旬にそれぞれ町長選への出馬を要請していた。

 川口氏は法政大卒。小坂町議を2期6年、町長を5期19年間務め、2009年4月の知事選に出馬し落選。同年8月の衆院選に秋田2区から無所属で出馬し初当選した。翌年6月に民主党へ入党。同党公認で出馬した昨年12月の衆院選で落選した。現在、党県第2区総支部長、党県連総務会長。小坂町小坂字野口1。

(2013/03/08 08:39 更新)

2541チバQ:2013/03/08(金) 23:12:52
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130308ddlk05010016000c.html
選挙:鹿角市長選 元市議の石川氏、出馬の意思表明 /秋田
毎日新聞 2013年03月08日 地方版

 任期満了(7月2日)に伴う鹿角市長選に、元市議の石川徹氏(48)=鹿角市十和田錦木=が7日、無所属で立候補する意思を示した。同市長選への出馬表明は、現職で3選を目指す児玉一(ひとし)氏(66)に続き2人目。

 石川氏は、市経済の低迷打破に向け、次世代にツケを回さぬまちづくりを実現する必要があるとして、雇用創出や福祉施策の充実、クリーンエネルギー政策の推進などを公約に掲げている。毎日新聞の取材に「後世にツケを残す総事業費40億円を超える文化施設を計画するなど現市政には民意が反映されていない」と批判している。

 石川氏は明治大卒。地元地域紙記者を経て97年の市議選で初当選。市議3期目の任期を終える直前に辞し、09年6月の市長選に立候補し落選。11年の県議選では次点に終わった。【田村彦志】

2542チバQ:2013/03/08(金) 23:16:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130307-OYT8T01606.htm
県議会岩手選挙区 区割り変更検討会議

 県議会は4日の議会運営委員会で、議員定数等検討会議を設置することを決めた。

 滝沢村が2014年1月に市制移行を目指すのに伴い、村と雫石町を含む県議会岩手選挙区(定数3)の区割りや名称変更などについて検討する。6月定例会に、条例改正案を提出する方針。

 村が市に移行した場合、公職選挙法の規定により、両自治体に選挙区を設けるため条例の改正が必要となる。

 従来通り、両自治体で1選挙区とする場合にも、任意合区とする条例改正をする必要がある。

 また、現行の県議の定数等に関する条例では、市が含まれる選挙区は、市の名称を選挙区名とすることが定められている。

(2013年3月8日 読売新聞)

2543チバQ:2013/03/08(金) 23:31:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130301-00000060-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/1 農業 新たなブランド化模索 産出額が低迷、東北5位 /秋田
毎日新聞 3月1日(金)11時31分配信

 4月7日投開票の知事選告示(3月21日)まで3週間を切った。今のところ現職の佐竹敬久氏(65)以外に立候補の表明はない。少子高齢化や厳しい雇用情勢をはじめ、秋田が抱える課題に直面してきた佐竹知事の1期4年間を、佐竹知事が先頭に立って策定した県政運営指針「ふるさと秋田元気創造プラン」を軸に検証する。
 「枝豆を園芸拡大のけん引役と位置づけ、全国一の産地となるナショナルブランドへの躍進に取り組んでまいります」。佐竹知事は10年2月の県議会で宣言。こうして米どころ秋田で枝豆日本一を目指すプロジェクトが始まった。
 枝豆の生産拡大を図るのは、米以外の作物との複合経営を進めるためだ。秋田は農業産出額(11年)が1732億円で東北5位と低迷。その産出額で米が占める割合は61%と東北で最も高い。新たな農林水産ビジネスを確立しなければ、農業のじり貧は避けられない。
 ターゲットを枝豆に定めたのは、他の農産物に比べ比較的生産量が多く、県内で広く作付けされており、農作業の機械化が確立され転換が図りやすいなど、「日本一」を狙える作物だったからだ。
 県は10年度から枝豆栽培に必要な機械の導入費用の3分の1を助成する制度を開始。11年度からは「えだまめ日本一総合推進事業」と銘打ち、11年度に9480万円、12年度は8814万円を計上した。県農業試験場は「あきた香り五葉」「あきたさやか」など独自品種を開発。販路を確保するため、首都圏のスーパーや居酒屋などで市場調査も実施している。
 栽培面積は09年度の429・5ヘクタールから12年度は580・2ヘクタールに拡大。東京中央卸売市場への年間出荷量とシェアは10年度は788トンで全国5位の12%だったが、年々上昇。今年度(昨年12月まで)は1436トンで全国2位の22%に上昇している。9月と10月は秋田が2年連続で月間シェア1位となった。
 07年2月に設立した秋田市豊岩豊巻の集落営農組織「白華(はっか)の里生産組合」は08年度から枝豆の栽培を始めた。初年度は1・5ヘクタールだった栽培面積は今年度には3・6ヘクタールに。数百万円だった売り上げが11年は1000万円を超えた。
 だが、同組合代表の武藤真作さん(60)は「取り組もうとする農家はまだ少ない」と感じている。武藤さんは個人や小規模な農家では機械化のための投資が難しいのが原因とみる。同組合でもこれまでに枝豆関連で1000万円の設備投資をした。「もっと集落営農など規模拡大を進めることで取り組もうという気持ちが芽生えると思う。そのためには若いリーダーの育成も必要だ」と話す。さらに「秋田の枝豆の売りは何かということにもう少し力を入れなければならない」とブランド化と販路拡大の強化が課題だと指摘する。
 県は枝豆の他にも、和牛品評会で2位を獲得した県雄種有牛「義平福」の子牛を売り出すことや、リンドウやダリアのブランド化も計画。来年度当初予算案に関連経費を計上した。「秋田の枝豆」やその他、新たな「秋田ブランド」が誕生するか。手探りの状態が続く。【坂本太郎】
3月1日朝刊

2544チバQ:2013/03/08(金) 23:32:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130302-00000035-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/2 自殺・がん対策 予防運動や検診に力 全国最悪は脱却できず /秋田
毎日新聞 3月2日(土)11時10分配信

 「今日はいのちの日ですからね。命を大事にね」
 「秋田県いのちの日」の1日早朝、通勤通学の乗客で混み合うJR秋田駅で、佐竹敬久知事は緑色の上着をはおり、高校生らにパンフレットなどを配り自殺予防を呼びかけた。
 県いのちの日は「民・学・官」が連携して10年7月に発足した「秋田ふきのとう県民運動」が定めた。佐竹知事は県民運動の顧問を務めており、この日を含め年3回ある自殺予防の街頭キャンペーンで自ら先頭に立つ。
 県内の自殺率(人口10万人当たりの人数)は11年まで17年連続で全国ワースト。県は長期総合計画「ふるさと秋田元気創造プラン」で県内の自殺率を08年の37・1から13年には33・5にする目標を掲げた。自殺者数は08年の410人を20年に300人未満にすることを目指す。11年は自殺率32・3と早くも目標をクリアしたが、全国ワーストは変わらず、自殺者数は346人と300人を上回る状態が続いている。
 秋田市長時代から熱心に自殺対策に取り組んできた佐竹知事は、知事に就任した09年、全庁をあげて対策にあたる「県自殺予防対策推進会議」を設置。10年12月には多重債務や心の病など支援内容ごとに分かれていた相談窓口を整理したガイド本を作製した。
 ふきのとう運動は民間主導だが佐竹知事は積極的に参加、広告塔の役割も務める。運動実行委の袴田俊英会長は「3年前に比べ、パンフを受け取ってもらえるようになった」と変化を感じている。運動事務局のNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」の佐藤久男理事長も「民学官で役割分担して連携しないと自殺は減らない」と佐竹知事の参加を歓迎する。
 佐藤理事長は「自殺対策の実力はついてきた」とみる。従来は年ごとの自殺者数は一進一退だったが、「減った翌年も反動で増えることはなくなった」という。自死遺族の支援をしてきた秋田グリーフケア研究会の涌井真弓代表は「一定の人が声を上げるだけではなく、これまでの活動成果を広く波及させなければ県民運動にならない」と、取り組みはまだ道半ばだと指摘する。
  ◇   ◇
 厚労省が先月28日に発表した都道府県別平均寿命(10年)によると、秋田の男性は78・22歳と46位の短さだった。原因の一つはがん死亡率の高さで、97年から15年連続で全国ワーストとなっている。「ふるさと秋田元気創造プラン」は75歳未満のがん死亡率(人口10万人当たり)を08年の91・8から13年に80・3に下げることを掲げた。
 主要対策はがん検診の受診率を50%以上に引き上げること。県内の10年度の胃がん検診の受診率(市町村実施分)は15・6%、子宮がんは24・9%にとどまる。専門家の試算では受診率が50%になると、がん死亡率が4%下がるとされる。
 効果が上がっているのは、対象者に案内書を送り(コール)、個別に受診を勧める電話をかける(リコール)「コール・リコール」事業だ。県総合保健事業団が事業を受託し、一部市町村を対象に試験的に実施している。
 仙北市で11年度に胃がんを対象に実施したところ、同年度の受診者は1302人と前年度に比べ倍増した。しかし、子宮がんに対象を移した12年度は、胃がん受診者は例年並みに戻った。12年度の子宮がん受診者は増えており、市は事業の継続を求めている。
 県がん対策室は「コール・リコールや検診無料クーポンは一定の効果がある。さまざまな手法で息の長い取り組みをしていきたい」と話す。【小林洋子】=つづく
3月2日朝刊

2545チバQ:2013/03/08(金) 23:32:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130303-00000110-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/3 少子化対策 若者の出会いを支援 特殊出生率、2年連続増加 /秋田
毎日新聞 3月3日(日)12時3分配信

 ままごとのおもちゃを手に、あどけない表情を見せる赤ちゃんの写真。「子どもってこんなにかわいい、愛(いと)しいものなのかという幸せを感じる毎日です」と母親の喜びのコメントが添えられている。
 「あきた結婚支援センター」のウェブサイトに掲載された「ご成婚報告」の一つだ。同センターは未婚の男女の出会いを支援しようと、11年4月に県が25市町村などと協力して設置した。センターを通じて結婚した人は今年1月31日現在で190人。さらに約10人が婚約中という。結婚する人数は、今年度は昨年度の倍近いペースになっている。
 県が結婚支援に乗り出した背景には、深刻な少子高齢化がある。10年国勢調査(確定値)によると、県内は15歳未満の人口が11・4%と全国で最も低く、65歳以上が29・6%で全国最高。また11年人口動態統計によると、出生率は人口1000人当たり6・2で17年連続全国最低。婚姻率も同3・8と12年連続全国最低だった。出生率や婚姻率は人口を母数に計算するため高齢者が多い秋田は数値が低めに出るものの、「息の長い取り組みが必要」(県少子化対策局)な状況であることには変わりがない。
 県は「ふるさと秋田元気創造プラン」で出生数を08年の7421人から13年には8000人まで増やす目標を掲げた。10年度には少子化対策局を新設。11年4月には少子化対策のプランの目玉事業、同センターを開設した。予算も「出会い・マッチング(結婚)支援事業」として10年度2844万円、11年度3763万円、12年度3812万円と緊縮財政の中で積極的に配分した。
 出生数は10年6688人、11年6658人と減少が続くが、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率(11年)は1・35と2年連続の増加となった。「結婚を機に秋田に戻りたい」と考える人など県外の秋田出身者約40人が登録しているのも明るい材料。県少子化対策局は「出生数は下げ止まったとは言えないが、下げ止まりつつある」とみる。
 同センターと連携し、「婚活」を支援する企業や団体で作る「すこやかあきた出会い応援隊」の活動も広がっている。秋田市の任意団体「スゥイートメモリー」が同市内の居酒屋で2月の週末に開いた出会いイベントには独身男女計6人が参加。初めはぎこちなかったものの、同団体の保坂博文さんが「おやじギャグ」も交えて会話を促すと少しずつ緊張がほぐれ、笑い声も上がった。2時間の会合でメールアドレス交換までたどりついた。
 スゥイートメモリーのイベントには平均で10人程度が参加。全員がゆっくり話せるようにし、行政の子育て支援制度を説明するなど結婚への不安材料を取り除く工夫をしている。しかし、各地で開かれる婚活イベントの中には、参加人数が多すぎて十分話せなかったり、「サクラ」が交じっているなど質の悪いものもあるといい、保坂さんは「中身が大事」と指摘する。
 保坂さんは「県は子育て支援を継続してやってほしい。若い世代が結婚して子供が生まれれば、地域の活性化にもつながる」と訴える。【小林洋子】=つづく
3月3日朝刊

2546チバQ:2013/03/08(金) 23:34:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000080-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/4 観光の再生 DCに2億円の予算 均等な経済効果には限界も /秋田
毎日新聞 3月5日(火)12時19分配信

 「秋田の観光の再生の意味を込め全力を尽くしたい」
 今年10月に始まるJRと県が実施する大型観光キャンペーン、秋田デスティネーションキャンペーン(DC)を控え、佐竹敬久知事は昨年10月に秋田市のホテルで開かれた全国宣伝販売促進会議で、旅行業界関係者ら800人を前に決意を述べた。
 DCキャンペーンではJR6社がグループを挙げて秋田を全国に宣伝する。16日には秋田新幹線の新型車両「スーパーこまち」もデビュー。東日本大震災以降、県内への観光客は落ち込みが続いており、県がDCに寄せる期待は大きい。13年度当初予算案にはDC推進事業費2億2755万円を盛り込んだ。
 佐竹知事は観光について、宿泊業だけでなく、運輸業や食品加工業、小売業など幅広い分野が関わり、大きな経済波及効果が期待されるとして「総合戦略産業」と位置付けて重点を置く。「ふるさと秋田元気創造プラン」では、県外(海外含む)からの年間延べ宿泊客数を08年の214万人から13年に235万人にすることを掲げた。10年には秋田でロケをした韓国ドラマ「アイリス」の人気で観光客が増加し、その年の目標220万人を達成。しかし震災のあった11年は、全数調査から推計調査に変更されたため単純比較できないが、187万人に減少した。アイリスは続編「アイリス2」のロケが今年1〜2月に県内各地で行われ、今月から韓国で放映が始まっている。
 県は12年からは新たなキャッチコピー「あきたびじょん」を掲げ、東京・銀座4丁目の交差点に巨大看板を取り付けた。同年4月には組織改編して観光文化スポーツ部を新設。部長にはJTB関連会社のJTBコミュニケーションズ社長だった前田和久氏を迎えた。前田部長は観光について「行政がいくらこうやろうと言っても全てうまくいくとは思っていない。民間事業者の意向を取りまとめて方向性を示せる組織がカウンターパートとして存在しない限りはうまくいかない」と民間とともに観光振興を図る考えを示す。13年度当初予算案には、旅行会社から社員2人を県観光連盟に派遣してもらい、営業力の強化や地域の魅力を掘り起こした新たな旅行商品作りをしてもらうための予算を盛り込んだ。
 県観光振興課によると、昨年10月から3カ月間実施したプレDCでは、新規55を含む136のイベントが関連事業として開かれ、同期間のイベント来場者数は前年度に比べ13万4625人増えた。JRの旅行会社「びゅう」を利用して秋田を訪れた観光客数も前年比約3割増となった。
 しかし地域によってはDCの効果を疑問視する人もいる。小坂町の十和田湖畔で温泉旅館を営む男性(69)によると、震災で客数は半減したがプレDCによる効果はほとんど感じられず、2月の鹿角国体の開催期間の方が観光客が増加したという。十和田湖は秋田新幹線が通るJR田沢湖駅や角館駅、秋田駅から遠く、観光客総数が増えたとしても「交通の便が良いエリアに客を奪われ、マイナスになりかねない」と懸念する。
 県観光振興課は「DCは秋田に観光客を引っ張ってくるが、そこからは地域間競争になる」と認める。県内に等しく経済効果をもたらすには、DCキャンペーンだけでは限界があるのが実情だ。【坂本太郎】=つづく
3月5日朝刊

2547チバQ:2013/03/08(金) 23:35:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000075-mailo-l05
検証・佐竹県政:’13知事選/5止 産業・雇用対策 成長分野への取り組み進む 空き工場が実証試験場に /秋田
毎日新聞 3月6日(水)11時48分配信

 県経済のリード役となるべき製造業。県内総生産額(名目)に占める割合は10年度で12・7%と全国に比べれば低いものの、その中では電子部品・デバイス産業のウエートが3割と高いことを生かし、成長分野の育成・参入を目指す取り組みが進んでいる。
 にかほ市のTDK秋田工場内の空き工場。建物の中にはパイプハウスが設置され、植物工場実証試験場に生まれ変わった。約20度に保たれた室内で、従業員らはホウレンソウの芽が出たウレタンを細かく切り、培地へ移植する作業を手際よくこなしていた。このホウレンソウは腎臓病患者向けの低カリウムの特別な品種だ。病院などへの納入を想定している。このほかスーパーなどに出荷する高糖度のトマトなど、高付加価値の野菜作りを目指している。
 試験場は一部に太陽光や風力発電による電力を用いながら、屋内で人工光を使って野菜を栽培する予定。運営するのは、フィデア総合研究所やTDK、横手精工などで作る共同体。15年度に本格事業化することを予定している。今年度の総事業費は1億1300万円で、そのうちの3分の1を県が補助する。
 県は植物工場のほかに、EV(電気自動車)バスの開発にも乗り出している。11、12年度で計1億1382万円を計上し、バスは昨年完成。その後は試験走行を実施して性能の改善を図っており、今年夏には秋田市中心部で営業運転することを目指している。
 県の「ふるさと秋田元気創造プラン」では08年に1兆5500億円だった製造品出荷額を13年に1兆8000億円以上にすることを掲げた。しかし、10年の実績はリーマン・ショックなどの影響で1兆3176万円と東北最下位。従業員1人当たりの付加価値生産性も東北最下位だった。ただ、10年度の県内総生産額は名目は3兆5261億円で前年度比0・1%増、実質は3兆7188億円で同1・2%増と、4年ぶりのプラス成長だった。とはいえ、10年度の国内総生産(GDP)は実質で前年度比3・2%増だったため、全国的な成長には追いついていない。
 一方、雇用情勢は県内有効求人倍率が09年8月の0・28倍で底を打ったが、昨年5月からは0・7倍前後で横ばいの状況が続く。今年1月は0・67倍で、東北では青森県に次いで2番目に悪い。震災復興需要もあり1倍を超す宮城、福島、岩手や、0・95倍の山形に大きく水をあけられ、厳しい情勢だ。
 県はリーマン・ショックから12年9月の補正予算までに金融対策や緊急雇用対策事業に4176億円を予算化。13年度当初予算案には中小企業への貸付資金制度の創設や離職者を採用した場合の人材育成経費の助成など経済・雇用対策として計765億円を盛り込んだ。
 今月末には経営難に陥った中小企業の借金返済猶予に応じるよう銀行に求めた中小企業金融円滑化法の期限が切れる。秋田労働局は「製造業も含め、体力が回復していない企業には厳しい。金融はやると言っても引き締めはあるはず。危機感を持っている」と倒産の増加を懸念する。
 成長産業と見込んで支援している植物工場やEVバスはまだ研究段階で、実際に採算が合うか、あるいは関連部品の販売などでどこまで県内産業の振興につなげられるかは未知数だ。人口が減少する中で経済を活性化させ雇用を創出するのための“特効薬”は見当たらない。【坂本太郎】=おわり
3月6日朝刊

2548チバQ:2013/03/11(月) 00:22:17
http://mainichi.jp/select/news/20130311k0000m040088000c.html
双葉町長選:伊沢史朗氏が初当選
毎日新聞 2013年03月10日 21時49分(最終更新 03月10日 23時26分)
 井戸川克隆前町長(66)の辞職に伴い新人4人が争った福島県双葉町長選は10日投票が行われ、役場ごと避難している埼玉県加須(かぞ)市で開票、前町議の伊沢史朗氏(54)が初当選した。東京電力福島第1原発事故で警戒区域になった同町は、井戸川氏と議会の対立などのため、避難区域再編や中間貯蔵施設建設といった課題で遅れが目立つ。復興の加速が最大の課題だ。

 元町議や元県議、元看護師を破った伊沢氏は「震災から明日で2年。早く生活を立て直してほしいとの町民の声を聴き、早急に対応していく」と意欲を語った。選挙戦では、中間貯蔵施設問題などで関係が悪化した県や周辺市町村との「信頼関係回復」を訴えた。

 投票率は過去最低の56.59%で、前回(77.55%)より大幅に下がった。井戸川氏が不信任決議を受けて町議会を解散するなど、昨年末から続く町政混乱に対する「嫌気」が要因とみられる。

 茨城県つくば市に避難する町民で自営業の岡田勝秀さん(68)は「双葉町は他の避難自治体と比べて対応が遅い。他自治体と足並みをそろえ、賠償や除染問題をきっちり進めてほしい」と期待を込めた。【大平明日香、神保圭作】

2549チバQ:2013/03/11(月) 00:51:23
http://www.minyu-net.com/news/news/0310/news12.html
双葉町長に伊沢氏、大差で初当選

 前町長の辞職に伴う双葉町長選は10日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で前町議の伊沢史朗氏(54)が、いずれも無所属新人の元町議尾形彰宏氏(55)、元県議丹野恒男氏(71)、無職の染森信也氏(52)の3人を大差で破り、初当選した。
 同町は全町避難が続く中、議会解散や前町長の辞職などで町政が混乱、復興への歩みが停滞していたが、新たなリーダーが決まり、町復興に向けた本格的な取り組み開始に期待が高まる。
 伊沢氏は、これまで続いた前町長と議会の対立を踏まえ、町民、議会との対話を重視した町政運営と、双葉郡内の他町村との連携を訴えた。町議会副議長を務めた経験や実績も強調、支持を集めた。
(2013年3月10日 福島民友ニュース)


http://www.asahi.com/politics/update/0310/TKY201303100236.html
福島・双葉町長に前町議の伊沢氏 投票率は過去最低[PR]

 東京電力福島第一原発の事故で役場を埼玉県加須市に移している福島県双葉町の町長選が10日投開票され、前町議で新顔の伊沢史朗氏(54)が初当選した。井戸川克隆前町長(66)が告示日当日に出馬をとりやめ、町内外から新顔4人が立候補した。投票率は56・59%で、前回2009年(77・55%)を大きく下回り、過去最低となった。

 避難区域再編や賠償、中間貯蔵施設の現地調査受け入れの可否など、町政の課題は多い。伊沢氏は福島県いわき市の事務所で「(議会や住民との)対話を重視していきたい。町民の要望に一つ一つ確実に応えていく」と述べた。

 井戸川前町長は町議会の不信任決議を受け、昨年12月に議会を解散。1月の町議選告示日前日に辞職を申し出て、町長選には出ないと明言していたが一転、立候補を表明。しかし、告示日、立候補をとりやめた。

2550チバQ:2013/03/11(月) 21:12:22
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130311ddlk05010035000c.html
選挙:知事選 共産、擁立見送りへ 佐竹知事、無投票再選の可能性 /秋田
毎日新聞 2013年03月11日 地方版

 21日告示、4月7日投開票の知事選で、共産党県委員会(米田吉正委員長)が候補者擁立を見送る意向を固めたことが10日、関係者への取材で分かった。これまで知事選に立候補を表明しているのは再選を目指す現職の佐竹敬久氏(65)だけ。既に民主は擁立を断念、自民、社民、公明3党は佐竹氏支持を決めており、佐竹氏の無投票再選となる可能性が極めて高くなった。知事選が無投票になれば、県では1947年の第1回選挙以来、初めてとなる。

 共産党は知事選を巡り、友好団体幹部で作る「県民本位の新しい県政をつくる会」が先月27日、会としての擁立を断念。佐竹氏の県政運営で「特定の政党にくみせずやっている」点を評価した。その後は県委員会が公認候補の擁立を模索していた。

 共産党県委員会は11日、記者会見を開く。県委員会は知事選候補の擁立の有無について「発表以前に話すことはない」としている。

 一方、佐竹氏は10日、秋田市内で選挙事務所開き。佐竹氏支持を決めた政党の国会議員や県議、県内の市町村長らが顔をそろえた。【小林洋子】

2551チバQ:2013/03/11(月) 21:13:04
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130311ddlk11010111000c.html
選挙:福島・双葉町長選 伊沢氏が初当選 「協調態勢を最優先」訴え /埼玉
毎日新聞 2013年03月11日 地方版

 加須市に役場ごと避難している福島県双葉町の町長選が10日投開票され、無所属新人で前町議の伊沢史朗氏(54)が、いずれも無所属新人で、元町議の尾形彰宏(55)、元福島県議の丹野恒男(71)、元看護師の染森信也(52)の3氏を破り、初当選した。

 当日有権者数は5360人(男2588人、女2772人)、投票率は56・59%(前回77・55%)だった。

 町は原発事故後、中間貯蔵施設の現地調査の受け入れを巡り、双葉郡の他の町村や福島県との関係が悪化。伊沢氏は町民が暮らす福島県内の仮設住宅や加須市の町役場支所をこまめに回り、「信頼関係を早く回復し、協調態勢を築くことを最優先する」と訴えた。他の3氏は「町外コミュニティー(仮の町)」について独自の考えを訴えたが及ばなかった。【大平明日香、神保圭作】

==============

 ◇双葉町長選開票結果=選管最終発表
当 2470 伊沢史朗 54 無新

   187 丹野恒男 71 無新

   153 尾形彰宏 55 無新

    49 染森信也 52 無新

==============

 ◇双葉町長略歴
伊沢史朗(いざわ・しろう) 54 無新(1)

 [元]町副議長▽獣医▽麻布獣医科大

2552チバQ:2013/03/11(月) 21:16:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130310-OYT8T00619.htm
県議補選秋田市 出馬表明2人目

 県議の辞職に伴う29日告示、4月7日投開票の県議補選秋田市選挙区(欠員1)について、新人で同市の秋田椿台エフエム放送社長の黒崎一紀氏(54)が10日、読売新聞の取材に対し、立候補する意向を明らかにした。みんなの党に公認申請中で、決定次第、正式に表明するという。

 同選挙区での出馬表明は、自民党の新人で会社社長の最上英嗣氏(46)に次いで2人目。同選挙区は選挙戦になる見通しとなった。

 黒崎氏は取材に対し、「県政与党の自民党は、安定多数のため緊張感がなく、おごりがみえる。県民目線で議会をチェックする役割が必要」と出馬理由を話した。

 黒崎氏は、国際商科大学卒。衆院議員秘書を経て、2007、11年の県議選、09年の同補選秋田市選挙区に出馬し、いずれも落選している。

(2013年3月11日 読売新聞)

2553名無しさん:2013/03/12(火) 18:45:02

寺田学氏が出馬に意欲、秋田市長選 週内にも最終判断
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130312a

 民主党の前衆院議員、寺田学氏(36)は11日、秋田市長選(3月31日告示、4月7日投開票)への出馬を前向きに検討していることを明らかにした。週内にも最終判断する。出馬する場合は離党し、無所属で立候補する考えだ。

 市長選に出馬表明しているのは、再選を目指す現職の穂積志氏(55)=無所属=だけ。ほかに共産党秋田地区委員会が、党が推薦する形での候補者擁立を目指している。

 寺田氏は取材に「秋田を良くしたいという気持ちがある。無投票になれば、市民が意思を示すことができない。出るとしたら離党することになると思う」と意欲を示した。

(2013/03/12 08:30 更新)

2555FLEESEDRYPE:2013/03/13(水) 17:30:36
<a href=http://www.ezis.ru/catalog/avtomobilnye_perchatki_bez_paltsev&gt;перчатки для вождения мужские</a>
<a href=http://ezis.ru/catalog/podushki_podgolovniki&gt;подушка подголовник</a>


Ни один вледелец авто не согласится с тем, что автомобиль * это всего лишь средство передвижения. Отнюдь. Автомобиль * это друг, помощник, признак статуса и престижа. И, конечно же, именно поэтому некоторые вледельцы авто тратят деньги не просто на ремонт машины, но и на то, чтобы транспортное средство было комфортным и выглядело достойно, соответствующе своему владельцу.
Интернет-магазин аксессуаров для автомобилистов * это первый в столице подобный интернет-магазин, который продает различные аксессуары для транспортного средства, которые не просто облегчат жизнь водителю, но и сделают вашу машину гармоничнее, стильнее и удобнее, нежели оно было до сих пор. В интернет-магазине Эзис вы сможете отыскать подарок для любого водителя * перчатки для вождения, поляризационные очки, подголовники, чехлы для документов, автомобильные держатели для планшетов и мобильных телефонов, зарядки для мобильных устройств, оплетки на руль и массажные вставки для сидения. Оборудуйте ваш автомобиль так, чтобы он стал очень удобным, и очень комфортным средством передвижения.

<a href=http://ezis.ru/catalog/termokruzhka_ot_prikurivatelya&gt;купить термокружку от прикуривателя</a>
<a href=http://ezis.ru/catalog/polyarizatsionnye_ochki_voditelya&gt;очки mozorini цена</a>

2556チバQ:2013/03/13(水) 22:02:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130312-OYT8T01468.htm
寺田・前衆院議員 秋田市長選出馬を検討

 3月31日告示、4月7日投開票の秋田市長選について、民主党の前衆院議員で同党県連顧問の寺田学氏(36)が12日、取材に応じ、立候補を前向きに検討していることを明らかにした。

 ◆民主離党し、無所属で

 近く決断し、出馬する場合は同党を離党して無所属で立候補する方針という。同市長選への出馬を表明しているのは、現職の穂積志氏(55)のみ。同市長選は告示まで3週間を切り、選挙戦となる可能性が高まってきた。

 寺田氏は、秋田市の事務所で取材に応じ、「出る気持ちが選択肢の一つにある」と話した。穂積市政について、「新市庁舎を130億円で建てていいのか」と話し、市の家庭ごみ回収の有料化や大雪対策についても厳しく批判した。その上で「一市民として市政に疑問がある。選挙になって選択肢があることが大事で、無投票は良くない」と出馬への意欲を見せた。

 寺田氏は「首長は特定の党籍を持つべきではない。出馬する場合に党を離れるのは自然」とし、出馬する場合は民主党を離党する考えを示した。

 一方で、昨年12月の衆院選で民主党が大敗したことを踏まえ、「『泥舟から逃げる』というような言われ方をするのは悔しい。7月の参院選もあり、悩んでいる」とも付け加えた。

 寺田氏は同党県連から、21日告示、4月7日投開票の知事選への出馬を要請されたが、固辞した。このことについて寺田氏は「無投票にするべきではないが、(知事の)佐竹さんはあまり特徴的なことをやらなかったので、(選挙戦になっても有権者は)選択する余地がない。市政に対する疑問の方が強い」と話した。

 寺田氏は横手市出身。中央大学卒。2003年の衆院選秋田1区で初当選。3期連続で当選し、菅、野田政権で首相補佐官を務めた。先の衆院選秋田1区で落選し、他の2区でも同党候補が敗れた責任を取り、県連幹事長を退いた。父親は前知事で、みんなの党の寺田典城参院議員(72)。

 一方、再選を目指して無所属での出馬を表明した穂積氏は、自民党秋田市支部、社民党秋田市総支部から支持を、民主党支持団体の連合秋田から推薦を、それぞれ得ている。

 連合秋田の東海林悟会長は12日、「(寺田氏から)立候補の相談は何も受けていない。要請があれば検討するが、今は何とも言えない」と話した。

 同市長選を巡っては、共産党秋田地区委員会が候補の擁立を検討しており、近日中に結論を発表する。

(2013年3月13日 読売新聞)

2557チバQ:2013/03/14(木) 22:24:10
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130314ddlk04010038000c.html
選挙:石巻市長選 元東北大講師・福島氏出馬へ /宮城
毎日新聞 2013年03月14日 地方版

 任期満了に伴う石巻市長選(4月14日告示、同21日投開票)で、元東北大講師の福島満里恵氏(58)が13日、立候補予定者説明会に出席し、出馬する意向を明らかにした。

 福島氏は北海道大院を中退後、東北大で25年以上、講師として留学生に日本語を教えてきた。父は元石巻市長で3期12年務めた青木和夫氏(85)。

 福島氏は「石巻の復興は遅い。遅れれば遅れるほど石巻は沈んでいくので、できるだけ早く復興して町を明るくしたい」と語った。

 市長選を巡っては、これまでに現職の亀山紘氏(70)と、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)が出馬を表明している。【須藤唯哉】

2558チバQ:2013/03/14(木) 22:25:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000071-mailo-l02
選挙:青森市長選まで1カ月 現新の県都決戦か 鹿内氏と蝦名氏、政党間対決の様相 /青森
毎日新聞 3月14日(木)11時32分配信

 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示)は14日で投開票まで1カ月となる。再選を目指す無所属現職の鹿内博氏(65)、無所属新人で前副知事の蝦名武氏(67)=自民推薦=の2人が立候補を表明しており、一騎打ちの公算が大きい。昨年12月の衆院選後初の大型選挙で、政党間対決の様相も見せる。“県都決戦”の構図をまとめた。【鈴木久美、酒造唯】
 ■公約
 鹿内氏はマニフェスト(公約)で前回同様に「市民主役」を強調。広聴の目玉である市民100人委員会の継続やまちづくり協議会の設立を訴えている。
 市議会の猛反発を受けた特別職の報酬削減については、市長の諮問機関の審議会の答申を尊重。市長の給料は条例で23%削減した上、15%を自主的に削減するとしている。
 また、東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発依存社会を目指す市の方針策定も盛り込んだ。
 蝦名氏は「停滞から発展へ、決断と実行で青森市をリセット」をスローガンに掲げ、現市政からの転換を主張。副知事時代に培った国や県とのパイプを強調し、除排雪の促進やJR青森駅舎建て替えなど、公共事業による地域振興を掲げた。
 一方、現市政が進める青森市役所の現在地への建て替えは、都市グランドデザインを策定した上で候補地を見直すとした。旧県青年の家の取得や市民100人委員会も「廃止」と明言した。
 ■支持
 鹿内氏は前回選挙で「市民派無所属」を掲げ、自民党の支援を受けた佐々木誠造前市長を大差で破った。特定の政党の推薦を受けない代わり、「勝手連」と呼ばれる自主的な支援グループが20以上作られた。
 今回も前回同様“草の根”の選挙戦に挑む構え。民主党市支部は自主投票を決めたが、支部長の渋谷哲一県議ら大半は支援を表明。前回は自主的に支援した共産党と社民党は、現時点で対応を決めていない。
 蝦名氏は、自民党市支部に推薦願を出していた県議の高橋修一氏(42)、市議の花田明仁氏(60)との争いに勝ち、同支部の推薦を得て候補者に選定された。選考によるしこりも懸念されるが、10日の事務所開きでは、党国会議員、県議、市議らが顔をそろえ、自民党の「全面支援」の様相。公明党も14日に推薦を決める見込みだ。ともに県政を担った三村申吾知事も出席し、蝦名氏を「うちの女房」と持ち上げて支持を表明した。
 ■舌戦
 かつては県議と副知事、「反核燃」対「核燃推進」の立場で、県議会で舌戦を交わした2人。早くも両陣営の舌戦が始まっている。
 9日の事務所開きで鹿内氏は「前副知事が市政奪還というが、私は特定政党のため奪還するのは望まない」と力説。「市政の停滞」を批判する蝦名氏には「自民党中心の30年間の市政で青森市は良くなったのか」と強調し企業誘致に失敗した「クリスタルバレイ構想」など蝦名氏が主導した県政時代の政策を挙げて「そういうやり方を青森のまちづくりに認めるわけにはいかない」と批判した。
 蝦名氏は「鹿内氏の批判は避けたい」と話す一方で、鹿内氏が4年前の初当選時に掲げたマニフェストに反対する公約を多く盛り込み、対決姿勢を鮮明にしている。
 10日の事務所開きでは、陣営の選挙対策本部長を務める津島淳衆院議員が、ねぶたの全国発信を訴える鹿内氏を「ねぶたしかない人にはもはや市政を任せておけない」と皮肉交じりに批判した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補予定の2氏のマニフェストや公約など◇
 鹿内博氏                        蝦名武氏
市民とともにつくる市民のための市政  基本方針     停滞から発展へ、決断と実行で市をリセット
継続し、さらなる充実         100人委員会  廃止
現在地に2期計画で建て替え      市庁舎の建て替え グランドデザインを作って見直し
駅、港、中心市街地が一体のまちづくり 中心市街地活性化 青森駅建て替え推進、大学移転で若者を呼ぶ
審議会の答申を尊重し15%削減    市議報酬     市議が判断すること
昨年9月に受け入れを断念       震災がれき    議会の被災地支援決議を尊重して受け入れ
3月14日朝刊

2559チバQ:2013/03/14(木) 22:37:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130314t11025.htm
宮城・4市長選告示まで1カ月 石巻現新三つどもえ
 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市の市長選(4月14日告示、21日投票)は、告示まで1カ月に迫った。東松島を除く3市はそれぞれ、現職と新人が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。東松島は、現職以外に出馬への目立った動きはない。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

<石巻>
 石巻市長選は、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)とボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)が立候補を表明、東北大非常勤講師の福島満里恵氏(58)も13日、出馬の意向を明らかにした。亀山氏と距離を置く市議の一部も候補者擁立を模索している。
 亀山氏は昨年12月3日の記者会見で「復興半ばで身を引くことは許されない」と述べた。2月23日に事務所を設けたが、「復興が最優先」と強調し、選挙戦に向けた動きは活発化させていない。
 藤田氏は2月13日、「今の市政は被災者の声を聞いていない。新しいリーダーが必要だ」として立候補を表明した。住宅再建の早期実現などを掲げ、渡波地区を中心に活動する。
 市議会議長の阿部和芳氏(53)は2月8日に市民団体から出馬を要請されたが、態度を明らかにしていない。

<登米>
 登米市長選にはいずれも無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)と、新人の元市議遠藤音氏(56)が立候補を表明した。他に立候補の動きはなく、両氏による一騎打ちが確実視されている。
 布施氏は昨年12月に立候補を表明した。産業の活性化や地域医療体制の強化、教育の振興などを重点政策の4本の柱として打ち出し、「誰もが安心して暮らし続けられるまちの実現」を掲げる。10日に後援会の事務所開きを行った。
 遠藤氏は今月8日に市議を辞職し、立候補を表明した。17日に後援会の事務所開きを行う。「問題解決を実行する政治の実現」を訴え、産業育成政策の推進や開業医との連携強化などによる地域医療体制の構築など4項目を重点政策に挙げる。

<栗原>
 栗原市長選にはともに無所属で、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=と、新人の元市議千葉健司氏(56)が立候補を表明した。一騎打ちとなる公算が大きい。
 佐藤氏は昨年9月の市議会で3選出馬を表明。岩手・宮城内陸地震、東日本大震災で発揮した危機管理能力と2期8年の実績を強調し、「情熱、改革、実行で『市民が創る暮らしたい栗原』を実現する」と訴える。
 千葉氏は昨年10月に出馬の意思を明らかにした。祖父と実父が旧築館町長を務めた。「合併前に比べ、農業の衰退や児童の学力低下が進んだ」と現市政を批判。「地元出身」を前面に出し、商店街活性化や市民参加型の行政実現などを唱える。

<東松島>
現職の阿部氏無投票3選か
 東松島市長選は、現職の阿部秀保氏(57)が1月15日に「復興を加速させることが使命だ」として、無所属で3選を目指す意向を明らかにした。他に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。


2013年03月14日木曜日

2560名無しさん:2013/03/15(金) 19:17:29
寺田学氏、秋田市長選への出馬固める 民主党から近く離党
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20130315a


 民主党の元衆院議員、寺田学氏(36)は14日、秋田市長選(3月31日告示、4月7日投開票)に無所属で立候補する意向を固めた。取材に「現市政に強い疑問を持っている。問題意識をきっちり訴えていきたい」と答えた。近く民主党を離党する。18日に正式表明する予定だ。

 これまで市長選への立候補を表明したのは再選を目指す現職の穂積志氏(55)=無所属=だけ。寺田氏が出馬を決めたことで、選挙戦となる見通しとなった。他に共産党秋田地区委員会が候補者擁立の準備を進めている。

 寺田氏は「新庁舎建設や除排雪など変えなければいけないことがある。市民が選択できる場をつくりたかった」と出馬を決めた経緯を説明。新庁舎については、総事業費約130億円の現行計画より小規模な建て替えや秋田駅周辺の施設の利用を検討し、市民の意見を踏まえて判断したい考え。

(2013/03/15 08:30 更新)

2561チバQ:2013/03/17(日) 15:00:07
工藤県議はどうしたいんだろ?なんか中途半端だな

975 名無しさん 2013/03/17(日) 12:09:17
4月中には参院岩手にいい候補を…生活・小沢氏(2013年3月17日11時13分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130317-OYT1T00241.htm
記者会見し、今夏の参院選岩手選挙区(改選定数1)について、「4月中にはいい候
補者を見い出したい」と述べ、擁立作業を急ぐ考えを示した。
 民主党など他の野党との選挙協力については、「非自民勢力の一本化が前進するか
どうか確信が持てない。現状なら各党でやる以外にない」と語った。
 また、県連の佐々木順一幹事長は、同党の前身「国民の生活が第一」所属だった県内
の国会議員や県議、党員・サポーターが、同日付で生活の党に正式に移行したと発表した。
 ただ、「国民の生活が第一」で県連幹事長代行を務めていた工藤大輔県議(4期、九戸)
は生活の党への入党を見送った。工藤氏の党籍は無所属となるが、県議会の会派は離脱
しない見通し。

2562チバQ:2013/03/17(日) 23:37:58
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130317ddlk05010014000c.html
選挙:秋田市長選 穂積氏、事務所開き 衆院議員らが集結 /秋田
毎日新聞 2013年03月17日 地方版

 任期満了に伴う秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)で再選を目指す現職の穂積志氏(55)の事務所開きが16日、同市旭北錦町の後援会事務所で開かれた。穂積氏は「元気な秋田を次の世代に引き継ぐ、その2歩目を踏み出させていただきたい」と決意を述べた。

 後援会関係者のほか冨樫博之、村岡敏英両衆院議員や、佐竹敬久知事の後援会関係者、県議、市議ら計約220人が出席。民主党前衆院議員の寺田学氏(36)が立候補の意向を示したことを受け冨樫議員は「誰が出てもかかってこいという気持ちで、勝たなければいけない」と激励した。【仲田力行】

2563チバQ:2013/03/18(月) 21:23:14
http://news24.jp/nnn/news8654962.html
8年ぶり小野町長選 新人が現職破り初当選
(福島県)任期満了に伴う小野町の町長選挙で、新人の大和田昭さん(65)が現職と新人を押さえ初当選した。
大和田さんは、若者の雇用の場を確保するために企業を誘致し、公立病院の医師を確保して救急医療体制を整備したいと訴えていた。
初登庁は今月25日の月曜日。
[ 3/18 20:13 福島中央テレビ]

2564チバQ:2013/03/20(水) 00:04:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130318-OYT8T01198.htm
穂積氏 新庁舎建設「民主も理解」

 一方、穂積氏は、寺田氏が出馬を決意したと報道された後の16日、秋田市旭北錦町のビルで事務所開きをした。

 この場で報道陣から寺田氏出馬について感想を問われた穂積氏は、寺田氏には触れず、4度目の国政選挙挑戦となった先の衆院選の秋田3区で落選し、比例選で初当選した日本維新の会の村岡敏英衆院議員を引き合いに出した。穂積氏は「私は村岡さんは立派だと思う。その志は習うべきところがある」と述べ、同じ衆院選で落選し、市長選に転じる寺田氏を暗に批判した。

 また、新庁舎建設については、「防災拠点として見直すために決断し、予算を計上した。民主党の市議にも賛成していただき、(当時の)民主党の国会議員の方々も理解していると思っている」と述べた。穂積氏の事務所では18日、壁一面に推薦や支持の書状が貼られた中で、支援者らがチラシの準備などに追われていた。選対本部長に就任予定の赤田英博氏は「寺田氏出馬の情報は3月上旬には聞いていたので想定内の話。誰が出てきても意識することは何もない。これまで通り粛々と後援会の拡充活動を続ける」と話した。

 秋田市長選では、共産党秋田地区委員会が、無所属の党推薦候補を擁立するため、関係団体と準備会を設立し、人選を進めている。同委の奥井淳二委員長は、複数人に出馬を打診したといい、「できるだけ早急に決めたい」と話した。

 また、奥井委員長は寺田氏出馬について、「(寺田氏が)演説などで秋田市について話している場面は国会議員時代から見たことがない。付け焼き刃でごみや新市庁舎の問題を取り上げても、市政について真剣に考えてきたとは思えない」と疑問を呈した。

(2013年3月19日 読売新聞)

2565チバQ:2013/03/21(木) 20:01:12
http://mainichi.jp/select/news/20130322k0000m010005000c.html
秋田県知事選:現職の佐竹氏、無投票で再選
毎日新聞 2013年03月21日 17時15分(最終更新 03月21日 17時43分)


佐竹敬久知事=小林洋子撮影
拡大写真 任期満了に伴う秋田県知事選は21日告示され、無所属現職の佐竹敬久氏(65)以外に立候補はなく、無投票で再選が決まった。今年1月の山形県知事選に続く無投票で、秋田県では1947年の公選制導入以来初めて。

 佐竹氏は経済雇用対策の実施や新エネルギー導入推進、少子化対策などを公約に掲げて幅広く浸透。公明党本部と自民、社民の両県連が支持したほか、連合秋田が推薦した。民主は独自候補擁立を模索したが衆院選大敗が尾を引いて断念し、共産も擁立を見送った。【坂本太郎】

.

2566チバQ:2013/03/21(木) 22:34:47
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130321ddlk05010005000c.html
民主県連:秋田市長選と小坂町長選は自主投票 /秋田
毎日新聞 2013年03月21日 地方版

 民主党県連(松浦大悟代表)は20日、秋田市内で常任幹事会を開き、いずれも4月7日投開票の秋田市長選(31日告示)と小坂町長選(4月2日告示)に、それぞれ無所属での立候補を表明した前同党衆院議員の寺田学氏(36)と川口博氏(65)について、自主投票とする対応を決めた。両氏は18日付で離党している。

 幹事会終了後、記者会見した沼谷純幹事長は「2人は一党一派に属さない政治的な思いで無所属で選挙に臨む。県連としては推薦や支持など、政党として前向きにかかわらない」と説明した。

 寺田、川口両氏の離党に伴い、それぞれ務めていた党県第1、第2総支部長は松浦代表が兼任する。寺田氏が務めていた県連顧問は退任を確認。川口氏が務めていた総務会長は小原正晃幹事長代理が兼任する。【仲田力行】

2567チバQ:2013/03/22(金) 22:45:35
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130321-OYT1T01586.htm?from=ylist
知事選で無投票相次ぐ、候補擁立に各党及び腰?


 秋田県知事選が21日告示され、無所属の現職・佐竹敬久氏(65)が無投票で再選された。

 1月に山形県知事選が無投票となったばかりで、識者らは知事選で無投票が相次いでいる背景として、政党の勢いの低下を指摘する。

 1期目の佐竹氏は、雇用の確保や医療の充実、少子化対策などに重点的に取り組んだ。前知事がトップダウン型で議会側と対立したのに対し、佐竹氏は少数会派にも「対話重視」の姿勢で臨んだ。

 公明党本部と、自民、社民両党の県組織がそれぞれ佐竹氏を支持。県政野党の民主、共産両党は、対立候補の擁立を模索したが、まとめられず断念した。

 山形では、民主、共産、社民各党の県組織が現職・吉村美栄子氏を支援し、前回選挙で大方が別候補を推した自民党も、今回は「吉村氏の対話重視の姿勢を評価する」などとして擁立しなかった。

(2013年3月22日07時01分 読売新聞)

2568チバQ:2013/03/23(土) 11:33:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130323t11038.htm
宮城・石巻市長選、東北大非常勤講師の青木氏が出馬表明
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月14日告示、21日投票)で、東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)が22日、無所属で立候補する意向を正式に表明した。
 青木氏は市役所で記者会見し「東日本大震災の復興が進んでいない。市民の声を真摯(しんし)に聞き、皆さんの総力で再生したい」と述べた。復興の在り方について意見交換する産官学民の諮問会議設置や、ベンチャー企業支援の基金創設などを公約に挙げた。
 震災で被災し、市がJR石巻駅前への移転を計画する市立病院に関しては「駅前は交通渋滞の懸念がある」とし、移転先の再検討を示唆した。
 青木氏は1972年から市長を3期12年務めた和夫氏(85)の長女。東京都出身、北大文学部卒。小中学校時代を石巻市で過ごした。東北大国際交流センターで日本語講師を務めている。出馬表明に合わせ「福島」から「青木」に戸籍を変更した。
 市長選では、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)とボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)も立候補を表明。市民団体から出馬要請を受けた市議会議長の阿部和芳氏(53)も前向きな姿勢を見せている。


2013年03月23日土曜日

2569チバQ:2013/03/23(土) 14:17:49
>>2567
各党というか共産党次第じゃん

2570チバQ:2013/03/24(日) 02:11:39
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130317_8
工藤大輔氏、生活入党を見合わせ 当面無所属で活動

--------------------------------------------------------------------------------
   昨年7月に小沢一郎衆院議員(岩手4区)らと民主党を離れ、「国民の生活が第一」入りした県議10人のうち、工藤大輔県議(42)=九戸選挙区=は16日、生活の党への入党を見合わせることを明らかにした。

 県議9人は生活の党県連に移行。工藤県議は同日の同党県連総務会に出席せず、入党を見合わせた。岩手日報社の取材に対し「入党するには支持者の理解をさらに深めていく必要があると判断した。当面、無所属で活動する。政党活動から離れ、復興や県北沿岸振興といった課題に重点的に取り組む」と述べた。

 10人で構成している県議会会派「希望・みらいフォーラム」からは離脱しない意向。



(2013/03/17)

2571チバQ:2013/03/24(日) 19:03:18
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130324ddlk05010005000c.html
能代市議会:親族の工事受注辞退撤廃、与党会派が改正案可決 深夜まで紛糾 /秋田
毎日新聞 2013年03月24日 地方版

 能代市の3月定例市議会は22日、本会議を再開し、総額248億8500万円の13年度一般会計当初予算案、2億8293万円を増額する12年度一般会計補正予算案など54件を可決、閉会した。しかし、可決された条例案の中で、議員提案された「市議会議員政治倫理条例改正案」と「議員定数を4減の22とする条例改正案」を巡って「一方的で納得できない」と異論が噴出。審議は23日午前0時近くの深夜まで及んだ。

 両条例案を提案したのは、同議会最大会派の平成会とよねしろ会、公明党の計12人。同倫理条例案は、市議とその配偶者、または2親等以内の親族が経営に携わる企業は、市発注工事や物品購入などの契約締結を辞退するよう定めた11条を削除する内容。提出者側は「親族は一般市民。経済活動が妨げられる」などと提案説明した。

 これに対し、他会派は「11条は、過去の市議会が政治の信頼性や透明性の観点から苦労して定めた」「条例を骨抜きにするものだ」などと主張したが、起立採決で13対9の賛成多数で可決した。

 また定数削減案については提出者側が「市民の間に求める声が大きい」などと説明。しかし、他会派は「提案は唐突で乱暴」と反論。採決の結果、こちらも13対8の賛成多数で可決された。改正された政治倫理条例は4月1日から施行、定数条例は来春の改選から適用される。【田村彦志】

2572チバQ:2013/03/24(日) 19:10:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130324/aom13032412010000-n1.htm
【福田徳行のみちのく見聞録】
青森市長選告示間近 “因縁の対決”に市民の判断は? 
2013.3.24 12:00 (1/3ページ)

今回の市長選では市庁舎の在り方も争点の1つとして浮上している
 市政の継続か刷新か−。4月7日の告示まで2週間となった青森市長選は、現職で再選を目指す鹿内博氏(65)と新人で元副知事の蝦名武氏(67)=自民、公明推薦=による一騎打ちの公算が大きい。「市民派無所属」を標榜(ひょうぼう)し、政党と一定の距離を保つ鹿内氏に対し、蝦名氏は組織戦で臨み、早くも事実上の選挙戦を展開している。ところで、両者は県議会で原発、エネルギー問題で激論を交わした過去があり、今度は舞台を市政の場に移して“熱戦”を繰り広げるという皮肉な因縁が…。2年連続の豪雪もようやく一段落し、春の足音が近づく中“県都決戦”は徐々にヒートアップしてきた。

 「停滞から発展へ、決断と実行で青森市をリセットする」。自分の部下として働いた県庁OBらが見守る中、先月22日に公約を発表した蝦名氏。「リセット戦略」として、中心市街地のにぎわい創出やJR新青森駅周辺の活性化など6つのプロジェクトを打ち出す一方で、鹿内氏が活用を目指している旧青年の家や100人委員会の廃止、市庁舎の建築見直しなど、現市政をことごとく否定した。

 「県都でありながら八戸、弘前に比べて元気がない。決断力、実行力、突破力でやっていく」。会見中、何度も「突破力」という言葉を引用し、市政刷新にかける熱い思いを語った。副知事時代には知事をもしのぐ決断力、突破力で、とかく「陰の知事」「独断専行」と揶揄(やゆ)され、当時の県職員も戦々恐々という場面もあったことも事実。だが、その「押しの強さ」(県職員OB)が裏を返せば「今のままでは青森は取り残される。俺が先頭に立つ」という危機感の表れにあるのかもしれない。

 蝦名氏の会見から3日後の25日、鹿内氏が161項目からなるマニフェストを発表。特に、目を引いたのが、脱原発依存社会の実現を目指す市の方針を作成することだ。「原発事故はいまだに収束していない。風評被害を引き起こさない仕組みを内外に示すことが市民の安全・安心につながる」と原発推進とは一線を画す姿勢を打ち出した。一方で「県都として国、県に反対の旗を掲げることではない」と付け加えた。

 鹿内氏は県議時代に「反原発・反核燃」の急先鋒(せんぽう)として何度も知事や蝦名氏と丁々発止、議論を戦わせてきた経緯がある。それだけに今回の発言にはいささか違和感を禁じ得ない。

 エネルギー問題は国が責任を負う。「反旗を翻すことではない」と言うなら、原発関連施設を数多く抱える青森県の県都の首長として国、県に対してどのような姿勢で臨むのか、具体的な方針を聞きたかったし、さらに原発依存社会からの脱却を求めるならば、代替エネルギーをいつまでに何に求めていくのかを示すなど、単なるポピュリズム的な言葉だけでなく、踏み込んでほしかった。

 過去に原発問題で激しいバトルを繰り広げた両者の因縁の対決を市民はどうとらえているのか。「これまでは佐々木(誠造)前市政の“負の遺産”に翻弄された。これから独自のカラーが出てくるのではないか」「八戸、弘前の首長はリーダーシップがあるが、青森は何をやっているのか全く見えない」など、現市政に対する賛否両論が渦巻く。また、ある市民は「県議会でやりあった間柄。水と油のような関係で、プライドを賭けた戦いになるのは必至」とうがった見方も。

2573チバQ:2013/03/24(日) 19:10:34
 今回の市長選は、今のところ現職と県ナンバー2まで務めた行政経験豊富な新人対決の一方で「自民・公明対非自民」の構図でもある。

 国、県との連携強化を目指す自民党は一時、推薦候補問題で揺れたが、市議らが支援団を結成したほか、青森市に隣接する東津軽郡の首長らが支援を表明。蝦名氏が長年培った人脈、後援会もフルに活用し「一丸となって戦う」(神山久志自民党県連幹事長)と挙党態勢を強調する。公明党県本部の伊吹信一代表も「力強いリーダーシップを発揮できる」と期待する。

 一方、自主投票を決めた民主党だが、党市支部長の渋谷哲一県議は「国も県も自民ではいけない」と鹿内氏支援を表明。前回の市長選で鹿内氏を自主的に支援した共産党は今回も自主支援を決めた。共産党東青地区委員会の畑中孝之委員長は「原発ゼロ、消費税増税反対の政治姿勢など、市民参加を目指す市政運営の方向に転換している」と鹿内市政を評価。強固な支持基盤を持たない鹿内氏にとっては、前回もフル回転した勝手連の動きと合わせ“援軍”となるのか。

 いずれにせよ、原発問題は争点になり得ないが、2年後に開業する北海道新幹線を見据えた観光振興策や新青森駅周辺の整備、中心市街地の活性化、除排雪対策など課題が山積する中、県都にふさわしい都市機能の在り方が問われる今回の選挙。

 この4年間を鹿内氏はどのように総括し、次の4年間の市のグランドデザインをどう描くのか。一方、蝦名氏は県庁時代に商工畑を長く務めた経験を市政にどう生かしていくのか。耳障りのいい美辞麗句、誹謗(ひぼう)中傷だけでなく、建設的な政策論議を期待したいし、市民も一時の感情や迎合に走ることなく、県内外に誇れる街を目指すトップを選ぶ選挙だということをしっかりと肝に銘じ、見極める眼力を持つことが重要だ。

2574チバQ:2013/03/26(火) 21:13:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130325-OYT8T01479.htm
秋田市長選 3氏の争いか   共産、佐々木氏擁立

 31日告示、4月7日投開票の秋田市長選への候補者の擁立を検討していた共産党秋田地区委員会は25日、記者会見し、同党県委員会書記長で新人の佐々木良一氏(65)を同党公認候補として擁立すると発表した。市長選にはこれまで、現職の穂積志氏(55)と、前衆院議員で新人の寺田学氏(36)が、いずれも無所属での立候補を表明しており、少なくとも3氏による選挙戦となることが確定的となった。

 佐々木氏は会見で、現市政の除雪態勢やごみ有料化などを挙げ、「市民の暮らしを考えていない。市長の政治感覚、庶民感覚はどうなっているのか」と批判した。公約にごみ有料化と市役所新庁舎の建設計画の見直しや、中学生までの子どもの医療費を段階的に無料化することなどを掲げた。

 穂積市政の除雪態勢やごみ有料化、市役所新庁舎建設計画については、寺田氏も見直しを公約に盛り込んでおり、現職に対して、2陣営が同じ争点で対決する構図となる。

 佐々木氏は岩手県沢内村(現・西和賀町)出身。秋田大学教育学部在学中に共産党に入党。卒業後、党職員となり、共産党秋田地区委員長などを経て現職。1990年の同市長選、2005年の県知事選に立候補し、いずれも落選している。

 同地区委は告示まで1週間を切って出馬表明に至った経緯を説明。奥井淳二・同地区委員長によると、同地区委と関係団体で2月上旬に準備会を設立し、複数の男女に出馬を打診したがいずれも固辞された。

 2月末に準備会としての擁立を断念し、同地区委に擁立の検討を委ねた。3月21日に同地区委が佐々木氏に出馬を要請し、快諾を得たという。奥井委員長は「(告示)直前で時間がなかったので準備会での擁立を断念し、党の公認となった」と話した。

(2013年3月26日 読売新聞)

2575チバQ:2013/03/26(火) 22:56:22
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130326t21009.htm

議員報酬10%削減案可決 月56万9700円 青森市議会
 青森市議会は定例会最終日の25日、本会議を開き、同日追加で議員提出された議員報酬を月額10%引き下げる特別職給与条例の改正案を賛成多数で可決した。
 採決前の討論で、共産党の藤原浩平市議は「10%削減が市にとって適切なのか、論理的な根拠は示されなかった。議員自ら削減率を決めることはお手盛りだ」と反対した。
 市民クラブの竹山美虎市議は「10%では不十分であるが、市の財政状況から削減は必要」と賛成討論し、会派6人がさらに2%分を政務調査費から自主返納するとした。
 削減は条文ではなく、条例の付則として定めた。議員報酬は現行の月額63万3000円から56万9700円に引き下げる。期間は4月1日から来年11月25日の市議の改選までとした。
 議員報酬をめぐっては昨年12月、市特別職報酬等審議会の答申を基に、月額15%引き下げるとした市の同条例の改正案が否決されている。
 本会議終了後、鹿内博市長は「第三者機関で議論した15%が妥当な削減率だ。選挙で市民に信を問いたい」と、出馬表明している4月の青森市長選で当選した場合、再提案する考えを示した。

◎結論までの透明性に問題

 【解説】青森市議が自ら提案した月額10%の議員報酬削減案が、可決された。昨年12月、市の15%削減案を「議員の仕事を反映していない」と賛成少数で否決したのが発端。最終的に市議だけで決めた結論に、市民の理解が得られるかどうか疑問だ。
 議員有志の検討会(座長・渋谷勲市議)は共産を除く市議35人が1月に設立したが、削減率や算出方法をめぐり二転三転した。
 先月15日には、市長給与に合わせて市議報酬をはじき出す算出方法を採用すると表明。3.5%の削減になると発表した直後、計算ミスがあったとして撤回。その後、算出に使ったデータの間違いや事実誤認を指摘されると、「議論が振り出しに戻った」(山本治男副座長)と算出方法そのものを白紙にした。
 最終的に、青森市(約30万人)と規模が近い73都市の議員報酬の平均月額(56万5460円)を参考に10%の削減に落ち着いた。厳密に計算すると10.7%のはずだが、山本副座長は「そもそも報酬額に、根拠も理由もつけられない」と居直りとも取れる発言をした。
 検討会が公開されたのは、有識者を招いた4回の意見交換会だけ。肝心の削減率に関する議論は非公開。算出方法を撤回した後は、検討会の実施日さえ明らかにせず、議会の透明性という点で問題を残した。
 4月の市長選に立候補を表明している鹿内博市長は、15%削減案の再提出を公約に掲げる。今夏には、地方自治体職員の給与の引き下げもある。
 議会基本条例を制定し、活動原則に「開かれた議会を目指す」と掲げた青森市議会には有言実行が求められる。
(青森総局・橋本俊)


2013年03月26日火曜日

2576チバQ:2013/03/26(火) 22:56:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130326t33024.htm
前町長に政治的責任 岩手・山田NPO調査委聞き取り
 岩手県山田町から緊急雇用創出事業を受託していたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)のずさんな運営問題で、町議会の調査特別委員会は25日、事業を委託した当時の町長だった沼崎喜一氏を招致し、事情を聴いた。
 会合は非公開で、沼崎氏は終了後に記者会見し「(事業委託を)決裁した当事者として政治的な責任がある」と責任の一端を認めた。責任の取り方については「町が全容解明の最中」として明言を避けた。
 大雪の2012年度事業費7億9100万円のうち約4億2800万円が使途不明で、町が県から返還を求められる可能性が高いことについては「私の責任かといえば、現時点ではそうではない」と述べた。
 県の対応について「11年度は緊急雇用に(理解があり)温かかった」が、問題が表面化した12年度になり「態度が変わったように感じる」と話した。
 特別委は、委託した当時の副町長佐藤勝一、総務課長佐々木義伸の両氏も来月中に招致する。


2013年03月26日火曜日

2577チバQ:2013/03/28(木) 21:55:33
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130328ddlk04010023000c.html
選挙:石巻市長選 阿部氏が出馬表明 /宮城
毎日新聞 2013年03月28日 地方版

 任期満了に伴う石巻市長選(4月14日告示、同21日投開票)で、前石巻市議会議長の阿部和芳氏(53)が27日、無所属での立候補を表明した。

 阿部氏は記者会見し、「脇からでなく、身を粉にして東日本大震災からの復興を加速させたい」などと人口流出を防ぐ新産業導入を訴えた。また亀山紘市長について「震災発生直後、市長は3日間不在だった。仮設住宅も2カ所しか視察していない。リーダーは現場を見なければならない」と批判した。

 阿部氏は同市出身で、千葉商科大卒。26日に市議を辞職した。

 同市長選にはこれまでに、現職の亀山紘氏(70)▽ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽元東北大講師の福島満里恵氏(58)の3人が、いずれも無所属で出馬表明している。【山越峰一郎】

2578チバQ:2013/03/29(金) 22:54:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130329t11035.htm
石巻市長選来月14日告示 現新4人の争い固まる
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月14日告示、21日投票)は、現職に3新人が挑む構図がほぼ固まった。東日本大震災の最大被災地で復興のけん引役をめぐる争いは、激戦が予想される。復興に関わる政策に大きな違いはないとみられ、市民との距離感や現場感覚など、新人が矛先を向ける現職の政治姿勢が焦点の一つとなりそうだ。

 立候補を予定しているのは再選を目指す亀山紘氏(70)と、いずれも新人の東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)、元市議の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)。
 「市長自らが足を運ばなくても、私たち市議が市民の話を聞き、きちんと橋渡しをしている」。24日にあった亀山氏陣営の決起集会。「市長が現場に来ない」といった批判の声を意識し、ベテラン市議は支持者約250人に理解を求めた。
 亀山氏は「震災直後も運転手だけを伴い、50カ所近くの避難所を歩いた。目立つのが嫌いだった」と説明。一方で「復旧復興には国の財政支援を引き出すことが必要。パイプは太くなった」と実績を訴えた。
 3人の新人はそろって、亀山氏との姿勢の違いを鮮明にする。
 青木氏は22日の出馬会見で「人の話を聞かないと耳にした。市民や議会などと連携するためには話を聞かないといけない」と強調。選挙用リーフレットでも「市民の声をしっかり受け止め、一日も早い生活再建」とアピールする。
 父和夫氏(85)は元市長。かつての支持者をつてに知名度アップを図る。和夫氏の故郷・旧雄勝町も地盤と当て込むが、住民の多くが震災で地元を離れ、後援会幹部は「支持者がばらばらになった」と不安も口にする。
 市議会議長を務めていた阿部氏は2月定例会最終日に議員辞職し、27日に立候補を正式表明した。会見では「徹底した現場主義を貫く。市民の話を聞き、先頭に立って復興を加速させる」と暗に亀山氏を批判した。
 合併前の旧市を含め市議を5期経験し、議長就任後の昨年10月に発足した沿岸5市町の議会連携会議を主導するなど、政治キャリアを前面に押し出す。阿部氏は「若い世代も後押ししてくれる」と幅広い支持の獲得に努める構えだ。
 市議会の構図は、26日の新議長選出をめぐり微妙に変化した。市議29人の動向は、3会派の10人が亀山氏に回るとみられるが、青木、阿部両氏を支持する色分けは固まりきっていない。
 2月13日に新人で真っ先に立候補を表明した藤田氏は「被災現場を見ない市長に2期目は任せられない」と突き放す。選挙戦は「素人」を自認し、地元の渡波地区を中心に活動している。


2013年03月29日金曜日

2579チバQ:2013/03/29(金) 22:54:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130329t41006.htm
県都再生、現新3氏競う 秋田市長選31日告示
 任期満了に伴う秋田市長選(31日告示、4月7日投開票)は、無所属現職の穂積志氏(55)、民主党を離党した元首相補佐官で無所属新人の寺田学氏(36)、共産党秋田県委員会書記長で共産新人の佐々木良一氏(65)が立候補を表明している。1期目の実績を強調する現職に対し、「除雪対応や家庭ごみ問題など、市民に寄り添った政治になっていない」として現市政を批判する2新人が挑む構図だ。

 穂積氏は昨年12月、市議会11月定例会の本会議で「秋田市政はこれからが正念場。再度初心に立ち返り、市政のかじを取りたい」と、最も早く出馬表明した。1期目の実績として、行財政改革、中通地区の中心市街地再開発事業、秋田美術工芸短大の四年制化などを挙げている。
 無所属ながら、自民党市支部、社民党市支部、公明党秋田県本部の支持を受けるほか、民主党を支持する連合秋田の推薦も得た。後援会を柱にした組織戦を展開する。
 寺田氏は告示まであと2週間余りとなった3月15日に立候補を表明。「新庁舎建設や除雪などに、一市民として疑問がある」と、穂積市政を批判しての出馬だ。
 民主党現職として戦った昨年の衆院選秋田1区では、街頭演説を一切せず、小集会を重ねる戦術で臨んだが惨敗。この戦いの反省から、市長選では、昼は街頭演説、夜は小集会で支持を訴える。
 18日、「首長は一党一派に偏るべきではない」として民主党を離党。民主党秋田県連は自主投票を決め、党県連幹部の一部が勝手連的に寺田氏を応援している。
 佐々木氏は25日に出馬表明したばかり。現市政を、「どこを向いて行政をやっているのか」と批判する。除排雪の体制づくりや家庭ごみ有料化の中止など、市民本位の市政の実現を目指す。
 28日現在の有権者数は26万7178人。


2013年03月29日金曜日

2580チバQ:2013/03/29(金) 23:08:05
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130328ddlk05010097000c.html
県都の課題:13年市長選/上 除排雪問題 生活道、後回しに苦情 /秋田
毎日新聞 2013年03月28日 地方版

 ◇堆雪場運用に工夫を
 秋田市長選(4月7日投開票)が告示される31日まで、あと3日に迫った。立候補を表明しているのは、現職で再選を目指す穂積志氏(55)=無所属=と、いずれも新人で前民主党衆院議員の寺田学氏(36)=同=と、共産党公認で同党県委員会書記長の佐々木良一氏(65)−−の3人。県都の市長を決めるため、三つどもえの激しい戦いとなりそうな選挙を前に、争点となる市の課題を検証する。【仲田力行】

 秋田市道路豪雪対策本部に殺到していた市民からの除排雪の苦情や要望の電話がようやく止まったのは16日。秋田地方気象台が観測してきた秋田市の積雪深がゼロになった日だった。今冬は前年比約2・7倍の1万7694件の電話が寄せられ、多い日で22人の職員が終日、電話対応に追われた。秋田市の除排雪態勢のもろさが露呈したことをうかがわせる件数だった。

  ◇    ◇

 「今冬は雪が多くなるから、飲み過ぎや体調管理に気をつけるように」。市の委託を受けて除排雪する土木工事会社の社長(74)は昨年12月上旬、作業員20人に呼びかけた。12月に早い降雪がある冬は大雪になることを、業務受託から11年目となる業者の経験で感じていた。

 社長の予測通り、前年より8日早い12月8日から除雪作業が始まるなど記録的な大雪に。1月12日には平年の5倍を超える積雪68センチを記録。警戒レベルの40センチを超えた場合に設置する同本部が始動したが、低温で雪が解けにくい悪条件も重なり、「除雪をしても効果が長続きせず除排雪作業が難航した」(同本部)という。

 「いつうちの方に除雪に来るんだ」「積もってるからまた除雪して」−−。市民からの苦情も増えた。除排雪作業は、市の今年度の除排雪基本計画で定めた対象道路のうち、27%(514キロ)に当たる緊急路線と主要幹線を優先。記録的だった「平成18年豪雪」を教訓にした結果だったが、4〜10回だった幹線道路などの除排雪回数に対し、生活道路は多くても4回。7割以上を占める生活道路が後回しになったことも苦情を助長したようだ。

 「18年豪雪」で除排雪作業を経験した社長は、今冬の問題点について「排雪のための堆雪(たいせつ)場の運用に工夫の余地があった」と指摘する。新屋町の旧空港跡地や飯島の秋田港埋立地など市内10カ所に設置された堆雪場に続く道路は、業者が一斉に出動すると雪を積んだトラックで渋滞した。時間を浪費する間に雪はより積もり、除雪も追いつかなくなったという。また業者への報酬単価を時間制としており、渋滞時間のロスで費用も予想以上に膨らんだ。予算ベースで過去最高の約36億円になった大きな要因の可能性が高い。

 社長は「堆雪場を市内にもっと分散させるなど排雪時間を減らす努力をすべきだ。また、きちんと初動で雪を取り除き、雪捨て場の公募や通行量の少ない道路を活用することも検討していいのでは。業者の提案に耳を傾けてほしい」と行政に注文する。

  ◇    ◇

 市は、今月19日には庁内全体で雪対策を話し合う「ゆき総合対策庁内検討委員会」を設置した。市民の声を受けて変わろうとしている除排雪態勢だが、市民や業者の声、教訓を生かせるかが問われている。

2581チバQ:2013/03/29(金) 23:09:32
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130329ddlk05010002000c.html
県都の課題:13年市長選/下 中心市街地活性化 にぎわい創出、戦略乏しく /秋田
毎日新聞 2013年03月29日 地方版

 ◇経済効果、場所によりばらつき
 昨年末。秋田市中通1の再開発地区「エリアなかいち」に近い広小路商店街にあったフルーツパーラーが、ひっそりと店を閉じた。

 県内産の果物を使用した生ジュースが人気で、昨年4月末の開店以来、しばらくは行列ができるほどの盛況ぶり。メディアにも多数登場して注目を集めたが、わずか8カ月での撤退だった。経営者の男性(40)は「思ったほど人通りは多くなく、売り上げは月ごとに減っていった」とその理由を説明した。

 出店候補地を選ぶ際、男性は新たなにぎわいが期待されていた「エリアなかいち」周辺に着目した。予想通り、なかいちがオープンした7月は暑い天候も手伝って集客は好調だったが、8月以降は土日や周辺で開催されるイベントがある日を除くと周辺は閑散とし始めた。気温が低くなった11月以降は人出はさらに減り、売り上げに直撃。「傷が浅いうちに」と11月下旬から閉店準備を始め、現在は山王地区に新店舗をオープンするための準備を進めている。

  ◇    ◇

 かつては県都の中心地だった中通地区から人通りが少なくなったのは、郊外型店舗ができた90年代前半ごろから。その中心市街地活性化の起爆剤として生まれたのがエリアなかいちだ。秋田赤十字病院が上北手に移転した98年以降、更地だった場所にオープン。市所有のにぎわい交流館と広場、新県立美術館、商業施設などで構成され、総事業費は135億円。うち約8割は国と県、市が支出した。

 オープンから2月末までの来場者数の合計は187万6200人で、にぎわい交流館には30万700人が訪れた。敷地内の駐車場の利用台数も24万1247台。1日当たり1009台と、当初の想定より約25%多い。人通りが減る冬季に各種イベントを開催し、一定のにぎわいを作り出すこともできた。

 だが、期待されたほどの経済波及効果があったとは言い難い。市によると、開業効果の指標の一つである小売業全体の売上高は増える見通しだが、場所によってばらつきもあるという。フルーツパーラーの男性は「なかいちの来場者数と中心市街地一体のにぎわいはリンクしないのではないか。来場者数は経済効果に結びつくとは限らない」という。

  ◇    ◇

 「市外・県外から人を呼び込める秋田市ならではという戦略が必要だが、その発想が乏しい」と指摘するのは中心市街地活性化について調査・研究する島屋純晴・秋田公立美術工芸短大教授だ。例えば、周辺の千秋美術館や赤レンガ資料館、あきた文学資料館など既存施設を活用しながら、文化・芸術の地域を創出できないか。島屋教授ら研究者らでつくる「大学コンソーシアムあきた」のメンバーがまとめた報告書ではこう提言している。

 流通大手・イオンタウン(千葉市)が、外旭川に整備を計画している大型商業施設について市は近い将来、対応を迫られる。島屋教授は「にぎわい創出は一朝一夕ではできない。動き出すまでに時間はかかるかもしれないが、方向性を定めることが大切だ。官民の区別なく関係者が緊密に連携や模索を続けるしかない」と話す。中心市街地の将来像をどう描くか。タクトを振るトップの指導力が試されている。【仲田力行】

2582チバQ:2013/03/29(金) 23:21:19
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130328ddlk03010083000c.html
民主党:佐々木努県議、離党 民主、最大会派並ばれる /岩手
毎日新聞 2013年03月28日 地方版

 民主党の佐々木努県議=奥州選挙区=は27日、同党を離党したことを明らかにした。県議会最大会派・民主党からも同日離脱し、今後は無所属で活動する。

 佐々木県議は新居田弘文氏の後継として、11年の県議選で党公認で初当選し、現在1期目。離党届は同日付で県連に提出し、受理された。離党の理由について「当初から県民党を目指し、無所属で活動したかった。本来はもっと早くしたかったが、昨年の民主党分裂などでそうならなかった」と述べた。

 佐々木県議の離党により、最大会派だった民主党は、自由民主クラブと並んで12人となった。【金寿英】

2583チバQ:2013/03/29(金) 23:24:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130327-OYT8T01335.htm
佐々木努県議が民主党を離党

 民主党の佐々木努県議(1期、奥州選挙区)は27日、県連に離党届を提出した。県連は受理する方向で、佐々木氏は当面、無所属で活動するという。

 27日に記者会見した佐々木氏は、「会派の駆け引きなどで自分の思いと反対の行動を取らざるを得ないことが何回かあり、政局に流されず活動したいとの思いが強くなった」と説明した。今夏の参院選では民主党現職の平野達男前復興相を支援するとした。

 県連の渡辺幸貫代表代行は、「残念だが、本人の意向を尊重したい」と話している。

 また、民主党は佐々木氏の離党届提出に伴い、県議会事務局に会派異動届を提出した。県議会の新しい勢力分野は次の通り。

 民主党12▽自由民主クラブ12▽希望・みらいフォーラム10▽地域政党いわて4▽社民党3▽共産党2▽その他5(公明党1、無所属4)

(2013年3月28日 読売新聞)

2584チバQ:2013/03/30(土) 15:11:00
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130330ddlk04010108000c.html
衆院選挙制度改革:区割り案、県内政党反応 「大崎市分割」に批判 抜本的議論求める声も /宮城
毎日新聞 2013年03月30日 地方版

 衆院選挙区画定審議会が28日に安倍晋三首相に勧告した、衆院小選挙区の区割り改定案。県内でも、三つの選挙区にまたがっていた大崎市のうち4区の部分を5、6区に割り振る案が示され、県内の関係者からも、大崎市の分割が解消されなかったことに対する不満や、抜本的な改革を求める声が上がった。

 同市選出の県議で、自民党県連の中島源陽幹事長は「最小限の変更にとどめた結果だと思う。受け止めざるを得ないが、大崎市の一体感を考えれば疑問だ」と指摘。「(有権者が増える)5、6区は、現職議員らが極めて意を注ぎ、住民とのコミュニケーションを図らなければいけない」と話した。

 県議で民主党県連の内海太幹事長は「小手先の区割り変更だ」と不満をあらわにした。「大崎市は一つの選挙区にすべきで、今回の変更は1票の格差の無効判決を受けた緊急措置にとどまっている。抜本的な対策をする必要がある」と指摘。30日の県連幹事会などで、今後の体制作りなどを話し合うという。

 昨年衆院選の4区で当選した伊藤信太郎衆院議員(自民)は「(4区から離れる旧古川市、旧志田郡は)長年選挙で活動し、お役に立ちたいと思っていた地域で残念だが、決まるのであればやむをえない」とコメント。

 また、同区で民主から出馬し敗れた石山敬貴・元衆院議員は「(1票の格差)は以前から分かっていたこと。こんなドタバタ劇ではなく、有権者や地域にとって真に望ましい制度を腰を据えて議論すべきだ」と指摘した。【金森崇之、渡辺豊】

2585チバQ:2013/03/30(土) 18:29:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130329-OYT8T01834.htm
7市長選あす告示

 県議補欠選挙が29日、告示された。31日には、7市長選(秋田、男鹿、潟上、北秋田、大仙、湯沢、由利本荘)が告示される。これまでに12人が立候補を表明し、現職だけが出馬表明した男鹿、大仙、由利本荘の3市長選は、無投票となる公算が大きい。3市議補欠選挙(男鹿、北秋田、由利本荘)も31日に告示され、「ミニ統一選」が本格化する。投開票は、いずれも4月7日。

 ■秋田

 再選を目指す現職の穂積志氏(55)に、前衆院議員の寺田学氏(36)と、共産党県委員会書記長の佐々木良一氏(65)の新人2人が、市役所新庁舎建設などを争点に挑む構図となりそうだ。

 穂積氏は昨年12月の市議会定例会で出馬表明。公明党本部と自民、社民党の市組織から支持、連合秋田など約80団体から推薦を得た。新庁舎の建設や総合窓口設置による市民サービスの向上などを訴える。

 寺田氏は今月18日に民主党を離党し、出馬を正式表明。新庁舎建設計画やごみ有料化の見直しを公約に掲げる。特定の組織・団体に頼らない従来の姿勢は変えないが、選挙カーを使った街頭活動で浸透を図る方針。

 佐々木氏は今月下旬、共産党秋田地区委員会から要請を受け、出馬を決意。同市長選は1990年に続く2度目の挑戦。排雪までを一体化した除雪態勢の整備や子供の医療費無料の拡充などを公約に掲げる。

 ■潟上

 現職の石川光男氏(73)と前市議の佐藤義久氏(68)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

 3選を目指す石川氏は、市役所新庁舎の建設などを公約に掲げ、旧天王町長時代からの後援会を中心に組織固めを徹底。支持を得た14人の市議らで選対本部を組織し、各地で遊説する。

 佐藤氏は、新庁舎建設計画を中止し、津波避難施設の整備など災害対策を優先するよう訴える。草の根運動を展開し、建設反対に賛同する市民の票の取り込みを図る。

 ■湯沢

 前市長の鈴木俊夫氏(62)と、再選を目指す現職の斉藤光喜氏(66)が立候補を表明しており、前回市長選と同じ顔ぶれの一騎打ちとなる見通し。

 鈴木氏は前回選で、共産党籍を残し無所属で出馬したが、今年2月に離党。「完全無所属」をアピールし、地場・伝統産業の振興などを訴える。

 斉藤氏は、行財政改革を進め、「ゆざわ」の日本ジオパーク登録を実現させた実績をアピール。観光資源を利用した市のPRなどを公約に掲げる。

 ■北秋田

 元公立米内沢総合病院(現・市立米内沢診療所)事務長で農業成田元晴氏(63)と、現職の津谷永光氏(61)が出馬表明しており、一騎打ちとなる可能性が高い。

 成田氏は同病院の療養型施設としての再開や、市長給与3割削減、副市長1人制などを公約に掲げ、財政の健全化を訴えていく。

 津谷氏は、北秋田市民病院の開院や医師確保など、1期4年の実績を強調。雇用の拡大や子育て環境の整備を掲げて再選を目指す。

 ■大仙

 3選を目指す現職の栗林次美氏(65)以外に立候補の動きがなく、無投票となる公算が大きい。

 2005年に旧8市町村の合併で新市の市長に就任。2期目は、東日本大震災で出た震災がれきを県内で初めて受け入れたほか、仙北組合総合病院の移転新築を核とする市街地再開発事業を本格化させた。「合併10年を節目とし、その仕上げが自らの使命」と訴える。

 ■由利本荘

 再選を目指す現職の長谷部誠氏(62)以外に立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

 前回選で新人同士の一騎打ちを制した長谷部氏は、積極的に行財政改革を進めた。

 企業誘致による雇用促進や津波避難施設の整備など、「5KB(雇用、観光、環境、健康、教育、防災)」を軸とする発展を公約に掲げる。

 ■男鹿

 現職で再選を目指す渡部幸男氏(61)以外に、表立って立候補の動きはない。

 渡部氏は、恵まれた観光資源の男鹿国定公園を生かしたイベントで交流人口を増やし、観光業の振興による農林水産業や商工業などへの波及効果と雇用創出も掲げる。船川港を中心にした7月の大規模イベント「海フェスタおが」を誘致するなど、港湾を生かした地域活性化にも力を入れてきた。

(2013年3月30日 読売新聞)

2586チバQ:2013/03/30(土) 23:18:06
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130330ddlk05010009000c.html
選挙:県議補選 湯沢市雄勝郡区、佐藤氏が無投票初当選 秋田市区、2氏届け出 /秋田
毎日新聞 2013年03月30日 地方版

 県議補選の秋田市と湯沢市雄勝郡の両区(改選数各1)は29日、告示され、湯沢市雄勝郡区は元羽後町長で無所属新人の佐藤正一郎氏(60)以外に届け出はなく、佐藤氏が無投票で初当選した。佐藤氏は毎日新聞の取材に「秋田の閉塞(へいそく)感を変えたいと知事選に出たが、駄目だった。今度は議員という立場で秋田の活性化に関わっていきたい」と抱負を語った。

 秋田市区は、会社社長で無所属新人の黒崎一紀氏(54)▽会社役員で自民新人の最上英嗣氏(46)の2氏が立候補を届け出た。黒崎氏は農業や観光、再生可能エネルギーの産業化を、最上氏は商工業の振興やインフラ整備の促進をそれぞれ訴えている。

 投開票は市長選と同じ4月7日。有権者数は28日現在で26万7178人。【佐藤正伸、小林洋子】

==============

 ◇湯沢市雄勝郡当選者(改選数1)
佐藤正一郎 60 無新(1)

 [元]羽後町長▽県ホッケー協会長[歴]羽後町議▽大曲農高

==============

 ◇秋田市立候補者(改選数1−2、届け出順)
黒崎一紀 54 無新

 エフエム椿台社長[歴]衆院議員秘書▽国際商科大

最上英嗣 46 自新

 会社役員[歴]秋田青年会議所常任理事▽東北学院大

2587チバQ:2013/03/31(日) 10:42:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130331t21004.htm
現新一騎打ち濃厚 青森市長選告示まで1週間
 任期満了に伴う青森市長選(4月7日告示、14日投票)は、告示まで1週間となった。いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)、新人の元青森県副知事の蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=による一騎打ちとなる公算が大きい。
 鹿内氏は23日、市内で後援会主催の決起大会を開いた。政党や政治団体に推薦・支持を求めない鹿内氏だが、民主党県議や社民党系の市議、農協、漁協、町会連合会の関係者、勝手連を組織する市民ら約250人が集まった。
 前回(2009年)の市長選で当時の自民党系現職を破った。「市民に信を問う」として、庁舎の建て替えや議員報酬削減などを公約に据える。支持者を前に「市政は市民のためにある。特定の政党に偏った市政に戻してはいけない」と強い調子で呼び掛けた。
 蝦名氏は自民の支援を受け組織選挙で臨む。「縁起担ぎ」(選対関係者)として、選対本部長の津島淳衆院議員が昨年の衆院選で当選した時と同じ場所に事務所を置く。10日の事務所開きでは、三村申吾知事が「うちの元女房をよろしく」と音頭を取った。自民党系の県議、市議、首長ら約300人が会場を埋めた。
 蝦名氏は鹿内市政の4年間を「国や県との信頼関係を築けず、停滞を招いた」と批判。公共事業の拡大や企業誘致の促進など経済対策を掲げ「私の決断力と突破力で発展に導いてみせる」と決意を語った。
 1日現在の有権者は24万8644人。


2013年03月31日日曜日

印刷用ページ

2588チバQ:2013/04/02(火) 00:30:12
http://www.minpo.jp/news/detail/201304017546
品川氏が総決起大会 郡山市長選の告示を前に
 任期満了に伴い7日告示、14日投票で行われる郡山市長選に立候補を表明している新人で元郵政審議官の品川万里氏(68)の市民総決起大会は31日、郡山市のホテルハマツで開かれた。
 品川氏は「郡山市に全国から人材と情報を集める。郡山が変われば日本が変わる。日本を変える原点に立とう」と決意を述べた。
 植田英一連合後援会長があいさつ。野中広務全国土地改良事業団体連合会長、鶴田卓彦NPO法人日本幼児教育振興会長、夏川和也元統合幕僚会議議長らが激励。佐藤茂樹選対本部長が協力を呼び掛けた。


( 2013/04/01 09:07 カテゴリー:主要 )

2589チバQ:2013/04/02(火) 00:53:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130331-OYT8T01237.htm
秋田市長選 3候補の動き

 ◆穂積候補

 秋田市大町の商業施設跡地で午前8時半から出陣式。自民、公明各党市組織幹部や衆院議員らが応援に駆けつけ、詰めかけた市民に支持を呼び掛けた。陣営は候補のイラストシールを服に貼ってアピール。「心を一つに火の玉となって戦い抜きましょう」と訴えた。

 ◆佐々木候補

 JR秋田駅前で午前9時頃、集まった支持者約100人を前に第一声を上げた。共産党の参院議員が応援に駆けつけ、地元の秋田市桜など市内9か所を回って支持を訴えた。陣営は「市民の願いに応える市政に転換を図る絶好のチャンスだ」と呼びかけた。

 ◆寺田候補

 秋田市山王の事務所前で午前9時から出陣式。約80人の支持者や首相補佐官時代の同僚が駆けつけた。一人ひとりと握手後、選挙カーに乗り込み、市内約10か所で街頭演説した。陣営関係者は「一人でも多くに情熱が伝わるよう、今回は走り回る」と力を込めた。

(2013年4月1日 読売新聞)

2590チバQ:2013/04/02(火) 01:44:29
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/04/01/new1304011101.htm
無風一転 現新激突へ/東北町長選2日告示(2013/04/01 11:16)
 任期満了に伴う東北町長選は2日、告示される。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職斗賀寿一氏(68)と、新人で同町在住の自営業高村正人氏(69)の2人。当初は無投票とみられていたが、高村氏の出馬表明で一転、現職と新人の一騎打ちが濃厚だ。政策上で大きな争点はなく、4年間の斗賀町政の評価が焦点となりそうだ。投開票日は7日。
 斗賀氏は公約に▽農・林・畜・水産物のブランド化や加工施設の整備▽企業誘致による雇用創出▽上北町、乙供両駅に東西通路を新設―などを挙げる。
 一方、選挙初挑戦の高村氏は3月30日に立候補を表明。町長5割、副町長、教育長各4割の報酬削減、小中学校の給食費無料化による子育て支援と定住促進などを掲げる。
 斗賀氏は蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援を受ける。一方、高村氏は沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持。
 両陣営には後援会幹部に合併前の旧東北、旧上北町長経験者らが名を連ねる。
 立候補の届け出は、2日午前8時半から午後5時まで、町役場3階大会議室で受け付ける。3月2日現在の有権者数は1万6183人(男7720人、女8463人)。(太田一世)

2591チバQ:2013/04/02(火) 21:11:55
>>2588
ん!?民主党よりの品川の集会に野中が参加したのか!?

2592チバQ:2013/04/03(水) 20:35:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130402-OYT8T01730.htm
ごみ有料化 秋田市長選争点

.

有料化後の回収初日、新しくなった袋でごみを出す市民(2012年7月2日、秋田市東通で) 7日に投開票される秋田市長選では、昨年7月に始まった家庭ごみ回収の有料化が、大きな争点の一つになっている。

 秋田市は昨年7月、「年間の家庭ごみ排出量を市民1人1日当たり556グラムに減らす」とした目標の達成に向け、家庭ごみ回収を有料化した。手数料としてごみ袋の販売価格に1リットル当たり1円を上乗せし、導入前の市の試算では、市民1人当たり年1040円の負担増となる。有料化後の排出量は前年比で約11%減ったが、目標が達成できるかは微妙な状況だ。

 市が減量目標を掲げたのは2000年度。ごみ減量を目指す国の方針や温暖化などの環境問題を踏まえ、「1999年度の10%減」として同556グラムをはじき出した。

 しかし、市の排出量は2000年度以降も減らず、全国平均を上回る状態が続く。このため、市は10年9月、「減量のため、有料化に向けた条例改正案を提出する」と発表。市民の負担増を問題視した市議会で反発が相次ぎ、いったん提出を見送ったものの、翌11年の9月定例会に提出し、賛成23、反対14、棄権1の賛成多数で可決された。

 有料化後の昨年7月〜今年2月、排出量は前年比で約11%減った。しかし、有料化前の5、6月に駆け込みの排出が増えたこともあり、4月からの累計では1人1日当たり573グラムと、目標達成には微妙な状況だ。

 一方、市が「初年度2億5000万円」と見込んでいた手数料収入は、予想の2倍に上る約5億円に達する見込み。市は12年度当初予算案に計上した積立金を、2月定例会で1億2500万円増額補正した。

 市は手数料収入が予想を上回った一因は「有料化後、小さいごみ袋に替えた人が思ったより少なかったため」とみている。市議会からは「市民の環境意識は変わっていないのではないか」との指摘もある。

(2013年4月3日 読売新聞)

2593チバQ:2013/04/03(水) 22:27:11
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130403ddlk05010007000c.html
選挙:小坂町長選/羽後町長選 告示 小坂町長選、三つどもえ 羽後町は新人一騎打ち /秋田
毎日新聞 2013年04月03日 地方版

 任期満了に伴う小坂、羽後の両町長選が2日、告示された。7日、投開票される。

 小坂町は前衆院議員で元職の川口博氏(65)▽会社役員で新人の成田一君氏(62)▽現職の細越満氏(65)の3人が立候補を届け出た。

 3氏ともそれぞれの選挙事務所前で第一声を上げた。

 川口氏は「廃校を役場とする計画を白紙にし、浮いた費用で特別養護老人ホームを造る。役場は鉱山事務所の空き部屋などに移す」と事業の見直しを強調した。

 成田氏は「小坂を変えるには新しい発想が必要。町の特色を生かした産業振興に取り組み、福祉の充実を目指す。高齢者が元気で活力あるまちづくりに力を入れる」と主張した。

 再選を目指す細越氏は「私が命を懸けて取り組むのは明治百年通りのにぎわいづくり」と訴え、「国、県と連携を取れるのは私しかいない。皆さんの強い後押しを」と訴えた。

 1日現在の有権者数は5034人。【田村彦志】

    ◇

 羽後町は前県議の安藤豊氏(60)と元町議の柴田宣男氏(65)が立候補を届け出た。現職は今季限りで勇退するため、新人同士の一騎打ちとなった。

 両氏とも西馬音内地区で出陣式を開き、第一声を上げた。

 安藤氏は県議の任期半ばでの挑戦。「生まれ育ったこの町の発展に尽くしたい。若者が働く場をつくることに全力を挙げたい」と訴えた。大江尚征町長も姿を見せ、激励した。

 柴田氏は3度目の町長選出馬。自民県議らの激励を受け「町民所得に結びつくことによって、初めて事業の成果が出る。町民の暮らしに役立つ事業展開を目指す」と主張した。

 有権者数は1日現在で1万4285人。【佐藤正伸】

==============

 ◇小坂町長選立候補者(届け出順)
川口博(かわぐち・ひろし) 65 無元(5)

 [元]衆院議員[歴]町議▽県農業経営士▽法大

成田一君(なりた・かずきみ)62 無新

 会社役員[歴]DOWAエコシステム部長▽日大

細越満(ほそごえ・みつる) 65 無現(1)

 [元]町議[歴]羽後銀行員▽町消防副分団長▽大館鳳鳴高

==============

 ◇羽後町長選立候補者(届け出順)
安藤豊(あんどう・ゆたか)60 無新

 農業法人役員[歴]町議▽県副議長▽北海道拓殖短大

柴田宣男(しばた・のぶお)65 無新

 農業[歴]雄勝農業共済組合理事▽町議長▽羽後高

2594チバQ:2013/04/03(水) 22:32:47
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130403t41013.htm
激戦 一騎打ち再び 湯沢市長選7日投票

支持者と握手を交わす候補者。一騎打ちの選挙戦がヒートアップしている=湯沢市(写真は一部加工しています)


 任期満了に伴う秋田県湯沢市長選(7日投開票)の選挙戦が激しさを増している。無所属で現職の斉藤光喜氏(66)=自民・公明支持=が同市出身の菅義偉官房長官との太いパイプを強調して再選を目指すのに対し、共産党籍のまま市長を務めた経験を持つ前市長の鈴木俊夫氏(62)は離党して完全無所属の市民党を掲げ、追い上げを図っている。

 「市政を後戻りさせたら官房長官に顔向けができない」。3月31日、斉藤氏は第一声で支持者に訴えた。
 斉藤氏は町議や市議を務め、2009年の市長選では、自民、公明両党の実質的な支持を得て鈴木氏との一騎打ちに臨んだ。告示直前、自民党主催で菅氏と斉藤氏による講演会が開かれ、支持を訴えた結果、約600票差で競り勝った。斉藤氏は今も「知名度不足を挽回できた」と、菅氏らの力添えに感謝する。

 一方、鈴木氏は「現市政になってから市役所と市民の距離が遠のいた」と斉藤氏の市政運営を批判する。
 鈴木氏は共産党公認の市議2期、秋田県議2期を経て02年、無所属で旧湯沢市長に初当選。市町村合併をまとめ上げた後、05年の市長選も4人による激戦を制し、党派を超えた支持層を持つ。

 ことし2月、40年以上在籍した共産党を離党した。市長時代の地域への目配り、福祉施策の推進などを評価する市民の一部が、無党派での活動を強く要請したという。
 斉藤氏にとって心強いのは、菅氏が安倍政権で官房長官に就任したこと。3月10日の決起集会では、菅氏からの3分余りのビデオメッセージが流され、「いつも湯沢が気掛かりだ」と斉藤氏への支援を呼び掛けた。

 一方、鈴木氏の陣営幹部は「菅氏ら国会議員の存在感が増すにつれ、斉藤氏本人の影が薄くなっていく」と意に介さず、草の根で有権者への浸透を図っている。

 ◇湯沢市長選立候補者
斉藤光喜 66 市長   無現(自・公支)
鈴木俊夫 62 前市長  無前


2013年04月03日水曜日

2595チバQ:2013/04/04(木) 00:17:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130403t11029.htm
宮城県議、みんな系に新会派 4県議が結成
 宮城県議会(定数59)の会派「みんなの党」(2人)と「みずの里」(1人)、無所属の菅間進氏の計4人が新会派「みんなの党・無所属の会」を結成したことが2日、分かった。会長にはみんなの党の会派会長だった堀内周光氏が就任した。

 結成は1日付。幹事長にはみずの里の渡辺忠悦氏、政調会長にはみんなの党の境恒春氏をそれぞれ選んだ。菅間氏は昨年12月14日に民主党系会派「改革みやぎ」を離脱後、会派に所属していなかった。

 本会議で代表質問ができる会派は5人以上のため、新会派は要件を満たさないが、予算特別委員会での質問時間は会派間の協議次第で増える可能性がある。菅間氏は河北新報社の取材に「県議会の活動がしやすくなる。みんなの党の党員ではないが、別の方向を向くことはない」と参加の理由を説明した。


2013年04月03日水曜日

2596名無しさん:2013/04/04(木) 12:27:14
民主県連:3顧問が役員辞任、離党 「参院選で平野氏応援」 /岩手

 今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で平野達男前復興相が民主党を離党し、無所属での立候補を表明したことを受け、党県連顧問3人が3日、役員辞任と離党を党県連に届け出た。
 その後の取材に対し3氏は、「平野氏は震災の復旧復興で頑張った。
 参院選で平野氏を無所属の立場で応援する」と説明した。党本部は平野氏を除籍処分にする方針で、平野氏支援の意向をもつ他の県議らも難しい対応を迫られそうだ。

 3氏は11年に勇退した佐々木一栄前県議会議長▽千葉康一郎前県議▽新居田弘文前県議。
 盛岡市の県連事務所で対応した大宮惇幸県連幹事長によると、近く階(しな)猛県連代表と対応を協議し、取り扱いを常任幹事会に諮るという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130404-00000061-mailo-l03

2597チバQ:2013/04/04(木) 20:46:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130404t41011.htm
衆院選敗北の寺田氏に自民批判攻勢 秋田市長選7日投開票

有権者の手を握り、支持を訴える候補者=3月31日、秋田市


 任期満了に伴う秋田市長選(7日投開票)で、現職穂積志氏(56)を支持する自民党秋田市支部は、共産新人の佐々木良一氏(65)の陣営が政策論争を訴えているのを尻目に、元衆院議員の新人寺田学氏(36)への批判を強めている。寺田氏は衆院選秋田1区で前々回まで連続3回、議席を奪われた「宿敵」。この市長選では、寺田氏が衆院選の敗北から3カ月で離党、転身した経緯などが格好の攻撃材料となっている。

 3月31日、穂積氏陣営の出陣式。鎌田修悦自民党秋田市支部長は「寺田氏は、衆院選で負けた余韻が残っているうちに出てきた。共産党だけが相手では力が入らなかったが、力を入れなきゃ駄目だ」と声を張り上げた。
 前回の衆院選秋田1区で寺田氏を破った自民党の冨樫博之衆院議員は「無競争が駄目だというのなら、知事選に立つのが当たり前。言っていることとやっていることが違う」と批判。寺田氏が無投票となった知事選への立候補を固辞しながら、市長選に「無競争を避けたい」として、出馬したことを皮肉った発言だ。
 市長選では、穂積氏がいち早く自民、公明、社民の支持を取り付けた。当初は有力な対立候補が現れず、自民党も「拳に力が入らなかった」(鎌田氏)というが、告示の半月前に敵対する寺田氏が出馬表明し、組織の闘争心に火が付いた。
 自民党はこれまで、衆院選秋田1区で寺田氏に3度敗れている上、寺田氏の父の典城前知事とは県議会で激しく対立してきただけに「寺田家憎し」の思いは強い。
 寺田氏は支援者の間にも離党、立候補の経緯に冷ややかな反応があるのは覚悟している様子。告示直前の28日に開いた集会では「誤解や批判があっても、市政に疑問を持つ市民として手を挙げ、審判を受ける」と強調した。武器は元首相補佐官としての政治経験と若さ。選挙戦では「現市政はしがらみが多すぎる。市民に対しては説明不足。これからの秋田のかじ取りは若い世代に任せてほしい」と訴えている。
 一方、佐々木氏の陣営は、批判合戦の様相を呈している選挙戦に「政策論争をすべきだ。県庁所在地のトップを決める選挙として恥ずかしい」と眉をしかめる。

 ◇秋田市長選立候補者
穂積志 56 市長     無現(自・公・社支)
佐々木良一 65 党県書記長  共新
寺田学 36 元首相補佐官 無新


2013年04月04日木曜日

2598チバQ:2013/04/06(土) 17:15:30
http://mainichi.jp/select/news/20130406dde041010039000c.html
選挙:青森市長選 原発「封印」 あす告示、原子力マネー背景に
毎日新聞 2013年04月06日 東京夕刊

 任期満了に伴う青森市長選が7日、告示される。「脱原発依存」を掲げる現職の鹿内(しかない)博氏(65)=無所属=と、原子力施設が集中する青森県で原子力政策を担ってきた前副知事の蝦名(えびな)武氏(67)=同、自民・公明推薦=による一騎打ちの公算が大きいが、原発を巡る議論は封印されている。同市に原子力施設は立地していないが、原子力マネーが巡り巡って地域経済を下支えしていることが背景にある。

 再選を目指す鹿内氏は反原発団体の共同代表を務めたことがあり、県議時代から原子力推進一辺倒の県政に異議を唱えてきた。一方の蝦名氏は国や電力業界との交渉に辣腕(らつわん)を振るってきた。

 2人は県議会で何度も対決しており、06年には副知事だった蝦名氏が鹿内氏の質問に「核燃サイクルや原発を通じて日本に貢献することを私どもは誇りに思うべきだ」と答弁している。

 しかし、鹿内氏は今回、マニフェストに「脱原発依存社会を目指す」と盛り込む一方、4日の街頭演説では「福島の事故を忘れてはならない」と少し触れる程度。蝦名氏も公約では原子力政策に一切触れず、街頭演説でも言及しない。

 背景には原子力マネーの存在がある。同県六ケ所村で核燃料の再処理工場を運営する日本原燃の場合、11年度までの27年間で青森市を含む県内企業に5389億円の工事を発注。原発立地自治体への国の交付金も、県都に還流して、消費や雇用を下支えしていることを市民は知っている。

 このため鹿内氏の陣営幹部は「脱原発を訴えても票になりにくい」と話し、蝦名氏の陣営関係者も「寝た子は起こさない」方針だ。投開票は14日。【酒造唯、吉田勝】

2599チバQ:2013/04/06(土) 17:16:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130403ddlk02010035000c.html
県都の課題:青森市長選/上 市民100人委員広聴会 民意か否か、見解に相違 /青森
毎日新聞 2013年04月03日 地方版


あり方が争点になっている100人委員広聴会=青森市安方のねぶたの家ワ・ラッセで
拡大写真 県都のトップを選ぶ青森市長選が7日に告示される。現職の鹿内博氏(65)と新人で前副知事の蝦名武氏(67)の一騎打ちとなる公算が大きい。民意を受け止める方法での2人の対立点や、県都振興の課題を3回に分けて追う。

 ◇鹿内氏「市議も力認める」/蝦名氏「言いっ放し、無駄」
 「皆さんは市議からライバル視されてる。それほど力があると認められてるんです」

 3月27日夜の「あおもり市民100人委員広聴会」で鹿内氏は出席者を持ち上げた。蝦名氏が3日前の24日に開かれた公開討論会で「まったく機能しておらずムダだ」と批判したことへの反論だ。 100人委は前回選挙で鹿内氏がマニフェストの冒頭に掲げ、今回も「発展させる」としている。公募と推薦で選ばれた約100人の委員が年7〜10回の会合に出席し、市が設定した除雪などのテーマについて4分間発言できる。

 特徴は、市がすべての発言に対し、内容を市政に反映させるかを文書で伝えることだ。ただ、意見の集約や委員同士が議論する機会はない。蝦名氏は討論会で「言いっ放しになり市政に反映されてない」と批判した。

 2人の違いの背景には、市議会との距離感の差がありそうだ。4年前の選挙で当時の現職を破った鹿内氏にとっての市議会は、対立陣営の市議が多数を占める場。100人委などを通じた市民の声を背景に答弁に臨むことで、鹿内氏が市議会に対抗する力を得ていた側面がある。

 実際、鹿内氏が昨年11月に市議会に提出した市議報酬の月額15%削減案は、有識者や市民による審議会の答申に基づいたもの。市議会は「公正でない情報で審議された」と猛反発して条例改正案を否決した。その上で自主的に削減幅を検討したものの、算定の誤りで削減額が二転三転。「今任期に限り10%削減」との改正案を可決したが、鹿内氏は「根拠に乏しい」と批判を強めた。

 深まる鹿内氏と市議会の対立で、鹿内市政の4年間で市長提案の6議案が否決された。ある市議は「市長は『市民の意見を聴いたから』と言って自分の意見を押し通す。伝家の宝刀として利用している」と批判する。

 蝦名氏は、鹿内氏が始めた100人委や市長が小学校区を回る「市民と市長のなんでもトーク」について「市民を代表していない」などと批判。市長が職場や地域に随時出向く「車座集会」で市民の意向を把握するとしている。

  ◇   ◇

 市広報広聴課によると、11年度と12年度の100人委で上がった意見766件のうち、新規に当初予算案などで反映されたものは市街地のゲリラ豪雨対策やごみ減量に関する広報誌作製など52件。既にある事業の継続で対応したものが485件。今後実施を検討するものが133件だった。ただ、30歳代の民間企業経験者を市に採用する方針に関し、市は昨年7月の意見で始めたとするが、実際は昨年春に方針を決めており、評価の不備を指摘する声もある。

 青森中央学院大の佐藤淳講師(地方自治)は「市民参加型の地方自治は時代の流れ。青森市政では、意見の集め方をさらに練り、行政に生かす仕組み作りが求められている」と指摘した。

==============

 ◇広聴活動に関する両氏の主張
 (公約などから抜粋)

 鹿内博氏 100人委を発展させ、有識者なども交えたまちづくり政策創造フォーラムを設置。市内38のまちづくり協議会を設立。

     ◇

 蝦名武氏 地域に出向いて市民の声を直接聴き、市政にタイムリーに反映させる車座集会を開催。100人委は廃止する。

2600チバQ:2013/04/06(土) 17:16:52
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130405ddlk02010003000c.html
県都の課題:青森市長選/下 新幹線・観光 開通2年、寂しい玄関口 /青森
毎日新聞 2013年04月05日 地方版

 ◇弘前は民間主導で函館と交流
 3月16日、東北新幹線が国内最速の320キロでの運転を始め、東京駅と新青森駅が最速2時間59分で結ばれた。新青森駅では「夢の超特急」を迎えるイベントが開かれた。

 だが10年12月の八戸−新青森間の開業から2年以上たっても、同駅前には広大な空き地が広がる。青森市の事務員の女性(46)は「ホテルも食べる場所もない。玄関口として寂しすぎる」と話す。一方、新青森と同時に開業した七戸十和田駅(七戸町)は既に隣接地にショッピングセンターが開業している。

 新青森駅周辺は、市が00年度から175億円で宅地や公園など47・3ヘクタールを区画整理した。市は、駅に近い商業地3・9ヘクタールを売却し事業費に充てる計画だったが、売れたのはレンタカー店と県民共済の2区画0・8ヘクタールだけだ。原因は1平方メートルあたり平均10万6000円の地価。単純比較できないが、13年の地価公示で駅周辺より高いのは青森市や八戸市の中心部の3地点だけ。しかも、これらの商業地が21年連続で下落しているのに、市は一度も値下げしていない。

 市は昨年12月、地価の2〜3割を助成する制度でテコ入れを図ったが応募はゼロ。大規模小売店の立地を制限するために、9区画に分けて売ろうとしていることも敬遠の原因だ。このままでは土地代32億8000万円が市の負担になる。工藤雅史・市都市整備部長は「制限が厳しすぎた。駅前の特色やビジョンも打ち出せていない」と反省点を話す。

  ◇   ◇

 青森市の観光客数は東日本大震災で一度は落ち込んだが、回復も早かった。11年は502万人と前年を2万人上回り、宿泊施設の利用者数も震災3カ月後の11年6月からは前年比増。市観光課は「新幹線が開業していなければもっとひどい状況だった」とみる。

 だが15年度末には北海道新幹線が新函館まで開業し、新青森は途中駅となる。県は、函館、青森、八戸、弘前を結ぶ「津軽海峡交流圏ラムダプロジェクト」を推進。青森市も同様に「青函圏観光都市会議」を3月に発足させ連携を模索する。

. しかし、連携に先手を打ったのは新幹線が通っていない弘前市の民間団体だ。観光関連業者で作る「弘前観光コンベンション協会」は、新青森開業に先立つ09年秋に函館の協会と連絡会議を設置。「路地裏探偵団」として函館市民に弘前市内の隠れたスポットのガイドをしたり、両市の特色である「洋館」がテーマのツアーを企画して交流を深めている。

 仕掛け人の坂本崇事務局長(46)は「函館側には当初『なぜ弘前?』という戸惑いがあったが、何度も通って理解が深まった」と話す。「行政だけが旗を振っても机上の空論になりかねない。民間が連携をリードし、地域の魅力を高めることが重要」と指摘する。

 青森市も88年の青函トンネル開通直後に函館市と「青函博」を同時開催し姉妹都市提携したが、25年を経て草の根交流は薄れた。新幹線を活用した広域・民間連携は大きな課題だ。(この企画は酒造唯、鈴木久美が担当しました)

==============

 ◇新幹線と観光振興に関する両氏の主張
 (公約などから抜粋)

 鹿内博氏 新青森駅周辺の商業施設開設を支援。新・青函博の開催や青函ツインシティ25周年事業を実施し、津軽広域観光プロモーションを展開する。

 蝦名武氏 新青森駅周辺の規制緩和や売却価格の大幅引き下げを検討。津軽三味線ライブの開催、八甲田・十和田湖のグリーンツーリズムを実施する。

2601チバQ:2013/04/06(土) 17:42:04
中が抜けてた
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130404ddlk02010056000c.html
県都の課題:青森市長選/中 中心市街地活性化 巨額投資も見通し甘く /青森
毎日新聞 2013年04月04日 地方版


経営問題に苦しんだ再開発ビル「アウガ」。駅前活性化へのカギとなるのか=青森市新町で
拡大写真 ◇民間は改装経て、震災前の水準に
 「目に見えて客が減っているのに、店舗も客層もバラバラ。尻に火が付いた状態だ」。青森市新町の再開発ビル「アウガ」の生鮮市場で鮮魚店を経営する田中一徳さん(54)には危機感が強い。

 01年にオープンしたアウガは、駅前再開発を進める青森市が中心市街地活性化の拠点として建設。生鮮市場やアパレルなどの商業施設と、図書館などの公共施設が同居する全国でも珍しい複合ビルとして注目を集めた。

 しかし、運営する市の第三セクター「青森駅前再開発ビル」が経営に失敗。来館者数は06年度の636万人をピークに10年度は515万人と121万人減った。過大な売り上げ目標や景気低迷が影響し、毎年数千万円の赤字を出してきた。09年には純資産が230万円と債務超過寸前になったことも発覚し、経営陣交代につながった。市の負担額は建設費で約170億円、同社への貸し付けで約24億円だ。

 その後、同社は地権者へ支払う賃料値下げ(年間約3000万円)や経費削減(同約4000万円)を進め、12年度末に事実上初めての黒字となる見通し。額は600万程度だが、11年に大手百貨店から転任した同社の木村勝治常務(69)は「ひどい経営状況だったが、社としてうみを出した」と振り返る。

  ◇   ◇

 アウガ低迷の背景には市の見通しの甘さもある。07年から始まった第1期中心市街地活性化基本計画では、アウガ以外にも47億円を投じて15事業を実施し、歩行者通行量を5年間で05年時の約1・3倍の7万6000人、観光施設の来客数を約1・8倍の約130万人とする目標を掲げた。しかし実績は通行量4万3000人、来客数110万人と遠く及ばず、市商店街振興課も「見積もりが過大だった」と認める。

  ◇    ◇

 一方、民間では成果を出す施設もある。3月に6年ぶりに改装したJR青森駅ビルの「ラビナ」は、若い女性をターゲットに2、3階のファッションフロアに8店舗を新規出店。市内初出店の「スターバックスコーヒー」の初日には最大約200人が行列を作った。来店者数も震災前の水準に戻りつつあり、空き区画もすべて埋まりそうだ。運営するJR東日本青森商業開発の藤間勉営業部長(42)は「何も変えず『空き店舗に入って』と言っても厳しい。フロアの明確な方向性を出すことが重要」と話す。

 一方、アウガは現在も7区画の空きが残る。過去一度も改装していないため、市の有識者会議が昨年1月の提言書で「コンセプトを明確にし、店舗の再配置を検討すべきだ」と求めた。ただ、木村常務は「市への返済がのしかかり、改装の原資がない」と苦しむ。

 アウガ周辺では、中三青森本店などラビナ以外の大型店舗も次々とリニューアルし集客力を高める。巨額の市費に見合った成果を上げられるかが新市長に問われる。

==============

 ◇中心市街地活性化に関する両氏の主張(公約などから抜粋)
 ◇鹿内博氏
 青森駅や港、中心市街地一体となったまちづくりの推進。ウオーターフロントや八甲田丸のにぎわいづくりを進める。

 ◇蝦名武氏
 市役所建て替えやJR青森駅新築、弘前大大学院の移転などを一体化した都市グランドデザインを策定して検討する。

2602チバQ:2013/04/06(土) 18:02:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130405-OYT8T01673.htm
青森市長選一騎打ちか あす告示

 青森市長選は7日、告示される。これまでに立候補を表明している、ともに無所属で現職の鹿内博氏(65)と、新人で前副知事の蝦名武氏(67)(自民、公明推薦)の2人による一騎打ちとなる公算が大きい。両陣営は既に実質的な選挙戦を展開。まちづくりのあり方などが争点となる。県都のかじ取り役を決める選挙の投開票は14日に行われる。

 鹿内氏は1月、前回に続き「市民派無所属」を旗印に立候補を表明。公務の合間を縫って街頭演説を中心に活動している。共産は自主支援、自主投票の民主、社民には独自に応援する動きがある。また、約15の勝手連が発足して支援の輪を広げている。

 市庁舎の現在地での建て替えや、議会で否決された官製談合での元市幹部に対する損害賠償請求、特別職報酬の削減、脱原発依存社会を目指す市の方針作成などをマニフェストに掲げる。第一声は7日午前、「七つ道具」を受け取り次第、本町の後援会事務所前で行う。

 蝦名氏は2月、自民党県連の推薦決定を受け、「決断と実行」を前面に掲げ名乗りを上げた。陣営が課題とする知名度向上のため連日街頭演説を精力的に行い、企業の朝礼などにも顔を出す。公明の推薦も受け、超党派の市議団が走り回って組織戦を展開する。

 市庁舎や青森駅の建て替えなどを総合的に検討して「グランドデザイン」を策定するほか、中心市街地への青森公立大の一部移転や、新青森駅周辺の売却地の大幅値下げなどのプロジェクトを掲げる。7日は午前8時45分から市役所前で第一声を上げる予定。

 立候補の届け出は7日午前8時半〜午後5時、市役所第3庁舎1階入札室で受け付ける。投票は14日、市内110か所で行われ、市民体育館で即日開票される。3月2日現在の有権者数は24万8644人。

◇大学生グループが模擬投票で啓発◇

 県内大学生の団体「選挙へGO!!」は5日、青森市長選で、高校生向け模擬投票の実施予定場所と時間を発表した。11日午後4時半〜6時半はJR青森駅ビル「ラビナ」、12日は同時間に複合商業施設「アウガ」、13日午後1時〜3時はイトーヨーカドー青森店とガーラタウンで行う。

 選挙公報を用意し計150人を目標に投票してもらう。結果は15日、会員制交流サイト「フェイスブック」や簡易投稿サイト「ツイッター」で発表する。

(2013年4月6日 読売新聞)

2603チバQ:2013/04/06(土) 18:06:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130405-OYT8T01395.htm
郡山市除染、復旧が課題…市長選あす告示



JR郡山駅前で空きビルになっている旧丸井郡山店。今年度中に解体される予定だ(5日、郡山市で)  “経済県都”のトップを選ぶ郡山市長選は7日、告示される。3選を目指す現職の原正夫氏(69)、元郵政官僚で新人の品川万里氏(68)が立候補を表明し、前回選に続き両氏による一騎打ちが確実視されている。だが、同市が置かれている状況は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による除染や復旧・復興のため、大きく様変わりした。課題を探る。(北條豊)

◇生活環境作り

 郡山市内では、原発事故の避難指示区域などから計約9000人が仮設住宅などに身を寄せている。その一方、放射線を警戒し、市外に自主避難した市民も計約6000人いるとされる。

 中でも震災前の2010年5月、2万469人いた小学生は昨年5月現在、1万8164人と1割以上減少した。除染と子供たちの生活環境作りは同市でも最大の課題だ。

 同市では、国の方針が決まる前から学校の除染を始め、昨年春に小学校の屋外活動制限はなくなり、公共施設の除染も2月末現在、県内市町村で最も多い693施設で終了した。ただ、民家については、廃棄物の仮置き場設置が困難な市街地が多く、3月19日現在で1万9141件の発注に対し、1702件が完了したに過ぎない。

 11年12月に横塚地区にオープンし、放射線を心配せずに遊べる東北最大級の屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」。6歳と4歳の男児を連れて来ていた芳賀亜都子さん(35)はこの春、自主避難先の白河市から夫が働く郡山市内に戻ってきた。「情報に触れ、心配ないと考えるようになった。外でも遊ばせているが、子供たちはここが好き」と話した。

◇風評被害

 「私たちの努力だけではどうにもできない。国、県と行政に応援していただきたい」

 全国でも有数のナメコ生産者である「鈴木農園」の鈴木清社長(57)は3月24日、視察に訪れた安倍首相に懇願した。ナメコ栽培は屋内なので放射性物質の問題はないのに「福島のキノコ」というだけで販売が困難になったり、大幅に安くなったりしており、「一時は県外移転も考えた」という。

 郡山市は県内最大のコメ産地でもあり、風評による農業被害は大きい。JA郡山市によると、12年度は特にキノコ類や野菜の販売が低迷。キノコ類の販売実績は計画の66%にとどまった。同JAは「震災直後は東京などで応援セールも多かったが、最近は少ない。地道に理解を求める以外に対策は難しい」と話す。

 観光面の影響も大きい。風力発電施設で知られる同市湖南町の「郡山布引風の高原」は、来場者が10年の約18万人から、11年は約7万人に激減。12年はやや戻ったものの13万人弱だ。市内の磐梯熱海温泉の宿泊者数も昨年は、警察官や避難者の利用で震災前の水準に戻ったが、一般客は震災前より1割以上少ない状態だ。

◇復興半歩前進

 JR郡山駅西口では震災後、更地や駐車場が増えている。半壊以上の被害に遭った建物の解体に国の補助が出るためで、空きビルだった旧丸井郡山店や旧トポス別館などの大型店舗も近々、解体される。

 市中央商店街振興組合の斎藤知二理事長(66)は「シャッターが降りた建物はイメージが悪く、解体されないと地域が動き出さない。半歩前進だが、丸井のような好立地はともかく、一般店舗の跡地が次に進むのは簡単ではない」と話す。駅前の1日歩行者通行量は昨年、4万人を割り込み、ピークだった東北新幹線開業の1982年(約28万人)の7分の1だ。

 ただ、郡山市内では震災後、復興関連事業が次々と打ち出され、JR磐越西線の新駅や東北道のスマートインターチェンジの設置も計画されている。また、独立行政法人「産業技術総合研究所」の新施設や「県医療機器開発・安全性評価センター(仮称)」の建設のほか、震災後に民間企業11社の進出も決まった。

 震災をバネに発展の好機にできるか。33万市民のトップによるかじ取りが重要性を増している。

     ◇

 郡山市長選は14日に投開票される。開票は午後7時半から、同市豊田町の市総合体育館で行われる。3月2日現在の有権者数は26万3501人。

(2013年4月6日 読売新聞)

2604チバQ:2013/04/06(土) 18:07:47
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130406ddlk07010120000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 あす告示、現新が対決へ 継続か刷新か、ハードかソフトか /福島
毎日新聞 2013年04月06日 地方版

 ◇前回と同じ原氏、品川氏
 任期満了に伴う郡山市長選は7日、告示される。現職で3選を目指す原正夫氏(69)=無所属=と、新人の元郵政官僚、品川万里(まさと)氏(68)=同=の2人が出馬を予定しており、前回市長選に続き、同じ顔ぶれによる“再戦”となりそうだ。【藤原章生】

 33万都市のトップとしての過去8年の実績をバックに「市政の継続しかない」とうたう原氏と、官僚や大学教授の経験から「新しい日本、新しい郡山」をスローガンに刷新を呼びかける品川氏。告示前から激しい戦いを繰り広げている。

 投票率が51・54%と低迷した4年前の市長選では、原氏が7万2235票を獲得し、6万1401票の品川氏を降している。

 原氏は自民、公明党から推薦を受け、すでにチラシなどで安倍晋三首相、根本匠復興相、森雅子・内閣府特命担当相との太いパイプを強調している。品川氏は猪瀬直樹・東京都知事らとの親交を披露しながらも、「どの党からも推薦を受けない姿勢」(後援会)を貫く。

 原氏は(1)15年までに一般住宅全戸など除染の徹底(2)子どもの屋内遊戯場4カ所の新設(3)音楽堂建設基金の創設(4)閉店が目立つ中心市街地の復活(5)西部第二工業団地の開発(6)子育て支援センターの整備−−など、いわゆる「ハコモノ」による雇用増など、ハード面を重視した策を挙げる。

 一方、品川氏は(1)幼稚園、保育所、出産費用の無料化(2)低放射線地区の廃校を子どものために積極活用(3)70歳以上の通院交通費の無料化(4)全国から高齢者が集まるプラチナタウン作り(5)土曜・放課後寺子屋による教育向上−−など、ソフトを中心にした新案を打ち出している。

 ハードかソフトか。震災後、市民の意識がどう変わったのか。さまざま要素が織り交ざった選択となりそうだ。

 市選管によると、立候補は7日午前8時半〜午後5時、市役所で受け付ける。投票は14日午前7時〜午後6時、市内147カ所で。3月2日現在の有権者数は26万3501人(男12万7698人、女13万5803人)で、うち県外の一時居住者は978人。

http://www.minpo.jp/news/detail/201304067677
郡山市長選7日告示 現新2氏一騎打ちへ
 任期満了に伴う郡山市長選は7日、告示される。3選を目指す現職の原正夫氏(69)と、元郵政審議官で新人の品川万里氏(68)の2人が立候補を表明しており、前回と同じ顔触れの一騎打ちが確実な情勢となっている。
 東日本大震災後、初の郡山市長選で、経済県都・郡山の復興と、若い世代が安心して暮らせる環境づくりをどう進めるかが争点だ。富岡町や双葉町が候補地として想定している町外コミュニティー(仮の町)受け入れの対応も今後の課題となる。原、品川両氏はともに「復興を加速させる」との公約を前面に打ち出し、激しい前哨戦を繰り広げている。
 自民と公明は原氏を推薦し、民主、社民、共産、郡山地区連合はいずれも自主投票を決めている。市議会は最大会派が原氏を支持し、市議数人が品川氏の応援に回っている。
 原、品川両氏が立候補した前回(平成21年)の郡山市長選の投票率は51・54%で、過去2番目の低さだった。同じ顔触れの両氏の争いが確実な選挙戦で、投票率の動向も注目される。
 立候補の届け出は7日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。各立候補者は届け出後、事務所で第一声を放ち、選挙戦をスタートさせる。
 投票は14日午前7時から午後6時まで市内147カ所で行われ、午後7時半から郡山総合体育館で開票される。期日前投票は8日から13日まで市内16カ所で行われる。
 3月2日現在の有権者数は26万3501人(男12万7698人、女13万5803人)。

( 2013/04/06 12:16 カテゴリー:主要 )

2605チバQ:2013/04/06(土) 18:57:15
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130406ddlk05010028000c.html
選挙:4市長・2町長など計9選挙 あす投開票 あと1日、戦い激しく(その1) /秋田
毎日新聞 2013年04月06日 地方版

 県議補選秋田市区▽秋田など4市長選▽男鹿、北秋田の2市議補選▽小坂、羽後の2町長選が7日、投開票される。選挙戦は最終盤に入り、候補者たちは5日も、有権者に対し、懸命に支持を訴えた。

 ◇各陣営、手応え感じつつ
 ■秋田市

 秋田市長選は現職の穂積志氏(56)▽新人の佐々木良一氏(65)▽新人の寺田学氏(36)が三つどもえの戦いを繰り広げている。

 再選を目指す穂積氏は地元・新屋など西部地区を除いた市内をほぼ回り終え、個人演説会も8回開催。1期4年間の実績とともに、「唯一の地元出身」とアピール。雇用や産業振興、子育て支援などの政策を訴える。新人候補が批判する除排雪や家庭ごみ処理手数料有料化などについても説明し、理解を求めている。

 公明党県本部や自民、社民党の両支部の支持や秋田商工会議所の政治団体である秋田商工政和会や連合秋田中央地域協議会など約110団体の推薦を得ているが、陣営幹部は「支持・推薦をいただいても、今回は厳しい戦い。前回とは違う」と引き締めに躍起だ。

 共産党県委員会書記長の佐々木氏は「市民の命と暮らしを守る市政に変える」と強調し、除排雪や家庭ごみ処理手数料有料化などの改善を訴え、現市政の批判票の取り込みを狙う。

 立候補表明が告示直前となった遅れを取り戻そうと、終盤入り前には市内のほぼ全域を回り、支持を訴えた。5日からは旧秋田市内を中心に回る。毎日15回前後の街頭演説をこなし、1〜2カ所で個人演説会も開いた。共産市議4人も応援にフル回転し、陣営幹部は「訴える政策に耳を傾ける人が増えており、手応えを感じている」と話す。

 元首相補佐官の寺田氏は、昨年12月の衆院選では使わなかった選挙カーに乗り込み、支持を呼びかけている。選挙戦序盤は街頭演説もしたが、終盤は交通量の多い幹線道路を中心に回って浸透を図っている。

 告示後は毎日、個人演説会を開催。対話型の市政を目指すとして、参加者から質問を受け、正面から向き合うことを心がけた。陣営は「これまでの選挙とは違い、若者からの反応が多い」と話す。現市政のごみ有料化や新庁舎建設、除排雪の対応を批判し、「雇用を増やし若い世代が住み続けられる市を作っていく」と訴えている。【仲田力行、小林洋子】

 ◇実績や政治姿勢を強調
 ■湯沢市

 湯沢市長選は現職の斉藤光喜氏(66)と元職の鈴木俊夫氏(62)が競り合っている。

 旧稲川町出身の斉藤氏は「民間の経営感覚」で市財政を再建し、新庁舎建設にめどを付けた実績を強調、自民、公明の支援を受ける。旧湯沢市を地盤とする鈴木氏は共産党を離れ「完全無所属」となった政治姿勢を前面に出し、「市民こそ主人公」のスローガンを掲げる。

 投票は63カ所で。開票は午後8時半から稲川体育館で。当落判明は午後10時ごろとなる見通し。【佐藤正伸】

 ◇期日前投票所のドア無施錠状態 5時間近く−−湯沢
 湯沢市長選で期日前投票所が設置されている市稲川総合支所で3日未明、投票箱を保管している庁舎正面玄関の自動ドアが5時間近く無施錠状態だったことが5日、分かった。

 市選管によると、2日午後8時、担当職員2人が投票所を閉鎖。3日午前0時20分ごろ、玄関ドアの内鍵を掛けないまま庁舎の職員通用口から退出したという。3日午前5時半ごろ、警備会社からの通報で無施錠が判明した。

 市総務企画部の佐々木慎部長は「あってはならないミス。投票箱に影響がなかったのは不幸中の幸い」と陳謝した。【佐藤正伸】

2606チバQ:2013/04/06(土) 18:57:49
 ◇後援会、団体の組織戦も
 ■北秋田市

 北秋田市長選は現職の津谷永光氏(61)と新人の成田元晴氏(63)=ともに無所属=の一騎打ち。

 津谷氏は1期4年間の実績を踏まえ、180を超える各種団体や自治会などから推薦状を取り付け、後援会組織をテコに戦いを展開する。

 成田氏は現市政下で地域医療が後退したと訴える住民団体の支持を受け、地元の合川地区に浸透。他地区でも現職への批判票を取り込む。

 投票は62カ所で。開票は午後8時半から鷹巣体育館で。当落判明は市長選が午後10時半ごろとなる見通し。【田村彦志】

 ◇両候補、市内くまなく
 ■潟上市

 潟上市長選は現職の石川光男氏(73)と新人の佐藤義久氏(68)の一騎打ち。

 3選を目指す石川氏は個人演説会は開かず、選挙カーで遊説。1日に3、4カ所で街頭演説をこなした。6日午後は二田神社から天王庁舎まで約1・5キロを練り歩き、訴える。

 前市議の佐藤氏は市内全域をくまなくまわり、街頭演説で刷新を訴えた。6日は大票田の天王地区を回ってから、出身の飯田川地区と地盤の昭和地区に戻り、締めくくる。

 投票は27カ所で。開票は午後9時から天王総合体育館で。当落判明は午後10時半ごろとなる見通し。【田原翔一】

==============

 ◇秋田市長選立候補者(届け出順)
穂積志(ほづみ・もとむ) 56 無現(1)
 県市長会長[歴]市議▽医療法人理事▽青年会議所常任理事▽県議▽会社役員▽成蹊大=[公]
佐々木良一(ささき・りょういち) 65 共新
 党県書記長[歴]党秋田地区委員長▽党県副委員長▽秋田大
寺田学(てらた・まなぶ) 36 無新
 [元]首相補佐官[歴]三菱商事社員▽衆院財務金融委筆頭理事▽民主党県代表・国対副委員長▽中大
==============
 ◇湯沢市長選立候補者(届け出順)
斉藤光喜(さいとう・みつよし) 66 無現(1)
 [元]稲庭うどん販売専務[歴]東京都ユースホステル協会職員▽旧稲川町議3期▽市議▽中大=[公]
鈴木俊夫(すずき・としお) 62 無元(1)
 [元]旧湯沢市長[歴]旧湯沢市議2期▽県議2期▽湯沢秋田ライオンズクラブ会長▽岩手大別
==============
 ◇潟上市長選立候補者(届け出順)
石川光男(いしかわ・みつお) 73 無現(2)
 [元]旧天王町長[歴]旧天王町総務課長・助役▽南秋田郡町村会長▽秋田短大付高
佐藤義久(さとう・よしひさ) 68 無新
 [元]市議▽市商工会理事▽市観光協会理事[歴]旧昭和町議▽秋田工高
==============
 ◇北秋田市長選立候補者(届け出順)
津谷永光(つや・えいこう) 61 無現(1)
 [元]県議長▽県水泳連盟会長▽県森と水の協会長[歴]建設会社副社長▽自民党県会長▽慶大=[公]
成田元晴(なりた・もとはる) 63 無新
 [元]病院事務長▽農業[歴]放射線技師▽城西放射線技術専門学校=[共]

2607チバQ:2013/04/06(土) 18:58:02
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130406ddlk05010067000c.html
選挙:4市長・2町長など計9選挙 あす投開票 あと1日、戦い激しく(その2止) /秋田
毎日新聞 2013年04月06日 地方版

 ◇3候補が激戦
 ■小坂町

 小坂町長選は元職の川口博氏(65)▽新人の成田一君氏(62)▽現職の細越満氏(65)の3人=いずれも無所属=が激戦。

 返り咲きを狙う川口氏は町庁舎移転計画を見直して福祉施設整備を主張。成田氏は産業など競争力のあるまちづくりを訴える。再選を目指す細越氏は保守層の支援を受け、国・県とのパイプを強調する。

 投票は16カ所で。開票は午後8時から町交流センターで。当落判明は午後9時ごろとなる見通し。【田村彦志】

 ◇中心部で舌戦
 ■羽後町

 羽後町長選はともに新人の安藤豊氏(60)、柴田宣男氏(65)が大票田の西馬音内地区を主戦場に舌戦を展開している。

 安藤氏は県議など約30年間の政治経験を強調。「自立した地域力」を掲げ、勇退する町長が支援する。

 元町議会議長の柴田氏は3度目の町長選挑戦。「公正、透明な町政」を訴え、自民党県議が後押しする。

 投票は19カ所で。開票は午後8時から町多目的研修集会施設で。当落判明は午後9時半ごろとなる見通し。【佐藤正伸】

==============

 ◇小坂町長選立候補者(届け出順)
川口博(かわぐち・ひろし) 65 無元(5)

 [元]衆院議員[歴]町議▽県農業経営士▽法大

成田一君(なりた・かずきみ) 62 無新

会社役員[歴]DOWAエコシステム部長▽日大

細越満(ほそごえ・みつる) 65 無現(1)

 [元]町議[歴]羽後銀行員▽町消防副分団長▽大館鳳鳴高

==============

 ◇羽後町長選立候補者(届け出順)
安藤豊(あんどう・ゆたか) 60 無新

 農業法人役員[歴]町議▽県副議長▽北海道拓殖短大

柴田宣男(しばた・のぶお) 65 無新

 農業[歴]雄勝農業共済組合理事▽町議長▽羽後高

==============

 ◇県議補選秋田市区(改選数1−2、届け出順)
黒崎一紀 54 無新

 エフエム椿台社長[歴]衆院議員秘書▽国際商科大

最上英嗣 46 自新

 会社役員[歴]秋田青年会議所常任理事▽東北学院大

==============

 ◆市議補選立候補者(届け出順)

 ◇男鹿市(改選数1−2)
船木金光 61 大工   (1)無元

船木正博 65 会社社長 (1)無元

 ◇北秋田市(改選数1−2)
藤嶋絹蔵  72 [元]旧鷹巣町議 無新

斎藤美津子 64 [元]銀行員   無新

2608チバQ:2013/04/06(土) 19:07:55
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/04/06/new1304060901.htm
町政継続か刷新か 東北町長選7日投開票(2013/04/06 09:05)
 任期満了に伴う東北町長選は7日に投票が行われ、即日開票される。立候補しているのはいずれも無所属で、新人の自営業高村正人候補(69)と、再選を目指す現職斗賀寿一候補(68)の2人。知名度不足の解消に躍起な高村候補に対し、斗賀候補は長い政治経験をアピール。現職の町政運営への評価を争点に、最終盤を迎えた舌戦は激しさを増している。
 高村候補は、特別職の給与削減などを実現させるとし、「商売を長くやってきた者として、一円も無駄にしない政治を行う」と主張。前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人らの応援を受け、現職の批判票の取り込みを図る。握手戦術などで知名度アップに懸命だ。
 斗賀候補は町議4期、県議4期、町長1期の豊富な実績を強調。「町民の目線で豊かなまちづくりを進める。最後の集大成として知識と経験を全てつぎ込む」と訴える。町議16人中10人が支援する強固な支持基盤を生かし、町内をくまなく回り街頭演説などをこなしている。
 期日前投票は6日午前8時半から午後8時まで、役場本庁舎とコミュニティセンター未来館で行われる。
 投票は7日午前7時から午後8時(一部投票所は午後7時)まで、町内23投票所で実施。開票は午後9時15分から未来館で行われ、同10時半ごろには大勢が判明する見通しだ。
 1日現在の選挙人名簿登録者数は1万6172人(男7719人、女8453人)。(太田一世)

2609チバQ:2013/04/06(土) 21:18:35
≪7日開票≫
■秋田市長選挙 穂積志   現職 自民、公明、社民
佐々木良一 共産党
寺田学   元民主党代議士
■潟上市長選挙 石川光男  現職
佐藤義久  市議

■湯沢市長選挙 斉藤光喜  現職 保守系
鈴木俊夫  元職 共産党市長(現在党籍なし)
*前回と同じ候補者>>361とか
■北秋田市長選挙 津谷永光  現職 保守系
成田元晴  


もありが理想なので、小坂町と東北町も
■小坂町長選挙
川口博   元職 元民主党代議士
成田一君  
細越満   現職 反川口派>>414-415

■東北町長選挙 >>1171とか
高村正人  沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持
斗賀寿一  現職 民主党県議 蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援

2610チバQ:2013/04/07(日) 09:46:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130407t11023.htm
宮城県内4市長選告示まで1週間 石巻、現新4氏の争いか
 任期満了に伴う宮城県石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(21日投開票)は、14日の告示まで1週間となった。石巻は現職と新人の計4人が立候補する見通し。登米、栗原は現職と新人の一騎打ちになるとみられる。東松島は現職以外に出馬の動きがなく、無投票の公算が大きい。

●石巻
 石巻市長選はいずれも無所属で、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)と、東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)、元市議の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)の新人3人が立候補を予定している。東日本大震災の最大被災地で復興のかじ取り役を決める選挙戦は、激戦が予想される。
 亀山氏は復興に向け「国の予算獲得に奔走した」と実績を強調。住宅再建と産業再生を加速させるため「もう一度働かせてほしい」と訴える。
 青木氏は2日の事務所開きで「石巻初の女性市長として喜びの声を上げたい」と意気込みを示した。産学官民の諮問会議設置などを打ち出す。
 市議会議長を辞して立候補する阿部氏は「市民の先頭に立って、復興を進める」と決意を表明。石巻専修大との連携強化などを公約に掲げる。
 藤田氏は震災のボランティア活動を踏まえ、「仮設住宅の被災者らが安心して暮らせる住空間を早期に提供したい」などと呼び掛ける。
 3月1日現在の有権者数は12万5677人。

●登米、栗原一騎打ちの構図

▽登米
 登米市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)=民主・公明推薦=と新人で元市議の遠藤音氏(56)が立候補を表明、両氏による一騎打ちが確実視されている。
 布施氏は企業誘致や介護施設の整備などの実績を強調。産業振興や安心して暮らせる健康なまちづくりなどを公約の「4本の柱」として掲げた。4日に約400人を集め、市政報告会を開いた。
 遠藤氏は「医師招聘(しょうへい)に向けた優遇策の検討」や産業振興に向けた「戦略プロジェクトチームの創設」などを公約とし、市政の刷新を訴える。数人、数十人規模の集会を重ねる。
 前回は無投票で布施氏が再選され、選挙戦となれば8年ぶり。
 3月1日現在の有権者数は7万476人。

▽栗原
 栗原市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=と、新人で元市議の千葉健司氏(56)が立候補を表明している。他に立候補の動きはなく、2人による一騎打ちとなる見込み。
 佐藤氏は雇用の確保、教育の充実、農業を含む産業活性化などを重点施策に掲げる。合併10周年の節目を2年後に控え「地域を次世代に引き継ぐための行財政改革の推進、若者定住化対策などに力を注ぐ」と強調する。
 千葉氏は教育、医療、雇用を重点分野に据え、「教育を立て直して人材育成や企業誘致につなげ、市民所得の向上を図る」と明言する。市内各所でつじ立ちし、観光を軸にしたまちづくり、市長報酬の削減を訴える。
 3月1日現在の有権者数は6万3296人。

●東松島/現職以外動きなし
 東松島市長選は、無所属で現職の阿部秀保氏(57)が1月に立候補の意向を明らかにした。他に立候補の動きはなく、阿部氏が前回に続く無投票で3選を果たす可能性が高まっている。
 3月1日現在の有権者数は3万2714人。

2611チバQ:2013/04/07(日) 23:33:58
東北はすべて現職再選であんま面白くない

≪7日開票≫
■秋田市長選挙
○穂積志   現職 自民、公明、社民
 佐々木良一 共産党
 寺田学   元民主党代議士
■潟上市長選挙
○石川光男  現職
 佐藤義久  市議

■湯沢市長選挙
○斉藤光喜  現職 保守系
 鈴木俊夫  元職 共産党市長(現在党籍なし)
*前回と同じ候補者>>361とか
■北秋田市長選挙
○津谷永光  現職 保守系
 成田元晴  


もありが理想なので、小坂町と東北町も
■小坂町長選挙
 川口博   元職 元民主党代議士
 成田一君  
○細越満   現職 反川口派>>414-415

■東北町長選挙 >>1171とか
 高村正人  沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持
○斗賀寿一  現職 民主党県議 蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援

2612チバQ:2013/04/08(月) 21:59:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130408-OYT8T00019.htm
秋田市長に穂積氏再選



当選確実の一報を受け、万歳する穂積氏(7日午後10時35分、秋田市旭北錦町の事務所で)  秋田、潟上、北秋田、湯沢の4市長選、羽後、小坂の2町長選、県議補欠選挙秋田市選挙区(欠員1)、男鹿、北秋田の2市議補欠選挙(各欠員1)が7日、投開票された。家庭ごみ回収の有料化や市役所新庁舎建設を争点に三つどもえの争いとなった秋田市長選は、現職の穂積志氏(56)が、民主党を離党して立候補した元首相補佐官の寺田学氏(36)ら新人2人を退けて再選を決めた。各市町でも新しいリーダーが続々と決まった。

 事実上の一騎打ちとなった秋田市長選は、穂積氏が寺田氏を退けた。当日有権者数は26万3056人。投票率は49・15%で、前回(62・22%)を13・07ポイント下回った。

 同市旭北錦町の事務所には大勢の支援者が集まり、「当選確実」の吉報が届くと、大きな拍手が沸き上がった。

 穂積氏は支援者を前に「この4年間、市民に負担をかける施策もあったが、やることをやったと評価していただいたのではないか。一つひとつ施策をやり遂げたことに対する信頼感を得たのではないかと感じている」と戦いを振り返った。

 穂積氏は選挙戦で、秋田公立美術大学の開学などの業績を強調した。市役所新庁舎の建設やごみ減量のための回収有料化の継続などを訴えたほか、同市で生まれ育ったことをアピールし、市外出身の他の2候補者との差別化を図った。

 穂積氏は、公明党本部と、自民、社民両党の市組織から支持を、連合秋田や市役所職員労働組合など約110団体から推薦を得たほか、大多数の市議や、衆院議員らの支援を得て、市内の43後援会をフル稼働させた。

 一方で寺田氏は、民主党を離党して選挙戦に臨み、新庁舎建設の見直しや、除雪体制の整備などを訴えた。2005年の衆院選以来となる選挙カーによる街頭活動を展開し、支持を呼び掛けたが及ばなかった。

 寺田氏は支持者に「大きな支援がありながら、結果につながらず非常に残念。これが市民の選択だと真摯(しんし)に受け止めたい。組織力、運動員の数、資金、全ての面で劣っていた」と話し、何度も頭を下げた。

 共産党県委員会書記長の佐々木良一氏(65)(共産)も支持拡大を図ったが及ばなかった。

(2013年4月8日 読売新聞)

2613チバQ:2013/04/08(月) 21:59:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130408-OYT8T00040.htm
湯沢、斉藤氏が再選



当選が決まり、支持者と万歳する斉藤氏(7日午後9時55分、湯沢市赤土の事務所で)  湯沢市長選は、現職の斉藤光喜氏(66)が、前回選に続いて前市長の鈴木俊夫氏(62)を破り、再選を果たした。322票の僅差だった。当日有権者数は4万2493人、投票率は67・72%だった。湯沢市赤土の斉藤氏の事務所では、「当選確実」の連絡が入ると、集まった大勢の支援者らが握手して喜び合った。斉藤氏は「選挙が厳しいものだと実感した。必ず湯沢市を大きく前進させる。ありがとうございました」と感謝し、支持者らと喜びを分かち合っていた。

 斉藤氏は民間企業に勤めた経験を生かし、1期目は、自らの報酬半減や幹部報酬の削減などに取り組み、財政の立て直しに努めた。

 今回の選挙では、地熱発電開発の推進や、日本ジオパークに認定された「ゆざわ」など地域資源の売り出しなどを訴えた。介護用の紙おむつ助成額の拡充なども公約に掲げていた。

(2013年4月8日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130408-OYT8T00043.htm
小坂町長、細越氏が再選

 小坂町長選は、現職の細越満氏(65)が、前衆院議員で元町長の川口博氏(65)と、新人で会社役員の成田一君氏(62)による三つどもえの激戦を制して、再選を果たした。当日有権者数は4990人。投票率は85・57%だった。

 小坂町小坂鉱山の細越氏の事務所では、当選の一報が入ると、集まった支持者から拍手が沸き起こった。細越氏は万歳三唱し、支援者から花束を受け取った。

 細越氏は「(62票差の)想像を絶する選挙だった。この町が少しでも良くなるよう皆さんと話をしながら頑張っていく」と話した。

 細越氏は「明治百年通りにぎわい創(づく)りプロジェクト」の推進や若者の定住促進を訴えた。公明党県本部の支持を得て、自民党県議らも支援に回った。

(2013年4月8日 読売新聞)

2614チバQ:2013/04/08(月) 22:28:18
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130408ddlk05010157000c.html
選挙:6市町長選投開票 秋田市長選、穂積氏再選 三つどもえの激戦制す /秋田
毎日新聞 2013年04月08日 地方版

 任期満了に伴う秋田市など6市町長選は7日、投開票された。三つどもえの戦いとなった秋田市長選は無所属現職の穂積志氏(56)が政党・団体の支援を受けた組織戦を展開し、元首相補佐官で無所属新人の寺田学氏(36)、党県委員会書記長で共産新人の佐々木良一氏(65)を破り、再選を果たした。また合わせて実施された県議補選秋田市選挙区や男鹿、北秋田両市議補選も投開票され、地域の代表が次々と決まった。【仲田力行】

 前回09年に続き三つどもえの戦いとなった秋田市長選を再び制した穂積氏。秋田市旭北錦町の選挙事務所では、当選確実が報じられると、集まった支持者らを前に、穂積氏は「厳しい戦いだったが、みなさんの貴重な1票で勝つことができた。引き続き元気な秋田をつくるために力を尽くしたい」と喜びをかみしめた。

 穂積氏は公明党県本部と自民、社民両党の市支部の支持や秋田商工会議所の政治団体・秋田商工政和会や連合秋田中央地域協議会など約110団体の推薦を得て組織戦を展開。43の後援会と半数以上の市議が選挙戦を後押しし、優位に戦いを進めた。

 他候補が批判する家庭ごみ処理手数料有料化や市役所新庁舎建設計画の説明に腐心。除排雪についても見直しの検討を始めたことを強調し、理解を求めた。1期目の40の公約のうち39項目を達成した実績を強調。若者の雇用対策や産業振興、子育て支援策などを訴え、選挙公約に新たな40項目を掲げた。

 民主党を離党した新人の寺田氏は連続3期務めた衆院議員時代の知名度の高さと、民主県議らの有志グループの応援で草の根の選挙戦を展開。一部の民主支持層や現市政に批判的な層の支持を集めたが、3月中旬に出馬表明という出遅れもあり、無党派層へ浸透しきれなかった。

 共産新人の佐々木氏は共産支持層は固めたが、寺田氏と同じく立候補表明の出遅れを盛り返すことはできなかった。

 当日有権者数は26万3056人で、投票率は49・15%(前回は62・22%)だった。

==============

 ■解説

 ◇政策批判も受け止めて−−秋田市長選
 政党・各種団体の支援を受け再選を果たした穂積氏。昨年12月の立候補表明から早々に準備を進めたが、3月中旬に元首相補佐官の寺田氏の登場で状況は一変した。寺田氏は民主を離党し、市民目線を強調した草の根選挙を展開。激しく追い上げ、穂積氏にとって厳しい選挙戦となった。

 現職として初の防衛戦となった今回、前回掲げた公約40項目のうち39項目を達成した実績を強調。新たに40項目の公約を打ち出し、若者の雇用対策や産業振興、子育て支援などを呼びかけた。だが、寺田氏らが批判した新庁舎建設や家庭ごみ有料化、除排雪の問題などは説明に腐心した。2期目はこうした批判を真摯(しんし)に受け止め、丁寧に説明する市政運営が求められる。

 また、穂積氏は選挙戦で佐竹敬久知事との良好な関係も強調。県と市が共同で新たな文化施設を造る構想もあり、県都の発展を県とともに進める考えを示した。だが急速に進む人口減少や雇用、停滞する産業の振興など課題は山積だ。県都のトップとしての手腕がより一層問われそうだ。【仲田力行】

==============

 ◇秋田市長略歴
穂積志(ほづみ・もとむ) 56 無現(2)

 県市長会長[歴]市議▽医療法人理事▽青年会議所常任理事▽県議▽会社役員▽成蹊大=[公]

==============

2615チバQ:2013/04/08(月) 22:28:52
==============

 ◇北秋田市は津谷氏再選
 北秋田市長選は現職の津谷永光氏(61)が新人の成田元晴氏(63)を破り、再選を果たした。当日有権者数は3万429人。投票率は67・51%(前回81・65%)。

 05年の旧4町合併後、3回目の選挙戦。津谷氏は豊富な政治キャリアと知名度を生かし、「活力ある元気な都市づくり」を訴えた。180を超える団体や企業などの推薦を得て、優位に戦いを進めた。

 元米内沢総合病院事務長の成田氏は現市政下で地域医療が後退したと訴える住民団体などの支援を受け、現職への批判票取り込みを狙ったが、浸透しなかった。【田村彦志】

==============

 ◇北秋田市長選開票結果
当 14673 津谷永光 61 無現

   5641 成田元晴 63 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇北秋田市長略歴
津谷永光(つや・えいこう) 61 無現(2)

 [元]県議長▽県水泳連盟会長▽県森と水の協会長[歴]建設会社副社長▽自民党県会長▽慶大=[公]

==============

 ◇北秋田市議補選開票結果(改選数1−2)
当 9382 斎藤美津子 64 無新(1)

  8097 藤嶋絹蔵  72 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇湯沢市長に斉藤氏再選

 湯沢市長選は現職の斉藤光喜氏(66)が元職の鈴木俊夫氏(62)を破り、再選を果たした。当日有権者数は4万2493人。投票率は67・72%(前回73・20%)。

 斉藤氏は旧稲川町出身。財政を再建した1期目の実績を強調し、市政の継続を訴えた。前回同様、自民、公明の支援を受け、戦いを優位に進め、返り咲きを狙った鈴木氏を振り切った。

 鈴木氏は今回は長年所属した共産党を離れ「完全無所属」をアピール。「市民こそ主人公」を掲げ前回の雪辱を期したが、“共産隠し”の批判をかわせなかった。【佐藤正伸】

==============

 ◇湯沢市長選開票結果
当 14423 斉藤光喜 66 無現

  14101 鈴木俊夫 62 無元

 =選管最終発表

==============

 ◇湯沢市長略歴
斉藤光喜(さいとう・みつよし) 66 無現(2)

 [元]稲庭うどん販売専務[歴]東京都ユースホステル協会職員▽旧稲川町議3期▽市議▽中大=[公]

==============

 ◇潟上市長は石川氏3選
 潟上市長選は現職の石川光男氏(73)が新人の佐藤義久氏(68)を破り、3選を果たした。当日有権者数は2万8312人。投票率は55・78%。

 石川氏は旧3町に分散する市庁舎を集約する建設計画の推進を改めて表明。「合併特例債が使える今、実現させなければいけない」と公約に掲げた。旧町長も務めた出身の天王地区を中心に支持を広げた。

 元市議の佐藤氏は新庁舎建設計画に反対。「防災・減災対策を優先すべきだ」と計画凍結を訴えた。地盤の昭和地区を拠点に浸透を図ったが、及ばなかった。【田原翔一】

==============

 ◇潟上市長選開票結果
当 9507 石川光男 73 無現

  6144 佐藤義久 68 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇潟上市長略歴
石川光男(いしかわ・みつお) 73 無現(3)

 [元]旧天王町長[歴]旧天王町総務課長・助役▽南秋田郡町村会長▽秋田短大付高

==============

2616チバQ:2013/04/08(月) 22:29:16
 ◇羽後町長に安藤氏初当選
 羽後町長選は前県議の安藤豊氏(60)が元町議会議長の柴田宣男氏(65)を破り、初当選した。当日有権者数は1万4155人。投票率は79・31%(前回82・41%)。

 安藤氏は町議、県議合わせて約30年間の政治経験を強調。勇退する町長やJAうごや町建設業協会など幅広い支持を受け、安定した戦いを進めた。

 町長選3度目の挑戦の柴田氏は現町政への批判票結集を狙い「公正、透明な町政」を訴えたが、及ばなかった。【佐藤正伸】

==============

 ◇羽後町長選開票結果
当 5750 安藤豊  60 無新

  5403 柴田宣男 65 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇羽後町長略歴
安藤豊(あんどう・ゆたか) 60 無新(1)

 農業法人役員[歴]町議▽県副議長▽北海道拓殖短大

==============

 ◇小坂町長に細越氏再選
 小坂町長選は現職の細越満氏(65)が前衆院議員で元職の川口博氏(65)、会社役員で新人の成田一君氏(62)との三つどもえ戦を制し、再選を果たした。当日有権者数は4990人。投票率は85・57%(前回88・31%)。

 細越氏は「町民主役のまちづくり」を掲げ、町政の継続を強調。明治百年通りのにぎわい創出と産業育成、雇用確保などを訴え、保守層を中心に広く支持を集めた。

 川口氏は力強い産業の育成など公約に掲げたが、出遅れが響いた。成田氏は新しい発想でのまちづくりを訴えたが、浸透しなかった。【田村彦志】

==============

 ◇小坂町長選開票結果
当 1910 細越満  65 無現

  1848 川口博  65 無元

   487 成田一君 62 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇小坂町長略歴
細越満(ほそごえ・みつる) 65 無現(2)

 [元]町議[歴]羽後銀行員▽町消防副分団長▽大館鳳鳴高

==============

 ◇男鹿市議補選開票結果(改選数1−2)
当 6394 船木正博 65 無元(2)

  4383 船木金光 61 無元

 =選管最終発表

2617チバQ:2013/04/08(月) 22:38:06
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130408t41034.htm
秋田市長選 会心の勝利 穂積氏再選 寺田氏、理解得られず

再選が決まり、花束を手に万歳する穂積氏=7日午後10時35分ごろ、秋田市旭北錦町の事務所



支持者に感謝の言葉を述べ、頭を下げる寺田氏=7日午後10時55分ごろ、秋田市山王の事務所



 政治状況の激変を反映した秋田市長選は7日投開票され、自民、公明、社民各党が支持した現職の穂積志氏(56)が再選を果たし、民主党を離党して挑戦した寺田学氏(36)は敗れた。昨年の衆院選秋田1区に続く連敗。衆院選で3回連続当選し、民主党政権で首相補佐官まで務めた元エースは、再びうなだれた。

 穂積陣営は、当選の知らせを受け、大きな拍手に包まれた。除雪対策をめぐり、新人2人から激しく批判されたが、組織力を武器に接戦を制した。穂積氏は秋田市の事務所で「本当に大きな力をいただき、心から感謝いたします」と支援者に感謝した。

 いち早く立候補を表明して実績を強調し、3党の全面支援も受けた。「この4年間に評価をもらった。反省すべきは反省し、新たな秋田市づくりにまい進する」と意気込んだ。

 「これが市民の選択だと受け止める。期待してくれた人におわびしたい」。敗れた寺田氏は7日午後10時50分ごろ、事務所で淡々と述べた。

 衆院選で惨敗後、寺田氏は民主党県連から秋田知事選への立候補を要請されたが固辞。3月15日、市長選参戦を表明し、離党した。

 この行動に批判が付きまとった。無投票阻止を強調したが、3月21日に告示された知事選は無投票となり、自民党に近い現職が再選。「なぜ知事選に立たなかったのか」という疑問への明快な答えはなかった。

 市役所新庁舎建設や除雪問題を争点に穂積陣営に挑んだが、かつてのような支援のうねりは起こせなかった。夏の参院選を前にした離党も「無責任」と指摘された。
 共産党新人の佐々木良一氏(65)は訴えを浸透させることができなかった。


2013年04月08日月曜日

2618チバQ:2013/04/08(月) 22:38:21
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130408t21010.htm
厚い雲払う熱い舌戦 青森市長選スタート

青森市長選が告示され、候補者の第一声に集まった市民ら


 7日告示された青森市長選は、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)、新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=の一騎打ちとなった。政党に支援を求めない現職に、新人が組織戦で挑む構図。低気圧の影響で不安定な空の下、県都決戦の幕が開けた。

 曇り空の午前8時45分ごろ、両陣営はそろって第一声に臨んだ。
 国道4号沿いの鹿内氏の事務所前には、支持者や自主的に支援する県議、市議、元県議を含め約60人が集まった。

 民主党の渋谷哲一県議は「自民系前市政は20年も続き、官製談合など残した問題の解消に追われた。改革はまだ道半ばだ」と呼び掛けた。

 市議、県議時代から「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は、市民による市政の継続を強調。反核燃運動で対決した蝦名氏を「(副知事時代に)青森を核のごみ捨て場にする中心にいた候補を選ぶのか」と強く批判した。

 第一声を聞いた青森市、会社員八木橋正久さん(63)は「操車場跡地の利活用など、市民の声を聞く姿勢が評価できる。国政が自民だからといって投票するほど、市民は甘くない」と話した。

 蝦名氏陣営は市役所駐車場で第一声。自民党の大島理森前副総裁、江渡聡徳衆院議員、山崎力参院議員、公明党の伊吹信一県議をはじめ県議、市議、支持者ら約250人が集まった。

 選対本部長の津島淳衆院議員が「県都の市長は県と国に強いパイプを持っているかが大事だ。未来を託せるのは蝦名氏だけだ」とあいさつ。議員らが支援を呼び掛けた。

 蝦名氏は「青森市を県と国と一直線に結び、青森市を元気づけたい」と県や中央との人脈を強調した。

 第一声の聴衆の中にいた市内の無職葛西明さん(70)は「休日でもJR青森駅前はがらがら。鹿内市長は何も対策を取らなかった。蝦名氏には思い切った経済対策を期待している」と話した。


2013年04月08日月曜日

2619チバQ:2013/04/08(月) 22:38:48
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130408ddlk02010136000c.html
選挙:青森市長選 告示 市政継続か奪還か 除雪、庁舎問題争点に /青森
毎日新聞 2013年04月08日 地方版

 任期満了に伴う青森市長選が7日告示され、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)=無所属=と、新人で前副知事の蝦名武氏(67)=同、自民・公明推薦=の2人が立候補を届け出て、一騎打ちの構図となった。4年前に多選に抗議して「市民派」を掲げ初当選した鹿内市政の継続か、与党が推薦する新人が市政を「奪還」するかが最大の焦点。経済対策や除排雪対策、市庁舎の建て替えや特別職給与問題など、多くの課題を抱える県都の将来を決める7日間の選挙戦が始まった。【酒造唯、吉田勝】

 鹿内氏は午前9時前、同市本町1の選挙事務所前で第一声を上げ、支持者ら約60人が集まった。元県議会議長の毛内喜代秋氏や民主党の渋谷哲一県議、市民有志で鹿内氏を支援する組織「勝手連」の会長で社民党元衆院議員の今村修氏らが駆けつけた。渋谷県議は「次の4年間で青森市をがっつり変えるために力を合わせていこう」と激励。鹿内氏はこの後、JR青森駅前やスーパー前など市内を回って支持を訴えた。

 蝦名氏は午前8時45分、市役所前で第一声。自民党の県選出衆院議員の津島淳、江渡聡徳、大島理森の3氏や、県議、市議らが顔をそろえた。津島氏は「青森市は4年間雲に覆われた。県や国と強い絆で結ばれている蝦名氏なら必ず大きな成果をもたらせる」と、副知事を務めた蝦名氏の人脈をアピールした。蝦名氏は選挙カーに乗り込み、新町通りの百貨店前や、市南部のスーパーなどで街頭演説を繰り返した。

 投票は14日午前7時から午後8時まで、市内110カ所(うち1カ所は午後7時まで)で。午後9時15分から市民体育館で即日開票され、午後11時半までに大勢が判明する見通しだ。期日前投票は、市役所第3庁舎1階会議室、市役所浪岡庁舎2階中会議室、アウガ5階の男女共同参画プラザの3カ所で午前8時半から午後8時まで(アウガは午前9時半から)。6日現在の有権者数は24万8468人(男11万3894人、女13万4574人)。

2620チバQ:2013/04/08(月) 22:39:54
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130408ddlk07010047000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 現新の一騎打ち 「草の根」か「組織」か 2氏第一声 /福島
毎日新聞 2013年04月08日 地方版

 県内の復興の重要拠点、郡山市(人口約33万人)を2017年まで率いるトップを選ぶ市長選が、7日告示された。届け出順で、元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(68)と、05年から現職の原正夫氏(69)=いずれも無所属=が立候補した。変化を求める市民の「草の根票」を開拓する品川氏と、自公民の県議・市議、商工会など「組織票」をおさえる原氏との7日間の戦いが始まった。(届け出順)【藤原章生、栗田慎一】

 ◇滑らかに未来像描く−−品川万里氏
 ◇除染など実績淡々と−−原正夫氏
 滑らかな口調で近未来を描く品川氏。除染実績などを淡々と語る原氏。2人の個性の違いは、7日朝の出陣式にも表れた。

 前夜からの雨で、市中心部の選挙事務所内を出陣式の会場に選んだ品川氏は、午前8時半すぎ、こう切り出した。「美しい花が咲き、緑が芽吹き、ヒバリが春の訪れを告げています。郡山市民にも春をもたらしましょう」

 前回の市長選で原氏に約1万1000票差で敗れ、4年の浪人生活を強いられたことに触れ、「町を歩くとアイデアが泉のごとくわき上がる。子どもたちが生まれたい郡山、大往生をとげられる郡山。そんな郡山を作りたい」。最後は地元の特産品を引き合いに「ネギは曲がっている方がいい。政治はまっすぐな方がいい」というオチで演説をしめくくった。

 同じ頃、原氏はJR郡山駅に近い昭和通(どおり)沿いで、県議市議ら15人の熱弁応援とは対照的に、落ち着いた口調で第一声を上げた。

 「市政をお預かりして8年、市民の皆様と努力してきました。大震災、原発事故で福島、日本、市政が全く変わりました。子どもの健康を考え努力をしてきたが、これから1、2年が大事。郡山市の発展のために皆様と一緒に頑張りたい」と語ると、年配男性たちから一斉に「ガンバレ」と声援が飛んだ。

 「今回、私は(市議時代から数え)10回目の選挙です。最後まで私と戦っていただきたい」と声を上げ、ガンバロー三唱で結んだ。

 県議市議ら地元有力者が弁士となった原陣営に対し、品川陣営は、同窓生や市民運動家らが集まる手作り感を前面に出した。市立郡山五中で品川氏と同級だった佐田一志さんは「マラソンで言えば40キロ過ぎ。品川君を支持する流れが大きなうねりとなっている」と語り、市立金透小の同級生、福地武子さんも「品川さんは一に人、二に人、三に人。震災の時の頑張りを市民に見てほしい」と応援した。

 一方、原氏を支える自民党の佐藤憲保県議(58)は「原さんは国が放射能対策の基準すら決められないときに、学校の除染を始め、国を動かした。この点、『私が彼を評価するんだから心配するな』ということで、自公も民主も原さんについた」と組織票の盤石さを強調した。

==============

 ◇郡山市長選立候補者(届け出順)
品川万里(しながわ・まさと) 68 無新

 団体理事[歴]郵政審議官▽法政大教授▽東大

原正夫(はら・まさお) 69 無現(2)

 市長[歴]市議2期▽県議4期▽会社顧問▽明治大

2621チバQ:2013/04/08(月) 23:29:51
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000m010108000c.html
民主党:地方選でも苦戦  「看板隠し」も上手くいかず
毎日新聞 2013年04月08日 23時23分

 昨年末の衆院選惨敗後、民主党が地方選でも苦戦している。7日投票の秋田市長選と秋田県小坂町長選では、前同党衆院議員が離党し、同党の推薦も受けない無所属で臨んだが、いずれも敗北。4月は全国各地で首長選や市町村議選が集中するが、出足からつまずいた格好だ。同党系の候補に推薦を出さない「看板隠し」も奏功せず、このまま党勢が回復しないと、夏の参院選が党の存在をかけた戦いになる。

 「個人的には非常に残念だった」。民主党の細野豪志幹事長は8日の記者会見で、秋田市長選での前首相補佐官の寺田学前衆院議員の敗北について、こう述べるにとどめた。

 寺田氏は03年衆院選秋田1区で初当選以来連続3期務め、菅・野田両内閣で首相補佐官に就任。民主党政権の中枢を担った。昨年12月の衆院選で落選。

 今回の同市長選では「行政のトップは党派に属するべきではない」と離党。政党支持を受けずに草の根の選挙戦を展開した。民主党県連は自主投票で、一部党県議らが支援。公明県本部推薦、自民市支部などが支持した現職と対決。約1万2000票差で敗れ、寺田氏は7日夜、「組織力、運動員の数、資金力のすべてにおいて劣っていた」と語った。

 そもそも民主党秋田県連は、秋田市長選と同日選になる予定だった県知事選で、現職の対抗馬として寺田氏と川口博前衆院議員に打診したが、いずれも固辞された。その結果、知事選は無投票で現職が再選。一方、寺田氏は同市長選に挑み、川口氏も離党して7日投票の同県小坂町長選に出馬し、62票差で現職に敗れた。

 民主党幹部は寺田氏らの敗北について「うちが全面的に支援したわけではない」と無関係を装うが、地方組織の強化を掲げながら、首長選で党の推薦候補も擁立できない厳しい状況が続く。今月21日投票の愛媛県八幡浜市長選では、高橋英行前衆院議員が離党して無所属で臨む見通し。地方選挙での「民主離れ」は加速し、参院選に向けた地盤固めは進まない。

 2月の西東京市長選では、自公の推薦を受けた新人が民主の推薦を拒んだほか、滋賀県東近江市長選では前回は民主の推薦を受けた現職が今回は受けずに臨んだ。4月は全国各地で首長選や市町村議選が集中する「ミニ統一地方選」月間で、地方の党勢が結果で示される。4年前は、河村たかし名古屋市長が民主党推薦で当選。高知県四万十市長選でも民主などの推薦候補が勝利しており、状況は一変している。【仲田力行、小林洋子、笈田直樹】

 ◇民主党の不振が続く最近の主な地方選
西東京市長選  2月 3日 自公推薦で当選した新人が民主都連の推薦を辞退

滋賀県東近江市長選  2月17日 前回推薦した現職が推薦を受けず出馬。自民推薦の新人に敗れる

千葉県知事選     3月17日 独自候補擁立断念。投票率は14ポイント低下し現職圧勝

秋田県知事選    ※3月21日 独自候補擁立断念。現職が無投票で再選

岡山県赤磐市長選   3月24日 民主・維新推薦の現職が無所属新人に惜敗

秋田市長選      4月 7日 民主を離党した前衆院議員が公明推薦の現職に敗退

秋田県小坂町長選   4月 7日 民主を離党した前衆院議員(元町長)が無所属現職に敗退

<注>日付は投票日。※は無投票当選の告示日

.

2622チバQ:2013/04/09(火) 22:16:40
http://www.minpo.jp/news/detail/201304097739
序盤、原氏が先行 品川氏猛追 郡山市長選の情勢
 14日投票の郡山市長選は、新人でNPO法人理事の品川万里候補(68)と現職で3選を目指す原正夫候補(69)が激しい選挙戦を展開している。福島民報社は世論調査を実施し、取材の情報も加味して序盤の情勢を分析した。政策の継続で復興加速を訴える原候補が先行し、新たな発想による地域づくりを目指す品川候補が猛追している。ただ、35・8%が投票する候補者を決めておらず、中盤から終盤にかけての若者や無党派層への浸透が当落の鍵を握るとみられる。
 支持政党別で見ると、自民、公明両党の推薦を受けた原候補は自民支持層の6割近く、公明支持層の4割強を固めつつある。政党の推薦を受けない品川候補は民主支持層の5割強を固め、共産、社民の支持層も取り込んでいる。全体の26・5%を占めた無党派層の「支持政党なし」はほぼ互角となっている。 
 年代、男女別では、原候補が30代の男性、品川候補が同年代の女性で優勢、40代の男性は互角。原候補は子どもの健康日本一の実現や除染の加速、品川候補は出産費用の無料化や教育レベルの向上などを掲げる。両候補とも子育て世代の政策を前面に押し出しており、現段階では3、40代の両候補への支持にほとんど差は出ていない。 
 また、原候補は20代と70歳以上の男女からの支持が厚く、品川候補は60代の男女で優位に立っている。 
 地区別では、原候補が地元の旧市内でリードを保っている。周辺の富田、大槻、日和田などの地区で票の上積みを目指す。品川候補は地元富久山地区で原候補をやや上回り、片平、喜久田、田村などの地区で優勢。新興住宅地を抱える安積地区や、磐梯熱海温泉などの観光地のある熱海地区は競り合っている。 

( 2013/04/09 12:21 カテゴリー:主要 )

2623チバQ:2013/04/09(火) 22:17:37
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130409ddlk05010129000c.html
選挙:県議補選秋田市区 最上氏が初当選 /秋田
毎日新聞 2013年04月09日 地方版

 7日投開票された県議補選秋田市選挙区(改選数1)は、会社役員で自民新人の最上英嗣氏(46)がエフエム椿台社長で無所属新人の黒崎一紀氏(54)を破り、初当選した。最上氏は「責任の重さを感じる。秋田港の機能強化や物流網の整備などを中心に、商工業の振興と雇用の創出を目指したい」と抱負を語った。投票率は49・14%。

==============

 ◇秋田市区開票結果(改選数1)
当 64111 最上英嗣 46 自新

  55877 黒崎一紀 54 無新

=選管最終発表

==============

 ◇秋田市区当選者(改選数1)
最上英嗣 46 自新(1)

 会社役員[歴]秋田青年会議所常任理事▽東北学院大

2624チバQ:2013/04/09(火) 22:19:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130408-OYT8T01550.htm
郡山市長選世論調査 原氏やや先行、品川氏追う


 前回と同じ顔ぶれによる郡山市長選(14日投開票)について、読売新聞社と福島民友新聞社が共同で世論調査を行い、取材結果を加味して情勢を分析した。3選を目指す現職の原正夫氏(69)がやや先行し、元郵政官僚で新人の品川万里氏(68)(ともに無所属)が追う展開となっている。ただ、2割超の有権者は態度を明らかにしておらず、情勢は変化する可能性がある。

 【情勢】

 原氏は、地元総支部の推薦を受けた自民党支持層の6割弱を固めた。無党派層も4割弱から支持を得る。職業別では、農林水産業の7割、給与所得者の5割弱の支持を受ける。前回選で原氏に投票したと答えた人のうち、6割強が今回も支持している。

 品川氏は民主党支持層の5割強、無党派層の3割強の支持を受ける。職業別では商工自営、自由業で原氏を上回る4割強の支持を得ている。前回選で品川氏に投票したと答えた人のうち、9割近くが今回も支持している。

 【関心度】

 「大いに」「多少は」を合わせて77%が関心を示し、前回選の調査より9ポイント高い。年齢別では、60歳以上の8割以上が「関心あり」だが、30歳代は5割強にとどまる。一方、「必ず」「なるべく」を合わせて「投票に行く」と答えたのは、前回調査とほぼ同じ92%だった。前回選の投票率は、過去2番目に低い51・54%だった。

 【重視する政策】

 市長選の争点として重視したいもの(複数回答)は、「震災からの復旧・復興」と「福祉や高齢化対策」が86%で最も多く、次いで78%の「除染の問題」。75%の「少子化対策や子育て支援」は、30歳代では9割強でトップだった。復興や暮らしに直結した政策に対し関心の高さがうかがえる。

 【現市政の評価】

 原市政への評価は、「大いに評価する」が10%、「多少は評価する」が46%、「あまり評価しない」が31%、「全く評価しない」が11%。農林水産業の8割が「評価する」一方、商工自営、自由業の5割強は「評価しない」とした。

 調査は告示日の7日午後から8日にかけて、郡山市を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1362世帯の中から792人の有権者の回答を得た。回答率58%。

(2013年4月9日 読売新聞)

2625チバQ:2013/04/10(水) 23:20:05
http://www.minpo.jp/news/detail/201304107768
郡山市長選 現地ルポ ”草の根”対“組織” ムード低調投票率が鍵
 新人と現職の前回と同じ顔触れによる一騎打ちとなった郡山市長選は10日、折り返しを迎える。14日の投票日に向け、新人でNPO法人理事の品川万里(68)=無所属=、現職で3選を目指す原正夫(69)=同=の両候補が激しい舌戦を繰り広げている。有権者一人一人との対話を重視し浸透を図る“草の根戦術”の新人に、自民、公明の推薦を受けた現職は250を超える地区後援会を拠点に“組織戦”を展開する。経済県都の復興を担うリーダーを決める選挙戦をルポした。(文中敬称略、取材班)
 選挙戦3日目の9日、品川は市南西部を精力的に遊説した。
 品川は前回の市長選で敗れてから市内の行事、イベント、会合に足を運び、幅広い年齢や職業の市民から市政への要望を聞いた。住宅地図に印を付けながら支援者宅訪問も繰り返した。
 70を超える地区後援会をつくり、1月下旬から100回に及ぶミニ集会を重ねた。選対本部長の佐藤茂樹は「郵政審議官を務めた元官僚が、地をはうどぶ板選挙に徹している。目線と腰の低さが多くの有権者の心をつかんでいる」と手応えを強調する。
 小中学校の同級生や市職員OB、元県議、現市政に批判的な市議らが選対を切り盛りしている。品川の子育て支援策に賛同する女性グループへの働き掛けも強めているほか、原の地盤の旧市内などでの支持拡大に力を入れている。2月の事務所開きでは、元市長の藤森英二が応援メッセージを寄せ、かつて藤森の選挙を支えた原陣営の関係者らは神経をとがらせている。
   ◇  ◇
 原は9日、旧市内を遊説し、個人演説会も開いた。
 前回の市長選で支持が分かれた自民党県議は、5人全員が原の支持に回った。2日の総決起大会。自民党衆院議員(本県2区)で復興相の根本匠が、原と二人三脚で復興に取り組むと約束した。
 原は250を超える地区後援会をつくり、ミニ集会などで震災対応の実績と市政継続の必要をアピール。日中は公務で活動する時間が限られたが、告示直前の4日に市役所本庁舎の改修工事竣工(しゅんこう)記念式典、5日には郡山総合体育館の再オープン記念式典を相次いで催し、郡山の着実な復興を印象づけた。
 年明けから「女性の会」の活動を活発化させ、子どもと女性の政策を重視する品川を意識した選挙戦も展開している。選対本部長の渡辺隆弘は「2000を超える企業、団体などから推薦を受けている。組織力を生かして隅々まで指示を徹底させ、幅広い層へ浸透を図る」と後半戦に向け意気込む。
   ◇  ◇ 
 品川陣営は選挙ポスターや事務所看板に「品川は、逃げない」との文言を掲げた。原陣営はチラシなどで「生粋の郡山っ子市長」を強調するなど、両陣営の戦いは日増しにヒートアップしている。
 各陣営の熱気とは裏腹に、有権者には「除染と復興を加速させてくれるなら、どちらが市長でも構わない」「前回と同じ顔触れで新鮮味に欠ける」といった声もあり、選挙ムードはまだ盛り上がっていない。
 両陣営とも「投票率が当落の行方を左右しかねない」とみており、有権者の関心を高める取り組みに躍起だ。

■立候補者

(届け出順、敬称略)
品川万里 68 無新
原正夫 69 無現


( 2013/04/10 15:48 カテゴリー:主要 )

2626チバQ:2013/04/10(水) 23:30:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130409-OYT8T01579.htm
[青森市長選]蝦名氏 朝のラッシュ狙う



朝の街頭で支持を訴える蝦名武候補(9日) 晴れ間が広がった9日朝、県庁から西に500メートルほどの国道沿いで道行く車に手を振る蝦名武氏(67)の姿があった。時計を目にしながらスタッフが運動開始の午前8時まで「あと1分です」と伝えると、黄色のダウンを脱ぎ捨てて、同じく黄色い薄手のナイロンコートに着替えた。「黄色はお気に入りなんだ。元気が出るね」。マイクを握って演説を始めると、そばに掲げた赤いのぼりと青空に黄色が映える。

 陣営が力を入れているのは「知名度アップ」。そこで考案された作戦が名付けて「ラッシュ街頭」だ。通勤通学で交通量の多い朝の時間帯、市街地を通る国道で街頭活動を展開する。

 本人は推薦を受ける企業の朝礼に顔を出してから駆け付ける時もあり、到着次第、ひたすら車に向かって手を振り続けて演説に入る。陣営幹部は「知名度で現職に追いつくためには、とにかく露出を増やすしかない。無党派層も取り込まなければ」と力を込める。

 9日は最初の演説場所から西部の新城地区に移動。幹線道路や集会所など1時間であっという間に4か所で街頭演説を行った。「やあやあ、どうもどうも」。立ち寄ったコンビニでも小走りで客に握手を求め、自宅から出てきた住民を見つけると素早く駆けよる。フットワークは軽い。様子を見ていた主婦(64)は「県のえらい人だったわりには腰が軽いわ。笑うと意外とチャーミングね」。

 演説は時候のあいさつやユーモアをあまり交えず、公約を熱っぽく訴えかけるスタイル。副知事時代の議会答弁の名残なのか、「つきましては」「であります」といった硬めの表現をすることもあるが、真っすぐに聴衆を見すえながら「私ならできます」「こうします」と力強い。

 「えびたけ」ののぼりを立てて街頭に立ち始めたのは2月中旬。演説の手応えを本人に聞いてみると「もう慣れた、慣れた。大丈夫だよ」と自信を深めている様子で返された。

 政策本位で市政を変えたい――。そんな思いを前面に出して戦う。「県庁時代に培った行政経験や手腕を今、100%市民のために使っていきたい」

(2013年4月10日 読売新聞)

2627チバQ:2013/04/11(木) 20:53:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130410-OYT8T01499.htm
[青森市長選]争点くっきり

 5日目に突入する青森市長選は、現職で再選を目指す鹿内博氏(65)(無所属)、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属=自民、公明推薦)の両候補が連日市内を駆け回り、有権者に向けて熱心に政策を訴えている。2人が掲げる公約は市役所庁舎の建て替え問題など争点が明確な部分が多い。街頭に立つ2人の声に耳を傾けた。

 東北新幹線の新青森駅に近い新城地区。両候補が語るのは、18区画のうち16区画が売れ残っている駅周辺の商業用区画の問題だ。

 鹿内氏は10日、JR津軽新城駅前で「市が2割から3割の助成費を出して販売していく。結果として土地の値段引き下げになる。地域と協議して、高さ制限のある所は見直していく」と取り組みを説明。

 蝦名氏は9日、西部市民センター前で「今は値段が高すぎて買い手がない。思い切って値下げして高さ制限も外す。ホテルや飲食街ができるようにしたい」と一層の施策が必要だとする。

 特に違いが明確な市庁舎の建て替え問題では、鹿内氏が「現庁舎は震災で倒壊する可能性がある。市の財政状況を考えれば、少ない予算で建て替える必要があり、今の場所に2回に分けて建てる方針を決定した」と緊急性を強調。

 対する蝦名氏は「今、建て替えれば財政が破綻することがわかっている。確かに老朽化しているが、耐震強化をしている。財政にゆとりが出た段階で建設すべき」と財政面の懸念を指摘する。

 また、除排雪対策では、昨年度から市が直接業者に除排雪を指示する仕組みを導入したことを踏まえ、鹿内氏が「取り組みを点検、改善する」と主張。

 蝦名氏は「根本的に見直すべき」と真っ向から反論している。

 このほか産業振興のあり方では、地元企業の支援などを強調する鹿内氏と、企業誘致の促進などを前面に出す蝦名氏の間で、考え方の違いが表れている。

(2013年4月11日 読売新聞)

2628チバQ:2013/04/13(土) 00:28:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130411-OYT8T01715.htm
[青森市長選]戦術も対照的



候補の演説に聴き入る聴衆 終盤を迎える青森市長選は、現職で再選を目指す鹿内博氏(65)(無所属)、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属)の両候補が選挙カーを走らせて激しい選挙戦を展開している。2人を後押しする陣営や支援者の態勢は対照的だ。勝手連とゆるやかにつながり草の根の活動を続ける鹿内氏と、推薦を受ける自民、公明両党を中心に組織で臨む蝦名氏。11日も戦い方の違いが際だった。

 「市民が主役の市政を継続させましょう」。鹿内氏を応援する勝手連「市民のための市政をつくる会」は、中南部を中心に政策宣伝カーを走らせた。鹿内氏が乗り込む選挙カーの遊説コースを事前に選挙事務所から教えてもらい、重ならないように別の地域を回る。

 投票率が下がると組織を固める相手候補を利する懸念があるため、「14日は市長選の投票日です。ぜひ投票しましょう」とも呼びかける。「市民の反応はいい」と話すのは勝手連の今村修会長(元衆院議員)。浪岡地区の勝手連とも連携して支援の輪を広げる。

 蝦名氏陣営は推薦を受ける自民党の野田聖子総務会長を招いた演説会を中心部2か所で開催し、組織の引き締めを図った。「終盤になってようやくかなった待望の機会」(陣営幹部)という大物応援。会場となった青い森公園(長島)には、選対本部長の津島淳衆院議員のほか自民、公明の県議がずらりと顔をそろえ、結束をアピールした。

 野田氏は「蝦名さんとは旧知だが、市長に大切なのはその粘り強さと根性。それがないと地方の市政のかじ取りはできない」と激励した。蝦名氏も経済活性化などを中心に訴えた。

(2013年4月12日 読売新聞)

2629チバQ:2013/04/13(土) 00:35:48
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130412ddlk02010003000c.html
選挙:青森市長選 終盤へ 戦いぶりは対照的 /青森
毎日新聞 2013年04月12日 地方版

 14日に投開票される青森市長選は終盤戦に入った。再選を目指す無所属現職の鹿内博氏(65)と、無所属新人で前副知事の蝦名武氏(67)=自民、公明推薦=の両候補者が、街頭演説や個人演説会などを通じて激しい選挙戦を展開している。政党や団体から推薦を受けない鹿内氏と、政権与党が支援する蝦名氏は、戦い方も対照的だ。両候補の戦いぶりをまとめた。(届け出順)【酒造唯、吉田勝】

 ◆鹿内博氏(65)=無現

 ◇政党や労組とは一線 公務で演説できぬ焦りも
 「私には時間がないんです」

 4月2日の記者会見の際、鹿内氏は焦りの言葉を漏らした。市議に初当選した82年からほぼ毎日、街頭に立って演説するスタイルを貫いてきた鹿内氏。だが、4年前に市長に初当選して生活が一変。比較的時間に余裕のある地方議員に比べ、首長の公務は格段に多く、思ったように演説できなくなった。鹿内氏は「以前の1割しかやれていない」と話す。

 「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は、政党や労組の推薦を受け付けていない。演説で地道に支持を集めてきた流儀が思うようにできていない焦りが記者会見で現れた。鹿内氏は告示後の有権者の反応については「前回と同じ」と笑みを見せる。

 カギは市民有志でつくる支援団体「勝手連」だ。今回も組織され、会員数も約150人と前回並み。鹿内氏は組織票を否定しているだけに、勝手連の今村修会長は「投票率のアップが重要」と見る。勝手連の政策宣伝カーは「投票に行こう」と呼びかける毎日だ。

 ただ、鹿内氏の1期目の「実績」で遠ざけた層もある。前回は現職の多選批判で支持層を広げたが、当時は「自主的支援」をした社民党県連は今回は自主投票を決定。青森市職員で作る青森市労連は前回に続いて対立候補の蝦名氏を推薦した。鹿内氏の市議会との対立や、市議や市職員の報酬・給与の削減方針が影響した。

 ◆蝦名武氏(67)=無新

 ◇津島氏と連携前面に 自民支援そろわぬ足並み
 「津島先生とタッグを組んで頑張りたい」

 10日夜の青森市細越での個人演説会で蝦名氏が強調したのが、地元の衆院青森1区選出で、蝦名氏の選対本部長を務める津島淳衆院議員との連携だ。

 蝦名氏の選挙カーには、津島氏が連日乗って支援。昨年11月に出馬表明した蝦名氏の擁立を自民党市支部が今年1月に決めると、津島事務所スタッフが陣営に入った。自民党の強固な組織を生かして企業や団体もくまなく回る。10日朝に東北電力青森支店前で行った街頭演説では、多くの支店幹部が歩道に出て整列して耳を傾けた。

 課題は知名度のアップ。女性票を取り込むため、自民党の有名女性議員の応援を仰ぐ。これまでに三原じゅん子参院議員や野田聖子総務会長が駆けつけた。12日には蝦名氏を「元女房(役)」と呼ぶ三村申吾知事が、告示後初めて青森市内のホテルでの会合で応援演説する予定だ。

 一方で、市長選の候補決定までの自民党内でのあつれきを念頭に、「支援態勢が一枚岩になっていない」と指摘する声もある。

 7日の蝦名氏の第一声には、自民系会派の複数の市議が出席を見送った。青森市浪岡地区を地盤に持つ木村太郎県連会長も、応援に訪れたのは9日だけ。木村氏は記者団に「みんなでやるのが自民党」と強調したが、陣営からも「県連がもっと前に出ないといけない」との声が出ている。

.

2630チバQ:2013/04/13(土) 00:40:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130412t21009.htm
青森市長選14日投開票 投票率が勝敗を左右?

青森市役所前に掲示された市長選のポスター。投票日に向け激しい戦いが続く


 任期満了に伴う青森市長選(14日投開票)は終盤戦に入り、いずれも無所属で、再選を目指す現職の鹿内博氏(65)と、新人で元青森県副知事の蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=が舌戦を繰り広げている。政党や団体の支援を求めない「草の根」の現職と、政権与党が全面支援する「組織」の新人のつばぜり合いは激しさを増している。

 10日、青森市中心部。「市民のための市政継続を」。熱心に呼び掛ける鹿内氏の周囲に、人影はまばらだった。
 1人でマイクを握り、つじ立ちするのが鹿内流だ。勝手連メンバーや県議、市議はあくまで自主支援で駆け付けない。強固な支持基盤はなく、県都トップとしては異例の陣容。この手法で県議、市議時代から過去9回の選挙を勝ち抜いてきた。
 重点公約に、議員報酬削減や庁舎建て替え、原子力防災の充実を掲げる。議会から反発を受けても、持論を貫く。鹿内氏と40年来の付き合いという勝手連会長の元社会党衆院議員今村修氏(71)は「決まった支持層がないのが逆に強み。市民に広く『鹿内博』という政治家が浸透している」と語る。
 蝦名氏は8日、市郊外の浪岡地区で街頭演説した。首相補佐官の木村太郎自民党青森県連会長ら地元国会議員3人が居並ぶ中「国、県と連携した公共事業の拡大を」と声を張り上げ、与党とのパイプをアピール。政策実行力を強調した。
 自民系県議、市議を介して企業や団体を連日回り、組織票固めに余念がない。11日夕には野田聖子党総務会長が青森市入りしてマイクを握り、てこ入れを図った。
 課題は知名度アップ。木村県連会長は、2005年の八戸市長選で自民推薦の小林真氏が初当選した例を引き合いに出し、勝利を誓う。「(小林氏は)当初は無名で劣勢だったが、終盤に追い上げた。今回もこういう戦いを大事にしなければ」
 両陣営が気にするのが投票率。09年の前回市長選は、5期20年続いた佐々木誠造前市長の多選の是非が大きな争点となり、投票率は過去5回で最高の56.63%だった。今回は「盛り上がりに欠ける」との見方が専ら。低投票率を前提に「前回比10ポイント以内の下げ幅の場合は現職、それ以上減少する場合は新人に有利」(市内の政治関係者)との予測も出ている。
 最終盤に向け、両陣営は「投票率が下がって、自民の組織力が際立ってはいけない」(鹿内陣営)「知名度の差は大きい。市政批判票を少しでも多く取り込みたい」(蝦名陣営)と追い込みを図る。

 ◇青森市長選立候補者
鹿内博 65 市長     無現
蝦名武 67 元副知事   無新(自・公推)


2013年04月12日金曜日

2631チバQ:2013/04/13(土) 09:50:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130412-OYT8T01513.htm
まちづくりのあり方審判 青森市長選

 青森市長選は14日、投開票される。現職で再選を目指す鹿内博氏(65)(無所属)、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属=自民、公明推薦)の2人は、経済活性化やまちづくりのあり方などを中心に街頭遊説を繰り広げ、13日に最後の訴えで選挙戦を締めくくる。市政の「継続」か「リセット」か。有権者の判断を仰ぐ。

 鹿内氏は前回同様、政党に推薦などを求めず「市民派無所属」を掲げる。市庁舎の現在地での建て替えや、議会で否決された官製談合での元市幹部に対する損害賠償請求、特別職報酬の削減、脱原発依存社会を目指す市の方針作成などをマニフェストに掲げる。

 市内をくまなくまわり、ひたすら街頭遊説を繰り返して4年間の実績と次期への意欲を訴える。自主支援を決めた共産や、自主投票の民主、社民の議員も独自に応援。また、約15の勝手連が発足して政策宣伝カーを走らせるなどして後方支援する。鹿内氏は「現職となった今回は追い風と向かい風が吹くが、『負けるな』と市民から声がかかり、反応は良い」と手応えをつかんでいる。

 蝦名氏は「停滞から発展へ」をテーマに掲げ、新たな企業誘致による経済の活性化、市庁舎建て替えと除排雪方式の見直し、子育て福祉分野の体制拡充などを訴える。

 推薦を受ける自民、公明の全面支援で組織戦を展開。「知名度アップ」に力を注ぐ。自民の県連幹部が街頭から支持を訴え、11日は党3役の野田聖子・総務会長が駆け付けるなど公認候補並みの支援を受ける。本人は企業の朝礼回りや幹線道路沿いでの手振り、各所で辻立ちを繰り返す作戦を続ける。市議や公明党主催のミニ集会にも足を運んでいる。選対本部長の津島淳衆院議員は「あと1歩まできている。最後まで気を引き締めて全力で支持拡大に取り組む」と話す。

(2013年4月13日 読売新聞)

2632チバQ:2013/04/13(土) 10:02:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130412-OYT8T01310.htm
「継続」か「刷新」か、争点…郡山市長選14日投票

 郡山市長選は14日、投開票される。元郵政官僚で新人の品川万里氏(68)と、現職で3選を目指す原正夫氏(69)の無所属2人が立候補し、前回選と同じ顔ぶれによる一騎打ち。震災と原発事故で市の置かれた状況や課題は4年前と大きく変わり、両陣営は除染の徹底と復興の加速などを訴える。政策に際だった差はなく、前回選同様、市政の「継続」か「刷新」かが大きな争点となっている。

 前回選は1万834票差で敗れた品川氏は4年間、市内各地を回って知名度アップに努めた。小中学校時代の同級生や、個人的つながりで生まれた支持者を中心に「草の根」選挙を展開。現市政を批判する市議らから支援を受ける。「新発想、即実現力」をスローガンに、中央官僚、大学教授などの経歴から人脈と実行力をアピールする。保育料・出産費用の無料化、18歳以下への「放射線健康管理手帳」の交付、高齢者向け通院パスポート発行などを公約に掲げている。

 原氏は、自民党、公明党の各郡山総支部から推薦を受け、約250の後援会を中心に組織選挙を展開する。前回市長選で支持が分かれた市選出自民党県議は5人全員から支援を受け、26か所で行う個人演説会には公明党関係者も出席する予定。郡山市出身を強調し、学校除染や健康対策などの実績を訴え、「今だからこそ継続」をアピール。2015年度までの住宅全戸や農地約2300ヘクタールの除染、屋内遊び場の4か所増設、小中学校の耐震化促進などを公約としている。

 投票率は、両陣営とも過去2番目に低かった前回(51・54%)を下回ると予測。7万票程度を当選ラインとみている。12日現在の期日前投票者数は2万205人(前回同時期1万3658人)。

 投票は14日午前7時から午後6時まで市内147か所で行われる。開票は午後7時半から、市豊田町の市総合体育館で行われ、午後9時頃には大勢が判明する見通し。6日現在の有権者数は26万3642人。

◇投票権持たぬ避難住民9000人

 郡山市内では、原発事故で市外から避難し、仮設住宅などで暮らしている人が約9000人に上る。住民票を移していないため、市長選に投票することはできない。一方、市外に自主避難した市民は約6000人とされ、市外からの不在者投票件数が増えている。

 市内に役場機能を移し、住民3151人(1日現在)が避難する富岡町は昨年、「5年間は帰還できない」と宣言した。多くの避難町民は新市長の任期である4年間、市内にとどまる可能性が高い。市内の仮設住宅で自治会活動をしている男性(48)は「候補者の姿を見たことがない。選挙権がないから仕方ないが、蚊帳の外に置かれたみたいでさみしい」と話す。

 自主避難した住民などが、市外から市選挙管理委員会に請求した不在者投票用紙は11日時点で50件。前回選で市外から請求された総数(7件)の7倍を超えた。

 娘2人と新潟市に自主避難する主婦磯貝潤子さん(39)もその1人。「周囲でも5人ぐらいは不在者投票する。避難しているとなかなか公約などがわからないが、夫が郡山で働いており、帰りたい気持ちはずっと持っている」と話す。

(2013年4月13日 読売新聞)

2633チバQ:2013/04/13(土) 11:22:29
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130413ddlk07010160000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 あす投開票 鍵握る投票率 「浮動票狙い」VS「組織票固め」 /福島
毎日新聞 2013年04月13日 地方版

 任期満了に伴う郡山市長選は14日投開票される。「逃げない」をスローガンに「新しい郡山」を訴える元郵政官僚の品川万里候補(68)は浮動票の掘り起こしを進める。安倍晋三政権とのパイプや県議市議らの支持を得て3選をめざす現職、原正夫候補(69)は組織票固めを続ける。政策的にも人物的にも際立った違いが見られない、前回09年と同じ顔ぶれの市長選。投票率の行方が勝敗をわける鍵となりそうだ。【藤原章生】

 両陣営は7日の告示前まで、後援会組織がフェイスブックも駆使し、PR活動を続けた。衆院は12日にネット選挙を解禁する公職選挙法改正案を通過させたが、今はネットを使った選挙活動は違法。両陣営とも告示後は内容を更新していないが、支持を意味する「いいね!」の数は増え、12日夜時点で品川氏が248人、原氏が124人で、絶対数としてはまだ少ない。

 郡山市民の投票率は相対的に低い。地元の佐藤栄佐久氏を知事に送り込んだ88年知事選の約79%▽民主党旋風が起きた09年衆院選の約70%と沸き立つこともあるが、県平均を下回るのが常だ。自民の勝利で「郡山初の閣僚」の根本匠復興相が誕生した昨年12月の衆院選では、福島市(57・41%)やいわき市(54・81%)より低い54・48%だった。

 市長選の投票率も、77年から93年まで6〜7割台だったが、97年に5割台に落ち、01年には史上最低の42・6%。新人候補4人が立ち、原氏が初当選した05年には57・43%と盛り返したが、09年は51・54%に再び落ちた。

 こうした中、品川氏の選対本部副部長、飛田新一元県議(55)は女性票や浮動票の掘り起こしに躍起だ。「投票率が上がるほど我々に有利。政党から推薦をもらわない『市民党』としては、投票してこなかった世代、層に行ってもらいたい」。具体的には「女性票は口コミが影響する。接触を重ねてきた女性支持者たちがそれぞれのネットワークで投票を呼びかけている」。

 一方、原氏の選対本部長、渡辺隆弘・元市議会議長(74)は、「若手で投票に行くのは20%というのが流れ」と、子育て世代以下の票は増えないと読み、組織票固めを進める。県議では自公、民主の計7人が、市議では40人のうち25人前後が原氏支持を公言。地元政治家による「数の勝負」を重視し、「必ず自分の選挙に返ってくるからなと、議員にハッパをかけています」。

 市選管によると、有権者(6日現在)は26万3642人(男性12万7768人、女性13万5874人)。期日前投票は13日まで市役所本庁舎など計16カ所で。投票は市内147カ所で14日午前7時〜午後6時。郡山総合体育館で即日開票され、午後10時ごろに大勢が判明する見通し。

==============

 ◇郡山市長選立候補者(届け出順)
品川万里(しながわ・まさと) 68 無新

 団体理事[歴]郵政審議官▽法政大教授▽東大

原正夫(はら・まさお) 69 無現(2)

 市長[歴]市議2期▽県議4期▽会社顧問▽明治大

2634チバQ:2013/04/13(土) 22:39:32
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2013041310
佐藤氏、立候補を表明 いわき市長選9月27日の任期満了に伴う、いわき市長選で、災害支援組織代表の佐藤貞光氏(52)は12日、福島民報社の取材に対し、立候補を表明した。

複数の政党と連携に向けて協議しているという。

佐藤氏は「東日本大震災後の市の施策にはスピード感が足りない。

攻めの姿勢で課題を解決する」と述べた。

佐藤氏は同市出身、小名浜高卒。

平成15年に自ら設立した「高度特別緊急災害支援組織」の代表を務めている。

16年の市議選に立候補している。

現職で1期目の渡辺敬夫氏(67)は、立候補に前向きな姿勢を示しているが、正式な立候補表明はしていない。


2013年04月13日 09時19分 配信

2635チバQ:2013/04/14(日) 11:43:47
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130414ddlk07010093000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 きょう投開票 着実な現職か発信力の新人か /福島
毎日新聞 2013年04月14日 地方版

 任期満了に伴う郡山市長選は14日投開票される。「素早い対応」「開かれた市政」をめざす元郵政官僚の品川万里候補(68)と、「放射線と闘い、子どもの健康第一の町づくり」を掲げて3選を狙う現職、原正夫候補(69)の一騎打ちは、2期8年の原市政の信任投票という意味合いが濃い。地味だが着実な原氏に続投を託すか、発信力が強そうで目新しい品川氏にゆだねるか。市民の選択は同日夜、明らかになる。

 品川氏は告示日の7日から連日の演説会で「市長は町を歩かなくては。市職員の若手を、組織を成長させなければならない」と主張。除染も「市民の要望を聞き、自ら現場を見て解決したい。除染の比較研究センターを設け、科学的な実験をしていく。行列のできる市役所、市議会にしたい」と公約してきた。

 原氏は県議、市議と共に演説会を重ね「地震からの復興は10〜30年との見通しだが、放射能は一日の遅れも許されず、休まずに取り組んできた」と実績を報告。「安倍(晋三)首相からも『根本匠復興相は郡山の顧問格だから、しっかりやってください』と言われた。ぜひ3期目もやらせてほしい」と訴えた。

 「結果は昨年12月の衆院選で出たも同じ」と言うのは郡山市大町の自営業、渡辺守康さん(62)。根本氏の選挙事務所を支えたメンバーと原氏のそれとが重なっているからだ。

 だが、原氏につく県議、市議の票田は一枚岩ではない。「組織票は半々に割れている」(原陣営関係者)との声もあり、予断は許さない。また、争点は「原市政の8年に飽きたかどうかに尽きる」(地元企業の元重役)との見方もある。

 市民は、パフォーマンスはないが小中校の除染や復興資金の国への直訴などをこなした現職を望むか、南相馬市や双葉町の首長のように発信力のある新顔を求めるかどうか。投票は14日午前7時から午後6時、市内147カ所で。開票は同7時半に郡山総合体育館で始まり、選管確定時間は午後10時ごろの見込み。【藤原章生】

.

2636アーバン:2013/04/14(日) 22:08:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130414-00000048-mai-pol
<青森市長選>鹿内博氏が再選

毎日新聞 4月14日(日)21時19分配信



 青森市長選が14日投開票され、鹿内博氏(65)が、前青森県副知事の蝦名武氏(67)を破って再選。「市民派無所属」を掲げる鹿内氏は、市長や市議の報酬削減などを主張し、マニフェストには「脱原発依存」も盛り込んだ。

2637チバQ:2013/04/15(月) 18:51:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130415dde041010093000c.html
自公:青森、福島・郡山の2市長選で敗北 「アベノミクス」支持限定
毎日新聞 2013年04月15日 東京夕刊

 14日投開票された青森市長選と福島県郡山市長選で、自民、公明両党が県連や支部レベルで推薦する候補者が敗れた。青森市長選では候補者擁立過程で自民党県連内が混乱したのが一要因。郡山市長選では東京電力福島第1原発事故後の復興と除染の現状に対する不満から、現職に批判票が集まった。高支持率が続く自公政権だが、市民生活に直結する地方選で「アベノミクス効果」は限定的だったとみられる。

 青森市長選では、自公が推薦する無所属新人で前青森県副知事の蝦名武氏(67)が、無所属現職の鹿内博氏(65)に約2万票差で敗れた。自民は蝦名氏と県議、前市議会議長の3人の中から1月に蝦名氏に絞ったが、市議の多くは蝦名氏と距離があり、一枚岩の態勢にならなかった。

 敗因として蝦名氏は「知名度と時間がなかった」と話し、自民党の山崎力参院議員(青森選挙区)は「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)で農家の反発があるのかもしれない」と指摘した。

 一方、原発事故後、初となる郡山市長選は3選を目指す無所属現職の原正夫氏(69)=自公支部推薦=と、無所属新人で団体理事の品川万里氏(68)による前回09年と同じ顔ぶれになり、原氏は約7600票差で敗れた。原氏は県議や市議の大半の支援を受け、地元出身の根本匠復興相との密接ぶりを強調。安倍晋三政権の人気を追い風にしようとしたが、組織が空回りした。初当選を果たした品川氏は15日午前に記者会見し「迅速な除染方針を打ち立てたい」と語った。【酒造唯、藤原章生】

.

2638チバQ:2013/04/15(月) 18:52:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130415dde041010100000c.html
選挙:宮城・石巻市長選 4氏が立候補、復興遅れに危機感
毎日新聞 2013年04月15日 東京夕刊

 東日本大震災で約4000人の死者・行方不明者を出した宮城県石巻市で14日、震災後初の市長選が告示された。過去2回は一騎打ちだったが、今回はいずれも無所属の現職と新人3人が震災復興を最重要課題に掲げて出馬する乱戦になった。

 立候補者は、新人で元市議会議長の阿部和芳氏(53)▽新人でボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽現職で再選を目指す亀山紘氏(70)▽新人で元東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)。

 同市は大震災で全国最多の犠牲者を出し、今も約3万人が仮設住宅で生活する。高台移転を巡る住民合意やマンパワー不足などさまざまな課題が山積するほか、合併前の旧7市町間で復興のスピードに格差が生じているとの指摘も多い。第一声で4候補は被災体験や復興の遅れへの危機感などを訴えた。【近藤綾加、金森崇之】

.

2639チバQ:2013/04/15(月) 18:56:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130415t61039.htm
郡山市長選 品川氏が初当選 現職3選阻む
 任期満了に伴う福島県郡山市長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元郵政審議官品川万里氏(68)が、3選を目指した無所属現職の原正夫氏(69)を破り、初当選した。
 品川氏は2009年の前回に続く挑戦。政党推薦を受けず、「市民党」を掲げて選挙戦を展開した。子どもを重視する政策を訴え、無党派層などから幅広い支持を集めた。福島第1原発事故からの復興のスピードに不満を持つ市民の受け皿にもなった。
 原氏は原発事故の除染対応などの実績を強調し、自民、公明両党の推薦を受けて組織戦で臨んだが、及ばなかった。
 投票率は45.01%で前回を6.53ポイント下回った。当日の有権者は25万9088人。

◎郡山市長選開票結果(選管最終)
当 61,468 品川万里 無新(1)
  53,812 原正夫  無現

<品川万里(しながわ・まさと)>68
NPO理事(NTTデータ副社長、郵政審議官)白河市、東大

2640チバQ:2013/04/15(月) 20:58:23
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130415t21040.htm
青森市長に現職の鹿内氏再選
 任期満了に伴う青森市長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の鹿内博氏(65)が、無所属新人の元青森県副知事蝦名武氏(67)=自民・公明推薦=を破り、再選を果たした。
 鹿内氏は、市民の声を直接聞く制度の導入や研究施設の誘致など1期目の実績を強調。「青森らしさ」を生かした街づくりの実現を訴えた。政党や団体に頼らない「市民派無所属」を掲げ、1人で300回近く街頭に立つなど徹底した草の根戦術と、高い知名度で幅広く支持を集めた。
 蝦名氏は、副知事としての行政経験、県や国とのパイプ役を強調。公共事業拡大などの経済対策も打ち出した。自民、公明両党が支援し、国会議員や県議、市議らと組織型の選挙戦を展開したが、浸透しなかった。
 当日の有権者は24万4557人。投票率は48.38%で、前回(2009年)を8.25ポイント下回った。

◎青森市長選開票結果(選管最終)

当 68,442 鹿内博 無現(2)
  48,864 蝦名武 無新
<しかない・ひろし>1948年3月4日、青森市生まれ。青森高卒。会社員を経て、青森市議を3期、青森県議を5期務めた。2009年の市長選で初当選。


2013年04月15日月曜日

2641チバQ:2013/04/15(月) 21:11:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130415t11035.htm
宮城4市長選告示 石巻、現新4人の争い 東松島は無投票
 任期満了に伴う宮城県石巻、登米、栗原、東松島の4市長選が14日、告示された。石巻は現職と3新人の計4人が立候補した。登米と栗原は現職と新人による一騎打ちの構図が決まった。震災復興や産業振興などの市政課題をめぐって舌戦が始まった。東松島は現職が2期連続で無投票当選を決めた。登米、栗原、東松島の3市議選と石巻市議補選も同日、告示された。投票は21日に行われ、即日開票される。

 石巻市長選はいずれも無所属で、元市議の新人阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表の新人藤田利彦氏(50)、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)=自民・民主推薦、共産支持=、元大学講師の新人青木満里恵氏(58)の4人が立候補を届け出た。東日本大震災後初めての市長選は復興の針路をめぐり、論戦がスタートした。
 前市議会議長の阿部氏は市内の事務所前で出陣式を開き、「新たな支援制度を構築するため、先頭に立って被災地の声を国に届ける」と訴えた。
 藤田氏は仮設住宅団地で第一声を上げ、「住宅の再建を最優先で進め、仮設住宅の被災者を一刻も早く救い出さなければならない」と主張した。
 亀山氏はJR石巻駅近くで「住宅再建となりわいの確保を通じた定住人口の増加が最重要課題。復興の加速には継続が最も大事だ」と強調した。
 初の女性市長を目指す青木氏は市内の事務所前で「復旧・復興が進んでいない。市民会議を設置して英知を結集し問題を解決したい」と述べた。
 13日現在の有権者は12万5608人。

◎登米・栗原市長選/現新2人届け出

 登米市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)=自民・民主・公明推薦=と、元市議の新人遠藤音氏(56)が立候補を届け出た。
 布施氏は同市中田町の事務所前でマイクを握り、2期8年の実績を強調し「市勢が前進し、後退を止める手だてを講じてきた。市民が安心して過ごせる地域を確立したい」などと語った。
 遠藤氏は同市津山町の事務所前で第一声。周辺地域の停滞を指摘し「合併時に多くの市民が期待した街になっていない。市民の思いを結集して行政の仕組みを変えたい」などと訴えた。
 13日現在の有権者は7万452人。
   ◇
 栗原市長選はともに無所属で、新人の元市議千葉健司氏(56)と、現職で3選を目指す佐藤勇氏(70)=自民・公明推薦=が立候補した。8年ぶりの選挙戦は一騎打ちとなった。
 千葉氏は同市築館の工場前広場で第一声。現市政の停滞ぶりを挙げて「このままではじり貧だ」と批判。収益性ある農業政策などを提示し「真の郷土愛と新しい発想による抜本的な政策で、『栗原革命』を起こそう」と強調した。
 佐藤氏は同市築館の事務所で第一声を上げた。雇用の拡充、待機児童ゼロ、農家への経営支援などの公約を掲げ「今が栗原の一番大切な時期だ。市政の流れを変えることなく、これからの4年を任せてほしい」と支持を訴えた。
 13日現在の有権者は6万3241人。

2642チバQ:2013/04/15(月) 21:11:57
◎市長選立候補者

【石巻】
<阿部和芳(あべ・かずよし)>53 無新
元市議(市議会議長、県漁協支所長)石巻市、千葉商科大
<藤田利彦(ふじた・としひこ)>50 無新
ボランティア団体代表(専門学校教員)石巻市、関東学院大院
<亀山紘(かめやま・ひろし)>70 無現(1)
市長(石巻専修大教授、東北大講師)石巻市、神奈川大=(自)(民)《共》
<青木満里恵(あおき・まりえ)>58 無新
元東北大非常勤講師、石巻市、北大

【登米】
<布施孝尚(ふせ・たかひさ)>51 無現(2)
市長(歯科医、佐沼青年会議所理事長)登米市、日大=(自)(民)(公)
<遠藤音(えんどう・おん)>56 無新
僧侶(市議(2)、津山町議(2))登米市、東北福祉大

【栗原】
<千葉健司(ちば・けんじ)>56 無新
元市議(会社役員、銀行員)栗原市、国学院大
<佐藤勇(さとう・いさむ)>70 無現(2)
市長(県議会議長、県議(5))兵庫県、立大=(自)(公)


◎東松島市長選/無投票で阿部氏3選

 東松島市長選は、無所属現職の阿部秀保氏(57)以外に立候補の届け出はなく、阿部氏が2期連続の無投票で3選された。
 阿部氏は、東日本大震災を教訓に災害に強い安心・安全なまちづくりの推進などを訴えた。「産業の再生を図り、雇用の創出も進めたい」と決意を述べた。
 13日現在の有権者は3万2711人。

▽無投票当選者
【東松島】
<阿部秀保(あべ・ひでお)氏>1955年4月26日、東松島市生まれ。中央大法学部卒。燃料会社社長などを経て旧矢本町議5期。99年から議長2期。合併に伴う2005年の市長選で初当選。


2013年04月15日月曜日

2643チバQ:2013/04/16(火) 20:03:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130416ddlk02010127000c.html
選挙:青森市長選 鹿内氏、大差で再選 「改革継続」訴え 蝦名氏の組織戦及ばず /青森
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 任期満了に伴う青森市長選が14日投開票され、無所属現職の鹿内博氏(65)が、前副知事で無所属新人の蝦名武氏(67)=自民、公明推薦=を約2万票差で破り、再選を果たした。「市民派」を掲げて改革の継続を強調した鹿内氏が、「市政奪還」を目指して組織戦を展開する蝦名氏を大差で押し切った。当日有権者数は24万4557人(男11万1673人、女13万2884人)。投票率は48・38%で、前回から8・25ポイント下がった。【酒造唯、吉田勝】

 鹿内氏は市議・県議時代と同様に今回も政党推薦を受け付けなかったため、共産党が「自主支援」を宣言したほか、野党系の県議や市議が個々に応援。運動の中心は鹿内氏の支持者による「勝手連」だった。

 鹿内氏の1期目は市民の意見聴取に積極姿勢を見せる一方、市長や市議の報酬削減などで市議会との対立を辞さなかった。選挙戦はその「実績」を前面に掲げ、現職でありながら「草の根対組織」の構図に持ち込み、投票率低下で得票数は前回から約4000票減らしたものの、得票率は58%と6ポイント上昇した。

 一方、自公両党は昨年末の衆院選で国政での政権を奪還したが、野党系候補との県都決戦で敗れた。蝦名氏は副知事時代の行政経験や人脈をもとに「国、県、青森市を一直線に結ぶ」と訴え、公共事業による活性化を主張。鹿内市政には「市民に任せきりの『決められない政治』」と批判を強め、「100人委員会」廃止などの対決姿勢を鮮明にした。

 ただ、蝦名氏と高橋修一県議、花田明仁元市議会議長の3人から自民党が推薦候補を決める過程で、党浪岡支部が一時、独自に高橋氏を推薦。市議会最大会派「市政会」の一部市議が鹿内氏支援に回るなど一枚岩になりきれなかった。

 争点があいまいな選挙に市民の関心も低く、14日昼に市内に暴風警報が発令された悪天候も影響。投票率は87年の42・62%に次ぎ過去5番めの低さとなった。

 ◇「実績、市民に評価」−−鹿内氏
 鹿内氏の「当選確実」の一報は、投票時刻終了の午後8時を回った直後、NHK速報でもたらされた。鹿内氏はすぐに青森市本町1の選挙事務所に姿を現し、集まった支持者約40人とバンザイを繰り返した。

 鹿内氏はあいさつで「公務に時間をかなり取られて、選挙運動を思うようにできず、厳しい戦いだった」と振り帰り、再選の要因については「草の根選挙が組織選挙に勝った」と宣言。「市内で最強の人(である蝦名氏)が最強の布陣で私に挑んだが、この4年間の私の実績が市民に評価してもらった結果だ」と胸を張った。2期目の市政については「まずは(市議報酬の15%減額などの)特別プロジェクトを始めていきたい」と述べた。

2644チバQ:2013/04/16(火) 20:03:56
◇「理想浸透せず」−−蝦名氏
 蝦名氏は14日午後8時半ごろ、青森市中央2の選挙事務所で三村申吾知事や支持者約100人に深々と頭を下げ、「市民の審判なので厳粛に受け止める。選挙が素人で、知名度もなかった」と肩を落とした。

 選挙戦については「自分の理想は訴えられたが、最後まで浸透しなかった。67歳なのでこれが最後の選挙」と淡々と振り返った。選対本部長の津島淳衆院議員は「私の不徳。参院選に影響しないよう、分析して立て直す」と語った。

 ◇市議報酬削減、5月議会提案へ 鹿内氏が初登庁
 鹿内氏は一夜明けた15日午前9時半過ぎに2期目の初登庁。正面玄関で女性職員から花束を手渡され、職員の拍手の中、2階の市長室へ。「きつい選挙だったが、ここに戻って仕事ができることに感謝します」と述べた。記者会見では「市民のための市政実現のため、1期目は種をまき、芽を出せた。2期目は花を咲かせて実らせる」と強調。懸案の市議報酬15%削減について「5月に臨時議会を開いて提案したい」とし、旧県青年の家取得は「6月か9月の定例会に関連議案を提案したい」と語った。

==============

 ■解説

 ◇政策論争は深まらず 「知名度」対「組織」の戦いに
 「市民派」現職が、前副知事の新人に大勝した今回の青森市長選は、一言で言えば「知名度」対「組織」の戦いに終始した。政策論争は埋没し、最後まで深まらなかった。

 知名度に勝る鹿内氏は一人で行う「つじ立ち」を今回も徹底し、組織に頼る蝦名氏との違いを際立たせた。市議報酬の削減問題で、市民で作る有識者会議の答申を前面に出し、削減幅を巡って混乱する市議会を「抵抗勢力」に位置づけた。ただ、100人委などの広聴活動が市政にどう反映されたかは語られず、「成果が見えない」との批判は払拭(ふっしょく)できなかった。

 蝦名氏は「市政の転換」を訴えたが、実態は自民党による市政「奪還」だった。公約や選挙戦術も、政府や自民党とのパイプを強調する旧来型の「利益誘導」を想起させるもので、浮動票が多い青森市では限界があった。蝦名氏擁立を巡る自民党内のしこりもあり、結局、鹿内氏に太刀打ちできなかった。

 一方、市庁舎建て替えや財政再建、新幹線延伸問題などの論戦は深まらなかった。低調な市民の関心は、前回より8ポイント下がった投票率が如実に物語る。「2期目で花や実を」と述べる鹿内氏。その真価は、本当に成果を出せるかにかかっている。【酒造唯】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 68442 鹿内博 65 無現

  48864 蝦名武 67 無新

==============

 ◇青森市長略歴
鹿内博(しかない・ひろし) 65 無現(2)

 市長[歴]会社員▽県新生活協議会事務局職員▽市議▽県議▽青森高

2645チバQ:2013/04/16(火) 20:04:39
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130416t21011.htm
青森市長選 鹿内氏、草の根選挙徹底

当選確実の知らせに、妻久美子さんと笑顔を交わす鹿内氏=14日午後8時10分ごろ、青森市


 青森市長選は14日に投開票が行われ、現職の鹿内博氏(65)が、自民、公明両党が推薦した元青森県副知事の蝦名武氏(67)に約2万票の大差をつけて再選を果たした。
 14日午後8時すぎ、当選確実が報じられると、選挙事務所に集まった約30人の支持者は一斉に喜びの声を上げた。
 政党や団体に頼らない「市民派無所属」を掲げ、期間中もひたすら街頭に立ち、一人でマイクを握り続けた鹿内氏。妻久美子さん(62)と並んであいさつに立ち、「自民の組織選挙に、市民による草の根選挙が勝利した」と声を震わせた。
 財政改革や中心市街地活性化策などが主な争点となった選挙戦では、対立候補から「(市政が)停滞している」と批判を受け、一時は防戦を強いられた。
 「改革は道半ば。今の政策を続ければ結果が出る」と市政の継続を訴えながら、一方では「市が何をしているのか、これまで市民に十分理解されていなかった」と痛感したという。「情報発信を強化し、市民と共にある市政を実現させる」と2期目への決意を語る。


2013年04月16日火曜


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130415-OYT8T01285.htm
青森市長選 鹿内氏再選



再選が確実となり、万歳三唱する鹿内博さん(中央)と妻久美子さん(左)(14日午後9時30分、青森市本町の事務所で)  青森市長選は14日投開票され、現職の鹿内博氏(65)(無所属)が、新人で元副知事の蝦名武氏(67)(無所属=自民、公明推薦)を大差で破り、再選を果たした。現職と新人の一騎打ちは、市政の継続を掲げる鹿内氏の訴えが浸透し、市政の「リセット」を求めて組織戦で臨んだ蝦名氏を寄せ付けなかった。当日有権者数は24万4557人、投票率は前回56・63%を下回る48・38%で、新市移行後の3回の選挙で最低となった。

 青森市本町の鹿内陣営の事務所では、午後8時の投票終了と同時にテレビで「当確」の一報が流れ、詰めかけた支持者から歓声が上がった。鹿内氏は万歳三唱し、乾杯して再選の喜びをはじけさせた。

 鹿内氏は「公務に時間をとられる中、政権政党が応援する最強の相手との厳しい選挙戦だった」と胸の内を明かし、「草の根選挙が組織選挙に勝った。今までの4年間でまいた種から芽が出た。次の4年で花を咲かせ実らせる」と力を込めた。

 前回、自民、公明の支援を受けた現職を破った鹿内氏は1月、「市民のための市政を実現したい」と、再選を目指すことを表明。4年間の実績を強調し、市庁舎の現在地での建て替えや、議会で否決された特別職報酬の削減、脱原発依存社会を目指す市の方針作成などを新たなマニフェストに掲げた。

 ひたすら街頭遊説で政策を訴え、「争点は明確だ」と繰り返して相手との違いを前面に出す戦いを展開。勝手連や自主支援する共産なども応援し、再び無党派層の支持を集めた。

 一方、蝦名氏は午後8時半、鹿内氏当確の報が入って静まりかえった同市中央の事務所に姿を現した。「市民の厳粛な審判。選挙は素人だったが、精いっぱい理想や市政への考え方を言えた」と振り返った。

 選対本部長の津島淳衆院議員は「大変申し訳ない。結果を重く受け止めて今後につなげていく」と厳しい表情で語った。駆け付けた三村知事は「抱いた志は市民に理解してもらったと思うが、時間が必要だった」と述べた。

 蝦名氏は「市政奪還」を掲げ、津島氏を中心に組織戦を展開。自民の野田聖子総務会長が応援に駆け付けるなど公認候補並みの支援を受けたが、自民の推薦候補一本化を進める過程で他の県議を推す声があり、組織票をまとめきれずに現職に一部流れた。課題だった知名度の低さも最後まで響き、衆院選以降の党の勢いを生かせなかった。

(2013年4月16日 読売新聞)

2646チバQ:2013/04/16(火) 20:05:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130416ddlk07010373000c.html
再起の条件:’13郡山市長選 品川氏が初当選 投票率、史上2番目に低い45.01% /福島
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 任期満了に伴う郡山市長選は14日投開票され、団体理事の新人、品川万里氏(68)が、自民、公明両党の支部推薦を受けた現職の原正夫氏(69)を破り初当選した。大震災と原発事故をはさみ、復興策が大きな争点となったが、前回09年市長選と同じ顔ぶれで、政策も際立った違いが見られず、投票率は前回より約6ポイントも下回る45・01%と史上2番目の低さだった。「新しさ」を訴えた品川氏に対し、原氏は「2期8年の実績」をアピールしたが、除染の現状に対する不満などが批判票になったとみられる。【藤原章生、栗田慎一、深津誠】

 ◇「除染を加速する」
 市選挙管理委員会によると、得票は品川氏6万1468票、原氏が5万3812票。

 品川氏は前回の敗戦後、小中学校時代の同級生らと「草の根」で支持拡大を図ってきた。また、公約の最優先項目にした「保育料などの無料化」に女性の支持が集まり、当選が決まった14日夜に市内の選挙事務所に集まった支持者の中には多くの女性たちがいた。

 品川氏は当選後、「皆様の情熱が乗り移り、きょうを迎えられた」と会場を沸かせた。15日には記者団に「除染を加速する。さまざまな手法を比較研究し、効果的で迅速な除染方針を打ち立てる」とし、「これからが本当の戦い」と強調した。

 一方、原氏は自民、公明両党の県議や市議らの後援会組織の応援を得て、個人演説会を開催。地元出身の根本匠復興相(自民)との密接ぶりも強調し、安倍晋三政権の人気を追い風にしようとした。しかし、昨年度に計画した約2万5000戸分の除染は大幅に遅れるなど、市民の間に批判が高まっていた。

 原氏は14日夜、支援者約100人を前に「8年間支えていただき、御礼申し上げます。申し訳ありませんでした」と涙を浮かべながら語った。

 ◇市民に広がった流言「逃げない」に刺激受け、争点が際立たない中
 東日本大震災と福島第1原発事故後、初めて実施された郡山市長選は、除染や復興事業などが大きな争点となった一方で、出所不明の未確認情報を巡る真偽が、隠れた争点として有権者の高い関心を集めた。

 問題の発端は、品川万里氏(68)の陣営がポスターや選挙カーに掲げた「逃げない!」の標語だった。選挙期間中、市民の多くが「原発事故直後に原市長は県外へ逃げた」という伝聞を口にしたのも、この標語を意識してのことだった。そして、避難区域となった浜通り地域以外では、放射線量が比較的高い郡山で避難せずに暮らしている人々は「本当ならば許せない」と反応した。

2647チバQ:2013/04/16(火) 20:06:20
 しかし、原正夫氏(69)を巡る情報の出所については、誰もはっきり分からないという。

 市広報広聴課に震災直後の話を聞くと、「行政の長(ちょう)がいなくなれば、大騒ぎになります」と言う。原氏は開成山野球場に災害対策本部を構え、多忙を極めていたという。たとえ事実でなくとも、争点が際立たない選挙にあって、流言だけがおもしろおかしく広がっていったのだろうか。

 「福島市長、いわき市長も震災後はネットで書かれてました。郡山では一旦沈静化したんですけど、去年の12月ごろワーッとまた出てきて」。原氏の次女、冨本理子(さとこ)さん(42)は目に涙をため、「『(市長は)孫を逃がした』と言われてますが、それは私が原因なんです」と語った。理子さんは、震災直後にストレスをため、宇都宮の病院に息子と向かった。それに尾ひれがつき、原氏が県外に逃げたとの流言につながったのではとみている。

 理子さんは「決起集会の壇上で事実を話したい」と主張したが、家族会議で「なおさら揚げ足を取られるのでは」と押しとどめられたという。原氏は公の場で反論どころか、話題にもしなかったが、応援の県議、市議らは品川氏について「ウソつき」「風評被害で困っている郡山で風評を流してどうするんだ」などと猛反発した。

 当選から一夜明けた15日朝、「逃げない!」の真意を聞くと、品川氏は「行政の長としてあらゆる事態に対応するのが『逃げない』という意味です」と言い、「自分のスタンスを申し上げたわけで、相手(候補)がどうこうではない。(市民の反応を)意識したわけではない」と原氏にまつわる流言との関係を否定した。

 選挙中、品川氏陣営の応援演説に立った弁士が「原氏は逃げた」と批判していたが、「僕はすれ違って(その演説を)完全に聞いていない。そんな批判があったんでしょうか。全部を聞いておりませんので」と静かに語るだけだった。

 放射線と暮らす市民は、多かれ少なかれ「逃げない」という言葉に刺激を受けた。投票行動にどう表れたかを測るのは容易でないが、市長選の空気をいつになく不穏にしたのは確かだ。【藤原章生】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 61468 品川万里 68 無新

  53812 原正夫  69 無現

==============

 ◇郡山市長略歴
品川万里(しながわ・まさと) 68 無新(1)

 団体理事[歴]郵政審議官▽法政大教授▽東大

2648チバQ:2013/04/16(火) 20:07:14
http://www.minpo.jp/news/detail/201304167880
郡山市長に品川氏 7656票差で現職の原氏破る
 任期満了に伴う郡山市長選は14日、投開票が行われ、新人でNPO法人理事の品川万里(まさと)氏(68)が6万1468票を獲得し、現職で三選を目指した原正夫氏(69)に7656票の差をつけて初当選を果たした。品川氏は新しい発想による地域づくりを掲げ、有権者と対話する“草の根戦術”で浸透、組織力で戦う原氏に競り勝った。投票率は45・01%で、過去2番目の低さだった。当選証書付与式は16日午前10時から市役所で行われる。品川氏の任期は27日から4年。
 東日本大震災後、初めての郡山市長選は2度目の挑戦となった品川氏が現職に雪辱した。「復興がなかなか進まず、市内に閉塞(へいそく)感が漂う」とする声も聞かれる中、経済県都の市民は「新発想」「即実現力」を掲げる新人に市政を託した。
 品川氏は子どもの未来と子育てを支援する「子本(しほん)主義」を提案。幼稚園・保育所の保育料無料化などの政策を訴え、若者や子育て世代に浸透した。
 選挙戦序盤では組織戦を進める現職に苦戦を強いられた。しかし、政党の支援を受けない「市民党」を強くアピールすることで、態度を決めていなかった無党派層を終盤に入って取り込んだ。
 地域的には前回、支持が広がらなかった旧市内や東部地区に食い込んだ。中でも、震災から半年後に起きた台風15号で被害を受けた東部の阿武隈川沿岸地域を遊説の打ち上げ場所に選び、有権者の心をつかんだ。
 品川氏は前回市長選からの4年間、有権者一人一人との対話を重視する地道な活動を展開し信頼を得ていった。市内全域を歩き、震災後に生じた市民の悩みや不安を丁寧に聞き、今回、打ち出した公約に反映させた。
 原氏は2期8年の実績と、原発事故に的確に対応したとして行動力をアピールした。除染の加速と風評の払拭(ふっしょく)、子どもの健康日本一、積極的な財政投資などを掲げた。自民、公明両党の郡山総支部の推薦を受け、拡充した後援会を軸に戦った。しかし、「住宅除染など復興策が進まない」とする批判は予想以上に大きかった。
 震災から2年が過ぎ、本格的な復興のリーダーを選ぶ重要な選挙だったが、市長選では過去2番目に低い投票率となった。品川氏の得票は有権者総数の4分の1に満たない。政策論争とは別に相手陣営を意識した批判合戦も一部にあり、選挙への関心を失った有権者もいたとみられる。(郡山本社報道部長・安斎 康史)

■開票結果(選管最終、敬称略) 
当61,468 品川万里 68無新
 53,812 原 正夫 69無現
         無効 1,282


■投票率45・01%2番目の低さ
 郡山市長選の投票率45・01%(男44・30%、女45・67%)は平成21年の前回の51・54%を6・53ポイント下回った。過去最低だった13年の42・60%を2・41ポイント上回った。
 当日有権者数は25万9088人(男12万5154人、女13万3934人)だった。

■しっかりと除染安心できる市に
 品川万里氏の話 前回の市長選から4年間、変わらぬ支援と激励を寄せてくれたことに感謝する。支援してくれた皆さんの郡山をこよなく愛する気持ちがもたらした勝利だ。市政を立て直す闘いはこれから。市民感覚を大切にしながら、もっと市民が期待を持てる市政を実現しないといけない。しっかりと除染に取り組み、子どもたちが安心して伸び伸びと暮らせる郡山を市民と一緒につくりたい。


( 2013/04/16 09:18 カテゴリー:主要 )

2649チバQ:2013/04/16(火) 20:07:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130416-OYT1T00387.htm?from=ylist
復興に積極対策の市長、市民に思い通じず?落選

 14日投開票の福島県郡山市長選は、新人で元郵政審議官の品川万里(まさと)氏(68)(無所属)が、3選を目指した現職の原正夫氏(69)(同)を破り、初当選した。

 同市は原発事故後、学校などの除染をいち早く始め、給食の放射性物質検査を国より厳しい基準で実施するなど、積極的に放射線対策に取り組んできたが、有権者からは厳しい評価が下された。

 原氏は選挙戦で、公共施設での除染のほか、企業の協力を受けて開設した大型屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」などの実績をアピール。告示前には根本復興相も応援に駆けつけた。

 品川氏は、前回に続く2度目の挑戦。政党の支援を受けず、保育料や出産費用の無料化を掲げた。「新たな発想でスピード感のある市政」を訴え、現職に7000票以上の差をつけた。

 予想外の厳しい結果に、原氏は「自分の思いは訴えてきたつもり」と敗戦の弁を述べた。

 小中2人の娘を持つ主婦(42)は「保護者の間では、他市より原発事故の対応が遅いと話していた。自宅の除染はまだ説明会の段階」と指摘する。母子で日本海側に自主避難し、不在者投票した主婦(39)は「学校除染では、校庭以外はPTAが自主的にやった。自主避難者への通知も、市からはほとんどない」と手厳しい。

 町内会長の男性(70)は「復興対策で原市長はかなり頑張っていたが、住民の声が届きにくかったのかもしれない。新市長には市政と市民の風通しを良くしてほしい」と話した。

(2013年4月16日10時06分 読売新聞)

2650チバQ:2013/04/16(火) 22:04:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20130415-OYT8T01326.htm
石巻市長選 現職に3新人挑む

 石巻市長選には、いずれも無所属で、前市議会議長で新人の阿部和芳氏(53)、ボランティア団体代表で新人の藤田利彦氏(50)、再選を目指す現職の亀山紘氏(70)(自民、民主推薦、共産支持)、元東北大非常勤講師で新人の青木満里恵氏(58)の4人が立候補を届け出た。

 阿部氏の出陣式には約300人の聴衆が集まり、佐藤正昭・仙台市議会議長らが応援演説した。

 藤田氏は市最大の開成仮設団地から選挙戦を開始。公約を訴えた後は自転車に乗って敷地を回った。

 亀山氏はJR石巻駅前で第一声を行い、安住淳・元財務相や連合宮城幹部、自民党県議らが応援演説した。

 青木氏は父親で元市長の青木和夫・石巻ガス会長(85)らの支援を受け、出陣式で気勢を上げた。

 前回の投票率は58・82%。

 13日現在の有権者数は12万5608人。

(2013年4月16日 読売新聞)

2651チバQ:2013/04/16(火) 22:04:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000021-mailo-l04
選挙:4市長・市議選 告示、21日投開票(その1) 石巻市長選、4氏乱立 /宮城
毎日新聞 4月16日(火)11時8分配信

 石巻、東松島、栗原、登米の4市で14日、市長選と市議選が告示された。4市長選は東日本大震災後初めてで、約4000人が死亡・行方不明となった石巻市では、過去2回の一騎打ち選挙から一転して震災復興を最重要課題に掲げた4人が出馬する乱戦となり、一方約1150人が犠牲となった東松島市では、現職が2回連続で無投票当選を決めた。栗原、登米の両市はいずれも現職と新人の一騎打ちとなった。また、石巻市議補選(改選数5)は7人、東松島市議選(定数18)は19人、栗原市議選(同26)は29人、登米市議選(同26)は31人が、それぞれ立候補した。いずれも21日に投開票される。【久木田照子】
 ◇震災復興を掲げ
 石巻市長選にはいずれも無所属で、元市議会議長の阿部和芳氏(53)▽ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽現職の亀山紘氏(70)▽元東北大非常勤講師の青木満里恵氏(58)の4人。
 同市は全国最多の犠牲者を出した市町村で、今なお全人口の5分の1にあたる約3万人が仮設住宅で生活している。震災から3年目となり住宅再建が本格化する自治体もある中、石巻市では高台移転を巡る住民合意やマンパワー不足など課題が山積。合併前の旧7市町ごとの復興スピード格差を指摘する声も多く、候補乱立につながったとみられる。4候補は、自らの被災体験や復興の遅れへの危機感などさまざまだが、いずれも最大の出馬理由に震災復興を掲げ、14日の第一声でもその思いを訴えた。【近藤綾加、金森崇之】
 ◇布施氏、地域医療の再生を 遠藤氏、市政の刷新を訴え−−登米市長選
 登米市長選は、3選を目指す現職の布施孝尚氏(51)、前市議の遠藤音氏(56)の2氏=ともに無所属=が立候補し、8年ぶりに選挙戦に突入した。
 布施候補は、同市中田町の事務所前で「健康で生きがいを持ち、安心して暮らせる街を」と第一声。2期8年の実績をアピールし、市立病院の赤字問題について「今後の4年で地域医療再生に取り組む」と語った。
 遠藤候補は同市津山町で、支持者を前に「8年前の合併で生まれた登米市は市民の望んだものになっていない。変化が必要」と市政の刷新を訴え、「市民自らが知り、参加するガラス張りの市政を目指す」と語った。【井田純】
 ◇千葉氏、郷土愛と実行力で 佐藤氏、流れを変えないで−−栗原市長選
 栗原市長選は、前市議で新人の千葉健司氏(56)と、3選を目指す現職の佐藤勇氏(70)=ともに無所属=が立候補した。09年の前回選は佐藤氏が無投票当選しており、8年ぶりの選挙戦となった。
 千葉候補は同市築館の事務所近くで約150人に向かって第一声。「新時代を切り開くのは新しい力。地元に生まれた郷土愛と政策実行力で“栗原革命”を起こす」と訴えた。
 佐藤候補も同市築館の事務所前で約250人を前に「今は栗原にとって大事な時。流れを変えないことが必要。イエス・ノーをはっきりさせる政治を貫く」と主張した。【小原博人】

2652チバQ:2013/04/16(火) 22:05:26
………………………………………………………………………………………………………
 ◆石巻市長選 候補者の第一声(届け出順)
◇顔の見える政治を−−阿部和芳
 阿部候補は、同市大街道西1の事務所前で、約300人の支持者を前に第一声を上げ「一人一人顔の見える政治を行っていきたい」と支持を訴えた。
 阿部候補は、「震災時に(同市)桃浦に行ったときには何にもなくて、あふれる涙が止まらなかった」と振り返り、市議会議長として仮設住宅の整備や水産業の復興などに向けて奔走した実績を訴え、現場主義を強調。「光の当たらないところに光を当てる。市民の気持ちにより添い、新たな制度を構築するよう国に訴える。しっかりと被災地を回り、発展のために頑張る」と述べた。【金森崇之
 ◇現場来ず解決なし−−藤田利彦
 藤田候補は、同市開成の被災者が暮らす仮設開成団地で第一声。「震災後から何度も仮設住宅に足を運んだこの2年間、石巻の政治家で苦しい生活を見に来た人、悩みに耳を傾けて行政に掛け合った人は何人いましたか」と、ボランティア団体で被災地支援に駆け回った実績を訴え、「現場に来ずして解決はできない。復興住宅群だけを作るのではなく、介護施設や市役所窓口、喫茶店などを周囲に作る新しいまちづくりに取り組む」と熱弁を振るった。集まった被災者から「早く仮設住宅から脱出させて」と訴えられる場面もあった。【近藤綾加】
 ◇定住人口の回復を−−亀山紘
 自民、民主の推薦、共産の支持を受けた亀山候補は、同市のJR石巻駅前で第一声。集まった約350人の支持者らを前に「一日も早く復興を進めていくことが私の責務。決して諦めず皆さんと新しい石巻を作っていく」と決意表明。現職として震災復興にあたってきた実績を強調したうえで、「住宅と仕事の再建に取り組み、定住人口を回復させることが最重要課題。復興を加速させるために一番大切なことは継続することだ」と再選を誓った。その後、亀山候補は「復興加速」と書かれた選挙カーに乗り込み、蛇田などを遊説した。【近藤綾加】
 ◇特区で経済復興を−−青木満里恵
 青木候補は、同市中央2の選挙事務所前で第一声を上げ、「思いやりのある、安全安心で幸せな未来のある、住みよい街を目指す」と決意を述べた。
 また青木候補は「復旧・復興は進んでいるか」と問いかけ、復興特区制度を活用した投資呼び込みや中心市街地の活性化など、被災企業を再建する経済復興を訴え、「現地で要望をしっかりと聞き、分野・課題別の市民会議を設置する」と述べた。市がJR石巻駅前での再建を決めた市立病院については「もう一度検討し、多くの方々の意見を聞きたい」と計画見直しを主張した。【金森崇之】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆石巻市長選候補者(届け出順)
阿部和芳(あべ・かずよし) 53 無新
 [元]市議会議長[歴]県漁協石巻市東部支所長▽市議5期▽千葉商大
藤田利彦(ふじた・としひこ) 50 無新
 石巻市復興を考える市民の会代表[歴]宮城生協職員▽専門学校講師▽関東学院大院
亀山紘(かめやま・ひろし)70 無現(1)
 市長▽石巻広域行政事務組合理事長[歴]東北大講師▽石巻専大教授▽神奈川大=[自][民][共]
青木満里恵(あおき・まりえ) 58 無新
 [元]東北大国際交流センター非常勤講師[歴]北海道大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇登米市長選立候補者(届け出順)
布施孝尚(ふせ・たかひさ) 51 無現(2)
 市長[歴]佐沼JC理事長▽日本JCブロック協議会長▽県歯科医師会理事▽日大=[自][民][公]
遠藤音(えんどう・おん) 56 無新
 音聲寺住職▽保険代理店経営[歴]損保社員▽市議2期▽東北福祉大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇栗原市長選立候補者(届け出順)
千葉健司(ちば・けんじ) 56 無新
 栗原青年会議所特別会員[歴]銀行員▽市議1期▽国学院大
佐藤勇(さとう・いさむ) 70 無現(2)
 市長[歴]衆院議員秘書▽県議5期▽県議長▽立教大=[自][公]
4月16日朝刊

2653チバQ:2013/04/16(火) 22:06:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000022-mailo-l04
選挙:4市長・市議選 告示、21日投開票(その2止) 東松島市長選、阿部氏が無投票3選「気持ちは2期目の延長」 /宮城
毎日新聞 4月16日(火)11時8分配信

 東松島市長選では、現職の阿部秀保氏(57)が、2回連続の無投票で3選を決めた。
 阿部氏は14日、朝の出陣式も黙とうから始め、当選が決まっても万歳はしなかった。当選後、事務所に集まった支持者に「震災で失われた命の重さ、遺族の無念さを胸に復興に取り組みたい。3期目ではなく、(震災が発生した)2期目の延長という気持ち。まだ仕事が残っている」と呼び掛け、住宅再建と新エネルギーなど環境施策による雇用確保などの抱負を語った。
 また、無投票となったことについては「災害対応はトップダウンでないと解決しない。復興を進めてほしいという市民の声なのだろう」と述べた。【山越峰一郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東松島市長略歴
阿部秀保(あべ・ひでお) 57 無現(3)
 市長▽防衛施設周辺整備全国協議会理事[歴]矢本町PTA連合会長▽矢本町議長▽中大



(市議選省略)

2654チバQ:2013/04/17(水) 21:57:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130417ddlk02010005000c.html
選挙:青森市長選を振り返る 「草の根VS組織」の構図鮮明 /青森
毎日新聞 2013年04月17日 地方版

 現職の鹿内博氏(65)が大差で再選された14日の青森市長選。「市民派無所属」を掲げる鹿内氏に、自民、公明両党の推薦を受けて組織戦を展開した前副知事の蝦名武氏(67)=無所属=は迫りきれなかった。市長選を取材した記者が両氏の戦いぶりを振り返った。

 ◇時間なく危機感も−−鹿内氏
 記者A 鹿内さんの選挙事務所は地味な感じのビルにあった。ボランティアのスタッフがのんびりした感じでチラシの発送作業などをしていて、ほかの政治家からの応援ポスターも少なく、いい意味でも悪い意味でも「熱っぽさ」はなかったね。

 記者B 蝦名さんの事務所は対照的で、昨年の衆院選で津島淳衆院議員が使った建物と同じだった。与党の大物議員の「必勝祈願ポスター」や団体などからの100以上の推薦状が壁一面に張られていたよ。後援会や選対、勝手連がそれぞれ別々に部屋を構えていて、組織力をひしひしと感じた。

 記者C 蝦名陣営の動きによって、鹿内陣営が望んだ「草の根対組織力」という構図にはまっていった面もあるね。

 記者A 鹿内さんはいろんな場面で「公務で時間を取られて街頭演説ができない」とぼやいていた。市議に初当選した82年から1人で街頭に立つ「つじ立ち」を続け、地道に支持を積み上げてきたから、唯一の戦法を公務で封じられて焦っていたんだろう。

 記者B 組織はあった蝦名さんだけど、「副知事は陰の仕事。市民は名前を知らない」と知名度のなさを気にしていた。細かい街頭演説を繰り返し、名前の売り込みに懸命だった。個人演説では妻文子さんと2人でマイクを持つなど、女性へのアピールにも気を配っていた。

 ◇引き締めも実らず−−蝦名氏
 記者A 鹿内さんは焦りの一方で自信を秘めているようにも感じた。「選挙はやってみないと分からない」と言いつつ「反応は前回と変わらない」と手応えを感じていたようだ。ただ陣営幹部は「相手候補が若かったら結果は分からなかった」とも言っていた。

 記者C 蝦名陣営は団体票の引き締めに躍起だったが、陣営幹部は「経営陣ら上層部を固めても、下の従業員へ広がっていかない」と懸念していた。擁立が決まったのが1月と遅く、出遅れ感は否めなかった。

 記者A 大差で再選した鹿内さんだけど、市議報酬削減を巡って市議会を「抵抗勢力」と位置づけてしまった。今後の議会運営は大変だろう。5月には早速、臨時議会を開いて懸案の市議報酬15%削減を提案するようだが、反発は必至だ。

 記者B 鹿内さんは市議報酬削減で有権者をかなり味方につけた。その世論を市議側がどう受け止めるかだ。不毛な対立を避けるためにも、市長と議会双方の歩み寄りが必要だろう。

2655チバQ:2013/04/18(木) 22:08:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130418ddlk02010015000c.html
自民党:青森市長選敗北で参院選に懸念 蝦名氏推薦の確執、尾を引く /青森
毎日新聞 2013年04月18日 地方版

 14日の青森市長選で、自民、公明両党が推薦する前副知事の蝦名武氏(67)が現職の鹿内博氏(65)に大差で敗れたことで、自民党内で夏の参院選への影響を懸念する声が出始めた。党青森市支部は週内にも総会を開いて敗因を分析する予定だが、蝦名氏擁立をめぐって党の結束が乱れた現実は重く、尾を引きそうだ。【酒造唯、宮城裕也】

 「参院選に影響があってはならない。マイナスをゼロに、ゼロをプラスにしていくことが必要だ」

 14日夜の蝦名氏の選挙事務所。陣営の選対本部長の津島淳衆院議員が自分に言い聞かせるように記者団との受け答えをしていた。

 自民県連は昨年7月、県議の滝沢求氏(54)を参院選青森選挙区の公認候補に決定。同じ八戸市を地盤とする大島理森衆院議員らと選挙準備を進めている。昨年末の衆院選で自民が県内4選挙区で他の候補の比例復活すら許さない圧勝をしたことや、現時点で青森選挙区に6人が乱立する見通しなことから、自民党内でも夏の参院選に関しては楽観ムードが漂っていた。

 ただ、過去3回の国政選挙の比例代表での自民票は微減傾向だ。09年衆院選は投票率が高く23万1934票を獲得したが、10年参院選は19万8915票、12年衆院選は19万4423票と減少。近年の自民復調は「反自民票」が複数の野党に分散している結果だということが分かる。

 今回の市長選では反自民票が鹿内氏に結集。津島氏のお膝元でもある県都決戦で「公認並み」(陣営幹部)に支援した蝦名氏が大敗した。浮動票の多い青森市では自民党が浸透していない。津島氏は「衆院選は自民党が全面的に信頼を得て勝ったわけではない。強く戒め、自覚しないといけない」と語った。

 候補者選考過程での党内の確執も今後の不安要因だ。党市支部は蝦名氏と高橋修一県議、花田明仁元市議会議長の中から蝦名氏擁立を決めたが、合併前の旧浪岡町が拠点の党浪岡支部が一時、高橋氏の推薦を独自に決定。自民系市議が高橋氏を推す勢力と花田氏を推す勢力の真っ二つに分かれる中、推す市議がほとんどいなかった蝦名氏を推薦することが確執に拍車をかけた。

 党市支部長の森内之保留県議は14日、記者団に「青森と浪岡で意見交換ができていなかった」と認め、「(党内が)こんな雰囲気で選挙したのは初めてだ」と語った。山崎力参院議員も記者団に「浪岡支部がああいうことをやった」と結束の乱れが敗因と指摘。さらに「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で農家の人たちの反発があるかもしれない」とも語った。

 県連幹部は「この敗戦が(安倍晋三首相の経済政策)アベノミクスへの地方の反乱のスタートにならなければいいが」と漏らした。

2656チバQ:2013/04/18(木) 23:07:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130418t11011.htm
現職亀山氏が優勢 石巻市長選情勢 本社世論調査
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(21日投票)で、河北新報社は世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて17日、情勢をまとめた。東日本大震災の最大被災地で復興のかじ取り役を争う選挙戦は、再選を目指す無所属現職の亀山紘氏(70)=自民・民主推薦、共産支持=が優位に立っている。いずれも無所属新人で、元大学講師の青木満里恵氏(58)と元市議の阿部和芳氏(53)が追い、ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)は伸び悩んでいる。調査時点で4割以上の有権者は態度を決めておらず、情勢は変動する可能性もある。
 亀山氏は、震災時の居住地による旧市町別で、大票田の旧石巻市で4割の支持を集め、年代別では30代から70歳以上の各世代でリードする。職業別でも事務技術職の半数近くの支持を取り付けるなど幅広く浸透。支持政党別では自民、民主両党の支持層を手堅くまとめ、共産支持層の8割弱を固めた。無党派層も4割近くを取り込んでいる。
 青木氏は、旧北上町で他候補を上回り、旧石巻市は亀山氏に続く。世代別では20代で最多の3割以上の支持を集める。職業別では管理職で4割近い支持を集め、自主投票を決めた公明党の支持層に食い込んでいる。
 阿部氏は、出身地に近い旧牡鹿町で亀山氏とほぼ並ぶ。世代別では60代の支持が比較的高く、30代と40代も一定の支持を得ている。職業別では農林漁業で3割を超え、亀山氏に迫る。公明支持層は青木氏と肩を並べる。
 藤田氏は旧石巻市以外で浸透しきれていない。民主支持層は亀山氏に次ぎ、公明支持層でも善戦している。

 [調査の方法] 石巻市の有権者を対象に14〜16日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは530件、うち502人から回答を得た。


2013年04月18日木曜日

2657チバQ:2013/04/20(土) 10:54:24
http://mainichi.jp/select/news/20130419k0000e040215000c.html
東日本大震災:元建設省局長が福島・広野町職員に
毎日新聞 2013年04月19日 15時14分

 東京電力福島第1原発に近く、大きな被害を受けた福島県広野町に今月、元建設省(現国土交通省)河川局長の尾田栄章(ひであき)さん(71)が、県の派遣職員として着任した。阪神大震災でも現地で復興に携わった経験から、「現地に入ってこそ力になれる」と、希望して最前線の被災地に赴いた。かつて長く勤務して愛着のある福島で、役人人生をまっとうするつもりだ。

 昨年11月初め、東京都営地下鉄のつり広告が目に入った。県職員を募り、年齢制限はなかった。1995年の阪神大震災でも発生当日、建設省から対策本部に派遣され、現地で街の再建に携わった経験がある。東日本大震災後、「被災地に入らなければ復興はままならない」という思いが募っていた。県から市町村に派遣される土木技術職員を選んで願書を送り、筆記試験と面接を受けて1月18日に内定が出た。広野町では建設課建設復興グループに配属されている。

 奈良市出身の尾田さんは67年に建設省入りし、福島工事事務所など東北地方建設局(現整備局)に約11年間勤めた。建設に携わった広野町の国道6号は今、原発の工事関係者の通勤路となり、自ら潜って調査をした三陸の海は津波ですっかり姿を変えた。

 河川局長時代に町内で講演したこともきっかけに、多くの知己を得た。親しくなった医師が若くして亡くなり、やっと時間ができた大みそかに弔問に駆け付けたこともある。親交を深めた根本重信元町長(85)は、「朝、散歩をしてもあいさつする人がいない。まだそんな状況の町に……。本当にありがたい」と話す。

 広野町は同原発の南二十数キロにある。事故後、全域が緊急時避難準備区域となり、大半の住民が町外に避難。2011年9月に区域を解除されて除染や上下水道の復旧などを進めてきたが、震災前の人口約5500人に対しこれまで820人が戻っただけで、放射能汚染の影響で存続の危機に立たされている。山田基星(もとほし)現町長(65)も「国との協議の際も心強い」と期待している。

 任期は1年更新で最長5年。尾田さんは「少なくとも3年以上は置いてもらい、町のビジョンをともに作っていきたい」と意気込む。新人研修が済んだ11日、住民票も東京から移し、転身に最初に賛成してくれた妻祀子(としこ)さん(68)と、町営住宅で2人暮らしを始めた。【西村浩一】

2658チバQ:2013/04/21(日) 15:15:43
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130419ddlk04040120000c.html
地震:県内で震度5弱 石巻市長、発生後1時間半連絡取れず /宮城
毎日新聞 2013年04月19日 地方版

 石巻市の亀山紘市長が、同市などで震度5弱が観測された地震が発生した17日午後9時過ぎから約1時間半、市役所から連絡が取れない状態にあったことが、同市への取材で分かった。この時間帯には、市長が本部長の市災害対策本部会議が2度開かれていた。亀山市長は「地震発生時は車中で気付かず、(携帯)電話も半島で(電波状態が悪いため)受信できなかった」とコメントしている。

.

2659チバQ:2013/04/22(月) 21:38:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130422t11035.htm
栗原市長選 佐藤氏3選 震災対応評価 市民の閉塞感打破を

祝福の花束を受け取り、支持者と喜びを分かち合う佐藤さん=21日午後11時ごろ、栗原市築館の事務所


 8年ぶりの選挙戦となった宮城県栗原市長選は、現職の佐藤勇氏(70)が新人の元市議千葉健司氏(56)を下し、3選を果たした。
 有権者は岩手・宮城内陸地震、東日本大震災への対応など、佐藤氏の2期8年の実績や手腕を評価した。勝因には多極分散型の合併市で、元首長らの支援を取り付けたことが挙げられる。
 2005年の市長選で、佐藤氏と戦った菅原郁夫元若柳町長、鹿野清一元志波姫町長が応援のマイクを握った。こうした元首長の演出が、いまだに地縁の濃い旧町村単位で有権者の心理に影響したのは間違いない。
 千葉氏は、教育レベルの向上や総合支所の充実などを訴えたが明確な対立軸にはならず、個別の政策論議は深まらなかった。最大の争点は、佐藤市政の継続か否かに集約された。
 合併から8年。千葉氏が訴えた「合併して、地域や生活が何か良くなったか」という思いは、多くの市民が共有する。商工業、農業など幅広い分野で閉塞(へいそく)感が漂う。
 16年度から合併による交付税の特例措置は段階的に削減される。さらに財政が縮小する中で、必要な政策を打ちながら市民に夢や誇りをいかに感じてもらうか。合併後の3期目こそ、佐藤氏の手腕が問われる。(解説=栗原支局・藤本貴裕、若柳支局・三浦康伸)

◎住みたくなる街、実現目指し全力/佐藤さん

 「よし、やったぞ」。佐藤勇さん(70)の3選確実の一報が入ると、栗原市築館の中心部にある事務所に、集まった支持者らの大きな歓声と拍手が湧き起こった。
 佐藤さんは妻篤子さん(66)と共に事務所に入ると、支持者らとがっちり握手を交わし、何度も「ありがとう」と感謝の言葉を口にした。支持者やスタッフは選挙戦の労をねぎらい合った。
 駆け付けた県議らは、「有権者は佐藤さんの指導力を評価した」「2期8年の実績、行政手腕を認めてくれた」と勝因を分析した。
 8年ぶりの選挙を戦い抜いた佐藤さんは「合併から10年の節目を控え、これから4年間は栗原市にとって大切な時期となる。市民のため、暮らしたくなる栗原の実現のために全力で働きたい」とあいさつした。

◎4年後の市長選「捲土重来期す」/千葉さん

 栗原市築館中心部にある元市議千葉健司さん(56)の事務所では、詰め掛けた支持者らが落選の情報に「あと一歩、及ばなかったか」と落胆の声を上げた。
 事務所入りし、支持者一人一人と握手して回った千葉さんは「私の不徳の致すところ。支持してくれた皆さんには本当に申し訳ない。4年後の捲土(けんど)重来を目指す」と深々と頭を下げた。
 支持者は「この次こそだ。頑張れ」「確実に支持は広がっていた」と、千葉さんをねぎらった。

◎スポット/佐藤勇さん(70)=栗原市長に3選された=/交流増狙いジオパーク

 「新たな栗原をつくるため全力で進んでいく」。連日の選挙戦ですっかり日焼けした顔を引き締めながら、3期目に向けた抱負を語る。
 1期目に宮城・岩手内陸地震、2期目には東日本大震災と福島第1原発事故による放射能汚染と、任期の多くを災害対応に追われた。作業服と長靴で現場に赴く姿が、その象徴だった。
 築館、若柳、栗駒と市街地が分散し、中心部がはっきりしないと言われる栗原市。隣の登米市は佐沼地区への一極集中が進む。基礎自治体の将来を見据え、「若者定住化を進めるためにもにぎわいの場づくりは急務だ」と頭を悩ませる。
 交流人口増の切り札に、内陸地震で栗駒山麓にできた大規模崩落地を中心に据えた「ジオパーク」を挙げる。「ガイド講座に参加する市民の意識は高い。少人数のツアーがたくさん出てくるようにしたい」と意気込む。
 健康法は、愛犬「シャドウ」を伴っての毎朝の散歩。「竜馬がゆく」など司馬遼太郎作品が愛読書。栗原市一迫川口の自宅に妻、長女、孫の4人暮らし。

<栗原市長選開票結果>(選管最終)
当 25,534  佐藤勇 無現(3)
  19,001千 葉健司 無新


2013年04月22日月曜日

2660チバQ:2013/04/22(月) 21:39:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130422t11034.htm
登米市長選 布施氏3選 組織力、勝敗分ける 医療強化課題

登米市長選に3選を決め、支持者らとともに万歳する布施さん(中央)=21日午後11時15分ごろ、登米市中田町の事務所


 宮城県登米市長選は現職の布施孝尚氏(51)が新人の元市議遠藤音氏(56)に大差をつけ、三たび市長の座に就いた。
 8年ぶりの選挙戦は具体的な争点に乏しく、組織力が勝敗を分けた。布施氏は主要政党や多くの市内団体から推薦を得て、高齢者層を中心に支持を集めた。知名度で勝り、2期の実績を丹念に説明する手法も奏功した。
 遠藤氏は医療態勢の強化に向け、「登米市民病院のオープン化」など具体的な対応策を示した。若年層を中心に支持を集めたが組織力で劣り、知名度不足を最後まで解消できなかった。
 ただ、合併前の旧町で有権者が最も少ない旧津山町を地盤とする遠藤氏が、1万7000を超す票を獲得したことの意味は大きい。改善が進まない市の医療態勢や所得低迷などへの市民の不満や不安は根強く、市全体に広がっている。
 3期目を迎える布施氏には、目に見えた成果が求められる。救急など医療の態勢強化は喫緊の課題だ。手をこまねいては周辺地域に負の影響を及ぼしかねない。
 布施氏が唱える広域連携が、他の自治体を当てにすることであってはならない。自ら「拠点都市」と位置づけた県北地域の発展はおぼつかない。市が抱える諸課題の解決に向け何を優先し、市自らがどう取り組むのか。目指す方向性や方法論を、丁寧に市民に示す必要がある。(解説=登米支局・肘井大祐)

◎「初心を忘れず発展に尽くす」/布施さん

 合併後8年の総括となった登米市長選は、現職の布施孝尚さん(51)が三たび市政のかじ取り役を託された。市政運営を信任された布施さんと大勢の支持者は、勝利を喜び合った。
 同市中田町の事務所に当選確実の知らせが届いたのは午後11時ごろ。「よし」「よかった」。集まった支持者らは抱き合い、握手を交わすなどして歓喜に沸いた。
 布施さんは妻紀江子さん(49)と共に事務所に現れ、「支援をいただいた皆さんに感謝したい。初心を忘れず粉骨砕身、市政の発展に尽くしたい」と謝意を述べた。
 8年間選挙から遠ざかり、後援会の危機感は強かった。対立候補の批判を受け、陣営は結束した。勝因について、菅原正一郎選対本部長は「布施さんの誠実な人柄と堅実な手腕が評価された」と話した。

◎「思い生かせず」言葉詰まらせる/遠藤さん

 登米市津山町の元市議遠藤音さん(56)の事務所では支持者たちが固唾(かたず)をのんで開票結果の知らせを待った。落選の報に多くの支持者が言葉を失い、事務所は静まり返った。
 「私の力不足。大勢の皆さんの思いを生かすことができず、申し訳ない」。遠藤さんは時折言葉に詰まりながら、敗戦の弁を述べた。
 支持者の多くはぼうぜんとし、中には悔しさを隠せずにいる人も。遠藤さんは握手を交わすなどして、支持者の労をねぎらった。

◎スポット/布施孝尚さん(51)=登米市長に3選された=/近隣と協力、県北拠点に

 折り目正しく、偉ぶらない。その人当たりの良さが今回も、多くの有権者に好感を持たれた。「政治家然としない」。就任以来、変わらない心掛けだ。
 9町の合併で登米市が誕生した8年前、「しがらみに染まらない政治」を掲げ、県内の首長で当時、最も若い43歳で初代市長の座に就いた。「独断にならず、偏りのないような市政運営を心掛けてきた」とこれまでの2期を振り返る。
 選挙戦では登米市の位置づけを、「県北の拠点都市」と明確に打ち出した。「相乗効果を発揮できるよう周辺自治体との関わりを深めたい」。沿岸部の被災者支援を視野に入れ、近隣市町と共に産業振興や医療の態勢強化に取り組む考えだ。
 現職として挑んだ初の選挙戦。「初心を取り戻したい」と8年前に愛用していたスーツを身に着け、遊説をこなした。
 話し好き。話し出すと止まらなくなり、話題が方々に飛ぶ癖がある。市議らに「言語明瞭、趣旨不明瞭」とやゆされることも。趣味は映画鑑賞。自宅に父母と妻、長女、次男と暮らす。

<登米市長選開票結果>(選管最終)
当 30,418 布施孝尚 無現(3)
  17,154 遠藤音  無新


2013年04月22日月曜日

2661チバQ:2013/04/22(月) 21:39:51
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130422t11027.htm
石巻市長選 亀山氏再選 復興加速に期待 市民と信頼関係を

再選を決め、支持者と握手を交わす亀山さん(左)=21日午後10時25分ごろ、石巻市双葉町の事務所


 宮城県石巻市長選は現職の亀山紘氏(70)が新人3人を下し、再選された。東日本大震災の傷跡が癒えない被災地の市民は「市政継続」に復興を託した。住宅再建などの事業は既に枠組みが固まっている。早期復興を望む市民はトップ交代による影響を測りかね、現実的な選択に傾いたと言える。

 国との交渉で支援策を充実させた実績を訴えた亀山氏に対し、3新人は政策の違いを明確に打ち出せなかった。「市長の顔が見えない」と亀山氏の政治姿勢、資質に矛先を向けたが、争点とはなり得なかった。
 低投票率は、論戦が盛り上がりを欠いただけでなく、市政への不信が表れたと読み取れる。亀山氏も「復興加速」を唱えたが、足踏みすれば失望感は増幅する。どうスピードを上げるのか。加速を具現化する施策の提示が求められる。
 亀山氏は生活再建を最優先し、国から支援を引き出してきた。時間の経過とともに、重点を置くべき施策は変わる。今後4年間は復興基本計画の「再生期」にほぼ重なり、「インフラと市民の力で地域の価値を高める期間」と位置付けられる。市民と向き合い、地域の将来像を磨き上げる必要がある。
 これまでは「外向き」の仕事を重視してきた。情報発信や対話に努め、「顔が見える市政」で市民と強い信頼関係を築くことが復興加速を実感させる一つの要素になる。(解説=石巻総局・吉江圭介)

◎表情引き締め決意/亀山さん

 「石巻の良識を示すことができた」。午後10時前、「当選確実」の知らせが入ると、石巻市双葉町の亀山紘さん(70)の事務所は安堵(あんど)の空気に包まれた。
 大きな拍手の中、亀山さんは疲れた表情も見せず、「皆さんの支援のおかげです」と集まった約30人の支持者に感謝した。
 東日本大震災で多くの市民が犠牲になり、今も3万人以上の市民が仮設住宅で暮らす。被災者の感情に配慮して、控えめに再選の喜びを分かち合った。
 前回の一騎打ちとは打って変わり、新人3人と争った選挙戦は、組織的な戦術で手堅く票を積み上げた。相手陣営からは政治姿勢や危機管理を批判されたが、地道に実績を訴えてかわした。
 復興への道のりはまだ険しい。亀山さんは表情を引き締め、「やり残した課題はいっぱいある。これからの4年間で、石巻を素晴らしい街に変えたい」と決意を述べた。

◎「時間が足りず」/阿部さん

 石巻市大街道西1丁目の元市議阿部和芳さん(53)の事務所は、落選が決まると約50人の支持者から「駄目だったか」とため息が漏れた。
 前市議会議長で「責務を全うしなくてはならない」と、立候補を表明したのは市議会3月定例会後の3月下旬。前哨戦を含め3週間の短期決戦では浸透しきれなかった。
 「時間が足りなかった」と阿部さん。「仮設住宅の被災者からは現職を批判する多くの声を聞いた。もう少し投票率が上がれば」と悔しさもにじませた。

◎「力不足でした」/青木さん

 「私の力不足でした」。落選が決まった元大学講師の青木満里恵さん(58)は、石巻市中央2丁目の事務所で集まった支持者に頭を下げた。
 父親の和夫さん(85)は元市長。小学2年から中学1年まで石巻で過ごし、東日本大震災で深く傷ついた「古里」の姿に心を痛めた。「活気のあった港町がこのままでは沈没してしまう」と立ち上がった。
 初の女性市長を待望する声も受けたが、準備不足は否めなかった。敗戦の弁も言葉少なで、無念さを漂わせた。

◎「手応えあった」/藤田さん

 ボランティア団体代表の藤田利彦さん(50)は石巻市渡波の事務所で「一日も早い住宅再建を望む被災者に応える訴えに、手応えは悪くなかった」と選挙戦を振り返り、「市政への不満が投票に結び付かなかった」と語った。

2662チバQ:2013/04/22(月) 21:40:02
◎スポット/亀山紘さん(70)=石巻市長に再選された=/粘り腰で支援引き出す

 太陽光エネルギーなどを専門とする学者の道から、政治の世界に飛び込んで4年。無心の挑戦者が、受けて立つ側に回った。
 「ものすごいプレッシャーがあった」。4人による短期決戦を制し、ほっとした表情を見せた。
 東日本大震災が起き、「復旧・復興には国の財政支援を引き出すことが必要」とトップの役目を自覚し直した。
 被災者が切望する住宅再建の支援拡大に国は当初、難色を示した。1年間、永田町や霞が関に通い、実態を訴えた。新たな支援が決まった。「一度決めたら、やり通す」。その粘り腰と頑固さに周囲は舌を巻く。
 古希を迎えたが、1日に80回も選挙カーから降り、有権者と握手する日もあった。手を合わせるごとに古里再興への願いを感じ取り、「早くして命を絶たれた人の思いを受け止め、いい街に変える」と誓う。
 趣味はゴルフと家庭菜園。震災後、完全な休日はほとんどない。「まずはビール」の晩酌が気の休まる貴重な時間だ。石巻市内の自宅で妻、次男、義母の4人暮らし。

<石巻市長選開票結果>(選管最終)
当 28,607 亀山紘   無現(2)
  15,132 阿部和芳  無新
   8,308 青木満里恵 無新
   2,015 藤田利彦  無新


2013年04月22日月曜日

2663チバQ:2013/04/22(月) 21:42:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130422ddlk04010413000c.html
選挙:3市長選/4市議・補選 石巻市長選、亀山氏が再選/登米市長選、布施氏が3選/栗原市長選、佐藤氏が3選 /宮城
毎日新聞 2013年04月22日 地方版

 石巻、栗原、登米の3市で市長選、東松島を含む4市で市議・市議補選が21日、投開票された。石巻、栗原、登米の3市長選は東日本大震災後初めてで、復興などを争点に、石巻市は現職と新人の計4人が立候補し、栗原、登米の両市はいずれも現職と新人の一騎打ちの構図で選挙戦が繰り広げられた。また、石巻市議補選(改選数5)は7人、東松島市議選(定数18)は19人、栗原市議選(同26)は29人、登米市議選(同26)は31人が、それぞれ立候補した。

 当日有権者数と市長選の投票率▽石巻市12万3770人、44・16%(前回58・82%)▽栗原市6万2535人、72・67%(05年の前々回は84・41%)▽登米市6万9589人、69・61%(同82・49%)だった。【近藤綾加、小原博人、金森崇之、井田純】

 ◇亀山氏が再選「復興を加速」−−石巻市長選
 過去2回の一騎打ち選挙から一転して4人が出馬する乱戦となっていた石巻市長選では、市政の継続を訴えた現職の亀山紘氏(70)が、前市議会議長の阿部和芳氏(53)▽ボランティア団体代表の藤田利彦氏(50)▽元東北大学非常勤講師の青木満里恵氏(58)=いずれも無所属=を破って再選を果たした。

 同市双葉町8の亀山氏の事務所では、当選確実の情報が入ると、亀山氏は握手攻めに遭いながら登場。「復興加速のため引き続き全力で取り組む」と、感謝と決意を述べた。

 亀山氏は、震災以降に復興施策で政府との太いパイプを築いてきたことなど現職としての実績を強調。住宅再建を最重要課題とし、災害公営住宅(復興住宅)や高台移転の早期進展や漁港施設の復旧、機能強化などを掲げて支持を集めた。

 阿部氏は市街地再開発事業や復興住宅などの完成目標前倒し、藤田氏は福祉施設などを含めた復興住宅の新しいまちづくり、青木氏は特区制度を使った諸税減免などの経済復興などを訴えたが、現職の壁を崩せなかった。

 投票率は05年の新市発足以降最低だった。

 ◇布施氏が3選 新人の遠藤氏退け−−登米市長選
 登米市長選は、現職の布施孝尚氏(51)が元市議で新人の遠藤音氏(56)=いずれも無所属=の挑戦を退け、3選を決めた。

 布施市長は「安心して暮らせる古里づくり」を旗印に、医師招へいを踏まえた市民病院の再編、沿岸部との連携による産業ハブ化などの施策に取り組む、としている。

 8年ぶりの市長選で、布施市長は自民、民主、公明の支援を受け後援会ネットワークを固めて票の目減りを抑えた。遠藤氏は組織力と知名度に欠けた。

 ◇佐藤氏が3選 新人の千葉氏退け−−栗原市長選
 栗原市長選は、現職の佐藤勇氏(70)が新人の元市議、千葉健司氏(56)=いずれも無所属=の挑戦を退け、3選を決めた。

 佐藤氏は産業振興と雇用創出、教育環境の整備を進め若者が定住する町づくりを実現したいとしている。佐藤氏は8年ぶりの選挙戦にあたり自民、公明の国会議員や県議らの応援を受け、2度の地震災害からの復興や除染対策などの実績を強調。「市政の流れを変えてはいけない」との訴えが奏功した。千葉氏は組織力に欠けた。

2664チバQ:2013/04/22(月) 21:43:12
==============

 ◇石巻市長略歴
亀山紘(かめやま・ひろし) 70 無現(2)

 市長▽石巻広域行政事務組合理事長[歴]東北大講師▽石巻専大教授▽神奈川大=[自][民][共]

==============

 ◇登米市長略歴
布施孝尚(ふせ・たかひさ) 51 無現(3)

 市長[歴]佐沼JC理事長▽日本JCブロック協議会長▽県歯科医師会理事▽日大=[自][民][公]

==============

 ◇栗原市長略歴
佐藤勇(さとう・いさむ) 70 無現(3)

 市長[歴]衆院議員秘書▽県議5期▽県議長▽立教大=[自][公]

==============

 ◇石巻市長選開票結果=選管最終発表
当 28607 亀山紘   70 無現

  15132 阿部和芳  53 無新

   8308 青木満里恵 58 無新

   2015 藤田利彦  50 無新

==============

 ◇登米市長選開票結果=選管最終発表
当 30418 布施孝尚 51 無現

  17154 遠藤音  56 無新

==============

 ◇栗原市長選開票結果=選管最終発表
当 25534 佐藤勇  70 無現

  19001 千葉健司 56 無新

==============

2665チバQ:2013/04/22(月) 22:42:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130422/myg13042202010000-n1.htm
“震災疲れ”関心薄く 石巻市長選、冷めた有権者 宮城
2013.4.22 02:01
 任期満了に伴う石巻市長選が21日、投開票された。東日本大震災の死者・行方不明者は約4千人に上り、最大の人的被害となった同市の震災後初の市長選。有権者からは「生活の再建が優先」との冷めた声も聞こえ、“震災疲れ”が目立つ。合併による旧市町の対立や被災の程度で、地域の温度差も浮き彫りになった。市民が下した選択の裏には現状への不満が見え隠れする。復興へのかじ取りには、多くの課題が山積している。(高木克聡)

                   ◇

 午前7時、4月下旬としては2年ぶりの積雪を記録した厳しい寒さの中、石巻市北上町の仮設にっこりサンパーク団地の集会所に設けられた仮設投票所で投票が始まった。仮設住宅に住む十数人が朝一番の投票を済ませると、その後も有権者は断続的に続いた。現職に投票したというアルバイトの男性(62)は「1日も早く、震災前に近い生活に戻れるようにと投票した」と話す。ただ、現職への投票者の多くが“合格点”という意味の支持を表明したわけではない。別の仮設住宅に暮らす主婦(55)は「復興が一番の課題なのは当たり前。候補者の違いが見えにくい。消去法で(経験のある)現職だっただけ」と消極的だった。

                 × × ×

 震災から2年近く、仮設暮らしの人々にとって、生活の再建に奔走する日々に追われ、政治への関心が薄れる“選挙疲れ”も影を落とす。郊外の住宅展示場の駐車場では、車をせわしなく誘導する整理員の姿が目立つ。来場した会社員の平田康広さん(38)は投票所に行かなかったという。「住宅の建設ラッシュが続いている。消費増税も控えているし、今のうちに家を建て直さないと出費はかさむばかりだ」というのが理由だ。

 市外への移転を検討している市民が多いことも、盛り上がりに欠けた一因だ。郊外のショッピングモールもいつもの週末と変わらないにぎわいだ。女子大生の佐々木美●さん(21)は「県外で就職する予定で、家族も仕事のある仙台への転居を考えている。あまり関心はない」という。

 平成17年に1市6町が合併した石巻市。人口の約70%を占める中心部の旧市区域へ復興の資源が集中しているとして、周辺の旧町からは批判の声が上がった。市は市全域の融和を進めてきたが、震災によって、“合併後遺症”が噴出した格好だ。

 雄勝町は全世帯の7割が被災。約4300人の人口は1千人弱に激減した。「災害危険区域」に指定され、約7割が町外移転を希望している。女性会社員(43)は「雇用も町の再開発も、市役所近くの中心市街地の話ばかり。周りの6町はおいてけぼりだ」と不満を口にする。旧北上町の無職の男性(72)は「対等合併といっていたのに、ふたを開けたらそうじゃなかった。復興の速さでも同じことが起こっている」とこぼした。

●=歩の「、」を取る

2668チバQ:2013/04/24(水) 22:19:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130424ddlk05010157000c.html
選挙:由利本荘市議選、決定の翌日変更 「米まつり」忘れていた! 1週間早め10月20日 /秋田
毎日新聞 2013年04月24日 地方版

 由利本荘市選管は23日、10月27日投開票と決めた市議選(定数26)の日程を変更し、10月13日告示・20日投開票と1週間前倒しした。理由について、当初の日程では恒例イベント「米まつり」(10月26〜28日)と重なるためと説明している。

 市選管によると、22日に市議選の日程を決めたが、翌23日朝になり、市から選挙日程を変更するよう要請があったという。

 市選管は急きょ委員会を開き、決めたばかりの日程を改めた。

 市選管は「米まつりで投票率が下がるよりは日程を変更した方がいいと判断した。日程は一度は決めたが、判例では投票日の7日前まで変更できるとしており、問題はない」と説明した。

 米まつりは旧本荘市から続く秋の収穫を祝う一大イベント。地域の農産物の展示・販売のほか、市民芸術文化祭などもある。市によると、昨年は開催3日間で約2万5000人が訪れたという。【仲田力行】

2669チバQ:2013/05/06(月) 01:54:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130428t11009.htm
仙台市長選名乗りなし 告示まで3ヵ月 現職沈黙のまま
 任期満了に伴う仙台市長選(7月28日告示、8月11日投票)は、告示まで3カ月となった。現段階で立候補を表明した人はいない。現職の奥山恵美子氏(61)が再選を目指すのは確実視されているが、まだ態度を表明していない。具体的な動きは、共産党と歩調を合わせる市民団体が独自候補擁立の方針を決めただけ。現職の沈黙と連動して、前哨戦の動きは鈍い。

 奥山氏は23日の定例記者会見で市長選への対応を問われ、「これから考える」とだけ述べた。ただ、21日投開票された石巻、登米、栗原の宮城県内3市長選でいずれも現職が勝利したことに触れ「東日本大震災の復興事業には継続性が必要だ」と強調。2期目への意欲をにじませた。
 対抗勢力の動きを見ながら態度表明のタイミングを計っているのか、最近はこうしたやや思わせぶりな発言が目立つ。
 市議会はほぼオール与党体制。自民、民主、公明、社民各党は会派レベルで「奥山支持」の流れだ。みんなの党の会派・みんなの仙台が擁立を模索するが、具体化していない。
 加えて、震災復興に市政の継続性が必要という雰囲気が漂っていることが、奥山氏の「自信」につながっているようだ。
 こうした状況に、与党市議の中にも「強気は結構だが、謙虚な姿勢を忘れてはいけない。慢心は落とし穴になる」との指摘がある。
 めじろ押しの選挙日程が、市長選の動きを鈍くしている側面は否めない。告示1週間前は7月21日で、参院選の投開票が有力視される。宮城選挙区(改選数2)には民主、自民、みんな、共産各党が公認候補を立てる予定。「市長選に構っている余裕はない」(民主党市議)との声もある。
 唯一、市長選で候補擁立方針を決めたのが市民団体「いのち・緑・平和を守るみんなの会」。12日の集会で「復興に乗じたハコモノ政治が復活している」などと奥山市政を批判した。6月までに候補者を発表し、共産党が推薦する見通しだ。
 現状の流れでは、奥山氏が態度を明らかにするのは市議会6月定例会とみられる。動向をめぐる駆け引きは今のところ、波乱要素が少ない展開となっている。


2013年04月28日日曜日

2670チバQ:2013/05/10(金) 23:50:53
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/05/20130510t41004.htm
秋田県議会、議員定数を45から43へ2減
 秋田県議会定例会は9日、本会議を開き、議員定数を現行の45から43に減らす条例改正案を賛成多数で可決した。最大会派の自民党、第2会派の新みらいなどが賛成、民主党、社民党などは反対した。
 条例案は議会運営委員会が提出。現行定数4の由利本荘市選挙区と、13の秋田市選挙区をそれぞれ1減する。2015年の次期県議選から適用する。
 定数削減は、県人口の減少への対応や財政負担の軽減などが目的。3月1日現在の県内の人口比で議席を割り振った場合、由利本荘市選挙区、大仙市仙北郡選挙区の順に削減対象となるが、議席数が突出して多いとして秋田市選挙区を大仙市仙北郡選挙区に代えて削減対象とした。
 大関衛議運委員長(自民党)は趣旨説明で、削減幅を2議席としたことについて「3議席以上削減すると、区割り変更を検討しなければならなくなる」と述べた。
 沼谷純県議(民主党)は反対討論で「減少を続ける県人口の実態に対応できていない。削減対象となる選挙区は、あくまで人口比で決めるべきだ」と主張した。
 県は同議会に、鹿角市の秋田八幡平クマ牧場で従業員2人がヒグマに襲われて死亡した事故に伴い、ヒグマを受け入れる阿仁熊牧場(北秋田市)の施設整備への助成費など4億5600万円の一般会計補正予算案など5議案を提出した。


2013年05月10日金曜日

2671チバQ:2013/05/15(水) 21:03:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130515ddlk02010038000c.html
選挙:首長選で無投票続く 12年1月以降、17選挙中12で 市町村合併で人口増加、対抗馬の擁立難しく? /青森
毎日新聞 2013年05月15日 地方版

 14日告示の新郷村長選が無投票になるなど、県内の市町村長選挙で無投票当選が相次いでいる。2012年以降に告示された17の首長選のうち、12市町村の選挙が無投票となり、当選したのはいずれも現職だった。専門家は無投票多発の原因として、市町村合併に伴う面積拡大や人口増加で、現職への対抗馬擁立が難しくなったことや、公共事業の縮小などを挙げている。【伊藤奈々恵】

 首長選の無投票は全国でも相次いでおり、今年1月の山形県知事選、3月の秋田県知事選など知事選の無投票も珍しくなくなっている。県内で無投票だった12自治体のうち、つがる市、十和田市など6市町が「平成の大合併」に伴って05年に合併して誕生した自治体。中でも、つがる市と中泊町は合併後3回の首長選がいずれも無投票だった。

 青森中央学院大の木村良一教授(政治学)は「かつて非常に激しい選挙をしていたところが、合併後、選挙をしなくなっている」と指摘する。「合併で範囲が広くなり、選挙にいっそうカネがかかるようになって立候補しにくくなったのではないか」と分析。また、公共事業の縮小も要因に挙げ、「かつては勢いのある業者が、仕事をまわさない首長に対抗馬を擁立した。経済力が落ち込み、それもできなくなっている」との見方を示した。

 関係者の中には、選挙戦による対立がしこりを残すことから無投票が望ましいとの意見もあるが、同大の佐藤淳講師(地方自治)は無投票の弊害も指摘する。「選挙は住民が課題を考える場でもあり、無投票では自治体が抱える人口減や財政難などの課題が顕在化しにくい」と語る。佐藤講師は「無投票でも、候補者が事後検証できる具体的な公約を掲げ、達成度の評価をしていくことが必要だ」と述べ、候補者が詳細な公約を掲げるよう求めた。

2672チバQ:2013/05/22(水) 21:54:06
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130521-OYT1T01484.htm
参院選後は県連どうなるか…民主に追い打ち離党

 民主党青森県連幹事長代理の菊池憲太郎県議(むつ市選挙区)が県連に離党届を提出し、21日に受理された。

 党本部の安全保障や原子力政策との考え方の違いが理由で、当面は無所属で活動する。間近に参院選が迫る中での離党は、県連の求心力の低下に拍車をかけることになりそうだ。

 「党の方針と自分の考えに大きな隔たりができ、政策的に相いれなくなった」

 県庁で同日記者会見した菊池氏は、昨年9月に民主党政権が打ち出した原発ゼロを目指す「革新的エネルギー・環境戦略」に批判の矛先を向けた。選挙区は東通原発(東通村)や大間原発(大間町)などを抱え、原発ゼロになった場合の地域経済への影響は大きい。昨年の衆院選後から離党のタイミングを見計らっていたという。

 菊池氏は2011年4月に無所属(民主推薦)で県議に初当選し、1期目。近く、県議会の民主党会派も離れる。他党への入党は「全くの白紙」とした。

 県連は衆院選で国会の議席を失い、夏の参院選での候補擁立も断念している。追い打ちをかけるような離党に、県連幹部は「参院選後は県連もどうなるかわからない」と肩を落とした。

 県議会の会派は6月定例会から、自民30人、民主6人、青和会4人、公明・健政会3人、共産2人、無所属3人となる見通し。

(2013年5月22日18時32分 読売新聞)

2673名無しさん:2013/05/22(水) 22:04:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130522ddlk05010037000c.html
選挙:鹿角市長選 柏木氏出馬へ /秋田
毎日新聞 2013年05月22日 地方版

 任期満了に伴う鹿角市長選(6月16日告示、23日投開票)で、旧鹿角組合総合病院(現かづの厚生病院)の元臨床検査技師、柏木修次氏(65)が21日、無所属で立候補する意向を表明した。

 大館市内で記者会見した柏木氏は「鉱山跡地に高レベル放射性廃棄物の最終処分場を誘致する。雇用を確保し、地域経済の活性化を目指す」と述べた。

 柏木氏は杏林学園短大卒。1969〜2002年、旧鹿角組合総合病院病院などで臨床検査技師を務めた。鹿角市長選には04、05、09年と3回連続で立候補し、いずれも落選した。

 鹿角市長選を巡っては、現職で3選を目指す児玉一(ひとし)氏(66)、新人で元市議の石川徹氏(48)が出馬を表明。前回選と同じ顔触れによる三つどもえ戦の公算が濃厚となっている。【田村彦志】

2674チバQ:2013/05/24(金) 00:02:04
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130523ddlk07010255000c.html
選挙:福島市長選 環境省出身の小林氏が出馬検討 「除染早期化を」 /福島
毎日新聞 2013年05月23日 地方版

 12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、伊達市保原町出身で元環境省東北地方環境事務所長で、独立行政法人・環境再生保全機構(川崎市)石綿健康被害救済部長の小林香氏(54)が出馬を検討していることが22日、分かった。

 小林氏は福島高、中央大卒。1988年に旧大蔵省に入省し、2002年から環境省。現在は独立行政法人に在籍しているため、出馬する場合、同省に復職した上で退職し、福島市に拠点を移す考え。小林氏は取材に「除染担当の環境省出身で、福島の除染が進まない状況を心配している。除染の早期化で福島の現状を打開したい」と語った。

 同市長選では、現職の瀬戸孝則氏(65)が出馬の意向を示している。【深津誠】

2675チバQ:2013/05/29(水) 21:15:55
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130529ddlk06010046000c.html
’13参院選:舟山氏支援、県議団結成 民主・社民系など「心強い」 /山形
毎日新聞 2013年05月29日 地方版

 夏の参院選に県選挙区から立候補を表明しているみどりの風政調会長の現職、舟山康江氏(47)を支援しようと、民主・社民系の県議会会派「県政クラブ」と無所属の県議8人が28日、「舟山やすえを支援する県議団」を結成。山形市城西町5の舟山氏の事務所で結成式を開いた。

 県議団の会長には木村忠三県議、副会長には阿部昇司県議と広谷五郎左エ門県議がそれぞれ就任した。事務局長を吉村和武県議が務める。

 舟山氏は「心強い応援団。みどりの風は小さな政党で、組織的なハンディは否定できない。26日に民主党、社民党から支持を決めてもらい、連合山形から盛り上げてもらえると聞いている」と組織的な支援を強調。「アベノミクスは小泉改革と同じ。農業や労働の成長戦略の裏側を見れば規制緩和しかない。暴走を止めるためにも一丸となって闘っていく」と意気込みを述べた。【前田洋平】

2676チバQ:2013/06/07(金) 22:34:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130607t31007.htm
観光再生へ高まる期待 宮古市長選9日告示

震災から2年を経て今月、改修工事が全て終わる浄土ケ浜の遊歩道


 任期満了に伴う岩手県宮古市長選は9日告示される。東日本大震災で甚大な被害を受けた同市では、観光業を起点とする産業再生に期待が高まる。観光客の受け入れ態勢は整いつつあるが、被災した市民の生活再建の遅れが基幹産業の復興にも影を落とす。市長選を前に課題を探った。(宮古支局・山並太郎)

<震災前の6割に>
 宮古市は、東北の太平洋沿岸の自然公園を再編し5月24日に誕生した国立公園「三陸復興国立公園」の中心に位置する。
 市への観光客の半数以上が足を運ぶという景勝地「浄土ケ浜」は津波に襲われたが、景観に大きなダメージはなかった。周辺を巡る遊覧船とサッパ船は震災から4カ月後の2011年7月にいち早く運航を再開。海水浴場とレストハウスも昨年夏、2年ぶりに営業を始めた。
 市商業観光課によると、12年の観光客は約74万人で、震災前の10年の6割に回復した。世界遺産「平泉の文化遺産」(岩手県平泉町)と合わせ、海と陸の「浄土」を結ぶ観光ルートをつくり、観光客を呼び込もうという模索も始まっている。
 今月中には、津波で損壊した浄土ケ浜の遊歩道約1キロの改修工事も終了する見込みだ。
 だが、遊覧船を運営する岩手県北自動車の佐々木司観光船事業部長は「遊歩道を元に戻しただけでは観光客は増えない」と指摘。遊歩道の各ポイントで露店を出したり、休憩所を設けて震災を語る案内人を常駐させたりするなど「何度も訪れたくなるような細かい仕掛けが必要」と強調する。
 市は被災した地元事業者の復興を手助けしようと、修繕費・復旧費への独自支援策を進める。宿泊業では47施設のうち36施設が被災したが、半数以上の19施設が再開にこぎ着けた。被災を免れた11施設、新規参入1施設を合わせ計31施設が営業する。近く再開予定も3施設ある。

<清掃に手回らず>
 ただ、観光客受け入れは関連業者だけが担ってきたわけではない。
 巨大防潮堤がある同市田老地区では震災前、奇岩「三王岩」周辺の景観を守るため、地元の民宿や商店の経営者らでつくる「三王真崎をきれいにする会」が清掃などを担ってきた。
 被災した商店主らは現在、市保養施設「グリーンピア三陸みやこ」敷地内の仮設店舗での営業を余儀なくされ、「きれいにする会」として活動できない状態だという。
 宅地造成や災害公営住宅の完成は3〜4年後で、商店主でつくる「たろちゃん協同組合」の箱石英夫理事長は「地元住民の生活や商店の再建が進まないと、観光との連携まで手が回らない」と話す。
 宮古観光協会の山口惣一事務局長は「観光復興は水産業をはじめ物販、飲食など幅広い地元産業との連携なしに成り立たない。被災した地域全体が立ち上がることでようやく動きだす」と述べ、市に住民の生活再建の加速を求めている。


2013年06月07日金曜日

印刷用ページ

2677チバQ:2013/06/08(土) 20:00:29
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130524ddm010040016000c.html
検証・大震災:福島・いわき市の現状 共生遮る誤解の連鎖
毎日新聞 2013年05月24日 東京朝刊


仮設住宅と一戸建てが混在するいわき市中央台の住宅街。落書きされたいわきニュータウンセンタービルは、森を挟んで左上にある=本社ヘリから矢頭智剛撮影
写真特集へ 東日本大震災の被災地でありながら、東京電力福島第1原発事故の多くの避難者を受け入れている福島県いわき市。もとの住民とのあつれきは震災から2年以上たった今も続く。その背景を追った。

 ◇落書き、住民の本音を代弁「もといた人が遠慮している」
 いわき市の市役所など4カ所に「被災者帰れ」と黒スプレーで落書きされて間もない昨年12月28日。市に「今回の役所の落書きの事件に関して」と題するメールが市民から寄せられた。

 「公共の場に落書きは許されず、書いた人は捕まるべきです。しかし、こういったのが書かれる程、いわき市民と双葉避難民との軋轢(あつれき)は、悪化の一途を辿(たど)っているのも事実です。実際、彼らが避難してきてから、道路でのマナーは悪化し、病院などのインフラを無償化で湯水のごとく使うために、元からの市民が使うのに影響が出、挙(げ)句、市に家を作りつつも双葉地区に住民票を置き、自治会にも入らないという話まで聞こえ、彼らに対する陰口は絶える事がありません」(原文、一部略)

 年が明け、事件1カ月後の1月23日には「いわきの環境について」というメールが届いた。

 「私は二十代の者です。生まれてからずっといわきに住んでいて、いわきの環境が大好きでした。しかし、震災を境にいわきが嫌いになりつつあります。理由は、避難者の人口増加です。震災後、危険な運転をする車が増え、何度も危ない目に合いました。全てが避難者とは限りませんが、人口増加ゆえに運転手のストレスがたまっているのは確かです。スーパーや飲食店も人で溢(あふ)れています。そろそろ家を建てたいと思ったのですが、土地もありません。どうして、私達(たち)がこのような思いをしなければならないのでしょうか? 困ったときは助け合うのが大事だと思いますが、今のいわきは避難者が中心となり堂々と生活する中、もともといわきにいた人が遠慮して住んでいるように感じます」(同)

 いわき市には大震災の後、福島第1原発事故に伴い双葉郡8町村を中心に約2万4000人が避難し、原発作業員らを含めると、人口約33万人の1割に当たる3万人前後が流入しているとされる。

 同市の渡辺敬夫市長は昨年7月、国や県との福島復興再生協議会で「ごみは1割増、(震災前から)医師不足だったのに医療は3割増。仮設住宅近くの診療所の先生は疲れてやめたいという話も出ている」と訴えた。

2678チバQ:2013/06/08(土) 20:01:00
 渡辺市長は今年2月にも同協議会で「歯医者は震災前は1週間に2回ぐらい予約が取れたのに、いまは1カ月で1、2回しか取れない」と嘆いた。双葉郡からの避難住民は医療費が無料になっているのが混雑の一因と見る市民もいる。

 落書き現場の一つ、「いわきニュータウン」がある同市中央台の住民でまちづくりに関わる高木淳一さん(56)は、やり場のない市民の思いを推し量ってか、こう解説した。「あの落書きは良いわけではない。ただ、本当にいわき(市民の気持ち)を代弁している」

 ◇避難者「好きでここさ来ているわけではないのに」
 ◇ささいな中傷が増幅 賠償金格差や賃貸不足で拍車
 中央台は丘陵を切り開いた造成地にある。震災から3度目の遅い春を迎え、新緑の木々の間に山桜の薄紅色が映える。起伏に富んだニュータウンには、いわき市内36カ所の仮設住宅のうち12カ所が集中し、計1000戸に約2400人が入居する。このうち1カ所にいわき市の津波被害者らが入り、残りはほぼ全て広野、楢葉両町の被災者だ。

 落書きがあった昨年12月23日、被災者との交流を図るクリスマスイベントが開かれたいわきニュータウンセンタービル。ここから車で2〜3分走ると、楢葉町の避難住民が入居する仮設住宅に着く。軒先で包丁を研いでいた山内貞勝さん(74)もイベントに参加した。歌や大道芸を楽しみ、避難生活の悩みもいっとき忘れられた。

 落書き事件には「誰が書いたかなんて言わんねえ(言いたくない)。でも、原発で月10万円もらえっから、いわきの人からうらやましがられるんでねえかな」と感じる。楢葉町など原発避難自治体の住民には精神的損害に対して東電から1人月10万円の賠償があるが、いわき市民はトータルで1人につき8万円(妊婦や子供は48万円)に限られる。

 「親子6人で暮らされんなら、そんな金いらねえ、本当に」と山内さんは言う。震災前は一緒に暮らした3歳と4歳の孫は、長男の妻とともに東京に避難した。楽しみだった孫との散歩も今はできない。「だから『帰れ』だのいたずらされるなんて、誰も思わなかったっぺ」と寂しそうな顔をした。

 楢葉町の自宅は津波で1メートル以上浸水した。町は「2015年に帰還を」と説明するが、原発事故でいまだ放射線量は高く、除染の見通しも立たない。2年以上家を空け、買い替えが必要な物もある。だから「賠償金はいまは使えない」という。

2679チバQ:2013/06/08(土) 20:01:35
 同じ仮設住宅の大和田幸良さん(76)は、混雑する店舗をなるべく避けて買い物をするようになった。「自重しなければならない部分がある。遠慮して、迷惑をかけないように」。武藤幸子さん(55)も肩身の狭い思いを抱える。昨春、いわき市内の山間部であったイベントに夫婦で参加し昼食をとっていた時、隣のテーブルの人たちに話しかけられ、楢葉町から避難していると伝えた。すると、「あんたらはいいよね。遊んでいながらお金もらえるんだから」と言われた。以後、楢葉町から避難していることは話さないと決めた。「私らだって好きでここさ来ているわけではないのに」

      □

 いわきニュータウンは地域振興整備公団(現・都市再生機構)が開発し、1982年から分譲が始まった。530ヘクタールを造成し、約4900世帯、約1万3800人(仮設住宅を除く)が暮らしている。入居者の給与水準も高く「いわきのビバリーヒルズ」とも呼ばれた。だが、バブル経済崩壊後は売れ行きが鈍り震災前には290区画が売れ残っていた。

 震災後、利用未定だった用地が仮設住宅建設地に充てられた。一方、震災から4カ月ほどたった一昨年7月から宅地売買の申し込みが殺到し、昨年8月には290区画がほぼ売り切れた。転売を含めると90区画以上は帰郷が難しい双葉郡の人たちが契約したという。

 仮設住宅から道1本挟んだ中央台高久4丁目付近は真新しい家が建ち並び、今もつち音が絶えない。「どうやって売ろうかと苦労していた状態だった。想像を超えた動きが震災で起きた」。都市再生機構いわき営業所の浅野雅之所長は驚きを隠さない。

 不動産の活況は市内全域に広がる。住宅地価の平均変動率(上昇・下落率)は16年ぶりにプラスとなり、県内の上位19位までがいわき市だ。

 市内で活動する「土地と建物よろず相談室」のメンバーで不動産会社を営む矢吹匠さん(59)は「震災直後はスーパーの特売日のようにずらっとお客さんが来た。塩漬けになっていたものがオセロゲームみたいに一挙に反対になって売れてしまう。バブルの時にもなかった状況」と言う。賃貸住宅も、約1万8000戸あった空き物件が瞬く間に埋まった。契約更新時に家賃を値上げする家主もいる。

 そのしわ寄せは市民生活に及ぶ。市内の不動産会社「報徳土地」の星由美営業部長は「市民が結婚しても空きがなく、新居を構えられない。給料が上がっていないのに不動産の値段だけ上がり、マイホームに手が届かない」と語る。市内で就職が内定しても住居がなく、泣く泣く辞退したケースさえあるという。

2680チバQ:2013/06/08(土) 20:02:03
 住宅不足は解消に向かうのか。県宅地建物取引業協会の佐藤光代副会長兼いわき支部長は「物件はないのに、新規開発に投資をする人は誰もいない。(原発事故後に)一応安全だと言いながら、いつどのような状況になるのか分からないから」と、暗い見通しを口にした。

 ◇「お互い気持ちはわかる」
 「双葉郡の被災者は賠償金をもらってぜいたくしている」。そんないわき市民の声を聞き、仮設住宅が集まる地域に近い大型量販店をのぞいた。午前11時になると、レジに列ができ始める。店長は「仮設住宅の方々が買いに来る時間。高齢者が多いですよ」と教えてくれた。

 全国展開しているこの大型量販店は震災後、屈指の売り上げを誇る。好調な月は東京・新宿の店舗を上回るほど。家電などが売れ、震災前より3〜4割の売り上げ増。店長は「仮設住宅の方々の購買意欲は非常に旺盛」と説明する。

 双葉郡からの避難住民に尋ねた。「仕事を失い今は暇だから買い物に行ってしまうと余計なものを買ってしまう」という女性もいた。だが、多くの人は「以前から遠くにある大型店で週1回のまとめ買いをしていた。肉や魚は冷凍しているから余分な物を買っているわけではない」と口をそろえる。こうしたことが誤解を招いているのかもしれない。賠償金も同様だ。広野町では昨年8月末、精神的損害の支払いが終了したのに、「まだ補償が続いている」と思い込んでいる周辺住民もいる。

 記者が市内を歩いていると、うわさ話を真顔で語る市民が少なくない。「入金者欄にずらっと東電と書き込まれた残高数千万円の通帳を仮設住宅近くで拾った人がいる」「仮設住宅にタクシーを呼びつけて、パチンコ屋まで乗っていく」。あつれきが誤解やうわさ話で増幅されている印象を受けた。

 住民間のあつれきは、そもそも市民生活の中に起きたさざ波のような小さな変化から始まる。中央台の男性(68)の場合はこうだ。自宅の目の前に仮設住宅が建ち始めた一昨年の夏、近くの交差点の渋滞が気になり出した。住宅の新築ラッシュで大型トラックが増え、車の接触事故が相次ぐ。地区内で工事をしている全部の業者を調べ上げ、警備を徹底するよう頼んだ。いつしかストレスを感じている自分に気づいた。

 仮設住宅の避難者には干渉せず、距離を置く。「目に見える特効薬はないからお互い我慢するしかない。帰れとは言えない。いわきに住みたいという避難者の気持ちは痛いほど分かるから」

2681チバQ:2013/06/08(土) 20:02:39
 被災地なのに「光が当たっていない」という感情もいわき市民の心境を複雑にする。津波で自宅が全壊し、中央台の仮設住宅に入居しているいわき市民の鈴木恒次さん(81)は、海が近い元の場所に戻るのはあきらめ、別の地区の高台に長男が家を建てる。家に帰れないのは原発避難者と同じだが、賠償には大きな差がある。「ある程度の差は仕方ないが、なるべく肩を並べるようにしてほしい。私らは取り残されてしまったみたい」

 中央台のまちづくりに関わる高木さんは、落書きについて考え続けている。「犯人は見つからなくていい。自分の心の中に犯人がいることに気づかないと。悪かったのは、相手を思いやれなかった自分なんだと」

 ◇仮の町構想、寝耳に水 不満噴出、苦情390件
 昨年8月28日。いわき市内で渡辺敬夫・同市長と双葉郡8町村の浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉、広野の各町長、葛尾村長、川内村副村長が顔をそろえた。市主催で3回目となる原発避難に伴う意見交換会。これまでは公開だったが、前日に急きょ非公開と取り決められた。

 会合で配られた資料の中に1枚の紙があった。「非公開・当会議限り」と記され、原発避難者を巡っていわき市に寄せられた263件の苦情がまとめられていた。

 「この苦情は一部のいわき市民の意見にすぎず、市全体の意見だと思われても困る。そういうものを見せつけられた市民も避難者も両方嫌な気分になると考えた」。非公開の理由を市復興支援室の寺島範行・室長補佐は語る。

 苦情が集まったのは、渡辺市長のある発言が発端だった。その年の4月9日、平野達男復興相(当時)と意見交換した後、報道陣にこうこぼした。「(原発事故で)賠償していただいている避難者の方々で働いていない方もいらっしゃるわけです。一方、いわき市民は(賠償も少額で)みんな働いている。そういう中で、特にパチンコ屋とかいろんなとこが今どこも満杯。これが1年、2年たってどうなるか心配している」

 避難者の生活ぶりに不満を表明し、後に「パチンコ発言」と呼ばれるこのコメントが翌朝報じられると、市長の意見に賛同するかのように、市には避難者を巡る苦情が殺到した。

 当時、市には何の相談もないまま、避難自治体の「仮の町」をいわき市に設ける構想が浮上。この時の仮の町はニュータウンのように学校や病院が1カ所に集中的に設置され、市内に「治外法権」のような場所が作られるイメージで語られていた。仮設住宅の中には市を通さず、他の自治体が地権者と直接交渉して建つケースもあった。既に避難者とのあつれきが積もる中、渡辺市長の発言で不安や不満が一気に噴き出した。

 苦情は今年2月末時点で約390件に達する。1件で複数の指摘もあり、内訳は(1)住民税など税負担の公平性を求めるもの約230件(2)住宅事情の逼迫(ひっぱく)約140件(3)病院の混雑約130件(4)ごみの出し方や交通ルールなどマナー面約120件(5)道路の混雑約110件。

 昨年8月の意見交換会でこうした苦情を知った浪江町の馬場有(たもつ)町長は「思いがけない話を聞きました」と顔を曇らせ、こう気遣った。「私どもは原発で避難したんだと(の被害者意識から)、いわき市民の方に理解できない態度をとったりする。市の報告を聞くと、つらいところがある。町の責任者として町民の皆さんにお話ししたい。我々ばかりが被災者じゃない、いわき市民も被災者だよ、ということを」

      □

2682チバQ:2013/06/08(土) 20:03:14
 苦情の呼び水の一つとなった「仮の町」という言葉が最初に報じられたのは11年12月18日。政府が避難区域の再編を地元自治体に伝えた際、井戸川克隆・双葉町長(当時)が口にした。候補地の一つとして白羽の矢が立ったのが、原発避難者の多くが住まいを求めていたいわき市だった。

 だが、その後も国や県、避難自治体からいわき市に正式な打診はなく、渡辺市長は昨年4月9日の平野復興相との会談でいらだちをあらわにした。「いわき市と双葉郡は磐城国(いわきのくに)といわれ、歴史、文化的背景、気候も同じで何とか(支援を)したいが、仮の町のことは何も聞いていない」

 その席で原発避難に関する国と県、避難自治体の枠組みに、避難者を受け入れた自治体も含めるよう要請したことを受け、「長期避難者等の生活拠点の検討協議会」が設置された。昨年9月22日、全体会の初会合。いわき市は仮の町について、一点集中のニュータウン型ではなく、周辺住民に溶け込みやすい「分散型」を提案した。同時に、避難者を受け入れるための新たな「制度設計」を国に求めた。

 その一つは住民票だ。避難者全員が住民票を移すと、元の町村の住民はゼロになる。このため国は避難者が元の住民票のまま他の自治体で生活することを認めているが、受け入れた側の住民は「住民税も払わず公共サービスにただ乗りしている」と不公平感を抱く。市は国が考え方を整理するよう訴えた。

 二つ目は特別交付税。仮に住民票を移さなくても、避難者受け入れに伴うゴミ処理など上積みされた費用は、個別に算定すれば国から特別交付税を充てられている。しかし、いわき市財政課の飯尾仁課長は「個別算定できない部分がある」と指摘する。

 「例えば公園や道路、公共施設。道路は避難者も多く通っているが、それで傷んだ金額をカウントするのは無理。公共施設は住民からの税で建てるから市民の利用料を安くできる。でも、避難者がどれだけ使ったかは数えられない」

 いわき市は昨年10月、復興庁に算定方法を提示するよう求めたが回答はなく、今年2月には福島復興局長や福島復興再生総局事務局長に、書面を示して市の考え方を提案した。算定できない部分は避難者の人口に応じて積算する内容だった。説明に当たった飯尾課長は「毎回同じことを話した。そのたびに相手は変わる。でも全然進展しなかった。そもそも国から『こういうルールだから受け入れてくれないか』と言ってくるのが筋ではないか」と憤る。

 制度設計に関して復興庁は今月20日にようやく、いわき市に回答した。算定できない費用は、避難者数に応じた積算に見直す方針を示した。一方、住民票の扱いは従来と変わらず、いわき市民の不公平感は残ったままだ。

 住民のあつれきを聞くのは誰もがつらい。でも、被災地の今の姿を見つめることは「人の復興」のためには避けて通れない。

2683チバQ:2013/06/08(土) 20:03:59
 ◇家族5人、福島で暮らしたい−−父残し広島に避難の女児
 昨年8月6日、広島市であった平和記念式典で、福島県いわき市から避難している小学6年生の作文「幸せな世界」の一節が世界に発信された。

. 「私の家族は五人います。でも今、広島にいるのは、四人だけです。東日本大震災が起きてしまったからです。お父さんは仕事をしなくてはならないので、広島に住むことができません。福島には、自分の家でくらしたくてもくらせない人がたくさんいるし、福島第1原発からはなれたくても、仕事でそこに入らなければならない人もいます。私は、一日でも早く、福島で家族五人が安心して、楽しくくらせる、あたり前の日が来てほしいと思っています」(抜粋)

 作文を書いたのは震災直後、いわき市立平三小から広島市立船越小に転校した三浦友菜(ゆうな)さん(12)。地元でオフィス機器販売会社を営む父芳一郎さん(43)は悩み抜いた末、3人の娘を妻綾さん(40)の実家がある広島市に避難させた。いわき市では多数の被災者が流入する一方、約3500世帯、約7600人が市外に避難し、三浦さん一家のように分断された家族も少なくない。

 創業者の父秀一さん(75)から後を継ぎ、社員26人、年間売上高10億円近くまで成長した会社の取引先には、原発事故で避難を強いられた双葉郡の事業者も多い。震災直後、一度は会社の清算も考えたが、取引先から「もう一度、福島を再生させたい」と聞かされた。「これまで世話になり、会社を育ててくれた人たちが困っている時に逃げられない」

 いわきに残った芳一郎さんは、理事長を務めた地元青年会議所(JC)や仕事先を通じて、被災した事業者に融資や職場をあっせんした。富岡町から家族で避難したホテル経営者の仲間からいわきで事業を再開したいと相談された時には付き合いのある建設会社を紹介した。再開のための土地を確保できたと聞かされた。

 広島といわきを行き来する綾さんは今年初め、楢葉町民が入居する仮設住宅で支援活動を続ける女性ボランティアからこんな話を持ちかけられた。「市民と避難者がお互いにわだかまりがあったままではよくない。仲良くしていくために出会いの場を」。4年前から託児や料理教室の場として自宅を近所の主婦らに開放してサロンを開いていた綾さんは月1回、避難してきた女性たちと地元の母親たちが語り合うカフェを併設することにした。

 サロンは主婦仲間も手伝ってくれる。1月、仮設住宅に出向き、「子育てでも何でも相談して」と声を掛けた。綾さんは思う。「あつれきが広がる中、古里を失った人たちを思いやる友人たちが誇らしい。やっぱり、いわきは自分の居場所なんだ」

==============

 ■ことば

 ◇いわき市と「仮の町」(町外コミュニティー)

 1966年に14市町村が合併し発足。高度経済成長期まで本州最大規模の炭鉱「常磐炭田」の町としてにぎわった。閉山後は工業化を図り、2009年の製造品出荷額は東北地方1位。沿岸部では漁業も盛ん。東日本大震災では仙台市の約25万棟に次ぐ9万棟以上の建物が被害に遭い、死者数は441人。原発避難者が生活する「仮の町」は双葉郡と相馬郡の6町村が検討しており、このうち浪江、双葉、大熊、富岡4町はいわき市を候補地の一つとする。ただ、昨年7月に閣議決定された福島復興再生基本方針では「仮の町」ではなく「町外コミュニティー」と表現された。

==============

 この特集は町田徳丈、中尾卓英、藤原章生、神保圭作が担当しました。(グラフィック 勝又雄三、菅野庸平、編集・レイアウト 鈴木朋行)

2684チバQ:2013/06/09(日) 09:32:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130608-OYT8T01268.htm
五日市県議、民主離党 参院選

 民主党県連は8日、政調会長の五日市王県議(二戸選挙区)が提出していた離党届を受理した。離党は、党を除籍(除名)され、夏の参院選岩手選挙区(改選定数1)に無所属で出馬する現職の平野達男前復興相(59)を支援するため。県議会会派にはとどまる。残りの民主県議11人のうち2人も平野氏支援を公言しており、参院選で同県連は事実上の分裂選挙となる。

 民主党県連は五日市氏の慰留を続けていたが、翻意は難しいとして8日の常任幹事会で受理を決めた。階猛県連代表(衆院1区)は決定後、「原因は平野さんが離党の意思を示したからで、一概に県議を責められない」と淡々と述べた。政調会長には新たに高橋元県議(北上選挙区)を充てた。

 民主党は同選挙区で、新人の吉田晴美氏(41)を擁立することを決めているが、県外からの“落下傘候補”に「全力で応援する県議は少ない」(県連幹部)との声が根強い。県連では、代表代行の渡辺幸貫県議(奥州選挙区)と小田島峰雄県議(花巻選挙区)が、離党はしないものの、平野氏を支援することを公言している。

 ◇社民県連は自主投票

 社民党県連は同選挙区で、1996年の同党発足以来初めて、独自候補を立てずに自主投票とすることを、同市内で開いた総合選対会議で決めた。同県連は4月下旬、独自候補を擁立せず、憲法改正に慎重な野党との統一候補擁立を目指すことを決定した。しかし、民主党と生活の党がそれぞれ公認候補を擁立したことから、「統一候補の前提が崩れ、白紙になった」(社民党県連幹部)として自主投票とした。

 5月下旬には、民主、生活両党の県連からそれぞれ推薦要請を受けていた。

 民主党県連の階代表は「推薦を頂きたかったが、自主投票は民主党にも門戸が開かれていると思う」と述べ、生活の党県連の佐々木順一幹事長は「安倍自公政権に対抗しうる政治勢力の形成に向け、その一翼を担っていただくことを期待する」とコメントした。

(2013年6月9日 読売新聞)

2685チバQ:2013/06/09(日) 18:56:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1366209016435_02/news/20130417-OYT8T01548.htm
鹿内市政 次の4年
深まる議会との溝

青森市議会で議員報酬を月額10%削減する議員提案の条例改正案が可決される瞬間を見守る鹿内市長(中央、3月25日)  14日投開票の青森市長選で、現職の鹿内博氏(65)が再選を果たした。鹿内市政の4年間を振り返り、2期目の課題を考える。

     ◇

 「起立多数であります。よって本案は可決されました」。3月25日の青森市議会定例会。議員提案による議員報酬の10%削減が決まる瞬間を、鹿内市長は硬い表情のまま見つめていた。

 議会は昨年12月、市側が市特別職報酬等審議会の答申を受けて提案した15%削減案を否決。その後、議員有志が紆余(うよ)曲折の議論の末に対案をひねり出し、ひっくり返した。

 首長と議会を「車の両輪」と表現する鹿内市長。だが、最大会派の市政会や自民会派を中心に、鹿内市長との溝は深まる一方に見えた。選挙前の駆け引きの側面を差し引いても、首長と議会の「適切な緊張関係」とは言い難い状況だった。

 両者の関係がこじれた一因は昨年3月にさかのぼる。議会は、市が県外の震災がれきを受け入れるよう求める決議を全会一致で可決。当時、「議会と市は共通の認識」と語った鹿内市長だが、5か月余りの検討の末の結論は「受け入れ断念」だった。老朽化した処分場に安全面で懸念があるなどと理解を求めたが、議会は10月、がれきの受け入れを再検討するよう市に求める決議を可決した。

 続く12月議会、官製談合を巡る元市幹部職員への損害賠償請求の議案も否決された。今年1月、立候補表明の記者会見で鹿内市長は「議会との意思疎通に欠けるとは思わない」と強気の姿勢を見せた。しかし、「議会側の声を聞こうとしない」と嘆く議員らとの隔たりは大きかった。

 審議会答申を尊重した議員報酬などの削減、官製談合の元幹部への賠償請求、市役所庁舎の現在地での建て替え……。鹿内市長は「選挙で市民の信を問う」として、議会で異論がある政策を市長選のマニフェストの前面に並べ、約2万票の大差を付けて勝利した。「市民の声が一番反映されているのがこの市長選」と自信を深め、今後、議会に丁寧に説明して理解を求めていくとする。

 これに対し、市長選で相手候補を支援した市政会の渋谷勲会長は「選挙前とスタンスは変わらない。だめなものはだめ」とすっぱり。鹿内市長を自主支援した共産会派も「全部実行しようとすれば、ぎくしゃくする」と懸念する。

 青森中央学院大の佐藤淳専任講師(地方自治)は、「議会側にも問題はある」と前置きした上で、「首長が議会とべったりするのは良くないが、距離を置きすぎてもうまくいかない。問われるのは首長の運営管理能力だ」と指摘する。

(2013年4月17日 読売新聞)

2686チバQ:2013/06/09(日) 18:56:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1366209016435_02/news/20130417-OYT8T01535.htm
鹿内市政 次の4年
民意の反映発展途上



鹿内市長(右)が参加し、意見交換をした市民100人委員会(2月19日)  市民が主役、市民参加、市民とともに、市民のための、市民が決める……。青森市長に再選された鹿内博氏(65)は選挙期間中、街頭の訴えで「市民」という言葉を繰り返した。

 「市民派無所属」を標榜(ひょうぼう)する鹿内市長の取り組みの象徴が、広聴会「あおもり市民100人委員会」だ。初当選した4年前、市民の声を市政運営に反映させたいと、マニフェストの中で政策の柱に据えた。

 公募の50人と各部局長が推薦する50人で構成し、2009年9月から1、2か月に1回のペースで開催。今年3月までに計32回の会を重ねた。青森操車場跡地の利用計画、除排雪事業の見直し、市役所庁舎整備、雇用問題など各回テーマを設定して1人4分で意見を述べた後、市長が総括的にコメントするという形式だ。

 しかし、委員会の出席人数でみると、当初こそ80〜70人だったが、その後は減少して昨年度は50〜40人にとどまった。「100人委員会」とは名ばかりの状況だった。

 選挙戦では対立候補の蝦名武氏(67)がこの委員会を批判のやり玉に挙げた。「参加者が意見を述べる時間が短く、機能していない。市民30万人の0・03%に過ぎない人の意見を行政に反映させるのは無理がある」と廃止を訴えた。

 確かに、設置当初から「言いっ放しで終わるのでは」との懸念が委員の間でもあった。年度末、3月27日に行われた締めくくりの会合では、出席委員41人がそれぞれ委員会の感想を述べた。「市政への関心が高まった」という肯定的な意見もあったが、「もう少し深い議論ができたら良かった」(30代男性)、「発言しても無駄かなと思うようになった」(60代男性)という否定的な声も少なくなかった。

 この日の会合で鹿内市長は、「100人委員会の予算額は年間100万円ちょっとで、市長選の争点になるとは思わなかった。足りない部分はさらに深化させたい」と語った。

 100人委員会に限らず、市長が小学校区ごとに出向く「市民と市長のなんでもトーク」や「市民1万人アンケート」など、鹿内市長は市民から意見を聞く複数の装置を作った。今回のマニフェストではさらに、まちづくりのあり方を市民と討論する「まちづくり政策創造フォーラム」も掲げた。

 だが、「聞きっぱなし」「政治パフォーマンス」といった批判が出ないようにするには、「意見が政策に生かされている」と市民が確かな手応えをつかめる仕組みに発展させることが必要だ。

(2013年4月18日 読売新聞)

2687チバQ:2013/06/09(日) 18:56:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/feature/aomori1366209016435_02/news/20130419-OYT8T00309.htm
鹿内市政 次の4年
「身内の評価」に厳しい声

再選を決めた翌朝、街頭に立ってマニフェストの実現を訴える鹿内市長(15日、青森市浜田で)  「100点ではないが、合格点として80点は頂けるのでは」

 青森市の鹿内博市長(65)は再選を目指すと発表した1月29日、4年間の市政を振り返ってそう自己評価した。1期目のマニフェストに掲げた71項目のうち、「実施・達成した」(◎)の29項目と「段階的に実施している」(○)の38項目を合わせると67項目に上るというのが、その根拠だ。

 マニフェストの約94%に取り組んでいるという進捗(しんちょく)状況は、各担当課の事業を市長公室がとりまとめた、いわば「身内の評価」。疑問符が付く項目もある。

 マニフェストに詳しい青森中央学院大の佐藤淳専任講師(地方自治)が「評価が甘すぎる」として挙げるのは、○が付いた「学校給食の地産地消率100%」の項目。強化月間を設けて市(県)産品を積極的に使用するというが、市産品の使用割合は2009〜11年度、約11%で横ばいだ。「市民生活が変わらなければ評価できない」と手厳しい。

 弘前市の場合、葛西憲之市長が初当選翌年の11年度から、外部の有識者や公募市民ら計8人で作る「市民評価会議」に施策の実施状況の評価を毎年度依頼している。昨年度は「魅力ある街づくり」など7項目で評価を受け、市の自己評価で「遅れている」としたものは「妥当だが要因について担当部局の具体的分析を求める」、「おおむね順調に推移」とした項目にも「重要な事業が遅れており順調とは評価しがたい」と指摘。そして「自己評価の作業精度を高め、適切な評価が行われることを望む」と改善を求めた。

 八戸市の場合、市長選で立候補予定者の公開討論会に取り組んだ八戸青年会議所が小林真市長の公約を独自に検証した。2期目途中の11年11月、小林市長は全100施策の取り組み状況を点検し、81施策を実施済み・実施中、13施策の内容や実施時期を見直すとした中間評価を公表した。これに対して同会議所は「地域の魅力向上」など4項目で4段階評価を行い、「様々な取り組みを行っているが市民に伝わっていない」と辛口の評価もあった。会議所担当者は「首長の一方通行の評価ではなく、外部の目は非常に大切」と意義を語る。

 今回の青森市長選で鹿内市長が示した新マニフェストの161項目には、「14年度からマニフェストの外部評価を実施する」という項目もある。「お題目」で終わらないためにも、客観的評価を受け、政策実現への具体的な道筋を示し、項目によっては現実的な修正を加えることも必要になる。

 (この連載は大垣裕、森山雄太が担当しました)

(2013年4月19日 読売新聞)

2688チバQ:2013/06/09(日) 19:13:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1364059251067_02/news/20130324-OYT8T00182.htm
佐竹県政 2期目の難題

(上)雇用・経済

長期的な産業育成カギ


「日本一」の横手市進出が決まり、立地協定締結式で、(左から)五十嵐忠悦市長、同社の染谷幸雄社長と握手を交わす佐竹知事(1月29日、県庁で) 今年1月、焼き鳥や総菜の製造販売会社「日本一」(千葉県)が、横手市に工場を建設することが決まった。同社と市の企業立地協定締結式に立ち会った佐竹知事は、この工場で100人の雇用が見込まれることを挙げ、「厳しい経済・雇用情勢の中で大変うれしい」と顔をほころばせた。

 2012年度の県内の企業誘致は9件と、前年度の6件を上回り、3年連続で増えた。12年度はコールセンターの立地を促進する制度を新設し、3件の誘致につなげた。計画ベースでは3年後、9件で計437人の雇用効果が期待される。県産業集積課の水沢聡課長は「目に見える大きな雇用につながる」と意義を強調する。

 一定の成果がある反面、県の経済政策に対する県民の満足度は高いと言えない。県が県内在住の20歳以上の男女計4000人を対象に実施した12年度の県民意識調査によると、県の商工業・貿易・観光の振興について「十分」「おおむね十分」が計2・3%だったのに対し、「やや不十分」「不十分」が計65・4%と大幅に上回った。

 県民の不満の背景には、雇用環境がなかなか改善しない現状がある。1月の有効求人倍率は前月比0・05ポイント低下の0・67倍で全国平均(0・85倍)を下回った。県民意識調査でも、県政の重要課題として「若者等の就業支援や雇用環境の整備」が54・2%で最多だった。

 12年、TDK(東京都)の県内生産拠点再編に伴う雇用不安が表面化した。県は約1000人の離職者が出るとの見通しの下、同年11月から2年間、一般職員の基本給を3%削減して財源を捻出し、企業に採用奨励金を支給するなどの緊急対策に取り組んでいる。

 こうした状況下、知事は知事選の公約として、新たに5000人の雇用創出を掲げた。フィデア総合研究所(山形市)の後藤正彦・主席研究員は「企業誘致は即効性があるがタイミングに左右される。企業への継続的なアプローチも必要。時間がかかっても、地場で受け皿を作ることが安定的な雇用に結びつく」と話し、地元の産業振興の重要性を指摘する。

 知事は雇用創出のため、農林漁業の6次産業化や、風力・太陽光など再生可能エネルギー関連産業の育成を掲げる。「上質な地場産業を中心とするヨーロッパ型の産業構造を目指す」と、中小企業振興にも意欲を示す。22日、再選後に初登庁した佐竹知事は記者会見で、「1期目で流れは仕込んだ。これにいかに肉をつけるかが課題だ」と、自らに言い聞かせるように述べた。

 「緊急的な対策のみではいずれ離職者が生まれ、消費拡大などの好循環が生まれにくい。継続的な雇用をいかに確保するかがカギ」(後藤氏)。短期的な雇用対策と中長期的な産業構造の変革を並行して進め、公約を実現させられるか。知事の手腕が問われている。

(大郷秀爾)

(2013年3月23日 読売新聞)

2689チバQ:2013/06/09(日) 19:13:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1364059251067_02/news/20130324-OYT8T00184.htm
佐竹県政 2期目の難題
(中)少子化

結婚支援に数値目標


結婚支援センターを介して出会った男女が、佐竹知事に結婚を報告した(6日、県庁で) 「本当によかった。今度は次のステップだな。いい家庭を築いてください」

 知事選告示を約2週間後に控えた今月6日。佐竹知事は、知事室を訪れた30歳代の男女2人に祝福の言葉をかけた。

 2人は、県が独身の男女の結婚を支援する「あきた結婚支援センター」に登録し出会った。センターが関わって、結婚に至った199人目と、200人目にあたる。就任以来、脱・少子化を掲げ、若い男女の出会いの場を設ける施策を実施してきた佐竹知事は、成果を誇るように満面の笑みを浮かべた。

 佐竹知事は就任後、「雇用環境の整備による若者の県内定着」「出会い支援」「子育て環境の充実」「仕事と育児の両立促進」の4本柱を掲げ、県庁内に新たに少子化対策局を設置。企業誘致や結婚支援センターの設立など包括的に脱・少子化に取り組んできた。

 この結果、支援センターがらみの成婚者は通算200人を超え、出生数の減少幅も縮小していることなどから、佐竹知事は22日の無投票再選後初の記者会見で、「結婚支援で可能性がみえてきた」と胸を張った。だが2012年度の県民意識調査によると、県が取り組む「少子化対策」について十分もしくはおおむね十分と回答したのはわずか2・4%で、67・4%が不十分かやや不十分と回答するなど、県民の満足度は低い。

 この結果について、少子化対策局の鈴木和朗少子化対策推進監は「数字として成果に表れていないため、県民の理解が得られていない」と話し、「一朝一夕にはいかない分野。地道にPRしていくことが重要」とした。

 実際、データ上は成果が見えにくく、厚生労働省の人口動態統計によると、県内で11年に結婚したのは4058組。婚姻率(人口1000人当たりの婚姻数)は3・8で、12年連続で全国ワーストと低迷。それに連動する形で、年間出生数も減少の一途をたどっており、11年の出生数は6658人、出生率(同出生数)は17年連続で全国ワーストを記録し続けている。

 県に活気を取り戻すため、脱・少子化は、焦眉の急を要している。再選出馬にあたって佐竹知事は、引き続き脱・少子化を重点施策の一つとして政策集に掲げた。4年間で結婚支援センターによる成婚者数600人との数値目標を明示したほか、子育て環境の充実のため、子育てサークルの育成なども公約とした。

 佐竹知事は読売新聞が昨年12月にインタビューした際、「雇用状況がよくなると結婚もしやすくなる。福祉の充実で子育てもしやすくなる」と語る。その上で佐竹知事は、「少子化対策は、息の長い取り組みが必要で、手を抜けない」と述べ、脱・少子化に向け、経済の活性化、福祉の充実を含めた三位一体の対策の継続を強調する。(石黒慎祐)

(2013年3月24日 読売新聞)

2690チバQ:2013/06/09(日) 19:14:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1364059251067_02/news/20130326-OYT8T00223.htm
佐竹県政 2期目の難題 (下)高齢化

生活支援 地域と連携


まきストーブのそばで暖を取り、テレビを眺めて1日を過ごす村田さん(23日、上小阿仁村で)  村民の約半分が65歳以上と、高齢化率が県内最高の上小阿仁村。村中心部から車で30分の八木沢集落(9世帯18人)で、村田チサさん(91)は60歳代の三男と暮らしている。

 村田さんの8人の子供は、みんな地元を離れた。村田さんは膝の調子が悪く、歩き回ったり、家の周りを除雪したりできない。三男は1月、村田さんを心配し、アルバイトを辞めて埼玉県から一時的に戻ってきた。

 村で唯一の医療機関・村立上小阿仁国保診療所に通うにも、週1本の無料の診療所バスを待つ。緊急時には集落に住む村地域活性化応援隊員に車で送迎してもらっている。子供たちが都合をつけては一時的に帰ってくるが、三男は「世話と呼べることはとてもできない。応援隊員がいなかったらもうだめだ」と漏らす。

 村田さんは生まれ育った集落を離れるつもりはない。「生まれた所にいるのがいい。『誰かそばにいれば』と寂しく思うけども、どうしようもねすべ」

 2010年の国勢調査で、県内の高齢化率は29・6%で全国一となった。県長寿社会課によると、1980年に10・6%だったが、97年には約2倍に。その後も上昇を続け、2012年7月現在、30・4%だ。

 15年には「団塊の世代」全てが高齢期を迎え、さらに高齢化が進む。国立社会保障・人口問題研究所(東京都)は、30年には全国で秋田県だけが40%を上回ると推計している。同課の石川肇主幹は「今は団塊の世代が介護を『する』立場だが、10年ほど後から『される』立場になる。事前の体制づくりが必要だ」と話す。

 県は06年度、こうした状況を見据え、高齢者介護・福祉の在り方の長期的な目標を策定した。高齢者が住み慣れた地域で健康に暮らし続けられる環境整備を主眼に、3年ごとに「老人福祉計画」などを練り直した。

 その中心的な役割は、市町村が設置する「地域包括支援センター」が担う。ケアマネジャーや社会福祉士らが在籍するセンターが、地域の医療機関やNPO、老人クラブなどと連携し、高齢者の包括的な介護・生活支援に当たる。

 県内のセンターは12年度までに46か所。同課は「数の上でほぼ充足」とするが、慢性的な人手不足や、広範な業務に職員の専門分野で対応しきれないなど新たな課題が浮上している。

 そうした中、佐竹知事は知事選の公約の柱に「『生涯安心』秋田づくり」を掲げた。住民、行政、社会福祉協議会などが連携を強化し、それぞれの地域に合わせ、高齢者などの生活課題にきめ細かく対応する支援ネットワークのモデル「秋田型地域支援システム」の確立をうたっている。

 12年度の県民意識調査では、居住地域の高齢者のための福祉サービスについて、約6割が「充実している」など一定の評価を示した。だが、本格的に問題が顕在化するのは15年以降だ。評価を維持・向上させられるのか。「日本の10年先を行く」と言われる秋田県だけに、佐竹知事の手腕が注目される。(西田道成、大舘匠)

(2013年3月26日 読売新聞)

2691チバQ:2013/06/15(土) 02:48:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130613ddlk02010002000c.html
青森市議会:報酬削減案、議会常任委が否決 本会議での可否は流動的 /青森
毎日新聞 2013年06月13日 地方版

 青森市議会の総務企画常任委員会が12日開かれ、鹿内博市長が提案した市議報酬を2014年末まで15%削減する市特別職給与条例改正案の修正案が、賛成少数で否決された。また、市職員給与を削減する条例案と、市庁舎建て替え工事に伴う公募型プロポーザル審査委員会の設置条例案も否決された。4月に再選された鹿内市長の1期目の任期中に、市議会が市長の議案の否決を連発した構図が再燃しかけている。ただ、今回は1期目では反対し、市長選で対立候補を支援した保守系議員の一部や公明党が賛成に転じた。同委員会で反対した会派でも一部が賛成に回る可能性もあり、25日の市議会本会議で可決される可能性は残っている。

 15%削減案は昨年12月市議会の本会議で賛成10人、反対30人で否決された。市長選で15%削減を掲げて当選した鹿内市長は、6月市議会で改めて提案したが、削減期間を14年末までに限定することで譲歩した。一方、市議会側では、市長選前の最大会派「市政会」と第2会派の「自民党」が市長選後に再編され、「自民党新青会」が反対を続ける一方、「新政会」が賛成した。

 同日の同委員会では、採決に加わらない委員長を除く10人のうち、新政会2人と公明党1人、共産党1人の計4人が賛成した。一方、最大会派の自民党新青会と、「社民党・市民の会」、「市民クラブ」の3会派各2人ずつ計6人が反対した。反対した3会派の合計人数は23人で、定数41の市議会の過半数を占める。ただ、同委員会の採決に参加していない3人や無所属の1人は昨年の市長提案に賛成しており、新政会所属の議長を除く40人が20人ずつに割れる可否同数となるなど可決される可能性は残っている。

 同委終了後、自民党新青会の小豆畑緑氏は「会派の決定に従って反対した。3月議会で議員提案の10%削減案を議決して既に減額している」と説明。社民党・市民の会の三上武志氏と、市民クラブの木下靖氏も「3月議会で議決しているのに再び15%削減案を持ち出すのは議会の意思を無視している」と声をそろえた。

 一方、賛成に転じた新政会の花田明仁氏は「4月の市長選で市長が15%削減を掲げ当選した。直近の民意を問うたことになる。10%削減は民意の根拠がなかった」と語った。公明党は削減期間が限定されたことや、市職員の給与削減案が提案されたことを評価して賛成に転じた。

 否決を受け、鹿内市長は記者団に「3件とも否決されたことは全く予想外で非常に残念。25日まで各会派や各市議に理解してもらえるよう説明したい」と述べた。一方、同委員会で賛否の理由が説明されないまま採決されたことについて「反対理由が示されていないのに否決されたことは残念だ」と不満も漏らした。【吉田勝】

==============

 ■青森市長提案の市議報酬15%削減案への各会派の賛否と所属人数

▽賛成 人数

新政会  7

共産党  6

公明党  4

計   17

▽反対      人数

自民党新青会   11

社民党・市民の会  6

市民クラブ     6

計        23

 ※市議会定数は41。無所属の奈良岡隆氏は12日に市議報酬削減案を否決した総務企画常任委員会に所属しておらず、この表に含めていない。

2692チバQ:2013/06/15(土) 10:25:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130615-OYT1T00265.htm?from=ylist
退職金辞退が公約、2期目「受け取る」女性市長

 仙台市議会6月定例会の代表質問が14日行われ、退職金の辞退を公約に掲げ初当選した奥山恵美子市長は、次期市長選で再選を果たした場合、2期目の退職金について「受け取ることを基本に考えている」と述べた。


 市によると、退職金は約3773万円になるという。自由民主党・仙台の斎藤範夫議員の質問に答えた。

 ただし、奥山市長は「市は2015年度まで復興計画期間でもある。それらを踏まえて最終的に判断したい」とも述べ、辞退についても含みを持たせた。

 首長の退職金を巡っては、辞退を公約に掲げて初当選した山形県の吉村美栄子知事が再選後、態度を明らかにせず、10日の記者会見で、2期目の退職金約3200万円を受けとる考えを示した。だが、その後、県民からの批判を受け、13日に辞退する考えを表明した。

(2013年6月15日09時19分 読売新聞)

2693名無しさん:2013/06/15(土) 10:54:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130614-OYT8T01241.htm
鹿角市長選 3氏の争いか

 鹿角市長選は16日、告示される。いずれも無所属で、3選を目指す現職の児玉一氏(66)、新人で元鹿角市議の石川徹氏(48)、新人で元鹿角組合総合病院臨床検査技師の柏木修次氏(65)の計3人が立候補を表明しており、前回選と同じ顔ぶれでの選挙戦が見込まれている。

 児玉氏は、行財政改革やスポーツを取れ入れたまちづくりなど、2期8年の実績をアピールし、政策継続の必要性を訴える。地場産業活性化での雇用拡大、JR花輪駅前に着工した学習文化交流施設を中心にしたにぎわい創出を掲げる。昨年12月に立候補を表明し、後援会と商工、建設、農業、自治会など幅広い団体の推薦をとりまとめた。

 石川氏は、若さをアピールし、変革を求める市民を中心に支持を広げる。市内に漂う閉塞感や停滞感を打破すると訴え、学習文化交流施設の建設の一時中断を掲げる。福祉の拡充、雇用創出に積極的な企業の誘致などが公約の柱だ。3月に出馬表明し、地元・十和田地区が中心の後援会以外は、組織に頼らない戦いを展開する。

 柏木氏は5月、4回連続となる市長選への挑戦を表明した。これまで同様、後援会や支持組織を持たない独自の選挙戦で、具体的な公約も告示後に発表するとしている。雇用拡充の施策として、高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致を掲げることを検討しているという。

 投票は23日。市記念スポーツセンターで即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は2万8811人。

(2013年6月15日 読売新聞)

2694チバQ:2013/06/15(土) 12:11:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130614-OYT8T01387.htm
郡山 女性市議が「産休」

 来月に出産予定の滝田春奈・郡山市議(35)(1期目)が、13日に開会した市議会定例会を欠席している。事実上の産休を取るという。同市議会で過去に議員が出産したケースはなく、産休も初めて。

 労働基準法では、出産前6週間、産後8週間の休暇が認められているが、議員の場合、同法は適用されない。欠席事由として「出産」が明記されている地方議会は少なく、郡山市議会の規則でも出産や産休の項目はない。

 滝田議員は、「自分としては議会に出席したかった。悩んだが、支援者からの助言や民間企業が産休を取りにくい現状も踏まえて決めた。議員が休みをしっかり取ることで、産休の必要性を認識してもらいたい」と話している。

 県内では2010年3月、いわき市の福嶋あずさ議員が出産前に議会を休んだケースがある。いわき市議会によると、福嶋議員は「母体安静のため」として欠席。同市はこれを機に出産も欠席事由に加えた。国は、橋本聖子参院議員(自民)の妊娠をきっかけに衆参両院とも、出産が議会欠席の正当な理由になっている。

(2013年6月15日 読売新聞)

2695チバQ:2013/06/15(土) 20:04:34
1953 名前:チバQ 投稿日: 2013/06/15(土) 20:03:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130615ddlk03010013000c.html
’13参院選・岩手:地域政党いわて、初の国政参戦 平野前復興相を支援 /岩手
毎日新聞 2013年06月15日 地方版

 参院選岩手選挙区での対応を検討していた地域政党いわては14日、無所属で立候補予定の平野達男前復興相(59)の支援を決めた。所属県議4人は平野氏支援の超党派県議団に加わる。2010年結成後、国政選挙に本格参戦するのは初めて。

 盛岡市で記者会見した飯沢匡(いいざわただし)代表は、自民党県連と平野氏から推薦か支援要請があったことを明かし、「復興、TPPなど岩手が抱える課題を解決するうえで平野氏が適任」と述べた。平野氏も同席し「力強い支援を得た」と語った。

 その後、平野氏支援の県議団の初会合があった。終了後、世話人代表の渡辺幸貫氏(民主)は「選挙戦まで時間がないが、中核組織ができた。早急に体制を整え、決戦に向けて頑張りたい」と話した。【金寿英】

2696チバQ:2013/06/15(土) 20:05:09


1951 名前:チバQ 投稿日: 2013/06/15(土) 20:01:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130615-OYT1T00288.htm?from=ylist
退職金返上知事が参院選で「恩返し」するのは…

 参院選山形選挙区で、吉村知事が特定候補を支援するかどうかに関心が集まっている。

 知事選で応援を受けた議員らには「恩返し」として、国政選挙や首長選で激励の演説などをしてきたからだ。今回の顔ぶれでは、みどりの風現職の舟山康江氏(47)が対象となるが、立候補予定者を抱える自民党との関係もあり、難しい選択を迫られそうだ。

 吉村氏は10日の知事会見で、参院選の対応について「今のところ、考えを決めていない」と述べた。「誰も支援しないと決めたのか」との問いには、「まだ決めていない、ということ」と答え、舟山氏支援に含みを持たせた形だ。

 吉村氏は、2009年衆院選で山形1区の鹿野道彦氏(民主)、10年参院選では山形選挙区で岸宏一氏(自民)の個人演説会でそれぞれマイクを握った。昨年の酒田市長選では和嶋未希氏(無所属)の選挙事務所を訪れ、スタッフらを激励した。いずれも知事選の恩返しが理由だった。

 舟山氏は09年の知事選で吉村氏を支援。今年1月の知事選に向けた昨年11月の総合選対本部発会式でも、壇上の吉村氏に寄り添って一緒に拳を突き上げた。吉村氏も今年2月の舟山氏の集会に駆け付け、「山形をこよなく愛し、骨もうずめると。山形のために働いてくださる、山形の宝だ」と持ち上げた。

 だが、07年の参院選で当選した舟山氏に対しては、「選挙での『恩返し』がまだ済んでいない」(吉村氏に近い県議)。舟山氏の後援会幹部は「吉村氏は応援に駆け付けてくれるはず」と期待を寄せる。

 一方、新人の大沼瑞穂氏(34)を擁立する自民党は、県議会で過半数を占める最大会派。県連幹部は「参院選後の県政運営を考えれば、舟山氏を支援できないだろう。個人的な恩義で動くのか、県全体の利益を考えるのか、ご自身で判断してほしい」とけん制する。

 1月の知事選で同党県連は、吉村氏の対立候補を擁立せず、自主投票とした。所属県議の多くは吉村氏支持を打ち出しており、吉村氏は再選後、「大変ありがたいことだった」と同党県連の対応に感謝した。

 昨年12月の衆院選は、山形1区の鹿野氏を支援するかどうかが関心事となったが静観した。吉村氏の後援会関係者は「応援したかったが、知事選で対立候補の擁立をちらつかせる自民党を刺激するのは避けたかった」と解説する。

 各党が大きな選挙を前にすると、決まって知事の動向に神経をとがらせるのは、知事の人気が高く、有権者に一定の影響を与えると見ているためだ。今回は知事退職金を巡る騒動もあり、“知事効果”にかげりが出るのではとの指摘もある。

     ◇

 参院選山形選挙区には、いずれも新人で、共産党の太田俊男氏(59)、幸福実現党の城取良太氏(36)も立候補の意向を表明している。

(2013年6月15日11時38分 読売新聞)

2697チバQ:2013/06/15(土) 22:28:17
http://news24.jp/nnn/news8655304.html
いわき市長選挙に元衆議院議員が出馬表明
(福島県)任期満了に伴いことし9月に行われるいわき市長選挙に、新人で元衆議院議員の宇佐美登さんが出馬を表明しました。▽いわき市長選に出馬表明する無所属・新人の宇佐美登氏「希望を持てる、そんないわき市に出来るよう、全力を尽くすことを決意をさせて頂きました」宇佐美さんは、いわき市内で会見し、市長選挙への出馬を表明しました。宇佐美さんは、東京都出身の46歳。衆議院議員を2期務め、去年の総選挙では、日本維新の会の公認を受け、福島5区から立候補し落選しています。いわき市の市長選挙は9月1日に告示されますが現職の渡辺敬夫市長はまだ態度を明らかにしていません。
[ 6/15 20:18 福島中央テレビ]

2698チバQ:2013/06/16(日) 19:41:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130616/lcl13061610470001-n1.htm
埼玉からいわきに 双葉町役場“転居”
2013.6.16 09:30
 東京電力福島第1原発事故で、埼玉県加須市の旧県立騎西高校に役場機能を置く福島県双葉町は15日、役場を福島県いわき市に移すため、旧高校から荷物の搬出作業を行った。17日から、いわき市に新設した仮庁舎で業務を始める。

 双葉町は全住民が避難し、役場も福島県川俣町、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)を経て旧高校に移転。福島県の避難自治体の中で唯一、県外に拠点を構えていた。

 平岩邦弘秘書広報課長(51)は「埼玉県や加須市の皆さんに今日まで支援をいただいたことに感謝します」と語った。移転後、旧高校は埼玉支所となり、町職員約10人が勤務する。

2699居酒屋へ逃ワズ集りなう ◆S3/.7DxKSg:2013/06/17(月) 01:50:59
山形は舟山が勝ちます

2700チバQ:2013/06/18(火) 01:09:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130617ddlk05010002000c.html
選挙:鹿角市長選 告示 現職に2新人が挑む 論戦の火ぶた切る 23日投開票 /秋田
毎日新聞 2013年06月17日 地方版

 任期満了に伴う鹿角市長選は16日告示され、新人で元病院臨床検査技師の柏木修次氏(65)、現職で3選を目指す児玉一氏(66)、新人で元市議の石川徹氏(48)=届け出順=の無所属3人が立候補した。

 前回09年と同じ顔触れによる選挙戦で、現職に新人2人が挑む三つどもえの戦いとなった。3候補とも雇用創出や地域経済活性化について訴え、23日の投開票に向け、論戦の火ぶたを切った。選挙人名簿登録者数は15日現在で2万8842人(男1万3329人、女1万5513人)。

 ◇公明は現職推薦
 公明党県本部は鹿角市長選で現職の児玉一氏を推薦することを決め、16日、児玉氏に推薦状を手渡した。田口聡代表は「児玉市政の実績を評価した」としている。【田村彦志、仲田力行】

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇最終処分場を誘致−−柏木氏
 柏木氏は午前11時、選挙事務所を構えた花輪地区の自宅前で第一声。自ら重要課題と位置づける高レベル放射性廃棄物の最終処分場を市内の鉱山跡地に誘致することについて、持論を展開。「賛否を有権者に問い、賛意が得られれば議論をスタートさせたい」と強調した。支持組織を持たず、一人で選挙戦に挑む。

 ◇地域経済再生訴え−−児玉氏
 児玉氏は午前9時過ぎ、花輪地区の選挙事務所前で第一声。支持者らを前に、2期8年の実績を強調。その上で「今選挙を地域経済再生の突破口としてとらえ、地域、市民、暮らしに元気を取り戻す」と訴え、地域経済の活性化や人づくりなどを公約に掲げた。支持者らが必勝を期してこぶしを突き上げ、気勢を上げた。

 ◇雇用対策など指摘−−石川氏
 石川氏は午前9時過ぎ、十和田地区の選挙事務所前で第一声。「借金をしてまでハコものを造る行政は必要ない。市民の気持ちと行政が対峙(たいじ)している」として、高齢者世代向けの生活路線バスと住宅の整備、雇用対策などの必要性を指摘。「将来世代に負担を先送りしない責任あるまちづくりを」と訴えた。

==============

柏木修次(かしわぎ・しゅうじ) 65 無新

 [元]県厚生連鹿角組合総合病院臨床検査技師▽杏林学園短大

児玉一(こだま・ひとし) 66 無現(2)

 全国過疎地域自立促進連盟理事[歴]市総務部長・助役▽全国市長会理事▽十和田高=[公]

石川徹(いしかわ・とおる) 48 無新

 [元]市議[歴]八幡平山麓観光開発事業団社員▽新聞記者▽明大

2701チバQ:2013/06/18(火) 01:26:35
http://www.asahi.com/area/akita/articles/TKY201306160112.html
秋田・鹿角市長選に3氏 現市政継続・刷新が焦点[PR]

 鹿角市長選が16日告示され、新顔で元臨床検査技師の柏木修次氏(65)、現職で3選を目指す児玉一氏(66)=公明推薦=、新顔で元市議の石川徹氏(48)の無所属の3氏が立候補を届け出た。4年前の市長選と同じ顔ぶれの争いで、2期8年続いた児玉市政の継続か刷新かが焦点になる。23日に投開票される。

 市長選挑戦4度目の柏木氏は午前11時から事務所前で第一声をあげた。「今回が最後の選挙。鹿角の発展のために、後戻りはしない」と力を込めた。「公約は1点のみ」と、鉱山跡地を利用した高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致を公約に掲げた。

 「福島から学び、鹿角から行動を起こそう」と話し「全国の模範となるように、鉱山の街である歴史と文化を生かして、地下鉱山を利用した核管理を進めていく」と訴えた。

 児玉氏は午前9時前から事務所前で第一声。「地域、市民、暮らしの三つの元気を目ざす」とマイクを握った。最も重要な課題は「地域経済の活性化と雇用拡大」とし、「積極的に経営拡大や異業種参入、低炭素エネルギーの切り替えに支援していきたい」と述べた。

 自民党の金田勝年衆院議員や推薦する公明党の県議も応援に駆けつけた。児玉氏は集まった支持者とガンバロー三唱すると選挙カーに乗り込み、市内全域で支持を訴えた。

 2度目の市長選立候補となった石川氏は、午前9時から事務所前で第一声を上げた。石川氏は「市内1万3千世帯を歩いた。市民の考えと行政の取り組み、推進していることがかけ離れている」と現市政を批判。

 市が進める複合施設建設について「借金をして建てる街づくりが必要なのかが争点だ」とハコ物行政に疑問を呈した。そのうえで「将来世代に負担を先送りしないで次の世代にバトンタッチする仕事をさせてほしい」と呼びかけた。

2702チバQ:2013/06/20(木) 21:57:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130620t12032.htm
仙台市長選 市議8割が奥山氏支援 与党系会派、会発足へ
 任期満了に伴う仙台市長選(7月28日告示、8月11日投票)で、市議会の与党系会派の有志は19日、再選出馬を表明している奧山恵美子市長(61)を支援する「市議の会」を結成する方針を固めた。25日に発足式を開く。
 自民、民主、公明、社民各党系の会派代表が19日、非公開の会合で、奥山氏支援を申し合わせた。市議の会に参加するのは共産、みんなの党系の両会派を除く5会派の計43人に上る見通しで、全議員55人の8割に達する。
 会の発足後、奥山氏に対し、選挙公約に関する協議を申し入れる。
 2009年の前回市長選では、県連が支持を表明した民主党系に加え、自民党系など計5会派の35人が奥山氏支援の「市議の会」に加わった。
 今回の市長選に立候補を表明しているのは奥山氏のみ。市民団体「いのち・緑・平和を守るみんなの会」が近く対立候補を擁立し、共産党が推薦する見通し。


2013年06月20日木曜日

2703チバQ:2013/06/24(月) 21:00:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130623-OYT8T00845.htm
鹿角市長 児玉氏3選



当選確実の一報を受け、事務所で万歳三唱をする児玉氏(中央、23日午後8時38分、鹿角市花輪で)  鹿角市長選は23日、投開票され、現職の児玉一氏(66)(無所属=公明推薦)が、元鹿角市議の石川徹氏(48)(無所属)、元鹿角組合総合病院臨床検査技師の柏木修次氏(65)(同)の新人2人を退け、3選を果たした。当日有権者数は2万8502人。投票率は67・69%で、前回市長選を3・7ポイント下回った。

 前回市長選と同じ顔ぶれによる戦いは、児玉、石川両氏の事実上の一騎打ちとなった。

 児玉氏は選挙戦で、2期8年の実績を前面に出し、市政継続の必要性を訴えた。「地域、市民のさらなる元気を目指す」として、資源を生かした地場産業活性化と雇用の拡大、未来を担う人材の育成、災害に強い街づくりなどの施策を掲げ、支持を広げた。

 市内7支部の後援会をフル稼働させたほか、商工、建設、農業など幅広い団体から推薦を取り付け、県議、市議らの支援も受け、手堅く票をまとめた。

 児玉氏は23日夜、同市花輪の事務所で当選確実の報を受けると万歳三唱をした。選挙報告会の会場に移動すると花束を受け取り、大勢の支持者らと固く握手を交わして勝利を喜び合った。

 児玉氏は、報道陣の取材に対し、「2期の行動と実績が市民に理解された。産業の振興と雇用の拡大、市民所得の向上が最重要課題。『三つの元気と七つの戦略』を確実に実施すれば、必ず元気になる。スピードを上げて政策を実施したい」と述べた。

 一方、石川氏は、市の「箱もの行政」を批判し、学習文化交流施設の建設一時中断などを掲げて、市政の刷新をアピールしたが、支持を広げられなかった。

 柏木氏は「高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致」を訴えたが、浸透しなかった。

(2013年6月24日 読売新聞)

2704チバQ:2013/06/24(月) 21:16:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130624t41017.htm
鹿角市長選 児玉氏が3選
 任期満了に伴う秋田県鹿角市長選は23日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の児玉一氏(66)が、いずれも無所属新人で元市議石川徹氏(48)、元病院職員柏木修次氏(65)を破り、3選を果たした。
 児玉氏は、雇用拡大や小中学校の耐震補強完了など2期8年の実績を強調。農業や観光振興、所得向上などを公約に掲げて支持を集めた。
 文化施設建設見直しを訴えた石川氏と、高レベル放射性廃棄物の処分場誘致を掲げた柏木氏は及ばなかった。
 投票率は67.69%で、前回(71.39%)を3.7ポイント下回った。当日の有権者は2万8502人。

 ◇鹿角市長選開票結果(選管最終)

当  10,999児玉  一 無現(3)
    7,945石川  徹 無新 
      217柏木 修次 無新 

<児玉一((こだま・ひとし)> 66 
市長(全国市長会理事、市助役)鹿角市、十和田高  


2013年06月24日月曜日

2705チバQ:2013/06/25(火) 21:32:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000019-mai-soci
<岩手県議>小泉氏死亡、自殺か 病院非難でブログ炎上
毎日新聞 6月25日(火)10時11分配信

 25日午前5時ごろ、岩手県一戸(いちのへ)町平糠の大志田ダムの湖岸で、近くに実家がある小泉光男・岩手県議(56)=盛岡市北山2=がぐったりしているのを、偶然通りかかったいとこが発見、110番した。県警二戸署によると、既に死亡しており、自殺の可能性が高いとみている。小泉県議は、自身のブログが「炎上」したばかりで、同署が関連を調べている。

 小泉県議は5日に更新したブログで、盛岡市の県立中央病院を受診した際に番号で呼ばれたことに腹を立て、「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。非難が殺到してブログを閉鎖。17日に記者会見し「公人の立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現を公開した」と謝罪した。県議会と県には21日までに苦情や議員辞職を求めるメールと電話が計762件寄せられた。

 遺体が発見された25日は6月定例県議会の開会日。小泉県議は前日の議会運営委員会にオブザーバーとして出席予定だったが、姿を見せなかった。県議会では一般質問をする予定だったが、炎上騒動を受け辞退していた。

 後援会幹部は「先週末、小泉さんから『元気がなくなりました。何も食べられません』と電話があった。騒動を気にして思い悩んでいるようだった」と話した。24日夜には、小泉県議の妻から「夫の携帯に電話してもつながらない」と相談があったという。

 親族によると、小泉県議は発見された現場で、カバンを枕にしてあおむけに横たわっていた。近くには小泉県議の乗用車があった。

 小泉県議は2011年9月に二戸選挙区から無所属で立候補し初当選。同期当選で、同じ無所属の清水恭一県議は「小泉さんはブログのことを随分悔やんでいた。これから行動で示して頑張ろうという話をしたのに」と話した。【安藤いく子、金寿英】

2706チバQ:2013/06/25(火) 21:33:03
http://apital.asahi.com/article/news/2013061800005.html
番号で呼ばれ「病院は刑務所か!」 岩手県議ブログ炎上
 【野津彩子】無所属の小泉光男・岩手県議(二戸選挙区・1期目)が、自身のブログに不適切な内容を書き込み、批判が殺到したためブログを閉鎖した。小泉氏は17日、記者会見を開き、「公人としての立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現をした。世間をお騒がせし、申し訳ない」と謝罪した。県議を辞職する考えはないという。

 問題となったのは、5日付の「俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者!」という題名のブログ。県立病院に検査入院した際、241番の番号で呼び出されたことに腹を立てたという内容だ。「ここは刑務所か!。名前で呼べよ。なんだ241番とは!」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」などと書き込んだ。

2707チバQ:2013/06/25(火) 21:33:27
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130618t33022.htm
岩手県議、県立病院に立腹「会計せず帰った」ブログ炎上
 岩手県議の小泉光男氏(56)=無所属、二戸選挙区=が17日、自身のブログに書き込んだ内容が不適切だったとして、県議会運営委員会などで謝罪した。

 問題となったのは5日の書き込み。ブログによると、小泉氏は盛岡市の県立中央病院で検査料を支払う際、職員に「241番の方」と呼ばれたことに腹を立て「ここは刑務所か! 名前で呼べよ」「会計をすっぽかして帰った」などと書き込んだ。
 ブログは批判が殺到する「炎上」状態となり、9日に閉鎖された。県議会事務局によると、電話やメールによる苦情や問い合わせが8〜14日に約460件あった。
 小泉氏は県庁で記者会見し「公人の立場を忘れた行為だった」と謝罪。病院への支払いは済ませたとして「浅はかな文章で誤解を与えた」と釈明した。「反省し、県議会にふさわしい議員として精進を重ねたい」と議員辞職は否定した。
 小泉氏は会社員などを経て2011年の県議選で初当選し、現在1期目。


2013年06月18日火曜日

2708チバQ:2013/06/26(水) 20:21:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130626ddlk04010153000c.html
選挙:仙台市長選 現職奥山氏を応援 与党会派43人が「市議の会」 /宮城
毎日新聞 2013年06月26日 地方版

 仙台市議会の与党5会派の有志43人が25日、仙台市長選に立候補を表明している現職の奥山恵美子氏を支援する「市議の会」を結成し、発会式を開いた。参加議員は市議全体の約8割に上る。

 会に参加するのは、自民党系の「自由民主党・仙台」と「復興仙台」、民主党系の「市民フォーラム仙台」、「公明党仙台市議団」、「社民党仙台市議団」の5会派。仙台市青葉区のホテルであった発会式終了後、発起人代表で自民党・仙台の西沢啓文会長は「今後、奥山陣営と政策を擦り合わせ、支援していく」と述べた。

 奥山氏が初当選した2009年の前回市長選では、民主党県連が支持を表明し、市議の過半数が同様の会を結成して奥山氏を支援した。【金森崇之】

2709チバQ:2013/06/26(水) 20:30:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130625-OYT8T01523.htm
青森市議会14議案否決 鹿内市長と自民会派対立

 青森市議会は定例会最終日の25日、議案の否決が相次いだ。市庁舎建て替えの関連条例案、議員報酬を15%削減する条例改正案、市職員給与を減額する条例案と関連する予算案11件を合わせ、市長提案の32件中14件を否決。1件を議員提案で修正可決する異例の事態となった。4月の市長選後もなお、鹿内博市長と最大会派・自民党新青会など議会側との間で議論がかみ合わず、溝が深まっている。

 ■議員報酬削減

 市側は15%カットを来年12月までの期間限定に修正して議会側に譲歩。共産に加えて新政会、公明などが賛成に回ったが、起立採決は賛成19、反対21の僅差で、昨年12月に続き2回目の否決となった。

 「できればこの議会で終わらせたかった」とする鹿内市長に対し、3月に議員提案で10%削減を決めたことを踏まえ、自民の渋谷勲会長は「10%で市民には責任を果たしている。市長から今回の譲歩案の説明が全然なかった」と、ぶぜんとした表情を見せる。

 ■市職員給与の減額

 国家公務員の給与減額に合わせた減額措置は、新政会、公明などの賛成12にとどまった。鹿内市長は「(自公政権の)総務大臣の要請を受けた措置。自民会派の反対は筋が通らない」と批判。一方の渋谷会長は「地方の事情がある。給与カットすると青森市の経済が成り立たない」と反対理由を説明する。

 ■庁舎建て替え

 設計業者を決める審査委員会の設置条例案は共産、新政会の賛成12で否決された。建て替えの設計費用を補正予算から外す議員提出の修正案は賛成多数で可決した。

 鹿内市長は「議員説明会を重ねて丁寧に説明してきた。反対理由が分からない」とする。修正案を提出した山本治男議員(自民)は「説明会でも反対してきたが、意見は反映されなかった。じっくり議論する必要がある」と反論した。議会後、鹿内市長は各議案の再提案について「今後検討したい」と述べるにとどめた。

(2013年6月26日 読売新聞)

2710チバQ:2013/06/26(水) 20:31:02
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130626t21005.htm
青森市議会 議員報酬削減など32議案のうち14件否決
 青森市議会は定例会最終日の25日、議員報酬を期間限定で月額15%削減する特別職給与条例改正案など条例案3件と、関連する予算案11件をいずれも賛成少数で否決した。鹿内博市長にとっては4月の再選後、初の定例会だったが、提出議案32件のうち14件が否決される多難な再出発となった。
 議員報酬の削減案について、採決前の討論で藤原浩平市議(共産)が「第三者機関(市特別職報酬等審議会)の答申に基づく市の削減案こそ、市民からの理解が得られる」と賛成したが、反対討論はなかった。
 削減案は提出後、議会側の意見を取り入れ期間限定に修正されたが、12日の総務企画常任委員会で否決された。修正を提案した公明が賛成に回ったが、本会議では賛成19、反対21で否決された。
 議員提出の削減案が3月の定例会で既に可決されており、議員報酬は現行の10%削減(月額56万9700円)を、来年11月25日の市議の任期満了まで継続する。
 議員報酬の削減案をまとめる市議有志の検討会で会長を務めた渋谷勲市議(自民党新青会)は「八戸や黒石の市議会で参考にされるなど、われわれの削減案は一定の理解を得られている。いまさら市長に従ういわれはない」と話した。
 庁舎建て替えに伴う設計者の選定方式をプロポーザル方式にする関連議案も否決。議員提出の基本設計費など約8700万円を削除する2013年一般会計補正予算の修正案は賛成多数で可決され、市が進める庁舎整備事業に待ったがかかった。ほかに、一般職員の給与を平均7.8%(4.77〜9.77%)引き下げる条例案と、削減を見込んで減額補正するとしていた病院事業や下水道事業などの予算案11件も否決された。
 本会議終了後、鹿内博市長は今後の対応について「これから考える。反対の理由がほとんど語られなかったことが残念」と不快感を示した。


◎公約の実現へ議会と対話を

 【解説】青森市議会定例会は、鹿内博市長が公約に掲げた議員報酬の削減や庁舎建て替えに関連する議案をことごとく否決し、閉会した。自民、公明両党が推薦した対立候補を約2万票の大差で破った市長選から約2カ月。鹿内市長は、選挙の強さだけでは公約を実現できない現実を突き付けられる結果となった。
 1期目から議会との摩擦が絶えなかった鹿内市長は4月の市長選で、あえて鋭く対立してきた問題を争点にし、選挙戦を展開した。特定の政党にくみせず「市民の信を問う」とした姿勢は有権者の共感を集めたが、一方では自民系市議らの間に「抵抗勢力にされた」との遺恨を残した。
 本会議の終了後、最大会派・自民党新青会の渋谷勲会長は2期目の鹿内市長について「(1期目より)かえってまいね(ダメ)」と津軽弁で批判した。「腹を割って話そうという姿勢が一切ない。自分の意見を押し通すだけだ」と憤った。
 とはいえ、この定例会では、鹿内市長にも自民系会派との妥協点を探ろうとする柔軟性がみられた。「変化が急激すぎる」と第1回定例会(3月)で否決された国保税の引き上げは、17.41%から10.86%に抑えたことで、自民系市議も賛成に回った。
 鹿内市長に寄せられた有権者の期待は「市民派無所属」として、したたかに公約を実現していくことだ。その責任を果たすためにも、既成政党が主導権を握る議会との対話力をさらに磨くことが不可欠になっている。(青森総局・橋本俊)


2013年06月26日水曜日

2711チバQ:2013/06/26(水) 20:34:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130626-OYT1T00445.htm?from=ylist
民主会派、雰囲気一変「対立陣営」に…参院岩手

 岩手県議会6月定例会は25日開会し、県は総額51億900万円の2013年度一般会計補正予算案など44議案を提出した。

 会期は7月9日までの15日間。会期中に参院選の公示日を迎える見通しで、県議からは「議会優先で、当面は選挙に集中できない」との声も漏れた。25日の本会議では、7月から今年度末まで県職員の月額給与を平均7・1%削減する改正給与条例が賛成多数で可決、成立した。

 この日の県議会は午前11時の議会運営委員会から開始。給与削減関連条例案の委員会審査に時間を要し、全日程の終了は午後5時半前だった。

 沿岸部選出の自民党県議は「地元まで片道2時間以上かかるため、夜に戻っても参院選に向けた活動は難しい」ともどかしい様子。7月1日からの一般質問を行う県議の1人は「選挙間近でやることがいっぱいある。質問準備は急いで仕上げたい」と語った。

 参院選を控え、雰囲気が一変した会派もある。

 12人が所属する民主党会派では従来、昼休みなど日程の合間に、控室で参院選の協議が頻繁に行われていた。ところが、会派内の3人は党を離れた現職の平野達男前復興相(59)を支援。党は新人の吉田晴美氏(41)を公認しているが、会派は維持したため、“対立陣営”の幹部が相部屋することになった。

 双方の陣営の県議とも「相手を追い出すわけにもいかないし、打ち合わせは別の場所でやるしかない」と苦笑する。

 一方、新人の関根敏伸氏(57)を擁立する生活の党県議は「達増知事に早くエンジンをかけてほしい」と話す。同党に近い知事はすでに関根氏支持の意向を表明しているが、議会会期中は表立った言動を控えているためだ。県内に広く支持基盤を持つ知事の支援は関根氏には強力な後ろ盾で、この県議は「実際的な活動は、閉会後の7月10日以降だろう」と見ている。

 このほか、参院選岩手選挙区(改選定数1)には自民党新人の田中真一氏(46)、共産党新人の菊池幸夫氏(54)、幸福実現党新人の高橋敬子氏(51)が出馬を予定している。


 25日成立した県職員の給与削減関連4条例には、地域政党いわて(4人)、社民党(3人)、共産党(2人)、佐々木努県議(無所属)が反対。特別職給与を知事20%、副知事15%削減する改正条例は、全会一致で成立した。

(2013年6月26日17時28分 読売新聞)

2712チバQ:2013/06/27(木) 22:51:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130626-OYT8T01387.htm
新庁舎入札 全業者が辞退 秋田市



秋田市役所新庁舎の外観イメージ図(秋田市提供)  秋田市は26日、市役所新庁舎建設工事の入札を28日に予定していたが、参加指名を受けた五つの共同企業体(JV)が全て参加を辞退したため、中止したと発表した。辞退したのは、東日本大震災の復興事業で資材価格や人件費が高騰し、入札で予定価格以下の金額を示せないためとみられる。市は7月中に再度、公告をやり直す。今夏着工し、2015年8月末に完成する予定が、いずれも1、2か月ずれ込む可能性があるという。

 市は15年夏の新庁舎完成に向け、5月24日に公募型指名競争入札の公告を行った。事前に公表した予定価格は約96億円。市新庁舎建設室によると、12年度の労務単価や今年1〜3月の資材価格を基に算出した。

 市は入札に参加できる業者を、市内経済への波及効果や雇用創出を目的に、市内の建築、電気、管工事の各業者が計3〜6社でつくるJVに限定。今月10日、応募した5JVに参加指名を通知したが、25日までに全てのJVが辞退届を提出した。理由として、いずれも「予定価格が見積もり価格とかけ離れている」と説明したという。

 県内の鉄筋工事会社によると、鉄筋の価格は東日本大震災後の復興需要などを背景に、昨秋に比べて1トン当たり約5000円上昇した。県生コンクリート協同組合も4月、生コン価格を1立方メートル当たり約1500円値上げした。また、国土交通省は今春から、公共工事での労務単価を平均15%引き上げている。

 13日の市議会本会議の一般質問で、石塚博史・総務部長は、資材高騰の新庁舎建設への影響を問われ、「直近の単価や、施工時期を明示した上で(市、業者双方の)見積単価を採用し、市場価格の動向に対応した予定価格になっている。著しい変動があった場合は、(契約後に)契約金額を変更するなど適切に対応する」と答弁していた。

 入札に参加予定だった建設会社の担当者は26日、取材に対し、「現在の見積もりでは120億〜130億円必要で、予定価格に抑えるのは不可能。契約後の変更も担保されておらず、実勢価格に基づいて予定価格が見直されない限り、入札には応じられない」と話した。

 市は辞退したJVから改めて理由などを聞いた上で、予定価格の見直しも含めて対応を協議し、7月中に再公告する方針。

 市新庁舎建設室の小原正明参事は「資材や人件費が高騰している現状は重々承知の上で準備しており、入札には応じてもらえるという認識だった。このような事態になり残念」としている。

(2013年6月27日 読売新聞)

2713チバQ:2013/06/29(土) 08:28:54

2235 名前:チバQ 投稿日: 2013/06/29(土) 08:27:50 http://senkyo.mainichi.jp/news/20130628ddlk06010034000c.html

2013参院選・山形:知事、舟山氏を支援 地元・大江町の集会で表明 初当選支えた「恩返し」 /山形

毎日新聞 2013年06月28日 地方版


 参院選を前に、吉村美栄子知事は27日、自身の地元・大江町で開かれたみどりの風現職、舟山康江氏(47)の支援者集会に弁士として出席、舟山氏への支援を表明した。吉村知事は国政選挙や首長選挙の度、2009年知事選の初当選を支えた人々への支援を繰り返してきた。今回は舟山氏への支援を表明するか注目されていた。

 吉村知事は集会で、舟山氏について「山形への愛情を持つと同時に、山形に住むことの実情や苦労が分かっている」と紹介。09年知事選を振り返り「舟山さんは県内各地を回り応援演説を繰り返してくれた。感謝の気持ちを表さなければ、人としておかしい」と述べ、「古里の皆さん、舟山さんを応援してください」と呼び掛けた。

 舟山氏は吉村知事の支援について「力強く心強い」と謝意を述べた。山形市で25日に開かれた立候補予定者の討論会後、吉村知事から「もっと明るい服装を」とアドバイスされたことを紹介し、この日着ていた緑色のポロシャツと白色のジャケットを参加者の前で披露。「身も心も明るく、元気に頑張りたい」と笑顔を見せた。

 吉村知事は、舟山氏のほか、鹿野道彦元衆院議員(民主)、岸宏一参院議員(自民)、和嶋未希元衆院議員(当時民主)に支えられ、09年知事選で初当選した。「恩返し」として09年衆院選で鹿野氏、10年参院選で岸氏を支援、2氏の当選に貢献。昨年10月の酒田市長選でも、結果的には落選したものの和嶋氏を支援した。【鈴木健太】

2714チバQ:2013/06/29(土) 08:37:27
http://www.minpo.jp/news/detail/201306299304

いわき市長選 現新3人の争いか 県議の清水氏出馬の意思


  宇佐美登氏   渡辺敬夫氏   清水敏男氏

 任期満了に伴い9月1日告示、8日投票で行われるいわき市長選で、自民党の県議清水敏男氏(49)=いわき市選出=が立候補の意思を固めたもようだ。清水氏は取材に対し「県議会開会中のため、現時点ではコメントできない」としているが、関係者に立候補への意欲を伝えており、6月定例県議会が閉会する7月3日以降に正式表明するとみられる。これまでに現職で一期目の渡辺敬夫氏(67)=無所属=と元衆院議員の新人宇佐美登氏(46)=無所属=が立候補を表明しており、同市長選は現職と新人2人による三つどもえの選挙戦になる公算が大きくなった。
 清水氏はいわき市出身。磐城高、日大法学部卒。市議2期を経て平成11年の県議選で初当選し4期目。県議会福祉公安、子育て支援対策特別の両委員長を歴任。現在、党県連総務会長を務めている。
 渡辺氏はいわき市出身。湯本高、日大法学部卒。市議2期を経て平成3年の県議選で初当選し、県議会議長、自民党県連幹事長を歴任。5期目途中で県議を辞職し、21年の市長選で初当選した。
 宇佐美氏は東京都出身。早大高等学院、早大理工学部卒。衆院当選2回。昨年12月の衆院選本県5区に日本維新の会公認で立候補した。衆院選後は、いわき市を拠点に無所属で活動している。
 市長選をめぐっては、民主党県第5区総支部と共産党いわき・双葉地区委員会がそれぞれ候補者擁立を目指しているが、決定には至っていない。
 17年、21年の過去2回の市長選は自民党系の現職と新人の争いとなり、党総支部が分裂状態で行われた。総支部は今回の市長選の対応をまだ決めていない。



( 2013/06/29 07:55カテゴリー:主要 )

2715チバQ:2013/06/29(土) 11:57:11
2087 チバQ 2013/06/24(月) 21:17:26
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130624t51007.htm
参院山形選挙区 自民大沼氏支援へ会結成 会長に東根市長
 山形県内の市町村長有志が23日、参院選山形選挙区(改選数1)に立候補する自民党新人の大沼瑞穂氏(34)を支援する会を発足させた。会長には2010年の前回、民主党候補を支援した元自民党県連幹事長の土田正剛東根市長が就任した。
 会に参加したのは県内35市町村長のうち24人。最上地域は全8人が名を連ね、庄内地域も本間正巳酒田市長以外は全員が参加し、本間氏も大沼氏の支援を伝えた。市川昭男山形市長、安部三十郎米沢市長らは意思表示がなかったという。
 山形市であった発足式で、土田氏は「久々に自民党へ里帰りした」とあいさつ。「自民党は政権運営に慣れており、安定感がある。市町村長が結束し、大沼氏の当選に努力したい」と述べた。
 土田氏は県内で「ミスター自民党」とも言われた実力者だが、前回は落選した元防衛省職員の民主党候補を支援。09、12年の衆院選も山形2区で民主党候補を支持し、波紋を広げた。国政選で自民党候補を応援するのは07年参院選以来となる。
 土田氏は発足式後の取材に「前回や衆院選は個人的なつながりで応援しただけ。民主党を支持したことは一度もない。自分は誰よりも自民党を愛する一人だ」と語った。


2013年06月24日月曜日

2716チバQ:2013/06/30(日) 16:14:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130629ddlk04010094000c.html

選挙:仙台市長選 告示まで1カ月、高まらぬ関心 現職評価高く、鈍る候補擁立 /宮城

毎日新聞 2013年06月29日 地方版


 任期満了に伴う仙台市長選(7月28日告示、8月11日投開票)の告示まで、28日で1カ月となった。これまでに、いずれも無所属で、現職の奥山恵美子氏(62)と共産党仙台西地区副委員長の角野達也氏(54)=共産推薦=が立候補を表明している。東日本大震災後の奥山市政に対する評価を問う選挙となるが、市議会与党5会派が奥山氏支援を決め、角野氏以外の対立候補擁立の動きも鈍い。参院選の陰に隠れて投票率低下も予想され、市民の関心が高まらない状況が続いている。【金森崇之】

 この日、同市役所であった立候補予定者説明会には両氏陣営、市議会会派「みんなの党・みんなの仙台」など計4陣営が出席。市選挙管理委員会の担当者らが、インターネットを利用した選挙活動などについて説明した。

 奥山氏は、先月の出馬表明会見で「被災者と最後まで一緒に歩かせていただく」と述べ、市民力を生かしたまちづくりや子育て支援に取り組む方針を強調。角野氏は今月、「奥山市長は市民や被災者の声に耳を傾けていない」と批判し、不要な公共事業の凍結や被災者の医療費減免措置の復活などを訴えた。

 一方、みんなの党は候補者擁立が難航している。説明会の受け付けでは、候補予定者の項目は空欄。同会派の柳橋邦彦代表は毎日新聞の取材に「選挙まで時間が無く、費用の問題もある。擁立するかどうかの最終局面。擁立しなくても、(奥山氏が当選すれば)市長と適切な距離で政策本位に話し合い、お互いを認め合う関係を続けたい」と話した。

 対立候補擁立の動きが鈍いのは、市議の大半が「奥山市政継続」を支持していることが要因の一つだ。与党5会派は「奥山市長を支援する市議の会」を結成、全市議の約8割が参加し、選挙準備を進めている。与党会派のある市議は「復興計画の途中で市長を代える必要はない」と話す。

 また、奥山市政に対する一定の評価も、他候補が出馬に二の足を踏む要因だ。市職員労働組合が3〜4月に行ったアンケートでは、一般市民では回答者1255人のうち、奥山市政を「評価している・どちらかといえば満足している」が約49%に上り、「評価していない・あまり評価していない」の約27%を大きく上回った。市職員でも3293人のうち、約59%が「(どちらかというと)評価する」と答え、「(あまり)評価していない」は約20%にとどまった。

 また、2011年の県議選にも出馬したコンサルタント会社経営の男性(38)は、経済界からの要請で一度は出馬を検討したが断念し、説明会にも出席しなかった。男性は「いろいろな方から『今は時期ではない』といった話を聞いて総合的に判断した。(組織力などの面で奥山氏と)戦える環境にない」と話した。

2717チバQ:2013/06/30(日) 22:27:36
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130629ddlk02010010000c.html
県議会:3会派、区割り見直し要望 1人区、飛び地解消を /青森
毎日新聞 2013年06月29日 地方版

 県議会(定数48、欠員1)の民主党(6人)、保守系の青和会(4人)、公明・健政会(3人)の3会派は28日、2015年の次回県議選までに各選挙区の区割りを見直し、1人区や飛び地を解消するよう、それぞれ西谷洌議長に要望した。西谷議長は、最大会派の自民党(29人)の意向も踏まえた上で、9月定例会から検討会を発足させる意向を示した。

 要望は各会派が個別に行ったが、内容はほぼ共通。公職選挙法では県議会の選挙区は市と郡で区割りすると定めているが、次の臨時国会で「市や隣接する町村」と改める改正案が成立し、15年3月に施行される見通しであることを踏まえた。

 公明の伊吹信一代表は「飛び地は05年の定数削減の時にも積み残しになっていた。1人区は無投票再選が繰り返される原因になっており、死票を増やさないためにも解消すべきだ」と述べた。

 県選管によると、他の選挙区で分断されて飛び地になっているのは平内町(東津軽郡)と階上町(三戸郡)。1人区は東西南北の各津軽郡4郡と、黒石、三沢、つがる3市の計7選挙区あり、11年の前回県議選では南津軽郡を除く1人区の6選挙区と、十和田市(定数2)の計7選挙区で無投票になった。【酒造唯】

.

2718チバQ:2013/07/06(土) 01:07:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130705ddlk07010054000c.html

選挙:富岡町長選/富岡町議補選 町長選、現新2氏立候補 16年ぶり選挙戦 /福島

毎日新聞 2013年07月05日 地方版


 任期満了に伴う富岡町長選は4日告示され、無所属新人で前町議会議長の宮本皓一氏(66)と、5期目を目指す無所属現職の遠藤勝也氏(73)が立候補を届け出た。投開票は参院選と同じ21日。過去3回の改選は遠藤氏が無投票当選しており、1997年以来16年ぶりの選挙戦となった。

 宮本氏の辞職で空いた1議席を争う同じ日程の町議補選には、無所属の3新人が立候補を届け出た。

 原発に近い富岡町は全町民が避難中で、選管は選挙戦の期間を通常より10日長い17日間に延ばし、県外者を中心に早期の不在者投票を呼びかけている。

 投票は県内4カ所で行われ、郡山市大槻町の町郡山事務所で即日開票される。4日現在の有権者数は1万1732人(男5884人、女5848人)【藤原章生】

==============

 ◇富岡町長選立候補者(届け出順)

宮本皓一(みやもと・こういち) 66 無新

 [元]町議長▽農業▽町土地改良区理事▽小高農高

遠藤勝也(えんどう・かつや) 73 無現(4)

 町長▽県原発所在町協議会長[歴]県職員▽町議▽東農大

==============

 ◇富岡町議補選立候補者(改選数1−3)=届け出順

堀本典明 42 無新

高野匠美 53 無新

渡辺高一 53 無新

2719チバQ:2013/07/07(日) 12:58:41
http://www.minpo.jp/news/detail/201307069453

現新の戦い確実 福島市長選 小林氏、月内にも出馬表明




 12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、立候補を予定している伊達市保原町出身で独立行政法人環境再生保全機構石綿健康被害救済部長の小林香(かおる)氏(54)は5日、同機構の退職辞令を受けた。7日付。小林氏は環境省へ復帰した後、同省を退職する意向。福島民報社の取材に「月内にも正式に立候補を表明したい」と話した。現職の瀬戸孝則氏(66)は4選に向け立候補を表明しており現職と新人による選挙戦が確実となった。
 小林氏は、来週中にも都内から福島市に住所を移し、後援会の組織づくりを進める。
 福島高、中央大法学部卒。英国サセックス大修士課程修了。昭和63年に旧大蔵省に入省し、平成14年から環境省に出向。東北地方環境事務所長などを歴任した。
 瀬戸氏は6月定例市議会で立候補を表明した。共産党も候補者擁立を検討している。


( 2013/07/06 09:03カテゴリー:主要 )

2720チバQ:2013/07/08(月) 23:15:51
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1123/20130708_01.htm
奥山・仙台市長 現職2陣営をアポなし激励 参院選宮城
 任期満了に伴う仙台市長選(28日告示、8月11日投票)で再選を目指す現職の奥山恵美子氏(62)が、参院選宮城選挙区(改選数2)に立候補した民主、自民両党の現職の選挙事務所を「アポなし」で訪れ、激励した。
 奥山氏は昨年の衆院選でも現職陣営に出向いている。今回は市長選が迫っていることがあり、訪問を受けた陣営関係者は「自分の選挙が近いことも意識したのでは」と推し量った。
 奥山氏は6日午後、仙台市青葉区の民主党現職の事務所を訪れ、約30人のスタッフにねぎらいの言葉をかけた。居合わせた現職にも「力が強い政治家だ。頑張ってください」とエールを送り、握手を交わした。
 ほぼ同じ時間帯に青葉区の自民党現職の事務所も訪問した。現職は遊説に出掛けていたが、奥山氏はスタッフ約10人を前に、「一丸となって頑張ってください。私も(選挙が)近いです」などと話した。
 現職陣営への激励は、2015年の国連防災会議開催が決まるなど、日頃の市政運営への協力に感謝するためという。


2013年07月08日月曜日

2721チバQ:2013/07/09(火) 20:04:47


2492 名前:チバQ 投稿日: 2013/07/09(火) 20:04:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130709t71010.htm
参院選 東北6県知事、立ち位置の違い鮮明




 参院選(21日投開票)で、東北6県知事の立ち位置の違いが鮮明になっている。特定の政党や候補者を支援する姿勢を示したのは、青森、岩手、秋田、山形の4知事。青森、秋田が自民党を支援するのに対し、岩手、山形は野党候補を応援する。出身政党や過去の知事選で応援を受けた経緯が絡む。宮城、福島は中立を掲げるが、宮城は他県の選挙区への「越境応援」に乗り出す。(2面に関連記事)
 佐竹敬久秋田県知事は、秋田選挙区(改選数1)に立候補した元県議の自民新人を支援する。
 初当選した2009年知事選、無投票で再選された今春の知事選で、自民の支持を受けた。5月の記者会見で「(私の)後援会が応援部隊になり動く」と語った。
 三村申吾青森県知事は昨年の衆院選、10年参院選で自民候補を支援した。明確な態度表明はなかったが、公示された4日、青森選挙区(1)に立った元県議の自民新人の第一声でマイクを握り、「同志をぜひ、国政の場に送り出してほしい」と呼び掛けた。
 達増拓也岩手県知事は岩手選挙区(1)で、政治の師と仰ぐ小沢一郎氏(衆院岩手4区)が率いる生活の党の新人を応援する。過去の選挙から続く一貫した行動だ。
 知事は6月末、小沢氏を支援する岩手県内の経済人団体の会長に就いた。参院選に関し「基本的に自由にやらせていただく。会長になる前と後ではそれなりの違いは出てくる」と語った。
 吉村美栄子山形県知事は、山形選挙区(1)で再選を目指すみどりの風現職への支援を表明した。初当選した2009年知事選で、この現職から支援を受けた「恩義」があるからだ。現職が6月27日に開いた国政報告会に出席し「動かない方が楽だが、人として応援しなければならない」と述べ、固い握手を交わした。県議会最大会派の自民は知事の言動を注視している。
 「中立」を示す知事は一様ではない。
 自民県議出身の村井嘉浩宮城県知事は「基本的には中立でいきたい」と宣言。ただ「今までの人間関係がある」とも述べ、含みを持たせた。公示後、自民党本部から岩手選挙区の自民新人への応援要請があり、知事は快諾。10日に岩手に入る。政権党に力を貸すことで、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の北上山地への誘致を目指すという。
 佐藤雄平福島県知事は中立を貫く構え。5月の記者会見で「各党が福島の現実を捉えているか、復興の重要性を認識しているかを見極めたい。一党一派に偏らないスタンスで選挙を見たい」と語った。


2013年07月09日火曜日

2722チバQ:2013/07/18(木) 23:45:57
http://mainichi.jp/area/nara/news/20130718ddlk29010522000c.html


選挙:天理市長選 沢田氏が出馬表明 自民推薦、市民と向き合う市政へ /奈良
毎日新聞 2013年07月18日 地方版

 任期満了に伴う天理市長選(10月13日告示、20日投開票)で、建設会社社長の沢田昌久(よしひさ)氏(57)が17日、市役所で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。自民党が推薦する。出馬表明は元外務省職員の並河健氏(34)、同市選出県議の藤本昭広氏(66)に次いで3人目。3期目の南佳策市長(76)は引退を表明しており、新人3人による選挙戦の構図がほぼ固まった。

 沢田氏は天理市生まれ。市役所に約12年勤めた後、家業の建設会社を継いだ。市商工会専務理事、市建設業協会長などを歴任。現在、柳本商工連盟会長。

 沢田氏は、同市を選挙区に含む衆院奈良2区選出の高市早苗・自民党政調会長から出馬要請を受けたことを明らかにし、「市長は天理の発展と共に育ってきた天理人こそふさわしい。現市政の良き部分は継承し、市民と向き合う市政を目指したい」と話した。【熊谷仁志】

2723チバQ:2013/07/21(日) 17:00:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130721t11024.htm
仙台市長選告示まで1週間 参院選の陰埋没感
 28日の告示まで1週間となった仙台市長選(8月11日投票)は、現職と新人の争いとなる見通しだ。復興に向かう百万都市のかじ取り役を決める選挙の前哨戦は、参院選の陰で埋没。仙台七夕まつり(8月6〜8日)をはじめ夏のイベントもめじろ押しの中、短期間でいかに市民の関心を引き寄せるかが問われている。(1面に関連記事)
 立候補を表明しているのは、いずれも無所属で再選を目指す現職の奥山恵美子氏(62)と、新人で共産党県委員会役員角野達也氏(54)=共産推薦=。再選を目指す現職と共産党系候補が対決する構図となれば、1997年以来16年ぶりとなる。
 奥山氏の公約は、復興加速に加え、地下鉄東西線沿線の活性化や市民協働の推進など50項目の政策から成る。中小企業支援策や保育施設の定員増に関しては、具体的な数値目標を盛り込んだ。
 参院選期間中は、表立った政治活動は控え、公務を優先させてきた。陣営は「告示後にミニ集会を積極的に開く。住民と対話し1期目の実績と2期目の公約を浸透させる」と話す。
 角野氏は週に1度、記者会見を開き、子育てや被災者支援など分野ごとに公約を発表。被災者対象の医療費減免復活や、住宅再建への直接支援の拡充などを訴え、現職との違いを強調する。
 参院選では宮城選挙区の共産党公認候補とともにほぼ連日、仮設住宅などを訪問。応援弁士としてマイクを握って脱原発や消費税増税反対など国政課題を訴えた。仙台市政に対しても「弱者に耳を貸さず冷たい市政だ」と強く批判した。


2013年07月21日日曜日

2724二階席:2013/07/21(日) 17:57:18
仙台市長選


さすがに今回は出る人も少なく、投票率だけが注目されるところ。

2725チバQ:2013/07/22(月) 21:44:04
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201307222
宮本氏が現職破る 富岡町長選任期満了に伴う富岡町長選は21日投開票され、新人で元町議会議長の宮本皓一氏(66)=無所属=が3916票を獲得し、現職の遠藤勝也氏(73)=同=を57票差で破り初当選を飾った。

当日有権者数は1万1631人(男5829人、女5802人)。

投票率は選挙戦となった平成9年の88・21%を20・21ポイント下回る68・0%だった。

任期は8月6日から4年。

当選証書付与式は22日午前9時から郡山市の町郡山事務所で行われる。

町議補選(欠員1)の投開票も21日行われ、当選者が決まった。

投票率は67・93%だった。

任期は21日から平成28年3月30日まで。

町長選、町議補選の選挙運動期間は通常5日間だが、富岡町長選、同町議補選はいずれも参院選と同じ17日間に設定された。

東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により有権者が全国各地に避難していることに配慮し、不在者投票や期日前投票をする機会を十分に確保した。


2013年07月22日 09時17分 配信

2726チバQ:2013/07/23(火) 21:19:18
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1307230700002.html
2013年7月23日
復興遅れの不満 現職への逆風に
5期目の当選を果たせず、敗戦の弁を述べる遠藤勝也氏=郡山市


 

 ●57票差 新顔当選の富岡町長選


 16年ぶりの選挙戦となった富岡町長選は、新顔が現職を57票差で振り切った。震災や原発事故からの復興をめぐる住民の不満が、4月の郡山市長選に続いて現職落選という形であらわれた。


 「私の不徳の致すところ。新町長には一日も早い町の再生と安心安全な生活への取り組みを願いたい」。5選を目指して及ばなかった現職の遠藤勝也氏(73)は21日夜、郡山市の事務所で敗戦の弁と、支援者に感謝の言葉を述べた。


 「国の復興対応の遅れに対する町民の不満が、現職にぶつけられる――」。5選を果たせなかった現職の遠藤氏は、「逆風」への懸念を遊説で繰り返していた。高齢や多選といった批判もあったが、逆風は、国や県、東京電力へのいらだちや憤りに他ならない。


 復興住宅の整備や除染、賠償、そして第一原発の廃炉。町民が一分一秒でも早く望むものばかりだが、町だけでどうにかなるものではない。すべてが国や県、東電が主体として進めていくべき課題だ。町長選の結果を国や東電などが自らへの逆風と受け止める謙虚な姿勢が求められる。


 選挙戦でわずか57票差。友人知人が両陣営の応援に分かれて町を二分した戦いが終わった。「しこりは残る」と懸念の声も上がるが、新町長となる宮本皓一氏(66)は


「全町民に『一緒にやろう』と声をかけたい」と明言する。遺恨を復興の足かせにしてはいけないだろう。


 いらだちを住民の意思として前向きな力に変え、国や東電を動かす武器にすることを願わずにはいられない。(小沢邦男)


 ●慰謝料増に意欲 宮本氏に当選証書


 接戦を制して初当選した前町議会議長の宮本氏の当選証書の授与式が22日朝、郡山市の町役場郡山事務所であった。宮本氏は「町民や議会と相談しながら町政を進める」と新町長としての思いを改めて語った。


 原発事故からの復興については「町内で生産された農作物が安心して食べられる環境に戻ること」と持論を展開。また原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)を通した、東京電力に対する慰謝料増額の申し立てに意欲を見せた。現在は郡山市に置く役場機能のいわき市移転も視野に入れる。…

2727チバQ:2013/07/25(木) 21:39:19
民主を完全に見限ったのか?
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130725ddr041010005000c.html
参院選:福島・郡山市長、職員に自公の公約配布
毎日新聞 2013年07月25日 北海道朝刊

 福島県郡山市の品川万里市長が参院選期間中の今月17日、市幹部を集めた会議で、自民党と公明党の子ども向け公約集を配布し、職員に回覧させていたことが24日分かった。公職選挙法や地方公務員法で禁じられた政治活動と受け止められる可能性もあり、資料をまとめた箭内(やない)研一・総合政策部長は毎日新聞の取材に「配慮に欠けていた」と述べた。

 職員に回覧されたのは、自公両党が参院選に合わせて作成した子ども向け公約集▽それを報じた新聞記事のコピー▽市が独自に作成した両党の子どもに関する公約概要。品川市長は取材に「予算作成の参考資料で、特定政党を応援しようという意図はなかった」と説明したが、ある職員は「政治活動に当たるのではと思った」と話した。

2728チバQ:2013/07/26(金) 18:02:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130726ddlk05010058000c.html
選挙:横手市長選 高橋市議が無所属出馬へ /秋田
毎日新聞 2013年07月26日 地方版

 高橋大(だい)横手市議(37)は25日、市役所で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(10月13日告示、20日投開票)に無所属で立候補すると表明した。

 高橋氏は「地域活力が減退している。若い力の活力が必要と感じる。老若男女で面白い地域をつくりたい」と述べた。

 高橋氏は秋田経法大卒。旧十文字町議などを経て、2005年10月の横手市議選で初当選。現在2期目を務めている。

 横手市長選には、現職の五十嵐忠悦市長(66)が3選出馬を表明している。【佐藤正伸】

.

2729ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府:2013/07/26(金) 22:12:25
東京地検特捜部は、売国エージェント。
国民は、ロックフェラーが死んでも、謀略の全てが無くなったと勘違いしないように。その上がある。

2730官僚・自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!:2013/07/28(日) 20:30:28
官僚・自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
東京地検特捜部は、日本国内操縦売国エージェント!!
国民は騙されるな!!
工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

2731チバQ:2013/08/02(金) 00:09:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130801ddlk07010232000c.html
選挙:いわき市長選 遠藤氏が出馬表明−−4人目 /福島
毎日新聞 2013年08月01日 地方版

 任期満了に伴ういわき市長選(9月1日告示、8日投開票)に31日、元会社員の新人、遠藤貴志氏(37)が立候補を表明した。

 記者会見した遠藤氏は「いわきにはポテンシャルがあるのに生かし切れておらず、民意も吸い上げられていない。さまざまな職場を経験し身につけたコスト意識を市政運営にいかしたい」と述べた。出馬の動機は「供託金を支払って自分の主張を世に問う機会が与えられる」と話した。

 原発事故からの復興を目指す風評被害・除染対策のほか、人口83万人都市を実現するため、企業誘致▽市民サービス維持▽海外移住者受け入れ▽観光振興−−などに取り組む、とした。

 遠藤氏は県立磐城高、いわき明星大卒。市長選には元衆院議員の宇佐美登氏(46)、現職の渡辺敬夫氏(67)、元県議の清水敏男氏(49)が既に出馬を表明している。4人で争うことになれば、1966年10月の合併直後の市長選以来、2度目となる。【中尾卓英】

2732チバQ:2013/08/04(日) 11:41:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130804ddlk06040024000c.html

公選法違反:参院選買収 川西町議逮捕で議会が緊急協議 /山形

毎日新聞 2013年08月04日 地方版


 川西町議会は3日、7月21日投開票の参院選で、公職選挙法違反(買収、事前運動)容疑で2日に県警に逮捕された同町議、高橋輝行容疑者(60)の問題を話し合うため、緊急全員協議会を開いた。

 斎藤修一議長ら町議13人が出席した。1992年に行われた町長選での選挙違反で、逮捕者が出た際に決めた政治倫理決議を改めて順守し、捜査を見守りながら対応していくことを申し合わせた。

 斎藤議長は高橋町議について「8期務めるベテラン議員で選挙に熟知しているだけに逮捕に驚いている。町民への対応をきちんとしたい」と話した。【近藤隆志】

2733チバQ:2013/08/04(日) 11:58:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130803ddlk06040015000c.html

公選法違反:川西町議ら2人逮捕 参院選買収、事前運動容疑 /山形

毎日新聞 2013年08月03日 地方版


 県警は2日、7月21日投開票の参院選で、選挙運動に対する報酬のやり取りをしたなどとして、川西町上小松、同町元職員、斎藤忠(68)と同町下奥田、川西町議、高橋輝行(60)の両容疑者を公職選挙法違反(買収と事前運動)容疑で逮捕した。

 高橋容疑者らは参院選の比例代表で落選した同町出身の金子善次郎元衆院議員を応援していたと金子氏の後援会関係者が話している。

 逮捕容疑は7月上旬、同町内で斎藤容疑者が高橋容疑者と同町在住の50〜60代の男性3人の計4人に候補者への投票を依頼し、報酬として数千円から数万円を渡したとしている。容疑の認否について、県警は明らかにしていない。【山中宏之】

2734チバQ:2013/08/04(日) 12:07:07
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130803t11029.htm
奥山氏支援、市議動き鈍く 支持拡大は未知数 仙台市長選




市長選の個人演説会。市議の動きも市民の関心喚起の鍵を握る



 いずれも無所属で、現職の奥山恵美子候補(62)と新人の角野達也候補(54)=共産推薦=が争う仙台市長選(11日投開票)では、仙台市議会の自民、民主、公明、社民各党系5会派の43人が奥山候補の再選支援に回る。全市議の8割に当たる重厚な布陣だが、個々の応援活動には温度差があり、支持拡大や投票率アップにつながるかは未知数だ。角野氏には、共産党の市議が全面支援する。
 告示後の7月下旬、青葉区で開かれた奥山候補の演説会。地元の自民系市議の後援会や業界団体関係者ら約300人が集まった。司会を務めた市議は「必ず投票に行って、奥山恵美子と書いてください」と声を張り上げた。
 共産、みんな両党系などを除く市議43人は6月、奥山氏を支援する「市議の会」を結成。選挙用はがきの郵送やポスター貼りなど実動部隊を引き受け、計30回の個人演説会のほとんどを市議の会が受け持つ。
 表向きは一枚岩だが、内実は複雑だ。
 前回選挙では県連が奥山氏を支持した民主系の市議は、参院選惨敗のショックを引きずり積極的な応援を控えている。「『勝てる選挙』の雰囲気があり、自分も含め本気で動く市議はごく少数だ」と明かす。
 自民系会派の1人は、地元での演説会開催を断った。「参院選で後援会に動員を掛けたばかり。1カ月に2度も人を集められない」。
 そもそも、市議の会には、奥山市政に対する評価が必ずしも高くないのに名を連ねる議員も少なくない。一部は、市政の監視役として、現職を支持することにも違和感を持つ。
 若手市議は「市議として候補者のどちらかを推すか意思表示する必要があった」と明かす。市議の会に加わらなかったベテランは「政治家として本気で支持する議員が少ないから、応援の熱気が感じられない」と冷めた目で見る。
 一方、共産党市議団の7人は、区ごとに担当を分け選挙カーに乗ってマイクを握るなど全面的に角野氏をサポートする。

<仙台市長選立候補者>
奥山恵美子 62 市長     無現(1)
角野達也  54 共産党県委員 無新(共推)


2013年08月03日土曜日

2735チバQ:2013/08/05(月) 22:59:11
http://news24.jp/nnn/news8855832.html
田野畑村長選で新人が6票差で初当選
(岩手県)
■ 動画をみる 現職と新人の一騎打ちとなった田野畑村長選挙が4日行われ、6票差の大接戦を制し、新人の石原弘さんが初当選した。田野畑村長選挙の開票結果は、新人で、元村の職員の石原弘さんが1361票を獲得。現職で5回目の当選を目指した上机莞治さんにわずか6票差で初当選を果たした。石原さんは、村民総意による新生の村づくりをかがげ、東日本大震災の復興や雇用の創出、村長給与の30%削減などを公約に掲げました。投票率は、87.41%で前回4年前の選挙を1.52ポイント上回った。
[ 8/5 12:43 テレビ岩手]

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130805ddlk03010061000c.html
選挙:田野畑村長選 石原氏初当選 現職の上机氏破る /岩手
毎日新聞 2013年08月05日 地方版

 任期満了に伴う田野畑村長選は4日投開票され、元村主任主査の新人、石原弘氏(55)=無所属=が5選を目指した上机莞治氏(69)=同=を6票差で破り、初当選した。当日有権者数は3137人で、投票率87・41%は前回(85・89%)を1・52ポイント上回った。

 石原氏は村民総参加による村づくりや村長報酬の3割削減などを強調し、東日本大震災からの早期復興を果たすには村政の刷新が必要だと訴えた。4期16年に及ぶ上机村政への批判票も集めて支持を広げた。上机氏は災害公営住宅の早期完成や水産業の再生など復興加速を訴えたが、多選批判をかわせなかった。【鬼山親芳】

==============

 ◇田野畑村長選開票結果
当 1361 石原弘 55 無新

  1355 上机莞治 69 無現

 =選管最終発表

==============

 ◇田野畑村長略歴
石原弘(いしはら・ひろし) 55 無新(1)

 [歴]村税務会計課主任主査▽宮古商高

2736チバQ:2013/08/05(月) 23:23:24
http://yamagata-np.jp/news/201307/23/kj_2013072300686.php
【2013参院選】県政界、今後の行方 山形市長選の対応焦点
2013年07月23日 11:47
 参院選県選挙区は、自民新人の大沼瑞穂氏(34)がみどりの風現職の舟山康江氏(47)を下した。国会の衆参ねじれ解消を目指す自民が党を挙げた総力戦を展開する中で、吉村美栄子知事は自らの初当選を支えた舟山氏の支援を表明。今後の県政界を考える上で、22人の所属県議らが支援組織を発足させるなど吉村知事と距離の縮まっていた自民の出方が注目される。

 吉村知事はこれまで「恩返し」として、2009年の自らの初当選を支えた鹿野道彦(衆院選)、岸宏一(参院選)、和嶋未希(酒田市長選)の各氏を1回ずつ支援。舟山氏が残る1人で、公示前に舟山氏が大江町で開いた国政報告会で弁士を務めた。

 ただ、表立った応援はこの1回だけだった。政府や与党から舟山氏支援にくぎを刺されたとの指摘があった一方、選挙期間中の記者会見で「私自身、集会の場に出ることは考えていない」とし、自民への配慮もにじませた。22日の記者会見でも「自民は県議会で多数を占め、国政でも与党。県の実情を申し上げ、一緒に県を発展させていくのが私の役目」と述べた。

 県議会の自民会派側も2年後に統一地方選を控え、知事と距離を広げるのは得策ではないとの空気が支配的だ。「1回の応援は織り込み済み」との声も聞かれている。

 県政界は今後、15年春の県議選を皮切りに、同年秋の山形市長選、さらに16年には衆参ダブル選挙の可能性も取りざたされている。その先には、17年冬の知事選も視界に入る。

 当面の焦点は山形市長選をめぐる対応になる。自民は2年前の市長選にも立候補した元経産省官僚の佐藤孝弘氏の擁立が既定路線。一方で今回、舟山氏を支え、吉村知事と市川昭男山形市長の支持基盤でもある民主、社民、連合山形の「非自民」勢力がどういう一手を打つのかが、一連の政治日程で最初のポイントになりそうだ。

2737チバQ:2013/08/05(月) 23:26:06
2922 名前:チバQ 投稿日: 2013/08/05(月) 23:25:43
http://www.minpo.jp/pub/topics/election2013/2013/07/post_14.html
現地ルポ(中) 投票まで13日 自民地元で足場固め 市長選控えて思惑も いわき・双葉
 自民党の現職森雅子は有権者数約27万6千人の地元いわき市で大量得票を狙い、足場固めを急ぐ。民主党の現職金子恵美は党支持層をまとめて巻き返そうと懸命だ。
 市内平北白土にある森の選挙事務所は、壁一面に推薦状が並ぶ。市内の企業や団体をはじめ、東日本大震災の復旧工事に当たる建設会社の推薦も目立つ。
 森は6年前の選挙で約37万票を獲得したものの、金子に約13万票差をつけられ2位当選だった。市内では金子を上回る約6万8千票を得たが、約5千票差に迫られた。いわき総合選対本部長の県議青木稔は「地元で圧勝しなければ、大差は埋められない」と引き締める。現役閣僚として臨む今回は市内10万票の目標を掲げた。
 森の後援会員と党所属国会議員らが集票に動く。地元国会議員は森を除いても衆参で3人おり、態勢は強固にみえる。ただ、9月の市長選は自民系の現職と元県議らが争う構図となり、党組織が割れる懸念もでている。陣営は一枚岩を強調するが、水面下では市長選を見据えた思惑も見え隠れする。
 各紙は参院選序盤の世論調査で「森リード」を伝えた。しかし、地域別に森の得票予測を見ると、いわき市は県内各地区に比べて高いとは言えない。陣営は安泰ムードが流れることを警戒する。
   ◇  ◇
 金子は市内平の党県第5区総支部事務所を拠点にしている。地元候補をアピールする森に対抗するため、同市を地元とする党所属国会議員の後援会が中心となって票の取り込みに動いている。
 昨年12月の衆院選本県5区で党公認候補は敗れた。だが、市内で約4万5千票を獲得し、比例東北で復活当選した。党に対する風向きが厳しい中で積み上げた票を足掛かりに、陣営は一層の上積みを目指す。得票目標として市内6万票を掲げた。
 中・終盤戦はいわき地区連合に一層の支援を求める一方、無党派層への浸透を図る。党県第5区総支部選対事務局長の県議古市三久は「自民現職の地盤でしっかり票をまとめ、全県の選挙戦に弾みをつける」と意気込む。
 前回は郵政民営化によって自民と距離を置いた郵政団体から推薦を受けた。政権を失って7カ月、今回は推薦を受けられなかった。企業や他の団体などからの推薦も減った。
 盛り返しには森の地盤をどう切り崩すかが課題になる。陣営は支援団体との連携をさらに強め、反転攻勢に転じる考えだ。
   ◇  ◇
 双葉郡の有権者約5万6千人の大半は県内外に避難したままだ。森、金子両陣営は、いわき市をはじめ各地の仮設住宅回りなどを精力的にこなす。
 両陣営とも郡内の得票目標を震災前の前回実績より低くした。森は約1万7千票を獲得したのに対し、1万5千票を最低ラインに設定した。金子は前回の約1万8千票に対し、1万6千票とした。
   ◇  ◇
 共産党の新人岩渕友、社民党の新人遠藤陽子はともに被災地のいわき市を重点地域に位置付けた。
 岩渕は市内の得票目標を3万票に据え、党所属県議の地盤である平、勿来両地区を中心に支持を広げる戦術を組む。選対事務局長の党いわき・双葉地区委員長菅野宗長は「反自民の受け皿として支持を集める」と話す。
 双葉町出身の遠藤は、平成23年の県議選双葉郡選挙区に立候補した。第5区党ブロック事務局長の市議狩野光昭は「避難者と同じ目線で接することができる候補」と強調。仮設住宅などを重点とし、浸透を狙う。
 幸福実現党の新人酒井秀光は党いわき支部による街頭活動が中心。財政再建党の新人杉内一成は今後、いわき入りを計画している。 (文中敬称略)
(届け出順、敬称略。生は生活、公は公明の推薦)


(2013/07/08 11:30カテゴリー:現地ルポ)

2738チバQ:2013/08/05(月) 23:37:23
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130710084552.asp
2013年7月10日(水)
市町村長の「自民傾斜」くっきり


 序盤から自民党の優勢が伝えられている参院選。本県選挙区では市町村長が次々に同党の滝沢求候補の応援のマイクを握るなど、「自民傾斜」が鮮明となっている。自民党が昨年の衆院選で政権に復帰した上、同党の支持率が他党を圧倒しており、国から予算配分を受ける首長にとって支援を明確に打ち出しやすい環境になったためだ。


 7日、平川市で行われた滝沢候補の街頭演説で、大川喜代治市長はマイクを握った。昨年の衆院選での本紙アンケートには、支持政党、支持候補者とも「答えられない」としていたが、今回の街頭演説後の取材には「政権与党だから(立った)。他の候補の街頭には立たない」と述べた。

 これまで国政選挙で自らの態度を鮮明にすることはなかった舘岡一郎・板柳町長も、今回は滝沢候補を応援する。「私は自民党員ではないが、候補者を応援したい」と語る。

 小林眞・八戸市長、葛西憲之・弘前市長はじめ、他の首長も続々と滝沢候補の街頭に立っている。

 「思いっきり応援したい」と滝沢候補の街頭で“宣言”したのは、小野俊逸・中泊町長。昨年12月の衆院選では同町出身の日本維新の会の候補が出馬したため、自民党候補との“両てんびん”だったが、今回は自民支持を前面に出し、滝沢候補の出陣式にも駆け付けた。

 三村申吾知事は国政選挙において知事就任後、常に自民党候補を支持しているが、今回は珍しく4日の公示日の第一声でマイクを握った。「日程の都合が合ったので」と初日から街頭に立った理由を、三村知事の事務所は説明するが、自民党県連内には「知事は機を見るに敏な人。滝沢候補有利という状況を受けて行動したのでは」との見方もある。

 これに対し、自らの選挙や自治体運営への協力に対するお礼の意味合いも込めて、複数の候補のマイクも握る首長も。古川正隆・蓬田村長は、4日に生活の党の平山幸司候補の、9日には滝沢候補のマイクを握り、それぞれの支持を呼び掛けた。「私はいろいろな人から支持を受けているので、要請があれば出て行く」と古川村長は話す。

 古川健治・六ケ所村長は9日、村役場前での平山候補の街頭に顔を見せ、握手で激励した。8日は工藤信候補の街頭にも顔を出したという同村長は「他の候補でも顔を出す。村のために働くと言ってくれるのだし」と語った。

 また、鹿内博・青森市長は「支持・支援政党はないが、市長選で応援してくれた共産党には頑張ってほしい。ただし、マイクは一切握らない」とする。今年4月の市長選で自身への対抗馬を立てた自民、公明両党については「私が応援したり、加担するのはあり得ない。人の道に反する」と言い切った。

 多数の首長が自民党候補を応援する状況について、自民党県連幹部は「首長が態度で示してくれると、有権者へのアピール面でも大きい」と歓迎。

 一方、平山候補は「交付税などを考えると、首長さん方が政権与党との関係に配慮するのは当然」と冷静な反応。その上で「青森市長選で周辺町村長がこぞって応援した候補がどんな結果だったか。民意が別にあることもある」と勝敗に必ずしも直結しないとの見方を示した。

2739チバQ:2013/08/06(火) 00:18:46
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/23saninsen/kikaku11_20130715_2.shtml
(中)業界団体 自民への回帰鮮明に

2013年 7月15日

業界団体が開いた集会。自民回帰が鮮明だ=関市内
 岐阜選挙区(改選数1)に立候補した自民新人の大野泰正候補(54)の選挙事務所に今月7日、県内の郵便局長らが集った。大野候補と、比例代表に出馬した全国郵便局長会の組織内候補を激励する集会だ。

 「昔の、自民党と郵便局のいい関係に戻しましょうよ」。古屋圭司県連会長がそう言うと、比例候補は「(郵政選挙以降)長い8年だったが、温かく迎えてくれた自民党の懐の深さに感謝します」と応えた。

 全国郵便局長会の前身の全国特定郵便局長会は2005年、当時の小泉純一郎首相の郵政民営化方針を受けて自民党と決別。その後、反民営化を掲げた国民新党を支え、民主党とも連携してきた経緯があった。

 自民党が政権を奪還して初の本格的な国政選挙となる今回の参院選は、県内の業界団体の自民回帰が鮮明だ。民主党政権時の10年の前回参院選、昨年の衆院選で自民党候補と併せ、民主党候補を支持した団体も、今回は雪崩を打つように大野候補の推薦を決めた。ある業界団体幹部は「古里に帰ったようなもの。正常な形に戻っただけだ」と話す。

 県内JAグループの政治団体「県農協農政連盟」は大野候補を推薦する有力団体の一つだが、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加をめぐり、くぎを刺す。「国益を守れない交渉参加に断固反対の立場は変わっていない」と岡田忠敏JA岐阜中央会会長。農業団体出身の比例候補は、得票数が党内での影響力に直結するとみて集票に必死だ。「私の票は無視できないぞ、という動きを政治的につくっていただきたい」

 だが、現場には戸惑いも。ある農協幹部は「約束とはいえ、主要5品目を本当に守れるのか。交渉の透明性もなく、信頼性に欠ける。あくまで推薦は形式的なもので、現場が納得しているかは疑問」と複雑な心境を語る。

 自民党と農業者の間にくさびを打ち込もうとしているのが、共産党だ。新人の鈴木正典候補(49)は、農協の支店を回り支持を取り付けようと試みた。街頭演説では「業界団体自体が矛盾を抱えている。組織の中央は自民を推薦したが、現場の一部には疑問を抱く声もある」と声を張り上げる。

 TPPだけでなく、消費税増税に反対する中小業者、給与引き下げを余儀なくされた地方公務員。これまで縁がなかった業界団体、労働団体の切り崩しを図る。

 民主党は、与党時代に推薦してくれた業界団体が自主投票になったり、自民支援に戻り厳しくなった。新人の吉田里江候補(47)の陣営は「昔のつてをたどって支援をお願いすることもあるが、壁は厚い」と話す。

 そこで、業界団体に頼りすぎない戦い方を探っている。県連幹部は「ネット選挙も使って機動力ある戦いをする」と強調する。

2740チバQ:2013/08/06(火) 00:19:03
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/23saninsen/kikaku11_20130716_3.shtml
(下)比例代表 「組織票」固めに躍起
2013年 7月16日

比例候補も県内を駆け回る=岐阜市内
 岐阜選挙区(改選数1)への候補者擁立が難航した民主党。党県連は最後まで擁立にこだわった。選挙区で不戦敗では、比例代表での得票も減ってしまう恐れがあるからだ。新人の吉田里江候補(47)が出馬を決意して、多くの党関係者は胸をなで下ろした。

 ただ、新聞各紙の序盤情勢調査によると、民主党は全国で厳しい戦いを強いられ、岐阜選挙区でも同じ課題を抱えている。

 民主党最大の支持団体、連合は9人の組織内候補を民主党から比例代表に立てている。支持が広がらなければ、比例の候補の当選が困難になる。組織内候補を擁立している労働組合の県内関係者は「選挙区も大事だが、比例でうちの候補者が当選するかどうか心配」と話し、比例にも力を入れる。

 一方、8日に美濃加茂市で開かれた自民新人の大野泰正候補(54)の個人演説会。

 連立を組む公明党県議はステージに上がると「選挙区は大野先生を全力で応援する。どうか比例では魚住裕一郎を」と投票を呼び掛けた。魚住候補は公明の中部・北陸地区重点候補。続いて演説した大野候補が「さっきは、魚住さんの会かと思いました」と冗談を言うと、会場がどっと沸いた。

 今回も、自公は選挙協力する。だが、比例票が欲しいのはどこも同じ。個人演説会の来賓席には、自民の比例候補を支える地元の建設業界、看護団体の代表の姿もあった。

 自民県連は今回、比例代表選挙に特に力を入れている。比例票の伸びが選挙区の得票増につながるとみているからだ。各比例候補に初めて県議を2人以上担当として付けた。優位な戦いで大幅な議席増が予想されるが、「党内の戦い」(自民県議)の一面があることに変わりはなく、それぞれに得票目標を課して運動に力を入れる。

 共産党は改選3議席から上積みし5議席獲得が目標で、全国で650万票を目指す。県内は10万票以上。松岡清県委員長は「1人区になったことで、選挙区と比例区が連動しやすくなった」と相乗効果を期待する。議席を倍増した東京都議選の勢いもあり、街頭で声を掛けられる回数も増えているという。岐阜など10府県を活動地域とする比例の井上哲士候補と、岐阜選挙区の鈴木正典候補(49)が連動し、反自民、無党派層の取り込みを図る。

 社民党県連合は4人の比例候補のうち、党幹事長の又市征治候補の支援に力を入れている。県連幹部は「憲法を守る立場を訴えていきたい」と強調する。

 日本維新の会は、所属議員の後援会が電話作戦で比例票の掘り起こしを図る。

2741チバQ:2013/08/07(水) 20:18:13

http://news.ibc.co.jp/item_20233.html
民主党県議2人が離党届提出 (2013年08月07日 19:00 更新)
民主党の県議会議員渡辺幸貫議員と小田島峰雄議員が、きょう民主党に離党届を提出しました。2人は先月行われた参議院選挙で無所属の平野氏を支持していました。
奥州選挙区選出の渡辺幸貫議員と花巻選挙区選出の小田島峰雄議員は、きょう午後、民主党県連に離党届を提出しその後、県議会で会見を行いました。2人は先月行われた参議院選挙岩手選挙区で無所属で立候補し当選した平野達男氏を、民主党の党籍を保持したまま応援していました。離党届提出を受けて民主党県連の大宮惇幸幹事長は、「離党届は預かっているが県連の方針は決まっていないのでコメントできない」と話しています。

2742チバQ:2013/08/07(水) 20:22:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20130806-OYT8T01413.htm
利根町長選で買収容疑

 7月21日に投開票された利根町長選で、有権者3人に商品券を手渡して投票を依頼したとして、県警捜査2課と取手署は6日、当選した遠山務町長(62)陣営の運動員で、同町福木、農業押田正子(73)、同所、農業藤代清(66)両容疑者を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。県警は、商品券の出所や陣営幹部からの指示の有無などを調べる方針。

 発表によると、両容疑者は告示前の7月中旬、町内の別々の場所で、50〜60歳代の男女3人の有権者に「当選させてほしい。よろしくお願いします」などと言って、商品券を数千円分ずつ手渡し、遠山町長への投票を依頼した疑い。

 県警は6日午前、両容疑者の自宅など数か所を捜索し、メモなど数点を押収した。

 遠山町長は6日、取材に対し、「人柄も良く、人望も厚い人」と両容疑者を評し、告示前に藤代容疑者と共に福木地区を回っていたことを明らかにした。また、「どんな経過でこうなったかを調査する」とし、「今は驚いているだけ。裁判などの経過や結果を見てからコメントしたい」と述べた。

 元町議との一騎打ちとなった同町長選は遠山町長が5181票を獲得。599票差で4選を果たしていた。

(2013年8月7日 読売新聞)

2743チバQ:2013/08/07(水) 20:34:40
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1126/20130806_02.htm
奥山氏大きくリード 仙台市長選・本社世論調査

奥山恵美子氏



角野 達也氏



 任期満了に伴う仙台市長選(11日投開票)で、河北新報社は3、4の両日、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢を探った。再選を目指す無所属の現職奥山恵美子氏(62)が大きくリードしている。無所属の新人角野達也氏(54)=共産推薦=は支持拡大に懸命だ。「市長選に関心がある」と答えたのは7割だった。東日本大震災後初の市長選は復興施策が問われ、投票率の動向も焦点となっている。

◎「選挙に関心」7割

 奥山氏は復旧・復興の実績を強調するとともに、大規模コンベンション施設の整備など復興後を見据えた経済活性化策を公約に掲げる。
 政党の推薦は受けないが、市議会(定数55)の自民、民主、公明、社民の各党系5会派の市議43人が支援する。各党支持層への浸透は自民が8割超、民主が6割超、公明が8割弱、社民が5割強。支援に加わっていないみんなの6割弱を引き付け、無党派層も6割超に食い込む。
 20代と70歳以上の男性、30代と40代の女性に強く、支持はそれぞれ7割。地域別では宮城野、泉区で支持が7割を超え、青葉区だけが6割を切る。職業別も満遍なく浸透し、農林漁業、管理職、主婦の支持が分厚い。
 角野氏は、被災者の医療費減免の復活や公立保育所の増設を公約の柱に据え、反原発など国政課題も訴える。
 推薦を受ける共産党支持層の約9割を固めた。日本維新の会支持層の5割超を引き付け、民主党と社民党支持層のそれぞれ約2割に食い込むが、無党派層への浸透は1割半ばにとどまる。
 20代女性の支持は3割近くで強め。30代と40代の女性は1割に満たない。共産党の支持基盤が厚い太白区で2割強の浸透を見せるが他区は1割台で伸び悩む。自営業で2割半ばの支持がある。
 市長選への関心度は「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えたのが計70.6%だった。前回2009年の市長選の調査時より16.6ポイント下がり、前回の投票率44.72%を下回る可能性がある。
 投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」は7割強。前回市長選の調査時は4割超だった。


2013年08月06日火曜日

2744チバQ:2013/08/07(水) 20:37:48
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130802ddlk04010008000c.html
100万人の課題:仙台市長選/1 市民協働 ニーズ把握の在り方は /宮城
毎日新聞 2013年08月02日 地方版

 「できるならば(災害)危険区域の指定を解除してほしい」。先月開かれた、仙台市宮城野区の蒲生北部地区の土地区画整理事業計画素案の説明会で、住民の男性は訴えた。

 同地区は東日本大震災で多くの住宅が流され、市は災害危険区域に指定。建築確認申請が必要な建物の新築や増築は制限された。自宅を修繕して住み続けている住民らが居住継続を求めて活動を続けているが、同市は「なるべく移動する方が少なくて済むように原案を作る。だが、まったくそれ(立ち退き)がゼロで済むとは思っていない」と、将来の強制的な立ち退きの可能性を示唆している。

 市は2021年度までの事業完了を計画するが、区画整理に伴う減歩割合を含め、地権者の権利調整にどれだけの時間がかかるか不透明だ。市事業調整課は「土地の移転先や面積を決める仮換地指定にも応じない地権者がいれば、事業が長引く可能性はある」と話す。阪神大震災の被災地・神戸では、事業完了までに16年間を要した地区もあった。

 住民の不満は行政の対応にも向けられる。震災復興についての被災者と行政の話し合いの多くは、町内会や仮設住宅の単位で行われる。蒲生北部地区で居住継続を求める男性は「町内会の役員から聞いた意見を住民すべての意見だと思わないでほしい」と、個別の意見を聞くよう訴える。しかし、同地区の対象地権者540人のうち、3回の説明会に訪れたのは計約60人だけ。空席が目立ち、参加住民からは関心の低さを嘆く声も聞かれた。

 被災者の努力が市に受け入れられなかった事例もある。仙台市太白区の「あすと長町仮設住宅」の住民らは、仮設住宅で作ったコミュニティーを維持するため集団で移り住もうと独自の復興住宅を設計し、公募に参加。住民同士のワークショップを重ね、住民交流の場となるオープンキッチンや菜園の整備などを提案した。

 だが、市側が公募復興住宅を審査する委員に配った資料には「ワークショップにおけるコミュニティー形成の提案があるが、今回の評価項目にはなりえない」と記され、提案の一部は議論にも上らなかった。市復興公営住宅室は「今回はあくまでハード整備の審査。ソフト面は対象にしていない」と話した。

 市は公募結果発表の際、同仮設の提案の落選と同時に、5世帯以上の集団で仮設住宅に応募できるコミュニティー枠の新設も併せて発表した。同室は「『あすと』住民の希望に配慮した」と認める。同仮設の飯塚正広自治会長(52)は「コミュニティー枠自体は評価するが、市が開く説明会はいつも一方通行。行政と住民が歩み寄るためにも、きたんのない意見交換ができる場を何度も設けてほしかった。『住民の話を聞く』と言うが、セレモニーのように職員を派遣するだけなら必要ない」と不満を述べる。

 仙台市長選に立候補している奥山恵美子氏(62)=無現=は「市民協働のまちづくり」を掲げ、共産党仙台西副委員長の角野達也氏(54)=無新=は「全中学校区を回って市民・被災者の意見を聞く」と話す。共に住民の声を聞くと訴えるが、震災復興の過程で住民からの不満は絶えない。既存の方法にとらわれない新たな住民ニーズ把握の在り方が問われている。【金森崇之】

  ◇

 8月11日の投開票日に向けて、2候補が舌戦を展開している仙台市長選。100万都市・仙台の抱える課題をリポートする。=つづく

2745チバQ:2013/08/07(水) 20:39:40
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130803ddlk04010006000c.html
100万人の課題:仙台市長選/2 待機児童 震災で大幅増、解消は… /宮城
毎日新聞 2013年08月03日 地方版

 仙台市青葉区中心部にある同市の子育て支援施設「のびすく仙台」。平日の午後1時ごろ訪れると、施設内の遊び場や飲食スペースには、就学前の子供たちの元気な声が響いていた。同施設を訪れていた会社員の女性(41)は、5歳の長女をあやしながら「やっぱり、認可保育所に入れるようにしてほしいですね」とつぶやいた。

 女性はこの日、1歳の長男は普段利用する「せんだい保育室」に預けてきた。同保育室は、市が独自基準で助成する認可外保育施設で、市内に64カ所ある。女性は長女も同保育室のひとつに通わせていたが、その保育室では対象は0〜4歳児だけだったため、現在はやむなく幼稚園に通わせ、夕方まで同園の一時預かりを利用する。認可保育所にも申し込んだが空きがなく、給与の約半分は2人の保育料に消えていく。

 のびすく仙台は2004年1月に開館。昨年度、遊び場は1日平均155人、一時保育は同11人が利用した。買い物途中に子供を預けたり遊ばせたりする親子連れの利用がほとんどだが、伊藤仟佐子館長は「仕事のため、一時預かりに7時間預ける母親もいる。『のびすく』本来の利用の仕方とは違うが受け入れている」と話す。

 仙台市は08年4月、待機児童数が全国ワーストの740人に達した。保育所の整備などで昨年は410人まで減らしたが、今年は533人と5年ぶりに増加に転じた。最大の要因は、東日本大震災による人口流入だ。

 同市の就学前児童数は04年(4月1日現在)で5万7952人だったが、10年には5万3861人まで減った。ところが11年には対前年比33人の増加に転じ、昨年は同718人増の5万4612人。就学前児童に対する保育所入所率は、04年は16・7%だったが昨年は23・9%に増えた。

 仙台市には認可保育所が89カ所、「せんだい保育室」が64カ所ある。認可保育所の保育料は両親の収入に応じて18段階に分かれ、3歳児未満の第1子の場合、生活保護世帯では無料。一方の同保育室は、同様の世帯は負担は軽減されるものの保育料は約3万円かかり、親の負担は軽くない。ただ、同保育室は市の独自財源で助成するため、市の財政も圧迫する。11年度の保育所運営費のうち、国負担は24億3000万円、市負担は101億6000万円に上った。

 年齢のミスマッチも解消されていない。0歳児や1歳児は、1人当たりの床面積を広く確保する必要があるなど基準が厳しく、各認可保育所とも受け入れ人数が少ない。7月1日現在、入所待ち児童数は0歳児は268人、1歳児は403人なのに対し、4歳児は35人、5歳児は21人だ。太白区のある私立保育所では同日現在、全体の定員に22人の余裕がありながら、入所待ち児童が11人に上る。

 市保育環境整備課は「保育所は計画してから開所までは通常2年かかる。計画的に徐々に待機児童を減らしてきたが、急激な変化に対応するのは難しい」と頭を抱える。今年度後半からは災害公営住宅の入居や防災集団移転促進事業も本格化する。高まり続ける保育ニーズと震災後の人口変化にどう対応するのか。同課は「過不足のない保育所の配置を考えていきたい」としながらも「具体的な計画はこれから」という。

 仙台市長選に立候補している奥山恵美子氏(62)=無現=は、認可保育所などの整備に加えて小規模・家庭的保育の充実による保育総量2万人の確保を約束。共産党仙台西地区副委員長の角野達也氏(54)=無新=は、認可保育所の新設で、4年後の待機児童ゼロを目指すとしている。【金森崇之】

.

2746チバQ:2013/08/07(水) 20:41:21
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130806ddlk04010076000c.html
100万人の課題:仙台市長選/3 防災・減災 地域協力の浸透なるか /宮城
毎日新聞 2013年08月06日 地方版

 先月6日、仙台市若林区蒲町小学校区で住民主体の避難訓練があった。住民らが作った計画に基づき、避難所運営や炊き出し、避難所で起こるトラブルに対応する訓練などが行われ、約1200人が参加した。

 避難所運営については計画で、全般を統括する総務班、炊き出しや食料配分を行う糧食班、清掃や感染予防などを担う環境・衛生班などを定め、班長や班員も決めている。同小には東日本大震災当日、約1600人が避難した。同小学校区がある七郷地区連合町内会の菊地栄司会長(73)は「震災時の経験で適材適所は分かっている。役割分担は10分で終わったよ」と笑う。

 計画には震災の教訓が随所に生きている。災害時、住民らはまず近くの一時避難場所や指定避難所に逃げるが、2、3日後には住所ごとに決められた避難所に移る。菊地会長は「震災で最もつらかったのが安否確認。あらかじめ集まる避難所を決めておけば安否確認がしやすい」と話す。

 計画策定にあたって市から各指定避難所に逃げる地域や世帯を提示されたが、同じ町内会で避難先が分かれるなどしたため、同地区の防犯・防災協会が中心となって修正。地区の中心にある七郷市民センターは高齢者や障害者などの災害時要援護者用の避難所として活用するとし、行政との連絡調整も行いやすくする計画も立てた。

 ただ、市全体でみると、ここまで災害対応の準備が進んでいる地区は少ない。

 市は今年4月施行の「市地域防災計画」に基づき、191カ所の指定避難所ごとに市役所の159課の中から担当課を決め、職員を割り当てた。だが、ほとんどの地区では、市の担当職員と町内会との顔合わせや計画作りが本格化するのは秋以降だ。若林区役所の担当課は「地域に動いてもらわないと計画は作れない」と話す。

 住民の避難では別の課題も残っている。仙台市は災害時要援護者の登録制度を運用しており、今年7月現在の登録者数は約1万2000人。市が地域団体などに要援護者の情報を提供し、避難に役立ててもらう仕組みだ。特別養護老人ホームなどと福祉避難所を開設する協定締結も進め、震災前に約50カ所だった福祉避難所は約100カ所に増えた。市健康福祉局総務課は「災害時には1000人以上を受け入れられる」と説明する。

 ただ、災害時に要援護者の避難誘導などを行う支援者の確保は難しい。同課は「支援体制の構築は地域に任せている。1人の要援護者に対して2、3人が理想だが、現実には1人に1人が精いっぱいかもしれない」と危惧する。2011年度末現在で市内で身体障害者手帳を交付されている人は約3万人で、要介護1以上と認定されている市民は約3万4000人に上る。同課は「それだけの人数を支援してくれと地域に示しても、負担が大きすぎて拒否反応が出てしまうのではないか」と頭を悩ませる。

 いずれも課題となるのは地域の協力だ。同課は「被災した地域やコミュニティーの結びつきの強い地域は良いが、市内中心部のマンションなどではマニュアル作りも支援者確保も難しい」と話す。七郷防犯・防災協会の木村好伸会長(74)は「私たちは被災の経験があるからこそ地域が一丸となって対策を取ることができる。教訓を内陸の人にも共有してほしい」と話した。

 仙台市長選に立候補している奥山恵美子氏(62)=無現=は、かさ上げ道路や津波避難道路、津波避難施設を整備し、学校・地域・企業などが連携した防災教育や防災訓練を充実させるとしている。共産党仙台西地区副委員長の角野達也氏(54)=無新=は「中学校区ごとに防災計画を作り、一定期間で更新する取り組みを、行政と住民が一緒に進める」と強調する。【金森崇之】

.

2747チバQ:2013/08/07(水) 20:43:26
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130807ddlk04010091000c.html
100万人の課題:仙台市長選/4止 復興経済対策 特需の反動見据える /宮城
毎日新聞 2013年08月07日 地方版

 東日本大震災からの復興特需の恩恵で“独り勝ち”とも評される100万都市・仙台。だが、民間信用調査会社の帝国データバンク仙台支店は「既に復興バブルのピークは過ぎた。復興の期間が終わり、消費税増税前に増える住宅建設が終われば廃業するという建設業者は多い。大型スーパーなど大手の進出が相次いでおり、競争にさらされた地元業者の倒産も相次ぐ」と厳しい見方を示す。

 同社が発表した2011年3月から今年2月までの東日本大震災関連倒産件数は、東北6県で計186件で、うち74件を宮城県が占める。昨年3月からの1年間では、被災3県で宮城県だけ倒産件数が増加し、85件中46件(前年同期比18件増)だった。県内の業種別倒産件数はサービス業が7件増の10件、小売業が4件増の10件、建設業が6件増の9件。県建設業協会は「震災後1年目は解体工事などで利益が出たが、2年目には資材確保が困難になり、1年目の利益をはき出してしまった」と説明する。

 仙台市では入札不調も続いた。復興庁などによると、11年度の入札不調割合は、県が28%なのに対し仙台市は46%。12年度は13年2月までで、県が38%、仙台市が49%だった。

 仙台市契約課は「特に、金額の小さい工事は採算を取るのが難しく、ほとんど応札がなかった。発注方法の工夫などで今年度は不調が落ち着いてきた」と説明する。しかし、同協会は「資材調達がうまくいかず工期も長引くので、小さい企業などは人手を回せる余裕がなかった。地元だけで復興はできないが、復興後には仕事がなくなる。復興期間だけ事業を続けた後、廃業するという業者もいる」と明かす。

 特需の恩恵が残っている業界でも、見通しが明るいとは限らない。帝国データによると、仙台市青葉区に本社を置くあるホームセンターは、防災用品の販売増などで11年度の売上高が前年同期比34・2%増となり、昨年度も同10・2%増と好調が続く。だが、宮城、福島両県以外の東北6県のホームセンターは、特需の反動で軒並み売り上げ減に転じた。大手の東北進出も相次いでおり、帝国データは「特需のピークは完全に過ぎており、競合が激化して厳しい状況に転じる」と予想する。

 マンション不足が常態化している不動産業界でも、オフィス需要には限界が見える。

 オフィス仲介大手の三鬼商事仙台支店によると、11年2月に20%だった仙台市のオフィス空室率は、今年7月には13・1%まで改善した。しかし、東京都心や横浜市、札幌市では10%を切っており、仙台は全国主要7都市でワースト1位のままだ。坪単価の平均賃料は9100円前後で震災前とほとんど変わらない。昨年4月以降、延べ床面積が300坪を超える新規のオフィスビルは1棟も建設されておらず、同支店は「11年は動きが活発だったが、その後は緩やか。オフィス市況にバブルは当てはまらない」と話す。

 地元企業だけではマンパワー不足や需要増に対応しきれないが、中小企業は進出企業との競合に苦しむ。都市間競争も進む中で、どんな経済対策を進めるのか。市長選で両候補の主張は対照的だ。

 再選を目指す奥山恵美子氏(62)=無現=は、コンベンション施設建設や市営地下鉄東西線沿線の活性化などで交流人口を300万人増やし、企業誘致などで新規雇用を10万人創出すると主張。中小企業支援条例も制定するとしたが、公約に具体的な目標は明記していない。

 共産党仙台西地区副委員長の角野達也氏(54)=無新=は、中小企業振興基本条例や公契約条例を制定し、公共工事の受注は地元中小企業を優先させると主張。正規雇用拡大やワーキングプア対策を強調する。大型店の進出には市が地元商店との「調整を行う」としている。=おわり【金森崇之】

2748チバQ:2013/08/08(木) 20:05:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130808-OYT1T00386.htm?from=ylist
民主除籍の平野氏を支援、岩手2県議が離党届

 民主党の渡辺幸貫岩手県議(5期、奥州選挙区)と小田島峰雄県議(3期、花巻選挙区)は7日、参院選で党を除籍(除名)された平野達男氏を支援した責任を取り、県連に離党届を提出した。


 10日の県連常任幹事会で受理される方向で、渡辺、小田島両氏とも県議会の民主会派は離脱しない意向を示した。

 渡辺氏は7日に県議会内で開いた記者会見で、「(会派内には)個々の受け止めがあると思うが、友情はある」と述べ、会派残留に理解を求めた。参院選前に離党表明しなかった理由について、小田島氏は「党の選挙戦に重大な影響を及ぼす懸念があったため」と説明した。

 県連幹部の間では、「平野氏の支援を容認することは選挙前に確認済み」(大宮惇幸幹事長)、「処分の対象にはならない」(佐々木博議長)と、2人の離党を穏便に認めて会派分裂を阻止するべきだとの意見が大勢を占めている。

 背景には、9月に県議会の議長改選などを控えていることがある。民主会派は現在12人で、自民会派と同数のため、会派が割れれば県議会での影響力が低下するとの判断だ。

 ただ、参院選で党公認候補を支援した県議と渡辺氏らの感情的な溝を指摘する声もあり、10日の常任幹事会では、渡辺、小田島両氏への厳しい対応を求める意見が出る可能性もある。

(2013年8月8日11時16分 読売新聞)

2749チバQ:2013/08/08(木) 21:21:26
平野を支援した民主県議って3人いなかったっけ?

2750チバQ:2013/08/08(木) 21:35:57
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1126/20130806_03.htm
仙台市長選 住まい再興(上)集団移転/地域づくり「支援を」

荒涼とした風景が続く仙台市若林区の荒浜地区。市の災害危険区域に指定され、集団移転の対象となった


 「永住」するはずだった地を去る日が、刻々と近づく。
 仙台市若林区荒浜の無職大久保勝彦さん(72)は長年住んだ自宅を東日本大震災の津波で流され、今は同区内のみなし仮設住宅で暮らす。敷地は市の災害危険区域に指定され、集団移転を余儀なくされた。自宅から西へ約1.5キロの地に移ろうと考えている。
 「1階は前の家と同じ面積が欲しいな」「手すりも付けないと」
 長男との「親子ローン」で家を建てるのは1年以上先のことだが、時間を見つけてはペンを握り、新居の図面を描くのがささやかな楽しみだ。
 生活再建が動きだした。でも不安は拭えない。

<不動産高騰続く>
 仙台市は、津波被災地や福島第1原発事故に伴う福島県からの人口流入、復興需要に伴う県外からの転入が相次ぐ。人口は震災前より約2万増えて106万6000になった。住宅需給は逼迫(ひっぱく)し、不動産価格の高騰が続く。
 「復興特需」が皮肉にも、被災者の再建の行く手を阻む。
 大久保さんがこぼす。「土地や建築資材などの費用がかさめば、建坪や内装を変更せざるを得ない。経済状況に合わせて移転時期を選ぶなんて、われわれはできない」
 移転先には14世帯が居住を希望する。当初は市の移転先候補にはなかったが「なるべく古里の近くに住みたい」との地域の願いが市を動かし、移転先に決まった。
 せっかく実現した新天地への移転が経済的事情でできなくなる住民が出ることを大久保さんは危惧し、こう切望する。
 「建築費高騰への負担軽減策を、目に見える形で打ち出してほしい」

<人口流出に不安>
 災害危険区域から外れた地域で、現地再建を図る住民もいる。
 宮城野区南蒲生のパートの男性(62)は昨年夏、津波で被災した2階建ての自宅をリフォームして戻った。1階は全て浸水。家財道具を含め、再建費用は総額1000万円を要した。
 危険区域外の住民に対する市の独自支援策は、新築か、盛り土や家屋のかさ上げをする場合が対象で、修繕は対象外だ。
 約180平方メートルの自宅をかさ上げすると費用負担が大きい。床が高くなった家では、同居する高齢の両親の出入りが困難になる。男性はかさ上げを諦めた。
 男性は「独自支援策を設けても使えないのなら意味がない。家屋の修繕費など被災者が使いやすいように制度設計してもらいたかった」と語る。
 地域では80世帯が現地再建を進め、約30世帯が移転を検討する。ただでさえ震災前から地域の人口は減っており、さらなる流出は「残る」と決めた住民に地域再生への不安を抱かせる。
 男性は言う。「去る人がいるのは仕方ない。ただ行政も現地再建を認めたなら認めたなりに、数十年後、住民が残って良かったと思える地域づくりの手伝いをしてほしい」

 大震災後初となる仙台市長選(11日投開票)で、生活再建をめぐる論戦が続いている。100万都市を襲った震災で、住まいを奪われた約1万世帯がいまだ仮設暮らしを強いられる。「次の住まいは」「地域の再生は」。被災者の希望や不安、苦悩の声に耳を傾ける。(震災取材班)

2751チバQ:2013/08/08(木) 21:36:25
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1126/20130807_02.htm
仙台市長選 住まい再興(中)仮設暮らし/長期化、高齢者に負担

長期化する仮設住宅での生活。生活再建にはなお時間がかかりそうだ=仙台市若林区


 仙台市では約1万世帯が仮設住宅で暮らす。うち約9000世帯が、民間賃貸住宅の借り上げなどのみなし仮設に住む。
 宮城野区のアパートで生活する無職阿部栄子さん(80)は2011年7月、夫と2人で宮城県女川町から移り住んだ。
 同町の自宅は東日本大震災の津波で流失した。夫は逃げる際、海水に体が漬かり体調を崩した。町内の避難所などを転々とし、仙台にたどり着いた。「夫のため、病院があって交通の便が良い所」を求めた。
 幸い、みなし仮設として宮城野区のアパートに無償で入居できた。契約は2年。住民票も移した。

<契約打ち切りも>
 ホッとしたのもつかの間、夫の病状は徐々に悪化した。仙台で暮らして1年が過ぎた昨年10月に亡くなった。
 アパートの契約を打ち切られることを知ったのもそのころだ。貸主の事情だった。「土地勘はなく、一人暮らしの年寄りが入れる物件なんて…」。不安が押し寄せた。
 なじみの民生委員が必死に探し回ってくれた。契約が切れることし3月、今のアパートに移ることができた。
 震災から2年が経過し、阿部さんのように、みなし仮設の契約が打ち切られる例が出ている。
 宮城県が3月に実施した貸主への意向調査では、約500戸が再契約できなくなることが判明し、うち仙台市は約150戸に上った。震災による建物の老朽化などが理由だという。
 阿部さんは市が整備する災害公営住宅への入居を希望する。女川町の自宅が集団移転の対象区域に入ったためだ。10月にも入居者の募集は始まる。「一日でも早く仮設暮らしを終わりにしたい」と願う。

<「医療費減免を」>
 市内19カ所の仮設住宅団地には1000世帯が身を寄せる。
 若林区の荒井小学校用地仮設では、約170世帯のうち約30世帯が70歳以上の高齢者の一人暮らしだ。長期化する仮設暮らしで体調を悪化させ、救急搬送される高齢者もいる。
 「ことし4月以降、特に増えた」と話すのは自治会長を務める山本靖一さん(72)。被災者対象の医療費減免措置が3月末で打ち切られたのが背景にあるとみる。打ち切りにより70歳以上の高齢者は医療費の1割負担を余儀なくされる。
 自治会で高齢者宅の家庭訪問や夜回りをすると、聞こえてくるのは「病院に行くのを我慢した」「前にもらった薬でしのぐ」との声だ。
 岩手、宮城、福島の被災3県のうち宮城だけが、自治体の財政難を理由に減免を打ち切った。山本さんら仮設自治会長は6月、減免の再開を求める請願書を県議会に提出。仙台市にも要望した。
 「県が決めたこと」。政令市でありながら、市の返答は「ゼロ回答」だった。山本さんは「県がやらないのなら、仙台が率先してやるという気概が欲しい」と憤る。
 狭い間取りの部屋に閉じこもりがちになり、体調を崩す高齢者たち。仮設に入居する70代の無職女性はこう訴えた。
 「年寄りたちは見捨てられたかのようだ」

2752チバQ:2013/08/08(木) 21:37:11
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1126/20130808_01.htm
仙台市長選 住まい再興(下)内陸被害/再建後も未来見えず

大規模な地滑り被害が起きた仙台市青葉区折立地区。復旧工事が始まり、更地が目立つ=6月中旬


 大地震の激しい揺れが、ついのすみかを奪い、生活設計を狂わせた。
 無職我妻留雄さん(80)の自宅は仙台市太白区緑ケ丘4丁目にあった。東日本大震災による地滑りで傾き、敷地が陥没した。「もう住めない」。昨年2月に近くの青山地区に新居を構えた。
 地震の被害は2度目だ。1960年代に造成された緑ケ丘地区は78年の宮城県沖地震でも地滑りが起き、200戸以上が被災。我妻さんも自宅が傾き、土台にコンクリートを流し込む補強工事を施して住み続けた。

<79戸が集団移転>
 今回、緑ケ丘4丁目は一部(2.2ヘクタール)が災害危険区域に指定され、79戸が集団移転を余儀なくされた。我妻さんの自宅も危険区域に入った。
 自宅再建の費用は3000万円。高齢でローンは組めない。市の土地買い取り価格は400万円程度で、義援金などと合わせても足りず、蓄えを切り崩した。
 「自分は何とか再建できたからいいが、まだ仮設にいる人のことを思うと…」。複雑な心境を明かす。
 40年以上住み慣れた緑ケ丘4丁目の自宅を解体した無職の男性(67)は、太白区のプレハブ仮設住宅に一人で暮らす。自宅跡地は危険区域で戻れない。
 年金で家計をやりくりする。「ローンを組めず年金でどうやって自宅を再建できるのか」。住宅建築は諦めた。
 市が太白区鹿野地区に整備する災害公営住宅に入居するつもりだが、「毎月家賃を払えば、年金はほとんど残らない」。男性は生活への不安にさいなまれる。
 市西部の青葉区折立地区も地滑り被害を受けた。集団移転はせず、国事業による復旧工事で現地再建を目指す。市は78年の宮城県沖地震でほとんど被害がなかったことに加え、住民の意向を踏まえて方針を決めた。
 「体が常に揺れている感じで、ずっと頭痛が続く」。折立5丁目に住む主婦庄子敏子さん(68)は今も傾いた家に暮らし、健康被害に苦しむ。
 地区の復旧工事は来年3月に完了予定だが、大雨や余震のたびに恐怖に駆られる。復興特需による資材高騰と人手不足で「ちゃんと復旧工事や自宅の修繕はできるのか」と懸念する。
 長年住んだ土地への愛着もあって「残る」と決めた。それでも「その判断は正しかったのか」と今も自問する。

<地域分断の危機>
 約140世帯が暮らした地区は約20世帯にまで減り、更地が目立つ。70年代に造成された地区は、震災前から高齢化が進んでいた。
 「残りたいと言っていた人たちも、次々と去っていった」。自宅が再建できたとしても、地域コミュニティーの将来像を見通せない。
 「果たしてどれだけの人が戻ってくるのか。せっかく税金を使って復旧できても更地ばかりでは、街づくりはどうなるの」と庄子さんは嘆く。
 震災から2年5カ月となる11日が、ちょうど仙台市長選の投票日。被災地のコミュニティーは分断の危機にひんし、時の経過とともに被災者のニーズも移ろう。次期市政のかじ取り役は重責を負うことになる。

2753二階席:2013/08/11(日) 20:03:08
仙台市長選、奥山氏当確。

2754チバQ:2013/08/12(月) 19:32:59
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130811t11030.htm
仙台市長選 奥山氏が再選 新人角野氏に12万票差

当選を決め、支持者から万歳の祝福を受ける奥山さん=11日午後8時ごろ、仙台市若林区の選挙事務所


 任期満了に伴う仙台市長選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の奥山恵美子氏(62)が、無所属新人で共産党宮城県委員の角野達也氏(54)=共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。投票率は過去最低の30・11%だった。
 奥山氏は「仙台の復興が被災地全体の復興につながるよう、頑張りたい」と2期目の意気込みを語った。
 選挙戦で奥山氏は、復興事業の着実な進展に加え、起業支援の強化などを公約に掲げた。市議会(定数55)の自民、民主、公明、社民各党系5会派の43人のほか、地元選出の自民党国会議員らの支援も受け、選挙戦を優位に進めた。
 共産党系の市民団体が擁立した角野氏は、被災者向け医療費減免措置の復活などを中心に訴えた。共産党市議団の7人や党国会議員らが全面支援したが、広がりを欠いた。
 当日の有権者数は84万667人。

<おくやま・えみこ>東北大経済学部卒。75年仙台市役所入り。女性企画課長、市民局次長、教育長を経て、07年から副市長。09年3月辞職。同年7月の市長選で初当選した。秋田市出身。62歳。

◇仙台市長選開票結果(選管最終) 
当183,735 奥山恵美子 無現(2)
  62,178 角野達也 無新 
 


2013年08月11日日曜日

2755チバQ:2013/08/14(水) 12:37:24
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130814t11009.htm
宮城知事選告示まで2ヵ月 村井氏、3選へ周到?

仙台市長選で奥山氏の応援演説をする村井氏=8日午後5時30分ごろ、仙台市太白区長町7丁目


 任期満了に伴う宮城県知事選(10月10日告示、27日投票)は告示まで2カ月を切った。立候補を表明した人はまだおらず、当面の焦点は自民党県議出身で2期目の現職村井嘉浩氏(52)の動向に絞られる。村井氏は東日本大震災からの復興関連の大型事業に力を入れ、3選への意欲をにじませる。ほかの政党に具体的な動きはなく、共産党が候補擁立方針を示しただけ。戦いの構図はまだ見えない。

<仙台市長を応援>
 「お盆休み中に思索にふけりたい。出るならば準備をしなければならないし、出ないならば、自分の考えを理解する人に出てもらうよう働き掛けなければならない」
 村井氏は5日の定例記者会見で知事選への対応を問われ、こうけむに巻いた。
 「県議会9月定例会までに対応を決めたい」と説明。状況は、9月定例会で再選を目指す意思を表明した前回(2009年)と似通う。
 3選への布石とみられる手も着々と打つ。
 村井氏は8日、仙台市長選に立候補した現職の奥山恵美子氏(62)への応援演説で仙台市太白区の街頭に立った。宮城県知事が同市長選立候補者への支持を街頭で呼び掛けたのは21年ぶり。奥山氏は投開票された11日、再選を果たした。
 自民党県議は「仙台市長との良好な関係はアピールになる」と知事選をにらんだ用意周到な行動とみる。

<復興施策けん引>
 数年はかかる復興関連の重点施策の取り組みにも拍車が掛かる。
 2日、上京した村井知事は、福島第1原発事故対応の要望活動などの合間に、東京のJR貨物本社に幹部を訪ねた。
 宮城野原公園総合運動場(仙台市宮城野区)一帯を広域防災拠点として整備する構想では、運動場に隣接する同社の仙台貨物ターミナル駅の移転が実現の鍵を握る。訪問は異動で代わった幹部へのあいさつが目的。構想実現へ関係づくりの先頭に立つ。
 村井氏は後援会の会合などで復興に懸ける強い思いを常々語ってきた。後援会幹部は「復興の途上で知事を辞めることはない」と推し量る。

<民主支援観測も>
 村井氏が立候補する際は前回と同じく県民党を掲げ、政党の推薦は受けないと想定される。この場合、自民、公明両党は勝手連的な支援に回るとみられる。
 民主党は前回、政権交代直後の余勢を駆って対立候補を擁立したが、47万票差をつけられ敗北。震災を経て政権から陥落し、7月の参院選でも惨敗した。
 民主党宮城県連は党勢立て直しが優先課題。知事選については「政党の理屈より(村井知事の)仕事ぶりを検討して決めたい」(安住淳県連代表)と慎重だ。関係者の間では「村井氏支援」の可能性もささやかれ始めた。
 前回も推薦候補を立てた共産党県委員会は、2月に候補擁立の方針を決めた。県労連などとつくる市民団体を中心に、選挙態勢づくりと候補者の人選を進めている。
 中島康博委員長は「村井知事は福祉を切り捨て、被災者の意に沿わない復興を進めている」と対決姿勢を鮮明にする。


2013年08月14日水曜日

2756チバQ:2013/08/15(木) 23:40:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130815t11022.htm
宮城・大郷町長選、一騎打ちへ 前町長田中氏が出馬表明

田中学氏


 任期満了に伴う宮城県大郷町長選(20日告示、25日投票)で、前町長の会社役員田中学氏(67)が14日、立候補を表明した。同町長選には現職の赤間正幸氏(63)も出馬を表明しており、一騎打ちが濃厚になった。
 田中氏は立候補を要請していた町民有志の団体「大郷町再起の会」代表を訪ね「要請の内容を十分理解させてもらった。力を合わせて新しい大郷づくりに突き進むことを誓う」と述べた。
 公約には6次産業化による農業振興や、牧場跡地を自然と触れ合う「癒やしの里」に再整備して仙台圏との交流人口を増やすことなどを掲げた。現町政に対しては「あまりに慎重。事業を手掛けていない」と批判した。
 田中氏は大郷町出身。宮城農高中退。町議などを経て1997年から町長を3期務め、2009年の前回町長選で落選した。同町の第三セクター「おおさと地域振興公社」の補助金不正受給事件で、11年7月に仙台地裁で懲役1年2月、執行猶予3年の判決を言い渡され、現在は執行猶予中。


2013年08月15日木曜日

2757チバQ:2013/08/22(木) 23:00:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000078-jij-pol
人口最多の村が市昇格=岩手県
時事通信 8月22日(木)16時41分配信

 総務省は22日、2014年1月1日付で岩手県滝沢村が「滝沢市」に昇格すると発表した。同村の人口は12年3月末時点で5万4184人と、全国の町村で最多。市制移行により、福祉事務所の設置が義務付けられる。
 また、栃木県岩舟町が14年4月5日付で、市町村合併により同県栃木市に編入されると公表。この結果、全国の市町村数は14年4月5日時点で1718(790市、745町、183村)になる。

2758チバQ:2013/08/24(土) 01:03:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130823ddlk07010193000c.html

選挙:福島市長選 元環境省所長、出馬へ 小林氏表明「除染の迅速化図る」 /福島

毎日新聞 2013年08月23日 地方版


 12月7日の任期満了に伴う福島市長選について、元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)が22日、県庁で記者会見し、立候補を表明した。国家公務員としての経験を生かしつつ、「市民とのコミュニケーションを通じて除染の迅速化を図る」と意欲を語った。

 小林氏は今年7月に同省を退職。福島市内に住み、「退路を断って復興にあたる」と決意を強調。政策面では、再生可能エネルギーの拡大を掲げ、「公害で苦しんだ水俣や北九州は環境都市と言われるようになり、行政と民間企業が一体となればプラスのイメージに変えられる」と訴えた。

 同市長選では、4選を目指す現職の瀬戸孝則氏(66)が出馬を表明している。【深津誠】

2759チバQ:2013/08/24(土) 10:38:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130824t51028.htm
村山市長選あす告示

 任期満了に伴う山形県村山市長選は25日告示される。ともに無所属で、3選を目指す現職の佐藤清氏(69)、新人の元市職員志布隆夫氏(62)=自民推薦=が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。
 佐藤氏は市政の継続により、にぎわいのある街づくりの推進を訴える。志布氏は現市政には危機感がないと強調、雪害対策強化を公約に掲げる。
 投票は9月1日に行われ、即日開票される。7月21日現在の有権者数は2万2246人。


2013年08月24日土曜日

2760チバQ:2013/08/26(月) 19:59:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130826ddlk06010004000c.html
選挙:村山市長選 告示 現新の一騎打ち 人口減少、争点に /山形
毎日新聞 2013年08月26日 地方版

 任期満了に伴う村山市長選が25日告示された。無所属新人で元市福祉事務所長の志布(しふ)隆夫氏(62)=自民党村山市支部推薦=と、無所属現職で3選を目指す佐藤清氏(69)が立候補を届け出た。前回選でも戦った2氏による一騎打ちの構図となった。人口減少化が進む中でのまちづくりのあり方を争点に7日間の選挙戦が始まった。

 投票は9月1日の午前7時から午後8時まで市内23カ所で。午後9時から村山武道館で開票される。期日前投票は26日から31日まで実施。市役所西棟1階の市選管事務室で午前8時半から午後8時まで受け付ける。24日現在の選挙人名簿登録者数は2万2153人(男1万611人、女1万1542人)。【安藤龍朗】

 ◇「市の再生を話し合おう」−−志布氏
 志布候補は午前9時20分ごろ、村山市楯岡五日町の村山太神宮前で第一声。「村山市の衰えが私には分かる。子や孫が暮らすには非常に心配がある。何とかしないといけないという思いで立候補した」と切り出した。

 志布候補は人口減少について「危機的状況。下手すれば、村山市は『村山村』になる」と切迫感を示した。その上で、夢と希望のあるまちづくりの必要性を説き、「皆さんと話し合わなければ、市の将来はない。皆さんの力で村山市を再生しよう」と訴えた。

 出陣式には自民の鈴木憲和衆院議員や大沼瑞穂参院議員、地元市議らも出席。児玉太県議は「志布候補が当選すれば国、県、市の太いパイプができる。支援の輪を広げてほしい」と支持を求めた。

 ◇「市民協働でまちづくり」−−佐藤氏
 佐藤候補は午前9時ごろ、村山市楯岡荒町2の県立楯岡高校前で第一声を上げ、「村山市政の主人公は市民の皆さんだ。市民との約束は必ず守る。皆さんとの信頼関係を大切に協働のまちづくりを進めてきた」と聴衆に呼びかけた。

 佐藤候補は2010年に開館した市総合文化複合施設「甑葉(しょうよう)プラザ」を中心にした市街地の活性化や、福祉施策の充実、東北中央道のインターチェンジ誘致など、市政を担った2期8年の実績を強調し、支持を訴えた。

 出陣式には支援する市議らも出席し、佐藤候補は「1週間の厳しい選挙戦が始まったが、多くの人が集まり元気100倍だ。勝ち抜いて、皆さんとまちづくりを進めていきたい」と語った。

==============

志布隆夫(しふ・たかお) 62 無新

 [元]市福祉事務所長[歴]市選管事務局長・保健課長・財務課長・総務課長▽中大

佐藤清(さとう・きよし) 69 無現(2)

 市長[歴]日本電信電話公社職員▽市議6期▽北村山広域行政事務組合管理者▽山形商高

.

2761チバQ:2013/08/26(月) 20:39:55
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130825ddlk06070018000c.html
最上川:庁舎問題と市長選 /山形
毎日新聞 2013年08月25日 地方版

 酒田市の新庁舎計画が難航している。東日本大震災で労務費や資材費が高騰し入札を2度行ったが落札しなかった。3度目の入札を前に酒田市は議会側に7・3億円増の62・3億円の予算案を説明した。議会協議会では各会派代表者が意見を述べたが、計画をそのまま進めることに疑問の声が上がった。

 ふと昨年10月の酒田市長選を思い出した。

 自民党の全面支援を受ける本間正巳副市長(当時)と「草の根」で臨む和嶋未希・元民主党衆院議員の新人同士の一騎打ち。選挙では「市民との合意形成」の象徴として、新庁舎計画が一つの争点になった。本間氏は現行計画の推進を、和嶋氏は見直しを訴えた。本間氏が勝ったのだが、票差は3572票の小差だった。酒田市は政争の激しい土地柄で、幾多の市長選は市を二分してきた。本間氏は「融和」を掲げ当選したが、この票差は市民がもろ手を上げて本間市政を歓迎していないことの証しでもあった。

 あの市長選からまもなく1年。震災という外的要因で難航する市庁舎問題は、「合意形成の仕方はあれでよかったのか」を再び問いかけているようでならない。「融和」は進んでいるだろうか。【佐藤伸】

2762チバQ:2013/08/27(火) 21:36:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20130826-OYT8T01454.htm
人口減少に歯止めを 村山市長選争点に

 9月1日の投開票に向けて市長選が始まった村山市。2010年に国から過疎地域に指定され、人口減少に歯止めをかけられるどうかが、最大の課題となっている。(吉岡みゆき)

 「工場誘致や都市計画が進んだ隣の東根市は勝ち組。村山市は負け組だ」

 市商工会の幹部はため息をつく。工業統計の「粗付加価値額」(製造品出荷額から原材料費などを引いた額)で両市を比べると、1979年は村山市約84億円、東根市約173億円と約2倍の開きだったが、2010年には村山市約161億円、東根市約1044億円と約6・5倍に広がった。

 東根市は、山形空港や東北中央道東根インターチェンジ(IC)などの交通インフラを生かし、東根大森工業団地などが発展して雇用が増大。商業施設が多く、子育て支援の充実なども「暮らしやすさ」につながり、人口は県内の市町村で唯一、1977年から増加を続けている。

 一方の村山市は、60年に約3万9000人だった人口が、今月には2万5608人にまで減少している。4月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した2040年の推計人口では、1万7717人にまで落ち込むとされた。

 こうした中、期待を集めるのが、JR村山駅の「駅西開発」だ。駅から徒歩3分の国道13号沿いの農地4・8ヘクタールに、大型スーパーを中核にドラッグストア、衣料品店などの複合商業施設が、15年に開業する予定。市も来年までの4年間に約6億5000万円を投じ、道路や下水道の整備を行う。さらに周辺の宅地分譲も後押しする考えだ。

 17年以降の東北中央道の供用開始を見据え、村山北IC(仮称)近くの金谷工業団地を拡張する構想も動き出している。

 同団地は1980年に分譲を開始し、約19ヘクタールの敷地とその周辺に現在、23社が進出している。大型商用車用ブレーキ機器を製造する工場など、機械金属加工業が主力の市内最大の工場集積地。ICから1、2分と立地が良いことから、構想では、規模を6・6ヘクタール拡張して新たな企業を誘致。雇用拡大、若者定住への起爆剤にしたい考えだ。

 ただ、県外も含めた企業誘致の自治体間競争は激しく、売れ残りのリスクも抱える。拡張に必要な資金を既存企業の支援に回すべきだとの意見もある。市の将来に向けた大きな一手となるだけに、市民の判断が注目される。

(2013年8月27日 読売新聞)

2763チバQ:2013/08/27(火) 21:38:23
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/TKY201308250171.html
山形・村山市長選に2氏立候補
第一声に臨む志布候補(右)、佐藤候補(左)

[PR]

 村山市長選が25日告示され、新顔で元市職員志布隆夫氏(62)と現職で3選を目指す佐藤清氏(69)の2人が、いずれも無所属で立候補を届け出た。志布氏はハローワーク村山の近くで、佐藤氏は県立楯岡高校の近くでそれぞれ第一声をあげ、支持を呼びかけた。

 村山市は人口減が続いており、両氏は子育て支援や産業振興、豪雪対策、中心市街地の活性化などを訴える。前回も立候補した志布氏は自民党村山市支部の推薦を受け、同党国会議員らも連携している。連合山形の推薦を受ける佐藤氏は2期8年の実績を強調する。

 投票は9月1日午前7時〜午後8時に市内23カ所であり、同日夜に即日開票される。8月24日現在の有権者数は2万2153人。

■志布隆夫氏の第一声

 市民、国会議員、県議、市議と、本当に多くの方々から応援をいただいていますが、これも皆さまがいまの村山市に不安があり、不満があるからです。直さなければならないこと、計画しなければならないことが山のようにあり、それらを一つずつ順位を決めてやらなければ市の将来はありません。下手をすると村山村になってしまう。いろいろなことをやりたいが、一つだけあげると雪対策です。冬の暮らしが大変な雪問題を第一にやっつけたい。今日を村山市が前に向かって進み始めたぞと言われる市再生の1日目にしたい。

■佐藤清氏の第一声

 村山市政の主人公は市民の皆さんです。これを忘れないで、市民の皆さんとの約束を必ず守り、信頼関係を大切にし、協同の町づくりを進めてきた。学習と交流の拠点施設「甑葉(しょうよう)プラザ」を中心に、にぎわいを作った。親子交流や市民の皆さんの趣味の発表の場になっている。徳内まつりは山形を代表する祭りに育った。

 子育てでは、外来医療費を小学校6年まで無料にした。今度は中学校3年まで無料にする。東北中央道の追加インターチェンジを増やすことに政治生命をかけて取り組んできた。

2764チバQ:2013/08/29(木) 21:37:54
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130829t11034.htm
仙台市議会の自民系会派、大同団結? 参院選圧勝受け協議へ
 仙台市議会で、ともに自民党系の最大会派「自民党・仙台」(12人)と第3会派「復興仙台」(9人)が28日、統一会派結成に向けて協議を始める方針を固めた。与党を担う国政とのパイプを広げ、市に対する政策提言力を高める狙いがある。だが、選挙区事情などの思惑が複雑に絡み、実現するかどうかは不透明だ。
 党仙台市連が26日、両会派に合流を要請した。自民党・仙台から「時期尚早」との声が上がり、9月定例会(3日開会)前の結成は見送られたものの、1人会派の「自由民主党」も含め、協議を続けていくことで合意した。
 自民党系市議は政令市移行後、選挙地盤の重なりや歴代市長との距離感の違いなどを理由に、2〜3会派に分かれてきた。先の参院選で自民党が圧勝し、11日投開票の市長選では再選した奥山恵美子市長を両会派がそろって支援したことで合流の機運が高まった。
 復興仙台の幹事長でもある岡部恒司市連会長は「議会の存在感を示すためにも大同団結が必要だ」と意義を強調する。
 ただ、今月中に結論が出なかったため、9月定例会で予定される議長選に両会派がそれぞれ独自候補を擁立することが決まっており、しこりが残る可能性もある。
 自民党・仙台のベテラン議員は「両会派の意識の共有には時間がかかる」と話した。
 議会事務局によると、政令市のほとんどの議会で自民党系会派は一本化している。


2013年08月29日木曜日

2765チバQ:2013/08/31(土) 13:56:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130829ddlk07010142000c.html

33万都市の再生:’13いわき市長選/上 避難者との共生 あつれき解消手探り /福島

毎日新聞 2013年08月29日 地方版


 ◇交流深め地域と絆も

 「おはよう。夏休み楽しかった?」。県内小中高校の大半が始業式を迎えた26日、いわき市好間町の仮設住宅に住む派遣社員の佐藤夕佑子さん(43)は、同じ仮設の母親と黄色い旗を持って通学路に立ち、子どもたちが事故に遭わないよう誘導した。

 会社員の夫(45)と義母(70)、小・中・高校生の1男2女との穏やかな富岡町での暮らしは福島第1原発事故で暗転。大玉村の避難所に身を寄せたものの、子どもが転校先になじめない。2011年7月にいわき市の仮設住宅に入っても「先が見えない。何をしていいか分からない」。後ろ指さされるようで、外出もままならない日々だった。

 原発事故後、双葉郡から計2万4000人(1万世帯余り)が避難した同市。昨春以降、税負担の公平性や病院・道路の混雑、ごみ出しなどのマナーを巡る市民からの苦情が市に400件余り寄せられるなど、摩擦が表面化した。

 市役所などに「被災者帰れ」の落書きがされた昨年末、佐藤さんの暮らす仮設住宅では大きな変化があった。いわき中央署員の橋渡しで、地元自治会と合同の「パトロール隊」が結成され、交流が始まった。常磐道いわき中央インターに向かう通勤車の抜け道になった住宅前で毎朝、佐藤さんは地元の子どもたちを誘導するようになり、県警は横断歩道を付けた。校庭や通学路で黙々と草刈りをする夫はPTA副会長に推され、地域とのつながりが深まった。

 今月、佐藤さん夫妻は校区内の民家を購入し、大玉村の仮設住宅に暮らす義母を迎える準備を始めた。季節の花が咲き、野山に山菜、海には魚があふれ、盆正月に親類縁者が集まった故郷は帰還困難区域になり、いつ帰れるか分からない。「いわきで故郷を作り直す。地域の人と絆を深めながら、家族一緒に」と思うようになった。

 先月までにまとまった、双葉郡の人々が同市に長年暮らす町外コミュニティー(仮の町)建設計画。税負担の公平性については国が交付金増額を決めてひとまず決着したが、建設用地の確保はこれから。避難者と受け入れ側とのあつれきなどの解消策を探る、国・県主催の「コミュニティ研究会」には双葉郡などの避難自治体に加え、いわき市など受け入れ側も加わる。共生に向けた議論は始まったばかりだ。

     ◇
 震災の被災地であり、原発事故の避難者を受け入れている人口33万のいわき市。今後4年間のかじ取り役を決めるいわき市長選(9月1日告示、8日投開票)は、「仮の町」を含む復旧・復興策が最大の争点だ。市の再生に向けた課題を現場から考える。

2766チバQ:2013/08/31(土) 13:56:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130830ddlk07010066000c.html

33万都市の再生:’13いわき市長選/中 子育てに安全な環境 消えぬ健康への不安 /福島

毎日新聞 2013年08月30日 地方版


 ◇母ら要望に市対応鈍く

 「『いわきは安全なので、戻って良い』と言われても、不安は解消されないままです」。岡山市に今春、長男(5)を連れて自主避難したいわき市勿来町の脇坂葉子さん(36)は、孤立感を深める母親の心境を吐露した。

 市域の大半が福島第1原発30キロ以南のいわき市。原発事故後は放射線量が一時的に毎時23・72マイクロシーベルトを記録するなどし、市は30キロ圏内の地区に屋内待避や自主避難を要請。その後、風向きが変わったため、現在は0・1マイクロシーベルト以下の地域が多い。だが、市外に避難する市民は7567人(3463世帯)に上る。昨年1、2月の市のアンケート(1480世帯が回答)では、約6割は「将来いわきに戻ることを検討している」と答えたものの、課題として8割近くが「放射線による健康不安解消」「原発事故収束」を挙げた。

 2011年3月15日、団体職員の夫(44)と離れ、長男と千葉県船橋市に避難した脇坂さんは同月末、「小中学校が始まる」という知らせに自宅に戻った。だが、自分で除染しても庭の線量は下がらない。自治体の支援策が次々に打ち切られた今春、岡山への自主避難を決めたのは「原発は落ち着かない。息子が大好きな土いじりを思い切りできるのは今だけ」という理由からだ。

 いわきは子育てに安全なのか−−。母親らの間では事故当時、放射性ヨウ素が大量放出されたことによる、初期被ばくへの不安が根強い。市は、独自備蓄した安定ヨウ素剤を妊産婦や40歳以下の市民に配布したが、「国や県に基準がなかった」(いわき市)こともあり対応が遅れた。経済的理由などで市内で暮らす母親ら40人でつくる「こどもの環境守り隊」は今春から、子どもたちが遊ぶ公園や通学路など二十数カ所で土壌を独自測定し、線量の低くない場所に子どもが近づかないよう看板やロープの設置などを求めるが、市の対応は鈍いのが現状だ。

 守り隊のメンバーで、小学6年〜大学生の3人の子を持つ千葉由美さん(44)は「『いわきは大丈夫』という市の対応が、『放射線に神経質な母親』というイメージにつながっていると感じる。被ばくのリスクから子どもを守るため行政に思いを届け続けたい」。千葉さんらは30日、市長選について語り合うカフェを開く予定だ。

2767チバQ:2013/08/31(土) 13:57:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130831ddlk07010194000c.html

33万都市の再生:’13いわき市長選/下 農水産業の悩み 子や孫に継がせられない /福島

毎日新聞 2013年08月31日 地方版


 ◇先の見えぬ未来に

 26日午前5時すぎ、いわき市・塩屋碕灯台の約5キロ沖。臼井紀夫さん(53)ら漁師4人を乗せた船から、長さ120メートルの網が2本投げ入れられた。約15分後に引き揚げられた網の中には、約50キロのシラスがはねていた。

 県水産試験場が魚の放射性濃度を調べるため委託されたモニタリング漁。臼井さんは「大事な資源。(調査のためだから)10キロで十分」と大半を海に返した。同市平沼ノ内の港に戻った臼井さんは、船からシラスかごを引き揚げながら「ピチピチしてたまんねえぞ」と言ったが、表情は陰ったままだった。

 福島第1原発からの汚染地下水の海洋漏出などで、9月に予定された試験操業は延期となり、再開の見通しが立たないためだ。「船を新造したばかりで、東京電力や国に言いてえことはいっぱい。市も消費者へのPRに本腰を入れてほしい」

     ◇

 沼ノ内から約50キロ西の同市三和町上三坂。巨大なたるが目印の農家レストラン「ぷろばんす亭」は今春、原発事故から2年ぶりに営業を再開した。50〜70代の「おかあちゃん」5人がとれたての自家製野菜を持ち寄り、バイキング形式で料理を提供する。「お客さんから『まだやらないの』って言われて」。5人の一人、永山千代子さん(66)は、仕込み作業に励みながら再開の理由を語った。

 「じっじやばっばも『ここに住んで良かった』と思えるまちおこし」を目指して2008年春開店したレストラン。再開後は震災前と同じ1日約20〜30組の女性グループや家族連れが訪れる。「草ボウボウの畑」で農薬・化学肥料を極力使わず、放射性物質検査を済ませた農産物を、顔と顔の見える関係で提供するからこそだ。

 だが、永山さんは「長男の嫁と孫が新潟に避難したまま。名物の春の山菜、秋のキノコが(放射性物質濃度が高く)出せない。お金にはかえられないが、明らかに実害」と肩を落とす。自慢の料理を孫たちに味わってもらえない寂しさが言葉の端々ににじんでいた。

     ◇

 市も手をこまぬいているわけではない。部局横断組織「見せます!いわき情報局 見せる課」は昨年10月以降、東京での出張販売や、首都圏の消費者らを対象に計14回のバスツアーを実施。後継者育成にも取り組む市農政水産課の担当者は「原発事故でさらに厳しい状況になった生産者をサポートしたい」と話す。

 ただ、臼井さんや永山さんが「子や孫に継がせることができない」と語るように、市民の多くは先の見えない未来に不安を抱える。市長選の立候補者たちは市民の切実な思いにどう応えるか。選挙戦は来月1日に始まる。(この連載は、中尾卓英が担当しました)

2768チバQ:2013/08/31(土) 19:13:24
>>2756
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130826t11024.htm
宮城・大郷町長に赤間氏再選 前町長田中氏に398票差




当選を決め、孫の我妻星夢君(9)から花束を受け取る赤間氏(右)=25日午後8時15分ごろ、大郷町中村



 任期満了に伴う宮城県大郷町長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の赤間正幸氏(63)が、返り咲きを目指した無所属で前町長の会社役員田中学氏(67)を398票差で破り、再選を果たした。
 午後8時すぎ、当選が伝わると、同町中村の自宅前に集まった支持者約500人から歓声が上がった。赤間氏は「未来に続く素晴らしい町になるよう努力する」と2期目に向けた決意を述べた。
 赤間氏は宅地開発や企業誘致の推進を公約に掲げた。中学3年までの医療費無料化など1期目の実績を強調するとともに「町の人口減少と少子高齢化を食い止める」と主張し、幅広く支持を集めた。
 田中氏は町長を3期12年務めた人脈を生かし、農業の6次産業化や牧場跡地への観光施設整備を進めると訴えたが、伸び悩んだ。町長時代に計画し中止となった観光施設をめぐる第三セクター「おおさと地域振興公社」による補助金不正受給事件で有罪判決を受け、執行猶予中だったことも逆風となった。
 当日の有権者は7361人。投票率は79.04%で、前回を4.9ポイント下回った。

◎人口減対策、指導力が鍵

 【解説】現職の赤間正幸氏(63)が前町長との一騎打ちを制して再選した大郷町長選は、目立った失敗のない現町政の継続を有権者が選択したと言える。
 赤間氏は昨年12月の立候補表明以降、町内の農商工団体の協力を取り付けるなど着々と準備を進めた。無投票当選が濃厚との見方が告示直前に一転したものの、対抗馬登場を警戒し、組織引き締めを図ってきたことが奏功した。
 敗れた前町長の田中学氏(67)は、出馬表明からわずか6日で告示を迎え体制づくりが遅れた。補助金不正受給事件で有罪判決を受けたことも「ボディーブローのように」(陣営幹部)効いた。
 2期目に入る赤間氏に対しては、安定した町政運営を評価する一方で、物足りなさを指摘する声もある。398票差と競った開票結果はその表れとも言え、公約に掲げた宅地開発、企業誘致による若者の定住化などで指導力を発揮できるかどうか真価が問われる。
 大郷町の人口は7月末現在で8736。ピークだった1957年(1万3455)から、半世紀余で35.1%も減った。
 同じ黒川郡の富谷町、大和町、大衡村は自動車産業集積や人口増で急速に発展している。大郷町にはトヨタ自動車関連の企業立地はなく、基幹産業の農業も振るわないのが現状だ。周囲から取り残されている印象は否めず、町トップには突破口を見いだす努力が強く求められる。
 町が建設を中止した観光施設「ファームガーデン・ワールド」の補助金返済などに絡む1億円余の負債と跡地活用も課題。赤間氏は選挙戦で積極的には触れなかったが、早急に対応方針を示す必要がある。(泉支局・酒井原雄平)

◎スポット/大郷町長に再選 赤間正幸さん/「一歩一歩、地道に前へ」

 「着実に確実に、次の世代へ」をモットーに1期目の町政運営に取り組んだ。「無理な大風呂敷は広げない。派手さはなくても一歩一歩、地道に町民の幸せに結びつく政治をしたい」と2期目への意気込みを語る。
 その姿勢は1期目に実施した施策に表れている。中学3年までの医療費無料化、小学校統合、シルバー人材センター設立、物産館改築など、町民の生活に密着した実現性が高い事業を進めた。
 若者の流出を防ごうと企業誘致にも奔走する。県の誘致担当部署に職員を派遣。「自動車産業に限らず視野を広くし、大小問わず探したい。正直、えり好みする余裕はない」と自覚する。
 町議を通算6期務め、議長も経験した。もともとは農家生まれ。基幹産業の農業への思い入れは強い。「環太平洋連携協定(TPP)で農家は苦境に陥ると予想される。町としても支援措置を講じたい」と強調する。
 座右の銘は積極果敢。「とにかく前へ。進むことで開ける道もある」と話す。大郷町中村の自宅で母(89)と2人暮らし。長男(39)と長女(37)は独立した。

<あかま・まさゆき>1949年9月16日、大郷町生まれ。黒川高卒。87年から町議を通算6期務め、2009年の町長選で初当選。63歳。

<大郷町長選開票結果(選管最終)>
当 3,073 赤間正幸 無現(2)
  2,675 田中学  無前


2013年08月26日月曜日

2769チバQ:2013/08/31(土) 19:19:50
>>680>>685
>>2760>>2763
現職:民主・連合系
新人:自公系
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130831ddlk06010004000c.html

選挙:村山市長選 あす投票 現新2氏が激しい舌戦 /山形

毎日新聞 2013年08月31日 地方版


 任期満了に伴う村山市長選は9月1日に投開票される。無所属新人で元市福祉事務所長の志布(しふ)隆夫氏(62)と、無所属現職の佐藤清氏(69)が立候補し、激しい舌戦を繰り広げている。

 志布氏は自民党村山市支部が推薦。告示後の27日に公明党村山支部も推薦を決めた。衆院選、参院選で勝利した自公政権への支持を背景に、鈴木憲和衆院議員、大沼瑞穂参院議員も応援に入り、「国とのパイプ」を強調する。公約には、保育料の半額補助、除排雪対策の充実を掲げ、人口減少が進む現状を踏まえた新しい市の将来像の必要性を訴える。

 3選を目指す佐藤氏は、JR村山駅西開発整備の推進や企業誘致の促進、子育て支援の強化を訴える。「市民党」を掲げ政党推薦はないが、推薦した連合山形が運動を後押しする。前回選で志布氏に1735票差まで迫られ、今回も陣営の危機感は強い。東北中央道のインターチェンジの誘致成功など2期8年の実績を強調し、支持固めを進めている。

 投票は午前7時から午後8時まで市内23カ所で。午後9時から村山武道館で開票される。

 24日現在の選挙人名簿登録者数は2万2153人(男1万611人、女1万1542人)。【安藤龍朗】

==============

 ◇村山市長選立候補者(届け出順)

志布隆夫(しふ・たかお) 62 無新

 [元]市福祉事務所長[歴]市選管事務局長・保健課長・財務課長・総務課長▽中大

佐藤清(さとう・きよし) 69 無現(2)

 市長[歴]日本電信電話公社職員▽市議6期▽北村山広域行政事務組合管理者▽山形商高

2770チバQ:2013/08/31(土) 19:27:15
>>2714とか
自民系現職  ・・・維新が推薦
自民系県議
元民主党代議士 12年衆院選維新から出馬

http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1308310700003.html
2013年8月31日
現新3氏の争いか/いわき市長選、あす告示[PR]

 いわき市長選は9月1日、告示される。現職で再選を目指す渡辺敬夫氏(67)=維新、公明推薦=、新顔で元衆院議員の宇佐美登氏(46)、新顔で前県議の清水敏男氏(50)の3人がいずれも無所属で立候補を表明している。現市政の継続か、刷新かが最大の争点だ。


 震災から2年半を迎える中、被災者の生活再建などを中心とした復興策に加え、雇用、子育て支援や医療体制を巡り、有権者が今の市政をどう評価するかが問われる。


 渡辺氏は「復興計画を立案した首長として、いわきの復興を実現する責任がある」と述べた。1期4年の実績を強調しながら、「復興を止めるな」と市政の継続をアピール。「震災前にも増して活力に満ちあふれたいわきを創造する」と訴える。


 宇佐美氏は「震災後のいわきを覆う閉塞(へいそく)感を打破し、未来に安心と希


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130830-OYT8T01441.htm
いわき市長選、3氏出馬予定 9月1日告示

Tweet


ヘルプ
.
 いわき市長選は9月1日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す現職の渡辺敬夫(67)、元県議で新人の清水敏男(50)、元衆院議員で新人の宇佐美登(46)の3氏。いずれも無所属で、東日本大震災からの復旧・復興や被災者の生活再建、地域医療・福祉の充実などを争点に前哨戦を繰り広げている。投票日は9月8日で即日開票される。

 渡辺氏は「復興を止めるな!」をキャッチフレーズに市政の継続を訴える。災害公営住宅や震災復興土地区画整理事業などを進めてきた実績を強調。新病院の早期建設や新エネルギー活用のまちづくりなどを政策に掲げる。公明党いわき総支部、日本維新の会県総支部の推薦を受ける。

 県議を辞職して出馬する清水氏は「生まれ育ったふるさとを良くしたい!」と、医療や雇用、住居の問題解消に最優先に取り組む姿勢を見せる。医師不足の解消や観光・サービス産業の活性化、市民の住環境の整備などを公約に掲げている。地元の常磐地区を中心に支持拡大を図る。

 宇佐美氏は「変えよう、いわき!」を掲げて、市政の刷新をアピールする。総合磐城共立病院の運営を見直すことや、救急医療体制を充実させること、県外企業の誘致、地域産業の育成などの実現を訴える。6月の出馬表明後、街頭演説などをこなして幅広く支持を呼びかけている。

(2013年8月31日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130830ddlk07010075000c.html

選挙:いわき市長選 現職の渡辺氏の推薦、維新が決定 /福島

毎日新聞 2013年08月30日 地方版


 日本維新の会県総支部は29日、9月1日告示、8日投開票のいわき市長選に立候補予定の現職、渡辺敬夫氏(67)の推薦を決めたと発表した。同党が県内の地方選挙で候補者を推薦するのは初めて。

 県庁で記者会見した同党の小熊慎司衆院議員は「行政改革の推進など、方向性の面で我々が目指すものと合致している」と推薦理由を語った。

 同市長選をめぐっては、渡辺氏のほか、元衆院議員で新人の宇佐美登氏(46)と元県議で新人の清水敏男氏(50)も立候補の準備を進めている。【塚本恒】

2771チバQ:2013/08/31(土) 19:39:10

>>764更新
=いわき市長選構図=
01年≪北の当選≫
四家啓助=現職   平 坂本剛二、吉野正芳 太田豊秋、岩城光英   →当選
鈴木久 =元社会党代議士、現民主党代議士(比例下位)、永山茂雄県議
溝口民子=共産

05年≪南の当選≫
四家啓助=現職   平 坂本剛二
吉田弘 =自民県議 政調会長 小名浜←断念
小野民平=自民県議 ←健康問題で断念
櫛田一男=自民県議 小名浜、小野断念に伴い出馬、前市長の岩城光英参院議員(福島選挙区)・吉野衆院議員  →当選


09年≪北の当選≫
櫛田一男=現職 小名浜 岩城光英、自民いわき市区選出の県議3人全員(青木稔、斉藤健吉、清水敏男)自民党系市議9人、吉田泉衆院議員、民主、社民両党と政策協定
渡辺敬夫=自民県議、県議団長、平、自民党系市議22人のうち13人、佐藤健一県議(民主系)

13年
渡辺敬夫=現職
清水敏男=県議
宇佐美登=元民主党代議士 12年衆院選維新から出馬

2772チバQ:2013/09/01(日) 22:30:20
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1308290700003.html
2013年8月29日
現場から〈上〉いわき市長選を前に
為朝集落を案内する折笠茂子さんは「前を向かなければ」と話した=いわき市遠野町

 ●被災して「政治は遠い」

いわき市の中心部から西に約25キロ、山間部に広がる遠野町の為朝(ためとも)集落。14世帯40人ほどが暮らす静かな山里だ。平安時代末期の武将源為朝をまつった神社があり、こう呼ばれている。

 農家の折笠茂子さん(57)は、集落の人たちが管理している簡易水道の新しい施設を案内しながらつぶやいた。「政治は、私たちの暮らしから遠いなあ」

 ○巨大余震で一変

 2011年3月11日の震災直後、集落の人たちは津波被災者や原発事故の避難者支援に奔走した。「困ったときはお互い様だから」

 ハウスの野菜や水を車に積んで市内各地の高齢者施設に配って回った。被災者を車に乗せて町に招き、熱いお風呂に入ってもらった。「お風呂上がりに、畳の部屋で温かいお茶を出したら、涙を流して喜んでくれていました」

 それが1カ月後に一変する。4月11日、市は震度6弱の巨大余震に襲われた。集落は震源地に近い。家々は大きく被災、簡易水道の水源がかれてしまった。

 「水道から水が出ない」。集落に動揺が走った。「でも市の給水車は来なかった」と折笠さんはいう。「市が管理する上水道の給水区域外だから」というのが市の言い分だった。

 市はペットボトルの飲料水を支給した。生活用水を得るため、住民は水道が使える市の支所などをタンクを積んだ車で往復。2時間かけて家々に運び込んだ。

 集落は隣の地区から水を引く計画を立てた。市からの補助金を差し引いても、諸経費を含めた1千万円は集落の負担だ。1世帯あたり約70万円。折笠さんは「余震で被災した世帯は家の修理費が必要で、とても厳しい」という。

 「為朝集落が消えてしまう」。危機感を募らせた折笠さんたちは各地で支援を訴えた。窮状を知った市出身の有志らが応援団を結成、インターネットで協力を呼びかけた。浄財が集まり簡易水道は昨年12月までに本格的に稼働した。


 ○「忘れられそう」

 沿岸部などでは災害公営住宅の建設や防潮堤整備のつち音が響き、復興が進んでいるように見える。

 「為朝に元気を」と、折笠さんたちが震災前に手がけ始めた地元産ユズのマーマレードやウメのジャムは、ネット販売などで人気を集めていた。それが原発事故後は生産が止まったまま。再開の見通しは立っていない。

 集落の簡易水道は使えるようになったが、折笠さんの心は晴れない。「為朝集落が取り残されそうになったこと、今も苦しんでいることが、忘れられてしまいそうで……」

 いわき市で災害関連死を含めて446人が犠牲となり、約9万棟の建物が損壊した震災から2年半近く。いまなお呆然(ぼうぜん)としている被災地がある。(江川慎太郎)
                   ◇

 9月1日告示のいわき市長選を前に、被災地としてのいわき市が抱える課題を、現場から考えた。

2773チバQ:2013/09/01(日) 22:31:33
↑ 中下の記事みつからず

2774チバQ:2013/09/02(月) 20:31:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130902ddlk06010122000c.html
選挙:村山市長選 志布氏が初当選 まちの活性化繰り返し訴え /山形
毎日新聞 2013年09月02日 地方版

 任期満了に伴う村山市長選は1日投開票され、無所属新人の志布(しふ)隆夫氏(62)=自民党村山市支部、公明党村山支部推薦=が、無所属現職の佐藤清氏(69)を破って初当選を果たした。当日有権者数は2万2002人(男1万538人、女1万1464人)。投票率は71・41%だった。

 当選の一報が入ると、同市楯岡十日町の選挙事務所では、詰めかけた支持者らの拍手が湧いた。志布氏は「当選は夢のようだ。やりたいことが山ほどあるが、公約の実現に向けて頑張りたい」と抱負を語った。

 前回選で1735票差の接戦だった佐藤、志布両氏が再び争う構図で、激しい選挙戦が繰り広げられた。

 志布氏は、人口減少が進むまちの活性化の必要性を繰り返し訴えた。公約には、市長報酬の50%削減、保育料の半額補助、流雪溝整備など除雪対策の充実を掲げた。自民、公明の推薦を受け、政権与党とのパイプも強調。衆院選、参院選の連勝で勢いに乗る自公への追い風が支持拡大につながった。

 3選を目指した佐藤氏は公約に中学校跡地への老人ホーム建設、JR村山駅西開発を掲げた。一方、人口減少化対策は明確でなく、不安を感じる有権者に支持を広げられなかった。【安藤龍朗】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 8584 志布隆夫 62 無新

  7014 佐藤清  69 無現

==============

 ◇村山市長略歴
志布隆夫(しふ・たかお) 62 無新(1)

 [元]市福祉事務所長[歴]市選管事務局長・保健課長・財務課長・総務課長▽中大

2775チバQ:2013/09/02(月) 20:34:27
http://yamagata-np.jp/news/201309/02/kj_2013090200025.php
志布氏初当選、危機感に市民が変革選択 村山市長選振り返って、自公の厚い支援後押し
2013年09月02日 14:31


初当選を決め万歳する志布隆夫氏(前列左から3人目)=村山市  1日に投開票が行われた村山市長選は、自民、公明の推薦を受けて2度目の挑戦となった志布隆夫氏(62)が、現職の佐藤清氏(69)を1570票差で破り、初当選を果たした。「行政の継続」を強調した現職に対し、「なんとか さんなね(しなければならない)」という分かりやすい言葉で「変革」を訴え、昨年末以降の衆院選と参院選で連勝した自民党の追い風にも乗り、圧勝した。

 歯止めがかからない人口の減少、活力を失いかけている地域経済…。かつて、北村山地域の中核都市とされた村山市の再生に向け、そのかじ取りを託す重要な市長選だった。

 市議6期、市長を2期8年務めてきた実績を前面に、さまざまな事業の継続を訴えて支持拡大を図った佐藤氏は序盤、組織力と知名度で優位に選挙を進めた。しかし、完全除排雪や保育料半額などの公約を掲げ、閉塞(へいそく)感の打破を訴えた志布氏の主張は、現市政に危機感を抱く有権者の間に共感を広げた。

 知名度では現職に及ばない志布氏を押し上げた背景には、自民、公明両党の厚い支援態勢があった。自民は鈴木憲和衆院議員、大沼瑞穂参院議員が連日のように村山市に入り、個人演説会で弁士を務めるなどした。30日には県連会長の遠藤利明衆院議員も演壇に立つなど、市長選では異例とも言える支援を展開。自公政権と直結した市政の必要性を訴えた。

 新市長が、まず取り組むべき課題の一つに人口減少対策が挙げられる。行政マンとしての経験は豊富であっても、志布氏の政治手腕は未知数。村山市再生への取り組みは待ったなしの現状にある。「国とのパイプ」を強調し、市民が抱く危機感を背景に誕生した志布市政への期待は大きい。

 今回の選挙で市議17人のうち、11人が志布氏を支援した。少数与党体制が解消され、円滑な議会運営が可能となる。行政に対するチェックという議会本来の重要な役割が健全に機能するか。議員一人一人の自覚が試されるともいえる。
(村山支社・吉見勇希)

2776チバQ:2013/09/02(月) 20:39:42
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW1309020600001.html
村山市長に志布氏
初当選を決め、喜びのあまり両手を挙げる志布氏=村山市楯岡十日町の事務所

[PR]

 ◇ 投票率最低71.41% 現職破り初当選


 村山市長選は1日投票され、即日開票の結果、新顔で無所属の元市総務課長、志布隆夫氏(62)が、3選をめざした無所属現職の佐藤清氏(69)を破り、初当選した。投票率は71・41%で過去最低だった前回の80・82%を下回った。当日有権者数は2万2002人。


 志布氏は村山市楯岡十日町の選挙事務所で支持者らと開票作業を見守った。午後10時前に当選の一報が入ると、大きな歓声と拍手がわき起こった。志布氏は「当選は夢のようです」と頭を下げ、「これからやりたいことがいっぱいあります。皆さんの生活が少しでも向上するような政治をしていきます。まずは公約の実現に向け頑張ります」と抱負を述べた。


 志布氏は自民党村山市支部と公明党村山支部の推薦を得て、遠藤利明衆院議員や鈴木憲和衆院議員、大沼瑞穂参院議員が応援弁士に立つなど自民党の追い風を受けた組織戦を展開。「下手をすると『村山村』になってしまう」と現状からの変革を訴えた志布氏を市民が支持した形だ。志布氏は市長報酬の50%削減や保育料の半額補助、豪雪対策

を進める考えだ。


 一方、佐藤氏は村山市楯岡新町2丁目の選挙事務所で、集まった支持者に「私の不徳の致すところ。候補者本人の力のなさに尽きる」と陳謝。「実績に手応えもあったが、今後は市民として市勢発展に尽くしたい」と言葉を絞り出した。


 佐藤氏は政党の推薦は受けず、後援会や連合山形が選挙戦を支えた。2期8年の実績や外来医療費の中学3年までの無料化などを訴えたが、及ばなかった。(西尾邦明)

2777チバQ:2013/09/02(月) 20:43:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130902t11029.htm
仙台市議会の議長候補に自民系2氏 6年ぶりの投票が濃厚
 仙台市議会(定数55)の正副議長選をめぐり、自民党系2会派から2氏が議長候補として浮上している。3日招集の9月定例会冒頭で実施される選挙は、3期6年ぶりの投票となることが濃厚な情勢だ。副議長候補は民主党系会派から推薦される見通し。

 最大会派「自民党・仙台」(12人)は西沢啓文氏(58)=青葉区、当選5回=を、第3会派「復興仙台」(9人)は鈴木勇治氏(62)=太白区、当選5回=を、それぞれ議長候補に推薦する。
 両会派は自民党市連からの要請を受けて、9月定例会までに統一会派を結成、議長候補を一本化する動きもあった。自民党・仙台が選挙区事情などから「合流は時期尚早」と見送ったため、復興仙台は議長候補を擁立する方針を固めた。
 副議長候補には第2会派「市民フォーラム仙台」(9人)の日下富士夫氏(61)=泉区、当選5回=が立候補する予定。
 野党の「共産党市議団」(7人)の動向も注視されたが、擁立の動きはない。常任委員会の正副委員長ポストの配分を新議長に要請する見込み。
 今回の正副議長選は11年9月に就任した佐藤正昭議長(54)=自民党・仙台、若林区、当選6回=と木村勝好副議長(62)=市民フォーラム仙台、若林区、当選6回=が任期2年の慣例で退任するため行われる。
 議長選が投票となれば、自民党系の最大会派と共産党系会派が擁立した2007年以来となる。


2013年09月02日月曜日

2778 ルブタン 通販:2013/09/03(火) 17:43:38
高品質のルブタン靴専門店--100%品質保証に送料無料
http://louboutinshop.webnode.jp ルブタン 通販

2779チバQ:2013/09/03(火) 21:25:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130903t11023.htm
仙台市議会、議長選混迷 議会二分、きょうにも投票
 3日に予定される仙台市議会(定数55)の正副議長選をめぐり、議長候補をそれぞれ擁立する自民党系2会派は2日、他会派に対する支持要請を水面下で続けた。議会を真っ二つに割る投票が予想され、直前までぎりぎりの駆け引きが展開される見通しだ。

 議長候補に名乗りを上げているのは、最大会派「自民党・仙台」(12人)の西沢啓文氏(58)=青葉区、当選5回=と、第3会派「復興仙台」(9人)の鈴木勇治氏(62)=太白区、当選5回=。与党会派の候補が対決する構図は10年ぶり。
 2日の与党5会派懇談会では、現在の正副議長が混乱を避けるため、議長選の延期を提案したものの、賛同を得られなかった。
 自民党・仙台は民主党系の第2会派「市民フォーラム仙台」(9人)と共闘体制を築き、副議長候補にフォーラム仙台の日下富士夫氏(61)=泉区、当選5回=を推す。野党の「共産党市議団」(7人)とも交渉を進める。
 復興仙台は「公明党市議団」(8人)と協調して「社民党市議団」(5人)の小山勇朗氏(65)=太白区、当選7回=の副議長選出を目指す。「みんなの党・みんなの仙台」(4人)にも支持を呼び掛ける。
 1人会派「自由民主党」の大泉鉄之助氏は、両会派から協力要請を受けている。
 議長候補を擁立する会派でも、造反する議員が出る可能性がある。他会派の各議員の動きも不透明で「投票箱を開けるまで全く結果が読めない」(与党市議)状況だ。
 2003年の議長選では、自民、公明の各党系2会派が議長候補をそれぞれ擁立。共産系会派が鍵を握り、2票差で自民系会派が議長ポストを獲得した。与党内の激しい分裂選挙はその後の議会運営に微妙な影響を与えた。
 今回の正副議長選は、11年9月就任の佐藤正昭議長(54)=自民党・仙台=と木村勝好副議長(62)=市民フォーラム仙台=が任期2年の慣例で退任するため行われる。


2013年09月03日火曜日

2780チバQ:2013/09/03(火) 21:28:08
自由民主党・仙台(12人)
市民フォーラム仙台(9人)   民主系
復興仙台(9人)        自民系
公明党仙台市議団(8人)
日本共産党仙台市議団(7人)
社民党仙台市議団(5人)
みんなの党・みんなの仙台(4人)
自由民主党(1人)

2781チバQ:2013/09/04(水) 22:33:28
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130904t11027.htm
仙台市議会議長に西沢氏 副議長に日下氏 6年ぶり投票
 仙台市議会(定数55)は3日の本会議で、新しい議長に第1会派「自民党・仙台」の西沢啓文氏(58)=青葉区、当選5回=、副議長に第2会派「市民フォーラム仙台」の日下富士夫氏(61)=泉区、当選5回=を選出した。

 正副議長選ともに与党系会派の2人ずつが争う構図となり、6年ぶりに投票が実施された。
 議長選は西沢氏が26票を獲得し、25票を集めた「復興仙台」の鈴木勇治氏(62)を1票上回った。無効票は4票あった。副議長選は日下氏が27票を確保し、25票だった「社民党市議団」の小山勇朗氏(65)を破った。
 就任あいさつで西沢氏は「歴代議長の改革の志を受け継ぎ、市民のための議会を目指す。市と一定の距離感を保ち、議会を運営する」と述べた。
 正副議長選は前議長の佐藤正昭氏(54)、前副議長の木村勝好氏(62)が任期2年の慣例により辞任したため行われた。
 本会議では任期満了に伴い、議会運営、常任、調査特別の各委員会委員も改選した。各正副委員長は次の通り。(委員長、副委員長の順。敬称略)
 【議会運営委員会】岡本章子、加藤和彦
 【常任委員会】総務財政 菅原健、渡辺敬信▽市民教育 跡部薫、佐藤和子▽健康福祉 相沢和紀、佐々木真由美▽経済環境 小野寺健、屋代美香▽都市整備 岡本章子、高見紀子
 【調査特別委員会】東西線・まちづくり促進 斎藤範夫、佐藤わか子▽地域経済活性化 舩山由美、菅原健▽エネルギー政策 高橋次男、相沢和紀▽防災・減災推進 安孫子雅浩、花木則彰▽次世代育成 橋本啓一、鈴木広康

◎与党会派、対立は決定的

 仙台市議会(定数55)の正副議長選は表面上、第1会派から議長、第2会派から副議長が選ばれる「議会の常道」の結果に収まった。だが、8会派が真っ二つに割れる激しい争いは、議会運営の先行きに影を落とした。
 西沢啓文氏(58)を擁立した「自民党・仙台」(12人)は、第2会派「市民フォーラム仙台」(9人)に加え、市議会野党の「共産党市議団」(7人)とも手を組んだ。
 先の市長選で奥山恵美子市長の対立候補を全面支援した共産党市議団と共闘することに、身内の中にも違和感を持つ議員は少なくなかった。
 第3会派の「復興仙台」(9人)が推した鈴木勇治氏(62)は、「公明党市議団」(8人)と「社民党市議団」(5人)、「みんなの党・みんなの仙台」(4人)が応援した。「議会運営でリーダーシップを発揮していない」と自民党・仙台を批判し、第1、第2会派からの造反を期待した。
 防戦に回った自民党・仙台と市民フォーラム仙台は、投票用紙に書いた名前を事前に確認し合うなどして結束を固め、1票差で逃げ切った。
 議長選で与党系会派が割れるのは2003年以来、10年ぶり。過去4回は与党会派内で候補を一本化してきた。今回も自民党・仙台と復興仙台の自民系2会派が合流することで投票を回避する動きはあったがまとまらず、全面対決に突入した。
 ベテラン議員は「与党会派の対立関係は決定的。キャスチングボートを握った共産系会派の意向をくみ取りながら、どのように他会派と交渉するか、新議長の手腕が問われる」と話した。

<西沢啓文(にしざわ・ひろふみ)氏>明治学院大卒。故三塚博元蔵相の秘書を経て、1995年仙台市議に初当選。総務財政委員長や市社会福祉審議会委員などを歴任。大崎市出身。

<日下富士夫(くさか・ふじお)氏>白石工高卒。東北電力社員を経て、1995年仙台市議に初当選。公営企業委員長や市都市計画審議会委員などを歴任。蔵王町出身。


2013年09月04日水曜日

2782チバQ:2013/09/05(木) 22:27:25
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130905t11018.htm
宮城知事選 民主県連擁立見送りへ 党勢低迷、主戦論なし
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月10日告示、27日投票)で、前回は現職に対立候補を立てた民主党県連が、候補擁立を見送ることが確実な情勢となった。現職の村井嘉浩氏(53)は3選を目指す意思を固めている。村井県政に野党的な立場を取る民主党の「不戦敗」で、前哨戦は村井氏が主導権を握ることになる。

 民主党は昨年末の衆院選の宮城県内6選挙区で1勝5敗に終わった。ことし7月の参院選宮城選挙区でも県連の大黒柱だった岡崎トミ子氏が落選。ピーク時に9人いた県関係の国会議員は3人にまで減った。
 県連内では2015年の統一地方選に向け、危機感が強まっている。「地方議員を増やして足場を固めることが先決。知事選で戦える力はない」(県議)という意見が大勢で、県議会の同党系会派「改革みやぎ」でも主戦論は出ていない。
 民主党は政権党になった直後の前回知事選(09年)で元国連食糧農業機関部長を擁立。村井氏に47万票の大差をつけられ敗れた経緯がある。内海太県連幹事長は「本来は候補を立てたいが厳しい。立候補を模索する外部からの接触もない」と説明する。
 政権党時代、村井氏と歩調を合わせて東日本大震災に対応したことも影響している。財務相在任中などに、村井氏の要望を受けた安住淳県連代表は「一緒に仕事し、一定の評価をしている」と歩み寄りの姿勢をにじませる。
 ベテラン県議は「復興の継続性という観点は重要。民主党は自主投票に落ち着くのではないか」と見通しを示す。
 村井氏は11日の県議会で、最大会派の自民党・県民会議の代表質問に答え、3選立候補を正式に表明する。改革みやぎも代表質問をした上で協議し、14日の県連常任幹事会で対応を決める。
 知事選では、09年に無所属候補を推薦した共産党県委員会が支持団体などと連携し、対立候補擁立を検討している。


2013年09月05日木曜日

2783チバQ:2013/09/06(金) 22:18:37
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130905-OYT1T01589.htm?from=ylist
「民主王国」今は昔…岩手県議会の民主会派分裂

Tweet


携帯に送る
ヘルプ
.

 岩手県議会民主党会派(12人)の渡辺幸貫県議(5期、奥州選挙区)ら6人は5日、会派を離脱する意向を決めた。




 同日の議員総会で了承され、民主会派は分裂することになった。自民党会派(12人)は10年ぶりに第1会派に返り咲く見通し。27日招集の9月定例会に向け、民主離脱組の動向を巡って駆け引きが活発化しそうだ。

 民主会派からの離脱を決めたのは、渡辺氏のほか、佐々木博(4期、盛岡)、小田島峰雄(3期、花巻)、大宮惇幸(3期、岩手)、五日市王(3期、二戸)、高橋昌造(2期、紫波)の各県議。渡辺、小田島、五日市各氏は既に民主党を離党しており、残り3人も近く離党届を提出する。

 渡辺氏は5日の記者会見で、「断腸の思いだが、党所属と無所属の県議の間で政策的に距離があり、議会対応で会派としての統一見解を出すのが難しい」と説明した。

 民主会派はこれまで、7月の参院選で無所属の平野達男氏を支援した渡辺氏らが離党しても、県議会での勢力保持のため会派維持を優先してきた。

 ただ、参院選で党公認候補を支えた連合系県議を中心に渡辺氏らへの反感が高まっていた一方、不戦論が強い中で県連代表としてあえて候補を擁立した階猛氏に不満を持つ県議もおり、「積み重なった矛盾に耐えられなくなり分裂に至った」(離脱組の1人)という。

 他党には「予想された事態」(生活の党県議)と冷ややかな受け止めが多いが、参院選で渡辺氏らと共に平野氏を支援した地域政党いわて(3人)は、民主離脱組との連携を模索しており、分裂が会派再編につながる可能性もある。

 民主分裂後の勢力分野は第1会派が自民(12人)、第2会派が生活系の希望・みらいフォーラム(9人)。地域政党いわてには「離脱組6人と平野氏を支援した無所属議員1人を加えれば10人で第2会派に浮上する」との算段がある。

 9月定例会で改選される見込みの正副議長は、慣例で第1会派から議長、第2会派から副議長を選出する。離脱組は地域政党いわてとの会派結成に前向きとの見方がある一方、「全員が積極的ではない」との声もある。

 定例会の会派届の締め切りである12日に向け、各党の水面下の調整が行われるとみられる。

(2013年9月6日07時20分 読売新聞)

2784チバQ:2013/09/06(金) 22:19:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130905-OYT8T01389.htm
いわき市長選、ネットも攻防

Tweet


ヘルプ
.
 8日投開票のいわき市長選は、7月の参院選でインターネットを使った選挙運動が解禁されてから県内では初めての市長選となった。各陣営は、候補者の主張や人柄を詳しく、大勢の人に届けられるネットの利点を生かして、県内最多の約27万5000人の有権者へアピール合戦を展開している。

 立候補した4人の陣営は、いずれも公式ウェブサイトやホームページを開設し、立候補の動機や略歴、政策などを掲載している。告示後は、遊説や演説会、選挙カーの動きなどを毎日更新し、選挙運動の様子を紹介。本人の肉声が伝わるブログやツイッター、フェイスブックの活用も盛んだ。演説の様子を編集した動画を見ることができたり、本人が登場するマンガを読めたりするなど、若者層を意識した工夫も目立つ。

 渡辺敬夫氏(67)のサイトで目を引くのは、当日の動きをほぼ同時進行で紹介する「日々の活動報告」のコーナー。5日も「本日は三和地区からスタート」「三和のみなさん、雨の中ありがとうございます」などと、画像やコメントを頻繁に更新した。

 清水敏男氏(50)のサイトは、本人が書き込むツイッターが注目だ。その日の意気込みや遊説先での手応えなど1日何度も書き込む。「多くの方々に手を振っていただき、確かな手応えが感じられます。最後までガンバルぞっ!」などと、生の声を伝えている。

 宇佐美登氏(46)のホームページは、「ブログ新着記事」のコーナーが充実している。「久之浜にて復興を誓う」「傘をさしながら応援してくれた子どもたち」など本人の言葉をはじめ、街頭演説の日程一覧や総仕上げ集会のお知らせなどの情報を発信している。

 五十嵐義隆氏(35)のホームページでは、ほぼ毎日新しい動画が登場する「選挙活動報告」が目玉だ。街頭演説や出馬記者会見などの様子をまとめた5分程度の動画だが、字幕や音楽を付けて見やすく編集し、「選挙に行きましょう」などと呼びかけている。

 各陣営の担当者からは「これまでの選挙運動ではなかなか難しかった若者層や無党派層へ働きかけることができる」「有権者1人ひとりに直接メッセージを伝えられるのが魅力。積極的に活用したい」と期待の声が上がる。

 一方、「ネット利用者がどれだけ投票に行ってくれるかわからない。効果は未知数」「他陣営がやっているからやらざるを得ない」などの意見も出ている。

(2013年9月6日 読売新聞)

2785チバQ:2013/09/08(日) 18:51:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20130907-OYT8T01224.htm
酒田市議 NPO資金流用

Tweet


ヘルプ
.
 酒田市のNPO法人「酒田ロケーションボックス」の事務局長を務める市村浩一・同市議(53)が、同法人の運営資金196万円を私的に流用していたことが7日、分かった。同法人から被害届の提出を受けた酒田署は、業務上横領の疑いがあるとみて調べを進めている。

 関係者によると、市村市議は2009〜10年、同法人の運営資金を管理する口座から、計196万円を引き出すなどして私的に流用したとされる。今年3月、口座の預金残高が少ないことに関係者が気付き、8月上旬に被害届を出した。市村市議は流用の事実を認め、全額を返済したという。

 市村市議は7日、読売新聞の取材に対し、「自分の選挙資金に使った。公私混同してしまった部分はある。当時から返すつもりはあった。すでに全額返済しており、後は司法の判断を待ちたい。期待を裏切って、申し訳ない」と述べた。

 同法人は07年12月に設立。08年に公開された映画「おくりびと」のエキストラ募集などに携わった。現在は、映像制作会社などに対して、酒田での撮影ロケをPRする活動などを行っている。同法人は市や県から、年間で最大約600万円の補助金を受け取っている。

 市村市議は05年の市議選で初当選。現在2期目で、市議会総務委員長や自民党酒田支部長を務めている。同法人では07年から事務局長。

(2013年9月8日 読売新聞)

2786チバQ:2013/09/08(日) 20:42:28
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20130907d
後藤氏が出馬表明 仙北市長選
 仙北市角館町の宅配代行業・後藤秀男氏(61)は6日、市田沢湖庁舎で記者会見を開き、任期満了(10月29日)に伴う同市長選に無所属で立候補することを表明した。市長選への出馬表明は現職の門脇光浩氏(53)に次いで2人目。

 後藤氏は、高齢者や生活弱者に対する福祉の充実、災害時の自衛隊との連携強化を訴えた。

 NHK学園高校(東京都国立市)卒。航空自衛官、教材販売代理店経営などを経て2005年から宅配代行業。角館町上菅沢251の8のD。

(2013/09/07 08:57 更新)

2787チバQ:2013/09/08(日) 23:01:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130908/lcl13090822270000-n1.htm
福島県いわき市長に新人、清水敏男氏 現職ら破る
2013.9.8 22:26

福島県いわき市長選で初当選を果たし、万歳する清水敏男氏=8日夜、福島県いわき市
 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた、福島県いわき市の任期満了に伴う市長選の投票が8日行われ、即日開票の結果、新人の元県議、清水敏男氏(50)が、現職で再選を目指した渡辺敬夫氏(67)=維新推薦、新人の元衆院議員、宇佐美登氏(46)、新人の自営業、五十嵐義隆氏(35)を破り初当選を果たした。4人はいずれも無所属。

 いわき市は人口約32万人で、福島市、郡山市と並ぶ中核的都市。津波で300人近くが死亡し、7千人以上が仮設住宅や借り上げ住宅で暮らす。一方、東京電力福島第1原発がある双葉町など原発周辺の自治体から約2万4千人が避難しており、市の復興策に加え、避難者を受け入れての町づくりが争点となった。

2788チバQ:2013/09/09(月) 20:07:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130909dde007010107000c.html
選挙:福島・いわき市長選 清水氏が初当選
毎日新聞 2013年09月09日 東京夕刊

 (8日)

 いわき市長(福島県)前県議の清水敏男氏(50)が初当選。現職の渡辺敬夫氏(67)▽元衆院議員の宇佐美登氏(46)▽自営業の五十嵐義隆氏(35)を破る。投票率は51・13%。

 同市は東京電力福島第1原発事故の避難者約2万4000人を受け入れており、町外コミュニティー(仮の町)建設計画を含む復旧・復興策が最大の争点に。清水氏は人口増加による「医・職・住」の課題解決を訴え、震災復興事業の実績を強調した現職らを退けた。福島県では東日本大震災後、郡山市と富岡町でも現職が敗れている。

当 55367 清水敏男<1>無新

  48179 渡辺敬夫(1)無現=[維]

  31402 宇佐美登 無新

   3377 五十嵐義隆 無新

(票数は確定得票)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130908/lcl13090822270000-n1.htm
福島県いわき市長に新人、清水敏男氏 現職ら破る
2013.9.8 22:26

福島県いわき市長選で初当選を果たし、万歳する清水敏男氏=8日夜、福島県いわき市
 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた、福島県いわき市の任期満了に伴う市長選の投票が8日行われ、即日開票の結果、新人の元県議、清水敏男氏(50)が、現職で再選を目指した渡辺敬夫氏(67)=維新推薦、新人の元衆院議員、宇佐美登氏(46)、新人の自営業、五十嵐義隆氏(35)を破り初当選を果たした。4人はいずれも無所属。

 いわき市は人口約32万人で、福島市、郡山市と並ぶ中核的都市。津波で300人近くが死亡し、7千人以上が仮設住宅や借り上げ住宅で暮らす。一方、東京電力福島第1原発がある双葉町など原発周辺の自治体から約2万4千人が避難しており、市の復興策に加え、避難者を受け入れての町づくりが争点となった。

2789チバQ:2013/09/09(月) 20:13:48
http://www.asahi.com/politics/update/0909/TKY201309090006.html
福島で現職相次ぎ落選 除染・復興遅れで批判の的
 東京電力福島第一原発事故の被災地や、避難者を受け入れている福島県内自治体の首長選で、現職候補が相次いで落選している。8日に投開票された同県いわき市長選を含め、4月以降だけで3市町の現職が新顔に敗れた。「除染や復興が遅れている」などの批判を一身に受けた形だ。

 周辺自治体から約2万4千人の避難者を受け入れ、津波被災地でもあるいわき市の市長選では、復興策の評価が問われた。再選を目指した現職の渡辺敬夫氏(67)が、市政刷新を訴えた前県議の清水敏男氏(50)に約7千票差で敗北。清水氏は「復旧・復興が進んでいない、という思いが新しい風につながった」と語った。

 現職が新顔に敗れる構図は、4月の郡山市長選、7月の富岡町長選も同様だ。郡山市長選では、自民、公明の県議、地元市議らが支援し、3選を目指した現職が新顔に敗れた。富岡町長選でも、周辺町村の首長らがそろって応援した現職が57票差で落選した。

2790チバQ:2013/09/10(火) 19:14:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130909-OYT8T01097.htm
いわき市長選 清水氏、3氏破り初当選

.

支持者らと万歳をして喜ぶ清水敏男氏(前列中央)(8日午後9時42分、いわき市平の事務所で)  いわき市長選は8日、投開票され、元県議で新人の清水敏男氏(50)が、現職の渡辺敬夫氏(67)ら3人を破って初当選した。投票率は51・13%で、2009年の前回選(56・02%)を下回った。当日有権者数は27万3142人。

 市長選は、いずれも無所属の4人が立候補し、東日本大震災からの復旧、復興が大きな争点となった。

 県議を辞職して出馬した清水氏は、「復興を進めるには大きな夢を持つことが大切だ」と主張。JR常磐線に東京といわきを直結するミニ新幹線や、バッテリー産業を集積したモデル都市などの構想を掲げた。福島第一原発事故の影響で深刻化する医師不足についても、「原発事故は国にも責任がある。国の責任で医師を派遣してもらうシステムを作る」と具体策を示した。

 一部の自民党系議員の応援は受けたが、市議、県議時代からの個人後援会を軸に草の根運動を展開した。告示前には、25年以上在籍した自民党を離党し、他党の支持層や無党派層への浸透を図った。

 8日夜、いわき市平の事務所に当選の知らせが届くと、清水氏は笑顔で万歳。「復旧、復興が進んでいないという市民の思いが新しい風を吹かせた」とした上で、「市民1人ひとりに支えられた。市民本位の姿勢を貫く」と語った。

 一方、現職の渡辺氏は無所属ながらも、多くの自民党系議員が選対本部に入った。演説会に野田聖子総務会長が駆けつけるなど、政権与党とのつながりをアピール。日本維新の会のほか、公明党やみんなの党の地元組織から推薦を受けた。

 選挙戦では、市の復興に必要な予算の約8割を確保し、災害公営住宅など被災者の生活再建事業を着実に進めている実績を強調したが、支持層を固めきれなかった。渡辺氏は8日夜、いわき市平北白土の事務所で、支持者を前に「期待に応えられず申し訳ない」と頭を下げた。

(2013年9月10日 読売新聞)

2791チバQ:2013/09/10(火) 20:31:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130910ddlk07010255000c.html
33万都市の再生:’13いわき市長選 清水氏が初当選 現職破る 震災対応不満票集め /福島
毎日新聞 2013年09月10日 地方版

 任期満了に伴ういわき市長選は8日投開票され、新人で前県議の清水敏男氏(50)が、現職で再選を目指した渡辺敬夫氏(67)▽新人で元衆院議員、宇佐美登氏(46)▽新人の自営業、五十嵐義隆氏(35)−−の3人をかわして初当選した。投票率は前回(2009年)を約5ポイント下回る51・13%だった。

 震災と福島第1原発事故後初の市長選は、過去最多に並ぶ4人による激戦。自民系議員が現職、新人を支持する分裂選挙となり、現職が相次いで敗れた郡山市・富岡町長選と同様、震災対応などへの不満の受け皿になった新人が競り勝った。

 ◇清水氏、「仮の町」集約型も
 初当選した清水氏は午後9時半過ぎ、支持者の握手攻めにあいながら平堂ノ前の選挙事務所に姿を現し、選対関係者と次々に抱き合った。「市民の良識ある判断。復旧だけではだめで、前より良いまちを作っていかなくては」と復興に長期的に取り組む考えを示した。

 同じ日に2020年の東京五輪開催が決まったことに「震災を受けた日本が大きく変わろうとしている。私の夢である(東京−いわき間の)ミニ新幹線もぐっと(実現に)近づく」と述べた。

 また、双葉郡からの避難者について「いわき市に住みたいという意向があるのであれば、住む環境を整えて受け入れをしていきたい。町外コミュニティーも受け入れる地域が『いいよ』ということなら、形にはこだわらない」と表明。市が従来主張してきた分散型だけでなく、避難自治体が希望する集約型(ニュータウン型)も考慮する姿勢を見せた。市民と避難者のあつれき解決にも「双葉郡の町村長と膝詰めで話し合っていきたい。今まで話し合いの場が少なかった」と意欲的だった。

 選対本部長の磯上佐太彦市議は「投票率が予想した54〜55%より低く厳しかったが、勝てたのは現職への批判がそれだけ市民の間に強かったということ」と分析した。【乾達】

 ◇渡辺氏「信任得られず」
 渡辺氏は落選が確実となった午後9時40分過ぎ、平北白土の選挙事務所に姿を見せ、声を詰まらせながら「私の不徳の致すところで、皆さんの期待に応えられず申し訳ない」と支持者ら約100人に頭を下げた。

 敗因について「震災からの復旧・復興は市民の判断がそう(遅れている)ということで、結果的に信任が得られなかった」と分析。

 選対の坂本剛二衆院議員らは「震災後『逃げた』という風評被害の否定に時間を取られるマイナスからの選挙戦で、復旧復興の実績や地域振興策について有権者に理解してもらう時間が足りなかった」と振り返った。【中尾卓英】

 ◇宇佐美氏「力不足だった」
 宇佐美氏は敗戦が決まると、鹿島町の選挙事務所に集まった支持者に「120%の力を費やしたが、力不足だった」と頭を下げた。

 東京都出身の宇佐美氏は昨年の衆院選福島5区に出馬し落選。市長選は今年6月に立候補を表明し、主に市立総合磐城共立病院の病床数減の計画を批判し、「震災後は双葉郡の避難者で増えている。1000床に増やす」と訴えたが、「政策を十分に伝えられなかった」と振り返った。【深津誠】

 ◇五十嵐氏「知名度が不足」
 結果が伝えられると、五十嵐氏は江名の選挙事務所で集まった友人ら支援者に「みんなに支えられて、ここまでできた」と感謝の言葉を述べ、今後については「被災者に対して、自分ができることを考えたい」と話した。

 敗因を「準備期間が短かったのと、知名度(不足)」と振り返った。今後の市政については「一部ではなく、すべての被災者が笑える施策を取ってほしい」と話した。【三村泰揮】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 55367 清水敏男  50 無新

  48179 渡辺敬夫  67 無現

  31402 宇佐美登  46 無新

   3377 五十嵐義隆 35 無新

==============

 ◇いわき市長略歴
清水敏男(しみず・としお) 50 無新(1)

 [元]県議[歴]衆院議員秘書▽市議▽日大

2792チバQ:2013/09/11(水) 21:42:00
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130911ddlk06040052000c.html
NPO資金選挙流用:市村・酒田市議が辞意 「けじめつける」 /山形
毎日新聞 2013年09月11日 地方版

 市村浩一酒田市議(53)が10日、市議辞職の意思を固めた。11日にも村上栄三郎市議会議長に辞表を提出する。市村市議は、映画製作会社などの撮影ロケなどを通じ酒田市の観光PRをするNPO法人「酒田ロケーションボックス」の事務局長を務めているが、同法人の運営資金196万円を選挙資金に流用したとして酒田署に任意の事情聴取を受けていた。

 10日開いた自身の後援会役員会で表明した。また同日、同法人に対し辞職願を郵送した。後援会は存続するが、11月の次期市議選には出馬しない。

 市村市議は「市民や関係者に多大な迷惑と心配をかけた。けじめをつけるべきだとの結論に至った。これを教訓に新しいスタートを切りたい」と述べた。今後は、組織を作るなどしてまちづくりの活動を続けていくという。

 市村市議は1999年に旧酒田市議に初当選し、通算4期目。自民党酒田支部長。同法人運営の中心的役割を担っていた。【佐藤伸】

2793チバQ:2013/09/11(水) 21:48:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013091102000113.html
復興の遅れ不満 対抗馬に批判票 福島の首長選 現職敗北相次ぐ
2013年9月11日 朝刊

 八日投開票の福島県いわき市長選で、再選を目指した現職が新人に敗れた。同県内の自治体の首長選では、四月以降だけでも同市に加え、郡山市長選、富岡町長選で三人の現職が敗北。いずれも東京電力福島第一原発事故の被災地や避難者を多く受け入れている地域で、住民に除染や復興の遅れに対する不満が募り、対抗馬に批判票が流れたとみられる。

 原発と同じ浜通り地方に位置するいわき市は、約二万四千人の避難者を受け入れている。市長選では再選を目指す渡辺敬夫氏の復興策が問われ、元県議の清水敏男氏に約七千票差で敗北した。

 郡山市は県経済の中心で、約八千七百人の避難者が暮らす。富岡町は原発の二十キロ圏内で、約二年間、警戒区域に指定されていた。現職の二人は自民、公明両党の地元組織の支援を受けていた。

 市長や町長は住民に最も近い行政のリーダー。東北大の河村和徳准教授(政治意識論)は「除染や復興は本来は国の政策だが、なかなか進まない現状に対して、首長を代えればうまくいくという住民心理が働いた結果だろう。対抗馬もそうした心理をうまく突いた」と分析している。

2794チバQ:2013/09/11(水) 21:50:35
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130910_6
県議会統一会派視野に検討 民主離脱組と地域政党

--------------------------------------------------------------------------------
   県議会の民主党会派(12人)から離脱する6人と地域政党いわての3人は9日、統一会派の結成を視野に協議に入った。一方、民主党に残る6人も同日、会合を開き、結束を確認した。27日招集の9月定例会で行われる見通しの正副議長選も視野に、各会派の動きが活発化している。

 9日は盛岡市内で、民主党会派を離れる渡辺幸貫、佐々木博、大宮惇幸、小田島峰雄、五日市王、高橋昌造の6氏と地域政党いわての飯沢匡代表、及川あつし、工藤勝博の3氏が意見を交わした。

 会合後、渡辺氏は「お互いの考え方を整理する必要がある。(統一会派の結成の可能性は)五分五分だ」と語った。飯沢氏は「一緒になるのであれば、政策や会派の理念で合意しないといけない。今後、可能性を検討していく」と述べた。

 民主離脱組内には「同じ会派を組むなら、地域政党の3人も無所属の立場となるべきだ」などの意見もある。

 民主離脱組と地域政党いわてが合流した場合、所属議員は9人となり、希望・みらいフォーラムと並ぶ。








(2013/09/10)

2795チバQ:2013/09/11(水) 22:02:15
>>2790
>JR常磐線に東京といわきを直結するミニ新幹線や

ミニ新幹線って山形新幹線や秋田新幹線のことだよね・・・?
郡山経由で磐越東線に新幹線を走らせたいってこと?
ひたちのほうが早いんじゃ…?
ひたち:約140分

東京-郡山:約90分
郡山-いわきが約86km、福島-山形が約87kmで同じくらいで約70分かかってる
→合計約150分
メリットないじゃん

2796チバQ:2013/09/12(木) 22:35:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130912t11027.htm
党勢低迷、民主沈黙 村井県政追及、鳴り潜める 宮城知事選

「改革みやぎ」の藤原議員(左端)の代表質問に耳を傾ける村井知事(前列右から2人目)


 秋の決戦は静かな幕開けとなった。任期満了に伴う知事選(10月10日告示、27日投開票)で、村井嘉浩知事が3選を目指し立候補を表明した11日の県議会9月定例会本会議。党勢低迷で民主党の候補擁立見送りが確実な情勢となる中、2009年の前回知事選で村井知事と応酬を繰り広げた同党系会派の厳しい追及は鳴りを潜めた。自民党会派は村井知事を持ち上げ、知事が主導権を握る前哨戦の構図が浮き彫りになった。

<痛烈な批判なし>
 「知事のリーダーシップは十分に分かっている。職員が革新的な業務に取り組める組織づくりに向け、頑張ってほしい」
 代表質問に立った民主党系会派「改革みやぎ」会長の藤原範典議員は、村井知事を激励するような発言を時折交えながら、政治姿勢をただした。
 村井知事が再選立候補を表明した09年の県議会9月定例会では、悪化傾向にあった財政指標や雇用統計などを並べ立て村井県政を痛烈に批判した藤原氏。民主党は直前の衆院選で政権交代を果たし、知事選への候補擁立も決めており、対決姿勢は鮮明だった。
 しかし、民主党は昨年12月の衆院選と7月の参院選で惨敗。党勢回復が最優先課題となり、会派でも知事選での主戦論は出ていない。藤原氏は、知事が前回掲げたマニフェスト(公約集)に未達成の目標が多いことについても「東日本大震災があったので(追及しても)あまり意味はない」と述べるなど、歩み寄りの姿勢をにじませた。

<持ち上げる自民>
 最大会派「自民党・県民会議」は引き続き村井知事を支援する立場を明確にした。佐藤光樹議員は代表質問で「押しも押されもせぬリーダーだ」「次も村井知事しかあり得ない」と持ち上げた。
 「復興は道半ばだ。引き続き議員、県民の理解と協力をいただきたい」
 村井知事が立候補の意向を表明すると、議場の自民党県議からは拍手が湧き上がり、「よし!」と掛け声が飛んだ。


2013年09月12日木曜

2798チバQ:2013/09/12(木) 22:36:30
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20130912ddlk04010126000c.html
選挙:知事選 3選出馬表明の村井知事「復興へ命かけたい」 /宮城
毎日新聞 2013年09月12日 地方版

 10月10日告示、27日投開票の知事選へ、3選を目指して立候補することを表明した現職の村井嘉浩氏(53)。政党・団体の推薦は要請せず無所属で出馬するという。知事選は、東日本大震災後初となり、村井氏の復旧・復興策の検証や、今後の経済振興や過疎高齢化対策などが問われる。今回の知事選で出馬表明は、村井氏が初めて。共産党県委員会と連携する市民団体も候補を擁立する方針。

 村井氏は11日の県議会で、最大会派「自民県民会議」の佐藤光樹議員の代表質問に答える形で表明。「引き続き宮城県復興のため命をかけたい」と述べた。また、震災復興については「単なる復旧でなく抜本的な再構築、日本の新しいモデルを見据えた創造的復興に取り組むことが、支援への恩返し」とした。

 民主系の第2会派「改革みやぎ」の藤原範典議員の代表質問には、無所属で出馬する意向を明らかにした。

 表明後、村井氏は報道陣の取材に、震災後に進めた水産業復興特区などに触れて「多くの宮城独自の事業がある。道半ばなのできちっと形にして発展につなげたい」と語った。

 村井氏は大阪府出身。防衛大卒業後、陸上自衛隊東北方面航空隊に所属。松下政経塾を経て1995年に県議に初当選し、自民党県連幹事長などを務めた。県議3期目の05年、知事選に無所属(自民推薦)で出馬して初当選し、09年には政党の推薦を受けずに再選した。【久木田照子】

2799チバQ:2013/09/16(月) 10:09:20
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130915ddlk03010048000c.html

選挙:一関市長選/一関市議選 市長選、現新一騎打ちの可能性 告示まで1週間 /岩手

毎日新聞 2013年09月15日 地方版


 任期満了に伴う一関市の市長選と市議選が22日、告示される。市長選には現職の勝部修氏(63)が再選出馬を表明し、新人の海藻販売業、伊東福住氏(81)も前回に続き立候補する意向で、無所属2人による選挙戦の可能性が高まった。東日本大震災後初の市長選で、農産物の放射能汚染対策など現市政への審判となる。

 勝部氏は、東京電力福島第1原発事故に伴う放射能汚染問題への取り組みを第一に挙げる。国際素粒子研究施設インターナショナルリニアコライダー(ILC)の受け入れ準備も加速させるとし、一関市を中心に据えた「中東北」という独自の観点で地域振興を図ると強調する。伊東氏は、市長給与の半減や行政の効率化などを主張している。

 前回市長選は現職の引退を受け、勝部、伊東両氏を含む新人3人の争いになり、勝部氏が大差で当選した。前回は民主、自民の推薦を得た勝部氏だが、今回は「政党への推薦依頼はしない」という。旧町村ごとの後援会を基盤に、市議選の立候補予定者の会合などであいさつ回りをこなしている。伊東氏は「無投票を避けたい」とし「若い人が出るなら私は出ない」とも話す。

 市議選は定数30に対し、34人が立候補の構え。現行の定数34から削減され、旧藤沢町の合併に伴う定数特例も終わるため、実質は7人減の大幅な削減となる。事前審査には34陣営が参加した。両選挙とも29日投票で即日開票される。【和泉清充】

2800チバQ:2013/09/16(月) 10:15:03
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130915_8
一関は現新の争い濃厚 2市長選、告示まで1週間

--------------------------------------------------------------------------------
AddClips ブックマークに登録  

 任期満了に伴う一関、八幡平の両市長選は22日の告示まで1週間に迫った。一関は現職、新人の2氏による選挙戦が有力。八幡平は現職以外に具体的な出馬の動きがなく、無投票の公算が大きくなっている。選挙戦の場合、ともに投票は29日に行われ、即日開票される。

 【一関市】いずれも無所属で、再選を目指す現職勝部修氏(63)と、新人で同市大東町の海藻販売業伊東福住(よしのぶ)氏(81)が立候補を予定する。

 立候補の届け出受け付けは22日午前8時半から午後5時まで同市役所で行われる。投票は29日午前7時から午後7時まで市内122カ所で行われ、開票は午後9時10分から同市狐禅寺の市総合体育館で行われる。

 2日現在の有権者数は10万5071人(男5万348人、女5万4723人)。

 【八幡平市】無所属で3選を目指す現職の田村正彦氏(65)が立候補を予定する。

 立候補の届け出受け付けは22日午前8時半から午後5時まで同市役所で行われる。選挙戦になった場合、投票所は従来の44カ所から15カ所に再編。投票は29日午前7時から午後6時まで行われ、午後7時45分から同市田頭の市西根地区体育館で即日開票される。

 2日現在の有権者数は2万4066人(男1万1515人、女1万2551人)。




(2013/09/15)

2801チバQ:2013/09/16(月) 10:24:53

3956 名前:チバQ 投稿日: 2013/09/16(月) 10:24:26 http://senkyo.mainichi.jp/news/20130914ddlk02010086000c.html

選挙:八戸市長選 民主系会派、小林市長と政策協定 独自候補擁立を断念 /青森

毎日新聞 2013年09月14日 地方版


 任期満了に伴う八戸市長選(10月20日告示、27日投開票)で、3期目を目指す現職の小林真市長(63)と市議会の民主党系会派の「きずなクラブ」の市議10人が13日、八戸市役所で会談し、政策協定を締結した。民主は前回の市長選で対立候補を擁立したが、今回の政策協定締結で独自候補の擁立断念が事実上決まった。民主県連としての支援は、小林氏からの推薦願を受けてから検討する。市長選には共産党が候補擁立を模索しているが、無投票の可能性が強まりつつある。

 協定内容は、雇用機会の創出▽安心・安全の地域づくり▽中核市移行の加速など6項目。小林氏は既に、自民党の八戸市支部とも協定を結んでいる。市議会が閉会する20日に各党・会派に推薦願を提出する意向だ。

 13日の会談終了後、小林氏は「今回の提案を十分取り入れた政策をつくり、選挙に臨みたい」と述べた。きずなクラブの吉田博司会長は、震災復旧での小林氏の対応を評価した上で「(選挙公約に)私どもの提案を踏まえてほしい」と求めた。【神崎修一】

2802チバQ:2013/09/16(月) 10:29:25
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/09/15/new1309151402.htm
現職支援に微妙な温度差/八戸市長選(2013/09/15 14:06)

小林眞氏(左奥)と政策協定について意見を交わす、きずなクラブの吉田博司会長(右から3人目)ら=13日、八戸市庁
 10月20日告示、同27日投開票の八戸市長選は、3選を目指す現職小林眞氏(63)に、市政界をほぼ二分してきた自民、民主両党が相乗りする構図となった。過去2度の市長選で同氏の対抗馬を推した民主は、小林氏と政策協定を締結した市議会会派・きずなクラブによる支援にとどまらず、党としての推薦にも踏み込む構えだ。一方、“呉越同舟”の市長選対応に、今後の衆院選や青森県知事選への影響を懸念する声も。微妙な温度差を抱えながら、告示を迎えようとしている。
【写真説明】
小林眞氏(左奥)と政策協定について意見を交わす、きずなクラブの吉田博司会長(右から3人目)ら=13日、八戸市庁

2803チバQ:2013/09/16(月) 10:35:53
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2013091431
副市長ら4特別職が辞職へ いわき市


いわき市長選を受け、鈴木英司副市長(61)は13日までに辞表を渡辺敬夫市長(67)に提出し、受理された。

渡辺市長が任期を終える27日付で退任する。

仲野治郎代表監査委員(63)、猪狩正利水道事業管理者(64)、平則夫病院事業管理者(81)の特別職3人も辞表を提出し、同じ27日付で退く。

鈴木副市長は福島民報社の取材に対し、「市長が退任する以上、辞めるのが筋」とした。

鈴木副市長は市市民協働部長、市企画調整部長などを経て平成22年4月に就任。

一期目の任期は来年3月31日までだった。

仲野代表監査委員は市行政経営部長などを務め、22年4月に就任、一期目。

猪狩水道事業管理者は市議会事務局長などを経て20年6月に就任し、二期目。

平病院事業管理者は東北大医学部長などを歴任し、23年6月に就任し、一期目。


2013年09月14日 09時13分 配信

2804チバQ:2013/09/16(月) 10:40:47
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130916t31006.htm
岩手県議会 民主離党者ら新会派合意 きょう結成総会

 岩手県議会(定数48)で、民主党を離党した県議と地域政党いわて、無所属の県議計10人が新会派を結成することで合意したことが15日、関係者への取材で分かった。自民党系の自由民主クラブ(13人)に次いで第2会派となる見込み。16日に盛岡市で結成総会を開き、会派名と人事を発表する。
 新会派は国政政党に所属せず、「県民党」の立場で地域から政策提言する。10人のうち7人は、夏の参院選岩手選挙区で民主党を離れて無所属で3選した平野達男氏を支援した。
 県議会では、平野氏の支援をめぐり、民主党の県議3人が離党。5日にさらに3人が離党を表明し、いわてと無所属議員に新会派結成を呼び掛けた。
 いわては現在、所属議員が3人で県議会の交渉団体(4人必要)ではなく、統一会派に向けて民主党離党組と理念や政策で合意できるか探っていた。
 会派民主党は6人となる。
 新会派入りするとみられるメンバーは次の通り。(敬称略、かっこ内は選挙区)

 ▽会派民主党 佐々木博(盛岡)小田島峰雄(花巻)五日市王(二戸)渡辺幸貫(奥州)大宮惇幸(岩手)高橋昌造(紫波)▽地域政党いわて 及川敦(盛岡)飯沢匡(一関)工藤勝博(八幡平)▽無所属 佐々木努(奥州)


2013年09月16日月曜日

2805チバQ:2013/09/16(月) 10:45:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130914ddlk02010091000c.html

青森市議会:3会派が勉強会 市長との着地点探る /青森

毎日新聞 2013年09月14日 地方版


 青森市議会の自民党新青会と社民党・市民の会、市民クラブの3会派は13日、議員間勉強会を設立し、同市内で初会合を開いた。議題は鹿内博市長が実施しようとしている市議報酬の削減や、市庁舎建て替え。3会派はいずれも反対の立場で市議会本会議でも否決に追い込んだが、鹿内市長が再提案するなど対決が深まっているため、着地点を探る狙いがある。

 市議報酬削減案は昨年12月と今年6月議会で相次いで否決。市庁舎建て替え議案は6月議会で否決となり、開会中の9月議会の総務企画常任委員会では11日に「継続審査」とすることとなった。

 13日の勉強会は非公開で行われ、市議18人が参加。終了後、座長を務めた社民党の斎藤憲雄団長は「対立したままだと不幸を招くだけ。まず市議報酬について、各議員から意見を出してもらい、方向性を探りたい。次いで、市庁舎問題に取り組みたい」と説明した。会合は今後も不定期で続ける方向で、座長は会合ごとに各会派の持ち回りで務める。【吉田勝】

2806チバQ:2013/09/16(月) 19:16:56
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130913-OYT1T00448.htm
代表質問、異例の1会派のみ…民主県議離党余波

 富山県議会9月定例会は12日、代表質問が行われたが、質問したのは自民党1会派のみとなった。


 海老克昌議員の民主党離党で、同党会派が質問資格を失ったためで、議会事務局によると、1会派のみの代表質問は県議会史上初めて。全国的にも異例という。

 この日は午前10時過ぎから、山辺美嗣議員(自民)が質問に立った。県側の答弁が終わったのは正午前。従来は午後にも質問を控えていただけに、ベテラン議員からは「夕方までかかったこともあったのに」「やけに早く終わったな」などの声が漏れた。

 議会事務局によると、県議会の代表質問は、4人以上の議員がいる会派に質問の資格が与えられ、スタートした1954年2月から今年の6月定例会まで、常に複数の会派が質問をしていた。

 民主党・県民クラブは2011年の県議選以降、4人の議員がいたが、今年7月の参院選大敗を経て、海老氏が8月に離党、会派からも離れ無所属となったため、質問の資格を失った。

 17日に一般質問を行う海老氏は「代表質問は県民からの反響が大きく、重要な舞台だったと認識している。県民の声を届ける上でマイナスにならないよう、しっかりした一般質問をしたい」と話した。

(2013年9月13日11時55分 読売新聞)

2807チバQ:2013/09/17(火) 23:42:37
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_36148.html

「いわて県民ク」結成 県議会・統一会派
 (09/17)
AddClips ブックマークに登録



 県議会民主党会派を離脱する意向の6県議と地域政党いわての3県議、無所属の1県議は16日、統一会派の結成を決めた。会派名は「いわて県民クラブ」とし、代表に小田島峰雄氏=花巻選挙区=、幹事長に飯澤匡氏=一関選挙区=を選出。17日に議会事務局に届け出る方針で、13人の自民クラブに次ぎ第2会派となる見込み。

 新会派に参加するのは民主党会派を離脱する小田島氏と県議会議長の佐々木博=盛岡選挙区=、渡辺幸貫=奥州選挙区=、大宮惇幸=岩手選挙区=、高橋昌造=紫波選挙区=、五日市王=二戸選挙区=の各氏、地域政党いわての飯澤氏と及川あつし=盛岡選挙区=、工藤勝博=八幡平選挙区=両氏に、3月に民主党を離党し以降は無所属で活動していた佐々木努氏=奥州選挙区=を加えた10県議。

 9日に佐々木努氏を除く9人で会合を開き、統一会派結成を視野に話し合うこととした。12日にも両グループの2人ずつが集まって協議し、その後も水面下で調整を進めて合意に至った。

 16日は盛岡市内で結成総会を開いた後、10人そろって会見を開いた。会派を結成する理由について、小田島氏は「理念、考え方に賛同してもらえるなら、少しでも多いほうが議員発議の条例提出などにも大きな力になる」、飯澤氏は「現在の県政の中で、さらにわれわれの理念や政策を共通理解の下に活動ができるということ。同じ方向性であれば一生懸命やっていく」、佐々木努氏は「同じ気持ちを持つ方々がいるなら新しい会派に入りたいと言ってきた。私が一番求める自由に個々の判断を尊重する環境に身を置くことができると確信した」と述べた。

 理念には国政政党の縛りを受けない自己完結、自己責任に立脚した県民党的会派を目指すことや、首長と議会が民意の反映を政策で競い合う二元代表制の機能強化達成を掲げた。会派運営に向けては「議員個々の判断を最大限尊重する」として会派拘束を設けないことに加え、政策審査・提言に関わる特別チームを設置する方針。

 達増拓也知事との距離感について、小田島氏は「基本的には政策で判断。是々非々で」とし、2年後の知事選、県議選に向けては「決まっていることはない」。

 地域政党いわての今後に関して飯澤氏は「新会派で従来進めてきた政策、活動の発展的展開を目指す」とし、少なくとも2014年春に予定される総会までは存続し、以降は未定としている。
【写真】新会派「いわて県民クラブ」を結成することを決めた10県議

2808名無しさん:2013/09/23(月) 11:26:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130922-OYT8T00852.htm
八幡平市長、田村氏3選 一関市長は勝部氏再選

Tweet


ヘルプ
.

八幡平市長選で無投票で3選を決め、支持者らと万歳する田村正彦氏(22日午後6時5分、JR大更駅前で)



一関市長選で無投票での再選が決まり、支持者と握手する勝部修氏(22日午後6時5分頃、一関市大町の事務所で)

 八幡平市長選は22日告示され、現職の田村正彦氏(65)(無所属)以外に立候補はなく、田村氏が無投票で3選を決めた。2005年9月に3町村が合併して発足以来、無投票は初めて。

 田村氏は、22日午後5時20分頃、笑みを浮かべながらJR大更駅前の事務所前に姿を現し、集まった支持者約100人を前に、「無投票で気の緩みがあってはならない。皆さんと意見交換して課題を解決していきたい」と抱負を語った。

 その後、事務所で記者会見した田村氏は、3期目について、「人口減が大きな問題。歯止めをかけるのは難しくても、減少幅を少なくしたい」と述べ、大更駅周辺で計画する宅地供給事業やにぎわい創出、滞在型観光の促進などを挙げた。

     ◇ 

 一関市長選と市議選が22日、告示された。

 市長選は、現職の勝部修氏(63)(無所属)以外に立候補の届け出がなく、勝部氏が無投票で再選を決めた。立候補の意思を表明していた新人の男性は、出馬を断念した。

 勝部氏は同日午前9時頃、同市大町の事務所前で、「未来の一関がどういう姿になればいいか、市民の皆さんと一緒に考えたい」などと第一声を述べた後、遊説で市内を回った。

 勝部氏は、当選が決まると、午後6時過ぎに事務所に詰めかけた支持者の前で万歳し、「市政の課題は多いが、正面から向き合い、一つ一つ確実にやり遂げたい」と抱負を話した。

 2期目の公約として、福島第一原発事故の影響による住宅の除染や、汚染された牧草などの処分、東京電力への損害賠償交渉に最優先で取り組むとしている。巨大実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」が市に建設されることを見込んで、子供たちに対する科学教育を推進し、研究者らを受け入れる機運を市民レベルで盛り上げる考えだ。



 市議選は、定数30に対し、現職27人、元議員1人、新人6人の計34人が立候補し、選挙戦に入った。党派別は、公明2人、共産5人、社民1人、無所属26人。

 投開票は29日。21日現在の有権者数は10万5040人。

(2013年9月23日 読売新聞)

2809名無しさん:2013/09/23(月) 11:32:17
http://www.minyu-net.com/news/news/0922/news13.html
下郷町長に星学氏が初当選 町二分の選挙戦を制す

 任期満了に伴う下郷町長選は22日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で元副町長の星学氏(66)が、無所属の新人で前副町長の星澄雄氏(65)を153票差で破り、初当選を果たした。任期は30日から4年。
 町を二分した激しい選挙戦で、星学氏は子育て世代や高齢者の支援を訴え、湯野上温泉の会館建設、町長給与50%削減を公約に盛り込んで支持を集めた。
 星澄雄氏は堅実な財政と雇用創出などを訴えたが、及ばなかった。
 当日有権者数は5303人(男性2570人、女性2733人)。投票率は前回より1・84ポイント低い87・38%。
(2013年9月22日 福島民友ニュース)

2810チバQ:2013/09/28(土) 19:21:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130928ddlk05010110000c.html

選挙:仙北市長選 あす告示 防災対応、争点に 再選目指す現職ら /秋田

毎日新聞 2013年09月28日 地方版


 任期満了に伴う仙北市長選が29日、告示される。2005年の合併後3度目の市長選で、再選を目指す現職の門脇光浩氏(53)=無所属、公明支持=らが立候補の準備を進めている。

 4年前、県議から転身して初当選した門脇氏だが、1期目を「満足のできる達成度に至っていない」と振り返るように、市が抱える課題は少なくない。

 その一つが自然災害への対応だ。市では、昨年2月に玉川温泉の岩盤浴場で3人が死亡する雪崩が、今年8月には6人が死亡する土石流が発生した。特に土石流では、市の情報収集がままならず対応が後手に回るなど、防災への取り組みの脆弱(ぜいじゃく)さが露呈した。

 門脇氏は「市の安心、安全に対する備えはまだまだ未熟。(土石流があった)集落の再生と被災者の生活支援に最大の努力を注ぎたい」と決意を語り、消防団の処遇改善や団員の確保にも努めていくとしている。

 他に、合併後も旧町村に分散している庁舎の一元化、市立角館総合病院の改築なども、厳しい財政状況の中、大きな課題の一つとなっている。

 市長選には、門脇氏の他に、新人で宅配業の後藤秀男氏(61)も立候補を表明し、「弱者への行政サービスを充実させたい」などと主張している。

 一方、市議補選(改選数1)も29日、告示される。今のところ、名乗りを上げているのは元職の1人だけ。

 市長選、市議補選とも投票は10月6日で、即日開票される。9月2日現在の有権者数は、2万4855人(男1万1471人、女1万3384人)。【小林洋子】

2811チバQ:2013/09/28(土) 19:32:01
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130928/iwt13092802180000-n1.htm
自民党会派から10年ぶりに議長 岩手県議会開会
2013.9.28 02:17
 県議会9月定例会が27日開会し、2年に1度の恒例となっている議長改選で、議長に自民党系会派・自民クラブの千葉伝(つとう)氏(65)=八幡平選挙区=を、副議長に無所属系会派・いわて県民クラブの大宮惇幸(じゅんこう)氏(66)=岩手選挙区=を選んだ。

 自民党会派から議長が選ばれるのは10年ぶり。県議会は小沢一郎衆院議員(生活代表)の影響力が大きく、民主党系会派が主導権を握ってきたが、昨年7月の民主党分裂、今夏の参院選に絡んだ県議の民主離党で、27日現在、第1会派は自民クの13人となり、以下、県民ク10人、希望・みらいフォーラム(生活系)9人、民主6人などの構成に変わっている。

2812チバQ:2013/09/28(土) 19:32:55
http://www.minpo.jp/news/detail/2013092711142

新人横山氏立候補へ 南相馬市長選、選挙戦の公算大




 任期満了に伴い来年1月9日告示、19日投票で行われる南相馬市長選で、市議会議長の横山元栄氏(64)=自民党=が立候補の意思を固めたもようだ。横山氏は福島民報社の取材に対し「現時点ではコメントできない」としているが、関係者に立候補への意欲を伝えており、近く正式表明するとみられる。これまでに現職で1期目の桜井勝延氏(57)=無所属=が立候補を表明しており、同市長選は現職と新人による選挙戦になる公算が大きくなった。
 横山氏は飯舘村出身。相馬農高飯舘校卒。旧原町市議2期を経て、南相馬市議2期目。平成24年から市議会議長を務めている。
 桜井氏は南相馬市原町区出身。原町高、岩手大農学部卒。旧原町市議1期、南相馬市議2期を経て、22年の市長選で初当選した。
 同市長選には両氏以外にも、水面下で候補者擁立を探る動きがある。

( 2013/09/27 08:55 カテゴリー:主要 )

2813チバQ:2013/09/28(土) 22:34:18
http://mainichi.jp/select/news/20130928mog00m010018000c.html

違法支出政調費:サスケ元県議未返還 岩手県、提訴準備も

2013年09月28日


 2005年度に現・元の岩手県議31人が政務調査費計970万円を違法に使っていた問題で、県は27日の県議会議会運営委員会で、ザ・グレート・サスケ氏のみ期限の26日までに返還が確認できていないと報告した。

 達増拓也知事に返還を求めるよう命じた仙台高裁判決が今年7月29日に確定。県は自主返納または死亡した3人を除く28人に返還を請求した。サスケ氏は最高額の276万円。他の27人の入金は金融機関で確認した。県が入金を確認できるまで数日かかるという。

 サスケ氏は経営する「みちのくプロレス」の人件費などにあてていた。県議会事務局によると、職員が県庁で24日に面談し「払う意思はあるが、高額ですぐできない」と説明されたという。県は数日以内に入金されなければ提訴の準備に入る方針だ。【金寿英】

2814チバQ:2013/09/29(日) 19:02:05
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130925ddlk02010050000c.html
商都の課題:八戸市長選/上 中心市街地の活性化 /青森
毎日新聞 2013年09月25日 地方版

 ◇「はっち」に続く新ビル計画も 空きビルなど対策が急務
 「自然な笑顔を作ってください」

 八戸商工会館で5日開かれた「おもてなし」講座。女性講師の言葉に、中心市街地の飲食店従業員ら約50人が手鏡と向き合った。大型店に負けない接客技術を身につけることで、中心街の魅力向上やリピーターを確保するのが狙いだ。八戸中心商店街連絡協議会の類家徳昌会長は「ハード整備でなく、我々だけでできることをまずやる」と話す。

 八戸市の中心市街地空洞化は深刻だ。1990年代から大手スーパーの郊外移転や若者向けテナントの入った商業ビルの閉鎖が相次ぎ、市民病院の移転も追い打ちをかけた。89年に約16万人だった平日の歩行者通行量は、2010年には約4万7000人に急減。週末に歩行者同士の肩が触れあったという面影は今はない。

 八戸市は活性化の起爆剤として観光交流施設「八戸ポータルミュージアム はっち」を11年2月にオープンさせた。各種展示会や貸し館事業といった従来型のハコモノの役割にとどまらず、市街地の飲食店を会場としたダンスイベント開催などでにぎわい創出に取り組む。開館から約2年半の来場者は約230万人で、年65万人の想定を大きく上回った。風張知子館長は「はっちはポータル(入り口)。ここに来た市民や観光客が他の施設に足を運んでもらうようにしたい」と話す。

 ただ、八戸商工会議所などが12年に実施した地点別の通行量調査では、三日町のはっち前は10年比で約2・5倍と急増したが、道路を挟んだ反対側や、少し離れた十三日町は微増にとどまった。市内には依然として空きビルも多く、全体の底上げが急務だ。

 市役所主導のはっちに加え、民間の動きもある。建設会社「田名部組」(同市石堂)は八日町の旧長崎屋ビル跡地に、15階建ての複合ビル建設を計画する。30億円規模の事業で、飲食店やオフィス、賃貸マンションを含んだ市街地では最も高いビルになる。同社の田名部智之社長は「一等地を何とかしたかった。このビルを町づくりのきっかけにしたい」と意気込む。16年の完成を目指し、旧ビルの解体工事を始めている。田名部社長は市の活性化策を評価しつつ、「次の一歩のため、新築ビルへの税制面での優遇や、テナントへの補助金などがあってもいい」と提言。さらなる再生策を市に求めている。

   ◇  ◇

 任期満了に伴う八戸市長選(10月20日告示、27日投開票)が迫っている。商都・八戸が抱える課題を探った。

2815チバQ:2013/09/29(日) 19:03:21
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130926ddlk02010014000c.html
商都の課題:八戸市長選/中 雇用の創出 /青森
毎日新聞 2013年09月26日 地方版

 ◇新興企業の誘致続々 非正規多く市民は低評価
 「400人募集!」「子育て世代も安心」

 8、9月に計4回、八戸市内で開かれたコールセンターやインターネットを活用した市場調査など行う「テレマーケティング」関連企業による就職相談会。来場者向けのチラシには企業の強い採用意欲を示す言葉が並んだ。会場には首都圏などから八戸に進出した企業6社がPRブースを設置。人材を確保しようとする各社の採用担当者と、4日間合計で200人以上の来場者が真剣なやりとりを繰り返した。参加した「トゥルージオ」社の鶴直人社長は「八戸の方は粘り強く仕事に取り組む」と評価する。

 3選を目指す小林真市長にとって、企業誘致・雇用創出は最も力を入れた施策の一つだ。2期目の2009年11月以降、八戸港にLNGターミナルを建設中の石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーをはじめ計15社の誘致に成功した。

 このうちテレマーケティング関連の新規誘致は4社で、同市には県内最多の8社が立地。雇用は計約900人に上る。相談会は、企業名が浸透せず人材確保に苦戦する誘致企業支援に市が初めて実施した試みだった。

 相談会に訪れた同市内の女性(29)は「八戸でも意外に就職先が多いことに驚いた」と話したが、厳しい見方もある。パートなど非正規の雇用形態が多く、市議の1人は「安定的な雇用創出とは言えない」と厳しい。

 小林市長のマニフェストについて有識者らが検討した評価書でも、市民アンケートに基づく達成度は24分野の中で「雇用の維持・創出」が4点満点中1・7点と最下位だった。

 それでも、八戸市の雇用情勢は、県内では好調な方だ。八戸公共職業安定所によると管内の7市町村の有効求人倍率は、震災直後の11年4月の0・35倍から、今年7月は0・82倍まで回復。県平均の0・68倍を上回り県内トップだ。

 佐藤順一所長は「担当課を設けたり、事業所誘致でも成果を上げ、市が雇用を重視しているのが分かる」と評価する。その上で「自動車など製造業を誘致できれば理想的。ただ、特効薬はなく、地道に努力を続けるしかない」と指摘した。

.

2816チバQ:2013/09/29(日) 19:04:02
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20130928ddlk02010003000c.html
商都の課題:八戸市長選/下 国立公園化の種差海岸 /青森
毎日新聞 2013年09月28日 地方版

 ◇「特需」維持とPRに知恵を 首都圏「知らない」が9割
 89・7%−−

 県が今年7月にインターネットを通じて実施したアンケートで、八戸市の種差海岸について「名前も知らない」と答えたのは首都圏約1000人の回答者の9割近くにのぼった。青森県内の220人では「知らない」は5%にとどまっており、県の内と外での温度差が著しい。一方、同じ県南地方の観光地・十和田湖の首都圏回答者の認知度は93・2%に達しており、知る人ぞ知る穴場的な観光地からの脱皮はこれからだ。

 5月に「三陸復興国立公園」に指定された種差海岸。これを機に官民一体のPRが続いている。

 種差海岸の景観への評価は高い。9月16日に海岸近くの公民館で開かれたイベントでフランス料理をふるまった「二つ星シェフ」のジャン・シュルピスさんも「フランスのブルターニュ地方のような自然。素晴らしい質の高い観光地だ」と評価する。

 国立公園化に伴う効果は出ている。海岸近くの八戸シーガルビューホテルでは、レストランラウンジの利用客が2割増。久慈剛支配人は「遊歩道の散策目的のお客様が増えている」と実感を語る。

 4月から一般開放が始まった鮫角灯台は、週末のみの開放にもかかわらず、太平洋を望む高さ約20メートルの展望スペースを目当てにした観光客らが23日現在で9862人訪問。節目の1万人達成は目前だ。白浜と蕪島の二つの海水浴場の客数も前年を大きく上回った。

 課題はこの「特需」を来年以降も維持していけるかだ。種差海岸の県外での報道量は5月の国立公園化の際がピークだったが、それでも冒頭で見たように首都圏には届いていない。

 地元の種差観光協会の柳澤卓美会長は「来年以降もどんどん宣伝し、周辺整備を進めていくことが必要だ」と指摘する。市外、県外からの観光客誘致のために、さらに知恵を絞った振興策が求められる。(この企画は神崎修一が担当しました)

2817チバQ:2013/10/02(水) 20:19:30
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW1309300600002.html
市政の行方 鶴岡市長選(上)
市文化会館の概要を市民に説明する設計者の妹島和世さん。合併特例債でインフラ整備は進むが、人口減少は止まらない=鶴岡市

 ◇ 減る人口、財政負担重く 合併特例で箱ものラッシュ


 「間仕切りもなく、舞台裏が丸見えだ。回遊公園を作りたいのか、文化施設なのか、わからない」「斬新すぎて、鶴岡には早すぎる」


 5月12日。鶴岡市が開いた市文化会館の改築説明会には、文化団体など70人が詰めかけた。演劇や合唱が盛んな「文化の町」だけに、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した世界的建築家、妹島和世氏が手がけた設計にも、歯にきぬ着せぬ厳しい意見が出た。


 2014年度着工の予定で総事業費は約45億円。事業費の9割を「合併特例債」でまかなう予定だ。


 長野県佐久市では10年、同様の計画の後年度負担を巡って市が二分し、建築の是非を問う住民投票にまで発展した。だが、鶴岡市ではほとんど議論にもならなかった。「利用率も高く、市民の期待は高い」と市教育委員会は説明する。


 約499億円。05年、「平成の大合併」で1市5町村が合併して発足した新・鶴岡市が発行可能な合併特例債の限度額だ。消防本部(事業費約30億円)、藤沢周平記念館(約8億円)、総合保健福祉センター(約28億円)、新・加茂水族館(約30億円)――。今年度までに充当する特例債の総額は約289億円。来年度には文化会館なども含め総額約325億円超に達する。


 「収支を見つつ抑制はするが、必要な事業には今後も充てていく」と石塚治人総務部長。東日本大震災による特例債の期限延長を見据えるが、交付税で穴埋めされるのは最大7割。箱物の財源が「借金」であることに変わりはない。


 財政基盤の強化や行政の効率化などの努力も重ねられている。市職員は合併当初から8年間で264人も減り、議員も111人から34人に、今度の改選で32人に減る。人件費、物件費などの削減効果は、10年度からの3年間分だけで約14億円に上る。


 だが、合併当初は14万4千人だった人口が過疎化などで約9千人も減少した。高齢化も重なり、社会保障費は節減効果をのみ込む勢いで膨らんでいるという。


 交付税の優遇措置が15年度から5年間で段階的になくなることも、追い打ちをかける。今より40億円程度減らされる見込みだという。「少子化、人口減の傾向に歯止めがかからず、将来の市民生活、市政運営に大きな問題が生じることが懸念される」。9月定例市議会で榎本政規市長は課題に触れた。


 行財政改革では、旧町村ごとの支所機能の統廃合が進み、約50の公共施設や事務事業、補助金が廃止や譲渡、縮小されている。「ますます過疎は進んでいくといっても過言ではない」。市議会では周辺部の議員から市の行革の進め方をただす声もある。


 「合併があったからこそ住民福祉向上にもつながり、地域振興策にも支障なく対応でき、基本生活インフラや地域振興拠点整備もできた。後ろ向きの考え方でなく、希望あふれる地域をつくるため何をとらえるかが最大のサービスだ」。榎本市長は合併の成果を強調する。


 基金の積み増しなど、行財政基盤の確保に加え、少子高齢化に対応し地域社会の機能を持続発展させていけるか。市政は真価を問われている。


   ◆


 10月6日に告示される鶴岡市長選。市政を取り巻く課題の周辺を探る。


(溝口太郎)

2818チバQ:2013/10/02(水) 20:19:59
http://www.asahi.com/area/yamagata/articles/MTW1310010600003.html
市政の行方 鶴岡市長選(下)
世界に先駆けて作られた人工クモ糸のドレス=5月24日、東京・六本木ヒルズ

 ◇ 慶大研に託す産業振興 未来開くか夢の人工クモ糸


 「世界のライバルがこれを見たら、間違いなく驚く」。コバルトブルーのドレスを前に、30歳の関山和秀社長は高揚感を抑えきれない様子で会場いっぱいの報道陣に語りかけた。


 5月24日、東京・六本木ヒルズ。東京タワーなどが一望できるこの高層ビルの49階ホールで、鶴岡市のベンチャー企業「スパイバー」が、独自に開発した合成クモ糸繊維による「世界初」の工業製品を発表した。「鉄よりはるかに強く、ナイロンの柔軟性を持つ」とされる夢の繊維。その実用化に向けた「第一歩」の舞台は華やかだった。


 鶴岡市が2001年に誘致した慶応大学先端生命科学研究所。スパイバーはそこで学んだ関山氏らが起業したバイオベンチャーだ。


 「先端的な学術研究を核に、新産業と雇用の創出を図る」。地域の生き残りをかけた将来構想の核として、鶴岡市は県とともに慶大先端研を全面的にバックアップしてきた。東北公益文化大も含めたプロジェクト整備に計300億円。鶴岡市は用地や教育研究基金も含め2012年度までに実質48億円を投じ、今も毎年3億5千万円を研究費補助として拠出している。


 生物の全代謝物を網羅的に解析し、特性を解明する成分分析技術「メタボローム解析」は、同研究所が開発した先進技術だ。これを核に、がんやアルツハイマーなど病の発症原因や、農産物の研究などが進み、応用も期待される。市民1万人の協力で病因解析に取り組む「鶴岡みらい健康調査」、地元高校生の研究助手任用、薬草開発など多くの可能性が広がっている。


 だが、先端研発のベンチャー企業は、まだメタボローム解析を担うヒューマン・メタボローム・テクノロジーズとスパイバーの2社だけ。市議会などでも「説明が不十分」「私大の研究に多額の市税を投じるのはどうか」などの疑義にもさらされてきた。


 経済の低迷で鶴岡市の企業誘致は進まず、大山工業団地では28・5ヘクタールのうち6割が売れ残っている。今年8月には、900人超を雇用するルネサス山形工場が、グループのリストラで閉鎖対象になった。ルネサス山形労組の秋山直樹執行委員長は「この地に生活拠点を置いている人がきちんと生活できるよう、市は雇用を守る最大限の努力をしてほしい」と期待する。


 スパイバーは、トヨタ自動車の大手部品メーカー小島プレス工業と共同で工業化のための試作工場を11月にも稼働する。関山社長は「クモ糸繊維を活用する関連メーカー数十社の研究開発部門が今後10年以内に次々に進出し、数千人規模の雇用を生む一大産業集積地になる可能性もある」と、「日本のシリコンバレー」を夢見る。


 一方で課題を提起する専門家もいる。クモ糸に詳しい奈良県立医科大学の大崎茂芳名誉教授は「これまで多くの世界企業がクモ糸合成を試みたが、天然並みの分子量や強度を出せず、廃業した例もある。スパイバーの場合、未公表のサンプルデータを確認しないと評価は難しい」という。


 「技術を元にベンチャーが生まれ、本格企業を呼び込む。従来の企業誘致にない新たな戦略だ」と、市側が自画自賛する慶大先端研発の産業化政策。だが、未来予想図は、まだ誰にも描ききれていない。(溝口太郎)

2819チバQ:2013/10/03(木) 22:41:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131003ddlk05010205000c.html
選挙:にかほ市長選 佐藤氏が出馬表明 現職と一騎打ちか /秋田
毎日新聞 2013年10月03日 地方版

 任期満了に伴うにかほ市長選(20日告示、27日投開票)で、測量会社専務の佐藤ちづ子氏(65)=にかほ市金浦=が2日、無所属で立候補すると正式表明した。表明は3選を目指す現職の横山忠長氏(65)に続き2人目で、市長選は2氏による一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 この日、市内で記者会見した佐藤氏によると、佐藤氏は横山氏の後援会に所属し、過去2回の市長選で横山氏を応援していた。だが市政運営の一部に不満があったなどとし、「住民の意思もなく無投票で市長が決まれば市の刷新は望めない」と、数日前から立候補を検討していたという。人口減少対策や子育て・高齢者福祉、交通政策などに取り組むとし、「女性の目線で行政を変えたい」と述べた。

 佐藤氏は静岡県出身。県立三島南高卒後、主婦を経て、1980年に夫が設立したにかほ市内の測量会社に入社し、96年から現職。【仲田力行】

2820チバQ:2013/10/04(金) 21:57:34
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131004_7
熊谷県議が出馬の意向 来年の紫波町長選

--------------------------------------------------------------------------------
AddClips ブックマークに登録  

 紫波選挙区選出の熊谷泉県議(66)=自民クラブ=は、来年2月7日の任期満了に伴う紫波町長選に出馬する意向を固めた。同町長選には町議会副議長の佐々木雅博氏(59)が無所属での立候補を表明しており、1998年以来の選挙戦となる見込みだ。

 無所属で出馬する見通しで政党に推薦要請するかは未定。県議としての後援会を基に再構築する。現職藤原孝氏(75)は、今期限りでの勇退を表明した1日の後援会役員会で熊谷氏への支援を呼び掛けており、藤原氏の後援会と連携することになりそうだ。

 熊谷氏は同町片寄出身。2003年同町議初当選。06年に辞職し07年県議初当選。11年に無投票再選し現在2期目。商工文教常任委員長を務めている。




(2013/10/04)

2821チバQ:2013/10/04(金) 22:19:05
http://yamagata-np.jp/news/201310/03/kj_2013100300056.php

無所属の山科氏、自民会派入り 県議会

2013年10月03日 09:44

 県議会最大会派の自民党に、無所属の山科朝則氏(新庄市区)が加わることになった。2日の議員総会で報告され、8日付で会派異動届を提出する。同党県連の野川政文幹事長によると、今年2月に山科氏から会派入りの申し入れがあり、検討を続けてきた。9月25日の役員会で了承された。

 野川幹事長は「山科氏はもともと党員であり、先の参院選でも大沼瑞穂氏の当選に尽力した。同市区選出の坂本貴美雄県議をはじめ、地元の理解も得られた」と語った。

 山科氏は取材に対し「会派という組織の一員として切磋琢磨(せっさたくま)しながら、協力して県勢発展、地域発展に力を尽くしたい」と話した。山科氏は初挑戦し落選した2007年の県議選で、別の新人と自民党の公認争いをした経緯がある。

 異動後の会派構成は自民党33人、県政クラブ7人、公明党1人、共産党1人、無所属2人となる。

2822チバQ:2013/10/07(月) 22:42:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20131006-OYT8T00841.htm
鶴岡市長に榎本氏再選



再選が決まり、万歳する榎本氏(右から2人目)(鶴岡市美咲町の事務所で)  鶴岡市長選が6日告示され、現職の榎本政規氏(64)(無所属=自民、公明推薦)以外に立候補の届け出がなく、榎本氏の無投票再選が決まった。同市長選が無投票になるのは、合併直後の2005年以来、8年ぶり。

 榎本氏は市役所前の第一声で、鶴岡の食文化の豊かさを強調した上で、「農業の6次産業化を推進していく」と訴えた。ルネサスエレクトロニクスの鶴岡工場閉鎖に伴う雇用問題にも触れ、「ベンチャー企業で若い人たちの仕事を生み出すため、慶応大先端生命科学研究所への支援を続けていく」と語った。

 当選が決まると、同市美咲町の事務所で支持者らに「全国のどこにも負けないまちづくりをしていきたい」と決意を披露した。

 2期目を迎える榎本氏だが、ルネサス退職者の再就職問題をはじめ、人口減少と少子高齢化が急速に進む中、地域経済の活性化や観光や食を核にした交流人口の拡大、合併特例債による事業の増大と財政運営など、課題が山積している。

 改築される市文化会館の説明会に参加したことがある同市朝暘町、自営業飯鉢整さん(43)は「大規模な公共施設の整備が、十分な話し合いのないまま進んでいるように感じる。選挙を通じて議論が必要だった」と話す。

 婚活支援に携わる同市双葉町、飲食業三浦明弓さん(33)は「子供が複数生まれた場合の補助制度をさらに充実させるなど、子育てしやすい環境の整備を推進してほしい」と期待する。

 同市大西町の郷土史研究家星野正紘さん(77)は「将来を見据えて鶴岡をどうするのか、大局的な見地から方向性を打ち出してもらいたい」と注文をつけた。

(2013年10月7日 読売新聞)

2823チバQ:2013/10/07(月) 23:21:55
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201310070
福島市長選 現新4人の争いか 市議の大内任期満了に伴い11月10日告示、17日投票で行われる福島市長選で、福島市議の大内雄太(ゆうだい)氏(30)が立候補の意思を固めた。

これまでに4選を目指す現職の瀬戸孝則氏(66)と元環境省東北地方環境事務所長の新人小林香(かおる)氏(54)が立候補を表明している。

共産党福島相馬地区委員会などでつくる「福島市政を明るくする会」も候補者擁立を決めており、4人による選挙戦の公算が大きくなった。

大内氏は福島民報社の取材に対し、「市民との対話を重視し、市民に寄り添う市政運営が求められている。

3人の子を持つ父親の立場から福島の将来のために全力を尽くしたい」と語り、10月中旬にも正式に立候補を表明する考えを示した。

大内氏は北海道小樽市出身。

旭川高専卒。

放射線取扱主任者で、医療機器メーカー社員を経て平成23年の福島市議選で初当選した。

市議会では一人会派・放射線解決クラブに所属している。

瀬戸氏は福島市出身。

福島高、早稲田大法学部卒。

県議会副議長を経て平成13年の市長選で初当選し、現在3期目。

6月定例市議会で立候補を表明した。

全国市長会副会長、県市長会長。

小林氏は伊達市保原町出身、福島市在住。

福島高、中央大法学部卒。

英国サセックス大修士課程を修了した。

昭和63年に旧大蔵省に入省、今年7月に環境省を大臣官房付で退職した。


2013年10月07日 11時25分 配信

2824チバQ:2013/10/08(火) 19:23:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20131007-OYT8T01397.htm
県知事選 業界団体 対応が流動化

 10日告示、27日投開票の知事選について、業界団体は、どのような対応を取るのか。東日本大震災や政権再交代といった歴史的な出来事を背景とした今回の知事選では、2009年の前回とは違う方針を示したり、組織の意思統一が出来ずに自主投票としたりする団体も多く、選挙への対応が以前に比べ流動化している傾向が表れている。

 県農協政治連盟(県農政連)は05年の前々回、前回に引き続き、現職で3選を目指す村井嘉浩氏(53)を推す。理由は「原発事故で風評被害を受けた農産物の賠償問題について、国への窓口役を果たしてくれた」(幹部)からだ。

 昨年から今年にかけての国政選では、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への是非を評価軸に、与野党を問わず「反対」の候補者を支援してきた経緯があるが、別の幹部は「TPPは国策の問題で、知事選では目をつぶる」と説明する。

 県建設業協会は、前々回以来となる村井氏推薦。前回は直前の衆院選で村井氏の出身母体である自民党が大敗した上、民主党系候補が立候補したため自主投票としたが、今回は自民が政権に復帰したこともあり、村井氏に回帰した。「3選後には震災で疲弊した加盟企業への支援策を講じてほしい」(幹部)と、早くも要望が出ている。

 県医師連盟も村井氏推薦の方針だが、幹部は、県が3月末で打ち切った医療費などの減免措置の復活と、村井氏が積極的に進める医学部新設の見直しを求める。このほか、県林業政治連盟、県ホテル旅館生活衛生同業組合も村井氏側に立つ。

 一方、過去2回は民主系候補を支援してきた連合宮城は、加盟労組の意見がまとまらず、自主投票で臨む。9月下旬には村井氏が連合宮城の事務所を訪れ、“雪解け”を図る一幕もあった。だが連合側は「村井氏は自民色が強く政治的に相いれない」(幹部)と歩み寄るつもりはないようで、別の労組関係者は「民主が早く党勢を立て直さないと、今後もずっと『不戦敗』になってしまう」と嘆く。

 県漁協も意見集約が難しく、自主投票とした。村井氏とは水産業復興特区を巡って対立を続けた経緯があり、推薦を出した過去2回とは対応を一変させた。ただし、幹部は「特区は必要ないとの考えは変わらないが、この先も対立を続けるつもりはない。『村井氏寄りの自主投票』だ」と苦渋の表情で語った。

 これに対し、新人の弁護士佐藤正明氏(65)には、県教職員組合が推薦を決めた。佐藤氏の陣営幹部は、「村井氏と距離を置く団体を中心に、幅広く支持を呼びかけている」と話している。

(2013年10月8日 読売新聞)

2825チバQ:2013/10/08(火) 20:26:15
http://www.asahi.com/articles/CMTW1310070600002.html
無投票で榎本氏 鶴岡市長選態勢固め再選
2013年10月7日18時17分
印刷メール

無投票で再選を決め、花束を受ける榎本政規氏=鶴岡市美咲町の事務所
[PR]
 鶴岡市長選は6日告示され、現職の榎本政規氏(64)=無所属、自民・公明推薦=のほかに立候補の届け出がなく、榎本氏の無投票での再選が決まった。同市長選が無投票となったのは2005年の市町村合併時以来、8年ぶり。


 午後5時過ぎ、榎本氏が同市美咲町の選挙事務所に現れると、約100人の支持者から拍手がわいた。榎本氏は「若者の雇用をつくり、子育てをするなら鶴岡と言われる町づくりをしたい。無投票の重さをかみしめ、多くの批判票もあるのだと感じながら、2期目に取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 

 榎本氏は今年2月の定例市議会で再選出馬を表明。ルネサス鶴岡工場の閉鎖問題が深刻化する中、積極的な雇用対策や少子高齢化対策などに意欲を示し、保守系の市議会与党を軸に自民と公明の推薦を得て、態勢を固めた。

 

 一方、この日告示された市議選(定数32)には34人が立候補を届け出た。候補者の内訳は、現職25、前職1、新顔8。党派別では共産4、公明2、民主1、ほかは無所属。


 投票は13日、市内86カ所で行われ、即日開票される。5日現在の有権者数は11万1408人。

     

■暮らす安心「復興」させてこそ■


 《解説》4年前、前市長の「後継者」として激しい選挙戦をくぐり抜けた榎本氏が、無投票で再選を果たした。合併のひずみや批判がくすぶる中、行財政改革を断行しつつ、成長戦略「鶴岡ルネサンス宣言」に掲げた地域振興などに取り組んだ実績に対する一定の「信任」と見ることもできる。

 

 保守系の勢力を中心に盤石の態勢を築き、行財政改革のあり方に批判的な共産党も不戦敗に追い込まれた。

 

 だが、2期目に向けた課題は山積している。中でも雇用問題は重大だ。1市4町1村が合併して8年。300億円近い合併特例債を投じてインフラ整備を進めても、全体の6%強にも相当する9千人もの人口が減り、高齢化が止まらない背景には、働き盛りの人が安心して住める安定雇用と収入が確保できないことがあるのではないか。

 

 900人超の雇用が宙に浮いた今夏のルネサス鶴岡工場の閉鎖問題は、国際競争が激化する中で、従来型の企業誘致の限界を改めて浮き彫りにした。

 

 慶応大学先端生命科学研究所を核とした新産業創出の戦略も、バイオ、医療、農業の分野で様々な可能性を生んではいるが、なお未知数の部分も多い。

 

 鶴岡シルクや食文化の振興など、多面的な「地場産業」の再構築も試みられているが、雇用や経済の面で目に見える形にし、地域に暮らす誇りと安心を復興させてこそ、初めて「ルネサンス」といえる。

 

 過疎化が進む一方、行革で住民サービスも様変わりし、コミュニティーの維持にすら不安が膨らむ中で、住民にいかに希望を伝えるか。「役所の常識」の是非を不断に問い直す姿勢を貫けるか。「市民力・地域力・行政力の結集」を目指す榎本市政の行方を、市民は注視している。(溝口太郎)

2826チバQ:2013/10/10(木) 19:56:25
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131010_4
会社役員・上田氏出馬へ 花巻市長選、選挙戦濃厚

--------------------------------------------------------------------------------
   花巻市北湯口の会社役員上田東一氏(59)は、来年1月19日告示、同26日投票の日程で行われる次期市長選に無所属で立候補する意向を固めた。同市長選は現職大石満雄氏(55)が3選を目指し出馬の意向を固めており、選挙戦となることが濃厚となった。

 上田氏は9日、岩手日報社の取材に対して「(支持者との)会合があすあるので、それまで話せない」と明言を避けたが、周辺によると出馬の意思は固い。上田氏を支持する有志が開く集いが10日に市内で予定されており、出馬要請を受けて表明するとみられる。

 市民党の立場で支持を広げる考えとみられ政党への推薦要請はしないが、自民党花巻市支部が既に支持を決定、社民党花巻総支部も支持する方向で調整を図っている。

 9月2日現在の有権者数は8万3714人(男3万9245人、女4万4469人)。




(2013/10/10)

2827チバQ:2013/10/12(土) 01:00:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131011ddlk02010026000c.html

選挙:平川市長選 長尾県議が出馬を表明 /青森

毎日新聞 2013年10月11日 地方版


 平川市選出の自民党県議、長尾忠行氏(64)が10日、同市内で記者会見し、任期満了に伴う市長選(2014年1月19日告示、同26日投開票)に立候補すると表明した。市長選には現職の大川喜代治氏(68)も再選を目指す意向だ。

 長尾氏は会見で「多くの市民から、もっと元気でもっと活力に満ちた市に向け、リーダーシップを発揮してほしいと要請された」と説明。特に、弘前圏域の消防本部の統合を巡り、市議会が今春いったん否決したあと可決したことなどを例に挙げ、大川市政に疑問を呈した。

 公約は「産業で元気」「安心安全と健康で元気」など「平川市、元気なまちづくりプロジェクト8カ条」を掲げた。【松山彦蔵】

2828チバQ:2013/10/12(土) 01:01:18
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131011t11022.htm

福祉か産業か 両陣営の「復興像」激突 宮城知事選告示




候補者が訴えた震災復興策に耳を傾ける有権者=10日、仙台市青葉区



 「復興」一色の選挙戦で、2人の候補者は対照的な将来像を掲げた。10日告示され、現職と新人が立候補した東日本大震災後初の宮城県知事選。支持基盤が分厚い現職は「産業再生」を打ち出した。挑む新人は「手厚い福祉」で対抗した。再生の針路を問う論戦は「自民系VS共産系」という単純な構図となり、低調ムードが取り沙汰される。2陣営はカラーの異なる復興を叫び、浸透に躍起になった。

<村井嘉浩候補>
 3選を目指す無所属現職の村井嘉浩候補(53)の旗印は「創造的な復興」。仙台市内での第一声は、肝いり施策の訴えに熱がこもった。
 「農地を大区画化して民間の力を入れ、競争力ある農産物をつくる。5年後には日本のモデルとなる」「仙台空港を民営化すれば、国内外から客を呼び込める」
 演説にみなぎる自信の源は、主要政党が村井候補になびいていることにほかならない。出陣式や第一声には村井候補の出身の自民党のほか、公明、みんな、維新各党の国会議員や幹部が並んだ。
 前回知事選(2009年)で対立候補を担ぎ、今回は自主投票とした民主党の桜井充参院議員(宮城選挙区)も出席。桜井氏は「(陣営の)敷居は高いが、知事はもともと友人。復興を一緒にやってきた仲だ」と語り、人目もはばからず支援姿勢を見せた。
 村井候補は「共産党、社民党以外の皆さんが出席してくれた。復興は皆で協力して成し遂げるべき国家的プロジェクトだ」と満足げに語った。

<佐藤正明候補>
 「被災者が主人公の県政に切り替えなければならない。人間の復興こそが一番だ」。無所属新人で弁護士の佐藤正明候補(65)=共産推薦=は仙台市内で第一声を上げ、「反村井」を鮮明にした。
 支持母体の市民団体による候補擁立作業は難航。公約は告示2日前にようやく発表したが、戦術は明確だ。3月に被災者対象の医療費窓口負担などの減免措置を打ち切った村井候補の判断を批判し、措置の再開を目玉政策に据える。
 応援マイクを握った弁護士仲間は「村井さんは高をくくっている。全被災者を敵に回しても当選できるというおごりが透けて見える。県民の命と健康を守ることに優先されるものはない」と批判した。
 推薦した共産党は7月の参院選で「反自民」の受け皿となり躍進した。高橋千鶴子衆院議員(比例東北)は「村井候補は自民党政治をそのまま宮城でやろうとしている。悪政にノーと言える知事を誕生させよう」と政党対決の側面を強調した。


2013年10月11日金曜日

2829チバQ:2013/10/13(日) 09:45:00
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131013t11030.htm
宮城県知事選 対決一転、自主投票 民主手探り状態

 27日投開票の知事選で、自主投票を決めた民主党の一部に、3選を目指す無所属現職の村井嘉浩氏(53)の応援に回る動きが出ている。個人的な交流がある議員が中心で、表立った運動は影を潜める。党は2005年と09年の知事選で対立候補を支援、推薦した経緯があり、村井氏との向き合い方は手探り状態だ。所属議員の多くは静観の構えを崩していない。

 告示日の10日、県連副代表の桜井充参院議員(宮城選挙区)の行動が県政界の話題をさらった。仙台市青葉区で開かれた村井氏の出陣式に出席し、神前に玉串をささげて村井氏の必勝を祈願。直後の第一声でも自民党国会議員と共に村井氏の脇に並んだ。
 桜井氏は「村井氏はもともと友人。共通の支持者に出席を頼まれた」と説明する一方、「本当に出席していいのかという感じもあった」と複雑な心情も明かした。
 民主党県連は05年の知事選で元県総務部長を支援、09年には元国連食糧農業機関部長を推薦し、村井氏との対決姿勢を鮮明にしてきた。応援に乗り出した県議は「全面的な支援への急旋回は、党支持者の理解を得にくい」と漏らす。
 村井氏が県議時代に所属した自民党が全面支援し、入り込む余地がないという事情もある。
 民主党の菅原実県議が10日午後、宛名書きを引き受けた法定はがき300枚を村井氏の選挙事務所に手渡しに来た。ほかには室内ポスターを支持者に配る程度で、支援集会などを開く予定はないという。
 県連代表の安住淳衆院議員(宮城5区)や副代表の郡和子衆院議員(比例東北)も陣営に激励文を送っているが、多くの議員は関与に慎重だ。
 ベテラン県議は「村井氏は福祉に一歩も踏み込まない。応援すれば充実を訴えてきた党のこれまでの主張を否定することになる」と話す。
 県連幹部は「村井氏はやっぱり自民党出身。過去の経緯を振り払い、表立った応援をしても見返りは期待できない」と冷めた視線を送る。

 ◇宮城県知事選立候補者
村井嘉浩 53知事  無現(2)
佐藤正明 65弁護士 無新 (共推)


2013年10月13日日曜日

2830チバQ:2013/10/14(月) 12:31:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131013-OYT8T00767.htm
横手市長選 現新一騎打ち

Tweet


ヘルプ
.
 横手市長選と市議選(定数26)が13日、告示された。市長選には、新人で前市議の高橋大氏(37)と3選を目指す現職の五十嵐忠悦氏(66)が、ともに無所属で立候補を届け出た。

 高橋氏は、届け出を済ませると、同市十文字町梨木の事務所前で出陣式に臨んだ。会場には、高橋氏の名前「大」の文字を入れた選挙戦の合言葉「大どんでん返し」の幟(のぼり)が掲げられ、支持者ら約200人から「大ちゃん、頑張れー」と声が上がった。応援に駆けつけた地元の土谷勝悦県議は「マンネリ化した市を若い力で変えていくという気持ちで立候補した大ちゃんには、本当に頭が下がる。必ず『大どんでん返し』できるはず」と気勢を上げた。

 五十嵐氏は早朝、市内の神社で関係者ら約100人とともに選挙戦の必勝を祈願。届け出を終え、同市前郷の事務所前で約200人の支持者らを前に出陣式を行った。日本維新の会の村岡敏英衆院議員が「五十嵐さんは今日からの1週間、これまでの4年間の実績を訴えて駆け回る。横手市を前に進めるためには五十嵐さんしかいない」とアピール。ほかにも、近隣の市町長や地元の県議らが応援に駆けつけ、次々に五十嵐氏への支援を訴えた。

 今回から定数が4減となった市議選には、現職23、新人6の計29人が立候補した。党派別では、共産3、公明1、無所属25。市長選、市議選とも、20日午前7時〜午後7時(一部は午後6時)、市内68か所で投票が行われ、午後8時半から横手体育館で即日開票される。12日現在の選挙人名簿登録者数は8万2602人。

(2013年10月14日 読売新聞)

2831チバQ:2013/10/14(月) 12:40:48
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/10/13/new1310131601.htm
八戸市長選、現職と2新人の争いへ(2013/10/13 16:06)
 任期満了に伴う八戸市長選は、20日の告示まで1週間となった。これまでに出馬表明したのは、3選を目指す現職小林眞氏(63)=自民、民主、公明推薦=、新人の歯科医院長清水文雄氏(65)、新人の農業久保沢鉄男氏(86)で、3人による争いが濃厚だ。小林氏は市議36人中34人の支持を取り付け、盤石の選挙態勢を構築。清水氏は現職の批判票の受け皿を目指し、草の根運動で支持を呼び掛ける。

2832チバQ:2013/10/15(火) 20:57:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131013-OYT8T00767.htm
横手市長選 現新一騎打ち

 横手市長選と市議選(定数26)が13日、告示された。市長選には、新人で前市議の高橋大氏(37)と3選を目指す現職の五十嵐忠悦氏(66)が、ともに無所属で立候補を届け出た。

 高橋氏は、届け出を済ませると、同市十文字町梨木の事務所前で出陣式に臨んだ。会場には、高橋氏の名前「大」の文字を入れた選挙戦の合言葉「大どんでん返し」の幟(のぼり)が掲げられ、支持者ら約200人から「大ちゃん、頑張れー」と声が上がった。応援に駆けつけた地元の土谷勝悦県議は「マンネリ化した市を若い力で変えていくという気持ちで立候補した大ちゃんには、本当に頭が下がる。必ず『大どんでん返し』できるはず」と気勢を上げた。

 五十嵐氏は早朝、市内の神社で関係者ら約100人とともに選挙戦の必勝を祈願。届け出を終え、同市前郷の事務所前で約200人の支持者らを前に出陣式を行った。日本維新の会の村岡敏英衆院議員が「五十嵐さんは今日からの1週間、これまでの4年間の実績を訴えて駆け回る。横手市を前に進めるためには五十嵐さんしかいない」とアピール。ほかにも、近隣の市町長や地元の県議らが応援に駆けつけ、次々に五十嵐氏への支援を訴えた。

 今回から定数が4減となった市議選には、現職23、新人6の計29人が立候補した。党派別では、共産3、公明1、無所属25。市長選、市議選とも、20日午前7時〜午後7時(一部は午後6時)、市内68か所で投票が行われ、午後8時半から横手体育館で即日開票される。12日現在の選挙人名簿登録者数は8万2602人。

(2013年10月14日 読売新聞)

2833チバQ:2013/10/16(水) 23:54:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131016t11023.htm
村井氏、圧勝の勢い 宮城知事選 本社情勢調査




 宮城県知事選(27日投開票)で、河北新報社は12〜14日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢を探った。無所属現職で3選を目指す村井嘉浩氏(53)が大きくリードし、圧勝する勢いを見せている。無所属新人の弁護士佐藤正明氏(65)=共産推薦=は伸び悩んでいる。調査時点で投票する候補を決めていないのは2割。関心を示したのは8割弱で、前回知事選(2009年)の調査を下回った。
 村井氏は支援を受ける自民、公明両党支持層の9割超を固めた。応援するみんなの党、日本維新の会支持層でもそれぞれ9割、7割に浸透する。
 自主投票の民主、社民両党支持層にも8割以上の支持がある。佐藤氏を推薦する共産党支持層の4割強にも食い込む。無党派層は7割を引き付け、支持の広がりが分厚い。
 各年代に満遍なく浸透。職業別では管理職、農林漁業などの支持が強い。地域別では特に県北部、仙台市の中心部や南西部で強さを見せる。
 佐藤氏は福祉重視の姿勢を掲げ、村井県政を批判する。支援を受ける共産党支持層への浸透は4割強にとどまる。生活の党支持層の3割弱を取り込むが、他党支持層に広がりが見られない。
 各年代で村井氏に引き離されている。職業別では学生に1割強の支持があるが、ほかは伸びがない。地域別も各地で苦戦している。
 調査時点で「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と回答したのは計76.1%。前回09年の同時期調査を6.3ポイント下回った。投票率(前回46.57%)の動向も焦点となる。

◎女川再稼働、反対6割

 河北新報社は宮城県知事選の世論調査で、東日本大震災で停止した東北電力女川原子力発電所(女川町、石巻市)の再稼働への賛否を尋ねた。「どちらかといえば反対」「反対」を合わせた反対派が60.4%に上り、「賛成」「どちらかといえば賛成」の賛成派36.1%を大きく上回った。
 賛否の割合はグラフの通り。10.9%が「賛成」、25.2%が「どちらかといえば賛成」と答えた。「どちらかといえば反対」は29.7%、「反対」は30.7%だった。
 男女別では、男性の53.4%が反対と回答したのに対し、女性の反対は66.9%に達した。男性の賛成は45.0%、女性の賛成は27.9%だった。
 年代別では、20代の49.0%が賛成と回答。反対の49.2%とほぼ拮抗(きっこう)した。最も賛否に差があったのは40代で、賛成が26.9%に対し、反対は71.6%に達した。
 職業別では、商工自営業、事務・技術職などで40%前後が賛成と回答したのに対し、農林漁業の賛成は25.8%、専業主婦の賛成は26.5%にとどまった。
 原発の立地自治体とそれ以外の地域で賛否に差があるかどうかも分析した。女川町・石巻市では39.9%が賛成、58.8%が反対と回答。それ以外の地域は35.7%が賛成、60.7%が反対で、賛成と回答する割合は立地自治体の方がやや高かった。
 女川原発は震災で全3基が停止し、一部設備が損壊した。東北電は女川原発の再稼働時期について「2016年度以降」との見通しを示している。今年5月に敷地内の防潮堤かさ上げに着工するなど、再稼働に向けた安全対策工事を進めている。

<調査の方法>宮城県内の有権者を対象に12〜14日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1440件で、うち1015人から回答を得た。


2013年10月16日水曜日

2834羽月*香:2013/10/18(金) 11:33:51
本当に面白いサイト。
gif" width="" height="" alt="" />

2835チバQ:2013/10/20(日) 17:29:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20131019-OYT8T01096.htm
菅原文太さん、達増・岩手知事ら知事選応援

 知事選は27日の投開票まで残り1週間となった。19日には、著名人が県内入りして応援のマイクを握り、選挙ムードの盛り上げに一役買っていた。

 現職の村井嘉浩候補(53)の応援に訪れたのは、岩手県の達増拓也知事。大衡村で行った街頭演説で、「震災直後に携帯電話で情報を交換したり、励まし合ったりした。政府の会合でも、復興のあるべき姿を一緒につくってきた」と連帯ぶりを強調。その上で、「復興は、東北が力を合わせて進めていく必要がある。村井候補にはさらに頑張ってもらわないといけない」と訴え、固く握手を交わした。

 一方、新人の佐藤正明候補(65)を応援しようと仙台市宮城野区の演説会場に駆け付けたのは、俳優の菅原文太さん(80)だ。同市出身の菅原さんは「信念を貫き通すことが大切」と激励。約300人の聴衆を前に「復興なんて何もしていない。そのことをもっと声に出そう」と話し、「47都道府県の中で、宮城を一番すばらしい街にしてくれる佐藤さんを選ぼう」と呼びかけた。

(2013年10月20日 読売新聞)

2836名無しさん:2013/10/21(月) 00:32:10
高橋氏が現職破り初当選 横手市長選


 任期満了(10月22日)に伴う横手市長選は20日、市内68カ所で投票が行われ、午後8時半から横手体育館で即日開票された。その結果、新人で元市議の高橋大氏(37)が2万8063票を獲得し、3選を目指した現職の五十嵐忠悦氏(66)を485票差で下し初当選を果たした。投票率は68・72%で、前回(75・99%)を7・27ポイント下回った。

横手市長選開票結果

当 28,063 高橋 大  37 無新
次 27,578 五十嵐忠悦 66 無現

▽当日有権者数82,185(男38,494、女43,691)
▽投票者数56,476▽有効55,641
▽無効835▽持ち帰り0▽不受理1
▽投票率68・72%(男68・74%、女68・70%)

(2013/10/20 23:34 更新)
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20131020x

2837チバQ:2013/10/21(月) 21:11:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131020-OYT8T01117.htm
横手市長に高橋氏



当選が決まり万歳する高橋さん(右)(20日午後10時57分、横手市十文字町梨木で)  横手市長選は20日、投開票され、新人で元市議の高橋大氏(37)が、3選を目指した現職の五十嵐忠悦氏(66)を破り、初当選を果たした。高橋氏は市議から一転、県内第2の都市のかじ取りを担う立場になる。当日有権者数は8万2185人。投票率は、前回を7・27ポイント下回る68・72%だった。

 支持者らが集まった横手市十文字町の自治会館に当選確実の連絡が入ると、高橋氏は喜びを爆発させた。

 高橋氏は、十文字町議を経て横手市議に2回当選。今回、「市民は市政に不満があるのに、現職に対抗馬がいない矛盾を感じた」と立候補を決め、市議を辞職して選挙戦に挑んだ。

 立候補表明が7月末と出遅れ、十分な支援体制が整わないなか、地元・十文字町の市民や同窓生らのネットワークを駆使して浸透を図った。「若さ」を前面に押し出しつつ、市内をくまなく回って市民の声に耳を傾け、支持を広げた。

 選挙戦では、IT技術を生かした起業支援や横手市産農畜産物のブランド化を主張。人口減対策として、横手市の優れた教育・子育て環境をPRし、「住んでみたい町」として市外から人を呼び込むと訴えた。

 一方、五十嵐氏は、企業誘致など2期8年の実績を強調し、農業の6次産業化や市西部の多機能型直売所整備の推進を訴えた。農業、商工など幅広い団体の推薦を受け、地元の旧横手市を中心に票をまとめたが、旧郡部などに浸透しきれなかった。

(2013年10月21日 読売新聞)

2838チバQ:2013/10/21(月) 21:20:51
>>2832>>2836-2837
土谷勝悦県議(非自民系保守って立場かな)が支援にしても
若手が現職を破るって久しぶりでは?

2839チバQ:2013/10/21(月) 22:17:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131021ddlk05010181000c.html
選挙:にかほ市長選 告示 現新一騎打ちに 刷新か継続か /秋田
毎日新聞 2013年10月21日 地方版

 任期満了に伴うにかほ市長選が20日告示され、新人で測量会社専務の佐藤ちづ子氏(65)と、3選を目指す現職の横山忠長氏(66)が立候補を届け出た。2氏による一騎打ちとなり、7日間の舌戦がスタートした。

 歴史的な円高や電子部品大手TDKの生産拠点再編に伴い急速に悪化した雇用環境の改善や新たな産業構造の構築、新製品の開発・製造を含む産業振興など課題は山積する。市政の刷新か継続かが争点となる。

 投票は27日午前7時〜午後7時(一部午後6時)まで、市内18カ所で。午後8時から象潟公民館で即日開票される。期日前投票は21〜26日まで市内3カ所でできる。

 有権者数は19日現在で2万2387人(男1万558人、女1万1829人)。【仲田力行】

==============

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇風通しの良い市政を−−佐藤ちづ子 65 無新
 佐藤氏は午前9時ごろ、金浦地区の選挙事務所前で第一声。「何とか市を変えたい」との思いで出馬を決意したと語った。人口減少、高齢化が進み、TDKの工場閉鎖などが地域の経済や雇用に大きな影響を与える中で、市民の声が行政に反映されていないと指摘。「風通しの良い市政を」と訴え、若者の就業対策や子育て支援、高齢者福祉の充実などに取り組むとした。【小林洋子】

 ◇2期8年の実績強調−−横山忠長 66 無現(2)
 横山氏は午前9時ごろ、象潟地区の選挙事務所近くで第一声。「行政のかじ取りが難しい時期。全くの素人でいいのか、(私の)今までやってきたことがいいのかを問う選挙だ」と訴え、2期8年の実績を強調した。雇用対策として企業誘致や新産業の創出、福祉の充実、観光振興などの政策を掲げ、「市民に強く訴え選挙戦を勝ち取りたい」と決意を述べた。【仲田力行】

==============

佐藤ちづ子(さとう・ちづこ) 65 無新

 測量設計会社専務[歴]会社員▽静岡県立三島南高

横山忠長(よこやま・ただなが) 66 無現(2)

 県市町村総合事務組合議長▽全国治水砂防協会県支部長[歴]旧象潟町総務課長・町長▽西目農高

.

2840チバQ:2013/10/21(月) 22:19:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131021ddlk02010002000c.html
選挙:八戸市長選 告示 現職に2新人挑む 3選の是非問い /青森
毎日新聞 2013年10月21日 地方版

 任期完了に伴う八戸市長選が20日、告示された。歯科医院長の新人、清水文雄氏(65)▽3選を目指す現職の小林真氏(63)=自民、民主、公明推薦▽農業の新人、久保沢鉄男氏(86)−−の無所属3氏が立候補を届け出た。市議36人中、34人が支援にまわる小林氏に対し、清水氏と久保沢氏が挑む構図だ。投票は27日午前7時〜午後8時、市内91カ所で行われ、市体育館で即日開票される。19日現在の有権者数は19万5982人(男9万2687人、女10万3295人)。【塚本弘毅、伊藤奈々恵】

 20日の立候補の届け出後、清水氏は同市白銀町小沼の選挙事務所前、小林氏は同市沼館の選挙事務所前でそれぞれ第一声を上げた。久保沢氏は届け出後に報道陣の取材に応じた。

 清水氏は「停滞した8年間」と小林市政を批判。小林氏は「八戸新時代を切り開く」と強調した。選挙公報に絞った運動をするという久保沢氏は「市議会の監視機能強化」などを訴えた。

 各候補の第一声や発言は次の通り。

 ◇停滞した市政か、八戸変えるのか
 ◆清水氏

 市民に選択肢を与えるべきで、誰も立候補しないと「小林市政を認めた」という誤ったシグナルを送ることになる。共産党を除き市議会は与党化し、市政チェックの役目に疑問を感じる。欧米では(地方議員は)ボランティアか日当。市議と市長の報酬を3分の1減らす。「出」を抑える政策をしたいが、必要な道路や建物はやっていく。小学校6年生まで医療費を支援し、救急医療を充実させ、介護施設の援助をする。

 「三陸海洋観光都市」を建設してはどうか。臨海学校や観光遊覧船で観光客を呼べる。停滞した小林市政を選ぶのか、私の政策に賛同して八戸を変えるのか。大義のためには負ける戦でも戦わねばならない、そういう心境です。

 ◇復興を加速させ「強い八戸」作る
 ◆小林氏

 より強い、より元気な、より美しい八戸を実現する中で、八戸新時代を切り開くのが今回の私のテーマだ。

 復興を加速化させ、強じんな財政基盤の中、「強い八戸」を作っていく。2番目は「元気なまち」。スポーツ振興や子供たちの未来のための施策を打っていく。企業誘致や雇用を増やしたい。「美しいまち」は、美しい心を持った市民が増えるのが八戸が美しくなることだ。そのための施策を前に進め、子供たちに本を読んでもらうのも進める。

. 中核市を目指し、ひとり八戸だけがよくなるのでなく、周辺の三戸郡、岩手県北を合わせた八戸圏全体が発展する。その底上げを図るのが、私の大きな責務だと考えている。

 ◇行政のあるべき姿を訴えていく
 ◆久保沢氏

 行政の根本の仕組み、議会の権能、職員の職務のあり方など、あるべき姿を指摘し、訴えたい。議会は市政のチェック機関。市政と議会が一緒になっては駄目だ。議員は何か問題があると事務局の職員から聞くが、事務局職員は市職員。議会独自のチェックができない。事務局職員は議長に任命権を任せ、市職員とは別にする。

 自分の仕事について答えられない職員が多い。市職員が公務員としての誇りを持って仕事できるようにする。職務の中でおかしいと思うこともあるはずだ。市民の利益のため「下意上申」の制度を設け、議長に(意見を)上げられるようにする。街頭演説などはしない。公報とインターネットを通じて訴え、最低限の選挙をやる。

==============

 ◇市長選立候補者(届け出順)
清水文雄(しみず・ふみお) 65 無新

 歯科医院長▽県保険医協同組合理事[歴]東北大助教授▽日本歯科大院教授▽東北大院

小林真(こばやし・まこと) 63 無現(2)

 市長[歴]全国市長会行政部長▽自治医科大事務部長▽総務省自治財政局財務調査官▽東北大=[自][民][公]

久保沢鉄男(くぼさわ・てつお) 86 無新

 農業▽野場老人クラブ会長[歴]市農業委員▽新井田尋常高等小

.

2841チバQ:2013/10/22(火) 20:30:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131022t11042.htm
宮城・南三陸町長選告示 現新2氏届け出
 任期満了に伴う宮城県南三陸町長選は22日告示され、ともに無所属で、新人の元町歌津総合支所長の小野寺寛氏(65)と、3選を目指す現職の佐藤仁氏(61)が立候補を届け出た。ほかに立候補の動きはなく、一騎打ちとなる見通し。東日本大震災からの復興の在り方が争点となる。
 小野寺氏は、歌津の選挙事務所で支持者約200人を前に第一声。「被災者は復興の歩みが遅いと感じている。不安や焦りが町政不信を招いている」と指摘し「一日も早い新しい町の建設に向けてみんなでスタートを切ろう」と呼び掛けた。
 佐藤氏は、津波で壊滅した旧志津川市街地で遊説を開始した。支持者約500人のほか、村井嘉浩知事や周辺市町の首長を招き、「復興は町だけではできない。国や県との連携が大切。高台移転を進め、災害で命を失わない町にする」と訴えた。
 南三陸町議選(定数16)も同じ日程で行われる。午後1時現在、現職11、元議員2、新人5の18人が届け出た。
 投票は27日に行われ、即日開票される。21日現在の有権者は1万2467人。

<宮城県南三陸町長選立候補者>
小野寺寛 65 農業 無新
佐藤仁  61 町長 無現


2013年10月22日火曜日

2842チバQ:2013/10/22(火) 20:34:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131022ddlk05010043000c.html
解説:横手市長選 垣根越え「一致結束」を /秋田
毎日新聞 2013年10月22日 地方版

 保守系無所属同士の一騎打ちとなった横手市長選。明確な争点はなかったが、結果として市民は「市政転換」を選択した。

 37歳で人口で県内第2の都市のトップリーダーに躍り出た高橋氏。「田舎力」という独特の表現を使い、JAも商工会議所も相手陣営に回った選挙戦を「私たちには田舎ならではの人のつながりがある。そのネットワークが勝利をもたらした」と分析し、顔を紅潮させた。

 2005年10月、県内初となる郡市一体合併を成し遂げた新横手市。しかし、選挙戦は旧市と旧郡部を隔てる「壁」が立ちはだかった。初の市長選は大合併を進めた旧市長の五十嵐氏と旧町村長派の戦いに元県幹部が割り込む三つどもえ。結果は五十嵐氏が激戦を制したものの、得票は有効投票の半分にも満たない44・2%だった。

 2回目の前回も五十嵐氏と旧町村派新人との一騎打ち。「現職首長の2期目は強い」とされるが、五十嵐氏の圧勝とはならず、どうにか過半数を制したに過ぎなかった。そして今回も五十嵐氏は旧郡部の高い壁に終始悩まされたはずだ。ついに旧十文字町出身の37歳新人に500票足らずの小差で敗れた。

 激闘から一夜明け、有権者は一体何を基準に「一票」を投じたのか−−との声が聞こえる。県南の中核となる市が漂流しないため、ここは垣根を越えた「一致結束」が望まれる。【佐藤正伸】

2843チバQ:2013/10/22(火) 20:34:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131022ddlk05010003000c.html
選挙:横手市長選 485票差で高橋氏 現職破り初当選 /秋田
毎日新聞 2013年10月22日 地方版

 20日投開票された横手市長選は前市議で新人の高橋大氏(37)が3選を目指した現職の五十嵐忠悦氏(66)との激戦を制し、初当選した。

 高橋氏は無風選挙阻止のため、市議を辞職して出馬。世代交代と市政転換をアピール。2005年10月に横手・平鹿旧8市町村による「平成の大合併」を成し遂げ、市政継続を訴えた五十嵐氏を485票差の小差で退けた。

 高橋氏は20日深夜、選挙事務所に近い十文字町の中央町自治会館で、支持者らに「気の引き締まる思い。接戦は予測していたが、勝因は草の根運動」と深々と頭を下げた。さらに「選挙戦で、若い人でなければ駄目だという多くの声を受けた。勇気を持って横手市を変えていく」と決意を述べ、万歳三唱を繰り返した。

 一方、五十嵐氏はJR横手駅西口の選挙事務所で「仕事不足、力不足」と敗戦を総括。「地域には解決できない課題がある。新しい人には頑張ってほしい」と述べた。【佐藤正伸】

 ◇県内現職で最年少 高橋・新横手市長「若者の発想を市政に」
 県内の現職首長の中で最年少となる。当選から一夜明けた21日、「市民の現状を変えたいという強い思いが当選につながった。期待の重みを感じている」と緊張感を持って、当選をかみしめた。

 旧十文字町議、横手市議を含めて4回目の選挙戦だったが、これまで以上に市民の熱い思いを感じた。少子高齢化の中で支え手となる若者世代の一人として「将来への責任がある」との思いを強くする。

 市政運営では、若者の発想を取り入れて「一歩前に踏み出す勇気を応援」していく考えだ。若者だけではなく、自身が掲げる「決断する政治」のため、住民との共通理解の醸成にも力を入れるという。定期的に市民との対話の場を設けるとともに、市長室の場所を訪問しやすい所に移動することも検討する。

 選挙戦では、特に旧郡部の市民の後押しを得たとみられる。「周辺部が活性化すればおのずと中心部も潤う」と、合併前の旧町村部の垣根を取り払い、市民が誇りを持てる町づくりに励むつもりだ。【小林洋子】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 28063 高橋大 37 無新

  27578 五十嵐忠悦 66 無現

==============

 ◇横手市長略歴
高橋大(たかはし・だい) 37 無新(1)

 [元]市議▽農業▽スポーツ少年団柔道指導員[歴]会社員▽旧十文字町議▽秋田経済法科大

2844チバQ:2013/10/22(火) 20:36:21
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/10/22/new1310220902.htm
現職推薦の民主、対応に苦慮/八戸市長選(2013/10/22 09:02)

 27日投開票の八戸市長選で、現職小林眞候補(63)を推薦した民主党が選挙対応に苦慮している。自民党が全面支援する現職との対決を避け、無投票3選も見込んで支援にかじを切ったものの、10月に入って新人が相次いで参戦を表明、「想定外」(民主市議)の選挙戦に突入したのも一因だ。自民一色の現職陣営で存在感をアピールするわけにもいかず、「ますます埋没してしまう」と、今後の各種選挙への影響を懸念する声も出始めている。

2845チバQ:2013/10/23(水) 20:56:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131023t41014.htm
合併後の不満が逆風に 横手市長選で現職の五十嵐氏敗北

落選の知らせを受け、支持者にあいさつする五十嵐氏(右奥)=20日午後11時40分ごろ、横手市の事務所


 20日投開票の秋田県横手市長選で、旧横手市長を含め16年間、市政トップに君臨した現職五十嵐忠悦氏(66)が、新人の高橋大氏(37)に敗れた。8年前に実現させた8市町村合併による新市誕生は五十嵐氏の最大の功績だったはずだが、今回は「合併による効果を実感できない」という旧町村部の不満が敗北の大きな要因となった。

 「地域の課題に有効な解決策を提示できなかったことは、現職が責めを負わなければいけない」
 22日午後、五十嵐氏は市役所の講堂に集まった約150人の職員らを前に、退任のあいさつをした。
 1997年、旧横手市長に就任し、2005年に合併に伴う新横手市長となった五十嵐氏は、横手やきそばによるまちおこしやJR横手駅前の再開発、首都圏への農産物の売り込みなどで実績を積み上げた。
 一方、合併の是非や合併相手の選択をめぐって住民同士が対立した旧十文字町や旧増田町、旧山内村などでは新横手市政への不満が根強かった。
 元山内村長の佐藤繁さん(73)は旧横手市との合併に賛成の立場だったが、「旧町村に設置した地域局の職員削減など合理化だけが先行し、中心部との間で格差が広がった」と訴える。
 今回の選挙戦では組織力や知名度で上回る五十嵐氏が優位とみられていたが、トップダウン的な行政手法や多選が批判された上、旧十文字町出身の高橋氏が旧町村部の不満の受け皿になった。
 「市町村合併の恩恵を市内全域に行き渡らせる」との主張は、37歳という若さへの期待も重なって急速に支持を広げた。
 秋田県では、平成の大合併で市町村の数が69から25に減った。合併のしこりが残る自治体は少なくない。
 秋田県知事として合併を後押しした元横手市長の寺田典城参院議員は「合併自治体では(旧市町村の)均衡ある発展などあり得ない。人口減少や地方交付税の削減といった現実を直視し、知恵を絞るしか生き残る道はない」と警告する。
 23日に新市長に就任し、東北最年少の市長となる高橋氏の前にも厳しい現実が立ちはだかる。


2013年10月23日水曜日

2846チバQ:2013/10/24(木) 20:29:23
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/10/24/new1310241101.htm
民主相乗りで自民緩み警戒/八戸市長選(2013/10/24 11:00)

 27日投開票の八戸市長選で、3選を目指す現職小林眞候補(63)を支える自民党。市長選を昨冬の衆院選、今夏の参院選に続く3連戦と位置付け、全勝を狙う。有力な対抗馬がいない状況でも、組織固めを着々と進めているが、ライバル民主の現職相乗りもあり、自民内部には「陣営の緩みが心配」との声も。もくろみ通り、今後の各種選挙に向けた地固めの機会となるのかどうか、見通せていない。
【写真説明】
自民党の国会議員と青森県議、八戸市議が並んだ小林眞候補(左から2人目)の出陣式。自民内部には、陣営の緩みを懸念する声もある=20日、八戸市沼館1丁目の選挙事務所

2847チバQ:2013/10/24(木) 20:29:55
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131024t11024.htm
宮城県知事選 県議、距離感“絶妙”
◎自・現職×共・新人/民は一部裏方役/公・みは控えめ支援

 27日投開票の宮城県知事選で、県議の熱の入れように隔たりが際立っている。選挙運動を実質的に担うのは自民、共産両党の議員で、現職と共産系新人の戦いの構図を静観する人も多い。「県民党」を掲げる現職に配慮し動きを控える議員もいる。

 「実直に復旧・復興に取り組む姿勢を評価している」。県議会最大会派、自民党・県民会議会長の安部孝議員は17日、松島町で現職の村井嘉浩候補(53)を持ち上げた。
 会派の33人は、村井候補を支援する会のメンバー。大半が地元での遊説を先導し、電話で投票を呼び掛ける議員も。安部議員は「村井候補は自民党出身。協力するのはわれわれの役目」と言う。
 ただ、政権に就いた民主党が候補者を擁立した前回(2009年)に比べ、士気は低い。ある議員は「この構図では本気になれない」と明かす。
 候補を擁立せず自主投票とした民主党では、3議員が村井候補を応援する。「党内には慎重派もいるので目立たない形にした」(藤原範典議員)と、法定はがきの送付など裏方に回る。他の党議員4人は中立を守る。
 公明党(4議員)は告示前日の9日、仙台市内で開いた集会に村井候補を招いたが、その後に表だった動きはない。庄子賢一議員は「国政選挙でもらった応援にきちんと恩返しする」と語る。
 県支部として支持するみんなの党(2議員)は、室内ポスターを各議員の事務所に掲示する程度の関わりにとどめた。
 対する無所属新人で弁護士の佐藤正明候補(65)の陣営では前回、村井候補と対決した天下みゆき議員ら共産党議員4人がフル回転する。候補者の遊説に張り付き、演説会の応援弁士を務める。仙台市内の繁華街では20日、遠藤いく子議員が「村井候補の冷たい県政を転換する」と訴えた。
 自主投票の社民党(4議員)は中立の姿勢。本多祐一朗議員は「被災者の生活再建に向け、議論が深まるのを期待する」と話す。


2013年10月24日木曜日

2848チバQ:2013/10/26(土) 09:38:40
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131023t11027.htm
宮城知事選 業界団体が対応変化 自民政権や復興政策の不満

 宮城県知事選(27日投開票)で、主な業界団体に前回知事選(2009年)と異なる対応で臨む動きが出ている。自民党の政権復帰を背景に、民主党が独自候補を立てた前回は自主投票とした団体も、自民党県議出身で3選を目指す無所属現職の村井嘉浩候補(53)への支援に回帰した。一方、現職の政策に不満を持つ一部の団体は自主投票に転換。無所属新人の佐藤正明候補(65)=共産推薦=の陣営は現職への批判票を取り込もうと、こうした団体の関係者へも働き掛けている。
 自民党を長年支持している県建設業協会は、前々回知事選(05年)以来となる村井氏の推薦を決めた。前回は「当時政権を担っていた民主党への配慮」(幹部)から自主投票とした。
 佐藤博俊会長は「東日本大震災からの復旧、復興を早めるには船頭を代えない方がいい。国政の衆参両院のねじれも解消した」と説明。自民党に近い村井候補への期待感を示した。
 県商工政治連盟や県医師連盟、県農協政治連盟は3回連続で村井候補を推薦した。県商工政治連盟の加藤亨二常任委員は「村井候補の富県戦略は商工業の発展のために必要。被災した業者の本格的な復興にも取り組んでもらいたい」と話す。
 県医師連盟の嘉数研二委員長は「被災医療機関の復旧や地域医療の充実に取り組んでいる」と評価。その上で、県が3月末で打ち切った被災者の医療費窓口負担などの免除措置再開や、県が目指す東北への医学部新設の見直しを求めた。
 村井候補の施策運営への反発を背景に、過去2回の推薦から自主投票に転換したのは県漁協。村井候補が県漁協の反対を押し切り、沿岸漁業権を民間企業に開放する水産業復興特区を導入した経緯があり、組織内でも推薦の是非について意見が分かれた。
 佐藤候補は、村井候補の政治手法などを疑問視する層への浸透に懸命だ。陣営幹部は「現職支持を鮮明にしない団体内には、応援してくれる人もいる。働きかけを強めたい」と話している。

 ◇知事選立候補者
<村井 嘉浩>53知事 無現(2)
<佐藤 正明>65弁護士無新(共推)


2013年10月23日水曜日

2849ヴィトン バッグ 新作:2013/10/26(土) 14:43:46
ブランド 財布
ヴィトン バッグ 新作 http://www.airstarconcept.com/

2850ヴィトン:2013/10/26(土) 14:44:04
長財布 レディース ブランド
ヴィトン http://www.baccaratmauiwailea.com/ショルダーバッグ-pgacq-9.html

2851長財布 レディース ブランド:2013/10/26(土) 14:48:08
財布 ブランド メンズ
長財布 レディース ブランド http://www.barcelonareformas.net/その他-5n-14.html

2852ブランド 財布 激安:2013/10/26(土) 14:50:59
ヴィトン バック
ブランド 財布 激安 http://www.baccarathawaii.com/レディース財布-l2m-2.html

2853チバQ:2013/10/27(日) 22:54:17
http://www.minpo.jp/news/detail/2013102711747
4氏の動き活発化 福島市長選告示まで2週間
 任期満了に伴い11月10日告示、17日投票で行われる福島市長選は告示まで2週間となった。4選を目指す現職瀬戸孝則氏(66)=無所属=、元環境省東北地方環境事務所長の新人小林香(かおる)氏(54)=無所属=、福島市議の新人大内雄太(ゆうだい)氏(30)=無所属=、共産党福島相馬地区委員長の新人山田裕氏(58)=共産=が立候補を表明しており、4人による選挙戦が確実な情勢だ。
 瀬戸氏は6月定例市議会で立候補を表明。市内全域の約70の後援会を対象に市政報告会を開いている。東日本大震災後の実績を強調し、組織固めに力を注ぐ。27日に市内の県文化センターで女性の集いを開く。
 小林氏は7月に環境省を退職。市内に住居を移して8月に立候補を表明した。市政刷新を掲げ、企業訪問や地区単位の集会などで支持拡大を図っている。11月5日に市内のウェディングエルティで総決起大会を開く。
 大内氏は15日に立候補を表明した。複数の市民団体の支持を受けている。30歳という若さを前面に出し、子育て世代などを中心に支持層を広げる。大規模な集会などは開かず、草の根戦術で浸透を目指す。
 山田氏は25日に立候補を表明した。共産党福島相馬地区委員会などでつくる福島市政を明るくする会が主な支持母体で、政策に賛同する浮動票も取り込む。11月5日に県青少年会館で総決起大会を開く。
 政党は自民党福島市総支部と社民党福島総支部、公明党福島総支部が瀬戸氏の推薦を決めた。共産党は山田氏を公認している。民主党県第一区総支部は自主投票とする。
 9月2日現在の有権者数は23万3307人(男11万1797人、女12万1510人)。

( 2013/10/27 07:09 カテゴリー:主要 )

2854チバQ:2013/10/28(月) 21:26:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131027-OYT8T01028.htm
にかほ市長 横山氏3選



3選が決まり、笑顔で万歳する横山氏(にかほ市象潟町で)  にかほ市長選は27日、投開票され、現職の横山忠長氏(66)が新人の測量設計会社専務・佐藤ちづ子氏(65)を破り、3選を果たした。横山氏は2期8年の経験を土台に、引き続き市政のかじを取る。当日有権者数は2万2256人。投票率は68・79%(前回82・77%)。

 横山氏は、象潟町長を経て、2005年、仁賀保、金浦、象潟の3町が合併して誕生したにかほ市の初代市長に当選。09年には、新人との一騎打ちを制し、再選を果たした。

 にかほ市は電子部品TDKの企業城下町。同社の経営再編などで市の雇用情勢が悪化するなか、「課題に引き続き取り組むことが私の務め」と、6月に立候補を表明した。

 選挙戦では、横山氏は約800人の後援会組織をフル稼働させて市内全域に支援の網をかぶせた。建設、農業関連など約60の団体と100を超える自治会の支持を受け、組織戦を展開。市内を遊説し、「コールセンターを誘致し、200人の雇用を確保した」「日本海沿岸東北自動車道の県内全線開通に道筋をつけた」などと強調。企業誘致の継続による雇用情勢の改善や津波防災体制の整備、中学生の医療費無償化などを訴え、票をまとめた。

 一方、佐藤氏は、旧3町の均衡ある発展を掲げ、農林漁業の6次産業化や高齢者・障害者を見守る福祉ネットワークの整備などを訴えた。今月初めに急きょ立候補を決め、十分な支援態勢が整わないなか、地元・金浦地区や女性層を中心に支持の拡大を図ったが、出遅れを取り戻せなかった。

(2013年10月28日 読売新聞)

2855チバQ:2013/10/28(月) 21:32:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131028ddlk02010116000c.html
選挙:八戸市長選 小林氏、大差で3選 投票率は戦後最低28.48% /青森
毎日新聞 2013年10月28日 地方版

 任期満了に伴う八戸市長選が27日投開票され、現職の小林真氏(63)が、歯科医院長の清水文雄氏(65)と、農業の久保沢鉄男氏(86)の2新人を大差で破って3選を果たした。当日有権者数は19万4473人(男9万1809人、女10万2664人)。投票率は28・48%で3割を切り、前回の51・20%から22ポイント以上下落。戦後最低だった1997年の36・42%も下回った。

 過去2回の市長選で小林氏の対立候補を推薦した民主が、今回は小林氏を推薦。自民、民主、公明3党の相乗り態勢となった。一方、新人2人は告示直前の出馬表明で準備不足が明白。選挙が事実上の信任投票となり、市民の関心が低かったのが低投票率の要因だ。

 小林氏は、市議36人中34人の支援を受け、手堅い組織戦で2期8年の実績を強調してきた。民主党が昨年の衆院選と今夏の参院選で惨敗して組織力が低下し、早くから当選は固いと見られていた。八戸市沼館の選挙事務所では、午後9時半過ぎに小林氏が支持者らとバンザイ。小林氏は「市政を全体として認めていただいた。約束したことを正直に地道に進める。投票率は選挙の構図から言って低いとは思わない。十分と思う」と感想を語った。

 清水氏は街頭演説で「停滞した小林市政か変革か」と訴えたが及ばなかった。無投票阻止のため、正式に出馬表明したのが告示11日前と出遅れたことも響いた。久保沢氏は自宅近くの集会所の所有権を巡り、市議会と市役所職員の対応を批判したが、街頭演説やポスター掲示などを行わない独自の活動だった。【塚本弘毅、伊藤奈々恵】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 44526 小林真   63 無現

   8370 清水文雄  65 無新

   1841 久保沢鉄男 86 無新

==============

 ◇八戸市長略歴
小林真(こばやし・まこと) 63 無現(3)

 市長[歴]全国市長会行政部長▽自治医科大事務部長▽総務省自治財政局財務調査官▽東北大=[自][民][公]

2856チバQ:2013/10/28(月) 21:53:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131028ddlk04010187000c.html
2013知事選:大差で村井氏 実績強調し3選 「復興に命を懸ける」 /宮城
毎日新聞 2013年10月28日 地方版

 任期満了に伴う知事選は27日投開票され、無所属で現職の村井嘉浩氏(53)が、新人で弁護士の佐藤正明氏(65)=共産推薦=を破り、3回目の当選を果たした。東日本大震災後初めての知事選で、村井氏は復興を手がけてきた実績を強調し、佐藤氏の6倍の票を獲得した。佐藤氏は被災者医療費免除の復活や防潮堤整備などを重点的に訴えたが、及ばなかった。投票率は2009年の前回比9・99ポイント減の36・58%で、01年の35・58%に次ぐ過去2番目の低さとなった。当日有権者数は188万3905人(男90万6797人、女97万7108人)。【久木田照子、金森崇之、三浦研吾】

 当選確実の知らせが伝えられると、仙台市青葉区中央3の村井氏の事務所に集まった支持者から歓声が上がった。拍手で迎えられた村井氏は、「(復興に向けて)頑張ろう」と三唱して拳を突き上げた。「(住宅再建などの)足元の復興を最優先でやっていく。30年後に『震災があったから今の宮城ができた』と言われる復興をやりたい。命を懸ける」と決意を述べた。

 前回に続き無所属で出馬。自民や公明などが支援し、自主投票とした民主も県連の一部が支援に動いた。この日も自民など、県内の国会議員や県議、市長らが駆けつけた。

 村井氏は選挙戦で、経済成長に基づく「将来を見据えた創造的な復興」を掲げた。マニフェストに挙げたのは、2015年度までの災害公営住宅1万5000戸の整備▽17年度までの企業誘致150件▽民間資本・技術力を活用した農林水産業の競争力向上−−など。全国初の民営化を目指す仙台空港の利用客増なども盛り込んだ。

 ◇佐藤氏「力不足、支援に感謝」 出遅れを敗因に挙げる
 青葉区国分町3の事務所に現れた佐藤氏は「私自身の力不足。多くの県民に支援していただいたことを感謝したい」とあいさつし、集まった支持者が拍手で健闘をたたえた。

 佐藤氏は、支持団体が候補者を決めきれず、出遅れたことを敗因に挙げた。選挙戦では「被災者に寄り添う復興」を掲げ、被災者医療費免除の復活や、防潮堤整備の再検討、脱原発などを訴えたが及ばなかった。佐藤氏は「(村井氏には)県民のための県政をしてほしい」と話した。

 ◇投票率36・58% 過去2番目の低水準
 投票率は36・58%で、過去最低だった01年の35・58%に匹敵する低い水準にとどまった。

 昨年末の衆院選で約12ポイント、今年4月の石巻市長選、9月の仙台市長選ともに14ポイント以上、前回投票率を下回った流れが止まらなかった。前回知事選で別の候補を推薦した民主が独自候補を擁立せず、国政で政権交代を経験した2大政党間の論戦がなかったことも響いた。

 前回知事選が行われたのは、自公から民主に政権交代した衆院選後の政治に関心が集まった時期で、自民県議出身の村井氏に加え、民主など推薦、共産推薦の候補が三つどもえの激しい選挙戦を展開し、投票率が前々回(05年)を6・22ポイント上回った。

 期日前投票(今月11〜26日)は18万3560人で、全有権者の9・7%を占めた。前回の1・16倍で、大衡村を除く全市町で前回を上回った。

==============

2857チバQ:2013/10/28(月) 21:53:33
■解説

 ◇県民に寄り添う施策を
 現職の村井嘉浩氏が、自身が進めた東日本大震災からの復興策の審判と位置づけた選挙だった。結果は圧勝で有権者が現県政に一定の評価を与えた形だが、村井氏に票を投じたのは投票率の低迷もあって全有権者の3割にとどまる。村井氏は、そうした状況を十分考慮しながら3期目に臨む必要がある。

 村井氏は、震災対応の早さや、国に働きかけて水産業復興特区や仙台空港民営化構想などを進めた2期目の実績が評価された。批判があっても、「知事を代える」との世論が広がるまでにはならなかった。

 新人の佐藤正明氏は、被災者医療費免除の復活や、防潮堤整備方針の転換などを主張し、村井氏の復興策を個別に批判した。だが、出馬の遅れで政策の具体化が進まず、多くの有権者の共感を得る争点を見いだせなかった。

 一方、有権者からみると、前回は新人を推薦した民主が独自候補擁立を断念したことで、村井氏に不満があっても批判票の受け皿が限られたのも事実だ。選挙戦を通じ被災地の有権者からは「被災者の声を聞かない」と、復興を進める手法に対する疑問の声も聞かれた。村井氏には、被災者を含め、県民に寄り添いながら施策を進める姿勢が求められる。【久木田照子】

==============

 ◇知事選開票結果
当 591,265 村井嘉浩 53 無現

   92,790 佐藤正明 65 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇知事略歴
村井嘉浩(むらい・よしひろ)53 無現(3)

 知事[歴]陸自東北方面航空隊▽松下政経塾塾生▽県議3期▽自民党県青年部長・幹事長▽防衛大

2858チバQ:2013/10/28(月) 21:54:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131028ddlk04010190000c.html
選挙:南三陸町長選/南三陸町議選 町長選、佐藤氏が3選 復興のかじ取り継続 /宮城
毎日新聞 2013年10月28日 地方版

 27日投開票された南三陸町長選は、現職の佐藤仁氏(61)が、新人で元町歌津総合支所長、小野寺寛氏(65)を破り、3選を果たした。東日本大震災の津波で大きな被害を出した町の復興のかじ取りを引き続き担うこととなった。

 当選した佐藤氏は事務所で支持者を前に「選挙期間中、町内を回り、一日も早く終(つい)の棲家(すみか)に住みたいという仮設住宅の方たちの切実な思いが伝わってきた。期待に応えられるよう、新しい南三陸を作るという目標に向かって歩いていきたい」と語った。

 選挙戦で佐藤氏は、「あの日から立ち止まることなく、これからも立ち止まることなく」のスローガンを掲げ、震災発生当初から指揮をとってきた経験と実績を強調。国・県との連携を前面に出すことで、地元・志津川地区を中心に支持を固めた。

 これに対し、小野寺氏は、復興事業の遅れを指摘。住民にとって最も切実な高台移転のスピードアップを図ると訴え、草の根の運動で票の掘り起こしを図ったが及ばなかった。

 ◇新町議決まる
 一方、現職11、元議員2、新人5の計18人が争った町議選(定数16)も同日投開票され、新議員の顔ぶれが決まった。

 町長選の投票率は78・12%。町議選の投票率は78・10%。当日有権者数は1万2300人。【井田純】

==============

 ◇南三陸町長選開票結果
当 5308 佐藤仁 61 無現

  4221 小野寺寛 65 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇南三陸町長略歴
佐藤仁(さとう・じん) 61 無現(3)

 町長▽会社役員[歴]志津川町議3期▽仙台商高

==============

 ◇南三陸町議選開票結果(定数16−18)
当 1097 山内孝樹 60 無現

当  693 山内昇一 69 無現

当  648 高橋兼次 59 無現

当  637 佐藤正明 59 無新

当  616 及川幸子 61 無新

当  566 村岡賢一 63 無新

当  529 後藤清喜 62 無現

当  527 阿部建 73 無現

当  523 後藤伸太郎 34 無新

当  515 三浦清人 59 無現

当  506 星喜美男 64 無現

当  477 菅原辰雄 66 無現

当  473 佐藤宣明 66 無現

当  452 西條栄福 62 無現

当  388 今野雄紀 55 無元

当  309 小野寺久幸 62 共新

   286 千葉伸孝 57 無現

2859チバQ:2013/10/28(月) 22:12:02
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1129/20131028_03.htm
全方位作戦が奏功 宮城県知事選・村井さん3選

3選が確実になり、支持者の声援に手を振って応える村井さん=27日午後8時すぎ、仙台市青葉区中央の事務所



\\neocut\Etc$\04_PhotoGet2\cut\K201310280A0S206X00001_084342_01_M.JPG



 復興加速を旗印に、政党を超えた結集を呼び掛けた「全方位」作戦が圧勝を引き寄せた。東日本大震災後初の宮城県知事選は27日に投開票され、現職の村井嘉浩さん(53)が、危なげなく3選を果たした。知名度と自民党中心の組織力がかみ合った戦術に死角はなかった。共産党が推薦した新人佐藤正明さん(65)は強大な現職の壁を前に、なすすべがなかった。)
 午後8時すぎ、仙台市青葉区中央の事務所で支持者らが歓声を上げた。村井さんは「皆さんの期待を感じている。死んでもいいという気持ちで4年間頑張る」と誓った。
 「勝ちっぷりが問題だ」。陣営内には前哨戦から、こうした声が飛び交った。陣頭指揮した震災対応、企業誘致の実績。出身の自民党が政権に復帰したことも相まって、3選は確実視された。
 そこで目標としたのは、前回186票差に迫った過去最高得票更新。1993年に64万7920票を得た本間俊太郎元知事を仮想敵に「本間超え」が合言葉になった。
 自民、公明に加え、日本維新、みんな各党の支援を得た。前回、対立候補を立てた民主党の一部関係者の応援も受けた。
 「勝手連支援では甘い。全面支援だ」。9月下旬、自民党県連幹部の指示が飛び、支援は公認候補並みに格上げされ、国会議員や県議が連日、選挙カーに乗り込んだ。それでも、陣営内の楽勝ムードは消えなかった。
 「敵は投票率だ」。陣営は最後まで引き締めに追われたが、得票は59万1265票。低投票率が響き、「本間超え」はならなかった。幹部は「有権者の反応の良さと投票率がリンクしなかった」と語った。
 村井批判票の結集を狙い、「県政転換」を掲げて挑んだ佐藤さん。青葉区国分町の事務所で「私の力不足だった」と敗北に肩を落とした。
 推薦する共産党の支持層だけでなく、仮設住宅の住民や脱原発運動、農林漁業者らと連動して票を掘り起こしたが、各党の「連合軍」に敗れた。

◎低投票率 復興論争空振り

 27日投開票の宮城県知事選の投票率は36.58%で、同県知事選では2001年の35.58%に次ぎ2番目の低さだった。候補2人の争いで選択肢が乏しかった上、東日本大震災からの復興をめぐる論戦も有権者の関心を呼び起こすには至らなかった。無所属現職の村井嘉浩さん(53)は大差で3選を果たしたが、今後の県政運営に微妙な影を落としそうだ。
 今回の投票率は2009年の前回と比べ9.99ポイント下落した。過去最低となった01年を1ポイント上回るのがやっとだった。
 村井陣営が受けた衝撃は大きい。「40%程度に踏みとどまれば過去最多得票を更新できる」と踏んでいたからだ。
 伊藤信幸選対本部長は「過去2回の知事選より有権者の反応は良かった。その分、村井さんは大丈夫、と投票しなかった人が多かったかもしれない」と残念がった。
 敗れた新人佐藤正明さん(65)=共産推薦=の支持団体の中嶋信共同代表は「県政への無関心ムードがあった。関心が低い層に働き掛けたが、十分ではなかった」と述べた。村井さんに対しては「県民の総意で信任されたとは言えない。今後も課題を追及する」と強調した。
 東北大大学院の河村和徳准教授(政治学)は「震災復興が焦点となり、内陸部の有権者の関心が十分に高まらなかった。7月の参院選、8月の仙台市長選と大型選挙が続き、候補を支える側や有権者に『疲れ』もあった」と分析した。

2860チバQ:2013/10/31(木) 00:08:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131028t31001.htm
久慈市長選 新人・遠藤氏、出馬を表明
 来年3月の任期満了に伴う岩手県久慈市長選で、新人でNPO法人副理事長の遠藤譲一(じょうじ)氏(59)が27日、久慈市で記者会見を開き、無所属で立候補する意向を表明した。
 遠藤氏は「安定した雇用の確保と所得アップを実現したい」と話した。
 遠藤氏は久慈市出身で中央大卒。1977年に岩手県庁入りし、県南広域振興局北上総合支局長などを歴任。前回市長選では民主、社民両党の推薦を受け出馬し、現職の山内隆文氏(62)に敗れた。
 現職の山内氏は3選を目指し立候補を表明している。
 市選管によると、9月1日現在の有権者は3万611人。


2013年10月28日月曜日

2861チバQ:2013/10/31(木) 19:56:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131031ddlk07010293000c.html
選挙:福島市長選 勢力結集する必要 辞退の大内氏説明 /福島
毎日新聞 2013年10月31日 地方版

 任期満了に伴う福島市長選(11月10日告示、17日投開票)に立候補を表明していた新人の同市議、大内雄太氏(30)=無所属=が30日、県庁で記者会見し、出馬を辞退すると発表した。市議は続けるという。

 大内氏は、政策として掲げていた除染の促進など3項目について、新人の元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)=同=と政策協定を結ぶことで大筋で合意した。

 大内氏は「(小林氏の掲げる)政策と大きな相違はない。(候補者乱立を避け)勢力を結集する必要があると判断した」と話した。【蓬田正志】

.

2862チバQ:2013/10/31(木) 22:20:58
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1129/20131029_04.htm
圧勝の波動−宮城知事選(上)誤算/最多得票には届かず

達増岩手県知事(右)と両手を高く上げた村井氏。全方位作戦で圧勝をしたが、悲願の最多得票には届かなかった=19日、宮城県大衡村


 村井県政の評価が焦点となった27日投開票の宮城県知事選は、無所属現職の村井嘉浩(53)が無所属新人の弁護士佐藤正明(65)=共産推薦=を大差で破った。投票率は過去2番目に低い36.58%。村井は幅広い勢力を結集した「全方位」作戦で圧倒したが、目標とした過去最多得票には届かなかった。低調だった復興論戦の軌跡をたどった。(敬称略)

<二つの目標>
 「こんなに早い当選確実の報。県民の期待を感じる」。27日午後8時すぎ、仙台市青葉区の事務所に詰め掛けた支持者400人の熱気に、村井が声のトーンを上げた。
 知名度を誇る現職として、「勝ちっぷり」が求められる戦いだった。
 狙ったのは、1993年に元知事本間俊太郎が獲得した64万7920票を超える最多得票。加えて3期目の県政運営を意識し、全35市町村を回って多くの県民の声に耳を傾ける戦いも追求した。
 この二つの目標を成し遂げようと、村井は仕掛けた。政党の枠を超えた勢力結集を図る「全方位」戦略と、出身の自民党の組織力で深く浸透する両面作戦だ。

<「鬼に金棒」>
 「自民、公明、みんな、日本維新各党が支援してくれている。生活の党が加われば鬼に金棒だ」
 19日、大衡村での街頭演説に現れたのは岩手県知事の達増拓也。村井は、達増が衆院議員小沢一郎が率いる生活を支持していることを挙げ、「全方位」を強調した。
 県内をくまなく回る日程を支えたのは、自民党にほかならない。大崎市鬼首地区で14日夜にあった個人演説会。元自民党県連幹事長で市長の伊藤康志は「現職知事がこの地区で演説会を開いたのは初めてではないか」と強調してみせた。
 それでも選択肢が少ない選挙構図を反映し、終盤に入っても論戦は低調に推移した。結果は最多得票に5万6000票余り届かなかった。
 「もっと仙台市を回るべきだった」。陣営関係者は悔やむ。前回2009年は選挙期間の半分を仙台での遊説に割いたが、今回は正味3日だった。二兎(にと)を追う戦術は裏目に出た。

<悲壮感なし>
 「県民のための県政を望む者にとって、新しい一歩を踏み出すことができた」。27日夜、仙台市青葉区の事務所で敗戦の弁を述べた佐藤の表情に、悲壮感はなかった。
 被災者支援の充実や住民意思に沿った防潮堤整備、女川原発の再稼働反対を掲げ村井県政を批判。被災者や市民運動家らも巻き込み、共産党の支持層にとどまらない「一回り大きな組織」(陣営幹部)で戦った。
 9万2790票の得票は共産推薦の候補者として平成に入って3番目に多い。得票率13.56%は前回の2.3倍だ。
 選対本部長の佐々木永一は「十分ではなかったが沿岸部を中心に政策を浸透させることができた」と振り返る。ただ、結果は村井の足元にも及ばなかった。
 共産党県委員長の中島康博は「県政転換という大きな力を託してもらうほど、実力はついていないということだろう」と語った。

2863チバQ:2013/10/31(木) 22:21:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1129/20131030_01.htm
圧勝の波動−宮城知事選(下)推進力/懸案解決、期待と注文

買い物客との記念写真撮影に応じる村井氏(右端)と奥山仙台市長(右から3人目)=26日、仙台市青葉区


<応援の返礼>
 宮城県知事選で圧勝した村井嘉浩(53)は、3期目の県政運営に入る。選挙戦では、焦点となる施策がクローズアップされた場面があった。
 「仙台市と宮城県。道路を境に話をできない時代もあったが、私と知事は同じ方向を向いている。1足す1が3にも4にもなり、県民に幸せをもたらす」
 選挙戦最終日の26日、仙台市中心部での街頭演説で、村井の応援マイクを握ったのは仙台市長の奥山恵美子だ。
 隣り合う県庁と市役所の間の大通りが「さんずの川」と言われた時代に触れ、現在は村井と連携関係にあることをアピール。「ドクターヘリの基地として宮城野原の整備をマニフェストに書いた。この人しかいない」と村井を持ち上げた。
 県と市が進めるのは、宮城野原公園総合運動場一帯の計43ヘクタールに広域防災拠点を整備する構想だ。東日本大震災を教訓に、災害時の支援物資の集約や医療・救助などの活動基盤を想定する。
 村井は8月の市長選で奥山の再選を支援した。奥山の応援はその返礼だ。互恵関係を示す両トップ。村井の肝いり施策は加速度を増す。

<対応に苦慮>
 対照的に、わだかまりが残る懸案がある。
 「知事は触れてほしくなかったかもしれないが…」。22日、気仙沼市役所前の街頭演説で、村井の脇に立った市長の菅原茂は、遠慮気味に市政課題を切り出した。
 県は市中心部の内湾地区に海抜5.2メートルの防潮堤整備を計画。多くの住民が「港町の風情が失われる」と反発し、市は対応に苦慮している。
 「知事は(選挙前に)2度も気仙沼に訪れてくれた。リーダーシップで県と住民、市の話し合いが始まった」。菅原は村井をかばいつつ、防潮堤問題に触れた。
 「国の復興予算があるうちに整備を始めなければならない」と持論を曲げなかった村井。当選直後は「防潮堤を整備する考えは支持された」と自信を見せた。
 村井が獲得した59万1265票は、異論が渦巻く政策を実現する推進力になるのか。
 自民党県連の会長伊藤信太郎は「得票率86%の圧倒的支持を受けた。仕事ぶり、明確な復興ビジョンに支持をもらった」と言う。裏腹に党県議の中には、慎重な見方が出ている。

<線引き焦点>
 新人の弁護士佐藤正明(65)=共産推薦=は、県が医療費窓口負担の免除措置を3月に打ち切ったことなどを強く批判した。これに賛同する被災者が少なくなかったからだ。仮設住宅団地の自治会長らも村井の手法を疑問視した。
 防潮堤問題をめぐっても、村井支持が「整備賛成」には直結しない。気仙沼市内湾地区の復興まちづくり協議会長を務める菅原昭彦は「有権者は知事の政策を総合的に判断して1票を入れた。防潮堤建設の白紙委任状を渡したわけではない」とくぎを刺す。
 「最大多数の県民が納得する政策」が村井の持論。粘り強く合意形成を進める手法と、線引きの判断が焦点になる。村井は「反対している人たちの声にも耳を傾けたい」と語る。(敬称略)

2864チバQ:2013/11/06(水) 23:23:54
http://www.minpo.jp/news/detail/2013110611968

3人の選挙戦公算大 南相馬市長選 渡辺氏立候補へ




 任期満了に伴い来年1月9日告示、19日投票で行われる南相馬市長選で、元職の渡辺一成氏(69)が立候補の意思を固めた。これまでに再選を目指す現職の桜井勝延氏(57)と新人で市議会議長の横山元栄氏(65)が立候補を表明しており、現職に新人と元職が挑む3人による選挙戦となる公算が大きくなった。
 渡辺氏は福島民報社の取材に対し「復旧、復興へ向けて難局を乗り越えるため、決断せざるを得ない」と立候補へ意欲を示した。11月中旬にも正式に表明する見通し。
 横山氏は5日、市内で支援者からの出馬要請に応じ、正式に立候補を表明した。桜井氏は9月定例議会で立候補を表明している。
 渡辺氏は南相馬市出身。原町高卒、東北大教育学部中退。旧原町市議二期、県議三期、旧原町市長一期、初代南相馬市長を務めた。
 桜井氏は南相馬市出身。原町高、岩手大農学部卒。旧原町市議一期、南相馬市議二期を経て、平成22年の市長選で初当選した。
 横山氏は飯舘村出身。相馬農高飯舘校卒。旧原町市議二期を経て、南相馬市議二期目。24年から市議会議長に就いた。


( 2013/11/06 10:04 カテゴリー:主要 )

2865チバQ:2013/11/08(金) 23:33:37
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20131108ddlk07010066000c.html
選挙:二本松市長選 元市議の新野氏、立候補を表明 /福島
毎日新聞 2013年11月08日 地方版

 任期満了に伴う二本松市長選(11月17日告示、24日投開票)に元市議の新野洋氏(62)が7日、立候補を表明した。現職の三保恵一氏(64)も立候補する方針で、8年ぶりに選挙戦となる見通しとなった。

 新野氏は同日、市内の後援会事務所で記者会見し、「市議5期の中でさまざまな政策を提言したが実行されず、自分がやるしかないと思った」と述べ、人口減少対策や副市長の登用、除染の加速などを公約とする考えを示した。

 一方、現職の三保氏は取材に「単に『3・11』の前に戻すのではなく、新しい二本松の未来を開くまちづくりを進めたい」と話し、JR二本松駅・安達駅・杉田駅周辺の開発推進や、二本松城址(じょうし)の復元による観光振興などを公約に掲げた。【高橋隆輔】

2866チバQ:2013/11/08(金) 23:36:05
http://mainichi.jp/select/news/20131109k0000m040083000c.html
福島市長選:10日告示 相次ぐ落選、現職危機感
毎日新聞 2013年11月08日 20時58分

 任期満了に伴う福島市長選が10日告示(17日投開票)される。4選を目指す現職に、新人2人が挑む構図。福島県内の首長選では今年、東京電力福島第1原発事故後の対応を巡り、現職の落選が相次いでいる。県都の福島市長選でも除染や風評被害対策などを争点に激戦が予想される。

 福島第1原発から北西へ約60キロ。人口約28万人の福島市には事故直後、放射性物質が流れ込み、空間放射線量は最大で毎時24マイクロシーベルトに達した。今でも6085人(9月末現在)が自主避難し、農産物の風評被害も続く。市は2016年9月までに全域を除染する計画を立てたが、放射性廃棄物を搬入する仮置き場の確保が難航し、ほとんど進んでいない。

 「28万人全員が被害者だ。放射能災害の規模の大きさに怖さを感じる」。事故対応で守勢に立つ現職の瀬戸孝則氏(66)は今月6日、公約発表時の記者会見で対応の難しさを強調し、危機感をあらわにした。

 県内では郡山市長選(4月)、富岡町長選(7月)、いわき市長選(9月)と現職の敗北が続く。瀬戸氏の選対幹部は「原発事故で不安を抱える有権者にとって、首長選が格好のはけ口になってきた」と分析。自民、公明両党支部などの推薦を得て組織の引き締めを図る。

 一方、今年8月に出馬表明した元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)は「仮置き場の問題は住民任せで、市役所が率先していない」と除染の遅れを批判し、攻勢をかける。ミニ集会に力を入れ、高校時代の同級生らが支援して「草の根選挙」を展開する。10月下旬には、立候補の意向だった市議(30)が「現職打倒には批判票の結集が必要」と取りやめ、小林氏支持に回った。小林氏の後援会員は既に2万6000人以上という。

 これに対し、夏の参院選で躍進した共産は、党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)を擁立。山田氏は「事故後の対応が問われる選挙だ」と強調し、「原発ゼロ」を訴える。【蓬田正志、深津誠】

2867チバQ:2013/11/10(日) 14:12:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131105ddlk07010097000c.html
県都の行方:’13福島市長選/上 風評被害 払拭、自力では限界 /福島
毎日新聞 2013年11月05日 地方版

 ◇農家支援を積極的に
 10月下旬、雪化粧を始めた吾妻連峰のふもとに広がる福島市大笹生の果樹畑では、リンゴの主力品種フジが色づき始めた。だが、果樹園を経営する加藤修一さん(52)の顔色はさえない。

 加藤さんは東京農大を卒業後、この土地で3代前から続く農業を継ぎ、モモやサクランボも育ててきた。「作るなら良い物を」とこだわったのは、化学肥料を一切使わない土作り。カニの甲羅や魚粉などの材料を調合・熟成させた肥料で約30年かけて土壌を改良した。手間をかける分、ほかのモモより値段は高いが、県外からもインターネットで注文が相次いだ。そこに福島第1原発事故が襲った。

 地元JAの指導で、果実が放射性セシウムを吸わないよう果樹の皮をはいだが、それでも不安は残った。出荷を見送った2011年の冬から従業員らとともに、ほかの農家に率先して、自費で重機やスコップを使って表土を削り、約1年間かけて2・6ヘクタールを除染。「せっかく育てた土を削るのはつらかったが、土にも放射能が残っている。何もしないまま果物を作って『食べてください』とは言えなかった」と振り返る。

 ホームページに果樹園の空間線量を掲載したり、市などが実施している農作物の放射性物質検査(放射性セシウムの検出限界値は1キロ当たり20ベクレル以下)よりも、さらに精密な検査(同1ベクレル以下)を自主的に行い、昨年から販売を再開した。それでも売り上げは震災前の6割程度。昨夏には郡山市内の5000軒にモモのチラシを配ったが、注文が来たのは2件だけだった。

 今年は7割まで回復したが、風評被害は続く。「積極的に支援してくれるお客さんもいるが、有機栽培を求める人は安全や健康へのこだわりが強い。原発事故に対する視線は厳しい」と話す。

 福島市は今年度、県の補助金500万円を受け、JR京浜東北線の車両で市産の桃をPRする広告を出したり、市内観光果樹園の果物狩りに来るバスツアー客に1人当たり500円補助するなど風評被害対策に努める。だが、JA新ふくしまによると、今年のモモの市場価格は、震災前の15〜20%減で昨年とほとんど同じ。風評被害払拭(ふっしょく)は思うように進んでいない。

 加藤さんは「農業はただでさえ後継者不足に悩んでいて、このままでは廃れるばかり。消費者の行動を分析したり、農業の新しい取り組みを積極的に支援してほしい」と新市政に期待を込める。

   ◇

 震災と原発事故後、初めての福島市長選が10日告示される。農作物の風評被害対策や除染、自主避難者支援など多岐にわたる市政の重要課題を探った。

2868チバQ:2013/11/10(日) 14:12:48
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20131107ddlk07010099000c.html
県都の行方:’13福島市長選/中 除染 側溝の汚泥、後回し /福島
毎日新聞 2013年11月07日 地方版

 ◇仮置き場見つからず
 福島市内のある住宅街。9月、地区で始まった除染の打ち合わせに自宅へ訪れた除染業者らに、深田和秀さん(65)は詰め寄った。「なぜ側溝を除染しないのか。意味がない」

 市側が示した自宅除染の工程では、庭の表土をはいだり、屋根を清掃したりして自宅敷地内に保管する。だが、側溝などの公道は仮置き場がないため除染が進まない。隣には小学生を預かる学童保育所があり、ほぼ毎日、児童が通ってくる。原発事故により、町内会で1〜3カ月に1回実施していた側溝の掃除は中止したままで、泥がたまり続けていた。

 深田さんが借りてきた線量計で測定した側溝上の空間放射線量は毎時0・6マイクロシーベルトを超え、近くに設置されたモニタリングポストよりも高い。原発事故後、各地で放射線の測定を続けてきた深田さんは「雨で道路や敷地の放射性物質が側溝に流れ込む。線量が高いのは当然」と指摘する。

 市の担当者と交渉を重ね、出した答えは学童保育所に畑として無償提供していた自宅の庭への埋設だった。自宅前や学童保育所などの側溝数十メートルを除染し、約4メートル四方に掘った穴に埋めた。深田さんは覆土されたばかりの庭を見つめ、「原発事故前は庭で子どもがレタスやトマトを作って、収穫が多いとお裾分けをもらった。楽しみだったけど、仕方ない」と話した。

 同市によると、側溝の除染は、放射線量が市内でも比較的高い大波や渡利地区だけで、通学路を含む大部分は未実施のまま。市の除染実施計画では、住宅に加え、道路や森林などにも広げるとしているが、除染に必要な仮置き場は、計画する市内18地区のうち7地区しか住民と合意できず、中には狭くて搬入し切れない場所もある。除染に伴う放射性廃棄物は、少なくとも100万立方メートル(推定)なのに対し、仮置き場が確保できたのは約21万立方メートルにとどまっている。

 市の担当者は「仮置き場への住民の不安は強く、無理に設置することはできない。(高濃度の放射性廃棄物を保管する)中間貯蔵施設の計画も進んでおらず、いつまで仮置きするのかも約束できない状態」と頭を抱える。深田さんは「どうしたら除染が進むのか、子どもを守れるのかを(福島市長選の候補者は)本気で考えてほしい」と訴えた。

2869チバQ:2013/11/10(日) 14:13:08
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20131108ddlk07010061000c.html
県都の行方:’13福島市長選/下 自主避難 「戻りたい」56% /福島
毎日新聞 2013年11月08日 地方版

 ◇子どもの健康どう守る
 「なんでお父さんと一緒に暮らせないの」。福島市から山形県米沢市の民間借り上げ住宅に自主避難している関向(せきむかい)あつ子さん(30)は、長男(5)の言葉に胸を痛める。夫(40)は仕事のため福島の自宅に残り、会えるのは週末だけ。長男、次男(2)と3人の米沢での生活はもうすぐ2年を迎える。

 目の検査や視力向上の訓練を行う「視能訓練士」として2005年、福島市の病院に就職。その後結婚し、09年には市内に一軒家を手に入れた。「交通の便も良くて自然も豊か。そんなところが気に入っていました」

 しかし原発事故で、家の中でも一時、空間放射線量が毎時0・6〜0・7マイクロシーベルトを計測。被ばくを避けるため、玄関前の砂利をコンクリートに舗装した。それでも、「子どもの好きな砂遊びもさせず、神経をとがらせていた。そんな生活にストレスを感じてしまった」。

 8カ月後の11年11月に自宅から車で約1時間の米沢市に移ったが、食費や交通費など二重生活の負担は大きく、家計に余裕はない。子どもの成長のためにも家族が一緒にいる方が良いとは思うが、「自宅や周辺の除染も終わっていない。まだ帰る気持ちにはなれない」と話す。

 福島市によると、自主避難者は12年9月末の7473人をピークに減少傾向にあるものの、今年9月末も6085人が避難生活を続ける。

 同市は4〜5月、安心して子育てができるよう比較的線量が低い市の西部に市営住宅を整備するため、18歳以下の子どもがいる自主避難世帯へのアンケートを実施した。回答した475世帯のうち、「状況によっては戻りたい」は56%の267世帯だったが、「戻る予定はない」が32%の153世帯もあった。「戻りたい」とした世帯も、その条件として「放射線量がもっと下がる」を挙げたのは大半の218世帯。だが、放射性廃棄物の仮置き場確保は難航し、除染は遅れている。

 借り上げ住宅の入居期限は15年3月までで、関向さんは「ずっと避難生活を続けることはできない。でも、低線量被ばくの影響が分かっていない中で、子どもの健康をどうやって守るのか」。福島市長選の候補者の政策を見極めて、投票先を決めるつもりだ。(この連載は、蓬田正志が担当しました)

2870チバQ:2013/11/12(火) 23:25:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20131111-OYT8T01043.htm
福島市長選、現新三つどもえ

. 県都のかじ取り役を決める福島市長選が10日、告示された。新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)(無所属)、新人で共産党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)(共産)、現職で4選を目指す瀬戸孝則氏(66)(無所属)の3人が立候補を届け出た。最大の争点は、東京電力福島第一原発事故からの復興策。除染の加速や仮置き場の確保、市民の健康対策、風評被害の払拭などについて、論戦を繰り広げている。期日前投票は11日、市役所など8か所で始まった。

 小林氏は今年7月に環境省を退職、福島市に移住して以降、各地でミニ集会を重ね、知名度アップを図ってきた。県立福島高校時代の同級生や中小企業団体の有志らが後押しする。「市民参画」「市民の意見が反映される市政」を重視。環境省時代に培ったノウハウを生かし、環境最先端都市の実現などを目指す。

 山田氏は、出馬表明が10月下旬と出遅れたが、過去2回の市長選への挑戦などで高めた知名度や、共産党福島相馬地区委員会などでつくる「福島市政を明るくする会」の支援で浸透を図る。公約に、がん検診の無料化、国民健康保険税の1世帯1万円引き下げ、小中学校へのエアコン設置などを掲げている。

 瀬戸氏は、自民、公明、社民の支部推薦を受けた。市議38人のうち27人が応援するほか、約50の地区後援会組織が支える。除染の加速や健康管理拠点の設置などで市民の健康を守り、任意予防接種ワクチンの助成などによる子育て環境の充実、東北中央自動車道の周辺整備などによる経済活性化策を公約に掲げている。

 投票は17日に市内83か所で行われ、午後7時半から福島体育館で開票される。9日現在の選挙人名簿登録者数は23万3526人。

(2013年11月12日 読売新聞)

2871アーバン:2013/11/14(木) 00:39:46
http://www.minyu-net.com/news/news/1112/news1.html
「福島市長選」告示、3氏の争い 本社世論調査

 任期満了に伴う福島市長選は10日告示され、届け出順に無所属の新人で元東北地方環境事務所長の小林香氏(54)、共産党公認の新人で党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)、無所属の現職で4選を目指す瀬戸孝則氏(66)の3人が立候補した。各候補が序盤戦から激しい舌戦を繰り広げる中、福島民友新聞社は10、11の両日、同市長選について世論調査を行い、取材で得た情報を加味して情勢を探った。その結果、新人の小林候補がやや優勢、現職の瀬戸候補が追う展開となっている。新人の山田候補は浸透を図っている。ただ、有権者の2割強が投票する候補を決めておらず、情勢が変化する可能性もある。
 調査結果を地区別にみると、小林候補は北部の飯坂地区や清水地区などで優位に戦いを進める。瀬戸候補は南部の松川地区、立子山地区で優勢。有権者の多い中央地区では小林候補が4割強、瀬戸候補が3割弱の支持を得ている。渡利、蓬莱、吾妻各地区などでは小林、瀬戸両候補が激しく競り合っている。山田候補は南部の蓬莱地区や飯野地区などで浸透をみせる。
(2013年11月12日 福島民友ニュース)

2872チバQ:2013/11/14(木) 12:41:12
やっぱり新人有利ですか

2873チバQ:2013/11/14(木) 22:08:56

http://senkyo.mainichi.jp/news/20131114ddlk07010312000c.html
選挙:南相馬市長選 渡辺・前市長が出馬表明 現前新3氏の争いか /福島
毎日新聞 2013年11月14日 地方版

 任期満了に伴う南相馬市長選(来年1月9日告示、19日投開票)で、前市長の渡辺一成氏(69)が13日、記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。

 同市長選はこれまで、再選を目指す現職の桜井勝延氏(57)と、新人で前市議会議長の横山元栄氏(65)が出馬表明しており、現職に新人と前職が挑む3人の選挙戦になる公算が大きくなった。

 渡辺氏は同市出身で、東北大教育学部中退。旧原町市議、県議を経て旧原町市長、初代南相馬市長を務めた。前回市長選は、桜井氏に697票差で敗れた。

 渡辺氏は「現職は国の指示待ち的で、職員のやる気も引き出せていない」と批判し、「経験を生かし、復興を加速させたい」と訴えた。【高橋秀郎】

2874チバQ:2013/11/15(金) 19:59:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131115ddlk07010168000c.html
県都の行方:’13福島市長選 支持拡大へ奔走 県都復興それぞれに訴え /福島
毎日新聞 2013年11月15日 地方版

 任期満了に伴う福島市長選は、17日の投開票まであと3日となった。立候補した無所属新人の元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)、共産新人の党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)、4選を目指す無所属現職の瀬戸孝則氏(66)=自民、公明、社民の各支部推薦=は、原発事故からの県都の復興に向け、市内各地を巡り支持拡大に奔走している。3陣営の動きを追った。【蓬田正志、深津誠】

 ◇小林氏、世代交代が必要 しがらみのなさ押し出す
 「『東電が悪い、国が悪い』と言っては子どもは守れない。必要があれば国に要求していく」。福島市で12日夜に開かれた女性の集いで、小林氏は約500人の市民に除染や仮置き場の問題などで国に物申す姿勢を見せ、「(若い)40〜50代が復興を成し遂げなければいけない」と、世代交代の必要性を訴えた。

 後援会員は3万人超に増え、1600本以上作成した「変えよう!福島」とキャッチフレーズを書いた旗が、市内でも目に付くようになっている。政党や団体の支援はなく、選挙カーを走らせて知名度向上を図ってきた。吉川昭・選対本部長は「12年間変わらなかった市政に新しい風を起こそうと庶民が立ち上がった」としがらみのなさを押し出す。

 ◇山田氏、「原発ゼロ」明確に 新たな支持層獲得へ運動
 3回目の市長選に挑戦した山田氏は出馬表明が告示約2週間前と出遅れたが、小林、瀬戸の両氏が態度を明確にしていない「原発ゼロ」「原発の海外輸出反対」などを訴え、連日15、16回の街頭演説をこなす。

 選対本部長の斎藤朝興市議は「現職への批判は強いが、誰でも良いというわけではない。被災県の県都として強い発信力が必要」と意気込む。党勢を拡大させた7月の参院選では、市内でも選挙区、比例代表ともに得票が前回(2010年)より大幅アップ。今回の市長選では党の組織的な支援に加え、参院選での新たな支持層を呼び込もうと、街頭演説をさらに増やして巻き返しを図る。

 ◇瀬戸氏、入学時に商品券を 政党支援で組織選挙展開
 「批判の矛先が現職に向けられるのは、とても残念でならない。震災の時にいた市長だからこそ、できることがある」。14日午後、JR福島駅前に現れた野田聖子・自民党総務会長が沿道の聴衆に訴えた。

. 自民や公明など各党の支部推薦を受けた瀬戸氏の元には、国会議員が連日応援に駆け付け、組織選挙を展開する。だが今年の首長選では、現職落選が相次ぎ、陣営は危機感を強めて引き締めを図る。

 「小学校や中学校の入学時にも地域商品券の贈呈を約束する」。瀬戸氏は同日の街頭演説で、6日に発表した公約集にない新施策を披露し、支持拡大に躍起だ。応援する市議27人の一人は「この布陣で負けは許されない」と語気を強めた。

2875チバQ:2013/11/16(土) 14:24:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131116ddlk07010149000c.html

選挙:二本松市長選/二本松市議補選 8年ぶり選挙戦に あす告示 /福島

毎日新聞 2013年11月16日 地方版


 任期満了に伴う二本松市長選と、市長選立候補のために市議が辞職したことなどに伴う二本松市議補選(改選数2)が17日、告示される。市長選には現職の三保恵一氏(64)と元市議の新人、新野洋氏(62)の2人が立候補を表明しており、8年ぶりの選挙戦になる見通しだ。

 現職の三保氏は震災後に陣頭指揮を執り、全戸除染などを進めている実績を強調し、まちづくりの継続を主張。一方新野氏は、周辺市に比べて人口減少が進んでいる点などについて現市政を批判し、改革を訴えている。

 市議補選には、2人が立候補の動きを見せている。

 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、市役所で。投票は24日に行われる。午後7時半から即日開票され、午後10時ごろまでには大勢が判明する見通しだ。

 9月2日現在の有権者数は4万8014人(男2万3257、女2万4757)。

 ◇「人口減少」…争点に

 市が抱える課題で、選挙戦の争点の一つにもなりそうなのが同市の人口減少対策だ。2005年の旧二本松市と安達、岩代、東和3町との合併当時、約6万3000人だった人口は、今年11月1日現在で5万8341人と、8年間で5000人近く減った。また11年から12年にかけての人口減少率は1.9%で、県内の市では南相馬、伊達に次いで3番目に高い。

 定住人口を増やそうと、市は農地の転用や、道路整備などで宅地開発が進む条件を整えようとしている。福島、郡山市へのアクセスの良さが魅力のJR安達駅では、駅東口周辺で開発が先行しているものの、市道や水道管の敷設工事などが完了するのは15年度になる。

 また、福島第1原発事故後の除染の早期完了も求められている。同市は全戸除染を11年秋に打ち出し、今年度末の完了を目指して子どもや妊婦のいる世帯から優先的に除染を進めてきた。線量にかかわらず全住宅を対象とする手厚さの一方、10月末での進捗(しんちょく)率は44%にとどまっている。【高橋隆輔】

2876升水鮎美:2013/11/17(日) 02:03:20
クイニャマンまだ食べてるwww. でもリンゴ入り、すっごく惹かれます. ブルターニュもノルマンディーも行ってみたいのに、なんか近いとかえって億劫になりますね. . . タヌ子さん、お屋敷に住む人はきっと自分でお掃除しないと思いますよ(笑).
おお~っ! ! 美しいシャラクモノ. 本当に切れ味抜群よね☆ 友達のところで試した事あって すばらしい包丁だよね~ ところで、オールステンレスの場合 でも包丁研ぎは必要? ? 長く使っているとステンでもやっぱり 切れ味が悪くなるのかなぁ? と思いながらも ステンを使い続けているワタシ…(笑)

http://blog.inublo.jp/blog/munlahighmoun/287571

2877チバQ:2013/11/17(日) 12:54:44
http://mainichi.jp/select/news/20131117mog00m010001000c.html

美里町:悩む佐々木町長 “多選”意識、引退か出馬か どうする「脱原発」継続 宮城

2013年11月17日


 東京電力福島第1原発事故以来、「脱原発町長」として活動する宮城県美里町の佐々木功悦町長(65)=2期目=が、任期満了に伴い来年1月にある町長選に出馬するかどうか思い悩んでいる。4年前の再選時の公言通り3選を辞するか、町内外に共感が広がる脱原発町政のトップを続けるか、「ジレンマに陥っている」と言うのだ。

 佐々木町長は、大石武一・元環境庁長官の秘書を務め反核平和の思想を学び町政に反映させてきた。そこに降った原子力災害。「核兵器と違い原子力は安全」とする信頼感を崩され、「脱原発」「東北電力女川原発の再稼働反対」姿勢を固めた。

 昨秋、「脱原発の町」を宣言し、今夏には「UPZ(緊急時防護措置準備区域)関係自治体5首長会議」を発足させ、同電力との安全協定の締結を図る。こういった姿勢に3選を望む声がメールなどで多く届くという。

 佐々木町長は4年前に対立候補を破り再選を決めた時、「2期目は町長としての集大成の時期」とし、3選はないと支持者らに明言した。合併前の小牛田町長を4期務め“多選”的になることも意識した発言だった。

 「言葉の重みは分かっている」とも言う。東日本大震災からの復興も「めどがついた」とし、本来なら公言に従い引退が筋だ。だが、原発問題の行方が揺れているだけに踏ん切りがつかないわけだ。

 佐々木町長は「原発問題で私の主張を継いでくれる人が想定されれば(引退も)問題ないだろう」と話す。そんな後継者がいるのか、あるいは自分が立つのか、12月初旬には回答を出したいという。今のところ出馬予定者は見あたらない。町長選の告示は来年1月14日、投開票は同19日。【小原博人】

2878アーバン:2013/11/17(日) 18:11:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131117/j62039710000.html
福島市長選 新人の小林氏当確
11月17日 18時0分


任期満了に伴う福島市長選挙は、無所属の新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏が、4期目を目指す現職らを破って初めての当選を確実にしました。

2879名無しさん:2013/11/17(日) 18:15:41
福島市長選、新顔の小林氏が当選確実 現職ら2人破る
2013年11月17日18時07分

福島市長選は17日、投開票され、無所属新顔で元環境省職員の小林香氏(54)が、4選をめざした現職の瀬戸孝則氏(66)、共産新顔で党地区委員長の山田裕氏(58)の2人を破り、初当選することが確実になった。

 福島県内の首長選では、東京電力福島第一原発事故後の除染や復興の遅れに対する住民の不満から、今年に入って郡山市、富岡町、いわき市で現職が相次いで落選。現職による復興政策の継続か、新顔による刷新かが焦点の一つとなっていた。

 小林氏は「停滞感を打ち破らなければならない」と市政の刷新を強調。除染の加速や、除染した土を一時的に保管する仮置き場の早期設置を訴え、子育て中の母親や中小企業経営者らを中心に支持を広げた。

 瀬戸氏は「震災時に市長として苦しい経験をしたからこそ、復興をさらに進めることができる」と、事故後2年8カ月で除染などを進めてきた実績を強調。自民、公明、社民の市支部から推薦を受け、組織を固めたが、及ばなかった。

 原発事故後、福島市では除染対象の住宅が11万5千世帯にのぼり、市の除染が終わったのは11月1日時点で18%。通学路で除染が手つかずの場所もあり、約6千人が県外に自主避難を続けている。


ttp://www.asahi.com/articles/TKY201311170065.html?ref=com_top6_1st

2880チバQ:2013/11/17(日) 19:58:08
20時前だぞ!
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20131117-OYT1T00517.htm?from=top

福島市長に新人・小林香氏が当選確実…現職破る

.

 現職と新人2人の計3人が立候補した福島市長選は17日、投票が行われ、新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)(無所属)の当選が確実になった。



(2013年11月17日19時54分 読売新聞)

2881チバQ:2013/11/17(日) 19:59:19
もしかして全投票所18時で閉めたの?

2882チバQ:2013/11/17(日) 20:01:07

>福島市長選挙は17日午後6時に投票が締め切られ
ひどいなあ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131117/k10013124891000.html
福島市長選 新人の小林氏が当選確実
11月17日 18時12分

福島市長選 新人の小林氏が当選確実


任期満了に伴う福島市長選挙は17日午後6時に投票が締め切られ、無所属の新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏が、4期目を目指す現職らを破って初めての当選を確実にしました。

福島市長選挙は、市内83か所のすべての投票所で投票時間が2時間繰り上げられ、午後6時に投票が締め切られました。
開票はまだ始まっていませんが、NHKが事前に行ってきた情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、新人の小林香氏が、4期目を目指す現職の瀬戸孝則氏ら2人の候補を大きく引き離し、今後、着実に得票を伸ばすと見込まれることから、小林氏の初めての当選が確実になりました。
小林氏は54歳。昭和63年に当時の大蔵省に入ったあと、環境省に移り、平成21年から東北地方環境事務所の所長を務め、ことし7月に退職しました。
選挙戦では、原発事故からの復旧・復興が進んでいないとして市政の刷新を掲げ、除染の加速や再生可能エネルギーの推進、農業や観光での風評被害の払拭(ふっしょく)などを訴えました。
小林氏は、政党からの推薦や支持は受けませんでしたが、いわゆる無党派層に支持を広げるとともに、自民党や民主党などの支持層からも支持を集め、初めての当選を確実にしました。

2883チバQ:2013/11/18(月) 08:50:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131118ddm041010141000c.html

選挙:福島市長選 新人が圧勝 「現職には入れぬ」 市民ら変革求め、驚異のダブルスコア

毎日新聞 2013年11月18日 東京朝刊



福島市長選で当選確実の一報が入り、妻らとお茶で乾杯して喜び合う小林香氏(左)=福島市太平寺の事務所で2013年11月17日午後6時34分、山本晋撮影
福島市長選で当選確実の一報が入り、妻らとお茶で乾杯して喜び合う小林香氏(左)=福島市太平寺の事務所で2013年11月17日午後6時34分、山本晋撮影

拡大写真

 東京電力福島第1原発事故の放射線被害に苦しむ福島市民の選択は「変革」だった。17日投開票された市長選で、地盤も組織も持たない新人の元環境省東北環境事務所長、小林香氏(54)が、自民、公明などが支援する現職の瀬戸孝則氏(66)をダブルスコアで破った。市民一人一人の現状への不満が大きなうねりとなった。【深津誠、蓬田正志、喜浦遊】

 「停滞している福島をなんとか明るい希望のあるまちにしてほしいという声に応え、問題を真正面から解決する。子どもや孫のために福島を変えましょう」。初当選した小林氏は午後6時半前に、福島市太平寺の事務所に入った。数十人を前に決意を語ると拍手が起こった。支援者から花束とタイを贈られると笑みがこぼれた。

 前職は環境省のキャリア官僚。立候補を表明した8月の記者会見も1人で臨んだ。「福島が放射能問題に苦しんでいる。環境行政を担ってきた人間として、古里の復興に全力で取り組みたい」。思いをこう語った。

 隣の伊達市出身。福島市にある県立福島高校に3年通ったとはいえ、その後は離れていた。環境省を今年7月に退職後、東京都内の自宅に妻と小学生の子ども2人を残し、福島市に住居を移した。「活動を始めた時は事務所に机とソファがあるだけ。訪問する客もほとんどなかった」と陣営関係者は振り返る。

 母校の同級生や同市内の親戚を中心に、友人から友人へと草の根で支持を広げる地道な活動を始めた。同級生がフェイスブックで「小林かおるを勝手に応援する会」を開設するなど、支持者はインターネットも活用。市内をくまなく歩き、体重は約5キロ減った。

 「風向きが変わった」と感じ始めたのは9月8日の同県いわき市長選。翌日から後援会への入会申し込みが相次ぎ、告示前には3万人を超えた。今月12日に開いた「女性の集い」には約500人が参加。「変えよう!福島」がうねりとなった。

 一方、敗れた現職陣営。自民党福島市総支部の桜田葉子総支部長(県議)は「実績と具体的政策を持つ瀬戸氏こそ復興を進められると考えたが、事故後の対応について理解をしてもらうことが難しかった。反応は良く、自民党への批判とは受け止めていないが、無党派層に訴えが届かなかった」と語った。

 ◇振興策なく…「裏切られた」

 福島市東部の山あいに位置し、市内でも放射線量が高い大波地区。瀬戸氏にとって出身地の近くにある地盤だが、沿道には小林氏のキャッチフレーズ「変えよう!福島」と書かれたのぼり旗が目立つ。「表立っては言えないが、今回は瀬戸さんには入れない」。住民の一人は声をひそめて話した。同地区では事故後、子育て世帯の自主避難が相次ぎ、児童が二十数人いた市立大波小は6年生1人だけに。来春には休校の見込みだ。しかし、市から地区振興策が具体的に示されたことはない。地区が消滅しかねず、避難自治体の「仮の町」誘致を模索する動きもある。

 瀬戸氏を支持してきた農業の男性(64)の自宅は、除染で毎時1・2〜1・5マイクロシーベルト程度あった放射線量が同0・2〜0・3マイクロシーベルトに下がった。しかし、裏山で採れるキノコからは基準値(1キロ当たり100ベクレル)の20倍以上の放射性セシウムが検出され、放射性物質への不安から沢水も使用できなくなった。「被害は無い」「安全」と強調する市の姿勢に不信感が生まれた。変化を求めて小林氏に投票した。

 大波地区に隣接する渡利地区で中学2年と小学5年の子ども2人を育てる会社員、菅野吉広さん(45)も現市政に失望していた。放射線量が局所的に高いとして「特定避難勧奨地点」に指定されれば、避難費用や月10万円の精神的賠償を受けることができる。しかし、市は「避難よりも除染を優先する」として国に指定を求めなかった。菅野さんは「住民の側に立って政府に何を要望してもらえるかに期待していたが、裏切られた」と話した。

2884チバQ:2013/11/18(月) 08:53:18
http://www.asahi.com/articles/TKY201311170204.html
福島市長に小林氏、圧勝 「現職不信」の受け皿に
2013年11月18日03時00分
印刷
メール
写真・図版福島市長選で当選を確実にし、万歳する小林香氏(中央)=17日午後6時20分、福島市太平寺、山本壮一郎撮影
写真・図版 Click Here!
[PR]
 郡山、いわき両市に続き県都福島市でも、有権者は現職市長にノーを突きつけた。17日投開票された福島市長選は、無所属新顔の小林香氏(54)が、4選を目指した無所属現職の瀬戸孝則氏(66)、共産新顔の山田裕氏(58)に倍以上の差を付け初当選した。投票率は49・10%(前回38・18%)だった。

 「当選確実」の一報を受け、小林氏は午後6時10分ごろ、福島市太平寺の選挙事務所に現れた。大きな拍手と歓声で迎えた100人超の支持者を前に、小林氏は「このふるさとを変えるため、今後(私と)行動を共にしてほしい」とあいさつ。報道陣の取材に「市が前面に立って、仮置き場の設置を進める。必要ならば市長自らが協議の場に出向く」と抱負を述べた。

 今年7月まで環境省で働いていた小林氏は、政党の支援を得ずに市長選に初挑戦。選挙戦では「自然エネルギーのまちを作る」「国際会議場を作り、国際会議・学術会議を誘致する」などの政策を掲げ、中小企業の経営者や主婦層を中心に支持を拡大。除染や復興の遅れへの批判に加え、現市政に対する不満も確実に取り込んでいった。

 小林氏の当選により、県内では4月の郡山市、9月のいわき市に続き、3大都市すべてが現職落選という結果になった。今後は小林氏も、除染の遅れや大勢の母子避難など、山積する原発事故後の問題をどう乗り切るか手腕が試される。

 一方、敗戦が決まった瀬戸氏は、同市本内の事務所で「私の人としての至らなさが、すべての敗因」と、30人ほどの支持者らを前に、目に涙をにじませて頭を下げた。復興の遅れの原因を報道陣から尋ねられると「放射能災害の大きさと異質さだろう」と話した。

 瀬戸氏は選挙戦で3期12年の実績をアピール。放射能問題に敏感な市民らに「除染をさらに加速させる」と訴えた。

 選挙態勢も自民、公明、社民各党の地元総支部などから推薦を受け、組織固めに徹した。選挙戦では小林氏に傾いていた女性票を獲得するため、森雅子・少子化相や野田聖子・自民党総務会長、片山さつき・同党環境部会長ら女性議員の応援を受けた。しかし、「現職批判」の逆風を跳ね返せなかった。

 参院選の躍進で勢いに乗る共産の山田氏は「原発即時ゼロ」などを訴えたが、現職批判の受け皿にはならなかった。山田氏は「反現職の受け皿になれなかったが、原発ゼロに向けて頑張る」と敗戦の弁を述べた。

2885チバQ:2013/11/18(月) 08:58:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20131117-OYT8T00832.htm
福島市長選 小林氏、県都に新風

Tweet


ヘルプ
.

 福島市長選で初当選が確実となり、万歳する小林氏(左から2人目)(17日午後6時59分、福島市太平寺の事務所で)=南敏也撮影

 県都のかじ取り役も代わる――。17日に投開票された福島市長選は、新人で元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)(無所属)が、4選を目指した現職の瀬戸孝則氏(66)(無所属)ら2人を大差で破り、初当選を果たした。県内では今年、郡山、いわき両市長選で現職が落選し、3大都市で現職3連敗。小林氏は「迅速な除染」などを公約に掲げて、東京電力福島第一原発事故からの復興政策に不満を持つ、幅広い層から支持を集めた。投票率は49・10%で、過去最低だった前回(38・18%)を10・92ポイント上回った。当日有権者数は23万1791人。

 福島市太平寺の小林氏の事務所には、夕方から支持者たちが詰めかけた。投票が締め切られた午後6時、テレビに「当選確実」の速報が流れると、一斉に歓喜の声が上がった。小林氏は笑顔で事務所に入り、万歳三唱。「皆さんの支援のおかげ。除染や復興を加速化させ、新しい福島をつくる」と決意を語った。

 小林氏は今年7月、「原発事故で苦しむ福島を早く復興させたい」として、環境省を退職。家族を東京に残して単身、市内に移り住み、ミニ集会などを重ねて知名度を高めてきた。

 「変えよう! 福島」をキャッチフレーズに、市政刷新を主張。「仮置き場の設置を最優先で行う」「除染を迅速に進める」などと、環境省で培った経験もアピールした。特定の政党・組織に頼らず、県立福島高校時代の同級生や中小企業団体の有志が活動を支えた。街頭演説で地道に支持を訴え、現市政への批判票や、復興加速化への期待を取り込んだ。

 一方、瀬戸氏は同市本内の事務所で、「ひとえに私の人としての至らなさが原因」と述べ、支持者らに頭を下げた。報道陣から「復興が遅れていると批判もあるが」と問われると、瀬戸氏は「放射能災害の大きさと異質さだと思う」と述べた。

 瀬戸氏は選挙戦で「震災から2年8か月の経験と実績」を強調。自民、公明、社民の支部推薦、市議38人のうち27人の支援を受けたが、票を固めきれなかった。 新人で共産党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)(共産)は「原発即時ゼロ」などを訴えたが、出馬表明が10月下旬と出遅れたことも影響し、支持に広がりを欠いた。

 ◇停滞感 変化求めた市民

 [解説]政治経験ゼロの小林氏が大差で現職を破った背景には、市民の間に漂う「停滞感」がある。4月の郡山市、9月のいわき市長選と同様、現職に対する逆風が、小林氏への追い風となった。

 震災と原発事故から2年8か月たったが、福島市内では仮置き場の確保が進まず、観光や農業への風評被害も根強い。市長1人の責任ではないだろうが、市民は「変化」を求めた。小林氏は環境省出身の強みを生かし、除染や仮置き場問題の進展に期待を抱かせることにも成功した。

 ただ、今後の市政運営は難題が待ちかまえる。市議の7割が選挙戦で瀬戸氏を支援し、しこりは残るだろう。郡山市長は副市長人事がいったん議会に否定され、いわき市長は新病院計画見直しの公約を撤回した。「市政刷新」の初心を貫き、市民の期待に応えられるかどうか。小林氏の手腕が問われる。(植村直人)

(2013年11月18日 読売新聞)

2886チバQ:2013/11/18(月) 22:40:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131118ddlk07010146000c.html

県都の行方:’13福島市長選 小林氏初当選 停滞感に市民「ノー」 浜通り避難者受け入れ /福島

毎日新聞 2013年11月18日 地方版


 市民は市政刷新を選択−−。震災と原発事故後、初めて行われた福島市長選で、無所属新人の元環境省東北地方環境事務所長の小林香氏(54)が、4選を目指した無所属現職の瀬戸孝則氏(66)=自民、公明、社民の各支部推薦=と、共産新人の党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)を破り、初当選を果たした。小林氏は草の根運動を展開し、政党の支援を受けた瀬戸、山田両氏に大差をつけた。除染や風評被害対策など原発事故に伴う復興対応では候補者間に際だった違いはなく、有権者の判断材料にならなかった。当日有権者数は23万1791人。投票率は49・10%だった。

 小林氏は、福島市太平寺の事務所で集まった支援者らと喜び合った。原発事故に伴う除染や仮置き場の設置が遅れ、停滞感が高まる市政の刷新を掲げ、「変えよう!福島」のキャッチフレーズで圧勝した。

 40万人の東北第2の都市にするとの公約について、「浜通りからの避難者に住んでもらい、企業誘致で定住人口を増やす。将来的には県北を一つの経済圏にすることも視野に入れる」。除染や健康被害への対応については「敷地内に汚染土を埋める市民もおり、そうした不安を仮置き場の早期設置で解消し、子供が関わる通学路や公園のきめ細かい線量調査が必要」と話した。

 郡山、いわき市に続き現職が敗れたことに、「現状を変えてほしいという根強い市民の思いがあった」と分析した。

 環境省東北地方環境事務所長のときに震災を経験し、「福島の復興の遅れを放っておくことはできない」と早期退職し、今年8月に立候補を表明した。「戻るべき場所はない」と背水の陣で福島復興に関わると強調してきた。

 自民、公明、社民の各党支部が推薦する現職に対し、政党や団体の支援がない中、出身の福島高の同級生や、「しがらみのない」中小企業の経営者に浸透を図った。有志でつくる「福島を変える市民の会」が後援会を組織し、3万人超が会員に。フェイスブックやブログを多用し、草の根から支持を広めてきた点で、組織票を固める現職とは対照的な選挙戦を展開した。【深津誠】

 ◇「いたらなさが原因」−−瀬戸氏

 同市本内の事務所で結果を待った瀬戸氏。推薦を受けた自民や公明の各党支部の全面支援や市議27人の応援など万全の布陣で臨んだが、支持を固め切れなかった。

 瀬戸氏は「支持をいただいた皆さんにご迷惑をかけた。私の人としてのいたらなさが原因。2年8カ月の震災後の経験を生かしたかった」とうつむきがちに語り、敗因については「私の所には直接、批判は聞こえなかった。よく分からない」と声を落とした。

 告示後、演説には連日、佐藤正久参院議員ら国会議員が応援に駆け付け、支持拡大を狙った。瀬戸氏は3期12年にわたるまちづくりの実績や、原発事故による災害対応の経験を生かした復興政策を強調。全9万戸の除染の促進や、建設予定の市役所西庁舎を防災と健康管理の拠点にすることなどを公約に掲げた。市長就任以来、重点的に取り組んできた子育て支援では、任意の予防接種への助成や出産祝い金として地域商品券の贈呈制度の新設を訴え、地域経済の活性化も狙った。

 だが、本人が否定する「事故直後に県外へ逃げた」などのうわさが飛び交い、火消しに追われた。【喜浦遊、蓬田正志】

 ◇出遅れ響く−−山田氏

 出馬表明が告示の2週間前にずれ込んだ山田氏は、出遅れを取り戻せないままの落選となった。

 3度目の挑戦となった今回、共産支持層に加え、「脱原発」を望む有権者を取り込む作戦を取った。「原発ゼロを訴えられるのは私だけ」と繰り返し訴え、有権者一人一人への確実な浸透を図るため、街頭活動を重視。連日、市内のスーパー前や住宅街などで20回前後の演説を続けた。

 市議4人の地元を中心とした票の掘り起こしも進めたが、及ばなかった。南矢野目の事務所で「原発ゼロを望む市民の強い声に応えられず、申し訳ない」と述べ、深々と頭を下げた。【高橋隆輔】

2887チバQ:2013/11/18(月) 22:41:21
◇半数が棄権

 福島市長選の投票率は49・10%で、過去最低となった前回2009年の38・18%を上回ったものの、今後4年間の市の復興施策を左右するにもかかわらず、半数以上が棄権した。

 市長選の投票率は79年までは80%以上だったが、近年は低迷していた。5党が相乗りした現職と共産推薦候補による争いだった93年は41・92%。市長を4期務めた吉田修一氏が退き、新人同士の一騎打ちとなった01年、保守分裂の争いとなった05年は50%台まで回復したが、目立った争点がなかった09年には30%台まで落ち込んだ。

 原発事故以降、県内の選挙は投票率の落ち込みが目立ち、福島市でも昨年12月の衆院選が57・41%(前回比15・39ポイント減)、今年7月の参院選も53・36%(同4・52ポイント減)だった。今回の福島市長選では、除染や風評被害対策などの重要課題について、各候補とも抽象的な表現の訴えにとどまったことも影響したとみられる。【蓬田正志】

==============

 ◇開票結果

当 72441 小林香 54 無新

  32851 瀬戸孝則 66 無現

   7620 山田裕 58 共新

 =選管最終発表

==============

 ◇福島市長略歴

小林香(こばやし・かおる) 54 無新(1)

 [元]環境省東北地方環境事務所長[歴]環境再生保全機構石綿健康被害救済部長▽英サセックス大院

2888チバQ:2013/11/18(月) 22:41:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131118ddlk07010149000c.html

選挙:二本松市長選/二本松市議補選 市長選、現新2氏が立候補 市政継続か変革か争点 /福島

毎日新聞 2013年11月18日 地方版


 任期満了に伴う二本松市長選が17日、告示され、現職の三保恵一氏(64)と、元市議の新人、新野洋氏(62)が立候補を届け出た。

 三保氏は市内の後援会事務所で、同市に避難する浪江町の馬場有(たもつ)町長らが応援に駆けつける中で第一声。県内で現職首長の落選が続いていることに触れ、「震災後の対応に、住民が決断力・実行力に疑問を抱いた」と指摘。「(自身は)最もスピード感を持って対応した」とアピールした。

 新野氏は、根本匠復興相や森雅子少子化担当相らの応援も得て、市内の亀谷ロータリーで第一声。人口減少に伴う市内経済の停滞などを挙げ、「この危機的状況に現市政は何の手も打たなかった」と批判。「石にかじりついてでも勝ち上がってこの二本松を変える。いま、二本松が変わる時」と声を張り上げた。

 ◇市議補選は無投票

 また、辞職に伴う市議補選(改選数2)も同日告示され、農業の本多俊昭氏(53)と、自営業の小野利美氏(59)が立候補を届け出て、当選が決まった。【高橋隆輔】

==============

 ◇二本松市長選立候補者(届け出順)

三保恵一(みほ・けいいち) 64 無現(2)

 市長[歴]県議5期・議長▽旧二本松市長▽安達高

新野洋(しんの・ひろし) 62 無新

 [元]市議▽衣料品製造販売業[歴]二本松北小PTA会長▽二本松観光協会理事▽安達高

==============

 ◇二本松市議補選当選者(改選数2、届け出順)

本多俊昭 53 農業 (1)無新

小野利美 59 自営業(1)無新

2889チバQ:2013/11/18(月) 22:52:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131118/lcl13111800470000-n1.htm
福島、現職相次ぐ落選 進まぬ復興 有権者の怒り
2013.11.18 00:46
沈痛な表情で敗戦の弁を述べる瀬戸孝則氏=17日、福島市(石田征広撮影)
沈痛な表情で敗戦の弁を述べる瀬戸孝則氏=17日、福島市(石田征広撮影)
 首長選で続けざまに現職が敗れる事態になっている福島県。17日投開票の県都の福島市長選でも官僚出身の新人が、50%近い投票率に支えられ、4選を狙った現職を大差で破った。

 福島市は東京電力福島第1原発から約60キロ離れているものの、放射性物質が多く飛散した北西に位置し、空間線量が比較的高い。

 このため、現在も6千人以上(10月末現在)が自主避難しており、除染や除染で生じた汚染土などを保管する仮置き場の設置、住民の健康対策などが、選挙戦の争点になった。

 瀬戸孝則氏は過去最低の投票率(38・18%)だった前回選挙でも7万票以上を獲得。今回も自民、公明、社民各党の支部と連合福島の推薦を受け、形の上では盤石に見えた。が、現職批判は予想以上に強く「組織として表向き推薦していても、公明党の女性票や医師会、経済団体票はかなり逃げる」(後援会関係者)との警戒感があった。

 現職が落選した郡山、いわき市と同様、原発事故直後に、「市長が県外に避難した」との噂がインターネットなどで流れたことも、最後まで足を引っ張った。 ある会社経営者(52)は「復興過程で現職が落選し、新市長と議会が対立するのは好ましくない」とし、現職支持の声は有権者の中にもあった。自民党の野田聖子総務会長も駆けつけ、てこ入れを図ったが、自民党支持層の一部も小林氏に回るなど逃げる票をつなぎとめられなかった。

 瀬戸氏は事務所前で「私の人として至らぬ点が原因」と敗戦の弁を語った。ただ、当選した小林氏も7月に環境省を退職して福島市内に移り住んだばかり。「有権者のやり場のない怒りが現職批判票になった」(同)との見方も多いだけに、復興の停滞は許されない。(大塚昌吾)

2890チバQ:2013/11/18(月) 22:54:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2013111800663
現職惨敗に自民憂慮=福島市長選


 自民党などが推薦した現職が市政刷新を訴えた新人に大差で敗北した17日の福島市長選の結果について、自民党は「現状への不満が現職にすべて集中した」(石破茂幹事長)と深刻に受け止めている。福島ではこれまでも与党推薦の現職の落選が続いており、党内には安倍政権が進める復興政策への影響を懸念する声も出ている。
 「国政と関係ないと切って捨てた言い方をするつもりはない」。石破氏は18日の記者会見で、福島市長選の結果についてこう言及。同党選対幹部も「除染や復興の遅れの問題を現職がもろにかぶった」と指摘した。
 東京電力福島第1原発事故対応で安倍政権は、除染事業への国費投入の本格検討を開始し、国の関与を強めていく方針を明確にした。ただ、そのさなかに行われた福島市長選で、自民党が推した現職はダブルスコアで惨敗した。
 福島県では、4月の郡山市長選で自公推薦の現職が、9月のいわき市長選で公明推薦の現職がそれぞれ落選。今後は、来年1月の南相馬市長選、来秋の県知事選などが控える。安倍内閣は依然として高い支持率を維持しているが、「敗北が重なれば、復興への取り組みがつまずく」(自民中堅)可能性もある。
 こうした現状に地元は危機感を強めており、自民党の菅家一郎氏(衆院福島4区)は「もっと政府は市長村長と連携し、要望に応えなければならない」と指摘。菅義偉官房長官は18日の記者会見で、「政府として、誰が市長になっても地元の意向をくみ、復興を加速するのは当然だ」と強調した。(2013/11/18-18:32)

2891チバQ:2013/11/19(火) 21:18:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131119/lcl13111907430000-n1.htm
【編集日誌】
選挙が示した怒りの大きさ
2013.11.19 07:42
 地方自治体の首長選挙は、よほどの失政をするか多選批判が出ない限り、現職が圧倒的に有利な構図になっています。

 首長は、地元で開かれる大小さまざまな行事に主賓として招かれ、広報紙にも毎回のように記事や写真が載ります。

 「4年の任期中、毎日選挙運動をやっているようなもの」(首長経験者)ですから、短い選挙運動期間が制約になっている新人候補は、大きなハンディを背負います。

 ところが今年行われた福島県の主要3都市の市長選は、ことごとく現職が敗れました。同じ被災地の岩手、宮城両県の首長選とはかなり様子が違います。原発事故と事後処理に対する地元の怒りがいかに大きいか。政府も政党も真正面から受け止めねばなりません。大震災からまもなく1000日。小紙も被災地のその後を真正面から追っていきます。(編集長 乾正人)

2892チバQ:2013/11/19(火) 21:20:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131119ddm005010047000c.html
選挙:福島市長選 現職惨敗に自民動揺 復興政策への影響懸念
毎日新聞 2013年11月19日 東京朝刊

 17日投開票の福島市長選は自民、公明両党が支援する現職が新人に倍以上の大差で敗北した。政府・与党にとっては、国主導で東京電力福島第1原発事故の復興加速化を打ち出した直後の想定外の惨敗で、今後の政権の復興政策への影響を懸念する声が出ている。

 自民党の石破茂幹事長は18日の記者会見で「現状に対する不満が現職にすべて集中した。政府も党も大きな責任を負っている」と述べ、除染などの復興が進まないことへの不満が背景にあると説明した。一方で「除染が魔法みたいにどんどん進捗(しんちょく)していくことは難しい」とも述べた。

 福島県内では4月の郡山、9月のいわき両市長選などで現職が相次いで敗北した。このため、福島市長選でも当初から同党には「復興の遅れが現職首長への不満につながっている」と危機感が強かった。

 与党は11日に復興加速化に向けた提言を政府に提出。除染事業への国費投入検討など「国の関与」を強める姿勢を強調した。その直後の惨敗だけに政府・与党は厳しく受け止めている。菅義偉官房長官は「復興に全力で取り組む」と強調したが、自民党幹部は「驚いた。あまりに負けすぎだ」と落胆した。

 民主党の海江田万里代表は18日、「復旧・復興が遅れていることに対する福島市民の怒りの表れだ」と分析。共産党の市田忠義書記局長は「国のやり方のずさんさが首長に向くというのは当然だ」と語った。【高本耕太、影山哲也】

2893名無しさん:2013/11/19(火) 21:27:01
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131119-OYT1T00229.htm
自民、危機感強める…福島首長選で推薦現職連敗


 与党は、福島県内の首長選で与党推薦の現職が敗れるケースが目立つことに危機感を強めている。

 東京電力福島第一原発事故への対応の不満が、現職に不利に働いたとみられるためだ。

 17日投開票の福島市長選は、現職が新人に約4万票の大差で敗れた。自民党の石破幹事長は18日の記者会見で敗因について、「投票された方が、除染が進んでいると思っていない。現状への不満が現職に集中した」と語った。

 同市長選は、自民党支部が現職を推薦。選挙期間中、党本部から野田総務会長が応援に入り、てこ入れを図った。11日には与党が除染費用の一部を国が負担することなどを盛り込んだ提言を安倍首相に提出したばかりだった。

 福島県内では、郡山市長選(4月)、いわき市長選(9月)に続き、主要都市の現職が3連敗したことになる。

 公明党幹部は18日、「中央での支持が地方選に結びついていない。来年4月に消費増税も控え、2015年4月の統一地方選で不満がマグマのように噴き出すのではと心配だ」と語った。

(2013年11月19日09時27分 読売新聞)

2894名無しさん:2013/11/19(火) 21:31:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131119t61011.htm
福島市長選・現職落選 原子力災害への不満集中

福島市長選で敗れた瀬戸氏(左)。現職の落選連鎖は県都にも及んだ=17日午後6時20分ごろ、福島市の事務所







 福島市長選(17日投開票)で、現職瀬戸孝則氏(66)が新人の小林香氏(54)に大差で敗れた。福島県の主要市長選では4月の郡山、9月のいわきに続く現職3連敗。福島第1原発事故の復興遅れに対する批判の集中砲火を浴び、現職退場が連鎖する。来年11月には佐藤雄平知事(65)が任期満了となる。佐藤氏は3選を目指すかどうか明らかにしていないが、「連鎖の最終章は知事選か」という声も出ている。

<徹底した組織戦>
 テレビの当選確実速報は午後6時の投票終了時刻と同時に出た。あっけない幕切れに瀬戸氏の事務所は一瞬にして重苦しい空気に包まれ、瀬戸氏は「全ては私の人としての至らなさ」と言葉少なに敗戦の弁を語った。
 瀬戸氏は現職の落選続きに危機感を抱き、自民、公明、社民3党の推薦を受け、徹底した組織戦を展開。それでも、負の連鎖のうねりにひとたまりもなく、小林氏に2倍超の差をつけられた。
 郡山市長選で敗れた原正夫前市長(69)は「原発災害は前例がなく、除染が遅いと批判されても何との比較か分からない。瀬戸市長も懸命に頑張ったのに」と同情する。
被災なお進行中
 東日本大震災の被災3県のうち岩手、宮城両県の首長選は「復興加速」を掲げた現職の当選が相次ぐ。宮城では8月に奥山恵美子仙台市長が再選され、10月には村井嘉浩知事が3選された。いずれも圧勝だった。
 福島は3県で唯一、原子力災害を受けた。避難指示の未解除など被災は今も進行中だ。「まだ底を打っていない」という不満が事故対応に当たった現職に集中し、特有の選挙結果につながった。
 東北大大学院の河村和徳准教授(政治学)は「国策に翻弄(ほんろう)された面は否めないが、地方自治の原点の『民の声』を聞いてきただろうか」と現職の市政運営の不備が響いたとみる。

<自民から主戦論>
 首長選で「現職不利」の流れが強まる中、佐藤知事の任期は満了まで1年を切った。知事は18日の記者会見で、来年秋に想定される知事選に対しては明言を避けた。現職落選続きに関しても「目の前のことをしっかりやっていく」とかわした。
 佐藤氏が初当選した2006年知事選で対立候補を立てた自民党県連。杉山純一幹事長は「現職支持、独自候補擁立の両面で検討する」と言うが、県連内では主戦論が高まる。知事周辺は「自民党は必ず擁立する」と警戒心を隠さない。
 知事与党を自任する民主党県連の亀岡義尚幹事長は「県民の信頼を得るべく、復興加速に突き進むだけ」と語る。同党県議の一人は福島市長選の結果に「知事選が1年後で良かった。今なら負けていた」と身をすくめた。


2013年11月19日火曜日

2895名無しさん:2013/11/19(火) 21:40:04
>>2672
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20131119ddlk02010135000c.html
菊池県議:自民会派へ「喜びに堪えない」 民主離党 /青森
毎日新聞 2013年11月19日 地方版

 県議会会派の自民党の議員総会が18日、県議会控室で行われ、民主党を離党して無所属となっていた菊池憲太郎県議(44)=むつ市選挙区=の会派入りが認められた。これに先立って菊池氏は自民党への入党が認められている。菊池氏は総会で「わが国の民主政治の中心を担い、県議会与党会派の政党に入党し喜びに堪えない。県民の福祉向上や党勢拡大のため力いっぱい頑張る」とあいさつした。

 また、奈良岡央県議(57)=青森市選挙区=が5日付で青和会を離脱して無所属となっており、22日開会の県議会での各会派の新しい議員数は、自民党30▽民主党6▽青和会3▽公明・健政会3▽共産党2▽無所属3、となった。【酒造唯】

2896チバQ:2013/11/21(木) 22:22:30
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131120t61002.htm
二本松市長選 24日投票 風評打開 願い切実

キュウリの収穫を終えた畑を片付ける斎藤さん。風評被害の克服を市政に期待している


 福島県二本松市長選は24日の投票日に向けて現職と新人の2人が選挙戦を繰り広げている。同市は全国指折りのキュウリ産地として知られる。農家は福島第1原発事故の風評に伴う価格の乱高下に翻弄(ほんろう)された。将来的に価格が安定する保証はなく、農家は市のリーダーに風評被害を克服する行政手腕を求めている。

 「昨年は作れば作るほど赤字で、生産をやめることも考えた」。市内のキュウリ農家斎藤毅さん(40)は振り返る。
 同市のキュウリは品質が良く、首都圏で高値で取引される。原発事故前、最高ランクは5キログラムで1800円の値が付いた。しかし、昨年夏は180円と10分の1に落ち込んだ。赤字が膨らみ、肥料業者への支払いを待ってもらったという。
 価格下落は原発事故のあった2011年、同市のコメから1キログラム当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが引き金になった。当時の暫定基準と同じ値になり、県内で初めて出荷停止となった。
 「二本松」は悪い意味で全国に知られ、コメに限らず全ての農作物が敬遠された。キュウリも買いたたかれ、出荷組合の一部は箱から二本松の文字を消して出荷した。
 天候不順で全国的に不作となった今年は、事故前の価格水準に戻ったが、福島県産への市場の悪印象は根強く、他産地の生産が回復すれば、再び値下がりする可能性が高いという。
 地元のみちのく安達農協は「他産地の生産動向に左右されない安定的な価格を維持できる風評被害対策を市に求めたい」と望む。
 市は首都圏などで50回を超す物産販売を重ねた。初めは復興支援の消費者心理が働いて売れ行きが良かったが、時間の経過とともに苦戦している。市は「口に入れるものは依然として抵抗感があるようだ」と話す。
 市長選の候補は3選を目指す無所属現職の三保恵一氏(64)、無所属新人で元市議の新野洋氏(62)でともに風評被害対策の重要性を訴える。
 三保氏は「放射能検査体制の充実を図り、正しい情報を発信することが大切だ」と主張する。新野氏は「県外に自主避難する市民にも協力を要請し、物産PRを強める」とアピールしている。

 ◇二本松市長選立候補者
三保 恵一 64 市長  無現
新野  洋 62 元市議 無新(自推)


2013年11月20日水曜日

2897チバQ:2013/11/21(木) 22:28:39
http://www.minyu-net.com/news/news/1121/news12.html
「相馬市長選」選挙戦の公算 市議が出馬の意思表明

 任期満了に伴い12月15日告示、同22日投開票で行われる相馬市長選で、相馬市議の会社役員荒川五郎氏(65)は20日、無所属で立候補する意思を明らかにした。
 荒川氏は福島民友新聞社の取材に「現職は強引さを感じる政治であり、市内に漂う閉塞(へいそく)感を打破したいとの思いで決めた」と話した。21日に記者会見して正式表明する。
 同市長選ではこれまで、無所属で現職の立谷秀清氏(62)=3期=が唯一出馬を表明しており、無投票の可能性もあったが、一転、これまでの市政運営を問う形での選挙戦が確実となった。
(2013年11月21日 福島民友ニュース)

2898チバQ:2013/11/21(木) 23:36:07
>>2888>>2896
新人を自民が支援してるん調べてみたら
初当選時は自民推薦候補を破って当選ですね
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/829
829 :とはずがたり:2003/08/10(日) 23:36

http://www.asahi.com/politics/update/0810/005.html

二本松市長に三保氏初当選、津島市は三輪氏再選

 <二本松市(福島県)>

 元県議会議長の三保恵一氏(54)=無、初当選。前市議会議長の市川清純氏(59)=無新、自推薦=を破る。

 <津島市(愛知県)>

 三輪優氏(63)=無前、保守新推薦、再選。元自民党職員の花井幸二氏(36)=無新=、井桁克氏(63)=無元=、設計会社社長の横江勇雄氏(53)=無新=を破る。

(08/10 23:27)

2899チバQ:2013/11/21(木) 23:41:11
参院選にも出てたのか。県議会議長をやってんだから、自民党系なんだろうなもともとは
第19回参議院議員通常選挙 (2001年(平成13年)7月29日執行)
当日有権者数:1,669,115人  投票率:60.88%(前回比:)

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率
当 太田豊秋 66 自由民主党 現 393,230票 40.4%
当 和田洋子 59 民主党 現 220,704票 22.7%
神田香織 46 無所属 新 113,284票 11.6%
三保恵一 52 無所属 新 95,122票 9.8%
川田昌成 57 自由党 新 70,499票 7.2%
新美正代 55 日本共産党 新 59,748票 6.1%
鈴木隆夫 60 自由連合 新 17,555票 1.8%
熊谷義弘 35 維新政党・新風 新 3,733票 0.4%

2900チバQ:2013/11/23(土) 09:24:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20131122-OYT8T01378.htm
知事と南三陸町長 緊迫

Tweet


ヘルプ
.

村井知事(手前)に、防災対策庁舎を解体する意思を改めて示した南三陸町の佐藤仁町長(22日、県庁で)

 震災で被災した建物などを遺構として残すかどうかを巡り、県は22日、県内の被災15市町の首長らを集めた会議を開き、遺構候補について有識者会議で保存や解体を決める方法を提示した。自治体側は全員がこれに賛同した。しかし、最大の焦点となる南三陸町の防災対策庁舎を巡っては、解体を譲らない佐藤仁町長と、有識者らの判断を待つべきとする村井知事が対立し、議論の応酬となった。調整は難航しそうだ。

 会議は、国が遺構の保存にかかる初期費用などの国庫負担を打ち出したことを受け、県主導で保存の可否を決めることへの同意を求めるために開いた。仙台、石巻、塩釜、気仙沼、名取、多賀城、岩沼、東松島の各市と、亘理、山元、松島、七ヶ浜、利府、女川、南三陸の各町の首長やその代理者が出席した。

 冒頭、県側が有識者会議を設置する意義を説明。自治体側では、まず井口経明・岩沼市長が賛意を示した上で、市内で過去の巨大津波の痕も残る地層が見つかったことを紹介し、遺構の対象を幅広くとらえることを提案した。

 続いて発言したのが、佐藤町長。自ら9月に下した防災対策庁舎の解体・撤去の決断について、知事の見解を尋ねた。知事が「庁舎を保存すべきとの意見が全国から寄せられている。解体は有識者会議の結論を待っても遅くない」と答えると、町長は「町としては戸惑い、困っている。町の苦悩を理解してもらわないと困る」と気色ばんだ。

 他の自治体の意見があった後、町長は再びマイクを求め、「町としては庁舎を解体する方針を貫く」と断言。知事も「『話し合いに応じない』では議論の意味がない。残すという結論が出た場合に話し合いのテーブルにはついてほしい」と語気を強めた。

 会議ではこのほか、「将来的な維持管理が悩ましい。さらなる地元負担の軽減が必要だ」(斎藤俊夫・山元町長)などの意見や要望が出た。有識者会議の設置については佐藤町長を含めて全員が賛同し、その中に自治体代表として、奥山恵美子・仙台市長と鈴木勝雄・利府町長を加えることも決まった。

 終了後、佐藤町長は報道陣の取材に対し「我々は2年半も検討を重ね、解体の方針を出した。この方針は変えない」と改めて強調。一方、村井知事は、「15市町の足並みがそろったのは良かった。(防災対策庁舎については)有識者会議で庁舎が必要という結論ならば、残すよう町と協議していく。解体との結論が出れば県の責任で解体する」と述べた。

(2013年11月23日 読売新聞)

2901チバQ:2013/11/24(日) 00:39:10
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20131122ddlk02010037000c.html

青森市:市長と議会、対立越年へ 市議報酬削減提案は見送り 建て替えで軟化も /青森

毎日新聞 2013年11月22日 地方版


 青森市庁舎建て替えと、市議報酬削減を巡る鹿内博市長と市議会多数派の対立は、決着が付かないまま越年する情勢になりつつある。市議報酬削減は、市長が21日の記者会見で、これまで2回否決された削減案を12月議会に提案しない方針を示し越年が確定。立て替え問題でも、結論まで時間のかかる「第三者機関」の設立案が浮上している。ただ、かたくなだった市長と市議会多数派の双方に歩み寄りを探る気配も生じており、双方が着地点を慎重に見極めようとしている。

 市長は21日の会見で、市議報酬削減の提案見送りについて「農業委員など他の非常勤特別職の扱いについて、他都市との比較作業などが終わっていないため」と理由を述べた。6月議会で否決された削減案では、削減期間を2014年12月末までの期限付きとすることで市議会に配慮しており、仮に来年の3月議会で可決されても削減期間は約9カ月間の限定的なものとなる。そもそもの議案提出の意義は薄れそうだが、見送りによって市議会と協議する時間的余裕が生じることになる。

 一方、市庁舎建て替えを巡っては、20日夜の市と市議会、青森商工会議所青年部の3者による3回目の意見交換会の席上、市議側から「現在地(での建て替え)に反対しているのではない。市側の候補地選定のプロセスに問題があった」との発言も飛び出した。市議会最大会派・自民党新青会の中田靖人市議らの発言だが、これまで「市長の手法が強引だ」と主張し続けた市議会多数派が、現在地での建て替えに「反対していない」と発言したのは初めてだ。

 この後、社民党・市民の会の斎藤憲雄市議が「議論がかみ合わず、このまま会合を重ねても方向性が見えない。学識経験者を含めた第三者機関で意見を聞いてみてはどうか」と提案すると、新青会や公明党、商議所青年部などが賛同。これまで一貫して「選定手続きに問題はなかった」との姿勢を崩さなかった鹿内市長も「意見交換会の今後のあり方を含め、正副議長と相談したい」と軟化した。市長側が初めて譲歩して見せた形だが、第三者機関の設置主体や人選、権限などで対立が再燃する可能性もあり、年内にすんなり決着する見込みは薄そうだ。【吉田勝】

2902チバQ:2013/11/24(日) 00:50:14
>>2813
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20131108-OHT1T00045.htm
岩手県がサスケ元県議訴えるも「ない袖は振れない」




 岩手県が2005年度の違法な支出と認定された政務調査費の返還請求に応じなかったとして元県議でプロレスラーのザ・グレート・サスケ氏(44)に対し、約276万円の返還を求める訴訟を盛岡地裁に起こしたことが7日、分かった。提訴は5日付。サスケ氏側は「昨年けがをしてプロレスをしていないので、今は無職と同じ。払いたくてもない袖は振れない」と主張している。

 サスケ氏側の関係者によると、サスケ氏は昨年11月20日のプロレスの試合中、必殺技を出したが、相手にかわされ、ロープに絡まり場外に転落。左肩甲骨を骨折した。

 「想像を絶するリハビリ」などをこなしたが、約1年間試合から離れたため、現在は「無収入に近い」状態。今月4日に復帰したが、医師からは「復帰は無謀。やめてほしい」と言われるほどで、万全の状態からはほど遠いという。関係者は「分割にしてでも払いたいが、ないものはない、としか言えない」と説明した。

 サスケ氏が返還を求められている政務調査費は、地方自治法に基づき政策の調査や研究のために、議員報酬とは別に支給される。市民団体が05年度の政務調査費の返還を求めた住民訴訟を起こし、2審の仙台高裁が、県議や元県議計31人が支出した約970万円を違法と認定した判決が7月に確定した。

 サスケ氏は政務調査費として、社長を務める「みちのくプロレス」の人件費や事務所費など計276万円を支出したと認定された。期限までに返還に応じなかったため、県が提訴に踏み切った。返還された場合、提訴は取り下げるという。

 サスケ氏は03年に岩手県議に初当選。議場内でも覆面を着用し、「マスクは顔の一部だ」と主張した。07年に辞職し、同年の岩手県知事選に立候補したが落選。11年の同県議選に再び出馬したが、落選している。

(2013年11月8日06時03分 スポーツ報知)

2903チバQ:2013/11/26(火) 00:35:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131125ddn002010052000c.html
選挙:福島・二本松市長選/福島・広野町長選 また現職落選
毎日新聞 2013年11月25日 大阪朝刊

 福島県で24日、任期満了に伴う二本松市長選と広野町長選が投開票され、いずれも現職が新人に敗れた。同県では今年度、東京電力福島第1原発事故後の対応を巡り、17日の福島市長選のほか、郡山市、いわき市、富岡町で現職首長が落選している。

 二本松市長選は、無所属新人で前市議の新野(しんの)洋氏(62)が、3選を目指した無所属現職の三保(みほ)恵一氏(64)を破り初当選した。投票率は64・72%。

 同市は国の資金で自治体が除染する「汚染状況重点調査地域」に指定されているが、除染達成率は44%(10月末現在)にとどまる。

 一方、広野町長選は無所属新人で前町議の遠藤智氏(52)が3選を目指した無所属現職の山田基星(もとほし)氏(65)を破り初当選。同町は原発事故で緊急時避難準備区域に指定され、解除後の2012年3月に役場機能をいわき市から戻したが、町民5235人のうち帰還したのは1191人(22日現在)だけ。【高橋隆輔、中尾卓英、喜浦遊】

 二本松市長選の確定得票数次の通り。

当 15632 新野洋<1> 無新

  14930 三保恵一(2) 無現

2904チバQ:2013/11/26(火) 00:40:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131125ddlk07010121000c.html
選挙:二本松市長選 新野氏が初当選 「復興スピード上げる」 /福島
毎日新聞 2013年11月25日 地方版

 二本松に新風−−。24日投開票された二本松市長選で、3選を目指した現職を破って初当選した前市議の新野洋氏(62)は、同市金色久保の事務所で約200人の支持者らを前に「閉塞(へいそく)した二本松を変えたいと願ったみなさんの勝利。私は次世代のために、街頭で言ったことは必ずやり遂げます。災害の復旧工事や除染の加速化などを進めて、遅すぎる復興のスピードを上げ、人口減少対策に力を入れます」と笑顔で話し、決意を新たにした。

 当日有権者数は4万7650人で、投票率は64・72%(前回無投票、前々回76・95%)。

 自民党県連は2001年参院選で公認候補に対抗して出馬した現職の三保恵一氏(64)を除名した経緯があり、これまでの市長選では一貫して党二本松総支部が推薦候補を立てて戦ってきた。今回も新野氏を支援し、17日の出陣式には根本匠復興相や森雅子少子化担当相らが駆けつけ、国との強いパイプをアピールした。

 新野氏は人口減少問題を最大の課題と位置づけ、市内事業所数や観光客の減少とともに、市内経済の停滞を指摘。安価な宅地の供給や子育て世代への支援で定住人口の増加を目指すと公約した。現職のトップダウンの政治手法を批判し、08年以来不在の副市長を置くなどの市役所改革も主張。現職連敗の流れも追い風に市民の現市政への不満を得票に変えていった。

 一方、三保氏は放射能不安で窓が開けられないことを受けて11年夏までに小中学校にエアコンを完備するなどの実績を強調し、連敗した現職首長との違いを訴えたが、及ばなかった。三保氏は同市向原の事務所で「除染は進めたが、放射能への不安が首長に寄せられた。郡山や福島などで現職が敗れる大きな潮流の中の選挙だった。私の不徳のいたすところで、期待に応えられず申し訳ない」と頭を下げた。【三村泰揮、深津誠、高橋隆輔】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 15632 新野洋 62 無新

  14930 三保恵一 64 無現

==============

 ◇二本松市長略歴
新野洋(しんの・ひろし) 62 無新(1)

 [元]市議▽衣料品製造販売業[歴]二本松北小PTA会長▽二本松観光協会理事▽安達高

2905チバQ:2013/11/26(火) 00:41:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131125ddlk07010127000c.html
選挙:広野町長選 遠藤氏が初当選 帰還へ街づくり課題 /福島
毎日新聞 2013年11月25日 地方版

 24日投開票された広野町長選で、2期8年の実績を持つ現職を退け、祖父の代に務めた広野町長の座をつかんだ元町議の遠藤智氏(52)。約100人の支援者の熱気に包まれた同町折木の事務所で、「みなさん一人一人の地域への熱い思いが結集して、新しい一歩を踏み出すことができた。帰町しているのは2割という現実がある。困難を正面から受け止め、必ず前進していく」と気を引き締めた。だが、真の復興にはハードルが待ち受けており、その手腕が問われる。

 当日有権者数は4163人で、投票率は81・19%(前回無投票、前々回88・50%)。

 福島第1原発20キロ圏外の同町は2011年9月に緊急時避難準備区域の指定が解除され、12年3月に役場機能をいわき市から戻した。町内では住宅のすべてで除染が終了。広野工業団地には食品製造を除く14社(527人が就業)が戻り、津波被害を受けたJR広野駅東側でも今秋以降、災害公営住宅(復興住宅)約50戸の整備などが相次ぐ。試験栽培米の全袋検査でほとんどが食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回り今春、作付け制限を解除。震災前の3分の1に当たる約100戸(110ヘクタール)で稲作を再開した。7月に農産物直売所も再オープンするなど、基幹産業にも明るい兆しが見える。

 だが、震災前より約250人減少した町民5235人のうち、帰還したのは1191人(22日現在)と2割にとどまる。未帰還者の9割近くは隣接するいわき市の仮設・借り上げ住宅に暮らす。昨年2学期に再開した幼稚園には27人、小学校74人、中学校42人が在籍するが、震災前の2割程度で、いわき市からのバス通学者も多い。低線量被ばくに対する不安などから帰還をためらう子育て世帯が多いためで、ある町幹部は「医療や買い物先の確保が進まなければ、町に戻る人の動きが鈍くなる」と話すなど、課題も山積する。

 一方、現職の山田基星氏(65)は同町下北迫の事務所で集まった支持者に「みなさんの献身的な支援に応えられず、私の不徳のいたすところ。誠に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。敗因については「8年間の実績を見てもらえなかったのは残念。(復興交付金など)震災後、国の動きが遅く、なかなか町民のみなさんに目に見える形で説明ができなかった。だが、これだけ票差が開くとは」と話した。【喜浦遊、中尾卓英】

==============

 ◇広野町長選開票結果=選管最終発表
当 2017 遠藤智 52 無新

  1334 山田基星 65 無現

==============

 ◇広野町長略歴
遠藤智(えんどう・さとし) 52 無新(1)

 [元]町議[歴]広野中PTA会長▽行政区長▽東京経済大

2906チバQ:2013/11/26(火) 00:51:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131125ddm041010104000c.html
選挙:福島首長選、現職6敗目 原発不安、展望描けず−−二本松市、広野町
毎日新聞 2013年11月25日 東京朝刊

 福島県で24日、任期満了に伴う二本松市長選と広野町長選が投開票され、いずれも現職が新人に敗れた。同県では今年度、東京電力福島第1原発事故後の対応を巡り、17日の福島市長選をはじめ現職首長の落選が相次ぎ、これで6敗に。両市町とも人口は事故前の水準に戻らず、将来展望を見いだせていない。

 二本松市長選は、無所属新人で前市議の新野(しんの)洋氏(62)が、3選を目指した無所属現職の三保(みほ)恵一氏(64)を破り初当選した。

 同市の人口は、震災前の5万9656人(2011年3月1日現在)から5万6909人(今年11月1日現在)に減少。敗れた三保氏は「除染は進めたが、放射能への不安が(市民から)首長に寄せられた。現職が敗れる大きな潮流の中での選挙だった」と話した。

 一方、広野町長選は無所属新人で前町議の遠藤智氏(52)が3選を目指した無所属現職の山田基星(もとほし)氏(65)を破り初当選。同町は原発事故で緊急時避難準備区域に指定され、解除後の12年3月に役場機能を同県いわき市から戻したが、町民5235人のうち帰還したのは1191人(22日現在)だけ。

 山田氏は「国の動きが遅く、町民の皆さんに目に見える形で(復興の)説明ができなかった」と敗戦の弁を述べた。【高橋隆輔、中尾卓英、喜浦遊】

==============

 ◇福島県で現職が立候補した今年度の首長選
市町村    投開票日

郡山市     4月14日 ×

西会津町    7月21日 ○

富岡町     7月21日 ×

いわき市    9月 8日 ×

泉崎村    10月13日 ○

会津美里町 *10月22日 ○

福島市    11月17日 ×

二本松市   11月24日 ×

広野町    11月24日 ×

 注)現職当選=○、落選=×。*は告示日で無投票

2907チバQ:2013/11/26(火) 19:23:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131126ddlk07010317000c.html
選挙:広野町長選 当選から一夜、新首長決意新たに 遠藤新町長、状況見て帰町宣言 /福島
毎日新聞 2013年11月26日 地方版

 ◇当選証書を交付
 広野町長選で初当選した遠藤智氏(52)は一夜明けた25日、除染や生活環境整備の進捗(しんちょく)状況を見極めながら、一定の時期に町民に帰還を促す「帰町宣言」を出す考えを明らかにした。

 町は2011年9月に緊急時避難準備区域指定が解除され、12年3月に役場機能をいわき市から戻したが、帰還した町民は1200人足らず(約2割)にとどまっている。遠藤氏は「避難生活が長くなるほど帰れない。『医・職・住』をはじめ復興のプロセスを懇談会などで詳しく説明し、町民全体で帰還を果たしたい」と述べ、時期は「借り上げ住宅の支援制度の期限となる来年度末が一つの目安」とした。

 除染や賠償に加え、中間貯蔵施設設置など多くの課題を抱える他の双葉郡7町村との協議について「帰れる広野町から(復興の)モデルを届けることが大切。8町村それぞれの役割分担を考え、郡内に居住したいという人がいれば受け入れたい」と、町外コミュニティー(仮の町)設置を検討する考えを示した。

 遠藤氏はこの日朝、遠藤健太郎・町選挙管理委員長から当選証書を交付された。「原発事故は収束の見通しが立たず町民の帰還が進まないなど、復興は道半ば。広野町と双葉郡発展のために力強いリーダーシップを」と激励され、「頑張ります」と応えた。遠藤氏の任期は来月9日から4年。【中尾卓英】

2908チバQ:2013/11/26(火) 19:23:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131126ddlk07010314000c.html
選挙:二本松市長選 当選から一夜、新首長決意新たに 新野新市長、除染見直し即着手 /福島
毎日新聞 2013年11月26日 地方版

 ◇当選証書を交付
 二本松市長選で初当選した新野洋氏(62)が一夜明けた25日、同市内の自宅で報道陣の取材に応じ、「市長も職員も二本松市を良くするために存在する。個人的な思いは一切抜きにして、公正公平な立場でやっていきたい」と抱負を語り、公約に掲げた除染のスピードアップのため、就任後すぐに手法の見直しに着手する考えを示した。

 高い知名度と強固な地盤を誇った現職を702票差で振り切っての勝利。浸透の手応えを感じたのは選挙戦最終盤で、選挙カーで近づくと家から駆け出してくる市民の姿などからだったという。「『二本松を何とかしなくては』という同じ思いを持った方がたくさんいて、その方々が自分のことのように飛び回ってくれた」と支持者らへの感謝を口にした。県内で現職首長の落選が相次いでいる流れに「風が吹いたから勝てたという単純なものでは決してないが、二本松もやっぱり変わらなくちゃだめという思いが広がったのは事実」と話した。

 真っ先に取り組むべき課題として除染の加速を挙げ、現場で除染を進める市復興支援事業協同組合や、市民との対話を進め、手法を見直す考えを示した。

 新野氏は市役所で行われた当選証書授与式にも出席。朝倉久勝・市選挙管理委員長は「市民の幸せを第一に、一日でも早く復興を進め、希望に満ちた二本松をつくってほしい」とあいさつ。新野氏は表情を引き締め、「緊張もあるが、これが二本松を変えるスタート」と話した。【高橋隆輔】

2909チバQ:2013/11/26(火) 19:35:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20131125-OYT8T01484.htm
[山田町NPO問題] 町と県 責任所在で対立

◇当時の町長と補助金決裁者 県議会委 参考人出席

 山田町から緊急雇用創出事業を受託したNPO法人「大雪りばぁねっと」(破産手続き中)の使途不明金問題で、沼崎喜一・前町長と補助金決裁者だった県沿岸広域振興局の菊池正佳・前副局長(現・IGRいわて銀河鉄道社長)が25日、県議会決算特別委員会に参考人として個別に出席した。沼崎氏は「事業は県の指導・支援の下に行った。県にも責任の一端がある」と主張。一方、菊池氏は「県の当時の対応に落ち度はなかった」と述べた。

 県の同事業に対する対応を巡っては、法人が運営していた無料浴場「御蔵の湯」の実質的な建設費などの問題点について、県が2011年度末時点で把握していたのに、同年度の完了検査で見過ごした責任があるのかが焦点となっている。

 同振興局の12年3月16日付文書では、町への指導事項として「御蔵の湯」建設費などを挙げ、「緊急雇用創出事業では、建設・土木工事を行うことは認められていない」と記されている。

 菊池氏はこれについて、「完了検査を受けるに当たって(法人側の)書類がそろっていないという報告は口頭で受けたが、(御蔵の湯などの)具体的な中身は承知していない」と説明。11年度の完了検査で事業が承認された理由を「副局長だったのは12年3月末までなので完了検査が行われた(12年)4、5月の内容は承知していない」とした。

 事業破綻後に補助金返還対象とされた「御蔵の湯」などのリース名目の支出について、議員から「誰が仕組みを考えたのか」と問われ、「(県の)担当者レベルで一般論として(緊急雇用創出事業で)リースは可能と話したのではないか」と述べた。

 11年12月の「御蔵の湯」開所式で、菊池氏は「(法人が)仮設浴場建設に尽力」との祝辞を寄せていたが、「整備との表現が正しいが、一般的な建設と表現した。(事業で認められていない)建設工事とは承知していなかった」と弁明した。

 沼崎氏は、法人の岡田栄悟・元代表理事が事業費の増額を巡って、町と補正予算の計上で合意があったと説明している点について、「あり得ない」と改めて否定。町の補助金返還額が約6億7000万円に上ることになった同事業について、「被災者に雇用を生み出そうと県と一体となって進めた事業。内容も県と事前協議していると担当から話があった」とし、県にも責任があるとの考えを示した。

(2013年11月26日 読売新聞)

2910チバQ:2013/11/26(火) 19:40:42
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131126/fks13112602260000-n1.htm
福島現職 相次ぎ敗北 二本松は新野氏,広野は遠藤氏
2013.11.26 02:25
 東京電力福島第1原発事故後の首長選で、現職の落選が止まらない。24日に行われた任期満了に伴う二本松市長戦と、旧緊急時避難準備区域の広野町長選でも相次ぎ現職が敗れた。いずれも現職が3選を目指した8年ぶりの選挙で多選批判の側面もあるが、12月の相馬、来年1月の南相馬、伊達、喜多方市長選の行方が注目される。

 二本松市長選は、いずれも無所属の新人で元市議の新野洋氏(62)=自民推薦=が3選を目指した現職の三保恵一氏(64)を、広野町長選は、新人で元町議の遠藤智氏(52)が現職で3選を狙った山田基星氏(65)を破り、初当選した。

 二本松市長戦は放射線量を下げる除染や風評被害対策に加え、人口減少への歯止め策が争点になった。現職の強みを生かし、市政を通じて直接、市民にアプローチしてきた三保氏に対し、新野氏は前回対立候補が出なかった分まで、現職批判票を取り込んだ。

 広野町は現在も8割近くの住民が、いわき市などに自主避難しており、復興の遅れが現職批判につながった。県内では、郡山、いわき、今月17日の福島市長選、全住民避難の富岡町長選で現職が負けている。

                   ◇

 ■二本松市長選開票結果

 当   15632 新野洋 無新 【自】

     14930 三保恵一 無現

 

 新野(しんの)  洋(ひろし)62 〔1〕

 元市議(市観光協会理事・市ふるさと振興公社理事)安達高

                   ◇

 ■広野町長選開票結果

 当   2017  遠藤智 無新

     1334  山田基星 無現

2911チバQ:2013/11/30(土) 06:32:26
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20131129ddlk02010051000c.html
選挙:県議選 区割り見直しへ 各会派に議長、検討委設置諮る /青森
毎日新聞 2013年11月29日 地方版

 県議会の西谷洌議長は28日、県議選の選挙区割り見直しを検討する「改正公職選挙法検討委員会(仮称)」(定数15)の設置を県議会各会派に諮った。来年3月までに結論をまとめ、2015年の次回県議選から実施する方針。今国会で成立予定の公選法改正案によって、選挙区が他の選挙区で分割される「飛び地」が原則認められなくなることへの対応策や、民主党や公明党が求める1人区の解消が議論される見通し。

 県議の選挙区は市と郡を基準に設定されているが、改正案では郡単位でない選挙区を作るため、市▽市と隣接する町村▽隣接する町村で設定できるよう変更される。市町村合併が進み郡の規模が縮小したためで、各議会の裁量の幅が大きくなった。一方で「飛び地」は一部を除いて認められなくなる。現行の区割りで飛び地選挙区になっているのは、東津軽郡(平内町)と三戸郡(階上町)。

 また、民主党(6人)、公明・健政会(3人)は6月、1人区について「無投票当選が繰り返される原因」として、解消を求める要望書を西谷議長に提出していた。現在の1人区は東西南北の各津軽郡計4郡と、黒石、三沢、つがる3市の計7選挙区だが、1人区の当選者が多い自民党(30人)の反対も予想され、見直されるかは微妙だ。西谷議長は「委員会で意見を交わせばいい」と述べた。一方、議員定数については「15年の次回国勢調査を踏まえて考えたい」とし、今回は見直さない考えを示した。【酒造唯】

2912チバQ:2013/12/04(水) 20:59:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131204/lcl13120416000001-n1.htm
【東日本大震災1000日】
帰宅困難自治体の合併構想浮上 ヒトとカネ集約、除染と定住を促進
2013.12.4 16:00 (1/2ページ)[東日本大震災]
 東京電力福島第1原発事故からの復興を加速させるため、福島県内の経済界を中心に、第1原発周辺市町村を合併する構想が浮上していることが3日、分かった。帰還困難区域では住民の帰還見通しが立たないことを踏まえ、自治体の人(公務員)と金(財源)を集約させることで帰還困難区域周辺での除染作業や移住促進を加速させ、被災者の生活環境改善を図る狙いがある。合併については該当する首長らの強い反発が予想され、国による財政支援などが課題となる。

 福島県内の被災地に活動拠点を置く複数の経済界関係者によると、対象自治体は、原発が立地する双葉、大熊両町や、帰還困難区域を抱える富岡、浪江両町、サッカー用トレーニング施設「Jヴィレッジ」のある広野、楢葉両町などを念頭に置いている。

 構想によると、合併に伴い、帰還できない自宅にできる限り近い地域で除染を一層加速し、住宅、農地を大規模に整備する。避難者から要望が強い墓参りや、事故前と近い環境での農作業が可能になり、商店街や医療施設、学校などの公共施設を含めた街づくりも進められるとみている。

 原発事故の対応拠点になっているJヴィレッジについては、東京電力が平成30年をめどに本来の施設としての使用を再開する方向で関係者と調整に入っており、地元では地域再生の象徴としての期待がある。

 構想の背景には、住民の帰還の見通しが立たない中、次世代を担う若者の福島県外での定住が増えていることへの危機感がある。政府の復興対策への不満が残る中、「自らの変革で福島再生につなげたい」(県経済関係者)との発想から浮上したという。

 廃炉によって今後は国の交付金が見込めないことから、自治体の合併によって復興予算の重点配分のほか、税制上の優遇措置や地方交付税の加算などを得られるかどうかが課題となり、国への働きかけも強める構えだ。

 合併構想は事故後にも一部自治体が提案したが、自治体間の財政格差などの問題から実現していない。

2913チバQ:2013/12/05(木) 22:00:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131205ddlk02010037000c.html
自民県連:木村会長が辞任 平川市長選の推薦巡る混乱で /青森
毎日新聞 2013年12月05日 地方版

 自民党県連会長の木村太郎首相補佐官(衆院議員)は4日、平川市長選(来年1月19日告示、同26日投開票)への県連の対応を調整しきれなかったとして、会長職の辞表を神山久志幹事長に提出し、受理された。県選出の自民国会議員で後任会長の調整を始める。

 市長選には現職で2期目を目指す大川喜代治氏と、同市選出の県議の長尾忠行氏が立候補を表明。市内の自民3支部のうち、碇ケ関、尾上両支部が大川氏の、平賀支部は長尾氏の推薦願をそれぞれ県連に提出していた。

 平川市は木村氏の地元の衆院青森4区にあり、県連会長でもある木村氏が11月23日に3支部の支部長・幹事長と会い、「限りなく2人を推薦したい思いからの自主投票」で対応する意向を示した。各支部長・幹事長も了承したというが、同29日の県連役員会では意見が割れ、機関決定できなかった。

 混乱が広がる中、現職の大川氏が推薦願を取り下げる意向を碇ケ関・尾上両支部に伝え、両支部代表が4日、青森市内の県連事務所で木村氏に取り下げを伝えた。調整に失敗した木村氏は辞任を決意し、記者団に辞意を表明。長尾氏の推薦願が県連に残っているが、木村氏は「私の名前での推薦状は出せない。3支部と合意した信義を貫く」とし、「県連会長が調整して決まったことが、県連の決定にならないことが不思議でならない。心に穴が開いたような感じがする」と述べた。

 長尾氏は同日、県議会棟で記者団に「手続きに瑕疵(かし)はない」とし、引き続き推薦を希望すると表明。神山幹事長は市長選への対応について「新会長が決まれば早い時期に役員会を開き、木村会長が辞任した意をくみながら一日も早く処理したい」と述べるにとどめた。【伊藤奈々恵】

2914チバQ:2013/12/05(木) 22:02:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20131205-OYT8T00032.htm
木村自民県連会長が辞任



記者会見する木村氏(4日、青森市内で)  自民党県連会長の木村太郎衆院議員は4日、神山久志幹事長に会長職の辞表を提出し、受理された。平川市長選(2014年1月19日告示、26日投開票)の候補者推薦で県連内の意見集約を図れなかったことが理由だ。県連は近く新会長を選任し、改めて市長選の対応を協議する。

 木村氏は辞表提出後、青森市内で記者会見を開き、「県連会長が調整して決めたことが県連の決定にならないのが不思議でならない」と不満を漏らした。

 平川市長選には、現職の大川喜代治氏と県議の長尾忠行氏が立候補を表明。尾上、碇ヶ関両支部は大川氏、平賀支部は長尾氏の推薦願を県連に提出する事態となった。

 調整に乗り出した木村氏は双方の支部から一任を取り付け、「自主投票」で決着を図ろうとした。ところが、一部の県議らが木村氏の「裁定」に反発し、混乱が続いていた。

 県連は木村氏の辞表提出を受け、幹事長ら幹部による五役会を開き、県選出国会議員のなかから早急に新会長を選出し、平川市長選の対応を決める方針を確認した。神山幹事長は記者団に対し、「意見集約できないからこういう(辞任という)結果になった。新会長のもとで1日も早くこの問題を処理したい」と述べ、危機感をあらわにした。

(2013年12月5日 読売新聞)

2915チバQ:2013/12/08(日) 23:56:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131208/lcl13120818030000-n1.htm
小保内敏幸氏が死去 岩手県二戸市長
2013.12.8 18:02
 小保内敏幸氏(おぼない・としゆき=岩手県二戸市長)8日、急性心筋梗塞(こうそく)のため死去、63歳。葬儀・告別式は19日午前11時、二戸市石切所狼穴1の1、二戸市民文化会館で。喪主は長男、敏文(としふみ)氏。

 二戸市総務部長を経て平成22年の市長選に初当選した。

2916チバQ:2013/12/09(月) 00:00:57
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201312086
3人の戦い公算大 南相馬市長選、告示まで任期満了に伴う南相馬市長選は9日で、告示まで1カ月となる。

再選を目指す現職の桜井勝延氏(57)と元市議会議長で新人の横山元栄氏(65)、元職の渡辺一成氏(69)の3人による選挙戦の公算が大きくなっている。

桜井氏は市内全域の除染や脱原発に向けた取り組みを進めるため、市政継続が必要だと訴えている。

合併前の旧市町単位に設けた後援会を固め、支持拡大を図る。

横山氏は復興が遅れていると指摘。

経済特区創設や地域農業の活性化に取り組む考え。

地元原町区に設置した後援会が中心となり、有権者の取り込みを目指す。

渡辺氏は初代南相馬市長を務めた実績をアピールし、住民帰還の加速、医療・福祉の再生を掲げ市政刷新を打ち出す。

かつての支援者に対する働き掛けを強める。

桜井氏は9月、横山氏と渡辺氏はそれぞれ11月に立候補を表明した。

市長選と同時選で市議補選(欠員2)が行われる、元職2人が立候補を検討している。

2日現在の有権者数は5万3987人(男2万6196人、女2万7791人)。

2917チバQ:2013/12/09(月) 00:32:10
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201312085
現新2人一騎打ちへ 相馬市長選、告示まで任期満了に伴う相馬市長選は15日の告示まで1週間となった。

四選を目指す現職の立谷秀清氏(62)=無所属=と市議で新人の荒川五郎氏(65)=無所属=の一騎打ちとなる見通しだ。

立谷氏は後援会組織を軸に、支持拡大を図る。

被災者の住宅再建や放射線対策などを進めた実績を強調し、復興を加速させるため市政の継続が必要だと訴える。

荒川氏は市政懇談会などを通して、浸透を目指す。

市民目線の市政運営への変革を前面に掲げ、教育の充実や産業振興、被災者支援などに取り組む考えをアピールする。

立谷、荒川氏とも11月にそれぞれ立候補を表明した。

投票は22日午前7時から午後6時まで、市内26カ所で行われる。

開票は同日午後7時からスポーツアリーナそうまで行われる。

1日現在の有権者数は2万9529人(男1万4349人、女1万5180人)。


2013年12月08日 11時35分 配信

2918チバQ:2013/12/09(月) 22:48:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20131207-OYT8T01304.htm
知事パーティー巡り応酬

 県議会の代表質問で6日、自民党県議が、吉村知事の後援会が8日に開催する政治資金パーティーについて、「県が補助金や助成金を拠出している団体や、県の仕事を受注している企業にまとめて購入してもらっている事実はないか」と問いただす一幕があった。

 質問したのは小野幸作県議。この中で小野氏は、閣僚らが大規模パーティーを自粛するよう求めた2001年の閣議決定に触れ、「総理大臣以上の権限を持つと言われる知事が政治資金パーティーを開催する場合はくれぐれも疑惑を持たれることがあってはならない」とクギを刺した。

 これに対して知事は、「後援会の様々な運営経費が増えている」などと開催理由を説明。販売先については「選別することなく各界各層にご協力をお願いしている。決して強制することはない」と強調した。

 知事後援会によると、パーティーは今年10月に開催が決まったもので、会費は1万円。約1300人の来場が見込まれるという。

 パーティーについては、知事と距離を置く自民党所属県議を中心に、「知事は2期目の退職金辞退に追い込まれ、政治資金に困っているはず。3期目を念頭に資金集めを始めたのか」といった観測も流れている。

 一方、知事後援会幹部は「あくまで後援会活動の充実が狙い」としている。

(2013年12月8日 読売新聞)

2919チバQ:2013/12/10(火) 21:01:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20131209-OYT8T01228.htm
小保内・二戸市長が急死 63歳



小保内敏幸氏  二戸市の小保内敏幸(おぼない・としゆき)市長が8日未明、急性心筋梗塞で死去した。11月に再選を目指して出馬する意向を表明し、前日の7日には63歳の誕生日を迎えたばかりだった。市長選は、市選挙管理委員会に死去が通知された9日から50日以内に行われるが、既に決まっていた来年1月19日告示、26日投開票となる公算が大きい。正式な日程は、市選管が11日に決める予定。新市長就任まで、堀口貢佑副市長が職務代理者を務める。

 関係者によると、7日には小保内市長の自宅で、誕生日を祝う会が行われた。8日午前4時頃、就寝中に突然胸の痛みを訴え、県立二戸病院に搬送されたが、午前5時31分、亡くなった。

 小保内市長は二戸市出身。日本大学生産工学部卒業後、同市職員に採用され、まちづくり推進課長、総務課長、市民協働部長、総務部長などを務めた。2010年1月の市長選に無所属で立候補し、無投票で初当選を果たした。先月には、再選を目指して出馬する意向を表明していた。

 市長就任後、これまで起業や経営革新を市独自に補助する「にのへ産業チャレンジ支援事業」などで産業振興策に力を入れたほか、市立福岡中学校の建て替え工事などに取り組んできた。

 次期市長選では、五日市王県議(44)(3期、二戸選挙区)や、06年の市長選に立候補した工藤篤・元県議(68)の名前が取り沙汰されている。

 五日市氏は9日、出馬について記者団に、「小保内氏が亡くなったばかりで、まだそういう段階ではない」と述べた。



議場で黙とうをささげる市職員や議員ら。市長席には花が供えられた(9日、二戸市議会で)  突然の訃報を受け、二戸市役所は衝撃と悲しみに包まれた。8日午前8時頃から部長級以上の幹部が慌ただしく市役所に駆けつけ、対応を協議。市職員らが、外部からの問い合わせなどの対応に追われた。

 休日明けの9日は、市役所に国旗と市旗が半旗として掲げられ、登庁した職員らは喪章をつけて業務にあたった。

 市議会は12月定例会の会期中で、9日は一般質問が予定されていたが、本会議冒頭に、堀口副市長から小保内市長逝去の報告があり、全員で黙とうをささげた。議員11人全員が質問を取り下げ、10、11日の2日間休会とされた。

 ◇「熱血漢」「発想豊か」悼む声相次ぐ

 関係者からは小保内市長の急逝を悼む声が相次いだ。

 中高校時代の同級生だった菅原恒雄・市議会議長は、「昔から一つのことに打ち込む熱血漢。7日には市議会一般質問の答弁の勉強をしていたと聞いた。ウオーキングを欠かさず、健康管理にも気を使っていたが、疲れが出たのかもしれない」と声を詰まらせた。

 二戸市は今年8〜9月、小保内市長が発案し、米ニューヨークで浄法寺漆や日本酒をPRした。堀口副市長は、「発想が豊かで実行力もあった。これからが仕上げの時期で、一番悔しいのは市長自身だと思う」と語った。

 小保内市長はサッカー好きで、母校の県立福岡高校や市役所でサッカー部を創設した。ポジションはFWといい、ともに市役所サッカー部で汗を流した欠端文男市民生活部長は、「スライディングで相手にプレッシャーを与えるなど、俊足を生かした気迫あふれる攻撃が魅力だった。チーム全体を見て大きな声で指示を出し、若手の面倒見がよかった」と振り返った。

 ◇19日に合同告別式

 小保内市長の告別式は二戸市と小保内家合同で、19日午前11時、同市石切所狼穴1の1二戸市民文化会館で行われる。自宅は同市福岡五日町28。喪主は長男、敏文氏。

 市役所1階には記帳所が設けられ、9日も市民が訪れていた。27日まで、土日祝日を除く午前8時半〜午後5時15分に設置される。

(2013年12月10日 読売新聞)

2920チバQ:2013/12/12(木) 21:18:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/12/20131212t21010.htm
平川市長選めぐり混乱、木村会長辞任 自民青森県連

県連総務会に出席した木村氏(左)と、新会長に就いた大島氏(右)


 衆院選(昨年12月)と参院選(ことし7月)で連勝し、県選出国会議員を独占した自民党青森県連が、思わぬつまずきを見せた。任期満了に伴う平川市長選(1月19日告示)の立候補予定者の推薦をめぐる混乱で、木村太郎首相補佐官(衆院青森4区)が突如、県連会長を辞任。会長9期の実績を持つ大島理森党前副総裁(3区)が急きょ後任に就いたが、予想外の事態に波紋が広がっている。

 青森市で8日にあった県連総務会。木村氏は国会議員、県議を前に「信頼と絆、信義を大事にしてきたが、最後は会長が全責任を取るべきだと思い決断した」と、神妙な面持ちで2期目半ばでの辞任を表明した。
 発端は木村氏の選挙区内にある青森県平川市の市長選。市内の県連3支部のうち尾上、碇ケ関両支部が現職大川喜代治氏を、平賀支部が元県議(9日辞職)の長尾忠行氏をそれぞれ推薦して対立した。前回市長選に無所属新人で立候補した大川氏を、長尾氏が応援した経緯もある。
 木村氏は「自主投票」を提案して分裂解消を狙ったが、県連をまとめ切れなかった。大川氏側はその後、推薦願を取り下げたが、木村氏は4日、辞任届を県連に提出した。
 突然の辞任は「予想外の事態」と県連内を動揺させた。県議らからは「一市長選で、会長が辞める必要があるのか」「力不足を露呈した」「木村氏は次の知事と目されていた。今回の事態は政治活動の傷になる」とさまざまな声が上がった。
 平川市のある津軽地方は、木村氏の父・守男氏が県知事だった時代から県連内で抗争の火種が絶えなかった。木村氏は旧新進党から自民党に入った経緯もあり、今回の騒動は反木村派の仕掛けた争いとの見方もある。
 緊急事態で再登板となった大島氏は8日、木村氏を「リーダーとして各種選挙で先頭に立ち、立派な成績を残した」と擁護。「平川市長選は市民にとっては大事だが、それ以上に大事なのは県連の組織だ」と強調し、早急に混乱の収拾を図る構えを見せた。
 県連関係者によると、大島氏は当初、会長就任に乗り気ではなかったという。ある県連幹部は「困った時は大島さんしか頼る人がいない。大島さんには苦労を掛けて申し訳ないが、これが県連の実情だ」と話した。


2013年12月12日木曜日

2921チバQ:2013/12/13(金) 20:07:27
http://mainichi.jp/select/news/20131214k0000m040023000c.html
政務調査費:サスケ元県議に返還命令 盛岡地裁
毎日新聞 2013年12月13日 18時23分(最終更新 12月13日 18時28分)


ザ・グレート・サスケさん=岸本桂司撮影
拡大写真 岩手県がプロレスラーのザ・グレート・サスケ元県議に政務調査費約276万円の返還を求めた訴訟で、盛岡地裁(貝原信之裁判長)は13日、サスケ氏に全額の支払いを命じる判決を言い渡した。サスケ氏は同日の第1回口頭弁論に出廷せず、答弁書も提出しなかったため、争わないとみなされた。

 7月に確定した仙台高裁判決は、2005年度の政務調査費の一部がサスケ氏の経営する「みちのくプロレス」(同県滝沢村)の人件費などに使われたとして、返還させるよう県に命じていた。しかし、サスケ氏が応じないため、県が提訴していた。今回の判決について同社は「本人は13日に東京で試合があるので出廷せず、判決も確認していない。会社としても今は答えられない」と話した。【浅野孝仁】

2922チバQ:2013/12/13(金) 20:46:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/12/20131213t11025.htm
宮城県議会議長候補きょう投票 自民会派一本化難航
 県議会最大会派の自民党・県民会議は12日、議長候補に名乗りを上げた安藤俊威氏(56)=白石・刈田、5期=、中沢幸男氏(73)=青葉、7期=の一本化調整が難航したため、13日に会派内投票を実施し候補を決める方針を固めた。
 会派執行部は12日も安藤、中沢両氏に立候補の意思を確認したがともに決意は固く、一本化は困難と判断した。新議長が選出される13日の11月定例会本会議前に会派総会を開き、所属議員全33人による投票を実施する。
 安藤氏は1995年県議選で初当選。2009年4月から1年間、会派会長を務めた。当選回数や、会派内の要職を歴任した実績などから当初から有力視され、支持を広げている。
 中沢氏は現職最多の7期目のベテラン。前回11年も会派内の議長候補に一時名乗りを上げた。「培ってきた経験を生かしたい」と議長職に強い意欲を見せている。
 副議長は、唯一名乗りを上げた渥美巌氏(66)=東松島、5期=を会派候補として推す。
 正副議長選は、中村功議長と佐々木征治副議長が2年交代の慣例にならって退任することに伴い、実施される。正副とも、県議会(定数59)の過半数を占める同会派の候補が選出される見通し。

2923チバQ:2013/12/14(土) 20:26:47
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/12/20131214t11027.htm
宮城県議会議長安藤氏、副議長渥美氏 自民会派投票経て選出



 宮城県議会(定数59)は13日、11月定例会本会議で正副議長選を行い、無記名投票の結果、第38代議長に最大会派、自民党・県民会議(33人)の安藤俊威氏(56)=白石・刈田、5期=、副議長に同会派の渥美巌氏(66)=東松島、5期=を選出した。
 中村功議長と佐々木征治副議長が同日、2年交代の慣例で辞任したことに伴う選挙。任期は2015年11月の県議会改選期までとなる。
 議長選の投票結果は体調不良で欠席した議員の1票を除く58票のうち、57票を安藤氏が獲得した。無効は1票だった。
 安藤氏は、民主党系の第2会派、改革みやぎ(8人)など他会派からも支持を集めた。前回まで3回連続で会派内の議員に投票してきた共産党県議団(4人)も支持に回った。
 安藤氏は選出後に本会議場であいさつし、「東日本大震災からの復興を成し遂げるため、県民の総力を結集することが不可欠。県民が誇りを持てる再生に全力で取り組む」と抱負を述べた。
 副議長選は渥美氏が43票を得た。改革みやぎの坂下康子氏(54)は15票を集め、「副議長は第2会派から選出すべきだ」と主張する共産党などが支持したとみられる。
 自民党・県民会議は、議長候補に名乗りを上げた安藤氏と中沢幸男氏(73)=仙台・青葉、7期=の一本化調整に難航。13日午前、会派候補を決める投票に踏み切った。
 投票は無記名で実施、過半数の得票を集めた安藤氏が選ばれた。副議長候補は渥美氏以外に立候補はなく無投票だった。
 安藤氏は柴田町出身、千葉工大卒。1995年に初当選。議会運営委員会や総務企画常任委員会の委員長を務めたほか、会派会長や県監査委員などを歴任した。
 渥美氏は東松島市出身、石巻商高卒。95年に初当選し、予算特別委員会や建設企業常任委員会、議会改革推進調査特別委員会の委員長を務めた。


2013年12月14日土曜日

2924チバQ:2013/12/16(月) 21:52:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20131215-OYT8T01014.htm
相馬市長選告示 復興争点、現新一騎打ち

 相馬市長選が15日、告示された。前市議で新人の荒川五郎氏(65)と、4選を目指す現職の立谷秀清氏(62)の無所属2人が立候補を届け出た。

 東日本大震災からの復興策などについて、それぞれが「刷新」と「継続」を主張、7日間の選挙戦が始まった。

 荒川氏は「市民の声を聞かないトップダウン市政の打破」を訴え、草の根選挙を展開。スクールカウンセラー配備などの教育振興や「市民の声を聞く」専門部署の設置を掲げている。

 立谷氏は、災害公営住宅の建設や公共施設整備、小中学校での放射能教育導入などの実績を強調。自民、公明の地元総支部、漁協などの推薦を受け、「震災対応の継続」を訴えている。

 投票は22日午前7時〜午後6時に市内26か所で、開票は同7時からスポーツアリーナそうまで、行われる。14日現在の選挙人名簿登録者は2万9532人。

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 〜荒川五郎候補〜被災者の声聞く 市民に政治戻す

 「現市政の様々な復興事業は被災者の声を聞いていない。ハコモノは市民の考えが形になったものではない。若い母親は放射能を心配し、精神的ストレスを感じている。安心して子育てできる環境を作るため、通学路、学校、公園を徹底的に除染し、『子供安全エリアマップ』を公表する。政治の主役は市長ではなく、皆さん。市民の声を集約して政策にするのが市長の仕事。政治を市民に戻したい」

 第一声は、支援者約100人が集まった馬場野の事務所前で、マイクを握った。吉原操選対本部長が「荒川五郎は私利私欲に走らず、正義感が強い。ご支援をいただきたい」と呼びかけ、中心市街地などでの遊説に出発した。

 〜立谷秀清候補〜まだ終わらない 新しい市を作る

 「皆さんと一緒に2年9か月、震災復興のために頑張ってきたが、まだ終わりではない。復興を遂げて、新しい相馬市を作らなければいけない。子供たちの放射能被害をゼロにするため、しっかり対策する。相馬を訪れる人を増やすために、サッカー場やクラブハウスなどを整備する。被災者には、これまで以上の支援を進め、住宅整備や移転後のサポートを行って、相馬の復興を完成させる」

 沖ノ内にある事務所近くの駐車場で行われた出陣式には、約400人が集まった。駆け付けた森消費者相から「相馬の復興は立谷市長でなければ止まってしまう。力を合わせて戦い抜こう」と激励され、遊説に出発した。

(2013年12月16日 読売新聞)

2925チバQ:2013/12/16(月) 21:54:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131216ddlk07010142000c.html
選挙:相馬市長選 現新激突 /福島
毎日新聞 2013年12月16日 地方版

 任期満了に伴う相馬市長選は15日告示され、無所属新人で前市議の荒川五郎氏(65)と4選を目指す無所属現職の立谷秀清氏(62)の2人が立候補を届け出た。両氏とも選挙事務所近くで第一声を上げ、遊説に向かった。震災と原発事故からの早期復興を重点に、荒川氏はトップ交代による「市民目線」の政策を、立谷氏は「復興から新生へ」と訴えた。投開票は22日。14日現在の選挙人名簿登録者数は2万9532人。

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇市民の声を政策に−−荒川五郎
 荒川氏は午前8時半過ぎ、雪がうっすら積もる同市馬場野の選挙事務所前でマイクを握った。対抗馬の立谷氏が進めてきた復興政策について「市民の声を聞いていない」と批判。被災した高齢者向けに、市が整備した食堂を備えた災害公営住宅「井戸端長屋」5棟は「(定員の)半分ぐらいしか入居していない。このハコ物は市民が要求したものではないからだ」と叫んだ。

 また、除染が進んでいないと指摘し「若い母親が心配している。その精神的ストレスは放射能よりひどい」。子どもの通学路や公園を徹底的に除染した上で「安全エリアマップを公表し、裸足でも遊べる環境にしたい。みなさんの声を政策にする(政治の)原点に戻したい。後はないぞ」と支持を訴えた。

 応援に駆け付けた根岸利宗市議は、立谷氏が2001年の市長選で、7選を目指した現職候補を多選批判し当選したことに触れ、「いくら優秀な人でも問題が出てくる。(立谷氏の)当初の思いはどこかに行ってしまった」と批判した。支持者らと共にガンバロー三唱で締めくくった。【蓬田正志】

 ◇復興から「新生」へ−−立谷秀清
 立谷氏は午前8時半、同市沖ノ内の選挙事務所近くで出陣式を開いた。自民党相馬市総支部と公明党相双総支部から政党推薦を受け、国会議員や県議、周辺市町村長らが応援に駆けつけた。

 第一声は「復興から“新生″相馬へ」を掲げ「復興はまだ道半ば。やらなければならない仕事が終わっていません。みなさんと力を合わせ、新しい相馬の絵を描いていかなければいけません。渾身(こんしん)の力を込めてがんばります」と訴えた。

 放射線対策として「子供たちの被害をゼロにできるようにしたい」と述べ、被ばく検査の継続や除染の徹底を強調。仮設住宅の被災者には「次の生活に移るための住宅を早期に完成し、移った後のサポートも実行していきます」と述べた。

 松川浦の津波被害で落ち込んだ観光産業の立て直しには「スポーツ観光」の促進を挙げ「サッカー場やソフトボール場を整備し、大会を誘致したい」と語った。また、子どもの心のケアや学習支援▽歴史のまちの景観づくり▽農漁業の復活▽東北中央道や常磐道の早期開通−−などを公約している。【高橋秀郎】

==============

荒川五郎(あらかわ・ごろう) 65 無新

 [元]市議▽生花店経営▽市文化団体連絡協議会長[歴]相馬東ロータリークラブ会長▽札幌大

立谷秀清(たちや・ひできよ) 62 無現(3)

 医師▽病院理事長▽全国市長会理事▽東京農大客員教授[歴]県議1期▽県立医大

2926チバQ:2013/12/16(月) 22:21:14
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131216_1
元市職員の藤原氏が出馬へ 二戸市長選、1月告示

--------------------------------------------------------------------------------
   二戸市の前総合政策部長の藤原淳(じゅん)氏(61)は、小保内敏幸二戸市長の死去に伴う来年1月19日告示の市長選に出馬する意向を固めた。

 藤原氏は15日、岩手日報社の取材に対し、「(小保内氏の)19日の葬儀が終わるまで何も話せない」と明言を避けたが、15日に開かれた立候補予定者の説明会には藤原氏の代理が出席した。関係者によると、年内にも後援会を構築し、「市民党」的立場で出馬するとみられる。

 藤原氏は二戸市金田一出身で、小保内氏の義理の弟。駒沢大卒業後、1975年に旧二戸市役所入り。産業振興部長、総務部長などを務め、今年3月に総合政策部長で定年退職した。

(2013/12/16)

2927チバQ:2013/12/17(火) 00:59:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131216-00010001-dtohoku-l02
八戸・屋内スケート場合意の「舞台裏」
デーリー東北新聞社 12月16日(月)11時15分配信



屋内スケート場の早期建設に向け、青森県と八戸市が合意した内容を市議会議員全員協議会で報告する小林眞市長(中央)=11日、市庁
 八戸市が長年にわたり県立での整備を求めていた屋内スケート場が11日、青森県と市とのトップ会談により「市立市営」で決着した。最大のネックだった経費負担をめぐる協議で、国に対する整備財源の年内要望に間に合わせようと、地元選出の自民党国会議員や県議、市議らが水面下で調整に奔走した。その舞台裏を追った。
 県は本年度から、屋内スケート場基本計画の策定作業に入ったが、建設費や維持管理費についての県と市の協議は、ほとんど進展していなかった。
 風向きが変わったのは9月。2020年の東京五輪開催が決定し、関係者の間に、五輪関連のインフラ整備への集中投資が進めば、スケート場の財源確保が難しくなる―との危機感が急速に広がった。
 こうした状況を受け、衆院議員大島理森と7月の参院選で初当選した滝沢求が、予算獲得に向け動き始める。だが、年内に国へ予算申請するには、経費負担をめぐる県と市の役割分担を早く決める必要があった。
 10月の市長選で現職の小林眞が3選し、11月に入ると、県と市の水面下の協議が本格化。同月末には、八戸市の大島事務所に自民県議、市議が集まり、大島、滝沢と非公開で懇談。役割分担の早期決着を目指す方針を確認した。
 出席者の一人は「大島先生から予算の明確な見通しを説明されたわけではないが、『地元で知恵を出し早くまとめろ』と言われた。当然、国から何らかの情報を得た上でのことだろう」と振り返る。

 役割分担は、県が国補助を除く建設費の地元負担分を全て拠出し、代わりに維持管理費は市が負担する方向で最終調整が進んだ。建設財源として想定する国土交通省の社会資本整備総合交付金の獲得に向け、防災拠点としての機能を盛り込むことも決まった。
 市議会議員連盟会長の坂本美洋は、議会内の意見集約を念入りに進める。12月2日と6日には自民、民主系のきずなクラブ、公明の3会派の幹部を集め、知事と市長の合意内容を尊重することを申し合わせた。
 坂本の脳裏には、1999年にスケート場の候補地選定をめぐり、市選出県議の意見が分かれ、木村守男知事(当時)が決断を先送りするという「苦い経験」があった。
 「地元の足並みがそろわないと、再び整備が遅れる。市長選で現職の支援態勢を超党派で構築した狙いの一つには、スケート場に関する協議で市長を支えたいという思いもあった」と明かす。

 ただ、県と市が市立市営で合意した11日、市議会議員全員協議会で、政新クの議員が「市の運営となると苦しい。どう予算を捻出するのか明確に説明を」と質問。直前に行われた市議連の役員会で、各会派の意見調整を図っていた幹部からは、発言を制止しようと罵声が飛ぶ一幕もあった。
 市が年間1億5千万円程度の維持管理費を負担することに、市議会内でも慎重論がくすぶる。きずなクの市議は取材に「本来は市民に意見を聞くべきだが、予算要望に向け時間がないので、表立って主張しなかった」と説明。
 「スケート場は20年以上前から、わが党の田名部匡省元参院議員が整備を求めた経緯もある。市議連に加わったわれわれが、いまさら異論を唱えられない」と複雑な胸の内を明かした。(敬称略)
デーリー東北新聞社

2928チバQ:2013/12/17(火) 01:00:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131216-00000003-fminpo-l07
新人浅見氏が立候補へ 喜多方市長選、選挙戦の公算大
福島民報 12月16日(月)9時57分配信

 任期満了に伴い来年1月19日告示、26日投票で行われる福島県の喜多方市長選で、新人で農業の浅見彰宏氏(44)が立候補の意思を固めた。これまでに現職の山口信也氏(73)=1期=が立候補を表明しており、選挙戦となる公算が大きくなった。 
 浅見氏は福島民報社の取材に対し、「無投票では市民の声を反映できない恐れがある」と述べ、「喜多方の美しい景観を50年後に残すため、市民と行政が協働する仕組みを早急につくりたい」と語った。近く立候補を正式表明する見通し。 
 浅見氏は千葉県鎌ケ谷市出身。県立船橋高、上智大文学部卒。鉄鋼会社勤務を経て平成八年、就農のため喜多方市山都町に移住した。ひぐらし農園主宰。NPO法人県有機農業ネットワーク理事。 
 山口氏は喜多方市熱塩加納町出身。喜多方高、日本大経済学部卒。旧熱塩加納村長を2期務めた。会津北部土地改良区理事長などを経て、平成22年1月の市長選で初当選した。

2929チバQ:2013/12/17(火) 19:35:44
http://www.minpo.jp/news/detail/2013121712786
3人の選挙戦公算大 伊達市長選 市議の高橋氏立候補へ
 任期満了に伴い来年1月19日告示、26日投票で行われる伊達市長選で、新人で伊達市議の高橋一由氏(61)が16日までに、立候補の意思を固めた。これまでに現職で3選を目指す仁志田昇司氏(69)と新人で元梁川町議の橘典雄氏(64)が立候補を表明しており、3人による選挙戦になる公算が大きくなった。
 高橋氏は福島民報社の取材に対し、「市内の除染に関し、住民の意思を反映させたい。空間放射線量が低い地域をしっかり除染する必要がある」と述べた。
 高橋氏は伊達市出身。保原高卒。昭和61年から旧伊達町議を5期、平成10年から同町議会議長を1期務めた。市議は2期目。
 仁志田氏は9月に立候補を表明。東京大工学部卒。旧保原町長を2期務めた後、平成18年に初代伊達市長に就き2期目。
 橘氏は8月に立候補の意思を示した。保原高卒。平成12年から旧梁川町議を1期務めた。前回の市長選にも出馬した。

■金子元参院議員「出馬考えてない」 後援会幹部が要請

 伊達市長選で動向が注目されている元参院議員の金子恵美氏(48)=伊達市保原町=に対し同氏連合後援会の幹部は16日、立候補を要請した。
 金子氏は福島民報社の取材に対し、「現時点で(市長選への)出馬は考えていない。国政を目指したい」とした。


( 2013/12/17 08:41 カテゴリー:主要 )

2930名無しさん:2013/12/18(水) 21:33:17
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/12/20131218t61008.htm
相馬市長選22日投票 進む施設復興、遅れる住宅

仮設住宅のそばを通る工事車両。被災者向けの住宅の整備率は2割にとどまる=相馬市大野台2丁目


 福島県相馬市長選は22日の投票に向け、ともに無所属で、新人の元市議荒川五郎氏(65)と現職で4選を目指す立谷秀清氏(62)=自民・公明推薦=が選挙戦を展開している。市は東日本大震災の津波被災地で公共施設整備が進む一方、被災者の住宅整備はやや遅れ気味だ。福島第1原発事故で観光客が減るといった課題も抱えている。(南相馬支局・大場隆由)

<「実感できない」>
 「相馬が被災地の中で一番復興が進んでいる」。9日、同市の仮設住宅を訪れた自民党の石破茂幹事長が強調した。
 市は被災3県で一番乗りの事業が多い。被災高齢者向けの公営住宅を2012年5月に整備した。一戸建ての災害公営住宅の完成も13年3月と被災市町村の中で最も早かった。
 震災後、市が整備した施設は新市民会館(建設費20億6000万円)、漁具倉庫(6億2000万円)、防災備蓄倉庫(3億2000万円)などで13年6〜10月に完成した。市庁舎(32億3000万円)、屋内温水プール(16億9000万円)の整備計画も控える。
 一方、被災者向けの住宅は遅れ気味だ。整備予定の518戸(用地分譲を含む)のうち、整備済みは122戸で全体の23.6%にとどまる。今も仮設住宅や借り上げ住宅に入居する市民は約800世帯約2180人。定住先が決まらず、復興のスピード感は伝わらない。
 同市大野台2丁目の仮設住宅で暮らす元漁師宍戸正男さん(84)は入居先の災害公営住宅がまだ完成していない。「相馬の復興は早いと言われているが、実感できない」と話す。
<潮干狩りも中止>
 市の人口は11月末時点で3万6212。震災で458人が死亡し、震災前より約1800人減った。原発事故の避難区域を抱える隣の南相馬市と違って大きな人口流出はないが、観光客の減少が続いている。
 観光地の松川浦はアサリの産地で知られる。原発事故で漁ができず、年3万人が訪れた潮干狩りも中止した。観光客は12年度で55万8000人と震災前の3割に落ち込んだ。
 民宿は観光客減と裏腹に震災特需の恩恵を受けている。復旧工事や除染の作業員が大勢宿泊しているためだ。
 民宿の主人(60)は「震災前より忙しい」と言うが、作業員の宿泊需要は復興の進展に伴って先細りする。漁業も本格再開には至っていない。「作業関係の宿泊需要はあと2年ぐらいか。原発事故の影響が続いて観光客が戻らなかったらどうなるか」と心配は尽きない。
 候補者はともに復興を公約の中心に据える。荒川氏は「被災者の住宅再建を優先させ、公共施設整備で止められるものは止めたい」と主張し、立谷氏は「サッカー場を核にしたスポーツ観光を進め、復興の原動力にしたい」と訴える。


2013年12月18日水曜日

2931チバQ:2013/12/19(木) 22:33:58
http://www.nnn.co.jp/news/131219/20131219052.html
復興加速へ継続か刷新か 相馬市長選現地ルポ
 任期満了に伴う相馬市長選は22日の投票に向けて、元市議の新人荒川五郎(65)=無所属=と、4選を目指す現職立谷秀清(62)=無所属=の両候補が激しい舌戦を繰り広げている。両候補は政見の柱に東日本大震災からの復興を掲げるが、政策の方向性に明確な違いはない。県内市長選で相次ぐ現職敗北を背景に、選挙の焦点は市政の継続か、刷新かに移っている。(文中敬称略、本社取材班)
 選挙戦4日目の18日、荒川は沿岸部と市街地で選挙カーを走らせた。夜には市民会館で個人演説会を開いた。復興の進め方などをめぐり、現市政を「トップダウン型で市民目線に欠ける」と批判。市民本位の復興への変革を訴えた。
 荒川が立候補を表明したのは告示の約3週間前。陣営は「現職に比べて知名度が低い」とみており、友人ら支持者が地縁や血縁を生かし、市内全域での浸透に努めている。党組織に頼らない「市民党」の立場で、現市政に不満を持つ津波被災者や女性らの取り込みを目指している。
 陣営幹部には震災前に行われた4年前の前回市長選で立谷の対立候補を推した顔触れが並ぶ。前回、立谷は1万2025票を獲得し、新人に2667票差をつけた。ただ、選対幹事長の市議荒秀一は今回、違う手応えを感じている。「新しい復興策を望む声が後押ししている。市民中心の復興実現に向け、輪を広げたい」と、市民の間で刷新に期待する声が広がっているとみる。
   ◇  ◇
 「復興はいまだ道半ば。市民と新しい相馬市をつくりたい」。立谷は18日、磯部、柚木地区などを遊説し、夜はミニ集会でマイクを握った。復興加速に向け、市政継続の必要性を訴えた。
 市内沖ノ内の選挙事務所には与野党の国会議員の激励文が貼られ、国との強固なパイプを印象付ける。経済や農業、漁業など幅広い団体に加え、4年前にはなかった市職労の推薦状も並んだ。陣営は「復興に取り組む現市政が市職員にも評価された証明」と強調する。市内全域に張り巡らされた約50の地区後援会とともに、推薦を受けた自民、公明両党の組織力を生かしながら支持拡大を図っている。
 ただ、県内市長選では郡山、いわき、福島、二本松の現職が復興対応などで批判を受け、相次いで辛酸をなめた。現職に対する逆風への危機意識は強い。選対幹事長の市議小泉正人は「被災者の復興に対する不満は見えにくい。市民の心をつかみ、終盤に向けて票固めをしていく」と力を込めた。
   ◇  ◇
 復興策をめぐっては、両候補とも女性や子どもが安心して暮らせるまちづくりを前面に打ち出す。賛否が分かれる施策は目立って見当たらない。
 壊滅的な被害を受けた市内沿岸部は工事車両が行き交い、復旧作業が急ピッチで進められている。一方、市内4地区にある仮設住宅には、今も1700人近い市民が過ごしている。津波で家が全壊した磯部地区の80代男性は「立候補した二人は同じような公約で、争点が見えない。どちらが復興を早く成し遂げてくれるか分からない」とつぶやいた。

■立候補者
 (届け出順、敬称略)

荒川 五郎(あらかわ・ごろう)65 無新
立谷 秀清(たちや・ひできよ)62 無現


( 2013/12/19 08:40 カテゴリー:主要 )

2932チバQ:2013/12/23(月) 19:33:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20131222-OYT8T00841.htm
4選立谷氏 「復興遂げる」

◇相馬市長選 産業創出へ「継続」選択



相馬市長選で当選が確実となり、支持者らと万歳する立谷氏(中央)(22日午後7時7分、相馬市で)=菅野靖撮影  相馬市長選は22日、投開票が行われ、現職の立谷秀清氏(62)が、新人の前市議、荒川五郎氏(65)に競り勝ち、4選を飾った。県内では今年、4月の郡山、9月のいわき、11月の福島、二本松と、選挙戦になった4市長選などで現職が相次いで敗れていたが、立谷氏は現職連敗の流れを止めた。投票率は63.96%で、前回(69.77%)を5.81ポイント下回り、市長選では、過去最低だった。当日有権者数は2万9308人。

 立谷氏の事務所には、約200人が集まり、当選確実の知らせが届くと、一斉に拍手と歓声が上がった。立谷氏は支持者らと握手した後、万歳三唱した。

 支援への感謝を述べた上で「震災からの復興に、真剣に取り組んだことが信任された。いつまでも下を向いていてはいけない。将来の希望に向かって復興を成し遂げ、新しい相馬市を創りたい」と語った。

 今回の市長選は、復興策の「継続」か「刷新」かが、最大の争点。立谷氏は災害公営住宅建設や学校体育館建て替えなどの公共施設整備、放射能対策などの実績を強調して、「これまでの復興の流れを止めてはいけない」と訴えた。また、液化天然ガスを活用した火力発電所建設による「新たな産業の創出」などを掲げた。

 自民党県連の杉山純一幹事長は「これまで現職があまりにも負け過ぎたが、ようやく止めてくれた」と語り、勝因について、震災と原発事故の対応が評価されたことに加え、「陣営の危機感が強く、支持者がまとまった」と分析した。

 一方、荒川氏は「トップダウン市政の打破」を訴えて草の根選挙を展開したが、出馬表明が、告示1か月前を切った11月21日と出遅れたことが響いた。荒川氏は「現職落選の流れの中で負けたのは、ひとえに私の不徳の致すところ。誠に申し訳ない。ただ、ここまで詰め寄れたのは、現市政に市民が不満を感じていたからだろう」と語った。

(2013年12月23日 読売新聞)

2933チバQ:2013/12/23(月) 19:50:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131223ddlk07010087000c.html
選挙:相馬市長選 立谷氏、辛くも4選 現職落選の流れ阻止 275票差、市民に不満も /福島
毎日新聞 2013年12月23日 地方版

 任期満了に伴う相馬市長選は22日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の立谷秀清氏(62)=自民・公明の支部推薦=が、無所属新人で前市議の荒川五郎氏(65)を破り、4選を果たした。高い知名度と強固な地盤で、県内の首長選で相次ぐ現職落選の流れを阻止した形だが、告示3週間前に出馬表明したばかりの新人に275票差まで迫られ、震災や原発事故対応などを巡り市民の不満が高まっている現状を示す結果となった。当日有権者数は2万9308人、投票率は過去最低の63・96%。【高橋秀郎、深津誠、喜浦遊】

 立谷氏の相馬市内の事務所では、午後6時過ぎに一部テレビ局が当選確実を伝えると、集まった支持者らから大きな拍手と歓声が上がった。立谷氏は、支持者と次々に握手。開票作業が始まった同7時から「皆さんのお力です。感激を胸に、震災復興と相馬市の新しい設計図作りに取り組みます」とあいさつし、花束を受け取り、祝杯を上げた。

 ムードが一変したのは、同7時半過ぎ。報道陣から「9000票対9000票」の終盤の開票状況を知らされると、陣営幹部から「え、本当か」と驚きの声が上がり、帰宅しかけた支持者が事務所に戻る場面もあった。

 立谷氏は、高い知名度を生かして選挙戦を展開。各種団体の推薦や多数の市議、後援会を足がかりに票を固めた。

 高齢者向けに発案した「井戸端長屋」を5棟58戸完成させ、親を失った子ども向けの義援金をメールマガジンなどで呼びかけて目標額約5億円を達成。松川浦に代わる観光振興の目玉となるサッカー場を日本サッカー協会の支援で修復した。多選批判には「なれあい政治はしない。復興を中断させるわけにはいかない」と反論していた。

 立谷氏の得票は、選挙となった市長選3回で初の1万票割れ。陣営からは「勝つには勝ったが……」と悲鳴に似た声も聞かれた。立谷氏は「現職批判の逆風が相当強かった、と考えざるを得ない。危なかった。びっくりした。こんな選挙もあるんだ」と驚きを隠せず、「よく分析して、今後のことを考えないといけない」と険しい表情で語った。選対本部長の斎藤勝利県議は「それでも、逆風をはね返した意味は大きい」と話した。

 ◇荒川氏、悔しさをにじませ

 荒川氏の陣営では、選対幹部らが開票の行方を見守り、小差での敗戦が伝えられると、「惜しかったなあ」との声が漏れた。荒川氏は「決意表明から約1カ月で善戦した。悔いはないが、もう少し何かできたのではないかと思う。不徳の致すところ」と頭を下げた。

 選挙戦では「市民目線の市政実現」を掲げ、前回市長選で立谷氏に敗れた対立候補を含む市議3人が応援。知名度アップを図るため街宣活動や集会を精力的にこなし、「トップダウンと多選の弊害を改善し、閉塞(へいそく)感を一掃する」と現職を批判、「今こそ変えよう、市民の力で」をスローガンに刷新を訴えたが、あと一歩及ばなかった。

 荒川氏は「ハコモノ行政で被災者優先ではなかった現職の復興のやり方への不満が広がっていた。終盤は『当選してくれ』という声が広まっていたが……」と悔しさをにじませた。あいさつ後は支援者らと握手し、「よい選挙をさせていただいた。結果はこうなったが、『勝った』と(思っている)」と話し、現職への批判票の受け皿になったと分析した。

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9385 立谷秀清 62 無現

  9110 荒川五郎 65 無新

==============

 ◇相馬市長略歴
立谷秀清(たちや・ひできよ) 62 無現(4)

 医師▽病院理事長▽全国市長会理事▽東京農大客員教授[歴]県議1期▽県立医大

2934チバQ:2013/12/24(火) 21:46:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20131223-OYT8T00662.htm
猫好き知事に熱視線



ミールをあやす佐竹知事(県公開の動画より)  佐竹知事の全国ネットのテレビ出演が相次ぎ、注目が集まっている。ロシアのプーチン大統領から贈られた猫「ミール」をかわいがる様子が深夜の娯楽番組で放映されると、県の公開しているミールの動画の再生回数が前週比約28倍に急増。誘致で訪ねた企業では、殿様に扮(ふん)したCMが話題に上るという。「ただで秋田のPRができている」と知事は満更でもないようだ。

 番組の放送は今月11日。記者会見でミールの贈呈が決まったと発表する様子や贈呈式で満面に笑みを浮かべる知事の映像が紹介された。また、野良猫などを飼うため、知事公舎を自費で改修したことなど、愛猫家としてのエピソードも。

 すると、県のホームページ「WebTVあきた」で公開しているミールの動画計3本の再生回数が急増。県広報広聴課によると、10〜16日の1週間の再生回数は3本計1万6214で、前週(3〜9日)の計589回の約28倍になった。

 メールでも反響があり、佐竹知事は「猫好きの知事がいる秋田に来年、遊びに行きます、という人もいた」とにっこり。「猫好きに悪い人はいない。東京都知事選に出てほしい」と“立候補要請”もあったという。

 ミールの動画は、20日から第3弾を公開。8月から今月上旬にかけて、知事本人が撮影したといい、「番組で興味を持った人に見てほしい」と話している。

 一方、佐竹知事は喉あめなどで知られる「龍角散」のCMにも出演。龍角散の社長の先祖が江戸時代、秋田藩佐竹家の御典医で、同社の畑が美郷町と八峰町にある縁で制作が決まった。俳優の香川照之さんと共演し、殿様役で出演している。県秘書課によると、CMは11月10日から計約3週間、放映。知事らが県外を訪れると、話題になるという。

 県議会で「公職選挙法上の問題はないのか」とただされたものの、県総務部は「事前運動でもなく、内容も選挙目的ではない」と問題なしとの判断。出演料は受け取らず、ロケで弁当が一つ出ただけという。佐竹知事は「自然豊かな秋田の良さが伝わる良いCM。宣伝になる」と満足そうだ。

(2013年12月24日 読売新聞)

2935チバQ:2013/12/25(水) 22:12:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131225ddlk07010231000c.html
選挙:喜多方市長選 浅見彰宏氏が立候補を表明 /福島
毎日新聞 2013年12月25日 地方版

 任期満了に伴う喜多方市長選(来年1月19日告示、同26日投開票)で24日、新人の農業、浅見彰宏氏(44)が立候補することを明らかにした。同市長選では、現職の山口信也氏(73)がすでに立候補を表明しており、選挙戦になる公算が大きい。

 浅見氏は「東日本大震災を経験し、世の中を変えるには自分で行動し、声を上げなければならないと思った」とし、「若い世代の感覚で喜多方市の豊かな自然を市全体で生かしたい」と語った。

 浅見氏は千葉県鎌ケ谷市出身。会社員を経て1996年、喜多方市に移住した。有機農業に関するNPO法人の理事も務めている。【喜浦遊】

2936チバQ:2013/12/26(木) 21:19:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131226ddlk02010002000c.html
選挙:平川市長選、来月投開票 大川市長と長尾前県議、同時刻決起集会で「踏み絵」 出馬予定の両陣営、激しい前哨戦 /青森
毎日新聞 2013年12月26日 地方版

 ◇自民県連、自主投票に
 来年1月26日投開票の平川市長選が迫り、出馬予定の現職の大川喜代治氏(68)と、新人で前県議の長尾忠行氏(64)の陣営間の争いが激化している。23日には両陣営が同時刻に事務所開きと決起集会を開き、関係者に「踏み絵」を迫った。市長選対応を巡り木村太郎衆院議員の会長辞任に至った自民県連が自主投票を決めたことも拍車をかけ、激しい前哨戦が展開されている。【松山彦蔵、伊藤奈々恵】

 同市長選を巡る混乱は、市内の自民3支部中2支部が大川氏の、1支部が長尾氏の推薦願を県連に出したのが発端。木村前会長が調整したが、津軽で続く「木村派」と「反木村派」の対立の中で不調に終わった。背景には、木村氏の父で2003年に「セクハラ不倫疑惑」で辞任した木村守男前知事の不信任決議案(否決)に、長尾氏が賛成した経緯もある。結局、一任を受けた大島理森新会長が20日に「自主投票」と裁定した。

 長尾陣営は事務所開きで、室内に貼られた自民県議14人からの必勝祈願の為書(ためが)きを誇示。中畑忠弘後援会長が「多くの方から激励を受けています。応えるためにも勝利を」と強調した。JA津軽みらいホールでの決起集会には約800人(陣営発表)が参加。蝦名武前副知事や市議5人、丸井裕、横浜力、小桧山吉紀の3県議も出席した。

 党平賀支部長の小笠原勝則市議は「長尾さんも大川さんも平賀支部所属なのに、どうして別の支部から大川さんの推薦願が出るのか。糸をひいている人がいるみたいだ」と大川陣営を批判。長谷川章悦・青森市議が「自民党のために頑張ってきた人をなぜ推薦しないのか」と声を上げた。

 長尾氏は「自民党の推薦は得られませんでしたが、多くは語りません。市民代表、市民党として歩みます」と述べるにとどめた。

 一方、大川陣営は23日に同市のホテルアップルランドで総決起大会。支持者ら約500人(同)が参加し、全市議20人のうち14人と、同市選出の工藤義春県議が出席した。選対本部長の田中友彦・市議会議長は「木村後援会として太郎の顔に泥を塗られた思い。選挙民は『長尾派対木村派の戦い』と話している」と熱弁。工藤県議も「平川市以外の自民県議は応援に入らないことになった。誰かが入ったら連絡を」と長尾陣営をけん制した。

 大川氏は「多分、最後の選挙戦。市政を継続し、住みよいまちづくりを進める」と話したが、県連内の争いで政策がかすんだ格好だ。

 両氏と付き合いのある団体は苦慮する。本店が平川市の「津軽みらい農協」は、阿保直延組合長が大川陣営、山口岩光専務が長尾陣営に出席。阿保氏は「両者から招待を受けた。投票は組合員の自由に任せる」と話す。一方で「私も山口も黒石市民で選挙権がない」と苦笑いしていた。

2937穏健保守系無党派:2014/01/04(土) 15:26:32
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140104t11020.htm

宮城県内ことしの選挙 美里など7町長選

◎町長選/利府、現新一騎打ちの公算

◆美里
 宮城県小牛田町長を含め、通算6期務めた現職の佐々木功悦氏(65)が今期限りで引退する。新人で前町議会議長の相沢清一氏(61)が立候補を表明。相沢氏以外に出馬の動きはなく、無投票の可能性が強まっている。2010年の前回は、告示10日前に新人が立候補した。
 相沢氏は農業の活性化や特色ある教育の推進などを政策に掲げ、東北電力女川原発(女川町、石巻市)の再稼働に反対の姿勢を示す。陣営は町内全域に後援会の拠点をつくり、組織強化を図って選挙戦に備える。

◆利府 
 現職で4期目の鈴木勝雄氏(69)と、町議で新人の及川智善氏(61)が立候補を表明している。2010年の前回と同様、現職と新人の一騎打ちとなりそうだ。
 鈴木氏は5期目を東日本大震災からの復興の総仕上げと位置付ける。沿岸部の防潮堤や水門、避難路の整備を進め、東部と西部の均衡の取れたまちづくりを目指す。
 及川氏は「平幕が横綱に挑み、金星を狙う」と意気込む。現職の手法をトップダウンと批判し、文化複合施設の予定地変更や規模縮小を提案。町政の刷新を訴える。

◆山元
 現職の斎藤俊夫氏(64)は震災復興を優先し、2期目に向けた態度を明らかにしていない。
 被災住民の集団移転先となる新市街地の整備やJR常磐線の内陸移設など、復興事業での手腕が評価される一方、住民の独自集団移転に応じない姿勢には「施策が強引」と反発する声も根強い。
 町議会では昨年の12月定例会で、問責決議案が全会一致で可決された。斎藤氏は再選に向け、支持基盤を再構築できるかが鍵。町内では水面下で対立候補の擁立を模索する動きも出つつある。

◆亘理
 現職の斎藤邦男氏(76)が4選に挑むかどうか動向が注視されるが、「町の復旧・復興を進めるのが先」と態度を明確にしていない。
 斎藤氏は震災からの復旧に手腕を発揮。昨年3月にJR常磐線浜吉田−亘理間の運行再開を実現させたほか、学校や公共施設などの現地再建も着々と進めている。精米工場や弁当製造などの企業誘致にも成功した。
 町議会との関係も良好で、周囲からは4選出馬を求める声が広がる。ただ、高齢や多選に対する批判が出る可能性もある。

◆柴田 
 現職の滝口茂氏(62)は「学校整備や子育て支援に全力で取り組んでいる」と述べるにとどまり、4選を目指すかどうか態度を明らかにしていない。
 2010年の前回は無投票だった。現町政に批判的な町議や住民に対立候補を擁立しようとする動きがあり、態度表明の時期を慎重に見極めているとみられる。
 滝口氏の町政をめぐり、学校や町営住宅、さくら連絡橋の建設など公共工事の多さから財政規律を懸念する声があり、選挙戦になった場合は争点の一つになりそうだ。

◆七ケ宿 
 現職の梅津輝雄氏(70)は「今後どうするかは全くの白紙。後援会から要請があれば、対応を決める」と話し、3選を目指すかどうか明らかにしていない。他に表立った出馬の動きはない。
 梅津氏は町有林伐採問題に端を発した2006年の出直し町長選で、辞職した前町長との一騎打ちを制して初当選。前回(10年)も前町長を小差で破り、再選した。
 町は県内で最も過疎化、高齢化が進んでおり、梅津氏が取り組んできた地域活性化策の是非が選挙戦の焦点となる。

◆丸森 
 現職の保科郷雄氏(63)が再選を目指すとみられるが、「任期が来年1月まであり、時期尚早」として進退を表明していない。
 関係者によると、保科氏は就任以来、積極的に取り組んできた福島第1原発事故対策などの復興施策は道半ばで、続投への意欲は強いとみられる。
 保科氏は前回(2010年)、4選を目指した前町長に約1000票差で大勝した。町議会は保科氏支持派と反町長派の反目が続いており、対立候補の擁立を模索する動きがある。

◎町議選

 美里、七ケ宿の2町で執行される。美里は定数16、七ケ宿は10で、2010年の前回と変更はない。美里は町長選との同時選が確定、七ケ宿も同時選となる見込み。
2014年01月04日土曜日

2938穏健保守系無党派:2014/01/04(土) 15:48:18
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140102e
県内4市町村で首長選 議会の改選は8市町

 県内では今年、4市町村の首長選と8市町の議会議員選挙が行われる。首長選があるのは能代市、八峰町、三種町、東成瀬村。現職が立候補を表明した八峰町を除き、表立った動きはない。能代市と八峰町は同日選となる。

 能代市長選には今のところ、現職で2期目の斉藤滋宣氏(60)=無所属=を含め、立候補を表明した人や立候補の動きを見せている人はいない。

 八峰町長選には、現職の加藤和夫氏(70)=無所属=は、昨年の12月定例町議会で立候補を表明。これまでに出馬表明したのは1人だけだ。他に擁立を模索する動きはみられず、無投票となる可能性もある。

 三種町長選には今のところ、現職で1期目の三浦正隆氏(61)=無所属=を含め、立候補を表明した人や立候補の動きを見せている人はいない。一部には新人の擁立を目指す動きもあるが、流動的だ。

 東成瀬村長選には、現職で4期目の佐々木哲男氏(72)=無所属=を含め、立候補の意思を表明した人はいない。

(2014/01/02 11:46 更新)

2939チバQ:2014/01/04(土) 16:25:56
今回は特例で対応するしかないんじゃなかろうか…

http://www.minpo.jp/news/detail/2014010413096

双葉郡の扱い焦点 県議会の定数見直し 帰還時期見通せず




 今年9月の決定を目指し、県議会の議員定数(現行58)や県議選の選挙区割りを見直す協議が今後、本格化するが、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で住民避難が続く双葉郡選挙区(同2)の取り扱いが大きな焦点となる。住民の帰還時期が見通せないため、定数についての議論が難航するとの見方が出ている。一方、広野町からの避難者が多いいわき市と同町を1つの選挙区とする案もあり、浜通りの区割りが大きく変化する可能性も浮上している。

■「見当つかない」
 議員定数は平成22年の国勢調査人口(10月1日現在)を基準に決める。双葉郡8町村の国勢調査人口は7万2822人だが、住民票に基づく25年推計人口(10月1日現在)は6万6692人で6130人(8.41%)減少した。
 国直轄除染の遅れや、政府が計画している中間貯蔵施設の建設などで今後、帰還を諦め住所を移す住民が増えるケースも考えられる。8町村のうち、楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾の6町村は役場機能を移したままだ。
 ある県議は「地域の将来を見通せないため、現在の定数をどう見直せばいいのか、見当がつかない」と打ち明ける。

■特例を
 双葉郡の住民の避難先は県内外に広がっている。国、県に対する要望を聞いて対応するには、県議の数を増やす必要があるとの指摘もある。
 県議会関係者からは「県内外で避難生活を送る住民の声を迅速に把握し県政に反映させなくてはならない。特例があってもいい」との訴えも出ている。

■新たな区割り案
 いわき市と一緒の選挙区にすれば、広野町の復興の速度が上がると主張する県議もいる。
 町民の避難先はいわき市が中心で、有権者の声をまとめて県政に伝えることができるという考えだ。一方、同町には双葉郡の生徒を対象にした中高一貫校が開設される。郡内では「町村会が既に組織され結び付きが強い。復興に向け双葉郡は一つ」との声も根強い。
 古里に戻らない住民への対応も課題になる。双葉郡から会津若松市に避難している男性は「住民票は避難元の自治体にあるが、今後も戻ることは考えていない。県議選の投票先は双葉郡か、実際に生活している会津若松市選挙区のどちらがいいのか判断がつかない」と話す。
 これまで原則、郡・市単位だった都道府県議選の選挙区割りは25年末の公職選挙法改正により、従来の枠組みにとらわれず編成することが可能になった。
 次期県議選は27年秋に行われる予定だ。

背景
 都道府県議会の議員定数は5年に1度の国勢調査に基づいて見直す。直近の国勢調査は平成22年に行われたが、本県の県議会は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、23年11月の県議選を前にした見直しを実施しなかった。県議会は昨年の9月定例会で議員定数問題検討委員会を設け、新たな議員定数と選挙区割りを協議している。定数などを変更する場合、条例改正と1年程度の周知期間が必要になるとして、今年6月までに方向性を打ち出し、9月定例会での決定を目指している。

( 2014/01/04 08:38 カテゴリー:主要 )

2940穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 17:16:52
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201401068
選挙違反取締本部を設置 南相馬市長選と市


任期満了に伴い9日告示、19日投票で行われる南相馬市長選と同時に行われる市議補選に向け、南相馬署は6日、選挙違反取締本部を設置した。

青田勝則署長を本部長として、全署員態勢で取り締まりを強化する。

6日は担当者が刑事課前に立て看板を掲げた。

同市長選では現職、元職、新人の計3人が立候補を表明している。


2014年01月06日 16時41分 配信

2941チバQ:2014/01/08(水) 20:44:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140108ddlk07010202000c.html
選挙:南相馬市長選 三つどもえの争いか 復興加速策巡り−−あす告示 /福島
毎日新聞 2014年01月08日 地方版

 任期満了に伴う南相馬市長選(19日投開票)は9日、告示される。再選を目指す現職の桜井勝延氏(58)▽前市議会議長の新人、横山元栄氏(65)▽前職の渡辺一成氏(70)=いずれも無所属=が立候補を表明し、三つどもえの争いになる公算が大きい。震災と原発事故からまもなく3年になり、住宅再建は形が見え始めたが、放射線対策や農業・産業の振興、避難者帰還に向けた環境づくりなど課題は山積し、復興の加速策が最大の争点だ。市長選と同時に市議補選(改選数2)も行われる。

 「自宅はくつろげる。みんなが一日も早く普通の生活に戻れるようにしてほしい」。津波被災者向けの防災集団移転促進事業(防集)で造成した同市鹿島区南海老地区の住宅団地。新築中の自宅前で自営業の久田忠栄さん(57)は、ほっとした表情を見せた。月内にも完成し、両親と3人で相馬市の借り上げ住宅から転居する。市内の防集事業で第1号になる見込みだ。

 同市は震災で636人が犠牲になり、避難などに伴う関連死は439人。住宅は1231世帯が全壊、農地も甚大な被害を受けた。原発に近い小高区などは居住できない避難区域のままで、工場の一部は撤退。人口は震災前の約7万1000人から約6万4000人に減り、若い親や子どもを中心に約1万5000人が市外に避難している。

 市は防集事業で宅地395区画を整備し、うち旧警戒区域外の315区画を年内に引き渡す計画。災害公営住宅(復興住宅)は350戸を建設し、最も早い28戸は今年3月の入居を目指す。

 しかし、除染は市が手がける旧警戒区域外の生活圏で1割強しか終了しておらず、国が行う区域内は始まったばかり。農業は今年、稲作を区域外で4年ぶりに再開する計画だが、農地除染も遅れ、慎重な農家も少なくない。市は、避難指示の解除目標を2016年4月に設定し、除染やがれき処理を進め、病院や学校、店舗などの環境整備に乗り出す予定で、立候補者が示すビジョンに関心が集まる。

 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、市役所で行われる。選挙期間は市外避難者を考慮し、10日間。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は5万3987人。【高橋秀郎】

2942チバQ:2014/01/09(木) 22:26:02
http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000m040062000c.html
南相馬市:現職・新人3人が立候補 復興課題山積で激戦も
毎日新聞 2014年01月09日 20時45分(最終更新 01月09日 21時15分)

 東日本大震災の津波と東京電力福島第1原発事故に見舞われた福島県南相馬市の市長選が9日告示され、3人が立候補した。同市は▽避難指示解除準備区域▽居住制限区域▽帰還困難区域−−に加え、避難区域外の地域もあり「福島の縮図」と言われる。復旧・復興に向けた住民ニーズは多様で激戦が予想される。

 立候補したのは、いずれも無所属で▽再選を目指す現職の桜井勝延氏(58)▽新人で前市議会議長の横山元栄氏(65)▽桜井氏に前回(2010年)敗れた前職の渡辺一成氏(70)。桜井氏は原発事故直後の窮状を世界に発信し、米タイム誌11年版の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたことで知られる。一方、横山氏と渡辺氏はいずれも自民系で「安倍政権とのパイプの太さ」を強調する。

 同市は津波などで県内最多の636人が犠牲になり、避難などに伴う震災関連死は439人(9日現在)に上る。住宅は1231世帯が全壊した。市の西から南にかけて避難指示解除準備区域などの避難区域が広がり、有権者約5万4000人のうち約1万1000人が市外に避難。除染や住民帰還の環境整備に加え、経済再生などの課題が山積し、選挙戦では三者三様の将来ビジョンを展開する。

 同県の首長選では今年度、復旧・復興の遅れへの批判から現職6人が落選する一方、直近の相馬市長選(昨年12月)は現職が競り勝っており、結果が注目される。【高橋秀郎】

2943知念春菜:2014/01/11(土) 02:38:50
早起きしてクイニャマンの専門店で堪能できたみたいでよかったですね~~ 正統派のクイニャマンなのですね~~ 上品で美しい芸術作品です~~お店もおしゃれですね(したたりおちるクイニャマンではなさそうです) かわいい甥の娘ちゃまは自分を男の子と信じているの? かわいすぎますね~~なんだかポン吉さんの子共時代に似ています 年頃になると絶世の美女になりそうです ジャックラッセルは元気でタフなわんこですから海遊びで大喜びだったのでしょう 私も犬連れて潮干狩り朝から晩までしたいです キャンプ生活私も得意かもしれません どこでも寝れる特性がありますから!
誕生日おめでとうございます~~ 丹波栗タルトおいしそうですね. でも目が飛び出るほど高い~~

2944穏健保守系無党派:2014/01/11(土) 09:44:21
http://www.minpo.jp/news/detail/2014011113217
住民投票条例制定へ直接請求 中間貯蔵施設めぐり楢葉町民有志

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設(保管庫)の整備で、建設予定地の楢葉町の町民有志は10日、松本幸英町長に建設の是非を問う住民投票条例制定を直接請求した。これを受けて、松本町長は20日以内に議会を招集し自らの意見を付した条例案を提出する。
 直接請求したのは海事代理士松本慶一さん(65)と無職結城政重さん(66)が共同代表を務める「住民投票を実現させる会」で昨年、署名活動を行い町選管委に名簿を提出した。町選管委は、直接請求に必要な有権者数の50分の1(126人)を上回る2151人分の有効署名を確認した。
 いわき市の町いわき出張所で直接請求した松本さんは報道陣に対し、「無効票がほとんどなく町民一人一人が真剣に考えている。有権者数の34%に当たる2151人の民意を反映させてほしい」と語った。松本町長は「(町民の)思いをしっかり受け止めたい」と述べた。
 昨年の9月定例町議会では、同様の住民投票条例制定案が議員発議され、議長を除く議員11人のうち賛成5人で否決されている。( 2014/01/11 09:26 カテゴリー:主要 )

2945チバQ:2014/01/11(土) 18:54:37
>>1037現職は民主系
http://www.asahi.com/articles/CMTW1401100700004.html
南相馬市長選告示 3氏が論戦
2014年1月10日12時29分
印刷
メール
写真・図版桜井勝延氏
写真・図版 写真・図版 [PR]
Click to learn more...  

 ●復興は 原発は


 【清野有希子、野瀬輝彦、本田雅和】南相馬市長選が9日、告示され、再選をめざす現職の桜井勝延氏(58)、前市議会議長で新顔の横山元栄氏(65)、前市長の渡辺一成氏(70)の3人がいずれも無所属で立候補を届け出た。東京電力福島第一原発事故後の対応の評価、復興の加速化などが争点となる。投開票は19日。


 県内の首長選では復旧・復興の遅れへの不満から、現職の落選、苦戦が続く。南相馬市では、桜井氏が明確な脱原発を打ち出し、住民間の賠償格差などについて「国・東電の責任」を追及。横山、渡辺両氏は除染の遅れなどを「現市政の責任」と批判し、不満票の受け皿をめざしてしのぎを削る構図だ。


 桜井氏は産廃処分場反対の市民運動を母体に原発事故後の復興策に対応してきた。横山氏は市議会最大の自民党系会派を割って昨年10月に名乗りをあげ、商工会議所幹部など地元経済界への食い込みを見せる。旧原町市長、南相馬市長を経験した渡辺氏は従来の後援会組織をフル稼働させ、惜敗した前回の雪辱を図る。


 市内で第一声をあげた各候補者の下には、国会議員などが駆けつけた。


 桜井氏の応援に駆けつけた阿部知子衆院議員は「地域のことは地域で決めなければ、国にほんろうされるだけ」とエール。横山氏の出陣式では亀岡偉民内閣府政務官が「今までの流れでいいのか」と、国とのパイプの重要性を強調。渡辺氏の応援に立った佐藤雅裕県議は「人脈と経験のある人を」と訴えた。


●市議補選は無投票当選


 南相馬市議補選(被選挙数2)も同日告示された。いずれも無所属で、前市議の建設会社員太田淳一氏(43)と、鹿島町議から南相馬市議に就いた元職の元製靴会社経営鈴木貞正氏(67)が立候補し、無投票となり、当選が決まった。


◆再生可能エネの基地に/桜井勝延氏 58 無現1


 原発事故で避難を強いられ、一時1万人を割ったのに、今や5万2千人が暮らしている。双葉郡から多くの避難者も移住している。人を大切にする町として、南相馬単独ではなく、相双地域一体で再生を図る。


 命や生活が奪われた中、利益優先・原発再稼働の国や東電と闘っていく。生活再建、補償徹底のための部署を新設する。産業支援を進め、クリーンな再生可能エネルギー基地にする。


 ◆雇用・医療支援を最優先/横山元栄氏 65 無新


 遅れている復興を1日でも早く進める。その一点にかかっている。雇用をしっかり支え、教育、医療の問題に取り組みたい。若い人がここで子どもを産み育てるため、産婦人科、小児科の医療機関支援を最優先にする。雇用確保では福祉ロボットの研究施設を誘致し、国の力を借りてやっていきたい。小高、原町、鹿島の3区に副市長を置き、合併時の基本に返って新しい南相馬市をつくっていく。


 ◆常磐線全線開通に全力/渡辺一成氏 70 無前1


 この4年間、一市民として南相馬市を眺め、黙っていられない心境になった。震災後、3年足らずで7千人もの人口が減った。子どもたちも戻っていない。南相馬はどうなってしまうのか。原子力災害で困難を余儀なくされているお母さんや子ども、産業界の皆さんの行く先にある壁を破り、JR常磐線の全線開通を成し遂げる。それをやれる人が市長選に勝って南相馬を立て直すしかない。

2946チバQ:2014/01/11(土) 18:57:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140110ddlk07010254000c.html

選挙:南相馬市長選/南相馬市議補選 市長選、3氏が第一声 復興策、実現訴え /福島

毎日新聞 2014年01月10日 地方版


 任期満了に伴う南相馬市長選は9日、告示され、再選を目指す現職の桜井勝延氏(58)▽前市議長の新人、横山元栄氏(65)▽前市長の渡辺一成氏(70)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。3氏は同市原町区内で第一声を上げ、震災と原発事故からの復興策と、実現に向けた決意を訴えた。投開票は19日。

 期日前投票は10〜18日、市内5カ所で実施する。8日現在の有権者は5万4007人、うち市外避難者は約1万1000人。

==============

 ◇まちの再興全力で−−桜井氏

 桜井氏は午前8時半ごろ、同区栄町の選挙事務所で第一声。「南相馬市の再興に全力で立ち向かいます。人を大切にするまちにしましょう」と訴えた。

 原発事故直後に触れ、「一時は1万人を割ったが、いまは5万2000人(他自治体からの避難者含む)が暮らしている」と実績を強調し、健康管理の徹底や損害賠償の担当部署設置、産業支援策などを公約した。

 事故対応などで現職批判が強まる中、昨年末の相馬市長選で辛勝した立谷秀清市長が応援に立ち、「震災後は大変でしたが、桜井さんは頑張ってきた。努力を分かってほしい」と呼びかけた。桜井氏はこの後、スポーツウエアに着替え、選挙カーで遊説に向かった。【高橋秀郎】

 ◇復興が遅れている−−横山氏

 横山氏は午前8時半ごろ、同区旭町の選挙事務所前で第一声を上げ、「一日も早い復興を成し遂げたい」と語った。

 妻にたすきをかけられた横山氏は「南相馬市は他市町村よりも復興が遅れている」と現職のリーダーシップを批判。2006年の合併で誕生した3区(原町区・鹿島区・小高区)にそれぞれ副市長を置く施策などを公約し、「今回の選挙でどの候補を選ぶか。復興をスピードをもって一日でも早く進めるという一点にかかっている。必ず元気に栄える南相馬市をつくっていく」と訴えた。出陣式には、亀岡偉民・復興政務官らが駆けつけた。最後に「がんばろう」を三唱して拳をつき上げ、気合を入れた。【喜浦遊】

 ◇黙っていられない−−渡辺氏

 渡辺氏は午前9時過ぎ、同区西町の西町公会堂広場で出陣式を行った。前回市長選で桜井氏に697票の僅差で敗れ、今回は3人の最後に出馬を表明した。第一声で「この4年、市民として南相馬を眺め、黙っていられない心境になった」と振り返り、「ようやく2人の背中が見える状況になった」と支援を呼びかけた。

 震災後、約3年で人口が7000人減り、JR常磐線の全面開通のめどが立たないことなどを指摘し、「原子力災害によるさまざまな壁を一つ一つ破っていく力のある人が、南相馬を立て直すしかない」と主張。感極まり、涙声で「子どもたちや孫のために、全力で戦っていこう」と訴えた。【高橋隆輔】

==============

桜井勝延(さくらい・かつのぶ) 58 無現(1)

 [元]市議▽スポーツ少年団指導員▽脱原発首長会議世話人[歴]原町市議▽岩手大

横山元栄(よこやま・もとえい) 65 無新

 [元]市議長▽南相馬土地改良区理事▽JAそうま和牛繁殖連絡協議会長▽相馬農高

渡辺一成(わたなべ・いっせい) 70 無元(1)

 [元]市長▽南相馬・鹿島町土地改良区理事長[歴]県議▽原町市長▽東北大中退

==============

 ◇市議補選、無投票2氏当選

 南相馬市議補選(改選数2)も9日告示され、いずれも無所属、元職で会社員の太田淳一氏(43)と元会社役員の鈴木貞正氏(67)が立候補し、無投票で当選が決まった。(表の()字は当選回数)

……………………………………………………

 ◇南相馬市議補選当選者(改選数2、届け出順)

太田淳一 43 建設会社員(2) 無元

鈴木貞正 67 [元]製靴業社長(1) 無元

2947穏健保守系無党派:2014/01/13(月) 18:33:44
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2014/01/13/new1401131602.htm
洋野町長選あす告示 現職の無投票3選か(2014/01/13 16:11)

 任期満了に伴う洋野町長選は14日、告示される。立候補を表明しているのは、無所属で3選を目指す現職水上信宏氏(73)のみ。対抗馬擁立の動きはみられず、種市、大野の町村合併で新町が発足した2006年以来、初の無投票となる公算が大きい。
 水上氏は旧種市町議連続3期、岩手県議連続2期を経て、06年の新町発足に伴う町長選で初当選した。13年10月に出馬表明。同12月21日に事務所開き、14年1月6日に総決起大会を行うなど、着々と選挙態勢を整えている。
 公約に東日本大震災からの確かな復興や、1次産業の振興など11項目を掲げる。町議18人中、17人が支援する。
 立候補の届け出は14日午前8時半から午後5時まで、町役場種市庁舎で受け付ける。選挙戦となった場合、期日前投票は15日から18日まで種市、大野両庁舎で。投票は19日、町内28カ所で行われ、即日開票される。
 13年12月25日現在の選挙人名簿登録者数は1万5513人(男7448人、女8065人)。(佐藤周平)

2948穏健保守系無党派:2014/01/14(火) 16:56:45
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140114t11025.htm
宮城・美里町長選告示 新人1人が届け出

 任期満了に伴う宮城県美里町長選は14日、告示され、無所属で新人の前同町議会議長、相沢清一氏(61)が立候補を届け出た。
 相沢氏は同町北浦大田の選挙事務所前で第一声。「農業振興や教育などの課題をはじめ、震災復興、原発の問題をもう一度立ち止まって考え、町民と意思を一緒にしながら町政運営に当たりたい」と訴えた。
 町議選(定数16)も告示され、現職11人、新人6人の計17人が立候補を届け出た。
 投票は19日に行われ、即日開票される。13日現在の有権者は2万1157人。

<宮城県美里町長選立候補者>
相沢清一 61 農業 無新

2014年01月14日火曜日

2949チバQ:2014/01/14(火) 23:44:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140114-00010008-minyu-l07
「南相馬市長選」中盤の情勢 各陣営、投票率50%台予想
福島民友新聞 1月14日(火)11時55分配信

 任期満了に伴う南相馬市長選は、19日の投票日に向けて14日、折り返し点を迎えた。再選を目指す現職の桜井勝延候補(58)、新人の横山元栄候補(65)、元職の渡辺一成候補(70)の各陣営は投票率を50%台、当落ラインを1万2千票前後と予想。しかし、いずれも避難住民の動向は「読めない」としており、後半戦では仮設住宅や街頭での演説を中心に票の掘り起こしを図る戦術を描く。
 桜井候補は自ら走って有権者に実績や政策をアピール、市政継続の必要性を訴える。小野田善光選対本部長は投票率を60%以下と予想し「仮設住宅の住民は不満を抱え動向は予想できない。後半も街頭演説を軸に有権者に訴える」と話す。
 横山候補は知名度不足を補うため、前半は市内各地を巡り、後半は連日の集会で浸透を図る。陣営は投票率を55%前後と想定。竹内雄一選対本部長は「票の流れが読めない。国会議員との連携を訴え、一票でも掘り起こしたい」と話す。
 渡辺候補は原町、鹿島、小高各区の後援会を立て直し、街頭演説中心の選挙戦を展開。投票率を58%と予想し、後半も街頭中心に政策を訴える。柚原幸選対本部長は「市長時代の施策が再評価されている。浮動票を取り込みたい」と話す。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140114-00000014-fminpo-l07
南相馬市長選、後半戦に 3候補、浮動票獲得に全力
福島民報 1月14日(火)12時4分配信

 任期満了に伴う福島県の南相馬市長選は14日、後半戦に入る。19日の投票日に向け、再選を目指す現職桜井勝延候補(58)=無所属=、元市議会議長の新人横山元栄候補(65)=無所属=、初代市長の元職渡辺一成候補(70)=無所属=の3陣営とも選挙戦は盛り上がりに欠いていると見て、浮動票の獲得などに全力を挙げる。
 各陣営は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により有権者の5分の1に当たる約1万1千人が市外に避難している影響で、市長選への関心は高まっていないと分析している。
 桜井候補は大票田の原町区をはじめ、鹿島区などの中心市街地を重点的に回る。自身で走りながら、有権者一人一人と握手し支持を訴えていく。
 横山候補は原町区を中心に選挙カーを走らせる。自民党国会議員の後援会関係者が支援に回っており、市内各地で保守票の掘り起こしを進める。
 渡辺候補は原町、鹿島両区などを遊説する。全域に設けた後援会の引き締めを図る一方、短文投稿サイトから情報を発信し若年層への浸透を目指す。

2950穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 13:36:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddlk07010250000c.html
選挙:南相馬市長選 候補者の横顔 /福島
毎日新聞 2014年01月15日 地方版

 任期満了に伴う南相馬市長選は19日の投開票に向け、再選を目指す現職の桜井勝延氏(58)▽新人で前市議会議長の横山元栄氏(65)▽前職の渡辺一成氏(70)=いずれも無所属=が、震災と原発事故からの復興の加速を訴え、舌戦を展開している。3氏の横顔を紹介する。【高橋秀郎】(上から届け出順)

 ◇復興、中途で諦めない−−桜井勝延氏(58)無現

 「市民は多くが避難し、生活再建できていない。復興を中途で諦めるわけにいかない」

 震災直後、市役所を存続させて50日間、寝泊まりして指揮を執った。市の窮状を世界に発信し、米誌から「世界の100人」に選ばれた。「脱原発をめざす首長会議」の世話人を務め、「原発に頼らないまちづくり、命を守る政治を実現したい」と訴える。

 岩手大で農業を学び、古里で実践する。産業廃棄物処理場の建設反対運動から市議を経て市長に。震災後は「電話で話せる首長が80人になり、霞が関とも関係を築いた」。

 宮沢賢治を尊敬し、日課は毎朝10キロのマラソン。自宅は避難区域にあり知人宅に身を寄せ、両親は仮設住宅で避難生活を送る。

 ◇なによりも除染加速−−横山元栄氏(65)無新

 「復興の遅れに不満は大きい。特に除染が進まないから、家族も一緒に暮らせない」と現市政を批判、除染加速を重点に据える。

 飯舘村の農家に生まれ、相馬農高飯舘校を卒業。市議を15年、昨年11月まで議長を務め、和牛を育てながら市民の声に触れてきた。

 津波で親戚4人を亡くした。沿岸部の捜索に加わり、「災害の備えへの思いは人一倍強い。自分で取り組みたい」と語る。

 2006年1月の合併で生まれた小高、原町、鹿島の3区は、避難区域の線引きで分断された。「住民の声をよく聞き、地域の特性を生かしたい」と副市長3人制を説く。

 中学時代に始めた柔道は三段の腕前。妻と長男夫妻、孫3人の7人暮らし。

 ◇経験生かし即戦力に−−渡辺一成氏(70)無元

 「現職では政策立案能力を欠き、復興が遅れるばかり」と指摘し、「経験や人脈を生かして即戦力になりたい。最大の課題は、原発事故による人口減少対策」と主張する。

 東北大で学生運動に身を投じ、中退。労組に勤めた後、地元に戻り、独学で建築士の資格を取得した。

 政治を志したのは「社会の格差や矛盾を解消したい」との思いから。旧原町市長を経て南相馬市の初代市長に。小中学校や市庁舎を耐震補強し、他自治体と相互援助協定を結んだ。「震災で役に立った」と自負する。

 震災後は、人手不足に悩む病院のボランティアで患者の案内などに携わった。

 一番の楽しみは農業。妻と長男夫妻、孫4人の8人暮らし。

2951穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 13:43:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddlk03010021000c.html

選挙:洋野町長選 水上氏無投票3選 /岩手

毎日新聞 2014年01月15日 地方版


 任期満了に伴う洋野町長選は14日告示され、無所属で現職の水上信宏氏(73)以外に立候補の届け出がなく、無投票で水上氏の3選が決まった。

 水上氏は公約に、東日本大震災からの復興▽再生可能エネルギーの導入▽福祉・医療体制の確立−−など11項目を掲げた。「雇用の場の確保のため、ウニ・アワビの養殖施設の復旧など1次産業に力を入れていく」と話している。

 水上氏は2006年、旧種市町と旧大野村が合併した洋野町の初の町長選で初当選し、初代町長となった。【安藤いく子】

==============

 ◇洋野町長略歴

水上信宏(みずかみ・のぶひろ) 73 無現(3)

 町長[歴]旧種市町議▽県議▽札幌自動車学校

2952穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 14:02:10
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014011590135544.html
避難住民思い一票 南相馬市長選 東雲に不在者投票所
2014年1月15日 13時55分

 東京電力福島第一原発事故で、住民約一万五千人が市外で暮らす福島県南相馬市長選の不在者投票所が十五日、避難者約三百人が暮らす東京都江東区の国家公務員宿舎「東雲(しののめ)住宅」に開設された。県内の首長選では現職の落選が相次いでおり、避難者たちは事故への対応や今後の方針に対する思いを一票に託した。

 東日本大震災から二年十カ月が過ぎた今も、南相馬市は三地区のうち二地区が帰還困難区域などに指定され、多くの住民が避難生活を余儀なくされている。江東区によると、東雲住宅では約三百人が生活。うち約二百四十人が成人で、投票しやすいよう区が不在者投票所を設けた。

 市長選には、脱原発を主張する現職の桜井勝延(かつのぶ)氏(58)と、復興の加速を訴える前市議会議長の横山元栄(もとえ)氏(65)、高性能火力発電所の誘致を打ち出した前市長の渡辺一成(いっせい)氏(70)が立候補。午前八時半の開場と同時に住民が訪れ、真剣な表情で候補者名を記入した。

 不在者投票所は十六日午後五時まで。区役所では十七日まで投票できる。市長選の投開票は十九日。

     ◇

 福島第一原発から約十五キロの南相馬市小高区で飲食店を営んでいた無職の三沢宏造さん(71)は、一番乗りで不在者投票をした。地区は帰還困難区域などに指定され、全住民が区外に住む。「除染しても戻るのは二割ほどじゃないかな。三年近くたっても原発事故は収束しないんだから、移転の方針を示した方が前に進める人も多いだろうに」と話した。

 三沢さんは事故の一カ月後から東雲住宅に家族四人で住み始めた。長女(39)はさいたま市に仕事を見つけて転居。長男(41)は店の再開を目指して戻ったが、大工らが足りず、修理できずにいる。三沢さんは「室内の除染ができていないのに、食べ物の商売なんてできるのか」と言う。

 候補者は「今後の方向性をはっきり示すかどうか」をポイントに選んだ。「都知事選で『原発ゼロ』なんていっているが、事故は進行中。福島は置き去りだ」と残念そうに言った。

 無職の女性(46)は「この選挙で南相馬の状況が変わるのか疑問だけど、投票しないわけにはいかない」と訪れた。地元の知人の話では、除染を終えても放射線量の高い場所は多いといい「実験動物にされている気分」と憤る。候補者の顔触れに新鮮味は感じられないが「命や健康を大切にするという原点に戻って、市政に取り組んでほしい」と一票を投じた。

(東京新聞)

2953穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 16:42:19
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140115ddlk04010292000c.html

選挙:美里町長選/美里町議選 町長選、相沢氏が無投票初当選 町議選は17人立候補 /宮城

毎日新聞 2014年01月15日 地方版


 任期満了に伴う美里町長選と町議選(定数16)は14日告示され、町長選は前町議会議長で無所属新人の相沢清一氏(61)以外に出馬の届け出がなく相沢氏の無投票当選が決まった。町議選は17人が立候補した。

 相沢氏は佐々木功悦町長が進めてきた脱原発路線の継承を公約の一つに据え、2012年秋に町ぐるみで宣言した「脱原発の町」を定着・発展させる道筋を模索する方針。出馬表明時には「東京電力福島第1原発事故で故郷を追われコミュニティーをずたずたにされた人たちの姿を見ると、東北電力女川原発の再稼働に反対せざるを得ない」と述べた。

 また、農業活性化施設の建設▽幼い時期から英語に親しませるなど特色ある教育▽中学生までの医療費無料化−−の実現を図るとしている。

 相沢氏は美里町出身で、水田、大豆など8ヘクタールを手がける専業農家。

 美里町は06年1月、旧小牛田、南郷の両町合併で誕生。過去2回の町長選は選挙戦となり佐々木町長が連勝したが、今回は「脱原発」で多くの有権者の意思が固まったとみられ、従来のような保革、旧町間といった対立の構図が薄まり、無投票当選につながったようだ。

 町議選の立候補者の内訳は現職11人、新人6人。党派別の内訳は共産1人、社民1人、無所属15人。

 投票は19日午前7時〜午後6時、町内18カ所で。午後7時から町トレーニングセンターで開票され、同10時前後に確定する見込み。13日現在の有権者数は2万1157人。【小原博人】

==============

 ◇美里町長略歴

相沢清一(あいざわ・せいいち) 61 無新(1)

 農業[歴]町議会議長▽町議2期▽県農業短大

2954穏健保守系無党派:2014/01/15(水) 16:43:52
 ◇美里町議選立候補者(定数16−17、届け出順)

藤田洋一 69 会社役員 無現

橋本四郎 86 [元]民生委員 無現

福田淑子 62 党地区委員 共現

桜井功紀 66 [元]会社員 無現

平吹俊雄 63 農業 無現

赤坂芳則 63 農業法人社長 無現

吉田二郎 65 写真店経営 無新

我妻薫  64 自治労役員 社現

佐野善弘 56 農業 無新

前原吉宏 54 衣料品販売 無新

大橋昭太郎 58 農業 無現

吉田真悦 59 農業 無現

山岸三男 64 自営業 無現

柳田政喜 46 農業 無新

松田攻治 71 [元]会社役員 無新

千葉一男 73 [元]社協会長 無現

鈴木宏通 52 農業 無新

2955チバQ:2014/01/15(水) 22:15:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20140114-OYT8T01194.htm
3区の声 どう応える

◇南相馬市長選 市政の課題

 南相馬市長選は19日の投開票に向け、現職の桜井勝延氏(58)、新人で前市議会議長の横山元栄氏(65)、元市長の渡辺一成氏(70)の3人が舌戦を繰り広げている。2006年1月に原町市、小高町、鹿島町の合併で誕生した南相馬市は、東日本大震災と福島第一原発事故で大きな被害を受けた。市内には原発から20キロ圏と30キロ圏、圏外の地域があり、ほぼ旧市町単位の行政区と重なる。各地区の課題を探る。

■小高区

 市南部の小高区は、ほとんどが20キロ圏内の旧警戒区域だ。12年4月の再編後も全域が避難指示区域となり、全住民が市内外に避難している。

 除染が最大の課題だが、国の除染実施計画は昨年末に見直されたばかり。市は、市内の避難指示解除準備区域と居住制限区域について、16年4月の解除を目指すとしているが、実現は不透明だ。

 山沢征・小高区行政区長連合会会長は「除染がいつ終わるのかわからない。遅れれば遅れるほど、帰還したいと思う住民の心は離れていく」と危惧する。

■鹿島区

 市北部に位置し、大半の地域が30キロ圏外となる鹿島区。東電の賠償などを巡り、「住民が差別感を抱いている」とされる。30キロ圏外は月10万円の精神的損害賠償が事故後7か月で打ち切られたが、20〜30キロ圏の旧緊急時避難準備区域は18か月と差が生じた。また、30キロ圏内は医療費や国民健康保険税、介護保険料が無料になるなどの生活支援措置が取られている。

 郡俊彦・鹿島区行政区長会会長は「住民には、20〜30キロの地域と30キロより外の地域で放射線量に差がないのに、原発からの距離で賠償に差をつけるのは納得できないという不満が募っている」と指摘する。

■原町区

 市中央部で、行政や経済の中心である原町区では、人口減少対策が大きな課題となっている。震災が起きた11年3月11日時点の市内人口は7万1561人だったが、原発事故で約6万人が一時、市外に避難した。9日現在の市内居住者は4万6842人で、双葉郡からの避難者を含めると5万1585人。約7000人が市から転出し、原町区では約9300人減った。一方、仮設住宅が多く建てられている鹿島区では、震災前より居住者が増えている。

 脇坂良彦・原町区区長連絡協議会会長は「魅力のある企業を誘致するなど、若い世代が帰ることのできる環境作りをしなければ街は衰退していく」と語る。

(2014年1月15日 読売新聞)

2956チバQ:2014/01/18(土) 00:21:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140117t21019.htm
平川市長選、現新一騎打ち濃厚 19日告示

大川、長尾両氏が参加した公開討論会。政策論議が求められる=13日、平川市


 平川市長選が19日告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で再選を目指す現職の大川喜代治氏(68)と、新人で元県議会議長の長尾忠行氏(64)。自民党青森県連は昨年末、2人の推薦をめぐって、木村太郎首相補佐官(衆院青森4区)が党県連会長を辞任する騒動に発展。最終的には自主投票に落ち着いたが、混乱が両陣営の対立に拍車を掛け、市内を二分する前哨戦が繰り広げられている。

◎自主投票で幕引き

 前回は、前市長の後継として初めて立候補した大川氏を、県議の長尾氏が応援した。今回、たもとを分かった2人を、合併前の旧3町村の自民支部はそれぞれ、別々に推薦を決めた。
 分裂を避けるため、木村氏は県連として自主投票で幕引きを図ろうとしたが、党歴の長い長尾氏を支持する複数の県議が反発。「混乱の責任を取る」と木村氏が辞任したことで、2人が立候補を表明してからくすぶっていた対抗意識にがぜん、火が付いた。
 長尾氏は、木村氏の父守男氏の知事時代は、党内の反知事派。一方の大川氏には、木村氏の後援会幹部が選対本部長に就任。市議は20人のうち5人は長尾氏、14人が大川氏を支援する。推薦をめぐる混乱の中で、木村系か非木村系かの色分けが鮮明になった格好だ。

◎同日同時刻に集会

 木村氏辞任後の昨年12月、両陣営の事務所開きと決起集会は、同日同時刻に設定された。掛け持ちできないよう、会場を約1キロ離す念の入れようだった。
 大川氏陣営では約500人の支持者を前に、選対幹部が「騒動になったのは向こうのせいだ。木村太郎さんの顔に泥を塗った」と激しく非難した。
 800人が集まった長尾陣営も「推薦はうちがもらうはずだった。支部をけしかけ、騒動を起こそうと誰かが糸を引いた」と対決姿勢を強めた。
「まるで踏み絵だ」
 両陣営から出席を求められた農協関係者は「候補者より、木村系かどうか、色分けすることが目的になっている。まるで踏み絵だ」と戸惑う。
 今月13日に開かれた公開討論会で、大川氏は「地元企業を支援して雇用を確保し、人口3万人の維持に務める」と主張。長尾氏は「健康寿命県内一を目指し、広域連携を進めることで医療を充実させる」と訴えた。
 討論会を主催した県和菓子協会会長で平川市尾上の古川陽太郎さん(79)は「お家騒動で首長が決まれば、困るのは市民。政策を前面に出して戦ってほしい」と話している。
 投開票は26日。昨年12月1日現在の有権者は2万7822人。


2014年01月17日金曜日

2957穏健保守系無党派:2014/01/18(土) 07:41:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140118t31006.htm
「脱小沢」×「反小沢」 花巻市長選あす告示

花巻青年会議所主催の公開討論会に臨んだ大石氏(左)と上田氏=16日、花巻市文化会館


 任期満了に伴う岩手県花巻市長選(26日投開票)は19日、告示される。立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の大石満雄氏(55)と、新人の会社役員上田東一氏(59)。大石氏は過去2回、同市などを選挙区とする生活の党代表の小沢一郎氏(衆院岩手4区)がいた民主党の推薦を受けたが、今回は生活の推薦は受けず「市民党」を掲げ戦う。一方、上田氏陣営は「この選挙は小沢対反小沢の戦い」と強調。小沢氏の影響力低下を背景に反小沢勢力の結集を目指しており、激しい一騎打ちになりそうだ。

 大石氏は市長の前に旧花巻市議を3期務めており、経験と高い知名度が武器。2006年の市長就任以来、流通など22社の企業誘致に成功し、地方債残高を69億円減らした財政再建などの実績を訴える。
 06年の選挙では小沢氏の支援を受け、新人同士の三つどもえの激戦を制して初当選し、10年の前回は大差で再選を果たした。
 上田氏は大手総合商社勤務などを経て、廃棄物処理会社を営んでいた父親の看病のため8年前に帰郷し、家業を継いだ。地域活動にも力を入れ、周辺では国政、地方を問わず選挙のたびに推す声が上がっていた。
 「現市政には市民の声が十分反映されていない」との声を受け、立候補を決断したといい、民間で培った経営感覚を強調する。
 大石氏陣営は花巻選挙区(定数4)の生活の党2県議が加わるが、政党推薦を受けずに戦うのは初めてとなる。「大石氏本人の強い意向」(陣営幹部)で、政党色を打ち出さない戦略を描く。
 上田氏は自民、社民両党の花巻支部の支持を受ける。小沢氏とたもとを分かった前復興相の平野達男参院議員や、県議会第2会派「いわて県民クラブ」の県議、共産党系市民団体も支援に回る。
 陣営の県議は、生活が推す達増拓也知事が1年8カ月後に任期満了を迎えることを念頭に、「市長選は知事選の前哨戦」とも指摘する。
 花巻市長選は26日投票。昨年12月1日現在の有権者は8万3631人。

2014年01月18日土曜日

2958チバQ:2014/01/18(土) 08:23:11
http://www.asahi.com/articles/CMTW1401170700004.html
伊達市長選、喜多方市長選 あす告示
2014年1月18日05時00分
印刷メール[PR] ● 伊達市長選、4氏の争いか


 伊達市長選は19日、告示される。原発事故で高濃度の放射性物質が降り、現在も324世帯933人が避難しているなか、仁志田昇司市長(69)が取り組んだ放射能対策や地域の再生を問う選挙となる。


 これまでに立候補を表明しているのは、3選を目指す仁志田氏のほか、新顔では元市議の高橋一由氏(61)、コンビニ店経営の橘典雄氏(64)、農業の佐藤易広氏(72)。4氏とも無所属で選挙戦に挑む。


 最大の争点は放射能対策だ。年間放射線量が5ミリシーベルト超の地域を優先したこれまでの除染方針や、特定避難勧奨地点(2012年12月解除)に指定されたかどうかで大きな経済格差が生まれた小国地区などの再生が問われる。相次いだ母子避難で少子高齢化の対策も急務になっている。


 除染については、仁志田氏が年明けの記者会見で「全戸除染」をすると方針転換。高橋氏は、仁志田氏が否定している「再除染」に取り組むべきだと主張している。橘氏と佐藤氏はそれぞれ年20ミリシーベルト、年5ミリシーベルトで安全は保てるとの考えだ。


 市選挙管理委員会によると、有権者数は5万3663人(昨年12月2日現在)。(大月規義)


 ● 喜多方市は現新2氏の一騎打ちか


 喜多方市長選が19日、告示される。再選を目指す現職の山口信也氏(73)と、新顔で農業NPO理事の浅見彰宏氏(44)がいずれも無所属で立候補を表明しており、現新2氏の一騎打ちになる見通し。


 観光や農業を中心に、原発事故からの復興や地域振興が争点となる。


 山口氏は原発事故に伴う風評被害対策など、1期目の実績を強調。「若者の定住促進や産業振興に取り組む」と訴える。


 一方、浅見氏は地場産業や自然エネルギーを生かし、暮らしやすい街を目指す。「市民が自ら関われる市政にする」と訴える。


 昨年12月2日現在の有権者数は4万1823人。

2959穏健保守系無党派:2014/01/18(土) 09:24:16
http://www.minpo.jp/news/detail/2014011813348

南相馬市長選19日投票 今年最初の首長選

 任期満了に伴う南相馬市長選は19日、投開票される。再選を目指す現職桜井勝延候補(58)=無所属=、元市議会議長の新人横山元栄候補(65)=無所属=、初代市長の元職渡辺一成候補(70)=無所属=が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興策などを訴え、舌戦を繰り広げている。県内で今年最初の首長選で、原発事故に伴う避難区域を抱える市で初めての選挙戦でもあり、有権者の判断が注目される。
 南相馬市では、震災と原発事故後、初めての市長選で、原発事故で有権者の5分の1に当たる約1万1000人が市外で避難生活を送る中、除染の加速化など市民が帰還できる環境整備や事業所再開による地域経済の活性化などが争点となっている。舌戦最終日となる18日は、各候補とも大票田の原町区を中心に市内ほぼ全域を遊説し、票の上積みを狙う。
 桜井候補は原町区の中心市街地を選挙事務所に向けて歩き支持を呼び掛け、午後6時ごろ同区の旭公園で遊説を打ち上げる。
 横山候補は原町区を中心に選挙カーを走らせて支持を求めた後、午後7時ごろ、同区旭町の選挙事務所前で最後の訴えを上げる。
 渡辺候補はJR原ノ町駅前を出発して徒歩で進み、午後6時半ごろに選挙事務所近くの原町区西町公会堂前で遊説を締めくくる。
 投票は19日午前7時から午後6時まで市内33カ所で行われる。同7時半から原町二中で開票される。同9時ごろに大勢が判明する見通し。
 8日現在の有権者数は5万4007人(男2万6202人、女2万7805人)。


( 2014/01/18 08:56 カテゴリー:主要 )

2960チバQ:2014/01/18(土) 12:59:48
平川市長選

■2010年市長選
当選 9,313 大川喜代治(64)無・新  現職後継 同市区選出の長尾忠行、中村弘両県議から支持
   8,250 小笠原勝則(56)無・新

■2014年
大川喜代治 現職 自民碇ケ関、尾上両支部 木村派  市議は20人のうち14人 工藤義春県議
長尾忠行  県議 自民平賀支部      反木村派 市議は20人のうち5人

参考)
2011年県議選
当選 9,789(48.5%)長尾忠行 62 自民 現 5 県会議長
当選 5,648(28.0%)工藤義春 61 無所属 新 1 (元)団体職員  →自民入り
落選 4,734(23.5%)中村弘 57 自民 現 党県役員

2961チバQ:2014/01/18(土) 13:08:17
>>2959
また6時で投票締め切りかよ

2962チバQ:2014/01/18(土) 13:38:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1388325800586_02/news/20131229-OYT8T00795.htm
日本一の村から滝沢市へ

<上>市移行交付税増に期待
盛岡並み整備には壁


滝沢市役所に移行する村役場。28日は正面玄関の「滝沢村役場」の文字を2文字取り換えて「滝沢市役所」とする作業も行われていた

 新市移行まで2週間となった18日夜。村内の各自治会の代表者が集まった住民会議で職員が問いかけた。

 「幸せに暮らすために必要な『健康』『収入・仕事』『人との関わり』に重要なのは、個人、地域、行政、企業のどれですか?」

 世代ごとのグループが出した回答では各項目とも「個人」が上位に挙がった。参加した建設会社員長谷部賢二さん(63)は、「市になれば住民の関わりが一層大事になる」と話す。

 会議は村の次期総合計画の策定に向けて開かれているが、担当職員の一人は狙いをこう打ち明ける。「行政ができることは限られていると、住民に理解してもらうことが必要なんです」



 「『人口日本一の村』の具体的な利点はありません。市になることで、権限移譲と国の財政支援が強化され、行政サービスと街づくり活動が確実に向上します」。柳村典秀村長(58)は村政懇談会などで繰り返し利点を強調してきた。

 村の推計によると、2008年度の滝沢村の普通交付税は約29億円、特別交付税は約2億2000万円。これに対し、村と同規模となる人口5万人台の市の平均は、それぞれ約47億円と約6億9000万円。格差は明確だ。

 県の試算では、市制移行で、生活保護や児童扶養手当の事務を行う福祉事務所設置が県から移譲されることに伴い、直接増える交付税は約3億円。交付税の増額は、自治体ごとに算定される財政需要に応じて決まり、国の予算方針でも総額が大きく変動する。

 柳村村長は、「一気に増えないが、1億円でも自由になるお金があるということは非常に有効だ」と交付税の増額に期待を寄せる。



 新市移行の手続きが進む中、村は今年8月、乳幼児の医療費助成で保護者の所得制限を撤廃した。盛岡市は07年10月に撤廃し、盛岡から移り住んだ住民から不満が挙がっていた。

 「市になるにあたって、盛岡市並みのサービスを整えようと考えたが、財政負担が重い」。柳村村長はため息をつく。今後、年間数千万円の支出が見込まれる。

 村が成功例として村民に示しているのが、2002年に村から市になった沖縄県豊見城(とみぐすく)市。財政規模は約170億円から約210億円になった。「豊見城市は国の沖縄振興策を背景に埋め立て事業などで発展している。滝沢とは比べられない」。庁内でも懐疑的な声が聞かれる。

 村は新市移行によるイメージの向上で、企業誘致などに効果が出ると期待もかけている。目に見えにくいメリットをどう具体化するか。新市発展の道のりは決して平坦(たん)ではない。

(2013年12月29日 読売新聞)

2963チバQ:2014/01/18(土) 13:39:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1388325800586_02/news/20131229-OYT8T00804.htm
日本一の村から滝沢市へ

<下>なるか中心市街地整備
高齢化 急速進展に危機感


滝沢村役場から盛岡市中心部方向に広がる水田地帯。手前には複合交流施設が建設されるが、中心市街地整備の行方は見えてこない

 「仕事をしている年代は盛岡での買い物も楽だけど、引退後はおっくうになるだろうね。この辺りも空き家が少しずつ目立ってきたよ」

 滝沢ニュータウンの自宅近くで、愛犬の散歩をしていたタクシー運転手瀬川有悦さん(65)は一戸建て住宅が整然と並ぶ区画を見回した。

 住宅開発に伴い1970年代から新住民が増加してきた滝沢村だが、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2025年には人口減に転じ、30年には65歳以上の高齢者が30%を超える。

 柳村典秀村長(58)は、「引き続き人が移り住んでくる滝沢市にして、人口減少を少しでも先延ばしする必要がある」と、急速にやってくる高齢化に危機感をあらわにする。

 盛岡市周辺にへばりつくように住宅地が形成されてきた滝沢村には、中心市街地が存在しない。住民の利便性や地元購買率の向上、雇用の場の確保を図るため、滝沢ニュータウンと村役場の間に広がる水田地帯に、商業施設を集積させ、中心市街地をなんとか整備したいとの悲願が村にはあった。

 07年にはこの地帯に大手ショッピングセンターの進出計画が持ち上がり、村も本腰になったが、まもなく立ち消えになった。「社会情勢や村財政状況の変化」とも説明されるが、立ちはだかったのは、県が盛岡市、矢巾町、滝沢村の3市町村を対象に定める「盛岡広域都市計画区域」だった。

 計画区域では、市街地として整備する市街化区域と、抑制する市街化調整区域を定め、調整区域では原則として開発はできない。中心市街地と位置づけた区域が調整区域だったため、村は当時、区域の見直しを求めたが、県は変更を認めなかった。

 当時の村の担当者は、「盛岡市中心部を集中して開発し、周辺に商業地を分散させたくないという思惑があったはず」と振り返る。06年に盛岡市と合併した旧玉山村内に商業施設が整備されたことも滝沢側の不満に拍車をかけた。

 村はその後、役場前の一角に図書館やホールなどを備えた複合交流施設の整備を決め、水田地帯の一部は市街化区域に変更された。交流施設は16年春に完成する予定だ。柳村村長は、「交流施設を突破口に将来的には中心市街地にしたい」と意欲を示すが、ベッドタウンにとどまらぬ都市の魅力づくりは、市制施行後も視界不良だ。

 (この連載は山内健が担当しました)

(2013年12月30日 読売新聞)

2964チバQ:2014/01/18(土) 23:31:36
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2014/ninohe_kadai/ninohe_kadai01.htm
迫る市長選 二戸市の課題

(上)雇用創出
(2014/01/13)

パソコンで求人情報を閲覧する求職者。雇用環境は改善傾向にあるものの、楽観できない状況は続いている=8日、二戸公共職業安定所
 二戸公共職業安定所管内の2013年11月の有効求人倍率は0・93倍(原数値)と、1998年以降で最も高くなっている。ただ、岩手県平均の1・08倍(季節調整値)には及ばない。東日本大震災の復興需要の高まりが沿岸部の有効求人倍率を押し上げているため単純比較はできないが、県内10カ所の職安管内では、二戸だけが唯一、1倍を割り込んでいる状態だ。
 求人倍率を見ると、雇用環境は改善傾向にあるものの、看護師や介護職員など専門職の求人が中心。女性に人気の事務系のほか、製造業や建設業といった、いわゆる〝男性型業種〟は少ない。正社員の求人倍率も0・48倍(13年11月)にとどまる。
 二戸職安の郄田徹所長は「業種は専門職に偏っており、求職者とマッチングしていない」と課題を指摘する。
 県北の中山間地域にある同市。県中央部や大手自動車メーカーの関連工場が集積する県南地域との所得格差は大きく、10年度の市民1人当たりの年間所得は約196万円と、県内市部では最低レベルだ。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による景気回復の兆しは見えず、地域には閉塞(へいそく)感が漂う。
 市は故小保内敏幸市長の在任時、5社の企業を誘致。11年度には新たな取り組みを行う事業者に助成する「にのへ産業チャレンジ支援事業」を創設し、農商工連携による「6次産業化」での活性化を目指している。小保内市政の継続を訴える新人藤原淳氏(61)も公約の最重点課題に「産業振興による雇用の確保」を掲げる。
 少子高齢化が進む中、若者の定住を図るには働く場の確保が第一だが、重厚長大型の企業誘致は望めないのが現状。ブロイラー産業をはじめ、市の持つ強みを生かし、食関連企業を誘致するなどの方策も求められる。
【写真説明】
パソコンで求人情報を閲覧する求職者。雇用環境は改善傾向にあるものの、楽観できない状況は続いている=8日、二戸公共職業安定所

2965チバQ:2014/01/18(土) 23:31:58
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2014/ninohe_kadai/ninohe_kadai02.htm
迫る市長選 二戸市の課題

(下)浄法寺町地区の振興
(2014/01/14)

歴史・文化交流施設の建設が検討されている旧岡本小学校跡地=13日、二戸市浄法寺
 2006年1月に旧二戸市と旧浄法寺町が合併、新二戸市が発足し8年目を迎えた。市は総合計画(06〜15年度)で「安比川流域生活圏整備」と「稲庭・二戸高原地域農林業振興」の2事業を重点プロジェクトと位置付け、合併特例債などを活用して浄法寺町地区の生活基盤充実を図ってきた。
 これまでに市立浄法寺小学校の新築を終えたほか、稲庭交流センター「天台の湯」近くにパークゴルフ場を建設。老朽化した二戸消防署浄法寺分署の新築に取り掛かり、市道役場線といった生活道路整備も進めている。
 職員数も計画的に減らし、8年間で約80人、人件費約3億5千万円を削減。合併によるスリム化は一定の成果があったといえよう。
 一方、未着手なのが04年度末に閉校した旧岡本小学校跡地の活用だ。総合計画の前期基本計画(06〜10年度)では道の駅を整備する方針だったが断念。しかし、住民から交流人口拡大に向けた施設を望む声が根強く、市は「歴史・文化交流施設」の建設を目指している。
 財政面では合併特例(合併算定替)により上乗せされている地方交付税が、16年度から段階的に縮小。厳しい財政運営が見込まれる中、今まで以上に施設の必要性や機能、オープン後の維持費などについて、検討を迫られることになりそうだ。
 少子高齢化に伴う人口減で生産活動が停滞する懸念も大きい。同地区は8年間で約760人が減少。市全体でも約3千人が減り、合併当初に3万2千人だった人口は14年1月現在、“大台”の3万人を割る2万9400人となった。
 現在の総合計画は15年度末で終了。新市長は任期中に新たなまちづくりの指針となる新・総合計画の策定に着手することになる。人口減と限られた財源の中、これまで以上に「選択と集中」の視点が必要となるだろう。(須田山裕太)
【写真説明】
歴史・文化交流施設の建設が検討されている旧岡本小学校跡地=13日、二戸市浄法寺町

2966チバQ:2014/01/18(土) 23:33:21
古新聞
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2013/13_sichou/13_sichou_01.htm
現職圧勝 13八戸市長選

(上)28.48%の波紋
(2013/10/29)
 八戸市長選投開票日の27日夜、沼館1丁目に設けられた現職小林眞氏の選挙事務所。
 当選セレモニーを終え、支持者の大半が去った後、自民の選対幹部がつぶやいた。「投票率の低さは予想していたが、まさか30%を切るとは。残念だ」。神妙に語る表情に、圧勝で3選を果たした喜びは既に消えうせていた。
 有力な対抗馬が現れなかった今回の選挙。小林陣営は「見えない敵との戦い」と表現し、有権者の信任を得られたと言われるような圧倒的な得票、投票率向上を目標にしてきた。
 しかし、結果的に投票率は青森県内10市の市長選で史上最低となる28・48%。得票も、民主の推した候補と争った前回から2割以上減らした。全有権者数に占める得票割合は約23%にとどまった。
 手放しでは喜べない勝利。清水悦郎選対本部長は「自民としては昨冬の衆院選、今夏の参院選に続く3連戦に位置付け、それなりの態勢で戦った。ただ、取り組みが足りなかったのかもしれない」と、もくろみが外れたことに落胆した。
 小林氏は自民、公明に加え、過去2回の選挙で対決した民主から初めて推薦を受けた。ただ、実動部隊を自民が担う小林陣営に、民主勢が加わることは非現実的。当初から予想されたとはいえ、両党間の具体的な協力はほとんど見られなかった。
 「市長の軸足はあくまで自民にある」と語る選対幹部の一人は、「民主に推薦を求めずに、これまでと同様に『自民の選挙』を展開し、支持者を動員した集会を多く開くなど、結束を呼び掛ける方が戦いやすかった」と本音を漏らした。
 自民に広がる“超低投票率”の衝撃だが、当の小林氏は「選挙は一票でも勝てば勝ち。今回の選挙の構図からいって十分な投票率であり、低い評価をすべきではない」とし、意に介さない。
 当選から一夜明けた28日の会見でも「選対が投票所に足を運ぶよう呼び掛けたが、低投票率は予測できた。本当はそこを強調してほしくなかった」と述べた。
 2005年の初当選から全面的に支えてきた小林氏の率直な物言いを、苦々しく思う自民関係者もいる。
 党市支部の幹部は「小林氏と陣営の考えとの間にずれがある」と指摘する。「市長を支える人の苦しみや選挙の厳しさを理解し、結果を重く受け止め、おごりが生じないよう自戒してほしい」と注文を付けた。

2967チバQ:2014/01/18(土) 23:34:13
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2013/13_sichou/13_sichou_02.htm
現職圧勝 13八戸市長選

(下)保守相乗り
(2013/10/30)
 現職小林眞氏を、今回の八戸市長選で初めて推した民主。市議会会派・きずなクラブは昨冬の衆院選、今夏の参院選と連なった党の退潮にあらがえず、ベテラン市議を先頭に現職推薦、政策協定の締結へと踏み切った。党青森県連も推薦をすんなりと決めた。
 しかし、選挙中に目立った協力はなく、「八戸戦争」と呼ばれる激戦を繰り返してきた自民との距離感は保たれたままだった。
 告示後の21日、小林氏の市庁前での街頭演説では、会派所属の田名部和義市議会議長がマイクを握り、エールを送った。ただ、直後の取材には「現職の政策を丸のみするわけではない」とし、引き続き小林市政に是々非々で臨む姿勢を強調した。
 会派は今後、市議会の第2勢力として、存在感をどう発揮しようと考えているのか。
 政策協定に盛った産業振興や中核市移行など6項目は、現職の政策と大枠で合致する無難な内容。目新しい政策提言もなく、独自色は見られない。
 政敵だったはずの現職に相乗りしたことで、「監視機能の放棄に等しい」(青森中央学院大大学院の苫米地重享特任教授)との見方もある中、五戸定博幹事長は「市長には政策協定を守るだけでなく、新たな事業について議会提案前に丁寧に説明してもらう。チェック機能を高め、考えが違う部分は指摘する」と語る。
 しかし、現職に自民、民主が相乗りした今回の構図については、民主支持者からも「対抗馬を出さないと選挙は盛り上がらない。市政の重要課題をめぐって、堂々と論戦を交わしてほしかった」との声が聞かれた。
 党県連の田名部匡代代表は「そういう人の気持ちも分からないわけではない」とした上で、「選挙の形でなくても、議員が日常的に市政の課題を情報発信し、市民に判断してもらうことはできる」と話す。
 自民に軸足を置く現職を推薦したことには「震災復興の流れを止めないことが市民にとって良いと判断した」と説明。「次の国政選挙への影響はない」と言い切った。
 一方、会派内には「現職とは距離感を保つべきで、党の推薦は踏み込みすぎだ」との不満が今もくすぶっている。
 ある市議は「八戸の保守勢力は、自民の大島(理森衆院議員)、民主の田名部に分かれるが、今回は国政で負けた民主が自民に擦り寄った形。流れを戻すのは大変だ」。市長選を契機とした市政界の流動化、今後の各種選挙への悪影響を警戒した。

2968穏健保守系無党派:2014/01/19(日) 20:52:28
http://www.asahi.com/articles/ASG1H5VYLG1HUGTB00W.html
南相馬市長選、脱原発の現職・桜井氏が再選確実
2014年1月19日20時38分

 福島県南相馬市長選は19日、投開票され、無所属現職の桜井勝延氏(58)が再選を確実にした。東京電力福島第一原発事故で多くの市民が避難を余儀なくされるなか、事故に対する国や東電の責任追及や脱原発を明確に掲げる姿勢が評価された。投票率は62・82%(前回67・43%)。

 南端が福島第一原発の約10キロ北にある南相馬市は、市域の4割が避難指示区域に指定されて約1万3千人が避難し、区域外からも1万人超が市外に自主避難している。こうした状況に加え、東京都知事選で脱原発を掲げる細川護熙元首相が立候補表明した影響もあり、早期の脱原発か否かが争点の一つになった。

 桜井氏は、震災後にメガソーラーや風力発電の誘致に取り組んできた実績をもとに「市内全世帯を上回る約3万世帯の電力を再生可能エネルギーでまかなう」と早期の脱原発を主張。賠償格差の解消や国の責任による除染の徹底を再三求めてきた政治姿勢を強調し、「利益優先・原発再稼働の国や東電と闘っていく」と訴え、放射能汚染に苦しむ有権者の支持を広げた。

 横山、渡辺両氏は脱原発に慎重な姿勢を示す一方、復興の遅れなどについては「何でも反対の現職の政治姿勢が原因」と批判したが、及ばなかった。

 市南部から市内の仮設住宅に避難し、寝たきりになった80歳の義母を世話する主婦(58)は「国や東電にきちんとものを言い、脱原発をはっきり言ってくれる桜井さんに投票した。これだけ原発のせいでひどい目にあってんだから。復興のためにも今は継続が大事だし」と話す。(本田雅和)

2969チバQ:2014/01/20(月) 07:45:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120k0000m010122000c.html
南相馬市長選:「脱原発」桜井氏再選 再稼働巡り政権痛手
毎日新聞 2014年01月19日 23時41分(最終更新 01月19日 23時52分)


桜井勝延氏
拡大写真 任期満了に伴う福島県南相馬市長選が19日投開票され、東京電力福島第1原発事故以来、現職首長として全国の脱原発運動を先導してきた桜井勝延(かつのぶ)氏(58)が、いずれも自民系で前職の渡辺一成(いっせい)氏(70)、前市議会議長の横山元栄(もとえい)氏(65)を破り再選を果たした。自民は分裂して対抗馬を一本化できず、原発再稼働に前向きな安倍政権には痛手となる一方、脱原発派は東京都知事選の追い風になることを目指す。投票率は62.82%(前回67.43%)。

 桜井氏は現・元職首長92人でつくる「脱原発をめざす首長会議」の中心メンバー。再生可能エネルギーの推進や、東電への損害賠償請求担当部署の新設などを掲げて支持を広げた。渡辺、横山両氏は「安倍政権とのパイプの太さ」を強調して復興の加速を訴えたが及ばなかった。【高橋秀郎】

 確定得票数次の通り。

 当17123 桜井 勝延<2>無現

  10985 渡辺 一成(1)無元

   5367 横山 元栄 無新

 ◇元三重県知事の北川正恭・早稲田大学大学院教授の話
東日本大震災を契機に「脱原発」が首長選の争点となる流れは今後も続くだろう。「国政の課題を首長選の争点にするのはどうか」という指摘もあるが、それは権力側の発想だ。国策としてのエネルギー政策が地域の安全性や利益と一致しない場合はあるし、同じ意見でもやり方について議論が分かれる場合もある。争点にして議論しようという流れが続くことは望ましい。

2970穏健保守系無党派:2014/01/20(月) 21:12:16
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/516291.html
桜井氏「脱原発、世界に発信」 南相馬市長選で再選(01/20 12:22、01/20 14:10 更新)

福島県南相馬市長選で再選を果たし、記者会見する桜井勝延氏=20日午前、南相馬市役所 福島県南相馬市長選で再選を果たし、記者会見する桜井勝延氏=20日午前、南相馬市役所

 福島県南相馬市長選で再選を果たした桜井勝延氏(58)が20日、市役所で記者会見し「脱原発で人に優しい町づくりを実現し、世界に発信したい。南相馬で生き続け、復興することには価値がある」と述べた。

 桜井氏は、東京電力福島第1原発から20キロ圏を中心とした避難区域の復旧や、放射線に対する不安で市外に避難した若い世代が戻れるよう、除染の加速や子育て環境の整備に取り組むとした。

 2月9日投開票の東京都知事選については「福島を復興させる観点からも、脱原発の都政は重要。実現のため候補者を一本化するよう働き掛けていきたい」と話した。

2971チバQ:2014/01/20(月) 23:25:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120ddlk02010052000c.html
選挙:平川市長選 現新が一騎打ち 自民の混乱影響 舌戦、さらに激化−−告示 /青森
毎日新聞 2014年01月20日 地方版

 任期満了に伴う平川市長選が19日告示され、新人で元県議会議長の長尾忠行氏(64)=無所属=と、再選を目指す現職の大川喜代治氏(68)=無所属、社民推薦=が届け出て、一騎打ちの構図が固まった。雪が降りしきる中、両氏は早速街頭演説に繰り出して支持を訴えた。同市長選を巡っては、自民県連内の調整失敗で木村太郎前会長が辞任するなどの混乱が続いており、激しい選挙戦となっている。投開票は26日。

 長尾氏は市役所近くの市商工会館前で市議5人の応援を受けて第一声。将来の人口減少と少子高齢化を見据えた政策が必要と訴え、地域に関わる部局と「子育て支援室」の新設のほか、救急医療やごみ処理などでの周辺市町村との広域連携、農林業や食品・精密器械業、建設業の活性化と雇用確保を主張。「課題解決に向けた行政改革」を訴えた。

 大川氏は住居のある同市大光寺温泉で市議14人を集め第一声。その後、市商工会館前に移って街頭演説した。大川氏は、(1)「市民幸福度」の東北ナンバーワンを目指す(2)人口3万人の確保(3)自主財源比率の向上−−を政策の3本柱として掲げ、「1期目は街の宅地化を図り、市街地計画も進め、市が発展した。失政はない」と実績を強調した。

 両陣営の舌戦では、相手候補への個人攻撃なども展開されており、前哨戦の厳しさがますます激化する様相を見せている。

 ◇県警「現地本部」設置
 県警は黒石署に「平川市長選挙違反取締本部」を設置。さらに同署大鰐分庁舎と平賀交番に「現地取締本部」を設置した。

 18日現在の選挙人名簿登録者は2万7845人(男1万2892人、女1万4953人)。【松山彦蔵】

==============

 ◇平川市長選立候補者(届け出順)
長尾忠行(ながお・ただゆき) 64 無新

 農業[歴]旧平賀町議▽自民党県政調会長▽県議会議長▽東京農大

大川喜代治(おおかわ・きよじ) 68 無現(1)

 市長[歴]旧平賀町議長▽市議長▽市社会福祉協議会長▽柏木農高=[社]

2972チバQ:2014/01/20(月) 23:26:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120ddlk03010030000c.html
選挙:花巻市長選 現・新の一騎打ち 「実績」「刷新」を訴え、激戦に /岩手
毎日新聞 2014年01月20日 地方版

 任期満了に伴う花巻市長選は19日告示された。いずれも無所属で、3選を目指す現職の大石満雄氏(55)と会社社長で新人の上田東一氏(59)が立候補を届け出て、一騎打ちとなった。

 旧花巻市と大迫、石鳥谷、東和の3町が合併した06年から、大石氏が市政を担っており、初挑戦で市政刷新を掲げる上田氏と激しい選挙戦に入った。生活の党の小沢一郎代表の選挙区内であり、来年秋の知事選などを占う戦いとしても注目される。

 花巻市は空港や東北道など交通の要衝で、企業誘致などによる一層の産業振興が期待されている。農業振興、少子化対策などの課題も山積している。

 投票は26日にあり、市民体育館で即日開票される。期日前投票は20〜25日の午前8時半〜午後8時、市生涯学園都市会館と3支所で実施。選挙人名簿登録者数は8万3663人(18日現在)。【手塚さや香】

 ◆立候補者が第一声(届け出順)

 ◇市の未来を創る時期−−大石満雄 55 無現(2)
 大石氏は同市下小舟渡のショッピングセンター前などで支援を訴えた。「合併の際の市民との約束は8年間でほぼ達成した。21社900人の雇用の場を創出し、借金(市債残高)を減らすことで、人口減少時代を乗り切る態勢ができた」と2期の実績を強調。「今からが花巻市の未来を創る時期。停滞は許されない」とし、国の農政改革などに触れて「難局を乗り切れるのは私だけ」と強調した。生活の党県連幹事長の佐々木順一県議らが駆けつけ、支持を訴えた。

 ◇近隣市町村と発展を−−上田東一 59 無新
 上田氏は同市野田のJAいわて花巻前で第一声。「現市政からの転換が必要」と刷新を求め、「地場産業の振興で雇用を作り、(商社マンの)経験を生かして企業誘致に力を入れる。雇用創出と子育て支援で若い人たちが住みやすい市に」と掲げた。また「中山間地域の小規模農家を守っていく」とし、「県中部経済圏の中心として近隣市町村と発展する道を考えたい」と訴えた。地元支部が支持する自民、社民の各党県議や農協幹部らが応援に駆けつけた。

==============

大石満雄(おおいし・みつお) 55 無現(2)

 牛乳会社会長[歴]県牛乳事業協同組合理事長▽市議▽県牛乳協会長▽岩手大院

上田東一(うえだ・とういち) 59 無新

 廃棄物処理会社長▽花巻商工会議所常議員▽花巻信金理事[歴]商社社員▽金融会社役員▽東大

2973チバQ:2014/01/20(月) 23:27:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120ddlk07010104000c.html
選挙:喜多方市長選 告示 2氏立候補 観光や農業、風評被害対策争点に /福島
毎日新聞 2014年01月20日 地方版

 任期満了に伴う喜多方市長選(26日投開票)も19日告示され、届け出順に、新人で農業の浅見彰宏氏(44)と、現職で再選を目指す山口信也氏(73)の2候補がいずれも無所属で立候補した。原発事故で打撃を受けた観光業や農業への風評被害対策が最大の争点となっているほか、両候補の世代の違いにも有権者の関心が集まっている。選挙人名簿登録者数は18日現在で4万1786人。

 浅見氏は午前9時、市内の選挙事務所前で支持者ら約40人を前に「伝統産業と農業を地域で循環し、美しい田園風景と町並みを子どもたちに引き継ぐ」と述べた。18年前に千葉から移住して農業を通じて地域作りに携わった経験から、「農産物を地元で加工し、商店で販売する流れが断ち切られたから空洞化した」と主張。「(生産、加工、販売を一体にする)6次化は農家だけがやるのでなく、市全域で進めて活性化する」と訴えた。

 山口氏は午前9時20分ごろ、市内の選挙事務所前で第一声。約200人の支持者に加え、室井照平・会津若松市長ら多くの近隣首長も駆けつけた。山口氏は「なんといっても原発。風評被害を一刻も早く吹っ飛ばす」と声を張り上げ、実績も強調。風評被害に苦しむ農林業や観光業の振興や企業誘致による若者定住の促進などを公約に挙げ、演説の最後に「何よりも当選させてください。それのみです」と叫んだ。【喜浦遊、深津誠】

==============

 ◇喜多方市長選立候補者(届け出順)
浅見彰宏(あさみ・あきひろ) 44 無新

 農業▽NPO法人理事[歴]製鋼会社員▽県総合計画審議会委員▽上智大

山口信也(やまぐち・しんや) 73 無現(1)

 [元]県南会津農政事務所長[歴]熱塩加納村長▽会津北部土地改良区理事長▽日大

2974チバQ:2014/01/20(月) 23:29:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140120ddlk07010102000c.html
選挙:伊達市長選 告示 4氏立候補 除染や人口減少対策訴え /福島
毎日新聞 2014年01月20日 地方版

 任期満了に伴う伊達市長選(26日投開票)が19日告示され、届け出順に、新人でコンビニエンスストアを経営する橘典雄氏(64)▽現職で3選を目指す仁志田昇司氏(69)▽新人で不動産業社長の高橋一由氏(61)▽新人で農業の佐藤易広氏(72)の計4人が、いずれも無所属で立候補した。

 選挙人名簿登録者数は18日現在で5万3640人。原発事故に伴う除染のあり方や人口減少対策が主な争点になっている。

 仁志田氏は午前9時すぎ、同市保原町の保原中央公民館前で、支持者約300人を前に第一声。県内の首長選で相次ぐ現職の敗退を意識し、「伊達市を変えようという人がいるが、もう変わっている」と訴えた。

 また仁志田氏は、局所的な除染にとどめていた低線量地区で住民の要望に応じて追加除染すると述べ、整備中の東北中央自動車道を軸にまちづくりを行うと主張。「放射能を必ず克服し、少子高齢化対策や(健康で生きがいが感じられるという意味の)健楽都市づくりを進めていく」と約束した。

 後援会長の大橋信夫・JA伊達みらい組合長は「古里や山川が汚染され、除染は一日も猶予がない。私たちの力で市長を続投させよう」とげきを飛ばすと、若松謙維参院議員(公明)が「大事なのは現職候補が前回以上の票を取れるかどうかだ」と呼び掛けた。

 対立候補の高橋氏は午前9時ごろ、同市保原町のコープマート保原店前で出陣式。支持者約60人を前に、市議会が市側に申し入れた市内全域の除染が聞き入れられなかったとして、「市長選で結論を出してもらうのが政治的責任の取り方だ」と強調した。

 さらに高橋氏は「山林を含め、生活圏全てから放射能を取り除き、かつての生活を取り戻す。これをやらないと伊達市の未来はありえない」と発言。子育て支援や救急医療体制の充実、水道料金の引き下げなども公約し、「私が先頭に立ち、今日約束したことを一つずつ実行していく」。

 一方、橘氏は街頭演説など表立った選挙運動をしない方針。市長給与改革や原発避難者の積極的な受け入れを掲げているほか、農産物の風評被害対策に力を入れると訴えている。佐藤氏は全戸除染でUターン者を増やし、合併前の旧5町の均衡発展や子育て世代への財政支援、企業誘致策として土地の無料貸与などを公約に掲げる。【蓬田正志、高橋隆輔】

==============

 ◇伊達市長選立候補者(届け出順)
橘典雄(たちばな・のりお) 64 無新

 コンビニ経営▽保護司▽福島たばこ販売協同組合理事▽市農業委員[歴]梁川町議▽保原高

仁志田昇司(にしだ・しょうじ) 69 無現(2)

 [元]保原町長▽伊達地方消防組合管理者[歴]JR東日本社員▽レンタカー会社社長▽東大

高橋一由(たかはし・かずよし) 61 無新

 不動産業社長[歴]会社員▽伊達町議・議長▽だて青年会議所理事長▽市議▽保原高

佐藤易広(さとう・やすひろ) 72 無新

 農業▽左官業▽市農業委員[歴]上保原小PTA役員▽保原地区交通安全協会理事▽保原中

2975チバQ:2014/01/20(月) 23:57:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20140119-OYT8T00949.htm
花巻市長選、現新一騎打ち

 花巻市長選が19日、告示され、現職の大石満雄氏(55)と、新人で廃棄物処理会社社長の上田東一氏(59)がともに無所属で立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に突入した。26日に投開票される。

 3期目を目指す大石氏は、過去2回の市長選で、小沢一郎衆院議員が所属していた民主党県連から推薦を受けたが、今回は政党推薦は受けず、「市民党」を掲げて幅広い支持を目指す。

 「花巻に新しい風を」をスローガンに掲げる上田氏は、自民党花巻市支部や社民党花巻総支部が昨秋、いち早く支持を決定。共産党の市議や地元JA幹部も支援に回っている。

 大石氏は午前9時50分頃から同市下小舟渡のイトーヨーカドー花巻店前で、上田氏は同9時30分頃から同市野田のJAいわて花巻前で、大勢の支持者を前にそれぞれ第一声を上げた。

 期日前投票は20〜25日午前8時30分〜午後8時、同市花城町の市生涯学園都市会館(まなび学園)と、大迫、石鳥谷、東和の各総合支所の計4か所でできる。

 投票は26日午前7時〜午後7時、市内82か所で行われ、午後8時30分から同市民体育館で即日開票する。

 18日現在の有権者数は8万3663人。

(2014年1月20日 読売新聞)

2976チバQ:2014/01/20(月) 23:58:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20140119-OYT8T00873.htm
平川市長選 現新一騎打ち

 平川市長選が19日告示され、いずれも無所属で、元県議で新人の長尾忠行氏(64)と再選を目指す現職の大川喜代治氏(68)の2人が立候補を届け出た。これまで自民党平賀支部が長尾氏、同党尾上、碇ヶ関支部が大川氏の推薦願を県連にそれぞれ提出したが、意見集約に失敗した県連が自主投票を決めるなど激しい前哨戦を繰り広げてきた。投票は26日で、即日開票される。

 長尾氏は午前9時過ぎ、市役所近くの商工会館前で第一声。雪の降るなか、応援する市議などが「今の市政では、平川市が駄目になってしまう」などと応援演説を繰り広げた。長尾氏は県議の任期途中で市長選に臨んだ決意を述べ、市政刷新を訴えた。この後、尾上地区や碇ヶ関地区でも街頭演説を行った。

 大川氏は午前9時40分、同市大光寺の大光寺温泉近くで第一声を上げた。工藤義春県議などが応援演説で「皆さんの力で是非とも2期目の市政に送っていただきたい」と気勢を上げたほか、支援を表明している市議たちが駆けつけた。大川氏は1期目の実績を強調。商工会館前などでも支持を訴えた。

 18日現在の有権者数は2万7845人。

(2014年1月20日 読売新聞)

2977チバQ:2014/01/21(火) 00:07:47
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20140120-OYT1T00215.htm
前職急逝での市長選、義理の弟が無投票当選



無投票で初当選を決めた藤原氏(19日、岩手県二戸市福岡で) 岩手県二戸市長選が19日、告示され、新人で前市総合政策部長の藤原淳氏(61)(無所属)のほかに届け出がなく、藤原氏が無投票で初当選を決めた。

 藤原氏は同日午後5時20分頃、同市福岡の事務所に戻り、支持者らに大きな拍手で迎えられると、深々と何度も頭を下げた。藤原氏は「新しい街を作るには、若者や女性の参加が必要。これからみなさんの声を聞きながら街づくりに励みたい」と抱負を語った。

 市長選は小保内敏幸・前市長の急逝に伴い行われた。藤原氏は、小保内氏の政策の継承を掲げている。

 藤原氏は同市出身。1975年に市役所に採用された。昨年3月に総合政策部長で退職するまで、商工観光課長、産業振興部長、総務部長などを務めた。小保内氏の義理の弟にあたる。

(2014年1月20日11時32分 読売新聞)

2978穏健保守系無党派:2014/01/21(火) 19:13:28
http://www.news24.jp/nnn/news8766456.html
南部町長選挙 現職5期目当選
(青森県)
21日告示された南部町長選挙は現職の工藤祐直さん58歳以外に立候補の届け出がなく合併前を含めて通算五期目の当選が無投票で決まった。工藤さんは馬淵川の河川整備の早期完成や子育て・医療福祉の充実などの公約を掲げている。
[ 1/21 17:11 青森放送]

2979穏健保守系無党派:2014/01/21(火) 19:14:35
http://www.news24.jp/nnn/news8766457.html
西目屋村長選挙 現職3期目当選
(青森県)
21日告示された西目屋村長選挙は現職の関 和典さん46歳以外に立候補の届け出がなく無投票で3期目の当選が決まった。関さんは世界遺産の村 西目屋を全国への発信や農産物の販売強化などを公約に掲げている。
[ 1/21 17:11 青森放送]

2980穏健保守系無党派:2014/01/21(火) 19:29:45
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140121_12
佐々木、熊谷氏による争い確定 26日、紫波町長選


 任期満了に伴う紫波町長選の立候補届け出は21日午後5時で締め切られ、いずれも無所属の新人で、前町議会副議長の佐々木雅博氏(60)と前県議(紫波選挙区)の熊谷泉氏(66)以外に届け出はなく、16年ぶりの町長選は新人2氏の一騎打ちが確定した。

 町長選と同日程で行われる町議補選(欠員1)にはいずれも無所属の新人で自営業の古舘雅晴氏(63)と無職の村上秀紀氏(36)が届け出た。

 町長選、町議補選の投票は26日午前7時から午後8時まで11投票所で行われ、同9時から同町桜町の町総合体育館で即日開票される。(2014/01/21)

2981チバQ:2014/01/22(水) 21:58:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20140121-OYT8T01579.htm
青森市庁舎整備 深まる溝



従来の方針通りとする市側の表明に対し、議員から「拙速だ」との声が相次いだ会議  青森市役所庁舎の建て替え問題で、鹿内博市長は21日、議員との会議を開き、「現在の本庁舎敷地に整備する考えを変えるには至らなかった」と述べた。学識者が講演した意見公聴会から2日後に「従来通り」と方針を表明したことに対し、議員は「拙速だ」「結論ありきだ」と反発。大規模地震に備えて建て替えを急ぎたいとする市側と、中心市街地の活性化への役割を考え直すべきだとする議員側の溝が深まった。

 ◇共有されない「緊急性」

 会合で鹿内市長は、現庁舎が震度6強で倒壊する危険性があるとして、2年余りかけて建て替えの基本計画をまとめた経緯を強調。「計画を策定するための公聴会なら、さらなる議論の必要があるが、既に市民や議会の議論を踏まえた計画を定めている」と語った。もはや後戻りはできず、計画の修正は避けたいという本音がのぞく。

 市が議会に提案している現在地での建て替えの関連条例案は昨年9月に続き12月議会でも継続審査となり、議会の審議を待つ状況で、ボールは議会側にある。鹿内市長は「いつ来るか分からない地震に対応しなければいけない」と理解を求めるが、「なぜ急ぐのか。大きな地震が来たことはない」(自民党・大矢保議員)といった意見まで出た。

 ◇抜け落ちていた視点

 19日まで専門家5人の話を聴いた公聴会では、中心市街地の活性化に市庁舎を生かすべきだとする意見が多く、議会での議論の焦点はまちづくりに移っている。

 21日の会合では、青森駅周辺への移転を視野に入れる自民党をはじめ、各議員から市側に対する不満が噴出。現在地を推す社民党・市民の会の三上武志議員も「正直がっかりした。市長の説明にはまちづくりの観点がない」と批判した。

 鹿内市長は「当初はまちづくりの観点で(建設場所を)選定しなかった」と認める一方、「市民の利便性や防災、財政など、まちづくりの方向性は専門家の意見と異なるものではない」と“結果オーライ”だと説明。だが、「市役所のあり方をもう一度議論するという考えになぜならないのか」(自民党・中田靖人議員)と政策決定の過程に批判が及んだ。

 鹿内市長は公聴会で専門家から出たまちづくりの意見について、「可能な限り活用する方向でとりまとめたい」と述べ、庁舎建て替えの基本計画とは別に、具体案を議会に示す考え。議会は27日の総務企画常任委員会で関連条例案を審議する。

(2014年1月22日 読売新聞)

2982チバQ:2014/01/26(日) 22:16:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140125/elc14012512000005-n1.htm
都知事選並みの激戦? 派閥争い渦巻く平川市長選、合併も混乱要因…
2014.1.25 12:00 (1/2ページ)[東京都知事選]

木村太郎自民党県連会長の辞任を受けて開かれた総務会=昨年12月8日、青森市
 26日投開票される青森県平川市長選が激戦の様相を呈している。有力新人と現職の一騎打ちという構図もさることながら、背景には、津軽で長年続く派閥間の勢力争いが見え隠れし、それに端を発した自民党県連の推薦をめぐるゴタゴタもある。揚げ句には旧態依然とした誹謗(ひぼう)中傷合戦が繰り広げられる始末。こうした戦いの後には何も残らないということを肝に銘じてほしいのだが…果たして。

 立候補しているのは、新人で県議会議長を務めた長尾忠行氏(64)と現職で再選を目指す大川喜代治氏(68)=社民推薦。2人とも自民党籍を持ち、昨年10月にそれぞれ県連に推薦願を提出したことが、激戦の発端となった。

 長尾氏推薦を主張する県議と当時の木村太郎県連会長が下した「自主投票」の判断を尊重すべきとする県議の間で激しい応酬が繰り広げられるなどして紛糾。混乱の責任を取る形で木村会長が辞任、さじを投げた形となった。代わって県連会長に就任した県政界の重鎮・大島理森前党副総裁の裁定で両者とも推薦しないことを決め、矛先を収めようとしたが、問題の根っこは深い。

 何せ、津軽地方はかつて選挙となれば地縁、血縁も関係なく、現金や物品が飛び交うなど、激戦の歴史を繰り返してきた“津軽選挙”で有名な土地柄。しかも、木村前会長の父は衆院議員から転身した木村守男元知事で、田沢吉郎元防衛庁長官と竹内黎一元科学技術庁長官の「木村派」「田沢派」「竹内派」の派閥が形成され、いまなお潜在化する。今回の推薦問題もこうした木村派と木村前会長と距離を置く県議の思惑が複雑に絡む。

 さらに、問題を複雑にしたのは「平成の大合併」後も残る旧市町村単位の支部だ。平川市に3つある支部のうち平賀支部が長尾氏、尾上、碇ケ関支部が大川氏を推薦し、県連に上げたことからこじれたのだ。同党本部は国政選挙をにらんで“実動部隊”となる旧自治体支部を残しているが、皮肉にも今回はこのことが分裂選挙を招いてしまった形だ。

 一方、前回の市長選で大川氏を支援した長尾氏が今回、たもとを分かってまで出馬した真意はどこにあるのか。県政界関係者は「一議員で終わるよりもさまざまな権限がある一国一城の主になりたかったのではないか。議員から首長に転身するケースが多いのはそうしたことが背景にある」と推量する。

 両氏とも公約に大差はなく、互いの陣営を“口撃”する選挙戦を展開していることで市民の間にはしらけムードがあるのも事実。「対立軸がどこにあるのか分からない。批判合戦は何も残らないのに…」(ある市民)と困惑の声の一方で、別の市民は「所詮、木村派と反木村派の選挙」と切り捨て「どっちが勝ってもしこりは残るのではないか」と、今後の市政への影響を危惧する。

 人口約3万3千人の農業が基幹産業の津軽地方の一市長選とはいえ、派閥の思惑やメンツだけの戦いの結末の損害を受けるのは市民なのだが…。

2983名無しさん:2014/01/26(日) 22:50:39
任期満了に伴う花巻市長選挙は26日投票が行われ、
無所属で新人の上田東一氏が現職の大石氏を破り、
初めての当選を果たしました。花巻市長選挙の開票結果です。

▼上田東一、無所属・新、当選。 3万1749票。
▼大石満雄、無所属・現、 2万551票。

上田氏が初めての当選を果たしました。
上田氏は花巻市出身の59歳。
産業廃棄物処理会社の社長を務めていて、
今回初めて市長選挙に立候補しました。
上田氏は、自民党と社民党の地元の支部から
支援を受けるなどして初めての当選を果たしました。

01月26日 22時20分
http://www3.nhk.or.jp/morioka/lnews/6044610211.html

2984チバQ:2014/01/26(日) 22:50:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014012600219
伊達、喜多方で現職当選=風評被害争点−福島2市長選
 福島県伊達、喜多方両市長選は26日投開票され、ともに無所属で現職の仁志田昇司氏(69)、山口信也氏(73)がそれぞれ3選、再選を果たした。
 両市長選とも、東京電力福島第1原発事故に伴う農産物の風評被害対策などが争点となった。伊達市長選には仁志田氏のほか元市議の高橋一由氏(61)ら無所属新人3人が、喜多方市長選には山口氏と無所属新人で農業の浅見彰宏氏(44)が立候補。現職、新人各氏はそれぞれ風評被害対策や除染対策の徹底などを訴えた。
 同県では昨年、除染の遅れなどに対する住民の不満を背景に、福島、いわき、郡山各市長選などで現職の落選が相次いだ。 (2014/01/26-21:12)

2985チバQ:2014/01/27(月) 23:15:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140127ddlk02010028000c.html
選挙:平川市長選 長尾氏、初当選 現職・大川氏破る /青森
毎日新聞 2014年01月27日 地方版


当選決定後、支持者から花束を受け取り笑顔の長尾氏=平川市で
 任期満了に伴う平川市長選の投開票が26日行われ、新人で元県議会議長の長尾忠行氏(64)=無所属=が、再選を目指した現職の大川喜代治氏(68)=無所属、社民推薦=を破って初当選した。保守分裂の激しい選挙戦は、長尾氏が県議時代に培った各地区の後援会組織を活用して勝利する結果となった。当日有権者数は2万7657人。投票率は69・13%で2010年の前回市長選(62・84%)を6・29ポイント上回った。【松山彦蔵】

 「長尾氏初当選」の報が伝わると、平川市小和森上松岡の選挙事務所に詰めかけた支持者の間から、「やったあ」、「バンザーイ」と一斉に喜びの声がはじけた。20市議中、長尾氏支持は5市議だけだったが、昨秋の出馬表明前から後援会が稼働。小まめに対話を重ね、支持を拡大した。

 長尾氏は人口減少と高齢化社会に備えた地域づくりと、救急医療やごみ処理などでの広域市町村連携を訴え、「市政刷新」を掲げた。選挙期間中は「市内を歩いて高齢者の単身世帯や老夫婦の2人暮らしが多いのに気づいた。対策として、地域づくりの部局や子育て支援室の新設など、市役所から市民に出向く『攻めの行政』が必要だ」と強調していた。

 大川氏は農業施設建設などを実績に挙げ、「市民幸福度ナンバーワン市」「市政継続」を訴えた。14市議の支援を受けたものの、自ら「選挙基盤が弱い」と認める大川氏への支持は十分に広がらなかった。

 ◇自民割れ激戦に
 両陣営は昨秋の出馬表明後、それぞれ自民党県連に推薦を申請したが、衆院青森4区選出で平川市を地元に抱える木村太郎会長(当時)が自主投票を模索。しかし、長尾氏推薦を求める県議たちとの調整に失敗した木村氏が辞任する事態となり、後任の大島理森会長が改めて「自主投票」と裁定していた。

 この結果、市長選は「長尾氏=反木村派」対「大川氏=木村派」という様相も見せて過熱。大川氏が初当選した前回の選挙で長尾氏が大川陣営の中核を担っていた過去も両者の溝を深め、両陣営の支援者からは「黒いうわさがある」「良識に欠ける」といった候補者への個人攻撃の発言が相次いでいた。

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10654 長尾忠行 64 無新

   8328 大川喜代治 68 無現

==============

 ◇平川市長略歴
長尾忠行(ながお・ただゆき) 64 無新(1)

 農業[歴]旧平賀町議▽自民党県政調会長▽県議会議長▽東京農大

2986チバQ:2014/01/27(月) 23:16:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20140126-OYT8T00912.htm
平川市長 長尾氏初当選



当選が確実となり、万歳する長尾氏(中央)(26日午後10時4分、平川市小和森の事務所で)  平川市長選は26日、投開票され、新人の前県議・長尾忠行氏(64)(無所属)が、現職の大川喜代治氏(68)(無所属=社民推薦)を破り、初当選を果たした。投票率は69・13%で、前回の62・84%を上回った。

 平川市小和森の長尾氏の事務所には支援者が集まり、当選確実の知らせが入ると、大きな拍手が起きた。長尾氏は「未来に向かう平川市をつくりたい」と抱負を述べた。

 長尾氏は昨年8月、「市内の地域間格差をなくしてほしいと市民から要請を受けた」と立候補の意思を明らかにした。市役所に地域支援の部署新設などの公約を掲げ、市政刷新を主張。県議時代からの後援会組織を生かして各地でミニ集会を開催し、支持を固めた。

 一方、大川氏は1期目の実績を前面に押し出し、市政継続を主張。木質バイオマス発電事業の支援などを訴えた。市議20人の過半の支持を受けたが、立候補の正式表明は長尾氏より遅れ、支持を固めきれなかった。

 当日有権者数は2万7657人だった。

■地域間の不満解消、課題

平川市長選は、市政刷新を訴えた新人・長尾氏が、現職・大川氏を破り、初当選を果たした。市民は大川市政に1期4年で見切りをつけた。

 長尾氏は昨年8月、立候補の意思を明らかにした。6月議会で立候補に意欲を示していた大川氏は、9月議会で態度を保留。立候補の記者会見は大川氏より長尾氏の方が、13日先んじた。前回選は大川氏を支援したが、今度は自ら市政を担おうとの気迫が表れた形だ。

 両氏の掲げる政策は農業の充実強化や医療の充実など、目立った違いがなく、公開討論会を傍聴した市民からは「どちらがなっても同じ」との声も聞かれた。

 農業従事者の所得向上、町村合併後から続く地域間の不満解消など課題は山積みだ。「リーダーシップを発揮し市内3地区をまとめて」と請われ、初当選した長尾氏の手腕が試される。(野口季瑛)

(2014年1月27日 読売新聞)

2987チバQ:2014/01/27(月) 23:20:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20140126-OYT8T00928.htm
花巻市長、上田氏初当選 現職破る



当選を決め笑顔で万歳する上田氏(中央)(26日午後9時31分、花巻市材木町で)  花巻市長選は26日、投開票が行われ、新人で廃棄物処理会社社長の上田東一氏(59)(無所属)が、現職の大石満雄氏(55)(同)との激戦を制し、初当選を果たした。当日の有権者数は8万3135人。投票率は前回より12・27ポイント高い63・25%だった。

 上田氏は、将来の人口減少を前提として、交流人口の拡大に力点を置く現市政を批判。自らがトップセールスマンになり、地場産業の育成や企業誘致を推し進めて定住人口の維持を図り、「元気で明るい花巻を作る」などと訴えてきた。

 自民党花巻市支部や社民党花巻総支部が支持を表明し、共産党市議らも支援に回るなど、現市政への不満勢力の取り込みを成功し、支持を拡大した。

 過去2回の市長選で、小沢一郎衆院議員が所属していた民主党県連から推薦を受けてきた大石氏は、今回は政党推薦は受けず、「市民党」を掲げて選挙戦に臨んだ。2期8年の実績を強調し、昨年策定した新総合計画の着実な推進などを訴えたが、及ばなかった。

 上田氏は、同市材木町の事務所で報道陣の取材に、「市民一人ひとりの声を聞いて市政に反映させる」と述べ、「人口減少に歯止めをかけたい。企業誘致に向けて、東京で企業訪問し、友人を訪ねることをまずやりたい」と語った。

 大石氏は、同市下小舟渡の事務所で支持者を前に「全て私の不徳の致すところだ。私の大好きな花巻市が、これからもしっかりと発展していくことを強く願っている」と述べた。

(2014年1月27日 読売新聞)


http://news24.jp/nnn/news8856810.html
花巻市長選挙・新人が現職破り初当選
(岩手県)
■ 動画をみる 現職と新人の一騎打ちとなった花巻市長選挙は、昨夜の開票の結果、無所属で新人の上田東一氏が初当選を果たした。開票結果は上田東一氏(無・新)3万1749票当選。大石満雄氏(無・現)2万551票。上田さんが約1万1200票の大差をつけて、初当選を果たした。上田さんは花巻市出身の59歳。若者の雇用の場の確保や定住人口の維持などを重点に市政刷新を訴え、初当選した。投票率は63、25%で、前回の選挙を12,27ポイント上回った。
[ 1/27 12:33 テレビ岩手]

2988チバQ:2014/01/27(月) 23:22:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140127/plt1401271206000-n1.htm
小沢氏“神話”また崩壊 岩手・花巻市長選支援候補が大敗2014.01.27


生活の党・小沢一郎代表【拡大】
 生活の党の小沢一郎代表の「選挙に強い」という神話がまた崩壊した。おひざ元である岩手県花巻市の市長選が26日投開票され、無所属新人の会社役員、上田東一氏(59)が3万1749票を獲得し、小沢氏に近い無所属現職で、3選を目指した大石満雄氏(55)=2万551票=を1万票以上も引き離して、初当選したのだ。

 花巻市を含む衆院岩手4区は小沢氏の地盤。生活の県議らが大石氏を応援する一方、自民、社民など各党地元組織が上田氏の支援に回った。

 大石氏は同日夜、支持者を前に「私の政策を、多くの市民に分かっていただけなかった」と敗戦の弁を語った。

 小沢氏は東京都知事選で、「脱原発」を掲げる細川護煕元首相(76)を支援しているが、報道各社の世論調査で劣勢が指摘されている。

2989チバQ:2014/01/27(月) 23:25:11
http://www.minpo.jp/news/detail/2014012713528
喜多方市長選、山口氏が再選 伊達市長選、仁志田氏3選
 任期満了に伴う伊達市長選は26日、投開票され、現職仁志田昇司氏(69)=無所属=が1万6493票を獲得し、元市議の新人高橋一由氏(61)=無所属=を2934票差で破り3選を飾った。仁志田氏は東京電力福島第一原発事故に伴う放射線対策に取り組む考えを強調し、有権者の支持を得た。投票率は59・95%だった。任期満了に伴う喜多方市長選も同日、投開票され、現職山口信也氏(73)=無所属=が再選を果たした。投票率は52・93%。
 伊達市長選は現新4人が立候補し、除染の進め方などが主な争点となった。
 仁志田氏は放射線量が比較的低い地域で住民と協議しながら除染を進める考えを訴え、元伊達市議の高橋氏、元梁川町議の橘典雄氏(64)、農業の佐藤易広氏(72)の新人3人を抑えた。
 喜多方市長選は原発事故により風評被害を受けている農業や観光業の振興策などをめぐり、現職と新人の2人が舌戦を繰り広げた。
 山口氏は首都圏などへの積極的なトップセールスにより農産物のPRと観光客の誘客に努めると強調し、浅見氏を退けた。有権者は、企業誘致などを強力に進めた1期目の実績を評価し、原発事故からの基幹産業の再生を現職に託した。
 昨年行われた県内の市長選では4月の郡山、9月のいわき、11月の福島、二本松の各市長選で現職が敗れた。しかし、12月の相馬、今月19日の南相馬、今回の伊達、喜多方では現職が勝った。
 最近の市長選の結果について、自治体政策が専門の今井照福島大行政政策学類教授(60)は「当選した市長は、復旧・復興について国や県に対して、はっきりと主張する姿勢が評価されたのではないか」と分析。伊達市長選は「現職が当選した南相馬市や相馬市と同様、現職が復興の結果を目に見える形で示し、支持を集めた」としている。
 喜多方市長選については、「原発事故の影響が中通りや浜通りに比べて比較的小さいため支持基盤の固い現職が順当に勝利したのだろう」とみている。
 田村市と会津美里町で現職が無投票当選したが、現職と元職・新人が激突した13市町村では、現職が6勝7敗と負け越している。
 県内では今年、2月25日告示、3月2日投票の西郷村長選をはじめ11の町村長選が予定されている。秋には知事選が控えている。


■開票結果(選管最終、敬称略)

【喜多方】
 14,842山口 信也73無現
  6,886浅見 彰宏44無新
           無効379

【伊達】
 16,493仁志田昇司69無現
 13,559高橋 一由61無新
  1,062橘 典雄 64無新
    438佐藤 易広72無新
      無効396、不受理2


■風評対策や産業振興に取り組む

 山口信也氏の話 有権者から多くの支持を受け、身が引き締まる思い。市民本位の姿勢を忘れず、風評対策や産業振興などに取り組みたい。古里を築いた先人に感謝し、責任を持ってさらなる発展を目指す。

■放射線対策に引き続き力注ぐ

 仁志田昇司氏の話 市は放射線対策の渦中にある。選挙結果は市民からの引き続き取り組んでほしいとの声だと受け止める。少子高齢化など各種課題の解決に取り組む。市民協働社会の実現のため一生懸命頑張りたい。


( 2014/01/27 09:00 カテゴリー:主要 )

2990チバQ:2014/01/27(月) 23:26:54
http://www.asahi.com/articles/ASG1T2H3ZG1TUGTB001.html
福島)現職山口氏が再選 喜多方市長選
2014年1月27日03時00分
 喜多方市長選は26日投開票され、無所属現職の山口信也氏(73)が、無所属新顔でNPO法人理事の浅見彰宏氏(44)を破って再選を果たした。観光や農業などを中心に、地域振興などが争点となった。当日有権者数は4万1766人。投票率は52・93%(前回75・28%)だった。

 当選が決まると、山口氏の選挙事務所では支持者から拍手と歓声があがった。山口氏は「市民のトップとして市民本位の姿勢を忘れることなく、市の発展に努める。農業や観光への風評被害払拭に取り組み、女性や子どもを大切にする政策を実行したい」と語った。

 初当選のときに対立候補を支援した県議らも陣営に迎え、国会議員、市議が支援する態勢をつくり、支持組織を固めた。

2991チバQ:2014/01/27(月) 23:28:08
http://www.asahi.com/articles/CMTW1401270700001.html
伊達市長 仁志田氏3選/組織固め3氏破る
2014年1月27日10時23分
当選確実の知らせを受けて、支持者とともに喜ぶ仁志田昇司氏(中央)=伊達市保原町

 

 伊達市長選は26日投開票され、無所属現職の仁志田昇司氏(69)が、無所属新顔で元市議の高橋一由氏(61)ら3人を破り、3選を果たした。除染手法のあり方が争点となっていた。「徹底除染」を訴えた高橋氏が猛追したが、仁志田氏が現職批判の逆風をかわした。


 当日有権者数は5万3298人。投票率は59.95%と前回65.30%を下回った。


 仁志田氏は当選確実の知らせを受けると、支持団体となったJA伊達みらいの「みらいホール保原」に午後8時半ごろ現れた。歓声と大きな拍手で迎える支持者らを前に、仁志田氏は「今回の選挙結果は、放射能災害の対策の渦中で『引き続きやれ』という市民の皆さんの声。3期目も一生懸命やりたい」と語った。


 約7割の世帯の除染を対象から外してきた仁志田氏は、告示直前に「全戸除染をする」と方針転換。市民の批判を和らげながら、放射能からの健康対策や、相馬市と結ぶ高速道誘致に成功した実績などを訴えた。


 選挙戦では、仁志田氏の親戚にあたり、昨年末の相馬市長選で4選した立谷秀清氏や、自民党の亀岡偉民・復興政務官らが応援に入った。地元JAや商工会、地区労などの支援も取り付け、圧倒的な組織力を見せた。


 一方、高橋氏は市内の事務所に集まった約100人の支持者に「出遅れが否めなかった」と述べた。仁志田氏が全戸除染に転じたことについて「市民の健康を守るという一つの勝利は得られた」と選挙戦の手応えを語った。


 ●説明責任 軽視するな


 放射能対策に正解はない。年間被曝線量が20ミリシーベルトで安全なのか、1ミリシーベルト以下にする必要があるのか。専門家も「分からない」と答える。


 原発事故で放射性物質が降った伊達市からは一時448世帯が避難した。仁志田昇司市長は、当面の除染目標を年5ミリシーベルトとした。仁志田氏は「私はリアリスト(現実主義者)」と語る。政府目標の年1ミリシーベルトより緩めることで除染を手早く終わらせ、予算や人手を復興に傾けたいとの思いがあった。菅野典雄・飯舘村長も同様の考えだ。それだけで間違った政策だとは言えない。


 ただし、仁志田氏には市民への説明責任が欠けた。市民はなぜ5ミリシーベルトで除染が打ち切られるのか理解できなかった。市長選直前に持論を撤回し、「全戸除染」に転じたのも説明不足の結果だ。特定避難勧奨地点の解除の際も住民説明会を開かず通知文1通だけで済ませ、住民の反感をかった。


 25日夜、市長選の打ち上げ式に集まった支持者を前に仁志田氏は語った。「今回、選挙は大事なんだと思いました。4年に1回、選挙がないと民意が分からないんだから」。五輪ではあるまいし。3期目は頻繁に民意を聞いて、市民に語りかけてほしい。

2992チバQ:2014/01/27(月) 23:28:47
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140127t61017.htm
伊達市長に仁志田氏3選 福島県内現職落選止まる
 任期満了に伴う福島県伊達市長選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の仁志田昇司氏(69)が、いずれも無所属新人の会社役員高橋一由氏(61)、会社役員橘典雄氏(64)、農業佐藤易広氏(72)を破り3選を果たした。
 福島県内の市長選では福島第1原発事故対応をめぐる批判で現職落選が相次いだが、昨年12月の相馬、今月19日の南相馬で現職が勝利。伊達市でも現職が勝ち抜き、落選連鎖は止まった形だ。
 仁志田氏は原発事故後、放射線量が高い地域を中心にいち早く除染に取り組み、一定の評価を得た。対立候補が線量が低い地域も含めた「全面除染」を掲げると、選挙戦直前に公約に盛り込み、争点化を阻んだ。
 仁志田氏は「放射能対策に引き続き力を入れる。本来の市の課題でもある少子高齢化にも取り組む」と抱負を語った。
 高橋氏は全面除染を訴えたが、仁志田氏の方針転換で争点がぼやけた。終盤に追い上げたが、「現職の組織力に敗れた」と敗因を語った。橘氏と佐藤氏は風評被害の解消や旧5町合併に伴う地域格差解消を訴えたが、広がらなかった。
 当日の有権者は5万3298人。投票率は59.95%で、2010年の前回を5.35ポイント下回り、過去最低だった。

 ◇伊達市長選開票結果(選管最終)
当 16,493仁志田昇司 無現(3)
  13,559高橋 一由 無新 
   1,062橘  典雄 無新 
     438佐藤 易広 無新 

<仁志田昇司(にしだ・しょうじ)> 69 
市長(旧保原町長(2)、JR東日本子会社社長)伊達市、東大



2014年01月27日月曜日

2993チバQ:2014/01/27(月) 23:29:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140127t61016.htm
喜多方市長は山口氏が再選
 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の現職山口信也氏(73)が、無所属新人の農業浅見彰宏氏(44)を大差で破り、再選を果たした。
 山口氏は1期目の企業誘致の実績を前面に、継続して雇用対策に取り組むことを公約に掲げた。選挙戦では「福島第1原発による風評被害対策も強化する」と強調。地元選出国会議員や各種団体の支援を得て、市全域に満遍なく浸透した。
 山口氏は事務所で「農業、観光の風評被害の払拭(ふっしょく)と若者の雇用対策に引き続き全力を挙げる」と抱負を述べた。
 浅見氏は農業や地場産品を生かした地域循環型の社会づくりを主張したが、立候補表明が遅く広がりに欠けた。
 当日有権者は4万1766人。投票率は52.93%で、2010年の前回を22.35ポイント下回り、過去最低だった。

 ◇喜多方市長選開票結果(選管最終)
当 14,842山口 信也 無現(2)
   6,886浅見 彰宏 無新 

<山口 信也(やまぐち・しんや)> 73 
市長(熱塩加納村長、県職員)喜多方市、日大    



2014年01月27日月曜日

2994チバQ:2014/01/28(火) 00:03:59
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140127_2
新たなかじ取りに期待 紫波町長選、熊谷さん激戦制す

--------------------------------------------------------------------------------


 16年ぶりの選挙戦となり、26日投開票が行われた紫波町長選は、前県議の熊谷泉さん(66)が、前町議会副議長の佐々木雅博さん(60)との無所属新人同士の接戦を制した。報告会に集った支持者は歓喜し、町政の新たなかじ取り役に期待を込めた。

 熊谷さんの報告会場、同町桜町の岩手中央農協パーフルパレスには約200人が集まった。午後10時13分に当選が伝わり、妻まり子さん(62)と登場した熊谷さんは藤原孝町長(75)らと握手を交わした。

 熊谷さんは「町民が健康で心豊かに暮らせる町をつくる」と宣言。熊谷さんに花束を手渡した女性は「全身の力が抜けるほど安堵(あんど)した」と笑みを見せた。


【写真=初当選が決まり支持者から花束を受け取る熊谷泉さん(右)=26日午後10時32分、紫波町桜町の岩手中央農協パーフルパレス】







(2014/01/27)

2995チバQ:2014/01/28(火) 21:43:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20140127-OYT8T01309.htm
庄内町会、議会全日程を夜間開催へ



富樫議長(右)の申し入れ文書に目を通す原田町長(手前左)(庄内町役場で) 庄内町議会は27日、3月定例会の全日程を夜間で開催する場合のスケジュール案をまとめ、原田真樹町長へ申し入れた。若い世代を中心に議会活動への関心を高めるのが狙いで、実現すれば全国初の試みになるとみられる。町側も応じる姿勢を見せているが、会期の長期化や時間外手当など費用面の課題があり、引き続き両者で調整が進められる。

 議会側によると、会期は2月19日から3月18日までの1か月間で、開催時間は午後6時半から同9時45分まで。一般質問は議員17人全員が行うと仮定し、議案審議、常任委員会、予算特別委員会などの全日程を夜間に行う。日中の開催と比べて、活動時間が半分程度しか確保できないため、会期は例年の15日間の2倍となる。

 全国町村議会議長会は「一部日程を夜間に行う議会はあったが、会期の全日程で行うという話は聞いたことがない」という。

 ただ、実現には課題も少なくない。夜間の場合、勤務する職員に生じる時間外手当の問題だ。町によると、課長級以上の管理職は対象外だが、必要に応じて係長級以下の職員も出席させており、人件費が大きく膨らむことが懸念されるという。会期中の労働時間が長くなるため、「日中の住民サービスが低下するのでは」との指摘も出ている。

 原田町長は「一般質問の時間短縮、議会に出席する職員数の調整などを行えば、会期の長期化に対応できる」と述べ、一部内容については議会側に再考を求めていくとした。これに対して、富樫透議長は「一般質問の短縮は認められない。少ない職員数で本当に対応できるかどうかも分からない」と難色を示している。

 議会側は昨年12月に議員定数を2減の16に削減したが、代わりに議員の月額報酬を5万円増やすことを求めている。しかし、議員を減らしても、町の財政負担が逆に年間約600万円も増えることから、原田町長が反発。12月議会で「多くの人が(町政に)参加しやすい環境を作ると言うのであれば、夜間議会の実施を考えるべきだ」と発言した経緯がある。

(2014年1月28日 読売新聞)

2996チバQ:2014/01/30(木) 19:28:29
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140130t31020.htm
反小沢、来秋の知事選左右?超党派支援で新人当選の花巻市長選

上田氏(右)の応援演説をする平野氏=13日、花巻市


 任期満了に伴う岩手県花巻市長選は26日に投開票され、無所属新人の会社役員上田東一氏(59)が、3選を目指した無所属現職の大石満雄氏(55)を大差で破り初当選した。花巻市は生活の党代表の小沢一郎衆院議員(岩手4区)の選挙区。大石氏は「市民党」を掲げたが、陣営は多くの生活関係者が支えた。上田氏には、自民党をはじめとする超党派の県議が支援に回った。市長選の結果は、来年秋の知事選の構図にも影響を与えそうだ。

 大石氏は2006年の市長選に初めて立候補する直前まで、当時民主党だった小沢氏の花巻後援会幹事長を務め、過去2回の市長選は民主党の推薦を得た。
 生活は県議選花巻選挙区(定数4)で2議席を維持しており、固い地盤を持つが、今回は大石氏本人の意向で徹底的に政党色を排除して戦った。
 大石氏を古くから知る関係者は「初当選の当時は小沢氏に絶大な影響力があったが、民主を離党してから急激に小沢氏離れが進んだ。それを気にしたのだろう」と推し量る。
 上田氏陣営には地元支部が支持した自民、社民両党に加え、県議会第2会派「いわて県民クラブ」の県議ら計約15人が連日、入れ代わり立ち代わり応援に入った。共産党系市民団体も支援した。
 県議の一人は「いわば『反小沢連合軍』。背景には、生活の芽をしっかり摘むことが来年の知事選につながる、という意識が共有されていた」と解説する。
 政党を変えながら長く県政界に強い影響力を誇ってきた小沢氏に対し、県議会では小沢氏率いる生活以外の勢力が団結して対抗する場面が度々ある。昨年12月、12年度一般会計決算もほぼ同じ構図で不認定となった。
 2期目の達増拓也知事は小沢氏を政治の師と仰ぐ。3選出馬の意思はまだ明らかにしていないが、市長選は「知事選の前哨戦」との見方もあった。小沢氏とたもとを分かち、周辺から知事選への立候補を望む声が上がっている前復興相の平野達男参院議員も上田氏の応援に2度入った。
 上田氏を支援した県議は「今回の勝利パターンは一つのモデルになる」と勢いづく。これに対し、大石氏陣営の県議は「市長選と知事選は全く別。影響はない」と強調する。


2014年01月30日木曜日

2997名無しさん:2014/01/31(金) 22:46:38
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2014/01/30/new1401301102.htm
平川市長選で自民にしこり 木村派陰り?(2014/01/30 11:06)


 自民党青森県連内で推薦をめぐり意見が割れ、木村太郎元会長の辞任劇にも発展した平川市長選。26日の投開票では、元県議で新人の長尾忠行氏(64)が現職の大川喜代治氏(68)を大差で破った。県連は党内融和を優先し、いずれも推薦しなかったが、水面下では大川氏を支持する木村氏を中心とした木村派と、長尾氏を支持する非木村派が激しく火花を散らした。県連内には「党内にしこりが残った」との声のほか、津軽地方で絶大な影響力を誇った木村派の陰りという見方が広がる。
【写真説明】
初当選を果たし、万歳する長尾忠行氏(右から2人目)=26日、平川市の選挙事務所

2998チバQ:2014/02/11(火) 12:30:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140211ddlk03010208000c.html
選挙:奥州市長選 元市健康福祉部長・小野寺氏が出馬表明 /岩手
毎日新聞 2014年02月11日 地方版

 任期満了に伴って3月9日に投開票される奥州市長選で、新人で元市健康福祉部長の小野寺孝喜(こうき)氏(64)=同市前沢区=が10日、無所属での出馬を表明した。「現市政は市民と議会の声に耳を傾けず、施策を強引に押し通そうとしている。特に、医療改革プラン策定の手順は、自治基本条例の精神から逸脱している」として、市政転換の必要性を訴えた。

 小野寺氏は、旧前沢町役場職員を経て、2006年の合併時に同部長に就いた。08年の退職後は同市古城地区センター長などを務めた。

 同市長選には、現職の小沢昌記氏(55)が再選を目指し出馬を表明している。【和泉清充】

2999チバQ:2014/02/17(月) 21:26:36
落選した候補=大川喜代治
http://www.news24.jp/nnn/news8766610.html
平川市長選挙で違反か 県警察本部が捜査着手
(青森県)1月26日に投票が行われた平川市長選挙に絡み弘前、黒石両警察署は17日朝から落選した候補派の市議会議員数人から任意で事情を聴取。県警察本部は現金買収があるという情報をつかんでおり、他の関係者にも話を聴き悪質な違反がなかったかを慎重に捜査中。
[ 2/17 19:27 青森放送]

3000チバQ:2014/02/17(月) 21:32:15
http://www.asahi.com/articles/ASG2G5F2GG2GUJUB00N.html
岩手)「公園のトイレ使わせて…」奥州市議選で陣営懇願
2014年2月17日03時00分
 「選挙期間中だけでも、公園のトイレを開放してほしい」。来月2日に告示(9日投開票)が迫った奥州市議選に立候補を予定している陣営の中から、こんな声が上がっている。水道凍結の恐れなどから、市が大半の公園トイレを冬季閉鎖しているためだ。陣営にとって、街宣中の生理現象は、当落の次の大問題になっている。

 「公園のトイレ、何とか開けてけねべが。4年に1回のことなんだがら……」。1月末、市江刺総合支所であった立候補予定者向けの事前説明会。終盤の質疑で、出席者からこんな声が市選挙管理委員会に向けて上がった。選管の担当者は「公園の管理は別の部署。相談して検討します」と即答できなかった。

 選管が言う「別の部署」の都市計画課によると、市が管理する公園は約200カ所。このうち83カ所に公衆トイレがある。ただし、凍結防止の装置をつけて冬でも使える15カ所を除き、大半のトイレは水道の元栓を閉め、冬場は閉鎖している。

3001チバQ:2014/02/17(月) 21:57:53
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20140216d
鹿角市議、酒気帯び運転の疑い 鹿角署摘発
 鹿角市の柳舘一郎市議(59)=十和田草木=が今月10日、酒気帯び運転の疑いで鹿角署に摘発されていたことが15日、分かった。

 柳舘市議によると、10日午後8時ごろから同8時半ごろまで、同市十和田大湯のイベント会場で焼酎のお湯割り2杯ほどを飲んだ後、帰宅するため軽乗用車を運転したという。

 柳舘市議は「市民に申し訳ないことをした。釈明の余地はない。認識が甘かった。自分の身をどう処すべきかを考えている」と話した。

(2014/02/16 08:43 更新)

3002朝比由佳:2014/02/18(火) 03:48:12
私はそれを本当に好きだ。あなたは私の心に触れた!
まだ発掘調査がされているなんて奥が深い ですね~ 日差しのいい中を歩かれて幸せ 奈良はゆったりと歩くことができていいですね.

3003チバQ:2014/02/19(水) 21:59:59
5人とは一気に行ったねえ!

>石田、鳴海、大沢の3容疑者は、大川氏の対立候補だった現職の長尾忠行氏(64)の選対本部顧問を務めていた。
寝返らせようとしたってこと?

http://www.kahoku.co.jp/news/2014/02/20140219t23036.htm
平川市長選で買収などの疑い 青森県警が市議5人逮捕
 1月26日投開票の青森県平川市長選に絡み、青森県警は19日、公職選挙法違反(買収など)の疑いで、平川市議の山田尚人容疑者(60)=同市唐竹苺原=ら市議5人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
 他に逮捕されたのは、石田隆芳(55)=同市猿賀南田=、鳴海伸仁(57)=同市大光寺一滝本=、大沢敏彦(55)=同市町居山元=、斎藤剛(66)=同市小国山下=の4容疑者。
 山田容疑者の逮捕容疑は昨年8月6日ごろ、石田、鳴海、大沢の3容疑者に平川市内で、今回の市長選で落選した前職の大川喜代治氏(68)への投票や票の取りまとめを依頼し、それぞれ現金数十万円を渡した疑い。3容疑者はそれぞれ受け取った疑い。斎藤容疑者は同10月22日ごろ、市内で有権者の男性に対し、大川氏への投票と票の取りまとめを依頼し、現金を渡そうとした疑い。
 石田、鳴海、大沢の3容疑者は、大川氏の対立候補だった現職の長尾忠行氏(64)の選対本部顧問を務めていた。


2014年02月19日水曜日

http://mainichi.jp/select/news/20140219k0000e040223000c.html
青森・平川市長選:市議5人を逮捕 公職選挙法違反容疑
毎日新聞 2014年02月19日 12時23分(最終更新 02月19日 15時01分)

 1月26日に投開票された青森県平川市長選を巡り、同県警は19日午前、平川市の現職市議5人を公職選挙法違反(現金買収など)容疑で逮捕した。逮捕されたのは、前市長支持派の市議である山田尚人(60)、斎藤剛(66)の2容疑者と、現市長支持派の市議である石田隆芳(55)、鳴海伸仁(57)、大澤敏彦(55)の3容疑者。

 逮捕容疑は、昨年8月6日ごろ、山田容疑者が同市内で石田、鳴海、大澤の3容疑者に前市長への投票と、投票とりまとめの運動を依頼する際、報酬としてそれぞれに数十万円の現金を手渡し、3容疑者はその現金を受け取ったとしている。斎藤容疑者は昨年10月22日ごろ、同市内で別の有権者に前市長への投票と運動を依頼する際に現金を手渡そうとしたとしている。この有権者は現金を受け取らなかった。

 同市長選は、大川喜代治前市長と元県議会議長の長尾忠行現市長の一騎打ちとなった保守分裂の激戦で、市議14人が前市長を支援し、現市長を5人が支援する構図だった。現市長を支援した3容疑者が現金を受け取った際は、現市長は出馬を表明していなかった。【石灘早紀、松山彦蔵】

3004チバQ:2014/02/20(木) 22:44:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140220ddlk02040005000c.html
公選法違反:平川市長選、両陣営から逮捕者 激戦背景に5市議 /青森
毎日新聞 2014年02月20日 地方版


市議逮捕に揺れる平川市の市庁舎=平川市で
拡大写真 保守分裂の激しい選挙戦となった1月の平川市長選を巡り、県警が19日、本格的な選挙違反の捜査に乗り出した。公職選挙法違反(現金買収など)容疑で同市の現職市議5人が逮捕された。落選した前市長陣営の市議2人だけでなく、現市長を支持した市議3人も逮捕される複雑な構図。定数20の市議会の4分の1が逮捕される異例の事態に、動揺が広がっている。【松山彦蔵、伊藤奈々恵、石灘早紀】

 逮捕されたのは、前市長を支援した山田尚人(60)、斎藤剛(66)の2容疑者と、現市長を支援した石田隆芳(55)、鳴海伸仁(57)、大澤敏彦(55)の3容疑者。容疑は、昨年8月6日ごろ、山田容疑者が同市内で石田、鳴海、大澤の3容疑者に前市長への投票や票のとりまとめを依頼する際、報酬としてそれぞれに数十万円の現金を手渡し、3容疑者はその現金を受け取ったとしている。斎藤容疑者は昨年10月22日ごろ、同市内で別の有権者に前市長への投票と運動を依頼する際に現金を手渡そうとしたとしている。この有権者は現金を受け取らなかった。

 同市長選は、大川喜代治前市長と元県議会議長の長尾忠行現市長による一騎打ちで、市議14人が大川氏を支援し、5人が長尾氏を支援する構図だった。選挙戦では長尾陣営が「黒いうわさがある」と大川市政を攻撃し、大川陣営も「良識に欠ける」と長尾氏を批判するなど、脱線気味の発言も相次いでいた。

 ◇長尾陣営関係者「現金は返却済み」
 長尾氏が初めて出馬の意向を示したのは昨年8月18日の後援会役員会の席上。長尾氏支援の3容疑者が現金を受け取ったのはそれより前で、長尾氏の後援会幹部は「前市長派による多数派工作だ」と指摘する。また、長尾陣営関係者は「3人は山田市議から『これは返してはいけない金』と言われ、それまでの義理からしばらく預かり、タイミングを計って返した。逮捕は心外だ」と話した。

 逮捕を受け、長尾市長は記者団の取材に応じ「市政に滞りがあってはならない。議会と協議して市政運営に努めたい」と述べた。3人が自身の支援者だったことには「信じられない気持ちでいっぱい。私は彼らの身の潔白を信じるが、捜査が入っており、コメントできない」と述べた。

 一方、大川陣営の選対本部長を務めた田中友彦議長は「市議14人がついているから当選させねば、とは言っていましたが……。裏でそういうことがあったとは考えられない」と驚いた様子。山田、石田、鳴海、大澤の4容疑者について「特別仲がよかった。それがあだになったのかもしれない」とつぶやいた。

 ◇4人欠員で補選
 市議会事務局によると、4人の欠員が生じると補欠選挙が行われる。また、長尾氏の市長就任後初の臨時議会が26日に開かれる。

 市内に住む60代の女性は「選挙違反のうわさは聞いたことがあったが、捕まるならもっと早く逮捕されると思っていた。びっくりした」と話した。

3005チバQ:2014/02/20(木) 22:47:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20140219-OYT8T01373.htm
平川市議5人逮捕 市長選、公選法違反容疑



任意同行に応じて、自宅前で警察車両に乗り込む山田尚人容疑者(19日午前8時20分ごろ)



平川市役所の議会事務局から押収資料など運び出す捜査員  1月26日に投開票が行われた平川市長選で、市議らの公職選挙法違反の疑いが浮上していた問題で、県警捜査2課や弘前署などは19日、同市議山田尚人容疑者(60)(平川市唐竹苺原)ら市議5人を同法違反(現金買収など)の疑いで逮捕した。県内で選挙違反で現職議員が逮捕されたのは2011年春の統一地方選以来約3年ぶりのことで、市や議会関係者、市民からは「残念」「恥ずかしい」と失望と憤りの声が広がっている。

 他に逮捕されたのは、いずれも同市議の石田隆芳(55)(同市猿賀南田)、鳴海伸仁(57)(同市大光寺一滝本)、大沢敏彦(55)(同市町居山元)、斎藤剛(66)(同市小国山下)の4容疑者だ。

 発表によると、山田容疑者は、同市長選告示日(1月19日)前の昨年8月6日頃、石田、鳴海、大沢の3容疑者に、当時市長だった大川喜代治氏(68)への投票の取りまとめなどを頼み、報酬として現金数十万円ずつを渡した疑い。石田容疑者ら3人は受け取った疑い。また、斎藤容疑者は、昨年10月22日頃、有権者の男性に、大川氏への投票の取りまとめなどを依頼して現金を渡そうとした疑い。

 山田、斎藤の2容疑者は大川氏を支援していたというが、大川氏は市長選で落選した。県警は19日午前、山田容疑者らを自宅から弘前署などに任意同行して逮捕したほか、同市議会など関係先の捜索も行った。余罪などについても捜査を進めている。

◇長尾市長「困惑している」

 一方、現職市議5人の逮捕を受け、平川市には衝撃が走った。長尾忠行市長(64)は19日午後、記者会見を開き「困惑している。市民生活に影響がないようにしたい」と述べ、選挙違反は「全然知らなかった」と話した。長尾市長によると、現金を受け取ったとされる3容疑者は、選挙期間中に長尾氏を支援したという。3容疑者に選挙運動の指示をしたことはなく、「クリーンな選挙を目指していた。大変残念だ」と述べた。

 市幹部の1人は「5人も逮捕されるとは、どんな影響があるかわからない」と戸惑いをみせた。また、市議の1人は「金のやりとりをしていたとは信じられない」と驚いていた。市内の無職女性(69)は「選挙で市民のためと言いながら裏で買収とは恥ずかしい。平川の名が悪い意味で広がってしまう」と憤った。

 同市議会は26日に臨時議会、3月4日からは定例議会が開かれる予定だ。議会の定数は20人だが、定足数は10人のため、予定通り開かれる見通しだ。ただ今後、5容疑者のうち4人以上が市議を辞職した場合、市議補選が行われることになる。

◇石田容疑者「返せない雰囲気」

 平川市長選で落選した前市長の大川喜代治氏(68)を支援した、市議の山田尚人容疑者(60)から現金を受け取ったとして公選法違反(被買収)容疑で逮捕された、いずれも市議の石田隆芳(55)、鳴海伸仁(57)、大沢敏彦(55)の3容疑者は今月13〜16日、それぞれ読売新聞の取材に応じ、1人は現金を受け取った事実を認め、2人は否定した。

 石田容疑者は16日の取材に、現金の授受について「返せない雰囲気だった」として封筒を受け取ったことを認めた。封筒の中身は確認しないまま、「数か月後に返した」と述べ、その時に「20万円入っている」と説明されたという。これらのことは県警に昨年中に説明したといい、「なぜ警察は動かないのだろうと思っていた」と話していた。

 一方、大沢容疑者は14日、市議間の現金の受け渡しについて「詳しい話は初耳だ」と話し、「もらったことも、持ちかけられたこともない」と述べ、鳴海容疑者は13日の取材に「うわさを聞いたことはあるが、自分が現金をもらったことはない」と関与を否定していた。

(2014年2月20日 読売新聞)

3006チバQ:2014/02/24(月) 20:44:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140224ddlk03010073000c.html
選挙:奥州市長選 現新一騎打ちか 来月2日告示 /岩手
毎日新聞 2014年02月24日 地方版

 任期満了に伴う奥州市長選は3月2日告示される。無所属現職で再選を目指す小沢昌記氏(55)と、無所属新人の元市部長、小野寺孝喜氏(65)による一騎打ちの選挙戦となる公算が大きい。

 小沢氏は「協働のまち」づくりを掲げ、北上山地への誘致を目指している素粒子実験施設・国際リニアコライダー建設を契機に「まちの総合力を高める」とする一方、利用目的を失った公共財産の整理や事務事業の見直しを進めると訴える。

 小野寺氏は「現市政は市民との信頼関係が希薄」と批判。合併前の旧役場などにある総合支所機能を縮小化しようとしていることについて「合併当時の考え方が無視されている。権限と予算を与えて地区の活性化を図る」と強調する。

 候補者擁立を巡り、小沢氏の出馬表明が昨年12月末と遅く、対抗馬擁立を模索した陣営も小野寺氏に決定するのに時間がかかり、出馬表明が今月10日になった。このため、有権者の関心をいかに引きつけるかが課題となっている。

 同市議選(定数28)も同時に告示される。前回より定数6減の中、現職24人、新人8人の計32人が立候補するとみられる。【和泉清充】

3007チバQ:2014/02/24(月) 20:45:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140224ddlk02010013000c.html
選挙:おいらせ町長選 三村氏が返り咲く 「町に元気を」 /青森
毎日新聞 2014年02月24日 地方版

 任期満了に伴うおいらせ町長選は23日投開票され、前町長の三村正太郎氏(64)が、現職の成田隆氏(63)=いずれも無所属=を破って返り咲きを果たした。当日有権者数は1万9865人(男9516人、女1万349人)。投票率は67・56%(前回73・90%)だった。

 三村氏は合併して誕生した同町の初代町長で、成田氏に敗れた前回2010年の同町長選の雪辱を遂げた。三村氏は積極的な行財政運営と企業誘致などで、「停滞した町に元気を取り戻す」と訴えた。成田氏は、財政健全化推進など実績を強調したが及ばなかった。【塚本弘毅】

==============

 ◇おいらせ町長選開票結果=選管最終発表
当 6859 三村正太郎 64 無元

  6495 成田隆 63 無現

==============

 ◇おいらせ町長略歴
三村正太郎(みむら・しょうたろう) 64 無元(2)

 [元]町長[歴]旧百石町議▽旧百石町長▽八戸工高

3008名無しさん:2014/02/26(水) 07:30:51
お前は、喫煙して「他人に迷惑をかける」から死んでくれ!!

http://www.youtube.com/watch?v=sixBUhZbJqo

車内や密室での喫煙を全面禁止!! 窓等を開けて喫煙も、全面禁止!! 煙!の匂いが、髪の毛や他に染み着く!!
屋内喫煙の全面禁止!、屋内喫煙場所は撤去!、屋内に喫煙場所は設置しない!
喫煙者の為に、灰皿を準備するな!! 喫煙を推奨してるのか!

喫煙者は、絶対に屋外喫煙!! 屋外の野天のみ!!、喫煙可能で後始末の義務化!!
喫煙者に、灰皿等の持参と後片付けを義務づけ!! 強力な罰則規定を!

全ての煙草、一律に1箱1000円へ!!

宜しく!!

3009チバQ:2014/02/27(木) 21:51:39
http://news24.jp/nnn/news8856978.html
ザ・グレート・サスケ元県議が政務調査費返還
(岩手県)岩手県から政務調査費の返還を求められていたザ・グレート・サスケ元県議会議員が全額を返還した。サスケ元県議は政務調査費をプロレス団体の人件費などに充てていたとして去年7月の住民訴訟で276万円余りの返還を命じる判決が確定した。政務調査費をめぐる問題で該当する他の県議は返還していたがサスケ元県議だけが期限を過ぎても返還せず岩手県が改めて返すよう求めていた。
[ 2/27 19:32 テレビ岩手]

3010はだしのゲン:2014/02/28(金) 02:48:55
煙草は要らんわ!

※「密室の喫煙禁止!」「屋外喫煙!」を厳重法制化!!
※屋内喫煙場所の撤去!、喫煙は屋外の野天のみ!!
※喫煙者へ、後始末の義務化!

※煙草1箱¥1000で十分!!
即刻!、煙草1箱¥1000!!

煙草は要らんわ!

「たばこに含まれる!?」、ネオニコチノイド?
ネオニコチノイド系農薬
ttp://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/7474/10099

煙草は要らんわ!

※煙草1箱¥1000で十分!! 愛煙家は、値上がり無関係に買うだろう!
即刻!、煙草1箱¥1000!!

※「密室の喫煙禁止!」「屋外喫煙!」を厳重法制化!!
※屋内喫煙場所の撤去!、喫煙は屋外の野天のみ!!
※喫煙者へ、後始末の義務化!

3011チバQ:2014/03/01(土) 09:00:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140228ddlk02040086000c.html

平川市長選選挙違反:前市長の後援者逮捕 県警、買収共謀容疑で 資金提供の可能性 /青森

毎日新聞 2014年02月28日 地方版


 平川市長選(1月26日)の選挙違反事件を捜査中の県警捜査2課と弘前署などは27日、落選した大川喜代治前市長への投票と、票のとりまとめのための現金買収などを共謀したとして、平川市町居山元、社会福祉法人「津軽やわらぎ」理事長、水木貞(ただし)容疑者(66)を公職選挙法(現金買収など)違反容疑で逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。平川市長選を巡っては、現金を授受した疑いで同市の現職市議5人が19日に逮捕されているが、県警は水木容疑者がその資金を提供した可能性があると見て捜査を続ける。【松山彦蔵、宮城裕也、石灘早紀】

 県警は19日に、大川前市長を支援した山田尚人容疑者(市議)と斎藤剛容疑者(市議)を逮捕。山田容疑者が昨年8月6日ごろ、市議3人(19日に逮捕)に各20万円を手渡した疑いで逮捕され、斎藤容疑者は同10月22日ごろに別の市議に現金を渡そうとした容疑で逮捕されている。県警は水木容疑者の容疑に関し、この買収などを山田、斎藤両容疑者と共謀したとしている。水木容疑者はそれぞれの現場にはいなかった。

 水木容疑者は27日朝、自宅で捜査員に任意同行を求められ、弘前署で事情聴取を受け、同日午後5時25分ごろに逮捕された。県警は水木容疑者宅と「津軽やわらぎ」事務所の家宅捜索も行った。

 関係者によると、水木容疑者の父親は旧平賀町(2006年に平川市に合併)の町長を1966年から3期務めた故・強二氏。大川氏の後援者でもあり、大川氏が10年に初当選した後、特別養護老人ホーム「慶游荘(けいゆうそう)」を開設した。1月の市長選では大川氏の選挙事務所に出入りし、選対役員などは務めなかったが、指示を出していたという。

 選挙戦は長尾陣営が「大川市政は黒いうわさが絶えない」などと攻撃し、大川陣営も「長尾氏は良識に欠ける」と反撃する泥仕合となっていた。市議の一人は「水木容疑者が大川陣営の資金源だろう」と指摘。平川市の住民は「事件の真相を一刻も早く解明してほしい」と話していた。

3012チバQ:2014/03/03(月) 22:28:00
市議選は省略
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140303ddlk03010125000c.html
選挙:奥州市長選/奥州市議選 市長選に現新2氏 定数6減の市議選は32人−−告示 /岩手
毎日新聞 2014年03月03日 地方版

 任期満了に伴う奥州市長選が2日告示された。無所属新人で元市部長の小野寺孝喜氏(66)と、無所属現職で再選を目指す小沢昌記氏(55)の2人が立候補を届け出て、それぞれ第一声を上げた。

 小野寺氏は水沢区の市街地で「現市政は市民や議会の声に耳を傾けていない」と批判。市が1月に発表した医療の効率化を図る「市立病院・診療所改革プラン」について「医療や福祉を大事にしない政治は許せない」と訴えた。「県とともに県南地区をリードしていく」と県との連携も強調した。

 小沢氏は、JR水沢駅近くの目抜き通りで「昭和の経済成長の中、さまざまな問題が置き去りにされてきた。病院、競馬、開発公社だ。私はこの4年間で解決の道筋をつけた。改革には痛みが伴うが、明日に発展していくための痛み。市民との約束を果たすため2期目に挑戦する」と支持を訴えた。

 任期満了に伴う奥州市議選(定数28)も同日告示され、現職24人、新人8人の計32人が立候補を届け出た。定数が6減となり激しい選挙戦が予想される。

 1日現在の有権者数は10万2236人。両選挙の投票は9日午前7時〜午後7時、市内85投票所で。同8時45分から市総合体育館で即日開票される。市長選の大勢判明は同11時ごろ、市議選は3日午前0時半ごろ。【和泉清充、手塚さや香】

==============

 ◇奥州市長選立候補者
 (届け出順)

小野寺孝喜(おのでら・こうき) 66 無新

 [元]市健康福祉部長[歴]旧前沢町企画調整課長▽市社協理事▽古城地区センター長▽水沢高

小沢昌記(おざわ・まさき) 55 無現(1)

 市長▽服地小売会社専務[歴]服地小売会社員▽旧水沢市議▽奥州市議会議長▽東京経済大

==============

3013チバQ:2014/03/03(月) 22:29:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140303ddlk11010130000c.html
選挙:県議南2区補選 立石、奥田両氏が当選 投票率、県内最低13.47% /埼玉
毎日新聞 2014年03月03日 地方版

 議員辞職に伴う県議南2区補選(改選数2、川口市)は2日投開票され、前川口市議の立石泰広氏(52)=自民、元鳩ケ谷市議の奥田智子氏(45)=共産=が当選した。自民一本化による必勝態勢で臨んだ立石氏と奥田氏は、ともに初当選。前回惜敗した元県議の松本佳和氏(48)=みんな=は2度目の当選を目指したが及ばなかった。

 投票率は13・47%で、記録が残る1946年の衆院選以降、県内では最低。

 2日現在の有権者数は45万5510人(男23万1763人、女22万3747人)。【鴇沢哲雄】

==============

 ◇県議南2区補選開票結果(改選数2)
当 26674 立石泰広 52 自新

当 16952 奥田智子 45 共新

  16588 松本佳和 48 み元

 =選管最終発表

==============

 ◇県議南2区補選当選者(改選数2)
立石泰広 52 自 新(1)

 党支部役員▽会社役員[歴]川口市議長▽明大院

奥田智子 45 共 新(1)

 党地区常任委員[歴]旧鳩ケ谷市議▽東京家政大

3014チバQ:2014/03/03(月) 22:52:09
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140301d
にかほ市長、対立側会社の指名除外 選挙戦で「不信感」抱く
 にかほ市の横山忠長市長が、昨年10月の市長選で一騎打ちとなった相手候補が役員を務める測量設計会社を、市発注工事の指名業者から除外するよう指示していたことが28日、分かった。横山市長は「選挙戦で旧町別の事業予算配分について不確実な数字を根拠に批判され、不信感を抱いた」と除外指示を認める一方、「報復ではない」と強調した。

 市長選は、横山市長が新人の佐藤ちづ子さん(66)を2767票差で下し、3選を果たした。佐藤さんは市内に本社を置く唯一の測量設計会社の役員で、社長は夫が務めている。

 市によると、横山市長は当選後、入札業者を決める指名審査会の担当課長に指名除外を指示。11月から除外が始まり、入札参加を通知する文書が佐藤さんの会社に届かなくなった。選挙前までは、同社を含む計6社で測量関連工事の指名競争入札が行われてきた。

(2014/03/01 08:32 更新)

3015チバQ:2014/03/04(火) 00:51:56
奥州市長選は構図がいまいちわからんな
現職は小沢一郎系なんだけど、新人は誰が支援してるんだ?

3016チバQ:2014/03/06(木) 22:53:02
>>3001
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140306-OYT1T00418.htm
辞職勧告の酒気帯び市議、欠席したので議会開会

 秋田県の鹿角市議会は5日、酒気帯び運転容疑で検挙され、議員辞職勧告を受けた柳舘一郎市議(59)が出席したことを理由に前日延期した定例会本会議を開いた。


 柳舘市議が「体調不良」で欠席したため、この日は平常通り議案審議などを行った。傍聴席には、柳舘市議の動向に関心を持つ市民ら約20人が詰めかけていた。

 本会議に先立ち、畠山義孝教育長が、同市の花輪スキー場で2月28日、スキー授業に来ていた市立十和田中1年の男子生徒がゲレンデ脇の立ち木に衝突して死亡したとみられる事故を報告。「関係者に深い悲しみと大きな衝撃を与え、おわびする」と陳謝し、再発防止に万全を期すと約束した。

(2014年3月6日11時38分 読売新聞)

3017チバQ:2014/03/10(月) 00:14:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20140308-OYT1T00269.htm
自民、福島知事選に候補擁立へ…前回は現職支援

 自民党福島県連は、今年秋の福島県知事選に独自候補を擁立する方針を決めた。

 2010年の前回選では佐藤雄平知事を支援したが、「原発事故対応へのリーダーシップが足りない」として、佐藤知事の去就に関わらず、党内や、党に近い立場からの人選を進める。16日に福島市内で開く県連定期大会に「知事選挙必勝のための特別決議案」を提出し、擁立作業を本格化させる。

 自民党が独自候補を擁立する背景には、昨年7月の参院選福島選挙区で森雅子消費者相が圧勝したことや、その後も第2次安倍内閣が高い支持率を保っていることもある。

 候補者の条件として、県連は〈1〉リーダーシップがあり、復興を加速させることができる〈2〉県民から幅広く支持され、選挙に勝てる――の2点を重視する。県連幹部によると、水面下では、複数の自民党参院議員の名前が挙がっている。安倍首相が今年夏に行う内閣改造・党役員人事も影響を与えるとみられるが、県連内からは「夏まで待っていられない」と、選定を急ぐべきとの声も出ている。

 佐藤知事は自らの3選出馬について、態度を明らかにしていない。2月24日の県議会代表質問で、自民党議員から進退を問われた際も、「軌道に乗り始めた復興の流れを確実にし、復興を成し遂げるため、しっかり職責を果たしていく」と述べるにとどめた。

 ある県連幹部は取材に「佐藤知事は震災と原発事故への対応に一定の努力はしている」としながらも、「県民からは不満の声がたくさん聞かれる。努力していても、不十分ということだ。強いリーダーシップを発揮する知事を選び、福島の復興を進めなければならない」と語った。

 佐藤栄佐久前知事が汚職事件発覚で辞職したことに伴う06年の知事選で、自民党は森氏を公明党とともに推薦したが、民主党参院議員から転身した佐藤知事に10万票余りの差で敗れた。県連は10年の前回選で独自候補擁立を見送り、民主党、公明党、社民党の県組織と事実上の「与野党相乗り」で佐藤知事を支援し、共産党候補を大差で破った。

(2014年3月8日09時57分 読売新聞)

3018チバQ:2014/03/10(月) 21:23:54
現職は小沢一郎系
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140310ddlk03010159000c.html
選挙:奥州市長選 小沢氏再選、実績強調「協働の町づくり」掲げ /岩手
毎日新聞 2014年03月10日 地方版

 任期満了に伴う奥州市長選は9日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の小沢昌記氏(55)が、無所属新人の元市部長、小野寺孝喜氏(66)を破り、再選を果たした。当日有権者は10万1718人、投票率は67・73%だった。

 小沢氏は「市立病院、競馬、土地開発公社の経営問題解決に道筋をつけた」と1期目の実績を強調。財政改革などを進める「協働のまちづくり」を掲げて支持を広げた。JR水沢駅近くの事務所には支持者が詰めかけ、当選の報が入ると歓声と拍手がわいた。小沢氏は「市民の意見を聞きながら着実に政策を進めたい」と述べた。

 小野寺氏は、市の支所機能の強化や、乳幼児医療給付削減方針などの見直しを訴えたが、立候補表明が遅れたことも響き、支持が広がらなかった。

 任期満了に伴う市議選(定数28)も同日投開票された。32人が立候補し、激戦を展開した。投票率は67・70%だった。【和泉清充】

 任期満了に伴う奥州市長選は9日投票が行われた。選挙戦は無所属新人の元市部長、小野寺孝喜氏(66)と、無所属現職の小沢昌記氏(55)の2人が一騎打ちを展開。両陣営とも事務所で即日開票の行方を見守った。当日有権者は10万1718人、投票率は67・73%だった。

 小野寺氏は、支所機能の強化、福祉政策の見直しを訴え、「現市政は市民との信頼関係が希薄」と市政の転換を訴えた。小沢氏は「市立病院、競馬、土地開発公社の経営問題解決に道筋をつけた」と実績を強調。財政改革など「協働のまちづくり」を掲げた。

 有権者の関心を呼んだ市の医療改革プランを巡り、小野寺氏の地盤の前沢区と胆沢区で現職批判が強まり、小沢氏の地盤の水沢区へも波及。選挙の行方は混とんとなった。

 任期満了に伴う市議選(定数28)も同日投開票された。32人が立候補し、激戦を展開した。投票率は67・70%だった。【和泉清充】

==============

 ◇奥州市長略歴
小沢昌記(おざわ・まさき) 55 無現(2)

 市長▽服地小売会社専務[歴]服地小売会社員▽旧水沢市議▽奥州市議会議長▽東京経済大

==============

 ◇奥州市議選立候補者(定数28−32)=届け出順
藤田慶則 58 (2)無現
佐藤邦夫 66 (2)無現
三宅正克 64 (2)無現
菅原明 62 (2)共現
菊池利美 63 無新
中西秀俊 53 (2)無現
阿部加代子 52 (2)公現
小野寺隆夫 57 (1)無現
飯坂一也 53 (1)公現
菊地孝男 72 (1)無現
小野寺重 70 (2)無現
鈴木雅彦 46 無新
塚本康雄 58 無新
千葉悟郎 72 (2)無現
今野裕文 56 (2)共現
菅原圭子 67 無新
佐藤郁夫 66 (1)無現
佐藤洋 59 無新
広野富男 58 無新
高橋政一 62 (1)社現
中沢俊明 66 (2)無現
菅原由和 46 (1)無現
千田美津子 60 (2)共現
三ノ宮治 61 (1)無現
千葉正文 65 (2)無現
千葉敦 56 共新
渡辺忠 65 (2)無現
及川佐 66 無新
佐藤修孝 62 (2)無現
及川善男 68 (2)共現
内田和良 63 (2)無現
加藤清 66 (1)無現

==============

 ◆おことわり

 奥州市議選開票結果は11日に掲載します。

3019チバQ:2014/03/10(月) 21:27:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20140309-OYT8T00854.htm
奥州市長、小沢氏再選 行財政改革推進鮮明に



当選確実の報に接し、万歳する小沢氏(9日午後10時25分、奥州市水沢区中町の事務所で)  奥州市長選は9日、投開票が行われ、現職の小沢昌記氏(55)(無所属)が、新人で元市健康福祉部長の小野寺孝喜氏(66)(同)を破り、再選を果たした。

 小沢氏は選挙戦で、市町村合併による地方交付税の優遇措置が2016年度から減少、財政規模が縮小することを踏まえ、行財政改革を推進する姿勢を鮮明にした。市立病院・診療所改革プランに沿って、医療機関の運営効率化や新市立病院建設検討を進める考えだ。

 小沢氏は、同市水沢区中町の事務所で、集まった支持者を前に、「今回の選挙は、奥州市の未来のための礎を盤石とするための選挙だった。2期目は1期目以上に厳しい覚悟を持って、どんなことがあっても、ひるまずに前に向かって進んでいく」と述べた。

 小沢氏は水沢区で幅広い支持を集めた。小野寺氏は前沢区などで一定の支持を得たが、及ばなかった。

 小野寺氏は同市水沢区太日通りの事務所で、「たくさんの支援をいただいたが、これからどう応えればいいか、まだ整理はつかない。小沢氏には、皆さんの声に耳を傾け、県南の中心都市づくりの先頭に立って頑張ってほしい」と語った。

 当日有権者は10万1718人。投票率は67・73%で、前回の77・34%を9・61ポイント下回った。

 この日は、定数28に対し現職24人、新人8人の計32人が立候補した奥州市議選の投票も行われた。投票率は67・70%。開票作業は夜遅くまで続いた。

(2014年3月10日 読売新聞)

3020チバQ:2014/03/10(月) 21:28:24
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140310_2
大接戦の現新再対決 久慈市長選が告示

--------------------------------------------------------------------------------

 9日告示された久慈市長選は、いずれも無所属で、NPO法人役員で新人の遠藤譲一さん(60)と、現職の山内隆文さん(62)が立候補を届け出し、両者は2度目の顔合わせとなった。3人が出馬した2010年前回選は、53票差で山内さんと遠藤さんの明暗が分かれる大接戦。今回は選挙期間中に東日本大震災から3年を迎えることもあり、復旧・復興のかじ取り役として、市民がどちらの候補を選ぶかも注目される。

 両陣営とも第一声を市中心部の国道281号沿いで行い、互いのマイクの音が響き合う中で、舌戦は幕を開けた。

 遠藤さんは黄緑色のダウンジャケット姿で同市八日町に現れ、支持者との握手に力を込めた。「4年前に敗れて以来、市内をくまなく歩いた。先の不安や困った声ばかりだ。この状況を変えなければならない」と訴えた。

 山内さんは赤いネクタイを締めて登場。同市二十八日町でマイクを持ち、「復興をさらに加速させ、飛躍につなげていくのか否か、これが問われる戦いだ」と訴えると、支持者から「そうだ」と声が上がった。


(2014/03/10)

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140310ddlk03010160000c.html
選挙:久慈市長選 2氏再戦−−告示 /岩手
毎日新聞 2014年03月10日 地方版

 任期満了に伴う久慈市長選は9日告示され、いずれも無所属で、元県職員の新人、遠藤譲一氏(60)と3選を目指す現職の山内隆文氏(62)が立候補を届け出て一騎打ちの戦いが始まった。東日本大震災からの復興、産業振興、少子高齢化対策が課題だが目立った争点はなく、現市政の評価が勝敗を分けそうだ。3人が出馬した前回は山内氏が遠藤氏を53票差で勝利する激戦だった。

 投票は16日にあり、市民体育館で即日開票される。期日前投票は15日まで午前8時半〜午後8時、市役所と山形総合センターで。8日現在の選挙人名簿登録者数は3万563人。【手塚さや香】

==============

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇環境改善、優しい市政を−−遠藤譲一(えんどう・じょうじ) 60 無新
 遠藤氏は同市八日町の商店街などで支持を訴えた。「市は困った時に何もしてくれない、という声が市民から寄せられている。その声を聞きながら市役所を作る」と対話の姿勢を強調。さらに、「少子高齢化や人口減、若者の流出が深刻な課題。解決に向け取り組む」と訴えた。2月の大雪で除雪に手間取ったことにも触れ、「生活環境を改善し、優しい市政を目指す」と力を込めた。

 ◇震災への対応、実績強調−−山内隆文(やまうち・たかふみ) 62 無現(2)
 山内氏は同市二十八日町の繁華街などでマイクを握った。東日本大震災の災害廃棄物撤去を例に「国や県が決める前に市で方針を定め実行した」とリーダーシップを強調。「水産業や製造業の復活のため、近隣自治体と連携し復興加速の制度制定を国に求めてきた。国や県とのパイプを活用して復興を成し遂げ、市の飛躍につなげていく。市の将来を決める大事な4年間になる」と支持を訴えた。

==============

遠藤譲一(えんどう・じょうじ) 60 無新

 [元]県南広域振興局北上総合支局長[歴]県青少年・男女共同参画総括課長▽中大

山内隆文(やまうち・たかふみ) 62 無現(2)

 久慈物産市場社長[歴]衆院議員秘書▽自民党県連副会長▽県議会議長▽旧久慈市長▽日大

3021チバQ:2014/03/11(火) 23:11:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140311ddlk05010242000c.html
選挙:能代市長選 清水氏、立候補へ 現職「独走」から選挙戦に /秋田
毎日新聞 2014年03月11日 地方版

 任期満了に伴う能代市長選(4月13日告示、20日投開票)に、新人でIT会社社長の清水雅史氏(29)が無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。近く正式表明する。市長選は3選を目指す現職の斉藤滋宣氏(60)が立候補を表明して「独走」とみられていたが、一転して選挙戦に突入する見通しとなった。

 清水氏は能代市上町出身。青山学院大経済学部卒。フランス国立パリ第12大大学院を中退後、ベトナムのハノイで設立した日本企業向けにシステムを開発するIT会社「マギンガム」を経営する。

 清水氏は毎日新聞の取材に「現市政は市民の声が反映されにくく希望を持てない」と批判。その上で、特産品を生かした産業の活性化▽木都・能代の復活▽新庁舎建設構想の見直しと検討−−などを公約に掲げ、「市政に新風を送り込みたい」と語った。

 清水氏は立候補に向け、10日、自宅住所を東京都杉並区から能代市落合に移した。【田村彦志】

3022チバQ:2014/03/15(土) 10:25:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140314ddlk02040065000c.html

平川市長選選挙違反:山田被告が辞職 市議会、補選も /青森

毎日新聞 2014年03月14日 地方版


 平川市長選(1月26日投開票)を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収など)罪で起訴された同市議の山田尚人被告の議員辞職が、13日の市議会本会議で了承された。本人から辞職願が出ていた。市議5人が逮捕されたこの事件では、現金を受け取ったとして大澤敏彦市議ら3市議に、弘前簡裁が罰金30万円の略式命令を11日に出しており、25日の期限までに3市議が不服を申し立てなければ失職する。定数20の同市議会は欠員が4人になると補選が実施される。

 田中友彦議長は閉会後、記者団に「現職議員5人がずっと休みっぱなしで残念。市民に迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝。「議会運営委員会や常任委員会などが(定足数)ギリギリとなり気をつかった。残った議員も自粛気味で質疑が少なく、通常時は10人ほどの一般質問も今回は5人だけで、1日の日程で足りた」と異常な定例会を振り返った。

 一方、長尾忠行市長にとっては少数与党の定例市議会デビューだったが、骨格編成した来年度当初予算など全提案が成立。「議員には、市の将来への深い思いと理解を致してもらい、感謝する」と述べた。【松山彦蔵】

3023チバQ:2014/03/16(日) 12:53:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140316ddlk02040103000c.html

平川市長選選挙違反:新たに市議数人聴取 残る議員にも捜査 /青森

毎日新聞 2014年03月16日 地方版


 平川市長選(1月26日投開票)を巡る選挙違反事件で、県警捜査2課などは15日朝、新たに市議数人から事情聴取を始めた。同市議会(定数20)では、5市議が既に公職選挙法違反(買収など)で逮捕され、2人が起訴、3人が略式命令を受けている。残る市議にも捜査が広がり、同市議会に再び激震が走った。

 この日、事情を聴かれた小田桐信勝市議は、市長選で落選した大川喜代治前市長を支援した議会第2会派「拓政会」(6人)の会長を務めている。

 同じく事情を聴かれた小笠原勝則市議(無会派)は、11日に公職選挙法違反(被買収)罪で弘前簡裁で罰金30万円の略式命令を受けた大澤敏彦(55)、鳴海伸仁(57)、石田隆芳(55)の3市議とともに、当選した長尾忠行市長を支持していた。関係者によると、小笠原市議は大澤市議らと同様、大川派陣営から選挙目的で現金を受け取り、その後返却したという。

 このほか、同法違反(現金買収など)罪で青森地裁弘前支部に起訴されている山田尚人(60)=13日に議員辞職=、斎藤剛(66)両被告が所属し大川前市長を支援した第1会派「平新会」(山田被告含め7人)の所属の市議も事情を聴かれた。

 新たに市議に捜査が及んだことに対し、田中友彦議長(平新会会長代行)は毎日新聞の取材に、「大変ゆゆしき事態。捜査の行方を見守ってから議会の対応を考えたい」と困惑気味に語った。【松山彦蔵】

3024チバQ:2014/03/16(日) 13:00:05
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2014/03/15/new1403151601.htm
市政継続か刷新か 久慈市長選あす投票(2014/03/15 16:01)
 任期満了に伴う久慈市長選は16日、投票が行われ、即日開票される。いずれも無所属で、NPO法人役員の新人遠藤譲一候補(60)と、旧市時代の1期を含め連続4選を目指す現職山内隆文候補(62)による一騎打ちの戦い。選挙戦は最終盤を迎え、熱を帯びている。
 旧山形村との合併で誕生した新市のまちづくりや、東日本大震災からの復旧・復興事業に当たった現市政の継続か刷新かが最大の争点。2010年の前回、53票の僅差で勝敗を分けた両候補が再び激戦を展開している。
 再挑戦となった遠藤候補は今回、草の根的な選挙戦を展開。街頭演説や連呼、個人演説会を繰り返し「市民のための新しい久慈市をつくる。市政を変えたい」とアピールする。
 山内候補は市内40カ所に再構築した後援会支部と連動して街頭演説会を重ねながら、「復旧・復興の総仕上げをさせてほしい。飛躍へつながる4年間にしたい」と訴える。
 期日前投票は15日まで。市役所と山形総合センターで午前8時半から午後8時まで行われる。
 投票は16日、市内60カ所で午前7時〜午後7時、山形町地区は午後6時まで。開票は午後8時半から市民体育館で行われる。市選挙管理委員会によると、同10時15分ごろに大勢が判明する見通し。
 8日現在の選挙人名簿登録者数は3万563人(男1万4515人、女1万6048人)。(水野大輔)

3025チバQ:2014/03/16(日) 22:57:10
>>1109>>1112前回:遠藤は民主推薦
http://news.ibc.co.jp/item_21598.html
久慈市長選挙で新人の遠藤譲一氏が初当選 (2014年03月16日 22:32 更新)
任期満了に伴う久慈市長選挙はきょう投票が行われ、即日開票の結果、新人の遠藤譲一氏が初当選しました。
開票結果です。遠藤譲一 当選 12,139票  山内隆文 9,115票。前回選挙に続き現職に挑んだ、新人でNPO法人役員の遠藤氏が初当選を果たしました。遠藤氏は「市民の声を聞いて市民のための市政を作っていく」と市民協働を掲げ、行財政改革による市政刷新を訴えて、市政の継続を訴える山内氏との一騎打ちを制しました。久慈市長選挙の最終投票率は70.34パーセントで、前回を0.27ポイント下回りました。

3026チバQ:2014/03/17(月) 21:53:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140317ddlk03010129000c.html
選挙:久慈市長選 遠藤氏、現職破る 「市民と対話」に支持 /岩手
毎日新聞 2014年03月17日 地方版

 任期満了に伴い、16日に行われた久慈市長選は、市政転換を訴えた無所属新人の元県職員、遠藤譲一氏(60)が、3選を目指した現職の山内隆文氏(62)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万392人。投票率は70・34%で、前回を0・27ポイントを下回った。

 遠藤氏は対話重視の姿勢を打ち出した。「市民の声に耳を傾け、政策に反映させる」「生活環境を改善させる優しい市政を展開する」と訴え、支持を広げた。事務所に当選が伝えられると、詰めかけた支持者から拍手と歓声が上がり、喜びにわいた。

 前回選挙で53票差で敗れた雪辱を果たした遠藤氏は「初出馬の4年前から市内をくまなく回り、市政刷新への期待を感じていた。当選は皆さんのお陰。約束した政策に全力で取り組む」と語った。

 山内氏は2期8年の実績、特に東日本大震災からの復興で果たした役割を前面に出して戦った。知名度も生かして支持を訴えたが、高齢者福祉や子育て支援などで不満を持つ有権者もおり、主張が浸透しなかった。

【手塚さや香】

==============

 ◇久慈市長略歴
遠藤譲一(えんどう・じょうじ) 60 無新(1)

 [元]県南広域振興局北上総合支局長[歴]県青少年・男女共同参画総括課長▽中大

3027チバQ:2014/03/17(月) 22:00:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201403/20140317_41006.html
選挙報復か 波紋広がる にかほ市長、指名外し・補助金減額

取材に答える横山にかほ市長=13日午前、市長室 昨年10月の秋田県にかほ市長選で3選された横山忠長市長(66)が、破った相手陣営の関係者が関わる団体の補助金をカットしたり、関係会社を市発注工事の指名競争入札から外したりしたことが発覚し、波紋が広がっている。選挙戦の報復とも取れる行動に「やりすぎだ」「こんなことで注目されて恥ずかしい」と批判やあきれる声が出ている。(秋田総局・上田敬、橋本智子)

<激戦の余波続く>
 市長選では、8900票余りを獲得した横山市長が、会社役員佐藤ちづ子氏(66)を2700票差で下した。激戦を制した市長の矛先は、相手陣営の関係者に向かった。
 ちづ子氏の後援会長を務めた佐藤作内市商工会長(66)は、商工会の運営補助金を例年の1100万円から600万円に減額することを通知され、復活と引き換える形で辞表を出した。
 経営する電器店は、備品購入の入札から外された。ちづ子氏の夫正氏(67)が社長を務める測量設計会社は指名外しを受けた。
 関係者によると、横山市長と佐藤会長は以前からそりが合わなかった。ちづ子氏が市長の後援会役員を務めていた経緯もあって、確執が深まったという。
 佐藤会長は「個人の立場で選挙応援したのに、公的団体の補助金カットという形で報復するのは考えられない」と憤る。正社長も「これでは誰も選挙に出られなくなる」と反発する。
 横山市長は4日の市議会全員協議会で「市民をお騒がせした」と陳謝した。一方で「選挙戦で誤った数字に基づいて市政を批判された。社会的な責任を取ってもらった」と明言。一連の行動に問題はないとの姿勢だ。

<「裁量権の範囲」>
 指名外しは横山市長が初当選した2005年にもあった。市内の建設業関係者は「横山市政以前からある悪弊だ」と指摘する。市長は旧象潟町職員出身。「職員時代に悪いやり方を学んだのではないか」と推測する。
 市財政課によると、指名外しは市長指示による措置。「市長の裁量権の範囲内で法令違反には当たらない」と説明する。ただ、公平であるべき公共工事の参加資格を首長の一存で左右できるのなら、権力による仕返しと見られても仕方ない。

<事実関係にずれ>
 県内の首長の一人は「選挙に誹謗(ひぼう)中傷は付き物だとしても、終わればそれまで。首長が特定の業者を入れたり外したりするのも考えられない」と話す。
 市議会は市長と佐藤商工会長、佐藤社長にそれぞれ事情を聴いたが、事実関係にずれが残ったという。14日の全員協議会では「特別調査委を設けてさらに追及すべきだ」との声が出たが、結論は持ち越しになった。

◎責任取ってもらった/間違っていない/横山市長に聞く

 −市商工会の補助金カットを指示した理由は。
 「選挙のしこりと言うより以前からの問題だ。佐藤作内商工会長はことあるごとに市政批判を繰り返してきた。市と商工会は車の両輪と言うが、選挙前から脱輪していた」
 −圧力をかけて問題になると思わなかったか。
 「どこかの時点でやらなければならなかった。会長を辞めてもらわないとと考えた。騒ぎになるとは思った」
 −市発注工事の指名から外した測量設計会社の社長は、選挙戦で戦った佐藤ちづ子氏の夫だ。
 「(ちづ子氏は)自分の後援会役員をやってもらっていたのに、突然立候補した。後ろから斬りつけられたようなものだ。誤った内容で批判されたこともあり、責任を取ってもらった」
 −批判が出ている。
 「間違ったことをしたとは思っていない。市民から批判があればしっかり受け止める」



2014年03月17日月曜日

3028チバQ:2014/03/17(月) 22:17:40
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140317_3
遠藤氏、厚い壁破り初当選 久慈市長選2度目の挑戦

--------------------------------------------------------------------------------


 現新の一騎打ちで16日投開票が行われた久慈市長選は、2度目の挑戦となった新人の遠藤譲一(じょうじ)さん(60)=無所属=が、3選を目指した現職山内隆文(たかふみ)さん(62)=同=を約3千票差で破り、雪辱を果たした。同市では旧久慈市時代から含めると約60年で山内、久慈の両家以外から市長が誕生したのは初めて。厚い壁を破った遠藤さん陣営は、喜びを爆発させるとともに、支持者からは市民に寄り添った市政を期待する声が聞かれた。

 同市八日町の遠藤さんの事務所には100人以上が集まった。事務所に入りきれないほどの支持者に何度も手を振って応え、「たくさんの切実な声を寄せてもらった。市民の皆さんの市政をしっかりとやっていく」と決意を述べた。

 同市は旧7町村が合併した1954年に山内さんの父、故堯文(ぎょうぶん)さんが初代市長。その後、故久慈義己さんと息子の義昭さん、山内さんのそれぞれ「親子2代」が市長を務めてきた。

 山内さんは「戦いに敗れたが多くの仲間、スタッフに支えられた。考え方をしっかりと市民の皆さまに理解いただくための努力が不足していた」と敗戦の弁を述べた。


【写真=初当選の喜びを大勢の支持者と握手で分かち合う遠藤譲一さん(中央)=16日午後10時15分、久慈市八日町の事務所】









(2014/03/17)

3029チバQ:2014/03/17(月) 22:18:04
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140317/iwt14031702200001-n1.htm
沿岸首長選に影響も 久慈市長選 岩手
2014.3.17 02:20
 通算5勝2敗。これは東日本大震災後に沿岸部の被災自治体で行われた首長選における現職の通算成績だ。2敗は県北部の普代村と田野畑村。16日に投開票日を迎えた同じ県北部の久慈市長選も構図はほとんど一緒で、その結果に注目が集まってきた。

 震災復興の在り方を最大の争点とした両村長選はいずれも現新の一騎打ち。普代村は4選、田野畑村は5選を目指す現職が出馬したが、村政刷新を訴える新人がともに勝った。

 久慈市長選もNPO法人役員で新人の遠藤譲一氏(60)=無所属=と現職で3選を目指す山内隆文氏(62)=同=の一騎打ち。山内氏は平成18年の旧山形村との合併前を含め、勝てば実質4選となる。

 争点は震災を教訓にした総事業費約48億円の総合防災公園。約30ヘクタールに燃料備蓄倉庫、ヘリポートなど後方支援拠点を整備する構想だが、被災地として現実的な一次避難所や避難路の整備を求める声も根強い。

 沿岸被災地の震災後の市長選で現職が勝った釜石、宮古はいずれも無投票。舌戦を繰り広げたのは久慈市長選だけだ。今回の結果は今後の沿岸部の首長選を占うことにもなりそうだ。

3030チバQ:2014/03/18(火) 21:43:09
http://mainichi.jp/select/news/20140319k0000m010024000c.html
福島県議長:原子力関係協議会の退会表明
毎日新聞 2014年03月18日 18時44分

 福島県議会の平出孝朗議長は18日、原発が立地しているか立地を予定している14道県の議会議長でつくる「原子力発電関係道県議会議長協議会」を退会することを明らかにした。協議会では今後、原発再稼働の議論が活発化することが見込まれ、県内の全基廃炉を求める福島県とは考え方が異なるため。

 同日開かれた県議5人以上の会派が集まる代表者会議で、平出議長が説明。各会派の了承を得て、退会手続きに入った。

 平出議長は、政府がまとめた中長期のエネルギー基本計画案で、原発を「重要なベースロード(安定供給)電源」と位置づけたことで、協議会でも再稼働の議論が活発化すると指摘。県議会は原発全基廃炉を求めており、協議会の加入継続に「違和感がある」と述べた。

 類似組織として、13道県知事でつくる「原子力発電関係団体協議会」(2012年8月に静岡県脱会)があるが、福島県エネルギー課は「(国への)安全対策の要望など、加入には一定の意義がある。退会する予定はない」としている。【蓬田正志】

3031チバQ:2014/03/23(日) 14:27:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140321/lcl14032100350000-n1.htm

【福田徳行のみちのく見聞録】
こじれまくった青森市庁舎建て替え問題 市長選のしこり根深く?
2014.3.21 12:00 (1/3ページ)

現在地かJR青森駅前周辺への建て替えかで市と議会の一部会派が対立する青森市役所
現在地かJR青森駅前周辺への建て替えかで市と議会の一部会派が対立する青森市役所


 ここまでこじれると一体、市と議会は市民にとってどういう存在であるべきかを考えさせられる。老朽化から耐震不足が指摘されている青森市庁舎の建て替え問題が現在地への建設方針を崩していない市側とJR青森駅前周辺への移転を主張する市議会の一部会派が対立し、妥協の糸口さえ見いだせていない。背景には防災機能を強調する市側に対し、庁舎をまちづくりの核と位置付ける議会側の視点の食い違いだけでなく、1年前の市長選のしこりが見え隠れするというのだから根っこは深い?。

 市庁舎については、平成22年度の耐震診断で震度6強から7程度の大地震で倒壊の危険性が高いとされたため、市が23年2月から建て替えを検討。パブリックコメントなどを実施しながら昨年5月に基本計画をまとめた。東日本大震災を踏まえ、免震構造の採用や複数の電源確保方策の検討といった防災拠点施設機能を持たせるほか、自然エネルギーの活用も見据え、事業費は起債や一般財源を充て約99億5千万円と試算する。

 市はこれまで定例議会の度に建て替えの関連条例案を提案したが、いずれも議論が尽くされていないとして結論は先延ばしの状態が続いている。こうした中、市は昨秋から有識者を招いた意見公聴会を開き、鹿内市長や市議らも参加する中で、専門家から意見を聞いた。ところが、最終3回目の1月19日の公聴会から2日後の21日の記者会見で鹿内博市長は「現在地に新庁舎を整備する考えを変えることには至らなかった」と従来の方針を強調。

 これに議会の一部会派が猛反発。最大会派の自民党新青会は「始めに(現在地での)結論ありきで、公聴会はアリバイづくり」、同じく市民クラブも「拙速すぎる」と話す。公明党、社民党・市民の会も同様に現在地案に反対する。

 市が現在地案にこだわるのは利便性や防災拠点としての機能を保つためだ。市が1月14日に公表した津波避難計画案によると、4会派が主張する駅前周辺は、青森湾西岸断層帯を震源とする地震が発生した場合は津波で浸水する区域に入っている。

 一方、4会派は庁舎の在り方をまちづくりの観点から捉えるべきだとして譲らない。中心市街地は長年、空洞化が叫ばれ、庁舎を市街地活性化の“起爆剤”として活用するよう主張。市民クラブのある議員は「現在地案にはまちづくりの視点が欠けている」と話す。

 こうした市と議会の一部会派の主張は商店街も巻き込み、駅前周辺と市役所に近い商店街からそれぞれ“誘致”の要望が出ている。

 市側と議会の一部会派の溝は深まるばかりで、妥協点がなかなか見つからないのが現状だが、ここまでこじれている背景には昨年4月の市長選がある。市長選では、鹿内市長と自民党、公明党が推薦した蝦名武元副知事の一騎打ちとなり、結果は鹿内氏が約2万票の大差をつけて圧勝、再選を果たした。両党にとってみれば、いわば鹿内市長は“政敵”的な存在だ。市議の1人は「市長選のしこりがあるのは明らか。まちづくりを庁舎問題と絡めるのは言い訳に過ぎない」と解説してみせた。

 だが、ここはもう一度原点に立ち返って議論する必要があるのではないだろうか。そもそも役所は行政をつかさどる拠点であり、行政サービスの役割を持つ。そこに「市民のにぎわい」を求めるというのは少々、視点が違う気がする。さらに、県庁と違って市役所は市民に身近な存在とはいえ、1人が1年間で果たして何回、足を運ぶのか。せいぜい春の人事異動や新入学の転居手続きなどで3、4月に市民が集中する程度ではないだろうか。毎月来る人はまずいないはずだ。そう考えると、市役所は「憩いの場」ではなく、あくまで市民生活を支える場であるべきだ。

 一方、市も「現在地案ありき」のかたくなな姿勢ではなく、なぜ現在地が適地なのかを丁寧に説明する必要がある。

 ついでに言えば、自分が以前、勤務していた福島支局のある福島市役所は震災前に免震構造で建て替えたことが功を奏し、大きな被害は免れた。しかも、立地場所は市の中心地とかけ離れている。それでも市民の不満は聞こえてこなかった。一度、青森市と市議会は福島市を視察し、意見を聞いた方がいい。

 3年前の震災で青森市は被害が少なかったとはいえ、自然の脅威の前に人間はなすすべもないことを身を持って知ったはず。ここは市も議会も頭を冷やして冷静に議論した上で「決める政治」への決意を求めたい。災害はいつやって来るか分からないのだから。

3032チバQ:2014/03/25(火) 23:52:33
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140324o
にかほ市議会、市長の問責決議案可決 入札除外問題
 にかほ市の横山忠長市長が、昨年10月の市長選の相手候補が役員を務める測量設計会社の入札除外を指示するなどした問題で、市議会(佐藤文昭議長、定数20、欠員1)は3月定例会最終日の24日、「行政の長として配慮を欠く」とし、市長に対する問責決議案を賛成多数で可決した。

 決議を受け、横山市長は「市民に行政への不信感を与えたことを心からおわびしたい」と陳謝した。

 決議は、選挙の報復と受け止められるような行動は、市自治基本条例で「公平で民主的な市政運営」と定める市長の役割と懸け離れていると指摘。市長に自覚と猛省を求め▽一連の行為を誤りと認め、自らの身を律する▽市民に謝罪し、説明責任を果たす▽関係機関への補助金適正化を図る▽信頼回復へあらゆる努力をする▽議会と適宜情報交換する—の5項目を明記した。

(2014/03/24 23:50 更新)

3033チバQ:2014/03/26(水) 00:03:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20140324-OYT8T00955.htm
にかほ市長の問責決議可決 辞職勧告は否決



厳しい表情で問責決議案の読み上げを聞く横山市長(にかほ市役所象潟庁舎で)  にかほ市の横山忠長市長(66)が市商工会への補助金減額を部下に指示した問題などを受け、市議会は3月定例会最終日の24日、横山市長に対する問責決議案を賛成多数で可決した。一部の議員から市長の辞職勧告決議案も提出されたが、反対多数で否決された。

 問責決議案は5人の議員が連名で提出。「市民や県内外に大きな不信感と不安を与えた。選挙の構図を背景とし、報復と受け止められたことは誠に遺憾で、行政のリーダーとしての言動と行為は極めて配慮不足。市のイメージを損なった責任も重大」などと指摘した上で、再発防止の強化と組織としての公正の確立、信頼の回復を強く求めた。

 また、横山市長自らが誤りを認めて市民への謝罪や補助金の適正化を行い、議会との密な意見交換を図ることなども要求した。

 横山市長は本会議の最後に登壇し、「市政と市議会を混乱させ、市民にご心配と行政に対する不信感を与えたことに深くおわびを申し上げる」と指名外しなどについて陳謝。問責決議に関しては「真摯(しんし)に受け止めながら、これからのにかほ市の発展のために全力を傾注して参りたい」と述べた。

 問責決議を受け、市商工会の佐藤作内会長は「市長が今後どういう言動をするか、注目したい。市長の出方次第では、辞職を求める市民運動の展開も視野に入れる」との考えを示した。

(2014年3月25日 読売新聞)

3034チバQ:2014/03/26(水) 00:10:14
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2014/03/30663.html
2014/3/25 火曜日
相川県議が出馬表明/鶴田町長選




相川正光氏


 今期限りでの勇退を表明している鶴田町長の中野●司氏(84)は24日、後継に同町在住の県議・相川正光氏(60)を指名した。これを受けて相川氏は同日、次期町長選(7月29日告示、8月3日投票)への出馬を表明。中野氏の10期40年にわたる政策を継続しながら「さらに発展させたい」との考えを示した。
 相川氏は1984年鶴田町議に初当選5期目途中で町収入役となり、2003年、県議に初当選し、現在3期目。相川氏が次期町長選に出馬し、辞職または失職した場合は県議選北郡区(定数1)で補選となる見通し。
※●は堅の土が手

3035チバQ:2014/03/29(土) 00:28:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140328_3
36歳吉田氏が出馬の意向 来年の盛岡市長選


AddClips ブックマークに登録




 盛岡市津志田南の会社役員吉田光晴氏(36)は27日、岩手日報社の取材に対し、来年9月1日の任期満了に伴い行われる盛岡市長選に無所属で立候補することを明らかにした。同市長選で出馬の意向を明らかにしたのは吉田氏が初めて。

 吉田氏は「若い世代が立候補しなければ、若い人たちの選挙への関心は高まらない。市政に興味を持ってもらう第一歩にしたい」と出馬の意向を固めた理由を語り「復興支援活動に携わる中で、民意を反映した市政が大切だと痛感した。生活困窮者やワーキングプア対策に力を入れたい」と決意を示した。

 政党へ推薦要請はしないが、自身で地域政党を立ち上げることもあり得るとしている。今後、後援会を組織し、5月から6月ごろに公約を示す。

 吉田氏は盛岡市出身。八戸大を中退し、埼玉県で音楽活動後、2006年帰郷。13年から青果仲卸、岩手中央青果取締役総務部長。11年から復興支援団体のいわてゆいっこ盛岡副代表、もりおか復興支援ネットワーク事務局長、今年1月から子どもの未来を考える会代表を務めている。

(2014/03/28)

3036チバQ:2014/03/31(月) 23:29:35
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140326-OYT1T00171.html
県議会で禁煙論争3年余…難色派「時代」に観念
2014年03月26日 17時29分
 3年余りにわたる禁煙論争が決着した。


 岩手県議会は25日、議会棟の各会派控室を全面禁煙とし、棟内に喫煙所を設けることを決めた。

 議場やロビーは既に禁煙だが、控室には制限がなかった。受動喫煙防止の観点から、超党派の県議が控室の禁煙を訴えたのが2010年秋。以来、禁煙を目指す会派と難色を示す会派の“対立”が続き、結論が出なかった。

 25日の議会運営委員会でも午前中は意見がまとまらなかったが、禁煙派の会派から「先送りは許されない」との意見が出て休憩に。午後に再開後、現状維持を主張していた自民党会派と生活の党系「希望・みらいフォーラム」が禁煙を了承した。禁煙に転じた会派の県議は「もはや時代の流れに逆らえないということ」と観念していた。

2014年03月26日 17時29分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3037チバQ:2014/04/01(火) 22:31:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140401ddlk02040012000c.html
平川市長選選挙違反:前市長後援者ら追起訴 買収・被買収で3人 /青森
毎日新聞 2014年04月01日 地方版

 青森地検弘前支部は31日、1月の平川市長選で落選した大川喜代治前市長への投票依頼や票の取りまとめのために現金を渡したとして、社会福祉法人理事長の水木貞(ただし)容疑者(66)を公職選挙法違反(現金買収)罪で青森地裁弘前支部に追起訴した。また、水木被告から現金を受けとったとして山田尚人(60)、斎藤剛(66)両容疑者を同法違反(被買収)罪で同支部に追起訴した。

 起訴状によると、水木被告は昨年8月6日に同市内の作業小屋で山田被告に現金20万円を渡し、同12日に斎藤被告の自宅で斎藤被告に現金20万円を渡したとしている。

 この事件では、長尾忠行現市長に近い3市議それぞれに対して現金20万円を渡すことを共謀したとして、水木被告と山田被告が既に起訴され、斎藤被告は別の市議に現金20万円を渡すことを水木被告と共謀したとして起訴されている。この市議は現金を受け取らなかった。

 現金を受け取った3市議はその後現金を返却したが、弘前簡裁からそれぞれ罰金30万円と公民権停止5年間の略式命令を受け、公民権停止期間の長さを不服として正式裁判を請求している。【宮城裕也】

3038チバQ:2014/04/06(日) 00:47:27
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140405b
にかほ市の横山市長、会長に謝罪へ 市商工会、補助金減額問題


 昨年10月のにかほ市長選後、横山忠長市長が市商工会への補助金減額を指示した問題で、横山市長は4日、「商工会側が不適切と感じるような行為だった」と述べ、市長選で対立候補の後援会長を務めた佐藤作内商工会長らに謝罪する考えを明らかにした。

 取材に対し、横山市長は「行政と商工会が反目し合っていてもしょうがない。(佐藤会長らと)会うことができれば、きちんと謝る」と説明。14日に商工会幹部と会う方向で調整しているとした。佐藤会長は「どういう謝罪内容になるか分からないが、直接会って話し合う」と話した。

 また、市長選の対立候補が役員を務める測量設計会社を市発注工事の入札から外した問題でも、横山市長は謝罪したい意向を示した。だが、会社側は「選挙でわれわれを批判したことへの説明がなく、一方的に謝る意思を示されても困る。今は会うつもりはない。様子を見て今後の対応を考える」としている。

(2014/04/05 09:37 更新)

3039チバQ:2014/04/06(日) 23:29:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140406ddlk05010046000c.html
選挙:能代市長選告示まで1週間 経済や雇用争点に 前哨戦が活発化 現新の一騎打ちか /秋田
毎日新聞 2014年04月06日 地方版


市の中心商店街は依然としてシャッター通りのままで経済の停滞は厳しい=能代市畠町で
拡大写真 任期満了に伴う能代市長選は13日の告示まであと1週間に迫った。立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す斉藤滋宣(61)と、新人でIT会社社長の清水雅史(29)の両氏。今のところ、他に立候補の動きはなく、2氏による一騎打ちの公算が大きい。市政最大の課題である地域経済の活性化や雇用の確保などを巡り、前哨戦が活発化している。【田村彦志】

 斉藤氏が立候補を表明したのは1月30日。後援会能代地区連合会長会・幹事会の要請を受け、名乗りを上げた。前回に続き斉藤氏の無投票当選との観測が強まったが、3月14日、母親が能代市出身という清水氏が立候補を表明、選挙戦に突入することになった。

 市政の大きな課題に上げられているのは、低迷状態から脱しきれない地域経済の活性化や雇用の創出だ。

 斉藤陣営は金田勝年衆院議員や能登祐一県議会議長ら国会議員や県議を招き、400人を超える支持・支援者を集めて開いた今月2日の決起集会で、2期8年の実績や県議、参院議員を務めた豊富な政治経験、国政への人脈を強調している。

 斉藤氏は「この4年間、仕事に励んできた。今までまいた種が芽を出し、少しずつつぼみが膨らんできた」と強調。構想が現実味を帯びている洋上風力発電など再生可能エネルギー、能代火力発電所3号機着工などを例に挙げ、地域経済の活性化に取り組むことをアピール。市政の継続を訴えている。

 一方、清水陣営は、▽能代から世界に向けたビジネスの創出▽地域企業の業務効率の改善と、国内外からの人材流入の促進▽世界に通用する人材の育成−−を市改革の3本柱に掲げる。

 特に、IT企業をベトナム・ハノイで設立した経験を生かし、能代の特産品を全世界で販売できるショッピングモールのネット開設を公約。1日約70カ所を歩き、小集会などをこなしている。立候補表明が告示まで約1カ月に迫っていたこともあり、後援会組織は持たず、有権者との対話を通じて知名度をアップする戦術をとる。一部市議の支援を得て、「市政の流れを変えよう」と強調している。

 ただ、今回の選挙戦について、有権者の間には「明確な争点がなく、対立軸も分かりにくい」と冷めた声も。こうした声がどう響くかも注目される。

 市長選と同日選となる市議選(定数22)には、現職20人▽元職1人▽新人9人−−の計30人が名乗りを上げ、立候補の準備を進めている。

3040チバQ:2014/04/07(月) 20:30:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140407ddlk04010084000c.html
選挙:気仙沼市長選/気仙沼市議選 市長選、菅原氏が無投票再選 市議選には26人が立候補 /宮城
毎日新聞 2014年04月07日 地方版

 任期満了に伴う気仙沼市長選が6日告示され、現職の菅原茂氏(56)以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選が決まった。同市長選の無投票は1981年以来。菅原氏は、東日本大震災で被災した住宅再建の加速を掲げ、「創造的復興を目指して、気仙沼をもう一度うるおいのある、産業の盛んな町にしなければならない」と2期目への意欲を示した。

 また、同市議選(定数24)も同日告示され、現職21、元職1、新人4の計26人が立候補を届け出、少数激戦の選挙戦がスタートした。投票は13日午前7時〜午後6時、市内41カ所で行われ、同7時15分から市総合体育館で即日開票される。5日現在の有権者数は5万7504人。【井田純】

==============

 ◇気仙沼市長略歴
菅原茂(すがわら・しげる) 56 無現(2)

 [元]衆院議員公設秘書▽広域事務組合管理者[歴]総合商社社員▽水産会社社長▽東京水産大

==============

 ◇気仙沼市議選立候補者(定数24−26、届け出順)
小山和広 66 会社役員 (2)無現

佐藤仁一 67 自営業 (2)無現

今川悟 39 [元]新聞記者 無新

菅原博信 62 青少協会長(2)無現

菊田篤 47 県PTA理事 み新

高橋清男 68 無職 (2)無現

臼井真人 62 会社役員 (2)無現

村上俊一 66 農協理事 (2)無現

菅原清喜 64 農業 (2)無現

三浦由喜 65 [元]本吉町課長(1)無現

熊谷雅裕 62 会社役員 無新

佐藤茂光 68 [元]酒店経営(2)無現

村上進 59 党支部長 (1)公現

小野寺俊朗 57 党支部役員(2)社現

秋山善治郎 65 市民団体会長(1)共現

鈴木高登 51 無職 (2)無現

小野寺修 60 行政書士 (2)無現

熊谷伸一 56 学校法人役員(2)無現

及川善賢 51 農林業 (2)無現

村上進 58 市職労役員(1)社現

菅原雄治 50 [元]教員 無新

守屋守武 54 会社役員 (1)無現

千葉慶人 50 会社役員 (2)無現

村上佳市 56 [元]信金職員(2)無現

佐藤健治 47 防犯協会長(2)無現

昆野幸裕 63 農業 (1)無元

3041チバQ:2014/04/07(月) 20:37:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140407ddlk02010044000c.html
選挙:弘前市長選 告示 現新一騎打ちに /青森
毎日新聞 2014年04月07日 地方版

 任期満了に伴う弘前市長選が6日告示され、新人で共産党津軽地区委員長の千葉浩規氏(52)=共産公認=と、再選を目指す現職の葛西憲之氏(67)=無所属=の2人が届け出た。両氏は早速、市内に街頭演説に繰り出し、政策を訴えた。

 千葉氏は共産公認での出馬で、同市長選で共産党が公認候補を立てるのは22年ぶり。

 葛西氏は無所属で戦うが、定数34の同市議会で、27人の市議の支援を受ける。

 投開票は13日。期日前投票は7〜12日に市役所など市内4カ所で実施される。5日現在の選挙人名簿登録者数は14万9921人(男6万7971、女8万1950人)。【松山彦蔵】

==============

 ◆2氏、街頭で第一声(届け出順)

 ◇国にノーと言える市政を−−千葉浩規氏
 千葉氏は弘前市内の健生病院駐車場で第一声。雪がちらつく中での演説に、同党所属の県議や市議ら地方議員8人と、支持者ら約60人が駆けつけた。

 千葉氏は「市民の暮らしや命を守る上で、市政も国政も区別はない」と強調し、今後の消費税の10%への引き上げについて「市長は『増税議論を注視する』と言っていたが、見ているだけでは市民の暮らしは守れない」と指摘。「国の間違った政策に、はっきり『ノー』と言う市政を実現する」と訴えた。

 また、国民健康保険料と介護保険料負担を1世帯当たり1万円引き下げることや、4〜6歳までの医療費無料化を実現するとの政策も示した。

 千葉氏は、JR弘前駅前の複合商業施設「ヒロロ」や、岩木川市民ゴルフ場に対し、葛西市政が実施した公費投入も批判。「市民の同意を得ているとは言えず、一部企業への支援としか言えない無駄金」とし、公費投入の経緯の検証や、ゴルフ場の廃止を訴えた。【宮城裕也】

 ◇人口減時代に立ち向かう−−葛西憲之氏
 葛西氏は第一声の場所に、JR弘前駅前の複合商業施設「ヒロロ」前を選んだ。閉鎖した旧「ジョッパル」を再生させ、昨年7月に約4年ぶりに営業を再開。2010年の前回選挙でも同じ地で第一声を上げている。葛西氏は「ヒロロ再生」を推進した立場から、自身の政治手法である経営型行政の「成果」と、まず強調した。

 続いて、多くの市民が街づくりに参加するようになったとし、1期目の「最大の財産」と述べた。

 2期目は、二十数年後に同市の人口が現在の約18万人から約14万人に減少するとの予測を取り上げ、「真っ向から立ち向かう」と声を張り上げた。そのために、出生率上昇と死亡率低下、転入増加と転出減少を図ると強調。「子育てしやすい環境」「健康増進」「融雪を中心とする雪対策」の三つの重点政策を進めると訴えた。

 演説会場には、木村太郎衆院議員、山崎力参院議員や20人を超す市議を含め、約200人が参加した。【松山彦蔵】

==============

千葉浩規(ちば・こうき) 52 共新

 党津軽地区委員長・県常任委員[歴]病院職員▽弘前大

葛西憲之(かさい・のりゆき) 67 無現(1)

 市長[歴]県県土整備部長▽県道路公社理事長▽副市長▽函館工業高専

3042チバQ:2014/04/07(月) 21:33:45
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20140406-OYTNT50307.html
気仙沼市長 菅原氏再選
2014年04月07日
 気仙沼市長選が6日告示され、無所属で現職の菅原茂氏(56)が無投票で再選を果たした。「復興は、まだこれから。さらに取り組みを加速させていきたい」と抱負を語った。同市長選が無投票となるのは、旧気仙沼市時代を含め、1981年以来33年ぶり。

 菅原氏は午後5時過ぎに当選が決まると、市内の事務所に現れ、支持者らに頭を下げた。「ガンバロー三唱」を行い、2期目に向けて気勢を上げた。

 東日本大震災後、菅原氏は復興を最優先に掲げ、住宅再建のほか、水産業を中心とした産業再生に取り組んできた。被災した関連17社を集約して気仙沼港に新設する最新鋭の造船団地や、産学官で高収益をあげる水産加工品の開発を目指す「気仙沼水産資源活用研究会」を発足させるなど、新事業の創出にも尽力してきた。

 今後については「住宅再建が最大のテーマであることは変わらない。その上で交流人口の拡大や若者の雇用の場の創出により、街ににぎわいを取り戻したい」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20140406-OYTNT50317.html
<解説>手腕問われる2期目
2014年04月07日
 三陸を代表する水産都市・気仙沼市の市長選は無投票となり、復興に向けた議論を戦わせることなく終わった。菅原氏の陣営幹部は「市長のリーダーシップが高く評価された結果だ」と話す。

 しかし、市の復興が順調に進んでいるわけではない。集団移転の造成地は3月にようやく第1号団地が完成したばかりで、完成した災害公営住宅もまだゼロ。人口流出も深刻で、人口は2010年の7万3000人からすでに5000人減った。国の推計では40年には4万3000人にまで急減するとされている。

 菅原氏は再選が決まった後、「私が支持されたからではない。市民は選挙戦より、1日でも早く復興を進めてほしかったのでは」と冷静に分析した。

 復興への課題が山積する中、菅原氏の手腕が問われる2期目となるだろう。(小林泰裕)

3043チバQ:2014/04/07(月) 21:43:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140404ddlk02010048000c.html
選択’14:弘前市長選/上 「経営型行政」評価巡り、市民と庁内にずれも /青森
毎日新聞 2014年04月04日 地方版

 弘前市の葛西憲之市長が事あるごとに強調するのが、「経営型行政」という言葉だ。従来の予算消化型の「管理型行政」との対比を葛西市長流に表現したもので、市の施策の実施に必要な労力や経費を事前にまとめて数値目標を明示し、達成の度合いを毎年検証しながら見直していく過程を表現している。

 2010年4月の市長選で初当選した葛西市長は、半年後の同年10月に自身のマニフェストを市のアクションプランにまとめて市役所の業務とした。

 12年に改定されたアクションプランには226事業を盛り込み、それらの数値目標の「達成率」は、13年の市役所の庁内自己評価で86%に達した。13年実施の市政への「市民評価アンケート」では、「満足度」が29%で11年から4ポイント増。一方の「不満足度」は9%で同7ポイント減となった。

 ただ、異議も出てきている。アクションプランの点検では、市民アンケートと庁内評価に加え、学識経験者らでつくる市民評価会議(委員長=村松恵二・弘前大元教授)が第三者による評価報告書を市長に提出する。昨年11月の報告書では、「子育て施策」について「おおむね順調」とした庁内評価を「妥当でない」と否定。「学童保育体制など、市民の満足度が目標に達していない」ことを理由とした。

 市の自治基本条例策定に関わっている市民代表委員の一人は「葛西市政で、まちづくりに参加する市民が増え、街が元気になった」と評価する一方、「福祉施策や雪対策など、暮らしが改善されたという実感は薄い」とも話す。

 庁内評価と市民の実感のズレの解消方法として、村松委員長は「PDCAサイクルの強化」を提唱する。PDCAは計画(プラン)、実行(ドゥー)、点検(チェック)、改善(アクト)を示す造語。村松委員長は(1)数値目標を「約1500」ともされる市の全事業に適用(2)成果指標の適切な設定(3)市民の不満の訴えにホームページで敏感に回答(4)市職員の意識深化と政策形成能力の強化−−を挙げた。

 ただ、市の職員数が減る中で、こうした目標を設定すれば業務は増える。「人件費を抑制しながら従業員のやる気を引き出し、業績を向上させる」。行政サービスの質向上に、市長の「経営手腕」が問われることになる。

  ◇   ◇

 弘前市長選が6日告示、13日投開票される。市政の焦点を2回に分けて探る。【松山彦蔵】

3044チバQ:2014/04/07(月) 21:45:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140405ddlk02010264000c.html
選択’14:弘前市長選/下 中心商店街への波及課題 「ヒロロ」成功、市長強調 /青森
毎日新聞 2014年04月05日 地方版


弘前駅前の「顔」として再生したヒロロ開業の様子(昨年7月)。来場者数が予想を上回り、駅前に開業効果をもたらしている。市全体への効果が課題だ
拡大写真 2013年7月に、弘前市の中心市街地活性化策の中核としてリニューアルオープンしたのが、JR弘前駅前の複合商業ビル「ヒロロ」だ。前身は第三セクターが運営していた「ジョッパル」。経営破綻で09年10月に閉鎖し、その後は駅前の一等地が「幽霊ビル」と化していた。それを地元経済人の設立した会社が買い取って再生させた施設だ。

 葛西憲之市長は10年4月の前回市長選では「ジョッパル再生」を公約に掲げた。12年夏には、ヒロロの運営会社から、市がビル3階のフロアを約6億円で購入。「ヒロロスクエア」と名付け、週末も利用可能な公共窓口や、子連れ客の無料遊び場などを設けた。商業施設に行政窓口を併設することで、中心市街地に流入する人を増やす狙いがあった。

 市の調査では、同スクエアの2月末までの利用者は22万2000人で、当初見込みの2・3倍に達した。ヒロロの立地する大町周辺は歩行者・自転車の通行量が増え、13年度の空き店舗率は前年度の8・7%が5・8ポイント改善され、2・9%へ下がった。ヒロロ開業による新規雇用者は500人余りとされる。弘前ハローワーク管内での今春の高卒求職者は634人で、雇用創出でも一定の効果はあったと見られる。

 ただ、市の購入額が、運営会社によるビル全体の取得額を上回ったことで、市議会の一部で「透明性に欠ける」などの疑念がくすぶる。市長は「駅前ににぎわいを取り戻す。弘前から市外に買い物に行く客を引き戻し、市街地活性化につなげる」と説明を重ねた。

 3日に弘前市民会館で開かれた葛西市長の総決起大会では、ヒロロを「経営型行政」の成功例として強調。「八戸市の同様のビルの『はっち』は、市が数十億円かけて土地を買い、建物を建てたが、(市有地では)固定資産税が入らない。ヒロロは固定資産税が入る。購入費6億円は10年たてば回収できる」と胸を張った。

 ただ、ヒロロから徒歩10分弱の商店街の空き店舗率は、横ばいか微増。「買い物客の引き戻し」や「中心市街地への波及効果」は限定的だ。土手町商店街の店主は「客足を引き留めきれていない」と指摘。下土手町商店街振興組合の菊池清二理事長は「ヒロロと土手町の間で、客が行き来するための『仕掛け』をどう作るかが課題だ」と話す。

 ヒロロ運営会社の大中廣専務は「テナント力を磨き、頑張るだけ」と述べる。「駅前の顔」の正念場はこれからも続く。【松山彦蔵】

3045チバQ:2014/04/08(火) 22:54:41
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140408/lcl14040820400001-n1.htm
秋田県部長、共産党に「政治おかしい」 集団的自衛権で同調と赤旗報道
2014.4.8 20:35 (1/2ページ)[共産党]

秋田県部長が集団的自衛権の行使容認などをめぐって共産党に同調する発言をしたと報じる8日付の「しんぶん赤旗」
 秋田県の部長が共産党県幹部に対し、集団的自衛権行使容認の動きなどをめぐって「最近の政治はおかしい」などと同調する発言をしたと、8日付の同党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた。堀井啓一副知事は「発言の真意が正しく伝わっていない可能性がある」としている。

 共産党の佐々木良一県委員会書記長と山内梅良県議は7日、堀井副知事や県の各部長と相次いで面会し、慰安婦問題をめぐる志位和夫委員長の見解をまとめたパンフレットを手渡した。

 赤旗によると、その際、堀井副知事はうなずいて「ありがとうございます。読ませていただきます」と応じ、「(最近の政治は)物事を短絡的に考える傾向がある。戦争を知らない世代が多くなっている」と話したとしている。

 各部長は「河野談話を見直さないと言ったり、検証すると言ったり、わけが分からない」「集団的自衛権の見直し問題など、最近の政治はおかしい」「自民党の中でも古賀さん(誠元幹事長)など反対の方々もいる」と発言したとしている。

 産経新聞の取材に対して堀井副知事は「先の大戦をめぐる一般論を話した。『短絡的』というのは、橋下徹大阪市長の慰安婦をめぐる発言についての感想だったと思う」と話した。

 部長の発言については「集団的自衛権などについて部長が政治的見解を表明するとは考えられない。真意が正しく伝わっていないのではないか」とした上で「どの部長の発言か調べるつもりはない」と述べた。

 佐々木書記長は「赤旗は責任を持って報道している。集団的自衛権行使容認などに疑問を持つのはごく普通の、当たり前の国民の声だ。産経新聞が魔女狩りのような取材をするなら、それは報道の自由ではなく、われわれの政治活動に対する干渉であり、強く警告する」と話している。

 秋田県には総務、企画振興、観光文化スポーツ、健康福祉、生活環境、農林水産、産業労働、建設各部の8人の部長や議会事務局長ら部長級幹部がいる。

3046チバQ:2014/04/09(水) 21:46:52
http://mainichi.jp/area/aomori/news/m20140408ddlk02010128000c.html
奈良岡県議:自民へ 県議団了承、県連も復党認める /青森
 自民党県議団は7日、県議会棟で議員総会を開き、無所属の奈良岡央(ひろし)県議=青森市選挙区=の会派入りを了承した。県議会の会派別人数は自民党30▽民主党6▽青和会3▽公明・健政会3▽共産2▽無所属2−−となった。また、自民党県連も同日付で奈良岡氏の復党を認めた。

 奈良岡県議は取材に「県議になって以来、政策的なものも一致し、国政レベルの支持者も重なっていた。...

3047チバQ:2014/04/15(火) 20:21:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140415ddlk02010140000c.html
選挙:弘前市長選 葛西氏、圧勝で再選 38.35%、戦後2番目の低投票率 /青森
毎日新聞 2014年04月15日 地方版

 任期満了に伴う弘前市長選の投開票が13日行われ、現職の葛西憲之氏(67)=無所属=が、新人の共産党津軽地区委員長の千葉浩規氏(52)=共産公認=に圧勝して再選を果たした。葛西氏は有効票の8割超の4万5315票を獲得し、千葉氏の1万165票を約3万5000票上回った。ただ、投票率は38・35%にとどまり、前回2010年の58・06%から19・71ポイント下落。戦後19回実施された同市長選では、1996年の33・79%に次ぐ2番目の低さだった。【松山彦蔵、宮城裕也】

 市長選は、葛西氏が「マニフェスト政治」と「経営型行政」で臨んだ1期目の業績を強調し、今後の人口減少対策を最大の課題と訴えた。千葉氏は22年ぶりの党公認候補として、消費増税をした安倍政権との対決を前面に押し出し、「暮らしと福祉第一」の市政を実現すると掲げた。

 葛西氏は13日午後9時過ぎに同市本町の選挙事務所入り。圧勝を反映して午後9時10分の開票開始直後に「当確」の報が伝わると、ゆっくり椅子から立ち上がり、柔らかい笑みを浮かべて支持者に深々と頭を下げた。

 葛西氏はバンザイで自身の当選を喜んだ後、「低投票率ではあるが、得票数以上の市民から信任を得たと思う。選挙運動中、『投票には行かないけれど、政策には共感している』という市民の存在を肌で感じた」と述べた。

 弘前市和徳町の千葉氏の選挙事務所では、約20人の支持者が開票を見守ろうと集まったが、開票開始直後の当確の報にうつむいたりため息を漏らしたりする姿が見られた。その後、千葉氏があいさつ。「有権者の期待に応えられず申し訳ない」と肩を落とした。低投票率には「大変低い数字。党の政策を有権者に浸透させる力が足りなかった」と反省も語った。

 ◇政策議論すれ違い 「現職の信任投票」に
 弘前市長選が戦後2番目の低投票率となったのは、安倍政権への批判を強調する千葉氏と、市政に集中した政策を訴える葛西氏との議論がすれ違い、「双方の政策がかみ合わず」(葛西氏)に争点がぼやけたほか、千葉氏支持の広がりも欠けたため、選挙戦が「現職の信任投票」の様相を呈したことが背景にある。

 昨年10月の八戸市長選は、現職3選が確実視された構図の選挙で、投票率が戦後最低の28・48%に落ち込んだ。これを受け葛西陣営は、告示前の段階で「投票率は30%程度、あるいは30%割れも」と危機感を抱き、事業所回りを強化して陣営引き締めを図った。38%台の結果に、葛西選対の工藤順巳本部長は「後半盛り返し、予想より高くなった」と語る。

 一方、千葉陣営は「50%を超えたい」(越明男・選対部長)としていた。越選対部長は「38%台は、現職に対する不信任という要素も含んでいる」と話した。

 弘前市長選では1992年に保守分裂など4候補乱立の激戦を反映して投票率は66・44%となったが、96年市長選は現職圧勝が確実視されて33・79%に下落。その後は保守系候補同士が競り合う形で投票率が上昇。前回10年の市長選は副市長だった葛西氏が現職に挑戦する構図だった。【松山彦蔵】

 ◇葛西・弘前市長が初登庁
 再選した葛西憲之市長は14日午後1時、市役所に初登庁。正面玄関前で幹部職員に迎えられ、本館1階で女性職員から花束を贈られた。市長が1階入り口で「ただいまー」と声を出すと、職員から「お帰りなさい」との返答もあった。

 市長は詰めかけた職員に「選挙運動で市民と対話を重ねる中で、職員の接遇が良くなった、相談によくのってくれるという声を聞いた。みなさんを誇りに思った」と語りかけ、「弘前の持続発展のために意識をそろえ、私についてきてほしい」と呼びかけた。

 葛西氏は当選証書を受け取った後、記者団に「(選挙戦で批判された)国民健康保険料は会計の黒字化で市民の負担感を減らす」「介護保険料は地域福祉基金を積み増し、2015年度からの第6次事業計画では値上げしない」と語った。【松山彦蔵】=選管最終発表

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 45315 葛西憲之 67 無現

  10165 千葉浩規 52 共新

==============

 ◇弘前市長略歴
葛西憲之(かさい・のりゆき)67 無現(2)

 市長[歴]県県土整備部長▽県道路公社理事長▽副市長▽函館工業高専

3048チバQ:2014/04/15(火) 20:56:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140415ddlk05010286000c.html
選挙:能代市長選/能代市議選 市長選、現新の一騎打ち 経済活性化、雇用焦点に /秋田
毎日新聞 2014年04月15日 地方版

 任期満了に伴う能代市長選が13日告示され、3選を目指す無所属現職の斉藤滋宣氏(61)=自民、公明支持=と無所属新人でIT会社社長の清水雅史氏(29)が立候補を届け出た。2氏による一騎打ちとなり、7日間の選挙戦の火ぶたを切った。市は課題が山積しており、2氏ともに地域経済の活性化や雇用の確保を中心に訴えている。

 ◇市議選に30人
 市議選(定数22)も同日告示され、30人が立候補した。内訳は、現職20人▽元職1人▽新人9人で、女性は4人。党派別では、公明1人▽共産2人▽社民2人▽無所属25人。

 投票は20日午前7時〜午後7時、市内62カ所(うち33カ所で1〜3時間繰り上げ)であり、午後8時から市総合体育館で即日開票される。有権者数は12日現在で4万9340人(男2万2477人、女2万6863人)。【田村彦志】

 ◆市長選、候補者2人が第一声(届け出順)

 ◇風力生かし新産業に−−斉藤滋宣
 斉藤氏は能代市河戸川の選挙事務所前で第一声。支持者らを前に、2006年3月の新市発足時に抱えていた課題解決や行財政改革などを挙げ、2期8年の実績を強調した。

 その上で「能代にとってやっかいだった風を生かし、風力発電など再生可能エネルギー政策による新しい産業おこしをするのが私に課せられた使命」と力を込めた。

 さらに「まいた種は芽を出し、つぼみとなった。3期目は大輪を咲かせ、実を実らせ、摘み取る期間」とアピール。「実現性の高い夢に向かって、私と一緒に能代の30、50年先の未来の扉を開いていこう」と支持を訴えた。【田村彦志】

 ◇人が集まる街目指す−−清水雅史
 清水氏は能代市住吉町の選挙事務所前で第一声。「選挙出馬がゴールではなく、市長になって能代の未来を良くすることがゴール」と決意を述べると、支持者らから拍手がわいた。

 選挙カーに乗り、街頭へ。街頭演説では、市では人口減少が進み、商店街のシャッター通り化や学校の統廃合進展を指摘。「しかし、現状では活気を取り戻していくための明確なプランがなく、不安を覚える」。その上で「人がたくさん集まる街を目指す」として、「今まで培ってきた(情報通信などの)ノウハウを最大限注入し、活気ある街にしていきたい」と力強く訴えた。【松本紫帆】

==============

 ◇能代市長選立候補者
斉藤滋宣(さいとう・しげのぶ)61 無現(2)

 県市長会監事[歴]衆院議員秘書▽県議▽参院議員▽自民党県会長▽国交政務官▽中央大=[自][公]

清水雅史(しみず・まさふみ)29 無新

 IT会社社長▽美容商材販売会社アジア展開企画室長▽青山学院大

==============

 ◇能代市議選立候補者(定数22−30、届け出順)
佐藤智一 36 会社役員 無新

中田満 71 [元]県議秘書(2)無現

田中翼郎 73 木工所経営(2)無現

畠山一昭 54 会社社長 無新

藤原良範 64 会社役員(2)無現

畠貞一郎 55 会社員(2)無現

斉藤実 66 中古車販売業 無新

小林秀彦 61 農業(2)共現

後藤健 57 市議長(2)無現

庄司絋八 72 楽器店経営(2)無現

畠山一男 70 農業(2)無現

穴山和雄 64 農業(2)無現

安岡明雄 57 会社役員(2)無現

針金勝彦 48 会社員(2)無現

武田正広 65 幼稚園長(2)無現

原田悦子 68 洋裁店代表(1)無元

落合範良 64 農業 無新

伊藤洋文 64 会社社長(2)無現

藤田克美 64 党県常任幹事(2)社現

小野立 35 会社員 無新

渡辺優子 63 党県局次長(2)公現

菊地時子 62 党県委員(2)共現

渡辺正人 43 会社社長 無新

渡辺芳勝 63 [元]JR社員(2)社現

菅原隆文 63 会社役員(2)無現

安井和則 55 会社社長 無新

落合康友 26 農業 無新

安井英章 59 会社社長 無新

松谷福三 67 建築設計業(2)無現

信太和子 63 学習塾経営(2)無現

3049チバQ:2014/04/15(火) 21:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20140414-OYTNT50174.html
にかほ市長 商工会へ謝罪
2014年04月15日
佐藤会長に謝罪の意を伝え、握手を交わす横山市長(右) にかほ市の横山忠長市長(66)が市商工会への補助金と引き換えに、暗に佐藤作内会長(66)の辞任を迫った問題で、横山市長は14日、同市金浦の商工会本所を訪ね、商工会側に謝罪した。

 横山市長は、副市長、市総務部長とともに訪れ、佐藤会長や副会長らと面会。冒頭、佐藤会長らに頭を下げ、「ご迷惑をかけ、混乱させたことついてはおわび申し上げます」と述べた。

 佐藤会長は会談で、市側が辞表提出を要求したと改めて主張、要求していないとする市側との食い違いについて説明を求めたが、横山市長は「今までのことは謝った。これ以上、過去のことを話し合うつもりはない。産業振興のため前に進む話をしましょう」とかわした。また、商工会の人事については「私が口出しする立場ではない」と、今後は圧力をかけないとの意思を示した。

 会談は約1時間に及び、最後に横山市長と佐藤会長が握手。しかし、佐藤会長は「謝罪したから過去のことは水に流しましょうという姿勢が物足りない。これで全て良しとしたわけではないし、民意がどう受け止めるかは別の問題」と納得がいかない様子だった。

 一方、昨年の市長選の対立候補が専務を務める測量設計会社の指名除外問題について、横山市長は「謝罪の予定はない」とした。

3050チバQ:2014/04/16(水) 21:39:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140416ddlk04010267000c.html
選挙:山元町長選 告示 現元一騎打ち 復興への取り組み争点に /宮城
毎日新聞 2014年04月16日 地方版

 任期満了に伴う山元町長選が15日告示され、いずれも無所属で、1995年から3期町長を務め返り咲きを狙う元職の森久一氏(68)と、再選を目指す現職の斎藤俊夫氏(65)の2人が立候補を届け出た。投開票は20日。

 東日本大震災の被災者の生活再建や、公共施設、商業施設を町中心部の新市街地に集約するコンパクトシティー構想など、早期復旧・復興へ向けたまちづくりの取り組みが争点になりそう。

 森氏は「現町政を7年間静かに見守ってきたが、被災者の切実な要望に、聞く耳を持たない独断専行」と指摘。「復興の主人公は町民だ」と町政刷新を呼び掛け、新市街地以外への独自集団移転の支援など、被災者の声を反映した復興施策を訴える。

 斎藤氏は「未曽有の災害を体験した町長の責務として、次世代を見据えた誇れる町づくりを」と、県内トップでの災害公営住宅の入居開始やイチゴ団地整備などの実績を強調。「継続と躍進」をテーマに、復興の加速化を訴える。

 投票は午前7時〜午後7時、町内7カ所で。同8時から町中央公民館で即日開票される。14日現在の有権者は1万1354人。【豊田英夫】

==============

 ◇山元町長選立候補者(届け出順)
森久一(もり・きゅういち) 68 無元(3)

 [元]町社会福祉協議会長[歴]町課長補佐▽東北学院大

斎藤俊夫(さいとう・としお) 65 無現(1)

 [元]仙台地方振興事務所長[歴]県危機管理監▽東北学院大

3051チバQ:2014/04/16(水) 21:42:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201404/20140416_11017.html
統一地方選再統一、道のり険しく 被災3県に温度差

統一地方選の再統一をめぐり、安藤宮城県議会議長(左)に協力を要請する西沢仙台市議会議長
 東日本大震災の影響で選挙日が分散した岩手、宮城、福島3県の首長、地方議員選挙の同時実施を目指し、仙台市議会の西沢啓文議長は15日、宮城県議会の安藤俊威議長に協力を要請した。仙台市議会は岩手、福島両県の地方議会にも連携を呼び掛けているが、賛否は割れている。投票率の向上などの効果が見込めるが、復興途上を理由に消極論も少なくない。議長が前向きでも議員が受け入れるかは未知数。来年に迫った選挙の日程を震災前の統一地方選並みに再統一する道のりは険しい。

 西沢議長は、同一自治体の首長と議員の任期満了日のずれが90日以内の場合、同時に選挙できる特例を同一県内の首長と議員に拡大する案を安藤議長に示した。
 こうした公職選挙法の改正が実現すれば、宮城県議と仙台市議の場合、任期満了日の50日前から、仙台市議の任期満了日の50日後までの期間を選挙日に設定できる。
 福島県市議会議長会長の佐藤一好福島市議会議長は14日、西沢議長から日程の再統一について説明を受けた。
 佐藤議長は取材に「原発事故への対応に追われる議会が受け入れられる状態にあるかどうかが問題だ」と述べ、住民帰還が進まない浜通りへの配慮が必要との認識を示した。
 復旧復興で議論に時間を割きにくいのは他の被災地も同様だ。宮城県女川町議会は14日、来年の町議選は任期満了の11月に合わせるのが望ましいとの方針を確認した。
 木村公雄議長は「住民生活を震災前に戻すのが最優先。復興が落ち着いてから再統一すればいい」と話した。
 同県村田町の場合、震災で町長選、町議選が同日になり、再統一すると県議選まで同日になる。「選挙経費削減などの合理性だけで判断すべきではない」と佐藤英雄町長は指摘する。
 これに対し、宮城県の村井嘉浩知事は14日の定例記者会見で「同じような選挙を2度も3度もやることは税金の有効活用にならない」と仙台市議会に賛意を示した。
 岩手県議会の千葉伝議長は県議選について「再統一で同意が得られればそれに越したことはないが、地域によって温度差はある」と本音を明かす。
 「議長の意思イコール議会の意思ではない」と話すのは宮城県議会の安藤俊威議長。再統一の意義を認めた上で「仙台市選出と他地域の議員間の温度差もある。議論の熟度を高め、問題意識を共有する必要がある」と課題を挙げた。

3052チバQ:2014/04/16(水) 21:49:34
http://www.minpo.jp/news/detail/2014041615132
知事選、各党手探り続く 現職、態度明らかにせず
 11月11日の任期満了に伴う知事選まで半年余となった。県内各党は選挙協力や候補者選考などに動きだしたが、現職の佐藤雄平氏(66)が3選に向けた態度を明らかにしておらず、手探り状態が続いている。一方、小泉純一郎、細川護煕両元首相が脱原発を公約に掲げる候補者の擁立・支援を検討していることが分かった。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後の初の知事選で、今後の本県復興のリーダーを決める。
 自民党県連は政権奪還後の復興の取り組みが問われる。平成22年の前回選挙は佐藤氏を支援したが、今回は独自候補を擁立する方針。6月末の県連主催の会合で候補者発表を目指す。
 これまでに選挙区が知事選と同じ地元選出参院議員らの名前が挙がっている。党本部が原発推進の方針を示したため、県内の脱原発の機運に配慮して政治色の薄い候補者を求める声もある。今月から税率が上がった消費税などへの世論の反応を見極め、候補者決定が遅れる可能性もある。
 民主、社民両党県連は平成18年の前々回、前回と同様に連合福島、県議有志と4者で候補者選考を進めることを確認している。過去2回はいずれも佐藤氏を推薦、支援した。
 今のところ、佐藤氏の意向を踏まえて、人選に当たる構えだ。しかし、任期満了まで半年近くに迫っても進退に言及しておらず、本格的な協議に入れない状態が続いている。民主県連内からは震災直後に与党の立場で復興に当たった現職国会議員の擁立を探る動きも出ている。
 共産党県委員会は前回、公認候補を立てて佐藤氏と戦った。今回も独自候補擁立に向け、各種関係団体との協議を継続している。
 公明党県本部は、佐藤氏の進退が明らかになった時点で、対応を検討する。来春の統一地方選などに向けた準備を優先している。
 日本維新の会県総支部は独自候補擁立を目指している。現職の動向を見ながら、党本部と連携して慎重に対応する方針だ。

■「10月9日告示、26日投票」各党見通し
 知事選日程について、県内各党の多くは「10月9日告示、同26日投票」が有力とみている。
 公選法で首長選は、任期満了日前の30日間に投票日を設定するとされている。
 本県の過去の知事選の投票日は、任期満了日の10〜20日程度前に設けられている。

( 2014/04/16 08:14 カテゴリー:主要 )

3053チバQ:2014/04/20(日) 23:17:03
http://mainichi.jp/select/news/20140419k0000m040125000c.html
福島・田村:都路地区の復興策 市議選争点から置き去り 
毎日新聞 2014年04月19日 00時12分(最終更新 04月19日 09時00分)

 東京電力福島第1原発事故で避難区域となった福島県内11市町村のうち、避難指示が今月1日に初めて解除された田村市で20日、市議選が投開票される。市内で唯一、原発20キロ圏内に入り避難を余儀なくされた都路地区東部(357人)は、多くの住民が今も帰還せず、地域の存続の危機に直面している。だが、その復興策は市議選の争点から置き去りにされ、住民に不安が広がっている。【深津誠】

 16日午後、都路地区の20キロ圏内で市議選の候補者が開いた演説会。集まった35人の住民の中に、避難先の郡山市から駆けつけた主婦、渡辺益美さん(49)の姿があった。

 原発事故のため3世代8人家族が4カ所に分かれて避難しているが、避難解除後も帰還を決断できない。「井戸水は(放射線量を)測って『大丈夫』と言われても、後々のことは分からない。除染もどれだけやってもらえるか心配」と明かし、「(市議には)私たちの思いを、国や市に届けてほしい」と切実な願いを寄せる。だが、選挙期間中、候補者の選挙カーが都路地区の20キロ圏内に入ることはまれだ。

 田村市は2005年に旧5町村が合併し誕生。旧都路村の都路地区の有権者は市全体の約7%の2372人で、旧5町村で最も少ない。候補者21人(定数20)のうち、都路地区が地盤は2人だけ。

 さらに、住民の“分断”が影を落とす。都路地区以外の旧4町は避難区域外だが、都路地区より放射線量が高いのに賠償額が低い地域もある。他の地区が地盤のある候補は「『原発から距離が離れている』として被害が過小評価され、不満がたまっている」と住民の声を代弁する。各候補とも都路地区の支援策を声高に掲げにくいのが現実で、別の候補は「賠償額などの違いから住民の関係がぎくしゃくしてしまった」と嘆く。

3054チバQ:2014/04/21(月) 22:51:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140421ddlk04010057000c.html
選挙:山元町長選 斎藤氏、僅差で再選 復興加速化訴え支持拡大 /宮城
毎日新聞 2014年04月21日 地方版

 任期満了に伴う山元町長選は20日投票され、即日開票の結果、無所属で現職の斎藤俊夫氏(65)が、1995年から3期町長を務め返り咲きを狙った無所属で元職の森久一氏(68)を194票差で破り、再選を果たした。当日有権者数は1万1164人、投票率は70・44%(前回68・80%)。

 選挙戦は東日本大震災からの早期復旧・復興へ向け、被災者の生活再建や、公共・商業施設を町中心部3カ所の新市街地に集約するコンパクトシティー構想など新しいまちづくりの取り組み方が主な争点となった。

 斎藤氏は「未曽有の災害を体験した町長の責務として、次世代を見据えた誇れるまちづくりを進める」と訴え、県内に先駆けた災害公営住宅の入居や、特産のイチゴ団地整備などの実績を強調。「継続・躍進」をテーマに復興の加速化を訴え、支持を広げた。

 選挙事務所で支援者の祝福を受けた斎藤氏は「僅差での再選を真摯(しんし)に受け止める。議会や町民との対話の姿勢で、町の復興に全力で取り組みたい」と抱負を語った。

 森氏は「現町政は被災住民の切実な声に聞く耳を持たない独断専行だ」と指摘。「町民のための町政」を呼び掛け、新市街地の集約に固執せず、独自集団移転の支援など、町政刷新を訴えたが及ばなかった。【豊田英夫、三浦研吾】

==============

 ◇山元町長選開票結果=選管最終発表
当 3983 斎藤俊夫 65 無現

  3789 森久一 68 無元

==============

 ◇山元町長略歴
斎藤俊夫(さいとう・としお) 65 無現(2)

 [元]仙台地方振興事務所長[歴]県危機管理監▽東北学院大

3055チバQ:2014/04/21(月) 22:51:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201404/20140421_41013.html
秋田県能代市長に斉藤氏3選
 任期満了に伴う秋田県能代市長選は20日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の斉藤滋宣氏(61)=自民・公明支持=が、無所属新人のIT会社経営清水雅史氏(29)を破り、3選を果たした。
 斉藤氏は行財政改革の推進など2期8年の実績を訴え、市政継続の必要性を強調。エネルギー産業を中心とした経済活性化を掲げた。自民、公明両党の支援を受け、戦いを終始優位に進めた。
 清水氏は、市庁舎整備見直しや地場産品の販路拡大などを訴えたが、広がりを欠いた。
 当日有権者は4万8786人。投票率は71.05%で、選挙戦となった2006年の前々回を9.27ポイント下回り、過去最低となった。

 ◇能代市長選開票結果(選管最終)
当 21,920 斉藤 滋宣 無現(3)
  12,341 清水 雅史 無新 

<斉藤滋宣(さいとう・しげのぶ)>61歳。市長(参①、秋田県議②)北海道厚真町、中大=《自》《公》

3056チバQ:2014/04/22(火) 19:55:18
http://www.asahi.com/articles/ASG4P4V5CG4PUGTB007.html
福島)昭和村20年ぶり選挙 どたばた開票
永野真奈
2014年4月22日03時00分

 20年ぶりに実施された20日の昭和村長選の開票作業が混乱した。約1時間で終える予定だったが、2時間半の「長丁場」に。有権者数が県内市町村で下から3番目という村に、三つの壁が立ちはだかった。

 午後8時の作業開始を見舞ったのが「不受理」票の扱い。不在者投票と、障害などで投票用紙に記入できない場合の代理投票で1票ずつ記載漏れなどが見つかり、判断に約20分かかった。

 さらに疑問票の多さが作業を遅らせた。漢字がしっかり書かれていないといった票が全部で71票。村の高齢化率は県内自治体で2番目と高く、選管の担当者は「高齢者が多いことが影響したのでは」と話す。

3057チバQ:2014/04/23(水) 23:10:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140423ddlk02040002000c.html
平川市長選選挙違反:現金の授受、詳細に 山田、斎藤両被告初公判−−地裁弘前支部 /青森
毎日新聞 2014年04月23日 地方版

 ◇迷惑かけた/バカな「使い」やった
 平川市長選(1月26日)を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収など)罪に問われた元市議の山田尚人被告(60)と、市議の斎藤剛被告(66)の初公判が22日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で相次いで開かれ、検察の冒頭陳述や個別にあった被告人質問を通じ、現金授受の詳細が示された。山田被告が3市議に同時に現金を渡すという秘密の漏れやすい行動をした背景に、違法な現金を長期間持ちたくないという心理があったことや、斎藤被告が買収しようとした別の市議が、現金を写真撮影した上で当日に返却していたことなどが明らかになった。【松山彦蔵、石灘早紀】

 ■現金は封筒入り

 山田、斎藤両被告は同市長選で大川喜代治前市長(落選)を支援。大川氏の後援者で社会福祉法人理事長の水木貞被告(66)=同法違反罪で起訴=から買収資金を受け取った。

 検察によると、立候補の動きを見せていた長尾忠行県議(当時、現市長)に近い大澤敏彦、鳴海伸仁、石田隆芳の3市議に関し、水木被告は3市議と親交のある山田被告を通じて買収しようと企画。水木被告は昨年8月6日の昼前、山田被告を電話で同市内のリンゴ畑の作業小屋に呼び出し、現金20万円ずつを入れた茶封筒を四つ差し出して「若い人に渡してくれ。四つのうち一つはあなたの分なので、もらっておいてほしい」と言って手渡した。

 山田被告は被告人質問で「そんなお金を手元に置いておくことが怖い」と思ったと明かす。昼食後、すぐに3市議を同じ小屋に呼び出し、「法に触れる」と思いつつ、「受け取ってほしい」「大川さんから(のお金)だ」と言って封筒を一つずつ手渡した。大川氏の名を出したことについて山田被告は「受け取ってもらいやすいと思った」と被告人質問で話し、「なぜあの時(水木被告の依頼に)応じてしまったのか。3人には迷惑をかけた」とうなだれた。

 ■大川氏に直接返却も

 鳴海、石田両市議は同10月21日ごろ、「長尾氏を応援することになった」と言って山田被告に現金を返却。山田被告はそれを水木被告に返した。大澤市議によると、同市議は同31日に市長室に大川氏を訪ね、「申し訳ないが協力できない」と言って現金を直接「返却」。10万円足した計30万円を「陣中見舞い」として応接テーブルに置いてきたという。

 ■撮影して当日返却

 一方、斎藤被告は昨年8月12日ごろ、自宅で水木被告から「大川さんのために前(の選挙)と同じように尽力してくれ」と言われて現金20万円が入った茶封筒を受け取った。さらに同10月22日ごろ、水木被告が別の市議の買収資金として現金20万円を斎藤被告に託し、斎藤被告は市議宅に赴いて「手紙」と称して封筒を手渡した。この市議は現金と封筒を撮影後、当日の夕方に斎藤被告に返却。斎藤被告も水木被告に返そうとしたが、「取っておいて」と言われ、最初の20万円とともに使ったという。斎藤被告は法廷で「市議は(どちらを支援するか)あいまいだった。長尾氏を応援すると言っていたら渡さなかった。バカな『使い』をやった」と自嘲気味に語った。

 ◇「津軽選挙」克服、難しさ浮き彫り 当時、罪悪感なく
 22日の被告人質問では、現金が舞う「津軽選挙」克服の難しさが浮き彫りになった。

 斎藤被告は現金受け取りについて「ガソリン代やお菓子代などは選挙に必要。(当時は)罪悪感はなかった」と答えた。検察官の「どうすれば金権政治がなくなるか」との質問にも、「私に問われても困る」と言葉を濁した。

 山田被告は自身が現金を渡した3市議に対し「本当に迷惑を掛けた」と涙を流したが、裁判官に「涙の意味が分からない。(金を)もらった方にお目こぼしすると、いつまでも(違反は)なくならない」と聞かれると答えに窮した様子だった。

 被告の関係者は、「津軽には『選挙には金がつきもの、頼み事は手ぶらではいけない』という土壌がある。簡単には抜けきれないのではないか」と指摘している。【松山彦蔵】

3058チバQ:2014/04/25(金) 21:27:50
http://www.asahi.com/articles/CMTW1404250600001.html
JAと自民県連 関係悪化を修復
2014年4月25日10時02分
 ◆ 昨夏の参院選「水に流す」
 自民党県連と県内JAが、昨夏の参院選で県農協政治連盟が自民の対立候補を支援して以来悪化していた関係を修復したことが分かった。20日夜にトップ同士で会合を開き、参院選やその後の経緯を「水に流す」ことで一致した。


 23日の自民党県議団の議員総会で、野川政文県連幹事長が報告した。同党県連とJAによると、会合にはJA山形中央会の長沢豊会長や県農政連の高谷尚市会長、自民党県連の遠藤利明会長、野川幹事長らが出席。JA側から「昨夏の参院選ではご迷惑やご心配をおかけした」と発言があり、遠藤会長も「様々な経緯は水に流して、今後は今まで通り一緒にやっていきましょう」などと述べ、互いに握手をしたという。


 昨夏の参院選で県農政連は、自民新人の大沼瑞穂氏の対立候補で「TPP断固反対」を掲げたみどりの風の舟山康江氏を推薦。自民党県連は強く反発し、選挙後に遠藤会長は「何らかのけじめが必要」と述べ、両者が距離を置く状態が続いていた。しかし、JA側には政権与党との関係修復を望む声が、自民党側にも統一地方選を前に有力な支援団体であるJAとの和解を望む声が強く、水面下で調整が進められていた。

3059チバQ:2014/04/25(金) 21:30:54
http://www.asahi.com/articles/CMTW1404250700001.html
福島知事選 構図に変化も
2014年4月25日10時29分
 佐藤雄平知事の任期満了に伴う知事選まで半年となった。佐藤知事がまだ態度を表明していないのに対し、前回は相乗りで支援した自民党は早々に独自候補の擁立を表明。脱原発を掲げる細川護熙・小泉純一郎両元首相の動き次第では、選挙戦の構図に影響する可能性もある。


 ●知事動向に注目


 「目の前の課題に一つ一つ対応していくことが私に与えられた任務だ」


 24日の定例会見。3選をめざす考えがあるか問われた佐藤知事は二度繰り返し、明言を避けた。


 県内では昨年、多くの有権者を抱える福島市やいわき市、郡山市など6市町の首長選挙で現職が相次いで落選。「復興のスピードが遅い」などの批判も響いたとみられる。東日本大震災前の2010年に再選を果たした佐藤知事が立候補に踏み切れば、この間の復興のかじ取り役としての評価が焦点となりそうだ。


 佐藤知事が立候補する場合、民主党は過去2回に続いて支援に回る構えだ。前回は6月議会で立候補を表明しており、最大の支持母体である連合福島の影山道幸会長は10日の役員会で「(表明時期は)6月議会かもしれない。できる限り早い段階で佐藤知事と懇談したい」と述べ、近く意向を確認する考えを示した。


 佐藤知事が立候補しなかった場合の対応について、党県連幹部は「佐藤知事の路線の継承を候補者に求める」という。


 ●自民は対決姿勢


 これに対し、自民党は対決色を強めている。党県連会長の岩城光英参院議員は先月16日の定期大会で、独自候補を擁立する考えを示した。「復興・復旧を加速させるには強いリーダーシップが必要だ。幅広い視野で人選を進めたい」と記者団に説明した。


 県連の杉山純一幹事長は自民党が政権復帰したことを念頭に、「与党候補が知事になれば復興で国と連携しやすい。知事選で問われるのは復興の進め方だ」と語る。県連内では現職国会議員らの名前が取りざたされており、「6月28日の県連主催の政治資金パーティーまでに候補者を決めたい」(県連関係者)との声もある。


 過去2回の知事選で独自候補を立て、佐藤知事と戦った共産党も現在、対応を検討している。


 各陣営が注視するのが、2月の東京都知事選でタッグを組んだ細川、小泉両元首相の動きだ。来月7日には国会近くで脱原発の推進団体を立ち上げる。細川氏周辺は福島県知事選について、「独自候補を立てるか、脱原発を公約する候補を支援したい」と話す。


 ただ、原発再稼働や輸出を求める声も強い永田町とは違い、原発事故を経験した福島では各候補が脱原発で足並みをそろえ、元首相らの訴えが埋没する可能性もある。県民にとっては除染の加速化といった身近な問題も関心事で、県議の1人は「脱原発は重要だが、それだけで票が取れるかはわからない」と話す。

3060名無しさん:2014/04/27(日) 17:36:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140427ddlk02010091000c.html

選挙:黒石市長選 高樋県議が出馬表明 鳴海氏長男、補選立候補へ /青森

毎日新聞 2014年04月27日 地方版


 黒石市選出の高樋憲県議(55)が26日、同市内で記者会見し、任期満了に伴う同市長選(6月15日告示、22日投開票)に無所属で立候補すると正式に表明した。また、鳴海広道市長(73)の長男の恵一郎氏(41)=日本原燃社員=が会見に同席し、高樋氏の後任を選ぶ県議補選に自民党公認で出馬する意向を明らかにした。

 4期目の鳴海市長は3月に体力の限界などを理由に引退を表明。後継に高樋氏の名が出ていた。高樋氏は「鳴海市政の財政再建を継承しつつ、里山を重視した6次産業化を図り、田園観光産業都市を目指す」と語った。

 高樋氏は5月9日に辞職届を提出する予定で、定数1の同市選挙区の県議補選は市長選と同日になる見通し。

 高樋氏は「黒石の過去の政争を反省し、政治力を結集するには鳴海市長の後ろ盾が必要。それを分かりやすく表すため(県議の)後継に恵一郎氏を指名した」と語った。こうした構図に市内では世襲との批判もくすぶるが、恵一郎氏は会見で「誰かが使命感を持ってやらなければいけない」と答えた。

 両氏は市内の病院に入院中の鳴海市長を今月訪れ、恵一郎氏出馬の相談をしたところ、市長は反対したという。【松山彦蔵】

3061チバQ:2014/04/29(火) 05:28:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140428ddlk07010151000c.html

選挙:伊達市議選 新議員決まる 法定得票達せず25人 /福島

毎日新聞 2014年04月28日 地方版


 任期満了に伴う伊達市議選(定数26)が27日投開票され、候補者28人のうち3人が法定得票数に達せず、当選者は計25人となり、定数に満たなかった。投票率は60・43%(前回70・14%)だった。

 当選者の内訳は▽現職21人▽元職1人▽新人3人、党派別では▽公明1人▽民主1人▽共産2人▽社民1人▽無所属20人だった。当日有権者数は5万2940人。

 公職選挙法によると、地方議員選挙の場合、有効得票総数を定数で割った4分の1が法定得票数となり、候補者の得票数がこれを下回ると当選できない。今回の市議選で、法定得票数は303・683票だったが、3人が下回って落選となり、欠員1が生じた。議員定数の6分の1以上が欠けると再選挙をする必要があるが、今回はそれに該当しないため、市議補選は行わない方針。【小林洋子】

==============

 ◇伊達市議選開票結果(定数26−28)

当 2200 大條一郎 56 公現(3)

当 1850 滝沢福吉 69 無現(3)

当 1816 菅野喜明 37 無現(2)

当 1812 佐々木彰 49 無現(3)

当 1710 高橋一由 62 無元(3)

当 1677 清野公治 64 無現(3)

当 1473 中村正明 60 無現(3)

当 1423 安藤喜昭 61 無現(3)

当 1369 吉田一政 74 無現(3)

当 1305 半沢隆 67 無現(3)

当 1282 佐藤実 53 民現(3)

当 1267 大橋良一 66 無現(3)

当 1226 熊田昭次 63 無現(3)

当 1213 原田建夫 66 無現(3)

当 1124 菅野与志昭 56 無現(3)

当 1073 佐藤清寿 66 共新(1)

当  995 八巻善一 72 無現(3)

当  952 小野誠滋 70 無現(3)

当  908 松本善平 73 無現(3)

当  870 大和田俊一郎 60 無現(2)

当  846 菊地邦夫 70 無現(2)

当  795 丹治千代子 67 社現(2)

当  753 近藤真一 49 共新(1)

当  658 佐藤直毅 52 無現(2)

当  467 橘典雄 64 無新(1)

   220 田口安秋 63 無新

   206 佐藤易広 72 無新

    88 石井荘二 57 無新

=選管最終発表

3062名無しさん:2014/04/29(火) 05:36:25
test

3063チバQ:2014/04/29(火) 08:08:41
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140428/dms1404281210001-n1.htm

「あまちゃん」舞台の岩手県久慈市 じぇじぇじぇな条例 異例の前文が全て方言

2014.04.28

海女の素潜り漁実演を見学する観光客=昨年8月、岩手県久慈市の小袖海岸【拡大】


 じぇじぇじぇな議会にするべぇ−。女優、能年玲奈(20)が主演し話題を呼んだNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。その舞台となった岩手県久慈市で、前文が全て方言で書かれた市議会基本条例が3月に施行され、話題を呼んでいる。名付けて「じぇじぇじぇ条例」。昨年の流行語大賞に選ばれた勢いを市政への関心につなげる狙いがあるが、市民からは「ブームに乗っただけでは」と疑問の声も。浸透するかは未知数だ。

 ▽中身は本格派

 「これまでにねぇ発想により、まさに“じぇじぇじぇ”な議会を目指していぐべぇという思いを込めで、この条例をこさえ、市民の思いに力いっぺぇ応えでいぐごどを決意する」

 条例は議会が守るべき基本ルールを定めたもので、「じぇじぇじぇ」は驚きを表す同市小袖地区の方言。約400字の前文では、制定の目的や市民に選ばれた代表機関としての議会の役割をうたっている。全国市議会議長会によると、議会基本条例は約220市(2012年末時点)で制定済みだが、前文が全て方言なのは「聞いたことがない」という。

 条例本文は意欲的な内容だ。市民の意見を政策に反映し、議会が説明責任を果たすことを基本方針に掲げ、市民との間で意見交換する「かだって(みんなで一緒に語ろう)会議」の設置を明記。議会活動が市民生活に与えた影響を検証することも義務付けた。

 これらは11年から取り組んできた議会改革を具体化したもので、作成に当たっては徳島県川島町(現吉野川市)の町長を務めた早稲田大マニフェスト研究所の中村健氏(42)の助言を受けたという。

 ▽ただのブーム?

 市民の反応はさまざまだ。条例案がまとまった今年1月、意見を公募したところ「ドラマと議会は別」といった批判が寄せられる一方、「中身を読みたくなる」との好意的な声もあった。案は3月4日の市議会で全会一致で可決された。

 洋服店経営の高橋渉さん(45)は「親しみやすく、議会が市民と近づこうとしている印象を受ける」と歓迎。「議会だけでなく市民一人一人も意識を変える必要がある」と前向きにとらえた。

 これに対し、会社員の外館美奈子さん(23)は「流行語は一過性のブームだと思う」と冷ややか。「そんな条例をつくる時間があったら、東日本大震災からの復興にもっと力を入れてほしい」とため息をついた。

 ▽試金石

 条例は、地域の活性化に貢献するのか。経済アナリストの森永卓郎氏は「ただ条例を方言で書いただけでは、効果はゼロだと思う」と手厳しい。「そこからどう展開するかの方がはるかに重要。市民にPRするにはもう一工夫が必要だ」

 とはいえ、条例制定後、市には全国の自治体から視察の問い合わせが相次いでいる。議会事務局は「これをきっかけに市民にも関心を高めてもらい、よりよい議会活動につなげたい」と鼻息が荒い。

3064チバQ:2014/04/30(水) 20:39:12
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140427-OYT1T50235.html
市議選で当選者が足りず…現職「定数多すぎる」


2014年04月29日 17時57分

25人しか当選しなかった伊達市議選の開票作業(27日夜、伊達市保原町宮下の保原体育館で)

 28人が立候補し、27日に投開票が行われた福島県伊達市議選(定数26)は、上位25人以外、法定得票(303・683票)に届かなかったため、26人目の当選者がいない異例の事態になった。

 同市選管の永井俊博委員長(81)は「欠員なんて聞いたことがない。残念だ」と肩を落とした。

 公職選挙法によると、法定得票は、当選に必要な最低限度の票数で、市町村議選の場合、有効投票数を定数で割った数の4分の1。今回の市議選は、有効投票数が3万1583票で、当選した25人以外では、220票が最多だった。

 同市選管によると、欠員が議員定数の6分の1以上となる5人なら、欠員全員を選び直す再選挙が行われる。欠員1人でも、補欠選挙が市長選に合わせて行われるが、同市は、直近の市長選が1月26日投開票であり、任期満了に伴う次回市長選は、市議の任期満了前6か月以内の実施になるので、市議の補欠選挙は実施されない。

 このため、5月1日から4年間の任期中、市議は25人のまま、補充されない可能性が高い。

 今回の市議選では、現職の議席を脅かす有力な新人候補が出ておらず、現職陣営に安泰ムードが漂っていたとされる。投票率も前回から9・71ポイント減の60・43%で過去最低だった。

 当選した現職市議の一人は「定数が多すぎる。5町の合併後、議員を削減しきれていない市議会の責任は大きい」と話す一方、「地方自治体の議員を目指す、力のある若者が出てこなくなった」と話している。

3065チバQ:2014/04/30(水) 22:25:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140430/elc14043021270001-n1.htm
コンサル代表が出馬表明 秋の沖縄県知事選

2014.4.30 21:27


 秋の沖縄県知事選に、同県宜野座村の経営コンサルタント会社代表、大城浩氏(48)が30日、無所属で立候補すると表明した。

 那覇市で記者会見し「平和と繁栄のため、沖縄は琉球として日本から独立するべきだ」と訴えた。

3066チバQ:2014/05/06(火) 22:59:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140502ddlk02040052000c.html
平川市長選選挙違反:大川前市長を逮捕 買収申し込み、事前運動容疑 知人男性に現金 /青森
毎日新聞 2014年05月02日 地方版


大川容疑者宅の家宅捜索で押収資料を運び出す捜査員=1日
拡大写真 平川市長選(1月26日投開票)を巡る公職選挙法違反事件で、県警は1日、落選した前市長の大川喜代治容疑者(68)=同市大光寺一滝本=を同法違反(現金買収申し込み、事前運動)容疑で逮捕した。容疑は昨年10月上旬、自分への投票や票の取りまとめへの報酬として、平川市内で有権者の知人男性に現金数十万円を渡す申し込みをしたとしている。この事件では、市議6人(うち1人は辞職)を含む計7人が現金買収などの容疑で逮捕(うち1人は処分保留で釈放)されており、逮捕は8人目。2月19日の市議5人逮捕で明るみに出た事件は大きな節目を迎えた。【松山彦蔵、石灘早紀】

 県警は大川容疑者の認否を明らかにしていない。県警によると、知人男性は現金を受け取ったが、その日のうちに返したという。

 毎日新聞の取材では、大川容疑者は昨年10月5日ごろ、男性宅を昼前に訪れ、「市長選に出るからよろしく」と言って封筒を渡したという。現金20万円が入っていることに気付いた男性がその日の午後に大川容疑者宅を訪れ、家族に返却したとされる。2人は農協関連の事業を通じて知り合いだったという。

 県警は1日午前7時半ごろに大川容疑者の捜査に着手。捜査員が自宅を訪れて任意同行を求めた。弘前署で事情聴取し、午後5時52分に逮捕した。また、午前8時前からは、捜査車両4台で乗りつけた捜査員が家宅捜索し、土蔵や納屋も調べ、正午過ぎに押収した資料を運び出した。

 市長選では、市議20人中14人が大川容疑者を支援し、5人が長尾忠行現市長を支援。これまでの捜査や公判で、大川陣営が長尾陣営を切り崩そうと現金買収を申し込み、長尾陣営市議がいったんは現金を受け取り、後に返却する構図が明らかになっている。

 平川市政界では、早くから「大川市長(当時)自ら現金を手渡している」とのうわさが飛び交い、県警も関心を持っていた。市政界関係者は「大川さんは自前の後援会組織を持っておらず、金銭授受の違法性への認識が薄いまま、知人に『頼む』という昔ながらの感覚で配っていたようだ」と解説する。

 市役所を訪れていた男性会社員は大川容疑者の事情聴取の報を聞き、「市議6人が逮捕されたうえ、前市長までなんて市民として恥ずかしい」と顔をしかめていた。

3067チバQ:2014/05/06(火) 23:02:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140503ddlk02040288000c.html
平川市長選選挙違反:30万円はどこへ? 報告書記載の有無に注目 /青森
毎日新聞 2014年05月03日 地方版

 1月の平川市長選を巡る選挙違反事件は、当時の市長だった大川喜代治容疑者(68)が、自ら有権者に現金買収を申し込んだとして公職選挙法違反容疑で逮捕される異例の展開となった。選挙運動の裏側で現金が飛び交う様が「津軽選挙」とも揶揄(やゆ)される中、その言葉を地で行くような構図。逮捕容疑と別に注目されるのが、大川容疑者が受け取ったとされる現金30万円の「陣中見舞い」の行方だ。

 大川容疑者は昨年10月末、長尾忠行現市長派の市議=公選法違反罪で罰金30万円などの略式命令後、正式裁判を請求中=から、現金30万円を受け取った。この市議は同年8月に大川派の市議(辞職、同法違反罪で起訴)から20万円を受け取ったが、その後、長尾市長の立候補表明を受けて、大川容疑者と市長室で会い、「申し訳ないが協力できない」と言って封筒を置いてきたという。

 しかし、市長選後の2月5日、大川容疑者が公選法の定めで同市選管に提出した選挙運動費用収支報告書には、この現金の記載がなかった。

 市選管は「告示前の寄付は立候補予定者が出納責任者に明細を示し、記載しなくてはならない」とするが、その出納責任者は毎日新聞の取材に「自分は報告書の内容を全く知らされていない」と名目上の役割だったと強調する。市選管関係者は「県選管に後援会の政治資金として届け出ている可能性もある」とするが、昨年分の報告書の公表は今秋以降。記載の有無が注目される。【松山彦蔵】

3068チバQ:2014/05/07(水) 00:04:48
ふるいけど貼ってなかった
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201404/20140409_11013.html
菊地、小林両氏出馬へ 新人同士の争い濃厚 宮城・岩沼市長選
 任期満了に伴う岩沼市長選(6月1日告示、8日投開票)で、副市長の菊地啓夫氏(61)と、前県教育長で同市に住むNPO法人理事長の小林伸一氏(64)が立候補する意思を固めたことが8日、分かった。現職の井口経明氏(68)が5選出馬しない意向を表明しており、新人候補による選挙戦になる見通しになった。
 菊地氏は河北新報社の取材に「東日本大震災からの復興は道半ば。復興を加速するとともに新総合計画も着実に進め、市全体の均衡ある発展を目指したい」と述べた。
 菊地氏は岩沼市出身。東北学院大経済学部卒。1975年に市職員となり、民生部長、健康福祉部長、総務部長などを経て2011年1月から現職。
 一方、小林氏は取材に対し「震災復興に重点的に取り組むのはもちろん、福祉や教育、街並み整備などにも力を注ぐ。岩沼市政に新風を吹き込みたい」と語った。
 小林氏は仙台市出身。東北大法学部卒。1973年県職員となり、古川地方振興事務所長、企画部長などを経て2008年から4年間、県教育長を務めた。



2014年04月09日水曜日

3069チバQ:2014/05/10(土) 09:21:15
http://www.minpo.jp/news/detail/2014051015572

知事選態度表明いつに 佐藤知事2期目満了まで半年




 佐藤雄平知事(66)の2期目の任期は11日で残り半年となる。3選に向けた態度を明らかにしておらず、今後の動向が注目される。一方、県政は東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設建設などの課題に直面し、政治手腕が問われている。
 「目の前の課題に一つ一つ対応するのが、与えられた任務だ」。4月24日の定例記者会見で、佐藤知事は今秋の知事選への対応を問われたが、進退に触れなかった。依然として3選について沈黙を守るが、県議からは「6月定例県議会で何らかの動きを見せるはずだ」「県内の政治情勢を見極めている。態度表明は夏以降にずれ込むだろう」との臆測が飛ぶ。
 県幹部は「復興の課題が山積し、選挙どころではないようだ」とみる。中間貯蔵施設をめぐり、今月下旬から建設候補地がある大熊、双葉両町で住民説明会が始まる予定。今後、建設受け入れの是非について政治判断を迫られる。
 さらに避難生活の長期化に伴い深刻さを増す震災(原発事故)関連死への対応も求められる。社会基盤整備などで復興の姿が見えてきた面もあるが、入札不調で先行きが不透明な事業も出ている。
   ◇  ◇
 県内各党は今秋の知事選に向けて動きだした。自民党県連は独自候補の擁立を決め、人選を進めている。民主、社民両党県連は連合福島などと連携し、佐藤知事の意向も踏まえながら候補者を選考する方針。共産党県委員会は独自候補擁立を目指し、協議を継続している。しかし、各党とも現職の胸の内が読めず、手探りの状態が続く。

( 2014/05/10 09:02 カテゴリー:主要 )

3070チバQ:2014/05/11(日) 23:24:25
>>2530
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140510-OYT1T50127.html
前町長「鼻血は被ばくのせい」美味しんぼ最新号
2014年05月11日 17時30分
 週刊漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」4月28日発売号に掲載された「美味(おい)しんぼ」(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)の表現が風評被害を呼びかねないと議論を呼んでいる件で、続きにあたる5月12日発売号の内容が10日、明らかになった。
 福島第一原発のある福島県双葉町の前町長が語る形で、漫画の主人公らに「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢いるのは、被ばくしたからですよ」と言うせりふを掲載。除染作業の難しさを大学准教授に語らせ、主人公に「除染ができないのでは、福島の復興と言っても難しい」と言わせている。
 同作を巡っては双葉町が、鼻血等の症状を訴える町民が大勢出ている事実はなく、一方的な見解のみを掲載しているとして出版元の小学館への抗議文を発表。環境省も、同原発事故の被曝(ひばく)と、疲労感や鼻血の多発の関係を否定している。また、小学館は同誌19日発売号でこの件に関する特集記事を掲載する予定。

http://mainichi.jp/select/news/20140510k0000m040104000c.html
「美味しんぼ」問題:前双葉町長が批判 石原環境相発言
毎日新聞 2014年05月10日 00時02分(最終更新 05月10日 08時23分)

 東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す漫画「美味しんぼ」の描写で小学館に抗議が寄せられている問題を巡り、作品に実名で登場した前福島県双葉町長の井戸川克隆さん(67)が9日、東京都内で記者会見し、「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」と述べた。石原伸晃環境相が同日作品に不快感を示したことについて「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」と批判した。

 一方、作者の雁屋哲さんは同日、自身のブログで「書いた内容についての責任は全て私にあります」とし、小学館の編集部に抗議しないよう求めた。【野島康祐】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140507/k10014280991000.html
美味しんぼの“鼻血” 双葉町が抗議
5月7日 23時18分 K10042809911_1405080112_1405080114.mp4
小学館の雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」(おいしんぼ)の中に、東京電力福島第一原子力発電所を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す場面があり、地元の福島県双葉町が「風評被害を生じさせている」として、小学館に対して抗議文を送りました。

双葉町が抗議したのは、先月28日に発売された「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載されている、雁屋哲さん原作で花咲アキラさんが描く漫画「美味しんぼ」の内容についてです。
主人公の新聞記者たちが東京電力福島第一原子力発電所を取材したあと、鼻血が出たり、ひどい疲労感に襲われたりする場面などが描かれているほか、双葉町の前町長が実名で登場し、「福島では同じ症状の人が大勢いますよ」と語っています。
これについて、双葉町が7日午後5時にメールとファックスで小学館に対して抗議文を送りました。
抗議文では、「鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」としたうえで、「復興を進める福島県全体にとって許しがたい風評被害を生じさせているほか、福島県民への差別を助長させることになる」としています。
この漫画の表現を巡っては、小学館が今月1日付けの「スピリッツ」の公式ツイッターで「多数のご批判とご意見を頂戴致しました。お寄せ頂いた内容すべてを真摯(しんし)に受け止め、今後の誌面作りに活かしてまいります」とコメントしています。
今回の抗議については7日夜、NHKの取材に対して「担当者がいないのでコメントできない」としています。
福島県双葉町によりますと、双葉町には、雑誌が出たあとの先月30日から6日までに、「福島県産の農産物は買えない」とか「福島県には住めない」、「事実と異なるので小学館に抗議すべき」などの意見が、電話やメールで数十件寄せられているということです。
「美味しんぼ」とは
「美味しんぼ」は、「食」をテーマにした雁屋哲さん原作で、花咲アキラさんが描く人気漫画です。
芸術家で、希代の美食家でもある海原雄山と、その息子で新聞記者の山岡士郎の、親子の確執や料理を巡るぶつかり合いなどが描かれています。
昭和58年に漫画雑誌で連載が始まり、単行本は現在までに110巻、刊行され、累計の発行部数は1億2000万部に達しています。
作品は、食にとどまらず、環境問題のような社会が抱える課題にも踏み込み、東日本大震災のあとは「福島の真実」と題して、原発事故による健康への影響や食品の汚染を取り上げてきましたが、その事実関係を巡って批判も受けていました。

3071チバQ:2014/05/11(日) 23:25:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140510ddlk02040292000c.html
平川市長選選挙違反:公民権停止、短縮求める 3市議「捜査に協力」−−弘前簡裁初公判 /青森
毎日新聞 2014年05月10日 地方版

 平川市長選(1月26日)を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(被買収)罪に問われた鳴海伸仁(58)、大澤敏彦(55)、石田隆芳(55)の3被告の初公判が9日、弘前簡裁(太田隆行裁判官)で個別に開かれた。いずれも市議の3被告は、3月に同簡裁から受けた公民権停止5年の略式命令を不服として正式裁判を請求。初公判でも弁護側が期間短縮を求めた。検察側は「被買収は違法性が高く、短縮すべきでない」と反論。3被告に罰金30万円を、鳴海、大澤両被告には追加して追徴金20万円を求める略式請求と同じ内容の求刑を行った。判決は6月6日。【松山彦蔵、石灘早紀】

 3被告の起訴内容は昨年8月6日ごろ、同市内で、前市長の大川喜代治容疑者=同法違反容疑で逮捕=への投票などのためとして、元市議の山田尚人被告=同法違反罪で公判中=からそれぞれ現金20万円を受け取ったとしている。3被告は起訴内容を認めた。

 弁護側は、3被告が現金を後に返却したほか、「昨年末から(県警の捜査に)積極的に協力して事件の一部が解明された」として停止期間短縮を求めた。検察側は「選挙違反一掃の必要性は極めて高い」などと反論した。

 ◇受け取り断れず
 3被告それぞれの証拠調べや被告人質問によると、山田被告に「大川市長(当時)から預かった。受け取ってほしい」と言われた3被告は、それぞれ「長尾忠行県議(当時、現市長)を支持するから受け取れない」と何度も断ったが押し問答になり、「山田さんのメンツを潰してしまう」(鳴海被告)などの理由で受け取った。検察の冒頭陳述によると、鳴海被告は現金を使ってしまい、大澤被告は自宅で保管、石田被告は自家用車内に保管していた。

 ◇10月に現金返却
 昨年10月25日、市議会最大会派「平新会」を長尾派市議が脱会。鳴海、石田両被告は同日中に山田被告に現金を返却し、大澤被告は同31日に市長室に大川容疑者を訪ね、30万円を「陣中見舞い」として返却。10万円足した理由について大澤被告は「私は金では動かない、という意思表示だった」と話した。

 ◇法廷で謝罪

 鳴海被告は「多くの方に迷惑を掛けた。今後は地域のためにより頑張りたい」、大澤被告は「軽率な判断でお騒がせし、おわび申し上げます。地域や市民の信頼を再び獲得できるよう活動したい」、石田被告は「気持ちの弱さで市民や支持者に不安を与え、おわび申し上げます」と一様に沈痛な面持ちで話した。

 ◇法廷で嘆願書を紹介 被告側証人「1万人超が署名」
 9日の公判では、公民権停止期間の短縮を裁判所に求める「嘆願書」に平川市民ら約1万3400人が署名したことが紹介された。

 長尾忠行(現市長)後援会の中畑忠弘会長が、3被告側の証人として出廷。嘆願書の発起人代表として被告側弁護士の質問に答え、「4月5日から約2週間で1万3378人の署名が集まった」「賛同者は、3被告が金を預かり、返した趣旨を理解して署名している」と証言し、寛大な処置を求めた。証言後、中畑氏は毎日新聞の取材に「3被告は山田被告のメンツをつぶさないために金を受け取った。違法性を分かりながら、人情を優先する津軽人気質の優しさを裁判官に分かってもらいたかった」と訴えた。【松山彦蔵】

.

3072チバQ:2014/05/12(月) 21:52:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000088-mai-soci
<美味しんぼ>福島知事「風評被害助長、残念」と不快感 
毎日新聞 5月12日(月)20時25分配信

報道陣の質問に答える福島県の佐藤雄平知事(左)。右は埼玉県の上田清司知事=さいたま市浦和区で2014年5月12日、夫彰子撮影
 12日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載中の漫画「美味(おい)しんぼ」で登場人物が「福島県内には住むな」などと話す場面が描かれたことについて、同県の佐藤雄平知事は同日、「風評被害を助長するような印象で極めて残念」と述べた。会合出席のため訪れたさいたま市で、報道陣の質問に答えた。

【井戸川・前双葉町長】「私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」

 4月28日発売の「美味しんぼ」で福島第1原発を訪問した主人公らが鼻血を出す場面が描かれたが、今月12日発売の続編では、福島大准教授が除染の経験を基に「福島はもう住めない、安全には暮らせない」と主人公らに語ったほか、別の登場人物が「(鼻血などの理由は)被ばくしたから」と説明。東日本大震災のがれきを受け入れた大阪市の住民が健康被害を訴えたとする内容も掲載された。

 佐藤知事は「復興に向かって県民一丸となっている。(漫画の描写は)遺憾だ」と不快感を示す一方、「これをバネとし、復興をさらに進めなければならない」と述べた。同県は同日、ホームページで「極めて遺憾」とする反論を公表した。

 また、福島大は同日、中井勝己学長名で、漫画に載った准教授の発言内容について「大学としての見解ではない。(准教授の)個人の見解。大学人としての立場を理解したうえで発言するよう注意喚起する」との見解を発表した。自民党福島県連と県議会の民主党系会派はそれぞれ抗議文を小学館に送った。

 大阪府と大阪市も「事実と異なる表現は風評被害を招き、極めて不適切な表現だ」とする抗議文を小学館に送付。法的措置も検討するという。

 菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で、「科学的見地に基づいて正確な知識を伝えていくことが大事だ」と指摘した。【夫彰子、岡田英、茶谷亮】

  ◇

 小学館の週刊ビッグコミックスピリッツ編集部は12日、鼻血を出す表現について「否定的な意見も多く、因果関係を断定するものではない」とするコメントを発表。19日発売号で、識者の見解や批判も含めた意見を特集記事として掲載する。同誌編集部は「批判と意見は真摯(しんし)に受けとめ、今後の誌面作りに生かす」としている。

3073チバQ:2014/05/12(月) 22:10:02
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140512_10
地方選の再統一模索 被災3県、来秋の県議選に集約も

--------------------------------------------------------------------------------

 東日本大震災から3年が経過した岩手、宮城、福島の被災3県で、来年の統一地方選を前に、震災で分散した市町村長、議員選の再統一を探る議論が始まった。仙台市議会の呼び掛けに応じ、本県の議長有志は「被災自治体の復興加速に必要」として今月、運動を本格化させる。推進派の想定では、3県で来秋に予定される県議選に、時期の近い市町村選挙を遅らせて集約する案が有力。だが限られた時間で関係自治体や有権者の合意形成を図れるか、難しい対応が迫られそうだ。

 県内では2011年4月の統一選で予定されていた20選挙のうち、震災特例法で県議選と知事選が9月に、13の市町村首長、議員選が6〜9月に延期。任期満了が8月末の釜石市議選も翌月に延期した。全地方選に占める統一率は前回07年の29・17%から7・14%に低下し、「統一選」とは言い難い状況だ。

 再統一の手法として仙台市議会の西沢啓文議長は「被災3県で来秋に行われる県議選を基軸に、一定期間内の市町村選挙を集約するのが現実的」と、春と同様の特例法対応を想定。今秋の臨時国会での法整備を目指す。

 一方、達増知事は「主権者の住民本位で考えなければならない」と語るように「議会の論理」だけでの実現は困難。11年村議選が統一選から8月に延期された田野畑村で仮設生活を送る住民(71)は「県の選挙の方に注目が集まる懸念もあるが、民意を一度に問う意義も分かる」と議論を注視する。

3074チバQ:2014/05/14(水) 22:11:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140514ddlk02040235000c.html
平川市長選選挙違反:検察、追起訴に言及 事件拡大か 水木被告初公判 /青森
毎日新聞 2014年05月14日 地方版

 平川市長選(1月26日)を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収など)罪に問われ、買収の資金源とされる同市町居山元、社会福祉法人「津軽やわらぎ」理事長、水木貞被告(66)の初公判が13日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で開かれた。水木被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は法廷で「水木被告の追起訴の予定がある」としており、事件がさらに拡大する可能性がある。

 検察側の冒頭陳述によると、水木被告は前市長の大川喜代治容疑者=同法違反容疑で逮捕=の再選を図ろうと、対立候補の長尾忠行現市長寄りの市議の買収を計画。昨年8月6日ごろ、元市議の山田尚人被告=同法違反罪で公判中=に会い、「若い人に渡してくれ。一つはあなたの分」と言って現金20万円ずつを入れた封筒4通を渡して山田被告を買収し、長尾氏に近い3市議=同=の買収を共謀したとしている。また、同年8月と10月に、市議の斎藤剛被告=同=に別の市議分と合わせて現金計40万円を渡したとしている。

 検察側の冒頭陳述や関係者の話によると、水木被告の父は旧平賀町(現平川市)の町長を1966〜78年に務めた後、91〜2004年に同町議に。大川容疑者はこの時期に同町議(95〜05年)を務め、水木被告とも顔見知りとなったという。また、水木被告が「津軽やわらぎ」を11年2月に設立する過程で、当時、市社会福祉協議会長を務めていた大川容疑者と急接近。冒頭陳述でも「親交を深めた」と言及された。

 初公判で、検察側は水木被告の追起訴について「7月中旬までにまとめたい。そこで、終わるかどうかは未確定」と述べ、同種の余罪を追及する意向を示した。これに対し、森裁判官は弁護側の意向を酌んで「1件ごとに追起訴し、証拠を開示をするように」との訴訟指揮を行った。次回公判は6月26日。

 関係者によると、逮捕された6市議(うち1人が処分保留で釈放、1人は辞職)以外の市議に対しても、捜査当局による任意の事情聴取が続いているという。【松山彦蔵、石灘早紀】

3075チバQ:2014/05/19(月) 02:05:35
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140516-OYTNT50533.html
六ヶ所村長「反核燃」候補は? 告示まで1か月
2014年05月17日
立候補を表明する前副村長の戸田氏(4月18日、六ヶ所村役場で) 1か月後の6月17日に告示される六ヶ所村長選(22日投開票)で、これまでになかった変化が起きている。29年前に核燃料サイクル施設の立地が決まってから、毎回、立候補者を出してきた反核燃サイクル系の候補者擁立の動きが出てこないことだ。理由は人材難だ。現在、立候補表明しているのは勇退する現職から後継指名された1人だけ。村議全員がこの後継者を支持し、オール与党の一枚岩とも言える。国のエネルギー政策を左右する村の首長選で、無投票で村政が継承されることに村民からは「本当にこれで良いのか」との声も出ている。(小田倉陽平)

 ◇戸田氏で一本化

 引退する古川健治村長(79)の後継指名を受けた戸田衛前副村長(67)は村議18人全員の支援を得た。現職に反発する一部議員の間では一時、保守系の対抗馬擁立の動きもあったが、「原子力政策が厳しい局面を迎えており、村を二分する戦いは避けるべき」(ベテラン村議)と戸田氏に一本化することで落ち着いた。戸田氏陣営は月内に決起集会を開き、結束を確認する考えだ。ある村議は「戸田氏が最適な候補者なので議員はまとまった。核燃サイクルは粛々と進める」と語る。戸田氏は副村長として古川氏を支えた行政手腕などが評価された。一方、反核燃派の受け止め方は複雑だ。

 ◇擁立の協議進まず

 「経済的利益を受ける多くの村民は使用済み核燃料再処理工場の危険性を忘れてしまった」

 2002年村長選まで反核燃系の候補を立ててきた市民団体「核燃から郷土を守る上十三地方住民連絡会議」の山田清彦事務局長は、擁立の難しさを語る。

 村長選を巡っては、1985年に再処理工場などの立地が決まってから前回選まで反核燃系の候補が出馬してきた。しかし施設がもたらす経済的恩恵や村財政の原子力マネーへの依存が進み、得票数は減った。高齢化による人材不足も深刻で擁立に向けた協議は進んでいない。反核燃系の菊川慶子さん(65)は「反対の声を上げる人が少ないのが現実。残念だがどうしようもない」と肩を落とす。

 ◇原発事故後初

 村民の関心も低い。1990年代までは、投票率が9割を超えることもあったが、近年は6割台に落ち込んだ。反核燃系の一部は「原子力が選挙の争点にならなくなった」と分析する。

 村に住む自営業の女性(78)は「周りで村長選の話題はほとんど聞かない。原燃で働く住民も多く、反対する人も少ないので仕方ないのでは」と話した。

 ただ、村の関係者からは「住民が民意を示す機会をこのまま逸して良いのか」と無投票の弊害を危惧する声も出ている。村にとって今回の選挙は、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故後で、初の村長選だ。震災後、国民の間で揺れた原子力に対する信頼が、村の住民の心にどんな影響を与えたのか。村政継承の重要な首長選で民意を確認する機会を失うことに、違和感を感じる住民もいる。

2014年05月17日 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3076チバQ:2014/05/19(月) 02:07:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140517ddlk02010015000c.html
鳴海・黒石市長:公務復帰 次期選挙は高樋氏支持へ /青森
毎日新聞 2014年05月17日 地方版

 除雪作業を視察中の転倒による右足骨折で入院していた黒石市の鳴海広道市長が16日、84日ぶりに公務に復帰した。市長は入院中の3月28日に病院で政界引退を表明しており、任期満了による同市長選(6月15日告示、22日投開票)では、立候補予定の高樋憲前県議(56)を支持する意向を記者団に示した。

 鳴海市長と高樋氏は1998年の市長選で一騎打ちを繰り広げ、この時に鳴海市長が初当選。市長は高樋氏支持の理由について「敗れた後の県議4期の間、私を支えてくれた。並の人にできることではない」と評した。

 一方、高樋氏の転身に伴う県議補選(同13日告示、22日投開票)に出馬表明している市長の長男の鳴海恵一郎氏(41)については「ゼロから市議、県議、市長と政治キャリアを積んできた自分が、今さら息子を頼むと人に言えない。後援会事務所開きにも街頭演説にも出ず、一切構わないつもりだ」と語った。【松山彦蔵】

3077チバQ:2014/05/19(月) 22:20:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140519_11013.html
亘理町長に斎藤氏 新人対決、鈴木氏を破る

初当選を果たし、支持者と万歳する斎藤氏(前列左から2人目)=18日午後9時20分ごろ、亘理町中町東の事務所 任期満了に伴う宮城県亘理町長選は18日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前副町長の斎藤貞氏(71)=自民・公明推薦=が、無所属新人で元町議の鈴木高行氏(65)を破って初当選した。
 午後9時すぎ、同町中町東の選挙事務所に当選の一報が入ると、斎藤氏は集まった約300人の支持者にあいさつ。「『オール亘理』を継続して復旧、復興を確実なものにしたい」と述べた。
 斎藤氏は、引退を表明した斎藤邦男町長の後継として町の復興事業の継続と加速化を強調。「暮らしやすさを実感できるまちづくりを目指す」と子育て環境の整備や女性の活用、食品加工の企業誘致なども政策に掲げ、幅広い支持を得た。
 鈴木氏は町職員と町議2期の実績に加え、「町民参加のまちづくりを実現させる」と町政の刷新を強くアピール。JR亘理駅東側の公共ゾーンへ役場庁舎を移転する構想の撤回や0〜2歳児の保育料軽減などを訴えたが、浸透しきれなかった。
 当日有権者が2万7535人。投票率は49.00%で、選挙戦となった前々回の2006年(62.26%)を13.26ポイントも下回った。

 ◇亘理町長選開票結果(選管最終)
当 8,617 斎藤  貞 無新(1)
  4,706 鈴木 高行 無新 

◎後継強調/復興、実績に支持

 【解説】新人2人の一騎打ちとなった亘理町長選は、前副町長の斎藤貞氏が元町議の鈴木高行氏を破って初当選を飾った。引退を表明した斎藤邦男町長の補佐役として、東日本大震災の復興事業などに着実に取り組んだ実績が評価された。
 斎藤氏は斎藤町長から引き継いだ後援会組織に町内の主要団体の支援を得て、さらに自民、公明の推薦も取り付けた。強固な組織力に加え、斎藤町長の後継を強調して広範な支持を集めた。有権者が現町政の進めてきた路線に一定の評価を示したとも言える。
 組織力で劣った鈴木氏は、役場庁舎の移転構想や情報公開の姿勢など現町政を批判して「町民の声を町政に反映させる」と刷新を訴えた。地元の吉田東部地区に加えて中心部や逢隈地区などの浮動票の獲得を狙ったが、広がりを欠いた。
 投票率は今回低下し、50%を割り込んだ。復興事業関連の争点が少なく、有権者の関心を引き付けられなかったことなどが要因とみられる。
 震災からの復興事業は、ほぼ完成した集団移転団地の造成や10月から一部入居が始まる災害公営住宅の建設など、順調に推移する。ただ、避難道路や海岸防潮林の整備など住民の安全を守る施策は、これからが本番だ。
 斎藤町長を3期12年にわたって支えた斎藤氏だが、リーダーとしての手腕は未知数。町の再生に向け、これまでの経験に加えて民間出身としていかに独自色を出せるかが問われる。
(亘理支局・原口靖志)



2014年05月19日月曜日

3078チバQ:2014/05/19(月) 23:49:00
http://mainichi.jp/select/news/20140518k0000m040056000c.html
[PR] 50歳でも70歳でも保険料3000円の医療保険!(補償は異なる)
大 中 小 文字サイズ 記事を印刷



ニュース
美味しんぼ問題:福島・双葉町長、前町長を批判
毎日新聞 2014年05月17日 20時37分(最終更新 05月17日 20時50分)


井戸川克隆・前福島県双葉町長
拡大写真 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の漫画「美味(おい)しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公が鼻血を出し、井戸川克隆・前福島県双葉町長が「(鼻血は)被ばくしたからですよ」と語る場面が描かれたことについて、双葉町の伊沢史朗町長は17日、「医学的に証明されていない」と批判した。徳島市であった自民党衆院議員のパーティーに出席し、あいさつの中で述べた。

 伊沢町長は「私の知る限りでは、職員からそのような(被ばくによる鼻血の)報告は受けていないし、周りにもそんな人はいない」と指摘。「福島は一歩一歩復興を進めていると理解してほしいし、誤解がないようにしてほしい」と話した。双葉町は7日、小学館に抗議している。【加藤美穂子】

3079チバQ:2014/05/20(火) 23:07:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140520/lcl14052009460002-n1.htm
むつ市長が急死 青森、会合中倒れる 
2014.5.20 09:46
 青森県むつ市は19日、宮下順一郎市長(62)が市内の会合に出席中に倒れ、病院へ搬送されたがくも膜下出血で死亡したと発表した。通夜や葬儀・告別式は未定。

 市によると、宮下氏は19日夕から市内で開かれていた会合に出席。突然意識を失って倒れたという。

3080チバQ:2014/05/20(火) 23:22:08
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000027252.html
青森・むつ市長が懇親会あいさつ中に倒れ急逝(05/20 16:53)


>>利用規約
| 使い方は? 青森県のむつ市長が、ホテルで開かれた会合のあいさつの途中で突然、意識を失って倒れました。

 むつ市の宮下順一郎市長(62)は19日午後6時半前、市内のホテルで開かれた経済団体の会合に出席。あいさつの途中で意識を失い、倒れました。市内の病院に運ばれましたが、午後9時半すぎにくも膜下出血のため亡くなったということです。宮下市長は市議会議長などを歴任、2007年7月に初当選、現在、2期目半ばでした。市長が亡くなったことに伴い、市長職務代理者は新谷加水副市長が務めます。

3081チバQ:2014/05/21(水) 07:31:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140520-OYTNT50527.html?from=ycont_top_txt
核燃政策推進、志半ば 宮下・むつ市長急死
2014年05月21日
福島第一原発事故後の使用済み核燃料の受け入れ問題について、インタビュー取材に応じる宮下市長(2012年7月) むつ市の宮下順一郎市長の急死から一夜明けた20日、関係者からは驚きと悲しみの声が相次いだ。市は同日、新谷加水(ますみ)副市長を職務代理者に決め、市選挙管理委員会に市長の死去を届け出た。公職選挙法に基づき50日以内に市長選が行われるが、6月下旬になる見通しだ。

 「市長の遺志、思いを引き継ぎ頑張らないといけない」

 午前11時前、臨時庁議の冒頭で、新谷副市長は市幹部らに沈痛な面持ちで語った。庁議では、25日にも市葬を行う方向で調整していることなどを確認した。市は、市役所本庁舎や分庁舎、下北文化会館の5か所に献花台と記帳台を設置した。

 宮下市長は、急死した杉山粛前市長が誘致した使用済み核燃料中間貯蔵施設の早期操業をめざし、核燃料サイクル政策推進の立場を鮮明にした。東京電力福島第一原子力発電所事故後も、県内の他の原子力施設立地自治体と共に国への要望活動を行うなど、積極的に活動してきた。

 東通原発を抱える隣の越善靖夫・東通村長は「下北半島は原子力との共生により地域の振興を図るため、一致協力して政策を進め、今まさに重要な局面に至っている。この時期のご逝去はただただ残念」と悔しさをにじませた。

 中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵の久保誠社長も「中間貯蔵事業にご理解ご協力を賜り、心から感謝申し上げます。急なことで誠に残念でなりません」などとコメントした。

 また、宮下市長は市財政の再建に尽力し、経費削減などで一般会計の累積赤字を2010年度決算で解消した。地場産業支援で「むつ市のうまいは日本一!」の宣伝文句で県外でも特産品の売り込みに奔走した。

 新谷副市長は「地域の自信、誇りにつながることをやってくれた。この地域はあまり特色がないと言われてきたが、特色作りをした。職員の意見もきちんと聞き、慕われていた」と死を悼んだ。山本留義市議会議長も「赤字が解消し、市長はよく『これから少しでも幸せを感じるまちづくりをしよう』と話していた。本人も悔しいだろう」と惜しんだ。

 三村知事は「市民と共に精いっぱい取り組みを進め、県勢発展にも尽くしてくださった市長を失ったことは、県民にとっても大きな痛手」などとコメントした。

 鹿内博・青森市長は記者会見で、青森高の後輩の宮下市長とは「市長の枠を超えた親近感があった」と語った。県内10市の祭りを集めた「あおもり10市(とし)大祭典」は元々宮下市長の提案で「来年はむつ市でやろうと思っていた。志半ばで旅立たれ残念で無念だ」と述べた。

 また戊辰戦争で敗れた会津藩が下北半島の斗南(となみ)藩に移った縁がある福島県会津若松市の室井照平市長は「歴史的な絆で結ばれた友好関係の発展に格別な尽力を頂いた。8月の姉妹都市締結30周年式典で会えるのを楽しみにしていた」とのコメントを出した。


2014年05月21日 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3082チバQ:2014/05/22(木) 21:13:21
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140522-OYT1T50030.html
定数20人中9人逮捕、市議会の開会も黄信号
2014年05月22日 15時28分
 青森県平川市長選を巡る選挙違反事件で県警は21日、新たに同市議小野長道(64)(平川市金屋)、小田桐信勝(73)(同市南田中)、今俊一(58)(同市尾上)の3容疑者を公職選挙法違反(被現金買収)の疑いで逮捕した。


 落選した前市長の大川喜代治容疑者(69)(公選法違反で逮捕)の支持者で社会福祉法人理事長水木貞被告(66)(同法違反で起訴)も同法違反(現金買収など)容疑で再逮捕した。

 発表によると、水木被告は昨年8月上旬頃、平川市内で、小野容疑者ら3市議に、大川容疑者への投票のとりまとめなどを頼み、報酬として現金数十万円ずつを渡し、小野容疑者らは受け取った疑い。小野容疑者ら3市議は、これまでに複数回県警の任意の事情聴取を受けてきたが、捜査関係者によると現金を受け取ったことを認めていたという。

 小野、小田桐、今の3容疑者は市長選で大川容疑者を支援していた。小田桐容疑者はこれまでの読売新聞の取材に対し、「(現金買収は)昔はあったと聞くが、最近ははやらないのでは」と関与を否定し、小野、今両容疑者も一連の現金買収への関与を否定していた。

          ◇

 小野容疑者ら3市議の逮捕で、一連の選挙違反事件で逮捕された市議は9人(1人は辞職、1人は処分保留で釈放)となった。6月市議会(定数20)は同月12日から開会予定だが、開会には10人以上の市議の出席が必要で、今後の捜査の進展次第では市議会の開会が危ぶまれる事態となった。

 同市議会の田中友彦議長は「これ以上逮捕者が出ると議会が開けなくなる。市民生活への影響が出ないようにしたい」と話した。

3083チバQ:2014/05/22(木) 21:16:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140522ddlk02040099000c.html
平川市長選選挙違反:市政、続く混乱 新たに3市議逮捕 現金数十万受け取った疑い /青森
毎日新聞 2014年05月22日 地方版

 平川市長選(1月26日)を巡る公職選挙法違反事件で、県警捜査2課と弘前署、黒石署は21日、市長選を巡って現金を受け取ったとして、新たに3人の現職市議を同法違反(被買収)容疑で逮捕した。この事件の逮捕者は計11人となり、うち市議は9人(1人は辞職、1人は処分保留で釈放)。定数20の同市議会の半数近くが逮捕される異常事態で、市政の混乱の長期化は必至だ。【松山彦蔵、石灘早紀】

 21日に逮捕されたのは、それぞれ現金数十万円を受け取ったとされた小野長道(64)、小田桐信勝(73)、今俊一(58)の3容疑者と、3人に現金を渡したとして同法違反(現金買収など)容疑で逮捕された同市町居山元、社会福祉法人理事長、水木貞被告(66)の計4人。県警は認否を明らかにしていない。水木容疑者の逮捕は4回目。

 容疑は、昨年8月上旬ごろ同市内で、前市長の大川喜代治容疑者=同法違反容疑で逮捕=への投票や票の取りまとめなどを求め、水木容疑者が3市議に現金を渡したとしている。県警によると、3市議はその後、現金を返却したという。県警は現金授受が個別に行われたかなどを公表していない。

 小田桐容疑者は、大川容疑者を支持した市議会第2会派「拓政会」(6人)の会長で、小野容疑者も同会に所属。市長選を巡り、市議会最大会派の「平新会」から長尾忠行現市長派の市議が脱退するなどしており、大川陣営が多数派工作をもくろんで現金を渡した構図が強まった。

 ◇歴代3議長逮捕
 21日の小田桐信勝容疑者の逮捕によって、2006年1月に合併した同市の初代から3代までの市議会議長経験者が全員逮捕される事態となった。初代(06〜07年)は大川喜代治容疑者、2代目(07〜09年)は小笠原勝則市議(処分保留で釈放)で、小田桐容疑者は3代目(09〜11年)だった。

 4代目(11年〜)の田中友彦現議長は毎日新聞の取材に「歴代議長は他の重要な公職にも就いた方々。市民の議会不信を招き、大変申し訳なく思う」と陳謝した。【松山彦蔵】

 ◇逮捕市議9人に 本会議ギリギリ 定足数割る委員会も
 現在、身柄を拘束されているのは21日に逮捕された3市議だけだが、残りの逮捕された市議の市議会出席は事実上困難だ。田中議長は21日午後、議長室で記者団の取材に応じ、「事件拡大で常任委員会を開けなくなり、議会運営に支障が出てきた」と苦渋の表情を浮かべた。

 同市議会は、6月12日に定例会を開会予定で、当選した長尾市長が「肉付け」する補正予算案が審議される予定。田中議長は「残った11人で定足数10人の本会議はギリギリ開ける」と説明する。しかし、予算案などを担当する総務企画常任委員会は7人中5人が逮捕され、定足数に足りず開けない。「いや応なく本会議だけで審議することになる」(同事務局)という。

 ◇議長「辞職勧告も」
 同市議会は欠員4人以上で補選となる。既に1人が辞職し、もう1人も有罪判決確定で失職する見通し。6月6日にはさらに3市議への有罪判決が出ると予想されている。田中議長への記者団の取材では議長から「補選が1回で済むよう、一連の事件の逮捕者には初回補選の告示前に辞職を促したい」と異例の発言も飛び出した。

 市議会の自主解散も選択肢だが、議長は「定数の4分の3以上の15人以上の出席が前提となり、現状では難しい」との認識を示した。

3084チバQ:2014/05/24(土) 19:30:27
http://www.minpo.jp/news/detail/2014052415857

現状維持の公算大 次期県議選選挙区別定数




 県議会の議員定数見直しについて、自民党議員会と民主・県民連合は23日、会派内検討会をそれぞれ開き、現行の選挙区別定数が適切との意見をそれぞれまとめた。県議会最大会派の自民と第二会派の民主・県民連合が方針を固めたため、平成27年秋の次期県議選の選挙区別定数は現状維持となる公算が大きくなった。
 自民党議員会の検討会は非公開で開かれ、関係者によると、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う被災者の避難先は流動的で、現時点では現行の選挙区別定数を維持するのが適切とした。
 公開で開かれた民主・県民連合の検討会でも現行の枠組みが妥当として、全会一致で方針を確認した。
 6月10日に開かれる県議会議員定数検討委員会で各会派が考えを示す。検討委は、現行の58の定数と区割りを維持する意見を確認している。選挙区別定数を含めた結論を6月定例県議会までにまとめ、議長に答申する。
 都道府県議会の議員定数は5年に一度の国勢調査に基づいて見直す。直近の調査は22年に行われた。本県の県議会は震災と原発事故の影響で、23年11月の県議選を前に見直さなかった。

( 2014/05/24 10:48 カテゴリー:主要 )

3085チバQ:2014/05/27(火) 21:47:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140527ddlk02040002000c.html
平川市長選選挙違反:市議会全協、逮捕の市議出席 議長が冒頭で陳謝 /青森
毎日新聞 2014年05月27日 地方版


逮捕された市議の空席が目立つ中で開かれた平川市議会の全員協議会。起立して質問しているのは有罪判決が出た斎藤剛市議
拡大写真 1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、9人の市議が同法違反で逮捕された同市議会(定数20)の全員協議会が26日開かれた。逮捕された9市議(うち1人辞職)のうち、既に釈放されている4市議が出席し、市提出の「総合運動施設整備事業案」の審議にあたる一方、田中友彦議長が冒頭で「関係各位に多大なご迷惑をおかけし、市議会として深くおわび申し上げます」と陳謝する異例の光景が展開された。【松山彦蔵、伊藤奈々恵】

 出席した4市議は、青森地裁弘前支部による有罪判決を受け入れて失職する見通しの斎藤剛市議と、弘前簡裁での6月6日の判決を待つ3人のうちの2人、処分保留で釈放された1人。判決待ちの1人は欠席し、残り3人は21日に逮捕されて身柄勾留が続いている。

 この日の議題は、前市長の大川喜代治被告=同法違反で起訴=当時に計画された運動施設整備案を見直す長尾忠行市長の案。事業費約18億円で全天候型の陸上競技場などを備える案に対し、長尾市長は駐車場や新体育館建設の用地確保を加えるよう主張している。

 審議では、失職見通しの斎藤市議が「今の体育館をあえて改修する必要はあるのか」と質問する場面も。審議後、記者団に「最後まで仕事をまっとうし、途中で投げ出さないという信念で、恥ずかしいけれど来ました」と出席理由を説明した。

 判決待ちの大澤敏彦市議は「運動施設は大プロジェクトで以前から関心を持っていた」と説明。進退については、判決待ちの鳴海伸仁市議と共に「判決を見て判断する」と語った。釈放された小笠原勝則市議は「市議の身分にあるので出席した。今後は(処分の)決定を待って決める」と述べた。

 一方、審議後に議場外で行われた議員懇談会では、田中議長が「今後、(逮捕者が増える)不測の事態があれば、(本会議の)定足数(10人)に満たないこともありうる」と指摘し、判決待ちの3市議に対し、「6月定例会の終了(20日予定)まで辞職を思いとどまって」と異例の要請を行った。

 逮捕された市議の出席について、市内の40代の主婦は「間違ったことをして、よく平気で出てこられるなという感じ。市民からすると不信感が募る」とあきれた様子だった。

3086チバQ:2014/05/31(土) 19:59:51
http://www.news24.jp/nnn/news8767160.html
むつ市長選挙に2県議出馬意向示す
(青森県)
宮下順一郎前市長の死去に伴い行われるむつ市長選挙に自民党に所属するむつ市選出の県議会議員2人が31日、立候補の意向を明らかにした。立候補の意向を明らかにしたのはむつ市選出の県議会議員で自民党の越前陽悦さんと菊池憲太郎さんの2人。2人は31日むつ市内で自民党衆議院青森2区の支部長を務める江渡聡徳代議士に宮下前市長の死去に伴うむつ市長選挙への立候補の意向を伝えたという。このあと開かれたむつ市にある自民党の4つの支部の支部長幹事長会議では推薦願いなどが正式に出された段階で候補者の一本化の調整に入ることを確認した。一本化について越前県議はあくまでも自分の意思を伝えたとし、菊池県議は調整にのる考えだという。むつ市長選挙は6月22日に告示、29日に投票が行われる。
[ 5/31 17:46 青森放送]

3087チバQ:2014/06/03(火) 22:41:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140603_11033.html
「唐突」揺れる宮城県議会 県立医学部構想
 村井嘉浩知事がにわかに意欲を示した宮城県立医学部新設構想に、県議会の各会派には賛否が交錯する。医療過疎地域で医師不足を解消するという大義に、主要会派は性急にも映る知事の決断に目をつぶる。ただ、巨額の事業費や経緯の説明不足に不満もくすぶり、13日に開会する6月定例会は関連質問が飛び交う「医学部議会」となりそうだ。

<寝耳に水>
 村井知事が県議時代に籍を置いた自民党・県民会議(33人)の池田憲彦会長は「驚いた。寝耳に水だが、知事には何としても頑張ってほしい」と理解を示す。
 普段は出身会派への根回しを決して怠らない村井知事も、今回ばかりは十分に事前説明を尽くさなかったが、「議員も急に集まれない。議会軽視ではない」とかばった。
 村井知事を初当選時から支援している公明党県議団(4人)もおおむね賛同する。とはいえ初期投資が約270億円に及ぶことから、小野寺初正会長は「財政面の詳しい説明がない。議会の論点になる」と述べた。

<評価組も>
 民主党系の改革みやぎ(8人)の藤原範典会長は「仙台圏との医療格差を埋めるためにも、県北への誘致は理解できる」と全面的に評価した。
 昨年の知事選で村井氏と対峙(たいじ)した共産党県議団(4人)の横田有史団長は「むしろ最初から県立で進めるべきだった。提案が余りに唐突で、整備費や教員をどう確保するか説明してほしい」と注文を付けた。

<論戦挑む>
 「これだけ大きな構想を県が勝手に進めるのはおかしい」と疑問視するのは、みんなの党・無所属の会(4人)の堀内周光会長。「県民意思の尊重を県がどう考えているのかが問われる」と定例会で論戦を挑む姿勢だ。
 社民党県議団の岸田清実会長は「知事は、応援団から急転直下で主役になった経緯を説明すべきだ。東北薬科大を支援する選択肢もあった」と説明責任を求めた。
 村井知事は2日の定例記者会見で「6月定例会で質問に丁寧に答え、県民に伝えたい。医師不足は全県的な問題。優先度を高めたことには理解が得られると思う」と自信をのぞかせた。

3088益田知里:2014/06/05(木) 07:53:06
良いサイト、ありがとうございました。
共有できて、こんなに嬉しいことは、ありがとうございました!

3089チバQ:2014/06/08(日) 18:20:39
>>3086
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140608ddlk02010096000c.html
選挙:むつ市長選 共産党、擁立を断念 前市長の長男が出馬意欲 /青森
毎日新聞 2014年06月08日 地方版

 むつ市の宮下順一郎前市長の死去に伴う市長選(22日告示、29日投開票)をめぐり、共産党下北地区委員会は7日、候補者の擁立を断念したことを明らかにした。吉田麟地区委員長は取材に対し、「『弔い合戦』の選挙では政策が争点になりにくい。急逝だったため時間的にも対応できなかった」と説明した。6日にあった同地区委員会の総会で、選挙になれば自主投票とすることを決めた。

 一方、宮下前市長の長男の宗一郎氏(35)が6日夜に地元入りし、立候補への強い意欲を示した。同市内で報道陣の取材に応じ、「多くの市民から期待の声をたくさんいただいた。むつ市の未来を一歩でも二歩でも前に進めたい」と述べた。

 勤務先の国土交通省は7日付で退職し、支持者らと協議の上で近く決断するという。出馬が決まれば自民党県連の推薦を求める考えも示した。【森健太郎】

3090チバQ:2014/06/08(日) 18:21:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140607ddlk02010190000c.html
選挙:むつ市長選 説明会に5陣営 自民2県議、前市長長男ら /青森
毎日新聞 2014年06月07日 地方版

 むつ市の宮下順一郎前市長の死去に伴う市長選(22日告示、29日投開票)の告示を2週間後に控え、候補者選びが本格化している。6日に同市内であった立候補予定者説明会には、自民党の現職県議2人に加え、宮下前市長の長男を含む5陣営が出席。保守分裂を避けたい自民党県連は保守系候補の一本化を目指すが、調整は難航が予想される。

 説明会には、自民党県議でむつ市選挙区選出の菊池憲太郎氏(45)と越前陽悦氏(68)、宮下前市長の長男で在ニューヨーク総領事館領事の宗一郎氏(35)の陣営関係者のほか、元市議で行政書士の新谷泰造氏(64)、候補者未定の現職市議も出席した。

 各陣営の関係者によると、これまでに菊池、越前両氏とも後援会関係者らに立候補の意向を表明。菊池氏には市議9人による支援団も結成され、臨戦態勢に入る。宗一郎氏も前市長の後援会から出馬を促す声が高まり、既に出向元の国土交通省に辞表を提出したという。6日に帰国し、地元で立候補に向けた最終調整を進めるとみられる。

 このほか、新谷氏は6日、報道陣の取材に、出馬について「今は五分五分」とし、他候補の状況をにらみながら来週までに決断する考え。共産党下北地区委員会はこの日の説明会に出席せず、候補者擁立を模索する。

 今後の焦点は自民県連の対応だ。菊池、越前両氏とも入党からの在籍期間が浅い。宮下前市長は過去2回の選挙で自民党の推薦を受けたが、党籍はなかった。地元の保守系市議は「党籍も政治経験もない宗一郎氏に推薦が出れば党内から反発も出るはず。折り合いがつかずに自主投票になる可能性もある」と話し、なお曲折も予想される。【森健太郎】

3091チバQ:2014/06/08(日) 18:22:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140607ddm041010116000c.html
平川市長選選挙違反:市議、20人中9人逮捕 市長選で現金飛び 辞職、失職続々−−青森
毎日新聞 2014年06月07日 東京朝刊


空席が目立つ平川市議会の全員協議会=2014年5月26日、松山彦蔵撮影
拡大写真
定数20の平川市議会の状況
拡大写真 青森県平川市議会が揺れている。定数20の半数近い9市議が1月の市長選を巡る公職選挙法違反事件で逮捕され、他にも県警の任意聴取を受けている市議がいるからだ。さらに逮捕者が出て定足数10人を割れば、議会の機能が停止する事態に陥りかねず、市議会は混乱に陥っている。

 市長選は、現職だった大川喜代治被告(同法違反罪で起訴)に、元県議会議長の長尾忠行現市長が約2000票差で競り勝った。県警は2月19日、大川被告の後援者が、市議の切り崩しなどを図って現金を20万円程度渡したり、共謀したりしたとして、5市議を逮捕。4月1日に別の市議1人(処分保留で釈放)、5月21日にはさらに3市議を逮捕した。

 逮捕された9人のうち、2人は有罪が確定し、辞職・失職。3人は6日の有罪判決を受け、辞職を表明。現在、市議会に出席が見込めるのは12人。定例会の開催が危ぶまれ、田中友彦議長が先月下旬の全員協議会後の懇談会で、逮捕された市議に「不測の事態があれば定足数に満たない。定例会終了まで辞職を思いとどまって」と呼び掛ける場面も。一方で、逮捕者が五月雨式に続き、補選が複数回にわたる可能性があるため、補選を1回で済まそうと、田中議長は記者団に「逮捕された市議には、補選告示までの辞職を促したい」と話すなど、対応に右往左往しているのが実態だ。

 議会運営委員会は6日、定例会の会期を12〜19日と決定した。通常は約10人が質疑に立つが、5人に減り1日短縮したほか、3常任委員会のうち総務企画委は定足数割れで開催が困難。田中議長は「欠席者が出ないよう祈っている」と苦渋の表情を見せる。

 「青森県の政治風土」の著書がある青森中央学院大の木村良一名誉教授(政治学)は「争いごとや『勝った、負けた』が好きな津軽人の気質が背景にある」と指摘。「最近は連座制が強化され、末端までお金が流れず、派手な選挙違反は表に出てこなかった。今回は、あっけらかんとやった結果、県警が動いた。『みんなやっているのに運が悪かった』という感じで、罪の意識は薄いのでは」と分析する。

 過去の公選法違反事件では、2001年に秋田県旧平鹿町(現横手市)議会で定数22のうち11人、04年に千葉県睦沢町議会で定数16のうち10人が逮捕されたことがある。【松山彦蔵、伊藤奈々恵】

3092チバQ:2014/06/10(火) 21:25:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140610ddlk02040060000c.html
平川市長選選挙違反:前市長を買収容疑で再逮捕 /青森
毎日新聞 2014年06月10日 地方版

 1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、県警は9日、落選した前市長の大川喜代治被告(69)=同市大光寺一滝本=を同法違反(現金買収)容疑で再逮捕した。容疑は、市議4人の買収を共謀したとするもので、昨年8月6日ごろ、水木貞被告(同法違反罪で公判中)と共謀して山田尚人元市議(同法違反罪で有罪が確定)に現金20万円を渡したほか、2人と共謀して別の3市議にそれぞれ現金20万円ずつを渡したとしている。容疑を大筋で認めているという。

 これまでの判決などによると、水木被告は平川市内のリンゴ畑の作業小屋で、山田元市議に「若い人に渡してくれ。一つはあなたの分」などと言って現金20万円ずつを入れた茶封筒を四つ渡した。その後、山田元市議が「大川さんから(のお金)だ」などと言って、大澤敏彦、鳴海伸仁、石田隆芳の3市議に封筒を一つずつ渡した。この3市議は6日に同罪での有罪判決を受け、今週中にも辞職する予定。

 県警によると、大川容疑者はこれらの授受の現場には立ち会っていなかったという。【石灘早紀】

3093チバQ:2014/06/10(火) 21:26:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140610ddlk02010043000c.html
選挙:六ケ所村長選 菊川氏が立候補へ 核燃サイクル争点に選挙戦 /青森
毎日新聞 2014年06月10日 地方版

 任期満了に伴う六ケ所村長選(17日告示、22日投開票)で、同村の合同会社「花とハーブの里」の菊川慶子代表(65)が9日、立候補する意向を固めた。菊川さんは核燃料サイクル施設への反対運動を続けており、毎日新聞の取材に、「再処理工場反対を訴えて行く」と語った。

 同村長選にはこれまで、前副村長の戸田衛氏(67)が「核燃サイクルとの共存共栄」を訴え出馬表明。他に立候補の動きはなく、東京電力福島第1原発事故後初の村長選が戦後初の無投票となるかが注目されていた。菊川さんの立候補表明で、核燃サイクルを争点とした選挙戦が繰り広げられる見通しとなった。

 過去5回の六ケ所村長選で、「反核燃」を訴えた候補者の得票は372票(得票率6・5%)が最高。菊川さんは5月の段階では、当選の見込みが薄いことや体力的な問題を理由に立候補に否定的だった。無投票の見通しが高まる中、今月初旬「村長選に出ないのか」「あきらめるのか」と知人から言われたことをきっかけに、出馬を決意したという。【伊藤奈々恵】

3094チバQ:2014/06/15(日) 11:44:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140615ddlk02010145000c.html

選挙:むつ市長選 自民、結論出ず 3氏と面談、きょう再調整 /青森

毎日新聞 2014年06月15日 地方版


 むつ市の宮下順一郎前市長の死去に伴う市長選(22日告示、29日投開票)をめぐり、自民党の市内4支部幹部と青森2区選出の江渡聡徳衆院議員が14日、市内で対応を協議した。会合で江渡氏は党県連に公認・推薦願を出した3人と個別に面談したが結論はまとまらず、15日に改めて調整することを決めた。

 3人は同党の越前陽悦(68)、菊池憲太郎(45)両県議と、宮下前市長の長男で国土交通省を退職した宗一郎氏(35)。党市内4支部は公認・推薦候補者を1人に絞り込む方針を示している。

 江渡氏は個別会談で、3人に市長選への思いなどを確認。会談後の取材に3人とも立候補への意欲を示したうえで、越前氏は「筋が通らなければ(一本化は)受けられない」、菊池氏は「一本化には応じるつもりだが、納得できなければ考えを改めたい」、宗一郎氏は「前向きにやっていくしかない」と語った。

 江渡氏は「3人が政治家として上手に生きる道を探り、最終的にいい形で収まれば」としつつ、「ぎりぎりまで調整したいが、最終的にまとまらないこともあり得る」と述べ、結論がさらにずれ込む可能性も示唆した。

 一方、3人は15日以降に事務所開きや決起集会を予定するなど選挙準備を加速させており、分裂したまま選挙戦に突入する可能性もある不透明な情勢だ。【森健太郎】

3095チバQ:2014/06/15(日) 11:45:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140615ddlk07010065000c.html

選挙:知事選 佐藤氏、進退は8月以降か /福島

毎日新聞 2014年06月15日 地方版


 今秋の知事選(11月11日任期満了)で、佐藤雄平知事は14日までに民主党県連幹部と会談し、3選出馬に向けた進退について、17日開会の県議会6月定例会で表明しない方針を伝えた。民主党関係者が明らかにした。表明は8月以降にずれ込む見通しとなった。

 2010年の前回は、佐藤知事は6月定例会で再選出馬を表明している。民主党県連は今年5月、6月定例会が始まる前に佐藤知事に意向確認することを決定。亀岡義尚幹事長が12日、福島市内で知事と会談して佐藤知事の意向を聞き、県連幹部らに伝えた。

 表明時期が先送りされた理由について、民主党県連の関係者は「いま出馬を表明すると選挙一色になり、復興に向けた施策が停滞する。最大の課題である中間貯蔵施設の受け入れの是非も慎重に判断したいのでは」とみる。佐藤知事は8月にドイツで公務の予定が入っており、県連関係者の間では立候補の是非はそれ以降になるとの見方が出ている。

 一方、3月に独自候補擁立の方針を打ち出した自民党も候補者探しが難航。28日の政治資金パーティーで候補者を発表する予定だったが、遅れる可能性が高まっている。【岡田英】

3096チバQ:2014/06/15(日) 12:02:27
http://www.asahi.com/articles/ASG6F6WSKG6FUTIL05J.html


青森・六ケ所村長選、現職後継を全村議支持 17日告示

鵜沼照都

2014年6月14日22時40分


 核燃料サイクル施設がある青森県六ケ所村の村長選が17日告示、22日投開票される。核燃施設の是非が毎回の争点で、推進派の圧勝が続く。今回も現職の後継者が村議全員から支持を得た。東京電力福島第一原発事故以来、初となる村長選だが、村では反原子力の声は高まらない。

 六ケ所村は人口1万788人。使用済み核燃料再処理、ウラン濃縮など核燃サイクル施設が集まる。運営する日本原燃の社員約2500人の半数が県内出身で、約200人が村民だ。村の出稼ぎ労働者数は、1985年度は1214人だったが2010年度は211人に減った。

 「住んでいて良かったと実感できる村をつくる」。5月27日にあった総決起大会。3期務めた現職から後継指名を受けた戸田衛(まもる)氏(67)が、約800人の支援者を前に語った。3月に副村長を退職、18人の村議全員の支持を取り付けた。集会では建設中の再処理工場についても触れ、「世界一安全な施設にしていく」と推進の立場を強調した。

3097チバQ:2014/06/16(月) 18:52:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140616ddlk02010039000c.html
選挙:黒石市長選 高樋氏が初当選 県議補選に続き無投票 /青森
毎日新聞 2014年06月16日 地方版

 任期満了に伴う黒石市長選が15日告示され、元県議会議長の新人、高樋憲氏(56)=無所属=のほかに立候補がなく、高樋氏の無投票初当選が決まった。同市長選は2010年に続き2回連続の無投票。高樋氏の県議辞職に伴う県議選黒石市選挙区(定数1)補選で13日の告示日に鳴海恵一郎氏(41)が無投票初当選したのと合わせ、「ダブル無投票」となった。

 同市長選では、恵一郎氏の父の鳴海広道市長(73)が「体力の限界」を理由に引退表明。その後の4月下旬に高樋氏が出馬を正式表明し、全16市議のうち15市議と鳴海市長、自民党国会議員からの支持を取り付けていた。

 15日午後5時、同市乙徳兵衛町の選挙事務所に初当選が伝わり、支持者ら約100人が高樋氏を拍手で出迎えた。高樋氏は「恵一郎氏とともに黒石の政治力結集を図る。鳴海市長の財政再建と行政改革を続け、雇用の場確保のため、里山を活用した田園観光産業都市を実現したい」と抱負を語った。【松山彦蔵】

 ◇県議5期を経て2度目の挑戦で
 祖父は2代目黒石市長で4期在任の高樋竹次郎氏。高樋氏は「政策実現のため信念を持って行動する姿勢は見習いたい」と評する。

 市長選に挑むのは、98年に県議1期途中の40歳で、鳴海現市長との新人対決に敗れて以来2度目だ。当時を「黒石に何が必要で、何を改革すべきかをつかんでないまま出馬した」と吐露する。その後の県議5期の経験で「市の状況を冷静に見られ、政策も見えてきた。16年前と雲泥の差」と自己分析。「県議は外から発言できるが、首長でないと政策を実現できない」と話す。

 趣味はスキーとバイク。特にバイクは「体調を一時崩した後、一度しかない人生、夢を追いかけようと思い」と52歳で大型免許を取得。「今は1200ccに乗る。1、2時間のツーリングで完全に独りに、無心になれることが魅力」と語る。【松山彦蔵】

==============

 ◇黒石市長略歴
高樋憲(たかひ・けん) 56 無新(1)

 [元]県議長▽建設会社長[歴]建設会社役員▽自民党県連幹事長代理・副会長▽日大

3098チバQ:2014/06/16(月) 18:53:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140616ddlk02010042000c.html
選挙:むつ市長選 自民4支部は宮下氏 県連に推薦で一致 /青森
毎日新聞 2014年06月16日 地方版

 むつ市の宮下順一郎前市長の死去に伴う市長選(22日告示、29日投開票)で、自民党の市内4支部は15日、前市長の長男で国土交通省を退職した宮下宗一郎氏(35)の推薦を県連に求めることで一致した。今後、青森2区選出の江渡聡徳衆院議員と県連で最終調整する。ただ、出馬に意欲を示す地元選出の自民県議2人もおり、調整は難航している。

 県連には宮下氏のほかに菊池憲太郎県議(45)から推薦願、越前陽悦県議(68)から公認願が出されている。

 市内4支部によると、宮下氏の若さや国交省、外務省に勤務した行政経験を評価。また、県議を擁立した場合の補選を避けたいとの思惑もあるという。江渡氏は会合後の取材に「支部の思いは大変重いが、結論ありきではない。最後まで努力したい」と述べた。今後は大島理森県連会長らと協議して公認・推薦候補者の絞り込みを目指す。

 一方、各陣営は選挙準備を本格化させている。宮下氏と菊池氏は同日、後援会事務所を開設。宮下氏は事務所開きで「道半ばの父の夢の先に向かい頑張りたい」と強い決意を示した。菊池氏は総決起大会も開き、「どんな困難も乗り越えて前に進んでいく」と支持者に訴えた。越前氏は18日に事務所開きと総決起集会の予定で、毎日新聞の取材に「決意は変わらない」と述べた。【森健太郎】

3099チバQ:2014/06/16(月) 22:48:16
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140616-OYT1T50025.html
民主協力拒否なら「生活が擁立」県議選で小沢氏
2014年06月16日 17時54分
 生活の党の小沢一郎代表(衆院4区)は15日、岩手県奥州市水沢区で開かれた後援会会合に出席後、記者団の取材に応じ、来年の次期知事選について、「達増知事が引き続き県政を担当するため立候補してくれると思う」と述べ、自身に近い達増氏の3選出馬に改めて期待感を表明した。

 小沢氏は「達増知事は東日本大震災からの復興に真剣に当たってきた。全力で支援したい」とも語った。達増氏は今のところ、「(出馬の有無は)白紙」と繰り返しているが、生活の党県連内では出馬を求める声が根強い。

 また、知事選と同日実施の県議選で、小沢氏は「民主党はじめ同じ志の政党・会派と連携し、過半数の勢力を得たい。年明け前に協力態勢を作るのがベストだ」と民主党との選挙協力に前向きな姿勢を示した。連携を拒まれた場合は「(生活の党で)全選挙区に可能な限り擁立する」とした。

3100チバQ:2014/06/17(火) 21:39:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140617ddlk07010253000c.html
選挙:知事選 佐藤氏出馬なら、支援「あり得る」−−共産など /福島
毎日新聞 2014年06月17日 地方版

 今秋の知事選(11月11日任期満了)で、共産党などでつくる「みんなで明るい県政をつくる会」は16日、記者会見を開き、現職の佐藤雄平知事が3選出馬をした場合、政策協議のうえで支援することも「あり得る」との見解を示した。

 2010年の前回、共産党は独自候補を擁立し、佐藤知事に敗れた。今回も候補者を立てるかについて、亀田俊英会長は会見で「候補を立てる、立てないの段階ではない」と明言を避けつつ、「福島の現状を解決し、県民の立場に立った政治をしてくれる知事を選ぶ必要がある。(他党が推薦する候補との)相乗りも十分考えられる」と述べた。【宮崎稔樹】

3101チバQ:2014/06/18(水) 23:13:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140618ddlk07010150000c.html
再生の針路:’14知事選 自民県連、擁立先送り示唆 現職と出方探る /福島
毎日新聞 2014年06月18日 地方版


17日に開会した県議会6月定例会。2010年の前回知事選では開会日に再選出馬を表明したが、今回は先送りした=県庁で
拡大写真 今秋の知事選(11月11日任期満了)で、独自候補の発表を今月下旬に予定していた自民党県連の幹部は17日、自民県議団に対して「状況は変化している」と先送りする可能性を示した。現職の佐藤雄平知事は、17日に開会した県議会6月定例会(7月2日閉会)では進退を表明しない意向を民主党県連幹部に伝えており、開会日のこの日も知事選に言及しなかった。お互いの出方を探る「様子見」の状況になっている。【岡田英、小林洋子】

 ◇自民の候補擁立に内閣改造が影響?
 「何もあわてて先にやることはない」。自民党県連の杉山純一幹事長は17日、県議団に擁立作業の状況を説明した後の記者会見で、こう答えた。

 県連会長の岩城光英参院議員は今年3月、佐藤知事も出席した定期大会で、独自候補を擁立する方針を表明。県連としても決議した。出席者に党本部の幹部も名を連ねる政治資金パーティーを今月28日に開き、候補者を発表することを想定していた。

 しかし、この約3カ月間、国会議員や官僚の名前が挙がっては消え、擁立作業は難航。杉山幹事長は記者会見で「(絞り込む)作業はしている」と述べ、まだ複数の人物に打診している状況であることを認めた。

 自民県議の間では「このままでは現職に逃げ切られる」との危機感が広がっている。杉山幹事長は17日、6月定例会開会前に集まった県議たちを前に「地元で『(擁立作業は)どうなってんだ』と言われると思うが、状況が変化しているのも確か」と発表を先送りする可能性を示し、理解を求めた。

 「状況が変わった」とする事情の一つは、今国会(会期末6月22日)閉会後にあるとされてきた内閣改造の時期が「8月にずれ込む」(杉山幹事長)との見方が広がっていることだ。県連幹部によると、「独自候補の選択肢の一人」である現職の参院議員が、内閣改造で「大臣候補」にも名前が挙がっているといい、独自候補の擁立作業に影響を及ぼすとみられている。もう一つの「変化」は、現職の出方だ。

 ◇現職の進退「遅いほど有利」
 2010年の前回は、県議会6月定例会の開会日に再選出馬を表明した佐藤知事。民主、社民党の両県連や連合福島、無所属の県議らでつくる「4者協議会」で出馬を要請したのを受けた形だった。

 今回は支援側が要請せず、佐藤知事の「決断」を待った。当初は、「今回も6月定例会で出馬の是非を表明するのでは」との見方も広がり、民主党県連は5月の常任幹事会で、佐藤知事の意向を確認することを決定。亀岡義尚幹事長が今月12日、福島市内で佐藤知事と会談し、6月定例会では表明しない方針を伝えられたという。

 表明時期が先送りされる理由について、民主党県連の関係者は「いま出馬表明すると選挙一色になり、復興施策が停滞してしまう。中間貯蔵施設の受け入れの是非も慎重に判断したいのでは」。また、支援団体の幹部は「自民の独自候補の擁立が遅れていることも要素の一つ。対立軸が決まるのが遅いほど現職に有利になる」とも指摘。8月下旬にドイツで公務の予定もあり、「決断」の時期はそれ以降とみられている。

==============

 ◇過去2回の知事選の結果
 【2010年10月31日投開票、投票率42.42%】

当 609,931 佐藤雄平 無現(2)(自、民、公、社が支援)

   79,594 佐藤克朗 共新

 【2006年11月12日投開票、投票率58.77%】

当 497,171 佐藤雄平 無新(1)(民、社推薦)

  395,950 森雅子  無新(自、公推薦)

   38,457 小川英雄 無新(共推薦)

   23,113 川田昌成 無新

   10,598 高橋喜重 無新

 ※カッコ内数字は当選回数。「現」は現職、「新」は新人。「自」は自民、「民」は民主、「公」は公明、「社」は社民、「共」は共産

3102チバQ:2014/06/18(水) 23:41:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140618ddlk02010072000c.html
選挙:六ケ所村長選 新人4人が届け出 「反核燃」候補乱立の展開 /青森
毎日新聞 2014年06月18日 地方版

 任期満了に伴う六ケ所村長選が17日告示され、同村の合同会社代表、菊川慶子氏(65)▽前副村長の戸田衛氏(67)▽盛岡市の元店員、関千尋氏(50)▽青森市の市民団体世話人、梅北陽子氏(61)の無所属新人4人が立候補を届け出た。村選管によると、4人の立候補は資料が残る1967年以降では最多。東京電力福島第1原発事故後、初めての村長選は、当初は古川健治村長の後継指名を受けた戸田氏の無投票当選も予想されたが、一転して同村の使用済み核燃料再処理工場などを中核とする核燃料サイクル事業に反対する候補が乱立する展開となった。【伊藤奈々恵、石灘早紀】

 ■核燃に頼らない村を−−菊川氏

 菊川氏は午前9時過ぎに村役場前で第一声。「核燃に頼らない村を」と訴えた。「原子力関連の交付金や固定資産税がないとやっていけないと考える人が多いが、再処理工場の廃止には30年以上かかり、(その間)村の雇用は潤う」とし、「魅力ある仕事づくりで、若者が喜んで帰ってきたくなる村にしたい」と強調した。

 応援に駆けつけた山本太郎参院議員(東京選挙区)は「再処理を続けない候補を選んで。意思を示す最高の機会だ」と訴えた。

 ■核燃は村発展の基盤−−戸田氏

 戸田氏は午後1時半に役場前で演説。「古川村長の政策を継続する。経済的にも精神的にも満たされた生活の向上を目指す」と訴えた。また「原子燃料サイクル事業は村の発展の基盤。着実に共存共栄の道を歩んでいる」とし、再処理工場について「計画通り10月完成を」と力を込めた。

 古川村長もマイクを握り「圧倒的大差で当選させよう」と呼びかけた。事務所前であった出陣式には村議18人全員が勢ぞろい。日本原燃の川井吉彦社長も姿を見せた。

 ■さよなら再処理工場−−梅北氏

 3回目の村長選立候補の梅北氏は午前11時ごろ、村役場前で「さよなら再処理工場」をキャッチフレーズに第一声。「国の原子力政策は間違っている。原子力要らないと訴え続けた先輩を引き継ぎたい。心から徹底して、この政策は要らないと訴える方々が村にはいる」と語り、「一刻も早く工場を止めるべきだ」と強調した。

 同村泊地区で核燃反対運動を続けてきた種市信雄さんは「小さい村だが、これは大きな選挙だ」と述べ、梅北氏への支援を訴えた。    ◇  ◇  ◇

 関氏は午前9時前に村選管に現れ、立候補を届け出た。届け出名は「名もなき詩人」。同日午後に村役場近くでギターを弾きながら自身のメッセージを主張した。

 投票は22日午前7時から午後8時に村内11カ所で。開票は同日午後9時ごろから、村中央公民館。16日現在の選挙人名簿登録者数は8883人(男4732人、女4151人)。

==============

 ◇六ケ所村長選立候補者(届け出順)
菊川慶子(きくかわ・けいこ) 65 無新

 合同会社・花とハーブの里代表[歴]会社員▽三沢一中

戸田衛(とだ・まもる) 67 無新

 [元]副村長▽村文化振興公社理事長[歴]村助役▽野辺地高

関千尋(せき・ちひろ) 50 無新

 [元]店員[歴]喫茶店員▽警備員▽盛岡一高

梅北陽子(うめきた・ようこ) 61 無新

 市民団体世話人[歴]宗教団体核問題小委員▽中大中退

3103チバQ:2014/06/18(水) 23:42:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140618_11024.html
加美町長、際立つ強硬姿勢 指定廃棄物処分場建設問題

記者会見で、前日の5者協議での主張をあらためて説明する猪股町長=17日、加美町役場 福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、国が選定した県内3カ所の候補地の一つ、宮城県加美町の猪股洋文町長の強硬姿勢が際立つ。国による詳細調査受け入れを一貫して拒否し、条件付きで認める宮城県栗原市、宮城県大和町と一線を画す。国と県、3市町による5者協議が回を重ねるにつれ、発言は鋭さを増してきた。

 「加美町長だけ強硬と言われるが、なぜ私が強硬になるのか話したい」。17日、町役場であった記者会見で猪股町長はこう切り出した。公の場で自らを「強硬」と表現するのは初めてのことだ。
 伏線があった。前日の16日に開かれた5者協議第3回会合。猪股町長は国が候補地選定の根拠とした資料をかざし、「30度以上の勾配をわざと見えなくしている。データの改ざん、偽造だ」と、これまでになく猛抗議した。
 発言を受け、井上信治環境副大臣は「偽造はしていない。穏当な表現ではない」と不快感をあらわにした。
 猪股町長は、5月末に始まった5者協議で国のデータの矛盾点を繰り返し指摘。「選定に誤りがあり、そもそも候補地になり得ない。国は強引だ。当然調査を受け入れる必要はなく、候補地を白紙撤回すべきだ」と主張してきた。
 一方、栗原、大和両市町は「詳細調査で不適地であると証明する」(佐藤勇栗原市長)と、3市町が足並みをそろえることを条件に早期受け入れを表明。溝は深まる一方だが、猪股町長は「調査を受け入れた上で建設反対とは、理解できない」と意に介さない。
 背景には複雑な町政事情がある。猪股町長が初当選した2011年8月の町長選以降、争点となった町役場新庁舎建設をめぐり、町議会は真っ二つ。勢力が拮抗(きっこう)し、薄氷の町政運営が続く。
 13日閉会した町議会6月定例会で象徴的な場面があった。議員の一人が詳細調査受け入れを促しながら、猪股町長に「大人の対応を」と迫った。
 猪股町長の任期満了は来年夏に迫る。「国に対する決然とした態度には、厳しい政治状況が影響している」とみる町民は多い。
 「処分場建設問題と選挙は全く別問題だ」。猪股町長はこう強調する。
 「町民の暮らしを守り、次世代につなげるには処分場を建設させてはいけない。政争の具にもしてはならない」

3104チバQ:2014/06/18(水) 23:49:13
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140618-OYTNT50024.html
むつ市長選 越前県議が出馬断念
2014年06月18日
 22日告示のむつ市長選(29日投開票)で、自民党の越前陽悦県議(68)は17日、立候補を見送る意向を明らかにした。越前氏は報道陣に「党人として混乱を避けるため、党の強い要請で立候補を断念することにした」と述べた。

 越前氏は同日夜、立候補に意欲を示している宮下宗一郎氏(35)と市内で会談し、立候補を断念して支援に回る意向を伝えた。

 市長選を巡っては、同党の市内4支部が宮下氏を推薦すべきとの考えで一致したが、越前氏と菊池憲太郎県議(45)が立候補に意欲を示していることから、江渡聡徳衆院議員(青森2区選出)や神山久志県連幹事長らが水面下で調整を図っていた。

3105チバQ:2014/06/19(木) 23:58:43
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20140618-OYTNT50502.html
むつ市長選 自民、宮下氏推薦で調整
2014年06月19日
 22日告示のむつ市長選(29日投開票)で、自民党県連は18日、宮下順一郎前市長の長男宮下宗一郎氏(35)を推薦する方向で調整に入った。同党では菊池憲太郎県議(45)が立候補に意欲を示しているため、一本化に向けて協議を続けるが、分裂選挙となる可能性がある。

 同日夜、江渡聡徳衆院議員(青森2区選出)、神山久志幹事長、成田一憲筆頭副会長の3人が青森市内で市長選の対応を協議し、同党のむつ市内4支部が宮下氏の推薦を求めていることについて「非常に重い」(神山氏)との認識で一致した。19日の県連役員会で4支部の意向を説明し、結論を出す方針だ。

 分裂選挙を回避したい党県連は、神山氏が18日にむつ市内のホテルで菊池氏と会談し、一本化を模索したものの、菊池氏の意思は固く不調に終わった模様だ。神山氏は19日に改めて菊池氏と対応を協議する意向だ。神山氏は報道陣に「私と会ってどういう判断をするかはまだ分からない」と述べ、菊池氏の歩み寄りに期待感を示した。

 市長選にはこのほか、元市議の新谷泰造氏(64)が立候補に意欲を示している。

3106チバQ:2014/06/21(土) 12:07:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140620ddlk02010002000c.html

選挙:むつ市長選 自民県連、宮下氏で一本化 2県議、不出馬へ /青森

毎日新聞 2014年06月20日 地方版


 むつ市の宮下順一郎前市長の死去に伴う市長選(22日告示、29日投開票)で、自民党県連は19日、青森市内で緊急役員会を開き、前市長の長男で国土交通省を退職した宮下宗一郎氏(35)を推薦候補とすることを決めた。県連に公認願を提出していた越前陽悦県議会副議長(68)は17日夜に立候補断念を表明して宮下氏支援に回った。県連によると、推薦を求めていた菊池憲太郎県議(45)も県連決定を受け入れて出馬しない方向という。分裂を恐れて調整がもつれた自民県連だが、告示3日前に保守系候補の一本化に成功した形だ。【伊藤奈々恵、森健太郎】

 宮下氏はむつ市内で同日夜に開いた決起大会で「市民のための市民による政治を実現したい。父の夢を継いで、むつ市の発展に全力を尽くしたい」と改めて立候補に意欲を示した。会合後、記者団には「まだ(推薦決定を)聞いていないが、ありがたい話だ」と述べた。

 緊急役員会の後、県連の神山久志幹事長と、衆院青森2区選出の江渡聡徳衆院議員らが記者会見。冒頭で出馬断念を最初に表明した越前氏に触れ、神山氏が「一連の流れを作ってくれ、越前さんの決断で一本化した」と話し、江渡氏も「最後の最後、一本化の先べんを付けていただいたのは越前先生のご英断」と持ち上げた。

 会見に同席した越前氏は「党人として党を混乱させてはいけない。(県議2人が立候補すると)補選になる。副議長としては膨大な(補選の)費用をかけるべきでない。愛党精神から出馬断念を決断した」と語った。

 宮下氏の推薦理由としては、むつ市内の自民4支部の要請に加え、「若さと中央省庁で頑張ってきた能力」(江渡氏)が挙げられた。

 越前氏と菊池氏はそれぞれ公認と推薦を求め、選挙準備を本格化させていたが、市内の自民4支部は15日に宮下氏支援で一致。江渡氏ら県連執行部側と越前、菊池両氏の接触が重ねられていた。

 ◇調整もつれ、背景に平川市長選

 自民県連の調整がもつれた背景には、今年1月の平川市長選を巡って起きた県連内の混乱がある。

 県連には市町村合併前の自治体単位の支部が多く、平川市長選でも同市内の旧町村単位の3支部のうち2支部が大川喜代治市長(当時、落選)に、1支部が長尾忠行県議(当時、現市長)に推薦を出すよう県連に求めた。

 当時の県連会長の木村太郎衆院議員と3支部は「限りなく2人を推薦したい思いからの自主投票」で合意したとされるが、長尾氏に近い県議も多い役員会で承認されず、木村氏は「県連会長の調整結果が県連決定にならないのが不思議だ」と反発して会長職を辞任。後任の大島理森会長が自主投票と裁定した。

 この事態への反省から、3月の県連大会では、各地方選での公認・推薦は、地域支部や衆院選挙区支部の調整を済ませた上で、県連に申請するよう規約が改正された。

 むつ市長選では、市内4支部は早期に宮下氏推薦で固まった。しかし、地元選出の自民県議2人の意欲が強く、2人とも出馬すれば分裂選挙のしこりが残る上、県議会むつ市選挙区(定数3)の補選にもなりかねない。県連幹部や地元関係者からは「平川のようにしてはならない」との声が出ていた。

3107チバQ:2014/06/21(土) 12:08:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140620ddlk02010009000c.html

平川市議会:閉会、補選へ 辞職や捜査進展 「欠員増」の声も /青森

毎日新聞 2014年06月20日 地方版




市議補選の選挙費用などを原案通り可決した平川市議会の6月定例会。演壇で委員会審議の内容を報告する対馬実・教育民生常任委員長と、田中友彦議長(奥)

市議補選の選挙費用などを原案通り可決した平川市議会の6月定例会。演壇で委員会審議の内容を報告する対馬実・教育民生常任委員長と、田中友彦議長(奥)


拡大写真

 1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、市議9人が逮捕された同市議会は19日、5市議の辞職・失職に伴う補欠選挙(7月20日告示、27日投開票)の実施費用2840万円の追加補正予算案などを本会議で原案通りに可決して閉会した。本会議は逮捕されていない11市議と、処分保留で釈放された1市議の計12人が出席。現金20万円を受け取った同法違反(被買収)罪で11日に起訴され、16日までに保釈された今俊一(58)、小野長道(64)、小田桐信勝(73)の3市議は欠席した。

 補選は定数20の6分の1を超す欠員5が生じたため行われる。田中友彦議長は本会議後、記者団に「起訴された3市議のうち少なくとも1人は告示前に辞職するようだ」と話し、欠員枠(被選挙数)が5より増えるとの見通しを示した。

 別の市議は「捜査が今後も続くとの情報がある。『再補選』もありうるのではないか」とも予想。田中議長は「再補選となればさらに2500万円の税金が使われる。できれば1回で済むことを願う」と述べた。任期満了に伴う市議の本選挙は来年7月の予定で、議長は「1年以内に選挙が3回というのは私の議員歴20年でも例がない」と嘆いた。

 長尾忠行市長は閉会後、記者団に「全議案が通り、市政を滞りなく運営できるのでホッとしている」と語った。

 ◇元職や新人が既に出馬準備

 市議補選に向け、2011年7月の前回市議選で落選した元職や新人ら数人が既に立候補に向けた準備態勢に入っている。市議会関係者によると、「議会一新」を掲げての出馬を決意した元市役所職員もいるという。

 ただ、補選で当選しても残任期間は来年7月末の任期満了までの約1年間だけ。出馬の検討をしても、慎重な考えに転じる人もいるといい、何人が立候補するかはいまだに流動的だ。立候補予定者説明会は30日に同市役所で開かれる。【松山彦蔵】

3108チバQ:2014/06/22(日) 21:23:08
http://www.asahi.com/articles/ASG6C7JY3G6CULFA045.html
(報われぬ国)市長選の買収、社福法人理事長が暗躍
加藤裕則、上月英興 松田史朗、加藤裕則
2014年6月16日05時55分
岩木山を望む青森県平川市。社会福祉法人の前理事長がからんだ選挙違反事件に揺れている=加藤裕則撮影
 人口3万人余りの青森県平川市の議会がまひ状態に陥っている。1月の市長選でお金を配ったり受け取ったりした疑いで、前市長や市議の半数近くが逮捕されたからだ。その陰に、特別養護老人ホームを認めてもらおうとねらう社会福祉法人の理事長がいた。

■事業拡大狙い現金ばらまく

 市長選を3カ月後に控えた昨年10月初めの夜、青森県弘前市にある日本料理店の個室で、3人の男がひざをつき合わせていた。

 当時の平川市の大川喜代治市長(69)、平川市の有力市議(61)、平川市で特養を運営する社会福祉法人「津軽やわらぎ」の水木貞前理事長(66)だ。

 ここで大川前市長の支援を頼むため、前理事長から市議に金が入った封筒が渡された。前理事長側は「市長がトイレにたった時、100万円が入った封筒を渡した」という。一方、市議は警察の調べに「自分がトイレから帰ってきたら、座布団に封筒があった」と話しているという。

 特養の認可は自治体が握っている。「入居者を増やし、新たな施設を造りたかった。そのために大川さんに市長を続けてもらいたかった」。前理事長は警察にこう供述しているという。

■市議に20万円

 佐藤雄市議(78)の自宅には、前理事長からの金を持って大川派の市議が訪ねてきた。玄関で「手紙だ」と封筒を手渡すと、そそくさと帰った。

3109チバQ:2014/06/23(月) 21:14:34
首長選でこんな素直な世襲って久しぶりじゃないですか?
選挙:むつ市長選 新人2氏が立候補 市政継承、核燃施設争点に /青森
毎日新聞 2014年06月23日 地方版

 むつ市の宮下順一郎前市長の死去に伴う市長選が22日告示され、元市議で行政書士の新谷泰造氏(64)と、前市長の長男で元国土交通省職員の宮下宗一郎氏(35)=自民、公明推薦=の無所属新人2氏が立候補を届け出た。宮下前市政の継承や、同市内にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設などを争点に、7日間の選挙戦がスタートした。両氏は届け出を済ませると、早速、選挙カーや街頭で支持を呼びかけた。

 期日前投票は市役所など4カ所で23〜28日の午前8時半〜午後8時。投票は29日午前7時〜午後8時(一部地域は午後7時まで)に市内69カ所であり、午後9時から市役所で即日開票される。大勢判明は午後10時ごろの見込み。21日現在の選挙人名簿登録者数は5万1598人(男2万4857人、女2万6741人)。【森健太郎】

 ◇「原発ゼロ社会」を−−新谷氏
 新谷氏は午前9時すぎ、同市新町の選挙事務所近くの熊野神社前で第一声。同10時すぎには買い物客でにぎわう市内の大型商業施設前で演説し、「中間貯蔵施設はこのままでは最終処分場になりかねない。未来に負の遺産を残さず、下北から『原発ゼロ社会』を目指したい」と、自然(再生可能)エネルギー推進や反原発を争点に掲げた。

 市長選は4度目の挑戦だが、「市民の良心を信じたい」と強調。演説途中には、脱原発を目指す「自然エネルギー推進会議」発起人の小泉純一郎元首相の演説テープも流し、「下北も自然エネルギーで豊かになる道を進むべきだ」と持論を展開した。

 また、指定管理者制度見直しや職員採用公平化なども挙げ、「市政の私物化阻止」を訴えた。

 ◇産業創出で雇用を−−宮下氏
 宮下氏は午前9時すぎ、同市中央の自宅前で出陣式。支持者ら約200人を前に「市民による市民のための政治を実現するのが私の使命。『むつ市が一番』と思う市民の力を結集して全力で戦い抜く」と決意表明。前市政を継承し、地域経済の活性化を最重点政策に挙げ、「1次産業を含む新しい産業をつくり、雇用を守る」と声を張り上げた。

 出陣式には、告示直前に出馬を断念した自民党の越前陽悦県議も姿を見せ、「若い、希望の持てる宮下候補を支え、県政の場から連携を取りながら頑張りたい」と応援演説。宮下氏と握手を交わした。

 この日、宮下氏は合併前の旧3町村も回り、「(合併町村を含め)むつ市全体が均衡ある形で元気になっていく姿を実現したい」と支持を求めた。

==============

 ◇むつ市長選立候補者(届け出順)
新谷泰造(あらや・たいぞう) 64 無新

 行政書士[歴]法律事務所事務職員▽都議秘書▽不動産会社員▽市議▽日大

宮下宗一郎(みやした・そういちろう) 35 無新

 [元]国土交通省職員[歴]国交省建設業課長補佐▽外務省在ニューヨーク総領事館領事▽東北大=[自][公]

3110チバQ:2014/06/23(月) 21:18:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140623ddlk02010097000c.html
選挙:六ケ所村長選 得票率95%、戸田氏初当選 「反核燃」3氏、計270票 /青森
毎日新聞 2014年06月23日 地方版

 任期満了に伴う六ケ所村長選が22日投開票され、前副村長の戸田衛氏(67)が有効票の95%を集める圧勝で初当選した。選挙戦は、同村で進む使用済み核燃料再処理工場などの核燃料サイクル事業との「共存共栄」を訴える戸田氏と、反核燃を訴える3氏の争い。かつては核燃を争点に激しい争いとなった村長選だが、核燃に関連して生計を立てる人が増え続ける中、論戦は低調だった。東京電力福島第1原発事故後、初めてとなる村長選での選択は、現状維持だった。当日有権者数は8687人。投票率は62・94%で前回(60・31%)より2・63ポイント上がった。【伊藤奈々恵】

 戸田氏は22日夜、選挙事務所でバンザイして当選を喜んだ後、「再処理工場の早期完成を期待している。完成後は、安全で安定した操業が重要だ」と語った。

 反核燃の3候補は、届け出順に同村の合同会社代表、菊川慶子氏(65)▽盛岡市の元店員、関千尋氏(50)=届け出名「名もなき詩人」▽青森市の市民団体世話人、梅北陽子氏(61)。

 戸田氏が村議18人全員の支持を受ける盤石の態勢だったのに対し、3氏は6月に入ってから相次いで出馬表明。青森市在住の梅北氏は村内で反対運動を続ける男性の支援を受ける一方、村出身の菊川氏の支援者は村外在住者がほとんど。盛岡市在住の関氏も村内に浸透できず、得票は合計270票にとどまった。2006年と10年の村長選に出馬した梅北氏の得票は374票と274票だった。

 3氏は過去の反対運動や村長選などで知人同士だが、その際のわだかまりもあって「一本化」とはならなかったという。「その分、(複数台の反核燃を掲げる)選挙カーが(村内を)回る。それだけ村民の知見が高まる」(梅北氏)との見方もあったが、投票結果には表れなかった。

 戸田氏は3期務めた古川健治村長の後継指名を受け、4月に出馬表明。「古川村政の継続」を掲げ、各村議の案内で村内を細かく回る組織戦を展開し、幅広い支持を集めた。

 菊川氏は「核燃に頼らない村を」と訴え、告示日には山本太郎参院議員が応援に駆けつけた。梅北氏は「さよなら再処理工場」を掲げて選挙戦を展開した。

==============

 ◇村長選開票結果=選管最終発表
当 5144 戸田衛  67 無新

   152 菊川慶子 65 無新

    96 梅北陽子 61 無新

    22 関千尋  50 無新

==============

 ◇六ケ所村長略歴
戸田衛(とだ・まもる) 67 無新(1)

 [元]副村長▽村文化振興公社理事長[歴]村助役▽野辺地高

3111チバQ:2014/06/23(月) 21:19:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201406/20140623_21002.html
青森県の40自治体で3年半、首長選の半数が無投票
 青森県内の市町村長選は、2011年1月からの3年半に告示(現職の辞職、失職、死去に伴う場合を含む)された40自治体のうち、無投票となったのは半数の20自治体に上る。22日告示の市長選でも、むつ市は新人2氏による選挙戦に入ったが、五所川原市は現職が告示日に3選を決め、無投票が目立つ状況が続いている。
 県選管によると、40自治体の選挙戦、無投票の内訳は表の通り。
 選挙戦があったのは11年が8自治体のうち、6自治体。12年は7自治体のうち3、13年は15自治体のうち6にとどまり、無投票が過半数を占めた。14年は上半期で、10自治体のうち5自治体が選挙戦となった。
 県内の政党関係者は「過去に激しい選挙戦が展開され、選挙違反者が出たり、地域を二分した状態が続いたりしたところほど無投票になる傾向が強い」と説明する。
 財政難にあえぐ市町村のかじ取りに四苦八苦する首長のポストとしての魅力の低下や、水面下での事前調整といった要素も背景にあるという。
 有権者が選挙権を行使する機会を奪われ、候補者の政策や自治体の将来像を聞く場がないまま首長が決まることには、政治への無関心層の増加や地域課題の潜在化を指摘する声がある。

(2011年1月以降、告示日順)
【選挙戦】
板柳町、風間浦村、むつ市、野辺地町、平内町、藤崎町、田子町、田舎館村、三戸町、東北町、青森市、今別町、八戸市、蓬田村、階上町、平川市、おいらせ町、弘前市、六ケ所村、むつ市

【無投票】
三沢市、五戸町、六戸町、深浦町、横浜町、大間町、十和田市、つがる市、東通村、佐井村、外ケ浜町、七戸町、中泊町、新郷村、鯵ケ沢町、南部町、西目屋村、佐井村、黒石市、五所川原市

3112チバQ:2014/06/24(火) 22:13:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140624ddm012010029000c.html
選挙:青森・六ケ所村長選 推進派圧勝 「反核燃では飯食えぬ」 交付金と雇用、選択
毎日新聞 2014年06月24日 東京朝刊


日本原燃の正門前で演説する戸田氏。作業服姿の社員たちが耳を傾ける=青森県六ケ所村尾駮で2014年6月19日午後1時46分、伊藤奈々恵撮影
拡大写真 東京電力福島第1原発事故後初の青森県六ケ所(ろっかしょ)村長選が22日に投開票され、古川健治村長の後継指名と村議18人全員の支援を受けた前副村長が、得票率95%を占める5144票で圧勝した。同村を中心とする核燃料サイクル事業に反対した3候補の得票は合計で270票にとどまった。事業により多大な交付金と雇用が生み出される村では「反対では飯は食えない」との声も漏れる。【伊藤奈々恵】

 「勝因は『サイクル事業と共存共栄し、推進する』と訴え、村民に理解されたこと」。22日夜、当選した戸田衛(まもる)氏(67)は記者団にこう答えた。投票率は62・94%。

 核燃事業は1985年に県と村が受け入れ。2004年、日本原燃が経営する使用済み核燃料再処理工場での試験が始まったが完成の見通しは立たない。88年度から本格化した電源3法交付金は11年度までに約423億円が交付されている。

 90年代には、「計画凍結」を掲げた村長の下で、計画が進んだこともあった。「六ケ所村史」の編さんに携わった青森中央学院大の木村良一名誉教授は「こうした経緯から、村の反対勢力がごく限られた人たちだけになった」と指摘する。「反核燃」は過去5回では77〜374票にとどまった。

 毎日新聞は22日、投票所で100人に尋ねたところ、戸田氏には94人が投票していたが、核燃サイクルを「安全だと思う」と答えたのは41人にとどまった。

 戸田氏陣営で動いた農業の男性は「本当は反対。自分たちにいいことはなんにもない。だけど反対と言ってるだけじゃ、飯は食えない」とつぶやいた。

 今回、「核燃に頼らない村を」と訴えて立候補した菊川慶子さん(65)は「若い人たちは村外に出て行くか、原子力関連で働いている」と現状を話す。

 日本原燃と関連会社が県内で雇用する社員は約5600人。相当数が村内に住むと見られ、有権者9000人弱の同村では圧倒的な存在感だ。

3113チバQ:2014/06/26(木) 19:44:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140624ddlk02010091000c.html
95%の内情:六ケ所村長選/上 「核燃安全」は半数以下 有権者100人アンケート「不安」も推進派へ投票 /青森
毎日新聞 2014年06月24日 地方版

 22日に投開票された六ケ所村長選は、「核燃サイクル事業との共存共栄」を掲げた前副村長の戸田衛氏が、得票率95%・5144票で圧勝した。一方、「反核燃」を訴えた3氏の得票は合計で270票にとどまった。ただ、毎日新聞青森支局が22日に実施した有権者100人アンケートでは、戸田氏に投票したとの回答が94人とおおむね選挙結果通りだったのに対し、核燃サイクル施設を「安全だと思う」と回答したのは41人と半数以下だった。使用済み核燃料再処理工場など、核燃施設が集中する六ケ所村。東京電力福島第1原発事故後初の村長選で示された「95%」の民意の内情を探った。【伊藤奈々恵】

 ◇戸田氏に投票94人
 アンケートは同村泊地区の投票所の出口で投票を終えた人に声を掛け、100人に達するまで実施した。4、5人に1人が応じたが、特に高齢の女性に断られることが多く、男女別内訳は男性68人、女性29人、無回答3人だった。

 投票先は、戸田氏94人▽梅北陽子氏4人▽菊川慶子氏2人−−で、関千尋氏を挙げた人はいなかった。選挙結果では菊川氏が梅北氏を上回っていたが、梅北氏を支援した「核燃から漁場を守る会」の種市信雄氏が泊在住であることが影響したようだ。

 ◇反対派受け皿不発
 「核燃サイクル施設をどう思いますか」との問いには、41人が「安全だと思う」と回答し、全員が戸田氏と答えた。

 一方、「不安だ」と答えた12人のうち、8人が推進派の戸田氏を選んだ。反核燃候補を挙げたのは4人にとどまり、不安を感じる村民の受け皿になりきれなかったようだ。34人は「どちらともいえない」と答えた。

 「安全」と答えたのは男性が46%だったが、女性は24%にとどまった。特に40〜50歳代の男性23人のうち、6割強の14人が「安全」と回答した。

 ◇核燃も「争点」
 投票理由を複数回答で聞くと、戸田氏で最多だったのは「人柄や経歴」で33人。副村長経験などが評価されたと考えられる。次に多かったのが「核燃サイクル推進だから」で28人、「農業や漁業などの振興を期待できるから」が21人と続いた。一方、梅北、菊川両氏と回答した6人中4人が、理由を「核燃サイクル反対だから」と回答。計32人が核燃サイクルへの姿勢を基準に候補者を選んでおり、争点の一つとなっていた。

3114チバQ:2014/06/26(木) 19:44:55
==============

 ◇毎日新聞青森支局による村長選100人アンケートの主な結果
■投票先
 戸田衛氏  94

 梅北陽子氏  4

 菊川慶子氏  2

 関千尋氏   0

■投票理由(複数回答)

 人柄や経歴           33

 核燃推進だから         28

 農業や漁業振興を期待できるから 21

 知人に頼まれたから        9

 核燃反対だから          4

 その他              7

 無回答             12

■核燃サイクル施設をどう思うか

 安全だと思う    41

 どちらとも言えない 34

 不安だ       12

 無回答       13

 ※数字は人数。六ケ所村泊地区の投票所で22日に100人を対象に実施。

3115チバQ:2014/06/26(木) 19:45:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140625ddlk02010072000c.html
95%の内情:六ケ所村長選/中 核燃が生んだ「豊かさ」 政争より恩恵、オール与党化 /青森
毎日新聞 2014年06月25日 地方版


地元・戸鎖地区での街頭演説会後、あいさつをしてまわる戸田氏=六ケ所村で17日
拡大写真 22日の六ケ所村長選で、95%の得票率で圧勝した戸田衛氏が掲げたのが「核燃料サイクル事業との共存共栄」だ。選挙期間中の19日、同村内にある日本原燃本社の正門前での演説でも「サイクル事業は村の発展の基盤で、着実に共存共栄の道を歩んでいる」と強調。作業服姿も交じる約200人の社員らが耳を傾けた。演説後、戸田氏は川井吉彦社長と握手を交わした。

 ◇出稼ぎが激減
 村長選の隠れたキーワードは「豊かさ」だ。ヤマセと呼ばれる冷たい風が吹き付ける村では作物が育ちにくく、数十年前は出稼ぎが当たり前。「家族が集まるのは盆と正月だけ」という世帯も多かった。それが核燃進出後、関連雇用が続々と生まれた。原燃を含む企業所得と個人所得を人口で割った1人当たりの2011年度の「村民所得」は1171万円で県内トップ。核燃受け入れが決まった1985年度に1214人いた出稼ぎ労働者は、2012年度に174人と7分の1に減った。「村はまったく変わった。すごい裕福になった」とベテラン村議は語る。

 ◇交付金背景に政争
 ただ、その過程で、多額の電源3法交付金を財源とした村発注の公共事業を背景に、激しい政争が繰り広げられた。村議会も「2大会派」がしのぎを削り、双方の呼びかけで村長選の投票率は高く、1997年は95・42%に達した。村議たちは「負けた候補の支援者は、公共事業の指名から外される。負けたら仕事がない。選挙は命がけ」「隣同士で批判し合い、その後もしこりが残った」と振り返る。

 しかし、今回は「きずなクラブ」(10人)と「友政会」(7人)、無所属1人の18村議全員が一致して戸田氏を支援した。オール与党化の契機は2002年、収賄容疑で県警の事情聴取を受けた村長の自殺だった。「激しい選挙をやっている場合じゃない」。両会派の村議がまとまって担ぎ出したのが、当時、村教育長だった古川健治村長。その後は「理不尽な話はなくなった」(村議)という。

 ◇組織戦を徹底
 ただ、「3期目を集大成に」と言っていた古川氏が、昨年末に4期目を否定しなかったことで、政争再燃の兆しもあった。一部村議が「それなら自分が出る」と反発。結局、古川氏は「歴史を考え、無意味ないがみ合いは避けたい」と引退を決意した。

 「後任」は副村長だった戸田氏。後援会長には戸田氏の高校の後輩が就いたが、副会長には両会派の会長が、通常は1人の「幹事長」も両会派の幹事長が就いた。選挙中は街頭演説の日程を、各集落にある両会派の「支部」が住民に周知。地元村議が応援でマイクを握る組織戦を徹底した。

 ◇「依存」の指摘も
 東京電力福島第1原発事故後、初めての村長選で示された「現状維持」の民意。村議の一人は「心配する人も一部いるが、恩恵を受けている。『反対』とは言えない。より安全に進めてほしいということだ」と話す。

 村内の60歳代の女性は「福島の事故を見たら、やっぱり怖い。小泉さん(純一郎元首相)が言うように(脱原発で)やっていけるなら、そのほうがいい」と話す。それでも村長選では戸田氏に投票した。子供が原燃関連企業に勤めているという。

 「六ケ所村史」編さんに携わった青森中央学院大の木村良一名誉教授は「『核燃マネー』に一度手を出すと、それに依存しきってなかなか抜けられない」と指摘した。【伊藤奈々恵】

3116チバQ:2014/06/26(木) 19:46:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140626ddlk02010051000c.html
95%の内情:六ケ所村長選/下 「反核燃」浸透せず 3分裂、相乗効果なく /青森
毎日新聞 2014年06月26日 地方版

 22日投開票された六ケ所村長選で、核燃料サイクルへの反対を訴えて立候補した3氏の得票は合計270票で、得票率は合計でも5%。いずれも供託金没収の基準の得票率10%に届かず、1人50万円の供託金は3氏とも没収された。前回まで5回の村長選での反核燃候補の得票は77〜374票。今回はさらに、反核燃派が分裂して「一強多弱」状態となり、村民に浸透しないまま、相乗効果もなく敗北した。

 ◇相次ぐ出馬表明
 村長選は当初、戦後初の無投票になるかと思われた。前副村長の戸田衛氏(67)以外、6月に入るまで誰も名乗りを上げなかったためだ。同村の「花とハーブの里」代表の菊川慶子氏(65)は「はじめは目をつぶるつもりだった」という。しかし、6月6日に知人から「出ないのか」「あきらめるのか」と問われ、「あきらめたくない」との言葉をのみ込んだのを機に出馬を考え、9日に表明した。

 青森市在住の市民団体世話人、梅北陽子氏(61)が村長選に出るのは3度目。5月初旬に「核燃から漁場を守る会」事務局の種市信雄氏=同村泊=から「まだ候補者がいない」と聞いて検討を始め、6月14日に正式表明した。盛岡市在住の関千尋氏(50)=届け出名「名もなき詩人」=は告示日の17日に村役場に現れた。

 ◇分裂の影にしこり
 「あちらさんのほうは『核分裂』したようで……」。17日、戸田氏の街頭演説で応援のマイクを握った村議は、反核燃側をこう皮肉った。

 3氏は、これまでの反対運動や村長選を通じて知人同士。それがなぜ、割れたのか。

 関氏は過去の村長選で梅北氏を支援。その際の供託金没収を見て、カンパで50万円を集めようとライブしながら全国行脚した。しかし、梅北氏も菊川氏も受け取りを拒否。関氏は17日、報道陣に「僕の形でやりたいと打診したが、断られた」と明かした。関氏が核燃反対とともに掲げた「公約の3本柱」が「大麻解禁」と「村内無税」だったためと見られる。このため、関氏自身の出馬に至った。

 ◇村長選より漁協選
 選挙戦で、菊川氏陣営には、ネット経由で出馬を知った若者らが村外から支援に集まった。投票前日の21日は泊漁港でコンサート「選挙ジャム」を開催。東京から来たという男性2人組がギターを弾くなどした。ただ、集まった約20人はいずれも村外在住。菊川氏は「納得のいく選挙ができた。結果につながらなくて残念」と語った。

 梅北氏は選挙カーで「さよなら再処理工場」と訴えたが落選。「96票(の自身の得票)はそんなに少ない数ではない。全国で連動する運動が終わるわけではない」と気丈に語った。村内で反対を続ける種市氏は「福島の(原発事故の)ことをみんながもっと覚えていれば、戸田氏の票は減っているはずだ。みんなすぐ忘れる」と唇をかんだ。

 戸田氏の圧勝は明らかだった。同村泊の女性は「村長選より盛り上がっているのは、(7人の理事を9人で争う28日投票の)泊漁協の理事選挙」と話した。【伊藤奈々恵】


 菊川氏は「この村に住む者としての訴えと、そうでない人の訴えは違う。本当に残念。お互いに健闘できれば」と記者会見で話した。梅北氏は会見で「複数の選挙カーが村内を回り、『再処理工場はいらない』と言えば、それだけ村民の知見も高まる」と話した。ただ、梅北氏の支持者は「一貫して(核燃以前の)むつ小川原開発からずっと(運動を)貫いてきた。こっちが本流」と話す。過去のしこりがうかがえる。

3117チバQ:2014/06/26(木) 19:47:18
■六ケ所村長選の結果

投票日と投票率    候補者名    票数

・1985年12月  古川伊勢松 4343

  83.78%  *滝口作兵ェ 2469

           中村雄喜    80

・1989年12月  土田浩   3820

  94.02%   古川伊勢松 3514

          *高梨酉蔵   341

・1993年12月  土田浩   4196

  67.93%  *高田与三郎 1252

・1997年11月  橋本寿   4407

  95.42%   土田浩   3850

          *高田与三郎   84

・2001年11月  橋本寿   5598

  88.96%   古泊宏   2401

          *高田与三郎   77

・2002年7月   古川健治  5114

  73.80%   大関正光  1339

          *高田与三郎  170

.・2006年6月   古川健治  5393

  62.41%  *梅北陽子   374

・2010年6月   古川健治  5106

  60.31%  *梅北陽子   274

・2014年6月   戸田衛   5144

  62.94%  *菊川慶子   152

          *梅北陽子    96

          *関千尋     22

 *は「反核燃」を訴えた候補。

3118チバQ:2014/06/29(日) 19:19:14
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062916565
戦いの構図依然見えず 知事任期満了まで4カ月余
 11月11日の任期満了に伴う知事選は、告示日として有力視される10月9日まで3カ月余りとなったが、依然として戦いの構図が見えない。現職の佐藤雄平氏(66)が7月2日の6月定例県議会会期末までに進退を明確にしないのは確実な情勢。当初、平成22年の前回選挙と同様に、今議会で態度を表明すると想定し、準備してきた県内各党は対応に苦慮している。各党は投開票日を10月26日と見込む。

■想定外
 自民党県連は28日、郡山市で開かれた政経パーティーで独自候補の発表を見送った。「今後の状況を見極めながら、候補者を選考したい」。杉山純一幹事長が報告した。
 パーティーは当初、佐藤氏の態度表明後を見込んでいた。独自候補を披露し、選挙戦へ盛り上げを図る考えだった。しかし、佐藤氏が動かない。「戦う相手が決まらない中で、拙速に候補者を選ぶ必要はない」(県連幹部)との判断が働いた。
 自民は今年3月の定期大会で独自候補擁立を決定してから、人選作業を進めた。これまでに自薦、他薦で国会議員や首長、学者らの名前が挙がった。
 福島市出身で元防衛政務官の佐藤正久参院議員(比例代表)に絞り込んだ時期もあった。しかし、佐藤氏は集団的自衛権行使の議論を党内でけん引する立場にあり、「擁立までは至らなかった」(県連幹部)という。
 選挙までの準備期間が短くなってきたため、短期決戦を見込み、知名度が高く、知事選と選挙区が同一の参院本県選挙区選出の岩城光英県連会長と森雅子少子化担当相を推す声もある。ただ、両氏は8月にも予定される内閣改造と党人事に絡む可能性があり、今後の動静が注目される。自民は、県議会の海外視察が終わる7月16日以降に、候補者の絞り込みを加速する方針。
 中央政界で自民と連立与党を組む公明党県本部は自民の動きを見極めた上で対応する。

■動きだせず
 前回、前々回の知事選で佐藤氏を支援した民主、社民両党県連や連合福島も、選挙戦へ動きだせない状況が続く。「佐藤氏の意向を尊重する」とのスタンスだが、佐藤氏は民主県連幹部らによる意思確認に対しても、口を閉ざしたままだ。
 佐藤氏は8月下旬にドイツで医療機器関連産業の協定締結の公務が予定されている。民主関係者は、公務に区切りがつく9月上旬ごろまでは進退を明かさないとみる。
 態度表明がずれ込むのをメリットとも捉える。「現職の進退が分からなければ、相手陣営の選挙態勢づくりが進まず有利に働く」との思惑もにじむ。
 民主は佐藤氏の立候補を想定して準備を進める考えだ。

■相乗り
 各党間の水面下の駆け引きが激しさを増す中、自民、民主などの関係者には相乗りを模索する動きも出ている。ある県議は「原発事故による特殊事情を抱える本県の復興を優先に考えれば、政党の枠を超え、団結する考えも必要」と強調。優れた行政手腕と、中央との太いパイプを持ち合わせた人材が適任とする県議もいる。
 共産党県委員会、日本維新の会県総支部はそれぞれ独自候補の擁立を視野に、佐藤氏や他党の動向を見守っている。


( 2014/06/29 08:30 カテゴリー:主要 )

3119チバQ:2014/06/29(日) 19:23:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140629ddlk07010119000c.html
再生の針路:’14知事選 自民、候補絞れず 発表先送り、8月中旬目指す /福島
毎日新聞 2014年06月29日 地方版

 震災以降、初めて行われる知事選(11月11日任期満了)で、独自候補擁立の方針を今年3月に表明していた自民党県連は28日、候補者の発表を先送りした。当初は同日に郡山市内で開いた政治資金パーティーで選考結果を示す予定だったが、間に合わなかった。現職の佐藤雄平知事が進退を明らかにしておらず、候補の選定に至らなかった。県連は、発表の時期について「遅くてもお盆前」としており、8月中旬までを目指す。【岡田英、小林洋子、浅田芳明】

 ■党内に焦り

 「知事選については、いろんな状況を判断しながら人選を進める」。県連会長の岩城光英参院議員は、集まった数百人を前にあいさつした。幹事長の杉山純一県議も、現職の佐藤知事が3選に向けた進退を明らかにしていない現状に触れ、「状況を見極めながら県連としての選挙態勢を整え、発表していきたい」と述べるにとどめた。

 パーティーには、大島理森・前副総裁ら党幹部や、県選出の国会議員も出席。県連内で名前が挙がる消費者担当相の森雅子参院議員は「昨年の参院選で勝たせてもらい、迎える知事選。古里の復興を加速化させ、子供たちに受け継ぐための最後の戦いが待っている。今日集まった皆さんとその誓いを新たにし、この会で出発をしたい」とあいさつ。出席した県議の一人は「知事選への意欲があるようにも感じたが、候補が誰であれ選挙準備をすべきだと呼びかけているようにも聞こえる」と戸惑いを見せた。

 10月下旬とみられる知事選まで残り4カ月ほど。党内にも焦りが見える。候補者先送りを受け、パーティーの参加者からは「もっと力を入れてもらわないと……」と不満の声も挙がった。

 ■候補の“候補”

 「決まらないなら、県連会長が責任を取って自ら立候補するしかない」との声も挙がる岩城氏は報道陣に「県連会長という立場で、調整役に徹したい」と出馬に否定的な見解を示した。岩城氏は、内閣改造で入閣も取りざたされている。

 また、パーティーで知事選への意欲があるかのようにも受け止められるあいさつをした森氏。後援会関係者は「立候補の要請はあったが、断ったと聞いている」と説明した。

 候補者にはほかに総務省の官僚の名前も挙がっているという。

 ■「現職」が後?

 杉山幹事長は今月17日、県議が集まった会合で、候補者の発表が遅れている理由について(1)佐藤知事が進退を表明していない(2)秋の臨時国会までに予定されている内閣改造人事の時期がずれ込んでいる−−を挙げた。

 候補者発表時期について杉山幹事長は報道陣に「遅くともお盆まで」との考えを示した。

 一方、進退を明らかにしていない佐藤知事の表明時期は、支援する民主党県連内では8月以降との見方が強い。現職より自民の新人候補発表が先になる可能性も出てきた。

 2006年の前々回知事選では、自民は公明とともに森氏を推薦したが、民主の参院議員から転身した佐藤知事に10万票以上の差で敗れた。前回(10年)、自民は独自候補を擁立せず、民主、社民、公明党との相乗りで佐藤知事を支援し、共産候補を破った経緯がある。

3120チバQ:2014/06/30(月) 22:08:55
http://www.asahi.com/articles/ASG6Y11ZRG6XUBNB00L.html
青森)むつ市長に宮下氏初当選 父急逝で出馬、新顔破る
2014年6月30日03時00分
印刷メール
初当選を決め、支持者らとバンザイをする宮下宗一郎氏=むつ市緑町の事務所

 むつ市長選は29日投開票され、新顔で元国土交通省課長補佐の宮下宗一郎氏(35)=無所属、自民、公明推薦=が、同じく新顔で元市議の新谷泰造氏(64)=無所属=を破り初当選した。当日有権者数は5万449人。投票率は52・98%(前回45・98%)だった。

 「この選挙は小さな輪から始まり大きな輪になった。私に追い風が吹いているのを実感した。今日は本当に燃えている。父の遺志を継いで、むつ市を何とか発展させたいとの思いです」。市長選で初当選を決めた宮下氏は市内の事務所で支援者らとともに喜びを爆発させた。

 宮下氏は先月19日に急逝した宮下順一郎市長の長男。7日付で国交省を辞職し市長選に備えた。ただ、地元出身県議2人も含めた自民党の公認、推薦を巡る「一本化調整」の難航で正式な立候補表明が告示2日前となった。知名度は低かったが、自公推薦を得たことで総勢17人の市議会議員、地元経済界の支援も取り付けた。

3121チバQ:2014/07/02(水) 20:51:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140702ddlk04010190000c.html
選挙:多賀城市長選 元県職員の新人、中田氏出馬表明 /宮城
毎日新聞 2014年07月02日 地方版

 任期満了に伴う多賀城市長選(27日告示、8月3日投開票)に1日、新人で元県職員の中田定行氏(65)が立候補を表明した。市民団体「住民本位の多賀城市政をつくる会」を母体に無所属で出馬、共産党が推薦する。3選を目指してすでに出馬表明している現職の菊地健次郎氏(67)との一騎打ちになる見通し。

 中田氏は石巻市出身で東北学院大卒。42年間の県職員生活で仙台土木事務所次長、同事務所用地専門監などを歴任し、県職員組合の副委員長も務めた。

 記者会見した中田氏は「現市政は、決定だから従えという『上から目線』で、市民に寄り添っていない」と批判。(1)市民と被災者にやさしく、公平・透明な市政(2)多賀城の歴史と特色を生かしたまちづくり(3)憲法の理念に沿った市政−−を掲げた。特に新市立図書館について「市の手法は強引」とし、指定管理者への運営委託を見直し、市直営を再検討するよう主張した。【渡辺豊】

3122チバQ:2014/07/02(水) 20:52:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140702ddlk02040104000c.html
平川市長選選挙違反:前市長、3度目逮捕 公選法違反容疑、市議に100万円 /青森
毎日新聞 2014年07月02日 地方版

 1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、県警捜査2課と弘前署、黒石署は1日、落選した前市長の大川喜代治容疑者(69)=同市大光寺一滝本=を同法違反(現金買収、事前運動)容疑で再逮捕した。逮捕は3度目。今回は、大川容疑者が初当選した2010年の市長選で接戦を繰り広げた小笠原勝則市議=4月の逮捕後、処分保留で釈放=に、現金100万円を渡したとして逮捕された。

 市議9人が逮捕された一連の事件では、大川容疑者の後援者の水木貞被告=公選法違反罪で公判中=が、9市議それぞれに現金20万円を直接渡したり、共謀したりしたなどとして起訴されているが、小笠原市議だけは100万円と高額。10年市長選で9313票で当選した大川容疑者に対し、小笠原市議が8250票を獲得し、約1000票差に迫る実力を見せたことが背景にあると見られる。

 容疑は、昨年10月4日ごろ、水木被告と共謀して、自分への投票や票の取りまとめの報酬として、小笠原市議に弘前市内で現金100万円を渡したとしている。3人は容疑を大筋で認めているというが、関係者によると現金授受の具体的状況の供述が一致しない部分もあるという。県警によると、小笠原市議はその後、現金を返したという。

 県警は4月1日に水木被告と小笠原市議を逮捕した際、容疑を「昨年8月に数十万円を授受した」としていたが、その後の捜査で大川容疑者の関与が判明。裏付け捜査を進めて日時や金額が明らかになったという。【石灘早紀、松山彦蔵】

3123チバQ:2014/07/02(水) 22:33:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000042-asahi-soci
「稚内から青森」断られ…タクシー蹴った疑い、市議逮捕
朝日新聞デジタル 7月2日(水)18時16分配信

 タクシーの車体を蹴ってへこませた器物損壊の疑いで、北海道警稚内署は2日、青森県むつ市横迎町1丁目、同市議会議員菊池広志容疑者(57)を逮捕し、発表した。

 同署によると、菊池容疑者は同日午前1時40分ごろ、稚内市中央1丁目の路上でタクシーに乗り込み、「むつへ行ってくれ」と告げたが、運転手に「青森までは走れません」と断られたことに腹を立て、運転席側の車体の一部を足で蹴ってへこませ、通報で駆けつけた同署員に現行犯逮捕された。

 菊池容疑者はむつ市議会産業建設常任委員会のメンバーら8人で行政視察のため、1日午後に稚内入りし、同行者と夕食後、1人で飲み歩いていたという。

 同市議会事務局によると、一行は2日に稚内市のJR駅前再開発事業、3日に洞爺湖町で有珠山の「ジオパーク」を視察後、4日に函館市から帰る予定だったが、事件を受けて中止した。菊池容疑者は1995年に初当選し、現在5期目。議会では議員4人の会派代表を務めている。

3124チバQ:2014/07/05(土) 09:16:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140705/lcl14070508410003-n1.htm
秋田知事「自民、鼻に付く」 県連反発「支援してるのに非礼」

2014.7.5 08:41 (1/2ページ)

秋田県の佐竹敬久知事
秋田県の佐竹敬久知事


 秋田県の佐竹敬久知事が先月28日に秋田市で開かれた保守系無所属県議のパーティーでの来賓あいさつで、県政与党の自民党について「鼻に付く」などと発言していたことが分かった。自民党県連は「県政を支えているのに非礼だ」と反発している。

 発言は一人会派「県民の声」代表の瀬田川栄一県議の県政報告会であった。産経新聞が入手した録音データによると、知事は「私は自民党推薦ですけども、自民党もあんまり(議席が)多くなると、ちょっと、ときどき鼻に付いて、鼻に付いて…」と語った。

 会場から笑いが起きると「大丈夫です。私は何言ってもいいんです」「数が全てというふうになると滅びの元です。やっぱり数もほどほどなんです」と続けた。

 さらに来春の県議選に触れ、「(瀬田川県議の母校)秋田工高の改築など(の陳情)が来るんですね。私は言うこと聞いてカネも出してますので、皆さん応援していただきたいと思います」と、予算を持ち出して瀬田川県議への支援呼びかけを行った。
 一方で知事は、翌29日の自民党県連大会での来賓あいさつでは「県政運営で私の至らぬ所がたくさんあり、自民党の県議の先生からはおしかりや叱咤(しった)激励を受け、心強く支えていただいています。本当に皆さま方のおかげです。あらためて感謝申し上げます。ありがとうございます」と、自民党に感謝の意を表明。

 「来春の統一地方選はぜひとも、県議、市町村議の全員のご当選、連立政権を組んでいる公明党の先生方の全員の当選を全力でお手伝いしていきたいと思います。一致団結して自民党政権を支え、秋田県の自民党の勢力をきっちりしたものにするために、頑張ることを皆さんと一緒にお誓いし合いまして、あいさつにいたします」と結んでいた。

 「鼻に付く」発言について自民党県連の鶴田有司幹事長は「佐竹県政は自民党の議席に支えられている。そして、われわれは数におごってはいない。リップサービスにしても行き過ぎだ」と話している。

3125チバQ:2014/07/05(土) 16:49:41
http://www.asahi.com/articles/ASG7464ZVG74UBUB00R.html


政務費で県議がメロン貯蔵庫 53万円、業者「売った」

金山純子

2014年7月5日05時05分


 中田潤県議(67)=秋田県能代市山本郡選出・新みらい=が昨年度の政務活動費から53万円を支出したメロン貯蔵庫をめぐり、「リース代」と主張する中田県議と「売った」とする業者の説明が食い違っている。購入ならば、県議会の指針で「不適当な支出」にあたる。

 収支報告書によると、中田県議は昨年7月19日〜10月18日、能代市の冷熱設備業者敷地内で「メロンを良質な状態で出荷する保存実験」を実施。業者に3カ月分の貯蔵庫リース料として57万9600円を支払った。政務活動費からの支出は53万2176円だった。

 ところが、業者は「実験場所は貸したが、貯蔵庫は販売した」と説明する。そのうえで、中田県議から6月20日、「領収書の内訳を3カ月リースにしてほしい」と求めるファクスが届いたため書き換えたといい、「置いたままの貯蔵庫は持ち帰ってほしい」。

 一方、中田県議は取材に「当初からリースとお願いしており、書き換えてもらった。買うというのは百%あり得ない」と話している。

 県議会の政務活動費の指針は、10万円以上の備品への支出は資産形成につながるとして、「不適当」としている。(金山純子)

3126チバQ:2014/07/06(日) 07:18:02
http://www.asahi.com/articles/CMTW1407050600001.html


南陽市長選あす告示 財政施策が争点に

2014年7月5日11時40分


 ◆ 現新2氏の一騎打ちか


南陽市長選は6日告示、13日投開票される。3選を目指す現職の塩田秀雄氏(61)=無所属=と新顔で前市議の白岩孝夫氏(45)=無所属、自民推薦=の2人が立候補を表明、市の財政政策を争点に、激しい論戦となりそうだ。


 市によると、市の借金に当たる市債残高は、塩田氏が市長に就任した2005年度が約163億6700万円(臨時財政対策債を除く)だったが、12年度決算では約114億1400万円(同)に減っている。実質公債費比率も22・4%から16・9%に下がった。


 南陽青年会議所主催の公開討論会で、塩田氏は「財政健全化と地域経済活性化はバランスが大事。地元企業を支援し、積極財政を進めることで健全化につながる」とこれまでの実績を強調した。厳しい財政状況にもかかわらず、市内の全小中学校の耐震化工事を進め、全国初の大型木造耐火建築物新文化会館の建設に着手した


 これに対し白岩氏は、箱もの建設による公共投資が将来世代につけを残さないか心配している。市債残高が減っていることは認めつつも、実質公債費比率が県内市町村のなかで2番目に悪いと指摘。新文化会館など新事業の借金返済のため市財政はこれから悪化していくと予測する。


 公共施設の長寿命化や行政コスト削減を図り、持続可能な財政基盤の確立を訴えている。


 白岩氏の議員辞職に伴う市議補選には今のところ無所属新顔1人が立候補を表明しているだけで、無投票になる可能性がある。


 6月2日現在の有権者数は2万7455人。(内藤文晴)

3127チバQ:2014/07/06(日) 07:18:51
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20140705-OYTNT50013.html
南陽市政の課題 雇用増へ企業誘致急ぐ


2014年07月05日

市民向けに建設現場の見学会が行われた新文化会館(6月22日、南陽市三間通で)

 南陽市長選の告示が6日に迫った。「南陽の新しい顔」として期待される新文化会館が来年秋にオープンするほか、新たな工業団地造成による企業誘致も本格化するなど、地域を活気づける取り組みが活発化する市政の現状と課題を報告する。(山井健史)

 今年度から造成工事が始まった梨郷りんごう工業団地(南陽市和田)。建設中の新潟山形南部連絡道路のインターチェンジ予定地付近に、約4万平方メートルを確保した。市商工観光ブランド課によると、2社を誘致したい考えで、2017年度中の稼働開始を目標に据える。

 1972年度に誕生した西工業団地(同市漆山・池黒)は、19区画がすべて分譲済み。13年4月1日現在で雇用人数は940人に上り、同課は「大きな雇用の受け皿になっている」と話す。梨郷工業団地では約190人の雇用を見込む。

 交流人口拡大の拠点として期待されるのが、市役所前で建設が進む新文化会館だ。1300人収容のメインホールは、南陽産スギがふんだんに使われ、「全国初の大型木造耐火建築物」(市文化会館整備課)というふれこみだ。豊かな音響などの特性を生かし、集客力のあるイベントを継続的に開催するなどして、経済面での波及効果を高める努力も欠かせない。

 総事業費約60億円のうち半分強は国の補助だが、今年度予算が約130億円の市にとって、大きな負担となる。大型木造施設のため、維持管理費も同規模施設の年間約1億円を上回るとみられるが、市は「稼働率や管理委託の中身により変わる」(同)として、金額は明らかにされていない。

 ただ、市も財政を引き締めて備えてきた。単年度の借金返済の割合を示す実質公債費比率は、07年度の21・0%から12年度は16・9%と改善。借金が収入の何年分にあたるかを割合で表した将来負担比率も、同様に222・7%から137・1%へと低下している。

 一方、高齢化が急速に進み、高齢者の「足」の確保も大きな課題だ。01年度以降、北部、西部、中川の地区ごとに、住民らが交通対策協議会などを設立し、市内のバス会社などに運行業務を委託。昨年度は計約3万3000人の利用があり、市は公共交通の充実を図る一環として、年間約1400万円を補助している。

 隣の川西町では、町内のタクシー会社に運行を委託した「デマンド型乗り合い交通」事業を行っている。事前登録した町民が前日までに予約すれば、自宅から町内の目的地まで1回500円。昨年度は1万348人の利用があったが、バスは1路線しかない。

 南陽市のバス利用者も減少傾向にあり、各協議会は5〜6月にアンケートを実施したが、現行の3路線維持を希望する声が多かった。ただ、路線の変更やバス停増設などの要望も出ており、市は「利便性を向上させるため、協議会などと考えていきたい」としている。

3128チバQ:2014/07/06(日) 08:12:33
南陽市長選
■2006年:
9340 塩田秀雄  初当選
9148 荒井幸昭  現職

■2010年:無投票

3129チバQ:2014/07/06(日) 08:14:52

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2702
2006年の選挙



2702 :名無しさん:2006/07/15(土) 14:42:35 >>2701
当選した塩田氏は近藤鉄雄の元秘書なので、遠藤武彦と近藤洋介の代理戦争の面もあるかと

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20060715ddlk06010296000c.html
選挙:南陽市長選 新人の塩田氏、当選  /山形
 ◇平日投票、注目の投票率は66.42%

 任期満了に伴う南陽市長選は14日投票があり、即日開票の結果、無所属で新人の前市議、塩田秀雄氏(53)が、無所属で3選を目指す現職の荒井幸昭氏(66)を破り、初当選を果たした。県内13市では初めてとなる平日投開票で、当日有権者数は2万8187人(男1万3315人、女1万4872人)、注目の投票率は66.42%と前々回の74.84%を下回り、過去最低となった。[湯浅聖一]

 塩田氏は告示3週間前に出馬表明。宮内地区の経済人や、民主党の近藤洋介衆院議員らが支援し、草の根運動を展開した。選挙戦では議会軽視など、荒井氏の独断的な市政運営を批判。出遅れもあって終始劣勢に立たされたが、「明るく清潔で信頼される市政に流れを変えよう」という訴えが受け入れられ、終盤になって地元の宮内地区を中心に票を伸ばして逆転した。

 支持者らの祝福を受けた塩田氏は「市民が対話のできる市政を具体的にやっていき、職員がやりがいのある職場を目指したい」と抱負を語った。

 一方、荒井氏は自民党の遠藤武彦衆院議員や地元の佐貝全健県議のほか、現職市議が支援する盤石の態勢を構築したが、楽勝ムードによる組織の上滑りもあり、支持層や無党派層をまとめきれずに涙をのんだ。

==============

 ■解説

 ◇政治手腕は未知数

 「現市政の継続か刷新か」が問われた南陽市長選は、荒井氏の独断的な政治手法を批判した塩田氏が初当選を果たした。だが、政策らしい政策を打ち出しておらず、政治手腕も未知数だ。

 荒井氏に対する市民の不満は大きかった。例えば斎場問題。市は長井市と飯豊町の3市町で共同運営していた緑が丘斎場(長井市)の負担金約9500万円を無駄にしてまで新斎場「しらぎく」を建設した。市民の中にも疑問視する見方が多く、塩田氏はそういう現市政に対する批判票の取り込みに成功した。

 しかし、斎場問題では塩田氏にも責任の一端がある。当時市議として建設の是非すら論じなかったからだ。「一人では権力に立ち向かえない」と話すが、市民が納得できる説明が必要だろう。また、政策では収入役の廃止を唱えたが、荒井氏が指摘するように政府が来年度の廃止を決めている。「勉強不足だ」と言われても仕方がない。

 市が直面する課題は多い。市民の期待が大きい塩田氏には、それを乗り切る政治手腕が求められている。[湯浅聖一]

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 9340 塩田秀雄 53 無新
  9148 荒井幸昭 66 無現

 (無効233)

==============

 ◇南陽市長略歴

塩田秀雄(しおた・ひでお) 53 無新(1)

 コンクリート会社役員▽吉野区長会長[歴]衆院議員秘書▽県連合青年団長▽市議6期▽議長▽宮内高

毎日新聞 2006年7月15日

3130チバQ:2014/07/06(日) 20:33:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20140703-OYTNT50386.html
尾花沢市政の課題 どうなる国道347号活用策
2014年07月04日
2016年冬から通年通行が始まる国道347号の鍋越峠付近。雪崩防止対策の工事が進められている(尾花沢市母袋で) 尾花沢市長選が6日告示される。人口減少に歯止めがかからない中、地域活性化の足がかりとして期待されているのが、2016年度から始まる国道347号の通年通行だ。選挙戦を前に、347号を巡る市の現状を探った。(深井千弘)

 昨年10月の市の人口は1万7756人。県内13市で最も少ない。03年の2万1241人からの減少率16・4%も13市で最高だ。これに次いで高率の上山市(11・5%)や村山市(11・1%)からも、水をあけられている。

 子育て支援施設の開設や市外からの転入者への家賃補助など、これまでも対策を打ってきたが、次の一手として注目されるのが国道347号の通年通行だ。尾花沢市を東西に貫く347号は、宮城県へ通じる幹線道路。だが、冬場は県境の鍋越(なべこし)峠付近が豪雪に見舞われ、県境を挟む約18キロの区間は、11月末頃から4月末頃まで通行止めとなる。

 転機となったのは、11年3月の東日本大震災。東北地方の日本海側と太平洋側を結ぶ「横軸」の道路の一つとして、その役割が改めて見直され、山形、宮城両県は16年冬から通年通行を始めることで合意した。道路を管理する県へ要望を続けてきた市は、「長年の懸案にようやく見通しが立った」と受け止める。

 通年通行の実現で期待されるのが、市内経済の活性化だ。347号を利用すれば、トヨタ自動車の関連工場を始め、数多くの企業が集まる「仙台北部中核工業団地」(宮城県大和町、大衡村)へ1時間強。国道47号を迂回(うかい)するルートより30〜60分程度短縮されることから、市商工観光課は「アクセスの良さを生かして、市内企業の受注拡大につなげたい」と意気込む。

 企業誘致にも追い風となる。市内唯一の工業団地「福原工業団地」は、造成した15・1ヘクタールのうち2・2ヘクタールが未分譲。市は通年通行を見越して、今年度から同課内に企業振興室を設置した。民間出身の企業対策専門員を置き、県内外の企業を訪問しながら、新規立地や事業拡大などの情報収集に力を入れている。

 観光面でも、宮城県側からの誘客に弾みがつくと予想されている。全国的な知名度を誇る「銀山温泉」の年間観光客数は、震災後の11年度に約25万人に落ち込み、ようやく13年度、震災前の30万人台へ回復したところだ。同温泉組合の笹原謙一郎組合長は「宮城へ抜けるには347号が一番近い。道幅を広げてきちんと整備されるなら、お客様にお勧めできる」と話す。

 冬場の豪雪と並び、就業機会の少なさを人口減の要因に挙げる市にとって、産業振興は待ったなしの課題だ。市企画課の有路克敏課長は「347号の活用策の検討は始まったばかり。何をどうするか、近隣市町とも連携をしながら、具体化させていくのが重要」と話している。

2014年07月04日

3131チバQ:2014/07/07(月) 23:03:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140707/lcl14070715110001-n1.htm
秋田知事が自民に陳謝 「鼻に付く」発言 「軽はずみ、申し訳ない」
2014.7.7 15:11 [地方行政]

秋田県の佐竹敬久知事に抗議した後、記者団の質問に答える県議会自民党の鈴木洋一会長=7日、県庁(渡辺浩撮影)
 秋田県の佐竹敬久知事が保守系無所属県議のパーティーで、県政与党の自民党について「鼻に付く」などと発言した問題で、知事は7日、県連の抗議に対し陳謝した。この日午前に開かれた県議会自民党の会派総会で、産経新聞の報道が取り上げられ、知事への批判が相次いだ。これを受け、鈴木洋一会派会長と鶴田有司県連幹事長が知事室を訪れ、口頭で抗議した。

 鈴木会長らによると、「知事を推薦して選挙戦を戦い、議会でもチェック機能を果たしながら与党として支えてきた。数にものを言わせて強引なことをやっていない。鼻に付くような行動をとった覚えはない」と知事にただした。

 知事は「日頃思っていることではない。軽はずみな発言で申し訳なかった」などと答え、8日の6月県議会閉会後に会派控室を訪れて全議員に謝罪する意向を示したという。

 鈴木会長らは「今後、発言に注意するように」と申し入れた。関係者によると、知事は「自民党が弱くなれば困るのは私だ」などと平謝りだったという。

 「鼻に付く」発言は6日28日に秋田市のホテルで開かれた一人会派「県民の声」代表の瀬田川栄一県議のパーティーであった。知事は「私は自民党推薦ですけども、自民党もあんまり(議席が)多くなると、ちょっと、ときどき鼻に付いて、鼻に付いて…」などと語った。

3132チバQ:2014/07/08(火) 19:20:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140708ddlk06010111000c.html
選挙:南陽市長選/南陽市議補選 市長選、候補者の訴え /山形
毎日新聞 2014年07月08日 地方版

 (届け出順)

 任期満了に伴う南陽市長選が6日告示された。新人で前市議の白岩孝夫氏(45)=自民・公明推薦=と、現職で3選を目指す塩田秀雄氏(61)のいずれも無所属の2人が立候補を届け出た。前回は無投票だったが、今回は2氏による一騎打ちとなった。少子高齢化による人口減少対策と財政健全化を争点に7日間の選挙戦が始まった。5日現在の有権者数は2万7558人(男1万3085人、女1万4473人)。投票は13日に行われる。また、同市議補選は飲食店経営の高橋一司氏(64)だけが立候補を届け出たため、無投票当選が確定した。【佐藤良一】

 ◇更なる財政健全化必要−−白岩孝夫 45 無新
 白岩氏は午前10時40分ごろ、南陽市郡山のヤマザワ南陽店駐車場で「今、南陽市の未来に大きな分かれ目が来ている。新文化会館の華々しい実績が語られているが、このままでいいのか」と市民らに疑問を投げかけた。その上で「南陽市の人口が減少する中で、派手な政策によって建てられたものを今後どうやって維持していくのか。市民が求めているのは華々しい公共投資ではなく、堅実な投資だ」と訴えた。

 市の実質公債比率が改善されていることを認めながら「県内ではまだ下から2番目」と指摘。更なる財政健全化の必要性を説く。少子化による人口減少に対しては、第3子以降の出生を補助する「3人っ子政策」や、東北自動車道開通に合わせて南陽高畠インターチェンジ付近に「道の駅」を造る構想を提案する。

 出陣式には、自民党の鈴木憲和衆院議員、大沼瑞穂参院議員、佐貝全健県議、地元市議らが出席し、声援を送った。公明党の菊池文昭県議も駆け付けた。

 ◇交流人口の拡大が大事−−塩田秀雄 61 無現(2)
 塩田氏は午前9時20分ごろ、南陽市宮内の熊野大社證誠殿前で「2期8年にわたって、市民の目線で市民の幸せを願って全身全霊でやってきた」と訴えた。

 政治信念として「政治は愛、市民との信頼、スピード感ある成長」を掲げる。「8年間でマニフェストはおおよそ100%達成できたと思う。厳しかった財政も大幅に借金を減らすことができた」と実績を強調した。

 3期目は、教育・産業・健康の三つを政策の中心に据え、「南陽市のビジョンを実現し、市民が夢と希望と活力をもてるよう全力をつくす」と訴えた。

 さらに「赤湯温泉や商店街を発展させるために、交流人口の拡大が大事である」と述べ、「現在建築中の新文化会館などを活用して南陽ブランドを全国に発信する」と約束した。若者の人材育成で「教育日本一」を目指すこと、さらに駅伝を筆頭にスポーツ選手の育成なども掲げた。

 出陣式には支援する市議や企業役員、地元後援会員らが集まり声援を送った。

==============

白岩孝夫(しらいわ・たかお)45 無新

 [元]市議[歴]税理士事務所役員▽新聞販売店役員▽東北学院大=[自][公]

塩田秀雄(しおた・ひでお)61 無現(2)

 コンクリート会社役員[歴]県連合青年団長▽市議長▽宮内高

==============

 ◇南陽市議補選当選者(改選数1)
高橋一司 64(1)無新

3133チバQ:2014/07/08(火) 19:26:18
http://www.asahi.com/articles/CMTW1407080600002.html
2市で現新の争い
2014年7月8日10時29分
 南陽市と尾花沢市の市長選が6日、告示された。いずれも現職と新顔の対決となり、これまでの市政運営が問われることになった。13日の投開票日に向け、各候補は有権者に支持を訴えた。


 ◆ 南陽 財政・少子化争点


 南陽市長選では、新顔で前市議の白岩孝夫氏(45)と3選を目指す現職の塩田秀雄氏(61)が、いずれも無所属で立候補を届け出た。5日現在の有権者数は2万7558人。


 市長選の主な争点は、地域経済活性化を目指す財政政策と少子化対策。2期8年の塩田市政を有権者がどう判断するかが焦点だ。


 白岩氏はこの日、烏帽子山八幡宮で祈願祭を行った後、同市赤湯の白岩新聞店横の駐車場で第一声。約300人の支持者に「身の丈にあった市政運営」を訴えた。


 塩田氏は熊野大社で必勝祈願をしたあと、神社下の路上で支持者ら約200人を前に第一声。これまでの実績と今後の課題を訴えた。その後、選挙カーで市内遊説に出た。


 ◆ 南陽市議の補選 高橋氏が無投票当選


 同日告示された南陽市議補選(被選挙数1)には、新顔で市消防団長の高橋一司氏(64)=無所属=以外に届け出はなく、無投票で初当選が決まった。任期は2016年3月31日まで。


 ◆ 尾花沢 一転、選挙戦に


 尾花沢市長選では、現職で再選を目指す加藤国洋氏(67)と、新顔のドライブイン経営、有路豊治氏(72)のともに無所属2氏が届け出た。13日に投票、即日開票される。5日現在の有権者数は1万5318人。


 当初、加藤氏以外に立候補に向けた動きが無かったが、6月中旬に「選挙戦を無競争にしたくない」と有路氏が立候補を表明し、選挙戦になった。


 両氏は午前9時すぎ、ともに市中心部の選挙事務所で支持者らを前に第一声。それぞれ支持を訴えた。(上田真仁)

3134チバQ:2014/07/10(木) 20:32:10
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20140709-OYTNT50371.html
酒田駅前再開発 暗礁1年 なお道筋つかず
2014年07月10日
駅前地域の全体構想を策定するための会合(6月30日、酒田市役所で) ◇構想コンサルに依頼

 民間主体のJR酒田駅前の再開発事業が暗礁に乗り上げてから1年が過ぎた。同駅前の振興を重要施策と位置付ける酒田市は、全体構想の策定をコンサルタント会社に依頼し、年内に実現へ向けた道筋をつけたいとしている。しかし、市がどこまで関与するのか分からない状況で、事業に参入する企業があるのかなど、今後を見通すと課題ばかりが目に付く。(加藤亮)

 ■「商業成り立たない」

 「駅前地域では商業が成り立たなくなった」

 6月30日、全体構想を策定するため、東京のコンサルタント会社が開いた会合で、商店街関係者が本音を吐露した。「商業施設が駅前にあるのはどこの地域も同じ。酒田は何もない状態なのだから、観光に特化して、日本庭園を造るのもいいのでは」とも語った。

 出席者は、地元の経済団体の代表者や住民らを含む約30人。市は、駅前に必要な「にぎわい交流」「まちなか居住」など4つの機能を説明したが、失敗に終わった過去2回の民間の計画と大差なく、住民からは「これまで通りでは難しいのではないか」など否定的な見方が相次いだ。議論を深めるため、市は今後3回程度、会合を開くという。

 ■市の関与求める意見

 全体構想の対象は、駅舎などを含む駅前広場、旧ジャスコ跡地、駅前周辺地域の3つのエリア。コンサルタント会社は、取り組むべき事業の内容を検討するだけでなく、計画を短期、中期、長期に分け、実施主体や活用できる補助金の検討までを行う。

 構想を策定しても、計画に理解を示し、参入する企業があるのかどうか。市議会酒田駅周辺検討特別委員会では「人の流れを作る意味で図書館がいい」「民間の計画時も検討された健康増進施設を整備すべきだ」など、市が関与する施設を求める意見も出された。

 ただ、市企画振興部の渋谷斉都市政策調整監は「3度目は失敗するわけにはいかない。策定される全体構想を見たうえで、慎重に進め方を考えなければいけない」と話すにとどまる。

 ■資金の見通し立たず

 民間による前回の計画では、総事業費約49億円の3分の1近い約15億円について、国などが補助する優良建築物等整備事業でまかなう予定だった。しかし今回は、実施主体が決まっていないこともあり、現時点で国などから補助を受けられるのかどうかの見通しすら立たない。

 計画の中身によっては、市が施設の一部を建設したり、買い取ったりする場面も想定される。その場合、合併特例債の活用が有力な選択肢となるが、懸念材料もある。特例債は、2020年度までに完了する事業を対象としているからだ。

 駅前再開発のような大規模な事業では、設計だけで1年以上かかることが少なくない。完成までの期間も、病院やマンションなどを整備した同市中町地区の再開発事業で3年を要したことを考えると、同じかそれ以上を覚悟する必要がある。昨今の入札不調の多発などを考えると、日程的には相当厳しくなることが予想される。

 渋谷調整監は「合併特例債を利用する可能性は十分に考えられるが、時間的な制約が出てくる。本当にできるかどうかを見極め、無駄なく事業を進めることが大切になる」と話している。

 ◇衰退 他地域より顕著

 酒田駅は酒田市の玄関口だが、駅前地域の衰退ぶりは、市内の他地域に比べて顕著だ。

 市都市デザイン課によると、駅前地域の卸売、小売業の店舗数は、1997年のジャスコ撤退に象徴されるように、94年の237から2007年には122とほぼ半減している。旧酒田市全体の減少率は、同じ期間で25・7%にとどまっており、駅前地域の商業地としての地位低下が際立つ。

 高齢化率(2010年)も、旧市全体の27・9%に対し、駅前地域は34・9%と高くなっている。

 国立社会保障・人口問題研究所がまとめた同市の40年の推計人口は、7万1170人。10年の11万1151人からの減少率は36・0%で、県平均の28・5%を大きく上回っている。駅前再開発による地域経済の活性化は、人口減に悩む市にとって大きな課題となっている。

 【JR酒田駅前の再開発事業】 地元企業でつくるグループが、市所有の旧ジャスコ跡地(6500平方メートル)に、10階建てのホテル棟と4階建ての商業棟、隣接地にマンション棟を配置する計画だったが、資金難などで昨年6月に続行断念を表明した。2006年にも別の企業の計画が頓挫している。旧ジャスコの建物解体費や実施設計に国、県、市から計約3億6000万円の公費が投入されている。

3135チバQ:2014/07/10(木) 21:12:30
南陽市長選


3128 :チバQ:2014/07/06(日) 08:12:33
南陽市長選
■2006年:
9340 塩田秀雄  初当選
9148 荒井幸昭  現職

■2010年:無投票


>2012年衆院選
公示日の4日、民主党候補の出陣式に〜塩田秀雄・南陽市長も「市長選に立候補した際に支持してくれたのは先生だけ」と訴えた。

3136チバQ:2014/07/14(月) 20:56:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140714ddlk06010147000c.html
選挙:尾花沢市長選 加藤氏が再選果たす 企業誘致で雇用創出訴え /山形
毎日新聞 2014年07月14日 地方版

 任期満了に伴う尾花沢市長選は13日投開票され、無所属現職の加藤国洋氏(67)=民主推薦=が、無所属新人の有路豊治氏(72)を破って再選を果たした。当日有権者数は1万5117人(男7270人、女7847人)。投票率は65・54%。

 当選の一報が入ると、尾花沢市上町1の選挙事務所では詰めかけた支持者らの拍手が湧いた。加藤氏は「1期目の働きが評価されたと思う。2期目も市民の皆さんと共に市政を運営していきたい」と抱負を語った。

 加藤氏は厳しい財政状況で、市長報酬を1割削減し自らも立て直しの姿勢を示してきた。一方、中学3年生までの医療費無料化を実現するなど、子育て環境の整備を進めてきた。宮城県大崎市とを結ぶ国道347号を活用した工業団地への企業誘致による雇用創出や冬季間の快適な生活のため、流雪溝や防雪柵の整備促進などを訴え、支持を広げた。

 有路氏は出馬表明が遅れ、支持拡大を急いだが広がらなかった。【山中宏之】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 8461 加藤国洋 67 無現

  1173 有路豊治 72 無新

==============

 ◇尾花沢市長略歴
加藤国洋(かとう・くにひろ) 67 無現(2)

 [元]県議▽会社役員[歴]殖産銀行員▽市議▽日大=[民]

3137チバQ:2014/07/14(月) 20:56:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140714ddlk06010146000c.html
選挙:南陽市長選 白岩氏が初当選、市民参加型の市政訴え /山形
毎日新聞 2014年07月14日 地方版

 任期満了に伴う南陽市長選は13日投開票され、無所属新人で前市議の白岩孝夫氏(45)=自民・公明推薦=が、無所属現職の塩田秀雄氏(61)を破り、初当選した。当日有権者数は2万7173人(男1万2888人、女1万4285人)。投票率は68・69%だった。

 当選確実の一報が伝えられると、白岩氏の選挙事務所は大歓声に包まれ、支持者らは初当選を喜んだ。白岩氏は「20年後、30年後の南陽市が安心して暮らしていける町になるように最大限努力したい」と意気込みを語った。

 白岩氏は「身の丈に合った政治」「市民と対話する政治」を訴えた。さらなる財政の健全化と人口減少対策として「3人っ子政策」を提案し、市民参加型の市政運営を掲げ支持を広げた。

 塩田氏は2期8年の実績を強調し、街頭演説などで支持拡大を図った。だが「運営がトップダウンだ」という批判は大きく、今回の水害の被害拡大で反発が強まった。【佐藤良一】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 12716 白岩孝夫 45 無新

   5733 塩田秀雄 61 無現

==============

 ◇南陽市長略歴
白岩孝夫(しらいわ・たかお) 45 無新(1)

 [元]市議[歴]税理士事務所役員▽新聞販売店役員▽東北学院大=[自][公]

3138チバQ:2014/07/14(月) 21:09:49
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20140713-OYTNT50418.html
南陽市長に白岩氏初当選
2014年07月14日
当選を決めて支持者と万歳をして喜ぶ白岩氏(前列右)(13日午後10時25分、南陽市赤湯で) 南陽市長選は13日、投開票が行われ、無所属新人で元市議の白岩孝夫氏(45)(自民、公明推薦)が、3選を目指した無所属現職の塩田秀雄氏(61)を破り、初当選を果たした。投票率は68・69%で、2006年の前々回(66・42%)を上回った。当日有権者数は2万7173人。

 当選を決めた白岩氏は、同市赤湯の事務所で「まずは大雨(被害)の復旧に当たる。当選できたのは『次の世代につけを残さない市政』という主張に賛同してもらえたから。身の丈に合った市政を行っていく」と抱負を述べた。

 白岩氏は市議1期目半ばでの出馬だったが、現市政に不満を持つ有権者や子育て世代などの支持を取り込んだ。自民、公明両党からの推薦も後押しとなった。

 塩田氏は、建設中の新文化会館を核とした交流人口の拡大や、企業誘致による経済活性化などを訴えたが、財政面への不安を払拭できなかった。

3139チバQ:2014/07/16(水) 18:28:22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140716/k10013064221000.html
公選法違反で市議20人中15人逮捕 青森
7月16日 18時11分 K10030642211_1407161818_1407161821.mp4
ことし1月に行われた青森県平川市の市長選挙を巡り、落選した前市長への票の取りまとめの見返りとして現金を受け取った疑いが強まったとして、警察は16日、市議会議員6人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。
平川市ではこれまでに9人の議員が逮捕されており、市議会の定員20人のうち15人が逮捕される異例の事態になっています。

青森県警察本部は、ことし1月に行われた平川市の市長選挙で、落選した前の市長の支持者から票の取りまとめの見返りとして現金を受け取った疑いが強まったとして、16日、市議会議員6人を公職選挙法違反の疑いで逮捕しました。
警察は、6人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
この選挙違反事件では、別の市議会議員9人も1人当たり20万円から100万円を受け取った疑いがあるとして、選挙の翌月の2月からこれまでに公職選挙法違反の疑いで逮捕されていて、警察によりますと、いずれも容疑を認めているということです。
平川市の市議会の定員は20人で、4分の3に当たる15人が逮捕される異例の事態になっています。
警察は、ほかにも現金を受け取った議員がいないかなど、事件の全容の解明を進めることにしています。
.議会開けなくなるおそれも地方自治法によりますと、定員の半数以上の議員が出席できなければ、議会を開くことはできません。
平川市議会では、これまでに9人の議員が逮捕され、4人が辞職、1人が有罪判決が確定して失職したことで、5人が不在の状態です。
16日、新たに6人が逮捕されたことで、逮捕された議員は合わせて15人に上りますが、今後、議員の辞職や失職が相次いだ場合、議会が開けなくなるおそれも出てきます。
平川市議会では、今月27日に5人の議員が辞職や失職したことに伴う補欠選挙を行うことにしていて、今後、さらに辞職や失職する議員が相次いだ場合には、さらに補欠選挙を行う必要が出てくると話しています。

3140チバQ:2014/07/16(水) 18:32:45
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140716/crm14071616300016-n1.htm
市議20人中、逮捕者15人! 青森・平川市長選公選法違反容疑
2014.7.16 16:30 [汚職・政治家疑惑]
 1月26日投開票の青森県平川市長選をめぐり、落選した前市長、大川喜代治被告(69)=公選法違反罪で公判中=への票の取りまとめの報酬に現金を授受したとして、青森県警は16日、同法違反容疑で、新たに平川市議6人を逮捕、社会福祉法人の元理事長、水木貞容疑者(66)を再逮捕した。

 20人いた市議のうち、逮捕者はこれで計15人となった。

 新たに逮捕されたのは、古川敏夫容疑者(69)、福士恵美子容疑者(70)ら6人。

 既に逮捕されていた市議9人のうち、5人は有罪が確定、失職または辞職した。これに伴い、20日告示、27日投開票の日程で市議会の補欠選挙が行われることが決まっている。

3141杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2014/07/16(水) 18:49:51
終にこうなったか・・・・・

平川市議、新たに6人逮捕
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140716154933.asp

 1月の平川市長選をめぐる選挙違反事件で、県警は16日、公職選挙法違反(現金買収、被買収)などの疑いで、平川市議6人を新たに逮捕、元社会福祉法人理事長の水木貞容疑者(66)を再逮捕した。逮捕された市議は古川敏夫(69)、福士惠美子(70)、古川昭二(64)、對馬實(63)、成田敏昭(71)、佐々木利正(50)の6容疑者。同法違反容疑による水木容疑者の逮捕は5度目。同市議の逮捕は15人目となった。

平川市議会議員選挙 結果(2011年7月3日投票)
http://go2senkyo.com/election/3331

当 大澤   敏彦 無所属現 1,170    逮捕・辞職
当 工藤   竹雄 無所属現 1,159
当 石田   隆芳 無所属新  961    逮捕・辞職
当 小笠原 勝則 無所属元  958    逮捕・処分保留で釈放
当 小田桐 信勝 無所属現  957    逮捕
当 古川   敏夫 無所属現  931.366 逮捕
当 對馬    實 無所属現  914    逮捕
当 成田   敏昭 無所属現  910    逮捕
当 斉藤   律子 共産党現  895.236
当 山田   尚人 無所属現  865    逮捕・辞職
当 鳴海   伸仁 無所属新  857    逮捕・辞職
当 小野   長道 無所属現  853.031 逮捕
当 佐々木 利正 無所属現  826    逮捕
当 斉藤    剛 無所属現  814.734 逮捕・失職 
当 佐藤    雄 無所属現  797.373
当 福士 惠美子 社民党現  793    逮捕
当 斉藤   政子 無所属現  729.007
当 古川   昭二 無所属現  728.633 逮捕
当 田中   友彦 無所属現  714
当 今    俊一 無所属新  700    逮捕
   山口   正一 無所属新  680
   葛西   清仁 無所属現  661
   大川    登 無所属現  559
   小野   敬子 無所属現  553.968
   斎藤   正明 無所属現  468.647

3142チバQ:2014/07/17(木) 21:00:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140717ddlk02040075000c.html
平川市長選選挙違反:逮捕者15人に 再補選も現実味 市民は「あきれるばかり」 /青森
毎日新聞 2014年07月17日 地方版


平川市役所(奥の建物)前に設置された市議補選用のポスター掲示板
拡大写真 1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、16日に新たに6人の現職市議が県警に逮捕されたことで、平川市政の混乱のさらなる長期化は必至となった。定数20の4分の3の計15人が逮捕され、現状では定足数確保も危ぶまれる事態。有罪が確定して既に辞職・失職した5人の欠員を補う市議補選の告示を20日に控え、市議会や市役所は対応に追われた。残り10人の逮捕市議から、さらなる辞職・失職者が出る可能性は高く、「再補選」が現実味を帯びてきた。【松山彦蔵】

 逮捕された6市議は、対馬実(63)、古川昭二(64)、福士恵美子(70)、佐々木利正(50)、成田敏昭(71)、古川敏夫(69)の6容疑者。また、この6人に現金数十万円を渡したとして、落選した前市長の後援者の水木貞容疑者(66)も再逮捕された。同容疑者の逮捕は5回目。

 補選告示を4日後に控えた衝撃で、市議会や市選管の事務局は対応に追われた。

 当面の課題は、本会議の定足数(10人)を確保することだ。市議会の鳴海景文事務局長は、補選後の9月定例議会を見通し、「きょう逮捕された6市議と、24日に初公判を迎える3市議、処分保留の市議で最悪10人が出席できない状況も考えられる」と厳しい表情。

 逮捕されていない5市議と、27日投開票の補選で選出される新市議5人を中心とした議会運営について、田中友彦議長と鳴海氏が17日に協議するという。三つの常任委員会を開催可能にするため、複数委員会の兼任なども検討する。6月議会では総務企画常任委員会が定足数が足りずに開催できなかった。

 欠員5の補選で、市選管は24人分のポスターを張れる選挙掲示板を設置していたが、担当者は「こうした(6人逮捕の)事態を想定したわけではない」と困惑の表情。「補選の事前説明会への出席と問い合わせが15陣営からあり、欠員が告示前までにさらに(既に逮捕されていた市議の分の)4人増える可能性も考えて24枠にした」と説明する。

 市選管によると今回の補選にかかる費用は約2800万円。「再補選」となると、さらに千数百万円がかかる見通しという。しかも、来年7月末には市議の任期満了を迎え、20市議を選出する本選も行う必要がある。市役所前の掲示板に立ち止まった自営業の男性(58)は「あほらしいというか無駄遣いというか、あきれるばかり」と言葉もない様子だった。

3143チバQ:2014/07/20(日) 19:05:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140719ddlk02040007000c.html

平川市長選選挙違反:新たに3市議辞職 あす告示、補選の欠員「8」に /青森

毎日新聞 2014年07月19日 地方版


 1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で起訴されている3人の平川市議が18日、田中友彦議長に辞職願を提出し受理された。この事件で逮捕された15市議のうち、8市議が辞職・失職し、20日告示、27日投開票の市議補選の欠員(被選挙数)も8となった。18日現在で新人6人、元職3人の計9人が市選挙管理委員会で立候補の事前審査を受けている。

 辞職した3市議は、小田桐信勝(73)、小野長道(64)、今俊一(59)の3氏。落選した大川喜代治前市長の後援者から現金20万円を受け取ったとして起訴され、24日に初公判を控えていた。

 補選告示を前に、18日は欠員数を確定する実質的な締め切り。関係者によると、3市議は初公判を前に、代理人の弁護士から辞職を強く促されていた。ある市議は周辺に「市のために自分が今できることは議員を辞め、補選の枠を広げること」と述べていたという。

 この日午前、小田桐市議は議会事務局長に「議長によろしく」と言い残し辞職願を手渡した。また、小野、今両市議は代理の知人が同日午後、辞職願を田中議長に届けた。

 田中議長は毎日新聞の取材に「3市議には起訴された時に辞めてもらいたかった。処分保留となった議員も含め、(逮捕された)7市議は公訴段階で早めに進退の決断を下してほしい」と語った。

 立候補の届け出は20日午前8時半から午後5時まで同市役所で。6月2日現在の選挙人名簿登録者数は2万7761人(男1万2844人、女1万4917人)。【松山彦蔵】

3144チバQ:2014/07/20(日) 19:11:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140719ddlk03010263000c.html

民主党:「生活との連携大事」 統一地方選、幹事長が意欲 /岩手

毎日新聞 2014年07月19日 地方版


 民主党の大畠章宏幹事長は18日、来年の統一地方選での生活の党との連携について「大事で、今後どうするかは代表同士が話すこと。来週か再来週の前半に生活の党の政調会長、選対委員長と実務について話し合い、党首同士が会う環境を整備しようと思っている」と意欲を示した。昨年8月の豪雨被災地の盛岡、雫石、矢巾3市町の視察後に報道陣の質問に答えた。

 民主党からは2012年に小沢氏と、小沢氏に近い国会議員らが離党。さらに昨夏の参院選では県内県議の離党者が出た。統一選が近付くにつれ、民主と生活の歩み寄りが進んでいる。【安藤いく子】

3145チバQ:2014/07/20(日) 19:16:52
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140718084336.asp
市議不足で常任委開けず/平川


 平川市長選をめぐる選挙違反事件で、定数20の市議会で15人が逮捕(1人は処分保留で釈放)されたことを受け、田中友彦市議会議長は17日、市役所で報道陣の取材に対し、9月の定例市議会では常任委員会を開けない見通しのため、議案を常任委に付託せず、すべて本会議で審議する方針を明らかにした。逮捕者続出に田中議長は「異常事態。議会への信頼を失い、苦慮している」と語った。

3146チバQ:2014/07/20(日) 19:17:28
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140718/aom14071802170001-n1.htm
平川市長選違反 背景に“津軽選挙” 現金で票買収の慣習 

2014.7.18 02:17


 1月の平川市長選をめぐる選挙違反事件は、市議20人のうち15人が逮捕されるという異常な事態となった。既に辞職・失職した5人の市議補選は20日告示、27日投開票の日程で行われるが、刑事処分が決まっていない市議の動向次第では再補選の可能性もある。県内の選挙事情に詳しい有識者は、背景に現金で票を買収する、いわゆる“津軽選挙”の顕在化を指摘する。市民の間からは憤りと議会の自主解散の声も上がっている。(福田徳行)

                   ◇

 事件は、保守系同士の一騎打ちで市を二分する激戦となったことが背景にある。自民党県連の推薦をめぐって県連内が混乱、当時の県連会長が辞任するなど、選挙前から激しいつばぜり合いがあった。

 「市長選もさることながら、選挙前から来年の市議選をにらんだ黒い噂があった」。市内の無職の男性(82)はそう話す。同市では1年後に任期満了に伴う市議選が行われるが、前市長の大川喜代治被告(69)=公選法違反罪で公判中=派の市議が市長選と市議選を優位に運ぼうとした可能性を指摘する。県警は逮捕した市議と大川被告の関与を慎重に調べている。

 市議会はこれまで逮捕された15人のうち、既に5人の有罪が確定し、辞職または失職している。定数の6分の1を超えたため、20日告示・27日投開票の市議補選は欠員5で行われるが、16日に新たに逮捕された6人が告示前日の19日までに辞職すれば補選の欠員数はさらに増えるほか、告示以降に辞職・失職する議員が4人以上出た場合は、再度補選が行われる可能性も出てくる。

 市選管によると、補選で約2800万円の費用がかかり、再補選となれば、さらに経費がかかる。女性会社員(24)は「市民として恥ずかしい。補選は税金の無駄遣い。自主解散して出直したほうがいいのではないか」と憤る。

 補選で選ばれる5人の議員と現在いる6人(うち1人は処分保留で釈放)の計11人で、議会運営も定足数ぎりぎりの綱渡り状態が続く。9月5日開会予定の定例市議会をにらみ、事件の推移に市議会事務局も神経をとがらせており、鳴海景文事務局長は「メール、ファクスでの苦情と電話も鳴りっぱなし。仕事にならない。一日も早く信頼回復に努めてほしい」と苦渋の表情を浮かべた。田中友彦議長は「異常事態で市民に申し訳ない」と陳謝した。

 一連の事件に、県内の選挙事情に詳しい青森中央学院大の木村良一名誉教授(78)=政治学=は「これほど多くの逮捕者が出たのは聞いたことがない。“津軽選挙”が表面化したということ」と指摘。津軽選挙とは票を現金で買収する津軽地方の悪しき慣習だが、背景には津軽の風土が関係していると分析する。

 「津軽藩が全国から人を呼び寄せ開墾したことで、よそ者の自己主張が強くなった。自己主張が強くなると争いごとが多くなり、その格好の材料が勝つか負けるかの選挙。そのためにカネや物品を配るのではないか。公選法が適用されない各種団体などの選挙では、現金が飛び交うケースもあり、そうした意識の低さも根底にある」と指摘する。

 選挙違反根絶に向け、木村名誉教授は「市町村選管が有権者の意識啓発活動にも力を入れる必要がある」と促した。

3147チバQ:2014/07/22(火) 21:46:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140722_31006.html
打倒小沢王国、自民暗闘 来夏の岩手知事選

岩手県議会6月定例会の本会議で、壇上で答弁する達増知事(中央) 来年夏にも予定される岩手県知事選に向け、水面下の駆け引きがうごめき始めた。現職の達増拓也氏(50)は沈黙を守るが、3選立候補が取り沙汰される。民主党政権下だった前回知事選(2011年)から政治状況は激変。達増氏が師事する生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)に煮え湯を飲まされ続けてきた自民党は、対抗戦略を探る。主導権争いは緊迫した神経戦になりそうだ。(盛岡総局・山形聡子、斉藤隼人)

<「単独では駄目」>
 「(達増氏が立候補した場合)自民単独では勝てない。ある程度知名度があって、他会派も応援に乗れるような人物でなければ駄目だ」。自民党県連の幹部は知事選を展望してこう言い切る。
 岩手の自民党は長年、「小沢王国」に圧倒されてきた歴史がある。
 衆院選で自民党が岩手の4選挙区で議席を獲得できたのは2000年、03年、05年、12年の岩手2区だけ。参院選岩手選挙区では過去5回、民主党や無所属候補に全く歯が立たなかった。

<心もとない党勢>
 岩手県議会では最大会派を持つが、わずか12人の小所帯。知事選に向けて主戦論をぶち上げるには、党勢が心もとない。それでも、関係者は一つの活路を口にする。理想の陣立てが1月にあった花巻市長選の構図だ。
 県議会で自民と連携する局面が多い第2会派いわて県民クラブや社民と共闘し、無名の新人を手厚く支援。県政与党の生活関係者が支えた現職を大差で破った。県民クは民主党離党者と「地域政党いわて」の議員らがメンバーだ。
 前回知事選も「いわて」出身の候補を自民と社民の一部県議が支えたが、達増氏の圧倒的な知名度に惨敗。その反省を込め、自民などには「年内に候補の人選を固めたい」との思いが強い。

<県議選へ影響も>
 ただ、社民党県連幹部は「自民とは集団的自衛権などで政策が違う。県連として手は組めない」と言い、「花巻型共闘」への流れは不透明だ。
 さらに知事も県議会も任期満了は同じ来年9月10日。県民クの県議は「早めに知事選戦略を組み立てないと、県議選に影響する」と懸念を示す。
 達増氏は3選を目指すかどうか「白紙」と語るが、師匠の小沢氏は「立候補してくれると思っている」と発言。生活系県議は「あとは本人の決断次第」と話す。
 立候補が確実視されつつある達増氏と、「各党が推せる統一候補」を模索する県政野党系。互いの出方をうかがうように、腹の探り合いが続いている。

3148名無しさん:2014/07/23(水) 22:35:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140723-23132444-webtoo-l02
青森・田舎館村議3人が公務中に大相撲観戦 愛知の市議会視察中、退席
Web東奥 7月23日(水)13時24分配信

 田舎館村議会の全議員10人が17日に視察調査で愛知県西尾市議会を訪問した際、議員3人が途中で退席し、名古屋市で開催中の大相撲名古屋場所を観戦していたことが23日、関係者への取材で分かった。3人側は本紙取材に「視察が終わってから退席した」などと説明しているが、別の複数の議員や西尾市議会関係者によると、3人が退席後も視察調査は行われていた。
 関係者によると、3人は福地誠副議長(62)と小野春吉議員(74)、品川新一(62)議員。
 関係者の話を総合すると、視察調査は村議会の総務文教、産業経済両常任委員会が合同で実施し、16〜18日の日程で大阪府と愛知県を訪れた。西尾市議会での視察調査は17日午後1時ごろから始まり、途中休憩を挟んで約2時間にわたって、同市議会のインターネット中継や議会だよりなどについて説明を受けた。開始から約1時間後に休憩時間が設けられた際、3人が退席。休憩終了後、引き続き意見交換などが行われたという。
 小野議員は取材に「相撲会場に行ったのは(視察が)全て終わった後」との認識を示し「会場までの交通費は自分で支払ったので問題ない」と話した。品川議員は「相撲もあるので、(市議会側には)1時間ぐらいいて帰るという話は伝えていた」と述べた。
 一方、同行した別の複数の議員からは「3人が大相撲を観戦するのは知っていたが、まさか視察を途中退席して行くとは。あってはならない行為」「全国的に議員の行動が問われる中、モラルに欠け、認識不足も甚だしい」と批判の声が上がっている。両常任委員会の視察調査は任期中に1回行われ、村職員は同行していない。

3149名無しさん:2014/07/23(水) 22:54:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140723_51027.html
6回連続無投票か 東根市長選
 任期満了に伴う東根市長選(8月24日告示、31日投票)で、市選管は22日、立候補予定者説明会を開いた。5選を目指す現職の土田正剛氏(70)陣営以外に出席者はなく、無投票当選となる公算が大きい。東根市長選は1994年以来、5回の選挙で無投票が続いている。
 土田氏はことし3月の市議会定例会で、「リーダーとして、引き続き市政運営を担うべく全力で取り組む」と述べ、立候補する意向を表明した。
 告示まで約1カ月に迫ったが、現時点で土田氏以外に表立った立候補の動きは見られない。土田氏は98年の初当選から連続4回無投票で当選し、今回は5選に挑戦する。
 東根市長選が選挙戦となったのは、伊勢辰雄前市長が新人3人の争いを制した90年が最後。94年は伊勢氏が無投票で再選し、98年は土田氏が立候補表明した後、伊勢氏が不出馬を決め、無投票となった。有権者は約四半世紀、市政のかじ取り役を投票で選んでいない。
 6月1日現在の有権者は3万8272人。

3150チバQ:2014/07/24(木) 22:05:18
http://www.47news.jp/47topics/e/255555.php
【青森県平川市の選挙違反事件】 決別できるか「津軽選挙」 乏しい罪悪感、違反横行
 1月26日投開票の市長選に絡む公選法違反事件で、 大川喜代治(おおかわ・きよじ)前市長(69)のほか、市議20人のうち15人が逮捕される異常事態となった青森県平川市。舞台になった津軽地方はかつて選挙違反が絶えず「津軽選挙」とやゆされた。不名誉な歴史と決別できる日は来るのだろうか。
 ▽罪悪感

 「渡すこと自体に罪の意識はなかった。支援してもらってきたお礼と人助け」

 かつて、同法違反罪で執行猶予付き有罪判決を受けた津軽地方の60代の男性元村議は振り返る。村議選で訪れた有権者宅で「よろしくお願いします」と現金8万円を入れた封筒を手渡したところ、有権者の家族が警察に通報し、逮捕された。

 「油断していたからね。ばれるとは思わなかったよ」。大半の村議は買収をしていたはずだ、と付け加えた。

 「大川さんにもう1期やってもらいたい一心だった」。今回の事件で別の市議に現金を渡そうとした罪で、やはり執行猶予付き有罪判決を受けた男性市議(66)は公判で答えた。「罪悪感はありませんでした」

 ▽違反横行

 青森県の選挙事情に詳しい青森中央学院大の 木村良一(きむら・りょういち)名誉教授(政治学)によると、津軽地方では1950年代以降、大胆な違反が横行。町長選で特定の陣営に肩入れした選挙管理委員会が、開票作業を一方的に中止し、その後に票の操作が行われたケースがあった。替え玉による不在者投票や、開票所に乱入した住民が投票箱をひっくり返した事例もあった。


 市議20人のうち15人が逮捕された青森県平川市議会の議場=18日午後
 70年代ごろからは、農地開発をめぐる利権争いを背景にした買収が増加。公選法改正で連座制が強化されるなどし、派手な現金のやりとりは、ここ20年ほどで、ようやく下火になったという。
 木村名誉教授は「津軽地方は農業従事者や零細企業が多く、役所自体が事実上の大企業という自治体がほとんどだ」とし、「首長や議員になれば、報酬だけでなく、さまざまな口利きができると考え、違反に走ることがあるのではないか」と話す。

 ▽住民意識

 今回、久々に世間をにぎわした津軽選挙。市長選が保守分裂の一騎打ちとなり、接戦が予想されたことで、大半の市議を巻き込んだ事件に発展したとみられる。

 「金で票を買おうとするとは、認識違いも甚だしい」と県警の捜査幹部はあきれるが、長年県議を務めた男性は「今も津軽選挙は続いている」と断言する。

 男性は過去の選挙で、有権者から「今回はまだ届かない」と、暗に現金をせがまれたこともあるといい、住民側にも問題があると強調した。「現金をもらって当たり前という意識を変えないと、日本中から笑われる」

 市議会には18日までに8人の欠員が生じ、27日投開票で補欠選挙が実施される。補選に投じられる費用は約2800万円に上る。

 (共同通信)

2014/07/24 18:16

3151チバQ:2014/07/26(土) 10:19:15
http://www.minpo.jp/news/detail/2014072517055

各党水面下でしのぎ ふくしま知事選 投開票まで3カ月 現職の動向注視




 任期満了に伴う知事選の投開票日まで26日で3カ月となる。県内各党の動きが水面下で激しさを増している。現職の佐藤雄平氏(66)は3選に向けた態度を明らかにしていないが、進退をめぐり、さまざまな観測が飛び交う。独自候補擁立を目指す自民党県連は、佐藤氏が立候補する場合と、退任する場合を想定しながら人選を進めているもようだ。一方、民主党県連は過去2回の知事選で支援した佐藤氏の動向を注視している。
 佐藤氏は24日、県産農産物のトップセールスで首相官邸を訪れた。官邸を出る際、記者団から去就に関する質問を受けたが、口を閉ざした。25日は県庁で定例記者会見が予定されており、発言が注目される。
 県議らの間では、佐藤氏が退任するのではないかとの見方が広がる。長期間、知事を務めると県政に弊害を及ぼす恐れもあるとして多選に否定的な考えを示してきたためだ。さらに、東京電力福島第一原発事故に伴う中間貯蔵施設建設の是非を判断すれば復興に向けた重要課題にひと区切りがつく。
 一方で、立候補すると読む県議も少なくない。政府の平成27年度予算概算要求に向けて佐藤氏が精力的に要望活動などを展開していることが、3期目への意欲の表れと映っているもようだ。
 県議の一部は、佐藤氏は8月下旬に予定される訪欧を終えてから進退を表明するのではないかとみていた。しかし、石原伸晃環境相の「金目発言」をめぐって中間貯蔵施設建設候補地の住民らの態度が硬化した。施設建設に向けた議論の先行きが不透明になったことが、佐藤氏の態度表明時期に影響を与えるのではないかと指摘する声が増えている。
 自民は佐藤氏が立候補する場合、対立軸を鮮明に打ち出せる候補者を優先して選考するとみられる。復興を加速させるための豊かな発想を持つ民間人の擁立を視野に入れている。佐藤氏が退任する場合は、民主も含め、他党との協力も念頭に置きながら人選を進めることも想定している。
 自民は候補者の人選を急ぎ、8月から知事選向けの事務所を県内13市などに開設し、短期決戦に備える。
 民主は、佐藤氏の意向を尊重する方針で、共闘態勢を組む連合福島、社民党県連、県議有志と協議し、選挙に向けた準備を進めている。佐藤氏が立候補する場合、態度表明が遅れても現職として知名度があるため、選挙戦への影響は小さいとみている。佐藤氏が退任する場合は、連合福島などと4者で対応を判断するとみられる。
 中央政界で自民と連立政権を組む公明党県本部は、自民の動きを見極めた上で対応する。
 共産党県委員会、日本維新の会県総支部は、他党との連携も視野に、それぞれ候補者擁立に向けた協議を継続している。県民有志による政治団体が独自候補の擁立に動いている。
 知事選は10月9日告示、同26日投開票で行われる。

( 2014/07/25 08:03 カテゴリー:主要 )

3152チバQ:2014/07/28(月) 21:20:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140728ddlk04010067000c.html
選挙:多賀城市長選 現職に2新人挑む 告示、まち復興争点に /宮城
毎日新聞 2014年07月28日 地方版

 任期満了に伴う多賀城市長選が27日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の菊地健次郎氏(67)=自民、公明推薦▽元県職員の中田定行氏(65)=共産推薦▽元市議の伊沢貞夫氏(68)の3人が立候補した。8年ぶりの選挙戦となり、東日本大震災後の初の審判でもあって、復興まちづくりを争点の中心にして熱い「真夏の舌戦」がスタートした。

 菊地氏は同市中央1のJA多賀城支店駐車場で第一声。「復興が進み大規模な災害公営住宅が完成間近。新図書館をはじめ、多賀城駅から文化センター、多賀城史跡に至る文化交流の拠点整備も緒についた」と実績を強調し、「産業振興に努め再生・発展につなげる。世界に発信できる街にしたい」と市政継続を訴えた。村井嘉浩知事も応援に駆けつけ「復興がひときわ順調なのは市長のリーダーシップのおかげ。圧勝を」とエールを送った。

 中田氏は同市伝上山2の事務所近くで演説し「復興途上なのに、期限が来たからと言って、市独自の被災者支援制度を打ち切ってしまう。なんと冷たい市政か」と指摘。新図書館を公募せずに指定管理者を決めたことなどについて「市政のゆがみが明らかになった。市民の意見に聞く耳を持たない」と現市政を批判し、水道料金の引き下げなどを公約に掲げ「市民に優しい市政にする」と力説した。共産党の県議や市議らも応援に駆けつけた。

 伊沢氏は、同市留ケ谷3の事務所前で出陣式の後、中心部に繰り出し多賀城駅周辺で街頭演説。「震災で疲弊した多賀城を変えたい。元気にしたい」と声を張り上げた。「『多賀城ドーム』を建設し、全国からさまざまなイベントを呼び込む。東京五輪の会場にも名乗りを上げたい」「多賀城駅の高架下に、にぎわいのある商店街を設けたい。元国鉄職員の私には人脈もある」と持論を展開し、増収後の市民税、国保税の引き下げも訴えた。

 投票は8月3日午前7時〜午後8時、市内19カ所で行われ、同9時から市総合体育館で即日開票される。26日現在の有権者数は5万248人(男2万4899人、女2万5349人)。【渡辺豊、山内真弓】

==============

 ◇多賀城市長選立候補者(届け出順)
菊地健次郎(きくち・けんじろう) 67 無現(2)

 [元]県議[歴]不動産会社員▽塩釜青年会議所理事長▽市議2期▽中大=[自][公]

中田定行(なかだ・さだゆき) 65 無新

[元]県職員[歴]県職員組合副委員長▽仙台土木事務所次長▽東北学院大=[共]

伊沢貞夫(いさわ・さだお) 68 無新

 建設会社社長▽市消防団分団長[歴]国鉄職員▽市議▽塩釜高

3153チバQ:2014/07/28(月) 21:22:10
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140728-OYT1T50065.html
市議大量逮捕の補選、市民そっぽ…投票率半分に
2014年07月28日 11時03分
 市長選を巡る選挙違反事件で複数の市議が辞職・失職したことに伴う青森県平川市議補選(欠員8)は27日、投票が行われ、即日開票の結果、新市議の顔ぶれが決まった。

 任期は28日から来年7月31日まで。

 元議員3人、新人6人の計9人が立候補し、少数激戦となっていた。選挙違反事件が原因となった補選だけに市民の不信感、無関心も大きく、投票率は2011年7月の市議選の73・97%を大きく下回る39・87%だった。当日有権者数は2万7499人。

 投票日の27日、市議会への失望感で投票に行かなかったことを公言する市民もいた。市内の無職男性(89)は「市議が大量に逮捕され、恥ずかしい限りだ。新たな市議に何も期待できず、補選の日程が決まる前から投票に行かないと決めていた」と淡々と語った。

 投票した市民からも政策論争が深まらなかったことへの不満や、政治不信の声が多く聞かれた。

 施設職員男性(31)は「市内で雇用の場が少ないことへの対策を聞きたかったが、誰も政策的な話はしなかった。誰がどんな考えなのか分からないが、市民の務めなので投票した」とあきらめ顔。自営業女性(45)も「医療政策について注目していたが、どの候補者もクリーンさの主張ばかりで残念だ」と話した。

 農業女性(81)は「1人しか落選しない選挙自体がどうかと思う。市民のために尽くしてくれる人に市議になってほしいが、そんな人がいるのかどうか、知らない人ばかりでわからない」と不信感がぬぐえない様子だった。農業男性(65)は「新しい市議には市長を助けてほしいし、市議会を変えてもらわなければ困る。逮捕された市議のように、自分のことしか考えられないようでは駄目だ」と厳しい口調で話した。

 一方、当選したある新人は同日夜、支持者を前に「選挙戦を通じて市民の議会への不信感を感じた。信頼される議会にし、市民の声を行政に反映させる活動をしていきたい」と意欲を見せていた。

2014年07月28日 11時03分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3154チバQ:2014/07/28(月) 21:54:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140728_71006.html
来年9月任期満了 山形市長選

山形市長選に向け、自民党議員らの支援を受ける佐藤氏は動きを活発化させている=20日、山形市の滝山コミュニティセンター 来年9月の任期満了に伴う山形市長選に向け、雪辱を期す新人の元経済産業省官僚佐藤孝弘氏(38)が動きを加速させている。前回、自民党推薦で立候補した佐藤氏は、今回も党所属議員らの支援を受け、ポスター掲示や街頭活動などを進める。一方、3期目の現職市川昭男氏(72)は態度を明確にしておらず、支える民主党系市議らは「新人として当然の動き。選挙はまだ1年以上先」と静観している。

◎自民議員ら支援

 「人口流出を防ぐためには企業誘致、雇用確保が急務。今の山形市には大きな動きが見られない。危機感を持って積極的に動くトップが必要だ」
 20日夕方、山形市滝山地区のコミュニティセンター。市内最大規模の人口を持つ同地区の後援会設立総会が開かれ、佐藤氏は住民約150人を前に訴えた。
 佐藤氏は2011年の前回に続き、自民党議員らの支援を受ける。党推薦は決まっていないが、この日も県連会長の遠藤利明衆院議員(山形1区)が駆け付け、「今こそ、山形市の流れを変えなければならない」と呼び掛けた。
 佐藤氏は6月以降、活動を活発化させた。前回は1万822票差で落選しており、知名度アップと政策の浸透を図るため、20カ所以上に後援会を設立。遠藤県連会長と自身の写真を並べたポスターを約1000部作製し、週に数回は街頭に立つ。
 自民党が政権与党となった情勢変化も佐藤氏を後押しする。来春には県議選、山形市議選などの統一地方選が予定され、党所属議員らは、市長選と連動させて攻勢を強める構えだ。
 自民党は近年、市政野党の立場が続く。市議の一人は「市議選で過半数を確保し、その勢いで市長選に突入したい。相手は誰が出てこようと、一枚岩になって佐藤氏を勝たせるのみだ」と悲願達成へ意気込む。

◎市議選後表明か

 これに対し、市川氏は次期市長選について対応を明らかにしていない。前回推薦した民主、共産、社民党系市議らの間では、態度表明は市議選後との見方が強い。
 市政運営では、市川氏が公約に掲げた公契約条例案の市議会6月定例会での否決、119番した後に死亡した山形大生訴訟などで、与党内からも厳しい意見が上がるが、3党の市議らは「市川市政を支える立場に変わりはない」と強調する。
 自民党が統一地方選で攻勢をかける意気込みにも「山形市では非自民に一定の支持がある」(民主党系市議)と受け流す。昨年7月の参院選では、自民党が全国で大勝し、山形選挙区でも党公認候補が当選したが、山形市での得票は非自民候補がわずかながら上回った。
 前回、市川氏を支えた選対幹部の一人は、自民党や佐藤氏の動きについて、「チャレンジャーとして当然ではないか」と受け止め、まずは市川氏の動向を見守る姿勢を示している。

3155チバQ:2014/07/29(火) 20:13:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140729_21001.html
議会不信?無効票4.2% 平川市議補選
 平川市長選の選挙違反事件をめぐり、27日に投開票された市議8人の辞職・失職に伴う補欠選挙の投票率は39.87%にとどまった。投票総数1万965票のうち約4.2%に当たる469票が無効票で、多くが白票だった。度重なる市議の逮捕で議会に対する不信感が市民の間に広がったことが、低投票率や無効票に結び付いたとみられる。
 当選したのは元議員3人、新人5人。党派別内訳は共産1人、無所属7人で、共産は議席を増やした。
 市選管によると、投票率は2011年の本選の投票率73.97%を大きく下回った。06年1月の旧3町村の合併で同市が誕生した後に実施された選挙では、最低となった。
 当選者の決定を受け、議会事務局は9月定例会に向けた準備に入る。議会事務局によると、当選者を含めた市議から今後、新会派や所属の届け出がある予定。会派の構成が決まり次第、全員協議会を開き、常任委員会のメンバーを決める。
 事件では、7月16日に市議6人が公選法違反の疑いで逮捕され、18日には同法違反の罪で別の市議1人が在宅起訴された。7人のうち4人以上が辞職もしくは刑事処分が決まり失職すれば、再び補選となる。
 県警は捜査を継続中で新たな逮捕者が出る可能性もあり、先行きはなお不透明だ。

 ◇平川市議補選当選者(27日、投票率39.87%、欠員8)
 桑田公憲 三浦純一 原田淳 工藤輝昭 斎藤英仁 小野敬子 石田昭弘 大川登

3156チバQ:2014/07/29(火) 20:16:16
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140729-OYT1T50070.html
市職員「ミス言い出す勇気が…」2人投票できず
2014年07月29日 10時07分
 仙台市は28日、泉区戸籍住民課の職員が選挙権の回復手続きを怠り、市民2人が昨年の参院選や知事選などに投票できなかったと発表した。

 また、選挙権を失った市民ら12人の手続きも行わなかったため、投票所の入場券が送付されていたことも明らかにした。

 公職選挙法の規定では、禁錮刑以上の有罪判決が確定した人などは選挙権を失う。地方検察庁から本籍地の自治体に通知が送られ、仙台市の場合、戸籍住民課が選挙管理委員会に知らせて選挙権を停止する。刑の執行が終了すると、選挙権回復の手続きが行われる。

 発表によると、50歳代の男性職員が昨年度、手続きを怠ったため、選挙権が回復していたにもかかわらず、1人が昨年7月の参院選と同8月の市長選、1人が同10月の知事選で投票できなかった。

 一方、選挙権が停止していた12人には入場券が送付され、このうち仙台市の9人は投票していないことが分かっているが、大崎市と富谷町、埼玉県入間市の3人については不明という。

 後任の担当者が今月、手続きが行われていないことに気づいた。男性職員は「制度を理解するのに時間がかかった。ミスを言い出す勇気がなかった」と話しているという。泉区戸籍住民課は「市民の権利に関わる問題で、深くおわび申し上げる」と謝罪、職員の処分を検討している。

2014年07月29日 10時07分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3157名無しさん:2014/07/31(木) 08:38:16
「田母神さんに出てもらうしかないんじゃないか」――。

 安倍自民が「最重要選挙」と位置付ける福島県知事選の告示(10月9日)まで2カ月余り。擁
立候補の人選が難航し、今年2月の都知事選を争った元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)の出馬
に期待する声が高まっているという。

「原発事故後初の知事選の焦点は、除染作業で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の受け入れ
問題です。政府は来年1月の稼働を目指していますが、石原環境相の『金目発言』などで地元の態
度は硬化。そこで推進派の知事を据え、状況打開を図りたいのですが、そもそも復興の遅れに県民
の不満は爆発寸前です。怒れる県民の矢面に立とうとする人材を見つけるのは困難ですよ」(自民
党福島県連関係者)

■首相の“メシ友”荒井氏がヤル気満々

 党本部も県副知事や日銀の東北支店幹部などの擁立を模索しているが、いずれも知名度は今ひと
つ。人材払底からか、福島・田村市出身で安倍首相の“メシ友”である新党改革の荒井広幸代表を担ご
うとする動きもあるという。

「荒井さん本人はヤル気で安倍首相にも売り込んでいるようですが、『勝てる候補』と言えます
か? それなら都知事選で61万票獲得の実績を持つ田母神さんに勝負をかけたい人は多いはずで
す」(前出の県連関係者)

 田母神氏の生まれは郡山市。県内有数の名門校、県立安積高を卒業しており、地元関係者は「O
B会組織の強力なバックアップが期待できる」と話す。福島にも陸自の駐屯地があるため、党の選
対関係者も「かなり票を取る可能性がある」とし、「無所属で出れば支援を検討する価値はある」
と青写真を描くのだ。

 あとは本人の気持ち次第だが、田母神氏は都知事選後の雑誌取材に「現地には僕を出したい人が
いっぱいいるらしく、実際、福島県の有力者から出馬の声を掛けていただいた」と答えていた。本
紙が改めて出馬の意思を確認すると、田母神事務所の担当者は「現地点では<出る>とも<出ない
>とも言えない」と微妙な含みを持たせた。

 田母神氏は「再稼働なくして復興なし」と豪語するバリバリの原発推進論者だ。原発事故の最大
の被害者である福島県民に支持されるとは思えないが、焦る安倍自民にはそれが見えないのかもし
れない。

日刊ゲンダイ:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152239/1

3158チバQ:2014/08/02(土) 10:55:48
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140801-OYT1T50085.html
福島・塙町の選管委員長、ひき逃げ容疑で逮捕


2014年08月01日 11時52分

















 福島県警白河署は7月31日、同県塙町選挙管理委員長で司法書士益子和良容疑者(75)(塙町塙)を道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕した。




 発表では、益子容疑者は同日午前10時頃、同県白河市和尚壇の国道4号交差点を乗用車で右折し、自転車で横断歩道を渡っていた同市臨時職員の女性(53)をはね、右ひざなどに軽傷を負わせ、そのまま逃げた疑い。

 益子容疑者は2010年9月に同委員長に就任。同町総務課は「事実関係を確認している最中でコメントできない」としている。

3159チバQ:2014/08/04(月) 20:21:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014080400738
福島知事選、相乗り論浮上=自民の候補者選び難航
 福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)まで2カ月余りとなり、政府・自民党で4日、現職の佐藤雄平氏への与野党「相乗り」論が浮上した。佐藤氏が態度を明確にしない中、自民党県連の候補者選びは難航。東京電力福島第1原発事故後初めてとなる知事選は、原発政策が最大のテーマで、敗北すれば、原発再稼働を掲げる安倍政権に打撃となることは避けられないためだ。
 自民党の河村建夫選対委員長は4日、首相官邸に菅義偉官房長官を訪ね、福島県知事選で現職への相乗りも視野に対応を検討することで一致した。この後、河村氏は記者団に「現職の知事がどう出るかも見極めないと。党本部としては今すぐに動きだす予定はない」と語った。
 自民党県連は今年3月、知事選に元民主党参院議員で現在2期目の佐藤氏に代わる独自候補を立てる方針を打ち出した。原発事故後、福島県の首長選挙では、現職が軒並み苦戦を強いられている。だが、自民党が最近、県内で実施した世論調査によると、佐藤氏は「圧倒的支持だった」(党幹部)という。複数の県選出国会議員の名前が浮上したものの固辞しているとされ、内堀雅雄副知事の擁立を模索する動きもある。
 知事選は原発政策が争点になることは避けられず、与党の推薦候補が「卒原発」を訴える元民主党衆院議員に敗れた滋賀県知事選の二の舞となることを懸念する声が政権内では強い。中間貯蔵施設建設をめぐる石原伸晃環境相の「最後は金目」発言が地元の反発を招いたことも不安材料だ。相乗り論が浮上するのは、こうした状況への政府・自民党の危機感の裏返しと言える。
 ただ、独自候補擁立を目指す県連の杉山純一幹事長は4日、相乗り論について、県庁で記者団に「全然聞いていない」と話し、「現職への相乗りは難しいか」と聞かれると「私はそう思っている」と否定的な姿勢を崩さなかった。県連はお盆までに候補者を決めたい考えだが、党本部は「現職が出るか出ないか決めないと何も決められない」(選対幹部)と当面、静観の構えだ。(2014/08/04-19:49)2014/08/04-19:49

3160チバQ:2014/08/04(月) 20:25:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140804ddlk04010144000c.html
選挙:多賀城市長選 菊地氏が3選 「創造的復興」に支持 /宮城
毎日新聞 2014年08月04日 地方版

 任期満了に伴う多賀城市長選が3日投開票され、無所属で現職の菊地健次郎氏(67)=自民、公明推薦=が、元県職員の中田定行氏(65)=共産推薦▽元市議の伊沢貞夫氏(68)の無所属の新人2人を破り、3選を果たした。

 同市は、歴史の風情に恵まれた住宅地と仙台市に隣接する商工業都市として発展してきたが、東日本大震災では津波で市域の3分の1が浸水し、200人近い犠牲者が出た。

 菊地氏は、迅速ながれき処理や避難施設の整備など復旧・復興の実績を強調。昨秋宣言した「減災都市」の具体化や、新市立図書館をはじめJR多賀城駅周辺の文化交流拠点づくりなど、今後の「創造的復興」の取り組みを具体的に示して支持を広げた。8年ぶりの選挙戦になったため、後援会組織や推薦した自民・公明の市議らが陣営を引き締めた。

 中田氏は「現市政は市民に寄り添っていない。情報公開が足りず運営も不透明」と現職の姿勢や手法を批判。被災者の負担軽減や中小企業への支援拡大など「市民にやさしく、公平な市政」を掲げて一定の支持を得たが、出馬表明の遅れによる知名度不足も響いて及ばなかった。

 伊沢氏は「多賀城ドーム」建設や多賀城駅の高架下活用など独自のアイデアによる地域経済の活性化策を訴えたが、浸透しなかった。

 当日有権者数は4万9058人、投票率は過去最低の38・62%(8年前は48・29%)だった。【渡辺豊】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 12442 菊地健次郎 67 無現

   4830 中田定行 65 無新

   1284 伊沢貞夫 68 無新

==============

 ◇多賀城市長略歴
菊地健次郎(きくち・けんじろう) 67 無現(3)

 [元]県議[歴]不動産会社員▽塩釜青年会議所理事長▽市議2期▽中大=[自][公]

3161チバQ:2014/08/04(月) 23:21:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140801-00000001-khks-l07
福島知事選、立候補表明ゼロ 短期決戦避けられず
河北新報 8月1日(金)6時5分配信

 東日本大震災と福島第1原発事故の発生後、初めてとなる福島県知事選は、間もなく告示(10月9日)まで2カ月となるが、いまだ立候補表明がゼロという事態が続く。現職の佐藤雄平知事(66)が進退について沈黙を守る一方、対立候補の擁立を3月に宣言した自民党の候補者選びが党への逆風もあり、難航しているためだ。原子力災害という難題に直面する福島県の針路を占う戦いは、短期決戦が避けられそうにない。(福島県知事選取材班)

<「区切り」の後>
 「県政上、一定の区切りがついてから判断したい」
 3選を目指すかどうかについて、佐藤知事は6月12日、県政与党を掲げる民主党県連の亀岡義尚幹事長にこう打ち明けた。
 佐藤知事の言う「区切り」は主に中間貯蔵施設建設問題を指すとみられ、亀岡幹事長は「一定の方向性が見える8月下旬に態度を明らかにする」と受け止めた。
 「村井嘉浩宮城県知事は告示1カ月前に正式に出馬を表明した。参考にしたい」と語る亀岡幹事長。「短期決戦は知名度に勝る現職が有利」との思惑が見え隠れする。
 自民党は3月、岩城光英県連会長(参院福島選挙区)が「政権与党と気心を通じた新たなリーダーが必要」と対立候補の擁立を宣言。しかし、想定していた6月中のお披露目は見送られた。
 杉山純一県連幹事長は、佐藤知事が県議会6月定例会で進退を表明しなかったことを踏まえ「慌てる必要はなくなった」と説明するが、選考作業が難航しているのも事実だ。
 新たなタイムリミットを「お盆」に設定した杉山幹事長は「いつまでも佐藤知事の進退表明を待てない」と明かす。

<相乗り急浮上>
 自信満々に候補擁立を宣言した自民だったが、集団的自衛権の行使容認問題や閣僚の舌禍事件で逆風にさらされている。
 集団的自衛権行使容認の閣議決定直後に投票が行われた7月の滋賀県知事選は、推薦候補が敗れた。福島県内では、石原伸晃環境相が中間貯蔵施設建設問題で口にした「最後は金目でしょ」発言が尾を引く。
 11月には米軍普天間飛行場移設問題を争点とする沖縄知事選も控える。「滋賀ショック」に続く連敗を避けたい自民党本部の意向もあり、福島県知事選で急浮上したのが「相乗り作戦」だ。
 仮に佐藤知事が立候補を見送る場合、政党色が薄い候補を条件に「民主党と共に推してもいい」との声が急速に広がる。
 知事と自民党サイドの水面下の駆け引きが長引くにつれ、県民の間には「短期決戦で政策論争が深まるのか」との疑問の声が上がり始めている。
 田村市船引町の自営業荒井正一さん(82)は「じゃんけんじゃあるまいし、後出し、先出しには正直あきれる。公約が未整理のままドタバタと立候補されても有権者は戸惑うだけだ」と話す。

<政策論争できず/東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授(政治学)の話>
 現職が先に進退を明らかにするべきだ。立候補表明すれば震災対応の検証がスタートできる。態度表明の先延ばしによって復興政策の論争ができず、候補者を見極めるチャンスが失われる。福島県の場合、有権者が原発事故で全国に避難しており、短期決戦を意図しているのであれば、県民不在との批判は免れない。
.

3162チバQ:2014/08/06(水) 21:36:14
http://www.minpo.jp/news/detail/2014080617297
独自擁立、白紙撤回求める 知事選で自民党本部が県連に
 10月26日投開票の知事選で、自民党本部が候補者の与野党相乗りの検討に入ったことを受け、河村建夫選対委員長は5日、党本部で会談した岩城光英県連会長(参院本県選挙区)に、独自候補擁立の県連方針を事実上白紙に戻すよう求めた。岩城氏は即答を避けたが、総合的に判断する考えを伝えた。県連内は独自候補擁立を模索する動きが根強く、執行部は難しい判断を迫られる。

■県連 現職以外を模索
 河村氏は岩城氏に、「原発事故の課題に(党派を超え)結束して当たれる人材の擁立を考えてほしい」と伝えた。その上で「もう一度原点に戻るべき」と県連が3月の定期大会で特別決議した独自候補擁立の方針にこだわらないよう求めた。他党との調整などは、政権与党として主導権を持つよう指示した。
 岩城氏は記者団に「現時点で独自候補擁立の方針に変わりないが、(相乗りなど)いろいろな選択肢や可能性があるので総合的に判断したい」と答えた。判断時期については明言を避けた。
 岩城氏は近日中に杉山純一県連幹事長と今後の対応を協議する。県連によると特別決議取り消しの明確な決まりはないが、決議に反する結果となった前例はないとみられる。同日、亀岡偉民衆院議員(本県1区)は河村氏を訪ね、独自候補擁立の方針堅持を訴えた。
 党本部の相乗り検討方針を受け、国会議員や県議らの間でも他党との連携をめぐる議論が活発化している。
 自民は平成22年の前回知事選で民主、公明、社民各党とともに再選を狙う現職の佐藤雄平氏(66)を支援した。佐藤氏は3選に向けた態度を明らかにしていないが、党本部幹部も前回同様に現職支援を容認する構えを見せる。しかし、県連は定期大会以降、佐藤氏に対決姿勢を示してきただけに、手を結ぶことに抵抗感を抱く議員も少なくない。複数の県連幹部は「現職への相乗りはあり得ない」と断言。「現職以外から候補者を模索する流れになる」と見通す。
 今年は国政選挙がなく、党本部は滋賀、福島、沖縄の3県知事選を重要視している。推薦候補が滋賀で敗れ、沖縄も苦戦が予想されている。本県も独自候補擁立に向けた人選作業が遅れるなど不安材料を抱える。集団的自衛権の問題などで自民の支持率が低下傾向にある中で、党関係者は「党本部は来年の統一地方選に向けて連敗は避けたい」と語る。
 党本部の事情も絡み相乗り論が浮上し、県連の人選作業は足止めされた形だ。県連関係者は「立ち止まる時間はない。選挙戦に間に合わなくなる」と焦りの表情を見せる。知事選は10月9日に告示される。

( 2014/08/06 08:40 カテゴリー:主要 )

3163名無しさん:2014/08/07(木) 21:06:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140807_61016.html
戦いの構図見えぬまま 福島県知事選

定例記者会見で福島県知事選への態度表明を避けた佐藤知事=6日、福島県庁 福島第1原発事故後初めてとなる福島県知事選は、10月9日の告示(26日投開票)まで2カ月に迫った。民主党参院議員出身で2期目の佐藤雄平知事(66)は進退について依然、沈黙を守る。独自候補の擁立を宣言した自民党福島県連は党本部から白紙撤回を求められ、対応に苦慮する。共産党は独自候補の擁立を目指すが、戦いの構図はまだ見えない。
 「福島県の復興に向け、目の前の課題を一つ一つこなすことが私の役割だ」。6日、県庁であった定例記者会見。3選を目指すかどうか尋ねられた佐藤氏は、お決まりの答弁を繰り返した。
 原発事故後、県外避難4万5000人を含む計12万6500人の県民が今も避難生活を送る。短期決戦では政策論争が深まらないとの懸念については「承知している」と述べるにとどまった。
 佐藤氏の態度表明は県議会9月定例会が開会する9月12日がタイムリミットとみられている。仮に立候補すれば、過去2回の知事選を支えた民主党と連合福島が選挙母体になる見通しだ。
 一方、4年前の知事選で佐藤氏を支援した自民党県連は、3月の定期大会で独自候補の擁立を宣言。選定作業を続けてきたが、党本部が4日、与野党相乗りも視野に人選を進める方針を示し、新たな火種を抱え込んだ。
 原発再稼働に向け、争点化を避けたい政権側の思惑と、知事の面前で対立候補擁立を宣言した県連の意地とメンツがぶつかり合う。
 県連はこれまで、県選出の参院議員や福島大教授らを軸に人選を進めてきた。県連幹部は「党本部の支援が得られない可能性があり、候補予定者は『出ます』と言いづらくなった」と指摘。人選のハードルが上がった格好だ。
 共産党は独自候補の擁立を目指し、日本維新の会は独自候補か自主投票の両面で検討している。
 佐藤氏は前回(2010年)の知事選で「県民党」を掲げ、自民、民主、社民、公明の地方組織から支援を受け、共産党の推薦候補との一騎打ちを制した。

3164名無しさん:2014/08/07(木) 21:16:47
http://www.asahi.com/articles/CMTW1408070700004.html
佐藤氏 態度明かさず
2014年8月7日10時05分
 ●相乗り論追い風に?


 知事選の告示まで2カ月。佐藤雄平知事は6日の記者会見でも、態度を明かさなかった。安倍政権が野党との相乗りを検討し始めたことは、3選への追い風になるのか―。本人と関係者の言葉から、佐藤知事の心象風景を探った。


 「目の前の課題を一つ一つ前に進めることが私の役割」。6日の記者会見で、佐藤知事は、これまでと同じ答えを繰り返した。自民党本部は5日、元民主党参院議員の佐藤知事と争う独自候補の擁立にこだわらず、野党との相乗りを検討するよう県連に要請している。この日も「相乗り論」に質問が集中したが、佐藤知事は「詳細については私自身が話を受けたわけでもない。コメントする立場にない」とにべもなかった。


 相乗りには、県連内部でも「無理やり独自候補をたてるよりは、佐藤氏の方がいい」(自民党県議の1人)といった容認論も広がる。一方、「これでかえって態度表明しにくくなった」と見る向きもある。


 前回選挙で佐藤知事を支援した団体幹部は「自民党が乗るからといってすぐ立候補表明すれば、顔色をうかがっていただけと思われる」。県内には復興政策を担う政府への不信感が強く、政権のお膳立てで立候補を決めてもかえって求心力を失いかねない面がある。


 ●「中間貯蔵」決着後?


 むしろ表明時期に影響するのは、政府との交渉が続く中間貯蔵問題の決着の仕方だ、との見方が根強い。佐藤知事はこの日の会見で、態度表明は施設を受け入れるかどうか判断後かとの問いに、「(中間貯蔵は)大きな課題なひとつ」と語った。周辺に対しても「政府からの回答はいつになるのか」としきりに気にしている様子だという。


 佐藤知事の支持者のひとりは「うまく話をまとめられれば、出馬にしても勇退にしても知事の実績になる」として、受け入れ判断後に態度表明するのではと見込む。知事周辺は「簡単に決着するとは思えない問題なので、9月議会まで表明できないかもしれない」と同調する。


 ●8年前語った「権不十年」


 佐藤知事が3選を目指すかどうか考えるうえで、よく引き合いに出るのが、2006年の初当選直後に口にした「権不(けんぷ)十年(権力の座に長くとどまるべきではないという意)」という言葉だ。仮に3選すれば、初当選からの任期が12年となり10年を超えることになる。


 佐藤知事は会見で「政権に長くつくと腐敗を及ぼすという諸先輩の一つの教訓だ」と説明。だが「いま腐敗を感じているか」と問われると「腐敗というよりも、原発災害に全力を尽くしている」と述べるにとどめた。(佐藤啓介)

PR情報

3165名無しさん:2014/08/08(金) 07:47:25
自民、福島知事選で相乗り模索 原発の争点化回避狙う

朝日新聞デジタル 8月4日(月)23時15分配信

安倍政権は4日、10月26日投開票の福島県知事選で、与野党が相乗りできる候補者を擁立する検討を始めた。
菅義偉官房長官と自民党の河村建夫選対委員長が同日、首相官邸で会談し、こうした方針で一致した。
秋にも原発再稼働を控える中、政権側には原発政策の争点化を避けたいという思惑があるとみられる。

河村氏は菅氏との会談後、記者団に「福島は(原発事故からの復興という)大きな問題を抱えている。
党派を超えて一緒にやる必要がある」と語った。

背景にあるのは、今回の福島県知事選が東京電力福島第一原発事故後初めてで、
再稼働を前に、原発政策のあり方が問われる可能性があることだ。
元民主党参院議員で現職の佐藤雄平知事は、3選を目指して立候補するか態度を明かしていないが、
政権幹部の一人は「佐藤氏が出るなら支援する。今さら独自候補をやっても間に合わない」と明言。
「負けない」ことを優先させる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140804-00000044-asahi-pol

3166とはずがたり:2014/08/08(金) 13:25:29
独自擁立、白紙撤回求める 知事選で自民党本部が県連に
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-29036672.html
福島民報2014年8月6日(水)08:40

 10月26日投開票の知事選で、自民党本部が候補者の与野党相乗りの検討に入ったことを受け、河村建夫選対委員長は5日、党本部で会談した岩城光英県連会長(参院本県選挙区)に、独自候補擁立の県連方針を事実上白紙に戻すよう求めた。岩城氏は即答を避けたが、総合的に判断する考えを伝えた。県連内は独自候補擁立を模索する動きが根強く、執行部は難しい判断を迫られる。

■県連
 現職以外を模索
 河村氏は岩城氏に、「原発事故の課題に(党派を超え)結束して当たれる人材の擁立を考えてほしい」と伝えた。その上で「もう一度原点に戻るべき」と県連が3月の定期大会で特別決議した独自候補擁立の方針にこだわらないよう求めた。他党との調整などは、政権与党として主導権を持つよう指示した。
 岩城氏は記者団に「現時点で独自候補擁立の方針に変わりないが、(相乗りなど)いろいろな選択肢や可能性があるので総合的に判断したい」と答えた。判断時期については明言を避けた。
 岩城氏は近日中に杉山純一県連幹事長と今後の対応を協議する。県連によると特別決議取り消しの明確な決まりはないが、決議に反する結果となった前例はないとみられる。同日、亀岡偉民衆院議員(本県1区)は河村氏を訪ね、独自候補擁立の方針堅持を訴えた。
 党本部の相乗り検討方針を受け、国会議員や県議らの間でも他党との連携をめぐる議論が活発化している。
 自民は平成22年の前回知事選で民主、公明、社民各党とともに再選を狙う現職の佐藤雄平氏(66)を支援した。佐藤氏は3選に向けた態度を明らかにしていないが、党本部幹部も前回同様に現職支援を容認する構えを見せる。しかし、県連は定期大会以降、佐藤氏に対決姿勢を示してきただけに、手を結ぶことに抵抗感を抱く議員も少なくない。複数の県連幹部は「現職への相乗りはあり得ない」と断言。「現職以外から候補者を模索する流れになる」と見通す。
 今年は国政選挙がなく、党本部は滋賀、福島、沖縄の3県知事選を重要視している。推薦候補が滋賀で敗れ、沖縄も苦戦が予想されている。本県も独自候補擁立に向けた人選作業が遅れるなど不安材料を抱える。集団的自衛権の問題などで自民の支持率が低下傾向にある中で、党関係者は「党本部は来年の統一地方選に向けて連敗は避けたい」と語る。
 党本部の事情も絡み相乗り論が浮上し、県連の人選作業は足止めされた形だ。県連関係者は「立ち止まる時間はない。選挙戦に間に合わなくなる」と焦りの表情を見せる。知事選は10月9日に告示される。

3167とはずがたり:2014/08/08(金) 13:27:39
鉢村氏とは一度仕事で御世話になったことあります。受けるかな〜?
一度だけなんで出るかどうかの印象はわからないけどどうかなぁ。県連に擁立されたら出そうかなぁ。

鉢村元日銀福島支店長軸に調整 知事選、自民県連が候補者絞り込み
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-29063259.html
福島民報2014年8月8日(金)09:14

 任期満了に伴う10月9日告示、同26日投開票の知事選で、自民党県連の候補者擁立に向けた人選作業が大詰めを迎え、日銀元福島支店長で現神戸支店長の鉢村健氏(55)を軸に調整を進めている。
 県連関係者によると、鉢村氏は福島支店長から異動後、政府へ出向した。復興庁政策参与統括官付審議官などとして、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に携わり、県土再生への思いが強い。経済事情にも精通し、候補者に適任と判断した。
 今後、鉢村氏の意思を確認する方針。受諾した場合、県連は党本部に報告し、推薦に向けた手続きに入る。
 ただ、党本部は県連に候補者相乗りも視野に入れて検討するよう求めている。県連内には党本部の意向を踏まえ、他党も相乗りできる別の候補者の擁立を模索する動きもある。
 県連は3月の定期大会で知事選の独自候補擁立を決議し、人選作業に入った。しかし、候補者が絞り切れず、党本部の河村建夫選対委員長は今月5日、岩城光英県連会長(参院本県選挙区)に対し、「原発事故の課題に(党派を超え)結束して当たれる人材の擁立を考えてほしい」と伝え、独自候補擁立を事実上白紙に戻すよう求めていた。
 鉢村氏は本籍栃木県。立教大経済学部卒。昭和57年に日銀入行。平成17年3月から20年4月まで福島支店長。本店国際局参事役・ベトナム中央銀行上級顧問、内閣官房審議官(復興担当)などを歴任し、24年10月から日銀神戸支店長を務めている。
 現職の佐藤雄平氏(66)は3選に向けた態度を明らかにしていない。前々回(平成18年)と前回(同22年)、佐藤氏を支えた民主党県連は、佐藤氏の意向を尊重する構え。社民党県連、連合福島、県議有志と共闘態勢を組む。

3168杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2014/08/08(金) 19:53:58
福島県知事選まで2か月、誰も出馬表明しない異例事態
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140808-OYT1T50027.html

 福島県知事選が告示される10月9日まで約2か月となる中、誰も立候補を表明しない異例の事態が続いている。

 態度を表明しない佐藤知事に対し、独自候補の擁立を宣言していた自民党県連は候補者が決まらず、与野党相乗り案も出てきた。佐藤知事が出馬すれば支援する方針の民主党県連もじれている。

 過去10回の知事選では、辞職に伴う出直し選挙となった2006年を除き、現職は遅くとも投開票日の3か月以上前に県議会で進退を表明してきた。震災前の10年の前回選では、佐藤知事は6月定例会で出馬を正式表明した。態度を明らかにしないことに対し、「進退表明で選挙一色になり、復興が遅れることを懸念している」「自民党の出方を見極めようとしている」などの臆測が広がる。

 自民党県連が独自候補を決められないことも、一因になっている。同党県連幹部は「自民が佐藤知事に相乗りすれば勝利は確実だし、相乗りが実現しなくても、対抗馬の擁立が遅れれば現職に有利になる」と説明する。

 一方、民主党県連内の一部では、佐藤知事が態度を表明しないことにいらだちも見える。知事が出馬しない場合、新たな候補者探しを余儀なくされるためだ。

 短期決戦は避けられず、参院議員として知名度のある増子輝彦県連代表が有力候補の一人になる。増子代表は出馬について、「今のところ出る考えはない」と述べているが、「今のところ」という言葉や、仮設住宅を頻繁に訪れていることなどを、出馬に向けた意欲と見る向きもある。

 ただ、増子代表は現職の民主党参院議員のため、民主党県連や自民党本部のいう「与野党の対立を乗り越える候補」となるのは難しい。自民党県連幹部は「増子氏を推すことはあり得ない」としている。

2014年08月08日 11時21分

3169名無しさん:2014/08/08(金) 22:08:05
自民県連、独自候補として日銀神戸支店長の鉢村健氏を擁立へ[8/8]

 東日本大震災と福島第1原発事故後、初めて行われる福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、
自民党福島県連は8日、日銀神戸支店長の鉢村健(たけし)氏(55)を擁立する方針を固めた。

 知事選を巡っては、現職の佐藤雄平知事が進退を明らかにしておらず、立候補を表明した人はいない。
県連は今年3月、独自候補を擁立する方針を打ち出したが、党本部は与野党が
相乗りできる候補を視野に検討するよう県連に求めており、正式決定までには曲折も予想される。

 県連の岩城光英会長(参院議員)と杉山純一幹事長が8日、東京都内で会談し、鉢村氏の擁立で一致した。
鉢村氏は東京都出身で、立教大を卒業後、1982年に日銀に入行。05〜08年に福島支店長を務めた後、
11年に政府に出向し、内閣官房審議官として東日本大震災の福島現地対策本部事務局で復興にかかわった。
こうした業績を「被災地への思いがある人」(県連幹部)と評価した。

 県連は9日の役員会で鉢村氏擁立の方針を確認した後、正式決定し、党本部に推薦を要請する方針。
県連幹部は「鉢村氏には今後、正式要請する」としている。【岡田英、小林洋子】

毎日新聞 2014年08月08日 21時17分
http://mainichi.jp/select/news/20140809k0000m010076000c.html

3170チバQ:2014/08/09(土) 18:52:02
永遠の入閣候補といわれるらしい坂本剛二とか
中国比例に島流しされた吉野正芳
ってゆー、
都合の良い候補者が居るのに、
無名の民間人に出馬打診するって、
完全に敗戦処理ムードでしょ

3171チバQ:2014/08/10(日) 20:31:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140810ddlk07010154000c.html
再生の針路:’14知事選 自民県連、鉢村氏擁立方針決める 他党の相乗りは不透明 /福島
毎日新聞 2014年08月10日 地方版

 自民党県連は9日、福島市内で役員会を開き、知事選(10月9日告示、26日投開票)の候補者として、鉢村健(たけし)日銀神戸支店長(55)に出馬要請する方針を決めた。今後、本人が受諾すれば、党本部に推薦を申請する。党本部は、与野党の相乗りを検討するよう求めており、県連は民主など他党にも鉢村氏への支援を呼びかける方針だが、他党が受けるかは見通せない状況だ。【岡田英、小林洋子】

 「なんとか候補者を出せることになった」。県連の岩城光英会長(参院議員)は役員会の冒頭、こう切り出した。今年3月、現職の佐藤雄平知事を批判して独自候補を擁立する方針を表明したが、選定作業が難航。当初予定していた6月にも間に合わず、5カ月がたっていた。

 鉢村氏は2005〜08年の日銀福島支店長で、震災後は政府に出向し、内閣官房審議官などの立場で復興に携わった。岩城会長は選定の理由について「福島の復興に非常に強い情熱をお持ちだ」と述べた。

 県連はこれまで水面下で、鉢村氏に接触。杉山純一幹事長(県議)は鉢村氏から「前向きな話は頂いている」と強調し、進退を表明していない佐藤知事が仮に出馬を決めた場合でも、鉢村氏を擁立する考えを示した。

 党本部は、与野党の相乗りを検討するよう求めている。岩城会長はこの日の会見で、今月5日に党本部の河村建夫選挙対策委員長に鉢村氏の擁立案を伝えていたことを明らかにし、「(河村氏からは)特別、異論はなかった」と説明。鉢村氏について「各政党が一致して推せる候補ということも加味した」と述べ、杉山幹事長も「政党色はまったくない。相乗りしやすい方」と強調した。

 これに対し、過去2回の選挙で佐藤知事を支援してきた民主党県連は、佐藤知事が出馬した場合は、社民などとともに支援する構え。佐藤知事の動向を注視している状況で、ある民主県議は「進退表明までは身動きがとれない」と明かした。

 佐藤知事は9日、自民党県連が鉢村氏への出馬要請を決めたことについて、報道陣に「聞いていない」と述べるにとどめた。

3172チバQ:2014/08/10(日) 21:23:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140809ddlk07010238000c.html
再生の針路:’14知事選 独自候補擁立へ 「相乗り」残る期待、波紋広がる自民県連 /福島
毎日新聞 2014年08月09日 地方版

 知事選(10月9日告示、26日投開票)で、自民党県連の岩城光英会長(参院議員)と杉山純一幹事長(県議)が8日会談し、日銀神戸支店長の鉢村健(たけし)氏を擁立する方針を固めた。9日に役員会を開き、県連幹部の意思統一を図ったうえで、党本部の了解をへて最終決定したい考えだ。今年3月に独自候補を擁立する方針を表明した県連が、方針維持にこだわった格好。ただし他党との「相乗り」に欲を見せる県連関係者もおり、県連内に波紋も広がった。

 「幹事長が腹を決めた」。自民県連幹部の一人は8日朝、毎日新聞の取材に答えた。中央では連立政権を組む公明党側にも、自民県連の執行部から「決断」の連絡が入った。

 鉢村氏は東京都出身で、05〜08年に日銀福島支店長を務めていた。執行部に近い自民県議は「福島への思いがあり、県内経済界からの信頼は厚い人」と話す。震災時は日銀国際局に所属しベトナムにいたが、震災復興に駆けつけ11年6月には政府に出向、内閣官房審議官、復興庁政策参与・統括官付審議官の立場で復興にかかわった。12年10月から現職。

 別の自民県議は「鉢村さんは独自候補だが、他の党も『あの人いいね』と乗ってくれば理想」と話し、「相乗り」も視野にあることを明かした。現職の進退が決まらない中、県議会の他会派からは「そう簡単にはいかない」と反発の声も上がった。民主党県連の亀岡義尚幹事長は「他党の候補についてはコメントしない」と述べるにとどめた。

 自民県連内は、賛否両論だ。「震災後、海外から応援に駆けつけた人だし、国にもパイプがある」として受け入れる声が上がった一方で、「その人で勝てるのか」「経済界では知名度はあっても、一般の人にはどうなのか」と擁立を疑問視する声も聞かれた。また当初は6月の政治資金パーティーで立候補者を擁立する予定だったのに、ここまでずれ込んだ執行部の手腕・対応について、疑問視する人もいた。【岡田英、小林洋子】

3173旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/08/11(月) 16:34:27
福島知事選、前二本松市長に立候補要請へ 政治団体
http://www.asahi.com/articles/ASG8C2T33G8CUGTB001.html?iref=comtop_list_pol_n01
 福島県で脱原発運動をしている政治団体が10月の県知事選をめぐり、前福島県二本松市長で県議会議長も務めた三保恵一氏(65)に立候補を要請する方針を決めた。まずは県内での「原発の即時ゼロ」をめざし、脱原発を掲げる団体や個人と広く連携したいという。
 団体は「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」。11日午後に県庁で記者会見して発表する。
 三保氏は18年間の県議の後、2003年から昨年11月に落選するまで二本松市長を10年間務めた。11年の原発事故後は市民向けの内部被曝(ひばく)検査を独自に実施。今年5月には小泉純一郎・細川護熙両元首相による自然エネルギー推進会議の発足式に参加した。

3174チバQ:2014/08/12(火) 19:20:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140812-00000011-fminpo-l07
県が元知事提訴 退職手当7700万円返納求め
福島民報 8月12日(火)9時42分配信

 県発注工事をめぐる汚職事件で有罪が確定した佐藤栄佐久元知事が退職手当を返納しないため、提訴の準備を進めていた福島県は11日までに、佐藤氏を相手取り、支給した退職手当約7700万円の返納を求めて福島地裁に提訴した。提訴は7月25日付。
 訴状によると、返納を求めたのは所得税などを除いた3期目と4期目の退職手当。県は昨年6月に佐藤氏に返納命令を出したが、応じていないという。第1回口頭弁論は26日午後2時半から開かれる。
 佐藤氏は「事件は冤罪(えんざい)で県の返納命令は違法」として県を相手取り、命令の取り消しを求める訴訟を今年4月に同地裁に起こした。この訴訟では、県は請求棄却を求める答弁書を提出し争う姿勢を示している。

3175チバQ:2014/08/13(水) 18:04:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140813ddlk03010120000c.html
選挙:滝沢市長選 柳村元滝沢村長、出馬へ /岩手
毎日新聞 2014年08月13日 地方版

 任期満了に伴う滝沢市長選(11月16日投開票)で、元滝沢村長の柳村純一氏(63)が無所属での出馬の意思を固めた。毎日新聞の取材に12日、「このままでは市の財政は破綻する。市制移行に伴う事業を見直し、市を再生させる」と語った。9月上旬に正式表明するという。

 柳村氏は滝沢村議を経て1994年から村長を3期務めた。2007年の知事選で落選し、09年9月から約1年間、兵庫県香美(かみ)町の副町長を務めた。

 同市長選では現職の柳村典秀氏(59)も無所属で出馬する意向だ。【手塚さや香】

3176チバQ:2014/08/14(木) 08:30:54

5622 :チバQ:2014/08/13(水) 18:05:57
http://www.asahi.com/articles/CMTW1408130600002.html
山形市長選 動き加速
2014年8月13日10時20分
 来年9月27日に任期満了を迎える山形市長選まで、あと1年あまり。前回敗れた自民系新顔はポスターを街中に張り出すなど、選挙に向けた動きを加速している。一方、市川昭男市長は4期目を目指すかどうか、態度を明確にしていない。ただ、市川氏を支えてきた民主、社民両党などでは「今期限りで勇退するのでは」との見方も強まっている。


 ◆ 佐藤氏、再挑戦向け活動


 「3年前は『よそ者』というネガティブキャンペーンをやられた。でも長男は山形生まれです」。佐藤孝弘氏(38)は7月下旬、滝山地区の後援会設立総会で、壇上で遊ぶ1歳の長男を見ながら力をこめた。


 東京財団の研究員をしていた3年前、遠藤利明衆院議員の要請を受けて、自民推薦で市長選に立候補。1万票余りの差で敗れた直後に再挑戦を明言し、遠藤氏の政策担当の秘書を務めながら、支持者を広げるための活動を続けてきた。


 6月中旬から、自身と遠藤氏の2人の顔写真を並べたポスターを道路沿いなどに張り始め、これまでに約1千枚を張った。後援会組織づくりも進め、9月11日に大規模な集会を開いて、1年後の選挙に向けた運動を本格化させる計画だ。


 「山形市が持っている力を100%引き出したい。若者の働く場を確保し、公共交通を発達させれば、山形に住みたいと思う人はもっと増えるはずだ」


 自民党は、市川市長の初当選時と再選時、2回連続で対立候補を立てられなかった。前回も県議や市議が相次いで要請を辞退。佐藤氏擁立が決まったのは投票日の約1カ月前だった。


 今回は衆院1区の地盤固めを図る遠藤氏が主導する形で態勢づくりを進める。


 市議会の自民系会派も、6月定例会で市長提案の公契約条例案を否決したり、市立病院問題をめぐる市長給与の減給案を「不十分」として採決の際に退席したり、市長との対決姿勢を強めてきた。


 ◆ 市川市長「勇退」の見方も


 市川昭男市長(73)は朝日新聞社の取材に対し、次期市長選の対応について「まったく白紙だ。(態度表明の時期についても)支援者の方々から話を聞きながら考える。現時点では白紙」と語った。


 前回の選挙で推薦した民主、社民両党は、表向き市長の去就を見つめる姿勢をとっているが、「3期12年はひとつの区切り」(民主党県連幹部)、「次も出るということはないだろう」(社民党関係者)といった観測が流れている。


 ただ、正式に態度を表明するのは「早くても来年度予算案を審議する来年3月定例会では」との見方が強い。民主、社民両党とも山形市政では「反自民」の枠組みを維持したいとしており、当面は水面下で「ポスト市川」を視野に入れた調整が図られると見られる。


 前回、政策協定を結んで市川氏を推薦した共産党県委員会の本間和也委員長は「待機児童対策や学童保育の充実など協定に盛り込んだ政策の実行については評価している。市長選にどう対応するのか、市川市長と近いうちに話し合いを持ちたい」と話している。


 自民党や佐藤氏の動きについて、民主党関係者は「今は勢いがあるが、集団的自衛権の問題や原発再稼働などで、安倍内閣や自民党の支持率は今後下がっていくだろう。政治状況の変化は、山形市長選にも影響を及ぼすことになる」との見方を示している。


 ◆ 過去の山形市長選の結果

  (敬称略 年齢は選挙時 四角囲みの政党は推薦・支持)


●2011年9月18日
 当 47381 市川昭男 70 無現 〈民〉〈共〉〈社〉
   36559 佐藤孝弘 35 無新 〈自〉
   11737 長岡寿一 60 無新

●2007年9月16日
 当 53723 市川昭男 66 無現 〈民〉〈共〉〈社〉
    4449 加藤円治 72 無新
    3189 川合直美 58 無新

●2003年9月28日(吉村和夫市長の死去に伴う選挙)
 当 60204 市川昭男 62 無新 〈民〉〈公〉〈社〉
   22495 柿崎喜世樹 56 無新
    8100 青木勝 56 無新 〈共〉
    2561 川合直美 54 無新

●2000年2月6日(佐藤幸次郎市長の辞職に伴う選挙)
 当 66837 吉村和夫 68 無新 〈民〉
   50139 柿崎喜世樹 52 無新 〈自〉〈社〉
    8129 青木勝 52 共新

3177チバQ:2014/08/14(木) 22:00:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140814_61032.html
現職出馬要請せめぎ合い 福島県知事選
 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、現職の佐藤雄平知事(66)を過去2回支援した民主、社民両党県連と連合福島、無所属県議でつくる「4者協議会」がお盆明けに会合を開き、佐藤知事に3選立候補を要請するかどうかを協議する。

 佐藤知事は13日現在、自らの進退について明言していない。
 告示まで2カ月を切り、同協議会内では、連合福島を中心に「出馬を要請するべきだ」との声が強まり、「知事の態度表明を待つべきだ」と慎重姿勢の民主党県連とのせめぎ合いが続いている。
 連合福島の幹部は、東日本大震災と福島第1原発事故以降、佐藤知事が震災復興に尽力してきた点を評価。「県民の痛みを知る現職こそが次の4年間を担うべきだ」と主張する。
 一方、民主党県連内には、自民党県連が独自候補の擁立方針を決めたことを受け「原発事故に見舞われた福島県に中央の与野党対立の構図を持ち込むべきではない」と与野党相乗りを模索する声が多い。
 11日、郡山市であった国会議員と県議の会合でも、態度を依然明らかにしていない佐藤知事に対し「ひたすら待つ」(亀岡義尚幹事長)基本方針を再確認するにとどまった。
 対する自民党県連は、元日銀福島支店長で現神戸支店長の鉢村健氏(55)に立候補を要請する方針を固め、選挙準備を進める。鉢村氏擁立に当たっては与野党相乗りを模索する一方、与野党協議が不調に終われば自民独自候補として戦う方針。
 仮に佐藤知事が3選立候補をすれば、民主対自民の対決を軸とした8年前の出直し知事選(2006年)の再現となる可能性が高まっている。

3178チバQ:2014/08/16(土) 01:02:05
http://mainichi.jp/select/news/20140816k0000m010040000c.html

福島知事選:元宮古市長が出馬表明

毎日新聞 2014年08月15日 19時22分(最終更新 08月15日 20時53分)


 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、元岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕氏(62)が15日、無所属で立候補すると表明した。


 熊坂氏は福島市出身で、弘前大医学部卒。勤務医を経て宮古市で内科医院を開業し、1997年に合併前の旧宮古市長に当選して2期8年、合併後の同市長も1期4年務めた。熊坂氏は記者会見で「避難計画が十分に整備されていない中での原発再稼働は納得が得られない」と述べ、原発に依存しない社会づくりや原発被害対策の見直しなどを公約に掲げるとした。

 知事選には、自民党福島県連が元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)に17日、出馬要請する。いわき市の牧師、五十嵐(いからし)義隆氏(36)も無所属で立候補すると14日に表明した。【岡田英】

3179チバQ:2014/08/16(土) 01:04:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140815/elc14081511470001-n1.htm
熊坂氏が立候補表明 福島知事選、三保氏は辞退へ

2014.8.15 11:47

記者会見で福島県知事選への立候補を表明する熊坂義裕氏=15日午前、福島県庁
記者会見で福島県知事選への立候補を表明する熊坂義裕氏=15日午前、福島県庁


 福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)に元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)が無所属で立候補すると15日、表明した。熊坂氏は福島市出身の医師で、現在福島市在住。平成9年に合併前の宮古市長に就任し2期、合併後の宮古市長も21年まで1期務めた。

 福島県庁で記者会見し「避難者の声を聞くたびに福島の復興が全く進んでいないと実感した」と述べ、原発被害対策の見直しや、原発に依存しない社会づくりを公約に掲げた。

 反原発を掲げる市民グループから出馬要請を受けていた福島県二本松市の前市長、三保恵一氏(65)は15日、共同通信の取材に「ほかにふさわしい方がいる」と述べ、辞退する考えを明らかにした。

 知事選には、自民党福島県連が日銀の元福島支店長で現神戸支店長の鉢村健氏(55)に出馬要請する方針を発表。いわき市の牧師、五十嵐義隆氏(36)も無所属での立候補を表明した。2期目の現職、佐藤雄平知事(66)は態度を明らかにしていない。

3180チバQ:2014/08/16(土) 01:06:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140814/stt14081412140001-n1.htm
「赤旗」自治体庁舎内で勧誘 青森・大鰐町が陳情採択し実態調査 熊本・荒尾でも採択

2014.8.14 12:14 [共産党]


 共産党議員らが地方自治体の庁舎内で幹部職員に同党機関紙「しんぶん赤旗」の購読を勧誘している問題で、青森県大鰐町が実態調査を求める町議会の陳情採択を受け、全職員を対象に政党機関紙の購読実態調査を実施したことが13日、分かった。実態調査は川崎市などが実施した例があるが、陳情を受けた措置としては異例だ。

 実態調査をめぐっては熊本県荒尾市議会も同様の請願を採択しており、他の地方議会にも広がる可能性が出てきた。

 庁舎内での赤旗勧誘の実態調査を求める陳情については、福岡県行橋市の小坪慎也議員が5月に全国の1788自治体に送付した。

 このうち、大鰐町議会は6月13日の本会議で賛成多数で採択、町議会は出先機関を含め職員約140人を対象に調査の実施を命じた。赤旗とは明示せず、政党機関紙を庁舎内で購読しているかなどを尋ねた内容となっている。同町は調査を7日に終え、結果を9月の町議会で報告する。

 荒尾市議会は、陳情の趣旨に賛同した紹介議員が提出した請願を6月18日の本会議で賛成多数で採択した。共産党側は今月8日、前畑淳治市長と迎(むかえ)五男(いつお)議長に調査を行わないよう申し入れ、市側は現時点で調査実施に踏み切っていない。

 共産党広報部は産経新聞の取材に「自治体の職員が政党機関紙を購読することは憲法で保障された個人の思想・信条の自由だ。調査をすること自体、憲法違反であり、到底容認できない」と回答した。

3181チバQ:2014/08/16(土) 01:10:50
http://www.minpo.jp/news/detail/2014081517461

熊坂氏(元宮古市長)立候補の意思 知事選 選挙戦に向け動き加速




 任期満了に伴い10月9日告示、同26日投開票で行われる知事選で、岩手県宮古市長を務めた福島市在住の新人、熊坂義裕氏(62)は14日、立候補の意思を固めた。いわき市の自営業の新人、五十嵐義隆氏(36)は同日、立候補を表明した。自民党県連は日銀元福島支店長で現神戸支店長の新人、鉢村健氏(55)を擁立する方針を決めており、選挙戦に向けた動きが一気に加速してきた。
 熊坂氏は福島市出身で福島高卒、東北大工学部中退、弘前大医学部卒。昭和62年に宮古市で内科医院を開業した。合併前の旧宮古市長を平成9年から2期8年、合併後の同市長を17年から一期4年務めた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後の23年10月、被災者が無料で悩みを相談できる「よりそいホットライン」を開設し、孤独死や自殺防止に取り組んでいる。
 熊坂氏は15日に福島県庁で記者会見し、立候補を正式に表明する予定。14日、福島民報社の取材に対し、「未来を感じられる福島を創造するため、立候補を決意した。これまでの政治経験を生かしたい」と語った。
 行政、医療関係者や高校時代の友人らの勧めがあり、立候補を決断したという。特定の政党から支援を受けず、県民有志や各種団体に選挙協力を求めていく方針。今月末までに公約をまとめるが、脱原発や県民の健康確保などを柱に据える方向で調整している。
 五十嵐氏は、いわき市役所で記者会見した。「対話を重視し、県民の声を反映させた復興を実現したい」と述べた。無所属で立候補する予定。
 新潟県三条市出身。同県立加茂高、大阪聖書学院卒。牧師で、ラジオ番組パーソナリティー、NPO法人副理事長などを務めた。昨年9月のいわき市長選に立候補したが落選した。

■鉢村氏の推薦申請方針 26日までに自民県連

 日銀元福島支店長で現神戸支店長の鉢村氏の擁立方針を決めている自民党県連は21日、総務会を開き擁立を正式決定する見込み。鉢村氏から立候補の了承を受けた上で、26日までに党本部に推薦を申請する予定だ。
 前回(平成22年)、前々回(同18年)の知事選で現職の佐藤雄平氏(66)を支援し、今回も共闘態勢を組む民主、社民の両党県連、県議有志、連合福島は18日にも会合を開き、佐藤氏への立候補要請について協議する。佐藤氏は三選に向けた態度を明らかにしていない。
 県労連や共産党県委員会などで組織する「みんなで新しい県政をつくる会」は独自候補擁立を模索しながら、政策で一致すれば他党との相乗りも視野に入れている。
 公明党県本部と日本維新の会県総支部は、佐藤氏の動向などを見極めながら対応する方針。
 他の候補者の擁立を模索する動きもある。

■立候補の要請三保氏断る意向

 即時原発ゼロを訴える県民有志の政治団体「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」から立候補要請を受けていた元二本松市長の三保恵一氏(65)は14日、福島民報社の取材に対し、「他にふさわしい人がいる」として要請を断る意向を明らかにした。

( 2014/08/15 09:04 カテゴリー:主要 主要 )

3182チバQ:2014/08/17(日) 17:19:09
http://www.asahi.com/articles/ASG886DD7G88UTIL02Y.html
核燃の村を覆う電力マネー 福島事故後も揺るがぬ結束
大谷聡
2014年8月17日17時05分
2010年の村長選で、応援に駆けつけた日本原燃の川井吉彦社長(当時、中央)。今年の村長選でも後継候補を応援した=2010年6月、北沢拓也撮影

[PR]
 東京電力、東北電力から近く計2億円を受ける見込みの青森県六ケ所村。日本の原子力政策の中核となる村では、東電福島第一原発事故を経てもなお、電力会社との結びつきは揺るがない。

 村長選が告示された6月17日。村で核燃料サイクル関連施設を運営する日本原燃の川井吉彦社長(70)=6月30日に退任=の姿が、村中心部の選挙事務所にあった。元副村長、戸田衛氏(67)の第一声の場だった。

 「選挙はもう終わったようなもの。圧勝で終わりたい」。そんな声が出る会場に、村議18人全員が顔をそろえた。戸田氏は3期12年を務めた古川健治・前村長(80)の後継候補。ほかに3人が立候補したが、核燃サイクル推進姿勢は戸田氏だけだった。

■村長選、社員だけで1700票

 ある村議は選挙の数カ月前から、原燃の幹部と顔を合わせるたび、社員を選挙に行かせるよう頼んだ。「あまりにも当然だから戸田に入れてくれとは言わない。問題は投票率だけ。前の村長の票を下回ると示しがつかない」

 この村議によると、原燃の社員で選挙権があるのは約1700人いる。村の有権者数は約8700人だ。

3183チバQ:2014/08/17(日) 17:39:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140814ddlk06010194000c.html
選挙:長井市長選 我妻市議が出馬の意思 /山形
毎日新聞 2014年08月14日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選(11月9日告示、16日投開票)に、同市議の我妻昇氏(43)が出馬する意思を固めた。今月末に記者会見を開き正式表明する意向だ。9月定例市議会後に辞職願を提出する予定という。

 同市長選には、現職の内谷重治氏(58)が6月に3選出馬の意思を表明しており、8年ぶりの選挙戦となる見通し。

 我妻氏は「前回に続いての無投票は市民の選択肢を狭める。また人口減少の中で、子供や孫の世代につけを回す政治ではダメだと思った」と出馬の理由を語った。我妻氏は2003年4月の市議選で初当選し、現在3期目。総務常任委員長を務める。【佐藤良一】

3184チバQ:2014/08/17(日) 17:44:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140817ddlk06010158000c.html
選挙:東根市長選 24日告示 周辺部、人口減が加速 市政の課題「特認校化」で児童増狙う /山形
毎日新聞 2014年08月17日 地方版

 任期満了に伴う東根市長選が24日、告示される。今のところ、無所属現職で5選を目指す土田正剛氏(70)だけが立候補を表明している。市周辺部の子供の人口減少対策と市内の山形空港の現状から、市政の課題を探った。【前田洋平】

 市中心部の「さくらんぼタントクルセンター」は遊具施設が充実し、県内外からの親子連れでにぎわう。

 子育て支援策の充実もあり、市の人口は過去5年間で4万6540人から4万7704人に増えた。一方、周辺部の衰退は著しい。市内東部の高崎地区は1833人から1694人に減少。中心部が栄えるほど、周辺部が廃れる構図だ。

 特に子供の減少に関係者は危機感を抱く。市教育委員会によると、市立高崎小学校の児童数は、2011年の73人から今年は59人まで減った。このままだと17年から、二つの学年を一つの教室で教える複式学級となる。複式学級は子供が少ない印象を強め、子育て世代の流出が加速するという。

 土田市長は、児童が減り続けて学校を統廃合するよりも、特色ある小学校として存続させることが地域振興にとって不可欠だと考え、高崎小学校の「小規模特認校化」を掲げる。区域外からの通学を認め、児童を確保するという。「教育熱心な保護者は多い。高崎小が特色ある教育を行えば、いずれ学区内への引っ越しを考える保護者も出てくる」と展望を語る。

 課題は、学区外の児童をどう引きつけるかだ。高崎小では10月から、外国人英語指導助手(ALT)による低学年への英語授業や、放課後に地元の学生や退職後の教員らによる「放課後教育」も試みる。こうした取り組みは中心部の小学校も制限はない。各校が競い合う中、どうやって魅力を打ち出すか。行政の手腕が問われる。

 ◇山形空港搭乗率、「冬場がカギに」
 15年ぶりの羽田便2便化と3年ぶりの名古屋便再開で盛り上がる山形空港も課題は残る。

 羽田便2便化は、全国初の「路線収支共有制度」を導入して実現にこぎ着けた。運航する日本航空と県や周辺自治体などで作る「山形空港利用拡大推進協議会」が損益を互いに分け合う仕組みだ。

 県交通政策課によると、搭乗率67%以下だと赤字の補填(ほてん)が必要になる。4〜6月は就航記念特別運賃にサクランボシーズンが重なり、搭乗率は高水準を維持。6月は81・9%を記録したが、7月は65・1%と落ち込んだ。冬場は更に観光客が減り、例年55%前後の搭乗率となる。同課は「冬場に高水準を保てるかは今後の施策にかかっている」と語る。

 東根市は、飛行機を利用する修学旅行への助成などさまざまな手立てを講じている。実を結ぶかの結論は、まだ見えない。

3185とはずがたり:2014/08/17(日) 20:58:51
受けましたねぇ〜。

福島知事選:元日銀支店長の鉢村氏が出馬表明
http://mainichi.jp/select/news/20140818k0000m010057000c.html
毎日新聞 2014年08月17日 20時05分(最終更新 08月17日 20時44分)

 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)に、元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)が17日、無所属での立候補を表明した。擁立方針を決めていた自民党県連の要請を受けた形だ。県連は25日までに党本部へ推薦を申請する。

 政権野党の民主・社民両党県連などは、現職の佐藤雄平氏(66)を支援する構えだが、佐藤氏は告示まで2カ月を切った現在も態度を明らかにしておらず、選挙構図は固まっていない。今後は佐藤氏の去就が焦点となる。

 同知事選は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後で初めて。自民党は滋賀県知事選に続いて与党候補が敗れれば政権への打撃が大きいとみて、党県連に与野党相乗りを模索するよう要求している。党県連は今後、他党に支援を呼びかけるが、民主、社民、維新は応じない方針を明らかにしている。

 鉢村氏は東京都出身。1982年に日銀入りし、2005〜08年に福島支店長。東日本大震災後の11年6月に政府へ出向、内閣官房審議官などとして震災復興に携わった。

 出馬を決意した理由について、鉢村氏は「福島の復興を加速させてほしいという県民の声が判断材料になった」と述べた。

 同知事選では既に、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)と牧師の五十嵐(いからし)義隆氏(36)がそれぞれ、無所属での立候補を表明している。【岡田英】

3186チバQ:2014/08/18(月) 19:34:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140818ddr041010004000c.html
選挙:福島県知事選 現職の対応、焦点 あと2カ月、構図固まらず
毎日新聞 2014年08月18日 北海道朝刊

 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)に、元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)が17日、無所属での立候補を表明した。擁立方針を決めていた自民党県連の要請を受けた形だ。県連は25日までに党本部へ推薦を申請する。

 政権野党の民主・社民両党県連などは、現職の佐藤雄平氏(66)を支援する構えだが、佐藤氏は告示まで2カ月を切った現在も態度を明らかにしておらず、選挙構図は固まっていない。今後は佐藤氏の去就が焦点となる。

 同知事選は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後で初めて。自民党は滋賀県知事選に続いて与党候補が敗れれば政権への打撃が大きいとみて、党県連に与野党相乗りを模索するよう要求している。

 党県連は今後、他党に支援を呼びかけるが、民主、社民、維新は応じない方針を明らかにしている。

 鉢村氏は東京都出身。1982年に日銀入りし、2005〜08年に福島支店長。東日本大震災後の11年6月に政府へ出向、内閣官房審議官などとして震災復興に携わった。

 出馬を決意した理由について、鉢村氏は「福島の復興を加速させてほしいという県民の声が判断材料になった」と述べた。

 同知事選では既に、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)と牧師の五十嵐(いからし)義隆氏(36)がそれぞれ、無所属での立候補を表明している。【岡田英】

3187チバQ:2014/08/18(月) 20:50:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140818ddlk07010094000c.html
再生の針路:’14知事選 鉢村氏「県民党」を強調 出馬表明 相乗りは険しく /福島
毎日新聞 2014年08月18日 地方版

 任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)に、元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)が17日、立候補を表明した。すでに擁立方針を決めていた自民党県連より前に、県内有志の団体からの出馬要請を受諾した形で「県民党」を強調。他党との連携を図りたい自民党県連だが、民主などは相乗りを否定している。自民が掲げる「党派を超えた相乗り」は難しい情勢だ。【岡田英、小林洋子】

 鉢村氏が最初に出馬の意向を表明したのは17日午前。自民党県連よりも先に、県内の女性有志で作る団体からの立候補要請を受ける形式をとったことに「できれば県民党を目指したい」(鉢村氏)との思惑がにじんだ。

 団体は鉢村氏に出馬要請するために急きょ設立され、要請を行う会場確保には自民党国会議員の関係者が関わった。この国会議員は取材に「事務的に手伝っただけで、党とは関係ない」と主張したが、ある自民県議は「政党にかかわらず幅広い支持を得るためのアリバイ作りのようなもの」と明かした。

 現職の佐藤雄平知事の県政運営について、鉢村氏は報道陣に「一生懸命頑張っておられる」とし、佐藤知事が進退を明らかにしていない中での批判を避けた。ただし、現職が出馬した場合も「不退転の決意だ」と自らの立候補の意思は変わらないことを強調した。

 政策については自民党県連が擁立を機関決定する21日に、記者会見を開いて説明する。鉢村氏は「復興の進み方に不満を持っている県民もおり、政策に反映していきたい」と述べた。県連はその後、党本部に推薦を申請する方針。

 また、県連は21日以降、他党に支援を呼びかける。しかし、民主党県連は今月11日、郡山市で会合を開き、鉢村氏への支援はしない方針を確認。県連幹部は「方針は変わらない。相乗りを持ちかけるなら、担ぎ出す前に話を持ってくるべきだ」と反発する。社民党県連の小川右善代表も「現職支持の方向で話を進めており、鉢村さんは推せない」と断言。維新の会県総支部の本田朋幹事長も「県外出身者が福島のかじ取りをするのには違和感を覚える。福島の復興は県民の手で成し遂げるべきだ」と支援に否定的な考えを示した。

 一方、自民党と政権を組む公明党の甚野源次郎・県本部代表は「自民からよく話を聞いた上で、現職の去就も注視しながら対応を検討する」と慎重な姿勢。共産党県委員会の久保田仁委員長も「政策の中身をみないと何とも言えない。どんなことを打ち出すのかを見極めて判断したい」と態度を保留した。

3188チバQ:2014/08/19(火) 02:25:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140809_13019.html
宮城・富谷町議、病院で暴言? 酔って搬送
 宮城県富谷町の森栄町議(59)=無所属=が先月、負傷して公立黒川病院に搬送された際、酒に酔って大声で騒いだり、医師らに暴言を吐いたりした疑いのあることが8日、分かった。町議会は同日、全員協議会を開き、全会一致で調査特別委員会を設置することを決めた。
 全員協議会は、森町議が退席した上で非公開で行われた。出席議員らによると、森町議が7月21日午前1時ごろ、自宅で飲酒中に右足を打ち出血、黒川消防本部に自ら119番したが泥酔しており、救急車内や治療中に「(消防)署長を呼べ」などと騒ぎ、救急隊員や医師らに暴言を吐いたとの情報が町議会に寄せられた、と説明があった。
 特別委では消防、病院側に情報開示請求し、暴言の有無や内容など事実関係を調べる。来月2日開会予定の9月定例会初日に決議する方針。
 森町議は富谷町職員を経て2011年の町議選に初当選し、現在1期目。河北新報社の取材に「そこまで酩酊(めいてい)しておらず、暴言を吐いた認識はない。独り言を誤解されたのでは。退席中にこのような特別委設置方針が出され、困惑している」と話し、暴言を否定している。
 黒川消防本部、黒川病院を運営する黒川地域行政事務組合(大和町)は「患者個人の治療内容は答えられない」としている。
 浅野幹雄議長は「事実とすれば公人の議員としてふさわしくない行動。調査特別委で精査し、対処したい」と話した。

3189チバQ:2014/08/20(水) 19:29:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140820ddlk02040055000c.html
平川市長選選挙違反:11人分封筒に各20万円 水木被告公判、追起訴内容認める /青森
毎日新聞 2014年08月20日 地方版

 1月の平川市長選を巡り、公職選挙法違反(現金買収など)罪に問われた同市町居山元、元社会福祉法人理事長、水木貞被告(66)の第3回公判が19日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)であった。検察側は証拠説明で、水木被告が市議の買収を行うために、昨年8月10日までに11人分の茶封筒を用意し、一律現金20万円ずつを入れていたことが明らかになった。【松山彦蔵、石灘早紀】

 第3回公判では、2件の追起訴分の審理が行われた。昨年10月4日ごろ、落選した前市長の大川喜代治被告(69)=同法違反(現金買収など)罪で公判中=と共謀し、弘前市内の料理店で市議の小笠原勝則被告(61)=同法違反(被買収)罪で起訴=に現金100万円を渡したとする件と、昨年8月10日ごろに古川敏夫被告(69)ら6市議に現金20万円ずつ渡したとする件の2件。水木被告は「間違いないです」と起訴内容を認めた。

 検察側の証拠説明によると、水木被告は11人分の茶封筒を用意。「金額が違うと市議から不満が出る」と思い、一枚一枚手で数えながら、現金20万円ずつ入れたという。昨年8月10日ごろ、水木被告は今俊一被告(59)=同法違反(被買収)罪で公判中=の自宅を訪れた後、古川被告ら6市議の自宅などを車で回り、「大川さんの選挙の分。頼むじゃ」「議員を回った。これはおめ(あなた)の分だよ」などと言って、10日だけで計7市議に現金入りの茶封筒を手渡したという。

 一連の事件に関連する公判や被告代理人の話などによると、水木被告は昨年8月2日に市長室で大川被告と買収を密議し、15市議の買収を計画した。同6日から同12日までの1週間で計14市議に集中的に、現金20万円を一律に渡したことが明らかになっている。

 検察側は「9月上旬ごろに追起訴の予定」と言明。弁護側は「追起訴があるとすれば別の市議への買収申し込みではないか」と推測している。

3190チバQ:2014/08/23(土) 07:37:26
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140822/fks14082203360001-n1.htm
福島知事選、自民県連は鉢村氏 他党相乗りに道?

2014.8.22 03:36


 10月9日の告示まで約1カ月半となった県知事選。自民党県連は21日、元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)の擁立を正式に決めたが、党本部が野党との相乗りを模索しているほか、現職の佐藤雄平氏(66)は9月中旬の定例県議会まで進退を明らかにしない見通し。原発事故後初の知事選だが、復興の青写真を県としてどう描くのか、政策論争を深めるにも時間がない状況だ。

 自民党県連は、この日開いた総務会で、鉢村氏擁立を全会一致で決めた。ただ、出席者の一人は「(他党との相乗りを求めている)党本部との調整がついておらず、戦う前から逆風だ」と批判した。

 こうした中で、鉢村氏は同日夕、福島市内のホテルで会見し、「福島の人に愛着や誇りを思いだしてもらい、新しい福島を創造したい」と意欲を語った。

 鉢村氏は自民党県連の総務会と支部長・幹事長会議であいさつした後、県連関係者は同席せず、立候補予定者個人として会見した。

 選挙公約なども書面では示さず、「特定の政党や企業、団体にとらわれず支持を得たい。県民党を目指したい」として、復興に向けて、幅広い支持を得たい考えを示した。他党との相乗りの可能性を残した格好だ。

 県知事選では、22日にいわき市の牧師、五十嵐義隆氏(36)が政策発表を行うほか、すでに、福島市出身の元岩手県宮古市長、熊坂義裕氏(62)が出馬を表明している。

3191チバQ:2014/08/25(月) 22:09:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140824/aom14082402080002-n1.htm
【ZOOM東北】
青森発 相次ぐ議員の不祥事、失態
2014.8.24 02:08 (1/3ページ)[ピックアップ地方ニュース]
 青森県内で議員の不祥事、醜態が相次いでいる。1月の平川市長選に絡む贈収賄事件で市議15人が逮捕されたことは全国ニュースでも大々的に報じられたが、7月にはむつ市議が視察先の北海道稚内市でタクシーを蹴って逮捕されたほか、田舎館村議が愛知県西尾市議会の視察中に大相撲を観戦していたことが発覚した。さみだれ式に表面化した議員の失態に、県民からはモラルを問う声が上がっている。(福田徳行)





 「おにぎりの具は札束」「玄関先に置いてあった小包の中身は現金」−。駆け出しの頃、先輩記者から聞いたこんな話が現実となって、票をカネで買う“津軽選挙”と揶揄(やゆ)された平川市長選に端を発した現金買収事件。市議20人の実に3分の2に当たる15人が逮捕され、このうち8人が辞職、失職したことに伴う市議補選が7月27日に行われ、新しい顔触れが決まった。だが、有権者の政治不信は極限に達したためか、投票率は39・87%と3人に1人しか投票に行かなかった。現地で話を聞くと、無職の女性(68)は「ばかばかしくて行く気になれない。誰がなっても信用できない」と憤る。別の農業男性(70)は「補選ではなく、解散すべきだった」と話す。

 しかも、今後の捜査展開によってはさらなる議員の辞職、失職も予想され、再度、補選が行われる可能性も。まさに異常事態と言わざるを得ないが、これらは全て市民の税金で賄われる。市議会事務局によると、一度の補選でかかる費用は約2800万円。当選者の一人は「議員は市民の代表という自覚を持ち、平川市の役に立ちたい」と神妙に話した。

 一度、失墜した信頼を取り戻すのは容易ではないが、議員はしっかりとこの問題と向き合い、議会として何をなすべきかを真剣に考える必要がある。

 津軽地方では戦後間もなく、選挙管理委員会も巻き込んだ大胆な選挙違反が横行し、昭和40年代からは現金買収が増加。背景に、県内の選挙事情に詳しい青森中央学院大の木村良一名誉教授(78)は「公選法が適用されない農協の理事選などで利権を得るためにカネが飛び交い、カネをもらったり、渡したりする感覚がまひし、そのまま首長選、議員選につながっているのではないか」と話す。過去には有権者が現金をせがむ例もあったという。木村名誉教授は「問題は議員の意識だが、有権者も現金をもらって当たり前という意識を変えないといけない」と指摘する。

 平川市議の選挙違反事件の最中の7月2日には、北海道稚内市で酒に酔ってタクシーを蹴り、破損させたとして、器物損壊の疑いで、むつ市議の菊池広志容疑者(57)が逮捕され、3日に釈放された。菊池容疑者はむつ市の自宅に向かうよう依頼したといい、断られたため蹴ったという。4日に市議を辞職、謝罪した。

 さらに、同17日には田舎館村議10人が参加した西尾市議会の視察の最中、3人が途中で退席し、大相撲名古屋場所を観戦していた。村議会は29日に臨時議会を開いて対応を協議した結果、連帯責任を取る形で全議員の8、9月分の報酬をそれぞれ10%削減することを決めた。3人は「軽率だった」と反省しているという。

 全国的に議員の行動が問われる中、議会は一人一人が住民本位の活動と税金で賄われているという認識を今一度、新たにすることは言うまでもない。住民も地域の利害で判断するのではなく、しっかりと議員を見る目、チェックする姿勢を養う必要がある。

3192名無しさん:2014/08/25(月) 22:55:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140824ddlk02010109000c.html
選挙:県議補選・北津軽郡選挙区 鶴田町長の妻、立候補を表明 /青森
毎日新聞 2014年08月24日 地方版

 県議の失職に伴う県議会北津軽郡選挙区(板柳町・鶴田町、定数1)の補選(29日告示、9月7日投開票)で、前全国高校PTA連合会会長の相川順子氏(57)が23日、無所属で立候補することを正式に表明した。

 相川氏は21日に鶴田町長に就任した相川正光氏の妻。今回の補選は町長選出馬で県議を失職した正光氏の欠員に伴うものとなる。同町内で記者会見した相川氏は、教育・子育て環境の充実、女性の社会参画などを公約に掲げた。正光氏からは「出るなら自力でやれ」と言われ、支援は受けないという。自民党県連に求めた公認は認められず、近く離党する考え。

 補選には他に元県議の松森俊逸氏(58)と、板柳町議の斉藤直飛人氏(39)=自民党公認=が立候補を表明しており、三つどもえの戦いとなる公算が大きい。【森健太郎】

3193チバQ:2014/08/25(月) 22:57:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140825ddlk06010027000c.html
選挙:東根市長選/東根市議補選 市長選、無投票で土田氏5選 「山積する課題解決に努力」 /山形
毎日新聞 2014年08月25日 地方版

 任期満了に伴う東根市長選が24日告示され、無所属現職の土田正剛氏(70)以外に立候補の届け出がなく、土田氏が無投票で5選を果たした。

 土田氏は立候補の届け出が締め切られた午後5時すぎ、同市小林1の選挙事務所であいさつ。「リーダーシップを発揮して、山積する課題解決に努力していきたい」と豊富を語った。

 5期連続の無投票当選については「高齢、多選の批判もあるが、当選後に何をやるかが問題」と語り、ライフワークである県内初となる中高一貫校の建設などに取り組んでいく姿勢を見せた。また、市内の人口分布について「中心部と周辺部で2極化している。教育を振興策として周辺部を活性化させたい」と述べた。

 山形空港羽田便の2便化を継続させるための対策として「来年の夏までに安定した搭乗率を確保しなければならない。周辺企業の活性化、交流人口を拡大し、搭乗率を上げるように取り組みたい」と語った。

 同時に告示された市議補選(改選数1)も無所属新人の白井健道氏(51)だけが届け出て、無投票当選を果たした。【前田洋平】

==============

 ◇東根市長略歴
土田正剛(つちだ・せいごう) 70 無現(5)

 [元]県議[歴]衆院議員秘書▽慶大

==============

 ◇東根市議補選当選者(改選数1)
白井健道 51 (1)無新

3194チバQ:2014/08/25(月) 22:59:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140826k0000m010059000c.html
福島県知事選:石破氏、党本部は鉢村氏推薦見送りも
毎日新聞 2014年08月25日 19時52分

 自民党の石破茂幹事長は25日、TBSラジオの番組に出演し、福島県知事選(10月26日投票)で同党福島県連が推薦を決めている元日銀福島支店長の鉢村健氏について、「可能性としては県連推薦だけということもある」と述べた。党本部は知事選の勝利を重視して与野党相乗りも視野に入れており、鉢村氏の推薦見送りもあり得るとの認識を示したものだ。

3195チバQ:2014/08/25(月) 23:06:19
>>3192
旦那(自民県議)が県議。町長選に出る。当選する→奥さんが補選に出る。
ってことですね。

http://sp.senkyo.mainichi.jp/news/20140804ddlk02010107000c.html
選挙:鶴田町長選 相川氏が初当選、中野町政発展を掲げ /青森
21日前

 任期満了に伴う鶴田町長選が3日投開票され、同町を含む北津軽郡選出の元県議、相川正光氏(60)が、同町出身の元青森市議、渋谷勲氏(63)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は1万1547人(男5365人、女6182人)。投票率は75・03%(前回81・83%)だった。

 相川氏は、全国の首長で最多選の10期40年続いた中野〓司町長から後継指名を受け、「中野町政を発展させたい」と掲げた。地域でできた金を町内で回す地域内循環で経済発展や雇用を守ることなどを訴えていた。渋谷氏は中野町政の刷新を訴えたが及ばなかった。【宮城裕也】

==============

 ◇鶴田町長選開票結果=選管最終発表

当 6045 相川正光 60 無新

  2543 渋谷勲  63 無新

==============

 ◇鶴田町長略歴

相川正光(あいかわ・まさみつ) 60 無新(1)

 [元]県議[歴]町議▽町収入役▽五所川原農林高

3196チバQ:2014/08/25(月) 23:22:01
ほぼ同格の町で定数1は荒れるなあ。

鶴田町:13,628人(推計人口、2014年7月1日)
板柳町:14,433人(推計人口、2014年7月1日)

相川順子 :自民前県議(相川正光)の妻 鶴田町
松森俊逸 :板柳町収入役 02年東津軽郡補選無投票当選→03年県議選落選→03年衆院選に無所属出馬落選 07年11年板柳町長選落選
        http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/4505
斉藤直飛人:板柳町議 自民公認

3197アーバン:2014/08/25(月) 23:39:23
>>3196
斉藤氏は大相撲の元関脇追風海としても有名

3198チバQ:2014/08/26(火) 00:09:57
>>2152>>2164

>元大相撲関脇の追風海(はやてうみ)氏(36)が19日投開票の青森県板柳町議選で初当選し

ああ!忘れておりました

3199名無しさん:2014/08/26(火) 17:19:56
福島県知事選 佐藤知事、出馬見送りの意向

10月の福島県知事選挙に、佐藤知事が出馬を見送る方向であることがわかった。
 関係者によると、佐藤知事は26日までに、10月9日告示の県知事選挙に
出馬しない意向を周辺に漏らしているという。県知事選挙をめぐっては、
佐藤知事を支持する民主党や連合福島が、
近く出馬を要請する方向だったが、これにより、候補者の選定を改めて行うことになる。

http://www.news24.jp/articles/2014/08/26/04257891.html
福島県知事選 佐藤知事、出馬見送りの意向

3200チバQ:2014/08/26(火) 21:14:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140826ddlk03010195000c.html
達増知事:3選出馬? 在任2期公約「変わっている」 /岩手
毎日新聞 2014年08月26日 地方版

 達増拓也知事は25日の定例記者会見で、「原則2期8年」としていた在任期間の公約について「考え方は変わっている」と述べ、来年秋に予定される知事選への出馬に含みをもたせた。立候補すれば3選を目指すことになる。「他の知事を見る中で、多選の弊害に陥らない例もたくさんある」と理由を挙げた。

 達増知事は2007年の初当選時の公約に「知事の任期は原則2期8年」を掲げ、再選出馬表明した際も「基本的な考え方は変わらない」としていた。この日の会見で「(知事就任前の)衆院議員時代は米大統領のように2期8年が目安と考えていた。実際やってみて、他の3期目の知事が多選の弊害に陥らないよう工夫している」と変化の理由を語った。

 次期知事選について「今何かの選挙に出るとは決めていない」と述べるにとどめた。一方、「本格復興期間の真ん中に行われる選挙で、秋の知事選は岩手だけ。全国が注目する中で、復興をさらに力強く進める選挙にするべきだ」との認識を示した。【安藤いく子】

3202チバQ:2014/08/26(火) 23:41:01
http://mainichi.jp/select/news/20140826k0000m040171000c.html
中間貯蔵施設:「住民説明会を」…地元は不信感
毎日新聞 2014年08月26日 02時30分(最終更新 08月26日 02時38分)

 東京電力福島第1原発事故で出た福島県内の汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設問題は25日、佐藤雄平知事が県独自の財政支援策を提示し、大きく前進した。建設候補地を抱える大熊、双葉両町では今後、政府と地権者の交渉開始に向けて意見集約が進むとみられるが、政府と福島県が主導するスケジュールに、不信感を抱く住民もいる。

 「政府や県は一方的に自分たちのシナリオを押しつけようとしている」。行政区すべてが候補地内に入っている双葉町郡山行政区の斉藤宗一区長(64)は、政府が27日に行う行政区長らを対象にした説明会で、政府が地権者と直接交渉を始めることに反対する考えを示した。斉藤区長は「政府から具体的な生活再建策は提示されていない。住民説明会の開催が必要だ」と話している。

 大熊町の地権者の女性(49)は「中間貯蔵施設に対しては、家族間でも意見の違いがある。このまま政府と交渉しても、個人の力では負けてしまう」と不安を訴えた。双葉町議の一人は「県内の他の地域から『早く中間貯蔵施設を受け入れろ』という声が増え、両町の住民が置き去りにされたまま計画が進められている。施設の必要性は分かっているのに、住民らは批判の矢面に立たされ、孤立感を深めている」と指摘した。

 一方、両町長の「受け入れ判断」が明示されないまま、政府と地権者の交渉に移行する可能性が出てきた。双葉町の伊沢史朗町長は取材に「町民の財産が絡む施設について、町が受け入れるとか受け入れないとか言えるのか」と語り、大熊町の渡辺利綱町長も「受け入れ判断というが、その定義が分からなくなっている」と述べた。【栗田慎一、浅田芳明、喜浦遊】

3203チバQ:2014/08/27(水) 20:38:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140827_61017.html
現職佐藤氏が不出馬へ・福島県知事選

佐藤 雄平氏 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、現職の佐藤雄平知事(66)が3選立候補しない意向を関係者に伝えたことが26日、分かった。佐藤氏は3選立候補を求める支持者に「いろいろ考えているが、ご期待に沿えない可能性が高い」と述べ、中間貯蔵施設問題に一定のめどが付き次第、不出馬を表明する可能性を示唆した。
 知事選は告示まで2カ月を切る中、佐藤氏の進退が最大の焦点となっていた。佐藤氏は同日午後、進退を尋ねる記者団に「復興を進めるため目の前の課題一つ一つに全力を尽くす」と述べ、態度を明らかにしなかった。
 佐藤氏は東日本大震災と福島第1原発事故後、3年半にわたり陣頭指揮を執ってきた。ことしに入り、「体力的にきつい」と周囲に度々漏らしていた。2013年1月に1週間、大腸憩室出血で入院。12年9月にも急性胃腸炎で公務を休んでおり、今後4年間、福島県の知事職という激務をこなせるか心配する声も上がっていた。
 知事選をめぐっては、自民党と民主党が佐藤氏の「3選不出馬」を念頭に、水面下で内堀雅雄副知事(50)を与野党相乗りで擁立する動きがあった。ただ、佐藤氏が進退を明らかにせず、立ち消えとなっていた。佐藤氏の不出馬を受け、民主党と自民党の一部で内堀氏擁立の動きが再燃する可能性がある。佐藤氏が誰を後継指名するかも焦点となりそうだ。
 佐藤氏は福島県下郷町出身。1969年から元衆院副議長の渡部恒三氏(82)の秘書を長年務め、98年、参院選福島選挙区で初当選。民主党参院議員だった2期目の途中、06年の出直し知事選に出馬し、現在2期目。
 知事選には自民党県連が擁立した元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)、前宮古市長の医師熊坂義裕氏(62)ら新人4人が立候補を表明している。



2014年08月27日水曜日

3204チバQ:2014/08/27(水) 20:39:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140827_11011.html
仙台市議選いつ?再統一の行方見えず
 仙台市議会は27日、東日本大震災の影響で約4カ月半延期された前回選挙から丸3年がたった。来年8月27日の任期満了まで1年だが、震災で分散した統一地方選の再統一を目指す機運が高まり、次回の選挙日程は流動的だ。県議会と市町村議会の再統一の要望を受けた国の対応はこれから。立候補予定者はやきもきしながら、動向を見守っている。
 前回は定数55に対し72人が立候補した。震災後の被災地で初の大型選挙だったが、県議選との分離実施、選挙運動の自粛などから有権者の関心は低下。投票率は40.03%で過去最低を更新した。
 再統一は投票率向上や財政負担軽減を目的に、仙台市議会が西沢啓文議長を中心に、県内の各議会に賛同を呼び掛けた。7月には、県議会と県市議会議長会、県町村議会議長会が共同で要望書を国に提出した。
 再統一には立法措置が必要になる。西沢議長は「秋の臨時国会で実現すれば、来年4月の統一選に間に合う。沿岸被災地以外の自治体の日程が分散しているのを、再統一できるところにもメリットがある」と強調する。
 再統一は、公選法改正で「90日特例」を、同一の都道府県の議会選挙に拡大する案が有力。だが、任期満了後の選挙となる議会は、議員の不在期間が生じる。仙台市議会の場合は、県議会の任期満了が来年11月12日のため、1カ月を超える可能性が高く「任期延長の措置も欠かせない」(市議)との意見は根強い。
 国は任期延長に慎重とみられ、要望した議長会などは議員立法での解決も見据える。臨時国会での法案提出と成立を目指して9月以降、自民、公明両党を皮切りに、国会議員への働き掛けを強める考えだ。
 一方で、当事者の思惑はさまざま。復活を目指す元市議は「前回は投票率が大きく低下し、地盤の人が投票に行かなかった。再統一で投票率が上がれば得票につながる」と期待する。日程がはっきりしない事態に、青葉区の現職は「選挙に向けたスケジュールが立てられず、準備に響いてくる。選挙事務所の契約もできない」とぼやく。
 再統一が実現しなかった場合の対応として「お盆期間は、選挙運動がしにくい。日程を前倒しして、仙台七夕まつりの前に実施するべきだ」との声も出始めた。
 [90日特例]公職選挙法は任期満了に伴う選挙について満了前30日以内に行うことを定めているが、同一自治体の首長と議員の任期満了日のずれが90日以内の場合、同時に選挙ができる特例を規定している。宮城県議会などは統一選の再統一を目指し、特例対象を県議会と市町村議会などに拡大するよう求めている。

3205チバQ:2014/08/27(水) 20:45:29
http://mainichi.jp/select/news/20140827k0000m010160000c.html
福島知事選:佐藤知事は不出馬 後継は内堀副知事軸
毎日新聞 2014年08月27日 07時10分



 福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)に、現職の佐藤雄平氏(66)が3選に向け立候補しない意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。佐藤氏は出馬を求める支持者に「期待に応えられない」などと伝えた。後継候補として、総務省出身の内堀雅雄副知事(50)らを軸に調整が進む見通し。

 佐藤氏は原発事故で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を巡り、建設候補地のある大熊、双葉両町に25日、県の生活再建・地域振興策を提示。両町長がこれを評価するなど解決への道筋がついたため後進に復興を委ねる方針だ。

 後継候補として最有力視されている内堀氏は2001年、総務省から福島県へ。06年に副知事になり、震災・原発事故対応で佐藤氏を支えてきた。自民党県連は元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)の擁立を決めたが、県連内には自民県議とのパイプを持つ内堀氏を推す声もあり、出馬すれば自民は分裂選挙になる可能性もある。内堀氏は政党色が薄く、佐藤氏を支えてきた民主党県連からは「与野党相乗りも可能」との声が出ている。同知事選には他に3人が立候補を表明している。

 佐藤氏は元民主党参院議員。06年に民主、社民の推薦で初当選。10年には両党に加えて自民、公明が相乗りで支援し、再選を果たした。

3206チバQ:2014/08/27(水) 20:49:59
http://mainichi.jp/select/news/20140827k0000m010161000c.html
福島知事選:与野党は戦略見直し 佐藤氏不出馬
毎日新聞 2014年08月27日 07時15分

 10月26日投開票の福島県知事選に現職の佐藤雄平知事が出馬しない意向を示し、与野党は戦略の見直しを迫られている。9月3日の内閣改造・自民党役員人事後の大型選挙でもあり、ともに敗戦は避けたいのが本音。自民党は「与野党相乗り」を模索する党本部と独自候補の推薦を決めた県連の溝が埋まらず、民主党も全面支援しようとしていた現職の不出馬で当てが外れた。与野党とも手探りの選挙戦を余儀なくされている。

 「だから、福島県連にも『現職の動きを見定めてほしい』と言ったのに」

 自民党幹部は26日、佐藤氏の出馬見送りの情報に顔をしかめた。滋賀県知事選に続いて与党候補が敗北すれば、安倍晋三首相の求心力低下につながると懸念。福島県連に対し、野党との相乗りを視野に候補者を選ぶよう求めていたからだ。しかし、原発事故対応などで佐藤知事の路線に反発する県連は、元日銀福島支店長の鉢村健氏の推薦を決定した。

 自民党福島県連会長の岩城光英参院議員は22日、鉢村氏の党本部推薦を求めたが、河村建夫選対委員長は回答を保留。河村氏は「福島が抱える問題を克服するのに、一致結束してやる必要があるのではないか」と述べ、なお相乗りを検討すべきだとの認識を示した。

 自民党執行部は9月3日に内閣改造・党役員人事を控え、今後の対応を人事後に先送りする考え。石破茂幹事長は25日のラジオ番組で、福島県知事選について「県連推薦だけという可能性もある」と述べるにとどめた。

 自民党福島県連の一部には当初、内堀雅雄副知事の出馬を推す声があった。佐藤知事の右腕である内堀氏なら「自民党県議の半数は支援に回る」との見方もあり、「県連分裂選挙」の懸念も出ている。

 一方、民主党県連や連合福島など佐藤知事を支えてきた「4者協」は26日、佐藤氏に3選出馬を要請する方針を決めたばかり。民主党幹部は「知事が後継候補を指名できるかどうかだ」と、佐藤氏に近い候補の出馬に期待している。同党の海江田万里代表は26日の記者会見で「党の原発政策と合致する」ことを支援の条件に挙げた。日本維新の会や共産党など他の野党は対応を決めていない。【水脇友輔、影山哲也、岡田英】

3207チバQ:2014/08/28(木) 21:48:45
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20140828-OYT1T50040.html?from=ytop_main7
文化財保存の意志に脱帽!傑作市庁舎を守る市
2014年08月28日 13時02分
独特の形状を持つ寒河江市役所 世界的建築家の故・黒川紀章氏が設計した山形県寒河江市の市庁舎(同市中央)が、完成から50年近くを迎えた。

 老朽化に伴い、市は相次ぐ補修工事や機器の不具合などに頭を悩ませている。特に建築時から使用するボイラー設備が壊れるのは時間の問題だが、市は「デザイン性の高い外観は近現代建築の文化財で損ねられない」として、約1億5000万円をかけ、新たな空調設備を導入する方針を固めた。

 市庁舎は1967年に完成。市関係者によると、市内の食品業者の役員と当時新進気鋭の建築家だった黒川氏の間で親交があり、設計を依頼した。1、2階よりも3、4階の床が広く、中は吹き抜け。外はガラス張りという独特なデザインで、完成前から市のシンボルとして期待され、市民から建設に反対の声は挙がらなかったという。

 黒川氏の初期の傑作とされる市庁舎は、建築界でも高い評価を得ている。2003年には、近代建築の記録と保存を目的とした国際学術組織「DOCOMOMO」の日本支部による「日本近代建築100選」に、県内から唯一選ばれた。市庁舎を見学に訪れる観光客や建築家の卵は後を絶たない。

 ただ高いデザイン性は不便さも伴った。2階から上は全て吹き抜けのため、大きな会議室は1階に1室のみ。時間の調整が難しく、会議のたび勤務スペースから資料を毎回移動させるのも一苦労だ。外壁は全面ガラス張りで断熱効果が薄く、夏暑く、冬寒い。冷暖房用のボイラーに使う燃料の灯油代は年間約500万円で、同規模の市庁舎を持つ村山市より約100万円高い。

 市は2007年の耐震診断で「震度7の地震で倒壊」という結果が出たことを受け、新市庁舎への建て替えも検討したが、近代建築として高い評価を得ていることなどから、建て替えではなく、耐用年数を30年延ばす耐震工事を実施。

 だが一般的な耐震工事で用いられる、壁面にブレースと呼ばれるX型の鉄骨をはめ込む工法は外観を損なうという理由で採用しなかった。その結果、基礎部分を掘り返し、建物全体を浮かせて柱に耐震装置を設置する工法を採ったため、工事費は村山市が14年度から行う市庁舎の耐震工事費約8000万円の10倍以上の約8億7000万円にも上った。

 冷暖房用のボイラーの配管も、度々詰まるなどの不具合が生じている。数年前に配管を研磨したが、その際業者に「次に詰まったら手の施しようがない」と言われたという。

 今年度に入り、市の担当者がボイラー設備の点検を改めて行ったところ、配管は各階の床を通っており、交換工事は業務に支障をきたすほか、莫大(ばくだい)な費用がかかることが分かった。

 市は配管交換を諦め、新たに各階の天井にエアコンを設置する方針を固めた。だが市内の建設業者に問い合わせたところ、外観を損なわないように室外機を屋上と1階のみに設置するとなると、エアコンの設置にも約1億5000万円かかるという。

 市幹部は「初期費用が高くつくが、市庁舎を使い続けるために必要だと訴えて市民の理解を得たい。当面は現在のボイラーをだましだまし使いながら、エアコン導入に向け調整を進めたい」としている。

2014年08月28日 13時02分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3208チバQ:2014/08/31(日) 14:07:24
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140831_6
佐藤市議が出馬固める 11月の大船渡市長選

--------------------------------------------------------------------------------

 大船渡市議の佐藤寧(やすし)氏(47)は、任期満了に伴い11月16日告示、23日投票の日程で行われる大船渡市長選に無所属で出馬する意向を固めた。今後記者会見し、正式表明する。

 佐藤氏は30日、畑中孝博市議会議長に辞職届を提出した。後援会を構築中で、政党への推薦要請は「支持者と相談する」としている。

 佐藤氏は同市立根町出身。東京理科大卒。団体職員を経て、2000年から大船渡市議。03年の県議選大船渡選挙区に無所属で出馬し、落選。現在、市議3期目。

 同市長選は現職戸田公明氏(65)が再選を目指して無所属での出馬を表明しており、選挙戦が濃厚となった。





(2014/08/31)

3209チバQ:2014/09/01(月) 23:16:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140830_31011.html
指導力、評価は二分/(上)復興/達増県政 光と影 岩手県知事選まで1年

達増知事と震災直後から不通が続くJR山田線(左)、釜石市の災害公営住宅建設現場(右)のコラージュ<被災地巡り激励>
 お盆休みを利用して、達増拓也岩手県知事(50)は沿岸被災地に向かった。随行は元県議の政務秘書。プライベートの夏の被災地巡りは2年前から続けている。
 「現場の皆さんは健康に気を付けて。力を合わせて長期戦を頑張っていこう」
 12日午前、知事は大槌町役場を訪れ、復興業務に当たる職員を各課ごとに激励した。前日は4月に開所した簡易宿泊施設を利用。碇川豊町長は「ありがたい。職員の士気も上がる」と話す。
 1期目終盤に震災に直面し、再選を経て復興政策に当たる知事。その姿勢は被災市町村から「極めて堅実」と一定の評価を得ている。
 三陸沿岸復興の障壁だった復興事業用地の確保に向けては国に再三、特例制度の創設を要望。復興特区法の改正という形で実現した。口癖のように「復興を進めることに集中している」と言う。

<情報共有できず>
 対照的に批判もある。複数の首長や県議がみる達増流の欠点は「県庁内でのリーダーシップが見えない」という所に集約される。それは大事業に限ったことではない。
 一例が災害公営住宅でのペット飼育だ。釜石市では市営と県営で対応が分かれている。
 市は4月以降に完成した市営住宅で、原則ペットとの入居を容認。県営は棟ごとに可否を分けるため、希望者は入居先が限定される。市は統一対応を求めるが、県は「釜石だけ基準を変えることはできない」(建築住宅課)と譲らない。市側には「ツルの一声があれば…」と映る。
 「県のやり方は不満だ。遅い。情報共有までに半年もかかった」
 震災後、運休中のJR山田線(宮古−釜石間)の三陸鉄道への移管をめぐり県は7日、沿岸12市町村と協議した。移管問題で知事が地元との協議に出たのは初めて。普段は達増県政を評価する首長が対応を疑問視する。
 移管を「有力な選択肢」とし、JR東日本と本格協議に入ることを確認したものの、首長は辛口だ。「知事の関係機関への働き掛けが見えない。JRは『ボールは県に投げたが応答がない』と言っている」

<政治環境影響?>
 盛岡市の官庁街の中心にある県庁。3階にある二つの副知事室のうち一つは控室などに使われている。昨年7月、財務省出身で復興局長兼務だった副知事が退任。後任も国から起用する方針だったが、空席のまま。復興を中心に政策全般の調整不足が指摘されている。
 「政治的な環境によるものだろう。(副知事1人体制を)みんなでカバーしている」。ある県幹部は知事が小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)に近いことが少なからず影響しているとみる。
 「来年の知事選は岩手が一つになり、復興を進める力を高める選挙になるべきだ」。当の知事は25日、記者会見でこう語り、初当選時の公約「原則2期8年」にこだわらない考えも示した。
 岩手復興への強い思い入れと、3選立候補に含みを持たせる軌道修正。1年後へかじは切られ始めた。

 達増知事は2期目の任期満了(来年9月10日)まで間もなく1年となる。堅実な行政手腕に定評がある一方で、小沢氏と政治行動を共にしてきたスタンスは評価が分かれる。達増流の内実を見る。(盛岡総局・山形聡子、斉藤隼人)



2014年08月30日土曜日

3210チバQ:2014/09/01(月) 23:16:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140831_31011.html
強い政党色封印か/(中)激変/達増県政 光と影−岩手県知事選まで1年

いわて復興塾であいさつする達増知事(左上)、3選立候補に期待する小沢氏(右上)、勢力が激変した県議会議場のコラージュ<臆測呼ぶ復興塾>
 「復興をテーマに勉強会を開きたい」。昨年夏、達増拓也岩手県知事(50)は側近の政務秘書にこう語ったという。
 直前の7月の参院選岩手選挙区で、全面支援した生活の党新人が惨敗したばかりだった。
 知事が塾長を務める一般財団法人「いわて復興塾」が開講したのはことし1月。復興に関連のある専門家らを講師に招く月に1度の勉強会で、塾生は民間や行政、NPO、学生などさまざまで約200人に上る。
 塾事務局は「あくまでも社会活動」と説明するが、関係者は額面通りには受け取らない。
 野党県議は「新たな支援の枠組みを模索する政治的行動だ」と推測。知事を衆院議員時代から支持する後援会関係者も「知事は来年の選挙を意識しているだろう。輪が広がればいい」と話す。

<足元で異常事態>
 3選戦略への布石とも取れる新たな試みは、知事を取り巻く政治状況の激変と無縁ではない。
 達増氏は1996年衆院選で、旧新進党から初当選。民主党県連代表だった4期目途中の2007年、知事に転身した。政治行動は常に小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)と共にしてきた。
 小沢氏は民主党政権で権勢を振るったが、党内抗争で分裂。達増氏も小沢氏に同調したが、12年衆院選で党は惨敗。生活の勢力は衆参合わせて9人に落ち込んだ。
 あるベテラン首長は「自分にとってマイナスと知りながらも、信念に基づき行動するのが達増流。多くの矢を受けているだろう。私なら耐えられない」と率直に言う。
 情勢の変化は足元にも及ぶ。県議会(定数48)は前回改選直後、県政与党だった民主党が過半数に迫る23人だったが、分裂後に生活に移ったのは9人。再編が進み一気に少数与党になった。現在は自民党会派が12人で最大勢力だ。
 秋に審議される前年度一般会計決算は、ここ2年連続で不認定。知事在任7年で不認定は4度に上る「異常事態」(自民県議)となっている。
 「政治的活動は基本的にしない。震災復興に向け、岩手の中に無用な対立を引き起こさないようにすることを真剣に考えなければならない」
 知事はことし1月、微妙な言い回しで各種選挙での応援を休止する姿勢を示した。政党色を封印するとともに、「小沢一辺倒」だったスタンスの修正を試みているようにも映る。

<自民警戒緩めず>
 その小沢氏は「知事は立候補してくれるものと県民が期待している。その時は全力で応援する」と発言。自民党県連関係者は「陰りがみえるとはいえ、小沢氏の力は岩手では強大だ」と警戒レベルはいまだに高い。
 お盆休み前、知事は盛岡市内で数十人の後援会関係者とバーベキューを楽しんだ。参加者によると、そこには小沢氏の姿もあり、師弟が談笑する場面があったという。



2014年08月31日日曜日

3211チバQ:2014/09/01(月) 23:16:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140901_31015.html
自己流 賛否渦巻く/(下)個性/達増県政 光と影 岩手県知事選まで1年

ニコニコ動画の生放送番組に出演する達増知事(右)、全国からファンが駆け付けたあまちゃんサミットのコラージュ<番組ネット配信>
 岩手県庁3階の応接室をスタジオ風に仕立て、毎月恒例の生放送番組「いわて希望チャンネル」が始まった。
 「おばんです。岩手県知事の達増拓也です。今回は県産品の新商品を紹介します」。カメラに向かって、いつもの冷静な口調で語る達増知事(50)。県が動画サイト「ニコニコ動画」で配信する番組のメーンパーソナリティーだ。
 視聴者のコメントを確認したり、カメラをセットしたりするスタッフは全て県職員。東日本大震災からの復興状況を伝え、記憶の風化を防ごうと、昨年11月にスタート。8月末で10回となった。
 ニコニコ動画で番組を放送する都道府県は全国で岩手だけ。ネットを利用する20〜30代への情報発信を狙って始めた。平均視聴者数は400人ほどという。
 「知事は震災前からニコニコ動画有料会員。システムはもちろん、どんな反応があるか、ある程度知っている」と担当職員は指摘する。
 「サブカルチャー、オタク文化に明るい知事」。県政界ですっかり定着した達増評だ。アニメや漫画、映画、ゲームへの造詣が深い。

<読者は約4万人>
 毎日のようにつぶやくのも達増流。個人のツイッターでは施策のPRや岩手の情報発信のほか、映画やアニメの話題も飛び出す。フォロワー(読者)数は3万9000近くで、知事の中では舛添要一東京都知事に次いで2番目に多い。
 一般的な知事のイメージとは違う「ニュータイプ」を感じさせる個性。違和感を覚える向きも少なくない。
 ある県議は「面と向かって意見交換をしたことがない。ツイッターもいいが、県民が聞きたいのは知事の生の声だと思う」と言う。複数の市町村長も「知事と腹を割って話す機会が本当に少ない」と嘆く。

<「もっと指示を」>
 県政運営全般を評価するとき、関係者がよく持ち出すのは前任者との比較だ。浮かび上がるスタイルの違いには、賛否が渦巻く。
 達増氏の前任は2007年に退任した増田寛也元総務相。県政界では「増田氏はトップダウン型でパフォーマンス好き」「達増氏は融和型でぼくとつ。奇をてらわない」という評が一般的だ。
 県幹部経験者は言う。「ぐいぐい指示を出す増田氏と比べ、達増氏は職員を信頼して県政を進めている。仕事がやりやすい半面、知事はもっと前に出るべきだという意見もある」
 「じぇじぇじぇ!」。8月30日、知事は盛岡市であったNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のファンが集まるサミットに参加した。流行語にもなった方言を使うと、会場は拍手で沸いた。
 生活の党代表の小沢一郎氏に師事し、政治の現場でも旗幟(きし)を鮮明にする姿勢を貫いてきた達増流。県政運営は2期目終盤に入る。



2014年09月01日月曜日

関連ページ: 岩手 政治・行政

3212チバQ:2014/09/03(水) 21:43:37
>>1885
http://www.sanspo.com/geino/news/20140903/pol14090321100004-n1.html
2014.9.3 21:10
秋田県の女性県議が「呪」「殺」の字で他会派の男性県議に批判文 秋田県の女性県議が、他会派に所属する男性県議に対し、赤い文字で「呪」や「殺」という単語を使って批判する文書を関係団体に発送していたことが3日、分かった。県議会は、文書は事実と異なる内容や個人的中傷を含み問題だとして、近く議会運営委員会で対応を協議する。

 文書を送ったのは、県議会会派「新みらい」所属で現在3期目のこだま祥子氏(59)。男性県議が所属する国政政党をかつて選挙で支援したのに、こだま氏の地元で対立候補を立てようとしていると主張し「恩を仇で返す人でなし」と批判。

 「政治のせの字もしらない若僧が、思い上がりもいいところ」としたほか、赤い文字で「人を呪わば穴二つ 人を殺さば穴二つ」「人を殺そうとするときは自分の墓穴を掘ってかかれ」などと書いていた。

 こだま氏は取材に対し「自分の長年の思いを仲間に送ったつもり。政治家として間違ったことは何もしていない」と主張。過激とも受け取れる表現を使ったことについては「政治に命を懸けていて、許さないという思いを強調するためにやった」と話した。

 この文書は、一部がこだま氏の所属会派の広報誌に同封され、8月上旬、関連団体向けに郵送などで送られた。(共同)

3213チバQ:2014/09/04(木) 22:51:16
http://www.asahi.com/articles/ASG945T8NG94UGTB00Q.html
福島県の佐藤雄平知事、次期知事選に不出馬表明
2014年9月4日20時25分
 福島県の佐藤雄平知事(66)は4日、県庁で記者会見し、10月にある知事選に立候補しない考えを正式に表明した。さらに副知事の内堀雅雄氏(50)を「施策の継続性があり、私の意志を引き継いでくれる」と評価し、後継者にふさわしいとの考えを示した。

 自民党本部は内堀氏を念頭に民主党などとの相乗りを検討しており、今回の表明を受けて調整が加速化する可能性がある。

 内堀氏は同日、記者団に「重く受け止める」と述べ、佐藤氏と直接話した後に立候補について具体的に検討する考えを示した。

 佐藤知事は立候補しない理由として、原発事故で出た汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設計画を受け入れたことを挙げながら、「苦渋の決断をして、復興に向けた大きな課題の一つに前進のめどがついた」と説明。「新たな段階を迎えた復興の取り組みは、新しいリーダーのもとで実施していくべきだ」と述べた。

 福島県ではいまも約13万人が避難しており、今度の知事選では原発事故からの復興の進め方や、原発に依存しない社会をどうつくるかが問われることになる。

 これまでに、自民党福島県連が、元日本銀行福島支店長の鉢村健氏(55)を推すことを決め、党本部に推薦願を出している。そのほかに、前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)ら3人が立候補を表明している。

 佐藤知事は、県選出の渡部恒三元衆院副議長の秘書の後、1998年から8年間、無所属と民主党で参院議員を務めた。県発注工事をめぐる談合事件で現職が辞職した2006年の出直し知事選で初当選。社民党と自民、民主両党県連、公明党県本部の相乗りで支援を受けた10年の選挙で再選を果たし、11年3月の東日本大震災と原発事故の対応にあたった。

3214チバQ:2014/09/04(木) 23:20:45
http://mainichi.jp/select/news/20140905k0000m010104000c.html
福島県知事選:佐藤氏「原発事故が起き燃焼し尽くした」
毎日新聞 2014年09月04日 22時03分

 「復興が優先」として進退の表明を先送りしてきた福島県の佐藤雄平知事(66)。知事選の告示が1カ月余り後に迫る中、周囲が再出馬を強く求めたものの、引退を決断した。

 「2期目で原発事故が起き、自分の能力、体力も含めて燃焼し尽くした」。佐藤氏は記者会見の直前、後援会との会合で退任の理由をこう伝えたという。

 後援会のメンバーは再三翻意を促したが、佐藤氏は深々と頭を下げて固辞。後援会幹部は「3期目をやる力が残っていなかったのだろう」と、東日本大震災の対応に追われた佐藤氏の心労をおもんぱかった。

 震災後の対応では、国と市町村との調整不足や、コメの安全宣言後に汚染米が見つかったことなどが批判も受けた。佐藤氏は記者会見で「リーダーシップがないとの批判は承知しているが、全身全霊やってきた」とし、「不安解消のため18歳以下の医療費無料化やコメの全袋検査などに取り組み、復興ののろしが見えてきた」と成果を強調した。

 2期8年間の実績を振り返った際には表情をほころばせた佐藤氏。引退の理由の一つとして、前知事の汚職事件に伴う出直し選挙に初当選した時から信条としてきた、格言「権不十年」(権力が長期になれば不正を招く)を挙げた。【深津誠】

3218チバQ:2014/09/05(金) 22:47:20
http://www.minpo.jp/news/detail/2014090517875

内堀副知事推す声 民主県連など候補者選定急ぐ




 現職佐藤氏の退任表明で、過去2回にわたり佐藤氏を支援してきた民主、社民両党県連、連合福島は早急な候補者選定を迫られる。
 関係者によると、4日に福島市で開かれた連合後援会で、佐藤氏は自身の意思を託す人物として副知事の内堀雅雄氏の名を挙げたもようだ。
 民主党県連内でも復興政策の継続性や政府とのパイプがある内堀氏に期待する声がある。内堀氏は4日、記者団の取材に応じたが、佐藤氏からの後継指名、政党からの立候補打診の有無について「具体的な話はない」と述べるにとどめた。双葉郡内の複数の首長からも内堀氏を推す声が上がっている。
 一方、同県連では佐藤氏の退任に伴い、知事選と同じ全県選挙区で2回の当選実績がある参院議員の増子輝彦氏が立候補を検討するのではないか−との見方も出ている。
 同県連は5日に県議団会議、6日に常任幹事会を開き、対応を協議する方針だ。
 佐藤氏支援で民主党県連などと四者協議会を構成してきた社民党県連、連合福島は枠組みの維持を前提に候補者選定を進める考えで、民主党県連の動向を注視している。

( 2014/09/05 10:02 カテゴリー:主要 )

3219チバQ:2014/09/05(金) 23:47:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140905/stt14090523040004-n1.htm
福島県知事選 自民県連が重ねて推薦要請 党本部、回答保留 鉢村氏は事務所開き延期

2014.9.5 23:04


 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)で、自民党県連会長の岩城光英参院議員は5日、茂木敏充選対委員長と党本部で会談し、県連が擁立を決めた元日銀福島支店長、鉢村健氏(55)の推薦を重ねて要請した。これに対し、茂木氏は「幅広く支援をいただけるような枠組みを作れるよう努力してほしい」と回答を保留した。

 県連は5日、福島市内で6日に予定していた鉢村氏の事務所開きを延期。岩城氏は記者団に「幅広い支持を得るためには、無理して事務所開きをやらないで、少し延ばすべきだとの話が(党本部から)あった」と説明。鉢村氏の擁立取りやめは「全く考えていない」と否定した。

 県知事選では引退表明した佐藤雄平知事の後継候補として総務省出身の内堀雅雄副知事(50)が有力視されている。党本部も内堀氏を念頭に与野党相乗りを模索しており、県連との溝が鮮明になっている。

3220チバQ:2014/09/07(日) 19:48:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140907ddn002010028000c.html
選挙:福島県知事選 内堀副知事擁立へ−−民主県連
毎日新聞 2014年09月07日 大阪朝刊

 福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)を巡り、民主党県連は6日の常任幹事会で内堀雅雄・副知事(50)を擁立する方針を決めた。今後、佐藤雄平知事(66)を共に支援してきた社民党県連、連合福島などとつくる「4者協」に諮り、合意が得られれば4者協として出馬要請する。民主党県連代表の増子輝彦参院議員が出馬する可能性も取りざたされていたが、一本化される見通しになった。

 佐藤知事が後継候補について「県政は継続性が大事。意志を継いで、復興を着実に進め、県内を熟知した人」と述べたことから、民主党県連は内堀副知事を最適任者とすることで一致した。

 自民党県連は、元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)の推薦を求めているが、自民党本部は野党との相乗りを模索して保留している。【小林洋子】

3221アーバン:2014/09/08(月) 00:00:23
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140907234857.asp
齊藤氏34票差で初当選/県議補選

県議補選北郡区
(定数1)
 
有権者数 23,994
投票者数 12,871
有効投票数 12,687
無効投票数 184
投 票 率 53.64 %

当 4,589 齊藤直飛人 39 自新
  4,555 相川順子 57 無新
  3,543 松森俊逸 58 無元

 県議選北郡区(定数1)補欠選挙は7日、投開票が行われ、前板柳町議で元大相撲関脇・追風海の齊藤直飛人氏(39)=自民党公認=が4589票を獲得し、前全国高校PTA連合会会長で鶴田町の主婦相川順子氏(57)、板柳町の元県議松森俊逸氏(58)を破り初当選を果たした。相川氏とは34票差の大接戦だった。投票率は選挙戦となった2007年(50.42%)を3.22ポイント上回る53.64%だった。

3222チバQ:2014/09/08(月) 21:30:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140907/plc14090722330009-n1.htm
福島県知事選で揺れる自民 相乗り目指す党本部vs県連は独自候補
2014.9.7 22:33 (1/2ページ)

 自民党が福島県知事選(10月26日投開票)の対応で揺れている。党本部は確実な勝利を期すため民主党県連が擁立を目指す現副知事の相乗りを模索、これに対し自民党県連はすでに独自候補の擁立を決め、党本部に推薦を求めているのだ。(豊田真由美)

 「広く県民の支持を得られる枠組みが作れるよう、汗をかいてほしい」

 茂木敏充選対委員長は5日、党本部で福島県連会長の岩城光英参院議員と会談し、県連が擁立する元日本銀行福島支店長、鉢村健氏(55)の推薦要請に対しこう述べ、保留した。

 県連は、民主党出身の佐藤雄平知事の県政運営の流れを断とうと、今年早々から独自候補の擁立を目指してきた。

 党本部が相乗りにこだわるのは、「絶対負けられない戦い」(党幹部)になるためだ。

 知事選で国の原子力政策が争点になるのは避けられないとみている。県民が東京電力福島第1原発事故により今も生活に苦しんでいることから、「自民対民主」になれば政権を担う自民側の苦戦が予想され、敗れれば原発再稼働にも影響を与えかねない。

 また、7月の滋賀県知事選で党推薦候補が元民主党衆院議員に敗北。11月16日投開票の沖縄県知事選でも党が推薦する現職の仲井真弘多知事の苦戦が伝えられている。今年注目される3県の知事選で自民党が「全敗」となれば、安倍晋三首相の政権運営にも響きかねないとの危機感がある。

 7月末、当時の石破茂幹事長は幹事長経験者に「なるべくなら福島は戦わない図式として、党の全精力を沖縄に注ぎたい」と強調していた。

 党本部が念頭に置くのは、佐藤氏が事実上後継指名した内堀雅雄副知事(50)だ。内堀氏は、福島第1原発事故による除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の受け入れに関与している。自民党は前回知事選で佐藤氏を支援した経緯もあり、内堀陣営には加わりやすいとみている。

 民主党福島県連は6日の常任幹事会で、内堀氏が出馬した場合、支援する方針を決めた。県連代表の増子輝彦参院議員は出馬断念を表明し、与野党相乗りの環境は整った。

 それでも県連は、鉢村氏が立候補のために日銀を退職したため、後には引けない。石破氏ら前執行部が候補者の事前調整を放置してきたとの不信もくすぶっている。

3223チバQ:2014/09/08(月) 21:42:43
>>3221
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140908ddlk02010133000c.html
選挙:県議補選・北津軽郡区 斉藤氏初当選 地域活性化訴え /青森
毎日新聞 2014年09月08日 地方版

 県議の失職に伴う県議会北津軽郡選挙区(定数1、板柳町・鶴田町)の補欠選挙が7日に投開票され、元大相撲関脇・追風海で前板柳町議の斉藤直飛人氏(39)=自民公認=が、元県議の松森俊逸氏(58)と、前全国高校PTA連合会長の相川順子氏(57)を破って初当選した。当日有権者数は2万3994人。うち板柳町1万2405人(男5613人、女6792人)、鶴田町1万1589人(男5379人、女6210人)。投票率は53・64%だった。

 補選は相川氏の夫の相川正光鶴田町長が、町長選出馬によって県議を失職したため行われた。

 斉藤氏は自民県連の公認を獲得して組織戦を展開し、2020年の東京五輪に向けて「団体競技の合宿を誘致して地域を活性化する」などの訴えを続けて浸透した。

 板柳町収入役なども務めた松森氏は、農家所得の向上を強調したが及ばなかった。相川氏も女性視点の県政実現を訴えたが、県議を失職したばかりの夫や鶴田町議らとの調整が不足したままの出馬で、選挙態勢が整わなかった。【宮城裕也】

==============

 ◇県議北津軽郡区補選開票結果(定数1)
当 4589 斉藤直飛人 39 自新

  4555 相川順子 57 無新

  3543 松森俊逸 58 無元

=選管最終発表

==============

 ◇県議北津軽郡区補選当選者(定数1)
斉藤直飛人 39 自新(1)

 [元]板柳町議[歴]力士▽党板柳支部青年局長▽日大

3224チバQ:2014/09/08(月) 21:43:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140908ddlk07010026000c.html
’14知事選:ふくしまスクラム、前二本松市長の立候補要請断念 /福島
毎日新聞 2014年09月08日 地方版

 全国の即時原発ゼロを訴える政治団体「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」は5日、記者会見し、積極的な回答をもらえなかったとして前二本松市長の三保恵一氏(65)への知事選立候補要請を取り下げたと発表した。今後は各立候補予定者の政策や主張を吟味し、政策の要望を行うか、新たな擁立者を選ぶかなどについて考慮する。

 同団体は8月13日、三保氏に立候補を要請していた。【横田香奈】

3225チバQ:2014/09/08(月) 21:53:26

http://www.mutusinpou.co.jp/news/2014/09/32972.html
齊藤氏34票差で初当選/県議北郡区補選

 県議の失職に伴う北郡区(定数1)補欠選挙は7日、投開票が行われ、前板柳町議で大相撲元関脇追風海の新人齊藤直飛人氏(39)=自民党公認=が、鶴田町の前全国高校PTA連合会会長で新人の相川順子氏(57)=無所属=、板柳町の元東郡区選出県議の松森俊逸氏(58)=同=を破り初当選した。投票率は53・64%で、統一地方選で行われた2007年の県議選(11年は無投票)を3・22ポイント上回った。
板柳町からの県議は1971年から3期務めた木村章一氏以来31年ぶりで、2007年に北郡区の区割りが現行となってから初。
 齊藤氏は舘岡一郎板柳町長と同町議全11人の支援を受け、スポーツを通じた地域活性化などを訴え、同町で多くの票を集めるとともに、党の組織力を背景に鶴田町でも一定の支持を獲得。34票差で相川氏を振り切った。初当選の喜びに沸く板柳町内の事務所で、齊藤氏は「1票の重みをひしひしと感じる。きょうは喜びに浸り、使命感と責任感を持って行動したい」と目を潤ませて語った。
【写真説明】 万歳三唱し、当選の喜びをかみしめる齊藤氏=7日午後10時35分ごろ、板柳町辻字松元の事務所

3226チバQ:2014/09/08(月) 21:57:14
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20140904-OYTNT50604.html
[佐藤知事 不出馬] 復興に影響 不安の声も
2014年09月05日
 「俺たちのことを見捨てて逃げんのか」。4日の記者会見に先立って福島市で開かれた後援会会合で、佐藤知事が不出馬を切り出すと、幹部の一人が詰め寄った。

 佐藤知事は居並ぶ15人の出席者を前に、「自分が持っている能力、体力も含めて燃焼し尽くした」と、言葉を絞り出すように理解を求めた。

 出席者の発言はすべて、3選出馬を促すものだった。「おめえ、まじめすぎて一人で抱え込んでしまうからだ」と心情を慮る発言もあったが、佐藤知事の意向は最後まで変わらなかった。

 佐藤知事は、出馬を要請していた民主党県連など4者協議会の幹部にも意向を伝えた。連合福島の今泉裕会長は「残念だが、受け入れるしかない」と肩を落とした。

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故という難局に対峙(たいじ)してきた佐藤知事。記者会見で今期限りの引退を表明したこの日、各界からねぎらいの声が相次いだ。

 「過去に例を見ない重大事の中、日夜身を粉にして復旧・復興の道筋を切り開いたことに感謝する」(渡辺博美・県商工会議所連合会長)

 「復興に全力で取り組まれたことに深く敬意と感謝を表したい」(中間貯蔵施設の候補地がある双葉町の伊沢史朗町長)

 菅官房長官も4日の記者会見で、「非常に強い責任感で(原発)事故の対応に取り組んでいた」と語った。

 一方、県政最大の課題である復興や原発事故対応は、国との調整が鍵を握る。国とパイプを築いてきた佐藤知事の勇退で、復興と事故対応の進展に影響が出るのではないかという不安の声も上がる。「県の現状をよく知る知事が引退することで、復興に少なからぬ憂慮もある」(冨塚宥●田村市長)という首長が目立ち、被災者も「知事が交代して復興が遅れては困る」と話す。

 二つの課題を担当する復興相と環境相は、3日の内閣改造で交代したばかり。

 竹下復興相は就任翌日の4日、早速県庁を訪れ、議員秘書仲間だった佐藤氏と親しげに会談した。竹下氏は記者団に、「佐藤知事とは極めて親しい間柄だが、正直言って、ほかの人たちはまだ知らない」と述べた

 ただ、震災対応の陣頭指揮を執った佐藤知事に対し、厳しい視線を向ける人も少なくない。

 富岡町から本宮市に避難している農業佐々木賢一郎さん(74)は「何かと態度をはっきりせず、物事を決めるのも遅かった。リーダーシップに欠けていた」と語った。早々と独自候補擁立を打ち出した自民党県連は、「誰が相手でも淡々と準備を進めるだけだ」(幹部)と冷ややかだ。

 佐藤知事は4日の記者会見で、様々な批判が向けられたことに対し、「十分承知しているが、精いっぱい、全身全霊を尽くしてやってきた」と反論した。

 2か月後に誕生する新知事。佐藤知事から引き継ぐべき課題は多く、寄せられる期待はあまりにも大きい。

●は日へんに景

3227チバQ:2014/09/08(月) 21:57:50
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20140905-OYTNT50131.html
[佐藤知事 不出馬]表明の朝 後援者に電話
2014年09月06日
民主党県連などから出馬要請を受ける佐藤知事(右)(8月29日、県庁で)=岩波友紀撮影 4日夕、「熟慮に熟慮を重ね、今期で身を引く」と語った佐藤知事。出馬か不出馬かで揺れ動いた末の決断を、長年の後援者に伝えたのは、記者会見で表明する9時間前だった。

 この日の朝、二本松市の安田寿男・連合後援会長(82)宅で、居間のテーブルに置かれた携帯電話が鳴った。手にとって立ち上がり、耳にあてる。「2期8年で燃焼し尽くしました。期待に応えられません」。佐藤知事の決意を込めた話しぶりに、安田会長は3選出馬を願って続けた説得が実らなかったことをさとった。1分余りで終わった通話の後、目を潤ませながら「出ねえか。時期が時期だけに、最終判断だろう」とつぶやいた。

     ◇

 東京電力福島第一原発事故の影響で、今も約13万人が県内外で避難生活を送る本県。除染や復興の遅れへの県民の不満は根強く、昨年には、郡山、いわき、福島の主要3市の市長選などで現職が相次いで落選した。佐藤知事は県の事故対応の先頭に立ったが、批判的な県民も少なくなく、今年に入っても逆風を受けかねない情勢が続いていた。

 こうした中、佐藤知事は秘書として仕えた渡部恒三・元衆院副議長に「心身ともに疲れた」と漏らすなど、「不出馬」に傾く姿を見せていた。8月下旬、知事公舎を訪ねた渡部氏が「期待されてありがたいんだから、命をかけてやるべきだ」と出馬を促しても、首を縦に振らなかった。

 一方で、出馬に前向きと受け止められる言動も続いていた。

 佐藤知事は同月29日、民主党県連など4者協議会から出馬要請された際、「皆さんの気持ちはよく分かります。継続性は大事だと、よく承知している」と発言。今月2日深夜、ひそかに知事公舎を訪れた安田連合後援会長から、翌日未明まで熱心に口説かれた直後には、周辺に「やっぱり俺がやるしかないか」と語ったという。

     ◇

 退任を表明した4日夕の記者会見で、佐藤知事は決断の理由の一つとして、就任時にも語った「権不十年(けんぷじゅうねん)」の政治信条を挙げた。おごりや腐敗を防ぐために、権力者は10年ほどで地位を去るべきとの考え方だ。また、除染を進めるのに不可欠とされる中間貯蔵施設の建設受け入れを政府に伝え、計画を前に進めたことも理由とした。

 ただ、佐藤知事に近い関係者の中には、それだけが理由だと受け止める人はほとんどいない。周辺が口をそろえて指摘するのは、東日本大震災や原発事故後の激務で疲弊したことによる、体力や気力の衰えだ。叔父として佐藤知事を見守り続けた渡部氏は推し量る。「あの災害で心身ともにくたびれ果ててしまった。『3・11』がなかったら、3期やっていただろう」

2014年09月06日 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3228チバQ:2014/09/08(月) 21:58:27
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20140905-OYTNT50131.html
[佐藤知事 不出馬]表明の朝 後援者に電話
2014年09月06日
民主党県連などから出馬要請を受ける佐藤知事(右)(8月29日、県庁で)=岩波友紀撮影 4日夕、「熟慮に熟慮を重ね、今期で身を引く」と語った佐藤知事。出馬か不出馬かで揺れ動いた末の決断を、長年の後援者に伝えたのは、記者会見で表明する9時間前だった。

 この日の朝、二本松市の安田寿男・連合後援会長(82)宅で、居間のテーブルに置かれた携帯電話が鳴った。手にとって立ち上がり、耳にあてる。「2期8年で燃焼し尽くしました。期待に応えられません」。佐藤知事の決意を込めた話しぶりに、安田会長は3選出馬を願って続けた説得が実らなかったことをさとった。1分余りで終わった通話の後、目を潤ませながら「出ねえか。時期が時期だけに、最終判断だろう」とつぶやいた。

     ◇

 東京電力福島第一原発事故の影響で、今も約13万人が県内外で避難生活を送る本県。除染や復興の遅れへの県民の不満は根強く、昨年には、郡山、いわき、福島の主要3市の市長選などで現職が相次いで落選した。佐藤知事は県の事故対応の先頭に立ったが、批判的な県民も少なくなく、今年に入っても逆風を受けかねない情勢が続いていた。

 こうした中、佐藤知事は秘書として仕えた渡部恒三・元衆院副議長に「心身ともに疲れた」と漏らすなど、「不出馬」に傾く姿を見せていた。8月下旬、知事公舎を訪ねた渡部氏が「期待されてありがたいんだから、命をかけてやるべきだ」と出馬を促しても、首を縦に振らなかった。

 一方で、出馬に前向きと受け止められる言動も続いていた。

 佐藤知事は同月29日、民主党県連など4者協議会から出馬要請された際、「皆さんの気持ちはよく分かります。継続性は大事だと、よく承知している」と発言。今月2日深夜、ひそかに知事公舎を訪れた安田連合後援会長から、翌日未明まで熱心に口説かれた直後には、周辺に「やっぱり俺がやるしかないか」と語ったという。

     ◇

 退任を表明した4日夕の記者会見で、佐藤知事は決断の理由の一つとして、就任時にも語った「権不十年(けんぷじゅうねん)」の政治信条を挙げた。おごりや腐敗を防ぐために、権力者は10年ほどで地位を去るべきとの考え方だ。また、除染を進めるのに不可欠とされる中間貯蔵施設の建設受け入れを政府に伝え、計画を前に進めたことも理由とした。

 ただ、佐藤知事に近い関係者の中には、それだけが理由だと受け止める人はほとんどいない。周辺が口をそろえて指摘するのは、東日本大震災や原発事故後の激務で疲弊したことによる、体力や気力の衰えだ。叔父として佐藤知事を見守り続けた渡部氏は推し量る。「あの災害で心身ともにくたびれ果ててしまった。『3・11』がなかったら、3期やっていただろう」

3229チバQ:2014/09/09(火) 20:50:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140909ddlk03010191000c.html
選挙:知事選 知事、3選出馬明言を避ける /岩手
毎日新聞 2014年09月09日 地方版

 来秋に予定される知事選について、達増拓也知事は8日の定例記者会見で3選出馬の意向を問われ、「今やることを揺るがずにやりたい。将来的な身の振り方を考えている場合でない」と明言を避け、東日本大震災からの復興を優先させる姿勢を強調した。

 達増知事は「(自身の人口減少対策などを)そうじゃないんだという人は早めに世に問うた方がいい」と“余裕”の表情。「3期目も復興を進めてほしいという声は去年より今年の方が多い」とも述べた。

 また、知事選は復興の在り方について県民が議論する場になるべきだと指摘した。【浅野孝仁】

3230チバQ:2014/09/09(火) 20:51:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140909ddlk07010211000c.html
再生の針路:’14知事選 告示まで1カ月 県町村会も出馬要請へ 内堀氏「重く受け止めたい」 /福島
毎日新聞 2014年09月09日 地方版

 任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)は9日、告示まで1カ月となった。現職の佐藤雄平知事が不出馬を表明し、民主党県連が6日に内堀雅雄副知事(50)を推すことで一致したり、8日には県町村会が出馬要請する方針を決めたりするなど、内堀氏の擁立に向けた動きが加速している。一方、内堀氏を推す声は自民党本部内にもあり、同党県連から要請があった元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)の推薦を保留中。県連は9日にも改めて党本部に要請するが、承諾を得られるかは分からない状況になっている。【岡田英、小林洋子】

 県内の全町村でつくる「県町村会」(会長=大塚節雄・湯川村長)は8日、福島市内で役員会を開き、「震災対応を進める上で、これまでの経過を熟知した人が適任」として、内堀氏への出馬要請を決定。集まった10人の町村長の一部からは「内堀氏が出馬を表明してから推薦する形もある」と慎重意見も出たが、「告示まで約1カ月と時間がない」と踏み込み、近く出馬要請する。

 これとは別に、加納武夫・石川町長も8日、県庁を訪問。加納町長は面会後、報道陣に「個人的に適任と思う。しっかりやってほしい」と述べ、内堀氏に「ラブコール」を送った。双葉郡の8町村でつくる双葉地方町村会も5日に内堀氏に出馬要請している。

 民主党県連は6日の常任幹事会で、内堀氏を「候補者として最適任」と推すことで一致。社民党県連、連合福島、県議有志とでつくる「4者協議会」での支援を模索している。8日にも福島市内で、4者協の関係者が集まり対応を協議したが、連合福島が執行委員会を開く11日まで結論は持ち越しとなった。

 こうした動きに対し、内堀氏は8日、報道陣に「重く、真剣に受け止めたい」と述べたものの、出馬の是非は「熟慮を深めている」と述べるにとどめた。

 一方、鉢村氏の擁立を決めた自民党県連の執行部は「もう鉢村氏で決めたので引けない」と漏らす。「幅広く県民の支援を得られる枠組みを作るよう努力してほしい」(茂木敏充選対委員長)という党本部の要求に対し、県連は「鉢村氏を支持すると言ってくれている団体が多くあることを示す」(県連幹部)ことで理解を求める方針だが、党本部は民主党と相乗りできる候補者の擁立を目指しており、溝が埋まるかは不明だ。

 このほか、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)ら3人が立候補を表明している。

3231チバQ:2014/09/09(火) 21:08:29
http://www.minpo.jp/news/detail/2014090917945
知事選告示まで1カ月 政党間駆け引き続く 県町村会、内堀氏に出馬要請へ
 任期満了に伴う知事選は10月9日の告示まで1カ月となった。これまでに新人4人が立候補を表明した。しかし、今期限りの退任を表明した佐藤雄平知事(66)の後継に浮上した副知事の内堀雅雄氏(50)の擁立をめぐり、政党間の駆け引きが続き、戦いの構図は依然として定まらない。各党は告示に向け、水面下の調整を加速させている。県町村会は8日、内堀氏に立候補を要請することを決めた。投票日は10月26日。
 内堀氏をめぐっては、民主党県連が6日に支援方針を決めた。これを受け、佐藤知事をともに推す予定だった社民党県連、県議有志、連合福島の四者による会合を8日、福島市で開いた。
 非公開の会合後、記者会見した今泉裕連合福島会長によると、民主を除く三者から、知事後継の適任者として内堀氏以外の名前は挙がらなかったという。三者は各組織内で内堀氏への対応を協議し、民主を含めた四者で再度、会合を開く予定だ。内堀氏で合意すれば、立候補要請などを検討する。
 ただ、民主党県連内外には依然として増子輝彦県連代表(参院本県選挙区)に立候補を促す動きがある。
 自民党県連は元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)=福島市=の擁立を決めたが、推薦について、党本部と調整が進んでいない。党本部が重要地方選に位置付ける本県知事選での必勝を期すため、他党との候補者相乗りを視野に入れているためだ。党本部は内堀氏による他党との連携も模索する。
 岩城光英県連会長(参院本県選挙区)は9日、党本部で茂木敏充選対委員長と会談し、鉢村氏推薦をあらためて要請する。しかし、鉢村氏で他党と共闘する態勢は今のところ実現しておらず、推薦を得られるかは不透明だ。
 県連内には、党本部の相乗り方針に理解を示し、内堀氏を推す声が出ている。
 公明党県本部は中央で連立政権を組む自民党本部の動向を注視する構え。
 共産党県委員会、日本維新の会県総支部は、他党との連携を探りながら、独自候補の擁立も検討している。
 一方、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)=福島市=は「政策を進める上で政党色は邪魔になる」との考えから政党の支援を受けていない。
 知事選には、鉢村氏と熊坂氏をはじめ、自営業の五十嵐義隆氏(36)=いわき市=、医師の吉田孝司氏(36)=郡山市=が立候補を表明している。

3232チバQ:2014/09/09(火) 21:08:50
■「この3年半を熟知している」 県町村会長

 県町村会長の大塚節雄湯川村長は8日、福島市で開いた緊急役員会の後、記者団に対し、早ければ9日にも内堀氏に立候補を要請することを明かした。
 大塚会長は、要請する理由について、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に対応してきた内堀氏の手腕を評価した上で「この3年半を熟知し、今後も(施策を)継続できる」と説明した。
 県町村会が立候補を要請するのは極めて異例。


■決断の時迫る ドキュメント知事選

 自民党県連が擁立を決定している鉢村氏の推薦をめぐり、党本部との協議を翌日に控えた8日。福島市の県連会館では、県内各支部や党所属国会議員の事務所などに宛てた鉢村氏の名刺や推薦願の発送作業に追われた。県連幹部は「党本部の推薦がなくても戦う覚悟はできている」と言葉に力を込めた。
 同日、支持団体へのあいさつ回りに奔走した県連執行部の一人は「県連として擁立を機関決定した鉢村氏に党本部の推薦が出れば、支持はさらに広がるはずだ」と期待する。
 しかし、党本部の推薦が得られるとは限らない。党本部の河村建夫前選対委員長は4日のテレビ番組で「全党的な立場から知事をつくるのが大事だ。差し替えもあり得る」と発言した。県連はこの一言に反発し結束を強めたとの見方がある。県連の杉山純一幹事長は「鉢村氏を推す考えは揺るがない」と胸を張った。
 一方、自民党本部が、相乗り候補として視線を送る副知事の内堀雅雄氏を推す動きも続く。内堀氏への立候補要請を議題に8日夕、福島市で開かれた県町村会の緊急役員会。全会一致で立候補要請を決めた。ただ、一部の出席者からは「本人が立候補を表明してから推薦という形を取るべき。立候補要請は拙速だ」などと慎重論が出たという。
 8日夜、県庁で記者会見した内堀氏は、同日午後に佐藤知事と2時間余り意見交換したと明らかにした。「(立候補について)熟慮する上でさまざまな提言、助言をいただいた」と語り、首長らからの立候補に関する期待の声については「そういった大切なものが一層ずつ積み重なって自分の思いを深めている段階」と述べた。
 決断の時は迫っている。


( 2014/09/09 08:41 カテゴリー:主要 , 福島県知事選 )

3233チバQ:2014/09/09(火) 22:05:49
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090901002076.html
福島知事選、自民は内堀氏支援へ 県連と分裂の可能性


 福島県連の岩城光英会長らと面会後、記者の質問に答える自民党の茂木敏充選対委員長=9日午後、東京・永田町の党本部
 自民党は任期満了に伴う福島県知事選(10月26日投開票)で、内堀雅雄副知事(50)を支援する方向で調整に入った。内堀氏は出馬の意思を明言していないが民主党で擁立を求める声が膨らんでおり、自民党本部は相乗りによる敗北回避を優先すべきだとの判断に傾いた。党関係者が9日明らかにした。福島県連は元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)の擁立を決定済みで、自民党内の分裂選挙となる可能性がある。

 茂木敏充選対委員長は同日、福島県連の岩城光英会長や杉山純一幹事長と党本部で会談。鉢村氏の推薦を求める県連に、再び回答を保留した。

3234チバQ:2014/09/09(火) 22:06:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2014090900857
自民、内堀氏に相乗りへ=原発争点化を回避−福島知事選
 自民党は9日、任期満了に伴う10月26日投開票の福島県知事選で、同県の内堀雅雄副知事を支援する方針を固めた。内堀氏は近く出馬表明する見通しで、民主党福島県連が既に支援を決めており、自民党は相乗りする形になる。同党の茂木敏充選対委員長は10日に党県連幹部と会い、党本部の方針を伝えることにしている。
 福島県知事選をめぐっては、自民党県連が8月に元日銀福島支店長の鉢村健氏の擁立を決め、党本部に推薦を申請した。しかし、安倍政権は東京電力福島第1原発事故に見舞われた同県知事選で原発政策が争点化し、7月の滋賀県知事選に続いて連敗することは避けたい考えで、民主党出身で現職の佐藤雄平知事から事実上の後継指名を受けた内堀氏の支援に回る方向で調整していた。 
 内堀氏は政党からの推薦を受けない考えを示していることから、自民党は同氏の意向を尊重して支援の形を取る方向だ。
 茂木氏は9日、福島県連会長の岩城光英参院議員らと党本部で会い、「早急に党本部の結論を出して県連に伝える」と表明。鉢村氏の推薦には応じない考えも示した。関係者によると、内堀氏は12日にも出馬を表明する見込みで、自民党としては、それまでに鉢村氏が自ら立候補を辞退する形で軟着陸を図る考えだ。
 茂木氏と県連幹部の会談に先立ち、安倍晋三首相(党総裁)は官邸で谷垣禎一幹事長と茂木氏から調整状況について報告を受けた。内堀氏支援は「首相の意向」(自民党選対筋)とされ、この場で党の対応を確認したとみられる。(2014/09/09-20:44)2014/09/09-20:44

3235名無しさん:2014/09/11(木) 01:11:50
自民県連、鉢村氏支援せず=福島知事選で分裂回避

 自民党の谷垣禎一幹事長は10日、同党福島県連の岩城光英会長ら幹部と党本部で会談し、
10月26日投開票の福島県知事選で県連が擁立を決めた鉢村健元日銀福島支店長(55)を支援しない方針を伝えた。
県連側もこれを受け入れ、鉢村氏の推薦要請を取り下げる考えを示した。
 自民党本部は、民主党県連が支援する内堀雅雄同県副知事(50)を相乗りの形で支援する方針。
内堀氏は12日にも出馬表明する。自民党県連が鉢村氏擁立を断念したことで、
党本部と県連が異なる候補を推す分裂選挙は回避された。 
 谷垣氏は会談で「鉢村氏では大きな県民の支援を得る枠組みをつくるのは極めて厳しい」と指摘。
県連側は「苦渋の決断だが、福島の復興を最優先する観点から了承したい」と応じた。
茂木敏充選対委員長が近く鉢村氏と会い、出馬を取りやめるよう求めるとともに、今後の同氏の処遇についても話し合う見通し。
 安倍晋三首相は10日夜、首相公邸で谷垣、茂木両氏から報告を受け、
「私も福島県知事選は大事だと思っている。県連とよく連携してやってほしい」と指示した。
 福島県知事選をめぐる自民党の対応について、菅義偉官房長官は同日の記者会見で
「原発で大変な問題を抱えているので、政争をするような状況にはない」と述べ、
東京電力福島第1原発事故の処理に国と県が一体で取り組むため、民主党との相乗りもやむを得ないとの認識を示した。
 一方、岩城氏は「私自身がこの責任を全うした後、きちんとけじめを付けたい」と記者団に表明。
知事選に向けた党内手続きが一段落した後、混乱の責任を取る考えを示した。
 知事選にはこれまでに、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)らが出馬を表明している。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014091000659

3236とはずがたり:2014/09/11(木) 11:34:02
梯子外されちゃった鉢村氏可哀想だなぁ。。
福島県選出の参院議員候補の座とかと引き換えに立候補とりやめもあるかなぁ。。

3237dsp-122:2014/09/11(木) 11:56:28
>>3236
岩城氏は再来年改選、しかし3期当選とはいえ64歳、まだ引退する年齢ではない。
後援会も福島に縁もゆかりもない鉢村氏では収まらないのでは。

3238旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/09/11(木) 17:39:55
福島知事選への出馬取りやめ=鉢村氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2014091100722
 元日銀福島支店長の鉢村健氏は11日、記者会見し、福島県知事選(10月26日投開票)への出馬取りやめを表明した。 (2014/09/11-17:20)

3239チバQ:2014/09/12(金) 01:08:31
http://www.minyu-net.com/news/news/0911/news15.html
内堀氏が出馬表明、鉢村氏は断念 知事選

 任期満了に伴い10月9日告示、同26日投開票の知事選で、副知事の内堀雅雄氏(50)は11日、福島市で記者会見し「できるだけ多くの人の支援を受けながら選挙戦を戦っていく」と述べ、立候補を表明した。政党の推薦は受けない方針。これに先立ち内堀氏は同日午後、副知事を辞任した。
 一方、自民党県連が擁立を断念した元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)は11日、福島市で会見し「立候補を断念する」と表明した。
(2014年9月11日 福島民友ニュース)

3240チバQ:2014/09/12(金) 01:12:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140911ddm005010179000c.html
選挙:福島県知事選 自民党本部、相乗り「争点隠し」 復興・原発、影響避け
毎日新聞 2014年09月11日 東京朝刊

 自民党執行部は10日、福島県知事選(10月26日投開票)で、独自候補の擁立より、勝利を優先する「与野党相乗り」の道を選択した。前回の県知事選は2010年に行われており、東京電力福島第1原発事故を巡る県政運営が選挙で問われるのは初めて。選挙結果は被災地復興のあり方や原発再稼働にも影響しかねず、与野党対決を避けた手法は「争点隠し」との批判を招きそうだ。

 「福島は私も大事に思っている。県連と緊密に連携しながらやってほしい」。安倍晋三首相は10日夜、首相公邸で自民党の谷垣禎一幹事長、茂木敏充選対委員長と面会し、与野党相乗りに向け、党福島県連と引き続き調整を進めるよう指示した。菅義偉官房長官も同日の記者会見で、県知事選について「原発で大変な問題を抱え、政争をするような状況ではない」と強調した。

 自民党は自治体選挙で、県連など地元が上申した候補予定者を尊重するのが通例だ。しかし、安倍政権は7月の滋賀県知事選に続き、福島県知事選での連敗を避けようと模索。自民党幹部も「政権与党の立場をかなぐり捨ててでも、勝てる候補に乗るべきだ」と危機感を強めていた。

 ただ、福島県連は現職の佐藤雄平知事の県政運営に反発し、今年3月に独自候補の擁立を明言。当時の石破茂幹事長らは首相官邸と県連の「板挟み」になって調整した。告示まで1カ月を切る中、3日に就任したばかりの谷垣氏ら新役員は「小田原評定をいつまでも続けられない」(党幹部)と官邸の意向に沿って強権を発動した。

 民主党参院議員だった佐藤知事の後継と目される内堀雅雄副知事には民主、社民両党が支援を検討。福島第1原発がある同県双葉郡の町村会が出馬を要請し、自民党執行部は内堀氏を「本命」とみている。今後、相乗りの手続きを進めるが、元日銀福島支店長の鉢村健氏の支援へ走り出していた県連内が混乱する可能性もある。

 安倍政権は昨年末、被災住民の「全員帰還」を転換する復興加速化方針を決めたほか、中間貯蔵施設の建設を県が「苦渋の決断」(佐藤知事)で受け入れたばかり。震災後の福島県政は国策にも直結しており、有権者の選択を狭める政府・与党の「抱きつき戦術」には異論も出そうだ。【水脇友輔】

3241チバQ:2014/09/12(金) 01:13:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140911ddlk07010249000c.html
再生の針路:’14知事選 内堀氏、きょうにも出馬表明へ 自民県連分裂避け、岩城会長「苦渋の決断」 /福島
毎日新聞 2014年09月11日 地方版

 知事選(10月9日告示、26日投開票)で、元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)への推薦を10日、急きょ断念した自民党県連。党本部の強い意向により、今年3月に現職の佐藤雄平知事の目の前で掲げた「独自候補」の旗を降ろし、党本部との分裂選挙を避ける選択をした。これにより、佐藤知事の後継と目される内堀雅雄副知事(50)に自民、民主が相乗り支援する流れが強まり、内堀氏は11日にも出馬表明する。【小林洋子、岡田英】

 岩城光英会長や杉山純一幹事長らは10日夕、自民党本部で茂木敏充選対委員長と会談。「鉢村氏で大きな県民の支援を得る枠組みを作るのは極めて厳しい状況。推薦は困難だ」と厳しい判断を突きつけられたといい、岩城会長は会談後、報道陣に険しい表情で「本当に残念だが、苦渋の決断をした」と語り、推薦断念を受け入れざるを得なかった。

 県連は今年3月、現職の佐藤知事の目前で独自候補の擁立を表明。8月には鉢村氏への推薦を決定し、ポスター作りやあいさつ回りなどを進めていた。だが、佐藤知事の不出馬表明直後、党本部は事務所開きを延期するよう求めた。

 「与野党相乗り」で負けを回避したい党本部に対し、県連は当初、390近くの友好団体などから支援・支持を取り付けられる余地があると示すことで理解を得ようとした。ところが、団体側からは「党本部の推薦が出ないと応援できない」と戸惑う声も少なくなかった。「本部から推薦は得られる」と強気だった県連執行部内からも次第に「個人的に分裂選挙は避けたい」などと後ろ向きな発言も聞こえるようになった。

 今回、県連が機関決定した推薦を取り下げるという異例の事態を招き、県連内からの反発は必至。県連幹部によると、鉢村氏は「納得できない」と反発しており、県連が今後、理解を求める。混乱を招いた責任について、岩城会長は報道陣に「当然けじめをつけなければいけない」、杉山幹事長は「皆さんと相談しながら考えていきたい」と述べた。

 一方、内堀氏を支援する方針を決めた民主党県連は「大きな決断で歓迎したい」(亀岡義尚幹事長)と自民との相乗りに前向き。民主、社民両党県連と連合福島、県議有志でつくる「4者協議会」として11日にも内堀氏に出馬要請する方向で調整している。内堀氏はこれを受け、出馬を表明する。

3242旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/09/12(金) 21:41:31
ほお。そして新党改革はどこに行こうとしているのかよく分からんな。

新党改革、福島県知事選で熊坂義裕氏の支援表明
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20140912-OYT1T50114.html?from=ytop_ylist
 新党改革の荒井広幸代表は12日、福島市で記者会見し、10月26日投開票の福島県知事選について、立候補を表明している前岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕氏(62)を支持する考えを明らかにした。
 荒井代表は「医療、福祉、介護などの政策が最も近く、県民に選択肢を作りたい。勝手連的に支援する」と述べた。
 同知事選には、ほかに前同県副知事の内堀雅雄氏(50)らが立候補を表明している。内堀氏には、民主党県連などが支援を表明しており、自民、公明両党も支援する方向だ。

3243チバQ:2014/09/13(土) 07:37:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140913ddm041010040000c.html

選挙:福島県知事選 相乗り戸惑う被災者 乏しい選択肢に嘆き

毎日新聞 2014年09月13日 東京朝刊







拡大写真

 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)は、自民党と民主党などが相乗りする方向となった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初の知事選。今後の復興を左右するが、政策論争が深まらないまま政党の思惑で進む。「県民不在」の現状に、被災者からは不信の声が相次いでいる。【小林洋子、岡田英】

 「何だかよく分からない。どうなっているのか」。避難区域から同県川俣町の仮設住宅に妻と避難している渡辺直一さん(79)は戸惑いを見せた。

 自民党福島県連が8月に擁立を決め、出馬表明した元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)は11日、立候補を断念。滋賀県知事選からの連敗を避けたい党本部が相乗りを模索したためだ。党勢が低迷する民主党も応じる姿勢を見せており、現職の佐藤雄平知事(66)の事実上の後継として内堀雅雄・前副知事(50)が同日、名乗りを上げた。

 渡辺さんは震災前、約300アールの広大な農地で、長男夫妻と葉タバコを生産。原発事故で避難を余儀なくされ、仕事も奪われた。農地も除染されないまま。これまでは自民党系の候補者に投票してきたが、今回は不信感が消えない。

 郡山市の薬販売業、石川秀彦さん(51)は「今の知事は国や東電にモノを言えなかった。原発事故の情報開示も不十分で信用できない」と刷新を期待した。だが、現知事の復興への姿勢を批判して独自候補擁立を目指した自民党県連が一転、事実上の後継候補を支援する動きを見せる。「顔の見えない候補者ばかりで、誰を選んでいいのか」と憤る。

 川俣町の仮設住宅に避難している大内一さん(66)は「復興が遅れる中、選挙戦でバラバラになるよりは、一致団結できる方がいい」と相乗りに理解を示すが、「一致団結できる候補者がほとんどいない」と嘆く。

 「相乗りすれば有権者の関心は薄まり、投票率はガタ落ちだ」。自民党関係者からもため息が漏れている。

 一方、新党改革は12日、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)を支持すると発表。牧師の五十嵐義隆氏(36)も出馬表明している。

3244チバQ:2014/09/13(土) 07:39:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140912ddlk06010115000c.html

選挙:山形市長選 出馬表明の佐藤氏、後援会組織を設立 /山形

毎日新聞 2014年09月12日 地方版


 来年9月の任期満了に伴う山形市長選への立候補を表明している元経済産業省職員、佐藤孝弘氏が11日、市内で後援会連合会の設立総会を開いた。遠藤利明衆院議員や大沼瑞穂参院議員など、支援者約1500人が集まった。佐藤氏は「県庁所在地である山形市を元気にしたい。本気で取り組みたい」と決意を述べた。【前田洋平】

3245チバQ:2014/09/13(土) 07:57:54
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20140913-OYTNT50011.html?from=ycont_top_txt
[知事選] 各党 態勢作り本格化


2014年09月13日

















 知事選(10月26日投開票)を巡り、各政党の動きがあわただしくなってきた。自民党県連は12日、副知事を辞職した内堀雅雄氏(50)支援に向けた内部調整に入った。民主党県連なども既に内堀氏の支援を決めており、与野党の主要政党がこぞって応援する流れは強まるばかりだ。これに対し、新党改革は「違和感」を表明。本県出身の前岩手県宮古市長、熊坂義裕氏(62)支持を打ち出すなど、新たな動きも出ている。




 自民党県連は12日、役員会を開き、出馬を断念した元日本銀行福島支店長の鉢村健氏(55)に関する経過を報告した。鉢村氏には8月、県連として推薦を出したが、より強い支援態勢を作るのに必要な党本部推薦は見送りになった。県連もこれと歩調を合わせるため、いったん出した県連推薦を取り下げる手続きが必要なためだ。

 役員会では、鉢村氏擁立を主導した幹部への批判が噴出。「何言ってんだ」「何だその言い方は」との怒号が飛び、幹部らが責任を取って県連の役職を辞めるよう求める声が上がった。責任論はその後の県議全員協議会でも持ち上がったが、幹部らは辞任を否定したという。

 県連は14日に総務会を開き、鉢村氏への県連推薦取り下げを正式決定する。15日には茂木敏充・党選挙対策委員長が来県し、党本部としての推薦見送りの経緯を説明する。

 知事選では、公明党県本部も内堀氏を支援する方針だ。共産党県委員会なども「オール福島の姿勢は変わらない」として、内堀氏への相乗りの是非も含めて対応を検討している。

 これに対し、12日に記者会見した新党改革の荒井広幸代表は、「早々と県政の継続を言うことに違和感がある」と語気を強め、佐藤県政の承継を目指すとしている内堀氏や、内堀氏支援に動く各政党を批判。熊坂氏を支援すると述べた。

 知事選にはこのほか、いわき市の牧師五十嵐義隆氏(36)が名乗りを上げている。

3246チバQ:2014/09/16(火) 20:35:27
http://mainichi.jp/select/news/20140916k0000e010130000c.html
福島知事選:前双葉町長が無所属で出馬へ
毎日新聞 2014年09月16日 15時00分(最終更新 09月16日 20時02分)


井戸川克隆・双葉町前町長=2013年1月23日、大平明日香撮影
 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)に、前福島県双葉町長の井戸川克隆氏(68)が16日、無所属で立候補すると表明した。井戸川氏は双葉町長を2013年まで2期務め、同町に立地する東京電力福島第1原発の事故後の対応をした。

 知事選には、現職の佐藤雄平知事が出馬せず、事実上の後継である内堀雅雄・前副知事(50)が立候補表明している。井戸川氏は16日の記者会見で、原発事故を巡る県の対応について「情報の適切な伝達がされず、非常に残念だった」と批判、「本当のことをしゃべる候補者がいないと思い(立候補を)決断した」と語った。県外の原発について「多くの被害者がいるにもかかわらず、再稼働するのは信じられない」と述べ、原発再稼働反対を訴えるという。

 知事選には、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)らも立候補表明している。【岡田英】

3247チバQ:2014/09/16(火) 21:21:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140916/lcl14091620570001-n1.htm
報酬1億円削減案を否決 市議15人逮捕の平川市議会
2014.9.16 20:57
議員報酬1億円削減案を反対多数で否決した青森県平川市議会=16日
議員報酬1億円削減案を反対多数で否決した青森県平川市議会=16日

 1月投開票の市長選に絡む公選法違反事件で市議20人のうち15人が逮捕された青森県平川市議会は16日、議員報酬を5年間で計約1億円削減する条例案を、反対多数で否決した。

 事件で失職・辞職した市議の欠員を埋める7月の補欠選挙で当選した8人を含む13人が出席し、議長を除く無記名投票の結果、賛成は5、反対が7だった。補選後にさらに1人辞職し、起訴された6人は欠席した。

 条例案は、無所属の原田淳市議が「全国に汚名を広め、市民に不信と不安を与えた議会の責任は重い」と議員提案。来年4月から期末手当を含む全市議の議員報酬を約23%減額する内容で、欠員が生じた市議の補選費用や街づくり経費に充てるとしていた。

 市内の無職女性(69)は「いくら削減するかという金額の問題ではなく、市民のために少しでも誠意を見せてほしかった」とあきれ顔で話した。

3248チバQ:2014/09/17(水) 00:12:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140913_61016.html
油断と誤算 自民県連大失態・福島県知事選

 任期満了に伴う福島県知事選で、自民党県連が擁立した元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)が立候補断念に追い込まれた。県内では福島第1原発事故の影響が現在進行形で続く。党本部から原発事故を口実に「与野党相乗り」を求められ、県連は独自候補擁立の旗を降ろした。党本部の「鉢村氏下ろし」が実現した背景には、県連の油断と誤算があった。(福島総局・桐生薫子)
 「県連が擁立した候補を党本部が覆すことは過去になかった」。12日正午すぎ、県庁で記者会見した杉山純一幹事長は硬い表情でこう語った。
 県連の最初の誤算は半年前。3月の県連定期大会で、岩城光英会長は来賓に招いた佐藤雄平知事(66)の面前で、知事選に独自候補を擁立する方針を表明した。
 当時、岩城氏の下には「知事は出ない。仮に出ても勝てない」という情報が寄せられていた。
 県内では2013年、郡山(4月)、いわき(9月)、福島(11月)の各市長選で現職が相次ぎ惨敗。「現職落選ドミノ」と呼ばれる現象が起きた。安倍晋三政権の支持率が高く、県連内には「不人気の佐藤知事には誰が出ても勝てる」(幹部)と楽観論すらあった。
 候補者選定に関する党本部との認識の差も大きかった。8月下旬、杉山氏は県議会会派控室で甲子園大会のテレビ中継を見ながら「ようやく決まった」とつぶやいた。21日に鉢村氏擁立が正式に決まり、大役を終えたとの空気が漂っていた。
 一方、党本部は石原伸晃前環境相の「金目」発言などで政権の安定運営に危機感を抱いていた。7月の滋賀県知事選で推薦候補が敗れ、11月の沖縄県知事選も推薦候補の苦戦が予想された。党幹部は「福島で負け知事選3連敗となれば安倍政権への打撃は必至」と焦りを募らせた。菅義偉官房長官と河村建夫党選対委員長が与野党相乗りで一致した8月4日以降、県連に「相乗り」のシグナルを発し続けた。
 県連が最後まで一枚岩になれなかったことも、党本部の介入を招く一因になった。一部県議は鉢村氏擁立決定後も民主党県連幹部と内堀雅雄前副知事(50)擁立を水面下で画策した。
 自民党の若手県議が言う。「鉢村氏に申し訳ない。党本部の都合や自分勝手な行動をする先輩議員に振り回され、つくづく嫌気が差した」

3249チバQ:2014/09/17(水) 21:35:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140917ddlk07010188000c.html
再生の針路:’14知事選 出馬表明、5新人に 前双葉町長ら、説明会に7陣営 /福島
毎日新聞 2014年09月17日 地方版

 任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)で、前双葉町長の井戸川克隆氏(68)ら新人2人が16日、新たに立候補表明し、名乗りを上げたのは新人5人となった。県選管は同日、立候補予定者説明会を開き、5人の陣営のほか、対応を検討中の2団体と合わせ計7陣営が出席した。【岡田英、小林洋子】

 既に出馬表明しているのは、前副知事の内堀雅雄氏(50)▽元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)▽牧師の五十嵐義隆氏(36)の3人。

 これに加え、井戸川氏はこの日、記者会見を開き「原発事故では、県民の悩みを最小限にできたのではないか。福島への思いから立候補する」と表明。県民の意見を聞いた上で、現行の避難区域の見直しを検討するなど、被ばくを最小限に抑える政策を訴えるという。

 また、茨城県結城市に住む農業、高嶋努氏(51)も同日、無所属で出馬すると表明した。

 立候補予定者説明会では、これら5氏の陣営関係者のほか、知事選への対応を検討中の2団体も参加。このうち、共産党県委員会や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は取材に、「今週中に対応を決めたい」と説明。反原発を訴える政治団体「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」も取材に、「今から新たに候補者を擁立するのは厳しい。近く対応を決めたい」とした。

 立候補予定者説明会では、県選管の鈴木忠夫事務局長が「立候補予定者のみなさんが滞りなく事務を進めていけるようにしたい」とあいさつ。その後、担当者が立候補の届け出に必要な書類や手続きについて説明した。

 ◇自民県連、鉢村氏巡る混乱に批判 党本部説明に支部長ら
 自民党県連の支部長・幹事長会議が15日、福島市で開かれ、知事選に立候補を表明していた鉢村健(たけし)氏の擁立を断念した経緯について、党本部の茂木敏充選対委員長らが報告した。参加者からは、混乱を招いた県連執行部の責任を求める声など批判が相次いだ。党本部は今週中に知事選についての対応方針を示すという。

 会議の冒頭で、県連会長の岩城光英参院議員が「皆様には熱心に鉢村支援で活動していただいた。心からおわびを申し上げます」と陳謝。杉山純一幹事長は「(鉢村氏では)決して良い結果が得られないという判断の下、勇気ある撤退を決断した」と述べ、擁立断念に理解を求めた。

 出席者からは「焦って鉢村の擁立を決定する必要はなかった。選挙前に県連の体制を新たにすべきだ」「今までの経過に大きな瑕疵(かし)があった」と執行部の責任を問う声が複数出た。

 茂木選対委員長は会議後、報道陣に「復興に与野党はない」などと述べ、民主などが支援する前副知事の内堀雅雄氏(50)への相乗りを示唆した。【小林洋子】

3250チバQ:2014/09/18(木) 07:19:53
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20140917-OYTN
[知事選] 内堀氏支援 自民一体化 焦点
2014年09月18日

内堀氏支援を表明する自民党の茂木敏充選挙対策委員長(左)と、厳しい表情の岩城光英県連会長(自民党本部で)

 知事選(10月26日投開票)で17日、自民党本部から同党県連に正式伝達された前副知事の内堀雅雄氏(50)への支援方針。県連はこれに従う意向だが、敗北を恐れる党本部に支援する人物を差し替えられた形だけに、組織内がどれだけまとまるかが焦点になる。

 党本部の方針は17日午後、東京・永田町の自民党本部での会談で、茂木敏充・選挙対策委員長が県連会長の岩城光英参院議員に伝えた。茂木選対委員長は「復興に精通し、県内各地からの信頼が厚い内堀氏を支援したい」と話したという。これを受け、県連幹事長の杉山純一県議は「内堀氏支援の方向で調整する」と述べた。

 内堀氏は、政党の推薦は受けない意向だが、民主、社民、公明各党の地方組織は、既に内堀氏支援を決定。茂木選対委員長は会談後、「各党とも政党が前面に出る選挙は想定していないと思う。首長や経済界などの枠組みに、我々も入れていただければ」と語った。

 ただ、自民党県連は、党本部の推薦見送りで元日本銀行福島支店長の鉢村健氏(55)の擁立を断念したばかり。県議からは「相乗りは気にくわない」との不満や「ほかに選択肢はない」との嘆きが漏れた。

 知事選ではほかに、いわき市の牧師、五十嵐義隆氏(36)と本県出身の前岩手県宮古市長、熊坂義裕氏(62)、茨城県結城市の接客業、高嶋努氏(51)、前双葉町長、井戸川克隆氏(68)が名乗りを上げている。

2014年09月18日 Copyright © The Yomiuri ShimbunT50275.html

3251チバQ:2014/09/20(土) 22:06:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140919ddlk07010123000c.html
選挙:本宮市長選 選挙戦へ 現職と県議が出馬表明 /福島
毎日新聞 2014年09月19日 地方版

 来年2月3日の任期満了に伴う本宮市長選は18日までに、現職の高松義行市長(59)と新人の佐藤政隆県議(60)が立候補を表明した。選挙戦になる可能性が高い。

 高松市長は今月5日の市議会9月定例会の一般質問で「震災、原発事故の対応を一つ一つ丁寧に取り組んできたが、まだ復興にはいたっていない。復興への道筋をつけたい」とし、「2期目に挑戦させていただきたい」と再選を目指すことを表明。高松市長は1995年に旧本宮町議に初当選し、合併後の市議も含めて連続5期を務め、2011年に市長に初当選した。

 佐藤県議は、本宮市・安達郡選挙区選出の県議2期目で、民主党県連総務会長を務めている。17日にあった後援会の集まりで、市長選への立候補を表明した。佐藤県議は取材に「今の(市政の)流れを変えたいと思い、立候補を決めた。市民目線でやっていきたい」と話した。

 佐藤県議は辞職の時期について「関係者と相談して決めたい」としている。辞職すれば、県議補選(同選挙区・改選数1)が、県選挙管理委員会が辞職の通知を受理してから50日以内に開かれる。【小林洋子】

.

3252チバQ:2014/09/20(土) 22:07:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140919ddlk03010063000c.html
’15年知事選:任期あと1年/上 達増氏3選?「まだ全然」 議員は「既定路線」 /岩手
毎日新聞 2014年09月19日 地方版

 達増拓也知事(50)の任期が満了となる来年9月10日まで1年を切った。次の知事選の焦点は達増氏が3選を目指すのか、知事の椅子を狙っているとみられる平野達男参院議員(60)が出馬するのか……だ。県政会がざわついてきた。【安藤いく子、浅野孝仁】

 「何をしている時が幸せ? :選挙」

 達増氏がブログに書いた自己紹介の一コマだ。32歳で選挙に初挑戦して以来、衆院選を4回、知事選を2回経験し、全て当選している。

 県庁で8月下旬にあった定例記者会見。知事初当選時から掲げる「知事の任期は原則2期8年」をどう思っているのか質問が出た。3選を目指すのかをさぐる聞き方に「考え方は変わっている」と答えた。

 出馬への地ならしと捉えることができる。今月11日の毎日新聞のインタビューで、知事になる前は「神奈川県が条例で3期にしたし、多選には弊害があるという世論があった」と振り返った。現在は「弊害に陥っていないケースとして周囲では北海道、宮城県、新潟県がある。知事の経験を重ねるにつれ、考えが変わった」と説明した。

 後ろ盾の小沢一郎氏(72)=生活の党代表=が「立候補してくれると思う」と発言しており、支持者が出馬を望んでいると水を向けると「まだ全然考えていません」と明言しない。「外務省在職時代に米国留学2年、シンガポール勤務2年で一生分の楽しいことを味わい尽くした。貯金は積み上がっている。これ以上、自分の幸せを求めたら、ばちが当たるという感覚ですね」と持論を展開した。

   ◇  ◇

 今月12日夜、滝沢市のホールに約100人を集め、生活の県議が開いた県政報告会に達増氏の姿があった。県議と共に支持者と握手し、会見や県議会では見せない笑顔があった。その光景を見守った生活の国会議員は「知事選に出るのは既定路線でしょ」と、あっさりつぶやいた。

 それより、強敵の平野氏の出馬が気がかり。「ガチンコでやりたくないよ」とこぼした。県政会に君臨してきた小沢氏は、今やかつての存在感がない。「小沢先生があと10年、20年も、とはならない。こっちはアフター小沢を考えないと」。平野氏に敗北すれば、小沢氏の流れをくむ勢力が一気に没落するとも限らない。その心配がポロリと漏れた。

.

3253チバQ:2014/09/20(土) 22:09:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140920ddlk03010009000c.html
’15年知事選:任期あと1年/下 達増氏に対抗できる人を 自民、平野氏擁立? /岩手
毎日新聞 2014年09月20日 地方版

 時計の針を昨年7月21日に戻す。参院選投開票の夜、無所属の平野達男氏(60)に敗れた自民党候補の選挙事務所で、党県連幹部がつぶやいた。「次の知事選は参院補選と一緒かもね」。平野氏が知事選に出馬し、欠員の補選がある−−。そんな筋書きだ。平野氏を知事にという声は多く、本人もまんざらではないとの見方は参院選の時からあった。知事選をにらんで参院選は出馬しないのではないかとささやかれたほどだ。

 前回の知事選で、自民が支援した候補は達増拓也氏(50)に大敗した。県連会長で衆院議員の鈴木俊一氏(61)は今年3月の県連大会で独自候補擁立に意欲を示しつつ、厳しい情勢を背景に「岩手の政治情勢を見れば共闘もあり得る」と語っている。その状態は変わらず、自民県議は「達増知事に対抗できる人材を探している。平野さんも候補」と明かす。

 平野氏はかつて、自民の宿敵・小沢一郎氏(72)=生活の党代表=の傘下にいた。「独自候補より、平野さんの名前が出るのが不思議」と、平野氏出馬を警戒する民主党国会議員は自民を皮肉る。

   ◇  ◇

 参院選の平野氏支援を巡り、平野氏が所属していた民主の分裂を軸に県議会の会派は再編された。12人いた「民主党」は6人。平野氏支援の元民主党、地域政党いわて、無所属の県議は「いわて県民クラブ」を結成。「自民党」13人に次ぐ9人の勢力となり、達増氏を支える生活の党系「希望・みらいフォーラム」と人数で並ぶ。

 自民と県民クラブが手を組んで平野氏を推せば勝機はありそうだ。「まずは達増知事の不満分子を集めること。柿はまだ青い」と話す県議は、平野氏支援の基盤作りに取りかかるという。一方、「達増嫌いだけでは勝てない」と指摘する県議もいる。平野氏の後援会幹部も「そんなに簡単ではない。組織が弱いでしょ。参院選から1年しかたってないし」と慎重だ。

   ◇  ◇

 生活との関係を修復し、達増知事に近づいていると言われる民主。盛岡市で16日開かれた党本部の両院議員総会の会場で県内選出議員は、かつての経緯を念頭に「自分からは(達増氏に)近づかない」と断言。一方「一度袂(たもと)を分かった説明をきちんと有権者にできれば」と、民主を去った平野氏支援の可能性をにおわす。

. 前回知事選は、東日本大震災で延期される前の投票日からみて、4カ月前に達増氏ら各氏の立候補表明が始まった。次回選挙でそのタイミングは来春。秋から冬へ、候補者選びは佳境に入る。【安藤いく子、浅野孝仁】

.

3254チバQ:2014/09/20(土) 22:10:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140920ddlk03010036000c.html
選挙:滝沢市長選 市課長の藤原氏、立候補の意向 /岩手
毎日新聞 2014年09月20日 地方版

 任期満了に伴う滝沢市長選(11月16日投開票)で、市住民協働課長の藤原治氏(56)が19日、無所属で出馬する意向を明らかにした。取材に「子育て世代支援や防災充実に力を入れたい」と話した。

 1981年、旧滝沢村に入り、防災防犯課長などを歴任。9月の市議会定例会終了後、辞職するという。

 市長選には現職の柳村典秀氏(59)、元村長の柳村純一氏(63)も出馬する意向だ。【浅野孝仁】

3255チバQ:2014/09/23(火) 16:37:09
http://www.minpo.jp/news/detail/2014092318213
現職陣営で買収容疑 昭和村長選 坂下署80代運動員書類送検
 20年ぶりの選挙戦となった4月の昭和村長選で、会津坂下署は22日、公職選挙法違反(買収)の疑いで同村の80代の男性運動員を地検会津若松支部に書類送検した。
 関係者によると、男性運動員は当選した現職の陣営に所属し、同村長選投票日前日の4月19日、同村喰丸地区の女性に現金を渡し、現職候補への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。
 男性運動員は女性に「よろしく頼む。旦那さんに渡してほしい」などと告げ、金の入った封筒を渡したという。女性が夫ら家族と中身を確認すると現金4万円が入っていた。家族内の有権者数は4人で1人1万円ずつ配ったとみられる。女性の家族が同署に届け出た。
 男性運動員は複数の有権者に現金数万円を渡したことを認めているという。
 公選法によると、選挙運動の総括主宰者や出納責任者、秘書、組織的選挙運動管理者ら、候補者と一定の関係にある人が買収など悪質な選挙違反で有罪となった場合、連座制が適用され候補者の当選が無効になる。

( 2014/09/23 08:52 カテゴリー:主要 )

3256チバQ:2014/09/24(水) 00:45:01
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140923ddlk07010615000c.html
再生の針路:’14知事選 民主県連、増子代表が辞任の意向 内堀氏支援に消極姿勢 /福島
毎日新聞 2014年09月23日 地方版

 民主党県連代表の増子輝彦参院議員(66)が代表を辞任する意向を県連幹部に伝えたことが22日、分かった。知事選(10月9日告示、26日投開票)で、県連は内堀雅雄・前副知事を支援する方針を決定したが、増子氏は支援に消極的なためとみられる。

 県連幹部によると、同日夜、増子氏から「代表を辞めたい」と電話があった。県連幹部は慰留したものの、翻意しなかった。離党には言及しなかったという。増子氏は28日までアフリカに出張中のため、帰国後に県連幹部と辞任に向けて協議することになった。

 県連は6日の常任幹事会で、内堀氏の支援を決定。この際、増子氏は「個人的な思いは別として、党の決定は尊重する」と述べ、決定には従うが、支援に後ろ向きな姿勢を見せていた。増子氏は、出馬を求める支援者に対し、既に不出馬の意向を伝えている。【岡田英】

3257チバQ:2014/09/24(水) 22:58:14
http://www.minpo.jp/news/detail/2014092418226
県内各党、支援の構図ほぼ固まる 共産は熊坂氏 知事選
 任期満了に伴う10月9日告示、同26日投票の知事選で、県内各党の支援の構図がほぼ固まった。共産党県委員会、県労連などで組織する「みんなで新しい県政をつくる会」は23日、幹事会を開き、脱原発を明確に打ち出す元岩手県宮古市長の新人熊坂義裕氏(62)の支援を決めた。既に新党改革が熊坂氏支援を表明しており、共産が知事選で他党と相乗りするのは昭和51年以来、38年ぶりとなる。
 これまでに民主、社民両党県連、公明党県本部が前副知事の新人内堀雅雄氏(50)の支援を決め、自民党県連も近く総務会で正式決定する。告示まで約2週間に迫る中、各党の戦いの構図がようやく固まり、選挙戦に向けた動きが本格化する。
 「みんなで新しい県政をつくる会」の幹事会では、県政継続の観点から内堀氏を推す意見もあったが、中央政界で原発再稼働を推進する自民との共闘は困難と判断した。当初は独自候補擁立を模索したが、実現しなかった。同会は24日に県庁で記者会見を開き、熊坂氏支援を正式発表する。
 維新の党は21日に結党したばかりで、10月に発足する県総支部で対応を決める見通しだ。

( 2014/09/24 08:26 カテゴリー:主要 , 福島県知事選 )

3258チバQ:2014/09/24(水) 23:00:24
http://www.asahi.com/articles/CMTW1409230700006.html
昭和村長選で現金授受、2人書類送検
2014年9月24日10時02分
印刷
メール

Ads by Google
[PR]
 今年4月の昭和村長選で3選した馬場孝允氏(70)陣営の運動員で同村喰丸の無職の男(83)が有権者4人に現金を渡して馬場氏への投票を依頼し、このうち女1人が現金を受け取っていたとして、県警捜査2課と会津坂下署が現金を授受した2人を公職選挙法違反の疑いで地検会津若松支部へ書類送検していたことが23日、捜査関係者への取材でわかった。2人は容疑を認めているという。

 捜査関係者などによると、男は村長選投開票日の前日の4月19日、80代の無職の女に1万円を渡し、馬場氏への投票を依頼した疑いがある。

 また男は同日、近所の3人暮らしの会社員男性宅を訪れ、男性の妻に家族全員分として現金3万円入りの茶封筒を渡した。男はその夕、男性に電話し、馬場氏への投票を依頼した疑い。

 男性が同日夜に同署昭和駐在所へ現金入りの封筒を持参して届け出たため、事件が発覚した。男は取材に「この年齢でやって後悔している」と話した。

 同村長選は馬場氏が648票を獲得し、新人の渡辺稔雄氏(60)に134票差で当選した。

3259チバQ:2014/09/25(木) 20:15:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140925ddlk07010021000c.html
再生の針路:’14知事選 共産は熊坂氏支援 38年ぶり相乗り、出馬予定者7人に /福島
毎日新聞 2014年09月25日 地方版

 共産党県委員会や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は24日、知事選(10月9日告示、26日投開票)で元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)を支援する方針を発表した。熊坂氏には新党改革が支援を決めており、共産党が他党と相乗りするのは1976年以来38年ぶり。民主、社民や自民、公明は前副知事の内堀雅雄氏(50)を支援する方針で、知事選の構図がほぼ固まった。【小林洋子】

 つくる会は、安倍政権との対決姿勢を鮮明にするためにも、原発再稼働反対や国内の原発ゼロを明確に表明している熊坂氏を支援することを決めた。熊坂氏が政党からの推薦を受け付けていないため、政策協定は締結しないという。これまでの議論では内堀氏の名前も挙がったが、原発再稼働を進めている自民党が支援する方針を固めていることなどから、支援にはいたらなかった。また、復興に向けて「オール福島」で一致団結して知事選に臨む方針を掲げていたこともあり、独自候補の擁立は断念した。

 共産党県委員会の久保田仁委員長らは24日、記者会見し、自民党が独自候補の擁立を断念したことなどを「原発の争点回避だ」と批判し「原発事故が起きた福島で、原発を争点にしない選挙はやってられない」と話した。

 ◇金子氏、出馬表明
 また同日、白河市の建設会社社長、金子芳尚氏(58)が知事選に無所属で立候補することを表明した。金子氏は県内原発の全基廃炉や県庁所在地の見直しを掲げ、「政党や組織に関係なく誰が一番リーダーにふさわしいか、人物を評価して決めてほしい」と述べた。立候補予定者は計7人になった。

3260チバQ:2014/09/25(木) 20:16:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140925ddlk07010024000c.html
再生の針路:’14知事選 同日の県議補選、佐藤氏出馬表明 選挙戦の見通し /福島
毎日新聞 2014年09月25日 地方版

 知事選と同日選挙(10月16日告示、同26日投開票)となる県議補選(いわき市選挙区、欠員1)で、元県議の佐藤健一氏(65)が24日、いわき市で記者会見し、立候補を表明した。同補選では共産党公認の吉田英策氏(55)が既に立候補を表明しており、選挙戦の見通しとなった。

 佐藤氏はいわき市出身。2005年の県議補選で初当選して2期務め、11年11月の県議選で落選した。政党の推薦を受けず、無所属で出馬するという。【栗田慎一】

3261チバQ:2014/09/27(土) 15:31:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140927_61008.html
民主・増子氏が福島県連代表辞意

 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日投票、26日投開票)で、民主党県連代表の増子輝彦参院議員(66)の去就に再び注目が集まっている。民主党県連は、今任期での引退を表明した佐藤雄平知事(66)の後継候補で総務省出身の内堀雅雄前副知事(50)支援を決めている。ただ、告示日が迫るにつれ、増子氏の支持者からは「離党してでも出馬してほしい」と待望論が高まっている。
 「宮城県の浅野史郎前知事は告示3日前に出馬表明し、初当選した」
 増子氏は周囲にこう言い残し、22日、アフリカ外遊に飛び立った。「短期決戦でも間に合う」。増子氏の真意を支持者はこう受け止めた。
 浅野氏は1993年、ゼネコン汚職事件に伴う出直し知事選で、自民、旧社会、旧民社3党が推した前副知事を破り初当選した。「選挙戦で選択肢が乏しいと嘆いていた有権者の心を揺さぶった」。増子氏周辺は浅野氏の勝因をこう分析する。
 増子氏は6日、県連が内堀氏支援を決めた際、「個人的な思いは別として党の決定は尊重する」と述べ、出馬に意欲があることを示唆していた。
 アフリカ出国の直前には、亀岡義尚県連幹事長に電話で代表を辞める意向を伝えた。内堀氏陣営の間に「出馬に向けた地ならしでは」との警戒感が広がった。
 知事選は、自民、民主、公明、社民が支援する「内堀氏優位」との見方が支配的だ。だが、増子氏は周囲に「官僚出身者では国の言いなりになる」と危機感を漏らしていたという。
 県議1期、衆院3期、参院2期を務め、知名度がある増子氏が参戦すれば「知事選は一気に混沌(こんとん)とする」(自民党県議)との見方もある。各陣営は、28日に帰国する増子氏の動向を固唾(かたず)をのんで見守っている。


2014年09月27日土曜日

3262チバQ:2014/10/02(木) 21:55:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141002ddlk07010103000c.html
再生の針路:’14知事選 民主の増子氏、県連代表辞任 知事選後に選出 /福島
毎日新聞 2014年10月02日 地方版

 民主党県連は1日、代表を務める増子輝彦参院議員(66)から辞任届の提出を受け、受理したと発表した。当面は、吉田泉衆院議員が代表代行を担い、知事選後に新たな代表を選出する。

 県連によると、増子氏から先月29日付で「一身上の都合により県連代表の職を辞する」との辞任届を受けた。1日に県連の役員会を開いて受理し、持ち回りの常任幹事会で承認した。

 県連の亀岡義尚幹事長が辞任届を受理した旨をメールで連絡すると、増子氏からは「脱原発で福島県のイノベーション(革新)を起こし、復興再生に努力してください。内堀(雅雄)氏にもぜひお伝えください」と返信があった。離党については言及していないという。

 増子氏は先月22日、県連が知事選で支援を決めた前副知事の内堀雅雄氏(50)を積極的に支援できないとして、辞意を亀岡幹事長に伝えていた。【岡田英】

3263チバQ:2014/10/03(金) 21:37:57
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141002-OYTNT50233.html
政活費で酒、会合に持参…県議「会費のつもり」
2014年10月03日
 児玉祥子県議(潟上市選挙区、新みらい)が昨年9月と今年1、2月の計3回、潟上市内で開かれた会合に日本酒をそれぞれ2本持参し、会議費の名目で政務活動費から購入代金計1万1100円を支出していたことが2日、分かった。公職選挙法は選挙区内での寄付を禁じている。児玉県議は取材に対し、「会費のつもりで持って行った。寄付に当たるとは思っていなかった」と釈明した。


 政務活動費収支報告書などによると、児玉県議は昨年9月8日に「石川理紀之助翁命日祭並びに文化交流会参加費」、今年1月19日に「潟上市民将棋交流大会懇親会参加品代」、2月9日は「潟上市飯田川地区合同祝い会直会参加品代」の支出目的で各3700円を政務活動費から支出した。

 児玉県議は、全額を今月2日付で返納したといい、「政務調査費から政務活動費になって使途が広がったと思った」と話した。

 また、児玉県議は2日、来春の県議選に出馬せず、今期限りで引退する意向を明らかにした。既に後援会に意向を伝えたという。理由について「多くの女性に政治参加してもらうため、後方支援する」と述べ、他会派の県議を批判する文書を支持者らに送ったこととは「無関係」と話した。

3264チバQ:2014/10/05(日) 23:22:00
http://www.sankei.com/region/news/141005/rgn1410050005-n1.html
2014.10.5 07:02
【ZOOM東北 秋田発】
児玉県議の民主県連幹事長非難問題





 ■「民主リベラル」の解体

 秋田県議会の非自民系会派、新みらいに所属する児玉祥子県議(59)が民主党県連幹事長の沼谷(ぬまや)純県議(41)を「呪」や「殺」の文字を使って非難する文書を関係団体に送った問題は、児玉氏が先月5日の議会運営委員会で陳謝したことで一応の決着をみた。議運では自民党や共産党の議員から「議運に持ち込む話ではない」などと沼谷氏にも冷ややかな声が上がった。今回の騒動は、かつて「非自民・非共産」「民主リベラル」などと呼ばれた勢力の解体を改めて印象付けた。(渡辺浩)

                   ◇

 児玉氏は社会党、社民党の県議を7期務めた孝氏(今年1月死去)の長女。孝氏の後継として平成15年の県議選に社民党の推薦で初当選。社民会派を8カ月で辞めて新みらいの前身「みらい21」に移り、選挙では民主党候補を支援してきた。新みらいと民主は統一会派を組んでいた時期もある。

 問題の文書で児玉氏は、沼谷氏から来春の県議選で対立候補を擁立すると通告されたと主張。「父が所属していた社民党から強い非難を浴びながらも、私は捨て石になっても構わないと覚悟を決め、本当に苦労して民主党を応援しました」「国民の期待を裏切った民主党の大罪は重いものと考えます。あとはご存じのように自民党の独裁です。秘密保護法の制定、集団的自衛権の行使、そして憲法改悪に向けて、極右安倍首相の勢いは止まりません」と民主党を批判。

 「私は、私に向かってきたら決して許しません」「『恩を仇(あだ)で返す人でなし民主』を潰してやります!」「人を呪わば穴二つ」「人を殺さば穴二つ」「人を殺そうとする時は、自分の墓穴を掘ってかかれ」などと沼谷氏を非難した。

 児玉氏は議運に先立って、記者団に「私をおとしめて、きょう議運に諮るという、そういう策略だと思います。私としては、諭すというか、そういう思いで(文書を)書いたのであります」と述べており、沼谷氏に対する不満は収まっていないようだ。

 秋田でも民主党は党勢の縮小が続いてきた。22年の参院選で現職の鈴木陽悦氏(65)が落選。離党し、翌年の県議選に出馬したが惨敗した。

 24年には消費税増税法案に造反した衆院議員の京野公子氏(64)=3区=と高松和夫氏(72)=比例東北=が除籍処分になり、衆院選に日本未来の党から出馬し落選した。

 この選挙では、民主から出馬した現職の寺田学(38)=1区、川口博(67)=2区=の両氏と新人の三井マリ子氏(66)=3区=が全敗した。寺田、川口両氏は昨年離党し、それぞれ秋田市長選と小坂町長選に挑戦。国会議員経験者であるにもかかわらず落ちた。

 昨年の参院選では県連代表の現職、松浦大悟氏(44)が落選し、民主党は国会の議席を全て失った。地方議員の離党も相次いだ。

 三井氏は、無断で口座を開設されたなどとして、衆院選の統括責任者だった松浦氏と秘書2人に慰謝料2428万円を求めて秋田地裁に提訴。法廷での争いが続く。

 菅直人元首相の側近で首相補佐官だった寺田氏は今、東京電力福島第1原子力発電所事故をめぐる「吉田調書」に関連して、菅氏の東電本店での演説を「史上最低の演説」と批判している。

 寺田氏は父、典城(すけしろ)氏(74)=維新の党参院議員=と別々の政治活動を歩んできたが、妻が典城氏の秘書に就任するなど、接近もささやかれる。

 民主党の遠心力は加速する一方だ。

3265チバQ:2014/10/06(月) 21:48:29
http://news24.jp/nnn/news8657183.html
金山町長選挙で長谷川盛雄氏 初当選
(福島県)

任期満了にともなう金山町の町長選挙は、きのう投票が行われ、前の町議会議長で、新人の長谷川盛雄さん68歳が、現職ら2人を破り、初当選を果たした。高齢化対策などを争点にした選挙戦で、長谷川さんは、高齢者向けの福祉対策や公共交通機関の充実などを訴え、三つ巴の選挙戦を制した。長谷川さんの任期は、今月22日からとなる。
[ 10/6 18:42 福島中央テレビ]

3266チバQ:2014/10/06(月) 22:05:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141006ddlk07010040000c.html
選挙:金山町長選 長谷川盛氏、初当選 現職と21票差 /福島
毎日新聞 2014年10月06日 地方版

 任期満了に伴う金山町長選は5日投開票され、前町議長の新人、長谷川盛雄氏(68)が、現職の長谷川律夫氏(76)と町観光物産協会副会長の新人、坂内譲氏(45)=いずれも無所属=を破り、初当選した。投票率は、選挙戦となった2006年から1・83ポイント下がり、86・29%、当日有権者数は2123人(男998人、女1125人)。

 長谷川盛雄氏は、過疎高齢化が進む町で、「温泉を生かして高齢者の健康を守る施設を作り、高齢者と家族を支える」などと主張し、支持を集めた。

 長谷川律夫氏は「若者の定住に力を入れてきた」と町政の継続を求め、坂内氏は「若い世代の力が必要」と世代交代を訴えたが及ばなかった。【喜浦遊】

==============

 ◇金山町長選開票結果=選管最終発表
当 668 長谷川盛雄 68 無新

  647 長谷川律夫 76 無現

  494 坂内譲 45 無新

==============

 ◇金山町長略歴
長谷川盛雄(はせがわ・もりお) 68 無新(1)

 [元]町議長▽会社社長[歴]会社役員▽町議▽明大

3267チバQ:2014/10/07(火) 23:15:35
http://www.sankei.com/politics/news/141005/plt1410050018-n1.html
2014.10.5 21:02
【福島県知事選】
9日告示、道半ばの復興には候補擁立の「しこり」解消が急務

ブログに書く1




(1/3ページ)

除染廃棄物を詰めたフレコンバッグの山。仮置き場は住宅街の一角で、近くには中学校もある=4日、福島市狐塚(大渡美咲撮影)
 福島県知事選(26日投開票)が9日、告示される。佐藤雄平知事が後継指名した与野党相乗り候補に他候補が挑む構図だ。自民党は独自候補の擁立を諦めたが、その過程で生じたしこりはなおくすぶる。東京電力福島第1原発事故からの復興はまだ道半ば。県全体で復興に向かうためにも、党内の軋轢(あつれき)解消は急務といえる。(豊田真由美、福島支局・大渡美咲)

 閑静な住宅街に囲まれた福島市狐塚。この一角に、「現物管理」と呼ばれる除染作業で排出された除染廃棄物の仮置き場がある。廃棄物を約1トン収容する大型袋「フレコンバッグ」が数百個積み上がり、4日もさらなる搬入作業のため、大型重機がうなりを上げた。

 市内に住み、2児を育てる主婦の佐藤聖奈(30)は「子供には近寄らないよう注意している。市内いたるところにあるフレコンバッグをみると、復興は進んでいないと感じる」と肩を落とした。こうした現物管理は福島県内で6万4308カ所(国直轄事業を除く、6月末現在)もあり、今も増設が続く。

 自民党東日本大震災復興加速化本部長の大島理森は「平成32年の東京五輪までに福島からフレコンバッグを一掃しないと世界から来た報道陣に『日本は汚れたまま』と報じられてしまう」と焦りを募らせている。

 次期福島県知事は、国や市町村と一体となってこうした問題への対処が求められるはずだが…。

 「これまで迷惑かけたことをおわび申し上げる」

 9月27日、福島市の自民党福島県連。県連会長の参院議員、岩城光英は県議らによる会議で頭を下げた。

 会議では、県連が擁立を機関決定した元日本銀行福島支店長、鉢村健の支援を撤回。党本部の意向に従い、前副知事、内堀雅雄への支援を決めた。会場は空席が目立ち、白けきった空気が流れた。鉢村擁立に動いた勢力が抗議の意も込め欠席したからだ。

 「福島では長年、県連内が『Aチーム』と『Bチーム』に分かれ、対立している。今回の鉢村擁立劇も、佐藤に近いAチームにBチームが対抗した面が少なくない」。福島県選出の国会議員は、ドタバタの元凶をこう分析する。

 自民党は前回の知事選で政策協定を結んで民主党出身の佐藤支援に回った。県連内には佐藤支援を主導した勢力に対する不満がたまっていたというのだ。

 「次期県知事選では独自の候補を擁立して戦う」

 岩城は3月、県連の定期大会で、進退を明言していなかった佐藤の面前で“宣戦布告”。同席した当時の幹事長、石破茂も追認する発言をしたが、官邸は当初から「県全体で復興に挑むことができる態勢がいい」(政府高官)と相乗りを模索していた。

 9月3日に党幹事長に就任した谷垣禎一は就任直後に選対委員長の茂木敏充を通じ、岩城に鉢村の支援態勢を提示するよう指示。数日後、岩城がまとめた県内の党支持団体の動向は「賛否はまだら模様だった」(党幹部)という。谷垣は即座に首相の安倍晋三と官邸で協議し、鉢村を支援しない方針を決めた。

 一方、民主党は早くから与野党相乗りを目指した。出馬を模索した県連代表の参院議員、増子輝彦は5月、県連幹事長の亀岡義尚と協議し、中央の与野党対立を知事選に持ち込まないことで一致。8月下旬の県連会合では「私が出馬したら参院福島選挙区の補欠選挙も同時に行われ、自・民対立になる」と不出馬を明言した。

 内堀は長野県出身だが、県生活環境部長などを歴任し、約14年間福島で働いてきた。除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設の建設問題では、東京に何度も足を運び人脈を築いた。内堀の支援組織には県議57人中52人が名を連ねる。内堀は「スピード感を持って(自民党と)スクラムを組み直し復興に一緒に汗をかける」と強調する。

 ただ復興の加速には、自民党による挙党態勢の構築が不可欠。同党内の一部には原発再稼働反対を訴える元宮古市長、熊坂義裕を支援する動きもある。岩城は「何回も丁寧に説明して理解してもらうしかない」と訴えるが、しこりを溶かす妙薬は見いだせていない。(敬称略)

3268チバQ:2014/10/07(火) 23:41:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141007ddlk03010100000c.html
’15知事選:知事答弁「遠くない時期に決定」 3選へ出馬の見方広まる /岩手
毎日新聞 2014年10月07日 地方版

 来秋の知事選に出馬するかどうかについて達増拓也知事は6日、「遠くない時期に決定し、発表することを検討したい」と述べた。県議会一般質問で飯沢匡氏(いわて県民クラブ)の質問に答えた。県議会では3選を目指して立候補表明するとの見方が広がった。

 答弁について達増知事に近い生活の党県連の佐々木順一幹事長は「(出馬は)ノーではないと受け止めた。早く結論を出して県政課題に取り組む考えだろう」と話した。最大会派で対抗する自民党県連の工藤勝子幹事長は「出馬へ一歩踏み込んだ。反達増勢力と対応を協議したい」と語った。

 達増知事は一般質問で「復興に専心すべきだと言ってきたが、(出馬について)マスコミや県民からどうなんだと多く聞かれるようになった」と述べた。散会後の取材には「(選挙は考えず)復興に専心すべきか、(出馬を決めて)県民の関心に応えるべきか比較したい」と述べた。

 初当選時は知事在任期間は2期8年が適当との公約を掲げたが、最近は懸念した多選の弊害は必ずしも起きないと発言を修正。出馬へ意欲を示したと受け止められていた。【浅野孝仁、安藤いく子】

3269チバQ:2014/10/08(水) 21:00:27
http://www.sankei.com/region/news/141008/rgn1410080059-n1.html
【2014福島知事選】
あす告示 佐藤路線の継承焦点 最多6人出馬へ

ブログに書く0




 任期満了に伴う県知事選が9日、告示される。東日本大震災と福島第1原発事故後初めての知事選は県政史上最多となる6人が立候補の予定で、投開票日は26日。2期で引退する佐藤雄平知事(66)の路線継承が焦点で、全員が震災と原発事故からの復興を政策に掲げており、争点の違いが見えにくい状況だ。立候補の受け付けは9日午前8時半から県庁で始まり、17日間の選挙戦に入る。(黒沢通、大渡美咲)

 ◆相乗りに不満も

 立候補を予定しているのは、いずれも無所属新人で前副知事の内堀雅雄氏(50)▽元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)▽元双葉町長の井戸川克隆氏(68)▽牧師の五十嵐義隆氏(36)▽コンビニ店長の伊関明子氏(59)▽建設会社社長の金子芳尚氏(58)−の6人。

 知事選の幕開けは波乱に満ちていた。現職の佐藤知事が不出馬を表明したのは9月4日。その前に自民党県連は元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)への推薦を決めていた。しかし、党本部は7月の滋賀県知事選の敗北に続き、10月の福島県知事選、11月に控える沖縄県知事選の影響を避けようと、野党との相乗りを決め、佐藤知事が事実上後継指名した内堀氏への支援を決めた。

 いち早く内堀氏の支援を決めた民主に続き、自民、公明など、共産以外が全て相乗りすることとなった。しかし、自民党県連内にも支援の決定経緯に対する不満はくすぶっているほか、民主党県連でも増子輝彦参院議員が「内堀氏は推せない」として代表を辞職した。ある自民党関係者は「国会議員だけではなく、県民により近い県議会議員すら誰も知事選に出ようとしない。口では『福島のために』と言うが自分のことしか考えていない。反発を持っている人は離れるのでは」とみている。

 ◆「現状変えて」

 原発事故の影響で、3年半がたった今も約13万人が県内外で避難生活を送っている。仮設住宅での暮らしも続いており、県内には除染の遅れや風評被害など多くの課題が残る。

 また、県民の間では、佐藤知事の原発事故対応をめぐっては事故直後に「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算結果を公表しなかったことへの不信感が今もあるという。地権者への十分な説明もなく、中間貯蔵施設の建設受け入れを進めたことに対しても不満は渦巻いている。

 昨年、県内では郡山、いわき、福島の主要3市の市長選などで現職が相次いで敗れる「ドミノ落選」現象が起きた。避難者を中心に「現状を変えてほしい」という気持ちが県民には根強くある。

 双葉町から避難する男性(76)は「これまでの流れを見ると国は福島を重要視していないのではないかと思う。福島の現状を避難者からきちんと発信していきたい」と訴える。福島市の看護師、紺野さや香さん(29)は「現状が変わってもらいたいという気持ちが強い。ここで変わらなければ福島は取り残されてしまう。ともに頑張ってくれる人を選びたい」と話した。

 県内は、被災した「浜通り」のほかに「中通り」「会津」−と3つの地域に分かれており、それぞれ抱える事情が異なる。須賀川市の建設業、鈴木直樹さん(33)は「自宅近くの保育園が充実していない。復興と同時にもともとあった少子化などの問題もきちんとやってほしい」と要望する。

 ◆独自政策争点は

 6人にとっては、知名度アップと政策の浸透が今後の課題となる。全員が県内全原発の全廃炉に賛成しており、復興政策の独自性や実現可能性、復興以外の政策などが注目されている。

 熊坂氏は全国の原発の再稼働に反対すると明言。「知事選で原発が争点にならないのはあり得ない。本県が率先して停止を要求していくのは大きな責務」と主張し、放射線を避けて暮らす権利の保障や子育て支援などを掲げる。

 内堀氏は「個別の原発の再稼働には言及しない」とし、廃炉技術や医療、福祉、農業などに応用できるロボット産業の集積と県内企業の参入を重視。原発事故後に埼玉県加須市に避難した井戸川氏も再稼働に反対するとともに、中間貯蔵施設の建設受け入れを白紙に戻すとしている。

 伊関氏は「投票率を100%にしたい」とし、原発事故の被害の正確な情報発信などを主張。五十嵐氏は復興予算の使い方の透明化、金子氏は各市町村の自立支援などをそれぞれ訴えている。

3270チバQ:2014/10/09(木) 21:06:07
http://mainichi.jp/select/news/20141009k0000m040122000c.html
福島知事選:原発、議論深まらず かすむ復興 9日告示
毎日新聞 2014年10月09日 07時45分

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初となる福島県知事選は9日に告示、26日に投開票される。現職が引退表明し、新人6人が出馬の意向を示している。事故収束が見通せない中、県内外の約12万7000人が避難生活を続け、産業再生も進まない。震災復興と原発問題が問われる選挙のはずだが、敗戦を避けたい各党の思惑で与野党相乗りとなり、論戦は低調だ。

 「福島県知事が直接的に言及する立場ではない」。現職の佐藤雄平知事の事実上の後継である前副知事の内堀雅雄氏(50)は9月30日の政策発表の記者会見で、県外の原発再稼働の賛否を問われると、こうかわした。自民、民主、公明、社民各党の相乗りが、政党間で主張の異なる再稼働問題には踏み込まない前提で成り立っているからだ。

 前日、共産党を除く全県議が参加する相乗り支援の母体「県議団有志の会」が発足。内堀氏から公約の事前説明を受けたが、「きょうは難しい話はやめよう」と具体的な協議は見送った。「原発再稼働に関しては政権与党の自民が反対と言いにくい。詰めて協議していくと相乗りの構図が崩れかねない」。説明の場にいた県議は明かす。

 内堀氏は復興政策を前面に掲げ、原発事故の早期収束や、避難区域内の復興拠点整備を強調する。原発の廃炉作業などを担うロボットを核に据えた産業政策を独自色として打ち出す。

 しかし、仮設住宅では今年6月現在で約1万3000世帯が暮らす。災害公営住宅(復興住宅)は、9月末現在で計画数の約1割の約950戸しか完成していない。住宅除染も進捗(しんちょく)率は44%(6月末現在)。被災した後に営農を再開できた農家は約6割だ。漁業はまだ試験操業の段階で95%が再開できていない。

 進まぬ復興に住民の不満は根強い。内堀氏も副知事として復興政策を指揮する立場にあっただけに、有権者からは「これまでと何が変わるのか」と冷ややかな声が出る。

 一方、原発即ゼロを求める福島県内の市民グループや共産党は、前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)の支援に回った。

 県内の原発を巡っては、内堀氏も含め各立候補予定者が全基廃炉で一致している。このため、熊坂氏は全国の原発再稼働にも反対すると表明し、争点化を狙う。だが、前福島県双葉町長の井戸川克隆氏(68)も再稼働に反対姿勢で、脱原発票は割れる可能性がある。

 復興政策では、熊坂氏は「放射線を避けて暮らす権利を保障する」とし、代替地の提供や住民への十分な補償を掲げる。井戸川氏は、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の受け入れについて「白紙に戻す」と訴える。だが、ともに実現性に課題があり、大きな争点となっていない。

 全村避難となっている古里の葛尾村のまちづくり活動に関わるNPO法人理事、下枝浩徳さん(29)=大玉村=は「原発事故で多くの企業の経営が立ちゆかない中、どういう対策を打つかを論じてほしいが、議論が深まらない」と嘆く。投票率は前回(2010年)の42.42%からさらに低下することが懸念されている。【岡田英、小林洋子】

 ◇「敗北」回避を優先

 政府・自民党は、福島県知事選で「負けない」ことを優先し、独自候補擁立を見送った。7月の滋賀県知事選で与党推薦候補が敗北し、11月の沖縄県知事選では、自民党推薦の現職の苦戦も伝えられる。「3連敗は何としても避ける」(党幹部)ことが基本方針だった。思惑が優先した相乗りで有権者の選択肢は狭まり、選挙戦での活発な論争は期待しにくくなった。

 政権が相乗りを選択したのは、知事選で連敗すれば、来春の統一地方選を前に与党内に動揺が広がる可能性があったためだ。九州電力川内原発(鹿児島県)の再稼働が迫るなか、原発が争点となって与党が敗北するリスクを回避する狙いもあった。

 自民党幹部によると、党本部では滋賀県知事選の敗北後、福島県知事選では「自民・民主両党が推せる候補を選定する」という相乗りを軸とした方針が早々に有力になったという。党幹部は「敗北は打撃が大きい。政権与党ということをかなぐり捨ててでも、勝てる候補に乗った」と説明する。

 福島県内では現職首長の落選が相次ぎ、復興政策への批判は根強い。自民党県連が独自候補の推薦をいったんは決定したのもそのためだ。

 だが、政権の事情が優先した。党本部は、都道府県連が上申した候補予定者を原則として推薦、公認する慣例を破って、県連決定を覆し、相乗りに持ち込んだ。

 政権は「政争する状況ではない」(菅義偉官房長官)と相乗り批判に反論している。復興や原発などで論戦が低調に終われば、その影響は福島だけにはとどまらない。【水脇友輔】

3271チバQ:2014/10/09(木) 21:06:37
 ◆立候補予定者(50音順)

五十嵐義隆(いからし・よしたか)36牧師無新
伊関明子(いせき・あきこ)59コンビニ店長無新
井戸川克隆(いどがわ・かつたか)68[元]双葉町長無新
内堀雅雄(うちぼり・まさお)50 [元]副知事無新
金子芳尚(かねこ・よしなお)58建設会社社長無新
熊坂義裕(くまさか・よしひろ)62[元]宮古市長無新

3272チバQ:2014/10/09(木) 21:28:26
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141009-OYT1T50046.html
お茶なら…缶コーヒー贈った町議「条例違反」
2014年10月09日 17時21分
 福岡県苅田町議会の尾形均議員(67)が町民に缶コーヒーの詰め合わせを贈った問題で、町政治倫理審査会(会長・上畑冨秋税理士、3人)は8日、「町政治倫理条例に違反する」との結論を出した。


 審査会は、今月中に意見書をまとめ、吉広啓子町長に報告。町は同条例に基づき、広報誌で町民に周知する。

 審査会によると、尾形町議は、7月13日に投開票された町農業委員会の委員選挙直前の同月10日頃、立候補した男性宅を訪問。「祈当選」と記載した缶コーヒーの詰め合わせ(24本入り、1900円相当)を贈った。

 農協推薦で農業委員を務める尾形議員は、同月22日にあった農業委員会の会長選挙で会長に選出された。このため、町民3人が「会長選で有利な取り計らいを受けようとした疑いがある」として調査請求していた。

 審査会は8日、町役場で第2回会合を開き、尾形議員から事実関係を確認。贈与自体を認めていることから、「職務に関して、不正の疑惑を持たれる恐れがある行為を慎み、地位を利用していかなる金品も授受しない」と規定した同条例に違反すると結論付けた。罰則はなく、会長選への影響の有無については触れなかったという。

 審査会後、尾形議員は報道陣の取材に対し、他にも2人の候補者にウーロン茶などの詰め合わせを贈ったと説明。「手ぶらで応援に行くわけにもいかず、お茶類の贈呈であれば社会通念上、許される範囲だと考えていた。今では反省している」と語った。

 尾形議員は2007年に初当選し、現在2期目。

2014年10月09日 17時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3273チバQ:2014/10/09(木) 22:07:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014100902000127.html
事故後初 福島知事選きょう告示 中間貯蔵施設に揺れる双葉町民

2014年10月9日 朝刊


「原発事故を共に乗り越えた愛犬が心をいやしてくれる」と語る斉藤宗一さん=茨城県北茨城市で
写真
 東京電力福島第一原発事故後初の福島県知事選が九日、告示される。除染で出た汚染残土を双葉郡の二町に集める国の「中間貯蔵施設」建設は焦点の一つで、地権者に先駆けて受け入れを認めた県への反発も強い。「これ以上双葉を壊さないで」。古里を追われた地権者は将来が見えない苦悩を抱えて選挙を迎える。(安藤恭子)
 「原発を推進してきた政治家が語るきれいごとは、もうたくさんだ」。双葉町郡山地区で農業をしていた斉藤宗一さん(64)は茨城県北茨城市の避難先で憤る。
 斉藤家は十六代、六百年にわたり双葉に根を下ろしてきた。原発から三キロ圏内の自宅や畑が中間貯蔵施設の計画地に含まれる。斉藤さんが作るホウレンソウは甘いと評判で、県知事賞も受けた。避難先の庭にも畑はあるが「野菜の味をつくるのは土。双葉と同じ物はできない」と言う。
 だから、除染後の双葉に帰ることを望んでいる。中間貯蔵施設で土地を取られると、それがかなわなくなる。「事故からずっと私たちは放り出されたまま。知事選では、今の県政を変えられる人に投票したい」と心境を語る。
 原発に隣接する双葉町細谷地区で、牧場を営んでいた鵜沼久江さん(61)は「これ以上、双葉を壊さないで。心をくみ取ってくれる候補者を見極めたい」と知事選を見据える。
 穏やかな自然の中、五十頭の牛と共に生きてきた。事故後に置き去りにした子牛の重なる死がいが目に焼き付いている。今は、避難先の埼玉県久喜市で夫と野菜作りに励み、自立を目指している。双葉に戻っても牧場の再開は難しく、作った野菜を買う人もいないだろう。「でも、土地を売ってしまえば、地域との絆は完全に断たれてしまう」
 中間貯蔵施設では国が三十年以内の県外処分の法制化を進めるが、地権者の間には「約束はほごにされる」と不信感が根強い。両町民でつくる団体のとりまとめ役、大熊町出身の門馬好春さん(57)=東京都渋谷区=は「施設の必要性は分かるが、国の説明は曖昧で納得できない」と語る。
 選挙を通じ、県外処分や県内の原発廃炉に向けた具体的な工程表が示されることを期待する。
 今月二日の公開討論会に出席した立候補予定者六人の中では、三人が受け入れを容認すると表明した。残る三人は賛否を示さず、「国が大きな影響力を持っていて、住民は主体的に表現できない」などと述べた。
<中間貯蔵施設> 東京電力福島第一原発事故の除染で生じた高濃度の放射性物質を含む汚染土壌などを保管する施設。同原発を囲む双葉、大熊両町の帰還困難区域16平方キロに建設予定で、地権者は少なくとも2365人。環境省は来年1月の搬入開始を目指し、地権者に土地の売却や、利用権を借り受ける「地上権」の設定を求める説明会を始めたが、事故前の土地価格を大きく下回る提示や手続きが拙速だとして、反発が出ている。

3274チバQ:2014/10/10(金) 22:19:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141007ddlk02010023000c.html
「ねじれ」の行方:’14青森市議選/1 選挙控え議員揺れる 「市長いじめ」支持者反発 /青森
毎日新聞 2014年10月07日 地方版

 任期満了に伴う青森市議選(19日告示、26日投開票)が迫っている。今回から定数41が35に減少する中、40人以上が立候補する乱戦となる見通しだ。これまでの同市議会は、鹿内博市長の提出議案がたびたび否決される「ねじれ」状態にあった。しかし、市議選を1カ月後に控えた9月26日の本会議では、過去2回否決された市庁舎建て替え関連議案が可決され、市長と議会の関係が変化する兆しも出ている。変化の背景と、市議選後の展望を探った。【宮城裕也】

 ◇背景に市長選構図
 市長と議会の対立の根本には、過去2回の市長選の構図がある。鹿内市長は2009年の市長選で、自民、公明が支援する現職を1万8000票差で破って初当選。昨年も「市政奪還」を掲げる自公推薦の前副知事に2万票差を付けて再選を果たした。

 一方、市議会では、市長選の遺恨を抱える自公系会派や、市長と距離を置く市議で過半数が占められる。市議会への根回しを重んじない鹿内市長の政治手法も緊張関係に拍車をかけ、これまでに市議報酬の削減条例案が3回否決されるなど、否決が相次いだ。

 ◇野党系が賛成に
 同様に建て替え関連条例案も昨年6月に12対27、今年3月に17対23で2回否決された。震度6強で倒壊の恐れのある現庁舎を、現在地で建て替えることを前提とした市長の案に、JR青森駅周辺などの検討を求める市議たちが反発した。

 ただ、賛成と反対の票差は縮まっていた。そして9月に23対16で可決。賛成に上積みされた11票のうちの10票は、野党系会派「社民党・市民の会」(6人)の全員と、「市民クラブ」(6人)の4人が投じた。

 背景には支持者の突き上げがあった。否決が相次ぐ中、市議たちには、支持者から「何で市長をいじめるの?」「何でそんなに反対するんだ?」との声が寄せられた。「市民派無所属」として長年にわたって市議、県議を務めた鹿内市長。市長選では「脱原発依存」を掲げて自公系候補を破った。その市長の支持層と、野党系市議の支持層は重なる。社民会派の三上武志市議は「是々非々で対応しているが、市民から見れば市政を止めているように映るらしい」とため息を漏らした。結局、「市民の声に配慮して決断する時期だ」と会派全員で賛成に転じた。

 ◇理由は「まちづくり」

 賛成の理由は「まちづくりの視点」だった。建て替え基本計画の改定で、中心市街地活性化などの「議会の意見を取り入れた」との理由だ。しかし、反対市議の一人は「市役所のどの機能をどうすれば『にぎわい創出』ができるかは示されず、中身は変わってない。『選挙が近いから賛成』とは表立って言えないのだろう」と指摘する。

 ◇「兵糧攻め」奏功
 鹿内市長は揺れる市議たちの様子を静観していた。「対案が出ない以上、可決は時間の問題だ」と見切っていたからだ。

 実際、現在地案に反対していた自民党、公明党、社民、市民の4会派は4月以降に対案を協議したが空中分解。自民が声高に訴えた「駅周辺」も具体化せず、反論の根拠は「場所」から「財源が厳しい」などに変わっていき、可決を許した。

 利害が交錯する市議団に対し、予算編成・執行権を持つ市長。「ねじれ」に苦しめられた市長だが、市庁舎建て替え問題では、最終的に立場の強さを生かした「兵糧攻め」が功を奏した。=つづく

3275チバQ:2014/10/10(金) 22:20:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141008ddlk02010058000c.html
「ねじれ」の行方:’14青森市議選/2 市長と議会「手順」で溝 「根回し不足」に議員が反発 /青森
毎日新聞 2014年10月08日 地方版

 「いろいろな場面で説明や意見交換をして『これでいいだろう』と提案しても駄目だったことが2回ありました。私が思い描いた手続き、手順と、議員の皆様の受け止めに若干のずれがあっただろう、との反省はあります」

 ◇焦点は「進め方」
 9月26日の青森市議会閉会後の鹿内博市長の記者会見。2度の否決を経て3度目でようやく可決された庁舎建て替え関連議案に関し市長はこう語った。実際、この問題は市長が提案する現在地案の是非というよりは、「市長の議論の進め方」が焦点だったと多くの市議が指摘する。

 象徴的なのは、今年1月にあった専門家の意見を聞く5回の公聴会だ。着地点を見いだす好機だったが、終了からわずか2日後の1月21日に市長が改めて現在地案を表明。市議たちの「現在地ありきだ」との感情的反発を増幅し、3月議会での17対23の否決に結びついた。市幹部は「当日の市議会常任委の前に市長の考えを示した方がいい、との判断だったが、根回し不足で理解を示してくれた議員まで反対に回してしまった」と反省する。

 ◇注文受け計画改定
 仕切り直しの4月以降、市側は反対の23票の切り崩しを目指す。「三度目の正直。芽のあるところに絞ろう」と狙いを定め、「議論の進め方」を問題視していた野党系会派の議員に接触。「市長の案には『まちづくり』の視点がない」などの注文を聞き出し、それをヒントに建て替えの基本計画を改定。新庁舎を「人が集まり、にぎわう場所に」とすることなどを盛り込んだ案を5月に示した。

 ◇「駅舎」でだめ押し
 計画改定以上の「だめ押し」となったのが、JR青森駅の新駅舎整備方針だ。市側は(1)駅東西を結ぶ自由通路(2)新駅舎(3)駅周辺で3000平方メートルの商業施設−−の「3点セット」の整備をJR側と交渉していたが、ただでさえ空き店舗の多い駅周辺での商業施設増設にJR側が難色を示し協議は中断していた。ただ、国の交付金を得るには今年度中の合意が不可欠。来年度予算に確実に反映させるには秋までの合意が望ましく、市の実務者や複数の議員が早期合意を市長に求めていた。

 市長の決断は、商業施設の切り離しと、自由通路と新駅舎の先行だった。それならJR側にも異存はない。8月25日に合意に至り、市長は同28日の会見で「最も基本的な都市機能(商業施設)で合意せずに全体を進める考えは(当初)なかったが、計画から2年以上たち、市民ニーズや北海道新幹線開業などの要因を考え、都市機能を切り離せるとの考えに至った」と説明した。ただ、商業施設整備がいつまでも進まず、JR側の「食い逃げ」を許しかねない合意内容で、リスクも残る。

 ◇「交換条件」に反発
 それでも、建て替えに伴う市街地活性化は「計画」だけなのに対し、新駅舎は予算を伴い実効性は桁違いだ。「まちづくり」を求める議員はぐらついた。

 反市長派の市議は反発を深めた。公明党の赤木長義市議は本会議で「駅舎は庁舎賛成の交換条件か」と厳しく批判。一方、賛成派の市議は「これで反対していた市議が賛成しやすくなる」と指摘した。別の市議は「もともと議論の進め方に反発せざるを得なかっただけで、どこかで賛成に回る根拠が必要だった」と解説する。それでも市長は「駅は駅です。庁舎は庁舎です」と市議側の観測を否定し続けた。

 約100億円の庁舎整備と、その呼び水となった総額約82億円の新駅舎整備。巨額事業を舞台に、公衆の面前での質疑による政策形成を重視する市長と、根回しや個別の接触での「説得」を市長に期待する市議たちの駆け引きが続いた。建て替え議案は可決されても、「手順」を巡る双方の溝は今も埋まっていない。【宮城裕也】=つづく

3276チバQ:2014/10/10(金) 22:21:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141009ddlk02010026000c.html
「ねじれ」の行方:’14青森市議選/3 定数6減、激戦必至 45人準備、市民の関心は? /青森
毎日新聞 2014年10月09日 地方版

青森市役所浪岡庁舎前に設置された選挙ポスター掲示板。定数35に対して45人が立候補の準備を進めている
青森市役所浪岡庁舎前に設置された選挙ポスター掲示板。定数35に対して45人が立候補の準備を進めている
拡大写真
 26日投開票の青森市議選では、今回から定数が41から35に減少する。一方、立候補の準備を進めているのは45人で、41議席を46人が争った2010年の前回市議選以上の激戦が予想される。

 ◇神経とがらす「浪岡」
 「当選ライン」の上昇に神経をとがらせるのが、05年4月に青森市と合併した旧浪岡町の「浪岡自治区」だ。合併から9年あまりになるが、公民館や病院の改築が進まないなど、青森地区と隔たりがあるとの思いが住民には強い。一方で、浪岡地区の選挙人名簿登録者数は1万5917人(9月2日現在)。市全体の24万6671人(同)の1割に満たず、「浪岡票」だけで市議会に送り込める人数には限りがある。

 浪岡を地盤とする現職は4人。その一人は「地元の支持者を回った後、青森地区の関係者も回らないと」とせわしない様子だ。

 青森と浪岡の中心部は約20キロ離れているが、青森中心部の市庁舎建て替え費用約100億円の財源に合併特例債が活用され、約31億円が調達される。自治区はその代わりとして老朽施設の早期改築などを要求。浪岡選出議員は市政とのパイプ役や、要求が果たされるかを見届ける役割もある。自治区の福士芳巳区長は「これ以上議員が減らないといいのだが」と話した。

 ◇どぶ板で支持開拓
 現職の焦りも深い。36人の現職出馬が予想され、どうしても1人は落選する。9月26日の議会閉会後、市役所に来る議員はほぼいない。

 現職市議は当選ラインを「2500票」と想定する。10年市議選での最下位当選者は投票率47・55%のもとで1520票だったが、06年は55・61%で2242票だったからだ。

 この市議は「新人にはインターネットで政策を訴える人もいるみたいだが、地縁地盤が左右する市議選には組織力がないと勝てない」と話す。

 2回目の挑戦の新人も「今回は街頭には立たない。市議選に浮動票はない。日ごろの付き合いやあいさつで決まる。選挙があるからと街頭に立っても効果はない」と言い切った。

 ◇注目は投票率
 立候補予定者たちが気にするのが投票率だ。10年市議選は過去最低だった。最近の県内の投票率も低調で、12年12月の衆院選は54・2%で全国ワースト2位、13年7月の参院選は46・25%で全国最低だった。

 争点によっては投票率上昇も期待できるが、現状では市民の関心は高まっていない。市政の停滞要因となってきた「ねじれ」も争点としては薄れた。3度否決された市議報酬の15%削減案は9月議会に提出されず、市議たちが「踏み絵」を踏まされることはなかった。現在地を前提にした庁舎建て替え関連条例案は可決された。

 現在地案に反対してきた自民会派の議員は「庁舎を争点にされるのは嫌だった。我々でもたまに『市政の停滞』と怒られてきたから」と複雑な表情。新人は「市政は何も決めきれず、若者は政治に関心がない。きっと今回も投票率は下がるだろう」と苦い顔を見せた。【宮城裕也】=つづく

3277チバQ:2014/10/10(金) 22:23:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141010ddlk02010222000c.html
「ねじれ」の行方:’14青森市議選/4止 選挙後も残る火だね アウガ、新駅舎、議員報酬… /青森
毎日新聞 2014年10月10日 地方版

返済猶予決定後も経営改善が見られないアウガ。自民はアウガの経営難表面化による巻き返しを狙う=青森市のアウガで
返済猶予決定後も経営改善が見られないアウガ。自民はアウガの経営難表面化による巻き返しを狙う=青森市のアウガで
拡大写真
 ◇巻き返し狙う自民
 「年度末に(駅前商業施設)アウガの経営難が改めて表面化する。今に見ていろ、という感じだ」

 青森市庁舎建て替え問題で、鹿内博市長と対立し続けた議員は捲土(けんど)重来を期している。実際、アウガの経営は悪化の一途だ。運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の今年度上半期の店舗売上高は約6億8000万円で前年比1億8000万円減。買い物客数も37万4695人で、前年比11万4016人減の落ち込みだ。

 アウガの経営難は2001年の開業以来で、今年3月期決算では2年ぶりの赤字に転落。同社は今年度中に市に一括返済しなければならない借入金約2億7000万円の返済猶予を市に要請し、市長はこれに応じる補正予算案を6月議会に提出した。自民党新青会は市長給与の半額削減などの「けじめ」を求めたが、鹿内市長はアウガ開設を主導した佐々木誠造前市長の責任に言及。前市長を支えた自民側に反撃した。

 補正の審議では、同社が地権者に支払う賃借料引き下げなどの再生計画の実効性が疑問視された。しかし、否決はアウガの経営破綻に直結しかねない。結局、新青会の11人(当時)中8人も賛成して補正は可決された。

 ただ、新青会の大矢保市議が「アウガ支援として庁舎機能の一部をアウガに移転することも考えられる。財政が苦しい中、現在地での建て替えが良いのか、筋を通して議論を続ける」と話すなど、建て替え問題とアウガを絡めた長期戦が視野に入っているようだ。

 ◇「無駄な公共事業」
 約100億円の庁舎建て替えと並行して、総事業費約82億円の新駅舎整備が行われるのも市議たちの懸念を深める。鹿内市長は「選択と集中の行財政改革を行う」とするが、建て替え関連議案に賛成した共産党の藤原浩平市議は、新駅舎については「無駄な公共事業」と切り捨てる。

 懸念は、市とJRの合意を評価して建て替え関連議案賛成に転じた市議にさえ広がる。駅周辺での商業施設整備が、8月末の市とJRの合意で先送りされたことに関し、社民党・市民の会の斎藤憲雄市議は「商業施設部分に具体性がない。自由通路の必要性の根拠も薄い」と疑問視する。

 ◇市長の対応焦点に

 市議報酬の削減幅も市議の関心を集める。市長は15%を主張したが議会側は3回否決。議会独自に実施した10%削減は11月25日で期限切れとなる。市の「特別職報酬審議会」は10月6日に「来年1月からの8%削減」との答申案をまとめたが、鹿内市長がこれを受け入れるかどうかが当面の焦点となりそうだ。

 立候補予定者の中には、「市議会の対応は市民本位ではない。人口減の少子化時代に10%では甘い。自分でえりをただせる議員がいない」と争点化を試みる新人もいる。ただ、現職は消極的だ。ある市議は「市議の仕事内容が市民にあまり知られていないから、『なぜこんなにもらうのか』と言われてしまう。今はほとぼりが冷めたと思う」と話した。

 市政をめぐる鹿内市長と議会の「ねじれ」は、建て替え問題では一応の決着が付いたものの、アウガ、新駅舎、市議報酬など、火だねは山積している。【宮城裕也】=おわり

3278チバQ:2014/10/13(月) 14:59:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141013ddlk07010118000c.html
再生の針路:’14知事選 序盤の攻防戦 初サンデー、支持拡大へ走る /福島
毎日新聞 2014年10月13日 地方版

 26日投開票の知事選は12日、告示後初の日曜日を迎えた。序盤に勢いに乗ろうと、各候補は秋晴れの下、大型スーパーや祭りなど週末ににぎわう場所に繰り出したり、ゆかりの場所を回ったりしながら支持拡大を訴えた。【岡田英、小林洋子、横田香奈】

 ◇後継批判けん制−−内堀氏
 前副知事の内堀雅雄氏(50)は大票田の一つである郡山市内で遊説。大型スーパーや県議の事務所前で街頭演説し「原子力災害は過去に例がないが、改革精神をもって(対応に)あたりたい」と述べた。

 内堀氏は佐藤雄平知事の事実上の後継候補。告示日の必勝祈願祭には佐藤知事も駆けつけた。11日にあった会津若松市の事務所開きには、知事の有力支持者である渡部恒三・民主党顧問も参加し、取材に「雄平の次の知事は文句なく内堀」と強調した。

 一方、内堀氏は「継承という言葉が誤解を招いている。単純に続けるのでなく、進化させる」と「発展的継承」を唱え、県政継承への批判をけん制する。

 街頭演説では有権者に「うっちー」と愛称で呼ぶよう持ちかけて、「お堅い役人のイメージ」(陣営関係者)の払拭(ふっしょく)を狙っている。

 ◇仮設住宅に重点−−井戸川氏
 前双葉町長の井戸川克隆氏(68)は白河市、矢吹町、西郷村など県南を選挙カーで回った。町長時代に交流があった支援者のつてをたどりながら、遊説コースをその都度決めて動いた。

 新白河駅前では、これまでの県政を「正しい情報を出さなかった」と批判。そのうえで「皆さまの健康と命を守るため、正しい情報を出すために立候補した」と持論を展開した。

 「県民の救済がなければ復興はない」との思いから、仮設住宅を中心に遊説する井戸川氏。この日も午前中だけで矢吹町や西郷村の仮設住宅3カ所でマイクを握った。「つらい思いをされていると思う。どうか私に県政を託してもらいたい」と支持を訴えた。

 遊説をしようとした場所に集まった有権者が少ないとみると、急きょ予定を変更して、西郷村で行われたロードレース大会の会場に向かう一幕もあった。

 ◇地元固めに奔走−−熊坂氏
 前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)は出身地である福島市内を回り、地元の基盤固めに奔走した。

 「(福島市立)野田小、野田中出身。子供の頃はこのあたりで魚捕りをしました」。弘前大医学部入学までを過ごした同市野田町を起点に選挙カーを走らせ、「地元出身」を強調した。

 母校の福島高OBを軸に支持拡大を図ってきた熊坂氏。選挙戦の序盤に地元の引き締めを行って勢いをつけたい考えだ。市内では各地で秋祭りが行われており、地区ごとの集会所を訪れるなどして支持を訴えた。

 選挙カーで繰り返し呼びかけたのは「継続では何も変わりません」。事実上の現職後継候補である内堀氏を意識しつつ、医師としての経験を生かした少子高齢化対策を前面に押し出した。

    ◇

 他の3候補も各地で有権者に語りかけた。

 牧師の五十嵐義隆氏(36)は南相馬市で知人らに会い、行政改革の必要性などを訴えた。コンビニエンスストア店長の伊関明子氏(59)は、郡山市内の仮設住宅などで避難者の声に耳を傾けた。建設会社社長の金子芳尚氏(58)は、郡山市内を遊説し県庁の同市への移転を主張した。

3279チバQ:2014/10/13(月) 15:34:52
http://www.minpo.jp/news/detail/2014101218597
県都で譲れぬ戦い ふくしま知事選現地ルポ(上)
 告示後、最初の週末を迎えた11日、自民、民主、公明、維新、社民の各党が支援する前副知事で無職の内堀雅雄は、大熊町から避難している町民が暮らす会津若松市の仮設住宅を回った。共産と新党改革両党が推す元岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕は、津波被災地の相馬市などを巡り支持を呼び掛けた。
 県都・福島市にあるそれぞれの選挙事務所では、留守部隊が支援者カードの袋詰め作業や遊説スケジュールの確認などに追われていた。同市は、内堀が総務省から県に出向し13年半にわたり暮らしている地だ。熊坂にとっては、福島高を卒業するまで生まれ育った「地元」。両陣営とも選挙事務所を配し、重点地域と位置付けている。
 内堀は告示の約1カ月前に立候補を表明し、短期間で選挙準備を進めてきた。各政党や連合福島、県職員OBらによる強固な支援組織を頼りに、支持拡大を図っている。熊坂は政策に影響が出る可能性があるとして、いずれの政党、団体とも政策協定を結んでいない。母校である福島高の卒業生や医療関係者のネットワーク、地縁・血縁を生かした草の根的な運動を進めている。
 両陣営が注目するのは自民の動きだ。内堀の福島地区選対本部長を務める元県議会議長の斎藤卓夫は「内堀氏 序盤優位」を報じる新聞を横目に、「調査結果はともかく、現場感覚では福島市の情勢は厳しいとみている」と顔をしかめた。
 自民県連が独自候補の擁立を撤回した波紋が尾を引いているからだ。いったん擁立した独自候補は、福島市内に知人が多く、県連が擁立を決めた段階から、県議や支持者らが一斉に選挙準備に走りだした。そのようなさなか、党本部の意向を受けて擁立を撤回した県連に対する不満は根強く、気持ちを切り替えられない支持者がいるという。
 斎藤は自民県議らに対し、1年後の自身の県議選だと思い、集票に全力を挙げるよう、げきを飛ばし、引き締める。
 一方、自民の足並みの乱れを、熊坂陣営は「好材料」と受け止め、自民支持層の取り込みを図っている。後援会長の菊田透は「自民の擁立撤回の直後から、自民を含む各層からの期待を感じる」と話す。
 ただ、政党から支援の申し出があったが、人的な派遣をほぼ断っており、組織力には不安がのぞく。
   ◇  ◇
 商都・郡山市では、自民県連の候補者擁立をめぐる混乱に加え、昨年4月の市長選の余波が残る。
 市議会最大会派の「創風会」は自民の市議18人で構成している。市長選は支援した当時の現職が惜敗。内堀の事務所は当選した現市長の品川萬里(まさと)の支援者や民主関係者らが中心となって切り盛りする。
 創風会所属のベテラン市議は「選挙事務所から動員の要請もない」と明かす。10日の街頭演説では、事務所の指示が行き届かず、想定した人員を集められない事態が起きた。
 一方、熊坂陣営は自民や政府、現県政への批判票の掘り起こしにも力を入れる考えだ。だが、経済人など核となる支援者が不在で、選対関係者は「今のところ組織的な運動には至っていない」と話す。
 郡山市が地元で、「内堀を応援できない」と民主党県連代表を辞任した参院議員の増子輝彦(本県選挙区)の支持者の票がどう流れるかも注目されている。
   ◇  ◇ 
 元双葉町長で無職の井戸川克隆は仮設住宅などを重点的に回り、会社役員の金子芳尚は地元白河市を中心に支持を広げたい考えだ。牧師の五十嵐義隆、コンビニ店長の伊関明子も政策の浸透に努めている。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、初めての知事選は、過去最多の新人6人が立候補し、26日の投票に向けて舌戦を繰り広げている。各候補者は独自の施策を訴えている。広い県土で地域ごとに異なる選挙事情をルポする。=文中敬称略=

 ◇知事選立候補者 (届け出順、敬称略)
内堀 雅雄[うちぼりまさお]  50 無新
井戸川克隆[いどがわかつたか] 68 無新
五十嵐義隆[いからしよしたか] 36 無新
熊坂 義裕[くまさかよしひろ] 62 無新
伊関 明子[いせきあきこ]   59 無新
金子 芳尚[かねこよしなお]  58 無新

( 2014/10/12 08:28 カテゴリー:主要 , 福島県知事選 )

3280チバQ:2014/10/13(月) 15:35:31
http://www.minpo.jp/news/detail/2014101118593
内堀氏序盤優位 8割以上が「関心ある」 本社世論調査
 新人6人が立候補した知事選について、福島民報社は10日、電話世論調査の結果に、これまでの取材を加味し、序盤情勢を探った。前副知事で無職の内堀雅雄候補(50)が県内全域で優位に戦いを進めている。回答した八割以上が知事選に関心を持っているが、まだ投票する候補者を決めていない人も多く、各陣営の今後の戦術が選挙戦の行方を左右するとみられる。
 今期限りで退任する佐藤雄平知事の後継候補となる内堀候補は、自民、民主、公明、維新、社民各党の支援や、多くの業界団体の後押しを受け、郡・市単位に設けた選対組織を動かし、各地で先行している。
 現県政の復興政策の見直しを訴えている元岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕候補(62)は共産、新党改革両党の支援を受けて草の根的な運動を続け、出身地の福島市を中心に郡山、いわき両市などの都市部で支持を広げつつある。
 元双葉町長で無職の井戸川克隆候補(68)は浜通りの一部で健闘している。牧師の五十嵐義隆候補(36)、コンビニ店長の伊関明子候補(59)、会社役員の金子芳尚候補(58)は全域で浸透し切れていない。
 支持政党別では、内堀候補が自民、民主の支持層を手堅くまとめ、維新、公明の支持層にも浸透している。熊坂候補は共産、社民などの支持層に食い込んでいる。
 男女・年代別でも、内堀候補は男女差なく全ての年齢層でリードしている。熊坂候補は男性や50代、60代からの支持が比較的目立つ。
 知事選に対する関心度を聞いたところ、「大いに関心がある」が約五割、「ある程度関心がある」が三割強を占めた。有権者の関心は高いが、投票先を決めていない人が多く、各陣営は政策や公約の浸透などに力を入れるとみられる。

◇知事選立候補者(届け出順、敬称略)
 内堀雅雄  50 無新
 井戸川克隆 68 無新
 五十嵐義隆 36 無新
 熊坂義裕  62 無新
 伊関明子  59 無新
 金子芳尚  58 無新

■調査の方法
 告示日の9日午後6時から同8時まで、市町村の有権者数の割合に応じて電話帳から抽出した家庭用電話に電話をかけるRTD(ランダム・テレフォンナンバー・ダイアリング)方式によって実施した。電話のつながった8720件のうち1002人から完全回答を得た。男女の比率は男性49・7%、女性50・3%。東京電力福島第一原発事故により住民の多くが避難生活を送る双葉郡と全村避難の続く飯舘村の計9町村の家庭にも電話したが、回答したのは広野、葛尾2町村の計3人だった。天栄、昭和両村の回答はなかった。

( 2014/10/11 08:55 カテゴリー:主要 , 福島県知事選 )

3281チバQ:2014/10/13(月) 16:02:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141013_11023.html
仙台サミット、オール東北で誘致へ

 仙台市は14日、2016年に日本で開かれる主要国首脳会議(サミット)の仙台誘致に向け、東北6県の官民機関と連携して「2016サミット仙台・東北誘致推進協議会」を設立する。「オール東北」体制で誘致活動を本格化させ、誘致の実現を目指す。
 協議会顧問に村井嘉浩宮城県知事を迎え、委員に奥山恵美子仙台市長、高橋宏明東北経済連合会会長、鎌田宏東北六県商工会議所連合会会長、福島を除く東北5県の副知事ら11人が就く。福島県は知事選のため調整中。
 仙台市内で14日に開く初会合では、市の誘致計画を示し、国への要望行動など今後の活動方針を話し合う。
 市は「風評被害を払拭(ふっしょく)し、東北への誘客や投資促進につなげたい」(奥山市長)と各県に参加を呼び掛けた。サミットを通して、東日本大震災の復興の現状を世界に発信しながら、被災地への関心を掘り起こし、地域の活性化につなげたい考えだ。
 開催地は、外務省の現地調査などを経て来春にも安倍晋三首相が判断する見込み。政権が「地方創生」を重要課題に掲げる中、市まちづくり政策局の担当者は「東北一丸となって取り組み、誘致を成功させたい」と意欲を示す。
 サミットの誘致は仙台、新潟、神戸、広島4市のほか、静岡(県、静岡、浜松両市)、愛知(県、名古屋市)、長野県軽井沢町の計7地域が表明。誘致をPRする横断幕の掲示(軽井沢町)や誘致推進組織の結成(神戸市)など、各地で誘致活動が活発化している。

3282チバQ:2014/10/15(水) 21:16:20
>元県議で無所属の佐藤健一
元民主党
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141015ddlk07010215000c.html
選挙:県議補選・いわき市選挙区 あす告示 3氏立候補表明 /福島
毎日新聞 2014年10月15日 地方版

 知事選と同じ26日に投開票される県議補選(いわき市選挙区、改選数1)は16日告示される。立候補を表明しているのは、現時点で、新人で共産党県委員会県委員の吉田英策(55)▽元県議で無所属の佐藤健一(65)▽新人で自民党いわき総支部事務局長の木田孝司(53)−−の3氏。

 市選挙管理委員会によると、投票は26日午前7時〜午後6時(一部地域は午後7時)で、市内140カ所。開票は知事選と同じ午後8時に始まり、大勢判明は同11時ごろの見通し。【栗田慎一】

3283チバQ:2014/10/15(水) 21:24:26
http://www.minpo.jp/news/detail/2014101518655
県議補選絡み困惑 知名度アップに躍起 現地ルポ(下)
 いわき市平の6号国道沿いにある前副知事で無職の内堀雅雄の連絡所。12日は数人のスタッフが電話応対などに当たっていた。いわき市と双葉郡を担当する内堀の五区選対は支援政党の自民、民主の国会議員が顧問に就き、公明、無所属を加えた地元の県議が相談役に名を連ねる。業界団体も巻き込み、市内の隅々まで政策を浸透しようと躍起だ。
 元岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕は市内に空き事務所を確保できず、拠点となる現地連絡所などを設けられなかった。自らの後援会組織「ふくしま県民のわ・ネットワーク」や、脱原発を訴える全国の弁護士らでつくる支援団体などのメンバーが、それぞれの人脈を生かして支持拡大を図っている。
 16日には、同時選で行われる県議選いわき市選挙区の補選(欠員1)が告示される。自民党公認の新人、民主党籍を持つ無所属の元職、共産党公認の新人の3人が立候補を表明している。
 自民、民主などの支援を受けている内堀陣営は、組織内に対立の構図を持ち込まれることを懸念する。互いの党がけん制し合えば、選挙運動が停滞しかねないからだ。五区選対で事務局長を務める佐藤敏史は「補選には関われない。政党色のない30代から50代の若手経済人を中心に運動を展開したい」と強調する。
 一方、熊坂陣営は、共産、新党改革の支援を受けているものの、政党色を出さずに幅広い層に浸透を図るため、各党と一定の距離を置いている。
 ただ、共産は県議補選の公認候補と熊坂をセットで売り込む方針。熊坂陣営の幹部の一人は「政党と手を結ばない基本姿勢は変わらない」と話すが、思惑通りに集票できるかどうかは不透明だ。
 同市が地元の牧師の五十嵐義隆は独自の戦いを展開している。
   ◇  ◇
 各陣営は双葉郡八町村の避難者の集票にも力を入れている。
 昨夏の参院選では、郡内の有権者約5万6300人のうち、9割以上の約5万4200人が県内外に避難していた。県選管委は12日現在、今回の知事選で有権者数に占める避難者数を集計中だが、担当者は「おそらく参院選の時と同じような状況」とみている。
 内堀陣営は支援団体のネットワークを足掛かりに避難先の有権者に支持を訴えている。熊坂陣営はホームページを充実させるなどして政策を浸透させたい考えだ。
 元双葉町長で無職の井戸川克隆は各地の仮設住宅を回っている。
   ◇  ◇
 会津地方は現知事の佐藤雄平の地元で、退任に伴い有権者の動向が注目されている。
 内堀は11日夜、会津若松市の連絡事務所前で集会を開いた。会津地方の市町村長、経済人ら約200人が集まった。選対幹部の一人は「佐藤県政の路線を継ぐ者として全面支援する」と語る。現職の後継候補であることを売り込み、知名度不足を克服したい考えだ。
 熊坂は会津地方に事務所を設けていない。熊坂が告示前に会津若松市で開いた会合に集まり、政策に賛同した有志らが支援の輪を広げようと動いている。後援会関係者は「県政刷新を望む層への浸透を進める。電話などで各戸に呼び掛ける」としている。
 コンビニ店長の伊関明子は地元候補として支持を訴えている。会社役員の金子芳尚は11日に会津若松市で個人演説会を開いた。=文中敬称略=

◇知事選立候補者
(届け出順、敬称略)
内堀雅雄[うちぼりまさお] 50 無新
井戸川克隆[いどがわかつたか] 68 無新
五十嵐[いからし]義隆[よしたか] 36 無新
熊坂義裕[くまさかよしひろ] 62 無新
伊関明子[いせきあきこ] 59 無新
金子芳尚[かねこよしなお] 58 無新

( 2014/10/15 12:18 カテゴリー:福島県知事選 )

3284チバQ:2014/10/19(日) 18:30:43
http://www.sankei.com/premium/news/141019/prm1410190006-n1.html
2014.10.19 17:00更新

【日本の議論】
青森市庁舎建て替えへ 「決められない」市議会を市民の批判が動かした!

 青森市役所の市庁舎が、現在地で建て替えられることになった。市議会の9月定例会最終日の9月26日、関連条例と補正委予算案が賛成多数で可決されたからだ。市庁舎は老朽化で耐震強度の不足が指摘され、「建て替え」か「移転」かで、市と市議会の一部会派との対立が続いていたが、ようやく決着をみた形だ。(福田徳行)

 市庁舎は、平成22年度の耐震診断で震度6強から7程度の大地震で倒壊の危険性が高いとされた。このため、市が23年2月から建て替えを検討。災害時の拠点機能を重視し、約100億円をかけて現在地で建て替える基本計画を示した。

 しかし、最大会派の自民新青のほか公明、市民クラブ、社民党・市民の会が「現在地ありきだ」と反発し、商業地の活性化のため、経営難が続いているJR青森駅前の複合商業施設「アウガ」内に機能の一部移転や同駅周辺に庁舎を整備するよう主張。これまで2度にわたって関連条例案が否決され、膠着(こうちゃく)状態が続いていた。

 事態打開に向け、市は今年8月に基本計画を改訂した。来庁者の休憩スペースと会議室について、業務の支障にならない範囲で市民の集会やイベントなどの場として開放するなど、にぎわいの場となる機能を追加し、具体的な設計を議会、市民と検討することを表明。さらに、現在地案に反対の姿勢を示す会派が求めていた同駅前周辺の整備について、8月末にJR東日本との間で駅舎と東西自由通路などを整備することで合意したことや、駅周辺と庁舎を連動させた回遊的な活性化策に取り組む方針を打ち出したことで、社民党・市民の会と市民クラブの一部議員が賛成した。

 議員の一人は「庁舎の在り方と駅前の整備事業に着手することで一歩前進と捉えた」と話す。これまで手付かずだった同駅前周辺の整備着手と、庁舎を連動させた街づくりを引き出せたことが歩み寄る形となった。別の議員も「かたくなに現在地案ありきだった鹿内博市長が議会の意見を聞く耳を持った」と明かす。

 庁舎問題が大きく動き出した背景には、市議選を控える議員の“台所事情”もありそうだ。庁舎問題でもめ続けていた市議会には、これまで市民から批判の声が寄せられている。市内の自営業の男性(44)は「市議会はどうなっているのか。一体誰のための議員なのか分からない。庁舎問題への対応は選択肢の一つ」と言い切る。

 こうした有権者の声に敏感に反応するように、現在地案に賛成した議員は「支持者からも『お前たちは何をやっているんだ』といわれている」と、議会の反発が市政停滞を招いていると映る市民感情に配慮をにじませた。別の議員も「いつまでも反対していては市民に説明がつかない」と話した。市議選を見据え、事態収拾を探る動きが見え隠れする中で、移転を主張する議員の一人は「選挙は関係ない。支持者にはなぜ移転がいいのか丁寧に説明していく。市政の課題は庁舎問題だけではない」と強気の姿勢だ。

 庁舎問題は新たな局面を迎えたが、財政が厳しい中、庁舎整備で約100億円、駅前周辺整備で約100億円の計約200億円の巨額なプロジェクトの資金をどう捻出し、圧縮していくのか。さらに、依然として反対の立場を崩さない議員への説明責任と合意形成、街づくりの在り方に関する議論など課題は山積している。庁舎問題の前進に「正直ホッとしている」(鹿内市長)と喜んでばかりはいられない。

3285チバQ:2014/10/19(日) 21:01:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141019_11018.html
宮城知事3選から1年 村井流、軌道修正


講演会で県立医学部構想を明らかにする村井知事=5月29日、仙台市青葉区のホテル

 村井嘉浩宮城県知事は2013年10月27日に3選され、間もなく丸1年になる。東日本大震災後、時に強硬にも映る政治手法で県政をけん引してきたが、就任9年目は環境や世論の変化に応じ、自ら掲げた政策を軌道修正する場面もあった。県議選を来年に控え、村井県政の推進力となる自民党を中心とした県議会与党会派との蜜月ぶりの演出にも余念がない。(宮城県政取材班)

<ライバルと和解>
 「おめでとうございます」。9月10日、県庁4階の知事室で、村井は「ライバル」に自ら手を差し出した。
 相手は、東北に新設される大学医学部の設置先を争った東北薬科大(仙台市青葉区)の理事長高柳元明だった。
 国の構想審査会は8月28日、村井の「宮城大医学部」案を退け、薬科大に軍配を上げた。村井が遺恨を乗り越え、和解に踏み出した瞬間だった。
 3カ月前の5月30日、村井は私学支援の立場を翻して県立医学部構想を申請した。批判覚悟で下した政治決断だったが、実らなかった。村井にとって初めてともいえる「挫折」だった。
 自ら唱えた東北の医師不足解消の大義に立てば、薬科大を支援せざるを得ない。薬科大が創設する修学資金制度に県が拠出する額をめぐり、せめぎ合いが続く。

<防潮堤高で譲歩>
 津波被災地に整備する防潮堤の高さをめぐっては、従来の路線を徐々に変えた。
 引き下げを求める一部住民の声に、当初は「科学的根拠もないのに妥協すべきではない」とにべもなかった。それが2月には気仙沼市の内湾地区で、9月には同市の鮪立(しびたち)地区で、住民の意見をくんだ。
 背景には、首相安倍晋三の夫人昭恵の再三にわたる防潮堤見直し発言があったとみられる。昨年末から年明けにかけ、安倍や官房長官菅義偉も見直しに言及し始めた。
 「決して私は石頭ではないんです」
 講演会や定例記者会見で、村井は努めてにこやかに話す。それは、防潮堤問題で浴びた「住民不在」の批判を拭い去ろうとしているかに見える。
 「創造的復興」を強力に押し進めつつ世論の風を読み、緩やかに軌道修正を図る村井。「強気」の源泉となる権力基盤の維持には抜かりがない。
 「来年は県議選。私と女房は確実に投票します」。村井は今月10日、仙台市宮城野区であった県議石川光次郎の県政報告会で約束した。

<与党内に不満も>
 石川は、最大会派の自民党・県民会議の政調会長。村井が県議から知事に転身した際、地盤を継いだ「弟分」の存在だ。
 会派内の一部には、村井流への不満がくすぶる。村井の看板政策の一つ、宮城野区の広域防災拠点構想や、議論を主導した指定廃棄物最終処分場の建設候補地選定には批判的な見方も根強い。
 「過激なことばかりやるから議会でお叱りを受ける。根回ししてもらっている石川先生は、私になくてはならない存在」
 笑みを絶やさず、冗談とも本気ともつかぬ口調で語る村井。柔軟な姿勢を見せつつも、強気の一端をのぞかせた。(敬称略)

3286チバQ:2014/10/20(月) 22:45:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141020ddlk02010053000c.html
選挙:青森市議選 告示 44人、35議席巡り立候補 /青森
毎日新聞 2014年10月20日 地方版

 任期満了に伴う青森市議選(定数35)が19日告示され、現職36人、元職1人、新人7人の計44人が立候補を届け出た。今回から定数が6議席減る中、投開票の26日に向け、候補者たちは選挙カーで市内を回って支持を訴えるなど激しい選挙戦がスタートした。【宮城裕也】

 立候補者の党派の内訳は、自民10人(うち元職1人)▽共産6人▽公明4人(うち新人1人)▽社民3人▽民主1人▽無所属20人(うち新人6人)。告示の19日には多くの選挙カーが市内を行き来し、支持を訴える声が響いた。

 青森市政では、鹿内博市長が現在地案で進める庁舎建て替えの関連議案が9月議会で可決されたものの、財政難などを理由に反対する市議との対立が残っているほか、業績不振のJR青森駅前商業ビル「アウガ」の経営問題などの課題で、市長と市議会の緊張関係が続いている。市の「特別報酬等審議会」が15日に市議報酬の8%引き下げを答申し、改選後には報酬の削減幅を巡る駆け引きが早速展開されそうだ。

 市議選の投票率は旧浪岡町との合併後初の2006年に55・61%、前回10年は47・55%と過去最低記録が続いている。投票率低下を防ごうと市選管は、告示前の5日に市内3カ所で投票を呼びかけるティッシュを有権者に配ったり、前回選挙で届くのが遅れた投票所の入場はがきを期日前・不在者投票が始まる20日に間に合わせて送るなどの対策を行っている。

 投票は26日午前7時〜午後8時(一部投票所は午後7時まで)に市内110カ所であり、同9時15分から市民体育館で即日開票される。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は24万6714人(男11万3234人、女13万3480人)。

==============

 ◇青森市議選立候補者(定数35−44、届け出順)
花田明仁 62 会社役員(2)自現
渋谷勲 64 会社役員(2)自元
山本武朝 56 党県役員(1)公現
藤原浩平 68 党県委員(2)共現
秋村光男 67 [元]JR社員(2)無現
神山昌則 66 会社役員(2)無現
天内慎也 40 党県委員(1)共現
中村美津緒 40 会社役員 無新
笹田隆志 65 NPO役員 無新
渡部伸広 47 党県役員(2)公現
舘山善也 47 朝野球協役員(1)無現
高坂斉 57 アパート経営 無新
橋本尚美 52 [元]保育士(1)無現
丸野達夫 48 会社役員(2)無現
奈良祥孝 54 党県役員(2)民現
軽米智雅子 53 主婦 公新
斎藤憲雄 62 [元]JR社員(2)社現
中村節雄 54 [元]会社役員(2)無現
奈良岡隆 63 [元]新聞記者(2)無現
赤木長義 52 党県役員(2)公現
村川みどり 41 党県委員(2)共現
舘田瑠美子 67 党県委員(2)共現
中田靖人 43 飲食店経営(2)自現
長谷川章悦 65 市体協理事長(1)自現
葛西育弘 48 党地区委員(1)共現
竹山美虎 53 東北電社員(1)無現
大矢保 64 会社役員(2)自現
木下靖 54 会社役員(2)無現
奥谷進 80 福祉法人役員(2)無現
山脇智 32 党地区委員(1)共現
工藤勝 44 雑貨店経営 無新
山本治男 57 [元]酒店経営(2)自現
福井寿和 27 会社役員 無新
木戸喜美男 61 交安協支部長(1)無現
里村誠悦 66 市民団体会長(2)自現
小豆畑緑 68 保護司(2)自現
上林英一 64 [元]PTA役員(1)無現
工藤健 57 [元]会社員(1)無現
藤田誠 61 [元]市職員(1)社現
福士信幸 46 金魚店経営 無新
海老名鉄芳 64 農業(1)無現
仲谷良子 74 党県副代表(2)社現
小倉尚裕 56 食堂経営(2)自現
小田桐金三 80 福祉法人役員(2)自現

3287チバQ:2014/10/22(水) 20:53:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141022ddlk02040244000c.html
平川市長選選挙違反:現金は「当選後協力金」 公判で古川敏被告、「選挙絡み」否定 /青森
毎日新聞 2014年10月22日 地方版

 1月の平川市長選を巡って現金20万円を受け取ったとして公職選挙法違反(被買収)罪で起訴された2市議の第2回公判が30日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で個別にあった。いずれも起訴内容を否認しており、古川敏夫被告(69)は被告人質問で「10万円はもらったが、選挙運動の報酬ではない」と供述。現金の趣旨については、落選した前市長の大川喜代治被告(69)=同法違反罪で公判中=の市長当選後に「議員として(大川被告に)協力するための金」と説明し、改めて検察側の起訴内容の金額と趣旨を否認した。

 古川被告の弁護側は「被告が捜査段階の供述で、市長選がらみで20万円をもらったと認めたのは、拘留生活で持病が悪化し健康の危険を感じたため」と主張し、供述の任意性を争う姿勢を示した。11月21日の次回公判で、古川被告に現金を手渡したとされる前市長の後援者の水木貞被告(66)=同=の証人尋問が行われる。

 また、古川昭二被告(64)の公判では、弁護側が、大川被告と水木被告の調書の証拠採用を不同意とした。森裁判官は、同じく起訴内容を否認する市議の対馬実被告(63)=同=の第2回公判(30日)の後、古川昭二、対馬両被告の審理を併合し、12月2日の第3回公判で水木被告を証人として召喚する意向を示した。【松山彦蔵】

3288チバQ:2014/10/22(水) 20:54:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141017ddlk07010224000c.html
再生の針路:’14知事選 争点の現場を歩く/1 米価下落 「作れば作るほど赤字」 破綻、離農の危機に /福島
毎日新聞 2014年10月17日 地方版

秋晴れの下、大型コンバインで稲刈りをする斎藤和夫さん。左は妻の雪子さん=郡山市で
秋晴れの下、大型コンバインで稲刈りをする斎藤和夫さん。左は妻の雪子さん=郡山市で
拡大写真
 黄金色に実った稲を大型コンバインが次々と刈り取っていく。国内でも有数のコメ産地、郡山市中部に広がる穀倉地帯。収穫の秋を迎えたというのに、コンバインを繰る斎藤和夫さん(60)=同市逢瀬町多田野=の表情はさえない。2014年産米の米価が暴落したからだ。「黄金色の稲穂が、灰色にしか見えない」と、ため息すら漏れる。

 コメ専業で、耕作面積が27ヘクタールある大規模農家。近隣の田んぼを次々と借り受け、国の政策に沿って規模拡大を進めた。作付けのほとんどはコシヒカリで、妻の雪子さん(60)と2人だけの稲刈りは今月いっぱい続く。

 JA郡山市が買い取るコシヒカリ(1俵60キロ、1等米)の価格は8200円で、昨年比で3300円も下落した。担当者は「うちは2000俵を出す。昨年に比べ、単純計算で660万円の減収になる。『豊作貧乏』とは、まさにこのことだ」。その一方で、肥料・農薬代の約400万円、農機具のローンの年払い約500万円などの支出は、昨年とほぼ変わらない。今年購入した大型コンバインは約1400万円。大規模化に必要不可欠な農機具代の負担が、重くのしかかる。

 農林水産省によると、コメ60キロ当たりの生産費(12年産)は東北平均で1万4094円、耕作面積が5ヘクタール以上の大規模農家で1万1432円。「今の米価ではコメは作れば作るほど赤字になる。これでは誰も稲作をやらなくなる」と斎藤さんは危惧する。雪子さんも「田んぼに行きたくない。やる気が出ない」と消沈している。

 斎藤さんは白河市で会社員をしている長男(42)に、農業を継がせる考えはないという。「多田野地区の稲作農家はほとんどが60、70代で、息子が農業を継いでいるのは1軒だけ。このまま米価が低迷し、次々と離農したら農地はどうなるか。せめて赤字にならないような手立てを、国や県は真剣に考えてもらいたい。今の米価の水準を深刻に受け止めてほしい」と訴える。

 そう遠くない将来に、穀倉地帯が荒れ地になるのだろうか。「3年放置すると、田んぼには柳の木が生えてきてしまうのよ」。雪子さんはポツリと語った。

 郡山市農業委員でコメ中心の専業農家、藤田稔さん(58)=同市熱海町安子島=は「4年後にコメの生産調整(減反)が廃止される中、米価の将来見通しは全く立たない」と言う。藤田さんが最も恐れているのは、安値のまま推移することだ。「中規模・大規模農家ほど打撃が大きい。今の米価の水準が3年続けば、相当数のコメ農家の経営が破綻し、離農する」とみている。

 高齢化や担い手不足に苦悩する農村部に、米価暴落が追い打ちをかける。牧歌的な田園風景の崩壊は、現実味を帯びている。【浅田芳明】

     ◇ 

 過去最多となる無所属の新人6人が立候補した知事選がスタートした。震災と原発事故後、初めてとなる知事選。各地では何が問われ、争点となっているのか。現場を歩いた。=つづく

==============

 ◇概算金は最低水準
 JAが農家からコメの委託販売を受けた際に前金として支払う2014年産米の概算金が過去最低水準に下落。全銘柄で昨年を下回り、主力品種のコシヒカリも大幅にマイナスとなった=表。昨年までの2年連続の豊作による供給過剰とコメの消費低迷で、全国的に下落し、中でも「中通り」「浜通り」産は原発事故の風評が根強く、早期に売り切るため低額に設定された。各JAは独自に加算金を上乗せするなどしているが十分な補填(ほてん)とは言えない状況。JA郡山市は委託販売ではなく、買い取り方式で農家に支払っている。

==============

 ◆コシヒカリの概算金◆

産地  2014年産 13年産   差額

会津  10,000 12,100 ▼2,100

中通り  7,200 11,100 ▼3,900

浜通り  6,900 11,100 ▼4,200

 ※1等、60キロ当たり、単位円

3289チバQ:2014/10/22(水) 20:55:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141018ddlk07010341000c.html
再生の針路:’14知事選 争点の現場を歩く/2 医師不足 行き場失う相馬の患者 県、病院整備に調整力欠く /福島
毎日新聞 2014年10月18日 地方版

 2004年の研修医制度改正以降、相馬地方は深刻な医師不足に悩む。人口当たりの医師数は、震災以前から全国平均の半分程度。現在の地域内の医師数は震災以前とほぼ同数だが、全体数が少なく、小児科、産婦人科、耳鼻科など、著しく不足する診療科がある。

 相馬地方の中核病院の一つ、公立相馬総合病院(相馬市)には、地域で唯一の常勤の耳鼻科医だった長谷川純医師(45)がいたが、過労による体調不良から今年7月に退職し、現在は非常勤として週1回のみ診察している。現在相馬地方に耳鼻科は開業医が1軒と、非常勤医を置く病院が数軒のみで、年間約200人いた入院患者は行き場を失ってしまった。

 長谷川医師が同病院で診察を行う木曜は、他科が診療を終えた夕方にも、耳鼻科の前にだけ患者が並ぶ。アレルギー性中耳炎で南相馬市から通院を続けている無職男性(62)は「病院まで高速を使って往復1時間。3時間待ちで診察を受けて、半日仕事ですよ」とうんざりした表情。男性は長谷川医師の治療で持病の症状が治まり、信頼を深めていた。長谷川医師が仙台市で開業すると聞き、「通いたいけど遠いですよね」と困惑する。

 長谷川医師は07年10月に同病院に着任。一時的に複数体制の時期もあったが、1日100人弱の外来患者と入院患者の回診、手術や急患の対応にほぼ1人で当たってきた。退職前の1年間では、休んだのは学会出席のために県外に出た3日のみという過酷さだった。

 過重勤務に加え、悩まされたのは患者の被災によるストレス。心因性のめまいの発症率は震災前の1・5倍以上になり、うっ積する不満をぶつけたりする患者も増えた。結果、患者1人当たりの負担が大きくなり、2年前からは原因不明の動悸(どうき)を薬で和らげながら診察を続けたものの、限界を迎えた。長谷川医師は「疲れていることは患者には関係ないので、本当に悩みました」と離任に悔しさをにじませる。

 震災後、相馬地方での医療機関の新規開業は、仮設診療所を除けば1軒のみ。現行の研修医制度では大学の医局からの派遣にも限界があり、医師確保には医師を呼び込める魅力的な環境を整備するしかない。相馬郡医師会は震災直後の11年5月、相馬、南相馬両市長に公立相馬病院と南相馬市立総合病院の統合を提言した。同医師会の樋口利行会長は「規模を確保し、臨床研修のできる病院をつくらなければ根本的な状況は変わらない」と話す。

 しかし、この構想はほとんど検討もされず、具体化する気配はない。両市は人口規模に大差がなく、両病院の規模もほぼ同等。それぞれに改修や増設の計画もあり、思惑が一致しないためだ。

 このため、地元では広域自治体としての県の調整力に期待する声が多い。しかし、県は構想は把握しているものの、「あくまで地元で合意形成する問題」とのスタンスを崩さない。南相馬市の鈴木昌一市議は「産前産後の母子に高度な医療を行う『周産期医療センター』も、互いに市内にほしい両市の綱引きで、相双地区には整備されないまま。せめて県が議論のテーブルを用意するような役割は果たすべきでは」と指摘する。【高橋隆輔】=つづく

==============

 ◇震災で採算危うく
 県相双保健福祉事務所によると、相馬地方で稼働する医療機関は、震災以前の81に対して現在は68。若年層の避難の影響で採算の取りにくくなった小児科などで、開業医が再開できないケースがみられる。正規の医師数は約80人で、震災以前とほぼ同じ。しかし、2010年時点で人口10万人当たりの医師数は、相双地区全体で120・4人と、既に全国平均(234・7人)の半分程度しかなかった。

3290チバQ:2014/10/22(水) 20:56:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141019ddlk07010033000c.html
再生の針路:’14知事選 争点の現場を歩く/3 「避難者バブル」いわき地価急騰 物件限られ市民怒り /福島
毎日新聞 2014年10月19日 地方版

 ◇宅地拡大足踏み、県の影薄く
 「広告を出す前に売り切れてしまう。この場所でこんなこと、(80年代後半から90年代初頭の)バブル期にもなかった」

 いわき市内で半世紀前に創業した老舗の不動産業者が言った。「この場所」とは、双葉郡に近い港町・四倉地区。業者が売り出した5区画は、坪単価が震災前の2〜3倍もする15万〜20万円。しかし、双葉郡から市内に避難している人たちが「言い値」を受け入れ、現金購入した。

 原発事故から3年半が過ぎ、県内外に避難した人たちの多くが双葉郡に気候や風土が近い、いわき市に移り住んでいる。市内に住む避難者は現在約2万4000人で、今後も増える見通しだ。帰還を諦め、市内に住宅を購入する動きも広がっており、彼らの多くが「市内でもより双葉郡に近い場所」を求めるのだという。

 「避難者バブル」。不動産業界ではそう呼ばれ、仲介手数料で稼ぐ業界は活況を呈す。顧客の9割以上は双葉郡からの避難者とされ、北茨城市や水戸市の業者も参入。その広告には「いわきより土地が安くて生活も便利」とうたう。

 前例のない原発事故が招いた前例のない社会・経済現象に、誰が対応するのか−−。「事故の後、全国各地で原発事故を想定した自治体による避難計画作りが進められているが、避難者の受け入れ人数や場所などは決まっても、長期にわたってどんな社会問題が起き、どう対応すべきかという論点が欠落している」。市幹部の指摘は実感がこもる。

 いわきでは、地価の上昇のほか、病院の混雑、救急搬送の遅れ、家庭ごみやし尿処理の問題、道路の渋滞が起きた。だが、市と国が知恵を絞る場面はあっても、県の存在感は薄いままだ。

 地価対策で言えば、市は県に対し、宅地開発ができる市街化区域と、開発を抑制する市街化調整区域の線引きの見直しを求めた。逼迫(ひっぱく)する宅地供給を増やし、地価を下げる狙いだ。

 県は線引き見直しを震災の前年から全県的に始めていたが、震災後の避難や移住の混乱でいわきだけ中断。見直しの前提となる居住実態調査を最近始めたばかりで、線引き見直しの終了見通しはない。このため、市は都市計画法の地区計画制度を利用し、市の権限で開発エリアを定められる特例措置を検討したが、売却時にかかる所得税の減免がなければ土地を手放す動きにつながらないと判断。国に相談し、県の都市計画事業の認可権を適用すれば減免対象になると示され、市が県に伝えた。国と市による協議をもとに、県が手続きを進めている。

 9月上旬、30代半ばの夫妻が市内の不動産会社を訪ねた。子供に個室を与えるため、広い部屋に住み替えたいという。しかし、物件は皆無の状態。2人は「どうして僕らがこんな目に遭うのか」と怒りをこらえきれない様子だったという。

 市民の矛先が避難者に向かえば、地域社会は深い傷を負う。新しい知事が「真の復興」を訴えるのならば、原発事故が招いた問題の解決を主導し、処方箋を「福島の教訓」として全国に発信することが求められる。【栗田慎一】=つづく

==============

 ◇トップ10に5地点
 国土交通省が9月に発表した基準地価調査によると、全国の地価変動率トップ10のうち5地点がいわき市内だった。変動率の最高地点は昨年と同じ平上荒川桜町内の12%。基準地価は2006〜07年と同レベルだが、実勢価格は「当時の数倍」(市内の不動産業者)とされる。

3291チバQ:2014/10/22(水) 21:00:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141020ddlk07010180000c.html
再生の針路:’14知事選 争点の現場を歩く/4 漁業復興 風評対策、検証の時期に /福島
毎日新聞 2014年10月20日 地方版

水揚げされ、出荷のため仕分けられた魚=相馬市の松川浦漁港で
水揚げされ、出荷のため仕分けられた魚=相馬市の松川浦漁港で
拡大写真
 ◇情報発信方法に課題
 次々と着岸する船から降ろされる大型バケツ。中にはミズダコ、マガレイ、ヤリイカ、アンコウ、アカムツ、ノドグロ、毛ガニなど、種類ごとに分けられた常磐の海の幸がぎっしりと詰まっている。フォークリフトで漁港内に運ばれると、大きさごとに分けられ、氷を張った水槽に投入される。底引き網漁の試験操業が始まった松川浦漁港(相馬市)は、漁師やその妻、仲買人らでごった返す。構内は活気にあふれ、どの顔も明るい。

 原発事故後、一時は漁ができなくなった県内の漁業も、着実に復興の歩みを進めている。モニタリングのデータを積み重ね、県漁連の自主基準である放射性物質1キロ当たり50ベクレル以下を満たすことが確実になった魚のみを出荷対象とし、現在魚種数は52。この1年で約3倍になった。大量の漁獲が見込まれるタラや、震災以前は「常磐もの」として高値がついていたカレイ類などが加われば、さらに漁業は活気づく。出荷量の拡大に備え、来年には漁港のそばに集配施設も完成する予定だ。

 好材料がそろい始め、自力で前に進もうとする漁業者たちが行政に望むのは風評被害対策だ。相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長(58)は「(出荷を見合わせている)一部の魚種を除いては、もう心配はいらないと思う。それでも風評被害が続くと、これからやろうとしていることも、うまくいかなくなってしまう」と話す。

 県はモニタリングの結果をホームページで随時公開しているほか、出荷先に検査の取り組みを説明したり、一般消費者向けの講習会などに出向いて説明したりするなど、地道な対策を続けている。しかし、消費者庁が今月1日に発表したアンケート結果では、大都市圏の消費者の19・6%が「福島県産品を買うことをためらう」と回答。さらに、食品の放射性物質濃度を検査していることを知らないとの回答は25・9%に上り、基準値超えが確認された市町村からは同一の食材が流通しないことを知っている人も54・1%にとどまっていた。

 首都圏で活動する消費生活コンサルタントの森田満樹さんは、この数字に驚きを隠さず「原発事故から3年がたち、対策の効果を検証する時期に来ているのでは」と分析。自ら情報収集をしない消費者に伝える媒体選びや表現方法は、今後の課題だ。森田さんはさらに「首都圏の消費者は一度聞いていたとしても、距離感による関心の薄れもあり、もう忘れている。福島とは感覚が違うことを念頭に、繰り返し対策を講じていく必要がある」と指摘する。

 県水産課の尾形康夫課長は「同じやり方ではだめだと認識している。買ってくれた人にアンケートを取って購入動機を探り、効果的な情報発信方法につなげていかないといけない。生産者の思いを前面に出しながら、県も全面的にバックアップしたい」と話した。【高橋隆輔】=つづく

==============

 ◇震災前150種水揚げ
 試験操業は2012年6月にミズダコ、ヤナギダコ、シライトマキバイの3種を対象に始まった。魚種を追加する場合は、モニタリングで基準値を超える検体がないことを確認した後、漁業者や流通業者との協議で対象とするものを選定し、有識者や行政機関も含めた協議会での審議など、複数の過程を踏んで決定する。親潮と黒潮の潮目に当たる県沖は好漁場として知られ、震災以前には約150種の魚介類が水揚げされていた。

3292チバQ:2014/10/22(水) 21:01:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141021ddlk07010017000c.html
再生の針路:’14知事選 争点の現場を歩く/5 子育てに不安の避難者 届かぬ放射線情報 /福島
毎日新聞 2014年10月21日 地方版

 ◇相談や支援の窓口、もっと必要
 福島市にある自宅の窓際には、水の入ったペットボトルがずらりと並ぶ。「放射線を遮る効果があるとテレビで見てから、試しているんです」。山形市の借り上げ住宅で子供2人と避難生活を送る主婦、誉田(ほんだ)広美さん(33)は月に1回ほど、夫が暮らす福島の我が家に通っている。だが、放射線への不安が根強く、暮らすことには踏み切れないでいる。

 長男は5歳になり、避難先の幼稚園で友達もできた。しかし、子供の成長、福島市で離れて暮らす夫と山形市との二重生活による経済的理由から、このまま母子避難を続けるべきか思いは揺れている。

 心のつかえになっているのは、福島の「安全」が目に見えないこと。給食で検出される放射能はどれほどなのか、通学路の除染は進んでいるか、プールの授業はどうなっているか−−。誉田さんは「情報を探すすべを知らないので、情報が入ってこない。不安なままです」と話す。

 福島市は震災後の2011年5月から給食で使う食材の放射性物質検査をし、毎日ホームページで公表している。県も月1回、広報誌を県外避難者に届けている。しかし、そういった情報があること自体が知られず、自治体と避難者の間に情報の行き違いが起きている。

 母子避難した人の中には、夫が自宅に残るなどの理由で、避難先に避難者登録をしていない人もおり、自治体が動向を把握し切れないのが実態だ。誉田さんもそんな一人だ。

 一方、放射線に不安を抱きながらも、新しい場所で生活を始めようとする家族もいる。南相馬市原町区から会津若松市に避難している主婦(35)は来夏、相馬市に家を建てることを決めた。夫の実家は避難区域の南相馬市小高区にあり、古里に近い相馬市で夫の両親と2世帯で住む予定だ。

 放射線量への不安はあったが、既に相馬や南相馬に戻った「ママ友」が後押しした。「あの学校は給食の放射線検査結果が発表されているよ」「(放射線量の低い地域に滞在する)保養プログラムもあるみたい」「あの公園は再除染した」。実際に住む人の生の声を聞き、実態を知らないことによる不安は軽減した。

 こうした避難者同士の交流の場を、県が県外避難者向けに設けるのは年1回ほど。県外避難者の電話相談を行っている「ふくしまの今とつながる相談室toiro」の相談員、佐藤宏美さん(37)は「避難者と支援者のネットワークをもっと広げないといけない」と指摘する。「帰りたいと思っている人の受け皿は十分ではない。常設の相談や交流の窓口を増やし、帰るかとどまるかを選べるサポート体制が必要」と、避難する子育て世帯が孤立しないための環境整備を訴えている。【横田香奈】=つづく

==============

 ◇「賠償」に最大関心
 避難者の生活状況や支援ニーズを把握するために県が今年1〜2月に行った「避難者意向調査」(対象者6万2812世帯のうち、2万680世帯が回答)によると、避難元の情報を入手する手段は、県内・県外の避難者ともに「被災当時に住んでいた自治体からの郵送物・配送物」が8割を超えた。希望する情報の内容(複数回答)としては、「東京電力の賠償に関する情報」(県内67・1%、県外68・6%)に次いで、県内が「福島県・避難元市町村の復興状況」(60・3%)、県外が「放射線に関する情報」(51・7%)だった。

3293チバQ:2014/10/23(木) 21:02:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141023_61026.html
<福島県知事選>相乗り自民、県連燃えず


約850席のうち8割以上が埋まった内堀氏の総決起集会。自民党関係者も出席したが、心中は複雑だ=21日夜、福島市
 福島県知事選(26日投開票)で、自民党福島県連の支部長らの表情がさえない。県連は3月、佐藤雄平知事の面前で独自候補の擁立を宣言し、8月に元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)を擁立したが、党本部の圧力で断念。前副知事の内堀雅雄氏(50)への相乗りを余儀なくされた。選挙戦終盤に入ってなお、支部長らの不満はくすぶる。(福島総局・桐生薫子)

 21日、福島市であった内堀氏の総決起集会。党福島市第1支部長の丹治智幸県議は神妙な面持ちで来賓席に座っていた。
 独自候補の擁立断念後、県連は民主、公明、社民と共に内堀氏を支援する県議団有志の会を設立。「所属県議28人全員が入会した」と発表したが、丹治氏は6日「入会した事実はない」と報道各社に通知した。
 翌7日、丹治氏は一転して「入会した」と公表。県連幹部が鉢村氏に会い、謝罪したことを理由に挙げたが「『除名する』と脅された」(丹治氏周辺)とも言われる。

 「自民党は佐藤県政を批判したのに、なぜ後継者の内堀氏を支援できるのか」と今も語る丹治氏。後援会に内堀氏支援を働き掛ける予定はない。
 安達支部の加藤和信支部長は8月中旬から鉢村氏の名刺を配り、二本松市に事務所も借りた。擁立断念が明らかになると苦情が殺到。加藤氏は「候補者を出したり引っ込めたり。非難されて当然」と話す。

 「民主党にやられた」と苦々しく話すのは熱塩加納支部の佐藤一栄幹事長。同支部は8月下旬、鉢村氏にいち早く推薦を出した。佐藤氏は「県連執行部が責任をとらなければ納得できない」と語り、今も目立った活動を控える。

 白河総支部の川崎真策副総支部長は「県選出国会議員が出れば勝てたのに」と今も悔しがる。告示後、戸惑いつつ職場に内堀氏のポスターを貼った。「(内堀氏が)当選したら県政を注視し、不合格なら独自候補を出す」と早くも4年後を見据える。

 県内の党員は約1万2000人。県連関係者は「今回は棄権するという党員の声も届く。説明責任を果たさなければ、離党者が相次ぐ事態も予想される」と懸念を深める。

 知事選には内堀氏のほか、元宮古市長の熊坂義裕氏(62)、前双葉町長の井戸川克隆氏(68)ら5人が立候補している。


2014年10月23日木曜日

3294チバQ:2014/10/23(木) 22:14:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141023_11052.html
岡征男氏が死去 元仙台市議会議長


岡征男氏
 元仙台市議会議長の岡征男氏が21日午後10時1分、多臓器不全のため仙台市宮城野区の仙台オープン病院で死去した。72歳。女川町出身。自宅は仙台市若林区沖野7の28の23。通夜は23日午後6時から、告別式は24日午後1時から、仙台市太白区鹿野3の4の13、仙台太白斎場清月記で。喪主は長男卓馬(たくま)氏。

 法大中退。故三塚博・元蔵相の秘書を経て1983年の市議選で初当選し、当選7回。99〜2001年、議長を務めた。11年8月の市議選に立候補し、落選した。
 体調不良で11日から入院していた。

◎政界関係者、死を悼む/スケール大きかった 少数会派の意見も尊重

 元仙台市議会議長の岡征男さんは、選挙参謀として辣腕(らつわん)を振るった。故三塚博・元蔵相の秘書を経て、市議を7期務めた豊富な政治経験を生かし、党派を超えて国政選挙の選対を支えた。突然の訃報を受け、県内の政界関係者は「軍師」をしのんだ。

 次世代の党県連代表の中野正志参院議員は「切れ者で、選挙戦略にたけた人だった。残念、無念だ」と悔やんだ。故三塚氏の秘書仲間。一時はたもとを分かったが、昨年の参院選で再び手を組み、国政復帰を果たした。

 「最後の戦いに挑みたい」と、自らも来年の市議選での復帰に強い意欲を示していたという。

 故三塚氏、愛知和男元衆院議員の系列に割れていた市議を束ね、1995年に保守系の最大会派「グローバルネット仙台」を結成。96年の衆院選では、宮城1区で新進党の愛知氏、同2区で自民党の中野氏を国政に送った。

 「国政の権力構造にとらわれず、仙台全体を見据えるスケールの大きさがあった」と語るのは鎌田さゆり氏。仙台市議の後、岡氏の支援を受けて、2000年の衆院選宮城2区に民主党から立候補し、初当選した。「(市議会議長としても)少数会派の意見を尊重する人だった」と話す。

 西沢啓文市議会議長は、議員定数削減など議会改革の実績に触れ、「政策通でけん引力がある議長だった。ポスト復興を見据えた市政のありようについて意見を聞きたかった」と惜しむ。

 大泉鉄之助元議長は「肌合いは違ったが、お互いを認め合っていた。頭の回転が速い男だった」と評した。

3295チバQ:2014/10/23(木) 22:44:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141023_31034.html
<ディオ社問題>岩手県議会が混迷 決算審議


ディオジャパン問題をめぐり審議が深夜にまで及んだ決算特別委=20日午後11時ごろ、岩手県議会
 岩手県議会9月定例会で2013年度一般会計決算の審議がもつれている。コールセンターの事業休止問題をめぐる論議がかみ合わず、議会側はいら立ちを隠さない。決算は11、12年度と連続して不認定。多数を占める野党会派は今回も「不認定カード」をちらつかせる。達増拓也知事の2期目任期が残り10カ月余りとなり、揺さぶりを掛ける狙いもあるようだ。
 20日の決算特別委員会が終了したのは午後11時17分。会議室には徒労感が広がった。
 審査が長引いた要因は東日本大震災後、緊急雇用創出事業を活用して県内に7事業所を展開したコールセンター業ディオジャパン(東京)の事業休止問題だ。
 質問した9人は(1)企業信用調査をせずに市町村にディオ社を紹介した(2)リース品の無償譲り受けを認めた−などの点で県の責任をただした。

 県側は「市町村にコールセンター物件を照会し、ディオ社に報告しただけ」「リース品譲渡は国が認めた」などと答弁。主体性に欠ける対応が浮き彫りになった。議会側は21日の決算委で、23日に再審査することを全会一致で決めた。

 達増知事が就任した07年度以降、決算の不認定は4度もあった。07、08年度は県と県警の不正経理が影響した。11、12年度は民間移管した診療所の撤退や、山田町から緊急雇用創出事業を受託したNPO法人の業務上横領事件への県の対応が批判された。
 自民クラブといわて県民クラブを中心とした野党会派は「過去の反省を生かせていない。県政運営の基本に欠ける」と不認定も選択肢の一つであることをにじませる。

 少数与党で生活系の希望・みらいフォーラムは「不認定が続けば県政の印象は悪くなる。知事選を見据え、揺さぶる思惑だろう」と警戒する。
 不認定に法的効力はないが、県に道義的責任を迫る意味は重い。来年の知事選で3選立候補が確実視される達増知事は14日の決算委で「内容的に問題ない。ぜひ認定いただきたい」と述べた。

 9月定例会は24日に閉会予定。23日の再審査次第では、12月定例会で4年連続の継続審査となる可能性もある。


2014年10月23日木曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3296チバQ:2014/10/24(金) 21:34:35
http://www.sankei.com/region/news/141024/rgn1410240063-n1.html
2014.10.24 07:01

福島県知事選 政党支援めぐる思惑 当選後の議会対策などに対応か

ブログに書く0




 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後初となる県知事選。候補者擁立をめぐっては、告示前に自民党県連が元日銀福島支店長(55)への推薦を決めたが、党本部に反対されて断念し、他党と相乗りする形で内堀雅雄氏(50)を支援することとなった。出馬した6人はいずれも無所属新人の立場だが、政党や議員の応援を得ている候補もいる。公認や推薦、支持、支援には、どのような違いがあるのだろうか。

 知事選では、内堀氏を自民、公明両党本部、民主、社民両党県連が、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)を共産党、新党改革が支援している。

 民主党の参院議員だった佐藤雄平知事(66)も、平成18年の初出馬の際は無所属で同党などの推薦を得て当選を果たした。今回は立候補した6人とも政党推薦を受けず、ほとんどの候補者が記者会見で「無党派」と強調する場面がみられた。

 県選挙管理委員会によると、公職選挙法では立候補の際、政党・政治団体に所属していることを証明する「党派別証明書」を提出することで政党・政治団体所属の扱いになり、それ以外は無所属となる。推薦、支持、支援の点は具体的には定めていない。

 ある政党では、公認、推薦までは党で取り決めがあるが、支持、支援については選挙が実施されるごとに、援助内容を定めているという。公認となれば、党員として資金をはじめ運動員や事務員、支持者拡大などの政党から手厚いサポートが得られる。推薦は党員ではなく他党の候補者も対象とすることができる。支持、支援については推薦ほどのサポートはないが、実質的な援助を受けられるという。資金面では「公認は推薦より、推薦は支援や支持より、支援の額は大きくなる」(政党関係者)としている。

 内堀氏を支援する各党は今回、確認団体に所属して選挙活動を支援する形を取っている。候補者や政党にとっては、どんな都合の良い点があるのか。

 候補者としては推薦よりも、やや弱い支持、支援という言葉で政党色を薄めながら、政党や所属議員が抱える組織票を一定程度見込める。一方の政党は他党と相乗りしやすくなる利点がある。

 当選後の議会対策など、地域事情に合わせた対応ともいえそうだ。(大渡美咲)

3297チバQ:2014/10/26(日) 19:30:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2014102600155
福島知事に内堀氏=原発事故後初、相乗りで制す



内堀雅雄氏
 任期満了に伴う福島県知事選は26日投開票され、無所属新人で前副知事の内堀雅雄氏(50)が、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)ら新人5人を抑え初当選を確実にした。2011年3月の東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第1原発事故後初となった今回の知事選では、自民、民主両党など主要政党が、県政継続を掲げた内堀氏に事実上相乗りした。震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島3県では、震災を経ての初の知事交代となる。 
 これまで民主党や連合福島などの支援を受けてきた佐藤雄平現知事が選挙直前に引退を表明し、内堀氏を後継に指名。自民党は、7月の滋賀県知事選に続く敗戦や、それによる11月の沖縄県知事選への影響を懸念し、一度は元日銀福島支店長を独自候補とした福島県連の決定を党本部が撤回させ、内堀氏支援に回った。原発政策は、全候補者が福島第2を含む県内10基の廃炉で一致し、争点とならなかった。
 内堀氏は、自民、公明、民主、社民各党から支援を受け、手堅い組織戦を展開。原発事故による避難地域の再興、トップセールスによる風評被害払拭(ふっしょく)を掲げ、副知事として震災からの復興に取り組んできた経緯も訴えた。
 熊坂氏は、「原発被害対策の総見直し」など県政刷新や、医療・福祉都市に導いたとする3期12年の宮古市長経験をアピール。県外原発の再稼働反対も主張、県外については言及を避けた内堀氏との違いを際だたせようとしたが、及ばなかった。
 前双葉町長の井戸川克隆氏(68)ら4人も独自の政策を掲げ、県政転換を強調したが、浸透しなかった。
◇福島県知事選当選者略歴
 内堀 雅雄氏(うちぼり・まさお)東大経卒。86年自治省(現総務省)に入り、福島県生活環境部長などを経て06年12月副知事。50歳。長野県出身。当選1回。(2014/10/26-19:10)

3298チバQ:2014/10/28(火) 00:02:25
http://mainichi.jp/select/news/20141027k0000m010138000c.html
福島知事選:政府与党は連敗回避 「復興」争点化せず
毎日新聞 2014年10月27日 00時02分(最終更新 10月27日 10時49分)

 26日の福島県知事選で政府与党は、前副知事の内堀雅雄氏の初当選を「復興政策が一定の評価を受けた」と歓迎している。しかし、7月の滋賀県知事選に続く敗北を回避するための与野党相乗りで、復興政策への評価が対立軸となるのを避けたのが実情だ。

 自民党の茂木敏充選挙対策委員長は「復興を継続・加速するため、全力でバックアップする」とのコメントを発表。公明党の斉藤鉄夫選対委員長も談話で「副知事としての経験と復興への情熱が支持された」と強調した。

 相乗りで復興政策に関する論争が停滞するとの批判に対し、政府は「政争する状況ではない」(菅義偉官房長官)と反論してきた。背景には「全員帰還」としていた方針を転換し、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を福島県内に求めるなどの政策を進めた結果、地元の負担がさらに重くなったという事情がある。今後は、政権と福島県が一体で復興に取り組む姿勢をアピールする。

 民主党が先に内堀氏支援を決めたこともあり、自民党は全面的に応援することもできず、谷垣禎一幹事長は選挙期間中の地元入りを見送った。政府や党本部の事情を優先させた今回の対応について、自民党中堅議員は「負けるわけにはいかなかった。仕方がなかった」と自嘲気味に語った。【水脇友輔】

http://mainichi.jp/select/news/20141027k0000m010135000c.html
福島知事選:復興加速、重い課題 独自色を出せるか
毎日新聞 2014年10月26日 23時59分(最終更新 10月27日 10時49分)
 東京電力福島第1原発事故が収束せず、復興が進まない中で行われた福島県知事選。県民は、県政の「刷新」より「継続」を選んだ。だが、自民党などが党利党略を優先し、相乗りとなった結果でもあり、復興政策への「信任」ではない。

 原発事故から3年半が過ぎても、県内外に約12万5000人が避難する。完成した災害公営住宅(復興住宅)は計画数の約1割で、農業や漁業などの基幹産業も再生は道半ば。県民が最も望むのは復興への着実なロードマップ(行程表)だ。しかし、初当選した前副知事の内堀雅雄氏(50)の公約には数値目標が盛り込まれず具体性を欠く。

 原発事故後の県内の首長選で現職の落選が相次ぐなど、県民の復興政策への不満は強い。それでも事実上の現職後継の内堀氏が当選したのは、政党の相乗りによって選択肢が狭められたことが大きい。「他の候補では、一からの復興になりかねない」などと、消去法による選択が少なくない。

 相乗りで誕生する新知事には、陣営内部からも「各党に配慮して独自色を打ち出しにくいのでは」との懸念がある。内堀氏は各党で姿勢が異なる原発再稼働問題について「知事が直接的に言及する問題ではない」とし、態度を明らかにしなかった。復興政策などで政党や国にものが言えるのか。復興がさらに停滞すれば、消極的支持は一気に崩れるだろう。内堀氏は復興の加速という重い課題を背負っている。【岡田英】

3299チバQ:2014/10/28(火) 00:14:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141027ddn002010010000c.html
選挙:福島県知事選 復興政策、争点化回避 自民、統一選にらみ相乗り
毎日新聞 2014年10月27日 大阪朝刊

 26日の福島県知事選で政府与党は、前副知事の内堀雅雄氏(50)の初当選を「復興政策が一定の評価を受けた」と歓迎している。しかし、7月の滋賀県知事選に続く敗北を回避する与野党相乗りで、復興政策への評価が対立軸となるのを避けたのが実情だ。

 自民党の茂木敏充選挙対策委員長は「復興を継続・加速するため、全力でバックアップする」とコメント。公明党の斉藤鉄夫選対委員長も談話で「副知事としての経験と復興への情熱が支持された」と強調した。

 相乗り批判に、政府は「政争する状況ではない」(菅義偉官房長官)と反論してきた。「全員帰還」としていた方針を転換し、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設を福島県内に求めるなどの政策を進め、地元の負担がさらに重くなったという事情がある。

 相乗りには、来年の統一地方選をにらんだ政府と自民党本部の意向が強く働いた。民主党が先に内堀氏支援を決めたこともあり、自民党は全面応援もしにくく、谷垣禎一幹事長は選挙期間中の地元入りを見送った。自民党中堅議員は「負けるわけにはいかなかった。仕方がなかった」と自嘲気味に語った。【水脇友輔】

==============

 ■解説

 ◇県民は消極的支持
 東京電力福島第1原発事故が収束せず、復興が進まない中で行われた福島県知事選。県民は、県政の「刷新」より「継続」を選んだが、復興政策への「信任」ではない。

 原発事故から3年半が過ぎても、県内外に約12万5000人が避難する。完成した災害公営住宅(復興住宅)は計画数の約1割で、農業や漁業などの基幹産業も再生は道半ば。県民が最も望むのは復興への着実なロードマップ(行程表)だ。しかし、初当選した前副知事の内堀雅雄氏の公約には数値目標が盛り込まれず具体性を欠く。内堀氏は各党で姿勢が異なる原発再稼働問題について「知事が直接的に言及する問題ではない」とし、態度を明らかにしなかった。復興政策などで政党や国にものが言えるのか。復興がさらに停滞すれば、消極的支持は一気に崩れるだろう。【岡田英】

3300チバQ:2014/10/28(火) 00:19:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141027ddlk07010219000c.html
再生の針路:’14知事選 内堀氏、幅広く浸透 相乗りも政党色抑え 県民は「継承と安定」選択 /福島
毎日新聞 2014年10月27日 地方版

 「刷新」より、「継承」による県政の安定が選択された。震災と原発事故後初めて行われた26日の知事選で、現職の事実上の後継で、無所属新人の前副知事、内堀雅雄氏(50)が初当選した。自民、民主、公明、社民による相乗り支援を受けたほか、市町村長や各種団体の幅広い支援を取り付け、共産と新党改革が支援した前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)らに大差をつけた。県議会(57人)で支援しなかった会派は共産のみ(5人)で、県政運営上は安定した勢力図になりそうだ。当日有権者数は159万9962人、投票率は45・85%(前回42・42%)。

 6人の立候補者数は過去最多。現職の佐藤雄平知事(66)が共産党新人を破って再選した前回(2010年)や、佐藤栄佐久・前知事が再選〜5選した選挙(92、96、00、04年)でも与野党が相乗りしている。

 選挙戦で、内堀氏は「県民党」を掲げ、政党色を抑えた選挙戦を展開。連合福島や県農政連、県内全46町村でつくる県町村会から推薦を受けたほか、県議会の共産以外の全会派の県議でつくる支援団体も発足して組織的な選挙を展開した。

 一方、熊坂氏は出身の福島市を中心に支持を広げたが、県内全域に浸透せず、内堀氏への批判票の受け皿にならなかった。前双葉町長の井戸川克隆氏(68)は放射線に関わる情報の公開徹底などを訴えたが、支持が広がらなかった。

 牧師の五十嵐義隆氏(36)、コンビニエンスストア店長の伊関明子氏(59)、建設会社社長の金子芳尚氏(58)は、知名度を上げられなかった。【岡田英】

 ◇内堀氏「復興は自分の使命」
 投票終了直後の午後7時過ぎ、テレビで内堀氏に当確の一報が流れると、福島市方木田の事務所では、支持者が大きな拍手で喜んだ。内堀氏は深々と頭を下げた後「県民の福島の未来、復興に対する熱い期待をしっかりと自分自身の使命として持つ。避難者の生活再建、避難地域の復興にしっかり取り組む」と述べ、震災からの復旧・復興に全力をささげることを誓った。

 また、除染については「県全体の環境回復にとって最も重要な問題」として、「新たな除染の手法を取り入れ、より加速していきたい」と述べた。中間貯蔵施設については「大熊町、双葉町、双葉郡の皆さんと連携しながら、知事も前面に出て広域自治体として取り組んでいく」と決意を語った。

 佐藤知事の実質的な後継者として、自民、民主、公明、社民の支援を受け、「県民党」を掲げて選挙戦に臨んだ。商工会など2000を超える企業・団体から推薦を取り付け、組織力で新人の知名度不足をカバーした。

 選挙戦では、原子力災害からの再生、復興を最優先に取り組むと強調。「原子力に依存しない社会をつくるとともに、原発事故の収束に向けて、国、東電任せではなく、県も主体的に関わっていく」と訴えた。

 また「現場主義」を掲げ、地域ごとの課題に取り組む姿勢を示した。仮設住宅を訪問した際には避難生活が長期化していることをわび、インフラ整備を国や市町村と進めるなどして、安心して暮らせる環境をつくると約束した。【小林洋子】

3301チバQ:2014/10/28(火) 00:19:16

 ◇佐藤知事が祝意
 内堀氏の当選確実の一報を受け、佐藤雄平知事は「心から祝意を表する。県職員として13年半、県政の中枢で働き、副知事としてしっかりサポートして頂いた。これまでの取り組みを更に充実、発展させ、復興を着実に進めていただけると思う」とのコメントを発表した。

 ◇熊坂氏「刷新の風」吹かず
 午後7時過ぎ、「内堀氏当確」の速報がテレビに映し出されると、福島市内の事務所に集まった熊坂氏の支持者らは一様に口をつぐみ、室内は重苦しい空気に包まれた。約15分後に姿を見せた熊坂氏は「(訴えた)政策は県民の皆さんの思いの通りだったと思うが、浸透させることができなかった。本当に私の力不足」と頭を下げた。

 新知事に対しては「県民一人一人に寄り添った県政を展開してほしい」と求め、「私も一県民として、これまでの経験を生かして、復興の役に立っていきたい」と述べた。

 熊坂氏は選挙戦で、政党などの組織に頼らない「草の根」の運動を展開。各地で開いた決起大会でも、「初めて選挙運動に参加した」という友人、知人がマイクを握り、市民目線で支援の輪が広がることを期待した。原発政策では、県外の原発の再稼働についても明確に反対の意思を示し、県民から一定の共感を得たが、「刷新」へ風を起こすには至らなかった。【喜浦遊】

 ◇井戸川氏、支持者落胆の声
 井戸川氏の落選が確実になると、福島市陣場町の事務所に集まった支持者からは落胆の声が漏れた。「時間の短さ、力不足、総合的に私の敗北を認めたいと思う。有権者の皆さんには心からおわびを申し上げたい」と語った。

 井戸川氏は、被災者の立場を代弁する候補者としてアピール。「県民の救済」を掲げ、健康手帳の交付や無料健康診断の実施、放射線量の基準の厳格化、情報公開の徹底を訴えてきた。

 「同じ境遇で苦楽を共にしたい」と、避難先の埼玉県加須市から双葉町民が暮らす福島市内の仮設住宅に一時的に入居。選挙期間中は仮設住宅を100カ所以上回り、「今も続く苦しみから避難者を救いたい」と訴えたが、支持は広がらなかった。【横田香奈】

 ◇過去2番目の低さ 投票率45・85% 明確な争点なく
 知事選の投票率は45・85%で、過去最低だった前回(2010年)の42・42%を上回ったものの、過去2番目に低い結果となった。無所属新人6人の争いとなったが、与野党が内堀氏に相乗りしたため有権者を二分する明確な争点はなく、短期決戦で論戦も深まらずに関心の低下を招いたとみられる。

 避難区域がある市町村では、川俣町を除く9市町村で前回を下回った。最高は檜枝岐村の84・6%、最低はいわき市の37・52%だった。

 過去19回あった知事選の投票率で最高は、佐藤栄佐久前知事が初当選した1988年の81・2%。以降、与野党が相乗りする構図が続き、投票率は低下。前知事が5選した04年は50・76%まで落ち込んだ。現職が初当選した06年は、自民・公明と、民主・社民の推薦候補の一騎打ちで、58・77%に持ち直した。

 期日前投票した人は有権者数の12・6%に当たる20万1791人で、前回よりも4万8246人(31・42%)増えた。【岡田英】

==============

 ◇開票結果=選管最終発表
当 490,384 内堀雅雄  50 無新

  129,455 熊坂義裕  62 無新

   29,763 井戸川克隆 68 無新

   25,516 金子芳尚  58 無新

   24,669 伊関明子  59 無新

   17,669 五十嵐義隆 36 無新

==============

 ◇新知事略歴
内堀雅雄(うちぼり・まさお) 50 無 新(1)

 [元]副知事[歴]自治省行政課▽福井県財政課長▽大蔵省法規課長補佐▽自治省振興課長補佐・地方債課長補佐▽県生活環境部長・企画調整部長▽東大

3302チバQ:2014/10/28(火) 00:19:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141027ddlk07010227000c.html
選挙:県議補選・いわき市選挙区 木田氏が初当選 /福島
毎日新聞 2014年10月27日 地方版

 3人で争われた県議補選(いわき市選挙区、改選数1)も26日に投票され、即日開票の結果、新人で自民党いわき総支部事務局長の木田孝司氏(53)が初当選した。

 選挙区の当日有権者数は計27万2353人(男性13万1835人、女性14万518人)。投票率は37・15%だった。

 木田氏は同市出身。航空自衛隊員、衆院議員の秘書などを経て、2000年10月から同市議を1期務めた。今回の選挙では「国とのパイプ」を強調し、いわきの早期復興を訴えた。【栗田慎一】

==============

 ◇県議いわき市区補選開票結果(改選数1)
当 41058 木田孝司 53 自新

  29356 佐藤健一 65 無元

  27094 吉田英策 55 共新

 =選管最終発表

==============

 ◇県議いわき市区補選当選者(改選数1)
木田孝司 53 自 新(1)

 党いわき総支部事務局長[歴]衆院議員秘書▽国士舘大

3303チバQ:2014/10/28(火) 00:21:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141027ddlk02010183000c.html
選挙:青森市議選 新議員35人決まる 投票率45.63%、過去最低 /青森
毎日新聞 2014年10月27日 地方版

 任期満了に伴う青森市議選(定数35)の投開票が26日に行われ、35人の新議員が決まった。定数が6議席減る中に44人が立候補する激戦で、当選者の事務所では次々に喜びの万歳が繰り返された。当日有権者数は24万4853人。投票率は45・63%で、前回2010年の47・55%を1・92ポイント下回り、過去最低を更新した。

 立候補していたのは現職36人、元職1人、新人7人。党派別では、自民10人(うち元職1人)▽共産6人▽公明4人(うち新人1人)▽社民3人▽民主1人▽無所属20人(うち新人6人)だった。投票率は低かったが、20日からの期日前投票では、25日までの6日間で2万853人が投票し、前回10年の1万8277人を2500人以上上回った。

 選挙戦期間中、候補者たちは中心市街地活性化や人口減少対策を訴えた。市議会は鹿内博市長との対立が続いているが、今回は、市長が求める現在地での市庁舎建て替えの関連議案が可決された直後の選挙戦で、市長と市議会との関係は明確な争点とはならなかった。

 選挙後の市議会では当面、10月15日に市の「特別報酬等審議会」が市議報酬の8%引き下げを答申したことへの各市議の対応が焦点となる。JR青森駅前商業ビル「アウガ」の経営問題などの課題も年明けにかけて再燃しそうだ。【宮城裕也】

==============

 ◇青森市議選開票結果(定数35−44)
当 4866 花田明仁 62 自現(3)

当 3619 竹山美虎 53 無現(2)

当 3343 村川みどり 41 共現(3)

当 3335 大矢保 64 自現(3)

当 3314 赤木長義 52 公現(3)

当 3312 山本武朝 56 公現(2)

当 3287 橋本尚美 52 無現(2)

当 3202 軽米智雅子 53 公新(1)

当 3061 藤原浩平 68 共現(3)

当 3043 渡部伸広 47 公現(3)

当 2996 舘田瑠美子 67 共現(3)

当 2981 仲谷良子 74 社現(3)

当 2851 奈良岡隆 63 無現(3)

当 2807 天内慎也 40 共現(2)

当 2793 里村誠悦 66 自現(3)

当 2747 中田靖人 43 自現(3)

当 2685 小田桐金三 80 自現(3)

当 2625 木戸喜美男 61 無現(2)

当 2606 丸野達夫 48 無現(3)

当 2595 渋谷勲 64 自元(3)

当 2516 山脇智 32 共現(2)

当 2496 奈良祥孝 54 民現(3)

当 2452 藤田誠 61 社現(2)

当 2422 舘山善也 47 無現(2)

当 2422 小倉尚裕 56 自現(3)

当 2322 秋村光男 67 無現(3)

当 2296 長谷川章悦 65 自現(2)

当 2257 奥谷進 80 無現(3)

当 2213 木下靖 54 無現(3)

当 2178 葛西育弘 48 共現(2)

当 2175 工藤健 57 無現(2)

当 2158 中村節雄 54 無現(3)

当 2138 小豆畑緑 68 自現(3)

当 2097 斎藤憲雄 62 社現(3)

当 2044 中村美津緒 40 無新(1)

  1974 海老名鉄芳 64 無現

  1956 神山昌則 66 無現

  1866 福井寿和 27 無新

  1799 工藤勝 44 無新

  1689 山本治男 57 自現

  1585 福士信幸 46 無新

  1508 笹田隆志 65 無新

  1130 上林英一 64 無現

   237 高坂斉 57 無新

=選管最終発表

3304チバQ:2014/10/28(火) 00:29:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141027_61022.html
<福島県知事選>解説・原発終始踏み込まず

 福島県知事選は、自民、民主、公明、社民4党が相乗り支援した前副知事の内堀雅雄氏(50)が圧勝した。内堀氏は、引退を表明した佐藤雄平知事の後継候補。県民は県政刷新よりも、副知事2期の実績を踏まえた県政の安定を選んだ。
 内堀氏は主要政党に加え、連合福島、県農政連、県町村会など「集票マシン」と呼ばれる組織・団体から手厚い支援を受け、組織力で圧倒した。
 自民党福島県連は一時、「打倒・佐藤県政」を目指し、独自候補を擁立した。しかし、党本部の圧力に屈し、9月に擁立を断念。この時点で既に勝敗は決していた。
 党本部が県連の主戦論を退けたのは、7月の滋賀県知事選で党推薦候補が敗れ、最重要と位置付ける11月の沖縄県知事選に「2連敗」で臨む事態を避けたかったからだ。
 原発問題の争点化を回避したい安倍晋三政権の思惑も働いた。「争点ぼかし」は奏功し、原発再稼働問題や原発輸出の是非が、「レベル7」の原子力災害に見舞われた福島の知事選で争点に浮上することはなかった。
 県内の原発10基については、内堀氏を含む全候補が全基廃炉で一致。福島の知事選とはいえ、地方選挙で国政課題を問えるのかという問題も横たわる。
 ただ、福島第1原発事故で飛散した放射性物質は県境でとどまったわけではない。宮城県では、汚染物質の最終処分場建設をめぐり、住民が激しく反発する事態になっている。
 一度、原発事故が起きれば、影響は県境を越え、広範囲かつ長期に及ぶ。逆もまた真だが、福島県への影響が懸念される東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)や東北電力女川原発(宮城県)の再稼働問題に、内堀氏が言及することはなかった。
 復興のステージに入ったとされる岩手、宮城両県に比べ、福島県はいまだ復旧途上にある。除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設問題、震災関連死、子どもの健康管理など新知事の政策実行に猶予は許されない。
(福島総局・桐生薫子)

3305チバQ:2014/10/28(火) 21:16:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141028ddlk02010046000c.html
選挙:青森市議選 現職4人が落選 新人当選2人だけ /青森
毎日新聞 2014年10月28日 地方版

 任期満了に伴う青森市議選(定数35)の開票作業は26日午後11時59分に終わり、35人の新議員が決まった。定数6減の厳しい選挙戦に44人が立候補し、元職候補が復活する一方、現職候補36人のうち4人が落選。7新人で当選したのは2人だけだった。注目されていた投票率は45・63%で、前回2010年の47・55%を下回って過去最低を更新、市民の関心は高まらなかった。

 当選者は現職32人、元職1人、新人2人。党派別では、自民9人(元職1人)▽共産6人▽公明4人(新人1人)▽社民3人▽民主1人▽無所属12人(新人1人)だった。

 投票率が下がる一方、20日から25日にあった期日前投票の投票者数は増加。前回比14%(2576人)増の2万853人だった。当選者の一人は「前回以上に支持基盤の厚い自民、公明の候補が支持者に呼びかけた結果だろう」と指摘した。【宮城裕也】

==============

 ◇青森市議選開票結果(定数35−44)
当 4866 花田明仁 62 自現(3)

当 3619 竹山美虎 53 無現(2)

当 3343 村川みどり 41 共現(3)

当 3335 大矢保 64 自現(3)

当 3314 赤木長義 52 公現(3)

当 3312 山本武朝 56 公現(2)

当 3287 橋本尚美 52 無現(2)

当 3202 軽米智雅子 53 公新(1)

当 3061 藤原浩平 68 共現(3)

当 3043 渡部伸広 47 公現(3)

当 2996 舘田瑠美子 67 共現(3)

当 2981 仲谷良子 74 社現(3)

当 2851 奈良岡隆 63 無現(3)

当 2807 天内慎也 40 共現(2)

当 2793 里村誠悦 66 自現(3)

当 2747 中田靖人 43 自現(3)

当 2685 小田桐金三 80 自現(3)

当 2625 木戸喜美男 61 無現(2)

当 2606 丸野達夫 48 無現(3)

当 2595 渋谷勲 64 自元(3)

当 2516 山脇智 32 共現(2)

当 2496 奈良祥孝 54 民現(3)

当 2452 藤田誠 61 社現(2)

当 2422 舘山善也 47 無現(2)

当 2422 小倉尚裕 56 自現(3)

当 2322 秋村光男 67 無現(3)

当 2296 長谷川章悦 65 自現(2)

当 2257 奥谷進 80 無現(3)

当 2213 木下靖 54 無現(3)

当 2178 葛西育弘 48 共現(2)

当 2175 工藤健 57 無現(2)

当 2158 中村節雄 54 無現(3)

当 2138 小豆畑緑 68 自現(3)

当 2097 斎藤憲雄 62 社現(3)

当 2044 中村美津緒 40 無新(1)

  1974 海老名鉄芳 64 無現

  1956 神山昌則 66 無現

  1866 福井寿和 27 無新

  1799 工藤勝 44 無新

  1689 山本治男 57 自現

  1585 福士信幸 46 無新

  1508 笹田隆志 65 無新

  1130 上林英一 64 無現

   237 高坂斉 57 無新

 =選管最終発表、一部地域既報

3306チバQ:2014/10/28(火) 23:25:16
http://www.minpo.jp/news/detail/2014102718896
自民県連 岩城会長辞意固める

 自民党県連の岩城光英会長(参院本県選挙区)は、県連会長を辞任する意向を固めたもようだ。
 知事選をめぐっては、県連は当初、独自候補の擁立を決めたが、党本部が難色を示すなどして断念した。岩城氏は先月、記者団に「私自身が責任者として取り組んできた。きちんとけりをつけたい」と述べ、混乱の責任を取る考えを示していた。
 岩城氏は26日、福島民報社の取材に「しかるべき時期にけじめをつける」と語った。

( 2014/10/27 09:22 カテゴリー:主要 , 福島県知事選 )

3307チバQ:2014/10/29(水) 22:28:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141029ddlk02010169000c.html
選挙:青森市議選 市議選終え、新会派構成どう影響 「反市長」自民新青、得票減/「協調」新政会は微増 /青森
毎日新聞 2014年10月29日 地方版

 35議席を44人が争った青森市議選では、26日の投開票の結果、現職32人、元職1人、新人2人が新議員に選ばれた。当選議員による会派構成の見通しは、選挙前と大きくは変わらない見通しだが、得票数を分析すると、鹿内博市長に野党的立場を取った会派の市議の合計票が前回2010年の市議選より減少する傾向が見られた。改選後の市議会では、市議報酬の削減幅や、JR青森駅前商業ビル「アウガ」の経営問題など、市長との距離感が問われる課題が山積している。選挙結果が今後の会派構成や市側との駆け引きにどう影響するか注目される。【宮城裕也】

 ◇報酬の削減幅やアウガ経営問題
 新会派は、自民党新青会8人(うち元職1人)▽新政会6人▽共産6人▽市民クラブ5人▽公明4人(うち新人1人)▽社民党・市民の会3〜4人▽無所属2人(うち新人1人)−−となる見通し。社民会派の橋本尚美市議が、市議報酬の削減幅で歩調が合わないことなどから離脱の意向を示している。

 改選前の市議会では、市長提案の市議報酬15%削減案が3回否決された。現在地が前提の市庁舎建て替え関連議案も2回否決され、3度目の提案となった今年9月の定例市議会で23対16で可決された。

 昨年の市長選で自公推薦候補を破って再選された鹿内市長と、一貫して距離を置く会派が自民新青と公明。市民クラブと社民会派も市長議案に反対したり、賛否が割れた。

 今回の市議選に臨んだ自民新青の10現・元職の合計得票は2万4596票で、前回より3826票減少。うち2人は落選した。市民クラブの6現職の合計票は1万3955票で3143票減り、1人が落選。社民会派の5現職の合計票は1万2791票で123票減り、1人が落選した。公明だけは微増し、公認4候補の合計票は1万2871票で、前回の公認4候補の票より135票多かった。

 一方、保守系だが市長と協調路線の新政会の6現職の合計票は1万6994票で39票微増し、全員当選。建て替え関連議案に賛成した共産6現職の合計票は1万6901票で2942票増え、こちらも全員当選した。

 自民新青の大矢保会長は「市長に反対したことが逆風になっていた」と分析。今後はアウガの経営問題など「市民の負担増」を焦点に反転攻勢する方針だが、市庁舎問題で市長提案に反対していた市民クラブや社民会派の一部議員が賛成に転じたことには、「もっと財政を考えるべきだ。『市民寄りだから賛成』ではなく将来を考えてほしい」と不満げだ。

 一方、新政会の中村節雄市議は「市庁舎建て替えで対案を示さず反対し続けたのが『決められない議会』と映り、反対議員が票を減らしたのではないか」と話す。ただ、鹿内市長の根回し不足には批判的で「反発を呼ぶやり方も直さないといけない」と指摘した。

 無所属新人の中村美津緒氏は、どの会派にも属さない予定だが、市庁舎の現在地案には賛成している。

 ◇「組織力頼み」打破兆しも 過去最低の投票率、市民に閉塞感
 青森市議選への市民の関心は薄いままで、投票率は45・63%と過去最低を更新し、半数以上の有権者が棄権した。選挙戦も、直接接触できる支持者を固めることに奔走する候補が多く、候補者数の割に街頭を走る選挙カーは少なく、政策論争はぼやけた。

 ただ、そんな中でも、鹿内市長との距離の取り方によって各市議の得票数が増減する傾向が見られた。市長寄り会派の一人は「投票者は市政の停滞をしっかり批判的に見ていた」と話す。その一方、市長と距離を置く自民会派の一人は「議論の過程が市民に伝わっていない」と不満げだ。

 地縁血縁の「組織力」頼みの選挙戦が打破される兆しもあった。支持基盤がない中、街頭に立ち続けた現職が前回を1000票以上上回る3000票超を取ったほか、無所属新人が現職を上回る1800票前後を集める例もあり、新陳代謝の胎動を感じさせた。

 低投票率は「市政の停滞」を感じる市民の閉塞(へいそく)感の表れだろう。重大政策を決める際の議論の徹底や、身内重視の選挙戦を、市民は敏感に感じ取っている。新議員はしっかり受け止めてほしい。【宮城裕也】

3308チバQ:2014/10/29(水) 22:29:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141029ddlk02040186000c.html
平川市長選選挙違反:前平川市長ら任意聴取 公共工事入札で不正か /青森
毎日新聞 2014年10月29日 地方版

 県警が28日までに、平川市長選を巡る公職選挙法事件で公判中の前市長・大川喜代治被告(69)と、後援者の水木貞被告(66)に対し、平川市が以前発注した公共工事の入札をめぐって不正があったとの疑いで任意の事情聴取を始めていたことが分かった。また、弘前市内の建設業者にも任意で事情聴取を始め、事務所に捜査員が入った。

 市政関係者によると、大川被告の市長時代、市発注の建設工事の入札に絡み、水木被告が業者の仕切り役のような働きをし、「陰の市長」ともうわさされていたという。

 県警は水木、大川被告を公選法違反事件でそれぞれ逮捕した後、水木被告の資金の流れを把握しようと、公共工事に関しても調べていた。関係者によると、大川被告は「自分は決裁の判を押すだけ。工事の予定価格などは一切知らないし、漏らしてもいない」と全面否認し、水木被告も「業者から金を受け取ったことはない」と否定していたという。【松山彦蔵、石灘早紀】

3309チバQ:2014/10/29(水) 22:38:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141028_61007.html
変化より復興の継続/危機感熱狂なき圧勝演出/(上)安定感/選択のリアル 福島県知事選


いわき市にある仮設住宅で、避難者と握手を交わす内堀氏。低調な選挙戦の中、着実に票を伸ばした=13日
 東日本大震災と福島第1原発事故後初めてとなる福島県知事選は、無所属新人の前副知事内堀雅雄(50)が、元宮古市長熊坂義裕(62)ら無所属新人5人を相手に圧勝した。過去最多の6人が立候補しながら、投票率は過去2番目に低い45.85%。「熱狂なき圧勝」を検証した。(敬称略)

<拍手わずか5秒>
 内堀氏当選確実−。26日午後7時、テレビが速報を流した。「おおっ」。福島市の事務所に集まった約200人の政党・団体関係者から一瞬、歓声が上がった。立ち上がる人はなく、拍手は5秒で終わった。
 内堀は「県民の福島復興に懸ける熱い思いを胸に刻み込み、全身全霊をささげて未来を切り開く」と誓った。
 背後は真っ白な壁に「新生ふくしま」のキャッチコピー。国会議員らが寄せた108枚の為書きは、「オール福島」を掲げる内堀の船出にふさわしくないと、スタッフが前の晩に撤去した。
 「熱狂なき圧勝だな」。最後まで盛り上がらなかった選挙戦を、県政界関係者はこう表現した。
 知事選は終始、政党の都合が優先された。自民党県連は3月、知事佐藤雄平(66)の面前で独自候補の擁立を宣言したが党本部の圧力で断念。内堀支援に回った。
 政権党が選んだ「戦わない戦い」。候補者の選択肢と政策論争の場は狭められ、告示日前に大勢が決する要因となった。
 候補者数は過去最多だったが、投票率は45.85%。現職対共産系新人が戦った2010年の前回(42.42%)を3.43ポイント上回っただけだった。
 ただ、内堀は目標の50万に迫る票を得た。選対本部の堀切伸一は「演説は原稿なしででき、名知事になる可能性がある。有権者と接する度に成長していった」と能力の高さを絶賛する。
 福島市の仮設住宅に入る浪江町出身の主婦金井春子(65)は告示日の9日、熊坂の演説を聞いた。訴えの大半は県外原発の再稼働問題。避難者の生活再建に直結する話はなかった。
 「仮設は高齢者ばかり。聞きたいのは生活再建なのに…。内堀さんは副知事として事故対応に当たってきた。新しい人が一からやり直す時間はない」。金井は内堀に1票を投じた。

<被災首長も評価>
 河北新報社が選挙期間中に行った調査では、内堀支持層の7割が「実績」「県政の継続性」を理由に上げた。避難区域の首長たちも同様だ。
 富岡町長の宮本皓一は22日、郡山市の仮設住宅でマイクを握り、「黒子役に徹しながら、国との太いパイプで事故後も県の発展に尽力した」と内堀を持ち上げた。
 川内村長の遠藤雄幸も「除染や生活再建など避難区域は予断を許さない状況が続いている。経緯を知る人が必要だ」と訴え続けた。
 原発事故から3年7カ月。原発政策や除染、生活再建など福島の重要課題を担う閣僚は次々に交代した。復興相は担当大臣を含め4人目、経産相と環境相は6人目だ。
 「3.11後の経緯を知らない知事が誕生すれば、福島が復興から取り残されないか」
 被災地の首長と県民の多くが共有する危機意識が、「熱狂なき圧勝」の原動力でもあった。(福島県知事選取材班)

3310チバQ:2014/10/29(水) 22:38:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141029_63008.html
脱原発論争起こらず/「1強多弱」構図最後まで/(下)空回り/選択のリアル


選挙戦終盤の個人演説会で、「福島の人」を前面に押し出す熊坂氏(右端)。政策論争は深まらなかった=20日夜、いわき市
 福島県知事選で次点に終わった元宮古市長熊坂義裕(62)は26日夜、福島市の事務所で支持者を前に深々と頭を下げた。
 「政策では全く負けていないが、力不足で県民に届かなかった」

<軍艦と手こぎ舟>
 今期限りでの引退を表明した知事佐藤雄平(66)の「県政刷新」と、「脱原発」を2本柱とした熊坂の訴えは届かず、得票は12万9455票にとどまった。
 自民、民主、公明、社民4党による与野党相乗りの支援を受けて初当選した前副知事内堀雅雄(50)の49万384票に対し、トリプルスコア以上の大差。支持者は「大惨敗だ」とうつむいた。
 熊坂は共産党と新党改革の支援を受けた。ただ、選挙の実動部隊は熊坂の母校・福島高の同窓生と放射能不安を募らせる母親たちの勝手連。オール与党の「軍艦」に立ち向かう「手こぎ舟」のようだとも称された。
 熊坂の親類でもある新党改革代表の荒井広幸は「与野党相乗りによるしがらみが県内隅々に行き渡り、訴えが浸透しなかった」と悔しがった。
 ことしは全国で原発政策を問う知事選が相次いだ。2月の東京都知事選では小泉純一郎、細川護煕の元首相連合が「脱原発」で一点突破を図ったが、3位に終わった。
 7月の滋賀県知事選では「卒原発」を主張する新人が当選したが、山口(2月)、石川(3月)両県の知事選では福島同様、原発政策は他の争点に埋没、もしくは全く争点に浮上しなかった。
 福島県知事選では6人の候補全員が「県内原発の全基廃炉」で一致。原発政策の差異は「県外原発をどうするか」という一点に絞られ、被災者の生活再建に直結しないイデオロギーの世界と受け止められた。
 唯一、訴えを「原発問題」に特化した前双葉町長井戸川克隆(68)の得票は2万9763票にとどまり、得票率はわずか4.15%。地元の双葉郡8町村ですら得票率は16.81%だった。
 敗戦が決まった夜、井戸川はフェイスブックに感謝の言葉をつづった。賛意を示す「いいね」は1000件、コメントは100件を超えたが、大半が選挙権を持たない福島県外の人からだった。

<争点自ら矮小化>
 終盤で苦戦が報じられた熊坂は、長野市出身の内堀を意識し、「私は福島県人」と連呼。演説会でも「福島の人」を前面に押し出し、自ら具体的な政策論争の場を矮小(わいしょう)化させた。
 河北新報社の調査では、佐藤県政を「評価しない」層の6割が「県政継承」を掲げる内堀を支持。「刷新」を掲げた熊坂支持は3割にとどまり、終始、「1強多弱」の構図は変わらなかった。
 「フクシマの正義」などの著書がある福島大特任研究員開沼博(30)は「脱原発」を掲げた候補が軒並み苦戦した福島県知事選をこう総括した。
 「原発政策で無理やり差異をつくろうとしても、具体的な生活再建策がなければ集票につながらないことがあらためて証明された。原発問題は最初から争点ですらなかった」(敬称略)


2014年10月29日水曜日
関連ページ:福島社会

3311チバQ:2014/10/29(水) 22:43:55
http://mainichi.jp/area/aomori/news/m20141029ddlk02010189000c.html
十和田市副議長:市議辞職願提出 /青森
 十和田市議会の東秀夫副議長(70)が「一身上の理由」で31日付で市議を辞職するとの届けを、小川洋平議長あてに提出していたことが分かった。小川議長の許可文書は27日に本人に通知された。辞職の理由が不明なことから、30日に会派代表者会議が開かれる。

 市議会事務局によると、辞職願は23日付で提出された。任期満了に伴う市議選が12月に行われる中での突然の辞職に対し..

3312チバQ:2014/10/30(木) 23:03:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141029ddlk07010247000c.html
再生の針路:’14知事選 内堀氏圧勝の後で/上 告示1カ月前「勝負あった」 他陣営に諦めムードも /福島
毎日新聞 2014年10月29日 地方版

 「福島県の復旧・復興が加速化することを祈願して、声高らかに乾杯します!」

 開票開始30分前の26日午後7時半ごろ、当選確実の一報を受け、福島市の内堀雅雄氏(50)の事務所は、早くも勝利の歓声に沸いた。会場の席で隣り合わせだった自民党県連会長の岩城光英参院議員と民主党県連代表代行の吉田泉衆院議員は笑みも控えめに、紙コップを打ち付け合い、当選を祝福した。

 自民、民主、公明、社民の与野党相乗りの支援を受けた前副知事の内堀氏は、有効投票総数の68%に当たる約49万票を獲得して初当選した。票数は、次点だった前岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)の3・8倍。報道陣にマイクを向けられた内堀氏は「福島の復興、再生に自分の全身全霊をささげていく覚悟だ」と、17日間の選挙戦で浅黒くなった顔をこわ張らせた。

 現職の佐藤雄平氏(66)の引退表明がずれ込み、事実上の後継として内堀氏が名乗りを上げたのは告示まで1カ月を切った9月11日。だが、その前日には、自民党の谷垣禎一幹事長が、自民党県連の擁立した元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)の推薦を見送り、内堀氏への与野党相乗りの素地は整っていた。副知事の職を辞し、出馬会見の会場となったホテルに向かう内堀氏の後ろ姿を見送った支援者はつぶやいた。「相乗り構図が固まった。勝負あったな」

 選挙戦では、街頭演説に県議や市町村議が付き添い、個人演説会の会場には地元の市町村長や、商工会などの各種団体の幹部が居並んだ。政党色を抑えながらも、全県に及ぶ組織力を武器に票を伸ばした。

 同様の相乗り支援の構図だった前回知事選(2010年)での佐藤氏の得票は61万票。今回、内堀陣営が掲げた目標は50万票で、実際は1万票及ばなかったが、陣営幹部は「得票率は6割を大幅に超え、おおむね目標は達成できた」と胸を張る。ただ、投票率は過去2番目に低い45・85%。陣営には「全力を出さなくても勝てる選挙」(複数の自民県議)と気の緩みもあり、別の幹部は「あれだけの組織がありながら、思ったより伸びなかった。投票率も考えると、一定の批判票はある」とみる。

    ◇

 「今の復興のやり方では物足りない、遅すぎるという話をたくさん聞いた。こういう結果になり、力不足だった」。熊坂氏は、県政継承への批判票を取り込めなかったことを率直に支援者にわびた。

 熊坂氏は母校・福島高OBの人脈を駆使するなどし、出身の福島市では約3割の票を得た。伊達市や桑折町など県北では比較的健闘したものの、「『点』の支援を、県全域の『面』に広げるには時間がなかった」と陣営は分析する。

 熊坂氏は当初、県外も含めた原発の再稼働への反対を前面に押し出し、態度を明確にしない内堀氏との違いを強調した。だが、遊説を繰り返すうち、関心の高い生活再建や医療、子育ての政策を前に打ち出すようになった。

 「大部分の政策は熊坂さんと同じ」と告示前から公言していた前双葉町長の井戸川克隆氏(68)は一時、熊坂氏への一本化も検討した。井戸川氏陣営の関係者によると、一本化に向け途中で降りる可能性はあったというが、結局、「被ばく対策の違い」を理由に見送られた。

 組織力に勝る内堀陣営に挑んだ両陣営だが、終盤になると諦めムードも漂っていた。熊坂氏の陣営は敗因をこう語った。「アメリカ海軍に対して、帆船で戦っているようなもの。とても勝てる選挙じゃなかった」

    ◇

 震災と原発事故後、初めて行われた知事選で、与野党相乗りで誕生した新知事。「圧勝後」の県政の行方を占う。

3313チバQ:2014/10/30(木) 23:04:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141030ddlk07010052000c.html
再生の針路:’14知事選 内堀氏圧勝の後で/下 相乗り政党、すでに「敵」 基盤固め独自色出せるか /福島
毎日新聞 2014年10月30日 地方版

内堀雅雄氏の当選の一報を並んで待つ自民党の根本匠前復興相(中央右)と民主党の玄葉光一郎元外相(同左)=福島市の事務所で2014年10月26日、山本晋撮影
内堀雅雄氏の当選の一報を並んで待つ自民党の根本匠前復興相(中央右)と民主党の玄葉光一郎元外相(同左)=福島市の事務所で2014年10月26日、山本晋撮影
拡大写真
 「マイクを握らせちゃ、だめでしょ」。選挙戦半ばの17日に自民党の大島理森・前副総裁が応援演説に入るとの情報が入り、前副知事の内堀雅雄氏(50)の事務所に詰めていた民主党関係者は声を荒らげた。

 内堀氏は与野党の相乗り支援を受けているとはいえ、政党の推薦は受けずに「オール福島」を掲げ、政党色を抑えてきた。告示直後にも自民党の大物議員が応援に来るという話があったが、断っていた。

 ところが、自民党側の働きかけで、内堀氏の二本松、本宮市の個人演説会で大島氏が応援弁士を務めることで話が進んでいた。内堀氏の選対本部は「止められず、結局、党の肩書きでなく『衆院予算委員長』として来るという整理にした」と受け入れざるを得なかった。

 この一件を受け、民主党県連側も「バランスを取るため」と党幹部に応援を依頼。田村市の個人演説会では福山哲郎・政調会長がマイクを握った。

 内堀氏に出馬要請して支援を先に表明したのは、民主、社民、連合福島、無所属県議による「4者協議会」だ。自民党県連は、独自候補をいったん擁立しながらも、党本部の意向で断念し、後で相乗りを決めた経緯がある。このため、選対の運営は民主系が主導することになり、激励に訪れた民主党の馬淵澄夫選対委員長は「我々の構図作りが功を奏した」と強調した。

    ◇

 「寄り合い所帯の選対」の中で、既に芽生え始めていた政党間の主導権争い。来秋には県議選も控えており、それが激しくなる恐れがある。「知事選では一緒に戦ったが、それも終わり。県議選に向け、もうお互い敵だ」と自民県議は鼻息を荒くする。

 県議会(58人)で最大会派の自民(29日現在28人)は、新知事にとって無視できない存在。当選から一夜明けた27日、内堀氏が最初にあいさつに訪れたのは自民党県連だった。

 自民党県連は現職の県政を批判して独自候補擁立に動いた経緯があるが、杉山純一幹事長は「現職の後継者を推すのはおかしいという人もいるが、それこそおかしい。新知事は(現職からの)継続と言いながら、全てを引き継ぐわけじゃない。新知事の仕事に期待したい」と秋波を送った。

 一方、民主党県連を含む4者協議会の関係者は「選挙戦を動かしてきたのは民主党。その恩義を(内堀氏は)考えると思う」とけん制する。

 内堀氏の圧勝を支えた相乗り支援の基盤に入ったひび。政党間対立で亀裂が深まり、崩れるリスクをはらんでいる。ただ、陣営関係者の中には「相乗り支援を受けた政党や、業界団体のそれぞれの意向をくもうとすると、独自色が出せなくなるのでは」と心配する声もある。

 29日に当選証書を受け取った内堀氏は「復興・再生という大きな方向性を『オール福島』という形で今後、収れんして結果を出す。それが新しい知事の務めだ」と決意を述べた。各党間を調整しつつ、ときには指導力を発揮して県政に取り組んでいくことが、復興を進められるかの試金石となる。(この連載は、岡田英、小林洋子、喜浦遊、横田香奈が担当しました)

3314チバQ:2014/11/05(水) 22:09:22
http://www.minpo.jp/news/detail/2014110519062
民主党福島県連新代表に吉田氏
民主党県連の新代表に就任し、決意を述べる吉田氏
民主党県連の新代表に就任し、決意を述べる吉田氏
 民主党県連は4日、福島市の県連事務所で常任幹事会を開き、新代表に代表代行の吉田泉衆院議員(65)=比例東北=を全会一致で選んだ。任期は前任の増子輝彦参院議員(67)=本県選挙区=の残任期間で、平成28年2月の党県連大会まで。
 増子氏が知事選の対応などをめぐり、任期途中の10月1日付で代表を辞任したことに伴う人事。吉田氏の代表就任は22年7月から24年6月まで務めて以来、2度目。
 吉田氏は常任幹事会後の記者会見で「県連は(次期県議選や組織体制強化など)難題が山積みだが、しっかりと務めたい」と語った。吉田氏は、いわき市出身、磐城高、東京大経済学部卒。15年に衆院議員に初当選し、現在4期目。
 常任幹事会では、党県連が擁立を主導した前副知事の内堀雅雄氏(50)が初当選した知事選について、「得票率7割に迫る票を獲得した。復興を願う県民の負託に応えるために十分な結果となった」と総括した。
   ◇  ◇ 
 来年2月3日の任期満了に伴う本宮市長選に立候補を表明している党県連総務会長の佐藤政隆県議は常任幹事会後、福島民報社の取材に「11月中に離党し、無所属の立場で立候補する」との考えを明らかにした。

( 2014/11/05 08:07 カテゴリー:主要 )

3315チバQ:2014/11/05(水) 22:39:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141105_31002.html
達増知事3選出馬?年内視野、一気に緊迫


岩手県議会9月定例会の一般質問で、知事選対応に言及した達増知事
 来年の岩手県知事選に向け、達増拓也知事(50)が3選を目指すかどうかの決断を「そう遠くない時期」に示すと表明したことで、選挙モードが加速してきた。曖昧ながらも「決断時期」を示したのは、主導権確保を狙った攻めの一手とも取れる。県議会の野党会派は対立候補の擁立を視野に入れ、態勢構築を急ぐ。知事決断が前哨戦の号砲になりそうだ。

 達増知事は10月6日の県議会9月定例会一般質問で、知事選への対応を問われ「そう遠くない時期に決断することも検討している」と語った。
 「そう遠くない時期」をめぐり、県議会内では「常識的には年内」との見方が支配的だ。定例会前は「早くて年明け」という空気だったが、知事発言で一気に緊迫した。
 最大会派自民クラブ(12人)の党県連幹部は「(11月下旬開会の)12月定例会で立候補表明だろう。着々と後援会体制を整えているのではないか」と推し量る。
 中小8会派の県議会では、自民と第2会派いわて県民クラブ(9人)、社民党(3人)の一部議員が連携して達増県政に対抗する局面が多い。
 知事選に向けて対立候補の擁立を模索しており、人選や支援体制の構築を急ぐ考え。自民県連幹部は「達増氏の表明後、時間を空けずに(人選を)固めたい」と言う。
 もう一つ、「表明は来年の2月定例会」との説も浮上している。県の2013年度一般会計決算をめぐる県議会の攻防が、決断タイミングに影響するとの見方だ。
 9月定例会の決算審査では、生活系与党で第2会派の希望・みらいフォーラム(9人)を含め全会一致で4年連続の継続審査を決めた。仮に12月定例会で決算が不認定となれば達増県政7年で5度目となる。
 県民クのベテランは「決算が不認定なら、立候補表明のタイミングとしては良くない。12月は見合わせ、2月に先送りするのでは」と予測する。
 当の達増知事は5〜12日、欧州視察に赴く。4日の定例記者会見では「帰国後、段取りを考え(決断時期を)決めていきたい」とけむに巻いた。


2014年11月05日水曜日

3316チバQ:2014/11/06(木) 06:46:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141106_21003.html
青森県知事選・三村氏 4選出馬調整


公明党県本部大会で、大島会長のあいさつに聞き入る三村氏(左)=2日、青森市
 来年6月28日に任期満了を迎える青森県知事選で、自民党県連が4選出馬を見据える三村申吾知事(58)の支援を軸に意見集約を始める。過去3回の知事選で公明党と共に三村氏を推薦しており、同じ枠組みの共闘は既定路線との見方が強い。三村氏も県議会11月定例会での出馬表明に向けて最終調整しているとみられる。

 青森市で2日に開かれた公明党県本部の大会で、来賓あいさつに立った自民党県連の大島理森会長は選挙の話題に触れて会場を引き付けた。その脇では、同じく来賓の三村氏が大島会長に秋波を送るかのように、その姿をじっと見詰めていた。
 「来年は地方選があります。ここに知事がおられますが、まだ出るか出ないか本人は全く言っておりません。私どももまだ決めていませんが、県政にとっては重要な問題でもございます」
 大会出席の直前、大島会長は青森市の県連事務所で神山久志幹事長と会談。知事選への対応を協議し、党所属の県議や県内支部の考え方を聞き取りすることを確認した。
 自民党には知事の公認・推薦は3期までとする選挙対策要綱がある。他方、2000年6月の衆院選青森2区で自民現職の議席を奪った三村氏を、03年の知事選に担ぎ出した経緯がある。現県政誕生に腐心した自民党県連にとって、相互協力関係をやすやすと手放したくないとの思惑は存在する。
 三村氏から推薦願が出され、推すことに異論がない場合、制約をどうクリアするか。来週にも県議らから聞き取りを始め、11月定例会が開会する予定の21日までに方針を固めるが、「県連推薦」として支援することが現実味を帯びている。
 三村氏は再選、3選に向けて立候補した際、いずれも11月定例会で自民党県議の一般質問に答える形で態度を明らかにした。来年4月には県議選をはじめとする統一地方選があり、党関係者は「タイミングは前例と同じでいい」と説明する。
 現職周辺の動きが活発化する一方で、他党の動きは低調だ。市町村長から「失政はなく、安定感がある」と評される三村氏の対立候補がいつ、どういう人選を経て現れるか。関心はむしろ、新人の動向に移っている。


2014年11月06日木曜日
関連ページ:青森政治・行政

3317チバQ:2014/11/08(土) 22:50:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141108ddlk03010094000c.html
選挙:滝沢市長選 あす告示 3氏の争いか /岩手
毎日新聞 2014年11月08日 地方版

 任期満了に伴う滝沢市長選は9日、告示される。1月の市制移行後初の選挙で、いずれも無所属で現職の柳村典秀氏(59)▽元滝沢村長の柳村純一氏(64)▽新人で元市職員の藤原治氏(57)−−の3人が立候補を表明している。

 3選を目指す柳村典秀氏は交流拠点複合施設や滝沢中央小学校の建設推進を訴える。村長を3期務めた柳村純一氏は財政の立て直しと市役所改革を主張する。藤原氏は子育て世代支援や防災充実化による安全なまちづくりを目指す。

 立候補の届け出は午前8時半〜午後5時、市役所で。16日に投開票される。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万3999人。【浅野孝仁】

3318チバQ:2014/11/08(土) 22:51:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141108ddlk06010015000c.html
選挙:長井市長選 あす告示 現新2氏の争いか /山形
毎日新聞 2014年11月08日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選は9日、告示される。立候補の表明をしているのは、3選を目指す現職の内谷重治氏(58)=自民、公明推薦、新人で前市議の我妻昇氏(43)で、いずれも無所属の2人。8年ぶりの選挙戦になる見込み。

 内谷氏は財政健全化の達成を実績の第一に掲げた上で、「人口減少が進むなかで、今後の10年は瀬戸際だ。いまこそチャレンジするかどうか問われている」と訴える。そして、街中に人が集まる「かわと道の駅」構想の実現を目指す。若者と女性の働く場を作ることも強調している。

 我妻氏は「財政はまだまだ油断を許さない状況だ」と指摘し、「かわと道の駅」構想に反対する。そして「新しいハコモノを建てるのでなく、ある物をどう生かすかにかかっている」と主張する。観光分野では観光交流人口を増やすためコンベンション協会の設立を提案している。

 9月2日現在の有権者数は2万3391人(男1万1183人、女1万2208人)。【佐藤良一】

3319チバQ:2014/11/08(土) 23:02:34
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20141107-OYTNT50319.html
長井市長選 「財政」「観光」「防災」が争点
2014年11月08日

大雨で冠水した福祉施設の敷地で、ポンプによる排水作業を行う消防団員ら(7月10日午前3時30分、長井市小出で)

 ◇あす告示 8年ぶり選挙戦へ

 長井市長選は9日告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、3選をめざす現職の内谷重治氏(58)(自民、公明推薦)と、新人で元市議の我妻昇氏(43)。現新一騎打ちによる8年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。財政問題や観光振興、防災を中心に論戦が繰り広げられる見通しだ。市政の現状と課題を報告する。(山井健史)

 長井市は1990年代後半まで、公共施設建設や職員の採用増などで一時、財政が危機的な状況にあった。財政再建のため、97年度に430人だった職員数を、2014年度には286人まで減らし、人件費を約36億円から約23億円へ圧縮した。

 その結果、財政規模に対する借入金の返済割合を示す実質公債費比率は、07年度の23・6%から13年度の14・6%まで改善した。

 財政再建が一段落したことから、市は国道287号沿いの敷地約1・2ヘクタールに、観光振興の拠点となる「かわと道の駅」(仮称)を整備する事業を進めている。16年度完成予定で、農産物直売所や最上川舟運の歴史を紹介する展示室も設置する予定。国土交通省の補助金を活用し、道の駅のほか、周辺の道路や広場の整備なども併せて進める計画だ。

 ただ、総事業費約17億5000万円のうち、半分は補助金でまかなわれるものの、市の負担も9億円近くに上る。このため、市議会の一部から強い反発を招き、12年3月以降、5度にわたって関連予算が否決されてきた経緯があり、主要な論点となる見込みだ。

 また、近年、各地で大雨による被害が多発していることから、防災対策も注目されている。

 今年7月の豪雨で、同市草岡では1日の降水量が観測史上最高の183・5ミリを記録。住宅の浸水47戸、市道の通行止め・冠水などが43路線に及ぶなどの被害が出て、7世帯16人が避難した。市は災害対策本部を設置し、深刻な被害が出る可能性がある地区の区長約30人との連絡に追われた。

 こうした災害時の情報伝達手段として市が期待しているのが、今月3日に開局したコミュニティーFM「おらんだラジオ」だ。市内の約88%、約8200世帯が受信可能で、市や消防、警察の要請を受けて災害情報を放送する。市は来年度、区長宅と避難所に防災ラジオ200台を配布する予定。ラジオはスイッチが切ってあっても緊急時は自動的に放送が流れる仕組みで、市は「ラジオによる避難準備情報の提供や避難勧告、避難指示の伝達も想定している」という。

 ◇一騎打ちの公算

 内谷重治氏は、交流人口拡大の拠点として、「かわと道の駅」(仮称)の建設を掲げる。福祉・医療充実のほか、子育て支援拠点を複合施設として整備するとしている。

 我妻昇氏は「造り、増やす」時代は終わったとして道の駅構想の見直しを訴える。防災力強化を掲げ水害対策の優先をめざす。政党、企業に推薦を求めないとしている。

 投開票は16日。9月2日現在の有権者数は2万3391人。

2014年11月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3320チバQ:2014/11/11(火) 21:55:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk06010307000c.html
選挙:長井市長選 候補者の第一声 2氏立候補、16日投開票 財政健全化など争点 /山形
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選が9日告示された。新人で前市議の我妻昇氏(43)と、現職で3選を目指す内谷重治氏(58)=自民、公明推薦=のいずれも無所属の2人が立候補を届け出た。前回は無投票だったが、今回は2氏による一騎打ちとなった。財政健全化、人口減少対策、観光交流などを争点に7日間の選挙戦が始まった。8日現在の有権者数は2万3363人(男1万1173人、女1万2190人)。投開票は16日に行われる。【佐藤良一】

 (届け出順)

 ◇人も市も変われる−−我妻昇氏
 長井市緑町の選挙事務所前で第一声。「人は変われる。長井市も変われる。今の長井市ではダメ」と切り出した。「『かわと道の駅』構想に象徴されるように身の丈以上の投資をしている。道の駅に9億円以上もかけるなら、今ある野球場やプール、あやめ公園、つつじ公園、タスビルをもっと活用して良くしましょう」と訴えた。

 「私が市長になったら近隣の市町と連携し、市民と一緒になって少子高齢化対策や企業誘致などに努める」と強調。また「政党・企業・団体からの推薦は依頼しない」と草の根選挙に徹する考えを表明した。

 我妻氏はこれまでも「参加したくなる政治運営を目指す。市役所を市民の役に立つ所にしたい」と主張してきた。また「観光交流人口の増加を目指してコンベンション協会を設立し、スポーツ・文化などの大きな大会・総会を誘致する」と提案。さらに「長井は元々企業城下町。以前のように製造業と物づくりを基幹産業にする」とも語る。

 出陣式には支持する市議や地元支援者らが集まり声援を送った。

 ◇夢もち住める市に−−内谷重治氏
 長井市ままの上の選挙事務所前で「市長になって8年、財政再建にまい進してきた。『かわと道の駅』を作って長井の都市機能を再生させる事業を進めている」と第一声を上げた。「これからの10年、長井市にとって厳しい課題が見えているが、国・県とスクラムを組んで、夢をもって住める長井市にしていきたい」と語った。

 また「地域を回り、以前と比べても1人暮らしや、高齢者だけの家庭が増えたことが分かった。空き家も増えている。切実な声ばかりだった」と市民の実感にも触れた。「これからは、若者と女性が生き生きと働ける場を作り、子どもが希望をもち、お年寄り・障害者が安心して暮らせる町にしたい」と力を込めた。
 内谷氏は選挙戦に向けて「新しい長井の創成」を掲げ、そのためには中心市街地活性化などのチャレンジが必要と訴えてきた。「人口減少社会が到来しても助成制度などを活用すれば長井はやっていける」と主張する。

 出陣式には、鈴木憲和衆院議員や大沼瑞穂参院議員、公明党の県議らが駆けつけた。

==============

 ◇候補者
我妻昇(わがつま・のぼる)43 無新

 市観光協会理事[歴]衆院議員秘書▽市青年団体連絡協議会長▽長井高

内谷重治(うちや・しげはる)58 無現(2)

 西置賜行政組合管理者[歴]市職員▽市議▽市観光協会理事▽立教大=[自][公]

3321チバQ:2014/11/11(火) 21:57:32
http://www.asahi.com/articles/CMTW1411110600001.html
長井市長選一騎打ち
2014年11月11日10時32分
印刷
メール
写真・図版
我妻昇 43 無新
写真・図版

Ads by Google
[PR]
 ◆ 現新、道の駅構想 争点

 長井市長選は9日告示され、新顔で前市議の我妻昇氏(43)と、3選を目指す現職の内谷重治氏(58)=自民、公明推薦=の2人が立候補を届け出て、8年ぶりの選挙戦になった。いずれも無所属。投票は16日で、即日開票される。8日現在の有権者数は2万3363人。

 主な争点は観光交流センター「かわと道の駅」構想を巡るまちづくりの方法。財政健全化の達成を第一の実績に掲げた2期8年の内谷市政を有権者がどう判断するかが焦点だ。

 我妻氏はこの日、午前7時から総宮神社で必勝祈願を行った後、緑町の事務所で支持者ら約150人を前に第一声。市議や同級生らが「16日には万歳三唱を」と激励した。

 内谷氏は午前8時から同じく総宮神社で必勝祈願を行い、ままの上の事務所前で第一声。国会議員や県議、市議ら約200人が応援に駆けつけ、「激戦に勝ち抜こう」と励ました。 (内藤文晴)

 ◆ 候補者の第一声

 我妻昇 43 無新

 市観光協会常任理事・市卓球協会常任理事(元)市議・市青年団体連絡協議会長・衆議院議員私設秘書▽長井高▽長井十日町

 ◆ 新たな投資せず既存施設を活用

 新しいものに投資し、子どもたちにツケを回すようなことはしたくないとの思いで立候補しました。長井市は今、道の駅のように身の丈以上の投資をしているのではないでしょうか。この路線を変え、老朽化した施設や使われていない土地を生かすまちづくりをしていきたいと考えています。

 飯豊町の更地には、山形大学工学部のリチウムイオン電池の研究所ができます。大学と着々と連携を取ってきたことが、長井市にはできなかった。私ならば周辺の市長、町長と連携して企業誘致、少子高齢化対策を呼びかけられます。

 政党や企業に推薦を求める選挙はしません。自由な選挙をします。負けても市議会議員に戻らないという決意です。長井市のため、子どもたちのため、どうか私に力を貸してください。

 内谷重治 58 無現(2) 自公

 西置賜行政組合管理者・置賜広域行政事務組合理事(元)農協総代・市議・出版社社員・市職員▽立教大経済学部▽長井市今泉

 ◆ 中心市街地に楽しめる場つくる

 市長に就任してまもなく丸8年になります。1年目は苦しい財政状況にご理解いただいてこの危機を乗り越えようと訴えました。4年前も、もう少しなのでぜひお力添えをとお願いし、2年前に今回の観光交流センターを含む都市再生整備事業を訴えて市内全域を回りました。

 財政再建を果たした今回は、新たな課題が見えてきました。それは何かというと、若い人が減り一人暮らしや夫婦2人暮らしが増えていること。周辺地域では空き家が増えて除雪もできないという声も聞こえます。

 いま大切なことは、長井に働く場を作り、若者や女性が輝ける場を作ることです。中心市街地に都市生活を楽しめる場を作ることでそれにつながると思います。みんなで力を合わせて頑張っていきましょう。

3322チバQ:2014/11/15(土) 10:11:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141114ddlk02040068000c.html
平川市長選選挙違反:「水木供述」で争い 信用性問う福士被告側 /青森
毎日新聞 2014年11月14日 地方版

 1月の平川市長選に絡み、現金20万円を受け取ったとして公職選挙法違反(被買収)罪で起訴された市議の福士恵美子被告(70)の第3回公判が13日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)であった。福士被告は「身内の香典として10万円を受け取った」と主張して起訴内容を否認しており、この日は現金を渡したとされる元社会福祉法人理事長、水木貞被告(66)=同法違反罪で公判中=が検察側の証人として出廷した。福士被告の弁護側は、水木被告の捜査段階での供述が変動しているとして、信用性を争う姿勢を示した。

 検察側は、水木被告が昨年8月10日に福士被告に現金を渡した場所として、平川市本町の路上の写真を提示。水木被告に受け渡し時の位置関係を示させた上で、「『これ少ないけど』と20万円入りの茶封筒を渡した」との証言を引き出した。

 「10万円の受け取り時期は同8月6〜7日」と主張する弁護側は、水木被告の捜査での供述で、日付や授受の場所などが変動していると指摘。さらに、水木被告が反対尋問に「(細部は)よく覚えていない」と繰り返したことから、「記憶があいまいで、供述は捜査に迎合している」と評した。

 森裁判官は次回12月11日の公判で、福士被告の被告人質問と検察側の論告、弁護側の弁論を行う方針を示した。この日、検察側証人に立つ予定だった前市長の大川喜代治被告(69)=同=は入院して出廷せず、この日の尋問は行われなかった。森裁判官は「被告人質問の後、必要があれば大川被告を再喚問する」とした。【松山彦蔵】

3323チバQ:2014/11/15(土) 10:19:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141114ddlk07010123000c.html
選挙:南相馬市議選 小高区を歩く 帰還へ住民の意識二分化 16年4月目標、避難区域解除 /福島
毎日新聞 2014年11月14日 地方版

 任期満了に伴う南相馬市議選は16日、投開票される。補選を除けば同市議選が行われるのは震災後初めて。向こう4年の任期中に原発事故による避難区域の解除も予定されており、復興に向け有権者の一票に込める期待は大きい。【高橋隆輔】

 市は、市内の避難指示解除準備区域と居住制限区域への避難指示を2016年4月に解除する目標を掲げている。両区域内の住民約1万2300人のうち9割近くは、全域が避難区域となった小高区の住民が占める。同区内では、帰還を目指す住民が住宅の修繕などを行う中、選挙カーに乗った候補者が支持を訴えて回る。

 「まだ1年以上あるのかという気持ち。早く自宅に戻りたい」。12年4月の区域再編から1週間とおかず、同区中心部で理髪店の営業を再開した加藤直さん(64)は待ち遠しそうに話す。水道やガスの開通で営業は楽になった。区域内を訪れる住民は増えているといい、客足も月百数十人と震災前の半分程度まで回復した。年内には同市の避難区域で初めての飲食店の開業も予定されている。

 市は今夏、避難区域の住民対象の意向調査を行った。インフラの復旧などを反映するように帰還の判断を迷う住民が減った分、「帰還を決めた」との回答は増加し、4割以上に。一方で回収率が54・5%と昨年より約8ポイント低下。帰還が頭になくなった住民も増加しているとみられ、意識の二分化が進んでいる。

 その小高区からは区民の声を届けるべく、4人が立候補しているが、厳しい戦いを強いられている。ある候補者は「市外避難者の投票率は低く、仮設住宅の入居者の反応も冷めている」と厳しい現状を認める。市選管によると、市外に避難する有権者9423人に対し、不在者投票用紙の請求数は13日午後3時現在で1461。避難区域住民の投票率は、昨年の市長選でも全体の投票率より約8ポイント低かった。

 最重要課題の現場の住民は何を望むのか。人通りのまばらなJR小高駅前には、通りをプランターに植えた花で飾り付ける女性の姿があった。震災前はここで旅館を営んでいた小林友子さん(61)は「私たちは自分たちの手でこの街を何とかしようとしている。小高かどうかは関係なく、議員にはその気持ちをくんで手をさしのべてほしい」と話した。

 投票は午前7時〜午後6時、市内33投票所で。開票は午後7時からで、午後9時ごろには大勢が判明する。

3324チバQ:2014/11/16(日) 10:28:59
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_41780.html
達増氏 3選出馬表明 次期知事選 政党色排除、「県民党」で (11/16)


AddClips ブックマークに登録
達増拓也氏
達増拓也氏
 達増拓也知事(50)は15日、盛岡市内で記者会見を開き、2015年9月10日の任期満了に伴う次期知事選への3選出馬を表明した。知事選への立候補表明は達増氏が初めて。達増氏は、東日本大震災からの復興に引き続き先頭に立って取り組むために出馬を決意したことを明らかにし、選挙戦では政党や会派に推薦を求めずに「県民党」の立場を強調して臨む姿勢を示した。

 達増氏は会見で「東日本大震災という未曽有の非常事態が発生し、県として総力を挙げ復興に取り組む中、引き続き知事として県政を担わせていただきたい」と3選出馬を表明した。過去2回の選挙では当時在籍していた民主党の推薦を受けたが、今回は「オール岩手で復興に取り組むために基本的に政党、会派に推薦は求めず、県民党のスタンスで臨みたい」と述べるとともに、賛同者が参画しやすいように「勝手連」として選挙戦を展開する考えを示した。

 達増氏は盛岡市出身で、東京大法学部卒。外務省勤務を経て1996年衆院選岩手1区に新進党(当時)から出馬、初当選し、以来自由党、民主党議員として連続4期を務めた。任期途中の2007年の知事選に無所属で出馬し初当選。震災に伴い半年間延期された11年9月の知事選でも43万票余りを獲得し、他候補に大差をつけて再選を果たした。

3325チバQ:2014/11/16(日) 11:02:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141115ddlk03010034000c.html
選挙:大船渡市長選 あす告示 現新の一騎打ちか /岩手
毎日新聞 2014年11月15日 地方版

 任期満了に伴う大船渡市長選が16日、告示される。立候補を表明しているのは再選を目指す無所属現職、戸田公明氏(65)と、前市議の無所属新人、佐藤寧(やすし)氏(47)。同市では東日本大震災後の初の市長選となり、復興を主な争点に一騎打ちとなる公算が大きい。

 震災直後に市復興計画を策定した戸田氏は、今年5月に立候補を表明。自民、民主、公明などの推薦を受け、「創造的復興と発展」などを公約に「協働と共生」による街づくりを強調する。

 佐藤氏は「復興のスピードが遅い。流れを変える必要がある」と通算3期務めた市議を辞職。出馬表明は10月と出遅れたが、政党に推薦要請はせず「市民目線の市政運営を目指す」などと訴える。

 佐藤氏の辞職に伴う市議補選(改選数1)も同時にあり、元職の2人が立候補する見通し。

 ともに立候補の受け付けは、午前8時半〜午後5時に市役所で。23日に投開票される。【根本太一】

3326チバQ:2014/11/16(日) 11:03:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141115ddlk07010066000c.html
選挙:本宮市長選 出馬へ、佐藤氏が民主離党 /福島
毎日新聞 2014年11月15日 地方版

 任期満了に伴う本宮市長選(来年1月18日告示、同25日投開票)に出馬表明している民主党県連総務会長の佐藤政隆県議(61)=本宮市・安達郡選挙区=が14日、県連に離党届を提出し、受理された。離党は市長選に無所属で立候補するため。

 離党届と同時に、県連総務会長の辞任届も提出。いずれも県連の役員会で受理を決め、持ち回りの常任幹事会で承認された。

 佐藤氏は、県議会12月定例会が閉会する来月19日まで県議を務め、同日辞職する意向。同選挙区の県議補選(改選数1)は、辞職の通知を受理してから50日以内に開かれることになっており、市長選と同一選になる可能性がある。【岡田英】

3327チバQ:2014/11/16(日) 21:15:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141116_12
佐藤、戸田氏の争いが確定 大船渡市長選

AddClips ブックマークに登録
 任期満了に伴う大船渡市長選は16日告示され、新人の前市議佐藤寧(やすし)氏(47)と再選を目指す現職戸田公明(きみあき)氏(65)=自民党県連、民主党県連、公明党県本部推薦=が届け出、いずれも無所属の2氏による一騎打ちが確定した。東日本大震災後、初めての市長選は、復興施策の是非などを争点に、23日の投票日に向け舌戦が始まった。

 立候補の受け付けは16日午前8時半から午後5時まで市役所で行われ、佐藤氏、戸田氏の順で届け出た。2人は選挙事務所前で第一声を上げた後、選車に乗って市内を遊説、有権者に支持を訴えた。

 投票は23日午前7時から午後7時まで、市内40投票所で行う。同8時15分から同市盛町のリアスホールで即日開票する。当落判明は同9時15分ごろの見通し。

 15日現在の有権者数は3万2596人(男1万5461人、女1万7135人)。

(2014/11/16)

3328チバQ:2014/11/16(日) 21:16:18
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2014111622
自民県連の岩城会長は当面続投 知事選混乱

辞表を提出している岩城光英自民党県連会長(参院本県選挙区)は次期衆院選終了まで会長職を継続する。
岩城会長と杉山純一同県連幹事長が15日、郡山市で会談し決めた。
岩城会長は10月、知事選での候補者擁立の混乱をめぐり、杉山幹事長に辞表を提出している。
だが、12月にも衆院選が行われる見通しのため、岩城会長は当面、対応に当たる。
辞表の取り扱いは、杉山幹事長に一任されている。
党本県選出国会議員団は、辞任の必要はないとの意見で一致している。
2014年11月16日 15時32分 配信

3329チバQ:2014/11/16(日) 21:18:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141116ddlk03010130000c.html
’15知事選:達増氏3選出馬表明 政党色出さない方針 野党連携へ布石の見方も /岩手
毎日新聞 2014年11月16日 地方版

 来年9月任期満了の知事選に3選を目指し無所属で出馬する意向を表明した達増拓也知事(50)。盛岡市内のホテルで15日に開いた記者会見で「オール岩手で復興に取り組むため政党会派に推薦を求めず『県民党』で臨む」と述べ、過去2回の知事選とは異なり政党色を出さない方針だ。衆院解散が取りざたされる中での知事の表明。民主党と生活の党の野党連携への布石では、との見方が広がっている。【安藤いく子、浅野孝仁】

 2007、11年の知事選は無所属で出馬し民主党が推薦した。12年に小沢一郎氏が民主離党後、生活の党を結成し、小沢氏に近い達増氏も同党の候補者を応援していた。今回の出馬表明に際し小沢氏へ相談報告の有無を問われ「相談も報告もしていません」とした。さらに「復興に与党も野党もない」「オール岩手の趣旨に賛同する人が参画できるよう勝手連で臨む」と政党色を薄めた。

 達増氏の3選出馬は、今年夏ごろから注目を集めてきたが、態度表明はなかった。衆院解散が取りざたされるこの時期の出馬表明について達増氏は「解散は前提ではない」と説明。衆院選での野党連携について「復興のために岩手の政治が一つにまとまっていく方向が望ましい。そういう方向に進んでほしいという意味では(自身の出馬表明が野党連携に)影響してほしい」と期待した。

 達増氏に批判的な県議会会派「いわて県民クラブ」の小田島峰雄代表は「分裂した民主党と生活の党の野党連携を進ませる意図があるのではないか。衆院選と知事選は連動していく」と警戒。自民党県連の工藤勝子幹事長は「山田町の『大雪りばぁねっと。』やDIOジャパン問題がある中で民主党は今の達増県政で良いと思っているのか」とけん制する。

 達増氏は1期目出馬の公約に知事の任期を「原則2期8年」としていた。記者会見で「この際、数字的な制限は完全撤回する」とした上で「多選の弊害が良くないというのはワンマンとか癒着や腐敗とかがあってはならないという趣旨」と説明。知事の退職金を受け取らないという公約も「今回は公約にしない」とした。

 生活の党県連の佐々木順一幹事長は「表明を歓迎したい。知事の考えを最大限尊重して協議していく」と語った。一方、民主党県連の高橋元幹事長は「まず衆院選があるので知事選で達増氏を支援するかは先に延ばしたい」と話した。

3330チバQ:2014/11/17(月) 19:44:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141117ddlk06010122000c.html
選挙:長井市長選 内谷氏3選 中心市街地活性化訴え /山形
毎日新聞 2014年11月17日 地方版

 任期満了に伴う長井市長選は16日投開票され、無所属で現職の内谷重治氏(58)=自民、公明推薦=が、無所属新人の我妻昇氏(43)を破り、3選を果たした。当日有権者数は2万3212人(男1万1088人、女1万2124人)。投票率は68・61%だった。

 当選確実の一報が伝えられると、内谷氏の選挙事務所は大歓声に包まれ、支持者らは3選を喜んだ。内谷氏は「長井市にとって、これからの10年は正念場だ。しっかりとかじ取りをしたい」と意気込みを語った。

 内谷氏は財政健全化の実績を強調し、積極的な事業投資の政策を掲げた。「かわと道の駅」構想もその一つで、中心市街地活性化を訴えた。人口減少に対しては都市再生整備事業を推進し、雇用や観光客を増加させる方針を示し、市内全域に支持を広げた。

 我妻氏は「かわと道の駅」構想に反対し、街頭演説などで支持拡大を図った。だが知名度不足は解消されなかった。【佐藤良一】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9779 内谷重治 58 無現

  5985 我妻昇  43 無新

==============

 ◇長井市長略歴
内谷重治(うちや・しげはる) 58 無現(3)

 西置賜行政組合管理者[歴]市職員▽市議▽市観光協会理事▽立教大=[自][公]

3331チバQ:2014/11/17(月) 20:53:56
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20141117-OYTNT50102.html
滝沢市長に柳村典秀氏 再選果たす
2014年11月17日
 滝沢市長選は16日、投開票が行われ、現職の柳村典秀氏(59)(無所属)が、ともに無所属新人で前市住民協働課長の藤原治氏(57)、元滝沢村長の柳村純一氏(64)を破り、再選を果たした。投票率は51・15%、当日有権者は4万3648人だった。


 柳村典秀氏は同市野沢の事務所で、「準備している総合計画を着実に実行し、健康をテーマに市政に取り組みたい」と抱負を語った。

 市制移行後初の市長選で、市政の継続か、刷新かが問われた。新たな中心市街地の形成、雇用の拡大、高齢化社会を見据えた福祉政策などについて、3氏がそれぞれの政策を訴えてきた。

 柳村典秀氏は、「住民自治日本一を推し進める」として3月に出馬を表明。現職として、市制移行を実現した実績をアピールし、市内全域での浸透を図った。市の新しい中核となる複合施設の建設を進め、市総合計画の策定を目指すと強調。現市政の継続を訴えた。

 政党の推薦は受けなかったが、連合岩手などの団体が応援し、支持を拡大した。

 藤原氏は、自治会活動の交付金拡大や、市民との対話を重視した市政を掲げたが、出馬表明が10月と出遅れたのが響いた。

 柳村純一氏は、元滝沢村長としての実績をアピールしながら、市の財政再建と市役所の組織改革を訴えたが、広がりを欠いた。

2014年11月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3332チバQ:2014/11/18(火) 21:42:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141118_51041.html
<解散風>「恩返しはした」山形知事は中立? 

 「『恩返し』はしたかなあと思う」。吉村美栄子山形県知事は17日の定例記者会見で、安倍晋三首相が衆院を解散し、総選挙となった場合の対応をこう表現し、特定の候補者を応援せず「中立」を貫く姿勢を示唆した。
 吉村知事は過去の国政選で「義と恩を大切にしたい」と強調し、自身が初当選した2009年知事選で支援を受けた国会議員を応援してきた。
 知事選後の09年衆院選は山形1区で民主党の鹿野道彦氏(元衆院議員)、10年参院選山形選挙区は自民党の岸宏一氏(現参院議員)、13年参院選同選挙区は当時みどりの風の舟山康江氏(元参院議員)の支援に動いた。
 ただ「恩返しは1人1回」と決めているのか、前回12年の衆院選は翌月に知事選を控えた時期だったこともあり、鹿野氏を含め特定候補の応援はせず、最後まで「中立」の立場を保った。
 吉村知事は記者会見で今回の対応に関し「正直に言って、まだ何も考えていない」とした上で「完全とは言えないが、着々と恩返ししてきたと思っている」と述べた。

3333チバQ:2014/11/18(火) 21:53:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141118_61043.html
元衆院議員「返り咲き」 南相馬市議選


当選を果たし、万歳する渡部氏(左)=16日、南相馬市原町区の事務所
 16日投開票の南相馬市議選で、元民主党衆院議員の渡部一夫氏(66)が当選し、国会議員から市議へ異例の「転職」を果たした。
 渡部氏は「経験を生かし、復興を進めたい」と10月に起意。周囲には「元国会議員がいまさら市議に出なくても」と批判的な声もあったが、連合福島や引退した市議らの支援を受け、候補者25人中10位の得票で勝利した。渡部氏は「みっともない票は取れないと思っていた。与野党関係なく、市を一つにして復興を進めたい」と抱負を語った。
 渡部氏は旧原町、南相馬市議を経て2007年、11年の県議選に出馬し、いずれも落選。その間、09年衆院選に民主党比例代表東北ブロックから出馬。12年10月に繰り上げ当選したが、同11月の衆院解散で失職。在任期間は26日だった。
 市議選は小高、鹿島両区からの候補者7人が全員当選。落選した3人はいずれも原町区の新人だった。
 投票率は前回10年の72.97%を13.87ポイント下回る59.10%。市外避難者の投票が少なく、1月の市長選の62.82%も下回った。

 ◇南相馬市議選(16日、投票率59.10%、定数22)門馬和夫、細田広、志賀稔宗、渡部寛一、〓(4f39)野謙介、平田武、今村裕、山田雅彦、竹野光雄、渡部一夫、田中京子、中川庄一、田中一正、荒木千恵子、奥村健郎、鈴木昌一、岡崎義典、大山弘一、鈴木貞正、小川尚一、太田淳一、水井清光


2014年11月18日火曜日

3334チバQ:2014/11/18(火) 22:44:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141116_11013.html
硬軟合わせ政策展開/かすむ笑顔(上)/抵抗・苦言に不快感も/村井流どこへ


宮城県市長会で亀山紘石巻市長と談笑する村井知事(左)=5日、仙台市青葉区のホテル
<頭切り替え>
 9月上旬の夜、名古屋市内の日本料理店に、宮城県知事村井嘉浩の姿があった。
 差しで酒を酌み交わしたのは、懇意にするトヨタ自動車グループの最高幹部。関連部品メーカーの県内誘致の感触を確かめ、村井は上機嫌で「これからもよろしく頼みます」と頭を下げた。
 数日前、悲願の宮城大医学部構想を国に蹴られたばかり。敗軍の将は頭を切り替えて「宮城のトップセールスマン」(村井)に戻り、就任時からの代名詞「富県戦略」に執念をにじませた。
 「公約のためにあらゆる努力を惜しまない。行動力にスピード感も備わってきた」。村井の出身母体である県議会最大会派、自民党・県民会議会長の中山耕一は言う。

<策士の一面>
 中山が「9年で政策実現力を確実に高めた」と評価する硬軟織り交ぜた政治手法はことし、指定廃棄物最終処分場建設をめぐる国と県、候補地3市町の5者協議でも、じわりと効いた。
 第4回会合の直前。村井は候補地の一つ、栗原市の市長佐藤勇に「開会前に時間をもらえませんか」と連絡した。
 当日、会場のホテル別室で佐藤を待ち受けたのは村井と当時の環境副大臣井上信治だった。「どうか詳細調査をさせてほしい」と井上。熱意に押され、佐藤は会議本番で調査受け入れに前向きな発言をし、同じ候補地の加美町が反対姿勢を崩さない中、議論は次のステップに進んだ。
 「表立ってけんかしないようにするのが政治家の仕事だ」。策士ぶりを発揮した村井は、周辺に胸を張ってみせた。

<合理性重視>
 盤石にも見える県政運営だが、政策面では「企業誘致偏重」の指摘が根強い。震災後は特に、仙台市宮城野区への広域防災拠点整備など大型プロジェクトに目を奪われていると批判される。
 対象範囲などが全国最低水準にとどまる乳幼児医療費助成制度の改善を求める声にも、村井は冷淡だ。仙台市医師会長の永井幸夫は「子育て環境の自治体間格差が広がってしまう」と現場の切実な声を代弁する。
 「経済を伸ばすことで福祉も充実すると知事は考えている」(県幹部OB)との見方もある。合理性を重視し、自分が信じる政策に突き進む村井の強硬さがあつれきを生む場面も目立ってきた。
 県はことし、住民から「高すぎる」との反発があった気仙沼市内の2カ所の防潮堤の計画高を引き下げた。世論に加え、盟友とされた自民党県議の激しい抵抗があり、最終的に村井が折れた。
 「苦言におうようだった知事が、露骨に不快感を示すようになった」。自民党県議は最近、村井に、ある種の「変化」を感じ取っている。ひょうひょうと政界を渡り歩いてきた笑顔が、色を失う場面が増えている。(敬称略)
        ◇
 村井嘉浩宮城県知事(54)は21日、2005年の就任から丸9年となり、10年目に突入する。45歳で初当選した青年知事は数々の新事業に挑戦し、東日本大震災からの復興では陣頭指揮を執る。県政トップ、政治家として厚みを増してきた「村井流」の変遷をたどり、これからを展望する。(報道部・浅井哲朗、小木曽崇)


2014年11月16日日曜日

3335チバQ:2014/11/18(火) 22:45:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141117_11009.html
生え抜き重用、固定化/薄まる「脱官力」(中)/政策実行に異論少なく/村井流どこへ


それぞれ得意分野で村井知事(中央)を補佐する三浦副知事(手前左端)と若生副知事(右端)=4日、宮城県庁
<「過去の話」>
 「挑戦! 脱官力」
 宮城県知事村井嘉浩は初当選を果たした2005年知事選で、ポスターにこんなキャッチフレーズを掲げていた。
 選挙公報には「主要なポストに民間人や女性を積極登用」と明記。翌06年、住友商事出身の民間人を副知事に迎え、目玉公約を達成した。
 ただ、それも1期限りで、後任には元県経済商工観光部長の若生正博を起用した。若生は現在2期目、もう一人の副知事で元県総務部長の三浦秀一は3期目になる。
 県庁生え抜きの重用が固定化し、ある自民党県議は「『脱官力』はもう過去の話」と言う。河北新報社が県内の35市町村長を対象に実施したアンケートでは、沿岸部の首長が「県庁組織の保守的な風土に意識改革を促したい」と注文を付けた。

<少ない悪評>
 それでも村井流人事の悪評はむしろ少ない。自民党県議、党県連幹事長も務めた女川町長須田善明は「県庁の内外の両方をにらんだ布陣。バランスが良い」と評価する。
 三浦の実務能力を「人事、財政に通じ、県庁全体を統括できる」と高く買う。部長時代、工場誘致で村井の右腕となった若生については「経済分野の実績に知事は敬意を払っている」とみる。
 05年知事選で、村井は前知事浅野史郎が後継指名した総務省出身の元県総務部長と対決した。
 「『脱官力』には選挙戦術の要素もあったのだろうが、現実はそれほど簡単でない」。浅野、村井の両県政をよく知る前岩沼市長井口経明は、高度化、複雑化する県政を停滞させないよう、生え抜きで脇を固めるのは必然との見方だ。

<にじむ配慮>
 県職員の士気を維持しようと、村井は言葉遣いにも配慮をにじませる。
 「私にとって職員は家族。断腸の思いだ」。08年に職員給与を一律6%削減する方針を打ち出した際、村井は庁内テレビ放送で理解を求めた。
 前任者は給与カットをめぐり職員組合と鋭く対立しただけでなく、食糧費、県警捜査報償費などにも次々とメスを入れた。村井の「官」へのアプローチ方法は、前任者とは正反対と言えるまでになった。
 幹部を経験した県庁OBの一人は「明るく、気さくな知事の求心力は高い。就任前は気負っていたかもしれないが、今や職員は政策実現の壁にはならない」と話す。
 村井が5月、東北福祉大主体の医学部設置構想の頓挫を受け、巨額の財政支出を伴う「宮城大医学部」を言い出した時も、慎重論を進言する職員はいなかったという。
 あらゆる策を講じて巨大組織の足元を固め、震災後とみに大胆な施策を展開する村井。別のOBは「知事の求心力が高まった分だけ、職員の自主性が薄れた気がする」と物足りなさを口にした。
(敬称略)

3336チバQ:2014/11/18(火) 22:46:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141118_13013.html
強気発言 得票が源泉/(下)高まる「発信力」/対政権 絶妙なバランス/村井流どこへ


道州制実現を目指し、北側一雄公明党副代表(中央)に要請をする村井知事(左から2人目)=10月24日、衆議院第1議員会館
<被災地代弁>
 すごみを利かせたせりふは、あっという間に日本列島を駆け巡った。
 「復興庁でなく、『査定庁』だ」。2012年3月、宮城県知事村井嘉浩(54)は、復興交付金の第1次配分額が申請額の57%にとどまったことを一刀両断に切り捨てた。
 東日本大震災のショックがまだ色濃かった被災自治体にとって、新設交付金への期待は落胆に変わった。そんな被災地の心情を村井が代弁し、被災者が少なからず留飲を下げたのは事実だ。
 政府の復興構想会議と復興推進委員会で、村井の言動に接した政策研究大学院大教授飯尾潤(政治学)は「話が分かりやすく、明るい性格。マスコミ対応もうまく、他の知事より発言が報じられた」とメディアへの露出度に目を見張る。

<復興に損失>
 1000年に一度とされる未曽有の震災を経て、村井の発信力は格段に高まった。だが、その功罪は相半ばする。
 飯尾は、「査定庁」発言は復興にマイナスに働いたとみる。県と復興庁の協議が足りず、被災市町の申請の多くが要件を満たさなかったと指摘。「他省庁から集められた復興庁官僚は、本省と戦ってでも予算を獲得しようとした。査定庁発言以降、仕事がしにくくなった」と明かす。
 当時復興相だった参院議員平野達男も、申請は精査が足りなかったとの認識だ。一方で「知事は地元から突き上げられる。被災者、被災自治体の側に立たざるを得なかった」と心中を忖度(そんたく)する。
 自民党出身で、元来「自民党愛」が強いとされる村井。2009、12年と在任中の2度にわたる政権交代で、権力の中枢にアクセスする絶妙のバランス感覚が磨かれた。

<人脈を駆使>
 民主党政権下の10年にはかつて籍を置いた松下政経塾人脈をたどり、当時の国土交通相前原誠司を訪問。仙台市宮城野区の仙台港に、トヨタ自動車グループの県内工場で生産される完成車の出荷拠点となる埠頭(ふとう)新設を実現させた。
 自民党が政権を取り戻し、愛着ある古巣の人脈を生かせる理想の姿に戻ったとも言える。それでも、持論の道州制実現の関連法案が今国会に提出されないとみるや「(衆院選公約を守れず)公党の体をなしていない」と遠慮なく言葉を発した。
 再選、3選した知事選での圧倒的得票が強気の源泉だ。この9年で、若手県議から県内では群を抜く知名度を持つ政治家に化けた村井を、自民党関係者は「今日の宮城県政界を代表するアイコン(象徴)になった」と評する。
 その視線の先にあるのは被災県トップとして全うする政治家人生か、それとも自ら「国家のフルモデルチェンジ」と言う道州制を遂げるための国政転身か。村井流の針路は見えない。(敬称略)


2014年11月18日火曜日
関連ページ:宮城社会

3337チバQ:2014/11/20(木) 06:22:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20141119-OYTNT50282.html?from=ycont_top_txt
県会開会、衆院選公示と同日
2014年11月20日
 ◇出席か、応援か…悩む県議


 衆院選が公示される12月2日が、県議会12月定例会の開会と重なり、県議の悩みの種になっている。舌戦が始まるこの日、議会に出席したり、応援に駆け付けたりと、県議にとっては候補者以上に忙しい一日となりそうだ。

 県議会12月定例会は、12月2日から19日までの18日間で、代表質問は5日、一般質問は8日に行われる予定。2012年の前回選挙でも公示日と開会日が重なった。

 公示日は朝から候補者が陣営幹部や支持者を集めて出陣式や第一声を行い、気勢を上げる。その大事な日の午前中、県議会も全員が出席する本会議が開かれる。

 国政選挙で、県議は「実動部隊」として中心的な役割を担うことが多いが、出陣式の欠席を余儀なくされる人もいる。山形市の県庁まで1時間半以上を要する県議は、「時間もかかるし、雪が降っている山道を車で行き来するのはリスクが大きい。激励文を出すなどして対応したい」と、苦渋の選択をしたことを明かす。山沿いでは10センチ近くの降雪が見込まれるところもあり、移動の足かせになりそうだ。

 突然の師走選挙に頭を抱えているのは県議だけではない。市町村議会でも公示前後に12月定例会が予定されており、山形3区のある民主系市議は「3区だけでなく、現職の衆院議員がいる2区にも応援に入る。前回選に続き議会と選挙に走り回ることになる」と話した。

 「本業」である議会に出席する必要がある半面、来年4月の統一地方選を控え、出陣式で自らの顔を売り込んでおきたい――。県議や市町村議はそんなジレンマを抱えている。

 山形市選出のある県議は、「議会がまず最優先」と強調。統一地方選に向けた自身の日程をすでに組んでいたが、「衆院選の間、県政報告会など自分の日程はキャンセルした。自分のことよりもまずは国政選挙に貢献できるようにしたい」と対応に苦慮していることを明かした。

 一方、他の県議会では、すでに日程を変更するケースも出てきている。12年の前回選でも日程が重なり、予定を変更した山口県議会は19日、議会運営委員会を開き、11月定例会について、開会翌日の27日から投開票日の12月14日まで休会することを決めた。前回選では、他の道県でも日程の延期や変更が行われている。

2014年11月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3338チバQ:2014/11/20(木) 20:33:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141120ddlk02010036000c.html
選挙:知事選 反核燃候補擁立へ 市民団体や政党連携、大竹氏で調整 /青森
毎日新聞 2014年11月20日 地方版

 来年6月の任期満了に伴う知事選で、核燃料サイクル事業に反対する市民グループや政党が連携し、統一候補を擁立する準備が進められていることが19日分かった。関係者によると、県保険医協会の大竹進会長(63)を擁立する方向で調整中といい、19日夜に市民グループ関係者らが青森市内で会合を開いた。

 関係者によると、反核燃の市民グループが中心の動きで、共産党県委員会や社民党県連の幹部も交えて8月中旬ごろから協議が続いていた。下北半島に原子力施設が集中する青森県の知事選で、原発や核燃サイクルを巡る議論を巻き起こすのが狙いという。

 複数の名前が取りざたされる中で、「なくそう原発・核燃 あおもりネットワーク」の共同代表を務める大竹氏が浮上した。大竹氏は青森市浪岡で整形外科医院を開業しており、これまでに選挙に立候補した経験はないという。大竹氏は19日昼の毎日新聞の取材に「関係者で相談している段階で、コメントできない」と述べた。【伊藤奈々恵】

3339チバQ:2014/11/21(金) 00:14:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141120_23009.html
<平川市長選違反>6市議が否認、裁判長期化も

 定数の4分の3に当たる市議15人が公選法違反(買収など)の罪で起訴された平川市長選の選挙違反事件で、青森地裁弘前支部で公判中の6市議全員が起訴内容を否認、裁判は長期化の様相をみせている。同市では7月に市議8人の欠員に伴う市議補選が行われたばかり。2度目の補選が行われる公算が出ていたが、来年7月31日の任期満了が近づき、公選法の規定で、実施されない可能性も出てきた。

 起訴内容を否認しているのは、前市長の支援者の被告(66)=公判中=から現金を受け取ったとされる、市議の6被告。
 受け取った金について被告の一人は「選挙運動の現金ではない」、別の被告は「葬儀代だ」と主張。残る4被告は授受自体を認めておらず、検察、弁護側双方の主張が鋭く対立している。
 弁護人の一人は「検察側には支援者の供述調書しか証拠がない。支援者も捜査に迎合している部分がある」と指摘。公判では、現金授受の日付や場所が変遷した支援者の供述の信用性を争う。
 別の弁護人は「来年2月に論告求刑、3月に判決もあり得る」とし、長期化の見方を示す。
 平川市議会は公選法の規定で4人以上の欠員で補選となる。ことし7月、市議15人のうち8人が有罪判決を受け欠員となり補選を実施。その後、市議1人が辞職したため3人以上が失職または辞職すれば再補選となる。
 公選法は(1)議員任期の終わる半年前以内に欠員が出れば補選をしない(2)議員数が定数の3分の2に達しないときは補選を行う−と定める。
 裁判が長引き、弁護側は一審判決が出るのは来年2〜3月とみており、任期半年前となる来年1月末までには判決が出ないことも予想される。
 また法の規定では2月1日以降に、6市議全員が失職または辞職すれば再補選となるが、一審を不服として一人でも控訴すれば、失職せず再補選にならない可能性がある。
 7月の補選では市が選挙費用に約2800万円を計上した。市選管は「税金の無駄という声もあるが、選管としては何とも言えない。あくまで司法と6市議が判断することだ」と言葉を濁す。


2014年11月20日木曜日
関連ページ:青森社会

3340チバQ:2014/11/21(金) 20:44:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141121ddlk03010116000c.html
選挙:大船渡市長選前に 仮設訪ねて「復興は霧のかなた」 震災3年8カ月 「刷新」か「継続」か /岩手
毎日新聞 2014年11月21日 地方版

 衆院選を前に大船渡市では市政の「刷新」か「継続」か決める市長選が行われている。東日本大震災から3年8カ月。今後4年間の復興のけん引役を決める選挙で被災者はどんな思いでいるのか知りたくて、仮設住宅を訪ねた。【根本太一】

 「♪みなとにひらくこの窓は のぞみを高くひらく窓……♪」。復興にも通じるこんな詩で校歌が始まる市立北小学校。校庭に山馬越(やままごえ)仮設住宅が建つ。

 当初は88戸に約300人が暮らしていたが、現在は63戸に約150人。住民の親睦のため開いていたバーベキュー大会もなくなった。自治会長も家を建てて出て行った。

 「お年寄りばかりになった」と男性整体師(40)が話す。自身もローンを組み、市内の奥部に来春、自宅が完成予定という。「復興は少しずつ進んでいるが、実感できない人も多い。心の二極化が心配です」

 復興住宅の入居を抽選で引き当てたものの、自宅の「解体証明」がないため入れないと嘆く女性(58)がいた。浸水した家を直すとの条件で行政から100万円の補助を受けたが、職を失ったため、その資金で器具をそろえ、家で飲食業を営んでいる。工務店に改築見積もりを頼むと550万円。「そんな余裕はないし店を解体したら何して食べてぐ?」

 子どもの歓声が聞こえてきた。ドッジボール。楽しそうだ。「校庭の一部が開放された」。プレハブ仮設で鮮魚店を営む義父(64)の手伝いに行くという女性(48)が教えてくれる。市が空室になった1棟を撤去した。

 「本設店舗着工の見通しができたら孫と暮らしたいと願う父のため、土地を探している」。復興は霧の向こう側と感じるが、行政任せではなく「自分も積極的に動かなければ」と強い意志を持つ。

 児童のはしゃぎ声を、選挙カーの連呼が覆い消す。市によると、仮設住宅で暮らす市民は3024人。復興住宅の完成は来年度末でも予定の8割の見込みだ。

3341チバQ:2014/11/24(月) 14:50:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141124ddlk03010122000c.html
選挙:大船渡市長選 戸田氏、再選果たす 「継続と安定」選択 /岩手
毎日新聞 2014年11月24日 地方版

 任期満了に伴う大船渡市長選は23日に投開票され、無所属現職の戸田公明氏(65)が、無所属新人の佐藤寧氏(47)を破って再選を果たした。

 東日本大震災からの復興と街づくり政策を主な争点とした一騎打ちの戦いで、有権者は市政の「継続と安定」を選択した。投票率は67・34%で、震災前の前回(76・55%)を大きく下回り、過去最低となった。

 事務所に現れた戸田氏は、支持者らと共に万歳三唱。笑顔で花束を受け取ると「今後4年間引き続き、正念場を迎える復興に向かって、挑戦していく」と語った。

 戸田氏は「大船渡の復興のスピードは被災地ではトップクラス」と強調し、人口減少に歯止めをかけて持続的で創造的な街をつくると訴えた。所得向上も公約に掲げ、自民や民主の県連、連合岩手などの推薦を受けて市内全域に浸透し、幅広い層から支持を得た。

 佐藤氏は「復興が遅い。市政を市民の手に取り戻そう」などと街頭で訴え、地場産業の底上げを公約に掲げた。しかし出馬表明の遅れなどが響き、善戦したが届かなかった。

 同時に投開票された市議補選(投票率67・33%)は、無所属の平田ミイ子氏(60)が返り咲いた。当日有権者は3万2418人。【根本太一、中田博維】

==============

 ◇市長選開票結果
=選管最終発表

当 12062 戸田公明 65 無現

   9400 佐藤寧 47 無新

==============

 ◇大船渡市長略歴
戸田公明(とだ・きみあき)65 無現(2)

 [元]医療法人理事▽気仙広域連合長▽大船渡地区消防組合管理者[歴]建設会社社員▽東北大=[自][民][公]

==============

 ◇大船渡市議補選開票結果(改選数1−2)
当 10934 平田ミイ子 60 無元(6)

   9575 田中英二 66 共元

=選管最終発表

3342チバQ:2014/11/24(月) 21:31:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141122_43042.html
<湯沢・公費支出問題>1万7千円の返還、市長に勧告

 湯沢市の阿部賢一・元副市長と市職員の計3人が市内で懇談会に出席した際、会費以上の金額を支出したのは不適切だったとして、市監査委員は20日、上乗せ分の1万7000円を返還させるよう斉藤光喜市長に勧告した。
 阿部氏らは2013年9月、市雄勝観光協会が主催する小野小町に関する研究懇談会に出席。3人合わせて3000円の夕食費を会費として払うべきところを「寸志」として計2万円を支出した。
 監査委員は「参加費以上の金額を食糧費から支出した行為はふさわしくない」と認定。市総務部は、代表者だった阿部氏に返還を求める予定。


2014年11月22日土曜日

3343チバQ:2014/11/25(火) 19:42:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141126k0000m010025000c.html
秋田県大館市長:現職最多7選目指し立候補表明
毎日新聞 2014年11月25日 18時51分

 6期目を務め、全国の現職市長で在任期間が最も長い秋田県大館市の小畑元市長(66)は25日、任期満了に伴う来年4月の市長選に、7選を目指して立候補する意向を市議会で表明した。7選を果たせば、現職市長で最多の当選回数となる。

 小畑氏は1991年に初当選した。12月定例会の所信表明演説で「人口減少社会への素地づくりや農業対策に一刻の停滞も許されない取り組みが必要と考え、出馬を表明する」と述べた。

 全国市長会によると、現職市長では千葉県野田市、埼玉県新座市、和歌山県御坊市、長崎県大村市も6選で並ぶが、小畑氏が最初に任期満了日を迎える。(共同)

3344チバQ:2014/11/25(火) 21:45:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000079-mai-soci
<声のない市長>山形・酒田の本間氏 人工声帯で公務復帰
毎日新聞 11月25日(火)20時16分配信

<声のない市長>山形・酒田の本間氏 人工声帯で公務復帰
人工声帯をのどに当てて記者会見に臨む山形県酒田市の本間正巳市長=同市市役所で2014年11月25日、高橋不二彦撮影
 咽頭(いんとう)がんの入院治療を受けていた山形県酒田市の本間正巳市長(67)が25日、公務に復帰した。手術で声帯を切除したが、喉に電気式人工咽頭(人工声帯)を当て記者会見。電子音の声で「全国で例のない『声のない市長』だと思う。同じ障害のある人が私の姿を見て希望を持つようであれば、望外の喜び」と語った。

 本間市長は元県総務部長で、2012年10月の市長選で初当選。昨年9月に狭心症による心臓バイパス手術、今年3月に気管支炎の静養のため一時入院したが、咽頭がんが判明し、5月に再入院した。9月の退院後、自宅で通院しながら発声などのリハビリに励んだ。

 本間市長は会見で「こんな市長でいいのか、という思いはある」と自省しつつも、「初当選から2年もたたないうちに病気になった。こんな短期間で辞めるわけにはいかない。市民のため、できるところまでやろうと復帰を決意した」と話した。【高橋不二彦】

3345チバQ:2014/11/26(水) 22:05:51
1254 :チバQ :2014/11/26(水) 22:05:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141126_51024.html
<衆院選>山形知事、一転「恩返し」不完全?

 「『恩返し』していない方がいるようだ」。吉村美栄子山形県知事は25日の定例記者会見で、衆院選で特定候補を支援する可能性に言及した。17日の記者会見では「恩返しはした」と中立の姿勢を示唆したが「完全ではなかった」と一転させ、揺れる心中を吐露した。
 吉村知事は過去の国政選で「義と恩を大切にしたい」と強調し、自身が初当選した2009年知事選で支援を受けた国会議員を応援してきた。
 吉村知事は25日の記者会見で、山形3選挙区の立候補予定者に「恩を受け、返していない人がいるようだ」との認識を示し「(就任後)5〜6年間のことをしっかり精査している」と明かした。
 2区の民主党前議員は09年知事選当時、吉村氏を支援した党県連の会長だった。1区の同党新人は前々回(09年)衆院選で吉村氏が「恩返し」した鹿野道彦元農相の後継として立候補する。
 ただ、吉村知事は「自分はずっと『県民党』でやってきたし、そういう立場でもある」と強調し「間もなく県議会(12月定例会)も開会する」と時間を割けない事情も説明。実際に支援に動くかどうかは「考え中というところ」とはぐらかした。


2014年11月26日水曜日

3346チバQ:2014/11/28(金) 20:46:18
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141127-OYTNT50136.html
湯沢市長 自身を減給へ
2014年11月28日
 湯沢市の不適切な公費支出問題で、斉藤光喜市長は27日、自身を減給処分とする方針を表明した。責任を取っての辞職はせず、2017年4月16日の任期満了まで続投する意向だ。


 斉藤市長は27日、市役所で開かれた定例記者会見で「(公費支出の件で)市民に大変ご迷惑をかけた。(部下の)監督・任命責任を含め、私自身も処分しなければならない」と述べた。ただ、辞任については、市役所新庁舎の完成や湯沢駅の改築に着手した実績などを強調したうえで、「財政を健全化しながら社会資本整備が8割方完了した。これからはソフト事業に力を入れたい。任期をきちんと全うし、責任を果たすべきだと思っている」と否定した。

 減給の程度については、公費支出に関する市議会調査特別委員会の調査結果や市の第三者委員会の新基準案をみて判断するという。斉藤市長は開会中の市議会12月定例会に減給処分の議案を提出し、「けじめをつけたい」としている。

2014年11月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3347チバQ:2014/11/28(金) 21:22:05
http://www.sankei.com/affairs/news/141127/afr1411270019-n1.html
2014.11.27 17:11

政調費2千万円の返還命令 仙台市議の支出「違法」





 平成20年度に仙台市議会の5会派に支給された政務調査費のうち、約2890万円は使い方が不適切だったとして、仙台市民オンブズマンが、各会派に返還請求するよう奥山恵美子市長に求めた訴訟の判決で、仙台地裁は27日、支出の違法性を認め計約2130万円の返還を請求するよう命じた。

 判決理由で市川多美子裁判長は「調査研究の対象や方法は多岐にわたり、議員の裁量的判断に委ねられている側面があるが、その裁量には一定の限界がある」と指摘。

 その上で、5会派が政務調査費でまかなった人件費やパソコン代などは、調査研究のみに利用されたとは認められないとして、返還を命じた。

 返還請求の対象になったのは、自民、公明、社民、民主系の各会派と、保守系会派「きぼう」。

3348チバQ:2014/11/29(土) 03:27:57
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO010491/20140912-OYTAT50022.html
知事選残り1年
達増氏 小沢代表と「距離」
2014年09月12日 05時00分

「いわて復興塾」塾生にあいさつする達増(1月、岩手大学の「復興祈念銀河ホール」で)

 8月上旬、知事公館で開かれたバーベキュー。後援会幹部を中心とした参加者の中に、生活の党代表・小沢一郎の姿があった。小沢は参加者との写真撮影に応じ、ゲームにも参加。達増があいさつに赴くと、短い会話とともに笑顔を交わした。周辺は「2人の絆は変わらない」と受け取った。

 「小沢王国」と言われる岩手で、“王”の後ろ盾を得て衆院選4回、知事選2回を勝利してきた達増。小沢に最も近い男とされてきたが、衆参の両国政選挙で小沢勢力が勢いを失うと、態度に変化が現れ始めた。今月1日の記者会見で「政治の師は誰か」と問われ、小沢以外に大正時代の首相・原敬ら複数の名を挙げた。達増にとって小沢は「歴史上の人物になった」という意味にも取れる。

 背景には、「小沢頼みでは勝てない」という懸念があるとみられる。11年に達増が再選した時、県議会では知事与党の民主党が22議席(定数48)と第1会派の座を占めていたが、12年に小沢が民主と袂を分かったのに伴い、小沢に近い民主県議が「希望・みらいフォーラム」(現在9人)を設立し、分裂。今や最大勢力は反達増の自民(12人)で、達増の足元は不安定だ。

 その達増が1月、動いた。自身を塾長に、「いわて復興塾」をスタートさせたのだ。塾生は大学生やNPO職員など様々だが、運営に小沢や生活の関係者は見あたらない。達増は「社会活動の一環」と説明するものの、反達増派は「脱小沢を印象づけ、県民党色を押し出すための政治塾だ」(自民県議)とみる。

 ただ、達増が演じる小沢との距離感は「あくまで戦略」との見方がもっぱら。非公開のバーベキューの場で小沢に見せた笑顔が、変わらぬ“忠誠心”を示しているのかもしれない。

 「独自候補って、やっぱり厳しいね……」。自民党県連幹部はため息をついた。

 「タマ(候補者)不足」は、長年、小沢に苦しめられてきた自民党県連が抱える大きな課題だ。前回の知事選では、県連が支持した無所属の新人が惨敗。昨年の参院選でも、公認候補が8万票もの大差で敗れた。

 政権与党の看板を背負う以上、知事選でも独自候補を擁立するのがスジ。だが、内部でささやかれるのは、昨年の参院選前に民主を離党し、無所属で当選した平野達男を担ぐ「平野待望論」だ。民主時代、小沢の意に反して復興相に就任した経緯があり、知名度も高い。

 ネックは党本部の石破茂前幹事長だった。石破は昨年の参院選で県連が平野支援を訴えた時、「有権者に説明できない」と突っぱねており、知事選でも難色を示す可能性が高かった。だが、今月の党役員人事で石破は幹事長を退任し、後任には谷垣禎一が就任。谷垣は震災後何度も岩手入りするなど県連と結びつきが強く、県連幹部は「最高の人事」と喜びを隠さない。

 ただ、当の平野は9日、復興工事の安全祈願祭で訪れた大槌町で、知事選について記者に問われると、「色々な声はあるが、今は参院議員としてやらなければならないことがある」と、明言を避けた。

 小沢は「達増知事は立候補してくれると思う」と期待し、かつて袂を分かった民主との選挙協力を模索する。民主の支持団体・連合の会長の古賀伸明は「選挙ごとにどう協力するか真摯しんしに話し合う」と前向きな姿勢を示す。社民、共産、公明の対応もこれからで、残り1年、決戦に向けた探り合いは続く。(敬称略)

2014年09月12日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3349チバQ:2014/11/29(土) 03:28:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO010491/20140912-OYTAT50035.html
知事選残り1年
達増氏 国へ働きかけ成果 
2014年09月13日 05時00分
 「財産権に抵触する」「無理です」

 昨年11月、与野党や復興庁、国土交通省などを行脚していた達増拓也知事は、関係者から次々と厳しい言葉を浴びせられた。求めていたのは、被災者の集団移転や防潮堤の建設に使う用地を確保するため、相続関係があいまいだったり、権利が込み入ったりしている土地の収用を効率化できる特例措置。国側の反応は冷たかった。

 だが、達増は顔色ひとつ変えず淡々と切り返した。「簡素な手続きでやることは可能だと思います。具体案をお持ちしたので、一緒に考えていきませんか」


改正復興特区法の特例措置の活用も見込まれる宮古市金浜地区の防潮堤

 ある有力国会議員からも「その提案では難しい」と強く言われたが、10分後には次の待合室で、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマの鼻歌を歌っていた。同行した県職員は「へこたれない人だ。これが被災県の知事というものか」と感じた。達増の要望を盛り込んだ改正復興特区法は今年4月、国会で成立した。

 外務官僚、衆院議員4期の経験があるからこそだろうか。国に地域の要望を働きかけ、実現に導くのは達増の“得意技”だ。「復興道路の建設を国に提案した」「仮設住宅のために民有地は使えない、という国の方針をひっくり返した」。達増自身が振り返る実例だ。

 震災5か月後には、計画通り仮設住宅約1万4000戸を宮城、福島に先駆けて完成させた。被災地の首長の1人は「早い対応でよかった」と、達増の実務能力を評価する。

 ただ、能力の高さと、淡々としたたたずまいが災いし、「官僚的」と受け取られることもあるようだ。「おとなしくて傍観者的。先頭に立つ強い姿勢を見せてほしいのだが……」。沿岸部の首長の1人はこう注文を付け、別の首長も「もう少し沿岸に足を運んでくれればいいんだけど。住民の懇談会なんかに顔を出してくれるとうれしいね」とこぼす。

 国への働きかけで成果を残す一方、自前の県の政策については、「大きな成功も、失敗もない」というのが、県議会で達増と距離を置く勢力の間でのもっぱらの評価だ。最近は、復興事業を巡り、攻撃の矢にさらされている。

 「知事は広告塔の役割をさせられた揚げ句こうなった。危機管理が足りなかったのでは」

 8月の県議会商工文教委員会。震災後、緊急雇用創出事業で県内にコールセンターを開設したDIOジャパン(東京都)が業務停止した問題で、委員が厳しく批判した。達増と同社の社長が対談する記事が、同社のホームページに掲載されていたのだ。

 この問題について、達増は7月の記者会見で「復興は『利用される』などの一部の思惑に左右されるけちな事業ではない。より大きな善意、人間の可能性を開花させていく輝かしい事業として進んでいくべきだ」と独特な釈明をし、記者たちの冷ややかな反応を買った。

 達増が最重要課題と位置づける「暮らしの再建」でも、計画の遅れが表面化している。被災者が入居する災害公営住宅は14年3月までに60%を完成させる目標だったが、蓋を開けてみれば、わずか9・5%。県建築住宅課は「用地の確保が難航し、工事の入札不調も重なった。見通しが甘かった」と認める。

 今月、震災から3年半を迎えた。県は今年度から3年間を「本格復興期間」と位置づけている。1年後の審判までに達増に求められる成果は、あまりにも大きい。(敬称略)

2014年09月13日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3350チバQ:2014/11/29(土) 03:28:39
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO010491/20140914-OYTAT50015.html
知事選残り1年
任期満了まで復興に尽力
2014年09月14日 05時00分

復興計画などについて語る達増知事(県庁で)

 任期が残り1年となった達増拓也知事が11日、読売新聞の単独インタビューに応じた。3選出馬の意思については「一般論として、知事は任期満了直前にならないと進退を決めない。今やるべきことをやる」と明言を避けた。その一方、「(支持者からは)何期でもやってくれと言われている」と述べ、3選出馬を求める声が出ていることを強調してみせた。

 ――東日本大震災から3年半。復興の最重要課題は。

 「住む場所の確保だ。災害公営住宅、高台移転などを早く進めることが大きな課題。遅れが続き、見通しの不確実さが被災地を広く覆っている。きっちりやっていくことが大事だ」

 ――この3年半で成功した施策は何だと考えるか。

 「復興道路というものを国に提案した。バラバラだった沿岸の諸地域と内陸が結びつき、仕事に、進学にと暮らしもよくなる。この道路がきちんと整備されていることは大きな実績だと思っている。また、仮設住宅については民有地は使えないという国の方針をひっくり返し、防寒対策や風呂の追いだきなど、今までにない機能を加えた。仮設住宅での生活が長期化する中で、まだまだ必要な手を打っていかなければ」

 ――被災者が入居する災害公営住宅は2014年3月までに60%が完成している予定だったが、実際には9・5%と遅れている。

 「人手不足や資材不足といった要因が働き、やや遅れている。すでに着工したものは現場のやりくりで工期を縮め、土地が問題になっているものは用地取得を迅速化する新しい法律を使い、早めに取得できるようにしたい」

 ――沿岸自治体の首長らからは「もう少し被災地にきてほしい」という声も。

 「吉田松陰や坂本龍馬は一度も外国に行ったことがないが、世界がどうなっているかを知り、行動していた。天才は現地に行かなくてもやるべき事が分かって的確に動くが、僕はそうじゃない。2週間に1回は沿岸に行かないと、と思っている。県としての公的な沿岸入りのほか、夏休みや大型連休などプライベートな時間を使って行くよう工夫している」

 ――NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の大ファン。NHKに続編を要望するつもりは。

 「作ってほしいとは思っているが、一方的におねだりするだけではだめ。『あまちゃん』は東日本大震災と復興という現実があって作られた作品。三陸鉄道が(ドラマに登場する)北三陸鉄道のその後を担ったりと、あまちゃんの続編的なことを現実の世界でもきちっとやり、制作者側に『また新しい作品世界が広がる』と手応えを持ってもらう必要がある」

 ――知事選まであと1年。3選出馬を考えているか。

 「いま岩手県知事であるということは、東日本大震災と復興に正面から真剣に向き合うことに尽きる。自分の将来の身の振り方を考えている場合ではない」

 ――公約に掲げた「原則2期8年」は撤回した。

 「ここ7年、自分から『2期8年』と言ったことはない。初当選した時、『2期8年を公約にしたから投票した』という人はいなかったし、むしろ『こだわらず何期でもやってくれ』という人ばかりだ」

 ――将来的に国政に戻りたいのでは、という声も。

 「自分の役割は今この瞬間に何をやっているかによって決まる。将来を考えだした途端に目の前の仕事が崩壊し、将来もなくなる。政治の世界にそういう人は結構いるのでは。まず目の前のこと、自分より県民のことを優先させて行動しなければいけない」

(この連載は岡本立、安田信介、鶴田裕介が担当しました)

2014年09月14日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3351チバQ:2014/12/01(月) 22:29:00
1731 :チバQ :2014/12/01(月) 22:28:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141201_03.html
<衆院選>山形知事、2区民主候補を激励


近藤氏と握手を交わし激励する吉村知事(左)=30日午前11時30分、米沢市の近藤事務所
◎「恩返し」で電撃訪問

 吉村美栄子山形県知事は30日、衆院選山形2区で5選を目指す民主党前議員の近藤洋介氏(49)の後援会事務所を電撃訪問し、近藤氏を激励した。過去の国政選でも、自身が初当選した2009年の知事選で支援を受けた国会議員を「恩返し」として応援しており、今回もその一環と認めた。

 吉村氏は午前11時15分ごろ、米沢市の事務所に現れた。到着時、近藤氏は不在で選対本部長の県議らが出迎えた。約10分後、近藤氏が支持者へのあいさつ回りから戻り、両手で握手を交わした。
 吉村氏は「多くは言わないが、皆さま頑張ってくださいと言うために寄った」と話し、数分で事務所を後にした。報道陣が「恩返しなのか」と聞くと、「はい」と答えたが、今後応援演説するかどうかは語らなかった。
 近藤氏は集まった支持者に「知事から応援したい、激励したいとの気持ちを聞いていた。支援を受けて負けるわけにはいかない」と力を込めた。
 吉村氏の訪問は「サプライズ」(陣営)だった。吉村氏や近藤氏の支持者はそれぞれ「短時間の訪問は相手候補への配慮ではないか」「どれほど誠意があるかの分からない。アリバイ作りなのか」と真意を推し量った。
 近藤氏は09年知事選時、吉村氏を支援した民主党県連の会長だった。吉村氏は今回の衆院選に関し、11月25日の記者会見で「恩義を受けた方がまだいるようなので精査している」と語っていた。
 山形2区で近藤氏と争う自民党前議員の鈴木憲和氏(32)の陣営は「予想はしていた。(恩返しを)この程度に収めた」と冷静に受け止めた。
 自民党県連の野川政文幹事長は「織り込み済みの行動だが、自分の恩義で県政運営されたら県民が不幸」と切り捨てた。

3352チバQ:2014/12/02(火) 01:33:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141201_11011.html
<衆院選>共産が前回候補を県議選へ温存


大内氏(左)と街頭に立つ福島氏
◎支援に徹し一挙両得狙う

 衆院選(2日公示、14日投開票)で、共産党は前回2012年に宮城1、2区に立てた候補2人を来秋の県議選に向けて「温存」し、新たに擁立した2新人との連動で相乗効果を狙う作戦に出た。ペアの活動でさらなる支持拡大を図りつつ、県議選の前哨戦を兼ねる「一挙両得」を狙う。

 「衆院選で得た力を地方選挙へつなげ、議席増を目指そう」
 11月24日にあった2区の新人大内真理氏(36)の事務所開き。前回2区から出馬し、県議選の仙台・若林選挙区に立候補予定の福島一恵氏(54)らが支持者を鼓舞した。
 仙台市議を5期務めた福島氏。県議選初挑戦の11年は31票差で次点だった。「党には若い候補者がたくさんいる」と県議選専念を決意。若林区を中心に大内氏支援に徹する。衆院解散の21日には、早速街頭で大内氏と並んでマイクを握った。
 党県委員会の中島康博委員長は「知名度のない新人もベテランと連動すれば効果的に党をアピールできる」と話す。
 前回1区から立った角野達也氏(55)は、新人松井秀明氏(45)の後方支援に回り、集会や街頭演説などで行動を共にする。県議選では仙台・太白選挙区に挑戦。「総選挙の結果は地方選に大きく影響する。『前面に立って』とはいかないが、地域にアピールできる」と意気込む。
 衆院選の公示期間は、県議会と仙台市議会の定例会と重なる。他陣営が系列県議・市議の応援手配に苦慮する中、中島委員長は「フリーな福島氏や角野氏は心強い」と信頼を寄せる。
 共産は今回、比例東北の1議席を守りつつ2議席目をうかがう。比例票の掘り起こしへ、前回に続き県内全6選挙区に候補を立てた。
 4区の新人小高洋氏(34)は塩釜市議選、6区の新人内藤隆司氏(56)は県議選大崎選挙区の党公認候補に決まっていたが、衆院選に転戦した。


2014年12月01日月曜日
関連ページ:宮城政治・行政衆院選とうほく

3353チバQ:2014/12/04(木) 23:40:58
http://mainichi.jp/select/news/20141205k0000m040098000c.html
平川市議会:「市民不在の議論」…議会不信は増幅 青森
毎日新聞 2014年12月04日 22時43分(最終更新 12月04日 22時47分)

 青森県平川市議会(定数20、欠員1)の12月定例会が4日開会し、1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で当時の15市議が逮捕された事件に「けじめをつける」とした市議報酬の支給停止や削減を掲げた条例案2本の採決が行われ、いずれも賛成少数で否決された。共同提案者に名を連ねたはずの市議が反対に回ったとしか思えない不可思議な投票結果で、傍聴した市民は「市民不在の議論。議員は自分の利益しか考えていない」と議会不信を増幅させていた。

 本会議の出席者は、事件で公判中の5市議を含む18人。条例案はいずれも議員提出で、一つは同法違反などで逮捕された市議への報酬を停止する案。もう一つは、7月に行われた市議補欠選挙(改選数8)の実施費用補填(ほてん)のため、全市議の報酬を来年1月から7カ月間、50%削減する案だった。

 逮捕市議への支給停止案は、原田淳、石田昭弘両市議らがまとめ、11月25日に同僚議員に説明した段階で15人が提出者として署名したが、撤回者が相次ぎ、最終的に田中友彦議長を含め10人で提出。議長を除く9人が賛成すれば可決されるはずだったが、無記名投票の採決で賛成7、反対8で否決された。

 斎藤政子、工藤竹雄両市議らによる50%削減案の提出者は、田中議長と公判中の対馬実、古川昭二、古川敏夫の3市議を加え計6人。7月の補選で当選した大川登市議が賛成意見を述べ、原田、石田両市議も「賛成票を投じた」としており、少なくとも議長を除く8人が賛成するはずが、無記名投票では賛成7、反対10で否決された。

 両案に反対して議場で意見表明したのは、補選当選組の斎藤英仁市議。逮捕市議への支給停止案は「有罪確定までの長い裁判過程で、逮捕という入り口で判断を下す乱暴な議論」と批判。50%削減案は「補選で選ばれた、関係の全くない議員に責任を転嫁するむちゃな話」と指摘した。

 採決後、原田市議は「何があったのか分からないが、情けない、恥ずかしい。公判中の議員は普段欠席しているのに、なぜ今日に限って出てきたのか」と不満と疲労感を浮かべた。斎藤政子市議は血の気のうせた顔で「まさか否決になるとは。これでは、『議会は何の責任も取らない、何もしない』と市民に思われてしまう」と語った。【松山彦蔵】

3354チバQ:2014/12/07(日) 19:19:59
2036 :チバQ :2014/12/07(日) 19:16:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141207_21034.html
<衆院選>青森知事、街頭で自民候補応援


街頭演説後、有権者と握手を交わす三村氏(左端)
 14日投開票の衆院選で、青森県の三村申吾知事が6日、青森1区の自民党候補の応援で初めて街頭でマイクを握り、聴衆に支持を呼び掛けた。

 三村氏は1区の農村部、板柳、鶴田両町で「農村地域の実情を政府に理解してもらうには、与党議員を押し上げなければならない」と強調。「われわれの大切なパートナーに力を貸してください」と訴えた。

 自ら司会もこなした三村氏は駆け付けた地元選出県議、両町長にマイクを譲ると、集まった有権者と握手して回るなど、さながら自身の選挙のように立ち振る舞った。

 板柳町の街頭には候補者の父の元厚相も顔を出し「三村知事の応援をするのはちょっと早いと思う。きょうは息子の応援でここに立っている。予算を確保して農家が安心して営農を続けられるようにするのは与党の仕事だ」とあいさつした。

 三村氏は来年6月の任期満了を控え、開会中の県議会11月定例会で4選出馬を表明したばかり。自民党県連の推薦を取り付ける一方で、党県連からは衆院選や来年4月の統一地方選での支援が期待されている。三村氏は7日も街頭に立つ予定。

3355チバQ:2014/12/07(日) 19:20:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141206_61022.html
<衆院選>「黄門様」維新候補を支援 福島4区


小熊候補への支援を表明し、応援演説をする渡部氏
 元民主党最高顧問の渡部恒三氏(82)が5日、衆院選福島4区に立候補している維新の党前議員の小熊慎司候補(46)=比例東北=への支援を初めて公言した。
 渡部氏は5日夜、喜多方市であった小熊氏の個人演説会に登壇。「私が平成の水戸黄門です」と会場を沸かせた後、「国民が主人公の政治のためには二大政党が必要だ。安倍晋三政権の誤りを正すため、小熊君を国会に送り出してほしい」と20分間、熱弁を振るった。
 14期連続当選を果たし、2年前に政界を引退した渡部氏。小熊氏陣営は「恒三先生が直接マイクを握ることで潮目が変わる。今後の個人演説会には全部出ていただく予定だ」と黄門様効果を最大限に生かす戦略を描く。
 福島4区は、自民党前議員の菅家一郎候補(59)が優位な戦いを進め、小熊氏が追う展開。2012年に初めて自民党が得た4区の議席を死守するため、鳩山邦夫元総務相ら党の閣僚経験者が連日、応援に入っている。
 菅家氏陣営は「渡部さんは既に引退された方。支持者も代替わりし、自民に戻った人もいる。本人が出馬するわけではなく、どれだけ票の上積みになるのか」と話し、影響は限定的と見ている。

◎衆院選立候補者

【福島4区立候補者】
菅家一郎59☆自(町)前(1)
田中和加子58 共 新 
小熊慎司46☆維 前(1)
小川右善65☆社 新

3357チバQ:2014/12/10(水) 22:23:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_31040.html
<衆院選>岩手1区 盛岡市長、中立貫く


定例記者会見で中立のスタンスを説明する谷藤市長=2日、盛岡市役所
 衆院選岩手1区で、谷藤裕明盛岡市長(64)が中立を保っている。国政選挙で応援に動かないのは就任以来、一貫したスタイル。円滑な市政運営を優先し、全方位外交を貫く。3期目の任期満了が来年9月1日に迫り、周囲は「4選立候補へ意欲満々だ」とみている。

 「私は市民党。特定候補の応援でマイクを持つことはない」。衆院選が公示された2日、谷藤市長は定例記者会見であらためて中立を表明した。
 自民党県議出身で、県議会議長も務めた。政治信条は古巣に近いと評されるが、2003年に市長に初当選してからは「市民党」を掲げ、党派色を封印した。
 来年の市長選に関しては「残る任期を全うする」としか語らないが、「策定に関わった市次期総合計画、2016年の岩手国体、広域連携構想に必死に取り組む」と4選への意欲をにじませる。
 谷藤市長をめぐって、いつも取り沙汰されるのは知事選への転出だ。
 前回衆院選(2012年)では、周辺から「岩手1区の自民党候補を推すべきでは」との意見があったという。
 当時の日本未来が1区に達増拓也知事を擁立するのではとの臆測があり、仮に谷藤市長が知事の椅子を狙うとしたら、自民の支援が欠かせないという筋書きだ。達増氏はとどまり、市長が動くことはなかった。
 達増氏は衆院解散前、来年秋に予定される知事選に3選を目指して立候補する意向を表明。市議の一人は「達増氏が出なければ谷藤氏もやる気になったかもしれないが、こうなれば市長4選まっしぐらだ」と言う。
 衆院選中は山のごとく動かない谷藤市長。9日の市議会一般質問で「(市長選対応は)各方面と相談し、しかるべき時期に判断したい」と述べた。市長に近い関係者は「年が明ければ、風のごとく決断する時期は近い」と予言する。


2014年12月10日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3358チバQ:2014/12/11(木) 22:12:41
2325 :チバQ :2014/12/11(木) 22:12:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141211_04.html
<衆院選>達増流一変、全方位 小沢氏と一線?


「いわて復興塾」後の懇談会で乾杯する達増知事=7日、盛岡市のホテル
◎岩手県知事選へ「県民党」色濃く

 達増拓也岩手県知事が衆院選をめぐり、沈黙を保っている。過去の国政選挙では一貫して小沢一郎生活の党代表が率いた政党を支援してきたが、今回は動いていない。衆院解散直前、来年秋に予定される知事選に3選立候補する意向を表明。政党と一線を画す「県民党」を掲げた。自身の立ち位置をめぐる駆け引きに、機先を制する狙いにも映る。

 4日の県議会12月定例会一般質問で、自民党県議が「知事は県民党をうたうが、実態は違うのではないか」とただした。
 達増知事は「二十数年ぶりに国政選挙の公示日に選挙活動をしなかった。党派に関係なく対応している」と答弁。自民党陣営から第一声に招かれたことも明かし「都合がつかないというメッセージを送り、読まれたと聞いている」と全方位を強調した。
 知事は過去の国政選挙で「親は裏切れない」と小沢氏と行動を共にしてきた。今回は180度転換とも取れる県民党を掲げ、距離を置いた形だ。
 10日の定例記者会見でも「誰かの応援マイクを持つとか、選挙運動する予定はないし、するつもりもない」と強調。「(岩手選出の)前議員8人以上に増えればいい」とも語った。
 候補者と握手する場面があったのは公示前の11月29日だけ。2区に立った生活前議員の政治資金パーティーに出席し、エールを送った。知事は「解散前から決まっていた親睦の会。普段から公明党のパーティーにも招かれ出ている。都合がつけば出る」とあくまで中立をにじませる。
 小沢氏は6、7日に地元の岩手4区に入ったが、知事が動くことはなかった。代わりに花巻市内の街頭演説では、聴衆の中に知事の妻陽子さんの姿があった。「達増です。よろしくお願いします」と小沢氏への支持を呼び掛けた。
 翌7日、知事が塾長の勉強会「いわて復興塾」の最終回があった。終了後の懇親会には支持者を含む約120人が参加。中締め役が知事を壇上に招き「頑張ろう」コールを仕切る一幕もあった。
 表看板を「県民党」に掛け替えた達増流。衆院選を経て県政界の潮流変化にどう対応するかも焦点となる。


2014年12月11日木曜日

3360チバQ:2014/12/12(金) 22:17:06
2431 :チバQ :2014/12/12(金) 22:16:35
http://yamagata-np.jp/news/201412/12/kj_2014121200271.php
【2014衆院選】知事名の激励文、阿部陣営に届く 総決起大会で披露
2014年12月12日 09:53
 衆院選県3区に出馬している無所属前職の阿部寿一候補の陣営が11日夜に酒田市内で開いた総決起大会の席上、吉村美栄子知事名で寄せられた激励のメッセージが読み上げられた。

 吉村知事の後援会幹部によると、知事後援会で役員を務める阿部氏の支援者から依頼があり、後援会として対応し、その後、吉村知事に報告したという。知事後援会の幹部は「組織的な支援を行うわけではない。後援会の重鎮から要請を受け、対応した」と話している。

 メッセージは「阿部候補と共に、引き続きあったかい県政の実現に努力していく。必勝を祈念申し上げる」などの内容。

 吉村知事は公示前の先月30日、県2区の民主前職、近藤洋介候補の事務所を激励に訪問。その後は県議会開会などを理由に、衆院選期間中は特定候補の支援を行わないとしていた。

3362チバQ:2014/12/17(水) 22:48:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141217-00000412-yamagata-l06
酒田市長辞職勧告案、検討求める 市議会第3会派、他会派は同意せず
山形新聞 12月17日(水)10時41分配信

 咽頭腫瘍の手術で声帯を失い、機械を喉元に当てて電子音声で会話している酒田市の本間正巳市長に関し、市議会第3会派「市民の会」は16日の議会運営委員会で、市政への影響が懸念されるなどとし、本間市長の辞職勧告決議案を検討するよう求めた。「声が聞き取りづらい」との論旨で根拠が不明瞭なことから、他会派は同意せず、市議会として提案しないことを確認した。

 「市民の会」所属の武田恵子委員が「全国市長会や県との折衝で意思が十分に伝わるのか。市長答弁の趣旨確認や補足説明が必要になる」などと述べ、決議案提出の検討を要望した。これに対し各会派は「今、この問題を取り上げる必要はない」「同意はできない」と回答。後藤仁委員長は「復帰したばかりの市長には粛々と業務をしてほしいとの思い」と総括し、提案を退けた。

3363チバQ:2014/12/17(水) 23:09:50
>>3362こいつら
市民の会(5名)
関井美喜男
江口暢子     
武田恵子     
後藤泉 
堀孝治

3364とはずがたり:2014/12/17(水) 23:27:22
ひでー,いいがかりに近いね(;´Д`)
>「声が聞き取りづらい」との論旨で根拠が不明瞭

3365チバQ:2014/12/17(水) 23:42:05
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/2748
自民は最終盤、酒田市に安倍晋三首相(党総裁)を投入。街頭演説会に中立を掲げていた本間正巳酒田市長を引き出すなど、的を絞って攻勢を強めた。

3366チバQ:2014/12/17(水) 23:44:45
>>3363のヤツらに「人権を無視し、議員の職責に耐えることができない」として
辞職勧告の決議をするべき

3367チバQ:2014/12/18(木) 23:33:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141218_11044.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>プロローグ/来夏の改選にらみ始動


衆院選で候補者の訴えに耳を傾ける市民。仙台市議も応援に奔走した=2日、仙台市青葉区
拡大写真
 仙台市議の動きがにわかに慌ただしくなった。来年8月には市議選(定数55)を控える。師走の衆院選で積極的に駆け回った市議は少なくない。
 自民党市議の一人は8日夜、最終的に宮城2区で当選した自民候補の若林区の個人演説会場にいた。聴衆は約60人。市議の事務所も後援会員に参加を促した。
 候補者は演説の最後、市議選をにおわせる形で、さりげなく続けた。「来年は先生の免許の書き換え。私も応援させていただく」。「先生」と呼ばれた市議はきっちり、傍らで笑顔を返した。
 民主党市議も宮城1区に出馬した民主候補のため、3回の個人演説会を設定した。青葉区の集会場に集まった約35人を見て「あと10人は欲しかった」とつぶやいた。
 民主は宮城2区では維新の党の候補を支援した。結果は完敗。民主市議が十分に力を発揮できなかったともいわれる。「(他党の候補では)市議選につながらない」。中堅市議のぼやきは改選を控える心境を象徴する。
 仙台市は来年、大きな行事を控える。3月には国連防災世界会議があり、12月には地下鉄東西線が開業する。
 特に東西線に関しては沿線の街づくりや市バス路線再編などの課題もある。市民の代表としてどう関わるか。市議の動向も問われている。
 共産党のある市議は衆院選の党公認候補の演説会について「参加者の中には、バス路線再編の説明会で知り合った人もいた」と説明。市議選への手応えを口にした。
 国政の動きに市議会がほんろうされるケースもある。みんなの党は衆院選直前に解党した。党所属だった市議4人は無所属での活動を決めた。
 「一緒にやってきたメンバーで会派は維持する」と代表の市議。議長選などの多数派工作時にクローズアップされる会派の存在意義をどう発揮するか。他会派も含めて試されている。
 国政と地方議会は役割も住民との距離感も大きく異なる。衆院選では東北の議席獲得がならなかった社民党の市議は「市議選の場合、有権者は人柄や地域性を選ぶはず」と言う。
 百万都市にふさわしい議会へと改革は進んでいるか、政策立案能力は備わっているか、市全体の将来を見据えた議論ができているか。市議会に対する有権者の視座はいくつもある。
     ◇
 師走の衆院選に背中を押され、仙台市議会議員の意識は、来年8月の市議選に向き始めた。東日本大震災後の改選から3年4カ月。東北唯一の政令市議会の今を、さまざまな切り口から随時報告する。(仙台市政取材班)


2014年12月18日木曜日

3368チバQ:2014/12/23(火) 11:29:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141223_31026.html
岩手知事「衆院選で完全中立」 自民批判けん制か

 達増拓也岩手県知事は22日の定例記者会見で、来年の知事選に「県民党」で臨む姿勢をめぐり、自民党関係者から批判があることについて「衆院選では選挙活動をせず、中立を保った。それでも駄目だという理屈は分からない」と述べた。
 達増知事は「応援マイクだけでなく、特定の候補、政党への支持呼び掛けや電話かけなど選挙活動はしていない」と強調。政治家として関わった国政選挙で初めて「完全中立を保った」と語った。
 知事は11月、来年秋の知事選に3選立候補する意向を表明した際、「県民党として勝手連の支援を頂く」と中立姿勢を示した。自民党県議らが「実態は違う」などと発言しており、けん制する狙いがあるとみられる。
 衆院選の結果、小沢一郎氏(衆院岩手4区)が代表の生活の党が政党要件を失ったことに関しては「個人的な情の面で思いはあるが、内心のことなので公にしない。審判の結果なので、それぞれの意思で前に進んでほしい」と話した。
 来年の知事選に関しては「未来に進む新しい岩手を目指す。通常以上に意義ある選挙にしたい」と述べた。

3369チバQ:2014/12/23(火) 11:34:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141221_11042.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>改革の実情(上)一問一答、物足りぬ議論


仙台市議会12月定例会の一般質問では、市議3人が一問一答で臨んだ
拡大写真
 全国の地方議会で改革の必要性が叫ばれて久しい。仙台市議会も2011年8月の市議選後に部会を設け、議会の活性化や機能強化の方策を検討してきた。何がどう変わったのか、変わらなかったのか。さまざまな取り組みの実情を追った。

 仙台市議会の一般質問は改革によって、テンポが随分良くなった。質疑応答は緊張感が増したように見える。
 例えば、閉会したばかりの12月定例会。指定管理者の在り方をめぐるやりとりはこうだった。
 「指定管理者の雇用や労働環境も審査するべきだ」とA議員。総務局長が「事業者選定や毎年の調査時に報告させることも含めて検討したい」と答えると、A議員は「非正規雇用が拡大しているかもしれない。チェックは第三者に委託してはどうか」と提案した。
 議員と当局が交互に発言する。質問が長々と続くことはない。13年の6月定例会から導入された一問一答方式の成果だ。

 テンポの良さには訳がある。議員は質問項目を通告し、当局はそれに応じて答弁を作る。事前に完成した「シナリオ」に沿っているにすぎない。一括して質問する従来の方式と変わらない。
 一問一答には傍聴者が議論の進行を把握しやすくなるという狙いがある。議員が何を問題にし、当局がどう答えたのかが分かりやすい。
 仙台市議会は年4回の定例会のうち6、12月に採用している。一括質問も選べるが、質問に立つ議員の約3割が使うなど定着してきた。
 ただ、質問内容や議論が深まっているかどうかとなると疑わしい。一つの質問項目について、当局の答弁を、自由に追及できる再質問は原則禁止されている。
 「アドリブを許せば面白いだろうが、議事運営が混乱する」とベテラン議員。「当局にとっても答弁の整合性が必要で、ある程度の縛りはやむを得ない」と解説するが、議論の「迫真さ」は後退したと言えなくもない。
 当局側は率直だ。ある市職員は「イレギュラーな再質問に備えた想定問答が必要ないため、答弁準備での負担が軽くなる」と明かす。

 市議会も現状に満足してはいない。今後は一問一答の運用上の問題点を検証する予定だ。質問の通告後に一括質問に変更できるようにする改善案が挙がっている。
 ただ、それも「形式」の変更にとどまる。政策提言や市政のチェックにつながる質問力の強化など、一問一答の「中身」を問う声は聞こえてこない。

3370チバQ:2014/12/23(火) 11:35:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141220_11032.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>改革の実情(中)/「仙台方式」効率化遠く


長丁場の決算等審査特別委員会。何度も改革が検討されたが、実現には至っていない
拡大写真
 仙台市議会9月定例会の決算等審査特別委員会は予備日も含めた11日間にわたり、監査委員を除く議員全員と市長以下の市幹部が、委員会室に顔をそろえる。
 分科会などを設ける他の政令市とは異なる「仙台方式」と呼ばれ、1991年から続く伝統のスタイルだ。市幹部と議会全体で議論を共有できるのが利点だが、連日4時間近くの長丁場が続く。

 前年度の市の予算の使われ方を検証し、次年度の予算編成に生かすための議論を尽くす場にもかかわらず、現状で質疑応答の密度が濃いとは言い難い。
 「ペット納骨堂の取扱件数の推移と累計を伺う」「盆と彼岸に墓参した車は何台か。駐車場が3台分しかない現状をどう認識しているか」
 数字の問い合わせや当局の見解の確認にとどまる質問に加え、決算と無関係なことを尋ねる議員も多い。関心のある分野以外でやりとりが続くと、議員の緊張感は薄れ、緩んだ空気が漂う。

 決算特別委の質の向上と効率化は、15年以上前から続く課題だ。2004年には分科会導入の機運が高まった。05年にかけて本格的に検討されたが、各会派が合意に至らず、仙台方式の継続が決まった。
 ことしも主要会派で構成する議会活性化会議が4月、協議に着手した。
 分科会の設置や監査委員の出席などの提案に対し、「現在の課題の洗い出しが先だ」「現状で問題はない」などの意見が出て、集約は難航。結局、9月定例会の直前に改選後への申し送りが決まった。

 大きな壁になっているのが、全会一致の原則だ。少数意見を大切にする考え方が根底にあるとはいえ、消極的な会派が一つでもあれば改革案は立ち消えになる。
 「監査委員の出席ぐらい、やる気になれば簡単に実現できる。反対の意見が出たとたん、物事が前に進まなくなる」。複数の議員は、活性化会議の限界を指摘する。

 活性化会議の座長を務める日下富士夫副議長は「各会派が決算特別委に対する問題意識を共有できた意義は大きい。改選後に継続して話し合われるはずだ」と強調するが、実現性は不透明だ。

3371チバQ:2014/12/23(火) 11:36:31
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141221_11027.html
<根掘り葉掘り仙台市議会>改革の実情(下)「会派で検討」時間切れ


仙台市議55人が活動する議事堂
拡大写真
 議会改革の本気度を疑う光景だった。
 8月25日、仙台市議会の議会運営委員会。傍聴環境の改善をめぐる協議で、「会派で検討中」と繰り返す委員がいた。
 議運委の任期は、その時点で残り11日。6月に始まった議論はスピードが求められたが、会議のたびに、一部会派の消極的な姿勢が目に付いた。
 終了間際、当時の委員長は業を煮やし、いら立った口調で訴えた。「検討の『結果』を持ってきてほしい。合意できれば、9月定例会に間に合う」

 結局、具体的な結論はまとまらず、一部項目を引き続き検討するよう、次期の議運委に申し送るのが精いっぱいだった。
 西沢啓文議長は2013年9月の就任後、議会改革に着手。各会派からテーマを募集し、設置した議会活性化会議などに割り振った。
 現時点で活性化会議のめぼしい成果は、党派を超えた条例制定を目的とした政策担当者会議の設置にとどまる。
 各地の地方議会で導入が相次ぐ議会基本条例や通年議会は、時間切れで手付かずのまま断念。議会改革の「本丸」になかなかたどり着けない状態が続く。

 11年8月の市議選で河北新報社が実施したアンケートで、訴えたい政策に議会改革を挙げた議員は12人いた。大きく前進することなく、任期を終えそうだ。
 議員定数(55人)に関しては16人が「多い」と回答したが、削減を目指す動きは見えない。ベテラン議員は「今後は来年8月の市議選がちらつき、落選が怖い議員が強く反対する。時間切れだ」と言い切る。
 メンバーが交代した議運委は11月下旬、傍聴する障害者への配慮について話し合いを再開した。アクセルを踏んだのは、議長経験のある新委員長だった。
 またも「検討中」を口にした委員に対し「もう十分に時間をかけたはずだ。しっかり意見を述べてほしい」。3週間後、手話通訳導入の可能性を探るなど一定の結論を出した。要した会議はたった3回だった。
 重鎮の一声だけで、前に進んだ議運委。その様子からは、議会改革の議論の重みも議員の危機感も伝わってこない。

3372チバQ:2014/12/24(水) 22:22:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141224ddlk02010155000c.html
選挙:三沢市長選 鈴木氏出馬へ 12年ぶり選挙戦か /青森
毎日新聞 2014年12月24日 地方版

 来年6月に任期満了を迎える三沢市長選で、同市議の鈴木重正氏(46)が23日、立候補すると表明した。種市一正市長(73)は11日の定例市議会で3選を目指す出馬表明をしており、現職と新人の対決になる公算が大きくなった。過去3回無投票だった同市長選は2003年以来、12年ぶりの選挙戦になる見通しだ。

 鈴木氏は自身の後援会幹事会の席上、「人口減少と少子高齢化の厳しい時代を迎え、三沢市のリーダーとして町づくりのかじ取りをしたい」と語った。

 鈴木氏は市長6期目で死去した鈴木重令前市長の長男で、防衛施設庁職員を経て08年の市議選で初当選し2期目。【塚本弘毅】

3373チバQ:2014/12/24(水) 22:36:03
http://www.sankei.com/region/news/141224/rgn1412240021-n1.html
2014.12.24 07:03
【年の瀬記者ノート 青森】
“津軽選挙”露呈した平川市

ブログに書く0




 カネで票を買う“津軽選挙”が顕在化している実態が浮き彫りになった。1月の青森県平川市長選をめぐって、市議20人のうち15人が公職選挙法違反で逮捕された事件は、全国に同市の汚名を広げ、市民にも衝撃が走った。15人のうち8人が辞職・失職したことに伴う補選を経て、市議会は新たなスタートを切ったかに見えたが、議員報酬の削減などをめぐって自ら身を切る覚悟を示すことができなかった。信頼回復への道のりは険しい。

 事件は保守系同士の一騎打ちで市を二分する激戦となったことが背景にあり、選挙前から激しいつばぜり合いが繰り広げられていた。農業の男性(71)は「去年の夏ぐらいからカネが飛び交っているという噂を耳にした」と話す。

 津軽地方では戦後間もなく、選挙管理委員会も巻き込んだ大胆な選挙違反が横行し、昭和40年代からは現金買収が増加。自宅玄関前に現金が入った小包が置かれたり、おにぎりに札が入っていたりと、信じがたいような行為が繰り広げられ、半ば常態化していた。

 県内の選挙事情に詳しい青森中央学院大の木村良一名誉教授(78)は「津軽地方では中小零細企業や農業者が多く、役所が大企業。首長や議員になれば便宜を図ることができると考え、買収工作に走るのではないか」と指摘する。

 7月に行われた補選にかかった費用は約1700万円。それを補填(ほてん)するための議員報酬削減に加え、逮捕者の報酬などの支給を一時停止する条例案が今月4日の市議会本会議で審議された。議員報酬削減は来年1月1日から改選までの7月31日の間50%減額するもので、約1900万円削減できるという内容。

 提案者の一人、斎藤政子議員は「市民の間には補選の経費に不満の声があり、議員一人一人が責任を負うべきだ」と述べ、賛同を求めたが否決された。また、逮捕者の報酬一時停止の提案者の一人で、補選で当選した原田淳(あつし)議員は「議員活動がままならない状況で報酬を支給していることに市民は納得しない」と理由を述べたが、またも否決された。原田議員は「市民は残念に思う。悔しいというか情けない」と唇をかんだ。

 確かに地方自治法203条で、議員報酬は支給しなければならないとある。報酬を削減したからといって即、議会の信頼回復には結び付かないが、少しでも個々の議員が議会の正常化に前進しようとするなら、何らかの形で自ら襟を正す姿勢も必要だったのではないか。議員は何より市民の選良であり、市民の信頼なくして議会活動はあり得ないということを肝に銘じなければならない。

 本会議を傍聴した60代の女性は「自分たちのことしか考えていない平川市議会は再生なんてできない」と言い残して足早に議場を後にした。この言葉を議員一人一人がどう受け止めていくのか。行動で示す必要があるのは言うまでもない。同時に、市民も議会に厳しい監視の目を向けていくことこそが平川市再生の道筋となる。(福田徳行)

3374*美佐:2014/12/29(月) 23:12:08
2010 Ohno's Workで気に入ったのは 愛内さんの「HANABI」倉木さんの「I promise」「Tomorrow~」「SUMMER~」ですかね. どれもコーラス参加もされていて、とても素晴らしい出来でした. さすがミリオンヒットも生み出したヒットトラックメーカーですね. 2010年GIZA LAST RELEASEは愛内さんのDVDです. とのかく明後日がめっちゃ楽しみです! ! (特にD-2のClose To Your Heart~Run upのところ) けど、見終わった後は涙が止まらないだろうな~(笑)
すごいシェイプがキレイ. メッシーは道具にもこだわりがとってもあるので、 この「そざい」カテゴリは大好きよ. 私も色んな道具揃えたいって思うようになったよ

http://ameblo.jp/tyverroki/entry-11969141738.html
http://ameblo.jp/tyverroki/entry-11969141738.html

3375チバQ:2014/12/30(火) 13:24:17
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141229_6
盛岡市長選、谷藤氏が4選出馬へ 2月にも態度表明

 来年9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選で、現職谷藤裕明氏(64)は4選を目指し、無所属で立候補することが確実となった。後援会の出馬要請を受け、同2月にも表明する見通し。同市長選で出馬表明した人はまだないが、2011年の前回選挙で谷藤氏と限定的に連携した民主党などが候補擁立を模索するなど、知事選や県議選を踏まえた各党の対応が今後の焦点となる。

 後援会(村井軍一会長)は、来年2月に予定する拡大役員交流会で合意を得て、出馬を要請する方針。それを受け、谷藤氏は同月下旬に招集予定の市議会3月定例会で正式表明するとみられる。

 次期市長選については、首長任期を2期とする「原則」に戻り対応する姿勢の民主党、谷藤市政に批判的な共産党などが候補擁立を模索する。市内には「県庁所在地で2期連続の無競争は好ましくない」との声もあり、同時期の知事選、県議選対応を優先する各党は谷藤氏の動向を注視しながら検討を進める構えだ。

(2014/12/29)

3376チバQ:2014/12/30(火) 13:29:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141230ddlk06010036000c.html

選挙:山形市長選 佐藤孝弘氏を自民党が推薦 /山形

毎日新聞 2014年12月30日 地方版


 来年9月の任期満了に伴う山形市長選で、自民党山形市支部(長谷川幸司支部長)は29日、山形市内で役員会を開き、立候補を表明している元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)の推薦を決定した。佐藤氏は前回2011年の市長選に立候補し、落選した。佐藤氏は「前回の立候補以来、市民の話を聞いてきたが、人口減少に対する意識が高まっている。農業、物作り、観光といった山形市が持つ宝物をトップ自らが磨き、花開かせ、外に売り出し、活性化させたい」と意気込みを語った。【前田洋平】

3377名無しさん:2015/01/03(土) 17:36:42
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141231_3
達増知事「評価」64.7% 県政世論調査

 岩手日報社が行った県政世論調査(11月〜12月)で、達増県政の評価は「評価する」「ある程度評価する」を合わせたプラス評価が64・7%となり、前年調査(2013年11月〜12月)に比べて2・4ポイント上昇した。達増知事が就任した07年以降では、東日本大震災後の11年調査の66・7%に次ぐ2番目の数字となった。15年は9月に任期満了を控えて総仕上げの段階となり、これまで以上に成果が問われることになりそうだ。

 プラス評価の内訳は「評価する」が18・7%(前年調査比0・6ポイント減)、「ある程度評価する」が46・0%(同3・0ポイント増)。理由は「政策に期待できる」が43・0%と最も多く、次いで「リーダーシップが期待できる」が30・7%だった。

 反対に「評価しない」は4・8%(同1・6ポイント減)、「あまり評価しない」は17・0%(同3・5ポイント減)となり、マイナス評価は計21・8%(同5・1ポイント減)。理由は小沢一郎衆院議員(岩手4区)が代表を務める生活の党と「関係が近いから」が38・1%、「リーダーシップが期待できない」が22・6%などだった。

 これまでの県政世論調査で、達増知事の就任1年目の07年はプラス評価が36・4%となり、09年の58・4%まで2年連続で上昇。震災後の11年は66・7%と就任後最も高く、12年は57・4%、13年は62・3%と推移している。

 【調査方法】 県内80地点から20歳以上79歳以下の1200人を選挙人名簿から無作為に抽出。発送によるアンケート方式で行い、県政課題など17項目を聞いた。769人(男354人、女415人)が回答し、回答率は64・1%。性別、年代別、職業別に取りまとめ、沿岸・内陸別の集計も実施した。

3378チバQ:2015/01/06(火) 06:10:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141227ddm041010071000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 町長「ボランティアで」/町議「報酬増で確保を」 職業議員、必要か 山形・庄内で論争
毎日新聞 2014年12月27日 東京朝刊

庄内町議会で開かれた「一日町議」で、原田町長(左壇上)は高校生や大学生の質問に答弁した=同町提供
庄内町議会で開かれた「一日町議」で、原田町長(左壇上)は高校生や大学生の質問に答弁した=同町提供
拡大写真
 自治体議会の担い手不足が深刻化する中、そもそも「職業としての地方議員」は必要なのか−−という根源的な議論が、山形県庄内町で持ち上がった。報酬アップを求める町議会に対し、町長は「ボランティア議員による夜間・休日議会」の構想を逆提案し、真っ向から対立。地方自治が直面する危機の深さをのぞかせた。

 「報酬を上げたら本当に議員にふさわしい人が出てくるのか」。原田真樹町長(61)は昨年12月の町議会で、吉宮茂町議(66)から報酬を増やす考えを問われ、反論した。

 原田町長は少し前、報酬の高い近隣の鶴岡市や酒田市でさえ、直前の市議選で定数を2減らしたのに立候補者数が低調だった−−と広報誌で指摘した。吉宮氏はそれを引用し、「(両市の半分ほどの町議報酬で)若い人たちが出てくるのか」と批判した。

 議会側は定数や報酬を議論する特別委員会を設け、昨年8月に「定数を18から16に減らす一方、報酬を21万5000円から5万円増やすべきだ」との結論をまとめていた。定数は今年6月の町議選で16になったが、報酬は据え置かれている。

 特別委員長だった斎藤健一町議(71)は選挙前、数人に出馬を打診したが「家族を養えない」と断られた。現職は農業や自営業との兼職か、年金生活者ばかり。「報酬が低いと仕事を辞め町議になる者はいない」と話す。

 一方、原田町長は特別委の結論を昨年9月に聞き、報酬増に応じられないと撤回を要求した。人口減で財政が縮み、主力産品の米の価格が下がる中、町民の理解は得られない。議会内で「これは春闘だ」との声も上がったが、応じなかった。

 原田町長が議会を疑問視する理由はまだある。町長として町内各地区の集会で要望を直接吸い上げ、政策に反映させてきた。事業の優先順位は3年ごとに見直し、全て情報公開する。「御用聞きとしての議員は不要だ」

 議会自体は否定していない。昨年12月、海外事例を参考に「夜間・休日議会」の開催を提案した。その先に、報酬を廃止し日当を支給する「ボランティア議員」で町政を議論する未来図を描く。議会は反対。町長は報酬を増やす考えはないと今月表明し、平行線だ。

 米国の地方議会は、議員の本業の勤務に配慮して夜間や休日に開かれることが多い。英国やフランスなど欧州では、ボランティアで地方議員を務めるケースもある。

 今月7日の日曜日。地元の若者が「一日町議」を務める町のイベントで、町外から通学する女子高校生が通学費の助成を訴えた。町は、町内で使える買い物券で還元しようと500万円の支出を決めた。原田町長は取材に言った。「本物の議員じゃなくても立派に政策を提案できますよ」【和田浩幸】

3379チバQ:2015/01/06(火) 06:13:40
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150105-OYTNT50198.html
現職首長最長9期目 斎藤・井川町長死去
2015年01月06日

10選への出馬取りやめを表明した際の斎藤町長(昨年12月19日、井川町役場で)

 井川町長の斎藤正寧氏が5日午前、肺がんで死去した。72歳だった。

 斎藤氏は、秋田魁新報社記者、県議を経て、1979年に初当選し9期目。現職首長として全国で最も長く務めていた。2月15日に予定される町長選では、10選を目指す意向を示したが、肺がんの経過が思わしくないとして先月、立候補取りやめを表明していた。新町長が就任するまで遠藤兼美副町長が職務を代行する。

 佐竹知事は5日の記者会見で「付和雷同型ではなく信念を持った人で、国や県の政策に対しても率直に批判することが多く、こちらも教えられた」と述べ、「昨年会った時『春になったらゴルフやれるといいな』と話していたので、さみしい思いがする」と死去を惜しんだ。

3380チバQ:2015/01/06(火) 06:15:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150103_71022.html
東北の選挙 2015(1) 知事選

 東北では2015年、青森、岩手両県の知事選をはじめ、6県議選と仙台市議選、14市長選などが実施される。知事選は青森が6月、岩手が9月にそれぞれ任期満了を迎え、これまで青森は現職と新人、岩手は現職が立候補を表明した。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選は前回11年に比べ大幅に縮小され、県議選は青森、秋田、山形3県のみの実施となる。昨年12月の衆院選で自民、公明の政権与党が大勝した余波が、東北の地方選にどう及ぶのかが注目される。

◎青森/核燃争点に現新激突

 現職の三村申吾氏(58)は昨年11月、4選を目指して立候補する意向を明らかにした。過去3回支援した自民は、県連推薦を決めた。県内の反核燃団体などが擁立する前県保険医協会長の大竹進氏(63)も出馬表明し、社民、共産両党が支援を検討している。
 三村氏は県議会定例会で「県政を着実に推し進めてきた思いがある。青森のため愚直に力を尽くすことが責務だ」と答弁し4選に意欲を示した。
 自民党は、知事の公認・推薦を3期までとする党選挙対策要綱を踏まえ、県連推薦とした。公明党も推薦する方向。
 衆院選で県内全4選挙区を制した自民党県連は12月22日、三村氏と政策協定を結んだ。大島理森県連会長は「県連推薦であっても従来通りの支援をする」と述べ、これまでと同様、強固な支援態勢を敷く構えだ。
 県内の反核燃団体が中心となって擁立する大竹氏は昨年11月に記者会見し、立候補を表明。「現県政は原発、核燃マネーを当てにした財政運営をしている。原子力に頼らない青森をつくり、県民を守る」と語り、反原発、反核燃を政策の軸に据える。社民、共産両党に推薦を求める方針で、両党も前向きに検討を進めている。
 県議会で野党的立場の民主党は、主戦論を唱えているものの、人材難などで選定作業は難航している。

◎岩手/達増氏、政党色を封印

 現職の達増拓也氏(50)は昨年11月、3選を目指して立候補する意向を表明した。過去2回は民主党推薦で圧勝したが、今回は一転して「県民党」を掲げて政党色を封印した。自民党や無所属県議の一部に対立候補擁立を探る動きがあるが、具体化していない。
 達増氏は「オール岩手で東日本大震災からの復興に取り組む。選挙は勝手連で臨む」と説明する。路線転換の背景には、師事する小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)が民主党を離れ求心力が低下したことや、県政運営が少数与党に転じたことがあるとみられる。
 昨年の衆院選では動かず「完全中立」(達増氏)を保った。3選に向けた重点施策には震災復興、人口減少対策、超大型加速器国際リニアコライダー(ILC)の誘致実現などを掲げた。
 衆院選で生活と事実上の選挙協力をした民主党県連の黄川田徹代表(岩手3区)は知事選について「衆院選総括の中で丁寧な作業が必要」と「白紙」を強調する。
 達増県政に批判的な自民党県連の鈴木俊一会長(岩手2区)は「もう一つの選択肢を示すことになる」と語る。
 自民と無所属系、社民党県議の一部が連携し、元復興相の平野達男参院議員(岩手選挙区)を推す方向が取り沙汰されている。平野氏は「いろいろな声があることは認識している」と話している。


2015年01月03日土曜日
関連ページ:広域政治・行政

3381チバQ:2015/01/06(火) 06:15:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150103_71023.html
東北の選挙 2015(2) 市長選


拡大写真

拡大写真
 東北では2015年、青森、岩手両県の知事選をはじめ、6県議選と仙台市議選、14市長選などが実施される。知事選は青森が6月、岩手が9月にそれぞれ任期満了を迎え、これまで青森は現職と新人、岩手は現職が立候補を表明した。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選は前回11年に比べ大幅に縮小され、県議選は青森、秋田、山形3県のみの実施となる。昨年12月の衆院選で自民、公明の政権与党が大勝した余波が、東北の地方選にどう及ぶのかが注目される。

◎青森・三沢/現新2氏出馬へ、自民対応難航か

 3選を目指す現職の種市一正氏(73)と、前市長の長男で市議の鈴木重正氏(46)が立候補を表明している。
 過去3回の市長選は無投票。2003年以来、12年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。種市氏と鈴木氏はともに自民党推薦を求めており、同党の調整は難航も予想される。

◎岩手・陸前高田/復興推進を訴え戸羽氏出馬表明

 現職の戸羽太氏(50)は昨年9月、「東日本大震災から8年間の復興計画を立てた責任があり、引き続き重責を担いたい」と再選を目指して立候補することを表明した。
 前回と同じく党派を超えた市民団体の支援を受け、バリアフリーの市街地形成や1次産業活性化などによる復興推進を公約に掲げる。
 ほかに立候補の動きは出ていない。

◎岩手・盛岡/谷藤氏、立候補確実か

 現職の谷藤裕明氏(64)は4選を目指すかどうか明らかにしていないが、関係者は立候補を確実視している。
 市議会などで「2016年の岩手国体、盛岡市を中心とする広域連携構想に必死に取り組む」と述べ、市政継続への意欲をにじませている。前回は無投票だった。
 ほかに立候補に向けた動きは出ていない。

◎岩手・釜石/2回連続無投票、野田氏の動向鍵

 現職の野田武則氏(61)は3選に向けた態度を明らかにしていない。
 野田氏は前市長死去に伴う2007年11月の市長選で無投票で初当選。東日本大震災後の11年11月の前回も無投票で再選された。野田氏の動向とともに選挙戦になるかどうかも焦点となる。

◎宮城・塩釜/佐藤氏、態度表明せず

 現職の佐藤昭氏(72)は4選への意思を明らかにしていない。「市長は3期まで」と発言していたが、復興事業を形の見えるところまでやり抜きたいという意欲も強い。態度表明は新年度以降になる可能性もある。
 佐藤氏は前回、震災復興計画の着実な実施を訴え、新人3人を退けた。現時点で他に立候補に向けた動きは表面化していない。

◎山形・山形/市川氏「白紙」を強調

 現職の市川昭男氏(73)が4選を目指し立候補するかどうかが焦点。前回落選した元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)は再挑戦を表明した。
 市川氏は昨年12月の記者会見で、対応は「まだ白紙」と述べた。前回推薦した民主、社民、共産各党には高齢多選批判を懸念する声もある。佐藤氏は前回に続き自民党が推薦する見通し。衆院選では党前議員支援の前線に立ち、浸透を図った。

◎山形・新庄/「任期全う大事」山尾氏明言せず

 現職の山尾順紀氏(62)は3選への意思を明らかにしていない。昨年12月の市議会定例会では「任期を全うすることが大事」と明言を避けたが、出馬は確実視されている。
 前市長の死去に伴う2007年の選挙で前副市長を破り、初当選。前回は無投票だった。現時点で、ほかに立候補に向けた動きはない。

◎山形・米沢/自民県議中川氏、無所属で出馬へ

 現職の安部三十郎氏(61)は「直面する課題に全力で取り組む」と述べ、4選出馬への態度を明確にしていない。周辺は「意欲はある」とみて動向を注視する。
 自民党県議の中川勝氏(64)は昨年11月、無所属で出馬する意向を表明。地元の山形大工学部などを生かした地域活性化を掲げる。県議は3期目。4月の県議選には立候補しない。

◎福島・本宮/再選狙う高松氏に新人2人が挑む

 再選を目指す現職の高松義行氏(60)に、元県議の佐藤政隆氏(61)と前市議会議長の作田博氏(68)の2新人が挑む。
 高松氏は企業誘致による産業再生の実績をアピールし、市政の継続と発展を訴える。佐藤氏は除染の加速化と、8年前の合併による地域間格差の是正を主張。作田氏は、質の高い教育環境の整備などを公約に掲げる。

3382チバQ:2015/01/06(火) 06:16:09
◎福島・白河/鈴木氏態度未定、復興策が争点か

 現職の鈴木和夫氏(65)は3選への態度を明らかにしていない。
 前回選挙は、東京電力福島第1原発事故から4カ月後に実施され、鈴木氏は新エネルギーの必要性などを訴えて再選された。
 同市では震災復旧が一段落し、防災対策や観光など本格復興への取り組みが注視される。

◎福島・会津若松/1期目実績掲げ室井氏出馬濃厚

 現職の室井照平氏(59)の再選出馬が確実視されている。前回対立候補を擁立した元衆院副議長渡部恒三氏(82)支持者の動向が注目される。
 室井氏は次世代型都市スマートシティー導入に向けた取り組みなど、環境に配慮した都市づくりを推進。再選に向け、環境都市・会津若松の基盤整備の実績などを掲げるとみられる。


2015年01月03日土曜日
関連ページ:広域政治・行政

3383チバQ:2015/01/06(火) 06:16:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150103_71024.html
東北の選挙 2015(3) 県議選・仙台市議選


拡大写真
 東北では2015年、青森、岩手両県の知事選をはじめ、6県議選と仙台市議選、14市長選などが実施される。知事選は青森が6月、岩手が9月にそれぞれ任期満了を迎え、これまで青森は現職と新人、岩手は現職が立候補を表明した。東日本大震災の影響で、4月の統一地方選は前回11年に比べ大幅に縮小され、県議選は青森、秋田、山形3県のみの実施となる。昨年12月の衆院選で自民、公明の政権与党が大勝した余波が、東北の地方選にどう及ぶのかが注目される。

◎宮城県議選/過半数自民、勢い焦点

 県政与党の自民党が政権党の威信を懸け、単独過半数を維持、拡大できるかどうかが焦点。旧みんなの党解党で、無所属となった2現職の動向も注目される。
 民主党政権下だった前回、自民は公認候補の議席が前々回比2減の28にとどまった。立候補に向けた本格的な動きはこれから。党県連は「3月の県連大会以降、検討に着手する」と話す。
 前回、民主党系会派「改革みやぎ」は震災対応をめぐる政権への逆風を受け、7議席に沈んだ。党県連は定数2以上で空白となっている3選挙区で公認候補擁立を検討し、党勢回復を図る。
 公明党は4議席の堅持を軸に、仙台市議選との連動を視野に態勢構築を進める。衆院選で躍進した共産党は、新たに複数選挙区で擁立を模索。4議席から上積みを狙う。
 社民党は前回と同じ3人か、それ以上の公認を目指す。現有議席のない維新の党、次世代の党も擁立を検討する。

◎岩手県議選/自民と生活系が攻防

 最大会派の自民党(12人)が勢力を伸ばすか、達増拓也知事の与党で生活の党系の「希望・みらいフォーラム」(9人)が逆転するかが焦点となる。達増氏が3選を目指す知事選との同日選が濃厚。会派間連携や空白区の選挙協力も注目点だ。
 自民党の公認候補発表は3月の県連大会になる見通し。現職全員が立つとみられる。新人1人が公認申請を検討中。
 昨年12月の衆院選では、岩手4区の自民候補を無所属系会派「いわて県民クラブ」(9人)の複数の議員が支援した。自民と県民クラブは知事選で対立候補の擁立を模索しており、自民が推薦する可能性もある。
 民主党(6人)は現時点で現職3人を公認。衆院選では一部で生活と選挙協力が実現。希望・みらいフォーラムとの連携も取り沙汰される。
 社民党(3人)は現職全員と推薦の新人1人が立候補予定。共産党(2人)と公明党(1人)は現有議席の維持を目指す。

◎福島県議選/民主系「知事派」強調

 最大会派・自民党が、定数58の半数に当たる現有29議席を維持できるか、第2会派の民主・県民連合(13議席)など非自民勢力がどこまで迫れるかが最大の焦点になる。
 自民党は全19選挙区に候補者を擁立し、単独過半数となる30議席の獲得を目指す。昨年10月の知事選で党県連が擁立した独自候補が、党本部の圧力で出馬断念に追い込まれた経緯があり、党員の間に残るしこり解消が議席増の鍵を握る。
 民主・県民連合は、内堀雅雄知事誕生の原動力となった実績を強調。特に定数の過半数を占める福島、郡山、いわき、会津若松4市(計31議席)で、現有6議席からの上積みを目指す。
 佐藤雄平前知事の支持母体だった民主、社民、連合福島、無所属県議有志でつくる4者協議会による非自民勢力の結集が図れるかも注目される。
 共産党は既に現職5人を公認し、新人の擁立を模索する。公明党は現有3議席の維持を目指す。

3384チバQ:2015/01/06(火) 06:16:39
◎仙台市議選/出馬多数か、乱戦模様

 定数55に対し72人が立候補し、乱戦模様となった前回同様、激戦が予想される。前回は初めて宮城県議選との分離実施となり、投票率は過去最低の40.03%に落ち込んだ。低調に推移する有権者の関心度も注目される。
 現在、自民党系会派は三つに分かれている。昨年12月の衆院選で、自民は仙台市内を選挙区とする宮城1、2区で勝利した。3会派合わせた現有議席は22人。大勝の流れをどうつかむかが焦点。
 民主党系会派「市民フォーラム仙台」(9人)は党勢回復の足掛かりとなる戦いを期し、第2会派の維持を狙う。政権与党の公明党(8人)、衆院選で躍進した共産党(7人)は現有議席の堅持に全力を挙げつつ、上積みをうかがう。社民党(5人)は退潮傾向からの巻き返しを目指す。
 現有議席のない維新の党は、衆院選で仙台市内の比例票約7万を得た。みんなの党解党後のみんなの仙台(4人)と並び動向が注目される。


2015年01月03日土曜日
関連ページ:広域政治・行政

3385チバQ:2015/01/06(火) 06:17:31
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150103_71025.html
東北の選挙 2015(4) 4月に統一地方選


拡大写真
 4月の統一地方選で実施される東北の選挙は前半(4月12日投開票)と後半(同26日投開票)を合わせ計62にとどまり、前回2011年の114に比べ、ほぼ半減した。
 同年3月発生の東日本大震災の影響で、被害が甚大だった岩手、宮城、福島で選挙の延期が相次いだのが要因。実施数は全地方選(466)の約13%に落ち込んだ。
 統一選前半の3県議選は4月3日告示される。後半実施の3市長選、12市議選は同19日、10町村長選、34町村議選は同21日にそれぞれ告示される。
 統一地方選は1947年、統一率100%で始まり、今回が18回目。市町村合併や首長の死亡・辞職などに伴い、全国の統一率は3割を切る。
 被災3県では、地方選再統一を目指す動きがあったが、昨年の臨時国会では関連法案の提出が見送られた。

◎北上市長選/高橋氏、再選出馬表明

 現職の高橋敏彦氏(59)は昨年の市議会12月定例会で、再選を目指し立候補する意向を表明した。
 高橋氏は前回、前市長の後継を掲げ、元市議との一騎打ちを制した。「北上市をさらに良い街にし、次世代につなぐ」と2期目への意欲を示す。
 現時点でほかに立候補の動きはない。

◎大館市長選/現新一騎打ち公算大

 現職の小畑元氏(66)は昨年12月、7選を目指し立候補することを表明した。元衆院議員秘書で会社役員の福原淳嗣氏(47)も名乗りを上げており、一騎打ちとなる公算が大きい。6期24年にわたる市政継続の是非が争点となりそうだ。
 小畑氏が7選すれば、現役市長として全国最多の当選回数となる。

3386チバQ:2015/01/06(火) 06:17:49
◎上山市長選/横戸氏が3選出馬へ

 現職の横戸長兵衛氏(67)は、昨年9月の市議会定例会で3選立候補を正式表明した。2007年に新人4人の争いを制して初当選し、前回は無投票だった。現時点で表立った対抗馬擁立の動きは出ていない。
 任期満了は3月26日だが、公選法の臨時特例法を適用し、統一地方選で実施する。投開票日までは職務代理者を置く。

◎青森県議選/自民、知事と共闘図る

 自民党は昨年末までに、現職30人、新人2人を公認した。過半数を維持し、県政与党の座をさらに強化できるかどうかが焦点となる。
 最大会派の自民は16選挙区全てに候補者を擁立する。定数が複数の平川市と三戸郡で、さらに候補者を立てる動きがある。
 党県連は6月の知事選で4選を期す三村申吾氏の推薦を決め、政策協定を結んだ。県議選、知事選で連動した戦いを展開し、議席上積みを狙う。
 民主党はこれまで、現職6人、元議員1人、新人2人の公認を決定。10人以上の候補者擁立、全員当選を目指し、意欲のある人材と協議を重ねている。
 民主、維新、社民の3党は昨年10月、民主の呼び掛けで、統一地方選での連携に向けて話し合いを始めた。衆院選で協力関係を築いた実績があり、知事選を含め共闘の在り方を探る方針。
 公明・健政会は現職3人が立候補する。うち、公明党は青森、八戸各市の党内候補2人を公認した。共産党は青森、弘前各市の現職2人に加え、八戸市での議席獲得をうかがう。
 1947年以来、継続して議席を守ってきた社民党は2011年の前回、初めて議席を失った。青森市からの擁立を目指し、人選を急いでいる。青和会の現職3人、無所属の2人も出馬の準備を進めている。

◎秋田県議選/民主、他会派と連携も

 単独過半数を占める最大会派の自民党が現有26議席からの上積みを狙う。衆院選秋田1区で元議員が比例復活した民主党が、流れに乗って地方組織再建の足掛かりをつかめるかが焦点。秋田市と由利本荘市の両区が定数各1減となって初めての選挙となる。
 自民の引退は1人で、全15選挙区中、14選挙区に現職25人が挑む。新人は能代市・山本郡に2人、秋田市に2人が出馬予定のほか、唯一空白区の潟上市でも擁立の動きがある。県連幹部は「政権与党として、地域の足元をしっかりと固めたい」と全員当選を誓う。
 民主は3議席から倍増を目指す。県連幹部は「非自民の選択肢をしっかりと示したい」と他会派との連携も模索する。1区で復活当選した寺田学衆院議員と、学氏の父で維新の党参院議員の典城氏(元知事)が連携し反転攻勢に出るのか注目が集まる。ただ、維新は統一選対応の方針が決まっておらず、候補擁立につながるか見通せない。
 第2会派の新みらいは7人中6人が立候補を予定。以前は民主と統一会派を組んでいたが解消し、非自民の対抗軸となるのか不透明だ。
 1人が引退する社民党は、元議員を立てて勢力維持を目指す。いぶきの2人は議席確保を狙う。公明党は議席堅持に全力を挙げる。共産党は複数の選挙区で擁立作業を進めている。

◎山形県議選/民・社、議席増を目指す

 議席の過半数を占める最大会派の自民党が圧倒的な勢力を維持するか、県政与党会派「県政クラブ」を構成する民主、社民両党が議席を増やせるかが焦点。定数の多い山形市、鶴岡市などの選挙区で激突が予想される。
 自民党は現職3人が不出馬。昨年11月に新人2人を公認し、さらに新人1人の追加公認を予定する。前回と同様、全19選挙区に公認候補を擁立する。12月の衆院選で、県内3議席を独占した余勢を駆る。
 保守系無所属が立候補を表明し、激戦が確実視される選挙区もある。現職が立候補しない村山市(定数1)は、自民党と無所属の3新人が争う構図。南陽市(1)は議長経験者の党現職に、党衆院議員の元秘書が無所属で挑む。
 民主党は09年の知事選で吉村美栄子知事を誕生させ、「与党」を自認する。ただ、再選された13年の知事選は一部の自民党県議が支援に回り、立場はあいまいになった。
 現時点で公認は現職3人にとどまる。今後、新人の擁立作業を進め、前回の4人より増やせるかどうかが鍵。山形市(9)では、社民党の現有2議席と合わせ、非自民勢力の維持を狙う。
 共産党は現職1人と新人2人を公認した。最低5人は擁立する方針で、鶴岡市(5)では議席の奪還に燃える。公明党は山形市で現有1議席堅持を目指す。


2015年01月03日土曜日

3387チバQ:2015/01/06(火) 06:59:19
岩手県議会
いわて県民クラブ 佐々木博
いわて県民クラブ 及川あつし
いわて県民クラブ 小田島峰雄
いわて県民クラブ 飯澤匡
いわて県民クラブ 工藤勝博
いわて県民クラブ 渡辺幸貫
いわて県民クラブ 佐々木努
いわて県民クラブ 大宮惇幸
いわて県民クラブ 高橋昌造

一山会 清水恭一
一山会 五日市王

希望・みらいフォーラム 伊藤勢至
希望・みらいフォーラム 佐々木順一
希望・みらいフォーラム 名須川晋
希望・みらいフォーラム 岩渕誠
希望・みらいフォーラム 郷右近浩
希望・みらいフォーラム 後藤完
希望・みらいフォーラム 及川幸子
希望・みらいフォーラム 喜多正敏
希望・みらいフォーラム 工藤大輔

公明党 小野寺好

自由民主クラブ 樋下正信
自由民主クラブ 福井せいじ
自由民主クラブ 佐々木大和
自由民主クラブ 城内愛彦
自由民主クラブ 郄橋孝眞
自由民主クラブ 嵯峨壱朗
自由民主クラブ 工藤勝子
自由民主クラブ 神粼浩之
自由民主クラブ 佐々木茂光
自由民主クラブ 千葉伝
自由民主クラブ 柳村岩見
自由民主クラブ 岩崎友一

社民党 小西和子
社民党 木村幸弘
社民党 久保孝喜

日本共産党 斉藤信
日本共産党 高田一郎

3388チバQ:2015/01/06(火) 07:03:02
岩手県議会続き

民主党 郄橋但馬
民主党 軽石義則
民主党 田村誠
民主党 郄橋元
民主党 佐々木朋和
民主党 小野共

無所属 吉田敬子

3389チバQ:2015/01/06(火) 19:07:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150106ddlk02010011000c.html
選挙:統一地方選 生活の党、民主候補支援も 非自民の結集目指す /青森
毎日新聞 2015年01月06日 地方版

 生活の党県連の平山幸司代表は5日、青森市内で記者会見し、4月の統一地方選で非自民の無所属候補らを支援する考えを明らかにしたうえで、民主や維新の公認候補についても「話があれば、役員会などで決めていくことになると思う」と支援に前向きな姿勢を示した。

 平山氏は会見で、「非自民が結集すれば、自民党に勝てる」と強調。衆院選での民主・維新・社民の3党連携にも触れながら「我々としても精いっぱい、非自民の結集軸を目指しやっている。非自民が結集することが一番重要だ」と述べた。

 県連は18日に常任幹事会を開き、県民局ごとに選対本部を設置する方針。県議選で10人以上の支援候補者当選を目標に掲げる。

 平山氏は2007年の参院選で民主党公認で当選し、12年に離党。13年の参院選で生活の党から出馬し落選した。

 平山氏は昨年末に政党名が「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更されたことを受け、5日、県選管に届け出たことも明らかにした。【伊藤奈々恵】

3390チバQ:2015/01/06(火) 19:31:27
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/156166
「ゴチ」で足場固め? 柳葉敏郎の視界の先は“秋田県知事選”

2015年1月6日
 柳葉敏郎(54)が、日本テレビ系バラエティー「ぐるナイ」の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」の新レギュラーになることが、2日に放送された同番組の新春特番で発表された。

 柳葉といえば、現在、出身地の秋田に在住。仕事がある時だけ上京しているため、他のメンバーから「通えるんですか?」と聞かれ、「どうでしょう」と首をかしげていたが、全国放送のレギュラーは願ってもない仕事だったようだ。
「昨年、フジテレビで主演ドラマ『あすなろ三三七拍子』がゴールデンで放送されるも、平均視聴率はわずか5・2%。主役が張れる器でないことを思い知らされた。秋田に居を移してからは基本的に単発の仕事しか入れない方針だったが、今年で俳優生活35周年を迎えるため、もうひと花咲かせようと、仕事を積極的に入れるように方針転換。ゴチのオファーは願ったりかなったりだったようです」(テレビ関係者)


 郷里の秋田に移って以降、ローカル紙でも発言するなど地元意識を強く打ち出し、以前から県知事選への出馬が囁かれ続けている柳葉。今回の「ゴチ」レギュラーゲットで着実にその足場を固めつつあるという。

■2017年出馬が濃厚

「現職の佐竹敬久知事は柳葉が卒業した県立角館高校の先輩で、県内のイベントなどでも一緒になるなど親交があり、対抗馬で出馬することはあり得ない。佐竹知事は現在2期目ですが、健康面に不安を抱え、次回17年の知事選には出馬しない可能性が高い。となると、柳葉の出馬が濃厚なだけに、残り2年はドラマやバラエティーなどで稼げるだけ稼ぐ方針のようです」(事情通)

 知事になった芸能界の先輩といえば、「青春の巨匠」と呼ばれた森田健作千葉県知事がいるが、柳葉が知事になれば、秋田県のPR効果は絶大。「踊る大捜査線」で演じた室井管理官のように「責任を取る。それが私の仕事だ」と県民に胸を張れる知事になれるかどうか注目だ。

3391チバQ:2015/01/06(火) 20:26:25
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20150105-OYTNT50050.html
陸前高田市長選に橋詰氏が出馬意向
2015年01月06日
 陸前高田市長選(2月1日告示、8日投開票)で、医療法人元職員の橋詰清氏(48)が5日、無所属で出馬する意向を明らかにした。9日に記者会見を開き正式に表明する。


 橋詰氏は読売新聞の取材に対し、「今後の陸前高田市をどうしていくべきか改めて考えていく必要がある」と抱負を述べた。

 橋詰氏は、東京都の武蔵大卒業後、同市職員、IT会社などを経て、昨年12月までは医療法人に勤務していた。

 同市長選では既に、再選を目指す現職の戸羽太氏(50)が出馬を表明している。

3392チバQ:2015/01/12(月) 10:35:49
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201501119
3氏臨戦態勢 本宮市長選告示まで1週間

任期満了に伴う本宮市長選は18日の告示まで1週間となった。
再選を目指す現職高松義行氏(60)、元県議の新人佐藤政隆氏(61)、本宮市議の新人作田博氏(68)の無所属3人が立候補を表明しており、選挙戦が確実な情勢だ。
高松氏は昨年の9月定例議会で立候補を表明した。
市内の経済人らで組織する後援会を中心に選挙戦に臨む。
除染の推進や定住促進策など市政継続の重要性を訴えている。
佐藤氏は昨年9月、立候補を表明した。
元県議の人脈と経験を生かし、市内全域での支持拡大を目指す。
子育て支援の拡充や除染のスピードアップを公約に打ち出している。
作田氏は昨年10月、立候補を表明した。
市内全域を回る草の根的な運動で政策の浸透を図る。
少子高齢化対策や道の駅整備による6次産業の推進を公約に挙げている。
投票は25日午前7時から午後6時まで市内14カ所で行われ、同日午後8時から市勤労青少年ホームで開票される。
昨年12月14日現在の有権者数は2万4891人(男1万2106人、女1万2785人)。
市長選と同時選で本宮市・安達郡選挙区県議補選(欠員1)が行われる。
これまでに本宮市議の新人矢島義謙氏(66)が立候補を表明している。
2015年01月11日 11時17分 配信

3393チバQ:2015/01/14(水) 21:11:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150114ddm041010094000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 アルバイトから発奮、酒田市議に当選 27歳、政策猛勉強
毎日新聞 2015年01月14日 東京朝刊

同世代の住民と打ち合わせをする大壁洋平さん(右)=山形県酒田市で
同世代の住民と打ち合わせをする大壁洋平さん(右)=山形県酒田市で
拡大写真

拡大写真
 一人の無職の若者が、地方の市議選に立候補した。後援会組織も、政党の支援もカネもない。「就活選挙」。そんな冷やかしをはねのけ、26歳で当選した。地元を何とかしたいとの思いで猛勉強している。人口減に苦しむ地方の議員選挙で、候補の数が議員定数を下回る「欠員無投票」の事態すら起きる一方で、しがらみのない若い世代が地方自治を担う機会も広がっている。【和田浩幸】

 ◇地盤、カネなし 「時代が後押し」
 「すみません。分からないので教えてください」。山形県酒田市の大壁(おおかべ)洋平市議(27)は市の政策を知ろうと担当部署を訪ね、頭を下げる。2013年11月の市議選で初当選を飾った。それ以前は、ハローワークで探した農機具会社の倉庫で部品運びのアルバイトをしていた。パート勤めの母(53)と2人暮らし。立候補に必要な供託金30万円は自衛隊員の弟(25)に借りた。

 酒田に生まれ育ち、石川県の金沢工業大へ進学。リーマン・ショック後の就職難を乗り越え10年春、警視庁に就職した。幼いころからの夢だったが、半年間の警察学校の卒業前日に退職した。研修で孤独死や焼死の遺体搬送を体験し、「耐えられない」と思った。

 市議になろうと思ったのは、東京から地元へ戻る飛行機の中。酒田駅前のさびれた印象がよぎり、何かできないか、と思った。1カ月後、自宅から徒歩3分の山形県議の事務所に事前の約束もなく飛び込んだ。「雪かきさせてください」。職員が「おもしれえやつ」と拾ってくれた。

 13年市議選に向けバイトに精を出していたころ、異変が起きていた。選挙は集落や組織を背負う者同士の激戦となるのが普通で、09年は定数30に対し34人が立候補した。しかし、13年は定数を30から28に減らしたのに名乗りを上げる者が少なく、告示直前まで無投票の観測が流れた。

 最終的に大壁さんを含め29人が立ち、選挙にはなったが、目立った経歴がなくても当選する余地があるとして、「就活選挙」と陰口もたたかれた。大壁さんは自宅を事務所としたが、近所は現職の地盤で相手にされず、自転車で市内を回った。結果は27番目で滑り込んだ。

 投票率は54・36%で09年の72・14%から20ポイント近く急落し、市の停滞を印象づけた。議員歴24年のベテラン小松原俊市議(65)は「昔は住民と食事しながら多数の要望を忘れないよう、割り箸の袋にメモした。政治に活気があった」と振り返る。

 大壁さんは最初の定例会では一般質問ができず、周囲を心配させた。だが、その後はU・Iターンの就職希望者に企業を紹介する市の事業の改善策などを活発に提案。先輩議員に「気づかなかった。おめえの言う通りだ」とほめられた。

 取材を申し込むと市内のファミリーレストランを指定された。大壁さんは、若手経営者たちとのまちづくりの議論を中座して午後10時ごろ現れた。「こういう時代でなければ私は当選できなかった」。ピザ1枚を頼み、ドリンクバーでおかわりしながら、地元への思いを約3時間熱く語った。報酬は月45万円だが、生活は学生時代と大差ないという。酒は飲めず、議員の会合で会費5000円を払う際、つい「2週間は暮らせる」と考えてしまう。

 午前1時に店を出る時、土砂降りだった。レンタカーで家まで送ると提案した。若者は「大丈夫です」と、ずぶぬれになりながら自分の原付きバイクにまたがった。

==============

 ■ことば

 ◇欠員無投票
 市区町村議員選挙で候補の数が議員定数を下回り、欠員を抱えたまま無投票となること。高齢化や人口減を背景に、2013年3月の長野県野沢温泉村議選(定数8に候補7人)など同年に計4件起きていた。公職選挙法の規定では、欠員があっても立候補者は無投票当選となるが、欠員が定数の6分の1を超えれば、補充のための再選挙を速やかに行わなければならない。

3394チバQ:2015/01/14(水) 21:15:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150114_23041.html
<平川市長選違反>否認の市議「私は潔白」

 平川市長選の選挙違反事件で20万円を受け取ったとして、公選法違反(被買収)の罪に問われた市議成田敏昭被告(71)=同市碇ケ関湯向川添=の公判が13日、青森地裁弘前支部であった。現金受け取りを否認している成田被告は、買収側の無職水木貞被告(67)=公判中=とは「会っていないし、自宅に来たこともない」とあらためて無罪を主張した。
 弁護側の質問に、成田被告は現金供与があったとされる2013年8月10日ごろは「午前6時すぎから農作業をし、午後7時半ごろ自宅に戻った。その後、妻と温泉に行った」と説明。自宅の駐車場は全て埋まっていたとして、そこに車を止め現金を渡したとする水木被告の証言を否定した。
 検察側は、被告方までの道順を示した水木被告の証言があることを指摘。成田被告は「私は潔白で、何も言うことはない」と述べた。


2015年01月14日水曜日
関連ページ:青森社会

3395チバQ:2015/01/14(水) 22:29:10
社民と共産が連携するって沖縄以外ではいつ以来だ?
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-30638804.html
社民、大竹氏を推薦/知事選
東奥日報2015年1月14日(水)08:50
社民、大竹氏を推薦/知事選
(東奥日報)
 社民党県連は13日、青森市で常任幹事会を開き、6月28日の任期満了に伴う知事選で、弘前市の医師大竹進氏(63)を推薦することを決定した。【写真説明】大竹氏の推薦を決めた社民党県連の常任幹事会

3396チバQ:2015/01/16(金) 23:18:35
>>3328
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150116_61035.html
自民福島県連、岩城会長が引責辞任

 自民党福島県連は15日、役員会を開き、昨年10月の知事選の候補者選考をめぐる混乱の責任を取り、岩城光英会長(参院福島選挙区)が提出した辞任届を受理した。後任は、3月の党県連大会までに県選出国会議員から選ぶ。
 県連は知事選で、現職の県政運営への不満から独自候補の擁立を決めたが、党本部は滋賀県知事選に続く連敗を避けるため同意しなかった。党本部は民主、社民両党が推す前副知事の内堀雅雄氏への相乗りを指示し、県連は了承した。
 岩城氏は「党本部の理解を得られなかったのは会長の責任」として、衆院選前に辞表を提出していた。内堀氏が当選したことなどから、国会議員団からは会長続投を望む声も上がっていた。
 ほかの県連幹部の処遇について、杉山純一県連幹事長は「辞任する必要はない」と話した。

3397チバQ:2015/01/20(火) 00:32:29
http://www.sankei.com/affairs/news/150119/afr1501190041-n1.html
2015.1.19 19:18

公選法違反罪などで刑事告発 仙台市の票水増し問題

ブログに書く1





票水増し問題で、県警に刑事告発した仙台市の奥山恵美子市長。自身の責任の取り方については明言を避けた=19日午後、仙台市役所
 昨年12月の衆院選と最高裁判所裁判官の国民審査の開票で仙台市青葉区選挙管理委員会が票を水増ししていた問題で、仙台市の奥山恵美子市長は19日、容疑者不詳のまま公職選挙法と最高裁裁判官国民審査法違反の罪で告発状を宮城県警に提出した。県警は受理し、本格的な捜査に着手する。奥山市長は「市民に深くおわび申し上げる」と市民に陳謝し、捜査に全面的に協力する姿勢を示した。

 これまでの市の調査で、衆院選の開票では、不正に区選管選挙課長と係長級の職員(いずれも肩書は当時)の2人が関わったことを認めているが、国民審査の票水増しに関わった職員は不明で、衆院選についても容疑者を不詳とした。

 刑事告発について、奥山市長は内部調査には限界があると説明。市長自らの責任については「全容解明、再発防止策の提示に取り組みたい」と明言を避けた。

 市などによると、開票作業での集計ミスを隠蔽(いんぺい)するために、職員2人が架空の白票を加えたとみられている。その後の市の調査で、国民審査でも同様の不正が発覚したが、誰が関与したかは不明で、名乗り出る職員はいなかった。

 市選管は第三者委員会を設立し、再発防止策を練ることを表明。同市で実施した過去10年分の選挙についても、再調査を実施する。市は16日付で、事情の公表を遅らせ、虚偽の説明をした区選管事務局長や、水増しへの関与を認めた選挙課長ら区選管の計3人を更迭し、自宅待機としている。

3398チバQ:2015/01/20(火) 00:46:04
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150119ddlk07010128000c.html
選挙:本宮市長選 告示 現新3氏の争い 25日投開票 /福島
毎日新聞 2015年01月19日 地方版

 任期満了に伴う本宮市長選が18日、告示された。いずれも無所属の▽現職、高松義行(ぎぎょう)(60)▽新人で前市議長の作田博(68)▽新人で前県議の佐藤政隆(61)−−の3氏が立候補を届け出た。

 高松氏は1期4年の実績を強調。企業誘致や子育て支援の充実、宅地供給などの人口減対策を打ち出す。

 作田氏は、農作物の製造、加工、販売の拠点となる道の駅の整備や住民主体の地域づくりの必要性を訴える。

 佐藤氏は、除染の早期完了と住環境の整備、企業立地と産業振興による雇用の場の確保などを公約に掲げる。

 投票は25日午前7時〜午後6時まで市内14カ所で行われ、同日午後8時から市勤労青少年ホームで開票される。17日現在の選挙人名簿登録者数は2万4896人(男1万2105人、女1万2791人)。【横田香奈】

==============

 ◇本宮市長選立候補者(届け出順)
高松義行(たかまつ・ぎぎょう) 60 無現(1)

 住職[歴]青年会議所理事長▽ロータリークラブ会長▽市議長▽大正大

作田博(さくた・ひろし) 68 無新

 [元]市議長[歴]会社員▽市議▽県市議会議長会副会長▽日大東北工高

佐藤政隆(さとう・まさたか) 61 無新

 [元]県議▽JAみちのく安達総代[歴]市社会福祉協議会理事▽市議▽国学院大

3399チバQ:2015/01/20(火) 00:52:11
http://www.minpo.jp/news/detail/2015011920458
現新3人立候補 本宮市長選が告示
 任期満了に伴う本宮市長選は18日、告示された。再選を目指す現職高松義行氏(60)、元本宮市議の新人作田博氏(68)、元県議の新人佐藤政隆氏(61)の無所属3人が立候補し、25日の投票に向け、激しい選挙戦がスタートした。
 国が地方創生を重点施策に打ち出す中、県内で今年最初の首長選となる。除染や風評被害対策など東京電力福島第一原発事故からの復興策、東日本大震災発生後の市政運営の方向性が主な争点となる。
 高松候補はこれまで進めてきた除染や定住促進策など市政継続の重要性を訴えている。市内の経済人を中心とした後援会を中心に支持を広げる。
 作田候補は道の駅整備による六次産業化の推進などを打ち出す。市民有志でつくる後援会を軸に、草の根的な運動で政策の浸透を目指している。
 佐藤候補は除染の早期完了や再生可能エネルギーの導入など復興事業の加速化を公約に掲げる。市内全域に設けた後援会組織を足場に選挙戦を進める。
 新人2人の争いとなった前回の市長選の投票率は43・73%だった。3人による選挙戦は平成19年の町村合併による市の誕生以来初めてで、投票率も注目される。
 投票は25日午前7時から午後6時まで市内14カ所で行われ、午後8時から市勤労青少年ホームで開票される。17日現在の有権者数は、2万4896人(男1万2105人、女1万2791人)。
 本宮市長選に立候補した作田氏は18日、公選法の規定により市議を自動失職した。市議補選は行われない。

◆本宮市長選立候補者(届け出順、敬称略)
 高松義行 60無現
 作田博 68無新
 佐藤政隆 61無新

( 2015/01/19 09:01 カテゴリー:主要 )

3400チバQ:2015/01/20(火) 20:50:02
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/587001.html
道知事選、民主もつれる候補選び 佐藤のりゆき氏支援に横路氏難色(01/20 07:00)

 4月の道知事選に向けて民主党北海道の候補者選びが大詰めを迎えている。待望論が強まっていたフリーキャスター佐藤のりゆき氏(65)について政治姿勢の違いなどから横路孝弘代表が難色を示し、代わりに知事選対策責任者の勝部賢志幹事長(55)擁立論が浮上。ただ佐藤、勝部両氏にはそれぞれ賛否があり、候補決定目標の24日の定期大会に向け難しい調整を強いられそうだ。

 「いったん動きを止めてほしい」。1月上旬、ある労組の幹部は民主党関係者から、衆院選後に具体化させた佐藤氏支援の環境整備を中止するよう電話で告げられた。「横路氏がブレーキをかけたのだろう」と幹部は推測する。

 佐藤氏をめぐっては、知名度の高さと高橋はるみ知事への対決姿勢を理由に、昨年11月の出馬表明前後から党北海道内で待望論が起こった。過去3回の道知事選で対抗馬が分散するなどし、高橋知事の当選を許してきた教訓からも「反高橋勢力を一本化するべきだ」との声が広がり、党や連合北海道が水面下で調整に当たっていた。

 横路氏は当初、佐藤氏のキャスター時代の保守的な言動や政治姿勢を疑問視したが、衆院選後から「高橋知事4選阻止の構図をつくる」との意義付けから前向きな姿勢を示していたとされる。有力な独自候補の1人だった逢坂誠二氏が道8区(渡島、檜山管内)で衆院議員に返り咲いたことや、衆院選で選挙協力した新党大地の鈴木宗男代表が佐藤氏に関心を示している点も支援の流れを強めた。

 ただ、横路氏は年明け以降、突如再び慎重姿勢に転じた。あらためて佐藤氏について情報収集する中で、周辺から否定的な反応が寄せられたことが理由とみられる。(報道センター 西依一憲、藤本卓郎)<どうしん電子版に全文掲載>

3401チバQ:2015/01/22(木) 23:24:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150120_21003.html
<五所川原市議選>升田氏地元、事件に触れず

 衆院選青森1区で落選し、比例東北で復活当選しながら選挙違反事件で揺れる升田世喜男氏(維新)陣営のお膝元の五所川原市で18日、市議選が告示された。6日の摘発から間もない選挙に、関係者からは投票率低下を懸念する声が上がる。各候補者は投票への悪影響を避けようと、衆院選の結果とは距離を置き選挙戦に臨む。

 「衆院選の話は極力しない。寝た子を起こし、あえてイメージが下がるようなことはしない」
 升田氏派の現職市議は慎重に語る。5度目の国政挑戦でようやく国会に押し上げ、本来なら勢いづくところだが、事件の影響を最小限に抑えようと平静を保つ。
 市議選には定数26に対して現職25、元議員1、新人1の計27人が立候補した。次点のみが落選する現職中心の選挙戦で、余計な波風は立てたくないのが本音だ。
 この市議はむしろ「選挙違反が明るみに出て、誰が市議をやっても同じという意識が市民に広がった。若い人の間で選挙への関心がなくなるのでは」と気に掛ける。
 升田氏は小選挙区で自民党候補に敗れたが、地域別でみると、五所川原市と北津軽郡では約6800票上回る計約2万3000票を集め、比例での復活当選につなげた。
 衆院初当選を足掛かりに、地方選での躍進を期待していた升田氏派だが、そこに運動員の買収事件が起きた。支持してきた県議は「(電話作戦のオペレーターとして)買収に女性を巻き込んだことも悪い印象。投票率低下が心配だ」と憤る。
 一方、自民党支持の市議で構成する与党会派は、市議選の情勢を冷静に見極める。昨年6月の市長選で、共産党を除く全市議が平山誠敏市長の3選支持に回り、無投票でオール与党体制を築いたことが背景にある。
 与党会派の市議は「市議が一丸となっているのに足を引っ張ることはしない。選挙違反を追及しても票にならない」と説明する。
 投票は25日に行われ、即日開票される。17日現在の有権者は4万8873人。

3402チバQ:2015/01/26(月) 07:33:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddm002010151000c.html
選挙:福島・本宮市長選 高松氏が再選
毎日新聞 2015年01月26日 東京朝刊

 (25日)

 ◇本宮市長(福島県)
 高松義行氏(60)が再選。前県議の佐藤政隆氏(61)▽前市議長の作田博氏(68)を破る。投票率は59・75%。

 確定得票数次の通り。

当 6649 高松義行<2>無現

  5988 佐藤政隆 無新

  1994 作田博 無新

3403チバQ:2015/01/26(月) 07:35:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150125-OYTNT50217.html
本宮市長 高松氏再選
2015年01月26日

万歳する高松氏(25日、本宮市で)=新妻千秋撮影

 本宮市長選は25日、投開票が行われ、現職の高松義行氏(60)が、前県議の佐藤政隆氏(61)と前市議の作田博氏(68)の新人2人を破って再選を果たした。東日本大震災からの復興策や地域振興、除染の促進などを争点に三つどもえとなった選挙戦で、市民は高松市政の継続を選択した。

 高松氏は今回、地元経済人による後援会を中心にした組織選挙で臨んだ。震災対応や企業誘致による地元の経済対策など、4年の実績を強調。今後も子育て支援や雇用創出による定住促進を強化すると訴え、支持を集めた。

 開票結果が伝えられると、高松氏は本宮市本宮の事務所に姿を現し、「厳しく激しい争いを勝ち抜かせていただいた。ありがとうございます」と喜び、「公約した定住促進を進め、本宮を元気にしていきます」と抱負を述べた。

 佐藤氏は除染の遅れなどを挙げて現市政を批判。元市議会議長の作田氏は市長の退職金廃止を主張して浸透を図ったが、いずれも及ばなかった。

 市選管によると、当日有権者数は2万4667人。投票率は59・75%で、2011年の前回選(43・73%)を16・02ポイント上回った。

3404チバQ:2015/01/30(金) 00:06:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150127_11030.html
<富谷町長選>市制移行見据え前哨戦から白熱


早くも高まる決戦ムード。総決起集会の「頑張ろう」コールで拳を突き上げる支持者=富谷町内
拡大写真
 2016年の単独市制移行を目指す富谷町。事前の準備作業は順調に進んでいるとみられ、今回の選挙は実質的に初代市長選の側面も帯びる。「富谷市」移行後の将来像を見据え、2陣営の前哨戦は白熱している。
 「2期8年間で町人口は約8000増え、市制移行要件の5万人を超した。宅地開発を進め、自治体間競争を勝ち抜き、『選ばれる町』となった結果だ」。現職の若生英俊氏(64)は17日、総決起集会で拳を突き上げた。
 応援弁士の鈴木勝雄利府町長も「富谷発展の立役者をここで変えていいはずがない」と力説。陣営は後援会「100人顧問会議」を組織して実績を強調する方針で、米国系会員制量販店のコストコ・ホールセールジャパン(川崎市)の進出決定なども成果に挙げる。
 政治手腕が時に独断的だと言われることを意識してか、若生英氏が「3期目は多少丸くなり、しかし妥協せずやりたい」と語る場面もあった。
 一方、新人の会社社長若生裕俊氏(50)は25日の総決起集会で「町政は住民、議会、職員皆でつくるもの。意見に耳を傾け、市制移行に反映させる。富谷を仙台のベッドタウンで終わらせない」と声を張り上げた。
 陣営は、現職が町議会と対立し、重要議案が相次ぎ否決されるなど混乱を招いていると批判。立候補を要請した「新生とみやを考える町民の会」の中鉢義徳代表は「現職は対話の姿勢が欠けている。新市に争いや戦いは不要だ」と話し、フェイスブックなども駆使しながら支持拡大を図る。
 現職に請われて就任しながら、昨年末に着任半年で突然辞任した鈴木和夫前副町長も応援に駆け付け、出席者を驚かせた。
 激しい前哨戦に、町議の一人は「政策論争を通じて町の将来像を巡る議論が深まればいい」と期待を込める。

3405チバQ:2015/02/01(日) 16:56:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150129_11033.html
<白石市制60年>陳情攻め国を動かす/(上)大事業続々


白石蔵王駅での開業記念式(右)と、現在の同駅(左上)、白石城(左中)、ホワイトキューブ(左下)のコラージュ
拡大写真
 1971(昭和46)年初秋の早朝。初代市長の麻生寛道は夜行列車で東京から帰宅し、家族をたたき起こした。「白石に新幹線が止まるぞ。総裁と手を握って約束してきた」。苦労が報われ、皆でうれし泣きした。

<新幹線駅設置へ>
 当初、東北新幹線の福島−仙台間に駅を設ける計画はなかった。しかし、線路が市内を通ると聞いた麻生は、白石温麺(うーめん)を手に持ち東京の国鉄本社ビルを毎月のように訪問。総裁の磯崎叡を陳情攻めにした。
 「なかなか面会できず、背広姿にわざとふんどしを出して、総裁室に無理やり入ったこともありました」。麻生の次男の妻で、長く秘書役を務めた靖子(80)は明かす。
 外相などを歴任し権力の階段を駆け上がる衆院議員愛知揆一、県議会の重鎮で後に参院議員となる地元出身の遠藤要も、政治力を発揮した。
 県議会議長の安藤俊威(57)=白石・刈田=は「東北新幹線は1県1駅の構想で始まったが、天皇陛下が那須の御用邸に出掛けられる際、栃木県にもう一つ駅が必要だという議論が起きた。2人はそれに便乗し、国を動かした」と指摘する。
 麻生家の内定祝いから約1カ月後の71年10月。東北新幹線の全線ルートと、新白石駅(仮称)の設置が決まった。
 麻生は82年の開業を見届けることなく、市長6期目の76年に死去。靖子によると、約1キロ離れたJR東北線の白石駅まで大通りを整備し、商店街を張り付かせる青写真を描いていたという。

<負担減らす狙い>
 麻生の行動力は4人目の市長、川井貞一(82)にも見て取れる。母校の東北大で培った人脈、充て職の肩書を貪欲に使い、霞が関の情報収集に傾注。「日本初」「東北初」の取り組みに執心したのには訳がある。
 「威張りたい気持ちもあったが、何でも最初だと国のカネがいいからね」。地元負担がより小さい有利な制度を即座に活用する狙いがあった。
 川井が都市計画の模範としたのは、城壁跡の環状道路沿いに、荘厳な公共建築物が立ち並ぶ芸術の都・ウィーン。
 白石では中心部に白石城を木造で復元し、能楽堂のある「碧水園」を建て、歴史的な景観を形成。郊外にはホワイトキューブ、公立刈田総合病院といったデザインに優れた現代建築を配した。
 トップダウンで時に市民の賛否が二分することもありながら、ビッグプロジェクトを次々と実現させた川井。だが、5期20年で、市の人口は約2000人減った。
 「1000人規模の企業誘致もやったが、まちの魅力を高める文化・教育面の底上げがもっと必要だった。仙台への一極集中も響いた」と川井。充実したインフラを市勢発展に生かしきれていない現状を歯がゆく思う市民は少なくない。
(敬称略)

 本年度、市制施行60周年を迎えた白石市。目覚ましい発展から、緩やかな下り坂に転じる時の流れに、市史に残るドラマが眠る。当時を知る人物の証言を基に、伝統文化薫る城下町の歴史を掘り起こす。
(白石支局・瀬川元章)

3406チバQ:2015/02/01(日) 16:57:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150130_11049.html
<白石市制60年>独自に条例、水源守る/(中)産廃闘争


現地に2008年に設置された看板。反対運動の象徴を訪れる人は今や少ない=白石市小原久根山
拡大写真
 1992年の春。陰のある男たちが住民を伴い、白石市役所を訪れた。
 「ゴルフ場を造りたいので、地形を整えるため産業廃棄物で埋め立てたい」
 応対した一人で、企画財政課の係長に着任したばかりの遠藤篤志(59)=現総務部長=はピンときた。「上戸沢で変なうわさがある。注視してほしい」との引き継ぎがあった。10年を超える産廃闘争はこうして始まった。
 最終処分場の予定地は市の南西部、福島県境に近い上戸沢地区の山林。下流域では白石川から取水し、仙南・仙塩7市10町に水道用水を供給する計画を県が進めていた。
 当時の市長、川井貞一(82)は「水源地につくる施設ではない」と当初から反対し、設置の許認可権を握る知事(当時)の浅野史郎(66)にも同調を働き掛けた。
 県と市の共闘が成立すると、事業者は処分場の設置許可や損害賠償などを求める訴訟を乱発。一審の仙台地裁で、県が敗訴する判決も出た。

<住民投票を実施>
 危機感を募らせた川井は98年、建設の是非を問う住民投票の実施を決断。結果は投票率70%で、反対が94%を占めた。全有権者の3分の2がノーを表明したのに、いかんせん法的拘束力がない。
 「事務屋から見れば、市民の意思で阻止できる法律的な根拠は何もない。万一の時には、取り返しのつかない恐れがある」。廃棄物処理法など関連法令を丹念に調べた遠藤は、市独自の条例制定を川井に進言した。
 2001年施行の「水道水源保護条例」は、水道法に基づき「きれいな水を住民が享受する権利」を全国で初めて明文化。市長が指定した水源保護地域で最終処分場やゴルフ場の設置を禁止し、罰則も盛り込んだ。遠藤は「全国の先例を参考に一からつくった。これなら裁判に負けないと思った」と振り返る。
 最高裁は06年、農業振興地域整備法(農振法)による開発申請の不許可処分を取り消すことを求めた事業者の上告を受理しないと決定。県を支持した仙台高裁判決が確定し、法廷闘争は終止符が打たれた。

<募金で土地取得>
 上戸沢の旧街道から冬季通行止めの林道に入り、歩くこと10分。処分場の旧予定地には、こけむした看板がひっそり立つ。
 題名は「後世に引き継ぐ山林」。市民や経済団体でつくる建設反対期成同盟会が、事業者の税金滞納で公売にかけられた予定地の一部を市民の募金で取得し、市に寄贈した。物理的に着工できないよう封じ込めた。
 同盟会長を務めた市自治会連合会長の鈴木恒秋(83)は「行政主導ではなく、自主的に反対の姿勢を示せた」と胸を張る。同じ仙南地域の竹の内産廃処分場(村田町)では、悪臭や汚水が周囲に流出した。「竹の内のようになる可能性も十分あった」と鈴木。身近な危機感が、市民の行動を後押しした。
 条例の大前提とも言える白石川からの取水は現在、水需要の減少で休止中。県と市の防御策は、ガラス細工のような際どい輝きだった。(敬称略)


2015年01月30日金曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3407チバQ:2015/02/01(日) 16:57:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150131_11063.html
<白石市制60年>地域の連帯と絆裂く/(下)原発事故


越河保育園で、覆土による園庭の除染に取り組む作業員=12年5月
拡大写真
 2011年の東日本大震災で震度6弱を記録した白石市。激震の被害とは別に、原発事故の放射能汚染と自治体の境界という二つの見えない敵に苦しむ住民がいる。
 震災から4日後の3月15日、福島第1原発から大量の放射性物質が大気中に放出された。南からの風に乗って、福島県境の越河地区にも降り注いだ。
実現しない要望
 「放射線量を調べてください」。正確な情報が入らず、不安を感じた40代の母親は県の相談窓口に電話を入れた。
 「原発から100キロ離れているから大丈夫」。仙台を起点にした担当者の回答に絶句した。越河は原発から70キロ圏内。米国は80キロ圏内の米国民に避難を勧告していた。
 1カ月後の4月下旬。ようやく越河小の校庭で測定した値は毎時0.9マイクロシーベルト(除染の目安は毎時0.23マイクロシーベルト)。震災による断水で、子どもと屋外で給水車を待った日々を悔やんだ。校庭の除染も隣の福島県国見町は11年夏に終わったが、越河ではそれから1年待たなければならなかった。
 「科学的、医学的な観点から健康への悪影響は考えられない」。県の有識者会議が11年10月に出した見解が、金科玉条となった。隣の丸森町では、住民の不安解消を理由に健康調査が行われたが、越河はまたも蚊帳の外に置かれた。
 保護者有志でつくる「こすごう子どもを守る会」はこれまでに2回、独自に子どもの甲状腺検査を実施。積算線量計の配布、地区内の線量調査にも取り組む。子どもの将来を案じた「念のため」の活動だ。
 仕事や家庭を犠牲にして行政に要望を繰り返しても、実現しない現実。「県境がもう少し北にあったら…」。母親の偽らざる思いだ。
問われる自活力
 蔵王連峰山麓の福岡深谷地区でイワナの養殖業を営む村井雄(56)は、風評被害で売り上げが落ち込み、東京電力に損害賠償を独力で請求した。
 大手水産会社で法務を担当した村井でも、賠償が認められるまでには骨を折った。「国の対策が県境1本で縮小するため、東電の対応も県内の個人レベルの請求には厳しくなる」と指摘する。
 一連の経緯を13年に冊子にまとめ、関係者に配ったが、反応はぽつぽつ。丸森町筆甫地区の住民約700人が14年、裁判外紛争解決手続き(ADR)で東電から福島並みの慰謝料増額を勝ち取る一方、白石では集団での行動は起きなかった。
 「あんまり騒ぐな」。市内各地で、有力者の一喝や市の鈍い動きにより、子育て世代の切実な声がかき消されたとの証言は多い。原発事故は市民の連帯や地域の絆も引き裂いた。
 「市内には未救済の実害、風評被害が相当あるはずだが、問題意識が風化し、諦めが生じている」と村井。「地方創生が叫ばれる時代に、自分たちの問題を自分たちで解決する市民の自活力が問われている」と訴える。
(敬称略)


2015年01月31日土曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3408チバQ:2015/02/02(月) 20:02:30
>>3372>>3381

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150202ddlk02010097000c.html
選挙:三沢市長選 自民支部党員投票、鈴木氏が過半数 種市氏も出馬姿勢 /青森
毎日新聞 2015年02月02日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)で、自民党三沢市支部からの推薦候補を決める党員投票が1日、三沢市内で行われた。同支部に推薦願を提出した2候補が対象で、3選を目指す現職の種市一正氏(73)と、三沢市議の鈴木重正氏(46)の2人のうち、鈴木氏が過半数を占めた。【宮城裕也、塚本弘毅】

 同支部は早期に衆院青森2区支部(支部長=江渡聡徳衆院議員)に鈴木氏の推薦願を提出する。2区支部の了承の上で、最終的には県連が推薦の可否を判断する。ただ、種市氏も立候補を断念しておらず、12年ぶりの選挙戦となる見通しは変わらなさそうだ。

 昨年12月末までの入党者179人が有権者で、午前10時〜午後5時に実施。各党員は、投票所となった「きざん三沢」内の受付で投票用紙を受け取って投票に臨んだ。投票者は170人で鈴木氏103票、種市氏66票、無効1票だった。

 鈴木氏は記者団に「大変ありがたい結果。これまでの党員、議員活動を評価していただいた。しっかり受け止め頑張りたい」と話した。種市氏は毎日新聞の取材に「結果は結果。コメントはしない」と述べるにとどめた。

 両氏はそれぞれ昨年12月に出馬を正式表明し、同支部に推薦願を提出。過去2回の市長選(無投票)で同支部は種市氏を推薦してきたが、鈴木重令前市長の長男の鈴木氏が同支部での幹事長経験を持つ一方、種市氏の入党は昨年10月と党歴が浅く、選定は難航。当初は支部総会で決定する動きもあったが、委任状をどう取り扱うかや、「密室で決めたと言われる」(支部関係者)などの懸念もあり、県内の首長選候補選びでは異例の党員投票となった。

 開票後に記者会見した三沢市支部の小比類巻正規支部長は「今日の結果を(県連に)認めてほしい」と話した。2区支部長の江渡氏は開票前の毎日新聞の取材に「最終決定は県連だ」と述べるにとどめた。

 ◇異例の党員投票 苦し紛れの側面も
 異例の党員投票は、推薦を1人に絞る調整力が党支部にない中、苦し紛れに行われた側面が強い。

 前市長の長男の鈴木氏が立候補に向け動く中、鈴木氏が所属する市議会の自民系会派では「種市氏は(多数派の)非自民会派に足場を置いている」との不満がくすぶっていた。しかし、種市氏の入党申請を断る理由はなく、2人の推薦願に支部が苦慮したあげく、党員投票で地元の意志を示すことになった。

 党員名簿はいずれの陣営にも提供されず、両陣営は手探りで党員を捜して多数派工作にいそしんだという。

 背景には、昨年1月の平川市長選を巡る自民県連の混乱の影響もある。平川市長選では2候補が出馬表明し、合併前の旧町村別の市内3支部が別々の推薦願を県連に提出。当時の木村太郎県連会長の調整が実らず、木村氏が県連会長を辞任する事態に至った。三沢市支部関係者は「平川市の二の舞いにはなりたくない。決定は党員一人一人の民意だから県連も文句は言えないのではないか」と党員投票の理由を話す。

 一方で、昨年6月のむつ市長選では、急逝した前市長の長男と自民県議2人の計3人が公認・推薦を県連に求め、市内4支部や、2区支部長の江渡聡徳衆院議員らの調整で長男での一本化が決まった。昨年3月の自民県連大会で、公認・推薦には所属支部の推薦を得た上で、衆院選挙区支部と調整して県連に申請するよう県連規約が改定された結果だった。【宮城裕也】

3409チバQ:2015/02/02(月) 21:02:31
http://www.sankei.com/region/news/150202/rgn1502020009-n1.html
2015.2.2 07:02

陸前高田市長選は現新の一騎打ち





 任期満了に伴う陸前高田市長選は1日告示され、新人で元医療法人職員の橋詰清氏(48)と現職で再選を目指す戸羽太氏(50)=いずれも無所属=の2人が立候補、現新の一騎打ちとなった。8日に投開票される。

 陸前高田市は東日本大震災の津波で中心部が壊滅、死者・行方不明者が県内最多の1800人を超える大きな被害を受けた。震災後初めてとなる今回の市長選は震災復興が最大の争点。

 新人の橋詰氏は震災復興を加速させるには復旧・復興事業の全体像を市民に分かりやすいように透明化する必要があるとして市政の刷新を訴え、現職の戸羽氏は復旧・復興の陣頭に立ってきた実績を強調、土地かさ上げによる中心部再建など復興計画推進のため市政継続を訴えている。

                   ◇

 ◇陸前高田市長選 届け出順

 橋詰清 48 元団体職員 無新
 戸羽太 50 市長    無現〔1〕

3410チバQ:2015/02/03(火) 21:00:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150203ddlk03010248000c.html
民主県連:協議を継続 達増知事への選挙協力 /岩手
毎日新聞 2015年02月03日 地方版

 9月の任期満了に伴う知事選で、民主党県連は1日、盛岡市で常任幹事会を開き、生活の党県連から求められている現職の達増拓也氏(50)への選挙協力について結論を見送り、継続協議とした。

 民主党県連の高橋元(はじめ)幹事長によると、生活側から1月9日、「県民党」を掲げる達増氏を応援する「勝手連」に加わることや、知事選と同時期に行われる県議選で、生活の候補者と擁立選挙区を重ねない「すみ分け」の提案があったという。

 しかし、達増氏本人や後援会から要請がないうえ、黄川田徹県連会長は、「現県政の評価を県議団が議論中」とし、県連は独自候補の擁立も視野に検討するという。

 やはり9月に任期満了となる盛岡市長の選挙については、高橋幹事長が「首長は多選の弊害から2期8年」との党原則から「独自候補の擁立を模索する」と話した。【浅野孝仁】

3411チバQ:2015/02/03(火) 21:03:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150204k0000m040063000c.html
衆院選票水増し:不正処理まん延 仙台市長が謝罪
毎日新聞 2015年02月03日 20時42分

 仙台市の奥山恵美子市長は3日の記者会見で、衆院選の開票作業で票の水増しなどの不正が相次ぎ発覚したことについて、「数が集計上合わなくなった時に、持ち帰り票という形で処理するやり方がまん延していたと思われてもやむを得ない」との認識を示し、謝罪した。

 不正は昨年12月の衆院選小選挙区と最高裁裁判官国民審査であった。過去10年間の開票作業で発覚した3件の集計ミスでは、投票総数の不足分を持ち帰り票として処理していた。市は問題点を検証する第三者委員会を設置し、改善策を検討する。【山内真弓】

3412チバQ:2015/02/04(水) 20:10:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150204ddlk04010228000c.html
選挙:富谷町長選/富谷町議補選 町長選、縁戚2氏の一騎打ち 市制移行を来年に控え /宮城
毎日新聞 2015年02月04日 地方版

 任期満了に伴う富谷町長選が3日告示され、いずれも無所属で、新人の会社社長の若生裕俊氏(50)=自民推薦=と、3選を目指す現職の若生英俊氏(64)の2人が立候補し、町を二分する激しい選挙戦が始まった。

 人口が5万人を超えた同町は来年に単独市制移行を予定し「初代市長選」の色合いも濃厚。2人は縁戚で、若生裕氏の父である前町長が在職中に死去したことに伴う07年の前々回選挙でも激戦を演じた。

 第一声で若生裕氏は「市制移行自体が目的ではなく、単なるベッドタウンから脱却した住みよいまちづくりこそ大切。住民、議会、町職員一体で新生富谷を作る」と町政刷新を力説。交通アクセスの改善や子育て支援、高校生までの医療費無料化などを掲げた。

 若生英氏は、住宅団地開発や企業誘致、「教育満足度日本一」の取り組みなど2期8年の実績を強調。「体力、気力、行動力とも万全。市制移行を着実に実現し、未来に向け宮城をけん引する自治体としての責務を今後も果たしたい」と町政継続を訴えた。

 同時に行われる町議補選(改選数2)には新人4人が立候補した。投票は8日午前7時〜午後8時、町内11カ所で行われ、午後9時から町役場で開票される。2日現在の有権者数は3万8883人(男1万9007人、女1万9876人)。【渡辺豊】

==============

 ◇富谷町長選立候補者(届け出順)
若生裕俊(わこう・ひろとし) 50 無新

 富谷電力社長▽復興屋台村気仙沼代表理事▽加美農

若生英俊(わこう・ひでとし) 64 無現(2)

 行政書士[歴]小中学校教諭▽明大

==============

 ◇富谷町議補選立候補者(改選数2−4、届け出順)
岩田士郎 72 焼き肉店経営 無新

長谷川る美 55 [元]保育士 無新

斉藤秀行 42 介護会社役員 無新

藤原峻 32 [元]作業療法士 共新

3413チバQ:2015/02/06(金) 19:23:11
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150206ddlk03010031000c.html
選挙:陸前高田市長選 「あの日」から、間もなく4年 被災者が託す思い 教訓伝えて/在宅遺族もケアを /岩手
毎日新聞 2015年02月06日 地方版

 東日本大震災で市街地が壊滅した陸前高田市で、市長選の舌戦が繰り広げられている。行方不明者を含め犠牲者が1763人に上る「あの日」から、間もなく4年。心の整理が付かずにもがき苦しむ遺族は、どんな思いを一票に託そうと8日の投票日を迎えるのだろうか。【根本太一】

 「棺おけで戻って来たのが昨日のよう」。戸羽初枝さん(53)は遺影を見つめながら振り返る。市職員だった長男(当時24歳)と、ちょうど誕生日だった市非常勤職員の長女(同23歳)が亡くなった。「市内では自宅を再建した人もたくさんいて、取り残されたような気になる」。ポロポロと、涙があふれ出る。団体職員だった弟(同42歳)は、今も行方が分からない。

 「世間では、マスコミも含め『復興』という言葉が軽々使われる。だが、インフラ復興は進んでも、心の傷痕は埋められない。体調に異変をきたして精神科を頼る遺族が増えた」と戸羽さんは話す。

 「なぜ11日に営まないのか」−−。市は、今年の追悼式典を3月8日の日曜日と決めた。遠方からも大勢の人が集まれるようにとの配慮というが、戸羽さんは「祈るのは11日」と納得しない。

 「防災教育徹底」を願うのは米沢祐一さん(50)。3階建てビル屋上から突き出た煙突にしがみつきながら、父(同74歳)、母(同70歳)、弟(同38歳)が駆け込んだ市指定避難所をのみ込む津波を目にしていた。「震災の2カ月半後に生まれた娘をずっと故郷で暮らさせたい。だから小中校で市独自の授業を設けてほしい」。そうでなければ「やがて震災が風化する」と危惧する。

 上野和雄さん(63)は、市が昨年まとめた震災検証報告書の改定を訴える。長女(同26歳)は、やはり市指定避難所で亡くなった。なぜ、そこで犠牲者が出たのか、明確な反省が書かれていない。「酒を飲まなければ眠れなくなった」が、大槌町や宮城県名取市などの報告書は「気を紛らわす愛読書」だ。読み比べると「陸前高田の報告書は悪い点をなるべく掲載しないように書かれ、教訓を伝える内容になっていない」と不満顔だ。

 自宅が高台にあって無事だった女性(67)は「家が流されなくて良かったね」と言われると、胸を突き刺された気になる。「家はいいから夫(同63歳)に残ってほしかった」。社会福祉協議会職員が訪ねる仮設住宅とは違い、行政側のケアは在宅遺族には届かない。「放置されたみたい。自殺する人の気持ちがよく分かる。だって、死ぬことの方が楽って思う時が少なくないから」

3414チバQ:2015/02/06(金) 23:01:17
>>3412
07年の町長選
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5089
◇富谷町長選開票結果
(選管最終)
当 5,986若生英俊 無新(1)
  5,376斉藤きえ子 無新 
  5,229若生裕俊 無新 

http://www.47news.jp/CI/200702/CI-20070202-3336974.html
新興住宅地どう浸透 宮城・富谷町長選新人3氏激しい前哨戦

2007年02月02日 【河北新報(会員登録

 若生照男町長の死去に伴う宮城県富谷町長選(6日告示、11日投票)は、立候補を予定する新人3人が激しい前哨戦を繰り広げている。富谷町は人口約4万3000人。仙台市のベッドタウン化が着実に進み、新興住宅地に住む「新住民」が有権者の8割を占めるといわれる中、各陣営とも手探りの集票戦を強いられそうだ。 立候補を表明しているのは町議斉藤きえ子氏(56)、行政書士若生英俊氏(56)、会社社長若生裕俊氏(42)の3人。故若生氏は1983年から町長を務めており、町長交代は24年ぶりとなる。 斉藤氏は4年前まで専業主婦だったが、2003年の町議選に初出馬し、約1200票でトップ当選した。女性を中心とした一般町民レベルの支援を受け、「お母さんの笑顔が絶えない町に」と訴える。民主党の県議らが勝手連的に応援する。 若生英氏は小中学校教員、行政書士の経験を生かし、教育環境の充実などを訴える。99年、03年に続く町長選立候補。元町議や明治大の同窓生らから支援を受けており、「富谷に新しい風を吹かせる」と意気込む。 若生裕氏は故若生町長の長男。政治経験はないが、自民党県連青年部長を務めたこともある。1月27日の事務所開きでは、中野正志、小野寺五典の両自民党衆院議員ら約200人を前に、「豊かさを実感できる町に」と呼び掛けた。 新興住宅地の成田地区を地盤とする斉藤氏に対し、2人の若生氏はともに、農村部の今泉地区や、早くに宅地開発された住宅団地などが地盤。若生英氏は故若生町長といとこ同士で若生裕氏とも親類に当たり、両陣営は地縁・血縁が複雑に入り組んでいる。 故若生町長に2度敗れた若生英氏の陣営は、長男の陣営を強く意識し、「今度こそ」(同陣営)と意気込む。町内全域にある後援会を父親から引き継いだ若生裕氏は、「世襲批判は甘んじて受けるが、決意は固い」と組織力に磨きをかける。 町内には「若生家の争いはもういい」という冷めた声もあり、斉藤陣営は県内初の女性首長誕生に向け意気が上がる。 3陣営とも、明石台やひより台といった新興住宅地が決戦場と見ており、「全く予想がつかない」(ベテラン町議)という選挙戦は無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

3415チバQ:2015/02/08(日) 13:11:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150208ddlk02010081000c.html
選挙:三沢市長選 「党員投票結果重い」 自民2区支部長、鈴木氏推薦願尊重 /青森
毎日新聞 2015年02月08日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)の自民県連の推薦を巡る問題で、衆院青森2区支部長の江渡聡徳・衆院議員は7日、「党員投票の結果は重いものと考えている」と述べ、党員投票のうえで三沢市議の鈴木重正氏(46)を推薦候補とした党三沢市支部の意向を尊重する考えを示した。今後、自民県連に2区支部としての推薦願を提出する。

 鈴木氏は1日の党員投票で現職の種市一正氏(73)を破って市支部の推薦が決定しており、小比類巻正規・市支部長が7日、十和田市内の2区支部で江渡氏に推薦願を提出した。江渡氏は非公開の会合後、取材に応じ「自分の考えも踏まえ県連に上げたい。最終的に判断するのは県連」と述べた。自民県連は過去2回の市長選で種市氏を推薦しているが、江渡氏は「市支部としてそれなりの話し合いや行動をとった」とし、問題ないとの認識を示した。

 同市長選を巡っては昨年12月に出馬表明した種市氏と鈴木氏が、ともに自民市支部に推薦願を提出。推薦候補選びが難航し1日、市支部が党員179人による党員投票を実施していた。【宮城裕也】

3416チバQ:2015/02/08(日) 14:16:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150207_11019.html
<富谷町長選>氏名は1字違い 「正確な記入を」

 新人の若生裕俊(わこう・ひろとし)氏(50)と現職の若生英俊(わこう・ひでとし)氏(64)の両候補は、氏名が漢字でも平仮名でも1文字しか違わない。どちらに投じたか判別しにくい票が生じる可能性があり、町選管は有権者に正確な記入を求めている。
 町選管は有権者の意志を尊重し、できるだけ案分にせず振り分ける方針で、漢字間違いや職業、屋号での記入なども考慮し、なるべく有効票として扱いたい考え。「若生」とのみ書いてある場合、2人に均等に振り分けられ、当落に影響を及ぼさない事実上の「死に票」となってしまう。ともに政党が無所属、住所が富谷町今泉という点も共通している。
 誤記を防ごうと、両候補ともポスターや横断幕は「ろ」「で」の文字を大きくしたり、色を塗って強調したりする対策を取っている。
 町選管によると、両候補を含む3人による対決となった2007年の町長選でもそれなりの数の案分票が生じたという。


2015年02月07日土曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3417チバQ:2015/02/09(月) 20:06:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150209_11038.html
<富谷町長選>若生裕俊氏が初当選


初当選を決めて、笑顔で万歳する若生裕俊さん(中央)=9日午前0時25分ごろ、富谷町成田の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県富谷町長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の若生裕俊氏(50)=自民推薦=が、無所属で現職の若生英俊氏(64)を破り、初当選した。
 裕俊氏は、前町長の故・若生照男氏の長男。町政刷新を求める住民団体「新生とみやを考える町民の会」の要請で立候補し、仙台市地下鉄南北線の富谷延長などを公約に掲げた。自民党の国会議員らが連日応援に入り、急速に支持を拡大した。
 当選が決まり、同町成田の事務所に現れた裕俊氏は「2016年に市制移行が控えている。町民の声に耳を傾け、皆で一緒に新しいまちをつくりたい」と力強く語った。
 英俊氏は、2期8年の任期中に町人口を5万台に到達させ、企業誘致を進めた実績を強調し「市制移行を目前に町長を変えるべきではない」と訴えたが、組織力や支持町議の数などは劣勢で、猛追をかわせなかった。
 町議補選(欠員2)も投票が行われ、即日開票の結果、ともに新人の長谷川る美(55)、斉藤秀行(42)の2氏が当選した。
 当日有権者は3万8541人。町長選の投票率は48・77%で、前回51・32%を2・55ポイント下回った。

 ◇富谷町長選開票結果(選管最終) 
当 9,812若生 裕俊 無新(1)
  8,726若生 英俊 無現 

<わこう・ひろとし>1964年2月26日生まれ、富谷町出身。加美農高卒。太陽光発電会社社長。復興屋台村気仙沼横丁代表理事。NPOスローフードジャパン会長も務めた。同町今泉の自宅で母、妻、長女、おいと5人暮らし。50歳。


2015年02月09日月曜日

3418チバQ:2015/02/09(月) 20:10:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150209_11063.html
陸前高田市長選 戸羽氏が再選

 任期満了に伴う陸前高田市長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の戸羽太氏(50)が、元医療法人職員で無所属新人の橋詰清氏(48)を破り、再選を果たした。
 戸羽氏は「東日本大震災からの8年間の復興計画を引き続き進めたい」と市政継続を訴えた。社会的弱者が住みやすいまちづくり、今後整備する復興祈念公園を核とした交流人口の増加を掲げて幅広く浸透。震災後初の市長選を制した。
 橋詰氏は「復興に市民の声が反映されていない」と市政の転換を主張したが、広がりに欠けた。
 当日有権者は1万7164人。投票率は72.19%で、2011年の前回80.28%を8.09ポイント下回った。

◎陸前高田市長選開票結果(選管最終)

当 9,275 戸羽太 無現(2)
  2,993 橋詰清 無新

<戸羽太(とば・ふとし)>50
市長(副市長、助役、市議(3))神奈川県松田町、都立町田高


2015年02月09日月曜日

3419チバQ:2015/02/11(水) 13:46:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk04010267000c.html
選挙:富谷町長選/富谷町議補選 町長選、若生裕氏が初当選 「都市基盤確立に全力」 /宮城
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 任期満了に伴う富谷町長選が8日投開票され、開票確定が深夜に及ぶ激戦の末、無所属の新人で会社社長の若生裕俊氏(50)=自民推薦=が、無所属で現職の若生英俊氏(64)を破り初当選した。当日有権者数は3万8541人で、投票率は過去最低の48・77%(前回51・32%)だった。町は来年に単独市制移行を目指しており、新町長の下で本格準備を進めることになった。

 若生裕氏は多数派の町議団や、自民党などの組織支援を受けて町政の刷新、交通アクセスの改善や福祉・子育て支援の充実を訴え、増え続ける新住民の共感も得た。当選決定後、「示した町の将来像が理解された。住民の声が届きやすい町政を推進する」と抱負を述べた。市制移行については「来年中には実現したいが、自立のための新たな負担もあり、まずは懇談会やアンケートなどで住民の声を吸い上げたい」と語った。

 若生英氏は市制移行への道筋をつけた人口増対策や「教育満足度日本一のまち」作りなど8年間の実績を強調したが、組織戦で後れを取り、町議会との対立なども響いて3選はならなかった。

 4人が立候補した町議補選では、新人2氏の当選が決まった。

   ◇

 9日、当選証書を付与された若生裕氏は「身の引き締まる思い。ライトレール方式による仙台市営地下鉄の延伸など、公約に掲げた都市基盤の確立に全力を挙げたい」と述べた。12日に初登庁する。【渡辺豊】

==============

 ◇富谷町長選開票結果=選管最終発表
当 9812 若生裕俊 50 無新

  8726 若生英俊 64 無現

 ◇富谷町長略歴
若生裕俊(わこう・ひろとし) 50 無新(1)

 富谷電力社長▽復興屋台村気仙沼代表理事▽加美農

==============

 ◇富谷町議補選開票結果(改選数2−4)=選管最終発表
当 7785 長谷川る美 55 無新

当 4488 斉藤秀行 42 無新

  2902 岩田士郎 72 無新

  2657 藤原峻 32 共新

3420チバQ:2015/02/11(水) 13:46:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk03010061000c.html
選挙:知事選 他党と連携前提、候補擁立目指す−−自民県連 /岩手
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 任期満了(9月10日)に伴って行われる次期知事選で、自民党県連の鈴木俊一会長は「特定の政治基盤に乗った人では開かれた県政にならない。自民だけに乗った人とも違う」と述べ、他党との連携を前提に候補者擁立を目指していることを明らかにした。盛岡市で8日開かれた公明党の会合で報道陣に答えた。

 鈴木会長は「にわかに県民党と言っても(だめ)。特定の狭っこい視野で県政運営してはだめ」と達増拓也知事のスタンスをけん制し、「こういう岩手をつくると明確にビジョン持ち、実行する県政にする必要がある。その条件に合った人を探す」と話した。出馬が取りざたされている平野達男参院議員については「具体名はまだ」と話した。

 会合に同席した平野氏は「いろいろな声があるのは承知している。国会で来年度予算や法案審議に集中する。参院議員ですから」とかわした。【浅野孝仁】

3421名無しさん:2015/02/11(水) 13:47:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150210-00000009-khks-pol
<岩手知事選>同時間帯二つの会合に臆測
河北新報 2月10日(火)11時5分配信

  秋に予定される岩手県知事選で3選を目指す達増拓也知事(50)は8日、盛岡市であった後援会の新年会で県政継続の決意をあらためて強調した。同じ時間帯にあった公明党のパーティーには、知事選への意欲が取り沙汰される無所属の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=が初めて出席。たまたま重なった二つの会合をめぐり臆測が飛んだ。

  達増氏は支持者約370人を前に「外務省から衆院議員を経て、知事として8年たった。経験の全てをかけて岩手に尽くしたい。新しい県政をつくり出す」と意気込みを語った。

  来賓として2人の民主党県議が出席。かつて小沢一郎衆院議員(岩手4区)系列の同門だった民主党の階猛衆院議員(岩手1区)、平野氏らの祝電も紹介された。

  その平野氏は、市内であった公明党県本部の政経パーティーに初めて招かれ来賓として出席。自民党県議や無所属系会派「いわて県民クラブ」の県議らとも懇談した。

  平野氏は達増知事の会合に招かれたことも明らかにし、「復興相時代に公明党にお世話になったのでお礼で来た」とだけ語った。

  出席した県議の一人は「知事選のことを念頭に置いた行動ではないか」と推し量った。

3422チバQ:2015/02/11(水) 13:47:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150210ddlk03010053000c.html
選挙:陸前高田市長選 現職の戸羽氏、再選 有権者「継続」を選択 /岩手
毎日新聞 2015年02月10日 地方版

 任期満了に伴う陸前高田市長選は8日投票され、無所属現職の戸羽太氏(50)が無所属新人で介護・社会福祉士の橋詰清氏(48)を退け再選を果たした。東日本大震災後では初の市長選で、有権者は「一日も早い暮らしの再建と復興」を目指す行政の「継続」を選択した。当日有権者数は1万7164人(男8229人、女8935人)。投票率は72・19%で、前回80・28%から8・09ポイント後退した。

 戸羽氏の陣営に「当選確実」の報が伝わると、支持者らで埋まった市内のホテル宴会場は喜びに包まれた。花束を受け取った戸羽氏は「次の4年は市民の生活、子どもの未来がかかっている。気を引き締め、先頭に立って全力で働く」と述べ、信任された責任をかみ締めた。

 戸羽氏は後援会から要請される形で昨年秋に出馬を表明。自民、共産系に加え、前回選挙で対立した民主系議員の応援も得て浸透した。

 橋詰氏は「市民との対話を重視する市政」を訴えて1月9日に立候補を表明。現職に不満を抱く層らに支持を広げたが、知名度不足などが響いた。

   ◇  ◇

 当初は現職の「無投票再選」ともみられていた市長選は橋詰氏の立候補で一転、選挙戦となった。有権者が意思表示の機会を与えられた意義は大きい。

 戸羽氏も「私なりに信じて進んだ1期目の4年間について市民がどう考えているのか、審判を受ける選挙に緊張感を持って臨んだ」と振り返る。

 結果は超党派の態勢を組んだ現職の圧勝に終わった。しかし投票日のわずか1カ月前に出馬表明した無名の新人が、約3000票を獲得したのも事実だ。

 2期目への豊富を、戸羽氏は「応援してくれた市民たちの期待にしっかり応えたい」と述べたが、反対派の声にも耳を傾ける広い度量も求められるのだろう。【根本太一】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9275 戸羽太 50 無現

  2993 橋詰清 48 無新

==============

 ◇陸前高田市長略歴
戸羽太(とば・ふとし) 50 無現(2)

 [元]副市長[歴]食肉加工会社員▽市議▽市助役▽東京都町田高

3423チバQ:2015/02/16(月) 00:36:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150215ddlk02010042000c.html
選挙:県議選 元衆院議員が出馬へ 中野渡氏、十和田市区に /青森
毎日新聞 2015年02月15日 地方版

 元衆院議員の中野渡詔子氏(44)が14日、十和田市で記者会見し、4月の県議選で同市選挙区(定数2)に立候補すると表明した。元国会議員の地方議員へのくら替えは異例。

 2009年、衆院青森2区に民主党公認で立候補し、比例復活当選。12年は日本未来の党(当時)から、14年は維新の党から出馬し、落選している。

 中野渡氏は「2回の落選で政治家としての知識や力が足りないと実感した。県議の立場から県や国を変えたい」と説明した。無所属での出馬予定で「地元に密接した政治を行う意味で『無所属』の立場が良い」と述べた。

 国会議員が地方議員に転身したケースとして、県内では1989年の参院選で当選した三上隆雄氏が、99年から県議を3期務めた例がある。

 同選挙区では他に、いずれも自民党現職の田中順造氏と丸井裕氏が立候補を予定している。【宮城裕也】

3424名無しさん:2015/02/16(月) 21:58:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150215ddlk07010106000c.html
民主県連:県議選「現況上回る擁立を」 定期大会で玄葉代表 /福島
毎日新聞 2015年02月15日 地方版

 民主党県連は14日、郡山市内で定期大会を開き、玄葉光一郎代表が、11月に任期満了を迎える県議選で「現況をかなり上回る人数を擁立し、結果を出したい」と述べた。

 県議選の定数は58で、民主、社民、無所属の県議で構成する会派「民主・県民連合」は現在、13議席を占めている。県連としての獲得議席の目標数は、政治資金パーティーがある6月末にも示す方針。

 大会には、県選出の国会議員や渡部恒三特別顧問、来賓の内堀雅雄知事ら約300人が出席し、4月の統一地方選などでの勝利に向け、ガンバロー三唱した。

 また、同日の常任幹事会で、新しい県連の執行部が了承され、特別顧問に前代表の吉田泉氏と元代表の増子輝彦参院議員▽代表代行に金子恵美衆院議員▽副代表に岡部光規・党県第2総支部長??がそれぞれ就任した。【小林洋子】

3425チバQ:2015/02/16(月) 22:20:44
>>3379
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150216ddlk05010128000c.html
選挙:井川町長選 斎藤氏が初当選 「父の政治方針引き継ぐ」 /秋田
毎日新聞 2015年02月16日 地方版

 任期満了前に死去した前町長の後任を決める井川町長選は15日投開票があった。新人同士では36年ぶりとなる選挙戦は元団体職員で前町長の長男、斎藤多聞氏(33)=無所属=が、いずれも無所属で元町議の遠藤清孝氏(62)と伊藤譲氏(59)を破り初当選した。投票率は80・34%(前回2007年86・2%)、当日有権者数は4399人(男2050人、女2349人)。

 斎藤氏は「父(9選し1月死去した正寧氏)の政治方針を引き継ぎ、若い世代が積極的に地域に関わる町にする」と主張。住民の知恵を生かすまちづくりや若年世代の地域コミュニティーへ参画促進、観光資源の魅力の掘り起こしと発信強化を掲げて支持を集めた。

 遠藤氏は医療・介護・福祉の包括ケアの充実や町民所得の底上げ、町職員の意識改革を、伊藤氏は学校給食費の無料化やそれに伴う町長報酬の2割削減、町民の意見を聞く審議委員会の設置をそれぞれ訴えたが及ばなかった。【池田一生】

==============

 ◇井川町長略歴
斎藤多聞(さいとう・たもん)33 無新(1)

[元]国民健康保険中央会職員▽日大

==============

 ◇井川町長選開票結果
 =選管最終発表

当 2122 斎藤多聞 33 無新

   985 遠藤清孝 62 無新

   397 伊藤譲 59 無新

3426チバQ:2015/02/16(月) 23:06:17
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150215-OYTNT50210.html?from=ycont_top_txt
井川町長に33歳斎藤氏
2015年02月16日
◇前町長長男、県内最年少首長に


 新人3人が立候補した井川町長選は15日、投開票が行われ、国民健康保険中央会元職員の斎藤多聞氏(33)(無所属)が、遠藤清孝氏(62)(同)と伊藤譲氏(59)(同)の前町議2人を破って初当選した。

 斎藤氏は県内の現職の首長で最年少となる。

 斎藤氏は、全国最多の9期目の途中に死去した斎藤正寧前町長の長男で、選挙戦では、町政の継続と若さをアピールし、県議や他町の町長らの応援も得て票を固めた。当選の知らせを受け、「若い世代が考え、地域を守っていく。素晴らしい地域にするための知恵や経験を皆さんからいただきたい」と抱負を語った。

 投票率は80・34%で前回2007年選挙より5・86ポイント下がった。当日有権者は4399人。

3427名無しさん:2015/02/22(日) 12:25:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150210_11014.html
<富谷町長選>現職側に「誤算」次々

 「やられた。富谷町民の潜在的な願望である地下鉄延長を争点にされたのが大きい。論破を試みたが、相手の土俵に乗る形になった」。現職若生英俊氏の陣営幹部は敗戦後、支持者の去った選挙事務所でうめいた。
 実績十分だったはずの現職陣営がまさかの敗戦を喫した背景には、いくつかの誤算があった。
 一つは、側近だった鈴木和夫前副町長の離反だ。現職に請われ昨年7月に就任したものの、選挙直前の昨年末に突然辞任。「現職は調整能力不足で町政を混乱させている」と、対抗馬を擁立されるきっかけとなった。
 告示直前、新人に自民党推薦が出たことも想定外だった。小野寺五典氏ら同党国会議員が日替わりで新人の応援に入り、民主党の桜井充氏、次世代の党の和田政宗氏ら他党の国会議員も相乗りし、マイクを握った。
 現職側は「町民党」を掲げて戦ったが、自民系の陣営幹部や農商工団体の動きは推薦によって少なからず封じられ、組織力は弱体化。窮地に追い込まれた。
 「どんなに立派な町長でも負ければただの人。勝たせてやってください。この通りです」。危機感の高まりから、現職陣営の中山耕一県議が告示第一声で額を床に付けて懇願する場面もあった。
 新人陣営にも、泉青年会議所(仙台市泉区)が企画した公開討論会を開催直前でキャンセルする失点はあった。
 これを現職側は「敵前逃亡」とばかりに強く非難。告示後の個人演説会でも「採算面から地下鉄延長は無理だ」などと批判に重点を置くあまり、自身の政策について語る割合は減った。
 現職陣営の磯前武後援会長は「正しい判断をしてもらおうと現実的な説明に費やしたが、有権者には夢がないと映ったのかもしれない」と唇をかんだ。

2015年02月10日火曜日

3428チバQ:2015/02/22(日) 14:32:47
http://www.47news.jp/47topics/e/255555.php
【青森県平川市の選挙違反事件】 決別できるか「津軽選挙」 乏しい罪悪感、違反横行

 1月26日投開票の市長選に絡む公選法違反事件で、 大川喜代治(おおかわ・きよじ)前市長(69)のほか、市議20人のうち15人が逮捕される異常事態となった青森県平川市。舞台になった津軽地方はかつて選挙違反が絶えず「津軽選挙」とやゆされた。不名誉な歴史と決別できる日は来るのだろうか。
 ▽罪悪感
 「渡すこと自体に罪の意識はなかった。支援してもらってきたお礼と人助け」
 かつて、同法違反罪で執行猶予付き有罪判決を受けた津軽地方の60代の男性元村議は振り返る。村議選で訪れた有権者宅で「よろしくお願いします」と現金8万円を入れた封筒を手渡したところ、有権者の家族が警察に通報し、逮捕された。
 「油断していたからね。ばれるとは思わなかったよ」。大半の村議は買収をしていたはずだ、と付け加えた。
 「大川さんにもう1期やってもらいたい一心だった」。今回の事件で別の市議に現金を渡そうとした罪で、やはり執行猶予付き有罪判決を受けた男性市議(66)は公判で答えた。「罪悪感はありませんでした」
 ▽違反横行
 青森県の選挙事情に詳しい青森中央学院大の 木村良一(きむら・りょういち)名誉教授(政治学)によると、津軽地方では1950年代以降、大胆な違反が横行。町長選で特定の陣営に肩入れした選挙管理委員会が、開票作業を一方的に中止し、その後に票の操作が行われたケースがあった。替え玉による不在者投票や、開票所に乱入した住民が投票箱をひっくり返した事例もあった。

 市議20人のうち15人が逮捕された青森県平川市議会の議場=18日午後
 70年代ごろからは、農地開発をめぐる利権争いを背景にした買収が増加。公選法改正で連座制が強化されるなどし、派手な現金のやりとりは、ここ20年ほどで、ようやく下火になったという。
 木村名誉教授は「津軽地方は農業従事者や零細企業が多く、役所自体が事実上の大企業という自治体がほとんどだ」とし、「首長や議員になれば、報酬だけでなく、さまざまな口利きができると考え、違反に走ることがあるのではないか」と話す。
 ▽住民意識
 今回、久々に世間をにぎわした津軽選挙。市長選が保守分裂の一騎打ちとなり、接戦が予想されたことで、大半の市議を巻き込んだ事件に発展したとみられる。
 「金で票を買おうとするとは、認識違いも甚だしい」と県警の捜査幹部はあきれるが、長年県議を務めた男性は「今も津軽選挙は続いている」と断言する。
 男性は過去の選挙で、有権者から「今回はまだ届かない」と、暗に現金をせがまれたこともあるといい、住民側にも問題があると強調した。「現金をもらって当たり前という意識を変えないと、日本中から笑われる」
 市議会には18日までに8人の欠員が生じ、27日投開票で補欠選挙が実施される。補選に投じられる費用は約2800万円に上る。
 (共同通信)

3429チバQ:2015/02/23(月) 20:19:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150223ddlk02010096000c.html
’15統一地方選:青森市長が大竹氏激励 知事選で集会 /青森
毎日新聞 2015年02月23日 地方版

 任期満了に伴う県知事選(6月7日投開票)に立候補を予定する、反核燃市民団体の共同代表で医師の大竹進氏の支援者らが22日、支援組織「青森県を変えよう!大竹さんと進む私たちの会」の設立総会を青森市の県労働福祉会館で開いた。

 約150人が参加。鹿内博青森市長や、共産党県委員会、社民党県連の幹部らも出席した。鹿内市長は、同会へ入会したことを明らかにし、大竹氏を支援していく姿勢を強調した。

 来賓として登壇した鹿内市長は「(東日本大震災で)原発・核燃の不安は誰もが分かったと思う。しかし現状は変わっていない」と指摘。「大竹さんと頑張っていきたい」とエールを送り、大竹氏と握手を交わした。

 大竹氏は決意表明で「核のゴミ、再生可能エネルギー、介護労働条件など問題はさまざま。情報公開から公論形成の場を作りたい」と述べた。

 知事選ではほかに、現職の三村申吾氏が4選を目指し出馬表明している。【佐藤裕太】

3430名無しさん:2015/02/24(火) 21:36:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150224ddm012040048000c.html
青森・平川市長選選挙違反:15市議逮捕、前市長に有罪 青森地裁支部
毎日新聞 2015年02月24日 東京朝刊

 昨年1月の青森県平川市長選を巡り当時の市議20人中15人が逮捕された公職選挙法違反事件で、同法違反(現金買収など)罪に問われた前市長の大川喜代治被告(69)=落選=に対し、青森地裁弘前支部(西村康一郎裁判長)は23日、「現職市長として高度の廉潔(清廉潔白)性が求められる立場にありながら手段を選ばず犯行に至った。経緯や動機に酌量の余地はない」として懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡した。公判後、弁護側は控訴しない意向を示した。

 判決によると、大川被告は、自身の支援者の元社会福祉法人理事長、水木貞元被告(67)=同法違反罪で有罪確定=と市議17人の買収を共謀。当時市長を務めていた2013年8〜10月に現金20万〜100万円を渡したり、渡そうとしたりした。同年10月には別の有権者の男性に現金20万円を渡そうとした。【松山彦蔵、石灘早紀】

.

3431名無しさん:2015/02/24(火) 21:37:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150224ddlk02040026000c.html
平川市長選選挙違反:地裁支部判決 「前市長、積極的に加担」 懲役2年、執行猶予5年 /青森
毎日新聞 2015年02月24日 地方版

 「被告は積極的に加担していた」−−。当時の市議20人中15人が逮捕された昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件。同法違反(現金買収など)罪に問われた前市長の大川喜代治被告(69)=落選=の23日の判決公判では、青森地裁弘前支部の西村康一郎裁判長が「経緯や動機に酌量の余地はない」として、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡した。公判後、弁護側は控訴しない意向を示した。【松山彦蔵、石灘早紀】

 西村裁判長は「当時現職の市長として高度の廉潔性を求められる立場にありながら手段を選ばず犯行に至った」と認定。買収の実行行為を担った元社会福祉法人理事長で大川被告の支援者である水木貞・元被告(67)=同法違反罪で有罪が確定=との関連では、「少なくとも同程度に主導的だった」とし、「提案に格別の抵抗感もなく承諾し、積極的に加担していた」と述べた。

 判決によると、昨年1月の市長選で強力な支持基盤を持つ長尾忠行現市長に対抗するため、大川被告は水木元被告から市議の買収を持ちかけられて了承。共謀の上、2013年8〜10月に当時の市議14人にそれぞれ現金20万円、1人に現金100万円を渡し、別の2市議にそれぞれ現金20万円を渡そうとした。また、同年10月ごろ、大川被告自身が地元に影響力のある男性に現金20万円を渡そうとした。

 西村裁判長は買収金の総額が440万円に上ると指摘し、「かなり規模が大きく、悪質というほかない」と断罪。買収行為について「多数の議員の逮捕、勾留という事態を招いて市議会の運営にも著しい混乱を引き起こした」「被告らが買収金の供与を行いさえしなければ犯罪に巻き込まれることもなかったと思われる人もいる」などとし、「刑事責任は重い」と述べた。

 一方で、執行猶予の理由として、落選したことで買収行為が選挙結果をゆがめることにはならずにすんだことや、社会的非難の対象となり心身の健康を害したことなどを挙げた。

 ◇否認4市議分も認定 17市議対象、買収や買収申し込み
 西村裁判長は今回の判決で、17市議を対象とした買収や買収申し込みについてすべて有罪と認定した。17市議には、現金20万円を受け取ったとする起訴内容を全面否認している4市議=同法違反(被買収)罪で公判中=も含まれている。

. 全面否認は、古川昭二、対馬実、成田敏昭、佐々木利正の4被告。起訴内容では水木元被告から現金を受け取ったとされるが、個別の公判で全員が「会ってもいない」と反論して無罪を主張している。しかし、5日にあった水木元被告の判決公判では、森大輔裁判官が元被告の「供述全体の真実性」を認め、4市議への買収行為があったと結論づけた。

 4市議への判決は今後下されるが、担当するのは水木元被告の判決文を書いた森裁判官。今回の大川被告の判決でも森裁判官は西村裁判長の下で陪席裁判官を務めており、4市議への判決も厳しいものとなりそうだ。【石灘早紀】

 ◇「迷惑をかけた」大川被告が謝罪 弁護士通じ
 大川被告は昨年12月の論告公判と同じく、青地のスーツ姿に青いネクタイを締めて入廷。被告席に背筋を伸ばして座り、西村裁判長を正面に見すえ、身じろぎもせずに判決を聴き入った。判決後、西村裁判長が「内容は分かりましたか」と尋ねると、かすれた声で小さく「はい」とだけ答えた。

 小田切達弁護士によると、被告は公判中に心身の不調を訴えて約3カ月入院し、18日に退院したばかり。小田切弁護士は報道陣に対し「市民に大変なご迷惑をかけた。これからはボランティア活動などで償いをしたい」との大川被告のコメントを披露した。

 一方、市長選で大川被告を破って当選した長尾忠行市長は23日、コメントを発表。「判決を重く受け止める。本事件で昨年来、市民に不安を与え、心配をかけてきたことに市長として深くおわびする」とし、「今回のような事件を二度と生み出さない風土づくりに市民一丸で取り組む」と再生への意欲を示した。【松山彦蔵】

.

3432チバQ:2015/02/26(木) 08:31:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150225ddm005010155000c.html
選挙:盛岡市長選 谷藤市長が4選出馬表明
毎日新聞 2015年02月25日 東京朝刊

 盛岡市の谷藤裕明市長(64)は24日の市議会で、任期満了(9月1日)に伴う市長選に4選を目指して無所属で立候補すると表明した。同市長選での出馬表明は谷藤氏が初めて。

.

3433チバQ:2015/02/26(木) 08:34:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150225ddlk03010236000c.html
選挙:盛岡市長選 谷藤市長、4選出馬へ 議会で表明「力の限り尽くす」 /岩手
毎日新聞 2015年02月25日 地方版

 今夏実施される見込みの盛岡市長選で、現職の谷藤裕明氏(64)は24日、「引き続き市政を担う決意を固めた」と4選を目指して出馬することを表明した。市議会3月定例会の冒頭あいさつで述べた。

 谷藤氏は「2003年に就任以来、市民本位のまちづくりを起点に財政再建、玉山村合併、都市基盤整備など、市の発展に努め、一定の成果を上げた」と過去3期を総括。「市総合計画や(周辺自治体との)広域連携を進め、盛岡が仙台に次ぐ東北の拠点になるよう力の限り尽くす」と述べた。

 表明後の取材に「各政党とは等距離で臨む」として、無所属で出馬する予定という。これまでも推薦を受けていた連合岩手や友愛会には推薦要請を出す予定という。

 谷藤氏の後援会(村井軍一会長)は1日の拡大役員会で4選出馬を要請していた。今のところ他に立候補の動きはない。【浅野孝仁】

.

3434チバQ:2015/02/26(木) 23:24:47
http://www.minpo.jp/news/detail/2015022621199
自民県連会長に岩城氏復帰 3月6日に正式決定
 自民党の本県選出国会議員団会議は25日、党本部で開かれ、空席となっている県連会長に岩城光英氏(65)=参院本県選挙区=を互選した。来月6日に開く県連総務会で正式決定する見通し。任期は今秋の県議選後の役員改選まで。
 岩城氏は通算3回目の任期中の昨年10月、知事選の候補者擁立で混乱が起きたことに対する責任を取りたいとして辞表を提出。今年1月に受理され辞任したが、今秋に県議選が控えており、議員団から「選挙経験が豊富な岩城氏が適任」との意見が出され、岩城氏が受け入れた。
 岩城氏は「議員団の総意として受け止めた。県議選の必勝を目指し、残りの任期を全うする」と語った。

( 2015/02/26 08:53 カテゴリー:主要 )

3435チバQ:2015/02/27(金) 00:04:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150222_11036.html
栗原市スポーツパーク計画 議会から疑問続出

 栗原市が進めるホッケー場付きのスポーツパーク計画(仮称)について、18〜20日の市議会2月定例会一般質問で「なぜ今か」「整備費や管理費の負担が心配」と、疑問や注文が相次いだ。佐藤勇市長は「まだ構想段階だ。市議会と相談しながら内容を詰めたい」と理解を求めた。

 市は施設を整備し、2020年東京五輪に出場する海外選手団の事前合宿(キャンプ)を誘致する方針。県と市が開設を目指した同市築館の新医学部用地を軸に検討する。
 一般質問した18人のうち6人がスポーツパーク構想についてただした。
 市議らが問題視したのは構想を打ち出したタイミング。ある市議は「(県の新医学部計画を選外とした昨年8月の)文部科学省の医学部構想審査会の最終選定から半年たっていない。検討内容に拙速な面はないか」と質問。別の市議は「(官民で医学部誘致を進める)市医学部設置推進連絡協議会は解散していない。整合性は取れるか」と指摘した。
 佐藤市長は「市民に愛されるホッケーによるスポーツを通じた街づくりを考えてきた。医学部キャンパスの横にあっても、おかしくない施設と思っていた」と釈明。「五輪開催が決まってから、ホッケーのキャンプや他競技の大会を誘致して交流人口を拡大させ、地域活性化につなげたいと考えた」と答えた。
 施設の整備費、管理費への注文も相次いだ。ある市議は「ホッケーは決してメジャーなスポーツではない」と、整備後の維持に懸念を示した。
 市長は「幅広いスポーツに対応する武道館的な体育館を整備する」と表明。「(構想全体が)難しいと判断した場合は思い切った撤退もあり得る」と、整備断念の可能性もあるとの認識を示した。
 市議会とのコミュニケーション不足を指摘する声も上がった。市議らからは「これまで議会に相談がなかった」「説明がなく、市民に聞かれても答えられなかった」と市の丁寧な対応を求めた。
 佐藤市長は「市議会と市は車の両輪。まだ構想の絵はできていない。市議会にはしっかりと説明しなければならない」と、市議会に説明しながら構想を検討する考えを示した。


【栗原市スポーツパーク計画(仮称)】 ホッケー場、合宿所、トレーニングルームを備えた体育館などの整備を検討。市は基本構想策定事業費として15年度一般会計当初予算案に2000万円を盛り込んだ。


2015年02月22日日曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3436チバQ:2015/02/27(金) 22:44:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150222_21012.html
<青森創生の課題>(1)人口減少 強い危機感 対策急務


青森県佐井村で開かれた「まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」。市町村の人口減少に対する危機感は強い
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選の告示(5月21日)まで3カ月を切った。3期12年にわたって県のかじ取り役を担い、4選を目指す現職三村申吾氏(58)、原発や医療・福祉などの政策で異を唱える前県保険医協会長の新人大竹進氏(63)が立候補を表明した。県議会最大会派自民党の後ろ盾で、大きな荒波を受けずに歩んできた現県政が直面する課題を考察する。(青森県知事選取材班)

<ピーク時の4割>
 「従来の行政のやり方を続けていれば、自治体は消滅する」。1月末、青森県佐井村であった「まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」の初会合で、樋口秀視村長が切々と訴えた。
 国の地方創生の動きに合わせ、村は昨年12月に戦略会議を設置した。県内市町村の中でもいち早い対応は、加速する人口減少への危機感の表れにほかならない。
 2014年12月末の村の人口は2292。ピークだった1955年の4割に減った。2011年3月策定の長期総合計画の中で示した20年の推計人口(2215)とほぼ同水準になる。
 村に住む高校3年生の多くは今春も、進学や就職で村を離れる見込みだ。5年余り早いペースで進行する人口減少。村の担当者は「一年も無駄にはできない」と焦りをにじませる。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、現在の県人口132万は、40年に昭和初期の水準となる93万に減る。減少率は秋田県に次いで全国2番目の高さになる予測で、県全域が重い課題を背負う。

<市町村と協力を>
 県は14年度にスタートした基本計画で人口減少を最重要課題に位置付けた。初年度は若年層の雇用確保や結婚支援、交流人口増加などに3億3000万円を投じた。15年度当初予算案では9億2000万円に拡充した。
 19日にあった記者会見で三村知事は「積極的に挑みたい」と強調。昨年11月には自らが本部長となり、人口減少対策推進本部を県庁内に設置した。具体的な動きはこれからだ。
 人口減少対策の一環として、下北地域での定住自立圏形成の準備を進めるむつ市の宮下宗一郎市長は「県には市町村と協力し、一緒に対応していく姿勢が必要だ」と注文する。
 基幹産業である1次産業の低迷や地域経済の雇用吸収力の低下、教育・医療環境の弱さなど、人口減少の要因の間口は広い。地方創生が市町村格差を広げる懸念をはらむ中で、県の戦略性、総合力が問われている。
 青森地域社会研究所(青森市)の竹内紀人調査研究部長は「市町村へのサポートや部局を超えた組織づくりなど、県がどれだけの推進力を持てるかが大きな鍵になる」と話す。


2015年02月22日日曜日
関連ページ:青森政治・行政

3437チバQ:2015/02/27(金) 22:45:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150223_21006.html
<青森創生の課題>(2)短命県返上 県民も意識改革必要


セミナーでは、県民の健康に対する知識と意識を高める必要性が指摘された
拡大写真
 青森県が19日、企業・団体の経営者ら向けに五所川原市で開いた健康づくりセミナーで、講演した弘前大大学院医学研究科の中路重之科長は「40、50代の死亡率の高さが大きな問題だ」と警鐘を鳴らした。
家計に深刻な影
 県内は喫煙率、多量飲酒、肥満率、塩分過剰摂取のどの数値を取っても全国的にワーストレベル。中路氏は、県民の健康に対する知識と意識を高める必要性を強調した。
 厚生労働省の都道府県別生命表(2010年)によると、県内の平均寿命は男性77.28年、女性85.34年。男性は1975年から、女性は2000年から全国最下位の状況が続いている。
 男女とも全国一の長野県との差は、男性で3.6年。問題は、青森県民の人生最後の期間が3.6年分、短いということではない。県がん・生活習慣病対策課は「働き盛りの死者の多さが、平均寿命の数値を引き下げている」と指摘する。
 一家の大黒柱の短命は、家計に深刻な影を落とす。配偶者を失った女性らの相談に乗る県内の福祉団体の担当者は「日常の営みは一変し、生活の困窮が家庭を襲うこともある。食生活などの質が下がり、短命の悪循環を生む」と話す。
消費額34億円増
 県は基本計画(14〜18年度)の策定に当たり、短命が経済に与える影響を試算した。青森の死亡率が長野と同率だと仮定すると、死者は年に3094人減る。計算上、年間消費額は約34億円増え、消費の増加で生産誘発額は約29億円アップする。消費や新たな生産に伴う付加価値などの波及効果は約40億円と見込む。
 健康長寿の要因を研究中の長野県は14年5月、中間報告を公表した。各種指標の分析から、就業率やボランティア活動の参加率が高く、生きがいのある暮らしをしていることが判明。喫煙者や肥満者の割合は低く、野菜摂取量が多いといった健康に対する意識の高さも浮かんだ。
 青森県も手をこまねいているわけではない。「短命県返上」を掲げ、喫煙防止、肥満と自殺の予防を重点に総合的な施策を展開。健康増進に結び付く食育や医療連携体制の強化なども図る。
 青森と長野の違いは何か。「一人一人の意識と、育成してきた健康リーダーの地域への根の張り方に大きな差がある」と中路氏は言う。
 県勢の維持を果たすには学校、地域、職場を巻き込みながら、あしき生活習慣を変える誘導策が欠かせない。そこに即効薬はなく、息の長い取り組みになる。


2015年02月23日月曜日

3438チバQ:2015/02/27(金) 22:45:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150224_23006.html
<青森創生の課題>(3)原子力 安全性の説明不十分


規制委で審査が続く使用済み核燃料再処理工場=2012年10月、青森県六ケ所村
拡大写真
 九州電力川内原発の再稼働問題で昨年7月、原子力規制委員会の田中俊一委員長が「基準に適合しているかどうか見ているが、安全だとは申し上げない」と発言し、原子力施設の稼働や安全への責任はどこにあるのかが問題になった。翌月、三村申吾青森県知事は定例会見で「今後も国が責任を持つことになると思う」と述べた。
「ノウハウない」
 県は北村正〓知事時代の1984年、核燃料サイクル施設の受け入れを決定した。反対運動を抑えつけて立地は進み、下北半島にはいま、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)、東北電力東通原発(東通村)など原子力関連施設が集中する。
 見返りとして、多額の原子力マネーの恩恵を受ける。2013年度までの電源3法交付金の累計交付額は県全体で2697億円。県の本年度の核燃料物質等取扱税は181億円。立地自治体には固定資産税が入り、地元漁協は100億円以上の漁業補償金を手にした。
 一方、福島第1原発事故後、大きな関心となっている県民の安全性について県の反応は鈍い。県エネルギー総合対策局の八戸良城局長は「県には施設の安全を検証するノウハウがない。審査の動向を見極めるだけだ」と独自の安全性判断には及び腰だ。
避難道路に不安
 11年6月、県は電力会社が計画した再処理工場や東通原発の緊急安全対策の有効性を検証するとして、専門家らによる委員会を設置。委員会は5カ月後に事故対策を「妥当」と県に報告した。県は了承したが、注目された施設の稼働や建設工事再開については「事業者の判断」とし、自らの責任を回避する姿勢を見せた。
 県には原子力施設の稼働の是非を決める法的権限はないが、再処理工場の操業、東通原発の再稼働には県の了承が不可欠だ。施設を動かす際に安全性を判断する「最後のとりで」となる。
 福島の事故を受け、県や立地・周辺の各自治体は、地域防災計画の策定を進める。青森市か弘前市に避難する半島の住民の逃げ道は、国道2本しかない。施設の安全性も、いざというときの避難路も不安が大きいのが地元の実情だ。
 弘前大教育学部の大坪正一教授(社会教育学)は、県の原子力行政について「国策に協力していると繰り返すばかりで、原子力施設の安全性に対する県民への説明は不十分だ。金銭的な見返りを受けていれば、それで満足というわけにはいかない」と指摘する。


※【注】〓は哉の「ノ」なし


2015年02月24日火曜日
関連ページ:青森社会

3439チバQ:2015/02/27(金) 22:45:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150225_22002.html
<青森創生の課題>(4)水産 産地競争で独自色を


EU輸出登録を目指す八戸市第3魚市場の最新荷さばき場
拡大写真
 水産業で栄える八戸港(八戸市)の水揚げ量は2014年、前年比24%増の約12万トン、金額は17%増の約230億円に上り、東日本大震災前の水準を回復した。数量は全国で4番目、東北ではトップの規模を誇る。
EU輸出に対応
 青森県は「攻めの農林水産業」を掲げる。恵まれた地域資源を生かして県産品のブランド化を進め、消費者ニーズに対応した生産振興や安全安心な供給体制の構築を目指す。
 市第3魚市場の荷さばき場「A棟」は、その趣旨に沿う施設の一つ。震災復旧費も充当して12年に完成した高度衛生管理型施設で、国際的食品衛生管理方式HACCP(ハサップ)に対応する。
 市は世界で最も衛生基準が厳格な欧州連合(EU)輸出登録に向け、県への申請を急ぐ。EU輸出が実現すれば、「八戸産」の評価は格段にアップする。市の担当者は「物流が発達し、地理的要因は小さくなった。品質とブランド力が大事になる」と説明する。
 地元の水産加工業「武輪水産」は14年3月、アフリカや東南アジアへの冷凍サバの輸出拡大も念頭に置き、ハサップ対応の原料選別計量工場を整備した。魚市場がEU基準を満たせば海外からの信頼性が増し、他地域との差別化もできると期待を寄せる。
 武輪俊彦社長は「サバの需要は伸びていて引き合いは強い。品質が良い魚に、さらに価値を加えるのは加工業者の仕事だ」と意欲を見せる。
水揚げ14隻だけ
 ただ、A棟の完成後に水揚げしたのはわずか14隻。今は対象のサバのシーズン(7〜12月)が終わり、ひっそりと静まり返っている。EU輸出登録自体も目標の14年中の申請はかなわず、現在、年度内の申請を目指す。
 東北では震災で被災した石巻市や塩釜市の魚市場が、再建を機に最新機能を備えた施設に生まれ変わる。8月に施設が完成する石巻市は「EU輸出登録を検討している」という。
 水産業を取り巻く環境は、資源の減少や魚価の低迷で全国的にどこも厳しい。八戸市農林水産部の山本寧部長は「県と連携して水産振興を図りたい」と気を引き締める。
 県が基幹産業に位置付ける農林水産分野の産地間競争を勝ち抜くには、生産・加工、流通・販売でいかに青森らしい攻めの姿勢を見いだせるかが鍵を握る。


2015年02月25日水曜日
関連ページ:青森経済

3440チバQ:2015/02/27(金) 22:46:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150226_23003.html
<青森創生の課題>(5)北海道新幹線開業 地域鉄道へどう誘客


地域の足として運行する青い森鉄道。乗客は少なく、厳しい経営が続く
拡大写真
 青森県公社等経営評価委員会は4日、県が25%以上を出資する22法人の評価結果を三村申吾知事に提出した。第三セクターの青い森鉄道(青森市)は4段階の区分で2番目に悪いC評価だった。

<寝台が来月終了>
 「寝台特急の終了で大幅な減収は不可避となる。経営環境は極めて厳しい」。評価委は経営改善の必要性を指摘した。
 青い森鉄道はかつてのJR東北線。東北新幹線の八戸開業(2002年)、新青森開業(10年)とともに順次、JRから経営分離された。営業距離は目時(三戸町)-青森間121.9キロと、第三セクターでは全国最長。三セクが運行業務、県が線路管理などを担う。
 採算が取れず開業初年度から、年間億単位の赤字を計上してきた。収入の大きな柱は、JR東日本の寝台特急の運行料で、年約4億円に上る。
 その頼みの綱の寝台特急の定期運行が来月のダイヤ改正で、終了する。16年3月の北海道新幹線新青森-新函館北斗間の開業で、青函トンネルの電圧が新幹線用に変更され、寝台特急用の車両が走れなくなるためだ。
 県は開業以来、一般会計から赤字分を補填(ほてん)してきた。昨年度までの累積負担額は約47億円。15年度当初予算案でも寝台特急廃止を見越し約9億円を計上した。

<県の下支え必要>
 一方で、赤字の要因となっているのが線路使用料だ。保守管理などのために、車両の数や重量に応じて青い森鉄道が年間で約8億円、JR貨物は約32億円を県に払う。JR貨物は20両編成で1日約50本、青い森鉄道は2両編成で約100本を運行。JR貨物の方が利用の比率が高い。
 県青い森鉄道対策室の担当者は「在来線を存続させるため、県が下支えしないといけない」とした上で、線路使用料の負担割合についても「国やJR貨物は青い森鉄道へのさらなる支援を検討してほしい」と訴える。
 県は北海道新幹線の開業に向け、15年度予算案で道南と青森県で交流人口を拡大し「津軽海峡交流圏」の形成を目指すプロジェクトに約8億4000万円を配分した。新青森-新函館北斗間は約1時間で結ばれる。観光客の滞留時間を増やし、経済効果の創出を図るのが狙いの一つだ。
 県交通政策課の千葉耕悦新幹線・並行在来線調整監は「津軽海峡交流圏は札幌、仙台両経済圏の中間にある。年間500万人超の観光客に来てもらい、全県に開業効果を波及させたい」と話す。
 北海道新幹線の開業をきっかけに、青い森鉄道への乗客誘導策をどのように講じられるかが、地域の足と交通弱者を守るポイントになる。


2015年02月26日木曜日
関連ページ:青森社会

3441チバQ:2015/02/27(金) 22:46:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_21020.html
<青森創生の課題>(6完)高校再編 地域事情十分考慮を


高校の在り方について意見交換した青森県立高校将来構想検討会議=17日、青森市
拡大写真
 全国で唯一「りんご科」がある弘前実高藤崎校舎(青森県藤崎町)は、生徒の減少を理由に2018年度末に閉校する。反対してきた同窓会会長で藤崎町のリンゴ農家太田昌文さん(59)は「技術だけでなく、農家としての心構えも教わった。リンゴの聖地から、りんご科がなくなるなんて」と憤る。

<生徒数急減期に>
 平川市の柏木農高が教育内容を引き継ぐが、太田さんは「伝統的な師弟関係の中で地域の産業は培われてきた。遠くの柏木農高まで、藤崎や板柳から通うはずがない」と批判する。
 県内は3年後、中学卒業予定者数の急減期を迎える。県教委の高校教育改革推進室の推計値によると、09〜17年の9年間で2320人減少し、18〜21年には3年間で2279人減る。20年後の卒業予定者数は、ことし3月の半数になるペースだ。
 現在、県立高は全日制、定時制、専攻科合わせて65校、生徒数3万8266人。生徒の減少が進めば、1学年につき1〜3学級の小規模校が増える。多様な進路志望への対応、実習や部活動などの選択肢といった面で懸念が広がる。先行した「りんご科」のように、統廃合を含めた高校の再編は県内全体で避けては通れない。

<人材どう育てる>
 青森市で17日に開かれた県立高校将来構想検討会議。委員からは「地域の実情を考えずに、単なる数合わせや財政的な事情だけで再編を進めると絶対にうまくいかない」という指摘があった。
 県教委が昨年実施した意識調査では、高校生や小中高の保護者、小学校教員の半数近くが「小規模化しても、できるだけ高校を残すべきだ」と考えていた。理由は「高校がなくなると地域の衰退につながる恐れがある」が多数で、学校と地域の結び付きが強いことが浮き彫りになった。
 県内の公立高の約30%は農林水産業、工業などの職業学科だ。太田さんは「職業学科は地域産業と密接に関わる。全国からの生徒募集や国立化など統廃合以外の方法を模索すべきだ」と訴える。
 弘前大地域未来創生センター長の李永俊教授は「コストの面だけで統廃合を考えるべきではない。県の将来を握るエネルギーや食品分野の6次産業化などに対応できる人材を、教育、産業、地域政策が連携して育てる必要がある」と指摘する。
 将来の地域づくりや雇用などの諸課題と複雑に絡み合う高校再編はどうあるべきか。若者と地域双方が納得できる教育改革策が問われる。(青森県知事選取材班)


2015年02月27日金曜日
関連ページ:青森政治・行政

3442チバQ:2015/02/27(金) 23:02:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_11049.html
「地下鉄延長」実現できるの?富谷町長の公約めぐり質疑

 仙台市議会2月定例会の予算等審査特別委員会で26日、市地下鉄南北線泉中央駅(泉区)から富谷町までのライトレール(次世代型路面電車)設置を掲げて当選した若生裕俊町長の公約をめぐる質疑があった。降って湧いたような話に加え、いまだ町から相談はなく、市側の困惑した答弁が目立った。
 木村勝好氏(市民フォーラム仙台)が質問した。構想実現には、市内でも線路敷設が必要になり、費用を負担する可能性が出てくる。小島博仁都市整備局長は「町が事業主体や費用負担などを、どう考えているのかを知りたい」と述べた。
 木村氏が「町から話は聞くが、協力できない場合は協力できないというスタンスか」とただすと、小島局長は「議員と同じ考えだ」と同調した。
 奥山恵美子市長は「まずは町が議論する問題だが、われわれはライトレールが市内を走行することを想定していない。きちんと研究し、知見を蓄える必要がある」と、もしもに備える考えを示した。


2015年02月27日金曜日
関連ページ:宮城政治・行政

3443チバQ:2015/02/27(金) 23:02:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_61029.html
東電に抗議決議を可決・福島県議会

 東京電力福島第1原発2号機の原子炉建屋屋上にたまった高濃度の放射性物質を含む雨水が外洋に流出したとみられる問題で、福島県議会は26日、開会中の2月定例会で、東電に抗議する決議案を議員提出し、全会一致で可決した。
 決議は「原発の安全確保は復興の前提となる最重要課題。このような事態は誠に遺憾だ」としている。
 いわき市は同日、清水敏男市長名で東電に抗議文を送った。「信頼を大きく損なう行為に厳重に抗議する」として、原因究明や再発防止策、海水の監視強化を求めた。


2015年02月27日金曜日
関連ページ:福島政治・行政原発事故・放射線

3444チバQ:2015/02/28(土) 00:18:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_31042.html
岩手県知事選 達増氏、団体に初の推薦要請

 秋に予定される岩手県知事選に3選を目指して立候補する達増拓也知事(50)は26日までに、連合岩手(豊巻浩也会長)に推薦を要請した。次期知事選で達増氏が団体に推薦を要請したのは初めて。連合岩手は近く、対応を話し合う。
 後援会関係者が25日、連合岩手に書面を提出した。達増氏は政党に推薦を求めない「県民党」の立場を掲げたが、団体には「広く支援を得たい」と説明している。
 連合岩手の八幡博文事務局長は「東日本大震災からの復興の在り方、この4年の実績など総合的に判断したい」と話した。連合岩手は過去2回の知事選でいずれも達増氏を推薦した。
 達増氏の推薦要請をめぐり、26日の県議会2月定例会一般質問で、第2会派・いわて県民クラブの及川敦議員が「特定の政党を支持する団体への要請は事実上、政党への推薦要請と同じ」と指摘。達増氏は「今後、さまざまな団体にお願いしていく。団体と政党の関係は必ずしも結び付いていない」と述べた。

3445名無しさん:2015/03/01(日) 17:20:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_31042.html
岩手県知事選 達増氏、団体に初の推薦要請

 秋に予定される岩手県知事選に3選を目指して立候補する達増拓也知事(50)は26日までに、連合岩手(豊巻浩也会長)に推薦を要請した。次期知事選で達増氏が団体に推薦を要請したのは初めて。連合岩手は近く、対応を話し合う。
 後援会関係者が25日、連合岩手に書面を提出した。達増氏は政党に推薦を求めない「県民党」の立場を掲げたが、団体には「広く支援を得たい」と説明している。
 連合岩手の八幡博文事務局長は「東日本大震災からの復興の在り方、この4年の実績など総合的に判断したい」と話した。連合岩手は過去2回の知事選でいずれも達増氏を推薦した。
 達増氏の推薦要請をめぐり、26日の県議会2月定例会一般質問で、第2会派・いわて県民クラブの及川敦議員が「特定の政党を支持する団体への要請は事実上、政党への推薦要請と同じ」と指摘。達増氏は「今後、さまざまな団体にお願いしていく。団体と政党の関係は必ずしも結び付いていない」と述べた。

2015年02月27日金曜日

3446チバQ:2015/03/02(月) 07:44:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150302_41003.html
曽祖父から直系4代首長 初当選の井川町長


秋田県井川町長に就任した斎藤氏
拡大写真
 2月15日投開票の秋田県井川町長選で初当選した斎藤多聞氏(33)は、旧上井河村長だった曽祖父、祖父、前井川町長の父に続いて首長となった。総務省や全国町村会は「前例があるか不明」というが、直系の4代が連なる首長は全国的にも珍しいとみられる。(秋田総局・上田敬)

 「結果的にそういう形になっただけで、4代目を意識することはない」。36年間、父があるじだった町長室で、人口約5000の町のトップに就いた多聞氏が言う。
 父・正寧氏は36歳で県議から町長に転じ、連続9期務めた。10選を目指したが、病気で立候補を断念。ことし1月に72歳で急逝した。2月の町長選は一転、選挙戦となり、大学卒業後、東京で団体職員だった多聞氏に白羽の矢が立った。
 斎藤家はかつて広い田畑を持ち「一目置かれる親方衆」(関係者)という家柄で、地域のまとめ役的な存在だった。とはいえ、政治に関して家訓があるわけでもなく「帝王学」を授けられたわけでもないという。
 生まれた時から町長の息子だった多聞氏は「小中学校の入学式や卒業式に父が来賓で座っているぐらいで、特別に意識したことはなかった」と話す。
 選挙戦は圧勝だった。多聞氏2122票、会社役員遠藤清孝氏(62)985票、農業伊藤譲氏(59)397票。町議を辞して出馬した2人に大差をつけた。
 遠藤氏は選挙戦で「政治家の家系ではなく、しがらみがない」と訴えたものの、「親は選べないし、決めるのは町民だから」と明確な世襲批判はしなかったという。
 ダブルスコア以上の圧勝の背景に何があったのか。元町議会議長で多聞氏陣営の幹部を務めた斎藤紀男氏(74)は、弔い合戦という要素があったと認めつつ「人口減や高齢化で農村は崩壊の危機。世襲批判よりも、30代の若さと世代交代への期待が上回ったのではないか」と分析する。
 4代目の首長誕生については、コメ作りをなりわいとしてきた地域性に触れ、「対立を好まない穏やかな気風があるからでは」と推し量った。
 町内では「他の町では考えられない」「同じ家が代々首長というのはいびつだ」との声もある。しかし、多聞氏を支持した地元県議は「親子で医者や教師という家はよくある。親の真っすぐな背中を見て育った結果だ」と反論する。
 ある国会議員秘書は「政治家の家系でも、何代かの間には周囲が支持できないという人が出てくる。首長になり得る器の人材が続けて出るのは珍しい」と感心してみせた。

<斎藤家の歴代首長と在任期間>

曽祖父・多十郎氏(旧上井河村長、3期)
 1910年7月17日〜19年8月21日
祖父・正作氏(同、1期)
 51年4月23日〜55年1月31日
父・正寧氏(井川町長、9期)
 79年3月1日〜2015年1月5日
多聞氏(同、1期目)
 15年2月17日〜
※74年に町制移行

3447チバQ:2015/03/03(火) 19:37:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150303ddlk06010109000c.html
選挙:山形市長選 9月13日に投開票 現職・市川氏の去就焦点 /山形
毎日新聞 2015年03月03日 地方版

 山形市選挙管理委員会は2日、任期満了に伴う同市長選の日程について、9月6日告示、同13日投開票とすることを決定した。

 同市長選には、前回選で落選した元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が自民党の推薦を受けて出馬する意向を示している。一方、現職の市川昭男市長(73)は現時点で、立候補するか否かを明言していない。同市長選は1986年から前回まで8回連続で選挙戦となっており、市川市長の去就が焦点となっている。

 2日現在の選挙人名簿登録者数は20万4908人(男9万6388人、女10万8520人)。【光田宗義】

3448チバQ:2015/03/03(火) 20:01:00
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20150303e
県議選、無投票区過去最多か 告示まで1カ月
 統一地方選の前半戦として実施される秋田県議選(4月3日告示、12日投開票)は告示まで1カ月となった。総定数43に対し現職39人、元職1人、新人13人の計53人が立候補を予定している。全14選挙区のうち、7選挙区は選挙戦に突入する見通し。残る7選挙区は立候補予定者が定数を超えていない。無投票区は、県議選で過去最多だった2003年の5選挙区を上回る可能性がある。

 選挙戦に突入する見通しの7選挙区は秋田市、鹿角市・郡、大館市、能代市・山本郡、潟上市、由利本荘市、横手市。

 立候補予定者が定数を超えていない7選挙区は北秋田市・郡、男鹿市、南秋田郡、にかほ市、大仙市・仙北郡、仙北市、湯沢市・雄勝郡。ただ、一部の選挙区では立候補を模索する動きがある。

3449チバQ:2015/03/05(木) 19:33:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150305_21047.html
<三沢市長選>自民推薦争い激化

◎新人、党員投票の尊重訴え/現職、市議9人ら入党申請

 任期満了に伴う三沢市長選(5月31日告示、6月7日投開票)で、立候補予定の現職と新人の両陣営が自民党の推薦獲得をめぐり、つばぜり合いを演じている。決定権を持つ党青森県連にアピールしようと、市議が中心となって多数派工作を展開。保守分裂の様相を見せる前哨戦は、ますます激化しそうだ。

 3選を目指す種市一正市長(73)と、前市長の長男の鈴木重正市議(46)は昨年12月、それぞれ党三沢市支部に推薦願を出した。種市氏は過去2度の選挙で推薦を受けた。鈴木氏派の役員が多い市支部は「複数の推薦願がある」として2月1日、異例の党員投票に踏み切った。
 結果は鈴木氏が103票で、66票の種市氏に勝った。市支部は党県2区支部(支部長・江渡聡徳衆院議員)に鈴木氏推薦を申請。2区支部は県連に市支部の関係書類などを提出し、協議の場は県連に移る。
 ここまでの過程で納得できないのが種市氏派の市議ら。市議会は定数18のうち保守系3会派が計16人を占める。市長選の対応では、鈴木氏の所属会派6人と、種市氏支持の2会派10人に分かれた。
 種市氏派は市支部の決定後、市議のうち党籍のない9人と一般の支持者らが急きょ、入党を申請した。決定とは別に、種市氏の支持者が多数いることを県連に示すのが狙いとみられる。
 2会派の市議は「市支部が私物化されている。自分たちも入って話をした方がいいと判断した」と話す。
 鈴木氏と同じ会派の小比類巻正規・市支部長は「党員投票を実施し、推薦候補を決めた。県連は地元の意思を尊重してほしい」と主張。市議らの新たな入党申請には「混乱を増長させかねない」と慎重な構えだ。
 県内では一昨年12月、平川市長選の推薦をめぐって党内が混乱し、当時の木村太郎県連会長が辞任した経緯がある。両陣営とも推薦がなくても立候補する意向だが、県連内には保守分裂選挙が残すしこりへの懸念が広まっている。


2015年03月05日木曜日

3450チバQ:2015/03/06(金) 18:55:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150306_21045.html
「飲み残し持ち帰ったら違反?」青森県議選ピリピリ

 統一地方選で行われる青森県議選(4月3日告示、12日投開票)を前に、青森市で5日に開かれた立候補予定者説明会で、主催した県選管や、各陣営が選挙違反防止に神経をとがらせていることが浮き彫りになる場面が幾度となくあった。
 県選管の田中俊匡事務局長は冒頭、前市長や15人の市議らが逮捕された昨年1月の平川市長選、12月の衆院選を念頭に置いてあいさつ。「県内では買収などの違反があり、全国的に不名誉な注目を浴びた。他県では開票事務をめぐる不正行為で有権者の信頼を揺るがす事案が起きた」と選挙関係者全員の法令順守を求めた。
 立候補の届け出や選挙運動に必要な手続きなどを解説した県選管の担当者は、選挙上の禁止行為についても詳しく説明。衆院選青森1区を舞台にした選挙違反事件を例に「電話による選挙運動はできるが、報酬を支払うと買収の推定を受ける」と注意を促した。
 出席者からは「選挙中に提供できる湯茶は、ペットボトルに入ったものでもいいのか」「その飲み残しを持ち帰ってもらったら違反か」といった細部にわたる質問も飛び出した。説明会には計65陣営が出席した。


2015年03月06日金曜日
関連ページ:青森政治・行政

3451チバQ:2015/03/07(土) 20:38:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150303ddlk06010098000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/1 山形市区 /山形
毎日新聞 2015年03月03日 地方版

 統一地方選前半戦の県議選は、4月3日告示、同12日投開票の日程で行われる。19選挙区、定数44に対し、現段階の立候補予定者は55人と、過去最少だった前回の54人より1人上回りそうだ。統一選としては、南陽市区が1995年、村山市区が99年以来の選挙戦となる見込み。各選挙区の立候補予定者の動きを伝える。

 ◇現職9人と新人の戦い
 ■山形市区

 定数9に対し現職9人と新人1人の10人が出馬の意向。自民党は現職4人、社民党は現職2人、民主・公明・共産の各党は現職1人ずつを公認する。

 7選を目指す自民党公認の今井栄喜氏は1月中旬に800人規模の集会を開催。市内全域に組織を広げている。

 農業共済組合連合会出身で自民党公認の金沢忠一氏は5選を目指し、1月下旬に800人規模の集会を開いた。

 自民党公認の大内理加氏は、交通インフラや危機管理態勢の整備を強調し、市北部の地盤固めを徹底する。

 自民党公認の奥山誠治氏は、3月に集会を開くなど市中心部の支持者固めを図り、人口減少対策を強調する。

 民主党県連幹事長の吉村和武氏は、市内全域にある後援組織を固め、「県都の機能強化」を訴える。

 公明党県本部代表の菊池文昭氏は、3月に総決起大会を予定。県議会での党の1議席死守を目指す。

 共産党の渡辺ゆり子氏は、福祉の充実などを強調し、共産票や地元の滝山地区などでの票固めを図る。

 労組出身で社民党公認の広谷五郎左エ門氏は連合山形の推薦を受け、若者の雇用安定化などを訴える。

 社民党県連幹事長の高橋啓介氏も連合山形の推薦を受け、若年層の労働環境の改善などを呼びかける。

 新人の大泉正信氏は、無所属で立候補する。雇用の拡充や高齢者福祉、医療態勢の充実などを訴える。【光田宗義】=つづく

==============

 ◆予想される候補者

 ◇山形市<定数9−10>
今井栄喜 73 (6)自現

金沢忠一 64 (4)自現

大内理加 51 (2)自現

奥山誠治 55 (2)自現

吉村和武 42 (2)民現

菊池文昭 51 (1)公現

渡辺ゆり子 62 (2)共現

広谷五郎左エ門 64 (5)社現

高橋啓介 62 (2)社現

大泉正信 63 無新

(<>内の数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

3452チバQ:2015/03/07(土) 20:39:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150304ddlk06010215000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/2 寒河江市区/上山市区/天童市区/東村山郡区/西村山郡区 /山形
毎日新聞 2015年03月04日 地方版

 ◇出馬表明は現職2氏のみ
 ■寒河江市区

 定数2に対し、自民党現職の小野幸作氏と、無所属現職の楳津博士氏が出馬を表明している。他に動きはみられず、無投票となる公算が大きい。

 小野氏は西根地区を地盤にして、市内10カ所で県政報告会を開き、毎回約30人が参加。票固めを図る。

 楳津氏は若者が活躍できる社会を目指す。後援会員へのあいさつ回りや、活動リポートの配布をしている。

 ◇佐藤氏以外に出馬動きなく
 ■上山市区

 自民党公認で、再選を目指す佐藤昇氏が立候補の意向を示しており、今のところ他に出馬の動きはない。佐藤氏は3月に支持者らの集会を開く。人口減少問題への対策を喫緊の課題とし、党派色は前面に出さない「オール上山」を掲げ、支持を呼びかける。

 ◇自民、2議席独占を目指す
 ■天童市区

 自民党現職の森谷仙一郎氏、矢吹栄修氏以外に出馬の動きはなく、自民党が前回に続いて、2議席を独占しそうだ。

 森谷氏は市内全域に広がる後援会を足がかりに支持を固める。農村周辺部にまで行き渡る地方創生を掲げる。

 矢吹氏の後援会組織は約20に上り、市南部から全域に支持を拡大している。人口減対策や子育て支援を訴える。

 ◇3選目へ鈴木氏、地盤強化へ着々
 ■東村山郡区

 3選を目指す鈴木孝氏が自民党公認で出馬する予定。他に立候補の動きは出ていない。鈴木氏は3月に事務所を開き、中山、山辺両町で総決起大会を予定。元山辺町議だが、今回は中山町にも後援会組織を設立し、地盤強化を図っている。

 ◇自民現職2氏、6選を目指す
 ■西村山郡区

 県農業共済組合連合会代表監事で、自民党公認の阿部賢一氏は6回目の当選を目指す。選挙区内各地に広がる後援会組織をテコに支持固めを図る。

 同じく自民党公認で6選を目指す鈴木正法氏は、2月中旬に選対本部を設立し、集会を頻繁に開く予定。農林業や商工業の振興、雇用創出などを訴える。【光田宗義、山中宏之、野間口陽】=つづく

==============

 ◆予想される候補者

 ◇寒河江市<定数2−2>
小野幸作 73 (3)自現

楳津博士 53 (2)無現

 ◇天童市<定数2−2>
森谷仙一郎 56 (2)自現

矢吹栄修 40 (1)自現

 ◇上山市<定数1−1>
佐藤昇 56 (1)自現

 ◇東村山郡<定数1−1>
鈴木孝 69 (2)自現

 ◇西村山郡<定数2−2>
阿部賢一 62 (5)自現

鈴木正法 63 (5)自現

(<>数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

3453チバQ:2015/03/07(土) 20:40:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150305ddlk06010157000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/3 東根市区/村山市区/新庄市区ほか /山形
毎日新聞 2015年03月05日 地方版

 ◇12年ぶりの選挙戦へ
 ■東根市区

 定数2に対し、自民党現職の野川政文氏と青柳信雄氏、無所属元職で前市議の青柳安展氏の3人が立候補を予定。12年ぶりの選挙戦となる見通し。

 市内全域に広く支持基盤を持つ野川氏は、若い農業従事者と座談会を開き、若者に向けて地方創生を訴える。

 青柳信雄氏は、雪崩が頻発する国道48号の整備や産業振興を訴える。3月1日に事務所を開いた。

 青柳安展氏は市内への警察署設置や米価下落対策を訴えて出馬を表明。後援会員へのあいさつ回りに奔走する。

 ◇「1議席に4氏」の激戦
 ■村山市区

 4回連続無投票で当選していた自民党現職の児玉太氏が引退を表明。1議席を巡っていずれも新人で自民党の能登淳一氏、無所属の菊池大二郎氏、須藤和幸氏、長谷川元氏の4氏が出馬を表明、激戦の様相を呈している。

 児玉氏の後継として出馬する能登氏は市内全域で支持を広げる。産業振興を重要施策として訴える。

 菊池氏は楯岡地区を中心に活動を進める。32歳という若さを生かし、20、30代の支持拡大を図る。

 元郵便局員の須藤氏は、郵便局OBらを中心に支持を呼びかける。3月には決起集会を開く。

 長谷川氏は毎週市内で座談会を開いている。不妊治療の助成拡大など女性に関する施策充実を目指す。

 ◇現職2氏が表明、自民独占維持か
 ■新庄市区

 ともに自民党現職の坂本貴美雄氏と山科朝則氏が出馬を表明。2氏以外に動きはなく無投票となる公算が大きい。自民党の2議席独占となりそうだ。

 5選を目指す坂本氏は市内全域で支持を広げる。企業へのあいさつ回りも精力的に行っている。

 山科氏は2月に500人規模の県政報告会を開催。朝のつじ立ちなどで支持を呼びかける。

 ◇自民・加賀氏の無投票当選か
 ■尾花沢市・北村山郡区

 定数1に対し、自民党現職の加賀正和氏以外に立候補の動きはなく、加賀氏の無投票当選の公算が大きい。

 加賀氏は安全な町づくりを掲げ、道路や警察署など基本的なインフラ整備の充実を訴え、支持拡大に努める。

 ◇自民現職2氏に新人が挑む構図
 ■最上郡区

 いずれも自民党現職の伊藤重成氏と小松伸也氏の2人に加え、岸宏一参院議員の長男で秘書の新人、岸倫一郎氏が出馬を表明している。3人が2議席を争う構図となりそうだ。

 伊藤氏は安心・安全な最上郡を目指すと訴える。地元・舟形町などの郡南部を中心に支持を広げる。

 小松氏は真室川町などの郡北部を中心に支持基盤を固める。商工会にも働きかけ、幅広い支持を目指す。

 岸氏は金山町を中心に企業などあいさつ回りを精力的に行う。3月下旬には450人規模の集会を開催予定。【山中宏之、野間口陽】=つづく

==============

 ◆予想される候補者

 ◇東根市<定数2−3>
野川政文 60 (5)自現

青柳信雄 70 (3)自現

青柳安展 68 (1)無元

 ◇村山市<定数1−4>
能登淳一 60 自新

菊池大二郎 32 無新

須藤和幸 64 無新

長谷川元 42 無新

 ◇新庄市<定数2−2>
坂本貴美雄 67 (4)自現

山科朝則 48 (1)自現

 ◇尾花沢市・北村山郡(定数1−1)
加賀正和 47 (2)自現

 ◇最上郡<定数2−3>
伊藤重成 58 (4)自現

小松伸也 52 (1)自現

岸倫一郎 40 無新

 (<>数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

3454チバQ:2015/03/07(土) 20:40:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150306ddlk06010095000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/4 米沢市区/長井市区/南陽市区/東置賜郡区/西置賜郡区 /山形
毎日新聞 2015年03月06日 地方版

 ◇無投票一転5人が表明
 ■米沢市区

 定数3に対し5人が出馬を表明し、過去2回の無投票から一転して激戦の様相を見せている。自民党は現職1人に新人1人、共産党は新人1人を公認。その他、現職1人と新人1人が無所属で立候補を表明している。

 10期目を目指す自民党公認の後藤源氏は、後援会女性部の集いと県政報告会を開き、組織戦を展開する。

 元市議で自民党公認の新人、渋間佳寿美氏は、企業回りと宣伝活動で知名度向上を図っている。

 昨年12月の衆院選に出馬した元市議で共産党新人の白根沢澄子氏は、生活と社会保障向上を訴える。

 無所属で4選を目指す木村忠三氏は、後援会新春の集いから活動を始め、組織固めを進めている。

 元市議で無所属新人の遠藤正人氏は昨年4月に出馬表明。市内全域で座談会や宣伝活動を展開している。

 ◇7選目指す平氏、対抗馬実現難航
 ■長井市区

 出馬表明は今のところ自民現職1人。対抗馬擁立の模索はあったが実現していない。

 7選を目指す平弘造氏は1日、事務所を開き、後援会の組織固めを図る。7日には励ます会を開催する。

 ◇20年ぶりの選挙戦注目
 ■南陽市区

 現在、出馬を表明しているのは、自民現職と無所属新人の2人。過去4回が無投票で、20年ぶりの選挙戦となり注目される。

 自民党公認の佐貝全健氏は6期目を目指す。地域での座談会やミニ集会などを中心に選挙戦を展開する。

 鈴木憲和衆院議員の元秘書で無所属新人の柴田正人氏は、若手の後援会組織をテコに宣伝戦を繰り広げる。

 ◇立候補表明は現職2人のみ
 ■東置賜郡区

 現時点で立候補を表明しているのは、自民現職2人のみ。

 1月に事務所を開いた舩山現人氏は、川西町で支持基盤を固めるほか、県政報告会を開く。

 再選を目指す島津良平氏は選対本部を設立し、高畠町の後援会女性部を拡大して決起大会を準備する。

 ◇現職と新人で一騎打ちの構図
 ■西置賜郡区

 自民現職と無所属新人の一騎打ちの構図。2003年9月の補欠選挙以来の選挙戦となる。

 地元・小国町と飯豊町を地盤とする自民党公認の小池克敏氏は、1日に白鷹町で県政報告会を開いた。

 前白鷹町議会議長の無所属新人、青木彰栄氏は、昨年8月に出馬表明。「西置賜を元気に」と訴える。【佐藤良一】=つづく

==============

 ◆予想される候補者

 ◇米沢市<定数3−5>
後藤源 75 (9)自現

渋間佳寿美 44 自新

白根沢澄子 64 共新

木村忠三 49 (3)無現

遠藤正人 51 無新

 ◇長井市<定数1−1>
平弘造 67 (6)自現

 ◇南陽市<定数1−2>
佐貝全健 64 (5)自現

柴田正人 35 無新

 ◇東置賜郡<定数2−2>
舩山現人 61 (4)自現

島津良平 61 (1)自現

 ◇西置賜郡<定数1−2>
小池克敏 71 (3)自現

青木彰栄 61 無新

 (<>の数字は定数−立候補予定者数、()数字は当選回数)

3455チバQ:2015/03/07(土) 20:41:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150307ddlk06010171000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議・予想される顔ぶれ/5止 鶴岡市区/酒田市・飽海郡区/東田川郡区 /山形
毎日新聞 2015年03月07日 地方版

 ◇現新6人、少数激戦の様相
 ■鶴岡市区

 定数5に対し現職4人と新人2人が出馬の意向。自民党は現職2人と新人1人、民主党は現職1人、共産党は新人1人を公認する。前回と同様、現新6人による少数激戦の選挙戦になる見込み。

 「地域の農業を守る」を掲げ7選を目指す自民党公認の阿部信矢氏は、支持層の農家らの結束を固めている。

 自民党公認の志田英紀氏は温海地域を中心に支持の拡大を図っている。高速交通網の整備に重点を置く。

 前鶴岡市議で自民党公認の新人、佐藤聡氏は市と県のつなぎ役になり国と連携したバイオ産業振興を訴える。

 民主党公認の阿部昇司氏は旧藤島町長の知名度の高さと経験を生かし、旧町村部で地盤を固める。

 共産党公認で新人の関徹氏は介護保険の負担を軽減する施策の必要性を強調。前回失った1議席の奪還が目標。

 無所属の草島進一氏は市街地でのつじ立ちを軸に、集会などの草の根運動で幅広い支持を呼び掛けている。

 ◇現職5人表明、共産新人擁立
 ■酒田市・飽海郡区

 定数5に対し、いずれも現職の5人が立候補を表明している。出馬が取りざたされた元酒田市議は「4月から県外の自治体で働く。立候補は120%ない」と言明。一方、共産党が候補擁立を決めたため、選挙戦になる見通し。

 「次は議長」を合言葉に5選を目指す自民党公認の佐藤藤弥氏は、地盤の酒田市東部を固め上積みを図る。

 自民党公認で5回目の当選を目指す星川純一氏は2日、酒田市東大町1に後援会事務所を設置した。

 前回、最下位で滑り込んだ自民党公認の森田広氏は、副議長経験を訴えて連続5回目の当選を目指す。

 2回目の当選を目指す民主党公認の石黒覚氏は、酒田市東大町1の国道7号沿いに後援会事務所を設置した。

 無所属の金子敏明氏は先月、遊佐町中心部で後援会事務所開き。2期目に向け一層の浸透を図っている。

 共産党は新人の擁立を決めた。酒田地区委員会によると、週明けにも会見し、候補者を発表する。

 ◇自民・田沢氏、無投票当選か
 ■東田川郡区

 定数1に対し、自民党現職で現副議長の田沢伸一氏が5選を目指す。ほかに立候補の動きはなく、前回に引き続き無投票の公算が大きい。【高橋不二彦、長南里香】=おわり

==============

 ◆予想される候補者

 ◇鶴岡市(定数5−6)
阿部信矢 68(6)自現

志田英紀 64(5)自現

佐藤聡 46 自新

阿部昇司 63(2)民現

3456チバQ:2015/03/09(月) 00:07:10
07年加美町再選挙の記録がとは板にないので・・・

http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/election/0704/0704234288/1.php
◆宮城県加美町長選挙◆全候補が法定得票に達せず再選挙へ
編集部2007/04/22
 現職町長の引退で無所属新人5人が立候補して大接戦となった宮城県加美町長選挙は、いずれの候補者も得票が法定得票に達しなかったため再選挙が行われる。
宮城
選挙
NA_テーマ2
 現職町長の引退で無所属新人5人が立候補して大接戦となった宮城県加美町長選挙は、いずれの候補者も法定得票数の「有効投票の4分の1以上」に達しなかったため、公職選挙法の規定に基づき再選挙が行われることになった。

 法定得票数は4、181票。得票数トップの佐藤澄男氏は4、127票(得票率は24.68%)を獲得したが、法定得票数には54票足りなかった。

 再選挙は町選管が当選者がいないことを告示し、2週間の異議申立期間の後、50日以内に行われる。

【立候補者:5人】 
3,842 猪股洋文(55)無所属・新 無職/元県青少年課主幹
3,662 高橋浩一(60)無所属・新 会社役員/元県議
4,127 佐藤澄男(59)無所属・新 農業/元町議
3,403 伊藤淳(53)無所属・新 会社役員/元町議
1,687 今野耕治(57)無所属・新 会社役員

http://www.asahi.com/senkyo2007t/news/TKY200704220130.html
宮城・加美町長選が再選挙へ 全候補、法定得票に届かず
2007年04月22日21時51分
 宮城県の加美町長選では、新顔5人の候補者がいずれも法定得票である「有効投票の4分の1以上」に達しなかったため、公職選挙法の規定に基づき再選挙が行われることになった。総務省によると、法定得票に達せずに再選挙が実施されるのは4度目という。

 現職の引退を受け、元県議や元町議、元県職員ら5人が立つ混戦となった。最多得票は元町議の佐藤澄男氏(59)の4127票だったが、法定得票に50票余り足りなかった。

 今後、同町選管が当選者がいないことを告示し、14日以内に異議の申し出がない場合、異議申し出期間の経過後50日以内に再選挙が行われる。

3457チバQ:2015/03/09(月) 00:17:26
加美町 最下位の今井が降りて再選挙。
再選挙:2007年6月17日投票
佐藤澄男5,066
猪股洋文5,060
高橋浩一3,711
伊藤淳2,898 

2011年町長選 前回の1位佐藤vs2位猪股の対決→猪股が当選
http://www.kugane.net/news/23082801.html
加美町町長選・新人猪股洋文候補当選
 
 東日本大震災の影響で延期されていた加美町町長選挙は28日投開票が行われ、新人の猪股洋文氏(59歳)が当選を果たした。
 加美町の当日有権者数は21600人で投票率は76.40%。

【開票結果】
当 猪股洋文  59 介護施設代表 無新    9698票
   佐藤澄男  63 農業       無現①   6670票


(8月28日)

3458チバQ:2015/03/09(月) 00:22:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150304/CK2015030402000152.html
【千葉】

<統一地方選> 県議選 選挙区情勢(1)

2015年3月4日


 県議選(四月三日告示、十二日投開票)は、告示まで一カ月を切った。これまで四十六選挙区(定数九五)に、百三十人以上が立候補の動きを見せている。昨年十二月の衆院選では、県内十三小選挙区のうち自民が十一区で議席を獲得。県議会でも五十一議席と過半数を占める自民に、他党はどう挑むのか。各選挙区の立候補予定者を五回に分けて紹介する。 (村上一樹)
◆千葉市中央区(3)
 本間進  60 自現(5)
 佐野彰  66 自現(3)
 網中肇  42 民現(1)
 鷲見隆仁 36 無新 
 高沢由里 46 無新 
 自民本間、佐野、民主網中の現職三人に、無所属新人の二人が立候補を表明。鷲見は臼井日出男元衆院議員が後援会最高顧問で、歯科医師会の推薦も受ける。元看護師の高沢は前回県議選に続き挑戦。このほか共産も擁立を模索している。
◆千葉市花見川区(3)
 宍倉登  65 自現(5)
 大川忠夫 56 民現(1)
 田村耕作 48 公新 
 寺尾賢  38 共新 
 四人で三議席を争う見通し。現職は自民宍倉と、年明けに生活から民主に合流した大川が出馬。共産は昨年十二月の衆院選に出馬した元県議・小松実の後継として、二〇一二年の衆院選や一三年の参院選にも出馬した寺尾を擁立する。
 公明は現有七議席から「議案提案権」を持てる八議席目を狙い、元浦安市議の新人田村を擁立した。
◆千葉市若葉区(2)
 山中操  64 自現(3)
 田中信行 63 民現(4)
 自民山中、民主田中の現職二人が出馬。前回選は無投票となったが、今回は共産が擁立を目指している。
◆千葉市緑区(2)
 関政幸 35 自現(1)
 竹内圭司 47 民現(3)
 石川正  70 共新 
 自民関と民主竹内の現職二人に、共産が元印刷会社役員の石川を擁立して、議席獲得を狙う。
◆千葉市稲毛区(2)
 阿部紘一 71 自現(5)
 天野行雄 55 民現(2)
 二宮尚徳 33 無新 
 議長の自民阿部と、民主天野の現職二人に、新人で元農林水産省職員の二宮が無所属で挑む。
◆千葉市美浜区(2)
 臼井正一 40 自現(3)
 河野俊紀 65 民現(5)
 自民臼井と民主河野の現職二人が出馬。前回選は無投票となったが、今回は共産が擁立を模索している。
◆船橋市(7)
 斉藤守  62 自現(1)
 丸山慎一 59 共現(5)
 佐藤浩  49 無現(1)
 西尾憲一 64 無元(5)
 野田剛彦 54 民新 
 仲村秀明 45 公新 
 大崎雄介 33 維新 
 中村実  47 無新 
 大原俊弘 45 無新 
 槻谷岳大 32 無新 
 最多十人が名乗りを上げる激戦区。現職は自民斉藤、共産丸山、無所属佐藤の三人が出馬。昨年の衆院選に出馬した元県議の西尾は返り咲きを狙う。新人では、民主が引退する堀江はつ(四期)の後継に野田佳彦元首相の実弟で船橋市議の野田、公明は石川信一(二期)の後継に同市議の仲村をそれぞれ擁立する。維新は太田和美衆院議員の元秘書大崎が出馬。さらに無所属で同市議の中村、元トヨタ社員の槻谷、会社社長の大原が名乗りを上げる。
◆銚子市(2)
 石毛之行 61 自現(3)
 信田光保 51 自現(3)
 ともに三期目の自民現職、石毛と信田のほか出馬の動きは無く、無投票の可能性が高まっている。
◆市川市(6)
 鈴木衛  63 自現(2)
 坂下茂樹 40 自現(1)
 赤間正明 53 公現(4)
 岡田幸子 64 共現(2)
 プリティ長嶋60 無現(1)
 水野文也 53 無現(1)
 守屋貴子 46 民新 
 七人で六議席を争うことになりそうだ。現職は自民の鈴木、坂下、公明赤間、共産岡田、無所属のプリティ長嶋、水野の計六人が全員出馬する予定。元みんなの党の水野は維新の公認を得る見通し。
 前回選で三人を擁立し共倒れに終わった民主は新人で市川市議の守屋一人に絞り、議席奪還を目指す。
      ◇
 選挙区のかっこ内は定数。氏名、年齢、党派、現(現職)・元(元職)・新(新人)の順で、○数字は当選回数。自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、維=維新、社=社民、次=次世代、ネ=市民ネットワーク千葉県、無=無所属。敬称略。

3459チバQ:2015/03/09(月) 00:23:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150305/CK2015030502000155.html
<統一地方選> 県議選 選挙区情勢(2)

2015年3月5日

◆館山市(1)
 秋山光章 68 自現(2)
 三沢智 60 無新
 現職の自民秋山が三選を目指す。前回は秋山が無投票で再選したが、今回は新人で元館山市議の三沢が名乗りを上げ、選挙戦となりそうだ。
◆木更津市(2)
 高橋浩 52 民現(2)
 大野俊幸 56 自新
 森岳 35 自新
 現職は欠員一で、民主高橋のみ。自民は二議席独占を狙い、新人で浜田靖一衆院議員元秘書の森と、木更津市議の大野をともに公認候補に決定した。
◆松戸市(7)
 本清秀雄 78 自現(7)
 河上茂 66 自現(5)
 藤井弘之 57 公現(3)
 秋林貴史 55 公現(2)
 松戸隆政 36 維現(1)
 川井友則 39 無現(1)
 三輪由美 59 共元(3)
 安藤淳子 38 民新 
 工藤鈴子 61 社新 
 現職は自民の本清と河上、公明の藤井と秋林、維新松戸、無所属川井の計六人が出馬を予定。共産は前回次点で敗れた元職三輪が返り咲きを目指す。民主は元松戸市議の安藤を、社民は元同市議の工藤をそれぞれ新人で擁立する。
◆茂原市(2)
 鶴岡宏祥 62 自現(2)
 横堀喜一郎 55 民現(2)
 ともに現職二期目の自民鶴岡と、民主横堀が出馬。ほかに無所属新人の男性が立候補の動きを見せていたが、断念。一転、無投票の公算が大きくなっている。
◆佐倉市(3)
 西田三十五 50 自現(3)
 伊藤昌弘 59 自現(2)
 入江晶子 49 ネ現(1)
 密本俊一 67 無元(3)
 鴨志田安代 59 共新 
 岩井功 47 維新 
 三議席を現元新六人で争う激戦区。自民は西田、伊藤の現職二人が出馬。市民ネットは入江が再選を目指す。共産は昨年十二月の衆院選にも出馬した新人鴨志田を擁立し議席獲得を狙う。
 元県議の密本、維新新人の佐倉市議岩井も名乗りを上げた。
◆野田市(2)
 木名瀬捷司 73 自現(3)
 礒部裕和 33 民現(2)
 田中洋成 34 無新 
 自民木名瀬、民主礒部の現職二人に、無所属新人で会社役員の田中が挑む構図となる見通し。
◆成田市(2)
 林幹人 41 自現(2)
 小池正昭 48 自現(1)
 ともに自民で、三選を狙う林、再選を狙う小池以外に目立った動きはなく、前回に続き無投票になる可能性が高い。
◆東金市(1)
 石橋清孝 66 自現(4)
 自民石橋が五選を目指す。ほかに出馬の動きはない。
◆旭市(1)
 大松重和 56 自現(2)
 自民大松が三選を目指す。前回同様、無投票となる公算が大きい。
     ◇
 選挙区のかっこ内は定数。氏名、年齢、党派、現(現職)・元(元職)・新(新人)の順で、○数字は当選回数。自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、維=維新、社=社民、次=次世代、ネ=市民ネットワーク千葉県、無=無所属。敬称略。

3460チバQ:2015/03/09(月) 00:24:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150306/CK2015030602000125.html
<統一地方選> 県議選 選挙区情勢(3)

2015年3月6日


◆八千代市(3)
 石井敏雄 63 民現(1)
 横山秀明 44 公現(1)
 大沢一治 67 無元(1)
 茂呂剛  46 自新 
 上野洋嗣 38 共新 
 手島淳一 49 維新 
 三議席を、五政党と元八千代市長の計六人で争うことになりそうだ。
 現職は民主石井、公明横山が出馬。元八千代市長の大沢は県議返り咲きを狙う。新人では自民が元市議の茂呂に公認を出した。共産は診療所事務長の上野、維新は社団法人代表の手島を擁立する。
◆習志野市(2)
 佐藤正己 74 自現(4)
 鈴木均  51 民新 
 斉藤賢治 49 無新 
 昨年に自民現職が不祥事で辞職し、現職は自民佐藤のみが出馬。自民は、無所属新人で立候補する習志野市議長の斉藤に推薦を出した。民主は前回に続き鈴木が挑戦する。
◆市原市(4)
 鈴木昌俊 67 自現(3)
 塚定良治 60 公現(3)
 山本友子 66 ネ現(2)
 竹内直子 45 民新 
 山口勇  68 共新 
 水野義之 52 無新 
 伊豆倉雄太 31 無新 
 定数四に七人が立候補を表明する激戦区。現職は自民鈴木、公明塚定、市民ネット山本の三人が出馬。新人は、民主が現職竹内圭司(緑区選出)の妻で、市原市議長の竹内を擁立。共産は元市原市議の山口を立てる。無所属で岡島一正元衆院議員に近い元同市議水野、林幹雄衆院議員元秘書の伊豆倉も名乗りを上げた。
◆柏市(5)
 浜田穂積 68 自現(6)
 中沢裕隆 44 自現(1)
 中田学  41 民現(1)
 阿部俊昭 55 公現(2)
 加藤英雄 61 共現(3)
 舘池美央子 40 維新 
 現職五人に維新の新人が挑む。現職は自民の県連幹事長を務める浜田のほか、自民中沢、民主中田、公明阿部、共産加藤の計五人が全員出馬。維新は、新人で元地域紙記者の舘池を擁立する。
◆勝浦市・夷隅郡(1)
 小高伸太 57 自現(5)
 現職の自民小高以外に、目立った動きはなく、前回と同様、無投票の可能性が高い。
◆鴨川市(1)
 亀田郁夫 63 自現(2)
 現職の亀田以外に目立った動きは無く、無投票の公算が大きい。
◆流山市(2)
 武田正光 45 自現(2)
 小宮清子 64 社現(4)
 矢田春代 48 共新 
 保坂隆裕 29 維新 
 無投票だった前回から一転、二議席を四人で争う激戦となる可能性が高い。現職の自民武田、社民小宮に加え、共産は新人で元会社員の矢田を擁立。
 維新は現時点で全候補者最年少となる保坂を立てる。
◆我孫子市(2)
 今井勝  67 自現(2)
 飯塚誠  45 民新 
 水野友貴 32 無新 
 現職の自民今井に対し、民主は我孫子市議の飯塚を擁立。元同市議の水野は無所属で挑む。
◆鎌ケ谷市(2)
 藤代政夫 67 無現(1)
 石井一美 70 自新 
 伊藤仁  55 民新 
 現職は藤代が出馬。自民は現職の皆川輝夫(四期)の引退に伴い、新人で元鎌ケ谷市議長の石井に公認を出した。民主は新人で学習塾経営の伊藤を立てる。
     ◇
 選挙区のかっこ内は定数。氏名、年齢、党派、現(現職)・元(元職)・新(新人)の順で、○数字は当選回数。自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、維=維新、社=社民、次=次世代、ネ=市民ネットワーク千葉県、無=無所属。敬称略。

3461チバQ:2015/03/09(月) 00:24:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150307/CK2015030702000156.html
<統一地方選> 県議選 選挙区情勢(4)

2015年3月7日


◆君津市(2)
 川名寛章 69 自現(5)
 石井宏子 50 民現(2)
 前回に無投票で当選した自民川名と民主石井のほか、目立った出馬の動きはなく、二回連続で無投票となる可能性も高い。
◆富津市(1)
 吉本充  58 自現(4)
 自民現職吉本のほかに出馬の動きはなく四回連続無投票となる公算が大きい。
◆浦安市(2)
 内田悦嗣 50 自現(2)
 矢崎堅太郎 47 民現(2)
 井原めぐみ 66 共新 
 ともに二期目の現職、自民内田と民主矢崎が立候補を予定。共産は元市議の井原を擁立し、二回前の二〇〇七年県議選で失った議席奪還を目指す。
◆四街道市(2)
 中台良男 71 自現(3)
 鈴木陽介 31 民新 
 坂本弘幸 67 無新 
 現在は自民が二議席を独占するが、うち一人が引退し、現職は中台のみが出馬する。民主は四街道市議の鈴木が挑む。ほかに過去に市長選に二度出馬したことがある坂本も名乗りを上げて、選挙戦となる見通し。
◆白井市(1)
 田中宗隆 71 自現(5)
 岩田典之 60 無新 
 六選を目指す自民現職の田中に、白井市議の岩田が無所属で挑む。
◆富里市(1)
 五十嵐博文 54 自新 
 四期務めた自民現職の引退に伴い、富里市議の五十嵐が自民公認で出馬の予定。ほかに立候補の動きはなく、四回連続で無投票となる可能性が出てきている。
◆袖ケ浦市(1)
 江野沢吉克 65 自現(2)
 三選を目指す自民現職の江野沢のほか出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。
◆八街市(1)
 山本義一 53 自現(2)
 三選を目指す自民現職の山本のほか、名乗りを上げている人はおらず、無投票となる公算が大きい。
◆印西市(1)
 滝田敏幸 55 自現(2)
 雨宮弘明 77 無新 
 三選を目指す自民現職の滝田に、印西市議で市民オンブズマン活動に取り組む雨宮が挑む構図となりそうだ。
     ◇
 選挙区のかっこ内は定数。氏名、年齢、党派、現(現職)・元(元職)・新(新人)の順で、○数字は当選回数。自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、維=維新、社=社民、次=次世代、ネ=市民ネットワーク千葉県、無=無所属。敬称略。

3462チバQ:2015/03/09(月) 00:25:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150308/CK2015030802000148.html
<統一地方選> 県議選 選挙区情勢(5)

2015年3月8日


◆南房総市・安房郡(1)
 木下敬二 66 自現(2)
 前回は無投票で再選された自民の木下が三選を目指す。ほかにこれまで出馬表明はない。
◆匝瑳市(1)
 宇野裕  57 自現(5)
 江波戸雅美 60 無新 
 自民宇野が六選を目指すのに対し、父が元匝瑳市長の江波戸が保守系無所属新人として挑む。無投票だった前回から一転、保守分裂の激しい選挙戦となりそうだ。
◆山武市(1)
 松下浩明 54 自現(2)
 鈴木匡哉 45 次新 
 三選を目指す自民現職の松下に、新人で会社役員の鈴木が次世代公認として挑む。現在のところ、県議選で次世代公認は鈴木のみ。
◆香取市(2)
 伊藤和男 67 自現(7)
 谷田川充丈 47 無新 
 八選を目指す自民現職の伊藤に、兄が民主の元衆院議員の谷田川が無所属で挑む。谷田川は前回も出馬し次点だったが、今回は二人のほかに出馬の動きは無く、無投票となる可能性がある。
◆いすみ市(1)
 小路正和 46 自新 
 君塚正芳 48 無新 
 自民は、現職で副議長の山口登(四期)が引退し、新人で元大原町議の小路を公認。いすみ市議の君塚も名乗りを上げ、選挙戦となる見通し。
◆大網白里市(1)
 阿井伸也 50 自現(4)
 武井直子 49 無新 
 旧・大網白里町が二〇一三年一月に市制施行したため今回から単独の選挙区となる。五選を目指す自民現職の阿井のほか、無所属新人の武井も出馬する予定。
◆長生郡(1)
 酒井茂英 67 自現(6)
 自民現職の酒井が七選へ出馬を表明。ほかに目立った立候補の動きはなく、四回連続で無投票となる可能性がある。
◆印旛郡(1)
 岩井泰憲 45 無現(1)
 金塚学  41 自新 
 自民県議の死去に伴い、一一年七月の補選で民主推薦で初当選した現職岩井が出馬。今回は無所属での再選を目指す。自民は新人金塚を公認し、議席奪還を目指す。
◆山武郡(1)
 実川隆  61 自現(1)
 旧・大網白里町が市制施行で単独の選挙区になったことに伴い、今回から定数が二から一に。自民現職の実川が再選を目指し、ほかに出馬の動きは無い。
◆香取郡(1)
 戸村勝幸 46 自新 
 自民現職の遠藤澄夫(五期)の引退に伴い、自民は新人で林幹雄衆院議員秘書の戸村を公認した。ほかに立候補の動きはなく、無投票の可能性もある。
 =おわり
  (村上一樹が担当しました)
 選挙区のかっこ内は定数。氏名、年齢、党派、現(現職)・元(元職)・新(新人)の順で、○数字は当選回数。自=自民、民=民主、公=公明、共=共産、維=維新、社=社民、次=次世代、ネ=市民ネットワーク千葉県、無=無所属。敬称略。

3463チバQ:2015/03/09(月) 00:34:25
県議高橋昌造  →民主系
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150308_4
宮舘前副知事が出馬正式表明 4月の矢巾町長選

 前副知事の宮舘寿喜(ひさき)氏(65)は7日、矢巾町内で記者会見し、4月21日告示、同26日投開票の矢巾町長選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 宮舘氏は「これまでのまちづくりを基本的に継承し、もう一歩進んで一人一人が希望を持って暮らせる町、町民満足度日本一の町を皆さんとつくりたい」と決意を述べた。

 公約に▽県央部豪雨の復旧と防災態勢整備▽農・商工業などの産業創生と雇用創出▽岩手医大と連携した保健医療福祉の充実▽国際リニアコライダー(ILC)関連の先端医療研究の人材育成―などを挙げる。政党への推薦要請はしない方針。

 宮舘氏は金ケ崎町出身で、現在は矢巾町南矢幅に在住。

 同町長選では現職の川村光朗氏(74)が勇退を表明。紫波選挙区(定数2、欠員1)選出の県議高橋昌造(しょうぞう)氏(69)が出馬する意向を固めている。

(2015/03/08)

3464チバQ:2015/03/09(月) 12:56:24
>>3463
県議の補欠選てすかね?

3465チバQ:2015/03/09(月) 18:41:38
青森
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=116&amp;paged=2
2015 県議選まで1カ月
弘前市=1
2015/3/4 水曜日


 「弘前(市選挙区)は他より相当動きが早い」「激戦区だ」。定数6に対し、現職6、新人3の合計9人が出馬を表明している県議選弘前市選挙区。複数の陣営が厳しい戦いを想定し、早くから活動を活発化させている。
 同選挙区では無所属で現職川村悟が年明け早々の1月10日に事務所開きを行い、先陣を切った。県内でも異例の早さ。無所属新人の菊池勲がその1週間後の同17日に事務所開きを行ったことで全体の動きが加速。予定を繰り上げる陣営も出て、1月中に4陣営、2月中旬までに計6陣営が戦う拠点を整えた。
 「有力な新人が出て支持者も入り組んでいるように思う」「長年の支持者のところに他候補のポスターが張られている。ゼロからのスタートだ」。ある事務所開きでは後援会幹部らがそう訴え、危機感をあらわにした。
 弘前市選挙区は前回(2011年)、定数6に現職5、元職1、新人4の計10人が立候補。主に元職、現職らベテラン勢が強さを発揮し、新人が力及ばずという結果だった。
 一方、今回は1減の9人の出馬が固まったが、強固な地盤を持つ現職に対し、新人も政党やしっかりとした後援会組織の支えを受けてフル回転。支持層が重なる候補者もおり、情勢が容易に読めない混戦となっている。
 自民は今回、現職西谷洌、岡元行人、齊藤爾の3人に、過去には衆院議員木村太郎の秘書を務めた新人谷川政人を加えた4人を公認した。前回から公認を1増としたが、党弘前市支部内では「(公認同士で)支持者は大きくかぶらない」と大きな影響はないとする。
 ただ選挙区全体を見れば「複数の候補者と少しずつ(支持者が)かぶる」「他候補に票を持っていかれるのでは」という声もあり、従来の支持者の動きに気をもむ関係者も。
 民主は2月に前藤崎町議で新人の鶴賀谷貴を擁立した。9人の中では最も遅い出馬表明となり、鶴賀谷は同市に活動拠点を置く党県連幹事長山内崇の支援を受けて浸透に必死。他陣営から「反自民、反木村の一定の受け皿になるのでは」と警戒する声も出ている。
 共産は津軽地域で一定の強さを誇る。現職安藤晴美は前回の獲得票約9000票を手堅くまとめられれば当確ライン。4月下旬に控える弘前市議選もにらみ、支持拡大を狙う。
 前回トップ当選の無所属相馬●一は通常通り、本業の税理士業務が一段落する3月中旬以降活動を本格化させる予定。「選挙は何回やっても楽ではない」とし、後援会への文書発送などは既に済ませた。無所属の川村、菊池はいち早く活動を始めており、地元や支援団体を足しげく回るなど危機感を胸に支持固めに奔走している。
※●は金へんに昌

西谷洌
岡元行人
齊藤爾
谷川政人
鶴賀谷貴
安藤晴美
相馬●一
川村悟
菊池勲

3466チバQ:2015/03/09(月) 18:42:13
黒石市、平川市、南郡=2
2015/3/5 木曜日


■黒石市
 現職鳴海惠一郎以外に動きはなく、自身2度目の無投票となる公算が大きい。
 鳴海は前職高樋憲(黒石市長)の辞職に伴う2013年6月の補選で初出馬初当選。前市長鳴海広道の長男で、高樋市長から後継指名されており「黒石で高樋、鳴海広道(の力)にかなう者はいない」とささやかれるほか、在任1年未満であり「評価は次の任期」とする有権者も多い。無投票への批判は少なくないが、仮に選挙戦になっても鳴海優位は揺るがないだろう。
 まだ「前市長の長男」との目で見られる向きがあり、各種会合に積極的に出席してあいさつに立つなど「惠一郎」の浸透に努めている。
■平川市
 定数2。現平川市長・長尾忠行が市長選出馬のため2013年12月に県議を辞職し、現在欠員1。平川市尾上地区が地盤の自民の現職工藤義春と、新人の元大鰐町議山口多喜二がいち早く立候補を表明。その後具体的な候補者擁立の動きがなく無投票との見方も出始めていたが、2月下旬に平賀地区から元市議齋藤正明が名乗りを上げ一転、選挙戦へ。
 齋藤陣営はすぐさま後援会事務所を立ち上げ、“短期決戦”へ一丸。旧平賀町議、平川市議時代に培った人脈を生かし、地元平賀地区の票固めを急ぐ。工藤は「当初から選挙を想定して準備している」と焦りはなく、後援会組織を中心に支持を訴える。山口も地元大鰐での集票に力を注ぎ「平川市と比べれば有権者は少ないが、地元で票が確保できれば戦える」と力を込める。
 現時点で3人による戦いが見込まれる今回同様、三つどもえだった前回選は、強固な地盤でトップ当選の長尾は1万票近くを獲得、工藤は5600票余りで当選を果たしている。今回、各陣営の目標は6000〜8000票。いずれも地元票固めを主眼に、前回戦までの“長尾票”の取り込みも含め、どこまで上積みできるかが鍵となるもよう。選挙違反事件に揺れた平川市を選挙区内に有するだけに、投票率低下を懸念する声も。ある陣営は「支持はもちろん、とにかく投票へ行くことも訴えたい」とする。
■南郡
 木村太郎衆院議員の側近で、藤崎町を地盤とする自民の現職阿部広悦は、県議会議長として多忙で地元不在を強いられる日も多いが、若手時代から培ってきた木村系を軸とする支持基盤は堅固だ。事務所開きは今月下旬の予定。
 前回、阿部に挑んだ2人のうち、鶴賀谷貴元藤崎町議は今回、民主公認で弘前市区から出馬する。一方、田舎館村議の鈴木和久は依然出馬を模索しているとし「状況を見ながら検討している。遅くとも、今月中旬までには結論を出したい」と話す。鈴木が立候補を見送れば、無投票の公算。
(文中敬称略)

◎立候補予定者
【黒石市】(定数1)
鳴海惠一郎 42 自現 [1]
【平川市】(定数2)
工藤義春
山口多喜二
齋藤正明
 
【南郡】(定数1)
阿部広悦 67 自現 [5]

3467チバQ:2015/03/09(月) 18:43:24
五所川原市、つがる市、北郡、西郡=3
2015/3/6 金曜日


■五所川原市
 定数3に対し、現職3人と元職1人、新人1人の計5人が出馬を表明している激戦区。
 2月21日、五所川原市長平山誠敏は自身の新春の集いで、自民党公認の現職成田一憲、同寺田達也について「優秀な成績での当選をお願いしたい」と支持者にあいさつし、会場はさながら決起集会の盛り上がりを見せた。
 五所川原市を主な地盤とし、平山と良好な関係を保つ寺田に対し、前回トップ当選を果たした現職櫛引ユキ子は、今月1日の事務所開きで「他候補はいつもより早い動き。後を追い掛けられるか不安だった」と述べ、今回の選挙戦の厳しさをうかがわせた。
 民主党県連副代表の元職今博は「本当に厳しい戦いだが、4年かけて地域をこまめに回ってきた自負がある」とし、「今回で負けたら後がない」と背水の陣で臨む構え。
 中泊町を主な地盤とするベテラン成田は、2月8日の事務所開きで元町議の新人塚本悦子を「優秀な大型候補」と呼ぶなど、警戒感をにじませる。
 「組織がなくとも政治家になれる道を開きたい」とする塚本は、無党派層を中心とする地元では異色のスタイル。生活の党と山本太郎となかまたち県連(平山幸司代表)の支援も受けるが、五所川原市でどこまで支持を広げられるか未知数だ。
■つがる市
 自民現職の三橋一三が出馬の意向を示しており、他に目立った動きはない。つがる市長の福島弘芳と後援会の合同集会を開くなど緊密に連携しており、強い支持基盤を持つ。今のところ無投票になる公算が大きい。
■北郡
 定数1に対し、現職1人と新人2人の計3人が立候補を表明。
 当初は板柳町から出馬し、県議選補選で初当選した自民現職の齊藤直飛人と、補選で敗れた鶴田町の無所属新人相川順子による一騎打ちになるとみられたが、同町議の新人北谷正則が名乗りを上げた。
 強固な組織を持たないながら補選で善戦した相川に対し、北谷は与党会派の町議9人の支援を受けるなど、地盤固めを進めている。
 対立候補の動きに対し、齊藤は「かなりの脅威」と警戒。板柳町長舘岡一郎と同町議10人全員の支持を受け、地盤固めと鶴田町での票伸ばしに奔走する。「ぎりぎりまで全力を尽くし、前回以上に票を増やしたい」と再選に意欲を燃やす。
■西郡
 自民現職の工藤兼光以外に目立った動きはなく、3期連続で無投票となる公算が大きい。工藤は選挙区内の鯵ケ沢、深浦両町を精力的に回って現職としての実績を訴え、態勢固めを着々と進めている。
(文中敬称略)

◎立候補予定者
【五所川原市】(定数3)
成田一憲
寺田達也
今博
櫛引ユキ子
塚本悦子

【つがる市】(定数1)
三橋一三47自現 [3]
【北郡】(定数1)
齊藤直飛人
相川順子
北谷正則
【西郡】(定数1)
工藤兼光 71 自現 [3]

3468チバQ:2015/03/09(月) 18:43:59
青森市、東郡=4
2015/3/7 土曜日


■青森市
 定数10に対し、現職10人、元職1人、新人1人が立候補を表明している。現行の区割りとなった2007年以降で立候補者数は最少。当落線上での激しい争いも予想される。
 昨年12月の衆院選で青森市を含む1区は自民党が現有議席を確保する一方、民主、維新、社民の3党が共闘した野党側も維新が比例復活を果たすなど県都をめぐる政治情勢は流動的。自民と距離を置く青森市長、市議選や衆院選の低投票率など不確定な要素も多く、浮動票の行方が勝敗を左右しそうだ。
 現有5議席の自民は現職全員が再選に向けて着々と準備を進める。過去4度はいずれも安定した得票を誇る森内之保留、前々回と前回とトップ当選を果たしている高橋修一は組織引き締めに注力。前回返り咲いた山谷清文、現職県議で最年少の花田栄介、昨年4月に復党した奈良岡央も支持固めに余念がない。
 民主党は現職の渋谷哲一が3選を狙う。県政で存在感を示していく上で県都唯一の議席維持は至上命題。前回に続いて党の看板を背負った戦いとなる。
 公明は党県本部代表で現職の伊吹信一が堅い支持基盤を背景に4選をうかがう。共産は現職の諏訪益一を擁立し、現有1議席の維持に全力を注ぐ。反自民の受け皿として存在感を増しており、票の上積みを狙う。
 国政、県政レベルで存在感が薄れている社民は前回失った議席奪還が命題。候補者選考が難航していたが、党県連代表の三上武志が自ら出馬し、党勢回復に向けた戦いに臨む。
 無所属では、現職2人が再選を期す。旧浪岡町長の現職古村一雄は浪岡地区の票固めを図り、都市部の浮動票獲得も狙う。県議会会派では青和会に所属する関良も支持固めを進める。前回次点だった東北電力労組出身の元職一戸富美雄は返り咲きを期し、前回に続いて連合青森の推薦を受けての戦いとなる。
■東郡
 自民党県連幹事長として盤石の支持態勢を築いている現職の神山久志が8期目を目指す。過去2回はいずれも無投票で当選。今回も他に候補者擁立の動きは見られず、無投票の可能性が高まっている。
(文中敬称略)

◎立候補予定者
【青森市】(定数10)
森内之保留
山谷清文
高橋修一
奈良岡央
花田栄介
渋谷哲一
伊吹信一
諏訪益一
三上武志
古村一雄
関良
一戸富美雄

【東郡】(定数1)
神山久志67自現 [7]

3469チバQ:2015/03/09(月) 18:44:30
八戸市、三戸郡=5
2015/3/8 日曜日


■八戸市
 定数8に対し、現職6人、新人3人が立候補を表明しており、少数激戦の様相を呈す。現在欠員1で現有議席は自民党3、民主党3と拮抗(きっこう)しており、今回も勢力争いにしのぎを削る。参院に転身した自民の滝沢求、今期限りで勇退する民主の中村寿文の支持票の行方にも注目が集まる。
 自民は清水悦郎、熊谷雄一、藤川友信の現職3人が再選を期す。滝沢の後任は、滝沢の公設秘書を務めた大崎光明が党公認で出馬することが決定。勢力拡大を図るため、4議席獲得は至上命題となっている。
 前回1議席減らした民主は、現職の田名部定男、山田知と、新人で市議の田中満を擁立し、牙城での議席維持に力を注ぐ。前回1万票余りを獲得した中村が不出馬の意向を示しており、支持票の行方も大きく影響を与えそうだ。
 安定した支持基盤を持つ公明は、現職畠山敬一の議席確保に全力を挙げる。共産は市議の松田勝が党公認を受け初挑戦。県議3人は党県委員会の悲願であり、衆院選で善戦した勢いに乗って初議席獲得を目指す。
 無所属で立候補を予定していた山内卓は支持者の反対などもあり、急きょ出馬を断念した。
■三戸郡
 定数3で、民主が唯一自民を上回る選挙区。現職3人に加え、初挑戦の新人1人が名乗りを上げ、少数激戦の構図がほぼ固まった。過去2回と顔触れが変わり、五戸町を地盤とする民主ベテラン現職と自民系新人の対決が焦点となりそうだ。
 自民は、現職の夏堀浩一が3選を目指すほか、党五戸町支部青年部長を務める無所属新人の對馬孝将が党推薦で出馬する。民主は北紀一、松尾和彦の現職2人を擁立。八戸市同様に牙城の選挙区であり、議席確保に力を注ぐ。
 前回、前々回に続いて自民公認で出馬を予定していた三戸町議の澤田恵が昨年12月に出馬を断念。顔触れが変わったことで、五戸町を地盤とする北、對馬の争いが注目される。5期の実績を誇る北に対し、36歳の對馬は若さを前面に打ち出す。
 夏堀は南部町、松尾は三戸町を地元としており、それぞれ支持固めに注力。選挙区内で「飛び地」となっている階上町の得票もカギとなる。
(文中敬称略)

◎立候補予定者
【八戸市】(定数8)
清水悦郎
熊谷雄一
藤川友信
大崎光明
田名部定男
山田知
田中満
畠山敬一
松田勝

【三戸郡】(定数3)
夏堀浩一
北紀一
松尾和彦
對馬孝将

3470チバQ:2015/03/09(月) 18:45:25
十和田市、三沢市、むつ市、北上郡=6・完
2015/3/9 月曜日


■十和田市
 田中順造、丸井裕の自民現職2人と、元衆院議員で新人の中野渡詔子による三つどもえの戦い。前回に続き無投票との見方があったが、中野渡が2月中旬に急きょ名乗りを上げ選挙戦が確定した。
 自民にとっては江渡聡徳衆院議員のお膝元の選挙区であり、議席維持が絶対条件となる。田中、丸井はそれぞれ安定した地盤を有し、組織の引き締め、支持固めに力を注ぐ。
 昨年12月の衆院選に維新の党公認で出馬、落選した中野渡。初挑戦となる県議選は特定の政党にとらわれず無所属で出馬する構えで、元国会議員としての知名度を生かしながら無党派層への浸透を図る。
■三沢市
 自民現職の小桧山吉紀が3選を目指す。他に立候補の動きはなく、前回選に続き無投票となる公算が大きい。
■むつ市
 現職3人、新人2人が名乗りを上げる。自民が3議席独占を維持できるかが焦点だが、前回とは戦いの構図が変わり、混戦となる可能性もある。
 自民現職の越前陽悦、横浜力、菊池憲太郎はいずれも党公認を受け、議席確保に全力を傾ける。前回は横浜が自民公認、越前が自民推薦、菊池が民主推薦で出馬。菊池の自民入りで4年前と情勢が変わり、得票にどう影響するかが注目される。
 新人では、連合青森下北地域協議会議長の藤森友子が民主公認で立候補する。連合青森の推薦も受け、非自民の受け皿を目指す。
 元五戸町議の大久保利夫は反核燃を掲げ、独自の戦いを進める。
■上北郡
 定数4に、現職4人、新人1人が出馬を表明し、少数激戦の様相。過半数を占める自民が現有議席を維持できるかが注目される。
 自民は、工藤慎康が地元七戸町の固い支持層を背景に3選を目指す。前回は党推薦で出馬した蛯沢正勝、沼尾啓一も党公認を受け、再選を期す。ともに東北町を地盤とし、票の行方も注目される。
 無所属では、県議会会派の公明・健政会に所属する吉田絹恵が再選に向け、地元おいらせ町を中心に支持拡大に注力する。
 新人は、元野辺地町議の木明和人が前回に続いて民主公認で出馬。非自民、無党派層の取り込みを図り、議席獲得を目指す。
(文中敬称略)
=終わり=

◎立候補予定者
【十和田市】(定数2)
田中順造
丸井裕
中野渡詔子

【三沢市】(定数1)
小桧山吉紀 64 自現 [2]

【むつ市】(定数3)
越前陽悦
横浜力
菊池憲太郎
藤森友子
大久保利夫

【上北郡】(定数4)
工藤慎康
蛯沢正勝
沼尾啓一
木明和人
吉田絹恵

3471チバQ:2015/03/10(火) 20:10:19
http://www.sankei.com/politics/news/150309/plt1503090020-n1.html
2015.3.9 21:40

秋田市長「後援会」ゴルフで公務欠席 「自覚ない」と批判も





 秋田市の穂積志市長が昨年7月、公務のイベントを欠席し、自身の後援会のゴルフ大会に参加していたことが9日、分かった。イベント主催者側は「市の第三セクターのための催し。自覚が足りない」と批判。穂積氏は同日、取材に対し秘書課を通じ「適切か不適切かも含めコメントすることはない」と回答した。

 イベントは昨年7月26日、秋田港にある飲食店などが入った市の第三セクターの施設で開いた「秋田港海の祭典」。主催は市民や企業、国土交通省関係者などでつくる実行委員会で、穂積氏も顧問を務めている。

 実行委や市によると、イベントは毎年同じ時期に開き、市長が参加することもあった。実行委は昨年7月9日、穂積氏に出席を正式要請。しかし、穂積氏は既に副市長など200人以上が参加する後援会主催のゴルフ大会の予定を入れており、代理で担当課長が出席した。欠席理由の具体的な説明はなかったという。

3472チバQ:2015/03/10(火) 23:04:57
2011年青森県議選を振り返る

青森市(定数:10)
当 高橋修一14670〈元〉市職員自民40現    13年青森市長選出馬検討→断念
当 森内之保留11454畜産会社役員自民46現
当 伊吹信一11171党県代表公明50現
当 渋谷哲一9663〈元〉衆院議員秘書民主49現
当 関良__8727福祉施設長無所53新      09年市長選落選 会派「青和会」
当 古村一雄8562〈元〉浪岡町長無所66現    旧浪岡町長 会派 無所属
当 山谷清文7921〈元〉旧市議自民53元
当 花田栄介7614弁当会社員自民29新
当 諏訪益一7245党県地区副委長共産66現
当 奈良岡央7209米穀会社長無所54新     05年青森市長選落選>>128 09年青森市長選出馬断念 鹿内博を支持>>3046自民復党
落 一戸富美雄7023東北電力社員無所54現   東北電力労組出身
落 奈良岡克也6442〈元〉国労地本委長社民60現
落 大沢研5611〈元〉市議共産63新

弘前市(定数:6)
当 相馬錩一10284税理士〈元〉市長無所74元    >>115710年市長選落選会派 無所属
当 西谷洌_10038医療法人理事自民66現
当 岡元行人9765〈元〉木材業自民46現
当 安藤晴美8974〈元〉市議共産59現
当 川村悟_8609〈元〉旧市議無所63現      連合青森推薦 会派「青和会」
当 斉藤爾_7366貸倉庫会社員無所40新      弘前市議 会派自民
落 成田善一6151アパート賃貸業無所57新     
落 三上隆雄5349〈元〉参院議員民主77現
落 松橋武史4262〈元〉市議民主39新
落 一戸兼一33761級建築士無所57新 自民推薦出馬

八戸市(定数:8)
当 熊谷雄一13125〈元〉市議自民48現
当 滝沢求_12159不動産会社長自民52現     13年参院選出馬当選
当 中村寿文10058〈元〉市長民主71現      引退
当 山田知9281〈元〉市議民主41現
当 畠山敬一8828〈元〉市議公明55現
当 田名部定男8627〈元〉党県幹事長民主64現
当 清水悦郎8112米穀販売業自民61現
当 藤川友信6908医療法人理事自民62新
落 畑中哲雄5338〈元〉市議共産67新
落 寺地則行4203不動産会社役員無所58新
落 山内正孝4108牧場経営民主60現

3473チバQ:2015/03/10(火) 23:05:11
黒石市(定数:1)
無投票
当 高樋憲―建設会社相談役自民52現      →市長選出馬当選

補欠選にて鳴海恵一郎が無投票当選

五所川原市(定数:3)
当 櫛引ユキ子12846〈元〉市議無所57元     10年市長選落選 会派「青和会」
当 寺田達也12493〈元〉市議自民48新
当 成田一憲7044農業自民72現
落 今博__6898党県政調会長民主60現     15年再挑戦

十和田市(定数:2)
無投票
当 丸井裕―ガソリン販売業自民54現
当 田中順造―党県副会長自民61現

三沢市(定数:1)
無投票
当 小檜山吉紀―〈元〉保育園長自民60現

むつ市(定数:3)
当 横浜力_11730〈元〉風間浦村長自民58新   風間浦村長
当 菊池憲太郎10781観光ホテル役員無所42新   民主党推薦→自民入り
当 越前陽悦9574〈元〉市議無所65現      自民推薦
落 村中徹也7470森林組合長無所52新

つがる市(定数:1)
無投票
当 三橋一三―食品会社役員自民43現

平川市(定数:2)
当 長尾忠行9789農業自民62現        市長選出馬当選
当 工藤義春5648〈元〉食料雑貨店長無所61新 市長選では現職大川を支援
落 中村弘 4734土木会社顧問自民57現

東津軽郡(定数:1)
無投票
当 神山久志―燃料販売業自民63現

西津軽郡(定数:1)
無投票
当 工藤兼光―〈元〉鰺ケ沢町議長自民67現

南津軽郡(定数:1)
当 阿部広悦6088〈元〉旧藤崎町議長自民63現
落 鶴賀谷貴3579不動産会社長無所48新    →15は弘前市から出馬
落 鈴木和久2240保育園理事長無所53新

北津軽郡(定数:1)
無投票
当 相川正光―〈元〉鶴田町収入役自民57現  →鶴田町長選出馬当選 >>3195

補選
当 4589 斉藤直飛人 39 自新     元関脇・追風海 板柳町
  4555 相川順子 57 無新      鶴田町 
  3543 松森俊逸 58 無元      板柳町

3474チバQ:2015/03/10(火) 23:05:26
上北郡(定数:4)
当 工藤慎康12015農業会社役員自民41現
当 吉田絹恵10407保育園長無所64新      三村知事の父で今回県議を引退する予定の三村輝文(公明・健政会)の後継候補
当 蛯沢正勝8779建設会社会長無所63新     自民推薦
当 沼尾啓一8598〈元〉東北町収入役無所63新  自民推薦
落 木明和人7378〈元〉野辺地町議民主45新   15年再挑戦
落 工藤章2791〈元〉旧七戸町議無所58新
落 山田昭二2324〈元〉東北町職員無所58新

三戸郡(定数:3)
当 夏堀浩一9381獣医師自民57現
当 北紀一8379〈元〉食肉卸会社長民主69現
当 松尾和彦7969ゴルフ施設経営民主47現
落 沢田恵7647獣医師自民53新

3475チバQ:2015/03/11(水) 22:46:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150311_21012.html
<青森知事選>青森市長が反核燃派支援で波紋


鹿内市長(奥の右から2人目)が大竹氏の支持を訴える5日前の会合。同席した三村知事(右端)と親密に語らう場面はなかった=2月17日
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)をめぐり、青森市の鹿内博市長が、新人で核燃料サイクル政策の廃止などを掲げる前県保険医協会長の医師大竹進氏(64)の支援を表明し、4選を目指す現職三村申吾氏(58)への対決姿勢を打ち出した。反核燃派は歓迎する一方で、市議会からは県との関係悪化を懸念する声も出ている。

 「原発や核燃は危険だ。県政を変えなければならない。勝利を目指し一緒に頑張りたい」。鹿内市長は2月22日、市内で開かれた大竹氏の支援団体の設立総会の壇上で、力強く訴えた。
 鹿内市長は県内では唯一、全国の市区町村長ら約110人でつくる「脱原発をめざす首長会議」のメンバーに名を連ねる。市長就任前の県議時代には、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の着工に反対しハンストをするなど、反核燃運動を主導してきた。現在も県内反核燃派のシンボル的な存在だ。
 大竹氏を推薦する予定の共産党の諏訪益一県議は「市長の支援で反対派は盛り上がる」と強調。大竹氏も「心強い応援をいただいた」と感謝した。
 一方、公明党とともに現職三村氏を推薦する自民党の神山久志県連幹事長は「主義主張を通したいのは分かるが、青森県と青森市がしっくりこない関係になってしまえば、市民にとっては不幸なことだ」と鹿内市長の動きをけん制する。
 市議会自民党系会派、自民清風会の渋谷勲会長も「県と市の関係が悪化し、市のお願いに応えてくれなくなる。30万人都市のトップが取る行動ではない。市長になった時は反核燃の言動を自粛していたが、2期目に入りおごりが見える」と批判した。
 大竹氏を推薦する社民党のある市議は、政府の米軍基地政策に反対する知事の当選後、国の振興予算が減らされた沖縄県を引き合いに「県と市に主従関係はないが、市には県の支援が必要なときもある。応援は党としてありがたいが、市議の立場では歓迎できない」と悩ましい表情で語った。

3476チバQ:2015/03/13(金) 20:59:41
http://yamagata-np.jp/news/201503/04/kj_2015030400055.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(1) 米沢市区、東置賜郡区
2015年03月04日 08:19
 統一地方選で行われる第18回県議選は4月3日の告示まで1カ月を切った。全19選挙区の定数44に対し、現段階で55人が立候補の意思を表明、各地で既に激しい前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の情勢を探った。(文中敬称略)

【米沢市区】現新5氏、乱戦の様相―市長選挑戦「中川票」の行方鍵に
 定数3をめぐり、後藤源、木村忠三の現職2人、いずれも元市議の渋間佳寿美、白根沢澄子、遠藤正人の新人3人が激突。2回連続の無投票から一変し乱戦の様相を見せている。今秋の市長選に向かう県議中川勝の票の行方が鍵を握りそうだ。

 史上最多タイの10期に挑む後藤は「気力、体力、胆力とも十分」とアピール。支援団体などの会合で、地方創生の拠点に選定された新「道の駅」を実績として強調。8日に後援会女性部の集会、20日に政経セミナーを開いて本番に臨む。

 木村は1月、後援会新春の集いで本格始動。知事吉村美栄子から「中堅(議員)とはいえ吉村県政での支えは大きい」とエールを受けた。1日、大町1丁目の自宅敷地で事務所開きを行った。26日に女性の集いを兼ねた総決起大会を開く。

 新人ながら自民党県連の公認を得た渋間は1月、政経塾主宰者を迎えた政談演説会を開催。市議選候補の元同僚議員・新人と連動して街頭活動を行うとともに、企業朝礼や支持者回りを重ねる。1日に中央3丁目で事務所を開設した。

 白根沢は昨年末の衆院選に続く出馬。市議4期の実績を生かし共産票を上積みした勢いに加え、女性票を取り込んで悲願の党議席獲得を目指す。年明けから街頭演説や支持者回りをスタート。1月に井上哲士参院議員を迎え集会を開いた。

 新人で最も早く名乗りを上げた遠藤は地元・南原などの支援者回りに余念がない。「なせばなる」「県政に新風を」のスローガンを掲げつじ立ちも続けている。「きもの議会」をもって市議を辞職。7日に城南2丁目に事務所を開く。

【東置賜郡区】自民2現職無投票か
 定数2に対し、出馬を予定しているのはいずれも自民現職の舩山現人、島津良平の2人。ほかに立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 5選を目指す舩山は1月、地元川西町の上小松で事務所開きを行った。川西町長原田俊二や同町議会議長斎藤修一のほか、町議5人や後援会員らが出席した。「時代の流れをくみ、戦略を練って着実に実行していく」と決意を述べた。

 島津は地元の高畠町を中心に支持を固め、再選を期す。1月下旬に衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂や支援者らが集い同町高畠で事務所開きを行った。青年部を増員し組織を強化したほか、企業を回り支持拡大を目指している。

【立候補予定者】
◇米沢市区(定数3―予定5)
後藤源 75 県議 自現
木村忠三 49 県議 無現
渋間佳寿美 44 元米沢市議 自新
白根沢澄子 64 元米沢市議 共新
遠藤正人 51 元米沢市議 無新

◇東置賜郡区(定数2―予定2)
舩山現人 61 県議 自現
島津良平 61 県議 自現

3477チバQ:2015/03/13(金) 21:00:13
http://yamagata-np.jp/news/201503/05/kj_2015030500081.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(2) 西置賜郡区、南陽市区、長井市区
2015年03月05日 09:05
【西置賜郡区】11年半ぶり選挙戦、一騎打ちの公算大
 立候補の意思を表明しているのは自民現職で4選を目指す小池克敏と、無所属新人の青木彰栄。公選法違反事件に絡む2003年9月の補選以来、約11年半ぶりとなる選挙戦は一騎打ちとなる公算が大きい。

 小池は小国町が地元で元飯豊町職員。青木は元白鷹町議会議長。隣接する飯豊と小国、さらに間に長井市を挟む白鷹の3町が同一選挙区という選挙区事情に加え、支持基盤がともに保守系という構図も相まって激戦が予想される。

 小池は直近2度の選挙で無投票当選だった。主に白鷹、飯豊両町の支持者や企業を回り、1日には白鷹町内で県政報告会を開いた。衆院議員鈴木憲和らが駆け付けエールを送った。7日には、小国町岩井沢で事務所開きを行う。

 青木は昨年末から年明けにかけ白鷹町荒砥甲に事務所を、飯豊町椿には後援会連絡所を構え、2月下旬に女性応援団体「あいの会」を組織。2、3月に白鷹町で「あすの西置賜を語る会」を開き、白鷹や飯豊の町議らが弁士を務めた。

【南陽市区】20年ぶり選挙戦、保守系2氏の争いへ
 現時点で自民現職の佐貝全健と衆院議員鈴木憲和の元秘書の柴田正人の2人が出馬表明している。選挙戦は佐貝が初当選した1995年以来で、ほかに動きはなく一騎打ちが濃厚だ。

 ともに保守系を支持基盤とする中、豊富な経験と実績をアピールする現職に、若さと世代交代を訴える新人が挑む形となる。

 党南陽支部長など要職に就く佐貝は、後援会組織などを軸に各地で座談会を開催する一方、支援企業や団体を回り、支持固めに余念がない。先月、大規模な女性の集いを開催。7日に椚塚の自宅脇で選挙戦に向けた事務所開きを行う。

 柴田は、年明けから同じ世代を中心にした支援者などと一緒に市内全域で支持者へのあいさつ回りを展開。1日に宮内地区の国道113号沿いに事務所を開設した。29日には、後援会の設立総会を兼ねた決起集会を予定している。

【長井市区】出馬表明は現職のみ、無投票か
 現時点で立候補を表明しているのは7選を目指す平弘造のみで、無投票の可能性が出ている。陣営は気の緩みを警戒し、選挙への関心の盛り上げに懸命だ。

 平は各地で県政報告会を開催。市長内谷重治と共に地区長会など主催の座談会にも出席し、アピールしている。1日に舟場地区で事務所開きを行い、衆院議員鈴木憲和、内谷らが駆け付けた。7日には「励ます会」を開く。

【立候補予定者】
◇西置賜郡区(定数1―予定2)
小池克敏71県  議自現
青木彰栄61農  業無新

◇南陽市区(定数1―予定2)
佐貝全健64県  議自現
柴田正人35無  職無新

◇長井市区(定数1―予定1)
平弘造67県  議自現

3478チバQ:2015/03/13(金) 21:00:44
http://yamagata-np.jp/news/201503/06/kj_2015030600114.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(3) 東根市区、寒河江市区、西村山郡区
2015年03月06日 12:17
【東根市区】12年ぶり選挙戦、2現職と元職の争い
 自民現職の野川政文と青柳信雄に加え、告示2カ月を切って無所属元職の青柳安展が出馬を表明した。12年ぶりの選挙戦が確実な情勢で、現職2人と元職が支持拡大に向けて激しい前哨戦を繰り広げている。

 6選を目指す野川は党県連幹事長の党務を精力的にこなしながら後援会の支部長会議や拡大役員会、若手農家との座談会など小まめに会合を重ね、支持固めに余念がない。中央4丁目の事務所は8日に開設。22日に総決起集会を開く。

 青柳信は4選に向け、市内全域での支持者回りを加速。後援会員拡大に力を入れる。基盤固めを着々と進めながら、会合を重ねて組織の引き締めを図る。1日に宮崎1丁目の自宅で決起大会を兼ねた事務所開きを行い、結束を確認した。

 青柳安は先月20日に市議を辞職した。友人や地域住民らを中心とした新たな後援会を編成。衆院議員近藤洋介の支持者も集結して後押しするなど、選挙戦に向けた態勢を整えた。民主党が推薦する。7日に中央3丁目で事務所開きを行う。

【寒河江市区】2現職のみ無投票か
 立候補を表明しているのは自民小野幸作と無所属楳津博士の両現職のみで、無投票の公算が大きい。

 小野は1月に市内で県政報告会と女性の集いを開催。党県連政調会長、党寒河江支部長の要職を務め、3期12年の実績をアピール。1日に同市西根で事務所開きを行った。各地区で県政報告会や懇談会を開き、支持拡大を目指す。

 楳津は昨年11月に市内で県政報告会を開き、知事吉村美栄子からも激励を受けた。2月22日に仲谷地3丁目で事務所開きを行った。各地区後援会や企業後援会、女性部の役員会を重ね、選挙戦を想定し、地元白岩を中心に結束を図る。

【西村山郡区】5回連続無投票の可能性
 過去4回が連続無投票で今回も無投票の可能性が高い。現段階で出馬を表明しているのは、ともに6期目を目指す鈴木正法、阿部賢一の両自民現職のみ。

 鈴木は議長公務の合間を縫い、地元の河北町内を中心に県政報告会を展開している。先月15日の後援会総会に合わせ選対本部を立ち上げた。今月15日に同町谷地で事務所開きを行い、同22日には町内で女性の集いを開催して結束を固める。

 阿部は地元朝日町の宮宿で1日に事務所開きを行った。西川、大江両町に加え河北町でも後援会組織を設立し、昨年2月から各地区で座談会を重ねてきた。15日には知事吉村美栄子を招き、西川町と朝日町で決起大会を開く予定。

【立候補予定者】
◇東根市区(定数2―予定3)
野川政文 60 県議 自現
青柳信雄 70 県議 自現
青柳安展 68 元東根市議 無元

◇寒河江市区(定数2―予定2)
小野幸作 73 県議 自現
楳津博士 53 県議 無現

◇西村山郡区(定数2―予定2)
鈴木正法 63 県議 自現
阿部賢一 62 県議 自現

3479チバQ:2015/03/13(金) 21:01:11
http://yamagata-np.jp/news/201503/07/kj_2015030700136.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(4) 村山市区、天童市区、上山市区
2015年03月07日 09:05
【村山市区】16年ぶり選挙戦、4新人が乱戦の様相
 定数1に対し、いずれも元市議の能登淳一、須藤和幸、長谷川元と、行政書士の菊池大二郎の計4新人が立候補を予定。補選も含めた4回連続の無投票から一転し、1999年以来、16年ぶりの選挙戦は乱戦が予想される。

 能登は新人ながら自民党県連の公認を得た。昨年秋以降、約30カ所で座談会を開いたほか、党所属国会議員と連動して支持固めを進める。1日に市民会館で決起集会を開催。15日は楯岡地域市民センターで女性の集いを予定している。

 須藤は2月に入ってから立候補を表明し、市議を辞職した。社民、県平和センターが推薦。市議時代の後援会を母体に地元・市西部のほか、楯岡地域でも浸透を図る。中央1丁目に連絡事務所を置く。7日に甑葉プラザで決起集会を開く。

 最も早く名乗りを上げた長谷川は年明けから精力的に支持者回りを重ねる。楯岡地域を地盤に、子育て世代や女性の支持拡大を目指し連日ミニ集会を開催。楯岡十日町で2月8日に事務所開きを行い、今月下旬に総決起大会を予定する。

 菊池は若さと行動力をアピールし、初の選挙戦に挑む。既にあいさつ回りで市内を一巡した。楯岡荒町1丁目に事務所を構え、後援組織「同志会」を軸に支援の輪を広げる。民主の推薦を受けた。8日に甑葉プラザで総決起大会を開く。

【天童市区】2現職のみ無投票か
 ともに自民現職の森谷仙一郎、矢吹栄修のほかに動きは見られず、無投票となる可能性が高い。

 3選を期す森谷は2月18日に後援組織を一堂に集めた総決起大会を開催。農業集落の維持やまちづくり政策を訴えた。東本町2丁目に事務所を構え、今月13日に事務所開き。地盤の市内北部、各集落で座談会を重ね、緊張感の維持を図る。

 2期目を目指す矢吹は3日に東本町1丁目で事務所開きを行った。若手経済人と中心市街地活性化イベントを開催するなど行動力、提案力をアピール。保守層に偏らず、幅広く支援を広げる。9日の県政報告会で支持者の結束を固める。

【上山市区】現職1人が出馬予定
 出馬を予定しているのは現時点で自民現職の佐藤昇のみ。無投票となる可能性が高い。

 再選を目指す佐藤は、年明けから後援会と協議を重ね、企業や団体、各地区の会合などに小まめに出席。意見交換しながら、政党の枠を超えた支持拡大を図っている。21日に県政報告会を開き、2期目への決意を表明する。

【立候補予定者】
◇村山市区(定数1―予定4)
能登淳一 60 農業 自新
須藤和幸 64 団体役員 無新
長谷川元 42 僧侶 無新
菊池大二郎 32 行政書士 無新

◇天童市区(定数2―予定2)
森谷仙一郎 56 県議 自現
矢吹栄修 40 県議 自現

◇上山市区(定数1―予定1)
佐藤昇 56 県議 自現

3480チバQ:2015/03/13(金) 21:01:52
http://yamagata-np.jp/news/201503/08/kj_2015030800157.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(5) 山形市区、東村山郡区
2015年03月08日 10:53
【山形市区】10氏が9議席争う
 現職9人全員に加え、新人1人が立候補の意思を表明し、現時点で定数9を10人が争う構図となっている。

 2013年夏の参院選、14年12月の衆院選で勝利した勢いに乗る自民は、現職4人が立候補を予定。次期山形市長選(9月6日告示、13日投開票)を見据え、それぞれ上位当選を目指す。

 今井栄喜は1月18日に後援会新年会を開催。2月18日に南原町1丁目に事務所を開き、北部と南部に連絡所を構えた。12日には選対組織を立ち上げ、運動方針の意思統一を図る。若手市議との連携で青年支持者を拡大している。

 金沢忠一は地元南沼原地区を中心に市内全域で浸透を目指す。1月25日には後援会員を中心に新春の集いを開催。2月8日には羽黒堂の自宅脇に事務所を構えた。3月中旬以降に女性や若者を対象とした集会を計画している。

 奥山誠治は、地元で週1回のつじ立ちを継続。2月14日に清住町2丁目に事務所を設置した後、選対会議も開いた。後援会支部、企業の会、青年部、女性部など、組織別に選挙戦に向けた戦略を練るなど、念入りに準備を整えている。

 大内理加は地元の北部を中心に集会所単位で県政報告会を重ねてきた。2月14日には事務所を漆山に開設。3月下旬には女性の集いを計画している。支援者回りや団体への推薦依頼を行いつつ、出羽地区を拠点に他地区への浸透を狙う。

 2期連続でトップ当選を果たした民主の吉村和武は、2月中旬に県政報告会を開催。支持者のほか知事吉村美栄子らが出席し、前回以上の票の上積みへ士気を高めた。近く東青田4丁目に事務所を構え、全域での浸透を目指す。

 公明現職の菊池文昭は3人が立候補予定の市議選と連動した戦いを展開している。2月21日、市内芳野に事務所を開設した後、人口減少対策を盛り込んだローカルマニフェスト(政策提言)を発表するなど活動を本格化させている。

 県内唯一の共産議席を守る渡辺ゆり子は1月下旬に参院議員井上哲士を迎えて党演説会を開き、選挙ムードの盛り上げを図った。市議選立候補予定者と街頭演説を重ねており、7日に初当選時と同じ東青田4丁目に事務所を構えた。

 全国的な衰退傾向に歯止めを掛けたい社民は現有2議席の維持に全力を注ぐ。

 6選を目指す広谷五郎左エ門は2月上旬、知事吉村を招き、後援会総会と県政報告会を開催した。地元西部地区を拠点にあいさつ回りを重ねており、8日に村木沢の自宅に事務所を構える。出身の全水道、情報労連など労組が支える。

 県職労出身の高橋啓介は1月から地元南沼原地区を中心に自転車であいさつ回りを展開。2月中旬に富の中1丁目に事務所を構え、同下旬には知事吉村を招いた県政報告会を開いた。自治労など支持労組を軸に幅広い層への浸透を図る。

 無所属新人の大泉正信は昨年12月に立候補の意思を表明。維新の党、次世代の党に推薦願を提出し、支持層へのアピールを狙う。市内の開業医の支援を受け、近く鈴川町3丁目に事務所を構える予定。雇用の拡充と安定などを訴える。

【東村山郡区】出馬表明現職のみ
 現段階で立候補を表明しているのは、自民現職で3選を目指す鈴木孝のみ。ほかに出馬の動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。

 鈴木は地元山辺町に加えて中山町にも後援会組織を設立し、支持基盤を固めている。支持者へのあいさつ回りにも余念がない。山辺町山辺で8日に行う事務所開きには両町の町長、町議らが駆け付け、陣営のムード盛り上げを図る。

【立候補予定者】
◇山形市区(定数9―予定10)
今井栄喜 73 県議 自現
広谷五郎左エ門 64 県議 社現
金沢忠一 64 県議 自現
奥山誠治 55 県議 自現
大内理加 51 県議 自現
吉村和武 42 県議 民現
渡辺ゆり子 62 県議 共現
高橋啓介 62 県議 社現
菊池文昭 51 県議 公現
大泉正信 63 英語講師 無新

◇東村山郡区(定数1―予定1)
鈴木孝 69 県議 自現

3481チバQ:2015/03/13(金) 21:02:35
http://yamagata-np.jp/news/201503/09/kj_2015030900175.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(6) 最上郡区、新庄市区、尾花沢市・北村山郡区
2015年03月09日 08:05
【最上郡区】新人加わり保守分裂に
 ともに自民現職の伊藤重成と小松伸也に加え、参院議員岸宏一の長男で秘書の新人岸倫一郎が出馬を正式表明した。昨年12月の衆院選県3区と同様、保守分裂の構図で、既に前哨戦が繰り広げられている。ほかにも新人擁立を模索する動きがあり、流動的要素をはらんでいる。

 5選を目指す伊藤は、地元の舟形町舟形に事務所を構え、2月15日に知事吉村美栄子を招いて事務所開きを行った。集落ごとのミニ座談会も継続する。周辺に漂う安泰ムードに危機感を強めており、地盤の南部を中心に支持固めを進める。

 再選を狙う小松は1月31日に地元の真室川町新町に事務所を開設。地盤の北部を中心に小まめに会合に出席し、座談会やつじ立ちを重ねる。今月14日に参院議員丸山和也を招いた県政報告会を真室川町で開き、弾みをつける考え。

 岸は2月6日に正式に出馬表明。同15日に地元の金山町金山に事務所を開き、父宏一もマイクを握り支持を呼び掛けた。宏一の支援者の後押しも受け、態勢づくりと支持固めを急ピッチで進める。今月29日には地元で総決起大会を開く。

【新庄市区】2現職ともに臨戦態勢
 現段階で出馬を表明しているのはいずれも自民現職の坂本貴美雄と山科朝則のみ。他に出馬の動きはないが、ともに選挙戦を見据えて臨戦態勢を整えている。

 5選を狙う坂本は昨年から市内全域であいさつ回りを続けている。集落の隅々まで回り、4期16年の実績をアピール。今後も各地に拡充させた後援会と青年部を軸に活動を続け、さらなる支持拡大を目指す。19日に支援企業の総会を開く。

 再選を目指す山科は着々と態勢づくりを進める。2月10日に県政報告会を開催し、新たな4年間への決意をあらためて表明した。恒例となったつじ立ちも継続しており、7日には新庄市下金沢町で事務所開きを行い、結束を確認した。

【尾花沢市・北村山郡区】現職のみ、無投票か
 現時点で立候補を表明しているのは、3選を目指す自民現職の加賀正和のみ。ほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 加賀は2010年の補選から2回連続無投票当選。7日に尾花沢市上町1丁目に事務所を開設し、市内5地区で県政座談会を開いた。今月中旬に大石田町中心部にも連絡所を設置。29日には同市のサルナートで総決起大会を開催する。

【立候補予定者】
◇最上郡区(定数2―予定3)
伊藤重成58県   議 自現
小松伸也52県   議 自現
岸倫一郎40参院議員秘書 無新

◇新庄市区(定数2―予定2)
坂本貴美雄67県   議 自現
山科朝則48団体役員 自現

◇尾花沢市・北村山郡区(定数1―予定1)
加賀正和47県   議 自現

3482チバQ:2015/03/13(金) 21:05:17
http://yamagata-np.jp/news/201503/10/kj_2015031000200.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2015年03月10日 10:38
【鶴岡市区】現新6氏、5議席争う
 現職4人と新人2人が立候補の意思を示し、6人で5議席を争う少数激戦となる公算が大きい。現職は県議会定例会のため、現時点では活動が限定的だが、新人は知名度不足を解消するため着々と臨戦態勢を整えている。昨年末に勇退を表明した菅原元の後継者がおらず、地盤だった旧櫛引町など市東部の旧東田川地域で票の争奪戦が繰り広げられることが予想され、各立候補予定者とも掘り起こしを狙っている。

 阿部信矢は7期目に向けて2月18日、伊勢原町に事務所を開設した。今月1日には総決起集会を開いた。24年の経験と実績をアピールしながら、農業層を軸に支持拡大を狙う。地盤に近い旧東田川地域へも浸透を図っている。

 志田英紀は今月3日に家中新町に事務所を設け、5日に県政報告会を兼ねた大規模集会を開いた。先の衆院選の影響もあり「1カ月近い出遅れ」を自認するが危機感を抱いて急ピッチで態勢を構築。保守層に地方創生をテーマに訴える。

 阿部昇司は市内各地で県政報告会や座談会、企業・団体回りを行って支持拡大を図る。今月1日には藤浪3丁目で事務所開きを行うとともに藤島地区地域活動センターで総決起大会を開催。知事吉村美栄子らが駆け付けエールを送った。

 草島進一は2月14日に支援者を集めて県政報告会を開催した。今月7日に道田町で事務所開きを行った。政党の公認、推薦を受けずに草の根運動を徹底。つじ立ちや支援者回りを精力的に続けながら、幅広く支持を呼び掛ける。

 佐藤聡は2月15日に覚岸寺で事務所開きを行った。地元西郷のみならず、ミニ座談会を開くなどして市内各地に積極的に足を運ぶほか、自身の年代に近い青年層の支援組織をつくって支持を広げる。今月27日に総決起大会を開く。

 関徹は連日、各地で街頭演説を行い、共産市議とも連携して支持拡大を目指す。千石町に事務所を構え、2月26日に第一学区コミュニティ防災センターで事務所開きを行った。今月21日に決起集会と位置付ける党演説会を開く。

【立候補予定者】
◇鶴岡市区(定数5―予定6)
阿部信矢 68 県議 自現
志田英紀 64 県議 自現
阿部昇司 64 県議 民現
草島進一 50 県議 無現
佐藤聡 46 元鶴岡市議 自新
関徹 54 元鶴岡市議 共新

3483チバQ:2015/03/13(金) 21:05:41
http://yamagata-np.jp/news/201503/11/kj_2015031100227.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選〜19選挙区の情勢(8) 酒田市・飽海郡区、東田川郡区
2015年03月11日 11:04
【酒田市・飽海郡区】一転、選挙戦濃厚に
 現職5人がそろって出馬を表明。これまで新人擁立の動きは具体化せず、無投票の観測が強まっていたが、ここにきて共産党が候補者擁立の最終調整を進めており一転、選挙戦となることが濃厚になった。

 冬季の交通アクセスを考慮し、現職はいずれも開会中の県議会2月定例会に張り付きの状態。地元での活動は週末に限定され、苦悩している。定例会閉会後、一気に選挙モードに入るとみられる。

 佐藤藤弥は副知事細谷知行、元衆院議員阿部寿一らを迎え、酒田市内で2月10日に後援会新年会を開催。今月7日には遊佐町で県政報告会を開き、遊佐町長時田博機も出席した。酒田市富士見1丁目に今月19日、事務所を開設する予定。

 星川純一は酒田市内で1月29日に後援会新年会を開き、支持拡大をアピールした。酒田市東大町1丁目に事務所を設け、今月7日の事務所開きには元衆院議員阿部らが顔を出した。今月下旬に酒田市内で決起大会を予定している。

 先の衆院選で酒田飽海地区での自公連携の中軸を担った森田広は2月18日、酒田市千石町2丁目に事務所を開設した。衆院議員加藤鮎子がマイクを手に、結束を呼び掛けた。今月下旬に計画する決起大会で保守層の引き締めを図る。

 石黒覚は知事吉村美栄子を迎えて2月7日に県政報告会を開き、県政とのパイプ役を強調した。同15日に酒田市東大町2丁目に事務所を構えた。連合山形との連携を強め、市北部や遊佐町などへのてこ入れを進める方針。

 現職勢で唯一、遊佐町を地盤にする金子敏明。社民、自治労県本部の推薦を推進力に酒田市での支持基盤確立を図る。事務所開きは2月7日と最も早く、遊佐町遊佐に拠点を構えた。今月中旬に遊佐町内で決起集会を開催する。

【東田川郡区】出馬表明は現職のみ
 5選を目指す自民現職の田沢伸一が立候補の意思を表明している。現時点でほかに具体的な出馬の動きはなく、無投票の公算が大きくなっている。

 田沢は懇話会やセミナーなどで若い世代の政治への意識喚起を続けてきた。今月7日、庄内町狩川で行った事務所開きには衆院議員加藤鮎子、庄内町長原田真樹、三川町長阿部誠らが顔をそろえた。今月下旬に庄内町で総決起大会を開く。

【立候補予定者】
◇酒田市・飽海郡区(定数5―予定5)
佐藤藤弥 71 県議 自現
星川純一 67 県議 自現
森田広 65 県議 自現
石黒覚 58 県議 民現
金子敏明 60 県議 無現
◇東田川郡区(定数1―予定1)
田沢伸一 65 県議 自現

3484チバQ:2015/03/15(日) 09:19:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150314ddlk02010203000c.html
選挙:三沢市長選 推薦、県連会長に一任 自民・19日判断 /青森
毎日新聞 2015年03月14日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)で、出馬予定の現職と、市議の新人の2人が自民党県連に推薦を求めている問題で、県連は13日、青森市内で役員会を開き、大島理森会長と神山久志幹事長に対応を一任すると決めた。19日に神山氏が都内で大島氏に役員会の意見を報告して最終判断する。

 同市長選では、現職の種市一正氏と、新人の鈴木重正市議が党三沢市支部に推薦願を提出。2月に異例の党員投票で鈴木氏が多数を占め、市支部として衆院2区支部(支部長=江渡聡徳衆院議員)に鈴木氏推薦を申請した。だが、江渡氏が判断を留保し、種市、鈴木両氏の推薦願を県連に出していた。13日の役員会後に取材に応じた神山氏は「調整が(江渡氏の段階で)つかなかった」と認め、「なるべく早く決着をつけたい」と話した。【森健太郎】

3485チバQ:2015/03/15(日) 09:24:26
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150314_2
会社役員・内舘氏が出馬へ 盛岡市長選、選挙戦に

Tweet
 盛岡市大通1丁目の会社役員内舘茂氏(48)は、9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選に無所属で立候補する意向を固めた。14日にも記者会見し、正式表明する。同市長選には現職谷藤裕明氏(64)が4選出馬を表明しており、2007年以来8年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 内舘氏は13日、岩手日報社の取材に対し「市民や市職員のアイデアを取り入れ、若者が活躍できるまちづくりをしたい。青年会議所や会社経営で培った民間感覚を生かし、盛岡市の先頭に立って頑張る」と意欲を語った。

 今後は県内各党や県議会会派などに推薦要請を予定する。民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の後援会青年部長を務めており、内舘氏は「政党ではなく、あくまで同級生の友人として連携を図りたい」と期待感を示す。

 内舘氏は同市出身で盛岡一高、学習院大卒。02年盛岡青年会議所理事長、03年日本青年会議所岩手ブロック協議会長を歴任。13年から県高校PTA連合会長。住宅資材の卸売販売会社と建築設計施工会社を経営する。

(2015/03/14)

[PR]

3486チバQ:2015/03/15(日) 20:00:46
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_01.jsp
戦いの構図
[秋田市(上)自民]
支持層の奪い合いも
立候補予定者
(定数12-15)
北林康司73自現(7)八橋
工藤嘉範57自現(2)山内
竹下博英61自現(2)雄和
菅原博文60自現(1)新屋
最上英嗣48自現(1)土崎港
石川ひとみ64社現(2)八橋
沼谷純 41民現(1)横森
田口聡 60公現(3)新屋
丸の内くるみ70無現(1)中通
三浦茂人56無現(1)外旭川
今川雄策42自新泉
鈴木健太39自新手形山
加賀屋千鶴子53共新土崎港
黒崎一紀56無新雄和
鳥井修47無新御所野
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 定数が今回から1減の12となった秋田市選挙区。立候補者数も2011年前回選挙の19人から15人(現職10人、新人5人)に減る見通しで、激戦になりそうだ。さらに前回トップ当選した冨樫博之が衆院議員に、2位だった中泉松司が参院議員に転身し両者の得票が分散するため、当選ラインは前回の約6千票から上昇するとの見方が強い。現在5議席を持つ自民党の立候補予定者は7人と全体のほぼ半数を占め、自民同士による票の奪い合いも予想される。

 前回、仁井田など南部地区を地盤とする冨樫が全体の1割に当たる1万4735票を獲得。下新城など北部地区が地盤の中泉は1万1544票を得た。冨樫は12年12月の衆院選、中泉は13年7月の参院選に出馬するため県議を辞職。2人の票の行方が注目される。

 自民公認の立候補予定者は前回より2人多い。現職の中には「7人は多すぎるのではないか。共倒れが心配だ」との声も聞かれる。党県連の鶴田有司幹事長は「立候補予定者の地盤は大きく重なっておらず、バランスは取れている」と話し、勢力拡大を狙う。

 前回の得票が8400票余りの工藤嘉範は「当選ラインは7千〜8千票だろうか」とみる。農業やスポーツの振興などを訴え、旭川や手形など東部地区のほか、冨樫の地元の仁井田にも浸透を図る。

 地元の雄和を含む旧河辺郡を地盤とする竹下博英は、後援会を下浜や浜田など西部地区に新設、前回の7から10以上に増やした。米価下落対策などを訴え、中央地区でも支持拡大を狙う。

 現職最多の当選7回の北林康司は「前回の上位2人の票がどこへ流れるかは読めない」と話す。地元の八橋、寺内を基盤に、幅広い業界団体の支持を受けたい考えだ。

 前回の初当選後に自民入りした菅原博文は、今回が党公認として初の選挙となる。地盤の新屋、勝平で振興会や町内会への浸透を図りつつ、自民支持層の取り込みを目指す。冨樫の衆院選出馬に伴う13年4月の補選で初当選した最上英嗣は、地元の土崎や飯島など北部地区の浸透を図る。港湾整備の重要性などを訴え、所属する秋田みなと振興会員らの支援も期待する。

 秋田市議からの転身を目指す今川雄策は、過去の市議選で4千票近くを獲得し上位当選。「今回は大幅に上積みしないと勝利できない」と気合が入る。後援会を地元の泉のほかに2地区で新設、支持拡大を図る。鈴木健太は昨年6月から市全域で早朝のつじ立ちを続け、知名度アップに懸命。広面など東部地区を中心に演説会を精力的に開き、少子化対策や観光振興などを訴える。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者26万4128人、投票率=53・97%
▼今回有権者(3月2日現在)=26万5448人

(2015/03/04 付)

3487チバQ:2015/03/15(日) 20:01:05
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_02.jsp
[秋田市(下)非自民]
混戦に危機感募らす
 秋田市選挙区(定数12)の立候補予定者15人のうち、8人が自民党以外の政党か無所属で出馬する。出馬予定者の中には「ずばぬけた集票力を持った候補がおらず、接戦が予想される」との声が多い。前回選挙より2人多い7人の自民候補にどう対抗するかが焦点の一つだ。

 社民党、民主党、公明党はそれぞれ現職1人が出馬し、議席の確保を目指す。前回選挙で1議席を得た共産党からは新人1人が出馬する。無所属は現職と新人が各2人となっている。

 前回1万1千票余りを得て3位当選した公明の田口聡は「国政では自民と連立を組んでいるが、県議選では対戦相手になる。票の流出は避けたい」と気を引き締める。公明支持層を固めるほか、地元の新屋を中心にあいさつ回りを重ねて4選を狙う。

 2期目を目指すのは3人。このうち民主の沼谷純は「初当選時より有権者の目は厳しい」と前回の9800票からの目減りを警戒する。寺田学衆院議員と連携し、ハコモノに頼らないまちづくりを訴えて佐竹県政への批判姿勢を明確にする。

 無所属の丸の内くるみは、中小企業の振興や学童保育の充実などを訴えている。旧県立美術館の存続要請や雄物川の環境保全などの市民活動で得た支持者のほか、連合秋田の推薦を受けて本番に臨む。

 同じく無所属の三浦茂人は、海外からの観光客誘客による交流人口の増加やサービス業の振興などを訴える。地盤とする外旭川で支持固めを図るほか、立候補予定者のいない金足、上新城など北部地区への支持拡大も狙う。

 社民の石川ひとみは前回6千票余りで下位当選。党勢が伸び悩む中、「議席を何としても守る」と3選への決意を語る。推薦を受ける連合秋田内で最も構成員の多い自治労から支援を受け、教育の充実や格差解消を訴える。

 共産の加賀屋千鶴子と無所属の鳥井修は秋田市議から県議への転身を目指す。加賀屋は、昨年12月の衆院選出馬に伴い県議を辞めた山内梅良の後継。党秋田地区委員会は「自民に対抗できるのは共産しかない」と強調し、山内が前回選で得た約8千票の倍近い1万5千票を目標に掲げる。

 鳥井は連合秋田の推薦を受け、東北電力の労働組合を基盤に活動を展開。2月下旬には約800人を集め、事実上の決起集会を開くなど準備を加速させている。地元の御所野を中心にした集票も狙う。

 黒崎一紀は補選を含め5度目の挑戦。過去には政党の公認を受けたこともあったが、今回は無所属。1月の出馬表明後、支持者らへのあいさつ回りに力を入れている。地元の雄和に加え、仁井田など南部地区への浸透も目指す。

 (敬称略)

(2015/03/05 付)

3488チバQ:2015/03/15(日) 20:01:35
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_03.jsp
[大館市]
非自民2氏、激戦必至
立候補予定者
(定数3-4)
鈴木洋一70自現(6)花岡町
佐藤賢一郎67自現(2)比内町大葛
虻川信一69民現(1)櫃崎
石田寛68社元(5)下代野
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 2011年の前回選挙と同じ顔触れで、現職3人と元職1人が3議席を争う構図。前回8686票を獲得し3位で初当選した民主党現職の虻川信一と、旧社会党時代の1967年から守ってきた議席を約500票差で失った社民党元職の石田寛の間で、非自民票を奪い合う激しい選挙戦が予想される。一方、自民党現職の鈴木洋一と佐藤賢一郎は非自民2人による激戦のあおりを警戒する。

 7期目を狙う鈴木は前回1万3855票でトップ当選した。今回は全日本スキー連盟会長の職務に追われ準備が遅れ気味だったが、建設関係など約100の企業・団体から推薦を受けるほか、4月26日投開票の大館市長選で7選を目指す小畑元市長(66)と協力態勢を取る。陣営は「油断すると非自民に足をすくわれる」と後援会30支部を引き締める。

 旧比内町長時代から非自民票も取り込んできた佐藤は、比内地区で動きを活発化させる虻川や、有権者の多い市中心部に近い石田の動きに神経をとがらせる。前回は1万524票と、初当選した2007年に比べ約4千票減らした点を反省。今回は小集会を倍増して告示までに20回開くことにしており、票の上積みを目指す。

 虻川は地盤の真中地区と、後援会長を務める元県議の地元・比内地区を中心に浸透を図る。昨年の衆院選秋田2区で敗れた緑川貴士(30)があいさつ回りに同行しているものの、前回支援を受けた元衆院議員の川口博(67)に比べ、集票への影響力は弱いとみられる。川口は現段階で具体的な動きは見せていない。

 雪辱を期す石田は精力的にあいさつ回りをこなし、小集会は4人の中で最多の30回を数えた。放射性セシウムを含むごみ焼却灰受け入れ反対などの市民運動や、国民文化祭事業に携わった実績を支持につなげたい考えだ。社民支持層の高齢化で、後援会の動きがやや鈍っている点が不安材料だ。

 最大の焦点は今回も虻川、石田の争いとなりそう。共に旧社会党の市議だったが、1994年に虻川が離党し、県議選で3度しのぎを削った。前回は虻川が告示直前に出馬表明。政権与党だった民主の公認を強みに、東日本大震災に配慮して選挙カーによる運動を自粛した石田を振り切った。

 市内約5千人が加盟する連合秋田は昨年末に石田の推薦を決めた。直後に虻川も推薦依頼したが、対応は決まっていない。虻川は2009年衆院選で民主、社民、連合秋田の3者共闘に反し、無所属だった川口を支援した経緯があり、推薦が得られるかは微妙な情勢。連合傘下の市職労や全林野東北地区本部は石田を支援。NTT労組秋田分会はOBの虻川を推している。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者6万6327人、投票率62・75%
▼今回有権者(3月2日現在)=6万4641人

(2015/03/06 付)

3489チバQ:2015/03/15(日) 20:02:03
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_04.jsp
[能代市・山本郡]
現職2人引退、激戦へ
立候補予定者
(定数4-6)
能登祐一68自現(5)能代市御指南町
中田潤 67無現(3)能代市花園町
佐藤信喜40自新三種町鵜川
高橋武浩53自新能代市二ツ井町
薄井司 54無新能代市字鶴形
吉方清彦44無新能代市字豊祥岱
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 現職2人と新人4人の計6人で4議席を争う展開が濃厚だ。現職は共に有権者の多い旧能代市を地盤とする建設業界出身。新人4人は、引退する自民党、社民党それぞれの後継、現職不在の空白域からの出馬、4度目の挑戦と多彩な顔触れ。各陣営は「読めない選挙」と口をそろえ、それぞれの地盤や支持層をめぐり激戦が予想される。

 引退するのは前回トップの1万2835票を獲得した自民の武田英文と、党派を超えて7893票を集め4位で当選した社民の宮腰誠。県議会の最大会派・自民から前回より1人多い3人が出馬することも「読めない」要因の一つだ。当選ラインは7人が出馬した前回に比べ、上がるとの見方が強い。

 議長で自民の能登祐一は、企業回りや県政報告会で中小企業振興による雇用拡大などを訴える。「今回は投票箱を開けてみなければ分からない」と引き締める。八峰、三種両町での集会を増やすなどして、6期目に向け前回9229票からの上積みを図る。

 4期目を目指す中田潤は集落・地区単位で集会を開催。討議資料は能代、八峰、藤里、琴丘、八竜、山本の各地域版を用意し、それぞれの振興策を提示。陣営は「前回の7930票から1票でも多く上積みしたい」とし、事業所訪問も精力的にこなしている。

 現職不在の三種町からは、元町職員の佐藤信喜が自民公認で出馬。若さをアピールし「われわれの世代が行動しないと、地域は将来、消滅してしまう」と訴える。地元の三種町のほか八峰町でも集会を開き、朝は交通量の多い能代市内の街頭にも立つ。

 自民公認の高橋武浩は地元の旧二ツ井町と藤里町で支持固めに懸命。武田の地盤を継ぎ「東部と県とのパイプを失ってはならない」(陣営)と強調する。建設や福祉関係の人脈を生かす一方、武田の支持者を通じ旧市内や八峰、三種両町にも浸透を図る。

 元能代市職員の薄井司は社民と連合秋田の推薦を受ける。宮腰が選対委員長を務め、実質的な後継。「働く人が安心して暮らせる社会を実現したい」と労組票の取り込みを狙う。革新系市議の支援を得ているほか、宮腰の支援者を回り支持を訴えている。

 前回6164票で次点の吉方清彦は4度目の出馬。過去2回は民主党公認だったが、党を離れた今回は無所属で挑む。政党や業界など特定の団体に頼らない独自の戦いを展開する構え。吉方は「あらゆる層に支持を訴えたい」と話し、初当選を狙う。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者7万7901人、投票率65・91%
▼今回=有権者7万4681人(3月2日現在)

(2015/03/07 付)

3490チバQ:2015/03/15(日) 20:02:34
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_05.jsp
[由利本荘市]
定数1減、現職が火花
立候補予定者
(定数3-4)
佐藤健一郎63自現(6)矢島町七日町
小田美恵子68自現(4)川口
加藤鉱一66自現(2)岩城亀田大町
三浦英一59無現(3)出戸町
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 定数が1減の3となり、現職4人が生き残りを懸けて議席を奪い合う構図だ。新人1人を加えた5人が出馬した2011年の前回選挙は、当選した現職4人の得票が8900〜9800票台にひしめく接戦だった。前回敗れた新人が得た5900余りの票の行方や、有権者の半数を占める本荘地域への浸透が大きな鍵を握りそうだ。当選ラインは上がるとみられ、各陣営とも地盤以外へ食い込み、票の上積みを図ろうと懸命だ。

 「現職の誰かが議席を失う。みんな死に物狂いだ」。各陣営とも他の動向にこれまで以上に敏感になっており、東日本大震災の直後で自粛気味だった前回から一転、前哨戦から火花を散らす。

 7期目を狙う副議長の佐藤健一郎は、年明けに地盤とする矢島で後援会連合会の集会を開いて以降、活動を本格化。過去2回トップ当選を果たしているが、前回得票は9843票と、前々回の1万2千票台から大きく減らしており、危機感は強い。岩城を除く旧6町単位の後援会組織を引き締める一方、本荘へもあいさつ回りに動いている。訴えてきた国直轄の鳥海ダムが建設段階に移行することも追い風としたい考えだ。

 5期目を目指す小田美恵子は唯一の女性。「子育てする母親や女性の声を県政に届けるのは私の役割」と訴える。前回は順位を上げて2位で当選しているが、地盤である本荘の投票率は地域別では最も低い55・25%にとどまった。このため本荘の後援会や自民党本荘支部のネットワークを軸に演説会やあいさつ回りを重ねる。今後は西目、由利、東由利など本荘以外の地域でも数多く演説会を行い、上積みを狙う。

 岩城を地盤とする加藤鉱一は約1年前から、支援する市内各地の市議らと共に地域や企業回りを精力的に行っている。前回は当選順位を前々回の2位から3位に下げており「多くの人と会い、知ってもらうことが大事」と“どぶ板”に徹する。人口減対策や産業振興を訴え、大内、西目にも構える後援会組織のほか、人脈を通じて本荘へも食い込む。1月の決起集会には佐竹敬久知事が訪れ、県政与党の一員を印象付けた。

 無所属の三浦英一は連合秋田や傘下の労組などから推薦を受けた。しかし過去2回とも最下位当選に甘んじており、今回は労組や企業回りに加え、地盤の本荘でつじ立ちを始めた。「革新系候補は私だけ。労働者の声を県政に反映させる」とし、出身地の矢島などでも自民批判票の取り込みを狙う。昨年衆院選では維新の村岡敏英氏を初めて応援、自らの事務所開きで村岡氏があいさつに立ったことも好材料としたい考えだ。

 (敬称略)

3491チバQ:2015/03/15(日) 20:03:05
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_06.jsp
[横手市]
元職の票取り込み鍵
立候補予定者
(定数4-5)
鶴田有司62自現(5)旭川
柴田正敏64自現(3)雄物川町
小原正晃37民現(1)上境
土谷勝悦65無現(4)十文字町
我妻桂子60共新前郷一番町
※並び順は現元新、所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 前回出馬した6人のうち現職4人、新人1人の計5人が再び顔を合わせ、4議席を争う構図が濃厚だ。候補が1人減ることで、前回は8200票余りだった当選ラインの上昇が見込まれる中、各陣営とも地盤以外への浸透を課題に挙げる。

 注目されるのが、大票田である旧横手市の票の動きだ。ここを地盤に長年活動した元民主党県議の小田嶋伝一は前回選挙で落選した後に引退したが、同党とも距離を置き特定候補を支持する姿勢を見せておらず、前回獲得した約7千の“小田嶋票”を各陣営が奪い合う展開が予想される。

 自民党の鶴田有司は、地盤の旧横手市で支持固めを急ぐ。先月末に後援会が開いた集会では県選出の同党国会議員3人が顔をそろえ、県連幹事長としての存在感をアピールした。すでに企業など200を超える団体から推薦を得ているが、陣営は「油断が一番怖い」と警戒。小田嶋票の取り込みにも積極的に動く。

 同じく自民の柴田正敏は地盤の雄物川をはじめ大森、大雄で小集会を重ね、旧横手市に次ぐ票田の平鹿にも重点を置く。前回は雪下ろし中の事故で入院生活を余儀なくされ活動が遅れたが、後援会がフル回転しトップ当選。今回は当選ラインの上昇で戦いが厳しくなるとみて、小まめに支持者回りをしている。

 前回初当選した民主党の小原正晃は、今回も元連合秋田会長の菅谷理市が後援会長を務めるほか、総決起集会には枝野幸男幹事長が応援に駆け付ける予定で、党を挙げて臨む。だが前回に比べ党勢が落ちているのが不安材料。若さを前面に、自身に近い20〜30代の後援会組織を立ち上げるなど支持拡大に懸命だ。

 無所属の土谷勝悦は、集会などは開かず支持者をきめ細かく回り、町議時代からの地盤である十文字を中心に増田や平鹿での支持固めを急ぐ。これまでの選挙は安定した戦いぶりだったが、当選ラインの上昇が見込まれる今回は票の上積みを狙って若年層の掘り起こしに力を入れるほか、旧横手市への浸透も図る。

 共産党の我妻桂子は県議選への出馬が2007年から3回連続となる。昨年の衆院選にも出馬しており、一定の知名度がある。出馬表明後の1月下旬から市民350人を対象にアンケートを行い、住民の行政に対する要望を詳細に分析。それを基に市内各地で小集会や座談会を開くなどして政策の浸透を図っている。

 投票率の低下が懸念される中、現職4陣営は共産党の組織力を警戒。連合秋田は土谷と小原の推薦を決め、横手商工政和会は鶴田を推薦した。県農政連秋田ふるさと支部は現職4人の推薦を決めている。

 (敬称略)

▼前回選挙=有権者8万3158人、投票率60・81%
▼今回=有権者8万1138人(3月2日現在)

(2015/03/09 付)

3492チバQ:2015/03/15(日) 20:04:00
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_07.jsp
[鹿角市・郡]
非自民票の行方焦点
立候補予定者
(定数2-3)
大里祐一79自現(5)鹿角市花輪
川口一64自現(4)小坂町小坂
石川徹50無新鹿角市十和田錦木
※並び順は現新、当選回数による。カッコ内数字は当選回数
 2011年の前回選挙に立候補した4人のうち3人が再び顔を合わせ、自民党現職2人に無所属の新人が挑む構図となることが濃厚だ。前回出馬した民主党新人の2703票の行方が注目され、3陣営は自らの支持固めとともに票の上積みに力を入れる。

 現職の川口一は前回8218票を獲得してトップ当選。票の流出を警戒し、「初心に帰って戦っていく」と、選挙区内に張り巡らせた六つの後援会組織を引き締める。総決起大会は前回まで鹿角市で開いたが、今回は地盤とする小坂町で23日に開催し、足元を固める。これまで支援を受けてきた同町の自治会などのほか、手薄だった企業・商工団体から新たに約100件の推薦を受け、支持の拡大を目指す。

 大里祐一は現職最年長で鹿角市花輪地区が地盤。前回は7290票で2位。「選挙を想定し、いつも通り準備を進めてきた」と話す。自民支持層に加え、地元医師として築いてきた信頼などを背景に個人票を中心に集票してきた。前回に続き農業や建設など業界団体から10件程度の推薦を得る予定だが、集会などで一人一人と対話することを重視するという。1月に鹿角市十和田地区で県政報告会を開催、今月14日には花輪地区でも開く。

 元鹿角市議の石川徹は今月2日に無所属での出馬を表明。鹿角市十和田地区を地盤とし、前回は5100票で次点だった。2013年には鹿角市長選に挑戦したが落選している。現職2人に比べて出遅れ感は否めないが、徹底した草の根運動を展開して「県政に声が届かない」との不満を持つ住民の支持獲得を目指す。前回、民主党新人を支援した元衆院議員の川口博(67)の支持者らと連携を模索しており、民主支持層への浸透を図る。

 13年の小坂町長選に出馬する際に民主を離党した川口博は「候補者の政党にはこだわらず、個々の政策を見て応援するかどうかを判断する」と話し、支持する候補者はまだ決めていないという。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者3万4431人、投票率68・35%
▼今回=有権者3万2988人(3月2日現在)

(2015/03/10 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_08a.jsp
[北秋田市・郡]
自民独占に共産挑む
立候補予定者
(定数2-3)
近藤健一郎59自現(2)北秋田市米内沢
北林丈正54自現(2)北秋田市宮前町
藤本友里35共新北秋田市桂瀬
※並び順は現新、所属政党の勢力、議員年数による。カッコ内数字は当選回数
 ともに自民党現職で3選を目指す北林丈正と近藤健一郎の無投票当選の可能性が取りざたされていたが、共産党新人の藤本友里が8日に出馬の意向を表し、一転して選挙戦となることが確実となった。2議席独占を守りたい自民に対し、共産は女性票や非自民票の取り込みを図る。

 北秋田市・郡選挙区は県議会所属会派の解散で近藤が自民入りした2009年以降、非自民の議員が不在という状態が続いている。11年の前回は北秋田市議だった民主党新人が出馬したが、北林、近藤が議席を守った。民主は今回も候補者擁立を模索してきたが、告示まで1カ月を切り厳しい状況だ。

 選挙戦の鍵は、有権者の半数近くを占める鷹巣地区の票の行方。前回5797票を獲得し次点だった民主候補は同地区を地盤としており、この票を今回、各候補がどう取り込むかも注目される。

 09年県議補選で初当選した北林は、前回1万1578票でトップ当選した。鷹巣地区には約20年前から居住し、PTA活動などを通じ地域に浸透。県議8期を務めた父照助の時代からの支持者が多い森吉地区を中心に、各地区に強固な組織を構え臨戦態勢を整えている。

 元森吉町長の近藤は、無所属で初出馬した前々回の07年に自民新の北林を上回り初当選。昨年4月、鷹巣地区に後援会事務所を構えて支持を訴え、前回7116票からの上積みを目指す。地盤の森吉地区のほか、合川、阿仁両地区でも小集会を重ね、票固めを図っている。

 現職2人に比べ出遅れの否めない藤本は、唯一の女性候補であることや30代の若さを前面に非自民層への浸透を図る。森吉地区に居住するが、選挙事務所は鷹巣地区に置く予定。党所属の現職市議3人の応援を得て、政策面でも自共の対立軸を鮮明にして支持を訴える。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者3万3772人、投票率73・42%
▼今回=有権者3万2423人(3月2日現在)

(2015/03/11 付)

3493チバQ:2015/03/15(日) 20:04:29
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_08b.jsp
[潟上市]
新人2人、しのぎ削る
立候補予定者
(定数1-2)
鈴木雄大44自新天王
佐藤敏雄42無新天王
 ※並びは出馬表明順
 今回の選挙で唯一、新人同士の争いとなる公算が大きい。県内14選挙区のうち自民党がただ一つ議席を持たない空白区に擁立した鈴木雄大と、今期限りで引退するこだま祥子(無所属)が後継に推す無所属の佐藤敏雄がしのぎを削る激戦になりそうだ。

 鈴木は元県職員。陣営は、総合政策課で県の政策立案などに携わってきた経験を前面に押し出し、選挙戦では即戦力をアピールする考えだ。潟上市議(定数20、欠員1)の9人が支持を表明している。潟上市生まれだが、過去約20年間は秋田市暮らしだったこともあり知名度不足は否めない。集会を重ねて有権者への浸透を図る。鈴木は「一人でも多くの市民に会って考えを伝えたい」と話す。

 佐藤は先月23日に市議を辞して活動を本格化。石川光男市長が事務所開きに駆け付けて支持を表明しているほか、市議6人が選対役員に名前を連ねる。石川市長やこだまの後援組織などを活用し、支持拡大を目指す。有権者の多い追分地域を地盤とするが、地元には市議初当選から約1年で転身を図ることへの批判もある。佐藤は「県議に挑戦する思いを丁寧に説明していきたい」と話す。

 2007年の前々回選挙では、こだまが自民の新人候補と一騎打ちとなり、1916票差で再選を果たした。11年の前回選は無投票。8年ぶりの選挙戦となる今回は、07年の選挙と構図が似通っている。

(敬称略)

▼前回(無投票)=有権者2万8921人(2011年3月31日現在)
▼今回=有権者2万8413人(3月2日現在)

(2015/03/11 付)

3494チバQ:2015/03/15(日) 20:05:10
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_09a.jsp
[無風区(上)大仙市・仙北郡]
各陣営、警戒を緩めず
立候補予定者
(定数5-5)
大野忠右エ門76自現(5)大仙市長野
小松隆明67自現(2)大仙市刈和野
原幸子44自現(2)大仙市刈和野
渡部英治65無現(2)大仙市大曲田町
加藤麻里57無現(1)美郷町金沢
※並び順は所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 秋田市に次いで議席の多い大仙市・仙北郡選挙区(定数5)は、7人で激戦を展開した前回から様相が一転し、出馬予定者は自民党3、無所属2の現職5人のみ。前回落選の元職は農業関係者の擁立や自身の出馬を検討したが、いずれも断念。共産党が擁立を目指しているものの難航しており、無投票の可能性が高まっている。同党は告示直前まで擁立を目指す考え。各陣営は警戒を緩めず、選挙戦を前提に準備を進めている。

 自民の大野忠右エ門は企業や団体訪問を重ねてきた。今後は集会を開くなど、地元中仙地域をはじめ市東部の支持基盤を固め、6選を目指す。

 旧西仙北町長で自民の小松隆明は、地盤の市西部を中心にあいさつ回りを続ける。商工関係者らの人脈などを基に、大曲での得票も狙う。

 故原盛一県議の長女で自民の原幸子は、地盤の仙北地域を中心に支持者回り。今後は街頭でのつじ立ちにも力を入れ、支持拡大を図る。

 東北電力OBの渡部英治は連合秋田の組織票、大曲の地元票を基盤とし、保守系にも食い込む。街頭活動に力を入れ、準備を加速させる方針。

 前回トップ当選の加藤麻里は、今回も社民党の推薦を受け、小集会を重ねている。地盤の美郷町を固めつつ、町外で支持拡大を図る。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者9万4515人、投票率66・19%
▼今回=有権者9万1366人(3月2日現在)

(2015/03/13 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_09b.jsp
[無風区(上)湯沢市・雄勝郡]
各陣営、警戒を緩めず
立候補予定者
(定数3-3)
大関衛46自現(4)湯沢市川連町
東海林洋59無現(2)湯沢市下院内
佐藤正一郎62無現(1)羽後町上到米
※並び順は所属政党の勢力、当選回数などによる。カッコ内数字は当選回数
 立候補を予定しているのは自民党の大関衛と無所属の東海林洋、佐藤正一郎の現職3人。一時、湯沢市内から新人候補を擁立する動きもあったが実現せず、4人が出馬した前回選挙と異なり、無風状態となっている。他に出馬の動きが見られない中、3人はいずれも年明け以降、選挙戦に向けた活動を活発化させている。

 大関は地元・稲川地域をはじめ選挙区全域に後援会計15支部を立ち上げ、着々と支持固め。先月下旬の集会には佐竹敬久知事や自民の県選出国会議員3人が駆け付けた。今月19日に事務所開きを行い、組織の引き締めを図る。

 東海林は地盤である雄勝地域を中心に、支持者回りに力を入れている。今月7日には事務所開きを行い、態勢を整えた。各種団体や企業へのあいさつ回りなど地道な取り組みを重ねながら、選挙区内での一層の浸透を図る。

 安藤豊羽後町長の県議辞職に伴い行われた2013年の補選で初当選した佐藤は、1月の県政報告会を皮切りに活動を活発化。町長時代の知名度も生かし、羽後町で地盤固め。推薦を受けた連合秋田とも連携し支持拡大を図っている。

 有権者の4割強を占める旧湯沢市を地盤とする候補者が不在。このため市民からは「最大の票田から新人が出てこないのは残念」との声も聞かれる。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者6万606人、投票率61・15%
▼今回=有権者5万7977人(3月2日現在)

(2015/03/13 付)

3495チバQ:2015/03/15(日) 20:06:31
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10a.jsp
[無風区(下)男鹿市]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
菅原広二63自現(1)脇本
※カッコ内数字は当選回数
 菅原広二は選挙区内で開かれる会合にまめに顔を出すなど支持固めに余念がない。前回選挙は無所属で立候補したが、自民党公認の現職を含む三つどもえの争いを制して初当選した直後に自民会派入りした。昨年の衆院選で自民の候補を積極的に支援するなど、選挙区内で「自民県議」としての認知度は高まっている。

 他に出馬の動きは見られない。ベテラン市議は「保守系が強い地域であり、労組の影響力は限定的だ。2期目を狙う自民現職を相手に選挙戦を挑むのは難しいのではないか」と分析する。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者2万8332人、投票率72・32%
▼今回=有権者2万6771人(3月2日現在)

(2015/03/14 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10b.jsp
[無風区(下)南秋田郡]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
平山晴彦60自現(3)五城目町西磯ノ目
※カッコ内数字は当選回数
 自民党現職の平山晴彦以外に出馬に向けた動きはなく、無投票となる可能性が高い。平山は2011年の前回選挙で民主新人と一騎打ちとなり、6700票差をつけて大勝した。

 4選を目指す平山は昨年12月から活動を本格化。1月25日には五城目町の五城館で行った事務所開きに支持者200人以上を集め、地域医療の充実などを訴えた。

 告示日前までに選挙区内4町村をくまなく回り、有権者にあいさつする予定だ。平山は「選挙戦となるつもりで気を緩めずに頑張りたい」と話す。

(敬称略)

▼前回選挙=有権者2万2368人、投票率60・53%
▼今回=有権者2万1427人(3月2日現在)

(2015/03/14 付)

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10c.jsp
[無風区(下)にかほ市]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
渋谷正敏66自現(3)象潟町
※カッコ内数字は当選回数
 立候補を予定しているのは4期目を狙う自民党現職の渋谷正敏のみ。一時は水面下で新人擁立の動きもみられたが、2011年の前回に続いて無投票となる公算が大きい。

 渋谷は各団体や町内会の会合に積極的に顔を出し、観光や農業の振興を中心に訴えている。1月末に金浦地域で集会を開き、市議や市商工会幹部ら500人余りを集める組織力を見せつけた。

 ただ、陣営幹部からは「相手が見えず緊張感がない」との声も聞かれる。対抗馬の急浮上に備え、今月に入り旧3町それぞれで決起集会を開き、組織の引き締めを図る。

(敬称略)

▼前回(無投票)=有権者2万3052人(11年3月31日現在)
▼今回=有権者2万1862人(3月2日現在)

(2015/03/14 付

http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/01/article_10d.jsp
[無風区(下)仙北市]
対抗馬急浮上に備え
立候補予定者
(定数1-1)
佐藤雄孝62自現(2)西木町
※カッコ内数字は当選回数
 立候補を表明しているのは、自民党現職の佐藤雄孝のみ。有権者から「前回に続いて無投票となるのは好ましくない」との声が上がるものの、具体的な対抗馬擁立の動きには至らず、無投票が濃厚な情勢となっている。

 佐藤は昨年末から活動を本格化させた。地元・西木地域の行事に顔を出すほか、角館、田沢湖地域で座談会を開くなど組織固めを着実に進めてきた。主に農業政策や観光振興での実績、本県選出自民党国会議員とのパイプを強調。陣営は「衆院選があった分、前回に比べて準備は遅くなったが、臨戦態勢は整ってきた」と気を引き締める。

(敬称略)

▼前回(無投票)=有権者2万3052人(11年3月31日現在)
▼今回=有権者2万1862人(3月2日現在)

<終わり>

(2015/03/14 付)

3496名無しさん:2015/03/16(月) 21:24:48
>>3447
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150316ddlk06010109000c.html
追跡やまがた:市川昭男・山形市長の去就 関係者の思惑交錯 連合、継続に意欲 自民、流れ変える好機 /山形
毎日新聞 2015年03月16日 地方版

 任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、同13日投開票)まで半年を切り、現職の市川昭男市長(73)の去就が注目されている。4期目を目指し、出馬するのか否か。なかなか態度を明らかにしない市川市長の周辺では、関係者の思惑が交錯している。【光田宗義】

 市議会3月定例会の一般質問初日の4日。自民系会派の鈴木善太郎市議が市長選への出馬の是非を問いただしたのに対し、市川市長は「現時点では白紙でございます」と、これまでの公の場での発言を繰り返すにとどめた。

 市長選を巡っては、前回選で敗れた元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が自民党推薦での立候補を表明しており、誰が対抗馬に名乗りを上げるのかが最大の関心事だ。

 与野党関係者の間では、「市川市長は(24日に閉会する)今回の定例会では態度表明をしないのではないか」という観測が広がっており、明言の時期は県議選や山形市議選といった4月の統一地方選を終えた6月定例会にまでずれ込むとの見方が強まっている。一方、市議会与党会派の議員の一人は「9月の選挙まであと半年。ずっと態度を表明しないことに対して、市民がどう反応するか……」と気をもんでいる。

    ◇  ◇

 「50年続いた非自民の流れを継続するのか、50年前に戻すのかを問う選挙となる」

 民主党最大の支持母体で、市川市政を支持する連合山形の大泉敏男会長は1月の旗開きで、「非自民」の市政継続に強い意欲を示した。

 山形市長選では自民・非自民の相乗りや、民主党などの支持を受けた吉村和夫・前市長(2003年8月に死去)らの勝利が続いており、同市では非自民陣営が一定の勢力を保ってきた。すでに政界引退を表明した民主党の鹿野道彦・元農相の強固な地盤でもある。吉村前市長系の組織力は健在で、市川市長の3選の原動力の一つともなっている。
 3期目で9月の投開票日には74歳を迎える市川市長が出馬すれば、多選批判や高齢への懸念がクローズアップされる可能性も否定できず、自民党関係者からは「勢いのある候補を対抗馬として立てられるよりは、市川市長が出馬してくれる方がありがたい」との本音も漏れる。非自民側には、水面下で副知事経験者ら市川市長の後継候補を模索する動きもある。

==============

 ◆過去5回の山形市長選◆

 (=以下は推薦、支持。年齢は選挙時)

▽2011年9月

当 市川昭男 70 無現=民主、共産、社民

  佐藤孝弘 35 無新=自民

  長岡寿一 60 無新

▽2007年9月

当 市川昭男 66 無現=民主、社民、共産

  加藤円治 72 無新

  川合直美 58 無新

▽2003年9月(吉村和夫市長の死去に伴う)

当 市川昭男 62 無新=民主、公明、社民

  柿崎喜世樹 56 無新

  青木勝 56 無新=共産

  川合直美 54 無新

▽2000年2月(佐藤幸次郎市長の辞職に伴う)

当 吉村和夫 68 無新=民主、公明

  柿崎喜世樹 52 無新=自民、社民

  青木勝 52 共新

▽1998年10月

当 佐藤幸次郎 65 無現=自民、民主、社民、公明

  鈴木洋樹 40 無新
 一方、自民党は県都で続く「非自民」の流れを変える好機として、山形市長選を重視しており、1月には早々と佐藤氏を推薦する方針を決定。佐藤氏は、統一選の自民系候補者の活動に連動し、支持拡大に力を入れる考えだ。佐藤氏は毎日新聞の取材に、「私が市長になれば国とのパイプは強まる。国を巻き込んで人口減少問題への対策に取り組みたい」と意気込みを語った。

3497名無しさん:2015/03/16(月) 21:25:14
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150316-OYT1T50027.html
民主が岩手知事選擁立断念、生活との協力も未定
2015年03月16日 10時57分
 民主党県連は15日、盛岡市内のホテルで常任幹事会を開き、9月に任期満了となる知事選で独自候補の擁立を断念することを決めた。


 高橋元幹事長は「擁立のための体制づくりをこれから行うのは物理的に難しい」と理由を説明した。

 生活の党の小沢一郎共同代表が知事選、県議選での選挙協力を呼びかけていることに対しては「結論を出さなければならない時期にきているが、(盛岡市長選への対応など)新たな環境で大変なこともある。総合的に判断しなければならない」と述べた。

2015年03月16日 10時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3498チバQ:2015/03/17(火) 07:29:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150317_13027.html
大衡議長が最後通告 村長拒否、物別れ


村議会全員協議会で「違法なことはしていない」と反論する跡部村長=16日、大衡村役場
拡大写真
 跡部昌洋大衡村長(66)から性的関係を迫られるなどのセクハラを受けたとして村の女性職員が村長に損害賠償を求めて提訴したことについて、村議会が16日、村長に不信任決議案を突き付けた。村議会は直前に村長自ら辞職を決断するよう促したが拒否され、解散覚悟で「退場」を迫る形となった。

 村議会は16日昼にあった全員協議会での村長の弁明を受け対応を協議。「説明がちぐはぐだ」「弁明で職員を『彼女』と呼んでいる時点で公私の一線が引けていない」などの意見が続出し、村長を擁護する村議は少なかった。
 ただ「進退は村長自ら決断を」との声もあり、萩原達雄議長が村長に自主的な辞職を求めて「最後通告」を行った。
 「これ以上はもう無理だ。身を引いた方がいい」。2人は約15分間、役場応接室で話し合ったが村長は辞職を拒否。協議は物別れに終わり、同日夕の不信任案提出が決定的となった。
 首長に対する不信任決議は10日以内に議会を解散しない限り失職となる。法的拘束力がなく、より可決が容易な辞職勧告決議も検討されたが、村議会は可決に出席議員の4分の3以上の賛成が必要でより重い不信任決議案を選んだ。
 村議の一人は河北新報の取材に「自らのクビを懸け意思表示を明確にした。村長は解散を選ばず身を引いてほしい」と語った。

3499チバQ:2015/03/17(火) 21:09:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150317_13068.html
<セクハラ訴訟>跡部大衡村長、議会を解散

 宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)からセクハラを受けたとして50代の女性村職員が損害賠償を求めて提訴したことに絡み、村議会から不信任を決議された跡部村長は17日、村議会を解散した。
 跡部村長は午前9時すぎ、村役場の議長室で、萩原達雄議長に解散の通知書を手渡した。萩原議長によると、跡部村長は解散理由を「村長の不信任を決議した村議会が村長提出の議案を審議するのは道理に合わない」と説明したという。
 公選法では、解散翌日から40日以内に選挙を行わなければならない。宮城県選管によると、特例法で統一地方選日程に組み込まれ、4月21日告示、26日投開票となる見込み。
 19日までの予定だった村議会3月定例会は会期途中で閉会。定例会では計26議案が可決されたが、2015年度一般会計当初予算など8議案が成立しないまま打ち切りとなった。
 女性村職員は性的関係を求められるセクハラを受けたとして13日、仙台地裁に提訴。女性職員は14年4月以降、跡部村長から計10回以上、性的関係を迫られたほか、同年7〜11月、会食を求めるなどのメール約1300通を送られ、うつ病になったと主張している。
 村議会は16日、「村長から納得できる説明がない」として不信任決議案を提出、可決した。
 地方自治法によると、議会の不信任決議を受けた首長は10日以内に議会を解散しない限り、失職する。解散の場合、改選後初の議会で不信任が決議されると首長は自動失職し、再び解散することはできない。

3500チバQ:2015/03/17(火) 21:11:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141215_13089.html
公金着服隠避容疑・大衡村長不起訴へ

 宮城県大衡村の水道事業担当の元職員による公金着服事件をめぐり、虚偽有印公文書作成・行使と犯人隠避容疑で書類送検された跡部昌洋村長(66)と当時の村幹部3人について、仙台地検が不起訴処分とする方針を固めたことが15日、関係者の話で分かった。
 関係者によると、虚偽記載したとされる文書は公文書ではないなど、地検は罪に当たらないと判断したとみられる。
 村議3人の告発を受け、大和署がことし9月、跡部村長や当時の副村長らが着服金額を実際より少なく文書に記載したり、着服ではなく一時紛失と村議会で説明したりしたなどとして送検していた。
 水道加入金など計400万円を元職員がだまし取った着服事件は2011年9月に発覚。職員は懲戒免職となり、13年3月、詐欺容疑などで逮捕、起訴された。仙台地裁は同年5月、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。


2014年12月15日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141225_13036.html
<大衡村公金着服>村長、うその答弁陳謝

 大衡村の水道事業担当の元職員による公金着服事件をめぐり、跡部昌洋村長は24日、事実と異なる始末書を作成し、着服金額を実際より少なく説明するなど村議会に対しうその答弁をしたと認め、陳謝した。村議会全員協議会で明らかにした。

 元職員の着服額は400万円を超えると報告を受けていたものの、2012年5月28日の村議会全員協議会で金額を90万円程度と答弁したほか、着服ではなく事務処理の怠慢とする始末書を作成したという。

 理由について「元職員は若く、家庭もあった。東日本大震災の復旧作業に不眠不休で従事し、働きぶりは良かった。懲戒処分を軽くしたい温情があった」と語った。

 事件をめぐっては、村議3人の告発を受け、大和署がことし9月、虚偽有印公文書作成・行使と犯人隠避容疑で跡部村長と当時の村幹部3人を書類送検。仙台地検は今月15日、不起訴処分とした。

 跡部村長は「安易で職責に恥じる行為だった。指示したのは私であり、責任は私にある。報酬の一部返上も考える」と陳謝した。その上で、不起訴処分を踏まえ「反省を忘れず、全身全霊で職責を果たしたい。村民にさまざまな機会で説明していく」と述べた。

 議員からは「もっと早く言えなかったのか。報酬返上よりも村民への説明が必要だ」「復興に尽力したのはどの職員も同じ。道義的責任は残る」などの声が上がった。


2014年12月25日木曜日
関連ページ:宮城社会

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150311_11063.html
虚偽答弁で20%減給へ 大衡村長

 大衡村の跡部昌洋村長は10日の町議会3月定例会の一般質問に答え、自身を4月から3カ月間、20%減給とする考えを明らかにした。元職員による公金着服事件をめぐり、うその答弁をするなどした責任を取るため。関連する条例改正案を定例会に提出している。
 元職員の着服額は400万円超との報告を受けながら、村長は村議会に90万円程度と実際より少なく説明。着服ではなく事務処理の怠慢とする始末書の作成を指示したことを認め、昨年12月に陳謝していた。
 事件をめぐっては村議の告発を受け、大和署が虚偽有印公文書作成・行使などの容疑で村長を書類送検。仙台地検は不起訴処分とした。

2015年03月11日水曜日

3501チバQ:2015/03/17(火) 21:12:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150314_13015.html
「大衡村長がセクハラ」女性職員が提訴


跡部村長が女性職員に「別れないこと」を誓わせたとされる文書のコピー。左下には署名も記されている
拡大写真
 宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)から性的関係を求められたり、携帯電話に大量のメールを送られたりしたのはセクハラやパワハラだとして、村の50代の女性職員が13日、村長に慰謝料など1000万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、村長は昨年7〜11月、約1300通のメールを女性職員に送り、夏休み中に会食を強要したり、交際と交換条件の人事異動をほのめかしたりした。11月には「何事があっても別れない」と誓わせ、女性職員と自分の母印を押した文書を作らせた。
 女性職員側は「村長が村外に所有するアパートや村長の出張先で計10回以上、性行為を強要された。セクハラやパワハラを受け続け、うつ病になった」と主張する。
 村長は11月末に一連の行為について謝罪したが、女性職員はことし1月から病気休暇を取っているという。
 仙台市内で記者会見した女性職員の代理人の藤川久昭弁護士は「村長を告訴することを検討している。女性職員がセクハラなどを相談したのに、問題を放置した副村長に損害賠償請求することも考えている」と話した。
 跡部村長は「訴状を見ていないので、コメントはできかねる」との談話を出した。


2015年03月14日土曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150314_13020.html
<セクハラ訴訟>「事実なら辞任を」議会と村民動揺


村議会の全員協議会で「コメントを控える」と述べる跡部村長
拡大写真
 セクハラをしたとしてトップが職員から訴えられた大衡村には驚きと動揺が広がった。村議会は調査特別委員会を設置する方針で、村民からは状況次第では辞任を求める声も上がった。
 村議会は3月定例会の開会中だった。議員たちは予算審査の合間に対応を検討。調査特別委設置を定例会最終日の19日に決める方針を確認した。
 直前には全員協議会も開催。出席した跡部昌洋村長(66)がセクハラの真偽について言及を避けると、議員からは「村民への説明責任がある。詳しく知りたい」「本当なら情けないの一言だ」との意見が飛んだ。
 役場には報道関係者が詰め掛けた。落ち着かない様子の職員を前に、幹部が「粛々と公務に当たろう」と呼び掛ける場面も。職員の一人は「想像もしていなかった事態」と漏らした。
 跡部村長は村議を経て1996年の村長選で初当選し現在5期目。元職員による公金着服事件をめぐり、村議会でうその答弁をした疑いで昨年、大和署から書類送検された。仙台地検は不起訴としたものの、村長は村議会に自身を20%減給(3カ月)とする条例改正案を提出したばかり。
 役場を訪れた無職の女性(80)は「村長は地域のために頑張っていると思い応援してきた。セクハラは信じがたいが、事実なら辞任すべきだ」と語った。


2015年03月14日土曜日

3502チバQ:2015/03/17(火) 21:27:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150317ddlk05010245000c.html
’15統一地方選:県議選秋田市選挙区 石川・元秋田市長、立候補へ /秋田
毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 元秋田市長の石川錬治郎氏(75)は16日、4月の県議選秋田市選挙区(定数12)に、無所属で立候補する意向を表明した。

 石川氏は市長3期目の2001年6月に辞任。07年には国民新党公認候補として県議選に初当選した。前回11年の選挙には落選している。

 県庁で記者会見に臨んだ石川氏は「政治的な無関心による投票率の低下は危機的だ。私が出ることで投票率を上げたい。県には自然エネルギー政策にもっと力を注ぐよう訴えていく」と述べた。【池田一生】

3503チバQ:2015/03/18(水) 07:45:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150318_13023.html
<セクハラ訴訟>村長、説明責任果たさず


突然の解散で無人となった大衡村議会の議場
拡大写真
 大衡村の跡部昌洋村長(66)がセクハラをしたとして女性職員から訴えられた問題は17日、3月定例会さなかの村議会解散に発展した。解散を通知した跡部村長は議場で説明することも、記者会見を開くこともなかった。説明責任は十分に果たされておらず、地域は戸惑いの中で選挙戦に突入する事態に陥った。

 村総務課によると、跡部村長は午前9時すぎ、村議会解散を通知。同11時には村役場を出た。10時の開会予定に合わせて登庁後に解散を知った前村議もいた。
 村長は13日に提訴されて以降、十分な説明を避けている。村議会全員協議会では「(女性職員の)彼女とは仲が良かった」「違法行為はしていない」と反論したものの、女性との具体的な関係や関係継続を求めたとされる誓約書の真偽などについては報道各社の質問にも答えていない。解散後に出したコメントもセクハラには言及しなかった。
 新年度予算の成立は自治体執行部にとって最も優先される施策のはず。それを果たすことなく議会を解散し、住民にどんな判断を仰ぐのか、説明は欠かせない。自身を支持する候補者を村議選に擁立するかも触れないままでは、住民の戸惑いは深まる。
 任期満了に伴う選挙は8月下旬予定だったとはいえ、村議選には多額の経費が掛かる。しかも選挙後に再び村議会が村長不信任案を提出、可決すれば村長自動失職という結果を招く。
 「せめて議場で解散理由を説明するべきだった。通知書1枚で終わりとは」。前村議の憤りは村の有権者にも共通する。


2015年03月18日水曜日

3504チバQ:2015/03/18(水) 07:45:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150318_13012.html
<セクハラ訴訟>「幼稚な漫画」議会、怒り失望

 セクハラを受けたとして村の女性職員から訴えられた訴訟をめぐり、村議会から不信任を突き付けられた宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)は17日、議会解散に踏み切った。自らの失職ではなく、解散で事態を打開しようとする判断。村長が説明責任を果たしているとも言えない中での急展開に、議会には怒りと失望、困惑が広がった。

 「あきれてものが言えない。幼稚な漫画を見ているようだ」。同日、跡部村長から解散の通知書を受け取った萩原達雄前議長の口調は怒気をはらんだ。
 19日までの予定だった村議会3月定例会は会期途中で打ち切られた。2015年度一般会計当初予算など8議案が成立していない。
 萩原前議長は「15年度予算を成立させてから解散することもできたはずだ。村長の判断は間違っている」と強調した。
 「議会と政策的対立があって解散するなら理解できるが、今回は村長個人の問題。潔く身を引くべきだ」と憤るのは男性前議員。「選挙に大義はなく村政の私物化だ」と批判した。
 村議選は4月26日に行われる見通し。もともとは任期満了に伴い8月下旬に予定されていた。突然の解散で4カ月前倒しの選挙になる。女性前議員は「村民に対して選挙戦で何を訴えればいいものか」と戸惑いをのぞかせた。


2015年03月18日水曜日
関連ページ:宮城社会

3505チバQ:2015/03/19(木) 20:49:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150319/k10010021181000.html
不信任で議会解散の村長が辞職へ 宮城
3月19日 14時14分

セクハラをしたとして職員から裁判を起こされたうえ、不信任決議をした村議会を解散した宮城県大衡村の村長が19日朝、辞職願いを提出し、来月8日付けで辞職することになりました。
宮城県大衡村の跡部昌洋村長は出張先のホテルや村長室などでセクハラを繰り返したとして、村役場の50代の女性職員から今月13日、損害賠償を求める訴えを裁判所に起こされました。
これを受けて、村議会が村長に対する不信任決議案を賛成多数で可決し、跡部村長は17日に村議会を解散しました。
大衡村によりますと、跡部村長は19日朝、議会事務局長に宛てて辞職願いを提出したということです。
地方自治法では村長が辞職する場合は議長に申し出ることになっていますが、村議会が解散しているため議会事務局長が受理したということで、跡部村長は来月8日付けで辞職することになります。
辞職願いを提出したことについて、跡部村長は「大変お騒がせをして誠に申し訳ありません。村民に深くおわびします。不信任を受けて議会を解散する重い決断をしたので、みずからも村長の職を辞することと致しました」というコメントを発表しました。
大衡村の村長選挙の投票は、解散した村議会議員選挙と同じ来月26日に行われます。
跡部村長は平成8年に村長に初当選し、3年前の平成24年6月、連続5期目の当選を果たしていました。
辞職願いには「一身上の都合」
跡部村長の辞職願いを受け取った大衡村の斉藤善弘議会事務局長は「けさ村長の後援会の幹部が辞職願いを持ってきました。議会を解散したばかりで、このまま続けるものだと思っていたので大変驚きました。選挙管理委員会への連絡もすでにしましたので、この後は淡々と事務処理をするだけです」と話していました。
跡部村長が提出した辞職願いは直筆とみられ「このたび一身上の都合により退職したいので申し出ます」と書かれていました。
前村議会議長「無責任のひと言」
17日に解散した村議会で議長を務めていた萩原達雄さんは「あきれてしまって、ため息が出ます。これまで何度も何度も、村民を代表する議長として身の処し方を考えて欲しいと伝えてきました。それなのに議会を解散し、しばらく村長として務めるのかと思ったやさきに自分も辞職するとは何を考えているのだろうと思います。無責任のひと言です」と話していました。
副村長「職員一丸となって対処」
大衡村の伊藤俊幸副村長は「けさ村長本人から電話があり、退職するという話を聞いて大変驚きました。現在は体調不良と聞いているので、今後は私が代理で決済を行うことがあるかもしれない。村民の皆様にご迷惑をおかけして、本当に心苦しいですが、行政サービスが滞ることはあってはならないので、職員一丸となって対処したいです」と話していました。

3506チバQ:2015/03/19(木) 20:49:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150319_13051.html
<セクハラ訴訟>大衡村長が辞表 村長・村議は同日選


跡部昌洋村長
拡大写真
 セクハラをしたとして女性職員から提訴された宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)は19日、村議会事務局に辞表を提出した。理由は「一身上の都合」で、期日は4月8日付。出直し村長選は統一地方選に組み込まれ、村長の不信任を可決、村長が解散した村議選(定数14)と同じ4月21日告示、同26日投開票となる見込み。
 跡部村長の後援会幹部の男性が午前9時50分ごろ、村議会事務局を訪れ、斎藤善弘局長に「村長から預かって来た。受け取ってほしい」と辞表を手渡した。事務局は筆跡や印鑑から村長本人の文書と判断して受理、村選管に通知した。
 跡部村長は19日午前、体調不良を理由に公務を休んだ。村を通じ「私事でお騒がせして申し訳ない。村民はじめ各方面に深くおわび申し上げる。村長不信任決議を受け、村議会解散という重い決断をしたので、自らも村長の職を辞すことにした」とのコメントを出した。
 公選法では、町村長の辞職翌日から50日以内に選挙を行わなければならない。一方、地方自治法では、首長は原則的に議会に辞意を申し出てから20日間たたないと辞職できない。
 大衡村長の場合、村長選を統一地方選に組み込んで村議選と同一選とするには、今月21日までに議会事務局に申し出る必要があった。
 跡部村長は村議を経て1996年に初当選し、現在5期目。大衡村には2011年1月、セントラル自動車(現・トヨタ自動車東日本)が神奈川県から移転し、稼働した。
 跡部村長は50代女性職員に性的関係を強要したなどとして13日、仙台地裁に提訴された。訴えによると、女性職員は14年4月以降、跡部村長から計10回以上、性的関係を強要された。村長は同年7〜11月、約1300通のメールを女性職員に送り会食を求めたり、交際と交換条件の人事異動をほのめかしたりし、女性職員側はセクハラやパワハラを受けてうつ病になったと主張している。

3507チバQ:2015/03/19(木) 22:11:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150319_71053.html
東北の3市長選 告示まで1ヵ月


拡大写真
 統一地方選の後半戦で実施される、政令市を除く市長選・市議選は19日、告示まで1カ月となる。東北では北上、大館、上山の3市長選とともに、秋田、山形、弘前、八戸、米沢、喜多方など12市議選が行われる。市長選は、大館市で現職と新人の一騎打ちが予想される一方、北上、上山両市は無投票の可能性が高い。4月21日告示の10町村長選・34町村議選と合わせ、投開票は同26日。

◎現新の一騎打ち/大館
 大館市長選は、現職では全国最多の7選を期す小畑元氏(66)に、新人の会社役員福原淳嗣氏(47)が前回(11年)に続き挑む構図となる見通し。
 小畑氏は企業誘致による雇用確保などを引き続き公約の柱とし、支持固めを図る。福原氏は市政刷新を掲げ多選批判を展開。歴史や文化を生かすまちづくりを訴える。前回(2011年)は三つどもえで、小畑氏と福原氏は約2600票差の激戦だった。

◎表明は現職のみ/北上
 北上市長選は、現職で再選を目指す高橋敏彦氏(59)が、昨年12月に立候補を表明した。ほかに候補者擁立の動きは表面化しておらず、無投票となる公算が大きい。
 高橋氏は前回(11年)、無所属新人同士の一騎打ちを制して初当選。「北上市をさらに良い街にし、次世代につないでいきたい」と意欲を示す。31の後援会支部を構築し、着々と支持固めを進めている。

◎連続で無投票か/上山
 上山市長選は、3選を狙う現職の横戸長兵衛氏(68)のほかに目立った動きはなく、前回(11年)に続き無投票となる公算が大きい。
 横戸氏は昨年9月の市議会定例会で立候補を表明。行財政改革の推進、温泉と里山歩きを組み合わせて交流人口拡大を図る「上山型温泉クアオルト事業」の展開などを公約に掲げる。

東北の市長選立候補予定者

 【北 上】
高橋敏彦59市長     無現(1)
 【大 館】
小畑元66市長     無現(6)
福原淳嗣47会社役員   無新 
 【上 山】
横戸長兵衛68市長     無現(2)


2015年03月19日木曜日
関連ページ:広域政治・行政

3508チバQ:2015/03/19(木) 22:12:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150316_51005.html
相次ぐ補助下げ…「無神経」と山形市長に批判


山形市議会3月定例会で、保育料に関する質問を厳しい表情で聞く市川市長(前列右)
拡大写真
 山形市が提案した4月からの保育料値上げと高齢者バス定期券購入費補助引き下げが、市議会などの反発を受け、相次いで修正、撤回を迫られる事態に追い込まれた。「性急で唐突、周知期間も少ない」との理由に加え、保育料では国の子ども・子育て支援新制度の趣旨に反するとの批判が噴出した。4月に市議選、9月には市川昭男市長(73)の任期満了を控えるタイミングでの提示に、市議からは「無神経。市長選への影響は必至」との声が上がる。(山形総局・伊藤卓哉)

<東北で唯一計画>
 「国から(保育料の)公定価格が示されたのが12月末で、利用者負担額の提示がこの時期になってしまった。時間がない中での周知とならざるを得なかったのは、大変遺憾だ」
 市川市長は4日、市議会3月定例会の一般質問に答え、値上げ案の公表が遅れた理由を説明した。しかし新制度導入に伴う保育料改定に関しては昨年7月、国から概要が示されていた。
 保育料を4月から最大約6000円値上げする埼玉県朝霞市では、昨年9月から審議会で検討、10月末に原案をまとめた。11月からは保護者、事業者への説明を始めたという。
 新制度は「子育て中の家庭支援」が目的。各自治体は趣旨を考慮、そもそも4月に合わせて保育料を値上げする動きは少ない。新制度移行に伴う業務で現場が忙殺されていることもあり、東北の県庁所在地6市で計画したのは山形市だけだ。
<与党からも疑問>
 市川市長は民主、共産、社民3党の推薦を受けて3選を果たした。一連の市の提案、経緯には与党市議からも疑問の声が上がる。
 民主系会派・緑政会の斎藤淳一会長と、社民系・市民連合の斉藤栄治会長は「どうして事前に丁寧な説明をしなかったのか」と首をかしげる。共産党市議団の今野誠一団長は「延期しただけで値上げ方針を撤回しないことが問題。不信感は拭えない」と距離を置く。
 与党の市議からは「市長に進言できる市幹部がいない」「子どもと高齢者福祉のダブル失態は痛い。もう推すことはできない」との意見も飛び交う。
 市長選(9月6日告示、13日投開票)には、自民党の推薦を受けた元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が、前回の雪辱を期して立候補を表明している。
 自民党新翔会・改革会議の後藤誠一会長は「議会軽視も甚だしい。リーダーシップが欠けていることは明らかで、市長選出馬の可能性は限りなくゼロに近くなっただろう」とみる。
 市川市長は3月定例会の一般質問で市長選への対応を問われ、「現時点では白紙だ」と述べるとともに、3期の市政運営をこう自己評価した。
 「特に子育てでは、昨年4月に保育所の待機児童ゼロを達成した。子ども医療給付の対象を中学3年まで拡充した」

[山形市の保育料値上げ案]2月2日の市議会厚生常任委で、4月に月額800円〜1万1800円値上げする案を提示。子ども・子育て支援新制度導入で、市の負担が年間約2億3500万円増えることなどを理由とした。市議や保護者団体が反発、3月定例会に実施時期を9月に延期、値上げ幅を最大5000円に抑える修正案を出した。
 高齢者バス定期券購入費補助引き下げ案 3月9日の市議会予算分科会で、月1万1000円の「シルバー定期券」が70〜74歳は3000円、75歳以上は2000円の自己負担で購入できる現行制度を、4月に一律4000円にする案を示した。市議会の批判を受けて撤回した。


2015年03月16日月曜日

3509チバQ:2015/03/21(土) 11:27:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150321_21002.html
<青森県議選>飛び地選挙区 弊害じわり

 青森県議選(4月3日告示、12日投開票)の16選挙区中、2選挙区に存在する飛び地自治体で、分断の弊害とも言える現象が表れつつある。大規模市を挟む形で二つに分かれた選挙区は、ともに1町だけがいわば孤立状態。遊説で足を運ぶ候補者の労が増す一方、投票率の低迷や立候補の意欲低下といった傾向が強まっている。

 飛び地がある三戸(定数3)、東津軽(1)両郡選挙区の位置関係は地図の通り。6町村で構成する三戸は、階上町だけが八戸市(8)に囲い込まれた形。4町村の東津軽は、平内町と3町村の間に青森市(10)が横たわる。階上、平内両町とも地元出身の候補者はなく、今のところ前哨戦は鳴りを潜める。
 階上の県議選投票率は1995年以降、選挙区平均より3ポイント程度低い状況が続き、2007年は12.79ポイントマイナスの45.67%。11年は東日本大震災直後という事情も重なり、青森県内40市町村中、投票があった28市町村で最低の38.40%だった。
 03年の県議選を最後に町内から候補者が出ておらず、町選管は地道に投票を呼び掛けているが有権者の関心は高まらないという。担当者は「選挙カーは国政より少ない印象がある。投票率は選挙区内でずばぬけて低いだけに何とか40%台に乗せたいが、特効薬が見当たらない」と悩む。
 東津軽は、外ケ浜町が地盤の現職が07年、11年に続き、3回連続の無投票で8選を決める公算が大きい。それ以前の03年、99年は、平内町出身の候補者と議席を争った。
 現職が初当選した90年の補欠選挙で、平内から得た票数は310。2期目は1222、3期目は2670と大幅に上積みしてきた。「距離的に赴くのは大変だが、それだけ数多く足を運んだ。信頼を得たからこそ平内との地域対決の構図に至らず、無投票が続いている」と現職は説明する。
 「地元から議員を」と願う有権者は少なくない。こうした心情とは裏腹に、飛び地となった1自治体を足掛かりにしての議席獲得は困難を極める。それが候補者不在、低投票率を招くという一面もある。


2015年03月21日土曜日
関連ページ:青森政治・行政

3510チバQ:2015/03/21(土) 11:27:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150321_11025.html
<大衡村長選>跡部氏は? 複数候補者が浮上

 大衡村長の跡部昌洋氏(66)が辞職することに伴う出直し村長選で、跡部氏が出馬するかどうかが焦点になっている。一方、村長の辞表提出直後から村内では新たな候補者探しが一気に活発化。4月21日告示、26日投開票と見込まれる中、動きは風雲急を告げてきた。
 跡部氏は20日も体調不良で公務を休み、3日連続で公の場に姿を見せなかった。村長選への出馬についても本人の意向は不明だ。
 後援会幹部は「意思が確認できず、対応は未定」と説明する。村長を支持し、ただ一人、不信任決議に反対した前村議は「本人が決めることだ」と話す。
 関係者の多くは、出馬は困難とみる。職員にセクハラをしたとして提訴されたことが辞表の契機となっただけに、女性票が期待しにくいとの見方もある。
 ただ、可能性が残っているとの声は一部にある。跡部氏が辞表提出時に村を通じて出したコメントには「村議会解散という重い決断をしたので、自らも村長の職を辞すことにした」とあり、ある職員は「村議選と同時に村長選で信を問うと取れなくもない」と深読みする。
 新たな村長候補者を模索する動きは既に始まっており、19日には早くも前村議の女性が名乗りを上げた。このほか、複数の前村議や村内の有力者ら4、5人の名前が浮上している。前村議の一人は選挙日程をにらみ「擁立へ向けた準備作業は来週にかけてピークを迎えそうだ」と話した。


2015年03月21日土曜日

3511チバQ:2015/03/21(土) 11:28:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150320_11029.html
<大衡村長選>前村議の赤間氏 出馬意向


赤間しづ江氏
拡大写真
 大衡村の跡部昌洋村長が辞職することに伴う出直し村長選で、前村議の赤間しづ江氏(67)が19日、河北新報社の取材に対し、無所属で立候補する意思を固めたことを明らかにした。出直し村長選への出馬意向を示したのは赤間氏が初めて。
 赤間氏は「イメージダウンした村を明るくしたい。しがらみのない村政を実現し、安心して子どもを育てられる社会をつくる」と語った。
 赤間氏は大衡村出身、日大通信制卒。村職員を経て、2007年の村議選で初当選。村長への不信任決議案の可決を受けて跡部氏が村議会を解散した17日、村議2期目途中で失職した。


2015年03月20日金曜日

3512チバQ:2015/03/21(土) 21:04:26
2011年秋田県議選まとめ

秋田市(定数:13)                     2015年から定数12に 当 冨樫博之14735〈元〉衆院議員秘書自民55現        2012年衆院選当選   当 中泉松司11544農業自民31現               2013年参院選当選 当 田口聡_11508党県代表公明56現 当 沼谷純_9800〈元〉県職員民主38新          会派「民主党」 当 丸野内胡桃8764環境NPO会長無所66新        会派「いぶき」 09年市長選落選 当 工藤嘉範8407農業自民53現 当 山内梅良7918党県副委員長共産63現 当 竹下博英7917獣医師自民57現             旧河辺郡を地盤 当 北林康司7763〈元〉党県幹事長自民69現 当 三浦茂人6939〈元〉秋田銀行員無所52新       会派「新みらい」 当 まるさん6434〈元〉市議無所56新           本名:菅原博文 タレント 15年自民から出馬 当 石川ひとみ6028党県代表社民60現 当 瀬田川栄一6019社福法人理事長無所63現        会派「県民の声」(1人会派) 落 淡路定明5900国際NPO理事無所51現 落 石川錬治郎5633〈元〉市長国民71現          秋田市長 2015年出馬 落 鈴木陽悦5500〈元〉参院議員無所62新        06年当選 10年参院選落選 落 黒崎一紀5269〈元〉衆院議員秘書みん52新 落 三浦芳博4350〈元〉市議無所60新 落 大門義春455車整備会社役員無所58新

■補選 冨樫の衆院選出馬に伴う 
当 64111 最上英嗣 46 自新
  55877 黒崎一紀 54 無新
能代市・山本郡(定数:4) 当 武田英文12835製材会社長自民66現       引退。09年知事選では川口博を支援 当 能登祐一9229建設会社顧問自民64現 当 中田潤_7930生コン製造社長無所64現      会派「新みらい」 当 宮腰誠_7893党総支部代表社民72元       引退 落 吉方清彦6164善光寺住職民主40新       15年無所属出馬 落 今野清孝4244農業無所58新 落 原田悦子2632洋裁店経営みん65新 横手市(定数:4) 当 柴田正敏10586農業自民60現 当 鶴田有司10284事務機販社顧問自民58現 当 土谷勝悦8651農業無所62現          会派「新みらい」         当 小原正晃8269〈元〉道の駅社員民主34新    会派「民主党」 落 小田嶋伝一7083農業民主75現 落 我妻桂子5146党県委員共産56新        15年出馬

3513チバQ:2015/03/21(土) 21:05:08
あれ? なんかぐちゃぐちゃだ・・・

3514チバQ:2015/03/21(土) 21:06:34
秋田市(定数:13)                     2015年から定数12に
当 冨樫博之14735〈元〉衆院議員秘書自民55現        2012年衆院選当選  
当 中泉松司11544農業自民31現               2013年参院選当選
当 田口聡_11508党県代表公明56現
当 沼谷純_9800〈元〉県職員民主38新          会派「民主党」
当 丸野内胡桃8764環境NPO会長無所66新        会派「いぶき」 09年市長選落選
当 工藤嘉範8407農業自民53現
当 山内梅良7918党県副委員長共産63現
当 竹下博英7917獣医師自民57現             旧河辺郡を地盤
当 北林康司7763〈元〉党県幹事長自民69現
当 三浦茂人6939〈元〉秋田銀行員無所52新       会派「新みらい」
当 まるさん6434〈元〉市議無所56新           本名:菅原博文 タレント 15年自民から出馬
当 石川ひとみ6028党県代表社民60現
当 瀬田川栄一6019社福法人理事長無所63現        会派「県民の声」(1人会派)
落 淡路定明5900国際NPO理事無所51現
落 石川錬治郎5633〈元〉市長国民71現          秋田市長 2015年出馬
落 鈴木陽悦5500〈元〉参院議員無所62新        06年当選 10年参院選落選
落 黒崎一紀5269〈元〉衆院議員秘書みん52新
落 三浦芳博4350〈元〉市議無所60新
落 大門義春455車整備会社役員無所58新

■補選 冨樫の衆院選出馬に伴う 
当 64111 最上英嗣 46 自新
  55877 黒崎一紀 54 無新

能代市・山本郡(定数:4)
当 武田英文12835製材会社長自民66現       引退。09年知事選では川口博を支援
当 能登祐一9229建設会社顧問自民64現
当 中田潤_7930生コン製造社長無所64現      会派「新みらい」
当 宮腰誠_7893党総支部代表社民72元       引退
落 吉方清彦6164善光寺住職民主40新       15年無所属出馬
落 今野清孝4244農業無所58新
落 原田悦子2632洋裁店経営みん65新

横手市(定数:4)
当 柴田正敏10586農業自民60現
当 鶴田有司10284事務機販社顧問自民58現
当 土谷勝悦8651農業無所62現          会派「新みらい」        
当 小原正晃8269〈元〉道の駅社員民主34新    会派「民主党」
落 小田嶋伝一7083農業民主75現
落 我妻桂子5146党県委員共産56新        15年出馬

3515チバQ:2015/03/21(土) 21:07:30
大館市(定数:3)
当 鈴木洋一13855建設会社顧問自民67現
当 佐藤賢一郎10524〈元〉比内町長自民63現
当 虻川信一8686〈元〉市議民主65新        会派「民主党」
落 石田寛_8183党県幹事長社民64現

男鹿市(定数:1)
当 菅原広二9921石材会社副社長無所59新     自民入り
落 下間俊悦7607不動産会社長自民51現
落 船木正博2763電子部品会社長無所63新

湯沢市・雄勝郡(定数:3)
当 大関衛_15301党県政調会長自民43現
当 安藤豊_10806農業無所58現          会派新みらい→羽後町長選出馬当選
当 東海林洋7625〈元〉県職員無所55現        会派「いぶき」
落 うなづきみつる2902タレント無所42新

■補選(無投票当選)
佐藤正一郎 60 無新(1)           [元]羽後町長、09年出馬落選 会派「新みらい」

鹿角市・鹿角郡(定数:2)
当 川口一_8218農業自民60現
当 大里祐一7290医師自民75現
落 石川徹_5100〈元〉市議無所46新        15年出馬 13年市長選出馬落選
落 阿部博雄2703〈元〉衆院議員秘書民主52新

由利本荘市(定数:4)                     2015年から定数3に
当 佐藤健一郎9843自動車整備社長自民59現
当 小田美恵子9403〈元〉本荘市議自民64現
当 加藤鉱一9258〈元〉市議自民62現
当 三浦英一8917学習塾経営無所55現      会派「新みらい」
落 佐々木三知夫5949〈元〉県職員無所65新

潟上市(定数:1)
無投票
当 児玉祥子―〈元〉県議秘書無所56現      引退。会派「新みらい」

3516チバQ:2015/03/21(土) 21:08:02
大仙市・仙北郡(定数:5)
当 加藤麻里11255〈元〉県職員無所53新         会派 社民
当 渡部英治11182〈元〉東北電力社員無所61元      会派「新みらい」
当 原幸子_10330〈元〉社福法人職員自民40現
当 小松隆明9207〈元〉西仙北町長自民63現
当 大野忠右ェ門8013党県党紀委員長自民73現
落 樽川隆_6877農業無所69現
落 佐々木博嗣5206〈元〉衆院議員秘書自民56新

北秋田市・北秋田郡(定数:2)
当 北林丈正11578ゴルフ場会社長自民50現
当 近藤健一郎7116〈元〉森吉町長自民55現
落 小塚光子5797〈元〉市議民主64新

にかほ市(定数:1)
無投票
当 渋谷正敏―機械製造社会長自民62現

仙北市(定数:1)
無投票
当 佐藤雄孝―〈元〉西木村助役自民59現

南秋田郡(定数:1)
当 平山晴彦10042党県組織委員長自民56現
落 芳賀洋介3342〈元〉五城目町職員民主35新

3517名無しさん:2015/03/21(土) 22:24:33
http://mainichi.jp/area/aomori/news/m20150313ddlk02010035000c.html
三沢市議会:当初予算案 自民系会派が反対 背景に市長選か /青森
 三沢市議会(定数18)の定例3月議会最終日の12日、本会議で行われた来年度一般会計当初予算案の採決で、自民系の最大会派「拓心会」の6議員と無会派(共産)1議員が反対した。予算案自体は賛成多数で可決されたが、初めて会派として予算案に反対した拓心会の動向が臆測を呼んでいる。

 6月7日投開票の市長選では、拓心会所属の鈴木重正氏と、現職の種市一正氏が立候補を表明し... 続きを読む

3518チバQ:2015/03/22(日) 12:10:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150322_51034.html
<山形県議選>自民、早くも過半数確定?

 統一地方選で行われる山形県議選(4月3日告示、12日投開票)は県内19選挙区のうち、現時点で6割近い計11選挙区で無投票となる公算が大きい。各党の候補者擁立状況から計算すると、告示前にもかかわらず、自民党が既に定数44の過半数を手中に収めている。

 河北新報社が20日現在で集計した政党別立候補予定者数は表の通り。自民党以外の政党の擁立数が少なく、対決構図になっていないのが要因とみられる。
 無投票の可能性が大きいのは酒田市・飽海郡(定数5)、新庄市(2)、寒河江市(2)など11選挙区。議席数は合わせて20。立候補を予定するのはいずれも現職で、自民党公認が17人、民主党公認が1人、無所属が2人となっている。
 一方、選挙戦が見込まれるのは、定数9に対し10人が立つ山形市など8選挙区。仮に落選者が全て自民党公認と仮定しても、同党は山形市、鶴岡市、東根市の3選挙区で6議席を獲得する計算。無投票を含め計23議席の確保にめどが立った。
 民主、公明、共産、社民各党が今後、さらに公認候補を擁立するのは困難とみられる。無所属の立候補者が急増しない限り自民党の過半数は揺るがず、注目点は早くも自民党が改選前の勢力(33議席)を維持できるかどうかに移っている。
 山形県議選は現行の定数と区割りになった2007年以降、同年は9選挙区、11年は11選挙区と半数前後が無投票。1〜2人区に多く、今回を含め長井市と尾花沢市・北村山郡の両選挙区(各1)は4回連続、西村山郡選挙区(2)は5回連続で選挙が行われない。


2015年03月22日日曜日
関連ページ:山形政治・行政統一選

3519チバQ:2015/03/22(日) 12:11:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150322_11018.html
<大衡村長辞表>萩原前議長が村長選出馬へ


萩原達雄氏
拡大写真
 大衡村の跡部昌洋村長が辞職することに伴う出直し村長選で、村議会前議長の萩原達雄氏(66)が21日、無所属で立候補する意思を固めた。前村議9人から同日受けた出馬要請に応えた。
 萩原氏は河北新報社の取材に「村長辞任と村議会解散による政治的な空白を避けるため、即戦力として期待された。これまでの政策は大筋で引き継ぎ、村を負のイメージから早く回復させたい」と語った。
 萩原氏は大衡村出身、黒川高卒。農業を経て1995年の村議選で初当選。07年から議長を務めた。村長への不信任決議案の可決を受けて跡部氏が村議会を解散し、5期目途中で失職した。
 大衡村長選は4月21日告示、同26日投開票の見込み。これまで前村議の赤間しづ江氏(67)が立候補の意思を示している。

3520チバQ:2015/03/23(月) 20:35:51
http://www.sankei.com/politics/news/150323/plt1503230005-n1.html
2015.3.23 06:37
【地方再考】
全国唯一の議員報酬「日当制」 福島県矢祭町議会で賛否真っ二つ

ブログに書く1




(1/3ページ)

福島県矢祭町議会では議員報酬の「日当制」をめぐる存廃論議が続いている=17日、福島県矢祭町役場の町議会議場
 全国で唯一、議員報酬に「日当制」を導入している福島県矢祭町(人口6203人)の町議会(定数10)で、報酬制度を見直し、月額制に戻すかどうかの議論が続いている。19日には町議会が見直しを検討する特別委員会を初めて開催したが、議論は平行線をたどった。先進的な取り組みとして脚光を浴びた日当制は、存廃の分岐点に立たされている。

 日当制は平成20年3月、財政難を背景に議員も身を切るべきだと導入。月20万8千円だった月額制を廃止し、議会活動を行った日は3万円を支給するよう議員提案で条例を変えた。支給対象は本会議や委員会、全員協議会などに限られ、おおむね年間40日程度。年収では100万〜120万円ほどとなる。

 日当制をめぐっては、一部議員から「経済的に余裕がなければ議員活動を続けるのは難しい。若い人もなりにくい」などの不満の声が上がっていた。

 3万円の根拠は、役場で最も忙しい課長職の給与が日換算で約4万5千円だったため、それより低い水準にした。菊池清文議長は「審査すべき議案も少なく、月20万円の対価をもらうほどの仕事をしているとは正直いえない」と話す。町の人口は約6200人。菊池議長は「人件費など固定費を除けば、町の予算は25億円くらい。議員報酬を増やすぐらいなら、福祉などにもっとお金を使うべきだ」と意義を強調する。

 しかし、弊害も出ている。月額化を主張する鈴木敏男副議長によると、議案の調査日数が足りず会期を延長した際、「そんなに3万円が欲しいのか」と一部町民から揶(や)揄(ゆ)されたこともあったという。「慣習が強く残るこの町で、判断を間違えば、一町民としても生きていけなくなる」

 「日当派」と「月額派」の町議は現在5人ずつで勢力は拮(きっ)抗(こう)。「条例改正案を出す前に町民にも議論の行方を知ってほしい」(鈴木副議長)と特別委で議論したが、双方の主張は平行線をたどり、意見を集約できないままだ。ある議員は「すぐ変えるのではなく、来春の町議選の争点にし、民意を問うべきだ」と述べた。(福田涼太郎)

 ■改革…相次ぐ「揺り戻し」、2年で成果報酬制度破綻のケースも


 議員の切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)を促す、財政難に対応するため-。そうした理念を持ってスタートした議会改革だが、あまりに高いハードルを掲げたために、後に撤回される「揺り戻し」の動きが相次いでいる。

 人口1200人の熊本県五木村議会は平成22年、議員の成果に応じて報酬額を決める全国初の「成果報酬制度」を導入した。

 議長が選んだ村民(5人以内)で構成する外部委員が、議員の活動ぶりを「優秀」から「普通」までの5段階で評価。評価に応じた成果報酬(年額最高68万4千円、最低0円)を年度ごとに追加支給する仕組みだった。

 議会活性化が狙いだったが、しがらみなどから公平な評価が難しく、導入2年目に当時の議長が「なぜ自分が一番じゃないのか」と委員に迫ったり、独自に議員を評価した資料を委員に渡したりしていた問題が発覚。翌年には外部委員を引き受ける村民がいなくなり、24年に廃止になった。

 一方、財政難から徐々に議員報酬を下げながら、昨年5月に一転して8万円増の27万円とした群馬県みなかみ町議会。それまでは人口や予算など類似した規模の自治体と比べ、低い水準の報酬額を維持してきた。

 だが、地方分権による議会の役割の拡大や活動時間の増加などから町は議員の「なり手不足」を危惧。岸良昌町長は25年12月の町議会で「若い世代を含め、いろいろな人が立候補できる環境整備を図ることが必須」と報酬額の引き上げを提案し、可決された。

 しかし、報酬額を引き上げた直前の昨年4月実施の町議選では、与野党問わず報酬額の引き下げを公約に掲げた候補が多数当選。半年もたたない昨年10月から報酬額を再び約1割カットするなど曲折が続いている。

3521チバQ:2015/03/23(月) 21:32:25
http://www.news24.jp/nnn/news8859152.html
いわて県民クラブが平野参院議員に知事選出馬を要請
(岩手県)

県議会の会派「いわて県民クラブ」は23日記者会見を開き、平野達男参議院議員に対し8月20日に告示される県知事選挙に出馬するよう要請したことを明らかにした。『いわて県民クラブ』によると、所属する議員8人が22日夕方、盛岡市内で平野達男参議院議員と会談し県政に対する想いを伝え、知事選への出馬を要請したという。これに対し、平野参議院議員は、「重く受け止める。ただし今は国会が予算審議中で、当面、参議院議員として国会審議に集中しなければならない。近日中に答えたい」と話したという。一方、知事選への出馬を表明している達増知事は23日の定例会見で参議院選挙で平野氏の選対本部長を務めた経緯などから平野氏の出馬に否定的な見方を示した。
[ 3/23 19:20 テレビ岩手]

3522チバQ:2015/03/23(月) 21:40:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150323_21004.html

<青森知事選>連合青森支援未定、焦り見えず


1月の定期協議で、知事選候補者の早期擁立を要望する内村会長(右から2人目)
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)で、約5万票を持つとされる連合青森が支援の態度を決めかねている。主戦論を唱える民主党県連の候補者選考が遅れているのが理由だが、連合青森内にはむしろ落ち着きを見せる雰囲気さえある。背景には4選を目指す現職三村申吾氏(58)との良好な関係や、昨年12月にあった衆院選の影響が見え隠れする。

<前回は自主投票>
 青森市内で1月下旬に行われた連合青森と民主県連の定期協議で、内村隆志会長は「早めに候補者を選定してほしい」と要望した。民主県連は速やかに選考作業に入る方針を示したが、2カ月たった今も具体的な名前は上がっていない。
 田名部定男県連代表は今月中旬、「(県議選後の)4月13〜15日にも候補者に関する意見を県議らに聞きたい」と主戦論の維持を強調。内村会長は「擁立の期限は特に設定していない」とし、民主県連の動きを見守っている。
 連合青森に焦りの色がほとんど見えないのは、三村氏と政策面での距離が近づいている事情がある。県内の有効求人倍率は現県政下で1倍近くまで上昇するなど、雇用情勢が持ち直している。内村会長は「連合の雇用政策が吸い上げられている」と評価する。
 三村氏が自民、公明両党の推薦を受けて初陣を飾った2003年の知事選で、連合青森は対立候補を推薦。07年は一転、三村氏を推した。11年の前回は民主候補が出馬しながら、三村氏との関係維持のため自主投票とした。連合青森内には「民主が擁立しないなら気をもまずに済む」との声もささやかれる。

<4者連携崩れる>
 今回、連合青森は昨年12月の衆院選と同様、民主県連、維新の党県総支部、社民党県連との連携を模索していた。青森1区に出馬した升田世喜男氏(維新)が比例代表で復活当選した勢いを生かす思惑があった。
 しかし、社民県連が知事選出馬を表明した前県保険医協会長の大竹進氏(64)の推薦をいち早く決定。升田氏派の選挙違反事件が摘発されたこともあって、4者連携の枠組みは崩れた。
 内村会長は「票が取れる候補者を民主が擁立すれば支援を検討する。そうでなければ推薦しない場合もある。県議選が終われば方向性を出す」と説明した。


2015年03月23日月曜日
関連ページ:青森政治・行政

3523チバQ:2015/03/24(火) 20:21:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk04010217000c.html
選挙:大衡村長選 一騎打ちの様相 村議選と来月26日投開票 /宮城
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 大衡村の選挙管理委員会が23日開かれ、跡部昌洋村長の辞職申し出と議会解散に伴う出直し村長選と村議選を、統一地方選後半の4月21日告示、26日投開票の日程で行うことを正式に決めた。村長選にはこの日、前村議会議長の萩原達雄氏(66)が記者会見で出馬を表明、先に意向を示した前村議の赤間しづ江氏(67)と無所属同士の一騎打ちの様相が強まっている。

 村議5期目、議長2期目だった萩原氏は多数派の議員の要請で出馬。「異常事態の村を即戦力として早急に立て直したい。村の事業は大枠で継承するが、跡部村政には独断専行の面があったので、正すべきは正す」とし、多選自粛条例の制定や農業の大規模集約化などを政策に挙げる。

 跡部村政の反対派議員らが支援する赤間氏は「政策以前の課題が山積しており、利権としがらみの村政の体質を変え、村民の信頼を回復する」と強調。当選すれば初の女性村長になり「村と村教委が昨年定めた『ハラスメント防止要項』を徹底させたい」と話す。

 両選挙の立候補予定者説明会は30日。投票は4月26日午前7時〜午後6時、村内6カ所で行われ、同7時から役場併設の平林会館で即日開票される。3月2日現在の有権者は4565人。【渡辺豊】

3524チバQ:2015/03/24(火) 20:24:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk03010296000c.html
選挙:知事選 県民ク、平野氏に出馬要請 各陣営の動き加速へ /岩手
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 9月6日投開票の知事選で、県議会会派「いわて県民クラブ」は23日、平野達男参院議員(無所属)に出馬要請したと発表した。平野氏は「国会の予算審議に当面集中しなければならない」と回答を保留したという。関係者によると、4月上旬の予算成立後に態度を表明するとみられる。知事選では達増拓也知事が昨年11月に3選出馬を表明。共産党も独自候補擁立を目指しており、今回の出馬要請で各陣営の選挙準備が加速するとみられる。【安藤いく子、浅野孝仁、春増翔太】

 記者会見した県民クの小田島峰雄代表によると、22日夕に盛岡市で要請すると平野氏は、「重く受け止める。国会の状況なども見ながら近日中に報告したい」と語ったという。

 平野氏を推す理由は「農政の大きな転換期。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への対応、米価下落、農協改革などで人心を一新すべき時に適任」とした。達増県政は「過去8年間で決算不認定は5回。審議で見解を異にすることが少なからずあった」と批判した。

 政党や他会派との連携について飯沢匡(ただし)幹事長は「決まっていないが、我々が突破口を開いたので賛同者が名乗りを上げることを期待したい」と述べた。平野氏は毎日新聞の取材に「会見で小田島代表が話した以上は申し上げることはない」とコメントした。

 県民クは無所属県議で構成し、2013年の参院選では平野氏を支援した。

 ◇警戒感と期待感交錯
 平野氏の知事選挑戦は以前から取りざたされてきた。擁立に向けた具体的な動きの表面化に、県政界は警戒感と期待感が交錯した。

 達増拓也知事は23日の定例記者会見で「一昨年の参院選で、(平野氏が)議員を続けさせてほしいと訴え、県民の負託を受けて当選した。(わずか2年で)辞めるのはあり得ない」とけん制。達増氏を支援する生活の党県連の佐々木順一幹事長は「立候補するのは自由。こっちはこっちで全力で準備を進める」と突き放した。

 平野氏が離脱した民主党県連の高橋元幹事長も「平野氏は出るだろう。任期4年を残して2年前の選挙は何だったのか。民主がつくことはない」と不快感を示した。

 一方、達増氏の対抗馬擁立を目指す自民党県連の嵯峨壱朗幹事長代理は「達増氏以外の名が出ることで競争が生まれる」と連携に含みをもたせる。社民党の県議は「自民ではなく無所属が出るなら良いこと」と歓迎する。

 前回知事選は民主推薦の達増氏と、自民・地域政党いわて・社民が擁立した前県議の事実上の一騎打ちだった。

3525チバQ:2015/03/24(火) 20:30:46
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk02040080000c.html
平川市長選選挙違反:「全面否認」どう判断 2市議きょう判決 /青森
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(被買収)罪に問われた4市議の判決が今週、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で言い渡され、事件で逮捕・起訴された17人の1審判決が出そろう。4市議は、落選した前市長の支援者の水木貞・元被告(67)から現金20万円を受け取ったとする起訴内容を全面否認。弁護側は唯一の証拠とされる水木元被告の供述や証言に「信用性がない」と無罪を主張している。検察側は「元被告が虚偽を述べる理由はない」としており、森裁判官の判断が注目される。【石灘早紀】

 判決は、24日に対馬実被告(64)と古川昭二被告(64)に、26日に成田敏昭被告(71)と佐々木利正被告(50)に個別に言い渡される。4被告は、水木元被告から2013年8月10日ごろに現金を受け取ったとする起訴内容を全面否認し、水木元被告の供述が不自然だと主張。「疑わしきは被告の利益に」との刑法体系の原則に基づき、無罪を求めている。

 対馬被告は「病気の父が在宅していたのに、元被告はそれについて一言も触れていない」、成田被告は「在宅中なら家の前にトラックを駐車しており、元被告供述通りには車をとめられない」などの主張を展開。また、弁護側は元被告の供述と、それぞれの自宅の実際のドアの形状やチャイムの音、服装などが食い違うとし、元被告の供述の信用性に疑念を呈する。

 アリバイを主張する古川被告は「田んぼの草刈りをしていた」とし、佐々木被告は「疲れて寝ていた」としたが、検察側はいずれも「供述が変遷しており、信用できない」と反論している。

 元被告の供述で13年8月10日ごろに現金を供与した7市議のうち、最後の4人が全面否認しており、弁護側は「不自然だ。元被告が途中で買収をやめたが、(事前に4市議も買収対象にすると合意していた)大川喜代治・前市長へのメンツで虚偽の供述をしたのではないか」と主張する。

 一連の事件では、大川前市長と水木元被告の有罪判決が確定。元被告から現金20万〜100万円を受け取ったとの起訴内容を認めた9市議も有罪が確定して辞職・失職した。一方、現金の額や趣旨を一部否認した福士恵美子被告(71)と古川敏夫被告(70)は1審で有罪とされたが、福士被告は即日控訴(市議は辞職)し、古川被告も控訴の方針。

 2月5日の水木元被告自身の判決では、4市議の公判も担当する森裁判官が「供述全体の真実性が十分に担保されている」として4市議への買収も有罪と認定した。4市議本人たちの判決でも同様の判断を下すかが焦点だ。

3526チバQ:2015/03/25(水) 19:19:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325ddlk02040444000c.html
平川市長選選挙違反:全面否認2市議も有罪 地裁弘前支部判決「水木供述、信用性高い」 /青森
毎日新聞 2015年03月25日 地方版

 昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件で、同法違反(被買収)罪に問われ、起訴内容を全面否認している対馬実被告(64)と古川昭二被告(64)=いずれも市議=の判決公判が24日、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)で個別に行われた。森裁判官は両被告にそれぞれ懲役10月、執行猶予5年、追徴金20万円(求刑・懲役10月、追徴金20万円)の有罪判決を言い渡した。全面否認の4市議への判決はこの日が初めて。【石灘早紀、松山彦蔵】

 判決によると、両被告はそれぞれ2013年8月10日、平川市内の自宅で、大川喜代治・前市長=落選=のための選挙運動の報酬として、支援者の水木貞・元被告(67)から現金20万円が入った茶封筒を受け取った。

 両被告の公判では、唯一の証拠とされた水木元被告の供述の信用性を巡って検察側と弁護側が対立。弁護側は「元被告は捜査に迎合的で、供述が変遷している」と主張していた。森裁判官は、捜査段階の供述を初期、中期、終盤などの5段階に整理。同年8月2日、当時の市議20人のうち、全面否認の4市議を含む16人の買収を前市長と協議した▽同年8月8〜10日の「連続した2日間」に、11人に20万円ずつを渡そうとした▽全面否認の4市議を含む9人が現金を受け取った−−などの供述が「核心部分を網羅している」と捉え、「一貫性を維持しており、信用性が高い」とした。

 弁護側の「犯行日や現金授受の状況などの供述に不合理な変遷がある」との主張については「捜査の初期段階の断片的な供述が、適宜修正されるのは当然かつ合理的な成り行き」などとして退けた。

 対馬被告は「居間に病気の父がいたのに、水木被告がそれについて言及しないのは不合理」と主張したが、森裁判官は「別室に移動させずに客を通すという供述は社会通念に照らして奇異で不自然」とした。「田んぼの草刈りをしていた」と主張していた古川被告に対しては「別の日を活用したとして十分に説明がつき、被告の供述は推測の域を出ていない」と退けた。

 ■2被告側は控訴へ

 判決後、対馬、古川両被告の弁護士は「判決文を検討して控訴するかどうか考える」とする一方、「判断に苦しむところがある」「納得できない部分がある」と控訴の意向を示唆した。

 対馬被告は判決後、口を一文字に結んで退廷。報道陣の問いかけには応じず、無言のまま裁判所に横づけした車に乗り込んだ。古川被告は「進退は弁護士と相談のうえ判断したい」とだけ述べた。

==============

 ■地裁弘前支部判決の要旨

 【水木元被告の供述の信用性】

・水木元被告の供述は、買収対象の人選、順序、金額と理由も合理的に説明し、現金入り茶封筒を渡す状況の説明も具体的で迫真性に富んでいる。核心部分は何ら変遷せず一貫性を維持し信用性は相当に高い。捜査初期段階の断片的供述が、捜査の経過にしたがい適宜修正されるのは当然かつ合理的な成り行き。

 【虚偽供述であるかどうか】

・弁護人は「買収対象の最後の4人のみが現金受領を否認しているのは、水木元被告がなんらかの理由で(途中から)現金を供与しなかった証左だ」「選挙資金集めに関する余罪追及回避のために元被告が事実と異なる供述に及んだ」と主張するが、あえて自己及び大川(喜代治前市長)の刑責を実態より加重した揚げ句、さらに偽証罪の刑責を負う虚偽供述に及ぶべき利益は見いだせない。

 【被告のアリバイ】

・古川被告の「10日の午前中いっぱい草刈りをした」との供述は推測の域を出ていない。

・対馬被告は「農作業後に朝食を取り仮眠していた」と供述するが、水木元被告と面会したことと全く矛盾しない。

3527チバQ:2015/03/25(水) 19:25:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150325mog00m010023000c.html
全国自治体調査:「4年で4件」福島の村/「26年で2件」の都 政策条例、熱意に差
2015年03月25日
 自治体議会の活発度や改革度の指標とされる議員提案の「政策条例」を、過去4年間で4本可決した村議会がある。毎日新聞の全国自治体議会アンケートで4年間に2件以上可決した議会は全体のわずか6%。県議会や政令市議会が多い中で、唯一の村議会として異彩を放つ。一方、日本最大の自治体議会である東京都議会が設けた政策条例は平成以降の26年間で2件。対照が際立っている。【日下部聡、井上英介】

政策条例を作った西郷村議会=同村役場提供
政策条例を作った西郷村議会=同村役場提供
拡大写真
 4件の政策条例を作ったのは、福島県西郷(にしごう)村議会だ。うち3件は東京電力福島第1原発事故に関連する具体的な政策で、理念的な内容が多い他議会の政策条例に比べて目を引く。議会事務局によれば、議員提案による政策条例の成立は過去に例がなかったという。

 「原発事故から5日後くらいの時期に、学校では子供たちが屋外でテニスや野球をしていた。村の対応に危機感を抱いた」。条例提案の中心的役割を担った佐藤富男議員(65)=無所属=はそう話す。

 村は県南部の栃木県境にある。住民は2万人弱。日本で3番目に人口が多い村だ。東北新幹線新白河駅と東北自動車道白河インターチェンジを擁し、大企業の工場が多いため、財政は比較的豊かとされてきた。

 福島第1原発から約80キロ離れているが、3月上旬でも役場前の線量計は毎時0.3マイクロシーベルト。除染の目安の同0.23マイクロシーベルトを上回る。

 佐藤議員は7期目で、議長も経験したベテランだが、2007年福島県議選に自民党公認で出馬して落選し、東日本大震災当時は浪人中だった。11年8月の村議選で「放射能汚染から子供たちを守る」を公約にして再び村議となった。

 その直後の同年9月に佐藤議員は「放射能対策特別委員会」の設置を提案、全会一致で承認された。正副議長を除く16議員全員が委員となり、委員長には佐藤議員が就任。東電への要望、与野党国会議員への陳情、賠償請求についての弁護士との勉強会などのほか、原発事故をめぐる「村民と議員の対話集会」も2回開催した。「議会はよく動いてくれたと思う」と、村に住むパート女性(46)は話す。

 さらに議会は12年3月、「原子力損害賠償対策審議会条例」を全会一致で可決した。村民の東電への損害賠償請求について審議する第三者機関を設けるとの内容で、最初の政策条例だった。

 翌年6月には、甲状腺や内部被ばくの検査ができる医療機関誘致のための融資制度などを定める「子ども診療所等誘致条例」が全会一致で可決。放射線量が局所的に高い「ホットスポット」の除染を村に義務づける「放射能障害防止のための環境保全に関する条例」も賛成多数で可決。

 3本の政策条例はいずれも、佐藤議員が法律や既存の条例を参照しながら起草した。「毎日ネットを調べたり書類を読んだり、朝から晩まで大変だった」と振り返る。

 だが、条例は「開店休業」の状態だ。昨年3月に出された放射能対策特別委の報告書にはこう書かれている。「村長がこの条例による施策を執行しないことは誠に残念である」

 背景には佐藤議員と佐藤正博村長(67)との対立がある。佐藤村長は条例を執行しないことについて「国や県がすでに手厚くやっていることであり、(条例の執行は)必要ない」と説明する。

 一枚岩で動いたかに見える村議会にも、村長派と反村長派の間に深い溝がある。昨年3月には村長選があり、佐藤村長が4選された。村長派の議員からは「佐藤議員の条例提案は村長追い落としのためだったのだろう」との声も漏れる。

 地方自治体は、議員と首長がそれぞれ選挙で選ばれる「二元代表制」だ。本来は議会全体が首長のチェック機関であり、与党も野党もないというのが制度の趣旨だ。しかし現実には、首長選での支持関係から与野党に分かれることが多く、西郷村も例外ではない。

 3条例が成立した当時は「野党」が1人だけ多かったため、佐藤議員が主導権を握ることができたのだ。

 「与党が1人でも多ければ、全部これですよ」と佐藤議員は、拳を下に向けて物を潰す仕草をしてみせた。「でも、村長に気兼ねして執行部提案に手を挙げるだけの議員なら、村民にますますそっぽを向かれてしまう。村民の声を聞いて、それを政策として実現させるのが議員の職責だと思う」

3528チバQ:2015/03/25(水) 19:25:54
 一方、村長与党会派代表の白岩征治議員(76)=無所属=は「我々は是々非々で対応している」と話す。審議会条例と診療所誘致条例には賛成した。「村民のことを考えれば、反対すべきではないと判断した」

 政策条例については「村長が気づかない部分を提案することはあってもいい。ただ、事前に村長の了解を取り付けないと。いくら条例を作っても村長が執行しなければ何の意味もないでしょう」

 佐藤村長は、条例を議員が提案することについて「予算や規制を伴う条例は我々が提案する。議会には『乾杯条例』のような村の雰囲気を盛り上げるような条例をお願いしたい」と話す。

 村議会は17日、4件目となる政策条例「子育て支援及び高齢者福祉推進基金条例」を全会一致で新たに可決した。議員定数を2人減らして16人とするのに合わせ、村民にその意義を示すために2人分の議員報酬額を福祉目的の基金として積み立てる−−という条例だ。原案は佐藤議員が提示した。

 佐藤議員は定数の4減、白岩議員は2減を主張していたが、委員会での協議の結果、佐藤議員が2減を受け入れ、白岩議員は政策条例に賛成することで合意が成立したのだ。

 現在、議会は欠員1で、議長を除く与野党は8対8で同数。政策条例案の提出に積極的な議員の存在に加え、かつて体験したことのない災害と「与野党伯仲」の緊張関係が議会内の妥協を促し、多くの政策条例成立につながっていた。しかし、実効性のあるものにするには、首長とも一定の妥協が必要という現実も、西郷村の事例は示している。

 ◇制定阻む首長の権限

 昨年自民党に属していた議員による女性蔑視のやじで注目を浴びた都議会。国内最大の自治体議会で議員待遇もいいが、政策条例に積極的とは言い難い。

 平成に入り制定した一つ目は、10万人が犠牲となった東京大空襲の3月10日を「東京都平和の日」とする条例(1990年7月)。

 二つ目は、西郷村と同じく東日本大震災が後押しした「省エネルギー推進条例」(2011年7月)だった。都民や事業者と都が協力して省エネに努めよう、という内容。民主党(当時比較第1党)と都議会生活者ネットが共同提案し、共産党が同調した。自民は「抽象的な行為規範」、公明党は「思いつきの単なるパフォーマンス」と反対した。少し前に自民党議員が1人急死しており、記名投票したところ可否同数。民主が出した議長の裁決により、紙一重の差で可決された。

 制定にかかわった民主の都議は「予算提出権は知事(首長)のみが持ち、その手を縛るような条例は作れない。自然と理念が先行してしまう」と話し、政策条例作りは難しいとする。

3529チバQ:2015/03/25(水) 21:03:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150325_31003.html
<岩手知事選>対達増氏 どうする自民

 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、県議会会派いわて県民クラブが平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=に立候補要請したことで、当面の焦点に自民党の対応が浮上している。3選を狙う現職の達増拓也氏(50)への対立軸を探ってきた自民党にとっても、平野氏は候補の一人。県議会では県民クラブと連携して「反達増」に回る局面が多い。平野氏を挟んだ「連携」が取り沙汰される。
 「県民クラブ側から具体的な働き掛けはまだない。自民として対応を協議する段階ではない」。自民党県連の嵯峨壱朗幹事長代理は、仮に平野氏が立候補する場合の対応に関し慎重な言い回しを繰り返す。
 県民クラブ議員と自民党は前回知事選(2011年)で元県議を擁立し、達増氏に挑んだ。昨年12月の衆院選岩手4区では県民クラブメンバーが自民党公認候補の応援マイクを握るなど、生活代表の小沢一郎氏に対抗。連携姿勢をにじませてきた経緯がある。
 平野氏支持の県議の中には「自民党が強くはない岩手では自民色が濃くなるのは得策でない」と擁立段階での自民党の関与に消極的な意見があるという。
 現時点では、県民クラブ側が平野氏の決断を促しながら自民党の出方を待つ。自民党側は民主党出身の平野氏が達増氏に挑戦するのか、じっと静観する状況だ。
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は2月の役員会で「開かれた県政にふさわしい人を選ぶ」と語った。関係者は28日にある県連大会での議論を注視する。
 くすぶっていた平野氏擁立論が具体化し、達増氏側の動きも慌ただしくなってきた。24日には連合岩手が達増氏の推薦方針を決めた。「県民党」を掲げる達増氏が「団体には広く支援を得たい」と要請していた。
 独自候補の擁立を断念した民主党県連の高橋元・幹事長は「一つの会派が擁立の動きに出たからには、われわれも何もしないわけにはいかない。連合とも情報を共有し結論を出したい」と対応を急ぐ構えだ。


2015年03月25日水曜日

3530チバQ:2015/03/25(水) 21:05:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150325_31020.html
<岩手知事選>連合岩手は達増氏推薦

 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、連合岩手は24日、三役会議を開き、現職で3選を目指す達増拓也氏(50)を推薦する方針を決めた。今後、連合本部に上申する。
 達増氏側から2月25日に推薦要請があり、対応を協議していた。連合岩手の豊巻浩也会長は「東日本大震災からの復旧・復興の取り組みなど、4年間の成果を総合的に判断した」と理由を述べた。
 連合岩手は過去2回の知事選でも達増氏を推薦した。

3531チバQ:2015/03/26(木) 23:09:58
http://mainichi.jp/select/news/20150327k0000m040102000c.html
公職選挙法違反:青森・平川市長選…市議15人全員有罪
毎日新聞 2015年03月26日 21時32分(最終更新 03月26日 21時48分)

 昨年1月の青森県平川市長選を巡り、市議15人(10人が辞職・失職)が逮捕された公職選挙法違反事件で、青森地裁弘前支部(森大輔裁判官)は26日、同法違反(被買収)罪に問われた市議2人に有罪判決を言い渡した。これで、逮捕・起訴された前市長=落選=と、前市長の支援者1人を含む計17人全員が1審で有罪になった。
 事件当時の市議のうち、起訴内容を一部否認する2人は既に控訴、全面否認する4人も控訴する方針。

 26日の判決で森裁判官は、全面否認する成田敏昭(71)と佐々木利正(50)の両被告にそれぞれ懲役10月、執行猶予5年、追徴金20万円(求刑・懲役1年、追徴金20万円)を言い渡した。判決によると、両被告は2013年8月10日、前市長のための選挙運動報酬として、支援者から現金20万円を受け取った。【石灘早紀】

3532チバQ:2015/03/28(土) 10:38:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150328_41003.html
<秋田県議選>自民空白区、前哨戦熱く

 統一地方選で行われる秋田県議選(4月3日告示、12日投開票)の潟上市選挙区(定数1)は、全14選挙区で自民党が現在、議席を持たない唯一の空白区だ。自民は元県職員鈴木雄大氏(44)を擁立し、非自民の現職の後継として出馬する無所属の元市議佐藤敏雄氏(42)と、新人同士の一騎打ちになる公算が大きい。自民の全区制覇が懸かるだけに、前哨戦は日増しに熱を帯びる。

 「議席がないのは潟上だけ。応援をよろしくお願いします」。22日、同市天王で行われた鈴木氏の集会。自民県連会長の金田勝年衆院議員が力を込めた。悲願の議席奪取へ、党を挙げて後押しする。県選出の参院議員2人も駆け付け、詰め掛けた約400人の支持者と共に気勢を上げた。
 鈴木氏は、自民党が国政、県政ともに与党であることを強調。「潟上が成長するための政策を実現していくには、自民党の力が必要だ」と意気込んだ。
 対する佐藤氏も一歩も引かない。第二会派「新みらい」所属で、引退を決めた児玉祥子氏から後継指名を受けた。石川光男潟上市長も、市議を辞して転身を図る佐藤氏の支持に回る。市町村長は通常、県政与党の候補者を支持することが多いが、石川市長は自らの後援会を挙げて協力する構えで、全ての集会でマイクを握って応援の前面に立つ。
 佐藤氏は政党に推薦を求めず、幅広い支持を集めたい考えだ。「自民に対する敵対心はない」としつつも、「無所属の市民党として、潟上の思いを県政に伝えたい」と静かに闘志を燃やす。
 区割り変更で1人区になって以降、無所属の児玉氏が07年は自民候補と一騎打ちで、前回は無投票で議席を獲得した。県議会(定数45、今回から43)で26議席と圧倒的な勢力を誇る自民が、さらに盤石の態勢を築くのかに注目が集まる。


2015年03月28日土曜日

3533チバQ:2015/03/29(日) 11:42:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk02010087000c.html
選挙:県議選 生活の党県連、重点候補3人を支援  /青森
毎日新聞 2015年03月29日 地方版

 生活の党県連は28日、4月12日投開票の県議選で、ともに無所属新人の塚本悦子氏(五所川原市)と北谷正則氏(北津軽郡)、民主党公認の新人、藤森友子氏(むつ市)の3人を「重点候補」として支援することを決めた。

 青森市内で同日あった拡大役員会後の記者会見で同党県連の平山幸司代表が明らかにした。候補者の擁立や推薦、支持はしないが、協力要請のあった3人は県連幹部が街頭で支持を呼びかけたり、後援会の活動を支援したりするという。

 3人のほかにも、無所属と民主の候補者を複数人を支援する予定だが、候補者の意向で非公表とする。平山代表は県議選で10人以上の支援候補者の当選目標を掲げ、「非自民の地域に根ざした候補者を支援し、一人でも多く当選させるため全力を尽くしたい。国政選挙に向かっても連動したい」と述べた。【石灘早紀】

3534チバQ:2015/03/29(日) 12:08:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150329_21027.html
三沢市長選は自主投票 自民青森県連

 任期満了に伴う三沢市長選(5月31日告示、6月7日投開票)をめぐり、現職と新人から出された推薦願の扱いを検討していた自民党青森県連は28日、双方とも推薦せず、自主投票とすることを決めた。保守分裂選挙となる見通し。
 党三沢市支部は昨年12月、3選を目指す種市一正市長(73)と前市長の長男鈴木重正市議(46)から推薦願を受け、2月の党員投票を経て鈴木氏推薦を党県2区支部(支部長・江渡聡徳衆院議員)に申請。2区支部は結論を出さないまま県連に判断を委ねた。
 対応を一任された大島理森県連会長は、推薦を見送った理由について(1)党員投票で決めるという協議を2区支部内でもっとすべきだった(2)党員歴を考慮せず、一様に投票権を与えた(3)党支持者にも広く意見を聞くべきだった-を挙げた。
 大島会長は「総裁選の場合は継続して2年間、党員でなければ投票できない。市長選の公認・推薦で党員投票のルールがなく、今後の課題として考えていきたい」と述べる一方、「分裂選挙ではないと思っている。しこりが残らないように市支部にお願いした」と強調した。小比類巻正規市支部長は「最良の方法と思い党員投票で決めた。支部の決定が支持されず残念だが、県連に時間をかけて検討してもらい感謝している」と話した。


2015年03月29日日曜日
関連ページ:青森政治・行政

3535チバQ:2015/03/30(月) 18:27:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150323ddlk02010106000c.html
15年県議選:選挙区の構図/1 青森、5党が公認候補擁立 東津軽、西津軽は無投票か /青森
毎日新聞 2015年03月23日 地方版

 2015年の統一地方選のトップを切って行われる県議選(4月12日投開票)の告示が4月3日に迫った。定数48に対し現職、元職、新人の計65人が既に立候補を表明。現行定数となった07年以降で最少の少数激戦となる見通しだ。16選挙区のうち、黒石市、つがる市、東津軽郡、西津軽郡、南津軽郡の計5の1人区が無投票の可能性がある。勢力拡大を狙う最大会派の自民党に対し、民主党など非自民勢力がどこまで対抗できるかが焦点となる。各選挙区で予想される顔ぶれや情勢を追った。

 【青森市】(定数10=青森市)

 県都の定数10は16選挙区で最大。現職10人に加え、元職と新人各1人の計12人が出馬を表明している。現行の区割りとなった07年以降で最も少ない候補者数だが、県内最多の5党が公認を擁立。自民が現有5議席を維持するのか、社民県連代表の新人か、連合青森推薦の元職が割り込むのか、激しい対決が予想される。

 自民現職は、いずれも広い支持基盤を持ち、5選を目指す森内之保留氏と、前回トップ当選の高橋修一氏が安定した地盤固めを進める。前回返り咲きの山谷清文氏、現職最年少の花田栄介氏、昨年自民会派入りした奈良岡央氏も再選に向けて着々と準備を進める。

 民主は、現職の渋谷哲一氏が3選を狙う。県都唯一の議席死守が最重要課題で、党勢回復に向けた戦いに臨む。公明は、強固な組織票を背景に、県本部代表の伊吹信一氏が4選をうかがう。共産は、ベテランの諏訪益一氏が反自民の受け皿として浸透を図る。社民は県連代表の三上武志氏が県議選に初挑戦。党勢回復に加え、前回失った1議席の奪還に向けた戦いに挑む。

 無所属では、旧浪岡町長の現職、古村一雄氏と、県議会青和会所属の関良氏が再選を目指す。前回次点だった東北電力労組出身の元職、一戸富美雄氏は連合青森の推薦を受けて返り咲きを期す。

 【東津軽郡】(定数1=外ケ浜町、今別町、蓬田町、平内町)

 自民現職で、県連幹事長の神山久志氏が盤石の支持基盤で8選を視野に入れる。前回と前々回は無投票当選で、今回も他に擁立の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 【西津軽郡】(定数1=鰺ケ沢町、深浦町)

 自民県連総務会長の現職、工藤兼光氏が4選を狙い、着々と準備を進める。他に対抗馬擁立の動きはなく、前回、前々回に続き3回連続で無投票の可能性が高まっている。=つづく

==============
◇各選挙区の立候補予定者
【青森市】(定数10)

森内之保留 50 自現(4)

山谷清文 57 自現(2)

高橋修一 44 自現(2)

奈良岡央 58 自現(1)

花田栄介 33 自現(1)

渋谷哲一 53 民現(2)

伊吹信一 54 公現(3)

諏訪益一 70 共現(5)

三上武志 63 社新

古村一雄 70 無現(2)

関良 56 無現(1)

一戸富美雄 58 無元(1)

【東津軽郡】(定数1)

神山久志 67 自現(7)

【西津軽郡】(定数1)

工藤兼光 71 自現(3)

3536チバQ:2015/03/30(月) 18:27:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150324ddlk02010084000c.html
15年県議選:選挙区の構図/2 弘前、6現職に3新人挑む 黒石は無投票が濃厚 /青森
毎日新聞 2015年03月24日 地方版

 【弘前市】(定数6=弘前市、西目屋村)

 定数6に対し、現職6人、新人3人の計9人が出馬を表明する混戦模様となっている。それぞれ手堅い地盤を持つ現職に、元市町議など政党や後援会組織の強力な支援を受ける有力な新人が挑む構図。票の動きが読みづらい情勢で、各陣営とも早くから臨戦体制に入っている。

 自民は、県連副会長の西谷洌氏をはじめ、4選を目指す岡元行人氏、再選を狙う斉藤爾氏の現職3人が支持固めに躍起となっている。さらに地元選出の木村太郎衆院議員の秘書を務めた元市議、谷川政人氏が新人ながら党公認を得て出馬し、激しい戦いが予想される。

 民主は、元藤崎町議の新人、鶴賀谷貴氏を公認で擁立。弘前市を地盤とする党県連幹事長の山内崇氏の支援を受け、非自民票の受け皿として浸透を図る。津軽地域で一定の支持基盤を持つ共産は、現職の安藤晴美氏が議席死守や票の上積みを目指す。

 無所属では、元市長で前回トップ当選を果たした現職、相馬〓一氏が盤石の体制で8選を目指すほか、県議会青和会代表で連合青森の推薦を受ける川村悟氏も3選に向け、年明け早々から活動を本格化させている。無所属の新人では、元市議の菊池勲氏が出馬を表明。いち早く支持者回りに奔走し、無党派層を取り込んで初の議席獲得を狙う。

 【黒石市】(定数1=黒石市)

 昨年6月の補選で初当選した自民現職、鳴海恵一郎氏以外に出馬の動きはなく、補選に続き無投票が濃厚となっている。昨年、県議を辞職して黒石市長になった高樋憲氏から後継指名され、協力体制を築いている。

=つづく

==============

各選挙区の立候補予定者

【弘前市】(定数6)

西谷洌 70 自現(5)

岡元行人 50 自現(3)

斉藤爾 44 自現(1)

谷川政人 45 自新

鶴賀谷貴 52 民新

安藤晴美 63 共現(2)

相馬〓一 78 無現(7)

川村悟 67 無現(2)

菊池勲 33 無新

【黒石市】(定数1)

鳴海恵一郎 42 自現(1)

3537チバQ:2015/03/30(月) 18:28:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150326ddlk02010381000c.html
15年県議選:選挙区の構図/3 八戸、自民と民主が勢力二分 無風一転、三沢は一騎打ちか /青森
毎日新聞 2015年03月26日 地方版

 【八戸市】(定数8=八戸市)

 国政選挙レベルでも「八戸戦争」といわれる自民と民主が勢力を二分する戦いを繰り広げてきた選挙区。自民の滝沢求氏の参院転身に伴い欠員1となり、現有議席は自民3、民主3と伯仲している。定数8に対し、現職6人と新人3人の計9人が出馬する少数激戦の構図が固まり、当落線上でしのぎを削る争いが予想される。

 前回は4議席を獲得した自民。現職の清水悦郎氏、熊谷雄一氏、藤川友信氏の3人が再選を目指す。滝沢氏の後継は、滝沢氏の公設秘書を務めた新人の大崎光明氏で、党勢拡大に向けて前回の4議席確保をうかがう。

 一方、前回1議席を減らした民主。前回1万票以上を獲得したベテランの中村寿文氏が引退するため、中村氏の支持票の行方が注目される。現職では、県連代表の田名部定男氏と、4選を目指す山田知氏に加え、新人の市議、田中満氏を公認候補として擁立。現有勢力の維持が至上命令となっている。

 公明は安定した組織力を生かし、党県本部幹事長の現職、畠山敬一氏の議席確保に全力を挙げる。共産は、市議の新人、松田勝氏を擁立。昨年12月の衆院選で大幅に票を上積みした勢いに乗って、初の議席獲得を目指す。このほか、無所属での出馬を予定していた山内卓氏が支持者の反対などを受け、急きょ出馬を取りやめた。

 【三沢市】(定数1=三沢市)

 自民現職で3選を目指す小桧山吉紀氏が前回に続き無投票当選するとの見方が強かったが、今月下旬になって元市議の藤田光彦氏が急きょ「無投票が続くのは三沢の汚点」と出馬を表明。一転して一騎打ちの見通しが強まった。

 小桧山氏は市長選(6月7日投開票)に出馬する現職の種市一正氏を支援すると表明し、連動した活動を展開。藤田氏は2007年に続く2回目の挑戦で、民主が公認する方向だ。=つづく

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
【八戸市】(定数8)

清水悦郎 65 自現(4)

熊谷雄一 52 自現(3)

藤川友信 66 自現(1)

大崎光明 47 自新

田名部定男 68 民現(5)

山田知 45 民現(3)

田中満 46 民新

畠山敬一 59 公現(2)

松田勝 67 共新

【三沢市】(定数1)

小桧山吉紀 64 自現(2)

藤田光彦 61 (民)新

 ※藤田氏は民主が公認予定

3538チバQ:2015/03/30(月) 18:28:23
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150328ddlk02010090000c.html
15年県議選:選挙区の構図/4 五所川原、現元新5人が激戦 平川、北津軽は三つどもえに /青森
毎日新聞 2015年03月28日 地方版

 【五所川原市】(定数3=五所川原市、中泊町)

 現職3人に、元職1人と新人1人が挑み、定数3に計5人が出馬表明する激戦区。

 現職では、自民県連筆頭副会長で8選を目指す成田一憲氏と、五所川原市を地盤に平山誠敏市長と関係が深い寺田達也氏が、それぞれ自民の支持層を固めて再選を狙う。

 前回次点に終わった民主県連副代表の元職、今博氏は早くから地元回りに注力し、党勢回復の足がかりにしたい考え。

 前回トップ当選を果たした櫛引ユキ子氏は、保守系無所属の立場で幅広い層へ浸透を図る。無所属新人で元中泊町議の塚本悦子氏も名乗りを上げ、組織に頼らず無党派層を中心に支持拡大を目指す。

 【平川市】(定数2=平川市、大鰐町)

 長尾忠行・平川市長が2013年12月に市長選出馬で県議を辞職し現在は欠員1。自民現職で再選を目指す工藤義春氏と、ともに無所属新人で元大鰐町議の山口多喜二氏、元平川市議の斎藤正明氏が出馬予定で、2議席を争う三つどもえの激戦を繰り広げそうだ。

 【北津軽郡】(定数1=板柳町、鶴田町)

 昨年9月の補選で初当選した元大相撲力士の自民現職、斉藤直飛人氏に、相川正光・鶴田町長の妻の相川順子氏と、元鶴田町議の北谷正則氏の2新人が挑む構図で混戦が予想される。

 再選を狙う斉藤氏は地元・板柳町で地盤固めを進め、鶴田町での浸透が鍵となる。一方の新人2人はともに鶴田町が地盤。相川氏は補選で接戦を演じた勢いの再現を狙い、北谷氏は地元町議らの支援を受け、それぞれ票の取り込みに躍起だ。

 【南津軽郡】(定数1=藤崎町、田舎館村)

 県議会議長の阿部広悦氏が地元・藤崎町を中心に盤石の支持基盤で6選をうかがう。前回に続き、田舎館村議の鈴木和久氏も出馬を検討していたが、今回は見送り、無投票の公算が大きくなった。=つづく

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
 【五所川原市】(定数3)

成田一憲 76 自現(7)

寺田達也 52 自現(1)

今博 63 民元(2)

櫛引ユキ子 61 無現(2)

塚本悦子 70 無新

 【平川市】(定数2)

工藤義春 65 自現(1)

山口多喜二 65 無新

斎藤正明 43 無新

 【北津軽郡】(定数1)

斉藤直飛人 39 自現(1)

北谷正則 66 無新

相川順子 57 無新

 【南津軽郡】(定数1)

阿部広悦 67 自現(5)

3539チバQ:2015/03/30(月) 18:28:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150329ddlk02010077000c.html
15年県議選:選挙区の構図/5 十和田、三つどもえの戦い むつ、自民公認3人で混戦 /青森
毎日新聞 2015年03月29日 地方版

 【十和田市】(定数2=十和田市)

 7選を目指す田中順造氏と、4選を狙う丸井裕氏の自民現職の2人に、元衆院議員で無所属新人の中野渡詔子氏が挑む三つどもえの戦いとなりそうだ。当初は無投票の可能性もあったが、中野渡氏が2月に急きょ参戦を決めた。

 自民現職の2氏は議席死守が絶対の使命。それぞれ強固な支持基盤を誇るが、警戒感を強めて組織の引き締めに力を注ぐ。中野渡氏は昨年12月の衆院選で青森2区から維新の党公認で出馬・落選したが、初挑戦となる県議選には無所属で出馬。元国会議員としての知名度を生かし、無党派層の取り込みを図る。

 【むつ市】(定数3=むつ市、大間町、東通村、風間浦村、佐井村)

 定数3に対し、自民現職3人と、新人2人が出馬を表明。自民が3議席独占を維持できるかが焦点だが、前回1人だった自民公認が3人に増えたことで混戦も予想される。

 自民は、現職で県議会副議長の越前陽悦氏、ともに再選を目指す横浜力、菊池憲太郎の両氏の3人全員を公認。前回公認は横浜氏だけで、越前氏は推薦、菊池氏は民主推薦だった。前回との情勢の変化が得票にどう影響するかが注目される。

 新人は、連合青森下北地域協議会議長の藤森友子氏が民主公認で出馬し、連合青森の推薦を受ける。無所属新人で元五戸町議の大久保利夫氏は、原子力施設が集中する下北半島の選挙区で反核燃を掲げる。=つづく

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
 【十和田市】(定数2)

田中順造 65 自現(6)

丸井裕 58 自現(3)

中野渡詔子 44 無新

 【むつ市】(定数3)

越前陽悦 69 自現(4)

横浜力 62 自現(1)

菊池憲太郎 46 自現(1)

藤森友子 61 民新

大久保利夫 71 無新

3540チバQ:2015/03/30(月) 18:28:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150330ddlk02010219000c.html
15年県議選:選挙区の構図/6止 三戸、「五戸」対決が焦点 上北、現新の少数激戦 /青森
毎日新聞 2015年03月30日 地方版

 【三戸郡】(定数3=三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村)

 定数3に対し、現職は民主2、自民1と、県内で唯一民主が自民を上回る選挙区。現職3人に加え、自民の推薦を受ける無所属新人の対馬孝将氏が名乗りを上げ、計4人の少数激戦となる見通し。五戸町を地盤とする民主現職と自民系新人の「五戸対決」も焦点となる。

 自民は前回、前々回とトップ当選の現職、夏堀浩一氏が3選を狙う。民主は6選を目指す北紀一氏と、4選を狙う松尾和彦氏の現職2人が出馬する。夏堀氏は南部町、松尾氏は三戸町を地盤にそれぞれ支持を固める。一方、ベテラン北氏と、若さをアピールする対馬氏はともに五戸町が地元で、議席争いが熱を帯びそうだ。

 【上北郡】(定数4=野辺地町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、おいらせ町、六ケ所村)

 定数4に、現職4人と新人1人が出馬予定で、少数激戦となる見通し。3議席を有する自民が議席を保持できるかが焦点となる。

 自民は、前回トップ当選の現職、工藤慎康氏が地元・七戸町の支持層を固め、3選をうかがう。ともに東北町を地盤とする蛯沢正勝氏と沼尾啓一氏は、前回は党推薦で出馬したが、今回は公認で再選を期す。

 民主は前回次点に終わった元野辺地町議で新人の木明和人氏が再び公認で出馬し、非自民や無党派層への浸透を図る。

 無所属では、県議会公明・健政会所属の吉田絹恵氏が地元・おいらせ町の支持を固めて再選を狙う。

 【つがる市】(定数1=つがる市)

 自民現職の三橋一三氏以外に出馬の動きはなく、前回に続いて無投票の公算が大きい。福島弘芳・つがる市長と良好な協力関係を築いており、強固な支持基盤で4選を目指す。=おわり(この連載は森健太郎、宮城裕也が担当しました)

==============

 ◇各選挙区の立候補予定者
 【三戸郡】(定数3)

夏堀浩一 61 自現(2)

北紀一 73 民現(5)

松尾和彦 51 民現(3)

対馬孝将 36 無新

 【上北郡】(定数4)

工藤慎康 45 自現(2)

蛯沢正勝 67 自現(1)

沼尾啓一 67 自現(1)

木明和人 49 民新

吉田絹恵 68 無現(1)

 【つがる市】(定数1)

三橋一三 47 自現(3)

3541チバQ:2015/03/30(月) 23:36:21
チバQ 勝手に注目区

=青森=
■三沢市長選
種市一正 市長
鈴木重正 前市長の長男

■十和田市(定数2)
田中順造 65 自現(6)
丸井裕 58 自現(3)
中野渡詔子 44 無新

■平川市(定数2=平川市、大鰐町)

自民現職で再選を目指す工藤義春氏
無所属新人で元大鰐町議の山口多喜二氏
元平川市議の斎藤正明氏

■三戸郡区(定数3)
北紀一   (69)    民現4
松尾和彦  (47)    民現2
夏堀浩一  (57)    自現1
沢田恵   (53)    自新


■上北郡区(定数4)
木明和人  (45)    民新
工藤慎康  (40)    自現1
蛯沢正勝  (63)    無新
工藤章   (58)    無新
沼尾啓一  (62)    無新
山田昭二  (58)    無新
吉田絹恵  (64)    無新


=秋田=
【潟上市】
鈴木雄大44自新天王
佐藤敏雄42無新天王

【大館市】
鈴木洋一70自現(6)花岡町
佐藤賢一郎67自現(2)比内町大葛
虻川信一69民現(1)櫃崎
石田寛68社元(5)下代野

=山形=
東根市区(定数2―予定3)
野川政文 60 県議 自現
青柳信雄 70 県議 自現
青柳安展 68 元東根市議 無元

3542名無しさん:2015/03/31(火) 20:09:04
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150330-OYTNT50257.html
矢祭町議「日当制」 当面存続へ
2015年03月31日
住基ネットのシステム画面を表示させる職員(30日、矢祭町役場で)
住基ネットのシステム画面を表示させる職員(30日、矢祭町役場で)

 町議の報酬を一般的な月額ではなく日払いの「日当制」にしている矢祭町議会で、制度の存廃を議論する特別委員会が30日、開催された。「議員活動に支障が出ている」と廃止を主張する町議に対し、存続派は「制度を了解して議員になったはず」と譲らず、議論は打ち切りに。制度は当面、存続される見通しになった。

 議員の報酬は月額制の自治体が多いが、同町は2008年度、歳出削減などを目的に日当制を始めた。それまでは月額20万8000円だったが、原則年4回開会の本会議や各委員会の開催日などに限って1日3万円を支給する方法に変更し、ボーナスにあたる期末手当も廃止した。日当制の導入で、全議員の報酬総額は導入前の約3470万円から13年度は1320万円まで削減されたという。

 日当制の是非を検討する特別委員会は今春、町議の発議で設置された。廃止を求める町議は「活動が制限され、議員としての調査、研究に支障を来している」「町議会の委員会も機能的に動けていない」などと主張した。

 存続派の町議は「制度を了解したうえで当選してきたはず。この時期に、なぜこういう動きが出てきたのか納得できない」と強く反発。2回目の開催となった30日の特別委でも議論は平行線で、鈴木敏男特別委員長が両論併記で町議会議長に報告し、特別委での検討を打ち切ることを提案し、賛成多数で可決された。

 終了後、鈴木委員長は「こんな何も決まらない委員会をまた開いて、3万円もらうのかと町民に言われかねないので打ち切った」と自嘲気味に語った。

◆住基ネットようやく接続…カード交付せず

 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に全国で唯一、接続していなかった矢祭町が30日、接続した。2002年の稼働以来初めて、全国の自治体の接続が実現した。

 町役場では同日午前9時過ぎ、専用のパソコンを職員が操作し、住基ネットに接続した。今後、町民から要望があれば国民に割り振られた11桁の番号(住民票コード)を伝えるというが、「個人情報の漏えいの可能性がある」として住基カードの交付はしないという。

 町は個人情報漏えいの可能性を理由に稼働時から接続を拒否していた。来年1月に運用が始まる予定の「共通番号(マイナンバー)制度」は、住基ネットとの接続が前提で行政の仕組みから拒めないため、今回の接続を決めたという。

 古張允まこと町長は「マイナンバー制への移行に合わせて仕方なく接続した。住基ネットの情報漏えいの危険は消えていない」と話した。

2015年03月31日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3543チバQ:2015/03/31(火) 21:54:09
福島
http://www.asahi.com/articles/CMTW1503310700003.html
宗方県議、会派会長辞任 政活費問題
2015年3月31日17時43分
●43万円 議会に修正届

 宗方保県議(67)による政務活動費(政活費)の不適正支出問題で、宗方氏は30日、所属する会派「民主・県民連合」の会長を引責辞任した。2013年度に支出した事務所費など計約43万6千円を県に返還するため、会派は収支報告書の修正を議会に届け出た。

 県議会によると、収支確…

3544チバQ:2015/03/31(火) 22:15:06
チバQ 勝手に注目区 訂正版

=青森=
■平川市(定数2)  保守分裂
工藤義春 65 自現(1)
山口多喜二 65 無新
斎藤正明 43 無新

■北津軽郡(定数1)  保守分裂
斉藤直飛人 39 自現(1)  板柳町
北谷正則 66 無新    鶴田町
相川順子 57 無新    鶴田町

■十和田市(定数2) 中野渡詔子出馬
田中順造 65 自現(6)
丸井裕 58 自現(3)
中野渡詔子 44 無新

■三戸郡区(定数3) 自自民民
北紀一   (69)    民現4
松尾和彦  (47)    民現2
夏堀浩一  (57)    自現1
沢田恵   (53)    自新

■上北郡区(定数4)  保守分裂しまくり
木明和人  (45)    民新
工藤慎康  (40)    自現1
蛯沢正勝  (63)    無新
工藤章   (58)    無新
沼尾啓一  (62)    無新
山田昭二  (58)    無新
吉田絹恵  (64)    無新


=秋田=

■秋田市
11年落選の石川錬治郎(元秋田市長)

■大館市 自自民社 定数3
鈴木洋一70自現(6)花岡町
佐藤賢一郎67自現(2)比内町大葛
虻川信一69民現(1)櫃崎
石田寛68社元(5)下代野

■由利本荘市 定数1減で定数3 現職1人が必ず落ちる
佐藤健一郎63自現(6)矢島町七日町
小田美恵子68自現(4)川口
加藤鉱一66自現(2)岩城亀田大町
三浦英一59無現(3)出戸町

■潟上市 唯一の非自民区 定数1
鈴木雄大44自新天王
佐藤敏雄42無新天王

=山形=
東根市区(定数2―予定3)
野川政文 60 県議 自現
青柳信雄 70 県議 自現
青柳安展 68 元東根市議 無元

3545チバQ:2015/04/05(日) 11:25:26
http://www.minpo.jp/news/detail/2015040521969
先崎県議が交通費重複受給 「事務的ミス」 政活費返還へ
 田村市・田村郡選出の先崎温容県議(41)=自民、1期=が平成25年度の政務活動費の中で、県外視察の交通費の一部を誤って重複して県に申請し、4万8240円を過分に受給していたことが4日、分かった。先崎氏は所属会派・自民党、県議会を通じて県に全額を返還する。
 先崎氏によると、25年12月に三重県伊勢市を視察した。新幹線代4万8240円をクレジットで支払い、同月中に県に領収書を提出した。しかし、クレジットの明細書が届いた翌月にも再度、全く同じ内容の支払い証明書を提出してしまったという。
 先崎氏は福島民報社の取材に「事務的な確認ミスだった」とした上で、「県民に深くおわびしたい。二度と繰り返さないよう確認を徹底する」と話した。

( 2015/04/05 08:40 カテゴリー:主要 )

3546チバQ:2015/04/06(月) 20:37:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150406_71023.html
<統一選>3知事、県議選へのスタンスに濃淡


県議選に対する3県知事の関わり具合には濃淡がにじみ出ている。(右から)三村、佐竹、吉村各知事
拡大写真
 12日投開票される青森、秋田、山形の3県議選で、各県知事のスタンスの違いがにじみ出る。関わり具合の濃淡は自身の選挙や県議会との距離感、政治信条など、さまざまな要素がはらむ。順風な県政運営をにらみ、選挙戦にどう向き合うのか。

<告示後も積極的>
 「12年前、自分自身の厳しい戦いがあり、あの日から県政をよくしたいとの思いで共に歩んできた。ぜひ勝利していただきたい」
 青森市で3月29日にあった公明党現職の事務所開きで、マイクを握った三村申吾青森県知事は、有らん限りのほめ言葉をあいさつの中にちりばめた。
 約2カ月後に迫る知事選(5月21日告示、6月7日投開票)で、自民党県連と公明党本部から推薦を受けた三村氏にとって、県議選は恩を返す場にも自身の選挙の前哨戦にもなる。
 年明け早々、両党現職らの決起集会や事務所開きなどに出席。告示後も「推薦を頂いており、公務のない時などに激励のため事務所にうかがわせていただく」と積極姿勢を隠さない。

<必要に迫られず>
 2013年3月に無投票で再選され、任期の折り返しを迎えたばかりの佐竹敬久秋田県知事は目立った動きを見せていない。知事を支持する自民党は過半数を上回る26議席を握り、今回はさらなる上積みを狙う。
 佐竹氏は1日の記者会見で「自分の後援会には社民の人も民主の人もいる。あっちに行って、こっちに行かないとはいかない。期間中は静かにしています」と笑みを浮かべた。
 県幹部の一人は「議会とは一定の間合いを取るのが秋田県庁の伝統。特に選挙への介入は戒めるべきだという不文律がある」と解説する。静観の背景には恩を売る必要に迫られず、県庁出身で庁内事情の酸いも甘いも知る佐竹氏ならではの空気感がありそうだ。

<現職の会合出席>
 吉村美栄子山形県知事は昨秋から民主、社民両党系の現職が開く県政報告会や総決起大会に出席。「吉村県政に欠かせない」と支援を表明している。両党は吉村氏を09年の初当選時から支える県政与党だ。
 それと並行し無投票だった13年の再選時、「支援する県議有志の会」に名を連ねた自民党現職の一部も激励して回り与野党双方への配慮をうかがわせる。国政選挙については「義と恩を大切にする」と語り、選挙の借りは選挙で返している吉村氏。記者会見では前哨戦や告示後の支援に関する発言を避けるが、信念は貫かれているように見える。


2015年04月06日月曜日
関連ページ:広域政治・行政統一選

3547チバQ:2015/04/06(月) 20:38:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150406_41022.html
<統一選>秋田掲示板「余白広すぎ」


余白が広い県議選ポスター掲示板
写真特集へ
 3日告示の秋田県議選(12日投開票)で、16人が立候補した秋田市選挙区(定数12)のポスター掲示板が「余白が広すぎる」と話題になっている。
 掲示板全体の大きさは縦2.2メートル、横7.7メートル。21区画ある県議選用のスペースは二回りほど小さい。19日告示、26日投開票の市議選(定数39)でも利用するため64区画を確保した結果、その差の分が目立ってしまった。
 設置した秋田市選管によると、市議選用の板の上に同じ大きさの県議選用を張った二重構造。県議選用の板を外せば、すぐに市議選で使えるので、撤去と設置の負担が軽くなるメリットがあるという。
 この方法は2007年の統一地方選から採用されているが、転勤族ら事情を知らない人も少なくない。「あのスペースは何か」と、違った角度から選挙への関心を高めている。


2015年04月06日月曜日
関連ページ:秋田政治・行政統一選

3548チバQ:2015/04/07(火) 21:06:32
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150407_01.html
<統一選>維新 秋田動かず、青森動けず


秋田県議選で、自民候補の応援演説に駆け付けた維新の村岡衆院議員=5日、由利本荘市
拡大写真
 3日告示された青森、秋田、山形の3県議選(12日投開票)で、維新の党は公認候補を擁立せず「不戦敗」となった。青森と秋田には衆院比例東北の議員が1人ずついて、次の国政選挙をにらみ維新の県議を誕生させる絶好の機会だったが、それぞれ、動かない、動けない事情があった。
 「地域を良くしたいという思いは、党派が違っても変わらない」
 定数1減で4現職が3議席を争う秋田県議選の由利本荘市選挙区。自民現職の一人は5日、街頭演説でそう強調した。隣に立つのは維新の村岡敏英衆院議員。この日は「衆院選の恩返し」として、自民2人、無所属1人の応援に回った。
 村岡氏は衆院秋田3区で自民の御法川信英氏と4度議席を争った。2012年12月と昨年の2回は比例東北で復活したものの、小選挙区では未勝利。雪辱を果たすため、衆院議員として迎える初の県議選で、維新県議の擁立に動くのが自然だが、そうはしなかった。
 地元では、こんな見立てがある。
 村岡氏が由利本荘市、御法川氏は大仙市と地盤にすみ分けがあり、3区で農業や建設などの組織票は政党より個人について回る。あえて維新から新人を立てれば、自民現職との関係が崩れかねない。無所属現職に公認を迫れば、踏み絵を踏ませることになる。「村岡派」であれば、維新でなくても構わない-。
 村岡氏は候補者擁立を見送った理由を「衆院選が終わったばかりで時間が足りなかった」と説明。3区外の自民県議は皮肉交じりに「国政選挙で県議は国会議員の分身として動く。党の看板を背負った候補を立てるのが常道だ」と話す。
 同じく維新候補がゼロとなった青森は様相が異なる。昨年の衆院選青森1区で落選し、比例東北で当選した升田世喜男氏の陣営は運動員の選挙違反事件が摘発され、統一選では鳴りを潜めざるを得なくなった。
 青森県内では昨年10月、民主党県連の呼び掛けで維新、社民各党県組織と連合青森の4者が統一選での連携に向けた調整を開始。急転直下の衆院選での協力に結実し、議席獲得を後押しした。升田氏自身も衆院選直後には「この枠組みを一過性のものにしてはいけない」と述べ、4者連携を念頭に統一選での地盤固めに意欲を燃やしていた。
 その後、状況は一変した。升田氏支持者の一人はこう語る。「もう、それどころではない。今後、議員でいられるのか心配で、これまで支えてきた人は意気消沈している」


2015年04月07日火曜日

3549チバQ:2015/04/07(火) 21:08:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408k0000m040061000c.html
宮城・大衡村村長:村長選不出馬の考え セクハラ行為否定
毎日新聞 2015年04月07日 20時17分

 セクハラ問題で女性職員から提訴され、辞職を申し出た宮城県大衡(おおひら)村の跡部(あとべ)昌洋村長(66)は7日、村内で記者会見し、村長選(21日告示、26日投開票)には、体調不良を理由に出馬しない意向を明らかにした。セクハラ行為については「全くない」と否定した。跡部村長は8日付で辞職する。

 跡部村長は議会を解散した先月17日を最後に登庁せず、約3週間ぶりに公の場に姿を現した。会見の冒頭で「村民や関係者の皆様におわび申し上げる」と村政の混乱を謝罪。議会解散した上での辞職申し出について、「2回も選挙をすると村民に迷惑がかかるので、同時選挙がいいと考えた」と説明した。

 跡部氏の弁護団は職員の提訴について、請求棄却を求めて全面的に争う姿勢を示し、名誉毀損(きそん)で近く反訴する意向を明らかにした。【近藤綾加、渡辺豊】

3550チバQ:2015/04/08(水) 21:43:44
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150406_03.html
<統一選焦点区>(上)山形・最上 自民岸氏の長男出馬


自民現職2人に参院議員の長男らが割って入った山形県議選最上郡選挙区は激戦となっている
拡大写真
 参院予算委員長を務める自民党の重鎮岸宏一氏(74)が、なりふり構わず党公認2候補に割って入った長男の応援に駆けずり回る。
 「宏一を応援する気でせがれを当選させてほしい。政治人生50年の総決算との思いがしている」
 告示された3日も、地元金山町であった出陣式で頭を下げた。

◇山形
 【最 上】(2―4)
高桑 順一 69 元高校教諭  無新(共支)
伊藤 重成 59 漁協理事   自現(4)
小松 伸也 52 党県副幹事長 自現(1)
岸 倫一郎 40 元参議員秘書 無新 

<公認申請は却下>
 岸家は金山杉で知られる山林を持つ一門。親族らに続き、宏一氏も7期27年町長の座にあった。
 「岸さんの家が役場の前にあるのではなく、役場が岸さんの家の前にある」。倫一郎氏は、そう言われる町役場前で第一声を上げ「若さを武器に最上を元気にしたい」と訴えた。
 1年半前に父親の公設秘書となった倫一郎氏が出馬を決めたのは年明け。現職2人を公認済みだった党県連に対し、あえて公認申請したが退けられた。
 3月末にあった決起大会には、吉村美栄子知事、高橋和雄元知事も姿を見せた。宏一氏は時に党の決定、方針に背き、各種選挙で独自の動きをしてきた。2人の支援も政治歴を物語る。
 「党に迷惑はかけるが息子が決意した以上応援したい。親子の情やみ難しだ」
 岸親子に対し、党県連は怒りを隠さない。3月に開かれた現職の県政報告会で県連幹部は「党規違反であり許せない。勝ったら自民入りするようなことが言われているが、そんなに甘くない」と踏み込んだ。

<すみ分けが一変>
 5日には中谷元防衛相が現職2人の演説会に駆け付けた。県議選で大臣が応援に入るのは極めて異例の対応といえる。
 現職のうち、とりわけ危機感を抱くのが金山町と接する真室川町を地盤とし、再選を狙う小松伸也氏だ。郡南部の舟形町を拠点に5選を目指す伊藤重成氏とは、暗黙のうちにすみ分けができていただけに、思惑は一変した。
 前回、無投票で初当選した小松氏は「この試練を乗り越えなければ自らの成長はない」と前を向く。
 選挙区のもう一つの焦点には、県が建設を進める最上小国川ダムへの有権者の反応が浮上した。
 あくまで建設反対を唱える高桑順一氏が3月に入って出馬を表明、共産党の支持を受ける。「聞く耳を持たない県の態度は許せない。県政を変える」と訴えを一点に絞る。
 地元小国川漁協は昨年9月、長年の懸案だったダム問題で建設を容認した。「ダムと漁業を両立させていく責任がある」。漁協理事でもある伊藤氏は、県とともに計画する地域振興策の周知を図る。


2015年04月06日月曜日

3551チバQ:2015/04/08(水) 21:44:01
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150407_02.html
<統一選焦点区>(中)弘前/攻めの自民 三沢/市長選で内紛


激戦となっている弘前市選挙区。有権者の関心も高まりつつある
拡大写真
<共倒れの懸念も>
 「県議会には、どっしり構える人が必要だ。何としても県政の壇上に送ることを切にお願いする」
 弘前市内で4日朝、西谷洌氏の応援演説に立った自民党県連の大島理森会長が声を張り上げた。県連幹事長、県議会議長を務めた西谷氏をここまで後押しするのは、擁立候補を全員当選させたいとの気負いがあるからだ。
 党勢拡大に向け主戦論で臨む自民は、弘前市選挙区で西谷氏のほか、岡元行人氏と斉藤爾氏、谷川政人氏を擁立した。
 新人とはいえ谷川氏は、同選挙区を地盤とする木村太郎衆院議員(青森4区)の秘書を5年間務め、太いパイプを持つ。3月22日にあった総決起集会には木村氏に加え、葛西憲之弘前市長、関和典西目屋村長が出席。集まった支援者約500人を前に「トップ当選を目指す」と息巻いた。
 これまで木村氏の支援を受けてきた重鎮も、強い警戒感を抱く。西谷氏は「太郎さんから分けてもらっていた票を、さらに分け合うことになる」と共倒れを懸念する。
 盤石だとささやかれる谷川氏陣営は「一人一人きっちりと票を取る」と引き締めを図る。陣営幹部は「西谷さんの若い支持者は確かに流れてきている。戦いとなった以上、票固めは徹底する」と勝負を懸ける。

<あつれき表面化>
 三沢市選挙区には、市長選(5月31日告示、6月7日投開票)の自民党推薦をめぐる内紛が影を落とす。現職市長と、前市長の長男の市議が推薦願を出し、「自主投票」に決まった3月下旬に保守分裂選挙が確定。現職支持の小桧山吉紀氏と、市議を推す党市支部との間にしこりが生まれた。
 間隙(かんげき)を縫うように告示直前、2007年の前々回に激突した藤田光彦氏が名乗りを上げた。
 県議選が告示された3日の出陣式で、小桧山氏は市長や保守系市議を前に、「党支部長から『責任を持って県政に送り出す』との言葉を頂いた」と結束を強調した。
 しかし、市長選のあつれきは表面化しつつある。市支部幹部の市議らは4日以降、小桧山氏の街頭演説で前面に立つことはなくなった。幹部の一人は「市長と二人三脚で街頭演説する候補のところには行けない」と不満を隠さない。
 陣営関係者は「市支部幹部の支持者が投票するかどうか分からない」と危ぶむ。
 強固な保守地盤に挑む藤田氏は、相手陣営の足並みの乱れを意識しつつ「相手は大きな組織だが、勝ちに行く」と街頭活動に力を入れる。

<青森>
 【弘前】(6-9)
川村悟   67 団体役員   無現(2)
鶴賀谷貴  52 会社役員   民新
菊池勲   33 会社役員   無新
西谷洌   70 法人理事長  自現(5)
谷川政人  45 党市支部役員 自新
岡元行人  50 元木材業   自現(3)
相馬?一  78 税理士    無現(7)
斉藤爾   44 団体役員   自現(1)
安藤晴美  63 党中央委員  共現(2)

 【三沢】(1-2)
藤田光彦  61 米基地従業員 民新
小桧山吉紀 64 社福法人役員 自現(2)


2015年04月07日火曜日

3552チバQ:2015/04/08(水) 21:44:19
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150408_02.html
<統一選焦点区>(下)秋田/党勢拡大へ自民強気 由利本荘/4現職生き残り必死


激戦を勝ち抜くため、雨の中、通行車両に向かって支持を呼び掛ける候補者=秋田市
拡大写真
<現新7人を擁立>
 「企業誘致を進める県政の流れを止めてはならない」。自民の工藤嘉範氏は3日、秋田市内の第一声で支持者に訴えた。
 定数12に16人が立候補した秋田市選挙区。県議会で過半数の26議席を持つ自民は、今回から定数1減にもかかわらず、現職5人と新人2人を擁立した。党内には「全員当選は厳しい」という声もあるが、党県連秋田市支部長の工藤氏は「党勢拡大のための戦略だ」と強気の姿勢を崩さない。
 鍵を握るのは、前回(2011年)はともに自民から出て1位、2位で当選し、その後国政に転身した冨樫博之氏(衆院秋田1区)と中泉松司氏(参院秋田選挙区)が獲得した約2万6000票。冨樫、中泉両氏とも特定の候補に肩入れしておらず、獲得票の奪い合いは激しさを増している。
 自民候補が激戦を繰り広げる一方、民主、公明、共産、社民の各党は1人ずつを立て、現有の1議席の確保に必死だ。
 民主は昨年12月の衆院選で冨樫氏に敗れた寺田学氏が比例東北で復活当選したものの、党勢は停滞したままだ。
 寺田氏は4日夜、県連幹事長の沼谷純氏の応援に駆け付け、「県政に厳しい目を持った人が多くいることを示す選挙だ」と熱弁を振るった。沼谷氏も「県当局と議会の緩んだ関係をただせるのは自分だけだ」と自民との対決姿勢を強調した。
 危機感をあらわにするのは社民県連代表でもある石川ひとみ氏。定数13の前回は12番目で当選した。3日は福島瑞穂副党首がマイクを握り「何としても当選させてほしい」と、戦後守り続けてきた議席の死守を訴えた。

<2衆院議員火花>
 秋田市選挙区同様、定数が1減となった由利本荘市選挙区。現職4人が出馬し、1人は議席を失う。5日、街頭演説した自民の加藤鉱一氏は「誰が当選しても誰が落選してもおかしくない」と声を振り絞った。
 無所属の三浦英一氏は、非自民の受け皿になりうるが、自民候補の攻勢に楽観はできない。同じ日の街頭演説で「これからも地域のために働かせてほしい」と頭を下げた。
 2人の衆院議員による、さや当てという側面も混戦に拍車を掛ける。
 維新の村岡敏英氏(比例東北)は三浦氏のほか、自民の加藤氏と佐藤健一郎氏を「衆院選の恩返し」として支援。自民の御法川信英氏(秋田3区)は自民の小田美恵子氏を支える。御法川氏は第一声の応援演説で「小田さんが当選しないと、由利本荘の地方創生はないと思ってほしい」と聴衆にくぎを刺した。

<秋田>
 【秋田】(12―16)
石川ひとみ  64 党県連代表  社現(2)
石川錬治郎  75 元秋田市長  無元(1)
丸の内くるみ 70 NPO代表  無現(1)
鳥井修    47 会社員    無新
加賀屋千鶴子 53 党県委員   共新
菅原博文   60 タレント業  自現(1)
鈴木健太   39 司法書士   自新
今川雄策   42 党支部役員  自新
北林康司   73 党県常任委員 自現(7)
最上英嗣   48 会社社長   自現(1)
三浦茂人   56 会社社長   無現(1)
田口聡    60 党県本部代表 公現(3)
黒崎一紀   56 会社社長   無新
竹下博英   61 獣医師    自現(2)
工藤嘉範   57 農業     自現(2)
沼谷純    42 党県連幹事長 民現(1)
 【由利本荘】(3―4)
佐藤健一郎  63 会社役員   自現(6)
三浦英一   59 学習塾経営  無現(3)
                (民推)
加藤鉱一   66 会社役員   自現(2)
小田美恵子  68 主婦     自現(4)


2015年04月08日水曜日

3553チバQ:2015/04/08(水) 21:44:37
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1157/20150408_01.html
<統一選>「無風常連区」で4新人激闘


激闘を繰り広げる立候補者の演説に耳を傾ける有権者=5日、村山市
拡大写真

拡大写真
 12日投開票の山形県議選村山市選挙区(定数1)は、新人4人が連日激闘を繰り広げている。いずれも衰退する市勢の立て直しを訴えるが、地盤とする地域や政治経験、年代、政党色は「4者4様」に異なり選択軸が交錯する。16年間無投票が続いた「無風常連区」に、嵐が吹き荒れている。
 「今こそ、村山市を前進させる時だ」。自民党の能登淳一氏は5日、自身の地盤、市北部の袖崎地域の演説会で力を込めた。
 能登氏は市議4期を務め、議長も経験した。今回、自民党現職の引退に伴い、「後継」に名乗りを上げた。「党が政権復帰し、国、県、市が1本のパイプでつながった。これを基礎に将来をつくる」と強調した。
 市の人口は1990年をピークに減少の一途。北村山地域の中心地だった勢いは見る影もなく、停滞感が漂って久しい。隣接する東根市は人口増が著しく、地域格差は広がるばかりだ。
 「太いパイプを選挙の道具に使われても地域は良くならない」。能登氏をこう批判するのは、社民党が推薦する無所属の須藤和幸氏。市議を7期務め、副議長も経験した。市西部の河島地域を地盤とする。
 吉村美栄子知事が掲げる「あったかい県政」の推進役を掲げる。3月7日の総決起大会では「労働環境を改善することで、地域経済を活性化させる」と従来手法との違いを際立たせた。
 民主党が推薦する無所属の菊池大二郎氏も知事との連携を強調する。3月8日、総決起大会に駆け付けた近藤洋介党県連会長は「知事も村山を再生させたい一心。やっと話ができる人が現れた」と語った。
 菊池汪夫・元村山市長の次男で、市中心部の楯岡地域が地盤。徒歩や自転車で遊説し、若さをアピールする。菊池氏は「いま変革しなかったら10年後に村山市はない。立派な政治経験は必要ない」と声をからす。
 「政党の縛り、しがらみのある政治家に村山市は変えられない」。告示日の3日、長谷川元氏は完全無所属を強調し、他の候補と一線を画した。市議2期目で立候補を決意。楯岡地域を地盤に浸透を図る。
 無投票が続いた16年間の停滞ぶりを強く批判。3月29日の総決起大会では「村山市の時計は壊れている。直して、針を前に進めなければいけない」と訴えた。
 経験か若さか、政党色か出身地域か。有権者がどの選択軸を重視するかが、超激戦の雌雄を決しそうだ。


2015年04月08日水曜日

3554チバQ:2015/04/08(水) 22:00:38
>>3471
http://www.sankei.com/politics/news/150408/plt1504080010-n1.html
2015.4.8 09:43

「ゴルフを遊びと思ってるの?」 公務欠席しコンペの秋田市長が会見で発言

ブログに書く2




(1/2ページ)

記者会見で質問に答える秋田市の穂積志市長=2日、市役所(渡辺浩撮影)
 「ゴルフって遊びだと思ってるの?」。秋田市の穂積志市長が定例記者会見で、地域振興イベントに課長を代理出席させて自身は後援会主催のゴルフ大会に参加していた問題を問われ、気色ばむ場面があった。

 穂積市長は昨年7月、秋田商工会議所などでつくる実行委員会主催のイベント「秋田港海の祭典」に担当課長を代理出席させ、自身や石井周悦、鎌田潔の両副市長、高橋善健商工部長ら関係幹部は後援会主催のゴルフ大会に参加していた。

 発言があったのは2日の会見。「(イベント主催者側は)毎年やってるから日程は分かるはずだと言うが、案内状が来て初めて公務としての取り扱いになる。先に組んでいる部分(ゴルフ大会)を優先した。適切な対応だった」と説明した。

 記者から「ゴルフ大会は市長の政治活動なのか、プライベートの遊びなのか、公務なのか」と質問され、「私の後援会活動だと思ってますよ。政治活動です」と答えた上で「あれかな。ゴルフって遊びだと思ってるの? 野球大会は出ていいの? ゴルフに対して偏見があるとか、そういうことではないよね」と述べた。

 会見に同席し、自らもゴルフ大会に参加した高橋洋樹総務部長は「市長への案内は年間数千規模あり、全てに出ていただくのは現実的に無理。そのときは代理や祝電で対応している」「職員は動員されたわけでもなく、公費を使って参加したわけでもない。個人の判断で、リフレッシュしながら情報交換の機会として参加した」と話した。

3555チバQ:2015/04/09(木) 21:11:03
>>1696
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk05010267000c.html
’15統一地方選:大館市長選 近江屋氏が福原氏支持 前回選の「2位3位連合」 /秋田
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 19日告示の大館市長選を巡り、2011年の前回選で落選した近江屋信広・元衆院議員(65)は8日、前回三つどもえで争った相手で今回も立候補を表明した新人の福原淳嗣氏(47)を支持する考えを明らかにした。前回選の“2位3位連合”が成立する。

 近江屋氏は自民党衆院議員を経て、現在は維新の党東京本部事務局長。大館市の後援会(石井好二会長)が文書で明らかにした。

 文書によると近江屋氏は、自身が掲げる「新生・大館へのビジョンと重点政策」など3項目について福原氏と政策合意に至った。このため、今回の市長選出馬を支持者から求められたが固辞し、福原氏支持に回るという。

 市長選には現職で7選を目指す小畑元氏(66)も立候補を表明している。前回選の獲得票は小畑氏1万9665票▽福原氏1万7032票▽近江屋氏1万1892票。当時の得票は福原、近江屋両氏の合計が小畑氏を上回っている。【田村彦志】

3556チバQ:2015/04/09(木) 22:55:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150409_41005.html
<統一選>秋田農政連、候補7割に推薦乱発


秋田県農政連が入る県JAビル
拡大写真
 12日投開票の秋田県議選で、農協グループの政治団体「秋田県農協政治連盟」は立候補者56人の7割を超す40人を推薦した。定数以上の候補者全員を推薦した選挙区も複数あった。推薦を乱発する状態では、当落の鍵を握るほどの決定力はないというのが大方の見方だ。生産者からは「これでは政策論争が深まらない」と困惑の声が出る。
信条よりも地元
 推薦を受けた候補者を党派別に見ると自民25、民主2、共産、社民各1、無所属11。県農政連の淡路保事務局長は、大量の推薦の理由を「県議選では政治信条よりも地元候補という点が優先される」と説明する。
 国政選挙は、候補者に農業政策への考え方を質問し、回答を公表するという手順を踏む。だが県議選では、県内に15ある各農協ごとに組織された県農政連支部の考えを尊重する。
 定数3の由利本荘市選挙区は自民3、無所属1の現職4人全員が推薦を要請。「誰か1人だけ外すまねはできない」と4人推薦の案が通った。同様に定数3の大館市選挙区は4人、定数4の能代市・山本郡選挙区も5人を推薦した。
 減反廃止や米価下落に農家の動揺が広がる中、自民への推薦が抜きんでている。「農協改革など安倍政権に対する批判を投票行動に反映させるとすれば国政選であり、県議選ではない」というのが県農政連の立場だ。
農業政策語らず
 推薦を受ける一方で、候補者は農業政策について多くを語らない。盛り上がりを欠く政策論争に、横手市の60代の農家男性は「農協改革イコール農業改革ではない。若い世代が就農したくなる魅力ある政策がないと国内農業の先細りは止まらない」と不満を抱く。
 大潟村の農業法人の40代男性社長は、まず農家自身が経営改善を自助努力し、行政は後押しするのが望ましいと考える。地元選挙区は無投票に終わった。「農家の自主性を支援するにはどうすべきかという論戦を期待していたのだが…。政治に頼り切るつもりはない」と話した。
胸の内は苦しく
 県農政連はかつて、各種選挙で集票マシンとして大きな影響力を持った。今の実力はどれほどなのか。
 農協正組合員は全県で約10万人(2013年)だが、県農政連会員は農協役職員ら約2500人。過去2回の参院選比例代表でJA全中出身候補が県内で得たのは、約1万2000票と約8000票にとどまる。
 農協改革の風にさらされながらの県議選。淡路事務局長は「影響力がないとなれば軽んじられるし、あるとなれば抵抗勢力と見なされる。痛しかゆしだ」と苦しい胸の内を明かした。


2015年04月09日木曜日

3557チバQ:2015/04/09(木) 22:57:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150409_51004.html
<統一選>9月山形市長選に直結 上位争い激化


山形市役所前で支持を訴える県議選候補者の選挙カー
拡大写真
 12日投開票の山形県議選山形市選挙区(定数9)は、自民、民主、社民各党候補、支持者らが山形市長選(9月6日告示、13日投開票)の前哨戦第1ラウンドと位置付ける。市議選(19日告示、26日投開票)とともに、「得票順が、市長選に直結する」と訴え、激しい集票、上位争いを繰り広げている。

 自民の金沢忠一、奥山誠治、今井栄喜、大内理加の4氏は、党推薦で市長選への立候補を表明している元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)を集会などに招く。佐藤氏の知名度アップに一役買いながら、若き市長候補との連携をアピールして相乗効果を狙う。
 告示後の集会で今井氏は、市執行部にはリーダーシップが欠けていると批判。「佐藤さんを市長に押し上げ、次の時代の山形市を設計しよう」と呼び掛けた。
 2011年の前回市長選で、現職の市川昭男市長(73)を推薦した民主、社民の両党候補らは、市川氏が4選への態度を明確にしていないものの、「非自民市政」の継続を目指す意向で一致している。
 民主の吉村和武氏は前回、1万5300票余りを獲得してトップ当選した。7日夜の集会では国の福祉政策などが自治体への配慮を欠くと指摘し、「中央に強くものを言う必要がある」と強調。応援弁士を務めた党市議は「圧倒的勝利でなければ、市議選、市長選につながらない」と自身の戦いさながらに力を込めた。
 社民からは広谷五郎左ヱ門、高橋啓介の2氏が立った。高橋氏は3日の出陣式で党市議らと並び「市議選でも議席を勝ち取り、9月の市長選に臨みたい」と支援を求めた。応援のマイクを握った支持団体代表は「上位当選を目指して頑張ろう」と熱弁を振るった。
 民主、社民とともに前回、市川氏を推薦した共産の渡辺ゆり子氏陣営は、市長選を争点とせず、党の主張を訴える。公明の菊池文昭氏陣営も市長選には触れず、政策に掲げる地方創生などの浸透を図っている。

 【山 形】(9―10)
金沢忠一64  元団体職員  自現(4)
奥山誠治55  団体役員   自現(2)
広谷五郎左ヱ門64農業     社現(5)
高橋啓介62  党県幹事長  社現(2)
渡辺ゆり子62  団体役員   共現(2)
菊池文昭51  党県代表   公現(1)
吉村和武42  党県幹事長  民現(2)
今井栄喜73  学校法人理事 自現(6)
大内理加52  党県女性局長 自現(2)
大泉正信63  英語講師   無新 


2015年04月09日木曜日
関連ページ:山形政治・行政統一選

3558チバQ:2015/04/10(金) 21:02:14
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_01.jsp
連載企画:注目区を行く
[由利本荘市]
現職4人、サバイバル “代理戦争”の様相も
 「大変厳しい選挙です。皆さんの力で再び県政に押し上げてください」―。由利本荘市選挙区は定数削減により、現職4人が3議席を争う「サバイバルレース」を展開。各陣営の訴えには必死さが漂う。さらに昨年12月に実施された衆院選秋田3区の激戦ぶりが尾を引き、激しさを増している。


現職4人が生き残りを懸けて支持を訴えている由利本荘市選挙区
 「昨年、支援を頂いた県議の皆さんにはお返しをする」。秋田3区で落選し、比例東北で復活当選した村岡敏英衆院議員(維新)の事務所関係者は言葉に力を込めた。村岡氏側は4候補のうち佐藤健一郎候補(63)=自民、三浦英一候補(59)=無所属、加藤鉱一候補(66)=自民=を支援する構えだ。村岡氏本人は5日、それぞれの遊説先で応援演説を行う予定だ。

 一方、秋田3区で当選した御法川信英衆院議員(自民)は小田美恵子候補(68)=自民=を支援。御法川氏は3日、小田候補が市役所前で行った街頭演説に駆け付けマイクを握った。次期衆院選をにらんだ“代理戦争”の様相も呈している。

 非自民である地元の維新国会議員が自民候補2人と非自民候補1人を、自民の国会議員が自民候補1人を応援するという構図。一見すると有権者には分かりにくいが、定数1減の3議席を現職4人で争う厳しい戦いゆえ、支援を受ける各陣営も党派にはこだわってはいられないというのが実情のようだ。

 7期目を狙う佐藤候補は票田とする矢島、鳥海など内陸部を回った後、5日に本荘入りする。街頭では国直轄の鳥海ダムが建設段階に移ったことを強調。矢島では「本荘の仲間たちに声掛けを」と支援を呼び掛けた。陣営は「有権者の半数を占める本荘への食い込みは不可欠だ」と話す。

 本荘を地盤とする三浦候補は4日、出身地の矢島などを回った。街頭では「自民だけでは県政は良くならない」と非自民の必要性を強調し、格差の是正などを訴えた。本荘の街中では自転車で回り、若さもアピール。選挙カーは村岡氏側から応援を受けていることも訴えていた。

 岩城などを地盤とする加藤候補は4日、本荘の街中を回った。「候補者が減った今回は当選ラインは上がる。地盤を固めるだけでは厳しい」と、今後も市議らの支援を受け本荘を重視した戦いを展開。街頭では「合併時の町長であり、市の発展には責任がある」と支持を訴えていた。

 小田候補は100人余りが集まった出陣式で「何としても勝ち抜く」と声を張り上げた。地盤とする本荘を中心に回り、地域の発展に向け市、県、国を結ぶ役割を担うと訴えた。御法川氏は「小田さんが勝たなければ、市や県の地方創生はないというくらいの気持ちだ」と後押しした。

(2015/04/05 付)

3559チバQ:2015/04/10(金) 21:02:41
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_02.jsp
連載企画:注目区を行く
[能代市・山本郡]
「読めない票」どこへ 顔触れ変わり混戦模様
 県議選能代市・山本郡選挙区は、現職2人、新人4人が4議席を争っている。他のベテラン現職2人が引退するなど、7人が競った前回から顔触れは大幅に変わった。各陣営が「票の流れが読めない」と嘆く混戦は序盤から激しい票の奪い合いになっている。


前回とは顔触れが大きく変わり、序盤から激しい票の奪い合いが繰り広げられている能代市・山本郡選挙区
 前回選挙の有効投票数のうち、今回は出馬していない4人が獲得した票は54%を占めた。この票の行方が選挙戦の焦点になりそうだ。

 「読めない票」をめぐり、初めて出馬する候補者らは必死に選挙区を駆け巡り、迎え撃つ現職らは地盤に加え他地域への浸透を図るなど票の上積みに懸命だ。引退する2人の「後継候補」がどれほどの票を継承できるかも注目されるなど、従来とは異なる構図の戦いとなっている。

 自民新人の佐藤信喜候補(40)は、県議選が告示された3日夜、地元・三種町の安戸六地区で約50人を前に初の街頭演説を行った。唯一の郡部の候補として、議席獲得を目指す決意を強調。終了後、「大勢の人が待ってくれていた。感激している」と初々しさをのぞかせた。

 自民新人の高橋武浩候補(53)は、県議を4期務め、前回トップ当選した武田英文氏の後継。前回は1万3千票近かった「武田票」を少しでも多く取り込もうと懸命だ。5日は地盤の能代市二ツ井町と藤里町を遊説。「武田氏の仕事を引き継ぐ」と、後継候補であることをアピールした。

 新人の吉方清彦候補(44)は、前回までは公認、推薦候補として民主の支援を受けて選挙戦を展開したが、今回は無所属での立候補。地元の能代市豊祥岱地区で3日開いた個人演説会では、「どこからも推薦を受けないのは初めてで怖いが、偏りのない政治をしたい」と強調した。

 無所属現職で4期目を目指す中田潤候補(68)は、早くから集落単位で集会を重ね、郡部にも浸透を図ってきた。3日の告示後も、集会をほぼ連日開催。4日には能代市扇田地区で「地域に新しい産業を興し、若い人のために雇用の場をつくらなければならない」と訴えた。

 6期目に挑む自民現職で議長の能登祐一候補(68)は、旧市の地盤固めに余念がないほか、出身の建設業界などを通じて郡部への浸透を狙う。4日は農村地帯の能代市桧山地区で「国の農政転換に農家が対応できるよう、しっかりとした情報提供と相談窓口が必要」と力説した。

 社民と連合秋田の推薦を受けた無所属新人の薄井司候補(54)は、社民県議として通算4期務めた宮腰誠氏の実質的な後継。個人票が多かった「宮腰票」の確保と労組の支持固めに励む。3日は昨秋まで勤務した能代市役所の前で「皆さんと一緒に頑張りたい」と元同僚に呼び掛けた。

(2015/04/06 付)
ソーシャル用ボタン

3560チバQ:2015/04/10(金) 21:03:08
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_03.jsp
連載企画:注目区を行く
[潟上市]
市議会を二分し激突 自民対市長派の構図に
 県議選能代市・山本郡選挙区は、現職2人、新人4人が4議席を争っている。他のベテラン現職2人が引退するなど、7人が競った前回から顔触れは大幅に変わった。各陣営が「票の流れが読めない」と嘆く混戦は序盤から激しい票の奪い合いになっている。


選挙事務所で第一声を上げる鈴木候補(右)と佐藤候補
 同選挙区では8年ぶりの選挙戦となった。こだま県議は2007年選挙で自民候補に勝利し、11年の前回選挙は無投票で3選を果たした。これまで支援してきた石川市長は、こだま県議が後継に選んだ佐藤候補を応援する。

 石川市長は05年の合併市長選で、自民のベテラン県議だった対抗馬を破って初当選し現在3期目。今回の県議選は05年市長選、07年県議選に続き、石川市長・こだま県議勢力対地元自民勢力の様相を呈している。

 象徴的だったのは告示日の一幕だ。鈴木、佐藤両陣営の選挙カーが街頭演説のため、市役所天王庁舎へ向かった。石川市長は2番目に到着した佐藤候補の演説だけに顔を出し、「佐藤さんは市議として私を支えてくれた。他にふさわしい人はいない」と訴えた。6日も昭和、飯田川庁舎前で応援演説した。

 一方、自民は党県連会長の金田勝年衆院議員や中泉松司参院議員らを応援演説に投入。鈴木陣営は県職員だった経験を踏まえて「県とのパイプ役」を強調し、人物本位の戦いに持ち込みたい考えだ。陣営幹部は「どちらの候補が潟上市のために働けるかを市民に公平に判断してもらいたい」と話す。

 両陣営には多数の市議が選対幹部として名を連ねる。市議19人のうち鈴木陣営に9人、佐藤陣営に6人がつく。石川市政に疑問を示すことが多い市議と、石川市長を支える市議に分かれている。

 鈴木陣営のある市議は「最近の石川市長の政治運営は強引。県議選に関わりすぎだ」と批判。県議選の結果次第で、4期目の市長選に向け勢いづくことを警戒する。対する佐藤陣営の幹部は「負ければ石川体制がレームダック(死に体)になりかねない。なんとしても勝たなければならない」と意気込む。市幹部は「どちらが勝っても、市議会にしこりを残すのではないか」と懸念する。

(2015/04/07 付)

3561チバQ:2015/04/10(金) 21:03:38
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/03/article_04.jsp
連載企画:注目区を行く
[秋田市]
定数1減、激戦展開 16人、実績や変化訴える
 秋田市選挙区は現職10、新人5、元職1の計16人が立候補した。政党別では最多が自民の7人。社民、民主、共産、公明が各1人で、残る5人が無所属。定数は2011年の前回選挙より1減の12となり、激しい戦いを展開している。


12議席をめぐり16人が火花を散らす秋田市選挙区
 新人のうち4人は、秋田市議を務めたか、過去に県議選への出馬経験がある。各陣営では「どの候補も一定の知名度があり、接戦となるのではないか」との見方が広がっている。

 石川ひとみ候補(64)=社民現=は「皆さんの声を集め、社民党の議席を死守したい」と懸命に訴える。元職の石川錬治郎候補(75)=無所属=は街頭で「今の県議会は議論がない。投票で民意を示そう」と呼び掛ける。丸の内くるみ候補(70)=無所属現=は「働く女性の環境の充実が必要だ」と主張し、支持拡大を狙う。

 鳥井修候補(47)=無所属新=は秋田市議3期の経験を訴え、「秋田の未来のために頑張りたい」と支持を求める。秋田市議を4期務めた加賀屋千鶴子候補(53)=共産新=は社会保障の充実や農協改革反対を訴える。まるさん(本名・菅原博文)候補(60)=自民現=は経済活性化やスポーツ振興の必要性を強調。知名度を生かし再選を狙う。

 鈴木健太候補(39)=自民新=は若さやしがらみのなさを前面に打ち出し、「秋田の政治を変える」と話す。秋田市議を2期経験した今川雄策候補(42)=自民新=も「若い力」をアピールし、県政と市政の連携強化を訴える。

 8期目を狙う北林康司候補(73)=自民現=は「秋田創生への取り組みが急務だ」と訴え、雇用拡大策を掲げる。最上英嗣候補(48)=自民現=は「秋田経済の立て直しが不可欠」として秋田港の整備などを主張し再選を目指す。同じく再選を狙う三浦茂人候補(56)=無所属現=は「人口減などの課題解決には雇用の確保が必要」と訴える。

 田口聡候補(60)=公明現=は、医療福祉分野に力を入れてきた実績や若者の起業支援策を訴え、4選を目指す。黒崎一紀候補(56)=無所属新=は5回目の挑戦。街頭では産業振興策のほか、有言実行の姿勢をアピールする。

 竹下博英候補(61)=自民現=は獣医師として畜産農家と関わってきた経験から、農家の所得向上策などを訴える。工藤嘉範候補(57)=自民現=は佐竹県政を「成果の芽が出てきた」と評価し、推進に協力する考えを示す。沼谷純候補(42)=民主現=は県議会の現状を「オール与党」と批判。自転車での遊説や動画配信を行っている。

(2015/04/08 付)

3562チバQ:2015/04/10(金) 21:04:29
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=117
'15県議選 選挙区を行く
弘前市区=上
2015/4/8 水曜日



激戦の弘前市選挙区。選挙戦は混沌としたまま終盤に向かっている
 「完全に横一戦。激戦、大激戦という印象だ」「何度も県議選を戦ってきたが、今回ぐらい読めない選挙はない」。複数の陣営幹部が口をそろえる。
 県議選弘前市選挙区は現職6、新人3の合計9人が6議席を争う県内でも有数の激戦区。激戦となっている要因は、有力とされる新人の参戦が大きい。
 3人の新人のうち、自民公認の谷川政人(45)は告示日の3日、市役所前で演説した。市議を辞職するまで所属していた市議会与党会派の議員が駆け付け、葛西憲之市長も早速マイクを握った。
 谷川は衆院議員木村太郎の元秘書で、木村も街頭から支援を呼び掛け、選挙事務所は選挙をよく知る“木村派”のスタッフが固める。谷川は「市政、県政、国政をつなぐ橋渡し役を担えるのは私だと思う」と強調した。
 民主公認の鶴賀谷貴(52)は2月の出馬表明以降、党本部から国政選挙並みの支援を受けており、最終盤の11日は枝野幸男幹事長が来弘予定だ。同選挙区は党県連幹事長山内崇の地元。党県連はかつての山内の議席奪還に総力を挙げている。
 無所属の菊池勲(33)は人口減少社会に対応した新たなモデルを作るため、若い世代の政治参画が必要と訴える。松下政経塾出身で第一声には同塾OBも来弘。街頭演説では「現状維持か、若い世代が変えていくのか。それが争点だ」と世代交代を強調している。
 一方の現職は新人と支持者が重なるなど、過去にない厳しさを感じているもようだ。自民は公認候補を前回から1増の4人としており、その影響を懸念する声もささやかれる。
 6期目を目指す自民の西谷洌(70)はがんで声帯を摘出し、声を失うハンディを負っての選挙戦。街頭では「西谷の声となる」という家族や友人がマイクを握り、候補者の医療や福祉分野に対する熱い思いを代弁する。西谷自身も機械を使って訴えを重ねており、6日には市役所前で「自分に思い切り仕事をさせてほしい」と訴えた。
 同じく自民の岡元行人(50)は「市民の目線で考えたい」と市民感覚を重視。簡単に折り畳めるユニークな政策パンフレットや、スマートフォンを使って選挙ポスターから動画を閲覧できるようにするなど独自の試みを次々展開。若者の関心を引き、投票率向上を図ろうと知恵を絞る。
 前回、岩木地区から47年ぶりの県議となった自民の齊藤爾(44)。3日の出陣式では、同地区の市議らから「この県議の座を何としても死守したい」という声が相次いだ。陣営は「厳しい戦い」とし、齊藤自ら支持固めに奔走している。
 共産の安藤晴美(63)は県議選後に控える弘前市議選の候補予定者とも連動し「消費税引き上げ反対、原発ノーの声を託して」と訴える。唯一の女性候補という点もアピール。昨年の衆院選で同党は非自民票の受け皿として議席を増やしており、県議選でもその勢いを維持したい考え。
 過去7回の県議選を勝ち抜いた無所属の相馬●一(78)は税理士の経験を生かし、農業者や中小企業の所得向上、人口減少対策の必要性を訴える。長年の支持者が多く、他候補の影響は少ないとみられるが、陣営は「支持者が高齢化している」と票読みに苦心する。
 「今回ほど厳しい選挙はない」と危機感をにじませるのは無所属の川村悟(67)。3日の出陣式では陣営幹部が「もう1回、1から積み直そう。今まで良い流れで来ている」と奮起を促した。第一声以降、精力的にミニ街頭を重ね、訴えの浸透を図ろうと懸命だ。
 激戦の割に有権者の反応はいまひとつとされ、各陣営とも手応えをつかみかねている様子。過去には僅差で当落が分かれた選挙もあり、ある陣営幹部は「最後まで分からない。気を引き締めていくしかない」。県内選挙区では最も早く、年明け早々に活発化した選挙戦は混沌としたまま終盤に突入している。
(文中敬称略)
※●は金へんに昌

3563チバQ:2015/04/10(金) 21:04:45
五所川原市区=中
2015/4/9 木曜日



五所川原市のショッピングセンター前で、選挙演説に耳を傾ける聴衆
 「これまでにない厳しい選挙」「どうか押し上げてほしい」。定数3に対し、現職3人と元職1人、新人1人の5人が立候補した県議選五所川原市選挙区は、各候補者が「激戦」を口にする。
 選挙サンデーとなった5日、五所川原市の金木総合支所前で、自民現職の寺田達也(52)の応援演説に立った市議は「温かい支援を。どうか1番で当選させてくださるようお願いします」と、集まった聴衆に向かって声を張り上げた。
 与党会派の市議や平山誠敏市長らの支援を受け、五所川原地区を中心に強い支持基盤を持つ寺田。だが寺田は「気の緩みが一番怖い。今はひたすら全力を尽くすだけ」と表情を引き締める。
 「大きな組織力はないが、底力で戦い抜きたい」。前回トップ当選を果たした無所属現職の櫛引ユキ子(61)。地元で「ママ」の愛称を持つ櫛引が立つと、自然に高齢者や女性が集まってくる。
 前回は、激戦だった市長選への出馬の余波もあっての得票数。陣営は「前回と同じようには戦えない」とにらむ。衆院選で初当選した北五地域が地盤の升田世喜男は今回動きを見せていないが、升田支持層の一部は櫛引に流れるとの見方がある。
 6日、弘前市で公務を終えた三村申吾知事が真っ先に向かった先は五所川原市の飛び地である市浦地区。自民公認で8選を目指す重鎮、成田一憲(76)の隣で、左手に予算書、右手にマイクを握りこれまでの実績を猛烈にアピールした。知事は8日までに中里、金木、市浦、小泊と4回街頭に立つ異例の応援態勢を取った。陣営は「同じ中泊町から新人候補が出たことで、“勝つ”という意識が高まっている」とさらに気を引き締める。
 街頭には知事のほか、小野俊逸中泊町長はじめ10人余の町議がずらりと並び、町、県、国との太いパイプを強調。聴衆を前に成田は「皆さまの力を貸していただきたい」と激戦を意識し、各地区をくまなく奔走する。
 前回146票の差で成田に敗れて落選した民主元職の今博(64)は、「背水の陣で臨む」と気迫をみなぎらせる。連合青森、社民の支持層からも一定の得票が得られると見込まれており、維新の票の一部も入ると予想されている。
 5日に市内の大型ショッピングセンター前でマイクを握った今は、同選挙区における自身を「非自民勢力の象徴」と表現し自民党政策を批判。「農家を救うことが五所川原、中泊を発展させる。どうか頑張らせてほしい」と支持を呼び掛けた。
 同選挙区の政治構図に一石を投じる形となった無所属新人塚本悦子(70)は、組織の力に頼らない“市民派スタイル”で挑む。
 初出馬となる塚本は町議を2期務めた。「インフラがどんなに整っても、若者がいなくなっては意味がない。子どもを育て、教育環境を充実させたい」と女性目線での政策を地道に訴える。
 陣営は「昔から当選するために必要とされるジバン(組織)、カンバン(知名度)、カバン(資金)はないが、草の根レベルで活動を広げ支持拡大を目指す」とし、浮動票獲得に力を入れる。
(文中敬称略)

3564チバQ:2015/04/10(金) 21:05:12
平川市区=下・完
2015/4/10 金曜日



3候補が2議席を争う県議選平川市区。平川市長選をめぐる選挙違反事件の影響から、投票率低下が懸念される
 前回1万票近くを得てトップ当選した長尾忠行・現平川市長が昨年の市長選出馬で県議を辞職し、現職1人と新人2人の3人が2議席を争う構図となった県議選平川市選挙区。長尾市長の地元であり、有権者が最も多い同市平賀地区の動向が勝敗のカギを握るとみられるが、市長選に絡む選挙違反事件の影響から市民の関心はいまひとつだ。一部では投票率が4割前後まで落ち込むとの予想もあり、各陣営とも「票が読み切れない」と気をもむ。
 「県議1期4年の実績を生かし、皆さんの手足となって働く」
 7日、同市碇ケ関地区の街頭に立った自民現職の工藤義春(65)は、県政与党の立場で国と市町村のパイプ役を担ってきた経験を強力にアピールした。同市尾上地区に地盤を持ち、前回選では5600票余りを獲得し初当選。今回も地元の支持を固めつつ選挙区全域で精力的に街頭演説をこなし、票の上積みを図る。周辺には「頭一つリード」との見方も広がるが、陣営は「選挙違反事件で政治家や選挙そのものへの不信感がまん延している。尾上は有権者数が少ないので、投票率が下がれば不利だ」と引き締めに躍起。工藤は演説の中に投票の呼び掛けを盛り込み、「自分の1票を大事にして」と繰り返し呼び掛ける。
 無所属新人の齋藤正明(43)は、出馬表明が2月下旬と他候補に比べ遅かったものの、「告示日から有権者の反応が変わってきた。特に地元(平賀地区)の人から頑張ってと声が掛かる」と好感触をつかんでいる。選挙戦前半は旧平賀町議、平川市議時代に培った人脈を生かし、選挙カーでの連呼や支持者回りに重点を置き運動を展開。終盤に向けマイクを握る回数も増やしており、9日は津軽尾上駅前で「若い人の雇用を守り安心して仕事ができるようにしたい」と声を張り上げた。
 「(3候補の中で)一番年齢が若く、若者の目線に近いのが自分の強み。今後は特に若い世代への訴えに力を入れる」と、平賀地区を中心にさらなる票の掘り起こしを進める構えだ。
 1998年以来となる大鰐町からの県議を目指すのは、無所属新人の山口多喜二(65)。町民からは「待望の候補者」との声も聞かれ、中盤までの期日前投票は平川市が低調な一方で同町は前回選を上回って推移するなど、選挙への注目度は他地区に比べ高い。陣営は「今回の選挙がそのまま町のことにつながるとの当事者意識が強い」と地元の盛り上がりを感じている。
 今後は、平川市での知名度アップが課題。長尾市長の後援会から支援を受ける山口は、政策の一致を強調し「スクラムを組んでやっていく」と訴えるなど“長尾票”の取り込みに懸命。同市での反応について「県政で(長尾市長の)後任を務めるという姿勢が受け入れられているのでは」と手応えを語る。
 選挙戦終盤に向け意気が上がる各陣営に対し、有権者の心情は複雑だ。同市の会社員男性(24)は「投票には取りあえず行く」としたが「やっていることは大差がないので注目している政策はない」と冷めた様子。同市の無職女性(78)は「ああいうこと(選挙違反事件)は二度と嫌。うそのない人を選びたい」とつぶやいた。
(文中敬称略)

3565チバQ:2015/04/10(金) 21:08:52
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150407103744.asp
2015年4月7日(火)
五戸対決、階上票も焦点/三戸郡区



 「近年で一番厳しい戦い。『実績』『経験』を前面に押し出している」。6期目を狙う民主党現職の北紀一(73)だが、陣営は危機感をあらわにする。同じ五戸町を地盤とする自民党推薦で無所属新人の對馬孝将(36)が出馬したからだ。北は、6月に同町長選を控える現職三浦正名とタッグを組み、トレードマークの長靴姿で精力的に票固めに動く。


 一方の對馬は知名度向上に躍起。5日に同町でマイクを握った自民党県連会長・大島理森は「いまは若さと情熱だけで十分。後はみなさんで育ててほしい」とアピール。選対幹部は「五戸からの自民県議は二十数年来の悲願。大島会長の後押しで、ようやく3番手の背中が見えてきた」と語る。

 各候補が重点の一つに置くのが、候補者不在の階上町。三戸町が地盤の民主党現職の松尾和彦(51)も4日、階上入り。階上町長の浜谷豊美や党県連代表代行・田名部匡代の応援を受け「町民のおかげで過去、薄氷の勝利を得てきた。元気な地域へのお手伝いのために再度お力添えを」と訴える。

 自民党現職の夏堀浩一(61)は、県政での発言力アップを狙い3度目のトップ当選を目指す。他陣営は頭一つ抜け出したと見るが、夏堀陣営は「地盤の南部、階上町は票田(計2万8千人)なだけに有利なのは確かだが、何があるか分からず油断はできない」と、緩みと上滑りを警戒する。

3566チバQ:2015/04/10(金) 21:09:15
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150407103823.asp
2015年4月7日(火)
滝沢・中村票の行方が鍵/八戸市区

自民、民主の勢力争いを軸に激戦が展開されている八戸市区。館鼻岸壁の朝市では買い物客らに支持を訴える両党陣営がすれ違う場面も=5日朝
-PR-


 「今回もよろしく」「力を貸してください」-。告示3日目の5日、八戸漁港館鼻岸壁で開かれた日曜朝市。午前6時半すぎ、県議選八戸市区に立候補した各陣営が出店者や来店客にあいさつを繰り返した。赤や緑、青など、そろいのジャンパーに身を包み、時折、鉢合わせになった。


 「少しでも多くの人に名前を伝えたい」と時間を惜しむように頭を下げる新人候補。同8時、近くの道路で現職と新人の2候補がマイクを握り、朝市会場に支持を訴える声が響いた。

 定数8に現職6人、新人3人の9人が立候補。自民党と民主党の対決が軸となる。各陣営は「少数激戦」と口をそろえる。「従来と違い、だれが落ちるか見えない」と話す関係者も。一昨年夏に県議から参院議員に転身した自民党の滝沢求(56)、引退する民主党の中村寿文(75)の票の行方が鍵を握る。

 3月16日、自民党現職の3人と新人の大崎光明(47)が壇上に並んだ。集会は滝沢が主催。大崎は滝沢の元秘書で「滝沢の後継」と見る向きもあるが、滝沢は現職県議3人から応援を受けて参院選に当選した経緯があり、“弟分”の大崎だけを支援できない。滝沢は「(4人の)全員当選を目指し、汗をかく」と強調した。

 そうした中、大崎は「元気な八戸を『求』め」と滝沢の名前を取り込んだキャッチフレーズを掲げ、滝沢後援会の支持を得ようと懸命だ。大崎と一緒に滝沢の秘書を務めた経験を持つ市議は、告示日前日の2日夜に集会を開催。滝沢と大崎を壇上に上げ「(滝沢の父で県議を務めた故人の)章次さん、求さんと守ってきた議席」と大崎の支持を呼び掛けた。

 市議からの転身を狙う民主党新人の田中満(46)は、党県連代表代行・田名部匡代とタッグを組んで知名度アップを図る。3月22日の集会で、田名部は「市議選で最下位当選だったが、強い情熱と志を持って立ち上がった」と田中を紹介。「同志の全員当選を目指す」と力を込めた。

 田中はチラシに田名部と自分の2人の写真を掲載。3月下旬からは、引退する中村の写真も加えた。中村の名前の横には「田中君を応援します」の文字。党派や組織にかかわらず幅広い支持者を持つ中村票がどの程度、田中に流れるか。党関係者も関心を寄せる。

 4日、市中心街に共産党県委員会の車が陣取った。新人の松田勝(67)が車上から「県政を変えてほしいという願いを私に託して」と声を振り絞る。「八戸から初の議席獲得」は陣党にとっての悲願。八戸へ何度も応援に入っている衆院議員・高橋千鶴子がこの日もマイクを握り「昨年の衆院選の躍進をさらに広げるチャンス」と呼び掛けた。

 現職もしのぎを削る。「東北で最も厳しい選挙区が八戸」。3日昼すぎ、公明党東北方面本部の幹事長・若松謙維が訴えた。隣に立つのは現職の畠山敬一(59)。畠山は5日夜、これまで開いたことのなかった地元・白山台公民館で初の集会を開くなど新たな試みにも挑戦、票を固める。

 前回トップ当選の自民党現職・熊谷雄一(52)の陣営は「『大丈夫』という声を払拭(ふっしょく)しなければ」と陣営の緩みを警戒。自民党現職の清水悦郎(65)と藤川友信(66)は市内各所を丁寧に回り、支持拡大を訴えている。

 民主党現職で党県連代表の田名部定男(68)はミニ街頭を繰り返し、現政権の批判票取り込みを図る。民主党現職の山田知(45)は個人演説会を重ね、支持固めを進めている。

3567チバQ:2015/04/10(金) 21:09:48
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150408110059.asp

2015年4月8日(水)
五戸対決、町二分/県議選三戸郡


【写真上】北(右)と十数年にわたり共闘態勢を取る三浦=3日、五戸町下大町【写真下】對馬(右)の応援演説に立つ川崎=3日、五戸町上大町



 県議選三戸郡区(定数3)で、五戸町を地盤とする民主党現職北紀一(73)と、自民党推薦の無所属新人對馬孝将(36)は、五戸町長選(6月2日告示、7日投開票)の立候補予定者とそれぞれ連動した動きを見せ、町を二分した戦いを展開している。(敬称略)


 「5期20年の経験は五戸の財産。これからさらに力を発揮してもらわなければならない」。県議選初日の3日、五戸町中心街。約50人の聴衆を前に同町長の三浦正名(61)が横に並ぶ北を持ち上げた。

 北は、三浦の父道雄、兄雄一の地盤を継ぎ、1995年に県議に初当選。町長4期目の三浦とは、非自民の元参院議員・田名部匡省系同士で、連携を深めてきた。昨年末、五戸町長選に出馬表明した三浦と北の共闘態勢はさらに強まりを見せている。告示前の合同懇談会も十数回に及んだ。

 北は、「経験」「実績」を前面に出し、初当選時と遜色ないほど郡内をくまなく歩いている。「(對馬の出馬は)雷に打たれた思いだが、政治活動への初心を呼び覚ましてくれた」と語る。

 三戸郡区で2回連続次点だった自民党系三戸町議が昨年12月に出馬を断念。直後に對馬が出馬を表明した。同時期に、自民党系町議の川崎七保(65)が五戸町長選に名乗りを上げた。

 「20年、30年後の政治に責任を持つのは私たち若い世代。みなさんの声を国や県へ届ける役割を担わせてほしい」。對馬は、告示前から「若さ」と「国や県とのパイプ」を強調する。

 川崎も「五戸の風を変え、さまざまなことにチャレンジできる好機。大島(理森)代議士や三村(申吾)知事に相談できる人が對馬だ」と訴える。

 衆院選小選挙区の区割り変更で昨年12月の同選挙から、五戸町は3区から2区に編入されたが、3区の大島は告示前、数度にわたり同町入りした。会合では20代後半で政界に進んだ自身を引き合いに「ずばり(對馬の)若さを買った。声なき声をすくい上げる政治家になれるよう育てて」と呼び掛ける。

 「大島さんが地方選挙でこれほど多く訪れることはないのでは。本気度が伝わる」。對馬支持の町議はそう語った。

 三戸郡区では、自民党現職夏堀浩一(61)、民主党現職松尾和彦(51)も、それぞれの地盤の南部町、三戸町の支持固めを進めている。

3568チバQ:2015/04/10(金) 21:10:27
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150409103556.asp
2015年4月9日(木)
「動き見えず不気味」2現職が新人警戒/十和田市区

 「演説はさすが、上手だな。簡潔で市民に訴えかけるものがある」

 現職陣営のある幹部は、無所属新人で元衆院議員・中野渡詔子(44)について、こうつぶやいた。8年ぶりの選挙戦。自民党現職の田中順造(65)と丸井裕(58)に中野渡が挑む。両現職陣営は「意識し過ぎないようにする」「動きが見えず不気味」と警戒感を強める。機動力を生かした「どぶ板選挙」の中野渡に、従来からの組織戦で受けて立つ。(敬称略)



 田中陣営は中野渡が「反自民、女性票の受け皿となりうる」と気にかけるが、田中は「(自分は)選ばれる立場。選ぶ側にいろいろな判断材料を提案しないと」と政策を訴えることに注力する。

 丸井陣営は、1万2千票の獲得を目標に置き、トップ当選を狙う。丸井は「江渡聡徳衆院議員、三村申吾知事、小山田久市長との太いパイプ」を強調し「使える議員を県政に送って」と訴える。

 一方、中野渡は市内を駆け回り、手を振ってくれる人を見つけては車から降り、握手する。「1日100回くらい車から降りる。市内すべての道路を通り、1人でも多くの人に会っていく」と草の根選挙を展開する。

 街頭では「二つの議席が同じ政党、同じ業種の人で占められている。一つを私に託して」と訴え続ける。

3569チバQ:2015/04/10(金) 21:13:13
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900195.php
県議選終盤情勢、村山は自民候補が先行 東根、南陽は接戦
2015年04月09日 08:01
 8選挙区で計24議席を懸けて36人が舌戦を繰り広げている県議選は12日の投開票まで3日間の運動期間を残すのみとなった。山形新聞が本社、支社を挙げて終盤情勢を探ったところ、新人4人で1議席を争っている村山市区では自民候補がややリード。現元3候補が激突している東根市区(定数2)と、現新一騎打ちの南陽市区(同1)はともに接戦。最上郡区(同2)西置賜郡区(同1)米沢市区(同3)鶴岡市区(同5)山形市区(同9)では現職が優位な戦いを進めている。

 村山市区は現職の勇退に伴い、4新人が熱戦を繰り広げている。保守票を手堅くまとめる自民候補を他の3候補が激しく追う展開が続いている。

 東根市区は、県連幹事長を務め6期目を目指すベテランと4期目を目指す中堅の両自民現職が基盤固めを進める一方、返り咲きを狙う無所属元職が切り崩しを仕掛け、接戦に持ち込んでいる。南陽市区では、ともに保守層を基盤とする自民現職と無所属新人がつばぜり合いを続けている。

 最上郡区は自民現職2氏に無所属新人2氏が挑む構図で、組織に勝る現職2氏を一方の無所属新人が猛追している。現新一騎打ちの西置賜郡区では自民現職が小国、飯豊両町で優位に立ち、無所属新人が大票田の白鷹町を拠点に懸命に追い上げている。

 米沢市区では無所属と自民の現職2氏が安定した戦いで、続いて自民新人が当選圏をうかがう。鶴岡市区は自民2氏と民主1氏の現職3氏が上位グループを形成。残る2議席を懸けて自民新人、無所属現職、共産新人の3氏が競っている。定数が最多の山形市区では唯一の新人(無所属)の活動が限定的で、現職の厚い壁を崩すまでの勢いは見られない。

 現段階で誰に投票するか態度を決めていない有権者も多く、その動向が選挙戦の行方を左右しそうだ。

3570チバQ:2015/04/10(金) 21:13:50
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900208.php
【2015統一選】【山形市区】トップ争う吉村、大内 現職勢が優位をキープ
2015年04月09日 10:49
(定数9―10)
 現職勢9人が支援団体や地盤を固めて優位を堅持。一方、全域に漂う低調ムードを払拭(ふっしょく)できず、各陣営は組織の引き締めに懸命だ。

 上位は3期連続トップ当選を狙う民主現職の吉村和武と自民現職の大内理加が競り合っている。

 吉村は告示日以降、全域での個人演説会を徹底。同年代の支援グループによる集会も開き、若い世代への支持拡大を訴えた。低調な選挙ムード、他陣営からの切り崩しに警戒感を強めながら足場固めに力を注ぐ。

 大内は上滑りを警戒し、地盤の北部に軸足を置いて支持固めに徹する。企業決起集会や集落単位の集会もこなし幅広い層に浸透。トップ当選も視野に入れ、新興住宅地の浮動票や女性票による上積みを目指す。

 中位グループは自民の金沢忠一、公明の菊池文昭、自民の奥山誠治と今井栄喜、社民の高橋啓介が混戦から抜け出そうと、それぞれの支持基盤を固め、さらに攻勢を強めている。

 金沢は地盤の沼木を中心に南西部を手堅くまとめる。南沼原では高橋としのぎを削っており、市長選や市議選の候補予定者と共に基盤を強化。元市長で父の忠雄時代の支援者らを起点に全域への浸透を図る。

 菊池は初当選した前回以上の得票を目指し、組織を引き締めながら、票の掘り起こしに努めている。地元の鈴川地区を拠点に、党公認で3人が出馬する市議選との連動を強化し、運動を活発化させている。

 奥山は市街地で地道に支援の輪を広げて足場を強化してきた。青年部組織「せいちゃんの会」を軸に若い世代の取り込みにも必死。山形商高同窓会などのネットワークも生かし、最終盤の追い込みをかける。

 7期目を目指す今井は後援組織の高齢化が課題だったが、青年部を一新。女性の集いも開いて各層に訴える。飯田や鈴川など各地の地縁を生かすため、市議選候補予定者と連動しながら全域からの集票を図る。

 高橋は地元・南沼原を固めつつあり、元県議・前田利一や系列市議と連動し、滝山などで票の上積みを図る。7日には自治労など支援労組の総決起集会を開き、最終盤の追い込みに向けて結束を再確認した。

 これに続くのは共産の渡辺ゆり子、社民の広谷五郎左エ門。

 渡辺は市内全域で共産の組織票を固めている。党市議の地盤で個人演説会を開くほか、中心部では党の衆院議員と演説し、政権批判票など新たな支持者の獲得で、7千票余りだった前回を上回る得票を狙う。

 6選を目指す広谷は他候補の切り崩しを警戒しつつ地元西部地区で強みを見せる。出遅れと後援会の高齢化が懸念材料だが、出身の全水道、情報労連など支援労組が活発に動き、根強い支持層にアピールする。

 無所属新人の大泉正信は活動が限定的で独自の戦いが続いている。現職批判の受け皿となるまでには支持が広がっていない。

■立候補者(届け出順)
◇山形市区(定数9―10)
金沢忠一 64 県議 自現
奥山誠治 55 県議 自現
広谷五郎左エ門 64 農業 社現
高橋啓介 62 県議 社現
渡辺ゆり子 62 県議 共現
菊池文昭 51 政党役員 公現
吉村和武 42 団体役員 民現
今井栄喜 73 県議 自現
大内理加 52 県議 自現
大泉正信 63 自営業 無新

3571チバQ:2015/04/10(金) 21:14:35
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900207.php
【2015統一選】【米沢市区】木村、後藤が優勢 渋間、当選圏うかがう
2015年04月09日 10:48
(定数3―5)
 現職の無所属木村忠三と自民後藤源が分厚い後援組織を足掛かりにトップ争いをしている。いずれも前米沢市議の3新人は、自民の渋間佳寿美が当選圏をうかがい、無所属の遠藤正人と共産の白根沢澄子が懸命に追う展開。2度の無投票を経た12年ぶりの選挙戦は、公明党支持者の動向、市街地を中心にした無党派層の票の行方が順位、当落の鍵を握りそうだ。

 4選を狙う木村は父の元県議莞爾の後援者、連合系労組に加え、若手市議らがフル回転。地盤の市街地を固め、全域で集票する勢い。6日に人気プロレスラーが応援に駆けつけ陣営のムードを盛り上げた。

 後藤は10期目に向けて上位が射程に。多選批判、系列の渋間出馬による危機感をばねに強固な後援会が機能。新道の駅の重点選定への貢献などの訴えが浸透してきた。必勝祈願祭には市長安部三十郎が出席した。

 渋間は元同僚市議、若手経営者、秘書を務めた元衆院議員遠藤武彦の後援者らの動きが活発化。無党派を含め支持が拡大している。7日に前復興相根本匠が来援。無投票組の自民県議の応援で票の上積みを図る。

 遠藤は地元南原地区に絞って個人演説会を開催。悪臭問題解決への行動力などを強調しているが、一部で現職陣営の切り崩しを受けている。親戚に当たる遠藤武彦の後援者らを軸に広く集票できるかが鍵になる。

 白根沢は国保税引き下げ、子ども医療費の無料化拡充などの地域政策を掲げて街頭演説を重ねている。課題の党支持層以外への浸透はいまひとつで、安倍政権への批判票の取り込みを目指す。

■立候補者(届け出順)
◇米沢市区(定数3―5)
白根沢澄子 64 政党役員 共新
渋間佳寿美 45 無職 自新
遠藤正人 51 行政書士 無新
後藤源 75 県議 自現
木村忠三 49 県議 無現

http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900206.php
【2015統一選】【鶴岡市区】志田、阿部信、阿部昇の現職3人が上位に
2015年04月09日 10:48
(定数5―6)
 自民の志田英紀、阿部信矢、民主の阿部昇司の現職3人が上位グループを形成し、優位に戦いを進めている。これに続いて自民新人の佐藤聡と無所属現職の草島進一が激しく競り合い、共産新人の関徹が追い掛ける。

 自民現職の菅原元が後継を立てずに勇退したため、地盤としていた櫛引地域をはじめ市東部に位置する旧町村部の保守票が流動化。各候補は旧町村部をにらみつつ、浮動票の多い大票田の鶴岡地域市街地で激しい攻防を展開している。

 志田は一部支持者の重なる自民新人の出馬と衆院選に伴う出遅れに危機感を抱き、組織をフル回転。市内全域に攻勢を掛け、手広く票をまとめる。他陣営からの食い込みを警戒しつつ、票の上積みを目指す。

 阿部信は農業者の代表候補としての存在感と、6期24年にわたる実績を訴え、鶴岡地域の農村部で着実に票を固める。菅原を支えていた元県議松浦安雄の応援を受けながら、旧町村部にも食い込む。

 阿部昇は他陣営の攻勢を警戒しつつ、地盤の藤島地域で支持を固める。連合山形と社民系支持者の後押しを受けながら、「県政与党」としての実績をアピール。8日に決起集会を開いて陣営の引き締めを図った。

 佐藤は地元西郷地区や縁者の多い櫛引地域で強さを発揮しているが、他地域への浸透はやや限定的。若さを前面に打ち出し、知名度不足の解消と若年層の支持拡大に全力を挙げる。

 草島は市民派無所属をアピールし、無党派層の受け皿を目指す。この4年間、地元での活動に十分な広がりが出ず、支持層を固めることができるかが鍵を握るとみられる。

 関は市内全域をくまなく回りながら、組織票固めを進めているが、共産支持層以外への浸透はいまひとつ。8日には個人演説会を開いて、組織の引き締めを図った。

■立候補者(届け出順)
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 64 県議 自現
関徹 54 政党役員 共新
佐藤聡 46 会社役員 自新
阿部昇司 64 県議 民現
草島進一 50 県議 無現
阿部信矢 68 農業 自現

3572チバQ:2015/04/10(金) 21:15:12
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900205.php
【2015統一選】【村山市区】能登わずかに抜ける 菊池、須藤、長谷川は一団で追走
2015年04月09日 10:47
(定数1―4)
 4新人の争いは、自民の能登淳一が混戦からわずかに抜け出し、菊池大二郎、須藤和幸、長谷川元の3人が一団を形成して追っている。16年ぶりの選挙戦だが、現時点で有権者の関心は低調。態度を決めかねている人も多く、終盤の動向によっては予断を許さない情勢だ。

 能登は党の組織力を生かし、市全域で保守票を固める。地元袖崎をはじめ、農村地域で優位に立つ。上滑りの不安もあったが、告示後、党所属の地元選出国会議員が連日応援に入り、陣営の引き締めを図った。

 菊池は若さと将来性を訴え、草の根戦術を展開。推薦を受けた民主支持層のほか、市長、県議を務めた父の人脈をつてに保守票も取り込み、追い上げを図る。

 須藤は地元西郷や戸沢、大高根などで堅実に票を集める。社民のほか、共産支持層や農村部の保守層の一部にも食い込む。楯岡では浸透しきれていない。

 政党の支援がない長谷川は街頭演説を多くこなし支持拡大を狙う。同年代や女性の支持を集めて地元楯岡でリードするが、広範囲な浸透には至っていない。

■立候補者(届け出順)
◇村山市区(定数1―4)
須藤和幸 64 団体役員 無新
菊池大二郎 32 行政書士 無新
能登淳一 60 農業 自新
長谷川元 42 僧侶 無新

http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900204.php
【2015統一選】【東根市区】現職2人に元職迫る
2015年04月09日 10:46
(定数2―3)
 三つどもえの争いは一進一退の混戦。予断を許さない状況が続く。ともに自民の野川政文と青柳信雄が現職の強みを生かして支援の裾野を広げ、切り崩しを図る無所属元職の青柳安展が激しく追い上げる。各陣営とも総力戦を展開し、残る3日間の攻防が勝負の鍵を握る。

 有権者の約3割を占める東根、神町の両地区では転入世帯が急増。両地区では選挙に対する有権者の関心が薄く、盛り上がりに欠ける状況。投票率とともに浮動票の動向にも注目が集まる。

 野川は小まめに個人演説会を重ね、基盤を固める。防衛相中谷元も来援。神町で強みを見せ、長瀞と東郷の票も手堅くまとめる。切り崩しを受ける地域もあり、攻勢を強めて横一線から抜け出そうと必死だ。

 青柳信は農家を中心とした保守層に浸透。全域に支援の輪を広げる。地盤の東根は他陣営の切り崩しで激しく競り合う。広がりに欠けた神町はここに来て動きが活発化。組織を引き締め一層の上積みをうかがう。

 青柳安は現職批判票を取り込み、芸文関係のつながりも生かして支持拡大。衆院議員近藤洋介の支持層が中心になり支える。東根と小田島で票を伸ばす一方、広がりに欠ける地域もあり追い込みに全力を挙げる。

■立候補者(届け出順)
◇東根市区(定数2―3)
青柳安展 68 書道塾経営 無元
青柳信雄 70 農業 自現
野川政文 61 県議 自現

3573チバQ:2015/04/10(金) 21:16:24
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900203.php
【2015統一選】【南陽市区】佐貝、柴田競り合う 赤湯と宮内、各地盤で強さ発揮
2015年04月09日 10:45
(定数1―2)
 ともに保守層を支持基盤とする自民現職の佐貝全健と無所属新人の柴田正人が大接戦を繰り広げている。自民公認として組織戦を展開する佐貝と、若い世代を核に草の根運動で支持拡大を狙う柴田。両陣営の動きは激しさを増し、最終盤まで予断を許さない状況になってきている。

 佐貝は序盤、動きの鈍さが目立ったが、組織力と衆院議員鈴木憲和や参院議員大沼瑞穂、市長白岩孝夫らが連日、個人演説会で弁士を務めるなど、国―県―市が一体となった姿勢を強調し支持固めを進めている。

 同世代の支持者を中心に精力的に活動する柴田。4期無投票が続き、市民の声が県政に届かなくなったと訴える一方、街頭演説を繰り返すなどして世代交代をアピール。知名度の浸透とともに支持を広げている。

 大票田では赤湯地区で佐貝、宮内地区で柴田とそれぞれの地盤で強さを発揮。新興住宅地を含む沖郷地区で張り合っている。投票率を含め、若年層や非自民系支持者の動向が勝敗を左右しそうだ。

■立候補者(届け出順)
◇南陽市区(定数1―2)
佐貝全健 64 県議 自現
柴田正人 35 無職 無新

http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900202.php
【2015統一選】【最上郡区】小松、伊藤を岸猛追 浮動票の取り込みが鍵
2015年04月09日 10:44
(定数2―4)

 組織力で勝る自民現職の小松伸也と伊藤重成がしのぎを削り、無所属新人の岸倫一郎が激しく追い上げている。同じく無所属新人の高桑順一は他候補に引き離された。混戦模様のため最終盤まで予断を許さない状況になりそう。特に地元から候補者が出ておらず、最大の票田でもある最上町を中心に、浮動票の取り込みが当落の鍵を握りそうだ。

 小松は若者や女性に支持を拡大。地元の真室川町で他候補を圧倒するほか、戸沢、鮭川両村でも各村議の支援を受け、優位に戦いを進めている。南部でも新たな票の掘り起こしに力を注ぎ、全域で浸透を図る。

 南部を地盤とする伊藤は各陣営の激しい切り崩しを受けるものの、有権者数の多い舟形、最上両町を手堅くまとめる。大蔵、戸沢両村では守勢を強いられるが、4期16年の実績を訴え票固めに力を入れている。

 岸は地元の金山町で大きくリード。最上町や鮭川村でもある程度食い込むが、現職の牙城を崩すまでには至っていない。父の参院議員岸宏一の支援者らの後押しも受け、同年代の若者や女性に支持を訴える。

 共産の支持を受ける高桑は最上小国川ダム建設反対や脱原発、憲法9条改正反対などを訴え、最上町などで一定の支持はあるものの、広がりを欠いている。

■立候補者(届け出順)
◇最上郡区(定数2―4)
高桑順一 69 無職 無新
伊藤重成 59 県議 自現
小松伸也 52 県議 自現
岸倫一郎 40 無職 無新

3574チバQ:2015/04/10(金) 21:16:43
http://yamagata-np.jp/news/201504/09/kj_2015040900201.php
【2015統一選】【西置賜郡区】小池を青木追い上げ 
2015年04月09日 10:42
(定数1―2)
 自民公認で4選を目指す小池克敏が現職の強みを生かしてやや先行し、無所属新人で前白鷹町議会議長の青木彰栄が猛追する展開。両者とも地元で優位に戦いを進めており、1議席をめぐる現新一騎打ちは残り3日間の攻防が勝敗を分けそうだ。

 隣接する小国、飯豊両町に加え、長井市を隔てた白鷹町の3町が同一選挙区という区割り。特殊な地理的条件が背景となり「地域間競争」の色合いが濃くなっている。

 小池は地元が小国町で、元飯豊町職員。各種企業などを手堅くまとめ小国町で大きくリードし、行政経験が長く、知名度の高い飯豊町でも優位に立つ。衆院議員遠藤利明らが個人演説会などでエールを送った。

 青木は女性応援組織「あいの会」や同級生らと草の根運動を展開。元参院議員舟山康江らも加勢し、白鷹町のほぼ全域で支持を広げる。小国、飯豊両町でも一層の浸透を目指し、現職の批判票取り込みにも懸命だ。

■立候補者(届け出順)
◇西置賜郡区(定数1―2)
青木彰栄 61 農業 無新
小池克敏 71 県議 自現

3575チバQ:2015/04/10(金) 21:17:50
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/05/article_01.jsp
連載企画:終盤情勢
[上]
鹿角市・郡、大館市、北秋田市・郡、能代市・山本郡
鹿角市・郡(定数2―3) 現職やや先行の展開

 川口一(64)=自民現=と大里祐一(79)=同=がやや先行し、石川徹(50)=無所属新=が懸命に追う展開。ただ全般的に有権者の反応は鈍く、各陣営とも感触をつかみきれないでいる。情勢は流動的で、終盤の戦い方が鍵を握る。

 前回トップ当選した川口は地盤の小坂町で優勢。鹿角市でも後援会支部がフル回転し、農村部を中心に着実に支持を広げている。

 大里は有権者の多い地盤の花輪地区を中心に支持固めに懸命。十和田、八幡平など他地区もきめ細かく回り、票の掘り起こしを狙う。

 出馬表明が遅れた石川は地盤の十和田地区を中心に支持を広げたい考え。初めて推薦を得た民主支持層にどこまで浸透するかが鍵。

大館市(定数3―4) ベテランを3氏追う

 鈴木洋一(71)=自民現=が先行し、追う佐藤賢一郎(67)=同、虻川信一(69)=民主現、石田寛(68)=社民元=が激しく争っている。

 7期目を目指す鈴木は商工業者の支持を手堅くまとめた。地盤の花矢地区を中心に、自民支持層の多い農村部で票の上積みを図る。

 旧比内町長の佐藤は比内地区で攻勢を強める虻川の動きに危機感を募らせる。同地区や中心部の保守層の票固めへ活発に動いている。

 二井田真中地区が地盤の虻川は、比内地区の元県議の支援を受け同地区への浸透を図る。自民党の農協改革を批判し、農家票の取り込みも狙う。

 石田は連合秋田傘下の労組票の多くをまとめた。地元の長木地区など有権者の多い中心部では非自民、無党派層の票の掘り起こしにも懸命だ。

北秋田市・郡(定数2―3) 現職2人、優位に立つ

 北林丈正(54)=自民現=が先行し、続く近藤健一郎(59)=同=を藤本友里(35)=共産新=が追う展開。有権者の半数近くを占める鷹巣地区の票と、無党派層の票の行方が注目を集める。

 前回トップ当選の北林は、分厚い後援会組織を生かした選挙戦を展開。鷹巣地区を中心に全域に浸透し、自民・公明支持層をはじめ、幅広い年代の支持を集めている。

 旧森吉町長の近藤は森吉地区に選挙事務所を構えるが、鷹巣地区でも一定の支持を固めた。自民支持層のほか無党派層にも浸透しており、票の上積みを狙う。

 藤本は共産票を固める一方、非自民票の取り込みに力を入れる。選挙事務所は鷹巣地区に置くものの地盤を持たず、全域で女性や若者の支持拡大を図っている。

能代市・山本郡(定数4―6) 4新人競り合い混戦

 現職2人、新人4人が激しく競り合い、混戦模様となっている。現職はともに建設業界出身で、有権者の多い能代市を支持基盤として安定した戦いぶりを展開。新人はそれぞれの地盤や支持層を固めながら追っている。

 現職では、能登祐一(68)=自民現=が各地の市議や町議と共に一巡し、支持固めを図っている。終盤もくまなく回り、引き締めを図る。

 中田潤(68)=無所属現=は告示前に集会を開いた八峰、三種両町を中心に、票の上積みに努めている。終盤は能代市で支持を固める。

 新人では、三種町を地盤とする佐藤信喜(40)=自民新=が八竜地区をまとめた。唯一の郡部候補や若さをアピールし他地域への浸透も図る。

 能代市二ツ井町と藤里町が地盤の高橋武浩(53)=自民新=は、地元に重点を置き遊説している。他地域も精力的に回り上積みを狙う。

 吉方清彦(44)=無所属新=は前回獲得した約6千票を固めながら浮動票の取り込みを狙っており、能代市を中心に票の掘り起こしに努める。

 社民と連合秋田の推薦を受けた薄井司(54)=無所属新=は労組票をほぼ固め、地域振興策を訴えながら幅広い層に支持を求めている。

(敬称略)

(2015/04/09 付)

3576チバQ:2015/04/10(金) 21:18:17
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/05/article_02.jsp
連載企画:終盤情勢
[中]
秋田市、由利本荘市
秋田市(定数12―16) 混戦、票の奪い合いも

 一部の新人、現職が優勢に戦いを進めている。一方、多くの候補が当落線上におり混戦状態となっている。2011年の前回選挙に比べて定数1減、候補者3人減となり、投票率が大幅に下がらなければ、前回6千票余りだった当選ラインは上がるとみる陣営は多い。

 鈴木健太(39)=自民新、沼谷純(42)=民主現、田口聡(60)=公明現=が先行。鈴木は自民支持層と無党派層に支持を広げている。沼谷と田口はそれぞれ所属政党の支持層を固めつつある。

 元秋田市議の鳥井修(47)=無所属新=は連合秋田の推薦を受け手堅く選挙戦を進める。同じく元市議の加賀屋千鶴子(53)=共産新=は共産支持層に加えて女性票の取り込みを図る。

 工藤嘉範(57)=自民現=は地元の東部地区を中心に農家票などを取り込む。三浦茂人(56)=無所属現=は地元外旭川に加え、前回2位当選の中泉松司(現参院議員)の地盤である下新城などで支持拡大を図る。雄和地区が地盤の竹下博英(61)=自民現=は仁井田に事務所を構え、前回トップ当選した冨樫博之(現衆院議員)の支持層を取り込みたい考え。

 元秋田市議の今川雄策(42)=自民新=は、地元の泉以外でも浸透を図っている。

 現職と新人らは多くの地域でしのぎを削る。自民は前回より2人多く、候補者同士の票の奪い合いも激しさを増している。

 現職では、8選を目指す北林康司(73)=自民現=が地元八橋や企業などの支持固めに努める。石川ひとみ(64)=社民現、丸の内くるみ(70)=無所属現=は、いずれも労組や市民運動の支持が基盤。中央部を重点的に回り、追い込みをかける。

 最上英嗣(48)=自民現=は地元土崎の商工業者を中心に票の取り込みを目指す。まるさん(60)=本名・菅原博文、自民現=は地元新屋などを中心に得票を狙う。

 黒崎一紀(56)=無所属新=は地元の雄和地区以外でも票の掘り起こしを図る。3月中旬に出馬表明した石川錬治郎(75)=無所属元=は、街頭演説を重ねて巻き返しを狙う。

由利本荘市(定数3―4) 現職4人激しく競る

 現職4人が生き残りを懸けて激しく争っており、予断を許さない状況だ。無党派層の動向が当落の鍵を握るとみられる。

 7期目を狙う佐藤健一郎(63)=自民=は地盤の矢島、鳥海をまとめるが、本荘への浸透はいまひとつ。前回はトップ当選したものの、前々回から約2千票減らした。陣営は市議らがフル回転し票の掘り起こしを急ぐ。

 連合秋田が推薦する三浦英一(59)=無所属=は民主、共産支持層のほか、初めて応援を受けた村岡敏英(衆院議員)が所属する維新の支持層にも浸透。有権者の多い本荘でやや優位に立ち、出身地矢島でも支持拡大を目指す。

 加藤鉱一(66)=自民=は町長を務めた岩城をほぼ固めて他地域へ攻勢。約1年前から市議らと共にあいさつ回りに力を入れており、大内や本荘、西目にも食い込む。維新支持層にも浸透、保守を固めて票の上積みを図る。

 唯一の女性、小田美恵子(68)=自民=は本荘で三浦と競り合う。大内、西目などへの浸透も図る。4人の中でただ一人、村岡の支援を受けていないが、維新支持層の一部を取り込む。自民票は分散しており、支持固めに懸命だ。

(敬称略)

(2015/04/10 付)
ソーシャル用ボタン

3577チバQ:2015/04/10(金) 21:18:50
下がまだだった。。。

3578チバQ:2015/04/10(金) 21:52:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150408ddlk02010115000c.html
’15統一地方選:議会の課題/上 県議へ「第2の報酬」の政活費 問われる透明性 「さじ加減」とせめぎあい /青森
毎日新聞 2015年04月08日 地方版

 「議員が県民に説明責任を果たす必要はある。ただ、あまりにも政務活動そのものを縛るような『角を矯めて牛を殺す』ことはあってはならない」

 3月17日の定例県議会最終日。阿部広悦議長は閉会後の定例記者会見で、議会として政務活動費の透明性向上に努めるべきだとしつつ、一定の「さじ加減」が必要だとの認識も示した。

 県議会では、議員1人あたり月31万円、年372万円が支給される政活費。2012年の地方自治法改正で「政務調査費」から名称を変え、従来の「調査研究」に加え、「その他の活動」にも使えるようになった。議員報酬とは別に支給され“第2の報酬”とも指摘される。昨年は不自然な支出が発覚した兵庫県議の「号泣会見」などで注目を浴びた。

 弘前市民オンブズパーソン(葛西聡代表幹事)は昨年6月、改称前の12年度の「政調費」のうち約1億円が不当な支出だったとして、県監査委員に住民監査請求。海外出張中に県庁に国際電話をかける必要があったとして、1カ月で20万5770円の携帯電話代を全額計上したものや、ニュージーランドの視察旅費20万8340円などを挙げたが、監査委員は同8月に請求を棄却。それでも「研究活動などの内容が県民により明らかになるよう、透明性向上について検討されたい」との意見が添付された。

 監査委員の調査の過程で、県議7人が事務所費や人件費などへの政調費の充当割合が不適切だったとして、収支報告書を相次いで訂正し、計97万円を返還する反応もあった。

 県議会政調費に関する同オンブズの請求は05年度、08年度に続き3回目。いずれも訴訟に発展したが、過去2回分はいずれも棄却されている。ただ、オンブズの指摘を受け、県議会も1円以上の支出に領収書の添付を義務づけるなど、対症療法的にマニュアルを見直してきた。

 監査委員の指摘を受けた県議会は今年7月から、収支報告書や支出証明書、領収書などの写し集計表を県議会のホームページ(HP)で公開する方針だ。一方、県外視察などの政務活動の概要報告書の提出の必要性では一致したが、具体的な内容には踏み込めず、改選後の議員に宿題が託された。

 同オンブズの高松利昌事務局長は「住民のチェック機能が高まる。一歩前進」と一定の評価はする一方、「政活費は『生活費』ではない。税金である以上、政策立案にどう反映されたのか、評価も批判も受けるのが議員活動だ」とクギを刺す。

 オンブズの指摘はどこまで県議に響いているか。今回の県議選の立候補者64人のうち現職は45人。オンブズの候補者対象の政活費に関するアンケートでは、回答者30人のうち29人が政務活動の概要報告書を「公開すべきだ」とした。しかし、現職の回答者は17人だけ。せめぎあいは続く。

 =  ◇  =

 3日告示の県議選を皮切りに、県内でも統一地方選が始まった。議会はいま、機能しているのか。現状と課題を検証する。【森健太郎】

3579チバQ:2015/04/10(金) 21:52:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk02010075000c.html
’15統一地方選:議会の課題/中 相次ぐ無投票当選 「しこり」回避、人材難 有権者の「しらけ」を助長 /青森
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 「選挙戦になると、田舎ならではの『村八分』のような争いが起きた過去もある。黒石はそういう不毛な争いをしている場合ではないという市民の思いだろう」

 県議選告示日の3日午後5時。立候補届け出締め切りと同時に無投票当選が決まった自民現職、鳴海恵一郎氏は、記者団の取材に無投票の要因をこう説いた。

 昨年6月の補選を含めて5回連続で無投票となった黒石市区。鳴海氏は、市長を4期務めた鳴海広道・前市長の長男でもある。その鳴海前市長の昨年の引退に伴う後任市長は、県議を辞して転身した高樋憲・現市長。高樋氏の欠員を埋める補選には、鳴海氏が後継指名を受けて出馬した。

 高樋氏と鳴海前市長は1998年の市長選で正面切って戦った過去もあるが、ポストをやり取りする形で保守政界の結集を図った。共産党を除きオール与党の市議会内部でも「単なる首のすげ替え」との批判がくすぶるが、対抗馬の人材不足は否めない。

 対抗馬不在は、関係者間の「しこり」を避けたい雰囲気によるものだ。昨年1月の平川市長選は保守分裂の激しい選挙戦となったが、それが過熱して買収工作に結びつき、当時の市議20人中15人が選挙違反で逮捕された。この「教訓」から、昨年6月のむつ市長選では、自民系3氏が出馬に意欲を示したのに対し、自民県連内では「平川の二の舞いにしてはいけない」とのつぶやきが続出。急逝した前市長の長男への一本化でまとまり、保守分裂は抑え込まれた。

 今回の県議選では16選挙区(定数48)のうち、黒石市区、つがる市区、東津軽郡区、西津軽郡区、南津軽郡区の5選挙区で無投票となった。いずれも1人区で、自民現職が再選。無投票は東津軽、西津軽両郡区で3回連続、つがる市区も2回連続だ。当選を重ねて重鎮化する現職の壁は厚く、あえて「しこり」を生んでまで挑戦しようとする保守系候補が不在となる悪循環が生まれている。平川事件の公判では、選挙で現金が飛び交うことを疑問に思わない発言が相次いでおり、今回無投票となった南津軽郡区の女性(71)は「無投票ならカネが飛ばなくていい」と皮肉まじりに受け入れる。

 県内で昨年1年間にあった12の市町村長選でも、5自治体で無投票となった。無投票で当選したある首長は「財政難や人口減に苦心する首長のポストに魅力が感じられないのかもしれない」としたうえで、「丁寧に根回しすれば、好き嫌いではなく政策的な判断が優先され、スピード感のある行政運営ができる」と無投票当選のメリットを指摘する。

 県内の政治事情に詳しい木村良一・青森中央学院大名誉教授は「人材不足や議員の世襲化でしらけた有権者が増えている。相次ぐ選挙違反も政治不信を助長し、低投票率につながっている」と指摘。一方で「かつてのような激しい選挙を避けるようになった結果、お祭り的な要素のあった選挙への関心が薄れている。有権者もなぜ選挙が必要なのか、主権者意識を高めなければならない」と訴える。【佐藤裕太、森健太郎】

3580チバQ:2015/04/10(金) 21:53:22
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk02010008000c.html
’15統一地方選:議会の課題/下 4年間、議案否決ゼロ 「ぬるま湯議会」指摘も 問われる議員の政策立案 /青森
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 県議会ではこの4年間、県執行部が提出した議案が否決、修正されたことはない。特に、現職46人中30人を占める最大会派・自民党はすべて原案通り賛成してきた。本来、地方議会と執行部の関係は「車の両輪」と言われるが、実際に議会の意思が県の施策にどこまで反映されたのかが見えにくい。識者からは「ぬるま湯議会」との指摘も上がる。

 県議にとって、住民の声を行政に届け、政策を提言する貴重な機会が本会議での質問だ。だが、4年間の任期中に開かれた計17回の議会では、一度も質問に立たなかった議員が1人、質問に立ちにくい議長経験者や任期途中の補選当選者を除き、1回だけが1人だった。あるベテラン県議は「『晴れ舞台』は若い人に譲った方がいい。地元の有権者も理解してくれている」と話す。

 では、県民の代表者である議員は、地元の意見をどのように県政運営に反映しているのか。その方法を探る一つが議員提案による政策条例だ。しかし、県議会ではこの4年間、県民生活に直接影響する議員提案の政策条例の制定は「歯と口の健康づくり八〇二〇健康社会推進条例」の1本のみ。県内の市町村議会でも発議の動きは鈍く、議会が政策立案の役割も十分に果たしてきたとは言い難い。

 こうした状況を改善しようと、県議会は2013年6月、議会が果たすべき役割や責任を示す「議会基本条例」を制定。基本理念には政策の立案・提言、行政監視機能の強化、県民への説明責任などに取り組むことを明記し、ようやく議会改革の一歩を踏み出した。 条例制定を受け、委員会では議員同士が意見をぶつけ合いながら論点を整理する「議員間討議」も始まった。ただ、これまで実際に討議になったのは13年12月の新幹線・鉄道問題対策特別委員会で北海道新幹線の貨物列車とのすれ違いによる減速問題をテーマにした1回だけに終わっている。

 毎年、全国の都道府県議会を対象に情報公開や住民参加などを調査している早稲田大学マニフェスト研究所の14年度「議会改革度ランキング」では、県議会は41位。前年の33位から順位を下げた。住民への議会報告会がないことや、議会の取り組みに対する評価機関がないことが低い点数につながったという。

 同研究所の客員研究員でもある佐藤淳・青森中央学院大学准教授(政治学)は「相次ぐ不祥事で全国の地方議会が変わり始める中、青森県議会は改革の流れに乗り遅れている。基本条例も『つくって終わり』で、改革したフリをしている」と手厳しい。「議員は地域住民の意見のスルーパスではなく、政策や事業のアイデアを練り上げる力量が問われている」と指摘している。

 県議会基本条例の前文にはこうある。「真の地方自治の確立を目指すためには、県民の意思を的確に把握し、県政に適切に反映させるとともに、県民に開かれ、信頼される議会の構築に一層努めなければならない」。県民の負託に応えるため、議会をどう変えるのか。改革の実効性が問われている。【森健太郎】

3581チバQ:2015/04/11(土) 01:47:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150410_11023.html
<仙台市議選>「輝くまち」議員手さぐり状態


地域政党の結成をアピールした仙台市議ら=7日、仙台市青葉区
拡大写真
 地域政党「輝くまち」を結成した旧みんなの党出身の仙台市議4人が、告示まで3カ月半に迫った仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)に向けてアピールに躍起だ。旧みんなの党が、自民、民主の二大政党に対抗する第三極の中心として期待を集めた前回(2011年)とは一変、大きな風は期待できない状況。新たな看板の下、手探りのまま前哨戦に突入した。

◎「原点に戻り地道に」/第三極、前回の追い風なく

 地域政党の結成を発表した翌日の7日早朝。輝くまちの仙台市議2人が仲間の地方議員4人とJR仙台駅前に立った。小雨降る中、「看板もなければのぼり旗もないが、みんなの党の原点に返って政策を訴えていく」と決意を表明した。
 メンバーは「既成政党に属さない選択をしたことで、地方議員としての立ち位置が明確になった」と手応えを感じる一方で、不安ものぞかせる。若手の一人は「前回はベテラン議員にも勝てる、トップ当選できると思った。それほど強い追い風だったが今回は違う。不安だ」と打ち明ける。
 前回、旧みんなの党から立候補した6人中4人が当選。うち3人が新人で、勢いを印象付けた。ただ4人でつくる会派「輝く仙台」は、定数55の市議会で2番目に小さい。今回は現職4人の議席維持が焦点で、党勢拡大には程遠い状況だ。
 新党旗揚げに他党関係者からは「地域政党というのは目新しい」と評価の声がある一方、「第三極の厳しい情勢は変わらない」「選挙に影響ない」と冷ややかな見方も出ている。
 会派を率い、「輝くまち」の代表にも就いた柳橋邦彦議員=泉区、6期=はこう力説する。
 「行政の徹底的な効率化といった、旧みんなの党の政策は間違っていない。前回は風で当選したとしても、地道な活動を続けていれば大丈夫なはずだ」


2015年04月10日金曜日

3582チバQ:2015/04/11(土) 09:10:46
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504090600001.html
保守分裂ダムも焦点/2015統一地方選
2015年4月9日10時35分
◆ 県議選激戦区から 最上郡区

 前回無投票だった最上郡区(定数2)は、4人が競う注目区となっている。

 ◆ 新顔2氏に2現職警戒

 ともに自民現職の伊藤重成氏、小松伸也氏に加え、同党参院議員岸宏一氏の長男岸倫一郎氏が無所属新顔として立候補し、保守が分裂。さらに、最上小国川ダム建設計画の見直しを訴える高桑順一氏も共産支持の無所属新顔として議席を目指す。

 「横一線の戦いです」。伊藤氏は5日、舟形町での街頭演説で、保守分裂を受けてこう訴えた。5期目を目指す伊藤氏は選挙になった1、3期目でトップ当選を果たしている。だが、陣営は支持者に向けた資料で、「現在の位置は『危険ゾーン』にいる状況」と記すなど、危機感を募らせる。

 立候補を表明した3月20日の会見で「ダム建設の見直しを主張する候補がいれば、私は選挙に出なかった」と述べた高桑氏は、小国川漁協理事でもある伊藤氏と同じく最上郡南部の舟形町に事務所を構える。陣営の事務局次長を務める高山信男・元大蔵村議は「個人演説会の代わりに、選挙カーでこまめにダム見直しを訴えている」。

 2期目を目指す小松氏は初の選挙戦。3月14日に真室川町で開いた県政報告会で、「いま自民党には力がある」と訴えた。陣営は、同じく最上郡北部を地盤とする新顔の岸倫一郎氏を警戒する。選対本部長を務める佐藤忠吉・真室川町議長は7日、「本人に実績がないとしても父親の影響力という、未知数の力がある」と本音を語る。

 金山町で3月29日にあった岸倫一郎氏の総決起大会には吉村美栄子知事が出席し、「私を応援してくださる県議を増やしていただきたい」と述べた。岸宏一氏は、「(自民)党に迷惑はかけるが、息子が決意した以上応援したい」。倫一郎氏は6日、取材に対して「父の力を頼るとか頼らないとかではなく、最上郡を変えていく選挙をしている」と述べた。(上田真仁)

3583チバQ:2015/04/11(土) 09:11:53
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504060600002.html
県議選激戦区から/2015統一地方選
2015年4月6日12時58分
 ◆ 三つどもえ、応援白熱/県議選激戦区から 東根市区

 過去2回、無投票で当選が決まった県議選東根市区(定数2)は、2月に無所属元職が立候補を表明したことで、激戦の様相を呈してきた。自民現職の2人のもとには自民党の国会議員らが応援に駆けつけ、民主の推薦と社民の支持を得た元職を民主党の衆院議員が支援。自民、民主の両党がしのぎを削る。

 ◆ 自・民の国会議員次々と

 3月29日夜、市内であった青柳安展氏の決起大会。「600人集まった」。満席のホールの壇上で、民主党県連会長の近藤洋介衆院議員は誇らしげに語った。

 青柳安展氏が立候補を正式表明したのは2月末。近藤氏の熱烈な要請を受けて、決意したという。

 青柳安展氏は12年前の県議選で初当選。県議辞職後、再び東根市議を務め、通算7期目の途中だった。

 昨年12月の衆院選で、東根市を含む山形2区から立候補した近藤氏は、自民党の鈴木憲和氏に約7500票差で敗れ、比例区で復活当選した。東根市では、約2700票もの差をつけられた。告示後の5日には青柳安展氏とともに街頭に立ち、「市議会議長も務めた安展候補を、ぜひ県議会に送ってあげて下さい」と声を張り上げた。

 陣営は、吉村美栄子知事が事務所を訪れた際の映像を決起大会で流すなど、知事との友好関係を強調。「党派を超え、幅広い支持を集めたい」(陣営幹部)と意気込む。

    ◇

 告示日の3日、自民党県連会長の遠藤利明衆院議員が第一声に駆けつけたのは、東根市区の野川政文氏と青柳信雄氏=いずれも自民現職=の陣営だった。

 野川氏の事務所では、マイクを手に「(自分の選挙区の)山形市ではなく、まずここに来たのは、(県連)幹事長を当選させることが大事だからだ。いま吉村知事ですが、議会は自民が過半数。自民がウンと言わなければ県政は動かない。その取りまとめが野川さん」と力を込めた。エールをもらった野川氏は、「(初当選した)20年前の初心に戻ってやり直そうと思う。東根から山形を変えていきたい」と支持者に訴えた。

 市内を回り、市民との対話に時間をかけてきた野川氏。だが、陣営幹部は青柳安展候補の動員力を警戒する。5日には、野川氏と個人的に親交のある中谷元・防衛相が応援に入り、支持を呼びかけた。

    ◇

 「当選しても1期目では何もできない。信雄さんは(県議を)3期もやっている。ここでさらに信雄さんを県議に押し上げていただければ、皆さんのお話も実現できる」。5日にあった青柳信雄氏の街頭演説。応援に駆けつけた鈴木衆院議員がマイクを握った。青柳信雄氏も「非常に厳しい戦い。どうぞ力を貸していただきたい」と訴えた。

 青柳信雄氏は、2013年の知事選で吉村知事を支援、3月29日に事務所で開いた決起集会で知事と握手し、「(県議会で)厳しいことも申し上げているが、協力できることは協力している」と集まった人たちの前で述べた。告示後は、鈴木氏や大沼瑞穂参院議員が連日のように駆けつけ、街頭で応援演説を行っている。

    ◇

 青柳安展陣営幹部は「現職は強いが、事務所の雰囲気はいい」と意気込む。自民現職の2陣営の幹部は「3人が横一線。現職としての実績を地道に訴えていきたい」と話す。(井上潜)

3584チバQ:2015/04/11(土) 09:12:20
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504070600001.html
16年ぶり選択の機会/2015統一地方選
2015年4月7日10時05分
◆ 定数1 新顔4氏せめぎ合い/県議選激戦区から 村山市

 2002年の県議補選から無投票が続いていた村山市区(定数1)は、今回、一転して4人の新顔が立候補する混戦模様となっている。自民公認と無所属の候補が競って支持を訴え、有権者が1999年以来、16年ぶりに一票を投じる機会が訪れている。

 3月30日夜、村山市民会館で、村山青年会議所主催の公開討論会が開かれた。壇上には、自民公認の能登淳一氏(60)と、いずれも無所属の菊池大二郎氏(32)=民主推薦=、須藤和幸氏(64)=社民推薦=、長谷川元氏(42)の4人が顔をそろえ、約400人が訴えを聞いた。

 村山市区では、自民公認(補選当時は無所属)の児玉太氏(44)が2002年の補選以来、4期連続で無投票当選を重ねていた。児玉氏は昨年4月、5期目を目指す意思を表明。対抗して名乗りを上げたのが、市議の長谷川氏だった。

 長谷川氏は今月5日の演説会で「新聞にも出ていたが、無投票当選は無免許運転と同じ。村山市の県議は、十数年間も無免許運転だった」と批判。隣の東根市と比べても、子育て支援や教育などの点で遅れているとして、「止まったままの村山の時計を進めなければいけない」と訴えた。

 児玉氏は長谷川氏の立候補表明後、「健康上の不安」を理由に立候補を取りやめ、自民は代わりに昨年9月、市議会議長も務めた党村山市支部長の能登氏を擁立した。11月には菊池氏が、今年2月には須藤氏が相次いで立候補を表明。ある陣営は「現職が辞退して、みんな勝てると見込んだんじゃないか」とみる。

    ◇

 「今の村山には、市、県、国の強いパイプがある。そのパイプを絶やしてはいけない」。能登氏は、3月末の座談会で、こう強調した。告示後の街頭演説や個人演説会には、鈴木憲和衆院議員や大沼瑞穂参院議員らが連日応援に駆けつけている。9日夜の演説会には、志布隆夫・村山市長も来る予定だ。

 一方、民主推薦の菊池氏は、「政党色は出さず、候補者個人をPRする」と話す。父の汪夫氏は、選挙となった1999年の県議選村山市区で自民公認として再選を果たし、その後、村山市長を務めた。菊池氏は「自分は政治の経験がないからこそ、村山を変えられる」と、市議出身の3候補との違いを訴える。

 無所属で、社民の推薦を受ける須藤氏は、吉村県政との距離の近さをアピール。5日の個人演説会で社民党県連合の吉泉秀男代表は「須藤さんは吉村知事とはあうんの呼吸だ」と述べ、須藤氏も「吉村知事は、自然と文明が調和した社会をつくると言っている。私も同じ気持ちだ」と応えた。

    ◇

 16年ぶりの選挙戦について市内に住む70代の男性は「無投票が続いて、県議会そのものへの興味も薄れてしまっていた。選挙になったのはいいこと」と歓迎する。だが、4陣営のなかには、有権者の盛り上がりが感じられないと、心配する声もある。ある陣営幹部は「(市中心部の)楯岡は、選挙カーで呼びかけても反応が悪い。周りの人同士で遠慮し合っているのか、そもそも関心がないのか」とこぼす。別の陣営では、「16年間も選挙がなかったんだ。みんな、県議選があるという実感がないんじゃないか」との声もある。(松本紗知)

3585チバQ:2015/04/11(土) 09:12:57
http://www.asahi.com/articles/CMTW1504090600002.html
県議選山形市区/2015統一地方選
2015年4月9日10時43分
◆ 視線の先は市議・市長選

 「今回は市議選、市長選の前哨戦ともいえる選挙だ」。県議選山形市区(定数9)での個人演説会では、応援の弁士からこのような言葉が聞かれる。自民、民主など5政党が公認する現職9人と無所属新顔1人の10人の争いだが、各党の視線は19日告示の市議選、さらに9月6日に告示される市長選に向いている。

 ◆ 「拮抗」「奪還」可能性見据え

 「市議会の中で引き続き伊藤美代子さんに活躍してもらい、伊藤さんから情報を頂きながら県に対処していきたい」。7日夜、住宅地の公民館で開かれた個人演説会。社民現職は約15分間の演説を、同席した市議への激励で締めくくった。

 「選挙サンデー」の5日、七日町のデパート前で行われた共産現職の街頭演説では、選挙カーの上に、県議選の候補者とともに、市議選に立候補する3人の現職と新顔1人が並び、佐藤亜希子市議が「3人だった市議を4人へと、力を強めることができますようお願いします」と訴えた。

 告示前の3月27日に開かれた公明党の講演会でも、昨年の衆院選比例東北ブロックで初当選した真山祐一氏が「県議選が終わると市議選があります。あわせてご支援を」と呼びかけた。

 各党が市議選を重視するのは、市川昭男市長と市議会との関係に変化が生じる可能性があるからだ。

 現在の市議会(定数35)は、4年前の市長選で市川市長を支援した民主、共産、社民各党など与党系が19人(議長、副議長を含む)を占め、自民系と公明の計15人を上回っている。

 定数が2減の33となる今回の市議選では、公明が現職の2人に加えて新顔1人を擁立。引退議員が与党系3人に対し、自民系は1人にとどまることから、選挙結果によっては、与野党の勢力が拮抗(きっ・こう)する可能性もあると見られている。

 さらに自民が目指すのは金沢忠雄市長時代以来、主に現在の民主・社民系が担ってきた市政の「奪還」だ。

 現在3期目の市川市長は次期市長選への対応について「白紙」との考えを繰り返しているが、前回約1万票差で敗れ、再挑戦に向けて自民の推薦を得た佐藤孝弘氏は自民、公明両党候補の応援に回っている。

 4日夜、市西部の公民館で開かれた自民現職の個人演説会で、佐藤氏は「県議選、市議選、市長選をひとつの選挙だと思っていただきたい」と語り、地方創生の実現には国・県・市の連携が欠かせないと強調。さらに近くの小学校の改築について「1期目の4年のうちに建て替えをします」と明言し、約200人の聴衆から拍手を受けていた。(戸松康雄)

3586名無しさん:2015/04/12(日) 16:27:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&amp;k=2015040700729
村長、出直し選不出馬=セクハラ問題受け辞職-宮城県大衡村

 女性職員へのセクハラ問題で村議会による不信任決議を受け、議会を解散するとともに辞職願を提出していた宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)が7日記者会見し、出直し村長選に出馬しない意向を表明した。8日付で辞職する。村長・村議選は21日告示、26日投開票の日程で行われる。

 跡部村長をめぐっては、3月、女性職員が性的関係を迫られるなどセクハラやパワハラを受けたとして、損害賠償を求めて仙台地裁に提訴した。村長は7日の会見で、一連の騒動について「村民の皆さんにおわび申し上げたい」と謝罪。セクハラなどに関しては「していない」と否定し、訴訟で請求棄却を求め争う姿勢を示した。 (2015/04/07-19:08)

3587チバQ:2015/04/12(日) 20:07:31
>>3575-3576
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/05/article_03.jsp
連載企画:終盤情勢
[下]
潟上市、大仙市・仙北郡、横手
潟上市(定数1―2) 新人同士激しい戦い

 ともに新人の鈴木雄大(44)=自民=と佐藤敏雄(42)=無所属=が激しく競り合っている。有権者の約6割、約1万8千票を抱える天王地区の票の行方が勝敗を分けそうだ。

 鈴木は地元の天王地区北部の湖岸を中心に支持拡大を目指し、昭和地区でも一定の支持を得ている。無投票当選した周辺選挙区の自民県議が応援に入るなど、自民、公明支持層の票を固めつつある。

 佐藤は地元の天王地区南部の追分を中心に浸透を図っている。応援するこだま祥子県議、石川光男市長の支持者を取り込んでいるほか、企業への支持拡大に努める。非自民支持層にも浸透しつつある。

 天王地区の一部に広がる新興住宅地では、多くの浮動票が見込まれる。鈴木、佐藤両陣営とも市内全域をくまなく回りながら、浮動票を奪い合う展開となっている。

大仙市・仙北郡(定数5―6) 現職、票の上積み図る

 安定した地盤を持つ現職5人を新人が追う展開。有権者の約35%が集中する大曲で激しい票の奪い合いになっている。

 渡部英治(65)=無所属現=は大曲を地元とする唯一の候補。連合秋田の組織票に加えて保守系からも支持を集め、浮動票の上積みを図る。

 社民党推薦の加藤麻里(57)=無所属現=は労組票をまとめ、地元の仙南、支援を受ける元県議の地盤大仙市西部の両地域で浸透している。

 原幸子(44)=自民現=は出身地の仙北を固めつつある。周辺の美郷町や大曲、居住地の西仙北にも食い込み、無党派層の取り込みに懸命。

 旧西仙北町長の小松隆明(67)=自民現=は地元を中心に周辺の神岡、南外、協和を主戦場として手堅く支持を広げ、大曲での得票も狙う。

 中仙、太田を基盤とする大野忠右エ門(77)=自民現=は選挙区全域にある後援会をフル稼働させ、候補者不在地域の掘り起こしを図る。

 3月下旬に出馬表明した冨岡昭(64)=共産新=は出遅れを挽回しようと街頭演説を繰り返す。共産票のほか、大曲の浮動票獲得を目指す。

横手市(定数4―5) 現職先行し新人追撃

 盛り上がりに欠けたまま後半戦に突入。前回選挙で引退した元県議の票の動きが読めないまま、先行する現職4人は票固めを急ぎ、新人が追撃する。

 前哨戦から活発に動いた鶴田有司(62)=自民現=は組織をフル稼働し大票田旧横手市で優位な戦いを展開。組織を引き締め上位当選を狙う。

 前回トップ当選の柴田正敏(64)=同=は地盤の雄物川、大森など西部を固める守りの選挙。農村地帯を回り、手堅く票を取り込んでいる。

 土谷勝悦(66)=無所属現=は地盤の十文字、増田に浸透。連合秋田の組織票に加え、票の上積みを目指して旧市にも切り崩しをかける。

 小原正晃(38)=民主現=は寺田学衆院議員らの応援を受け旧市で追い上げる。民主票と労組票を固めつつ女性や若者ら浮動票の獲得を狙う。

 我妻桂子(60)=共産新=は3度目の挑戦で知名度が上昇。全国的な党勢拡大を追い風に共産票のほか、非自民支持層などの取り込みを図る。

(敬称略)

(2015/04/11 付)

3588チバQ:2015/04/12(日) 20:07:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150409ddlk05010259000c.html
’15統一地方選:県議選の注目区/上 秋田市 定数削減で激戦必至 /秋田
毎日新聞 2015年04月09日 地方版

 ◇秋田市
 定数が最も多い県都・秋田市選挙区は今回も激戦が確実視されている。今回から定数が1削減されて12となったことや、2011年の前回選で1、2位当選を飾った自民党の有力者2人が国政に転じたことが背景にある。現職といえども安泰ではなく、各候補者がしのぎを削っている。

 候補者は前回よりも3人減って16人(現職10人、元職1人、新人5人)。当選ラインの上昇が見込まれるうえ、新人は市議からのくら替え出馬が含まれており現職が必ずしも有利とは言い切れない。

 国政政党が並ぶ選挙区で異彩を放つのは、自民党の強気な選挙戦術だ。公認候補を前回よりも2人増やし7人としたのだ。前回、無所属で当選した候補がその後自民党入りした事情を抜きにしても、いずれも1人の擁立にとどまる民主、公明、共産、社民の各党との違いは明らかだ。

 前回選で1万4735票を獲得しトップ当選した冨樫博之衆院議員と、1万1544票で2位当選した中泉松司参院議員の票の行方にも関心が集まる。

    ◇

 社民現職の石川ひとみ氏は自治労の推薦を受け、3選と党勢の回復を目指す。

 無所属元職の石川錬治郎氏は3月中旬に出馬を表明。政治への無関心を問題視する。

 無所属現職の丸の内くるみ氏は、連合秋田の推薦を受け秋田杉による産業振興を訴える。

 無所属新人の鳥井修氏は連合秋田が推薦し、出身の東北電力も労働組合が支援する。

 共産新人の加賀屋千鶴子氏は昨冬衆院選に出馬した山内梅良氏の議席奪還を目指す。

 自民現職のまるさん(菅原博文氏)は、無所属当選後自民党入り。党支持層へのさらなる浸透を図る。

 自民新人の鈴木健太氏は選挙区最年少候補で若さをアピールし知名度アップを目指す。

 自民新人の今川雄策氏は元市議。地元で引退する瀬田川栄一氏の地盤を引き継ぐ。

 自民現職の北林康司氏は、「まだまだ秋田の復活のために働ける」と8選を目指す。

 自民現職の最上英嗣氏は13年4月の補選で初当選。港湾整備の重要性を訴える。

 無所属現職の三浦茂人氏は地盤の外旭川で支持拡大を図り、票の上積みと再選を目指す。

 公明現職の田口聡氏は前回1万1000票余で3位当選。党支持層以外にも浸透を図る。

 無所属新人の黒崎一紀氏は、補選も含めて5度目の県議選挑戦で初当選を目指す。

 自民現職の竹下博英氏は地盤の旧河辺郡以外でも浸透すべく、農家の所得向上を訴える。

3589チバQ:2015/04/12(日) 20:08:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150410ddlk05010249000c.html
’15統一地方選:県議選の注目区/中 能代市山本郡 引退議員票獲得争い /秋田
毎日新聞 2015年04月10日 地方版

 ◇能代市山本郡
 現職4人のうち2人が今期限りの引退を表明し、4新人と残る現職2人が争う。4議席を巡って各候補が奔走し、引退議員の支持基盤からの票の掘り起こしを模索している。

 引退するのは、いずれも4期務めた自民党の武田英文氏と社民党の宮腰誠氏。2011年の前回選で武田氏は約1万2800票、宮腰氏は約7800票を獲得した。得票は合わせて2万票を超える。それぞれの地盤を引き継ごうとする候補はいるが、他候補もこの機に乗じて知名度アップ、支持拡大をもくろむ。

 党派別で、自民党は前回より1人多い3人を擁立し勢力拡大の姿勢を打ちだした。ただ、票の奪い合いとなれば共倒れのリスクも生じかねない。残る3人はいずれも無所属だ。

    ◇

 自民党新人の佐藤信喜氏は元三種町職員。郡部出身の県議が必要と強調し、県とのパイプ役を目指す。旧八竜町を地盤に旧山本、琴丘両町や能代市内への浸透も図る。「郡南部から16年ぶりの県議を」との期待がかかる。

 別の自民党新人、高橋武浩氏の後援会長は引退する武田氏。武田氏の地盤、旧二ツ井町や藤里町の支持層をてこにして他地域もうかがう。陣営は「東部(旧二ツ井、藤里町)議席を失うな」と組織の引き締めにかかる。

 無所属新人の吉方清彦氏は4度目の挑戦。過去2回は民主党公認で今回は無所属に転じた。無党派層への浸透を図る。地場産業の育成が必要だと強調し、前回得票(約6100票)から支持を拡大し悲願の議席を目指す。

 無所属現職の中田潤氏は会社経営の立場から地方創生について「一番やるべきことは若者の雇用の場をつくること。このままでは地方は消滅する」と強調。能代市内の地盤に加え、武田氏の地盤の区内東部浸透を図る。

 自民党現職の能登祐一氏は県議会議長。旧能代市の経済団体などの支持基盤を固め、応援演説には斉藤滋宣・能代市長が駆けつける。「言うべきことは言う、やるべきことはやる」と強調しさらなる支持拡大を図る。

 無所属新人の薄井司氏は能代市職員を辞職し、引退する宮腰氏の実質的後継として立候補。宮腰氏の地盤を引き継ぎつつ、社民党県連や連合秋田、自治労の推薦を受ける。「非自民票」の受け皿を目指し支持を訴える。【田村彦志、池田一生】

==============

 ◇能代市山本郡(定数4−6)
佐藤信喜 40 [元]三種町職員 自新

高橋武浩 53 会社役員 自新

吉方清彦 44 僧職 無新

中田潤 68 会社社長 (3)無現

能登祐一 68 会社顧問 (5)自現

薄井司 54 [元]市職員 無新

3590チバQ:2015/04/12(日) 20:08:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150411ddlk05010201000c.html
’15統一地方選:県議選の注目区/下 由利本荘市 浮動票の動向カギ /秋田
毎日新聞 2015年04月11日 地方版

 県都・秋田市とともに今回から定数が削減された由利本荘市選挙区。2011年の前回選も集票力が伯仲していた4人の現職が、生き残りを懸けて激しく競り合っている。

 1市7町が合併した由利本荘市にあって、4人の地盤や支持層はきれいに色分けされていた。だが、定数削減の原因にもなった人口減少は、特に郡部で顕著だ。各候補とも他地域での票の掘り起こしに余念がない。前回のトップ当選と4位当選との差は900票余。特定の候補を支持しない浮動票の動向がカギとなりそうだ。

 地元から輩出している衆院議員2人の動きも、当落に影響を及ぼす可能性がある。維新の党の村岡敏英氏(比例)は自民党候補2人、無所属候補1人について、党派を超えて支援する。自民党の御法川信英氏(秋田3区)がバックアップするのは別の自民党候補1人だけ。昨年12月の衆院選で激突した両氏のさや当ても、選挙戦の行方を占ううえで決して無視できない。

    ◇

 「現職の誰かが落ちる。生き残りを懸けた選挙だ」。自民党現職の佐藤健一郎氏は繰り返し訴える。前回9843票でトップ当選しながらも得票は前々回から約2000票ダウン。地盤の矢島、鳥海地区だけでなく、票田の本荘地区への浸透が課題となる。

 その本荘地区を地盤とする無職属現職の三浦英一氏は前回4位。維新の党の村岡氏の支持層を大きく取り込みたいところだ。さらに民主党、共産党などを支持する非自民票の受け皿になるべくアピールする。本荘地区を中心に自転車を活用し、若さを強調している。

 自民党現職の加藤鉱一氏は元岩城町長。「合併に関わった当事者として地域課題を解決することが責任」と訴える。町長時代からの人脈を生かし支持拡大を図る。一方で「当選しても落選しても100票単位の差では」と、横一線の戦いに危機感を募らせている。

 自民党現職の小田美恵子氏は選挙区唯一の女性候補。主婦や母親の立場からの県政運営が必要だと主張する。衆院議員の御法川氏は応援演説で「小田さんが当選しないと地方創生は成し遂げられない」と、政府・与党の威光を最大限活用したい考えをにじませた。【松本紫帆】

==============

 ◇由利本荘市(定数3−4)
佐藤健一郎 63 会社役員(6)自現

三浦英一 59 学習塾経営(3)無現

加藤鉱一 66 [元]岩城町長(2)自現

小田美恵子 68 [元]本荘市議(4)自現

3591とはずがたり:2015/04/13(月) 08:48:57
(青森県)
自民29 過半数…県議選
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20150413-OYTNT50139.html?from=yartcl_popin
2015年04月13日

 統一地方選前半戦の県議選は12日、投票が行われ、即日開票された。16選挙区のうち、無投票当選した5選挙区の5人を含む県議48人の顔ぶれが決まった。自民党は29議席で単独過半数(25議席)を維持し、県議会で引き続き主導権を握ることになったが、現有議席から1議席減らした。公明党は堅調な戦いぶりで2議席を獲得した。一方、民主党は現有6議席の維持にとどまり、党勢の拡大に向けて戦略の立て直しが急務となる。共産党は28年ぶりに3議席を獲得し、社民党は議席を奪還することはできなかった。

3592名無しさん:2015/04/13(月) 19:35:02
.
平野氏が岩手知事選出馬へ 元復興相
04/13 11:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0122739.html

 任期満了に伴う9月の岩手県知事選で、元復興相で参院岩手選挙区選出の平野達男氏(60)が出馬に向け最終調整していることが13日、関係者への取材で分かった。知事選には既に現職の達増拓也氏(50)が3選を目指して立候補する意向を表明している。

 平野氏は14日にも盛岡市で記者会見し、正式表明する。

 平野氏は、2013年参院選の直前に民主党に離党届を出し、無所属で3選を果たした。同氏を支援した岩手県議らが今年3月、「東日本大震災からの復興の手腕に期待できる」と知事選への出馬を要請、平野氏は態度を保留していた。

 自民党県連も平野氏の出馬に期待感を示している。

3593チバQ:2015/04/14(火) 22:49:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150414_21039.html

<統一選>ベテラン2氏共に落選・弘前

 青森県議選の弘前市選挙区(定数6)で、前回(2011年)上位当選したベテランの現職2人がそろって落選した。同選挙区は現職6、新人3の計9人が立候補する激戦となり、若手の新人2人が当選。高齢多選をよしとしない有権者の意思を反映した結果で、新旧交代を印象付けた。

 落選したのは無所属の相馬〓一氏(78)と自民の西谷洌氏(70)。相馬氏は弘前市長や県議7期を務め、前回は1万284票を集めてトップ当選した。農家の所得向上などを訴えたが、支援者の高齢化などを背景に得票は7208票にとどまった。
 西谷氏も党県連幹事長や県議会議長を務めた重鎮で、前回は1万38票で相馬氏に続く2位だった。前回当選後に喉頭がん治療で声帯を切除。声を失って厳しい選挙戦を強いられた上、自民新人の谷川政人氏(45)に若い支持者が流れ、得票は5962票だった。
 谷川氏は同選挙区を地盤とする木村太郎衆院議員(青森4区)の後押しを受け、組織力を生かして票を積み上げた。弘前市議を1期務めた無所属の菊池勲氏(33)も、最年少候補者として松下政経塾出身を前面に押し出し、浮動票を取り込んで議席を奪った。
 同選挙区の当選者の平均年齢は前回を7.7歳下回る50.3歳。当選した陣営の幹部は「議会で満足に活動できない年長の議員は後進に道を譲るべきだ」と世代交代の意義を強調した。

(注)〓は金偏に昌


2015年04月14日火曜日
関連ページ:青森政治・行政

 ◇弘前市(定数6−9)
当 10590 安藤晴美 63 共現

当  9622 谷川政人 45 自新

当  9347 川村悟 67 無現

当  8801 岡元行人 50 自現

当  8561 菊池勲 33 無新

当  8403 斉藤爾 44 自現

   7208 相馬〓一 78 無現

   5962 西谷洌 70 自現

   5073 鶴賀谷貴 52 民新

3594チバQ:2015/04/14(火) 22:50:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150414_31003.html
<岩手知事選>かつての同門、神経戦の様相

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投票)は、「県民党」を掲げて3選を目指す現職の達増拓也氏(50)に、元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=が挑む構図が濃厚になった。かつて2人は小沢一郎衆院議員(岩手4区)の下で政治行動を共にした元同志。各政党の戦略も複雑に絡み、「同門対決」の始まりは神経戦の様相だ。
 「県民としても、個人としても裏切られた思いだ」。達増氏は13日の定例記者会見で、平野氏の動向を問われ、こう言い切った。
 達増氏は自由党衆院議員だった2001年、同党公認で参院選岩手選挙区に初挑戦した平野氏の選対本部長を務めた。選挙戦は平野氏が自民候補を約5900票差でかわした。
 「当選してもらうため一生懸命やった。それを辞めて知事選に出るというのは裏切りだ」と達増氏。平野氏への連携をにじませる自民党に対しても「裏切りの政治にくみすることになる」とけん制した。
 対する平野氏。これまで知事選に関しては「いろんな声があることは事実で、無視はできない」と意味深長な発言をしてきた。
 民主党政権時代に復興相を務めた後、党を離れて保守層への浸透を模索。最近は精通する農林水産分野で地元の振興策をアピールする局面が多くなった。ある政党関係者は「タイミングを慎重に測っていたのだろう」と推測する。
 政党の動きも加速する気配だ。自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は3月に「各界から平野氏への期待感はある」と発言。県民党を打ち出した達増氏に対抗する有力候補であることを暗に示した。
 候補擁立を見送った民主党県連は、対決構図を見極めた上で対応を決める方針。連合岩手は達増氏の推薦を決めている。
 達増氏支援を明言している小沢氏の動向も焦点の一つとなりそうだ。


2015年04月14日火曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3595チバQ:2015/04/14(火) 22:51:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150414_11018.html
<大衡村長選>2新人の一騎打ちか
 大衡村の跡部昌洋前村長の辞職に伴う出直し村長選(26日投開票)は、21日の告示まで1週間となった。いずれも無所属新人で、前村議の赤間しづ江氏(67)と、前村議会議長の萩原達雄氏(66)の2人が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。
 赤間氏は、跡部氏が辞表を出した先月19日に立候補の意思を固めた。「住民が声を上げにくい閉鎖的な村政を変えたい。しがらみのない政治を目指し、女性の笑顔が輝く村にする」と訴える。
 萩原氏は、前村議9人の要請で先月21日に立候補を決意した。「従来の政策は大筋で引き継ぐ。村長の多選制限条例を検討し、企業誘致だけでなく、農業振興にも力を注ぎたい」と主張する。
 跡部氏は7日の記者会見で、体調不良を理由に不出馬を表明。立候補予定者説明会に出席した自民党の元衆院議員大久保三代氏は、河北新報社の取材に対し、出馬しない意向を明らかにした。
 不信任決議案を可決された跡部氏による村議会解散に伴う村議選も同日程で行われる。定数14に対し、前職11人、元議員2人、新人1人の計14人が立候補の準備を進めている。
 3月1日現在の有権者は4565人。


2015年04月14日火曜日
関連ページ:宮城政治・行政統一選

3596チバQ:2015/04/14(火) 22:53:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150413_51007.html
<統一選>最上/初陣岸さん、広がり欠く


初陣を飾れず硬い表情の岸倫一郎さん。右は父親で参院議員の宏一さん=12日午後10時5分ごろ、山形県金山町の事務所
拡大写真
 山形県議選最上郡選挙区(定数2)は、無所属新人で自民党の岸宏一参院議員(山形選挙区)の長男倫一郎さん(40)が初陣を飾れず、自民現職の2人が議席を死守した。
 金山町の事務所に落選の報が入ると、支持者からため息が漏れた。倫一郎さんは「期待に応えられず申し訳ない」と頭を下げた。
 宏一さんと後援会の全面支援を受け、地元金山町で圧勝したが他町村では伸びを欠いた。「政治生活50年の総決算」と話し、応援に駆けずり回った宏一さんは「ご苦労さんと言いたい」と言葉少なに語った。
 地盤が近く、危機感を抱きながらも再選された小松伸也さん(52)は「厳しい選挙を勝たせてもらった」と満面の笑みを見せた。


2015年04月13日月曜日

 ◇最上郡(定数2−4)
当  9990 小松伸也 52 自現

当  9799 伊藤重成 59 自現

   7091 岸倫一郎 40 無新

    999 高桑順一 69 無新

 =選管最終発表

3597チバQ:2015/04/14(火) 22:56:50
>>3532>>3560

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150413_41006.html
<統一選>潟上/新人対決 鈴木さん制す


当選を決め、支持者から花束を受け取る鈴木さん=12日午後10時ごろ、潟上市天王の事務所
拡大写真
 秋田県議選で、全14選挙区のうち自民党が唯一議席を持たない潟上市選挙区(定数1)では、自民公認で元県職員の鈴木雄大さん(44)が、無所属の元潟上市議佐藤敏雄さん(42)との新人同士の一騎打ちを制し、空白区を解消した。
 事務所で花束を受け取った鈴木さんは「潟上と県とのパイプ役になり、古里を成長させるために全力を尽くしたい」と笑顔で語った。
 選挙戦では、県連会長の金田勝年衆院議員(秋田2区)や無投票当選を決めた県議らが相次いで応援に入るなど、県連の手厚い支援を受けた。引退する非自民の現職の後継として出馬し、石川光男市長が後押しした佐藤さんの猛追を振り切った。


2015年04月13日月曜日

 ◇潟上市(定数1−2)
当  9162 鈴木雄大 44 自新

   6524 佐藤敏雄 42 無新

 =選管最終発表

3598チバQ:2015/04/14(火) 22:57:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150413_21005.html

<統一選>十和田/中野渡さん知名度不発


落選が決まり、支持者に頭を下げる中野渡さん=12日午後10時20分ごろ、十和田市相坂の事務所
拡大写真
元衆院議員の知名度をもってしても保守地盤を崩せなかった。無所属新人の中野渡詔子さん(44)は、十和田市選挙区(定数2)で自民党の現職2人に敗れ、涙をのんだ。
 組織力で勝る自民候補に、機動力で対抗した。住宅街の路地裏まで選挙カーで回り、農業者の所得向上などを訴えたが、一歩及ばなかった。
 2009年の衆院選青森2区に民主党から出馬し比例東北で復活当選したが、12年と14年は維新の党などから出て落選した。足元から政治を変えようと2月、県政への転身を決めた。
 落選が決まると事務所は静まり返った。中野渡さんは頭を下げながら「多くの人に支えてもらったのに、申し訳ない」と語った。


2015年04月13日月曜日


 ◇十和田市(定数2−3)
当 10035 丸井裕 58 自現

当  9783 田中順造 65 自現

   6552 中野渡詔子 44 無新

 =選管最終発表

3599チバQ:2015/04/14(火) 23:27:13
>>3593
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150414111737.asp
2015年4月14日(火)
世代交代の風」各界衝撃/県議選・激戦の弘前市区



 12日投開票の県議選で、県内屈指の激戦区となった弘前市区は前回1、2位当選のベテラン現職が涙をのみ、代わって30代、40代の新人2人が当選する波乱の展開で幕を閉じた。市内各界は大きな衝撃を受けつつも、多くの関係者は、世代交代の風が吹いた-と受け止める。津軽の中核都市・弘前政界への新時代到来を印象付けた。

 「障害を持ったということが、なかなか(有権者の)皆さんに理解されなかったことが残念」。12日夜、自民党重鎮・西谷洌氏の事務所に落選の報が入ると、後援会連合会の菊池清二会長は敗因を語り支持者に頭を下げた。病気の治療に伴い声帯を除去した西谷氏だが病状は回復。機器を使った発声で、日常会話に支障はない。だが、結果は前回より約4千票減らした。

 木村太郎衆院議員の秘書を務めた前弘前市議・谷川政人氏が同党の4人目の公認候補として名乗りを上げたほか、西谷氏と同じく商工関係団体などに基盤を置く前弘前市議・菊池勲氏の出馬で得票が分散した-とみる関係者も。事実、前回は西谷氏を支えた複数の市議が今回、谷川氏支援に回った。ただ、ある市議は「自民党市支部長の西谷さんは市政界の要。落としてはいけない人だった」と複雑な心境を吐露した。

 一方、前回トップ当選の元市長・相馬しょう一氏は大小約50の後援会を抱え、農村部を中心に地盤を築き上げてきたが、前回より3千票以上の減。後援会連合会の森下富雄事務局長は「これまでは農家を継ぐと自然に後援会に入ってくれたが、今は跡継ぎがいない」。農業後継者不足、若年層への浸透が難しかったことを敗因に挙げた。

 12日夜、初当選した谷川、菊池両陣営に顔を出した葛西憲之市長。13日の取材で「若い人たちへの期待という、時代の思いが結果として表れたイメージはある」と分析した。

 西谷氏の友人として応援マイクを握った弘前商工会議所の永澤弘夫会頭も「どこかで世代交代しなきゃならない。それが今回、顕著に出ただけ。当選した若い2人は、さらに人間としての磨きを掛け、山積する難題に果敢に向かってほしい」と話した。

 木村派、旧田沢派、旧竹内派という旧来の政治の枠組みが今なお底に流れるとされる津軽地方。だが、県議選の結果にベテラン市議の一人はこう語った。「60代以上の我(われ)々(われ)は、表面的にうまくやっていても、派閥間のしこりや選挙の恨みが一生残る。だが、谷川や菊池のような若い世代は、弘前を良くする施策であれば協力できる。むしろ、そうならなければいけない」

3600チバQ:2015/04/14(火) 23:28:32
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150414111737.asp
2015年4月13日(月)
西谷さん、病回復も思い届かず/県議選・弘前市区

 県議会議長や自民党県連幹事長など要職を歴任し、6選を目指した重鎮・西谷洌さん(70)は弘前市区の混戦を抜け出すことはできなかった。同市山下町の事務所。落選の報が伝わると、涙ぐむ支持者を前に「結果は結果として受け止めないといけない」と敗戦の弁を述べた。

2位当選だった前回と一転、逆風の選挙戦だった。喉頭がんの治療に伴い、声帯を除去。政治家として大切な声を失い、闘病中は進退を迷ったという。

 だが、「同じように大病を患い苦労している人や、その家族の声を県政に届けることが、自らに課せられた天命」と出馬を決断。のど元に機器をあて食道を震わせる発声法の練習を重ね、今ではほぼ聞き取れるほどまでに回復した。

 告示後は精力的に選挙区を回り、医療・福祉政策の拡充を訴えた。さらに「友人として、西谷さんの声になりたい」とマイクを握った永澤弘夫・弘前商工会議所会頭の言葉通り、陣営が一丸で「声」となってサポート。だが、支持基盤が重なる有力新人の台頭などで、票をつなぎ止めることはできなかった。

 声を失った中、西谷さんは「(選挙は)私の挑戦だった。私なりに納得できる部分もある。こういう状況で一生懸命応援してくれた皆さんに感謝したい。これでめげるような私ではない」と支持者をねぎらった。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150413105408.asp
2015年4月13日(月)

相馬さん「政治一区切り」/県議選・弘前市区

 「読めない戦だった。政治はこれで終わりになるが、いろんな面で社会のためにも頑張っていかなきゃならない」。今県議選で最年長候補者の相馬しょう一さん(78)は午後10時50分、弘前市元大工町の事務所で敗戦の弁を述べた。唇を強く結び、引退を示唆した。

 「長年の政治の集大成」と意気込んだ今回の選挙では、幾度となく「厳しい戦い」と漏らした。危機感を強め、1日100軒以上、支持者らを回ったこともあったという。支持者の高齢化によって往年の組織力が弱まり、最後まで手応えをつかみ切れなかった。

 11日夜には「いつもであれば『あすは大丈夫』と言えるんだが、今回はそこまで言えない状況だ」とこぼしていた。

 支持者の前に現れた相馬さんは、深々と頭を下げた。「私自身は相当歩いた。支持者も高齢化してるから、投票所まで行かない人もいる」と敗因を振り返った。

 今後は税理士の活動を続ける。「一区切りだろうね。やることはやった。市議会議員に出たときから言うべきことは言うという考えは変わってない。(新議員は)議会は行政のチェック機関だということを忘れてはならない」と笑顔も見せた。

※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」

3601チバQ:2015/04/14(火) 23:30:26
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150413105328.asp
2015年4月13日(月)
奈良岡さん、10票差「力不足」/県議選・青森市区

 青森市区の奈良岡央さん(58)は、同市安方1丁目のウイークリー翔ホテルチトセで支持者を前に「力不足をおわびします。申し訳ありません。まだまだ政治に対する情熱はあるので、今後のことは皆さんと相談して考えていきたい」と敗戦の弁を語り、深々と頭を下げた。

 前回、最下位当選だった奈良岡さんは「過去2回の県議選は、最下位当選者が次の選挙で落選している」と、告示前から不安を口にしていた。

 今回、陣営は「風は吹かない。投票率アップによる浮動票は見込めない」と踏み、前回得票並みの7千票を目標に基礎票固めに奔走。奈良岡さんは「一番弱い候補だから攻めるしかない」と、知人らから紹介を受けた企業や団体を毎日のように訪ね歩いた。ただ、得票は300票以上伸ばしたが、わずか10票差で再選を果たすことはできなかった。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150413105344.asp
2015年4月13日(月)
三上さん、議席奪還ならず「責任私にある」/県議選・青森市区

写真
落選の知らせを受け、厳しい表情を浮かべる三上さん=午後11時28分

 社民党の4年ぶりの議席奪還はかなわなかった。青森市区の三上武志さん(63)は午後11時28分、青森市青柳1丁目の事務所で落選の知らせを受け、「いい結果を出せず、悔しい思いでいっぱい。票の結果を見ても、出遅れたと思う」と厳しい表情で語った。

社民党は前回の県議選で唯一の議席を失い、「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年間だった」(陣営幹部)。県議会での発言機会を失ったことで県政への影響力は大きく後退し、党の求心力低下にもつながった。今回の選挙は、党勢の消長をかけた重要な戦いであり、「議席奪還」を合言葉に懸命に浸透を図った。11日には支持者を前に「勝てると確信している」と自信をのぞかせていた。

 三上さんは「今後のステップになり得る戦いだったが、結果の責任は私にある。身の処し方についてはじっくり考えていく」と述べ、支持者に頭を下げた。



 ◇青森市(定数10−12)
当 15965 高橋修一 44 自現

当 13180 諏訪益一 70 共現

当 11464 伊吹信一 54 公現

当 10756 森内之保留 50 自現

当  9232 花田栄介 33 自現

当  9140 関良 57 無現

当  8986 渋谷哲一 53 民現

当  8305 古村一雄 70 無現

当  8269 一戸富美雄 58 無元

当  7577 山谷清文 57 自現

   7567 奈良岡央 58 自現

   7122 三上武志 63 社新

 =選管最終発表

3602チバQ:2015/04/15(水) 21:59:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150415_31039.html
<岩手知事選>小沢氏「達増氏を全力で応援」

 「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表(衆院岩手4区)は14日の定例記者会見で、岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)について「(現職の)達増知事が適任。全力で応援する」と述べ、3選を目指す達増拓也氏を支援する考えをあらためて示した。
 小沢氏は「達増知事は震災からの復興に全力を尽くしている。沿岸の皆さんも、そのことをよく知っている」と実績を評価。「あのぐらい純粋でいい男はいない」とも語り、全面支持の方針を鮮明にした。
 元復興相の平野達男参院議員が14日に立候補を表明し、選挙戦が確実となったことについては「大いに結構。地方選で無競争が増えている。競争相手がいて県民が判断する形がよろしいと思う」と語った。
 平野氏の議員辞職に伴う参院補選が見込まれることへの対応に関しては「まずは知事選と、(同日選となる)県議選に集中したい」と述べるにとどめた。


2015年04月15日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3603チバQ:2015/04/15(水) 22:10:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150415_31005.html
<岩手知事選>与野党に思惑 駆け引き激化


立候補表明後、岩手県議会各会派をあいさつ回りする平野氏(中央)
拡大写真
 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)は14日、平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=が立候補を表明し、3選を目指す現職の達増拓也氏(50)との激突が確実になった。平野氏支援に積極姿勢を示す自民党に対し、達増氏を全面応援する生活の党や、平野氏が離反した民主党は敵対心を鮮明にした。与野党間のスタンスの違いが浮かび、駆け引きが激しくなってきた。
 平野氏は立候補表明の記者会見終了後、岩手県議会を訪れ各会派を回った。自民党会派で平野氏は「ぜひ支援をお願いしたい。岩手のために協力を頂ければありがたい」と呼び掛け、議員一人一人と握手した。
 自民党県連の工藤勝子幹事長は「どんな支援の在り方が望ましいか、協議した上で早急に対応を決めたい」と前向きな姿勢を示した。
 平野氏に立候補を求めた無所属系のいわて県民クラブは、自民党県連に正式に支援を要請する方針。公明党の小野寺好県本部長は「支援要請があれば協議したい」との談話を出した。
 平野氏はかつて所属した民主党の会派も訪れた。「2年前、大変ご迷惑を掛けた。心苦しさを持っていた」。民主党公認だった13年参院選の直前、突然離党を表明し、除名処分となった経緯を釈明したのだ。
 平野氏が帰った後、民主党県連の高橋元幹事長は「立候補決断は民主離党に続く2度目の失敗だ」と言い切った。
 同じくかつて平野氏と行動を共にした生活の党の佐々木順一県連幹事長は「よもやこのような形で決定的対立を迎えることは残念の一言。自らの不明を恥じる」との談話を出した。
 社民党県連の細川光正幹事長は「平野氏の政策が明らかになれば、党政策に照らし、検証する」と述べた。明るい民主県政をつくる会で独自候補擁立を検討する共産党県委員会の菅原則勝委員長は「自民党が(平野氏を)支援することになれば、悪い県政の復活になりかねない」と語った。


2015年04月15日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3604チバQ:2015/04/15(水) 22:11:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150415_31028.html
<岩手知事選>「小沢王国」で同志が選挙戦


岩手県知事選への立候補を表明する平野氏=14日、盛岡市
拡大写真
 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=は14日、盛岡市で記者会見し「県政のトップとして岩手に恩返しをしたい」と述べ、無所属での立候補を表明した。現職の達増拓也氏(50)は3選を目指す意思を明らかにしている。民主党などで政治行動を共にしたかつての同志による選挙戦が確実になった。

 平野氏は「この1、2年、さまざまな立場の方から県政の転換を求める意見を頂いた。国政の場で側面から県政を支援するのではなく、トップとして仕事をし、力を尽くしたい」と立候補の理由を語った。
 達増県政に関しては「農林水産業分野の取り組みが不足している。市町村や団体とのコミュニケーションも十分でないと聞いた。自分ならば期待に応えられる」と強調した。重点施策として1次産業の振興、人口減少社会での地域づくり、東日本大震災からの復興の三つを掲げた。
 参院議員からのくら替え立候補については「決断するに当たり、最も悩んだ点だ。知事選できちんとした選択肢を示し、県民の判断を仰ぐことも重要な役目と考えた」と説明した。
 辞職時期は明らかにせず、会期が6月24日までとなっている通常国会は参院議員を続ける姿勢を示した。平野氏が辞職すれば、参院岩手選挙区補選が10月下旬にも行われる。
 平野氏は北上市出身で東大農学部卒。農林水産省を経て2001年参院選で自由党から初当選。民主党政権で復興相を務めた。同党を離れた13年参院選は無所属で3選を果たした。


2015年04月15日水曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3605チバQ:2015/04/15(水) 22:20:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-14105908-webtoo-l02
政治不信?投票率ガタ落ち/議員逮捕続々の青森・平川
Web東奥 4月14日(火)10時59分配信

 12日投開票の県議選で平川市の投票率は45.14%と前回2011年に比べ11.34ポイント下回り、今回と前回で選挙戦となった県内26市町村の中で下げ幅が最も大きかった。
 無効票の割合も最も高く、地元関係者からは、昨年1月の市長選をめぐる選挙違反事件による政治不信が投票率低下の一因では-との見方も出ている。
 市選管などによると、平川市の投票率は県内では階上町、八戸市に次ぐ低水準だった。また、投票総数1万2272票のうち無効票は327票(2.66%)で、無効票の割合は今回選挙戦となった30市町村で最も高かった。
 選挙中「貴重な一票を無駄にしないで」と訴えてきた平川市区選出の現職・工藤義春氏は、低投票率について「(まだ選挙違反事件の)ゴタゴタが影響している」と指摘。同市区の別の陣営関係者も「事件の影響で選挙と聞けば嫌に思う市民が相当いる。棄権する人がいても仕方がない」とみる。
 投票に行ったという無職男性(62)は「事件の影響は根強い」としつつ「投票しなければ世の中は変えられないことを、政治家は政策とともにしっかり訴えていくべきだ」と注文を付けた。



 ◇平川市(定数2−3)
当  8157 山口多喜二 65 無新

当  5732 工藤義春 65 自現

   3559 斎藤正明 43 無新

=選管最終発表

3606チバQ:2015/04/15(水) 22:55:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150414ddlk05010149000c.html
’15統一地方選:県議選・戦い終えて/上 自民5新人、躍進 政治塾出身、鈴木健氏トップ当選 /秋田
毎日新聞 2015年04月14日 地方版

 鮮烈なデビューとなった。県都・秋田市選挙区(定数12)でトップ当選を果たした自民党新人、鈴木健太氏(39)。ベテランや各党候補者を押しのけ、獲得した票は1万5795票に上った。2011年の前回選後、国政に転じた冨樫博之衆院議員(1万4735票)、中泉松司参院議員(1万1544票)をも上回る快挙だった。

 自民党は今回、新人5人を含む30人を擁立し、27人が当選した。新人が出馬したのは秋田市、能代市山本郡(定数4)、潟上市(定数1)の3選挙区。いずれも激戦区と目されていたが、1人の落選者も出さなかった。

 新人が躍進したのはなぜか。党県連幹部が指摘するのは、13年に初めて開いた県内向けの政治塾「自民党AKITA未来塾」だ。政治家を志す地元関係者らに計7回、政治、経済について講座を開いた。秋田市でトップ当選を飾った鈴木氏は、修了者の1人だった。

 鈴木氏は未来塾の修了後、さらに昨年6月ごろから精力的につじ立ちを行い、昨年12月の衆院選では再選を狙う冨樫氏の下で動き回った。神戸市出身で、知名度不足を自覚しての行動だった。こうした努力も功を奏し、「これほど票を取るとは思わなかった」と党県連幹部に言わしめた。

 もちろん、自民党のお家芸とも言える組織型選挙は健在だ。潟上市選挙区で当選した新人で元県職員の鈴木雄大氏(44)はその恩恵にあずかった1人だ。

 告示後に中泉氏や金田勝年衆院議員が駆け付け、国や県とのパイプが重要だと強調して回った。その結果、今の選挙区ができた2007年以降、一度も勝てなかった「空白区」に、初めての自民党県議誕生をもたらした。石川光男市長や一部市議らが相手陣営を支援していたが、政権与党の威光は大きかった。

 一方で不安材料もないわけではない。県議会の副議長で7選を果たそうとしていた佐藤健一郎氏(63)=由利本荘市選挙区、元議長で6選を目指した大里祐一氏(79)=鹿角市・郡選挙区=ら現職3人が、相次いで落選したのだ。いずれも数百票差の僅差で重鎮が落選したことに、党県連幹部からは「予想外だった」との声が相次ぐ。

 予想を上回る大勝にも、意外な敗北にも見舞われた自民党。有権者たちが1票に託した思いは何だったのか。今後その思いをうまくすくい取ることができなければ、自民党が県議会第1党であり続ける保証はどこにもない。【池田一生、春増翔太、山本康介】

3607チバQ:2015/04/15(水) 22:56:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk05010042000c.html
’15統一地方選:県議選・戦い終えて/下 “1強多弱”のまま 非自民結集、可能性残す /秋田
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 “1強多弱”の勢力図にさしたる変更はなかった。定数が2減の43となって初の県議選。過半数を維持した自民党が、2011年の前回選から2議席増やして27議席としたのに対し、民主党が1議席、無所属が3議席をそれぞれ減らした。他党は同じ議席数だった。

 内訳は、自民27▽民主2▽公明1▽共産1▽社民2▽無所属10。自民党の独り勝ちを許している点で、国政の状況とも重なる。

    ◇

 「あの数字だともう一人出してもいい」。佐竹敬久知事は13日の記者会見で皮肉交じりに言った。1万5011票で秋田市選挙区の2位当選を果たした民主現職、沼谷純・党県連幹事長(42)のことだ。

 秋田市選挙区の当選ラインは6200票余。民主党は昨年12月の衆院選で、寺田学氏(比例復活)が5万7000票余を獲得した。単純比較はできないが、沼谷氏の上位当選は確実視されていた。それでも新人を擁立できなかった。沼谷氏は「今民主党から出ようという人が見つからなかった」と打ち明ける。

 成果がなかったわけではない。推薦を出したいずれも無所属で、新人の石川徹氏(50)=鹿角市・郡選挙区=と現職の三浦英一氏(59)=由利本荘市選挙区=が、それぞれ自民候補を破って当選した。三浦氏には維新の党衆院議員の村岡敏英氏も肩入れしており、今後の非自民勢力結集に可能性を残した。

 対照的に、社民党と共産党は、善戦したとの評価がもっぱらだ。

 社民党は現職の石川ひとみ・党県連代表(64)=秋田市選挙区=と大館市選挙区の元職、石田寛氏(68)が当選した。石田氏は民主現職を破っての返り咲き。石川氏は「反自民票を受け止められた」と手応えを口にした。推薦を出したいずれも無所属で、新人の薄井司氏(54)=能代市山本郡区=と現職の加藤麻里氏(57)=大仙市仙北郡=も当選した。

 共産党は、昨冬の衆院選に山内梅良県議(当時)が出馬し空白となった秋田市選挙区で新人の加賀屋千鶴子氏(53)が当選した。米田吉正・党県委員長は「得票が1万を超えると思わなかった」。横手市選挙区の新人、我妻桂子氏(61)も最下位当選者まで約900票差に詰め寄った。

 一方、公明党は前回選同様、秋田市選挙区で現職の田口聡・党県本部代表(61)のみを擁立。1万700票余で4選を果たした。表立った推薦は出していないが、他選挙区では自民候補への投票を支持者に呼びかけた。

 無所属議員でつくる第2会派「新みらい」は、代表の現職、中田潤氏(68)=能代市山本郡選挙区=が落選するなど課題を残した。【池田一生、小林洋子、春増翔太】

3608チバQ:2015/04/15(水) 22:57:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk05010016000c.html
’15統一地方選:県議選 開票結果 /秋田
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇秋田市(定数12−16)
当 15795 鈴木健太 39 自新

当 15011 沼谷純 42 民現

当 10785 田口聡 60 公現

当 10701 加賀屋千鶴子 53 共新

当  8341 工藤嘉範 57 自現

当  7642 竹下博英 61 自現

当  7310 今川雄策 42 自新

当  6987 三浦茂人 56 無現

当  6933 北林康司 73 自現

当  6555 まるさん 60 自現

当  6479 石川ひとみ 64 社現

当  6269 丸の内くるみ 70 無現

   6159 鳥井修 47 無新

   6059 最上英嗣 48 自現

   5087 石川錬治郎 75 無元

   4504 黒崎一紀 56 無新

 =選管最終発表

 ◇能代市山本郡(定数4−6)
当  8515 佐藤信喜 40 自新

当  8285 能登祐一 68 自現

当  8037 高橋武浩 53 自新

当  7500 薄井司 54 無新

   7155 吉方清彦 44 無新

   7145 中田潤 68 無現

 =選管最終発表

 ◇横手市(定数4−5)
当 11803 鶴田有司 62 自現

当  9244 柴田正敏 64 自現

当  8013 土谷勝悦 66 無現

当  7978 小原正晃 38 民現

   7079 我妻桂子 60 共新

 =選管最終発表

 ◇大館市(定数3−4)
当 11783 鈴木洋一 71 自現

当 10438 石田寛 68 社元

当  9218 佐藤賢一郎 67 自現

   7511 虻川信一 69 民現

 =選管最終発表

 ◇鹿角市・郡(定数2−3)
当  7099 川口一 64 自現

当  6894 石川徹 50 無新

   6463 大里祐一 79 自現

 =選管最終発表

 ◇由利本荘市(定数3−4)
当 12141 加藤鉱一 66 自現

当 10829 三浦英一 59 無現

当  9080 小田美恵子 68 自現

   8921 佐藤健一郎 63 自現

 =選管最終発表

 ◇潟上市(定数1−2)
当  9162 鈴木雄大 44 自新

   6524 佐藤敏雄 42 無新

 =選管最終発表

 ◇大仙市仙北郡(定数5−6)
当 11172 加藤麻里 57 無現

当 10289 渡部栄治 65 無現

当  9052 原幸子 44 自現

当  8122 小松隆明 67 自現

当  7308 大野忠右エ門 77 自現

   3294 冨岡昭 64 共新

 =選管最終発表

 ◇北秋田市・郡(定数2−3)
当  9317 北林丈正 54 自現

当  6714 近藤健一郎 59 自現

   3595 藤本友里 35 共新

 =選管最終発表

3609チバQ:2015/04/16(木) 21:50:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_31005.html
<岩手知事選>「離党と除名」民主内対応は?


拡大写真
 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、かつて民主党に所属した現職の達増拓也氏(50)と平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=の対決構図が固まり、同党の対応が注視されている。県連内には党を離れた達増氏への温度差があり、支援に回る県議がいれば慎重姿勢の有力者もいる。平野氏に対しては、2013年参院選前に党公認を投げ出す形で離党したことへの遺恨がくすぶる。

◎態度打ち出せぬ地域も

<「応援できない」>
 「平野氏とは地元が同じ北上。期待して見守ってきた政治家だが、私は応援できない」。14日、平野氏が県議会で民主党会派に立候補表明のあいさつを終えた後、高橋元・県連幹事長は厳しい表情で平野氏との「決別」を強調した。
 平野氏は12年7月の消費税増税をめぐる民主党分裂の際、小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)とたもとを分かち、党にとどまった。13年参院選では党公認候補だったが、同年4月離党を表明。県連は除名処分とした経緯がある。

<残るアレルギー>
 高橋幹事長は、生活の党や無所属県議の一部が16日に開く達増氏支援の政治団体の準備会合に出席し、発起人に名を連ねる見込み。
 達増氏をめぐっては、小沢氏が14日の記者会見で支援を明らかにした。民主党との連携について「基本的な方向は同じ。互いに協力するのは当然」と述べたが、事はそう単純ではない。
 民主党分裂後、旧未来を率いた小沢氏は12年12月の衆院選岩手1、3区で民主党への対立候補を擁立。達増氏も未来に回り、激烈な「同門対決」を繰り広げたため、所属議員や支持者は小沢氏との連携にアレルギーが残る。
 民主党県連は25日の常任幹事会で知事選対応を協議する方針。県連幹部は「所属議員ごとに思いがある。選挙区事情などから明確に(達増氏)支援を打ち出せない地域もある」と言う。
 昨年12月の衆院選では民主と生活が候補者がすみ分け、互いに自主的支援に乗り出した。県連内には「一つの方針を固めるよりは、それぞれが動きやすい状況がベター」との声もある。


2015年04月16日木曜日
関連ページ:岩手政治・行政

3610チバQ:2015/04/16(木) 21:50:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_51042.html
<朝日町議選>12人目出馬意向 定数割れ回避へ

 定数12に対し立候補予定者が11人にとどまっていた山形県朝日町議選(21日告示、26日投開票)で、新たに1人が出馬の意向を示していることが15日、分かった。定数割れは回避される見込み。
 新たに立候補の準備を進める男性は取材に対し「定数割れとなれば、町政が停滞してしまうという危機感を感じ、立候補することを決めた。官民一体となって企業誘致などに取り組み、町に刺激を与えていきたい」と意欲を示した。
 3月24日にあった立候補者説明会に出席していたのは、現職10人、新人1人の11陣営だけだった。


2015年04月16日木曜日

3611チバQ:2015/04/16(木) 22:32:03
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/06/article_01.jsp
連載企画:戦いを終えて
[上]
[過半数の自民]新人台頭、顔触れ変化
 「全体的には、落ち着くところに落ち着いた感じだ」。投開票から一夜明けた13日、佐竹敬久知事は記者会見で、自民が過半数を再び確保した選挙結果を、こう解説してみせた。


交差点に立ち、ドライバーにあいさつする自民新人の鈴木健太氏=13日午前7時半ごろ、秋田市広面
 自民は今回の県議選で、改選前の26議席からの上積みを狙い、全14選挙区に新人5人を含め計30人を擁立。安倍政権が一定の支持率をキープする中、堅調に議席を積み上げた。民主党など非自民勢力の候補者擁立が低調だったこともプラスに働いた。

 県議会議長を務めた鹿角市・郡のベテラン大里祐一氏ら現職3人が落選したものの、30、40代が中心の新人は全員当選。同じ過半数とはいえ顔触れは変わり、新陳代謝が進んだ。

 新人5人のうち、元自衛官で司法書士という異色の経歴を持つ鈴木健太氏は、16人が立候補した秋田市でトップ当選を果たした。「県政与党の若手だからこそ秋田を変えられる」と訴え、幅広い層から集票。新人の躍進を象徴する存在となった。

 13日朝には交通量の多い市内の交差点に立ち、行き交うドライバーに「よろしくお願いします」と大きな声であいさつ。これからの議員活動へ決意を新たにした。

 自民にとっては、14選挙区のうち唯一の空白区だった潟上市を制したことも大きかった。昨年末に県職員を辞して臨んだ鈴木雄大氏が、非自民系現職のこだま祥子氏の後継として立候補した無所属新人に2600票余りの差で圧勝。無投票当選を決めた後、遊説に同行した南秋田郡の現職平山晴彦氏は「自民党として本腰を入れて応援した。全選挙区で議席を取れたことは意義深い」と話す。

 改選後の県議会での自民の議席占有率は63%に達する。議長や常任委員会の委員長といった主要ポストを手にすることは確実だ。佐竹知事は引き続き、強力な後ろ盾を得たが、自民と知事との関係は「緊張感に欠ける」と批判も浴びてきた。

 「最大与党として佐竹県政を支える立場にあるが、なれ合いと言われないようにチェック機能を働かせ、地方創生をはじめとする諸課題に取り組んでいかなければならない」。党県連の鶴田有司幹事長(横手市)はこう語る。課題の克服に向けてどう行動していくのか、ニューフェースが加わった自民の真価が試される。

(2015/04/14 付)

3612チバQ:2015/04/16(木) 22:32:24
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/06/article_02.jsp
連載企画:戦いを終えて
[中]
[民主と社民]受け止め方は対照的
 「県民目線でおかしいことはおかしいと言う県議会の本来の在り方を貫きたい」。県議選投開票の夜、秋田市選挙区(定数12)で再選を果たした民主党県連幹事長の沼谷純氏は支持者を前に力を込めた。


再選を果たし、支持者と握手する沼谷氏=12日夜、秋田市桜の選挙事務所
 選挙戦で沼谷氏は「佐竹県政に何でも賛成の『オール与党』でいいのか」と県議会の現状を批判、無投票再選で2期目を迎えた佐竹敬久知事に気の緩みがあると訴えた。前回選挙を5千票余り上回る1万5011票を獲得。民主票に加え、佐竹県政への批判票の受け皿となったとみられる。

 ただ、沼谷氏の得票が秋田市選挙区の当落ラインとなった6千票台前半の倍以上に上ったことに、2議席獲得も可能だったのではないかとの見方もある。佐竹知事は記者会見で「共倒れを警戒したと思うが、秋田市では2人出してもよかった。民主は守りに入っている」と指摘した。

 民主の公認候補は現職の3人にとどまり、新人を擁立できなかった。「民主から出ようと思ってもらえるだけの力が今の党にはない」と沼谷氏。2012年の政権交代以降続く党勢の低迷が、地方選にも影を落とす。

 党県連代表代行で再選を目指した虻川信一氏が大館市選挙区(定数3)で敗れ、横手市選挙区(定数4)の小原正晃氏は前回に続く最下位当選で再選。党推薦の無所属候補2人が当選したものの、沼谷氏は「厳しい結果だった」と受け止めた。県議会では今後も佐竹県政を厳しく追及することで、党への支持を得たい考えだ。

 一方、過去2回の知事選で佐竹知事を支持した社民党は、現職と元職の2人を公認したほか、無所属で出馬した現職と新人の2人を推薦。4人全員が当選し、県議会の社民会派は改選前から1増の4人となる見込みだ。

 秋田市選挙区で3選を果たした社民党県連代表の石川ひとみ氏は「有権者の社民に対する期待は高まっている」と話した。佐竹知事も4人の当選について「満足している。庶民の味方という誠実さが認められたのだろう」と持ち上げた。

 「県民目線」を強調する民主、「庶民の味方」と評された社民。それぞれ公認、推薦を合わせ4人が当選したが、結果の受け止めは対照的だった。

 民主、社民のほか、公明党、共産党は各1議席を獲得。単独過半数を維持した自民が決定権を握る中、少数政党は存在感の低下が懸念される。これまで以上に厳しい姿勢で県政を監視し、活発な議論を呼び起こすことが求められている。

(2015/04/15 付)

3613チバQ:2015/04/16(木) 22:32:45
http://www.sakigake.jp/p/special/15/kengisen/feature/06/article_03.jsp
連載企画:戦いを終えて
[無投票]
政治離れ、拍車の恐れ
 「無投票では、自分がどれだけ支持されているのかが見えづらい」。県議選の湯沢市・雄勝郡選挙区(定数3)で再選を果たした佐藤正一郎氏(無所属)が語った。初当選した2013年の補選に続き、今回の選挙でも無投票となり、選挙戦を経ずに県議を務めている。


9選挙区で選挙戦となった県議選。過去最多に並ぶ5選挙区は無投票となった=県庁前
 過去に羽後町議や同町長を経験。「地域で信任は得られていると思う」と語る一方、「政治活動への評価は、票の数となって現れる。それが見えないまま活動することで民意から離れ、次回の選挙にも影響しないか不安だ」と明かした。

 今回の県議選では14選挙区のうち5選挙区が無投票となり、03年選挙と並んで最も多かった。統一地方選の前半戦として本県を含む41道府県議選が行われ、無投票当選者の割合は全体の21・9%に上り、過去最多となった。

 無投票の背景について、地方議会に詳しい東京財団の中尾修研究員は「地方は厳しい財政や人口減が続き、議員の役割は地域への利益誘導から施策の取捨選択に移った。難しい判断が迫られ、なり手は全国的に減る傾向にある」と分析した。

 また、現職がいる1人区は新人候補が挑戦しにくく、無投票になりやすいとの指摘もある。本県では五つある1人区のうち、現職が引退表明した潟上市選挙区を除いて現職が無投票当選した。当選者の一人は「地域課題の解決に向け、他党の支持者とも協力することで対抗馬が出にくくなるのではないか」と語った。

 県人口の減少が続く中、県議会は段階的に定数を減らしている。今回は全体の定数を45から43に削減した。ただ、選挙区ごとに議員1人当たり有権者数をみると、1万6千〜2万8千人で「1票の格差」は最大1・75倍となっている。県議会は今後も適正な定数を検討していく方針だ。

 定数の見直しには、選挙区ごとの定数を増減させるか、複数の選挙区を合体させる「合区」がある。ただ、公選法では複数の市の合区は認められておらず、「現行の法の枠組みでは、大幅な選挙区改変は難しい」(県議会事務局)のが現状だ。

 「無投票が増えれば有権者の政治への関心が低下し、立候補のなり手がさらに減る悪循環に陥る」と中尾研究員。投票率の低下に歯止めがかからない中、無投票をいかになくすかも重要な課題となっている。

(2015/04/16 付)

3614チバQ:2015/04/16(木) 22:51:28
http://yamagata-np.jp/news/201504/13/kj_2015041300288.php
【2015統一選】県議選8選挙区の戦いを振り返って
2015年04月13日 08:02
 県議選は12日、選挙戦となった8選挙区で投開票が行われ、24人の当選が決まった。無投票が11選挙区に上った一方、選挙戦は激戦が目立った。8選挙区の現元新36候補が繰り広げた戦いを振り返る。(敬称略)

【山形市区】大内、初の最多得票
 有権者の関心が低調な中で現職全9人が磐石な戦いで議席を守った。自民の大内理加が浮動票や女性票を取り込み終盤で票を伸ばし、初のトップ当選。民主の吉村和武が続いた。

 大内は企業後援会を足掛かりに南部地区に新たにてこ入れした後、低調ムードへの危機意識から地盤の北部地区に勢力を注いだ。他候補の侵食を許さず、女性票や新興住宅地の浮動票の取り込みに成功した。

 吉村は元農相の鹿野道彦が個人演説会で連日マイクを握るなど、自民候補からの切り崩しに危機感を強め、組織を懸命に引き締めた。民主への逆風もあり、3回連続のトップ当選はならなかった。

 公明の菊池文昭は当初、盛り上がらない選挙ムードに苦しんだが、党公認で3人が出馬する市議選と連動しながら組織の引き締めを徹底。他選挙区の自民候補の陣営とも連携し、懸命に票を掘り起こした。

 自民の金沢忠一は地盤の重なる他候補を警戒、組織の引き締めを徹底した。元市長で父の故・忠雄時代の票は高齢化で目減りしたが農家や地元沼木などの強固な支援を得たほか、親族と共に企業票に食い込んだ。

 社民の高橋啓介は地盤が重なる他候補の侵食を食い止めながら、早くから地元南沼原を小まめに回り、支持層を堅実にまとめた。選挙戦中盤には、自治労など支援労組の総決起集会を開いて票を固めた。

 自民の今井栄喜は後援組織の高齢化が課題だったが、各地で根強い支援者から後押しを受け、手堅く票をまとめた。一新した青年部や市議選立候補予定者との連携も機能し、7回目の当選を果たした。

 共産の渡辺ゆり子は市議選の立候補予定者と連動した活動を展開。共産唯一の現職として実績をアピールし、全域の共産票を固めた。政権与党の批判票の受け皿として、浮動票も取り込み、票を上積みした。

 自民の奥山誠治はつじ立ちなど地道な活動を続けたが、思うように票が伸びなかった。山形商高同窓生や商店街の飲食業者、青年部組織の活動で若い世代にも懸命に支持を訴え、議席を守った。

 社民の広谷五郎左エ門は地元西部地区の足場固めに徹した。全水道、情報労連など支援労組の活動、5期で培った支援層によって、他候補の切り崩しから地盤を守ったが、周辺地域に手が及ばず、票を減らした。

 無所属新人の大泉正信は出馬表明後の準備に時間を要し、思うような運動ができず、広がりを欠いた。

【米沢市区】木村、後藤が地力発揮
 2度の無投票を経た12年ぶりの選挙戦は、現職の無所属木村忠三と自民後藤源が組織力を生かして1、2位に入った。いずれも前米沢市議の3新人のうち、自民の渋間佳寿美が無党派層からも支持を得て初陣を飾り、無所属の遠藤正人と共産の白根沢澄子は地元地区や組織以外に浸透しきれず、涙をのんだ。

 木村は父の元県議莞爾の後援者、連合系労組に元衆院議員遠藤武彦の支持者の一部を加えた分厚い布陣が機能した。自身の選挙を控えた系列の若手市議らもフル回転し、地盤の市街地から全域に支持を拡大。陣営が合言葉としてきたトップで4選を決めた。

 後藤は高齢・多選批判、系列の渋間出馬による危機感をばねに結束を強め、きめ細かな運動を展開。米沢栄養大開学、新道の駅の重点選定を挙げて貢献をアピールする戦略が奏功した。市長安部三十郎の応援も得て県政史上最多で2人目の10回目の当選を果たした。

 渋間は「県政を前へ」を掲げて新鮮さを前面に打ち出した。無党派層の支持獲得に向け、若手経営者や同じ子育て世代の地元支援者らが活発に運動を展開した。演説会では、秘書を務めた遠藤武彦の「エール」を繰り返し読み上げて集票した。

 後藤と渋間は、当初「自主投票」としていた公明支持者から中盤以降、支援を得て票を上積みした。

 遠藤は地元南原地区で悪臭問題解決への行動力を強調、豪雪対策充実などに向け地区出身県議の必要性を訴えたものの、現職の切り崩しを受けた。公明票の一部を取り込んだが及ばなかった。

 街頭演説を徹底した白根沢は、国保税引き下げ、子ども医療費の無料化拡充などの地域政策の重要性を主張。安倍政権への批判票の獲得も目指したが、党支持層以外からの票の伸びは限定的だった。

3615チバQ:2015/04/16(木) 22:51:58
【鶴岡市区】新人佐藤トップ当選
 自民新人の佐藤聡が若さを前面に押し出した戦いで幅広い年代層に浸透し、トップで初陣を飾った。佐藤とともに1万を超える票を獲得した自民現職の志田英紀は6選を決めた。農村部を中心に支持を集め7選を果たした自民の阿部信矢、「県政与党」としての実績をアピールした民主の阿部昇司の両現職は地力を発揮。共産新人の関徹は非自民票を呼び込み、前回失った議席を奪回した。無所属現職の草島進一は無党派層を取り込めず大きく票を減らし、涙をのんだ。

 佐藤は地元西郷地区や縁者の多い櫛引地域に加え、一部市議や公明の支援を受け、鶴岡地域市街地や旧東田川地域でも支持を広げた。終盤は青年層や女性層にも浸透した。

 志田は一部支持者が重なる自民新人の出馬に危機感を持ち、早くから企業・団体への働き掛けを強めた。地盤の温海地域と鶴岡地域市街地に加え、旧東田川地域でも票を積み上げた。

 阿部信は一昨年に体調を崩し、後援会の活動が停滞したが、選挙戦に入り動きが活発化。鶴岡地域農村部で強さを発揮し、元県議松浦安雄の応援で旧東田川地域にも食い込んだ。

 阿部昇は地盤の藤島地域で優位に戦いを進め、連合山形や社民党支持者の後押しで着実に票を固めた。前回、運動が上滑りしたことに危機感を強め、序盤から陣営を引き締めた。

 関は市内全域をくまなく回り、共産支持層を固めた。医療介護や教育問題、「戦争を進める安倍政権」への反対を訴え非自民層の受け皿としてアピール、当選圏内に滑り込んだ。

 草島は街頭演説を柱にした戦いに徹し、自然と共生する社会の実現を訴えた。この4年間、地元での活動に十分な広がりが出ず、無党派層の支持を固めきることができなかった。

【村山市区】能登が全域に浸透、混戦抜ける
 自民の能登淳一が厚い布陣を生かして全域に浸透、新人4人による混戦を制した。16年ぶりの選挙戦だったが、有権者の関心は終盤まで高まらず、投票率は60%台にとどまった。

 能登は新人ながら党の1次公認を受け、組織戦を展開。公明の支援もあり、地元の袖崎をはじめ市北部で圧倒し、市西部でも保守票を手堅くまとめた。告示後は衆院議員の遠藤利明と鈴木憲和、加藤鮎子、参院議員大沼瑞穂が相次いで応援に入り、支援市議の動きも活発化した。

 菊池大二郎は32歳の若さと将来性を訴え、推薦を受けた民主支持層を取り込む一方、市長や県議を務めた父・汪夫の支援者を頼りに保守層にも食い込んで追い上げたが、知名度不足を克服できなかった。

 長谷川元は政党の公認や推薦を受けた他候補に対抗し「完全無所属」を強調する戦術に出たが、支持拡大に結び付かなかった。同じ楯岡から菊池が出馬し、票が分散したことも響いた。

 社民推薦の須藤和幸は出馬表明が2月と遅く、楯岡での集票も苦戦を強いられた。市議時代からの後援会や社民支持層を軸に、地元西郷など市西部で健闘したものの、伸び悩んだ。

【東根市区】青柳安猛追、返り咲き
 二つの当選枠をめぐる三つどもえの争いは、終盤で猛烈に追い上げた無所属元職の青柳安展がトップ当選。手堅く地盤をまとめた自民現職の野川政文が6選を果たした。4選を目指した自民現職の青柳信雄が及ばず、自民は2議席独占を維持できなかった。

 明確な争点を欠いた上、都市化の進展で市中心部は無党派層が急増。12年ぶりの選挙戦は激戦となったものの、有権者の関心はなかなか高まらなかった。

 青柳安は衆院議員近藤洋介の支持層を中心に集票した。知事吉村美栄子とのパイプを強調する戦略も機能し、現職批判の受け皿として浸透。小田島で優位に立ち、地元の東根で現職勢の支持層を切り崩すなど、徹底した草の根運動を繰り広げ、勢いを加速させた。

 野川は県連幹事長の党務もあり、出遅れの感はあったものの、告示後は個人演説会を精力的に重ねる戦略が奏功。5期20年の経験と実績をアピールし、支援の輪を全域に広げた。長瀞と東郷の票を固め、大票田の神町でも浸透。無党派層も幅広く取り込んだ。

 青柳信は県議として初の選挙戦。手探り状態の活動が続き、票が伸び悩んだ。農家を中心とした保守層に支えられたが、青柳安と地盤の重なった東根で競り合いに持ち込まれ、苦戦を強いられた。神町では動きが鈍く、広がりを欠いた。

3616チバQ:2015/04/16(木) 22:52:10
【南陽市区】初陣柴田が佐貝破る
 ともに保守層を支持基盤とする現新一騎打ちによる20年ぶりの選挙戦は、最終盤までもつれたが、世代交代を訴えた無所属新人の柴田正人が、6選を目指した自民現職の佐貝全健を破り初陣を飾った。

 柴田は、序盤から活発な動きで、現職批判と世代交代を訴え、同世代の支援者を中心に着実に支持を広げた。地盤の宮内地区や新興住宅地を含む沖郷地区などで優位に立ち、現職の地盤で最大の票田の赤湯地区でも浸透した。

 佐貝は党国会議員や市長白岩孝夫、支援市議らの後押しを受けて組織戦を展開。序盤動きの鈍さが目立ち、4期連続無投票への批判を受けて伸び悩んだ。終盤、危機感を前面に出して巻き返しを図ったが、流れを変えられなかった。

【最上郡区】小松、伊藤組織力勝る
 2議席を4人で争った激戦は、組織力で勝る自民現職が優位に戦いを進め、北部を地盤とする小松伸也がトップ当選。南部を手堅くまとめた伊藤重成が続いた。小松と同じ北部を地盤とする無所属新人の岸倫一郎は現職の壁を崩せず、無所属新人の高桑順一は3候補の争いに埋没した。

 現職ながら初の選挙戦だった小松は、隣町からの新人出馬に危機感を持って早くから精力的に動き、地元の真室川町をまとめ、つじ立ちなど地道な活動で南部にも食い込んだ。若さと行動力を訴え、若者や女性にも支持を得た。

 北部の激戦のあおりを受けて、地盤の南部で他候補の切り崩しを受けた伊藤は系列町村議がフル回転。4期16年で築いたネットワークを生かしたほか、組織の引き締め策も功を奏し、地元の舟形町や最上町でのリードを守りきった。

 岸は地元の金山町をまとめ、全域で一定の支持を得たが、出遅れも響き、伸び悩んだ。終盤には父の参院議員岸宏一も自身の後援者にてこ入れを図ったが、届かなかった。

 共産の支持を受けた高桑は最上小国川ダム建設反対などを訴え、南部で一定の支持を得たが、広がりを欠いた。

【西置賜郡区】青木、最終盤に逆転 現職小池を破り初当選
 徹底した草の根戦を展開した無所属新人の青木彰栄が、自民現職の小池克敏を破り初当選を果たした。

 前白鷹町議会議長の青木は同級生や女性応援組織「あいの会」などと白鷹、飯豊両町の全域に加え、小国町中心部をくまなく回り知名度不足解消を図った。2003年以来となる白鷹町からの県議誕生の期待感や元参院議員舟山康江らの加勢を追い風に同町で支持を拡大する一方、苦戦を強いられた小国、飯豊両町でも粘り強く集票。最終盤で逆転した。

 地元が小国町で元飯豊町職員の小池は、組織力と知名度の高さを生かし小国、飯豊両町で優位に戦いを進めたが、大票田の白鷹町で浸透し切れなかった。

3617チバQ:2015/04/16(木) 22:52:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk06010052000c.html
統一地方選:’15年やまがた 県議選 開票結果 /山形
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇山形市(定数9−10)
当 16613 大内理加 52 自現

当 14442 吉村和武 42 民現

当 10052 菊池文昭 51 公現

当  9952 金沢忠一 64 自現

当  9362 高橋啓介 62 社現

当  9118 今井栄喜 73 自現

当  8619 渡辺ゆり子 62 共現

当  7932 奥山誠治 55 自現

当  7355 広谷五郎左エ門 64 社現

   1588 大泉正信 63 無新

 =選管最終発表

 ◇米沢市(定数3−5)
当  9505 木村忠三 49 無現

当  8824 後藤源 75 自現

当  8744 渋間佳寿美 45 自新

   6031 遠藤正人 51 無新

   4659 白根沢澄子 64 共新

 =選管最終発表

 ◇鶴岡市(定数5−6)
当 13031 佐藤聡 46 自新

当 11328 志田英紀 64 自現

当  9955 阿部信矢 68 自現

当  9702 阿部昇司 64 民現

当  9269 関徹 54 共新

   7643 草島進一 50 無現

 =選管最終発表

 ◇村山市(定数1−4)
当  5341 能登淳一 60 自新

   3871 菊池大二郎 32 無新

   2641 長谷川元 42 無新

   2602 須藤和幸 64 無新

 =選管最終発表

 ◇東根市(定数2−3)
当  7630 青柳安展 68 無元

当  7417 野川政文 61 自現

   6712 青柳信雄 70 自現

 =選管最終発表

 ◇南陽市(定数1−2)
当  8961 柴田正人 35 無新

   7432 佐貝全健 64 自現

 =選管最終発表

 ◇最上郡(定数2−4)
当  9990 小松伸也 52 自現

当  9799 伊藤重成 59 自現

   7091 岸倫一郎 40 無新

    999 高桑順一 69 無新

 =選管最終発表

 ◇西置賜郡(定数1−2)
当  9184 青木彰栄 61 無新

   8773 小池克敏 71 自現

 =選管最終発表

3618チバQ:2015/04/16(木) 22:54:15
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150414111751.asp
2015年4月14日(火)
1減自民、敗北感なし/青森県議選

「(議席が)一つ減ったことは残念なことだと思うが、大勢に全く影響はございません。大事なことは、これから地方創生に全力で取り組むことと、知事選をしっかり勝ち抜くことだ」

 県議選から一夜明けた13日午前。青森市の自民党県連事務所で開かれた役員会後、報道陣に囲まれた県連会長・大島理森はきっぱりと言い切った。

 今回の県議選で自民党が積み上げた議席は現有を一つ下回る29。ただ今後、党籍を持つ無所属新人1人と県議会会派入りを話し合う予定で、30議席も視野に入る。現状で定数48の過半数を大きく上回っていることもあり、「議席1減」による敗北感は見られない。県議選総括を議題とした役員会も、わずか15分ほどで淡々と終了した。

 ただ、大島が自ら県連幹事長に起用した弘前市区の重鎮西谷洌をはじめ、4選挙区で公認・推薦候補4人が落選。大島のお膝元・八戸市区でも新人が敗れ、改選前の自民4対民主3の議席バランスは3対3の同数に。同市区の自民現職からは「今後の各種選挙にいろいろ影響が出てきそうだ」と案じる声も漏れる。

 それでも視線は26日投開票の統一地方選後半戦、6月7日投開票の知事選に切り替わっている。開票状況を見守った大島は12日夜の取材に「知事の再選に向けたしっかりした基盤ができた」と胸を張った。

 12日夜、青森市の民主党県連事務所に詰めた県連幹事長・山内崇の元に、元職・新人落選の報が次々飛び込んで来た。2度目の挑戦だった上北郡区の新人は、わずか124票差で自民現職に及ばなかった。「入る(当選する)予定だったんだけどなあ」。時間の経過とともに山内のため息は増えていった。

 公認11人を擁立した民主党だが、元職・新人6人のうち当選したのは八戸市区の1人だけ。現職5人のほか、引退する現職1人の議席維持だけに終わった。

 国政選挙と違い、地方選挙は「党より人」の傾向が強い。地域の企業・団体との結び付きが強い自民党候補に比べると、民主党候補の組織は脆弱(ぜいじゃく)で、追い上げは迫力を欠いた。「組織作りは古くて新しいテーマ。地道に取り組むしかない」と山内。現有議席維持で息をつないだが、党勢回復には程遠い。知事選、来年夏の参院選と全県選挙を控え、苦しい状況が続く。

 「八戸市区で議席を獲得できたことは、県内の政党間の力関係を変え、10年代の党の躍進を開く歴史的な勝利だった」。共産党県委員会委員長の畑中孝之は13日午後、青森市の中心街で党の街宣車の上から誇らしげにアピールした。

 八戸市区の初議席にとどまらず、弘前市区で初のトップ当選、青森市区も2位当選で28年ぶりに3議席を獲得。自民・大島も、批判票の「吸収力になっている」と、その実力を認めざるを得なかった。「3議席を力に今後は各界各層の皆さんとの共同の運動を広げ、さらに県政を動かす」と畑中。統一選後半戦の市町村議選、新人を推薦した知事選にも勢いをつなげる構えだ。

 ◇ 

 統一選前半戦の県議選が12日終了した。県内で1票を投じたのは有権者の5割強に当たる約50万人。この選択が向かう先を探った。

(敬称略)

3619チバQ:2015/04/16(木) 22:55:16


http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150415111733.asp
2015年4月15日(水
知事選2陣営基盤築く/県議選



 県議選の開票が行われた12日夜。当選に沸き立つ青森市区の自民党現職の携帯電話が鳴った。「おめでとうございます。引き続き県政への協力をお願いしたい」。電話の主は知事・三村申吾。祝意の電話は自民、公明両党、県政与党系の無所属の当選者に届いた。(敬称略)

 6月7日、県内では知事選、三沢市長選、五戸町長選という3首長選が投開票を迎える。首長選の各陣営にとって県議選は、自分たちのこの先の戦いを占う前哨戦でもあった。

 これまで政党色を強く打ち出さなかった三村だが、昨年12月の衆院選に続き、今回の県議選では自民、公明両党への支援の動きが目立った。「随分一生懸命やっているな」。県議選で民主党など非自民系14人を推薦した連合青森の幹部が眉をひそめるほどだ。

 県議選で自民、公明両党は現有勢力をほぼ確保。知事選に臨む基盤は整った。ある自民党県連幹部は誓った。「知事も激励に来てくれた。知事選はしっかりやりますよ」

 県議選の結果を追い風とみるのは、三村に挑戦する新人・大竹進の陣営も同じだ。青森市浪岡で医院を開業する大竹は、診察のため、活動時間に制限がある。県議選では、大竹の支援団体の中心となる同市区の無所属現職・古村一雄の応援に数度立っただけだった。

 それでも大竹を推薦する共産党が同市区、弘前市区に加え、八戸市区でも初めて勝利。社民党は青森市区で議席を奪還できなかったが、同党候補の得票は伸びた。古村も議席を死守。大竹陣営は「暮らしや平和が危ない-と思う人たちの投票行動が影響を及ぼしたのではないか」とし、県南地域への浸透を含め、知事選への好影響を期待する。

 「無効票の中に『種市一正』『鈴木重正』と書いた票があったと聞く」。自民党現職・小桧山吉紀が当選した三沢市区で、ある政界関係者が話す。三沢市長選は現職市長の種市と、市議の鈴木の一騎打ちがほぼ確実で、過熱ぶりを象徴するエピソードだ。

 種市、鈴木とも自民党員だが、種市と共闘する小桧山に対し、鈴木を支持する自民市議は距離を置いた。小桧山の得票は選挙戦となった8年前より2500票余り減少。小桧山側は「鈴木を支持する自民支持層が投票に行かなかったのでは」といぶかしむ。実際、鈴木の支持者の1人は、敗れた民主党新人・藤田光彦の名前を挙げ、「おれは藤田に入れた。家族や親戚にも勧めた」と明かす。

 「小桧山の得票1万1千票余りは、こちらに来ると計算できる」と市長選本番を見据える種市陣営。鈴木陣営の関係者は「投票率は市長選の方が上がる。気を引き締めないと相手を上回れない」と力を込めた。

 三戸郡区では、ともに五戸町を地元とする民主党現職・北紀一と自民党推薦の無所属新人・對馬孝将が激突。五戸町長選に出馬予定の町議・川崎七保の支援を受けた對馬が猛追したが、現町長・三浦正名と連動した北が同町で1572票の差をつけて議席を守った。

 「(對馬当選なら)さらに町長選の追い風になったのだが」と川崎。一方で「自民党と知事は密接な関係にありパイプもある」と、町長選と知事選を絡める展開を示唆する。北も勢いづく。「今回は相手候補(對馬)というより『自民+川崎』との戦いで、町長選の予備選のような側面もあった。町内での勝利は、町長選の大きな弾みになるはずだ」

3620チバQ:2015/04/16(木) 22:55:57
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150416105720.asp

2015年4月16日(木)
県議会青和会・2氏に合流打診


 12日投開票の県議選で当選した新県議の会派構成をめぐる動きが本格化している。既存会派は、政党の公認・推薦を受けずに勝ち上がった無所属の元職・新人3人に注目しており、このうち元職の一戸富美雄氏(青森市区)と新人の菊池勲氏(弘前市区)に対しては、15日、無所属の現職3人で構成する会派「青和会」が合流を打診した。両氏は回答を保留した。

 一戸、菊池両氏は青和会所属の3人と県庁で非公開で会談。青和会側が、三村県政へのスタンスを「是々非々」としていることなどを説明し、今月下旬に回答するよう求めた。

 終了後の取材に一戸、菊池両氏は「後援会と相談する」などと述べた。判断のポイントとして、一戸氏は「エネルギーや労働政策の考え方」、菊池氏は「県政に是々非々の姿勢で臨むことや、議会改革推進などのスタンス」を挙げた。

 青和会会長の川村悟氏(弘前市区)によると、櫛引ユキ子氏(五所川原市区)、関良氏(青森市区)の現職3人は既に会派を維持することを確認している。川村氏は「5人になれば代表質問ができ、議会運営委員会の委員を出すこともできる」と強調。発言力アップを狙う。

 ただ、複数の関係者によると、一戸、菊池両氏には他会派からも打診があるという。

 一方、自民党籍を持つ無所属の新人・山口多喜二氏(平川市区)は、同日の取材に「長尾(忠行)平川市長の流れを継続したい」と語った。長尾氏は県議時代、自民党会派に所属しており、山口氏も会派入りを目指す考えだ。同党県連の神山久志幹事長も「近く調整することになる」と話しており、山口氏が会派入りすれば自民党は30議席となり、現有勢力を維持する。

3621チバQ:2015/04/17(金) 23:49:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150417_31058.html
<岩手知事選>達増氏支援で県議10人政治団体

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)をめぐり、生活の党や民主党の県議有志は16日、3選を目指して立候補する現職の達増拓也氏(50)を応援するため、政治団体「希望郷いわてを実現する会」を設立した。同日、県選管に届け出た。
 参加した県議は、生活の党系会派「希望・みらいフォーラム」(9人)の8人と民主党(6人)の1人、無所属会派「一山会」(2人)の1人の計10人。
 後藤完氏(希望・みらい)、高橋元氏(民主党)、清水恭一氏(一山会)が設立発起人となり、盛岡市で設立大会を開いた。代表には清水氏が就いた。
 知事選でのスタンスについて清水代表は「達増知事に入会してもらうよう求める。ともに同じ方向を向いて政策を進めていきたい」と述べ、達増県政の継続を基本とすることを示した。市町村議や各種団体、県民に参加を呼び掛ける。
 民主党県連幹事長の高橋氏は、ほかの民主党県議の参加について「入会に意欲を示している議員がいる」と説明した。
 知事選には元復興相の平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=も立候補の意思を表明している。


2015年04月17日金曜日
関連ページ:岩手政治・行政

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk03010167000c.html
’15年知事選:達増氏支援へ政治団体設立 超党派の県議10人、希望郷いわてを実現する会 平野氏に対抗 /岩手
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 生活の党を中心に超党派の県議10人が参加した「希望郷いわてを実現する会」が16日、政治団体の届け出を県選挙管理委員会に提出し、受理された。9月の知事選で現職の達増拓也氏(50)支援をにらむ。対抗馬となる参院議員の平野達男氏(60)には無所属系の県議会会派「いわて県民クラブ」がついており、対立軸が鮮明になった。【浅野孝仁】

 盛岡市で開いた設立総会には、生活系の県議会会派「希望・みらいフォーラム」9人のうち8人、民主党6人のうち1人、無所属会派「一山会」2人のうち1人の計10人が出席。東日本大震災からの復興や人口減少対策を基本政策に掲げ、達増県政の継続を目指すとしている。今後、達増氏のほか国会議員や市町村の首長と議員、一般市民に参加を呼びかける。

 代表には一山会の清水恭一氏が就いた。関係者によると、生活側の達増氏が政党色を薄めた「県民党」を掲げているため、無所属県議を選んだという。発起人の1人、民主党県議で高橋元(はじめ)党県連幹事長は「(前回選挙の)4年前は一緒にやった仲間。中央政界の動向で分かれたが、目指すべきところは同じ」と連携を強調した。知事選と同日にある県議選の共闘も念頭にあり、選挙後は会派合流も視野に入れている。

 一方、3会派には参加を保留する県議もいる。特に民主は現時点で高橋氏のみ。25日の県連常任幹事会で活動方針が決まるまで態度表明を待つ県議もいるが、達増氏を支持しない県議もいる。

3622チバQ:2015/04/18(土) 00:15:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150417_11020.html
<仙台市議選>自民公認が増加傾向 1強反映


自民党衆院宮城1区の会合で壇上に並ぶ現職の同党仙台市議
拡大写真

拡大写真
 仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)で、自民党公認の立候補予定者が16日現在、前回2011年比3人増の17人に上っている。現行の区割り選挙になった1991年以降では同年の21人に次いで多く、自民1強を反映し安倍晋三政権との一体感を打ち出す狙いがうかがえる。ただ、選挙本番の夏にかけ、安全保障法制など「安倍カラー」の濃い政策論議がヤマ場を迎える。政権党のアピール効果は未知数だ。

 91年以降の自民党公認者数は表の通り。95、99年は自民党の分裂や無党派層の拡大を背景に、自民党籍を持つ候補が無所属を名乗るケースが目立った。高支持率が続いた小泉純一郎政権時代の2003年に増加に転じ、07年は横ばい。民主党政権下で、東日本大震災の政府対応に批判が集中した11年は定数が5減したものの増えている。
 公認を得た17人のうち今回初めて申請した議員=青葉区、5期=は「地方議員としてはウイングを広げていた方がいいと思うが、立ち位置を明確にするのが最近の潮流だ。復興や予算関連で政府に要望する際の対応も違う」と語る。20年ぶりに公認を受けた議員=宮城野区、7期=は「国益を守る政権を支えるという意思表示だ」と言う。
 一方、集団的自衛権の行使容認に伴い自衛隊の任務拡大を図る新たな安保法制の国会審議や戦後70年談話の議論の本格化を控え、影響を懸念する空気も漂う。
 前回に続き公認を得た議員=若林区、6期=は「統一地方選が終われば、来年夏の参院選に影響が出ないよう安保法制論議が一気に進む。公認には実はリスクがある」と打ち明ける。
 タカ派色を強める自民党の看板に、仙台の有権者がどう反応するかは見通せない。市内で11日にあった党衆院宮城1区支部の会合で愛知治郎参院議員(宮城選挙区)は「夏ごろには大変な混乱があるかもしれない。市議選、県議選は厳しい選挙になる」と引き締めを図った。

3623チバQ:2015/04/18(土) 00:32:26
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=118
政党対決=1
2015/4/14 火曜日



決戦から一夜明け、当選候補者と握手を交わす自民党県連の大島会長(右)
 改選前の30議席を割りながらも安定過半数を獲得した自民党。決戦から一夜明けた13日、県連会長の大島理森は「大勢に影響はない。地方創生の実現に真剣に取り組み、知事選を勝ち抜くことが大事」と総括した。
 弘前市区のベテラン西谷洌を含む公認・推薦候補者4人が落選。大島は西谷の功績と労をねぎらいつつ、後進育成の必要性も強調。「若い力を育てなければならない。(落選の)新人2人はよく健闘した」と振り返った。
 特徴として低投票率、共産党の議席増を挙げ、「共産が反対票の受け皿になっている事実を見なければならない」と指摘した。
 現有6議席を死守した民主党。12日深夜、党県連幹事長の山内崇は開口一番、「なかなか厳しい戦いだった」と振り返った。
 11人を擁立した「攻め」(山内)の選挙だったが、新人、元職6人のうち5人が落選。「基本組織づくりという古くて新しいテーマに、地道に取り組むしかない」と日常活動の重要性を説く。
 「(自民との)政策面で際立つ違いを示せれば、上積みできたかもしれない」と反省しながらも「反転攻勢に備える土台は確保できた」と自らに言い聞かせた。
 唯一議席を増やした共産党。党県委員会委員長の畑中孝之は初議席を獲得した八戸市区について「歴史的な勝利」と振り返り、「伸びたのは共産だけ。政党間の力を変えた」と手応えを語った。
 弘前市区で安藤晴美がトップ当選、青森市区の諏訪益一も得票数を大きく伸ばし、「自民との対決構図が浸透した結果」と分析。新人大竹進を推薦する知事選に向け「自民党への批判、県政の転換を訴えることが大きな力になる」と力を込めた。
 現職2人が議席を守った公明党。県本部代表の伊吹信一は「地方創生では議員の資質が大切になる」とし、「党のネットワークに期待する声も聞かれる。現場の声を率直に伝えることが重要」と意欲を示した。
 社民党は議席奪還を果たせず。県連代表の三上武志は「4年間のブランクは大きかった」と悔しさをにじませつつ、「前回より得票が増えたことは前進。(大竹を推薦する)知事選勝利に向け頑張る」と次を見据えた。
 自民、民主、公明が勢力をほぼ維持、共産が議席を増やした今回の県議選。勢力図に大きな変化は見られなかったが、ベテラン議員の落選など波乱もあった。低投票率に歯止めがかからない中、今後の政党活動、議員活動の在り方が問われることになりそうだ。

3624チバQ:2015/04/18(土) 00:32:38
弘前市区=2
2015/4/15 水曜日



新人の参戦で激戦となった弘前市選挙区。写真は当選した(左から)谷川政人、菊池勲の2新人
■弘前市区
 「厳しい厳しい、つらいつらい選挙戦だった。皆さんの支えがあったからこそ最後まで戦うことができた」。県議選に有権者の審判が下された12日夜、弘前市選挙区で最後の議席を獲得した自民現職の齊藤爾は支持者の前で声を詰まらせた。陣営幹部も「本当に二度とこんな厳しい戦いはしたくない」。激戦だった今回の選挙戦を象徴する場面だった。
 現職6、新人3の9人で6議席を争った弘前市選挙区は、何度も選挙を経験してきた陣営幹部が「最後まで読めない」と語るほど混迷を極めた。ふたを開ければ新人2人―自民の谷川政人、無所属で松下政経塾出身の菊池勲が議席を得た一方、前回県議選(2011年)で1万票以上を獲得、トップと次点だった無所属の相馬●一と自民の西谷洌のベテラン2人が落選。世代交代が鮮明になった。
 菊池の選対幹部は「大変な混戦」としつつも「若い人に任せたいという声は広い世代から出ていた」と述べ「世代交代」「刷新」という明確な主張を提示したことで一定票を獲得できたと分析。
 谷川は過去に秘書を務めた衆院議員木村太郎の選対スタッフが全面的に支援。有力候補として早くから警戒
され「当確が出るまで不安でたまらなかった」(本人)としたが、終わってみれば安定した戦いで、狙い通りの上位当選を果たした。
 現職は共産の安藤晴美が前回から1000票以上を上積みし、堂々のトップ当選で、躍進が続く党の勢いを
維持。無所属の川村悟、自民の岡元行人、同齊藤は支持層をしっかり固めて競り勝った。
 厳しかったのはベテラン勢。世代交代の波にのまれ、大きく票を落とした。相馬は長年の支持者の高齢化、西谷は病で声帯を摘出して声を失ったことがハンディに。民主の新人鶴賀谷貴は党本部から国政選挙並みの支援を受けたが、出遅れが響き、及ばなかった。
 全体的に票読みに苦心した要因として、有権者の関心の低さを指摘する声も複数あった。同市選挙区の投票率は50・23%で前回を0・54ポイント上回ったが、依然低迷。ある陣営幹部は「10年前とは全然違う。政治に関心がない、投票に行かないという人が増えた」と表情を曇らせる。「手を振るなど反応してくれても、投票に行ってくれるのか分からなかった」という声も。
 県議選で奔走した弘前市議は「自分たちの暮らしと政治が直結していることを有権者が理解していない。大きな課題だ」と懸念を示す。有権者の政治離れという根深い課題を抱え、弘前市は統一地方選の後半、19日告示の市議選に突入する。
※●は金へんに昌

3625チバQ:2015/04/18(土) 00:32:51
平川市区、五所川原市区、北郡区=3
2015/4/16 木曜日



平川市区は山口多喜二(左から2人目)がトップ当選。大鰐町から17年ぶりの県議誕生となった
■平川市区
 大鰐町から17年ぶりの県議誕生を掲げた新人山口多喜二が、2位に約2400票差をつけトップ当選した。久々の地元候補に町内の関心は高く、同町の投票率は60・5%と前回から14ポイント上昇。山口は9割超の圧倒的な得票率を誇った。長尾忠行平川市長の後援会が支援に回ったことも「大きかった」と陣営。知名度が低い同市でも一定の集票に成功した。
 同市尾上地区を地盤とする現職工藤義春は1期の実績を強調し、同市で安定した支持を得て再選した。ただ、工藤が「(市長選違反事件を受けて)選挙はもう嫌だという市民の思いが表れた」と指摘する同市の投票率は、45・14%と前回から11・34ポイント下落。山口の想定以上の躍進もあり、目標とした7000票を大きく下回った。
 新人齋藤正明は地元の同市平賀地区を中心に活動したが、支持を広げられなかった。
■五所川原市区
 「予想外の健闘だ」
 定数3を現職3人と元職1人、新人1人で争った五所川原市選挙区。当初から当選が確実視されていた自民現職寺田達也の陣営では、落選した民主元職今博、新人塚本悦子の得票数をそう評する声が複数上がった。
 寺田は組織力を生かし、前回トップだった櫛引ユキ子を1200票余り上回ってのトップ当選。ただ、当選した現職3人はいずれも前回より票数を減らす結果となった。
 今回は、前回最下位当選だった自民現職成田一憲と小差で落選した今の動き、さらに成田と同じ中泊から出馬した塚本がどれほど地元票を取り込むかが注目された。
 危機感を持った成田は初めて選挙区内5カ所に事務所を置き地盤を固めたほか、三村申吾知事の応援も得て県との太いパイプを強調。“非自民組織の結集”を掲げた今と、“市民派スタイル”を標榜した塚本は、草の根運動を展開し浮動票獲得に力を入れたが、成田の底力が上回った。
■北郡区
 定数1を現職1人と新人2人で争い、「これほど票が読めない選挙はない」との声が上がる激戦となった。
 板柳町から出馬し、昨年補欠選挙で初当選した自民現職齊藤直飛人は、舘岡一郎町長と町議10人全員の支援による総力戦を展開。前回34票差まで迫った相川順子を1500票近く引き離し勝利した。
 鶴田町からは相川、北谷正則の新人2人が出馬。相川の街頭に元県議で夫の相川正光町長がマイクを握り、北谷陣営では相川町長を後継指名した中野●司前町長が応援演説する異例の構図となった。
 相川は補選より得票数を伸ばして善戦したものの、鶴田の票が割れたことから北谷と共倒れになり、鶴田からの県議当選はかなわなかった。
(県議選取材班、文中敬称略)
※●は堅の土が手

3626チバQ:2015/04/18(土) 00:33:02
無投票区=4・完
2015/4/17 金曜日



1枚だけ張られた県議選候補者ポスター。奥の市議選掲示場には19日の告示で20枚が張られ、2007年選以来の選挙戦となる見通し=3日、黒石市
 今回の県議選では、黒石市、つがる市、南郡、西郡、東郡の津軽地方5選挙区(いずれも定数1)が、無投票での決着をみた。政争による混乱が生じず、安定した政治風土が維持されるとの声がある一方、有権者が選択の機会を失ったのもまた事実。各選挙区で事情は異なるが、選挙区割りなどを含め、選挙制度の在り方を見直すべきとの声が相次ぐ。
 黒石市区は昨年の補選を含むと2003年選から5回連続の無投票となった。同市では市長選が06年選、市議選も07年選を最後に無投票となっている。かつて政争が激しかった同市だが、近年は国政選、知事選を除いて、有権者が投票で意思を示すことができない状態が続いている。
 県議選無投票の背景には、黒石市長高樋憲が昨年の市長選に県議を辞して出馬した際、引退表明した当時の市長鳴海広道の長男惠一郎を後継指名したことで「現、前市長の政治力には、相当な知名度がなければかなわない」という見方が強いことがある。
 高樋は「無投票も民意。候補(当選者)が謙虚に受け止め、評価される行動を起こしていくのがこの選挙(の意味)」とし、惠一郎は「不毛な争いをしている場合ではない」と政争が市のためにならないとの考えを強調し「無投票という審判は、しっかりやれということと受け止める」とした。
 しかし無投票を肯定的に捉える人は多くない。有権者からは財政健全化が最優先課題である市の現状から「選挙にならないのは、財政的にはいい」としながらも「他に立候補者がいないのは寂しい」「政策で県議を選べない。これでいいはずはない」といった声が聞かれた。
 こうした有権者の声に応えて19日告示、26日投開票の市議選(定数16)には、新人4氏が立候補を表明し、現職16氏と議席を争うことがほぼ確実となった。有権者は07年選以来8年ぶりに投票という行動ができる。
 つがる市区は自民公認の現職三橋一三のほかに、出馬に向けた目立った動きはなく、2回連続無投票、4期目を飾った。つがる市長の福島弘芳との緊密な連携で、強い支持基盤を持つ三橋が盤石の態勢を維持した形。07年から藤崎町と田舎館村を選挙区とする南郡区では、県議会議長の阿部広悦が無競争で議席を確保。西郡区はベテラン工藤兼光が4期目、東郡区は自民の重鎮神山久志が8期目の当選をそれぞれ無投票で決めた。
 津軽地方の農業男性(25)は「選択の余地さえ与えられないのは残念だし、このままの状態が続くと住民の選挙への意欲が薄れる。隣の選挙区のように、定数が2枠あればいいのに」と嘆息した。
=終わり=

3627チバQ:2015/04/18(土) 00:33:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150415ddlk02010157000c.html
15年・県議選:戦い終えて/上 1議席減の自民 高揚感なく淡々と 2現職落選、下位当選者も多く /青森
毎日新聞 2015年04月15日 地方版

 「(議席が)一つ減ったことは残念だが、大勢に全く影響はない」

 県議選から一夜明けた13日。青森市の自民党県連事務所で開かれた役員会後の報道陣の取材に、大島理森・県連会長はこう総括した。

 自民は定数48に対し、公認32人、推薦1人の計33人を擁立。過半数(25議席)を上回る29議席を確保した。改選前を1議席下回ったが、前回2011年での自民公認の当選者は25人で、今回はそれを4人上回る。改選前議席が30に達していたのは、無所属での当選者が続々と入党したためで、今回も無所属新人が自民会派入りする動きがある。自民が県政界で主導権を握ることに変わりはない。13日の役員会は単独過半数確保の高揚感も、議席減の落胆もなく、淡々と15分で終了した。

 表面的には圧勝した自民だが波乱もあった。弘前市区では県議会議長や県連幹事長などを歴任した重鎮、西谷洌氏が落選。選対関係者によると、西谷氏が喉頭がんの手術で声帯を失ったことで「厳しい戦いは覚悟の上」だったが、地盤の市中心部で支持層が重なる自民と無所属の新人2人に票を食われ、世代交代の波に沈む形となった。青森市区では最下位当選の自民現職の山谷清文氏と、次点の自民現職の奈良岡央氏の票差はわずか10票。他の選挙区でも下位で当選する現職が目立った。

 大島県連会長の地元・八戸市区では、県議から参院議員に転身した滝沢求氏の後継とされた新人・大崎光明氏が敗北。定数8の同区で、前回は自民4、民主3と優位だったが、共産の割り込みを許し、自民3、民主3の勢力図に変わった。大崎氏は12日夜の敗戦の弁で「慌ただしく急な出馬表明で、思いがなかなか届かなかった」と悔やんだ。また、三戸郡区では推薦した無所属新人が落選。県南での民主の地盤を崩せなかった。激戦となった五所川原市区では、無所属新人の台頭で自民現職2人の合計得票が前回より約2400票減った。

 投開票日の12日深夜に当選を決めた自民現職は「今まで感じたことのない厳しい戦いだった」と振り返り、万歳の最中、何度も支持者に頭を下げた。戦後最低となった投票率を受け、自戒を込めてつぶやいた。「本当に(有権者の)関心が薄れているのだろう。『誰がやっても同じだろう』と思われている」

 県議選は6月7日投開票の知事選の前哨戦でもある。県連の推薦を受け、4選を目指す現職の三村申吾氏は県議選でも自民候補の応援に奔走した。「知事選に向け、県議選でしっかりとした基盤はできた」と大島会長。視線は早くも次の知事選に向けられている。

    ◇◆ 

 統一地方選第1ラウンドとなった県議選。自民が過半数の議席を確保し、県政界の勢力地図に大きな変化はなかった。選挙後の各政党の動向を探る。

3628チバQ:2015/04/18(土) 00:34:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk02010008000c.html
15年・県議選:戦い終えて/中 「多弱」の野党に明暗 気迫見えぬ民主 28年ぶり3議席、共産は「歴史的勝利」 /青森
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 「一言で言えば野党第1党(民主党)が、少し気迫と迫力と元気がない裏表ではないでしょうか」

 県議選から一夜明けた13日午前。青森市内で取材に応じた自民党県連の大島理森会長は、共産党が得票と議席を伸ばしたことへの感想を問われると、6議席の現状維持にとどまった民主党の力不足を指摘した。

 民主党政権への逆風が吹き荒れた前回2011年の県議選で推薦も含む11議席を7議席に減らした民主。その後の離党もあり、改選前は6議席に減少していた。今回は党勢回復の足がかりをつかもうと8選挙区に現職5人、元職1人、新人5人の計11人を擁立。議席増をもくろみ、党本部の幹部を次々に投入し、本部側もそれに応えて最終日には枝野幸男幹事長が来援する力の入れようだった。しかし、結果は現職5人と、ベテラン引退に伴って擁立した新人1人の当選にとどまった。

 上北郡区で新人が124票差で落選する善戦を見せたが、むつ市区では自民の3現職に挑んだ新人がはね返された。五所川原市区で返り咲きを図った元職は、議席を失った前回より得票を減らした。山内崇県連幹事長の地元・弘前市区では、難航の末に擁立した新人が最下位で落選する状態に落ち込んだ。

 青森市区で当選した現職の渋谷哲一氏も前回より票を減らした。12日深夜に当選のバンザイをした渋谷氏は「自民の圧倒的多数という状況を変えねばならない」と表情を引き締めつつも、「野党への諦めが(有権者に)ある」とため息をついた。県連の田名部定男代表からは「アベノミクスでも地方創生でも、明確な対立軸が打ち出せなかった。党本部が政策を確立しておらず、地方議員レベルで訴えられるものがなかった」との恨み節も漏れた。

 「1強多弱」への挑戦は、社民党も実らなかった。県連代表の三上武志氏が青森市区で出馬し、前回失った1議席の奪還を期したが埋没。票数自体は約700票増やしたものの、12候補の中では最下位に終わった。三上氏は「今後につながる選挙だったと信じたい」と敗戦の弁。報道陣には「議員がいない空白の4年間を埋めるのは至難の業」と悔しさをにじませた。昨年末の衆院選で升田世喜男氏が比例復活ながら初当選した維新の党は、その升田氏陣営の選挙違反事件への対応に追われ、統一地方選は「不戦敗」の状態だ。

 一方、共産党は意気軒高。28年ぶりに3議席を獲得し、今回の県議選で議席を増やした唯一の政党となった。八戸市区で初議席を獲得し、弘前市区で初のトップ当選。青森市区でも2位当選を果たした。得票数も3人で計3万1680票で、前回の4人合計の2万7168票を上回った。県委員会の畑中孝之委員長は開票翌日の13日、青森市内で街宣車からアピール。「議席増は自民政権ストップを求める猛烈な声。歴史的な勝利だ」と声を高めた。

3629チバQ:2015/04/18(土) 00:34:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk02010251000c.html
15年・県議選:戦い終えて/下 郡部の得票分析 「ご当地候補」に票集中 町村の開票に時間差、陣営は一喜一憂 /青森
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 12日開票の県議選の結果を分析すると、住民が出身町を意識しやすい郡部で「ご当地候補」に票が集中する傾向がうかがえた。

 県議選の開票は市町村ごとに行われるため、市街地の体育館など1カ所に全ての投票箱が集められて開票される市部と比べると、郡部は出身地ごとの得票率を比べやすい。

 今回、特に顕著だったのは平川市区(定数2)の大鰐町だ。元大鰐町議で無所属新人の山口多喜二氏が同町の有効票の92%に達する5065票を獲得。トップ当選を果たした。地元出身候補不在だった前回と比較すると投票率も大幅に上昇し、14ポイント増の60・50%。昨年の選挙違反事件の影響で11・34ポイントも下落して45・14%だった平川市と好対照をなした。

 また、郡部では開票結果を各選管が確定する時刻もまちまち。開票の早い自治体の得票ではリードしていた候補が、選挙区内最後の自治体の開票結果で逆転されるケースも出ており、各陣営は時間差のある開票作業に一喜一憂した。

 北津軽郡区(同1)は、昨年9月の補選で初当選した自民現職の斉藤直飛人氏に対し、いずれも無所属新人の相川順子氏と、北谷正則氏が挑む構図。板柳、鶴田の2町で構成される同区で先に開票結果が出たのは鶴田町。町長を夫に持つ相川氏が得票率54%の4131票で首位に立ち、元鶴田町議の北谷氏も33%を獲得。板柳出身の斉藤氏の得票率は13%で、相川氏が3000票以上リード。補選では34票差で敗北した相川氏が雪辱を果たすかとも思われたが、30分後の午後9時58分に決まった板柳町票は、斉藤氏が78%の5721票を獲得。3000票差をひっくり返して斉藤氏が再選した。相川氏と北谷氏の票を合計すると斉藤氏を上回り、「鶴田票」の分裂が明暗を分けた。

 上北郡区(定数4)では、民主新人で元野辺地町議の木明和人氏が、同町で得票率66%・4758票を獲得。午後10時17分までに開いた6町村の結果で木明氏は8065票に達し、自民現職の蛯沢正勝氏の5348票、自民現職の沼尾啓一氏の4169票を上回る3位となっていた。民主県連関係者らは当選に期待を持った。しかし、午後10時32分に確定した東北町票のうち、沼尾氏が47%、蛯沢氏が35%を獲得し、同町で7%しか取れなかった木明氏は124票差で落選した。

 三戸郡区(定数3)でも、自民現職の夏堀浩一氏は午後10時までに決まった5町村の結果では4候補の中で最下位だったが、最後に開いた南部町票で66%の5508票を勝ち取り、一気にトップに躍り出た。

    ◇◆

 県議選を終え、各政党は26日投開票の市町村議選、6月7日投開票の知事選に向けた動きを始めている。

 (この企画は、森健太郎、宮城裕也、佐藤裕太が担当しました)

3630チバQ:2015/04/18(土) 00:34:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150413ddlk02010047000c.html
’15統一地方選:県議選 開票結果 /青森
毎日新聞 2015年04月13日 地方版

 ◇青森市(定数10−12)
当 15965 高橋修一 44 自現

当 13180 諏訪益一 70 共現

当 11464 伊吹信一 54 公現

当 10756 森内之保留 50 自現

当  9232 花田栄介 33 自現

当  9140 関良 57 無現

当  8986 渋谷哲一 53 民現

当  8305 古村一雄 70 無現

当  8269 一戸富美雄 58 無元

当  7577 山谷清文 57 自現

   7567 奈良岡央 58 自現

   7122 三上武志 63 社新

 =選管最終発表

 ◇弘前市(定数6−9)
当 10590 安藤晴美 63 共現

当  9622 谷川政人 45 自新

当  9347 川村悟 67 無現

当  8801 岡元行人 50 自現

当  8561 菊池勲 33 無新

当  8403 斉藤爾 44 自現

   7208 相馬〓一 78 無現

   5962 西谷洌 70 自現

   5073 鶴賀谷貴 52 民新

 =選管最終発表

 ◇八戸市(定数8−9)
当 14718 熊谷雄一 52 自現

当 11325 田名部定男 68 民現

当 10722 山田知 45 民現

当  9944 畠山敬一 59 公現

当  8690 清水悦郎 65 自現

当  8417 藤川友信 66 自現

当  7910 松田勝 67 共新

当  7405 田中満 46 民新

   6753 大崎光明 47 自新

 =選管最終発表

 ◇五所川原市(定数3−5)
当  9789 寺田達也 52 自現

当  8556 櫛引ユキ子 61 無現

当  7306 成田一憲 76 自現

   6631 今博 64 民元

   3899 塚本悦子 70 無新

 =選管最終発表

 ◇十和田市(定数2−3)
当 10035 丸井裕 58 自現

当  9783 田中順造 65 自現

   6552 中野渡詔子 44 無新

 =選管最終発表

 ◇三沢市(定数1−2)
当 11566 小桧山吉紀 64 自現

   3917 藤田光彦 61 民新

 =選管最終発表

 ◇むつ市(定数3−4)
当 10676 越前陽悦 69 自現

当 10647 菊池憲太郎 46 自現

当  8498 横浜力 62 自現

   6370 藤森友子 61 民新

 =選管最終発表

 ◇平川市(定数2−3)
当  8157 山口多喜二 65 無新

当  5732 工藤義春 65 自現

   3559 斎藤正明 43 無新

=選管最終発表

 ◇北津軽郡(定数1−3)
当  6696 斉藤直飛人 39 自現

   5210 相川順子 57 無新

   3091 北谷正則 66 無新

 =選管最終発表

 ◇上北郡(定数4−5)
当 10634 工藤慎康 45 自現

当 10580 吉田絹恵 68 無現

当  8949 沼尾啓一 67 自現

当  8921 蛯沢正勝 67 自現

   8797 木明和人 49 民新

 =選管最終発表

 ◇三戸郡(定数3−4)
当  9687 夏堀浩一 61 自現

当  8786 松尾和彦 51 民現

当  7309 北紀一 73 民現

   5678 対馬孝将 36 無新

 =選管最終発表

3631チバQ:2015/04/19(日) 12:22:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150416ddlk05010004000c.html
’15統一地方選:首長選・課題と構図/上 大館市 6選の実績か、転換か 持続可能なまち、どう構築 /秋田
毎日新聞 2015年04月16日 地方版

 1枚のファクスが波紋を呼んだ。8日午前、報道各社に届いた文書。2011年の大館市長選に敗れた近江屋信広・元衆院議員が、今回は無所属新人の福原淳嗣氏(47)を支持すると表明していた。

 近江屋氏は三つどもえの前回選で3位、福原氏は次点だった。ただ得票を合わせると、無所属現職で6選した小畑元氏(66)のそれを上回る。“2位・3位連合”成立は、これから始まる選挙戦の壮絶さを予感させた。

 大館市は鉱山のまちとして名をはせ、かつては県都・秋田市に次ぐ県第2の都市とされた。だが平成の大合併以降、人口や財政規模など多くの面で相対的な存在感の低下は否めない。少子高齢化や人口減少といった問題も山積する。将来も持続可能なまちをどう構築するかが課題となる。

 小畑氏は現職市長としては全国最多の7選を目指す。陣営は「大館は今が大事な時期。小畑氏に引き続き市政を委ねるしかない」と強調する。小畑氏も「企業誘致も順調。財政的にも見通しが立ってきており、きちんとした流れを作って次世代に引き継がなければ」と意欲的だ。

 この4年で最大の成果としているのは、高速道路網整備を背景とした企業誘致の活発化だ。35社39工場が260億円超の設備投資を行い、270人を超える雇用を確保した。工業団地の造成も進む。

 小畑氏は「県内でも群を抜く実績だ。マニフェスト8項目132事業のほぼ100%に着手した」と自負する。後援会は「実績は伴っている」と多選批判も意に介さない。

 一方、市長選再挑戦となる福原氏が求めるのは「市政の転換」だ。会社役員で元市議。落選後、再起を求める支持者らの声を受け、400回近く街頭演説を続けてきた。陣営は「長期政権の弊害が顕著だ。ここで流れを変えたい」と強調する。

 安心、ひとづくり、にぎわい、連携、匠(たくみ)のまちづくりに向けた5公約を掲げる。20年度完成を目指す市庁舎建設構想のコンセプトやまちづくりの手法に異論を唱える。「長期政権とトップダウンが職員を萎縮させている。力を一つに大館を取り戻す」と訴える。

 告示を前に、近江屋氏後援会が「全力を挙げて支持、支援する」(石井好二会長)と表明したことも追い風にしたい考えだ。

 小畑氏と福原氏がそれぞれ事務所開きを行ったのは、くしくも同じ3月7日。あふれ返る支持者らに対し、両氏は対抗心を隠さなかった。「この流れを止めてはならない」「大館を取り戻す」−−。立候補の動きは現時点で他にない。市の政界、経済界を巻き込んだ一騎打ちは間もなく火蓋(ひぶた)が切られる。【田村彦志】

    ◇

 統一地方選の後半戦がスタートする。県内の首長選は大館市長選が19日、上小阿仁村長選が21日にそれぞれ告示される。両自治体の抱える課題と現状、選挙戦の構図を探る。

3632チバQ:2015/04/19(日) 12:22:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150417ddlk05010035000c.html
’15統一地方選:首長選・課題と構図/下 上小阿仁村 「生き残り」へ三つどもえ /秋田
毎日新聞 2015年04月17日 地方版

 ◇「農林業振興」主張似通う
 「まさに村の生き残りを懸けた選挙となる」−−。異口同音に、立候補予定者たちが危機感をあらわにする。人口約2400人(3月時点推計)。県内最小の自治体・上小阿仁村は4年ぶりに“政治の季節”を迎える。2007年以来の三つどもえが見込まれる村長選、そして村議選(定数8)が、いずれも21日告示、26日投開票の日程で行われる。

 村はかつて秋田杉の主産地、そして宿場町として栄えた。1970年代は5000人超でにぎわった。だが人口は半減し、高齢化率は昨年7月に50・2%を記録。県内自治体で初めて5割を超えた。

 面積の93%が山林・原野だ。村一番の財産は、2000ヘクタールに及ぶ村有林。「窮地に陥ったら村の林を伐(き)れ」。こんな言い伝えがあったからこそ、平成の大合併にくみせずに独立独歩の道を選んだともいわれる。

 一方で大合併の前に存在した北秋田郡の7町村は05年、上小阿仁村を除く全てが別の自治体に生まれ変わった。大合併以降2回の村長選は、いずれも新人が勝っている。

 今回の選挙に現時点で名乗りを上げているのは3人。いずれも無所属で、再選を目指す現職の中田吉穂氏(63)▽新人で元村総務課長の小林悦次氏(60)▽新人で村議2期目の長井直人氏(44)。

 「村政の継続」を訴える中田氏は元村議だ。小林氏は定年直前の昨年12月末に職を辞し「行政経験を村のため生かしたい」とアピール。2回連続のトップ当選で村議を務める長井氏は「村政に変化を」と声を張り上げる。

 3氏の主張は、重点公約として「農林業振興」を唱える点で似通う。中田氏が「農林業を活性化させなければ」と必死になれば、小林氏は「山と人を動かして所得増に結びつける」。長井氏も「特産品生産とバイオマス事業を模索する」といった具合だ。「争点なき選挙だ」とのさめた声も聞こえてくる。

 3氏の違いがはっきりとするのは、「村政運営の在り方」についてだ。現職の中田氏は、現代アート展「KAMIKOANIプロジェクト」による交流人口拡大などを実績として強調。新人のうち小林氏は、声高な現職批判こそ避けているが「このままでは村がだめになる」と訴える。長井氏は「今の村政運営は雑。前進が見られない」とこき下ろす。

 若者が去り、高齢者は増え、逆に人口は減っていく−−。多くの自治体と同じ難問を突き付けられながら、どう村を立て直すか。来る選挙戦は、いばらの道の歩み方を村全体が考える機会となる。【田村彦志】

3633チバQ:2015/04/19(日) 12:23:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150418ddlk05010049000c.html
’15統一地方選:大館市長選、あす告示 現新一騎打ち公算大 秋田、大館市議選も /秋田
毎日新聞 2015年04月18日 地方版

 県内の統一地方選後半戦は、いずれも任期満了に伴う大館市長選と大館市議選(定数28)、秋田市議選(定数39)が19日に告示される。大館市長選は現時点で現職と新人の2氏以外に立候補の動きがなく、一騎打ちとなる公算が大きい。

 県内の統一選後半戦は、ほかに上小阿仁村長選と上小阿仁村議選、東成瀬村議選が21日に告示される。19日告示の選挙も含め、いずれも投開票は26日。

 大館市長選に立候補を表明しているのは、7選を目指す現職の小畑元氏(66)と、新人で会社役員の福原淳嗣氏(47)。ともに保守系無所属で、昨年11月に出馬を表明した。両氏は三つどもえとなった2011年の前回選でも激突している。

 「平成の大合併」以降3回目の選挙は、6期24年の小畑市政を継続するか、転換するかが最大の争点となる。

 小畑氏は堅調な企業誘致など実績をアピール。「この流れを中断しないで」と訴える。既に商工関連や各企業など230団体の推薦を取り付けた。

 2回目の挑戦となる福原氏は「多選の弊害が否めない。長期政権から大館を取り戻す」と訴え、豊富な地域資源を生かした独自の振興策を提案する。

 大館市議選は、毎日新聞の集計で現職23人、元職3人、新人11人の計37人が立候補の準備を進めている。

 大館市の12日時点の選挙人名簿登録者数は6万4625人(男2万9798人、女3万4827人)。

 一方、秋田市議選は17日時点の毎日新聞の集計で、現職31人、元職1人、新人15人の計47人が立候補する見通しとなっている。選挙人名簿登録者数(12日時点)は、26万5225人(男12万2994人、女14万2231人)。【田村彦志、池田一生】

3634チバQ:2015/04/19(日) 12:32:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150418_41004.html
<大館市長選>中心市街地の明暗どう議論


大館市中心部の商店街。シャッターの下りたままの店が目立つ
拡大写真
 任期満了に伴う大館市長選は19日告示される。秋田県北の中心都市は、企業誘致による雇用創出に一定の成果を挙げる一方、商店街など市街地の衰退が進む。現状と課題を探った。(秋田総局・今愛理香)
 同市二井田の大館第二工業団地には、医薬機器製造大手のニプロ(大阪市)をはじめ10社が工場を構える。広い駐車場は従業員らの車で埋め尽くされていた。
 市内には秋田自動車道のインターチェンジ(IC)が3カ所ある。交通の利便性と誘致企業への優遇税制などが奏功し、進出企業は38に上る。市郊外の工業団地10カ所の総面積は約139ヘクタール。ほぼ完売し、約370人の雇用が生まれた。
 2017年度には、秋田道のあきた北空港-二井田真中IC間(13.9キロ)が開通する。市は2018年度までに約23ヘクタールの拡張を計画する。
 「希望すれば、ほとんどが大館で就職できる」。市内の高校で進路指導を担当する教諭は企業誘致の効果を実感する。この高校では地元で就職を希望する3年生が年々増え、昨年は希望者の約半数を占めた。
 製造業に加え、関連する運送業などの求人も増加。ことし2月末の有効求人倍率は1.14と、県内では最高水準となった。
 工業団地の好調ぶりとは対照的に、中心市街地は年々、活気を失っている。
 「大型商業施設などの進出で、昔の商店街に戻ることはもう無理」。大館市役所に近い大町商店街振興組合の山城久和理事長は悲観する。
 市中心部の7商店街では、合わせて300店近くが軒を連ねる。20年ほど前から空き店舗が出始め、現在は約70件。経営者の高齢化や後継者不足で廃業に歯止めが効かない状況だ。
 大町商店街は市の助成を受け、店の改装費や家賃の一部を補助して新規出店者を募る。ただし、週末でも道行く人が少ないため、出店は思うように進まない。
 人の流れを呼び戻そうと、毎年夏にはアートイベント「ゼロダテ大館展」を開く。山城理事長は「人が集まれば、店をのぞいてくれる。生き残るための知恵比べになる」と語る。
 大館商工会議所などは、老朽化した市民プールの移設先に、JR大館駅前の空き地を提案した。商議所の佐藤隆広事務局長は「JRや高速道路の利便性を生かし、東北大会の開催を目指したい」と、にぎわいづくりに意欲を示す。
 市長選は企業誘致の勢いを、住民の暮らしに反映させる施策が問われる。


2015年04月18日土曜日
関連ページ:秋田政治・行政

3635チバQ:2015/04/19(日) 12:49:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150418_71054.html
<統一選>東北3市長選あす告示


拡大写真
 第18回統一地方選で、政令市を除く市長選と市議選は19日告示され、後半戦が始まる。東北では北上、大館、上山3市長選、秋田、山形、弘前など12市議選と村山市議補選が行われる。投開票はいずれも26日。
 大館市長選はともに無所属で、全国最多の7選を目指す現職の小畑元氏(66)と新人の会社役員福原淳嗣氏(47)の一騎打ちとなる見通し。小畑氏は企業誘致による雇用創出の実績を強調。福原氏は歴史と文化のまちづくりを掲げる。
 北上市長選は再選を目指す現職の高橋敏彦氏(60)、上山市長選は3選を目指す前職の横戸長兵衛氏(68)がそれぞれ立候補を表明。両市ともほかに出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。
 河北新報社の17日現在の集計では、12市議選は総定数291に354人が立候補を準備。喜多方市は無投票になる可能性がある。
 今回定数が削減されるのは弘前(6減、定数28)八戸(4減、32)山形(2減、33)寒河江(2減、16)の4市議選。統一選前半戦の山形県議選への転出で欠員が生じた村山市議補選は3議席を4人が争う。
 全国では東北を含め89市長選と295市議選、東京特別区の11区長選と21区議選が告示される。
 東日本大震災に伴う特例で延期され、時期がずれた岩手、宮城、福島3県の市長選、市議選は夏から秋にかけて行われる。

<東北の市長選立候補予定者>
 【北 上】
高橋敏彦60市長     無現(1)

 【大 館】
小畑元66市長     無現(6)
福原淳嗣47会社役員   無新 

 【上 山】
横戸長兵衛68前市長    無前(2)
(自・公推)

3636チバQ:2015/04/19(日) 22:30:22
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

3637チバQ:2015/04/19(日) 23:04:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150419ddm041010109000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 宮城県大衡村、セクハラ疑惑きっかけでダブル選挙 地縁血縁、変わるか
毎日新聞 2015年04月19日 東京朝刊
 ◇多選のおごり、議会機能せず
 村長のセクハラ疑惑をきっかけに、宮城県大衡(おおひら)村が揺れている。村長は辞職、村議会は解散となり、急きょ、統一地方選後半戦として「ダブル選挙」が実施されることになった。人口6000人弱の村で何が起きているのか。【渡辺豊】

 「富県戦略の優等生」。大衡村は県内でこう呼ばれている。同県中央部の田園地帯にある県内唯一の村だが、この20年、工業団地の造成が進み、トヨタ自動車東日本を中心とする自動車関連工場や、昭和シェル石油子会社の太陽電池工場などが続々と立地。豊かな財源を生かして18歳未満の医療費を無料化するなど「子育て支援日本一」を自負する。周辺には、村の第三セクターがパークゴルフ場や、アスレチック広場、植物園などを備えたレクリエーション施設を整備した。

 だが、今回の騒動に、村民から「名門出身と多選のおごりが災いした」との批判が出ている。背景にあるのは「地縁血縁」の選挙。126年の村の歴史で、村長は村の東部・西部・中央の3地域の有力者がほぼ交代で選出されている。8日付で辞職した前村長の跡部昌洋氏(66)は東部出身で、祖父も父も村長を務めた「世襲村長」。1996年、5期務めた村長の辞職を受けて出馬、その村長のいとこを15票差で破って初当選すると、2期目は無投票、3、4期目は圧勝。前回(2012年)は対立候補が出たが、700票余りの差で5選を果たした。

 トヨタの進出などは、跡部氏の在職期間とほぼ重なる。元村議の一人は「4期目に入った頃からワンマンぶりが目立ち始めた」と振り返る。「村長は社長、職員は社員、村民は株主」が口癖で民間的手法を信奉する半面、「強権的で意見も言えなかった」と漏らす職員もいる。

 一方、村議も世襲が多数派だ。議員14人のうち、7人が世襲。政策が問われることは少なく、ある前村議は「二元代表制としての議会がきちんと機能せず、(跡部氏に)甘く見られていた」と指摘する。昨秋、跡部氏は村議会で公金を着服した元村職員をかばう虚偽答弁をしたとして犯人隠避容疑で書類送検(不起訴処分)されるなど、議会のチェックが利かない状況があった。

 村長選には、前村議と前村議会議長の2人が出馬を表明している。前村議は病死した夫の後継。前議長は跡部氏の小中学校の同級生で、セクハラ疑惑を巡ってたもとを分かったが、かつては盟友と呼ばれた。村議選は定数を1人上回る15人が出馬予定。ある元村議は「地縁血縁自体が悪いわけではなく、その閉鎖的な世界にどっぷりと漬かって、住民との交流や情報公開を怠るのが問題。『開かれた村政』の意味をみんなで考えるきっかけにすべきだ」と指摘する。

 福祉施設職員の男性(53)は「村民次第で変わるチャンスがある」、主婦(60)は「今度こそ、笑われない村にしてくれる人を選ぶ」と話すなど、有権者にも変化の兆しがある。村の行方を左右する村長・村議選は21日に告示、26日に投開票される。

==============

 ■ことば

 ◇大衡村長のセクハラ疑惑
 跡部昌洋村長(66)=当時=にセクハラを受けたとして、3月に村職員の女性が損害賠償を求めて提訴。議会は村長の不信任を決議したが、村長は議会を解散。直後に、辞職届を提出した。跡部氏は4月7日に記者会見し、セクハラを否定。村長選には体調不良を理由に出馬しないことを表明した。

3638チバQ:2015/04/19(日) 23:20:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015041900138
自民、平野元復興相を支援=岩手知事選


 自民党岩手県連は19日、盛岡市内で役員会を開き、任期満了に伴う同県知事選(9月6日投開票)について、出馬を表明した元復興相の平野達男参院議員(60)=無所属、岩手選挙区=を支援することを決めた。
 具体的な支援内容に関し鈴木俊一県連会長は記者団に、「平野さんと協議しながら一番ふさわしい形を取っていきたい」と話した。知事選では、現職の達増拓也氏(50)が3選出馬を表明しており、民主党は支援するかどうか近く対応を決める見通しだ。(2015/04/19-17:46)

3639チバQ:2015/04/19(日) 23:22:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150419_31032.html
「代理戦争」避け前哨戦 矢巾町長選21日告示

 9月の岩手県知事選で、3選を目指す現職の達増拓也知事(50)と平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=の激突が確実となり、直後の選挙戦となる矢巾町長選(21日告示、26日投開票)がにわかに注目されている。2新人の争いは知事選の「代理戦争」と取り沙汰されたが、両陣営は連動を回避しつつ前哨戦を繰り広げている。

 同町長選をめぐっては、4期目の現職川村光朗氏(74)が引退を表明。いずれも無所属新人で、前副知事の宮舘寿喜氏(65)、元県議の高橋昌造氏(69)の2人が立候補を予定する。
 宮舘氏陣営は18日夕、総決起集会を開いた。県庁出身で2008〜12年に副知事を務めた宮舘氏。達増県政を支えた行政経験を踏まえ「町民主役のまちづくりを目指す」と呼び掛けた。来賓には川村町長、町議会議長らが並んだ。
 3月末に県議を辞した高橋氏は、平野氏に知事選立候補を要請した会派「いわて県民クラブ」に所属していた。16日の決起集会には同会派や自民党の県議らが出席。高橋氏は「矢巾の自立としがらみのない変革を実現する」と主張した。
 両陣営とも知事選に言及することはない。「立場を鮮明にすれば逃げる票もある」(県議)との計算が働いているようだ。
 達増、平野両氏はかつて民主党の同志。「知事は達増、参院は平野」と投票してきた有権者は多いとみられる。別の県議は「町長選を第一に考えれば、知事選に触れるのは得策ではない」と打ち明ける。


記事を印刷
関連ページ:岩手政治・行政
2015年04月19日日曜日

3640チバQ:2015/04/20(月) 19:14:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk03010192000c.html
’15統一地方選:北上市長選 高橋氏、無投票再選「市民と『まち育て』進めたい」 /岩手
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 任期満了に伴う北上市長選が19日告示され、無所属の現職、高橋敏彦氏(60)だけが立候補を届け出て、無投票での再選が決まった。同市長選の無投票は20年ぶり。有権者は7万5708人(18日現在)。

 同市大通りの高橋氏の事務所では、午後5時過ぎに無投票当選が決まると、支持者ら約50人から拍手がわいた。高橋氏は、選対責任者の中村好雄・北上商工会議所会頭らと万歳三唱。「4年間気を引き締めて、北上のみならず東北を引っ張る意気込みで市民と『まち育て』を進めたい」と抱負を述べた。

 高橋氏は「人口減少時代に対応できる地方都市を」として、市内16の地域コミュニティーが特色を生かして連携する「あじさい都市」構想を掲げ、庁内に推進本部を設けた。この日の遊説では「夏油高原スキー場問題や行政改革でめどを付けた」と実績を強調。2期目に向けて「花巻市や奥州市など周辺自治体とコミュニケーションを取り、県南部の発展に結びつけたい」などと述べた。

 高橋氏は前回、3期務めた伊藤彬前市長の後継として出馬し、元市議を破って初当選した。今回、当時の対抗陣営が早期に候補擁立を見送ったため、無投票の流れができた。

 同市長選の無投票は北上、和賀、江釣子の旧3市町村合併後の1991年と95年、高橋盛吉氏が2期連続で無投票当選して以来。市内の無職男性(75)は「対抗馬があれば声を聞きながら投票できた。批判票が出ることで(現職の)反省にもつながるはず。評価の意味でも選挙はしたかった」と話していた。

 県内14市の最近の市長選では今回を含め、半数を超える8市長選が無投票となった。【和泉清充】

==============

 ◇北上市
高橋敏彦(たかはし・としひこ) 60 無現(2)

 [元]建設会社役員[歴]北上青年会議所理事長▽NPO法人代表▽県政策評価委員▽日大院

==============

 ◇県内14市の直近の市長選◇
     時期 市    結果

2015年4月 北上   無投票  (現職再選)

     2月 陸前高田 2人の争い(現職再選)

 14年11月 大船渡  2人の争い(現職再選)

    11月 滝沢   3人の争い(現職3選)

     3月 久慈   2人の争い(新人当選)

     3月 奥州   2人の争い(現職再選)

     1月 花巻   2人の争い(新人当選)

     1月 二戸   無投票  (新人当選)

 13年10月 遠野   無投票  (現職3選)

     9月 一関   無投票  (現職再選)

     9月 八幡平  無投票  (現職3選)

     6月 宮古   無投票  (現職再選)

 11年11月 釜石   無投票  (現職再選)

     8月 盛岡   無投票  (現職3選)

3641チバQ:2015/04/20(月) 19:15:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk05010144000c.html
’15統一地方選:後半戦、告示 大館市長選、現新一騎打ち /秋田
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選の後半戦は19日、大館市長選と市議選、秋田市議選が告示された。大館市長選には、新人で元市議の福原淳嗣氏(47)、現職で7選を目指す小畑元氏(66)=いずれも無所属=の2人が立候補し、選挙戦に突入した。2氏は2011年の前回選でも相まみえている。21日には上小阿仁村長選と村議選、東成瀬村議選が告示される。いずれも26日に投開票される。

 ◇大館市議選 37人立候補
 大館市長選は現職として全国最多の7選を目指す小畑氏に、三つどもえの前回選で次点だった福原氏が再び挑む構図となる。

 市議選(定数28)には、現職23人▽元職3人▽新人11人−−の37人が立候補した。党派別では公明2人▽自民1人▽共産1人▽社民1人▽無所属32人。

 市長選、市議選とも投票は26日午前7時〜午後7時、71カ所で。開票は午後8時半から市樹海体育館で行われる。18日時点の選挙人名簿登録者数は6万4629人(男2万9802人、女3万4827人)。

 期日前投票は20〜25日の午前8時半〜午後8時、市役所第2会議室と比内・田代の両総合支所で。御成町3のいとくショッピングセンターでは午前10時から午後7時まで。【田村彦志】

 ◇秋田市議選 47人立候補
 秋田市議選(定数39)には、現職31人▽元職1人▽新人15人−−の47人が立候補した。党派別では、自民5人▽公明4人▽共産4人▽民主2人▽社民2人▽無所属30人。

 投票は119カ所で26日午前7時から始まる。河辺・雄和地域の32カ所は午後7時まで、他の地域は午後8時まで投票できる。期日前投票は20日から市役所分館やイオンモール秋田、JR秋田駅前のぽぽろーどなどで。

 市選挙管理委員会によると、選挙人名簿登録者数(18日時点)は26万5416人(男12万3095人、女14万2321人)。【松本紫帆】

 ◇上小阿仁村長選、村議選 あす告示
 上小阿仁村長選は21日告示される。立候補を表明しているのはいずれも無所属で、再選を目指す現職の中田吉穂氏(64)、元村総務課長で新人の小林悦次氏(60)、村議で新人の長井直人氏(44)。2007年の前々回選挙以来の三つどもえとなる公算が大きい。

 中田氏は交流人口や道の駅の活性化など実績を強調し「村政の継続」を訴える。小林氏は、豊富な行政経験を生かした村の活性化を訴え、産業振興などを掲げる。長井氏は「トップダウンで職員は萎縮している」として村政刷新を求めている。

 村議選(定数8)には現職6人、新人3人の計9人が立候補の準備を進めている。【田村彦志】

 ◇東成瀬村議選も
 任期満了に伴う東成瀬村議選(定数10)は21日告示される。立候補を予定しているのは現職8人、新人2人の計10人。今のところほかに出馬の動きはなく無投票の公算が大きい。選挙戦となった場合、投票は26日午前7時から午後6時まで、村内8カ所の投票所で行われる。午後7時から村防災情報センターで即日開票される。【佐藤伸】

3642チバQ:2015/04/20(月) 19:16:46
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150419-OYTNT50194.html
大館市長選 現新一騎打ち
2015年04月20日
 大館市長選は19日、告示され、前回に続き2度目の挑戦となる元市議で新人の福原淳嗣氏(47)、現職市長では全国最多の7選を目指す小畑元氏(66)が、ともに無所属で立候補を届け出た。人口減社会への対応や地場産業振興などの課題がある中で、保守系の2氏が市政の継続か、刷新かを問う。市長選の一騎打ちは2003年以来。投票は26日に行われ、同市上代野の市樹海体育館で即日開票される。18日現在の選挙人名簿登録者数は6万4629人。


■まちづくりに力 福原氏

 福原氏は、午前8時半から向町の事務所で神事を行い、集まった支持者を前に第一声を上げた。市政刷新の原動力は市民の声だとした上で、「多くの市民の心を、大館を変えようという炎ほむらが包んでいると強く実感している。団結と決断の大館が消えないように、モノづくりの力と物語をつくる力、二つの力があるまちづくりのために全身全霊で頑張る。あと2歩、踏み込む力を賜りたい」と訴えた。

 白いスポーツウェアに運動靴と、若さと行動力を強調した服装で、「戦って、戦い抜いて必ず勝利する」と宣言。支持者一人ひとりと握手を交わし、遊説の選挙カーに乗り込んだ。

■働く場所つくる 小畑氏

 小畑氏は午前9時過ぎ、水門町の事務所前で出陣式に臨み、支持者を前に6期の経験と実績を強調。「大館は誘致企業ブームで新しい産業も動き始めている。人口減対策で重要なのは働く場所づくりであり、着実な民間投資の継続で医療、福祉、教育の財源も確保できる。農家を守るほ場整備も進める。これまでの延長で、安心して暮らせるまちづくりの新たな一歩につなげたい」と継続を訴えた。

 小畑氏は「次の世代に、まちをきちんと引き継ぐため、この4年が正念場だ」と繰り返し、応援の国会議員や県議らに見送られながら、背広姿で選挙カーから手を振った。

2015年04月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3643チバQ:2015/04/20(月) 19:18:32
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk06010177000c.html
統一地方選:’15年やまがた 上山市長選 横戸氏無投票3選 6市議選スタート /山形
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 統一地方選の後半戦のうち、上山市長選、山形市など6市議選が19日告示された。上山市長選は、立候補者が無所属で現職の横戸長兵衛氏(68)=公明推薦=だけで、横戸氏の無投票での3選が決まった。6市議選は総定数122に対し、立候補者は計147人。26日の投開票日に向け7日間の舌戦が始まった。党派別の内訳は、自民党14人▽民主党4人▽公明党8人▽共産党11人▽社民党3人▽無所属107人。村山市議補選(改選数3)も併せて告示され、4人が立候補し、選挙戦となった。【統一地方選取材班】

 前回2011年に続き、無投票で当選を果たした横戸氏は午後5時すぎ、同市二日町の選挙事務所に戻ると、支持者から拍手で迎えられた。「改めて感動と責任の重さを感じる。時間をかけて市民と信頼関係を作りながら、小さな街だが、きらりと光る街を作りたい」と述べた。また火山活動が活発化している蔵王山について「まずは市民への情報の提供が大事。山形、宮城両県と上山、山形両市が一体となって対応を検討する」と語った。

 横戸氏は「地方創生 地域創生」を掲げ、多子保育料の軽減▽企業誘致・地元産業支援▽観光・農業での産学官連携−−などの政策を訴えていた。【野間口陽】

==============

 ◇上山市
横戸長兵衛(よこと・ちょうべえ) 68 無現(3)

 [元]農業▽山形広域環境事務組合副管理者[歴]市観光協会常任理事▽市議長▽上山農高=[公]

==============

 ◇当選者略歴の見方
 氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(カッコ内数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。※政党略称は、公=公明党

3644チバQ:2015/04/21(火) 19:57:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421ddlk02040038000c.html
平川市長選選挙違反:裁判官声荒らげ「全国からバカにされる」 現金授受は「恒例」 県選管「不名誉な注目」 /青森
毎日新聞 2015年04月21日 地方版

 「全国的にも不名誉な注目を浴びた。二度と繰り返さないよう注意喚起をお願いしたい」

 3月5日に行われた県議選の立候補予定者説明会で、県選管の田中俊匡事務局長(当時)はこう強調した。念頭にあったのは昨年1月の平川市長選を巡る公職選挙法違反事件だ。当時の市議20人中15人が逮捕された事件の公判では、市議の被告が現金授受について「恒例」と供述するなど、現金が横行する状態が浮き彫りになった。統一地方選が進行する中、公判で明らかになった現金授受を巡る経緯を振り返った。

 同市長選は大川喜代治前市長=公選法違反(買収)罪で有罪が確定=と、有力県議の長尾忠行現市長が争い、長尾氏が勝利。事件はこの選挙を巡り、大川氏派の元社会福祉法人理事長=同=が市議買収を計画したものだ。

 「清流に泥を投げ込んだわけではない。泥水の中にさらに泥を投げ込んだに過ぎないのである」。大川氏と元理事長の代理人の小田切達弁護士は、昨年12月25日の公判の最終弁論で平川市政界を「泥水」にたとえ、「選挙で現金が動くことを異としない」状況だったと指摘した。元理事長も公判で「前回(2010年)市長選でも金を渡したのに、今回出さないわけにはいかなかった」と供述。「祖父の代からお金を渡すのが恒例になっている風習がある」と話した。大川氏も「選挙の度に『買収がある』という話がしょっちゅう聞こえてくる」「金を渡さないと応援してもらえないと思った」と述べるなど、現金授受の常態化を示した。

 現金を受け取った側の公判供述でも、特段の抵抗なく現金を受け取った様子が浮かび上がった。当時の市議らは「ガソリン代など選挙には金が必要なので、罪悪感はなかった」「自然の流れで受け取った」などと話した。「子供が買収を見たらどう思うか」と裁判官に尋ねられ、「子供には見せないようにすれば良いと思った」との供述もあり、裁判官が「ここ津軽の選挙では通用しても全国から見ればバカにされる」「(金を)もらった方にお目こぼしすると、いつまでも(違反は)なくならない」と声を荒らげる場面もあった。

 一方、現金授受に抵抗感があった被告もいた。元理事長から買収資金を預かった元市議は、返却せずに別の3元市議に現金を渡した理由について「そんなお金を手元に置いておくのが怖かった」と話した。受け取った元市議の一人は「仲間でないと思われるのがいやだった」と複雑な心境を明かしている。

 結局、元理事長は、市議20人のうち議長と共産市議を除く18人に現金を渡したり、渡そうとしたりした。現金を受け取ったとして15人が同法違反(被買収)罪で逮捕・起訴され、1審の青森地裁弘前支部判決で全員に有罪が言い渡された。全面否認・一部否認の計6人が控訴し、うち5人は市議を続けている。

 事件を受け、10人の市議が辞職・失職。昨年7月の補選で欠員8が補われた。焦点となった平川市議会の市議選が6月28日告示、7月5日投開票の日程で行われる。公職者のあり方が問われている。【石灘早紀、松山彦蔵】

3645チバQ:2015/04/21(火) 19:57:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150421ddlk03010212000c.html
選挙:県議選 生活の党県連、候補を初公募 全16選挙区で /岩手
毎日新聞 2015年04月21日 地方版

 生活の党県連は20日、盛岡市で記者会見し、9月6日投開票の県議選全16選挙区で候補者を公募すると発表した。小沢一郎代表がこれまで率いた政党は県議選候補者を党組織から出しており公募は前例がない。佐々木順一県連幹事長は「全県に組織があるが、縮小は否めない」と背景を説明。「我々の知らないところで政治家を目指す人材を発掘したい」と述べた。

 佐々木幹事長は公募の理由に、全国の統一地方選で県議選の無投票当選や首長選の与野党相乗りの増加を挙げ、「民主主義の危機。与党との対立軸を示すのが公党の務め」と強調した。また、民主党との候補者調整は尊重したいとしつつも、生活が支援する達増拓也氏の知事選に関連し、「(民主も支援するか)知事選の対応が不明なので、結果によって候補者調整は変化する」と含みを持たせた。

 締め切りは5月20日。書類審査や面接を行う。問い合わせは党県連(電話019・653・0408)。【安藤いく子】

3646チバQ:2015/04/21(火) 20:31:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150421_21020.html
<青森知事選>現新2氏対決か告示まで1カ月

 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)は、告示まで1カ月となった。これまでに、4選を目指す現職の三村申吾氏(59)と、県内の反核燃団体などが擁立した新人の医師大竹進氏(64)が出馬表明している。民主党県連は独自候補の擁立を模索しているが、選定作業は難航している。
 三村氏は昨年11月に自民党県連、ことし3月に公明党本部からそれぞれ推薦を受けた。知事選の前哨戦となった今月12日投開票の県議選(定数48)では推薦を受けた両党に恩を返しつつ支持基盤の強化を目指し、自公候補の応援演説に積極的に顔を出した。
 改選で、自民は29議席、公明は2議席を獲得。両党で定数の約6割を超す勢力を背景に、盤石な態勢づくりを進めている。
 政策の柱に核燃料サイクル廃止を据えた大竹氏には、共産、社民両党が推薦を表明した。2月にあった大竹氏の政治団体の設立総会には、両党県組織の幹部や政策に同調する鹿内博青森市長も出席。反核燃を軸にした非自民勢力の結集に力を入れる。
 県議選では共産が3議席を奪取。弘前市選挙区では候補がトップ当選しており、県議選の勢いも知事選に持ち込みたい考えだ。
 約5万票を持つ連合青森は、今後の民主の動向を見つつ態度を決める。

3647チバQ:2015/04/21(火) 20:32:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150421_21008.html
<青森知事選>民主苦慮 候補擁立めど立たず


それぞれ政策協定を結んだ三村氏(右から2人目)と自民党県連の大島理森会長、大竹氏(同3人目)と共産党県委員会の畑中孝之委員長。公明党は三村氏、社民党は大竹氏を推薦、両氏とも支持基盤固めに力を入れる(コラージュ)
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選が5月21日の告示(6月7日投開票)まで1カ月と迫る中、民主党県連が候補者擁立に苦慮している。具体的な候補者名はいまだ挙がらず、擁立断念の雰囲気すら漂う。支持母体の連合青森は三村申吾知事(59)との良好な関係から静観を貫いてきたが、自民党県連と公明党から推薦を受ける三村氏が県議選で自公候補に肩入れし、距離感が生まれた。対立候補で共産、社民両党の推薦を受ける大竹進氏(64)側はオール野党態勢づくりを目指し、連合青森の動向を気に掛ける。

 民主県連の田名部定男代表は3月中旬、「県議選後にも候補者に関する意見を県議らに聞きたい」とし主戦論の維持を強調したが、いまも目立った動きはない。県議選で11人の候補者を擁立しながら獲得議席は改選前と同じ6議席にとどまったことで党勢が読みにくく、統一選後半戦への対応を優先した格好だ。
 連合青森はこれまで、民主に候補者擁立を求めながらその成り行きを見守ってきた。背景には雇用政策で連合青森に配慮する三村氏への親近感があった。連合青森内では「民主が擁立しないなら三村氏支持で落ち着く」とささやかれるほどだった。
 ところが、県議選で三村氏は告示前から、推薦を受けた自公候補の応援に奔走。激戦区に入り演説に立つなど積極姿勢をアピールした。連合青森の内村隆志会長は「ちょっと目に余る動きだ。簡単に三村氏支持とはいかなくなった」と苦言を呈した。
 大竹氏陣営はこうした連合青森の人心の変化を歓迎する。県議選では大竹氏を推薦した共産党の現職が青森、弘前両市選挙区でトップ争いを演じて当選。八戸市選挙区でも新人が議席を獲得した。推薦政党の勢いを借りてさらに飛躍するためにも連合票への期待感は大きい。
 連合青森は過去3回の知事選で、対立候補推薦、三村氏推薦、自主投票と態度を変えてきた。大竹氏陣営幹部は連合青森からの推薦は無理としつつ「自主投票になってほしいというのが正直なところ。票が流れることは十分考えられる」と明かす。

3648チバQ:2015/04/22(水) 19:41:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddlk04010190000c.html
’15統一地方選:大衡村長選/大衡村議選 村長選に2新人 セクハラ疑惑、対応異なる /宮城
毎日新聞 2015年04月22日 地方版

 跡部昌洋前村長(66)のセクハラ疑惑で揺れる大衡村で21日、村長選と村議選が告示された。村長選には前村議会議長の萩原達雄氏(66)と前村議の赤間しづ江氏(67)の無所属新人2人が立候補。さっそく有権者に向け支持を呼びかけたが、セクハラ疑惑を巡っては対応が異なった。

 萩原氏は正午すぎ、妻直美さん(63)や運動員らと役場前に到着。玄関前に集まった職員らを前に「これまでの経験、国や県とのパイプを駆使しながら、全国に誇れる村にしていきたい」などと訴えた。跡部氏の辞職には「村政の重要な意思決定する人が誰もいない緊急事態だ」と言及するにとどめた。萩原氏は告示前「跡部氏の辞職は事実だが、政策ではつまずいていない。政策論争をしていきたい」と語っていた。

 一方、萩原氏の約10分後に役場前で演説を始めた赤間氏は、セクハラ疑惑にも言及。「村にハラスメント防止要綱がありながら、なぜ起きてしまったのか。何もなかったかのような形で終わらせず、職員の方々の研修や相談窓口(を設け)、第三者の方を入れるなど検証していきたい」などと述べた。そのほか「子育て支援を充実させ、定住促進政策を進めたい。女性や高齢者が笑顔で生涯暮らしていける村づくりを進めたい」などと訴えた。

 村に住む主婦(65)は「(前村長は)企業を誘致する手腕はすごかったが、セクハラ問題で大衡に住んでいることが恥ずかしくなった」。6月に長女が生まれるという男性会社員(20)は「18歳まで医療費が無料になる政策はよかった。子どものことを考えると、医療費無料は継続してほしい」と話していた。

 定数14の村議選には15人が立候補を届け出た。投開票は26日で、20日現在の選挙人名簿登録者数は4582人。【三浦研吾】

==============

 ◇大衡村
萩原達雄(はぎわら・たつお) 66 無新

 農業[歴]大衡小PTA会長▽村議長▽黒川高

赤間しづ江(あかま・しづえ) 67 無新

 [元]村職員▽納税組合長[歴]大衡保育園長▽日大

==============

 ◇大衡村議選(定数14−15)
石川敏 65 無新

文屋裕男 70 無元

高橋浩之 54 無元

山路澄雄 66 無元

佐藤貢 62 無元

細川幸郎 56 無元

作並ゆきの 49 無元

斎藤一郎 67 無元

佐々木金弥 66 無元

小川宗寿 53 無元

細川運一 57 無元

小川ひろみ 51 無元

佐々木春樹 47 無元

遠藤昌一 70 無元

早坂豊弘 53 無元

3649チバQ:2015/04/22(水) 19:49:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150422_11039.html
<宮城県議選>古参議員健在 世代交代、低調

 11月12日に任期満了を迎える宮城県議選(定数59)に向け、自民党県連は21日、立候補予定者の公認申請受け付けを開始した。県連内では現職の全員公認が既定路線となっており、県議会最大会派の自民党・県民会議(33人)のベテランらが着々と準備を進める。「自民1強」の安定した政治状況を背景に、世代交代を促す機運は盛り上がらない。

 「8期に挑戦する」。青葉選挙区選出の現職中沢幸男氏(74)は11日、仙台市青葉区であった党衆院宮城1区支部総会で、短いフレーズで立候補を表明した。
 同じ選挙区で、現職最年長の相沢光哉氏(76)も「7期目を目指して頑張る」と続いた。県内最多の7議席を争う花の大選挙区で戦ってきた「150歳コンビ」が健在をアピールした。
 泉選挙区では8期を目指す75歳、若林選挙区では6期を狙う69歳が公認申請を準備する。会派33人中、当選5回か65歳以上が16人に上るが、引退を表明したのは遠田選挙区の中村功氏(65)=5期=のみ。「政治を志す若手にチャンスが回ってこない」(中堅県議)との不満もくすぶる。
 2011年の前回県議選後、自民党は12、14年の衆院選で連勝し、野党を徹底的に弱体化させた。「政権与党と一体で震災復興に当たった」との自負も、安定感が売りのベテランの強みとなっている。
 一方で、議員年金廃止などに伴い若手は将来設計が厳しくなる。古参県議の一人は「生活が大きく左右されかねない選挙を敬遠する向きもある」と指摘する。今回の統一地方選で顕在化したなり手不足、無投票増加の影は、県内の選挙も無縁ではなさそうだ。
 自民党県連の公認申請受け付けは5月21日まで。同月末に1次公認を決める。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年04月22日水曜日

3650チバQ:2015/04/22(水) 19:51:14
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/20/kiji/K20150420010203530.html
29歳元グラドルが八戸市議選挑戦 藤川優里氏と美人対決
統一地方選後半戦スタート
青森・八戸市議選に立候補した元グラビアアイドルの久保百恵氏
青森・八戸市議選に立候補した元グラビアアイドルの久保百恵氏
Photo By スポニチ
 青森県八戸市議選(定数32、立候補43人)には、元グラビアアイドルの久保百恵氏(29)が初挑戦。

 選挙事務所前での出陣式で久保氏は「支えてくださる皆さまのおかげでこの日を迎えることができました。1週間本気で取り組んでいきます」とあいさつした。久保氏は東京での芸能活動を経て、09年から市内のモデル事務所に所属。故郷でリポーターやイベント司会などの仕事を続けていくうち、地元愛が強くなり「街づくりに貢献したい。八戸をPRしたい」と市政を志すことを決めたという。

 3期目を目指す元祖“美人すぎる政治家”藤川優里氏(35)については「尊敬している方。対決などと言われ恐縮しています」と話した。

 一方、藤川氏は市内の選挙事務所前で第一声を上げた。
[ 2015年4月20日 05:30 ]

3651チバQ:2015/04/22(水) 19:52:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150422_13010.html
<大衡村長選>争点あやふや 村民もやもや


村長選で立候補者の第一声に拍手を送る支持者=21日、宮城県大衡村
拡大写真
 村の女性職員にセクハラをしたとして提訴された跡部昌洋前村長が辞職した宮城県大衡村で21日、出直し村長選(26日投開票)が告示された。立候補した2新人は、選挙戦でともに「信頼回復」を前面に出す一方、村民からは「何が争点なのか」と戸惑いも出ている。前村長の不信任可決で解散された村議会も同日程の短期決戦に突入。候補者や村選管は大慌てで準備を強いられた。

 セクハラをめぐる騒動で一躍、全国に名を知られた大衡村。村民の40代農業男性は「県外の友人に笑われた。新村長はとにかく村のイメージを回復してほしい。それだけだ」と言葉少なに語る。
 村長選には、ともに無所属で、前村議会議長の萩原達雄氏(66)、前村議の赤間しづ江氏(67)の2人が立候補。両候補とも村政の信頼回復と透明化を最優先公約に掲げる。
 萩原氏は「誰もが村長に物言える政治の実現」、赤間氏は「セクハラ防止徹底と女性の力の活用」などを訴えている。ただ、具体的な政策の是非など争点は不明瞭で別の40代農業男性は「何を手掛かりに投票すればいいものか」と迷う。
 「古い考えの村が生まれ変わる好機」と、前向きに捉えるのは70代主婦。跡部前村長は祖父、父と3代にわたり村長を務め、自身の在任期間は5期18年に及んだ。騒動はこうした名家出身と多選の弊害との指摘もある。「荒療治だったが新陳代謝は進んだ。遅すぎたくらいだ」とこの主婦は言う。
 一方、村議会解散と前村長の辞表提出から選挙までわずか1カ月と準備期間が短いため、村議選では定数14に15人が立候補したが、新人は1人にとどまった。新人候補擁立を検討したものの見送った陣営は「調整が間に合わなかった」と唇をかんだ。
 村選管はポスター掲示板の設置を大急ぎで業者に発注し、約2週間で村内42カ所に取り付けた。担当者は「業者から期間が短くて厳しいと言われたが、何とか間に合った」と安堵(あんど)の表情をみせた。


関連ページ:宮城社会
2015年04月22日水曜日

3652チバQ:2015/04/22(水) 21:11:18
>>1702>>3542
現職は住基ネット反対の人
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150421-OYTNT50384.html
[統一選] 矢祭町長選 三つどもえ
2015年04月22日


 統一地方選で21日、5町村長選と4町村議選が告示された。矢祭町長選は現職と新人2人の三つどもえ、玉川村長選は現職と新人の一騎打ちとなった。南会津、北塩原、鮫川で町村議選が始まった。三島、古殿、檜枝岐の3町村長選と檜枝岐村議選は定数と同人数しか立候補せず、19日告示の喜多方市議選に続いて無投票当選が決まった。選挙戦の投開票はいずれも26日。

◆矢祭町長選 

 3選を目指す現職の古張允氏(74)、元町議で新人の鈴木正美氏(57)、前町議で新人の鈴木敏男氏(62)の無所属3人が立候補。人口減少を止める施策や産業振興を巡り、現職は町政の継続を、新人2人はいずれも刷新を主張した。

 古張氏は、第一声で「元気でいきいきとした町づくりの土台はできた。残された施策を仕上げ、次の世代につなぐ」と強調した。

 鈴木正美氏は「明日の明るい矢祭のために力を貸して下さい」と訴え、産業活性化や財政健全化などを公約に掲げた。

 鈴木敏男氏は、廃校舎の有効利用などを提案。「しがらみから脱却し、町民の思いを反映できるよう頑張りたい」と支持を訴えた。

◆玉川村長選

 新人で元須賀川市建設部長の小林正司氏(63)と、現職で3選を目指す石森春男氏(64)の無所属2人が立候補し、16年ぶりの選挙戦となった。

 小林氏は「長期的視野に基づく行政運営で人口減少を食い止め、村に新風を吹き込む」と呼びかけた。

 石森氏は認定こども園の整備を挙げ、「子育て支援に注力し、定住人口の増加を図りたい」と述べた。

◆3首長決まる

 三島町長選は新人で元町教育長の矢沢源成氏(63)(無所属)が初当選。「少子高齢化、地方創生に向き合い、住んで良かったと思われる町に」と語った。

 古殿町長選は現職の岡部光徳氏(56)(同)が4選を決めた。「責任の重さを感じ、目の前の課題に一つひとつ取り組む」と決意を語った。

 檜枝岐村長選は現職の星光祥氏(64)(同)が3選を果たし、「高齢者福祉や子育て支援の拡充、観光活性化に取り組む」と抱負を述べた。

◆町村議選

 南会津町議選(定数18)には現職14人、元議員2人、新人5人の計21人が立候補した。

 北塩原村議選(定数10)に出馬したのは現職9人、元議員1人、新人1人の計11人。当初、出馬の動きを見せていた9人に加え、告示直前に2人が立候補を決め、選挙戦になった。

 鮫川村議選(定数10)には現職6人、新人5人の計11人が立候補を届け出た。

 檜枝岐村議選(定数8)は現職8人のほかに立候補者はおらず、2回連続で無投票となった。

2015年04月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3653チバQ:2015/04/23(木) 21:11:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423dde041010052000c.html
’15統一地方選:取り残された飛び地 8年ぶり町議選、議論期待 青森・外ケ浜
毎日新聞 2015年04月23日 東京夕刊
 津軽半島にある青森県外ケ浜(そとがはま)町が、「飛び地合併」で生じたひずみに苦しんでいる。財政事情を優先した結果、3町村が他の自治体をまたぐ形で合併したことで町内の地域間格差が広がった。人口減少も加速し、ふるさと消滅の不安が募る中、町議選は8年ぶりの選挙戦に入った。

 半島北端に位置する同町三厩(みんまや)地区(旧三厩村)。1〜3歳の息子3人と暮らす山田美里さん(32)は、子供の将来を思うと青森市への転居が頭に浮かぶ。

 0〜3歳児対象の子供健診は三厩では実施されず、隣の今別町を越えて約30キロ離れた外ケ浜町中心部の蟹田地区に行かなければならない。山田さんは「ここでの子育ては本当に田舎が好きじゃないと無理」と漏らした。

 津軽半島は財政難の自治体が多く、2005年に飛び地合併で外ケ浜町、五所川原市、中泊町が誕生した。旧三厩村は5町村合併を目指したが2町村が離脱し、旧蟹田町と旧平舘(たいらだて)村との飛び地合併になった。

 合併後、町職員は56人削減されて194人となり、蟹田にある本庁への業務集中が進んだ。三厩と平舘は保健師不在となった。外ケ浜町の人口は6820人(3月現在)で合併前と比べ20%減った。三厩はこれを上回る25%の人口減となり、高齢化率は50%に達した。

 町長選は09年、13年と2回連続で無投票、前回町議選(11年)も無投票だった。21日に告示された町議選(定数11)は、定数を3減したことなどから、13人による選挙戦に突入した。三厩の無職女性(63)は「どうやったら安心して暮らせるかを考えてくれる議員が必要」と、候補者らの主張に耳を傾けている。【宮城裕也】

==============

 ■ことば

 ◇飛び地合併
 境界を接しない自治体同士が合併すること。合併後の主導権争いや産廃処理施設の受け入れなど、さまざまな理由で当初の合併協議が決裂し、飛び地合併に至ることが多い。総務省によると、2008年時点で全国に12市町ある。合併の利点である公共施設の一本化による財政のスリム化が難しいなどの問題点が指摘されている。

3654チバQ:2015/04/23(木) 21:18:54
>>3631>>3641-3642とか
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk05010182000c.html
’15統一地方選:大館市長選 市政の継続か、転換か 現新両陣営攻防激しく /秋田
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 現職と新人の一騎打ちとなった大館市長選は22日、7日間の選挙戦の折り返し点を迎えた。市政の継続か転換か−−を最大の争点とした選挙戦は、両陣営の攻防が日に日に激しさを増している。今後は投開票の26日に向け、浮動票が多いとされる市中心部を軸にした支持の訴えがさらに熱を帯びそうだ。

 立候補しているのは、新人で元市議の福原淳嗣氏(47)と、7選を目指す現職、小畑元氏(66)=いずれも無所属。両氏が相まみえるのは、三つどもえとなった2011年の前回選に続き2回目だ。両陣営はこの日、市中心部や農村部に選挙カーを走らせ、「お願いします」と連呼を繰り返した。

 福原氏は旧田代町を中心に遊説。午前10時過ぎには30人を超える地域住民が待つ山田地区で演説した。「人口は減るが来る人口は増やすことができる。歴史や文化を生かし、来る人口を増やしたい」と熱弁を振るった。「(相手候補の)背中が見えてきた。あと一押しで肩に手が届く」と声を張り上げた。

 陣営関係者は、前回選で劣勢と伝えられた農村部でも「手応えを得るまでになった」。市中心部でも後援会をてこにこれまで以上の支持拡大を目指す。後援会事務局は「気を緩めることなく支持拡大を求めていくしかない」と前のめりだ。

 一方の小畑氏は市中心街や郊外に選挙カーを走らせた。午後1時半過ぎには中心街の大町通りを歩き、道行く市民に手を振り、支持を呼びかけた。小畑氏は「さらなる誘致企業の促進、雇用の確保に努める。農業対策も進める」と力説。同行する陣営関係者も「長すぎるというだけで未知なる方に大館の将来を託すのは無謀。こんなはずではなかったと思っても後戻りはできない」と訴えた。6期24年の実績を強調し「後世に(スムーズに)バトンタッチするため働く場を」と、推薦団体や64の後援会組織を通じた支持固めにも力が入っている。【田村彦志】

==============

福原淳嗣(ふくはら・じゅんじ) 47 無新

 福ノ杜コンサルティング専務▽大館力再生市民会議代表[歴]市議▽衆院議員秘書▽慶大

小畑元(おばた・はじめ) 66 無現(6)

 [元]建設省建設経済局国際課海外協力官▽米代川流域林業活性化センター長[歴]青森大教授▽東大

3655チバQ:2015/04/23(木) 21:44:57
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk07010221000c.html
自民県連:今秋の県議選、現職28人公認決定 14選挙区で /福島
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 今秋の県議選に向け、自民党県連は21日、総務会と選挙対策委員会を開き、全19選挙区の14選挙区で、現職28人を公認する方針を決めた。自民の現職は29人だが、県議会議長で会津若松市選挙区の平出孝朗氏は、1次公認を期限の3月末までに申請しなかった。

 県連は定数58のうち単独で過半数を占めることを目指しており、新人の擁立作業を進めている。【岡田英】

 公認候補は次の通り。(敬称略)

 福島市(定数8)桜田葉子、西山尚利、佐藤雅裕、丹治智幸▽伊達市・伊達郡(同3)佐藤金正▽相馬市・相馬郡新地町(同1)斎藤勝利▽南相馬市・相馬郡飯舘村(同2)太田光秋▽郡山市(同9)佐藤憲保、柳沼純子、長尾トモ子、勅使河原正之、山田平四郎▽二本松市(同2)遊佐久男▽須賀川市・岩瀬郡(同3)斎藤健治▽白河市・西白河郡(同3)満山喜一、渡辺義信▽田村市・田村郡(同2)先崎温容、本田仁一▽喜多方市・耶麻郡(同3)小桧山善継、遠藤忠一▽河沼郡(同1)小林昭一▽大沼郡(同1)杉山純一▽いわき市(同10)青木稔、阿部広、矢吹貢一、鈴木智、木田孝司▽双葉郡(同2)吉田栄光

3656チバQ:2015/04/23(木) 21:46:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150423_51004.html
<山形市議選>自民VS非自民 議長奪取争い


山形市議選の立候補者出陣式で、応援弁士の演説に拍手を送る支持者ら
拡大写真
 26日投開票の統一地方選で、山形市議選(定数33)の候補者43人が秋の山形市長選(9月6日告示、13日投開票)をにらみ、しのぎを削っている。同市は革新系、非自民主体の市政が約50年続く。議長奪取で悲願の市政奪還につなげようと攻勢を掛ける自民と、主導権死守を掲げる非自民勢力の争いは白熱している。

<定数2減の33>
 自民県連会長の遠藤利明衆院議員(山形1区)は19日、議長就任を視野に6選を狙う自民現職の出陣式で力を込めた。
 「山形市のリーダーとして当選し、新しい市長と一緒に元気な山形市をつくってもらいたい」
 隣には前回の雪辱を期し、自民推薦で市長選に出馬する元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が並んだ。
 現在35人の市議会勢力は、是々非々の1人を除き、自民系13人、公明2人の計15人に対し、前回市長選で市川昭男市長(73)を推薦した民主、社民系、共産が計19人を占める。
 定数は今回、2減となった。民主系現職3人が引退し、公明が新人を含め3人を擁立したこともあり、自民は「公明と保守系の協力を得れば、勝利の象徴となる議長の獲得は可能」(現職市議)と意気込む。
 自民は市長選の前哨戦第1ラウンドとなった県議選山形市選挙区の結果(自民4、社民2、公明、民主、共産各1)にも勢いづく。前回と同じ顔触れの当選者9人のうち、自民と公明5人の得票率は56.5%。前回を2.9ポイント上回り、自民候補がトップ当選だった。

<危機感あらわ>
 「首位には大差をつけられた。市議選には自分の選挙以上に力を入れて市長選に結び付けたい」
 3期連続のトップ当選を目指しながら、2位に甘んじた民主県議の吉村和武県連幹事長は危機感をあらわにする。
 山形市では1966年に旧社会党の故金沢忠雄氏が市長に当選以降、自民系トップが誕生していない。現職の市川市長は4選に向けた態度を明らかにしないが、民主、社民、共産は非自民市政の継続を目指す方向では一致している。
 社民は公認2人のほか、前回より2人多い6人を推薦。県連は「支持団体だけでなく、県議、市議選を連動させて地域票固めを進めてきた。市長選への正念場として8人の動きはいい」と手応えを話す。
 現職3人に加え、新人1人を公認した共産の本間和也県委員長は「県議選では票を伸ばした。革新系で死守してきた市長を、自民に明け渡すわけにはいかない」と4人当選を目指す。


関連ページ:山形政治・行政
2015年04月23日木曜日

3657チバQ:2015/04/23(木) 21:47:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150423_11043.html
<村田町長選>無投票か?3代続く3選の壁


拡大写真
 村田町選管は22日、任期満了に伴う町長選と町議選の日程を8月4日告示、9日投開票と決めた。町長選は、現職の佐藤英雄氏(58)の3選立候補が確実視されているが、現時点で態度を明らかにしていない。無投票との観測が広がる一方、同町では現職が3代続けて3選を阻まれており、「必ず選挙になる」との見方も根強い。
 佐藤氏は町議会3月定例会で4年前に掲げた公約に絡む質問に対し、「必要に応じて評価いただきたい」と答弁。評価の場となるとみられる町長選には言及しなかった。
 佐藤氏の支持者は「相手が誰かも分からない。急ぐ必要はない」と理解を示す。このまま対立候補が浮上しない場合、表明が6月定例会になる可能性もあり、町内は「静かすぎる空気」(町議)に包まれている。
 同町では1983年まで故大平良治氏が7期務めた後、2期ごとに町長が交代した=表=。いずれの町長選も「町を二分した戦い」(商工関係者)を演じ、争いの根深さを映してきた。
 次期町長選に向けた反現職派の表立った動きはないが、擁立に向けた調整を続けているとみられる。町内には「3選のジンクス」を指摘する声もあり、現職に近い議員は「相手が見えなくても選挙準備は当然進める」と表情を引き締める。
 町長選は前回2011年、東日本大震災で4カ月延期されたため、今回も町議選(定数14)と同日選となる。3月1日現在の有権者は9733人。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年04月23日木曜日

3658チバQ:2015/04/23(木) 23:16:37

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150423101452.asp
自民会派入り意向 青森県議会初当選山口氏(平川市区)


 12日投開票の県議選で初当選した山口多喜二氏(平川市区)は22日、青森市の自民党県連事務所を訪れ、県議会自民党会派入りの意向を伝えた。県連側は基本的に了承したが、地元の党大鰐町支部、党第四選挙区支部の承認を得るよう山口氏に求めた。



 山口氏は自民党籍を持っているが、県議選は無所属で立候補した。自民党公認で当選したのは29人で、山口氏が会派入りすると30人になり、選挙前の勢力と同じになる。

 山口氏は神山久志県連幹事長と非公開で会談。終了後の取材に対し、神山氏は「(山口氏は)自民党員という自覚を持っている-という話だったので、手続きを踏んでほしいと伝えた」と説明した。山口氏は「まだ(会派入りは)決まっていない」とだけ述べた。会談には2013年12月まで平川市区選出の自民県議だった長尾忠行平川市長も同席した。
◇平川市(定数2−3)
当  8157 山口多喜二 65 無新

当  5732 工藤義春 65 自現

   3559 斎藤正明 43 無新

3659チバQ:2015/04/24(金) 23:03:48
>>3653
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk02010301000c.html
’15統一地方選:飛び地合併・外ケ浜町 ひずみ加速、三厩地区 /青森
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 ◇診療所、支所の業務縮小 住民に不安
 他の自治体を間に挟む「飛び地合併」で誕生した外ケ浜町で、本庁のある蟹田地区(旧蟹田町)から約30キロ離れた三厩地区(旧三厩村)のひずみが深まっている。

 津軽半島北端の三厩地区。実家で1〜3歳の息子3人と暮らす山田美里さん(32)は、子供の将来を思うと青森市への転居が頭に浮かぶ。0〜3歳児対象の子供健診は三厩では実施されず、隣の今別町を越えて蟹田地区に行かなければならない。三厩唯一の診療所は週4回、午前中しか開かない。合併前は健診があり、常勤医もいた。しかし町の担当者は「青森市の医師の手を借りてやっとの状態。三厩に常勤医は置けない」と話す。山田さんは「ここでの子育ては本当に田舎が好きじゃないと無理」と漏らした。

   ◇  ◇

 津軽半島では合併協議がもめた末、2005年に外ケ浜町、五所川原市、中泊町が誕生。いずれも飛び地合併だ。当時の三厩村長、浜谷寿一さん(81)は「財政が悪化し合併なしでは生き残れなかった」と話す。合併後、町職員は56人削減され194人となり、蟹田の本庁への業務集中が進んだ。三厩と蟹田をつなぐ町営バスは、蟹田地区の病院の休診日には運行されない。

   ◇  ◇

 三厩に住む柏谷敦子さん(71)は今年1月11日に夫(72)を亡くした。12日に死亡届などを出そうとしたが、祝日で三厩支所では受理できないと知った。これまでは当番の支所職員が住民のもとに赴き書類を渡していた。しかし昨年7月、職員の負担軽減で休日は本庁のみで受け付けると決められた。実際、三厩支所の2013年度の死亡届受理件数は8件だけ。休日窓口一本化は苦肉の策だった。

 マイカーがない柏谷さんは結局、車を持つ友人に頼んで死亡届を提出し、何とか14日に葬儀を済ませた。「車のない高齢者はどうするのか。選択肢がないべな」と話す。町が一本化を町議会に提示した際、三厩選出の町議は反対したが、多数の町議は容認した。同地区の佐々木文武さん(79)は「支所職員が少なくなるのは目に見えていた。不便になるのは当たり前で、承知の上の合併だ」と冷静に受け止める。

   ◇  ◇

 外ケ浜町の人口は6820人(3月現在)で合併前と比べ20%減。うち三厩は1860人で、25%の人口減。高齢化率は50%に達する。26日に投開票を迎える町議選で、蟹田、平舘側の町議は「格差解消は少しずつ進めてきた」と口をそろえるが、三厩側の男性は「三厩は代表や支える人を出す力がない」と諦めムードだ。

 町長選は09年、13年と2回連続で無投票、11年の前回町議選も無投票で、国政選挙と知事選以外の選挙は07年の町議選以来8年ぶり。しかし、それも定数を14から11に減らし、13人が立候補したことによるものだ。三厩の無職女性(63)は「議員は選挙にならないと危機感を持たない。子供が減り、年寄りが増える地区で、どうやったら安心して暮らせるかを考えてくれる議員が必要」と話し、候補者らの主張に耳を傾けている。【宮城裕也】

==============

 ■ことば

 ◇飛び地合併
 境界を接しない自治体同士が合併すること。合併後の主導権争いや産廃処理施設の受け入れなど、さまざまな理由で当初の合併協議が決裂し、飛び地合併に至ることが多い。総務省によると、2008年時点で全国に12市町ある。合併の利点である公共施設の一本化による財政のスリム化が難しいなどの問題点が指摘されている。

3660チバQ:2015/04/24(金) 23:07:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk06010058000c.html
統一地方選:’15年やまがた 山形市議選 与野党、競り合う情勢 9月の市長選の前哨戦に /山形
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 26日に投開票される統一地方選後半戦で、山形市議選は定数33を10人上回る43人が出馬し、9月に控える山形市長選の前哨戦として注目されている。市長選で新人の佐藤孝弘氏を推薦する自民党は、市議選と市長選を連動させ「市政の転換」を訴えて攻勢を強める。一方、市川昭男市長は自身の進退を明言しておらず、「市長与党」の民主、共産、社民の各党系候補は市長選には言及しにくい立場に立たされている。市議選の結果は、市長選に影響を与えるとみられ、各陣営は終盤戦の訴えに力を込める。【光田宗義】

 21日夜、山形市内の公民館。民主公認の現職候補の集会に駆けつけた鹿野道彦・元農相は「自民党は力を持っている者の味方だが、民主党は困っている人たちを大事にする」と自民への対決姿勢を鮮明にした。

 この現職候補は集まった支援者に人口減少対策や高齢者福祉の充実などを切々と訴えたが、市長選には結局触れずじまい。集会後、候補は「市川市長が出るとも出ないとも言っていないからなあ。自民はもう市長選が始まっているような運動をしているのに」と漏らした。

 一方、山形市長選で続く「非自民」の流れを変えることは自民党にとって悲願だ。佐藤氏はすでに自民系候補10人以上の応援に入り、市議選と連動して浸透を図っている。23日夜に開かれた集会で、自民公認の現職候補は「市長は政権与党とパイプを持つことが大事だ。市議選での勝利を市長選での勝ちにつなげたい」と呼びかけた。

  ◇   ◇

 市議選と市長選が結びつけられる背景には、山形市議会の勢力争いもある。現在、全35議席のうち民主系・共産・社民系の各会派は過半数の計19議席を持っている。今回、定数は2減の33となり過半数のハードルは17議席に下がった。

 市議選で自民は政党では最多の10人を公認、公明党は3人を立てた。自民系の無所属候補も複数いるため、選挙戦の結果次第で、市議会与野党の勢力が拮抗(きっこう)する可能性がある。

 一方、民主系会派出身の議長らが今回そろって引退。民主、共産、社民は計9人を公認し、各党系の無所属候補を含め、市議会での過半数死守に躍起になっている。市長与党が過半数割れした場合、予算案を巡って揺さぶりをかけられるなど、市政が不安定化する恐れがあるためだ。

 12日に投開票された県議選・山形市区(定数9)では自民4人、公明1人に対し、民主は1人、共産1人、社民2人が当選。得票数を合計すると自公が計5万3667票と、民主・共産・社民の計3万9778票を上回った。市議選のある民主候補は市議会の多数派争いについて「1、2議席を争う戦いだ」と気を引き締める。

3661チバQ:2015/04/25(土) 01:36:59
>>3533
>生活の党県連は28日、4月12日投開票の県議選で、ともに無所属新人の塚本悦子氏(五所川原市)と北谷正則氏(北津軽郡)、民主党公認の新人、藤森友子氏(むつ市)の3人を「重点候補」として支援することを決めた。

3人とも落選か。疫病神状態だな

3662チバQ:2015/04/26(日) 09:10:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150426_31013.html
<岩手知事選>民主県連は達増氏支持

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、民主党県連は25日、3選を目指す現職の達増拓也氏(50)を支持する方針を決めた。具体的な応援方法は所属議員の個別対応とした。自民党県連は立候補表明した平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=への全面支援を決めている。与野党対決の色合いが強まった。
 同日の常任幹事会で決定した。記者会見した高橋元・幹事長は「限られたマンパワー、予算の中で真摯(しんし)に県政運営に取り組んでいる」と達増県政を評価した。
 支持の在り方に関しては「(所属県議は)それぞれ選挙区事情があり、全員が同じ形での支援は難しい」と説明。達増氏が2012年に党を離れた経緯などから、対応に濃淡があることをにじませた。
 達増氏は過去2回、民主党推薦で当選した。今回は「県民党」を掲げ政党に推薦などを求めていない。政党の支援は「勝手連」の枠組みで受ける姿勢だ。
 平野氏は13年参院選前、公認が決まっていた民主党を離れ、県連は平野氏を除名した。黄川田徹県連代表(衆院岩手3区)は「党としても県連としても平野氏支援はない」と述べた。
 平野氏のくら替えに伴い、10月下旬に予定される参院岩手選挙区補選に触れ「知事選と補選が同時進行となる。国政と県政を分けた対応は難しい」と対自民を鮮明にした。
 県議有志による達増氏支援の政治団体「希望郷いわてを実現する会」との連携は各議員が判断する。高橋幹事長は発起人になった。黄川田氏は「現時点で参加の考えはない」と話した。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年04月26日日曜日

3663チバQ:2015/04/26(日) 09:11:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150424_11050.html
<仙台市議選>迫る夏攻防(上)


 仙台市議選(8月2日投開票)は、7月24日の告示まで3カ月に迫った。東日本大震災後、2度目の市議選には23日現在、定数55に対し、66人が立候補の意思を表明した。5〜8期のベテラン4人程度が引退を決める一方、新人の参戦は12人と前回(21人)の約半数にとどまっている。前回の立候補者は72人。少数激戦の展開も予想され、各地域では夏に向けた攻防が激しさを増してきた。

◎青葉/少数激戦の見込み

 青葉区(定数15)は現職14人と元議員1人、新人1人が立候補する。
 最大会派の自民党・仙台からはいずれも自民で議長の西沢啓文(60)が6選、加藤和彦(48)が3選、屋代美香(52)が再選を目指す。元議長の鈴木繁雄(71)=7期=は引退する。
 市民フォーラム仙台では民主の佐藤わか子(62)が5選に挑む。加藤健一(46)は再選を目指す。
 自民党復興仙台からは、ともに自民で会派会長の岡部恒司(55)が5選、跡部薫(50)が3選を狙う。
 公明はともに4選を目指す嶋中貴志(54)と鎌田城行(52)を公認した。共産は花木則彰(54)が5選、菅野直子(42)が3選に挑む。社民は樋口典子(56)が再選を狙う。輝く仙台の早坂敦(44)は再選をうかがう。元議長で自民の大泉鉄之助(74)は現職最多の11選へ意欲をみせる。
 元議員は、前回次点だった民主の村上一彦(58)が3選に挑戦。新人では元神奈川県座間市議の伊藤優太(30)が維新から立候補する。

◎宮城野/3新人出馬混戦も

 宮城野区(定数10)は現職9人に元議員2人、新人3人が挑む構図で混戦が予想される。
 自民党・仙台からは元議長で自民の赤間次彦(58)が7選を目指す。伊藤新治郎(78)も7選に向け準備を進める。田村稔(61)は5選に照準を合わせる。
 市民フォーラム仙台は民主の渡辺敬信(36)が再選をうかがう。渡辺公一(65)=7期=は退く。
 自民党復興仙台では、自民の渡辺博(64)が8選を目指す。
 公明は小野寺利裕(58)が3選、佐々木真由美(50)が再選を狙う。共産は高見紀子(58)が3選を目指す。輝く仙台は小野寺淳一(48)が再選に挑む。
 元議員は社民の辻隆一(64)が6度目の議席に意欲を示す。野田幸代(63)は返り咲きを狙い、自民から立候補する見通し。
 新人は民主がピアノ教室代表の平井みどり(59)を擁立。元自衛官の行政書士松本由男(57)、元団体職員の伊藤直樹(39)も立候補の準備を進める。ほかに元県議秘書の名前も取り沙汰されている。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年04月24日金曜日

3664チバQ:2015/04/26(日) 09:12:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150425_11055.html
<仙台市議選>迫る夏攻防(下)

◎7議席に8人挑む/若林

 若林区(定数7)は現職7人と新人1人が立候補を決めた。
 最大会派の自民党・仙台はいずれも自民から前議長の佐藤正昭(56)が7選、菅原健(43)が3選、前回トップ当選だった菊地崇良(46)が再選を目指す。
 市民フォーラム仙台は民主の木村勝好(63)が7選、公明は菊地昭一(64)が5選に挑む。共産は庄司あかり(29)が再選、社民は相沢和紀(61)が3選を狙う。
 新人は前回、前々回落選したコンサルタント会社社長の菅原正和(55)が立候補する。

◎5新人立候補確実/太白

 太白区(定数12)は現職10人、新人5人の立候補が確実視される。市民フォーラム仙台は民主の岡本章子(50)が5選を目指す。自民党復興仙台は柿沼敏万(77)が7選、鈴木勇治(64)が6選、高橋次男(71)が5選を狙う。
 公明は鈴木広康(53)が4選、佐藤和子(56)が再選を目指す。共産は嵯峨サダ子(67)が6選、舩山由美(47)が4選を狙う。社民は小山勇朗(67)が8選、輝く仙台は及川英樹(41)が再選に挑む。
 新人では前回トップ当選の佐々木両道(70)=8期=の後継者として三男の心(36)、団体役員の渡辺拓(38)がともに自民から立つ。民主は前回落選した参院議員秘書の沼沢真也(34)、社民は引退する大槻正俊(64)=5期=の後継に団体職員の猪股由美(36)を擁立する。
 前回みんなの党から立候補し落選した保護司の熊沢孝雄(54)も再挑戦の準備を進めている。

◎元衆院議員出馬か/泉

 泉区(定数11)は現時点で現職11人と新人2人が立候補する予定。
 自民党・仙台はともに自民から、前回最多得票の野田譲(53)が6選、会派会長の斎藤範夫(60)が4選を狙う。市民フォーラム仙台はともに民主から会派代表の安孫子雅浩(52)が5選、小野寺健(43)が3選を目指すほか、日下富士夫(62)=5期=が立候補を検討している。
 自民党復興仙台は庄司俊充(66)が5選、自民の橋本啓一(48)が4選に挑む。
 公明は小田島久美子(52)が3選、共産は古久保和子(47)が4選、社民は石川建治(57)が5選を狙う。輝く仙台の柳橋邦彦(74)は7選に挑む。
 新人は、前回みんなの党から立候補し次点だった塾経営の甲田涼司(49)が維新の推薦で再び挑戦。自民党の元衆院議員大久保三代(38)は無所属で立候補の意思を明らかにした。公明は同区で初めての2人目の候補を擁立する方針。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年04月25日土曜日

3665チバQ:2015/04/26(日) 19:03:45
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150421c
「新みらい」と「いぶき」合流へ 県議会「第2会派の存在感示す」
 秋田県議会の第2会派「新みらい」(渡部英治代表)と「いぶき」(東海林洋代表)が合流を検討していることが分かった。両会派は21日に合流を正式に決定する方針。

 新みらいは改選前まで無所属7人が所属していたが、引退と落選により改選後は同5人に減る。いぶきは改選後も同2人を維持。合流が実現すれば、新会派は改選前の新みらいと同じ7人となる。

 いぶきに合流を打診した新みらいの渡部代表は「自民党が過半数を占める『1強他弱』の状況下で、少しでも多くの県民の声を拾って第2会派としての存在感を示すため、人数は多い方がいいと考えた」と話した。

 一方、いぶきの東海林代表は「熟慮の段階」としながらも、「人口減などの大きな課題に取り組むには、考えの近い者同士がまとまった方がいい」と語った。21日に合流の可否を新みらいに伝える。

 新会派の名前や代表は未定。

http://www.rnb.co.jp/nnn/news8618225.html
県議会 会派構成決まる
(秋田県)


■ 動画をみる
改選後の県議会の会派構成が決まりました。自民党が全体の6割以上を占め主導権を握ります。また、県議会では、新たに地方創生に関する調査特別委員会を設置することを決めています。
24日、県議会の世話人会で6つの会派の会派結成届が承認されました。最大会派の自民党は27人で全定数の6割以上を占めます。「新みらい」と「いぶき」が合流した第2会派の「みらい」は7人。社民党は改選前から1人増え4人。民主党は無所属の新人議員と統一会派を組み、人数は3人。公明党と共産党はそれぞれ1人会派です。なお、県議会は地方創生に関する調査特別委員会を設置することを決めました。県が策定する秋田版総合戦略などについて政策提言を行うことにしています。
[ 4/24 19:33 秋田放送]

3666名無しさん:2015/04/26(日) 19:04:12
http://mainichi.jp/area/akita/news/m20150426ddlk05010063000c.html
県議会:新会派、7人の「みらい」 「いぶき」など合流 /秋田
 改選後初となる5月の県議会定例会を前に、議会の新たな勢力図が固まった。12日開票の県議選で5人が当選した「新みらい」と2人が当選した「いぶき」が合流し、7人の新会派「みらい」が誕生。民主党は無所属議員とつくる会派名を「民主・無所属」とした。

 新たな会派別議席数は、自民27▽みらい7▽社民4▽民主・無所属3▽公明1▽共産1。

 いぶきは改選前と同じ2議席を維持..

3667チバQ:2015/04/26(日) 19:25:35
>>3221とか

松森俊逸は2014年県議補選で落選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150424103517.asp
2015年4月24日(金)
板柳町、風間浦村 2町村長選の終盤情勢

 統一地方選後半戦の市町村選挙は、26日の投開票まであと2日となった。県内では板柳町と風間浦村で首長選が行われており、現職・新人合わせて5人の候補が行政の継続・刷新、少子化対策などをめぐり舌戦を繰り広げている。選挙戦終盤の情勢を探った。


▽板柳町

 板柳町長選は、元町経済課長で会社役員の成田誠氏(62)、元県議の松森俊逸氏(59)、前町総務課長の鈴木清孝氏(58)の新人3人が、町政の継続・刷新を争点に激しい戦いを繰り広げている。

 舘岡一郎町長の支援を受ける鈴木氏は、町政継続を訴え町内をくまなく巡っている。町民を見かけると走り寄って握手。頻繁にマイクを握り「基幹産業の農業を振興する」などと訴えている。町議会与党会派「公正会」の議員8人も応援に回り組織票を固めている。

 成田氏も町政継続の姿勢だが、独自の政策も実施する考えだ。終盤戦を迎え、地元の館野越地区の地盤固めに力を入れている。23日は同地区で約100人を前に街頭演説を行い、「子どもは町の宝、教育環境を整え人材育成に取り組む」などと訴えた。

 松森氏は、町政刷新を訴える。街頭演説では「人口は減り続け、予算規模も減り続けている。今の町政はどんな手を打ってきたのか」と現町政を批判している。陣営幹部は「町政刷新を訴えているのは松森氏だけ」と他の2候補との違いを強調している。 (小路口裕允)

▽風間浦村

 風間浦村長選では、再選を目指す現職の飯田浩一氏(54)と新人の大久保利夫氏(72)が、ともに政党や組織に頼らない草の根選挙を展開している。少子化対策などが争点だが、政策論戦はかみ合っていない。

 飯田氏は自ら選挙カーのハンドルを握り、妻が助手席から連呼するスタイルで村内を巡る。村議選が同日程で行われる影響で、支援する村議などの姿はなく、夫婦二人だけで、漁業振興や統合小学校建設の推進などを訴えている。

 大久保氏は、水道料金軽減など独自の政策を主張している。

3668チバQ:2015/04/26(日) 19:35:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150425-00000564-yamagata-l06
自民30人、最大会派維持 県議会の会派構成固まる
山形新聞 4月25日(土)14時44分配信

 県議選で改選された県議会の会派構成が24日までにほぼ固まった。自民は新人3人を含む計30人で最大会派を維持。民主・社民系議員らでつくる県政クラブは改選前2増の現新元の9人で会派届を提出する。保守分裂選挙として自民公認の現職との一騎打ちを制したいずれも新人の青木彰栄氏(西置賜郡区)は県政ク、柴田正人氏(南陽市区)は無所属となる見込みで、それぞれ対応が分かれる。

 自民党は公認で出馬し、当選した渋間佳寿美(米沢市区)佐藤聡(鶴岡市区)能登淳一(村山市区)の新人3氏を加えるが、現職3人が勇退し、同じく3人が落選したため改選前の33人から3減らす。議会での勢力関係について、会派代表の野川政文県連幹事長は「30人で特段の問題はない」としている。

 自民会派入りを希望している柴田氏は、党本部の勤務経験や党県2区支部長の鈴木憲和衆院議員の秘書を務めたこと、さらには今回の選挙の経緯を踏まえ、「自民会派入りを目指して努力していく」とし、当面は無所属で活動する考えを示した。野川幹事長は「本人からの意思表示はある。だが支部あっての県連である以上、支部の意向を重視したい」と話した。

 「県政与党」の県政クは阿部昇司代表、木村忠三幹事長の留任を決定。「県議選の結果を踏まえると県政運営は厳しさが増すことが予想される。知事に対し、厳しくすべきところは厳しく、そして、より強く支えたい」(阿部代表)とし、県議選で全面支援した元職青柳安展氏(東根市区)だけでなく、青木氏を加える。青木氏は「自民党籍を持っているが、無所属で立候補せざるを得なかった。選挙期間中も県民党の立場で頑張りたいと言ってきた」と理由を述べた。

 さらに社民推薦で4年間無所属で活動してきた金子敏明氏(酒田市・飽海郡区)も加入する。金子氏は「会派に所属することで今まで以上にしっかり知事を支えることができる」と語った。

 一方で現職楳津博士氏(寒河江市区)の離脱が確定的。山形新聞社の取材に対し、楳津氏は「支持者と検討した結果、自らの立ち位置を見つめ直すこととした。今後は全くの白紙」と説明し、現時点で無所属で活動する可能性が高い。

 共産党は現職渡辺ゆり子(山形市区)と新人の関徹(鶴岡市区)の2氏、公明党は現職菊池文昭氏(山形市区)は1人会派となる予定。各会派は結成届が締め切られる27日に最終決定する。

山形新聞社

3669チバQ:2015/04/26(日) 22:13:39
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260032-n1.html
2015.4.26 21:56
【統一地方選】
「セクハラ」騒動の宮城・大衡村長選 前村議長が初当選

ブログに書く0




【統一地方選2015】

大衡村村長選で初当選し、花束を受け取る萩原達雄氏=26日、宮城県大衡村(上田直輝撮影)
 「セクハラ」騒動で前村長が辞職した宮城県大衡村長選は26日、新人で前村議会議長の萩原達雄氏(66)が、新人で前村議の赤間しづ江氏(67)を破り、初当選した。

 同村をめぐっては、女性職員がセクハラを受けたとして、前村長を提訴。村議会が前村長の不信任案を提出し、賛成多数で可決。前村長は議会を解散して辞表を提出し、出直選となった。

3670チバQ:2015/04/27(月) 06:47:21
http://www.sanspo.com/geino/news/20150427/pol15042703510002-n1.html
2015.4.27 05:01
“美人すぎる”藤川氏、3回連続の最多得票「足腰の強い八戸市を」

 第18回統一地方選は26日、一部の区を除いて即日開票された。

 「美人すぎる市議」として話題の藤川優里氏(35)=自民党=が青森県八戸市議選で3選を決めた。3回連続最多得票の藤川氏は、選挙事務所で支援者を前に、人材育成や社会保障などの政策課題に取り組み「足腰の強い八戸市をつくりたい」と語った。同市議選では無所属新人で元グラビアタレントの久保百恵氏(29)も初当選を果たした。

3671チバQ:2015/04/27(月) 06:47:56
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150427-OYTNT50006.html
矢祭町長 古張氏3選
2015年04月27日
◆玉川村長 石森氏も3選


 統一地方選で26日、二つの首長選と三つの議員選で投開票が行われた。矢祭町長選では現職の古張允まこと氏(74)が、玉川村長選でも現職の石森春男氏(64)が新人をそれぞれ破っていずれも3選を果たした。南会津町、北塩原村、鮫川村では議員選が実施された。

◆町の発展に全力・矢祭町長古張氏

 矢祭町長選では、無所属で現職の古張允氏(74)が、元町議の鈴木正美氏(57)と前町議の鈴木敏男氏(62)の無所属新人2人を退けた。

 古張氏は26日夜、「町発展のために全力で頑張っていきたい。矢祭が大きく飛躍する礎を築き、次の世代につなぐ町政執行をしたい」と3期目に向けた意気込みを語った。

 選挙戦で、古張氏は2期8年の実績として、誘致した企業の工場増設などを挙げた。前回、46票差にまで迫られた反省から後援会を徹底的に引き締め、さらなる工場の稼働による雇用確保や高齢者福祉の充実、子育て支援の拡充を掲げて支持を広げた。当日有権者数は5164人。投票率は前回(2011年)比1・54ポイント増の88・77%だった。

◆活力ある村作る・玉川村長石森氏

 玉川村長選では、無所属で現職の石森春男氏(64)が、無所属の新人で元須賀川市建設部長の小林正司氏(63)を破って3選を果たした。

 石森氏は「活力ある元気な村をつくる。村の発展を一番に考え、引き続き村政を担う」と抱負を述べた。

 選挙戦では、定住促進策に力を入れた実績や、3歳未満の子供を持つ家庭向けの給付金創設などの公約を掲げ、支持を広げた。

 当日有権者数は5577人。投票率は82・98%。選挙戦は1999年以来で、同年の投票率は91・62%だった。

◆南会津町議選 

 南会津町議選は26日の投開票で新議員の顔ぶれが決まった。定数18に対し、現職14人、元議員2人、新人5人の計21人が立候補していた。当日有権者数は1万4228人。投票率は前回(2011年)の83・67%に比べて1・46ポイント低い82・21%だった。

◆北塩原村議選 

 北塩原村議選も投開票され、新議員が決まった。定数10に対し、現職9人、元議員1人、新人1人の計11人が立候補していた。

 当日有権者数は2468人。投票率は前回(2011年)の84・19%に比べて4・94ポイント低い79・25%だった。

◆鮫川村議選

 8年ぶりの選挙戦となった鮫川村議選でも新たな議員の顔ぶれが決まった。定数10に対し、いずれも無所属の現職6人、新人5人の計11人が立候補していた。当日有権者数は3179人。投票率は2007年の92・74%に比べて5・48ポイント低い87・26%だった。

2015年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3672チバQ:2015/04/27(月) 06:56:15
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150427-OYTNT50087.html
大館市長に福原氏 7選目指した現職破る
2015年04月27日
大館市長選で初当選を決め、ガッツポーズする福原氏(26日午後10時5分、大館市向町の事務所で)
大館市長選で初当選を決め、ガッツポーズする福原氏(26日午後10時5分、大館市向町の事務所で)

 大館市長選は26日、投開票され、新人で元市議の福原淳嗣氏(47)が、現職市長では全国最多の7選を目指した小畑元氏(66)との一騎打ちを制し、初当選を果たした。ともに保守系の無所属で、人口減社会への対応、観光と産業の振興など、政策に共通点が多い中、変革を掲げた福原氏が信任を得た。市政の「刷新か」「継続か」の問いに、有権者は新しい風を選択した。

 福原氏は、初当選を確認すると、大館市向町の事務所で、集まった支持者らとがっちりと握手を交わし、勝利を喜び合った。福原氏は「大館を変えようという意思が市民の皆様に届いた。議会との建設的な信頼関係をつくり、事業の進捗しんちょく具合を把握し、いち早く東京で動ける仕組みをつくる。この三つを速やかに行いたい」と勝利宣言した。

 選挙戦で、福原氏は若さをアピールするとともに、市政に変革が必要だと主張した。現職の多選によるマイナス要素が多いと指摘、「現状を変えることが進化につながる」と強調し、批判票の受け皿になった。地場産業振興の「モノづくりの力」、観光重視の「物語をつくる力」を柱に「消えない大館」の実現を訴えた。

 一方、小畑氏は企業誘致や雇用の拡大などを実績として強調し、「山積する課題の解決には一刻の停滞も許されない」と市政継続を訴えたが、変革を望む有権者には届かなかった。

3673チバQ:2015/04/27(月) 07:11:34
http://www.nikkansports.com/general/news/1467650.html
八戸市議選の美人対決藤川氏、久保氏ともに当選
[2015年4月27日1時29分]

久保百恵氏(左)と 藤川優里氏(共同)
久保百恵氏(左)と 藤川優里氏(共同)


 青森県八戸市議選で、3選を目指していた「美人過ぎる市議」こと藤川優里氏(35=自民)と、今回が初挑戦となった元グラビアアイドルで無所属の久保百恵氏(29)が、ともに当選した。同市議選は、「八戸の美人対決」として注目されていた。藤川氏は、3期連続のトップ当選だった。

 初当選した久保氏は、出身地でもある八戸市でタレント活動を続けていた。「八戸のために貢献したい」との思いが強くなったことから、市議選出馬を決断。選挙戦では、若い世代と市政をつなぐメッセンジャーとなる意気込みを有権者に訴えていた。

3674チバQ:2015/04/27(月) 22:32:11
>>3631 2・3位連合成立
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk05010030000c.html
’15統一地方選:大館市長に福原氏、初当選 小畑氏の7選阻む /秋田
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選の後半戦は26日、大館市長選と市議選、秋田市議選、上小阿仁村長選と村議選の五つの選挙で投開票があった。このうち大館市長選は、現職と新人の2氏による激しい選挙戦が繰り広げられた結果、元市議で無所属の新人、福原淳嗣氏(47)が幅広い支持を取り付け、初当選を果たした。

 大館市長選は新人の福原氏が、無所属の現職で7選を目指した小畑元氏(66)を破って初当選した。当日有権者数は6万3900人(男2万9378人、女3万4522人)で投票率は72・29%。三つどもえとなった2011年の前回選を1・88ポイント下回った。

 午後9時40分ごろ、福原氏の事務所に吉報が届くと、100人を超える支持者や陣営関係者たちはどよめき、喜びを爆発させた。

 福原氏は感極まった表情で姿を見せると「活力ある大館の構築に向け、まず農林水産物を売り込むため、東京での活動を活発化したい」とあいさつした。「選挙は惜敗した前回から始まっていた。大館を変えようという意思のネットワークが市民に届いた」と選挙戦を振り返った。

 前回に続いて小畑氏に挑んだ福原氏は、友人や知人らでつくる政治団体「大館力再生市民会議」や後援会のバックアップを受け、各方面に草の根の支持を広げた。前回劣勢と伝えられた農村部にも浸透。三つどもえの前回選で相まみえた近江屋信広・元衆院議員と告示前に政策合意し、支持を取り付けたことも追い風となった。

 選挙戦では、人口減少社会への対応について「人口が減っても外から人を招く交流人口を活発にすることは可能」と主張し、伝統や文化を生かした振興策を掲げた。若さと行動力を前面に打ち出したことも功を奏した。

 7選を阻まれた小畑氏の陣営は、商工団体や企業、市職労など230の推薦団体や市全域を網羅する64の後援会を軸とした組織型選挙で票の掘り起こし、支持拡大を目指した。だが、多選批判やマンネリ化の指摘を打ち消せず、涙をのんだ。

 市長選と同時に実施された市議選には現職23人、元職3人、新人11人が立候補。開票が進み、続々と新たな顔触れが決まった。投票率は72・28%(前回74・16%)だった。【田村彦志】

 ◇秋田市議次々と決まる
 秋田市議選(定数39)には現職31人、元職1人、新人15人の計47人が立候補した。

 当日有権者数は26万1346人(男12万822人、女14万524人)。投票率は47・61%で、前回の選挙を2・79ポイント下回った。

 前回は東日本大震災の発生を受け、直前の県議選同様、街頭での選挙活動を控えめにする候補者が多かった。だが、今回は地域づくりや少子高齢化対策などを争点に、激しい舌戦が繰り広げられた。【松本紫帆】

 ◇上小阿仁村長に小林氏 現職らを退け初当選
 無所属の現職と新人による三つどもえとなった上小阿仁村長選は、新人で元村総務課長の小林悦次氏(60)が、現職の中田吉穂氏(64)と新人で元村議の長井直人氏(44)を退け、初当選を果たした。当日有権者数は2291人(男1077人、女1214人)、投票率は88・48%(前回90・48%)だった。

 8年ぶりの三つどもえとなった選挙は激しい舌戦が繰り広げられた。小林氏は豊富な行政経験を強調。森林資源を生かした独自施策による村民所得の向上や雇用の確保などを訴えた。地元・五反沢地区の推薦や村幹部OBらの支援を取り付け、全村で支持を広げた。

 中田氏は道の駅の活性化などの実績を強調。特別養護老人ホーム「杉風荘」の民営化などを掲げ、村政継続を訴えたが阻まれた。長井氏は村政の変革、農林業振興などを掲げたが、出遅れが響いた。

 村議選(定数8)には、いずれも無所属の現職と新人の計9人が立候補。投票率は88・39%だった。【田村彦志】

==============

 ◇大館市長略歴
福原淳嗣(ふくはら・じゅんじ) 47 無新(1)

 福ノ杜コンサルティング専務▽大館力再生市民会議代表[歴]市議▽衆院議員秘書▽慶大

 ◇市長選開票結果
 ◇大館市=選管最終発表
当 27663 福原淳嗣 47 無新

  18008 小畑元 66 無現

 ◇上小阿仁村長略歴
小林悦次(こばやし・えつじ) 60 無新(1)

 農業[歴]村総務課長▽県農短大

 ◇村長選開票結果
 ◇上小阿仁村=選管最終発表
当  832 小林悦次 60 無新

   617 中田吉穂 64 無現

   521 長井直人 44 無新

3675チバQ:2015/04/27(月) 22:32:30
◇村議選開票結果
 ◇上小阿仁村(定数8−9)
当  268 佐藤真二 57 無現

当  244 伊藤秀明 60 無新

当  241 小林信 54 無現

当  239 斉藤鉄子 65 無現

当  225 北林義高 63 無現

当  199 大城戸ツヤ子 66 無新

当  188 武石辰久 65 無新

当  181 伊藤敏夫 68 無現

   174 萩野芳紀 66 無現

 =選管最終発表

3676チバQ:2015/04/27(月) 22:34:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk02010044000c.html
’15統一地方選:地域の政策に審判 新しい首長、議員決まる /青森
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の市町村選挙の投開票が26日にあった。県内では弘前、八戸、黒石の3市議選と、板柳、風間浦の2町村長選、15町村議選と1町議補選が行われ、即日開票の結果、新首長2人と新議員255人が決まった。無投票だったのは佐井村議選だけだった。急速に進む人口減少対策や産業振興など地域に根ざした政策が争点となった。県内の政治決戦の焦点は、6月7日投開票の知事選へと移る。【森健太郎】

 2町村長選には計5人が立候補した。板柳町長選は4期16年務めた舘岡一郎町長の引退に伴い、いずれも町役場を経験した3人の新人同士の三つどもえの争い。現町政の継承か刷新かが争点となった。風間浦村長選は再選を目指す現職に新人が挑む一騎打ちの構図となった。

 3市議選には合計定数76に対し、計99人が出馬。前回2011年より定数が弘前で6減の28、八戸で4減の32となり、当落線上でしのぎを削る争いが繰り広げられた。一方、黒石は定数は変わらなかったが、前々回の07年以来8年ぶりの選挙戦となり、現職16人全員に新人4人が挑む混戦模様となった。

 15町村議選には定数計177に202人が立候補。欠員2を補う板柳町議補選には4人が立候補していた。

 昨年5月、有識者らでつくる「日本創成会議」が公表した人口推計で、県内では2010年から40年までの30年間で約9割にあたる35市町村で「自治体消滅」の可能性があると指摘された。少子高齢化に加え、基幹産業衰退や財政難など課題が山積する中、地域の将来像をどう描くかが問われた重要な選挙だった。

 だが、選挙戦では依然として地縁・血縁頼みの票集めが目立った。執行機関と「車の両輪」の関係とされる地方議会にとっては、行政の追認機関から脱し、政策提案能力や行政監視機能が求められるが、議会改革への論戦も深まらず、課題を残した。

 ◇板柳町長選 成田氏が初当選 3新人の争い制す
 いずれも板柳町政に携わった経歴を持つ新人3人の争いから、元経済課長の成田誠氏が抜けだし、初当選を果たした。

 成田氏は、4期務めた舘岡一郎町長が進めた「りんごの里づくり」を継続しつつ、医療費助成の拡充や子育て世帯・転入者の住宅費助成などの「新しい風」を町政に吹き込むと主張。昨年暮れ、いち早く出馬を表明し、2町議の支持を受け、町内をこまめに回った活動が奏功した。

 前総務課長の鈴木清孝氏は舘岡町長の全面支援を受け、全10町議(欠員2)中8議員の支持も取りつけて「正統な後継者」を押し出した。だが、出馬表明が投票の約1カ月前と最も出遅れたのが響き、各町議の支持票をまとめきれなかった。

 かつて収入役を務め町長選に3度目の挑戦となった松森俊逸氏は舘岡町政を「マンネリズム」と批判。「農家所得の向上で商工業の活性化を」と刷新を訴えたが、反舘岡票を上積みできなかった。【松山彦蔵】

 ◇風間浦村長選 実績アピール、飯田氏が再選
 現職と新人の一騎打ちとなった風間浦村長選は、飯田浩一氏が現職の強みを生かし、大久保利夫氏を破って再選を果たした。告示直前まで無投票の可能性もあったが、県議選出馬を断念した大久保氏が急きょ名乗りを上げ、選挙戦となった。

 飯田氏は昨年12月に出馬を表明。特定の支援を受けずに草の根選挙を展開し、基幹産業の漁業振興や防災避難道の整備促進などを公約に掲げた。小学校統合事業による教育環境の充実など1期目の実績もアピールし、支持を広げた。

 一方、元五戸町議の大久保氏は原子力関連施設が集中する下北半島からの反原発・反核燃を主張したが、告示4日前に出馬を表明するなど出遅れが響き、及ばなかった。

 ◇3市議、新しい顔続々 深夜まで続く開票作業
 弘前、八戸、黒石の3市議選の開票は26日午後9時過ぎから始まり、深夜まで続いた。

 弘前は定数28を36人が争い、八戸は定数32を43人が争う構図で、それぞれ8人、11人の落選者が生じる激戦。黒石も定数16を現職16人と新人4人が競う。どの選挙でも現職の落選が生じる可能性が高く、3市の開票所では午後10時前後からの中間発表のたびに、詰めかけた陣営関係者が携帯電話で内容を連絡する風景が見られた。

 順調に票が増加した候補者の陣営は、「当選確実」と判断。選挙事務所で候補者や詰めかけた支持者たちがバンザイや拍手で当選を祝っていた。

3677チバQ:2015/04/27(月) 22:35:12

 ◇投票率、下落傾向続く 板柳町長選、激戦で上昇
 26日の市町村選挙の投票率は、おおむね前回2011年を下回る傾向となった。ただ、三つどもえの激戦となった板柳町長選が前回2011年比で6・19ポイントも上昇して72・34%になるなど、上昇した自治体もあった。

 12日投開票の県議選の投票率は過去最低を更新したが、この県議選での投票率と比較すると、多くの町村が10ポイント以上上昇し、特に大間町議選では31・37ポイントも上昇して79・25%に達した。前回町議選比でも2・48ポイント上昇。一方、県議選で県内最低の44・95%だった八戸市の市議選投票率は44・57%で、県議選比でも0・38ポイント下落。弘前市議選も県議選より低い47・88%だった。

 県議、市議に比べ、町村議は住民に最も身近な存在で人数も多く、当選に必要な数百票の確保に地縁血縁を通じて呼びかけることが多い。それが高い投票率に反映するようだ。

 県内では13年参院選、14年衆院選の投票率が全国最低で、12日の県議選は51・08%。前回を0・60ポイント下回り、過去最低を更新していた。【宮城裕也】

 ◆開票結果

 ◇板柳町=選管最終発表
当 3493 成田誠 62 無新

  3307 鈴木清孝 58 無新

  1969 松森俊逸 59 無新

 ◇風間浦村=選管最終発表
当 1152 飯田 浩一 54 無現

   349 大久保利夫 72 無新

 ◇板柳町
成田誠(なりた・まこと) 62 無新(1)

 [元]町経済課長▽拓大

 ◇風間浦村
飯田浩一(いいだ・こういち) 54 無現(2)

 村長▽自動車修理業[歴]村副議長▽三沢技術専門校

==============

投票率は省略

3678チバQ:2015/04/27(月) 22:36:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk04010002000c.html
選挙:大衡村長選 萩原氏、接戦制し初当選 政策「大枠で継承」 /宮城
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 セクハラ疑惑で跡部昌洋前村長(66)が議会を解散後、辞職したことに伴う大衡村長・村議選は26日投票され、即日開票の結果、前村議会議長の萩原達雄氏(66)=無所属新人=が、前村議の赤間しづ江氏(67)=同=を188票差の接戦の末に破り、初当選を果たした。当日有権者数は4532人、投票率は80・94%(前回81・23%)。15人が出馬した村議選(定数14)は元職13人、新人1人が当選を決めた。

 萩原氏は、選挙戦で企業誘致や子育て支援策を重視した跡部氏の政策を評価、「事業は大枠で継承する」と訴えた。その上で「跡部村政には独断専行の面があり、正すべきは正す」とし、多選自粛条例の制定、農業の立て直しを公約に掲げた。村議5期や議長を務めた実績、国や県との人脈を強調し競り勝った。

 自宅選挙事務所で支援者の祝福を受けた萩原氏は「ガラス張りの村政にし、誰もが自由に物が言えるようにしたい」と抱負を述べた。セクハラ疑惑については「個人的な問題でもあるので」と言及を避けたが、接戦となった選挙戦に「逆風を感じた。女性がみな怒っているのを感じた」と語った。

 女性候補の赤間氏は、跡部村政の刷新を前面に押し出し、セクハラ疑惑の追及と再発防止の徹底を訴えたが、一歩及ばなかった。

 今回の選挙には、議会を解散し、信を問うはずだった跡部氏が辞職し、体調不良を理由に再出馬しなかったため、戸惑う有権者も少なくなかった。それでも村内からは「村民次第で変わる」「笑われない村にしたい」との声も上がり、村の再出発の方向性を決める選挙として注目を集めた。開票を見守った自営業の男性(66)は「新村長は早くごたごたを収拾し正常に戻してほしい。引き継ぐべき事業は引き継いで、村政を立て直してほしい」と話した。【三浦研吾、渡辺豊】

==============

 ◇大衡村長選開票結果=選管最終発表
当 1894 萩原達雄 66 無新

  1706 赤間しづ江 67 無新

==============

 ◇大衡村議選開票結果(定数14−15)
当 376 小川ひろみ 51 無元

当 342 小川宗寿 53 無元

当 292 山路澄雄 66 無元

当 278 文屋裕男 70 無元

当 274 斎藤一郎 67 無元

当 265 佐藤貢 62 無元

当 235 細川運一 57 無元

当 226 遠藤昌一 70 無元

当 223 細川幸郎 56 無元

当 211 石川敏 65 無新

当 205 佐々木春樹 47 無元

当 203 佐々木金弥 66 無元

当 198 高橋浩之 54 無元

当 182 早坂豊弘 53 無元

  123 作並ゆきの 49 無元

=選管最終発表

==============

 ◇大衡村長の略歴
萩原達雄(はぎわら・たつお) 66 無新(1)

 農業[歴]大衡小PTA会長▽村議長▽黒川高

3679チバQ:2015/04/27(月) 22:37:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150427_11024.html
<大衡村長選>前議長の即戦力に期待


初当選を決め、支持者と握手する萩原さん=26日午後8時55分ごろ、大衡村大衡の事務所
拡大写真
 大衡村の出直し村長選は、前村議会議長の萩原達雄氏(66)が接戦を制した。セクハラをめぐる騒動で混乱に陥った村の立て直しへ向け、有権者は村政を熟知する即戦力に期待を託した。村が進めてきた企業誘致路線も信任された格好だ。

 萩原氏は村長選立候補者2人を除く前村議12人中9人の支持を得て、選挙戦を有利に進めた。跡部昌洋前村長(66)の支持者も取り込んだ。敗れた赤間しづ江氏(67)は清廉さを前面に出し、女性の力による刷新を訴えて猛追したが、及ばなかった。
 騒動で失墜した村のイメージ回復が最重要なのは言うまでもない。トヨタ自動車東日本など誘致企業の社員をいかに村に定住させるかも課題だ。
 村人口は減らないまでも微増にとどまる。夜間人口約5300に対し、昼間人口は約7400。周辺の大和町や富谷町、仙台市泉区が定住先になっていることを示す。選ばれる村となるには魅力向上が必須だ。
 村の税収は約14億円で、村民1人当たり約24万円と全国平均の倍近い。うち7割強を企業の納税が占める。潤う自主財源を生かし、行政運営をどう進めるか、新村長の手腕が問われる。村は人口のほぼ4人に1人が農業従事者であり、農業振興も求められる。
 新村議は新人の当選者が1人で、顔触れは大きく変わらない。跡部村政末期の不祥事に対し、村議会は沈黙が目立った。執行部の監視役として緊張感を生むのは議会の務めだ。
 再出発を果たした村の行方を、全国が注視していることを忘れてはならない。
(解説=泉支局・酒井原雄平)

<大衡村長選開票結果>(選管最終)
当 1,894萩原 達雄 無新(1)
  1,706赤間しづ江 無新 


関連ページ:宮城政治・行政
2015年04月27日月曜日

3680チバQ:2015/04/27(月) 22:39:23
>>3639
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk03010017000c.html
’15統一地方選:矢巾町長に高橋氏 「後継」宮舘氏破り初当選 /岩手
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 任期満了に伴い、統一地方選で実施された県内4選挙が26日、投開票された。無所属新人同士の一騎打ちで、16年ぶりの選挙戦となった矢巾町長選では、前県議の高橋昌造氏(69)が元副知事の宮舘寿喜氏(65)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は2万1406人だった。投票率は67・52%だった。【浅野孝仁、安藤いく子】

 当確の一報が入ると、高橋氏の事務所では支持者から歓声が上がった。高橋氏は「職責の重大さを考えると身が引き締まる思い。町民の声を聴いて『優しく元気のある矢巾』を実現したい」と述べた。

 高橋氏は3月に立候補を表明。県議時代からの支持者を支えに、新たな票も掘り起こした。障害者や難病患者への支援充実、消防団の機能強化などを政策に掲げ、序盤から優位に戦いを展開した。

 宮舘氏は今回引退する川村光朗町長(74)の後継として3月に出馬を表明。防災対策やJR矢幅駅西側開発などを訴えたが、支持が広がらなかった。

 また、3町議選も投開票された。同日選となった矢巾町議選(定数18)には21人が立候補し、激しい戦いを展開した。投票率は67・52%(前回58・38%)だった。

 軽米町議選(同14)には17人が立候補。当日有権者数は8382人、投票率は79・66%(前回無投票、前々回83・72%)だった。西和賀町議選(同12)には13人が立候補。当日有権者数は5476人、投票率は89・04%(前回90・34%)だった。

 県内統一地方選の後半戦で告示された残る北上市長選は、高橋敏彦氏(60)の無投票当選が決まっていた。

==============

 ◆町長選開票結果

 ◇矢巾町=選管最終発表
当 9297 高橋昌造 69 無新

  5025 宮舘寿喜 65 無新

 ◇矢巾町長略歴
高橋昌造(たかはし・しょうぞう) 69 無新(1)

 [元]県議[歴]町助役▽町社協常務理事▽盛岡一高

==============

 ◆町議選立候補者

 ◇矢巾町(定数18−21)
広田光男 68 無現

谷上哲 70 無現

藤原梅昭 64 無現

村松信一 66 無現

小川文子 62 共現

高橋安子 64 無新

米倉清志 69 公現

斉藤正範 63 無現

広田清実 55 無新

藤原義一 66 無現

藤原由巳 66 無現

昆秀一 50 無現

赤丸秀雄 62 無新

水本淳一 61 無新

川村農夫 61 無現

山崎道夫 67 無現

高橋七郎 66 無現

長谷川和男 77 無現

川村よし子 62 共現

芦生健勝 68 無現

佐々木暢宏 33 無新

==============

3681チバQ:2015/04/27(月) 22:39:41
 ◆町議選開票結果

 ◇西和賀町(定数12−13)
当  553 高橋到 54 無新

当  445 淀川豊 48 無現

当  427 高橋和子 70 共元

当  412 高橋輝彦 48 無新

当  403 深沢重勝 70 無現

当  361 柳沢安雄 69 無現

当  357 柿沢繁俊 64 無現

当  355 早川久衛 75 無現

当  340 児玉正彦 72 無現

当  338 佐々木孝道 59 無新

当  329 刈田敏 55 無現

当  290 高橋雅一 63 無現

   231 中村キミイ 69 無現

 =選管最終発表

 ◇軽米町(定数14−17)
当  595 松浦満雄 56 無現

当  565 松浦求 64 無現

当  531 細谷地多門 59 無現

当  478 茶屋隆 64 無現

当  448 田村せつ 64 無新

当  442 中村正志 61 無新

当  431 本田秀一 63 無現

当  382 舘坂久人 53 無現

当  373 中里宜博 52 無新

当  363 大村税 71 無現

当  340 上山勝志 71 無新

当  337 川原木芳蔵 68 無新

当  329 古舘機智男 71 共現

当  329 山本幸男 74 無現

   315 前田泰穂 66 無現

   284 安藤長質 62 無元

    87 舘坂一男 67 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇当選者略歴の見方
 氏名▽年齢(投票日の26日現在)▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。

3682チバQ:2015/04/27(月) 22:40:54
現職後継(達増知事寄り)が大差で落選ですね
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?sen=20150427_1
矢巾町長に新人高橋氏が初当選 宮舘氏に4272票差

 任期満了に伴う矢巾町長選は26日、投開票が行われ、新人の前県議(紫波選挙区選出)高橋昌造(しょうぞう)氏(69)=無所属=が、新人で前副知事の宮舘寿喜(ひさき)氏(65)=同=を破り、初当選を果たした。16年ぶりとなった一騎打ちの選挙戦は、高橋氏が高い知名度で幅広く浸透し、勇退する川村光朗町長(74)の事実上の後継候補だった宮舘氏に対して4272票差を付けた。投票率は67・52%で、同町長選としてこれまで最も低かった1999年の79・51%を下回り過去最低だった。

 高橋氏は3月15日に出馬表明し、同24日に県議を辞職。2月に役員体制を再編した後援会(田口忠雄会長)は不動など旧村単位3地区の支部を設置した。町議18人中11人の支持を取り付け、告示後も連動した選挙戦を繰り広げた。

 宮舘氏は3月7日に出馬表明。2月に立ち上げた後援会(須藤佶会長)を軸に、あいさつ回りや街頭活動を展開した。支持町議は3人で、元町議や川村町長の後援会関係者、元県職員らが陣営を支えたが、最後まで知名度不足を解消することはできなかった。

 投票は午前7時から午後8時まで7投票所で行われ、同9時から同町南矢幅の町民総合体育館で開票された。

【写真=初当選を果たし、万歳三唱する高橋昌造氏(中央)。右は礼子夫人、左は田口忠雄後援会長=26日午後10時35分ごろ、矢巾町南矢幅の事務所】

◇矢巾町長選開票結果

(26日午後10時55分選管終了、敬称略)

当9,297高橋昌造69無新

  5,025宮舘寿喜65無新

(法定得票数3580・500票)

(2015/04/27)

3683チバQ:2015/04/27(月) 22:41:56
住基ネット反対の矢祭現職は辛勝

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk07010008000c.html
’15統一地方選:2首長選 ともに現職当選 高齢化・人口減対策期待 /福島
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選の後半戦にあたる矢祭町、玉川村の2町村長選と、南会津町、北塩原村、鮫川村の3町村議選が26日投開票された。2首長選はともに現職が当選した。高齢化と人口減少が進む中、地域の将来像を見据えた対策が求められている。【統一地方選取材班】 ◇矢祭町長に古張氏3選

 矢祭町長選は、現職の古張允氏(74)が、元町議で新人の鈴木正美氏(57)、前町議会副議長で新人の鈴木敏男氏(62)=いずれも無所属=を破り、3選した。当日有権者数は5164人、投票率は88・77%(前回87・23%)だった。

 古張氏は「決断と実行力」をキャッチフレーズに、こども園開設や小学校統合などの実績を強調。「日本一、安心して子育てできる町、最高の環境で教育できるまちづくり」など四つの重点目標を掲げて支持を固めた。鈴木正美氏、鈴木敏男氏はともに「町政の刷新」をアピールしたが、訴えが浸透せず及ばなかった。

 ◇玉川村長に石森氏3選
 1999年以来、16年ぶりの選挙戦となった玉川村長選は、現職の石森春男氏(64)=無所属=が元須賀川市建設部長で新人の小林正司氏(63)=同=を破り、3選した。当日有権者数は5577人、投票率は82・98%(前回選挙91・62%)だった。

 石森氏は「活力ある村づくり」を掲げ、誕生祝い金の増額や定住促進に向けた新築住宅への補助金制度創設など実績を強調。引き続き少子化、人口減少、定住促進対策などに取り組むと主張した。小林氏は「村民目線での行政運営」をアピールしたが、及ばなかった。

 ◇3議員選投票率 前回を下回る
 3議員選の投票率は、前回の選挙戦より下回った。南会津町議選(定数18)は82・21%(前回2011年83・67%)▽北塩原村議選(同10)は79・25%(同84・19%)▽鮫川村議選(同10)は87・26%(前回無投票、前々回07年92・74%)。

 11年4月の前回統一選は震災の影響で県議選や21市町村の選挙が延期されたため、今回実施されたのは9町村の10選挙だった。うち▽古殿町長選▽三島町長選▽檜枝岐村長選、村議選▽喜多方市議選−−の5選挙が無投票だった。

==============

 ◇矢祭町=選管最終発表
当 2180 古張允 74 無現

  2092 鈴木正美 57 無新

   282 鈴木敏男 62 無新

==============



 ◇玉川村=選管最終発表

当 2558 石森春男 64 無現

  2037 小林正司 63 無新

==============

 ◇矢祭町
古張允(こばり・まこと) 74 無現(3)

 [元]副町長▽東白川地方町村会監事[歴]町議▽国民学校

==============

 ◇玉川村
石森春男(いしもり・はるお) 64 無現(3)

 農業[歴]村教育次長・企画財政課長▽須賀川高

3684チバQ:2015/04/27(月) 22:45:05
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150427-OYTNT50087.html?from=ycont_top_photo

大館市長に福原氏 7選目指した現職破る
2015年04月27日
大館市長選で初当選を決め、ガッツポーズする福原氏(26日午後10時5分、大館市向町の事務所で)
大館市長選で初当選を決め、ガッツポーズする福原氏(26日午後10時5分、大館市向町の事務所で)

 大館市長選は26日、投開票され、新人で元市議の福原淳嗣氏(47)が、現職市長では全国最多の7選を目指した小畑元氏(66)との一騎打ちを制し、初当選を果たした。ともに保守系の無所属で、人口減社会への対応、観光と産業の振興など、政策に共通点が多い中、変革を掲げた福原氏が信任を得た。市政の「刷新か」「継続か」の問いに、有権者は新しい風を選択した。

 福原氏は、初当選を確認すると、大館市向町の事務所で、集まった支持者らとがっちりと握手を交わし、勝利を喜び合った。福原氏は「大館を変えようという意思が市民の皆様に届いた。議会との建設的な信頼関係をつくり、事業の進捗しんちょく具合を把握し、いち早く東京で動ける仕組みをつくる。この三つを速やかに行いたい」と勝利宣言した。

 選挙戦で、福原氏は若さをアピールするとともに、市政に変革が必要だと主張した。現職の多選によるマイナス要素が多いと指摘、「現状を変えることが進化につながる」と強調し、批判票の受け皿になった。地場産業振興の「モノづくりの力」、観光重視の「物語をつくる力」を柱に「消えない大館」の実現を訴えた。

 一方、小畑氏は企業誘致や雇用の拡大などを実績として強調し、「山積する課題の解決には一刻の停滞も許されない」と市政継続を訴えたが、変革を望む有権者には届かなかった。

2015年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20150427g
「厳粛に受け止める」、小畑さん 多選批判に沈む、大館市長選
※写真クリックで拡大表示します

落選の知らせに、厳しい表情を見せる小畑さん(中央)=大館市水門町の選挙事務所
 「これから大館はどうなるのか」—。小畑元さん(66)の秋田県大館市水門町の選挙事務所に市長選の「落選」の知らせが届くと落胆の声が上がった。

 支持者と共に事務所で開票結果を待っていた小畑さんは「市民の判断を厳粛に受け止めたい。これまで支えてくれた皆さんに感謝申し上げます」と、落ち着いた表情で淡々と敗戦の弁。6期24年に及んだ長期市政の幕切れに涙ぐむ女性もいた。

 選挙戦では、多選批判に対して「大館にとって次の4年が正念場。ゼロからのスタートに戻す余裕はない」と訴え、県内で群を抜く企業進出や都市基盤整備など、これまでの実績を武器に戦った。しかし、自身が誘致した医薬品メーカーや野菜生産工場の開業、そして農地基盤整備の完成を市長として見届けたいとの願いはかなわなかった。

3685チバQ:2015/04/28(火) 21:39:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150428ddlk02010230000c.html
’15統一地方選:自民安定、再び主導権 民主、現状維持 共産は躍進 /青森
毎日新聞 2015年04月28日 地方版

 県議選や2町村長選、19市町村議選(補選を含む)と続いた統一地方選が26日で終了した。選挙戦は自民党が系列の無所属議員を含めて安定した戦いを見せ、県内の政界で引き続き主導権を握ることになった。民主党は勢力の現状維持にとどまり、共産党が各選挙で得票を伸ばすなど躍進した。各党幹部の表情には明暗が分かれた。【森健太郎、宮城裕也】

 自民は県議選で改選前の30議席を1議席下回ったものの、定数48に対して安定過半数を維持した。今回、無所属で初当選した候補の自民会派入りも確実な情勢で、今後も圧倒的な勢力で県政運営のかじ取り役を担う。

 「アベノミクスも地方創生も多くの有権者が継続を望んだ結果。圧勝と言ってもいい」。自民党県連の成田一憲筆頭副会長は取材に統一地方選での手応えを語った。「ただ、期待が大きい分、責任も重い。この勢いを次につなげたい」とし、6月の知事選への準備を急ぐ。

 民主は県議選で改選前の6議席を辛うじて死守。市町村議選でも擁立した公認10人全員が当選したが、今後の県政界でどれだけ存在感を発揮できるかは不透明だ。選挙戦では自民との明確な対立軸を打ち出せずに埋没した感は否めない。

 田名部定男県連代表は「投票率が低い中でよくやった。まだ『非自民』の受け皿たり得る野党になっていない」と認める。ただ、「我々は『反自民』と全てを否定できず、認めざるを得ないところもある。地方創生も具体的に何をするのか、色を出せなかった」と振り返る。

 一方、共産は県議選で28年ぶりに3議席を獲得。市町村議選でも黒石、蓬田、七戸、横浜の4市町村でトップ当選を果たした。党県委員会の畑中孝之委員長は「自民党や安倍暴走政治への怒りの表れ」と指摘。新人候補を推薦する知事選でも「自民県政を変える足がかりにしたい」。

 県議選、市町村議選で公認9人を全員当選させた公明党県本部。畠山敬一幹事長は「現場の声を聞く姿勢が評価され、県議選の得票増や八戸市議選の議席増につながった」と胸を張る。社民党県連は県政復帰を果たせず、公認を立てた市議選でも苦戦。斎藤憲雄幹事長は「日常の活動をどうするのか考え直さなければ」と話した。

3686チバQ:2015/04/28(火) 21:46:50
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150427-OYTNT50375.html
[統一選] 多彩な新人議員17人
2015年04月28日
自転車で遊説するため、自宅を出発する遠藤さん(21日、鮫川村で)
自転車で遊説するため、自宅を出発する遠藤さん(21日、鮫川村で)

◆元競輪選手や移住者も

 9市町村で予定された10選挙の半分が無投票で終わった今回の統一地方選では、5議員選で17人の新人議員が誕生した。30歳代の人や、都会から県内に帰って来た人も含まれている。大切なふるさとが活気を取り戻せるように、有権者らは新たな力や女性ら多彩な人材が参加した形での活発な議論を期待している。

 8年ぶりに村議選が実施された鮫川村の役場では27日午前、当選証書が交付され、初当選した遠藤貴人さん(34)にも手渡された。元々は競輪選手だが、「若手がいないと議会が偏った政策ばかりになる」と立候補を決意。選挙戦では脚力を生かし、自転車で村内を回った。「若手や女性にも政治を身近に感じてもらえるよう、自分が先頭に立って議会に新しい風を吹かせたい」と意気込んだ。

 同村議選で初当選した1人の鍼灸しんきゅう院経営の京條英征さん(71)は約20年前、東京都内から県内に戻った。只見町出身で、高校卒業後は銀行員などとして東京で働いたが、美しい自然に魅せられて村への移住を決意した。村には東京電力福島第一原発事故で汚染された牧草などを焼いて容積を減らす仮設焼却施設がある。原発事故で観光や農業は風評被害を受けており、「県外にいた経験を生かして村の魅力を磨き、観光客を呼び込むことで自然豊かな村を子供たちに残したい」と話した。

 喜多方市議選では6人の新人が誕生した。立候補者は定数と同じ26人にとどまり、2006年に合併で現在の市ができて以降、初の無投票だった。求職中だという同市の無職塩見和広さん(56)は「自分が期待する人を選べない」とがっかりしていた。

 議員選に立候補した77人のうち、女性は1割にも届かなかった。北塩原村議選で再選された若林幸子さん(58)は埼玉県川越市出身で5年前に同村へ移り住んだ。「県外に情報発信して農家の収入源を増やす。修学旅行や学生合宿の誘致に力を入れ、村の元気を取り戻したい」と力を込めた。

3687チバQ:2015/04/28(火) 23:23:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000010-khks-pol
<岩手知事選>達増県民党、与野党対決色濃く
河北新報 4月28日(火)12時10分配信

  9月の岩手県知事選で、3選を目指す現職の達増拓也氏(50)が掲げた「県民党」の骨格が固まりつつある。全面支援を打ち出す生活の党県連、支持を決めた民主党県連が「勝手連」の軸となりそうだ。対する平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=は自民党県連の支援を受ける。「県民党VS自民党」の陰に、与野党対決が色濃くにじむ。

  「大変心強い。岩手の未来を切り開く体制が充実してきた」。達増氏は27日の定例記者会見で、民主党の支持決定を歓迎した。

  「支持」をめぐる民主党内の感情は複雑だ。応援方法は「個別判断」。所属議員によって温度差があることが前提で、民主党を離れた達増氏が2012年衆院選で対立候補を立てるなどした影響が残る。

  それでも達増氏は「一人一人が自由に勝手連でやっていけばいい」と気にしないそぶりを見せた。

  達増氏を支援する県議有志の政治団体「希望郷いわてを実現する会」には、生活、民主、無所属の計10人が参加する。過去2回の知事選で達増氏を支えた連合岩手は今回も推薦した。表面上の陣立ては、民主党分裂前に近づいた形だ。

  達増氏は与野党対決の色彩が強まったことに関し「岩手の政治は四分五裂だったが、県民党とそうでない勢力に分かれれば、県民にとって分かりやすい」と自信をのぞかせた。

  平野氏を支援する自民党県連幹部は「(達増氏が)特定の政治基盤に立つことに変わりはない。幅広い基盤に立つ県政実現へ転換を目指す」と対抗姿勢を鮮明にしている。

最終更新:4月28日(火)12時10分河北新報

3688とはずがたり:2015/04/29(水) 04:19:10
青森県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh02.html

青森市 定数10 - 候補12(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,965(13.6%) 高橋 修一 44 自民 現 3 党県青年局長
当選 13,180(11.2%) 諏訪 益一 70 共産 現 6 党県副委員長
当選 11,464(9.8%) 伊吹 信一 54 公明 現 4 党県代表
当選 10,756(9.1%) 森内 之保留 50 自民 現 5 党県副会長
当選 9,232(7.9%) 花田 栄介 33 自民 現 2 (元)衆院議員秘書
当選 9,140(7.8%) 関 良 57 無所属 現 2 社福法人理事長
当選 8,986(7.6%) 渋谷 哲一 53 民主 現 3 党県常任幹事
当選 8,305(7.1%) 古村 一雄 70 無所属 現 3 (元)浪岡町長
当選 8,269(7.0%) 一戸 富美雄 58 無所属 元 2 県民社協会長
当選 7,577(6.4%) 山谷 清文 57 自民 現 3 党県総務副会長
□ 7,567(6.4%) 奈良岡 央 58 自民 現 (元)旧青森市議
□ 7,122(6.1%) 三上 武志 63 社民 新 党県代表

弘前市 定数6 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,590(14.4%) 安藤 晴美 63 共産 現 3 党中央委員
当選 9,622(13.1%) 谷川 政人 45 自民 新 1 (元)弘前市議
当選 9,347(12.7%) 川村 悟 67 無所属 現 3 (元)旧弘前市議
当選 8,801(12.0%) 岡元 行人 50 自民 現 4 党県財務委員長
当選 8,561(11.6%) 菊池 勲 33 無所属 新 1 人材派遣業役員
当選 8,403(11.4%) 斉藤 爾 44 自民 現 2 (元)弘前市議
□ 7,208(9.8%) 相馬 金昌一 78 無所属 現 (元)弘前市長
□ 5,962(8.1%) 西谷 洌 70 自民 現 党県副会長
□ 5,073(6.9%) 鶴賀谷 貴 52 民主 新 (元)藤崎町議

八戸市 定数8 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 14,718(17.1%) 熊谷 雄一 52 自民 現 4 党県政調会長
当選 11,325(13.2%) 田名部 定男 68 民主 現 6 党県代表
当選 10,722(12.5%) 山田 知 45 民主 現 4 党県組織委員長
当選 9,944(11.6%) 畠山 敬一 59 公明 現 3 党県幹事長
当選 8,690(10.1%) 清水 悦郎 65 自民 現 5 党県議対委員長
当選 8,417(9.8%) 藤川 友信 66 自民 現 2 (元)八戸市議
当選 7,910(9.2%) 松田 勝 67 共産 新 1 党地区常任委員
当選 7,405(8.6%) 田中 満 46 民主 新 1 (元)八戸市議
□ 6,753(7.9%) 大崎 光明 47 自民 新 (元)参院議員秘書

黒石市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鳴海 恵一郎 42 自民 現 2 党黒石支部長

五所川原市 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,789(27.1%) 寺田 達也 52 自民 現 2 (元)五所川原市議
当選 8,556(23.6%) 櫛引 ユキ子 61 無所属 現 3 (元)五所川原市議
当選 7,306(20.2%) 成田 一憲 76 自民 現 8 党県筆頭副会長
□ 6,631(18.3%) 今 博 64 民主 元 党県副代表http://www.kon-hiroshi.com/
□ 3,899(10.8%) 塚本 悦子 70 無所属 新 非常勤講師

十和田市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,035(38.1%) 丸井 裕 58 自民 現 4 党県幹事長代理
当選 9,783(37.1%) 田中 順造 65 自民 現 7 党県副会長
□ 6,552(24.8%) 中野渡 詔子 44 無所属 新 (元)衆院議員

3689とはずがたり:2015/04/29(水) 04:19:37
三沢市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,566(74.7%) 小桧山 吉紀 64 自民 現 3 党県副幹事長
□ 3,917(25.3%) 藤田 光彦 61 民主 新 (元)三沢市議

むつ市 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,676(29.5%) 越前 陽悦 69 自民 現 5 県会副議長
当選 10,647(29.4%) 菊池 憲太郎 46 自民 現 2 資材会社役員
当選 8,498(23.5%) 横浜 力 62 自民 現 2 (元)風間浦村長
□ 6,370(17.6%) 藤森 友子 61 民主 新 連合青森役員

つがる市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 三橋 一三 47 自民 現 4 党県組織委員長
>>3688-3689
平川市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,157(46.8%) 山口 多喜二 65 無所属 新 1 (元)大鰐町議
当選 5,732(32.9%) 工藤 義春 65 自民 現 2 (元)経済団体職員
□ 3,559(20.4%) 斎藤 正明 43 無所属 新 (元)平川市議

東津軽郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 神山 久志 67 自民 現 8 党県幹事長

西津軽郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 工藤 兼光 71 自民 現 4 党県総務会長

南津軽郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 阿部 広悦 67 自民 現 6 県会議長

北津軽郡 定数1 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 6,696(44.6%) 斉藤 直飛人 39 自民 現 2 (元)板柳町議
□ 5,210(34.7%) 相川 順子 57 無所属 新 PTA連顧問
3,091(20.6%) 北谷 正則 66 無所属 新 建設会社員

上北郡 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 10,634(22.2%) 工藤 慎康 45 自民 現 3 党県総務副会長
当選 10,580(22.1%) 吉田 絹恵 68 無所属 現 2 社福法人理事長
当選 8,949(18.7%) 沼尾 啓一 67 自民 現 2 (元)東北町収入役
当選 8,921(18.6%) 蛯沢 正勝 67 自民 現 2 燃料会社役員
□ 8,797(18.4%) 木明 和人 49 民主 新 党県常任幹事

三戸郡 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,687(30.8%) 夏堀 浩一 61 自民 現 3 獣医師
当選 8,786(27.9%) 松尾 和彦 51 民主 現 4 党県政調会長
当選 7,309(23.2%) 北 紀一 73 民主 現 6 党県副代表
□ 5,678(18.0%) 対馬 孝将 36 無所属(自) 新 企画会社役員

3690とはずがたり:2015/04/29(水) 04:22:41
秋田県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh05.html

秋田市 定数12 - 候補16(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 15,795(12.1%) 鈴木 健太 39 自民 新 1 司法書士
当選 15,011(11.5%) 沼谷 純 42 民主 現 2 党県幹事長
当選 10,785(8.3%) 田口 聡 60 公明 現 4 党県代表
当選 10,701(8.2%) 加賀屋 千鶴子 53 共産 新 1 (元)秋田市議
当選 8,341(6.4%) 工藤 嘉範 57 自民 現 3 党支部長
当選 7,642(5.9%) 竹下 博英 61 自民 現 3 獣医師
当選 7,310(5.6%) 今川 雄策 42 自民 新 1 (元)秋田市議
当選 6,987(5.3%) 三浦 茂人 56 無所属 現 2 不動産会社社長
当選 6,933(5.3%) 北林 康司 73 自民 現 8 党県常任総務
当選 6,555(5.0%) 菅原 博文 60 自民 現 2 タレント
当選 6,479(5.0%) 石川 ひとみ 64 社民 現 3 党県代表
当選 6,269(4.8%) 丸野内 胡桃 70 無所属 現 2 環境NPO会長
□ 6,159(4.7%) 鳥井 修 47 無所属 新 電力社員
□ 6,059(4.6%) 最上 英嗣 48 自民 現 党県青年部長
□ 5,087(3.9%) 石川 錬治郎 75 無所属 元 (元)秋田市長
□ 4,504(3.4%) 黒崎 一紀 56 無所属 新 (元)衆院議員秘書

能代市・山本郡 定数4 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,515(18.3%) 佐藤 信喜 40 自民 新 1 (元)三種町職員
当選 8,285(17.8%) 能登 祐一 68 自民 現 6 県会議長
当選 8,037(17.2%) 高橋 武浩 53 自民 新 1 党支部幹事長
当選 7,500(16.1%) 薄井 司 54 無所属(社) 新 1 (元)能代市職員
□ 7,155(15.3%) 吉方 清彦 44 無所属 新 住職
□ 7,145(15.3%) 中田 潤 68 無所属 現 県消防協会長

横手市 定数4 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,803(26.8%) 鶴田 有司 62 自民 現 6 党県幹事長
当選 9,244(21.0%) 柴田 正敏 64 自民 現 4 農業
当選 8,013(18.2%) 土谷 勝悦 66 無所属 現 5 農業
当選 7,978(18.1%) 小原 正晃 38 民主 現 2 党県総務会長
□ 7,079(16.0%) 我妻 桂子 60 共産 新 党地区副委員長

大館市 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,783(30.3%) 鈴木 洋一 71 自民 現 7 党県副会長
当選 10,438(26.8%) 石田 寛 68 社民 元 6 党県常任幹事
当選 9,218(23.7%) 佐藤 賢一郎 67 自民 現 3 党県財務委員長
□ 7,511(19.3%) 虻川 信一 69 民主 現 党県代表代行

男鹿市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 菅原 広二 63 自民 現 2 石材会社社員

3691とはずがたり:2015/04/29(水) 04:23:16
>>3690-3691
湯沢市・雄勝郡 定数3 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 東海林 洋 59 無所属 現 3 (元)県職員
当選 佐藤 正一郎 62 無所属 現 2 (元)羽後町長
当選 大関 衛 47 自民 現 5 党県総務会長

鹿角市・鹿角郡 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,099(34.7%) 川口 一 64 自民 現 5 党県副幹事長
当選 6,894(33.7%) 石川 徹 50 無所属(民) 新 1 (元)鹿角市議
□ 6,463(31.6%) 大里 祐一 79 自民 現 医師

由利本荘市 定数3 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 12,141(29.6%) 加藤 鉱一 66 自民 現 3 (元)由利本荘市議
当選 10,829(26.4%) 三浦 英一 59 無所属 現 4 学習塾経営
当選 9,080(22.2%) 小田 美恵子 68 自民 現 5 党県組織委員長
□ 8,921(21.8%) 佐藤 健一郎 63 自民 現 県会副議長

潟上市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数
(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,162(58.4%) 鈴木 雄大 44 自民 新 1 党支部長
□ 6,524(41.6%) 佐藤 敏雄 42 無所属 新 (元)潟上市議

大仙市・仙北郡 定数5 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 11,172(22.7%) 加藤 麻里 57 無所属(社) 現 2 (元)県職員
当選 10,289(20.9%) 渡部 英治 65 無所属 現 3 (元)大曲市議
当選 9,052(18.4%) 原 幸子 44 自民 現 3 党県青年局長
当選 8,122(16.5%) 小松 隆明 67 自民 現 3 (元)西仙北町長
当選 7,308(14.8%) 大野 忠右エ門 77 自民 現 6 (元)党県会長
□ 3,294(6.7%) 冨岡 昭 64 共産 新 党県常任委員

北秋田市・北秋田郡 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,317(47.5%) 北林 丈正 54 自民 現 3 党県総務副会長
当選 6,714(34.2%) 近藤 健一郎 59 自民 現 3 党県広報委員長
□ 3,595(18.3%) 藤本 友里 35 共産 新 党職員

にかほ市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 渋谷 正敏 66 自民 現 4 党県選対局長

仙北市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐藤 雄孝 63 自民 現 3 JA理事

南秋田郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 平山 晴彦 60 自民 現 4 党県組織委員

3692チバQ:2015/04/29(水) 07:01:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150428_21033.html
<六ケ所村議選>反核燃派議席ならず

 26日に投開票された青森県六ケ所村議選(定数18)で、立候補した19人の中で唯一、核燃料サイクル事業反対を訴えた無所属新人の菊川慶子氏(66)は落選し、反核燃派の議席獲得はならなかった。
 菊川氏の得票数は54票で、18番目の当選者との差は約200票と大きく水をあけられた。昨年6月に出馬し、落選した同村長選の得票数と比べて、100票余り減らした。
 村議会では、反核燃派の議員ゼロの状況が続く。菊川氏は福島第1原発事故などを踏まえ、核燃反対の選択肢を有権者に示そうと2度目の村議選に挑んだが、支持の広がりを欠いた。
 菊川氏は取材に「村内を回った感触ではもっと票を取れると思った。ショックだ」と悔しさをにじませ、「核燃サイクル事業を今のまま進めるのは無理だ。反対運動を担う若い人を育ててたい」と話した。

3693チバQ:2015/04/29(水) 07:01:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150429_21002.html
<青森知事選>民主県連、独自候補の擁立断念

 任期満了に伴う青森県知事選(5月21日告示、6月7日投開票)で、民主党県連は28日、青森市内で常任幹事会を開き、独自候補の擁立を断念し自主投票とする方針を決めた。支持母体の連合青森も自主投票を決定。民主は事実上の不戦敗で、知事選は4選を目指す現職の三村申吾氏(59)に、反核燃団体が擁立した新人の医師大竹進氏(64)が挑む構図が固まった。

 常任幹事会後の記者会見で田名部定男県連代表は「統一地方選で勢力拡大を図ったが現状維持にとどまった。時間的な問題もあった」と説明。県連として候補者選定作業の打ち切りを決めるとともに、知事選では自主投票で臨むとした。
 民主県連はこれまで知事選に向けて主戦論を唱えてきた。この日も出席者から主戦論を維持する声が上がったが、具体的な候補者名は出ず総意としてまとまらなかった。
 県連の山内崇幹事長は「県議選が厳しい結果となり、現状での擁立は身の丈に合わない。来年の参院選では公認候補を擁立したい」と強調した。
 一方、民主県連の決定を受けて連合青森も同日会合を開き、前回2011年に続く自主投票とした。
 連合青森の内村隆志会長は「大竹氏の反核燃の主張には連合として同調できない。三村氏については知事の推薦は3期12年までとする連合本部の規定がある。構成組合がそれぞれの判断で応援することとした」と理由を説明した。
 これまで連合青森は、雇用政策で三村氏と考え方が近いことから三村氏の推薦の可能性も視野に入れていた。ところが、県議選で三村氏は、推薦を受けた自民・公明候補の応援演説に立つなどの動きを活発化させたため、連合側が表立って応援しにくい状況が出来上がっていた。


関連ページ:青森政治・行政
2015年04月29日水曜日

3694とはずがたり:2015/04/29(水) 19:30:59

山形県県議選
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/kaihyou/yh06.html

山形市 定数9 - 候補10(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 16,613(17.5%) 大内 理加 52 自民 現 3 党県女性局長
当選 14,442(15.2%) 吉村 和武 42 民主 現 3 党県幹事長
当選 10,052(10.6%) 菊池 文昭 51 公明 現 2 党県代表
当選 9,952(10.5%) 金沢 忠一 64 自民 現 5 (元)県会副議長
当選 9,362(9.9%) 高橋 啓介 62 社民 現 3 党県幹事長
当選 9,118(9.6%) 今井 栄喜 73 自民 現 7 党県常任顧問
当選 8,619(9.1%) 渡辺 ゆり子 62 共産 現 3 党県常任委員
当選 7,932(8.3%) 奥山 誠治 55 自民 現 3 県会特別委員長
当選 7,355(7.7%) 広谷 五郎左ェ門 64 社民 現 6 党県副代表
1,588(1.7%) 大泉 正信 63 無所属 新 通訳

米沢市 定数3 - 候補5(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,505(25.2%) 木村 忠三 49 無所属 現 4 (元)県議秘書
当選 8,824(23.4%) 後藤 源 75 自民 現 10 党県常任顧問
当選 8,744(23.2%) 渋間 佳寿美 45 自民 新 1 党県青年部長
□ 6,031(16.0%) 遠藤 正人 51 無所属 新 (元)米沢市議
□ 4,659(12.3%) 白根沢 澄子 64 共産 新 党地区副委員長

鶴岡市 定数5 - 候補6(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 13,031(21.4%) 佐藤 聡 46 自民 新 1 (元)鶴岡市議
当選 11,328(18.6%) 志田 英紀 64 自民 現 6 (元)党県幹事長
当選 9,955(16.3%) 阿部 信矢 68 自民 現 7 党県常任顧問
当選 9,702(15.9%) 阿部 昇司 64 民主(社) 現 3 党県総務会長
当選 9,269(15.2%) 関 徹 54 共産 新 1 党地区副委員長
□ 7,643(12.5%) 草島 進一 50 無所属 現 (元)鶴岡市議

酒田市・飽海郡 定数5 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐藤 藤弥 71 自民 現 5 農業
当選 森田 広 65 自民 現 5 (元)県会副議長
当選 金子 敏明 60 無所属(社) 現 2 農業
当選 石黒 覚 58 民主 現 2 党県政調会長
当選 星川 純一 67 自民 現 5 広告代理業

新庄市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 山科 朝則 48 自民 現 2 党県政調副会長
当選 坂本 貴美雄 67 自民 現 5 党県総務会長

寒河江市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 楳津 博士 53 無所属 現 3 (元)建設会社社長
当選 小野 幸作 73 自民 現 4 党県政調会長

上山市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 佐藤 昇 56 自民 現 2 県会建設委員長

村山市 定数1 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 5,341(36.9%) 能登 淳一 60 自民 新 1 (元)村山市議
□ 3,871(26.8%) 菊池 大二郎 32 無所属(民) 新 行政書士
2,641(18.3%) 長谷川 元 42 無所属 新 (元)村山市議
2,602(18.0%) 須藤 和幸 64 無所属(社) 新 (元)村山市議

3695とはずがたり:2015/04/29(水) 19:31:21
>>3694-3695
長井市 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 平 弘造 67 自民 現 7 党県副会長

天童市 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 矢吹 栄修 40 自民 現 2 党県青年局長
当選 森谷 仙一郎 56 自民 現 3 党県幹事長代理

東根市 定数2 - 候補3(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 7,630(35.1%) 青柳 安展 68 無所属(民・社) 元 2 (元)東根市議
当選 7,417(34.1%) 野川 政文 60 自民 現 6 党県幹事長
□ 6,712(30.8%) 青柳 信雄 70 自民 現 党県党紀副委長

尾花沢市・北村山郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 加賀 正和 47 自民 現 3 党県副幹事長

南陽市 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 8,961(54.7%) 柴田 正人 35 無所属 新 1 (元)衆院議員秘書
□ 7,432(45.3%) 佐貝 全健 64 自民 現 党県議員総会長

東村山郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鈴木 孝 69 自民 現 3 党県組織委員長

西村山郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 鈴木 正法 63 自民 現 6 県会議長
当選 阿部 賢一 62 自民 現 6 農業共済理事

最上郡 定数2 - 候補4(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,990(35.8%) 小松 伸也 52 自民 現 2 党県副幹事長
当選 9,799(35.1%) 伊藤 重成 59 自民 現 5 (元)党県政調会長
□ 7,091(25.4%) 岸 倫一郎 40 無所属 新 (元)参院議員秘書
999(3.6%) 高桑 順一 69 無所属(共) 新 環境団体代表

東置賜郡 定数2 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 舩山 現人 61 自民 現 5 農業
当選 島津 良平 61 自民 現 2 県会総務委員長

西置賜郡 定数1 - 候補2(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,184(51.1%) 青木 彰栄 61 無所属 新 1 (元)白鷹町議
□ 8,773(48.9%) 小池 克敏 71 自民 現 県会特別委員長

東田川郡 定数1 - 無投票
氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 田沢 伸一 65 自民 現 5 (元)党県総務会長

3696チバQ:2015/05/05(火) 23:17:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150504_31020.html
<岩手知事選>同門対決、与野党激突へ

◎達増氏、民主と生活が支援/平野氏、自民「勝てる候補」

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)は、3選を目指す現職の達増拓也知事(50)と、県政転換を訴える平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が激突する。達増氏には民主や生活、平野氏には自民が応援に回り、与野党対決の構図が浮かぶ。2人はかつて「小沢王国」を支えた元同志。ねじれにねじれた末の同門対決には、岩手県政界の次の主導権争いがにじむ。
<「無党派」演出の戦略> 
 「複雑の一言です」
 民主党県連の黄川田徹代表(衆院岩手3区)は4月25日の幹事会後、平野氏が自民党の支援を受け達増氏に挑む構図について、苦笑まじりに語った。
 黄川田氏と平野氏は2012年に民主党が分裂した際、小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)と決別し党にとどまった。達増氏は小沢氏に同調し、直後の衆院選では民主党と敵対した。13年には参院選で公認済みだった平野氏が離党を表明。県連が除名した。
 民主党にとって、両氏はともに「離反組」だ。
 自民が平野氏側に付いたことで「平野氏支援はない」と黄川田氏。県連は達増氏支持を決めたが、支援方法は各議員の個別判断とした。遺恨は消えていない。
 高橋元・県連幹事長は「所属議員にはさまざまな思いがある。過度の拘束は逆効果になり、結束が保てない」と苦慮する。
 達増氏は民主党推薦で当選を重ねたが、今回は「県民党」を掲げる。師事する小沢氏の影響力が弱まったのを逆手に取り「無党派」を演出する。結果的に民主、生活、県議有志の政治団体が動きだし、連合岩手も推薦した。表向きの布陣は前回選挙に近くなったのは確かだ。
<小沢氏勢力一掃狙う> 
 「幅広い基盤の上に立つ県政にふさわしい人だ」
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は4月19日の役員会後、平野氏への全面支援を打ち出した。
 県内の衆参議席を一時独占されるなど小沢王国に圧倒されてきた。そこに現れた小沢氏の元側近。春の統一選は堅調で地方でも「1強」体制が進んだ。県連幹部は「勝てる候補だ」と小沢氏勢力の一掃を狙う。
 無所属会派「いわて県民クラブ」が軸となって5月下旬に設立する支援組織には、超党派の県議が参加するとみられる。支援県議の一人は「これまで自民党には無縁だった民主支持層への食い込みも可能だ」と戦略を練る。
 知事選には、共産党や労組などの「明るい民主県政をつくる会」が独自候補の擁立を検討している。

3697チバQ:2015/05/05(火) 23:34:52
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150502ddlk03010026000c.html
’15知事選:県議会 いわて県民ク、政治団体に 平野氏と県議選で連携 /岩手
毎日新聞 2015年05月02日 地方版

 県議会会派「いわて県民クラブ」は1日、県選挙管理委員会に政治団体の届け出を提出し、受理されたと発表した。9月6日投開票の知事選に立候補予定の参院議員・平野達男氏(61)と県議選での連携を図る。さらに、平野氏支援の超党派県議で作る任意団体「開かれた県政を創る会」を22日に設立することを明らかにした。自民県議らの参加が見込まれ、平野氏支援の枠組みが固まりつつある。

 「いわて県民クラブ」は、民主党を離党したグループや「地域政党いわて」の県議ら8人が所属し、2013年9月に結成された。今回の知事選では、「達増県政」に変わり東日本大震災からの創造的復興や1次産業の推進などを進めるため、今年3月に平野氏に出馬を要請した。

 政治団体設立について、同クラブの小田島峰雄代表は選挙ポスターの作製などを念頭に、「知事、県議選で有機的な連動を図りたい」と話した。

 また、「開かれた県政を創る会」は同クラブを中心に広く参加を呼びかけるという。小田島代表は「各県議らの意向があれば、政治団体に届け出ることもやぶさかでない」と述べた。

 一方、現職の達増拓也氏(50)を支援する政治団体として、生活や民主党などの超党派による県議は既に「希望郷いわてを実現する会」を設立している。【浅野孝仁】

3698チバQ:2015/05/05(火) 23:35:13
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150502ddlk06040210000c.html
公選法違反:米沢市議選 容疑で2人逮捕 運動員に現金 /山形
毎日新聞 2015年05月02日 地方版

 県警捜査2課と米沢署は1日、4月26日投開票の米沢市議選で立候補者の選挙運動に対する報酬のやり取りをしたとして、アルバイト従業員、松木茂容疑者(72)=同市林泉寺2=と、会社社長、猪口一郎容疑者(62)=同市福田町2=を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕した。県警は立候補者の当落や容疑者の認否などを明らかにしていない。逮捕容疑は、2人は共謀して4月下旬、別の運動員数人に投票の取りまとめを依頼。報酬として、それぞれ現金数万円ずつ計十数万円を手渡したとしている。

 県警によると、運動員数人は全員現金を受け取ったという。【野間口陽、山中宏之】

3699チバQ:2015/05/05(火) 23:48:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150505ddlk06040016000c.html
米沢市議選買収:未成年者に十数万円 6人以上へ報酬 /山形
毎日新聞 2015年05月05日 地方版

 米沢市議選の公職選挙法違反(買収)事件で、逮捕された立候補者の陣営の運動員が、学生を含む未成年者に報酬を渡していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。少なくとも6人以上に対し、「アルバイト代」として時給制で報酬を渡し、選挙運動をさせていたという。

 逮捕されたのは、アルバイト従業員、松木茂容疑者(72)=同市林泉寺2=と、会社社長、猪口一郎容疑者(62)=同市福田町2。捜査関係者によると、2容疑者はいずれも落選した陣営の幹部で、市内の未成年者に1人当たり数万円、計十数万円の現金を渡したとみられる。従事した期間や内容によって、渡した報酬額は異なるという。

 県警は報酬を受け取った未成年者についても、公選法違反(被買収)の疑いで調べている。【野間口陽】

3700チバQ:2015/05/12(火) 20:29:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150512ddlk02010281000c.html
選挙:黒石市議選 「居住実態なく2氏当選無効」 元市議が異議 /青森
毎日新聞 2015年05月12日 地方版

 黒石市選挙管理委員会は11日、4月26日に投開票された黒石市議選で、落選した元市議から「当選した2市議は同市に3カ月以上、居住している実態がなく、公職選挙法に定める被選挙権がない」として、当選無効の異議申し出があり、受理したと発表した。

 市選管によると、異議申し出人は元市議の山田鉱一氏(64)。当選無効を訴えられたのは、4期目の当選を果たした大久保朝泰氏(48)と初当選した高橋美紀子氏(49)。

 山田氏が異議を申し出たのは4月30日。市選管が5月7日の臨時会で受理し、審理開始を決めた。市選管は受理から30日以内に異議内容に対する決定を行いたいとしている。

 これに対し、高橋氏は毎日新聞の取材に「市選管からは何も聞いていない。私は昨年12月から黒石で暮らしており、(異議に)思い当たる節がない」と反論した。【松山彦蔵】

3701チバQ:2015/05/12(火) 20:34:23
>>3668
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000627-yamagata-l06
県議会会派、自民30人で最大維持 2交渉団体、県政クは9人に
山形新聞 4月28日(火)14時34分配信

 県議会は27日、改選に伴う会派結成届の提出を締め切り、県議会の会派構成が決まった。最大会派となった自民党(30人)と、これに次ぐ県政クラブ(9人)が、「所属議員5人以上」とする交渉団体の要件を満たした。

 自民党は野川政文氏(東根市区)を代表に、渋間佳寿美(米沢市区)佐藤聡(鶴岡市区)能登淳一(村山市区)の新人3氏を含み、県議選を党公認で戦った30人で構成する。勇退や落選に伴って改選前より3人少なくなったものの、最大会派を維持した。

 県政クは阿部昇司氏(鶴岡市区)を代表に民主、社民系議員ら現元新9人で、改選前から2人増。楳津博士氏(寒河江市区)が離脱する一方、青木彰栄(西置賜郡区)青柳安展(東根市区)金子敏明(酒田市・飽海郡区)の3氏が加わる。

 交渉団体とはならないが、渡辺ゆり子(山形市区)と新人関徹(鶴岡市区)の2氏が共産党山形県議団、菊池文昭氏(山形市区)が公明党(1人)の会派届をそれぞれ提出した。楳津氏と新人の柴田正人氏(南陽市区)は当面、無所属での活動を選択した。

3702チバQ:2015/05/12(火) 20:57:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150508_11022.html
<宮城県議選>任期満了まで半年(1)


拡大写真
 県議選は11月12日の任期満了まで間もなく半年となる。2011年の前回以降、政権を奪還した自民党は地盤をさらに固め、野党は4月の統一地方選でも反転攻勢の機会を見いだせなかった。東日本大震災後2回目となる選挙戦では、発生から4年を経た被災地の復興の在り方に加え、「1強多弱」の政局が県政界に及ぼす影響が焦点となる。定数59をめぐり、政党の候補擁立作業が本格化する全23選挙区の動向を探った。(5回続き)

◎登米/現元新5人名乗り

 登米選挙区(定数2)=登米市=は、現職2人と元議員、新人2人の計5人が絡む混戦の様相を呈している。
 3選をうかがう自民現職の只野九十九(66)は後援会組織を固め直し、支持基盤の市南部に加え旧迫町などで票の上積みを図る。同じく3選を期す無所属現職の渡辺忠悦(65)は、旧南方、迫町の一部に固定票がある。他地区でも票の掘り起こしを図る。
 自民元議員の熊谷盛広(64)は各地で後援会組織の整備に取り組み、2期目を狙う。民主が推薦する無所属新人の佐々木奈津江(50)は社民票、女性票への浸透を模索。無所属新人の白鳥昭浩(54)は出身の旧南方町だけでなく、市内全域で知名度アップに懸命だ。

◎栗原/再び3氏の激突か

 栗原選挙区(定数2)=栗原市=は、前回と同じ顔触れの三つどもえとなる公算が大きく、少数激戦が予想される。
 3選を目指す自民現職の長谷川敦(42)は集会などに精力的に出席。今後、築館地区で県政報告会を開き、実績をアピールする。
 前回トップで返り咲いた無所属現職の川嶋保美(71)は4選に挑戦する。各種行事や会合に小まめに顔を出し、全域で浸透を図る。
 無所属元議員の熊谷義彦(63)はこの3年半、農業や放射能の問題などの広聴活動を続けてきた。社民の推薦を得て4選を期す。

◎大崎/民主が擁立を模索

 大崎選挙区(定数4)=大崎市=は、ともに自民現職で4選を目指す中島源陽(52)と3選に挑む菊地恵一(56)、共産新人の内藤隆司(56)が立候補の意思を明らかにしている。
 自民現職の佐々木征治(71)も5選出馬を前向きに検討している。党県連の第1次公認申請期限(21日)までに、後援会と相談の上で結論を出す考え。
 5期務めた社民現職の岩渕義教(65)は後継者の擁立も視野に、進退を検討中。前回、不戦敗だった民主は新人擁立を模索する。

◎加美
 加美選挙区(定数1)=加美、色麻町=は5選を狙う自民現職の皆川章太郎(62)以外、表立った動きはない。過去2回連続で無投票となっている。

◎遠田
 遠田選挙区(定数1)=涌谷、美里町=は自民現職の中村功(65)が1月、5期限りでの引退を表明。後継者選びは難航。前回敗れた民主新人は不出馬の意向を示している。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月08日金曜日

3703チバQ:2015/05/12(火) 20:57:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150509_11044.html
<宮城県議選>任期満了まで半年(2)


◎石巻・牡鹿/7人名乗り激戦か
 石巻・牡鹿選挙区(定数5)=石巻市、女川町=は、現職5人と元議員2人が立候補する見通し。2011年の前回から顔触れに大きな変化はないとみられ、激戦となりそうだ。
 5選に挑む自民現職の池田憲彦(61)は党県連総務会長などを務め、組織を引き締める。雪辱を期す自民元議員の佐々木喜蔵(66)は企業訪問を展開、5選に向け浸透を図る。
 民主現職の坂下賢(53)は5選を目指し、地盤の旧河北、北上町などで支持者を回る。4選を期す民主元議員の加賀剛(63)は街頭活動や懇談会をこなし、返り咲きを狙う。
 前回、同選挙区初の共産議員となった現職の三浦一敏(64)は、再選に向け出身の旧桃生町で支持者回りを始めた。
 前回トップだった無所属現職の斎藤正美(60)は6選を狙い、支持者らと会合を重ねる。前回2位だった無所属現職の本木忠一(57)は4選を目指し、支持固めに余念がない。

◎気仙沼・本吉/気仙沼市から4人
 気仙沼・本吉選挙区(定数3)=気仙沼市、南三陸町=は、現職3人と新人1人の4人全員が、合区前の旧気仙沼選挙区(気仙沼市)から立候補する。
 現職では民主の内海太(67)が7選、自民の畠山和純(68)は6選を狙い、事務所開設やあいさつ回りをこなす。前回は旧みんな公認で初当選した境恒春(36)は、維新から再選を目指す。
 新人は、元東京都江戸川区議で元NPO職員の山崎哲(46)が準備を急ぐ。ほかに保守系の気仙沼市議の立候補も取り沙汰され、混戦となる可能性もある。

◎東松島
 東松島選挙区(定数1)=東松島市=は、自民現職の渥美巌(67)が6選を狙う。ほかに立候補の動きは表面化していない。

◎宮城
 宮城選挙区(定数1)=松島、利府町=は、松島を地盤とする自民現職の安部孝(59)が5選を目指す。利府では、候補擁立の動きが具体化していない。

◎黒川/自民2氏独占狙う
 黒川選挙区(定数2)=大和、大郷、富谷町、大衡村=は、ともに自民現職で7選を狙う藤倉知格(60)と、4選を目指す中山耕一(58)の出馬が確実視されている。民主も擁立を模索するが、具体化はしていない。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月09日土曜日

3704チバQ:2015/05/12(火) 20:58:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150510_11036.html
<宮城県議選>任期満了まで半年(3)


拡大写真
◎仙台・青葉/民主1議席死守へ
 青葉選挙区(定数7)=仙台市青葉区=は今のところ、現職6人と新人1人以外に立候補の動きは見られない。公認候補を公募している維新、次世代の擁立作業の行方が注目される。
 自民現職では中沢幸男(74)が8選、相沢光哉(76)は7選に意欲を示す。政権与党の勢いを借りて多選批判をはねのけ、5月末にも公認を得る見通し。県連内には若手待望論もあるが、具体化のめどはない。
 民主は、2011年の前回公認した2人のうち落選の元議員が政界を引退。6選を目指す現職の遊佐美由紀(51)に絞り、議席死守を図る。公明は前回トップで6選を果たした現職の石橋信勝(70)が党規約に基づく定年制で引退。後継に新人で公明新聞記者の遠藤伸幸(38)を擁立した。
 他現職は共産の遠藤いく子(66)が3選、無所属の菅間進(64)は7選、東北電力出身で無所属の吉川寛康(46)は3選を目指す。

◎宮城野/自民2人目模索も
 宮城野選挙区(定数4)=宮城野区=は、現職4人に新人が立候補の意思を固め、選挙戦が確実だ。
 自民現職の石川光次郎(47)は、4月にあった党の集会で4選出馬を表明。県連内では「2人目を擁立したい」との声も上がる。
 民主現職の坂下康子(56)は7選へ向け実績をアピール、支持者回りを進める。4選を狙う公明現職の庄子賢一(52)は3、4月に地域懇談会を開催。小まめに支援者にあいさつする。
 前回、旧みんなから初当選を果たした現職の堀内周光(38)は、無所属での出馬も視野に再選を期す。共産は、昨年末の衆院選に宮城2区から出た党県常任委員の大内真理(36)が挑む。仙台市議選の党公認候補と一緒に地域を回る。

◎泉/共産初議席目指す
 泉選挙区(定数5)=泉区=は、現時点で現職5人と新人1人が立候補を予定する。
 自民現職は今野隆吉(75)が8選、外崎浩子(54)は4選を狙う。前回まで無所属だった現職の小野隆(71)は5選を期し、自民への公認申請を検討中。
 民主現職の菅原実(66)は4選、前回トップの公明現職伊藤和博(55)は3選をうかがう。共産は党県常任委員の新人中嶋廉(62)を擁立し、同選挙区初の議席獲得を目指す。ほかに元公務員らの名前も取り沙汰されている。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月10日日曜日

3705チバQ:2015/05/12(火) 20:58:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150511_11042.html
<宮城県議選>任期満了まで半年(4)


拡大写真
◎仙台・太白/現新6人の争いか

 太白選挙区(定数5)=仙台市太白区=は自民、民主、社民の現職3人に自民、共産の新人2人が挑む。公明も新人擁立を進め、選挙戦が確実な情勢だ。
 3選を狙う自民現職の佐々木幸士(42)は、仙台市議選太白選挙区に出る弟と連動し前哨戦を展開。民主現職の藤原範典(68)は6選、社民現職の岸田清実(60)は5選を目指し、それぞれ足場を固める。
 2011年の前回、トップで5選された公明現職の小野寺初正(65)は党規約の定年制で引退。党県本部が後継候補人選を進める。
 新人では、太白選出の自民元議員の長男で会社役員の菊地伸志(46)が党県連に公認を申請中。共産は5期限りで引退する現職の横田有史(71)の後継に、13年仙台市長選に出た新人角野達也(56)を擁立した。

◎若林/3新人絡み乱戦も

 若林選挙区(定数3)=若林区=は自民のベテラン現職が勇退する。残る自民、社民の現職2人に民主、共産、無所属の新人3人が絡み、なお乱戦模様。
 5期の千葉達(69)は4月末、後援会幹部に不出馬の意向を伝えた。現職では前回トップだった自民の細川雄一(47)が3選、社民の本多祐一朗(59)は7選を目指す。
 新人では、市内唯一の空白区の民主が元会社員の千葉阿佐子(53)を擁立。共産は前回31票差で次点の元仙台市議福島一恵(54)が雪辱を期す。前回は無所属で出た元参院議員秘書渡辺勝幸(40)も引き続き立候補する見通し。

◎塩釜/現元3人の激戦に
 塩釜選挙区(定数2)=塩釜市=は自民現職の佐藤光樹(47)が4選、共産現職の天下みゆき(58)は再選を目指す。自民元議員の柏佑整(68)も通算5期目を狙い、3人を軸とする激戦が見込まれる。
 佐藤は県政報告会中心に地域を回る。天下は市議団と連携し革新支持層にアピール。前回落選の柏は支持者回りを進める。8月の塩釜市長選の結果次第では構図が変わる可能性もある。

◎多賀城・七ヶ浜/1新人が壁に挑む

 多賀城・七ケ浜選挙区(定数2)=多賀城市、七ケ浜町=は、現職2人と新人が立候補を準備。無投票の前回から一転、選挙戦となる見通しだ。
 自民現職では、七ケ浜が地盤の仁田和広(64)は7選、多賀城出身の寺沢正志(64)は3選を狙う。自民系の多賀城市議も無所属での出馬を目指す。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月11日月曜日

3706チバQ:2015/05/12(火) 20:58:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150512_11035.html
<宮城県議選>任期満了まで半年(5完)


拡大写真
◎白石・刈田 新人擁立の動きも

 白石・刈田選挙区(定数2)=白石市、蔵王、七ケ宿町=は、まだ構図が固まっていない。現職2人の動向が焦点。
 自民の安藤俊威(57)は白石、七ケ宿で支持が厚く、6選出馬が確実。蔵王が地盤で、2011年の前回は社民推薦で4選した無所属の佐藤詔雄(71)は「任期満了まで定例会が2回ある。まだ決めていない」と話す。07、11年と連続で両現職が無投票当選。新人擁立を模索する動きもある。


◎名取 2現職再選を狙う

 名取選挙区(定数2)=名取市=は前回、現職2人の引退で新人3人の争いとなった。今回は無所属現職の石川利一(67)と太田稔郎(63)がそれぞれ再選を目指す。石川は自民への公認申請を検討中。太田は民主から推薦を得た。
 無所属の名取市議の出馬も取り沙汰されている。本人は「現時点では具体的には何も考えていない」と慎重な姿勢を見せる。

 岩沼選挙区(定数1)=岩沼市=は、3選を目指す自民現職の村上智行(46)以外に現時点で立候補の動きはない。
 前回無投票で再選した村上は4月、市内で400人近い支持者を集め県政報告会を開いた。後援会中心に支持基盤の強化に努める。


◎柴田 自・民が3選目指す

 柴田選挙区(定数2)=大河原、村田、柴田、川崎町=は、前回無投票の自民、民主の現職2人がともに3選を目指す。
 自民の高橋伸二(48)は元蔵相の故三塚博、国交副大臣西村明宏の元秘書。4町をくまなく回り、支持を広げる。大河原町議を5期務めた民主の須藤哲(71)は2月に開いた県政報告会で、党政調会長細野豪志と気勢を上げた。


 亘理選挙区(定数1)=亘理、山元町=は、自民現職の元議長渡辺和喜(73)が「支持者の意見を参考にいずれ決断したい」と、8選を目指すかどうか明らかにしていない。他に目立った動きはない。


 角田・伊具選挙区(定数1)=角田市、丸森町=は、4選を目指す無所属現職の長谷川洋一(61)以外に立候補の動きはない。
 前回は自民推薦で出た長谷川は今回、自民公認で臨む構え。地元の角田のほか、昨年死去した自民元議員の地盤だった丸森でも支持固めを急ぐ。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月12日火曜日

3707チバQ:2015/05/13(水) 22:00:55
https://www.minpo.jp/news/detail/2015051022680
若松市長選に平出氏出馬へ 現職と選挙戦に
 任期満了に伴い7月19日告示、26日投票で行われる会津若松市長選で、県議会議長の平出孝朗氏(58)は立候補の意思を固めた。9日、市内で開かれた後援会の拡大役員会で示した。16日に市内で開く県政報告会で正式に立候補を表明する。同市長選には現職の室井照平氏(59)が再選を目指して立候補を表明しており、選挙戦は確実な情勢となった。
 平出氏の後援会の役員会は非公開で開かれた。終了後に平出氏が取材に答え、「県議会議長の重責を考慮したが、後援会からの強い要請があり、市民のため、(立候補を)決断した」と述べた。県議会議長は辞任する意向で、時期などは今後、調整する。
 平出氏は会津高、立教大文学部卒。会津若松市議2期を経て、現在は県議4期目。自民党県連政調会長、同幹事長を務めた。
 室井氏は会津高、東北大経済学部卒。市議2期、県議1期を経て、平成23年8月に行われた前回の市長選で初当選した。
 同市長選では、元河東町長の栗城春夫氏(64)が立候補を視野に準備を進めている。
 前回の同市長選では、室井氏と栗城氏が立候補し、室井氏が3063票差で初当選した。近年で混戦となったのは11年4月の市長選で、前県議2人、市議会議長を経験した前市議1人ら新人4人が争った。

( 2015/05/10 08:40 カテゴリー:主要 )

3708チバQ:2015/05/14(木) 22:09:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150514_21002.html
<青森知事選>現職VS反核燃新人の争い濃厚

 任期満了に伴う青森県知事選(6月7日投開票)は今月21日の告示まで1週間となった。4選を目指す現職の三村申吾氏(59)=公明推薦=に、県内の反核燃団体が擁立した新人の医師大竹進氏(64)=共産・社民推薦=が挑む構図がほぼ固まった。三村氏は3期12年の実績を背景に自民党県連の推薦も受け、盤石な態勢を築く。大竹氏は脱原発を政策の柱に医療・教育の充実を主張し、支持拡大を図る。
 青森市内で9日にあった三村氏の事務所開きには、支援者約700人が集まった。県内20市町村を超える首長や無所属会派の県議も出席し支持層の厚さを印象付けた。人口減対策を最優先課題にした県基本計画の実現を公約に掲げる。三村氏は「雇用などのなりわいや長生きする仕組みをつくる」と強調した。
 大竹氏は原発の是非を問う県民投票条例制定や無医村解消などを公約とし「リーダーを変えれば青森県政は変わる」と力を込める。民主党の阿部知子衆院議員(比例南関東)や生活の党共同代表の山本太郎参院議員(東京選挙区)を招いた講演会もこなし、共産、社民両党の枠を超えた幅広い支持の獲得を目指す。
 青森県知事選で自民、公明両党は過去3回、三村氏を推薦。自民は今回、知事推薦を3期までとする要綱に従い県連推薦とした。共産、社民が共闘するのは2003年以来12年ぶり。民主県連は自主投票を決めている。

 ◇青森県知事選立候補予定者
三村申吾59知事    無現(公推)
大竹進64整形外科医 無新(共・社推)


関連ページ:青森政治・行政
2015年05月14日木曜日

3709チバQ:2015/05/14(木) 22:09:34
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150514_21006.html
<青森知事選>2陣営違い鮮明、臨戦態勢


事務所開き後、支持者らと握手を交わす三村氏(右)=9日、青森市
拡大写真

事務所開きで乾杯し、支持者を回る大竹氏(左)=6日、青森市
拡大写真
 21日の告示まで1週間に迫った青森県知事選(6月7日投開票)で、立候補を予定する無所属現職の三村申吾氏(59)=公明推薦=、無所属新人の医師大竹進氏(64)=共産・社民推薦=の両陣営は臨戦態勢を整え、東奔西走している。それぞれ公約をまとめ上げ、県政の継続か変革かをめぐって政策の違いを際立たせようと懸命だ。

 自民党県連の推薦も受ける三村氏は公約で、雇用の場づくりなどを進めて経済や生活を重視し、挑戦の姿勢や戦略的姿勢を貫いて県の課題解決に向かうと強調。3期12年の実績を挙げ、人口減少社会の克服や産業の活性化、人材育成、的確な行財政運営などを政策に掲げる。
 疾病予防などを通して健康長寿県に導き、医師の育成、定着にも尽力すると主張。県民の健康づくりやスポーツによる地域活性化に取り組み、攻めの姿勢で農林水産業の成長産業化を進めると訴える。
 大竹氏は医療・介護・福祉の充実や、子どもが伸び伸びと成長する教育環境の実現、憲法の順守といった六つの基本政策を公約に列挙し、停滞した県政を変えようと論陣を張る。公表した基本方針や施策は73項目、特に専門の医療福祉分野に厚みを持たせた。
 最低賃金時給1000円の即時導入や中学生までの医療費無料化、小中学校の35人学級の実現などを掲げた。住民投票条例を制定し、公論を反映した政策の決定といった新たな仕組みを導入する考えも示す。
 違いが明確なのが原子力・核燃料サイクル政策へのスタンス。三村氏は容認の立場を示しつつ「安全なくして原子力なし」と述べ、地域防災計画や避難計画の充実に加え、国や事業者に安全対策の確保を求める。
 反核燃団体の共同代表を務める大竹氏は「原発・核燃をやめて命と古里を守る」を旗印に運動を展開。青森がその意思を貫けば国の政策は変わると強調する。


関連ページ:青森政治・行政
2015年05月14日木曜日

3710チバQ:2015/05/16(土) 10:28:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150516_11045.html
<大阪都構想>あす住民投票 宮城の維新関係者やきもき

◎仙台市議選・県議選に影響か

 17日投開票の「大阪都構想」の賛否を問う住民投票の行方を、可決を目指す維新の党の県内関係者が注視している。党をけん引した橋下徹大阪市長の進退が懸かり、結果次第では公認・推薦候補を立てる仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)や秋の県議選に影を落とす恐れがある。「否決なら逆風」「橋下氏が去れば党勢は衰える」との観測が広がる一方「影響は限定的」との見方もある。
 都構想は大阪府と大阪市の二重行政解消のため、市を廃止して5特別区に再編する案。大阪維新の会代表の橋下氏が提唱し、住民投票で否決の場合、政界引退の意向を示している。
 県内では昨年11月、維新の党県総支部代表で前衆院議員の林宙紀氏(37)が県議選、仙台市議選に候補を擁立する方針を表明。現時点で県議選は気仙沼選挙区の現職を公認し、市議選は青葉、泉両選挙区のそれぞれ新人を公認、推薦する。
 県政界には「維新は橋下氏が引っ張ってきた。構想が否決されて橋下氏が去れば、県内の維新は力をそがれる」と危ぶむ声がある。
 維新は2014年12月の衆院選で宮城2区から立候補した林氏が落選し、県内の議席を失った。ただ、比例代表では県内の党派別得票数が自民、民主に次ぐ第3党となり、一定の影響力を見せつけた。
 林氏は「都構想は維新が最も力を傾注してきた政策だけに、否決されれば逆風が吹くだろう。だが、県議選や仙台市議選で問われるのは、われわれの地元での働きぶりだ」と強調した。

3711チバQ:2015/05/17(日) 09:43:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150517_31008.html
8年ぶり選挙戦へ 盛岡市長選告示まで3ヵ月

 任期満了に伴う盛岡市長選(8月16日告示、23日投開票)は告示まで3カ月を切った。いずれも無所属で、4選を目指す現職の谷藤裕明氏(65)と新人で市内の会社役員内舘茂氏(48)が立候補を表明している。前回2011年は無投票で選挙戦になれば8年ぶり。政党対決が浮かび上がる要素もあり、水面下の駆け引きが熱を帯びてきた。

 「これまでと同様、全方位で支援を求めていく」。谷藤氏は2月の市議会定例会で4選に挑む意向を表明し、態勢固めを進める。
 過去の選挙でつながりがあった各種団体に対し支持を要請。03年の初当選を支えた市議の支援グループ「発進会」も再び動きだすことが確実視されている。
 谷藤氏は自民党出身で県連幹事長を務めた。「市民党」を掲げるが、自民党に近いのは明らかだ。発進会を主導する市議会最大会派・盛友会の菊田隆幹事長も自民党支部幹部。「広域連携や岩手国体に向け谷藤氏の手腕は不可欠。続投を望む声は多い」と強調する。
 同日程で行われる盛岡市議選とも連動する。関係者によると、谷藤氏は発進会に名を連ねる市議の会合などに頻繁に足を運び、支持拡大を図る構えだ。
 「大切な友人で、心から信頼している。可能な限り支えていきたい」
 内舘氏が立候補を表明した3月の記者会見には、民主党の階猛衆院議員(岩手1区)が同席して全面支援を表明した。2人は高校の同級生で内舘氏は階後援会の青年部長を務める。昨年春から階氏の説得を受け、立候補を決断したという。
 階氏とのタッグは民主党カラーを演出する。階事務所のサポートを受け、経営する建設会社の人脈を駆使した企業回りや街頭活動に力を入れる。階氏に近い関係者は「知名度アップが課題。5月下旬の後援会発足を皮切りに、一気に注目を集めたい」と意気込む。
 市長選は岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)と重なる。現職の達増拓也氏(50)は県民党を掲げるが、民主や生活の県連が応援。挑む平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=は自民県連が全面支援する。市長選でも保守系対野党系の色合いが強まれば、知事選との関わりが焦点の一つになりそうだ。
 ほかに共産党や労組が政治団体の設立を検討し、独自候補の擁立を目指す。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年05月17日日曜日

3712チバQ:2015/05/17(日) 22:06:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150517ddlk07010061000c.html
選挙:会津若松市長選 平出県議長が出馬表明 室井氏と現新対決 /福島
毎日新聞 2015年05月17日 地方版

 任期満了に伴う会津若松市長選(7月19日告示、26日投票)で、県議会議長の平出孝朗(たかお)氏(58)が16日、会津若松市内で記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。同市長選には、すでに現職の室井照平氏(59)が再選を目指して立候補する意向を明らかにしており、選挙戦になる公算が大きい。

 平出氏はこの日の会見で「古里・会津の復興に全力を挙げたい」と決意を述べた。今月中にも議長を退き、県議を辞職する意向も明らかにした。

 平出氏は同市議などを経て、1999年の県議選で初当選。2013年11月、議長に就任した。これまでに自民党県連の幹事長なども務めている。

 一方、再選を期す現職の室井氏は3月の市議会で「市政の継続と発展を目指す」などと立候補表明していた。

 自民党県第4選挙区支部は今秋の県議選で、平出氏を会津若松市選挙区の1次公認として推薦する方針だったが、平出氏は期限までに公認申請しなかった。市内の同党支部は室井氏を推薦する方向で調整している。【喜浦遊】

3713チバQ:2015/05/20(水) 22:07:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150520_21019.html
<青森知事選>あす告示 2氏の争いか

 任期満了に伴う青森県知事選は21日、告示される。自民党県連と公明党の推薦を受け4選を目指す無所属現職の三村申吾氏(59)に、県内の反核燃団体が擁立し共産党と社民党が推薦する無所属新人の医師大竹進氏(64)が挑む構図が、ほぼ確定した。2候補による一騎打ちは1979年以来、36年ぶりになる。投票は6月7日に行われ、即日開票される。

 三村氏陣営は県内4選挙区に後援会事務所を開設した。陣営には県内の企業や団体などから200枚を超える推薦状が届き、支持は全県的な広がりを見せる。
 三村氏は公務をこなす一方、16日には青森市であった自民県連の定期大会に出席。終了後の激励会では約300人の参加者を前に「成長分野をしっかり伸ばし、未来をかなえられる青森にする」と決意を語った。
 大竹氏陣営は県内各地に設立された6政治団体の拠点を核に活動を展開。選挙期間中の土、日曜は青森、八戸、弘前の大票田を中心に街頭に立つ戦略を描く。
 大竹氏は青森市で開業する医院を休診。医療・介護をテーマに集会を開いたほか、共産の街頭活動や社民県連の大会に出席し「『あきらめない青森』を掲げ、原発・核燃に頼らない平和な県をつくる」と述べた。
 4月2日現在の有権者は112万7166人。

 ◇青森県知事選立候補予定者
三村申吾59 知事 無現(公推)
大竹進64 整形外科医 無新(共・社推)

3714チバQ:2015/05/20(水) 22:11:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000010-khks-l03
<岩手知事選>復興予算めぐり駆け引き激化
河北新報 5月20日(水)11時20分配信

<岩手知事選>復興予算めぐり駆け引き激化
達増拓也氏
  9月の岩手県知事選で激突する現職の達増拓也氏(50)と平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が、東日本大震災の復興予算に地方負担導入を示した政府にそろって反発している。達増氏は政府が地方負担を示唆した当初から反対を主張してきた。平野氏は国の全額負担を決めた元復興相。政府の姿勢を批判するが、政権党の自民党が支援する矛盾が浮かぶ。争点化も取り沙汰された復興予算をめぐり、両陣営の駆け引きが激化しそうだ。

【関連】同門対決、与野党激突へ

 

  「一度は(全額国費負担を)やると言っている。今の制度を続けるべきだ」

  平野氏は18日、政策発表の記者会見で、被災自治体に復興予算の一部を負担させる方針を打ち出した政府を批判した。「なぜ地方負担が必要か説明不足。自治体の了解なしで決めるべきではない」とも述べた。

  平野氏は民主党政権で復興相を務めた際、現在の財政支援の枠組みを決めた。政府を批判することで沿岸の被災自治体への配慮を示した形だが、知事選では自民党の支援を受けるジレンマを抱える。

  3選を目指す達増氏は「短期の復興を目指すなら、集団的自衛権の(行使を容認した)閣議決定の勢いでプランを出してほしい」「内閣を挙げて大なたを振るうのは弱者切り捨てだ」などと鋭く批判してきた。

  達増氏を支援する県議は平野氏の発言について「現職との違いを際立たせないための争点ぼかしだ。支援を受ける自民の方針と異なるのは明らかに矛盾だ」と疑問視する。

  平野氏は自公政権が進める環太平洋連携協定(TPP)にも反対の考えを示した。自民党県議の一人は「党県連は政府方針が全て正しいとは思っていない。達増氏は政治基盤に偏りがある。主張は同じでも平野氏が知事になれば、政府と交渉の余地がある」と話す。

3715チバQ:2015/05/20(水) 23:20:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000429-yamagata-l06
非自民の足並み乱れ、市長選に不安材料 山形市議会・正副議長選
山形新聞 5月20日(水)11時35分配信

 山形市議会の正副議長選は、1議席差で市政与党にとどまる非自民系3会派が推す議員が議長ポストを獲得したが、足並みの乱れから副議長ポストを失った。自民系と非自民系の二つの勢力の対立が予想される9月の市長選に向け、非自民側が一枚岩になりきれず、不安材料を残す結果となった。

 市政与党は、前回市長選で市川昭男市長を推した民主、共産、社民各党系の議員で構成する。先の市議選で計17議席を得たが、対する自民党系と公明党は合わせて16議席を獲得し、勢力は拮抗(きっこう)。正副議長選は、与野党双方がいかに一枚岩で臨めるかが焦点だった。

 副議長選で白票を投じた共産は「人物うんぬんでなく政治的判断」と言葉を濁した。市長選に水を向けると、17票を集めた議長選を引き合いに「市政与党の立場に変わりはない。(市長選への)影響はない」と言い切る。だが、与党会派の一部からは「(共産に)感情的な部分があったのではないか。今後、しこりが残らなければいいが…」と不安視する声も漏れる。一方、自民系の翔政会からは「相手のダメージは大きいはずだ」との見方が強い。

山形新聞社

http://yamagata-np.jp/news/201505/20/kj_2015052000428.php
山形市議会、議長に石沢氏 市民連合市議団、副議長は翔政会・斎藤氏
2015年05月20日 11:31

副議長選の開票作業に当たる職員ら=山形市議会議場
副議長選の開票作業に当たる職員ら=山形市議会議場
 山形市議会は19日、臨時会を開いて正副議長選を行い、議長に市民連合山形市議団の石沢秀夫氏(67)=村木沢、副議長に翔政会の斎藤武弘氏(67)=下東山=をそれぞれ新たに選出した。両ポストの独占を狙った非自民系の市政与党は議長ポストを得たものの、副議長ポストは自民系会派に明け渡した。

 両選挙とも単記無記名で、投票総数は議員定数と同じ33。議長選は石沢氏が所属する市民連合山形市議団(9人)をはじめ、緑政会(5人)、日本共産党山形市議団(3人)の与党3会派をまとめ、17票を獲得した。改選後に自由民主党新翔会・改革会議から改称した最大会派、翔政会(13人)が擁立した尾形源二氏(65)は、公明党山形市議団(3人)を合わせ16票だった。

 副議長選は、与党の一角である共産が白票を投じた結果、斎藤氏の16票に対し、緑政会の小野仁氏(61)は14票にとどまった。

 前副議長の石沢氏は現在6期目。斎藤氏は5期目で議会運営委員長などを歴任した。議会の申し合わせで任期は2年。

 ほかに各常任委、議会運営委の委員を選任し正副委員長を互選。最上川中部水道企業団議会議員に伊藤美代子氏(67)、長谷川幸司氏(55)、山形広域環境事務組合議会議員に高橋公夫氏(59)、浅野弥史氏(31)、武田聡氏(46)、菊地健太郎氏(56)、長谷川氏、折原政信氏(60)、鈴木善太郎氏(77)を選んだ。議会選出の市監査委員は須貝太郎氏(65)、遠藤吉久氏(59)を選任することに同意し、閉会した。

 各委員会正副委員長は次の通り。(◎は正、○は副、敬称略)
 議会運営=◎丸子善弘○川口充律▽総務=◎渋江朋博○田中英子▽厚生=◎高橋公夫○阿曽隆▽産業文教=◎伊藤香織○佐藤秀明▽環境建設=◎遠藤和典○川口充律

3716チバQ:2015/05/20(水) 23:27:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000330-yamagata-l06
県議会議長に野川氏選出 副議長は伊藤氏
山形新聞 5月16日(土)11時50分配信

 県議会臨時会は15日開会し、会期を21日までの7日間と決めた後、改選に伴う正副議長選を行い、第31代議長に自民党の野川政文氏(61)=6期、東根市区、第60代副議長に同党の伊藤重成氏(59)=5期、最上郡区=をそれぞれ選出した。

 議長選は有効投票33票のすべてを野川氏が獲得。野川氏には最大会派の自民の30人に加え、公明党の菊池文昭氏、無所属の楳津博士、柴田正人の両氏が投票した。無効11票は第2会派の県政クラブの9人と、独自候補を立てなかった共産党の2氏が白票を投じた。

 続いて行われた副議長選は有効投票44票で伊藤氏が33票を獲得し、県政クの広谷五郎左エ門氏(64)=6期、山形市区=が11票。伊藤氏には同じく自民、公明、無所属が投票し、広谷氏には県政ク、共産が投票した。

 本会議に先立ち、自民は議員総会で正副議長の会派内候補を協議。議長選には野川氏のみが立候補した。副議長には伊藤氏と星川純一氏(67)=5期、酒田市・飽海郡区=が名乗りを上げ、本人同士で調整がつかなかったため、予備選投票で伊藤氏が最多得票を得た。

 本会議で議長に選出された野川氏は当選あいさつで、県議会の改革や地方創生を挙げ、「県民が一丸となり、誇りに思える山形をつくるため誠心誠意取り組んでいく」と抱負を述べた。

山形新聞社

3717チバQ:2015/05/20(水) 23:28:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00010000-dtohoku-l02
青森県議会議長に清水氏 八戸から18年ぶりの選出
デーリー東北新聞社 5月14日(木)10時4分配信

 4月の改選に伴う青森県議会の臨時会が13日、開会した。会期を15日までの3日間と決めた後、正副議長選挙を行い、議長に自民党の清水悦郎氏(65)=八戸市、当選5回=、副議長に同党の工藤兼光氏(71)=西郡、同4回=を選出した。八戸市からは、1997年まで議長を務めた故・高橋長次郎氏以来、約18年ぶり。

 48議員で行った議長選挙では、清水氏が44票、諏訪益一氏(共産党)が4票を獲得。清水氏には自民30人のほか、民主党6人、青和会5人、公明・健政会3人が投票した。
 清水氏は議場で「過去に議長を務めた八戸市の寺下岩蔵氏、高橋長次郎氏ら大先輩を見習い、輝ける青森県を築いていきたい」と決意を述べた。
 副議長選挙は、工藤氏が38票、北紀一氏(民主)が6票、古村一雄氏(無所属)が4票だった。
 正副議長の決定後、理事者側が県税条例の一部改正案や県監査委員の人事案など議案3件を一括上程し、三村申吾知事が提案理由を説明した。
 この日は、議会運営委員会の組織会を行い、委員長に自民の熊谷雄一氏を選出した。
 14日は各常任委員会の組織会を行い、正副委員長を選出する。15日は提出議案に対する質疑、採決を行う。

民主全員が清水氏に投票 勝負捨てた?
 青森県議会の民主党会派(北紀一会長)に所属する6人は13日の議長選で自民党会派の清水悦郎氏に投票した。副議長選では北氏に票を投じた。2009年4月の会派結成以来、議長選で全員が自民会派に投票するのは初めてとみられる。北氏は取材に対し、「第1会派が議長、第2会派が副議長を推す国会や各自治体の慣習に倣ったもので、極めて常識的な対応だ」と説明した。
 近年の県議会を見ると、民主会派は自民会派に過半数の議席を許しており、正副議長に就けないのが現状。それでも従来は、自らの会派の年長議員に投票したり、無効票を投じたりしていた。
 自民会派が正副議長を長く独占する状況が続き、今回の対応は現実的とも言えるが、他会派には「最初から勝負を捨てた」ように映った様子。自民のある県議は「議長選は自民に入れて、副議長選には自分たちで立てるとは、何がしたいのかさっぱり分からない」とばっさり。
 ほかの野党議員は、民主県連が6月投開票の県知事選に独自候補を擁立せず、自主投票にするという党勢の低迷ぶりを指摘。「議長選の相乗りは知事選の流れも関係していると思う」と分析した。

デーリー東北新聞社

3718チバQ:2015/05/20(水) 23:37:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000130-jij-soci
前双葉町長が国と東電提訴=初期被ばくで慰謝料請求―東京地裁
時事通信 5月20日(水)17時52分配信

 東京電力福島第1原発事故で被ばくしたのは、国や東電のずさんな事故対応が原因として、福島県双葉町の井戸川克隆前町長(69)が20日、国と東電に慰謝料など計1億4850万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。弁護団によると、水素爆発や原子炉格納容器内の気体を放出する「ベント」による初期被ばくの健康被害に対して、裁判で慰謝料を請求するのは初めてという。

3719チバQ:2015/05/21(木) 21:43:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150521ddlk02010343000c.html
’15知事選:きょう告示 問われる地域活性化策 原子力政策、争点化も注目 /青森
毎日新聞 2015年05月21日 地方版

 任期満了に伴う知事選が21日に告示される。これまでに4選を目指す現職の三村申吾氏(59)=自民党県連、公明党推薦=と、医師で反原発・反核燃団体共同代表の新人、大竹進氏(64)=共産党、社民党推薦=が立候補を表明しており、1979年以来36年ぶりに一騎打ちの争いとなる公算が大きい。人口減少など課題が山積する県政のかじ取り役を有権者は誰に託すのか。投開票日の6月7日まで17日間の選挙戦が始まる。【森健太郎、石灘早紀】

 今回の選挙戦は、産業・雇用政策や財政再建に取り組んだ3期12年の三村県政への評価に加え、県の最重要課題である人口減少克服に向けた地域活性化策が問われる。大竹氏が反原発・反核燃を掲げて対決軸に据える原子力政策へのスタンスも争点として論戦がかみ合うか注目される。

 三村氏は、過去3回同様、公明の推薦を受ける。自民は今回、知事推薦は3期までとする党本部の規定に従って県連推薦としたが、県内で強固な組織力を生かして盤石の支援態勢を築く。選挙公約では産業・雇用政策を重視し、人口減少社会や短命県の克服を強調。明確な「信任」を得るため、前回獲得した34万票を上回る「圧勝」(陣営幹部)を目指す。県内の低投票率が懸念材料で、抜群の知名度を生かして無党派層への浸透も図る。

 一方、大竹氏は候補者選考に携わった共産、社民が推薦。公約では両党と政策が一致する原発反対・核燃サイクル中止のほか、医師として専門の医療・福祉分野を手厚くし、医師不足対策や中学生までの医療費無料化などを掲げる。ただ、行政経験がなく、現職に比べて劣る知名度が課題だ。5月以降、県内を一巡。両党の国会議員らと街頭演説やミニ集会を重ねて県政批判を繰り返し、「反三村・非自民」の受け皿を目指す。

 ◇立候補者の遊説日程(告示日)
 三村氏 8時45分、青森市・青い森公園▽11時、東北町・乙供駅前▽11時50分、同町・上北町駅前▽12時45分、三沢市役所前▽14時、十和田市・相坂屋前▽14時45分、六戸町・オバラ薬局前▽15時半、おいらせ町役場前▽16時10分、同町・県信用組合百石支店前▽17時、八戸市役所前

 大竹氏 9時、青森市役所前▽11時半、弘前市・イトーヨーカドー前▽13時、弘前市役所前▽16時半、県庁前▽17時、青森市・さくら野百貨店前

 ◇届け出作業リハ、一連の流れ確認 県選管
 告示日を前に、県選挙管理委員会は20日、県庁で候補者の届け出作業のリハーサルを行った。

 リハーサルは候補者2人が出馬すると想定。選管職員9人が候補者役と事務担当役に分かれ、届け出順を決めるくじ引きや、書類審査、選挙事務所の標札などの「選挙七つ道具」を交付するまでの一連の流れを確認した。

 県選管が同日発表した20日現在の選挙人名簿登録者数は、112万6960人(男52万6172人、女60万788人)で、2011年の前回選に比べて2万9259人減った。また、公選法に基づく知事選の選挙運動の支出制限額は、候補者1人あたり3208万8800円と定めた。【宮城裕也】

3720チバQ:2015/05/21(木) 22:24:04
>>2601>>3277
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20150520-OYTNT50417.html
アウガ問題で市長追及 青森市議会
2015年05月21日
◆疑問や批判相次ぐ


 青森市議会は20日、まちづくりに関する全議員説明会を開き、2014年度決算が目標値を大幅に下回ることが明らかになった青森駅前の複合商業施設「アウガ」を運営する第3セクター「青森駅前再開発ビル」の問題などについて議論した。同社の運営継続を表明した鹿内博市長が厳しい追及を受けた。

 鹿内市長は18日の記者会見で同社について、「民事再生、破産の選択は考えていない」とした。説明会で市議らにこの真意を問われると「市民に余計な心配をかけてしまうため」などと説明した。

 市議らは「本当のことを言わないのは、市民らをだましているのと一緒だ」「赤字が続く中で借金が返せるのか」と次々に疑問や批判を投げかけた。鹿内市長は「アウガを再生させるために、市として着実に責務を果たしていきたい」と苦しい答弁に終始した。

2015年05月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3721チバQ:2015/05/21(木) 23:30:43
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150520_8
岩手県知事選2氏、与野党対決の様相 告示まで3カ月 

AddClips ブックマークに登録
 任期満了に伴う知事選は8月20日の告示まで3カ月となった。3選を目指す現職達増拓也氏(50)と新人で参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=の2氏がいずれも無所属での出馬を表明。共産党が参加する「明るい民主県政をつくる会」は月内の独自候補擁立を目指す。民主党と生活の党は達増氏を支持する一方、自民党は平野氏の全面支援に回るなど与野党対決の様相を呈しており、各陣営の前哨戦は熱を帯びそうだ。

 達増氏は積極的に会合出席を重ね、2期8年の実績を訴える。主要な業界団体への推薦要請を終え、連合岩手など労働3団体が推薦。後援会連合会は高齢を理由に辞任した高橋令則会長の後任人事など今後再構築する。

 平野氏は4月14日の出馬表明に続き、今月18日には政策発表の記者会見を開いた。業界団体への推薦要請は同日、県農協政治連盟を皮切りに着手した。元復興相の経験を掲げて各地を歩き、後援会の拡大にも取り掛かる。

 共産党県委員会(菅原則勝委員長)は「明るい民主県政をつくる会」を軸に独自候補の人選と政策の取りまとめを進めている。同会幹事長の金野耕治いわて労連議長は「作業は最終段階だ」と月内擁立に全力を挙げる。

(2015/05/20)

3722chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:05:00
http://mainichi.jp/select/news/20150523k0000m040016000c.html
青森県知事選:三村VS大竹「さまぁ〜ず」対決
毎日新聞 2015年05月22日 17時21分(最終更新 05月22日 22時15分)


青森知事選に立候補した三村申吾氏(左)と大竹進氏
 青森知事選でひそかに話題なのが立候補者の名字。人気お笑いコンビ「さまぁ〜ず」の三村マサカズさんと大竹一樹さんと同じなのだ。

 現職の三村申吾氏に挑む新人の大竹進氏は21日の演説で「どこかで聞いたことある名前だな。そうなんです。さまぁ〜ずさんの組み合わせになりました」とこの話題に言及し、聴衆を沸かせた。

 直近の国政選挙の投票率が2年連続で全国最下位(昨年衆院選46.83%、2013年参院選46.25%)と不名誉な記録を持つ青森県だが、大竹氏は「青森さまぁ〜ず対決という選挙があることを、ツイッターなどで多くの人に伝え、棄権せず投票してほしい」と関心が高まることへの期待を示した。

 テレビで絶妙な掛け合いを見せるさまぁ〜ずの2人だが、青森発「三村」対「大竹」の論戦もうまくかみ合うか。【森健太郎、石灘早紀】

.

3723chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:23:25
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150523-OYT1T50010.html
市長自ら減給案に「事の重大性理解せず」と批判
2015年05月23日 15時35分Tweet
 仙台市青葉区選管が白票を水増しするなどした事件を巡り、市議会の調査特別委員会が22日開かれた。

 奥山恵美子市長が、自らを減給処分とする方針を示したことに対し、市議からは「事の重大性を理解していない」と批判の声が相次いだ。特別委は次回6月1日の会合で報告書をまとめる予定だ。

 奥山市長は18日、減給10分の2(3か月)とする自身の処分案を示した。これに対し22日の特別委では、2013年の参院選で水増し事件が起きた高松市で、市長が給料の全額を3か月返上した事例から、奥山市長の処分が軽いとする意見が相次いだ。

 ある市議は、高松市長の処分について、仙台市の事務方が奥山市長に説明したことを市側から確認したうえで、「説明されても、その程度の減給とするならば、市長は事の重大性を理解していない」と話した。別の市議は「二度と同じ過ちを繰り返さないという決意が欠如している」と指摘した。

 「隠蔽体質が市民の不信感を招く背景にある。市の体質改善が必要だ」とする意見もあった。

 市は、市長と副市長の減給に関する条例改正案を市議会6月定例会に提出する方針。

2015年05月23日 15時35分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

3724チバQ:2015/05/25(月) 20:59:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150524_21038.html
<青森知事選>青森市長は…信念貫き反現職


大竹氏陣営の要請を受けて、応援演説をする鹿内市長
拡大写真
 青森県知事選(6月7日投開票)で、無所属新人の医師大竹進氏(64)=共産・社民推薦=の支持を表明していた鹿内博青森市長が23日、街頭演説し「原発、核燃を進める政策はいらない」と述べ、県内の反核燃団体が擁立した大竹氏にエールを送った。

 「脱原発をめざす首長会議」に名を連ねる鹿内市長は、市の繁華街2カ所で大竹氏と共に街頭に立ち「危険な原発、核燃をやめさせる。大竹候補はそういう県政の実現を訴えている。候補者2人の政策をよく見比べて、投票所に行ってほしい」と強調した。
 大竹氏陣営の要請でマイクを握った鹿内市長が、候補者の応援で街頭に立つのは市長に就いた2009年以来、初めてという。
 知事選には自民党県連と公明党が推薦する無所属現職の三村申吾氏(59)が4選を目指し、立候補している。三村氏も23日午後、同じ場所で街頭演説し、観光政策の充実や企業誘致の促進などを訴えた。
 鹿内市長は2月22日、大竹氏支援団体の設立総会で支持を表明。現職知事と県庁所在地の市長が背を向け合う構図を懸念する声もあった。鹿内市長は「政治家として自分の考え方を曖昧にできない。2年前、私の選挙で三村さんは相手候補を応援したが、その後、県と市の関係が悪くなったことは一度もない」と語った。


関連ページ:青森政治・行政
2015年05月24日日曜日

3725チバQ:2015/05/25(月) 21:00:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150524_51022.html
<山形市長4選不出馬>今秋選挙へ動き加速

 山形市の市川昭男市長(73)が23日、4選不出馬を表明したことで、市長選(9月6日告示、13日投開票)への動きが一気に加速する。民主、社民両党市議らは近く元防衛省職員の梅津庸成氏(48)に立候補要請する一方、自民党は県連が推薦する元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)への支援を強化する方針。市長選は市政と国政の与野党構図が逆転したまま、激しい政党対決となる公算が大きい。

 民主党県連幹部によると、梅津氏は出馬に前向き。市議らは「選挙まで時間がない」として月内の擁立を目指す。運動母体の構成などについて既に民主、社民両党県連、支持団体と調整を進め、梅津氏が出馬表明し次第、態勢固めに入る。
 市議らは4月の市議選後、市川市長の不出馬を想定し、候補者選びを本格化させた。各選挙で連携してきた民主、社民、連合による「3者共闘」の枠組み維持を大前提に協議した。
 対決する佐藤氏の出身地(函館市)、年齢などを考慮した結果、2010年の参院選山形選挙区に民主党公認で立候補し敗れたものの、山形市出身で短期決戦に有利な知名度がある梅津氏で一本化を決めた。
 市議の加藤孝民主党県連幹事長代理は「納得できる人物を慎重に選んだ。名前も浸透している」と強調する。大泉敏男連合山形会長は、市長選での3者共闘に関し「しっかり協力関係を結べる」と自信を見せる。
 前回、民主、社民両党とともに市川氏を推薦した共産党は「梅津氏との政策協定締結を検討する」(党市議)と説明する。
 一方、前回市長選で市川氏に敗れた佐藤氏は、4年間地道な活動を展開してきた。市内に26の個人後援会を設立。自民党に加え、4月の統一地方選では協力を期待する公明党の集会などにも積極的に参加した。佐藤氏は「相手候補が誰であろうと自分の政策を訴えるだけだ」と意気込む。
 山形市では1966年に旧社会党の故金沢忠雄氏が市長当選以降、革新系、非自民主体の市政が続く。自民党にとって「市政奪還は悲願だ」(県連幹部)。
 市議の長谷川幸司自民党山形市支部長は、非自民側の動きに関し「佐藤氏は落選以降も山形に住み、市政発展を考え続けて活動してきた。急に擁立する候補との違いは歴然だ」と対決姿勢を鮮明にする。


関連ページ:山形政治・行政
2015年05月24日日曜日

3726チバQ:2015/05/25(月) 21:01:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150523_31036.html
<岩手知事選>21県議、平野氏支援

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)に立候補する平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を支援する県議有志は22日、支援組織「開かれた県政を創る会」を設立した。
 県議会の無所属系会派「いわて県民クラブ」(8人)、自民党の「自民クラブ」(12人)の全員のほか、民主党の1人の計21人が名を連ねた。
 県民クラブの小田島峰雄代表が設立発起人となり、盛岡市で設立総会を開いた。代表には県民クラブの佐々木博氏が就いた。現職県議44人の過半数に当たる23人を目標に会員を集める。
 3選を目指す現職の達増拓也氏(50)への支持を決めた民主党から参加した佐々木朋和氏は「後援会の強い要請があった。知事選は政党の枠組みより一議員として行動すべきだと判断した」と理由を説明した。
 知事選をめぐっては、達増氏を支援する県議が政治団体「希望郷いわてを実現する会」を設立した。生活系の「希望・みらいフォーラム」や民主党議員ら計11人が参加している。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年05月23日土曜日

3727チバQ:2015/05/25(月) 21:01:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150522_51038.html
<山形市長選>梅津氏擁立へ民主市議ら調整


梅津庸成氏
拡大写真
 任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、民主、社民両党の山形市議が中心となり、元防衛省職員の梅津庸成氏(48)を擁立する方向で最終調整に入ったことが21日、関係者への取材で分かった。2011年の前回市長選で両党などが推薦した現職の市川昭男氏(73)は、態度を明確にしていない。
 梅津氏は山形市出身、慶大卒。1990年に防衛庁(当時)に入庁。外務省出向を経て、10年の参院選山形選挙区に民主党公認で立候補。自民党現職の岸宏一氏に4万票余りの差をつけられ、落選した。現在は県防災士会の会長を務める。
 両党市議は4月の市議選後、市川氏の4選不出馬も想定し、複数の人物の名前を挙げて候補者選びを本格化。18日の会合で梅津氏を軸に一本化を図る方向性を確認した。梅津氏が地元出身で、参院選では市内の得票が岸氏を上回った実績が評価されたとみられる。
 市議会社民党系会派「市民連合」の川口充律会長は21日、取材に対し「5月中に一本化する方向で動いている」と認めた。民主党系会派「緑政会」の渡辺元・会長は「発表する段階にない」と述べるにとどめた。
 市川氏は18日の定例記者会見で、市長選への態度を問われ「白紙です」と強調する一方、「支援していただいた方と相談している」とも話した。近く進退を明らかにするとみられる。
 市長選には、前回市川氏に敗れた元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が立候補を表明し、自民党県連が推薦を決めている。


関連ページ:山形政治・行政
2015年05月22日金曜日

3728チバQ:2015/05/25(月) 23:17:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150523_11022.html
<仙台市議選>復興需要で事務所物件不足


立候補予定者が確保した事務所。前哨戦でも欠かせない拠点になる
拡大写真
 仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)の立候補予定者が、活動拠点となる事務所の確保に苦戦している。「地元の目立つ場所」「駐車場が不可欠」など立地条件のハードルが高い上、東日本大震災の復興需要の影響で空き物件が減っているからだ。告示日が約2カ月後に迫り、条件を大幅に譲歩して物件を押さえる動きも出てきた。

 「選挙は戦で事務所は城。城がなければ戦えない」。若林区の若手現職は連日、事務所探しに奔走する。不動産業者を回り、知り合いに声を掛けるが、22日現在見つかっていない。「ここまで苦しんだのは初めて。電話の開設や選挙用法定はがきの印刷準備も遅れる」と焦りを募らせる。
 市議選の立候補予定者は現時点で66人。このうち約2割の十数人が事務所を確保していない。
 事務所は地盤の地域に構えるのが絶対条件。有権者の目に留まりやすい場所であることが重要で、選挙カーや来客用の駐車場も必須だ。
 市内の不動産業者によると、こうした条件を満たす物件は震災後、復興関連業者の入居で競争率が上がっている。選挙で使う事務所は人の出入りが激しく、短期間でも内装が傷みやすいため、「リフォーム済みの物件ほど、敬遠される」(不動産業者)という事情もある。
 青葉区のベテラン現職は何とか物件を確保したが、「20〜30坪を希望したのに結果は7坪(約23平方メートル)」と不満そう。同区の中堅現職は「先約した人に協力してもらい、ワンフロアの半分を何とか借りられた」と言う。「当面は実家が事務所代わり。これからも探す」と話す宮城野区の新人もいる。
 選挙の前哨戦とともに、「城」の争奪戦は大詰めを迎えている。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月23日土曜日

3729チバQ:2015/05/27(水) 21:59:27
http://www.news24.jp/nnn/news8618369.html
現職市議を逮捕 市長「冷静に推移見守る」
(秋田県)


■ 動画をみる
有権者に投票や票のとりまとめを依頼し飲食の接待をしたとして、大館市議会議員の男が26日逮捕されました。大館市の福原市長は「冷静に推移を見守りたい」と述べました。福原市長は26日夕方、現職市議の逮捕を知り「びっくりした。」と話しました。福原淳嗣市長は「今はまず冷静に見守るしかないと思う。まだ有罪が確定したわけではないので、しばらくは冷静に推移を見守りたいと思う。」と話しました。公職選挙法違反の疑いで26日逮捕されたのは、大館市議会議員の千葉倉男容疑者67歳です。警察は26日夜、市議の自宅や役員を務めている会社など8か所を家宅捜索し、関係書類などを押収しました。大館警察署などの調べによりますと、千葉容疑者は選挙告示前の先月中旬、大館市内の集会所で有権者およそ20人に対して、投票や票の取りまとめなどを依頼し、総額数万円相当の酒や食事の接待をした疑いがもたれています。警察では、押収した書類やパソコンなど、約2,000点とともに参加者からも話を聞くなどして、同じような違反がなかったかや事件の経緯などを詳しく調べることにしています。
[ 5/27 13:08 秋田放送]

3730チバQ:2015/05/27(水) 22:05:17
>>3704
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150527_11012.html
<宮城県議選>定数5に自民系4人名乗り


県議選泉選挙区の公認をめぐり積極論と消極論が相半ばした常任役員会・選対委員会合同会議=24日、仙台市青葉区の自民党県連
拡大写真
 任期満了(11月12日)に伴う県議選泉選挙区で、定数5に対し自民党系の立候補予定者が、4人も名乗りを上げる異例の事態となっている。「自民1強」の党勢に加え、ベテランの引退が新人の台頭を誘発した形だ。4議席占拠も視野に活気づく自民を、野党は「保守票を食い合うだけ」と冷静に受け止める。

<バランス難しい>
 自民県連は24日開いた総務会で、4選を目指す現職1人の公認を決定。さらに新人3人から公認申請されていることが報告された。
 「時代の節目だ。新人の可能性を排除してはならない」。総務会後の記者会見で伊藤信太郎会長は党勢に自信を見せつつも「複数を取りに行って落としては元も子もない。バランスが難しい」と本音を漏らした。
 2011年の前回、泉選挙区は自民2、民主1、公明1、無所属1で分け合った。このうち自民はベテラン1人が引退を表明。県議会会派の自民党・県民会議に籍を置く無所属も身を引く方向で、新人が名乗りを上げやすい舞台が整った。
 新興住宅地が広がる仙台市泉区は「他の区に比べ無党派が多い」(自民県連幹部)とされる。地盤のない新人にも、票田開拓の余地があると言われる。
 ただ、県連内には「選挙区事情をもっと精査すべきだ」との消極論もある。24日の総務会では、新人3人の扱いについては継続協議とするにとどまった。

<おごりそのもの>
 迎え撃つ野党。民主党県連の内海太幹事長は「自民に4議席も取る力があるのか」と冷ややかだ。
 政権与党だった前回、東日本大震災をめぐる対応の混乱で逆風に見舞われながらも1議席を死守。内海幹事長は「泉は民主に一定の支持がある」と語り、現職の4選に全力を挙げる。
 新人を擁立する共産党陣営は「4人も立てるのは与党のおごりそのもの」と突き放す。安保法制をはじめ安倍政権への不安が高まっているとして「多数乱立は有利に働く」と読む。
 自民と連立を組む公明も友党の戦略に気をもむ。現職が3選を目指すが、党関係者は「野党もメンツを懸けて臨んでくる。超激戦になる」と気を引き締める。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年05月27日水曜日

3731チバQ:2015/05/27(水) 23:07:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00010007-minyu-l07
渡辺大熊町長退任へ 「健康上の理由」11月任期満了で
福島民友新聞 5月23日(土)11時38分配信

 東京電力福島第1原発事故で全町避難している大熊町の渡辺利綱町長(67)=2期=が11月に予定される次期町長選に出馬せず、任期満了で退任する意思を固めたことが22日、分かった。
 事故発生時から町長を務める渡辺氏は福島民友新聞社の取材に対し「(退任は)健康上の理由が大きい。若い人に新たな視点で大熊町を引っ張ってもらいたい」と答えた。
 渡辺氏は町議4期を務めた後、2007年の町長選で無投票初当選。2選を目指した11年は、新人の元町議を破り再選を果たした。
 震災時の避難対応で陣頭指揮を執ったほか放射線量が低い町内の地域を復興拠点に開発。本県の早期復興に向け、県内の除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の町内への建設受け入れを決断した。

福島民友新聞

3732チバQ:2015/05/29(金) 21:51:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150527ddlk02010288000c.html
かすむ争点:12年ぶり三沢市長選/上 自民「分裂」自主投票 政策置き去り2氏応酬 /青森
毎日新聞 2015年05月27日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)は31日に告示され、3選を目指す現職の種市一正氏(73)と、市議で新人の鈴木重正氏(46)の一騎打ちとなる見通しだ。12年ぶりとなる選挙戦が決まるまでには、自民党県連の「推薦」を巡る激しい争いが起きていた。一方で、米軍三沢基地による基地負担の対応などの政策論争は低調だ。三沢を取り巻く動きを探った。【宮城裕也】

 ■対決の背景

 16日の自民県連の定期大会後の記者会見。新会長に就任したばかりの江渡聡徳・前防衛相は、三沢市長選で県連の関与について聞かれると「ありません」と即答した。保守分裂選挙となった市長選は、「県連にとって腫れ物。同日選挙の知事選で目立たせないようにしている」(県連関係者)とささやかれる。

 争いが本格化したのは、昨年12月だ。まず現職の種市氏が出馬表明。市議会(定数18)のうち2会派10人が種市氏の支援に回った。この動きに、無投票を避けたい最大会派・拓心会(6人)が擁立した対抗馬が、同会派所属で前市長の長男の鈴木氏だ。種市氏自身も前市長の後援会長を務めていただけに、いわば前市長の「家老」対「世継ぎ」のような構図になった。

 混乱の発端は、自民党員である鈴木氏の立候補を察知した種市氏が昨年10月に自民に入党し、同12月にそれぞれ党三沢市支部に推薦願を提出したことに始まる。

 ■「土壇場入党」続出

 三沢市支部は悩んだ。過去2回推薦し、国政に協力的な種市氏と、地元三沢市の支部幹事長を務めた鈴木氏のどちらを推薦するか。

 鈴木氏に近い拓心会で占める市支部役員は、先手を打った。2月、県内の首長選挙では異例の市支部党員投票を実施し、過半数を獲得した鈴木氏を推薦候補として衆院2区支部に推薦願を提出することで、「地元意見の尊重」を求めたのだ。

 だが県連はこの投票の公平性を疑問視した。両氏の出馬表明以降、自民入党が増加。党員投票が決定した1月以降も約1カ月間で約40人の入党者が相次ぎ、双方が多数派工作をする「泥仕合」に発展したからだ。

 結局、県連は3月に「自主投票」を決定。鈴木氏は「現職と同等の評価を頂いた」と受け止める一方、種市氏は「これまで国に貢献してきたことが評価されず残念」と話した。

 ■二の舞い避ける?

 三沢市支部が党員投票に踏み切った背景には、県連が過去の首長選の際、候補者調整に手を焼いてきた経緯がある。昨年1月の平川市長選では、複数の自民候補が出馬し、分裂選挙で自主投票に。当時の木村太郎県連会長が辞任する事態に発展した。県連は昨年3月、公認・推薦には所属支部の推薦を得たうえで、衆院選挙区支部と調整して県連に申請するよう規約を改定した。

 「自主投票」に落ち着いた今回の推薦騒動。小比類巻正規・市支部長は「結果は残念だが、時間をかけて検討してくれた」と感謝する一方、ある市支部関係者からは「平川の二の舞いになりたくなかったのだろう。県連が指導力を発揮できなかった結果だ」と恨み節も聞かれる。

 市長選の火ぶたを切ったのは、政策とは関係ない双方の主導権争いだった。

==============

 ■ことば

 ◇県連推薦
 党公認ではないため、選挙運動は無所属と実質的に変わらないが、票のとりまとめという意味で地方選では重要な意味を持つ。党本部から対立候補が出た時には「地元推薦候補」をアピールできる。運動でも、街頭演説では国会議員や県議などによる応援演説が期待できるなど、県連の「お墨付き」を示すことができる。

3733チバQ:2015/05/29(金) 21:52:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150528ddlk02010191000c.html
かすむ争点:12年ぶり三沢市長選/下 揺るがぬ「基地と共存」 「恩恵」重視で論戦なく /青森
毎日新聞 2015年05月28日 地方版

 ■騒音補償で集落分断

 米軍基地の負担への対応について、具体的な論戦がない三沢市長選。滑走路直下の浜三沢地区に住んでいた男性(63)は話す。「他にも市政のいろんな分野があるから。2人(の立候補予定者)ともあまり言いたくないんだと思う」

 国はこれまで、軍用機の騒音被害を受ける住民への補償と引き換えに、住宅移転を進めてきた。だが移転の対象は騒音の程度を測定地点ごとに「線引き」するため、浜三沢地区など2地区では、同じ集落内で移転する世帯としない世帯で分断される現象も起きている。

 近所の住民が次々と移転し、虫食い状態となる集落を見て、この男性も「ここに残るのはさみしい」と2005年に1・5キロ離れた集落に移転した。だが同地区南側約230世帯は現在も移転できず、「地域が一体の花見や葬式などの行事も難しくなった」という。

 三沢市の今年度予算約239億円のうち、2割を占めるのが基地関連の補助金・交付金による収入だ。立候補を予定する現職の種市一正氏(73)、新人で市議の鈴木重正氏(46)の2人とも基地との共存共栄を掲げ、むしろ「国際文化都市を担う若い世代の育成」(種市氏)、「語学教育の拠点づくり」(鈴木氏)といった基地の「恩恵」の活用を重視する。

 市議会にも、沖縄の基地負担を受け入れる動きが見られる。12年には、市議会の一部が三沢基地に垂直離着陸輸送機オスプレイの配備を求める「防衛議員連盟」を設立。軍用機の訓練による民間機遅延が相次ぐ三沢空港に第2滑走路を建設するなどの「見返り」が狙いだ。

 一方で、基地負担は増えている。昨年夏には米軍無人偵察機グローバルホークの期間限定配備や、沖縄県で実施されていた戦闘機爆撃訓練の一部を三沢基地近くの対地射爆撃場に移転した。ある市議は「訓練が必要なら三沢でやればいい。その代わり補償を持ってこないと共存共栄は崩れる。新基地を持ってきても三沢は反発しない」と打ち明ける。

 ■安保法制に慎重論も

 ただ、基地容認ムードが支配的な市内でも国会で議論される安保法制に対しては慎重な声がある。連盟は昨年7月の集団的自衛権行使を容認する閣議決定を受け、昨年12月ごろに安全保障法制整備推進本部長だった中谷元・衆院議員(現防衛相)を招き、住民向け説明会の開催を予定していた。結局、昨年12月の衆院選後に中谷氏が防衛相に就任するなどし、日程調整はできなかったが、「負担受け入れ」を目指す連盟からも「巨大な基地を抱える三沢市の住民に丁寧に説明すべきだ」(山本弥一市議)との意見が聞かれる。

 「子育て」「産業振興」など政策が重複することも少なくない種市、鈴木両氏。一方で、基地負担への十分な政策論争がかすむ中、基地の町のかじ取り役を決める12年ぶりの選挙は、31日に告示される。【宮城裕也】

==============

 ■ことば

 ◇移転補償
 防衛施設周辺生活環境整備法に基づき、航空機の運航による騒音被害を、程度の比較的軽い第1種からより重い第3種までの区域に分けて補償の程度を設定。第2種以上は土地の買い入れと移転費を補償する。三沢市では1979年から6度、米軍や空自の軍用機の配備などで範囲が見直された。測定の結果、集落が分断された岡三沢、浜三沢地区は三沢市と東北防衛局(仙台市)に分断解消を申し入れている。

3734チバQ:2015/05/29(金) 21:53:44
>>3567
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150529ddlk02010021000c.html
選挙:五戸町長選 現新16年ぶり対決か 町の2大政治勢力激突 多くの有権者は歓迎 /青森
毎日新聞 2015年05月29日 地方版

 任期満了に伴う五戸町長選(6月2日告示、7日投開票)は、5選を目指す現職の三浦正名氏(61)と新人で町議の川崎七保氏(65)の一騎打ちとなる見通しだ。選挙戦は16年ぶりで、2004年の旧倉石村との合併後は初となる。両氏は共に新人だった1999年、町長選で今回同様に争った「宿命の対決」。三浦氏の初当選後、3期連続で無投票が続いた後だけに、同じ顔ぶれの激突となる今回は「誰が相手でも絶対に負けない」(三浦陣営)、「一つ一つ票を掘り起こす」(川崎陣営)と互いに譲らず、町を二分する激戦の様相を呈している。【塚本弘毅】

 両氏は共に、五戸町政をリードしてきた政治家一族の家系だ。三浦氏の父は県議9期を務め、兄は前町長。一方で川崎氏の祖父は、「昭和の大合併」で1955年に誕生した新・五戸町の初代町長で、父も67年から町長を6期続けた。

 99年の町長選は、三浦氏の兄の雄一・前町長の死去に伴って行われ、弟の三浦氏が当選した経緯がある。今回も、町の2大政治勢力による激突となる公算が大きい。

 それだけに、両氏の集会は熱気に満ちていた。15日の三浦氏の「町政報告会」には、約700人(主催者発表)が参加。元衆院議員で民主党県連の田名部匡代代表代行も駆け付け、「堂々と5期目の当選を」と訴えた。町議は18人のうち11人が出席。三浦氏は公約として少子化対策や商店街の活性化などを掲げており、この日の集会でも「前へ前へ進む」と強調した。

 一方、川崎氏の総決起大会は16日に開かれ、約600人(同)が集まった。支援する町議6人も出席し、自民党の滝沢求参院議員は「五戸を前進させるのは川崎七保さんだ」と声を張り上げた。川崎氏は企業誘致や子育て支援推進などを公約に掲げており、「町を活性化したい」と訴えた。

 両陣営の事務所は、徒歩数分の至近距離に位置する。24日には、五戸町長選と同日選となる知事選の遊説で、現職の三村申吾氏が川崎氏の事務所前を訪れ、街頭演説した。この際、三浦氏も川崎氏も応援のマイクを握り、三村氏の知事4選を訴えたが、互いに一定の距離を保ち、言葉も交わさず、よそよそしい雰囲気に終始した。

 町の多くの有権者は、久々の選挙戦を歓迎している雰囲気だ。だが、必ず投票に行くという農業の男性(66)は「同じ人が5期目を狙い、対抗馬も(16年前と)同じ人。次は世代交代だ」と述べ、新鮮さが感じられない顔ぶれに苦言を呈した。一方、自営業の男性(28)は「町長が代わって町政が発展すれば話は別だが」と話した上で、候補者に関係なく「行かない」という。

 三浦、川崎両氏とも、地盤は旧町制時代からの五戸町。04年の合併で加わった旧倉石村地区からは立候補予定者がいないため、同地区の主婦(52)は「地元出身者が立たず、盛り上がりは今一つ」と話していた。

==============

 ■ことば

 ◇五戸町
 人口約1万8000人。古来、馬の産地として知られ、馬肉料理が名物。コメやリンゴなど農業が基幹産業で地蔵平工業団地に企業誘致も進める。2016年リオデジャネイロ五輪出場を目指すサッカーU22(22歳以下)日本代表の手倉森誠監督は同町出身。

3735チバQ:2015/05/31(日) 12:22:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150531ddlk02010057000c.html
’15知事選:原子力政策 論戦、かみ合わず 大竹氏、「止めねば」思い熱く/三村氏、さらり「国動向注視」 /青森
毎日新聞 2015年05月31日 地方版

 6月7日投開票の知事選は、医師で新人の大竹進氏(64)=共産党、社民党推薦=と、現職で4選を目指す三村申吾氏(59)=自民党県連、公明党推薦=の一騎打ちとなり、2011年の前回選同様、東日本大震災後の原子力政策が問われる。大竹氏が反原発・反核燃を前面に打ち出し、県内で唯一「脱原発をめざす首長会議」に名を連ねる鹿内博・青森市長が支援を表明。一方、三村氏は安全を大前提に「エネルギーのベストミックスが重要」として原子力の是非には言明せず、論戦はかみ合っていない。【森健太郎、石灘早紀】

 「青森の未来を考えた時、『あの時にやめておけばよかった』では遅い。できるだけ早いうちに原子力政策の歩みを止めなければならない」。23日に青森市内で開かれた大竹氏の街頭演説でマイクを握った鹿内氏は、東京電力福島第1原発事故に触れ、原子力政策の転換を訴えた。鹿内氏が選挙の応援で街頭に立つのは、09年に市長に就任後初めてのことだ。

 大竹氏は、市民団体「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」の共同代表。国内全ての原発再稼働と核燃サイクル施設操業を認めない方針を掲げている。脱原発後も廃炉作業や放射性廃棄物の管理などで「雇用はなくならない」と強調。25日には原子力関連施設が集中立地する下北半島の大間町で、北海道函館市が建設差し止め訴訟を起こしたJパワー(電源開発)大間原発について「連携して建設を止めたい」と力説した。

 一方、三村氏は21日の告示日に県庁前での第一声で、「原子力に対する安全確保のためのルールづくりを(原子力)規制庁にしっかりやってもらい、我々も避難の体制をつくっていく。命を守る段取り、安全確保が私に課せられた大きな仕事」と述べるにとどまり、原子力政策への言及は約20分にわたる演説でわずか30秒足らずだった。

 三村氏も25日に選挙戦で初めて下北入り。使用済み核燃料再処理工場のある六ケ所村での街頭演説には日本原燃の多くの幹部らも顔をそろえた。ただ、「時代に応じたエネルギーのベストミックスが大切」「今後とも国の動向を注視する」などと慎重な言い回しに終始。陣営幹部は「わざわざ相手の土俵に上がって勝負する必要はない」と静観の構えで、議論は盛り上がりを欠いている。

 背景には県内に根を下ろす「原子力マネー」が絡む。原子力事業者が県に納める核燃税は今年度195億円で、県税収入の14・5%を占める「安定した重要財源」(県幹部)だ。原子力関連施設がある自治体に国から支払われる電源3法交付金は13年度178億円で、1981年度からの交付総額は約2700億円に上る。

 住民の思いも複雑だ。東北電力東通原発のある東通村内の民宿で働く40代の女性従業員は「原発作業員らの客は震災前より半分以上減った。商売のことを考えると、原発反対とは言えない。ただ、海も近いので、事故なんて怖くないと言えばうそになる」と言葉少なに語った。

3736チバQ:2015/05/31(日) 12:31:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150530ddlk02010033000c.html
選挙:三沢市長選 あす告示 12年ぶり選挙戦 現新一騎打ちか /青森
毎日新聞 2015年05月30日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選(6月7日投開票)が31日に告示される。29日現在、3選を目指す現職の種市一正氏(73)と、市議で新人の鈴木重正氏(46)の2人が立候補を表明しており、12年ぶりの選挙戦は一騎打ちとなる公算が大きい。

 市長選を巡っては、両氏が自民県連の推薦を求めて調整が難航。結局、3月に自主投票が決まり、保守分裂選挙となった。

 共に人口減少対策を重要政策に掲げ、種市氏は企業誘致などによる雇用創出を、鈴木氏は住宅支援などの定住化対策を訴えている。

 一方、共に米軍三沢基地との共存共栄を掲げ、基地負担への具体的な対応については多くを言及していない。【宮城裕也】

3737チバQ:2015/05/31(日) 21:13:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150531_51007.html
山形市長選に梅津氏が立候補を表明


梅津 庸成氏
拡大写真
 任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、民主、社民両党市議らから出馬要請を受けていた元防衛省職員の梅津庸成氏(48)は30日、山形市蔵王温泉で記者会見し、「山形市の先頭に立って働きたい」と述べ、無所属での立候補を表明した。主要各党に推薦願を提出する意向も明らかにした。
 市長選をめぐっては、市川昭男市長(73)が4選不出馬を表明。自民党県連が推薦する元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が、市川氏に敗れた前回の雪辱を期して立候補を表明しており、政党対決の構図となることが確実となった。
 梅津氏は「20年間培った行政マンとしての経験やネットワークを生かしたい」と決意を示した。重点政策として、サッカーJ1山形の本拠地となる新スタジアムの建設、県と連携したフル規格新幹線の整備、発信力強化などを挙げた。
 梅津氏は山形市出身で慶大卒。1990年に防衛庁(当時)に入庁。外務省出向を経て、2010年の参議院山形選挙区に民主党公認で立候補し、落選した。現在は県防災士会の会長を務める。


関連ページ:山形政治・行政
2015年05月31日日曜日

3738チバQ:2015/05/31(日) 21:22:49
https://www.minpo.jp/news/detail/2015052923086
白河市長選実戦入りか 新人金山氏が出馬に意欲
金山屯氏
金山屯氏
 任期満了に伴い6月28日告示、7月5日投票で行われる白河市長選で、同市の自営業の新人金山屯(かなやま・じゅん)氏(74)は28日、立候補に意欲を示した。金山氏は福島民報社の取材に対し、「市長選を無投票で終わらせてはいけない。人材教育に力を注ぎたい」と述べた。
 金山氏は東京都出身で、青山学院大卒。インターネットサイトでバーチャルスクール白河乗馬学校を運営している。平成19年、23年の白河市長選、21年の泉崎村長選、22年の西郷村長選に立候補した。
 市長選には現職の鈴木和夫氏(65)が3選を目指し、立候補を表明しており、選挙戦になる可能性が高まった。

( 2015/05/29 09:15 カテゴリー:主要 )

3739チバQ:2015/05/31(日) 22:00:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150531-00000679-yamagata-l06
山形市長選、梅津氏が出馬表明 佐藤氏との争い加速へ
山形新聞 5月31日(日)9時28分配信

 任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、元防衛官僚で行政書士の梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目=が30日、出馬表明した。非自民系市議らの要請を受け決断。前回、自民推薦で出馬し落選した元経産官僚で団体役員の佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目=は既に立候補の意思を明確にしている。非自民と自民の対決の構図が鮮明になる中、県都決戦に向けた新人2人の争いが今後、加速する。

 蔵王地区で育った梅津氏は同日、噴火警報発令に伴う風評被害で苦しむ山形市蔵王温泉の上の台ゲレンデで会見。梅津氏は出馬表明に至った思いを説明した上で「これまで培った経験やネットワークを生かし、山形市の先頭に立って働きたい。古里に恩返しがしたい」と強調した。

 具体的な政策について、子育て・教育支援と県内産業の育成を合わせた総合地域活性化策の推進、サッカーJ1のモンテディオ山形の競技場建設、県と連携したフル規格新幹線の誘致検討などを挙げた。

 23日に4選不出馬を表明した市川昭男市長の市政運営に関しては、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の創造都市ネットワーク加盟を目指す取り組みや中核市移行に向けた準備、モンテディオ山形の本拠地誘致などを列挙し「同じような考えを持っている」と言及。「私なりの考えを軸に良い政策は取り入れる。希望が持てる山形市をつくるため、対話を重視し、党派を超えた『オール山形』でまちづくりを進めたい」と語った。

 会見には、民主、社民両党系の市議会議員とOB市議で組織する「山形市長選に向けた議員有志の会」(阿部喜之助会長)のメンバーも同席した。梅津氏は防衛官僚として20年間勤務後、2010年の参院選県選挙区に民主党公認で出馬し落選。鹿野道彦元農相の政務秘書官を務め、現在は県防災士会の会長などに就いている。

 一方、自民側が推す佐藤氏は前回落選後からつじ立ち、勉強会などを通して市民への浸透を図り、地区単位の後援会づくりを進めている。梅津氏の出馬表明を受け、佐藤氏は「自分の考えを精いっぱい訴えるだけ。新人同士であり、互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら有権者の判断材料となる政策論争を展開したい」と語った。

民主県連の近藤会長、梅津氏支援姿勢示す
 任期満了に伴う次期山形市長選に関し、民主党県連の近藤洋介会長は30日、出馬を決めた新人の梅津庸成氏を支援する姿勢を示した。

 山形市で開かれた会議に出席した際、報道陣の取材に応じて答えた。近藤会長は、防衛官僚、政務秘書官などを務めた梅津氏の経歴に触れ、「志のある梅津さんが正式に出馬を決めたことにより、山形市民の皆さんにとって選択肢ができた。6年前(2010年)に参院選県選挙区に出馬した経験があり、われわれとしても自信を持って応援できる人。要請があれば全力で支援したい」と語った。

山形新聞社

3740チバQ:2015/06/01(月) 22:33:11
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m010022000c.html
岩手県知事選:小沢氏が達増知事支援を野党党首に要請
毎日新聞 2015年06月01日 19時22分

 生活の党の小沢一郎共同代表は1日、維新の党の松野頼久代表ら野党党首と国会内で相次いで会談し、任期満了に伴う岩手県知事選(9月6日投開票)に立候補表明している現職の達増拓也氏(50)への支援を要請した。先月29日には民主党の岡田克也代表にも同様の要請をし、岡田氏も前向きな意向を示した。

 同知事選には、3選を目指す達増氏のほか、無所属で元民主党の平野達男参院議員(61)が出馬表明しており、自民党県連などは平野氏への支援方針を決めている。

 小沢氏は1日、松野氏と社民党の吉田忠智党首、日本を元気にする会の松田公太代表と会談し、自民側に対抗するため野党の連携を呼びかけた。松野氏は小沢氏との会談後、達増氏について「これまでうまく県政運営している」と評価した。【村尾哲】

3741チバQ:2015/06/01(月) 23:00:20
http://www.sankei.com/region/news/150601/rgn1506010001-n1.html
2015.6.1 07:00

青森・三沢市長選 現新一騎打ち



 任期満了に伴う三沢市長選は31日、告示され、いずれも無所属で、新人で元市議の鈴木重正氏(46)と現職で3選を目指す種市一正氏(73)が立候補した。市政の継続か刷新かを争点に激しい選挙戦が予想される。投開票日は7日。

 鈴木氏は人口減少社会への取り組みを進めるために、市役所にプロジェクトチームの設置を掲げ、宅地購入助成金の創設や防災インフラの再点検など8項目の公約を掲げた。

 種市氏は2期8年の実績を強調。「人づくり」「まちづくり」「やすらぎ」をキーワードに、学校教育の充実や雇用の確保、在宅医療と介護の連携など15項目の政策を打ち出した。

 有権者数(5月30日現在)は3万2833人(男1万6002人、女1万6831人)。

                   ◇

 ◇三沢市長選 届け出順

 鈴木重正 46 元市議 無新

 種市一正 73 市長  無現〔2〕

3742チバQ:2015/06/02(火) 07:37:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150602_21004.html
<青森知事選>民主県連と連合青森 薄れる存在感


労組団体の為書きが並ぶ三村氏の選挙事務所
拡大写真
 青森県知事選(7日投開票)で、民主党県連と連合青森が目立った活動をできずにいる。当初の思惑通りに前哨戦が進まなかった事情などもあり、ともに自主投票を決めているためだ。関係者からは「来夏の参院選の準備期間」などと強気の発言も出るが、知事選で存在感が薄れる中、野党連携などで力を発揮できるかどうかは不透明だ。
 「応援演説の要請も、街頭に立つ予定もない」。民主県連の山内崇幹事長は1日、地元の弘前市で取材に対して淡々と答えた。
 民主が自主投票を決めたのは4月28日。それから表立った活動はしていない。
 山内幹事長は「全ての選挙に力を注ぐ必要もないし余力もない」と言うが、実情は少し異なる。
 無所属新人の医師大竹進氏(64)の支援を模索したが、共産党と社民党が先に推薦を決め、反核燃を政策の軸に据えたことで、身動きが取れなくなった。
 支持母体の連合青森も足並みをそろえた。内村隆志会長は「県のトップを決める選挙で無責任だという声もあったが、いずれの候補も連合本部の規定や政策面で合致できなかった」と説明する。
 連合の組織票は約5万とされる。加盟組織はそれぞれの運動方針に合わせて候補者を推しているという。
 青森市にある無所属現職の三村申吾氏(59)の選挙事務所には「東北電力総連」などの為書きが並ぶ。三村氏の原発政策推進に同調した格好だ。
 民主県連と連合青森は知事選後、参院選での選挙協力を視野に、維新の党、社民党との4者会議を開催する意向だ。民主県連の山内幹事長は「(昨年11月に結んだ)共通政策を中ぶらりんにするわけにいかない。参院選への体制づくりを進める」と力を込める。
 山内幹事長は「(知事選は)参院選に向けていち早く準備する期間だ」とも語るが、知事選が弾みになっているようには見えない。
 「推薦する候補がいないほどむなしいことはない」。連合青森の内村会長は肩を落とし、本音ものぞかせた。
 知事選で自民党県連と公明党は三村氏を推薦している。


関連ページ:青森政治・行政
2015年06月02日火曜日

3743チバQ:2015/06/04(木) 20:45:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150604_21008.html
<三沢市長選>保守分裂 まち真っ二つ

 三沢市長選(7日投開票)は、ともに自民党籍を持つ現新2氏が真っ向からぶつかり、まちを二分する展開になっている。継続か刷新か、各業界や団体も巻き込んだ対立は激しさを増すばかりだ。

 「小学校の運動会も鈴木派と種市派で保護者が分かれていた」。市議の1人は苦笑しながら現状を語る。
 新人の元市議鈴木重正候補(46)は6期半ばで急逝した前市長の長男、3選を目指す現職の種市一正候補(73)は前市長の後援会長だった。陣営は両者の関係を「世継ぎと家老の争い」と表現する。
 両陣営は告示前から自民党の推薦獲得をめぐり火花を散らし、苦慮した党県連は双方とも推薦せず、自主投票とした。両者の公約に大きな差はなく、街頭演説で鈴木氏は若さを、種市氏は2期の実績を強調する。
 鈴木陣営の堤喜一郎選対本部長は「前市長の地盤という遺産だけでは現職に勝てない。国が地方創生を打ち出す中、代わり映えしない『継続』より『刷新』が求められる」と言う。
 種市氏に連日同行する三沢市選挙区の小桧山吉紀県議は「米軍基地問題や経済振興などの政策で両者を区別するのは難しい。沿岸部を中心とした地縁血縁をフル活用したい」と語る。
 1次産業が盛んな三沢は保守の地盤。両者の支持基盤は重なる部分が多く、市議会の大半を占める保守系市議だけでなく、建設業者や町内会長らも二つに割れているという。種市陣営が「業界や団体はこちらを支持している」と言えば、鈴木陣営は「トップはそうでも、その下は考えが違う」と譲らない。
 過熱する争いに、地元の党関係者は「市始まって以来の激しい選挙戦だろう。両陣営とも感情的になっており、選挙後にまちのあらゆる所にしこりが残る」と影響を懸念する。

3744チバQ:2015/06/05(金) 21:29:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150605ddlk06010216000c.html
選挙:山形市長選 「梅津氏を積極的支援」 市川市長、これまでの施策継承で /山形
毎日新聞 2015年06月05日 地方版

 山形市の市川昭男市長は4日の記者会見で、元防衛省職員の梅津庸成氏(48)が9月13日投開票の次期市長選への立候補を表明したことについて、「積極的に応援したい」と明言した。梅津氏が「平和都市宣言」の関連事業や、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「創造都市ネットワーク」映画分野への加盟申請などを継続する意向を示したことが支援の理由。

 市川市長は、自身の市長選への不出馬を表明した5月23日の記者会見前日に梅津氏と会談し、これらの継続の可否を話し合ったという。「基本的にこれまでの市の施策を採用してもらった」(市川市長)といい、梅津氏が出馬表明をすれば支援する意向を伝えていたことを明らかにした。具体的な支援内容については、「どのような場面で応援するかはまだ決まっていない」と述べるにとどめた。

 同市長選には、元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)も立候補の意思を示しており、自民党県連が推薦を決めている。【光田宗義】

3745チバQ:2015/06/05(金) 21:43:06
http://www.sankei.com/affairs/news/150605/afr1506050059-n1.html
2015.6.5 20:56

政務調査費39万円返還せず 長尾トモ子福島県議「不注意、おわびする」





 福島県議会の長尾トモ子議員は5日、県庁で記者会見し、受け取った後に使わず不要となった旧政務調査費(現在の政務活動費)約39万円を県に返還していなかったと明らかにした。長尾氏は同日、所属する自民党県議会議員会を通じ、返還の手続きを始めた。

 不要になった政務調査費は、県に返還することが条例で定められている。長尾議員は「私の不注意。心からおわびする」と話した。

 長尾氏は平成22年3月、自身のブログを白黒印刷で100部の冊子にするため、印刷会社に代金約49万円を支払った。うち約39万円を政務調査費で支出することを決め、会派を通じて受け取った。その後カラー印刷に変更し、別の会社に約100万円で依頼。元の会社から代金を返されたが、そのままにしていた。

 カラー印刷の冊子も、代金のうち約80万円を政務調査費から支出。長尾氏は、ブログをまとめた冊子を調査費で作ったことについては「問題ない」との見解を示した。

3746チバQ:2015/06/05(金) 21:44:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150605_13039.html
塩釜市議会が3人告発 震災がれき不適切処理

 塩釜市内の民間業者で構成する市災害復旧連絡協議会(2013年に解散)が市から請け負ったがれき処理業務などで不適切な事務処理があったとされる問題で、市議会は4日、東日本大震災復旧・復興調査特別委員会(百条委員会)が求めた関係資料の提出を拒んだのは地方自治法に違反するとして、元連絡協会長と2社の社長の計3人を告発することを賛成多数で可決した。
 佐藤英治議長は同日、塩釜署に告発状を提出した。同署は内容を精査し、受理するかどうか判断する。
 百条委は、処理業務に携わった業者に対し、重機や人件費などの内訳を記した明細書の提出を求めたが、連絡協と2社に関しては「正当な理由なく拒否した」と判断、本会議に諮った。
 本会議の質疑では、3会派の議員から「慎重に審議すべきだ」「書類の不提出という形式的な不備で告発するのは反対だ」との意見も出た。
 本会議後、特別委員会の志賀勝利委員長は「議会としては調べ尽くしており、百条委の調査に必要な資料が提出されない以上、告発せざるを得ない」と語った。

3747チバQ:2015/06/06(土) 15:38:36
間違えてた
5217 チバQ 2015/06/06(土) 07:29:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150606_31016.html
<岩手知事選>同門で与野党対決へ

◎投開票まで3カ月
 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示)は9月6日の投開票まで3カ月となった。ともに無所属で、3選を目指す現職の達増拓也氏(50)と元復興相で参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=の2人が激突する。「県民党」を掲げる達増氏に対し、平野氏は「県政転換」を訴える。民主党、生活の党が達増氏に回り、自民党は平野氏を支援する。東日本大震災からの復興などを争点に、与野党対決の構図となる。

◎達増氏・県民党掲げる/平野氏・県政転換訴え

 達増氏は昨年11月に立候補を表明した。過去の知事選は民主推薦だったが、今回は「県民党」を打ち出した。「オール岩手で復興に取り組む」と党派を超えた勝手連態勢を目指す。震災復興など2期8年の実績を強調する。
 全面応援の生活は小沢一郎代表(衆院岩手4区)が野党各党に支援を要請した。民主は議員の個別判断で支援する。達増氏が党を離れ一時敵対した経緯から温度差がある。連合岩手は過去2回に続き推薦を決めた。
 平野氏は4月に名乗りを上げた。民主時代に復興相を務めた実績を前面に、復興推進や1次産業の活性化を掲げる。達増県政を「何をしたかったのか見えてこない。知事が果たした役割は不十分」と批判する。
 政策協定を結んだ自民県連が全面支援する。同党や無所属の県議が設立した応援組織には、一部の民主県議も加わる。
 達増、平野両氏はかつて民主に所属し「小沢王国」を支えた元同志。達増氏は小沢氏と行動を共にし、平野氏はたもとを分かった。因縁の同門対決には、岩手県政界の次の主導権争いも浮かび上がる。
 社民党県連は自主投票の方針を決めた。共産党や労組でつくる市民団体が独自候補の擁立を検討している。

3748チバQ:2015/06/07(日) 12:32:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150606-00000140-yamagata-l06
山形市長選、浮かぶ自公対非自民 告示まで3カ月
山形新聞 6月6日(土)11時33分配信

 任期満了に伴う山形市長選は、9月6日の告示(13日投開票)まで3カ月に迫った。現職市川昭男氏は既に4選不出馬を表明。ともに新人で行政書士の梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目=と、団体役員の佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目=が出馬の意向を示している。互いに無所属市民党の立場を取るが、民主、社民に共産を加えた非自民が梅津氏を、国政で連立与党を組む自民、公明が佐藤氏をそれぞれ推す構図が浮かび上がる。

梅津氏、支援者回り態勢づくり
 梅津氏は先月30日、出馬を表明。擁立に動いた民主、社民両党系の市議らの前で「山形生まれ山形育ち」「行政マンとしてのキャリア」などをセールスポイントに挙げた。北海道出身の佐藤氏を意識した発言とみられ、既に前哨戦が始まっていることを印象づけた。

 1日から地元飯田や美畑町で、つじ立ちを開始した。前回市長選直後に名乗りを上げた佐藤氏に比べ、出遅れの感は否めない。5年前に民主党公認候補として参院選県選挙区に挑んだ際の支援者や、自身の同級生へのあいさつ回りなどに時間を充てる。支援市議、OB市議で組織する「山形市長選に向けた議員有志の会」(17人)が現在、選挙戦に臨む態勢づくりを急ぐ。選対本部の人選、事務所の開設場所などで調整が進んでいる。

 市議会内で民主、社民系に加え共産も「非自民の勢力結集が最優先」とし、共同歩調の構え。今後、政策協定を結ぶとみられる。

佐藤氏、組織築き着々地盤固め
 前回市長選で市川氏に敗れた佐藤氏は、知名度不足払拭(ふっしょく)のため選挙後も山形市に根を張り、精力的に動いた。国政選挙や統一地方選で自民党候補者の応援弁士を務める一方、26の後援組織をつくり、地盤を着々と築いている。

 座談会などでは「政策論争で支持を得る」とし、人口減少対策を中心に持論を展開しており、今後は市西部などにも後援会を組織して支持の拡大を目指す。自民山形市支部も、7月の総会に合わせて集会を開くなどし結束を固める方針。

 公明は、市川氏の初当選時に支持に回った経緯や共産との相乗り回避、自民への配慮から前回市長選では特定候補の支持を見送った。

 しかし、今回は佐藤氏支援に前向きな姿勢。同党県本部の幹部は「推薦願を受けてからの対応にはなるが、昨年の衆院選での比例東北2議席確保に自民が貢献したことは判断材料の一つ」と語っている。

県平和センターが梅津氏推薦決める
 県平和センター(岡田新一議長)は5日、任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、政策協定の締結を前提に新人の梅津庸成氏(48)=山形市飯田4丁目、行政書士=を推薦することを決めた。

 同日、山形市の大手門パルズで幹事会を開いて決定した。政策協定には▽平和都市宣言の定着▽憲法を暮らしに生かす▽福祉、教育の充実―など8項目を盛り込み、早ければ来週中にも締結する方向で調整する。県平和センターは2011年の前回市長選で現職の市川昭男氏(73)を推薦した。

3749チバQ:2015/06/07(日) 18:48:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150607_31042.html
民主、新人内舘氏推薦 与野党対決色濃く 盛岡市長選

 任期満了に伴う盛岡市長選(8月16日告示、23日投開票)で、民主党県連は6日、新人で市内の会社役員内舘茂氏(48)の推薦を決めたと発表した。4選を目指して立候補する現職の谷藤裕明氏(65)は自民党出身で、党市議らが支援する。両者とも「市民党」を掲げるが、自民と民主による与野党対決の色合いが濃くなってきた。
 記者会見した民主党の階猛衆院議員(岩手1区)は内舘氏について「会社経営で磨いた経営感覚と地域に根差した人望がある。これから活躍できる世代。バランスの取れた市政が期待できる」と説明。全面支援の姿勢を鮮明にした。
 市長選は谷藤氏と内舘氏が前哨戦に入っており、8年ぶりの選挙戦となる見通し。谷藤氏は03年の市長選立候補に伴い自民を離党したが、自民党県連は過去3回の市長選で谷藤氏を実質的に支援してきた。民主党県連が内舘氏支援に回ったことで、自・民対決の流れが強まる。
 民主党県連は日程が重なる岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で3選を目指す現職の達増拓也氏(50)を支援する。階氏は「(達増氏側から)市長選との連動の要望は受けていないが、二つの陣営で支援者が重複する部分がある。自然発生的な連動はあり得る」と語った。
 知事選では達増氏に挑む平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を自民党県連が支援。与野党激突の構図が固まっている。近接する市長選と知事選で与野党がしのぎを削ることになり、両選挙の連動が焦点の一つになりそうだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年06月07日日曜日

3750チバQ:2015/06/08(月) 21:05:01
>>3732>>3741>>3743とか

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150608ddlk02010152000c.html
選挙:三沢市長選 種市氏が3選 保守分裂選挙を制す /青森
毎日新聞 2015年06月08日 地方版

 任期満了に伴う三沢市長選は7日に投開票され、現職の種市一正氏(73)が、新人で元市議の鈴木重正氏(46)=ともに無所属=を破って3選を果たした。当日有権者数は3万1899人(男1万5463人、女1万6436人)で、投票率は72・18%だった。12年ぶりの選挙戦は自民党籍を持つ2人が自民県連推薦を争った末、自主投票となる保守分裂選挙となったが、種市氏の2期8年の実績が支持された。

 種市氏の選挙事務所では、当選確実の報が伝わると、大勢の支持者の歓声や拍手に包まれた。種市氏は「73年間生きてきて、今日ほど感激した日はない。誇りと自信を持って市のために汗を流したい」と語り、万歳三唱で喜びを分かち合った。

 種市氏は企業誘致などの雇用の場の確保を主張。農協など各種団体からの支持で組織を固めたほか、子育て環境の充実など15の公約に数値目標を示した。

 鈴木氏は宅地購入補助制度の創設など定住促進で市政刷新を掲げたが及ばなかった。【宮城裕也】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 12582 種市一正 73 無現

  10194 鈴木重正 46 無新

==============

 ◇三沢市長略歴
種市一正(たねいち・かずまさ) 73 無現(3)

 [元]全農会長▽防衛施設周辺整備全国協議会副会長[歴]県農協4連会長▽三本木農高

3751チバQ:2015/06/08(月) 21:07:27
http://www.sankei.com/region/news/150608/rgn1506080030-n1.html
2015.6.8 07:00

青森知事に三村氏4選 “与野党対決”制すも人口減、雇用など課題山積





 有権者が選択したのは県政の継続だった。任期満了に伴い、7日投開票された知事選は、3期12年の実績を前面に押し出した三村申吾氏(59)=公明推薦=が、県政刷新を訴えた大竹進氏(64)=共産、社民推薦=を退けた。4期目に入る三村県政だが、選挙期間中に訴えた人口減少への対応や雇用対策、経済再生など山積する諸課題にいかに取り組んでいくかが問われる。 

                   ◇ 

 青森市第二問屋町の三村氏の選挙事務所では、早くから大勢の支持者らが詰めかけ、テレビの速報を見守った。「当選確実」の一報が入ると、事務所は大きな拍手に包まれた。

 事務所に姿を見せた三村氏は、自民党県連の国会議員や県議、支援者らを前に4選の喜びを語り、力強く県政運営への意気込みを語った。

 今回の選挙戦は三村県政の評価に加え、急速に進む人口減少への対応や雇用対策、地場産業の振興策などを争点に舌戦が繰り広げられた。与野党対決の様相を呈する中、自主投票となった民主党票の行方も注目された。

 自民党は党本部の規約によって県連の推薦にとどまったが、過去3回と同様、公明党とともに三村氏を全面的に支援。三村氏の後援会も両党と連動するなど、強固な組織力を生かした戦いを展開した。

 さらに、多くの市町村長が支持したほか、300近い業界団体、企業からも推薦を取り付けるなど支持層の厚さを見せた。「圧倒的な得票で信任」(陣営幹部)を得るため、陣営では支援者らに積極的な投票を呼びかけるなど、投票率も気にかけながらの運動と同時に組織の引き締めを図った。厚い支持基盤に支えられ、高い知名度を武器に、盤石の態勢を構築して序盤から安定した戦いを展開、全県的に支持を広げた。

 選挙戦初挑戦となった大竹氏は、三村県政の停滞を強調し、市民団体などの支援も受けて草の根の運動を繰り広げた。共産、社民両党の幹部が応援に駆け付けるなど、国政選挙並みの戦いを展開したが、知名度不足が響いた。

 さらに、公約の柱に掲げた反原発・反核燃は、論戦がかみ合わなかったことから最後まで大きな争点として浮上せず、有権者の関心を呼び起こすまでには至らなかった。(福田徳行)

3752チバQ:2015/06/08(月) 21:38:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150608ddlk02010145000c.html
’15知事選:「青森を前進させる」 三村氏、圧勝4選 民主「不戦敗」で低調 /青森
毎日新聞 2015年06月08日 地方版

 任期満了に伴う知事選は7日投票され、即日開票の結果、無所属で現職の三村申吾氏(59)=自民県連、公明推薦=が、無所属で新人の医師、大竹進氏(64)=共産、社民推薦=を大差で破り、4選を果たした。人口減少対策や原子力政策などを争点に、三村県政の継続か刷新かが問われた。だが、民主党が候補者擁立を見送る「不戦敗」で政党の対決色が薄まった選挙戦は盛り上がりを欠き、投票率は43・85%と前回(2011年)の41・52%をやや上回ったものの、依然として県民の選挙への関心の低さを浮き彫りにした。【森健太郎、石灘早紀】

 青森市第二問屋町の三村氏の選挙事務所では、投票締め切りの午後8時にテレビ速報で当選確実が伝えられ、詰めかけた陣営関係者から一斉に拍手と歓声がわき起こった。近くで控えていた三村氏が妻の三千代さんとともに姿を見せると、次々と支持者らと握手を交わし、全員で万歳三唱して再選を喜んだ。

 三村氏は時折声を震わせながら、「選ばれた緊張感で身が引き締まる思い。次の世代のためにしっかりと青森を前進させていく決意と覚悟だ。県民の期待に応え、もっともっと働くぞ」と意欲を語り、全員で「頑張ろう」も三唱した。

 三村氏は選挙戦で、企業誘致や医師の確保、県産品の販売を促進する「攻めの農林水産業」など3期12年の実績を強調。知事選の推薦は3期までとする自民党本部の規定で党県連推薦となったが、公明党とともに盤石の態勢で組織戦を展開した。抜群の知名度に加え、多くの市町村長からも支援を受けるなど現職の強みも生かし、終始優位に戦いを進めた。

 ◇知名度上がらず 大竹氏
 落選の報を聞き、青森市本町の選挙事務所で大竹氏は「負けたのは残念」と敗戦の弁を述べたが、「選挙戦を通じ、青森を変えるワンステップを踏めた。あきらめることなく、原発・核燃のない平和な青森、日本をつくっていきたい」とさっぱりした表情で話した。

大竹氏は反原発や安保法制反対などを掲げ、国に追随する三村県政を批判。「国にものを言える県政を」と訴えてきたが、三村氏との論戦もかみ合わず、浸透できなかった。

 現職の三村氏に対し知名度が課題だった大竹氏は、告示前後で県内全市町村を2周したほか、地元の弘前市や青森市を中心に街頭演説を重ねた。推薦を受けた共産党や社民党の応援弁士も支持を訴えたが、届かなかった。

 ◇投票率、微増43.85%

 今回の知事選で、県内の投票率は43・85%で、過去2番目に低かった前回の41・52%と比べて2・33ポイントの微増にとどまった。期日前投票が好調で、36年ぶりの一騎打ちとなり、原発の是非といった対立構図が分かりやすかったことが、一定の投票率アップにつながったとみられる。

 とはいえ、選挙戦では反原発を掲げる大竹氏と、3期12年の実績を強調する三村氏の主張が「一方通行」になりがちだったのも事実だ。早くから三村氏優勢との観測が流れ、前回選が東日本大震災直後だったことを踏まえれば、有権者の関心は高まりきらなかったと言える。

 直近の国政選挙は、昨年衆院選46・83%、13年参院選46・25%と2年連続で全国最低を記録。県選管はインターネットなども活用し、積極的な啓発活動を展開していた。【石灘早紀】

3753チバQ:2015/06/08(月) 21:38:59
==============

 ■解説

 ◇必ずしも「信任」ではない
 最後まで盛り上がりに欠ける知事選だった。有権者は3期12年で目立った失点がない三村氏に引き続き県政のかじ取りを託した。ただ、前回を上回ったものの4割強の低投票率を見れば、必ずしも「信任」を得たとは言い難い。36年ぶりの一騎打ちでもかみ合わない政策論争は有権者の関心を遠ざけた。

 民主党の不戦敗で、最大の争点は「三村県政の評価」という事実上の信任投票となった。政党の対決色が薄まる中で、三村氏はこれまで以上に全県組織を持つ自民党との一体感を強め、大半の首長の支援も取りつけて盤石の態勢を築いた。

 人口減少対策や産業・雇用施策、医療・福祉の充実など、争点は有権者の数だけあったはずだ。特に原子力政策をめぐっては、大竹氏が反原発・反核燃を声高に訴えた半面、三村氏が原子力の是非に踏み込む場面はなく、あえて論議を避けて対立軸がぼやけた感すらあった。

 4月の統一地方選から続いた県内の政治決戦でいずれも低迷した投票率は、県民の政治への期待の低さの表れでもある。三村氏は今後4年間を白紙委任されたわけではないと肝に銘じるべきだ。強力なリーダーシップと明確なビジョンを打ち出せるか。その真価が問われている。【森健太郎】

==============

 ◇開票結果=選管最終発表
当 355,914 三村申吾 59 無現

  127,525 大竹進 64 無新

==============

 ◇知事の略歴
三村申吾(みむら・しんご) 59 無現(4)

 [元]衆院議員[歴]出版会社員▽建設会社役員▽百石町長▽衆院農水委員・災害対策特別委員・懲罰委員▽東大=[公]

3754チバQ:2015/06/08(月) 21:39:44
>>3734
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150608ddlk02010148000c.html
選挙:五戸町長選 三浦氏が5選 /青森
毎日新聞 2015年06月08日 地方版

 任期満了に伴う五戸町長選は7日投開票され、現職の三浦正名氏(61)=無所属=が、新人で元市議の川崎七保氏(65)=同=を破り、5選を果たした。当日有権者数は1万5636人(男7444人、女8192人)。投票率は69・67%だった。

 新人同士で対決した1999年の町長選と同じ顔ぶれで、16年ぶりの選挙戦となり、2004年の旧倉石村との合併後では初の町長選だった。

 三浦氏は4期16年の実績を強調。少子化対策や商店街活性化などを主要政策に掲げ、民主の支援も受け、支持を広げた。

 企業誘致による産業振興や子育て支援を公約に掲げた川崎氏は自民の支援を受け、町政の刷新を訴えたが、及ばなかった。【塚本弘毅】

==============

 ◇五戸町長選開票結果=選管最終発表
当 5930 三浦正名 61 無現

  4901 川崎七保 65 無新

==============

 ◇五戸町長略歴
三浦正名(みうら・まさな) 61 無現(5)

 [元]南部バス社長[歴]自動車会社社員▽立教大

3755チバQ:2015/06/08(月) 22:09:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150608_11032.html
「居眠り仙台市議会」変わらず 私語は減少


仙台市議の通信簿の発表会であいさつする上原代表
拡大写真
◎通信簿第2弾/11〜15年の計15回本会議傍聴

 市民団体「議会ウオッチャー・仙台」(上原仁、泉田元子両代表)は7日、現職の仙台市議55人の働きぶりを評定する「通信簿」を公表した。作成は前任期(2008〜11年)に次いで2度目。有権者に7月24日告示、8月2日投開票の市議選の判断材料にしてもらう狙いがある。
 11年9月定例会から15年2月定例会まで計15回、105日間の本会議を傍聴し、各議員の離席、居眠り、私語の回数を数えた。市執行部への質問内容は(1)事前の調査分析をしたか(2)他都市と比較したか(3)具体的な改善案を示したか-を基準に、14年12月定例会までの計14回を採点した。
 指摘が1回以上あった日数でみると、離席は最も頻繁な議員が77日で、4日間のうち3日は議場を離れることがあった。居眠りの多さは当選回数を問わず、最多は80日の若手議員で、ベテランが76日で続いた。私語は減り、「ゼロ」が33人と前回の3倍。3項目で指摘なしの議員は9人で、全員が3期以下の若手だった。
 質問内容は100点満点で、平均点が最も高い議員でも約30点だった。ただ、平均10点以上の議員は前回の14人から34人に増え、個別の質問で60〜80点台を獲得する議員も現れるなど、全体的な質問の水準が高まっている傾向も見られた。
 前回は議場で一度も質問しなかった8人が「失格」になったが、今回はいなかった。調査期間内に一度しか質問に立っていない議員は3人おり、通信簿は「職責を果たしているか疑問」と指摘した。
 青葉区の仙台弁護士会館で発表会があり、宮城地域自治研究所の庫山恒輔事務局長は「私語が減ったのは良い傾向だが、相変わらずの『眠る議会』だ。議場に緊張感がない」と述べた。
 通信簿は議会ウオッチャーのウェブサイトで公開されている。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年06月08日月曜日

3756チバQ:2015/06/11(木) 23:33:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150609_21007.html
<青森知事選>自民と連携 より強く/完勝の裏側(上)三村氏、自己最多得票


過去最高の票を獲得して4選を決め、事務所スタッフから花束を受け取る三村氏(左)=7日午後8時半ごろ、青森市の事務所
拡大写真
 現職の三村申吾氏(59)が4選を決めた、7日投開票の青森県知事選。推薦した県政与党の自民、公明両党が求めた「圧倒的勝利」に応えるように得票は自己最多を記録した。一方、反原発・核燃政策を押し出した新人の医師大竹進氏(64)も約13万票を獲得。反三村県政の存在を印象付けた。両氏の戦いぶりから三村氏完勝の裏側を探った。

<衆院選の恩返し>
 「県民の負託に応えられる信任となった」。当選が決まった7日夜、津島淳選対副本部長がねぎらうと三村氏は深々と頭を下げた。
 昨年12月の衆院選で三村氏は青森1区に出馬した津島氏を応援した。三村氏にとっては知事選を見据えて自民との関係を強化する必要があり、自民は県民受けのよい三村氏を街頭に立たせて議席を守りたい思惑があった。売った恩は知事選で、強力な後押しという形で返ってきた。
 一方、県民の関心は低調だった。告示日から9日間で県内全域を巡った三村氏だが、大票田の青森市内で聴衆が20人程度しか集まらない場面もあった。「過去の選挙と比べても少ない」と危機感を抱いた陣営が動員をかけたほどだった。
 一巡後は「前回(2011年)、東日本大震災の影響で行けなかった地区を歩く」と、農山漁村部を重点的に回った。農林水産業の振興を訴え、得票に懸ける強い思いをにじませた。
 江渡聡徳総合選対本部長は選挙戦最終日の6日、「投票率が下がりそうだ。30万票近い数字を取れればよい」とトーンダウンしたが、ふたを開けると投票率は前回より2.33ポイント増の43.85%、得票も35万を超えた。三村氏は「4期目に選ばれ身が引き締まる」と神妙な面持ちで語った。

<不満もくすぶる>
 自民にとっては1年後の参院選に手応えを感じる勝ちっぷりだったが、内部には不満もくすぶる。
 ある自民関係者は「県民の半分以上が投票していない。信任を得たと言えるのか」と指摘。ベテラン県議は「原発・核燃政策はしっかりやっている。真正面から受け止めれば有権者の関心も上がったはずだ」と物足りなさを口にした。
 三村氏は8日の定例記者会見で大竹氏の得票について見解を求められ、「しっかりしろという叱咤(しった)激励と謙虚に受け止め、多くの方々の期待に応えたい」と述べた。


関連ページ:青森政治・行政
2015年06月09日火曜日

3757チバQ:2015/06/11(木) 23:33:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150610_21006.html
<青森知事選>争点ぼかされ焦燥感/完勝の裏側(下)大竹氏、空転した戦略


支持者と握手を交わし、感謝の意を伝える大竹氏(左)=7日、青森市の事務所
拡大写真
 7日午後8時、パソコンで投票率の動向を確認していた新人大竹進氏(64)の不意を突くように、相手候補の当選確実が伝わった。
 どの程度の得票があったのかさえ知らぬまま敗戦の弁を述べた大竹氏は「もう少しいけると思った。僅差で勝つ筋書きだったので残念」。淡々とした語り口にも悔しさがにじんだ。

<市民団体が中核>
 県内の反核燃団体に担がれ、大竹氏が立候補を表明したのは昨年11月26日。陣容は、2013年10月の宮城県知事選に挑んだ新人候補を参考にした。古村一雄選対事務局長は「市民団体が前面に立ち、政党がそれを支えるという形を築いた」と説明する。
 昨年のうちに準備を終え、4月の県議選などを通して大竹氏の名前を全県域に広げる戦略を描いた。知事選の告示前に、合併前の旧67市町村を回る目標を立て、実行した。
 大竹氏には自信があった。「政策の中身は勝っていると自己評価している。あとは皆さんに分かってもらえるかどうか」
 ばらまき型の事業や美辞麗句を並べるのではなく、原発の廃炉を見据えた雇用創出策、子どもを貧困から守る児童育成手当の創設といったソフト面を重視した政策を練り上げた。

<知名度不足痛感>
 ただ、選挙戦間近になって陣営が実感したのは準備の遅れと知名度不足。拠点の6地区に政治団体を設立できたのは、4月下旬〜5月上旬のこと。選挙経験の少ない市民団体が中核を担う陣立て故の壁だった。
 そこに、反原発・核燃、陣営が「戦争法案」と呼んだ安全保障関連法案の是非を争点化できない焦燥感が加わる。現職三村申吾氏(59)陣営の高くて厚いもう一つの壁とも言えた。
 大竹氏陣営の選対本部長を務めた浅石紘爾弁護士は「三村氏は原発・核燃の問題から逃げ、選挙の争点をぼかした。戦術かもしれないが、立候補した以上は議論を戦わせてほしかった」と現職の姿勢を批判した。
 陣営幹部が顔をそろえた事務所の壁には昨年11月、米軍普天間飛行場(沖縄県)の名護市辺野古移設に反対し、現職に大差をつけて初当選した翁長雄志知事の為書きが張られていた。
 大竹氏の得票は12万7525。「現職に勝つには大きなうねりが必要だが、国策に影響される県としての訴えが有権者に受け入れられなかったとは思っていない」。大竹氏を推薦した政党幹部はこう断言した。


関連ページ:青森政治・行政
2015年06月10日水曜日

3758チバQ:2015/06/11(木) 23:34:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150610ddlk02010196000c.html
’15知事選:闘い終えて/上 「信任投票」で圧勝劇 自公と結束、参院選に弾み /青森
毎日新聞 2015年06月10日 地方版

 7日午後8時。知事選4選を目指す三村申吾氏(59)の青森市内の選挙事務所では、投票箱のふたが閉まると同時に「当選確実」の報が入った。万歳三唱や花束贈呈に続き、セレモニーの最後は異例の「頑張ろう」三唱。自民党県連や公明党県本部の幹部らが気勢を上げ、視線は早くも来夏の参院選に向けられていることを印象づけた。

 今回の選挙戦は、三村陣営にとって事実上の信任投票だった。抜群の知名度を誇る半面、全県的な政治基盤の弱い三村氏を、自民・公明両党の組織力が下支えした。自民県連の江渡聡徳会長も告示前から「ただ勝てばいい選挙ではない。圧倒的勝利を」と話し、勝ち方にこだわった。

 県内では昨年12月の衆院選、今年4月の県議選で自民候補が圧勝。昨年11月に出馬表明した三村氏も、自身の選挙前には自公候補の応援に奔走し、過去3回の選挙以上に「互恵関係」を強めた。選対副本部長を務めた津島淳衆院議員(青森1区)は「3期12年間で培った我々との強い絆も多くの県民に評価いただいた」と総括した。

 民主党が候補擁立を断念する不戦敗もあり、選挙前から支持者の間では「『どうせ勝つに決まっている』という楽勝ムードが広がっていた」(陣営幹部)。陣営には投票率低下の懸念が終始つきまとい、目標は2011年の前回の得票(約35万票)を大きく下回る「30万票」とトーンダウンした。

 それでも、ふたを開ければ、三村氏は自己最多得票の35万5914票の完勝。陣営の予想に反し、投票率は43・85%と前回を2・33ポイント上回った。自民県連の神山久志幹事長は「信任が得られた」と評価したうえで、「投票率には気を使った。特に期日前投票に(行ってもらうよう)相当てこ入れした」と打ち明ける。

 ただ、県連内には対抗馬だった大竹進氏(64)が想定を上回る12万7525票を獲得したことに驚きと警戒感が広がる。ある県連幹部は「選挙中に安保法制の審議が重なり、政権与党への批判票が流れた可能性もある」とみる。三村氏は8日の定例記者会見で「もうちょっとしっかりしろ、という叱咤(しった)激励の票だと思う」と語った。

 三村氏は人口減少対策を最優先課題に挙げる。ただ、県内の人口は三村氏が知事就任後の03年から13万人以上が減少し、問題解決の難しさを物語っている。三村氏は8日の初登庁後、県幹部を前にこう訴えた。「これまで土ならしして種をまいたが、県を良くするという根っこは一つ。それぞれの分野で花を咲かせよう」。多選の域に入る4期目は、その「実」が求められる。【森健太郎】

    ◇

 7日に投開票された知事選は、現職の三村氏の圧勝で幕を閉じた。2候補や支援政党の17日間の戦いを振り返り、今後の課題や展望を探る。

3759チバQ:2015/06/11(木) 23:36:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150611ddlk02010052000c.html
’15知事選:闘い終えて/下 知名度不足にも健闘 津軽6市町、得票率30%超に /青森
毎日新聞 2015年06月11日 地方版

 「勝ち点は1だと思っている」。7日午後9時半過ぎ。青森市本町の選挙事務所に姿を見せた新人で医師の大竹進氏(64)は、強敵に挑んだ自身の戦いをそう表現し、完敗ではないとの認識を示した。運動員からねぎらいの花束を渡されると、笑みもこぼれた。「17日間、完全燃焼した。全力で爽やかに終われた」

 大竹氏は選挙期間中、県内全市町村を一巡。計270カ所で街頭演説を重ねた。暮らしに身近な社会福祉の充実や医師不足問題から、国政レベルの原子力政策や安保法制まで、訴えた内容は幅広い。「政策の中身では、三村さんに勝ったのではないか」。選対本部長を務めた浅石紘爾弁護士は7日夜の会見で、そう振り返った。

 4選を目指す現職の三村申吾氏(59)に対し、知名度が課題だった大竹氏。「投票率が上がらなければ厳しい」(陣営幹部)との意識もあり、選対は投票率アップに向けてのPR活動を続けた。「素人ばかり」の選対だったが、共産、社民両党の推薦により、両党本部からも応援弁士が駆けつけた。また、5月23日には青森市の鹿内博市長が街頭に立ち、大竹氏の支援を呼びかけた。

 それでも選対は「投票率は前回より下がるだろう」と危機感を募らせていた。三村氏との論戦がかみ合わなかったからだ。反原発・反核燃などを争点化しようとする大竹氏に対し、三村氏は3期12年の実績を強調するだけの場面が多かった。浅石弁護士は敗戦のあいさつで「三村さんが逃げ、争点をぼかす選挙をした」と批判した。

 大竹氏が獲得したのは12万7525票で、得票率は26・38%。前回2011年の三村氏の対抗馬2候補の合計得票を約8200票上回っており、共産党県委員会の畑中孝之委員長も「知名度などを考慮すると大健闘だ」と話す。地域別では、地元の弘前市や無党派層の多い青森市をはじめ、津軽地方の6市町で得票率30%を超えた。ただ「大健闘」の裏には、民主党が候補を擁立できず、自主投票という「不戦敗」を選択した事情もある。行き場を失った反自民票が大竹氏に流れた可能性もある。

 一方で、反原発を強調する姿勢に「立地市町村」の反応は冷ややかだった。使用済み核燃料再処理工場などがある六ケ所村で6・53%、東北電力東通原発(稼働停止中)が立地する東通村では12・87%と低く、米軍基地のある三沢市でも11・05%だった。大竹氏自身も「下北地方など、駆け足になった市町村もあった」と振り返るが、主張は浸透しきれなかったようだ。

 圧倒的な組織力、知名度で全県的に浸透する強敵に挑み、敗れ、闘い終えた大竹氏。4期目の三村氏には「原子力政策についても情報公開をしてほしい」と注文を付ける。そして今後の自身について、こう語った。「まずは明日のことを。医療に専念する」【石灘早紀】

3760チバQ:2015/06/11(木) 23:37:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150611_31031.html
<岩手知事選>平野氏支援組織 民主県議ゼロ

 9月の岩手県知事選に立候補する平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を支援する県議組織「開かれた県政を創る会」に名を連ねていた民主党の佐々木朋和議員は10日までに、退会届を出した。
 関係者によると、退会届は5日付で提出された。佐々木氏は5月22日の設立総会に民主党からただ1人参加した。民主党県連は知事選で、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)を支援することを決めている。
 開かれた県政を創る会に所属する県議は無所属系のいわて県民クラブ8人と自民クラブ12人の計20人となった。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年06月11日木曜日

3761チバQ:2015/06/12(金) 00:11:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150611_51032.html
<新庄市長選>山形大院教授の渡部氏が出馬へ 

 任期満了に伴う新庄市長選(9月6日告示、13日投票)に、新庄市の大学院教授渡部泰山氏(64)が出馬する意向を固めたことが10日分かった。
 同日夜、支援者が集まり方針を確認した。取材に、渡部氏は「市民総参加で、新庄再生のため力を尽くしたい」と語った。
 渡部氏は新庄市出身。2013年、山形東高校長を定年退職し、現在は山形大大学院教授。新庄市内の自宅に若手芸術家の発表の場「アトリエ・山形現代美術館」を開くほか、大原螢(ほたる)のペンネームで執筆活動もしている。
 市長選には、現職の山尾順紀氏(62)が3選を目指し立候補を表明している。


関連ページ:山形政治・行政
2015年06月11日木曜日

3762チバQ:2015/06/13(土) 01:05:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150611_31010.html
<岩手知事選>小沢色を薄める達増氏/旧敵の力借りる平野氏


推薦を受けた連合岩手の豊巻浩也会長(左から2人目)ら労働団体代表と握手する達増氏(同3人目)。県民党で勝手連態勢を目指す=4月、盛岡市
拡大写真
◎同門激突 告示まで2カ月余(上)ジレンマ

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)は告示まで2カ月余りとなった。3選を目指す現職の達増拓也氏(51)と、元復興相の参院議員平野達男氏(61)=岩手選挙区=が激突する。達増氏には野党勢力、平野氏には自民党が支援に回る。2人は共に「小沢王国」を築いた同門。因縁めいた宿命の対決は、緊迫した応酬が続く。(岩手県知事選取材班)

<無党派演出>
 政党知事から一転、「無党派」の演出に余念がない。
 「オール岩手で復興を成功させ、その先に進んで行ける県民党の力の結集を目指している」
 達増氏は3日、盛岡市であった連合の中央委員会に招かれ、3選への決意を強調した。推薦を得た連合への謝意も忘れず「(県民党の)結集が加速している」と自信をにじませた。
 過去2回の知事選は民主党推薦で圧勝してきた達増氏。この4年、取り巻く政治環境は激変した。2012年の民主党分裂で党を離れた。自民党が政権を奪還し、師事してきた小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)の影響力は低下した。
 そこで掲げたのが180度転換の「県民党」の看板だ。苦境にも映る自身の立ち位置を逆手にとって、小沢色や政党色を薄め、幅広い支持を得ようという意図がにじむ。無党派知事の選挙戦略の代名詞「勝手連」の態勢で臨む方針も打ち出した。

<野党に要請>
 県政界が流動化した末、対立候補に名乗りを上げたのは、民主党時代に共に「小沢王国」を支えた参院議員の平野氏。13年に民主党を離れ、今回は旧敵の自民党県連が全面支援に回る。
 かつての同門の争い。達増氏は小沢氏と行動を共にし、平野氏はたもとを分かった。さまざまな因縁が折り重なる対決だ。
 東京・永田町では、因縁の「源流」が動きだした。
 「県民党は結構だが、多くの人の支援を頂くのが望ましい。応援団の一人として、お願いにうかがった」
 小沢氏は1日、野党各党に達増氏支援を要請した。松野頼久維新の党代表、吉田忠智社民党党首らと相次いで会談。この3日前には岡田克也民主党代表にも協力を求めた。
 達増氏陣営には民主、生活の県連が回る。小沢氏も表舞台に登場し、勝手連の見た目の陣立ては前回選挙とほぼ変わらない。小沢氏は「知事選の実績が、続く参院岩手補選、来年の参院選に向けた連携のきっかけになる」と政局観を示す。

<対抗心鮮明>
 「達増氏が果たした役割は不十分だ。知事の力量次第で、岩手の力をもっと発揮できる」
 5月18日、知事選で掲げる政策を発表した平野氏は達増県政への批判を鮮明にした。念頭にあるのはもちろん、小沢氏と達増氏のつながりだ。
 自民党県連幹部は「達増氏の後ろ盾が小沢氏であることに変わりはない。本当の県民党はこちらだ」と対抗心をあらわにする。
 震災復興を推進力に県民党の旗を掲げ、政党や小沢氏との距離感を測る達増氏。平野氏はかつて敵対した自民党の支援を受け、県政転換を狙う。
 同門同士の激突は、それぞれに抱えるジレンマとの戦いでもある。

3763チバQ:2015/06/13(土) 01:05:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150612_31012.html
<岩手知事選>平野氏と自民思惑一致/達増氏は脱政党を演出


自民党岩手県連の選対会議で鈴木会長(右から3人目)らと気勢を上げる平野氏(同2人目)=5月31日、盛岡市
拡大写真
◎同門激突 告示まで2カ月余(下)絡まる攻防

<新たな対立>
 かつての敵同士が、結束ムードを醸し出す。
 「支援に心から感謝する。皆さんとはこれまで、一緒に戦ったことがない。むしろ反対の立場だった」
 5月31日、自民党岩手県連の選対会議に拍手で迎えられて謝意を述べたのは、知事選(8月20日告示、9月6日投票)に立候補する元民主党の平野達男参院議員(61)だ。
 2001年参院選で自由党から初当選。民主党を経て、13年は無所属で3選を果たした。いずれも自民系候補を退けた。
 その旧敵が味方に付く。挑む相手は民主党時代の同志で、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)。過去の反目が協調に一転し、ねじれにも似た新たな対立構造が生まれた。

<「脇に置く」>
 平野氏に立候補を要請したのは、県議会無所属系会派「いわて県民クラブ」。13年参院選で平野氏を支援するため、民主党を離れた議員がいる。一部はかつて小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)を支えたが、いまは「反小沢」を公言する。
 これに県政転換を狙う自民党が接近した。政策協定を結んだ平野氏は「(過去を)脇に置き、県政転換のため皆さんと気持ちを一つにしたい」と政権与党の後ろ盾に期待をにじませる。
 自民1強が続き、小沢氏の影響力が低下した時機を捉え、岩手政界の地殻変動を引き起こす-。平野氏と自民党が想定する最善のシナリオだ。
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は「平野氏には(同日選の)県議選候補の集会に出てもらい、党支持団体への働き掛けを強める。それぞれの地盤、持ち場をしっかり固める」と言う。

<国政と違う>
 それでも壁は高い。達増氏は07年知事選で45万票、11年は43万票を獲得し、自民系候補を圧倒した。知名度への自負は政党と一線を画した「県民党」戦略となって表れた。
 その勝手連の一翼を担う民主党には、「離反組」の達増氏、平野氏双方に複雑な感情が漂う。
 「今のところ入会するつもりはない」。民主党県連の黄川田徹代表(衆院岩手3区)は4月25日の常任幹事会後、民主や生活の県議が達増氏支援のため設立した政治団体への参加意思を問われ答えた。
 12年に小沢氏と共に党を離れた達増氏は、直後の衆院選で民主党と敵対した。遺恨を口にする支持者は少なくないという。
 黄川田氏は盟友だった平野氏が自民党と手を組んだことにも「複雑な気持ちだ。行動を県民がどう判断するかだ」と突き放した。
 「私を応援してくれる皆さんが与党。辞めさせたい人たちが対立候補を出す図式が岩手の与野党対立。国政の構図とは違う」
 達増氏は8日の定例記者会見で、自信がにじむ言い回しで平野氏との激突構図を解説してみせた。
 岩手政界の次を占う同門の攻防が過熱する。

3764名無しさん:2015/06/14(日) 00:59:48
http://blogos.com/article/116618/
和田政宗2015年06月13日 20:13これだけは許せない 村井宮城県知事の発言

こればかりは許せないので書かせてください。

本日夕刻、参加者300名を超えるある公的な会合で、宮城県の村井知事が
「最近、復興に余裕が出てきたので、県外で観光PRや、テレビのバラエティー番組に出てカツラ疑惑の話をした」とスピーチしていましたが、被災地の現状を見ている人間として、怒りを覚えました。

些末な話題であればこうして書くこともなく、巨大防潮堤問題、県設置の安重根記念碑案内板問題への対応以外では村井知事に賛同できる政策もいくつもあるのですが、復興に対する「余裕が出てきた」との発言は全く賛同できないばかりか、見識を疑います。

県選出の多くの国会議員もこの発言を聞いていますが、メディアは取材に来ていたでしょうか?来ていたら当然書く案件だと思います。

3765名無しさん:2015/06/14(日) 20:19:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150609-00000003-wordleaf-pol
元グラドルの発信力を故郷で生かしたい 久保百恵・八戸市議
THE PAGE 6月9日(火)12時50分配信

 4月26日の青森県八戸市議選で、かつてグラビアアイドルとして活動した久保百恵氏(29)が無所属で立候補し、堂々の3位で初当選を果たした。「自分をモデル・タレントとして売り出すよりも、若い人ややる気のある人をサポートし、県外に行かなくてもこの町で輝けるようにしたい」。華やかにも見える芸能の世界から故郷の市政へとかじを切った転機、また、「美しすぎる対決」などと報道された選挙戦をどう見たのかを振り返ってもらった。

アイドルから政治への転機
 今月13日(土)から、八戸市を舞台にした映画「ライアの祈り」(鈴木杏樹主演)が全国公開される(青森県内は先行上映中)。朝市や昭和の匂いが漂う横丁、三陸復興国立公園に指定された種差海岸といった八戸を舞台にした作品で、出演もしている久保氏は「八戸で映画撮影に携わることができるのは本当に夢のような話」と語る。しかし、同氏が芸能界を夢見ていた小さい頃は(おそらく現在もそうだが)、イベントをはじめ、制作会社や広告会社が集中する東京に足が向かうのはごく自然の流れだった。

 ベッキーやスギちゃんでも有名な「サンミュージックプロダクション」に所属して活動していたが久保氏だったが、「大好きな家族や友達がいる八戸の空気がすごく好き」という思いは消えず、2009(平成21)年4月からは芸能活動の拠点を八戸に移す。「東京ではずっと自分が『商品』で、自分自身を表現するという気持ちだった」。故郷に帰ってみて、八戸三社大祭のお通り中継や地元の情報番組、八戸を拠点とするアイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」の応援番組などに出演し、「そこに住んでいる人の熱さや無償の思いに触れ、町づくりというものにすごく興味が湧いた」と考えが変わっていったという。

 2013年、モデル事務所を設立して代表に就いてからは、登録してくれたモデルが活躍できる場が八戸にはなく、かつての自身と同じように県外に行く姿も目にしてきた。「知り合いの娘さんが就職するのに、本当は離れたくなくて地元が大好きなんだけれども、やっぱり収入面で県外に行く。お母様が寂しがっておられるというのを聞いたりすると、なんとか変えていきたいなとすごく思うんです」。

急ごしらえの選挙戦へ
 素人が立候補できるのかといった意見や、「女性としての幸せ」を願う母の心配などもあって、昨年秋口にようやく市議選への立候補を決意したものの、身内や親戚を見渡しても政治関係者はゼロ。「実際に選挙準備では何をしていいのか分からずにいた」といい、これまでのタレント活動などで培った人脈を頼りに選挙に詳しい人を駆けまわり、1月に初めて開いた集いで現実の厳しさを目の当たりにする。300人という目標に対して集まった人は約100人。顔を見渡しても“本当にお世話になった人ばかりというお情け的な会場”で、「(4月に選挙なのに)名簿も用意していないのか」と言われてしまう状況だった。

 取り込みたかった若い世代や女性層にも、やはり選挙となると身構えられる。特に今回の統一地方選では、全国各地で若い女性が立候補し、久保氏も「美女候補」としてクローズアップされる機会が多かった。八戸市には、「元祖美人すぎる市議」として有名な藤川優里氏(35)がいることもあり、対比して「美人すぎるvs.グラビアアイドル」「久保氏は八戸に1500人のファンクラブがある」などといった報道も。当選ラインが約1700票であることから、この「1500人ファンクラブ」での安心感からか応援が遠のく空気も感じたといい、「ありがたい思いはあるんですけれども、やっぱりちょっと、そっとしておいてほしかった」と苦笑して振り返る。

3766名無しさん:2015/06/14(日) 20:20:01
>>3765

やりたいことを八戸でつくる
 タレント候補やビジュアル候補といった扱われ方に対しては、「自分が目立ちたくて喜んでやっているんじゃないか」という誤解もあったと。それでも、久保氏はホームページに多数ある芸能活動時代の写真を消すというような対応を取ることはなかった。「町づくりに関わりたいという思いは本物だから」という自負はもちろんだが、「タレント候補と言われるが、実際にそう。自分に何ができるかといったら今はまだ素人。ただタレント活動という発信力を生かして、そこに住む人の代弁者になるのも大事なのかな」と語る。

 今回、青森県内の市町村議選の投票率で、八戸市議選の44.57%は最低。久保氏は「『20代でも立候補した人がいる』という部分で興味を持っていただいて、投票率アップにつなげればという思いもあったのですが」と、一番近い議員であるはずの市議と市民の距離感については悩ましげな表情を見せる。「一番の問題というのは、自分たちの意見を市に伝えるというのを思わないじゃないですか。八戸にないんだったらじゃあ自分はあっちの都会へという意識がとっても強いと思うので。そうじゃなくて、やりたいことをこの八戸で作っていきましょうよ」。

「南部人気質」の秘めた思い
 5月19、20日の2日間で開かれた臨時会で、経済常任委員会に選任された久保氏。最年少ということで議席番号は1番。「とにかく今はいろんな市役所の部門のところにいって、情報収集が一番」。腰を落ち着けて6月定例会に臨み、そして9月議会では一般質問に立ちたいと話す。

 八戸は、「南部の一つ残し」(食べ物を遠慮しあって最後に必ず1つ残る)と言われるように、謙虚で遠慮し過ぎる南部人気質で知られる。「ただ、一人ひとりが内に秘めたパワーは大きくて、自分の町にすごく熱い思いを持っている人は沢山います。その宝が埋もれてしまっている現状を、一対一でそばに寄り添って聞き、その思いを私が市政の場に伝え、届けていきたい」と表情を引き締めた。

【メモ】初挑戦で3位当選、トップは「美しすぎる」藤川氏 …… 今回の八戸市議選は、定数32に対して、43人が立候補する激戦となった。元祖「美しすぎる市議」として話題になった藤川優里氏(35)=自民・現=が3回連続のトップ当選(4,584票)を果たし、久保百恵氏は3,116票で3位に食い込んだ。初当選組は5人。投票率は44.57%で、東日本大震災直後だった前回の45.39%から0.82ポイント低下し、過去最低を更新した。

--------------------------------------------------
■久保百恵氏(くぼ・ももえ)氏 1985(昭和60)年11月2日、青森県八戸市生まれ。青森県立八戸南高卒。2005(平成17)年4月から2009(同21)年3月までサンミュージックプロダクションに所属、「百瀬実咲」などの芸名でグラビアアイドルとして活動。同4月からは芸能活動の拠点を地元・八戸に移し、2013(平成25)年にモデル事務所「トゥインクル」を設立、代表に就任。現在上映中で、八戸を舞台にした映画「ライアの祈り」にも出演中。趣味はピアノ、手芸

3767名無しさん:2015/06/14(日) 20:20:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000002-withnews-soci
「美人すぎる市議」、八戸でまた誕生 元グラドル29歳の久保百恵さん
withnews 4月27日(月)12時17分配信

 「美人すぎる市議」として話題になった藤川優里さん(35)を生んだ青森県八戸市で、新たな美人市議が誕生しました。元グラビアアイドルの久保百恵さん(29)。今回の市議選に無所属の新人として立候補し、当選を果たしました。

花嫁衣装、着物姿、キャミソールで生足・・・元グラビアアイドルのビジュアルをいかす久保百恵さん

新人ながら3位に食い込む
 26日に行われた八戸市議選は定数32に対し、43人が立候補する激戦に。藤川さんは4584票を得て3期連続でトップ当選しましたが、久保さんも3116票を獲得。堂々の3位で当選しました。

グラドル時代はDVDも
 久保さんは地元の県立八戸南高校を卒業後、森田健作さんや時東ぁみさん、スギちゃんらが籍を置く大手芸能事務所「サンミュージックプロダクション」に所属。同事務所によると、「百瀬実咲」の芸名でグラビアアイドルとして活躍し、映画やドラマ、DVDなどに出演しました。2009年には芸能活動の拠点を八戸に移し、モデルなどをしていました。青森の県産米をPRする「ミス・クリーンライス」に選ばれたこともあります。

公式サイトはビジュアル重視
 久保さんの公式サイトでは、八戸市の情報公開の推進や災害対策の強化、地元産業の振興などが掲げられている一方、花嫁衣装や着物、両肩を露出したキャミソール姿など、ビジュアルを生かした写真を前面に押し出していました。

メディアは八戸市議会に再び注目
 久保さんの後援会事務所によると、「当選後はずっと、応援してくれた皆さんへのごあいさつ回りが続いています」とのこと。八戸市では、ほかにも女性が当選しましたが、藤川さんと久保さんという30代と20代の「ツートップ」が目立つことは間違いなさそう。テレビやネットなどメディアへの露出が増えれば、市のPR強化につながりそうです。

3768チバQ:2015/06/14(日) 22:13:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150614-00010000-dtohoku-l02
八戸ブックセンター構想 行政主体の運営に賛否
デーリー東北新聞社 6月14日(日)11時14分配信

八戸ブックセンター構想 行政主体の運営に賛否
八戸市立図書館で本を選ぶ市民。ブックセンター事業に対しては、必要性をめぐりさまざまな意見が飛び交う=12日
 八戸市の小林眞市長が市長選の公約に掲げ、5月に整備方針を発表した「(仮称)八戸ブックセンター」。市内では取り扱いが少ないとされる専門書に特化した書店に、喫茶や雑貨屋、イベントスペースを併せ持つ施設で、小林市長は「市民の豊かな心を育み、中心街活性化にもつながる」と必要性を強調する。ただ、書店経営は一般的に民間事業。既存の書店とのすみ分けが可能かも含め、行政が公金を投じて取り組むことには賛否があり、開会中の市議会定例会でも議論を呼びそうだ。

 「質の高い本がそろった場所は、都市の文化度を示すバロメーター。新たな本と出合う機会を創出し、文化の薫り高いまちを目指す」。センターの概要を発表した5月21日の定例会見で、小林市長は実現に意欲を見せた。

 センターの整備は、小林市長が力を入れる「本のまち八戸」運動の一環。予定地は、民間企業が中心市街地の旧レック・旧マルマツ跡地に建設中の複合ビル内で、市が整備予定の「三日町にぎわい拠点」に隣接する。

 当面は市が直営で運営し、雑誌や文庫本、漫画などは扱わないなど、既存の書店と差別化を図る方針だ。

 しかし、同日の市議会総務協議会では、委員から「なぜ市が本を売る必要があるのか」「図書館を充実させる方法もあるのでは」などと、事業の必要性を疑問視する意見が出た。

 市側は「良い本も手に取られなければ棚から消えてしまう。民間にできないサービスを市が提供する」「図書館は読みたい本を検索するには適しているが、新たな本と出合うきっかけは限られている」などと理解を求めた。

 市が「複数の物件を検討した結果」と説明した整備場所に関しても、「賃料も決まっていない民間ビルが候補になるのはおかしい」「はっちの中でも事足りる」との批判が。

 整備の意義や妥当性をめぐる議論は平行線をたどった。

 一方、市内の書店は、施設が経営に与える影響を懸念する。伊吉書院西店の安保貴司店長は「すみ分けと言うが影響が全く出ないことはあり得ず、もろ手を挙げて賛成とは言えない」と複雑な心境を明かした。

 センター構想に関して、弘前大学人文学部の児山正史准教授(行政学)は「通常は民間が行う事業なので、市は一般的な公共サービス以上に、合理的な説明をする必要がある」と強調。議論を深めるため▽本の販売冊数▽成人の読書時間▽中心市街地を訪れる人の増加数―などの具体的な目標値、他の候補地と比較したメリット、デメリットを提示する必要性を指摘した。

デーリー東北新聞社

3769チバQ:2015/06/14(日) 22:37:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150613-00000019-fminpo-l07
定数大幅超”熱選”へ 郡山、説明会に64人 福島、最大47人出馬
福島民報 6月13日(土)11時58分配信

 任期満了に伴う今夏の郡山、福島の両市議選は立候補予定者が定数を大きく上回り、激戦の様相を見せている。8月に行われる郡山市議選の立候補予定者説明会は12日開かれ、定数38に対し、64陣営が出席した。7月の福島市議選には定数35に対し、今のところ最大47人が立候補を予定している。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、市政に関わろうとする市民の意識の高まりが背景にあるとみられる。有権者、市選管委にとっても熱い夏となる。
 8月2日告示、9日投票で行われる郡山市議選の立候補予定者説明会は郡山市役所で開かれた。64陣営(現職34、元職1、新人29)が出席するのは、昭和62年に現行の全市一選挙区となってから最多となる。用意した200席がほぼ埋め尽くされた会場には、早くも緊張感が漂った。
 約3時間半にわたる説明会を終え、新人の立候補予定者は「こんなに出席者が多いとは思わなかった」と驚きの表情を見せ、「郡山の復興を進めようという市民の熱意の表れだろう」と語った。一方、現職の関係者からは「新人に負けられない。ただ、これまでの戦術が通用するのか、しないのかが分からない。大変な戦いになりそうだ」と困惑した様子だった。
 市選管委は立候補者数が多数になると想定し、準備を進めてきた。選挙ポスターの掲示板の幅が広すぎると設置場所の確保が難しくなるため、従来の縦三段タイプから縦四段への変更を検討する。立候補の届け出や開票作業を円滑に進めるための対策にも知恵を絞る。
 一方、立候補者数の増加が、投票率の低下傾向に歯止めをかけるのではないかと期待する。前回(平成23年)は43・10%に落ち込んだ。市選管委の担当者は「一人でも多くの有権者が投票してくれるよう啓発にも力を入れる」と話した。
 立候補者が多い場合、思わぬ事態を招くこともある。得票が分散して、法定得票(有効得票総数を議員定数で割った数の四分の一)に届かない候補者が複数出る可能性がある。法定得票以上の票数がなければ、順位が定数内に入っても当選が認められない。

3770チバQ:2015/06/15(月) 22:48:18
http://www.nikkansports.com/general/news/1492774.html
秋田県市議会議長会が公費からコンパニオン代
[2015年6月15日18時37分]
 秋田県内13市の議長でつくる秋田県市議会議長会は15日、過去5年間で公費からコンパニオン代計約11万円を支払っていたと発表した。同会は近く返還する方針。秋田では町村議会議長会でも公費によるコンパニオン代の支出が判明し、返還している。

 議長会事務局によると、昨年7月は秋田県大仙市のホテルで開いた意見交換会に女性コンパニオン4人を呼び、各市が負担する運営費から代金2万8000円を支払った。意見交換会は毎年開催しており、記録が残っている2010年度以降に計4回、2万1000円から3万2000円のコンパニオン代を支出していた。

 会長の渡辺正宏秋田市議会議長は「大変不適切で申し訳ない。今後は適正な運営に努める」とコメントした。(共同)

3771チバQ:2015/06/16(火) 09:17:29
間違えた!
6518 チバQ 2015/06/15(月) 22:08:36
http://www.daily.co.jp/newsflash/horse/2015/06/15/0008124827.shtml
大中小 文字サイズ
【競輪】遠藤貴人が引退、村議に転身
2015年6月15日
競輪選手から政治家へ転身する遠藤貴人
競輪選手から政治家へ転身する遠藤貴人
拡大写真はこちら
 競輪選手の遠藤貴人(34)=福島・88期・A1=が15日、福島県のいわき平競輪場で、現役を引退して政治家への転身を表明した。16日から同競輪で開催のレースに出場する遠藤はこの日、前日検査で出処進退を明らかにした。

 遠藤は4月26日に行われた福島県鮫川村の村議会議員選挙で初当選。18日に最終日を迎える今開催が、競輪選手としての引退レースになる。

 「悔いがないと言えばウソになるが、S級も経験できたし、自分でやり切れることはやったつもり。村議会選挙に出馬する気持ちを固めたのは昨年の12月。過疎、少子化が進む鮫川村は1次産業が主。若い人たちの意見も取り入れなければ、村の発展はないと思った。女性議員がゼロなので、自分が少子化福祉の問題に取り組まなければいけないと思う」

 遠藤は2003年7月に青森競輪でデビュー。同期には昨年のKEIRINグランプリ覇者・武田豊樹(茨城)や山崎芳仁、成田和也(ともに福島)らG1覇者がいる。これまで優勝5回、1着115回を誇り、獲得賞金額は1億1625万300円。07年7月にはS級昇格を果たすなど活躍したが、来期は最もランクの低いA級3班への降格が決まっていた。

3772旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/06/16(火) 21:10:28
共産、達増氏を支援=岩手知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015061600872
 任期満了に伴う岩手県知事選(9月6日投開票)で、共産党県委員会は16日、独自候補の擁立を見送り、3選出馬を表明した現職の達増拓也氏(51)を自主的に支援する方針を決めたと発表した。
 知事選では、達増氏に対し民主党県連が支持、生活の党が支援する方針を決定。この他、民主党政権で復興相を務めた平野達男参院議員(61)=無所属、岩手選挙区=が出馬を表明し、自民党県連が支援を決めている。(2015/06/16-20:25)

3773チバQ:2015/06/16(火) 21:55:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150616_11020.html
<宮城県議選>「土俵際」民主県連、擁立急ぐ


県議選、仙台市議選の選挙戦略を話し合った民主党県連の常任幹事会=5月31日、仙台青葉区
拡大写真
 2012年に政権を失って以来、退潮する党勢に巻き込まれまいと民主党県連が躍起になっている。党は4月の統一地方選で行われた41道府県議選で、11年の前回から82議席も大幅に減らした。11月12日に任期が満了する県議選(定数59)で歯止めをかけられなければ「来夏の参院選にも暗雲が垂れ込める」と県連内には危機感さえ漂う。

 「今こそ民主党が頑張らないと重要法案を自民党に押し切られてしまう」。5月31日にあった県連の常任幹事会で、安住淳代表は県議選の公認候補らを前に語気を強めた。
 統一選の不振が県連の危機感の根底にある。前村長による議会解散に伴い、急きょ統一選に組み込まれた大衡村議選。定数14を15人が争い、民主の推薦候補がただ一人落選した。県連幹部は「土俵際だ」と漏らす。
 県議選を巻き返しの好機と捉え、県連はまずは空白区への候補擁立を急ぐ。仙台市内で唯一の空白区となっている若林は新人の女性を公認。前回は擁立を見送った登米で、桜井充副代表の私設秘書を推薦した。
 今のところ23選挙区中10選挙区で9人の公認、2人の推薦を決定済み。青葉でも2人目の公認候補の選定を進めており、前回7議席からの積み上げを目指す。
 維新の党との連携も、低迷脱却に向けた打開策とみている。「東京で(維新代表の)松野(頼久)さんと話を進めている。選挙協力したい」と桜井副代表。
 14年末の衆院選では、仙台市内の宮城1、2区で候補者調整を成功させた実績がある。維新と統一候補を擁立するアイデアを温める県連幹部もいる。
 県連は19日、東日本大震災前の07年以来となるローカルマニフェストを発表する。「(8月2日投開票の)仙台市議選を転換点にしたい」。安住代表は「(県議選では)公認9人の全員当選を目指し、物心両面で支援する」と反転攻勢に意欲を燃やす。
 安全保障関連法案をめぐる安倍政権への批判を、自民党「1強多弱」の構図が流動化する潮目と期待する見方もある。しかし県連内では、統一選で都道府県議の空白地解消に成功した共産党への支持層流出を危惧する声の方が大きい。

3774チバQ:2015/06/17(水) 20:59:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150617_31013.html
<盛岡市長選>政党対決?知事選との連動も

 任期満了に伴う盛岡市長選(8月16日告示、23日投開票)は告示まで2カ月を切った。いずれも無所属で、4選を目指す現職の谷藤裕明氏(65)に、新人で会社役員の内舘茂氏(48)が挑む。谷藤氏は自民党出身で、内舘氏は民主党県連の推薦を受けた。共に掲げる「市民党」は政党対決と表裏一体だ。前哨戦が熱を帯びる。

◎谷藤氏陣営/自民系市議と共闘へ

 「相手のバックにいる政党がはっきりした。こちらは政権党と近い関係。負けるわけにはいかない」
 市内のホテルで7日にあった谷藤氏の政経パーティー。初当選から支える石川育成県医師会長は、谷藤氏の古巣が自民党であることを前面に打ち出し、民主党への対抗心をにじませた。
 内舘氏は市を地盤とする民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の全面支援を受ける。谷藤氏は3選された前回は無投票。選挙戦は8年ぶりで、態勢固めを急ぐ。
 市長選は市議選と同日程。谷藤陣営は市議たちと連動作戦を進める。郊外の本宮地区には5月末、後援会を復活させ、市議会最大会派・盛友会所属の金沢陽介議長の支持者と連携する。
 自民党籍を持つ金沢氏は長年、谷藤氏と行動を共にしてきた。「同志の市議に後援会同士の連携を呼び掛ける」と連動を加速させる意向だ。

◎内舘氏陣営/知事との連携を模索

 「みんなで考えて決める街づくり。これが次の盛岡のキーワードだ」
 民主党県連が推薦を発表した6日、内舘氏は市中心部で初めてマイクを握った。立候補表明から3カ月。街頭活動や企業回りをこなし、知名度アップを図る。
 内舘陣営は別の連動を模索する。市長選と日程が重なる岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、民主党が支援する現職の達増拓也氏(51)との連携だ。
 5月下旬に発足した内舘氏の後援会には、達増後援会の幹部が出入りする。達増氏に近い関係者は「後援会相互に接触はある。いずれ緩やかな連携の形が浮かんでくる」と明かす。
 内舘氏は階後援会の青年部長。ここでも達増後援会と人脈の重なりがあり、陣営は相乗効果を狙う。
 知事選では達増氏に対抗して、自民党県連が平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を全面支援する。市長選で与野党対決の流れが加速すれば、両選挙の密接度も強まりそうだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年06月17日水曜日

3775チバQ:2015/06/17(水) 21:59:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150617ddlk07010240000c.html
選挙:会津若松市長選 現職の推薦決定、自民3支部 /福島
毎日新聞 2015年06月17日 地方版

 任期満了に伴う会津若松市長選(7月19日告示、26日投開票)で、自民党の会津若松▽河東▽北会津−−の3支部は13日、現職の室井照平氏(59)の推薦を決めた。3支部は室井氏のほか、立候補を表明している前県議会議長の平出孝朗氏(58)からも推薦願を受け、対応を協議していた。

 支部長らは、室井氏の1期目を「失政はない」と評価。一方で、党選出の県議として活動してきた平出氏の功績を考慮し、党員が個々に平出氏支援に回ることは「拘束はしない」とした。【喜浦遊】

3776チバQ:2015/06/17(水) 22:49:46
https://www.minpo.jp/news/detail/2015061723476
若松市長選 平出氏 不出馬で調整 支援組織、きょうにも会見
 任期満了に伴い7月19日告示、26日投票で行われる会津若松市長選で、立候補を表明している元県議会議長の平出孝朗氏(58)の支援組織が、平出氏の市長選立候補取りやめを調整しているもようだ。17日にも市内で記者会見し、明らかにするとみられる。
 複数の後援会幹部によると、平出氏の体調不良などが理由で、幹部の一人は16日、「今回の市長選への立候補は見送る。今後の事は体調が回復してから、あらためて検討する」と語った。
 記者会見は市内中町の後援会事務所で開く方向で準備している。自民党県第4選挙区支部長の菅家一郎衆院議員(比例東北)も同席するとみられる。
 平出氏は5月9日に市内で開かれた後援会の拡大役員会で立候補の意思を示し、同16日に記者会見で正式に立候補を表明した。同29日に県議の辞職願を青木稔県議会副議長に提出し、受理された。
 市長選をめぐっては、現職の室井照平氏(59)が再選を目指して立候補を表明している。室井氏に対して維新の党県第4区支部が推薦、連合福島が支持を決めた。自民党の会津若松、北会津、河東の3支部は室井氏の推薦を決定した。

( 2015/06/17 08:31 カテゴリー:主要 )

3777チバQ:2015/06/18(木) 19:12:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150618ddlk07010011000c.html
選挙:会津若松市長選 平出氏、出馬断念 脳梗塞の疑い /福島
毎日新聞 2015年06月18日 地方版

 任期満了に伴う会津若松市長選(7月19日告示、26日投開票)に立候補を予定していた前県議会議長の平出孝朗氏(58)は17日、会津若松市内で記者会見し、体調不良のため、立候補を断念すると発表した。平出氏は「ドクターストップがかかり断腸の思い。支援してくれた方々におわびする」と頭を下げた。市長選には現職の室井照平氏(59)が立候補を表明している。

 会見に出席した後援会顧問で主治医の小松紘・会津西病院理事長によると、脳梗塞(こうそく)の疑いがあるという。1カ月ほど前から食欲不振や疲れなどを訴えていたが、数日前に症状が悪化。休養と精密検査が必要と判断し、15日から入院中という。

 平出氏は「培った経験、知識、人脈、政治力で会津のために尽力したかった」と会見冒頭にあいさつを述べると病院に戻った。

 自民党県議だった平出氏は先月16日に立候補を表明し、先月末に県議を辞職。会津若松市内の自民3支部に推薦願を出したが、3支部は前回選挙で支援した室井氏の推薦を決めた。会見には平出氏に一本化を打診していた同党県第4選挙区支部長の菅家一郎衆院議員も出席し、「おそらく自民党の分裂に配慮し、英断されたと受け止めている。感謝申し上げたい」と語った。

 今後の活動について、後援会の伊藤裕康幹事長は「全くの白紙。回復を待ち新たな目標を定めたい」とした。11月の県議選には「市民の理解は得られない」として立候補はしないという。【喜浦遊】

3778チバQ:2015/06/18(木) 19:13:26
https://www.minpo.jp/news/detail/2015061823497
平出氏、不出馬を表明 体調不良「断腸の思い」 若松市長選
 任期満了に伴い7月19日告示、26日投票で行われる会津若松市長選で、立候補取りやめを調整していた元県議会議長の平出孝朗氏(58)は17日、体調不良を理由に立候補断念を表明した。市内の後援会事務所で記者会見し「断腸の思い。政治家として志半ばでこのようになり悔しくてならない」と話した。
 断念の理由について平出氏は「2週間前から体調不良を感じていたが、数日前から今までにない状況に陥り、医師と相談しストップがかかった」と語った。同席した担当医は、約1カ月前から、だるさや考えがまとまりづらいなどの症状を確認し、脳梗塞の疑いがあると説明した。今後については「一市民として新しい市政を担当する人に全面的に協力したい」と話した。
 記者会見では、平出氏、党県第4選挙区支部長の菅家一郎衆院議員(比例東北)、後援会の伊藤裕康幹事長と、会津西病院理事長で担当医の小松紘顧問が順に説明した。
 平出氏は、5月9日に市内で開いた後援会拡大役員会で立候補への意思を示し、同16日の県政報告会で正式に立候補を表明した。同31日付で県議会議長と県議を辞職。6月12日に後援会事務所を開いたが、15日から市内の病院に入院していた。
 同市長選には現職の室井照平氏(59)が再選を目指して立候補を表明している。

( 2015/06/18 08:59 カテゴリー:主要 )

3779チバQ:2015/06/18(木) 19:37:23
https://www.minpo.jp/news/detail/2015061823509
平出氏不出馬 突然の決断に驚き、戸惑い 若松市長選の行方注目
 元県議会議長の平出孝朗氏(58)が会津若松市長選への立候補断念を表明した17日。記者会見が行われた同市の後援会事務所にはポスターが積まれ、壁には各種団体や企業などから寄せられた約130枚の推薦状が並んでいた。後援会幹部は「ようやく盛り上がってきたところだったが…」とつぶやいた。
 会見前夜、この事務所には約30人の後援会幹部が、こわばった表情で集まり、緊張した空気に包まれた。平出氏は立ち上がり、立候補できる体調ではないと説明した。
 約10分後、平出氏は妻に支えられながら事務所近くにある自宅に歩いて帰った。その後も事務所での幹部の協議が約2時間続いた。
 幹部の1人はその夜、「平出さんは出馬しないとはいってない。だが1カ月間を戦い抜く体力はない。後援会で協議してやめるしかなかった」と語った。
 別の幹部は12日の事務所開きで、平出氏の演説の調子がいつもと違うことに気付いたという。「大丈夫かと思った。立候補断念は、やむを得ない」と振り返る。
   ◇  ◇
 市長は室井照平氏(59)、県議は平出氏-という4年前から続いていた自民党のすみ分けの構図が崩れ、市長選は分裂選挙になるとみられていた。両氏とも支持層は地元選出衆院議員の故伊東正義氏の流れをくむ人が中心で、戸惑う支援者が多かった。党関係者によると、分裂回避の動きもあったという。
 4年前の市長選は今回同様、平出、室井の両氏が立候補へ意欲を見せ、室井氏に一本化した経緯がある。当時の党会津若松支部長だった佐藤義之市議は「両者を支援してきた人がほとんどだけに、(平出氏の断念で)正直胸をなで下ろした人は多いと思う」と話す。
 一方、「県議会議長を辞めてでも市長選にという意気込みをかっていた。待望する声も聞いていたので残念だ」と話す自民党関係者もいる。
 17日の記者会見に同席した自民党県第4選挙区支部長の菅家一郎衆院議員(比例東北)は「苦渋の決断と拝察した。自民党のことを思い、分裂や混乱がないよう配慮したと思う」と述べた。
   ◇  ◇
 自民党の会津若松、北会津、河東の3支部は室井氏と平出氏から出されていた推薦願について、室井氏のみを推薦し、平出氏支援は容認することを発表した。これに対し平出氏の支援者の一人は「平出氏は党県連幹事長や県議会議長を歴任するなど党への貢献は大きい。自分こそが会津の本流だと自負していたはず。党からの支援が受けられず、落胆も大きかっただろう」とみる。
 市長選と同時に行われる市議選に立候補予定の現職は「せっかく市議選の候補予定者が多く熱を帯びそうなのに。投票率が下がるのでは」と選挙への影響を心配していた。
   ◇  ◇
 市長選に立候補を表明しているのは再選を目指す室井氏だけとなった。このほか元河東町長の栗城春夫氏(64)が立候補を視野に準備を進めており、19日にも後援会と話し合い最終判断する見通しだ。

( 2015/06/18 09:31 カテゴリー:主要 )

3780チバQ:2015/06/18(木) 19:39:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150618_11045.html
<票水増し>市長減給案に批判続々

 仙台市議会6月定例会は17日、代表質問を行った。青葉区選管の票水増し問題で奥山恵美子市長を減給20%(3カ月)とする給与条例改正案に議論が集中し、自民、民主両党系の主要3会派から批判が相次いだ。
 自民党・仙台の佐藤正昭議員は、2013年参院選で高松市選管が不正開票をした際、高松市長が給与の全額を3カ月間返納した事例を基に追及。「奥山市長の処分はずいぶん軽い。自らに厳しくなければリーダーと言えない」と断じた。
 市民フォーラム仙台の木村勝好議員は「政治家は自分のことは自分で決めるべきだ」と市長の裁量権を認めた上で、減給の割合や期間に関し「再考の余地はないのか」と迫った。
 自民党復興仙台の渡辺博議員は条例改正案の提案理由を問題視。「7〜9月の市長と副市長の給料月額を減額するため」との表現で票水増しに触れていない議案書に対し、「減額理由が不明だ」と指摘した。
 奥山市長は「熟慮を重ねた結果の提案だ」と繰り返し、理解を求めた。提案理由に関しては「市のこれまでの減額の進め方に準じた」と述べるにとどまった。
 市当局は、市長の減給分は3カ月で計58万円と説明。懲戒免職となった職員3人に支給予定だった退職金は、1人当たり平均約2400万円と明らかにした。

3781チバQ:2015/06/18(木) 20:20:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150618_51055.html
米沢市財政難 市長選にらみ議会白熱

 開会中の米沢市議会6月定例会で、市の財政運営をめぐる議論が交わされている。実質単年度収支は2012年度から3年間赤字が続き、4月には職員らの給与削減を実施した。任期満了に伴う市長選(11月15日告示、22日投開票)をにらみ、市が取り組んできた行財政改革への評価が焦点になっている。

 「行財政改革の成果が十分に出ていない」。16日の市議会本会議で、一般質問に立った議員が安部三十郎市長(61)の手法と姿勢に疑問を投げ掛けた。
 安部市長は「これまで以上に事業の見直しと税収アップに努める」と財政健全化に取り組む決意を示し反論した。
 市財政は、税収減少が止まらず、12年度以降、年間約8億〜13億円に上った除排雪費の増加が追い打ちをかけ悪化した。11年度末に29億6000万円あった財政調整基金、公共施設等整備基金の残高は14年度末に12億7000万円にまで減った。
 市は4月、市長ら特別職と一般職員の給与を削減し、市議会も大勢が賛同した。職員は3年間の予定で、一般職の削減率は6%。全体で年2億6000万円の節減を見込む。
 市職労とは合意に至らないままの実施で不満もくすぶる。竹田雅之委員長は「納得いく説明はなかった。過去にない厳しい削減は家計を圧迫する。自分は既に蓄えを崩した」と憤る。
 市の歳出は人件費や公債費など義務的な経費の割合が高く、除雪費など臨時的な支出への余裕がない状態。一般財源に占める義務的経費の割合を示す経常収支比率は13年度決算で、県内35市町村で最も高い95.3%となった。市財政課は「社会保障費や下水道事業への繰り出し金の増加が押し上げている」とみる。
 市長選には、ともに無所属で、4選を目指す安部氏と、新人で元山形県議の中川勝氏(64)が立候補を表明している。
 安部氏は、16年度から5カ年の財政健全化計画を今秋に策定し、市長選に臨む方針。
 中川氏は「3年連続の赤字はあり得ない」と市の財政運営を厳しく批判、中川氏に同調する市議らが一般質問などで追及している。


関連ページ:山形政治・行政
2015年06月18日木曜日

3782チバQ:2015/06/19(金) 22:49:33
>>3729
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20150618k
次点の田村儀光氏が繰り上げ当選、大館市議選
 秋田県大館市議選(4月26日投開票、定数28)の選挙会が18日、市役所で開かれ、当選した千葉倉男氏(67)の辞職に伴い、次点の田村儀光氏(65)の繰り上げ当選を決めた。市選管は同日、田村氏の当選を告示した。

 田村氏の得票は1016票で、最下位当選者と3票差だった。

 千葉氏は公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕、送検され、今月9日付で辞職。16日、大館簡裁で罰金50万円と公民権停止5年の略式命令を受けた。

3783チバQ:2015/06/21(日) 14:14:08
http://www.47news.jp/47topics/e/266362.php
【岩手県知事選】「小沢同門」の2人、対決 与野党巻き込み攻防激化

 任期満了に伴う岩手県知事選(9月6日投開票)の告示まで約2カ月。出馬表明した3期目を目指す現職 達増拓也 (たっそ・たくや) 氏(51)と元復興相の参院議員 平野達男 (ひらの・たつお) 氏(61)は、小沢一郎・生活の党共同代表の薫陶を受け、一時は政治行動を共にした「同門」だ。挑む平野氏に自民党が、達増氏に野党各党が相乗りする与野党全面対決の構図で、攻防は早くも激化している。
 ▽批判合戦
 「個人的には裏切られた思いだ」。平野氏の出馬が決まった4月、達増氏はかつての同志を厳しく非難した。一方の平野氏も「この8年間、何がしたかったのか」と応戦、達増県政を批判した。
 火花を散らす2人だが、経歴にはいくつもの共通点がある。小沢氏を後見人として、いずれも官僚から国政に進出。2001年の参院選では、自由党公認で初当選した平野氏の選対本部長を達増氏が務め、民主党合流後も歩みを共にした。
 距離が広がったのは12年7月の民主党分裂後。達増氏は小沢氏に付き民主党を去ったが、当時復興相だった平野氏は残留した。13年の参院選で達増氏は、無所属で出馬した平野氏を支援せず、生活公認候補を応援。両者の対立は決定的になった。
 ▽豪腕発揮
 かつて小沢氏が圧倒的な影響力を誇り「小沢王国」と呼ばれた岩手でも、今は求心力の低下がささやかれる。「反小沢」勢力の結集で勝機を見いだしたい平野氏は5月、過去の選挙で何度も敵対した自民党と政策協定を結んだ。小沢氏の力をそぐチャンスとみた自民党と、思惑が一致した形だ。
 平野氏はさらに公明党にも支援を要請中。政権与党の後押しに期待を込める。応援する県議らは「新しい県政には新しいリーダーが必要」と訴え、経済界や業界団体を中心に支持固めを図る。
 小沢氏も動いた。民主党の岡田克也代表や維新の党の松野頼久代表らと会談。達増氏支援に了承を取り付け、野党共闘に導く「豪腕」を発揮した。共産党も「千年に1度の大震災から復興するため」として独自候補の擁立を見送り、異例の現職支援にかじを切った。
 達増氏自身も、民主や生活の県議らが設立した政治団体に合流するなど態勢構築に余念がない。
 ▽見えぬ争点
 両陣営の綱引きが熱を帯びる一方、政策上の相違点ははっきりせず、有権者からは冷めた声も。
 道半ばにある東日本大震災からの復興をめぐり、発生直後から知事や復興相として携わってきた2人は「被災者に寄り添って復興を加速する」(達増氏)「大臣経験を生かしてまちづくりを進める」(平野氏)とアピールする。しかし政策の中身に独自色は見えず、争点は定まらない。
 大船渡市の災害公営住宅に住む50代の主婦は「政党や組織より県民の暮らしをどうするかの方が大事。上ばかり見てないで被災地の話も聞いてほしい」と駆け引きばかりが先行する現状を嘆く。仮設の飲食店を営む60代の男性は「正直、2人の違いが分からない。町や生活が元通りになる見通しを示すべきだ」と不満を口にした。
 (共同通信)
2015/06/21 12:25

3784チバQ:2015/06/21(日) 14:16:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150621_31005.html
<岩手知事選>達増氏 臨戦態勢着々

 岩手県知事選(9月6日投票)で3選を目指す現職の達増拓也氏(51)は20日、盛岡市で後援会連合会の会合を開き、マニフェスト(公約集)を発表するとともに組織の選挙態勢を固めた。8月20日の告示まで2カ月。自民党が支援する平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=の動向が絡み、政党や陣営間の駆け引きが激しくなりそうだ。
 達増氏は約160人の後援会役員を前に、8分野25項目の政策を示した。東日本大震災からの復興推進と三陸振興、地域資源を生かした産業の発展、環境保全と再生エネルギー振興、「生きにくさ」解消などを主要テーマに挙げた。
 達増氏は「いまの岩手に必要なのは、これらの政策パッケージだ。私なら推し進めることができる」と強調した。
 後援会連合会の新会長には「盟友関係」(達増氏)という元日教組委員長の森越康雄氏(68)を招いた。
 森越氏は民主党と自由党が合併した03年、連合岩手会長として連携の仲立ちをした。当時、達増氏は衆院議員で自由党県連代表。労働界の重鎮を中核に据えた選挙シフトを印象付けた。
 達増氏には生活、民主、共産が支援に回る。自主投票の社民も反自民の方針を確認している。表面上は「野党連合」の陣立てが整いつつある。
 自民党県連幹部は「達増陣営は野党結集をアピールしてくるだろう。こちらは平野氏と自民党支持組織との連携を強めていく」と対抗戦略を練る。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年06月21日日曜日

3785チバQ:2015/06/21(日) 14:16:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150621_31015.html
<岩手知事選>小沢氏、達増氏「師弟」動く


知事選マニフェストを発表後、記者会見する達増氏=20日午後4時30分ごろ、盛岡市
拡大写真

地元入りし支持者と握手する小沢氏=20日午前9時10分、奥州市江刺区
拡大写真
 小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)は20日、地元の奥州市に入り遊説した。岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)を野党連携で支える姿勢をあらためて鮮明にした。達増氏は同日、マニフェスト(公約集)を発表。時機を合わせるように「師弟」が動いた。

◎達増氏 本格復興へ公約集を発表
 達増氏は盛岡市で後援会連合会拡大役員会を開き、東日本大震災の本格復興、若者と女性の活躍支援など8テーマを軸としたマニフェストを発表した。
 震災の記憶風化を防ぐため、JR山田線宮古-釜石間の三陸鉄道移管に合わせ「三陸防災復興博」開催を打ち出した。若者や女性の就業促進を目指す新たな協議会の設立、若者の支援拠点として岩手医大跡地の活用も盛り込んだ。
 地域医療充実や超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」建設実現、来年の岩手国体と2019年に釜石市などが会場となるラグビーワールドカップの成功も挙げた。
 達増氏は「知事は誰がやっても同じではない。2期8年の蓄積をさらに発展させる形で、震災復興と古里振興を進めていく」と意欲を示した。
 知事選に立候補する平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=は5月、震災復興、1次産業振興などを中心とした基本政策を発表している。

◎小沢氏遊説「野党共闘、自民倒す」
 小沢氏は、知事選と同日程の県議選に生活公認で立候補する新人の応援のため、奥州市江刺区の11カ所でマイクを握った。
 濃紺のスーツ姿でビールケースに立った小沢氏。集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について「政府は多くの国民の不安を顧みず、無理やり数の力で押し進めようとしている」と批判した。
 安倍政権の経済政策もやり玉に挙げ「力の弱い中小企業や農家が切り捨てられる。待つのは弱肉強食の世界」と言葉に力を込めた。
 小沢氏は記者団に対し、知事選について「オール野党で自民党と戦う構図になった。県議選も野党連合で過半数を取れば(達増氏が当選した場合)県政運営がやりやすい」と指摘。遊説には達増氏支援の意味合いがあることをにじませた。
 今後の政局観にも触れ「知事選で築いた野党協力で自民を圧倒できれば、国政における野党結集のきっかけになる」と強調した。
 真夏のような日差しが照りつける中、小沢氏はハンカチで汗を拭いながら1カ所約10分の演説をこなした。「野党が共闘すれば次の総選挙は必ず勝てる。変わらぬ支援をお願いしたい」と呼び掛けた。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年06月21日日曜日

3786チバQ:2015/06/21(日) 14:17:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150621_21010.html
<平川市議選>控訴中議員が出馬予定


市議選のポスター掲示板。通常より多い30人分が用意された=平川市内
拡大写真
 任期満了に伴う平川市議選(7月5日投開票、定数20)は、今月28日の告示まで1週間となった。公選法違反の罪で市議15人が有罪判決を受けた市長選の違反事件から約1年半。議会刷新の好機だが、控訴中の市議が立候補を予定するなど、事件の影を払拭(ふっしょく)するのは難しい状況だ。市議の動向によっては、市議選後に補選となる可能性もあり、市民らは「理解に苦しむ」と厳しい目を向けている。

 「支援者もいるし市議としてやり残した仕事もある。ただ、当選すれば票を投じた支援者が非難される。立候補については体調とも相談して考えたい」
 一審で有罪判決を受け控訴中の男性市議(70)は、入院中の弘前市内の病院で20日、河北新報社の取材に応じ、出馬を前向きに検討していることを明らかにした。控訴している市議は5人。関係者によると、この男性市議のほかに、1人が立候補の意思を固めたという。他の3人は態度を明らかにしていない。
 控訴中の市議の立候補へ向けた動きに、市民らの反応は冷ややかだ。
 「事件で平川には悪いイメージが定着した。金を受け取った市議は判決を受け入れて退くべきだ」。市内で工務店を経営する栗林幸広さん(65)は、厳しい口調で語る。
 市明るい選挙推進協会の斎藤毅会長は「常識的には考えられない」とした上で「出馬しなければ罪を認めたことになるとでも考えているのだろう」と指摘した。
 市選管も5人の立候補への動きを注視している。
 公選法の規定によると、定数20の平川市議会では欠員4で補選が実施される。控訴している市議らが立候補して、4人以上が当選した場合、7月以降とみられる控訴審判決で有罪となり、上告しなければ、失職し補選となる可能性もある。
 5月中旬にあった立候補予定者説明会には、控訴中の2陣営を含む25陣営が出席した。市選管は今回の市議選に約3000万円の予算を計上。市内188カ所に、これまでの市議選よりも多い30人分のポスターを貼れる掲示板を設置した。選管の担当者は「立候補の動きが読めず通常より多くせざる得なかった」と困惑している。

[平川市長選の選挙違反事件と平川市議会] 昨年1月の市長選で落選した前市長と支援者の男性が共謀し、市議14人に各20万円、市議1人に100万円を渡したとされる。これまでに15人全員に一審で有罪判決が言い渡され、10人が辞職・失職した。同7月には欠員8の補欠選挙が行われた。市議5人と辞職した元市議1人が現金の額や趣旨などを否認し控訴していたが、このうち元市議に対し、今月16日に控訴が棄却された。


関連ページ:青森政治・行政
2015年06月21日日曜日

3787チバQ:2015/06/21(日) 14:22:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150620ddlk07010258000c.html
選挙:白河市長選 柴原氏出馬へ 三つどもえか /福島
毎日新聞 2015年06月20日 地方版

 任期満了に伴う白河市長選(28日告示、7月5日投開票)で、新人で市議の柴原隆夫氏(66)が19日記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。市長選では、3選を目指す現職の鈴木和夫氏(65)と同市の自営業で新人の金山屯(じゅん)氏(75)が出馬表明しており、三つどもえの選挙戦となる見通し。柴原氏は「箱もの重視ではなく、子育て支援に力を入れたい。子どもの人口減少に歯止めをかける」と述べた。【浅田芳明】

3788チバQ:2015/06/21(日) 21:21:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150617_11021.html
<仙台市議選>世代構成 偏り招く


街頭に立つ新人の立候補予定者。現職の壁にどう挑むかが注目されている
拡大写真
◎動く夏攻防(上)なり手不足

 東日本大震災後、2回目となる仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)まで2カ月を切った。55議席をめぐり現職50人、新人12人、元議員3人の計65人が立候補の準備を進め、少数激戦の様相が強まりつつある。夏の攻防へ熱を帯びてきた前哨戦の断面を探る。(仙台市政取材班)

 7期28年のキャリアをもってしても後継を見いだせなかった。今期で引退するベテラン議員の候補者探しは空振りに終わった。
 意中の人物はいた。地元の40代女性。政治経験はないものの地域活動に地道に取り組む姿が印象的だった。「決断してくれれば責任を持って支える」と繰り返し説得したが、子育てなどを理由に固辞された。
 2人目も家庭の事情で断られ、顔が浮かんだ3人目には声を掛けなかった。「数打ちゃ当たる話でもない」。後援会の理解を得て、地域代表となる後継を立てずに退くことにした。
 今回の市議選には15日現在、定数55に65人が立候補を予定している。このうち新人の12人は前回2011年(21人)の半数にとどまり、過去5回で最も少ない。今春の統一地方選で顕著になったなり手不足が仙台でも表面化している。
 「市議という仕事に魅力を感じないのだろう」と複数の議員が自嘲気味に語る。市長と並び、選挙で選ばれる「市民代表」でありながら、日頃の働きは広く知られていない。落選のリスクが伴う上、11年には地方議員年金制度が廃止された。生活設計を考えると身分が不安定な面は否めない。
 こうした中、太白区の30代男性は世代交代を掲げて初挑戦する。かつて民間の政治塾に在籍した。「政治や地方議会への関心が低いわけではない。選挙のハードルが高いという人が多い」と感じている。
 03、07、11年の市議選で新人は計28人が当選し、この十数年で議員の約半数が入れ替わった。一定の新陳代謝が進んだが、当選した新人の大半は政党や政治団体関係者だ。草の根的な支持を得て議席を獲得する例は少ない。
 「多選議員は勝てるから出続けているだけ」(議長経験者)との声もあり、挑戦者の不在が続けば議会の活力を奪いかねない。ベテラン議員は「選挙になれば、新人を含め何人も立候補するという常識はもう通じないのか」と危機感をあらわにする。
 仙台市議の平均年齢は56.5歳。世代別では50代(19人)が最も多く、60代(15人)、40代(12人)と続く。70代が7人いる半面、20、30代はわずか1人ずつにとどまる。40代の若手議員は「今の議会は世代構成がいびつだ。仙台の将来について責任を持って議論できる20、30代の議員がもっと現れてほしい」と言う。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年06月17日水曜日

3789チバQ:2015/06/21(日) 21:24:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150618_11022.html
<仙台市議選>市長と対決姿勢も


本会議場に入る議員たち。市当局に厳しい姿勢を示す場面が増えている=17日
拡大写真
◎動く夏攻防(中)変わる距離感

 票になるのは市長との近さか、遠さか。選挙戦を控えた議員たちが、慎重に立ち位置を探る。
 5月下旬にあった仙台市青葉区選管の票水増し問題に関する市議会調査特別委員会。奥山恵美子市長の処分を減給20%(3カ月)とする案が示されると、「与党」の最大会派幹部は明確にノーの意思表示をした。
 「市長は事の重大さを認識していない。われわれは聞き流すだけだ」
 減給関連議案は11日開会の市議会6月定例会に提出されたが、奥山市政を支えてきた会派にも「処分は軽い」との異論が強い。今任期最後の定例会は波乱含みで進む。
 議会側が市の姿勢をただす場面が目立つ。野党的立場の共産党会派だけではない。「議会の取りまとめ役」(ベテラン議員)を自任する自民党系最大会派が、対決姿勢を強めている。
 議会はこの4年間で市提出の条例案2本を撤回に追い込んだ。1本目は昨年6月。児童福祉法の施行に関する条例改正案で、条文に引用した厚生労働省令の不備を指摘した。2本目はことし3月の協働まちづくり条例案。多様な主体による市民協働を掲げた市長の政治信条を「『市民』の定義が広すぎる」と批判した。
 従来は市議選が近づくと、議員は当局との良好な関係をアピールする姿が目立った。前回2011年は東日本大震災からの復興一色の選挙で、市長批判が入り込む余地はなかった。
 今回は全く違った様相だ。「反奥山」の急先鋒(せんぽう)と目される中堅議員は「市長にべったりでも選挙の票には結び付かない」と言い切る。
 09年市長選で奥山市長の擁立に関わった民主党系会派のベテラン議員は、にわかに高まる反市長の動きを「会派としての統一された行動ではない」と指摘しつつ、市長にこう警告する。
 「市長の求心力が衰えているから『反市長』がパフォーマンスに成り得ている。市長や市幹部の議会対策は甘いと言わざるを得ず、危機感が伝わらない」
 指摘が現実になったのが6月定例会初日の11日。奥山市長は本会議場で票水増し問題について特別に発言を求めた。内容次第では減給関連議案の容認へと潮目が変わる可能性があったが、聞かれたのは代わり映えのしない陳謝。議場に白けた空気が漂い、「この程度か」とやじが飛んだ。
 「既に市長選も始まっている」とある市議。8月の選挙と17年に任期満了となる市長選は切り離せない-。現職たちの常識だ。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年06月18日木曜日

3790チバQ:2015/06/21(日) 21:25:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150619_11029.html
<仙台市議選>軽い実績 本丸回避


仙台市中心部で歩行禁煙を呼び掛ける市の看板。議会発の政策条例は市民にどう評価されるのか
拡大写真
◎動く夏攻防(下)途上の議会改革

 4年前の約束が果たされたのかどうか。前回2011年の仙台市議選は議会改革が焦点の一つだった。旧弊の打破。政策力の向上。評価は有権者に託される。
 改選前最後となる市議会6月定例会。最終日の26日、議員提出の政策条例として市歩行喫煙防止条例案が可決される。
 市議会が14年に新設した超党派の政策担当者会議による初めての成果だ。メンバーの一人は胸を張る。「議会として市政課題に解決策を示した。今後のモデルケースになる」
 条例案は、やけど被害などを防ぐため市中心部の歩きたばこを禁止する内容。会派の枠を超えた政策づくりで議会の存在感を示したが、煮え切れなさも残る。
 市は03年に歩行禁煙モデルストリート事業を始め、歩行者全体に占める喫煙者の割合を0.06%(14年度)に抑える効果を上げている。そもそも条例が必要なのかいぶかる声がある。
 条例案に意見を寄せた市民の大半が「歩行禁煙を徹底するには喫煙所の確保が必要」と指摘したが、「多くの関係者と協議しなければいけない」との理由で条例に盛り込まなかった。
 日本たばこ産業東北支社の担当者は「協議が必要なら練り直せばいい。今任期中に条例制定すること自体が目的となっていないか」と首をかしげる。
 「選挙前の実績作り」。そんな見方を否定できない事情が市議会にはある。河北新報社が11年の市議選で実施した立候補者アンケートで、訴えたい政策に議会改革を挙げて当選した議員は12人いた。にもかかわらず、改革実績は前任期に比べ見劣りする。
 前任期では議員定数や議員報酬、政務調査費(現政務活動費)、本会議や委員会出席時に支払われる費用弁償を削減。海外視察も廃止した。今任期は本会議一般質問での一問一答の導入、11年ぶりとなった議員提案による政策条例「空き家対策条例」の制定があった程度にとどまる。
 政務活動費の支出内容を第三者が検証する制度も前任期からの検討課題だったが、創設に至らなかった。全国で一般的になった議会基本条例の制定は時間不足で見送られた。
 仙台市民オンブズマン代表の野呂圭弁護士は「議会改革はポーズではなく、継続が重要だ。市議会が最少の経費で最大の効果を上げたか、市民は市議選で見極めてほしい」と言う。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年06月19日金曜日

3791チバQ:2015/06/21(日) 23:13:00
>>3776-3778
http://www.minpo.jp/news/detail/2015061923518
若松市長選 告示まで1カ月 平出氏断念で不透明に
 7月19日告示、26日投票で行われる会津若松市長選は告示まで1カ月となった。元県議会議長の平出孝朗氏(58)が立候補を断念したため、立候補を予定しているのは再選を目指す現職の室井照平氏(59)だけとなっている。
 室井氏は5月9日に後援会事務所を開き、4年間の実績をアピールして支持拡大を図っている。平出氏が立候補を取りやめたとはいえ、同市長選では記録の残る昭和20年以降で無投票だったことはない。後援会の水下陽市副会長は「やることをやるだけ」と気を引き締めていた。
 室井氏は無所属で臨む。自民党の会津若松、北会津、河東の3支部と、維新の党県第4区支部はともに室井氏を推薦、連合福島は室井氏の支持を決めている。社民党会津若松支部協議会は、室井氏の推薦か支持のいずれかで検討中。公明党会津若松支部連合は28日にも対応を決める予定だ。
 民主党県第4総支部は自主投票の方針。自主投票を決めていた共産党会津地区委員会は、平出氏の立候補断念を受け、来週にも緊急役員会を開いて候補者を擁立するかなどを再検討する。
 立候補を視野に準備を進めている元河東町長の栗城春夫氏(64)は「最終判断は19日に後援会と協議して決める」としている。
 会津若松市長選と同時選で行われる市議選(定数30)には、現職19人、新人16人の計35人が立候補を予定している。それぞれ市長選の動向を見守りながら準備を進めている。
 有権者数は6月2日現在、9万9514人(男4万6679人、女5万2835人)。

( 2015/06/19 10:09 カテゴリー:主要 )

3792チバQ:2015/06/22(月) 20:35:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150622_31005.html
<岩手知事選>安保攻防絡み「反自民連合」


民主党県連大会で達増氏(後ろ姿)と握手を交わす黄川田代表(中央)
拡大写真
◎民主、達増氏支援

 民主党岩手県連は21日、盛岡市で定期大会を開き、岩手県知事選(9月6日投開票)で支援する現職の達増拓也氏(51)の3選に向けた態勢固めを確認した。かつて所属した達増氏は謝意を示した。激突する元民主党の平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=は自民党が支援。安全保障関連法案をめぐる与野党攻防が絡み、民主が軸の「反自民連合」と自民の対決色が一層濃くなってきた。
 来賓として招かれた達増氏は「支持を頂き心強い。1強の政党が達増県政を終わらせようと臨んでくる。岩手を守り日本を変える選挙。民主党は重要な役割を果たすに違いない」と感謝の言葉を述べた。
 達増氏は2012年の党分裂で小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)と行動を共にし、一時民主党と敵対した。県連内には反発が残る。知事選支援も各自の判断で温度差は否めない。
 達増氏は退席の際、かつて同志だった黄川田徹県連代表(同3区)や階猛副代表(同1区)と握手を交わした。表情は硬く「氷解」には遠かったが、民主党が勝手連の一翼であることは印象付けた形だ。
 達増氏には民主以外にも生活、共産党、社民党が傾く。背景にあるのは安保法案などでの与野党対立だ。
 県連大会に出席した細野豪志政調会長は「安保法案は国民の理解が得られていない」と安倍政権を批判。国会会期が大幅延長された場合を想定し「知事選は延長国会中にある。その後の参院補選も含め、岩手の結果が国政に与える影響は大きい」と意義を強調した。
 黄川田代表は記者会見で「安保法案をめぐる与野党対決が激しくなればなるほど、平野氏との対決構図になる。総論では野党結集が重要だ」と語った。

3793チバQ:2015/06/22(月) 20:38:44
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150621-OYTNT50346.html
3町長決まる
2015年06月22日
 猪苗代、柳津、磐梯、昭和の4町村で21日、三つの町長選と二つの町村議選の投開票が行われ、それぞれ当選者が決まった。3町長選はすべて無所属候補同士の一騎打ちとなったが、いずれも現職が新人を破って当選回数を増やした。磐梯町と昭和村の議員選でもそれぞれ開票が行われ、新議員が決まった。


◆猪苗代町長 前後氏が再選

 猪苗代町長選では、現職の前後公氏(73)が、新人で前町議の佐瀬真氏(61)を破って再選を果たした。

 前後氏は「改めて町民総参加の町政に、真剣に取り組みたい」と語った。

 選挙戦で前後氏は、「活力と希望あふれるまちづくり」を掲げ、国道交差点近くに計画する「道の駅」の建設事業の継続を公約とした。道の駅にはヘリポートも併設して災害対応に役立てる構想で、観光振興にも活用し、年間10万人の宿泊客を誘致すると訴え、支持を広げた。

 当日有権者数は1万2567人。投票率は前回(2011年)比5・67ポイント減の66・83%だった。

◆柳津は井関氏4選

 柳津町長選は、現職の井関庄一氏(67)が新人で前町会議長の田崎為浩氏(54)を退けて4選を決めた。

 井関氏は「町民にとって重い判断だったと思うが、これだけの結果をいただいた。今後、町民のために全身全霊をもって町政にあたりたい」と述べた。

 選挙戦で、井関氏は職員削減で就任時から町の借金を30億円圧縮したとアピール。町内に定住する若者向けの集合住宅の増設や、企業誘致の強化を訴えて支持を集めた。

 当日有権者数は3135人。前回は無投票で、投票率は2007年より0・94ポイント低い87・11%だった。

◆磐梯も五十嵐氏4選

 磐梯町長選では、現職の五十嵐源市氏(65)が新人で元町職員の藤原忠善氏(54)を退けて4選した。

 五十嵐氏は、「町づくりは人づくり」を掲げ、幼稚園での外国語指導助手による授業など英語に力を入れてきた教育政策をさらに進めると主張。町保健医療福祉センターを中心に、在宅医療や在宅介護の支援態勢も強化するとした。国指定史跡「慧日寺えにちじ」近くの民家などをふさわしい外観にリフォームするのを後押しすると訴え支持を集めた。

 当日有権者数は2960人。投票率は前回(2011年)比1・35ポイント増の84・90%だった。

◆2町村新議員も決まる

 二つの町村議選でも当選者が決まった。

 磐梯町議選(定数10)には、現職7人と新人5人、前議員1人の計13人が立候補。投票率は2011年の前回比1・35ポイント増の84・90%で、同町長選と同じだった。

 昭和村議選(定数10)には現職7人と新人3人、前議員1人の計11人が立候補。当日有権者数は1216人だった。

2015年06月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3794チバQ:2015/06/23(火) 23:07:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150623_11019.html
<宮城県議選>定数59に74人名乗り

 任期満了に伴う県議選の日程が22日、「10月16日告示、25日投開票」と決まった。東日本大震災から4年7カ月で迎える選挙戦は、復興のさらなる加速化が争点となる。23選挙区中、13選挙区で選挙戦が確実視され、10選挙区(13人)は無投票となる公算が大きい。

 22日現在、定数59に対し現職49人、元議員5人、新人20人の計74人が立候補を表明。前回2011年の立候補者より16人少ないが、前回獲得した28議席から上積みを狙う県政与党の自民党、巻き返しを図る野党各党の双方で擁立作業が続き、立候補予定者はさらに増える可能性がある。
 仙台市の5選挙区は全て選挙戦になる見通し。自民現職の古参2人が引退を表明した泉(定数5)は8人が名乗りを上げる最激戦区。現職3人に新人5人が挑む。現職1人を擁する自民は新人3人の公認申請を調整中。自民元衆院議員は無所属で参戦する。
 定数最多の青葉(7)は民主党が現職1人に加え新人を1人立てる方針で、選挙戦が確実だ。公明、共産両党の現職が引退する太白(5)は自民が新人1人を擁立し、2議席目を狙う。
 登米(2)は5人の立候補が見込まれる。自民、無所属の現職2人に、自民元議員、民主推薦の無所属新人と別の無所属新人が挑む。
 大崎(4)は自民と社民の現職2人が引退する。自民は無所属新人の公認を検討し、社民も後継の新人を確保した。自民現職2人と共産新人を加えた5人の戦いが濃厚だ。
 白石・刈田(2)は無所属新人が立候補を表明、2003年以来の選挙戦が予想される。多賀城・七ケ浜(2)は自民現職2人と新人1人が立つ予定で07年以来の選挙戦となりそうだ。
 議長経験のある自民現職が退く遠田(1)は無所属新人が立候補を表明。自民の対応に注目が集まる。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年06月23日火曜日

3795チバQ:2015/06/25(木) 23:10:57
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20150624-OYTNT50441.html
仙台市長減給案 市議会財政委が否決
2015年06月25日
◆あす本会議採決◆


 仙台市青葉区選管が白票を水増しするなどした事件を巡り、市議会の総務財政委員会は24日、奥山恵美子市長を減給10分の2(3か月)とする条例改正案を反対多数で否決した。賛成した委員からも「消極的賛成」だったとの声が出た。結果は26日の本会議に報告され、採決される。

 条例改正案について、委員の1人は「職員3人が懲戒免職になったのに比べ、市長の責任はこの程度なのか」と批判。別の委員は「減給額の大小の問題ではない。市長は辞職し、出直し選挙で信を問うべきだ」と訴えた。「この軽い処分案で、職員が一体となって市民に奉仕できるのか」との指摘もあった。

 その後、委員長を除く10人で採決し、反対6人、賛成4人で否決された。賛成した委員の1人は採決後、「納得できないが、市政の停滞は避けるべきだ」と語り、消極的な賛成だったことを明かした。

 採決に臨んだ委員が所属する会派の議席数を見ると、26日の本会議(55人)では一転して、賛成が多数を占める情勢だ。ただ、委員会の判断が本会議で覆った例はこれまでになく、市議選を8月に控えた各会派の動向に注目が集まる。

2015年06月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3796チバQ:2015/06/25(木) 23:33:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150625_11021.html
<票水増し>市長減給案 本会議へ各会派が攻防

 奥山恵美子仙台市長の減給関連議案が24日の市議会総務財政常任委員会で否決され、焦点は26日の本会議採決に移る。各会派のスタンスが常任委と変わらなければ、本会議では一転して可決される見込みだが、採決方法を含め賛成、反対両派の攻防が激しくなっており、行方は見通せない。
 議会は定数55で、議長を除くと54人。可決を目指す賛成派の中堅は「向こうは一本釣りをしてくるだろう」と反対派の切り崩しを警戒する。賛成派の中から4人が反対に回れば27対27の可否同数となり、出身会派の意向を受ける議長の判断で否決となる可能性があるからだ。
 各会派内も「会派で賛成しても個人的には反対という人はいる」(反対派の若手)との声があり、一枚岩とは言い切れない。
 常任委では自民系3会派のうち最大会派「自民党・仙台」(議長除き11人)「自民党」(1人)が反対、「自民党復興仙台」(9人)が賛成と対応が割れた。
 自民党・仙台のベテランは「常任委の否決は重い。自民系で足並みをそろえるべきだ」と語る。一方、自民党復興仙台の若手は「市長を追い落とそうという政治的な狙いがないか」と疑問を口にする。
 本会議採決では採決方法も鍵を握る。賛成派は会派拘束を掛けやすい起立採決、反対派は造反を期待できる無記名投票を求める可能性が高い。本会議当日に開かれる議会運営委員会の判断が注目される。

3797チバQ:2015/06/25(木) 23:34:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150624_31033.html
自治区廃止案 奥州市議会が否決 

 岩手県の奥州市議会6月定例会は23日、2016年3月で設置期限となる地域自治区の廃止関連議案を賛成少数で否決し、閉会した。市は住民基本台帳などのシステム変更には6月の議決がリミットとしている。条例改正で自治区の設置期間を延長する方向に傾く公算が大きくなった。小沢昌記市長は「否決は非常に残念。まだ選択肢はあるので議会側と協議したい」と話した。
 市が提出した「地域自治区の設置期間の満了に伴う関係条例の整備に関する条例制定案」は賛成8、反対19で否決された。市は区の廃止で市の一体的な発展を図ることができることなどを提案理由に挙げていた。
 市議からは「議会は3月に住民団体の設置期限延長陳情を採択し、6月には設置延長発議を可決した。民意は明らか。(廃止)提案はなぜか」と説明を求める質問が相次いだ。
 小沢市長は「合併協議書は設置期間を10年間としている。提案によって自治区に対する論点が整理される」と答弁した。
 閉会後、小沢市長は「辞任も市議会解散も考えていない。市民生活に混乱がないよう方策を探っていく」と説明した。存廃をめぐる方針決定の時期に関しては明言を避けた。
 市の対応は、設置期間延長のほか、16年3月末の自動失効による廃止も残されているが、市民生活に混乱が生じることになる。

3798チバQ:2015/06/25(木) 23:41:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00010004-minyu-l07
本田県議殴り男逃走 県庁控室、他議員らにも暴言吐く
福島民友新聞 6月24日(水)11時15分配信

 23日午後0時15分ごろ、県庁内にある県議会会派「ふくしま未来ネットワーク」の控室に男が侵入し、本田朋県議(40)の右脚を殴って逃走した。本田県議は福島署に被害届を提出、同署は暴行か傷害の疑いがあるとみて捜査している。
 本田県議によると、男は30〜40代とみられ、面識はないという。「議員は憲法を知らない。俺が教えてやる」などと話し、本田県議の右脚を1回殴った後、控室にいた他の県議らに暴言を吐き、警備員の制止を振り切って逃げた。男は他会派の控室などにも入ったほか、廊下で大声を上げるなどしていたという。

3799チバQ:2015/06/26(金) 21:26:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150626_31005.html
<岩手知事選>「県政転換へ」平野氏支援組織


支援する会の初会合で気勢を上げる平野氏(右から2人目)=25日午後7時ごろ、盛岡市
拡大写真
 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)に立候補する平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を応援する団体や企業関係者、自民党県議らが25日、「支援する会連合会」の初会合を開いた。3選を目指す現職の達増拓也氏(51)に対抗し、県政転換を旗印に組織固めを加速させる。
 約200人が出席。設立発起人には推薦した県医師連盟の石川育成会長、県薬剤師連盟の畑沢博巳会長らが名を連ねた。会長には県漁連の大井誠治会長が就いた。自民党支持団体や支援県議の地盤を軸に組織の拡大を図る。
 平野氏は「14年間の国会議員生活で現場の声を聞き、政策に反映させることを大切にしてきた。県政でも皆さんと直接言葉を交わし、知恵を結集する。県の先頭に立たせてほしい」と述べた。
 出席者を代表し本田敏秋遠野市長は「岩手県政を変えなければならない。平野氏はリーダーとして県を強力に引っ張ってほしい」とエールを送った。
 平野氏は取材に、参院議員を辞職せず、知事選立候補による自動失職を選ぶことを明らかにした。
 知事選日程が安全保障関連法案の審議と重なることについては「知事選はあくまで県政課題が争点。県民はどんな姿勢で県政に臨むかを見ていると思う」と語った。法案への対応に関しては「議論が拙速になるのはよくない。賛否は議論を見て判断する」と説明した。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150626_31004.html
<岩手知事選>達増氏、平野氏組織を批判

 岩手県知事選で3選を目指す現職の達増拓也氏(51)は25日の定例記者会見で、自民党に近い各種団体が平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=への支援を決めたことについて「達増県政を止めてしまおうというスタンスは、県民の支持は得られない」と対抗姿勢を示した。
 達増知事は「(自身が掲げる)県民党に加わらず、達増県政をやめさせようとしているのは自民党だ」と指摘した。
 安全保障関連法案の審議をめぐり、国会会期が大幅延長されたことに触れ「政権は異常な法案を異常な形で成立させようとしている。そのような動きは、国民の支持を得られない」と述べた。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年06月26日金曜日

3800チバQ:2015/06/26(金) 21:34:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150626_51007.html
<五輪相に遠藤氏>山形市長選 前哨戦に波紋

 山形市長選(9月6日告示、13日投開票)をめぐり自民、非自民両陣営が前哨戦を繰り広げるさなか、山形1区選出の遠藤利明衆院議員(65)が25日、五輪相に就任した。地元から閣僚が誕生した波及効果を期待する自民党に対し、民主党などは安倍政権が成立を目指す安全保障関連法案に加え、五輪施設の多額投資への批判も強める考えで、戦略に影響が出そうだ。

 市長選には、自民党県連が推薦する元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)と、民主、社民両党市議らが担ぎ出した元防衛省職員の梅津庸成氏(48)が立候補を表明している。
 自民党山形市支部の長谷川幸司支部長は「大臣就任は大きなプラスイメージにつながる」と歓迎した。
 佐藤氏陣営は昨年12月の衆院選前から、遠藤氏と佐藤氏の写真を並べたポスター1000枚以上を市内全域に掲示した。知名度が不足する分、党県連会長を務める遠藤氏から全面的なバックアップを受け、親密ぶりもアピールしている。
 長谷川支部長は「遠藤氏が地元に帰る機会が少なくなる中、2人の結び付きをさらに強く示していく必要がある」と強調する。
 国会会期が9月27日まで延長されたことで、市長選は安保法案をめぐり与野党の対立激化が予想される終盤国会審議と重なる可能性がある。
 「安倍政権が安保法案で厳しい追及を受け、遠藤氏が課題山積の五輪関連で矢面に立たされる場面が多くなれば、佐藤氏への影響は大きい」
 こう指摘するのは、山形市議会民主系会派「緑政会」の渡辺元会長。梅津氏陣営は市政課題とともに安倍政権批判を結束強化につなげたい意向で、両党幹部らの応援も要請する予定だ。
 社民系会派「市民連合」の川口充律会長は「大臣ポストがメリットになるとは思わない」と自民党側の思惑を一蹴した。

3801名無しさん:2015/06/27(土) 22:55:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000016-khks-soci
「俺が憲法教えてやる」福島県議に暴行
河北新報 6月27日(土)13時15分配信

  福島県庁舎内で県議を殴ったとして、福島署は26日、暴行の疑いで、福島市、無職斎藤允賀(まさよし)容疑者(37)を逮捕した。

  逮捕容疑は23日午後0時15分ごろ、県庁3階の県議会会派「ふくしま未来ネットワーク」の控室で、本田朋県議(40)の右太ももを1回殴った疑い。県議にけがはない。調べに対し、あいまいな供述を繰り返しているという。

  本田県議によると、斎藤容疑者は「地方議員は憲法を知らない。俺が教えてやるから金を出せ」などと叫んだ後、暴力を振るい、大声を出しながら逃走した。容疑者と面識はないという。室内には当時、維新の党の小熊慎司衆院議員(福島4区)や県議ら計6人がいた。

3802チバQ:2015/06/29(月) 21:20:16
http://www.asahi.com/articles/ASH6X5JSYH6XUBNB006.html
議員15人逮捕…青森・平川市議選告示、事件言及に差
須田世紀2015年6月28日23時11分

 昨年1月の青森県平川市長選を巡る現金買収事件で市議20人中15人が逮捕された平川市議会の議員選挙(定数20)が28日、告示された。立候補したのは現職12人、元職1人、新顔9人の計22人。党派別では共産1人、無所属21人となっている。投票は7月5日で、同日午後8時45分から市平賀体育館で即日開票される。6月27日現在の有権者数は2万7417人。

 各陣営は午前8時半から受け付けが始まった立候補の届け出を済ませると、ポスターを貼るために市内各所の掲示場へと向かった。「市政を一新」「誠実に」。ポスターには事件を意識したとみられる表現があった。

 事件により、市議会では辞職者を含めて9人が公職選挙法違反での有罪が確定。6人が同法違反(被買収)の罪で懲役10カ月執行猶予5年追徴金20万円とした一審・青森地裁弘前支部の判決を不服として控訴。仙台高裁秋田支部で控訴を棄却された1人を除き、5人が控訴中だ。

 そのうちの1人は「(違反の)事実はない」として立候補した。また、5市議が辞職、失職して欠員が定数の6分の1を超え、公選法の規定により行われた昨年7月の補欠選挙の当選者8人のうち、今回の本選挙までに1人が辞職、1人が立候補しなかった。

 新顔候補は「行政のチェックが1年以上停滞した。新しい平川をつくりたい」と告示日を迎え、リンゴを中心とする農業活性化のほか「クリーンな政治」の実現を訴えた。

 一方、別の新顔候補は届け出直後の第一声で人口減少対策などを訴えたが、事件を受けての今後の議会のあり方には触れなかった。ベテラン市議は「今日は各地域を回るので演説はしない」と選挙カーに乗り込んだ。ほかの候補者たちも地元を中心に選挙カーで名前を連呼する姿が目立った。

 弘南鉄道平賀駅近くに買い物に来た主婦(46)は「お金を配ることはないと思うけど、誰が当選しても議会への不信感は変わらないと思う」と話した。

 2011年の前回市議選の投票率は73・97%、昨夏の補選は39・87%だった。ある陣営は今回の本選挙の投票率について、「市民の関心は低く、前回選挙より大幅に下がるのでは」と予想する。

 また、黒石署は告示日までに、文書の掲示に関する事前運動で公選法違反の警告を1件出した。(須田世紀)

3803チバQ:2015/06/29(月) 21:27:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150629_21036.html
<平川市議選>控訴中の1人出馬 4人見送り


雨に見舞われた告示日は掲示場付近も人けがない=28日午後3時25分ごろ、平川市柏木町
拡大写真
 任期満了に伴う平川市議選(定数20)が28日告示され、現職12人、元議員1人、新人9人の計22人が立候補を届け出た。同市議会では昨年1月の市長選をめぐり、公選法違反の罪で有罪判決を受けた市議15人のうち10人が辞職・失職、5人が控訴した。そのうち4人は出馬を見送り、現職1人が立候補した。
 各候補者は午前8時半から始まった立候補の受け付けを済ませ、市中心部などで第一声を上げた。新人候補は「若い世代のため雇用を創出する」と訴えた。
 一方、立候補した控訴中の現職は選挙カーでの連呼など表立った選挙運動を積極的に行わなかった。届け出をした陣営関係者は「無罪だと思っている。(市議選では)事件に触れず実績を訴える」と話した。
 無職女性(80)は「事件を気にしていないから出馬したのだろう。きちんとした市議を選びたい」と淡々と語った。
 投票は7月5日に行われ、即日開票される。27日現在の有権者は2万7417人。

3804チバQ:2015/06/29(月) 21:32:05
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150628200703.asp
定数20に22人立候補/平川市議選
 任期満了に伴う平川市議選が28日、告示された。定数20に対し、現職12人、元職1人、新人9人の計22人が立候補を届け出、選挙戦に突入した。昨年1月の平川市長選に絡む選挙違反事件で逮捕・起訴され、一審の有罪判決を不服として控訴している現職5人のうち、佐々木利正氏が唯一立候補した。

3805チバQ:2015/06/29(月) 21:34:02
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150629-OYTNT50000.html
白河市長選 三つどもえ…市議選も告示
2015年06月29日
 白河市長選と同市議選(定数26)が28日、告示された。いずれも投開票は7月5日。


 市長選には前市議の新人、柴原隆夫氏(66)と3選を目指す現職の鈴木和夫氏(65)、元住宅設備工事業の新人、金山屯氏(75)の無所属3人が立候補を届け出た。

 柴原氏は、子供の人口減少を最大の危機として挙げ、「子育て支援で人口の減少を何としても食い止めないといけない」と強調。市長給与3割削減や財政の効率化などを訴えた。

 鈴木氏は、企業誘致による雇用確保などの実績をアピールし、人口減少対策には「若者を定住させるのが一番の近道。2期8年のレールをさらに強いものにする」と宣言した。

 金山氏は、「現在、箱ものに使っている金を教育費に充て、首都圏の大学に通う子供たちの交通費を全額補助する。ユニセフなど国際機関の日本支部を誘致する」と主張した。

 市議選に届け出たのは現職21人、新人6人、元議員1人の計28人。市選挙管理委員会によると、27日現在の選挙人名簿登録者数は5万1046人。

◆西会津町議選 新議員決まる

 西会津町議選は28日、投開票され、新議員が決まった。定数14に対し、現職11人と新人5人、元議員1人の計17人が立候補していた。当日有権者数は5958人。投票率は2011年の前回比0・08ポイント増の85・18%だった。

2015年06月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3806チバQ:2015/06/29(月) 21:34:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150627_11021.html
<市長減給案可決>強気の市長 押し切る


市長減給議案の採決で投票する議員ら。奥の右端は奥山市長=市議会本会議場
拡大写真
 「信頼回復に向け、組織風土の改善、選挙態勢の確立に全力で当たりたい」
 奥山恵美子仙台市長は26日、票水増し問題による自らの減給処分議案の可決後に記者会見し、市政再生への意欲を口にした。
 24日の市議会総務財政常任委員会で議案を否決し、原案の修正や撤回を迫った議会側に「重い指摘をもらったことはしっかりと受け止める」と配慮を示しつつも、「政治家として考えを深めた上で提案した処分案だ。議案の変更は考えなかった」と強気を貫いた胸の内を明かした。
 議会との交渉に当たった市幹部は「これでようやく市のコンプライアンス対策がスタートを切れる」とほっとした表情。票水増し問題に関しては「議会には十分説明を尽くした」と一区切りにしたい意向を示した。
 処分議案に反対した市議会最大会派の自民党・仙台は、妥協姿勢を見せなかった市長に押し切られた形。採決直前まで繰り広げた多数派工作で「勝算あり」との観測も一時流れたが、最終的に賛成会派から造反議員は1人も現れなかった。
 「裏切られた。水増しの実態解明もできなかった市長に迎合するから、議会が軽視されていく」と憤るのはあるベテラン。「市に緊張感を持たせ、市議会が市長の追認機関ではないことを示せた」と総括する中堅もいた。
 議案に賛成した会派内にも奥山市長への不満はくすぶる。
 市民フォーラム仙台のベテランは「処分案は否決が現実的になってから、市側が議会対応に慌てだした。以前から議案は擦り合わせるようにと伝えているのに…」と渋い表情だ。
 8月には奥山市長の2期目の任期折り返しを迎える。2年後の次期市長選を見据え、自民党復興仙台の中堅は「積極的に市長を支持したわけではない。今回は市長のメンツを立ててあげただけだ」と強調した。

3807チバQ:2015/06/29(月) 21:34:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150627_11009.html
<票水増し>仙台市長の減給案可決

 仙台市議会6月定例会は26日、青葉区選管で昨年12月の衆院選開票時に起きた票水増し問題で、奥山恵美子市長が自らの処分を減給20%(3カ月)などとする給与条例改正案を賛成31、反対23の賛成多数で可決した。改正案は24日の総務財政常任委員会で否決されたが、本会議で一転した。
 市長は土壇場で面目を保ったが、責任の取り方や議会対応に異論が噴出。任期残り約2年間の市政運営に影響を及ぼすのは必至だ。
 採決は記名投票で実施し、民主党系の市民フォーラム仙台(9人)、自民党復興仙台(9人)、公明党市議団(8人)、社民党市議団(5人)が賛成。自民党・仙台(議長を除き11人)、共産党市議団(7人)、輝く仙台(4人)、自民党(1人)が反対した。
 討論では市民フォーラム仙台の岡本章子氏が「全面的に満足してはいないが市長の判断を尊重する。否決すれば処分を受けないことになる」と支持を表明。
 自民党・仙台の鈴木繁雄氏は「トップが率先し自らを厳しく律するべきだ」、共産党市議団の高見紀子氏は「問題の真相解明が果たされなかった責任は重い」と反対意見を述べた。
 可決を受け、奥山市長は本会議で「指摘を重く受け止め、先頭に立って組織風土の改善と職員の意識改革に取り組む」と語った。
 仙台市議会の議案採決は起立採決などが多く、賛否をより明確にする記名投票を実施したのは初めて。減給議案の反対派は無記名投票を目指したが、本会議での投票で賛成21、反対33の賛成少数で否決された。

3808チバQ:2015/06/29(月) 21:35:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150627_13071.html
<市長減給案可決>仙台市議会各会派反応

 仙台市青葉区選管の票水増し問題を受け、市議会6月定例会で26日可決した奥山恵美子市長の減給処分関連議案は議会内で賛否が分かれ、採決を迎えるまで曲折をたどった。市議会8会派の各代表に見解を聞いた。

<自民党・仙台/信頼回復 努力を/斎藤範夫会長>
 無記名投票になれば他会派の議員の反対も期待できたが、仕方ない。市長は責任の取り方を問題視する市民の声があることを理解した上で、市の信頼回復に取り組んでほしい。

<市民フォーラム仙台/監視これからも/安孫子雅浩代表>
 議案の取り下げを含め再考を促してきたが、われわれの任期中に市長にけじめをつけさせないままにすべきではないと判断した。今後も市長に物を言い、監視していく。

<自民党復興仙台/早期の引責優先/岡部恒司会長>
 市長に早く責任を取らせることを第一とした。可決はされたが、原案の修正などをしないまま本会議の採決にかけたのは問題だ。市長と議会の関係は円滑でなくなるだろう。

<公明党市議団/改革 今後に注目/菊地昭一団長>
 当然の結果だと思う。責任の取り方や内容は市長自身が決めることであり、「深く考えた」と述べている。職員の意識改革に懸命に取り組むべきで、今後に注目したい。

<共産党市議団/真摯な反省ない/嵯峨サダ子団長>
 票水増し問題に対する原因究明が十分ではなかった上、対策も不十分だった。真摯(しんし)に反省しているとも思えない。議会自身もどう向き合うかが問われた。

<社民党市議団/市長 十分に反省/大槻正俊代表>
 賛成の立場だったので良かった。市長は反省し、今後しっかりやる姿勢を示している。選管は市長の直轄する機関とも異なる。どこかで区切りを付ける必要があった。

<輝く仙台/反発拡大の表れ/柳橋邦彦代表>
 市長が不祥事の責任を取る議案で賛否が分かれたのは、奥山市政への反発が広がっている象徴だ。一部の会派は賛否で揺れた。市議選後の会派構成や議長選にも影響が出るだろう。

<自民党/提案の前提欠く/大泉鉄之助氏>
 そもそも市議会に対する水増し問題の報告が不十分なまま、減給案を提案するのは認められない。市議選で奥山恵美子市長との近しさをアピールしたい議員が多かったということだ。

3809チバQ:2015/06/30(火) 21:40:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00010008-minyu-l07
「地方創生」喫緊の課題、戦略練る3陣営 白河市長選ルポ
福島民友新聞 6月30日(火)11時58分配信

 7月5日投開票の白河市長選は、新人で前白河市議の柴原隆夫(66)、3選を目指す現職の鈴木和夫(65)、新人で自営業の金山屯(75)の無所属3候補が舌戦を繰り広げている。首都圏に近い県境の街は、人材の流出が顕著で、街の魅力を高め若者定住を図る「地方創生」が喫緊の課題だ。市政のかじ取りを誰に託すのか、3陣営の動きを現地で追った。
 「若者が戻ってくることができる環境を整備してほしい」。告示から一夜明け、梅雨の晴れ間が広がった29日朝、候補者の街頭演説を聞いていた同市の会社員女性(39)はつぶやいた。都内までは新幹線で約1時間20分の距離。市内の学生は首都圏への進学志向が強い。進学後、古里に戻らないことも人口減少に拍車を掛ける。女性の友人の一人も働く場がなく、地元から離れざるを得なかった。
 柴原は告示9日前に出馬を表明。選挙事務所は自宅の一室で、知人や同級生らを中心にした後援会の組織固めはまだ途上だ。出遅れ感は否めないが、後援会事務長の斎藤孝一(56)は「市政刷新へ支持を草の根に広げる」と意に介さない。後援会長に元保育士の女性を据えるなど、市民目線をアピールする。保育料引き下げを人口減少の対策に掲げ、きめ細かい街頭演説で浸透を目指す。
 鈴木陣営の白河駅近くの選挙事務所では、緑色のポロシャツ姿のスタッフが慌ただしく駆け回る。「現市政への信任が数字で見えるまで票を固める」。選対本部幹事長の鈴木俊雄(68)の言葉に熱がこもる。8年前はゼロからのスタートで初当選、前回は震災後の自粛ムードが残っていた。陣営は今回を初めての「組織戦」と位置付ける。街頭演説で組織の引き締めと支持拡大を狙う。
 金山は後援会組織を設けず身一つでの戦い。スピーカーを使いながら歩いて遊説を重ねる。地元から首都圏の大学に通学するための交通費補助など、独自の政策を訴えている。

福島民友新聞

3810チバQ:2015/06/30(火) 21:40:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000008-khks-pol
<岩手知事選>農政連は平野氏を推薦
河北新報 6月30日(火)11時10分配信

 ◎「達増氏より農政に精通」



  岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、県農協政治連盟(田沼征彦委員長)は29日、参院議員からくら替え立候補する予定の平野達男氏(61)=岩手選挙区=の推薦を決めた。3選を目指す現職の達増拓也氏(51)からも推薦要請を受けたが、「平野氏の方が農業政策に精通している」と判断した。

 

  記者会見した畠山房郎幹事長は「平野氏は民主党時代、戸別所得補償制度の創設に尽力した。農業振興の考え方もわれわれと共有できる」と説明した。

  達増氏が当選した2007年、11年知事選は自主投票だった。推薦に踏み切ったことについて「平野、達増両氏を評価する意見があり、一本化は苦渋の選択だった」と述べた。

  検討に当たっては、平野、達増両氏に質問状を送付。県内農業の将来展望、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加など農政課題に関する考え方をただした。

  平野氏はTPP交渉参加を掲げる自民党の支援を受けるが、畠山幹事長は「無所属立候補であり、TPP交渉参加反対の姿勢を示している。政党ではなく個人を基準にした」と語った。

  議論では、平野氏がTPP交渉参加や農協改革を進める自民党の支援を受けることを懸念する声があった。東日本大震災からの復興推進で達増氏を評価する意見も出たという。

  県内の各種団体はほかに、県医師連盟、県歯科医師連盟、県看護連盟、県薬剤師連盟、県漁連が平野氏推薦を決めた。

3811チバQ:2015/06/30(火) 21:48:18
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00010001-shincho-pol
二階サンが掻き回す「岩手県知事選」のツケ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 6月29日(月)15時51分配信

 小沢王国の牙城を崩すべく出張ったはいいが、彼もまた「剛腕」過ぎた。

 9月6日の岩手県知事選を、自民党の二階俊博総務会長が掻き回しているのである。党関係者の話。

「そもそも、小沢さんの側近である現職の達増(たっそ)拓也知事の対立候補として、元民主党の平野達男参院議員を自民党から担ぐと言い出したのが、かねて付き合いのあった二階さんでした。党の岩手県連は、蚊帳の外に置かれたことに不満を持ちつつも、達増陣営から土建業者を引きはがすには、国交族として役所に口が利ける二階さんの力が必要。それで、平野さんの支援体制を整えてきたのですが、問題はその先なんです」

 平野議員が知事選出馬に伴い辞職すれば、10月にも参院岩手選挙区の補選が行われる。

「知事選が苦戦を強いられているだけに、せめて補選だけは勝ち取りたいというのが、県連のスタンス。ところが二階さんと平野さんは、再び彼らを蚊帳の外に置き、決して“良いタマ”とは言えない無所属の岩手県議に目星をつけた。もちろん、県連は難色を示しています」(同)

 さらに、県連と同様に二階氏を警戒しているのが、安倍晋三総理だという。官邸関係者によれば、

「彼の担いだ候補者が補選を通れば、二階派に入ることは目に見えている。いくら総裁選での再選を支持して貰ったからといって、勢力拡大は見過ごせません。そこで、6月19日、第1次安倍政権で総務大臣を務めた増田寛也元岩手県知事と官邸で会い、補選への出馬を打診したんです。もっとも、増田さんが今更、参院議員に魅力を感じるわけもなく、断られてしまったそうですが……」

 その「剛腕」は敵を倒すのか、増やすのか――。

※「週刊新潮」2015年7月2日号

3812チバQ:2015/06/30(火) 23:14:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150629-00000696-yamagata-l06
山形市長選、共産が梅津氏と協議 政策協定締結へ 
山形新聞 6月29日(月)15時30分配信

 共産党県委員会は28日、任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、新人の梅津庸成氏(48)=山形市飯田4丁目、行政書士=からの推薦依頼を受け、政策協定締結に向けて協議を始めたことを明らかにした。同委員会によると、推薦依頼は24日にあり、既に1回目の協議を行った。今後も協議を重ね、合意できれば協定を結び、推薦する。

3813チバQ:2015/06/30(火) 23:45:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20150629ddlk02010156000c.html
<選挙>平川市議選 告示 22人が立候補届け出 少数激戦に /青森

06月29日 10:53毎日新聞

 任期満了に伴う平川市議選(定数20、7月5日投開票)は28日告示され、現職12人と元職1人、新人9人の計22人が立候補を届け出た。少数激戦の中、候補者は「議会改革」や「地方創生」など、それぞれの主張を訴えて走り回った。

 同市議会は昨年1月の市長選を巡る公職選挙法違反事件で当時の20市議中15人が逮捕され、昨年7月には市議補選(欠員8)を実施したが、その後も事件がらみの辞職者などが相次ぎ、欠員が続いている。

 逮捕された15人のうち10人は辞職・失職。残り5人が現職にとどまり、1審の有罪判決を不服として控訴中。このうち4人は今回立候補せず、1人だけが出馬した。

 控訴中で立候補したこの現職市議の支援者は取材に対し「候補者は無罪を主張し、信じている。選挙戦では無罪を訴えることより、実績を優先することになるだろう」と語った。市役所前で候補者のポスター掲示板を見た男性教員(48)は「事件に関与したとされる人には投票しない。主張を見極め、新人に託したい」と話し、女性パート従業員(50)は「事件は投票に影響する。チラシをよく読んで候補者を決めたい」と述べた。

 27日現在の選挙人名簿登録者数は2万7417人(男1万2673人、女1万4744人)。【松山彦蔵】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇平川市議選立候補者(定数20−22、届け出順)

斉藤政子 64 農業 (2)無現

斎藤英仁 73 カラオケ講師(1)無現

大川登 57 測量士 (2)無現

田中友彦 63 農業 (2)無現

工藤竹雄 71 会社役員 (2)無現

長内秀樹 60 農業 無新

佐藤保 66 会社社長 無新

桑田公憲 64 農業 (1)無現

工藤貴弘 31 [元]衆議員秘書 無新

葛西清仁 54 精肉業 (1)無元

石田昭弘 56 [元]団体職員(1)無現

佐々木利正 51 市監査委員(2)無現

原田淳 61 [元]市議会局長(1)無現

福士稔 60 農業 無新

山田忠利 70 [元]村教育長 無新

三上金一 73 建築業 無新

山口金光 66 [元]会社顧問 無新

佐藤雄 79 農業 (2)無現

斎藤律子 64 [元]保育士 (2)共現

工藤秀一 58 農業 無新

佐藤寛 68 会社社長 無新

小野敬子 70 農業 (2)無現

3814チバQ:2015/07/01(水) 00:56:10

平川市議選


■控訴中>>3804
佐々木利正 51 市監査委員(2)無現

■逮捕されなかった>>3141
斉藤政子 64 農業 (2)無現
田中友彦 63 農業 (2)無現
工藤竹雄 71 会社役員 (2)無現
佐藤雄 79 農業 (2)無現
斎藤律子 64 [元]保育士 (2)共現

■11年市議選落選>>3141
葛西清仁 54 精肉業 (1)無元
小野敬子 70 農業 (2)無現 14年補欠選当選
大川登 57 測量士 (2)無現14年補欠選当選

■14年補欠選初当選>>3155
桑田公憲 64 農業 (1)無現
原田淳 61 [元]市議会局長(1)無現
斎藤英仁 73 カラオケ講師(1)無現
石田昭弘 56 [元]団体職員(1)無現

三浦純一、工藤輝昭は今回出馬せず

■新人
長内秀樹 60 農業 無新
佐藤保 66 会社社長 無新
工藤貴弘 31 [元]衆議員秘書 無新
福士稔 60 農業 無新
山田忠利 70 [元]村教育長 無新
三上金一 73 建築業 無新
山口金光 66 [元]会社顧問 無新
工藤秀一 58 農業 無新
佐藤寛 68 会社社長 無新

3815チバQ:2015/07/01(水) 20:04:30
http://mainichi.jp/select/news/20150702k0000m010041000c.html
自民:岩手知事選に危機感 国会会期内、安保法制影響も
毎日新聞 2015年07月01日 19時54分

 自民党は1日、任期満了に伴う岩手県知事選(9月6日投開票)の対策会議を国会内で開いた。9月27日まで延長された通常国会の会期内の選挙となり、安全保障関連法案の審議が影響する可能性がある。生活の党の小沢一郎代表の地元での与野党対決となるため、自民党は「安倍政権にとってどうしても勝たなければならない選挙だ」(幹部)と危機感を強めている。


 谷垣禎一幹事長は「国会上デリケートな時期ということも予想される。小沢氏直系の現職(が相手)で厳しい戦いだ」と出席議員に協力を要請した。

 同知事選で、自民県連などは参院議員の平野達男元復興相(無所属)を支援する。一方、小沢氏は民主、維新両党などに3選を目指す達増拓也氏の支援を要請。自民は「小沢氏は『自公対反自公』の構図を狙っている」(選対幹部)と警戒している。【影山哲也】

.

3816チバQ:2015/07/01(水) 20:57:56
https://www.minpo.jp/news/detail/2015070123788
無投票の公算大 若松市長選 共産が擁立断念 現職室井氏のみ予定
室井照平氏
室井照平氏
 7月19日告示、26日投票で行われる会津若松市長選は告示まで3週間を切り、戦後初の無投票の公算が大きくなってきた。30日現在、立候補を予定しているのは再選を目指す現職の室井照平氏(59)のみ。同日は候補擁立を再検討していた共産党会津地区委員会が市内で役員会を開き、擁立を断念して自主投票を決めた。
 同市長選は、記録が残る昭和20年以降は全て選挙戦となっている。これまでに自民党の会津若松、北会津、河東の3支部と、維新の党県第4区支部、公明党会津総支部はともに室井氏の推薦、社民党会津若松総支部と連合福島は室井氏の支持を決めている。民主党県第4総支部は自主投票の方針。
 共産党会津地区委員会は当初、自主投票を決めていたが、元県議会議長の平出孝朗氏(58)が出馬断念を表明したため再検討していた。
 市長選と同時選で行われる会津若松市議選(定数30)には、現職19人、新人16人の計35人が立候補を予定している。

( 2015/07/01 08:49 カテゴリー:主要 )

3817チバQ:2015/07/01(水) 20:58:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150701_31004.html
<盛岡市長選>事実上の選挙戦へ 市議会閉会


市議会一般質問で答弁する谷藤氏
拡大写真

市中心部で街頭活動をこなす内舘氏
拡大写真
 盛岡市長選(8月16日告示、23日投開票)は、市議会6月定例会が30日閉会し、事実上の選挙戦に突入する。現職の谷藤裕明氏(65)は3期12年で進めた財政健全化路線を実績に掲げ、4選への態勢固めに入った。挑む新人の会社役員内舘茂氏(48)は積極的な企業誘致や行政サービスの充実を訴える。8年ぶりの選挙戦は、継続か刷新かの対立軸が浮かんできた。
 「逼迫(ひっぱく)財政を打開するため努力を重ねてきた」。谷藤氏は6月定例会の一般質問で3期の成果を問われ、推進した行財政改革に自信をにじませた。
 谷藤氏が初当選した2003年、借金を表す市債残高は2806億円。利率の低い債権への借り換えなどを進め、15年3月末には約25%減の2111億円までになった。貯蓄に当たる財政調整基金など3基金残高は12年で4倍の103億円に増やした。
 谷藤流の堅実な財政運営に市議会の評価は高いものの、個別施策では物足りなさを指摘する声もある。「失点はない分、目立った得点もない。安全運転は結構だが、市政の停滞感は否めない」。一部に広がる谷藤流の分析だ。
 市の13年の製造業出荷額は984億円で、09年と比べ半減した。06年の旧玉山村との合併に伴う新市建設計画では、未着手の鉄道新駅設置などで見直しを迫られるなど課題は多い。
 「私たち働き盛りの世代が一番汗をかき、若い世代と一緒に新しい盛岡をつくっていきたい」
 対する内舘氏は街頭に立ち、最大のハードルである知名度アップに取り組む。会社経営で培った民間感覚を前面に「盛岡創生」を訴える。自民党県議出身の谷藤氏との出自の違いを鮮明にする狙いだ。
 政策の柱は経済と福祉。ベンチャー企業育成や産官学連携の事業創出、子どもの医療費助成拡大など攻めの市政を主張する。
 「政策は谷藤市政と重なる部分が多い。市政課題への精通度合いも未知数。現職の壁は分厚い」。谷藤氏に距離を置く市議でさえ、評価はまだ辛口だ。
 告示まで46日。市政運営の路線をめぐる論戦が激しさを増す。

3818チバQ:2015/07/02(木) 20:12:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015070200395
公明は平野氏支持=岩手知事選


 公明党は2日、任期満了に伴う岩手県知事選(9月6日投開票)で、民主党政権で復興相を務め、出馬表明している平野達男参院議員(61)=無所属、岩手選挙区=を県本部支持とすることを決めた。自民党県連も平野氏支援を既に決めている。
 知事選では現職の達増拓也氏(51)が3選出馬を表明。民主党県連と生活の党がそれぞれ支持、支援、共産党が自主的支援の方針を発表している。(2015/07/02-12:08)

3819チバQ:2015/07/02(木) 20:14:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150702_31005.html
<岩手知事選>達増県政へ与野党、激励と批判

 岩手県知事選(9月6日投開票)を前にした県議会6月定例会は1日、一般質問が始まり、達増拓也知事(51)の県政運営をめぐる論戦に入った。達増氏を支援する生活の党は3選への挑戦を激励。立候補を予定する平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を支援する自民党会派は、達増氏の政治姿勢を批判した。
 「今後も強い気持ちで、被災地を守るという意気込みを持ってほしい」。生活系の希望・みらいフォーラムの及川幸子氏は、東日本大震災の復興予算に地元負担を求めた政府を批判。「苦渋の決断」と受け入れた達増氏に理解を示した。
 達増氏は「今後4年間でさらに岩手が一つになり、行政と民間が力を合わせ復興にまい進する」と決意を語った。
 自民クラブの城内愛彦氏は達増氏が初当選した際、「任期は原則2期8年」と公約を掲げていたことを取り上げた。
 達増氏は「知事は1期4年ごとに県民の負託を受ける」と淡々と答弁。城内氏が「2期目の所感は」とただすと、「復興は徐々に進んでいる。岩手の底力に手応えと可能性を感じる」と述べ、自身のマニフェスト(公約集)を紹介して意気込みを示した。
 初日は丁々発止とやり合う場面はなく、論戦はやや低調。一般質問は2、3日もあり、達増流をめぐる与野党会派間の腹の探り合いが続く。

3820チバQ:2015/07/02(木) 20:14:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150701_11045.html
<仙台市議選>花の青葉区 少数激戦か

 仙台市議選(7月24日告示、8月2日投開票)で、青葉区(定数15)が異例の少数激戦になりそうだ。30日現在の立候補予定者は16人。安定した得票で当選を重ねてきた議長経験者2人の引退に伴い、1万票近い票が一気に流動化することも予想され、有権者数が市内最多の「花の青葉区」の動向に注目が集まる。
 立候補予定者の内訳は現職13人、元議員1人、新人2人。党派別では自民5、民主、公明、共産各2、社民、維新各1、無所属3。
 ともに元議長で自民党系会派に所属する大泉鉄之助氏(74)=10期=と鈴木繁雄氏(71)=7期=は引退を表明。現時点で後継指名していない。同党系の票が分散しかねない状況に、同党市議からは「花の青葉区の議席が他党に奪われる」(若手)と新人の擁立を求める声が上がる。
 自民党市連会長の岡部恒司市議は「引退がもっと早く分かれば動きようもあったが難しい。自民党は『自分党』。党として枠を埋める発想はあまりない」と慎重だ。
 対抗する各党の擁立作業も現職優先の消極姿勢が目立つ。今回、新人を立てたのは維新だけ。2011年の前回、民主党は青葉、太白両区でともに現職2人、新人1人の3人ずつを立てたが、当選はいずれも現職1人。共産党も07年の前々回、泉区で現職と新人を各1人擁立したが共倒れに終わった。
 宙に浮いた固定票の行方が少数激戦の選挙区にどう影響するか。大泉氏は26日の引退表明会見で後継擁立に含みを残しており、情勢は一変する可能性もある。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月01日水曜日

3821チバQ:2015/07/03(金) 23:46:02
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150703-00000468-fnn-soci
車で男性の足を故意にひき、けが負わせる 福島・鏡石町副議長逮捕
フジテレビ系(FNN) 7月3日(金)13時29分配信
福島・鏡石町で町議会の副議長が、車で男性の足を故意にひいて、けがをさせたとして逮捕された。
被害者の男性(45)は「タイヤがですね、半分位(足に)乗っかって、ずっとそのまま、30秒ぐらいは乗ったままで、どかしてもらえなくて」と話した。
逮捕されたのは、鏡石町議会の副議長・圓谷 寛容疑者(72)。
警察によると、圓谷容疑者は6月11日、町内のプールの駐車場で、45歳の男性の足を車で故意にひいて、けがをさせた疑いが持たれている。
捜査関係者によると、圓谷容疑者は、事件直前、プールでスポーツ少年団を指導していた男性とトラブルになっていた。
被害者の男性は「『おめえら何考えてんだ、なんで2人しか泳いでいないのに(プールを)3レーンも使ってるんだ』とか、泣いてる子どももいましたし」と話した。
町議会議員を7期務める重鎮の逮捕に、鏡石町議会の渡辺定己議長は「(圓谷容疑者は)熱心な方でした。ただ熱心なあまり、そういうふうな暴走も、たまたまあったときもあるとみています」と話した。
調べに対し、事実無根と容疑を否認しているという。

3822チバQ:2015/07/05(日) 17:20:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150705_51032.html
<山形市長選>告示まで2ヵ月 与野党対決過熱


後援会集会で支持者らと握手する佐藤氏=2日
拡大写真


◎自民・市政奪還へ背水の陣/非自民・安保法案反発で結束

 任期満了に伴う山形市長選(9月13日投開票)は告示まで6日で2カ月となる。ともに無所属新人で、自民党山形県連が推薦する元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)と、民主、社民両党などが推す元防衛省職員梅津庸成氏(48)は、相次いで集会、事務所開きを行うなど事実上の選挙戦に入った。佐藤氏は地元からの五輪相誕生を追い風に50年ぶりの市政奪還を掲げ、梅津氏は安全保障関連法案への反発を陣営の結束固めにつなげる構えで、与野党対決が過熱してきた。

 「(労働)組合主導の市長はもういらない。組合中心からリーダーシップがある市長中心の政治に変えよう」
 五輪相に就任した遠藤利明衆院議員(山形1区)は2日、市内であった佐藤氏との合同後援会の集会で、大型スクリーンを通して相手陣営を攻め立てた。佐藤氏は「スポーツ施設の充実も必要。遠藤大臣の力を借りて国の予算を引っ張っていきたい」と力を込めた。
 佐藤氏は前回の雪辱を期して4年間、遠藤氏に支えられながら後援会づくりを進めた。地域、企業、若手支援者組織は計31に上る。2人の写真を並べたポスターは、1000枚以上を市内全域に張った。
 山形市で6月下旬にあった自民党県連大会には谷垣禎一党幹事長も駆け付け、気勢を上げた。公明党は推薦を前向きに検討する。
 「大臣のお膝元で負けるわけにはいかない。ここで勝たないと50年の悲願がさらに遠のく」。1966年以来、山形市は革新系、非自民主体の市政が続く。奪還を目指す党県連幹部は「背水の陣」を強調する。
 「今回の市長選は、圧力でものを言わせない社会にさせない戦いでもある」
 4日にあった事務所開きで、梅津氏が自民党国会議員の報道圧力発言を批判すると、約120人の支持者から歓声が沸いた。
 民主、社民両党県連、連合山形の幹部が顔をそろえ、選対は3者を中心に組む。共産党も推薦手続きを進めており、3党と連合が支える構図は、市川昭男市長(73)が3選を果たした前回市長選と重なる。
 「梅津さんとは高校も大学も同じ。ゼミも一緒で小林教授の下で学んだ仲」
 近藤洋介民主党県連会長は6月29日、幹事会後の記者会見で、2人と小林節慶応大名誉教授との師弟関係を強調した。小林氏は衆院憲法審査会の参考人質疑で、安保関連法案を「違憲」と断じ、その後も安倍政権批判を繰り返している。
 陣営幹部は、梅津氏が2010年の参院選に立候補した経験から「知名度は互角」と指摘。「法案に懸念を抱く保守層を引き込むためにも、小林氏との写真を並べたポスター製作を検討している」と明かした。


関連ページ:山形政治・行政
2015年07月05日日曜日

3823チバQ:2015/07/06(月) 19:48:40
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150706-OYTNT50030.html
白河市長 鈴木氏3選…新市議も決まる
2015年07月06日
当選が確実となり、万歳する鈴木氏(5日、白河市で)=新妻千秋撮影
当選が確実となり、万歳する鈴木氏(5日、白河市で)=新妻千秋撮影

 白河市の市長選と市議選が5日投開票され、無所属3人の争いとなった市長選では現職の鈴木和夫氏(65)が前市議の柴原隆夫氏(66)と元住宅設備工事業の金山屯氏(75)の新人2人を退けて3選した。市議選では新議員が決まった。

 当選が確実な情勢になると、鈴木氏は事務所で支持者らと万歳した。その後、あいさつした鈴木氏は「人口減少、地方創生と大変難しい時期だが我々の知恵で考え、新しい福島のため白河が先頭を切って走っていきたい」と述べた。

 選挙戦では、財政再建や東日本大震災の復興事業を中心に2期8年の実績をアピール。子育て支援の充実なども訴え支持を広げた。

 当日有権者数は5万209人。投票率は2011年の前回選比1・31ポイント減の63・60%だった。

 定数26の市議選には現職21人、新人6人、元議員1人の計28人が立候補していた。投票率は同1・32ポイント減の63・59%だった。

2015年07月06日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3824チバQ:2015/07/06(月) 22:50:21
https://www.minpo.jp/news/detail/2015070623885
白河市長 鈴木氏3選 無所属新人2氏に大差
 任期満了に伴う白河市長選は5日、投開票され、現職の鈴木和夫氏(65)=無所属=が2万1869票を獲得し、新人2人を破って3選を果たした。市長選と同時選となった白河市議選も投開票され、26人の顔触れが決まった。福島、本宮の両市議選は同日、告示され、ともに選挙戦に入った。

 鈴木氏は、前市議の柴原隆夫氏(66)と自営業の金山屯氏(75)の無所属新人2人を大差で退けた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、二度目の市長選で、平成23年の前回の市長選で市民から復興事業や風評対策を託された鈴木氏の実績が評価された形となった。
 選挙戦では、平成17年の市村合併から10年を迎え、市内全域の均衡ある発展や人口減少対策などをめぐり、3氏が政策を訴えてきた。
 鈴木氏は雇用拡大による若者の定住促進対策を公約の柱に掲げた。企業誘致や農業の規模拡大などに取り組むとともに、保育料減免など共働き世代の支援強化を検討する考えを示した。歴史と文化に着目したまちづくりの推進も訴えた。
 投票率は63・60%(男61・68%、女65・46%)で、前回の64・91%を1・31ポイント下回った。
 当日有権者数は5万209人(男2万4685人、女2万5524人)だった。

■開票結果 (選管最終、敬称略。◎は当選者以外の法定得票数獲得者)

当21,869 鈴木和夫 65 無現
◎ 8,392 柴原隆夫 66 無新
    915 金山屯 75 無新


■市をさらに発展させる

 鈴木和夫氏の話 選挙戦を通じて、白河の将来像を市民に伝えるとともに、各地域が抱える課題に理解を深めることができた。これからも先頭に立ち、大きな可能性を秘めている白河をさらに発展させる。


■6日鈴木氏に当選証書を付与

 当選証書付与式は6日午前10時から市役所で行われる。任期は29日から4年。

( 2015/07/06 08:23 カテゴリー:主要 )

3825チバQ:2015/07/06(月) 22:51:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00000106-yamagata-l06
2新人、熱く前哨戦 山形市長選、告示まで2カ月
山形新聞 7月6日(月)8時20分配信

 任期満了に伴う山形市長選は、9月6日の告示(13日投開票)まで2カ月に迫った。現時点で出馬表明しているのは、ともに新人で行政書士の梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目=と、団体役員の佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目=の2人。今月に入り、拠点となる事務所を開設し、臨戦態勢を整えた梅津氏に対し、相次いで大規模集会を開き、後援組織の拡大を進める佐藤氏。県都のリーダーの座を懸けた前哨戦が熱を帯びている。

梅津氏―事務所を開設、臨戦態勢
 「山形生まれ、山形育ち」と印字された緑色ののぼり旗がはためく。梅津陣営は南栄町3丁目に事務所を開設。4日の事務所開きでは、選対幹部を中心に約120人が顔をそろえた。選対本部長に鈴木隆一でん六社長、幹事長に吉村和文ケーブルテレビ山形社長が就任。市政与党の民主、社民両党系の市議団、さらに連合山形の面々が脇を固める。前回市長選で3選した現職の市川昭男氏を支えた顔触れであり、国政、県政の選挙においても非自民で結集する布陣だ。

 吉村美栄子知事の支援者と重なる部分も多い。梅津氏は5日に山形市内で開かれた吉村知事の後援会・経済人の会合同総会に一会員として出席。吉村知事の隣に座る来賓の近藤洋介衆院議員に促された梅津氏は、県政トップに歩み寄り笑顔で握手。「あいさつだけ」(梅津氏)だったが、吉村知事の支援表明を予感させる場面だった。

 梅津氏は「オール山形」を掲げ、市民各層から支持を集める方針。連合、県平和センターなどが推薦を決め、民主、社民も推薦するのは既定路線で、共産も前向きに対応するとみられる。30日に大規模集会を開き、盛り上げを図る予定。

佐藤氏―基盤強化、五輪相と連携
 自民党県連と同党山形市支部からの推薦を得ている佐藤氏は、遠藤利明五輪相と連携し、支持基盤の強化を継続。1カ月前まで26だった後援組織は、今月末までに31に増える見通しだ。2、3の両日は遠藤氏の後援組織と合同で役員、経済人それぞれの集会を山形市内で開き、ともに約400人が参加。人口減少対策を最大の命題に掲げ「山形を変えよう」と訴えた。

 佐藤氏が市川氏に敗れた前回市長選では、特定候補の支援を見送った公明党県本部も、今回は佐藤氏支持に前向きな姿勢。推薦願を受けた1日、同本部代表の菊池文昭県議は「共産党と政策協定を結ぶような人とくみする考えはない」と語り、梅津氏とは一線を引く意思を示した。

 佐藤氏の後援会連合会長の鈴木喜代寿スズキハイテック社長は「遠藤氏の大臣就任は選挙戦に大きな追い風」と強調。政権との太いパイプを生かしたい佐藤氏だが、安全保障関連法制や報道圧力発言をめぐる問題の影響を懸念する。「党色が出る影響については、ちょっと判断がつかない。相手は必ず結び付けてくるだろうが、市長選と直接関係はなく、政策中心の選挙であるべきだ」と語る。

山形新聞社

3826チバQ:2015/07/09(木) 21:46:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150709_31010.html
<岩手知事選>安保法案めぐり攻防

 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)は、県議会6月定例会が8日閉会し、事実上の選挙戦に入った。3選を目指す現職の達増拓也氏(51)に、参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=が挑む。野党勢力が付く達増氏は、安倍政権が成立を目指す安全保障関連法案の争点化を仕掛ける。平野氏を支援する自民、公明は報道圧力発言の影響もあり、今のところ守勢を強いられている。

 「(達増県政を)やめさせようという国政政党が、国民的理解を得られない安保関連法案を成立させようとしている」
 達増氏は8日の定例記者会見で、知事選で敵対する自民党を意識しながら、与野党対決の現状をこう分析してみせた。
 同法案をめぐる与野党の攻防は知事選構図と「根は同じ」と指摘。「国民の多数意見を反映する野党は達増県政を選んだ。この論理が政党の力関係に影響する」と言い切った。
 知事選に向け「安保」を争点化し、自民が応援する平野氏との違いを際立たせることを狙った発言だ。
 県議会は同日、全国初となる安保法案の廃案を求める意見書を野党の賛成多数で可決した。民主党県連の高橋元・幹事長は「野党が力を合わせ良識を示した。この力は知事選にも波及する」と手応えを強調した。
 対する平野氏は4日、同日選の県議選に立つ無所属新人の事務所開きに出席した。取材に「(知事選での)手応えは感じるが、悪いことに自民への非難の声も強まっている」と語った。
 前日には自民党若手議員の報道圧力発言をめぐり、安倍晋三首相が陳謝した。安保法案に加え、首相周辺から飛び出した暴論に風当たりが強まる。平野氏は「衆院は7月中旬にごちゃごちゃするだろう。めげずにやるしかない」と危機感をにじませた。
 「影響を考えない振る舞いに怒りを覚える」。自民党県連の嵯峨壱朗幹事長代理は3日、報道圧力発言問題で谷垣禎一幹事長宛てに抗議文を送った。
 平野氏支援の先頭に立つが、「こちらは必死なのに身内から足を引っ張られた」と憤る。8日には安保法案の慎重審議を求める要請書も党本部に出した。
 与党が描く法案の審議日程に照らせば、知事選の期間中に参院審議が大詰めを迎える可能性が高い。デリケートな岩手攻防は野党ペースで始まった。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年07月09日木曜日

3827チバQ:2015/07/09(木) 21:47:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150709_31009.html
<岩手知事選>新党改革が平野氏支持

 新党改革の荒井広幸代表は8日、国会内で記者会見し、任期満了に伴う9月の岩手県知事選で、元復興相の平野達男参院議員(61)の支持を決めたと発表した。
 荒井氏は、東日本大震災からの復興に尽力した点を挙げ「見識や人柄、実績など知事として最適任者だ」と述べた。同席した平野氏は「全力を尽くして勝利を目指す」と応じた。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年07月09日木曜日

3828チバQ:2015/07/10(金) 21:18:45
http://www.sankei.com/region/news/150710/rgn1507100040-n1.html
2015.7.10 07:01

他県議の政活費報告書持ち出す 自民県連幹事長が辞任 秋田





 自民党県連幹事長の大関衛県議が、1日に公開が始まった政務活動費収支報告書のライバル県議に関する部分を閲覧場所から持ち出し、許可なくコピーしていたことが分かった。大関県議は9日、県連幹事長と県議会議会運営委員を辞任した。

 渋谷正敏議長の説明などによると、大関県議は1日午前8時半から県議会図書館で閲覧が可能になった平成26年分の政務活動費収支報告書の一部を自民党会派控室に持ち出し、女性職員にコピーさせて返却させた。

 報告書の閲覧場所は県政務活動費交付規程で「議会事務局長が指定する場所」と定められ、議会図書館が充てられている。コピーは情報公開請求を行わないとできない。

 持ち出された報告書は、大関県議と同じ湯沢市雄勝郡選挙区の東海林洋県議(みらい)のものだった。

3829チバQ:2015/07/10(金) 21:32:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150710_11029.html
<富谷町議選>前町長の若生英氏出馬へ

 任期満了に伴う宮城県の富谷町議選(8月25日告示、30日投開票)で、前町長の若生英俊氏(65)が9日、無所属で立候補する意思を固めた。同日あった町民団体の会合で明らかにした。
 若生氏は河北新報社の取材に「来年10月に市制移行を控えた大事な時期。議会人の立場から議論を深めたい。政治からの引退も一度は考えたが、周囲からの後押しを受け立候補を決めた」と述べた。
 若生氏は2007年から町長を2期8年務め、ことし2月の町長選で落選した。町議選への立候補は初めて。

3830名無しさん:2015/07/11(土) 09:54:59
http://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20150711-OYTNT50018.html
六戸町議 買収容疑で逮捕…町議選
2015年07月11日
金崎容疑者の会社事務所の捜索に入る捜査員(10日午後6時18分、六戸町犬落瀬で)
金崎容疑者の会社事務所の捜索に入る捜査員(10日午後6時18分、六戸町犬落瀬で)

 統一地方選の後半戦として4月26日に投開票された六戸町議選で、運動員や有権者に現金を配って投票を依頼したとして、県警捜査2課と十和田署は10日、同町議で会社役員金崎盛三せいぞう容疑者(72)を公職選挙法違反(買収など)の疑いで逮捕した。今回の県内の統一地方選で逮捕者が出るのは初めて。

 発表によると、金崎容疑者は告示前の2月〜4月中旬、運動員3人と有権者5人に数千円〜数万円、計十数万円を渡し、自身への投票や票の取りまとめを求めた疑い。容疑者を含めて全員が事実関係を認めているという。県警は運動員と有権者の8人についても近く同法違反容疑で書類送検する方針。

 捜査関係者によると、有権者への現金提供は運動員を介して行われ、渡す相手は金崎容疑者が指定していたという。

 今回の町議選には定数12に対して13人が立候補。金崎容疑者は11番目の得票となる348票を得て当選し、現在5期目を務めている。

 県警は10日、同法違反容疑で、同町犬落瀬の金崎容疑者の自宅や事務所、町役場内の関係先などを捜索。金崎容疑者は同日午後に十和田署へ出頭し、逮捕された。

2015年07月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3831チバQ:2015/07/12(日) 15:38:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150712_61033.html
<会津若松市長選>激戦の都、初の無投票か


市政報告会で2期目に向けた抱負を語る室井氏=4月10日、会津若松市
拡大写真
 任期満了に伴う会津若松市長選が19日告示される。新人の出馬断念が相次ぎ、立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の室井照平氏(59)だけで、無投票の公算が大きい。市長選は公選となった1947年以降、18回あったが、全て選挙戦になり、無投票の場合は初のケースになる。

 「ドクターストップがかかり、断腸の思いで断念した」。6月17日、市長選への出馬の意向を明らかにしていた元福島県議会議長の平出孝朗氏(58)は記者会見を開き、体調不良を理由に出馬断念を表明した。疲れ切った様子で、質問を受けることなく、退席した。
 平出氏は前回も出馬に意欲を示したが、自民党の調整で室井氏が市長選、平出氏が県議選に回った。今回は県議会議長の要職を辞して準備を進めただけに、無念さを隠せなかった。
 過去2回出馬し、前回は室井氏に約3000票差で敗れた元福島県河東町長栗城春夫氏(64)も出馬に前向きだったが、6月19日に断念を表明した。栗城氏は「年齢などを考え、現状で支持者の夢の実現は無理だと判断した」と語った。
 共産党会津地区委員会も擁立を検討したが、6月30日、時間不足を理由に自主投票を決めた。
 有力候補が相次いで出馬を見送る一方、室井氏は着実に支持を固めた。昨年12月の衆院選福島4区で約400票差の激戦を演じた菅家一郎(60)、小熊慎司(47)の両衆院議員はともに室井氏を支援する。
 菅家氏が福島4区支部長を務める自民党には室井、平出の両氏から推薦願が出された。分裂選挙を避けるため調整を進めたが、不調に終わった。室井氏に失政が無かったと判断し、前回同様、同氏を推薦した。平出氏の出馬断念表明はその4日後だった。
 一方、小熊氏が代表を務める維新の党福島4区支部は、「地方創生の考えなどに共鳴する」として、室井氏の推薦を決定した。
 民主党福島県第4総支部は自主投票を決めた。しかし、昨年の衆院選で小熊氏を支援した元党最高顧問の渡部恒三氏(83)は室井氏の1期目に「可もなく、不可もなく、60点」と及第点を与え、室井氏支持の意向を示す。
 渡部氏は前回市長選で、栗城氏を全面的に支援し、「今回、栗城氏が出馬を断念したのは、渡部氏の支援を得られなかったからだ」という見方もある。
 市議の一人は「代議士は室井氏の支援が欲しい。衆院選が市長選に微妙な影響を与えた」と指摘。市内の会社社長は「選挙戦で政策論争を戦わせ、軌道修正しながら政策を推進するのが政治本来の姿。民主主義で一番大事な選挙がないとすれば、非常に残念だ」と語る。


関連ページ:福島政治・行政
2015年07月12日日曜日

3832チバQ:2015/07/14(火) 23:08:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150714_31003.html
<岩手知事選>「安保」各党間の駆け引き激化

 岩手県知事選(9月6日投開票)で、安倍政権が成立を目指す安全保障関連法案が争点に浮上し、各党間の駆け引きが激化している。与党は15日にも法案の委員会採決を想定する。参院議員からくら替え立候補する平野達男氏(61)=岩手選挙区=を支援する自民、公明両党は「知事選と国政は別」と影響回避に躍起だ。現職の達増拓也氏(51)を応援する野党勢力は「強行採決なら与党のおごりが極まる」と批判する。
 「県政と国政をごちゃごちゃにするのは良くない。争点も違う」
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は10日、盛岡市であった役員会後、記者団にこう強調した。支援する平野氏は「無所属だ」とも語り、国政との連動を否定した。
 翌11日には、公明党の山口那津男代表が同市で講演し「安保法案は間違いなく憲法の枠内だと太鼓判を押したい」と述べた。
 記者団から知事選対応を問われると「地域課題の解決にふさわしい人を選ぶのが知事選。国政は切り離し、議論を深めるべきだ」と指摘した。
 安保関連法案と知事選を分離したがる与党。裏を返せば、法案の審議動向が知事選を直撃することへの警戒感の表れだ。
 3選を目指す現職の達増氏は8日の定例記者会見で「安保法案は廃案にすべきだ」と反対姿勢を鮮明にし、知事選での争点化をにじませた。
 達増氏支援の民主、生活、共産各党と反自民で自主投票の社民党は法案に反対する。安保法案への世論の風当たりが厳しくなればなるほど、達増氏支持につながる-との計算が働く。
 与党は15日に特別委で採決、16日に衆院採決を見通す。知事選期間中は参院審議が大詰めを迎える公算が大きい。参院が議決しない場合に衆院で再可決させる「60日ルール」も絡み、緊迫するのは必至だ。
 自民党の中堅県議は「知事選と国政は別という論理が無党派層に受け入れられるか。議論を避けていると、野党側に批判材料を与えるだけになりかねない」と危機感を強める。

3833チバQ:2015/07/14(火) 23:08:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150714_11010.html
<仙台市議選>連合宮城、反転攻勢へ懸命


反転攻勢を誓った連合宮城の決起集会
拡大写真
 連合宮城が、24日告示の仙台市議選(8月2日投開票)を反転攻勢のきっかけにしようと懸命だ。4月の統一地方選は、国政の「自民1強」体制を背景に、連合推薦の候補者が各地で苦戦。ただ、世論が割れる安全保障法制見直しの議論が進むなどして潮目が変わりつつあるとの見方も広がる。岩手、宮城、福島の被災3県で秋にかけて続く地方選の先陣を切る大型選挙とあって、他県の連合関係者の関心も高い。

<前回は6人落選>
 「安倍政権の好き放題は許せない。推薦を決めた16人全員を当選させ、安全保障や労働法制の改悪は受け入れられないと示さなければならない」
 仙台市で6月末にあった連合宮城の決起集会。参加者の一人が語気を強めた。
 集まったのは傘下労組の幹部約150人。山崎透会長は、推薦を決めた民主、社民両党の公認候補らへの支持拡大を呼び掛け「幹部をこれだけ集めた決起集会は久しくなかった。志を同じくする勢力を大きくしなければならない」と語った。
 2011年の前回市議選では推薦した民主、社民両党系候補計20人のうち6人が落選。当時の民主党政権に対する批判のあおりを受けた形だった。ことし4月の統一選でも退潮傾向は止まらず、全国の推薦候補者で当選したのは前回比で1割以上減った。
 連合宮城の幹部は「このところの賃上げは労組が会社と交渉して絞り出した成果だが、統一選では政権の経済政策が賃上げにつながったと評価されたようだ」と危機感を隠さない。

<国政課題が影響>
 「潮目が変わりつつある」とみるのは連合岩手の八幡博文事務局長。「被災地では、16年度以降の復興事業で地元負担を強いた政府に反発が大きい」とした上で、安倍政権が今国会で成立を急ぐ安全保障関連法案への慎重論や反対意見が広がってきたと指摘する。
 国会会期が9月まで大幅延長され、連合が反対する労働規制緩和も一気に進む可能性がある。企業の派遣受け入れ期間の制限を撤廃する労働者派遣法改正案の成立だけでなく、年収の高い専門職に「残業代ゼロ」制を導入する労働基準法改正も視野に入ってきた。
 連合宮城の推薦を受けて市議選に立候補する一人は「仙台市議選は都市型選挙で国政課題が投票行動に影響する。特に労働法制は有権者に身近な問題。問題点を重点的に訴えていけば支持は広がる」と意気込む。
 東日本大震災の影響で統一選から外れた大型選挙は、11月の福島県議選まで続く。連合福島の加藤光一事務局長は「福島県議選や来夏の参院選に向けて連合の戦いに勢いがつくよう、仙台では巻き返してほしい」と期待する。

3834チバQ:2015/07/15(水) 22:08:44
http://news.ibc.co.jp/item_24857.html
共産党 盛岡市長選に候補擁立せず (2015年07月15日 17:50 更新)

来月実施される盛岡市長選挙について、共産党は独自候補の擁立を断念したと発表しました。これは15日、日本共産党盛岡地区委員会が会見で明らかにしたものです。それによりますと、来月16日告示、23日投開票の盛岡市長選挙には、独自候補を擁立せず、自主投票とすることを総会で決定したということです。盛岡地区委員会の佐久間正行委員長はこの決定について、「市議団5人の当選を優先した」と説明しています。任期満了に伴う盛岡市長選挙には、これまでに、現職で4選をめざす谷藤裕明氏と市内の会社役員・内舘茂氏が出馬を表明しています。

3835チバQ:2015/07/16(木) 19:54:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150716_11020.html
<宮城県議選>告示まで3カ月77人出馬予定


県議選立候補予定者数
拡大写真
 宮城県議選は10月16日の告示(同25日投開票)まで3カ月に迫った。7月15日現在、23選挙区(定数59)に立候補の意思を明らかにしているのは77人。復興のさらなる加速化が問われる秋の陣に向け、各陣営は態勢固めを着々と進めている。
 立候補予定者の内訳は現職49人、元議員5人、新人23人。選挙戦に突入するのは14選挙区で、名取(定数2)、角田・伊具(1)など9選挙区の12人は無投票当選となる公算が大きい。
 自民党は2011年の前回獲得した28議席を6上回る34人の公認を決めた。3人を公認する泉(5)で無所属新人を追加するかどうか協議中。現職が引退する遠田(1)でも公認擁立を目指す。
 民主党は前回の7議席より3多い10人を公認。仙台市内は5選挙区全てに公認をそろえ、青葉(7)と石巻・牡鹿(5)は前回に続き2人体制とした。
 維新の党は現職1人、公明党は現職2人と新人2人の計4人を立て、それぞれ現有議席維持を目指す。共産党は現職3人と新人5人の計8人を公認し、4議席から倍増を狙う。社民は現職2人、新人1人の3人で現有と同数。
 高齢などを理由に今期限りでの引退を表明している現職は10人。政党別の内訳は自民4人、公明2人、共産1人、社民1人、無所属2人。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月16日木曜日

3836チバQ:2015/07/16(木) 19:56:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150716_31002.html
<盛岡市長選>市民党前面VS市政の転換

◎告示まで1カ月/谷藤氏が自民と距離 内舘氏は反自民

 任期満了に伴う盛岡市長選(8月16日告示、23日投開票)は告示まで1カ月となった。ともに無所属で4選を目指す現職の谷藤裕明氏(65)と、新人で会社役員の内舘茂氏(48)の2人による争いが確実。自民党出身の谷藤氏は「市民党」を掲げ、同日程の市議選と連動して支持拡大を目指す。民主党県連の推薦を受ける内舘氏は「盛岡創生」を打ち出し、無党派層への浸透を狙う。谷藤市政への評価や30万都市の活力創出が争点となる。

 谷藤氏は10日、市内のホテルで後援会役員会を開いた。「一党一派に属さないスタンスは変わらない。東北で仙台に次ぐ盛岡広域圏をつくる大切な時期だ」と古巣の自民党と距離を置く姿勢を強調した。
 前回は無投票で8年ぶりの選挙戦。約70の後援会組織を要に支持固めを図る。自民、無所属系の市議26人の「盛岡市政を発展させる会」が支援。市議選とセットで相乗効果を狙う。
 谷藤氏は初当選した2003年市長選で自民を離党。今回も市民党の看板は堅持する。安全保障関連法案などをめぐり、自民党への世論の風圧が強まる中、反自民をにじませる内舘陣営を視界に入れず、「無党派」を貫く戦略だ。
 発展させる会の市議の一人は「自民系以外でも谷藤氏を支援する市議は少なくない。会こそ市民党の象徴。市長選は政党対決に当たらない」と言い切る。
 「安倍政権に異議申し立てする最初の機会が、盛岡市長選だ」
 民主党の階猛衆院議員(岩手1区)は4日、内舘氏と街頭に立ち、安保法案をやり玉に挙げた。選挙期間中は参院で法案審議が続く。谷藤陣営を自民系と見立て、政権批判の演出に余念がない。
 陣営は一部日程が重なる岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投票)で、民主党が支援する現職の達増拓也氏(51)の後援会と連携する。自民党は参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=を支援。与野党が激突する。階氏に近い関係者は「知事選と連動し、緩やかだが確かな包囲網を敷く」と意気込む。
 内舘氏はあえて政党対決には触れず「未来の子どもたちのために安心して暮らせる盛岡をつくる」と市政転換を訴える。

3837チバQ:2015/07/16(木) 20:00:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150716-OYT1T50121.html
平日投票、40年余り定着…経費は日曜の半分
2015年07月16日 12時52分
17日の告示に向けて設置されたポスターの掲示板(山形県飯豊町で)
17日の告示に向けて設置されたポスターの掲示板(山形県飯豊町で)

 17日に告示される山形県飯豊町の町議選(定数10)は、全国でも珍しい平日の22日に投票が予定されている。

 同町では1970年代から町長、町議選とも平日の投開票が定着。総務省選挙部管理課は「最近では、離島を抱えるなど特殊な事情がない限り、平日は珍しい」としている。

 国政・地方選の投票は日曜に行われるのが一般的だが、公職選挙法には曜日に関する規定はない。町総務企画課によると、経費節減などを目的に、1971年9月の町議選から平日投票としている。

 投票所や開票所で作業を担当する職員は全職員約130人のうち約50人。平日勤務のため、経費は午後5時15分から開票作業終了までの時間外勤務手当で済むことから、日曜日と比べて半額程度の約150万円で実施できるという。

 また、選挙期間に日曜を挟むため、町外で働く有権者が候補の訴えを聞くことができるメリットもある。

 平日投票としてから、選挙戦となった町議選はこれまで9回あり、投票率は96・58%〜81・91%。町長選は77年から平日投票とし、選挙戦となった過去5回の投票率は93・65%〜84・57%で、いずれも80%以上の高さとなっている。

 町総務企画課では「町民の働き方も変わってきていると思うが、平日選挙はすっかり定着している」と説明。町内在住の無職男性(70)も「平日に選挙が行われていることを意識しないくらい定着していると思う。会社に勤めていた時は、いつも仕事が終わってから投票に行っていた」と話す。

 県内では、小国町が国政選挙の日程と重ならない場合、平日に町長選を実施している。過去には南陽市と東根市が経費削減をねらって市長選を平日に設定したことがあるが、投票率の低下などもあり、現在は日曜の投開票に戻している。

 全国では、宮崎県高千穂町で経費削減を目的に2013年9月の町議選を平日投開票の日程としたが、無投票だった。

 ◆町議選 11人が準備

 飯豊町議選は定数10に対し、現職6人、元議員1人、新人4人の計11人が立候補の準備をしている。届け出は17日午前8時半〜午後5時、町役場で受け付ける。投票は22日、町内11か所で行われ、即日開票される。

 6月2日現在の有権者数は6388人。

2015年07月16日 12時52分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3838チバQ:2015/07/18(土) 07:33:34
>>3344>>3362
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150718_51016.html
酒田市長が辞職の意向 4度目入院、療養中

 酒田市の本間正巳市長(68)は17日、後援会を通じて辞職する意向を明らかにした。本間市長は今月11日から就任以来4度目となる入院、療養中だった。
 酒田市役所で記者会見した本間清和後援会長によると、本間市長から17日午後に辞意を伝えられた。本間後援会長は「これ以上、市民に迷惑を掛けることは望ましくない」と語った。
 辞職願は、海外出張中の本多茂市議会議長が帰国する21日以降に提出する。市選管が議長から通知を受けた翌日から50日以内に市長選が実施される。
 本間市長は山形県総務部長、酒田市副市長などを経て、2012年に初当選した。昨年5月に咽頭腫瘍治療で入院して声帯を除去、昨年11月に公務復帰した。


関連ページ:山形政治・行政
2015年07月18日土曜日

3839チバQ:2015/07/20(月) 12:17:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150720_61023.html
<会津若松市長選>室井氏が無投票再選

 任期満了に伴う会津若松市長選は19日告示され、無所属で現職の室井照平氏(59)=自民・維新・公明推薦、社民支持=のほかに立候補の届け出はなく、室井氏が無投票で再選を果たした。
 室井氏はICT(情報通信技術)関連企業の集積による雇用拡大、自然再生可能エネルギーを核にした産業観光の推進などを公約に掲げた。室井氏は「地方版総合戦略を実行し、結果を出すことが最大の責務。会津を地方創生のモデルにしたい」と2期目の抱負を語った。
 市長選は公選となった1947年以降、全て選挙戦になり、無投票は今回が初めて。
 18日現在の有権者数は10万214人。

 
◇会津若松市長選当選者
 室井照平(むろいしょうへい) 59 無現 (2) 
市長(県議(1)、会津若松市議(2))会津若松市、東北大=(自)(維)(公)《社》

3840チバQ:2015/07/20(月) 12:19:16
>>3838
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150719_51008.html
酒田市長辞意 市幹部らの名浮上

 酒田市の本間正巳市長(68)の辞意表明を受け、地元政党関係者らは18日、早ければ8月中に実施される市長選に向け対応の検討に入った。複数の市議らによると、市幹部による市政継承を望む声などが上がっている。
 本間市長は今月11日から腎機能障害のため、就任以来4度目となる入院中だった。昨年11月に公務復帰するまで約半年間不在だったこともあり、市議の一人は「酒田が割れて争う時期ではない。市政を継承できる人物がベストだ」と話し、行政経験のある市幹部に期待する姿勢を示した。
 これに対して複数の市議や政党関係者は、県議や元国会議員の名前を挙げ「行事に積極的に顔を出すなど意欲は十分伝わってくる。まずは動向を見極めたい」と強調した。
 本間市長の辞職願は、海外出張中の本多茂市議会議長の帰国後の22日に提出される見込み。出張に同行している市議らもおり、本格的な検討は辞職願提出後になるとみられる。


関連ページ:山形政治・行政
2015年07月19日日曜日

3841チバQ:2015/07/20(月) 12:31:17
http://apital.asahi.com/article/news/2015072000008.html
電気咽頭で答弁の酒田市長辞職へ 病気理由
2015年7月20日
 体調を崩して入院していた酒田市の本間正巳市長(68)が病気を理由に辞職することが分かった。17日夜、後援会幹部が会見し、明らかにした。

 市長選は、市選管への通知を経て50日以内に行われる。

 本間氏は阿部寿一前市長のもとで副市長を務め、2012年10月の市長選で初当選を果たした。だが、13年9月に狭心症を患い、心臓バイパス手術のため約2カ月間入院。さらに昨年5月には咽頭(いんとう)がんがみつかり、切除術と放射線治療で約半年間公務を休んでいた。

 本間氏は手術で声帯を失ったが、昨年11月に公務に復帰、電気咽頭と呼ばれる人工音声の機械を使って議会での答弁などをこなしていた。今月上旬ごろから体力の衰えが目立つようになり、腎機能障害のため11日に日本海総合病院に入院した。

(伊東大治)
(朝日新聞 2015年7月18日掲載

3842チバQ:2015/07/20(月) 23:05:54
ん!?辞意表明した直後に・・・
ご冥福お祈りします
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150720-00000028-mai-peo
<訃報>本間正巳さん68歳=山形県酒田市長
毎日新聞 7月20日(月)19時55分配信

<訃報>本間正巳さん68歳=山形県酒田市長
本間正巳さん=2014年12月、高橋不二彦撮影
 本間正巳さん68歳(ほんま・まさみ=山形県酒田市長)20日、咽頭(いんとう)がんのため死去。葬儀は未定。

 県総務部長、同市副市長などを経て2012年10月に初当選。昨年、咽頭がんの治療で声帯を切除し、人工声帯を使う「声のない市長」としても注目を集めた。今月11日、腎機能障害治療のため、就任後4回目の入院をしていた。

3843チバQ:2015/07/20(月) 23:06:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150714-00000268-yamagata-l06
本間酒田市長が4度目の入院 腎機能障害、長期化の可能性も
山形新聞 7月14日(火)9時21分配信

 酒田市は、本間正巳市長が腎機能障害のため同市の日本海総合病院に11日から入院したと発表し、丸山至副市長が13日、市役所で記者会見を開いた。脱水症状のため7日から4日間連続で点滴を受け、検査結果などから判断したと説明。入院期間は当分の間とし、退院時期は未定。丸山副市長は「9月定例会には間に合ってもらいたい」と述べ、長期化の可能性を示唆した。

 丸山副市長によると、本間市長は11日午前に入院。今月以降、階段を上るのがつらく、呼吸が苦しいなどの症状があった。7日から点滴治療を始めたが、10日夕の自民党酒田支部総会に出席後、医師の勧めで入院を判断。11日に病院で面会した際、本間市長は「市民に大変申し訳ない」と話したという。病状や入院期間、治療内容に関し、丸山副市長は「検査と治療の経過を見ての判断になる」と述べるにとどめた。

 今回の入院で、丸山副市長は当初予定していた今月14〜21日のロシア・ジェレズノゴルスク・イリムスキー市訪問を中止。職務代理者は置かず、判断を求める場合は病院に出向いて確認するとしている。

 本間市長は2012年10月の就任以降、心臓バイパス手術や咽頭部の腫瘍摘出などでこれまでに3度入院し、今回が4度目。本間市長の後援会の本間清和会長は山形新聞の取材に対し「後援会としては治療に専念してほしいとの思いもあり、市民や市政に迷惑が掛からないよう、関係者と連携して対応を協議していく」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000355-yamagata-l06
本間酒田市長が辞意 腎機能障害悪化で治療に専念
山形新聞 7月18日(土)7時42分配信

 腎機能障害のため今月11日から日本海総合病院(酒田市)に入院している本間正巳酒田市長は17日、自らの後援会の本間清和会長と同病院で面会し、市長職を辞任する意向を伝えた。本間会長が市役所で同日、記者会見を開き、明らかにした。症状が悪化し、胸部などにがんの転移が見つかっていることから、体力の回復が難しく、公務復帰は厳しいと判断したとしている。

 本多茂市議会議長は現在、ロシアに出張中で帰県は21日夜。本間会長は22日に、本多議長に辞表を提出するとしている。

 本間会長によると、本間市長は咽頭部腫瘍の摘出手術のため昨年5月、宮城県名取市の宮城県立がんセンターに入院する際、日付の部分を空欄にした辞表を託していた。その後、治療を続ける過程で山形新幹線庄内延伸の実現に対する思いが強く、公務継続を希望していたが、本間会長が17日午後3時に面会して辞任を問い掛けたところ、うなずいて了承したという。

 本間市長の病状について、本間会長は「緊急的に腎機能障害の治療に当たるべきで、転移したがんの治療に専念すべきだと判断した」と説明。現在の容体に関しては「医療チームが必死に当たっている」と述べるにとどめた。

 本間市長が市長に就任して以来、今回の入院は4度目で、本間会長は「4度目と辞任がイコールということは(本間市長も)分かっていた。入院に抵抗していたが、最後は同意した」と述べた。

 会見に同席した丸山至副市長は「公約を実現すべく頑張ってきた。本間会長から辞意の話を聞き、非常に残念に思う」と語った。

 市によると、本多議長に辞職願いの申し立てをした日から20日で自動的に本間市長は辞職。市議会臨時会を開けば、20日以内にすることができる。市選挙管理委員会が辞職の通知を本多議長から受けた翌日から50日以内に市長選が実施される。

 ◇本間 正巳氏 1947(昭和22)年3月、酒田市生まれ。酒田東高―東北学院大法学部卒。70(同45)年4月に県職員採用。健康福祉部長、農林水産部長、総務部長を経て2005年に県企業管理者。県企業振興公社理事長を務めた後、09年12月に酒田市副市長に就いた。阿部寿一元市長の衆院選出馬に伴う12年10月の酒田市長選で初当選し、1期目。任期は16年10月27日まで。自宅は酒田市北今町。

3844チバQ:2015/07/20(月) 23:47:17
>>3830
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150719-00010001-dtohoku-l02
買収資金「自分で用意した」 六戸町議選違反
デーリー東北新聞社 7月19日(日)10時47分配信

買収資金「自分で用意した」 六戸町議選違反
六戸町議選後の5月7日に開かれた臨時会。金崎盛三容疑者はベテランとして仮議長を務めた
 青森県内で再び議員の質が問われる事件が発生した。4月26日投開票の六戸町議選をめぐり、5期目の当選を果たした現職の金崎盛三容疑者(72)が、10日に公選法違反(現金買収)の疑いで逮捕された。捜査関係者によると、買収資金について「自分で用意した」と供述しており、当選への危機感が背景にあったとの見方を強めている。議会改革の先頭に立つべきベテランの逮捕。町議会のイメージダウンは避けられず、信頼回復への取り組みが求められる。

一度は落選
 金崎容疑者の初当選は定数が18だった1995年で、5番目の上位当選だった。再選した99年も5番目で、2003年は無投票で3期目の当選を果たした。

 だが、定数見直しで12に削減された07年は、13番目に後退して涙をのんだ。11年は11番目に食い込み議員に返り咲いたものの、今回は「新人が強い」との前評判で、同容疑者は当落線上にいるとの見立てもあった。

 近所の男性は「(議員を続けるには)カネを使うしかなかったんじゃないか」と推測する。捜査関係者によると、動機について、当選できるか分からず焦っていたとの供述をしている。

憤る町民
 逮捕容疑は、告示前の2月ごろから4月中旬ごろにかけ、町内などで運動員や有権者計8人に対し、票の取りまとめや投票の報酬として計十数万円を渡した疑い。1人当たり数千円から数万円を配ったとされる。

 買収が自己資金だとすれば、血税で賄われている議員報酬を充てた可能性がある。

 さらに、今回の事件は、平川市長選をめぐる選挙違反で多くの市議が逮捕され、議会や議員への不信感が高まっている中で繰り返された。
 「そうまでして議員を続けたかったのか」。町民は憤りを隠さない。

大事な時期
 青森中央学院大の木村良一教授(政治学)は、近年の地方議員選は少数激戦が多く、有力な新人に現職が敗れるケースが増えていると分析。「議員の中には、その仕事でなく、役職にやりがいなどを見いだす人もおり、カネを払ってでも当選することを考えてしまう」と指摘する。

 町議会は議会改革に取り組んでおり、1月に議会基本条例を施行したばかり。条文には「議員は常に倫理性を自覚し行動しなければならない」との内容もある。

 金崎容疑者は自らの行為によって、議会に対する町民の期待を裏切った格好だ。木村教授は「事件が有権者に与える不信感は大きい。特に今は選挙権が18歳に引き下げられる大事な時期。町議会は一丸となって信頼回復に努めてほしい」と強調する。

デーリー東北新聞社
最終更新:7月19日(日)10時47分

3845チバQ:2015/07/20(月) 23:47:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150719-00000390-yamagata-l06
酒田市長辞意で月内に市議会臨時会 市長選への流れ確認
山形新聞 7月19日(日)10時0分配信

 腎機能不全のため入院中の本間正巳酒田市長が辞任の意向を示したことを受け、本多茂市議会議長がロシア出張で不在の中、堀孝治副議長は18日、丸山至副市長と市役所で会い、辞任に伴う市長選までの流れなどを確認。今月中に市議会臨時会を開き、本間市長の辞表を取り扱う方向で一致した。本多議長が帰県する21日夜以降、正式に決定する。

 堀副議長は18日午後に約2時間、丸山副市長らと協議した。辞職願の申し立てをした日から20日で自動的に本間市長は辞職するが、臨時会を開けば20日以内にすることができることから、臨時会を開くことで合意した。

 一方、本間市長の辞職に伴う市長選に焦点が移る中、市議会各会派は辞任の意向を重く受け止めつつ、静観の状況。本多議長の出張に同行していたり、会派視察中だったりと、3連休で各種行事が立て込み、会派会合の開催が難しい事情も重なる。本多議長の帰県と正式な辞職後に、市長選に向けた思惑が動きだしそうだ。

 最大会派・志友会の所属議員は「市長の辞職は残念で悔しい」とし、本多議長の帰県を待って対応を検討すると説明。第2会派・平政会は関西方面を視察中に一報に触れ「まずは体を治すことが一番だが、市長がバトンを渡したい人がいるのかどうか」。

 第3会派・市民の会は、今月11日に4度目の入院をして以降、辞任の予兆はあったとし「体調面を考えれば、もう少し早い時期の決断でも、よかったのかもしれない」。第4会派・真政会は「議長の帰国を待ってから。臆測で動く状況ではない」と述べるにとどめる。共産党市議団は「今回の辞表がなければ、療養に専念してほしいと話すつもりだった」と語った。

3846チバQ:2015/07/20(月) 23:48:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000293-yamagata-l06
山形市長選、知事「対応考えていない」 今後には含み
山形新聞 7月15日(水)10時58分配信

 吉村美栄子知事は14日、任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)への対応について「現時点で特定の候補者を応援するかどうかということについては特に考えていない」と明言を避けた。

 同日の定例記者会見で質問に答えた。今後、特定候補の支援を考えることはあるのかとの質問には「現時点では考えていない」と含みを残した。

 山形市長選にはいずれも新人の梅津庸成(ようせい)(48)=同市飯田4丁目、行政書士=、佐藤孝弘(39)=同市宮町3丁目、団体役員=、五十嵐右二(64)=同市南原町3丁目、自営業=の3氏が立候補を表明している。

3847チバQ:2015/07/21(火) 07:50:41
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20150720-OYTNT50254.html
本間・酒田市長が死去…68歳、咽頭がん
2015年07月21日
 酒田市の本間正巳市長が20日午後3時48分、咽頭がんのため日本海総合病院(酒田市)で死去した。68歳だった。市長の死去に伴い、20日付で丸山至副市長が職務代理者に就任。21日に市選管に死去を通知し、50日以内に市長選が行われる。


 市によると、本間市長は同市出身で、県総務部長、副市長などを経て2012年10月の市長選で初当選し、現在1期目。山形新幹線の庄内延伸に強い意欲を示すなど市政の発展に尽力していた。

 昨年5月には咽頭部の悪性腫瘍を切除するため入院し、半年後に復帰した後は機械を喉に当てて電子音声で会話していた。今月11日から、腎機能障害のため、同病院に入院していた。

 酒田市役所で20日、記者会見を開いた本間清和後援会長によると、同日になって容体が急変したという。

 本間会長は「飲みに行くとタクシーで自宅まで遠回りして送ってくれたり、珍しいおみやげをくれたり、気配りのできる人。がんの転移で背中が痛くて夜も眠れないのに、肉体の限度を超えてまで庄内の発展のためと働いた」と市長をねぎらった。本間会長は、名前は出さなかったが、市長が後継者を指名していたことを明らかにした。

 記者会見に同席した丸山副市長は「志半ばで亡くなられて残念の極み。一緒に市政にあたった仲間、部下として心から尊敬できる存在だった」と市長の死を悼んだ。

 通夜は22日午後6時半から、家族葬は23日午前10時から、いずれも同市千石町のセレモニーホール酒田で行われる。喪主は妻の八重子さん。後日、酒田市は本間家と合同葬を行う予定。

2015年07月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3848チバQ:2015/07/21(火) 21:24:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150721_11043.html
<仙台市議選>ポスト復興見据え建設業界一転始動

◎「議員の力必要」…「人手ない」の声も

 仙台市議選(24日告示、8月2日投開票)で、保守系候補者にとって集票や人的支援の頼りとなる建設業界が動き始めた。東日本大震災から5カ月後の前回は復旧作業に追われ、候補者も応援要請を自粛するなど「選挙どころではなかった」(建設業関係者)が、今回は一転。建設需要が落ち込む「ポスト復興」を見据え支援議員の応援に力を入れている。
 市内の76社でつくる仙台建設業協会は13日、協会顧問で市議選に立候補予定の現職5人による市政報告会を開いた。5人は会員業者などにそれぞれ支援を訴えた。
 「環境改善を市に求めるには議員の力が必要だ。業界に理解のある人を応援したい」。河合正広会長はこう力を込める。
 市内では復興特需と市地下鉄東西線建設工事が終われば「めぼしい出物(発注案件)がなくなる」(市関係者)。特需前の厳しい状況に再び陥るとの危機感が建設業界内では強い。
 ただ、市議選は地域代表を選ぶ色合いが濃い。政党対決の国政選挙と異なり、業界を挙げた組織戦にはなりづらい。
 建設業者の中には「応援しても受注が増える時代ではない。暇なら選挙事務所に顔を出す程度」(宮城野区の業者)「社長が個人的に関わっているが、会社全体で取り組む余裕はない」(若林区の業者)と冷めた声が聞かれる。
 業界で慢性的な人手不足の影響を指摘する声も多い。ある自民党の現職は「多くの業者は労働力確保に苦労している。業界を頼っても(選挙支援の)人集めに苦労する候補者は多いだろう」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月21日火曜日

3849チバQ:2015/07/21(火) 21:25:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150721_51032.html
<酒田市長死去>入院前に「意中の後継」伝達

 酒田市の本間正巳市長(68)が死去した20日、市役所で丸山至副市長とともに記者会見した本間清和後援会長は、本間市長に意中の後継者がおり、後継指名していたことを明らかにした。具体的な名前は明らかにしなかったが、早ければ8月中にも行われる市長選に向けて大きな影響が出るとみられる。
 本間会長によると、市長は昨年、声帯を失う可能性が高まったことを受け、手術前に「何かあれば頼む」と伝えていた。今月11日に入院する直前にも、意中の後継者と本間会長の3人で会い、あらためて意思を伝達したという。
 本間会長はこれまでの取材に対し、「市長の思いを継ぎ、市政に精通した人に市のかじを握ってほしいとの思いは市長も同じだ」と述べており、20日も「切れ目ない市政が行われ、市民が安心できるという思いがあったはずだ」と述べた。
 本間市長の死去に伴う市長選には、市幹部や元国会議員らを推す声が上がっている。


関連ページ:山形政治・行政
2015年07月21日火曜日

3850チバQ:2015/07/22(水) 23:21:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150722_11022.html
<仙台市議選>安保で攻防「党の顔」応援続々


歩行者に演説する党幹部(左手前)=仙台市内
拡大写真
 24日告示の仙台市議選(8月2日投開票)で党公認候補を擁立した各党トップらが次々に仙台入りし、支持拡大に懸命だ。野党側が「党の顔」を前面に出して世論の批判が強い安全保障関連法案の争点化を訴えるのに対し、与党側はこうした動きをけん制。安保攻防が前哨戦の焦点となっている。
 「安保法案が審議される今国会中に予定される唯一の大型地方選だ」
 市議選の意義をこう強調したのは民主党の岡田克也代表。18日、青葉区のフォーラス前の街頭演説で「安保法制は駄目だとの声を市議選に託してほしい。法案をめぐり安倍晋三首相が判断する際の大きな材料になる」と呼び掛けた。
 19日には、社民党の福島瑞穂副党首が同じ場所で「仙台市議選で今の政治を変える流れをつくりたい」と力説。法案の廃案を主張し「国民の怒りで安倍内閣の支持率を下げ、辞めさせよう。その大きな一歩が市議選だ」と攻勢を強めた。
 安保法案を支持する公明党の山口那津男代表は衆院通過前の8日、宮城野区の仙台サンプラザホールで支持者向けに講演。法案の説明に時間の大半を割いた。終了後、報道陣の取材に「安保法案は仙台市議選の候補者選択に直結しない。地域課題に対する政策実現力を基準に候補者を選ぶのが地方選だ」と語った。
 仙台市議選では党幹部が来仙した民主、公明が各9人、社民が6人の立候補予定者を公認。他党は自民が18人、維新が1人、共産が7人を立てるが、21日現在で自民、共産両党幹部の来仙予定はない。維新は代表の応援を要請している。
 市議選にはほかに地域政党「輝くまち」が3人を公認。12人が無所属で名乗りを上げ、定数55に対し計65人が立候補する予定となっている。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月22日水曜日

3851チバQ:2015/07/26(日) 20:48:26
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150726-OYT1T50051.html
選挙カー申請を誤って却下…警察が社民に謝罪
2015年07月26日 19時39分
 宮城県警は25日、仙台市議選告示(24日)前の選挙カー許可申請で、社民党新人の猪股由美候補(37)(太白選挙区)陣営について誤って却下したと発表した。


 公職選挙法施行令の解釈ミスが原因で、県警捜査2課は社民党県連に謝罪し、「再発防止に向け、職員の指導を徹底したい」としている。

 同課によると、猪股候補の申請を23日に受けた仙台南署の担当者が、「定員10人以下の乗用車なら重量2トン以上の四駆でも可」とする同法施行令について、「2トン以上では不可」と誤って解釈した。同署から相談を受けた同課の担当者も間違いに気づかなかったという。

 猪股候補は告示の24日に別の車を用意したが、同様に却下された。同課は25日午前に県選管からの指摘を受けて誤りに気づき、夕方に許可を出したが、猪股候補はその間、ハンドマイクだけで遊説するなどの対応を強いられたという。

 後援会幹部は「この2日間、街宣などが思うようにできなかった。選挙活動を妨害され、大変憤っている」と話した。

2015年07月26日 19時39分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3852チバQ:2015/07/26(日) 21:19:38
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015072501001457.html
大槌町長選、震災遺構も争点に 世論二分、8月9日投開票
 東日本大震災で大きな被害が出た岩手県大槌町で、任期満了に伴う町長選が8月4日告示、9日に投開票される。出馬を表明した現職と新人2人による論戦が繰り広げられる中、被災した旧役場庁舎など「震災遺構」の保存も争点に浮上。町を二分しかねないテーマだけに「復興に水を差すのでは」と不安の声が漏れている。

 立候補を表明したのはいずれも無所属で、現職の碇川豊氏(64)、元町会計管理者の平野公三氏(59)、元町議会議長の岡本大作氏(66)。町は震災で全町民の約1割に当たる約1300人を失い、復興は道半ばだ。

(共同)

3853チバQ:2015/07/26(日) 22:09:43
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150725_05.html
<仙台市議選>強まる政党対決色


9日間の戦いが始まった仙台市議選。投票を呼び掛ける垂れ幕が市役所に掲げられた

 仙台市議選は24日告示され、8月2日の投開票に向け9日間の選挙戦が始まった。立候補者数は、定数55に対し66人。政令市移行後に実施された選挙では最も少なく、新人も15人と大幅に減少。顔触れの固定化と政党対決の様相が強まった。各選挙区の構図を見る。

◎青葉/党幹部てこ入れ

 青葉区(定数15)は現職13人、元議員1人、新人2人が立候補した。人口30万人超で市内最大の選挙区。既に各党幹部が相次いでてこ入れに入り、与野党対決の色を濃くしている。選挙期間と重なる参院での安全保障関連法案審議の行方が投票行動に影響しそうだ。

◎宮城野/保守票の争奪戦

 宮城野区(定数10)は現職8人、元議員2人、新人3人がせめぎ合う激戦区。沿岸部は東日本大震災で被災し復興が急がれるが、前回の投票率は37.94%と市内最低だった。有権者の関心をどう喚起するかも問われる。保守系候補が多く、保守票の争奪戦が進む。

◎若林/まちづくり争点

 若林区(定数7)は現職7人と新人1人が議席を争う。被災した沿岸部の復興や12月開業の市地下鉄東西線の新駅を生かしたまちづくりが課題。定数、候補者数ともに市内最少で各候補が支持固めに全力を挙げる。

◎太白/新人 最多の5人

 太白区(定数12)は現職10人に新人5人が挑む。新人の数は市内最多で、5人のうち4人が政党の公認を受けて戦う。地域票や政党・組織票が一部で流動化する可能性をはらんでおり、選挙戦では激しい票の奪い合いが展開されそうだ。

◎泉/投票率の動向鍵

 泉区(定数11)は現職10人と新人4人の混戦模様。民主系のベテランが後継者を指名せずに引退し、公明が初めて2人目を擁立。当選ラインをにらんだ各陣営の駆け引きが激しくなりそうだ。新興住宅地に無党派層が多く、投票率の動向が焦点となる。


2015年07月25日土曜日

3854チバQ:2015/07/26(日) 22:10:54
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150724_35.html
<仙台市議選>立候補者(定数55)

 【青葉】(15―16)
岡部恒司   56 党市会長   自現(4)
樋口典子   56 管理栄養士  社現(1)
菅野直子   43 党県委員   共現(2)
高橋卓誠   31 元参議員秘書 自新
鎌田城行   52 党県青年局長 公現(3)
早坂敦    44 政治団体役員 諸現(1)
加藤和彦   48 会社役員   自現(2)
村上一彦   58 保護司    民元(2)
加藤健一   46 東北電力社員 無現(1)
花木則彰   55 党県常任委員 共現(4)
跡部薫    50 大学講師   自現(2)
佐藤わか子  62 NPO理事長 民現(4)
西沢啓文   60 団体役員   自現(5)
嶋中貴志   54 党県副幹事長 公現(3)
屋代美香   52 会社役員   自現(1)
伊藤優太   30 党県役員   維新

 【宮城野】(10―13)
小野寺利裕  59 党県役員   公現(2)
田村稔    61 宮司     自現(4)
小野寺淳一  49 政治団体役員 無現(1)
辻隆一    64 市職労役員  社元(5)
松本由男   58 行政書士   無新(自推)
渡辺博    65 元衆議員秘書 自現(7)
高見紀子   58 党県委員   共現(2)
赤間次彦   58 党県副会長  自現(6)
渡辺敬信   36 元参議員秘書 民現(1)
平井みどり  60 ピアノ教師  民新
伊藤直樹   39 元農協職員  無新(自推)
野田幸代   63 会社役員   自元(1)
佐々木真由美 51 党県女性次長 公現(1)

 【若林】(7―8)
庄司あかり  30 元銀行員   共現(1)
佐藤正昭   56 団体役員   自現(6)
菅原健    43 元参議員秘書 自現(2)
相沢和紀   61 元仙台市職員 社現(2)
菊地昭一   64 党県副代表  公現(4)
菊地崇良   47 元陸上自衛官 自現(1)
菅原正和   55 会社役員   無新(自推)
木村勝好   64 党県役員   民現(6)

 【太白】(12―15)
小山勇朗   67 党県副代表  社現(7)
高橋次男   71 農業     無現(4)
熊沢孝雄   55 保護司    無新
柿沼敏万   77 米穀店経営  無現(6)
沼沢真也   34 元参議員秘書 民新
岡本章子   50 党県副幹事長 民現(4)
及川英樹   41 整体院経営  諸現(1)
舩山由美   47 元保健師   共現(3)
渡辺拓    39 元防大研究員 自新
嵯峨サダ子  67 党県委員   共現(5)
鈴木広康   53 党県組織局長 公現(3)
猪股由美   37 育児団体役員 社新
佐藤和子   56 党県女性次長 公現(1)
佐々木心   37 元市議秘書  自新
鈴木勇治   64 元仙台市職員 無現(5)

 【泉】(11―14)
小野寺健   43 NPO理事  民現(2)
庄司俊充   66 商工会副会長 無現(4)
野田譲    53 元衆議員秘書 自現(5)
佐藤幸雄   47 党県青年次長 公新
石川建治   57 元国鉄職員  社現(4)
小田島久美子 53 党県女性局長 公現(2)
橋本啓一   48 元衆議員秘書 自現(3)
古久保和子  47 党地区委員  共現(3)
甲田涼司   50 学習塾経営  無新(維推)
柳橋邦彦   74 会社社長   諸現(6)
安部孝雄   42 NPO代表  無新
安孫子雅浩  53 元介護福祉士 民現(4)
斎藤範夫   60 党区支部長  自現(3)
大久保三代  39 元衆院議員  無新

〔注〕24日午後1時現在

3855チバQ:2015/07/26(日) 22:54:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150723-00000012-khks-l04
<仙台市議選>票水増しで溝 市長とほころび
河北新報 7月23日(木)13時10分配信

<仙台市議選>票水増しで溝 市長とほころび
立候補予定者の決起集会であいさつする奥山市長
  24日告示の仙台市議選(8月2日投開票)をめぐり、2013年市長選で奥山恵美子市長の再選を支援した立候補予定者らと市長との連携姿勢にほころびが出ている。市長選で全議員55人のうち43人が支援に回ったのに対し、市議選の前哨戦で市長が応援に駆け付けたのはごく一部。議員と市長との距離が広がっているとの見方が出ている。

【仙台市議選】あす告示 66人臨戦態勢

 

  「市長選初出馬の時からポスターの撮り方などをアドバイスしてもらった」

  7月中旬のベテラン議員の決起集会。来賓の奥山市長はこう持ち上げ、パイプの太さを印象付けた。

  市議選のたびにみられる光景だが、今回は多くない。関係者によると、市長が要請に応じて立候補予定者の会合に出席したのは10陣営ほど。議員の約8割が支持陣営に加わった2年前の市長選の状況と比べると、大きな隔たりがある。

  転機は青葉区選管の票水増し問題だ。改選前最後の市議会6月定例会で市長は自らの処分を減給20%(3カ月)とする条例改正案を提案したが、「職員3人を懲戒免職した処分と比べ軽い」との批判が相次いだ。

  条例は僅差で可決したが、市長の判断を全面支持する声は少なく、消極的賛成が大勢を占めた。反対した立候補予定者は「市長と対決姿勢を取った以上、市議選で助力を求める訳がない」と断言。親市長の議員からも「市長への支持が薄れている」との声が漏れる。

  一方で、市長側が候補予定者を選別しているとの見方もある。条例改正案に反対したある予定者は奥山市長を会合に招いたが、実際に来たのは副市長だった。袖にされた格好の予定者だが、「市長が論功行賞で待遇に差をつけるのは当然だろう」と意にも介さない。

  2年後に任期満了を迎える奥山市長。「もう次の市長選は始まっている」。議員間ではそんな見方が支配的だ。議員と市長との距離が広がる微妙なバランスの中で、市議選に突入する。

  市議選の対応について、15日の定例記者会見で「市長選で応援をもらったことなどの関係性や日程を勘案しながら可能なものはお伺いする」と語った奥山市長。告示日以降はマイクを握らず静観の構えだ。

3856チバQ:2015/07/28(火) 22:12:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150728_11022.html
<仙台市議選>数独?掲示板の番号おかしい


ミスがあったポスター掲示板=27日午後15時半、仙台市泉区
拡大写真
 仙台市泉区選管は27日、市議選立候補者のポスター掲示板1カ所で、ポスターを貼る区画に書かれた番号の表記を誤り、24日の告示日に同区選挙区の候補者6人のポスター掲示が遅れたと発表し、記者会見で謝罪した。
 泉区選管によると、同区の八乙女1丁目公園南側に設置した掲示板で、本来は7〜12の番号となる区画が13〜18となっていた。委託業者が今月上旬に設置した際に番号が書かれた板の貼り合わせを誤り、区選管職員による14日の設置確認でも見落とした。
 24日午前10時ごろ、ある陣営から表記の誤りを指摘され、判明した。板の交換作業が完了した同日午後1時半ごろまで、6陣営のポスター掲示が遅れた。


関連ページ:宮城社会仙台市議選
2015年07月28日火曜日

3857チバQ:2015/07/28(火) 22:12:59
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150728_04.html
<仙台市議選>団体VS個人 安保が戦術影響

 中盤戦を迎えた仙台市議選(8月2日投開票)で自民、民主の二大政党が対照的な戦いを演じている。分かれ目になったのは世論の反対が強い安全保障関連法案。民主党が法案への批判票を取り込もうと党幹部を連日投入して「団体戦」を仕掛けるのに対し、自民党は市議選への影響を嫌って本部への応援要請を封印し「個人戦」に徹している。

◎民主/連日幹部投入、「安保」批判票に照準

 「全国で今、安保法案にノーを突き付けられるのは仙台市民だけだ。私たちの仲間に投票し、もう一度力を与えてほしい」
 民主の細野豪志政調会長は26日、青葉区のアエル前で党候補4人と並んで演説し支持を訴えた。
 25日に蓮舫代表代行、告示前の18日には岡田克也代表と、知名度の高い国会議員が続々仙台入り。前回2011年の市議選で当時の菅直人首相の退陣をめぐる政局で党支持率が低迷し、「党名隠し」の動きが出たのとは逆の対応となった。
 安保法案審議で内閣支持率が急落したのを受け、党本部は安倍晋三首相への攻勢を強める。「党への逆風が止まった手応えはある」とある候補。潮目の変化を実感しているものの、「追い風にまでなるかは未知数だ」と慎重だ。

◎自民/「安保」争点化を回避、地域課題強調

 一方の自民。党三役級の応援は今のところない。ある候補は「自分の支持者の中には、安保法案の審議の進め方に疑問を持つ人もいる。党幹部の応援が逆効果になりかねない」と打ち明ける。
 市連幹部は「今後も党本部に応援を求める予定はない」と断言する。当の党本部も「党三役の地方選応援は執行部から指示されていない」と言う。
 国政で1強体制を築いた政権の勢いを生かそうと、党公認候補を前回の14人から18人に増やしたのが一転、選挙戦では党の看板を遠ざける事態になっている。
 民主党が仕掛ける安保法案の争点化には応じず、自民党の各候補は地域課題の解決を訴える作戦だ。候補の一人は「自民党は『自分党』。頼れるのは自分の力だけだ」と語る。
 市議選には自民が最多の18人を擁立。次いで民主、公明が各9人、共産が7人、社民が6人、地域政党「輝くまち」が3人、維新が1人を立てた。無所属は13人となっている。


2015年07月28日火曜日

3858チバQ:2015/07/28(火) 22:40:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150726-00000541-yamagata-l06
酒田市長選、副市長が出馬を固辞 体調理由要請に「意欲が減退」
山形新聞 7月26日(日)9時17分配信

 酒田市長・本間正巳氏の死去に伴う市長選(8月30日告示、9月6日投開票)で、本間氏の後援会幹部らは25日夜、酒田市内で丸山至副市長と会い、市長選への出馬を要請したが、丸山氏は固辞した。丸山氏は本間氏が遺志を託したとされる人物。山形新聞の取材に対し、自身の体調面の懸念が要因とした上で「本間市長の急逝でエネルギーが急速に減退した」と語った。

 丸山氏によると、後援会幹部は「今の酒田の流れを逆戻りさせないよう、やってくれないか」などと打診。本人は体調面やモチベーションの低下を理由に、申し出を断ったという。丸山氏は「職務代理者として、新市長が決まるまで市政を守りたい」としている。

 本間氏は昨年5月と今月の計2回、「わたしに何かあったら頼む」などと丸山氏に託す思いを後援会幹部に伝えていた。23日に家族葬が営まれ、一つの区切りとなったことから、この日の会合が設定された。

 丸山氏は酒田市の総務部長などを歴任。2012年10月の市長選で本間氏が初当選した後の同年12月、副市長に就いた。

3859チバQ:2015/07/30(木) 21:06:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150730_11036.html
<仙台市議選>泉区の候補者、車にはねられる

 仙台市議選(8月2日投開票)の泉選挙区に立候補した民主党現職の安孫子雅浩氏(53)が29日、泉区歩坂町の路上で車にはねられた。陣営によると午後4時ごろ、有権者にあいさつしようと道路を横断した際、事故に遭った。左手と左足を打撲し、検査のため市内の病院に入院した。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月30日木曜日

3860チバQ:2015/07/30(木) 21:07:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150730_11025.html
<仙台市議選>5陣営が西多賀拠点に集票合戦


激戦区の西多賀地区で演説する候補者=仙台市太白区
拡大写真
 仙台市議選(8月2日投開票)の太白選挙区(定数12)に立候補した15人中5人が区南西部の西多賀地区に選挙事務所を構え、地域票の争奪戦を繰り広げている。古くからの住宅地で交通の便が良いという立地の良さに加え、ベテラン議員の引退といった事情も絡み、「西多賀戦争」の様相を呈している。
 「実家が西多賀。地元の歴史・文化遺産を観光資源化し、商店街に金が落ちる仕組みをつくりたい」
 自民党新人は28日、事務所近くの交差点で演説。他の2陣営の事務所の目の前で地元候補だとアピールした。
 社民党新人は西多賀を地盤としていた同党ベテラン議員から後継指名され、支持層の継承に懸命だ。陣営幹部は「前任者の地域票の半分は固めた。維持してきた地盤を引き継がなくてはいけない」と力を込める。
 西多賀に事務所を設けた候補は長町や中田をしのぎ最も多い。内訳は公明、共産両党の現職2人と自民、社民両党と無所属の新人3人の計5人。うち4人の事務所が地区中心部の約250メートル四方に集中する。
 太白選挙区には市内最多の新人5人が立候補しており、うち3人が西多賀に集結したのも特徴だ。
 同地区には約4700世帯が暮らす。国道286号の旧道が商店街を東西に貫き、人や車の行き来が活発。市地下鉄南北線富沢駅も近く、周辺の新興住宅地にもアプローチがしやすい。現職の1人は「太白区で事務所を置くには長町と並ぶ適地だ」と解説する。
 前回2011年の市議選でも17人中3候補が陣取ったが、今回は新人のほかに隣の地区を地元とする現職も参入。地盤としていたベテラン議員の引退が進出を促したと見られている。
 太白選挙区には自民、民主、公明、共産、社民が各2人、地域政党「輝くまち」が1人、無所属4人が立候補している。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月30日木曜日

3861チバQ:2015/07/31(金) 22:51:20
http://news24.jp/nnn/news8876622.html
山形市長選挙、吉村知事が梅津氏支援表明
(山形県)


■ 動画をみる
吉村知事は30日夜、山形市で開催された梅津庸成氏(48)の大規模集会に出席。梅津氏支援を明確に表明した。吉村美栄子知事は「(梅津氏は)山形市を良くしたい。山形市民の幸せのために働きたいと思っている。私が応援するのはそこだ」とあいさつ。また「山形市政は誰のためにあるのでしょうか。みんなのためにあるのではないだか。ひとつの政党のためにあるものではないと思う」と、自民党が推薦する佐藤孝弘氏の陣営を意識したと受け取れる発言をした。梅津氏は、9月6日告示の山形市長選に向けて民主・共産・社民などから推薦を受けている。会場のステージには、吉村知事と梅津氏が握手する大きな写真が掲げられるなど、陣営は今後、知事との協力関係を全面に打ち出す戦略だ。知事はこれまで、初当選した知事選で応援を受けた候補を「恩返し」として支援してきた。一方で、梅津氏が立候補し、落選した前回の参院選山形選挙区では、対立候補の自民党現職の岸宏一氏を支援した経緯がある。吉村知事が梅津氏支持を表明したことについて、自民党県連の金沢忠一幹事長は、「今回の行動は、一貫性を欠き、知事としていかがなものか。その政治姿勢を問いたい」と話した。山形市長選挙にいち早く出馬の意向を示している自民党推薦の佐藤孝弘氏(39)は、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣となった遠藤利明衆院議員とのパイプを強調し、自民党県連が主体となった動きを活発化させている。さらに、市内で飲食店を経営する五十嵐右二氏(64)も出馬の意向を表明し、個人での活動を続けている。
[ 7/31 20:17 山形放送]

3862チバQ:2015/07/31(金) 22:53:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150731_11033.html
<仙台市議選>真夏の決戦 終盤情勢

 仙台市議選は8月2日の投開票まであと2日となり、定数55をめぐる66候補の争いは最終盤に入った。票の掘り起こしと票固めへ、街頭や演説会で懸命な訴えが続く。競り合いを演じる5選挙区の情勢を分析した。(敬称略)

◎青葉/サバイバル戦熱く

 加藤健は東北電力労組の組織票に上杉の地域票を上乗せし、トップをうかがう。佐藤は女性団体や無党派層の支持を集める。跡部は北仙台に浸透、出身の東北福祉大関係者も応援する。加藤和は地盤の愛子を手堅くまとめる。
 西沢は立町と八幡で強みを発揮する。花木は党支持層が結束し安定。嶋中は公明票を引き締める。菅野は宮町を中心に支持を広げる。村上は台原を起点に民主支持層の集票に懸命。鎌田は党支持層の票固めを図る。樋口は市職労の支援が頼り。
 落選者は1人というサバイバルレースは激しさを増している。伊藤は街頭活動で知名度向上を狙う。高橋は引退した大泉鉄之助と鈴木繁雄が支援。岡部は八幡周辺を拠点に支持拡大に励む。屋代は旭ケ丘での浸透に躍起。早坂は後援組織をフル回転させる。

 【青 葉】(15―16)
岡部恒司56党市会長   自現(4)
樋口典子56管理栄養士  社現(1)
菅野直子43党県委員   共現(2)
高橋卓誠31元参議員秘書 自新 
鎌田城行52党県青年局長 公現(3)
早坂敦44政治団体役員 諸現(1)
加藤和彦48会社役員   自現(2)
村上一彦58保護司    民元(2)
加藤健一46東北電力社員 無現(1)
花木則彰55党県常任委員 共現(4)
跡部薫50大学講師   自現(2)
佐藤わか子62NPO理事長 民現(4)
西沢啓文60団体役員   自現(5)
嶋中貴志54党県副幹事長 公現(3)
屋代美香52会社役員   自現(1)
伊藤優太30党県役員   維新 


◎宮城野/中位は混戦模様に

 上位争いは固い地盤を持つベテラン2人に中堅が割って入る構図になっている。渡辺博は原町で安定した戦い。赤間は岩切で他陣営を寄せ付けない。高見は無党派層にも浸透する。
 中位は混戦模様。佐々木は公明票をまとめて堅調。渡辺敬は労組の基礎票に萩野町の地域票を上積みする。田村は神道系団体の支援を基盤に福田町の票を固める。小野寺利は党支持層の緩みを警戒する。小野寺淳は地盤の高砂から蒲生に攻勢を掛ける。
 野田は保守系の女性票を取り込む。辻は市労連や自治労の支持固めに躍起。平井は党県議が全面支援する。松本は自衛隊関係者が支援。伊藤は知名度の向上を目指す。

 【宮城野】(10―13)
小野寺利裕59党県役員   公現(2)
田村稔61宮司     自現(4)
小野寺淳一49政治団体役員 無現(1)
辻隆一64市職労役員  社元(5)
松本由男58行政書士   無新  (自推)
渡辺博65元衆議員秘書 自現(7)
高見紀子58党県委員   共現(2)
赤間次彦58党県副会長  自現(6)
渡辺敬信36元参議員秘書 民現(1)
平井みどり60ピアノ教師  民新 
伊藤直樹39元農協職員  無新  (自推)
野田幸代63会社役員   自元(1)
佐々木真由美51党県女性次長公現(1)


◎若林/上位陣には安定感

 上位陣は安定。菊地崇は地盤の七郷から沖野にも進出し、連続トップの勢い。庄司は共産票を固め、女性や無党派層に支持拡大を図る。菊地昭は公明票を着実にまとめる。
 木村は連合系労組を引き締める。佐藤は遠見塚、大和町の地域票の掘り起こしに懸命。相沢は市労連がフル回転する。菅原健は無党派層へのアピールに余念がない。菅原正は南小泉を拠点に追い上げる。

 【若 林】(7―8)
庄司あかり30元銀行員   共現(1)
佐藤正昭56団体役員   自現(6)
菅原健43元参議員秘書 自現(2)
相沢和紀61元仙台市職員 社現(2)
菊地昭一64党県副代表  公現(4)
菊地崇良47元陸上自衛官 自現(1)
菅原正和55会社役員   無新  (自推)
木村勝好64党県役員   民現(6)

3863チバQ:2015/07/31(金) 22:53:47
◎太白/当選圏の攻防激化

 上位争いが激しさを増す。岡本は労組票に地域票を積み上げ、優位に戦う。鈴木勇は鈎取などで勢力を拡大。佐々木は後援会がフル回転し支持拡大を図る。
 佐藤、鈴木広は公明票を手堅くまとめる。舩山、嵯峨は共産支持層に加え、無党派層も取り込む。高橋は中田で着実に浸透する。小山は袋原などの地域票と労組票を軸に支持を固める。沼沢は民主支持層のほか若年層にアピールする。柿沼は長町の商店街や町内会で票固めに励む。
 当選ラインの攻防は激しい。猪股は子育て世代の支持で浮上を狙う。渡辺は保守層の集票に躍起。及川は現職の実績を掲げる。熊沢は西多賀を拠点に追い上げる。

 【太 白】(12―15)
小山勇朗67党県副代表  社現(7)
高橋次男71農業     無現(4)
熊沢孝雄55保護司    無新 
柿沼敏万77米穀店経営  無現(6)
沼沢真也34元参議員秘書 民新 
岡本章子50党県副幹事長 民現(4)
及川英樹41整体院経営  諸現(1)
舩山由美47元保健師   共現(3)
渡辺拓39元防大研究員 自新 
嵯峨サダ子67党県委員   共現(5)
鈴木広康53党県組織局長 公現(3)
猪股由美37育児団体役員 社新 
佐藤和子56党県女性次長 公現(1)
佐々木心37元市議秘書  自新 
鈴木勇治64元仙台市職員 無現(5)


◎泉/現職勢が優位保つ

 現職勢が優位に戦いを進める。野田は南光台を地盤に支持固めを進め、連続トップをうかがう。斎藤は七北田を拠点に支持拡大を図る。安孫子は松陵の地域票に労組票の上積みを狙う。
 古久保は共産支持層に加え、無党派層に浸透。柳橋は泉ケ丘の地域票を基に自民支持層に食い込む。小野寺は若年層に支持を広げる。小田島は公明支持層の票固めに必死。庄司は根白石で手堅い戦いを展開する。橋本は南中山を中心に票の掘り起こしに懸命。
 佐藤は公明支持団体がフル回転し、浮上を狙う。石川は労組票に無党派層の上乗せを目指す。甲田は八乙女の票に維新支持層への浸透で追い上げる。大久保、安部は知名度向上に努める。

 【 泉 】(11―14)
小野寺健43NPO理事  民現(2)
庄司俊充66商工会副会長 無現(4)
野田譲53元衆議員秘書 自現(5)
佐藤幸雄47党県青年次長 公新 
石川建治57元国鉄職員  社現(4)
小田島久美子53党県女性局長公現(2)
橋本啓一48元衆議員秘書 自現(3)
古久保和子47党地区委員  共現(3)
甲田涼司50学習塾経営  無新  (維推)
柳橋邦彦74会社社長   諸現(6)
安部孝雄42NPO代表  無新 
安孫子雅浩53元介護福祉士 民現(4)
斎藤範夫60党区支部長  自現(3)
大久保三代39元衆院議員  無新 


関連ページ:宮城政治・行政
2015年07月31日金曜日

3864チバQ:2015/07/31(金) 22:56:04
>>3664に書いてあったけど仙台市議選に大久保三代が出馬してたのか

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/1236
2014衆院選:自民・5区 大久保氏、公認せず 勝沼氏がくら替え /宮城

3865チバQ:2015/07/31(金) 22:56:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150731_51004.html
<山形市長選>知事一転、天敵とタッグ


梅津氏(右)への支援を表明し、笑顔で握手する吉村知事=30日午後7時40分ごろ、山形市の山形ビッグウイング
拡大写真
 吉村美栄子山形県知事は30日、任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、無所属新人の元防衛省職員梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=を支援する意向を表明した。山形市であった梅津氏陣営の決起集会に出席し、応援演説した。
 吉村知事は約2000人を前に「梅津さんの古里を思う気持ちを実現させてほしい」と支持を呼び掛け、笑顔で握手を交わした。梅津氏は「県政をリードする吉村知事の決断に心から感謝する」と述べた。壇上には2人が並ぶ写真が飾られ、大きな拍手に包まれた。
 これまでの国政選挙では吉村知事は「恩と義に生きる」として、初当選した2009年の知事選で応援を受けた候補を支援してきた。梅津氏が民主党公認で立候補し、落選した10年の参院選山形選挙区では、自民党現職の岸宏一氏(75)のマイクを握っている。
 吉村知事は自らこの点に触れ、「10年参院選は(梅津氏の)邪魔をした。天敵と思われたかも知れないが、今思えば山形市長選に出る運命だったのだろう。(梅津氏の)山形のために尽くす気持ちが支援する理由だ」と説明した。
 「山形市政は山形市民のためにある。一つの政党のためにはない」とも語った。複数政党の推薦を受ける梅津氏と、無所属新人で自民党が推薦する元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)を比較した発言とみられる。
 吉村知事が梅津氏支援を鮮明にしたことで、自民党は強く反発している。金沢忠一県連幹事長は「県民党をうたう知事が、特定の候補者に肩入れすることはおかしい。恩も義もないご都合主義だ」と切り捨てた。
 佐藤氏は「知事の動向は選挙に影響を与えるが、自分は政策を市民に伝えることに専念する」と話した。
 市長選には無所属新人の飲食店経営五十嵐右二氏(64)も立候補を予定する。


関連ページ:山形政治・行政
2015年07月31日金曜日

3866チバQ:2015/08/01(土) 01:14:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150730-00000636-yamagata-l06
酒田市長選告示まで1カ月 立候補表明者おらず
山形新聞 7月30日(木)8時9分配信

 酒田市長・本間正巳氏の死去に伴う市長選は、8月30日の告示(9月6日投開票)まで1カ月となった。選挙日程が21日に決まってから1週間以上が経過した29日現在、立候補表明者はいない。本間氏が遺志を託した丸山至副市長は出馬要請を固辞したものの、酒田市内外で再考を促す動きが加速。推す声の広がりを受け、丸山氏は熟慮を重ねている。ほかに擁立を模索する動きは顕在化しておらず、丸山氏の態度表明を待つ状況下で、市長選の構図は描かれていない。

 本間氏の遺志が明らかになったのは、本間氏の後援会幹部が18日に開いた記者会見。市長辞任の意向とともに、昨年5月と今月の計2回、後援会幹部らに「わたしに何かあったら頼む」と丸山氏に市政のかじ取り役を託していたことを公表した。本間氏の家族葬が営まれるまで行動を自制していた後援会幹部は25日夜、正式に出馬を要請。だが、丸山氏はモチベーション低下などを理由に固辞した。

 遺志に触れた市議会各会派や政党などは、後援会幹部の要請前から丸山氏支援の動きを水面下で進め、「一枚岩」になる方針を確認。他会派などとの折衝を繰り返し、連携の可能性を模索した。「昨年12月の衆院選のように分裂している余裕は、いまの市政にはない」と保守系市議。過去2回の衆院選で分裂した保守系だけではなく、民主系も巻き込んだ形での環境が整いつつある。

 丸山氏支援でほぼ一致した市内の政財界関係者の間には、ほかに意中の人物はなく、丸山氏が出馬しなければ、それぞれが独自路線に入るのは必至。政治的なバランスに配慮し、庄内地域の他市町との協調に腐心した本間氏の遺志を尊重する思惑から、市内外の政財界関係者は26日以降、丸山氏に再考を求めている。

 象徴的なのは市議会有志の行動で、最大会派所属の議長、第2〜4各会派会長らが27日に急きょ集まり「丸山さんしかいない。考え直してほしい」などと要請。丸山氏は「来ていただいたことはありがたい」などと応じ、熟慮する考えを伝えている。

 丸山氏の対応に注目が集まる中、名前が浮上するのは、前回市長選(2012年10月)で本間氏と一騎打ちを演じた元衆院議員・和嶋未希氏。和嶋氏は支援者らと面会し、立候補の可能性を示唆しているとされる。和嶋氏は支援者らとの面会を認めた上で「いまは、いち市民として(本間氏に)弔意を示している」と説明。自らの立候補の意思に関しては「まったくの白紙」と話している。

3867チバQ:2015/08/01(土) 07:57:15
>>2391
 当 28,553 本間正巳 65 無新(自)
   24,981 和嶋未希 40 無新

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150801_51021.html
<酒田市長選>告示まで1カ月 一気に急展開

 本間正巳市長の死去に伴う酒田市長選(30日告示、9月6日投開票)は31日、出馬に向けた動きが相次ぎ、急展開した。本間氏が生前、後を託した副市長の丸山至氏(61)が無所属で立候補する意向を表明。前回市長選で本間氏に敗れた元衆院議員の和嶋未希氏(43)も立候補の意思を固めた。本間氏急逝から10日余り。港町は一挙に選挙モードへ突入した。


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150801_51015.html
<酒田市長選>「閉塞感打破する」和嶋氏


和嶋 未希氏
拡大写真
 和嶋氏は31日午前、酒田市内で河北新報社の取材に応じ「酒田に漂う閉塞(へいそく)感を打破するためにも市民にいま一度、市政運営の是非を問わなければならないと思っている」と述べ、立候補への強い意欲を示した。
 「7月末までは本間氏への弔意を示したい」とも話した。8月1日以降、自身の支援体制を構築するなどの準備を進め、来週中には正式に立候補を表明する意向だ。
 和嶋氏は酒田市出身。日大卒。県議2期を経て、2009年の衆院選に民主党の比例東北単独候補として立候補し、初当選した。
 任期途中の12年10月、衆院議員を辞職して民主党を離党。前回市長選に無所属で立候補し、吉村美栄子知事の支援も得て、自民党が推薦した本間氏と一騎打ちを演じたが、3572票差で敗れた。


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150801_51016.html
<酒田市長選>「市政流れ止めぬ」丸山氏


丸山 至氏
拡大写真
 丸山氏は31日午前、市役所で記者会見し「本間氏がつくった市政の流れを止めるわけにはいかない。私が接着剤となり、多くの力を結集し、住民が笑顔で暮らせる街をつくる」と立候補する考えを明らかにした。
 20日に咽頭がんで死去した本間氏は生前、「何かあれば頼む」と丸山氏を後継に指名していた。25日に本間氏後援会から立候補を要請され、健康不安などを理由に固辞した。その後も市議会の超党派議員、自民党酒田支部、隣接首長らが熱心に説得を続けていた。
 丸山氏は翻意した理由を「(要請された時は)本間氏が急逝した直後で、気力がなえてしまっていた。しかし、多くの関係者の声を聞き、市民のために精いっぱいやろうという思いが強くなった」と説明した。
 丸山氏は酒田市出身。山形大卒。1977年に市役所に入り、財務部長や総務部長などを経て、本間氏が市長就任直後の2012年12月、副市長に就任した。
 記者会見に先立ち、丸山氏は市議会の本多茂議長に辞職願を提出した。7日の臨時会で承認される見通しで、丸山氏が務める市長職務代理者には本間匡志総務部長が就く予定。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月01日土曜日

3868チバQ:2015/08/02(日) 21:01:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150802_31002.html
<盛岡市長選>経営感覚VS財政手腕

◎谷藤氏・健全化実績強調/内舘氏・効果的投資訴え

 任期満了に伴う盛岡市長選(16日告示、23日投開票)は告示まで2週間となった。4選を目指す現職の谷藤裕明氏(65)に、民主党県連の推薦を受ける新人で会社役員の内舘茂氏(48)が挑む。谷藤氏は後援会や支援市議の組織戦を加速させ、財政健全化路線の継続を掲げる。内舘氏は産業創出への効果的な投資を主張し、市政刷新を訴える。前哨戦では、市政運営の道筋をめぐる対立軸が鮮明になってきた。
 「魅力ある街を残すために大切な時期にある。元気な盛岡を一緒につくろう」
 強い日差しが照りつけた7月20日午前、谷藤氏は紺色のジャケット姿で市中心部に立った。前回2011年は無投票。本格的な街頭活動は8年ぶりだ。
 前面に掲げるのは3期12年で実行した行財政改革の成果。「政策は裏付けとなる財源がないと形にできない」と額に汗を浮かべながら訴えた。
 陣営は同日程の市議選候補との連動で支持固めを進める。自民党県議時代から続く約70の後援会組織もフル回転して企業・団体回りを展開する。支援市議の一人は「久しぶりの選挙で動きは鈍かったが、ようやくエンジンがかかってきた」と手応えを強調する。
 26日の事務所開きには市議19人を含む約250人が出席。谷藤氏は「引き続きかじ取りを担わせてほしい」と気勢を上げた。
 「今の盛岡に必要なのは単なる財政削減ではない。メリハリのある投資を実現できる民間の経営手法だ」
 内舘氏は16日にあった後援会の設立総会で、財政健全化路線を貫く谷藤市政との違いをアピールした。建設会社の経営経験を生かし、経済活性化を軸とした「盛岡創生」を掲げる。
 民主党の階猛衆院議員(岩手1区)は「地域に根差した経営者が思い描いた理想の市政を実現できる」とエールを送った。自民党出身の谷藤氏に対し階氏が政党対決をにじませ、内舘氏は官と民の激突を演出。二正面作戦を仕掛ける。
 総会には「夜回り先生」として有名な元高校教師の水谷修氏(59)がゲスト参加。内舘氏の知名度アップを狙って水谷氏の友人である階氏が招いた。
 陣営は連日の街頭活動や企業回りに加え、民主党県議らとの合同集会などを重ね、臨戦態勢に入る。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月02日日曜日

3869チバQ:2015/08/02(日) 21:54:00
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150725_06.html
<新生仙台の針路>「置き去り」生活不安今も


仙台市内の仮設住宅。災害公営住宅などへの移住が進むにつれ、仮設入居者の声が届きにくくなっている
拡大写真
◎仙台市議選(1)復興

 24日告示された仙台市議選は、東日本大震災後の復興の歩みとこれからを問う論戦の舞台になる。「新生・仙台」を掲げ、ポスト復興を見据える奥山恵美子市長は近く2期目の任期を折り返す。奥山市政に各候補はどう向き合うのか。市政課題を検証し、選挙戦の論点を探る。(5回続き)

<訴え「逆効果だ」>
 復興事業費の一部を被災自治体に負担させる政府方針に対し、奥山市長は4〜5月、首相官邸や復興庁などを訪ね撤回を求めた。東北市長会や県市長会の代表としての要望活動だったが、反応は冷ややかだった。
 仙台市の負担額は3億6000万円の見込みで、一般会計予算規模のわずか0.07%。片や、負担対象にならない復興交付金の残額は211億円と被災した全自治体の中で最も多い。
 「復興の途上だ。地方負担を求めないでほしい」と訴える奥山市長の姿を、復興庁幹部は「『独り勝ち』の仙台の市長が言っても逆効果だ」と皮肉った。
 市の復興計画はことしが最終年度。復興の先頭をひた走るが、課題が解消されたわけではない。
 入居が本格化する災害公営住宅はコミュニティー形成が急務だが、入居が始まった住宅28カ所のうち、自治会が設立されたり近隣町内会に加入したりしたのは7カ所にとどまる。多くはまだ、住民同士をどう結び付けるかを模索している。

<仮設退去も困難>
 4月に入居が始まった太白区のあすと長町第3復興公営住宅(63世帯)では5月、独居の男性=当時(76)=が自室の浴室内で死亡しているのが見つかった。市の災害公営住宅で初の孤独死だった。
 住民のまとめ役を担う飯塚正広さん(54)は、高齢の単身者らに2人1組で入浴の前後に連絡を取り合うよう勧めている。「ほかにも、ごみの出し方や迷惑駐車などの問題が出てきている。住民同士が反目しないための場や雰囲気づくりが必要だ」と語る。
 市は来年3月以降、仮設住宅の入居期限を原則として延長しないが、現在仮設暮らしの約5700世帯中約560世帯の行き先が未定だ。このうち約150世帯は経済的事情などで退去自体が困難とされる。
 福島第1原発事故で南相馬市から避難し、太白区の仮設住宅に住む介護ヘルパー柚原令子さん(62)もその一人。既に解体された自宅は一部損壊の判定で、災害公営住宅の入居対象外。一般の市営住宅に入居を申し込んでいるが、17日に2回目の落選通知が届いた。
 「骨を埋める覚悟で仙台に来たのに、その場所が見つからない」。柚原さんはそう言ってうつむく。
 復興が進むほど、置き去りになった人々との距離は開いていく。被災地を、仮設住宅を走りだした候補者らは「市議選で『復興は終わったのか』と一人一人に聞きたい」(飯塚さん)との声にどう応えるのだろうか。(若林雅人)


2015年07月25日土曜日

3870チバQ:2015/08/02(日) 21:54:17
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150726_03.html
<新生仙台の針路>経営見通し 不透明さ残る


車両基地に搬入される地下鉄東西線の車両。開業準備が加速している=14日、仙台市若林区
拡大写真
◎仙台市議選(2)東西線
<新たな街が出現>
 仙台市地下鉄東西線の12月開業まで5カ月を切った14日、若林区の荒井車両基地に真新しい銀色の車両が運び込まれた。全15編成60両が勢ぞろいし、開業準備がまた一歩進んだ。
 基地に隣接する荒井駅は東西線の東の起点。開業に合わせた区画整理が一帯で進み、新たな街が姿を現しつつある。
 「近い将来、泉区泉中央と並ぶ人気エリアになる」
 トヨタホームとうほく(仙台市)の担当者は荒井の未来に強く期待する。地区で売り出した平均4000万円台の一戸建てや宅地約100区画は既に8割が売れた。引き合いの強さを実感しているという。
 鉄軌道の空白域に地下鉄を通し、既存の地下鉄南北線と合わせて縦横十字となる交通軸を敷く。新駅エリアで活況への期待が高まる一方、負の影響を受ける市民も少なくない。開業に伴いバス路線が再編され、便数が大幅に減るからだ。
 市内各地から中心部までバス1本で行けたのが、東西線との乗り継ぎが基本になる。若林区では、市中心部を経由し東北大病院まで行く路線が1日3本に減る地区もある。
<バス再編 影響も>
 同区木ノ下の女性(87)は「中心部での買い物もバスなら手軽に行けたのに、地下鉄は駅の上り下りが大変。きめ細かく停車するバスを残してほしい」と訴える。
 市民の足の再編が交通弱者にどう影響を与えるのか。市公共交通推進課は「東西線でどう人が動くか予想できない面もある。バス路線も開業後に再検討したい」と語る。
 市が「都市交通の主役」と期待する東西線の経営見通しも不透明だ。乗降客数の見込みは1日8万人。開業後5年は毎年2.96パーセント、次の5年は2.80%ずつ伸びると予想する。11年目以降は減少に転じるものの、24年目の2038年度には累積赤字の解消を見込む。
 しかし、市が描くシナリオは、南北線開業後の実績を基に将来の人口推計を加えた内容。そもそも沿線の人口集積が異なり、バブル経済真っただ中の1987年に開業した南北線の情勢とは大きな差異がある。
 「過大な数字ではない」と市交通局は説明するが、収支計画の根拠としては心もとない。
 市民参加で東西線を盛り上げる「WEプロジェクト」はキャッチフレーズで「地上を明るくする、地下鉄をつくろう。」とうたう。東西線開業は街に明るい展望をもたらす起爆剤となるのかどうか。総事業費2298億円を投じた巨大事業の成果が問われる。(熊谷吉信)


2015年07月26日日曜日

3871チバQ:2015/08/02(日) 21:55:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150727_13021.html
<新生仙台の針路>基金30億円 活用策道半ば


日東イシダの工場。仙台の中小企業の多くが人材不足に悩む
拡大写真
◎仙台市議選(3)中小企業

<集まらない人材>
 仙台市東部の工業地区に売り上げを伸ばしている中小企業の工場がある。幹線道路を曲がってすぐ。看板には「日東イシダ」の社名。だが、就職活動中の学生たちにはピンと来ない。
 「中小」というだけで学生や親、教員の選択肢から外れてしまう。求人を毎年行っているが、昨年は募集枠を割り込んだ。
 創業90年以上の歴史を誇る計量器製造・販売会社だ。企業からの注文を受け、一点物のはかりをつくる。「食品の保管タンクを計量器にしたい」「どんな広さや長さの形状にも対応できるはかりはないか」。千差万別の需要に技術力で応じてきた。東北6県に営業所を広げ、売り上げは過去5年で1.5倍に増えた。
 「仙台には素晴らしい中小企業がある。それが学生たちに届いていない」
 市が22日、中小企業経営者を集めた会合でこうした声が相次いだ。市内の従業員の73.9%(2012年)が働く中小企業が今、人材不足の苦境にあえぐ。
 県内の大学を卒業したうち、地元に就職するのは42.8%(13年度)。東北大大学院の理系修了者に至っては、94.2%(同)が県外に流出するのが実情だ。

<学生向け施策を>
 人材不足と、定着せずに流出する人材。107万都市の基盤を揺るがしかねない事態に、市は危機感を強める。
 東日本大震災からの復興後を見据えたまちづくり施策の柱として、市は中小企業の活性化を掲げた。
 目指すは地域の雇用確保と地場企業の育成だ。市中小企業活性化条例を4月に施行し、30億円の大型基金を準備した。使途を検討する会議では、支援対象を絞り、起業などでの「トッププレーヤー」輩出に力を入れるべきだとの議論が進んでいる。
 だが、企業の中でも手厚い保護を求める立場からは「セーフティーネットをつくる方が大事だ」、逆に市場原理重視の立場からは「トップを狙う企業に行政の支援は不要。市場で資金調達できる」とそれぞれ批判が絶えない。
 中小企業活性化に向けた30億円をどう使うべきか。中盤に差し掛かった選挙戦で、各候補から踏み込んだ主張は聞かれない。
 日東イシダには今月中旬、学生3人が企業訪問に訪れた。受験を希望した学生もいたという。
 「補助金を求めていては、企業は自立できない。遠回りでも、中小企業が学生から認められる雰囲気づくりをお願いしたい」。鍋島孝敏社長の願いだ。(菊間深哉)


関連ページ:宮城社会
2015年07月27日月曜日

3872チバQ:2015/08/02(日) 21:55:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150728_11020.html
<新生仙台の針路>展望見えず 現場に戸惑い


地域の高齢者が集うサロン。市民協働の継続性が問われている=16日、仙台市泉区将監
拡大写真
◎仙台市議選(4)市民協働

<連携の努力不足>
 仙台市民と市がともに地域問題に取り組む「市民協働」の現場が増えている。
 泉区将監の老人憩いの家で毎週木曜に気張らないサロンが開かれ、地域の高齢者とボランティアがおしゃべりを楽しむ。市内のNPOなど13団体でつくる「福祉ネット宮城」が市と連携し運営する。
 市民協働は奥山恵美子市長の看板政策だ。「活動に対する周囲の信用が得やすく、財政支援も受けられる」。福祉ネット事務局の藤田佐和子さんは協働の利点をこう語る一方、気掛かりも明かす。
 介護保険制度の改正に伴い、市は2017年度から介護予防や生活支援サービスの実施主体になる。本年度始まったサロンはNPOと連携したサービス提供の試金石となるが、市高齢企画課は「運営の評価は年度末に検証する」と言うだけで展望を示していない。
 藤田さんは「市民協働の結果が新制度にどう結びつくのか、市の考えが見えない」と戸惑いを口にする。せっかくの協働が単発で終わらないかと懸念も抱く。
 実際、わずか1年で終わった事業もある。13年度に実施された「子どもを中心とした困窮家庭への生活支援ネットワーク化事業」。NPO法人キッズドア(東京)を中心に、学習支援を手掛ける関係団体と行政の連携の枠組みをつくる市民協働事業だった。
 民間5団体と担当課の連絡会議が13年度に3回あったが、その後、途絶えた。情報共有を目的に開設したウェブサイトも13年度末で更新が止まったままだ。
 市は「一部団体が市内の活動から撤退したことが影響した」(子育て支援課)と釈明。キッズドアの渡辺由美子理事長は「連携を保つ努力が足りなかった」と不備を認めた上で、「協働の成果を翌年度に生かす継続的な予算措置が必要だ」と指摘する。

<高い住民の意欲>
 市民と市の協働をいかにウィンウィン(相互利益)の関係に導くか。ヒントの一端が太白区秋保にある。
 区秋保総合支所が12〜14年度に実施した地域資源活用事業だ。住民がアイデアを持ち寄り観光パンフレットを作る取り組みで、本年度から主体が住民側に移った。補助金は大幅に減ったが参加者の意欲は高い。
 支所の担当者は「時間をかけて市民との関係を築いた」と言い、住民代表の庄子敏明さん(78)は「支所の協力を得ながら活動を続けたい」と力を込める。
 市協働まちづくり推進委員会の風見正三委員長(宮城大教授)は「市民協働は、市民の意見をくみ上げて行政に反映させるエンジンだ。意見を聞いたというアリバイに使われてはならない」と言う。
 翻って議会はどうか。市民の声をくみ上げ、行政に届けるのは、議員の基本的な役割だ。立候補者たちは目指すその先で、市民の代表たる存在感が試される。(関川洋平)


関連ページ:宮城政治・行政仙台市議選
2015年07月28日火曜日

3873チバQ:2015/08/02(日) 21:56:02
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150729_03.html
<新生仙台の針路>「待機」の解消待ったなし


待機児童問題が働く親の切実な課題となっている(写真と本文は関係ありません)
拡大写真
◎仙台市議選(5)子育て・介護

<実態改善されず>
 「やっぱり駄目か」
 仙台市太白区の助産師稲野辺みゆきさん(36)の落胆は深まるばかりだ。
 夫との間に長男(3)と次男(1)がいる。結婚を機に退職し2013年4月、仙台に引っ越してきた。
 再就職を希望し、すぐに長男の保育所を探した。次男誕生後の昨年11月にも保育所の利用を申し込んだ。結果はいずれも「待機」。3人目を妊娠し一時保育の希望を出したが、予約が3カ月先まで埋まり20〜30人待ちと言われた。
 市内の待機児童数は4月現在、419人。昨年より151人減ってはいる。これは、保護者が求職活動を休止したり育児休業中だったりする場合、待機児童に数えない定義変更による数字だ。旧定義に当てはめると前年比64人増。実態は何ら改善されていない。
 市は17年度に待機児童ゼロの目標を掲げる。民間事業者が保育所などの新設を計画しており、受け入れ枠は順次拡大するとみられる。一方で、「地域によって施設に余裕があったりなかったりとばらつきがある」(市子供未来局)と、地域偏在の課題も横たわる。
 稲野辺さんのように、いったん仕事を辞めた人は優先度が低くなる。「なりたくてなった仕事。子育てしながら頑張りたいのに…」。稲野辺さんは将来に期待を持てないでいる。

<抜本的な対策を>
 「待機高齢者」も深刻だ。県内の特別養護老人ホームに入居を希望しながら実現していない市内の高齢者らは、将来に備えた予約を含めると3792人(14年4月現在)に上る。10年比560人増。待機児童の比ではない。
 市は17年度末までに特養ホーム700人分の受け入れ枠を確保する方針。だが、高齢化は施設の拡充を上回る勢いで進む。
 市内の高齢者22万5579人(4月現在)は、25年には27万7452人になると見込まれる。10年間で約5万人増え、岩沼市の人口約4万4000人(6月現在)を超える規模だ。
 市老人福祉施設協議会の庄子清典副会長は、介護が必要にもかかわらず施設に入れないでいる高齢者を何人も見てきた。抜本的な対策の必要性を肌身で感じている。「施設を増やすだけでは追い付かない。近所で声を掛けて見守るなど意識も変える必要がある」
 子育てや介護・福祉環境の改善は待ったなしだ。暮らしの現場で切実な思いを訴える市民の声に、市議選の候補たちはどんな未来図を示すのか。8月2日の投開票へ、選挙戦は折り返しを過ぎた。(河添結日)


2015年07月29日水曜日

3874チバQ:2015/08/02(日) 21:56:46
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150802_03.html
<仙台市議選>Why? 選管の改心 どれほど


拡大写真
 仙台市青葉区選管、なかなか強気だ。
 市議選で開票リハーサルをせず、ぶっつけで2日の本番に臨むという。
 昨年12月の衆院選で、票の集計ミスのつじつまを合わせようと職員が票を水増しする大失態を演じた。それから初の選挙で、チョンボは許されないと実地演習するものとばかり思っていたが、どうやら見込み違いだったようだ。
 原因はミスを覆い隠そうとする職員の邪心にあるのだから、心を入れ替えさえすれば予行練習は必要ないということなのだろう。
 市議選で、今度は泉区選管が候補者ポスターの掲示板の番号を振り間違えるポカをした。これ自体は目くじらを立てる話ではないが、前科があるだけに今回はパーフェクトにやり遂げないと格好がつかなかった。「たるんでいる」と言われても仕方がない。
 再発防止策として、選管は開票事務のアルバイトの数を抑え、正職員を増強する。「不正をしたのは確か正職員でなかったかなあ」という突っ込みはさておき、当日どうやって乗り切るかお手並み拝見だ。
 投開票日前日の1日、青葉選挙区の開票所に当たる仙台国際センターで会場設営があり、業者がテーブルと椅子を運び込んでいた。
 選管による設営最終点検は当日に持ち越すという。
 大丈夫か。

カメラ・渡辺 龍
(報道部・伊藤寿行)


2015年08月02日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150801_01.html
<仙台市議選>Why?オジサン運動員の謎


カメラ・伊深 剛
拡大写真
 選挙事務所はオジサン率が高い。国政、地方選問わず。全国的に同じ傾向だ。
 ベテラン候補の事務所が特に多い。女性候補や若い候補の所は比率は下がるが、それでも一定数をキープしている。スタッフもお客さんも。「安保法案がさあ」。冷たいお茶を飲みながら政治談議に花を咲かす。
 定年退職者、商工業者が多いと見た。平日の日中でも時間のある人。お金にあまり困らず、政治に一家言ある。おしゃべりを深めると、そんな人物像が浮かぶ。
 選挙は世の鏡と言われる。事務所にオジサンが多いのは、現実が今なお男社会である表れだ。
 陣営のオジサンの着るスタッフTシャツは、なぜかサイズが小さい。
 選挙コンサルタント渡辺強さんの本『選挙のマル秘ナイショ話』(ビジネス社)に書いてある。
 陣営でLL、L、M、Sサイズと一通りそろえるが、若手、女性スタッフが早々に自分に合うサイズを選び、オジサンが「どーれ、俺も」となったころにはSサイズしか残っていないのだそうだ。
 ある事務所。
 「投票日まであと2日だ、2日っ」
 パツパツのシャツ姿のオジサンが気合を入れていた。


2015年08月01日土曜日

3875チバQ:2015/08/02(日) 21:57:22
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150729_02.html
<仙台市議選>Where?被災者の代表はどこ


拡大写真
 仙台市宮城野区の70代男性は4年前の前回市議選で地元の古参現職候補に投票した。男性は津波被災者で区内の仮設住宅で暮らす。
 古参候補も被災者で、思いを代弁してくれると信じた。他に津波被災候補はなく、古参候補は被災者の支持を集め、上位当選した。
 被災地代表として議場に復帰した古参議員は当選翌年の本会議で任期初の一般質問に立った。
 テーマは「パンダの誘致について」。
 男性はずっこけた。
 古参議員は今期で議場を去ることを決めた。最後の晴れ舞台となる6月の本会議で、花道として一般質問の機会が用意された。
 震災を取り上げた。「ハード面の復興は順調。ソフト面が課題」と発言した。
 震災に触れた時間は4分間だった。
 またずっこけた。
 「どこの代表なんだか」
 古参議員の引退で今回、被災地を地盤とする候補はいなくなった。男性は候補者選びを一からやり直す。
 古参議員が4年で一般質問に立ったのは2回。引退理由について「目が悪くなり、議員を続けても役割を果たせなくなる」と話す。
 議員は勘違いをしている。
 質問機会が2回にとどまった時点で既に役割を果たせていない。
(カメラ・鹿野智裕)


2015年07月29日水曜日

http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150728_06.html
<仙台市議選>Who?/修正は政治家の習性


拡大写真

2012年東京都知事選
拡大写真
 しわを消す。歯を美白に。
 候補者ポスターの修正は当たり前になっている。
 写真のデジタル化で修正はお茶の子さいさい。実物と違い過ぎるとかえって痛々しいから、最近はナチュラル感を出すのが主流だ。
 仙台市の印刷会社の話では「顔色は赤めに」「白目は白く」の注文が多いそうだ。顔色がくすむと不健康に見え、充血した目だとお疲れ気味の印象を与える。
 好感度を上げたい気持ちは分からなくもないが、「虚像に走るの?」と突っ込みたくなる。公約の虚構化と根は同じだ。
 そう言えばこんな人もいた。
          [写真2枚目参照→→→]
 当時、ネットで「北島のサブちゃん?」と話題になったものだ。
 この人はしわは隠せたが、裏金は隠せなかった。
(カメラ・川村公俊)
           ◇   ◇   ◇
 仙台市議選を写真と5W1Hで斬る。
(報道部・伊藤寿行)

3876チバQ:2015/08/03(月) 22:04:58
http://www.sankei.com/politics/news/150803/plt1508030046-n1.html
2015.8.3 21:49

仙台市議選でミス相次ぐ 票水増し問題の選管






仙台市議選で相次いだミスについて説明する仙台市の奥山恵美子市長=3日午後、仙台市役所
 仙台市選管は3日、2日に投開票された市議選で投票用紙の二重交付や資格がない人への誤交付といったミスが複数あったと発表した。同市は昨年12月の衆院選の開票作業で票数の水増し処理が発覚、関与した市青葉区選管の元事務局長ら3人が懲戒免職処分となったばかりだった。

 市選管によると、ミスのうち二重交付は既に期日前投票を終えた1人に対し、係員が十分確認せず再び投票用紙を渡した。誤交付は市外に転出して投票資格を失った3人について、選挙人名簿の転出の表記を見落としたのが原因。

 不在者投票用紙の一部に投票が可能な日時を表記しなかったケースや、開票状況の中間発表で候補者1人の得票数を実際より千票多く公表したミスもあった。

 市は水増し問題後、再発防止に向けて開票事務のマニュアル整備などを進め、初めて臨んだ選挙だった。

3877チバQ:2015/08/03(月) 22:05:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150804k0000m010138000c.html
仙台市議選:安保法案、自民に逆風 共産が初のトップ当選
毎日新聞 2015年08月03日 21時55分

 仙台市議選(2日投開票)で自民現職が落選し、共産党が大きく得票を伸ばしたことが永田町に波紋を広げている。安保関連法案の国会審議が影響しているとみられ、公明党からは「逆風になっている」との声が上がった。

 「平和安全法制で逆風になっていると認めざるを得ない」。公明党の井上義久幹事長は3日に首相官邸で開かれた政府・与党連絡会議でそう強調した。

 公明党は同市議選で前回より1議席増やしたが、低投票率もあり得票数は減らした。公明党幹部は「投票率が低迷しても共産党は得票数を増やしている。安保法制をきっかけに都市部の浮動票を共産党に奪われている」と分析した。別の同党幹部は「地方で苦労して選挙している中、政府が足を引っ張っている」といらだちを隠さなかった。

 一方、共産党は全5選挙区のうち3選挙区で同党候補がトップ当選を果たした。山下芳生書記局長は記者会見で「戦争法案に反対する候補が当選した。安倍政権は世論の批判の表れとして重く受け止めるべきだ」と強調した。

 同党候補のトップ当選は1989年の政令市移行後初めて。同党は全5区に前回選と同じ現職7人を擁立し全員が当選した。得票率は前回の10.9%から14.2%に伸ばした。

 民主党も前回選の7議席から2議席増やし、全員当選した。安住淳・衆院議員(宮城県連代表)は「安保法案に対する拒否感が民主と共産に流れたのでは」と指摘した。【横田愛、山内真弓】

3878チバQ:2015/08/03(月) 23:29:18
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150803_01.html
<仙台市議選>維新が初議席 30歳伊藤さん


当選を確実にして支持者から花束を受け取る伊藤さん(右)=2日午後11時30分、仙台市青葉区上杉の事務所
拡大写真
 2日投票が行われた仙台市市議選の青葉選挙区で維新新人の伊藤優太さん(30)が初当選し、同党は市議会初議席を獲得した。上杉の選挙事務所に当選確実の報が入ると「世代交代への期待を感じだ」と声を弾ませた。勝利を祝う支持者らに「身を切る改革を実践していきたい」と宣言した。
 神奈川県座間市議から国政に挑戦した後、地元の仙台で働くことを決めた。今回の立候補者では最年少。若年層を意識し、待機児童の解消を訴えた。焦点となった安全保障関連法案をめぐっては「維新は反対ありきの政党ではない」と他の野党と一線を画した。


2015年08月03日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150803_05.html
<仙台市議選>佐々木さん初陣を飾る 太白


初当選を確実にし、万歳する佐々木さん(中央)=3日午前0時55分ごろ、仙台市太白区八本松1丁目の事務所
拡大写真
 市内最多の新人5人が立候補した太白選挙区で、自民新人の佐々木心さん(37)が初陣を飾った。父両道さん(71)が8期32年で培った強固な地盤は、がっちりと引き継がれた。
 八本松の選挙事務所は、当選確実の一報が入ると祝勝ムードに沸いた。佐々木さんは「これからの10年、20年で仙台がもっといい街になるよう全力で働く」と力強く抱負を語った。
 兄で県議の幸士さん(42)の支援もあり、安定感は抜群。他陣営は「候補者3人分の布陣。有権者へのアピールも3倍だ」と脱帽するしかなかった。


2015年08月03日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150803_06.html
<仙台市議選>新人佐藤さん激戦制し初当選 泉区

 公明は泉選挙区の新人佐藤幸雄さん(47)が初当選し、3選を決めた現職と共に同選挙区で悲願の2議席目を獲得した。南光台の選挙事務所に詰め掛けた支持者らに「厳しい戦いだった。本当にありがとうございました」と感謝した。
 23年間のサラリーマン生活をなげうち、政治の世界に身を投じた。選挙戦では安全保障関連法案をめぐる自民、公明両党への逆風に苦しんだが、地元の八乙女地区への交番設置など身近な市政課題を訴え続けた。「民間経験を生かし、市民の安全、安心のために働きたい」と決意を語った。


2015年08月03日月曜日

3879チバQ:2015/08/03(月) 23:30:22
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150803_09.html
<仙台市議選>宮城野 渡辺博氏8選


拡大写真

拡大写真
 【青葉区】(定数15)無所属の加藤健一氏が東北電力労組の組織票などを手堅くまとめ再選を決めた。民主の佐藤わか子氏は無党派層にも浸透し5選。民主の村上一彦氏は返り咲きを果たした。維新の伊藤優太氏は初当選。自民の加藤和彦氏は3選した。

 【宮城野】(定数10)共産の高見紀子氏が無党派層を取り込みトップ当選で3選を決めた。自民の渡辺博氏は8選。民主の渡辺敬信氏は労組票を基に再選を果たした。公明の小野寺利裕氏、佐々木真由美氏がともに議席を守り、自民の赤間次彦氏は7選した。

 【若林】(定数7)共産の庄司あかり氏が若年層や無党派層に食い込みトップで再選を決めた。自民の菊地崇良氏も再選。民主の木村勝好氏と公明の菊地昭一氏も党支持層をまとめそれぞれ7選、5選を果たした。3選を目指した自民の菅原健氏は落選した。

 【太白】(定数12)民主の岡本章子氏が労組票と地域票を着実にまとめ、5選を決めた。自民の渡辺拓氏は保守層を取りまとめ初当選。共産の舩山由美氏は4選。公明の鈴木広康氏、佐藤和子氏も党支持層を固め、議席を守った。民主の沼沢真也氏は初当選。

 【泉】(定数11)共産の古久保和子氏は無党派層の票も上乗せし4選を果たした。民主の安孫子雅浩氏は松陵、自民の野田譲氏は南光台で着実に集票しそれぞれ5選、6選。ともに自民の橋本啓一氏と斎藤範夫氏も議席を確保。公明の佐藤幸雄氏が初当選した。

◎仙台市議選 開票結果(選管最終)

〔注〕選挙区名右の数字は定数-立候補者数。◎は法定得票獲得者

青葉(15―16)
当 6,839加藤健一 無現(2)
当 6,419佐藤わか子 民現(5)
当 6,264村上一彦 民元(3)
当 6,193伊藤優太 維新(1)
当 6,089加藤和彦 自現(3)
当 5,999菅野直子 共現(3)
当 5,629西沢啓文 自現(6)
当 5,260花木則彰 共現(5)
当 5,259嶋中貴志 公現(4)
当 5,098鎌田城行 公現(4)
当 4,963樋口典子 社現(2)
当 4,944跡部薫 自現(3)
当 3,729岡部恒司 自現(5)
当 3,727高橋卓誠 自新(1)
当 3,310屋代美香 自現(2)
◎ 2,245早坂敦 諸現 
 
宮城野(10―13)
当 5,824高見紀子 共現(3)
当 5,435渡辺博 自現(8)
当 4,890渡辺敬信 民現(2)
当 4,506小野寺利裕 公現(3)
当 4,325佐々木真由美 公現(2)
当 4,292赤間次彦 自現(7)
当 3,786辻隆一 社元(6)
当 3,741田村稔 自現(5)
当 2,688平井みどり 民新(1)
当 2,469松本由男 無新(1)
◎ 2,407野田幸代 自元 
◎ 2,364伊藤直樹 無新 
◎ 2,357小野寺淳一 無現 
 
若林(7―8)
当 7,163庄司あかり 共現(2)
当 5,416菊地崇良 自現(2)
当 5,012木村勝好 民現(7)
当 4,826菊地昭一 公現(5)
当 4,138佐藤正昭 自現(7)
当 3,597相沢和紀 社現(3)
当 3,486菅原正和 無新(1)
◎ 2,774菅原健 自現

3880チバQ:2015/08/03(月) 23:30:58
太白(12―15)
当 7,383岡本章子 民現(5)
当 6,124渡辺拓 自新(1)
当 5,569舩山由美 共現(4)
当 5,149鈴木広康 公現(4)
当 5,099佐藤和子 公現(2)
当 5,014沼沢真也 民新(1)
当 4,822鈴木勇治 無現(6)
当 4,458嵯峨サダ子 共現(6)
当 4,454佐々木心 自新(1)
当 4,066柿沼敏万 無現(7)
当 3,774高橋次男 無現(5)
当 3,662小山勇朗 社現(8)
◎ 3,575猪股由美 社新 
◎ 2,741及川英樹 諸現 
  1,316熊沢孝雄 無新 

泉(11―14)
当 8,150古久保和子 共現(4)
当 6,423安孫子雅浩 民現(5)
当 6,173野田譲 自現(6)
当 5,643橋本啓一 自現(4)
当 5,493斎藤範夫 自現(4)
当 5,227佐藤幸雄 公新(1)
当 4,996庄司俊充 無現(5)
当 4,941小野寺健 民現(3)
当 4,841小田島久美子 公現(3)
当 4,308石川建治 社現(5)
当 3,292柳橋邦彦 諸現(7)
◎ 1,811甲田涼司 無新 
◎ 1,772大久保三代 無新 
  1,324安部孝雄 無新

3881チバQ:2015/08/03(月) 23:31:22
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1159/20150803_07.html
<仙台市議選>野党4区でトップ当選


当選を確実にして支持者から祝福される庄司さん=2日午後11時、仙台市若林区荒町の選挙事務所
拡大写真
 安全保障関連法案をめぐる「自民1強」の揺らぎが、一票の行方を翻弄(ほんろう)した。激しさを増す国会論戦と並行する形で、2日投開票を迎えた仙台市議選。共産が宮城野、若林、泉でトップ当選を飾るなど、5選挙区のうち4区で野党候補が首位を占めた一方、与党候補は逆風下で苦しい守りを強いられた。

 「廃案は市民の意思だ。有権者の良識に敬意を表したい」。若林選挙区で他候補を圧倒する得票を集め、再選を果たした共産現職の庄司あかりさん(30)は、荒町の事務所で支持者と握手し、喜びを爆発させた。
 陣営内には当初、法案反対の世論が得票に直結しないのではとの懸念もあった。告示後、息子が自衛隊員の父親から「応援する」と声を掛けられるなどし、日増しに追い風を実感した。
 共産党は市内の全5選挙区で「戦争法案ストップ」を前面に出す戦いを展開。公認候補はいずれも得票を増やし、躍進を遂げた。庄司さんは「憲法9条を生かした政治の実現につなげたい」と力を込めた。
 民主党も安保法案の審議動向をにらみながら、国政と連動した戦いを展開した。太白選挙区の現職岡本章子さん(50)は「集団的自衛権の行使で巻き込まれるのは民間人。断固反対する」などと重ねて強調し、トップで5選を飾った。
 党本部も選挙戦最終日に枝野幸男幹事長を投入するなど、分厚い態勢で支援。長町の事務所で祝福を受けた岡本さんは「被災地から命を大事にする政治をつくる」と決意を新たにした。
 防戦を余儀なくされた自民党の候補は伸び悩んだ。
 青葉選挙区で3選した現職跡部薫さん(50)は「厳しい戦いだった」と話し、北根の事務所で安堵(あんど)の表情をのぞかせた。
 前々回(2007年)、前回(11年)は無所属。初めて党公認を得て臨んだ。「国政との結び付きを重視したい」という思惑だったが、前回2位の得票を減らし、下位に後退した。
 他選挙区に党公認で立候補した同僚は、厳しい世論を警戒して自民色を封印するなど周囲には動揺もあった。跡部さんは「政党に波があるのは当然のこと」と話し、足元の課題解決に全力を挙げることを誓った。

3882チバQ:2015/08/04(火) 06:59:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150804_31004.html
仙台市長選で野党堅調 岩手の夏決戦へ風向き測る

 仙台市議選(2日投開票)で自民が伸び悩み、野党が堅調に上位当選したのを踏まえ、大型選挙を控えた岩手の政党関係者は民意の風向きを測り始めた。夏の決戦は盛岡市長選・市議選(23日投開票)を皮切りに、知事選・県議選(9月6日投開票)へ続く。安全保障関連法案への世論が密接に絡むのは確実で、各党は参院審議を横目に戦略を練る。
 仙台市議選で自民党は18人を擁立し2人が落選。民主党は立てた9人が全員当選した。安保法案への世論の風圧が現れた形だ。
 自民党岩手県連の工藤勝子幹事長は「安保法案への関心は高い。各党の法案への賛否が投票行動に影響する可能性があるかもしれない」と警戒する。
 知事選は、野党勢力が支える現職の達増拓也氏(51)に、自民党が支援する参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=が挑む。工藤幹事長は「地域課題に目を向けてもらうよう有権者に訴える」と県議選との連動強化を狙う。
 「野党に追い風が吹き始めた」とみるのは民主党県連の高橋元・幹事長。「まずは盛岡市長選・市議選で野党復調の流れをつくり、知事選につなげたい」と勢いに乗りたい考え。
 仙台市議選で5選挙区のうち3選挙区でトップ当選した共産党は、波及効果を狙う。党岩手県委員会の斉藤信副委員長は「仙台で政権の横暴ぶりは許せないという民意が示された。岩手でも同じ広がりがあり、各種選挙で安保法案が大きな争点になる」と安倍政権への攻撃を強める。
 達増氏は3日の定例記者会見で、仙台市議選の結果について「投票行動で(法案反対の)民意を表したいという人が多かったと思う。与党の退潮、野党の躍進は今の流れでは当然だ」と述べた。
 平野氏は7月30日の事務所開きで安保法案の審議に関し「今のやり方では国民の理解は得られない。拙速にならず慎重な審議をしてほしい」と語った。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月04日火曜日

3883沖縄無党派:2015/08/04(火) 16:12:23
http://www.minpo.jp/news/detail/2015080424476
県議選告示まで3カ月 69人立候補へ 19選挙区中6選挙区で実戦入り確実

任期満了に伴う県議選は11月5日の告示まで3カ月となる。19選挙区の定数58に対し、現職52人、元職2人、新人15人の計69人が立候補を表明、または政党から公認を受けた。福島市、会津若松市、いわき市、二本松市、田村市・田村郡、石川郡の6選挙区は選挙戦が確実な情勢。相馬市・相馬郡新地町も実戦となる可能性が高い。

 立候補予定者は【表】の通り。新人は15人で今後さらに増える見通し。
 いわき市(定数10)は15人が立候補を予定している。23年の前回と同数で、昭和62年の16人に次いで過去2番目に多い。自民党県連は現職5人、民主党県連は現職と新人それぞれ1人、共産党県委員会は現職2人、公明党県本部は現職1人、社民党県連は新人1人を擁立する。さらに無所属の現職1人と元職1人、新人2人が立つ予定で激戦が予想される。
 会津若松市(定数4)は、元県議会議長の議員辞職によって自民党県議が不在となっており、民主の元副議長も引退する。自民が新人2人を擁立し党勢拡大を狙う一方、民主は現有2議席の維持に向け現職と新人1人ずつを立てる。維新の党県総支部は現職を擁立する。
 福島市(定数8)は自民4人、共産、社民それぞれ1人の現職が立候補する。さらに、民主が元職と新人1人ずつ、現職が引退する公明、維新が新人各1人を立てる。
 二本松市(定数2)は、自民の現職1人と無所属の新人2人が立候補する。さらに、民主が新人擁立の準備を進めている。
 田村市・田村郡(定数2)、石川郡(定数1)も選挙戦となる見通し。
 相馬市・相馬郡新地町(定数1)は現在のところ自民の現職のみが立候補を予定しているが、新たに新人が立候補を表明する見通し。
 郡山市、白河市・西白河郡、須賀川市・岩瀬郡、喜多方市・耶麻郡、南相馬市・相馬郡飯舘村、伊達市・伊達郡、本宮市・安達郡、南会津郡、河沼郡、大沼郡、東白川郡、双葉郡の各選挙区の立候補予定者数は現在のところ定数と同じ。
 4年前の前回は現職44人、元職4人、新人40人の計88人が立候補した。
 県議選は11月5日告示、同15日投票で行われる。

■自民・党単独の過半数目標 民主・20人以上擁立目指す
 自民は党単独での過半数を目標に掲げ、現職のいない南会津郡、東白川郡、石川郡を中心に擁立の可能性を探っている。民主は公認、推薦合わせて20人以上の擁立を目指し、郡山市、本宮市・安達郡選挙区のいずれかに新たに候補者を立てる。両党県連とも今月中に発表したい考え。
 共産は定数3以上の全ての選挙区で候補者擁立を検討している。公明は既に擁立作業を終えた。維新は、いわき市での擁立を模索している。社民は会津若松市、郡山市にも候補者を立てる方針で、人選を進めている。

( 2015/08/04 09:00 カテゴリー:主要 )

3884チバQ:2015/08/04(火) 19:10:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150804_14048.html
<仙台市議選>危機感あらわ 県議選へ各党模索


拡大写真
 仙台市議選は公認を増やした政権与党の自民が足踏みし、安全保障関連法案批判を展開した民主、共産など野党は健闘した。選挙結果は次の大型選挙となる県議選(10月16日告示、25日投開票)にどう影響するのか。「秋の陣」に向け、県内の各政党は戦略の再構築を急ぐ。

 2011年の前回を4人上回る18人を公認して臨んだ自民。前回比4増の16議席を獲得し、得票も約1万1000伸ばした。
 だが、若林選挙区で3選を狙った現職、宮城野では元議員と推薦の無所属新人が落選。5選挙区中4選挙区で1位を占めた前回から一転、トップ当選ゼロに終わった。当選順位を下げた現職も目立ち、石川光次郎県連幹事長は「県議選は今回以上に政党色が出る。対応を考えないと」と危機感をあらわにする。

 民主党は党幹部が最終盤まで仙台入りするなど政党色を強め、公認の9人全員が当選。候補者数は前回の12人から減ったが、全体で約900票を上乗せした。
 安住淳県連代表は「安保法制に対する有権者の拒否感が反映された。青葉で民主系が上位を占め、都市部での党勢回復を感じる」と語り、推薦も含め県議選に擁立する12人の全員当選に意欲を燃やした。

 安保法制を争点に掲げた共産は、議席数では現状維持だったが得票で7000以上、得票率でも約3ポイント伸ばし、宮城野、若林、泉でトップを奪った。県議選は現有4議席に対し9人を立てる。中島康博県委員長は「無党派層の支持をさらに広げたい」と意気込む。

 社民は改選前の5議席を維持しつつ、約800票伸ばした。岸田清実県連幹事長は「政権批判の票が寄せられた。県議選でも安保法制は避けられない大きな争点になる」と強調した。

 勢いづく野党の一方、議席1増の与党、公明の石橋信勝県本部代表は「安保は国政レベルの話で選挙戦を左右したとは思わない。問われたのは地域課題への取り組みだ」と指摘した。

 青葉で初議席を獲得した維新の林宙紀県総支部長は「既成政党と一線を画すわが党に一定の評価が与えられた。勢いを県議選につなげる」と話した。


関連ページ:宮城スポーツ仙台市議選
2015年08月04日火曜日

3885チバQ:2015/08/04(火) 19:14:13
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150804_4
現新3氏が立候補届け出 大槌町長選告示

Tweet チェック
 任期満了に伴う大槌町長選は4日告示された。新人で前町会計管理者の平野公三氏(59)、元町議会議長で会社役員の岡本大作氏(66)、再選を目指す現職の碇川豊氏(64)の3人が、いずれも無所属で立候補した。

 各候補はそれぞれ、町内の選挙事務所前で第一声を上げた。支持者に見送られ早速、選車を走らせた。今選挙では復興事業の加速をめぐる町復興計画の存続、見直しなどが主な争点となっている。

 立候補の届け出受け付けは午後5時まで、町役場で行っている。投票は9日午前7時から午後6時まで町内13投票所で行い、同7時半から町城山公園体育館で即日開票する。当落判明は午後9時ごろとなる見通しだ。

 3日現在の有権者数は1万511人(男4994人、女5517人)。 

(2015/08/04)

3886チバQ:2015/08/04(火) 19:14:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150804_11029.html
<仙台市議選>衝撃の低投票率「再統一」の声


拡大写真
 仙台市議選は投票率が過去最低の35.83%に沈み、当選議員の間には衝撃が広がった。選挙の低調ムードが数字に表れた格好。東日本大震災で日程が分散した統一地方選の再統一を求める声も再浮上した。
 自民党の加藤和彦氏は多くの保守層が棄権に回ったとの見方を示す。東日本大震災後、転入者が増えているが接する機会が乏しく、「支持層を開拓できていない」。有権者の母数が膨らみ、投票率が下がる傾向にあると指摘する。
 民主党の村上一彦氏は安全保障関連法案の影響に言及。「自民党や公明党を支持する有権者が法案に疑問を抱き、投票しなかったのではないか」と推測する。
 立候補者数が過去最少の66人にとどまったことから、維新の党の伊藤優太氏は「新人の候補者が少なく有権者の選択肢が限られた」とみる。公明党の菊地昭一氏は今秋の県議選に触れ「選挙区が広い分、関心は高まりにくい。投票率はさらに下がる」と語った。
 「有権者は市議選と日々の暮らしとの結び付きを実感できていない」と危機感をあらわにするのは、共産党の嵯峨サダ子氏。社民党の石川建治氏は「衝撃的な数字だ。情報公開や市民との対話集会の開催といった議会改革を進めなければならない」と強調する。
 猛暑が有権者の出足を鈍らせたとの見方も多く、複数の新議員が昨年頓挫した春の統一選再統一の実現に取り組む必要性を口にした。議長経験者の一人は「任期を短縮してでも実現すべきだ」と統一選に合わせた自主解散にも言及した。


関連ページ:宮城政治・行政仙台市議選
2015年08月04日火曜日

3887チバQ:2015/08/04(火) 19:16:42
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150804-OYT1T50045.html
市長「保育料上げ不変」…市「次期市長が判断」
2015年08月04日 17時31分
 山形市は3日、9月に予定していた保育料の値上げについて「次期市長に判断を委ねる」と発表した。


 市川昭男市長が3日午前の記者会見で値上げの方針を変えないと明言した直後の発表だったため、混乱もみられた。値上げの問題はこれまで市議会などで議論を呼んできたが、市長選(9月13日投開票)以降に先送りされる形になった。

 市が値上げを計画しているのは、認可保育所や認定こども園などの利用料。最大で月額5000円の値上げとしている。例えば、3歳未満の幼児を預ける場合、年間の市民税所得割の納税額が39万7000円以上の世帯で5000円の値上げとなる。

 値上げは、国の新制度導入に伴うもの。市によると、全体では平均7・2%の値上げとなるものの、保育料は国が示す基準の7割程度に収まっているという。

 市は今年2月、議会で初めて値上げ案を説明したが、当初は上げ幅が最大1万1800円だったことから「負担が大きすぎる」などの批判が出た。市は上げ幅を抑えた見直し案を提示し、それを基にした今年度一般会計当初予算が3月の議会で可決された経緯がある。

 山形県によると、値上げを前提として見直しを計画したのは山形市のみだったこともあり、市議会などで物議を醸してきた。

 一方、市川市長は3日の会見で「新しい市長がどうするのか、それぞれの考えによる。私の時に(方針を)変えることは考えていない」と答えていた。

 保育料値上げは市長選でも争点の一つとされていた。市川市長が支援する元防衛省職員の梅津庸成氏(48)(民主、社民、共産、生活推薦)は、「値上げ中止や撤回を含めて検討する」との政策協定を共産党と結んでいる。そのため、今回の見送りは市川市長が梅津氏に配慮したとの見方もある。

 元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)(自民推薦)も値上げ撤回を公約に掲げており、見送りについて「いいことだと思う。これまで訴えてきたかいがあった」と述べた。

2015年08月04日 17時31分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3888チバQ:2015/08/04(火) 19:21:26
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO018014/20150731-OYTAT50080.html
15知事選 共通点から探る
「最後の砦」攻める元「懐刀」
2015年07月31日 05時00分
かつて同じ民主党で小沢を支えた達増(左)と平野(6月、北上市の工場竣工式で)
かつて同じ民主党で小沢を支えた達増(左)と平野(6月、北上市の工場竣工式で)

 6月下旬、生活の党共同代表の小沢一郎は、知事選と同日で行われる県議選の新人立候補予定者の応援のため、奥州市でビールケースの上に立った。反達増派の県議が持つ議席について「奪還したい」と語り、敵意を隠さなかった。剛腕と呼ばれた小沢のドサ回りは、まな弟子・達増のためでもあった。

 政界での影響力が低下しつつある小沢にとって、おひざ元の現職知事である達増は「最後の砦とりで」。民主や維新のトップと相次いで会談し、国政レベルで野党連携の枠組みを作り上げた。

 「右腕」「一番弟子」――。達増にはそんな呼び名が付いて回る。新進党から衆院議員に初当選した1996年以降、自由党、民主党と党籍を変え、小沢と歩調を合わせてきた。小沢が民主党を割って出た時も、資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件(小沢は無罪が確定)で批判された時も、知事の立場で「小沢寄り」の発言を繰り返した。

 だが、小沢の求心力が低下した今、達増は「小沢離れ」の姿勢を見せるようになった。昨年11月には知事選への出馬表明とともに「県民党」を宣言し、翌月の衆院選では、4区の小沢を含むどの候補者の応援にも入らなかった。今年6月、小沢が「知事選はオール野党で」と発言した同じ日には「20年前さながらの政党間の角逐みたいな戦いをやろうとする勢力はうまくいかない」と述べ、政局観の違いを垣間見せた。

 後日、達増は「あれは自民党を念頭に申し上げた」と釈明。「人間と人間の関係は簡単に説明がつかない」と、一歩引いては戻る、絶妙な距離感を見せた。そんな思惑を横目に、野党共闘という舞台装置を整えた小沢は「王国」の存続を弟子に託し、決戦の時を待つ。



「私どもが目指す『開かれた県政』の実現に、平野さんは適任」

 5月末に開かれた自民党県連の選対会議。「開かれた県政」という言葉を何度も使いながら、平野の支援を発表する県連会長・鈴木俊一の顔に安堵あんどの色が浮かんだ。2年にわたって狙い続けた小沢の懐刀をついに奪ったのだ。

 平野は、自民にとって敵だった。農水官僚だった01年、当時の自由党から小沢の肝いりで参院選に出馬し当選、「王国」を支えた。だが菅直人政権時の11年、小沢の意に反して復興相に就任。12年の民主分裂では小沢と行動を共にせず、断絶は決定的となった。

 師から離れていく平野を、自民は注視し続けていた。復興相を務めた知名度と、官僚出身の高い実務能力。小沢の元側近を引き入れれば「王国」に与える打撃は計り知れない。

 13年の参院選でも、平野は意中の人だった。党勢の衰えた民主から自民のみこしに“乗り換え”を促したが、平野は決断を渋り、実現しなかった。

 そして、好機が巡ってきた。「小沢王国」から知事の椅子を奪還したい自民と、知事への意欲がもともと強かった平野の利害が一致。小沢に苦杯をなめさせるシナリオができた。

 敗北の歴史を塗り替えるのは今――。平野派県議の1人は「とにかく『反小沢』でまとまることが大事だ」と強調し、別の県議は叫ぶ。「これまでは130万県民ではなく、たったお一人の顔色をうかがう県政だった。人心を一新しなければ」

 「小沢王国」にとどめを刺すのか、延命装置となるのか。知事選は、その分岐点となる。(敬称略)

2015年07月31日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3889チバQ:2015/08/04(火) 19:22:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/feature/CO018014/20150801-OYTAT50000.html
15知事選 共通点から探る
「県民党」対決各派に思惑
2015年08月01日 05時00分
生活の党の県議選立候補予定者の必勝を誓う達増(7月20日、盛岡市で)
生活の党の県議選立候補予定者の必勝を誓う達増(7月20日、盛岡市で)

 「知事選でファシズム的なものを岩手に及ぼしていいのか」。現職の達増拓也は7月の記者会見で、過激な言葉を使って自民党を批判した。8か月前に知事選への3選出馬を表明した際、特定の政党に肩入れしない「県民党」を掲げていた。

 対抗馬の参院議員・平野達男は4月の出馬表明後、県議会の全会派をあいさつして回っていた。2年前に離れた民主党の会派室で「党派を超えて一緒に戦いたい」と呼びかけて冷たい視線を浴びた一方、自民の県議からは「本当の県民党だ」「あっちは偽の県民党ですから」と熱烈な歓迎を受けた。

 達増、平野の両陣営は「我こそが県民党」と主張してきた。だが、実際は、達増側に民主・維新・共産・生活、平野側に自民・公明が付き、野党と与党が二分されている。

 それでもなお、双方が「県民党」の看板を掲げ続けるのは、県政界の複雑な変化がある。

 達増は2007年、11年と、知事選で民主の推薦を受けて圧勝してきた。だが、師と仰ぐ生活の党共同代表の小沢一郎が12年夏に民主を割って出て以降、達増を支えた勢力は民主、生活、県議会会派「いわて県民クラブ」などに四分五裂した。

 知事選で勝つにはかつての勢力の再結集が不可欠だが、分裂を招いた小沢に対するアレルギーは根強い。そこで受け皿となったのが、「県民党」という無色透明の言葉。たもとを分かった勢力が再び手を結ぶのに、格好の看板となった。

自民党県連の選挙対策会議でガンバローを三唱する平野(5月31日、盛岡市で)
自民党県連の選挙対策会議でガンバローを三唱する平野(5月31日、盛岡市で)
 平野を推す自民にも事情があった。知事選は95年以降、「相乗り」以外では連戦連敗。国政で1強を誇る中、県内では野党を追う「ねじれ状態」が続く。

 こうした党勢で平野を勝たせるには、他の勢力からの協力が不可欠だ。公明はもちろん、小沢と決別した県議を含むいわて県民クラブと組み、社民党の一部の取り込みも画策した。

 達増側は「希望郷いわてを実現する会」、平野側は「開かれた県政を創る会」と、ともに無味無臭の名称を持つ支援団体を設立。分かりにくさに拍車をかける。

 ただ、不偏不党をうたう「県民党」の看板はかすみつつある。20日、盛岡市で開かれた生活の県議選立候補予定者の事務所開きで、達増は「県議会で野党第1党は生活の党。自民党の議席数を上回れば、きちっとした県政を進めていくことができる」とあいさつ。支援勢力で県議会の過半数を狙おうという本音をあからさまにした。

 平野側では陣営内で駆け引きも生まれている。平野が参院議員を辞職すると10月に行われる参院岩手選挙区補選に、いわて県民クラブの県議が7月、立候補を表明。自民も候補者を擁立すれば平野陣営が分裂するだけに、微妙な空気が流れる。平野自身、表明のタイミングを「聞いていなかった」と頭を悩ませる。

 「県民党対県民党」の構図に、各党の思惑が複雑に絡む。(敬称略)

2015年08月01日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3890チバQ:2015/08/05(水) 07:53:19
>>3878
2014年 神奈川13区
当 甘利明 65 自由民主党 前 142,201票 60.5% 公明 ○
    伊藤優太 29 維新の党 新 58,941票 25.1% ○
    高久良美 60 日本共産党 新 34,014票 14.5%


http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/4399
座間市議会議員選挙
みんなの党は、伊藤優太氏が当選し、初の議席を得た。

3891チバQ:2015/08/05(水) 22:53:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150805_13016.html
<選挙カー問題>再々申請に「土日は業務外」

 2日投開票された仙台市議選で、太白選挙区に立候補し落選した社民党の猪股由美氏(37)が宮城県警の審査ミスで告示後約2日間、選挙カーを使えなかった問題に関し、窓口の仙台南署が陣営に「土日は業務外で申請は受け付けない」と伝えていたことが4日、分かった。
 南署の石沢昇一副署長は「申請は土日も受け付けることにしていたが、当日対応したのが担当外の署員で周知が行き届いていなかった」と釈明している。
 南署は告示前日の7月23日の事前審査で公選法の規定を読み誤り、陣営が使う予定だった車について「重量オーバー」を理由に却下。告示日の24日に再申請された別の車も同様に不許可とした。
 関係者によると、告示日は金曜日で、南署の担当者は再々申請に関し「きょう午後5時に間に合わなければ月曜日に来てほしい」と説明したという。
 審査ミスは陣営の相談を受けた県選管が25日に県警に照会し発覚、南署は一転して選挙カーの使用を認めた。市選管は前日に陣営の相談を受けていたが、「最終的には県警が決めること」と判断を避けた。
 県選管がミスを指摘しなければ、選挙カーを使えなかった期間はさらに延びた可能性がある。
 陣営の選対本部長だった大槻正俊市議は「一署員の勘違いではないはずだ。選挙戦の貴重な週末がほぼ丸ごとつぶれるところだった」と憤る。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月05日水曜日

3892チバQ:2015/08/06(木) 05:00:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150805_51002.html
<山形市長選>安保、知事…前哨戦攻防激化


「女性のつどい」で支援者らと気勢を上げる佐藤氏(左)=3日、山形市
拡大写真

決起集会で拳を突き上げる梅津氏(中央)。左は吉村知事=7月30日、山形市
拡大写真
 任期満了に伴う山形市長選(9月13日投開票)は告示まで6日で1カ月となる。ともに無所属新人で、元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)=自民推薦=と、元防衛省職員梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=を軸とする争いは、参院で審議中の安全保障関連法案、梅津氏支持を鮮明にした吉村美栄子山形県知事の対応が絡み、与野党の攻防が激化してきた。

◎佐藤氏陣営/吉村知事対応に反発

 「安保法案の賛否に注目が集まる中で、国政と市政を混同されては市民が損失を被るだけだ」
 自民党の大内理加県議は3日、市内のホテルで開かれた佐藤氏の「女性のつどい」で力を込めた。約1100人を前に、遠藤利明五輪相(衆院山形1区)は「ここで流れを変えなければいけない」と非自民市政からの転換を訴えた。
 集会では公明党県本部代表の菊池文昭県議も出席。7日に佐藤氏の推薦決定する予定を報告すると大きな拍手が沸いた。これで主要5党の対応が決定する。
 陣営は、梅津氏支持を表明した吉村知事の対応に強く反発する一方、「早く知事の支援を得なければ勝てないという相手の焦りを感じる」(自民党市議)と冷ややかに分析する。

◎梅津氏陣営/「違憲」学者招き気勢

 「山形市は梅津さんを先頭に平和都市を守らなければいけない」
 市内で7月30日、梅津氏陣営が開いた決起集会で吉村和文選対幹事長が気勢を上げると集まった約2000人から歓声が上がった。梅津氏の大学時代の恩師で、安保法案を「違憲」と断じた小林節慶応大名誉教授も招かれマイクも握った。
 陣営は、小林氏と梅津氏の写真を並べ「平和都市やまがた ふるさとを守る!」と書いたポスターを市内各地に張り始めた。自民党、佐藤氏と安保法案をイメージ付け、対決姿勢の浸透を狙う。
 選対幹部は「自民党の看板を背負っている以上、国政と市政は別物との議論は成り立たない。佐藤氏も同じ土俵で自らの安保法案への主張を展開すべきだ」と挑発する。
 山形市長選には、無所属新人の飲食店経営五十嵐右二氏(64)も立候補を表明している。

3893チバQ:2015/08/06(木) 05:34:58
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040039-n1.html
2015.8.4 21:34

政界屈指の美女議員、妊娠を発表 5月に議員との結婚報告

ブログに書く0





安倍晋三首相と面会後、官邸を後にする自民党の金子恵美(手前)、宮崎謙介衆院議員=3月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 自民党の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=は4日、都内のホテルで開かれた同党の同期当選で同じ二階派に所属する宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=との結婚を報告する会合で、「実は私、妊娠をしております」と述べ、妊娠初期であることを発表した。

 週数は明らかにしなかったものの、「まだ安定した状態ではありませんが、まずまず、おなかの中で命は生きています」と笑顔で語った。

 宮崎、金子両氏は5月に結婚を発表。金子氏は4日の会合で「発表して、ほどなくして、体調を崩して療養をしておりました。結婚の直後ということで、さっそくマリッジブルーかと、もう結婚を思い悩んでいるのかと噂が飛び交いました」と会場を笑わせた上で、妊娠を発表。会場からは「おめでとう」などの声とともに大きな拍手が起き、金子氏は「少子化対策ですが…」とおどけた。

 この後、マイクを握った宮崎氏は、出席していた塩崎恭久厚生労働相に呼び掛け、「私もイクメンとして、少し育児休暇を取れという話でございまして、しっかりとやっていきたいと思います」と喜びを語った。

 金子氏は早大卒で、平成15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏も金子氏と同じ早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

3894チバQ:2015/08/06(木) 05:43:57
http://www.asahi.com/articles/ASH844K77H84UJUB00P.html
岩手・大槌町長選告示、3人立候補 復興や人口対策焦点
星乃勇介2015年8月4日19時38分
 東日本大震災の津波で市街地が壊滅した岩手県大槌町で4日、町長選が告示され、現職と新顔2人の計3人が立候補した。復興のあり方や人口減少への対策、旧役場庁舎の震災遺構としての保存の是非が焦点となっている。9日に投開票される。

 立候補したのは、新顔の前町会計管理者平野公三氏(59)、造船会社長岡本大作氏(66)、現職の碇川豊氏(64)。

 平野氏は「復興事業は取捨選択してスリム化する」、岡本氏は民間出身の視点を生かして「役場内の権力抗争を打破したい」と訴えたのに対し、碇川氏は仮設住宅の早期解消をめざし、「今の復興計画を着実に進める」と強調した。

 震災での死者・行方不明者とその後の町外避難で、町の人口は現在、約1万2千人と震災前より3500人減った。15年後には1万人を切る推計もある。津波で4246世帯が被害を受け、今も町民の4人に1人が仮設住宅で暮らす。

 山間部の仮設住宅。80代女性は毎朝、4畳半の部屋で「一日でも早く出られますように」と祈る。6月にあった立候補予定者の集会では「ここで死にたくない」と訴えた。女性は「大事なのは被災者の生活を元に戻す実行力」と言う。

 仮設商店街で製茶販売業を営む菊池良一さん(66)は「これ以上人口が減ると商売が成り立たない。まちづくりのスピードが最大の争点」と話す。

 旧庁舎については平野氏と岡本氏が「解体」、碇川氏は「一部保存」との立場だ。

 町職員だった娘(当時33)を亡くした上野ヒデさん(73)は「後世への教訓として残してほしい」と話す一方、職員の兄(当時29)が行方不明の倉堀康さん(31)は「目にするのが苦痛」と、取り壊しを望んでいる。(星乃勇介)

3895チバQ:2015/08/06(木) 19:15:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150806_31040.html
<岩手知事選>社民も達増氏支援 野党結集

 岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)で、社民党岩手県連(小西和子代表)は5日、反自民の自主投票としていた方針を変更し、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)を実質的に支援することを決めた。
 民主、生活、共産の各党は達増氏支援を決めている。社民党が加わることで、野党結集の態勢が整うことになる。
 同日の常任幹事会で確認した。細川光正幹事長は変更理由に関し、達増氏が安全保障関連法案に反対姿勢であることを指摘。「安全法案を廃案に追い込むためには反自民の動きを強めることが必要。態度を明確にし、知事選に臨むべきだと判断した」と説明した。
 知事選には参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=が自民、公明の支援を受け立候補する予定。

3896チバQ:2015/08/06(木) 19:15:45
https://www.minpo.jp/news/detail/2015080624518
新人渡辺氏出馬へ 浪江町長選 現新3人の争いか
 任期満了に伴い11月5日告示、同15日投票で行われる浪江町長選で、元副町長の渡辺文星氏(64)が5日までに立候補の意思を固めた。
 渡辺氏は福島民報社の取材に対し、近く立候補を正式に表明する考えを示した。
 渡辺氏は同町出身、小名浜水産(現いわき海星)高専攻科無線通信科修了。平成17年の町議選で初当選。2期目の途中で退き、24年7月に副町長に就いたが、26年7月に任期を残し辞職した。
 町長選をめぐっては現職で2期目の馬場有氏(66)、元町議会議長で町議の小黒敬三氏(59)が立候補に意欲を示しており、8年ぶりの選挙戦となる可能性が高い。

( 2015/08/06 08:50 カテゴリー:主要 )

3897チバQ:2015/08/07(金) 07:19:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150807_51004.html
<酒田市長選>和嶋元衆院議、正式に出馬表明


和嶋 未希氏
拡大写真
 本間正巳酒田市長の死去に伴う市長選(30日告示、9月6日投開票)で、員の和嶋未希氏(43)は6日、酒田市で記者会見し、無所属での立候補を正式表明した。政党推薦は求めず、「市民党」を掲げて選挙戦に臨む。
 和嶋氏は「産業育成への集中投資など攻めの政策、突破力のある施策に転換し、酒田の再生と成長を図る」と語った。
 公約の柱として、市長退職金の廃止のほか、国際チャーター便やクルーズ船の誘致による外国人観光客1万人達成、旧合併3町支所の権限強化などを掲げた。
 本間市長が最重要視した山形新幹線庄内延伸については路線を継承。市が独自にJR羽越線との比較調査を行う考えも表明した。
 和嶋氏は酒田市出身。県議2期を経て、2009年の衆院選で民主党から初当選。12年10月に辞職し、前回市長選に無所属で出馬したが、本間氏に敗れた。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月07日金曜日


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150807_51005.html
<酒田市長選>市政転換か継承か 一騎打ちへ


丸山 至氏
拡大写真
 酒田市長選は6日、元衆院議員の和嶋未希氏(43)が立候補を表明し、本間正巳市長から後を託された副市長の丸山至氏(61)との一騎打ちの公算が大きくなった。
 民主党を3年前に離党した和嶋氏は、2012年の前回市長選と同様に政党色を抑えた選挙戦略を描く。一方で連合など団体からの推薦は、前回とは一転して要請する方針を表明し、「市政転換」を望む声の結集を図る考えだ。
 和嶋氏周辺が期待するのが、前回選挙で応援を受けた吉村美栄子山形県知事の存在だ。和嶋氏は6日の記者会見で「落選中も心配してくれ、今回の出馬を決めた時も連絡した」と親密さを強調。一方で「現段階で支援要請は考えていない」とも話した。
 市議会内では、現職市長の急逝に伴う選挙という特殊事情を抱え、「市政継続」を求める声が強い。民主系会派の議員の間にも、丸山氏を推す声がある。
 丸山氏は自民系会派を中心とする市議会議員有志や有力企業経営者、市職員OBらの支援を受け、選挙態勢の構築を急ぐ。ただし、過去2回の衆院選は保守が分裂した。影響は大きく、選対の主導権争いも起きている。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月07日金曜日

3898チバQ:2015/08/07(金) 07:28:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000114-yamagata-l06
新庄市長選告示まで1カ月、現新一騎打ちの構図 
山形新聞 8月6日(木)8時5分配信

 任期満了に伴う新庄市長選は、9月6日の告示(13日投開票)まで1カ月に迫った。現職で3選を目指す山尾順紀氏(62)=同市五日町=と、新人で山形大大学院教授の渡部泰山氏(64)=同市大手町=の2人が出馬の意思を表明し、前哨戦を繰り広げている。ほかに立候補に向けた動きはない。

 山尾氏は市議会3月定例会で出馬を正式表明。流雪溝整備などの雪対策や保育環境の整備、看護専門学校の誘致といった政策を掲げる。自民党県連と市支部、公明党県本部から推薦を受け、2期8年の実績をアピール。7月18日に自宅の円満寺に事務所を開いた。

 渡部氏は同25日に自身が共同代表を務める団体の集会で出馬を正式表明した。政党の推薦は受けず、「市民党」の立場で選挙戦に臨む。木造新市庁舎建設、道の駅建設、観光コンベンション協会設立、東京事務所設置を訴える。9日に自宅近くで事務所開きを行う。

 6月2日現在の有権者数は3万549人(男1万4414人、女1万6135人)。

山形新聞社

3899チバQ:2015/08/07(金) 07:28:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000113-yamagata-l06
山形市長選告示まで1カ月、3新人が名乗り 非自民主体市政の継承か刷新か
山形新聞 8月6日(木)8時3分配信

 任期満了に伴う山形市長選は、9月6日の告示(13日投開票)まで1カ月となった。出馬を表明しているのは、いずれも無所属新人の梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目、行政書士、佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目、団体役員、五十嵐右二氏(64)=同市南原町3丁目、自営業=の3人。非自民が結集して推す梅津氏と、自民を支持母体とする佐藤氏の対立軸が明確になる中、約半世紀続く非自民主体の市政運営の継承か、刷新かに注目が集まる。

 今年5月30日に出馬表明した梅津氏は吉村美栄子知事の支援も得て、非自民を軸に浸透を図っている。前回市長選で敗れた4年前から再出馬を明言していた自民推薦の佐藤氏は、遠藤利明五輪相と連携を強化。7月15日に立候補を表明した五十嵐氏は、政党によらない市政への刷新などを掲げ、遊説活動を重ねる。

 山形市は1966(昭和41)年に旧社会党の故金沢忠雄氏が市長に当選して以来、非自民主体の市政が続く。梅津氏は市川昭男市長の与党的立場にある非自民の政党や、労組から支持を得ており、現体制を継承する立場。自民が推す佐藤氏とは対立関係にある。

 梅津氏は選挙公約をまだ正式に発表していないが、市政刷新を掲げ、既に公約を示した佐藤氏との相違点が徐々に現れている。両氏ともサッカースタジアムの建設の必要性については共通した認識を持っているものの、梅津氏側は山形市へのモンテディオ山形本拠地誘致を視野に入れる一方、佐藤氏は、現在、本拠地となっている天童市と分担して試合を行うことを想定している。

 梅津氏は県と連携したフル規格新幹線の検討を主張する一方で、佐藤氏は停車駅の設定など沿線自治体への影響も考え、複線化やトンネル整備、仙山線の強化などを優先させる考え。

 安全保障関連法案に関しては、梅津氏側は憲法学者とのツーショットポスターを作成し、法案に反対する有権者への支持の広がりを目指す姿勢。佐藤氏は「法案の議論が深まっていないことは問題だが、市長選は市政に関する政策を論じるべきだ」としている。

 6月2日現在の有権者数は20万4876人(男9万6415人、女10万8461人)。

3900チバQ:2015/08/07(金) 07:31:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150801-00000007-yamagata-l06
丸山氏、和嶋氏の一騎打ちか 酒田市長選、選挙戦へ動き加速
山形新聞 8月1日(土)8時45分配信

 酒田市長・本間正巳氏の死去に伴う市長選(8月30日告示、9月6日投開票)は、副市長・丸山至氏(61)が31日に出馬を表明し、元衆院議員・和嶋未希氏(43)が立候補の意向を固めたことで潜在化していた動きが一気に鮮明になった。両氏は、本間氏の辞職が公表された17日以降、ともに出馬がささやかれていた人物。今回の市長選は、本間、和嶋の両氏が一騎打ちを繰り広げた前回(2012年10月)と酷似した構図の可能性が出てきた。

 丸山氏は31日に辞職願を提出し、正式に表明した。本間氏の遺族に同日、起意を伝え「頑張ってほしい」と激励されたという。保守系、民主系の市議会全4会派は連携して支援に回る方針でほぼ一致。市内の政財界や市民団体、庄内地域の各市町長らの要請を受けての表明で、支持母体は膨らむ見込み。本間市政の基本路線を継承する考えを示している。

 和嶋氏は「決意は揺るがない」などと関係者に話しており、近く正式に表明する見通し。無投票を回避して対立軸をつくり、県議、衆院議員の政治経験を市政に反映させる考えを周囲に伝えている。水面下で民主関係者らと折衝していたが、一部は丸山氏側に傾いており、前回市長選を支えた連合山形の対応も現段階で未定の様子。態勢構築はこれからになる。

7日、市議会臨時会が辞職願を取り扱い―総務部長が職務代理者
 酒田市長選に出馬するため、丸山至副市長が提出した辞職願を受け、市議会は31日、各派代表者会を開催。辞職する8月7日に市議会臨時会を開き、取り扱う方針を決めた。同月5日の議会運営委員会で正式に決める。

 一方、丸山氏の辞職に伴い、本間匡志総務部長が同月8日付で市長職の職務代理者になる。市民会館で同月22日に営まれる酒田市長・本間正巳氏の本間家と市の合同葬の葬儀委員長は本間部長が務める。

3901チバQ:2015/08/07(金) 07:31:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150801-00000008-yamagata-l06
丸山氏、要請固辞から一転 酒田市長選、「励まされ心境変化」
山形新聞 8月1日(土)9時6分配信

 酒田市長選への出馬を表明した丸山至副市長は31日、市役所で記者会見を開き「尊敬していた本間市長の急逝はかなりのダメージだった。少し臆病になった面があったが、皆さんから励まされ、きょう決意した」と説明。25日の出馬要請固辞から約1週間で立候補へと移り変わった心境を語った。

 本間氏が託した遺志に関し「酒田をまとめようと頑張ってきたことを引き継いで、という思いだろう」と推察。本間氏が掲げた山形新幹線庄内延伸の実現に向けて「思いは共有している」と強調。本間市政と方向性は変わらないとした上で「手法は必ずしも同じではなく、自分のカラーを出したい」と続けた。

 前回市長選や本間氏の入院で計3度、職務代理者を務めた経験から、事務引き継ぎに1週間程度の時間が必要と判断し、辞職願を8月7日に設定したと説明。「酒田は力を結集し、大きなベクトルにできなかった。自分が接着剤になれば、市民が笑顔で生活できるまちになる」と語った。

 選対組織や各政党に対する推薦申請の有無は「まったくの白紙」とし、今後、支援者と協議する考えを示した。

3902旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/08/07(金) 19:31:51
逃げた。

平野氏が出馬取りやめ=9月の岩手知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015080700421
 参院議員で元復興相の平野達男氏(61)は7日、予定していた岩手県知事選(9月6日投開票)への出馬を取りやめる意向を固めた。同県は小沢一郎衆院議員の地元で、小沢氏らの支援を受ける現職の達増拓也氏が3選出馬を表明している。平野氏は達増氏に対抗、自民党の後押しを受けて出馬準備を進めていたが、安保法案をめぐる国会審議の過程で内閣支持率が低下する中、選挙戦への影響を懸念する声が強まっていた。
 7日午後に平野氏が盛岡市で記者会見して正式表明する。平野氏は岩手県庁や農林水産省の職員を経て2001年に参院議員に初当選。民主党政権下で復興相などを務めた。
 自民党岩手県連会長の鈴木俊一衆院議員は同日、国会内で記者団に「残念だけれども、最終的には本人が決断すれば、認めざるを得ない」と述べた。 (2015/08/07-13:27)

逆風やまず対決回避=野党は勢い、岩手知事選-自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015080700894
 与野党激突が予定された岩手県知事選(9月6日投開票)で、元復興相の平野達男参院議員(無所属)が立候補を取り下げた。安全保障関連法案をめぐり逆風がやまない自民党が対決を回避した格好。与党は来年夏の参院選に向けて態勢を立て直す考えだが、「敵前逃亡」とも受け取られかねない対応に、野党側は勢いづいている。
 「いろんな方からアドバイスがあった」。平野氏は7日の記者会見で、出馬断念の背景をこう説明したが、事前調査で苦戦が鮮明になり、政権側が出馬見送りを迫ったとの見方がもっぱらだ。
 知事選には岩手を地元とする小沢一郎生活の党代表と行動を共にしてきた現職の達増拓也氏が、3選を目指し名乗りを上げている。2013年に民主党を離れてからは徐々に与党との距離を縮めてきた平野氏も、今年4月に立候補を表明。自民、公明両党が県組織レベルでの支援を決めていた。
 与党としては、小沢氏の地元で勝利し、次の参院選につなげる狙いがあった。当初、自民党幹部は「平野さんは十分勝てる。知事選で勝てば(平野氏の議員辞職に伴う)参院補選も勝てる。『小沢王国』崩壊の象徴になる」と自信を示していた。
 だが、安保法案への反対などで内閣支持率が急落すると情勢は一変。達増氏には、小沢氏を中心に民主、維新、共産、社民各党の支援も決まり、野党は共闘態勢を構築した。維新の今井雅人政調会長は7日の記者会見で「官邸が出馬をしないよう働き掛けたとの話も耳にする」とこれ見よがしに語った。
 平野氏が出馬を見送れば、10月の参院補選は行われない。与党には、逆風の中での国政選挙を避ける狙いもありそうだ。平野氏の出馬見送りについて、自民党の谷垣禎一幹事長は記者会見で「本人の意思を尊重しなければいけない。大変残念だ」と語った。公明党幹部も「現職は強い。不戦敗になるだろうが、(候補者を出して)負けるよりはいい」と指摘した。
 一方、民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「戦わずして勝つ。これが最上の勝ち方だ」と自賛。維新の柿沢未途幹事長は「支持率の急速な低下に慌てふためいて右往左往している」と述べた。 (2015/08/07-19:16)

3903とはずがたり:2015/08/07(金) 21:38:20
平野いくじねー。。来夏の参院選に自公に担いで貰って参院議員続ける方を選んだ??

3904チバQ:2015/08/08(土) 01:05:58
>>3903
来夏は主浜(生活)の番です
平野は13年に再選しとりますル

3905とはずがたり:2015/08/08(土) 08:43:26
有り難うございます。
じゃあ当分参院議員出来るってことですね。
此処迄出る感じだったのに日和るって相当調査結果悪かったんですねぇ。。

3906チバQ:2015/08/08(土) 10:22:42
>>3811
「知事選が苦戦を強いられているだけに、せめて補選だけは勝ち取りたいというのが、県連のスタンス」
とかありましたから前から苦しかったんでしょうねえ

3907チバQ:2015/08/08(土) 10:23:04
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150808_2
県民「肩すかし」に失望、怒り 平野氏出馬断念


 「突然の敵前逃亡はなぜ」「有権者をばかにしている」―。知事選に名乗りを上げていた平野達男参院議員が7日、出馬断念を表明し、県民からは驚きや困惑にとどまらず、率直な怒りの声が聞かれた。知事選では本県の最大の課題である復興加速に向けた正々堂々の論戦が期待されていただけに、告示まで10日余りに迫っての「肩すかし」に、政治への失望感が広がった。 

 「復興が進んでいない地域もある。岩手をどうにかしたいと思ったから出馬表明したのではなかったか」。久慈市本町の女性(71)は突然の翻意に驚きを隠せなかった。釜石市上中島町の仮設住宅で暮らす女性(82)も復興論戦に期待していた一人。「あんなに張り切って出ると言っていたのに」と首をかしげた。

 一関市真柴の男性(76)は「事務所開きも終えたこの段階で…。出ると決めた以上はしっかりと腰を据え、信念を持って選挙戦に臨んでほしかった」と筋が通らない行動を戒めた。

 知事選は一転、無投票の可能性が高まる。紫波町高水寺の男性(44)は「どちらに投票するか迷い、県の将来についての激しい論戦を期待していたのに」とがっかり。帰省中だった横浜市の男性(53)=盛岡市出身=は「被災県として無投票はどうなのか」と問い掛けた。

   ◇  ◇

 岩手日報社は7日、平野氏が知事選出馬断念を表明したことを伝える号外を7千部発行し、盛岡、花巻、北上、奥州、一関の5市の商店街やホテル、コンビニなどで配布した。

【写真=「平野氏が知事選断念」を伝える号外を受け取る市民。県内からは驚きや困惑、批判などさまざまな声が上がった=7日、盛岡市の県庁前】

(2015/08/08)

3908チバQ:2015/08/08(土) 10:23:23
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150808_3
平野氏「本意とかけ離れた」 達増氏は対応批判

 20日告示、9月6日投票の知事選で、立候補を表明していた無所属の平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=は7日、県庁で記者会見し、出馬を断念することを表明した。理由について「安全保障の在り方が最重要課題に浮上し、私の本意と大きくかけ離れる状況となった」と説明。今後は参院議員として活動を続ける意向を示した。3選出馬を目指す現職達増拓也氏(51)の県政運営と一線を画す各党派は今後対応を検討するが、告示まで残り時間は少なく、無投票となる流れが強まった。

 会見で平野氏は「知事を選ぶ選挙なのに国の在り方が争点になっている。政党間の争いも激しくなってきた。熟慮を重ねた結果、6日午後に出馬断念を決意した」と説明した。

 その上で「(達増氏の)無投票となることは大変申し訳ない。さまざまな叱咤(しった)は甘んじて受ける」と謝罪した。今後の活動は「参院議員の職責を全うしたい」とし、議員を続ける意思を示した。

<達増氏「裏切られた思い」>

 20日告示の知事選で3選を目指す現職達増拓也氏(51)は7日、平野氏が出馬を断念したことについて県庁内で記者団に対し、「大変驚き、信じられない思いだ。事の大きさは人騒がせで済まない」と述べ、平野氏の対応を批判した。

 達増氏は議員活動を続ける意向を示した平野氏に対し「県民に対する責任ということをもっと考えた方がいい」と述べ、遠回しに議員辞職を促した。

 出馬断念の背景については「自民党の全面支援があってこその立候補であり、それがなくなったがゆえの断念だと思う」と推測。「首相官邸の指示で出馬する権利と有権者の投票する権利が奪われたとすれば、民主主義の在り方として非常に深刻だ」と強調した。

【写真=記者会見で「安保問題が争点となり、私の本意とする選挙にならない」と知事選出馬断念を表明する平野達男参院議員=7日、県庁】

(2015/08/08)

3909チバQ:2015/08/08(土) 10:27:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150808_31005.html
<平野氏不出馬>与野党の対立激化想定外

 岩手県知事選への立候補を取りやめた平野達男参院議員(61)の記者会見での一問一答は次の通り。
 -断念理由に安全保障関連法案を挙げるが、自民、公明両党に支援を求めた段階で覚悟したのでは。
 「安全保障法案の問題で、これだけ与野党対決が激しくなることは想定しなかった。そこは私の甘いところだったかもしれない」
 「県政の内容をめぐる争点であれば、堂々たる選挙をやろうとなるが、安保法案の在り方が最重要課題に浮上している。県民から『どうして安保法案を進める自民の支援を受けたのか』との指摘もあった。知事選の争点になっているのは本意じゃなかった」
 -断念の時期は
 「1カ月半前から相当揺れ動いていた。最終的に記者会見をして説明しようと思ったのが、昨日の午後。立候補表明した4月当初は『よく出てくれた』という声援が多かった。安保法案の議論が多くなり、雰囲気が変わり、自民の支援を受けている平野というイメージが大きくなった」
 -選挙情勢が不利だという判断もあったのでは。
 「このままだと、安全保障法案が、ますます争点の中心になるという印象を強く持った。勝てる勝てないということではなく、知事選でそういう選挙をやりたくなかった」
 「安全保障の議論を押し返し、県政に争点を持ってくるだけの説得力がなかった。不利というよりも私の力不足だ」


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月08日土曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150808_31004.html
<平野氏不出馬>達増氏「選択の機会奪った」


平野氏の立候補取りやめを受け、記者会見に応じる達増知事=7日午後4時50分ごろ、岩手県庁
拡大写真
 岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)に挑む予定だった平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が7日、立候補を取りやめたことについて、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)は記者会見し「驚いている。人騒がせという話で済まされない。県民への説明責任を果たすべきだ」と批判した。立候補予定者は達増氏1人となり、無投票の可能性があるが「戦うつもりで準備する」と述べた。
 達増氏は、平野氏が断念の理由に安全保障関連法案の影響を挙げたことについて「国会対策を理由に有権者の選択の機会を奪ったことになる。あってはならないことだ」と指摘した。
 達増氏は民主、生活、共産、社民の野党各党の支援を受ける。平野氏断念の背景には選挙情勢の厳しさがあるとみられ、「大差がついているとすれば、野党結集に成功したからだ」と強調。「県民党」戦略が、結果的に幅広い支持につながったことへの自信をにじませた。
 知事選は緊迫した同門対決から一転、無投票の可能性が浮上した。達増氏は「告示まで時間はある。選挙戦は今後4年の震災復興や地域振興についてオール岩手で進める機会にしたい」と語った。8日に盛岡市に後援会事務所を開く。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月08日土曜日

3910チバQ:2015/08/08(土) 10:29:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150808_31016.html
<平野氏不出馬>県連「はしご外された気分」

 平野達男参院議員が岩手県知事選への立候補取りやめを表明した7日、後ろ盾だった自民党県連は決戦を目前に「看板」を失った。安全保障関連法案への猛烈な逆風が、与党候補を吹き飛ばした形だ。野党側は「平野氏は安保法案で自滅した」「法案そのものが通用しないことの証明だ」と一斉に反発を強めた。
 「振り回された揚げ句、はしごを外された気分だ」。自民党県連の工藤勝子幹事長は平野氏への憤りをあらわにした。
 立候補断念は7日朝に知らされた。「県連に安保法案の争点化を防げなかった責任はあるが、平野氏の断念で逆風はさらに強まる。めげずに立て直す」と強がるのが精いっぱいだった。
 県連関係者によると、立候補取りやめには、惨敗による安倍政権への打撃を危惧した自民党党本部の意向が働いたという。鈴木俊一県連会長(衆院岩手2区)は「ここまで準備を重ねてきただけに残念。本人の決断なので受け入れざるを得ない」と述べた。
 公明党県本部の小野寺好代表は「敵前逃亡せず、法案の正当性を堂々と訴えれば、ある程度の賛同は得られたはずだ」と不信感をにじませた。
 知事選の前哨戦は安保法案の審議と重なり、法案の是非が争点に急浮上。政権攻撃の好機と捉えていた野党勢力は「平野氏と自民党が県民の選択の機会を奪った」と批判する。
 民主党県連の高橋元・幹事長は「民主党政権で復興相までやった人が離党して自民に支援を求めた」と過去の因縁を振り返り、「信念も覚悟もない行動だ」と切り捨てた。
 「前代未聞の珍事」と言い切るのは生活の党県連の佐々木順一幹事長。「安保法案の賛否を回避するための断念なら問題だ」と指摘した。共産党県委員会の菅原則勝委員長は「安保法案に反対する世論が安倍政権を追い詰めた。国政にも大きく影響する」と予測した。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月08日土曜日

3911チバQ:2015/08/08(土) 10:30:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150808_31017.html
<平野氏不出馬>安保逆風、不戦敗選択


立候補取りやめの会見で、報道陣の質問に応じる平野氏=7日午後4時20分ごろ、岩手県庁
拡大写真
 岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)に立候補予定だった平野達男元復興相(61)=参院岩手選挙区=が7日、出馬を断念したのは、形勢不利とみた安倍政権の意向が働いた。全面支援の構えだったが、安全保障関連法案への世論の反発で内閣支持率は急落。逆風の自民党は「戦って負けるよりは得策」(幹部)として不戦敗を選んだ。1987年の参院岩手選挙区補欠選挙で敗れ、政権が打撃を受けた「岩手ショック」の再来を警戒した。

 知事選は、民主党や生活の党など野党が支援する現職の達増拓也氏(51)と、自民、公明両党が推す平野氏による与野党対決の構図だった。
 自民党は既に各種団体に支援要請し、20日の告示に備えていたが、事前の情勢調査で「ダブルスコアの大差で劣勢だった」(幹部)。さらに2日の仙台市議選で全5選挙区のうち民主党が1選挙区、共産党が3選挙区でそれぞれトップ当選し、与党内で「安保法制の議論が逆風になっている」(井上義久公明党幹事長)との危機感が広がった。
 不出馬となった舞台裏について、平野氏陣営は「自民党側から立候補取りやめの圧力が強かった」と明かす。平野氏が出馬すれば、参院岩手補選も10月に実施される。知事選と補選に連続して敗北する事態となれば、来年夏の参院選に暗雲が漂いかねない。
 「売上税」導入が争点となった中曽根政権下の87年の参院岩手補選では自民党候補が社会党候補に大敗し、法案は廃案に追い込まれた。自民党内では岩手ショックと語り継がれている。党幹部は「連敗すれば安保法案や今後の政権運営にもかなりマイナスだ。不出馬はやむを得ない」と話した。

<党本部水面下で圧力>

 「安保」の激流が閣僚も経験した与党候補をのみ込んだ。岩手県知事選に立候補を予定していた平野達男参院議員が7日、一転して立候補取りやめを表明した。告示13日前の退場劇。平野氏は断念理由に安全保障関連法案の逆風を挙げ、3選を目指す現職の達増拓也氏との与野党対決は雲散霧消した。「敵前逃亡だ」。みこしを担いだ自民党県連幹部は平野氏の真意をいぶかった。
 「安全保障関連法案が最重要課題となり、県政課題が論点になりづらい状況になった」。7日、県庁で記者会見した平野氏は、自身の主張と民意との間に、大きな乖離(かいり)があったと釈明した。
 予兆はあった。表明直後の4〜5月は「よくぞ立ってくれたという声が本当に多かった」(平野氏)が、安保法案をめぐる審議が本格化し、国会会期を延長した6月になると風向きが変わり始めた。
 「逆風だ。安保法案は心配だという声が本当に多い」。7月18日、盛岡市であった自民県議の事務所開きの際、平野氏はもどかしそうに語った。
 平野氏が参院議員を辞めないことにも不安が広がった。陣営関係者は「早めに辞め知事選に集中したほうがいい。このままでは安保法案の混乱に巻き込まれる」と進言したが、平野氏は聞き入れなかった。不安は的中した。
 7月30日には盛岡市に後援会事務所を開設した。「これで大丈夫だ。まさか出ないということはないだろう」。自民県議は安心したが、水面下では立候補断念に向けた画策が始まっていた。
 政党関係者によると、8月に入って間もなく、党本部が平野氏に断念を働き掛け始めた。安保法案をめぐる世論の硬化を警戒。知事選、参院岩手選挙区補選での連敗を避けることを見越した動きだった。
 党執行部の実力者が、平野氏を支持する団体の幹部に説得を依頼。ここ数日で立候補取りやめの流れは一気に固まったという。
 7日朝、平野氏から立候補断念の連絡を受けた陣営幹部は声を絞り出した。「完全無所属で行くべきだった。結局、自民の駒に成り果ててしまった。平野さんに次はないだろう」


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月08日土曜日

3912チバQ:2015/08/08(土) 10:38:01
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/162518
岩手知事選・自公候補が出馬を断念…安保優先で不戦敗選ぶ

2015年8月7日
 姑息な不戦敗だ。岩手県知事選に立候補を表明していた参院議員の平野達男元復興相(61)が日刊ゲンダイ既報通り、立候補を取りやめた。7日午後、岩手県庁での会見で正式表明した。

 知事選は自公支援の平野氏と野党統一候補で現職の達増拓也知事(51)による全面対決の構図とみられていたが情勢は平野氏不利。事前調査で達増知事にダブルスコア以上で離されているうえ、20日告示、来月6日投開票の日程は安保法案審議が佳境を迎える時期と重なる。

 自公支援の平野氏が大敗を喫すれば、安倍首相が60日ルールを使うのか否かの決断に悪影響を及ぼすのは間違いない。平野氏の失職に伴う10月の補選も自公不利とみられ、官邸が“平野降ろし″に動いた結果、自公は2つの選挙を回避。政権末期の逃げ腰路線である。

3913チバQ:2015/08/08(土) 10:49:43
http://www.sankei.com/politics/news/150808/plt1508080004-n1.html
2015.8.8 01:07

岩手県知事選 安保審議の影響避けた自民 「連敗ドミノ」をブロック

ブログに書く0




(1/3ページ)

記者会見で岩手県知事選の立候補断念を表明する平野達男参院議員=7日午後、岩手県庁
 岩手県知事選(8月20日告示)に立候補を予定していた平野達男元復興相が7日に出馬を断念したのは、全面支援の構えを見せていた自民党が形成不利と見て「不戦敗」を選んだからだ。自民党は、平野氏出馬に伴う参院岩手選挙区の補選、今後の地方選での「連敗ドミノ」を警戒。安倍晋三政権へのダメージや来夏の参院選へ影響を、極力抑えたいとの思惑があった。

 「いろいろな方からアドバイスがあったが、最終的に判断したのは私だ」

 平野氏は7日、岩手県庁で記者会見し、決断の背景に、自民党側の“事情”があったことをにじませた。その上で平野氏は、「安全保障を争点とした選挙はしたくない」とも述べ、中央政界の与野党抗争に巻き込まれたことを悔しがった。

 生活の党と山本太郎となかまたちや民主党の支援を受け、3選を目指す現職の達増(たっそ)拓也氏に対し、自民党が白羽の矢を立てたのが平野氏だった。

 生活の党の小沢一郎代表は地元の岩手県に強固な地盤を持っており、自民党は知事選を「『小沢王国』岩手で小沢系の息の根を止める最終決戦」(党幹部)と位置づけ、党本部が中心になって県内の有力団体に支援を要請。公明党岩手県本部も平野氏支持を決めて準備を進めてきた。

 しかし、この流れに待ったをかけたのが、国会での安保関連法案の審議の遅れだった。今国会の会期が岩手県知事選をまたぐ9月27日まで大幅延長され、知事選の投開票日と参院採決時期が重なる見通しとなったことで状況は変化した。

 また、安保関連法案への世論の反発で安倍内閣の支持率は急落。自民党は、昭和62年の参院岩手補選で同党候補が敗れ、当時の中曽根康弘政権が打撃を受けた「岩手ショック」の再来を警戒したのだ。

 さらに、9日投開票の埼玉県知事選でも自民党県連が支援する新人候補の苦戦が伝えられている。埼玉、岩手と県知事選に2連敗し、平野氏出馬に伴う参院岩手補選でも敗北する事態となれば、野党が勢いづくのは明らか。

 そうなれば、9月には安倍晋三首相が再選を目指す党総裁選もあるが、政権のイメージダウンは避けられない。野党優勢の流れが続き、今後の地方選でも負けが込めば、来夏の参院選にも暗雲が立ちこめかねないからだ。

 谷垣禎一幹事長は7日の記者会見で「知事選は国政の課題と連動する。そういうことも十分意識して全体の政治スケジュールを作らなければならない」と強調した。(山本雄史、豊田真由美)

3914チバQ:2015/08/08(土) 10:50:39
http://www.sankei.com/politics/news/150808/plt1508080002-n1.html
2015.8.8 01:03

岩手県知事選「野党連合の不戦勝」歓迎 小沢氏主導で連携構築

ブログに書く0
Tweet
 岩手県知事選で現職の達増(たっそ)拓也知事を支援する民主党の枝野幸男幹事長は7日、記者団に「野党が幅広く連携することで戦わずして勝てたのは大きな成果だ」と語り、平野達男元復興相の出馬断念による“不戦勝”を歓迎した。

 達増氏は、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表の側近。小沢氏は達増氏支援のため、春以降、民主党の岡田克也代表や維新の党の松野頼久代表ら野党幹部を次々と訪ね、支援を要請してきた。

 小沢氏と民主党には、小沢氏が政権時代に党を飛び出した因縁があるが、連携を重視する岡田氏らは支援を快諾。国会では安全保障関連法案の対応などでばらつきがある野党が、小沢氏を軸に共産党も含めた「野党連合」を構築してきた。

 3選が濃厚となった達増氏も県庁内で記者団に「自民党の全面支援があるからこその立候補で、それが得られなくなったから断念したと理解している」と述べ、野党が与党を追い込んだ“勝利”との認識を示した。ただ、平野氏の出馬断念で10月の参院岩手選挙区補選も行われない見通しで、野党は安保関連法案の評価を問う機会を失い、肩すかしを食うことにもなった。

3915チバQ:2015/08/08(土) 11:02:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150807_51005.html
<酒田市長選>前回惜敗VS後継 一騎打ちへ


丸山 至氏
拡大写真

和嶋 未希氏
拡大写真
 山形県酒田市長選は6日、元衆院議員の和嶋未希氏(43)が立候補を表明し、本間正巳市長から後を託された副市長の丸山至氏(61)との一騎打ちの公算が大きくなった。
 民主党を3年前に離党した和嶋氏は、2012年の前回市長選と同様に政党色を抑えた選挙戦略を描く。一方で連合など団体からの推薦は、前回とは一転して要請する方針を表明し、「市政転換」を望む声の結集を図る考えだ。
 和嶋氏周辺が期待するのが、前回選挙で応援を受けた吉村美栄子山形県知事の存在だ。和嶋氏は6日の記者会見で「落選中も心配してくれ、今回の出馬を決めた時も連絡した」と親密さを強調。一方で「現段階で支援要請は考えていない」とも話した。
 市議会内では、現職市長の急逝に伴う選挙という特殊事情を抱え、「市政継続」を求める声が強い。民主系会派の議員の間にも、丸山氏を推す声がある。
 丸山氏は自民系会派を中心とする市議会議員有志や有力企業経営者、市職員OBらの支援を受け、選挙態勢の構築を急ぐ。ただし、過去2回の衆院選は保守が分裂した。影響は大きく、選対の主導権争いも起きている。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月07日金曜日

3916チバQ:2015/08/08(土) 12:59:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00000166-yamagata-l06
酒田市長選、告示まで3週間 丸山氏・保守分裂のしこりも、和嶋氏・知事に支援要請注目
山形新聞 8月8日(土)12時46分配信

 現職の死去に伴う酒田市長選(30日告示、9月6日投開票)は、出馬を予定する丸山至氏(61)=同市光ケ丘1丁目=が7日、副市長職を辞職した。6日には元衆院議員和嶋未希氏(43)=同市大宮町3丁目=が立候補を表明。告示まで約3週間の短期決戦に向け、両氏は走りだした。

 本間正巳前市長に遺志を託された丸山氏は、本間市政の基本路線を継承。有権者に選択肢を提示する考えの和嶋氏は市政転換を掲げる。現時点でほかに出馬を模索する動きはなく、本間、和嶋の両氏が一騎打ちを演じた前回市長選と同じ構図となることが濃厚だ。

 現職の急逝という特殊事情から、市政批判や積極的な政策論争の気配は薄い。丸山氏は分厚い支持基盤を、和嶋氏は政治経験を背景にした知名度を、それぞれ前面に出した戦いが想定される。ともに市中心部に事務所を構え、丸山氏の事務所は7日から実質的に稼働。和嶋氏は6日に開設した。選挙態勢はともに整っておらず、走りながら陣立てを構築している。

 丸山氏を支える市議会有志は本多茂議長をはじめ、第1〜4各会派の会長らが名を連ねる。先の衆院選で激しく対立した保守分裂のしこりが残り、これに民主系も加わる。選対組織の体制について検討を重ねているが、幹部候補として浮上する人物が加藤鮎子衆院議員、阿部寿一前衆院議員のどちらに近いかをめぐる駆け引きなどもあり、名前は連日変遷。難航気味だが、「一枚岩」を目指す共通意識の下、ようやくまとまりつつある。

 7日の市議会臨時会で辞職が承認された丸山氏は同日午後5時半、約40年間務めた市役所を退庁。「酒田にはたくさんの課題がある。本間市長と一緒にまいた種を大きな成果につなげたい」と述べ、選挙戦への一歩を踏み出した。

 前回の市長選以降、政治活動と一定の距離を置いてきた和嶋氏。後援会は存続したが休眠状態となり、会長は不在。6日の出馬会見前に開いた後援会会合が、実質的な活動再開の場となった。衆院議員を辞職して前回市長選に出馬した経緯から、民主との距離感も残る。政党の公認、推薦を求める考えはなく、後援会中心の組織づくり。「母親のように励ましてくれた」と和嶋氏が語る吉村美栄子知事に支援を求めるかが、注目される。

 和嶋氏からの推薦願を受け、連合山形酒田飽海地域協議会は7日夕に会合を開いた。出席した和嶋氏は「これまでの経緯や思いを説明した」。協議の結果は「支持」。同協議会は「各単組の判断での行動になる」としている。

3917チバQ:2015/08/08(土) 13:00:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00000067-san-pol
岩手知事選 “不戦勝”喜ぶ民主 補選なくなり肩すかしも
産経新聞 8月8日(土)7時55分配信

 岩手県知事選で現職の達増拓也知事を支援する民主党の枝野幸男幹事長は7日、記者団に「野党が幅広く連携することで戦わずして勝てたのは大きな成果だ」と語り、平野達男元復興相の出馬断念による“不戦勝”を歓迎した。

 達増氏は、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表の側近。小沢氏は達増氏支援のため、春以降、民主党の岡田克也代表や維新の党の松野頼久代表ら野党幹部を次々と訪ね、支援を要請してきた。

 小沢氏と民主党には、小沢氏が政権時代に党を飛び出した因縁があるが、連携を重視する岡田氏らは支援を快諾。国会では安全保障関連法案の対応などでばらつきがある野党が、小沢氏を軸に共産党も含めた「野党連合」を構築してきた。

 3選が濃厚となった達増氏も県庁内で記者団に「自民党の全面支援があるからこその立候補で、それが得られなくなったから断念したと理解している」と述べ、野党が与党を追い込んだ“勝利”との認識を示した。

 ただ、平野氏の出馬断念で10月の参院岩手選挙区補選も行われない見通しで、野党は安保関連法案の評価を問う機会を失い、肩すかしを食うことにもなった。

3918チバQ:2015/08/08(土) 13:04:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150808-00000067-san-pol
岩手知事選 “不戦勝”喜ぶ民主 補選なくなり肩すかしも
産経新聞 8月8日(土)7時55分配信

 岩手県知事選で現職の達増拓也知事を支援する民主党の枝野幸男幹事長は7日、記者団に「野党が幅広く連携することで戦わずして勝てたのは大きな成果だ」と語り、平野達男元復興相の出馬断念による“不戦勝”を歓迎した。

 達増氏は、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表の側近。小沢氏は達増氏支援のため、春以降、民主党の岡田克也代表や維新の党の松野頼久代表ら野党幹部を次々と訪ね、支援を要請してきた。

 小沢氏と民主党には、小沢氏が政権時代に党を飛び出した因縁があるが、連携を重視する岡田氏らは支援を快諾。国会では安全保障関連法案の対応などでばらつきがある野党が、小沢氏を軸に共産党も含めた「野党連合」を構築してきた。

 3選が濃厚となった達増氏も県庁内で記者団に「自民党の全面支援があるからこその立候補で、それが得られなくなったから断念したと理解している」と述べ、野党が与党を追い込んだ“勝利”との認識を示した。

 ただ、平野氏の出馬断念で10月の参院岩手選挙区補選も行われない見通しで、野党は安保関連法案の評価を問う機会を失い、肩すかしを食うことにもなった。

3919チバQ:2015/08/09(日) 13:49:05
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150809_31030.html
<平野氏不出馬>達増氏、無投票3選濃厚


達増拓也氏
拡大写真
◎自民県連、候補擁立を断念

 任期満了に伴う岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)は8日、無投票となる公算が大きくなり、現職の達増拓也氏(51)の3選が濃厚になった。立候補を表明していた参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=が立候補を取りやめたことを受け、支援した自民党県連は同日、役員会で対応を協議。「告示が迫り時間的に困難」との認識で一致し、新たな候補者擁立を断念した。
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は役員会終了後、「平野氏がベストな人材として取り組んできた。別の候補者を擁立するのは、告示まで時間がなく現実的ではない。立てることは難しい」と述べた。
 鈴木氏はまた、谷垣禎一幹事長が10日に盛岡市に入ることを明らかにした。党の働き掛けで平野氏の推薦を決めた県農政連や県漁連、県建設業協会などを訪れ、謝罪する。
 党県連は達増県政の転換を掲げ、平野氏を支援してきた。新たな候補者を擁立せず、達増氏の無投票3選を容認する形になれば、県政野党としての存在感が薄れる可能性がある。
 鈴木氏は「県政転換を訴えてきたが、結果的に選択肢を示すことが難しい。選択の機会がなくなることについては、全ての有権者におわびする」と説明した。
 平野氏の立候補取りやめについては「政治生命を懸けた決断ということなので、受け入れるしかない」と語った。
 無投票になれば、同知事選では初めてとなる。東北では、2013年の山形、秋田両県知事選が無投票となっている。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月09日日曜日

3920チバQ:2015/08/09(日) 13:53:45
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20150808-OYTNT50176.html
[知事選]「平野ショック」余波続く
2015年08月09日
 平野達男参院議員(61)による突然の知事選(20日告示、9月6日投開票)不出馬表明から一夜明けた8日、県政界では「平野ショック」の余波が続いた。平野氏を支援していた県議らは集会で支持者に頭を下げ、予定されていた公開討論会は急きょ中止が決まった。


 平野氏に出馬を要請し、支援してきた県議会会派「いわて県民クラブ」の小田島峰雄代表は8日、花巻市で集会を開き、「大事な知事選で皆さんの選択の機会を失ってしまったことは遺憾。深くおわびを申し上げます」と謝罪した。同会派の別の県議は、平野氏と一緒に写った自身のポスター約300枚を地元に掲示していたが、ほぼ撤去したという。

 平野氏を支援していた自民党県連は8日午後、盛岡市で役員会を開いた。終了後に取材に応じた鈴木俊一県連会長は「(知事選を)戦う態勢が整ってきたと思っていただけに残念」と肩を落とした。平野氏に代わる候補者の擁立については、「探す努力はするが現実的に難しい」と述べた。また、県漁連など支持団体への謝罪などのため、党本部から谷垣禎一幹事長が10日、茂木敏充選挙対策委員長が11日、盛岡市を訪れることを明らかにした。

 一方、3選を目指して立候補を表明している現職の達増拓也氏(51)陣営は8日、盛岡市大通で後援会の事務所開きを行った。

 激しい選挙選の予想から一転、無投票の公算が大きくなったことで、会場は安堵あんどの雰囲気に包まれていた。達増氏は、集まった約300人の支持者らを前に、平野氏の不出馬を「県政史の汚点」などと批判。そのうえで、「選挙戦をフルで戦うことを前提に準備をしっかり進めていきたい」と、陣営の引き締めを図った。

 達増氏を事実上支援する社民党県連は同日、県議選立候補予定者らの総決起集会を盛岡市で開催。福島瑞穂副党首が出席し、「岩手の『戦争法案』反対への思いが(平野氏の出馬を)断念させた」と話した。

 また、盛岡青年会議所は、10日に予定していた知事選立候補予定者による公開討論会の中止を決定。関係先に連絡するなどの対応に追われた。

2015年08月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3921チバQ:2015/08/09(日) 14:02:21
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150808-OYT1T50074.html
最多の62候補中「案分」対象が18人の市議選
2015年08月08日 11時25分
 福島県の郡山、須賀川両市議選と大玉村議選は9日、投開票される。


 このうち、郡山市議選は、市全体が一つの選挙区となった1987年以降で最多の62人が立候補する激戦となっている。開票作業がより複雑になるだけに、同市選挙管理委員会は入念に準備している。

 定数38の同市議選に立候補しているのは現職34人と新人27人、元議員1人。投票は9日午前7時〜午後6時、市内149か所で行われ、午後8時から市総合体育館で開票される。1日現在の選挙人名簿登録者数は26万6851人。

 多数の立候補者による選挙の開票で、同市選管が最も警戒するのは、誰に投票したのかわかりにくい「疑問票」や、名字や名前が似た複数の候補者に配分される「案分票」の扱いだ。

 市選管によると、今回の選挙では名字や名前の読みが同じなどの案分対象が18人に上るという。わずかな票差で当落が分かれかねないため、市選管の担当者は「疑問票の判定は慎重にならざるをえない」と話す。

 2011年の前回選は、定数40に43人が立候補し、開票当日の午後11時43分に開票結果が確定した。同市選管は立候補者が大幅に増えているためとして今回、予定する確定時刻を「開票翌日の10日午前2時」に設定している。

 同市選管では今回、開票作業の担当職員を前回より16人多い399人とした。経験豊富なベテランは「遊撃隊」として持ち場を決めず、各作業のサポートにあたる態勢にしたという。

3922チバQ:2015/08/09(日) 22:13:02
>>1768
震災後の町長職務代理者

http://news.ibc.co.jp/item_25039.html
大槌町長選挙は新人の平野公三氏が初当選 (2015年08月09日 21:14 更新)
三つどもえとなった任期満了に伴う大槌町長選挙は、新人の平野公三氏が初当選を果たしました。
開票結果です。平野公三4107票、碇川豊3168票、岡本大作793票。新人で前の町の会計管理者、平野氏が現職の碇川氏に900票余りの差をつけ、初当選を果たしました。最終投票率は77.81%で、前回4年前の選挙を4.4ポイント上回りました。平野氏は大槌町安渡出身の59歳で、震災直後は町長職務代理者も務めました。災害公営住宅の早期整備などを公約に掲げています。

3923名無しさん:2015/08/10(月) 15:48:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000025-asahi-pol
平野達男元復興相、岩手県知事選の立候補取りやめへ
朝日新聞デジタル 8月7日(金)11時9分配信

 岩手県知事選(9月6日投開票)に立候補を表明していた元復興相の平野達男参院議員(61、無所属)が7日、立候補を取りやめる意向を固めた。午後に岩手県庁で記者会見を開いて表明する。安全保障関連法案を進める安倍政権の支持率が下がるなか、苦戦を強いられている埼玉県知事選に続き、岩手県と平野氏辞任に伴う参院補選で3連敗しかねない事態を避けるべきだという自民党本部の意向が働いたとみられる。

 平野氏は、地元が同じ小沢一郎氏と民主党などで行動を共にしていたが決別。今年4月、「小沢王国」を切り崩したい自民党の働きかけで立候補を表明した。平野氏側の説明によると、東日本大震災からの復興の進め方などを訴えたい考えだったが、国政課題の安保関連法案が争点化しつつあり、焦点がずれてしまうことへの懸念が取りやめる理由になったという。

 岩手県知事選では、小沢氏が率いる生活や民主、共産が、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)への支援を決めている。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000012-khks-pol
<岩手知事選>社民も達増氏支援 野党結集
河北新報 8月6日(木)11時10分配信

  岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)で、社民党岩手県連(小西和子代表)は5日、反自民の自主投票としていた方針を変更し、3選を目指す現職の達増拓也氏(51)を実質的に支援することを決めた。

  民主、生活、共産の各党は達増氏支援を決めている。社民党が加わることで、野党結集の態勢が整うことになる。

  同日の常任幹事会で確認した。細川光正幹事長は変更理由に関し、達増氏が安全保障関連法案に反対姿勢であることを指摘。「安全法案を廃案に追い込むためには反自民の動きを強めることが必要。態度を明確にし、知事選に臨むべきだと判断した」と説明した。

  知事選には参院議員の平野達男氏(61)=岩手選挙区=が自民、公明の支援を受け立候補する予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000539-san-pol
平野参院議員、岩手知事選の出馬断念 無投票の可能性も
産経新聞 8月7日(金)12時48分配信

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)に無所属での出馬を表明していた参院議員の平野達男氏(61)が、立候補を断念する意向を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。午後に記者会見を開き、正式表明する。

 知事選は、自民、公明両党の県組織が支援する平野氏と、民主党や維新の党、共産党、社民党、生活の党などの後押しを受け3選を目指す現職の達増拓也氏(51)による与野党全面対決の構図とみられていた。

 7月に行われた知事選の立候補予定者説明会には平野、達増両氏の陣営しか参加していないことから、平野氏の出馬取りやめにより、無投票となる可能性が出てきた。

 平野氏は4月、「県民に選択肢を示す」として出馬を表明。議員辞職はしておらず、立候補すれば告示日に自動失職となり、10月に参院岩手選挙区補欠選挙が行われる予定だった。

3924名無しさん:2015/08/10(月) 16:42:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150809-00000012-khks-pol
<平野氏不出馬>自民は「暗」達増氏「明」
河北新報 8月9日(日)13時50分配信

  岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)は8日、自民党の不戦敗がほぼ確実になり、現職の達増拓也氏(51)の無投票3選が濃厚になった。自民の支援を受け、挑む予定だった平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が一転して立候補を撤回。自民党県連は対応を協議したが、新たな候補者擁立は断念した。ただ1人の立候補予定者になった達増氏は後援会事務所を開設し、野党連合の結束を見せつけた。

  「物理的にもう難しい」。自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は役員会終了後、沈痛な面持ちで不戦敗を認めた。

  役員会は平野氏の撤回表明前に設定された。本来なら、知事選への臨戦態勢を確認する場だった。国会議員や県議ら約20人は「残念」「がっかりだ」などと声を上げたが、新たな候補者を立てるべきだとの意見はなかったという。

  後始末には、水面下で平野氏に立候補断念を働き掛けた党本部も乗り出す。

  10日には谷垣禎一幹事長が盛岡市に入る。党の要請で平野氏推薦を決めた県農政連や県漁連など各種団体への「おわび行脚」のためだ。11日には茂木敏充党選対委員長が訪れ、知事選と同日程の県議選への影響を協議する。

  無投票3選の公算が大きくなった達増氏は8日、盛岡市大通2丁目に後援会事務所を開設した。支援する民主、生活、共産各党の県議ら約180人が出席した。

  マイクを握った達増氏は平野氏の立候補取りやめに言及。「自民などが平野氏擁立に力を注ぎ、復興に背を向けた結果がこのてんまつだ。岩手県政史の汚点だ」と痛烈に批判した。

  自身が知事選の争点に挙げた安全保障関連法案については「民意から逃げ回る安倍政権を岩手からただす。白紙撤回が筋だ。岩手県政史に残る勝利を目指す」と語気を強めた。

  民主党県連の高橋元・幹事長は取材に「自民党が候補者を擁立しないとなれば、達増氏への白紙委任に等しい。今後4年、自民党に達増県政を批判する資格はない」と言い切った。

3925とはずがたり:2015/08/10(月) 17:20:59
<山形市長選>恩返し一変 知事「腹決めた」
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku_K201508100A0EA0XX00003_222432.html
09:28河北新報

 吉村美栄子山形県知事が与野党対決となる山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、非自民の新人を全面支援する動きが注目を集めている。陣営幹部らによると、支援表明直前に自民党県連幹部からけん制されたが、退ける形で「腹を決めた」と漏らしたという。自民党県議らは「再来年の知事選に向けて動きだした」とみる。

◎自民県連「けんかを売られた」

 山形市で7月30日にあった無所属新人の元防衛省職員梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=の決起集会。支援を表明した吉村知事は「腹を決めてここに来た」と陣営幹部に打ち明けたという。
 複数の陣営関係者によると、吉村知事の動きを事前に察知した自民党県連幹部が、県幹部を通じて表立った行動に強く再考を求めたとされる。関係者は「この経緯が発言につながった」と話す。
 吉村知事はこれまでの国政選挙などで「恩と義に生きる」として、初当選した2009年の知事選で応援を受けた候補者を支援する姿勢を貫いてきた。
 3日にあった定例記者会見では「これまでは恩返しだったが、今回は当てはまらない」と自らスタンスの変化を認めた。「梅津氏の人柄と実行力」を支援理由に挙げて「県都山形市と協力して、県を発展させたい」と述べた。
 自民党が過半数を占める県議会、県政運営に関しては「議会の皆さんと争っている訳ではない。山形を良くしたい気持ちを説明すると理解してくれると思う」と話した。
 この動きに、公明党とともに無所属新人の元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)を推薦する自民党は激しく反発する。党県連幹部は「これまでは恩返しということで知事の姿勢に一定の理解を示してきた。しかし、今回はけんかを売られたにも等しい」と憤る。
 自民党県議の一人は「知事の後援会幹部の多くが梅津氏陣営に入っているため、必然的な面がある」と指摘。「2期目の任期も1年半を切り、知事選へ向けた布石だろう。知事の出方次第で、こちらも対応を考える」と語気を強めた。

3926チバQ:2015/08/10(月) 20:31:51
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_11025.html
<色麻町長選>町政刷新へ期待集まる

 【解説】新人による三つどもえとなった宮城県色麻町長選は、元町議早坂利悦氏が制した。今期で引退する現職伊藤拓哉氏の5期20年の町政運営の是非に争点を絞ったことが勝因だ。
 伊藤氏のトップダウン型の手法には批判も根強かった。多選による閉塞(へいそく)感が漂う中、前回の町長選で伊藤氏に148票差まで迫り、町政刷新を訴え続けた早坂氏への期待が集まったと言える。
 4月に町内全戸で運用開始予定だったデジタル無線による情報配信システムの配備遅れなど、現町政の失点を巧みに突き、選挙戦を優位に進めた。
 前副町長高橋克明氏は伊藤氏の後継として町政の継続を主張した。伊藤氏が連日応援に入り、町議13人のうち7人が支持したが、後継指名を受けたことで政策の独自色はかすんだ。町政批判は予想を超え、伊藤氏の支持者を切り崩されたのも痛かった。元町議天野秀実氏は出遅れが響いた。
 選挙戦は町政の継承か刷新かの議論に終始し、政策論争は深まらなかった。町の将来像をどう描き、地方創生という名の自治体競争にどう立ち向かうのか。新町長は早急に示す必要がある。(加美支局・馬場崇)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月10日月曜日

3927チバQ:2015/08/10(月) 20:32:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_11029.html
<川崎町長選>小山氏再選 前町長を下す


再選を決め支援者と握手をする小山氏(左)=9日午後9時10分ごろ、川崎町前川の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県川崎町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の小山修作氏(57)が、ともに無所属で前町長の佐藤昭光氏(67)=自民・公明推薦=、新人の会社員佐々木昭雄氏(50)を下し、再選を果たした。

 午後9時すぎ、同町前川の事務所に当選の一報が飛び込むと歓喜に包まれた。小山氏は「1期4年の着実な成果が評価された。若い人を呼び込み子育てをしやすい町にする」と語り、集まった支援者に感謝した。
 選挙戦では「子育てと仕事が両立できるまちづくりを進める」と強調した。給与を3割削減し、子育て支援の拡充や若い世代の定住促進に取り組むとの訴えは、人口減少に危機感を抱く町民の共感を得た。
 佐藤氏は政権与党の推薦を得て、町議14人中6人の支援で返り咲きを狙ったが及ばなかった。民間の営業力を前面に出した佐々木氏は支持が広がらなかった。
 当日の有権者は7927人。投票率は80.76%で、2011年の前回を0.13ポイント上回った。

 ◇川崎町長選開票結果(選管最終)
当 3,457小山修作 無現(2)
  2,061佐藤昭光 無前
    841佐々木昭雄 無新


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月10日月曜日

3928チバQ:2015/08/10(月) 20:33:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_11026.html
<色麻町長選>早坂氏初当選 3新人争い制す


支持者から花束を受け取り、握手する早坂氏=9日午後9時10分ごろ、色麻町四釜の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県色麻町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元町議早坂利悦氏(66)が、いずれも無所属新人の前副町長高橋克明氏(63)、元町議天野秀実氏(60)を破り初当選した。

 午後9時すぎ、当選確実の知らせが入ると、同町四釜の事務所は歓喜の渦に包まれた。早坂氏は支持者を前に「20年間の町政の流れを変えようと刷新を訴えた。その気持ちが皆さんに届いた」と述べた。
 早坂氏は3月に立候補を表明した。前回町長選で現職伊藤拓哉氏(76)に挑み、148票差で惜敗。町政刷新を強調し、現町政に批判的な町議の支援を受けた。隣接する加美、大和両町への指定廃棄物最終処分場建設では反対を訴えた。
 高橋氏は今期限りで引退する伊藤氏の後継として4月に立候補を表明。町政の継続を訴え、伊藤氏が全面支援したが及ばなかった。天野氏は広がりを欠いた。
 当日の有権者は5950人。投票率は81.01%で、2011年の前回(83.11%)を2.1ポイント下回った。
 同日投開票された町議補選(欠員3)では、無所属新人の3人が当選した。投票率は80.94%。

 ◇色麻町長選開票結果(選管最終)
当 2,350早坂利悦 無新(1)
  1,745高橋克明 無新
    695天野秀実 無新


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月10日月曜日

3929チバQ:2015/08/10(月) 20:33:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_11031.html
<涌谷町長選>大橋氏、994票差で初当選


初当選を決め、支持者から花束を受け取る大橋氏=9日午後9時5分ごろ、涌谷町新町裏の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県涌谷町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の前町議会議長大橋信夫氏(65)=自民推薦=が、再選を目指した無所属現職の安部周治氏(67)を破り、初当選した。

 大橋氏は午後9時ごろ、当選確実の知らせを受け、同町新町裏の事務所に入った。自民党の国会議員や県議ら支持者約200人を前に「誠心誠意、身を粉にして働きたい」と述べ、日焼けした顔をほころばせた。
 選挙戦では子育て支援や医療福祉の充実を中心に、「活力のあるまちの復活」を訴えた。町議14人中8人の支援を得て、着実に支持を広げた。
 安部氏は東日本大震災からの復興事業を進めた実績を強調したが、人口減など町民の将来への不安に有効な手だてを示せなかった。
 落選確定後、安部氏は同町蔵人沖名の事務所を訪れ、「私の努力不足。申し訳ない」と頭を下げた。
 当日の有権者数は1万4379人。投票率は63.59%で、2011年の前回(65.21%)を下回った。

 ◇涌谷町長選開票結果(選管最終)
当 5,026大橋信夫 無新(1)
  4,032安部周治 無現


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月10日月曜日

3930チバQ:2015/08/10(月) 20:33:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_11030.html
<涌谷町長選>閉塞感打破 新人に託す

 【解説】町政の継続か刷新か。宮城県涌谷町を二分した選挙戦を制したのは新人の大橋信夫氏だった。少子高齢化が進み、町全体に閉塞(へいそく)感が漂う中、有権者は「活力のあるまちの復活」を強調した新たなかじ取り役を選んだ。
 1985年に2万1000を超えた町の人口は、1万7000台まで減った。高齢化率は県平均を上回る30.6%(15年3月末現在)。町消滅の可能性が危機感を持って語られている。
 打開策として大橋氏は、高校生までの医療費無料化、大崎市や石巻市と連携した医療体制の確立など具体策を提示。地元の国会議員や県議の支持を得て、施策遂行に向けた国や県とのパイプを前面に出した。
 現職の安部周治氏は東日本大震災からの復興事業の実績を強調したが、町内には「他の事業が後回しになった」との不満がくすぶっていた。14人中8人の町議が大橋氏支持に回り、支援の輪は広がらなかった。
 町内外の懸案はいずれも喫緊の課題だ。30キロ圏にある東北電力女川原発の再稼働問題への対応も迫られる。現職を落選させた町民の期待は大きい。新町長にとって手腕が問われる場面が続きそうだ。(小牛田支局・矢嶋哲也)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月10日月曜日

3931チバQ:2015/08/10(月) 20:34:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_31060.html
<大槌町長選>平野氏初当選 復興推進に決意


初当選が決まり、支持者と万歳する平野氏=9日午後9時30分ごろ、岩手県大槌町大槌の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う岩手県大槌町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の前町会計管理者平野公三氏(59)が、ともに無所属で現職の碇川豊氏(64)、新人の元町議会議長岡本大作氏(66)を破り、初当選した。
 東日本大震災後、2度目の町長選を制した平野氏は「これからが復興の大事な時。現状を変えてほしいという町民の思いに応えたい」と意気込みを語った。
 平野氏は町の震災復興をめぐり事業の選択と集中を主張。災害公営住宅や集団移転団地の早期整備を公約に掲げ、幅広く浸透した。
 碇川氏は町政継続と復興計画の推進を訴えたが、再選を阻まれた。「被災者が一刻も早く普通の暮らしに戻れるよう平野氏に復興を加速してほしい」と敗戦の弁を述べた。
 岡本氏はかさ上げ工事の高さ見直しによる住宅の早期再建を打ち出したが、広がりに欠けた。
 当日有権者は1万509人。投票率は77.81%で、2011年の前回を4.4ポイント上回った。

<大槌町長選>
 9日投開票の結果、前町会計管理者の平野公三氏(59)=無新=が、碇川豊氏(64)=無現=、造船会社社長の岡本大作氏(66)=無新=を破り初当選。投票率は77.81%。

当 4107 平野公三 無新
  3168 碇川豊  無現
   793 岡本大作 無新


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月10日月曜日

3932チバQ:2015/08/10(月) 20:34:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_51004.html
<山形市長選>恩返し一変 知事「腹決めた」

 吉村美栄子山形県知事が与野党対決となる山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、非自民の新人を全面支援する動きが注目を集めている。陣営幹部らによると、支援表明直前に自民党県連幹部からけん制されたが、退ける形で「腹を決めた」と漏らしたという。自民党県議らは「再来年の知事選に向けて動きだした」とみる。

◎自民県連「けんかを売られた」

 山形市で7月30日にあった無所属新人の元防衛省職員梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=の決起集会。支援を表明した吉村知事は「腹を決めてここに来た」と陣営幹部に打ち明けたという。
 複数の陣営関係者によると、吉村知事の動きを事前に察知した自民党県連幹部が、県幹部を通じて表立った行動に強く再考を求めたとされる。関係者は「この経緯が発言につながった」と話す。
 吉村知事はこれまでの国政選挙などで「恩と義に生きる」として、初当選した2009年の知事選で応援を受けた候補者を支援する姿勢を貫いてきた。
 3日にあった定例記者会見では「これまでは恩返しだったが、今回は当てはまらない」と自らスタンスの変化を認めた。「梅津氏の人柄と実行力」を支援理由に挙げて「県都山形市と協力して、県を発展させたい」と述べた。
 自民党が過半数を占める県議会、県政運営に関しては「議会の皆さんと争っている訳ではない。山形を良くしたい気持ちを説明すると理解してくれると思う」と話した。
 この動きに、公明党とともに無所属新人の元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)を推薦する自民党は激しく反発する。党県連幹部は「これまでは恩返しということで知事の姿勢に一定の理解を示してきた。しかし、今回はけんかを売られたにも等しい」と憤る。
 自民党県議の一人は「知事の後援会幹部の多くが梅津氏陣営に入っているため、必然的な面がある」と指摘。「2期目の任期も1年半を切り、知事選へ向けた布石だろう。知事の出方次第で、こちらも対応を考える」と語気を強めた。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月10日月曜日

3933チバQ:2015/08/10(月) 20:35:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_11027.html
<塩釜市長選>保険代理店業の日野氏が出馬へ


日野 秀逸氏
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県塩釜市長選(23日告示、30日投開票)で、保険代理店業の日野秀逸氏(58)は9日、無所属で立候補する意思を明らかにした。近く記者会見し、正式に表明する。

 日野氏は、河北新報社の取材に対し「PTAや子ども会活動などに長く関わってきた。将来、子どもたちが笑って過ごせるまちにしたい」と述べ、教育や子育て環境の充実に力を入れる考えを示した。
 水産・水産加工業や観光の振興、震災復興といった市の課題に関しては「さまざまな分野の人たちの英知や力を集め、施策を進めていきたい」と語った。
 日野氏は塩釜市出身。東北工大電子工高(現仙台城南高)卒。保険代理店を営む傍ら、小中高PTAや子ども会の活動に取り組んだ。小学生が議会を体験する「塩釜こどもゆめ議会」にも、主催する市民団体の一員として関わった。
 同市長選では、現職の佐藤昭氏(73)が4選を目指して立候補することを表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月10日月曜日

3934チバQ:2015/08/10(月) 20:35:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150810_31009.html
<平野氏不出馬>小沢同門対決115日で霧散


宮古市で2日にあった「重茂味祭り」に出席した平野氏(右)と達増氏。言葉を交わすことはなかった
拡大写真
 同門の激突は号砲が鳴ることなく霧散した。岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)は、平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が告示13日前に立候補を取りやめ、現職の達増拓也氏(51)の無投票3選が濃厚となった。安全保障関連法案をめぐる与野党攻防の激化が、達増氏の野党結集を勢いづかせ、自民党の支援を受けた平野氏を追い詰めた。かつて「小沢王国」を支えた2人は相まみえることなく、115日間の前哨戦だけに終わった。(岩手県知事選取材班)

<野党結集の土台に>
 昨年11月に3選立候補を表明した達増氏は、周到な戦略を打ち出した。「県民党の立場で臨み、選挙態勢も勝手連とする」
 過去2回は民主党推薦で当選した「政党知事」が、一転して政党色を封印。師と仰ぐ小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)とも距離を置き、野党結集の土台を用意したのだ。
 自民党などが「勝てる候補」と秋波を送った平野氏は、ことし4月に立候補を表明。「一党一派に属さない幅広い支援を頂きたい」と達増県政の転換を訴えた。

<法案の争点化鮮明>
 小沢氏に師事し政治家になった2人。2012年の民主党分裂で小沢氏が党を離れると達増氏は同調。平野氏はとどまったが、13年参院選では公認済みにもかかわらず、離党を表明し除名された。
 「県民党」を核に野党的立場をにじませた達増氏。旧敵の自民党に担がれる平野氏。当初は緩やかに見えた与野党対決の流れは、次第に激流になる。
 6月、安保法案の審議で国会会期が大幅延長された。このころから参院議員を辞職しない平野氏をめぐり「なぜ辞めないのか不思議だ」(自民党幹部)との声が漏れ始めた。
 7月に入ると現職が仕掛ける。「達増県政を終わらせようという勢力が、国会で安保法案を成立させようとしている」。法案の争点化を鮮明に打ち出し、野党結集は厚みを増す。
 平野氏は「国政課題と県政は別だ」と繰り返したが、焦りの色が濃くなる。7月中旬には「安保法案が逆風だ」。同下旬の集会では演説の冒頭で「県民の理解は進んでいない。慎重な議論が必要だ」と強調した。

<断念へ圧力強まる>
 「安保」の土俵に引きずり込まれた平野氏。同時に「知事選に出ないのでは」との臆測が流れ始めた。
 「誰がそんなこと言ってるんだ。絶対あり得ない」。8月1日の集会後、平野氏は臆測を否定した。自民党関係者によると、党本部の断念圧力が強まってきたのはこのころという。
 「(決断には)さまざまな方からアドバイスがあった。批判は甘んじて受ける。参院議員を全うしたい」。7日、断念を表明した平野氏は深く頭を下げた。
 県民党戦略が的中した達増氏は8日、事務所開きで「志ある政党、団体、個人が結集し県民党の陣立てができた」と笑顔で語った。

3935チバQ:2015/08/10(月) 20:39:22
http://www.minyu-net.com/news/news/0809/news16.html
異例の大激戦 郡山市議選で新議員38人が決まる
 任期満了に伴う郡山市議選は9日、投票が行われ、新議員38人が決まった。任期は9月4日から4年。立候補した62人(現職34人、元職1人、新人27人)のうち、現職26人、元職1人、新人11人が当選した。
 投票率は43.85%。補選を除き過去最低だった前回の43.10%を0.75ポイント上回ったものの、ほぼ前回並みにとどまった。立候補者数は市全域が1選挙区となった1987(昭和62)年以降最多で、定数を20以上上回る異例の大激戦となったが、投票率の伸びには、つながらなかった。
 当日有権者数は26万3581人(男性12万8201人、女性13万5380人)。当選証書付与式は12日午後1時30分から市役所で行われる。

◇郡山市議選開票結果
(定数38・立候補62、選管最終)
(敬称略)
当 3,515 小島寛子 61 公現
当 3,140 遠藤敏郎 66 無現
当 3,041 久野三男 61 無現
当 2,958 但野光夫 49 公現
当 2,872 山根悟 37 公新
当 2,742 田川正治 62 公現
当 2,594 岩崎真理子 65 共現
当 2,558 大内嘉明 72 無現
当 2,537 浜津和子 62 無新
当 2,515 佐藤徹哉 47 無現
当 2,457 佐藤政喜 63 無現
当 2,428 遠藤義裕 70 無現
当 2,379 岡田哲夫 62 共新
当 2,355 七海喜久雄 65 無現
当 2,287 塩田義智 59 無現
当 2,271 八重樫小代子 65 社元
当 2,212 山口信雄 49 無新
当 2,195 鈴木祐治 77 無現
当 2,189 栗原晃 58 無現
当 2,143 会田一男 60 無新
当 2,125 高橋善治 60 共現
当 2,086 飯塚裕一 58 社新
当 2,082 橋本幸一 70 無現
当 2,063 近内利男 61 無現
当 2,023 今村剛司 64 無現
当 2,022 広田耕一 61 無現
当 1,956 飛田義昭 62 社現
当 1,818 諸越裕 60 無現
当 1,817 折笠正 63 無新
当 1,810 箭内好彦 57 無新
当 1,789 川前光徳 48 無現
当 1,788 蛇石郁子 62 無現
当 1,787 大木進 62 無新
当 1,735 大城宏之 58 無現
当 1,727 石川義和 67 無現
当 1,682 佐藤栄作 41 無新
当 1,654 森合秀行 39 無新
当 1,653 高橋隆夫 75 無現
  1,633 太田忠良 72 無現
  1,616 福田文子 52 無新
  1,604 柳田尚一 59 社現
  1,601 良田金次郎 68 無現
  1,574 熊谷和年 60 無現
  1,441 池田義人 44 無新
  1,418 増子一夫 51 無新
  1,411 安藤嘉雄 60 無新
  1,377 吉田公男 58 無新
  1,332 宍戸健一 47 無新
  1,322 勝又俊博 63 無現
  1,302 佐竹伸一 56 無現
  1,300 名木敬一 51 無新
  1,289 伊藤典夫 52 無新
  1,262 渡部龍治 47 無新
  1,092 八代隆史 38 無新
  1,088 赤崎浩一郎 60 無新
  1,078 駒崎ゆき子 65 無現
  1,028 佐藤昌子 60 無新
    796 安斎真知子 61 無現
    672 馬場大造 55 無新
    515 松川剛優寿 29 無新
    413 今泉英史 29 無新
    208 広野晶生 41 無新
(2015年8月10日 福島民友ニュース)

3936チバQ:2015/08/10(月) 20:42:09
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20150809-OYTNT50208.html
大槌町長に平野氏 現職下す
2015年08月10日
当選を果たし、万歳する平野氏(9日午後9時32分、大槌町大槌で)
当選を果たし、万歳する平野氏(9日午後9時32分、大槌町大槌で)

 ◆復興計画見直しへ

 大槌町長選は9日に投開票が行われ、新人で前町会計管理者の平野公三氏(59)が、再選を目指した現職の碇川豊氏(64)、新人で造船会社社長の岡本大作氏(66)を破り、初当選を果たした。東日本大震災から2度目の町長選は、復興計画の「継続」か「見直し」かが争点になったが、町民は「見直し」を選んだ。

 敗北した碇川氏は、事務所で支持者を前に「大変厳しい結果だが、復興から少し解放されたような思いもある。新人に対する期待感がこの結果をもたらした。一日も早い復興を成し遂げられるよう、事業を加速させてほしい」と語った。

 4月末に町役場を退職した平野氏は、「復興計画の選択と集中」による復興の加速化を主張。町役場の高校生採用枠の創設や町民所得の引き上げで人口の流出を食い止めると訴えた。朝夕のつじ立ちや仮設住宅回りで地道に支持を広げ、現状に不満を持つ住民の受け皿になった。

 2011年に初当選した碇川氏は「復興計画の継続」を訴え、企業誘致や住民主体による復興計画の策定など4年間の実績をアピールしたが、町民の評価にはつながらなかった。

 前回選にも立候補した岡本氏は、防潮堤工事など復興計画の見直しや漁業振興を重点的に訴えたが、出馬表明が7月と出遅れ、周知不足が響いた。

 投票率は77・81%(前回73・41%)。当日有権者数は1万509人だった。

2015年08月10日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.asahi.com/articles/ASH862TDVH86UJUB004.html
岩手・大槌町長に平野氏が当選 震災復興計画見直し訴え
2015年8月9日22時06分

 東日本大震災の津波で市街地が壊滅した岩手県大槌町の町長選が9日投開票され、新顔の前町会計管理者平野公三氏(59)=無所属=が、現職の碇川(いかりがわ)豊氏(64)と新顔の造船会社長岡本大作氏(66)を破って初当選した。投票率は77・81%(前回73・41%)だった。

 町長選は震災後2度目。現在の復興計画への賛否が争点だった。平野氏は、現計画は住民意見が反映されていないと見直しを訴え、支持を広げた。震災遺構としての保存の是非が問われている旧役場庁舎については「解体」を主張した。

 同町は津波で住民の約1割に当たる1285人が犠牲になり、家屋の約7割が被害を受けた。市街地は盛り土工事中で更地のまま。住民の4人に1人が仮設住宅に住む。

3937チバQ:2015/08/10(月) 21:47:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150810-00000203-yamagata-l06
山形市長選、大物来援で舌戦に熱 政策や主張、支持訴え
山形新聞 8月10日(月)11時40分配信

 任期満了に伴う山形市長選が9月6日の告示(13日投開票)まで1カ月を切って最初の日曜日となった9日、遠藤利明五輪相、枝野幸男民主党幹事長が、それぞれ支援する立候補予定者とともに山形市内で相次ぎ、街頭演説を行った。県都の次期リーダーをめぐる舌戦が熱を帯びている。

 立候補を表明しているのは、いずれも無所属新人で年齢順に五十嵐右二氏(64)=同市南原町3丁目、自営業、梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目、行政書士、佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目、団体役員=の3人。

 遠藤五輪相はこの日、自民、公明推薦の佐藤氏の街頭演説に急きょ駆けつけ、買い物客でにぎわう市南部の大型量販店前2カ所でマイクを握った。遠藤、佐藤両氏とも国政の動向については触れず、市の将来ビジョンに絞った内容とし、政策論争で真っ向勝負する姿勢を前面に出した。

 遠藤氏は2020年東京五輪・パラリンピックに向けて「キャンプや観光で多くの人に山形に来てもらうほか、山形の農産物、製品を施設で利用できるように、東京とスポーツを通じてつないでいく」と抱負を語り、山形大への次世代型重粒子線がん治療装置導入を生かした成長戦略、山形新幹線の高速化、冬季五輪スキージャンプ女子の蔵王への競技会場誘致などに対する意欲を表明。「安心して協力できる地元市長でなければ、これらの仕事は完成できない。佐藤氏が当選しなければ、お手伝いできない」と強調した。

 佐藤氏も「健康医療先進都市を目指すには、スポーツ施設を充実させなければならない。スポーツ政策で一番発言力がある遠藤氏としっかり連携し、前に進める」と支持を訴えた。

 民主、共産、社民、生活の推薦を受ける梅津氏を応援するため民主の枝野幹事長が同日来県。JR山形駅到着後、梅津氏の後援会事務所に直行した。陣営スタッフを前にした枝野氏は、事前の情勢分析を踏まえ「(佐藤氏と)完全に横一線で並び、ここからの1カ月が勝負を決める。少しでも役に立てればと思い急きょ、山形入りした」と説明。陣営幹部は、党三役の幹事長来県は、陣営からの要請ではなく民主サイドの判断としている。

 山形市七日町の中心街と同市香澄町の駅前大通りで街頭演説。国の安全保障法制の在り方について、枝野氏は「国民の多くが反対するのに、安倍政権はごり押ししている」と強調。「戦争に行きたくない」は利己的、とした自民議員のツイートにも触れ「安倍総裁をはじめ若手までが上から目線。地方の声を国政に生かす視点が大事だ」と述べ、自民を厳しく批判した。

 「オール山形」を掲げる梅津氏は「この町で生まれた人だけでなく、(山形市に)ゆかりのある人、住んでいる人、働いている人など全ての力を結集しよう」と呼び掛けた。

 特定の党派によらない市政を掲げる五十嵐氏は同市南部の商業施設近くで街頭演説を行い、東北中央自動車道の山形上山インターチェンジ近くに新たなサッカースタジアムを建設するなどと主張。他候補の動向については「山形市を支えているのは一人一人の市民。組織に対抗できる候補者を求めている市民はいるはずだ」と語った。

3938チバQ:2015/08/10(月) 21:49:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150810-00000198-yamagata-l06
下位混戦、くじ引きに 戸沢村議選振り返って
山形新聞 8月10日(月)9時5分配信

 戸沢村議選は9議席を現職8、前職1、元職1、新人2の計12人が争った。新人2人が上位、中位にそれぞれ食い込んだほか、前職が返り咲き。現職2、元職1の計3人が涙をのんだ。大量得票した候補者がおらず、当選ラインは前回より上がった。

 神田の岡田は前回から大きく票を落としたが首位をキープ。新人早坂信は街頭演説などの地道な活動が実り、初陣を飾った。後継者擁立を断念して出馬に踏み切った議長早坂文は、地元津谷のまとまりが増した。松坂の加藤文は親類などを頼りに幅広く得票した。

 前職富樫は古口の勇退議員の票を取り込むことに成功した。新人の加藤政は社民支持層に加え地元古口の票も獲得。小規模地区の野口から出馬した小野、加藤臣は他地区での支持を拡大しそれぞれ前回より票を伸ばした。

 9〜11番目の差はわずか6票。くじ引きの末、滑り込み当選を果たした角川の田中は新人の切り崩しに遭い前回より120票近く減らした。一方、敗れた名高の荒川は、地元票を新人に食われた。伊藤は消防団長の人脈を生かし切れず、元職安食は地元角川で広がりに欠けた。(新庄支社・井上萌々子)

3939名無しさん:2015/08/12(水) 14:26:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150812_31005.html
<盛岡市長選>知事選の影響は?2陣営神経戦


公開討論会に出席した谷藤氏(右)と内舘氏=11日午後7時半ごろ、盛岡市の岩手県民会館
拡大写真
 盛岡市長選(16日告示、23日投開票)は告示が4日後に迫った。本来なら「ダブル選」となる予定だった岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)は平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=の立候補取りやめで、現職の達増拓也氏(51)の無投票3選が濃厚になった。市長選に立候補を予定する2陣営は、その影響を測っている。

 市長選は、自民党出身で4選を目指す現職の谷藤裕明氏(65)と、民主党県連の推薦を受ける新人で会社役員の内舘茂氏(48)の2人の争いとなる見通し。
 「(平野氏の)退場劇が影響するかもしれない。全力で谷藤への支持を引っ張ってほしい」
 南部の都南地区で8日あった谷藤後援会の決起集会。自民系の市議会最大会派・盛友会の菊田隆幹事長が約80人に呼び掛けた。
 谷藤陣営が警戒するのは、内舘氏を全面支援する民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の後援会組織だ。
 階氏は、衆院議員だった達増氏の知事転出に伴う2007年補選で初当選。達増氏の後援会を引き継いだ。両氏の支持層は重なる部分が多い。
 菊田氏は「谷藤氏への支援態勢は強固だが、知事選が無投票となれば、階・達増後援会の運動員が市長選になだれ込む可能性がある」と危惧する。陣営は同日程の市議選候補26人との連動作戦を加速させる。
 内舘氏は達増氏の衆院議員時代の選挙運動にかかわっており、「2人は電話で連絡を取り合う仲」(陣営関係者)という。
 ただ達増氏は昨年、「政治的活動は基本的にしない」と各種選挙で応援行動は取らない姿勢を示した。知事選に向けては「県民党」を掲げ、昨年の衆院選でも中立を保った。
 内舘陣営の幹部は「後援会同士の連携は進めるが、達増氏が動くことはない。平野氏断念の影響はあえて意識する必要はない」と静観している。
 知事選では、安全保障関連法案が争点の一つに浮上。達増氏の野党結集を分厚くし、自民の支援を受けた平野氏が追い込まれる形になった。
 谷藤陣営の菊田氏は「安保法案は国政課題。市長選は市政課題を議論する機会であるべきだ」と強調する。内舘陣営幹部も「掲げた政策には自信がある。市政刷新に向けた論争は望むところだ」と挑む構えだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月12日水曜日

3940名無しさん:2015/08/12(水) 14:26:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150812_31007.html
<岩手知事選>不出馬平野氏が自民県連に謝罪

 岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)への立候補を取りやめた平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=は11日、支援した自民党県連の幹部と面会し戦線離脱を謝罪した。
 平野氏は盛岡市のホテルで、工藤勝子幹事長ら県議3人に陳謝した。取材に応じた平野氏は「支援を頂いたのに大変申し訳ないと謝罪した。個々の県議には電話で連絡したが、県連にはもっと早く説明すべきだった」と語った。
 「参院議員の残り任期を全うしたいということも伝えた」とも述べ、あらためて参院議員にとどまる意思を示した。
 自民党県連は同日、茂木敏充党選対委員長と県議選(28日告示、9月6日投開票)への対応を協議した。
 茂木氏は、党本部が平野氏に断念するよう圧力をかけたとされることについて「そのようなことは一切ない」と否定した。
 現職の達増拓也氏(51)の無投票3選が濃厚となったことは「残念だ。岩手は他県と比べ党の基盤が弱い。県議選は(平野氏断念の)影響が出ないよう党本部として最大限取り組む」と強調した。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月12日水曜日

3941チバQ:2015/08/12(水) 14:28:05
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150810-OYT1T50125.html
どうしたらいいか…岩手知事選、自民おわび行脚
2015年08月11日 11時27分
業界団体を回る谷垣幹事長(10日、盛岡市内丸の県水産会館で)
業界団体を回る谷垣幹事長(10日、盛岡市内丸の県水産会館で)

 20日告示の岩手県知事選に出馬表明していた平野達男参院議員が立候補を取りやめたことを受け、平野氏を支援していた自民党の谷垣幹事長が10日、盛岡市を訪れ、平野氏を推薦していた業界団体などを「おわび行脚」した。

 午前の新幹線でJR盛岡駅に到着した谷垣氏は、県連の工藤勝子幹事長らとともに県建設業協会、県漁連、県医師連盟など9団体を回った。

 面会した複数の関係者によると、谷垣氏は「党として平野先生が戦える態勢を作れず、申し訳なかった」などと謝罪。業界団体側からは「選挙をしないまま終わるのは驚き。怒りを感じる」「みんなで期待をかけたのに残念」などの声が出たという。

 平野氏の出馬取りやめを巡っては、知事選と平野氏辞職に伴う参院補選での「連敗」を恐れた自民党が平野氏に出馬辞退を促していたが、こうした経緯について説明はなかったという。

 谷垣氏は記者団から「どういう説明をしたのか」などと質問されても答えず、無言を貫いた。県連の工藤幹事長は、有権者に向けたコメントがなかったことを記者団に指摘されると、「何をどうしたらいいか全然見当がつかない。まだ報告の段階でない」と困惑した表情を浮かべていた。

2015年08月11日 11時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3942名無しさん:2015/08/12(水) 20:35:10
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150808-OYT1T50021.html
勝てる勝てないでない…平野氏、気色ばむ場面も
2015年08月08日 10時31分

 「知事を選ぶ選挙なのに、国のあり方が争点になっている。私の本意ではない」――。

 9月6日投開票の岩手知事選に出馬を表明していた元復興相の平野達男参院議員(61)は7日、県庁で記者会見し、知事選で安全保障のあり方が争点に浮上したことを理由に立候補を取りやめると表明した。

 参院議員は続けるという。

 平野氏は今年4月、元復興相としての経験を生かし、「歩いて県民の声を聞く知事になりたい」と立候補を表明した。しかし、それから約4か月、各地で県民の声を聞くうちに、「安保法制の(話の)割合が非常に増えてきた。これは県政のあり方ではないと感じてきた」という。

 記者から「安保法制が争点となり勝利が難しくなったと判断したのか」と問われると、「勝てる勝てないでなく、そういう争点で知事選をやりたくない」と気色ばむ場面もあった。

 立候補取りやめで、現職の達増拓也氏(51)が無投票で3選する可能性が出てきたことに対しては、「致し方ない」とした。

 一方、かつて政治活動を共にし、たもとを分かった「元同志」の出馬断念について、達増氏は「今回のてんまつもある意味、裏切られたなっていう思いがします」と述べた。

 突然の不出馬表明に対し、県内の政党には動揺が広がり、厳しい批判が相次いだ。

 平野氏に出馬要請をした県議会会派「いわて県民クラブ」の小田島峰雄代表は、「最後まで同志と一緒に戦ってくれると信じていただけに、極めて困惑するとともに大変残念だ」とぼう然としていた。

 支援していた自民党県連の工藤勝子幹事長は「突然の辞退で非常に驚いている。本人の意志の問題なので、特に申し上げることはない」とコメント。支持していた公明党県本部の小野寺好代表も「驚きを禁じ得ない。不出馬は残念としか言いようがない」とした。

 一方、達増氏を支持している民主党県連の高橋元幹事長は「政治信念も政治家としての覚悟もない」と非難。生活の党県連の佐々木順一幹事長は「県民との信頼関係は決定的に失われた。選択の場を奪ったことになり問題だ」とし、平野氏が参院議員を辞職するよう求めた。

 達増氏を自主支援する共産党県委員会の菅原則勝委員長は「県民の間に政治不信をつくりかねない問題」、社民党県連の小西和子代表は「県民を振り回しただけであり愚弄するもの」と批判。平野氏を応援した政党、政治団体の責任も追及されるべきとした。

2015年08月08日 10時31分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

3943チバQ:2015/08/12(水) 21:29:54
http://toyokeizai.net/articles/-/79950
自民党を襲い続ける「北の逆風」は侮れない
山形市、岩手県の首長選も厳しそう
安積 明子 :ジャーナリスト 2015年08月10日
栄華を誇っていた自民党が、ついにジリ貧状態に陥りつつある。8月9日に行われた埼玉県知事選で、自ら制定した「多選自粛条例」に反して出馬した現職の上田清司氏(維新の党が支持し民主党埼玉県連が支援)が得票率58.5%という圧倒的な強さで勝利した。自民党県連が推薦する塚田桂祐氏は2位にとどまり面目を保ったものの、一時は「共産党系の候補にも負けるかもしれない」と囁かれたほどだった。

もっとも上田氏には自民党本部からの“サポート”があったことは事実だ。出陣式には自民党の二階俊博総務会長からの祝電が寄せられ、鳩山邦夫元総務大臣や平沢勝栄衆院議員も応援に駆け付けている。これには知事の多選を批判し、独自候補擁立に苦心した自民党県連が大反発。この分裂が“しこり”として残れば、今後の選挙にも影響を及ぼす可能性は大きい。

地方選で惨敗が続く

このように、自民党の弱体化が「北」から始まろうとしている。まずは8月2日に執行された仙台市議選で、共産党が5つの選挙区のうち3選挙区でトップを占めたことが話題となった。前回の市議選では4選挙区で1位を占めた自民党は、16議席を確保して第1党を維持したものの、2議席を減らした。

これを好機としてとらえているのが、山形市長選(9月6日告示、13日投開票)を控える民主党山形県連だ。同県連会長を務める近藤洋介衆院議員はこう話す。「山形市は仙台市から車で約40分と近く、“仙台市山形区”と言われるくらい経済文化では近似性がある。仙台市議選の結果は山形市長選に影響するはずだ」。

近藤氏ら民主党に加え、共産、社民、生活が推薦する梅津庸成氏は地元の名門である山形東高校出身。吉村美栄子同県知事も参加の「オール山形」を標榜し、自民党が推薦する函館出身の佐藤孝弘氏との差異を強調する。これに対して佐藤氏側は、前回の市長選で敗北した後の4年間、遠藤利明五輪担当大臣の秘書として山形1区を固め、山形市内各地に遠藤氏との2連ポスターを貼って浸透を図ってきた。

そのような佐藤氏に近藤氏は、「佐藤氏には父親が山形大学出身であるということ以外に山形市とは接点がなかったが、あなどれない。1区のうち70%は山形市だが、2014年の衆院選で自民党は9万8508票も獲得したが、民主党はその半分も及んでいない」と警戒心を緩めない。

梅津陣営側は国民の多くが安保関連法制に批判的であることに注目し、大学時代の恩師である小林節慶應大学名誉教授との2連ポスターを作成。近藤氏は「梅津氏は元防衛省官僚だが、最後のポストは外務省の軍縮不拡散・科学部の生物・化学兵器禁止条約室長だ。集団的自衛権に反対する小林教授と共に、平和を求めるというメッセージを伝えたい」と述べるとともに、「7月には10ポイントリードされていたが、いまは5ポイント以内まで迫っている感触だ。2007年参院選での“逆転の夏”の再来を期している」と、いっそうの意欲を燃やしている。

岩手県知事選も自民党にとって鬼門

8月20日告示9月6日投開票の岩手県知事選も、自民党にとって鬼門だった。8月7日に自民党推薦で出馬するはずだった平野達男参院議員が正式に不出馬を表明し、自民党が「不戦敗」になったことは、ダメージを最小限にとどめる策だと言われている。それ以前でも、すでに平野氏の劣勢は確実視されていた。4月14日に出馬表明したものの、一向に参院議員を辞さないことで「出馬とりやめか」との憶測を呼んだ。平野氏はとりあえず7月30日に盛岡市内に後援会事務所を開設したが、その水面下では「平野降ろし」が進められていた。

平野氏の不出馬が決定したのは8月5日だ。この日、安倍晋三首相は午前10時に二階総務会長と面談し、平野氏を擁立した二階氏に出馬断念を促している。また自民党本部では、茂木敏充選対本部長が鈴木俊一自民党岩手県連会長と会い、不出馬の最終的な確認をしている。

「茂木氏は11日から盛岡市に入り、選挙協力を要請していたゼネコンなどに謝罪する予定だ」。後始末のスケジュールまで決められていたと、関係者は述べる。

このように自民党を追い込みつつある山形市長選と自民党を追い込むのに成功した岩手県知事選。実はそのいずれも、共産党の躍進の影響が見てとれる。

3944チバQ:2015/08/12(水) 21:30:09
山形市長選では共産党が梅津候補を全面的に支援しているが、山形市内には約1万の共産党の票がある。「6万票が当選圏」と言われる山形市長選で貴重な票源だが、仙台市議選効果も範疇に入れると、さらなる上積みも期待できる。

また岩手県知事選では6月17日、生活の党と山本太郎となかまたちの共同代表である小沢一郎氏と志位和夫共産党委員長が国会内で会談した。自民党が擁立しようとした平野氏は、小沢氏の「引き」で2001年に農水官僚から参院議員に転身した、いわば“小沢氏の子飼い”。それに裏切られたことを恨みに思う小沢氏の執念が志位氏の心を動かしたのか、共産党の独自候補擁立を断念させている。

共産党中央としては積極的に応援しないものの、同日に共産党岩手県委員会は現職の達増拓也同県知事を自主支援することを表明。同委員会が独自候補を立てずに現職知事を応援することを決めたのは、1983年以来初となる。

自民党を襲う逆風は、海外からも吹き始めている。閣僚会合で全体合意に至らなかったTPPだ。

「来年の参院選の致命傷になりかねない」

「これは来年の参院選の致命傷になりかねない」。こう語るのは同党の衆院農水委員会野党筆頭理事を務める玉木雄一郎衆院議員。玉木氏はTPP閣僚会合の情報を集めるために、7月28日にハワイに赴いている。「実際にTPP閣僚会合は合意に至らなかったが、参加した官僚たちはやる気満々で、てっきり合意できるものと確信していたようだ。もう1泊ホテルを予約していた」。

合意した場合に大臣会見の日程を入れるためだという。だがその目論みは単に外れたばかりでなく、国政に大きな影響を与えかねないというのが玉木氏の見立てだ。「7月内に合意されていれば、8月3日に首相会見が行われ、6日に対策本部が立ちあげられる予定だった。そして8月内に概算要求を出し、TPPが成立した際に影響を受ける農家への対策も打ち出せたはずだ」。

各大臣から財務大臣に提出される概算要求は8月31日が締め切りだ。閣僚会合の合意が延びた場合、それに間に合わせて農水省が対策費を要求することが難しくなる。

「しかも7月内に合意できていたなら、秋の臨時国会で審議できるはずだった。ところが合意が8月以降にずれると、来年の通常国会にまわる可能性がある。通常国会は予算が優先されるので、審議に入るのは年度明けの4月からになるが、それでは参院選直前までTPPを審議することになるから、自民党にとって最悪の状況だ」

低下する支持率の挽回を狙い、「衆参同日選挙」との話もちらほら出つつあるが、このような状態では解散どころではない。9月に予定される自民党総裁選でも、野田聖子氏や石破茂地方創生担当大臣などアンチ安倍の候補の名前が取りざたされている。

各世論調査でも、不支持率が支持率を上回るようになってきた。いまの安倍政権にはそれを跳ね返すかつての勢いは見られない。もはや、その命運は尽きつつあるのだろうか。

3945チバQ:2015/08/13(木) 08:00:53
http://www.news24.jp/nnn/news8876652.html
前議長を逮捕、尾花沢市議選違反
(山形県)


■ 動画をみる
買収などの疑いで逮捕されたのは尾花沢市上町1丁目の市議会議員で前の議長の鈴木敏正容疑者(70)。県警によると鈴木容疑者は、7月12日に投開票が行われた尾花沢市議選をめぐり、自分への投票や票の取りまとめなど、選挙運動の報酬として、選挙告示前のことし6月、陣営の関係者を含む支援者数人に対し、合わせて10数万円を配り買収した疑い。警察は鈴木容疑者が容疑を認めているかどうかについて、明らかにしていない。鈴木容疑者は支援者と市内で個別に会いそれぞれ数万円を手渡しで配っていて、金額は役割に応じて差があったとみられる。支援者は全員が現金を受け取ったことを認めているという。警察は12日午前、尾花沢市役所と鈴木容疑者の自宅を家宅捜索し、段ボール数箱分の資料を押収した。事件の全容解明に向け、現金の流れや動機について調べる方針。また、現金を受け取った支援者についても任意で調べを進めている。鈴木容疑者は1995年に初当選し現在6期目。今回の選挙前まで議長も務めていた。今回の選挙は全体の3番目となる859票を獲得していた。
[ 8/12 20:32 山形放送]

3946名無しさん:2015/08/13(木) 12:20:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150416_31005.html
<岩手知事選>「離党と除名」民主内対応は?

 岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)で、かつて民主党に所属した現職の達増拓也氏(50)と平野達男参院議員(60)=岩手選挙区=の対決構図が固まり、同党の対応が注視されている。県連内には党を離れた達増氏への温度差があり、支援に回る県議がいれば慎重姿勢の有力者もいる。平野氏に対しては、2013年参院選前に党公認を投げ出す形で離党したことへの遺恨がくすぶる。

◎態度打ち出せぬ地域も

<「応援できない」>
 「平野氏とは地元が同じ北上。期待して見守ってきた政治家だが、私は応援できない」。14日、平野氏が県議会で民主党会派に立候補表明のあいさつを終えた後、高橋元・県連幹事長は厳しい表情で平野氏との「決別」を強調した。
 平野氏は12年7月の消費税増税をめぐる民主党分裂の際、小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)とたもとを分かち、党にとどまった。13年参院選では党公認候補だったが、同年4月離党を表明。県連は除名処分とした経緯がある。

<残るアレルギー>
 高橋幹事長は、生活の党や無所属県議の一部が16日に開く達増氏支援の政治団体の準備会合に出席し、発起人に名を連ねる見込み。
 達増氏をめぐっては、小沢氏が14日の記者会見で支援を明らかにした。民主党との連携について「基本的な方向は同じ。互いに協力するのは当然」と述べたが、事はそう単純ではない。
 民主党分裂後、旧未来を率いた小沢氏は12年12月の衆院選岩手1、3区で民主党への対立候補を擁立。達増氏も未来に回り、激烈な「同門対決」を繰り広げたため、所属議員や支持者は小沢氏との連携にアレルギーが残る。
 民主党県連は25日の常任幹事会で知事選対応を協議する方針。県連幹部は「所属議員ごとに思いがある。選挙区事情などから明確に(達増氏)支援を打ち出せない地域もある」と言う。
 昨年12月の衆院選では民主と生活が候補者がすみ分け、互いに自主的支援に乗り出した。県連内には「一つの方針を固めるよりは、それぞれが動きやすい状況がベター」との声もある。

2015年04月16日木曜日

3947チバQ:2015/08/13(木) 22:57:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150813_51008.html
<山形市長選>保育料上げ争点ならず?


保育料値上げ方針の撤回を掲げた梅津氏
拡大写真

佐藤氏
拡大写真
 任期満了に伴う山形市長選(9月6日告示、13日投開票)で、立候補しない現職の市川昭男市長が決めた保育料の値上げ方針に対し、立候補を予定する新人3氏がいずれも「撤回」を公約に掲げた。市議会や市民が強く反発した値上げ方針だったが、市長選の争点にはならない見通しで、新市長の下で方針転換される公算が大きい。
 元防衛省職員の梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=は12日、記者会見で市長選の公約を発表し、保育料の値上げを中止する考えを表明した。
 梅津氏は市川市長の支援を受けるが、保育料をめぐる国の責任を指摘した上で、市の財政負担が増えることについては「国がしっかり補助すれば、値上げしなければならないことはない」と述べた。
 元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)=自民・公明推薦=も7月23日の記者会見で撤回を公約に掲げた。「東北6県の県庁所在地でこの時期に保育料を上げるのは山形市だけだ。値上げすべきではない」と語った。
 前回市長選で市川市長に敗れ、雪辱を期す佐藤氏は「税収増につながる政策を打ち、あらゆる無駄をなくせば財源は確保できる」と、路線の違いを強調した。
 飲食店経営の五十嵐右二氏(64)も12日、河北新報社の取材に撤回を明言し、「市長や議員の給与減額を実行し、保育料は現行の半額程度にする」と話した。
 保育料の値上げ方針は市川市長が2月、子ども・子育て支援新制度で市の負担が増えるとして、4月から月額800〜1万1800円引き上げる案を市議会常任委に提示。市議や保護者団体が猛反発し修正を余儀なくされた。引き上げ幅を最大5000円に圧縮し、実施時期を9月に延期した経緯がある。
 市川市長は3日、保育料値上げの判断を新市長に委ねる方針を明らかにした。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月13日木曜日

3948チバQ:2015/08/14(金) 06:21:17
3020 チバQ 2015/08/13(木) 22:46:57
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20150813-OYT1T50039.html?from=ycont_latest
参院補選に名乗りの県議、立ち消えで不出馬表明
2015年08月13日 17時29分
自身の進退を明らかにする及川氏(12日、県庁で)
自身の進退を明らかにする及川氏(12日、県庁で)

 岩手県議会会派「いわて県民クラブ」の及川敦県議(48)は12日、県庁で記者会見し、9月6日投開票の県議選にも知事選にも出馬しないと明らかにした。

 今後も政治活動は続けるという。

 及川氏は平野達男氏(61)が参院議員を辞職した場合、10月に行われると想定されていた参院岩手選挙区補選に無所属で出馬すると表明していた。平野氏が知事選出馬を断念し、補選は行われなくなったため、進退が宙に浮いていた。

 及川氏は会見で「(県議選に)新人候補を擁立し、退路を断ってここまでやってきた。結果として時局を見誤ったのは私の不徳の致すところ」と述べた。引き続き国政を目指すかどうかについては、「否定はしないが、今は充実した気持ちで『また国政を目指して明日から頑張ります』という状況にない」と話した。

2015年08月13日 17時29分 Copyright ��� The Yomiuri Shimbun

3949名無しさん:2015/08/14(金) 16:58:15
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20150813ddlk03010303000c.html
’15年知事選:県政初の無投票か 告示まで1週間 自民、擁立ほぼ断念 /岩手
毎日新聞 2015年08月13日 地方版

 任期満了に伴う知事選は、20日の告示まで1週間。立候補を予定していた参院議員の平野達男氏(61)が断念し、支援していた自民党といわて県民クラブは「別の候補者の擁立は現実的に厳しい」とほぼ諦めた。現職、達増拓也氏(51)の無投票での3選の公算が大きくなっている。知事選が無投票で終われば県政史上初となる。

 平野氏の出馬断念は各方面に衝撃を与えた。2連ポスターを貼って準備を進めてきた支援県議らは撤去作業など対応に追われた。自民党本部からは谷垣禎一幹事長が10日に来県して支援団体におわび行脚に回り、11日は茂木敏充選対委員長が県議らと会談。今選挙は県議選に集中することを確認し、事実上の知事選擁立断念の方向性を明らかにした。

 一方、達増氏は8日に事務所開きを終え、準備は万全。「告示まで日数があり、誰が立候補するか分からない。選挙がある前提で進める」と語る。一方、平野氏の辞退を「復興に背を向けてきた結果で、県政史の汚点だ」と痛烈に批判。「安全保障関連法案に反対する全国民の声が私たちへの応援の声になっている」と述べるなど、自民、公明への対立姿勢を鮮明にしている。【浅野孝仁】

 ◇及川県議が知事県議選出馬せず 政治活動は継続
 平野氏が知事選に出れば実施される予定の参院補選に出馬表明していた及川敦県議(48)=いわて県民クラブ、3期=が12日、県庁で記者会見し「知事選、県議選には出馬しない」と述べた。今後の方針は「(投開票日の)9月6日以降に決める」とした。

 及川氏は7月8日に参院補選への立候補を表明したが、「選挙は気力も体力も政策も準備した上で出るべきで、その準備をしていない」と述べた。一方で「気力を維持するのも厳しいが、政治を通じて皆さんのお役に立ちたい」と政治活動を継続する意思も示した。

 また、平野氏の出馬取りやめについては「各方面に甚大な影響が出ている。時期的な意味も含めて配慮が足りなかった」と述べた。【浅野孝仁】

3950チバQ:2015/08/14(金) 17:05:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150814ddlk06040109000c.html
公選法違反:買収容疑、尾花沢市議を送検 有権者に物品も? /山形
毎日新聞 2015年08月14日 地方版

 7月の尾花沢市議選を巡り、同市議で前議長の鈴木敏正容疑者(70)=同市上町1=が公職選挙法違反(買収、事前運動)容疑で逮捕された事件で、県警は13日、鈴木容疑者の身柄を山形地検に送った。逮捕容疑は7月12日投開票の同市議選で、当選のために6月、投票やそのとりまとめなどの選挙運動の報酬として、同市内で数人に対して、現金計十数万円を手渡したとしている。

 また、鈴木容疑者は有権者に対し、ギフトセットなどの物品も配っていたとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は、渡した現金の原資などについて慎重に調べている。【野間口陽】

3951チバQ:2015/08/16(日) 14:34:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150816_11025.html
塩釜市長選告示まで1週間 現新一騎打ちか


佐藤  昭氏
拡大写真

日野 秀逸氏
拡大写真
 任期満了に伴う塩釜市長選(30日投票)は、23日の告示まで1週間に迫った。ともに無所属で、4選を目指す現職の佐藤昭氏(73)、新人で保険代理店業の日野秀逸氏(58)の一騎打ちになる公算が大きい。
 佐藤氏は、6月に記者会見し立候補を表明。市魚市場の全面建て替え、中心部の市街地再開発といった「復興の象徴」と位置付ける事業の完遂を目指す。地域懇談会を続けており、人口減を鈍化させたことや財政再建といった3期12年の実績を訴えている。
 日野氏は、12日に記者会見し、出馬を表明。「まちづくりの流れを変える」と訴え、PTAや子ども会活動に長く取り組んだ経験を基に、教育環境の充実を重要施策の柱に掲げた。がれき不適切処理問題では、真相解明に向けて市の説明責任を強調している。
 候補擁立を検討してきた共産党地区委員会は今回、見送ることを決めた。
 6月1日現在の有権者は4万6982人。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月16日日曜日

3952チバQ:2015/08/17(月) 22:00:19
http://www.sankei.com/politics/news/150817/plt1508170006-n1.html
2015.8.17 12:26
【岩手知事選】
野党5党首、盛岡に集結へ 19日に共同会見 政権との対決姿勢をアピール

ブログに書く0




 20日告示の岩手県知事選で3選を目指す達増拓也氏の後援会連合会は17日、同氏への支援を決めている野党5党の党首が19日に盛岡市で共同記者会見を開くと発表した。

 知事選をめぐっては、自民党県連が支援を決めていた平野達男参院議員が「安全保障関連法案が争点になるのは本意ではない」と出馬を断念し、与野党激突の構図が崩れた経緯がある。

 野党の代表がそろって地方入りするのは異例で、安保法案の参院審議が本格化する中、自民党との対決姿勢を示す狙いがありそうだ。

 連合会によると、会見に出席するのは、民主党の岡田克也代表、維新の党の松野頼久代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎共同代表の5人。

3953チバQ:2015/08/18(火) 20:40:21
http://www.sankei.com/politics/news/150818/plt1508180007-n1.html
2015.8.18 09:03

維新の松野代表が柿沢幹事長を注意

ブログに書く0




 維新の党の松野頼久代表は17日、党の対応が決まっていない山形市長選(9月13日投開票)で特定の立候補予定者を応援したとして柿沢未途幹事長を口頭で注意した。党幹部が問題視したことを受け「望ましくない行為で軽率だ」と伝えた。柿沢氏は今月14日に山形市入りし、民主、共産両党などが支援する無所属新人の候補予定者を応援。事務所を訪れた際の写真を自らのツイッターに載せた。

3954チバQ:2015/08/19(水) 20:32:48
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150819-00005355-sbunshun-pol
露と消えた岩手最終決戦 平野氏出馬断念の舞台裏
週刊文春 8月19日(水)18時6分配信

 8月7日、平野達男参院議員(61)が突然記者会見を開き、20日に告示予定の岩手県知事選への立候補取り止めを表明した。

「安倍政権は、この選挙を小沢一郎氏の息の根を止める最終決戦と位置付けていた。早くから二階俊博自民党総務会長が動き、元民主党で小沢氏の側近だった元復興相の平野氏を擁立した。しかし、内閣支持率は低迷し始め、9月6日の投票日は、安保法制の参院採決を巡る攻防が激化している最中。そんなときに、与野党対決型の選挙で“ノー”を突き付けられる事態を避けたかったのでしょう」(自民党関係者)

 事前の各種世論調査では、平野氏は民主・生活・共産・維新の野党各党が相乗りで推す現職の達増拓也氏に、圧倒的なリードを許していた。

「平野陣営には当初から、自民党サイドへの疑心暗鬼がありました。出馬表明前から二階氏の動きが報道され、県選出国会議員の反応も鈍かった。平野氏は、4月の出馬表明と同時に議員辞職する意向だったが、直前に撤回。議員を続け、国会事務所の撤収作業も遅らせていた。達増氏有利との情報が流れると、平野氏の与り知らないところから急病説まで流されていた」(平野陣営関係者)

 平野氏が参院議員を続投することで、10月に予定されていた参院補選も消えた。

「執行部の調整力不足ですよ。官邸主導で増田寛也元総務相らの有力候補の擁立に失敗した後、5月あたりから二階氏が推す保守系無所属県議と細田派が推す元自民党県議が水面下で名乗りを上げ、両者歩み寄らず、党本部も官邸も棚上げしたままだった。『保守分裂』になりつつあった補選が立ち消えたことで一番喜んでいるのは官邸でしょう」(前出・自民党関係者)

 だが、“不戦勝”の野党陣営も、参院補選では一枚岩ではなかった。小沢氏が民主党の推す側近の畑浩治前衆院議員の擁立に難色を示し、別の候補を模索していたのだ。

「陸前高田の戸羽太市長です。小沢氏が民主、共産両党首に共闘を呼びかけようと、7月30日に戸羽氏との会談を都内でセットしましたが、岡田克也代表も志位和夫委員長も欠席。岡田氏の代理と小沢氏が戸羽氏と向き合いましたが、けんもほろろに断られたそうです」(野党関係者)

 達増氏の無投票3選が有力となった知事選。かくして“岩手最終決戦”は、真夏の夜の夢と消えたのである。


<週刊文春2015年8月27日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

3955チバQ:2015/08/19(水) 20:34:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000380-yamagata-l06
丸山、和嶋両陣営が事務所開きで気勢 酒田市長選
山形新聞 8月19日(水)10時13分配信

 現職の急逝に伴う酒田市長選(30日告示、9月6日投開票)に出馬を予定する前副市長丸山至氏(61)=同市光ケ丘1丁目=と元衆院議員和嶋未希氏(43)=同市大宮町3丁目=は18日、同市内で、それぞれ事務所開きを行った。告示まで2週間を切る短期決戦の真っただ中で、両陣営は気勢を上げた。

 丸山陣営の事務所がある同市松原南に自民、民主、公明など党派を超えた政財界の約250人が参集。加藤鮎子衆院議員や新田嘉一自民党酒田支部最高顧問、榎本政規鶴岡市長、佐藤藤弥、森田広、星川純一の各県議、佐藤淳司酒田商工会議所会頭、市議有志24人らが激励に駆け付け、支援態勢の重厚さをアピールした。石川翼久後援会長が「熱い心を持ち、初志貫徹にまい進したい」とあいさつ。丸山氏は「本間(正巳)市長の遺志、多くの支持、支援を胸に刻み、すべての市民の旗印となって戦う」と声を張った。

 和嶋陣営の事務所開きは同市新橋5丁目で行われ、支援者約100人が出席。阿部寿一前衆院議員の親族も姿を見せた。和嶋氏は市長選出馬を決断した前後に複数回、阿部氏と面会していたことを明かした上で「地元の国会議員がほしいというのは、わたしも酒田生まれなので当然と思う」と述べ、阿部氏との距離の近さを強調した。渡部啓一後援会長、伊藤利明選対本部長は「攻めの酒田を訴え続ければ、勝利への展望が開ける」などとあいさつ。最後に参加者全員で拳を3度突きあげ、結束をアピールした。

3956チバQ:2015/08/19(水) 20:34:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000378-yamagata-l06
知事、「恩返し」以外の新人を積極支援 3選意識か・山形市長選
山形新聞 8月19日(水)9時0分配信

 9月6日の告示まで3週間を切った山形市長選で、旗幟(きし)鮮明に新人の立候補予定者を積極支援する吉村美栄子知事の動きに注目が集まっている。これまで「恩返し」として、2009年の自らの初当選を支えた国会議員らを支援してきた吉村知事だが、今回は「恩返し」の対象ではない新人の応援に繰り返し動いている。多くの関係者から17年冬に予定される知事選での「3選を意識した一手では」との臆測の声が高まっている。

 吉村知事が新人で民主、共産、社民、生活各党推薦の梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目、行政書士=への支援を表明したのは先月30日。梅津陣営の集会に出席し、壇上で「全力で応援する」と決意を表明した。

 その後も8月10日の自らの山形市後援会の総会で梅津氏への支持拡大を訴え、20、30日に開催予定の梅津陣営の集会にも出席することが既に決まっている。

 吉村知事はこれまで鹿野道彦氏(09年衆院選)、岸宏一氏(10年参院選)、衆院議員だった和嶋未希氏(12年酒田市長選)、舟山康江氏(13年参院選)らを選挙戦で支援してきた。

 選挙戦での応援は、自らの初当選を支えた政治家への「恩返し」というのが、これまでの基本姿勢。しかも最近は県議会最大会派の自民の反発などに配慮し、1度だけマイクを握るというスタイルが多かった。

 吉村知事は今回の山形市長選に出馬する新人3氏が、いずれも「恩返し」の対象に該当しないことを認めている。それにもかかわらず、再三、梅津氏の支持拡大に動く吉村知事に対し、佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目、団体役員=を公明、新党改革と共に推薦する自民の金沢忠一県連幹事長は「政治姿勢に一貫性がないことは県民が認識している」と切り捨てる。

 別の自民県議は、吉村知事が4月の県議選で岸参院議員の長男を支援したことにも触れ、「政治家本人への『恩返し』ではなく、自分の選挙を意識した動きになってきている」と指摘。さらに「県内を回り、これなら(3選が)いけるという感触で、山形市長選で勝負に出ているのではないか」と分析する。

 「恩返し」の対象ではない特定の候補予定者を支援するに至った理由として、吉村知事は記者会見で「県の中の一番の市で県とも協力し、市町村をけん引し発展していただきたい」と県都・山形市の市長選の重要性を挙げ、ふさわしいのは梅津氏と強調した。自らの3選出馬と結び付けた発言は一切していない。

 「山形市長選、来夏の参院選、翌年冬の知事選と県内では政治決戦が続く。山形市長選はホップ、ステップ、ジャンプのホップ。両陣営にとって重要な意味を持つ」と、自民県連の関係者は前哨戦が熱を帯びている今回の山形市長選の意味合いを解説する。

 今回の市長選同様、山形市では国政与党の自公対野党勢力という枠組みが選挙戦に大きな影響を及ぼしてきた。一連の政治決戦のスタートに位置付けられる山形市長選。結果にかかわらず、参院選、知事選と続く今後の県政界をめぐって、吉村知事サイドと自民の溝の深まりは避けられないとの見方が強まっている。山形市長選には新人の五十嵐右二氏(64)=同市南原町3丁目、自営業=も立候補を表明している。

3957チバQ:2015/08/19(水) 20:35:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000359-yamagata-l06&amp;pos=4
山形市長選、政党幹部相次ぎ来援 前哨戦ヒートアップ
山形新聞 8月18日(火)10時18分配信

 任期満了に伴う山形市長選は、9月6日の告示(13日投開票)まで3週間を切った。お盆期間中も政党幹部の来援が相次ぎ、前哨戦がヒートアップしている。

 出馬表明しているのは年齢順に五十嵐右二氏(64)=同市南原町3丁目、自営業、梅津庸成(ようせい)氏(48)=同市飯田4丁目、行政書士、佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目、団体役員=の無所属新人3人。

 16日は新党改革代表の荒井広幸参院議員が佐藤氏の事務所を訪れ、推薦状を手渡した。会見で荒井代表は「山形市に(私の地元の)福島県から多くの人が(東日本大震災に伴う原発事故で)避難しており、市長選は人ごとではない。包容力のある市政を期待する」とし、安保関連法案については「市長選と全く関係がなく、国政の政党色で市民を振り回すべきではない」と主張。自民、公明両党から推薦を得ている佐藤氏は「国政与野党対決の構図は、今回の推薦により、市長選に当てはまらなくなった」と強調した。

 民主、共産、社民、生活4党推薦の梅津氏に対しては、維新の党幹事長の柿沢未途衆院議員が14日に来援。同党は市長選に関し特定の立候補予定者を支援していないが、柿沢幹事長は、党独自の安保関連法案作成に協力した憲法学者が梅津氏の恩師で、支援に回っていることを理由に挙げ「党が受けた恩を返す必要がある。個人的な思いで応援に来た」と説明。街頭演説では、政府の安保関連法案を批判した上で「政府の暴走は目に余る。(法案に反対する梅津氏を押し上げ)山形の民意で軌道修正を図らせよう」と訴えた。

 政党によらない市政運営を訴える五十嵐氏もお盆期間中、独自の遊説活動を重ねた。滝山、蔵王両地区を中心に、自身が経営するラーメン店の営業終了後の限られた時間の中で市内全域を足しげく巡り、主に無党派層への支持拡大を図っている。今週からは営業終了時間を早め、これまで以上に積極的な活動を展開する方針だ。他陣営に各政党の応援が相次いでいることについては「政党間の争いにのまれ、市民の存在感がなくなる山形市ではいけない」と批判。「仕事を持つ一市民として、市政を変えたい」と語っている。

3958チバQ:2015/08/19(水) 20:37:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000083-mai-pol
<大震災4年半>被災3県、復興問う選挙
毎日新聞 8月18日(火)21時45分配信

 東日本大震災直後の統一地方選に実施が間に合わず、期日がずれた岩手、宮城、福島3県の被災地の首長・議員選挙が秋までに相次ぎ実施される。間もなく震災から4年半を迎え、被災地の集団移転や原発事故避難者の帰還準備が本格化する中で、各自治体の復興政策の成果や進捗(しんちょく)状況などが問われる。

 3県唯一の知事選として注目された20日告示の岩手県知事選は、自民・公明党県組織の支援を受けて出馬を表明していた元復興相で参院議員の平野達男氏(61)が、今月に入って立候補を断念。3選を目指す現職の達増拓也氏(51)には既に共産を含む野党各党の県組織などが支持を決めており、自民党県連も「別の候補者擁立は現実的に厳しい」と見送る方針。現時点で他に立候補の動きはなく、同県知事選として初の無投票となる見通しだ。

 同日選の予定の県議選(28日告示)は全16選挙区のうち、震災被害の大きかった「釜石」「大船渡」「陸前高田」の3選挙区は無投票となる公算が大きく、全体として低調な選挙戦が予想されている。

 震災直後にあった2011年の前回選は、3県の県議選を含む計60選挙が6〜11月に延期された。宮城県では前回、仙台市議選と県議選が8月と11月に分かれ、投票率はそれぞれ過去最低を記録した。県市議長会は昨年、岩手県の議長会とともに選挙の再統一を国に要望したが、被災地全体の足並みがそろわず、先送りされた。今月2日に投開票された仙台市議選は投票率は35・83%(前回40・03%)と過去最低を更新した。

 東京電力福島第1原発による避難が続く福島県は、避難者の不在者投票などに配慮し、県議選の選挙期間を通常より1日長い10日間にする。12月が任期満了だった浪江町長選を含む8市町村の首長選と議員選が同日選となる見通しだ。

 政府は県内の避難指示区域について、最も放射線量の高い「帰還困難区域」を除き、17年3月までに解除する方針。県議選とのトリプル選となる見込みの大熊町は渡辺利綱町長(68)が引退の意向を示しており、指示解除をにらんだ住民帰還や復興施策などが争点となる。

 津波で沿岸部を中心に大きな被害を出した宮城・岩手県は、現在も計約8万人の避難者がいるが、完成した復興住宅は両県合わせて計約2万2000戸のうち約4割と、復興は遅れている。

 今月9日に投開票された岩手県大槌町長選では、町の復興計画の一部見直しを訴えた前町総務部長の平野公三氏(59)が、震災後の町政を担ってきた碇川豊氏(64)を破って初当選。町の防災集団移転事業が最大で1年余り遅れるなど、復興の現状に対する住民の不満が選挙結果に大きく出たとみられており、他の自治体でも計画見直しなどが論議されそうだ。【浅野孝仁、川口裕之、喜浦遊】

 ◆被災地の主な選挙◆

<岩手>

8月20日〜9月6日 知事選

  28日〜9月6日 県議選

  30日〜9月6日 陸前高田、釜石市議選

9月1日〜6日    山田町議選

11月17日(任期満了)釜石市長選

<宮城>

8月23〜30日   塩釜市長・市議選、多賀城市議選

  25〜30日   七ケ浜町長・町議選、松島町長選、利府町議選

10月16〜25日  県議選、女川町長・町議選

   20〜25日  山元・亘理町議選

<福島>

11月5日〜15日  県議選、大熊町長・町議選、浪江町長選、川内・葛尾村議選

  8日〜15日  相馬市議選

 10日〜15日  川俣・新地町議選

  19日(任期満了)広野町議選

3959チバQ:2015/08/20(木) 20:10:19
http://www.asahi.com/articles/ASH8N4S06H8NUTIL00Z.html
岩手県知事選、現職の達増拓也氏が無投票で3選
2015年8月20日20時01分
 岩手県知事選は20日告示され、現職の達増拓也氏(51)以外に立候補の届け出がなく、無投票で達増氏の3選が決まった。

 知事選の無投票は2013年3月の秋田県知事選以来。岩手県では戦後初めて。達増氏は民主、維新、共産、生活の支援を受け、無所属で立候補。東日本大震災からの復興推進などを公約に掲げた。

 3選を果たした達増氏は「仮設住宅の被災者が希望を失うことのないよう、生活面の支援を中心に復興の質を向上させたい」と話した。無投票当選については「県民から圧倒的な支持があるという情勢が、無投票につながった」と述べた。

3960名無しさん:2015/08/23(日) 16:36:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000017-khks-pol
<岩手知事選>達増氏、無投票3選
河北新報 8月21日(金)12時0分配信

  任期満了に伴う岩手県知事選は20日告示され、民主、維新、共産、社民、生活の野党5党が支援した無所属現職の達増拓也氏(51)以外に立候補の届け出がなく、無投票3選が決まった。岩手県知事選が無投票になったのは初めて。東北では2013年の山形、秋田両県知事選以来。

  達増氏は盛岡市大通の事務所で「無投票当選は、県民党にふさわしい陣立てを作ってくれた支持者のおかげ。県民の広い支持を頂いての当選と受け止める。負託にしっかり応えたい」と3期目への決意を述べた。

  達増氏は昨年11月に立候補を表明。過去2回の知事選は民主党推薦だったが、政党色を封印し「県民党」を掲げた。安全保障関連法案をめぐる与野党攻防の激化が重なり、野党結集の受け皿となった。

  自民、公明両党が支援した平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が達増氏への挑戦を表明していたが、「安保法案が争点となり不本意だ」として7日に立候補を取りやめた。不戦敗となった自民党は、県政野党としての存在感が薄まる可能性がある。

  達増氏は「知事選で大敗すると、法案成立が難しくなるとの懸念が背景にあったと思う。民意は廃案を求めており、法案は白紙撤回すべきだ」と述べた。

  達増氏は07年知事選で初当選。1期目終盤に東日本大震災に直面し、再選を経て復興を指揮した。3期目の公約には震災から本格復興、若者と女性の活躍支援などを掲げた。

  19日現在の有権者は107万4753人。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000018-khks-pol
<岩手知事選>達増陣営「野党結集奏功」
河北新報 8月21日(金)12時0分配信

  逆風にさらされた与党は表舞台にすら立てず、野党が「完勝」した。岩手県知事選は20日、野党各党の支援を受けた現職の達増拓也氏(51)が無投票で3選された。安全保障関連法案をめぐる世論の風圧がもたらした「無風」の戦い。達増陣営は「野党結集が奏功した」と勝利を宣言。支援候補の途中退場で県政転換の旗印を降ろした自民党は、続く県議選(28日告示、9月6日投票)へ態勢立て直しを迫られた。

  「民意に基づいた政治が岩手、日本で実現されるよう全力を尽くす」。無投票当選の知らせを受けた達増氏は午後5時すぎ、盛岡市大通の事務所で支持者約80人と喜びに浸った。

  満面の笑みを浮かべる達増氏の背後には、19日に盛岡市に集結した民主、維新、共産、社民、生活の野党5党首の寄せ書き。右端には政治の師と仰ぐ小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)のサインがあった。

  「心強い支援だった。民意の多数は安保法案に反対だ」と達増氏。祝福した連合岩手の豊巻浩也会長も「野党結集の一つのモデルができた」と今後の連携に期待を込める。

  自民、公明両党が支援した平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が、安保法案への逆風を理由に一転して立候補を取りやめた予期せぬ筋書き。民主党県連の高橋元・幹事長は「有権者の選択機会を奪った責任は重い。県民にあらためて謝罪すべきだ」と自民党に追い打ちをかける。

  知事選を「小沢王国崩壊の序章」と位置付けていた自民党は一気に対抗手段を失った。工藤勝子県連幹事長は「県政をチェックする役割を果たす」と県議選への切り替えを急ぐ。

  「いま以上に(県政与党の)議席を増やしたい。私も応援する」。戦わずして3選をもぎ取った達増氏は追撃に入る構えを示した。

3961名無しさん:2015/08/23(日) 16:38:00
>>3960

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000019-khks-pol
<岩手知事選>「安保」の激流 自民のむ
河北新報 8月21日(金)12時0分配信

 ◎政党対決 有権者は蚊帳の外

  「安保」の激流が直撃した岩手県知事選は20日、野党各党が支援した現職の達増拓也氏(51)が無投票で3選された。自民党に支えられた平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=の立候補取りやめは党利党略がにじみ、有権者を愚弄(ぐろう)した。達増氏は野党結集の戦術にたけたが、政策発信は十分と言えなかった。有権者が蚊帳の外の追いやられるいびつな選挙だった。

  達増氏は常に攻勢を仕掛けた。昨年11月に早々と立候補表明。小沢一郎生活代表との師弟関係に象徴される強い政党色を封印し「県民党」を掲げた。自民党が平野氏支援に回ることを念頭に、「反自民」の土台を作る狙いだった。

  そこに安保法案の与野党攻防が重なり、達増氏は「法案は廃案にすべきだ」と主張。民主、生活、共産を中心とした野党勢力の取り込みに成功した。

  「県民党」は脱政党を連想させたが、結果的には政党対決に収束した。平野氏を追い込む戦術としては的中したが、掲げた理念と懸け離れた印象は拭えない。

  平野氏は立候補断念の理由を「安保法案が争点になるのは不本意」と説明した。自民党関係者によると、法案に反対する達増氏に惨敗すれば安倍政権への打撃になると懸念した党本部が圧力をかけたという。

  平野氏と自民党は、県政転換の選択肢を示すとした有権者との約束を簡単にほごにした。一方的な投げ出しは、なりふり構わぬ党利党略としか映らない。

  曲折の末の無投票は、達増県政への全面的な信任とは言い難い。一票を投じる機会を失った県民に対し、達増氏は掲げたマニフェスト(公約集)を丁寧に説明する責任がある。

  2期8年の県政運営は手堅さへの評価はあるものの、陳腐化への批判は強まっている。経済界を中心に産業振興や人口減少対策、国際化の面で強力なリーダーシップを求める声は多い。

  かつて「小沢王国」を支えた同門と相まみえることなく不戦勝に持ち込んだ達増氏。求められるのは、そうした政局観よりも謙虚で果敢な県政手腕である。(解説=岩手県知事選取材班)

3962チバQ:2015/08/24(月) 11:27:25
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20150824ddlk06010102000c.html
選挙:酒田市長選 一騎打ちの公算 30日告示、明確な争点乏しく /山形
毎日新聞 2015年08月24日 地方版

 現職の死去に伴う酒田市長選(9月6日投開票)は、30日の告示まで1週間を切った。これまでに前副市長の丸山至氏(61)と元衆院議員の和嶋未希氏(43)が立候補を表明しており、両氏による一騎打ちとなる公算が大きくなっている。いずれも18日に事務所を開設した。ただ、突然の事態となっただけに明確な争点に乏しいまま、選挙戦に突入しそうだ。【高橋不二彦】

 先月20日に咽頭(いんとう)がんで死去した本間正巳氏の後継を自任する丸山氏は、同市内にある自民の全4支部と公明が推薦を決定した。市議28人のうち、共産2人と民主系2人の計4人を除く24人が支援を明らかにしている。選対組織は後援会長に就いた前市教育長が本部長も務めるほか、自民所属の地元県議3人を顧問に加えたうえ、3県議の後援会長を選対副本部長に据えるなど、自民色の濃い布陣となった。丸山氏自身は企業や団体へのあいさつ回りを精力的にこなしている。


 和嶋氏は「市民党」を掲げてウイングを広げる。既に連合山形酒田飽海地域協議会、飽海地区平和センターが支持を決定。後援会長も同協議会の前議長が務め、選対本部長には社会福祉法人理事が、幹事長には民主系の元市議が就いた。民主所属県議1人と民主系市議2人が支援を表明している。また、和嶋氏は「地元(選出)の国会議員がほしい」との考えから、阿部寿一前衆院議員と面会を重ねているほか、つじ立ちで知名度アップを図っている。

3963チバQ:2015/08/24(月) 11:28:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150824ddlk03010246000c.html
選挙:盛岡市長選/盛岡市議選 市長選、谷藤氏市政継続へ 4選果たす 投票率51.45% /岩手
毎日新聞 2015年08月24日 地方版

 任期満了に伴う盛岡市長選は23日投開票され、現職の谷藤裕明氏(65)が新人で建設会社社長の内舘茂氏(48)を破り、4選を果たした。東日本大震災直後の前回選は60年ぶりの無投票だったため、8年ぶりの選挙戦となったが、有権者は谷藤市政の継続を選択した。投票率は51・45%(2007年比20・51ポイント増)。当日有権者数は23万8902人だった。【浅野孝仁、春増翔太、近藤綾加、二村祐士朗】

 盛岡市中央通1の谷藤氏の選挙事務所。当確の一報が届くと、支持者らは拍手し、万歳三唱した。

 谷藤氏は支持者らに「3期12年間、市政発展と住民福祉の向上に取り組んできた結果を、市民が理解してくれた」と述べ、選挙戦を振り返った。さらに4期目に向け「市民の声を(反映させて)まとめた市の総合計画を進め、将来にわたって発展できる持続可能な盛岡を作りたい」と抱負を述べた。

 谷藤氏は今年2月、市議会定例会で立候補を表明した。待機児童解消▽子どもの医療費助成など医療・福祉の充実▽財政再建▽周辺市町との広域連携による活性化−−などを掲げ、選挙戦を繰り広げた。

 さらに、谷藤氏を支持する超党派の市議団26人が「盛岡市政を発展させる会」を結成。同日選となった市議選と連携して組織戦を展開し、幅広い支持を市全域で集めた。

 一方、内舘氏は「市政の刷新」を掲げて3月に立候補を表明し、民主党県連、生活の党から推薦を得て選挙戦に臨んだ。

 高校の同級生の階猛衆院議員が全面的に支援し、自民系の現職に対抗して安全保障関連法案反対をアピールしたが、市政課題への明確な対立軸を打ち出せず、支持が浸透しなかった。

 ◇市議選開票続く
 定数38に対して現職31人と元職2人、新人8人の計41人が立候補した盛岡市議選も同日、投開票された。午後9時過ぎから開票が始まり、作業は深夜まで続いた。投票率は51・44%(前回比2・57ポイント増)だった。

==============

 ◇盛岡市長略歴
谷藤裕明(たにふじ・ひろあき) 65 無現(4)

 [元]県議長▽不動産会社役員▽県体育協会副会長▽県市長会会長▽県保護司連合会会長▽早大

3964チバQ:2015/08/24(月) 11:29:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150824_31020.html
<盛岡市長選>谷藤氏4選 民生推薦候補破る
 任期満了に伴う盛岡市長選は23日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の谷藤裕明氏(65)=公明支持=が、無所属新人で会社役員の内舘茂氏(48)=民主・生活推薦=を破り、4選を果たした。谷藤氏は「市民党」を掲げ、民主党が狙った政党対決に持ち込ませず、知名度を生かして内舘氏を突き放した。
 谷藤氏は同市中央通の選挙事務所で「市政発展の一念で頑張ってきたことが評価された。引き続き市民協働のまちづくりを推進し、より良い盛岡をつくり上げていく」と4期目への決意を述べた。
 谷藤氏は行財政改革や広域連携の推進など3期12年の実績をアピール。産官学の起業支援や周辺市町と連携した産業振興、待機児童の解消などを公約の軸に据え、市政継続を訴えた。

 自民党県議出身だが、「市民党」戦略が奏功し政党対決色を打ち消した。同日程だった市議選の候補とも連動。後援会組織が回転し、満遍なく浸透した。
 内舘氏は企業経営の経験を前面に、民間からの市政刷新を主張した。民主党の階猛衆院議員(岩手1区)が全面支援したほか、終盤は岡田克也代表らが応援に入り、安全保障関連法案などで安倍政権を批判。無党派層の引き付けを図ったが、及ばなかった。
 前回2011年は無投票で選挙戦は8年ぶりだった。当日の有権者は23万8902人。投票率は51.45%で、前々回(07年)を20.51ポイント上回った。



関連ページ

3965チバQ:2015/08/24(月) 11:33:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150824_11021.html
<仙台市議会>自民系会派が初統一 安保に危機感
 仙台市議会(定数55)でともに自民党系の第1、第3両会派は近く、合流による新会派「自民党」を結成する方針を固めた。2日投開票の市議選で当選した新人を含め、最多で22人が加わる見込み。安全保障関連法案の影響で党が苦戦した市議選の結果を踏まえ、大同団結の必要があると判断した。
 市議会の自民議員は2、3会派の分裂状態が長く続いてきた。全員で統一会派を組めば1989年の政令市移行後で初めてとなる。
 合流するのは第1会派「自民党・仙台」と第3会派「自民党復興仙台」。25日にも新会派の結成式を開催し、28日に市議会事務局に届け出る予定。自民党籍が事実上の加入要件となり、保守系無所属議員も党員になって加わる方向だ。
 市議選では民主党公認候補が前回2011年より2議席、公明党が1議席それぞれ増やした。共産党も5選挙区中3選挙区でトップ当選した。自民党も公認の当選は12人から16人に増えたが現職1人が落選。当選順位を下げた現職も多かった。
 党市連が13年に合流を要請していた経緯を踏まえ、「分裂している場合ではない」(中堅議員)との危機感が強まり、両会派の協議が進んだ。6〜10期務めたベテラン4人が今期で引退し、一本化志向の強い若手や中堅の発言力が強まったことも背景にある。
 合流する両会派は13年の市長選で奥山恵美子市長を支持。最近は「自民党・仙台」が市長に厳しい姿勢で臨んでおり、新会派のスタンスや9月の議長選をめぐる動きなどが注目される。

3966チバQ:2015/08/24(月) 22:02:50
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150824_1
盛岡市長に谷藤氏4選 内舘氏に1万6653票差




 任期満了に伴う盛岡市長選は23日、投開票が行われ、無所属の現職谷藤裕明氏(65)=公明党県本部第1総支部支持=が、無所属で会社役員の新人内舘茂氏(48)=民主党県連、生活の党推薦=を破り、4選を果たした。新総合計画推進など市政継続を掲げた谷藤氏が、市政刷新を訴えた内舘氏を1万6653票差で退けた。2011年の前回選は無投票で、8年ぶりの選挙戦。投票率は51・45%で、前々回07年を20・51ポイント上回った。

【写真=4選を果たし、万歳で喜ぶ谷藤裕明氏(左)と友美子夫人=23日午後8時31分、盛岡市中央通1丁目の事務所】

◇盛岡市長選開票結果
 (23日午後11時28分選管終了、敬称略)
当68、583票 谷藤裕明 65無現
 51、930票 内舘茂 48無新

(2015/08/24)

3967チバQ:2015/08/24(月) 22:10:57
http://www.sankei.com/region/news/150824/rgn1508240026-n1.html
2015.8.24 07:03

塩釜市長選は現新一騎打ちに

ブログに書く0



 任期満了に伴う塩釜市長選は23日告示され、いずれも無所属で、新人で保険代理店業の日野秀逸(しゅういつ)氏(58)と、4選を目指す現職の佐藤昭氏(73)の2人が立候補を届け出た。30日に投開票される。

 佐藤氏は水産加工業の振興や市街地の再開発など東日本大震災の復興事業の完遂を目指し、3期12年の実績をアピール。日野氏はPTAなどの経験をもとに教育環境の充実などを訴えている。

 23日現在の有権者数は4万6914人。

                   ◇

 ◇塩釜市長選 届け出順

 日野秀逸 58 保険代理店業 無新  
 佐藤昭 73 市長     無現〔3〕 

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150824_11016.html
<塩釜市長選>港町再生へ道筋問う

 任期満了に伴う宮城県塩釜市長選は23日告示された。立候補を届け出たのは、いずれも無所属で、新人で保険代理店業の日野秀逸氏(58)、4選を目指す現職の佐藤昭氏(73)。東日本大震災の発生から5年目を迎えた被災地の復興策、基幹産業の水産業の再生、がれきの不適切処理問題などの課題をめぐり「市政の継続か、刷新か」を問う舌戦がスタートした。

◎日野氏/市政の流れ変える

 日野氏は雨の中、事務所前で第一声に臨んだ。家族やスタッフに見守られ、「今の塩釜のまちづくり、政治の流れを変えたい」と訴えた。
 「水産業・水産加工業を振興して地域を豊かにし、子どもの教育や子育て施策を充実させる」と主張。がれき処理問題にも触れ、「問題を解明し、市民に説明する」と約束した。

◎佐藤氏/震災復興の達成を

 佐藤氏の出陣式には国会議員、周辺自治体の首長が駆け付け、佐藤氏の3期12年の実績を強調した。
 事務所内であいさつした佐藤氏は「4期目を目指す最大の理由は、震災からの復旧復興の達成だ」と強調。水産・水産加工業の再生に向けて「見本市の開催、アンテナショップの開設などにも取り組みたい」と述べた。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月24日月曜日

3968チバQ:2015/08/24(月) 22:11:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150820_11019.html
<塩釜ダブル選>競争激化 再生策探る


塩釜市魚市場に水揚げされるクロマグロ。水揚げ額の増加には、幅広い魚種の獲得が求められている=6月
拡大写真
◎港町のあす(上)岐路に立つ水産業

<4漁港最下位に>
 「ショックだ」と水産関係者が口をそろえる。
 宮城県塩釜市魚市場の水揚げは2014年、マグロ漁の不振が影響し、約84億円にとどまった。気仙沼、石巻、女川を含めた県内主要4漁港の最下位に落ち込んだ。
 国内13港しかない特定第3種漁港。1982年には500億円と断トツで県内1位を記録しただけに、衰退ぶりは深刻だ。
 東日本大震災で市域の20%以上が浸水した。荷さばき所が壊れた市魚市場は全面建て替えが進む。二つの荷さばき所と、直売所などが入る補完施設を整備する。国の補助を受け、総事業費は約136億円。「高度衛生管理型」をうたい、2017年9月の完成を目指す。
 卸売機関の株式会社「塩釜魚市場」の志賀直哉社長(67)は「高度衛生管理は他の魚市場も導入しており、塩釜の売りにはならない」と表情を引き締める。
 塩釜といえばマグロが有名だが、マグロに偏った流通の改善は長年の課題だ。「最低でも年100億円を達成するためには、定番となる魚種をいかに増やすかが鍵になる」と志賀社長。
 各施設の総延長が「世界一」となる石巻魚市場は9月にも稼働する。「震災復興のシンボル」と期待される塩釜の新魚市場だが、過酷な市場間競争が待ち受ける。
 地元経済をけん引する水産加工業も苦境に立つ。
 4日にあった市創設の水産加工業者向け補助金制度説明会。出席したかまぼこ製造業者は「大手との価格競争にさらされ、あり地獄のようだ」と話す。

<円安で原料高騰>
 原料を輸入に頼るかまぼこは、円安による原料費高騰に苦しむ。従業員や後継者の不足もあり、地元組合の加盟社は23社と、70年代の3分の1に減った。
 阿部善商店(塩釜市)は震災の1カ月後に製造を再開したが、物流が滞り、商品を十分に出荷できなかった。得意先の首都圏のスーパーには、見慣れない九州の業者の商品が並んだ。阿部善久社長(57)は「販路を取り戻すのは大変。影響は続いている」と憂う。
 震災後、水産加工業の施設整備で事業費の8分の7まで補助する制度に2度応募したが、いずれもはねられた。「使用材料の50%が国産という条件をクリアできなかった」と阿部社長。基幹産業が強みを発揮できないジレンマが横たわる。
 「水産業振興への提言」と記された冊子がある。市職員のプロジェクトチームが1992年にまとめた。魚市場に水揚げされる魚種や数量が限定されることを見通し、商社の機能を持った卸売機関の再編・新設、水産加工業の基盤強化に向けた食品技術センターの整備などを盛り込んだ。
 ただ、提言は実現していない。「塩釜は過去の遺産を食いつぶしてきた。食えるうちはまだいいが」。チームに参加した一人はもどかしさを感じている。
          ◇        ◇         ◇
 塩釜市長選、市議選(投開票30日)の告示が23日に迫った。震災の復興途上にある港町の課題を探る。(塩釜支局・山野公寛)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月20日木曜日

3969チバQ:2015/08/24(月) 22:12:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150822_11020.html
<塩釜ダブル選>「新たな街」将来託す


「覚悟」と書かれた再開発組合の看板。観光の起爆剤にしたいと地権者は意気込む
拡大写真
◎港町のあす(下)観光地の真価

<続く「地盤沈下」>
 塩釜市のマリンゲート塩釜で営業していた飲食店チェーンが5月末、撤退した。施設3階にあり、130人が収容できる核テナントだった。
 「なりふり構わず声を掛けている」。指定管理者の第三セクター、塩釜港開発の加藤慶教社長(72)は後継テナント探しに懸命だ。
 マリンゲートは、松島湾遊覧船や浦戸諸島を結ぶ市営汽船のターミナル。土産店やレストランが入る。1996年の開業以来、塩釜観光のシンボルだ。東日本大震災の津波で1階が水没したが、その年の5月には営業を再開した。
 2014年の入場者数は約115万人で震災前に戻りつつある。ただ、160万人を集めたピーク時には遠く及ばない。10年前は50万人だった遊覧船乗船人数は、30万人に落ちた。
 「どのように魅力を出していくか」。加藤社長は頭を悩ませる。テナント関係者からは「指定管理者に任せきりにせず、官民全体で活性化プランを議論すべきだ」との声も漏れる。
 観光地・塩釜の「地盤沈下」は続いている。JR東日本は4月、塩釜・松島観光の玄関口である仙石線本塩釜駅の駅長を東北線塩釜駅に移し、本塩釜駅の業務を関連会社に委託した。駅構内の旅行窓口「びゅうプラザ」も廃止。同駅近くの商店主らは「現状を象徴する出来事だ」と口をそろえる。
 震災後、民間企業が連携して打ち上げた水族館構想は一時、新たな振興策として期待を集めた。市は、税制上の優遇措置などを受けられる「千賀の浦観光推進特区」の中心施設に位置付けた。だが、仙台市に水族館が開業した情勢の変化を受け、構想は「冬眠状態」(関係者)が続く。

<再開発に意欲的>
 「覚悟」。そう大書きされた看板が、道路脇に立つ。本塩釜駅西側の約1ヘクタールで、市街地再開発事業が進む。看板には地権者の意気込みがこめられている。
 計画では、塩釜神社の門前町の風情を取り入れた飲食店街を整備するほか、別の街区ではマンション棟や業務棟を建設する。総事業費は約50億円。16年春に着工し、18年春の完成を目指している。
 計画地は、津波の被害を受けた。震災前、商店街は50店以上が軒を連ねていたが、再建を果たしたのは12店にとどまる。再開発組合理事長のメガネ店経営鈴木成久さん(50)は「ピンチをチャンスに変えたい」と言葉に力を込める。
 集客力のあるテナントの誘致、店舗構成と難題は残るが、鈴木理事長は「人の流れが変わり、観光の起爆剤になるはずだ」と将来を見据える。
 本塩釜駅近くの港に面したエリアは、観光でも利用できる避難デッキの建設や、土地区画整理事業が進む。新たな街が姿を現す数年後、にぎわいを取り戻すことができるのか。観光地としての真価が問われる。(塩釜支局・山野公寛)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月22日土曜日

3970チバQ:2015/08/24(月) 22:15:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150820_31006.html
<盛岡市長選>広域連携 住民は不安視


市長選公示前の公開討論会で市の将来像を述べ合った谷藤氏(右)と内舘氏=11日、盛岡市の岩手県民会館
拡大写真
◎中核市 未来は〜市政の課題(上)求心力

<12事業が未着手>
 盛岡市は2006年、旧玉山村と合併し30万都市になった。08年に権限を拡大する中核市に移行。市は周辺市町をけん引するリーダー的存在となり、広域連携を模索する。
 「連携は結構だが、合併先との約束は、きちんと守るべきではないか」。合併当時の玉山村長で、初代玉山区長を務めた工藤久徳さん(80)は広域連携の進展に複雑な思いを明かす。
 合併に伴う新市建設計画の基盤整備96事業のうち、玉山区の12事業は未着手のまま。鉄道新駅設置など大規模事業が多く、見直しを迫られている。
 工藤さんは「合併から9年たったが、盛岡市との一体感は醸成されていない。合併特例債で市財政は助けられたはずだ。玉山区の活性化を先に考えてほしい」と求める。
 近接自治体が連動して施策を展開し人口減少社会に耐えうる都市圏をつくる。広域連携の大義名分だ。
 08年には盛岡、八幡平、滝沢(当時は村)3市と葛巻、岩手、雫石、矢巾、紫波5町の首長懇談会が発足。昨年6月には国が示す地方創生のモデル地域「連携中枢都市圏」に選ばれた。
 周辺市町の期待は高い。盛岡市西隣のベッドタウン滝沢市の柳村典秀市長は「自治体間で企業情報を共有し、誘致をマッチングする仕組みができれば、広域産業振興は一気に進む」と予測する。
 広域連携は盛岡市長選(23日投開票)で論点の一つに浮上。立候補した現職の谷藤裕明氏(65)は「自治体間で老朽化した公共施設の集約や企業誘致の情報共有を進め、地域間の交流人口を増やす」と主張する。
 新人で会社役員の内舘茂氏(48)も「広域で一体となった産業基盤整備を進め、外部からの投資を呼び込む」と強調。ともに広域連携を推進する立場だ。

<ビジョン策定へ>
 8市町は本年度中に連携の具体策となる都市圏ビジョンを策定するが、ハードルは多い。
 8市町が策定した「ごみ処理広域化計画」。盛岡市内に1日500トンを処理する新焼却場を建て、8市町の6処理場を集約する。稼働は29年度以降の構想だ。
 6月下旬、市のごみ処理施設がある松園地区の住民らが計画の撤回を求める会を設立した。建設地は未定だが、市の試算は同地区を想定。「建て替えの既成事実化だ」と批判が強まる。
 佐藤信安代表(79)は「市はリーダーシップを発揮したいのだろうが、自治体同士で話を進めて地域の声を置き去りにされては困る」と語る。
 中核市の求心力で姿が見えつつある広域連携。多様な住民意向をくみ取る力も試されている。
          ◇         ◇         ◇
 盛岡市長選は投開票まで3日となった。中核市に移行して7年余り。未来へつながる「力」が問われている。(盛岡総局・横山勲、松本果奈)


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月20日木曜日

3971チバQ:2015/08/24(月) 22:16:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150821_31006.html
<盛岡市長選>観光資源 知名度伸びず


重厚な赤れんがが目を引く国の重要文化財「岩手銀行旧本店本館」。観光資源を生かした発信力アップが求められる
拡大写真
◎中核市 未来は〜市政の課題(下)発信力

<雰囲気と合わず>
 スタイリッシュな雑貨店や老舗コーヒー店の写真が並ぶ。キャッチコピーは「盛岡を歩く。古いものも新しいものも、両方あって両方いい」。
 ライフスタイル誌「POPEYE」の7月号。旅行特集で8ページにわたって岩手県を取り上げ、盛岡の街中を紹介した。
 同誌のライター神田桂一さん(36)は「中心市街地に昔ながらの街並みと、味わい深い個人商店があふれる。居心地の良さは病みつきになる」と評価する。
 南部藩の城下町として栄えた盛岡。江戸時代の町家や明治期の建物が随所に残る。近年は郊外に大型商業施設の出店が相次ぎ、中心市街地は徐々に活気を失いつつある。
 2012年の中心市街地約218ヘクタールの小売店数(飲食店を除く)は488店と02年と比べ半減した。年間販売額は4割減少した。
 神田さんは「ホームページなど市の発信情報が街の雰囲気とマッチしていない。もっとポップでいいと思う」と提言する。
 市長選(23日投票)に立候補した現職の谷藤裕明氏(65)は「修学旅行やコンベンション誘致を進め、広域の観光交流で全国に盛岡ファンを増やす」と主張する。新人で会社役員の内舘茂氏(48)は「官民連携で市街地の発展を担う企業への投資を進め、トップセールスで盛岡を全国に宣伝する」と訴える。共通するのは発信力アップだ。

<仙台と4倍の差>
 市も手をこまねいてはいない。06年に地場産品を市公認の「盛岡ブランド」にできる認証制度を創設。「もりおか町家物語館」など観光拠点の整備も進む。
 障害者就労支援施設「幸呼来(さっこら)ジャパン」は認証制度を活用し、盛岡さんさ踊りの古浴衣を細く割いて織り込む裂織(さきおり)商品を販売する。
 石頭悦社長(49)は「商品の信頼度が上がり営業活動の後押しになったが、首都圏に持ち込んでも盛岡を知る人が少なく効果は薄かった」と指摘する。
 知名度は観光客の入り込み数に表れる。13年の年間観光客は約471万人で過去最高だったが、東北の県庁所在地では最下位。トップの仙台市は1867万人で約4倍もの差がある。
 人気ブログ「盛岡さんぽ」を手掛ける東京のウェブデザイナー浅野聡子さん(36)はエールを送る。
 「行政情報は岩手山の風景、その道一筋の職人が作る工芸品といった固まったイメージを求め過ぎる。盛岡には昔と変わらぬ純喫茶があれば、最先端のファッションもある。街の魅力は人の営みの積み重ね。官民一体でいろいろな情報を発信してほしい」


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月21日金曜日

3972チバQ:2015/08/24(月) 22:57:25
http://www.sankei.com/politics/news/150822/plt1508220004-n1.html
2015.8.22 17:00
【ZOOM東北】
JR青森駅前の「アウガ」 厳しい経営続き…求められる市の英断





(1/2ページ)

厳しい経営が続く「アウガ」。魅力度向上に向けた根本的な対策が求められる=青森市
 青森市のJR青森駅前の複合商業施設「アウガ」の経営状態が依然、厳しさを増している。市によると、4〜6月の店頭売上高が昨年同期比95・4%にとどまり、経営不振に歯止めがかからない現状を浮き彫りにした。中心市街地活性化の中核施設だけに、根本的な対策が求められている。(福田徳行、写真も)

 アウガは青森駅前地区の再開発事業の一環として、老朽化が著しい魚菜センターを中心とした商業施設の整備を目的に、平成13年1月にオープンした。しかし、管理・運営する第三セクターの青森駅前再開発ビルの多額の長期借入金、景気低迷などの影響もあって、当初から厳しい経営状態に。市が金融機関の債権を取得して支払い利息を低減したり、2億円の新規融資を行ったりしたものの好転の兆しは見えなかった。

 このため、三セクは26年度から5年間の第2次再生計画を昨年6月に策定し、市も債権の元金償還の繰り延べや貸付利息の低減などの支援策を実施したが、赤字経営が続いている。

 打開策を探るため市は、三セクが現状のまま経営を維持▽市が資金提供▽民間の事業協力者から資金提供を受ける-など9つのパターンを念頭に、今後のアウガの在り方を検討。中心市街地の活性化、テナントの従業員の雇用確保などを勘案した結果、三セクを存続させることが妥当と結論付けた。

 その上で、三セクに対し、より一層の経営努力や収益性を高めるための大規模なリニューアルが必要と判断。資金獲得に民間の協力が不可欠として、市が情報提供や助言などを行うとともに、市の施策上、必要性がある場合は市が床を借りることも検討するとした。鹿内博市長は「アウガの健全経営と再生に全力を尽くす」と不退転の決意で取り組む考えを強調した。

 しかし、長年の赤字体質から脱却できない経営陣の責任を追及する声が市議会などから上がったことで、鹿内市長は経営陣を刷新。自らが三セクの会長に就任し、社長には新たに起用した佐々木淳一副市長が就いた。市は三セクの筆頭株主で、同時に最大の債権者のため、実質的に市が経営責任を負う形となった。

 こうした中、市が7月、市議会に明らかにした4〜6月の経営状況によると、店頭売上高は3億4997万8千円で前年同期比4・6%減、買い物客数は19万1722人で同9333人の減となった。第2次再生計画初年度の26年度の最終損失も約5400万円の赤字となったことから、計画は早くも破綻した形。鹿内市長は「非常に厳しいと受け止めている」との認識を示し、市は経営コンサルタントや弁護士らで組織するプロジェクトチームを設置する方針だ。

 駅前という好立地にもかかわらず、アウガが厳しい経営状態に陥っているのはなぜか。幅広い年代の顧客が訪れやすいテナント構成になっていないことが一因にあるのではないだろうか。1〜4階が商業テナントだが、商品のラインアップが若者中心に偏重していると感じる。以前、50代の女性に聞いたところ、「私たち中年が欲しい品ぞろえに乏しい」と話していた。地下の生鮮市場に関しても近くのスーパーで十分、用が足りるという。

 中心市街地活性化の中核施設としての役割を担うならば、幅広い層をにらんだ衣料品フロアの改装による魅力度の向上や、生鮮市場と商業テナントが一体となった販売促進活動など、抜本的な解決策を打ち出さなければならない時期に来ている。市の経営判断が問われている。

3973チバQ:2015/08/25(火) 07:19:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150825_31006.html
<盛岡市長選>市民党奏功 政党対決ならず


4選を決め、喜ぶ谷藤氏=23日午後8時20分ごろ、盛岡市中央通の事務所(右)
拡大写真

落選が決まり、支持者に頭を下げる内舘氏=23日午後10時30分ごろ、盛岡市菜園の事務所
拡大写真
 8年ぶりの選挙戦となった盛岡市長選は23日投開票が行われ、無所属現職の谷藤裕明氏(65)=公明支持=が、無所属新人で会社役員の内舘茂氏(48)=民主・生活推薦=を下して4選を果たした。谷藤氏は知名度と「市民党」を武器に、政党対決色を打ち消す選挙巧者ぶりを見せつけ、市政継続の信任を得た。刷新を訴えた内舘氏は現職の厚い壁に苦しんだものの、一定の批判票を取り込んだ。

 「市民党の勝利だ」。23日午後8時すぎ、喜びに沸く同市中央通の事務所で、谷藤氏は「皆さんからの力強い支援を頂いた。将来につなげる大切な機会と捉えて頑張っていきたい」と勝利を宣言した。
 自民党県議出身で県議会議長も務めたが、初当選した2003年市長選以来、政党とは一線を画した「市民党」を一貫して掲げてきた。その看板が、政党対決を仕掛けた内舘陣営の攻勢をはね返した。
 現職の強みを生かし、同日程だった市議選の候補らと連動。自民系を中心に市議26人でつくる支援組織と運動を重ね、着実に票を掘り起こした。久々の選挙だった後援会幹部は「対立候補への市民の期待感に刺激された」と振り返る。
 谷藤氏は「われわれは市民党。市民総参加の政治を目指し戦い抜いた。政党に左右されることなく、幅広い捉え方ができる市政が望ましい」と戦略が的中したことをにじませた。
 「全て自分の実力と努力不足の結果。期待に応えられず申し訳ない」。内舘氏は23日午後11時前、同市菜園の事務所で、唇をかみ深々と頭を下げた。
 高校時代の同級生だった民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の説得を受けて挑戦を決意した内舘氏。「民間感覚を市政に生かす」と転換を訴えた。
 階氏は谷藤氏を自民系に見立て「内舘は野党が応援する。安全保障関連法案など民意をないがしろにする政治を盛岡から変える」と政党対決を演出した。
 票差は1万6000。民主支持層、無党派層を軸に一定の谷藤批判票は得たが、爆発力は生まれなかった。階氏は「政策面ではいい戦いができた。もっと政党色を前面に出すべきだった。読みが甘かった」と敗因を語った。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月25日火曜日

3974チバQ:2015/08/25(火) 20:50:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150822_31009.html
<達増県政3期目>小沢氏 最後に存在感


小沢氏(左端)ら支援する野党5党の代表と記者会見に臨んだ達増氏(左から3人目)。野党結集の力で無投票をもぎ取った結果となった=19日午後3時すぎ、盛岡市
拡大写真
◎霧散の夏(上)王国の覇権

 終始、上機嫌だった。
 「達増県政への応援のため、野党の党首が盛岡に集まった。記憶にない意義深い機会だ」
 岩手県知事選告示前日の19日。小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)は、盛岡市のホテルで民主、維新、共産、社民の4党首と記者会見に臨んだ。
 そうそうたる顔触れの中央に座ったのは現職の達増拓也氏(51)。1日早い勝利宣言だった。

<完勝をお膳立て>
 この5日前、小沢氏は達増氏とひそかに会った。「野党代表が盛岡に入る。話はついた。準備を急げ」
 達増氏に挑む予定だった平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が立候補を取りやめ、かつて「小沢王国」を支えた同門同士の対決は霧散した。小沢氏は畳み掛けるように、野党結集の舞台を仕立てたのだ。
 「突然の辞退は不可解であり大変残念。自民党も推薦しておきながら不利だと思ったのか。全く不見識」。平野氏の途中退場をこき下ろすことも忘れなかった小沢氏。「まな弟子」の達増氏の完勝に、王国の健在ぶりをにじませた。
 「小沢氏は道を示してくれる政治の師」。達増氏が繰り返してきた言葉だ。
 自由党衆院議員時代から政治行動を共にし、2012年の民主党分裂後も小沢氏に追随。直後の衆院選では旧未来だった生活を全面支援した。

<師弟微妙な距離>
 師弟関係の強固な絆は県政界の「通説」だが、達増氏の言動には微妙な変化が見て取れた。知事選の基本戦略「県民党」だ。
 政党色の封印は180度の路線転換。「県民党で臨むことは(小沢氏に)相談していない」とも語り、師と距離を置いたかに見えた。昨年末の衆院選では、どの陣営にも応援に出向かず中立を保った。
 小沢氏も知事選を静観した。「自分で県民党でやるって言うから、きちんとやるさ。現職なんだし」
 「達増氏は小沢氏から離れようとしている」。ある自民党県議は推し量る。小沢氏は党首といえども弱小勢力。野党再編の展望はまだ見えない。「小沢氏の後ろ盾がなくても県政は仕切れると自信を持ち始めた」と言い切る。
 「達増県政の誠実で真剣な姿勢が多くの県民の共感を呼んだ」。野党5党首がそろった記者会見で、小沢氏は胸を張った。結果的には達増氏の「県民党」が野党結集の受け皿となり、最終盤で小沢氏が存在感を示す舞台が生まれた。
 「経験を重ねると県民の声がより聞こえるようになる。(在任期間に)制限は設けない」。無投票3選が決まった20日夕、達増氏は「長期政権」に意欲をにじませた。
 「師弟」のあうんの呼吸か。デリケートな空気が王国に漂う。



 岩手県知事選は同門が激突することなく終わった。達増氏は3期目の県政運営に入る。岩手の政界が揺れた霧散の夏だった。(岩手県知事選取材班)


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月22日土曜日

3975チバQ:2015/08/25(火) 20:51:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150823_31011.html
<達増県政3期目>勢力拡大へ追撃宣言


無投票で3選が決まり、支援県議らと万歳する達増氏(中央)。続く県議選で攻勢を掛ける=20日午後5時20分ごろ、盛岡市
拡大写真
◎霧散の夏(下)不安定基盤

 不敵な「追撃宣言」だった。
 「政策の実現を確実にするため、一人でも多くの同志に当選してもらいたい。私もあしたから頑張る」
 岩手県知事選で無投票3選が決まった20日、達増拓也氏(51)は、県議選(28日告示、9月6日投開票)で自身の勢力を増やすため、応援に乗り出す姿勢を鮮明にした。

<9人の少数与党>
 もともと知事選と同日選。「達増派県議候補との連動は織り込み済みだった」(陣営幹部)が、無投票となったことで達増氏は縦横無尽に動ける。
 激突するはずだった平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=の立候補取りやめで消沈する自民党など県政野党勢力に、追い打ちを掛ける挑戦状だ。
 県議会(定数48)は少数与党。2012年の民主党分裂で会派は四分五裂し、完全な達増与党は9人の生活系会派だけとなっている。
 「支援の力が全て合わさっての無投票。知事選と県議選の結果が一体となるようにしたい」と達増氏。3選を機に、権力基盤を強める意図を前面に出す。
 対する自民党。工藤勝子県連幹事長は「最大会派の座だけは何としても守りたい」と焦燥感をにじませる。現有議席は12。県議選では16人を公認した。
 知事選候補の平野氏と連動し、弱い党支持基盤を厚くする-。自民党にとって最善のシナリオは平野氏の退場で暗転。「小沢王国との関ケ原」(党県議)は戦わずして退却という醜態になった。
 「危機をチャンスに変えるべきだ。無投票は慢心を生む。県政監視役としての自民を前面に出す」。県連幹部は間隙(かんげき)を突こうと戦略を練る。
 初当選時は「任期は原則2期」と公約した達増氏。震災復興を旗印に軌道修正し、3選をつかんだ。

<組織閉塞を懸念>
 ある県幹部OBは「達増流には違和感を拭えない」と打ち明ける。告示前日の19日に野党5党首に囲まれた達増氏の姿を見て「県民党のはずが政党が前面に出た。県政にプラスなのか。県庁組織がさらに閉塞(へいそく)していくのではないか」と指摘する。
 かつて、改革派で名をはせた浅野史郎前宮城県知事は3期で退任するとき、「体制は陳腐化、様式化する。それは県政にとって弊害だ」と語った。
 一つの多選指標を示したこの言葉に照らせば、達増県政の次の4年は「陳腐化」に差し掛かる。
 「東京まで退却した天下の軍勢(自民党)に希望の矢を放つ。希望郷いわて路線を確実にする」
 戦国ゲームじみた言い回しで勝利を表現した達増氏。霧散した夏の戦いは終始、達増ペースで進んだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月23日日曜日

3976チバQ:2015/08/26(水) 22:10:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000012-khks-pol
<山形市長選>五輪相地元で安保決戦の様相
河北新報 8月26日(水)13時10分配信

<山形市長選>五輪相地元で安保決戦の様相
立候補予定者の演説に耳を傾ける支持者。安保法案の国会審議が進む中、政党対決が激しさを増す
  安全保障関連法案の参院審議が進む中、3新人が立候補を予定する山形市長選(9月6日告示、13日投開票)が「安保決戦」の様相を呈している。法案の賛否と同じ政党対決の構図、選挙期間に審議が大詰めを迎えるタイミングに加え、安倍政権の閣僚の地元という舞台が拍車を掛ける。仙台市議選、岩手県知事選の好結果を追い風に「次は山形」と勢いづく野党に対し、与党も応戦の手を緩めず前哨戦は激しさを増す。
 

 <法案の審判にも>

  立候補するのは、いずれも無所属の飲食店経営五十嵐右二(64)、元防衛省職員梅津庸成(48)=民主・共産・社民・生活推薦=、元経済産業省職員佐藤孝弘(39)=自民・公明・次世代・改革推薦=の3氏。

  「首長の役割は住民を守ることだ。安保(法案)は地方に無関係ではない」

  梅津氏は20日、連合山形の決起集会で力を込めた。安保法案の違憲性を指摘した憲法学者、小林節慶大名誉教授の教え子。2人が並んだポスターを市内各所に張り巡らせ、「平和都市宣言」事業の継続を訴える。

  野党が山形市長選を重視するのは、法案審議の終盤と投開票が重なるためだ。審議が難航した場合、憲法規定の「60日ルール」を適用すれば投開票翌日の9月14日以降、衆院で再可決し成立させることができる。

  民主党県連の吉村和武幹事長は「これだけ政党対決が強まれば、市長選が安保法案の審判という側面は否めない。国会も選挙結果を無視できない」と見通す。

  さらに山形市を含む衆院山形1区は遠藤利明五輪相の地元。しかも、2011年の前回市長選で、遠藤氏が中心となり擁立したのが佐藤氏で、一蓮托生(いちれんたくしょう)と言える関係にある。

  「佐藤氏に勝てばものすごいインパクト。山形から安倍政権を追い込める」と共産党県委員会の本間和也委員長。梅津氏が「戦争法案ノー」と訴えるビラを10万枚作成し、争点化する。

 

 <自信持って採決>

  「戦争法案ではない。日本を守るための法案だ」

 遠藤氏は22日、市内で開かれた五輪相就任報告会で安保法案にあえて言及し、「私たちは自信を持ってこの法案を採決する」と野党の批判を一蹴してみせた。

  佐藤氏もマイクを握ったが「市長選と安保法案は無関係」(陣営)と一切触れず、「山形市が変わるチャンス」と約半世紀続く非自民市政の刷新を訴えた。

  自民党県連の金沢忠一幹事長は「佐藤氏が勝っても安保法案の信任にはならないし、逆もしかり。あくまで争点は今後の山形市をどう描くかだ」と強調する。

  陣営内には「風当たりは厳しい」と影響を感じ取る向きもあるが、公明党県本部の菊池文昭代表は「安保法案が疑問というだけで、有権者が市長を選ぶだろうか」と冷静に受け止める。

3977チバQ:2015/08/27(木) 20:13:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150827_51013.html
<山形市長選>互いのフレーズ批判 攻防過熱


「流れを変える」と訴える佐藤氏陣営ののぼり
拡大写真

「山形生まれ、山形育ち」を強調する梅津氏陣営ののぼり
拡大写真
 山形市長選(9月6日告示、13日投開票)に立候補を表明している2新人が、キャッチフレーズでも攻防を繰り広げている。50年間続く非自民市政からの転換を目指し「流れを変える」と訴える元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)=自民・公明・次世代・改革推薦=に対し、北海道出身の佐藤氏との違いを「山形生まれ、山形育ち」と強調する元防衛省職員梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=。両陣営とも相手の主張に強く反発し、非難合戦の様相も帯びる。

 「閉鎖的で差別的な山形を選ぶのか、開かれた活力ある山形を選ぶのか。今回の選挙は大きな選択だ」。佐藤氏は22日、市内であった遠藤利明衆院議員(山形1区)の五輪相就任を祝う集会で呼び掛けた。
 佐藤氏は「4年前にも排他的な攻撃にさらされた」と憤る。梅津氏と支持基盤が重なる市川昭男市長(74)が、佐藤氏と争った前回市長選で掲げたのが「山形市政は山形の人」だった。
 自民党県連の金沢忠一幹事長は「これまでの市役所、労働組合主導の市政が閉塞(へいそく)感を生んでいる。閉鎖的なアピールは既得権益を守ろうとする表れだ」と指弾した。
 陣営は二の矢として「市政刷新」をポスターに刷り込み始めた。

 安全保障関連法案への対決姿勢を前面に打ち出す梅津氏陣営は、佐藤氏のフレーズを逆手に取る。
 「50年間市民とつくってきた平和の歴史を変えていいのか」。連合山形の20日の集会で、梅津氏は山形市が平和都市を宣言している経緯を踏まえて応戦した。
 現市政への批判に市川市長も反応した。10日、梅津氏が同席した吉村美栄子知事の後援会総会。「平和都市の流れを変えるという意味であれば断じて許せない」「私を否定する言葉だ」と不快感をあらわにした。
 自らの訴えを「山形の伝統や文化、社会環境を守る意思表示だ」と説明する梅津氏。対立構図を鮮明にするため「ふるさとを守る!平和を守る!」もスローガンに加えた。
 両陣営はキャッチフレーズを書いたのぼり旗をそれぞれ約2000本製作した。各支援団体、企業の敷地には、佐藤氏の青、梅津氏の緑を基調にしたのぼりが競うように立てられている。

 市長選には新人の飲食店経営五十嵐右二氏(64)も出馬表明している。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月27日木曜日

3978チバQ:2015/08/28(金) 23:01:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150828_11046.html
<宮城県議選>鎌田氏出馬へ 泉選挙区

 元民主党衆院議員の鎌田さゆり氏(50)が、任期満了に伴う県議選(10月16日告示、25日投開票)で泉選挙区(定数5)に無所属で立候補する意思を固めたことが27日、分かった。同党に推薦を依頼している。
 河北新報社の取材に鎌田氏は「暮らしに困っている人に寄り添い、子どもと労働者に光が当たる政治を県政の場から実現したい」と述べた。
 鎌田氏は仙台市出身。東北学院大卒。仙台市議1期を経て2000年衆院選宮城2区で民主党公認で初当選した。03年に再選されたが、支持労組による選挙違反事件で04年12月辞職。05年仙台市長選、12、14年衆院選宮城6区に出馬し、いずれも落選した。
 泉選挙区では鎌田氏のほかに現職3人、新人5人が立候補を予定している。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月28日金曜

3979チバQ:2015/08/28(金) 23:03:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150826_11009.html
<仙台市議会>自民系合流 定数の4割占める


統一会派「自民党」の結成式であいさつする赤間会長(中央)
拡大写真

拡大写真
 仙台市議会の第1、第3会派でともに自民党系の2会派が合流し、新会派「自民党」の結成式を25日、青葉区のKKRホテル仙台で開いた。今月2日投開票の市議選で当選した新人を含む党所属議員22人が全員参加する。同党の統一会派は1989年の政令市移行後初めて。定数(55)の4割を占める最大会派になる。
 第1会派「自民党・仙台」と第3会派「自民党復興仙台」の現職計17人と、党公認や推薦を得て当選した新人5人が加わった。会長には赤間次彦氏=宮城野区、7期=を選んだ。
 赤間氏は記者会見し、「市当局には是々非々の立場で臨む。107万市民のために協力しながら、納得できない部分はしっかり議論する」と語った。複数の所属議員が意欲を示す9月の議長選に関しては、会派内で今後協議する方針。
 会長以外の人事は以下の通り(敬称略)。
 会長代理 岡部恒司、斎藤範夫▽幹事長 橋本啓一▽政調会長 跡部薫

◎分裂に終止符他会派は警戒
 仙台市議会の自民党系会派は分裂状態が長く続いた。同党議員がこれまでに所属していた主な会派は表の通り。安全保障関連法案の影響で党候補が逆風を受けた市議選の結果を踏まえ、一本化に踏み切った。
 ある議長経験者は「市民のためになる提案を積極的にしたい」と意欲を語った。新人の1人は「2会派のどちらかを選ぶ状況にならずにほっとした」と率直に語った。
 自民党が一枚岩となった最大会派の出現に、他会派からは早速、「数の力を振りかざすことなく、少数意見にも耳を傾けてほしい」との声が上がった。
 政権与党を組む公明党が改選後に9議席を確保しており、ある中堅市議は「自公で過半数に達した。国政追随の流れが強まる」と警戒感を強めた。


関連ページ:宮城政治・行政

3980チバQ:2015/08/29(土) 09:13:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150829_11015.html
<塩釜市長選>復興、がれき処理で攻防

 任期満了に伴う塩釜市長選は、30日の投票に向けて最終盤を迎えた。立候補しているのは、いずれも無所属で、新人で保険代理店業の日野秀逸氏(58)、4選を目指す現職の佐藤昭氏(73)。復興まちづくり、浦戸諸島のがれき不適切処理問題の解明をめぐり、主張を繰り広げている。

 日野氏の陣営は「政治、まちづくりの流れを変える」と連呼する。市議会百条委員会が業者の架空請求の疑いを指摘したがれき処理問題を最大の争点にしようと、業務を発注した市の責任を追及する姿勢を前面に打ち出す。
 日野氏は「市は市民に説明する場を設けていない。あらためて調査し、解明した上で分かりやすく説明したい」と強調。教育環境の充実、水産業・水産加工業の活性化などの施策も交え、遊説を中心に訴えている。
 佐藤氏の陣営は「日本で一番住みたいまちの実現」を掲げる。新魚市場や市街地再開発事業の完成、災害公営住宅の早期整備、医療費無料化の対象年齢の引き上げ、離島振興などを盛り込んだマニフェスト(公約集)を作成した。
 佐藤氏は連日の個人演説会で「復興まちづくり、市民の生活再建をやり遂げる。塩釜再生のかじ取りをさせてほしい」と強調。陣営は「マニフェストを基にした政策と実績を徹底して訴える」(幹部)戦術を取る。

 ◇塩釜市長選立候補者
日野秀逸58保険代理店業 無新
佐藤昭73市長     無現

3981名無しさん:2015/08/30(日) 18:19:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150817-00000519-san-pol
岩手知事選 野党5党首、盛岡に集結へ 政権との対決姿勢をアピール
産経新聞 8月17日(月)12時28分配信

 20日告示の岩手県知事選で3選を目指す達増拓也氏の後援会連合会は17日、同氏への支援を決めている野党5党の党首が19日に盛岡市で共同記者会見を開くと発表した。

 知事選をめぐっては、自民党県連が支援を決めていた平野達男参院議員が「安全保障関連法案が争点になるのは本意ではない」と出馬を断念し、与野党激突の構図が崩れた経緯がある。

 野党の代表がそろって地方入りするのは異例で、安保法案の参院審議が本格化する中、自民党との対決姿勢を示す狙いがありそうだ。

 連合会によると、会見に出席するのは、民主党の岡田克也代表、維新の党の松野頼久代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎共同代表の5人。

3982チバQ:2015/08/30(日) 23:18:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150831k0000m010048000c.html
被災地選挙:東北3県、論戦活発化せず 7選挙が無投票
毎日新聞 2015年08月30日 19時53分

 東日本大震災の影響で4年前の統一地方選で実施が延期され、秋にかけて相次ぐ岩手、宮城、福島3県の首長・議員選で、30日までに告示・投開票された計43選挙のうち16.3%にあたる7選挙が無投票になっていたことが毎日新聞のまとめで分かった。4年前に延期された全58選挙の無投票数8に迫る勢いで、復興の成果が問われる選挙で論戦が活発化していない実態が浮かんだ。

 延期した58選挙で今年任期満了を迎えるのは計55。現時点で無投票数は7だが、議員選計41の総定数は859と前回より32少なく、立候補者数が削減前の定数より下回った選挙もあった。

 約1800人が犠牲になった岩手県陸前高田市で30日告示された市議選(定数18)は19人が立候補し、かろうじて選挙戦となった。だが、19人目が出馬を意思表示したのは28日。知事選(20日告示)と県議選陸前高田選挙区(28日告示)を含む9月6日投開票予定の3選挙が「トリプル無投票」となる事態は紙一重で回避された。

 被災地では人口流出や復興の遅れなどで住民の不満が高まっており、市内の仮設住宅で暮らす高橋壮介さん(79)は「被災者の声を届けるため一つでも選挙戦になってよかった」とほっとした様子。

 一方、農業の女性(53)は「誰が政治家になっても大きな変化は期待できない。被災者も目の前の生活が精いっぱいで、将来の街づくりを考える余裕がない」と冷ややかに語った。【和田浩幸】

3983チバQ:2015/08/31(月) 21:26:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150831_11020.html
<塩釜市長選>佐藤氏4選 大差で新人下す


4選を果たし、支援者から贈られた花束を手に笑顔を見せる佐藤さん=30日午後10時30分ごろ、塩釜市海岸通の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う塩釜市長選は30日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の佐藤昭氏(73)が、無所属新人で保険代理店業の日野秀逸氏(58)を大差で退け、4選を果たした。(14面に関連記事)
 塩釜市海岸通の佐藤氏の事務所に午後10時半ごろ、当選確実の知らせが入ると、集まった支持者約100人から歓声と拍手が湧き起こった。佐藤氏は「厳しい選挙戦だった。東日本大震災からの復旧復興を加速させたい。被災した方々がそれを実感してもらえるよう、施策を責任を持って進めたい」と語った。
 佐藤氏は選挙戦で「復興事業は道半ば。時計の針をいったん止めるのかどうかが争点だ」と強調。魚市場の全面建て替え、市街地再開発などの事業の完成を公約に掲げた。3期12年の実績として行財政改革、市立病院の経営改善をアピールした。
 若手経済人を含め、各界各層から幅広い支持を得た。国会議員や周辺自治体の首長の応援も得て、現職の強みを発揮した。
 敗れた日野氏は「政治、まちづくりの流れを変える」と強調。教育や子育て環境の充実を訴えた。がれきの不適切処理問題に関しては、業務を発注した市の管理・説明責任を追及したが、訴えは広がらなかった。知名度不足も響いた。
 当日の有権者は4万6413人。投票率は過去最低の52.36%で、前回を4.46ポイント下回った。

 ◇塩釜市長選開票結果(選管最終)
当16,151佐藤  昭 無現
  7,526日野 秀逸 無新

 佐藤昭(さとう・あきら)73(4)
市長(県港湾空港局長、土木部次長)塩釜市、日大


関連ページ:宮城政治・行政
2015年08月31日月曜日

3984チバQ:2015/08/31(月) 21:26:55
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20150831-OYTNT50022.html
塩釜市長 佐藤氏4選「復興実感してもらう」
2015年08月31日

 八つの選挙が集中する「ミニ統一選」の投開票が30日行われ、新議員の顔ぶれが決まった。塩釜市長選は現職の佐藤昭氏(73)が4選を果たした。松島町長選は新人で前町議会議長の桜井公一氏(65)が初当選を決めた。塩釜市長選の投票率は52・36%(前回選比4・46ポイント減)、松島町長選の投票率は61・19%(同7・27ポイント減)で、いずれも過去最低となった。

 JR本塩釜駅近くにある佐藤氏の事務所では、当選確実の一報が入ると、詰めかけた支持者らから大きな拍手と歓声が上がった。

 事務所に姿を見せた佐藤氏は「塩釜には震災で苦しんでいる人がいる。一刻も早く復旧・復興を実感してもらえるような政策を進めていきたい」と意気込みを語った。

 佐藤氏は告示日に国会議員や県議らが駆けつけるなど幅広い支援を得て、手堅い選挙戦を展開。行財政改革や復興への道筋をつけた3期12年の実績を強調するとともに、魚市場の全面建て替え工事の完了や土地区画整理事業の推進などを訴えてきた。

 新人で保険代理業の日野秀逸氏(58)は、PTA活動などに取り組んだ経験から教育環境の充実を主張。震災がれきの処理を巡る問題については「解明して市民に説明する」とし、現市政への批判票の取り込みを図ったが、及ばなかった。

支持者から花束を受け取る桜井氏(30日、松島町で)
支持者から花束を受け取る桜井氏(30日、松島町で)
◆松島町長に桜井氏◆

 松島町長選で初当選した桜井氏は、同町手樽の事務所で支持者らと万歳三唱して喜んだ。「マリンピア松島水族館がなくなったことで失われた町の活気を取り戻したい。少子高齢化を食い止めるため、子育て環境を充実させ、定住を促す」と抱負を語った。

 一方、現職の大橋健男氏(64)は震災復興などに携わった実績を強調したが、昨年から今年にかけて計4か月間入院した健康問題が響く格好となった。

◆6市町議 102人決まる◆

 塩釜、多賀城の両市議選と、七ヶ浜、利府、大郷、富谷の4町議選も30日、投開票が行われた。6議員選には、定数計102に計125人が立候補していた。

 富谷町議選では、今年2月の同町長選で敗れた前町長の若生英俊氏(65)が当選した。同町は2016年に市制移行を控え、町議選は定数20に対し、29人が立候補する激戦となった。

 各選挙の投票率は以下の通り。塩釜市議選52・37%、多賀城市議選43・91%、七ヶ浜町議選57・95%、利府町議選43・30%、大郷町議選76・76%、富谷町議選52・63%。

2015年08月31日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3985チバQ:2015/08/31(月) 21:28:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150831_11014.html
<松島町長選>桜井氏初当選 現職の3選阻む


初当選を決め、支持者と握手を交わす桜井氏=30日午後8時40分ごろ、松島町手樽の事務所前
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県松島町長選は30日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元町議会議長桜井公一氏(65)が、無所属現職の大橋健男氏(64)の3選を阻止し、初当選した。
 松島町手樽の桜井氏の事務所に午後8時半すぎ、当選確実の知らせが入ると、約100人の支持者が歓声を上げた。桜井氏は「選挙戦を通じ、あらためて町の抱える課題の多さを感じた。経営的感覚で行政運営をしたい」と抱負を語った。
 桜井氏は告示前、18歳までの医療費無料化をいち早く打ち出した。「人口減少に歯止めがかからないのは政策に誤りがあるからだ」と現町政を批判し、定住促進策を強調。日本三景・松島の観光振興も重点施策に掲げ、観光関係者から幅広い支持を得た。
 大橋氏は、復興事業のハード整備や景観形成といった2期8年の実績をアピールしたが、知名度のある桜井氏に力負けした。
 午後8時40分ごろ、松島町高城の事務所に入り、「感触は良かったので意外な結果だ。町民の大きな判断なので受け入れざるを得ない」と敗戦の弁を述べた。
 当日の有権者は1万2739人。投票率は61.19%で、前回を7.27ポイント下回った。

 ◇松島町長選開票結果(選管最終)
当4,162桜井公一 無新(1)
 3,548大橋健男 無現

3986チバQ:2015/08/31(月) 21:29:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150831_51003.html
<酒田市長選>「市民党」演出し一騎打ち


酒田市長選で候補者らの訴えを聞く市民ら
拡大写真
 30日告示された山形県酒田市長選で、立候補した元民主党衆院議員和嶋未希氏(43)と前副市長丸山至氏(61)=自民・公明推薦=は、ともに第一声で「市民党」を演出し支持を呼び掛けた。
 和嶋氏は事務所前で「国や特定の政党によって酒田の行方が決まってはならない」と強く訴えた。
 あえて政党への推薦願いは出さなかったが、民主党系県議や市議、反自民を掲げて労働組合、共産党地区委員会などが加勢する。
 元市長で元衆院議員阿部寿一氏の後援会は自主投票としながら、後援会長ら複数の幹部が駆け付けた。選対幹部は「酒田を思う市民が結集した」と強調する。
 丸山氏は事務所近くで聴衆を前に「応援団は酒田市民。全ては酒田市民のために」と気勢を上げた。
 本間正巳前市長の急逝という特殊事情で継続性を重視する声があり、市議28人のうち民主党系を含む24人が支持を表明する。
 平田牧場グループの新田嘉一会長ら主要な企業経営者や農漁協の代表らも顔をそろえた。推薦した自民、公明両党だけでなく「オール酒田」を打ち出す。


関連ページ:山形政治・行政
2015年08月31日月曜日

3987チバQ:2015/09/02(水) 21:28:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150902_51010.html
<酒田市長選>構図が複雑化 陣営困惑も

 現職の死去に伴う山形県酒田市長選(6日投開票)は、ともに無所属新人の元民主党衆院議員和嶋未希氏(43)と前副市長丸山至氏(61)=自民・公明推薦=が激しく争う。告示直前に元市長の阿部寿一元衆院議員が和嶋氏支援を強く打ち出す一方、衆院選で阿部氏を推した市議が丸山氏の陣営に入るなど、選挙戦の構図は複雑化している。

<集会に激励文>
 告示日翌日の8月31日夜にあった和嶋氏の個人演説会。阿部氏の後援会顧問は「和嶋氏と阿部氏の“薩長同盟”で、強大な幕府に立ち向かおう」と呼び掛けた。最前列には後援会長が座り、続けて壇上に立った和嶋氏を拍手で激励した。
 組織力で劣る和嶋氏は保守層への浸透を図るため、市長を13年務めた阿部氏と接触し、支持を取り付けた。阿部氏本人は表に立たないものの、告示前の集会には激励文を送った。
 阿部氏の後援会も動いた。方針は自主投票としながら「和嶋氏は国政選挙で阿部を応援したい旨を明言した」とする会員向け文書を作成し、暗に支持を呼び掛ける。

<「色強すぎる」>
 後援会幹部は「丸山氏陣営は自民党の加藤鮎子衆院議員(山形3区)や新田嘉一党酒田支部最高顧問の色が強すぎる」と強調。「丸山市長では次期衆院選で阿部氏の国政復帰が望めない」と背景を説明する。
 阿部氏は昨年12月の衆院選で加藤氏に惜敗。加藤氏を支援した新田氏は、過去の市長選で対抗馬を擁立するなど、阿部氏との確執が長年取りざたされてきた。
 阿部氏の動きに、和嶋氏陣営の一部からは違和感を訴える声も上がる。支援者の一人は「前回市長選で和嶋氏は、阿部氏の事実上の後継候補と争い、阿部市政を批判した経緯がある。説明がつかず、複雑な心境だ」と明かす。

<閣僚級も応援>
 丸山氏は28人中24人の市議団のほか、地元農漁協、医師連盟の支援を得るなど、自民支持層を中心に厚い組織戦を展開する。加藤、新田両氏も事務所開きなどでマイクを握り、自民党本部からは河村建夫元官房長官ら閣僚クラスも応援に駆け付ける。
 現職市長の死去という特殊事情もあり、市政継続の観点から、支援する市議の中には衆院選で阿部氏を推した議員の多くや民主系議員も入っている。議員からは「市長選で党派色が強まり、これ以上国政選挙の対立構図が持ち込まれれば、動きが取れなくなる」と不満の声も漏れる。


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月02日水曜日

3988チバQ:2015/09/03(木) 22:47:01
>>3880大久保さん市議選で負けたのにまた出るのか

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150903_11020.html
<宮城県議選>定数5泉区 10人の激戦模様

 任期満了に伴う宮城県議選(10月16日告示、25日投開票)の泉選挙区(定数5)が大乱戦の様相を呈している。告示まで1カ月以上ある現時点で既に10人が立候補を表明。仙台市でも浮動票が最も多いとされる地域だけに、国会の与野党攻防が激しさを増す安全保障関連法案の行方と絡んで前哨戦は混迷の度を増している。

 2日現在、政権与党の自民は現職と新人計3人を公認、野党第1党の民主は現職と新人の2人を擁立した。公明、共産両党に加え、無所属も続々と名乗りを上げている。
 泉選挙区の現有議席は自民2、民主1、公明1、無所属1。6月までに自民と自民系無所属のベテラン2人が引退表明し、残る現職3人と新人7人が立候補の意思を明らかにした。
 自民は5月、4選を目指す現職を公認し、6月には新人2人を追加公認した。「1強多弱」の政界構図に乗じ、公認申請のあった別の新人を含め一時は4議席奪取も射程に据えた。
 強気の目算は7月、安保関連法案の衆院強行採決で狂いが生じた。8月2日投開票の仙台市議選では市内5選挙区の上位を民主、共産が占めるなど「逆風が吹いた」(県連幹部)。目標を3議席に下方修正せざるを得なかった。
 対する民主。4選を期す現職に加え党本部は1日、無所属新人の元党衆院議員鎌田さゆり氏(50)の推薦を決めた。
 鎌田氏は2000年衆院選で、地盤の泉選挙区を含む宮城2区から初出馬。業界団体や系列県議が盤石の組織戦を展開した自民現職に1万以上の票差で完勝、続く03年衆院選も制した。
 04年12月に支持労組の選挙違反事件で議員辞職。その後は05年仙台市長選、12、14年衆院選宮城6区でいずれも落選したが、かつての勢いを知る自民の県連幹部は「はっきり言って嫌な名前だ」と顔をしかめる。
 各陣営は、今月中旬にも参院特別委で採決される安保法制の行方も注視する。泉選挙区初の議席をうかがう共産の県委員会幹部は「自公政権が無理に成立させれば有権者の怒りが高まり、その分だけ共産支持が広がる」と期待する。
 乱戦模様の背景について、民主の県連幹部は「経験豊富なベテランが抜け、知名度に欠ける新人が浮動票を狙って集中した」と分析する。当選ラインの低下は必至の情勢で、激戦の気配が日増しに濃くなっている。

◇宮城県議選泉選挙区立候補予定者
(5-10)
外崎浩子55 元団体職員  自現(3)
菅原実66 元高校教諭  民現(3)
伊藤和博56 党県副幹事長 公現(2)
遠藤隼人35 元参議員秘書 自新 
庄田圭佑31 元衆議員秘書 自新 
中嶋廉62 党県常任委員 共新 
大久保三代39 元衆院議員  無新 
大庭雅寛43 元東北大助教 無新 
鎌田さゆり50 元衆院議員  無新(民推)
熊谷敏彦36 元国家公務員 無新

3989チバQ:2015/09/03(木) 22:47:31
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150903_51008.html
<新庄市長選>最上のけん引役を期待


企業進出や設備投資が相次ぐ新庄中核工業団地
拡大写真
 任期満了に伴う山形県新庄市長選(13日投開票)は6日告示される。3選を目指す現職と新人による8年ぶりの選挙戦になる見込み。山形新幹線の新庄延長から16年。駅周辺整備などに伴う財政危機から脱し、企業立地が進む。人口減少社会に対応するため、新庄市には最上地方8市町村をけん引する役割が求められる。(新庄支局・梅木勝)

<好調な企業立地>
 東北中央自動車道の新庄インターチェンジ(IC)西側。1984年に分譲が始まった中核工業団地にはこの4年間に6社が進出し、計51社で1700人超が働く。
 市郊外の山林には来年度、製材加工・販売の協和木材(東京)が集成材工場を稼働させる。今月には準備スタッフ7人を地元採用。来秋の操業後はさらに50人ほどの雇用を見込む。
 企業立地が進んだ要因は道路網の整備だ。東北中央道の一部となる高規格道路「新庄尾花沢道路」は99年以降に順次伸び、昨年全線開通。市商工観光課の担当者は「新庄は交通の要衝で山形新幹線の終着駅もある。国の経済政策が企業の設備投資の形でようやく波及してきた」と分析する。
 一方、99年の新幹線延長に伴う負担は長年、市財政を圧迫した。借金は2000年度、最大385億円に拡大。06年度の実質公債費比率(収入に対する借金返済額の割合)は30.1%と北海道夕張市に次いで全国ワースト2位を記録した。
 平成の大合併で最上郡8市町村の合併構想は03年、財政難が障害となり立ち消えた。その後、軽費節減と歳出抑制に努め、借金は年々減ったが、14年度末で249億円に上る見通しだ。

<「危機感足りず」>
 市はことし6月、周辺7町村と定住自立圏形成に向けた協定を締結した。中心となる新庄市の人口は約3万7000。郡全体は8万弱で、医療福祉の充実や少子高齢化対策などに協働で取り組む態勢は調った。
 ただし、進学に伴う若者の流出をはじめ、人口減少は急ピッチで進む。好調な企業立地も、定住促進の決め手にはなっていない。15年後、人口は3万を切ると見られる。
 地域医療の拠点となる県立新庄病院は、医師、看護師不足が慢性化。建て替えを協議する改築検討委員会は今後、事態がより深刻になると指摘している。
 市内の会社社長(64)は「新庄はスーパーや事業所の新規出店がある分、人口減少への危機感がまだ足りない。最上の中心市として、定住人口の確保を最優先にした課題解決が求められる」と注文を付ける。


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月03日木曜日

3990チバQ:2015/09/04(金) 00:21:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000046-yamagata-l06
酒田市長選・丸山氏先行、追う和嶋氏 6日投開票、終盤情勢
山形新聞 9月3日(木)9時5分配信

 現職の急逝に伴う酒田市長選は、6日の投開票まであと3日に迫った。山形新聞社は、取材で得た情報や有権者への対面調査などを総合して情勢を分析。重厚な組織に支えられた新人で前副市長の丸山至氏(61)=自民酒田市4支部、公明推薦=が先行し、新人で元衆院議員の和嶋未希氏(43)が懸命に追い上げている。態度を決めかねている有権者は多く、旧酒田市中心部の攻防などが結果を左右しそうだ。

 新人同士の一騎打ちという構図の中で、前衆院議員の阿部寿一氏の後援組織が分裂。丸山氏の擁立や選対組織の構築に深く関わった当初の動きが、告示前には自主投票に変わり、阿部氏自らが軸足を置く和嶋氏側への流れをつくった。対応が割れる民主支持層の動向も重なり、ねじれ現象を背景に、複雑化した構図を見せる。

 丸山氏は、死去した前市長・本間正巳氏の遺志を受け継いでの立候補。自民、民主、公明系など市議24人、自民の県議3人が選対の中核を担い、市内外の政財界が応援に回る。幅広い支持基盤を構築し、告示前の決起集会に河村建夫元官房長官が来援するなど組織戦を展開。保守支持層の厚い旧3町や旧市近郊域で優位性を示している。

 政党推薦を得たことから、自公色の強まりを敬遠する阿部氏支持者らとの間で陣営内部にあつれきが生じ、活動が緩慢になる場面も見受けられた。しかし、個人演説会などで丸山氏らが「応援団は酒田市民」と政党色を薄めるなど、危機意識の強まりから停滞感の払拭(ふっしょく)を図り、ようやく機能してきた。

 和嶋氏は市政の転換を訴え、前回市長選に続き2度目の挑戦。政党の公認、推薦を求めない「市民党」を掲げる。後援会を中心に陣容を築き、市議2人と民主などの県議2人が支援議員団に加わる。共産の市議2人は自主的に支援に動く。鹿野道彦元農相が告示前の決起集会に駆け付けて熱弁を振るい、民主支持層の結束をアピールした。

 県議、衆院議員の約10年にわたる政治経験から、市内での知名度は抜群。告示前後から追い上げムードが高まり、旧市部を中心に広がりを見せる。和嶋氏が、市長時代の阿部氏に対して批判的な立場だったことなどから陣営内に生じるわだかまりを抑えつつ、阿部氏との連携を強調して票の切り崩しに力を注ぐ。

 先月29日現在の有権者数は8万9604人(男4万2105人、女4万7499人)。

【立候補者(届け出順)】
和嶋未希 43 無職 無新
丸山至 61 無職 無新

3991名無しさん:2015/09/05(土) 12:57:40
https://twitter.com/onkloma/status/637890021677117441

岩手県議選 滝沢選挙区

柳村一 55 無所属 新 前滝沢市議 市北東部地盤、生活推薦・民主県連推薦、勇退する喜多県議の後継指名、達増知事滝沢後援会・主浜参院議員が支援
ハクセル美穂子 40 いわて県民クラブ 新 元雫石町職員 前回2011に立候補するも次点、勇退する大宮県議とは同じ県民クラブだが連動せず
柳村岩見 68 自民 現 滝沢市北東部地盤、前回までは西南部地盤の喜多県議とすみわけ
高橋盛佳 71 無所属 新 元滝沢市議会議員 高教組出身、民主推薦、勇退する喜多県議の後援会幹事長、喜多県議と同じ市西南部地盤、02県議補選、03県議選にも挑戦
幅秀哉 58 無所属 新 前雫石町議 民主推薦、深谷正光町長後援会幹事長、雫石町出身の階衆院議員の応援、社民とも連携

3992名無しさん:2015/09/06(日) 13:46:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000010-khks-pol
<山形市長選>あす告示 県都、与野党決戦へ
河北新報 9月5日(土)12時0分配信

  任期満了に伴う山形市長選は6日に告示され、7日間の「県都決戦」が幕を開ける。政党対決の様相が色濃く、元防衛省職員の梅津庸成氏(48)と元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)による事実上の一騎打ちが予想される。梅津氏を推薦する民主、共産、社民、生活4党は安全保障関連法案を批判し、政権党との対決姿勢を強める。これに対し、佐藤氏を推薦する自民、公明、次世代、改革4党は市政刷新の訴えを支持し、対抗心をあらわにする。

  民主党県連の近藤洋介会長は「安倍政権の暴走に従う『右ならえ』の県都を創るか、山形の発想と力で新たな時代を創るかが争点」と強調。「地元に根ざしたリーダーが必要だ」と山形市出身の梅津氏を推す。

  「『戦争法案廃案へ』の世論の高まりの中で市長選が行われる」と話すのは、共産党県委員会の本間和也委員長。「安倍暴走政治のもとで自民党市政の復活を許すのか」と問い掛ける。

  社民党県連の吉泉秀男代表も「憲法違反の戦争法案を廃案に追い込むことができる選挙。山形から国の流れを変える」と意気込む。

  生活の党の小沢一郎代表は「安保法案廃案、安倍政権退陣、自公市政阻止を求める幅広い勢力を結集して臨む」と決意を示した。

  対する自民党。遠藤利明県連会長は「停滞する市政を『変えるか、変えないのか』を問う市の将来がかかった大事な戦い」と位置付け、佐藤氏を「党として全力を挙げて支援する」と強調し、市政刷新に燃える。

  公明党県本部の菊池文昭代表も「山形市の命運を決する重要な選挙」と意識する。「地元出身かどうかは関係ない。未来像を描き実行できるリーダーが必要」と主張し、北海道出身の佐藤氏への批判に反論する。

  「山形、ひいては東北の活性化は国と連携していける山形市長だからこそ実現できる」と言い切るのは次世代の党の平沼赳夫党首。 新党改革の荒井広幸代表は「市民の身近な問題をどう解決するかが争点だ」と強調し、「安保法案(が争点)で市民の生活は豊かにならない」と力を込める。

3993名無しさん:2015/09/06(日) 19:37:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000037-mai-pol
<山形市長選>まるで地方版「安保対決」の様相
毎日新聞 9月6日(日)19時5分配信

 ◇安保法案の与野党対立がそのまま

 6日に告示された山形市長選。参院で審議が進む安全保障関連法案の与野党対立がそのまま持ち込まれ、選挙戦は、さながら「安保対決」の様相だ。遠藤利明・五輪担当相(衆院山形1区)の地元でもあり、野党側は「安倍政権を追い込める選挙」と結束。1966年以来続く革新・非自民陣営からの市政奪還を目指す自民は、法案賛成を前面に出さず争点化を避けたい考えだが、防戦に追われている。

 「『違憲』との話がある中、安保法案を強行採決することは認められない。市民の理解が得られない法案には反対だ」。民主、社民両党県連など野党各党が推薦する梅津庸成氏(48)は6日の第一声でこう訴え、支援者らから拍手を受けた。

 地元出身の元防衛省職員で、2010年の参院選山形選挙区に民主党候補として出馬し落選。鹿野道彦元農相の秘書官などを務めていた。国会の参考人として安保法案の違憲性を指摘した憲法学者の小林節・慶応大名誉教授の教え子で、告示前の1日には小林氏も応援に駆けつけ、「山形の良識を示して」と法案反対を主張。梅津氏も「自衛官の募集は市長が担う役割。危険な所に行くのに『危険ではない』というごまかしが許されるのか」と批判する。

 自民、公明の県組織などが推薦する佐藤孝弘氏(39)は「山形を元気にし、停滞していたものをどんどん前に進めよう」と、地域振興に全力を挙げる考えを強調。安保法案については「国政の話」(陣営幹部)と取り合わない構えだ。ただ、2日にあった公開討論会で法案への賛否を問われた佐藤氏は「賛成」と答えながらも、自衛隊の海外派遣について「国会承認は『原則』ではなく、『必ず』と思っている」と持論を展開。法案への批判の影響をかわそうと躍起だ。

 元経済産業省職員の佐藤氏は11年の前回市長選に遠藤五輪担当相の支援を受けて出馬したが、落選。3期務めた市川昭男市長(74)の引退表明を受けて雪辱を期すが、非自民系の市川市長や吉村美栄子知事は梅津氏を支援。先月30日、佐藤氏の応援に駆けつけた自民党の稲田朋美政調会長は「安倍政権の命運がかかっていると言っても過言ではない」と危機感をあらわにした。

 政党の推薦を受けない無所属新人の五十嵐右二氏(64)は「党派によらない、市民優先の市政実現」を訴える。【光田宗義、山中宏之】

3994名無しさん:2015/09/06(日) 19:53:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000037-mai-pol
<山形市長選>まるで地方版「安保対決」の様相
毎日新聞 9月6日(日)19時5分配信

<山形市長選>まるで地方版「安保対決」の様相
候補者の話に耳を傾ける市民ら=山形市で2015年9月6日午前10時16分、藤井達也撮影
 ◇安保法案の与野党対立がそのまま

 6日に告示された山形市長選。参院で審議が進む安全保障関連法案の与野党対立がそのまま持ち込まれ、選挙戦は、さながら「安保対決」の様相だ。遠藤利明・五輪担当相(衆院山形1区)の地元でもあり、野党側は「安倍政権を追い込める選挙」と結束。1966年以来続く革新・非自民陣営からの市政奪還を目指す自民は、法案賛成を前面に出さず争点化を避けたい考えだが、防戦に追われている。

 「『違憲』との話がある中、安保法案を強行採決することは認められない。市民の理解が得られない法案には反対だ」。民主、社民両党県連など野党各党が推薦する梅津庸成氏(48)は6日の第一声でこう訴え、支援者らから拍手を受けた。

 地元出身の元防衛省職員で、2010年の参院選山形選挙区に民主党候補として出馬し落選。鹿野道彦元農相の秘書官などを務めていた。国会の参考人として安保法案の違憲性を指摘した憲法学者の小林節・慶応大名誉教授の教え子で、告示前の1日には小林氏も応援に駆けつけ、「山形の良識を示して」と法案反対を主張。梅津氏も「自衛官の募集は市長が担う役割。危険な所に行くのに『危険ではない』というごまかしが許されるのか」と批判する。

 自民、公明の県組織などが推薦する佐藤孝弘氏(39)は「山形を元気にし、停滞していたものをどんどん前に進めよう」と、地域振興に全力を挙げる考えを強調。安保法案については「国政の話」(陣営幹部)と取り合わない構えだ。ただ、2日にあった公開討論会で法案への賛否を問われた佐藤氏は「賛成」と答えながらも、自衛隊の海外派遣について「国会承認は『原則』ではなく、『必ず』と思っている」と持論を展開。法案への批判の影響をかわそうと躍起だ。

 元経済産業省職員の佐藤氏は11年の前回市長選に遠藤五輪担当相の支援を受けて出馬したが、落選。3期務めた市川昭男市長(74)の引退表明を受けて雪辱を期すが、非自民系の市川市長や吉村美栄子知事は梅津氏を支援。先月30日、佐藤氏の応援に駆けつけた自民党の稲田朋美政調会長は「安倍政権の命運がかかっていると言っても過言ではない」と危機感をあらわにした。

 政党の推薦を受けない無所属新人の五十嵐右二氏(64)は「党派によらない、市民優先の市政実現」を訴える。【光田宗義、山中宏之】

3995チバQ:2015/09/06(日) 20:15:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150905-00000102-yamagata-l06
「決着急げ」と不満の市民 尾花沢・前議長の進退問題
山形新聞 9月5日(土)13時6分配信

 7月の尾花沢市議選に絡む公選法違反事件で、議会に対する市民の不満が募りつつある。前議長の鈴木敏正被告(70)=保釈=に対する議員辞職勧告決議が可決されてから10日以上たっても、進退問題が棚上げとなっているからだ。議会は9月定例会の会期中だが、鈴木被告は体調不良を理由に4日の本会議を欠席。議会側も「本人の判断を待つ」と静観の構えだ。動きが止まった状態に「早く決着をつけてほしい」と市民はいら立っている。

 「鈴木被告は会期中に公の場で説明するべきだ」。市内の農業男性(78)は語気を強めた。その上で「一刻も早く辞職するべきと考える」と続けた。矛先は議会側にも向けられている。特に会期中でありながら具体的な動きがない議会側の対応に「辞職勧告すれば終わりではない」との歯がゆさを感じているからだ。

 会社員男性(54)は「まず議会側が本人の考えを聞いた上で、公の場に出てくるよう促してはどうか」と提案する。別の男性(65)は「議長らが自宅に行き、諭すこともできるはずだが、耳を貸すだろうか」と不信感を口にし、「やはり、本人の意思で早急にけじめをつけるべきだ」と強調した。

 こうした市民の声に議会側も苦慮している。起訴前の先月24日、菅野修一議長が接見し、議員辞職勧告決議を伝えたが、本人の判断はまだ伝えられていない。「辞職勧告決議の重みを(鈴木被告自身)理解しているはずだ」とし「接見時に『熟慮する』と伝えられている。自ら何らかの判断をするはずだと期待している」と語った。だからこそ「今のところ、議会として新たな対応は考えていない」という。

 市議会運営委員会の菅根光雄委員長は「(鈴木被告が)違反を認めていることは分かっているので、弁明の機会を設けることはない。本人から(弁明する意思を示す)申し出があれば、会派代表者会で協議する必要はある」との考えを示した。

現金受け取った6人を被買収罪で略式起訴
 山形区検は4日までに、尾花沢市議選に絡み公選法違反(買収、事前運動)の罪で起訴された同市議会前議長の鈴木敏正被告(70)=同市上町1丁目=から現金を受け取った6人を、同法違反(被買収)罪で略式起訴した。

 区検によると、6人は6月17日ごろから同28日ごろまでの間、同市内で、鈴木被告への投票と票の取りまとめに対する報酬として、現金1万〜5万円を受け取ったとしている。いずれも男性という。

3996チバQ:2015/09/07(月) 12:37:12
http://www.sankei.com/region/news/150907/rgn1509070027-n1.html
2015.9.7 07:03

刷新か継続か 山形市長選告示 

ブログに書く0




 任期満了に伴う山形市長選は6日告示され、いずれも無所属新人の元防衛省職員、梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦、元経済産業省職員、佐藤孝弘氏(39)=自民・公明・次世代・改革推薦、飲食店経営、五十嵐右二氏(64)の3人が立候補。刷新か継続かを争点に、選挙戦に突入した。13日に投開票される。

 梅津氏は市川昭男市長の後継の立場で、山形新幹線の高速化、地元企業・事業者への支援体制の充実、子育て施設の設置などを訴えている。

 佐藤氏は昭和41年以来、半世紀に及ぶ非自民系の市政の流れを変えると訴え、重粒子線がん治療施設を中核とした医療産業拠点都市づくりなどを掲げている。

 五十嵐氏は市政に政党がかかわるべきではないと主張し、市民主役の市政を取り戻すと訴えている。

 梅津氏は平成22年の参院選山形選挙区に民主党から出馬し落選。佐藤氏は前回の同市長選(23年)に続く挑戦。事実上、両氏の一騎打ちとなっている。

                   ◇ 

 ◇山形市長選 (届け出順)

 梅津(うめつ) 庸成(ようせい) 48 無新 

 元防衛省職員(農水相秘書官)慶大 【民】【共】【社】【生】

 佐藤(さとう) 孝弘(たかひろ) 39 無新 

 元経産省職員(財団研究員・会社役員)東大 【自】【公】【次】【改】

 五十嵐(いがらし)右二(ゆうじ) 64 無新 

 飲食店経営(衆院議員秘書)山形商高                  

【関連記事】

3997チバQ:2015/09/07(月) 12:38:50
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150907_3
4選挙区で女性トップ当選 岩手県議選、新人が躍進


 県議選は6日即日開票され、深夜になって各候補者に当落の報が届いた。元民放アナウンサー、県職員からの転身、選挙区では初の女性らフレッシュな顔ぶれも含め、10選挙区の40人が新たに議席を獲得。吉報が入った各事務所は歓喜に沸き、当選者は支援への感謝とともに、身を粉にして働く覚悟をあらためて示した。一方、県議会議長も務めたベテランら15人は一歩届かず、激戦で枯れ果てた声で敗戦の弁を振り絞った。

 【盛岡・定数10】無所属新人の千葉絢子さん(37)は、11人による少数激戦を抜け出しトップ当選。3児の母の立場から「子育て世代の声を県政に」と訴え、アナウンサーから県議へ転身を果たした。「うれしさよりも責任感でいっぱい。全ての子どもたちの未来のために王道の政治を歩みたい」と表情を引き締めた。

 【滝沢・定数3】選挙区初の女性県議がトップ当選で誕生した。無所属新人のハクセル美穂子さん(40)は2度目の挑戦で雪辱を果たし、「女性の声を県政に届けてほしいと願う有権者の思いに応える」と強く誓った。

 【奥州・定数5】「みっちゃん、最高だ」。共産党の県議会3議席目獲得を目指した新人千田美津子さん(61)は、初挑戦でトップ当選。「念願の議席を勝ち得て感無量だ」と涙ぐみ、「公約を必ず実現するため、全力で頑張っていく」と力強く宣言した。

 【北上・定数4】「北上初の女性県議を」と訴えた無所属新人の社民党元市議佐藤ケイ子さん(59)がトップ当選で初陣を飾った。「当選は皆さんの勝利。女性県議への期待に応え、子育て、福祉、医療など暮らしに根ざした政策実現を目指したい」と支持者を前に決意新た。

 ※県議選開票結果はこちら

【写真(左)=圧勝でアナウンサーから転身し、支持者と握手する千葉絢子さん=6日午後10時33分、盛岡市の事務所】

【写真(右)=拳を上げて当選の喜びを表現するハクセル美穂子さん(中央)=6日午後10時50分、雫石町の集会所】

(2015/09/07)

3998チバQ:2015/09/07(月) 12:39:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150907_31010.html
<岩手県議選>野党議席、与党上回る

 任期満了に伴う岩手県議選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の8人を含む48人の新県議が決まった。政党別内訳は自民13、民主5、公明1、共産3、社民2、生活6、諸派4、無所属14。野党の獲得議席が与党を上回り、安全保障関連法案の参院審議に影響する可能性がある。投票率は52.81%で過去最低だった前回を7.79ポイント下回った。
 無投票6選挙区を除く10選挙区で55人が争った。知事選で無投票3選された達増拓也知事を支えた野党各党は計16議席で、達増系無所属を加えると21議席となる。反達増路線の自民、公明、諸派は計18議席だが、同調する無所属を加えると21議席となり、勢力は拮抗(きっこう)している。
 自民は3人が落選したが、改選前を1議席上回り引き続き最大勢力を維持。民主は擁立した5人全員が当選した。公明は現職が盛岡の1議席を守った。
 共産は2現職に加え新人1人が滑り込み、初の3議席を獲得した。社民は現職1人が敗れ2議席に後退。小沢一郎氏(衆院岩手4区)率いる生活は現職3人が落選し改選前から2減の6議席だが、第2勢力は確保した。諸派は「いわて県民クラブ」の4議席。
 新旧別は現職が33人、元議員2人、新人13人。無投票6選挙区を除く当日の有権者は87万6229人。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月07日月曜日

3999チバQ:2015/09/07(月) 12:40:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150905_11042.html
<宮城県議選>民主が無所属候補者に推薦打診へ

 民主党県連は4日、仙台市青葉区で常任幹事会を開き、任期満了に伴う県議選(10月16日告示、25日投開票)の対応を協議した。自民党が公認候補を擁立する定数1の選挙区で、無所属の立候補予定者に推薦を打診する方針を確認した。
 終了後、安住淳県連代表は取材に対し「改選後の会派構成を考え、あと数人に推薦を出したい。(推薦なしの)無所属の方が戦いやすいかどうかなど選挙区事情を考慮し、話を詰めたい」と語った。
 党県連は4日現在、全23選挙区中8選挙区で10人の公認、3選挙区で3人の推薦を決めている。安住氏は「定数2以上の選挙区に2人を立てるのはリスクもあるが、萎縮しても仕方ない。チャンスは十分ある」と述べた。
 安住氏は幹事会のあいさつで維新の党との合流構想に触れ、「東北、宮城も無縁ではない。改選数2が1に減る来夏の参院選宮城選挙区では、少しでも多くの皆さんと協力関係を構築して臨みたい」と語った。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年09月05日土曜日

4000チバQ:2015/09/07(月) 12:40:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150907_51009.html
<酒田市長選>丸山氏、和嶋氏を破り初当選


拡大写真
 現職の死去に伴う山形県酒田市長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前副市長の丸山至氏(61)=自民・公明推薦=が、無所属新人で元衆院議員の和嶋未希氏(43)を破り、初当選した。
 丸山氏は急逝した本間正巳前市長から後継指名を受けていた。長年の行政経験を強調し、大半の市議と自民、公明両党、有力企業など厚い組織に支えられ市内全域に浸透した。丸山氏は市内の催し会場で「酒田の力を結集させ、実効性のある施策を実行する」と決意を述べた。
 和嶋氏は元市長の阿部寿一元衆院議員らの支援を得て、市政転換を訴えたが及ばなかった。
 当日の有権者は8万9145人。投票率は59.57%で前回を0.25ポイント上回った。

 ◇酒田市長選開票結果(選管最終)
当 28,843丸山至 無新
  23,845和嶋未希 無新

丸山  至(まるやま・いたる) 61 (1)
前副市長(総務部長、財務部長)酒田市、山形大=(自)(公)

4001チバQ:2015/09/07(月) 12:41:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150907_51044.html
<新庄市長選>現新2氏の争い

 任期満了に伴う山形県新庄市長選は6日告示され、ともに無所属で、現職で3選を目指す山尾順紀氏(63)=自民・公明推薦=と、新人の山形大大学院教授渡部泰山氏(65)の2人が立候補を届け出た。投票は13日で即日開票される。
 山尾氏は財政再建と企業集積の実績を挙げ、「最上のリーダーとして魅力ある地域づくりにまい進する」と支持を呼び掛けた。
 渡部氏は市民との対話を重視した市政を掲げ、「知恵と勇気を持って共に未来をつくり、新庄の宝を発信していく」と訴えた。
 5日現在の有権者は3万471人。

 ◇新庄市長選立候補者 
 
山尾順紀63 無現(2)
僧侶(市議(2)、市職員)新庄市、大正大=(自)(公)
 
渡部泰山 65 無新 
山形大院教授(山形東高校長、県教育次長)新庄市、立正大


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月07日月曜日

4002チバQ:2015/09/07(月) 12:41:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150907_51044.html
<新庄市長選>現新2氏の争い

 任期満了に伴う山形県新庄市長選は6日告示され、ともに無所属で、現職で3選を目指す山尾順紀氏(63)=自民・公明推薦=と、新人の山形大大学院教授渡部泰山氏(65)の2人が立候補を届け出た。投票は13日で即日開票される。
 山尾氏は財政再建と企業集積の実績を挙げ、「最上のリーダーとして魅力ある地域づくりにまい進する」と支持を呼び掛けた。
 渡部氏は市民との対話を重視した市政を掲げ、「知恵と勇気を持って共に未来をつくり、新庄の宝を発信していく」と訴えた。
 5日現在の有権者は3万471人。

 ◇新庄市長選立候補者 
 
山尾順紀63 無現(2)
僧侶(市議(2)、市職員)新庄市、大正大=(自)(公)
 
渡部泰山 65 無新 
山形大院教授(山形東高校長、県教育次長)新庄市、立正大


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月07日月曜日

4003チバQ:2015/09/07(月) 22:15:36
http://www.sankei.com/region/news/150829/rgn1508290025-n1.html
2015.8.29 07:05

岩手県議選 63人立候補 8人無投票当選

ブログに書く0




 任期満了に伴う県議選(定数48)が28日告示され、16選挙区に前回より9人少ない63人が立候補を届け出た。このうち、定数2の釜石、八幡平、定数1の大船渡、遠野、陸前高田、九戸の計6選挙区で8人の無投票当選が確定し、10選挙区で舌戦に入った。9月6日に投開票される。

 63人の内訳は現職40、元職3、新人20。党派別は自民16、民主5、公明1、共産3、社民3、生活9、無所属26。前回31人を数えた民主が党分裂で所属議員が生活や無所属となり、大幅に数を減らした。

 県議選の最大の焦点は過半数の行方。現職の達増拓也知事が無投票で3選を果たした知事選で、生活、民主、共産、社民が現職、県議会会派のいわて県民クラブ、自民、公明が出馬断念の平野達男参院議員をそれぞれ支持し、対決姿勢を鮮明にしたからだ。

 立候補者のうち達増県政の与党側が28人、野党側が25人、残る10人は態度を鮮明にしていない。過半数を与党側が握るのか、野党側が確保するのかによって東日本大震災からの本格復興を担う達増知事の県政運営にも大きく影響する。

 同時に、生活の党と山本太郎となかまたちは、現職6、元職1、新人2の計9人を擁立。離反県議に新人をぶつけ、小沢一郎代表が応援に足を運ぶなど、党勢回復に懸命だ。小沢代表に近い達増県政で県議会の過半数の帰趨(きすう)は小沢代表の今後の影響力を占う意味でも注目される。

                   ◇

 ■岩手県議選(届け出順)

 ◇盛岡(10-11)
 小野寺好 63 公現
 樋下正信 60 自現
 福井誠司 56 自現
 阿部盛重 57 生新
 千葉絢子 37 無新
 斉藤信 64 共現
 吉田敬子 37 無現
 軽石義則 55 民現
 高橋但馬 39 民現
 佐々木博 63 無現
 小西和子 62 社現

 ◇宮古(3-4)
 伊藤勢至 68 無現
 城内愛彦 55 自現
 佐々木宣和 31 自新
 豊間根信 61 無新

4004チバQ:2015/09/07(月) 22:17:27
◇花巻(4-5)
 小田島峰雄 64 無現
 川村伸浩 59 自新
 名須川晋 47 生現
 木村幸弘 55 社現
 佐々木順一 63 生現

 ◇北上(4-6)
 佐藤ケイ子 59 無新
 久保孝喜 61 社現
 関根敏伸 59 生元
 高橋元 63 民現
 高橋孝真 64 自現
 小松久孝 66 無新

 ◇久慈(2-3)
 清水恭一 64 無現
 嵯峨壱朗 56 自現
 中平均 43 無元

 ◇一関(5-6)
 千葉進 61 無新
 飯沢匡 53 無現
 佐々木朋和 38 民現
 高田一郎 56 共現
 岩渕誠 45 生現
 神崎浩之 54 自現

 ◇二戸(2-3)
 工藤篤 70 自元
 五日市王 46 無現
 工藤誠 59 無新

 ◇奥州(5-8)
 郷右近浩 50 生現
 佐々木努 50 無現
 後藤完 69 生現
 千田美津子 61 共新
 菅原勝一 49 自新
 渡辺幸貫 69 無現
 菅野博典 38 生新
 及川幸子 68 生現

 ◇滝沢(3-5)
 ハクセル美穂子 40 無新
 柳村一 55 無新
 高橋盛佳 71 無新
 柳村岩見 68 自現
 幅秀哉 58 無新

 ◇紫波(2-4)
 田村勝則 59 無新
 漆原憲博 67 無新
 臼沢勉 47 無新
 高橋進 53 自新

4005チバQ:2015/09/07(月) 22:22:15
■無投票当選者
 ◇大船渡 (1人)
 田村誠 67 民現

 ◇遠野 (1人)
 工藤勝子 70 自現

 ◇陸前高田 (1人)
 佐々木茂光 57 自現

 ◇釜石(2人)
 岩崎友一 36 自現
 小野共 46 無現   会派・民主党

 ◇八幡平(2人)
 千葉伝 67 自現
 工藤勝博 65 無現  会派・いわて県民クラブ (元民主。自民より保守系)

 ◇九戸(1人)
 工藤大輔 44 無現  会派・希望・みらいフォーラム (生活の党系)

4006名無しさん:2015/09/07(月) 22:27:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000139-yamagata-l06
山形市長選告示、3新人が激突 13日投開票
山形新聞 9月7日(月)8時39分配信

 任期満了に伴う山形市長選は6日告示(13日投開票)され、いずれも無所属新人で民主、共産、社民、生活推薦の行政書士梅津庸成氏(48)=同市飯田4丁目=、自民、公明、次世代、新党改革推薦の団体役員佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目=、飲食業五十嵐右二氏(64)=同市南原町3丁目=が立候補を届け出、3人の戦いが確定した。

 3陣営は6日朝、それぞれ市内で出陣式を行い、第一声を上げた後に選挙カーで各地に繰り出した。第一声では、梅津氏は「市民の声をしっかり聞き、実行することが大切。子育てナンバーワンのまちを目指し、オール山形の力で新たな山形をつくりたい」、佐藤氏は「健康医療先進都市を将来像に掲げ、産業を興し、若者が働ける場をつくる。停滞した市政の流れを変えるのか、変えないのかが争点」、五十嵐氏は「政党ではなく、市民一人一人の生活を大切にしたい。あらゆるしがらみをなくした市長を目指し、市民の幸せを実現していく」とそれぞれ支持を訴えた。

 期日前投票は7〜12日に市役所(午前8時半〜午後8時)と霞城セントラル(午前9時半〜午後8時)で受け付ける。

 5日現在の有権者数は20万4706人(男9万6332人、女10万8374人)。

◇立候補者(届け出順)
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴)
梅津庸成(うめつ・ようせい)48 無新
(1)行政書士(2)慶大(3)県防災士会長。農相秘書官、防衛省職員。
佐藤孝弘(さとう・たかひろ)39 無新
(1)団体役員(2)東京大(3)フレッシュ山形の会代表。経産省職員。
五十嵐右二(いがらし・ゆうじ)64 無新
(1)飲食業(2)山形商高(3)山商PTA会長、南原3丁目町内会長。

山形新聞社

4007チバQ:2015/09/07(月) 23:17:12
盛岡選挙区 (定数10,立候補11人)(選管終了)
当16,021 千葉絢子(37)無所属・新
当10,739 小西和子(62)社 民・現
当10,299 斉藤信(64)共 産・現
当10,212 吉田敬子(37)無所属・現  地域政党いわて→無所属
当9,065 高橋但馬(40)民 主・現
当9,051 福井誠司(56)自 民・現
当8,835 樋下正信(60)自 民・現
当8,655 小野寺好(63)公 明・現
当7,368 軽石義則(55)民 主・現
当6,699 阿部盛重(57)生 活・新
 6,090 佐々木博(63)無所属・現   会派・いわて県民クラブ (元民主。自民より保守系)

宮古選挙区 (定数3,立候補4人)(選管終了)
当12,023 伊藤勢至(68)無所属・現会派・希望・みらいフォーラム (生活の党系)
当10,726 佐々木宣和(31)自 民・新
当10,268 城内愛彦(55)自 民・現
 9,573 豊間根信(61)無所属・新

花巻選挙区 (定数4,立候補5人)(選管終了)
当9,954 木村幸弘(55)社 民・現
当9,419 川村伸浩(59)自 民・新
当8,734 佐々木順一(63)生 活・現
当8,634 名須川晋(47)生 活・現
 8,184 小田島峰雄(64)無所属・現   会派・いわて県民クラブ (元民主。自民より保守系)

北上選挙区 (定数4,立候補6人)(選管終了)
当8,954 佐藤ケイ子(59)無所属・新
当8,524 関根敏伸(60)生 活・元
当7,467 高橋元(63)民 主・現
当7,382 高橋孝真(64)自 民・現
 7,357 久保孝喜(61)社 民・現
 4,344 小松久孝(66)無所属・新

久慈選挙区 (定数2,立候補3人)(選管終了)
当8,166 中平均(43)無所属・元   2011までは民主党。2011落選
当6,544 嵯峨壱朗(56)自 民・現
 6,109 清水恭一(64)無所属・現   会派一山会

一関選挙区 (定数5,立候補6人)(選管終了)
当11,545 神﨑浩之(54)自 民・現
当11,343 佐々木朋和(38)民 主・現
当11,128 高田一郎(56)共 産・現
当10,166 飯沢匡(53)無所属・現   地域政党いわて→いわて県民クラブ
当9,167 千葉進(61)無所属・新
 9,140 岩渕誠(45)生 活・現

二戸選挙区 (定数2,立候補3人)(選管終了)
当7,850 五日市王(46)無所属・現   民主→いわて県民クラブ→一山会
当6,682 工藤誠(59)無所属・新 
 4,867 工藤篤(70)自 民・元

奥州選挙区 (定数5,立候補8人)(選管終了)
当10,767 千田美津子(61)共 産・新
当10,341 佐々木努(50)無所属・現    会派・いわて県民クラブ (元民主。自民より保守系)
当9,971 郷右近浩(50)生 活・現
当8,482 渡辺幸貫(69)無所属・現   会派・いわて県民クラブ (元民主。自民より保守系)
当8,114 菅野博典(38)生 活・新
 7,865 後藤完(69)生 活・現
 6,753 菅原勝一(49)自 民・新
 6,403 及川幸子(68)生 活・現

滝沢選挙区 (定数3,立候補5人)(選管終了) >>3991
当6,453 ハクセル美穂子(40)無所属・新  いわて県民クラブ 勇退する大宮県議とは同じ県民クラブだが連動せず
当6,118 柳村一(55)無所属・新    生活推薦・民主県連推薦、勇退する喜多県議の後継指名
当5,812 柳村岩見(68)自 民・現
 4,549 幅秀哉(58)無所属・新    民主推薦 階衆院議員の応援、社民とも連携
 4,150 高橋盛佳(71)無所属・新   民主推薦、勇退する喜多県議の後援会幹事長

紫波選挙区 (定数2,立候補4人)(選管終了)
当9,171 臼沢勉(47)無所属・新
当7,579 田村勝則(59)無所属・新
 6,692 高橋進(53)自 民・新
 1,388 漆原憲博(67)無所属・新

4008チバQ:2015/09/08(火) 07:32:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150908_51005.html
<酒田市長選>丸山氏、組織力で勝利


市長として酒田市役所に初登庁し、花束を受け取る丸山氏
拡大写真
 現職の死去に伴う酒田市長選は6日投開票が行われ、前副市長丸山至氏(61)=自民・公明推薦=が、元民主党衆院議員和嶋未希氏(43)との一騎打ちを制し、初当選した。元市長の阿部寿一元衆院議員の支援を受けた和嶋氏の追い上げを、組織力を生かして約5000票差で振り切った。丸山氏は7日初登庁し、1期目をスタートさせた。
 丸山氏は職員らの出迎えを受け、市長の椅子に座った。「選挙戦で訴えた全ては酒田市民のためにという言葉を忘れず、職員と共に市政に臨みたい」と決意を述べる一方、選挙戦を「接戦だった」と話し口元を引き締めた。
 丸山氏は28人中24人の市議の支援、350を超える企業、団体の推薦を受けた。和嶋氏を圧倒する陣立てで臨んだが、結果は4998票差。陣営幹部からは「もっと差がついてよかったはずだ」との声が漏れた。
 本間正巳前市長の急逝という特殊事情を抱え、当初は「丸山氏が立てば無投票になる」と読んだ市議も多かった。構図を複雑にしたのが阿部氏の参戦だ。阿部氏は昨年12月の衆院選で敗れた後も、国政復帰をにらみ後援会の勢力を維持してきた。
 阿部氏寄りの市議が丸山氏支持を打ち出す中、阿部氏は表に立たなかったが、自民党と距離を置く和嶋氏への支援を表明。和嶋氏も「酒田選出の国会議員が必要だ」と訴えて急速に保守層に浸透した。
 丸山氏を支援した自民党県議の一人は「阿部氏には傷手になった。早々に前面に立っていれば違う展開もあり得ただろう」と言う。
 和嶋氏は2012年の前回市長選でも3572票差で競り負けている。和嶋氏は6日夜、支持者に「私の力不足で皆さんに2度も悲しい思いをさせてしまい申し訳ない」と頭を下げた。

 ◇酒田市長選開票結果(選管最終)
当28843丸山至 無新
 23845和嶋未希 無新


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月08日火曜日

4009チバQ:2015/09/08(火) 20:48:18
http://www.sankei.com/region/news/150908/rgn1509080035-n1.html
2015.9.8 07:00

岩手県議選 過半数の行方微妙 自民第一党守る





 任期満了に伴う県議選(定数48)は6日投開票され、新たな顔ぶれが決まった。同日投開票の知事選(8月20日告示)が直前に無投票となった影響もあって、投票率は前回の60・60%を7・79ポイントも下回る52・81%に止まり、過去最低を更新した。

 無投票当選8人(6選挙区)を含む48人は現職33、新人13、元職2。女性議員が過去最高の7人。党派別は自民13(改選前12)▽民主5(5)▽公明1(1)▽共産3(2)▽社民2(3)▽生活6(8)▽無所属18(13)-となった。 改選前から1増となった自民が引き続き第一党を守り、同じく1増の共産は過去最多の3議席となった。公明が唯一の議席を守ったほか、民主も現有5議席に止まった。社民は1減、生活は2減で地盤の県南部で3現職が落選した。

 今回の県議選は、無投票になった知事選で3選を果たした達増拓也知事と、出馬辞退した平野達男参院議員のいずれの陣営が過半数を占めるかが最大の焦点となった。両陣営とも過半数確保は微妙な情勢だ。

 現状は両陣営とも20人前後。過半数の25人達成のため、態度が明確でない無所属への働きかけが本格化する。一方、与野党拮抗の議会で存在感を示せる中間派形成を目指す動きもある。達増県政は難しい議会対応を迫られそうだ。

 ■達増知事、オール岩手強調

 達増拓也知事は7日、無投票で3選を果たした知事選後初めて登庁した。記者会見で、「知事選まで反達増だった人がそのまま反達増になるかどうか。復興やふるさと振興という重要なテーマで、議会会派の形ができてくると思う」と述べ、震災復興、人口減少問題対策など山積する課題にオール岩手で取り組む姿勢を強調した。

4010チバQ:2015/09/08(火) 20:51:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150908_31014.html
<岩手新県議>達増県政 綱渡り続く


県議選の結果について所感を述べる達増知事=7日午前11時ごろ、岩手県庁
拡大写真
 野党系知事と与党の激突は痛み分けに終わった。岩手県議選(6日投開票)で決まった48議席は、無投票3選された達増拓也知事の支持勢力と「反達増」を掲げる自民などの勢力がほぼ拮抗(きっこう)した。知事選で野党結集を演出した達増氏の戦略は不発。対する与党も安全保障関連法案の影響で大きく伸ばせなかった。達増氏が不安定基盤を解消できなかったことは鮮明で、綱渡りの県政運営に変わりはない。

<「王国」弱体化>
 「(達増氏支持の)現職で落選した人がいる一方で、新人の当選もあった。悲喜こもごもだ」。達増氏は7日の定例記者会見で複雑な表情を浮かべた。
 知事選で達増氏派県議候補は超党派の「希望郷いわてを実現する会」を結成し、集票の連動を狙った。結果は参加20人のうち、現職4人と新人3人が落選。無所属も含め、達増氏支援に回るのは19〜21人とみられ、過半数に達しない。
 県議選中は公務を入れなかった達増氏。「知事選が続いているつもりでお願いする」と応援に入ったが、自身が無投票になった分、爆発力が影を潜めた形だ。
 小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)の本丸・奥州では生活公認4人のうち現職2人が議席を失った。一関でも現職1人が落選。「小沢王国」の弱体化がまた表れた。一関で勝った反達増派現職は「小沢氏にも達増氏にも強力な求心力がないことは明白」と言い切る。
 「反達増」の核になる自民党は13議席を獲得し、最大勢力を維持した。県連幹部は「安保法案で攻められた割には善戦した」と強調するが、決定的な攻め手に欠く。野党勢力が結集すれば、県議会のパワーバランスは一気に達増氏サイドに傾く可能性があるからだ。

<会派の再編も>
 「もう達増VS平野という構図はない。知事と議会が役割を果たし、大きな県政テーマで連携することを県民は期待している」。達増氏はそれを見越すように、会派構成の駆け引きにけん制球を投げ込んだ。
 民主党県連幹部は呼応するように「各党がばらばらなのはもったいない」と民主、生活を軸にした会派再編をにおわせる。
 「自民との戦いだったが、知事選と違い野党はばらばら。小沢氏一色でなくなり、達増氏が差配すべきだった。岩手の政界にいま、強いリーダーはいない」
 小沢後援会の幹部は「王国」の覇権が不安定で、岩手県政の混沌(こんとん)は続くことを暗示する。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月08日火曜日

4011チバQ:2015/09/08(火) 20:51:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150908_31002.html
<岩手新県議>勢力拮抗 県政道筋読めず


拡大写真
 岩手県議選(6日投開票)で決まった新県議48人は、勢力拮抗(きっこう)の顔触れとなった。党派別は自民13、民主5、公明1、共産3、社民2、生活6、諸派4、無所属14。無投票3選された達増拓也知事の支持勢力は生活、民主、共産、社民に無所属を加え19〜21人となる。反達増路線の自民、公明、諸派は無所属を加え21人。いずれも過半数に届かなかった。達増県政の道筋は読めない状況が続く。
 投票率は52.81%で前回を7.79ポイント下回り、過去最低を更新した。安全保障関連法案が争点の一つとなったが、同日選の知事選が無投票となったことが影響したとみられる。
 自民は3人が敗れたものの、改選前を1議席上回り最大勢力を維持した。民主は擁立した5人全員が当選した。公明は現職が盛岡の議席を守った。
 共産は現職2人に加え新人がトップ当選し、初の3議席を引き寄せた。社民は現職1人が敗れ2議席に後退。生活は現職3人が落選し改選前から2減の6議席となったが、第2勢力は維持した。諸派は「いわて県民クラブ」の4議席。新旧別は現職33人、元議員2人、新人13人。女性は過去最多の7人だった。
 達増氏はほぼ連日、支援候補の応援に入ったが、与党の生活が議席を減らすなど勢力を伸ばせなかった。
 知事選で立候補を取りやめた平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=を支持した勢力の中には、連動作戦が絶たれ、苦戦を強いられた候補もいた。
 平野氏擁立を主導した会派いわて県民クラブ代表で、花巻の無所属現職小田島峰雄氏(64)は4選を逃した。6日夜、「政治家を引退する」と頭を下げた。
 平野氏断念の影響は「なかった」としながらも、「選挙戦では知事選の選択肢を奪ってしまい申し訳ないと頭を下げてきた」と悔しさをにじませた。小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)のかつての側近。「(小沢氏から)離れたことが失敗だった気持ちは少しもない。自由な立場で活動できてよかった」と振り返った。
 対照的に平野氏とタッグを組む予定だった盛岡の無所属新人千葉絢子氏(37)は、元民放アナウンサーの知名度を生かしてトップ当選。「達増県政の良いところは良い、悪い点は悪いと指摘しながら取り組みたい」と表情を引き締めた。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月08日火曜日

4012チバQ:2015/09/09(水) 07:18:57
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163600
山形市長選で飛び出した 遠藤五輪担当相の“知事恫喝”疑惑

2015年9月9日
 14日の週と見込まれる安保法制の強行採決の直前に投開票される山形市長選(13日)が壮絶な展開になってきた。民主、共産、社民推薦の元防衛官僚、梅津庸成氏(48)は慶大名誉教授、小林節氏の教え子で、小林氏が7日、強力助っ人として山形入りしたのだ。

「私の可愛い愛弟子の梅津庸成君を皆さまのお力で市長にしていただきたい。それだけのために参りました。(拍手)『安保法制は今回の論点ではない』と向こう(自公)は言っていますが、影響があるからこそ、たくさんの人とお金を投入していると東京で聞きました。例によって、『安保法制は国の問題である』『地方自治の選挙では関係ない』と言って、万が一勝ったら、『安保法制が承認された』と言って強行するでしょう。これはいつものやり方ですよね」

 こんなふうに熱烈な応援演説をしたのだが、なんと、選挙期間中、付きっきりで滞在し、支援するというから相手の自公推薦の元経産官僚、佐藤孝弘氏(39)は気が気じゃないだろう。

 そんな中、飛び出したのが山形が地元の遠藤利明五輪担当大臣の“知事恫喝疑惑”だ。地元で取材しているジャーナリストの横田一氏が言う。

「野党4党推薦の梅津候補が7月30日に開いたキックオフ大会直前のことです。遠藤大臣から細谷知行副知事に電話が入った。そこで、『今後、(梅津候補を支援する)吉村美栄子知事を各大臣に会わせないぞ』と言ったというのです。この話は吉村知事の耳に入り、知事は激怒した。もちろん、脅しには屈せず、梅津候補を支援している。かえって陣営は引き締まった感じがします」

 横田氏は今月6日、地元入りした遠藤大臣を直撃した。

――「(吉村)知事に梅津さんを応援したら大臣に会えなくなるぞ」と電話をかけられたと。

「ううん(と否定)」

梅津候補の応援に駆けつけた小林氏(C)日刊ゲンダイ
梅津候補の応援に駆けつけた小林氏(C)日刊ゲンダイ
拡大する

――7月30日に副知事にかけられませんでした?

「勝手に言っているのだよ」

――電話をしていないのですか。

「(副知事とは)同級生だから。『(知事が梅津候補を応援すると)大変だな、俺もやりにくいな』と言っただけで、後は何も言っていないよ」

 ま、こんなふうにスットボケに終始したのだが、この話はかなり広まっている。窮鼠猫を噛んで、墓穴を掘っているのが安倍政権に見える。

4013チバQ:2015/09/10(木) 21:24:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150910_51002.html
<山形市長選>非自民の市政続き半世紀

 任期満了に伴う山形市長選は、13日の投開票に向け、無所属新人の3候補が激闘を繰り広げている。市川昭男市長の市政運営の継承か刷新かが最大の争点。自民党が現職に相乗りした一時期を除き、非自民中心の市政が約半世紀続いており、3候補とも今回が継続か転換かの「剣が峰」と位置付ける。政党対決の構図にも深く関わる自民、非自民の県都争奪史を振り返る。

 非自民市政の発端は1966(昭和41)年、自民公認の大久保伝蔵市長が退任し、旧社会党公認の金沢忠雄氏が初当選したときにさかのぼる。自民が候補者を一本化できず、保守分裂の三つどもえの選挙となり、革新市政が誕生。金沢氏は以後、7期28年にわたり県都のトップに君臨する。
 自民は金沢氏が6選に挑んだ86年、党県議だった吉村和夫氏を擁立し、市政刷新を試みた。その後の市長選でも激突する「金沢VS吉村」の構図が始まった。
 吉村氏は90年に金沢氏、94年には金沢氏後継の佐藤幸次郎氏と戦い、いずれも敗れた。3度の壮絶な一騎打ちは「因縁の対決」とも呼ばれた。98年は吉村氏が立たず、自民は曲折の末に民主、社民、公明各党と佐藤氏の再選を後押しし、市政の流れは少しだけ変わった。
 だが、この間の政界再編と民主結党がその後、市政を再び非自民に戻すことになる。山形市が地盤の鹿野道彦元衆院議員が自民を離党し、新党結成を経て98年に民主党に合流。2000年の市長選では、鹿野氏直系の吉村氏が今度は民主などの支援を受け、自民推薦候補を破り初当選した。
 03年8月、吉村氏が任期半ばで死去し、助役の市川氏が後継として立候補。自民は独自候補を立てられず自主投票に甘んじた。市川氏は民主、共産、社民の共闘態勢で再選、3選と重ねた。自民は前回11年、久々に推薦候補を擁立したが、市政転換は成らなかった。


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月10日木曜日

4014チバQ:2015/09/10(木) 21:25:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150910_51001.html
<山形市長選>金沢vs吉村ジュニア陣頭指揮


拡大写真
 13日投開票される山形市長選では、過去の市長選で激烈な戦いを演じた故金沢忠雄氏、故吉村和夫氏の息子たちが各候補者の陣営で陣頭指揮を執っている。互いに「意識はしていない」と言うが、当選に向けしのぎを削る「ジュニア対決」にも注目が集まる。
 元防衛省職員の梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=の陣営を指揮するのは、吉村氏の長男和文氏(55)と次男和武氏(42)。和文氏は地元のケーブルテレビ会社などの社長で、和武氏は民主党県連幹事長も務める県議だ。
 一方、元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)=自民・公明・次世代・改革推薦=の陣営では、金沢氏の長男忠一氏(65)が運動を統括する。忠一氏も県議で自民党県連幹事長を務める。
 和武氏と忠一氏は、国政選でもライバル関係となるが、「県議の仲間として尊敬する」(忠一氏)、「対立していない。むしろ仲が良い」(和武氏)と話す。
 市長選のジュニア対決に関しても、和武氏は「年配の有権者なら吉村派、金沢派という見方をするかもしれないが、私は意識したことがない」と意に介さない。
 忠一氏は「リーダーシップがあった市長として、父の金沢忠雄も吉村和夫氏も尊敬する」と語った上で、「昔の市政を振り返るより、これからの山形を語る方が重要だ」と強調する。


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月10日木曜日

4015チバQ:2015/09/10(木) 21:25:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150910_31049.html
<岩手県議会>達増派合流を模索

 改選された岩手県議会(定数48)で、達増拓也知事を支持する民主、生活と一部無所属の議員が合流を模索していることが9日、分かった。仮に統一会派が結成されれば、最大勢力の自民党(13人)を上回り、最大会派となる可能性がある。2013年の民主党分裂で会派が割れた経緯から合流には賛否があるといい、情勢は不透明だ。
 合流を検討するのは改選前の会派「民主党」と生活系の「希望・みらいフォーラム」。民主党は同日、党公認で当選した5人と無所属1人が話し合った。結論は出ず、再び協議する。
 民主党の幹部は「統一する必要性はそれぞれが感じているが、県議選で生活候補と戦った議員もいて、簡単に結論を出すのは難しい」と話した。単独会派となる場合は会派名を変え、無所属の入会も視野に入れることを確認した。
 希望・みらいフォーラムは党公認6人と無所属3人が対応を協議。幹部は「統一会派の話はあるが継続して協議する。他会派の動向や無所属の動きを見定める」と語った。
 議長は最大会派から選出するのが慣例で、17日にある臨時会で決まる見通し。達増知事派が自民党を上回れるかどうかが焦点となる。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月10日木曜日

4016チバQ:2015/09/11(金) 20:21:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150911_51004.html
<山形市長選>市政継承か刷新か 攻防し烈に


候補者の訴えに耳を傾ける有権者。投票日が近づくにつれ戦いは激しさを増している
拡大写真
 山形市長選(13日投開票)は最終盤戦に突入した。立候補している無所属新人3人のうち、安全保障関連法案に反対し争点化を図る元防衛省職員梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=と、「流れを変える」と市政刷新を訴える元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)=自民・公明・次世代・改革推薦=の攻防は、し烈を極めている。

<風頼みに危うさ>
  梅津氏がまず切り出したのは安保法案だった。9日夜の個人演説会。「違憲」と戦争に巻き込まれる危険性を強調して力を込めた。
 「この法案は葬り去るしかない」
 入れ違いに会場に入った吉村美栄子知事も、山形市の宣言と佐藤氏のキャッチフレーズを絡めて呼び掛けた。「平和都市の流れを変えられては困るんです」
 梅津氏は市川昭男市長の市政運営の継承を掲げる。民主、共産、社民3党が支える態勢を引き継ぎ、支持者の多くが重なる吉村知事の支援も受ける。
 市川氏は故吉村和夫市長の助役を務めた後継。陣営は和夫氏の長男で会社社長の和文氏が選対幹事長、次男で民主党県連幹事長の県議和武氏が指揮を執る。ともに吉村知事の従兄弟だ。
 陣営幹部は「梅津氏の市政継承は、地盤維持のため、知事らにとっても譲れない」と指摘し、吉村知事の動きに目を見張る。連日、市川市長らと演説会場を回り、自らの選挙でも張らなかったポスターで、自宅の壁一面を埋めた。
 ただ安保法案に反対する世論の高まりと、吉村知事らの支援に期待する陣営内の雰囲気に、危うさを指摘する声もある。
 告示日6日の出陣式で元民主党衆院議員鹿野道彦氏の声が響いた。「何やってるんだ。早く壇上に上がれ」。促されたのは5月末、梅津氏に出馬要請した17人の市議ら。鹿野氏側近は「市議団が動かなければ負けるぞ。風に頼るなという意味だ」と代弁した。

<逆風の強さ誤算>
  佐藤氏陣営は、市長選で問われるべきは安保法案ではなく、これまでの山形市政、未来だと論陣を張る。
 「この10年間、一体何をやっていたんだ。このスピード感のなさ。トップが動かなければ市は動かない」
 佐藤氏は9日夜の個人演説会で、近隣市と山形市の現状を比較して市川市政を痛烈に批判した。
 昨年度のふるさと納税は天童市7億8000万円、山形市1212万円。県内で唯一人口が伸びる東根市が大型の遊び場、子育て施設を整備したのは10年前で、山形市は昨年12月だ。
 佐藤氏は前回市長選の落選直後に再挑戦を表明した。遠藤利明五輪相(衆院山形1区)の全面支援を受け、33の地域後援会を組織。企業、職域団体の会合にも小まめに顔を出してきた。自民党に加え、今回は公明党などの推薦も得た。
 「市職員組合中心の体制が続けば、このまま市役所職員のための市政になる」
 佐藤氏の前にマイクを持った遠藤氏も、市川市政を繰り返しこき下ろす。象徴として119番山形大生死亡訴訟での対応や、唐突に明らかにした保育料値上げ計画などを挙げて「答えは簡単だ。変えるしかない」と強く訴えた。
 佐藤氏にとって、土壇場で目算が狂ったのが安保法案への逆風の強さだ。
 自民党県連の金沢忠一幹事長が9日夜、別の演説会で声を張り上げた。「4年間地道に活動してきた佐藤氏が、告示3カ月前に出てきた相手に負けるわけにはいかない」
 市長選には飲食店経営五十嵐右二氏(64)も立候補している。


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月11日金曜日

4017チバQ:2015/09/11(金) 20:22:13
>>4005-4007
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150911_51004.html
<岩手県議会>無所属5人「中立会派」

 岩手県議会(定数48)の会派再編で、無所属の5人が10日、新会派を結成する方針を決めた。14日に結成届を県議会に提出する。
 新会派のメンバーは工藤大輔氏(5期)、五日市王氏(4期)、中平均氏(3期)、田村勝則氏(1期)、工藤誠氏(同)の5人。
 工藤大氏は改選前、生活の党系の希望・みらいフォーラム、五日市氏は無所属系の一山会に所属していた。返り咲いた中平氏は元民主党。会派代表には工藤大氏が就任する。
 工藤大氏は取材に「達増拓也知事を支持するか、反発するかの枠組みではなく、無所属の立場で県政に意見を反映する勢力が必要だ」と語った。達増県政には是々非々の姿勢で議会審議に臨み、政党との関係は中立の立場を取る。
 議会運営委員会への参加や代表質問ができる交渉会派の要件(所属議員5人)を満たす。会派名は近く、決定する。
 県議選で当選した無所属は14人。うち5人が「中立会派」を結成することで、民主、生活系など達増派と、自民党など反達増派の主導権争いに微妙な影響を与えるとみられる。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月11日金曜日

4018チバQ:2015/09/13(日) 18:20:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000206-yamagata-l06
佐藤氏と梅津氏、激しく競る 山形市長選、無党派層の行方焦点
山形新聞 9月10日(木)8時16分配信

 任期満了に伴う山形市長選は13日の投開票まで3日に迫った。山形新聞社は取材で得た情報に有権者への対面調査結果などを加味して情勢を分析。行政書士梅津庸成氏(48)=同市飯田4丁目、団体役員佐藤孝弘氏(39)=同市宮町3丁目、飲食業五十嵐右二氏(64)=同市南原町3丁目=の無所属3新人の戦いは、終盤に入っても佐藤氏と梅津氏が互角の状態。国政、市政それぞれの与野党対決の構造が鮮明となる中、現市政の刷新か、継承かが争点になり、最終盤まで予断を許さない展開となっている。態度を決めかねている多くの無党派層の投票行動の行方が勝敗の鍵を握る。

 佐藤氏は、前回市長選の落選直後に再出馬を表明。4年間の地道な活動で33の地域後援会を組織し、自民に加え、前回は特定候補の支援を見送った公明、さらに次世代、新党改革の推薦を得た。人口減少、地方創生への対応として「停滞する市政の流れを変えよう」と健康医療先進都市を将来像に掲げ、雇用の場の確保と市民目線の行政を主張。遠藤利明五輪相が全面支援に回っている。

 約50年続く非自民系市政を変えるチャンスと自民、公明両党所属の県議、市議らがフル回転。各地域後援会などを軸にした組織戦を活発に展開しており、若者からの支持も集まっている。地区別では金井、出羽など幅広く浸透が進む。一方で陣営は、自公支持者の間にも政府の安全保障関連法案への反対の声が上がっていることを警戒。市政課題への対応が市長選の本筋と訴え、梅津氏を推す共産との対決姿勢を前面に出すことで、保守票固めを図っている。

 民主、共産、社民、生活推薦の梅津氏は5月末、市議会与党の現職、OB議員17人に推され、出馬を表明。佐藤氏との対立軸を明確にするため、地元出身であることを強調し、特定政党に偏らない「オール山形」を旗印に掲げた。梅津氏陣営の多くが自身の支援者と重なる吉村美栄子知事が7月末の大規模集会に出席し、支援を表明。追い上げムードが高まる中、安保関連法案について「市民の理解が得られない法案に反対」との姿勢を示すことで存在感を増し、出遅れをはね返した。

 地区別では鈴川、滝山、蔵王などで強さを見せ、特に高齢者層に支持が広がっている。陣営は知事の高い知名度、安保反対といった外的要因による支持の広がりで生じた陣営内の緩みを警戒。市長退職金を返上し、子育て施策の財源に充てるといった市民生活に直結する主張のほか、国会の審議が大詰めを迎える安保法案に対するスタンスを強調。支持拡大を訴えている。

 五十嵐氏は、党派によらない市政を掲げて独自の運動を進めているが、佐藤、梅津両氏の戦いの中で埋没している。

 5日現在の有権者数は20万4706人(男9万6332人、女10万8374人)。

■立候補者(届け出順)
梅津 庸成 48 行政書士 無新
佐藤 孝弘 39 団体役員 無新
五十嵐右二 64 飲食業 無新

山形新聞社

4019チバQ:2015/09/13(日) 18:24:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00010002-dtohoku-l02
区割り「飛び地」どう解消? 青森県議会、選挙区見直し年内着手
デーリー東北新聞社 9月8日(火)11時28分配信

区割り「飛び地」どう解消? 青森県議会、選挙区見直し年内着手
現行の青森県議選の選挙区
 青森県議会は今月から始まる国勢調査の実施に伴い、4年後の県議選に向けた選挙区の見直しに着手する。現行の区割りで存在する「飛び地」を解消するのが最大の目的で、年内にも専門の検討委員会を立ち上げる方針。見直しをめぐっては、飛び地のほかに無投票が固定化しつつある1人区の解消や、選挙区ごとの“1票の格差”の是正などさまざまな課題を抱えており、現行定数(48人)の改正も含め、どこまで踏み込むかが焦点となる。

 選挙区の見直しは、2013年12月の公選法改正の区割り規定変更に伴う。改正前は選挙区を「郡や市単位」としていたが、改正後は「隣接する市町村」となり、基本的に飛び地は認められなくなった。今回の見直し議論では、現在、飛び地となっている三戸郡の階上町、東郡の平内町をどう解消するかが柱となる。

 県議会が13年11月〜14年2月に行った選挙区の見直しでは、階上町を八戸市に統合する案や平内町を青森市または上北郡に統合する案など4パターンを検討したが、いずれも意見がまとまらず、廃案となった。

 階上町を八戸市に統合した場合、同市の定数は現行の8から9に増える一方、三戸郡は3から2に減ることから、前回は「八戸市と三戸郡を統合する案も検討するべきだ」などの意見も出た。

 ある中堅県議は「統合は住民の生活圏や歴史、文化のつながりなどに十分配慮することが重要。面積や人口割合にばかりとらわれてはならない」と指摘する。

   ■    ■

 今回の見直し議論では、1人区の解消も議題に上がる見通し。現行16選挙区のうち、1人区は三沢市や黒石市など7選挙区で、今年4月の県議選では三沢市と北郡を除いた5選挙区が無投票となるなど、近年は現職が再選を重ねる傾向が強い。無投票が有権者の投票意欲低下の一因になっている―との見方もあり、見直しを求める声が上がるのは必至だ。

 1票の格差も重要な問題だ。直近の10年の国勢調査によると、議員1人当たりの人口が最も少ないのは西郡の2万1140人、反対に最も多いのは三沢市の4万1258人で、格差は1・95倍に達している。

 国は国政選挙について、格差が2・0倍以上にならないようにするべきだ―との見解を示しており、県議会も国の方針に従って格差是正の検討に入る方針だ。

   ■    ■

 見直し議論の行方は、最大会派の自民党が鍵を握っている。前回も自民会派が現状維持を決めたことで、事実上見送りが決まった。

 特に1人区は自民が全7議席を独占しており、見直しには慎重な意見も多い。ましてや定数削減ともなれば、議員の“当落”にも影響するため、議論がどこまで深まるかは未知数だ。

 一方、自民以外の会派は、勢力拡大を念頭に見直しを主張してくる可能性が高く、自民、非自民のせめぎ合いも予想される。

 このため、一部会派が利害関係のない第三者機関による検討を提案しているが、導入は不透明だ。
 議会改革検討委員会の森内之保留委員長(自民)は「難しい課題だが、改革していこうという意識はある。国勢調査の結果がまとまる来年2月にはスムーズに議論に入れるよう、体制を整えていく」と強調する。

4020名無しさん:2015/09/13(日) 22:16:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150913-00000037-san-l05
祝辞で「安保」さや当て 秋田の自衛隊行事で与野党議員
産経新聞 9月13日(日)7時55分配信

 秋田市の陸上自衛隊秋田駐屯地で12日行われた創立63周年記念行事に来賓として招かれた与野党の国会議員が、隊員約450人を前にした祝辞の中で安全保障関連法案をめぐってさや当てを演じた。

 参院平和安全法制特別委員会の与党筆頭理事や自民党国防部会長を務める佐藤正久氏は「日本にミサイルが落ちて犠牲が出るまで、自衛隊は何もしなくていいのか」と強調。同党の御法川信英衆院議員と中泉松司参院議員も「皆さまが任務を完遂するための法整備と、そのことへの国民の理解、支援が必要」などと述べた。

 一方、民主党の寺田学衆院議員は「皆さんが命を賭すのは、日本の領土、財産、人命を守るときだけに限定した法であるべきだ」と主張。父で維新の党の寺田典城参院議員は、「安保法案が通っても、皆さんの家族や恋人から(憲法違反として)訴訟が提起される。皆さんも国家の在り方を考えてほしい」と述べた。

 祝辞に政治が持ち込まれたことについて、駐屯地幹部は「コメントできない」としながらも、困惑の表情を浮かべた。

 記念行事には約6千人の市民が来場。戦車や装甲戦闘車両、ヘリなどによる訓練展示も行われ、親子連れなどが歓声を上げた。

4021とはずがたり:2015/09/14(月) 07:19:28
残念だ。。

自民、勝利に安堵=安保採決へ「引き締め」―山形市長選
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/77/e5f8ff08eca5dadfb88526c1823683b9.html
(時事通信) 09月13日 23:42

 山形市長選で自民、公明両党などが推薦した候補者が接戦の末に勝利したことで、安全保障関連法案の採決を前に与党内には安堵(あんど)が広がった。自民党の茂木敏充選挙対策委員長は13日夜、「今回の激戦を制した勢いを今後の地方選や来年の参院選につなげていきたい」とのコメントを発表した。

 ただ、民主党など野党が推した候補との差はわずかだった。安保法案が逆風になった可能性は否めず、茂木氏は「気を引き締めて終盤国会に臨む」とも言及した。

4022チバQ:2015/09/14(月) 07:43:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150914_51021.html
<山形市長選>佐藤氏初当選 自民系が市政奪還


拡大写真
 任期満了に伴う山形市長選は13日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)=自民・公明・次世代・改革推薦=が、ともに無所属新人で元防衛省職員の梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=、飲食店経営の五十嵐右二氏(64)を破り、初当選した。市政の転換を求める民意の勢いが、安全保障関連法案への批判を上回った。自民は約半世紀ぶりに市政を奪還した。梅津氏とは1773票差の激戦だった。

 佐藤氏は、119番山形大生死亡訴訟への対応など市川昭男市長の市政運営を批判した。安保法案には言及せず「市政の流れを変えるのか、変えないのか」と強調し、選択軸を示した。
 前回落選後、市内に33の地域後援会を組織し、梅津氏に地力で勝った。遠藤利明五輪相(衆院山形1区)や自民、公明の県議、市議が支援し、企業や団体の票も固めた。自民は閣僚や党幹部の応援を厳選した。
 佐藤氏は同市北町の事務所で「県都の在り方が問われている。トップがしっかり早く動く市政に変える」と決意を述べた。
 梅津氏は、安保法案反対を重点的に訴える戦術を展開。市の「平和都市宣言」事業継続を公約し、「山形から政権の暴走を止める」と訴えた。吉村美栄子知事が精力的に支援したが、出遅れを挽回できなかった。
 五十嵐氏は政党対決が軸の選挙戦となり埋没した。
 当日有権者は20万2997人。投票率は56.94%で前回を9.34ポイント上回った。

 ◇山形市長選開票結果(選管最終)

当  56,369佐藤孝弘 無新
   54,596梅津庸成 無新
    3,737五十嵐右二 無新


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月14日月曜日

4023チバQ:2015/09/14(月) 07:44:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150914_51015.html
<新庄市長選>山尾氏が新人破り3選


拡大写真
 任期満了に伴う新庄市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の山尾順紀氏(63)=自民・公明推薦=が、無所属新人の山形大大学院教授渡部泰山氏(65)を破り、3選を果たした。
 山尾氏は財政健全化や企業進出など2期8年の実績を強調。最上7町村と進める定住自立圏構想の推進、看護師養成校の設置を公約に掲げ支持を集めた。山尾氏は「市民が定住し自立できる町づくりに努める」と3期目の決意を述べた。
 渡部氏は市民総参加による市政刷新と産業振興を訴えたが及ばなかった。
 当日の有権者は3万236人。投票率は65.97%で、選挙戦となった前々回を6.41ポイント下回った。

 ◇新庄市長選開票結果(選管最終)

当  12,079山尾順紀 無現
    7,712渡部泰山 無新


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月14日月曜日

4024チバQ:2015/09/14(月) 20:57:48
http://www.sankei.com/politics/news/150914/plt1509140021-n1.html
2015.9.14 20:31

民主、痛恨の敗北 山形市長選「安保対立」あおり裏目 枝野氏コメントできず 

ブログに書く0




 民主、共産、社民、生活の野党4党は13日投開票の山形市長選で新人候補を推薦し、安全保障関連法案反対を訴えたが、自民、公明両党などの推薦候補に惜敗した。「反安保法案の野党共闘」は採決直前につまずき、空振りに終わった。

 民主党は7月以降、岡田克也代表や枝野幸男幹事長が山形に入ったほか、投票直前には蓮舫、長妻昭両代表代行を投入する熱の入れようだった。野党4党の推薦候補だった元防衛省職員が安保関連法案反対を訴えたこともあり、中央政界の構図と絡めて与野党対決を演出してきた。

 岡田氏は8月18日の党常任幹事会で、同党が新人を推薦した盛岡市長選と山形市長選について「国民の安倍晋三政権に対する強い批判の中で流れが少し変わりつつある。両市長選で結果を出していきたい」と訴えていた。ところが、8月23日投開票の盛岡市長選に続き、山形市長選でも敗北。枝野氏は14日、山形市長選の結果に関する記者団の質問にコメントしなかった。

 一方、与党は安堵(あんど)の表情を隠さない。法案反対を訴えていた相手候補が勝利すれば野党が勢いづき、法案採決への影響は避けられないと懸念していたからだ。

 自民党の谷垣禎一幹事長は14日の記者会見で「野党候補の掲げた平和安全法制の阻止・廃案よりも、(与党系候補が掲げた)市政の転換に市民が期待を示した結果だ」と強調。ある公明党幹部は「安保関連法案の採決が近づく中、恐れていた事態を回避できた」と胸をなで下ろした。

4025チバQ:2015/09/14(月) 20:59:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150914_51029.html
<山形市長選>佐藤氏、安保の逆風かわす


激戦を制し、支持者らと万歳する佐藤氏(中央)=13日午後11時ごろ、山形市北町2丁目の事務所
拡大写真
 山形市長選は13日、自民、公明両党などの推薦を受けて市政刷新を訴えた元経済産業省職員佐藤孝弘氏(39)が初当選した。民主、共産、社民各党などが推薦し、安全保障関連法案への反対を鮮明にして一点突破を図った元防衛省職員梅津庸成氏(48)との激しい競り合いを制した。
 河北新報社が実施した期日前投票の出口調査では、報道各社の世論調査同様、安保法案への「反対」は半数を超え、「賛成」は2割にとどまった。有権者は法案への疑念、不安を強く抱きながらも、市政の転換を選択した。
 佐藤氏を支えた自民、公明両党は、応援に駆け付けた国会議員を含めて終始「市長選で問われるべきは安保法案ではなく市政課題だ」と言い続けた。法案は中身だけでなく、安倍晋三首相ら与党幹部の発言、強硬姿勢が反対世論の高まりを招いた。参院での採決が日程に上る中、具体的な言及、説明を避けて強烈な逆風をしのいだ。
 選挙戦では市川昭男市長の市政運営とともに、半世紀続く非自民市政の継続か転換かが問われた。安保法案に対する賛否とは異なる結果となった最大の要因は、非自民、市川市政への強い不満、反発があったためと言える。
 佐藤氏は119番山形大生死亡訴訟の対応、今春唐突に発表された保育料値上げ案を挙げ、身内をかばい、市民より市役所の論理優先だと痛烈に批判した。前回落選後の4年間、33の地区後援会を組織するなど雪辱を期した。地道な活動で、告示3カ月前に出馬表明した梅津氏を振り切った。
 梅津氏陣営は出遅れと、思いの外切り崩せない状況打開のため、機運の盛り上がりと軌を一にして安保法案反対に訴えを集中した側面があった。終盤には支援者が自らの支持基盤と重なり、注目度の高い吉村美栄子知事が積極支援したが及ばなかった。
 佐藤氏が公約に掲げた産業振興や周辺自治体との連携強化、人口減少対策、蔵王の観光振興などは、梅津氏と基本的に共通しており、山形市の抱える課題は明確だ。12年ぶりの市長交代となる佐藤氏には、とりわけ必要性を強調したリーダーシップ、発信力の強化が求められる。
(解説=山形総局・伊藤卓哉)


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月14日月曜日

4026チバQ:2015/09/14(月) 21:01:03
http://yukan-news.ameba.jp/20150914-68/
2015年09月14日 15時52分
提供:アメーバニュース/政治・社会
1
0

 山形市長選は9月13日、投開票され、自民、公明両党が推薦した元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)が当選した。

 同市長選で、民主党、共産党、社民党などが推薦する元防衛省職員の梅津庸成氏(48)は安全保障関連法案への反対を訴えた一方で、佐藤氏は「安保法案は市政と直接関係がない」との立場を取り、市政改革を訴えた。接戦となったが、最終的には1773票差で佐藤氏が初当選を果たした。山形市長選では長らく、非自民系候補の勝利が続き、約半世紀ぶりの市政奪還に安倍首相も「野党側は強引に、この選挙の争点を平和安全法制に据えていましたが、意義ある勝利を収める事ができました」とFacebookで喜びを述べた。

 一方で、ネットでは同市長選の争点に対して違和感を覚えるとの意見が出ている。民主党・共産党・社民党が推薦した梅津氏は「安保法案反対」を全面的に打ち出し、国会で同法案めぐり「違憲」と指摘した憲法学者の小林節・慶應義塾大学名誉教授も応援に駆けつけた。そうしたことから、一部の新聞紙では同市長選では安保法案が主要な争点の1つで、「安保対決」の様相を見せていると伝えていた。

 これに対し、ネットでは「安保」を争点と見る向きに地方選に対する「永田町文脈」の介入、マスコミによる野党「加担」と見る声が書き込まれた。こうした意見に作家の乙武洋匡氏も「『山形市で安保法制』『東京都で脱原発』を謳われても、やはり有権者はピンと来ない。地方自治が軽視されることのないよう、声をあげていかなくては」とツイッターで賛同。中国出身の評論家である石平氏も安保法案の争点化に「本来なら地方選挙とは無関係」とツイッターで異議を述べている。

4027チバQ:2015/09/14(月) 21:05:53
http://news.ibc.co.jp/item_25289.html
民主系・生活系が統一会派で第一会派 (2015年09月14日 18:34 更新)

県議会の民主党系の会派と生活の党系の会派が、新たに統一会派「改革岩手」を結成しました。新たな会派は無所属議員を加えた議席数が16となり、自民党会派の13議席を上回って第一会派となりました。県議会の会派の届け出は14日が締め切りで、これまで民主系の会派と生活系の会派は統一会派の結成に向けて調整を続けてきました。そして14日午前、議会事務局に新会派「改革岩手」の結成を届け出ました。新しい会派には民主系6人と生活系7人のほか、無所属の議員3人が参加し、自民党の県議会会派「自由民主クラブ」の13を上回る16議席で第一会派となりました。午後4時からは4つの交渉会派の代表者による会議が開かれ、統一会派の結成が報告されました。今後は第一会派から議長、第二会派から副議長、という先例にならうかどうかなど、各ポストが焦点になります。県議会は16日に改選後初めて議員全員が集まる全員協議会が行われ、翌17日から始まる臨時議会で正副議長などが決まる予定です。

4028チバQ:2015/09/14(月) 22:57:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150914-00000323-yamagata-l06
山形市長選・佐藤氏初当選、与野党対決制す 自民主流の市政奪還
山形新聞 9月14日(月)8時9分配信

 13日に投開票が行われた山形市長選は、市政刷新を訴えた佐藤孝弘氏(39)が初当選を果たした。前回落選以来、4年間に支持基盤を着々と固めてきたことが奏功。現市政に不満を持つ無党派層の支持も得て勝利した。

 自民、公明などが推薦した佐藤氏と民主、共産、社民など推薦の梅津庸成氏(48)の事実上の一騎打ちとなった今選挙。与野党対決の構図の中、約50年ぶりに自民主流の市政奪還を果たしたことで、佐藤氏を擁立し、全面支援した遠藤利明五輪相の存在感は高まった。一方で、梅津氏支援に積極的に動いた吉村美栄子知事のダメージは大きい。県都決戦の明暗が来夏の参院選、再来年の知事選に及ぼす影響は避けられない。

 佐藤陣営は「変えるのか、変えないのか」をキャッチフレーズとした。多額のふるさと納税を集める天童、いち早く子育て支援に取り組んで人口増に結び付けた東根などの県内他市の事例を演説で紹介。トップ自らが積極的に動く市政への転換は、説得力を持って有権者に受け入れられた。遠藤氏の五輪相就任も、国とのパイプの太さを印象づける追い風となった。

 佐藤氏が前回選挙で出馬表明したのは、告示1カ月前。現職の市川昭男氏に約1万1千票差まで迫ったが、知名度不足は否めなかった。今選挙では、その後の4年間に組織した33の地区後援会が機動力を発揮。各演説会場の来場者は軒並み100人を超えた。前回市長選では特定候補の支援を見送った公明も推薦政党となり、組織力に厚みが増したことも勝因となった。

 市政与党の民主、社民系の現職、OB市議から推された梅津氏は出馬表明が今年5月と出遅れた。吉村知事らの支援を得て、安保法案に対する世論の反発の追い風を受けて勢いを増したが、逆に市民生活に身近な公約の存在感が薄れ、佐藤陣営の組織力を打ち崩すまでに至らなかった。党派によらない独自の戦いを進めた五十嵐右二氏(64)は佐藤、梅津両氏の戦いの中で埋没した。

 佐藤氏は今後、人口減少社会に対応した市政運営に取り組む。「健康医療先進都市」を将来像に掲げたが、実現に向けた具体的なスケジュールの提示が必要だ。市議会は依然、民主、社民、共産系会派関係議員が17人で、市政与党となる自民、公明系会派関係議員16人を上回るねじれ現象が生まれた。佐藤氏は議会対応という難題にいきなり直面するが、公約に掲げた市民目線の行政を心掛け、党派を超えた政策で活力ある県都に導くことが求められる。

(報道部・三沢秀樹)

4029チバQ:2015/09/15(火) 07:09:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150915_51003.html
<山形市長選>支援候補落選 知事選へ影響必至


山形市長選の結果を受け「新市長と連携したい」と語る吉村知事
拡大写真
 山形市長選は13日、自民、公明両党が推薦した佐藤孝弘氏(39)が、民主、共産、社民各党が推薦した梅津庸成氏(48)に競り勝った。自民系による半世紀ぶりの県都市政奪還は、来夏の参院選をはじめとする各種選挙、とりわけ再来年の知事選に影響を与えるのは必至だ。吉村美栄子山形県知事が梅津氏を積極的に応援したことで、県政運営にも影を落とす可能性もある。

 吉村知事は14日開会した県議会9月定例会に出席後、市長選について「新市長の佐藤さんと連携して、市政と県政の発展に向けて取り組みたい」と述べた。支援した梅津氏には「本当によく頑張ったと言葉を掛けたい」とねぎらった。
 吉村知事の2期目の任期は2017年2月13日までで、残り1年半を切った。再来年早々にある知事選への影響には「何も決めていないので何も言えない」と話すにとどまった。
 佐藤氏を支えた自民、公明両党は勢いづく。県議会で最大会派を形成する自民党県連の金沢忠一幹事長は今後の選挙を見据え「県都の山形市長を奪還できた意義は大きい」と強調。吉村知事の市長選とサッカーJ1山形の新スタジアムを絡めた発言に対し「県議会で政治姿勢を問いただす」と対決姿勢を鮮明にする。
 公明党県本部の菊池文昭代表は「市政を変えたい市民の意思表示。選挙対応は今後検討する」と話した。
 梅津氏を担いだ3党のうち、民主党県連の吉村和武幹事長は参院選に関し「新市長のスタンスを注視している。新市長が候補者を応援するなら影響は免れない」と警戒した。
 共産党県委員会の本間和也委員長は「市長選で取り組んできた活動を参院選、知事選に生かしたい」と雪辱を誓った。
 社民党県連の高橋啓介幹事長は「小差の落選で半分の民意を得た」と市長選に一定の評価を示した。


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月15日火曜日

4030チバQ:2015/09/15(火) 07:09:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150915_51002.html
<山形市長選>市政刷新掲げ 安保の逆風抑える


初当選を決め、遠藤氏(左)と喜び合う佐藤氏=13日午後10時55分ごろ、山形市北町2丁目の事務所
拡大写真

吉村知事と市川市長の為書きを背に敗戦の弁を語る梅津氏=13日午後10時50分ごろ、山形市南栄町3丁目の事務所
拡大写真
 政党対決の構図となった山形市長選は13日に投開票が行われ、元経済産業省職員の佐藤孝弘氏(39)=自民・公明・次世代・改革推薦=が、元防衛省職員の梅津庸成氏(48)=民主・共産・社民・生活推薦=、飲食店経営の五十嵐右二氏(64)を破り、初当選した。佐藤、梅津両氏の得票差はわずか1773。県都を二分する大接戦の末、有権者は刷新を掲げた佐藤氏に市政のかじ取りを託した。

 「今日から山形の新しい歴史が始まります。一緒に変えていきましょう」
 13日午後11時すぎ、佐藤氏は山形市北町の事務所で歓喜の涙を流した後、支持者にこう呼び掛けた。
 自民党は49年ぶりの市政奪還。佐藤氏は二人三脚で歩んできた党県連会長の遠藤利明五輪相(衆院山形1区)と抱き合って喜んだ。
 前回落選直後に再挑戦を表明し、4年間で市内の33地域に後援会を設立した。佐藤氏は14日、「4年間、地道に市民と対話してきたこと」と勝因を分析。地力の強さが、梅津氏に競り勝つ原動力となった。
 選挙戦は市川昭男市長の市政運営を批判し、「流れを変えるのか、変えないのか」と選択を迫った。「勝因は山形を変えたいという市民の声」と遠藤氏。隣り合う天童、上山、山辺の首長も事務所に駆け付け、佐藤氏を祝福した。
 安全保障関連法案の逆風にさらされた。「市長選に無関係」とかわしたが、争点化を狙う梅津氏との激闘で影響を受けた。「『自民党がまた勝つと大変だ』みたいな印象を植え付けられた」。ベテラン党県議は接戦の要因をこう解説した。
 「皆さんの結論を受け止めなければいけない」
 梅津氏は午後11時前、同市南栄町の事務所で声を絞り出した。勝利を信じた支持者同様、ぼうぜん自失の様子。言葉少なく敗戦の弁を語ると、陣営幹部に促されるまま姿を消した。
 安保法案反対を重点的に訴えた。「大変多くの懸念、やめてほしいという声があった」と手応えを感じていた梅津氏。選挙戦終盤は一点突破で臨んだが、大きなうねりにならなかった。
 5月末の立候補表明時は法案に触れず、国会審議が過熱すると主張の前面に打ち出し、唐突感があった。陣営幹部は「市政課題を訴えの中心に据えるべきだった。風に頼るだけでは勝てないことに気付かなかった」と戦術ミスを悔やんだ。
 吉村美栄子知事の全面支援を受け、出遅れを挽回した一方、市川市長が応援の前面に立ち「後継色」が強まった。落選に肩を落とす梅津氏のそばに吉村知事と市川市長はいなかった。
 知事のいとこの吉村和文選対幹事長は「これだけの短期間で大接戦に持ち込めた。打った戦略に間違いはなかった」と強調した。

 ◇山形市長選開票結果(選管最終)

当56369佐藤孝弘 無新
 54596梅津庸成 無新
  3737五十嵐右二 無新


関連ページ:山形政治・行政
2015年09月15日火曜日

4031チバQ:2015/09/16(水) 23:33:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150916_31006.html
<岩手県議会>議長選び駆け引き激化

 会派再編が進んだ岩手県議会(定数48)は15日、議長選(17日)をめぐる駆け引きが激化した。民主、生活両党が合流し、達増拓也知事を支持する最大会派・改革岩手(16人)は議長選への擁立候補を決定。第2会派の自由民主クラブ(13人)は、対立候補を立てる可能性を模索した。議長は最大会派からの選出が慣例だが、対応未定の無所属会派がある。すんなり非自民系議長が誕生するかどうかは流動的だ。

 改革岩手は、会派代表に民主党県連の高橋元・幹事長が就くことを了承。議長候補には民主党の田村誠氏(大船渡、5期)を推す方針で一致した。高橋代表は「議長は最大会派から選ぶのが筋だが、選挙になった場合に備え、賛同者を増やしたい」と強調した。
 自民クラブも議長選対応を協議。改選前議長の千葉伝代表は取材に「慣例に従うべきだという意見と、対抗する候補者を立てるべきだとする両論が出た」と説明した。16日も話し合う。
 自民党は県議選で13議席を得て政党別では最大勢力になったが、改革岩手に最大会派の座を奪われた。自民県議の一人は「このまま黙っていいのかと支持者に言われる。可能性がゼロでない限り戦うべきだ」と話す。
 2012年の議長選の因縁もある。民主党分裂で最大会派となった自民クラブは議長に千葉氏を推したが、生活系会派が対立候補を立てた。
 議長選は17日午後にある。改革岩手には社民(2人)、共産(3人)が賛同する見通しで計21人となる。自民クラブが候補を立てれば公明(1人)、いわて県民クラブ(6人)が回るとみられ計20人。いずれも過半数に届かない。
 中立会派・創成いわて(5人)の動向が鍵を握る可能性が出てきた。同会派の工藤大輔代表は「他会派の動向を見る」とだけ語り態度を明らかにしていない。達増与野党の綱引きはぎりぎりの局面まで続きそうだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月16日水曜日

4032チバQ:2015/09/16(水) 23:38:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150915_31012.html
<岩手県議会>主導権確保へ小異捨て再結集


拡大写真
 主導権確保へ「野党再編」が進んだ。岩手県議会(定数48)の会派再編で、民主、生活と一部の無所属議員が合流し、最大会派「改革岩手」(16人)を結成した。16人のうち11人は、2012年に民主党が分裂する前の同志。確執は残るが「小異を捨てて大同に付く」と合流を選んだ。新会派は達増拓也知事の「県政与党」。自民党など反達増勢力との数は伯仲しており、攻防の行方は見通せない。

 「まさに急転直下で決まった」。14日午後、新会派の代表に就く見込みとなった民主党県連の高橋元・幹事長は合流までの経緯を説明した。
 生活の党サイドは合流に前向きだった。民主党内は賛成、反対両論があり、合流は難航するとみられた。13年衆院選で民主と生活が激突した経緯から、遺恨めいた感情もあった。
 最終決断は13日夜。民主党県議6人と、黄川田徹県連代表(衆院岩手3区)、階猛副代表(衆院岩手1区)が3時間にわたって議論した。「国政の流れ、県政の状況などさまざまな観点で議論した」と高橋氏。黄川田氏らは「県議団の判断を尊重する」との姿勢を示したことで合流に傾いた。
 「再結束」には不安要素もある。会派活動は県政に限り、各種選挙は切り離す。候補者調整などが衝突の火種になりかねないからだ。議案の採決では「それぞれの考えを容認する」(高橋氏)と個々の判断を尊重するという。
 県議会の会派構成はグラフの通り。改革岩手に親達増の社民党、共産党を加えても過半数に届かない。生活県連の佐々木順一幹事長は「会派の一員でなくても信任する議員はいる。議会活動で知事への理解が深まることもある。16人はスタートにすぎない」と勢力拡大へ意欲をにじませる。
 最大会派を奪還された自民党会派の千葉伝代表は「分裂した人たちが一緒になること自体が不可解。無理やり合流したという印象だ」と批判する。
 改選後初の臨時会は17日。議長選がある。態度を明らかにしていない無所属会派の取り込みを念頭に、水面下の多数派工作が激化してきた。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月15日火曜日

4033チバQ:2015/09/16(水) 23:39:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150915_31015.html
<岩手県議会>民生合流 親達増派が最大会派

 岩手県議会(定数48)の会派再編で、達増拓也知事を支持する民主、生活両党と一部無所属の議員は14日、合流して新会派「改革岩手」(16人)を結成した。13議席を獲得した自民党を上回る。他の親達増会派と合わせても過半数には達しないが、民主系が最大会派を自民党から奪還した。最大勢力の確保で主導権争いを優位に進める戦略だ。

 統一会派を結成したのは民主党の6人と生活系の7人。それに県議選で民主や社民、生活の推薦を受けた無所属3人が加わった。2012年の民主党分裂で分かれた勢力が、再び結束する形になる。
 親達増派は改革岩手に加え、社民党(2人)、共産党(3人)で21人となる。対する自民党は公明党(1人)、いわて県民クラブ(6人)で計20人。いずれも過半数に届かず、中立会派や無所属議員をめぐる綱引きが激しくなりそうだ。
 改革岩手の代表には民主党県連の高橋元・幹事長が就く見通し。記者会見した高橋氏は「達増氏の県政改革を支援する。円滑な議会運営に務め、最大会派としての役割を果たす」と述べた。会派活動と党活動とは切り離す方針。
 議長は最大会派から選出するのが慣例だが、中立会派が態度未定で不透明な要素がある。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月15日火曜日

4034チバQ:2015/09/16(水) 23:51:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150916_23026.html
<平川市長選違反>元市議2人の控訴を棄却

 昨年1月の平川市長選で公選法違反(被買収)の罪に問われた元市議古川昭二(65)、同対馬実(64)両被告の控訴審判決で、仙台高裁秋田支部(山田和則裁判長)は15日、いずれも懲役10月、執行猶予5年、追徴金20万円とした一審青森地裁弘前支部判決を支持し、両被告の控訴を棄却した。
 判決によると、古川被告と対馬被告は2013年8月、票の取りまとめの報酬として、落選した大川喜代治元市長(70)=公選法違反で有罪確定=派の元運動員男性(67)=同=から、それぞれ現金20万円を受け取った。

4035チバQ:2015/09/17(木) 07:57:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150917_31002.html
<岩手県議会>議長選へ各会派間の調整大詰め

 岩手県議会(定数48)は16日、議長選(17日)をめぐる折衝が続いた。民主、生活両党が合流した最大会派・改革岩手(16人)は「議長は最大会派から」と主張した。第2会派の自由民主クラブ(13人)は議長候補を立てるかどうかの判断を17日に延ばした。自民クラブの動向が態度未定の無所属会派に影響を与えるとみられ、駆け引きは議長選直前までもつれ込みそうだ。
 4交渉会派の代表者会議が16日にあり、改革岩手の高橋元代表は「最大会派から議長、第2会派から副議長を選出」を他会派に提案した。同会派は議長選で田村誠氏(67)=大船渡、5期=の擁立を決めている。
 自民クラブは対立候補を擁立するかどうか協議したが、結論に達しなかった。
 会派内では議長候補擁立を主張する主戦論と、副議長ポストを得て議会運営への影響力を確保する現実論が平行線という。
 千葉伝代表は「他会派に内々で働き掛け調整を続けている」と候補擁立に含みを残したが、「現段階では何とも言えない」と流動的要素が多いことも示唆した。
 改革岩手には社民、共産が回り計21人となる見込み。仮に自民クラブが候補を立てると公明、いわて県民クラブが賛同するとみられ計20人となる。
 中立会派・創成いわて(5人)の工藤大輔代表は「自民の決定待ちだ。5人全員で統一行動を取るかどうかも含め検討する」と語った。議長選では工藤氏に投票する選択肢もあるという。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月17日木曜日

4036チバQ:2015/09/17(木) 21:52:32
http://www.news24.jp/nnn/news88510153.html
県議会・議長に田村誠氏、副議長に工藤大輔氏選出
(岩手県)県議会は17日、改選後初めてとなる臨時会が招集され、議長・副議長の選挙が行われました。議長には第一会派、『改革岩手』の田村誠議員が選出されました。改選後の県議会は会派の再編が進み、議会運営の先頭に立つ議長がどのように選ばれるかが注目されました。これまで、第1会派から議長が、第2会派から副議長が選出されるよう調整が行われていますが、民主党系と生活の党系の議員らで構成される新会派「改革岩手」が第1会派になったことから、駆け引きが激しさを増していました。一方、改選前第1会派だった自民クラブは有力議員を議長選に担ぎ出し、そのポストを巡って選挙が行われました。議長に選ばれたのは『改革岩手』の田村誠議員67歳。大船渡選挙区選出で5期目です。一方、副議長選では、中立無所属系会派として5人が結成した「創成いわて」の代表で、九戸選挙区の工藤大輔議員が選出され、13人が所属する第2会派の自由民主クラブからは選出されませんでした。これについて、改革岩手の高橋元代表は「議長ポストをめぐり自民クラブと調整がつかず、創成いわてとの協力が副議長ポストにも影響した」と話しています。県議会の臨時会は17日、常任委員会が開かれ、24日に最終本会議が行われます。
[ 9/17 19:27 テレビ岩手]

4037チバQ:2015/09/19(土) 09:51:20
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150918_9
岩手県議会議長に田村誠氏 副議長は工藤大氏

 県議会は17日、改選後初の臨時会が招集され、本会議で正副議長選を行った。議長は第1会派・改革岩手の田村誠氏(67)=大船渡選挙区、5期、副議長は第4会派・創成いわての工藤大輔氏(44)=九戸選挙区、同=が選ばれた。第2会派の自民クラブは「議長は第1会派、副議長は第2会派」との改革岩手の提案を受け入れず工藤勝子氏を独自候補として擁立し、正副議長とも逃す結果となった。

 正副議長選は全議員48人による単記無記名投票で実施。議長選は田村氏が24票、工藤氏が22票、社民党の木村幸弘氏が2票を獲得した。副議長選は工藤大輔氏が25票、いわて県民クラブの飯沢匡氏が22票、工藤勝子氏1票だった。

 本会議に先立ち、17日午前、交渉団体(5人以上)の代表者会合が開かれ、自民クラブは「議長選に候補を出す」と表明。16日に改革岩手から「議会の慣例通り第1会派から議長、第2会派から副議長を選ぶべきだ」との提案を受けたが、拒否する形で選挙戦に持ち込んだ。

 副議長選候補として自民クラブが達増県政と一線を画す第3会派の飯沢氏を担いだのに対し、改革岩手は中立派の第4会派・創成いわての工藤大輔代表に副議長ポストを提示して議長選での連携を取り付けた。

【写真=議長席につく田村誠氏(奥)と副議長就任のあいさつをする工藤大輔氏】

(2015/09/18)

4038チバQ:2015/09/19(土) 09:54:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150918_31012.html
<岩手県議会>陣立て再び「小沢王国」


議長選で投票する議員=17日午後1時50分ごろ、岩手県議会本会議場
 議会運営の主導権をめぐる激しい綱引きは、知事派が制した。岩手県議会(定数48)で17日あった議長選は、達増拓也知事を支持する最大会派・改革岩手(16人)所属で民主党の田村誠氏(67)が選出された。非自民勢力が2年ぶりに自民党からポストを奪回。表向きは、民主党が分裂した2012年まで強力だった「小沢王国」の陣立てが戻った格好だ。その分、自民など反達増派は対抗姿勢を強めるとみられ、県政基盤はまだ盤石とは言えない。
 議長選で田村氏は24票を獲得し、第2会派・自民クラブ(13人)が擁立した自民党県連幹事長の工藤勝子氏(70)に2票差で競り勝った。田村氏は記者会見で「差はわずか。議会運営も慎重に進めたい」と述べた。
 選挙となるのが固まったのは17日午前。自民クラブが議長候補に工藤氏、副議長に第3会派・いわて県民クラブ(6人)の飯沢匡氏(53)を擁立する方針を決めた。
 改革岩手は議長を得れば、副議長は自民クラブから選出する姿勢を示していた。「仕掛けてきたのは自民の方だ」。流れは一気に正面対決へ突き進んだ。
 民主党県連幹事長の高橋元・代表は、臨時会開会を30分遅らせ午後1時半にするよう要請。「勝利をより確実にする」と中立会派・創成いわて(5人)に赴いた。議長選への協力の代わりに、副議長ポストを振り向けることを打診した。
 代表の工藤大輔氏(44)は「県政の推進力となる思いで、副議長に立候補して役割を果たす」と協力を決断。25票を獲得して副議長に就いた。
 自民クラブは多数派工作で敗北を喫した。前議長の千葉伝代表は「議長を達増派が握ると、県政が偏向しかねないと対立候補を立てたが残念だ」と語った。別の議員は「これで達増派、反達増派がはっきりした」と対決姿勢を鮮明にする。
 議会運営を主導するトップが非自民となり、達増県政の「ねじれ」は緩んだのは確かだ。
 改革岩手の一人は議長選を振り返り「薄氷でも勝ちは勝ち。議会での知事の支持基盤はかなり固くなる」と自信をのぞかせた。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月18日金曜日

4039チバQ:2015/09/19(土) 09:55:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150918_31013.html
<岩手県議会>多数派工作 議長は非自民系に

 岩手県議会(定数48)は17日、改選後初の臨時会で正副議長選を行い、無記名投票の結果、議長に最大会派・改革岩手所属で民主党の田村誠氏(67)=大船渡、5期=、副議長に中立の第4会派・創成いわての工藤大輔氏(44)=九戸、5期=を選出した。改選前は自民党が議長を出していたが、達増拓也知事を支える非自民勢力が奪還した。

 議長選は田村氏が24票を獲得。第2会派・自由民主クラブの工藤勝子氏(70)の22票、社民の木村幸弘氏(55)の2票を上回った。
 田村氏は改革岩手、創成いわて、共産が支持した。改革岩手は副議長ポストを創成いわてに振り分ける多数派工作で取り込みに成功した。
 達増知事は8月、野党各党の支持を得て無投票で3選された。続く県議選では自民と非自民勢力が伯仲。議長を達増知事派が握ったことで、県政運営基盤は辛うじて保たれた形だ。
 田村氏は大船渡市出身、東北電力学園卒。大船渡市議5期を経て1999年初当選。工藤大氏は洋野町出身、玉川大卒。会社員を経て99年に初当選。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年09月18日金曜日

4040チバQ:2015/09/19(土) 11:26:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000021-khks-soci
角田市議を逮捕へ 飲食接待、公選法違反容疑
河北新報 9月18日(金)14時40分配信

 宮城県警は18日、13日投開票の角田市議選で、有権者を飲食接待し投票を依頼するなどしたとして、公選法違反の疑いで、角田市角田の本田敏昭市議(54)を逮捕する方針を固めた。

 捜査関係者によると、本田市議は市議選前に、角田市内の飲食店で複数の有権者を接待した疑いが持たれている。

 任期満了に伴う角田市議選(定数18)には20人が立候補し、本田市議は717票を獲得して12位で6回目の当選を果たした。

 本田市議は2011年の前回市議選では619票を獲得し、次点の候補とわずか1票差の最下位で当選していた。次点の候補が市選管と県選管に審査を申し立てたが、棄却されていた。

4041名無しさん:2015/09/23(水) 09:30:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150904-00000011-at_s-l22
「状況見極める」 維新の党県総支部、対応を協議
@S[アットエス] by 静岡新聞 9月4日(金)8時7分配信

 維新の党県総支部は3日、分裂が決定的になっている党情勢を受けて静岡市内で対応を協議し、当面は状況を見極める方針を確認した。
 県総支部の小池政就代表、源馬謙太郎幹事長ら4氏が同党東海ブロック長の重徳和彦衆院議員(愛知)から情勢の説明を受けた。
 小池氏は会合後、記者団に「まだ何か選択するとか動くとかの状況ではない。情勢が変わればまた確認したい」と述べるにとどめた。源馬氏は「今後もこうした機会をつくり判断していく。政権を担える野党再編が必要との思いは変わらない」と語った。
 重徳氏は「自分なりの見立てを報告した。急がずに判断材料を集めるべきだ」と指摘した。

静岡新聞社

4042チバQ:2015/09/25(金) 21:06:39
https://www.minpo.jp/news/detail/2015092525541
県議選へ臨戦態勢 情勢分析や候補者擁立 各党、対策急ぐ 国会情勢も注視
 秋の大型連休が終わり、県内各党は11月5日告示の県議選に向け臨戦態勢に入った。選対本部を設けるなどして目標議席獲得に向けた情勢分析を進める一方、党所属議員のいない「空白区」で候補者擁立に向けた検討を急いでいる。各党とも安全保障関連法成立などをめぐる国会の動きが有権者の支持動向に影響する可能性もあるとみて対策を練る。現時点で、19選挙区のうち8選挙区で選挙戦となる見通しだ。
 自民党県連は24日、選対本部を設置した。現職、新人計33人を公認、推薦した。党所属議員が不在の南会津郡、東白川郡での新人擁立を検討する。安保関連法の国会審議で批判が出た影響を最小限にとどめるため、復興の加速化を前面に押し出す。
 民主党県連は8月中に選対本部を設けた。現職、元職、新人計18人を公認、推薦した。郡山市、本宮市・安達郡で新人を擁立したい考え。安保関連法が国会で成立した過程に疑問を感じている若者や母親、高齢者らに同法の改廃を強くアピールしていく。
 共産党県委員会は昨年6月の現職5人の一次公認に伴い、選対本部をスタートさせた。さらなる議席増を目標に、会津若松市など定数3以上の選挙区で新人擁立を目指す。安保関連法や沖縄県の米軍基地移転問題について「国民軽視」だとして、与党批判を展開する。
 公明党県本部は現職と新人計3人を公認した。10月上旬、選対本部を始動させる方向で調整している。安保関連法をめぐる与党批判は、県議選に影響を与えることが避けられないと分析。支持層に対し、法律の内容を丁寧に説明し理解を求めていく。
 維新の党県総支部は現職と新人計2人を公認した。党勢拡大に向けて、いわき市など都市部での新人擁立を目指す。選対本部の設置を検討している。安保関連法と米軍基地移転問題について県議選への影響は少ないとみており、復興施策を中心に訴える。
 社民党県連は8月に選対本部を置き、現職と新人計2人を公認した。会津若松市、郡山市での候補者擁立を模索している。安保関連法や米軍基地移転問題をめぐり、与党に反発を感じている有権者は多いとみている。若い世代などに憲法堅持の立場を強調していく。

■立候補予定者 3人増え73人
 県議選で立候補を表明、または政党から公認を受けたのは73人で、告示2カ月前の今月5日時点から3人増えた。内訳は現職52人、元職2人、新人19人。立候補予定者は後援会事務所を開設するなど告示に向けて準備を進めている。
 24日現在の立候補予定者は【表】の通り。現時点で選挙戦が確実な8選挙区は福島市、会津若松市、いわき市、相馬市・相馬郡新地町、二本松市、田村市・田村郡、伊達市・伊達郡、石川郡。白河市・西白河郡でも立候補を模索する動きがある。
 立候補予定者数は、戦後最少となった平成15年の78人を5人下回っている。現職・元職・新人の内訳を23年の前回と比べると、現職が8人増えた。元職は2人少ない。新人は約半数となっている。

( 2015/09/25 08:28 カテゴリー:主要 )

4043チバQ:2015/09/25(金) 21:07:19
8月の記事
https://www.minpo.jp/news/detail/2015080424476
県議選告示まで3カ月 69人立候補へ 19選挙区中6選挙区で実戦入り確実
 任期満了に伴う県議選は11月5日の告示まで3カ月となる。19選挙区の定数58に対し、現職52人、元職2人、新人15人の計69人が立候補を表明、または政党から公認を受けた。福島市、会津若松市、いわき市、二本松市、田村市・田村郡、石川郡の6選挙区は選挙戦が確実な情勢。相馬市・相馬郡新地町も実戦となる可能性が高い。

 立候補予定者は【表】の通り。新人は15人で今後さらに増える見通し。
 いわき市(定数10)は15人が立候補を予定している。23年の前回と同数で、昭和62年の16人に次いで過去2番目に多い。自民党県連は現職5人、民主党県連は現職と新人それぞれ1人、共産党県委員会は現職2人、公明党県本部は現職1人、社民党県連は新人1人を擁立する。さらに無所属の現職1人と元職1人、新人2人が立つ予定で激戦が予想される。
 会津若松市(定数4)は、元県議会議長の議員辞職によって自民党県議が不在となっており、民主の元副議長も引退する。自民が新人2人を擁立し党勢拡大を狙う一方、民主は現有2議席の維持に向け現職と新人1人ずつを立てる。維新の党県総支部は現職を擁立する。
 福島市(定数8)は自民4人、共産、社民それぞれ1人の現職が立候補する。さらに、民主が元職と新人1人ずつ、現職が引退する公明、維新が新人各1人を立てる。
 二本松市(定数2)は、自民の現職1人と無所属の新人2人が立候補する。さらに、民主が新人擁立の準備を進めている。
 田村市・田村郡(定数2)、石川郡(定数1)も選挙戦となる見通し。
 相馬市・相馬郡新地町(定数1)は現在のところ自民の現職のみが立候補を予定しているが、新たに新人が立候補を表明する見通し。
 郡山市、白河市・西白河郡、須賀川市・岩瀬郡、喜多方市・耶麻郡、南相馬市・相馬郡飯舘村、伊達市・伊達郡、本宮市・安達郡、南会津郡、河沼郡、大沼郡、東白川郡、双葉郡の各選挙区の立候補予定者数は現在のところ定数と同じ。
 4年前の前回は現職44人、元職4人、新人40人の計88人が立候補した。
 県議選は11月5日告示、同15日投票で行われる。

■自民・党単独の過半数目標 民主・20人以上擁立目指す
 自民は党単独での過半数を目標に掲げ、現職のいない南会津郡、東白川郡、石川郡を中心に擁立の可能性を探っている。民主は公認、推薦合わせて20人以上の擁立を目指し、郡山市、本宮市・安達郡選挙区のいずれかに新たに候補者を立てる。両党県連とも今月中に発表したい考え。
 共産は定数3以上の全ての選挙区で候補者擁立を検討している。公明は既に擁立作業を終えた。維新は、いわき市での擁立を模索している。社民は会津若松市、郡山市にも候補者を立てる方針で、人選を進めている。

( 2015/08/04 09:00 カテゴリー:主要 )

4044チバQ:2015/09/25(金) 21:58:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150916_11021.html
<宮城県議選>攻防秋の陣 直前情勢(1)


 任期満了に伴う宮城県議選は10月16日の告示(25日投開票)まで1カ月となった。15日現在、23選挙区の59議席に86人が立候補を表明している。東日本大震災から4年7カ月を経て行われる選挙戦は、被災地格差が広がる復興の行方を軸に論戦が繰り広げられそうだ。安保関連法案をめぐる与野党対決が大詰めを迎える中、熱を帯びてきた各選挙区の情勢を探った。(5回続き)

◎仙台・青葉/浮動票の行方を注視

 現職は自民の相沢光哉、中沢幸男、民主の遊佐美由紀、共産の遠藤いく子、無所属の菅間進、吉川寛康の6人が立つ。一角を民主の石田一也、維新の早坂敦、公明の遠藤伸幸の3新人が切り崩せるか。各陣営は最大選挙区の浮動票の行方に注目する。
 7選を目指す相沢は、中心部の立町に事務所を構えた。企業や団体を固めつつ保守層に浸透する。
 中沢は現役最多の8選に挑む。旧来の支援者を小まめに回り、地盤の宮町地区で後援会組織を固める。
 6選を狙う遊佐はミニ集会に力を入れる。地盤の北仙台地区を軸に旧宮城町地区へのてこ入れも図る。
 遠藤いは集会や街頭活動で党支持層を固め、3選を期す。安保法制反対など安倍政権批判を押し出す。
 菅間は7選を懸け、ミニ集会で実績をアピール。地元の中山地区から旧宮城町地区へと浸透を広げる。
 吉川は集会を重ね後援会組織の引き締めを図る。復興政策に取り組んだ実績を強調し、3期目に挑む。
 石田は支持者回りや街頭活動に力を注ぐ。党国会議員や仙台市議と連動し、知名度向上を図る。
 早坂は、仙台市議選は地域政党「輝くまち」の看板で出た。市議経験を武器に浮動票獲得を狙う。
 遠藤伸は党県本部代表石橋信勝の後継。支持団体を固めながら、自公政権の実績をアピールする。

◎仙台・宮城野/現職4人に1新人挑む

 自民の石川光次郎、民主の坂下康子、公明の庄子賢一、無所属の堀内周光の現職4人に、共産新人の大内真理が挑む。
 4選を期す石川は、現次世代参院議員中野正志の秘書経験と人脈を生かし、票を手堅くまとめ上げる。
 坂下は党支持者を中心に四半世紀近い議員経験を訴え、7選を狙う。連合宮城傘下の労組票を固める。
 前回トップ当選の庄子は4選を目指す。県政報告会を重ね、党支持層以外にも広く支持を呼び掛ける。
 堀内は、旧みんなの地方議員が4月に結成した地域政党「輝くまち」の推薦を受け、再選を期す。
 党初の議席獲得の期待が掛かる大内は、街頭宣伝を連日こなす。同年代の子育て世代への浸透を急ぐ。

◎仙台・泉/乱戦 新興住宅地が鍵

 自民の外崎浩子、民主の菅原実、公明の伊藤和博の現職3人が立候補。新人は自民の遠藤隼人と庄田圭佑、共産の中嶋廉、元気にする会の熊谷敏彦、無所属の大久保三代、大庭雅寛、鎌田さゆりの7人が挑む。乱戦を制する鍵を新興住宅地の無党派層が握る。
 4選を目指す外崎は安保法制への批判を警戒。地元の企業経営者らの支援を基盤に女性票を固める。
 菅原は連合宮城傘下の労組票を土台に4選をうかがう。地盤とする南光台地区などで支持拡大を目指す。
 3選を期す伊藤は党支持団体の組織力を生かす。泉区選出の党仙台市議2人と連携し集票に力を注ぐ。
 遠藤は引退する保守系無所属のベテランの地盤を引き継ぐ。秘書を務めた党参院議員愛知治郎が支える。
 庄田は今期で退く党の長老議員の後継。党衆院議員秋葉賢也の秘書だった経歴を生かし顔を売り込む。
 中嶋は夏の仙台市議選で1位当選した党市議と二人三脚。安保法制反対を掲げ無党派層への浸透を狙う。
 熊谷は地元の長命ケ丘地区を拠点に同窓生らの支持を得る。連日街頭に立ち、行財政改革断行を掲げる。
 大久保は新興住宅地に足場の事務所を構えた。子育て世代に照準を合わせ、ブログで連日情報発信する。
 大庭は自民党県連政治スクール出身。ミニ集会を繰り返し、専門のエネルギー問題を説き支援を求める。
 鎌田は民主衆院議員だった当時の支持者が頼り。新興住宅地を主戦場に反自民票の受け皿を目指す。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選

4045チバQ:2015/09/25(金) 22:00:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150918_11019.html
<宮城県議選>攻防秋の陣 直前情勢(2)


◎仙台・太白/5政党から6人挑む

 自民の佐々木幸士、民主の藤原範典、社民の岸田清実の現職3人に、自民の菊地伸志、公明の横山昇、共産の角野達也の新人3人が挑む。新人はいずれも、今期限りで退くベテラン議員や元議員の後継者。
 3選を狙う佐々木は仙台市議の実弟心と連動。今月4日に死去した元同市議の実父両道と2代にわたる支持者も多い。
 6選に挑む藤原は地元の鈎取地区を中心に支持者回りを重ねる。地元行事に小まめに顔を出し、実績をアピールする。
 岸田は5選に向け、23の個人後援会をフル回転させる。党勢維持を目標に地盤の八本松、郡山両地区を地道に固める作戦。
 菊地は実父が5期務めた元議員の浩で、祖父の故辰夫も元議員。地元の中田地区に広く浸透し、支持者の動きも活発だ。
 横山は5期で引退する小野寺初正を継いだ。前回トップ当選の小野寺と二人三脚で、党支持団体を中心に回っている。
 5期で勇退する横田有史の後継の角野は、街頭活動を既に200回以上繰り返した。安保法制への反対世論も取り込む。

◎仙台・若林/混戦一転 少数の戦い

 自民、社民の両ベテラン議員が引退を表明し、混戦から一転して少数での戦いになる見通し。自民の細川雄一の現職1人に、自民の渡辺勝幸、民主の千葉阿佐子、共産の福島一恵の新人3人が立候補。無党派層と引退2議員の支持者の動向に注目が集まる。
 3選を目指す細川は、六郷、七郷両地区の支持者や企業を歩き地盤固めに余念がない。安全安心のまちづくりや農業振興を訴える。
 前回落選の渡辺は沖野地区が地盤。選挙区の全域で既に500回近く街頭活動を重ねた。地方創生、教育充実をアピールする。
 千葉は河原町に事務所を構えた。党国会議員と連動して地域を回り、知名度アップを図る。介護や子育て環境整備を掲げる。
 前回は31票の小差で次点に泣いた福島は、仙台市議5期で培った知名度を武器に雪辱を期す。福祉向上、安保法制反対を唱える。

◎塩釜/自・共が対決

 自民の佐藤光樹、共産の天下みゆきの両現職に、自民の元議員柏佑整が割って入る。自民が4年ぶりに2議席を独占するか、共産が前回8年ぶりに得た議席を死守できるかが焦点になる。
 4選を狙う佐藤は県政報告会、街頭演説などに余念がない。地域に根差し、きめ細かく活動してきた実績を強調する。
 天下は8月の塩釜市議選で党公認候補と連動。連日街頭に立ち、暮らしと仕事の再建を重点的に訴え再選をうかがう。
 前回次点の柏は県政復帰に向け後援会組織を建て直した。港湾・水産関係者を中心に支持を呼び掛け、5選を目指す。

◎多賀城・七ヶ浜/4人の激戦

 自民の寺沢正志、仁田和広の現職2人と、共産の戸津川永、無所属の深谷晃祐の新人2人が立候補。無投票だった前回から一転、激戦の様相だ。
 7選を目指す仁田は、地元の七ケ浜町を軸に支持を呼び掛ける。復興事業の実績を強調、知事村井嘉浩とのパイプもアピールする。
 3選を期す寺沢は多賀城市が地盤。深谷との保守分裂の危機感を背景に、旧来の支持者へのあいさつ回りとミニ集会をこなす。
 戸津川は党支持層を手堅くまとめ、街頭宣伝では村井県政批判を展開。地方商工業者と生活者の保護を訴え、幅広い浸透を狙う。
 元多賀城市議の深谷は若さを前面に出す。保守系市議の過半数から支持を取り付け、浮動票の掘り起こしを図っている。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年09月18日金曜日

4046チバQ:2015/09/25(金) 22:01:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150920_11030.html
<宮城県議選>攻防秋の陣 直前情勢(3)



◎石巻・牡鹿/前回と同じ顔触れに

 自民の池田憲彦、民主の坂下賢、共産の三浦一敏、無所属の斎藤正美、本木忠一の現職5人に、自民の佐々木喜蔵と民主の加賀剛の元議員2人が県政復帰を懸けて挑む。2011年の前回と同じ顔触れになる見通しで、いずれも議員経験の豊富なベテランぞろい。東日本大震災からの復興などを争点に前哨戦から激戦模様だ。
 5選を狙う池田は知事村井嘉浩や国政とのパイプをアピール。旧河南町を中心に支持者回りをこなす。
 5選を目指す坂下は地盤の旧河北町や旧市内で支持拡大を図る。8月末には後援会活動報告会を開いた。
 三浦は震災復興に加え、安保法制や原発再稼働への反対を訴える。無党派層への浸透を図り再選を狙う。
 6選を目指す斎藤は集会や企業回りを本格化させ、支持固めに余念がない。19日に事務所を開設した。
 本木は4選に向け、既に市内約50カ所で県政報告会を開いた。旧町域でも会合を重ね票の上積みを図る。
 5選をうかがう佐々木は市中心部を軸に個人票や中小企業関係者の支持固めに奔走。返り咲きを狙う。
 雪辱を期す加賀は地元や後援会組織を頼りに臨戦態勢。若者や女性票の取り込みを進め、4選を目指す。

◎気仙沼・本吉/現新6人競り合いか

 自民の畠山和純、民主の内海太、維新の境恒春の現職3人に加え、無所属の斉藤巳寿也、守屋守武、山崎哲の新人3人が続々と名乗りを上げた。6人全員が合区前の旧気仙沼選挙区(気仙沼市)を地盤とし、激しい競り合いが予想される。
 6選を狙う畠山は12日に事務所を開設。南三陸町など各地で報告会を重ね、後援会組織を引き締める。
 7選を目指す内海は街頭演説や報告会をこなす。気仙沼市議時代からの支持基盤を軸に票固めを進める。
 境は朝晩の街頭活動などに精力的。党中央の分裂騒動と距離を置き、迅速な震災復興を訴え再選を期す。
 斉藤は県職員として25年間培った経験を強調。支援者との懇談を重ね、知名度アップを図っている。
 元市議会議長の守屋は気仙沼市階上地区が地盤。自民党の推薦を受け、支持拡大に余念がない。
 元東京都江戸川区議の山崎はボランティア活動で培った人脈から、各地を回って個人票を取り込む。

◎東松島/無投票濃厚

 6選を狙う自民現職の渥美巌は、東日本大震災の復興加速を最重点公約に掲げる。20日に県政報告会を開き、10月に事務所を開設する予定。ほかに立候補の動きは表面化しておらず、2007年、11年に続き無投票当選の可能性が高まっている。

◎遠田/2新人争う

 自民現職が引退し、空席を無所属新人の赤坂芳則と佐々木功悦が争う。共に美里町が地盤。涌谷町での浸透度が一騎打ちを制する鍵になりそうだ。
 赤坂は6月に立候補を表明し、7月末に美里町議を辞職した。JR小牛田駅近くに事務所を構え、地盤の南郷地区から美里町全域、涌谷町へ支持拡大を狙う。
 佐々木は旧小牛田町長を4期、美里町長を2期務め、知名度が高い。美里町議のほぼ全員の支持を取り付け、民主衆院議員安住淳も全面的に支援している。

◎宮城/激戦が一転

 自民現職で5選を目指す安部孝のほかに立候補の表立った動きはない。無所属新人との激戦だった前回から一転、無投票となる公算が大きい。安部はJR利府駅前で街頭演説を実施。20日には松島町で国会議員らを招いて大規模な集会を開き、支持拡大を狙う。

◎黒川/2現職出馬

 いずれも自民現職で、4選を狙う中山耕一、7選を目指す藤倉知格が立候補する。2人のほかに目立った動きはなく、無投票の可能性が強まっている。
 中山は地盤の富谷町を軸に全域で浸透を狙う。保育所の待機児童解消や高齢者福祉充実を掲げる。
 藤倉は近く大和町に事務所を設け、総決起大会を開く。指定廃棄物最終処分場建設反対などを訴える。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年09月20日日曜日

4047チバQ:2015/09/25(金) 22:02:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150921_11031.html
<宮城県議選>攻防秋の陣 直前情勢(4)


◎登米/2現職に3人が挑む

 自民の只野九十九、無所属の渡辺忠悦の現職2人に自民元議員の熊谷盛広、無所属新人の佐々木奈津江、白鳥昭浩の3人が絡む。
 只野は前回、次点とわずか180票差で再選。地盤の旧豊里町、米山町、登米町を固めつつ、有権者の多い旧迫町、中田町でも票を上積み、3選をうかがう。
 前回トップ当選の渡辺は3選を目指す。支持者の流出を食い止めながら、新たな支持層を掘り起こす。小まめに地域を回り、活動報告を配って実績を訴える。
 前回小差で涙をのんだ熊谷は2期目に挑む。全域を丹念に回り、後援会組織をてこ入れ。県政復帰に向け支持者は「今度は必ず当選させる」と結束を強める。
 民主の推薦を得た佐々木は、佐沼高の同級生人脈で支持を広げる。労組OBや女性の会合に顔を出し、旧迫町、中田町を中心に他地区への浸透を狙う。
 白鳥は元国土交通省職員の実績と経験を強力にアピールする。公約として東北電力女川原発の廃炉や農業振興などを掲げ、浮動票の獲得を目指す。

◎栗原/三つどもえ
 自民の長谷川敦、無所属の川嶋保美の現職2人と無所属元議員の熊谷義彦が立候補を予定。前回と同じ顔触れによる三つどもえの戦いの公算が大きい。
 3選を目指す長谷川は8月30日の県政報告会で、知事村井嘉浩、党衆院議員小野寺五典との親密さをアピール。強固な後援会組織を生かし、票を掘り起こす。
 4選を狙う川嶋は各種イベントに顔を出し、フットワークの軽さをPRする。9月13日に活動拠点の旧若柳町で開いた県政報告会には約500人を集めた。
 熊谷は13日、旧築館町に後援会事務所を構えた。農業・福祉分野、指定廃棄物最終処分場建設問題で住民と対話を重ね、4期目への支持固めに余念がない。

◎大崎/現新6人地盤固める
 自民の菊地恵一、中島源陽の現職2人と、自民の佐々木賢司、共産の内藤隆司、社民の菅原厚、無所属の高橋憲夫の新人4人が立候補する。いずれの陣営も8000票が当落ラインとみて、支持拡大に懸命だ。
 菊地は大票田の旧古川市中心部に事務所を構えた。3選を見据え、後援会組織の動きも活発だ。
 4選を目指す中島は旧岩出山町を地盤とする。農業関係者をはじめ、幅広い層に浸透を図る。
 旧三本木町から立つ佐々木は4期で引退する佐々木征治の後継。地盤の旧志田郡の支持固めに奔走する。
 内藤は4人の大崎市議と連動、党の基礎票への上積みを狙う。鹿島台地区などへの浸透を模索する。
 菅原は5期で退く岩渕義教の後継をアピール。労組票に個人票を上積みすべく、市全域に足を運ぶ。
 高橋は、旧古川市中心部に支持者が多い。草の根選挙で浮動票の掘り起こしを目指す。

◎加美/現新の対決
 自民現職の皆川章太郎と無所属新人の高橋啓の一騎打ちが予想される。過去2回は無投票で、選挙戦は12年ぶり。加美町が県内候補地の一つとなった指定廃棄物の最終処分場建設問題の行方も影響しそうだ。
 5選を狙う皆川は後援会組織の立て直しを急ぐ。知名度を生かし、地盤とする旧中新田町に加え全域で浸透を図る。
 3月に加美町総務課長を退職した高橋は、上司だった町長猪股洋文の全面支援を受ける。自民系町議も一部取り込んだ。
(敬称略)

◇県議選立候補予定者
 

 【登米】(2―5)
只野九十九67会社社長   自現(2)
渡辺忠悦65医療法人理事 無現(2)
熊谷盛広64農林業    自元(1)
佐々木奈津江51参院議員秘書 無新 
(民推)
白鳥昭浩54元国交省職員 無新 

 【栗原】(2―3)
長谷川敦42元衆議員秘書 自現(2)
川嶋保美71会社会長   無現(3)
熊谷義彦64党県役員   無元(3)
(社推)

 【大崎】(4―6)
菊地恵一57会社役員   自現(2)
中島源陽52農業     自現(3)
佐々木賢司45会社役員   自新 
内藤隆司57党地区委員長 共新 
菅原厚58労組役員   社新 
高橋憲夫68自営業    無新 

 【加美】(1―2)
皆川章太郎62元衆議員秘書 自現(4)
高橋啓61元加美町職員 無新 


関連ページ:宮城政治・行政
2015年09月21日月曜日

4048チバQ:2015/09/25(金) 22:03:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150922_11027.html
<宮城県議選>攻防秋の陣 直前情勢(5)

◎白石・刈田/3回連続の無投票濃厚
 自民現職の安藤俊威、無所属新人の横山隆光が立候補の準備を進める。2007年、11年に続く無投票当選の可能性が高まる。
 安藤は議長公務の傍ら白石市を中心に後援会組織を地域単位で引き締め、知事村井嘉浩との近さもアピールする。横山は秘書だった自民衆院議員西村明宏の支持基盤を頼りに白石市、蔵王町で浸透を図る。安藤が七ケ宿町で19日開いた500人規模の集会には横山も出席し、共闘を演出した。
 社民会派に属する無所属現職の佐藤詔雄は4期限りで引退。佐藤の地盤の蔵王町では非自民系の擁立を探る動きが複数あったが、立ち消えとなった。

◎名取/現職2人が再選目指す
 自民の石川利一と、無所属で民主の推薦を得た太田稔郎の現職2人がそれぞれ再選を目指す。無投票を阻止しようと、新たに出馬を模索する動きがある。
 石川は震災復興の加速化やインフラ整備の推進などを公約に掲げる。後援会組織を中心に、党支持層を手堅くまとめる。
 太田は被災者の心のケア、農林水産業振興などをアピール。新興住宅地などで報告会を開き、無党派層の取り込みを図る。

◎角田・伊具
 4選を目指す自民現職の長谷川洋一のほかに立候補の動きはなく、3人が激戦を演じた前回から一転、無投票が濃厚になっている。
 長谷川は地盤の角田市に加え、丸森町でも浸透する。8月初旬に同市で開いた県政報告会には知事村井嘉浩や両市町の首長、議員を集め、支持層を固めた。

◎岩沼
 自民現職の村上智行に無所属新人の大友健が挑む一騎打ちの構図。8年ぶりの選挙戦となる見通し。
 前回無投票で再選を決めた村上は震災復興や産業振興などを掲げ、党支持者を軸に基盤強化を急ぐ。
 大友は市中心部に事務所を置いた。地域活性化や安保法制反対などを訴え、非自民層への浸透を図る。

◎柴田/2現職出馬
 自民の高橋伸二と民主の須藤哲の現職2人がともに3選を目指す。現段階でほかに出馬の動きはなく、前回に続き無投票となる公算が大きい。
 高橋は大河原町で県政報告会を開き、知事村井嘉浩と気勢を上げた。産業振興や教育の充実を掲げる。
 須藤は大河原町に事務所を開いた。郡内を精力的に歩き、雇用の創出や若者の定住促進を訴える。

◎亘理/現職だけか
 自民現職の渡辺和喜が8選を目指す。支持者へのあいさつ回りを重ねる渡辺は10月上旬、亘理町で事務所開きを予定。告示前に同町内で大規模集会を計画している。他に立候補の動きは表立っていない。(敬称略)

◇県議選立候補予定者
 【白石・刈田】(2―2)
安藤俊威 57 県議会議長  自現(5)
横山隆光 42 会社役員   無新 

 【名取】(2―2)
石川利一 67 元仙台市職員 自現(1)
太田稔郎 64 農業     無現(1)
(民推)

 【角田・伊具】(1―1)
長谷川洋一 61 農業     自現(3)

 【岩沼】(1―2)
村上智行 46 元岩沼市議  自現(2)
大友健 66 元新聞記者  無新 

 【柴田】(2―2)
高橋伸二 49 元衆議員秘書 自現(2)
須藤哲 71 元大河原町議 民現(2)

 【亘理】(1―1)
渡辺和喜 73 元衆議員秘書 自現(7)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年09月22日火曜日

4049チバQ:2015/09/26(土) 22:32:20
青森県議会

自由民主党 30人
成田一憲 神山久志 田中順造 阿部広悦 越前陽悦 清水悦郎
森内之保留 工藤兼光 熊谷雄一 岡元行人 三橋一三 丸井裕
山谷清文 小桧山吉紀 夏堀浩一 工藤慎康 高橋修一 蛯沢正勝
沼尾啓一 藤川友信 工藤義春 横浜力 寺田達也 菊池憲太郎
齊藤爾 花田栄介 鳴海惠一郎 齊藤直飛人 山口多喜二 谷川政人


民主党 6人
北紀一 田名部定男 松尾和彦 山田知 渋谷哲一 田中満


青和会 5人 >>3620
川村悟(連合青森の推薦) 櫛引ユキ子(元自民) 一戸富美雄(東北電力労組出身・連合青森の推薦)
関良(09年青森市長選落選) 菊池勲 (松下政経塾出身)


公明・健政会 3人
伊吹信一 畠山敬一 吉田絹恵(保守系)

日本共産党 3人
諏訪益一 安藤晴美 松田勝


無所属 1人
古村一雄 (元)浪岡町長 県知事選 反核系の大竹進の選対>>3757

4050チバQ:2015/09/26(土) 22:42:12
秋田県議会

自由民主党 (27人)
北林康司 鈴木洋一 能登祐一
大野忠右エ門 鶴田有司 小田美恵子
川口一 大 関衛 渋谷正敏
柴田正敏 平山晴彦 小松隆明
佐藤賢一郎 加藤鉱一 近藤健一郎
工藤嘉範 原幸子 竹下博英
北林丈正 佐藤雄孝 菅原広二
菅原博文 髙橋武浩 鈴木雄大
今川雄策 佐藤信喜 鈴木健太

みらい (7人)   民主と統一会派組んでいたが民主色はなくなってる感じ
土谷勝悦 三浦英一 渡部英治
東海林洋 丸の内くるみ 三浦茂人
佐藤正一郎

社会民主党 (4人)
石田寛 石川ひとみ 加藤麻里
薄井司

民主・無所属 (3人)
沼谷純 小原正晃 石川徹

公明党 (1人)
田口聡

日本共産党 (1人)
加賀屋千鶴子

4051チバQ:2015/09/26(土) 22:56:21
山形県議会

自由民主党(30)
  渋間佳寿美  佐藤聡    能登淳一  矢吹栄修   山科朝則  小松伸也        
  佐藤昇 島津良平   加賀正和  森谷仙一郎  鈴木孝   大内理加   
  奥山誠治  小野幸作  金澤忠一 伊藤重成    舩山現人   田澤伸一  
  森田廣    坂本貴美雄  星川純一  佐藤藤彌    志田英紀   野川政文  
  阿部賢一  鈴木正法  平弘造  阿部信矢  今井榮喜   後藤源


県政クラブ(9)
  青木彰榮(自民党籍持つ>>3668 自民県議破り当選)   青柳安展(民・社推薦)  
  石黒覚(民主公認)    金子敏明(社民推薦)  吉村和武(民主公認)   
  髙橋啓介(社民公認)   阿部昇司(民主公認) 木村忠三
  広谷五郎左エ門(社民公認)    


日本共産党山形県議団(2)
関徹 渡辺ゆり子


公明党(1)
  菊池文昭


無所属
  柴田正人
  楳津博士 (元県政クラブ 吉村知事寄り)

4052チバQ:2015/09/27(日) 21:41:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150926_21042.html
アウガ窓口新設否決「維持費が財政圧迫」

 青森市の複合商業施設「アウガ」に行政窓口を新設する市の計画が25日、頓挫した。市は設置費用3600万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を市議会9月定例会に提出したものの承認が得られなかった。市議会は同日、設置費用を削減した補正予算の修正案を賛成27、反対7で可決した。
 窓口設置はアウガ再生の一環として計画された。ビル4階の公共スペースを活用。土・日曜や祝日も含めて印鑑登録や住民票交付、市税収納などをできるようにする方針で、来年4月の開設を目指していた。
 市議会は設置費用に加えて年間2000万円程度の維持費が財政を圧迫し、市民の利便性も低いと反発。予算特別委で修正案の可決に至っていた。
 一方、アウガ5階に来年1月に設置予定の健康相談拠点「まちなか保健室」の整備費650万円は認めた。ただアウガ再生プロジェクトチーム(PT)が12月をめどにまとめる提言を踏まえて検討すべきだとの付帯決議も可決した。
 鹿内博市長は定例会後の記者会見で「(窓口設置に)同意してもらえず残念。付帯決議も真摯(しんし)に受け止めたい」と話した。
 9月定例会は2014年度決算などを含む38議案を可決、同意し閉会した。13億円を増額補正した15年度一般会計予算総額は1212億6700万円。


関連ページ:青森政治・行政
2015年09月26日土曜日

4053チバQ:2015/09/27(日) 21:49:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150927-00000008-khks-pol
<危険ドラッグ>条例案で与野党対立
河北新報 9月27日(日)11時52分配信

<危険ドラッグ>条例案で与野党対立
条例案の採決を見送り継続審議を決めた県議会保健福祉常任委員会=25日
 宮城県議会9月定例会に議員提案された危険ドラッグ規制条例案は、県警の立ち入り調査に対する「違憲」の指摘をめぐって波乱含みの審議が続く。国会で強行採決の末に成立した安全保障関連法の余波も受け、県議選(10月16日告示、25日投開票)を前に一歩も後に引けない各会派、各議員の思惑が交錯する。(報道部・浅井哲朗)

 「県民の健康を守るには実効性の確保が重要だ。仙台地検の指摘を踏まえ丁寧に検討した」

 条例案が提出された17日の本会議。超党派による条例検討会の座長として提案理由を説明した公明党県議団の議員は、立ち入り調査の議論が尽くされたことを強調した。

 検討会は6月議会での成立を目指してきたが、提案が秒読みに入った段階で思わぬ指摘を受けた。

 検討会の意見照会に仙台地検が、条例案が認める県警の立ち入り調査が令状なしの捜索や黙秘権の侵害につながる恐れに言及。土壇場で待ったがかかった。

 最大会派の自民党・県民会議は、先行する16都府県や過去の県条例を念頭に問題ないと強調。改革みやぎと公明党県議団がこれに続いたが、共産党県議団、社民党県議団は「憲法違反の条例は作れない」と反対を貫いた。

 この時期国会では、憲法学者の多くが違憲と指摘した安保法案の審議が白熱した。国会との二重写しにも見えた違憲性をめぐる議会内の対立は、議員提案なのに全会一致が難しいという異例の事態に陥った。

 象徴的な場面が9月初旬の最後の検討会であった。

 県警に立ち入り調査の慎重運用を守らせる狙いから、無所属の会の議員が基本的人権を尊重する条文の追加を提案。過去の規制条例にもある条文にならった。

 絶妙の落としどころにも思えたが、自民が「当たり前の条文を入れる必要はない」と一蹴。協議は物別れに終わった。

 「安保法案の審議中、違憲の指摘に自民は寸分の妥協もできなくなった。安倍政権と姿勢は一緒だ」と妥協案を出した議員は落胆する。「このままでは選挙戦に響く」との不安が自民会派内からも湧いたが、強硬論にかき消された。

 2月定例会でも提案に至らなかった条例案にとって、県議選が控える今定例会はラストチャンス。「選挙戦で実績をアピールしたい議員の事情」と、慎重審議を求める議員は指摘する。

 法曹界からは「警察権力を拡大させるだけ。急がないでほしい」(仙台弁護士会)との声が上がる。条例案が付託された保健福祉常任委員会は25日の採決を見送り、予備日の28日に審議を継続することを決めたが、タイムリミットは迫っている。

[危険ドラッグ規制条例案](県薬物の乱用の防止に関する条例案) 中枢神経に作用し心身を害する疑いのある物質を広く「知事指定薬物」に指定。購入や譲り受け、所持や使用を禁止し、違反に対しては罰則を科す。県警の立ち入り調査を、拒否した場合の罰則も含め盛り込んだ。

4054チバQ:2015/09/27(日) 22:40:09
岩手県議会
■改革岩手 16人
田村誠【民主】
髙橋但馬【民主】
軽石義則【民主】
髙橋元【民主】
佐々木朋和【民主】
小野共【民主系 無所属出馬】

阿部盛重【生活】
佐々木順一【生活】
名須川晋【生活】
関根敏伸【生活】
郷右近浩【生活】
菅野ひろのり【生活】
伊藤勢至【生活系 無所属出馬】

佐藤ケイ子【社民市議 無所属出馬】
千葉進 無所属
柳村一 無所属

■社民党 2人
小西和子
木村幸弘

■日本共産党 3人
斉藤信
高田一郎
千田美津子

■創成いわて 5人 議長選で民生に協力→副議長ポストを得る>>4038とか
中平均   元民主
五日市王  民主→いわて県民クラブ→一山会
工藤誠   新人
田村勝則  新人
工藤大輔  生活会派>>2570

■自由民主クラブ 13人
福井せいじ
樋下正信
佐々木宣和
城内よしひこ
川村伸浩
髙橋孝眞
嵯峨壱朗
工藤勝子
神﨑浩之
佐々木茂光
岩崎友一
千葉伝
柳村岩見

■公明党 1人
小野寺好

■いわて県民クラブ 6人
千葉絢子 新人
飯澤匡
工藤勝博 元民主
佐々木努 元民主
渡辺幸貫 元民主
ハクセル美穂子 新人

■無所属
吉田敬子 地域政党いわて→無所属
臼澤勉

4055名無しさん:2015/09/28(月) 22:23:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000020-khks-pol
<宮城県議選>護憲の党 社民正念場
河北新報 9月28日(月)15時58分配信

 10月16日告示、25日投開票の宮城県議選で社民党が正念場に立たされている。立候補予定者が不足し、このままでは現有議席を下回るのが必至の情勢だ。安全保障関連法への反対世論が高まる中、「今こそ存在感を発揮する時なのに」と関係者は悔しさを隠せない。

 安保関連法が成立する直前の25日夜、仙台市内で開かれた集会で党ののぼりがはためいた。

 「戦争する国、絶対反対!」と叫びながら、党県連関係者らが繁華街を練り歩いた。護憲や平和は、党が旧社会党時代から一貫して掲げる金看板。県連はこの間、街頭で繰り返し成立阻止を呼び掛けてきた。

 田山英次副幹事長は「安保関連法は憲法解釈の限度を超え、立憲主義を踏みにじっている。県議選では県政課題だけでなく、安保も訴えていく」と話す。

 政権批判の世論を追い風に戦いたい県議選だが、候補擁立作業は完全に行き詰まっている。

 党県連は現段階で、太白選挙区の現職と大崎の新人の2人を公認し、栗原の元議員1人の推薦を決定。仮に全員当選しても、党県議団の現有議席4を下回る。

 2011年の前回公認した若林の現職と、推薦した白石の現職がともに、健康上の理由で今期限りで引退。「後継の新人発掘は厳しい」(田山副幹事長)まま、告示日が近づく。

 「支持労組の組織力が年々弱体化し、後継者を育てられなかった。ベテランの存在感を重く感じ、若手が後継に名乗りを上げるのをちゅうちょした」。支持団体の一つ、県平和労組会議の佐々木俊彦事務局長は人材不足を嘆く。

 県議選は党の県組織の存亡を懸けた戦いになる。佐々木氏は「街頭での反応は決して悪くない。3人全員の当選に全力を尽くすのみだ」と力を振り絞る。

4056チバQ:2015/09/29(火) 23:08:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150929_11019.html
<宮城県議選>知事「県政に協力的」で線引き


県議選立候補予定者の県政報告会に出席した村井知事(左から2人目)=27日、富谷町
 10月16日告示される宮城県議選(25日投開票)で、村井嘉浩知事が党派を超えた応援に忙しい。本籍である自民党が公認する現職、元議員、新人に加え、野党会派の候補者にも激励のメッセージを送り、会合に顔を出す。選挙後の県政運営を盤石にしたい知事と、「村井人気」にあやかりたい候補者側の思惑が一致する。

 「今の県政に不可欠な盟友だ」
 村井知事は27日、自民公認の立候補予定者が富谷町内で開いた県政報告会に出席。妻同士の仲の良さなど家族ぐるみの付き合いもアピールし、盛り上げた。
 7月から現職を中心に応援を増やし始めた。事務所開きや決起集会が相次いだ今月は、休日平日を問わず県内各地を飛び回る。
 26、27の両日も、県政与党の自民、公明の現職5人の会合に顔を出した。ハードな日程に、庁内から「公務に支障が出るのでは」と心配の声が上がるほどだ。
 応援は「身内」にとどまらない。野党会派の無所属現職には本人と自分の顔を並べたポスターの使用を許可。民主のベテラン現職が10月に開く県政報告会では対談相手も務める。
 今回の県議選は共産、社民以外からメッセージも含め応援の依頼があり、いずれも応じてきた。応援は告示日の直前まで続く。
 28日の定例記者会見で村井知事は「応援の線引きは特定の政党ではなく、県政運営に協力的であるかどうか。厳しい意見を言いながらも協力してくれる県議を増やすことが重要だ」と説明。
 県議選の争点は「村井県政の是非」と言い、安保関連法については「あまり関係ない。(法は既に成立し)アベノミクスなどに話は進んでいる」と記者の質問を切り捨てた。
 野党のベテラン現職は「これでは、誰も知事に文句が言えなくなってしまう」と嘆いた。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年09月29日火曜日

4057チバQ:2015/10/03(土) 09:30:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151002_11027.html
<宮城県議選>強気の民主 複数擁立選挙区も


岡田代表を招いた民主党県連主催の講演会で、あいさつする新人=1日、仙台市青葉区のハーネル仙台
 民主党県連が16日告示の宮城県議選(25日投開票)に強気の姿勢で臨んでいる。青葉、泉の両選挙区に2人を公認・推薦し、若林には初めて公認を擁立する。しかし複数擁立の主戦論は、共倒れに終わる懸念を拭えない。自ら立候補を予定していた県連幹部が突然出馬を取り下げるハプニングもあり、県議会会派の改革みやぎが有する8議席を維持できるか不安要素が多い。
 県連は青葉で現職と新人を公認、泉では現職の公認に加え新人を推薦した。仙台市内で過去に複数当選は前々回2007年の青葉の2人しか実績はない。
 石巻・牡鹿でも現職と元議員を公認し、前回11年と同じ顔触れで2議席奪還に挑む。宮城野、太白、柴田は現職、若林は新人を公認。さらに名取の現職と登米の新人を推薦し、総勢12人の陣立てとした。
 8月の仙台市議選で公認9人の全員当選に気を良くする県連は青葉、若林、泉を市議7人が手分けして全面協力する方針を決定。青葉、若林の新人には2人ずつ張り付くよう指示した。
 ただ、攻めの姿勢は「票が分散しかねない」(県連幹部)。泉の新人の推薦は県連内に今なお批判的な意見があり、支持者間の対立が強まる。青葉でも候補者同士が協力する様子は見られず、ある候補者は「むしろライバル」と言い切る。
 県連幹部による失態も起きた。気仙沼・本吉で6期務めた幹事長が9月20日、県連への相談なしに出馬を取りやめた。党国会議員が中心となり新たな候補者を探しているが、告示まで間がなくめどは立っていない。
 議席維持が確実視されていた選挙区が一転、1減の事態に陥った。幹事長職は続けるが「幹部にあるまじき無責任な行為」(他の幹部)との声も聞かれ、動揺が広がる。
 党本部は安全保障関連法反対の姿勢を打ち出し、仙台市議選と同様に全面支援に乗り出す構え。だが、県連内にさえ「法案が国会審議中だった市議選と成立から1カ月後の県議選では世論の熱は違う」と冷めた見方があり、ある現職は「県議選は個人の戦い。風には頼らない」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月02日金曜日

4058チバQ:2015/10/03(土) 09:32:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151002_61013.html
<福島県議選>定数58に74人が立候補予定

 任期満了に伴う福島県議選(11月15日投開票)は告示まで5日で1カ月になる。定数58に対し前回(2011年)より14人少ない74人が立候補を予定する。福島、いわき両市など都市部を中心に19選挙区中8選挙区で選挙戦となる見通し。
 1日までに立候補を表明したのは現職52人、元議員2人、新人20人。党派別では自民32人、民主16人、維新2人、公明3人、共産6人、社民2人、無所属13人。無所属のうち、自民が1人、民主が2人を推薦する。
 最大会派の自民は現28議席を超える単独過半数(30議席)以上の獲得を目標に掲げる。昨年の知事選で内堀雅雄知事を擁立し、「県政与党」を自任する民主は現12議席からの上積みを目指す。


関連ページ:福島政治・行政
2015年10月02日金曜日

4059チバQ:2015/10/04(日) 16:10:01
>>4057
> 県連幹部による失態も起きた。気仙沼・本吉で6期務めた幹事長が9月20日、県連への相談なしに出馬を取りやめた。党国会議員が中心となり新たな候補者を探しているが、告示まで間がなくめどは立っていない。
> 議席維持が確実視されていた選挙区が一転、1減の事態に陥った。幹事長職は続けるが「幹部にあるまじき無責任な行為」(他の幹部)との声も聞かれ、動揺が広がる。
内海太県議のことのようですね
引退の旨の記事は見つからないけど

4060名無しさん:2015/10/05(月) 20:34:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00018017-minyu-l07
福島県議選、74人が立候補へ 告示まで「1カ月」
福島民友新聞 10月5日(月)8時0分配信

 任期満了に伴い11月5日告示、同15日投票で行われる県議選(定数58)の告示まで5日で1カ月に迫った。内堀雅雄県政誕生後初めての県議選で、これまで現職52、元職2、新人20の計74人が立候補を表明している。全19選挙区のうち8選挙区で選挙戦が確実な情勢だが、郡山市選挙区でも新人が立候補を目指しており、9選挙区で選挙戦となる見通し。しかし半数以上の10選挙区は4日時点で無投票となる可能性が高く、新人が40人立候補し、無投票当選が5選挙区にとどまった前回4年前の県議選に比べ、動きは低調だ。
 いわき市(定数10)は県内最多の15人が出馬を表明している。自民は現職5人、民主は現職、新人計2人、共産は現職2人、公明は現職1人を擁立した。また無所属現職1人のほか、社民が新人1人、さらに元職、新人の無所属3人も加わり、同じく15人が立候補した4年前と同様に混戦となる見通し。
 福島市(定数8)は、自民が現職4人、民主が元職と新人計2人、社民、共産は現職各1人が立候補を表明。現職が引退する公明と、維新が新人を擁立する。郡山市(定数9)は現職9人が立候補を表明している。内訳は自民5、民主2、公明、共産各1だが、無所属の新人男性が立候補を検討しており、選挙戦が有力な情勢だ。会津若松市(定数4)は、前議長の議員辞職に伴い議席を失った自民が新人2人を擁立。元副議長が引退する民主も現職と新人の計2人が立候補を表明、維新は現職1人、共産は新人1人が出馬する。
 このほか定数3の伊達市・伊達郡、定数2の二本松市、田村市・田村郡、定数1の石川郡、相馬市・新地町が選挙戦となる見通し。

最終更新:10月5日(月)8時0分

4061チバQ:2015/10/07(水) 23:19:27
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20151005-OYT1T50138.html
引退表明したが、後継現れず「出馬」の大熊町長
2015年10月06日 17時43分
特集 大震災
 原発立地自治体のかじ取りを、過酷な原子力災害を経験したトップが引き続き担う可能性が出てきた。


 福島県大熊町の渡辺利綱町長(68)(2期)は5日、記者会見を開き、11月5日告示、同15日投開票の町長選に立候補する意向を表明した。今年6月の後援会で引退を表明していたが、後継と考えた複数の人物が出馬要請に応じなかったためだという。

 渡辺町長は5日開かれた町議会の全員協議会に出席。同町大川原地区での復興拠点の整備や、同町などで国が建設中の中間貯蔵施設の計画などが進んでいないとして、町長選に「立候補して町民の審判を仰ぎたい」と伝えたという。

 その後の記者会見で、渡辺町長は、後継者の擁立難航を踏まえ、「もうタイムリミットかなと思った」と述べた。後援者からは3選出馬を求められていたといい、近く開く会合で正式報告するという。

2015年10月06日 17時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4062チバQ:2015/10/07(水) 23:23:12
復興大臣は東北人が良いと思うんですけどねえ・・・
岩城←→高木でポスト交換すればよいのに

4063名無しさん:2015/10/10(土) 22:24:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000027-khks-pol
「達増流」対立くっきり 知事選後初の代表質問
河北新報 10月10日(土)17時11分配信

 岩手県議会9月定例会は9日、達増拓也知事が3期目の任期になって初の代表質問を行い、達増政治をめぐる論戦が始まった。民主、生活両党系が合流した最大会派・改革岩手は県政手腕に期待を表明。対抗する自民党などは野党的立場を鮮明にした。達増派が厚みを増した分、伯仲する反達増派との対立構造がくっきりと浮かび上がった。

 「3選をお祝い申し上げる。今後4年はさらに期待したい」。改革岩手の高橋元氏(民主党県連代表代行)は、県政与党としての存在感を強調するように達増氏を持ち上げた。

 「震災復興や人口減少対策など公約に掲げた政策の質の向上を図り、着実に実施する」と応じた達増氏。一時は対立した古巣との協調をアピールしてみせた。

 安全保障関連法への反対を鮮明にする達増氏の姿勢を追及したのは、第2会派・自民クラブの嵯峨壱朗氏(自民党県連総務会長)。「県政課題は山積し、国との協力は不可欠。知事として必要以上に政権交代を主張しているのではないか」とただした。

 達増氏は「知事の政治姿勢によって有利不利となるならば、国が全体主義的になっている危険性がある。そうなれば政権交代の必要性は客観的に増す」と持論で返した。

 反達増の第3会派・いわて県民クラブの飯沢匡氏は、復興財源の地方負担をめぐり、政府与党と達増氏の隔たりを指摘。「知事が県民党を掲げ、国政与党との距離感が変わるかと思ったが、そうでもなかった」と突いた。

 達増氏は「国には引き続き必要な支援を求める」と淡々と述べるにとどめた。

 今定例会で審議される前年度一般会計決算は、3年連続で不認定となっており、会派間の駆け引きが焦点となる。

<県議会、議員海外視察 16年度再開へ>

 岩手県議会は9日の議会運営委員会で、公費による議員の海外視察を2016年度に再開する方針を決めた。視察経費を東日本大震災の復旧事業費に充てるため、11年度に休止していた。

 田村誠議長が再開を提案した。議運を構成する4会派は「復興の先を見据えた取り組みを提案していくことも重要」などと再開で一致した。オブザーバーで参加する共産党は「多くの人が仮設住宅で暮らしている中で県民理解は得られない」と反対した。

 海外視察は任期中に1度で、1人当たり90万円を上限としている。

4064チバQ:2015/10/12(月) 23:02:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151010_11011.html
<宮城県議選>安保 市議選逆風がトラウマに


自民党陣営の街頭演説で、安保関連法は積極的に語られていない=仙台市内
拡大写真
 16日告示される宮城県議選(25日投開票)で、仙台市内5選挙区の自民党陣営が、9月19日に成立した安全保障関連法の扱いに神経をとがらせている。法案審議のさなかだった8月の仙台市議選では、採決を強行した政権批判の逆風が吹いたとされる。採決から1カ月後の県議選にも影響は及ぶのか、各陣営は風向きを測りかねている。(宮城県政取材班)

<「影響読めない」>
 「嫌な風がまだ吹いているようだ。厳しい選挙を覚悟しなくてはならない」
 宮城野選挙区(定数4)で4選を目指す現職は2日開いた総決起大会で警戒感を示しつつ、「最も訴えるべきは震災復興の加速だ」と話題を転じた。
 市議選では5選挙区中3選挙区で共産党がトップ当選し、残る2選挙区は民主党系が制した。両党とも党幹部を続々と投入し、安保法制と与党を徹底批判する戦術が奏功した。
 自民は議席、総得票ともに増えたが、公認1人当たりの平均得票は前回(2011年)の5151票から4640票に減った。「県議選も風は全く期待できない」との危機感が各陣営に共通する。
 「安保を語ることが選挙にどう影響するのか、正直言って読めない」。3選をうかがう若林選挙区(3)の現職は頭を抱える。
 選挙区内に陸上自衛隊駐屯地があり、関係する有権者も多い土地柄。事務所開きではまず重点公約を並べた上で「与党の責任として安保の必要性を理解してもらえるよう訴えたい」と付け加え、あえてうやむやにしない姿勢を示した。
 だが、支持者から寄せられたのは「今は控えた方がいいのではないか」という心配の声だった。

<世論刺激避ける>
 7選を狙う青葉選挙区(7)の現職は「演説では時間を割いて、有権者に説明を尽くす」と力説するが、真っ向勝負はむしろ少数派だ。与党の看板を掲げる公認候補から、積極的に語られる場面は多くない。
 「野党が攻勢を仕掛けるのに、何も語らないわけにはいかないのだが…」。太白選挙区(5)の新人は言葉を探しあぐねる。
 街頭やミニ集会では、特定の支持政党を持たない主婦から「安保反対」と浴びせられる。新人は「上から押しつけるような安倍政権の進め方が市民には強引と映った」と感じている。
 「市議選当時とは状況が変わっている。国政で決まったことを地方選挙で触れる必要はない」と4選を期す泉選挙区(5)の現職。大きくうねった世論を今更刺激したくないようだ。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月10日土曜日

4065チバQ:2015/10/14(水) 19:59:55
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151013-OYT1T50106.html
選挙違反市議、「繰り上げ当選回避」して辞職願
2015年10月14日 09時26分
 7月の山形県尾花沢市議選で公職選挙法違反(買収、事前運動)に問われた前議長で市議の鈴木敏正被告(70)が13日、菅野修一議長に辞職願を提出し、受理された。

 選挙から3か月を過ぎたため、次点候補の有路豊治氏(73)に繰り上げ当選は適用されない。

 鈴木被告は13日午前、市議会で菅野議長と面会。「一身上の都合」を理由とする辞職願を手渡し、「多大なご迷惑をおかけして申し訳ありません。心からおわび申し上げます」と述べた。

 その後、報道陣に対し、鈴木被告は市議会で2度の辞職勧告決議を受けながらも辞めなかったことについて、「支持者と相談した結果、次点候補の繰り上げ当選を回避した方が良いと判断した」と答えた。これについて、菅野議長は「辞職勧告決議を受けて早々に決断しなかったのは残念だ」と述べた。

 加藤国洋市長は「事実を大変重く受け止めている。議会と連携を図り、引き続き元気な尾花沢づくりに取り組んでいく」とするコメントを発表した。

 起訴状などによると、鈴木被告は市議選告示前の6月、有権者6人に投票と票の取りまとめなどの運動を依頼し、報酬として現金計16万円を渡したとされる。初公判で鈴木被告は起訴事実を認めている。判決は14日に言い渡される。

2015年10月14日 09時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4066チバQ:2015/10/14(水) 20:02:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151014_11024.html
<宮城県議選>3候補擁立の維新、分裂騒動が影

 宮城県議選(16日告示、25日投開票)に公認候補3人を擁立する維新の党県総支部が、党本部の分裂騒動に頭を痛めている。党のイメージ低下は避けられず、分裂後の県組織の動向も見えにくい。直前に迫った県議選に向け、関係者は「組織は割れても政策や理念に変わりはない」と強調する。
 維新は現在、橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事らが24日に結党する「おおさか維新の会」、松野頼久代表を担ぐ民主党と結いの党出身議員ら非大阪系、どちらにも属さない議員-の3グループに割れている。
 県総支部によると、分裂後にどのグループに属するかは個々のメンバーの判断に委ねる。正式な分党手続きに進んだ場合でも2カ月ほどかかり、新党が結成されることになっても県議選は「維新の党」公認として臨む。
 ある公認候補は「分裂騒ぎが選挙に影響しないと言ったらうそになる。最悪のタイミングで、本部は地方のことなど考えていないのだろう」とため息をつく。
 県総支部の中には、みんなの党の分裂・解党、結いの党結成、結いの党と日本維新の会の合流-といった第三極の離合集散を経験したメンバーもいる。
 渦中にいた林宙紀県総支部長(37)は一連の分裂劇について「政策の違いではなく、感情的な衝突で分かれたように見える。政策を語り、有権者に支持してもらってきただけに申し訳ない」と頭を下げる。
 その上で「われわれが主張してきたのは税金が住民に役立つように使われているかどうか検証し、東北の発展につなげること。県議選でもこの主張を前面に戦わせてほしい」と訴える。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年10月14日水曜日

4067チバQ:2015/10/14(水) 21:19:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151014_61055.html
<福島県議選>民主、社民など7選挙区で協力

 任期満了に伴う福島県議選(11月5日告示、15日投開票)で、民主党、社民党、連合福島、県議有志でつくる「4者協議会」は13日、会津若松市など7選挙区で選挙協力する方針を確認した。
 民主党県連の亀岡義尚幹事長ら代表者が福島市で会合を開き、確認書を交わした。対象となる選挙区では民主党が公認、推薦した候補者を協力して応援する。社民党が候補者を擁立し、民主党と競合する福島市、いわき市の両選挙区は対象外とした。
 連合福島の今泉裕会長は会合終了後、「(県議選は)反自民勢力が協力する選挙になる」と述べた。
 4者協は福島県知事選が終了した昨年12月から県議選対応を協議。社民党は会津若松市や郡山市で候補者の擁立を模索したが断念したため、7選挙区での協力が決まった。


関連ページ:福島政治・行政
2015年10月14日水曜日

4068チバQ:2015/10/14(水) 21:20:32
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151006-OYTAT50030.html
15県議選 直面する課題
人口減「暮らし維持」急務
2015年10月06日 05時00分
花山地区で唯一の診療所前で「デマンドバス」に乗り込む女性
花山地区で唯一の診療所前で「デマンドバス」に乗り込む女性

 「足元に気をつけてください」「どうもね」

 栗原市花山地区。地区で唯一の診療所から出てきた女性が、ゆっくりとワゴン車の後部座席に乗り込んだ。ワゴン車は、先月から地区内で運行が始まった「デマンドバス」。予約をすれば、買い物などの送迎をしてくれる。車を持たない高齢者の「生活の足」だ。地元の行政区長会などで構成する協議会が運営している。

 市中心部まで車で30分かかる同地区は、人口流出と高齢化が急速に進む。地区内であっても、買い物や医者にかかるには、中心集落までいかなければならない。路線バスは走っているが、週1便しかない集落もある。協議会の会長・大場徳幸さん(72)は「もうこれ以上は待っていられない、と思った」と振り返る。

 昭和30年代、同地区には4560人の住民がいた。農業と林業が盛んだった里山には子供があふれていた。転機は1950年代半ばに始まったダムの建設だ。湖底に沈んだ集落は集団移転を余儀なくされ、一部は地区を出た。2008年の岩手・宮城内陸地震は人口流出に拍車をかけ、住民は1131人(今年8月末時点)にまで減った。小学生は24人しかいない。

 地区の14集落のうち3集落は高齢化率が50%を超える。社会的共同生活の維持が難しく、将来消滅の恐れがある限界集落だ。このままではあと数年で地区全体が「限界」になってしまう可能性がある。

 安心して生活できる地区に――。大場さんたちがデマンドバスを走らせるのは、そんな思いからだ。ただ、運行に国土交通省の補助が受けられるのは2年間で、来年度までだ。

 買い物や通院の「足」以外の課題もある。協議会は、除雪ができない高齢者が冬期間に集まって暮らすシェアハウス、後継者がいない店舗の閉店を見越して日常品を扱う小規模店舗の新設を検討しているが、費用などが壁となり、実現のめどは立っていない。大場さんは「人口減に歯止めをかけるのは難しいが、せめて最低限の生活環境は維持したい」と訴える。

 県内で、過疎地域自立促進特別措置法に基づく「過疎地域」を抱えるのは9市町。10年前から1割以上人口が減った自治体は全35市町村のうち15市町に上る。県地域復興支援課の担当者は「東日本大震災で被災した沿岸部でも、花山地区と同様、急速な人口減少が進んでいる。内陸、沿岸問わず、人口減対策は全県的な課題だ」と話す。

4069チバQ:2015/10/14(水) 21:21:55
立候補予定者】

■青葉(定数7)=仙台市青葉区
相沢光哉 76 自現〈6〉
石田一也 47 民新
遠藤いく子 66 共現〈2〉
遠藤伸幸 38 公新
菅間進 64 無現〈6〉
吉川寛康 46 無現〈2〉
中沢幸男 75 自現〈7〉
早坂敦 44 維新
遊佐美由紀 52 民現〈5〉

■多賀城・七ヶ浜(定数2)=多賀城市、七ヶ浜町
寺沢正志 65 自現〈2〉
戸津川永 33 共新
仁田和広 65 自現〈6〉
深谷晃祐 35 無新 

■栗原(定数2)=栗原市
川嶋保美 71 無現〈3〉
熊谷義彦 64 無元〈3〉
長谷川敦 42 自現〈2〉

■柴田(定数2)=大河原町・村田町・柴田町・川崎町  
須藤哲 71 民現〈2〉
高橋伸二 49 自現〈2〉

 敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。〈〉内の数字は当選回数

2015年10月06日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4070チバQ:2015/10/14(水) 21:23:04
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151008-OYTAT50034.html
防災 内陸部は置き去り
2015年10月07日 05時00分
決壊した渋井川沿い。倒れたままの稲穂のそばで、堤防の本格復旧に向けた測量が行われていた(9月30日)
決壊した渋井川沿い。倒れたままの稲穂のそばで、堤防の本格復旧に向けた測量が行われていた(9月30日)

 「『想定外』という言葉は今や通用しない。河川の管理をちゃんとやっていたのか」。9月25日の県議会建設企業委員会で、与野党の議員が関東・東北豪雨での県の対応に疑問を投げかけた。

 大崎市古川地区では、県全域に大雨特別警報が出された同11日午前、県が管理する渋井川の堤防3か所が決壊した。市から避難指示・勧告は出されず、176人がボートやヘリコプターで救助される事態を招いた。

 東日本大震災の津波で被災し、4年前に気仙沼市から同地区に引っ越してきた会社員、浅野由美さん(52)は胸まで水につかりながら歩いて避難した。

 未明に近所の人から「(渋井川の本流にあたる)鳴瀬川流域に避難勧告が出ている。避難した方が良い」と言われた時、周りは冠水していなかったが、その後、台所や風呂場の排水口から濁った水が噴き出し、水かさはどんどん増した。

 「轟音ごうおんとともにやってきた津波と違い、渋井川の水は音もなく迫ってきた。内陸なら安心して暮らせると思ったのに、いったいどこに住めば良いのか……」。浅野さんは途方に暮れる。

 今回の豪雨で、堤防が決壊するなどした県管理河川は11。いずれも、増水時に県から市町村へ水位を知らせる「指定河川」ではなく、増水状況をチェックする監視カメラなどはなかった。

 渋井川には、堤防改修の参考にするための水位計が設置されていたが、リアルタイムで水位を知らせる通信機能はなく、職員が現地に行き記録を回収する仕組みのものだった。そもそも「財政難」を理由に、2年間故障したまま放置されていた。

 村井知事は「復旧が落ち着いたら、水位計の設置について抜本的な見直しを検討したい」とするが、通信機能を持った水位計の設置には2000万円程度、維持管理には年間50万〜100万円の費用がかかる。

 県の今年度一般会計当初予算1兆4259億円のうち、震災対応が約4割を占める。「この4年半はどうしても沿岸の被災地を優先せざるを得なかった。内陸部の防災が置き去りになったことは否定できない」。ある県幹部は打ち明ける。

 今回の豪雨では、栗原市で2人が犠牲になり、農作物や道路などの被害額は245億円(2日現在)に上る。限られた予算でいかに住民の暮らしを守るか――。県政は「選択と集中」を迫られている。

【立候補予定者】

■宮城野(定数4)
    =仙台市宮城野区
石川光次郎 48 自現〈3〉
大内真理 37 共新
坂下康子 56 民現〈6〉
庄子賢一 52 公現〈3〉
堀内周光 39 無現〈1〉

■塩釜(定数2)
        =塩釜市
天下みゆき 59 共現〈1〉
柏佑整 68 自元〈4〉
佐藤光樹 47 自現〈3〉

■角田・伊具(定数1)
    =角田市、丸森町
長谷川洋一 61 自現〈3〉

■大崎(定数4)
        =大崎市
菊地恵一 57 自現〈2〉
佐々木賢司 45 自新
菅原厚 58 社新
高橋憲夫 68 無新
内藤隆司 57 共新
中島源陽 53 自現〈3〉

■遠田(定数1)
    =涌谷町・美里町
赤坂芳則 65 無新
佐々木功悦 67 無新

(敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数)

2015年10月07日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4071チバQ:2015/10/14(水) 21:24:21
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151008-OYTAT50022.html
空港民営化 飛躍なるか
2015年10月08日 05時00分


 1964年に国管理空港(第2種空港)として開設された仙台空港が民営化に向けて大きく動き出した。9月11日、東京急行電鉄を核とする企業グループが運営権売却の優先交渉権者に決まり、村井知事は「(2016年6月の)民営化から30年後に年間旅客数600万人、貨物量5万トン」の数値目標の必達を改めて求めた。これは、過去最大実績の2倍にあたる数字だ。 国が成長戦略の一環で進める空港運営権売却の第1号となる仙台空港では、企業グループが空港ビルや貨物ターミナルなどの経営全般を担う。業務効率化に加え路線誘致も焦点となる。

 仙台空港の14年度の旅客数は前年度比2・3%増の323万人。国内線は8年ぶりに最高記録を更新して307万人となったが、国際線は震災前の10年度比で約4割減の16万人にとどまる。

 原発事故の風評被害などもあって、県内の外国人観光客は震災前の約7割までしか回復していない。首都圏では、中国人観光客が商品を大量に買い込む「爆買い」が話題だが、東北百貨店協会では「影響はほとんどない」と断言する。

 観光客を増やす鍵となるのが格安航空会社(LCC)の誘致だ。LCCは東南アジアなどで利用が多く、路線誘致へのハードルも従来より低いとされる。県は、既存路線の維持を前提に「人口減が進む中で、『安い』という新たな選択肢で需要を開拓する必要がある」と、狙いを話す。

 空港で取り扱う貨物量も課題だ。14年度の貨物量は震災前の半分程度の5855トン。陸路で成田や関西国際など「大空港」に商品を集め、大量空輸する物流網の整備が進み、全国の地方空港が苦境にあえぐ。仙台空港では震災後、その傾向が一層強まっている。県の担当者は「旅客数より貨物の方がより回復は難しい」と嘆く。

 観光客増加や物流の拡大による産業活性化など、空港民営化にかかる期待は大きい。多額の補助金投入で一時的に旅客数や貨物量を増やした地方空港もあるが、中には、企業側から新規路線の就航と引き換えに行政に補助金を要求するケースもある。県は補助金について、「費用対効果を見極めながら慎重に投入したい」とする。

 空港活性化に向け、民間企業による大胆な活性化策が期待される一方、効果を持続させる慎重なかじ取りも求められている。

【立候補予定者】
■若林(定数3)
     =仙台市若林区
千葉阿佐子 53 民新
福島一恵 54 共新
細川雄一 47 自現〈2〉
渡辺勝幸 40 自新

■石巻・牡鹿(定数5)
    =石巻市、女川町
池田憲彦 62 自現〈4〉
加賀剛 63 民元〈3〉
斎藤正美 60 無現〈5〉
坂下賢 53 民現〈4〉
佐々木喜蔵 66 自元〈4〉
三浦一敏 65 共現〈1〉
本木忠一 58 無現〈3〉

■名取(定数2)
        =名取市
石川利一 67 自現〈1〉
太田稔郎 64 無現〈1〉

■黒川(定数2)
=大和町・大郷町・富谷町・大衡村 
中山耕一 58 自現〈3〉
藤倉知格 60 自現〈6〉

■加美(定数1)
    =色麻町・加美町
高橋啓 61 無新
皆川章太郎 62 自現〈4〉

(敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数)

2015年10月08日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4072チバQ:2015/10/14(水) 21:26:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151010-OYTAT50015.html
介護施設 働き手戻らず
2015年10月09日 05時00分
 廊下の両脇に真新しい個室が並ぶ。電動ベッドにマットは敷かれていない。岩沼市の特別養護老人ホーム「赤井江マリンホーム」では、100人を超える入居待機者がいるが、89床のうち15床は空いたままだ。小助川進園長は「あと7人職員がいたら、すべて稼働できるのに」とつぶやく。


 同施設は東日本大震災の津波で全壊、別の施設を間借りして運営を続け、2014年春に元の場所から3キロほど内陸で再建した。ただ、新規採用の募集をかけても、震災前のように人が集まらない。街が再興する間に、働き手となる若い世代が仙台市などへ移ってしまったのでは――。小助川園長は考えている。

 マリンホームでは女性スタッフを確保するために保育所設置を検討し、業務軽減につながるロボットの開発にも協力する。小助川園長は「可能性があることは、何でもやらないと」と話す。

 「介護の人材不足は沿岸部で顕著だが、県全体の問題だ」。県老人福祉施設協議会は指摘する。団塊の世代が75歳以上になる25年には、「要介護」「要支援」と認定される県民は約14万8000人、15年度末より3割以上増えると予想されている。県は17年度末までに、介護職員を7000人増やし、約3万4900人とする目標を掲げる。

 だが、県内では介護福祉士の養成校で定員割れが続く。県の担当者は「介護の担い手として、主婦や元気な高齢者をターゲットにするなど、今までにない対策が必要だ」と話す。

 地域医療を支える医師の偏在も課題だ。人口10万人あたりの医師数(全国平均238人)は、仙台市の333人に対し、登米市は110人、気仙沼市・南三陸町は120人と少ない。

 県は、来年4月開設の東北薬科大の医学部に奨学金原資として80億円程度を拠出し、奨学金を受けた年30人の卒業生が、県指定の医療機関で10〜12年働けば返済を免除する制度をつくった。郡部の医師不足解消が狙いだ。

 同大の堀田徹事務局長は「往診から介護まで実習に力を入れ、地域を知ることで、地域を愛する医師を育てたい」と力を込める。だが、自治体病院からは「専門性を身に付けるには指導医のいる都市部が有利。絵に描いた餅で終わらないか」という声も出ている。

 高齢化社会を支える医師や介護士をどのように地域に定着させるか。知恵が問われている。

【立候補予定者】

■太白(定数5)
     =仙台市太白区
角野達也 56 共新
菊地伸志 46 自新
岸田清実 60 社現〈4〉
佐々木幸士 43 自現〈2〉
藤原範典 68 民現〈5〉
横山昇 48 公新

■白石・刈田(定数2)
=白石市、蔵王町、七ヶ宿町    
安藤俊威 57 自現〈5〉
横山隆光 42 無新

■岩沼(定数1)
       =岩沼市
大友健 66 無新
村上智行 46 自現〈2〉

■登米(定数2)
        =登米市
熊谷盛広 64 自元〈1〉
佐々木奈津江 51 無新
白鳥昭浩 54 無新
只野九十九 67 自現〈2〉
渡辺忠悦 65 無現〈2〉

■亘理(定数1)
    =亘理町・山元町
渡辺和喜 73 自現〈7〉
渡辺庄寿 62 無新

(敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数)

2015年10月09日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4073チバQ:2015/10/14(水) 21:28:21
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151010-OYTAT50001.html
水産加工 人材確保に壁
2015年10月10日 05時00分
サンマの出荷作業を行う阿部長商店の従業員(7日、気仙沼市で)
サンマの出荷作業を行う阿部長商店の従業員(7日、気仙沼市で)

 東日本大震災から3年半近くたった昨年8月に約40億円かけて最新鋭の工場を再建した、気仙沼市の水産加工会社「阿部長商店」。機械をフル稼働させるには100人の従業員が必要だが、約30人が足りない。今年夏、本格的なサンマの水揚げに向けて、通常よりも高い時給1000円で、期間限定の従業員を募集したが、十分に集めることはできなかった。

 県や宮城労働局は「震災後、働き手が内陸部に移住してしまったことが一因」とみる。かつて、水産業はキツい、汚い、危険の「3K職場」とみられることもあったが、再建された工場内は明るく、段ボールの組み立てや出荷品の移動は全て自動化されている。阿部泰浩社長(51)は「昔とは違うのだが……」と話す。

 水産庁が今年2月に発表した、被災地の水産加工業者を対象にしたアンケートによると、県内では「生産が8割以上回復した」のは5割だったが、「売り上げが8割以上回復した」のは4割。同庁加工流通課は「施設を復旧しても、売り上げを回復できていない業者が多い」と指摘する。3割は「人材の確保」を問題点としてあげた。

 8月の県全体の有効求人倍率(常用)は1・23倍だったのに対し、水産加工業を含む「製品製造・加工処理」は2・11倍。沿岸では、気仙沼地区が2・73倍、石巻地区が3・40倍と高い状態だ。募集をかけても人が集まらない雇用情勢が常態化している。

 県は今年度当初予算に「人材確保支援事業」として2億2200万円を計上、従業員用の宿舎建設に対する補助を始め、今年7月に15社への支援を決めた。「応募する社は多い」(水産業振興課)として、補正予算で2億円を追加した。

 ただ課題もある。この事業は、バスで従業員を工場まで送迎する交通費補助も予定していたが、申し込みはゼロ。補助対象を水産加工組合に絞ったためだ。このため、県は今月8日から対象を企業グループにも拡大して、再公募を始めた。

 震災で失われた販路の回復、建設業など他業種との賃金格差、円安による原材料費の高騰……。水産業復興に向けた課題は多い。被災地のニーズや変化に対応した息の長い支援が必要だ。

(この連載は、石川剛、米沢知史、影本菜穂子、鈴木絵里奈、安田龍郎が担当しました)

【立候補予定者】

■泉(定数5)
      =仙台市泉区
伊藤和博 56 公現〈2〉
遠藤隼人 36 自新
大久保三代 39 無新
大庭雅寛 43 無新
鎌田さゆり 50 無新
熊谷敏彦 36 元新
庄田圭佑 31 自新
菅原実 66 民現〈3〉
外崎浩子 55 自現〈3〉
中嶋廉 62 共新

■気仙沼・本吉(定数3)
  =気仙沼市、南三陸町
斉藤巳寿也 50 無新
境恒春 36 維現〈1〉
畠山和純 69 自現〈5〉
守屋守武 56 無新
山崎哲 47 無新

■東松島(定数1)
       =東松島市
渥美巌 68 自現〈5〉

■宮城(定数1)
    =松島町・利府町
安部孝 59 自現〈4〉

 敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数

2015年10月10日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4074チバQ:2015/10/14(水) 21:35:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151008ddlk04010093000c.html
<’15県議選みやぎ>選挙区の構図/上 複数区で現職引退 青葉、泉区など混戦模様 /宮城

10月08日 12:10毎日新聞

 東日本大震災から2回目となる県議選が16日告示され、25日に投開票される。立候補予定者の顔ぶれを選挙区ごとに紹介する。(敬称略)

 ■青葉区

 定数7に現職6人、新人3人が立候補の準備を進めている。自民は中沢と相沢のベテラン現職2人が議席維持を狙う。民主は現職遊佐と新人石田を擁立し、2007年以来の2議席を目指す。公明は党県代表の石橋が引退し、遠藤伸が初挑戦。共産は遠藤いが3選を狙う。市議選で青葉区で1議席を得た維新は早坂が出馬。前回2位当選の無所属菅間は7選、東北電力労組の支援を受ける無所属吉川は3選を目指す。

 ■宮城野区

 定数4を現職4人と新人1人が争う構図。自民県連幹事長の石川は4期目、民主の坂下は7期目を目指す。前回トップ当選の公明県本部幹事長の庄子も4期目を目指す。共産は03年以来の宮城野区での擁立となった大内が議席獲得を狙う。前回は旧みんな公認で初当選した堀内は地域政党「輝くまち」の推薦で無所属で戦う。

 ■若林区

 自民、社民のベテラン県議が引退し、少数激戦となる見通し。自民は前回トップ当選した細川と、前回無所属で出馬し落選した渡辺が公認を得て挑む。支持拡大を目指す民主新人の千葉は、労組票の獲得が結果を左右する。元仙台市議の共産新人の福島は、前回31票差で落選したため、雪辱を期す。

 ■太白区

 定数5に現職と新人が3人ずつ立候補する。自民は3選を目指す佐々木と、前回落選した父の後継で初当選を目指す菊地で07年以来の2議席奪還を狙う。民主は今年の仙台市議選で公認候補が太白区でトップ当選、その勢いで藤原が6選を狙う。社民は現状で市内唯一の公認候補、県連合幹事長の岸田が5選を目指す。公明、共産はともに5期務めた現職が引退し、横山、角野が議席維持を狙う。

 ■泉区

 定数5に10人が挑み、混戦模様となる見込みで、新興住宅地の浮動票の行方がカギとなる。自民は、会派所属の現職2人が引退。4選を目指す現職の外崎に加え、遠藤、庄田の新人2人を公認する。民主は現職で4期目を目指す菅原を公認し、元衆院議員の鎌田を推薦。公明現職の伊藤は、強固な組織票を背景に、3選をうかがう。共産新人の中嶋は市議選でトップ当選した市議の支援を受け、初議席を狙う。日本を元気にする会の熊谷は前回青葉区での出馬に続く挑戦。無所属大庭は、研究者からの転身を目指す。元衆院議員で新人の大久保は市議選に続き挑む。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

 【青葉区】(定数7)
中沢幸男 75 元衆議員秘書 自現(7)
相沢光哉 76 会社役員 自現(6)
遊佐美由紀 52 党県政調会長 民現(5)
石田一也 47 元衆議員秘書 民新
遠藤伸幸 38 元新聞記者 公新
遠藤いく子 66 党中央委員 共現(2)
早坂敦 44 元市議 維新
菅間進 64 元会社員 無現(6)
吉川寛康 46 保護司 無現(2)

 【宮城野区】(定数4)
石川光次郎 48 党県幹事長 自現(3)
坂下康子 56 行政書士 民現(6)
庄子賢一 52 党県幹事長 公現(3)
大内真理 37 党県常任委員 共新
堀内周光 39 設備会社社長 無現(1)

 【若林区】(定数3)
細川雄一 47 学校法人理事 自現(2)
渡辺勝幸 40 元政策秘書 自新
千葉阿佐子 53 党総支部幹事 民新
福島一恵 54 元市議 共新

 【太白区】(定数5)
佐々木幸士 43 党県青年局長 自現(2)
菊地伸志 46 会社社長 自新
藤原範典 68 党県常任幹事 民現(5)
横山昇 48 党県役員 公新
角野達也 56 党県委員 共新
岸田清実 60 党県幹事長 社現(4)

 【泉区】(定数5)
外崎浩子 55 党県女性局長 自現(3)
遠藤隼人 36 元参議員秘書 自新
庄田圭佑 31 元衆議員秘書 自新
菅原実 66 元高校教諭  民現(3)
伊藤和博 56 党県副幹事長 公現(2)
中嶋廉 62 党県役員 共新
熊谷敏彦 36 元社保庁職員 元新
大久保三代 39 社会福祉士 無新
大庭雅寛 43 元大学院助教 無新
鎌田さゆり 50 元衆院議員 無新

4075チバQ:2015/10/14(水) 21:38:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151010ddlk04010012000c.html
<’15県議選みやぎ>選挙区の構図/下 大崎、現新6氏争う 処分場問題で揺れる加美 /宮城

10月10日 11:11毎日新聞

 ■栗原=栗原市

 3回連続で同じ3人が2議席を争う。2期連続当選の自民長谷川は同党衆院議員で法相などを務めた祖父以来の支援者らが一体となり戦う。自民からの出馬経験もある現職の川嶋は前回に続き無所属で立候補。旧若柳町を拠点に市北部から支持固めを進める。教職員組合出身の無所属元職の熊谷は前回落選後、選挙区内を細かく歩いてきた。

 ■東松島=東松島市

 副議長の自民渥美が6選を目指し準備を進め、他に目立った立候補の動きはない。旧選挙区時代も含めて4期連続の無投票が現実味を帯びてきている。

 ■大崎=大崎市

 自民、社民の現職2人が引退を決め、定数4を現職2人と新人4人が争う。自民現職の中島は旧玉造選挙区(旧鳴子、岩出山町)時代からの議席死守を図る。同じく自民現職の菊地は旧古川市を地盤に3選を目指す。

 新人では、自民佐々木が出身の旧三本木町に加え、引退議員の地盤への浸透を図る。共産内藤は前回に続く挑戦で、党への追い風を得て浮上を目指す。宮城交通労組出身の社民菅原は、労組票に加え引退議員の個人票継承を狙う。無所属高橋は旧古川、大崎市議を計約20年務めた経験などを訴える。

 ■柴田=大河原町、村田町、柴田町、川崎町

 蔵王山の噴火警報を受けた火山防災対策や風評被害対策が地域の課題。ともに現職で3選を目指す自民の高橋と、民主の須藤以外に立候補の動きがなく、前回に続き無投票の可能性が高い。

 ■亘理=亘理町、山元町

 自民現職で8選を目指す渡辺和の2003年以来の無投票当選との見方も出る中、無所属新人で漁業会社役員の渡辺庄が立候補を表明、一騎打ちとなる見通し。

 ■宮城=松島町、利府町

 出馬表明は今のところ、5選を目指す自民現職の安部だけ。一騎打ちの激戦となった前回から一転、無投票の公算が大きい。

 ■黒川=大和町、大郷町、富谷町、大衡村

 定数2に対して出馬表明は今のところ、7選を目指す藤倉、4選を狙う中山の自民現職2人だけ。前回候補者を立てた民主が擁立せず、無投票の公算が大きい。

 ■加美=加美町、色麻町

 過去2回無投票が続いたが、指定廃棄物処分場問題を抱え、12年ぶりの選挙戦が見込まれる。5選を目指す自民現職の皆川、無所属新人の高橋ともに処分場に反対の立場を取るが、皆川は知事や県選出国会議員を通じての解決を訴え、高橋は加美町長と歩調を合わせる。

 ■遠田=涌谷町、美里町

 現職が引退し、美里町を地盤とする2新人が1議席を争う。農業法人経営者の赤坂は、美里町議選で2回連続トップ当選。佐々木は旧小牛田町時代から合併後の美里町まで20年余、町長を務めた。(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

 【栗原】(定数2)
長谷川敦 42 元衆議員秘書 自現(2)
川嶋保美 71 会社会長 無現(3)
熊谷義彦 64 社民党県役員 無元(3)

 【東松島】(定数1)
渥美巌 68 行政書士 自現(5)

 【大崎】(定数4)
中島源陽 53 農業 自現(3)
菊地恵一 57 保険代理業 自現(2)
佐々木賢司 45 会社社長 自新
内藤隆司 57 党県委員 共新
菅原厚 58 党支部副代表 社新
高橋憲夫 68 会社役員 無新

 【柴田】(定数2)
高橋伸二 49 元衆議員秘書 自現(2)
須藤哲 71 元大河原町議 民現(2)

 【亘理】(定数1)
渡辺和喜 73 党県顧問 自現(7)
渡辺庄寿 62 漁業会社役員 無新

 【宮城】(定数1)
安部孝 59 元松島町議 自現(4)

 【黒川】(定数2)
藤倉知格 60 元衆議員秘書 自現(6)
中山耕一 58 元富谷町職員 自現(3)

 【加美】(定数1)
皆川章太郎 62 元衆議員秘書 自現(4)
高橋啓 61 元加美町職員 無新

 【遠田】(定数1)
赤坂芳則 65 農業法人社長 無新
佐々木功悦 67 元美里町長 無新

4076チバQ:2015/10/15(木) 22:29:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151014_11008.html
<宮城県議選>安保の余波 与党警戒感


県議選候補者の応援演説をする小野寺元防衛相。安保法には一切触れなかった=7日夜、気仙沼市
拡大写真
◎気流混迷 16日告示(上)

 東日本大震災の発生後、2回目となる宮城県議選(25日投開票)が16日告示される。自公政権は安全保障関連法を成立させ、安保政策を大転換。反対世論を背に野党は攻勢を仕掛けるが、来夏の参院選を見据えた共闘の行方は不透明だ。復興が道半ばの被災地で迎える決戦は安保法成立後初の大型選挙でもある。刻々と変わる風向きに目を凝らし、各党の動きを追った。(宮城県政取材班)

<「冷静な議論を」>
 首相安倍晋三が第3次改造内閣を発足させた7日、自民党公認候補が宮城県気仙沼市で開いた総決起集会に、元防衛相小野寺五典(衆院宮城6区)の姿があった。
 政権奪還直後の2012年12月〜14年9月、第2次安倍内閣で国防を預かったスペシャリスト。先の法案審議では、日米安保の重要性に熱弁を振るう様子が度々テレビ中継された。
 小野寺はしかし、地盤の気仙沼・本吉選挙区(定数3)で6選を目指す現職畠山和純(69)の実績を強調するだけで、安保法には触れず5分で演台を下りた。
 「理解を求めていく。だが説明には時間がかかる」。小野寺は取材にそう答え、帰りの車に乗り込んだ。
 その約半月前、安保法は9月19日未明の参院本会議で成立した。興奮が冷めやらない同日午前、仙台・青葉選挙区(定数7)で8選を狙う現職中沢幸男(75)の事務所開きがあった。
 「『県議選の争点』などと言うあおりに乗らず、冷静な議論を」。朝一番で仙台に戻った衆院議員土井亨(宮城1区)は、苦い記憶を振り払うように言った。
 土井の念頭にあったのは、法案審議のさなかに実施された8月の仙台市議選だ。5選挙区全てで民主、共産両党が上位当選し、強硬姿勢が目立った自民に逆風が吹いたとされる。
 県議選の公認は会派の現有33議席を上回る34人。前哨戦では「嫌な風」(県連幹部)が吹き残るのを実感する場面が多い。県連会長の伊藤信太郎(衆院宮城4区)は「大変厳しい選挙になる」と覚悟する。
 有権者の視線を安保法からそらすかのように、安倍はアベノミクスの新たな「三本の矢」として社会保障の充実などを掲げた。しかし最新の世論調査でも、政府の説明不足を指摘する有権者が8割に上る。

<距離感アピール>
 告示直前になっても宮城入りする党幹部は一人もいない。対照的に、自民出身の宮城県知事村井嘉浩が影響力を着々と高める。
 「安保は峠を越えた。争点は『村井県政の是非』に尽きる」。投開票日まで1カ月に迫った9月末の定例記者会見で、村井は迷う様子もなく言い切った。
 東日本大震災の発生から4年と7カ月。自ら掲げた創造的復興を完遂させるには応援団の自民の勢力維持が欠かせない。「応援」とも「介入」とも取れる発言は、官邸主導で党所属議員の支配を強める「首相1強」の安倍と重なる。
 公明党代表山口那津男は安保法成立2日後の9月21日、いち早く仙台市内で街頭に立ち、「日本の将来に必要だ」と強調した。
 違憲の指摘が相次ぐ安保法には、最大の支持団体、創価学会からも批判が渦巻く。公明は9月末、消費税再増税の負担軽減策をめぐって財務省案に対し軽減税率導入を突き付け、与党間の距離感をアピールした。
 「宮城県政でも知事のブレーキ役になる」と県本部代表の石橋信勝は言う。現有4議席の堅持が目標の県議選は、党の存在意義を懸けた戦いでもある。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年10月14日水曜日

4077チバQ:2015/10/15(木) 22:29:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151015_11007.html
<宮城県議選>共闘の構図 描けぬ野党


県議選の必勝を誓った岡田民主党代表。野党結集の方向が定まらず、支持者に不安が募る=1日午後、仙台市青葉区
拡大写真
◎気流混迷 16日告示(下)

<参院選の一里塚>
 「立憲主義を無視する首相に抗議の意志を示そう」
 宮城県議選の告示まで5日に迫った11日、仙台・太白選挙区(定数5)の民主党現職が仙台市内で行った事務所開き。県連幹事長で衆院議員の郡和子(比例東北)は力を込めた。
 8月、安全保障関連法の審議のさなかに行われた仙台市議選。民主は公認した9人が全員当選し、歓喜に浸った。県議選も9人を擁立し、反安保の世論のうねりを結集する戦略を描く。
 1日、市中心部の街頭でマイクを握った代表岡田克也は「今回も間違いのない選択を。来夏の参院選が大事だからだ」と述べ、安保法成立後初の大型選挙の県議選を政権奪回の一里塚とする姿勢を鮮明にした。自身を含め、告示後も党幹部を続々と送り込む。
 党が鼻息を荒くするのをよそに、足元の支持者は不安を募らせる。「自民党に選挙で勝つためにどうするのか。代表が先頭に立って引っ張らないと」。街頭演説を前に県連が開いた講演会で、男性党員が党最高幹部にいらだちをぶつけた。
 維新の党と合流か、共産党まで巻き込んだ再編劇か。岡田は「野党間の話し合いは進める。安倍政権を倒すということで(選挙協力は)不可能ではない」と述べたが、具体策には踏み込まなかった。
 野党第1党が共闘の未来図を示せない現状に、地方の支持者が離れかねない危機感が覆う。
 「心配させているが、われわれはぶれなく復興をやっていく」。気仙沼市で11日、維新の党広報局長真山勇一(参院比例)は党分裂騒動の釈明に追われた。
 大阪系議員らの離反は県議選の勢いをそぐ。党の代名詞だった大阪市長橋下徹を失い、安倍政権との対抗軸や政策が漂流する。
 気仙沼・本吉選挙区(定数3)の現職ら3人で臨む県総支部長林宙紀は「分からないことばかり。党本部は地方選挙のことなど考えていない」と頭を抱える。

<「国民連合」訴え>
 昨年末の衆院選で共産党躍進の象徴となった池内沙織(比例東京)が11日、仙台市泉区で開かれた集会に顔を出した。泉選挙区(定数5)の新人と「県議選で議席を伸ばし、国民連合政府の実現を」と訴えた。
 委員長志位和夫が提唱した連合政府構想は、安保法廃止を名目に参院選で野党統一候補を立て、自公を追い詰める戦略を描く。
 「原発再稼働ノー、TPP(環太平洋連携協定)撤退」。県議選では現職と新人9人が声を合わせ、野党間で隔たりのある政策を繰り返し叫ぶ。が、独自色を発揮するほど「一緒の政権運営は難しい」(岡田)と警戒感が広がる。バランスに腐心する戦いが続く。
 「平和と雇用で頑張る人が県議会に必要だ」。大崎市で8日、社民党副党首福島瑞穂が大崎選挙区(定数4)の新人と握手した。
 社民は推薦を含め、会派の現有4議席に届かない3人の擁立にとどまった。来夏の参院選で自身も改選を迎える福島は「憲法を守るために県議選は何としても勝つ」と声を張った。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月15日木曜日

4078名無しさん:2015/10/15(木) 22:48:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000012-khks-l04
<宮城県議選>24人中20人が「安保法廃止」
河北新報 10月15日(木)12時13分配信

 弁護士の有志団体「自由法曹団県支部」は14日、県議選の立候補予定者を対象に実施した安全保障関連法に関するアンケート結果を公表した。回答した24人のうち20人が「廃止するべきだ」と回答した。

 アンケートは86人に送付し、11日までに24人から回答を得た。党派別では自民1人、民主3人、維新2人、公明1人、共産6人、社民2人、無所属9人。

 安保法が「違憲」としたのは20人で、「違憲の疑い」と「違憲ではない」がそれぞれ2人だった。自由意見には「(戦争が起きる)心配は杞憂(きゆう)に終わる」(自民)、「数にものを言わせて押し通すやり方は問題」(社民)などがあった。

 宇部雄介弁護士は、与党の回答が少なかった点について「県議選で触れたくない話題だと考えているのではないか」と分析した。

4079チバQ:2015/10/16(金) 18:57:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201510/CK2015101602000190.html
<所沢市長選ルポ>エアコン、育休退園制度 3新人は強調、現職触れず

2015年10月16日


街頭演説に耳を傾ける有権者ら=所沢市で
写真
 所沢市長選は元衆院議員の並木正芳氏(66)、元市議の石井弘氏(63)、元中学校教諭の市川治彦氏(62)=共産推薦=の無所属新人三人と、再選を目指す無所属現職の藤本正人氏(53)=自民、公明推薦=が舌戦を繰り広げている。市政の継続を訴える現職に、新人三人が刷新を求めて挑む市長選の現場を歩いた。 (服部展和)
 「小中学校へのエアコン設置を突然やめようとし、子どもを退園させる制度も始めた。子育てしづらい街のイメージがついてしまった」
 並木氏は十五日、西武線所沢駅前でマイクを握り「全小中学校にエアコンを設置し、『育休退園』制度は廃止する」と力を込めた。無党派を掲げながらも、維新の党や民主の地元総支部の「友情支援」を受け、支持拡大を図る。
 新人三人が街頭演説でそろって取り上げるのは、市立小中学校へのエアコン設置と、親が育児休業を取ると二歳児以下の保育園児を原則退園させる「育休退園」制度の二つだ。
 前回市長選で初当選した藤本氏は、航空自衛隊入間基地(狭山市など)に近い小中学校へのエアコン設置計画の中止を発表。計画実施を求める保護者らが署名活動を行い、二月の住民投票の結果を受けて、藤本氏は中止を撤回した。また市が四月に始めた育休退園制度では、一部の親が市に制度の運用差し止めなどを求め、さいたま地裁に訴えている。
 新人三人はこの二点について、自らの考えを述べることで現職との違いを打ち出そうと、十八日の投票日に向けて連日、市内を駆け回っている。
 「学校の空き教室など既存の施設を活用し、待機児童の解消を図るべきだ」
 石井氏は十五日、西武新宿線新所沢駅前でこう主張した。市内の待機児童は四月一日現在で十九人。育休退園制度については「待機児童をゼロにできれば、制度そのものが不要になる」との立場。全小中学校へのエアコン設置を掲げる一方で、保護者が維持費の一部を負担することも求めている。
 市川氏は十三日に所沢駅前で行った街頭演説で、エアコン設置などをめぐる市の対応を批判し「私は市民への押し付けは絶対にしない」と訴えた。エアコン設置問題では、住民投票実施を直接請求した保護者らとは別に、有志でつくる「住民投票を成功させる会」代表として活動。「リース方式にすれば全小中学校にエアコンを設置できる」「育休退園制度はただちにやめる」と力を込めた。
 「私はカーブは投げられない。全部直球」。藤本氏は十二日に所沢駅前で行った街頭演説で、自身を野球の投手に例えて「ぶれない姿勢」をアピールした。エアコン設置や育休退園制度についての言及はなく「東日本大震災を経験した今、人の絆を強め、自然との共生を図るべきだ」と主張。自民、公明の国会議員、近隣の首長らも藤本氏のリーダーシップの必要性を呼び掛けた。
 市長選の投票率は二〇〇三年以降、30%台と低迷を続けている。ある陣営幹部は「子育て世代を中心に、エアコン設置と育休退園制度の行方に関心が高い層がどう反応するかがカギ」とみている。

4080名無しさん:2015/10/18(日) 16:25:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151018-00000004-khks-pol
仮設のアイドルが町議に 女川移住の伊藤さん
河北新報 10月18日(日)10時58分配信

 東日本大震災の被災者らに「仮設住宅のアイドル」と慕われる男性が政治の世界に入った。16日告示の宮城県女川町議選で、無投票当選した無所属新人伊藤恵悟さん(42)。縁もゆかりもない町に震災を機にボランティアで入り、お年寄りらをサポートしてきた。「民間活動の延長線上が町政。町民一人一人が生きがいを感じ、支え合う環境をつくりたい」と誓う。

 16日朝、JR女川駅前での第一声で決意を訴えた。「政治については素人。住民目線で頑張り、年齢を問わず元気な人を増やしたい」。顔見知りの女性ら約20人から拍手が送られた。

 東京都出身。都内の病院で看護師をしていた2011年3月、震災が発生した。津波で壊滅的な被害を受けた町の様子をテレビで見た。

 「力になりたい」。パートタイマーの看護師として1カ月のうち1週間は都内で働き、残りは町内で在宅被災者の体調確認やがれきの片付けに奔走した。

 同年9月、町社会福祉協議会の職員となった。仮設住宅や災害公営住宅で被災者の悩み事を聞き、必要な物があれば買い物を代行した。80代女性は「いつも親身に相談に乗ってくれた。仮設住宅に伊藤さんのファンは多い」と感謝する。

 伊藤さんが「住民の意識が変わった」と手応えを感じた出来事がある。

 仮設住宅の自治会に、町の音楽イベントで屋台を出すことを打診すると、当初は「料理が余ったらどうする」と反発された。それでも「手軽に作れる玉こんにゃくはどうですか」などと説得。賛同した住民たちが屋台を出すと、用意した品は完売し、充実感を共有したという。

 自治会はその後、七夕やクリスマスの行事を主体的に楽しむようになった。

 「ある程度やるべきことはやった」。町を離れることも考えていたことし夏ごろ、町内の知人らに町議選への立候補を勧められた。

 町議選の定数は12。現職12人のうち2人が引退を決め、なり手不足から「定員割れ」も取り沙汰されていた。「若い人の中には仕事や家族の都合があり、町議をできない人がいる」。9月末で町社協を辞め、町議選に挑んだ。

 町議の任期は11月13日から4年間。視線の先には4年後がある。「多くの町民が居場所を見つけ、自分の意思で行動できていたらうれしい。『伊藤はよそ者だから立候補しなくていい』と言われる状況になっていたら、最高です」

4081チバQ:2015/10/18(日) 21:28:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151018_31023.html
<釜石市長選>復興後期へ論戦なく


釜石市内に14ある仮設店舗の団地。事業者の本格再建はこれからだ
拡大写真
◎告示まで1週間/出馬表明現職のみ 無投票か

 任期満了に伴う釜石市長選(25日告示、11月1日投開票)は告示まで1週間となった。立候補を表明したのは3選を目指す現職の野田武則氏(62)だけ。2007年以降、4回連続の無投票となる公算が大きい。市の政策課題は20年度までの東日本大震災復興計画に集約される。16年度に折り返して後期に入るが、被災事業者の再建、公共施設整備に伴う市財政の圧迫など難関は多い。

 事業者再建の焦点は、市が18年度末までの解体を基本方針とする仮設店舗だ。市の調査には約200事業者のうち77が自力再建、58がテナントでの再開を目指すと回答。課題には売り上げや顧客の減少、再建資金の確保を挙げた。
 事業者には地価や家賃の上昇、資材高騰が重くのしかかる。人口減や復興需要の収束、自身の高齢化も二の足を踏む要因だ。
 市中心部では、情報交流センターなど大型公共施設や災害公営住宅の建設が進む。市は飲食を含む商業拠点の形成も図るが、41店でつくる釜石はまゆり飲食店会の山崎健会長(46)は「中心部は家賃が高く津波のリスクもある。将来の人の流れは読めず、まだ様子見の店が多い」と指摘する。
 市は20年度までに大型建設事業11件を計画。総事業費約106億円のうち約45億円を市債で賄う。10年度11.9%だった実質公債費比率(収入に対する借金返済額の割合)は20年度18.3%に悪化する見通しだ。市議会は6月、「未来を背負う若者の負担になる」と市に事業の選択と集中などを求める意見書を可決し、警鐘を鳴らした。
 市民からは、4年に1度の選択機会が無投票となりそうな状況を問題視する声も聞かれる。
 最後の選挙戦は前市長時代の03年4月。前市長が再選された07年4月、前市長の死去に伴い野田氏が初当選した07年11月、野田氏が再選された11年11月と無投票が3回続いた。次も無投票なら野田氏は一度も選挙戦の洗礼を受けないまま3期目に入る。
 前市議の擁立を目指す動きはあったが、具体化しなかった。出馬を働き掛けた男性(32)は「復興の遅れなど市政に不満を抱く市民はいる。選択肢を示せなかったのは残念だ」と嘆く。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年10月18日日曜日

4082チバQ:2015/10/18(日) 21:33:10
http://yamagata-np.jp/news/201510/17/kj_2015101700365.php
山形市の副市長人事、同意至らず 市議会各派代表者会協議、野党「総務部長兼務」説明求める
2015年10月17日 11:47
 山形市議会は16日、各派代表者会を開き、執行部側が現在開会中の定例会に提出を目指している副市長人事案について協議した。副市長に総務部長を当面兼務させる方針などに関し、佐藤孝弘市長の再度の説明を求める声が野党会派から上がり、同意に至らなかった。

 佐藤市長は8日の代表者会で、現総務部長の斎藤順治氏を副市長に起用する人事案提出の方針を示し、就任が決まれば来年3月まで総務部長兼任とすることを説明。各会派で対応を協議し、この日報告した。

 代表者会は非公開。出席議員によると、ともに与党会派の翔政会、公明党市議団は人事案に同意。市民連合市議団、緑政会、日本共産党市議団は斎藤氏を副市長とすることに異議を示さなかったが、「予算編成の重要な時期に、副市長が総務部長を兼務することは疑問」「副市長2人制導入の可能性があるか、詳しい考えを聞きたい」などと発言。佐藤市長から再度説明を受けた上で対応を決めるとしたため、全会一致の同意に至らなかった。

 来週中に佐藤市長が代表者会で説明し、会派ごとの話し合いの後に代表者会を再度開く見通し。市は同意を得た場合、定例会最終日の29日に人事案を提出する。

 この日の代表者会では、「先の山形市長選の個人演説会で相手候補や党を害虫扱いする発言があった」として、共産党市議団が丸子善弘市議の議会運営委員長辞任を求めたことについても話し合った。代表者会として辞任は求めず、今後は同会派と丸子氏の間での対応とすることとした。

4083チバQ:2015/10/19(月) 22:35:17
http://www.minpo.jp/news/detail/2015101826057
候補者最多激戦必至のいわき市 県議選最新情勢
 「復興・創生期間」の県土づくりを託す県議選は11月5日の告示まで2週間余に迫った。17日現在、現職51人、元職2人、新人23人が立候補を予定している。19選挙区のうち10選挙区で実戦入りが濃厚だ。各選挙区の最新情勢を紹介する。(文中敬称略)

■いわき市 定数10
 現職9人、元職1人、新人5人の合わせて15人と、県内最多の候補者が争う激戦区となる見通しだ。現有5議席の必獲を目指す自民に対し、1議席の民主が2議席獲得を狙う。共産は2議席、公明は1議席の維持を期す一方、社民と無所属の4人が議席確保を目指す。前回(平成23年11月)に比べて新人が1人増え、無所属は3人多い。このため、各陣営とも無党派層の票の動きが読み切れない状況にあり、情勢は混沌(こんとん)としている。
 県議会副議長の青木稔は平地区、阿部広は勿来地区、矢吹貢一は市北部、鈴木智は小名浜地区、木田孝司は市北西部を拠点に支持拡大を目指す。
 古市三久は市北部、鳥居作弥は市南部が地盤。支持団体である連合福島の加盟労組の組織力を生かして支援を呼び掛ける。
 宮川絵美子は地元の市南部で支持を訴える。病気療養のため立候補を断念した現職の後を受けた吉田英策は内郷地区を中心に態勢づくりを進める。
 安部泰男は組織を点検しながら準備を進める。西丸武進は地盤の常磐地区を核に経験と実績をアピールする。鈴木利之は社民系労組を軸に動く。
 佐藤健一は内郷地区を拠点に元職の実績などを訴える。脱原発活動を続ける元市議の佐藤和良は支持者中心に浸透を図る。坂本竜太郎は若い世代中心の後援会を足掛かりに勿来地区を地盤に戦う。

■双葉郡 定数2
 東京電力福島第一原発事故により双葉地方の住民約6万7千人が今も避難生活を続ける。立候補を表明したのは現職1人、新人1人で、5人が争った前回(平成23年11月)から一転、無投票の可能性が高い。
 吉田栄光はいわき、福島、郡山の各市に拠点を設け、後援会組織をフル稼働させる。県内外の避難先に積極的に足を運ぶ。
 橋本徹は今期で県議を引退する坂本栄司の支持者を引き継ぐ。いわき市に事務所を構え、地元・楢葉町を軸に浸透を図る。

■相馬市・相馬郡新地町 定数1
 県議会議長の斎藤勝利に、新妻香織が挑む構図。平成19年以来の選挙戦となる見通しだ。
 斎藤は地盤の相馬市を中心に長年の実績を訴える。相馬、新地両市町の後援会の組織固めも進める。
 元相馬市議の新妻は地元・相馬市に事務所を構える。市民党の立場を強調して浸透を図る。

■南相馬市・相馬郡飯舘村 定数2
 太田光秋と高野光二が立候補を表明している。
 太田は地盤の南相馬市原町区を拠点に選挙区内全域をくまなく回り、豊富な経験と実績をアピールする。
 高野は避難区域となった同市小高区が地盤。市内外に避難する小高区住民を中心に支持拡大を目指す。

■白河市・西白河郡 定数3
 現職3人が立候補を予定している。
 満山喜一、渡辺義信は地元の白河市、三村博昭は地盤となる矢吹町に後援会事務所を設け、票固めに力を入れる。3人以外に立候補に向けた具体的な動きはない。

■東白川郡 定数1
 民主現職と自民新人の一騎打ちとなる公算が大きい。
 立原龍一は2期8年の経験をアピール。地盤の棚倉町を中心に郡内各地で支持を訴える。
 元棚倉町議の宮川政夫は地元棚倉町を拠点に郡内を勢力的に回り、支援を呼び掛ける。

4084チバQ:2015/10/19(月) 22:36:07
>>4083
【立候補が予想される顔触れ】
◆いわき市(定数10―15)
青木稔 69 自 民現(7)
阿部広 68 自 民現(2)
矢吹貢一 60 自 民現(1)
鈴木智 42 自 民現(1)
木田孝司 54 自 民現(1)
古市三久 66 民 主現(2)
宮川絵美子 69 共 産現(2)
安部泰男 58 公 明現(1)
西丸武進 70 無所属現(5)
佐藤健一 66 無所属元(2)
鳥居作弥 41 民 主新
吉田英策 56 共 産新
鈴木利之 65 社 民新
佐藤和良 61 無所属新
坂本竜太郎 35 無所属新

◆白河市・西白河郡
(定数3―3)
満山喜一 64 自 民現(3)
渡辺義信 52 自 民現(3)
三村博昭 73 民 主現(3)

◆相馬市・相馬郡新地町
(定数1―2)
斎藤勝利 71 自 民現(4)
新妻香織 55 無所属新

◆南相馬市・相馬郡飯舘村
(定数2―2)
太田光秋 47 自 民現(4)
高野光二 63 無所属現(1)

◆東白川郡(定数1―2)
立原龍一 63 民 主現(2)
宮川政夫 56 自 民新

◆双葉郡(定数2―2)
吉田栄光 51 自 民現(3)
橋本徹 39 民 主新

※掲載順は、県議会の議席の多い政党順・期数順。現職、元職、新人の順。期数が同じ場合は年齢順。カッコ数字は当選回数。

( 2015/10/18 08:37 カテゴリー:主要 )

4085チバQ:2015/10/19(月) 22:36:49
http://www.minpo.jp/news/detail/2015101926083
郡山市は無党派層の動向が焦点 福島県議選
■郡山市 定数9
 自民、民主、共産、公明の現職9人全員が議席の必獲を目指す一方、無所属の新人が切り崩しを狙う。12人が立候補した前回(平成23年)に比べ、現職が2人多く、新人が4人少ない。各立候補予定者の政策は復興関連が中心で大きく異なっておらず、それぞれが今後どのような主張を打ち出し、無党派層を取り込むかが焦点になるとみられる。
 佐藤憲保は北部地区を足掛かりに支持拡大を目指している。柳沼純子は南部地区を中心に会合を回り、支持を訴える。長尾トモ子は北部地区で活動を活発化させる。勅使河原正之は地元の市中心部から勢力を広げる考え。山田平四郎は地盤の東部地区を軸に支援を呼び掛ける。
 佐久間俊男は支持母体である労組などへの浸透に努めている。椎根健雄は若年層を中心に売り込みを図る。
 神山悦子は党の支持層を中心に呼び掛けを強める。今井久敏は党組織を総点検しながら告示に向け準備を進める。根本潤は無党派層への訴えに力を入れていく。
 このほか、新人1人が維新公認での立候補を模索している。

■須賀川市・岩瀬郡 定数3
 須賀川市と岩瀬郡の選挙区が統合され、2回目の選挙となる。斎藤健治、宗方保、川田昌成の現職3人が立候補を表明している。斎藤と宗方は4期、川田は5期のベテランで、いずれもこれまでの実績をアピールする。

■会津若松市 定数4
 現職2人、新人4人が4つの議席を争う。元県議会議長が任期途中で県議を辞職し、党所属議員がいない「空白区」となった自民は新人2人を立て議席獲得を狙う。元県議会副議長の現職が引退する民主は2議席維持を目指す。両党とも辞職、引退の議員支持層や無党派の動向が当落の鍵を握るとみている。共産は議席奪取、維新は議席維持へ組織を挙げて取り組む。
 佐藤義憲は街頭で政策を訴え、旧市内を中心に浸透を図る。大竹俊哉は各地でミニ集会を重ね、市議2期の経験を訴える。
 宮下雅志は後援会を引き締め、党県連役員の実績を強調する。渡部優生は連合福島加盟労組を軸に支持拡大を狙う。
 古川芳憲は共産系の団体から支援を受け、精力的に市内を回る。
 水野さち子は支持者への呼び掛けに力を入れている。

■喜多方市・耶麻郡 定数3
 小桧山善継と遠藤忠一、瓜生信一郎の現職3人が立候補を予定している。ほかに目立った動きはない。

■南会津郡 定数1
 現職の星公正以外に立候補の動きはなく、12年ぶりに無投票となる公算が大きい。
 星は票田の南会津町田島地区を拠点に全域に足を運んでいる。

■河沼郡 定数1
 現職の小林昭一のみが立候補を表明しており、無投票となる見通し。
 小林は郡内の会合に顔を出し、支持固めを図っている。

■大沼郡 定数1
 現職の杉山純一以外、立候補の動きはなく、3回連続で無投票となる見込みだ。杉山は地元の会津美里町など郡全域で支援を訴えている。(文中敬称略)

( 2015/10/19 08:52 カテゴリー:主要 )

4086チバQ:2015/10/21(水) 01:25:35
https://www.minpo.jp/news/detail/2015102026137
県議選 福島市6党議席競う 田村市・田村郡、自民現職に民主新人挑む

■福島市 定数8
 現職6人と元職1人、新人3人が立候補を表明している。前回(平成23年)に比べ、現職が2人多く、元職は同数、新人は3人少ない。6党が議席を競う。自民、共産、公明、社民は議席維持を目指す。現有議席ゼロの民主は2議席、維新は1議席を狙う。各党はかつて民主に所属し今期で引退する無所属現職の支持者の行方を注目している。
 桜田葉子は市北部の地盤を固め、市内全域に動きを広げる。西山尚利は市西部から南部、中心部へと支持拡大を進める。佐藤雅裕は商工関係者への働き掛けを強める。丹治智幸はミニ集会で若い世代の票の上積みを目指す。
 高橋秀樹は連合福島の加盟労組などに呼び掛けを強化。大場秀樹はNPO活動の人脈を生かし、支持を広げる考えだ。
 宮本しづえは街頭演説で党の支持層を広げる。伊藤達也は党組織を点検しながら、知名度を高める戦術。
 紺野長人は自治労系労組の関係者に支援を訴える。大内雄太は若い世代を軸に無党派層の取り込みを図る。

■二本松市 定数2
 現職1人、新人3人が立候補を表明している。各立候補予定者は今期で引退する維新現職の支持層や無党派層の動向を注視しながら、告示に向けて準備を進めている。
 遊佐久男は地元・旧安達町を軸に現職の実績を訴える。自民推薦の高宮光敏はミニ集会を重ね支持拡大を図る。
 民主推薦の中田凉介は連合福島の支援を受け浸透を目指す。鈴木雅之は集会や街頭演説に力を注いでいる。

■田村市・田村郡 定数2
 前回は現職1人と新人4人の計5人が争う激戦となった。今回は自民の現職2人に、民主の新人が挑む。
 本田仁一は地元の旧常葉町や旧船引町などに勢力を広げる。
 先崎温容は東部地区を地盤に他地域でも支持者を掘り起こす。
 三瓶正栄は衆院議員の後援会組織を足場に支援を訴える。

■伊達市・伊達郡 定数3
 現職3人、新人1人が立候補を予定している。自民が2議席獲得を狙い、民主、共産が議席維持へ動きを活発化させている。
 佐藤金正は地元川俣町から伊達市・伊達郡北部へ浸透を図る。佐藤直毅は名前の売り込みに全力を挙げている。
 亀岡義尚は全域に張り巡らせた後援会を通じ支持拡大を進める。阿部裕美子は街頭演説などに力を入れ浸透を図る。

■本宮市・安達郡 定数1
 現職の矢島義謙以外、立候補の動きはない。地元・本宮市と大玉村の地盤固めに力を入れる。

■石川郡 定数1
 民主の現職に、自民の新人と無所属の新人が挑む構図。自民が公認候補を立てるのは8年ぶり。
 永山美穂は本県選出参院議員秘書経験を強調し、浸透を目指す。円谷健市は地元衆院議員の後援会を軸に、組織を固める。野崎正夫は市民党の立場を打ち出し、支持拡大を訴える。(文中敬称略)

( 2015/10/20 09:41 カテゴリー:主要 , ふくしま統一地方選挙 )

4087チバQ:2015/10/21(水) 22:53:11
https://www.minpo.jp/news/detail/2015102126149
県議選の公認候補2人発表 維新県総支部
 11月5日告示、同15日投票の県議選で、維新の党県総支部は20日、公認候補2人を発表した。郡山市選挙区(定数9)に無職の新人有川りえ子氏(57)、いわき市選挙区(同10)に無職の新人山崎和子氏(38)を擁立する。
 有川氏は名古屋市出身、青山学院女子短大英文科中退。客室乗務員、衆院議員秘書を経て、世田谷区議(東京都)と田上町議(新潟県)を一期ずつ務めた。記者会見した有川氏は「現場の意見を聞いて復興に反映させたい」と語った。
 山崎氏はいわき市出身、東北大大学院農学研究科博士課程修了。宮崎大フロンティア科学実験総合センター研究員を経て市内のNPO法人で復興支援に携わった。福島民報社の取材に対し「農業の再生と医師不足解消に取り組む」と述べた。

■自らの方向性は決めかねている 党分裂で小熊氏

 同日、県総支部代表の小熊慎司衆院議員(本県4区)が県庁で記者会見し、発表した。維新の党の分裂状態について小熊衆院議員は、「自らの方向性は現時点で決めかねている。地方主権改革に向け最良な判断をしたい」と話した。

( 2015/10/21 09:39 カテゴリー:主要 )

4088チバQ:2015/10/21(水) 22:58:39
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20151021_10
釜石市長選「無風」に賛否 25日告示迫る

Tweet チェック
 任期満了に伴う釜石市長選は、25日告示される。これまでに3選を目指す現職野田武則氏(62)=無所属=以外に立候補の動きは具体化していない。仮に野田氏以外の出馬がなければ同市長選は4回連続の無投票となる。市民には「選択の機会が必要」として無風を憂う意見と、「まだ復興途上。争っている余裕はない」との声が交錯している。

 野田氏は6月に出馬の意向を固め、翌月正式表明した。後援会(川畑辰会長)組織の強化を進め、秋を前に臨戦態勢を整えた。

 野田氏は民主党所属の県議を経て2007年11月、小沢和夫前市長の死去に伴う市長選に無所属で出馬、無投票で初当選した。震災直後の11年11月も無投票で再選。今回も無風ならば、小沢前市長時代から4回連続の無投票となる。

(2015/10/21)

4089チバQ:2015/10/21(水) 23:44:50
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151018_05.html
<宮城県議選>泉/保守票の争奪戦過熱


立候補者に拍手やエールを送る有権者=17日午前、仙台市泉区泉中央
拡大写真
 16日告示された宮城県議選は25日の投開票に向け、選挙戦になった16選挙区で集票合戦が熱を帯びる。各選挙区は政党や団体、地縁といった支持基盤が複雑にもつれ合う。各陣営がしのぎを削る激戦区を歩いた。

◎泉(定数5)=仙台市泉区

 「党が自信を持って送り出す」。16日午後、仙台市泉区泉中央に入った自民党選対委員長茂木敏充が公認の3候補と共に政党カーに立ち、結束を誇示した。その水面下で、今期限りで引退したベテラン2人の保守票争奪戦が過熱する。
 新人の遠藤隼人は市名坂の事務所前で同日、4期務めた小野隆と並んで第一声を上げた。「この地域に根差して戦う。皆さんに絶対損はさせない」と議席継承を強力にアピールした。
 もう1人の新人、庄田圭佑が八乙女で同日行った出陣式には、7選した地盤を譲った今野隆吉が入院先から外出許可を得て登場。「何としても勝たせてほしい」と涙ながらに叫んだ。
 現職外崎浩子は若手2人の切り崩しに躍起だ。告示前日の15日夕には小野の地盤の市名坂であいさつ回り。17日午前は庄田の出身の南中山で「日頃から世話になっている」と訴えた。
 民主党の公認と推薦の2候補も、独自色を打ち出して張り合う。
 「『教育立県宮城』の実現を目指す」。公認の現職菅原実は16日に南光台で行った第一声で、元高校教師の経歴を強調した。応援弁士は「楽観できない」とあおった。
 推薦を得た新人の鎌田さゆりは17日午後、人出が多い週末の泉中央でマイクを握った。衆院議員時代を振り返り「政治経験20年の集大成の戦いにする」と力説した。
 公明現職の伊藤和博は17日午前、南中山の小売店前で支持者約30人に「もう一押しを」と握手攻勢。「頑張れ」と声援を浴びた。
 泉で初議席を目指す共産新人の中嶋廉は17日午後、自宅のある館で街頭演説。「必ず地域に役立つ議員になる」と地元色を強めた。
 いずれも新人で無所属大庭雅寛は「教育環境の整備」、無所属大久保三代は「高齢化対策の強化」、元気にする会熊谷敏彦は「冷たい県政の転換」を訴える。

◇県議選立候補者
 【 泉 】(5―10)
伊藤和博56党県副幹事長 公現(2)
大庭雅寛43元東北大助教 無新 
大久保三代39元衆院議員  無新 
中嶋廉62党県常任委員 共新 
菅原実66元高校教諭  民現(3)
鎌田さゆり50元衆院議員  無新 (民推)
遠藤隼人36元参議員秘書 自新 
外崎浩子55元団体職員  自現(3)
熊谷敏彦36元厚労省職員 気新 
庄田圭佑31元衆議員秘書 自新

4090チバQ:2015/10/21(水) 23:45:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151020_04.html
<宮城県議選>青葉/政党対決地域戦絡む


集まった支持者らと握手を交わす候補者=18日午後、仙台市青葉区
拡大写真
 政権政党と野党第1党が、それぞれ2議席奪取を懸け、しのぎを削る。
 「経験があるからこそ村井嘉浩知事に厳しく進言できる」。7選を狙う自民現職の相沢光哉は17日夜、仙台市青葉区八幡町の演説会で存在感をアピールした。
 自民現職の中沢幸男は8選を期す。18日夜、桜ケ丘の演説会で「今後も県政とのパイプ役を担う」と強調。高齢多選批判をはねのけようと健在ぶりを訴えた。
 対する民主。一番町地区で17日、合同演説会を開き、政権批判を強めた。
 「平和こそ暮らしの基礎。地方から安倍政権の暴走を止める」。マイクを握った現職の遊佐美由紀は、与党による安全保障関連法の強行採決に反発した。
 党県連代表安住淳の義弟で新人の石田一也は「政治は庶民のためにある。県政で働かせてほしい」。若さをアピールし、自民の両ベテランをけん制する。
 政党対決の一方で、地域戦も熱を帯びる。舞台は人口増加傾向にある区西部。
 旧宮城町が地盤の無所属現職菅間進は毎日夕、愛子のスーパー前で演説を重ねる。主婦らに「学校と地域の連携でいじめをなくす」と身近な課題を訴える。
 「ため込んだ基金を被災者の生活支援に使うべきだ」と村井県政批判を強めるのは共産現職の遠藤いく子。自宅のある愛子を重点地区に位置付ける。
 錦ケ丘在住の公明新人遠藤伸幸は街頭演説に力を入れ、「命を守る政策を実行する」と主張。県本部幹部は「共産には負けられない」と対抗心を隠さない。
 東北電力労組が支援する無所属現職の吉川寛康は地盤の中山、川平などの支持固めを重視。演説では「県人口の減少と流出を食い止めたい」と強調する。
 維新新人の早坂敦は市中心部で支持拡大を図る。自転車を使った遊説を展開し、「市民目線を忘れず、なれ合いの県政をただす」と改革姿勢を打ち出す。

◇県議選立候補者

 【青 葉】(7―9)
中沢幸男75元衆議員秘書 自現(7)
吉川寛康46会社員    無現(2)
遠藤伸幸38元新聞記者  公新 
早坂敦44元仙台市議  維新 
菅間進64元会社員   無現(6)
石田一也47元衆議員秘書 民新 
遠藤いく子66党県副委員長 共現(2)
相沢光哉76会社会長   自現(6)
遊佐美由紀52党県政調会長 民現(5)

4091チバQ:2015/10/21(水) 23:46:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_12.html
<宮城県議選>青葉/東へ西へ9人走る


県庁に向かって支持を呼び掛ける陣営=16日午前9時40分ごろ
拡大写真
 宮城県議選は16日に告示され、25日の投開票に向けた秋決戦が幕を開けた。無投票の7選挙区を除く16選挙区では、計75人の候補者が舌戦を全開。東日本大震災からの復興や安全保障関連法などの国政課題、人口減対策、雇用確保といった地域課題などの訴えが都市部に、郡部に響き渡った。

◎復興、雇用、声高に

 県庁所在地で、県内最多の約24万人の有権者がいる青葉(定数7)には9人が名乗りを上げた。各陣営は初日から住宅地や商店街を精力的に駆け巡った。
 自民現職の中沢幸男氏(75)は地盤とする宮町地区を遊説。「社会の宝である子どもを育てやすく、『豊齢者』(高齢者)を大事にする政策で人口減少に立ち向かう」と力を込めた。
 無所属現職の吉川寛康氏(46)は中山地区のスーパー駐車場で第一声。「復興には光と影があるが、進め方は間違っていない。若者が地元に残れるよう雇用を充実させる」と話した。
 「幼児の救急救命医療とまちの防災充実に取り組む」。地元の錦ケ丘地区で演説したのは公明新人の遠藤伸幸氏(38)。6期で引退する石橋信勝氏の地盤を継ぐ意欲をアピールした。
 維新新人の早坂敦氏(44)は、自転車にのぼりを立てて中心部を行脚。「議員報酬を削減し、身を切る改革を実行に移す」と力強く語った。小野次郎党総務会長の応援を受けた。
 無所属現職の菅間進氏(64)は愛子地区などを重点的に歩いた。「東京発ではなく、県民による県民のための政策を実現する。市民党を掲げる私には負けられない戦い」と強調した。
 民主新人の石田一也氏(47)は出身の八幡町周辺でマイクを握った。「知事の施策が全て通る政治状況を変え、全国最低水準の少人数教育と子ども医療費助成を改善する」と述べた。
 共産現職の遠藤いく子氏(66)は中心部で小刻みに演説を重ねた。「中学卒業までの医療費無料化や返済不要の奨学金制度をつくる。正規雇用を増やす中小企業を支える」と訴えた。
 「気力、体力、知力にはまだまだ自信がある」と声を張り上げたのは自民現職の相沢光哉氏(76)。宮町地区の個人演説会場で「郷土愛を大切に志を持つ教育を充実させる」と語った。
 民主現職の遊佐美由紀氏(52)は、街頭や茶話会で精力的に支持を訴えた。「政治の流れを変える。ハード整備が先行する村井県政を人間の復興に転換する」と呼び掛けた。

4092チバQ:2015/10/21(水) 23:47:06
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_11.html
<宮城県議選>太白/5党の6人総力戦


第一声に駆け付けた支持者と握手をする候補者=16日午前10時30分ごろ、仙台市太白区
拡大写真
 5政党から現職3人、新人3人の計6人が立候補した太白(定数5)。新人はいずれも引退議員や元議員の後継。迎え撃つ現職の各陣営も「少数精鋭の厳しい戦い」と口をそろえ、気を引き締めた。
 民主現職の藤原範典氏(68)は鈎取、西多賀両地区を中心に選挙カーを走らせ、地盤固めに徹した。鈎取の事務所であった第一声では「生活重視の県政を実現させる」と力を込めた。
 公明新人の横山昇氏(48)は、5期務めた小野寺初正氏の後継。大型商業施設前の演説では「災害に強いまちづくりを推進する」とアピールした。井上義久党幹事長も駆け付けた。
 自民新人の菊地伸志氏(46)は地盤の中田地区などで遊説。JR南仙台駅前の第一声には元県議の父浩氏ら約110人が集まった。「若い世代が働きやすい環境を整える」と説いた。
 共産新人の角野達也氏(56)は5期で引退する横田有史氏と一緒に歩き、9月に成立した安全保障関連法を批判。「立憲主義を破壊する自公政権の暴挙を絶対許さない」と強調した。
 自民現職の佐々木幸士氏(43)は大型商業施設前で第一声。「被災者の生活再建を加速させる」と力を込めた。衆院議員の土井亨氏(宮城1区)や仙台市議の実弟心氏も駆け付けた。
 社民現職の岸田清実氏(60)は午前、応援の吉田忠智党首と共に長町地区の商店街を練り歩いた。約130人が集まった第一声では「ハード中心の震災復興を転換させる」と述べた。

4093チバQ:2015/10/21(水) 23:49:19
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151019_04.html
<宮城県議選>石巻市、女川町/復興論戦激しさ増す


立候補者の第一声に集まり、気勢を上げる支持者ら=16日午前、石巻市
拡大写真
◎石巻・牡鹿(定数5)

 前回2011年と同じ顔触れのベテラン7人が、東日本大震災からの復興の進め方を軸に論陣を張る。巻き返しを期す元議員、迎え撃つ現職。混戦模様の中、復興論戦が激しさを増す。
 「候補者で大きく被災したのは私だけ。被災者の気持ちは一番分かる」。自民元議員の佐々木喜蔵は16日の第一声で訴えた。前回は地盤の市中心部が被災し苦杯をなめた。決起大会は8月に開催。攻勢を強める。
 4年前、当時の民主党政権への逆風を浴び落選した元議員の加賀剛。街頭では「大事なのは被災者が安心して暮らせる住宅整備だ」と主張する。党県連幹部は「徳俵に足が掛かった戦いだ」と表情を引き締める。
 激戦にもまれる現職の危機感も強い。
 自民の池田憲彦は政権与党と県連総務会長の肩書を押し出す。16日、震災後に人口が急増する蛇田地区では「復旧・復興予算を党本部や内閣にお願いできるのは私だけだ」と強調した。
 「第一に被災者の生活再建を進める」。民主の坂下賢は18日、地盤の石巻市旧河北町の街頭で声を張り上げた。旧雄勝町、支援者らが移転した旧市内などへの浸透を急ぐ。
 前回、選挙区初の共産の議席を得た三浦一敏。「災害公営住宅建設の遅れは県が市町村任せにしたことが根本にある」と県政批判を強める。東北電力女川原発再稼働反対も訴える。
 5候補の戦いを尻目に前回1、2位の無所属現職2人は着々と支持を固める。
 斎藤正美は16日の第一声で「復興は道半ば。元の形以上に輝く古里にしたい」と郷土再生を訴えた。強固な後援会組織がフル稼働し、陣営幹部は「現職は仕事が実績」と自信を見せる。
 本木忠一は、震災犠牲者の鎮魂の拠点となる復興祈念公園の整備推進を公約に掲げる。「何よりも経済復興を進める」として、旧市内に加え、女川町などへも支持拡大を図る。

◇県議選立候補者
 【石巻・牡鹿】(5―7)
本木忠一 58 会社役員   無現(3)
池田憲彦 62 会社社長   自現(4)(公推)
佐々木喜蔵 66 食堂経営   自元(4)(公推)
坂下賢 53 元会社員   民現(4)
加賀剛 63 団体役員   民元(3)
三浦一敏 65 党地区委員長 共現(1)
斎藤正美 60 会社員    無現(5)

4094チバQ:2015/10/21(水) 23:50:39
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151021_02.html
<宮城県議選>気仙沼・本吉/引退議員票奪い合う


仮設住宅を巡る立候補者に手を振る有権者=17日、一関市千厩町
拡大写真
 議席が確実視された民主党のベテラン内海太が引退し、前回2011年に獲得した約9200票が宙に浮いた。立候補者数は前回比1増。各陣営は東日本大震災からの復興加速や少子化対策を訴え、集票にしのぎを削る。
 維新現職の境恒春は17日、気仙沼市で民主岩手県連代表の黄川田徹と並び街頭に立った。「私は野党の統一候補」と強調する境。来夏の参院選を見据えた野党結集を先取りする形で、民主票の取り込みを狙う。
 自民は公認と推薦の候補を擁立して2議席をうかがう。
 現職の畠山和純は、5期の実績を武器に多くの企業団体から推薦を受け、支持固めに余念がない。17日は被災者が暮らす登米市と一関市の仮設住宅などを巡り「一日も早く復興を完遂させる」と訴えた。
 元気仙沼市議会議長の新人守屋守武は、自民に加え公明党の推薦も得て、市南部や南三陸町歌津で支持拡大を図る。告示前からあいさつ回りを徹底するどぶ板戦を展開、「現場主義」を前面に出す。
 無所属新人2人もそれぞれの特長を売り込む。斉藤巳寿也は25年間務めた県職員を辞めて立候補した。16日の第一声は「生まれも育ちも松岩(地区)」と市出身を強調し、行政経験を復興に生かすと訴える。
 市内での復興支援活動を機に移住した山崎哲は、同市唐桑町で「防潮堤を造れば海を生かす観光戦略が失われる」と主張。しがらみのなさを打ち出す。

◇県議選立候補者

 【気仙沼・本吉】(3―5)
山崎哲 47 元団体職員  無新 
境恒春 36 党県副代表  維現(1)
斉藤巳寿也 50 行政書士   無新 
畠山和純 69 元県議会議長 自現(5)
守屋守武 56 会社役員   無新 (自・公推)

4095チバQ:2015/10/21(水) 23:51:33
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151019_03.html
<宮城県議選>登米市/地盤めぐる攻防し烈

◎登米(定数2)

 2011年の前回、激烈な三つどもえ戦を演じた現職2人と元議員1人に、新人2人が割り込んだ。
 「地域を変える新しい風になる」。無所属新人の佐々木奈津江は18日、登米市役所前で宣言した。選挙区初の女性候補。推薦する民主党は岡田克也代表を送り込み、陣営を勢いづけた。
 無所属新人の白鳥昭浩のは「チェンジ登米!」を掲げ、清新さをアピールする。知名度不足を補おうと陣営は告示前、選挙区内をつぶさに歩いた。元国交省職員の経験を売り込む。
 現職と元議員は新人の影に警戒しつつ、地盤固めに奔走する。
 自民党衆院議員の小野寺五典(宮城6区)は17日、党公認の2陣営の応援に駆け付け、「気を抜いた人の負けだ」と鼓舞した。
 自民現職の只野九十九は12日の決起集会に約600人を集めた。元豊里町長と県議2期の実績が強みだが、陣営は「安心感がまん延し、組織が緩むのが怖い」と緊張感を高める。
 前回180票差に泣いた元津山町長で自民元議員の熊谷盛広は4年間、市全域を歩いた。手応えを深めつつ、支持者の一人は「もっと浸透を深めないと」と熊谷を駆り立てる。
 前回返り咲いた無所属現職の渡辺忠悦は集落単位の集会と朝のつじ立ちを重ね、浸透を図ってきた。前回浮上の鍵となった非自民票の新人への流出を懸念し、組織を引き締める。
(敬称略)

◇県議選立候補者
 【登 米】(2―5)
佐々木奈津江 51 元参議員秘書 無新  (民推)
白鳥昭浩 54 元国交省職員 無新 
只野九十九 67 会社社長   自現(2)(公推)
熊谷盛広 64 農林業    自元(1)(公推)
渡辺忠悦 65 医療法人理事 無現(2)

4096チバQ:2015/10/21(水) 23:52:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151021_01.html
<宮城県議選>大崎/現職2人を新人追う

 組織力を誇る現職2人を追って新人4人が激しい競り合いを展開。政党や地域を足掛かりに浮上を狙う。
 共産新人の内藤隆司の陣営には元鹿島台町長、元県農協中央会長、元市議会議長が支援に付く。告示前の10日は大崎市古川で3人が並び、安全保障関連法反対などを訴えた。
 社民新人の菅原厚は5期で引退する岩渕義教の後継として個人票継承を狙う。17日には同市鹿島台の街頭に立ち「パート、派遣労働者が多数を占める格差社会を解消したい」と訴えた。
 自民新人の佐々木賢司は16日の第一声で「ずっと暮らせる地域社会の構築」などの政策を訴えた。地盤は旧志田郡の三本木。鹿島台地区への浸透も狙い、旧郡内での集票を目指す。
 新人の動きを警戒しつつ、現職は地盤を固める。
 自民現職の菊地恵一は、村井嘉浩知事との連携を強調。県政与党を押し出し「県政の光を大崎に」とアピールする。地盤の古川を中心に、連日5カ所で個人演説会を開く。
 自民現職の中島源陽は市内数カ所で個人演説会を毎日開き、票固めに余念がない。「若者が大崎に定着できるよう環境を整えたい」と地域の視点を訴えの軸に据える。
 無所属新人の高橋憲夫は「起業による地域の自力更生」を掲げ、選挙区内を精力的に動き回る。(敬称略)

◇県議選立候補者

 【大 崎】(4―6)
菊地恵一 57 贈答品販売業 自現(2)(公推)
高橋憲夫 68 会社役員   無新 
内藤隆司 57 党地区委員長 共新 
菅原厚 58 連合宮城役員 社新 
中島源陽 53 農業     自現(3) (公推)
佐々木賢司 45 会社社長   自新 (公推)

4097チバQ:2015/10/21(水) 23:53:33
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_13.html
<宮城県議選>栗原/3候補の争い再び


候補者と拳を振り上げ奮闘を誓い合う支持者ら=16日午前9時ごろ、栗原市内
拡大写真
 栗原(定数2)は、大接戦を演じた前回2011年と同じ顔触れの三つどもえ戦となった。初日から党幹部級や地域の有力者が各陣営の応援に駆け付け、ヒートアップした。
 無所属元議員の熊谷義彦氏(64)は、推薦を受けた社民の吉田忠智党首と栗原市若柳のスーパー前で街頭に立ち、「4年前、落選して悔しい思いをした。一人一人の声を届けるために勝ち抜く」と力を込めた。朝は地盤の同市築館で第一声を上げ、集まった約100人に支持を訴えた。
 無所属現職の川嶋保美氏(71)は、地元の同市若柳の事務所で第一声。約150人の支持者らを前に「農業で暮らせる社会づくりなどに取り組む」と強調。応援のマイクを握った菅原郁夫元若柳町長は9月の宮城豪雨に触れ「災害復旧で働けるのは、川嶋氏しかいない」と呼び掛けた。
 自民現職の長谷川敦氏(42)は、地盤の同市築館で出陣式を開いた。「全身全霊を懸けて勝利を勝ち取る」と懸命に訴え、集まった支持者約150人と奮闘を誓い合った。午後は党政務調査会長の稲田朋美氏が応援に入り、「宮城、栗原になくてはならない人材」と議席死守を訴えた。

4098チバQ:2015/10/21(水) 23:54:45
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151018_04.html
<宮城県議選>遠田/候補不在涌谷に狙い

◎遠田(定数1)=涌谷町、美里町

 選挙区の一部が東北電力女川原発の半径30キロ圏に食い込む。「再稼働には反対だ」。告示日の16日、選挙区内には原発批判が飛び交った。国政課題が焦点となる一方で、集票合戦を駆り立たせるのは地域特有の選挙区事情だ。
 立候補した2人は共に美里町出身。戦後一貫して県議を擁した涌谷町は初めて地元候補が不在となった。
 「農業を振興しないと『食材王国みやぎ』は元気にならない」。無所属新人の赤坂芳則は告示前、涌谷町の農村部を精力的に回った。半世紀近く農業に携わり、農家を取り巻く現状を肌身で知るのが強みだ。
 対する無所属新人の佐々木功悦は旧小牛田町長を4期、合併して誕生した美里町長を2期務めた行政通。告示日前日の15日夜、涌谷町中心部で開いた集会では「狭い県道がある。県の管理する河川の排水の問題もある」と地域課題を一つ一つ挙げてみせた。
 赤坂は2010年、14年の美里町議選でトップ当選したが、涌谷での知名度は高くない。赤坂は「小牛田との合併を拒否した涌谷町民は(合併を推進した佐々木に)不信感がある」と反佐々木票の糾合に狙いを定める。
 佐々木は「遠田は一つ」をスローガンに掲げ、選挙期間中、涌谷で個人演説会を重ねる構えだ。
 有権者の約4割を抱える涌谷町。草刈り場の集票戦略をどう描くか。共に原発批判を繰りだす陰で、激しいつばぜり合いが続く。
(敬称略)

◇県議選立候補者
 【遠 田】(1―2)
赤坂芳則65農業法人社長 無新 
佐々木功悦67前美里町長  無新

4099チバQ:2015/10/21(水) 23:55:32
>>4093
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151021_05.html
<宮城県議選>震災後人口増の蛇田 草刈り場


商業施設が集積する蛇田地区で、立候補者の演説に耳を傾ける市民ら
拡大写真
 25日投開票の宮城県議選で、現職、元議員の計7人がしのぎを削る石巻・牡鹿(定数5)では、石巻市蛇田地区が草刈り場の様相を呈している。東日本大震災後、人口が急増した新興住宅地。候補者たちは連日、同地区に入るなどして票の掘り起こしに躍起だ。

 地区内で17日にあった現職陣営の街頭演説会。大型商業施設の沿道から、候補者が政策を訴えた。所属する党本部から幹部も加わり、支持者や買い物客ら約200人が集まった。
 震災後に同市の雄勝、牡鹿、北上各地区で1000人以上の住民が減少した一方、蛇田地区は流入が続く。9月末現在の人口は約2万1000で、震災前の2011年2月比で約3000も増えた。
 蛇田地区に選挙地盤を持つ候補者は現職1人のみ。他の6人はそれぞれの地盤を固めつつ、蛇田地区で上積みを狙う。告示日の16日は、6人が入れ代わり立ち代わり選挙カーを巡らせた。
 蛇田地区を地盤とする現職の陣営は「従来の住民が他の候補者に流れる心配は少ない」と、後援会組織の結束に自信を見せる。
 一方で、被災者向けの災害公営住宅や一戸建て用宅地の整備が進み、移り住んだ住民も多い。そうした有権者の票の獲得を目指すある現職陣営は「仮設住宅などから転居した支持者もいる。他の誰よりも早く、全戸を訪問した」と明かす。
 震災で沿岸部の選挙地盤が被災した別の現職陣営は、選挙戦序盤に地区内で会合を開催。「蛇田に移った支持者の票を一票ずつしっかり押さえたい」と語る。
 新興住宅地ゆえの難しさもある。蛇田が地盤の陣営は「若い住民には無党派層もいる」と浮動票を測りかね、ある元議員の陣営は「県議選に関心を持ち、投票してくれるかどうかは未知数」と手探りの戦いが続く。

4100チバQ:2015/10/21(水) 23:56:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151020_03.html
<宮城県議選>加美/応酬の根底に指定廃

 実績と経験を前面に「個人戦」で臨む現職。重厚な布陣が支える「組織戦」の新人。攻防の根っこに、加美町が建設候補地の一つとなる東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場問題がある。
 「処分場問題が解決すれば全てバラ色になるわけではない」
 自民現職の皆川章太郎は16日夜、地盤の加美町旧中新田町で開いた個人演説会で争点化の動きをけん制した。4期16年で築いた知事村井嘉浩とのパイプを強調。「県の中枢と話もできないのでは地域にとってマイナスだ」と続けた。
 無投票だった過去2回から一転、処分場問題の余波で12年ぶりの選挙戦に入った。陣営は「処分場建設には皆川も断固反対している」と争点化の回避を狙う。
 同日、元加美町総務課長で無所属新人の高橋啓の第一声には、処分場問題で国と対峙(たいじ)する町長猪股洋文をはじめ、色麻町長早坂利悦、元知事本間俊太郎らが集結した。
 自民を含む過半数の加美町議、8月の町長選で早坂を初当選させた色麻町議も高橋を支える。
 19日にあった色麻町の個人演説会で、早坂は「地域のために本気で取り組む人が必要だ」と現職批判を強めた。知名度に勝る現職に色麻で競り、加美で逃げ切るシナリオを描く。(敬称略)

◇県議選立候補者
 【加 美】(1―2)
皆川章太郎62元衆議員秘書 自現(4)(公推)
高橋啓61元加美町職員 無新

4101チバQ:2015/10/21(水) 23:57:33
>>4095
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_14.html
<宮城県議選>登米/現元新 緊迫の激突


事務所前で候補者の第一声を聞く支持者=16日午前9時45分ごろ、登米市内
拡大写真
 登米(定数2)は現元新の5人による緊迫の戦いに突入した。いずれも登米市迫町に事務所を構え、各地で第一声を上げた。
 無所属新人の佐々木奈津江氏(51)は事務所前で、約100人の支持者に「女性は手をつなぐ政治をする。登米市の隅から隅まで走り抜いて、市民と心を通わせていく」と訴えた。
 無所属新人の白鳥昭浩氏(54)の事務所には約100人が集まった。「産業を呼び込み、若者の定住につなげる。仙台へ1時間未満で行けるアクセス道整備に取り組む」と述べた。
 自民現職の只野九十九氏(67)は事務所で必勝祈願をした後、地盤の同市豊里町に移動。500人近くの支持者を前に「地域の諸問題を一つ一つ解決していきたい」と力を込めた。
 自民元議員の熊谷盛広氏(64)は事務所で出陣式に臨み、約250人に「登米市、宮城のために頑張ることが恩返しになる。登米を素晴らしいまちに変えていく」と復帰を誓った。
 無所属現職の渡辺忠悦氏(65)は事務所前でマイクを握り、300人を超す支持者に「介護や子育てなど身の回りには課題が山積している。市民のため精いっぱい働く」と訴えた。

4102チバQ:2015/10/21(水) 23:59:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_11.html
<宮城県議選>太白/5党の6人総力戦


第一声に駆け付けた支持者と握手をする候補者=16日午前10時30分ごろ、仙台市太白区
拡大写真
 5政党から現職3人、新人3人の計6人が立候補した太白(定数5)。新人はいずれも引退議員や元議員の後継。迎え撃つ現職の各陣営も「少数精鋭の厳しい戦い」と口をそろえ、気を引き締めた。
 民主現職の藤原範典氏(68)は鈎取、西多賀両地区を中心に選挙カーを走らせ、地盤固めに徹した。鈎取の事務所であった第一声では「生活重視の県政を実現させる」と力を込めた。
 公明新人の横山昇氏(48)は、5期務めた小野寺初正氏の後継。大型商業施設前の演説では「災害に強いまちづくりを推進する」とアピールした。井上義久党幹事長も駆け付けた。
 自民新人の菊地伸志氏(46)は地盤の中田地区などで遊説。JR南仙台駅前の第一声には元県議の父浩氏ら約110人が集まった。「若い世代が働きやすい環境を整える」と説いた。
 共産新人の角野達也氏(56)は5期で引退する横田有史氏と一緒に歩き、9月に成立した安全保障関連法を批判。「立憲主義を破壊する自公政権の暴挙を絶対許さない」と強調した。
 自民現職の佐々木幸士氏(43)は大型商業施設前で第一声。「被災者の生活再建を加速させる」と力を込めた。衆院議員の土井亨氏(宮城1区)や仙台市議の実弟心氏も駆け付けた。
 社民現職の岸田清実氏(60)は午前、応援の吉田忠智党首と共に長町地区の商店街を練り歩いた。約130人が集まった第一声では「ハード中心の震災復興を転換させる」と述べた。

4103チバQ:2015/10/22(木) 00:12:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_16.html
<宮城県議選>7区11人無投票

 16日告示された宮城県議選は、23選挙区のうち7選挙区で定数を上回る立候補がなく、現職計10人と新人1人の無投票当選が決まった。無投票は2011年の前回に比べて1選挙区増え、当選者は2人増えた。
 黒川(定数2)は初の無投票になり、自民の2現職がそれぞれ7選、4選を決めた。
 角田・伊具(1)は合区で現在の枠組みになった前々回の07年以降では初の無投票で、自民現職が4選された。
 名取(2)、宮城(1)の無投票はいずれも前々回以来。名取は自民現職と無所属現職がともに再選を決めた。宮城は自民現職が5選を果たした。
 白石・刈田(2)、東松島(1)はともに前回、前々回に続き3回連続の無投票。白石・刈田は無所属新人が初当選、自民現職が6選。東松島は自民現職が6選を果たした。
 柴田(2)は前回に続き2回連続。自民現職と民主現職がともに3選を決めた。


http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_01.html
順番並び替えしてます
【無投票】
 【黒川】(2-2)
藤倉知格   60 元衆議員秘書 自現(6)(公推)
中山耕一   58 元富谷町職員 自現(3)(公推)
 【角田・伊具】(1-1)
長谷川洋一  61 農業     自現(3)(公推)
 【名取】(2-2)
石川利一   67 元仙台市職員 自現(1)(公推)
太田稔郞   64 農業     無現(1)(民推)
 【白石・刈田】(2-2)
 【宮城】(1-1)
安部孝    59 党県会長代理 自現(4)(公推)
横山隆光   42 会社社長   無新   (自・公推)
安藤俊威   57 県議会議長  自現(5)(公推)
 【東松島】(1-1)
渥美巌    68 行政書士   自現(5)
 【柴田】(2-2)
高橋伸二   49 元衆議員秘書 自現(2)(公推)
須藤哲    71 元大河原町議 民現(2)

4104チバQ:2015/10/22(木) 00:12:57
構図がアップされたとこ
 【青葉】(7-9)>>4090-4091
中沢幸男   75 元衆議員秘書 自現(7)
吉川寛康   46 会社員    無現(2)
遠藤伸幸   38 元新聞記者  公新
早坂敦    44 元仙台市議  維新
菅間進    64 元会社員   無現(6)
石田一也   47 元衆議員秘書 民新
遠藤いく子  66 党県副委員長 共現(2)
相沢光哉   76 会社会長   自現(6)
遊佐美由紀  52 党県政調会長 民現(5)
 【太白】(5-6)>>4092>>4102
藤原範典   68 県民社協会長 民現(5)
横山昇    48 元国交省職員 公新
菊地伸志   46 会社社長   自新
角野達也   56 党県委員   共新
佐々木幸士  43 党県青年局長 自現(2)
岸田清実   60 党県幹事長  社現(4)
 【泉】(5-10)>>4089
伊藤和博   56 党県副幹事長 公現(2)
大庭雅寛   43 元東北大助教 無新
大久保三代  39 元衆院議員  無新
中嶋廉    62 党県常任委員 共新
菅原実    66 元高校教諭  民現(3)
鎌田さゆり  50 元衆院議員  無新   (民推)
遠藤隼人   36 元参議員秘書 自新
外崎浩子   55 元団体職員  自現(3)
熊谷敏彦   36 元厚労省職員 気新
庄田圭佑   31 元衆議員秘書 自新
 【石巻・牡鹿】(5-7)>>4093>>4099
本木忠一   58 会社役員   無現(3)
池田憲彦   62 会社社長   自現(4)(公推)
佐々木喜蔵  66 食堂経営   自元(4)(公推)
坂下賢    53 元会社員   民現(4)
加賀剛    63 団体役員   民元(3)
三浦一敏   65 党地区委員長 共現(1)
斎藤正美   60 会社員    無現(5)
 【気仙沼・本吉】(3-5)>>4094
山崎哲    47 元団体職員  無新
境恒春    36 党県副代表  維現(1)
斉藤巳寿也  50 行政書士   無新
畠山和純   69 元県議会議長 自現(5)
守屋守武   56 会社役員   無新   (自・公推)
 【登米】(2-5)>>4095>>4101
佐々木奈津江 51 元参議員秘書 無新   (民推)
白鳥昭浩   54 元国交省職員 無新
只野九十九  67 会社社長   自現(2)(公推)
熊谷盛広   64 農林業    自元(1)(公推)
渡辺忠悦   65 医療法人理事 無現(2)
 【栗原】(2-3)>>4097
熊谷義彦   64 社民党県役員 無元(3)(社推)
川嶋保美   71 会社会長   無現(3)
長谷川敦   42 元衆議員秘書 自現(2)(公推)
 【大崎】(4-6)>>4096
菊地恵一   57 贈答品販売業 自現(2)(公推)
高橋憲夫   68 会社役員   無新
内藤隆司   57 党地区委員長 共新
菅原厚    58 連合宮城役員 社新
中島源陽   53 農業     自現(3)(公推)
佐々木賢司  45 会社社長   自新   (公推)
 【加美】(1-2)>>4100
皆川章太郎  62 元衆議員秘書 自現(4)(公推)
高橋啓    61 元加美町職員 無新
 【遠田】(1-2)>>4098
赤坂芳則   65 農業法人社長 無新
佐々木功悦  67 前美里町長  無新

4105チバQ:2015/10/22(木) 00:13:29
構図がアップされていないとこ
 【宮城野】(4-5)
坂下康子   56 行政書士   民現(6)
堀内周光   39 会社社長   維現(1)
大内真理   37 党県常任委員 共新
庄子賢一   52 党県幹事長  公現(3)
石川光次郎  48 党県幹事長  自現(3)
 【若林】(3-4)
渡辺勝幸   40 元参議員秘書 自新   (公推)
細川雄一   48 元衆議員秘書 自現(2)(公推)
千葉阿佐子  53 政党役員   民新
福島一恵   54 元仙台市議  共新
 【塩釜】(2-3)
柏佑整    68 党市支部長  自元(4)(公推)
佐藤光樹   47 党県政調会長 自現(3)(公推)
天下みゆき  59 党県委員   共現(1)
 【多賀城・七ケ浜】(2-4)
戸津川永   33 党地区委員  共新
寺沢正志   65 会社社長   自現(2)(公推)
深谷晃祐   35 楽器販売業  無新
仁田和広   65 会社社長   自現(6)(公推)
 【岩沼】(1-2)
大友健    66 元新聞記者  無新
村上智行   47 元岩沼市議  自現(2)(公推)
 【亘理】(1-2)
渡辺和喜   74 元衆議員秘書 自現(7)(公推)
渡辺庄寿   62 会社社長   無新
〔注〕16日午後1時現在。党派の略称は自=自民、民=民主、維=維新、公=公明、共=共産、社=社民、気=元気会、無=無所属

4106チバQ:2015/10/22(木) 00:23:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151020_11015.html
<宮城県議選>村井県政の是非も争点?


「同じ会派の中でも(村井県政に)協力的かどうか分かれている場合もある」と語る村井知事=19日、県庁
拡大写真
 中盤戦に入った宮城県議選(25日投開票)で、村井嘉浩知事の県政運営に対する評価を各候補がこぞって訴えている。発端は9月28日の記者会見。自ら「争点は村井県政の是非」と言い切った。与党が肯定によって知事の人気にあやかろうとすれば、野党側は対決色を鮮明に距離感を演出する。
 「村井県政を支えながら復興を加速させたい」。19日夜の個人演説会で、3選を目指す仙台市の自民現職は「村井与党」をアピールした。
 村井知事は、東日本大震災からの「創造的復興」の中核事業に広域防災拠点整備を位置付ける。別の市内の自民現職は16日の第一声で「震災を経験した宮城だからこそ整備を進めなければならない」と訴えた。
 創造的復興の応援団は与党に多い。
 県南沿岸部の自民現職は16日の演説会で「10年先も通用する事業に取り組むのが創造的復興。象徴が仙台空港民営化だ」と強調。仙台市の公明現職は「知事が掲げる空港民営化、防災拠点整備、新設医学部を軌道に乗せたい」と力説した。
 野党は大型プロジェクト重視の県政批判を強め、教育福祉分野の施策の遅れを指摘する。
 仙台市の民主現職は18日に街頭で「心の復興をおろそかにした」と述べ、小中学校の少人数学級実現を訴えた。同日、仙台市の共産現職は「福祉や教育水準は東北でも最低レベルだ」と非難した。
 村井知事は告示前、定数59に近い約50人を与野党を問わず総決起大会などで応援。改選後の県政運営を盤石にしたい狙いだが、「物言えぬ議会」となることへの反発が野党だけでなく与党からも広がる。
 仙台市の自民現職は18日の街頭演説で「知事に厳しいことも言わないと。是々非々で物を申すことが大切だ」と議会のチェック機能の重要性を説いた。
 県北内陸部の無所属現職も「知事の提案を全て通してしまうような県議会ではいけない」と指摘。仙台市の民主現職は「知事にノーと言えない県議会になっている」と批判した。
 19日の記者会見で村井知事は「(改選後の)会派構成を注目している。協力的な会派と、そうでない会派がある」と言及。「少なくとも、あと2年は知事をやっている。2年間の議会対応は考えなければならないだろう」と語った。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月20日火曜日

4107名無しさん:2015/10/24(土) 15:15:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151022-00000013-khks-pol
<福島県議選>維新分裂余波 公認申請できず
河北新報 10月22日(木)12時19分配信

 任期満了に伴う福島県議選(11月5日告示、15日投開票)で、維新の党福島県総支部が党本部分裂の余波に苦慮している。擁立する4人のうち、党本部の混乱で2人が公認申請できず、無所属での立候補を余儀なくされた。告示直前の分裂騒動によるイメージ低下を払拭(ふっしょく)しようと、陣営は躍起になっている。

<無所属で立候補>

 「党本部の混乱で党公認は見込めない。県総支部としての公認だ」。20日、県庁であった新人の立候補会見。同席した県総支部代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)は公認申請を断念せざるを得ない状況を説明した。

 維新関係では現職1人、新人3人の計4人が立候補を予定する。このうち党本部の公認を得たのは2人。残り2人は擁立時期が遅れ、分裂騒動に巻き込まれて無所属で立候補する。

 橋下徹大阪市長は24日に「おおさか維新の会」を結成する予定。維新は非大阪系など三つに分裂する見通しだ。小熊氏は22日にも離党表明し、無所属になるとみられる。関係者によると、小熊氏に従い、県議選で党公認が決まっている候補が告示直前に所属を変える可能性もあるという。

<支持者も危機感>

 強固な後援会組織を持つ候補は少なく、告示直前の異例の事態に困惑が広がる。会津若松市で9日夜に開かれた現職の集会。登壇した支持者は「大きなマイナスだ」「票が減るのでは」と危機感をあらわにした。

 この現職は2011年の前回、みんなの党公認で初当選。その後、所属政党が2度変わった。今回は分裂を見越して選挙用ポスターなどに党名を入れない対策を講じた。「政党が変わることの影響は少なからずあるが、覚悟を決めて戦うしかない」と強調する。

 名刺やポスターから党名を外して印刷した新人は「党本部の動きを見守りつつ、今はとにかく政策を訴えていくしかない」と話す。

4108名無しさん:2015/10/24(土) 15:15:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000074-san-pol
宮城県議選に与党幹部を大量投入 TPP・共産伸長に危機感
産経新聞 10月24日(土)7時55分配信

 任期満了に伴う宮城県議選(25日投開票)に、与党が閣僚や党幹部を大量投入している。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意直後でもあり、農業県での影響を懸念しているからだ。共産党が議席倍増の勢いとの事前情報も飛び交い、「与党が割を食う」と危機感を募らせる。

 「共産党をはじめ(とする野党が)、安全保障関連法の廃止が県議選の大きなテーマだと言っているが、そんなことあるわけがない」。石破茂地方創生担当相は23日、仙台市での演説で安保関連法を争点化しようとする野党を牽制(けんせい)した。

 石破氏はこの日、県内10カ所以上で演説。自民党の谷垣禎一幹事長も24日に仙台市で街頭演説に立つ。公明党も16日の告示日に井上義久幹事長と斉藤鉄夫選対委員長、18日には山口那津男代表が応援に駆け付けた。井上氏は24日も宮城県入りする。

 自民党は県議選で34人を擁立し、改選前の33議席に上積みを目指す。公明党は仙台市で改選前と同じ4人を擁立して勢力を維持したい考え。ただ懸念材料は、TPPと共産党の動向だ。

 政府は、自民党が一連の国政選挙でTPPに関し公約に掲げた農産物重要5分野の「聖域」はなんとか死守したが、日本の農産品全体の81%を最終的に関税撤廃する方針で合意。宮城県のような農業県では「公約違反」との批判も出かねない。11月は福島県議選、来夏には参院選も控え、今回の宮城県議選でTPPの悪影響が出れば、以降の選挙に尾を引く可能性もある。

 与党のもう1つの悩みは共産党の伸長だ。共産党は前回より2人多い9人を擁立。17日には小池晃副委員長が仙台市で応援演説し、安保関連法廃止や原発再稼働反対を訴える力の入れよう。宮城県選出の与党議員は「共産は改選前から倍増の8議席を確保する可能性がある」と指摘する。

 8月の仙台市議選で公明党は全体で得票率を上げ、候補者9人全員が当選して1議席増としたが、共産党は3選挙区でトップ当選という勢いを見せつけた。公明党の支持母体の創価学会関係者は「共産党の勝利が続くようなら、参院選のみならず日本の危機だ」と警戒感をあらわにする。

 共産党の影におびえるのは民主党も同じ。前回は8議席を確保したが、今回は共産党に県政第2会派の座を奪われかねないと懸念。岡田克也代表ら党幹部が続々と宮城県入りしている。(豊田真由美、清宮真一)

4109チバQ:2015/10/24(土) 17:37:35
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151022_01.html
<宮城県議選>16選挙区の終盤情勢を追う(上)

 宮城県議選は25日の投開票まであと3日となった。東日本大震災からの復興の針路、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意などへの賛否をめぐり、無投票の7選挙区(計11人)を除く16選挙区で75候補が舌戦を展開する。最終盤に突入した各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

◎青葉/共産現職に広がり

 支持基盤の強固な2人が先行する。3選を目指す共産の遠藤いは安全保障関連法廃止を訴え、党支持層に加え安倍政権批判の無党派層を取り込み、トップをうかがう勢い。公明新人の遠藤伸は6期で引退する石橋信勝の後継として、支持団体の創価学会や企業団体を中心に浸透する。
 中位争いは混戦模様。7選を期す無所属現職の菅間は政党対決に埋没するのを回避しようと、地盤の中山吉成を基点に西部地区を固める。6選を狙う民主現職の遊佐は高い知名度を武器に、地元の東勝山、北仙台から全域へ浸透を図る。3選が懸かる無所属現職の吉川は東北電力労組がフル回転し、地元の中山、川平などで確実に票を積む。
 自民の現職2人は守戦を強いられている。7選をうかがう相沢は安保法への理解を正面から訴え、保守層の離反を防ぐ。中沢は宮町などの後援会組織と党国会議員の支援を得て、8選を目指す。高齢多選が指摘される2人を、民主新人の石田が党国会議員団と仙台市議団のバックアップを受け懸命に追い上げる。
 維新新人の早坂は中心部の無党派層などにアピール、出馬表明の出遅れを取り戻そうと躍起だ。

 【青 葉】(7―9)
中沢幸男75元衆議員秘書 自現(7)
吉川寛康46会社員    無現(2)
遠藤伸幸38元新聞記者  公新 
早坂敦44元仙台市議  維新 
菅間進64元会社員   無現(6)
石田一也47元衆議員秘書 民新 
遠藤いく子66党県副委員長 共現(2)
相沢光哉76会社会長   自現(6)
遊佐美由紀52党県政調会長 民現(5)


◎宮城野/自・公現職安定共産新人に勢い

 トップを争う自民現職の石川と公明現職の庄子が安定した戦い。共産新人の大内が割って入り、民主現職の坂下が追う。
 4選を目指し、党県連幹事長として臨む石川は全域に浸透。村井嘉浩知事の県政与党を掲げながら保守票を手堅くまとめる。ベテラン2人が引退し、党最多の4選が懸かる庄子は創価学会を軸に、与党として築いた企業や団体とのネットワークも頼る。
 共産新人の大内は無党派層や同年代、主婦層に支持を広げ、勢いに乗る。坂下は労組票を固め、女性議員として6期務めた実績を強調する。
 告示直前に維新の公認を得た現職の堀内は地元の新田、田子を中心に回り、票上積みを図る。

 【宮城野】(4―5)
坂下康子56行政書士   民現(6)
堀内周光39会社社長   維現(1)
大内真理37党県常任委員 共新 
庄子賢一52党県幹事長  公現(3)
石川光次郎48党県幹事長  自現(3)


◎若林/上位3人が横一戦

 自民新人の渡辺、共産新人の福島、自民現職の細川が横一線で競り合い、民主新人の千葉が懸命に追い上げる。
 前回落選の渡辺は地元の六郷を固める。5期で退いた自民の千葉達の後継としても、支持拡大を図る。前回31票差で次点だった福島は反自民を前面に、6期で引退した社民の本多祐一朗の支持層取り込みも狙う。前回トップ当選の細川は党への逆風に危機感を強めながら、地元の七郷の引き締めを図る。
 千葉は労組の支援を受けながら、非自民票や女性票の獲得に力を入れる。

 【若 林】(3―4)
渡辺勝幸40元参議員秘書 自新   (公推)
細川雄一48元衆議員秘書 自現(2)(公推)
千葉阿佐子53政党役員   民新 
福島一恵54元仙台市議  共新

4110チバQ:2015/10/24(土) 17:38:29
◎太白/民主現職が優位自共公3氏猛追

 民主現職の藤原が優位に戦いを進め、自民現職の佐々木、共産新人の角野、公明新人の横山が猛追する。最後の1議席をめぐり、社民現職の岸田と自民新人の菊地が競る。
 藤原は地元の鈎取、西多賀などに浸透する。支持労組の動きも活発。安定した戦いぶりを見せ、6選を視野に入れる。
 3選に挑む佐々木は元仙台市議の父故両道の支持者を固めつつ、安保法批判の世論から保守層を囲い込む。同法廃止を訴える角野は無党派層に支持を広げ、保守層の一部を切り崩す勢い。横山は支持団体である創価学会の手厚い支援を基盤に、地域票の掘り起こしを図る。
 5選を狙う岸田は個人後援会がフル回転し、地盤の八本松などで票固めを徹底する。菊地は元県議の父浩の地盤だった中田で支持を拡大し、知名度の向上に躍起だ。

 【太 白】(5―6)
藤原範典68県民社協会長 民現(5)
横山昇48元国交省職員 公新 
菊地伸志46会社社長   自新 
角野達也56党県委員   共新 
佐々木幸士43党県青年局長 自現(2)
岸田清実60党県幹事長  社現(4)


◎泉/中位争い混戦模様

 最多の10人による大混戦は公明現職の伊藤と、無所属新人で民主推薦の鎌田が首位争いを演じる。
 3選を目指す伊藤は、支持団体の創価学会がフル回転。党幹部の選挙区入りも奏功し、党支持層以外の票獲得に全力を挙げる。鎌田は元仙台市議、元衆院議員の知名度で無党派層に急浸透。党市議の地盤の松陵を押さえ、新興住宅地で支持を広げる。
 中位レースは混沌(こんとん)としてきた。
 自民現職の外崎は、商工業者の支持を軸に保守層に強みを発揮。「党唯一の女性」をアピールし、4選をうかがう。共産新人の中嶋は党支持層に加え、安保法に批判的な無党派層を取り込み、選挙区初の議席を射程に入れる。
 自民新人の遠藤は出身の長命ケ丘で票を固める。4期で引退する小野隆の地盤を継ぎ、七北田で支持を広げる。4選を期す民主現職の菅原は地盤の南光台で支持固めに躍起。教員時代の教え子を頼りに電力、流通関連労組も引き締める。自民新人の庄田は出身の南中山で浸透。7期で退く今野隆吉の後援会を取り込み、票上積みを目指す。
 無所属新人の大庭は自転車で選挙区を駆け回り、浸透を急ぐ。無所属新人の大久保は子育て世代の支持を狙う。元気にする会新人の熊谷は「県政の無駄排除」を訴える。

 【 泉 】(5―10)
伊藤和博56党県副幹事長 公現(2)
大庭雅寛43元東北大助教 無新 
大久保三代39元衆院議員  無新 
中嶋廉62党県常任委員 共新 
菅原実66元高校教諭  民現(3)
鎌田さゆり50元衆院議員  無新 (民推)
遠藤隼人36元参議員秘書 自新 
外崎浩子55元団体職員  自現(3)
熊谷敏彦36元厚労省職員 気新 
庄田圭佑31元衆議員秘書 自新 


◎岩沼/現職優位に展開新人懸命に追う

 自民現職の村上が優位に戦いを進め、無所属新人の大友が懸命に追う。
 村上は地盤とする市東部を中心に浸透。後援会の組織力を生かして票の上積みを目指す。大友は草の根の運動で小まめに支持を訴え、無党派層などの取り込みを期す。

 【岩 沼】(1―2)
大友健66元新聞記者  無新 
村上智行47元岩沼市議  自現(2)(公推)


◎亘理/自民現職が先行新人は浸透図る

 自民現職の渡辺和が先行し、無所属新人の渡辺庄が追う展開。無党派層や若年層の投票動向が鍵を握る。
 渡辺和は7期の実績と復興施策を掲げ、各種団体の推薦を得て支持を固める。出馬表明が9月下旬と出遅れた渡辺庄は選挙区内をくまなく歩き、浸透を図る。

 【亘 理】(1―2)
渡辺和喜74元衆議員秘書 自現(7)(公推)
渡辺庄寿62会社社長   無新 


2015年10月22日木曜日

4111チバQ:2015/10/24(土) 17:39:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151024_05.html
<宮城県議選>16選挙区の終盤情勢を追う(下)

 宮城県議選は25日の投開票まで間近となった。東日本大震災からの復興の針路、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意などへの賛否をめぐり、無投票の7選挙区(計11人)を除く16選挙区で75候補が舌戦を展開する。最終盤に突入した各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

◎塩釜/自民2氏と共産三つどもえ続く

 自民現職の佐藤、共産現職の天下、自民元議員の柏による三つどもえ戦は横一線のまま最終盤に入った。
 4選に挑む佐藤は、地道な政治活動を原動力に市内全域で浸透する。22日は200人規模の集会を開き、票の上積みを図った。
 再選を期す天下は議席死守に向け、応援の党国会議員と街頭に立つ。党派を超えた支持を訴え、女性への働き掛けを強める。
 5期目を狙う柏は、背水の陣で臨む後援会の動きが活発化。地域に細かく分け入り、新たな支持者獲得に全力を挙げる。

 【塩 釜】(2―3)
柏佑整68党市支部長  自元(4)(公推)
佐藤光樹47党県政調会長 自現(3)(公推)
天下みゆき59党県委員   共現(1)


◎石巻・牡鹿/2氏堅調 中位混戦

 ともに組織力のある無所属現職2人が首位を争う。
 斎藤は地盤の蛇田を軸に票固めに余念がない。石巻市の旧町部や女川町にも浸透し、6選を見据える。4選を目指す本木は後援会組織がフル回転。建設業団体などの支持をまとめ、堅調に戦いを進める。
 中位以下は混戦模様。共産現職の三浦は党支持層に加え、安全保障関連法や原発再稼働への批判票を集め再選をうかがう。5選を狙う自民現職の池田は農業・運輸団体の支援を得る。地元の旧河南町や旧桃生町で支持固めに躍起だ。
 民主現職の坂下は県議を10期務めた父故清賢から続く支援者らが奮起。党県連のてこ入れで5選を狙う。
 自民元議員の佐々木は市中心部の商工業関係者に強みを見せる。党幹部が応援に入り、返り咲きの5選を期す。民主元議員の加賀は旧市内で集中的に個人演説会を開催。4選に向け女性票や無党派層の取り込みを急ぐ。

 【石巻・牡鹿】(5―7)
本木忠一58会社役員   無現(3)
池田憲彦62会社社長   自現(4)(公推)
佐々木喜蔵66食堂経営   自元(4)(公推)
坂下賢53元会社員   民現(4)
加賀剛63団体役員   民元(3)
三浦一敏65党地区委員長 共現(1)
斎藤正美60会社員    無現(5)


◎気仙沼・本吉/自民系首位争う維新と新人競る

 自民、公明の推薦を得た無所属新人の守屋と、自民現職の畠山がトップ争いを展開。最後の1議席をめぐり、維新現職の境と無所属新人2人が競る。
 守屋は地元の気仙沼市階上を手堅くまとめ、街頭演説を小まめにこなして全域に支持を広げる。6選に挑む畠山は保守票の流出を警戒しながら、長年培った水産業界の支援を受け安定した戦い。
 再選を狙う境は候補擁立を断念した民主の自主的な応援を取り付け、票上積みを狙う。無所属新人2人のうち、斉藤は元県職員としての経験を打ち出して浸透に懸命。山崎は防潮堤建設見直しなどを訴え、元東京都江戸川区議の経験も強調する。

 【気仙沼・本吉】(3―5)
山崎哲47元団体職員  無新 
境恒春36党県副代表  維現(1)
斉藤巳寿也50行政書士   無新 
畠山和純69元県議会議長 自現(5)
守屋守武56会社役員   無新   (自・公推)


◎多賀城・七ヶ浜/保守系3氏先行共産新人が猛追

 自民現職の仁田と寺沢、無所属新人の深谷の3人が保守票を奪い合いながら先行。共産新人の戸津川が激しく追い上げる。2議席をめぐる争いは最終盤までもつれそうだ。
 7選を狙う仁田は地元の七ケ浜町と多賀城市西部をまとめ上げた。個人演説会も精力的に展開する。
 寺沢は各種団体や党国会議員の支援を受け、経験と実績を強調し3選に向け組織を引き締める。
 深谷は選挙区内の一部保守系議員と若手経済人が支援。若さを押し出し、無党派層への浸透を図る。
 戸津川は党支持層を固めた。安保法批判や子育て支援を訴え、同世代にアピールする。

 【多賀城・七ケ浜】(2―4)
戸津川永33党地区委員  共新 
寺沢正志65会社社長   自現(2)(公推)
深谷晃祐35楽器販売業  無新 
仁田和広65会社社長   自現(6)(公推)

4112チバQ:2015/10/24(土) 17:40:11
◎登米/現元3氏横一線に

 現職と元議員の3人が前回に続き大接戦を展開して先行。新人の佐々木が激しく追い上げる。
 雪辱を期す自民元議員の熊谷は支持者が危機感を強める。旧迫町などの集票を鍵に2期目を狙う。3選を目指す自民現職の只野は当選圏に食い込もうと必死。全域で票の掘り起こしに取り組む。3選が懸かる無所属現職の渡辺は後援会の動きが活発化。地盤の旧南方町の足場固めも進める。
 無所属新人の佐々木は民主の支援を受けつつ、同級生らを核に支持拡大を図る。女性票の受け皿も狙う。無所属新人の白鳥は旧南方町、旧米山町を軸に知名度アップに懸命。

 【登 米】(2―5)
佐々木奈津江51元参議員秘書 無新 (民推)
白鳥昭浩54元国交省職員 無新 
只野九十九67会社社長   自現(2)(公推)
熊谷盛広64農林業    自元(1)(公推)
渡辺忠悦65医療法人理事 無現(2)


◎栗原/3氏が競り合う前回に続き激戦

 無所属現職の川嶋、自民現職の長谷川、無所属元議員の熊谷が横一線に並び、前回に続き激戦となっている。
 4選を期す川嶋は地盤の若柳や金成で浸透するが南部で苦戦。県とのパイプを強調し、女性組織などが支える。3選を狙う長谷川は党組織がフル回転。「祖父で元法相の故峻から続く長谷川の火を消すな」と躍起だ。
 熊谷は農業問題、指定廃棄物最終処分場反対を訴える。「政治生命を懸ける」と前回の雪辱を期す。

 【栗 原】(2―3)
熊谷義彦64社民党県役員 無元(3)(社推)
川嶋保美71会社会長   無現(3)
長谷川敦42元衆議員秘書 自現(2)(公推)


◎大崎/自民現職2氏を新人4人が追う

 先行する自民現職の菊地と中島を新人4人が追う。
 3選を目指す菊地がトップをうかがう。地元の旧古川市などで個人演説会を連日開き、組織を引き締める。中島は票の上滑りを警戒。4選を視野に地盤の旧岩出山町、旧鳴子町を固め、古川などにも浸透する。
 新人のうち自民の佐々木は拠点の旧三本木町を足掛かりに旧鹿島台町、旧松山町への浸透を図る。共産の内藤は元鹿島台町長らの支援を受け、安保法廃止などを訴える。古川でも票の上積みを狙う。
 社民の菅原は党の議席を守ろうと懸命。支持労組を引き締め、個人票の掘り起こしを急ぐ。無所属の高橋は、個人演説会を積極的に開き、支持拡大を図る。

 【大 崎】(4―6)
菊地恵一57贈答品販売業 自現(2)(公推)
高橋憲夫68会社役員   無新 
内藤隆司57党地区委員長 共新 
菅原厚58連合宮城役員 社新 
中島源陽53農業     自現(3)(公推)
佐々木賢司45会社社長   自新   (公推)


◎加美/新人先行現職追う

 無所属新人の高橋が先行し、自民現職の皆川が激しく追い上げる。
 高橋は票田の旧中新田町、指定廃棄物最終処分場建設候補地がある旧宮崎町で優位に立つ。知名度に勝る皆川は4期務めた経験と実績を前面に出し、全域で票の上積みを目指す。

 【加 美】(1―2)
皆川章太郎62元衆議員秘書 自現(4)(公推)
高橋啓61元加美町職員 無新 


◎遠田/新人の一騎打ち前美里町長優位

 無所属新人の一騎打ちは前美里町長の佐々木がリードし、赤坂が追う展開。
 佐々木は連日3カ所で個人演説会を開き、美里、涌谷両町で手堅く支持を固める。赤坂は地盤の旧南郷町に加え、涌谷町でも重点的に街頭活動を行い、支持を呼び掛ける。

 【遠 田】(1―2)
赤坂芳則65農業法人社長 無新 
佐々木功悦67前美里町長  無新 


2015年10月23日金曜日

4113チバQ:2015/10/24(土) 17:45:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151023ddlk02040239000c.html
<あおもりEYE>平川市長選違反事件、1人除き有罪確定 買収原資、解明ならず /青森

10月23日 12:28毎日新聞

 昨年1月の平川市長選を巡り、前市長に加え当時の20市議中15人が現金買収などで公職選挙法違反の罪に問われた前代未聞の選挙違反事件は、2審でも有罪が維持されたいずれも元市議の佐々木利正(51)、成田敏昭(72)両被告が上告期限の22日、上告を断念した。これで上告中の元市議の古川敏夫被告(70)以外の全員の有罪が確定することになり、事件は「終幕」に近づいている。だが依然として未解明部分も残り、その一つが「買収の中心人物」とされた前市長派の元社会福祉法人理事長(67)=有罪確定=による買収資金の「原資」だ。元理事長は「市の発注工事に絡んで業者から金をもらい、買収資金にした」などと供述していたことが関係者への取材で判明したが、公判ではこうした「カネの流れ」の詳細な解明には至らなかった。【松山彦蔵】

 ■15人中6人控訴

 1審・青森地裁弘前支部で有罪とされた前市長や元市議15人のうち、元市議6人が仙台高裁秋田支部に控訴した。6人が不服としたのは「元理事長から2013年8月10日、6人がそれぞれ20万円を受け取った」という1審判決の認定だ。6人は「元理事長には会っていないし、金ももらっていない」などと全面否認したり、金額や趣旨で反論したりするなどした。

 ■「業者から現金」

 元理事長の証言の信用性が争われる中、注目されたのが買収資金の「元手」だ。元理事長は昨年2月に逮捕された後の取り調べで、2010年の市長選で前市長と一騎打ちで争った元市議だけには「他の議員と区別し、100万円渡した。この金は青森市の設計事務所社長が13年の盆過ぎ、私の事務所に持ってきた」と供述。さらに「以前から市が発注した公共工事を受注させる見返りに業者から現金をもらっていた」と述べ、「(このことは)前市長も知っていた。業者からの金で市議の買収金や前市長の事務所家賃などの選挙資金を捻出していた」などと生々しく語っていた。

 ■「津軽選挙」再び?

 こうした供述が事実なら、公共工事を利用して業者から巻き上げたカネで私腹を肥やし、さらに選挙資金に回して利権構造を維持するという「津軽版金権選挙」の一端がまた繰り返されたことになる。

 1審判決によれば、元理事長は約400万円の買収金を準備。自身も法廷で「選挙資金700万〜800万円を出した」「出所は自宅にため置いた『たんす預金』」などと証言している。だがこうした資金が「どこから」工面されたかについて詳細な解明はされなかった。

 控訴した元市議側は「元理事長は買収金の原資についての追及を免れるため、捜査当局に協力し迎合した」などと主張したが、控訴審は元市議側の主張を退け、「元理事長が(当時の)15市議らに現金を渡したという供述の核心部分は揺らいでいない」と判断。1審同様に有罪を維持し、元理事長の証言通りの構図を認めた。

4114チバQ:2015/10/24(土) 17:48:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151021ddlk04010023000c.html
<’15県議選みやぎ>選択の現場から/上 復興道半ばの南三陸町 議員の姿どこに /宮城

10月21日 10:47毎日新聞

 東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた南三陸町歌津地区・伊里前(いさとまえ)の市街地。仮設商店の店主(65)は、積み上げられたかさ上げ用の土の山を見上げ、「町に要望を繰り返して、やっとここまでこぎ着けた」と感慨深げに語る。

 町役場がある志津川地区はかさ上げが進み地形が変わるほどだが、伊里前の着工は来年。利用できる復興事業のメニューがすぐには見つからなかったためで、町が住民の要望を受けて復興庁と折衝を重ね、「高台移転の元地の有効利用」としてようやく復興交付金の対象事業となった。店主はそんな苦労を振り返る中で、「県議さんはあまり来たことないね。むしろ国会議員の顔をよく見かけたぐらいで」と付け加えた。

 ■いなくてもいい?

 前回の県議選から合区で気仙沼・本吉選挙区となり、南三陸町を地盤とする県議はいなくなった。今回も5人の候補者はすべて気仙沼からの出馬となる。

 9月の記者会見でそうした状況について問われた佐藤仁町長は「復興の課題は、復興庁と直接やり合ってきた。県の位置づけが中2階的状態になり、県議も難しい立ち位置だ」と述べ、地元県議の不在が復興の支障にはならないとの認識を示した。

 疑問の声も上がる被災地における県議の役割について、旧本吉選挙区で5回当選し議長経験もある元県議の高橋長偉さん(74)は「これからが県議の働き時だ」と異なる見方を示す。「基盤整備は国主導でもよかったかもしれない。だが、市街地復興などより住民に密接な事業になれば、地域の実情を踏まえて政策提言ができる県議の重要性は増してくる」と指摘する。

 ■仮設住民に疎外感

 市街地が丸ごと流された南三陸町からは約300世帯700人が町外の仮設住宅で避難を続ける。うち200世帯が入居する登米市の南方仮設住宅は志津川地区から車で40分の距離。敷地内には気仙沼・本吉選挙区の候補者ポスター掲示板が設けられ、期日前投票所も23、24日に巡回してくる予定だ。

 開設から4年過ぎたが、最大時の半数強が残る。住民の男性(75)は、経済力がなく、年金暮らしの高齢者が目立ち、会話はいつも暮らしの不安に行き着くと漏らす。そんな中での選挙に「県がどんな復興事業をしていて、進んでいるのか、遅れているのかという情報は届かない。被災者の介護や後期高齢者医療の保険料軽減など、訴えたいこともあるのに」と、県政との距離を嘆く。県の取り組みを伝え、被災者の声を聞く県議がいれば心強いが、告示前に候補者1人がパンフレットをポストに入れていっただけ。他は見かけた記憶はないという。【井田純、山田研】

    ◇

 震災復興の加速、人口減対策、安全保障関連法への賛否--。それぞれの課題を抱える県内各地の有権者は25日投開票される県議選に何を託そうとしているのか、選挙区を歩いて報告する。

4115チバQ:2015/10/24(土) 17:48:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151022ddlk04010240000c.html
<’15県議選みやぎ>選択の現場から/中 選挙に関心薄い仙台市 市民、参加お膳立て /宮城

10月22日 11:33毎日新聞

 県議選告示2日前の14日午後、宮城野選挙区(仙台市宮城野区)の立候補予定者が入れ替わりで地元の市民センター会議室を訪れ、「まちづくり」への考えを語った。題して「お話カフェ」。企画したのは泉区で2人の子どもを育てる砂子啓子さん(42)だ。

 立候補者5人のうち4人が参加して持ち時間は15分ずつ。「子どもの医療費無料化や少人数学級を実現する」「女性のキャリアが出産で止まるのは日本の衰退に直結する」「大学医学部の新設で地域医療の偏在是正が期待される」「災害に強いまちづくりをしたい。地域のつながりが大切」--などと訴えた。

 ■6割棄権に危機感

 有権者約20人も熱心に耳を傾けた。被災した沿岸部の主婦(40)は小学1年の娘と一緒にバスで来た。「選挙カーも来ないような地域に住んでいるので、全員の話を聞いて、学校の環境改善を考えてくれる人を選びたい」と語った。フェイスブックには「よく勉強している方もいたが、そうでない方も多いようだ」「医療や福祉を話さない政党は県民に目が向いていない」など参加者の声も公開されており、それぞれ候補者の人柄や主張の違いを感じ取ったようだ。

 砂子さんは9月末から立候補予定者を訪ねて依頼、宮城野、泉の仙台市内2選挙区でお話カフェを開いた。いずれも予定者の過半数が参加した。砂子さんが動いた理由は、8月の仙台市議選で投票率が35・83%と過去最低だったのに驚いたからだ。同時に、自身も政策を把握せずイメージなどで投票していたことに気づいたという。

 今後も市民と議会の橋渡しを続けるという砂子さん。「有権者が学んで変わらないと政治も変わらない。こういう会が各地で開かれるようになってほしい」と訴えた。

 ■デモから投票へ

 「多くの国民が政治に無関心でいた。その結果が安全保障関連法だ」。国会での成立から1カ月となった19日夜、学生グループ「SEALDs TOHOKU(シールズ東北)」のメンバー5人が青葉区の繁華街で訴えた。東北大2年の斎藤雅史さん(20)も「GO VOTE(投票に行こう) 宮城県議会選挙」とボードを掲げ、投票を呼びかけた。

 シールズ東北は今年7月に活動を始め、仙台や山形などで安保関連法への抗議活動を展開したが、国会の多数派を動かすことはできなかった。反省を踏まえて話し合った結果、「政治の流れを変えるにはデモと選挙の両方が必要」と、日ごろの選挙での意思表示の重要性を再確認し、街頭宣伝やツイッターなどで投票を呼びかけることにしたという。

 県議選は、斎藤さんにとって初めての選挙になる。「身近にも生活のためにアルバイトを掛け持ちする学生がいる。安保が一番大事だけど、労働や貧困など身の回りの多くの問題に自治体が関わっているとの意識も持って臨みたい」。候補者の考えを吟味し、投票先を決めるつもりだ。【山内真弓、川口裕之】

4116チバQ:2015/10/24(土) 17:49:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151023ddlk04010046000c.html
<’15県議選みやぎ>選択の現場から/下 投票率落ち込む石巻市 被災者、冷めた視線 /宮城

10月23日 10:54毎日新聞

 東日本大震災で最も被害が大きかった石巻市では震災後の選挙で投票率の落ち込みが続く。新たなまちづくりや、人口減、地域衰退の打開策など議論すべき課題は山積する中、いかに有権者を投票所に呼び戻すかが課題になっている。

 震災直後の2011年の県議選石巻・牡鹿選挙区(石巻市、女川町)では、石巻市が過去最低の投票率48・13%(前回比5・06ポイント減)だったのに対し、町議選もあった女川町は70・14%と対照的な結果になった。13年の市長選も44・16%(14・66ポイント減)、14年の市議選も52・82%(8・72ポイント減)と落ち込み、直近の国政選挙も40%台と低投票率が続く。特に半島部の雄勝地区では市長選当日の投票率が市内最低の25・63%となるなど落ち込みが激しい。

 ■投票所は来ても

 同市選管は13年7月の参院選から仮設住宅に期日前投票所への送迎バスを走らせてきたが利用はわずかで、今回は初めて投票所を仮設住宅団地5カ所に1日ずつ巡回もさせて利便を図る。住民票を移さないままの仮設住民も多く、投票日に住所地の投票所に出向く不便さを解消するための措置だ。

 三陸道に近い内陸部の仮設旭化成団地では住民の女性(82)が19日朝に巡回してきた期日前投票所を訪れた。名簿を確認し、1票を投じるまで5分で済み、「近くで投票できて、ほんと助かる」と笑顔を見せた。約8キロ離れた沿岸部の南浜地区で被災したが、住民票は移していない。前回の県議選は巡回バスに30分乗って市役所で期日前投票した。息子夫婦と孫2人の5人で仮住まいを続けて4年。「一冬越えると、新居に移れる」と笑顔で話す。

 だが、県議会に望むことを尋ねると、険しい表情に。「巡回バスの本数は減らされ、街灯も少ない。仮設暮らしの不自由さを市議や県議に訴えたけど何も変わらなかった。悔しくて、本当は投票したくなかった」。1票は遠戚の候補に入れた。

 同じく内陸部の仮設南境団地で3人の子を育てる女性(23)は「子育てで忙しいこともあるが、投票しても何も変わらないと思ってしまう」。被災後に選挙権を得たが、一度も投票したことがない。

 ■選挙どころでない

 投票の利便性は確保されても、議員の働きに不満を募らせる被災者は多い。最前線で有権者と向き合う陣営幹部は「復興が遅れ『選挙どころでないべ』という空気はまだある。前回と同じ顔ぶれで新鮮味もない」と冷めた視線を感じている。

 特に05年の自治体合併で石巻市に組み込まれた半島部など旧町を地盤とする候補者は少なく、距離感が広がっている。旧雄勝町住民のとりまとめ役となっている男性(75)は「避難で地域やそこでの仕事を離れた住民が多数で、議員とのつながりもなくなり、選挙に興味を失っているのではないか」と現状を語る。同町で被災し約20キロ離れた南境団地に入る住民の女性(84)は「足が悪いから雄勝の投票所まで行けなくて」と、前回は棄権した。今回は、21日に投票所が巡回してきたが、介護施設のデイサービスに行くため利用しなかった。「関心がないわけじゃないけど、候補者の違いも分からない」。25日の本番も投票に足を運ぶか決めかねている。【百武信幸】

4117チバQ:2015/10/25(日) 14:40:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151024_11050.html
<宮城県議選>自・公 激戦区てこ入れ

 宮城県議選投開票まで2日に迫った23日、自民、公明両党の現閣僚と前閣僚が相次いで県内入りし、激戦区をてこ入れした。野党も中堅を投入し政権批判を展開、与野党で火花を散らした。
 自民の石破茂地方創生担当相は午後、多賀城市役所前を皮切りに沿岸部や県北を回って夜に仙台入り。計11カ所でマイクを握った。
 仙台市青葉区の個人演説会場で石破氏は「集団的自衛権の行使を認めない民主の主張は国際社会で通用しない」と安全保障関連法の正当性を強調。「子どもを生み育てられる地方が国をつくる。将来を見通せる候補が県政を担う」とエールを送った。
 公明の太田昭宏前国土交通相は宮城野、太白区などの街頭で応援演説。「大臣として仙台空港民営化の大きな流れをつくった。訪日外国人は増加し続けており、地方創生の要となる観光立国の取り組みでも、公明を先頭に立たせてほしい」と実績をアピールした。
 野党は民主の山井和則元厚労大臣政務官(衆院京都6区)が午前、青葉区でマイクを握った。「全国が注目している選挙。安保法を強行採決し、TPP(環太平洋連携協定)を審議する臨時国会の開会に応じない自民に地方から怒りをぶつけてほしい」と訴えた。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年10月24日土曜日

4118チバQ:2015/10/26(月) 01:08:54
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260001-n1.html
2015.10.26 00:44
【宮城県議選】
共産党、県議会最多タイ議席を獲得、第2会派に

ブログに書く0




 任期満了に伴う宮城県議選(定数59)は25日、投開票が行われ、共産党が8議席を獲得した。同党によると、現在、全43県下で最多の長野県議会の同党議席数と並び、宮城県政史上初めて第2会派に躍進する。

 今回は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意後初の大型地方選挙で、各政党幹部が選挙応援のため宮城県入りしていた。

 共産党は前回より2人多い9人を擁立。17日には小池晃副委員長が仙台市で応援演説し、安全保障関連法廃止や原発再稼働反対を訴えて支持を広げた。同党は8月の仙台市議選でも3選挙区でトップ当選を果たしていた。

4119チバQ:2015/10/26(月) 20:37:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015102602000224.html
宮城県議選 共産8議席で第2党 自民、単独過半数に届かず
Tweet
2015年10月26日 夕刊


 任期満了に伴う宮城県議選(定数五九)は二十五日投開票され、自民党が前回より一議席減の二十七議席で、目標とした単独過半数に届かない一方、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)、原発再稼働への反対を主張した共産党が前回の四議席から倍増となる八議席を獲得し、県議会第二党となった。
 安保法の成立と、TPP大筋合意後初の都道府県議選。議席を大きく伸ばした共産党は、来年の参院選に向け攻勢を強める考えだ。
 県選挙管理委員会によると、投票率は40・03%で、前回より1・66ポイント下がり過去最低。民主党は二減の五議席、維新の党は一議席、公明党は前回と同数の四議席、社民党は二減の一議席。無所属は十三議席だった。
 選挙戦は二十三選挙区に八十六人が立候補、うち七選挙区の十一人が無投票当選。東日本大震災からの復興加速や、少子高齢化が進む中での地域振興策が主な争点となった。
 自民の稲田朋美政調会長や民主の岡田克也代表ら与野党幹部が応援のため宮城入り。与党側は経済政策や復興事業の成果を強調、野党側は安保関連法やTPPをめぐり批判を強めていた。県議選は震災があった二〇一一年から統一地方選と別日程で行われている。

4120チバQ:2015/10/26(月) 20:43:21
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260018-n1.html
2015.10.26 12:44
【宮城県議選】
菅官房長官「社民、民主の激減が印象的」 自民議席減は「一喜一憂しない」

ブログに書く0




 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、25日に投開票された宮城県議選の結果について「社民党、民主党が大幅に議席を減らしたのが非常に印象的だった」と述べた。自民党の議席減については「いつも無所属で出た人が後で自民党に入党する。一喜一憂することはない」と語った。

 宮城県議選では共産党が8議席を獲得し、前回の4議席から倍増。自民党は27議席(前回28)、民主党は5議席(同7)、社民党は1議席(同3)だった。

http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260010-n1.html
2015.10.26 08:00
【宮城県議選】
共産が8議席に倍増し第2会派に 自民27議席 民主はわずか5議席 





 任期満了に伴う宮城県議選(定数59)が25日、投開票された。東日本大震災からの復興加速や、少子高齢化が進む中での地域振興策が主な争点。安全保障関連法の成立後初の都道府県議選で、共産党は8議席を獲得し、改選前の4議席から倍増させた。

 仙台市の太白選挙区で、投票者数と実際の票数を確認し直すトラブルがあり、一部開票作業が続いた。

 県選挙管理委員会によると、投票率は40・03%で、前回より1・66ポイント下がり過去最低。無投票当選も含め、会派別議席は自民27、共産8、民主5、公明4、維新1、無所属13だった。

 選挙戦は23選挙区に86人が立候補。自民の稲田朋美政調会長や民主の岡田克也代表ら与野党幹部が応援のため宮城入りした。与党側が安倍政権の経済政策や復興事業の成果を強調したのに対し、野党側は安保関連法や環太平洋連携協定(TPP)への批判を強め、支持拡大を図った。

 宮城県議選は震災があった2011年から統一地方選と別日程で行われている。

4121チバQ:2015/10/26(月) 21:05:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_13014.html
<宮城県議選>被災地の新人トップ当選


初当選が決まり、支援者から笑顔で花束を受け取る守屋さん=25日午後9時50分ごろ、気仙沼市松崎高谷の事務所
拡大写真
 被災地の新人がトップで議席を勝ち取った。気仙沼・本吉(定数3)で初当選を果たした無所属新人の守屋守武さん(56)は、気仙沼市の事務所で「皆さんの応援のおかげ。復興を加速させ、しっかりと地域づくりをしたい」と語った。
 気仙沼市議会議長を辞して立候補。「先行きが心配だった」というのが、新たな正念場を迎える2016年度以降の復興事業だ。
 国は今後5年間の復興予算を示したが、実際の事業で国、県、市の連携不足を何度も感じた。「被災地は1年1年が勝負。取りこぼしは許されず、事業を知る自分が調整役になるしかない」と腹を固めた。
 選挙中は精力的に被災地を回り、津波の爪痕が残ったままの漁港や広がる更地に胸を痛めた。「少子高齢化や核家族化が進み、被災者の多くが復興まちづくりの未来図をつかめていない」と課題に向き合う。
 地元の階上地区は震災で208人が死亡・行方不明になった。震災直後の避難所運営から関わってきた守屋さんへの信頼は厚く、自民や公明の推薦も得て支持を拡大。自民現職の畠山和純さん(69)、維新現職の境恒春さん(36)と議席を分け合った。
 告示日は妻よし江さんの一周忌だった。喜びに沸く事務所で守屋さんは「これからも全力を尽くす」と亡き妻にも誓った。
          ◇         ◇         ◇
 宮城県議選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の11人を含む新県議59人が決まった。自民は27人で、前回(2011年)から1減らしたものの、最大勢力を維持する。村井嘉浩知事の県政与党を掲げる公明と合わせて過半数を確保した。共産は議席を倍増させた。
 自民以外の政党別内訳は民主が5人。維新1人、公明4人、共産8人、社民1人が決まった。無所属は13人。
 投票率は40.03%で、過去最低だった前回の41.69%を下回った。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月26日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_11044.html
<宮城県議選>反原発鮮明 前町長制す


初当選を果たして喜びを表現する佐々木さん=25日午後10時15分ごろ、宮城県美里町北浦
拡大写真
 選挙区の一部が東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の30キロ圏に含まれる遠田(定数1)では、「反原発」を鮮明に打ち出した無所属新人の佐々木功悦さん(67)が初当選した。
 無所属新人の赤坂芳則さん(65)との一騎打ちを制した。宮城県美里町の事務所で「地域に身近な県政を目指して頑張りたい」と力を込めた。
 旧小牛田町長を4期、合併後の美里町長を2期務め、県町村会長も経験。美里町長時代の2012年には町として「核廃絶・脱原発」を宣言した。
 「原発に依存しない地域社会づくり」を旗印に党派を超えた支持を得た。「原発再稼働ありきの県政を変えないと」と力を込めた。
 東北電は17年4月以降の女川原発の再稼働を目指している。是非をめぐる議論は今後本格化する見通しで、佐々木さんの県議会での動きが注目されそうだ。
          ◇         ◇         ◇
 宮城県議選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の11人を含む新県議59人が決まった。自民は27人で、前回(2011年)から1減らしたものの、最大勢力を維持する。村井嘉浩知事の県政与党を掲げる公明と合わせて過半数を確保した。共産は議席を倍増させた。
 自民以外の政党別内訳は民主が5人。維新1人、公明4人、共産8人、社民1人が決まった。無所属は13人。
 投票率は40.03%で、過去最低だった前回の41.69%を下回った。

4122チバQ:2015/10/26(月) 21:05:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_11030.html
<宮城県議選>ベテラン底力


返り咲きを決め、支持者と握手する佐々木さん=26日午前0時20分ごろ、石巻市旭町の選挙事務所
拡大写真

3回目の当選を決め、支持者から花束を受け取る渡辺さん=25日午後11時ごろ、登米市迫町の選挙事務所
拡大写真

接戦を制し、万歳をする長谷川さん(左から2人目)=25日午後10時40分ごろ、栗原市築館の選挙事務所
拡大写真
◎石巻・牡鹿/佐々木さん雪辱5選

 石巻・牡鹿(定数5)では自民元議員の佐々木喜蔵さん(66)が返り咲き、5選を果たした。前回は、地盤の石巻市中心部が東日本大震災の津波で被災した上、自民系候補が4人立って保守票が分散。落選の憂き目に遭った。
 雪辱を期す陣営は他候補に先駆けて8月に総決起集会を開くなど、序盤からフル回転。選挙戦では初めて女川町や市河北地区で個人演説会を開くなど、旧町部へも支持を広げた。
 石巻地方は震災後、人口減少に拍車がかかる。石巻市旭町の事務所で支持者と喜びを分かち合い、佐々木さんは「若者が安心して子どもを産み、育てられる地域にする。議員活動ができなかった4年間の悔しさをバネに頑張る」と誓った。

◎登米/渡辺さん激戦制す

 激戦を極めた登米選挙区(定数2)では、無所属現職の渡辺忠悦さん(65)が3選を果たした。
 登米市迫町佐沼の事務所は、当選の報が入ると歓喜の声が沸いた。渡辺さんは「大変な選挙だった。勝てたのは皆さんのおかげ」と感謝した。
 定数2人に現元新の計5人が立った。選挙期間中、渡辺氏は毎晩個人演説会を開催。登米地域の活性化に向けた政策を語り、じわじわと支持を広めた。
 政党の支援を受ける他陣営には党幹部らが続々応援に入った。渡辺さんは「地方議員が政党の考え方に縛られるのはマイナスだ」と無所属の意義を強調した。
 祝福の言葉を浴び、「登米市民のために精いっぱい働く」と笑顔で語った。

◎栗原/熊谷さん返り咲き長谷川さん3選

 前回と同じ顔触れで三つどもえの激戦となった栗原選挙区(定数2)では、無所属の元議員と自民現職が議席をつかんだ。
 無所属元議員の熊谷義彦さん(64)はトップで返り咲き、4選を果たした。選挙戦ではTPPや指定廃棄物最終処分場の問題を訴えた。同市築館の事務所で「支えてくれた皆さんに感謝したい」と涙を浮かべた。
 自民現職の長谷川敦さん(42)は党の支援と祖父で元法相の故峻さんから続く支持基盤を固め、辛くも3選。同市築館の事務所で「期待に応えたい。地方創生を実現させる」と語った。
 無所属現職の川嶋保美さん(71)は107票差で次点に沈んだ。同市若柳の事務所で支持者は「よく頑張った」と労をねぎらった。

◎塩釜/「謙虚に働く」佐藤さん4選

 塩釜(定数2)は、自民現職の佐藤光樹さん(47)が4選を飾った。「古里塩釜のため、謙虚に働いていきたい」。塩釜市の事務所でそう決意を述べると、支持者から歓声と拍手が湧いた。
 共産現職の天下みゆきさん(59)、自民元議員の柏佑整さん(68)と前回に続いて議席を争った。激しい追い上げを受け、陣営は「これまで経験したことのない厳しい選挙」と危機感をあらわにした。
 支持者や陣営幹部からねぎらいと激励の言葉を受けた佐藤さんは、ホッとした表情を見せた。

◎亘理/多選の批判退け渡辺和さん8選

 亘理選挙区(定数1)では、自民現職の渡辺和喜さん(74)が8選を飾った。
 前回に続く新人との一騎打ち。選挙前は高齢多選への厳しい批判が予想されたが「引き続き県政の場に立つことが亘理郡のためになる」と迷いを振り切った。
 選挙戦では、県議会議長や党県連幹事長を務めた実績をアピール。出遅れた新人を尻目に、着実に支持を固めていった。
 亘理町中町東の事務所で支持者と喜びを分かち合った渡辺さんは「復興を成し遂げるため、やるべきことは心得ている」と気を引き締めた。

◎岩沼/8年ぶり選挙戦村上さんが3選

 岩沼選挙区(定数1)では自民現職の村上智行さん(47)が3選された。
 当選が確実になると、岩沼市内の事務所では詰め掛けた約200人の支持者から拍手と歓声が上がった。
 無投票だった前回から一転して8年ぶりの選挙戦となっただけに、後援会組織を引き締めながら運動を展開した。復興の推進・加速や産業振興に全力で取り組むことを訴え、支持を広げた。
 村上さんは応援に感謝し、「復旧・復興を一日も早く成し遂げ、皆さんの思いを未来へつないでいきたい」と抱負を述べた。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月26日月曜

4123チバQ:2015/10/26(月) 21:06:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_11027.html
<宮城県議選>復興担う新顔


初当選を確実にし、支持者の祝福に応える鎌田さん=25日午後11時すぎ、仙台市泉区市名坂の事務所
拡大写真

当選を確実にし、支持者と乾杯する渡辺さん(中央)=25日午後11時30分ごろ、仙台市若林区上飯田1丁目の事務所
拡大写真

初当選を決め、支持者と万歳をして喜ぶ遠藤さん(中央)=25日午後11時55分ごろ、仙台市青葉区花京院の事務所
拡大写真
◎泉/鎌田さん万感再出発

 自民が公認3人を擁立した泉選挙区(定数5)。民主推薦の無所属新人鎌田さゆりさん(50)が上位で初当選した。「やったね、さゆりさん」。早々に当確の報が伝わった市名坂の事務所は大歓声に包まれた。
 「県政から再出発」を胸に8月末に立候補を表明。仙台市議、衆院議員時代以来の支持者回りに奔走、党市議や労組も支えた。
 告示後は抜群の知名度を生かし、選挙カーでくまなく回った。安全保障関連法廃止を掲げ、自公政権に批判的な泉区の無党派層を引き付けた。民主は枝野幸男幹事長ら幹部が選挙区入りし、公認並みの支援態勢で支えた。
 鎌田さんは「これまでの自分の全ての経験を生かし、みなさんにご恩返ししたい」と抱負を述べた。

◎多賀城・七ヶ浜/「保守票争い」深谷さん制す

 保守票の激しい奪い合いとなった多賀城・七ケ浜選挙区(定数2)では、無所属新人の深谷晃祐さん(35)が初当選を果たした。
 「やったぞ」。当選の報に、多賀城市下馬の事務所は喜びが爆発した。支持者に迎えられた深谷さんは「子育ては家庭、地域から。熊本県に続く家庭教育支援条例の制定を目指す」と力強く語った。
 市議を2期務め、自民の2現職に挑んだ。個人演説会では村井嘉浩知事が応援に駆けつけたほか、若手経済人や一部自民系議員の支持を取り付け、現職の一角を崩した。

◎若林/渡辺さん苦節4年

 若林選挙区(定数3)では、前回(2011年)は落選に泣いた自民新人渡辺勝幸さん(40)が初当選を果たし、上飯田の事務所は喜びに沸いた。渡辺さんは「皆さんの力が自分を押し上げてくれた」と感極まった様子で語った。
 落選直後から朝の街頭活動を重ねてきた。「つらい時もあったが、参院議員秘書時代は知らなかった街の人々の生活に触れ、暮らしに根差した政治を目指すようになった。4年間は決して無駄ではなかった」と振り返る。支持者に「この地域の発展のために力を尽くす」と誓った。

◎青葉/遠藤伸さんがっちり

 青葉選挙区(定数7)では最年少の公明新人遠藤伸幸さん(38)が初陣を制し喜びを爆発させた。「無名の新人だったが、皆さんの真心で当選できた」と支持者と固い握手を交わした。
 公明新聞記者の大先輩に当たる党県本部代表石橋信勝氏が6期で引退し、後継指名された。選挙戦では救急医療の課題を指摘し、来年導入されるドクターヘリ活用策を提案。石橋氏譲りの演説術も身に付け、知名度不足をはね返し党支持層の心をつかんだ。
 遠藤さんは「命を守る政治を実現させる。死に物狂いで頑張る」と誓った。

◎太白/岸田さん滑り込み

 太白選挙区(定数5)では、社民現職の岸田清実さん(60)が滑り込み、自らの5選を果たすとともに党唯一の議席を死守した。
 仙台市太白区長町の事務所で、岸田さんは「最後まで厳しかった。皆さんの支えで何とか踏ん張ることができた」と涙ぐんだ。
 最終盤まで当落線上の争いが続いた。23ある個人後援会が活発に動き、地盤の八本松や郡山で強みを発揮。党県連幹事長としての面目を保った。
 岸田さんは「県が進める震災復興はハード中心。住民に寄り添った復興に転換させる」と意気込んだ。

◎大崎/佐々木さんが乱戦抜け出す

 大崎(定数4)では自民新人の佐々木賢司さん(45)が初陣を飾った。大崎市三本木の事務所で「みなさんと一緒に勝ち取った勝利だ」と目を潤ませた。
 4期務め引退する自民・佐々木征治氏の地盤を引き継いだ。「旧志田郡の代表」を掲げて選挙戦に臨んだが、国政野党の他陣営が仕掛ける安全保障関連法や大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)への批判で苦戦を強いられた。
 現職2人に新人4人がひしめく選挙区を制した佐々木さんは「旧志田郡に住む人たちの幸せを第一に考えていく」と決意を語った。

4124チバQ:2015/10/26(月) 21:07:09

◎宮城野/石川さん頂点

 宮城野選挙区(定数4)では、自民党県連幹事長として臨んだ現職の石川光次郎さん(48)が初のトップ当選をつかんだ。災害公営住宅を望む燕沢東の事務所で、支持者らと喜びを分かち合った。
 「復興の加速が第一」と一貫して訴え続けた。沿岸被災地などを中心に小まめに個人演説会を重ね、被災者の声にじっくりと耳を傾けてきた。
 「村井嘉浩知事が掲げる『創造的復興』を推進する。県民が笑顔で、豊かさを実感できる古里宮城をつくりたい」と4期目の抱負を力強く語った。

◎太白/藤原さん盤石6度目の笑顔

 太白選挙区(定数5)では、民主現職の藤原範典さん(68)が安定した戦いぶりで6選を果たした。「地域の皆さんのおかげで再び県政の場で仕事ができる」と満面の笑みを浮かべた。
 地盤の鈎取や西の平を丁寧に歩き、票を固めた。選挙戦終盤の個人演説会には地盤が重なる保守系仙台市議も応援に駆け付け、顔の広さをアピール。支持労組もフル回転した。
 告示前の地域のあいさつ回りで痛めたという脚を引きずりながら、9日間を乗り切った。「村井県政を厳しくチェックしていく」と抱負を語った。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月26日月曜日

4125チバQ:2015/10/26(月) 22:15:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000009-khks-l04
<宮城県議選>最終処分場反対で一丸に
河北新報 10月26日(月)10時58分配信

<宮城県議選>最終処分場反対で一丸に
初当選を確実にし、支持者らと万歳をする高橋さん(中央)=25日午後9時15分ごろ、宮城県加美町矢越
 東京電力福島第1原発事故に伴う指定廃棄物の最終処分場建設問題で、宮城県内3候補地のうち加美町を抱える加美選挙区(定数1)では、建設反対を強く訴えた無所属新人の高橋啓さん(61)が初当選を飾った。「皆さんの声を県政に届ける」。同町矢越の事務所で支持者と喜びを分かち合った。


 高橋さんは町が候補地となった昨年1月以降、町総務課長として対応業務に奔走。建設計画の問題点を指摘し、計画を進める国、県と激しく対峙(たいじ)する猪股洋文町長を支えた。

 立候補表明は9月。7月に無投票再選を果たした猪股氏の後援会組織の全面支援を受けた。8月に初当選した早坂利悦色麻町長、本間俊太郎元知事も応援に入り、陣立ては分厚くなっていった。

 「3候補地の白紙撤回」を訴えた高橋さん。「必ず白紙撤回を実現してみせる」と約束した。

 敗れた自民現職の皆川章太郎さん(62)は、加美町南町の事務所で「指定廃棄物の問題が大きかった」と唇をかんだ。4期16年の実績や村井嘉浩知事との「パイプ」を強調し、処分場建設反対も訴えたが、これまでの取り組みに対する有権者の評価は厳しかった。

 過去2回は無投票で今回も当初は無投票とみられていた。出遅れが響き自民系町議の一部も切り崩された。

          ◇         ◇         ◇

 宮城県議選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の11人を含む新県議59人が決まった。自民は27人で、前回(2011年)から1減らしたものの、最大勢力を維持する。村井嘉浩知事の県政与党を掲げる公明と合わせて過半数を確保した。共産は議席を倍増させた。

 自民以外の政党別内訳は民主が5人。維新1人、公明4人、共産8人、社民1人が決まった。無所属は13人。

 投票率は40.03%で、過去最低だった前回の41.69%を下回った。

4126チバQ:2015/10/26(月) 22:16:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000012-khks-l04
<宮城県議選>知事に評価とくさび
河北新報 10月26日(月)11時2分配信

 【解説】4年と7カ月を経た東日本大震災からの復興加速策が問われた宮城県議選は、県政与党を名乗る自民、公明が過半数を維持した。「創造的復興」を掲げ、11月に3期目を折り返す村井嘉浩知事が有権者から一定の評価を受けたことを意味する。

 しかし、安全保障関連法成立後初の大型地方選挙となった今回、安保法廃止や村井県政批判を訴えた共産が大躍進した。5議席以上の会派に与えられる議案提出権と代表質問権を獲得。2005年の就任以来、盤石だった村井知事の県政基盤にくさびを打つ結果となった。

 自民は前回11年並みの勢力を確保した。選挙戦終盤には安保法批判に対抗すべく党幹部を続々と投入し、必勝態勢を敷いた。引退したベテラン4人が後継指名した新人の中には苦戦を強いられた候補もいた。

 5期の重鎮が引退した遠田選挙区では後継擁立に失敗。選挙戦略の在り方に大きな課題を残した。

 民主は議席を2減らした。代表クラスが次々応援に入ったが、安保法をめぐる党内意見の不一致もあり、政権批判の受け皿になり切れなかった。定数2が1減される来夏の参院選への影響が懸念される。維新、社民は、共産との野党間競争で完全に後れを取った。

 選挙戦では復興加速化が叫ばれる一方、全国最低水準の子ども医療費助成や学力低下の問題も多数取り上げられた。防潮堤や広域防災拠点の必要性を問い直す声も依然根強く、村井知事の思い描く復興像が必ずしも万能ではないことが浮き彫りになった。

 来年3月には国の集中復興期間が終了し、事業費の地元負担が発生する。広がりつつある復興格差を埋める議論こそ、新しい県議会に求められる。(報道部・浅井哲朗)

4127チバQ:2015/10/26(月) 22:16:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00050040-yom-soci
仙台市選管また開票ミス、昨年からトラブル続き
読売新聞 10月26日(月)12時19分配信

仙台市選管また開票ミス、昨年からトラブル続き
票を数え直す職員ら(26日午前2時9分、仙台市太白区で)=鈴木絵里奈撮影
 25日に投開票された宮城県議選(定数59)で、仙台市選挙管理委員会が県選管に対し、太白選挙区(仙台市太白区)の投票者数を実際より50人少なく報告するミスがあった。

 同市では、昨年12月の衆院選で職員が白票を水増しする事件が起き、今年8月の仙台市議選でも、一度確定した投票率を修正するなどのミスがあった。約1年の間に行われた3度の選挙全てでトラブルやミスが生じる異常事態で、市選管の木村純一事務局長は「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝している。

 太白区選管によると、投票者数と、実際の票数が一致しないことが開票作業中に判明。区内の投票所1か所で職員が「入場券」を数え間違えたため、投票者数が少なく報告されていたことが分かった。開票所で票を数え直すなどの確認作業を行い、県選管は一度発表した県全体の投票者数を26日午前4時14分に訂正。同区の候補者の得票数が確定したのは午前4時25分だった。

4128名無しさん:2015/10/26(月) 22:42:18
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005614571.html
自民過半数届かず 共産倍増
任期満了に伴う宮城県議会議員選挙は25日投票が行われ、自民党は27議席にとどまり、無所属の推薦候補2人を加えても過半数に届きませんでした。
一方、共産党は選挙前の4議席を倍増させてこれまでで最も多い8議席を獲得しました。
宮城県議会議員選挙は、59人の定員に86人が立候補し、25日投票が行われました。
開票の結果、自民党は27議席にとどまり無所属の推薦候補2人を加えても過半数に届きませんでした。
一方、共産党は選挙前の4議席を倍増させてこれまでで最も多い8議席を獲得しました。
このほか、民主党が選挙前から2議席減らして5議席、公明党が選挙前と同じ4議席、維新の党は選挙前から1議席減らして1議席、社民党が選挙前から3議席減らして1議席、無所属が13議席でした。
女性は11人が立候補し、7人が当選しました。
投票率は40.03%で、これまでで最も低かった前回・4年前より1.66ポイント低くなり、過去最低を更新しました。
10月26日 03時13分

4129とはずがたり:2015/10/27(火) 16:14:50
>菅義偉官房長官も記者会見で、「社民党、民主党が大幅に議席を減らしたのが非常に印象的だった」と述べた。
民主に来てた左派票の逃げ出しが継続しとるなぁ。。
この辺考えると維新スタンスでは駄目でみんなスタンスの方が良かったんだけど。。

2015.10.27 00:26
宮城県議選で“共産ショック” 過半数逃した自民「共産バカにできなくなってきた」
http://www.sankei.com/politics/news/151027/plt1510270001-n1.html

 25日投開票の宮城県議選での共産党の躍進は国政にも衝撃を与えた。安全保障関連法や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)大筋合意への批判が後押ししたとみられるが、与野党は来夏の参院選に向けて戦略の練り直しを迫られそうだ。

 自民党は過半数に届かず27議席にとどまった。茂木敏充選対委員長は26日、産経新聞の取材に「共産党が与党の議席を食ったというより、野党の中で議席の移動があったというのが実態だろう」と分析。菅義偉官房長官も記者会見で、「社民党、民主党が大幅に議席を減らしたのが非常に印象的だった」と述べた。

 ただ、別の自民党幹部は「共産党をバカにできなくなっている。TPPは『農業は守った』と言っても、ワンフレーズで批判が続けば公約違反と思われる可能性もある」と語り、参院選への影響を警戒する。

 一方、民主党は2議席減の5議席。枝野幸男幹事長は26日、記者団に「発信力のある民主党候補は票をとり過ぎだというくらいの結果を出した」と強弁したが、「非自民の受け皿」の座を共産党に奪われた形となり、焦りもうかがえる。

 民主党は参院選に向け、維新の党などと候補者調整を本格化させる考え。共闘が成功しなければ、衰退が避けられない状況になる。選挙協力の前段として両党は国会での統一会派結成も模索する。

 岡田克也代表ら党執行部は、共産党との選挙協力にも含みを持たせているが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では政策面で違いのある野党間の選挙協力には「望ましいとは思わない」が58・8%に達した。

 勢いに乗る共産党の票に目がくらみ、憲法改正など基本政策の隔たりをないがしろにするようだと、有権者の目には「野合」と映る危険性もはらんでいる。

 民主党は参院選に向け、維新の党などと候補者調整を本格化させる考え。共闘が成功しなければ、衰退が避けられない状況になる。選挙協力の前段として両党は国会での統一会派結成も模索する。

 岡田克也代表ら党執行部は、共産党との選挙協力にも含みを持たせているが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では政策面で違いのある野党間の選挙協力には「望ましいとは思わない」が58・8%に達した。

 勢いに乗る共産党の票に目がくらみ、憲法改正など基本政策の隔たりをないがしろにするようだと、有権者の目には「野合」と映る危険性もはらんでいる。

4130チバQ:2015/10/27(火) 20:05:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_11022.html
<宮城県議選>自民が単独過半数にめど


 宮城県議選の投開票から一夜明けた26日、自民、民主両党は会派構成をめぐる動きを本格化させた。自民は公認の27人に推薦した無所属新人らを加え、単独過半数となる30人以上の確保にめどが立った。公認・推薦計7人の民主は、8人に倍増した共産党に第2会派の座を明け渡さないよう戦略を練る。
 改選前の最大会派「自民党・県民会議」には無所属現職の本木忠一氏(石巻・牡鹿選挙区)、いずれも自民が推薦した無所属新人の守屋守武氏(気仙沼・本吉)、横山隆光氏(白石・刈田)の合流が確実だ。
 県連幹部は25日夜、会派入りを見込める当選者を精査。今後、さらに新人1人を含む無所属3人に働き掛け、改選前の33人に届かせたい考え。中山耕一会長は「30人は固い。さらに拡大できるよう慎重に話を進めたい」と語る。
 民主系会派の「改革みやぎ」は県連が支持した無所属新人の佐々木功悦氏(遠田)、党員らの自主応援を認めた維新の党現職の境恒春氏(気仙沼・本吉)の2人の参加を見込み、無所属新人の高橋啓氏(加美)にも打診する方針。郡和子県連幹事長は「何としても第2会派は守る」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月27日火曜日

4131チバQ:2015/10/27(火) 20:06:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_31005.html
<釜石市長選>後援会強固 対抗馬許さず


無投票での3選が決まり、支持者に万歳で祝福される野田氏=25日、釜石市
拡大写真
 東日本大震災以降、2度目の岩手県釜石市長選は25日、現職の野田武則氏(62)が初当選から連続の無投票で3選された。復興手腕が評価を得た形だが、強固な後援会組織をバックに対立候補を立てにくい状況をつくり出したのも「勝因」の一つだ。隣接する大槌町では8月、再選を目指した前町長が激戦の末に落選。被災地首長選の対照的な結果は、被災規模や復興状況の違いと無縁ではない。
 「選挙で争うより、一丸となって復興を進めるべきだ」。仮設住宅団地の男性自治会長(73)は、前市長時代の2007年から4回連続無投票となった結果をこう受け止める。
 野田氏の後援会は、県議4期、市長3期を務めた父の故武義氏から受け継いだ。自身は市長選で1度も選挙戦の洗礼は受けていないものの、13の支部が張り巡らす結束は強力だ。
 告示直前にあった対立候補擁立の動きは準備不足で具体化しなかった。野田氏を応援した市議は「後援会は高齢化したが、新人には脅威。相当な覚悟で時間をかけて準備しなければ挑めない」と強調する。
 市内では災害公営住宅が次々と着工し、計画1300戸の大半は16年度末までに完成する予定。市民ホールなども建設が進む。橋野鉄鉱山の世界遺産登録なども追い風になり、被災者の間でも「市長交代というエネルギーは表面化しにくかった」との声が聞かれた。
 隣の大槌町は状況が違う。津波で壊滅した中心部で大規模な盛り土工事が続き、街の姿は依然として見えない。町は先週、災害公営住宅の整備完了が一部で18年度までずれ込むとの見通しを示した。
 仮設住宅に入る被災者は約3160人。人口の25%で釜石の11%を大きく上回る。町長選では復興施策への強い不満が町長交代劇に現れた。町議の一人は「釜石とは復興のスピード感が全然違う」と指摘する。

4132チバQ:2015/10/28(水) 21:56:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151028_61017.html
<福島県議選>知事動かず「不文律」踏襲

 任期満了に伴う福島県議選(11月5日告示、15日投開票)で、内堀雅雄知事が一定の距離を保っている。昨年10月の知事選で共産を除く主要各会派の支援を受けて当選したが、かつて仕えた佐藤栄佐久、雄平両知事と同様、国政も含め選挙には関わらない「不文律」を踏襲。宮城県の村井嘉浩知事や岩手県の達増拓也知事らの流儀とは一線を画している。
 「1年前の知事選でオール福島で立候補した。県議選で(特定の候補の)マイクを握る予定はない」。26日の定例会見で、内堀氏は県議選に関与しないスタンスをあらためて強調した。関係者によると、告示前後の集会などにも参加せず、選挙事務所に為書きなどを送ることもしないという。
 昨年の知事選で、県議会(定数58)のうち自民、民主、公明、社民系の52人が、内堀氏を支援する「有志の会」に参加。独自候補の擁立を断念し、直前に相乗りした自民も含め、政策立案や遊説などを全面的に支援した。
 副知事だった内堀氏擁立を主導したと自負する民主県連幹部は「オール福島で戦ったことを考えれば、知事が特定候補を肩入れしないのは自然だ」と受け止めつつ、「知事は自民の力を借りなければ円滑な県政運営ができないと思っているのでは」ともみている。
 一方、自民県連の現職の一人は安全保障関連法に対する批判が根強く残っていることに触れ、「知事が応援に入ってくれたら心強い」としながらも「物理的に全員のマイクを握るのは難しい。特定の政党や候補に肩入れするくらいなら何もしない方がいい」と強調する。
 9月6日投開票の岩手県議選で、達増知事は県政与党候補の応援のためほぼ連日、マイクを握った。今月25日投開票の宮城県議選でも村井知事は告示前、自民を中心に支援に動いた。
 通算5期を務め今期で引退する福島県議は「栄佐久、雄平両氏もマイクを握らなかった。国政選挙も含め、知事が選挙戦に絡まないのが普通だ」と福島の「慣例」を指摘する。
 福島大の中川伸二教授(現代政治論)は「内堀氏は議会との対立姿勢を表に出していない。官僚出身のため『選挙の借りは選挙で返す』という考えにはとらわれていないのではないか」と話す。


関連ページ:福島政治・行政
2015年10月28日水曜日

4133チバQ:2015/10/28(水) 21:58:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_11021.html
<宮城県議選>安保「1強」揺るがす


安保法批判の逆風の中で7選を果たし支持者に祝福される相沢(右)=26日午前0時30分ごろ、仙台市青葉区
拡大写真
 宮城県内政党の浮沈を懸けた秋攻防が決着した。25日投開票の宮城県議選で県政与党を名乗る自民、公明両党は過半数を維持しつつ、安全保障関連法に批判的な世論を前に苦戦を強いられた。後退する民主党を尻目に共産党は躍進した。東日本大震災からの復興という県政課題に、政党対決が複雑に絡んだ戦いの軌跡をたどる。

◎決着秋攻防(上)誤算と逆風

 「力不足に尽きる。申し訳ありません」。仙台市泉区の事務所で26日未明、泉選挙区(定数5)で4選を断たれた自民現職外崎浩子(55)がうなだれた。

<支持率が急落>
 泉は自民系の重鎮2人が引退。県連は春先、外崎に加え30代の新人2人の追加公認を党本部に申請した。
 「3人は多くないか」。外崎の不安をよそに、安倍政権の支持率安定を背景に強気な県連内には「4人までいける」との見方すらあった。
 7月半ば、安保法案の衆院強行採決で内閣支持率は30%台に急落する。8月の仙台市議選で自民は議席は増やしたものの、前線で戦った陣営は「逆風が吹いた」と口をそろえた。
 約1カ月後、無所属新人の元民主党衆院議員鎌田さゆり(50)が参戦。外崎は反安保の風に乗る共産の攻勢を受け、鎌田には女性票や保守票を浸食された。得票は自民新人の2人に届かず、次点に終わった。
 公認を絞り込んでいたらどうだったか。「ライバルの伸びは予想以上。『たられば』は言いたくない」。外崎は潔く敗戦を認めた。

<保守層に絞る>
 自民現職の相沢光哉(76)は青葉(7)で最後の議席に滑り込み、7選を決めた。保守本流を自認する長老は自民への「嫌な風」(県連幹部)が吹く中、訴えの多くを安保法への理解に割く戦術を続けた。
 読みはこうだ。「安保法に違和感を覚える自民支持層は棄権はしても、野党には回らない。投票所に向かわせることが最大のポイントだ」。街頭で批判を浴びても意に介さず、保守層を固め切ることに集中した。
 「自民の中では最も極端な戦い方をしただろう」と相沢。「党全体としては厳しい結果となった」と慎重に総括した。
 保守系同士の争いに現職が吹き飛ぶ誤算もあった。
 現職、新人2人ずつの計4人が争った多賀城・七ケ浜(2)。3選に失敗した自民現職寺沢正志(65)は25日夜、「不徳の致すところ」と敗戦の弁を語った。
 選挙区には有力経済人が支援する無所属新人の深谷晃祐(35)が立候補した。告示前、知事村井嘉浩が複数回にわたり応援。陣営内に衝撃が広がった。
 現職として支持離れを食い止められなかった「不徳」。寺沢はトップ当選した深谷に4000票余の差をつけられた。
 自民は今回、34人を公認し、当選は前回より1人少ない27人だった。「現職が4人も落選した。重く受け止めなければならない」。県連幹事長の石川光次郎(48)は厳しい表情で話す。
 公明は4人全員が当選し勢力を維持した。が、議席を4から8へと倍増させた共産に関係者の心中は穏やかでない。
 25日夜、青葉で初当選した新人遠藤伸幸(38)の陣営で、歓喜に沸く支持者をよそに最大の支持団体、創価学会の関係者はつぶやいた。「共産がこれほど強いとは。これからの県政はどうなってしまうのか」(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月27日火曜日

4134チバQ:2015/10/28(水) 21:58:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151028_11027.html
<宮城県議選>反自民の受け皿 失敗


支持者に落選を報告する石田(右)=25日午後11時55分ごろ、仙台市青葉区
拡大写真
 「残票を考えると厳しい結果になる」
 宮城県議選投開票日の25日深夜。青葉選挙区(定数7)の民主新人石田一也(47)は仙台市青葉区の事務所で、当落判明を前に早々と支持者ら40人に頭を下げた。最後の議席に滑り込んだ自民現職に1000票以上引き離される完敗だった。

◎決着秋攻防(下)慢心と窮地

<知名度が不足>
 県連は2007年以来となる青葉での2議席獲得を目指し、初陣の石田に県選出国会議員や仙台市議を張り付かせた。告示後、党本部の情勢調査で当選圏外にいることが判明。知名度が決定的に不足していた。
 「街頭に出て国会議員が人を集め、隣に石田を立たせて名前を売り込め」。石田の義兄に当たる県連代表の安住淳(53)が授けた作戦は、民主のお家芸とされる「空中戦」だった。
 中盤戦の21日午後。党幹事長の枝野幸男(51)が選挙カーに乗り込み、石田の名前を連呼した。24日には党代表代行の長妻昭(55)が2カ所で街頭に立った。他陣営が「国政選挙のようだ」と目を見張る分厚い支援だった。
 石田の落選について、安住は27日の県連常任幹事会で「取りこぼした。戦略次第では、勝てたかもしれない」と自らの非を認めた。
 民主は泉(5)でも推薦候補を含む2議席を狙ったが、4選を懸けた現職菅原実(66)が苦杯をなめた。
 「あなたが危機感を持たないと駄目だ」。菅原が告示2週間前の10月上旬に開いた総決起大会のあいさつで、県連副代表の参院議員桜井充(59)=宮城選挙区=がすごんだ。
 菅原は過去3回の選挙を公認1人で戦っている。事情が異なる今回、それでも党の看板と支持労組に頼る菅原の姿勢は慢心に映り、桜井をいら立たせた。

<共産と対照的>
 安全保障関連法に批判的な世論の風に乗り、議席を4から8に倍増させた共産とは対照的に、民主は世論の受け皿になり得ず公認9人のうち4人が落選した。
 来夏の参院選が改選期となる桜井は「党内の半分が与党ぼけしている。いまだに『政権を取れれば…』などと言っている」と危機感を募らせる。
 「男性も女性も、若者も共産を身近に感じてくれている」。25日深夜、青葉で3選を決めた共産現職の遠藤いく子(66)は県内最大の選挙区でトップ当選した喜びに浸った。
 同じ頃、大崎(4)の社民新人菅原厚(58)の事務所は静まり返っていた。共産同様、安保法反対を訴えたが、最下位に沈んだ。
 「すみません」。支持者に頭を下げて歩く菅原を見ながら、5期限りで地盤を譲った県連代表岩渕義教(66)がつぶやいた。
 「敗因は党の基礎体力の低下に尽きる。党と生活者の接点が少なくなってきている。先輩の財産を食いつぶしてしまった。私が出ても同じだった」(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年10月28日水曜日

4135名無しさん:2015/10/28(水) 22:01:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000006-khks-pol
<宮城県議選>自民に逆風 共産追い風
河北新報 10月27日(火)10時57分配信

 25日投開票が行われた宮城県議選(定数59)は、8月の仙台市議選に続き自民党に逆風が吹いた。第1党の座は保ったが、立候補者1人当たりの平均得票数は1000票以上減らした。来夏に迫った参院選に向け、安全関連保障法成立の影響を懸念する声が広がる。対する野党は、共産党が躍進する陰で民主党は議席が減少。野党共闘の行方を左右しそうだ。

<罵声も浴びる>

 「逆風を肌で感じた」

 仙台市泉区市名坂の事務所で26日未明、泉選挙区で初当選した自民新人は疲れ切った表情を見せ、「数人に一人の割合で『自民支持を辞める』と言われた。『恥を知れ』と罵声も浴びた」と話した。

 今回、公認34人を擁立した自民は無投票を含め27人が当選し、4年前より議席を1減らした。最大勢力を維持できたが、支持の陰りも浮き彫りとなった。

 無投票を除く自民公認26人の1人当たりの平均得票数は8459。前回は9469で、その差は1000票以上に上る。公明党も議席は4で変わらないが、1人当たりの得票数は1万1397から約630少ない1万762に減った。

 投票日前日の24日、仙台市で遊説した谷垣禎一幹事長は「日本が今後も平和国家として歩む事実は変わらない」と安保法批判への反論を繰り返し、逆風を押さえ込もうと必死だった。

 「共産がここまで伸ばすとは正直分からなかった。想定外」。共産候補に100票近くまで詰め寄られた自民現職の県連幹部は世論の底流の変化を警戒する。

<「市議選以上」>

 「新しい政治の扉をたたくことができた」

 26日正午、当選した共産公認の8人が仙台市中心部で街頭演説会を開き、安倍政権打倒を強調した。

 共産は議席が4から8に倍増。1人当たりの得票数は8601に達し、前回から約1700伸ばした。中島康博県委員長は「仙台市議選を越える反応の良さだった。国民連合政府への期待の表れだ」と言い切る。

 共産は来夏の参院選で安保法廃止の1点で野党が結集、共闘する戦略を描く。

4136名無しさん:2015/10/28(水) 22:02:18
>>4135

 改選数2で争われた13年参院選宮城選挙区。野党候補の4人を合わせた総得票数は52万に達し、自民候補の42万票を上回った。定数減で1人区となる来夏は野党共闘が勝利の鍵を握る。中島委員長は「もはや民主も私たちの力を無視できないだろう」と県議選の結果に自信を深める。

<共闘に不安も>

 民主は世論の風に大きく帆を張れず、獲得議席を前回の7から5に減らした。

 県連幹部は「安保法は党内に意見の相違があり、共産ほど分かりやすく訴えられなかった」と反省した。参院選に向けては「安倍政権打倒を旗印に野党は共闘するべきだ」と強調する。

 共産躍進は野党共闘の行方にどう影響するか。「共産と一緒にやりすぎると元からの支持者が引く」。仙台市内の民主現職は共産主導の共闘に不安を漏らす。

4137チバQ:2015/10/29(木) 22:19:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151029_61007.html
<浪江町長選>進まぬ復興 住民いら立ち


新人が開いた集会。町民から町の将来を危惧する声が相次いだ=25日、福島市
拡大写真
◎前回無投票…一転、現新三つどもえ濃厚

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の町長選(11月5日告示、15日投開票)は告示まで29日で1週間になる。いずれも無所属で、3選を目指す現職の馬場有氏(66)、新人で元副町長の渡辺文星氏(65)と元町議会議長の小黒敬三氏(59)が立候補を予定する。前回の無投票から現新3人の対決が濃厚になった背景には、復興が実感できないことに対する町民のいら立ちが見え隠れする。

 「浪江は他の避難市町村に比べ復興が遅れている。一時帰宅するたび、帰りたいという気持ちが薄れてしまう」。25日に福島市であった新人の集会で、市内の借り上げ住宅に避難する高齢男性が声を張り上げた。

 <17年の帰還困難>
 町は全域が避難区域に指定され、2017年3月ごろの帰還を目指している。しかし除染やインフラ復旧が遅れ、町の担当職員の間でも「目標時期の避難指示解除は難しいのでは」との見方が広まっている。
 11年の前回選挙は一時、馬場氏のほかに候補者擁立の動きがあった。しかし、原発事故直後の混乱期に選挙戦は好ましくないとの理由で出馬には至らず、無投票となった。
 元副町長と元町議会議長という有力な対抗馬の立候補について、ある陣営幹部は「単に現職批判が強まっているだけでなく、町民が抱える悩みが多様化していることの裏返しではないか」と分析する。立候補予定者の主張と最優先課題はそれぞれ異なる。

 <主張、3者3様>
 馬場氏は「課題が山積する中、途中で投げ出すわけにはいかない」と町政の継続に強い意欲を示し、帰還に向けた町中心部の整備や医療機関の設置を訴える。
 渡辺氏は「現場主義を徹底し、スピード感を持って復興を進める」と強調。避難区域に対する賠償を一律とし、不公平感の解消を前面に押し出す。
 小黒氏は「避難の長期化に伴う町民間の分断を食い止める」とし、町の出張所の増設や町外コミュニティーの整備を力説する。
 東日本大震災発生から4年8カ月を経て、町民は原発事故後初めて町長選で1票を投じる。福島市に避難する無職桑原正敏さん(72)は「いつまでも町の復興を待っていられない。国と太いパイプを築き、町政を前進させることができる候補を選びたい」と話す。


関連ページ:福島政治・行政
2015年10月29日木曜日

4138とはずがたり:2015/10/30(金) 12:32:35

2015.10.26 08:00
【宮城県議選】
共産が8議席に倍増し第2会派に 自民27議席 民主はわずか5議席 
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260010-n1.html

 任期満了に伴う宮城県議選(定数59)が25日、投開票された。東日本大震災からの復興加速や、少子高齢化が進む中での地域振興策が主な争点。安全保障関連法の成立後初の都道府県議選で、共産党は8議席を獲得し、改選前の4議席から倍増させた。

 仙台市の太白選挙区で、投票者数と実際の票数を確認し直すトラブルがあり、一部開票作業が続いた。

 県選挙管理委員会によると、投票率は40・03%で、前回より1・66ポイント下がり過去最低。無投票当選も含め、会派別議席は自民27、共産8、民主5、公明4、維新1、無所属13だった。

 選挙戦は23選挙区に86人が立候補。自民の稲田朋美政調会長や民主の岡田克也代表ら与野党幹部が応援のため宮城入りした。与党側が安倍政権の経済政策や復興事業の成果を強調したのに対し、野党側は安保関連法や環太平洋連携協定(TPP)への批判を強め、支持拡大を図った。

 宮城県議選は震災があった2011年から統一地方選と別日程で行われている。

4139チバQ:2015/10/30(金) 19:48:28
1.2の記事見つからず
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151029ddlk07010018000c.html
<2015県議選>情勢分析/3 /福島

10月29日 12:23毎日新聞

 【会津若松市(定数4-6)】

宮下雅志 60 民現(2)

水野さち子 53 維現(1)

大竹俊哉 46 自新

佐藤義憲 40 自新

渡部優生 54 民新

古川芳憲 64 共新

 ◆会津若松

 ◇2氏引退、世代交代に

 自民、民主ともに現職が各1人引退し、世代交代の選挙区となる。自民は前回選でトップ当選だった前県議会議長が辞職し、現職が不在の状態。元衆院議員の秘書と元会津若松市議の新人計2人を公認し、8年ぶりの2議席獲得を目指す。民主は6期務めた現職が引退を決めた。3選を狙う現職と会社員の新人で議席数の維持を狙う。前回みんなの党から出馬した水野氏は、今回維新の公認候補として再選を目指す。ただ、維新は大阪系国会議員を除籍にするなどもめており、このまま維新公認として出馬するかどうかは流動的だ。共産は元教諭の新人が票の掘り起こしに努める。

 【喜多方市・耶麻郡(定数3-3)】

小桧山善継68 自現(6)

遠藤忠一 67 自現(5)

瓜生信一郎66 民現(7)

 ◆喜多方

 ◇現職以外に動きなく

 前回選に続き、今回も自民、民主のベテラン勢以外に出馬の動きはなく、無投票の見通し。

 【南会津郡(定数1-1)】

星公正 62 無現(1)

 立候補予定者は、前回選で民主現職を破った無所属現職のみ。無投票になりそう。

 【河沼郡(定数1-1)】

小林昭一 63 自現(1)

 立候補を表明しているのは自民現職のみで、無投票の公算が大きい。

 【大沼郡(定数1-1)】

杉山純一 58 自現(3)

 立候補予定者は自民党県連幹事長の現職のみ。3期連続の無投票となる可能性がある。

 【相馬市・新地町(定数1-2)】

斎藤勝利 71 自現(4)

新妻香織 55 無新

 ◆相馬

 ◇自民現職に新人挑む

 前回は無投票だったが、今回は県議会議長の自民現職に、相馬市議の無所属新人が挑む。=つづく

4140チバQ:2015/10/30(金) 19:48:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151030ddlk07010308000c.html
<2015県議選>情勢分析/4止 /福島

11:28毎日新聞

 【いわき市(定数10-16)】

青木稔 69 自現(7)

阿部広 68 自現(2)

木田孝司 54 自現(1)

鈴木智 42 自現(1)

矢吹貢一 60 自現(1)

古市三久 67 民現(2)

宮川絵美子 69 共現(2)

安部泰男 58 公現(1)

西丸武進 71 無現(5)

佐藤健一 66 無元(2)

鳥居作弥 41 民新

吉田英策 56 共新

鈴木利之 65 社新

坂本竜太郎 35 無新

佐藤和良 61 無新

山崎和子 38 無新

 ◆いわき

 ◇16人出馬で大激戦に

 現職9人、元職1人、新人6人による大激戦区となり、しのぎを削る戦いを迫られる。

 自民は現職5人が議席の保持を目指す。民主は3選を狙う現職と、前回選も立候補した新人の計2人を擁立し、8年ぶりの2議席獲得を狙う。共産は現職1人が病気で10月に立候補を断念。代わりに昨年の県議補選に立候補した新人を擁立し、3選を目指す現職とともに2議席の保持を目指す。公明は前回トップ当選だった現職が組織固めを進める。維新は地方組織が無所属の山崎氏を支援する方針だ。社民は党県連幹事長の新人1人を公認し、勢力拡大を狙う。

 無所属では、会派「民主・県民連合」に所属する現職の西丸氏と、前回選で民主公認で出馬した元職の佐藤氏が現職に挑むほか、元自民党いわき総支部青年部長の坂本氏と福島原発告訴団の副団長を務める佐藤氏の両新人が初当選を目指す。

 【白河市・西白河郡(定数3-4)】

満山喜一 64 自現(3)

渡辺義信 52 自現(3)

三村博昭 73 民現(3)

金山屯 75 無新

 ◆白河

 ◇現職3人に新人挑む

 自民の現職2人と民主の現職1人が立候補を表明している。これに加え、無所属で新人の金山氏が立候補する意向を固め準備を進めており、選挙戦になる可能性がある。

 【南相馬市・飯舘村(定数2-2】

太田光秋 47 自現(4)

高野光二 63 無現(1)

 ◆南相馬・飯舘

 ◇2現職以外動きなく

 原発事故による避難指示区域を抱える選挙区。立候補予定者は自民の現職と、民主の推薦を受けた無所属の現職のみ。前回は3人による選挙戦だったが、今回は無投票となる見通し。

 【東白川郡(定数1-2)】

宮川政夫56 自新

立原龍一63 民現(2)

 ◆東白川

 ◇8年ぶりの選挙戦へ

 8年ぶりの選挙戦となる見通し。自民は2012年の棚倉町長選で小差で敗れた元棚倉町議を擁立。民主は元棚倉町議の現職が3選を目指す。=おわり

4141チバQ:2015/11/01(日) 10:48:04
http://mainichi.jp/shimen/news/20151101ddm041010111000c.html
選挙:福島県議選 維新混乱、波及 2新人、公認めどなく
毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊

 維新の党の分裂が、5日に告示される福島県議選(15日投開票)に影響を与えている。党本部の混乱で党県総支部が擁立する現職1人、新人3人の計4人のうち新人2人の公認申請ができないままだ。公認された現職も党の行く末が分からない中でポスターから「維新」の文字を外すなど県民にとって分かりづらい選挙になりそうだ。

 現職の水野さち子氏(53)は前回の県議選で党県総支部代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)の支援を受けて当選したが、党の混乱を嫌った中間派の小熊氏が22日に離党届を提出。水野氏も「このまま党公認で立候補するか分からない」と、自らのポスターに「維新」の文字を入れないことを決めた。

 いまだ公認を受けられていない新人2人について、党県総支部は「分裂状態で党本部が機能せず、公認が告示に間に合わない」としており、無所属での立候補となりそうだ。

 東日本大震災から2回目となる県議選では、原発事故避難者の帰還準備が本格化する中で、帰還後のまちづくりなどが争点となる。立候補予定者らは「党執行部も大阪系の議員も被災地をまったく見ていない」と批判の声を上げている。【土江洋範、小林洋子】

4142チバQ:2015/11/03(火) 15:27:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20151103ddlk07010156000c.html
水野さち子県議:維新離党方針 県議選は無所属で /福島
毎日新聞 2015年11月03日 地方版

 県議選(5日告示、15日投開票)に維新公認での立候補を表明していた現職の水野さち子氏(会津若松市選挙区)が党本部に離党届を出す方針を固めたことが2日、分かった。毎日新聞の取材に水野氏が明らかにした。県議選には無所属で立候補する考え。これで維新公認で立候補するのは福島市選挙区の新人1人の見込みとなった。

 水野氏が前回選で支援を受けた小熊慎司衆院議員(福島4区)が党の混乱を嫌い先月22日に離党届を提出。水野氏は3日にも離党届を出す方針で、「これまで小熊党の一員との気持ちで活動してきた。福島の復興を進めるため小熊氏と行動を共にしたい」と話した。【小林洋子】

4143チバQ:2015/11/03(火) 16:58:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151103_13051.html
自民、勢力維持へ 民主第2会派死守に全力


会派間で次の任期への手続きを確認した合同会議=2日、県議会
拡大写真
 宮城県議会(定数59)は2日、新たな会派構成の骨格が固まった。自民党が県議選(10月25日投開票)で議席を得た公認・推薦らの30人から上積みし、改選前とほぼ同等の勢力維持に見通しが立った。一方、公認の議席数で共産党に後れを取った民主党は第2会派の死守に向け、非自民系議員の取り込みに全力を挙げる。
 改選前は33人で最大会派の自民党・県民会議は32人でほぼ確定した。2日の会派総会で、改選前は1人会派だった現職斎藤正美氏(石巻・牡鹿)と新人深谷晃祐氏(多賀城・七ケ浜)の会派入りを了承した。
 公明党県議団(4人)と21世紀クラブ(1人)の両会派と連携し、6常任委員会で委員長ポストと過半数を占める算段だ。会派総会では中山耕一会長(58)=黒川、4期=の後任に中島源陽氏(53)=大崎、4期=を選出した。
 改選前は8人だった民主系の改革みやぎは公認・推薦の当選が前回の8人から7人に後退したが、会派では10人を最終目標に調整が大詰めを迎えた。
 2日あった会派の意見交換会には県連が支持した無所属新人佐々木功悦氏(遠田)、応援した維新の党現職境恒春氏(気仙沼・本吉)、無所属新人高橋啓氏(加美)の3人も出席した。
 6日の意見交換会で藤原範典会長(68)=太白、6期=の続投を決めるとともに、3人が合流するかどうか正式に態度表明する。
 改選前の4人から8人に増えた共産党県議団は引退する横田有史団長(71)=太白、5期=の後任に遠藤いく子氏(66)=青葉、3期=を充てる方向で最終調整。6常任委員会全てに所属議員を配置する第3勢力となる公算が大きい。
 社民党県議団は4人から2人、無所属の会は3人から2人に勢力を減らすと見込まれる。
 会派結成届の提出締め切りは、新議員の任期が始まる13日。11月定例会は27日に開会する。


関連ページ:宮城社会
2015年11月03日火曜日

4144チバQ:2015/11/03(火) 16:59:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151103_31008.html
達増県政安定化?参院選まで冷戦状態

 達増拓也岩手県知事が無投票3選されて初の論戦となった県議会9月定例会が2日、閉会した。焦点だった2014年度一般会計決算は、3年連続不認定から一転して全会一致で認定された。県政基盤がやや持ち直し、3期目最初のハードルは突破したが、自民党などは引き続き達増政治を論点に攻勢を強める構えだ。来年度予算案審議、来夏の参院選と関門は続く。

 「問題がなかったと言えないが、不認定とするほどのレベルではなかったということだ」
 本会議終了後、記者会見した自民党県連の嵯峨壱朗総務会長は、認定と判断した理由を説明した。
 自民クラブは昨年度の決算審議で、緊急雇用創出事業をめぐる県の対応の不備を次々と指摘した。今回は攻撃材料が少なく、付帯意見を付けることで反達増の姿勢を示した格好だ。
 自民と歩調を合わせる無所属系いわて県民クラブの飯沢匡代表は「決算認定だけで(達増氏の)基盤安定はあり得ない」と断言する。「過去3年のような問題がなかっただけ。来年度予算案の編成は注視する」とけん制する。
 9月の県議選後、民主、生活両党系が合流して最大会派・改革岩手を結成。無所属会派と合わせ、親達増派は過半数に達した。
 自民クラブが最大会派で、少数与党だった改選前と比べ県政基盤は回復したが、改革岩手の高橋元・代表は「簡単に安定したとは言い切れない。是々非々の会派もある。来年度予算案の審議は大きな関門だ」と分析する。
 来夏は参院選が控える。達増知事は県議選後「野党5党と特別な関係ができた」「一つの政党に県民的な期待が集まるのなら、そこと連携する可能性はある」などと発言し、随所に「反自民」をにじませる。
 国政、県政の重要日程の到来とともに、達増政治をめぐる攻防は再び熱を帯びそうだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年11月03日火曜日

4145チバQ:2015/11/05(木) 22:32:01
http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000m040056000c.html
福島統一選:大熊町長、笑顔なき3選…「復興へ全力」
毎日新聞 2015年11月05日 20時13分(最終更新 11月05日 20時22分)
 福島県で5日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く大熊、浪江両町長選と県議選、4町村議選が告示された。居住地域の大半が帰還困難区域に指定された大熊町は、比較的放射線量の低い地域に「復興拠点」として新しい町をつくり、高齢者ら3000人程度が暮らす構想を打ち出す。復興施策の是非を問うはずの町長選だが、現職以外に立候補の届け出はなく、無投票当選となった。その現職も「本当は引退して若い人に譲りたかった」と本音を漏らす。
 「粉骨砕身、復興のため全力を傾注する」。3選を果たした現職の渡辺利綱氏(68)は午後5時すぎ、町から西に約100キロ離れた同県会津若松市の事務所で支持者を前に決意を語ったが、笑顔はほとんどなかった。同市には町の仮設庁舎があり、仮設住宅などに約1500人が暮らす。町民約1万人の4分の1は関東地方を中心に県外で避難生活を送る。帰還のめどが立たない帰還困難区域は町面積の62%、居住地域に限ると96%を占め、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設予定地も広がる。
 それでも高齢者を中心に「戻りたい」との声は根強く、町は今年3月、居住制限区域に「小さい町」を造成する計画を公表した。約40ヘクタールの農地に原発の廃炉作業の事務所や町民用の災害公営住宅を建設。3年後には廃炉作業の従事者2000人、帰還する高齢者ら1000人に暮らしてもらう想定だ。
 町は介護施設の新設も検討したが「働く人が集まらないだろう」と見送った。小中学校の再開も「放射線の影響を懸念して子連れで帰還する保護者は少ない」と計画に盛り込まれていない。町幹部は「帰還するのは1人でも生活できる高齢者になるだろう」と話す。
 渡辺氏は昨秋ごろから「腰痛で動くのもつらい」と引退の意向を周りに伝えた。だが、後継を打診された町議らは「課題が大きすぎる。自信がない」と拒否し、逆に引退を翻意するよう説得した。渡辺氏は出馬表明の記者会見で「思うようにはいきませんな」とこぼした。
 会津若松市内の仮設住宅に住む60代男性は「帰りたい人が帰れるような計画は必要。だけど、子どももいない高齢者の町なんて本当に成り立つのか」と不安そうに話した。
 県議選(定数58)には全19選挙区に79人が届け出た。福島第1原発が立地する双葉、大熊両町を含む双葉郡選挙区など8選挙区の14議席は無投票当選となった。浪江町長選は現職と新人2人が立候補。大熊町、広野町、川内村、葛尾(かつらお)村の計4町村議選も告示され、葛尾村議選は無投票となった。投開票日はいずれも15日。【喜浦遊、小林洋子】

4146チバQ:2015/11/08(日) 16:49:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151107_11050.html
<宮城県議会>改革みやぎ、新会派結成へ

◎非自民・非共産結集狙う

 宮城県議会の民主党系会派「改革みやぎ」は6日、会派総会を開き、非自民・非共産の枠組みで新会派を結成することを決めた。引き続き政党色を排した名称とし、無所属議員や社民党議員の取り込みを狙う。藤原範典会長は「改選前からのメンバーも新しいメンバーも同じ立場で、ゼロから会派をつくる」と話した。

 10月25日投開票の県議選後に会派入りを呼び掛けた無所属議員の間に民主色が強いことへ警戒感があったことから、新会派として新メンバーを迎え入れる。
 会派総会後、合流を呼び掛けている無所属新人佐々木功悦氏(遠田選挙区)、維新の党現職境恒春氏(気仙沼・本吉)、無所属新人高橋啓氏(加美)の3人を交えて意見交換をした。
 改選前は8人だった改革みやぎは、公認・推薦の当選が前回の8人から7人に後退。共産党は公認8人が議席を得たため、第2会派維持に向け3人を加えた10人を目指す。
 佐々木氏は「知事に対し是々非々で向き合う会派方針に共感できる」、境氏は「(非自民、非共産で)方向性は一致している」と前向きな姿勢を示した。高橋氏は「まだ白紙状態」と述べるにとどめた。
 次回10日の意見交換会で会派名と構成を決定する。
 藤原会長は「原発など意見が異なる政策課題には会派の拘束を外して対応する。党派を超えた多士済々のメンバーが集まることができる」と期待した。
 第3会派となる見通しの共産党県議団は6日、団長に遠藤いく子氏(66)=青葉、3期=を選出。幹事長は三浦一敏氏(65)=石巻・牡鹿、2期=、政調会長には天下みゆき氏(59)=塩釜、2期=を充てた。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年11月07日土曜日

4147チバQ:2015/11/09(月) 20:34:54
http://www.asahi.com/articles/ASHC96470HC9UTIL04S.html
浪江町長選候補者、渋谷で演説 原発事故で町民3割県外
川原千夏子2015年11月9日19時33分

スクランブル交差点の一角で、演説を終え頭を下げる福島県・浪江町長選の候補者=9日午後2時43分、東京・渋谷、関田航撮影(候補者のたすきなどにぼかしをいれています)

[PR]
 5日告示された福島県浪江町長選の候補者の1人が9日、東京・渋谷駅前で街頭演説した。町は原発事故で全住民が避難し、3割は45都道府県に散らばる。「事故は放射能をまき散らしただけでなく、民主主義の基本の選挙まで壊した」と訴えた。

 避難先の福島県二本松市をこの日早朝たち、選挙カーでやってきた。人気アイドルの歌が大音量で流れるなか、約40分間マイクを握った。集まった町民は20人ほど。さいたま市に避難してきた80代の両親の代わりに来た、町出身のパート女性(49)は「町をどうするのか聞けてうれしいが、誰も立ち止まらないのが悲しい」と話した。

 15日投開票の町長選には、元町議長の小黒敬三氏(59)、元町副町長の渡辺文星氏(65)の新顔2人と3選を目指す現職の馬場有氏(66)=いずれも無所属=が立候補している。残る2人も県外で選挙活動をする予定。県外の有権者は投票用紙を郵送で取り寄せ、避難先の市区町村選管で投票する。(川原千夏子)

4148チバQ:2015/11/09(月) 20:47:49
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20151108-OYT1T50044.html
民主党、福島県議選に全力…党幹部を相次ぎ投入
2015年11月08日 21時04分
 民主党が福島県議選(15日投開票)に党幹部を相次いで投入するなど、全力を傾けている。


 同じ東北地方の岩手、宮城両県議選では議席を伸ばせず、執行部批判を招いたからだ。

 「福島県議選は参院選への前哨戦だ。民主党が政権批判票の受け皿になっていかないといけない」

 民主党の玄葉光一郎選挙対策委員長(衆院福島3区)は7日、候補者の応援のため駆けつけた同県矢吹町で記者団にそう強調した。

 民主党は県議選の候補者を前回の23人から16人に絞り込み、全員当選を目指している。民主党政権で外相を務め、義父に元福島県知事を持つ玄葉氏は、投開票日まで県内で街頭演説などを繰り返す予定だ。岡田代表や枝野幹事長も選挙期間中に福島入りする予定だ。

4149チバQ:2015/11/10(火) 22:20:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000024-khks-l06
<米沢市長選>財政暗雲どう解消
河北新報 11月9日(月)10時27分配信

<米沢市長選>財政暗雲どう解消
2000年に分譲を始めた米沢オフィス・アルカディア。利用率は5割にとどまる
 任期満了に伴う山形県米沢市長選(15日告示、22日投開票)は告示まで1週間となった。4選を目指す現職と新人による一騎打ちの公算が大きい。市財政の立て直しを迫られる山形県南の中心市の課題を探った。(米沢支局・芳賀紀行)

 米沢市の実質単年度収支は2012年度から3年連続で赤字が続く。策定を急ぐ16年度から5カ年の財政健全化計画案では、各種事業の見直しが示され、市民に暗い影を落とす。

 市西部の小野川町にある老人福祉センター寿山荘は16年度末での廃止方針が決まった。温泉付きで年間約1万人が利用する高齢者の憩いの場は、築後約50年で老朽化が進んで経費がかさみ、改修では維持が困難とみなされた。

 市老人クラブ連合会の須貝光雄会長(83)は「何とか慣れ親しんだ施設を存続させてほしい。高齢者が楽しく長生きする施策は削らないで」と切望する。

 市財政は税収減少と除排雪費の増加で、11年度末に29億6000万円あった財政調整基金と公共施設等整備基金の残高は14年度末に12億7000万円にまで減った。対策を講じないと17年度末に基金は底をつくと予測される。

 健全化計画案では、税徴収率向上による歳入確保と人件費削減の歳出抑制などで、累積効果額を約51億円と試算し、20年度末の基金残高は約24億円を見込む。雪捨て場の開設時期短縮などによる除排雪費の圧縮のほか、下水道使用料の引き上げも盛り込んだ。

 市議会は今月2日「施策への市民理解が必要」として意見交換の仕組みづくりと、除排雪費の平準化を図る基金創設などを求める提言を出した。市は議会や市民の意見を踏まえ、下旬までに計画をまとめる。

 東北有数の工業都市、観光地の活力も停滞気味で閉塞(へいそく)感が漂う。

 リーマン・ショック前の08年度の工業製造品出荷額は8370億円で東北3位だったが、13年度は5224億円で6位。企業誘致も苦戦し、工業団地の一つで区画面積約26ヘクタールの米沢オフィス・アルカディアの利用率は5割にとどまる。

 個人・法人市民税収入も伸び悩む。約55億円を計上した08年に対し、09〜13年度の平均減少率は約25%で41億円前後で推移する。他の県内12市の平均減少率9.2%と比べても落ち込みは大きい。

 観光客数も東日本大震災前の320万人から260万人台に減った。

 中心市街地活性化の起爆剤に期待される新文化複合施設の完成の遅れも懸案だ。建設現場地下で見つかったコンクリート残存物の撤去や大雪などによる工事の遅れで、開館は1年延び、来年7月となった。

 現在約8万5000の人口は15年後に1万が減ると見られる一方、東北中央自動車道開通に伴う道の駅建設、市立病院建て替えなど大型事業が控える。

 行財政改革や地方創生に関して協議する市行政経営市民会議副委員長の柴田正孝米沢商工会議所専務理事は「人口減少が進む今後のまちづくりには近隣自治体との連携、中長期的展望が求められる」と強調する。

4150チバQ:2015/11/10(火) 22:21:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000144-yamagata-l06
米沢市長選、現新の一騎打ちか 告示まで1週間
山形新聞 11月8日(日)9時10分配信

 任期満了に伴う米沢市長選は15日の告示(22日投開票)まで1週間に迫った。現段階で立候補を予定しているのは、現職で4選を目指す安部三十郎氏(62)=川井=と、新人で元県議の中川勝氏(65)=本町3丁目=の2人。ほかに出馬の動きはなく、一騎打ちとなる可能性が高い。

 安部氏は市議会3月定例会で出馬を表明した。政党の支持は受けず、後援組織「夢のある米沢をみんなでつくる会」を軸に草の根活動を展開。6月から続けているつじ立ちや地区ごとの市政報告会で、3期12年の実績をアピールする。告示後の20日に決起集会を開く予定。

 昨年11月に出馬表明した中川氏は8月に自民党米沢市支部、先月に同県連の推薦を得た。鈴木憲和衆院議員を選対本部長に態勢を固め、市民有志の勝手連も活動。支援市議らとともに企業回りやつじ立ちを行い、市政刷新を訴える。2日に開いた決起集会では約1200人を集めた。

 9月2日現在の有権者数は6万9032人(男3万3097人、女3万5935人)。

立候補予定者(敬称略)
安部三十郎 62 市長 無現
中川勝 65 元県議 無新

山形新聞社

4151チバQ:2015/11/11(水) 07:20:04
http://www.sankei.com/politics/news/151110/plt1511100060-n1.html
2015.11.10 22:25
【福島ミニ統一選】
被災自治体、描けぬ街の未来像 論戦は低調、住民にあきらめ

ブログに書く0




(1/2ページ)

浪江町民が入居する災害公営住宅に向かって政策を訴える町長選の候補者。演説に耳を傾ける人はほとんどおらず住民の反応は薄かった=10日午前、福島市(野田佑介撮影)
 福島県内で県議選(定数58)や町長選など8選挙が15日、投開票される。「ミニ統一選」の様相も論戦は低調だ。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から11日で4年8カ月を迎える中、いまだに有権者である住民の避難が続き、町の未来像が明確に描けないからだ。自治体が示した復興計画と現実とが乖離(かいり)し、住民のもどかしい思いは消えない。(野田佑介)

渋谷駅前で演説

 「支持者や知人づてに住所を教えてもらい、チラシを送っているが半分は戻ってくる。支持を広げるのがこれほど難しいとは…」

 8年ぶりの選挙戦に突入した浪江町長選のある陣営関係者はこう漏らす。町民約1万9千人のうち、約3割が県内を含め和歌山、宮崎両県を除く45都道府県に避難しているからだ。

 「支持を広げるため(避難者が暮らす)東京にも出向く」。9日にはある陣営が東京・渋谷駅前で街頭演説を行った。だが、集まった20人ほどの町民のほかに足を止める有権者はいなかった。

 町選挙管理委員会はこうした状況を勘案して県内8カ所に投票所を設けるが、「関心が低いためか、不在者投票の問い合わせが少ない」(担当者)という。

 浪江町長選を含む15日投開票の8選挙では、県議選が19選挙区のうち、避難区域を抱える南相馬市・飯舘村や双葉郡などを含む8選挙区で無投票当選が決定。これ以外に、5日告示の大熊町長選など2選挙も無投票になっている。

帰還意向2割弱

 「町の復興計画はどんどん進むと思ったけど、進んでいない。中身は立派だけど本当にそうなるのかね」

 浪江町から南相馬市内に移住した紺野鞠子(まりこ)さん(80)はため息をつく。避難指示解除準備区域にある自宅は人が住まなくなり、ネズミに荒らされた。町復興推進課も「除染や賠償が先になり、まちづくりの議論が遅れた」と認める。昨年の調査で町への帰還意向を示した世帯は全体の17.6%にとどまった。

 町域の96%が放射線量の高い帰還困難区域となっており、県議選で無投票となった双葉町の担当者も「住民からのさまざまな意見を、バランスよく復興計画に反映させるのは難しい」と明かす。

 福島大の今井照(あきら)教授(自治体政策)は「住民の理想は震災前の環境に戻ること。戻りたいという人が増えるためには、国や自治体がもっと丁寧に避難住民の意見を聞かなければ」と指摘する。

 本来ならその絶好の機会である選挙戦は、間もなく終わりを告げる。

4152チバQ:2015/11/11(水) 22:43:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151111_11029.html
<宮城県議会>民主会派名「みやぎ県民の声」

 宮城県議会の民主党系会派「改革みやぎ」は10日、新会派の名称を「みやぎ県民の声」とすることを決めた。新会派には党公認・推薦の7人に加え、維新の党現職と無所属新人の計9人の合流が確定。共産党県議団の8人を上回り、32人を確保した自民党・県民会議に次ぐ第2会派となる。

 新会派の名称には「政党色を排し、非自民・非共産の枠組みで県民の声に耳を傾ける」との狙いを込めたという。将来的には、無所属議員や社民党議員も取り込みたい考え。
 改革みやぎが会派入りを呼び掛けた3人のうち、維新の党現職の境恒春氏(気仙沼・本吉選挙区)、無所属新人の佐々木功悦氏(遠田)は10日、合流する意思を正式表明した。
 無所属新人の高橋啓氏(加美)は先送りした。高橋氏は11日にも結論を出す見通しで、会派入りが決まれば計10人となる。
 境、佐々木、高橋の3氏を交えた意見交換会では新会派の3役も選んだ。会長に藤原範典氏(68)=太白、6期=、幹事長に坂下賢氏(53)=石巻・牡鹿、5期=、政調会長に坂下康子氏(56)=宮城野、7期=を選出。藤原会長は「責任ある第2会派として県政運営に是々非々で対応していく」と話した。
 新会派の結成に、他会派の幹部らは期待や疑問の声を寄せた。
 自民党・県民会議の新会長に就く中島源陽氏は「会派間交渉で極めて重要な相手。議案や政策をめぐり活発に意見を交わしたい」と述べた。公明党県議団(4人)の幹事長を務める庄子賢一氏は「震災からの本格的復興に向け、第2会派の役割を果たしてほしい」と注文した。
 「単なる数合わせならば疑問を感じる」と批判したのは、共産党県議団の新団長に就任が決まった遠藤いく子氏。「女川原発再稼働問題で会派として一つにまとまることができるかどうか注目したい」と述べた。
 社民党県議団(2人)は改革みやぎから新会派入りを打診され、断った。団長の岸田清実氏は「各議員が会派結成に応じた経緯を詳しく知りたい」と静観する姿勢を示した。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年11月11日水曜日

4153チバQ:2015/11/12(木) 07:58:36
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169141
福島県議選にも焦り 民主党惨敗なら「野党連合」待ったなし

2015年11月12日



 5日告示の福島県議選(15日投開票)に民主党が大物国会議員をガンガン送り込んでいる。注目区でない地方選では異例の対応だ。

 民主党は8月の仙台市議選に続き、先月25日の宮城県議選でも「共産党躍進」のカゲで議席を減らした。今回も敗れれば、野党第1党としての存在感は完全に吹き飛ぶ。そうなったらまずいとの焦りからだろうが、この地方選も芳しくなく、このままだと、共産党が呼び掛ける「国民連合政府構想にくみするのも時間の問題」なんて声がある。

 福島県議選は定数58に対し79人が立候補。19選挙区のうち、8選挙区で14人の無投票当選が決まった。内訳は自民7人で、民主が3人、無所属が4人だ。

 現有12議席の上積みを狙う民主党は、岡田克也代表が8日に福島市で街頭演説。野田佳彦元首相や長妻昭代表代行、枝野幸男幹事長などの幹部が続々と福島入りするが、仮に民主党が議席を減らし、現有5議席の共産党が上積みすれば、政権批判の「受け皿」がどちらなのかがハッキリする。民主党内で「共産党とは理念が違う」なんてカッコつけている議員も現実を突き付けられてダンマリだろう。

「10日の閉会中審査でも、民主党は何ら存在感を示せなかった。1時間の質問時間があった岡田代表はグダグダ。これじゃあ来夏の参院選で自公政権を追い込むのはムリです。それが有権者に見透かされています」(政治評論家・山口朝雄氏)

 福島県議選は民主党が「国民連合政府構想」に加わるかどうかの試金石になる。

4154チバQ:2015/11/13(金) 21:16:33
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-33719654.html
終盤戦、情勢混とん 11選挙区各陣営しのぎ削る 県議選

10:17福島民報

 第18回県議選は15日の投票まで2日と迫った。11選挙区で舌戦が繰り広げられているが、「復興」の公約に大きな差がなく争点が見えにくい中、混戦となっている選挙区が多い。
 4市のうち、いわき市は定数10に対し、16人が立候補している最大の激戦区。地区ごとの住み分けの構図が崩れ、各陣営は手探りの戦いを強いられている。
 会津若松市は定数4に対し6人が名乗りを上げている。元議長が任期途中で辞職したほか、ベテラン現職の引退などで支持動向が大きく動き、票を読むのが難しい選挙になっている。
 福島市は8つの議席を10人で争っている。候補者全員が公認を受け、県内最多の6党がしのぎを削っている。郡山市は9人の現職全員に新人2人が挑んでいる。
 残る7選挙区も立候補者数が定数を1〜2人上回る少数激戦で、各陣営が懸命に支持を訴えている。

4155チバQ:2015/11/13(金) 21:19:49
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151113-027724.php
浪江町長選"終盤の情勢" 各候補、手探りで訴え浸透へ
2015年11月13日 (数字はいいね)  
 任期満了に伴う浪江町長選は終盤に入り、新人で前町議会議長の小黒敬三候補(59)、新人で前副町長の渡辺文星候補(65)、現職の馬場有候補(66)が支持獲得にしのぎを削る。原発事故による全町避難で町民が全国各地に分散し声を届けにくい中、各候補は手探りで訴えの浸透を図る。



 小黒候補は、町の復興が他町村より遅れていると指摘し、除染の徹底やインフラ復旧、第2次復興計画の策定などを掲げる。県内の仮設住宅や復興公営住宅など町民が集中する場所を中心に遊説、個人演説会も重ね、都内でも遊説した。

 渡辺候補は、現場主義を基本姿勢に町内での執務や会議を行い、復興を加速させると訴える。町内一律賠償の実現や復興計画の見直しのほか、自らの給料月額50%削減も掲げる。県内の仮設住宅などの遊説に加え、県外にも出向いた。

 馬場候補は、震災の初期対応に当たった経験と2期の実績を強調、復興政策の継続を訴える。町議の多くが支援に回り、町民生活の再建や復興加速を地道に訴える。帰町を見据えた企業誘致や医療・福祉の充実なども掲げ、支持を広げる。

 各候補は帰町への道筋などに明確な違いを打ち出せていない。各陣営は投票率は伸び悩むとみる。町長選は前回無投票だったため、参考となる一昨年4月の町議選の53.81%を下回ると予想している。

4156チバQ:2015/11/13(金) 21:20:05
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151107-026236.php
【福島県議選・前線ルポ】「復興」テーマから変化 "国政争点"どう影響-いわき市
2015年11月07日 (数字はいいね)  
 多くの双葉郡住民が避難生活を送るいわき市。避難住民と市民との共生が大きな課題となる中、医師不足や観光振興など震災・原発事故前からの問題も浮かび上がり、「早期復旧」が焦点だった前回とは状況がやや異なる。県内最多16人の各候補者は東奔西走する。
 現職5人が再選を目指す自民は復興施策の実績を訴える。副議長の青木稔は6日、運送会社での個人演説会で復興財源の確保をアピール。阿部広は市南部での候補者乱立に危機感を抱き、医療や教育環境の充実を強調。再選を期す矢吹貢一は防災対策として県道や河川改修などを訴える。



 小名浜が地盤の鈴木智は沿岸部の早期復旧や小名浜港の機能向上を訴え、市北西部を拠点とする木田孝司は医療・福祉の充実を強調、票の上積みを目指す。しかし各陣営は9月に成立した安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)について「影響をひしひしと感じる。以前のように支持を固められない」(陣営幹部)と嘆く。有権者にどう映っているのか手探りが続く。

 自民と政権与党を組む公明の現職安部泰男は地方創生、生活支援などの施策で党支持層を固める戦略だ。

 一方、野党陣営は原発政策や格差社会是正など安倍政権への批判を強める。民主は宮城県議選で共産が躍進した結果を踏まえ、独自色をいかに打ち出すか危機感を強める。現職で3選を目指す古市三久は、政策が近い社民や新人の動向を注視、連合票を基盤に支持拡大に走る。同じく民主新人の鳥居作弥は被災地支援に取り組んだ実績を訴える。

 共産は現職宮川絵美子と新人吉田英策で2議席維持と票の上乗せを狙う。市委員会の役員は「安保法への強い反発を感じる。これまで他党の支持基盤だった団体からも支援の流れが来ている」と鼻息が荒い。社民新人の鈴木利之も安保法制廃止や原発再稼働反対などで支持拡大を狙う構えだ。

 無所属5陣営の動きも活発だ。特定の支持団体を持たない新人の佐藤和良は草の根運動で脱原発や地域医療の充実を訴える。6選を目指す現職の西丸武進は後援会の体制を強化、当選ラインを8000票に設定した。

 4年前は民主党県議だった元職佐藤健一は内郷を中心に実績を訴え、丁寧に票を掘り起こす。新人山崎和子は女性や若年層を的に選挙カーを走らせ浮動票獲得に奔走。自民党員の坂本竜太郎は元衆院議員の父の支持組織に若い世代の行動力も取り入れる。(敬称略)

              ◇              ◇

 第18回県議選は、11選挙区で44議席をめぐり激しい舌戦が繰り広げられている。15日の投開票まで8日間。各陣営はどう政策の浸透を図り、関心を高めるのか。激戦区の最前線を追った。

4157チバQ:2015/11/13(金) 21:20:34
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151108-026376.php
【福島県議選・前線ルポ】西部で票"奪い合い" 引退議員の支持層、流動化-福島市
2015年11月08日 (数字はいいね)  
 全19選挙区で唯一、主要6政党の公認候補がそろった。焦点は、今期で引退する無所属と公明の現職2人が前回獲得した2万1000を超える票の行方だ。「同じ党内でもあの手この手で票の奪い合いが加速している」と自民陣営幹部。地盤や支持層が重なる陣営の駆け引きも激化、県都の戦いの構図は流動化している。



 市西部が地盤の自民現職西山尚利は前回1万3000票余りでトップ当選した。同じ自民現職で2期目を目指す佐藤雅裕も西部が拠点。注目は県議2期で引退する無所属現職(48)の支持層地元の支持拡大を狙う。

 民主もこの8000票の取り込みに注力する。元職高橋秀樹は労組票を基盤に票を固める一方、新人大場秀樹は地元を中心に草の根運動を展開。両「秀樹」陣営は支持層の掘り起こしに加え西部の切り崩しを進める。

 北部が地盤の桜田葉子、南部の丹治智幸の自民現職2人も地元を固めながら全域へ浸透を図る。公明の新人伊藤達也は引退議員から継承した組織票を固める。

 共産現職の宮本しづえは安全保障関連法の廃止など訴えを鮮明にする。最年少で維新新人の大内雄太は議会改革などを訴え、若者層の取り込みを図る。社民現職の紺野長人は自治労や地盤の北西部の浸透を図り、医療充実を強調する。

 各陣営は浮動票の動向にも注目する。前回は300票余りで当落が分かれたため、今回も「僅差の勝負」との見方が強い。

 伊達市の票、"勝敗の鍵"

 【伊達】2議席奪取を狙う自民と、議席維持を目指す民主、共産。各陣営は「票田の伊達市の得票が勝敗の鍵」との認識で共通する。自民現職の佐藤金正は前回、地元・川俣町を基盤に1万4000票を獲得した。今回も伊達市での得票に懸命だ。

 民主現職の亀岡義尚は桑折町が地盤。県連幹事長として、伊達市を拠点とする地元衆院議員の支援も得ながら党支持層を固める。

 一方、旧保原町在住の共産現職の阿部裕美子と、自民新人の佐藤直毅は地元の票固めに力を注ぐ。阿部は無党派層の取り込みも意識した選挙戦を展開、佐藤は保原や郡部の党支持層の支援拡大を急ぐ。(敬称略)

4158チバQ:2015/11/13(金) 21:20:55
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151110-026835.php
【福島県議選・前線ルポ】組織票上積み目指す 無党派層への浸透に力-郡山市
2015年11月10日 (数字はいいね)  
 4党が公認する現職9人に対し、無所属新人2人が挑む。8月の市議選は、定数38に62人が乱立する異例の混戦となったが、県議選は1カ月前まで無風。新人出馬により無投票は避けられたが、有権者の関心は低調だ。一部の陣営からは「投票率が下がれば組織票のある候補者が有利」との声も漏れる。各陣営は投票率低下を懸念しつつ後援会や支持団体の票固めと、無党派層への浸透に努める。



 市中心部を地盤とするのは、前回トップ当選の公明現職・今井久敏と自民現職の勅使河原正之。両陣営とも支持団体の票を固め、市全域への浸透を進める。

 民主現職の佐久間俊男は連合票を基盤に党組織の掘り起こしに躍起。同じ民主現職の椎根健雄は地元の北部を固めつつ、全域への浸透を目指す。前回次点だった社民党公認候補が約5800票を獲得しており、両陣営は社民系支持層の取り込みを意識した戦いだ。

 喜久田、富田両町などを拠点とする自民現職の佐藤憲保、長尾トモ子は北部を中心に支持拡大を進める。佐藤は企業や団体からの推薦を増やし、長尾は私立幼稚園などの支持組織を基盤に票を上積みする戦略。

 自民現職の柳沼純子は3期の実績を訴えながら地元の安積町から市全域へ打って出る。田村、西田、中田の「三田地区」を地盤とする自民現職の山田平四郎も地元を固めて拡大を期す。

 5期目を目指す共産現職の神山悦子は党支持者に加え、無党派層の取り込みで上昇を目指す。無所属新人の根本潤は農村部に若者を呼び込む施策を主張、同じく無所属新人の有川りえ子は世田谷区議など地方議員としての経験を強調、無党派層への訴えを強める。

 各陣営は前回落選した3陣営が得票した1万6000票の行方を注視する。投票率は3カ月前の市議選が43.85%にとどまっており、県議選では「前回の39.60%を下回る」との見方が強い。

 旧市の得票が焦点

 【二本松市】自民現職の遊佐久男は地盤の旧安達町と、東和、岩代の旧2町の後援会組織を強化し旧市に攻め込む。自民推薦で初挑戦の高宮光敏は旧市西部が地盤。自民系元県議の父の支持層や無党派層を取り込む狙いだ。

 前市議会議長で民主推薦の中田凉介も旧市が地元。後援会組織や労組支持層を頼りに支持拡大を進める。一方、無所属新人の鈴木雅之は若さを強調、街頭演説を重ねて知名度向上に懸命だ。投票率は50%台後半、当選ラインは8000票台が大勢の見方だ。(敬称略)

4159チバQ:2015/11/13(金) 21:21:19
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151111-027135.php
【福島県議選・前線ルポ】自民、民主の少数激戦-田村市・田村郡
2015年11月11日 (数字はいいね)  
 立候補者が前回より2人減り、2議席確保を目指す自民と、議席奪還に燃える民主による少数激戦。前回落選した三春町を地盤とする自民候補、田村市船引が地元の民主候補が得た1万2千票余りがどう動くのかが焦点だが、各陣営は特に船引の集票に懸命だ。選挙区は国会議員2人の地元でもあり、ある陣営は「国政と県政で支持政党が異なる有権者も多く、票をどうまとめるかが鍵」とみる。



 自民現職の先崎温容は地盤の田村市滝根と小野町の票固めを急ぐ一方、船引での支持拡大に全力を挙げる。4年前は無所属で出馬した現職本田仁一は今回、自民公認で立候補。地元の田村市常葉と隣接する船引を固め、三春、小野両町の党支持層への浸透を図る。

 元三春町議の新人三瓶正栄は3度目の県政挑戦で初めて民主公認を受けた。元外相の後援組織も総動員し、地元や船引の党支持層を固めながら上積みを図る。

 票田石川町に注力

 【石川郡】前回、民主が初めて議席を獲得した選挙区。民主現職、無所属新人の前回と同じ顔ぶれに、自民が女性新人を擁立し、議席奪還を狙う。各陣営は当選ラインを1万票と見据え、票田の石川町での得票に注力する。

 民主現職の円谷健市は衆院議員の後援組織を基盤に支持拡大を目指す。前回獲得した1万票を目標に地元での票固めを急ぐ。

 自民新人の永山美穂は出馬表明が2カ月前と遅れたが、郡内全5町村に後援会を設立。元少子化相秘書として党支持層の組織がフル回転、議席奪取へ燃える。

 前回、自民党推薦で8千票を獲得した野崎正夫は今回は無所属での出馬。地元の古殿町を中心に草の根の活動で支持拡大を訴える。

 新地町の票に注目

 【相馬市・新地町】前回は無投票で、新地町を加えた新選挙区として初の選挙戦となった。議長の自民現職に、無所属新人が挑む。ともに相馬市を地盤としており、新地町の票の動きに注目する。同じ15日投開票の相馬市議選、新地町議選も絡み、両陣営は投票率の動向を注視しながら票の掘り起こしに懸命だ。

 自民現職の斎藤勝利は地元首長や公明などの支援を受け、実績をアピール。後援会組織を駆使し、票の上積みを目指す。

 無所属新人の新妻香織は政党に頼らず、ミニ集会などで浸透を図る。新地町の票が鍵を握るとみて重点的に草の根活動を展開する。(敬称略)

4160チバQ:2015/11/13(金) 21:21:38
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151112-027421.php
【福島県議選・前線ルポ】世代交代で「力拮抗」-会津若松市
2015年11月12日 (数字はいいね)  
 前回トップ当選した自民の前議長が7月の市長選前に辞職、民主もベテラン現職の引退で世代交代が進む中、各陣営は「力は拮抗(きっこう)している」との見方だ。



 自民は佐藤義憲、大竹俊哉の40代新人2人を擁立、8年ぶりの2議席を目指す。佐藤は父(元市議)の支援者や、自身が秘書を務めた地元衆院議員の支持層を中心に支持拡大を図る。市議2期の大竹は地元企業で勤務した際のつながりや市議会での実績を強調、草の根運動を展開する。両陣営は、前回の自民2候補が獲得した約1万7000票の確保に努めるが「(前議長の)市長選出馬取りやめで(党組織の)求心力が低下した。前回の票がどれだけ他に流れるか」(陣営幹部)と警戒する。

 民主は現職、新人で現有2議席の維持に全力を挙げる。城北地区を地盤とする現職の宮下雅志は、元衆院副議長の支援を受け、震災時からの唯一の現職として実績や安定性を訴える。新人で前市議会副議長の渡部優生は選対本部長に今期で引退するベテラン現職(65)を迎えた。支持層を引き継ぎ、地元の河東地区や労組票で上積みを狙う。両陣営とも、社民が前回得た約5000票の取り込みに注力する。

 共産は新人の古川芳憲が街頭演説を重ねて無党派層への浸透を意識。主要4市唯一の空白区で16年ぶりの議席獲得を目指す。

 告示直前に維新を離党した現職水野さち子は衆院議員(福島4区)が全面支援。市東部や湊地区など若年層を中心に支持を集める。

 民主と自民"一騎打ち"

 【東白川郡】3期目を狙う民主現職と自民新人による一騎打ち。両陣営は当選ラインを1万〜1万1000票と分析、ともに党組織を基盤に地元棚倉町で激しく票を奪い合う。

 民主現職の立原龍一は元外相の支持層を頼りに労組票を固める。塙町での集票にも注力、他党や無党派層の切り込みにも懸命だ。

 自民新人の宮川政夫は表明が遅れたが、3年前の棚倉町長選での得票に加え党支持者の多い塙、鮫川、矢祭で票の上積みを図る。

 現職・3人に新人が挑む

 【白河市・西白河郡】4選を目指す自民、民主の現職3人に対し、無所属新人が挑む。自民現職の満山喜一は地元の旧白河市を中心に党支持層を固める。旧東村が地盤の自民現職の渡辺義信は重点地域を設けず全域での集票に走る。

 民主現職の三村博昭は地盤の矢吹町を中心に党組織の集票に力を入れる。

 白河市長選などに出馬した新人の金山屯は街頭演説で無党派層に訴える戦術。(敬称略、おわり)

4161チバQ:2015/11/15(日) 11:08:04
http://www.minpo.jp/news/detail/2015111126610
県議選11選挙区ルポ 投票まで4日
■「前職票」獲得に躍起 会津若松市(4)-6 (有権者9万9418人)
 投票日まであと5日に迫った10日。ある陣営事務所では、支援者たちがどれだけ期日前投票を済ませたか、組織の点検作業が急ピッチで進められた。立候補者が激しくしのぎを削り、情勢は日々刻々と変わる。見落としはないか、疑心暗鬼になる。選挙経験が豊富な運動員も「五里霧中だ」とつぶやいた。
 前回選挙(平成23年)でトップ当選した自民の元議長が任期途中で辞職した。副議長経験のある民主のベテラン議員も今期限りで引退する。さらに昨年末の衆院選本県4区で民主の元衆院副議長の支援を受けて当選した維新の国会議員が先月、離党届を出すなど城下町の政治情勢は大きく動いている。
 今回は定数4に対し現職2人、新人4人が立候補している。各陣営は辞職、引退した議員の票の行方が選挙結果を左右するとみて集票に躍起だ。
 前回一議席にとどまった自民は佐藤義憲、大竹俊哉の新人2人を擁立し2期ぶりの2議席奪還を目標とする。
 佐藤は地元の神指地区などを固めるとともに、衆院議員の後援会組織を足掛かりに浸透を図っている。元北会津村長を選対本部長に据え、市内全域へ支持を広げる。
 大竹は門田地区に選挙事務所を構え、市議時代からの後援会組織などを引き締める。衆院議員の後援会の支援を受け、地元の中心市街地南部などで票の開拓に力を入れる。
 民主は現職の宮下雅志、新人の渡部優生が立候補し、現有二議席の維持を目指している。
 宮下は地元の城北地区を拠点に、市中心部などでの支持固めを急いでいる。元衆院副議長の支援を追い風にしながら市内全域での票の上積みを狙っている。
 河東地区を地盤とする渡部は今期で引退する県議を選対本部長に迎えた。元河東町長の支持者や連合福島加盟の労組票なども足掛かりにして組織を固める。
 共産の新人の古川芳憲は4期ぶりの議席獲得を大命題とする。選挙事務所のある南花畑を拠点に党組織を動かし、支持の広がりを目指している。街頭演説なども市内くまなく展開し、無党派層を取り込みたい考えだ。
 現職の水野さち子は維新から無所属に立場を変えての戦い。地元の湊地区を固め、一箕地区に選挙事務所を置いて新たな支持層を狙う。衆院議員の後援会組織が全面的に支援し、市内全域で票を掘り起こす。
 各陣営とも投票率は前回(46.26%)並みか、低いとみている。

■旧船引票が勝敗左右 田村市・田村郡(2)-3 (有権者5万6484人)
 自民現職の本田仁一と先崎温容の2人に、民主新人の三瓶正栄が議席奪取を懸けて挑んでいる。前回選挙は5人による混戦だった。3陣営は今回、地元候補のいない大票田・旧船引町の票の行方が勝敗を決すると分析している。
 本田は地盤の旧常葉町などを固める一方、市議有志の支援を受け市内全域と三春、小野両町への浸透を目指している。
 先崎は地元・旧滝根町と小野町を軸に組織の引き締めに力を入れ、旧船引町や三春町などでも票の上積みを狙う。
 三春町が地元の三瓶は町長の後援会組織と連携し足場を固めながら、市内全域で支持の掘り起こしを進めている。
 前回より立候補者が2人減ったため、各陣営は投票率は前回の61.67%を下回るとみている。

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
三瓶正栄54民新
本田仁一53自現
先崎温容41自現

( 2015/11/11 09:03 カテゴリー:主要 , ふくしま統一地方選挙 )

4162チバQ:2015/11/15(日) 11:08:49
http://www.minpo.jp/news/detail/2015111226660
県議選 選挙区ルポ
■現職3人に新人挑む 白河市・西白河郡 (3)-4 (有権者9万595人)

 告示2週間前まで立候補を表明していたのは自民の満山喜一、渡辺義信、民主の三村博昭の現職3人だけだったが、無所属新人の金山屯が立ち、実戦となった。現職に新人が挑む構図で、各陣営は地元候補者がおらず、有権者が白河市に次いで多い西郷村での集票に力を入れる。
 満山は後援会を固めながら商工団体などへ働き掛けを強め、旧白河市を足場に西白河郡で票の上積みを狙う。
 渡辺は地元・旧東村の後援会を軸に、旧表郷村、中島村などで浸透を図る。農業団体などにも食い込む。
 三村は地元・矢吹町など各市町村に設けた後援会が動く。支援を受ける労組の票固めを進める。
 金山は白河市が拠点で、後援会組織などを設けず、各市町村で草の根的な運動を展開している。
 各陣営は投票率を前回の47.01%程度か、前回よりも低下すると予想している。

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
満山喜一64自現
渡辺義信52自現
三村博昭73民現
金山屯75無新


■民主、自民一騎打ち 東白川郡 (1)-2 (有権者2万7825人)

 民主現職と自民新人が一騎打ちを繰り広げている。平成19年以来の選挙戦で、両陣営とも有権者が最も多い地元・棚倉町での集票に力を入れる。
 民主の立原龍一は棚倉など郡内4町村にそれぞれ設けた後援会組織の引き締めに全力を挙げている。労組などの支援も受け、票の上積みを図っている。
 自民の宮川政夫は後援会組織と党組織を連動させ、棚倉をはじめ郡内各町村で支持拡大を進めている。浮動票の取り込みも目指している。
 両陣営は投票率について76.33%だった19年並みか、2〜5ポイント下回るとみている。(文中敬称略)

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
宮川政夫56自新
立原龍一63民現

■構図変わり票読めず 石川郡 (1)-3 (有権者3万4891人)

 民主現職の円谷健市、自民新人の永山美穂、無所属新人の野崎正夫が争う。平成23年の前回選挙は円谷と、自民の推薦を受けた野崎の一騎打ちだった。今回は自民公認の永山が加わり、票の動きが読みにくくなっている。各陣営とも大票田の石川町を重視し、支持を訴えている。
 石川町が地元の円谷は自身の後援会と衆院議員の後援会組織を連動させながら、郡内5町村での支持拡大を目指している。
 永山は拠点とする石川など郡内各町村に後援会組織を設けた。党支部が全面支援し、党支持者への浸透を図っている。
 古殿町が地盤の野崎は組織を設けず草の根的活動を展開。石川町で重点的に遊説するなど無党派層の取り込みを狙う。
 各陣営とも投票率は前回の53.65%を上回るとみている。

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
円谷健市61民現
野崎正夫65無新
永山美穂35自新

( 2015/11/12 09:49 カテゴリー:主要 , ふくしま統一地方選挙 )

4163チバQ:2015/11/15(日) 13:51:08
http://www.sankei.com/region/news/151115/rgn1511150007-n1.html
2015.11.15 07:01
【ZOOM東北】
福島発 投票率右肩下がりの福島県議選




 ■選管と学生団結、効果は?

 任期満了に伴う福島県議選(定数58)は10日間の選挙戦を終え、15日に投開票される。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後初となる4年前の前回選では震災後の混乱もあり、初めて投票率が50%を割り込んだ。また、福島と同様に被災地を抱える岩手、宮城では県議選の投票率が軒並み過去最低を更新している。県選挙管理委員会は学生と協力してCMやポスターを制作するなど、投票率アップへ知恵を絞る。果たして、その効果のほどは-。(黒沢通、野田佑介)

                   ◇

 「おれが行かなきゃならないんだ!」

 強い口調で男性が女性に告げる。

 「他の誰かが行ってくれるよ」

 そう言う女性に男性はさらに強い口調で返す。

 「みんながそう思ってるから何も変わらないんだ。おれたちがなんとかしないと!」

 戦隊シリーズの映画やドラマの一場面ではない。有権者に県議選の投票を呼び掛けるラジオコマーシャル(CM)の一部だ。

 「行かなきゃならない場所がある」と題したCMを制作したのは郡山市の「国際アート&デザイン専門学校」の学生たち。45の応募作品のうち、校内での選考を経て10作品まで絞り込み、最終的にAM局用とFM局用の2つを選んだ。

 県選管は今回初めてラジオCMを採用した。昨年10月の知事選でも15秒のテレビCMを放映したが、今回は60秒に延ばし、有権者の印象に残るよう物語風に仕立てた。7日から県内の大型店舗や商業施設の店内で放送している。

 県選管は「学生たちの発想で、今まで(の選挙啓発広報)にはない内容になっている。多くの人に関心を持ってもらえると思う」と期待する。CM制作に携わった熊谷大輝さん(20)は県議選が初めての選挙だ。必ず投票に行くといい、「このCMを聴いた人が一票を投じて、福島を良くしたいと思ってほしい」と願いを込める。

 震災と原発事故後初めてとなった平成23年11月の前回は被災による混乱が大きかったため、当初の4月から7カ月ずれこんだ形で実施。投票率は初めて50%を割り込み、過去最低の47・51%を記録した。

 投票率は昭和50年4月(84・20%)以降、10回連続で下がり続ける。

 特に次代を担う若者の投票率の落ち込みが顕著だ。年代別では、20代は15年が31・48%、19年が29・73%、23年が23・17%まで落ち込んだ。8割近くが棄権している計算だ。30代前半も前回は29・87%にとどまり、3割に届かなかった。

 来年の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることが決まっており、県選管は今回の県議選を、若い世代に選挙への関心を高めてもらう絶好の機会ととらえる。担当者は「教育機関と連携して主権者教育を進め、選挙離れに歯止めをかけたい。投票率向上へのきっかけになれば」と意気込む。

 震災と原発事故後に適用されている変則的な投票時間も、有権者の投票行動を阻む要因となっているとみられる。前回は避難した住民に配慮し、自治体が県内各地に投票所を設けた。だが、投票箱を開票所に運ぶ時間を考慮し、最も早いところで投票終了が午後5時と大幅に繰り上げられたところもあった。

 今回は通常の午前7時〜午後8時に戻す自治体が増えたものの、全ての投票所1298カ所のうち、4分の3以上の993カ所で繰り上げが予定されていた。「当日の天候や気温も投票率に影響する。なんとか投票に行ってもらえるといいが…」。県選管担当者は漏らす。

 「これからの復興・再生をどう進めるか」(内堀雅雄知事)が問われる今回の県議選。自分自身のこととして、貴重な一票を棄権せず投じてほしい。

4164チバQ:2015/11/16(月) 21:06:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015111600675
自民2減、参院選へ引き締め=民主は3増で安堵-福島県議選


 15日投開票された福島県議選(定数58)は、自民党が選挙前から2減の26議席となる一方、民主党は3増の15議席だった。自民党は目標の過半数に届かず、来年夏の参院選に向けて引き締めを迫られる。解党論に揺れる民主党は議席増に安堵(あんど)している。共産党は5議席を維持した。
 福島県議選は、東日本大震災後2回目。自民党幹部は16日、今回議席を減らしたことについて「現職が落ちた選挙区もある。原因は詳しく見ないと分からない」と述べ、結果を分析する考えを示した。菅義偉官房長官は記者会見で無所属の自民党推薦候補が1人当選したことに触れ、「そんなに敗れたということでもない」と語った。
 自民党は10月の宮城県議選でも議席を4減らして過半数を割り込んだ。環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意や安全保障関連法が逆風となっているとの見方もあり、地方で特に目立つ景気停滞も気がかり。2015年度補正予算編成などで経済をてこ入れし、参院選に臨みたい考えだ。
 宮城県議選で2議席減らした民主党は危機感を強め、岡田克也代表自らも応援に入った。一定の成果に、岡田氏は党の会合で「胸をなで下ろしている」と語った。「社民党が候補を立てずに民主党を応援していた。参院選もそういうやり方をしてくるだろう」。自民党からは、野党共闘を警戒する声も上がった。
 選挙前勢力を維持した共産党の山下芳生書記局長は記者会見で「大健闘だった」と述べた。公明党は3議席、社民党は1議席をそれぞれ維持。維新の党は唯一の議席を失った。(2015/11/16-17:53)

4165チバQ:2015/11/16(月) 22:07:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151116_61034.html
<浪江町長選>馬場氏3選


 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の町長選は15日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の馬場有氏(66)が、ともに無所属新人の元副町長の渡辺文星氏(65)、元町議会議長の小黒敬三氏(59)を破り、3選を果たした。

◎有権者、復興へ継続選択

 町は2017年3月以降の避難指示解除を目指しており、復興施策や町民の生活再建策が問われた。有権者は町政の刷新よりも、原発事故対応で陣頭指揮を執ってきた馬場氏の実績を重視し、継続を選んだ。
 馬場氏は中心市街地の整備や診療所の設置など、避難指示解除後の復興施策を中心に訴えた。3選を決め、避難先の二本松市の事務所で「今後4年間が町の正念場だ。除染やインフラ復旧を進め、復興を加速させる」と抱負を語った。
 渡辺氏は賠償の格差是正や、避難指示解除を見据えて町役場に戻って陣頭指揮を執ることを訴えた。小黒氏は町外コミュニティーの整備や新たな復興計画策定の必要性を力説した。住民約1万8800人が県内外に避難する中、両氏は有権者の所在を把握しきれず、支持を広げられなかった。
 当日の有権者は1万5761人。投票率は56.05%で、選挙戦となった前々回(2007年)を17.46ポイント下回った。

 ◇福島県浪江町長選開票結果(選管最終)
当5786 馬場有 無現
 1841 渡辺文星 無新
 1109 小黒敬三 無新


関連ページ:福島政治・行政
2015年11月16日月曜日

4166チバQ:2015/11/16(月) 22:09:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151116_51042.html
<米沢市長選>現新2氏の争い


 任期満了に伴う米沢市長選は15日告示され、ともに無所属で、新人の元山形県議中川勝氏(65)=自民推薦=と、4選を目指す現職安部三十郎氏(62)の2人が立候補を届け出た。投票は22日で即日開票される。
 中川氏は第一声で人口減少対策として産業振興会社の設立を掲げ「国や県と組んで市政の流れを変えていく」と刷新を強調した。
 安部氏は歴史観光や新文化複合施設を生かした活性化策を挙げ「市民が主役のまちづくりにまい進する」と支持を求めた。
 14日現在の有権者は6万8959人。

 ◇米沢市長選立候補者 
 
中川勝(なかがわ・まさる) 65 無新 
身障者福祉協顧問(県議(3)、市議(5))米沢市、米沢商高=(自) 
 
 安部三十郎(あべ・さんじゅうろう) 62 無現(3)
行政書士(看護専門学校講師)米沢市、福島大院 


関連ページ:山形政治・行政
2015年11月16日月曜日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00000323-yamagata-l06
米沢市長選告示、2候補が第一声 
山形新聞 11月16日(月)8時24分配信

 15日に告示された任期満了に伴う米沢市長選で、立候補を届け出た2人はそれぞれ訴えをスタートさせた。以下は第一声の要旨。(上から届け出順)

【中川勝氏】地域活性化 国、県と一体
 市政の流れを変える。それができなかったら米沢の発展はない。まずやらなければならないのは人口減少に歯止めをかけること。停滞する地域経済を活性化させ、赤字財政を改革する。国、県と一体となり、置賜のリーダーとして米沢らしいまちづくりに取り組む。

 人口流出を食い止めるには産業力の強化が必要。地場企業の経営基盤づくりと米沢織、米沢牛の生産拡大を支援する。付加価値の高い新製品開発支援は山大工学部、県立米沢栄養大、県の研究機関と連携して進める考えだ。

 子育て支援では第3子以降の保育園・幼稚園無料化、学童保育の公設民営化を実現し、お母さん方が安心して働き、もう一人、子どもが欲しいという願いに応える。その財源は自身の給与カットで確保する。

 国の重点道の駅建設、市立病院の改築もしっかり行う。財政再建の中で廃止予定の老人福祉センター「寿山荘」の問題は民間施設を活用して対応する。そして、市民の夢をかなえるため役所を変える。若者の考えを反映できるセクションや窓口を設け、職員の資質向上のため県、国との人事交流を行う。共に議論を重ねてまちづくりを進める。

【安部三十郎氏】まちづくり、市民が主役 
 米沢市政を預かり3期12年がたった。しかし手掛けている最中のものがまだまだ山積している。まず若者の雇用の場を確保する企業誘致。ようやくここにきて日の目を見始めた。生産拠点の一部国内回帰、工業製品における地産地消といった流れと進めてきた地道な活動、高速道路の建設がマッチしてきた結果だ。米沢にとって時代が大きく開けてきた。

 観光では米沢が持つ歴史、食べ物、温泉、四季鮮やかに変化する景色を組み合わせれば、間違いなく日本有数の観光地になる。道の駅の建設も進む。米沢だけでなく置賜、県全体の役に立つ道の駅にする。新文化複合施設が難産の末生まれる。これを拠点に中心市街地活性化、教育・文化による人材育成に力を入れ、米沢の将来を明るいものにしていく。新市立病院の建設にも早急に取り組む。

 待ち構えている課題に対応するためには財政が何より大事。今のうちに健全化計画を実行し安定化を図る。私がやらなければならない。一貫して述べてきた「市民が主役のまちづくり」を今後も皆さんとともに取り組む。本気で真剣勝負で人生を懸けて米沢の発展のために尽くす。

4167チバQ:2015/11/16(月) 22:09:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151114_11029.html
<宮城県議会>構成、2減の7会派に


 宮城県議会(定数59)の所属会派届の提出が13日締め切られ、新たな会派構成が決まった。自民、公明両党の系列会派が全6常任委員会で過半数を占める絶対安定多数を確保し、議会運営の主導権を握る。民主党系に維新の党が合流するなどし、会派数は改選前の9から2減って7となった。
 会派構成の内訳はグラフの通り。
 最大会派「自民党・県民会議」は32人で改選前に比べ1人減ったが、引き続き単独過半数を維持した。改選前、1人会派「最速復興県民の会」だった斎藤正美氏(60)が合流した。公明党県議団は4人のまま。
 民主党系新会派「みやぎ県民の声」は10人となり第2会派に。母体の「改革みやぎ」より2人増えた。1人会派だった維新の党の境恒春氏(36)が加わった。
 共産党県議団は改選前の4人から8人に倍増した。5人以上の会派に与えられる議案提出権と代表質問権を獲得し、全常任委員会に委員を配置できる。
 社民党県議団は改選前比2人減の2人、「無所属の会」は1人減の2人となった。吉川寛康氏(46)が1人会派「21世紀クラブ」を維持した。

 新議員の所属会派は次の通り(五十音順、丸数字は当選回数)。

 【自民党・県民会議】
 中沢幸男、渡辺和喜=(8)▽相沢光哉、仁田和広、藤倉知格=(7)▽渥美巌、安藤俊威、斎藤正美、畠山和純=(6)▽安部孝、佐々木喜蔵=(5)▽石川光次郎、佐藤光樹、中島源陽、中山耕一、長谷川洋一、本木忠一=(4)▽菊地恵一、佐々木幸士、高橋伸二、只野九十九、長谷川敦、細川雄一、村上智行=(3)▽石川利一(2)▽遠藤隼人、佐々木賢司、庄田圭佑、深谷晃祐、守屋守武、横山隆光、渡辺勝幸=(1)
 【みやぎ県民の声】
 坂下康子(7)▽藤原範典、遊佐美由紀=(6)▽坂下賢(5)▽須藤哲(3)▽太田稔郎、境恒春=(2)▽鎌田さゆり、佐々木功悦、高橋啓=(1)
 【共産党県議団】
 遠藤いく子(3)▽天下みゆき、三浦一敏=(2)▽大内真理、角野達也、内藤隆司、中嶋廉、福島一恵=(1)
 【公明党県議団】
 庄子賢一(4)▽伊藤和博(3)▽遠藤伸幸、横山昇=(1)
 【社民党県議団】
 岸田清実(5)▽熊谷義彦(4)
 【無所属の会】
 菅間進(7)▽渡辺忠悦(3)
 【21世紀クラブ】
 吉川寛康(3)

4168チバQ:2015/11/16(月) 22:11:42
https://www.minpo.jp/news/detail/2015111626740
自民2減 過半数届かず 県議選 民主は3増 共産、公明社民は維持
 第18回県議選(定数58)は15日、無投票の8選挙区(14人当選)を除く11選挙区で投開票が行われた。44議席を65人で争い、自民は19人が当選。無投票と合わせ改選前を2議席下回る26議席となった。民主は12人が当選、無投票と合わせて15議席で、改選前と比べ3議席増やした。共産は5議席、公明は3議席、社民は1議席をそれぞれ維持。維新は議席を失った。同時選で浪江町長選と相馬、川俣、広野、川内、大熊、新地の6市町村議選も投開票された。

 自民は党所属議員がいなかった「空白区」の会津若松市、東白川郡で計2議席を獲得した。一方、福島、いわき市、田村市・田村郡の現職計4人が落選した。
 民主は「空白区」の福島市で元職が返り咲くなど2議席を回復。いわき市、田村市・田村郡でも新たに計2議席を得た。しかし、東白川郡の現職1人が敗れた。
 共産は、福島市、郡山市、いわき市、伊達市・伊達郡で現職4人と新人1人が現有議席を守ったが、会津若松市の新人は当選を逃した。
 公明は郡山市といわき市で現職、福島市で新人がいずれも当選した。社民は福島市で現職が当選したが、いわき市の新人は及ばなかった。維新は唯一の新人が福島市で浸透できなかった。
 無所属は会津若松市、いわき市、二本松市で計4人が当選した。

■投票率過去最低46.67%
 投票率は46.67%で、過去最低だった前回の47.51%をさらに0・84ポイント下回った。男女別では、男46.41%、女46.90%で、女が0・49ポイント高かった。市部と町村部では市部が44.94%、町村部が58.12%だった。
 当選証書付与式は17日午後3時から県内各地の県合同庁舎などで行われる。任期は20日から4年。
 県議選は4月に行われてきたが、平成23年3月に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で前回から11月の告示となった。

( 2015/11/16 08:56 カテゴリー:主要 )

4169チバQ:2015/11/16(月) 22:12:15
https://www.minpo.jp/news/detail/2015111626749
正副議長ポスト焦点 自民、民主県連役員人事も 県議選
 県内各党の県議選の結果を踏まえ、当面は自民、民主両党の県連役員人事と正副議長ポストの調整が焦点となる。県連人事を固めることで、改選1議席に減り、激戦が予想される参院選に備える。

 26人が当選した自民は今後、無所属の当選者の取り込みを図る。数的優位を背景に正副議長ポストの独占を狙う方針だ。6つの常任委員会の正副委員長ポストについても強気の交渉を進めるとみられる。
 一方、議席減となったが、追加公認で現有議席を確保できる見通しで、杉山純一幹事長らの現執行部主導で県連役員人事の調整が進むとみられる。ただ、昨年の知事選で県連の独自候補が立候補を断念したため支持者の一部が党と距離を置いた。県連内には執行部以外からの人材登用を求める声もあり、先行きは不透明だ。
 15人が当選した民主は副議長ポストの配分を求めていくとみられる。議席数は自民に及ばないが、昨年の知事選では共産党を除く「オール与党体制」の下地をつくり、内堀雅雄知事の誕生を主導した。こうした経緯から県連は「県政与党」を標榜(ひょうぼう)しており、自民のポスト独占に強く反発するとみられる。ともに県議会会派「民主・県民連合」を組む社民党や無所属議員と連携し、いかに存在感を示せるかがポイントとなる。
 企画環境委員会で保持している委員長ポストについても引き続き割り当てるよう主張していくとみられる。県連の役員人事は現時点では4期目と3期目の議員を軸に進むもようだ。
   ◇  ◇
 共産は10月の宮城県議選で安全保障関連法などへの反対を訴え躍進し、党県委員会は今回、1議席増の6議席獲得を目指したが、5議席維持の結果だった。
 公明党は公認候補3人が各選挙区で安定した戦いを見せた。国政で連立する自民とともに党本部が進めた安全保障関連法への反発も予想されたが、組織力の強さを見せつけた格好だ。
 改選後初の議会となる12月定例県議会は12月9日開会予定で、初日に正副議長選を行う見通し。自民と民主の主導権争いに共産や公明がどう対応するかが注目される。

( 2015/11/16 09:35 カテゴリー:主要 )

4170チバQ:2015/11/16(月) 22:21:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151116ddlk07010201000c.html
<選挙>県議選 自民、過半数届かず 安倍政権批判重く 民主は3増の15議席獲得 /福島

12:10毎日新聞

 震災後2回目となる県議選と浪江町長選、6市町村議選が15日、投開票された。県議選(定数58)は無投票当選が既に決まっている8選挙区(定数14)を除く11選挙区で新議員が続々と決まった。県議会最大会派の自民は無投票当選を含め26議席と現有より2議席減らし、8年ぶりの過半数獲得はかなわなかった。第2党の民主は15議席と現有より3議席増やし、安倍政権への批判票の取り込みに成功した形となった。県議選の投票率は46・67%(前回47・51%)で過去最低となった。当日有権者数は123万9897人(男60万1350人、女63万8547人)。

 県議選11選挙区には65人が立候補し、44議席を争った。立候補者の党派別は自民26人▽民主13人▽共産6人▽公明3人▽維新1人▽社民2人▽無所属14人。

 前回選は震災の影響で春の統一地方選から外れ、他の市町村議選とともに日程がずれた。震災と原発事故から約4年8カ月たった今回の選挙戦では、これまでの復興に対する実績や、今後の避難者支援や復興策のあり方などが問われた。

 自民は政権与党との連携により復興をさらに進めていくとの主張を展開したが、民主との復興政策の違いが分かりにくく、支持を広げることができなかった。11選挙区で現職17人、新人2人の当選にとどまった。

 民主は9月に強行採決で成立した安全保障関連法に対する批判票を取り込もうと自民への批判を強めたことが奏功。11選挙区で現職7人、新人4人、元職1人が当選した。

 共産も安倍政権を強く批判し、現職4人、新人1人が当選。公明は現職2人、新人1人が当選を果たした。維新は党本部の分裂騒ぎもあって公認候補は新人1人となったが、落選した。社民は現職1人が当選した。【小林洋子】

 ◇浪江町長選 継続訴え馬場氏 幅広く浸透3選

 8年ぶりの選挙戦となった任期満了に伴う浪江町長選は、現職の馬場有(たもつ)氏(66)がいずれも新人の元町議会議長の小黒敬三氏(59)と元副町長の渡辺文星氏(65)を破り、3選を果たした。当日有権者数は1万5761人。投票率は56・05%(2007年の前々回73・51%)で過去最低となった。

 馬場氏は「復興の加速化にはこれまで培った人脈と経験が必要だ」と2期8年の実績を強調し、幅広い層から支持を得た。小黒氏と渡辺氏は復興の遅れを指摘して馬場氏に対する批判票の受け皿になることを狙ったが、浸透できなかった。

 馬場氏は笑顔で支持者を前に、「町民が自立、安心できる生活と、古里再生のために取り組む」と語った。

 相馬市議選など6市町村議選も新議員が相次いで誕生した。【土江洋範】

4171チバQ:2015/11/16(月) 22:22:23
 ◆県議選開票結果

 ◇福島市(定数8-10)
当 15141 桜田葉子 58 自現
当 13180 西山尚利 50 自現
当 13129 宮本しづえ 63 共現
当 12018 伊藤達也 45 公新
当 10780 大場秀樹 46 民新
当 10693 紺野長人 60 社現
当  8759 佐藤雅裕 49 自現
当  8716 高橋秀樹 50 民元
   8628 丹治智幸 44 自現
   3260 大内雄太 32 維新
=選管最終発表

 ◇会津若松市(定数4-6)
当  9051 佐藤義憲 40 自新
当  7751 渡部優生 54 民新
当  7735 宮下雅志 60 民現
当  6698 水野さち子 53 無現
   5801 大竹俊哉 46 自新
   4787 古川芳憲 64 共新
=選管最終発表

 ◇郡山市(定数9-11)
当 12796 今井久敏 62 公現
当 12741 神山悦子 60 共現
当 12506 勅使河原正之 63 自現
当 11670 椎根健雄 38 民現
当 10902 佐藤憲保 61 自現
当  9956 佐久間俊男 60 民現
当  9527 柳沼純子 68 自現
当  7569 長尾トモ子 67 自現
当  7444 山田平四郎 62 自現
   2543 根本潤 43 無新
   1385 有川りえ子 57 無新
=選管最終発表

 ◇いわき市(定数10-16)
当 13460 安部泰男 58 公現
当 12793 矢吹貢一 60 自現
当 10215 吉田英策 56 共新
当  9192 鈴木智 42 自現
当  8911 青木稔 69 自現
当  8789 宮川絵美子 69 共現
当  8477 古市三久 67 民現
当  7577 鳥居作弥 41 民新
当  7459 西丸武進 71 無現
当  6881 坂本竜太郎 35 無新
   6496 佐藤和良 61 無新
   6319 阿部広 68 自現
   4761 鈴木利之 65 社新
   4229 佐藤健一 66 無元
   3785 木田孝司 54 自現
   2713 山崎和子 38 無新
=選管最終発表

 ◇白河市・西白河郡(定数3-4)
当 12453 渡辺義信 52 自現
当 11048 満山喜一 64 自現
当 10454 三村博昭 73 民現
   1783 金山屯 75 無新
=選管最終発表

 ◇相馬市・新地町(定数1-2)
当 13407 斎藤勝利 71 自現
   9700 新妻香織 55 無新
=選管最終発表

4172チバQ:2015/11/16(月) 22:23:20
 ◇二本松市(定数2-4)
当 10743 遊佐久男 56 自現
当  6699 高宮光敏 44 無新
   5644 中田凉介 59 無新
   3614 鈴木雅之 37 無新
=選管最終発表

 ◇田村市・田村郡(定数2-3)
当 12111 本田仁一 53 自現
当 11534 三瓶正栄 54 民新
  10010 先崎温容 41 自現
=選管最終発表

 ◇伊達市・伊達郡(定数3-4)
当 13245 佐藤金正 66 自現
当 12766 亀岡義尚 52 民現
当 11420 阿部裕美子 69 共現
   6305 佐藤直毅 54 自新
=選管最終発表

 ◇東白川郡(定数1-2)
当 10297 宮川政夫 56 自新
   8716 立原龍一 63 民現
=選管最終発表

 ◇石川郡(定数1-3)
当  9684 円谷健市 61 民現
   8876 永山美穂 35 自新
   2436 野崎正夫 65 無新
=選管最終発表

市議選等の結果は省略

4173チバQ:2015/11/16(月) 22:24:40
>>4166
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151116ddlk06010073000c.html
<選挙>米沢市長選 告示 現新2氏立候補 人口減対策など争点 /山形

10:31毎日新聞

 任期満了に伴う米沢市長選が15日、告示された。新人で前県議の中川勝氏(65)=自民、公明党米沢支部推薦=と、現職で4選を目指す安部三十郎氏(62)の無所属2人が立候補を届け出た。人口減少が続く中、財政健全化や産業振興、中心市街地の活性化などを争点に、選挙戦が始まった。投開票は22日。14日現在の選挙人名簿登録者数は6万8959人(男3万3057人、女3万5902人)。【佐藤良一、山中宏之】

 ◆候補者の第一声 (届け出順)

 ◇産業力のあるまちへ 中川勝 65 無新

 中川候補は、同市丸の内の上杉神社境内で第一声。「新たなまちづくりに向けてどうするか、それを決める戦いが始まった」と切り出し、「米沢に必要なのはまず人口減少に歯止めをかけること。景気停滞を打開する経済の活性化、そして財政の健全化だ」との考えを表明した。さらに、「国と県と市が一体となり、置賜のリーダーとしてリーダーシップを発揮していく」と訴えた。

 中川氏は「産業力をつけるためには地場企業が10年、20年と経営ができる基盤を作る必要がある。米沢織と米沢牛をしっかりと守っていく」と強調。さらに、「山形大工学部と米沢栄養大と連携して付加価値の高いものづくりに取り組み、市民の所得向上に努める」と述べた。

 出陣式には、自民の遠藤利明五輪担当相、鈴木憲和衆院議員、岸宏一、大沼瑞穂両参院議員のほか、応援する県議や市議、支援者ら約100人が駆け付けた。

 ◇市民一人一人大事に 安部三十郎 62 無現(3)

 安部候補は、同市門東町の選挙事務所前で第一声。「市民が主役の市政を貫いてきたが、市民一人一人を大事にする政策を行い、市民と行政の二人三脚によるまちづくりを続けていく」と決意を述べた。また、「若者に雇用の場を提供する企業誘致がようやく実現した。工業製品の地産地消と企業誘致の地道な活動がマッチして、時代が米沢に開いてきた」と、3期12年の実績を強調した。

 安部氏は、戦国武将・前田慶次や、支倉常長、上杉鷹山らが再び脚光を浴びていることを挙げて、「観光でも米沢が全国の脚光を浴びている。米沢牛、温泉街、鮮やかな風景があり、米沢は間違いなく日本有数の観光地になれる」と訴えた。さらに「新道の駅も国の重点道の駅に選定された。難産の末に新文化複合施設も来年開館する。中心市街地の活性化と人材育成に役立てる」と力を込めた。

 出陣式には、支援者ら約60人が集まり声援を送った。

………………………………………………………………………………………………………

中川勝(なかがわ・まさる) 65 無新

 [元]県議[歴]理容業▽市議▽市保育園保護者連合会長▽自民党県幹事長代理▽米沢商高=[自]

安部三十郎(あべ・さんじゅうろう) 62 無現(3)

 [元]行政書士▽県市長会副会長▽置賜広域行政事務組合理事長[歴]会社員▽福島大院

4174名無しさん:2015/11/16(月) 22:58:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00010000-minyu-l07
自民、2減の26議席 福島県議選、民主は3増15議席
福島民友新聞 11月16日(月)1時51分配信

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2回目の第18回県議選(定数58)は15日、無投票8選挙区を除く11選挙区で投票が行われ、即日開票の結果、現職33、元職1、新人10の計44人が決まった。無投票当選を加えた県議会勢力は、自民党26、民主党15、共産党5、公明党3、社民党1、無所属8。各党が参院選の前哨戦と位置付けた中、自民は県議会第1党を維持したものの2議席減らした。一方、民主は現有12議席から3議席増やした。

 岩手、宮城の両県議選で議席を増やした共産は、本県では5議席を維持し、引き続き交渉会派となる。無所属は改選前の7人から1人増え、維新の党は議席を失った。

 県議会の勢力図は、最大会派の自民が引き続き主導権を握り、民主、社民と無所属議員で構成する「民主・県民連合」が第2会派をそれぞれ維持、改選前と変わらない見通し。

 当選した県議の任期は20日から。

 投票率は過去最低46.67%

 県選管のまとめによると、県議選の投票率は46.67%で、過去最低だった前回2011(平成23)年の47.51%を0.84ポイント下回り、過去最低を更新した。

福島民友新聞

4175名無しさん:2015/11/16(月) 23:28:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151116/k10010307521000.html
福島県議選 自民2議席減 民主3議席増
11月16日 4時08分

任期満了に伴う福島県議会議員選挙は15日に投票が行われ、自民党は26議席で選挙前から2議席減らす一方、民主党は15議席で3議席増やしました。
福島県議会議員選挙は、58人の定員に対して79人が立候補し、15日、投票が行われました。
開票の結果、無投票での当選を含めると、自民党は、選挙前から2議席減らして26議席で、これまでで最も少なくなり、無所属の推薦候補1人を加えても過半数に届きませんでした。
一方、民主党は、選挙前から3議席増やして15議席となり、これまでで最も多い獲得議席に並びました。
公明党は、選挙前と同じ3議席でした。
維新の党は、選挙前に確保していた1議席を失いました。
共産党は、選挙前と同じ5議席、社民党も、選挙前と同じ1議席でした。
このほか、無所属が8議席でした。
女性は12人が立候補し、これまでで最も多かった前回と同じ8人が当選しました。
投票率は46.67%で、これまでで最も低かった前回を0.84ポイント下回り、過去最低となりました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015111600675
自民2減、参院選へ引き締め=民主は3増で安堵-福島県議選

 15日投開票された福島県議選(定数58)は、自民党が選挙前から2減の26議席となる一方、民主党は3増の15議席だった。自民党は目標の過半数に届かず、来年夏の参院選に向けて引き締めを迫られる。解党論に揺れる民主党は議席増に安堵(あんど)している。共産党は5議席を維持した。
 福島県議選は、東日本大震災後2回目。自民党幹部は16日、今回議席を減らしたことについて「現職が落ちた選挙区もある。原因は詳しく見ないと分からない」と述べ、結果を分析する考えを示した。菅義偉官房長官は記者会見で無所属の自民党推薦候補が1人当選したことに触れ、「そんなに敗れたということでもない」と語った。
 自民党は10月の宮城県議選でも議席を4減らして過半数を割り込んだ。環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意や安全保障関連法が逆風となっているとの見方もあり、地方で特に目立つ景気停滞も気がかり。2015年度補正予算編成などで経済をてこ入れし、参院選に臨みたい考えだ。
 宮城県議選で2議席減らした民主党は危機感を強め、岡田克也代表自らも応援に入った。一定の成果に、岡田氏は党の会合で「胸をなで下ろしている」と語った。「社民党が候補を立てずに民主党を応援していた。参院選もそういうやり方をしてくるだろう」。自民党からは、野党共闘を警戒する声も上がった。
 選挙前勢力を維持した共産党の山下芳生書記局長は記者会見で「大健闘だった」と述べた。公明党は3議席、社民党は1議席をそれぞれ維持。維新の党は唯一の議席を失った。(2015/11/16-17:53)

4176チバQ:2015/11/17(火) 22:07:12
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151117-028685.php
満山喜一氏、佐藤金正氏が浮上 自民福島県連・次期幹事長
2015年11月17日 09時42分 (数字はいいね)  
 県議選の結果を受け、自民党県連は16日、任期満了に伴う役員改選に向け、幹事長人事を中心に水面下で調整を始めた。杉山純一幹事長(58)=大沼郡=の後任には、総務会長の満山喜一氏(64)=白河市・西白河郡=と、政調会長の佐藤金正氏(66)=伊達市・伊達郡=の党三役2人が浮上、今回4選を果たした両氏を軸に調整が進む見通しとなった。



 ただ、県連内には現執行部以外からの幹事長選出を模索する動きもあり、情勢は流動的だ。

 県連は同日、福島市で役員会を開き、改選後初の議員全員協議会を20日に招集し次期幹事長を選出する方針を確認した。慣例に従い、総務会長、政調会長など役員と議会人事は、新幹事長が一任を受け指名する。

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151117-028684.php
亀岡氏の続投が軸、宮下氏推す声 民主福島県連・次期幹事長
2015年11月17日 09時40分 (数字はいいね)  
 民主党県連は16日、県議会改選を受けた役員人事の調整に入り、幹事長には来年夏の参院選に向けた党内結束強化のため、現職で4選の亀岡義尚氏(52)=伊達市・伊達郡=の続投を軸に人選が進む見通しとなった。



 一方、政調会長を経て3選の総務会長宮下雅志氏(60)=会津若松市=を推す声もあり、県連内でさらに調整が進められるもようだ。

 県連は18日に福島市で県議団会議を開き、人選などの方向性を確認する。

4177名無しさん:2015/11/17(火) 22:36:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000021-khks-pol
<福島県議選>自民2減 過半数届かず
河北新報 11月17日(火)14時17分配信

 15日投開票が行われた福島県議選(定数58)は16日未明、無投票の8選挙区(14)を除く11選挙区44議席が決まった。党派別当選者は表の通り。単独過半数(30)を目指した自民は改選前を2議席下回った。民主は宮城県議選で見られた退潮傾向に一定の歯止めをかけ、3議席を上積みした。公明、共産、社民は勢力を維持し、維新は議席を失った。

◎投票率最低46.67%

 自民は公認33人のうち、いわきなどで現職4人が落選し、国政与党の強みを生かせなかった。最大会派は維持したが2007年から3回連続で単独過半数の獲得に失敗した。県連の杉山純一幹事長は「敗北した意識はないが、現職4人の落選は総括する必要がある」と話した。県連は16日の役員会で無所属で当選した現新3人を追加公認した。

 16人を公認した民主は期間中、岡田克也代表ら党幹部が相次いで福島入り。安保法など国政課題で自民との対決姿勢を押し出した。自民と一騎打ちの東白川で現職が落選したものの15人が当選し、11年11月の前回と同数となった(3人は離党)。県連の亀岡義尚幹事長は「反自民の受け皿としての立場を明確化したのが良かった」と喜んだ。

 公明は引退した現職の後継を含む3人が当選し、手堅く議席を維持。現職1人が引退した維新は、党本部の分裂が響いて新人1人が落選し、議席ゼロになった。

 共産は、12年ぶりの議席獲得を目指した会津若松で新人が落選し、現有5議席の維持にとどまった。合計得票数は前回より約2800票増えた。

 社民は福島の現職が議席を守り、いわきに擁立した新人が落選した。

 投票率は前回より0.84ポイント低い46.67%となり、11回連続で過去最低を更新した。内堀雅雄知事は16日の定例記者会見で「復興を前に進めるためには、県政への関心を高めることが重要だ」と危惧した。

 定数1減で1人区になる来年夏の参院選福島選挙区は、自民、民主両党の公認候補の対決が想定される。県議選での総得票数は、自民が25万8003票(45.2%)、民主が12万5816票(22.0%)だった。

4178名無しさん:2015/11/17(火) 22:37:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000013-san-l07
【福島県議選】自民2減も「オール与党」不変
産経新聞 11月17日(火)7時55分配信

 任期満了に伴う県議選は15日投開票され、58人の顔ぶれが決まった。自民は第一党を維持したものの現職4人が落選するなど目標の過半数30議席に届かず、改選前を2議席下回った。民主は3議席増。共産、社民は議席を維持したが、維新は議席を失った。

 無投票を含む党派別の当選者は、自民26人▽民主15人▽共産5人▽公明3人▽社民1人▽無所属8人。

 一方で自民、民主、公明、社民の支援で生まれた内堀雅雄知事の「オール与党」県政への影響は小さいとみられる。内堀知事は16日の定例会見で、「一票一票には復興再生を進めて欲しいとの願いが込められており、議員とともに力を尽くす」と述べた。

 投票率は46・67%。前回(平成23年)の47・51%を0・84ポイント下回り、過去最低を更新した。

                  ◇ 

 自民党県連は16日、二本松市選挙区の高宮光敏氏、いわき市選挙区の坂本竜太郎氏、本宮市・安達郡選挙区で無投票当選の矢島義謙氏を追加公認し、自民公認は29人となった。

                   ◇

4179名無しさん:2015/11/17(火) 22:37:38
>>4178

 ■福島県議選開票結果 

 ◇福島市

  (8-10)

当  15141 桜田 葉子 自現

当  13180 西山 尚利 自現

当  13129 宮本しづえ 共現

当  12018 伊藤 達也 公新

当  10780 大場 秀樹 民新

当  10693 紺野 長人 社現

当   8759 佐藤 雅裕 自現

当   8716 高橋 秀樹 民元

    8628 丹治 智幸 自現

    3260 大内 雄太 維新

 ◇会津若松市

  (4-6)

当   9051 佐藤 義憲 自新

当   7751 渡部 優生 民新

当   7735 宮下 雅志 民現

当   6698 水野さち子 無現

    5801 大竹 俊哉 自新

    4787 古川 芳憲 共新

 ◇郡山市

  (9-11)

当  12796 今井 久敏 公現

当  12741 神山 悦子 共現

当  12506 勅使河原正之 自現

当  11670 椎根 健雄 民現

当  10902 佐藤 憲保 自現

当   9956 佐久間俊男 民現

当   9527 柳沼 純子 自現

当   7569 長尾トモ子 自現

当   7444 山田平四郎 自現

    2543 根本  潤 無新

    1385 有川りえ子 無新

 ◇いわき市

  (10-16)

当  13460 安部 泰男 公現

当  12793 矢吹 貢一 自現

当  10215 吉田 英策 共新

当   9192 鈴木  智 自現

当   8911 青木  稔 自現

当   8789 宮川絵美子 共現

当   8477 古市 三久 民現

当   7577 鳥居 作弥 民新

当   7459 西丸 武進 無現

当   6881 坂本竜太郎 無新

    6496 佐藤 和良 無新

    6319 阿部  広 自現

    4761 鈴木 利之 社新

    4229 佐藤 健一 無元

    3785 木田 孝司 自現

    2713 山崎 和子 無新

 ◇白河市・西白河郡

  (3-4)

当  12453 渡辺 義信 自現

当  11048 満山 喜一 自現

当  10454 三村 博昭 民現

    1783 金山  屯 無新

 ◇相馬市・新地町

  (1-2)

当  13407 斎藤 勝利 自現

    9700 新妻 香織 無新

 ◇二本松市

  (2-4)

当  10743 遊佐 久男 自現

当   6699 高宮 光敏 無新

    5644 中田 凉介 無新

    3614 鈴木 雅之 無新

 ◇田村市・田村郡

  (2-3)

当  12111 本田 仁一 自現

当  11534 三瓶 正栄 民新

   10010 先崎 温容 自現

 ◇伊達市・伊達郡

  (3-4)

当  13245 佐藤 金正 自現

当  12766 亀岡 義尚 民現

当  11420 阿部裕美子 共現

    6305 佐藤 直毅 自新

 ◇東白川郡

  (1-2)

当  10297 宮川 政夫 自新

    8716 立原 龍一 民現

 ◇石川郡

  (1-3)

当   9684 円谷 健市 民現

    8876 永山 美穂 自新

    2436 野崎 正夫 無新

4180チバQ:2015/11/18(水) 22:29:46

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028759.php
【データで見る福島県議選2015】 自民は現職4人が落選、民主は3増
2015年11月17日 (数字はいいね)  



 投開票が15日に行われた第18回県議選で、58人の当選が決まった。党派別にみると議席数では改選前より自民が2減、民主が3増となったが、得票率は自民が前回よりも伸ばし、民主は微減となった。ただ、自民は現職4人が落選した。議員の平均年齢は改選前より高くなった。データから今回の選挙を読み解く。

 民主、いわきで2議席
 
 【選挙区・党派別】福島市は、自民の現職が落選し現有4議席から1議席減らした。一方、空白区となっていた民主は擁立した元職と新人が当選し、8年ぶりに2議席を獲得した。公明は引退議員の地盤を引き継いだ新人が勝利。共産、社民も1議席を守った。維新は新人が落選し県内全ての議席を失った。
 郡山市は現職9人が全員当選。自民5、民主2、公明と共産が1議席を維持し、構図に変化はない。
 激戦となったいわき市。自民は現職2人が落選し3議席、民主は現職と新人が当選し、1議席増の2議席を確保した。公明は現職が安定した戦いで1議席を維持。共産は現職、新人とも当選し2議席を維持した。民主・県民連合所属の無所属現職は議席を守った。
 会津若松市は、民主の現職と新人が現有2議席を維持。空白区に新人2人を立てた自民は1議席を確保した。また、維新を離党した無所属現職が当選した。
 伊達市・伊達郡は現職3人が当選し、自民、民主、共産が1議席を維持した。
 二本松市は、自民の現職と自民系無所属の新人が激戦を制した。
 田村市・田村郡は自民の現職が落選し1議席を落とした。民主は2010年に当時の県連幹事長が死去してから空白区となっていたが、議席を奪還した。
 白河市・西白河郡は、自民現職2人、民主現職1人がそれぞれの地盤の強さを発揮し、議席を守った。
 石川郡は民主の現職が議席を維持。東白川郡は自民新人が民主現職を破り、自民が8年ぶりに議席を奪還した。相馬市・新地町は自民の現職議長が議席を死守した。
 
 自民、4.4ポイント上昇の45.3% 民主、1ポイント低下で22.1% 
 
 【党派別得票率】県議選は過去最低の投票率となったが、選挙戦となった11選挙区で各政党は約57万票を奪い合う形となった。
 党派別の得票率は、最多の26議席を獲得した自民が25万8000票余を獲得し、45.3%を占め、前回より4.4ポイント伸ばしたが、現職4人が落選するなど議席数では2議席減らした。
 民主は前回より7人少ない13候補が選挙を戦い12万5000票余を得票。前回より3議席増やしたが、得票率は22.1%と前回と比べ1ポイント低下した。
 公明は3候補が3万8000票余を獲得し現有議席を維持。得票率は6.7%で前回より0.3ポイント上昇した。
 共産は現有5議席を維持。前回より得票数を3千票近く伸ばし、得票率は1割を超えた。社民は現有1議席を確保したものの、得票率は2.7%と前回より0.9ポイント低下。維新は現職が離党、新人1候補が3000票余を得票したが、議席を失った。
 
 平均年齢58.07歳、2.26歳上昇 
 
 【当選者の年代】当選者58人の平均年齢は58.07歳で、前回より2.26歳上昇した。前回ゼロだった70代が5人に増えたほか、60代が27人(前回20人)で最も多く、全体の46.6%を占めた。無投票当選者14人のうち、現在4期以上の現職は7人に上り、ベテランが立候補し、無投票当選となった選挙区が前回よりも多かったことなどが、平均年齢上昇の一因とみられる。
 50代が15人(前回23人)と60代に次いで多く、25.9%に上った。40代が8人(同11人)、30代は前回より1人減って3人。最年長は73歳の民主現職、最年少は35歳の無所属新人だった。
 党派別の平均年齢は自民58.92歳、民主55.2歳、公明55歳、共産63.4歳、無所属58.25歳で、1議席を獲得した社民は60歳だった。

 現職が議席守り前回と同じ8人

 【女性の当選者】女性議員は現職全員が議席を守り、前回と同じ8人となった。党派別では自民3、共産4、無所属1。選挙区別では、福島市2、伊達市・伊達郡1、郡山市3、会津若松市1、いわき市1で、1人区での当選はならなかった。

4181チバQ:2015/11/18(水) 22:30:10
 当選ライン前回並み 

 【得票数】最多得票数は、福島市の現職桜田葉子氏の1万5141票で、前回の最高得票者の1万6248票を下回った。次いで、いわき市の安部泰男氏の1万3460票、相馬市・新地町の斎藤勝利氏の1万3407票。当選者のうち、最も得票が少なかったのは、会津若松市の水野さち子氏の6698票だった。
 当選ラインは各選挙区ともおおむね前回並み。前回より候補者が2人少ない田村市・田村郡は当選ラインが前回の8000票台から1万1000票台に上がった。過去最低を更新した投票率を反映し、後援会や支持団体などの組織力が当落の明暗を分けたケースも多かった。

 新人は7人減 4選挙区で現職5人落選 

 【新旧別当選者】新人は11人が当選し、前回より7人減少した。今回は前回より3選挙区多い8選挙区で14人が無投票当選になった。無投票当選者は前回から倍増し、14人中13人が現職。ベテラン議員による自民、民主のすみ分けが定着した選挙区の中で、新人の立候補が見送られたケースもあった。
 新人当選者を党派別にみると自民2、民主5、公明と共産各1、無所属2。一方、選挙戦となった11選挙区のうち、4選挙区で現職5人が落選した。
 
 最少は88票

 【当落の票差】当落の票差が最少だったのは福島市で、当選した高橋秀樹氏の8716票に対し、落選した丹治智幸氏は8628票で、88票差まで肉薄した。10人区に16人が立候補したいわき市は385票差の激戦。このほか、民主現職に自民新人が迫った石川郡が808票差、6人が4枠を争った会津若松市が897票差と3桁台の票差だった。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028727.php

自民、福島県会半数29人に 高宮、矢島、坂本氏も公認
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 福島市で16日に開かれた自民党県連の役員会では、県議選にいずれも無所属で当選した、二本松市選挙区の新人高宮光敏氏(44)=自民推薦、本宮市・安達郡選挙区の現職矢島義謙氏(66)、いわき市選挙区の新人坂本竜太郎氏(35)の追加公認を決定した。党公認の当選者は29人となり、定数58に対し半数となった。



 県連によると、すでに推薦を受けていた高宮氏のほか、党籍を持つ矢島、坂本両氏から追加公認の依頼があった。役員会では、坂本氏について、いわき総支部での手続きを経た上で、ほかの2人と一緒に追加公認することを承認。その後、杉山純一県連幹事長の一任となり、決定した。

 現有28議席から2議席減らしたが、杉山幹事長は「(追加公認の3人が入れば)改選前より1人増になる。過半数を目指した選挙でそれに近づいた」との認識を示した。

4182チバQ:2015/11/18(水) 22:30:37
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151116-028438.php
【福島県議選・戦いの跡】現職有利の選挙戦 復興策に違いなし
2015年11月16日 (数字はいいね)  

福島県議選の党派別当選者


 震災から2回目で、15日に投開票が行われた県議選は来年夏の参院選の前哨戦に位置付けられたが、各政党、候補者が示した復興に向けた施策の方向性に大きな相違点はなく、争点なき選挙戦は告示前から盛り上がりに欠けた。また新人18人が当選し世代交代が進んだ前回と異なり、現職51人のうち46人が当選。過去最低を記録した投票率が示すように無党派層の関心も低調に推移し、地盤と組織を固めている現職有利の選挙戦となった。

 自民は現職24人と、新人は推薦した1人を含む3人が激戦を制したが、目標の単独過半数には届かなかった。懸念された安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)は大きな「逆風」にならなかったが、いわき市で現職2人が落選、参院選に不安要素を残した。

 民主は前回より公認候補が7人減の16人で全員当選を目指した。空白区の福島市で2議席を奪還するなど15人が当選、一定の成果を挙げた。

 公明は組織票を基盤に堅調な戦いを進め、現有3議席を維持した。

 共産は全ての常任委員会に委員を送り出す6議席を目指したが、現有5議席の維持にとどまった。2議席を狙った社民も福島市の現職の再選のみで、根強い安全保障法制などへの批判の受け皿にはならなかった。

 今秋の国勢調査の結果を踏まえ、改選後の県議会では定数見直しが検討される見通しだ。無投票選挙区が8選挙区に上り、県内全有権者の約2割に当たる約35万6000人は4年に1度の権利を行使できなかった。

 県政に対する県民の関心、期待の低さが無投票当選や投票率低下の要因であれば残念なことだ。来年の参院選から「18歳選挙権」が適用される。改選後の県議会には若年層も含め、多くの県民が県政に関心を抱くような活発な議論を求めたい。

4183チバQ:2015/11/18(水) 22:31:16
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028749.php
福島市選挙区は自民1減、民主議席奪還 共産、公明、社民改選前議席確保
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 15日投開票で行われた震災後2回目の県議選。福島市選挙区は今選挙で最も多い6党の現職6人、新人3人、元職1人の計10人で8議席を争う激戦となり、自民が現職1人の落選で3議席としたのに対し、民主は2人当選で議席を奪還。共産、公明、社民は改選前と同じ1議席を確保、維新は議席獲得を逃した。



 初のトップで4選を飾った自民現職の桜田葉子氏(58)は瀬上など北部の地元票を固めた一方、医療や福祉分野での実績をアピール。他の選挙区を含め女性候補のトップ当選はただ一人で、1万5000票を超え最多得票だった。

 自民現職の西山尚利氏(50)も農林水産委員長の実績を掲げ、地盤の西部地区など票をまとめた。共産現職の宮本しづえ氏(63)は渡利に加え、自公政権への批判票を取り込み躍進。公明新人の伊藤達也氏(45)は引退議員の地盤を引き継ぎ組織票を固め、初陣を飾った。民主新人の大場秀樹氏(46)はNPO関係者や有力市議らに支援を広げ、3度目の挑戦で議席を勝ち取った。

 社民現職の紺野長人氏(60)は組織票を引き締め、党唯一の議席を再び死守。自民現職の佐藤雅裕氏(49)は元衆院議員の義父の支持層を軸に得票し再選した。民主元職の高橋秀樹氏(50)は労組票を中心に支持を固めて返り咲いた。

 自民現職の丹治智幸氏(44)は松川を足掛かりに復興施策の実行力を訴えたが、及ばなかった。佐藤、高橋、丹治の3氏が131票差にひしめき、接戦を物語った。

 維新新人の大内雄太氏(32)は議会改革の必要性などを強調したが、浸透しなかった。

 投票率は45.44%で、過去最低の前回より0.96ポイント改善した。昨年の衆院選で未集計票が見つかるなどミスが相次いだ市選管の開票作業は予定より約36分早く15日午後11時54分に終了した。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028750.php
郡山市選挙区、現職が新人退ける 組織力で上位当選、投票率は低調
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 15日に投開票が行われた県議選の郡山市選挙区は、政党公認の現職9人が地盤や支持団体を中心に堅実に票を固め、10月に立候補を表明した無所属の新人2人の挑戦を退けた。ただ、投票率は前回より微減し38.14%で、過去最低(補選除く)を更新するなど低調。告示約1カ月前まで無投票の可能性があった中、最後までムードは高まらなかった。



 得票数は、トップが1万2000票台、当選ラインが7400票台で前回とほぼ同じ。投票率の低下傾向が続く中、組織力のある候補者が上位当選を果たした。当選した9人のうち5人が前回より得票数を増やした。

 今井久敏氏は復興加速化に向けた政策などを訴えながら支持団体の票を固め、前回に続きトップ当選。

 神山悦子氏は地盤の中田や全域で安保法案や消費増税反対を訴え、自公の反対票を集めた。

 勅使河原正之氏は大票田となる地盤の旧市内を重点的に回って支持を呼び掛け、票を伸ばした。

 椎根健雄氏は、地元日和田町を中心に、「若い力」に期待する声を集め、支持を広げた。

 佐藤憲保氏は選挙区内の支持団体などをこまめに歩き農業、産業面などの政策を訴え6選を果たした。

 佐久間俊男氏は医療関連産業集積などを訴え、地元の富久山のほか連合を軸に組織票をまとめた。

 柳沼純子氏は「女性からの視点」の取り組みを強調し地盤の安積地区を中心に支持を広げた。

 長尾トモ子氏は、地元富田を基盤に、選挙戦を繰り広げ、子育て世代を中心に浸透を図った。

 山田平四郎氏は、地盤の田村や西田、中田の「三田地区」を中心に各地で支持を訴え再選した。

 根本潤氏は郊外を中心に演説を展開したが、浸透仕切れなかった。

 有川りえ子氏は草の根運動で支持拡大を目指したが及ばなかった。

4184チバQ:2015/11/18(水) 22:33:16
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028745.php
若松市選挙区、投票率最低43.03% 陣営の熱気届かず
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 15日投開票の県議選会津若松市選挙区では現職・新人各2人が当選した。定数4を現職2人、新人4人で争う激戦で、各陣営は混戦と予想した。終盤に向けて陣営の熱気を帯びていったが、市民の選挙ムードは低調で、投票率は前回を下回る43.03%と過去最低を更新、有権者の政治離れが進んだ。



 得票順にみると、新人佐藤義憲氏(自民)が頭一つ抜けた9051票を獲得。父(前市議)や自身が秘書を務めた衆院議員の支持層の支援を得た。選対本部長に前JA福島五連会長を置いて農業層の票も集めた。

 2位の新人渡部優生氏(民主)は引退する現職の支持層を継ぎ、労組票や地元・河東地区を固めて7751票を獲得した。肉薄の7735票で3位の現職、宮下雅志氏(民主)は元衆院副議長、一部労組票の支援や現職の利を得て、前回から約1000票を伸ばした。

 4位の現職水野さち子氏(無所属)は衆院議員(福島4区)の全面支援を受けて6698票を得票。告示直前に維新から無所属となったことで苦戦し、前回から約千票落とした。

 新人の大竹俊哉氏(自民)は徹底した草の根運動を展開したが、組織の支援は薄く5801票にとどまった。新人古川芳憲氏(共産)は党支持層に加え、「安保法制廃止」の主張で支持を広げ4787票を得た。

 結果をみると、組織票をバランス良く取り込んだ民主は2議席を確保、一方で偏った自民は1議席のみ。両者の合計の得票数はほぼ同じなだけに、組織連携の差が順位に響いた。震災5年目の今、本県復興を方向付ける県議4人の責任は重い。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028738.php
新県議に11人、「復興」以外の争点なし いわき市、相馬市・新地町
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 15日投開票が行われた第18回県議選。浜通りでは無投票の南相馬市・飯舘村、双葉郡両選挙区を除く、いわき市、相馬市・新地町両選挙区で投開票が行われ、新県議11人が誕生した。「復興」以外の明確な争点がない中で、各陣営が激戦を展開した選挙戦を選挙区ごとに振り返る。



 自民5議席死守ならず 民主挙党態勢1増、共産は2議席維持

 【いわき市選挙区】定数10に対し、過去最多の16人が立候補した最激戦区は、多くの陣営が選挙戦最終盤まで「票読み」に苦心する大混戦となった。

 現職の多くが後援組織を中心に手堅く票をまとめた一方、新人、元職は現職陣営の地盤浸透に苦慮、伸び悩んだ。

 自民は5議席死守を目指したが、保守系無所属候補との競合などが影響し、現職2人が落選した。現職矢吹貢一氏は北部を中心に固い地盤に支えられ、前回に続く2位。現職青木稔氏は企業支援などを受け、安定した選挙戦を展開した。現職鈴木智氏は地元の小名浜地区以外にも浸透し、前回よりも得票を伸ばした。

 民主は、党幹部が相次いで応援に入るなど挙党態勢で臨み、1増となった。現職古市三久氏は連合の支援に加え、地盤の草野、神谷地区で票を集めた。新人鳥居作弥氏は前衆院議員の支援に加え、活発な遊説活動で浸透した。

 共産は組織票をすみ分けし、2議席を維持した。新人吉田英策氏は告示直前の出馬だったが、平や内郷などで票をまとめた。現職宮川絵美子は南部の党組織票と無党派層を取り込み、3選を飾った。

 公明の現職安部泰男氏は前回より票を落としたが、組織票をまとめ、トップ当選。

 無所属は苦戦を強いられる中、ベテランと新人が既成政党の壁を破った。

 現職西丸武進氏は地元・常磐などの票に加え、労組票にも食い込み、6選。

 新人坂本竜太郎氏は遊説に奔走、若年層を中心に支持を広げ、初陣を飾った。

 現職議長"貫禄の5選" 新人、浸透しきれず

 【相馬市・新地町】新地町を選挙区に加えて行われた初の選挙戦。現職の斎藤勝利氏が着実に集票して5選を果たした。

 斎藤氏は県議4期に加えて現職議長の実績を強調。「地元の復旧・復興の総仕上げ」に向けて県政の継続を訴えた。2月の立候補表明から両市町の後援会を中心に組織をまとめ上げ、地盤の相馬市では3389票差をつけて貫禄を示した。

 新人の新妻香織氏は東京電力福島第1原発事故に伴う甲状腺がんの検査体制拡充、地元の観光振興などを主要政策に草の根の運動を展開。選挙戦となった相馬、新地の両議員選を追い風に浮動票の獲得を狙ったが、浸透しきれなかった。

4185チバQ:2015/11/18(水) 22:33:55
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028748.php
伊達市・伊達郡は現職3人当選 二本松市は現職1人・新人1人当選
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 15日投票が行われた県議選で、福島市を除く県北地方では伊達市・伊達郡、二本松市の両選挙区で10日間にわたる選挙戦を終え、次の4年間を担う県議の顔ぶれが決まった。伊達市・伊達郡で現職3人、二本松市では現職1人、新人1人が当選を果たした。戦いの跡を振り返る。



 自民、2議席獲得ならず 民主、共産は議席維持

 【伊達市・伊達郡】定数3を4人で争った。民主、共産は議席を維持、自民は議席を確保したが、目標の2議席獲得には至らなかった。

 トップ当選の自民現職の佐藤金正氏(66)はTPPなどの逆風もありながら、地元の川俣町をはじめ選挙区をくまなく歩き支持を集めた。

 民主現職の亀岡義尚氏(52)は労組支援を軸に選挙戦を展開。伊達市が拠点の衆院議員の協力も得て、前回の得票から2000票以上伸ばした。

 共産現職の阿部裕美子氏(69)は党の組織力を生かしながら護憲や教育、医療福祉などの政策を中心に訴え、票を徹底的に固めた。

 自民公認の新人佐藤直毅氏(54)は伊達市議有志の協力を得て復興施策や子育て支援策を訴えたが、短期間で浸透しきれなかった。

 中山間地域を抱え、少子高齢化や復興、農業、福祉などの面で課題に直面する同選挙区。

 共に4選を果たした県議に寄せられる期待、課せられた使命はこれまで以上に大きい。

 自民現職安定した戦い 自公推薦新人も当選

 【二本松市選挙区】自民現職の遊佐久男氏(56)は組織票を固め、唯一の1万票超え。候補者が3人から4人に増えたこともあり前回の1万2000票には届かなかったが、安定した戦いぶりを見せた。自民、公明推薦の新人高宮光敏氏(44)は後半一気に追い上げ、初陣を飾った。父は元県議で市議時代から固い支持基盤があり、父の支持層も足掛かりに自民系2議席獲得を果たした。高宮氏は無党派層や若い世代の票の掘り起こしにも成功したとみられる。

 市議会議長を辞して県議選に挑戦した中田凉介氏(59)は民主推薦。旧市内が地元だが、労組支持層からの広がりも欠き失速した。新人の鈴木雅之氏(37)は完全無所属を強調、街頭演説を重ねて知名度向上に努めたが、浸透しきれなかった。当選ラインは当初予想の8000票台から下がり、明暗が分かれた。

4186チバQ:2015/11/18(水) 22:34:30
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151117-028747.php
新県議決まる 白河市・西白河郡、田村市・田村郡、石川郡、東白川郡
2015年11月17日 (数字はいいね)  
 15日に投開票が行われた県議選で、県南地域では白河市・西白河郡、田村市・田村郡、石川郡、東白川郡の4選挙区で新県議が決まった。石川郡では現職1人、白河市・西白河郡では現職3人が新人を退け当選を果たし、現職の強さを見せた。一方、東白川郡では新人が現職との一騎打ちを制した。田村市・田村郡では現職1人、新人1人が当選した。各選挙区の戦いを振り返る。



 当選者3人、得票減

 【白河市・西白河郡】合区となり2度目の選挙戦は、現職3人がいずれも4選を果たした。

 自民の渡辺義信氏は白河市を中心に西白河郡でもバランス良く支持を得て、前回に続きトップ当選した。

 自民の満山喜一氏は白河市で最多8000票を獲得、西白河郡の各町村でも前回より票を伸ばした。

 民主の三村博昭氏は地元矢吹町と泉崎村で票を集めたほか、白河市でも3000票余りを得た。

 無所属の金山屯氏は無党派層の取り込みを図ったが、浸透しなかった。

 投票率は前回から約6ポイント低下し41.03%。当選者3人はいずれも得票数を減らした。当選者には住民が県政を身近に感じられる取り組みを進めてほしい。

 民主が1議席奪還

 【田村市・田村郡】現新3人が2議席を争った少数激戦は、新人の三瓶正栄氏が自民現職を破り初当選、民主が1議席を奪還した。

 前回に続きトップ当選した自民現職の本田仁一氏は、地盤の常葉町と船引町で着実に票を獲得。市議有志の協力もあり同市で前回より2000票以上を上積みした。

 民主新人の三瓶氏は、地元三春町で投票数の約8割の票を獲得した。地元衆院議員後援会の支援もあり、田村市、小野町での得票も前回を大きく上回った。

 自民現職の先崎温容氏は地盤の小野町で他候補を上回る支持を得たが、再選には一歩届かなかった。浮動票獲得に力を入れたが、田村市で票が伸び悩んだ。

 投票率は60.70%で前回より0.97ポイント下がった。

 「地元の利」生かす

 【石川郡】自民、民主、無所属の現新3氏による激戦は、民主現職の円谷健市氏が地元石川町の得票で他を突き放し、逃げ切った。

 円谷氏は玄葉光一郎衆院議員後援会を柱に農業団体や連合、社民党石川総支部などが支援。自民参戦に危機感を強め、組織が結集した。3町村で自民新人の永山美穂氏に競り負けたが、石川では永山氏に1244票差をつけ勝負を決した。有権者の地元候補への意識が有利に働いたとみられる。

 永山氏は須賀川市出身ながら、自民組織の強力な後押しを受けて急速に浸透。円谷氏に808票差と迫ったが、石川に食い込みきれなかった。3度目の挑戦の無所属新人の野崎正夫氏は草の根の戦いで臨んだが、他の組織戦にのまれた。

 違い強調、支持訴え

 【東白川郡】自民の新人宮川政夫氏と民主の現職立原龍一氏が一騎打ちを繰り広げた選挙戦は宮川氏に軍配が上がった。

 同じ棚倉町を地元とする候補同士の争い。明確な争点が見いだしにくい中で、両陣営は政策や実績など、対立候補との「違い」を強調し、しのぎを削った。

 宮川氏は党組織を生かして知名度と政策浸透を図り、支持を集めた。鍵と位置付けた地元棚倉町で3年前に出馬した町長選とほぼ同数の得票を集め、地元での支持の強さが際立った。

 新人を迎え撃つ立場となった立原氏は2期8年の実績と県との太いパイプを強調し、後援会組織を中心に支持の拡大を図ったが、地元棚倉町での票固めに苦戦した。

4187チバQ:2015/11/19(木) 22:46:24
上だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151118ddlk06010305000c.html
<問われる指導力>’15米沢市長選/上 待ったなしの財政再建 税収増へ方策見えず /山形

11月18日 12:54毎日新聞

 ◇歳出削減で生活に影響大

 任期満了に伴う米沢市長選は22日、投開票される。新人で前県議の中川勝氏(65)=自民、公明党米沢支部推薦=と、4選を目指す現職の安部三十郎氏(62)の無所属2人が、激しい舌戦を展開している。市政が直面する現状や課題を探る。

 米沢市は8月20日、2016年度から5年間で50億8100万円の削減効果を目指す「財政健全化計画案」を市議会に示した。人口減少などで税収が伸び悩む中、ほとんどが補助金を含めた歳出を見直すもの。市民の注目を集めたのは老朽化した老人福祉センター「寿山(じゅさん)荘」(同市小野川町)の16年度末での廃止だ。施設関係者は「新聞で知って混乱している」と話し、「廃止されると困る」と懇願する高齢の利用者もいるという。

 同センターは土地の提供や建設費約3000万円の一部を市民が寄付し、1967年に開館。廊下には寄付者が掲示され、地域住民のシンボル的存在だ。温泉付きの広い風呂場が人気で、デイサービスや日帰り入浴など、年間約1万人が利用する。維持費は年約2500万円。市は廃止後のデイサービスを公民館での利用を増やすとしている。

 他にも来年度から「産業まつり」の廃止(年700万円)、要介護者への紙おむつ給付の減額(同1400万円)、除排雪対策費の縮減(同3500万円)など市民生活に影響が及ぶ項目が並ぶ。介護施設で働く50代女性は「介護の充実が必要な時に給付額の減額は考えられない」と憤る。歳入増を見込むのはふるさと納税のみで、商工関係者は「行政サービスの低下ばかりが目立ち、税収を上げる産業振興策が見えない」ともらす。

 事の発端は、昨年10月の市議会。14年度決算見通しで、歳入と歳出の差額を表す「実質単年度収支」が約15億円の赤字に、3年連続で収支不足になると市は明かした。豪雪で除排雪対策費が膨らんだうえ、税収が当初予算ほど見込めなかったためだ。最終的には7億7000万円に縮まったが、12〜14年度の実質赤字額の合計は約15億円に上る。

 14年度の普通会計の経常収支比率は、98・1%と県内35市町村で最も高い。財政が硬直化し、政策に使える財源が乏しいことを意味する。不良債務が表面化して財政再建団体に指定された1976〜80年度とは事情が異なるが、人口減少などの必要な対策が十分にできない可能性がある。市は財源調整基金の取り崩しで乗り切ってきたが、14年度末には13億円に減少。このままだと17年度に底をつくという。

 事態は職員の給与削減に発展した。今年度から3年間、管理職8%、一般職6%を減給する。周辺首長は「職員の士気が下がるから最後の選択肢」と話す。市長ら特別職は15〜20%、議員報酬も8%カットのほか、退職者の不補充で職員数は21年に約1割減の535人に減らす方針だ。

 今後、市立病院の建て替え、市庁舎の耐震安全性確保などの大型事業が迫る。新たな市政トップには何よりも指導力が求められる。【佐藤良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県内各市の普通会計決算の経常収支比率

米沢  98.1

上山  93.8

村山  93.4

酒田  93.1

新庄  90.7

長井  90.4

鶴岡  90.3

寒河江 89.9

南陽  89.8

東根  88.6

尾花沢 88.0

山形  87.8

天童  85.5

県平均 88.4

 ※2014年度、単位は%

4188チバQ:2015/11/19(木) 22:47:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000383-yamagata-l06
安部氏、中川氏激しく競る 鍵を握る市街地の攻防
山形新聞 11月19日(木)8時0分配信

 任期満了に伴う米沢市長選は22日の投開票まであと3日に迫った。山形新聞社は取材で得た情報に有権者への対面調査結果などを加味して情勢を分析。4選を目指す現職の安部三十郎氏(62)=川井=を自民、公明の推薦を受ける新人で元県議の中川勝氏(65)=本町3丁目=が追い上げ、激しく競り合う展開となっている。態度を決めかねている有権者も多く、最後まで予断を許さない状況で、市街地の攻防、投票率の動向が勝敗を左右するとみられる。

 安部氏は「市民が主役のまちづくり」を旗印に3期12年の実績をアピール。政党の支援は受けず、後援組織「夢のある米沢をみんなでつくる会」を軸に草の根活動に徹した戦いを繰り広げている。共産党米沢市委員会が自主的に支援する。現職の知名度を生かし、地元の上郷や万世地区など市周辺部で優位に戦いを進め、70代以上の支持を多く集めている。

 人口減少が進み、市の財政問題や市立病院の老朽化などへの対応が焦点となり、多選批判も浮上する中、これまで維持してきた2万4千余りの票の目減りの食い止めに懸命だ。新文化複合施設を核にした教育・文化振興や市街地活性化、住民主体の地域おこしの継続などを訴えている。

 自民党県連・市支部、公明党米沢支部の推薦を受ける中川氏は選対本部長の鈴木憲和衆院議員、党派の枠を超えた米沢市区の3県議や市議12人が支援し、市民有志の勝手連を加えた分厚い態勢で運動を展開。「変えなければ米沢」をスローガンに、財政問題に加え、国や県、周辺市町との連携が不足しているなどと指摘して市政刷新の必要性を主張している。

 昨年11月に出馬表明したが、本格的な態勢構築は鈴木氏が選対本部長に就任した10月下旬となった。自民県連や公明支部のてこ入れなどで出遅れを巻き返し、現市政に批判的な層の支持を一定程度獲得。地元の南部地区など市街地で攻勢を掛けている。40、50代では互角の戦いをしている。

 選挙に対する市民の関心は高まっておらず、投票率は戦後3番目の低さだった前回の49.78%を上回るとみられるものの、50%台中盤にとどまる可能性もある。

 14日現在の有権者数は6万8959人(男3万3057人、女3万5902人)。

立候補者(届け出順)
中川勝 65 無職 無新
安部三十郎 62 市長 無現

4189チバQ:2015/11/20(金) 22:02:11
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1120/mai_151120_8805743188.html
<由利本荘市>市長室にバスルーム 議会へ変更報告せず設置
毎日新聞11月20日(金)11時49分

 秋田県由利本荘市の長谷部誠市長は19日の記者会見で、市役所本庁舎の耐震改修工事を行った2013年、トイレやシャワーなどを備えた専用のユニットバスルームを市長室に設置していたことを明らかにした。当初はトイレのみ設置する計画だったが、市議会に報告しないで変更していた。阿部太津夫総務部長は「災害対応の一環だが議会に報告しなかったのは落ち度」と述べたが、市議会への説明を優先するとの理由で詳しい説明を避けた。【五十嵐和大】

 バスルームは本庁舎の耐震補強に合わせた改修工事の一環で、市役所本庁舎2階にある市長執務室と応接室の間の小部屋に設置した。広さは幅180センチ、奥行き120センチほどだという。

 記者会見で、長谷部市長は「(市長室の外にある)職員のトイレに行かなければならず、いろんなお客さんも来るので、トイレを設置してもらえないかと(職員に)申し上げた。ユニットバスをはめ込んだ方が安上がりで、工事はそのように進められた」と話した。

 ただ、長谷部市長の説明はここまで。その後の質疑は阿部総務部長が対応した。阿部総務部長は「災害対策本部の電気施設などを改修する中で検討した」「(災害対策のために設置しているという)その一点に尽きる」などと述べ、バスルーム設置は災害対策の一環だったと強調した。

 議会への報告をしなかった点で落ち度があったことを認め、トイレだけの設置よりも、ユニットバスの方が5万円高かったことを明らかにした。

 だが「議会は市民の代表なので、そちらから説明したい」とし、どういった会計処理がなされたのかや詳細な経緯については口をつぐんだ。市は24日の市議会全員協議会で経緯を説明する。

4190チバQ:2015/11/23(月) 11:00:17
民主系現職を自民系新人が破る
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151123_51026.html
<米沢市長選>中川氏現職破り初当選

 任期満了に伴う米沢市長選は22日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元山形県議中川勝氏(65)=自民推薦=が、4選を目指した無所属現職の安部三十郎氏(62)を破り、初当選した。
 中川氏は産業振興会社の設立や国からの副市長招請を掲げて市政刷新を強調。自民党の鈴木憲和衆院議員(山形2区)が選対本部長を務め、地元3県議と大半の市議、公明党支部の応援を受け支持を広げた。「国や県と連携し豊かなまちをつくる」と決意を述べた。
 安部氏は観光や道の駅を軸にした経済活性化、策定中の財政健全化計画の実行を訴えたが及ばなかった。
 当日の有権者は6万8447人。投票率は58.74%で前回を8.96ポイント上回った。

 ◇米沢市長選開票結果(選管最終)
当  20,911中川勝 無新
   18,837安部三十郎 無現

4191チバQ:2015/11/23(月) 11:07:36
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20151122_10
首長選や議員選、相次ぐ無投票 県内、なり手不足深刻

 県内の首長選や議員選をめぐり、有権者が1票を投じる機会がないまま新たな顔ぶれが決まる「無投票」が相次いでいる。今年だけで10月25日の釜石市長選など4市町村長選と3町村議選、県レベルでは県議選が16の選挙区のうち六つ、同時期の知事選は史上初の無投票となった。東日本大震災の直後は復旧復興にエネルギーを集中させる「非常手段」との見方もあったが、今なお同様の傾向が続く。来年に迫る18歳選挙権の導入に向け投票意識を高めなければいけない時期だが、無投票は有権者の政治参画意識を低下させる懸念もあり、多様な人材が立候補しやすい環境をどう整えるかが課題だ。

 県内で今年1〜10月に行われた19市町村議選のうち普代、紫波、住田の3町村、9市町村長選のうち北上、普代、葛巻、釜石の4市町村が無投票で、震災があった2011年同期と同数。24日告示の岩泉町長選も4期目の現職伊達勝身氏(72)のほかに出馬の動きは表面化していない。

 無投票の背景には、厳しい地域経済や人口減少に伴うなり手不足のほか、市町村議は待遇面も一因とされる。町村議の4月現在の月額報酬(正副議長を除く)は県内平均約20万4千円、市議は同33万6千円で、活動費や選挙費用などをそこから捻出する場合も多い。

 県レベルでは8月20日告示の知事選で現職達増拓也氏(51)が史上初の無投票3選を果たした。県議選(定数48)は大船渡、遠野、陸前高田、九戸(同各1)、釜石、八幡平(同2)の6選挙区が無投票となり、前回選の3倍に増えたほか、出馬人数も過去最低の63人にとどまった。

 県内の政党幹部の一人は「政治家との兼業を認めない社会の風潮があり、勤め先を辞めて挑戦するのはハードルが高い。無党派層の増加もあって各党派の擁立戦略が知名度のある候補を重視する傾向だが、本来は地道な人材育成に力を入れなければならない」と分析する。

(2015/11/22)

4192チバQ:2015/11/23(月) 20:46:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151123ddlk06010124000c.html
<選挙>米沢市長選 市長に中川氏 現職破り初当選 /山形

13:19毎日新聞

 任期満了に伴う米沢市長選は22日投開票され、前県議で新人の中川勝氏(65)=自民、公明党米沢支部推薦=が、4選を目指した現職の安部三十郎氏(62)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は6万8447人(男3万2782人、女3万5665人)。投票率は58・74%で、前回(49・78%)を上回った。

 当選確実の一報が伝えられると、同市金池の選挙事務所は、集まった支持者らの歓声に包まれ万歳して勝利を祝った。中川氏は「米沢を変えてほしいとの市民の声を受け止めて市政運営を行う」と笑顔で語った。

 選挙戦では「人口減少に歯止めをかけ、停滞する米沢を元気にするために地場産業を守り、産業力を強化する」と強調。「山形大工学部と米沢栄養大と連携して付加価値の高いものづくりに取り組み、国・県とも連携を強める」と訴えた。国会議員や県議、市議、勝手連などが支持に回り、組織力を生かして支持を広げた。

 安部氏は3期の実績を基に、「これからも市民と二人三脚の市政を進めていく。米沢の資源を活用して全国有数の観光地にする」と訴えたが、支持の広がりに欠けた。【佐藤良一、山中宏之、野間口陽】

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇課題山積、問われる手腕

 激戦を制したのは新人の中川勝氏だった。「市民が主役」を掲げた現職の安部三十郎氏に対し、組織戦で臨み初当選を果たした。

 自民、公明党米沢支部の推薦が付き、選対本部長に自民の鈴木憲和衆院議員(山形2区)が就任。県議3人、市議14人に加え、「リーダーシップ不在」などと安部市政を批判する市民らも「勝手連」を結成して中川支持に回った。

 中川氏は「停滞する米沢か、元気な米沢にするのか」と主張。マニフェストには「市長任期2期8年条例の制定」「赤字体質市政を改める」を筆頭に掲げ、安部氏の批判票を取り込んだ。

 さらに、市のあり方を協議する「市政経営会議」の設置、産官学連携と受注拡大に向けた「産業振興会社」の設立、企業誘致推進に向けた「新産業学術研究都市宣言」など盛りだくさんの公約を掲げた。まず、これらの公約実現が問われる。

 市議5期20年、県議3期12年など議会経験は豊富だが、市政運営トップとしての能力は未知数だ。待ったなしの財政健全化に取り組みながら、市立病院の建て替えなど大型事業を進めていくかじ取りが求められる。置賜地方の広域連携にも指導力を発揮してほしい。【佐藤良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 20911 中川勝 65 無新

  18837 安部三十郎 62 無現

………………………………………………………………………………………………………

 ◇米沢市長略歴

中川勝(なかがわ・まさる) 65 無新(1)

 [元]県議[歴]理容業▽市議▽市保育園保護者連合会長▽自民党県幹事長代理▽米沢商高=[自]

4193チバQ:2015/11/23(月) 20:50:57
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20151122_31004.html
<大槌旧庁舎>解体か保存か 議論大詰め

11月22日 10:23河北新報

<大槌旧庁舎>解体か保存か 議論大詰め
解体か保存か。議論が続く旧役場庁舎=岩手県大槌町
(河北新報)
◎民意複雑30日にも結論

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町の旧役場庁舎をめぐり、解体か保存かの議論が大詰めに入った。「見るのがつらいという住民感情に配慮すべきだ」「震災を後世に伝承するため残してほしい」。年度内の解体方針を示す平野公三町長と関係者との計7回の意見交換会では、双方の主張が交錯した。前町長が一部保存を決断して2年8カ月。時間の経過とともに多様な主張が絡み合う中、平野町長は最終判断を迫られる。(東野滋)

<議論が白熱>
 「前は旧庁舎前を通るのが怖く、壊してほしかった。今は町外から人を呼び込むことも大切だと考え始めている」。商工観光関係者を対象にした13日の意見交換会で、出席者の一人が揺れる思いを口にした。
 一部保存が決まった後も議会は解体主張が多数を占め、具体化しなかった。ことし8月の町長選で平野氏が前町長を破って初当選。公約に掲げた年度内解体のためには12月定例会に予算案を提出する必要があり、議論は一気に白熱した。
 今月始まった意見交換会では解体、保存では割り切れない民意が表れた。「拙速は避け、復興が進んだ後に決めるべきだ」(地域代表)「ゼロか100ではない結論を探れないか」(商工関係者)。慎重な判断や議論の継続を求める声が相次いだ。
 葛藤しながらも、交流人口拡大の呼び水としての存在を再評価する意見も出た。町長選の公約を理由にした解体には「選挙の争点は復興の進め方だった。旧庁舎の扱いが勝敗を分けたのではない」(震災記録活動関係者)との反論もあった。

<理解進まず>
 関係者の議論が熱を帯びる一方で、住宅を再建できていない多くの被災町民は問題に深く向き合う余裕を持てないのが実情だ。旧庁舎は町が目指す中心市街地の再生にも影響するが、論争への理解が進んでいるとは言い難い。
 「旧庁舎は外部の人が町を訪れ、魅力を知る入り口となる」。2004年の新潟県中越地震後、震災遺構の保存に取り組んだ山の暮らし再生機構(新潟県長岡市)の山口寿道理事長は指摘する。「解体か保存かは将来に直結する重要な議論。建物を覆い、時間をかけて冷静に話し合うのも手ではないか」と提案する。
 平野町長は「さまざまな視点に立った生の声を聞き、私の中で化学反応が起きている。残すにせよ残さないにせよ覚悟が要る」と苦悩をにじませる。町内外の人の意見を募る23日の町民説明会を締めくくりに、30日の町議会全員協議会で結論を示す考えだ。

[大槌町旧役場庁舎]東日本大震災の大津波で2階天井付近まで浸水。庁舎前で災害対応に当たっていた当時の町長と職員計40人が犠牲になった。碇川豊前町長は2013年3月に一部保存の方針を表明。既に本館部分を除く約7割が解体されている。

4194チバQ:2015/11/23(月) 20:53:02
http://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20151121-029772.html
自民県連幹事長に吉田氏 総務・佐藤金氏、政調・渡辺氏

11月21日 08:00みんゆうNET

 県議会改選を受け、自民党県連は20日、福島市で議員全員協議会を開き、来年夏の参院選で実質的責任者となる焦点の幹事長人事で、元筆頭副幹事長で原子力災害対策特別委員長の吉田栄光氏(51)=双葉郡、4期=を選んだ。次期幹事長に選ばれた吉田氏は同日、三役の総務会長に政調会長の佐藤金正氏(66)=伊達市・伊達郡、4期、政調会長に渡辺義信氏(52)=白河市・西白河郡、4期=を起用した。自民は県議会最大会派として、本県復興に向けた施策をリードする役割が求められる。
 県連は今後、総務会を開き、新役員を正式に決める。選出に至るまで、県連は執行部派と反執行部派に二分した激しい主導権争いを経ており、参院選に向けた挙党体制の構築が急務だ。
 三役の選出には、4期の中堅議員を軸に調整が進んだ。所属県議29人を衆院の県内5小選挙区ごとに分け、幹事長候補者を集約した。総務会長の満山喜一氏(64)=白河市・西白河郡、4期=を推す声も一部にあったが、双葉郡選出議員として国、県に本県の現状を訴えるなど精力的に活動している吉田氏に期待する声が大勢を占めた。

http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-33812004.html
総務会長に古市氏 政調会長に高橋氏 亀岡氏の幹事長続投決定 民主県連

11月22日 09:51福島民報

 民主党県連は21日、福島市の県連事務所で常任幹事会を開き、県議会改選に伴う役員人事で、総務会長に古市三久県議(67)=いわき市、3期=、政調会長に高橋秀樹県議(50)=福島市、3期=が就いた。幹事長の亀岡義尚県議(52)=伊達市・伊達郡、4期=の続投も正式に決めた。
 新役員の任期は前役員の残任期間となる来年2月開催予定の県連定期大会まで。定期大会で承認を受け、新たな2年間の任期に入る見通し。

4195チバQ:2015/11/24(火) 22:50:47
http://www.sankei.com/politics/news/151124/plt1511240039-n1.html

015.11.24 18:48

「旅券と違う!」秋田県の佐竹知事、別人の嫌疑かけられ“連行” サンパウロ空港入管、「病気で痩せて…」としどろもどろ

ブログに書く0





平成17年の佐竹敬久氏(左、当時は秋田市長)と現在の佐竹氏
 秋田県の佐竹敬久知事は、先月22日から今月2日にかけての韓国、南米歴訪の帰途、ブラジル・サンパウロ空港で入管の審査官から「旅券の顔写真が実物と違う」と指摘され、“別室送り”で二次審査を受けたと明らかにした。

 24日の定例記者会見で質問に答えた。知事や県国際課によると、知事はアルゼンチン・ブエノスアイレスから先月31日朝、サンパウロに到着。その際、審査官から旅券の持ち主と別人との嫌疑をかけられ、別室に同行を求められて20〜30分調べられた。写真は9年前のもので、旅券の有効期間はあと1年だった。

 佐竹知事は平成23年に脳出血で入院するなど体重が減少。会見で知事は「連行され、『ミー、フォーイヤーズアゴー、ベリーヘビーシック…』と一生懸命説明した。皆さんもあまり違った人相で海外旅行に行かないよう、ご注意を」と話していた。

4196チバQ:2015/11/24(火) 23:58:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151124ddlk06010061000c.html
<選挙>米沢市長選 「流れ変えて」市民の声 中川氏、雇用と健全財政約束 /山形

13:02毎日新聞

 22日に投開票された米沢市長選は、現新一騎打ちの激戦の末、新人の中川勝氏(65)が現職の安部三十郎氏(62)を破って初当選を果たした。

 「米沢の流れを変えてほしいという声が、多くの市民から寄せられた。このままではダメだという市民の方々(の思い)が私の票になった」

 当選から一夜明けた23日、中川氏は「ほとんど寝ていない」としながらも、明るい表情を見せた。

 産官学の連携強化や、企業誘致の推進など選挙戦を通じて産業振興の必要性を訴えた中川氏。新市長としての抱負を聞かれ、「人口減少を食い止めるため、雇用の場を確保し、財政健全化を断行する」と強調した。

 ◇3年連続実質赤字 安部氏、批判認める

 22日午後11時、米沢市内の事務所に「中川氏当選」の一報が入ると、安部氏は落胆した様子でじっと前を見つめた。安部氏は支援者らを前に「こんな結果になるとは予想していなかった。3期目に、いろいろとつたないところがあって市民の皆様にご心配かけた」と声を絞り出した。

 2013年、新文化複合施設(新図書館)を建設中に巨大な地下残存物が見つかり、撤去に巨額の費用を要した。また市の財政収支は、14年度決算で3年連続実質赤字となった。安部氏の敗戦の弁は、自身への批判票が選挙結果に影響したことを認めたものだった。

 安部市政を評価する声は決して少なくない。新図書館の建設、上杉鷹山の業績の発信、キャロライン・ケネディ駐日米大使の招聘(しょうへい)、さらに舘山城跡の調査が進み国史跡に指定するよう国の文化審議会が答申した。

 一方、米沢の人口減少は今後加速すると推計され、市内の経済界には産業振興策を求める声も根強い。市に対するパブリックコメントなどからは、「医療・介護の施策を充実してほしい」と不満を持つ市民が多いことも分かる。投票率は前回比約9ポイントアップの58%台まで達し、市民の関心の高さを示した。

 ◇生活密着課題、取り組み期待

 歴史・文化・芸術を市政運営の軸とし、教育、スポーツの振興に努めた安部市政を市民がすべて否定したわけではないだろう。ただ、市民は将来を見通せる展望の提示と、生活に密着した課題への取り組みを新市長に期待したのではないか。町の声からそう感じる。

 新市長には、財政健全化と、産業振興や市立病院の建て替えなどとの両立という難題が突き付けられている。まだ具体的な道筋が見えておらず、中川氏の力量が試されるのはこれからだ。市議20年、県議12年の経験を生かして、人口約8万6000人を擁する米沢市のトップ、さらに置賜地方の連携の要として、力を発揮してほしい。【佐藤良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 20911 中川勝 65 無新

  18837 安部三十郎 62 無現=一部地域既報

4197チバQ:2015/11/25(水) 23:15:35
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-33835824.html
自民単独過半数へ 追加公認で30議席

09:01福島民報

 県議会最大会派の自民党は単独過半数の30議席を確保する見通しとなった。自民が単独過半数を得るのは平成19年以来約8年ぶり。
 自民は県議選で公認候補26人が当選。追加公認した3人を含め29議席を獲得していた。南会津郡選挙区で再選された無所属の星公正氏(62)が24日に入党し、25日の県連役員会で追加公認が決まる。
 改選前の28議席を2議席上回り、県議選で目標とした30議席を達成する。連携する公明党と合わせ33議席となる。
 星氏が所属していた会派ふくしま未来ネットワークは1議席減り、3議席となる見通し。

4198チバQ:2015/11/28(土) 22:40:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151127_11063.html
<宮城県議会>自民会派、議長選候補決まらず

 宮城県議会(定数59)最大会派の自民党・県民会議(32人)は26日、議長選候補絞り込みのため名乗りを上げている4人による意見交換を行った。同日は調整がつかず、正副議長選が行われる27日の11月定例会本会議前に最終調整を行う。
 名乗りを上げたのは届け出順に、中沢幸男(75)=青葉、8期=、安部孝(60)=宮城、5期=、仁田和広(65)=多賀城・七ケ浜、7期=、藤倉知格(60)=黒川、7期=の4氏。
 意見交換は非公開で約1時間行われた。会派幹部3人の立ち会いの下、各候補は議会運営の在り方や立候補の動機などをめぐり1対1でやりとりを重ねた。
 会派では、27日午前に最終の意思確認をする。それでも一本化が難しい場合は、会派総会で投票を行い候補1人を決定する。
 会派の副議長選候補には長谷川洋一氏(61)=角田・伊具、4期=が名乗りを上げた。第2会派からの副議長選出を訴え、みやぎ県民の声の坂下康子氏(56)=宮城野、7期=も立候補する見通し。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年11月27日金曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151128_11019.html
<宮城県議会>議長に安部氏、副議長長谷川氏


 県議会(定数59)は27日、11月定例会初日の本会議で正副議長選を行い、無記名投票の結果、第39代議長に安部孝氏(60)=宮城、5期=、副議長に長谷川洋一氏(61)=角田・伊具、4期=を選出した。いずれも最大会派の自民党・県民会議(32人)所属。
 議長選では議長を第1会派から選出する会派間の申し合わせもあり、安部氏が56票を獲得。無効票が3票あった。
 副議長選は長谷川氏が39票を集め、第2会派のみやぎ県民の声(10人)の坂下康子氏(56)=宮城野、7期=の20票を上回った。自民党・県民会議のほか公明党県議団(4人)、無所属の会(2人)、21世紀クラブ(1人)が長谷川氏に投票。副議長は第2会派から選ぶべきだと主張する共産党県議団(8人)、社民党県議団(2人)が坂下氏を支持した。
 本会議場で安部氏は「東日本震災からの復興は道半ば。打たない鐘は鳴らない。県民とともに果敢に議会の使命に果たす」、長谷川氏は「地方創生の具現化に向け、政策実現に力を尽くす」と決意を語った。自民党・県民会議は慣例に従い、安部、長谷川両氏の任期を2017年11月まで2年間と確認した。
 議長選前に自民党・県民会議は議長候補を絞り込む会派内投票を行い、安部氏が中沢幸男氏(75)=青葉、8期=、仁田和広氏(65)=多賀城・七ケ浜、7期=との3人の争いで過半数を確保した。
 候補に名乗りを上げていた藤倉知格氏(60)=黒川、7期=は、会派内投票直前の一本化協議で「会派の融和を優先させたい」として出馬を取りやめた。
 安部氏は松島町出身。東北大大学院修士課程修了。松島町議3期を経て1999年初当選。総務企画常任委員長などを歴任した。長谷川氏は角田市出身。県農業短大卒。市職員を経て2003年に初当選し、議会改革推進会議委員長などを務めた。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年11月28日土曜日

4199チバQ:2015/11/29(日) 17:38:43
http://www.sankei.com/region/news/151129/rgn1511290023-n1.html
2015.11.29 07:04
【ZOOM東北】
青森発 財政健全化団体脱却の大鰐町、官民一体で基盤強化

ブログに書く0




 リゾート開発の失敗に伴い、全国で唯一、財政破綻の懸念がある「財政健全化団体」となっていた青森県大鰐町が平成26年度決算で財政健全化計画を達成し、健全化団体から脱却した。目標の33年度から7年前倒しでの計画完了の背景には行政、議会、町民一体となった行財政改革がある。だが、今後も財政基盤の強化に向けた町の一層の取り組みは避けて通れない。(福田徳行)

                   ◇

 大鰐町はバブル期に町出資の第三セクター、大鰐地域総合開発と町開発公社がスキー場や温泉のリゾート開発に失敗。100億円を超える債務を町が肩代わりしたことから財政が悪化した。20年度決算で、財政規模に対し将来予想される出費や負債の割合を示す「将来負担比率」が基準値の350%を上回る392・6%となったため、自治体財政健全化法に基づく財政健全化団体に転落した。

 町は21年度に財政健全化計画を策定。財政再建に取り組み、23年度には大鰐地域総合開発と町開発公社を精算するとともに、約70億円の債務処理のため、約66億円を金利負担の少ない「第三セクター等改革推進債」に借り換えた。

 さらに、歳出を抑えるためさまざまな取り組みを行った。人件費では町長と教育長の給与を40%、職員も5〜10%、議員も10%それぞれ削減しているほか、建設事業も抑制。また、同推進債のうち12億円を減債基金などを使って26年度に繰り上げ償還した。町営施設の管理も指定管理者制度を導入するなど、歳出削減策に努めた。

 歳入を確保するため、町民の負担も求めざるを得なかった。23年度から固定資産税の税率を1・4%から1・6%に引き上げたほか、21年度からはごみの減量化も視野に入れた家庭ごみ収集の有料化に踏み切り、町指定のごみ袋を販売している。

 官民一体となった行財政改革が奏功し、返済額の歳出に占める「実質公債費比率」が26年度で基準値の25%を下回る22・4%、将来負担比率も256・8%となり、計画完了のめどが付いた。

 今後、町は公債費の抑制や長期的な視点に立った公共施設の統廃合・長寿命化などで財政負担を軽減・平準化するほか、町税の確保に向け、コンビニエンスストアでの納付など新たな方法の検討や町有財産の売却も検討する方針だ。

 財政健全化団体から脱却したことについて、同町の男性会社員(59)は「町をなくしたくないという思いは皆同じ。負担もやむを得ず、町民一丸となって取り組んだ結果」と話した。別の無職男性(70)は「とりあえず町の破綻は回避できたが、町の将来を考えると引き続き改革に努めなければいけない」と冷静だ。

 事実、同推進債の残債はまだ40億円以上あり、依然として財政状況は厳しい。山田年伸町長も「まだ第1ステージ。ここからは5年、10年のスパンで町民、議会、職員一丸となって持続可能な行財政運営に取り組んでいきたい」と話す。今後も財政安定化に向けた取り組みを続けなければならない。

 バブル期は全国各地でリゾート開発が相次いだが、その後はレジャー、生活様式の多様化などで頓挫したケースは枚挙にいとまがない。大鰐町もスキーと温泉を前面に出した形だが、身の丈以上の事業だったことが一連の結果を招いたと言える。人口減少と高齢化社会の中で、今後も財政安定化に向けた取り組みを続けなければならないことは言うまでもない。そのためには、官民が町の将来像をどう描いていくのかを真剣に考える必要がある。

4200チバQ:2015/11/29(日) 22:36:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151129_11038.html
<栗原>市への要望多く 市議もどかしく


市民向けに市議会が開いた議会報告会。各会場では空席も目立った=10月30日、栗原市一迫
拡大写真
◎変えよう 地方議会/栗原市議会報告会

 議会改革の一環として宮城県栗原市議会が2012年から年1回開く議会報告会が停滞気味だ。ことしは10月に市内10カ所で開いたが、参加した市民からは予算の執行権を持つ市への要望が目立った。市当局と市議会の権限を混同する市民も多く、議会の存在感はいまひとつ。市当局につなぐパイプ役も議会の役割の一つとはいえ、もどかしく思う市議もいる。報告会、ひいては議会の在り方の模索が続く。(栗原支局・藤本貴裕)

◆個人の意見言えず

 「(貯金に当たる)財政調整基金を年金生活で苦しむ人の国保税、介護保険料の軽減に回してほしい」
 10月28日夜に同市高清水であった議会報告会。こう質問した市民男性に、市議の一人は「要望として市執行部に伝える」と答えた。
 ことしの議会報告会は10月28〜30日、市議26人が4班に分かれ、旧10町村を巡回した。活動報告と市民との意見交換。市民の質問は、市執行部の予算編成権に関わる案件が多かった。
 市議会主催で議員個人の見解は述べない。濁沼一孝議長は30日の報告会終了後、「大半は市当局への質問だ。個人の意見は言えず、答えられない質問が多い。もどかしい」と明かした。
 昨年までは政務活動費など議会の姿勢を問う質問が多かった。今回は政務活動費の使途公開の拡充を求める声や、東京電力福島第1原発事故による指定廃棄物最終処分場問題をめぐり「市議会特別委員会が詳細調査に反対すべきだ」との注文もあったが、少数派だ。
 築館会場に参加した70代男性は「市民の多くは議会と行政の違いが分かっていない」。ある議長経験者は以前、来賓出席した会場で「『市長の代理ですか』と聞かれた」と苦笑する。

◆合同開催案を提示

 地方自治は住民が直接、首長と議会を選ぶ二元代表制=?=。市議会は「市長と議会は車の両輪」と強調するが、複数の市議は「市民に制度が理解されていない」と嘆く。
 今後について濁沼議長は「市当局と合同で報告会を開けば、市民は両方に質問できる」と市の市政懇談会との合同開催案を示した。
 ある議員は市民に理解を深めてもらうため「もっと市執行部と対峙(たいじ)し、議会の存在感を高める必要がある。会派を超え、一つにまとまるテーマがあってもいい」と指摘。指定廃棄物最終処分場問題を挙げ、「打開策を示すのも役割。議会の考えを示す努力をするべきだ」と言う。

[二元代表制]首長と議会をそれぞれ直接選ぶ制度。議会は首長(自治体)の活動を監視し、示された行政方針を評価する。予算の場合、編成権は首長にあり、議会に議決権がある。自治体の提案を追認する議会も多く、たびたび首長優位が指摘される。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年11月29日日曜日

4201チバQ:2015/12/01(火) 22:40:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00000001-asahi-soci
1票多いミス、1票差で次点が落選 福島・金山町議選
朝日新聞デジタル 12月1日(火)0時11分配信

 29日に投開票された福島県金山町議選で、投票総数が投票者数を1票上回るミスがあった。最下位当選者と次点も1票差。異議を申し立てれば再選挙になる可能性があるが、次点の候補者は「同情票で選挙結果が変わるのは真っ当な民意でない」として異議を申し立てないという。

 町議選は定数10を11人が争った。開票作業で疑問票の確認が済んだところでミスが発覚。町選管は「投票用紙を誤って1人に2枚交付したと思われる」と会場で説明。立会人から異議がなかったため、開票結果を確定させた。

 公職選挙法では、選挙結果に納得できない候補者や有権者は14日以内に異議を申し立てられる。116票を得ながら5選を果たせなかった、長谷川菊夫さん(75)=無所属現職=には30日朝までに、支持者から異議申し立てを促す電話が十数本あったという。

4202チバQ:2015/12/13(日) 11:09:32
https://www.minpo.jp/news/detail/2015113027049
1票多くなるミス 金山町議選当選者決まる
 任期満了に伴う金山町議選は29日、投開票され、投票者1747人に対し、投票総数が1748票と1票多くなるミスがあった。選挙長を務めた町選管委の佐藤光一委員長は「投票者1人に投票用紙2枚を交付してしまったとみられる」と説明した上で、「ミスの発生を心からおわびする。今後は二度とないように指導を徹底する」と謝罪した。
 開票の結果、現職7人、新人3人の計10人が当選した。
 定数10に対し、現職8人、新人3人が立候補し、24日の告示以来、舌戦を繰り広げた。
 当日有権者数は2054人(男968人、女1086人)。投票率は85・05%(男87・91%、女82・50%)で、選挙戦となった前々回(平成19年)の90・02%を4・97ポイント下回った。
 当選証書付与式は同日、町開発センターで行われた。任期は12月22日から4年。

 ◇金山町議選開票結果
【定数(10)-11】
(選管最終。得票順、敬称略。白抜き数字は当選回数。◎は当選者以外の法定得票数獲得者)
当  208 栗城康太郎60 無新(1)
当  200 高橋信彦59 無現(3)
当  181 横田正敏49 無現(2)
当  166 奥高伸68 無現(3)
当  163 五ノ井清二80 無現(8)
当  150 黒川広志73 無現(2)
当  150 馬場清次70 無現(3)
当  147 五ノ井義一64 無現(4)
当  122 加藤賢享65 無新(1)
当  117 青柳ヨシ子70 共新(1)
◎  116 長谷川菊夫75 無現 

( 2015/11/30 08:44 カテゴリー:主要 )

4203チバQ:2015/12/13(日) 22:30:43

生年月日昭和24年7月25日 だから66歳か
http://yamagata-np.jp/news/201512/12/kj_2015121200234.php
須貝議員、同性愛「好ましくない」 山形市議会総務常任委で発言
2015年12月12日 09:21
 山形市議会総務常任委員会の席上、自民系会派・翔政会所属の須貝太郎議員が同性愛や同性婚に否定的な発言をしたことが11日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、市側が男女共同参画プランの策定に関する報告の中で、性的マイノリティーへの配慮について述べた際、須貝議員が個人的な見解とした上で「生物学的にはあまり好ましくない」と発言。その後、日本共産党市議団所属の佐藤亜希子議員が発言の真意を問いただすと、「(性的マイノリティーを)排除しようとは言わないが、個人的にはあまり望ましくないと思う」と述べた。

 総務常任委員会は7日に開かれた。須貝議員は山形新聞の取材に対し、発言を認めた上で「性的多様性を否定するつもりは全くない」と話した。

4204チバQ:2015/12/15(火) 23:18:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00000054-asahi-pol
一般質問中、議員が大量退席 宮城・気仙沼市議会が中断
朝日新聞デジタル 12月15日(火)19時25分配信

 宮城県の気仙沼市議会で15日、飲酒運転をした疑惑があって辞職勧告を受けた議員が一般質問に立ったところ、議場にいた議員23人のうち18人が一斉に退席し、議会が中断する騒ぎがあった。この議員の質問は辞職勧告後、初めてだった。複数の議員によると、辞めないことへの抗議の意味だったという。

 市議会事務局などによると、質問しようとしたのは熊谷雅裕氏(63)。震災後の住宅再建の現状や防潮堤建設のあり方を、市側にただす予定だったが、熊谷氏本人や熊谷伸一議長(58)ら計5人を除く18人が退席した。定数24の半数の12人が出席する必要があるため中断し、熊谷氏が質問を取り下げた後に再開した。

 市議会は昨年10月、熊谷氏が飲酒運転をした疑いが強いとして、議員辞職勧告決議案を全会一致で可決していた。熊谷氏は朝日新聞の取材に「議会で発言する権利も職責もある。残念だ。ただ混乱を招くというなら、今後は委員会や市政報告会など別の議員活動を続ける」と話した。

 議会では復興に関する審議が続く。熊谷議長は「議会が一瞬でも止まることは市民に申し訳ない。今後はないようにしたい」と話した。(青瀬健)

4205チバQ:2015/12/20(日) 18:28:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151217_23023.html
水道管を細工し不正取水 青森の町議が辞職

 青森県鯵ケ沢町の神孝町議(67)がことし11月中旬まで10年以上にわたり、自宅の水道管で不正に取水し、実際の使用量より少ない料金を支払っていたことが16日までに明らかになった。神町議は「お騒がせした」として同日、辞職した。
 町水道課によると11月中旬、神町議宅の水道メーターの取り換え作業の際、新しいメーターが反応せず、地面を掘り返して確認。水道管に水量を調節するバルブが付いた数メートル程度のバイパス管が取り付けられ、計測メーターを経由せずに取水する仕組みになっていたことが分かった。
 町による聞き取り調査で、神町議は不正取水を認める一方、「水道の契約者は父だった。水道管の工事は父が10年ほど前に行ったものだと思う」と話したという。町は年内に調査結果を公表する予定。支払いを免れていた水道料金については追徴金を含め請求する。
 神町議は1999年4月の補選で初当選し5期。2004年4月〜08年3月には副議長を務めた。


関連ページ:青森社会
2015年12月17日木曜日

4206チバQ:2015/12/23(水) 01:43:13
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20151222_1
市役所移転案を否決 宮古市議会、立地や規模で対立

 JR宮古駅南側に市役所本庁舎など公共施設を移転集約する宮古市の「中心市街地拠点施設整備事業」に関し、21日の市議会(定数28)本会議で、市役所の位置を定める条例改正案が採決され、賛成が3分の2の必要数に届かず否決された。施設の立地や規模をめぐり根強い不信感を払拭(ふっしょく)できなかった。市は事業を精査し、年明け以降に再提案する構えだが、復興後を見据えた大型事業は足踏みを余儀なくされた。

 同条例改正案は市役所本庁舎の位置を新川町から事業用地の宮町1丁目に変更するもの。地方自治法に定める特別多数議決案件で、出席議員(議長含む)の3分の2以上の賛成が必要だった。

 採決は前川昌登議長を含む28人の記名投票で行われ、自民系3会派(13人)と公明党1人、無所属1人の計15人が賛成。反対は社民、生活系の2会派(9人)と共産党(3人)、無所属1人の計13人で、可決に必要となる19人以上の賛成は得られなかった。

 市は今月下旬に実施設計業務を本格化させる予定だったが、否決を受け作業を凍結する。年明け以降に議案を再提案する方針で、現時点で2018年7月の完成予定は変更しない見通し。山本正徳市長は「用地取得などの問題は整理したが、努力が足りなかった。市にとって非常に大事な事業であり問題点を精査した後、再提案して理解を求めたい」としている。

(2015/12/22)

4207チバQ:2016/01/17(日) 15:08:26
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160116ddlk07010185000c.html
<選挙>楢葉町長選 元副町長が出馬表明 処分場対応批判 /福島

01月16日 11:59毎日新聞

 任期満了に伴う楢葉町長選(4月7日告示、17日投開票)で、元副町長の鈴木伸一氏(65)が15日、いわき市内で記者会見し、立候補すると表明した。松本幸英町長(55)も再選を目指して既に立候補を表明しており、避難指示解除後の町政のあり方を争点に選挙戦になる見通しとなった。

 鈴木氏は町の総務課長などを経て2009年6月に副町長に就任。12年4月に草野孝前町長が引退したことに伴い、同年5月に副町長を辞職した。

 鈴木氏は会見で、昨年9月の避難指示解除や、県内の指定廃棄物を富岡町の民間施設を国有化し最終処分する国の計画を受け入れたことについて、町の判断を批判。「除染が不十分で帰町は早急過ぎた。指定廃棄物の最終処分場も近くの住民の不安は大きく、町民の意見を重視した町政をしたい」と語った。【土江洋範】

4208チバQ:2016/01/25(月) 23:07:42
http://news.livedoor.com/article/detail/11101493/
87歳現職、町議選で16選…在任55年9か月

2016年1月24日 22時21分 読売新聞
 24日に投開票された宮城県色麻しかま町議選で、無所属で現職の田中一寿ひとし氏(87)が16選を果たした。

 全国町村議会議長会などによると、地方議員の最多当選記録を更新した。在任期間は通算55年9か月。これまでは、15期を務めた田中氏と元岐阜市議(在任58年)がトップタイだった。

 田中氏は1959年5月の補選で色麻村議(当時)に初当選。91年3月、町長選に立候補して辞職したが、落選。翌年2月に町議に返り咲いた。

4209チバQ:2016/02/07(日) 17:36:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160206-00000001-khks-soci
<政活費>宮城県議会議長が不正支出か
河北新報 2月6日(土)10時10分配信

<政活費>宮城県議会議長が不正支出か
 宮城県議会議長の安部孝自民党県議(60)=宮城選挙区、5期=が活動実体が不透明な仙台事務所の維持費に政務活動費(政活費)から6年間で計約540万円を支出したとして、仙台市民オンブズマンが8日、村井嘉浩知事に対し、安部氏に同額を返還させるよう求める監査請求をすることが分かった。
 オンブズマンによると、安部氏は選挙区内の松島、利府両町のほか、2009年4月に仙台市青葉区に事務所を設置。仙台事務所の賃料や光熱費、新聞代、電話料金として計約540万円を政活費から支出した。

 仙台事務所は12年6月まで青葉区のマンションの一室にあり、その後、同区の元産婦人科の建物に併設する一室に移った。産婦人科の看板が今も残る建物には、安部氏の事務所を示す看板やポスターは掲げられていない。

 13年3月に策定された県議会の「政務活動費の手引き」によると、事務所費の支出対象は外観からも事務所であることが分かり、実際に政務活動に使われている場合としている。議員自身や同一生計の親族が所有する場合は認められない。

 オンブズマンは「外観上、事務所とは言えない。安部姓で会計責任者を務め、親族関係が疑われる女性と暮らす住居だと考えられる。賃料は女性が取締役を務める不動産会社に支払われており、許容できない」と主張している。

 安部氏は河北新報社の取材に「政活費の不適切な処理はしていない。(安部姓を名乗る内縁の妻とは)事実婚だが、生計は同一ではない。ただ、議会運営に混乱を生じさせないため、返還に応じることも検討したい」と話した。

 安部氏は宮城県松島町議3期を経て99年に県議に初当選。県議会の最大会派、自民党・県民会議に所属し、15年11月、議長に就任した。

4210チバQ:2016/02/08(月) 22:32:31
http://news.livedoor.com/article/detail/11158235/
前代未聞 10歳と9歳の兄弟が「虐待」で宮城県議を訴えた

2016年2月8日 16時0分 NEWSポストセブン
境県議のHPには〈子供と子育て世代の環境整備〉の政策がある
写真拡大
 児童への虐待やネグレクト(育児放棄)のニュースが後を絶たない──。今年1月9日、埼玉県狭山市のマンションで顔に火傷を負った3歳児が放置され死亡。母親と内縁の夫が暴行容疑などで逮捕された。同27日にも、暴力団組員の男が交際相手の長男の3歳児に「かかと落とし」などの暴行を加え死亡させるという残虐な事件があったばかりだ。

 そんな中、前代未聞の訴訟が仙台地裁に起こされた。驚くことに原告は10歳の長男と9歳の次男の幼き兄弟。母親Aさんの交際相手の男性から虐待を受けたとして、兄が550万円、弟が550万円の計1100万円もの損害賠償を求めたのである。

 被告となったのは宮城県議会議員の境恒春氏(36)。境氏は以前、歌手活動をしていた元タレントだった。2011年11月にみんなの党から県議選に出馬し初当選。昨年10月には維新の党から出馬し2期目の当選を果たしている。

 仙台地裁に提出された訴状や陳述書などによると、境氏はAさんと震災後に“内縁関係”になり同居。Aさんが前夫との間にもうけた2人の男児と共に4人で気仙沼市内で暮らし始めた。

 2012年春頃から境氏は気に食わないことがあると、幼い兄弟に暴力を振るうようになる。日常的に殴ったり、物を投げつけたり、「死ね」「ゴミ」などの暴言を発した。「箸の持ち方がおかしい」と言って深夜3時頃まで眠らせず、100粒ほどの米粒を箸で皿から皿に移させたこともあったという。Aさんの父で、兄弟の祖父にあたる高橋清男・気仙沼市議が語る。

「彼の第一印象は好青年で、この人なら娘と孫を任せてもいいと思えたが、それが間違いだった。2014年8月のことです。伯父(Aさんの兄)が長男の額に大きなコブを発見したのです。問い詰めたところ境氏に殴られたことがわかりました。伯父が兄弟を児童相談所に連れて行き、そこで改めて事情を聞くと、暴力の数々が明らかになったのです」

 児童相談所は虐待を認定し、一時保護を決定。その後、兄弟は児童養護施設に送られることになった。

 施設での生活を余儀なくされた孫たちを不憫に思った高橋氏は、児童相談所に対し「(孫たちを)自分のもとに引き取らせてほしい」と何度も懇願したが、実現しなかった。そこで高橋氏が弁護士に相談し、養子縁組して親権を引き取ることに。昨年6月、Aさんから親権が移され、兄弟は児童養護施設を出た。

 高橋氏は東日本大震災で妻を亡くし、現在も気仙沼市内の仮設住宅で暮らす。幼い兄弟はそこに引き取られた。高橋氏が言う。

「私が養子として引き取るまでの約10か月間、孫たちは養護施設で精神的に辛い思いをした。その損害は誰が補填するのか。もう孫自身が境氏を訴えるしかないと判断しました。娘は子供を取らないで男を取った。娘は死んだものだと思っています。妻を亡くした私にとって孫の存在は生きがい。今は孫を立派に育てることだけを考えています」

◆1発ゲンコツしました

 境氏は〈子供と子育て世代の環境整備〉という政策をオフィシャルサイトで掲げている。その一方で虐待していたとすれば、宮城県民への裏切り行為でもある。宮城県議会のベテラン議員に同氏の評判を尋ねると、驚いてこう語った。

「まだ2期目ということもあり、議会の中ではあまり目立たない存在ですが、人当たりが良く、虐待なんてするような人には見えない」

 渦中の境氏を直撃した。

──虐待の事実はあるのか。

「訴状にあるような虐待はしていない。子供たちが悪いことをした時に叱ったことは何度かありますが……」

──一昨年8月に長男を殴り、額に大きなコブができたとある。

「それには理由があるのです。あの日は私もAも外出する用事があり、子供たちに鍵を預け、“外には遊びに行かないように”と言っていたのですが、鍵を開けっぱなしにしたまま遊びに行ってしまった。

 Aが激昂していたので、“私が叱るから”と彼女をなだめました。子供たちと正座して向き合い、Aが見ている前で長男の頭に1発ゲンコツをしました。

 その時に出来たコブによって昨年11月に高橋さんから傷害で刑事告訴もされましたが、子供を叱って告訴されるなんてありえない。Aも検察に“あれは虐待ではありません”と証言しています」

──児童を深夜まで寝かせず、米粒を箸で皿から皿に移動させたことは?

「あれは次男が上手く箸を使えていなかったので、私と一緒に30分間くらい米粒を使って練習しただけです。“100粒”や“深夜まで”というのはデタラメです」

4211チバQ:2016/02/08(月) 22:32:47
──ならば、虐待の事実はないと?

「はい。ありません。訴訟についてはこちらも弁護士を立てて対応します。困るのはこれ以上、騒ぎが大きくなってしまうこと。私も大きな声で反論したいですが、今は子供のことを考えて控えている。

 私は子供たちと一緒に卓球やサッカーをするほど仲が良かったのです。一昨年の父の日にはプレゼントももらいました。彼らも私に懐いてくれていました」

 双方とも“子供のため”と強調するが、ならば訴訟などせずに話し合いで解決すれば良かったはず。釈然としない話である。

※週刊ポスト2016年2月19日号

4212チバQ:2016/02/09(火) 23:33:05
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160209_11023.html
<議長政活費疑惑>各会派 不信感が増幅

 安部孝県議会議長が政務活動費(政活費)を不当に支出したとして仙台市民オンブズマンが監査請求した8日、議会の各会派からは本人の説明を求める声が相次いだ。政治とカネの疑惑を問いただした報道各社の取材に「請求内容が分からない」と一点張りの安部議長に対し、議会内で「議会改革の旗振り役が務まるのか」と不信感が増幅した。
 安部議長が所属する最大会派、自民党・県民会議の中島源陽会長は「請求内容を見ておらず、コメントできない」と言葉少な。高橋伸二幹事長は「会派内のチェック体制は問題ないと認識している」と手続き上の不備を否定した。
 第2会派のみやぎ県民の声の藤原範典会長は「自分たちが選んだ議長の良識を信じたい」と監査経過を待つ姿勢を示した。公明党県議団の庄子賢一会長は「議長本人に説明を尽くしてほしい。議会は透明性をさらに高める努力をしなければならない」と訴えた。
 「議長の職責を考えれば非常に問題が大きく、議会に早急な説明がほしい」と語ったのは共産党県議団の遠藤いく子団長。「内容次第では厳しい対応を考えなければならない」と、16日開会する2月定例会で追及する構えも示した。
 社民党県議団の岸田清実団長は「仙台事務所は実体があるのか」と疑問を呈した上で、「議会改革の先頭に立つ議長は誰よりも政活費の運用に慎重であるべきだ。県民が納得する説明が必要だ」と語気を強めた。
 県議会はオンブズマンから2003〜06年の政務調査費(当時)の返還訴訟を提起され、前払い制の廃止などを打ち出して和解に至った過去がある。最近では県議のベトナム視察をめぐる政活費返還訴訟が仙台地裁で争われるなど、厳しい目が向けられている。
 無所属の会の菅間進会長は「こうした事態となったことを厳しく受け止め、議長は説明責任を尽くすべきだ」と強調した。1人会派の21世紀クラブの吉川寛康氏も「議長の立場は格段の重みがある」と一層の自覚を求めた。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年02月09日火曜日

4213チバQ:2016/02/17(水) 21:28:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00000002-khks-pol
<議長政活費疑惑>辞職勧告決議案を否決
河北新報 2月17日(水)10時11分配信

<議長政活費疑惑>辞職勧告決議案を否決
自身に対する辞職勧告決議案が否決された後、議長席に戻る安部宮城県議会議長=2016年2月16日
 宮城県議会議長の安部孝自民党県議(60)=宮城選挙区、5期=が仙台事務所費として政務活動費(政活費)を不正支出したとされる問題をめぐり、16日開会した県議会2月定例会に県政史上初の議長辞職勧告決議案が提出された。決議案は安部氏が所属する最大会派の自民党・県民会議などの反対多数で否決された。

 本会議の冒頭、共産党県議団が決議案を提出。遠藤いく子団長が「適正と主張しながら全額返還するのは疑惑を認めたも同然。県議会の権威を著しく傷つけた」と提案理由を説明した。

 正副議長と退席の2人を除く55人が採決に臨み、賛成9、反対43、無効3で否決された。

 安部氏は取材に「これまで以上に頑張れというエール。身を引き締めて議会改革に取り組む」とあらためて議長続投を表明。遠藤氏は「これで良しとはできない。議長は住まいがどこかを明かさないなど不透明な部分が多すぎる」と追及を続ける考えを示した。

 仙台市民オンブズマンは8日、安部氏の妻が所有する仙台事務所費に2009年11月〜15年3月、政活費540万円を支出したのは不当だとして、返還させるよう県に求める住民監査請求を行った。

 安部氏は16日の取材で、請求対象外の15年4〜11月分の61万円と合わせて「不正はないが、混乱のけじめをつける」として、全額返還する方針を示した。

4214チバQ:2016/02/19(金) 21:11:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160219_11055.html
<仙台市議会>新「文化観光局」異論続出

 仙台市が復興事業局を廃止し文化観光局を新設するとした新年度の組織再編方針に、17、18の両日にあった市議会2月定例会の代表質疑で異論が相次いだ。復興後のまちづくりを見据えた看板組織に物言いがついた格好。議会内からは「新局は難産になる」(中堅議員)との声が出ている。
 奥山恵美子市長は18日の質疑で「交流人口の拡大を図り、都市間競争に勝つのに必要な組織」と強調したが、2日間で登壇した5会派のうち3会派が「設置の積極的な理由が見いだせない」などと疑問を呈した。
 公明党市議団の菊地昭一氏は「関連部署の統合で対応できる」と指摘。復興事業局の廃止にも触れ「復興が忘れられたようで寂しいとの被災者の声もある」と述べた。市民フォーラム仙台の村上一彦氏は「経済政策と観光は切り離せない」などとして、観光や文化・スポーツ振興業務を経済、市民両局から新局に移すことを問題視した。
 自民党の赤間次彦氏は、新局が2020東京五輪・パラリンピックに出場する海外選手団の事前合宿誘致などを担当することに関し「市民局で対応するか、まちづくり政策局に組み込んでもいい」と提案した。
 奥山市長は「観光と文化やスポーツの振興は不可分で、従来の体制では情報共有や調整に時間を要する。人材と予算を集約し、迅速に取り組む体制をつくる」と理解を求めた。
 文化観光局新設などを盛り込んだ条例改正案は、25日に始まる全議員出席の予算等審査特別委員会で審議される。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年02月19日金曜日

4215チバQ:2016/02/22(月) 01:39:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160221_51004.html
<ごみ処理受託>合併破綻で残るしこり


現在の鶴岡市のごみ焼却施設「鶴岡市クリーンセンター」。ごみ処理をめぐる鶴岡市と三川町のやりとりは平行線をたどっている
拡大写真
 鶴岡市が隣接する山形県三川町から受託するごみ処理に関し、将来的な継続に難色を示している問題は、トップ同士の話し合いがないまま手詰まり状態が続いている。背景には約10年前に三川町の意向で破綻になった合併問題がある。「自立を言うなら自前処理の検討を」と迫る鶴岡市に対し、三川町は「単独では不可能」と訴える。(酒田支局・亀山貴裕)

<文書交換のみ>
 「問い掛けは決して三川町民を不安に陥れる(目的の)ものではない」
 鶴岡市は12日、ごみ問題に対する見解をホームページ(HP)に掲載した。解決の見通しが立たず、気をもむ市民に釈明した。
 問題の発端は、鶴岡市が昨年12月に三川町に出した文書。2020年度の完成を目指す新たなごみ焼却施設整備後は「委託継続の依頼に現時点で応えられない」と突き放した。
 理由として、三川町が合併協議を一方的に2度離脱した経緯と、厳しさの増す市財政を挙げ「自立を前提にごみ処理の方針を検討してほしい」と求めた。
 1カ月後、三川町は「単独では困難」と回答。阿部誠町長は1月29日の記者会見で「新焼却施設には応分の負担をする用意がある」と受託継続を要望した。
 鶴岡市の榎本政規市長は同日、「自立を選んだのに住民サービスを丸投げし続けるのか。質問に答えていない」と反発。今月2日、月末が回答期限の質問書をあらためて三川町に出した。
 やりとりは文書交換だけで膝詰めの協議はない。
 阿部町長は5期目で合併離脱の当事者。2期目の榎本市長は合併協議時は市議で内情を知る。2人は前回衆院選山形3区の支持候補が割れるなど「政治スタンスも違う」(鶴岡市議)。

<協定解釈に差>
 鶴岡市が求める「自立」は、ごみ処理の協定締結時のやりとりを根拠にする。
 鶴岡市と三川町のごみ処理=?=は、両市町を含む旧7市町村の一部事務組合が行っていた。04年に三川町が7市町村の合併協議から離脱。6市町村で05年に新鶴岡市を発足させると、処理は市直営に変わり三川町が業務委託した。
 07年の協定に関し、鶴岡市は見解を示したHPで「2市町の協議を経て、町独自で処理する体制が整うまでの当面の措置」と明記し、三川町との共通認識があったと強調した。
 三川町幹部は「協定に期限の定めはない」と指摘するが、鶴岡市幹部は「期限を協定から抜くよう求めたは三川町。いまになって盾にするのか」と憤る。
 特例債の恩恵
 「ごみの最終処分場も2年後に使用期限を迎える。新たな立地場所の選定は難航している」
 鶴岡市議会の与党系会派議員が語る。榎本市長のいら立ちには、新焼却施設の計画が具体化すると同時に、処理を「丸投げ」し、痛みを共有しない三川町への不信があるとみる。
 新施設は想定で総事業費110億円のプロジェクト。しかも20年度が期限となる合併特例債を活用する。市議は「離脱した三川町に合併特例債で恩恵を受ける資格があるのかとの思いがある」とも推測する。
 長引く問題に、鶴岡市議会の野党系2会派は榎本市長に歩み寄りを要請した。
 元鶴岡市職員の男性(72)は「市の姿勢は、議会の一部にある三川町への反発を代弁している面はあると思うが、大人げない嫌がらせとして受け止める市民も少なくない」と解説した。

[鶴岡市と三川町のごみ処理]三川町の2014年度の一般廃棄物搬入量は3133トンで、鶴岡市の全体処理量4万6970トンの6.6%。委託料は4012万円。人口(15年10月時点)は鶴岡市12万9630、三川町7793。

4216チバQ:2016/02/23(火) 23:23:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160223_41002.html
<秋田県議会>「レジェンド」21年ぶり登壇


質問する北林康司県議
拡大写真
 秋田県議会定例会(2月議会)で22日、自民党の北林康司県議(74)=8期目=が1994年9月以来、約21年ぶりに一般質問に立った。県議会議長などの要職を務めた重鎮は、自動運転技術公道試験の誘致を求め、県の見解をただした。
 「議員のかがみですよ」。冷やかしとも激励ともつかない声を掛けられながら登壇。「緊張しています」と前置きして語り出した。
 何項目も質問を羅列する議員がいる中、北林氏は1問のみ、11分間で勝負。「公共交通機関が十分でなく、人口減や高齢化が進む秋田こそ自動運転の実用化が望まれる」と、明快な論旨で県が試験誘致に本腰を入れるよう迫った。佐竹敬久知事は「関係者に働き掛ける」と答弁した。
 自民会派内ですら「県議たる者、年に1回は質問をすべきだ」と突き上げる声が上がっていた。北林氏は河北新報社の取材に、質問だけが議員活動ではないと強調する一方、「若手から『レジェンドもやれ』と言われた」とも漏らした。
 終了後はすっきりした表情で、「次は農業問題だ」と前向きだった。


関連ページ:秋田政治・行政
2016年02月23日火曜日

4217チバQ:2016/02/25(木) 00:02:50
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-34625606.html
横山元衆院議員が青森市長選出馬へ

02月24日 08:34東奥日報

 元衆院議員の横山北斗氏(52)=青森市=は23日、本紙取材に対し、来年4月23日の任期満了に伴う青森市長選に出馬する意向を明らかにした。同市の再開発ビル「アウガ」再生策などをめぐり、鹿内博市長による現市政への対案を示す方針。「日本を元気にする会」公認の内定を得て今夏の参院選本県選挙区への立候補を予定していたが、取りやめるとした。

4218チバQ:2016/02/26(金) 20:16:42
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160225-OYT1T50019.html
選挙カー却下で損害…社民宮城県連など県提訴へ
2016年02月26日 07時54分
 昨年8月の仙台市議選で太白選挙区に立候補した社民党の猪股由美氏(37)の陣営に対し、宮城県警が選挙カーの許可申請を誤って却下した問題で、社民党県連などが県を相手取り、損害賠償などを求める訴訟を起こすことが分かった。


 3月1日に会合を開き、請求額などの詳細を決定し、2日にも提訴する。

 社民党県連などによると、猪股氏の陣営は、県警の公職選挙法施行令の解釈ミスで申請が却下され、新たに用意した別の車のレンタル費用など約76万円の損害を受けたとしている。協議では、県から費用の補償で約64万円、猪股氏への慰謝料として30万円を提示されたが、折り合いがつかなかったという。

 県警監察課は「話し合いが不調になり残念。訴状がないのでコメントできない」と話した。

2016年02月26日 07時54分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4219チバQ:2016/03/01(火) 20:20:18
社民党w
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160301/mca1603011913012-n1.htm
独身男性市長に「未婚とは議論できない…早く結婚を」 女性市議を戒告
2016.3.1 19:13
 元社民党秋田県連副代表の相馬ヱミ子大館市議(67)が市議会で、独身の福原淳嗣市長(48)に対し「未婚の市長とは議論できない。結婚を」と発言し、市議会は1日の本会議で戒告の懲罰を科した。

 相馬氏は2月29日の本会議で保育士不足について質問した際、福原市長に対し「まだ結婚もしていなし、子供もいない。これでは同じ土俵で議論できない」「市長にはぜひ、この任期4年間の間に結婚してもらいたい」と述べた。

 一部議員が懲罰動議を提出し、懲罰特別委員会が地方自治法が定める「公開の議場における戒告」を可決。本会議で保守系会派や公明、共産などの賛成多数で可決され、議長が戒告文を読み上げた。

 相馬氏は「以前の市議会で市長から『お母さん』と呼ばれたこともあり、親心で子育ての重要性を訴えた。結婚は私的なことで、誤解を招く表現だったが、悪意はなく、戒告は納得いかない」と話している。

 相馬氏は7期目。平成22年から25年まで社民党県連副代表を務めた。市議会では民主、社民系などでつくる会派「新生クラブ」に所属している。

4220チバQ:2016/03/02(水) 22:48:09
>>3880 猪股由美
100票差かあ、たしかに悔しいよなあ
って思ったら最下位当選したのも社民党じゃんか

http://www.sankei.com/affairs/news/160302/afr1603020043-n1.html
2016.3.2 18:50

選挙カー2日間使えず「明らかな選挙妨害」と提訴 次点の社民女性候補「県警がミス」
 昨年の仙台市議選で、宮城県警が公選法の解釈を間違えたため選挙カーをほぼ2日間使えなかったとして、社民党の新人候補だった女性と後援会、党県連が2日、県に慰謝料など計約2000万円の損害賠償を求めて仙台地裁に提訴した。女性は落選し、87票差の次点だった。

 県警は既に、対応の誤りを認め、関係者7人を本部長訓戒などの処分にしている。

 訴状によると、女性は昨年7月24日告示の仙台市議選に太白区から立候補した。告示前日に仙台南署に車の使用を申請したが許可されず、24日に申請した別の車も不許可になった。その後、県警が「公選法施行令の規定の解釈を誤った」と認めたが、選挙カーが使えるようになったのは25日夜だったとしている。

 女性側は「明らかな選挙妨害だ。落選は、満足な選挙運動ができなかったためだとの思いが強い」としている。県警は「訴状が届いていないためコメントを差し控える」とした。

4221チバQ:2016/03/06(日) 23:21:34
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-34658775.html
【郡山市の人口目標】「50万」「30万」どう調整(2月27日)

02月27日 09:00福島民報

 企業の競争力を高め、地域活性化を考える郡山市産業競争力政策会議は提言書の最終案をまとめた。案では将来の人口目標を「50万人」と掲げたが、1月にまとめた人口ビジョンでは平成52年以降も「30万人」の維持を目標にしている。郡山市が設置した有識者会議で大きな隔たりのある2つの人口目標を設ける事態となった。
 市産業競争力政策会議は有識者24人で構成し、2年前に発足した。政府の産業競争力会議の「郡山市版」で、最終案では、「人口は最重要の指標」と位置付け「50万人とすべきである」と明記した。その上で都市基盤整備、新産業創出・強化などを通じ、オール郡山で取り組む。
 一方、人口ビジョンをまとめた市まち・ひと・しごと創生総合戦略有識者会議は、市の推進本部が幅広く意見を聴く場として設けた。先月、品川萬里市長に市人口ビジョンと市総合戦略の各最終案を提出している。人口ビジョンでは、経済県都として地域経済をけん引していくため「30万人規模」の維持が必要とした。合計特殊出生率を現在の1・49から1・80に改善することも掲げた。併せて27年から5年間の産業の活性化などを盛り込んだ総合戦略も策定した。
 「50万人」と「30万人」とでは、あまりにも懸け離れている。提言書では、「50万人」という数値の根拠は示されていない。この点について市当局は会議の意見をまとめとして「高い目標にチャレンジする意気込みが大事」と理由を説明した。異例の採決となり、賛成多数で「50万人」を妥当とする結論になった。将来人口のデータ分析、転入・転出の人口動態などから設定した「30万人」も、達成には厳しい数字だ。
 産業競争力政策会議は産業観光部産業政策課、市まち・ひと・しごと創生総合戦略有識者会議は政策開発部政策開発課とそれぞれ市の担当部署が異なる。提言策定の根拠となる国の法律なども違うため、同じ市が設けた有識者会議で政策に大きな影響を与える人口目標が相違する結果になった。担当部署間で調整できなかったのだろうか。
 少子高齢化、東京圏の一極集中のため、地方の人口減少対策は喫緊の課題である。政府は地方創生を最重要政策に掲げ、新年度から事業が始まる。2つの有識者会議とも人口目標達成のための政策内容はほぼ同じだ。「50万」と「30万」。今後、どちらの目標値にどう市政を反映させるのか。市民が納得できる説明が欲しい。(佐藤
 光俊)

4222チバQ:2016/03/25(金) 22:27:20
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160325-060671.php
副市長2人制を否決 福島市議会、市政運営に影響か
2016年03月25日 08時01分 (数字はいいね)  
 福島市の副市長を新年度から2人制にする条例改正案について、福島市の3月議会は24日、最終本会議が開かれ、賛成少数で否決した。否決を受け小林香市長は当初予定していた副市長人事案2件のうち、国土交通省出身で現在は静岡市副市長の山本克也氏(58)のみを副市長に充てる人事案を追加提出し、賛成多数で同意された。「復興を加速させるため」とした小林市長肝いりの重要案件が否決されたことで、今後の市政運営に大きく影響しそうだ。



 山本氏の任期は4月1日から4年。3月末で静岡市副市長を辞職する。当初副市長に起用する方針だった生え抜きの総務部長(59)の処遇について、小林市長は市役所内にとどめる方向で年度内に判断する方針だ。

 副市長2人制をめぐっては、現職の安斎睦男副市長(56)が県に戻るため、当初は山本氏と総務部長を副市長に起用する方針だった。

 記名投票の結果、34人のうち最大会派など反対23人、賛成は11人だった。採決前の討論では2議員が「副市長を2人制にする明確な根拠がみられない」「効率的でスリムな行政運営の観点から大いに懸念される」などと反対を表明した。賛成の立場で意見を述べた議員はいなかった。

 小林市長は報道陣に対し「理解が得られなかったことは非常に残念。新しい副市長と力を合わせて福島市の復興に全力で取り組む」とした上で、今後副市長2人制を再提案するかどうかは「現時点では何ともいえない」と述べた。

4223チバQ:2016/03/30(水) 22:31:06
http://www.asahi.com/articles/ASJ3X41YJJ3XUGTB002.html
87歳のおばあちゃん、初めて選挙に立候補した
高田誠2016年3月30日18時33分
 福島県天栄村に住む添田マツさん(87)が27日に投開票された村議選(定数10)に初めて立候補した。結果は落選だったが、「百票以上いただき満足。また挑戦したい」とほほ笑む。数え年なら米寿になるおばあちゃんが立候補を決意した思いとは――。

 無所属の添田さんは12人が立候補した中で最下位だった。136票を獲得したが、当選まで93票足りなかった。全国町村議会議長会によれば、昨年7月時点の現役の町村議で、初当選時の年齢が添田さんを超える人はいない(繰り上げ補充を除く)という。

 添田さんは1928(昭和3)年、いまの天栄村で生まれた。学校を卒業後、14歳で上京、理髪店で修業した。敗戦後、帰郷し、結婚、52年10月から昨年10月までの63年間、自宅で理髪店を営んだ。

 一方、村の婦人赤十字奉仕団委員長を82年から21年間務め、高齢者施設の慰問や災害時の炊き出し訓練に携わった。婦人団体連絡協議会会長や区長も務めた。昨年秋の村の元気祭では、ゲストの八代亜紀さんの前で八代さんの歌を披露するなど「マッちゃん」は目立つことも大好きだ。

4224チバQ:2016/04/02(土) 04:18:29
>>2167とか
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201603/20160326_13048.html
<防災庁舎>遺族ら南三陸町長を告発

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町防災対策庁舎で犠牲になった職員の遺族ら9人が25日、避難を指示しなかったとして佐藤仁町長を業務上過失致死容疑で県警南三陸署に告発した。同署が受理するかどうか判断する。
 告発状によると、大津波警報の発令後、佐藤町長は防災計画で定めた場所に職員を避難するよう指揮命令すべき義務があったのに防災庁舎にとどまり、職員が逃げる機会を失ったと指摘している。
 告発した9人のうち6人が防災庁舎で被災したとみられる職員の遺族。代表の男性は「震災から5年がたっても悲しみは消えない。息子がなぜ亡くなったのか真実を知りたい」と話した。
 遺族の1人は2012年3月、業務上過失致死容疑で佐藤町長を告訴したが、仙台地検は15年8月、不起訴処分とした。防災庁舎にいたかどうか不明な職員もいるため、今回は告発に切り替えた。告発状には新たな証言も盛り込んで、再捜査を求めている。
 震災の津波で防災対策庁舎で職員33人を含む43人が死亡、行方不明になった。県が震災遺構として教訓を伝える価値があるとして庁舎を31年まで維持管理する。


関連ページ:宮城社会
2016年03月26日土曜日

4225チバQ:2016/04/02(土) 04:23:07
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160316-058143.php
混迷...小林福島市政と議会に溝 2人副市長制案を委員会否決
2016年03月16日 09時57分 (数字はいいね)  
 福島市議会の総務委員会は15日、開会中の3月議会に小林香市長が追加提案した、副市長を新年度から1人増やし2人体制とする条例改正案を賛成少数で否決した。24日の最終本会議でも否決される可能性が浮上、採決の行方は不透明だ。これまでも指摘されてきた小林市長と議会との溝が浮き彫りとなった格好で、県都の運営は混迷を深める。



 「少子高齢時代を迎える中、2人の副市長が必要な明確な根拠は」。条例改正案の審議で、市議から小林市長の方針に疑問を投げ掛ける指摘が相次いだ。

 小林市長は副市長2人体制について「人口28万3000人の県庁所在地の復興を加速するため、執行体制の強化を図る」と意義を強調。現職の安斎睦男副市長(56)は任期を2年残して退任し県に復帰する見通し。

 後任には国土交通省出身で静岡市副市長の山本克也氏(58)と生え抜きの高梨敏則総務部長(59)を起用する人事案を固め、24日に条例案の可決を経て追加提案する方針だ。しかし条例案が否決されれば、どちらか1人の人事案しか提案できず、一度固めた幹部人事の再考や副市長が1人もいなくなる恐れが出てくる。

 「あまりに唐突。組織改編の提案時になぜ副市長を2人にしたいと説明しなかったのか」。議会内には小林市長の手法に対し、不満の声が渦巻く。市長は昨年12月議会で、新年度の組織改編に踏み切り、部局横断を進めるための「市長公室」の新設を決めたばかり。にもかかわらず、副市長2人案を示したのは3月議会の開会後で、市議からは「なぜ新体制で行政需要に対応できないのか」との声が上がる。

 15日の総務委員会。委員長を除く8人のうち、賛成は2人にとどまった。小林市長は福島民友新聞社の取材に「今後の市にとって重要な人事として提案したが極めて残念」と述べた。

 小林市政をめぐり、議会は是々非々の立場で臨んできた。昨年3月、子育て世帯へ給付金を支給する「次世代育成手当」の審議から対立が表面化。その後、執行部案が通らない事態を招いた。市役所内からは「議会との折り合いについて進言しても、市長は聞く耳を持ってくれない」(幹部)との声さえ漏れる。

 「一事が万事、全ては執行部からの議会への根回し不足」。ある市議は冷ややかな口調で語る。市内で飲食店を営む男性は「無用な対立で損をするのは市民。市長は議会や市民との対話を重視してほしい」と厳しい目を注ぐ。

4226チバQ:2016/04/04(月) 21:13:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160404_61004.html

<楢葉町長選>現新一騎打ち濃厚


拡大写真
 東京電力福島第1原発事故による避難指示が昨年9月5日に解除された福島県楢葉町で7日、任期満了に伴う町長選(17日投開票)が告示される。立候補を予定するのはともに無所属で、再選を目指す現職の松本幸英氏(55)と新人の元副町長鈴木伸一氏(65)。松本氏陣営は手腕と実績をアピールし「復興を止めるな」と主張。鈴木氏陣営は解除が時期尚早だったなどと指摘し「対話重視」を掲げる。支持の構図も複雑だ。
 「町民のため、政府・自民党とけんかしたすごい町長だ」「国や県と太いパイプを築き、確かな道筋を歩んでいる」。松本氏が開いた総決起大会で、応援弁士が声を張り上げた。
 陣営は(1)中間貯蔵施設の候補地から楢葉を外した(2)精神的賠償を2018年3月まで確保した-ことなどを実績として強調。解除についても、幹部は「国と激論して遅らせた。その後の復興を考えれば、ぎりぎりの線だった」と説明する。
 松本氏は大会で15項目のマニフェストを示し、「楢葉は今後1、2年が重要。引き続きかじを取らせてほしい」と力を込めた。
 対する鈴木氏は事務所開きで、避難指示の解除や、町内に搬入口がある指定廃棄物最終処分場(富岡町)の建設容認などに言及。「町民の意見を聞かずに判断した」と現職を批判した。
 公約では(1)指定廃棄物は中間貯蔵施設に運び、最終処分場に入れない(2)町内での小中学校再開の在り方を再検討する-ことなどを目玉に「対話が最優先の町政に変える」と訴える。
 陣営には5期務めた前町長で、鈴木氏を副町長に登用した草野孝氏(81)、かつて草野氏と町長選を戦った町議の結城政重氏(69)が呉越同舟し、それぞれ鈴木氏への支持拡大を図る。
 12年の前回町長選は、松本氏が結城氏との一騎打ちを199票差で制した。草野氏はこのとき、結城氏との確執もあって松本氏を推していた。
 町議の一人は「前回は避難から1年で、生活が、町がどうなるのか関心は高く、熱気があった。今はある程度、落ち着いている。4年間で町民の選挙への意識がどう変わったのか、票がどう動くのか読めない」と語る。


関連ページ:福島政治・行政原発事故・放射線
2016年04月04日月曜日

4227チバQ:2016/04/05(火) 20:50:49
>>2184
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160405_3
速報】九戸村長選告示 現、元職2人が届け出

 任期満了に伴う九戸村長選は5日告示された。ともに無所属で再選を目指す現職五枚橋久夫氏(69)、4度目の当選を期す元職岩部茂氏(70)が立候補を届け出て、10日の投開票に向けた選挙戦が始まった。

 立候補の受け付けは、5日午前8時半から同村伊保内の村役場で行われ、五枚橋氏、岩部氏の順で届け出た。

 投票は10日午前7時から午後7時まで村内14投票所で行われ、午後8時から村公民館で即日開票する。当落判明は同9時ごろとなる見通し。

(2016/04/05)

4228チバQ:2016/04/05(火) 20:52:54
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160405_1
釜石市議が酒気帯び容疑 議員辞職、補選はせず

 釜石署は2日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、山崎将也(まさや)釜石市議(39)=無所属、21世紀の会=を摘発した。摘発容疑は2日午前3時半ごろ、同市野田町の国道283号を酒気を帯びて乗用車を運転した疑い。山崎氏は4日、佐々木義昭議長に議員辞職願を提出し、即日受理・許可された。

 市役所で4日、記者会見した山崎氏によると、1日午後9時半〜翌午前3時ごろに同市内の複数の飲食店で知人と会食し、生ビール2杯ほどと焼酎水割りを5杯以上飲んだ。自家用車を運転して帰宅途中、道路縁石に衝突する単独事故を起こし、駆けつけた署員が行った呼気検査で基準を超すアルコールが検知された。

 山崎氏は「自身の未熟さ、軽率さが招いた行為。深く後悔し反省している。議員辞職し責任を取りたい。多くの方の期待に応えられず無念だ」と陳謝した。市議会(定数20)は欠員1となるが、規定により繰り上げ当選や市議補選などは行わない。

(2016/04/05)

[PR]

4229チバQ:2016/04/05(火) 20:55:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160405-00000019-asahi-pol
「議員辞めます」議会中口論、ベテラン町議が辞職 福島
朝日新聞デジタル 4月5日(火)9時19分配信

 原発事故で全町避難が続く福島県双葉町議会の3月定例会で、議長の経験もある7期目のベテラン、谷津田光治氏(74)が議案を審議している最中に辞意を表明し、そのまま辞職した。

 異例の事態が起きたのは3月16日、2015年度一般会計補正予算案の審議中のことだった。町がネット上で公開している定例会の録画によると、中間貯蔵施設に関する事業などについて谷津田氏と佐々木清一議長の間で口論になった。その後、佐々木議長が「勝手に発言しないでください」「許可できません」と注意したのに対し、谷津田氏は突然、「議員辞めます」と発言した。

 出席者によると、谷津田氏はこの直後に議場の外に出てしまった。一部の議員が戻るよう促したが、その日のうちに「体調不良」を理由とする辞職届を提出した。議会は辞職を許可し、その後の議事は残る7人の町議で進められた。

4230チバQ:2016/04/06(水) 17:03:26
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160406_3
九戸村長選、3度目の顔合わせ 2氏、過去2度接戦
 5日告示の九戸村長選は、ともに無所属で再選を目指す現職五枚橋久夫さん(69)と、4度目の当選を目指す元職岩部茂さん(70)の舌戦が始まった。2人は前回2012年に59票差で五枚橋さんが当選、前々回08年は89票差で岩部さんが勝利する接戦を演じており、3度目の顔合わせ。少子高齢化や雇用確保などの課題を前に、有権者は「5日間で政策論争が深まってほしい」と望む。


 五枚橋さんは午前10時から同村伊保内の選挙事務所前で第一声を上げ、農林業振興や人材育成に向けた教育環境の充実などを訴えた。夏井嘉一郎後援会長が応援演説し、盛岡一高時代の同級生も駆け付けた。

 岩部さんは同9時半から同村伊保内の新岩手農協九戸支所前で第一声。稲葉暉(あきら)一戸町長が応援演説したほか、地元の若者や住民団体の代表が定住支援や福祉と暮らしの施策充実に期待を込めた。


【写真=両陣営が選挙事務所を構える村中心部ですれ違う選車=5日午後1時半ごろ、九戸村伊保内】




(2016/04/06)

4231チバQ:2016/04/06(水) 21:01:30
>>4189 由利本荘

http://www.sankei.com/politics/news/160406/plt1604060012-n1.html
2016.4.6 11:06

市長室にシャワールーム 秋田市、議会への根回し万全?


 秋田市は来月業務を開始する新庁舎の市長室に、災害対応で泊まり込むときなどに使うシャワールームを設置した。穂積志市長は5日の定例記者会見で「災害の際には職員にも開放する」と説明した。

 秋田県内では昨年、由利本荘市の長谷部誠市長が湯船とシャワーを備えた市長専用のユニットバスを設置したにもかかわらず、議会への説明を怠ったとして減給となったが、秋田市は議会に事前に説明し、議員向け内覧会でも設備を見せた。

 秘書課や新庁舎建設室の担当者は「由利本荘市と違って湯船はないし、他の階には防災や清掃、農林関係などの職員のためのシャワールームも作り、シャワーは市長だけのものではない」と述べ、問題化しないとの考えを示した。

4232チバQ:2016/04/08(金) 19:48:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160408_61056.html
<楢葉町長選>告示 現新が一騎打ち

 任期満了に伴う福島県楢葉町長選が7日告示され、ともに無所属で、再選を目指す現職の松本幸英氏(55)、新人で元副町長の鈴木伸一氏(65)が立候補を届け出た。楢葉町は昨年9月、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除された。帰町や復興をどう進めるかが争点となる。
 町役場で届け出を済ませた後、両候補は現在も町民の7割以上が避難するいわき市の選挙事務所で第一声を上げた。
 松本氏は「帰町目標として示した2017年春に向けて課題を一つ一つ解決し、生活環境を整える」と述べ、町政継続を訴えた。
 鈴木氏は「楢葉町はまだ帰れる環境ではない」と主張。「町民の意見を聞き、町民の目線でまちづくりを進める」と支持を求めた。
 4日現在、町に帰還した住民は473人、帰還率は6.4%。全住民が避難した自治体で初めて避難指示が解除され、今後のモデルと位置付けられる復興政策の評価も問われる。
 投票は17日で即日開票される。投票所は楢葉町といわき市、仮設住宅がある福島県会津美里町に設置され、開票作業は原発事故後初めて楢葉町で行う。6日現在の有権者は6184人。

 ◇福島県楢葉町長選立候補者
松本幸英55 町長    無現
鈴木伸一65 元副町長  無新

4233チバQ:2016/04/08(金) 19:53:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160408ddlk07010021000c.html
<選挙>楢葉町長選 現新の一騎打ち 争点は政治手法の違い /福島

11:28毎日新聞

 任期満了に伴う楢葉町長選(17日投開票)が7日告示され、再選を目指す現職の松本幸英氏(55)と、新人で元副町長の鈴木伸一氏(65)の無所属2人が立候補を届け出た。東日本大震災後2回目の選挙で、前回に続いて一騎打ちとなった。

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が昨年9月に解除された町に戻ったのは町民の6・4%(4日現在)で、町内の生活環境整備が町政の課題になっている。選挙戦では、国との関係と、町民との対話のどちらを重視するかを巡る政治手法の違いや、避難指示解除の判断への評価、町内が搬入路となる指定廃棄物最終処分場の見直しなどが争点になりそうだ。また点在する有権者に向け、両陣営は町内に加えて、避難先のいわき市と会津美里町の仮設住宅を回って訴える。

 松本氏は午前10時すぎ、いわき市平中神谷の選挙事務所で第一声。「1町で解決できない問題が相当あり、双葉郡が一つになって県、国などに窮状を訴えて復旧・復興を一つ一つ進めていかないと立ちゆかない。町民が帰っていないと言われるが、町民は避難指示解除後からリフォームや新築を進めている。来年春を帰町目標に、それまでに生活環境を整えていく。楢葉が復興に失敗したら(避難自治体)全体に影響するので、継続してしっかりかじ取りしたい」と述べた。若松謙維・副復興相、吉野正芳・衆院議員らが激励した。

 鈴木氏は午前9時20分ごろ、同市平下神谷の選挙事務所で第一声。

 「町民目線に立った生活再建支援、処分場問題での住民対話重視、町内全域の除染継続要望などの施策を、町を再生するために推進しなければならない。町は子どもには安全でなく、取り壊しやリフォームができていない家もあり、帰れる状態でないのに、国の避難指示解除方針を承諾したのはとんでもない。町政は独裁政治になりかかっている。町民の意見を聞きながらまちづくりをしないと、元の町には戻らない」と訴えた。草野孝・前町長らが応援に立った。

 投票は17日午前7時から町内外3カ所で。町内は午後8時、いわきは同7時、会津美里は同5時まで受け付ける。午後9時から町コミュニティーセンターで即日開票する。

 期日前投票所は8〜16日、町コミュニティーセンターといわき明星大の大学会館の2カ所に設け、いわきと会津美里の仮設住宅3カ所も2日ずつ巡回する。

 6日現在の選挙人名簿登録者数は6184人(男3006人、女3178人)。【乾達】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇楢葉町長選立候補者(届け出順)

松本幸英(まつもと・ゆきえい) 55 無現(1)

 [元]町議長[歴]警備会社員▽四倉高

鈴木伸一(すずき・しんいち) 65 無新

 [元]副町長[歴]町総務課長▽国士舘大

4234チバQ:2016/04/08(金) 19:59:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160408_11022.html
<名取市長選>元市議の山田氏が出馬へ


山田司郎氏
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県名取市長選(7月3日告示、10日投開票)で、元名取市議の山田司郎氏(52)は7日、無所属で立候補する意思を明らかにした。近く記者会見し、正式に表明する。
 山田氏は河北新報社の取材に対し「一日も早い東日本大震災からの復興と、震災前からある地域課題の両方を進め、市内の均衡ある発展を目指す。聞く耳と対話のある政治をする」と述べた。
 山田氏は名取市出身、法政大卒。会社員を経て、2008年の名取市議選で初当選し、連続2期務めた。「名取こどもミュージカル」にも実行委員長として関わった。
 同市長選では、現職の佐々木一十郎氏(66)が4選を目指して立候補することを表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年04月08日金曜日

4235チバQ:2016/04/10(日) 12:45:44
http://mainichi.jp/articles/20160409/ddl/k06/010/041000c
2016参院選
衆院選も自民の公認候補支援へ 酒田市長 /山形

毎日新聞2016年4月9日 地方版 
酒田市の丸山至市長は8日の定例記者会見で、今夏の参院選と同日選挙の可能性がある次期衆院選での対応について、参院選と同様に自民党の公認候補を支援する考えを明らかにした。同市を含む衆院山形3区について、「具体的な支援要請は受けていないが、私の選挙(昨年9月の市長選)では自民、公明に支援してもらった。そうした経緯を踏まえて判断する」と述べた。

 前回衆院選(2014年12月)で山形3区は、自民新人の加藤鮎子氏(36)が元酒田市長で元職の阿部寿一氏(56)らを破り、初当選した。阿部氏は今年3月、次期衆院選で無所属での出馬を表明している。

 丸山市長は今年3月、参院山形選挙区(改選数1)に自民公認での立候補を予定しているJA全農山形出身の月野薫氏(60)を支援する考えを表明していた。参院選ではこの他、幸福実現党の城取良太氏(38)、民進などが推薦する元職の舟山康江氏(49)も立候補を表明。共産党は擁立した公認候補を取り下げて舟山氏を支援する方向で調整している。【高橋不二彦】

4236チバQ:2016/04/14(木) 22:04:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160414_61002.html
<楢葉町長選>5年半ぶり住民在住の選挙


福島県楢葉町内を走り、支持を呼び掛ける候補者と運動員の車列=2016年4月10日(写真は一部加工しています)
拡大写真
 東京電力福島第1原発事故で4年半、全住民が避難した福島県楢葉町。前回町長選が行われた2012年春は「警戒区域」で、町内は立ち入り禁止だった。町民が住む状態での本格的な選挙戦は10年10月の知事選以来、5年半ぶりだ。
 日曜の10日、2人の候補者はともに町内で選挙カーを走らせた。「休日は避難先から自宅に戻る人がいる」(ある陣営)とはいえ、人影は極めて薄い。候補者は住民を見つけると、すかさず車を降りて駆け寄り、握手を求めた。1人は駅前で街頭演説も実施した。
 帰町した男性(72)は選挙カーに手を振り「早く元の町に戻してほしい」。街頭演説に駆け付けた70代男性は「懐かしい風景。感慨深いね」と話した。
 楢葉町が避難指示解除準備区域に指定された12年8月以降、町議選や知事選、国政選挙があったが、町民は日中の立ち入りのみで宿泊できなかった。解除後、初の選挙となった昨秋の県議選は無投票で終わった。
 今回の町長選でも、両陣営は選挙事務所を町民の7割超が住むいわき市に置く。主戦場となる市内13カ所の仮設住宅では「いわき市民に迷惑は掛けられない」(両陣営)と神経を使う。楢葉は遠慮なく連呼を繰り返せる場だ。
 帰町者は473人。ポスター掲示板も町内には役場前の1カ所しかないが「わが町をおろそかにできない」と陣営幹部。前回は199票差で当落が決まっただけに「隅々まで選挙カーを走らせ、1票ずつ積み上げる」と意気込む。


関連ページ:福島政治・行政原発事故・放射線
2016年04月14日木曜日

4237チバQ:2016/04/17(日) 12:31:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160417_11028.html
<角田市長選>元市総務部長木村氏出馬へ

 任期満了(8月9日)に伴う角田市長選で、元市総務部長の木村伸一氏(63)が16日、無所属で立候補する意思を明らかにした。近く記者会見し、正式に表明する。
 木村氏は河北新報社の取材に対し「教育、子育てなど暮らしの利便性が高いまちをつくる。着実で現実的な市政運営のけん引役を担いたい」と述べた。現市政が進める総額約11億円の道の駅構想について「交流人口の拡大は大事だが、行政主導の膨大な投資で失敗する」と反対の姿勢を明らかにした。
 木村氏は角田市出身、東北大卒。1978年に市役所入りし、地域振興課長などを経て2009年度から4年、総務部長を務めた。現在は学習塾を経営する。
 同市長選では、現職の大友喜助氏(65)が3選を目指して立候補することを表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年04月17日日曜日

4238チバQ:2016/04/17(日) 22:31:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160415ddlk02010022000c.html
<2016参院選>「民進党」移行急ピッチ 議会や看板、残る旧党名 /青森
04月15日 10:43毎日新聞

 3月27日に民主党と維新の党が合流して発足した民進党。県内でも今夏の参院選に出馬予定の田名部匡代氏らが「民進党はじまる」と書かれた街宣車で党名をPRしている。ただ、県連の看板など至る所で「民主党」の旧党名は残っており、名称の移行が急ピッチで進められている。民進党、始まったの?

 青森市中心街にある民進党県連が入る5階建てビル。赤く「民主党」と記されたかつての看板が今も残る。でも県連に電話をかけると、「民進党青森県連です」と返ってきた。

 県連ホームページには、党のキャッチフレーズや党本部の結党大会の様子が紹介され、刷新をアピールする。だが「政策」のページなど一部には「民主党県連」などの文字が14日午後8時現在で残ったまま。急な変更作業は細部まで手が回っていないようだ。

 県連によると、県連の名称変更には党本部の了承が必要で、そのための書類が近く届くという。県連は24日に結党大会を開いて役員を決める予定だが、県連の看板は「本部でも新ロゴマークが決まっていないし、設置には多額の費用がかかる」(太田将寿事務局長)のが現状で、当面はそのままという。

 県議会でも民主党会派の名称は14日現在で変わっていない。21日の議員総会で会派名が議論される見通しだが、ある県議は「民進党も参院選前の急ごしらえとの印象を持たれている。旧維新と政策が一致しない中、『また離れるのでは』と慎重になっている面もある。会派名を変更した直後にまた分裂したら恥ずかしい」と話した。【宮城裕也】

4239チバQ:2016/04/18(月) 12:48:36
いまさら張り間違えに気付いた
5474 チバQ 2016/04/12(火) 21:10:31
http://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-35095079.html
五枚橋氏が再選 九戸村長選、岩部氏に101票差

04月10日 21:27岩手日報

五枚橋氏が再選 九戸村長選、岩部氏に101票差
岩手日報
(岩手日報)
 任期満了に伴う九戸村長選は10日、投開票が行われ、現職五枚橋久夫氏(69)=無所属=が、返り咲きを目指す元職岩部茂氏(70)=同=を破り再選を果たした。前回2012年、前々回08年と同じ両氏による争いとなり、村政継続を訴えた五枚橋氏が、転換を目指した岩部氏に101票差で勝利した。投票率は83・86%で前回より0・15ポイント下回った。
 五枚橋氏は昨年12月に立候補を表明。後援会(夏井嘉一郎会長)を組織し、村議12人中4人が支持した。
 「子どもたちが伸び伸び育つ村づくり」をキャッチフレーズに▽農業を柱とした産業振興▽若者の定住と子育て環境の整備充実▽将来を担う人づくり-などを公約に掲げた。
シェアツイートgooブログ

4240チバQ:2016/04/18(月) 21:28:24
http://www.asahi.com/articles/ASJ4F5KJXJ4FUGTB010.html
福島・楢葉町長選、現職が再選 復興政策の継続訴える
長橋亮文2016年4月17日22時52分
 東京電力福島第一原発事故による政府の避難指示が解除された福島県楢葉町の町長選が17日、投開票され、現職の松本幸英氏(55)が新顔で元副町長の鈴木伸一氏(65)=いずれも無所属=を破り再選を果たした。開票結果は松本氏2689票、鈴木氏1787票。投票率は74・04%で、前回を約4ポイント下回った。

 避難指示が解除された自治体の首長選は初めて。解除から7カ月が過ぎ、帰町したのは今月4日現在で町民の6%余にあたる473人。松本氏は「復興を止めるな」を合言葉に4年間で築いた国や県とのパイプをアピールし町政の継続を訴えた。

 鈴木氏は、昨年9月の避難指示解除は「時期尚早だった」と批判。町に搬入路がある産廃施設で指定廃棄物を最終処分する政府の計画を町が容認したことについて、見直しを主張していたが、及ばなかった。(長橋亮文)

熊本地震特集 ライフライン情報など

4241チバQ:2016/04/18(月) 21:34:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160418ddlk07010065000c.html
<選挙>楢葉町長選 松本氏が再選 復興加速へ継続選択 /福島
11:49毎日新聞

 昨年9月の避難指示解除後初めての楢葉町長選が17日、投開票され、解除を受け入れた無所属で現職の松本幸英氏(55)が、無所属新人で元副町長の鈴木伸一氏(65)を破り、再選を果たした。有権者は現町政の継続による復興の加速化を選択した。当日有権者数は6101人(男2958人、女3143人)。投票率は74・04%で、前回(78・21%)を4・17ポイント下回って、過去最低となった。

 松本氏は「もっとしっかり復興を進めろ、という民意をいただいた。全町民が戻りたいと言うまちづくりをし、笑顔が絶えない町にしたい」と喜んだ。

 選挙戦で松本氏は、避難区域再編を受け入れて除染やインフラ復旧に取り組む一方、中間貯蔵施設の町内への建設を拒否したことなど決断を重ねてきた4年間の実績を強調。国会議員や双葉郡内の首長の応援も得て国や自治体との信頼関係をアピールした。「復興を止めないために町政継続を」と訴え、町外で避難を続ける有権者らにも広く浸透した。

 一方、4日現在で町に戻った町民が6・4%にとどまることから、選挙戦では避難指示解除を受け入れた判断は「時期尚早だった」と指摘され、一つの争点となった。これに対し松本氏は「解除後に町民は自宅の新築や修理を始めている」と帰還への準備が進んでいることを強調。来年春を多くの町民が帰る目標時期に定め、それまでに「生活環境を整える」としており、2期目に成果が問われる。

 一方、鈴木氏は現町政が避難指示解除や町が搬入路となる富岡町での指定廃棄物最終処分計画受け入れについて町民の意見を十分に聞かずに決めたと批判し「町民との対話を最優先にする」と訴えたが、浸透しなかった。有権者が県内外や、仮設住宅以外にも分散し、直接主張を伝えるのが難しかったことも響いた。【乾達】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇楢葉町長略歴

松本幸英(まつもと・ゆきえい) 55 無現(2)

 [元]町議長[歴]警備会社員▽四倉高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇楢葉町長選開票結果=選管最終発表

当 2689 松本幸英 55 無現

  1787 鈴木伸一 65 無新

4242チバQ:2016/04/19(火) 23:53:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160419_41003.html
<秋田知事>任期1年 支持盤石3選出馬濃厚


自身の政治資金パーティーで、残り1年の抱負を支援者に語る佐竹知事=2月19日、秋田市
拡大写真
 佐竹敬久秋田県知事(68)は、2期目の任期満了まで19日で残り1年となる。県政運営に目立った失点はなく、県議会の7割超を「与党」とする盤石な支持基盤から、周辺では「3選立候補は確実」との見方が強い。衆参同日選がささやかれる中、次期知事選に向けた動きはなく、無投票だった前回2013年同様、早くも独走ムードが漂う。
 「一つの物事をやるのに少なくとも(3期)12年は必要。本人は何も言わないが必ず立ちますから」
 佐竹氏は2月、秋田市内で政治資金パーティーを開催。席上、有力支持者の村岡淑郎県商工会連合会長は、佐竹氏の3選出馬を「予言」してみせた。

<民進は「参院選優先」>
 次期知事選について、佐竹氏本人は4月1日の定例記者会見で「もう少し落ち着いてから考えたい」と述べるにとどめた。
 周辺は3選出馬は既定路線とみる。全国一のスピードで進む人口減対策を巡り、県は昨年10月、地方版総合戦略「あきた未来総合戦略」を策定。19年度までの5年間に集中して取り組む施策を明示し、佐竹氏は「県としてやるべきことをやる」と意欲を見せた。
 今のところ、県政運営は堅実で、支持基盤は安定する。県議会では与党の自民、公明両党に加え、前回知事選で佐竹氏を支持した社民党が43議席中計32議席を占める。他会派の県議も「全体的に知事と敵対する感じではない」と明かす。
 佐竹氏が初当選した09年知事選で対抗馬を立てた旧民主党を引き継ぐ民進党県連幹部は「準備をしなければと思うが、参院選が優先」と語り、動きは鈍い。
<健康不安説打ち消す>
 佐竹氏にとって数少ない不安材料は、11年4月に脳出血で入院した健康問題だ。一時は後継を巡り、複数の名前が浮上した。
 その一人の穂積志秋田市長は、佐竹氏同様、任期が残り1年。5日の定例記者会見では身の振り方について「白紙」を強調した。
 佐竹氏と穂積氏は、県民会館と市文化会館に代わる新文化施設を共同で整備するなど連携が深い。ある秋田市議は「穂積氏は、佐竹氏が出るなら(知事選は)ないだろう」と打ち消す。
 健康不安説を一蹴するかのような発言も目立つ。
 昨年12月の県議会答弁では、海外出張先の空港で「パスポートの顔写真と違う」と入国管理当局に事情を聴かれた逸話を披露。入院などで体重が一時15キロ減り、別人と見られたという。発言に対し、知事周辺は「健康面への自信の表れでは」と解釈。3期目への意欲と臆測を呼んだ。
 前回知事選で、佐竹氏は前年の県議会9月定例会で出馬表明した。今年は7月の参院選に加え、衆院選が同日選になれば二つの国政選挙が間に入ることになる。知事選の構図は国政選の行方も鍵を握りそうだ。


関連ページ:秋田政治・行政
2016年04月19日火曜日

4243チバQ:2016/04/24(日) 23:00:14
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160422_11029.html
<議長政活費疑惑>辞任要求「重く受け止める」
04月22日 10:40河北新報

 宮城県議会議長の安部孝氏(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、安部氏が所属する自民党・県民会議(32人)は21日、進退を問う声が相次いだ所属議員の意見聴取結果を安部氏に伝えた。安部氏は「重く受け止める」との考えを示したが、辞任は否定した。
 県民会議は安部氏が政活費から支出した42万円を不当利得と認定した県監査委員の指摘を受け、全所属議員に19、20日に聞き取りを実施。中島源陽会長が21日朝、「進退を判断すべきだ」「県民の見方は厳しい」との意見が続出した結果を安部氏に電話で報告した。
 同日あった県民会議の会派総会に出席した安部氏は、所属議員に「重く受け止め真摯(しんし)に対応したい」と述べた後、途中で退席。報道陣の取材申し入れには応じなかった。
 安部氏は議会事務局を通じ、「県政発展と円滑な議会運営に議長として全力で取り組みたい」とコメントを出した。中島会長は「議長の辞任には、会派内に賛否両論ある。次の対応は考えていない」と話した。
 一方、民進党系のみやぎ県民の声(10人)など野党4会派は、議長の進退について話し合う意見交換会を5月上旬に開催するよう県民会議と公明党県議団(4人)に申し入れた。
 県民会議は役員会で取り扱いを協議する。県民の声の藤原範典会長は「県民の信頼を取り戻すためには会派を超えて安部議長の問題に向き合う必要がある。『辞任すべきだ』という声も出るだろう」と話した。

4244チバQ:2016/04/25(月) 23:41:56
http://www.asahi.com/articles/ASJ4T3GVVJ4TUTIL018.html
福島市長側、有権者に飲食を無料提供か 資金パーティー
鹿野幹男、伊沢健司2016年4月25日11時37分
福島市の小林香市長の後援会が主催した政治資金パーティーで、市内の有権者10人に無料で飲食を提供していた疑いがあることがわかった。公職選挙法違反(寄付の禁止)の恐れもある。後援会は「来賓向けに『御招待』と記した案内状を送ったため、無料と誤解された」と説明している。

 パーティーは今月21日、福島市で開かれた。会費5千円で約1千人が参加し、酒などが振る舞われた。

 開催に先立ち、後援会は通常の入場券とは別に、来賓向けの案内状と入場券を作成。案内状は会費「5000円」の部分を二重線で消し、「御招待」と記載。「納入済入場券」と書かれた入場券にも「御招待」と記した。こうした加工について、後援会幹部は「来賓への配慮だった。『御招待』の入場券でも会費を払うのが慣例だと思っている」と話す。

 来賓向けの案内状と入場券は、地元の国会議員や首長、地区代表の市民ら約100人に送った。このうち、当日、会場に来たのは37人。27人については受付などで会費を徴収した記録が残っているものの、残る10人は入場した記録のみ。会費を払っていない可能性が高いという。後援会は朝日新聞の指摘を受け、未払いの参加者から会費を徴収することにしている。

 小林市長は「招待だとしても会費を持ってこられるのが常識だと思っている」としたうえで、「誤解のないようにする必要がある」と述べ、「御招待」の入場券を見直す考えを示した。(鹿野幹男、伊沢健司)

4245チバQ:2016/05/05(木) 18:13:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160503_11008.html
<議長政活費疑惑>安部議長が辞意を伝達


安部 孝議長
拡大写真
 宮城県議会議長の安部孝氏(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、安部氏は2日、議長を辞任する意向を所属会派「自民党・県民会議」に伝えた。県民不信を招いた一連の問題で引責する。6月15日開会予定の県議会6月定例会までに正式表明する見通し。

 同会派の中島源陽会長に電話で「出処進退を6月議会までに明らかにする」と述べた。複数の関係者に同様の意向を伝えたとみられる。
 安部氏は河北新報社の取材に対し、「現段階では何も言うことはない。時期が来れば、こちらから発信することになる」と話した。
 宮城県議会規則によると議長の辞任は議会の許可が必要。任期は4年だが、2年での交代が慣例だった。昨年11月に就任した安部氏は交代まで1年半近く残しており、今後、会派内で後継議長の候補者選定作業などが始まる。
 安部氏の政活費を巡っては、仙台市民オンブズマンが2月上旬、2009年4月〜15年3月に仙台事務所に支出した545万円に関し、住民監査請求で不正を指摘した。県監査委員は4月上旬、光熱費の一部など約42万円の不正を認定。安部氏は所属会派を通じて県に返還した。
 仙台市民オンブズマンはまた、安部氏が後援会主催の会合費を自己負担したように見せ掛けて約12万円をだまし取ったとして、仙台地検に3月上旬、詐欺の疑いで告発した。
 地検は4月21日に告発を受理し、近く安部氏から任意で事情聴取するとみられる。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年05月03日火曜日

4246チバQ:2016/05/09(月) 18:43:28
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-35358927.html
八戸・石橋市議が辞職、控訴せず
15:32東奥日報

八戸・石橋市議が辞職、控訴せず
東奥日報
(東奥日報)
 昨年の八戸市議選で、選挙期間中に運動員にビラや名刺を投函(とうかん)させ報酬を渡したなどとして、公選法違反(現金買収など)の罪に問われ、青森地裁八戸支部で有罪判決を受けた石橋充志同市議(54)が9日午前、同市議会の吉田淳一議長に議員辞職願を提出。吉田議長は受理し、辞職を許可した。

4247チバQ:2016/05/10(火) 22:55:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160510k0000e040204000c.html
<条例違反>宮古市議を逮捕 女子高生と淫らな行為
13:08毎日新聞

 岩手県警少年課と花巻署は9日、同県宮古市議会議員、近藤和也容疑者(44)を県の青少年環境浄化条例違反(淫らな性行為)の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年9月下旬ごろ、県内の宿泊施設でコミュニティーサイトで知り合った県内の女子高校生に、18歳未満と知りながら淫らな行為をしたとしている。県警によると「その通りです」と、おおむね容疑を認めているという。

 生徒の母親が昨年12月に花巻署に相談し、県警は生徒の携帯電話のメールなどを捜査したところ、近藤容疑者が浮上した。この日、近藤容疑者の自宅からパソコンなど数十点を押収した。

 近藤容疑者は東日本大震災後、補助金を受けてフリーペーパーを編集発行し、仮設住宅に配布する活動に取り組んでいた。2014年4月の市議選に無投票で初当選。フリーペーパーの編集経験を見込まれ、議会広報編集特別委員会の副委員長に起用されている。

 建設常任委員会にも所属し、委員会審議や一般質問でも発言するなど、今後に期待する議員も多かった。同じ会派に所属する議員は「まさかこんなことで」と驚いた様子だった。【藤井朋子、鬼山親芳】

4248チバQ:2016/05/15(日) 21:34:12
http://www.sankei.com/region/news/160514/rgn1605140048-n1.html
2016.5.14 07:04

岩手県幹部を更迭 参院選候補予定者の応援メール送る


 県農林水産部の幹部職員が7月の参院選に向け、立候補予定者の後援会入会などを働きかけるメールを送っていた問題で、県は13日、公務員の政治的行為を制限する地方公務員法などに違反する可能性があるとして、幹部職員を事実上更迭する異動を内示し、処分も検討している。

 県によると、メールを送信したのは農林水産部の50代の男性課長。課長は3月23日の勤務中、部下や出先機関の責任者ら13人に対し、「国の予算確保と本県への重点配分実現のため」として、比例代表で立候補出馬を予定する人物の名前を挙げて、後援会入会と集会参加を働きかけるメールを公用のアドレスを使って送っていた。

 調査結果によると、メール送信後、県職員27人が後援会に加入し、集会には26人が出席。うち3人は県の聞き取りに「上司の働き掛けがあった」と答えたが、県は「勧誘や強制はなかった」と説明している。

 課長は県農業研究センター(北上市)への異動が決まった。事実関係を認めており、「許されないことをしてしまった。反省している」と話しているという。

4249チバQ:2016/05/15(日) 21:40:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201605/20160513_21053.html
<青森市長選>超党派市議ら総務省職員擁立へ

 来年4月に任期満了を迎える青森市長選に、総務省職員の40代前半の男性を、青森市議らが超党派で擁立する動きが浮上していることが12日、分かった。13日に東京都内で市議らが本人と接触するとみられる。
 関係者によると、男性は青森高、東大卒で、1999年に旧自治省に入省した。地方都市に財務部長として出向するなど、地方行政に詳しいという。
 市の第三セクターが運営するJR青森駅前の複合商業施設アウガの再生などを巡り、鹿内博市長との路線の違いが鮮明となっている市議会が、対立候補の擁立に動いた形だ。
 河北新報社の取材に対して男性は「(青森市長選に関して)存じ上げておらず、話せることは何もない」と態度を明らかにしなかった。
 次期市長選には、元衆院議員の横山北斗氏(52)が無所属で立候補する考えを表明している。現在2期目の鹿内市長は現段階で次期市長選への態度を表明していない。


関連ページ:青森政治・行政
2016年05月13日金曜日

4250チバQ:2016/05/15(日) 21:53:47
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-35415532.html
青森市長選、総務省官僚・小野寺氏が出馬検討
05月14日 08:40東奥日報

青森市長選、総務省官僚・小野寺氏が出馬検討
東奥日報
(東奥日報)
 来年4月23日の任期満了に伴う青森市長選に向け、市議会の議員有志は13日、超党派による擁立を目指す総務省の男性キャリア官僚と都内で初めて面談し、出馬を正式に要請した。このキャリア官僚は、同省自治行政局地域力創造グループ地域政策課の理事官・小野寺晃彦氏(40)。面談後、小野寺氏は取材に対し、市長選には言及しなかった。ただ、出席者によると、同氏は面談の席上「皆さんの思いは受け止める」「家族と相談して検討する」と語り、前向きに検討する意向を示したという。【写真説明】青森市議有志から市長選への出馬要請を受けた後、報道陣に囲まれる小野寺氏=13日午後、都内

4251チバQ:2016/05/16(月) 23:31:22
http://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-35434661.html
海外出張、本県首長は「エコノミー」主流 「余裕ない」
11:29岩手日報

 県内市町村長の海外出張の航空機座席は、エコノミークラスが主流だったことが、岩手日報社のまとめで分かった。ホテル代金は1万〜4万円台。舛添要一東京都知事の高額旅費が批判される中、県内首長からは「必要性は感じない」「そんな余裕はない」と疑問の声が上がる。財政難の中でやりくりする県内自治体にとって、ぜいたくな旅は遠い世界の出来事のようだ。
 在任期間中に首長が海外出張したのは22市町村のうち、17市町村がエコノミーを利用。条例でエコノミー使用を定めている市町村のほか、国の基準を適用し、ビジネスクラス利用が可能な規定があっても、エコノミーを選んだ例もあった。
 米国などに行った高橋敏彦北上市長はあえてエコノミーを選択。「財政に余裕がなく、ギリギリで予算をひねり出している。1人分の単価を上げるならば、1人人員を増やした方が効果がある」と強調する。
 ビジネスを利用したのは、谷藤裕明盛岡市長、勝部修一関市長、本田敏秋遠野市長、多田欣一住田町長の4人。本田市長は行きはエコノミーでイタリアへ向かったが、帰りは体調不良のためやむなくビジネスにした。

4252チバQ:2016/05/16(月) 23:43:01
http://www.sankei.com/politics/news/160516/plt1605160018-n1.html
2016.5.16 14:31
【舛添知事公私混同疑惑】
岩手・達増知事「ファーストクラスにはもう乗らない…」

反応

反応


馳浩文科相を訪れ、東北の縄文遺跡群を世界遺産にするよう要望書を提出した知事ら。左から2人目が達増・岩手県知事=4月26日
馳浩文科相を訪れ、東北の縄文遺跡群を世界遺産にするよう要望書を提出した知事ら。左から2人目が達増・岩手県知事=4月26日

 東京都の舛添要一知事の海外出張費が高額すぎると指摘されていることを巡り、岩手県の達増拓也知事は16日の記者会見で、公務出張でファーストクラスを利用していたことを明らかにした上で、今後は使わない意向を示した。「ほかの知事を参考にして見直す方向で考えたい」と述べた。

 岩手県によると、達増知事は就任した2007年以降、海外に23回出張。うち欧州へ行った2回で往復ともファーストクラスを利用したほか、別の出張でも米国から日本に帰る際に使った。いずれも条例で定められた基準を守っているが、達増知事は「経費節約に努めたい」と話した。

4253チバQ:2016/06/01(水) 21:22:22
1421 :チバQ :2016/06/01(水) 21:21:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160601_51045.html
<参院選山形>知事、特定の候補応援「悩ましい」

 吉村美栄子山形県知事は31日の定例記者会見で、参院選山形選挙区(改選数1)の対応について「特定の候補者を応援するかをどうかを含めて熟慮している」と述べた。
 山形選挙区には、自民党新人の元全農県本部副本部長月野薫氏(60)=公明推薦=と、無所属の元議員舟山康江氏(50)=民進・社民推薦=が立候補を予定している。吉村知事は「(自分の知事選などで)2人から応援してもらった経緯もあり、いつも以上に悩ましい」と説明した。
 吉村知事はこれまでの国政選挙などで「恩と義に生きる」として、自らの初当選時に応援してくれた候補を支援するという基準を設けてきた。「明確な基準があれば簡単だが、今回は基準自体を考えている」と話した。
 前回2013年の参院選では、当時みどりの風現職だった舟山氏を支援した。
 山形選挙区では、ほかに幸福実現党新人で党県本部副代表の城取良太氏(39)も立候補を予定している。

4254チバQ:2016/06/08(水) 20:19:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160608_11024.html
<白石市長選>市議の山田氏 出馬へ


山田裕一氏
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県白石市長選(10月16日告示、23日投開票)で、白石市議の山田裕一氏(40)は7日、無所属で立候補する意思を固めた。近く記者会見し、正式に表明する。
 山田氏は取材に「丸9年の議員活動で培った経験と人脈をフル活用し、アンテナを高く張って白石を再起動させたい」と述べた。施策面では「教育と子育てを手厚くし、地場の産品や情報を発信する道の駅のような施設を検討するなど、めりはりのある市政運営に取り組む」と説明した。
 山田氏は白石市出身、白石工高卒。クリーニング業の傍ら2007年市議選で初当選し、3期目。白石青年会議所理事長も務めた。
 現職で3期目の風間康静氏(55)は6日、今期限りでの引退を表明した。市長選で出馬の意思を明言したのは山田氏が初めて。当面は議員活動を続ける意向だが、辞職時期によっては市議補選が市長選と同日程で行われる可能性がある。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年06月08日水曜日

4255チバQ:2016/06/08(水) 20:21:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160608_11072.html
<議長政活費疑惑>安部議長が辞任正式表明


安部 孝議長
拡大写真
 宮城県議会議長の安部孝自民党県議(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、議長職の辞意を固めていた安部氏は8日、所属会派「自民党・県民会議」の会派総会で、正式に辞任を表明した。15日開会の県議会6月定例会で許可される見通し。
 安部氏は午前、県議会棟であった総会に出席。「円滑な議会運営のため、総合的に判断し、議長職の辞任を決めた」と述べ、県民不信を招いた一連の問題の責任を取る考えを示した。
 安部氏の政活費を巡っては、仙台市民オンブズマンが3回にわたり監査請求。1回目に不正を指摘した2009年4月〜15年3月に仙台事務所分として支出した545万円分に関し、県監査委員は4月上旬、光熱費の一部など約42万円を不当利得と認定した。
 オンブズマンは3月下旬、後援会主催の会合費を自己負担したように見せ掛けて約12万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで仙台地検に告発している。
 安部氏は宮城県松島町出身。松島町議3期を経て1999年県議に初当選し、連続5期。議長就任は昨年11月で、在職期間は約6カ月間。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年06月08日水曜日

4256チバQ:2016/06/09(木) 19:52:10
1521 :チバQ :2016/06/09(木) 19:51:28 http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160609_31065.html
<参院選岩手>反達増派会派が田中氏支援容認

 参院選(22日公示、7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、県議会第3会派の無所属系「いわて県民クラブ」(6人)は8日、自民党新人の元慶大ラグビー部監督田中真一氏(49)について、所属議員の個別判断での支援を容認することを決めた。
 県民クラブは2012年の民主党分裂に伴う離党者を中心に構成。新人で野党統一候補の木戸口英司氏(52)を支援する達増拓也知事とは距離を置いている。
 昨夏の知事選では、告示直前に立候補を取りやめた平野達男参院議員(岩手選挙区)を支援した。平野氏は今回、田中氏支援に回るが、所属議員の一部は連携に消極的だ。
 飯沢匡代表は「平野氏には複雑な思いがあるが、岩手に新しい政治風土をつくるという田中氏の思いは共感できる。支援は個々の判断に委ねる」と述べた。


関連ページ: 岩手 政治・行政 参院選とうほく.

2016年06月09日木曜日

4257チバQ:2016/06/09(木) 19:52:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160609_11010.html
<宮城県議長辞任>政活費不正疑惑で引責


安部 孝議長

拡大写真

 宮城県議会議長の安部孝自民党県議(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、議長職の辞意を固めていた安部氏は8日、正式に辞任を表明し、議長辞職願を長谷川洋一副議長に提出した。15日開会する県議会6月定例会で許可される見通し。安部氏は就任から約半年で退任に追い込まれた。
 安部氏は県議会棟であった所属会派「自民党・県民会議」の総会に出席。「心からおわびする。議会の円滑な運営などを総合的に判断し、議長職の辞任を決めた」と述べ、一連の問題の責任を取る考えを示した。
 安部氏の政活費を巡っては、仙台市民オンブズマンが3回にわたって監査請求した。1回目の請求では2009年4月〜15年3月に仙台事務所分として支出した545万円分の不正を指摘。県監査委員は4月上旬、光熱費の一部など約42万円を不当利得と認定した。
 オンブズマンは3月下旬、後援会主催の会合費を自己負担したように見せ掛けて約12万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで仙台地検に告発。地検は4月21日に告発を受理した。
 安部氏は宮城県松島町出身。松島町議3期を経て1999年県議に初当選し、連続5期。昨年11月、議長に就任した。今年2月に政活費の不正支出問題が明らかになり、県議会の与野党会派から辞任を求める声が強まっていた。
 村井嘉浩知事は取材に対し「県民に疑念を抱かせたことは事実。次の議長には、強いリーダーシップで政活費の厳格化と透明化を図ってほしい」と述べた。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2016年06月09日木曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160609_11020.html
<宮城県議長辞任>後任選び本格化


会見を終え、議長応接室に引っ込む辞任表明した県議会の安部孝議長=8日午後0時15分ごろ、仙台市青葉区の宮城県議会

拡大写真

 宮城県議会(定数59)は8日、安部孝議長の辞任表明を受け、後任選びが本格化した。過半数を占める最大会派の自民党・県民会議(32人)は、中山耕一氏(59)=黒川、4期=を軸に候補者調整が進む見通し。新議長は、15日開会の6月定例会の冒頭で選出される。
 自民会派は10日の総会で、議長選に擁立する候補者選考の段取りを協議する方針。若手や中堅県議を中心に、中山氏を推す声が広がる。昨年11月に安部氏と会派内候補を争った中沢幸男氏(75)=青葉、8期=、藤倉知格氏(61)=黒川、7期=も浮上している。
 8日の会派総会では「会派内から議長、副議長を出している現状に安穏としてはいけない。このままでは県民の信頼を取り戻せない」(中堅)と、慎重な対応を求める声が上がった。
 民進党系みやぎ県民の声(10人)など野党4会派は9日に会合を開く。議長選に4会派統一候補の擁立を目指す動きがある。「問題解決の指導力を発揮しなかった」として自民会派所属の長谷川洋一副議長に辞任を求める意見も出ている。
 議会改革を名目に、自民会派に揺さぶりを掛ける狙いもある。県民の声の藤原範典会長は「自民が反省もなく正副議長を独占するようでは県民軽視だ」と指摘した。
          ◇         ◇        ◇
 宮城県議会議長の安部孝自民党県議(60)=宮城選挙区=による政務活動費(政活費)の不正支出問題で、議長職の辞意を固めていた安部氏は8日、正式に辞任を表明し、議長辞職願を長谷川洋一副議長に提出した。15日開会する県議会6月定例会で許可される見通し。安部氏は就任から約半年で退任に追い込まれた。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2016年06月09日木曜日

4258チバQ:2016/06/12(日) 20:49:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00010001-minyu-l07
百条委員会を設置 着服問題で北塩原村議会、会期延長
福島民友新聞 6月11日(土)9時21分配信

 北塩原村の第三セクター「ラビスパ」で計約600万円を着服した元男性職員に社長の小椋敏一村長が返済資金の一部を貸し付けていた問題で、村議会は10日、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置した。採決は全会一致。6月議会の会期は同日から17日に延長され、最終日に調査結果が公表される見通し。

 また、小椋村長が本会議に追加提案する予定だった自身の給与減額に関する条例改正案は賛成少数で受理されなかった。

 百条委員会は議長を除く議員9人で構成。小椋村長や着服、貸し付けに関与した人物から問題の全容などを聴取する。委員長に就いた蟹巻尚武副議長は設置の理由について、「議員から議会の答弁と今月3日に開かれた取締役会での説明が食い違っているとの指摘があった。住民が不審に思っていることを平等な目で精査したい」と述べた。

 小椋村長は着服の事実も貸し付けしたことも公表していなかった。小椋村長は報道陣の取材に「村民の信用を失墜してしまった。百条委員会でしっかり説明責任を果たしたい」と陳謝した。9月5日の任期満了に伴う北塩原村長選については既に3選出馬を表明しており、「任期中の課題に全力で取り組みたい」とした。

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160610-083059.php
横領弁済に村長貸付金 北塩原・第三セクター職員600万円着服
2016年06月10日 09時10分 (数字はいいね)   
 北塩原村の温泉施設「ラビスパ裏磐梯」などを管理、運営する第三セクター「ラビスパ」で経理を担当していた男性職員が計約600万円を私的に流用していたことが9日、分かった。男性職員は社長の小椋敏一村長から返済資金の一部として約300万円を借りたが、既に全額弁済しているという。小椋村長はこれまで、着服や貸し付けの事実を公表していなかった。村によると、男性職員は2004(平成16)年末ごろから約4年間にわたり経理を担当。08年12月に会計事務所の調査で約380万円の着服が発覚したことを受け、小椋村長が男性職員に約200万円を貸した。



 さらに09年3月に約200万円の着服も判明、小椋村長が約100万円を追加で貸した。残りは他の関係者が個人資金で損害額を一時的に穴埋めしたという。

 男性職員はその後、毎月約10万円を返済しながら勤務を続け、14年10月に依願退職した。退職金約100万円を受け取っている。

 小椋村長は開会中の6月議会で事実関係を認めるとともに「会社の被害回復のためだった。取締役会などで報告すべきだったが、機会を逃してしまった。信頼回復に努めたい」などと陳謝したという。10日の村議会最終日で、自身の処分に関する議案を追加提案する方針で減給案となる見通し。

4259チバQ:2016/06/14(火) 17:56:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160614_11027.html
<白石市長選>元市議の沼倉氏出馬へ


沼倉 昭仁氏
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県白石市長選(10月16日告示、23日投開票)で、元白石市議で会社員の沼倉昭仁氏(47)が無所属で立候補する意思を固めたことが分かった。近く記者会見を開き、正式に表明する。
 沼倉氏は取材に「前回の市長選に立候補した時よりも、白石の経済や現状は悪化している」と指摘。(1)公立刈田総合病院の再生(2)廃校方針の白川中の存続(3)イノシシ対策や高速道路を活用した道の駅整備-などを挙げ、「若者に仕事、老後に安心の市政に取り組みたい」と述べた。
 沼倉氏は村田町出身、法大大学院修了。衆院議員秘書を経て2007年の白石市議選で旧民主党公認で初当選し、連続2期。12年の市長選に無所属で出馬し、小差で落選した。
 市長選では、市議の山田裕一氏(40)が立候補を表明。現職で3期目の風間康静氏(55)は今期限りでの引退を明らかにした。

4260チバQ:2016/06/18(土) 10:32:25
http://www.sankei.com/politics/news/160617/plt1606170041-n1.html
2016.6.17 20:07
【参院選・秋田】
自民県議、議会欠席し選挙応援 衆院選のとき批判されたのに…

【2016参院選】

 秋田県の自民党県議が参院選の応援のため県議会の委員会を欠席や早退したことが分かった。17日の議会運営委員会で野党議員が追及し紛糾。最終的に渋谷正敏議長が禁止を通達することで決着した。

 自民党などによると、大仙市仙北郡選出で県連幹事長の小松隆明氏が10日、予算特別委員会を欠席し、地元で行われた同党比例代表立候補予定者の決起集会に参加。横手市選出で県連選挙対策局長の鶴田有司氏が15日、地元で行われた安倍晋三首相(党総裁)の演説の司会をするため、予算特別委員会を途中退席した。

 平成26年の衆院選の際も同様の問題があり、県議会は「議会優先」を申し合わせていた。この日の議運で自民は議会優先を徹底するとしたが、野党側は納得せず、議運が断続的に開かれた。このため、本会議の開会が50分遅れた。

4261チバQ:2016/06/26(日) 10:59:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160626_11006.html
名取市長選告示まで1週間 現新一騎打ちか

 任期満了に伴う名取市長選は、7月3日の告示まで1週間に迫った。ともに無所属で、4選を目指す現職の佐々木一十郎氏(66)、新人の元名取市議山田司郎氏(53)の一騎打ちになる公算が大きい。6月22日公示された参院選と同日の7月10日に投開票される。
 佐々木氏は3月の定例記者会見で立候補を表明。東日本大震災で甚大な被害を受けた閖上地区の区画整理事業の完遂など、復興の総仕上げを目指す。市債残高の減少や、経済誌の「住みよさランキング」で全国の市区町村の中で4位となったことなど、3期12年の実績を訴えている。
 山田氏は4月に記者会見し、出馬を表明した。復旧・復興事業の遅れを指摘し「聞く耳と対話のある政治」を訴え、高齢化対策や住宅施策などに取り組む決意をアピール。PTA活動に取り組んできた経験などを踏まえ、学校給食費の段階的無償化なども主張の柱に据えている。
 6月21日現在の有権者は6万2729人。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年06月26日日曜日

4262チバQ:2016/06/28(火) 00:21:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00010000-dtohoku-l02
八戸市長、自民支持鮮明で波紋 民進市議は不快感/参院選青森選挙区
デーリー東北新聞社 6月27日(月)10時37分配信

八戸市長、自民支持鮮明で波紋 民進市議は不快感/参院選青森選挙区
山崎力候補の応援演説でマイクを握る小林眞市長(右から2人目)。踏み込んだ発言に反発の声も上がる=23日、八戸市庁前
 参院選青森選挙区で、自民党現職の山崎力候補(69)=公明党推薦=と民進党新人の田名部匡代候補(47)=社民党推薦=との攻防が激化する中、山崎氏支持を鮮明に打ち出す小林眞八戸市長の言動が波紋を呼んでいる。自民に軸足を置きつつ、2013年の前回市長選では民進(当時は民主党)からも支持を受けて当選を果たした小林市長。野党批判にも踏み込む発言は田名部陣営を刺激、市議会内に反発が広がっている。

 「俺らも市長を推薦したことを忘れたのか。ばかにされたようだ」。24日午後、八戸市議会。民進系の第2会派・きずなクラブの田名部和義会長は、第1会派の自民・市民クラブの坂本美洋会長を呼び付け、強い口調で抗議した。

 小林市長は選挙戦突入前から何度も自民の集会に出席。この日の午前も、来八した安倍晋三首相の街頭演説に立ち会い、「理念なき野合と混乱の政治を選ぶのか、安定と信頼の政治を選ぶのか、重要な選挙だ」と訴えていた。

 地元の首長として安倍首相、山崎候補とがっちり手を組み、有権者にアピールした小林市長。その姿に、議会内での会談に同席したきずなクの五戸定博幹事長も「『頑張ってほしい』程度ならまだしも、いささか言い過ぎだ。市長のバランス感覚はいかがなものか」とかみついた。

 バランス感覚とは、「大島」「田名部」に二分される保守勢力への配慮を指す。八戸市では長らく大島理森衆院議長と元衆参議員の田名部匡省氏、父親の地盤を継いだ田名部候補が激しく争ってきたことから、歴代市長は国政選挙で表立った支持表明を控えてきた。

 だが、小林氏は近年、自民候補の支持を明確に打ち出す。20日の定例会見でも「政策の実績を見て決めた。政治家なので、国の方向性を見極めて判断するのは当然」と述べ、自身の選挙とは一線を画した。

 抗議を受けた坂本会長は「本人にはやんわり伝えておく」としつつ、「首長は政権与党にお願いする立場。何もおかしな話ではない」と擁護。来年秋に控える任期満了に伴う市長選に関しても、「影響はない」と意に介さない。

 市長の言動に対し、他の市議会会派の見解は割れる。公明の前澤時廣代表は「与党と連動して政策を進めてきた立場からの支持で、青森選挙区だけを見ているわけではない」と理解を示した。一方、共産の田端文明代表は「『野合』などの批判は野党を支持する市民への攻撃であり、ふさわしくない」と不快感をにじませた。

4263チバQ:2016/06/28(火) 19:45:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160628_71049.html
<参院選山形>知事、候補者の応援「熟慮中」


参院選の対応を質問され、苦渋の表情を浮かべる吉村知事
拡大写真
 吉村美栄子山形県知事は27日の定例記者会見で、参院選(7月10日投開票)の山形選挙区(改選数1)への対応について「依然、熟慮中で対応を決めかねている」と述べた。
 山形選挙区は自民新人の月野薫氏(61)=公明推薦=、無所属元議員の舟山康江氏(50)=民進・社民推薦=の事実上の一騎打ち。
 吉村知事は決断できない理由の一つに、2013年1月の前回知事選で自民党が対立候補擁立を見送り、自らが再選を果たしたことを挙げ、「任期を重ねるごとにいろいろな方から応援を受けており簡単に決められない」と苦渋の表情を浮かべた。
 前回の13年参院選では、当時、みどりの風現職だった舟山氏を支援した。
 山形選挙区にはほかに幸福実現党新人の城取良太氏(39)も立候補している。

4264チバQ:2016/06/29(水) 21:42:37
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-38367029.html
大矢議長の辞職、賛成少数で不許可/青森市議会
08:36東奥日報

大矢議長の辞職、賛成少数で不許可/青森市議会
東奥日報
(東奥日報)
 青森市議会は28日の本会議で、最大会派・自民清風会(9人)に所属する大矢保議長の辞職を賛成少数で不許可とした。議長が辞職を申し出ながら、議会が認めずに続投となるのは異例。議会内では、議長の座を巡るあつれきが同会派内にあった-と指摘する声が上がっている。【写真説明】賛成少数で大矢議長の辞職を不許可と決した青森市議会本会議=28日午後2時半

4265チバQ:2016/06/30(木) 20:45:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160630_11023.html
<名取市長選>遺恨試合?前哨戦ヒートアップ


前哨戦が加熱する名取市長選。支持者のボルテージも上がっている=名取市文化会館

拡大写真

佐々木一十郎氏

拡大写真

山田 司郎氏

拡大写真

 任期満了に伴う宮城県名取市長選(7月3日告示、10日投開票)に立候補を予定する、現職佐々木一十郎氏(66)と新人の山田司郎氏(53)の前哨戦がヒートアップしている。3期12年の実績を訴える佐々木氏と、佐々木氏の東日本大震災での対応を批判する山田氏。かつて市長選で佐々木氏と大接戦を繰り広げた県議石川利一氏(名取選挙区)が山田氏の支援を表明し、戦いはさらに熱を帯びている。
 「閖上地区の復興計画は市民みんなで考えた。二度と帰れないという人もいたが、1300年の歴史ある閖上を私たちの代でなくせない。閖上の復興を成し遂げるまで頑張りたい」
 17日、名取市文化会館であった佐々木氏の決起集会。佐々木氏が閖上地区現地再建への思いを述べると、会場に集まった約500人の市民が拍手で応じた。
 震災対応などの公務で選挙準備が万全ではないとして、「力を借りたい」と深々と頭を下げた佐々木氏。国会議員や県南の首長、各種団体の幹部らも次々とマイクを握り、佐々木氏支援を呼び掛けた。
 一方、2008年と12年の名取市議選で連続トップ当選を果たした山田氏も、4月の出馬表明から精力的に地域を回り、浸透を図る。佐々木氏の2日後、同じ場所であった決起集会にはほぼ同数の市民が集まり、会場は熱気に包まれた。
 「名取の復興は県内で一番遅れているといわれる。足りないのは聞く耳と対話だ」と佐々木氏の震災対応を批判した山田氏。過去2回の市長選で佐々木氏と戦い、08年には973票差に迫った石川氏も「山田さんに名取の震災対応を修正してほしい」と山田氏の支持を表明し、会場の期待は一気に膨らんだ。
 「閖上地区の現地再建など、佐々木氏の対応には問題がある。震災対応の一点で山田氏支援を決めた」と説明する石川氏。この支持表明に、佐々木氏陣営は焦りの色を隠せない。石川氏が4月にあった佐々木氏の事務所開きに応援メッセージを寄せていたこともあり、過去の経緯から佐々木氏を支援しないまでも静観を期待していたからだ。
 佐々木氏陣営幹部の一人は「個人的な感情からの行動で、まるで遺恨試合」と嘆く。その上で「PTA活動にも取り組んできた山田氏は、こちらが手が届かない層にも浸透している」と警戒し、一騎打ちに向け、後援会など組織の引き締めを図っている。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2016年06月30日木曜日

4266チバQ:2016/06/30(木) 21:28:45
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160630ddlk02010101000c.html
<鹿内・青森市長>辞意表明 アウガ問題で引責 「公共化の道筋つけた後」 /青森
11:29毎日新聞

 JR青森駅前ビル「アウガ」の再建問題で、青森市の鹿内博市長は29日、市議会の各会派代表者会議後に報道陣の取材に応じ、アウガを運営する第三セクターが債務超過の経営難に陥ったことの責任を取り、アウガの用地を市が買い取る「公共化」の道筋をつけた後で辞任する意向を明らかにした。市長は「私の責務をあいまいにして前に進むのは困難と考えるに至った」と語った。【宮城裕也、夫彰子】

 ◇積立金「転用」案、議会に混乱招く

 市長はこれまで、本来はアウガの修繕のために積み立てた「修繕積立金」を、アウガを運営する第三セクターの当面の経営資金や法的整理費用に「転用」する考えを示してきた。だが積立金のうち約2億円を転用するこの案は28日の市議会で審議されなかったため、混乱が広がっていた。市長は29日の各会派代表者会議で、7月中にまとめる予定のアウガの「公共化」に向けた最終案を示した後、辞職する意向を市議会に説明。また、7月4〜5日に臨時議会を開き、再度、積立金を三セク支援に転用する議案を提出する意向を示した。自身の進退と引き換えに、三セク支援に資金を捻出し、破産を回避したい意向とみられる。

 一方、市長のこうした提案に市議会は「積立金でなく一般会計で提案すべきだ」と反対。市は30日午前に一般会計補正予算案にアウガの救済費用を盛り込むか、積立金転用の条例案で提案するかを市議会に示し、臨時議会開会を再び求める。補正予算案の場合、市長が否定してきた追加の公金投入になる。

 ◇出直し出馬否定 選挙8月以降か

 辞職した場合は8月以降に選挙戦となる見通しだが、自身の「出直し出馬」については「辞職することは出ないということ」と述べ、再度の立候補を否定した。

 市は定例会最終日の28日、会期の延長を市議会に要請。三セクを「いずれ整理する結論に至った」と法的整理の方針も示して理解を求めたが、市議会は「積立金の具体的な使途を示さず議決できない」と批判。会期の延長は全会一致で否決され、条例案が審議されないまま閉会した。

4267チバQ:2016/06/30(木) 21:29:21
 ◇開業以来経営難

 アウガは2001年1月の開業以来、長年にわたり経営難が続いてきた。市長は09年に議会の議決を得て2億円を追加融資。また、14年度に市が貸し付けた約3億円の返済を猶予することも決めた。市長はそうした優遇策を取りながらも、三セクが約24億円の債務超過に陥った責任について言及し、「私なりの(責任の)考え方を明らかにすることが公共化を進める問題をクリアすること」と辞職を決断した。

 市議会の受け止めはさまざまだ。社民党の斎藤憲雄団長は「出処進退をかけるほど、アウガ問題解決への固い決意を明らかにしたという意味で受け取った」と話した。市民クラブの木下靖会長は「今回の提案と(市長の進退は)別問題。責任を取ったことにはならないのでは。アウガの延命ではなく(法的)整理に向けて別の形での提案を考えてもらいたい」と指摘した。自民清風会所属の大矢保議長は「予算を組んで最低限のアウガを救うための予算を出すべきだ。公金投入しないという約束を破るなら首をかけるべきだ」と述べた。

 ◇候補選考が焦点

 鹿内市長が辞職した場合、臨時議会が終了する8月以降に市長選が行われる見通しとなる。鹿内市長は再出馬を否定しており、「アウガ政局」の次の焦点は次期市長の選考に移る。当初の任期満了は来年4月だったため、大幅な前倒し選挙となる。

 現在、出馬を表明しているのは元民主党衆院議員の横山北斗氏。昨年12月に日本を元気にする会の公認候補として参院選出馬の意向を示したが、今年2月、参院選出馬を取りやめ、無所属での市長選出馬を表明した。

 自民清風会や公明党などの野党会派の市議らは5月、東京で総務官僚の小野寺晃彦氏に出馬を要請。関係者によると、小野寺氏は宮城県出身。青森高から東大卒業後、旧自治省に入省。現在は地方創生に関する業務を担当しているという。出馬への態度は保留しており、参院選後の7月の早い時期に三村申吾知事や市議らが再び出馬について要請する予定という。自民会派のベテラン市議は「すぐ対応できる。(小野寺氏の)不出馬はないと思う」と話す。

 ◇革新の県都市長、脱原発掲げ

 鹿内市長は青森市議、県議と計28年の議員生活を経て、2009年4月の市長選に「市民派」「草の根」を掲げて立候補。「市政変革」を求める市民の支持を追い風に、当時6選を目指していた佐々木誠造氏に約1万8000票差で完勝し、初当選した。13年4月に迎えた2度目の市長選は、自民党が対立候補の擁立で分裂するという「敵失」も手伝い、自民、公明推薦の元副知事候補を約2万票の大差で退けた。

 議員時代から「市民の声を政治に届ける」を信条に、一貫して「無党派」。市長就任後は、初当選時の公約だった市民との意見交換会「あおもり市民100人委員公聴会」を続けてきた。昨年度も計4回開催し、JR青森駅周辺整備や市の行財政改革について市民の声に耳を傾けた。

 初当選時に共産党や社民党が支援し、県内では異例の革新系市長だ。再選時には、東日本大震災を教訓に、「脱原発依存社会」を公約に追加。昨年6月の知事選では、両党が推薦した反核燃市民団体の共同代表への支援を表明している。

4268チバQ:2016/06/30(木) 21:29:39
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160630_21031.html
<青森市長辞意>アウガ再生 道筋示さず
12:55河北新報

<青森市長辞意>アウガ再生 道筋示さず
JR青森駅前の複合商業施設「アウガ」=2009年
(河北新報)
 青森市の鹿内博市長(68)は29日、市内の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の経営不振の責任を取り、辞職すると表明した。アウガ再生の道筋が示されないことで、議会やアウガ地権者との信頼関係が崩れていた。
 アウガは2001年、佐々木誠造前市長時代に中心市街地活性化の核としてオープン。当初から37億円の長期借入金を抱えていた。現在も年間約400万人が利用しているが、三セクは30億円以上の債務を抱え、赤字経営を続けた。今年2月に公共化方針を決めたが、15年度決算で23億円以上の債務超過に陥った。
 鹿内市長は「倒産させない」と明言しながら具体的な手法を示さず、「関係者と協議している」と繰り返してきた。「数年前に三セクの整理は提案したが、市長は課題を先延ばしした」と同社元社長。地権者の一人も「市長からは当事者意識を持って解決する姿勢が見えなかった」と話す。
 市長の辞職表明について市議からは「議会の混乱を考えればやむを得ない」「辞任は当然」との声が上がる一方、「辞めると言うとは思わなかった」という反応も。市長の支援者の男性は「(前日の三セク支援条例案の議事日程追加に)与党会派も賛成しないことを市長は分かっていたと思う。腹をくくったのではないか」と話した。
 鹿内市長は来年4月23日任期満了の次期市長選に3選を目指して出馬するとみられていた。現時点では、市議らが総務省職員の小野寺晃彦氏(40)=青森高、東大卒=の擁立を模索、元衆院議員の横山北斗氏(52)=青森市=が無所属で立候補する考えを表明している。

4269名無しさん:2016/07/02(土) 21:48:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900883&amp;g=pol
青森市長、引責辞職へ=第3セク経営難で7月にも

 青森市の鹿内博市長は29日、JR青森駅前の再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」が多額の債務超過に陥った問題で、7月にも市がアウガの土地や建物を取得する公共化への道筋をつけ、辞職する考えを明らかにした。来年4月に任期満了を迎えるが、次期市長選に出馬しない意向も表明した。市役所内で記者の取材に応じた。
 市長は近く、臨時議会を開いて三セクを支援する議案を提出し、公共化へ向けた最終案を7月から8月にまとめる方針。市長は「公共化への道筋がつけば辞職する。それだけ不退転の決意で臨むということだ」と話した。 
 アウガは2001年1月に開業。地上9階、地下1階建てで、衣料品店や飲食店、市民図書館などが入居しているが、相次ぐテナント撤退に伴い、利用者が減少。三セクは15年度決算で、約24億円の債務超過に陥った。(2016/06/29-22:18)

4270名無しさん:2016/07/02(土) 22:43:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160629/k10010577261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_035
再開発ビルの第三セクター債務超過 青森市長が辞意
6月29日 21時44分
青森市の鹿内市長は、青森駅前の再開発ビルを運営する第三セクターが開業以来初めて債務超過に陥ったことなどを受け、ビルの活用策などに道筋をつけたあとで、市長を辞職する意向を示しました。
青森駅前の再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクターは、昨年度の決算が3期連続で赤字になる見込みで、所有する土地や建物などの価値を見直す会計を適用したところ、平成13年の開業以来初めて、23億円余りの債務超過に陥ったことが、27日、公表されました。
「アウガ」が債務超過に陥ったことを受けて、青森市が保有するおよそ24億円の第三セクターの債権を全額回収するのが難しくなり、市議会からは、鹿内市長に責任の所在を明らかにするよう求める声が上がっていました。
こうしたなか、鹿内市長は29日夕方、報道陣に対し、アウガの土地や建物を取得して市役所機能を一部移転するなどして公共化させる道筋をつけたあとで、市長を辞職する意向を示しました。そのうえで、次の市長選挙には立候補しない考えも示しました。
鹿内市長は、29日、市議会の各会派の代表に対し、7月上旬にも臨時の市議会を開いて第三セクターを支援するための議案を提出したい考えを伝えたということです。

4271とはずがたり:2016/07/03(日) 03:36:02
鹿内氏は市民派だったので辞任は残念だ。

4272チバQ:2016/07/04(月) 18:49:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160704ddlk04010035000c.html
<選挙>名取市長選 告示 現新の一騎打ちに /宮城
12:00毎日新聞

 任期満了に伴う名取市長選が3日告示され、現職の佐々木一十郎氏(66)と、新人で元市議の山田司郎氏(53)が立候補した。東日本大震災からの復興の進め方が主な争点となる。投票は10日午前7時から市内30カ所の投票所で行われ、同日午後9時15分から市民体育館で開票される。7月2日現在の有権者数は6万2974人。

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇震災復興など着実に 佐々木一十郎 66 無現(3)

 佐々木氏は市役所近くに設けた選挙事務所前で第一声。自民党や民進党の国会議員、近隣の市町長、佐々木氏を支援する名取市議、市民ら約200人が応援に駆けつけた。

 雨の中、マイクを握った佐々木氏は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた閖上地区について「新たな魅力を加え、将来生き残れるまちをこの手で作りたい」と決意を表明。選挙戦で掲げた公約について「(任期の)4年間で実現可能な約束をしている。夢はいくらでも語れるが、現実政治は夢物語ではない」として、震災復興や子育て支援、社会福祉の充実、行財政改革などに着実に取り組む考えを示した。

 7月1日に民営化した仙台空港については「(空港が立地する)岩沼と名取が民間運営会社と手を取り合って地域振興に取り組む。地元にとって大きなチャンスだ」と意欲を示した。佐々木氏は支援者とともに「頑張ろう」と拳をつき上げ、選挙カーに乗り込んだ。【川口裕之】

 ◇内陸の住宅整備必要 山田司郎 53 無新

 山田氏は、名取市手倉田の選挙事務所前で第一声。「遅れた東日本大震災からの復興をこのまま進めるのか、市民との対話で加速させるのかが問われている選挙だ」と声を張り上げた。

 山田氏は「名取市の復興がここまで遅れたのは、市民の思いとかけ離れた市政運営の結果だ」と現行の復興政策を批判。「津波が怖くて(同市沿岸部の)閖上に戻れない人を無理やり戻すのか、それとも内陸に安心して暮らせる住まいを行政が確保するのか」と述べ、被災地の現地再建に加えて内陸での住宅整備の必要性を訴えた。

 また、6月に英国の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まったことに触れ、「1票が国の歴史を変えた。皆さんの1票で、名取の未来を変えることができる。皆さんから託された思いを、一つずつ形にするために精いっぱい頑張る」と力を込めた。県議や地元市議らも応援に駆け付け、「頑張ろう」コールで気勢を上げた。【鈴木一也】

………………………………………………………………………………………………………

佐々木一十郎(ささき・いそお) 66 無現(3)

 東北市長会副会長[歴]酒造会社社長▽市議▽市商工会副会長▽私立幼稚園長▽東北工大中退

山田司郎(やまだ・しろう) 53 無新

 [元]市議▽私立高PTA会長[歴]小売会社社員▽名取こどもミュージカル実行委員長▽法大

4273チバQ:2016/07/04(月) 18:49:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160704ddlk02010002000c.html
<2016参院選>ラストサンデー 「津軽VS南部」大接戦 大票田で支持訴え /青森
11:46毎日新聞

 10日投開票の参院選は3日、最後の週末を迎えた。事実上の一騎打ちとなる青森選挙区(改選数1)では、自民現職の山崎力氏(69)=公明推薦=と民進新人の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が大接戦を展開。この日はそれぞれ県内1、2位の大票田、青森市と八戸市が選挙戦のメーン舞台に。両氏とも夏の日差しの下、道行く買い物客らに支持を訴えた。【宮城裕也、佐藤裕太】

 青森市出身の山崎氏と八戸市出身の田名部氏。選挙戦では、県南北で対立した歴史になぞらえて「津軽と南部の戦い」と表する声も聞かれる。この日、津軽地方の県都・青森市で繰り広げた山崎氏の遊説では、こうした声を意識した発言が随所で飛び出した。

 同市浜田の商業施設前では、応援に来た津島淳衆院議員(青森1区)が、「県の代表は南部の人ではなく、津軽の山崎力を」と田名部氏をけん制した。山崎氏本人も子育て支援で自治体間格差の是正を訴えた後、「東京で育ったが、青森に居を構えた祖父の代から本籍地は青森市。そのことも参考にしてほしい」と地元色を強調。駆けつけた石原伸晃・経済再生相も「参院の重鎮で、青森からなくしてはならない候補」と調子を合わせた。

 一方の田名部氏は朝、地元・八戸で遊説をスタートし、青森市に繰り出して民進党の岡田克也代表と街頭演説した後は、再び八戸市へ戻るという「津軽」「南部」を行き来する一日となった。

 青森選挙区を「最重点区」と位置づける岡田代表。昼過ぎにJR青森駅前公園で田名部氏と合流すると、「自民党政治の規制緩和で非正規労働が拡大した。このまま進めばさらに不安定雇用が増える」「青森の情勢はデッドヒート。皆さん一人一人の力で結果は変わる」と力説した。

 主役の田名部氏はイメージカラーのピンク色のポロシャツ姿で登場。「強い者を強くすることを全て否定はしないが、政治の本来あるべき役割は弱い立場の人に寄り添い、希望を感じてもらうこと」と声をからした。

 同選挙区には他に、幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)も立候補し、支持拡大を図っている。

4274チバQ:2016/07/04(月) 22:00:08
1931 :チバQ :2016/07/04(月) 21:59:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160704_11026.html
<参院選宮城>村井知事 応援バランス巧妙


宮城選挙区での沈黙とは一転、公明比例候補の街頭演説で両手を挙げる村井知事=3日、仙台市青葉区
拡大写真
 現職同士が1議席を争う参院選宮城選挙区(10日投開票)で、村井嘉浩知事が巧妙なバランス感覚を発揮している。再選を目指す自民党現職熊谷大氏(41)、4選を期す民進党現職桜井充氏(60)のどちらも応援せず、「中立」を強調。一方、比例代表では3日、公明党候補の応援に駆け付け、自公政権寄りの姿勢をしっかりアピールした。
 仙台市青葉区のアエル前であった公明の街頭演説会。支持者ら約200人を前に村井知事は「自称、公明党のアイドル村井です」とあいさつして会場を盛り上げ、「公明党議員の支援で震災復興は前進した。ぜひ当選させなければならない」と持ち上げた。
 村井知事が今回の参院選でマイクを握ったのは初めて。宮城選挙区では自民候補を応援した前回参院選(2013年)から一転、今回は「熊谷、桜井両氏とは等距離」と沈黙を貫く。
 13年の知事選で村井知事は熊谷、桜井両氏から支援を受けた。熊谷氏は松下政経塾の後輩で、自民はかつて県連幹事長を務めた出身母体。東日本大震災時に旧民主党政権で財務副大臣を務めた桜井氏とのつながりも深い。「心情的に片方だけを応援するというのは難しい」と明かす。
 街頭や集会での応援演説は引き受けないが、両現職とツーショットで握手を交わす写真撮影には応じ、恩を売ることは忘れない。村井知事は「当選しても落選しても、2人とは今まで通りのお付き合いができる関係だ」と強調している。


関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月04日月曜日

4275チバQ:2016/07/05(火) 22:45:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160705_11037.html
来夏市長選への布石?仙台市式典に梅原前市長


奥山市長(左)と談笑する梅原前市長
拡大写真
 仙台市の市制施行127周年記念式が4日、青葉区の仙台国際センターで開かれ、梅原克彦前市長(62)が来賓として出席した。来年夏には市長選があり、参加者からは「リベンジに向けた顔つなぎでは」との臆測も出た。
 梅原氏は現在、国際教養大(秋田市)の教授。記念式への出席は市長時代の2009年以来、7年ぶりとなった。式後の交歓会では奥山恵美子市長に「いつもテレビで拝見しています」とあいさつし、市幹部や市議とも積極的に名刺交換した。
 梅原氏は09年市長選への立候補を断念して退任した後は、仙台市政との接点がほとんどない。今回の出席に多くの参加者が驚き、ある市幹部は「奥山市長への宣戦布告か」といぶかった。
 タクシーチケット不適正使用を巡り梅原氏の問責決議をした市議会も因縁の相手だが、ベテラン市議は「自分を追い落としたわれわれにも握手を求めてきた」と目を丸くした。
 梅原氏は「たまたまタイミングが合ったので出席しただけ。大学で楽しく働いており、市長選への立候補はあり得ない」と語った。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月05日火曜日

4276チバQ:2016/07/06(水) 21:20:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160706_21051.html
<アウガ>支援条例案否決 市議会迷走不安の声

 経営難に陥っている青森市の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」支援を目的に、アウガの修繕積立金から約1億円を支出するための条例案が、5日の市議会臨時議会で反対多数で否決された。三セクの資金ショートは目前に迫っており、テナントや地権者から、不安や疑問の声が上がっている。
 条例案は、市議会各派代表者会議での議会側の提案を受け、市が当初転用を予定した2億円を、テナントに返還する営業保証金約7600万円と三セク整理のための弁護士費用に限定した計1億円前後とすることで一致し、修正して提出された。しかし、臨時議会では8人の質疑の後、賛成13、反対21で否決された。
 鹿内博市長は「市議会側の提案だったので否決は想定外。残念だ」と厳しい表情で語った。同意していた条例案を否決したことについて、反対した会派の代表は「市長の進退に関する発言があいまいだった」と理由を述べた。
 支援が不透明となり、アウガ内の店舗にも動揺が走った。地権者からは「どういうことなのか。アウガに関して市議のチェック機能が果たされておらず、悲しい」「自分たちにとって、市長の進退は別問題」と嘆く声が聞かれた。
 別の関係者は「何のための議会だったのか、議論の目的もよく分からなかった」とため息をつく。「これまで課題をしっかりと話し合わなかったことにも原因があるが、反対した市議も代案を出すべきではないか」と話した。


関連ページ:青森政治・行政
2016年07月06日水曜日

4277チバQ:2016/07/06(水) 21:21:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160706_11019.html
<参院選宮城>昨日の友は今日の敵


拡大写真

中心商店街を歩き、民進党のPRビラを配布する林氏=5日、仙台市青葉区
拡大写真

街頭演説で熊谷氏や自民党への支援を訴える和田氏=5日、仙台市青葉区
拡大写真
 10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、日本のこころを大切にする党の和田政宗参院議員(41)と、民進党の林宙紀元衆院議員(38)が、与野党の両現職陣営に分かれて支持拡大に奔走する。前回参院選(2013年)は旧みんなの党に所属し、二人三脚で選挙戦を戦った2人。政党の離合集散でたもとを分かち、「昨日の友は今日の敵」の戦いを繰り広げる。
 今回の選挙戦で和田氏は党が推薦する自民現職の熊谷大候補(41)を応援。林氏は現在所属する民進の現職桜井充候補(60)を選対幹部として支える。
 和田氏は6月末から仙台市中心部の街頭に立ち、熊谷氏支持を強調。青葉区のホテルで7月4日夜あったこころと自民の合同演説会では弁士を務め「宮城でぜひとも熊谷氏を勝たせなくてはならない」と叫んだ。
 「安倍政権の経済政策アベノミクスの継続が必要」と強調した和田氏。自身がかつてフル活用したネット選挙のノウハウを自民県連に伝授するなど、全面的な支援に回る。
 林氏は同日夕、民進の県議や仙台市議ら約10人と市中心部を練り歩いた。「政策立案能力や実績を見れば国会に送るのにふさわしいのは桜井さん」などと支持を呼び掛けた。
 市中心部の無党派層を意識したアピール行動は林氏の提案で実現。「両陣営とも既に支持者は固め、あとは無党派をどれだけ取り込むかが勝負だ。大票田の仙台でPRを重ねたい」と意気込む。
 ともにアナウンサー出身の2人。5人が立候補した3年前の参院選宮城選挙区(改選数2)で和田氏はみんなから初挑戦し、比例東北の衆院議員だった林氏が選対本部長を務めた。ネットを駆使した選挙戦を展開し、旧民主党現職を小差で破った。
 14年11月のみんな解党前に林氏は維新の党(当時)、和田氏は次世代の党(現こころ)に合流した。直後の衆院選で林氏は宮城2区に立候補、和田氏は対立候補の次世代新人を推し、決別は決定的になった。
 和田氏は3年後、今回と同様に改選数が1に減る厳しい参院選に直面する。民主、維新両党の合流で民進党籍となった林氏は、次期衆院選で2区から立候補を予定する。共に今後を見据え、応援は熱を帯びる。
 ライバル陣営で戦うかつての仲間について、2人とも「それぞれの政治信条で行動しており、互いの立場で一生懸命やればいい」と語るにとどめている。


関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月06日水曜日

4278チバQ:2016/07/11(月) 21:54:51
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_11095.html
<名取市長選>「復興遅れ」刷新浸透
08:00河北新報

<名取市長選>「復興遅れ」刷新浸透
支持者から花束を受け取り、握手する山田さん=10日午後11時50分ごろ、名取市手倉田の事務所
(河北新報)
 10日投開票が行われた名取市長選は、新人で元市議の山田司郎氏(53)が初当選を果たした。東日本大震災で被災した閖上地区の復興を現地再建の手法だけに固執しないことを表明。復興の遅れや再建方針を巡ってくすぶる市民の不満の受け皿となった。
 PTA活動が原点の山田氏は、地域の主婦層などに支えられ支持を伸ばした。地元が内陸部のため、沿岸部の復興に加えて、復興以外の地域課題の解消も掲げ、比較的復興に関心の薄い内陸部の有権者の支持も拡大していった。
 現職の佐々木一十郎氏(66)は「復興計画は国や県と緻密に練り上げた。見直せば混乱し、間違いなく復興が遅れる」と説明したが、震災対応を巡ってたまった市民の不満は根強く、市政刷新へと雪崩を打った民意を止められなかった。
 蓄積されてきた不満が新リーダー誕生の背景にあり、市の将来像について論戦が深まったとは言い難い。特に山田氏が公約に掲げた学校給食費の段階的無料化や、東北電力が所有する名取スポーツパーク(ナスパ)の再開、仙台市地下鉄の南進などは、実現可能性に疑問符が付く。
 給食費無料化には4億円弱が必要とされるため、市の財政を悪化させることにならないか。被災したナスパの復旧や地下鉄南進は事業主体が名取市ではなく、本当に着手できるのか。山田氏には財源確保はもちろん、他組織との折衝など、高いレベルの行政手腕が求められる。(解説=岩沼支局・桜田賢一)

◎名取市長選開票結果

(選管最終)
当  20,677山田司郎 無新(1)
   14,635佐々木一十郎 無現

4279チバQ:2016/07/11(月) 23:33:58
【青森】8000票差!
当 田名部匡代 (新) 民進党 302,867
  山崎力 (現) 自民党 294,815
  三國佑貴 (新) 諸派 18,071

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk02010071000c.html
<2016参院選>田名部氏が初当選 保守王国の一角崩す /青森
10:56毎日新聞

 第24回参院選が10日投開票され、青森選挙区(改選数1)では民進党新人で元衆院議員の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が自民党現職の山崎力氏(69)=公明推薦=を破り、初当選を果たした。野党共闘の実現で県内の非自民勢力がほぼ一本化され、事実上の一騎打ちの構図が早々に固まった影響もあり、選挙戦は大接戦となったが、地盤とする八戸市に浸透し、無党派層からの支持も得た田名部氏が制した。田名部氏の当選で、県内の選挙区選出国会議員6人(衆院4人、参院2人)を自民が独占する「保守王国」の一角が崩れた。幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)は支持を広げられなかった。投票率は55・31%で、前回(2013年)の46・25%を9・06ポイント上回った。

 青森市篠田の田名部氏の事務所には、民進党の田名部定男県連代表らに加え県内の野党各党の幹部も集まり、開票状況を見守った。当選確実が伝えられた瞬間、事務所は歓喜の渦に包まれた。田名部匡代氏は満面の笑みで「託された思いは重い。一人一人の思いをしっかり受け止め、期待に応えたい」とあいさつした。

 衆院議員を計3期務めた田名部氏にとって、初の全県選挙区での戦い。地元・八戸市以外での浸透が課題だったが、津軽地方の衆院青森1区を地盤に持つ升田世喜男衆院議員(民進)に加え、推薦した社民や手堅い組織票を持つ共産など野党各党の協力も奏功。連合青森の支援も受け、保守王国の一角を崩した。民進党本部も選挙戦序盤から続々と知名度の高い応援弁士を投入。岡田克也代表や蓮舫代表代行が何度も県内入りするなど、党を挙げた総力戦が勝利につながった。

 参院選出馬を決めた昨年12月以降、県内各地をくまなく回り続けた田名部氏。選挙戦では「地方の切実な思いが国に届かない。そう諦めている人の思いを受け止め、国会に届ける」と訴え続け、好況の実感がわかない県内の有権者の共感を得た。無党派層にも浸透し、強力な組織選挙を展開する自公を振り切った。【佐藤裕太】

 ◇支持層固め切れず 山崎氏

 田名部氏の当選確実が伝えられると、青森市第二問屋町にある山崎氏の事務所では支持者からため息が漏れた。山崎氏は「手厚い支援を頂いたが、期待に応えられず申し訳ない」と支持者に陳謝した。

 野党が候補を一本化し、大接戦となった選挙期間中、山崎氏はこれまで行わなかった早朝の街頭演説など「どぶ板選挙」を展開。3期18年の実績や経済政策を中心に訴えたが、田名部氏の出身地・八戸市などで保守層を取りこぼし、公明票の一部も相手に流れるなど、従来の手堅い支持層を固めきれなかった。

 今回の選挙戦は序盤から田名部氏との競り合いが伝えられ、陣営の危機感は深刻だった。安倍晋三首相が自ら県議に電話をかけて直接協力を呼びかけたほか、現職首相としては異例ともいえる3回の県内入りを実現。小泉進次郎党農林部会長ら知名度の高い応援弁士らも次々に来県し「てこ入れ」を図るなど総力戦の様相を見せた。三村申吾知事や県内市町村の大半の首長の支持も獲得。終盤では津軽地方向けに「青森に居を構えた祖父の代から本籍地は青森市だ」と地元色を強調する演説もしたが響かず、自民王国の牙城の一角を崩してしまう結果となった。【宮城裕也】

4280チバQ:2016/07/11(月) 23:34:12
 ◇投票率55・31% 前回比9・06ポイント増

 青森選挙区の投票率は55・31%で、前回比9・06ポイント増となった。候補6人が乱立して自民1強の構図が明確だった前回(2013年)に比べ、自民現職と「野党共闘」候補による事実上の一騎打ちだった今回は、選挙戦最終盤まで勝敗の行方が読めない激戦になり、注目を集めたとみられる。

 このほか、初めて導入された18歳選挙権の話題性、「全国最低投票率」からの脱却を目指す県選管などの選挙啓発キャンペーンも、投票率の底上げにつながったようだ。

 今回の参院選では、期日前投票(6月23日〜7月9日)もスタートから好調だった。投票した有権者は最終的に19万4153人に上り、前回の約1・6倍。要因の一つが期日前投票所の増加で、県全体では前回より41多い100カ所に設けられた。特に大学構内や商業施設内への設置が増え、若年層らへの「投票の利便性向上」アピールが、一定程度、功を奏したと言える。

 一方、投開票当日に駅などに設置する「共通投票所」は、県内では平川市が商業施設に設けた1カ所にとどまった。同市の投票率は56・02%で、前回と比べた増加率は10・67ポイントと、県平均より高かった。【夫彰子】

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇政策論争に疑問残す

 「東北最大の激戦地」とも形容された青森選挙区は、民進党の田名部匡代氏の初当選で幕を閉じた。自民1強が続く保守王国・青森で近年まれに見る激戦となった背景には、従来は票が分散していた野党が共闘して候補を一本化し、事実上の「政党対決」「二者択一」という分かりやすい構図が誕生したことに尽きる。有権者に一定の関心を持たせることに成功し、最後まで予断を許さない選挙戦だったといえる。

 ただ、単純に数を競うゲームなら確かに見応えのある勝負ではあったが、肝心の政策論争で十分に競い合ったかは疑問が残る。たとえば重要争点の一つだった安全保障関連法の是非についても、田名部氏は「戦争できる国にしようとしている」、山崎氏は「抑止力が高まる」と主張するだけで、発言の根拠となる具体的な内容には踏み込まないケースが目立った。

 参院は往々にして衆院の議決を追認する「カーボンコピー」とも呼ばれるが、本来の役割は衆院多数派による行き過ぎを防ぐ「再考の府」「熟慮の府」であるはずだ。解散を気にせず6年間の任期を与えられる参院議員は、やはり政策のプロであってほしい。その意味で、候補者には当選後を見据えた具体的な政策論争がもっとあってよかった。田名部氏は3期務めた衆院議員から「なぜ参院に転身するのか」。既に3期18年の参院議員の実績を持つ山崎氏は「なぜ参院を続けるのか」。情理を尽くした言葉で、その根源的な思いも聞きたかった。

 「今の政治は、数の力だけが優先されている」--。田名部氏が2000年6月、初めて立候補した衆院選の際、毎日新聞の取材に対して述べた当時の政界への苦言だ。それから16年。与党が衆院で改憲発議に必要な3分の2という圧倒的な議席を持ち、「数の力」を絶対視する論理が政界を席巻するまさに今、この言葉はちっとも古くなっていない。

 県民の厳正な審判を受け、国会に戻る田名部氏。16年前に語った思いを忘れず、堂々とした「熟慮の府」の一員の姿を見せてほしい。【宮城裕也】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇青森選挙区開票結果=選管最終発表

当 302,867 田名部匡代 47 民新

▽ 294,815 山崎力 69 自現

   18,071 三国佑貴 31 諸新

 ▽は法定得票数を得た落選者

………………………………………………………………………………………………………

 ◇当選者の略歴

田名部匡代(たなぶ・まさよ) 47 民 新(1)

 [元]衆院議員▽党県代表代行[歴]農水政務官▽玉川学園女短大=[社]

4281名無しさん:2016/07/12(火) 00:56:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100062&amp;g=pol
名取市長に山田司郎氏が初当選(宮城)

 元市議の山田司郎氏(53)=無所属・新=が、佐々木一十郎氏(66)=無所属・現=を破り初当選。(10日投開票)(2016/07/11-00:23)

4282チバQ:2016/07/13(水) 21:00:41
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-40008295.html
青森市議会最大会派が分裂
07月11日 21:42東奥日報

 青森市議会の最大会派・自民清風会(9人)から3人が離脱し11日、議会事務局に新会派「自由民主党」を届け出て受理された。自民清風会は6人となり第2会派に、第2会派の市政与党・新政無所属の会(7人)が最大会派となった。

4283チバQ:2016/07/15(金) 23:58:48
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-40065924.html
青森市長選に西氏(商議所副会頭)出馬検討
07月12日 08:48東奥日報

 青森商工会議所副会頭の西秀記氏(52)=青森市=が、次期青森市長選への出馬を検討していることが11日、分かった。市政課題を議論する市民団体・まちづくり市民運動の会(丸山桂多共同代表)が「街を立て直してほしい」として、10日に出馬要請。西氏は本紙取材に「慎重に考えている」と述べた。

4284名無しさん:2016/07/17(日) 20:11:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071700116&amp;g=pol
須賀川市長に橋本克也氏が3選(福島)

 橋本克也氏(53)=無所属・現=が無投票で3選。(17日告示)(2016/07/17-17:26)

4285チバQ:2016/07/19(火) 21:32:14
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-40998041.html
「アウガ」青森市政の混迷象徴
12:00デーリー東北

「アウガ」青森市政の混迷象徴
デーリー東北
(デーリー東北)
 青森市の鹿内博市長が任期半ばでの辞意を表明して2週間余り。再開発ビル「アウガ」(同市新町)の経営難と市議会との確執を背景に、自らの「首」をアウガ再生と引き換えにした格好だ。市長選は今秋に見込まれ、候補者として既に複数の名前が挙がる。「コンパクトシティー」の先駆けとして、かつて全国の脚光を浴びた中核施設は、今や県都の混迷を象徴するシンボルと化したようだ。 「私が出処進退を明らかにすれば、公共化(市有化)がスムーズに進む」。6月29日、各派代表者会議で臨時議会の招集を提案した鹿内市長は、こわばった表情で辞意を示した。23億円超の債務超過に陥った第三セクターの延命を図る条例案をまず通し、8月上旬の臨時議会で公共化関連議案を可決してアウガ再生に道筋を付ける—という算段だ。 ただ、5日の臨時議会で改めて進退を問われた鹿内市長は、「『新生アウガ』が実現すれば責任を果たせる。市長選に出るかとの前提はそこにある」と答弁、出直し選に含みを持たせた。議場はざわつき、可決が確実だった条例案は一転して否決。与野党問わず、市議の多くは「言っていることがすぐ変わる。信用できない」と不信感を持つ。 鹿内市長は青森市議3期、県議5期を務め、現在2期目。就任後は市庁舎建て替えや議員報酬削減などの改革に着手。ただ、議会に根回ししない政治スタイルなどに市議らの不満は募り、アウガ再生や市役所庁舎の建て替えを巡る混乱で頂点に達した。 一方、ちまたには「後始末を押し付けられた」との声も多い。アウガは、中心市街地のコンパクト化政策を進めた元市長が建設した施設。しかし、01年の開業以来、売上高は毎年度目標に届かず、虚像が独り歩きして債務は膨らんだ。こうした経緯から、鹿内市長の支持者らは「志半ばのはず」と察し、再出馬を求める構えだ。取材に対し鹿内市長も「辞めるな、また立候補しろという電話が毎日たくさん来る」と明かすが、再出馬には「今はアウガ問題で精いっぱい」と明言を避けている。 急転直下の市長選に向け、自民党などは総務省官僚の小野寺晃彦氏(40)に白羽の矢を立てた。19日に出馬を表明する予定だ。参院選で青森市の選挙区得票が自民公認を上回った野党側も、候補者擁立を模索する。だが、民進県連幹部は「市長の進退がはっきりするまで動けない」と漏らす。 元衆院議員の横山北斗氏(52)は既に立候補を表明。青森商工会議所副会頭の西秀記氏(52)も出馬を検討しており、アウガ再生と同様、市長選の対決構図も混迷を深めている。【写真説明】青森駅前の複合再開発ビル「アウガ」。市政の混迷を象徴するシンボルと化している

4286チバQ:2016/07/23(土) 13:12:56
http://mainichi.jp/articles/20160723/ddl/k04/010/086000c
角田市長選 あす告示 現新の一騎打ちか /宮城


毎日新聞2016年7月23日 地方版
 任期満了に伴う角田市長選が24日、告示される。いずれも無所属で、3選を目指す現職の大友喜助氏(65)と、元同市総務部長で新人の木村伸一氏(63)の2人が立候補を表明している。選挙戦では、市が整備計画する「賑(にぎ)わいの交流拠点施設」(道の駅)の是非が主な争点になりそうだ。


 大友氏は震災復興のシンボルとして整備した市民センター(かくだ田園ホール)や新学校給食センター建設、企業誘致など2期8年間の実績を強調。「攻めの行政」で定住人口の確保と交流人口の拡大、産業振興などを公約に掲げる。

 木村氏は道の駅について「市政運営は岐路に立っている。行政主導の大型事業で次世代に多大な借金を残す」と建設反対を訴える。市民目線の行政で誇りと愛着が持てるまちづくりを掲げ、人材育成など教育環境の充実を政策の柱に据える。

 投票は31日で、即日開票される。10日現在の有権者数は2万5766人(男1万2693人、女1万3073人)。【豊田英夫】

4287チバQ:2016/07/23(土) 13:52:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160723ddlk02010018000c.html
<選挙>青森市長選 元総務官僚・小野寺氏が出馬表明 「未来つくる先頭に」 /青森

11:09毎日新聞


 JR青森駅前商業ビル「アウガ」を運営する第三セクターの経営破綻問題に絡み、鹿内博・青森市長が辞意を表明したことを受け、自民系会派などの市議らから次期市長選への立候補を打診されていた元総務官僚の小野寺晃彦氏(40)が22日、青森市内で記者会見し、「青森市の未来をつくる先頭に立ちたい」と立候補を表明した。無所属で出馬する意向で、「私に賛同いただける全ての会派にご支援、ご協力をいただきたい」と話した。

 小野寺氏はアウガ経営難問題や市庁舎建て替え、青森駅前の整備事業など市政の課題について「リーダーが先送りを続けてきたことに危機感を感じている。前向きな議論を進める必要がある」と強調。アウガには市役所の機能を移す方針を述べた。

 小野寺氏は宮城県生まれ。小学校時代を八戸市、中学2年からは青森市で過ごし、青森高から東大へ進学。卒業後は旧自治省に入省し、宮崎市の財務部長や愛知県の財政課長などを歴任。最近までは総務省地域力創造グループで地方創生業務を担当していたが、鹿内市長の辞意表明を受け、「退路を断つ」として19日付で総務省を退職した。

 市長選には既に元民主党衆院議員の横山北斗氏(52)が立候補を表明している。横山氏は昨年12月、日本を元気にする会の公認候補として今月の参院選への出馬の意向を示したが、今年2月、参院選出馬を取りやめ、無所属での市長選出馬を表明した。

 このほか、元証券会社員の男性(46)も26日に立候補を表明する予定。また、青森商工会議所関係者も出馬を模索している。【佐藤裕太】

4288名無しさん:2016/07/24(日) 20:47:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071900785&amp;g=pol
総務官僚が出馬の意向=青森市長選

 次期青森市長選をめぐり、総務省官僚の小野寺晃彦氏(40)は19日、東京都内で自民党など超党派の市議から出馬要請を受けた。その後、記者団の取材に対し「限りなく前向きな意見交換をした。総務省に辞表を預けており、辞職が認められれば、私なりの意思をしっかり示す」と述べ、立候補する意向を事実上表明した。
 現職の鹿内博市長はJR青森駅前の再開発ビルを運営する第三セクターが経営難に陥った責任を取り、早ければ8月上旬にも辞職する考えを表明。各党などは市長選が秋に行われるとみて準備を進めている。 
 小野寺氏は県立青森高校、東大経済学部を経て1999年自治省(現総務省)に入り、総務省自治行政局地域政策課理事官を務める。
 市長選をめぐっては、元衆院議員の横山北斗氏(52)が出馬を表明している。(2016/07/19-19:51)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200678&amp;g=pol
元総務官僚が出馬表明=青森市長選

 今秋にも見込まれる次期青森市長選で、元総務省地域政策課理事官の小野寺晃彦氏(40)が22日、市内で記者会見し、無所属での出馬を表明した。小野寺氏は市議会の一部から出馬要請を受けており、19日に同省を退職。会見で「青森市を再生しなければならない」と述べた。
 現職の鹿内博市長は、JR青森駅前の再開発ビルを運営する第三セクターが経営難に陥った責任を取り、8月上旬にも辞職する考えを表明している。市長選をめぐっては、元衆院議員の横山北斗氏(52)が出馬を表明している。(2016/07/22-17:29)

4289チバQ:2016/07/29(金) 22:15:10
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160729_11025.html
<仙台南北線>延伸ラブコール 市困惑
10:48河北新報

<仙台南北線>延伸ラブコール 市困惑
仙台市中心部に通う富谷町民の利用が多い泉中央駅
(河北新報)
 宮城県名取市と同県富谷町の両首長が、隣接する仙台市の地下鉄南北線(泉中央-富沢、14.8キロ)の延伸に意欲を見せている。ともに南北線の延伸を掲げて首長に初当選し、実現しなければ公約違反のそしりを受けかねないが、現時点では夢物語に近い。当の仙台市は、あずかり知らぬところで進む延伸話に困惑している。
 南北線と名取市、富谷町との位置関係は地図の通り。名取市は富沢駅からの南進、富谷町は泉中央駅からの北進を目指している。
 「名取市内の西北部団地は生活圏が仙台市に入り込んでいる。交通の利便性を確保しなければならない」。山田司郎名取市長は25日の就任会見で、選挙戦でも訴えた南北線の南進に取り組む姿勢を改めて強調した。
 西北部団地とは、仙台市との境にあるゆりが丘、みどり台、那智が丘、相互台の各団地。新駅設置が想定される地域の東側は富沢駅から直線距離で2〜3キロと近く、住民の期待も大きい。
 一方、若生裕俊富谷町長は南北線の北進を狙う。昨年2月の町長選では、泉中央駅から次世代型路面電車(LRT)による富谷延伸を主張した。
 当選後はコンサルタントに調査分析を依頼し、「LRT」「地下鉄延伸」「路線バス強化」の3案の費用対効果を比較。若生氏は「泉中央までのアクセス改善を望む住民の声が強い。本年度は3案を深掘りして検討を進め、いずれは仙台市や県、国と協議したい」と意気込む。
 2市町からラブコールを送られた形の仙台市は、対照的に冷淡だ。市交通政策課は「2市町からは相談もなく、どこまでの本気度なのか。将来の人口減少や社会情勢を考えると簡単にはいかない」といぶかる。
 仙台市など全国9自治体の直営地下鉄のうち、開業後に他自治体に延伸した例は表の通り。地下鉄事業者でつくる日本地下鉄協会(東京)は「収支的には30万規模の都市への延伸なら可能性はある」との見方を示す。人口約7万8000の名取市と約5万2000の富谷町はいずれも採算面がネックとなる。
 南北線の八乙女-富沢間の1キロ当たり建設費は163億円。地上のみの泉中央延伸(1.1キロ)も97億円を要した。本年度末見込みで約44億円の赤字と932億円の累積債務を抱える仙台市の地下鉄事業に、延伸に取り組む余裕があるかは疑問だ。
 奥山恵美子市長は27日の定例会見で「市域外の延伸には相当な制約があり、県の関わりも出てくる。(延伸計画は)市が示すべき性質のものではない」と突き放した。

4290チバQ:2016/07/31(日) 21:33:38
http://www.sankei.com/region/news/160730/rgn1607300021-n1.html
2016.7.30 07:08
【混迷・アウガ 三セク破綻と市政への波紋】
(上)
 ■“負の遺産”運営見通しに甘さ 既存店と併存、街づくり“二律背反”

 地上9階、地下1階の複合ビルであるアウガは佐々木誠造・前青森市長時代の平成13年に開業した。衣料品店や飲食店などのほか、図書館などの公共施設も入居。人口減少に備えて中心市街地の都市機能を集約する「コンパクトシティー」のモデルケースとして全国から視察が相次いだ。

 しかし、郊外に流通大手が大型ショッピングセンターを建設すると客足が流れ、開業直後からテナントの売り上げが低迷した。

 21年に鹿内博市長が就任後、三セクに2億円を融資するなど立て直しを図ったが、昨年度決算で約24億円の債務超過に陥り、事実上の経営破綻状態となった。三セクの法的整理は時間の問題だ。

 「新町商店街が廃れる中でアウガに期待するのはもう無理。なぜ、こうなる前に何とかしなかったのか。鹿内市長はもちろん佐々木市政の時に賛成した市議会にも責任がある」

 市内で理髪店を営む男性(42)は街づくりに対する行政の見通しの甘さを指摘する。別の主婦(53)は「私たちの年代が欲しい商品がない」と魅力の乏しさを強調する。確かに商品のラインアップが若者中心に偏重するため、比較的安価で、客単価が低くなることも収益面に少なからず影響を与えているとの声もある。

                 ■   ■

 市が抜本的な再建策を打ち出せないまま、重大な局面を迎えたことについて、長年アウガ問題に関わってきた元青森公立大教授の天野巡一氏(75)は、以前から鹿内市長に近い人物に対してアウガの在り方について警鐘を鳴らしてきたという。

 天野氏は「全国の三セクで赤字のケースが増える中で進めてきた政策のツケ。最初から無理があった」と話し、アウガが前市政からの“負の遺産”となっていることを指摘する。同時に「昔ながらの個店とアウガが客を取り合っている」とし、既存の商店街とアウガが併存し、“二律背反”となっている街づくりそのものの問題点を挙げる。

 東京都武蔵野市の誘致で昭和46年に吉祥寺にオープンした大手百貨店の伊勢丹は平成22年に閉店した。背景には吉祥寺の目覚ましい発展と相反するかのような百貨店業界の低迷、近隣店舗との競争激化などがあったとされる。

 天野氏は「大都市圏に比べて人口の少ない青森市で客を受け入れる市場のパイは小さい。きちんとした方向性、戦略性を打ち出さないと(既存商店街とアウガが)共倒れになる」と危惧する。

 アウガ問題は、少子高齢化、人口減少社会の中で街づくりの方向性を問う、市政全体の問題としてとらえなければならない時期に差し掛かっている。(福田徳行)

                   ◇

 青森市のJR青森駅前の複合商業施設「アウガ」が存続の危機を迎えている。運営する第三セクター、青森駅前再開発ビルが経営破綻状態に陥ったことで、法的整理が時間の問題となっているためだ。多額の債務処理に市が有効な手段を打ち出せなかったことで市長の辞任表明にまで発展した。街づくりの在り方に課題を突き付け、市政混迷の背景を探った。

4291チバQ:2016/07/31(日) 21:34:26
http://www.sankei.com/region/news/160731/rgn1607310038-n1.html
2016.7.31 07:03
【混迷・アウガ 三セク破綻と市政への波紋】
(下)

 ■青森市議会紛糾 背景に保革対立

 ■次期市長選は乱戦? 求められる決断力

 「アウガ再生方針案の最終版を7月中に示し、公共化(市有化)の道筋がつけば8月上旬に辞める。再出馬もしない」

 6月29日、市議会各派代表者会議で、アウガを運営する第三セクターへの2億円の支援条例案を審議するため、鹿内博市長は臨時市議会の招集を提案した後、報道陣の取材に苦渋の表情を浮かべた。

 市は三セクの株式約63%を保有する筆頭株主。「アウガの灯を消してはならない」と、かねて再建に意欲を示している鹿内市長は当初、打開策としてアウガの「修繕積立金」約4億1千万円から2億円を転用し、支援に充てる条例案を市議会に提案した。だが、三セクが経営破綻状態となり、法的整理が時間の問題となったことで整理の時期や方法の判断材料に乏しい、として否決された。

 条例案が廃案となり、引責という形での鹿内市長の突然の辞意表明に、野党会派・市民クラブの奈良祥孝議員は「辞任と2億円の拠出は次元の違う話。2億円は砂浜に水をまくようなもの。ここまで問題を先送りしたのは市長の決断のなさの表れ」と突き放す。

 事態打開に向け、市はテナントへの営業保証金7600万円と整理に向けた弁護士費用を加えた額に限定するという市議会の逆提案に沿った形の支援策を提案、7月5日の臨時市議会で可決される見込みだった。ところが、鹿内市長が辞職の時期をめぐって曖昧な答弁をしたことで、市議会の一部会派が反発を強め、支援条例案は賛成少数で否決となった。

 「議会側からの提案がまさか否決されるとは…。想定外。理解できない」。臨時市議会閉会後、鹿内市長は呆然(ぼうぜん)とした表情を浮かべ、「今後のことは三セク、関係者と協議していく」と話すのがやっと。野党会派・自民清風会の渋谷勲議員は「使途が限定されるなら賛成もやむを得ないと思っていたが、市長の辞職の発言が揺れている。言動が信用できない」と不信感を募らせた。

 鹿内市長は青森市議を経て、県議時代に反原発の立場からエネルギー問題などで存在感を示した。平成21年の市長選に出馬し社民、共産の支援を得て、自民党などが推した現職らを破って初当選した。

 以来、市政運営をめぐる手法などで市議会と軋轢(あつれき)が生じ、アウガをはじめ、市役所庁舎建て替え問題など、市政の重要課題で度々、対立を繰り返してきた経緯がある。「根回しがない」「議会軽視だ」などの声が市議の間から上がることもあった。

 市政界に詳しい人物は市議会の紛糾について、「背景には自民党が工藤正、佐々木誠造と2代続いた保守系市政の奪還にある。結局は“鹿内下ろし”だ」と解説した上で、「市長は議会人で市政を預かる立場ではなかった」と鹿内市長の行政手腕に懐疑的だ。

 一方で、「市議会ともう少し距離を縮める配慮があっても良かったが、市議会も事あるごとに反対ばかりで、当事者意識に欠けている」と市長、市議会双方の「資質」にも疑問を投げかけた。

 次期市長選をめぐっては、元衆院議員の横山北斗氏(52)、市議会有志の要請を受けた元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)、元学習塾経営の高木順氏(46)が立候補を表明。さらに出馬を模索する動きもあり乱戦模様だが、いずれにせよ、新たな県都のリーダーには市民本位の政治姿勢に加えて、難題を解決する決断力が求められることになる。 (福田徳行)

4292名無しさん:2016/07/31(日) 23:21:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016073100211&amp;g=pol
角田市長に大友喜助氏が3選(宮城)

 大友喜助氏(65)=無所属・現=が、元市総務部長の木村伸一氏(63)=無所属・新=を破り3選。(31日投開票)(2016/07/31-22:19)

4293チバQ:2016/08/01(月) 22:11:27
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160801ddlk04010055000c.html
<選挙>角田市長選 大友氏が3選 地域活性化、攻めの行政訴え /宮城
11:25毎日新聞

 任期満了に伴う角田市長選は31日投開票され、現職の大友喜助氏(65)=無所属=が、新人の元同市総務部長、木村伸一氏(63)=同=を破り、3選を果たした。投票率は60・70%(前々回68・01%)。当日有権者数は2万5557人(男1万2585人、女1万2972人)だった。

 大友氏は3月議会で「第5次長期総合計画策定責任者として継続して成果を上げる責務がある」と3選を目指して出馬表明。争点の一つとなった「賑(にぎ)わいの交流拠点施設」(道の駅)整備計画は「地方創生に重要で地域活性化につながる。45%は国の財政支援がある」と強調。人口拡大や産業振興などを公約に掲げ、「攻めの行政で角田新時代を開く」と訴え、幅広い支持を得た。

 木村氏は道の駅の整備計画について「税金の無駄遣いで次世代の子供たちに多大なる借金を残すだけだ」と建設反対を訴えたが、批判票をまとめきれなかった。【豊田英夫】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果

 =選管最終発表

当 8124 大友喜助 65 無現

  7311 木村伸一 63 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇角田市長略歴

大友喜助(おおとも・きすけ) 65 無現(3)

 市農業振興公社理事長▽阿武隈急行取締役[歴]市総務部長▽福島大院

4294チバQ:2016/08/02(火) 20:36:05
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160802_13014.html
宮城新議長も政活費疑惑 妻の会社に705万円
10:15河北新報

宮城新議長も政活費疑惑 妻の会社に705万円
不正支出の疑いが持たれている政活費の流れを説明するオンブズマン=1日、宮城県庁
(河北新報)
 宮城県議会の自民党会派「自民党・県民会議」が約2年間、現議長の中山耕一自民党県議(59)=黒川選挙区、4期=の妻が経営する会社に政務活動費(政活費)から人件費を不正に支出したとして、仙台市民オンブズマンは1日、村井嘉浩知事に対し、会派に約705万円を返還させるよう求める監査請求をした。同議会では安部孝前議長が政活費を巡る不正支出問題で6月に引責辞任したばかり。
 請求によると、自民党会派は2014年5月〜今年3月、中山氏の妻が社長を務める宮城県富谷町の「K&Kコンサルティング」から議会控室の女性事務員の派遣を受け、人件費を政活費から支出した。同社は10年、中山氏の事務所兼自宅に設立された。労働者派遣事業の許可を得ておらず、違法派遣の疑いもある。
 13年3月に策定された県議会の「政務活動費の手引き」は、議員と同一生計の親族を雇用した場合、政活費からの人件費支出を禁じている。オンブズマンは、会派が同社に人件費を支払った結果、中山氏の妻に政活費が渡った、と主張している。
 オンブズマンは「問題の派遣は中山氏が13年11月、会派幹事長に就任した後に始まり、今年2月に安部氏の疑惑が発覚した直後に終わった。中山氏が幹事長の力を使い、活動実態がない同社に派遣元を切り替えたのではないか」と問題視。「間に会派と会社を介在させて分かりにくくして、妻に政活費を環流させた仕組みも悪質だ」と述べた。
 中山氏は「当時の会派役員の1人として責任があり、監査請求を重く受け止める。K&Kは一切の利益を得ていないが、当時の関係書類などを精査し、説明責任を果たしたい」と話した。
 村井知事は1日の定例記者会見で「監査委がよく精査し、結論を出してほしい。会派は説明責任を果たすべきだ」と述べた。
 中山氏は富谷町職員などを経て、03年の県議選で初当選。14年11月から1年間、会派の会長を務めた。安部氏の引責辞任を受け、今年6月に議長に就任した。

4295チバQ:2016/08/02(火) 20:36:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201608/20160802_13013.html
<政活費疑惑>議長「会派と会社の契約」


記者会見で違法性を否定する中山議長
拡大写真
 仙台市民オンブズマンの監査請求を受け、宮城県議会の中山耕一議長は1日、県庁議会棟で記者会見し、「派遣でなく、あくまで会派と会社が業務委託契約を結んだ。同一生計の親族への支出に当たらない。会社に利益は発生していない」と違法性を否定した。
 会派からコンサルティング会社に支払われた政活費について、中山氏は「会派に勤務する女性事務職員の給料、社会保険料に全てを充当したと記憶している。会社には1円の利益も発生していない」と強調した。
 中山氏によると、待遇面の改善を理由に人材派遣会社との契約解除を訴えた女性職員を引き留めるため、当時の会派役員で協議。中山氏の妻が社長を務める「K&Kコンサルティング」に業務を委託して女性職員にこれまでの仕事を継続させ、賃金アップを図ることを決めたという。
 中山氏は「利益を得るためではなく、女性職員に仕事を続けてもらうための緊急的な措置として、休眠会社だったK&Kを活用した。当時の資料などを精査したい」と説明した。
 安部孝前議長による政活費の不正支出問題が発覚した直後の今年3月、会派との業務委託契約が終了したことに関しては「女性職員が一身上の都合で辞めることになったため」と述べるにとどまった。
 県議会では6月に引責辞任した安部前議長に引き続き、政活費を巡って現職議長が監査請求される事態となった。中山議長は「重く受け止めて今後、説明責任を果たしていく。議会改革をしっかり遂行することが私の役目だ」と述べた。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年08月02日火曜日

4296チバQ:2016/08/03(水) 23:28:12
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-42944735.html
三戸町長選に松尾県議が出馬表明
08:57東奥日報

 民進党県連政調会長で三戸郡選出県議の松尾和彦氏(53)は2日、任期満了に伴い11月15日告示、同20日投開票される三戸町長選に出馬すると表明した。同町長選には、現職の竹原義人氏(65)が6月の町議会一般質問で、3選を目指し立候補する意向を示しており、選挙戦となることが確実な情勢となった。

4297チバQ:2016/08/10(水) 21:41:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160809-00010008-minyu-l07
異例の事態...議案提出せず閉会 川俣町臨時議会、説明不十分で
福島民友新聞 8月9日(火)10時30分配信

 川俣町の臨時議会が8日、開かれたが、町が議案を提出せずに閉会する異例の事態となった。

 町は山木屋地区に復興拠点施設として建設する商業施設の工事請負契約の議決を求める1議案を提出する予定だった。しかし、町や町議によると、議案説明のために臨時議会前に開かれた全員協議会や総務産業常任委員会で、施設の一部スペースの使用方法などについて説明が十分でないことを議会側から指摘されたため、町は議案の提出を見送った。

 臨時議会で古川道郎町長は「諸条件を整えて提案するため、(議案提出を)見送りたい」と理由を述べた。町は計画内容を精査し、議案を提出する考え。

4298チバQ:2016/08/11(木) 01:46:55
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-43618709.html
どうする組織体制 民進党青森県連
08月08日 09:00デーリー東北

どうする組織体制 民進党青森県連
デーリー東北
(デーリー東北)
 民進党青森県連政調会長の松尾和彦県議(53)=三戸郡選出=が、任期満了に伴う11月の三戸町長選に出馬する意向を固めたことに伴い、民進の今後の組織体制が焦点となる。今秋にも見込まれる青森市長選や次期衆院選への対応が迫られる中、次期政調会長には政策立案能力や調整力が求められる。さらに松尾氏は町長選に出馬するため、選挙前に県議を辞職または自動失職する見通しで、県議会の民進会派も現在の6人から5人に減少し、〝自民1強〟の流れが強まるのは必至。県議会で最大野党の存在感を維持できるかどうかも注目される。 松尾氏は2003年の県議選で初当選し、4期目。旧民主党県連時代には幹事長も務めた。12年の前回町長選では出馬も検討したが、見送った経緯がある。 松尾氏が町長選への出馬を固めたことについて、田名部定男県連代表は「出馬の決断はいいことだ。あらゆる可能性を探ってほしい」、先の参院選で自民党現職を破って初当選した田名部匡代参院議員も「今まで共に戦ってきた仲間であり、ぜひ頑張ってもらいたい」とエール。ある県連関係者は「参院選の勝利に乗ってどんどん戦った方がいい。勢力拡大につながる」と前向きに捉える。 ただ、松尾氏は現在、県連政調会長と県議会会派の会長を務めており、松尾氏の出馬に伴い、事実上、後任選びが本格化する。田名部代表は「まだ何も決まっていない」と述べるにとどめるが、青森市長選の対応や次期衆院選で空白の2、3区の候補者選考など課題は山積しており、民進内で中堅の要のポジションにいる松尾氏の離脱は痛手との見方もある。会派会長を巡っては、党名変更に伴って4月に松尾氏が新たに会長に就任し、仕切り直しを図ったばかりで後任に注目が集まる。 県議会勢力の維持も重要な課題だ。松尾氏が辞職することで民進会派は5人となり、第3会派の青和会と同人数になる。県議会定例会の一般質問で代表質問ができる5人の条件は満たしているため、直ちに大きな影響はないが、人数で最大会派の自民党に大きく水をあけられている状況には変わりはない。 今後、会派から国政や首長選に挑戦するメンバーが出る可能性もゼロではなく、県議会でいかに勢力を維持し、存在感を示していくかも今後の重要な課題となる。【写真説明】松尾和彦県議が三戸町長選に出馬することで民進党内では後任の県連政調会長の人選などさまざまな影響が出る可能性がある(写真はコラージュ。右から時計回りに松尾県議、青森県議会、民進県連幹部)

4299チバQ:2016/08/11(木) 08:13:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201608/20160811_51002.html
<山形知事選>自民、独自候補を検討

 来年1月に行われる見込みの山形県知事選で、自民党山形県連は10日、山形市で支部長・幹事長選対特別会議を開き、独自候補擁立を目指し今月末をめどに選考を進める方針を決めた。
 約100人の党員が出席した会議では、参院選で公認候補が大敗したのは「準備期間が短く、候補者の知名度不足が最後まで解消できなかったからだ」との意見が相次ぎ、その教訓から候補者選びを急ぐことになった。時間を要する公募はせず、執行部と県議が中心となり人選を進める。
 出席者からは3選立候補が確実視されている吉村美栄子知事と政策協定を結ぶ案も出されたが、「独自候補を擁立すべきだ」との意見が多数を占めたという。
 会議後、遠藤利明県連会長(衆院山形1区)は「公党として最初から候補者を出さないということはあり得ない」と強調した。金沢忠一幹事長は「ふさわしい候補者が見つかるかどうかは今後の検討次第。結果を踏まえて次の対応を決めたい」と述べた。
 会議では、参院選山形選挙区で公認候補が落選し引責辞任を表明していた金沢幹事長の続投も決まった。


関連ページ:山形政治・行政
2016年08月11日木曜日

4300名無しさん:2016/08/20(土) 22:25:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160815-00000044-san-l02
【もう一筆】“醜態”さらし続ける青森市政
産経新聞 8月15日(月)7時55分配信

 青森県内40市町村の牽引役となるべきはずの県都・青森市が“醜態”をさらけ出している。

 JR青森駅前の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター、青森駅前再開発ビルが巨額の債務超過に陥り、その対応をめぐって鹿内博市長と市議会の一部会派の対立が泥沼化している。鹿内市長は当初、7月中にアウガ再生に向けた最終方針案を提示した上で今月上旬にも辞職する考えを示したが未だに提示はなく、辞職時期も不透明さを増している。

 時間だけが過ぎ、赤字が膨らむ現状を鹿内市長、市議会はどう考えるのか。責任は大きい。

 そもそもアウガがオープンした平成13年当初から“兆候”はあった。ところが、21年に就任した鹿内市長は、その場しのぎの対応を繰り返し、抜本的な打開策を打ち出せないまま問題を先送り。トップに求められる判断力、実行力が問われている。一方で、市議会のチェック機能にも疑問符が付く。

 問題が表面化してからこれまで鹿内市長と市議会は幾度となく対立を繰り返してきた。今、考えなければならないのは、戦々恐々での営業を余儀なくされているテナントをどう守るかだ。政治的対立からいたずらに時間を浪費することは許されないはずだ。

 直接選挙で首長と議員を選ぶ「二元代表制」の中で今の市長、議員を選んだのは他でもない市民だ。市民は市政の現状を真摯に考える必要がある。(福田徳行)

4301名無しさん:2016/08/20(土) 23:01:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160820-00000013-khks-pol
「達増流」10年目 見据える復興後
河北新報 8月20日(土)12時37分配信

 達増拓也岩手県知事(52)は20日、無投票3選から1年を迎えた。昨年8月の知事選で自ら主導した野党共闘の流れは7月の参院選へ続き、選挙では知事側の「連戦連勝」となった。東日本大震災からの復興が最重点の県政運営は9月、10年目に入る。県政界の中心としての地歩を着実に固めているが、野党系の政治スタンスや国との関係、県政運営の求心力を巡っては賛否が交錯する。

<復興へ決意示す>

  「本年度は本格復興完遂年。その先の人口減少対策や地域振興につなぐ重要局面だ。未来志向で取り組む」。宮古市で7日あった県主催の懇談会「いわて復興未来塾」。達増知事は復興に懸ける決意を示した。

 震災に直面したのは1期目終盤。8カ年の復興計画は2017年度以降の2カ年が最終期間となる。「知事就任以来、今が一番やりがいを感じる」と語り、自身の手で復興をやり遂げる意欲を強調する。

 達増氏は昨年8月の知事選で「県民党」を掲げて政党色を封印。師事する小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)とやや距離を取った。それが受け皿となり、野党共闘が実現。自民党が支援した平野達男参院議員(岩手選挙区)を立候補断念に追い込んだ。

 続く県議選では旧民主、生活などの親達増派が最大会派を確保。今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)では元政務秘書で野党統一候補の木戸口英司氏を全面支援し、初当選に導いた。

 この1年、達増流の選挙戦略はさえを見せた。その分、「県民党」は野党色が濃くなった。

 それでも達増氏は「野党的な考え方が岩手では県民全体の主流」と意に介さない。発言の端々に安倍政権との対立軸が浮き上がる。

 「政治家として何を発言しても自由だが、節度が必要だ」。自民党ベテラン県議は達増氏に「助言」する。政府・自民党との関係が悪化すれば県政への影響が懸念されるからだ。

 県幹部の一人は「露骨な政権批判は正直、はらはらする。国の予算がうまく付かないと、知事の姿勢が影響していると勘繰るのは当然だ」と打ち明ける。

4302名無しさん:2016/08/20(土) 23:03:06
>>4301

<布石を打つはず>

  肝心の県政運営は9月11日、10年目に突入する。

 生活県議は「県民の信任を背景に強い自信を持ち始めた。復興後を見据えた施策など基盤強化への布石を打つはずだ」と推察する。対照的に自民党県連幹部は「県庁組織に施策の成果を求める圧力に欠ける。結果に対する自己評価も甘ちゃんだ」と断じる。

 首長の見方も分かれる。沿岸部の市長は「県に予算要望しても、知事の考えがよく見えない。腹を割って話したい」。内陸部の市長は「トップとして精いっぱいの範囲で現場の声に耳を傾けている」と評価する。

 達増氏は8日の定例記者会見で、この1年を振り返り「国や市町村と連携しながら復興を軌道に乗せ、将来の方向性についても手を打てた。やるべきことをやれた」と自信を示した。

4303チバQ:2016/08/21(日) 08:10:51
http://www.sankei.com/region/news/160821/rgn1608210004-n1.html
2016.8.21 07:00
【ZOOM東北】
山形発 参院選大敗の自民県連、知事選が試金石 人選には手詰まり感も

 自民、公明両党が大勝した参院選で野党統一候補に大敗を喫した自民党山形県連が、党勢立て直しに向けて動き始めた。今月10日には各支部長と幹事長、選対特別委員らが合同会議を開き、前五輪相で衆院議員の遠藤利明会長、県議の金沢忠一幹事長ら現執行部の続投を正式に承認。来年2月に任期満了を迎える知事選に向けた動きを本格化させる。県連は知事選の勝利に全力を挙げる構えで、独自候補擁立の成否が今後を占う試金石となりそうだ。(森山昌秀)

                  ◇

 ◆沖縄以上の大差

 参院選山形選挙区で、自民が擁立した公認候補は無所属の野党統一候補に約12万票もの大差で敗れた。与党の「1勝5敗」に終わった東北でも、青森(約8千票差)、宮城(約4万1千票差)など他県と比べて惨敗ぶりが際立つ。米軍普天間飛行場の移設問題で与党批判が強い沖縄選挙区(約10万6千票差)をも上回っており、県連は危機感を強めている。

 約100人が集まった10日の会合では、参院選について「候補者擁立が遅れたため、準備期間も短く、候補者の知名度不足が最後まで解消できなかった」などと敗因を総括。その上で「一緒に責任を共有していこう」と、遠藤氏ら現執行部の続投が決まった。県連関係者は「政治経験や地盤の強さ、どれを取っても県連を指導できるのは遠藤氏以外にないのが実情だ」と説明する。

 ただ、今回の選考経過に関し、昨年末に公募を実施しながら党員投票を経ずに候補者を決定した点について、疑問を提起した出席者もいた。

 ◆腹案なき主戦論

 会合では知事選についても協議した。出席者によると、「自民が独自の候補者を立てられないようでは、政党としての責任を果たしたといえない」といった意見に対して拍手が起きるなど“主戦論”が出席者の多数を占めた。

 こうした議論を引き取り遠藤氏は会合後、記者団に「(知事選に)公党として最初から候補者を出さないということはあり得ない。どういう形がいいか早急に話を進めてほしいと指示した」と述べ、月内をめどに候補者擁立を検討する方針を明らかにした。時間的な制約から公募は見送り、執行部と県議が人選を進めるという。

 ただ、今後の候補者選定については手詰まり感も漂う。会合では、県出身の中央省庁幹部の名前を挙げて候補者選考を求める意見も出たが、執行部の口から具体名が出ることはなかった。「腹案はないような印象を受けた」と出席者の一人は振り返る。

 一方、知事選をめぐっては現職の吉村美栄子知事の3選に向けた立候補が確実視される状況だ。平成21年の知事選に民主、共産、社民の支援で立候補した吉村知事は、自民などが支援する現職を破り初当選。前回は54年ぶりの無投票で再選を決めた。

 首長選は、2期目や3期目を目指す現職が優位とされるのが一般的。10日の会合でも「吉村知事と政策協定を結ぶべきだ」との意見が複数の出席者から出たといい、「主戦論のほか、最上地方などの非戦論、中立派もいる」(関係者)という県連内は決して一枚岩ではない。

 吉村知事も、参院選候補者への支援について、「熟慮に熟慮を重ねている」「悩ましい」などと静観の構えを貫いたことで、県連サイドを刺激することは回避した形だ。決戦を5カ月後に控え、どんな結論を下すのか。県連に残された時間は少ない。

4304チバQ:2016/08/21(日) 19:33:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160821ddlk06010106000c.html
<選挙>知事選 吉村氏、3選出馬に前向き 後援会総会2000人前に 来年 /山形
10:36毎日新聞

 来年2月に任期満了を迎える次期知事選を前に、吉村美栄子知事の後援会総会が20日、山形市の山形ビッグウイングで開かれ、支持者ら約2000人が集まった。3選出馬に向け、出席者からは吉村知事に対し「早めの決断を」との声が相次ぎ、知事は「みなさんの温かい声を受け止め、しっかりと考えなければならない。今後も県の発展のために、全力でやっていきたい」と出馬に前向きな姿勢を示した。【野間口陽】

 総会では各地区の後援会関係者から「まだ知事にはやり残したことがあるのではないか」「ぜひ、この場で意思表明を」などとの声が続出。「知事に3期目に臨んでいただきたいと思う方は拍手を」と声があがると、大きな拍手が起こった。吉村知事は「具体的な表明というのは、いろいろあってなかなか今は……(難しい)」と出馬の明言は避けた。9月に開会する定例県議会で正式に表明するとの見方が強まっている。

 総会には、民進党県連会長の近藤洋介・衆院議員や、舟山康江参院議員、自民党の岸宏一・元参院議員の他、市町村の首長、県議らが出席。近藤氏は「東日本大震災で本当に苦しい時代を経験した。東北、山形県の本当の意味での豊かさを実感できる時代を作るため、リーダーは吉村知事しかいない」と強調。2009年と13年の知事選で、吉村知事を支持した岸氏は「立候補を早く決意するよう、みんなで勇気づけよう」とエールを送った。

4305チバQ:2016/08/22(月) 19:21:07
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160822_61003.html
<北塩原村長選>着服事件 百条委の結論争点に
12:48河北新報

 任期満了に伴う福島県北塩原村長選が23日告示される。第三セクター元社員による着服を巡り、村議会に設置された地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委)で証人喚問された現職と、現職の責任を問わない結論を出した百条委の議論に異を唱える新人2人の計3人による選挙戦となる公算が大きい。
 無所属で立候補を予定する3人は、3選を目指す現職の小椋敏一氏(68)と、ともに新人で会社役員の伊関明子氏(61)、村議の遠藤和夫氏(61)。
 百条委は6〜7月に設置された。温泉施設運営の第三セクター「ラビスパ」で約600万円を着服した元社員に、社長を務める小椋氏が返済に充てるよう300万円を貸し付けた問題を調査。最終的には「(返済金貸し付けで)業務上横領を隠蔽(いんぺい)した責任は重い」とする報告書も、村長不信任案も本会議で否決された。
 村長選は当初、今春に立候補表明した小椋氏の無投票当選が濃厚とみられたが、百条委の結論を受け、伊関、遠藤両氏が今月、相次いで出馬表明した。
 小椋氏は農林水産業の振興などを公約に「村民本意の村づくりを進め、信頼回復に努める」と強調。2014年の福島県知事選にも立候補した伊関氏は「村政の流れを変え、安全な観光地をつくりたい」、百条委で小椋氏不信任を主張した遠藤氏は「今の村政でいいか、変える必要があるかを問いたい」と訴える。
 投票は28日で即日開票される。7月10日現在の有権者は2515人。

4306チバQ:2016/08/23(火) 20:47:22
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-45527750.html
北塩原村長選23日告示 8年ぶり選挙戦、現新3人立候補へ
08月22日 09:15福島民報

 任期満了に伴う北塩原村長選は23日告示、28日投票で行われる。3選を目指す現職小椋敏一氏(68)=無所属=と会社役員の新人伊関明子氏(61)=無所属=、村議の新人遠藤和夫氏(61)=無所属=が立候補を表明しており平成20年以来、8年ぶりの選挙戦となる見通し。 立候補の届け出は23日午前8時半から午後5時まで村コミュニティセンターホールで受け付ける。投票は28日午前7時から午後6時まで村内7カ所で行われ、午後8時から同ホールで開票される。 6月21日現在の有権者数は2515人(男1248人、女1267人)。■18歳選挙権適用 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公選法が施行され、北塩原村長選が選挙戦になった場合、県内の首長選で初めて「18歳選挙権」が適用される。村選管委によると、6月21日現在の18、19歳の有権者数は計56人。 7月17日告示の須賀川市長選は無投票となり、適用されなかった。

4307チバQ:2016/08/28(日) 15:45:10
https://www.minpo.jp/news/detail/2016082734055
滝田氏(恒和薬品社長)に出馬要請へ 郡山商議所会頭選
 10月31日の任期満了に伴う郡山市の郡山商工会議所会頭選で、副会頭4人全員が26日、恒和薬品社長の滝田康雄氏(71)=郡山市=に立候補を要請する方向で合意したもようだ。9月8日に開く常議員会で報告するとみられる。
 滝田氏は郡山市出身。安積高、学習院大法学部卒。恒和薬品が傘下に入るアルフレッサホールディングス(東京)の副社長を平成20年から今年6月まで務め、現在は顧問。郡山商工会議所常議員。県医薬品卸組合理事長や日本医薬品卸業連合会常任理事などを歴任し、郡山青年会議所理事長、郡山商工会議所青年部会長なども務めた。
 副会頭4人は滝田氏の経営手腕や、まちづくりに関わってきた経験、地域での豊富な人脈などを踏まえ、会頭に適任と判断したとみられる。
 郡山商工会議所会頭は前任の丹治一郎氏が5月31日に死去したため、空席となっている。
 会頭選は10月11日に告示され、14日まで立候補の届け出を受け付ける。選挙日は同24日。これまでに立候補の意思を表明した関係者はいない。

( 2016/08/27 09:40 カテゴリー:主要 )

4308チバQ:2016/08/28(日) 17:20:09
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-46335687.html
副市長辞職届、市議から市長責任問う声
11:00東奥日報

 青森市の加賀谷久輝副市長(69)が26日に辞職届を提出、2人の副市長が現市政から次々と去ることを受け、市議からは27日、「異常事態」「市長の責任問題だ」と厳しい声が相次いだ。辞意を表明している鹿内博市長は辞任時期を明らかにしていないが、与党市議は「定例議会(29日〜9月28日予定)の終了後、市長に進退を考えてもらう」との考えを示した。一方、鹿内市長は同日、取材に「コメントは月曜(29日)まで待ってほしい」と述べるにとどめた。

4309チバQ:2016/08/29(月) 20:13:27

http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20160828-OYTNT50177.html
北塩原村長 小椋氏3選


2016年08月29日


















 無所属の3人が立候補した北塩原村長選は28日、投開票が行われ、現職の小椋敏一氏(68)が前村議の遠藤和夫氏(61)とコンビニエンスストア経営の伊関明子氏(61)の新人2人を破って3選を果たした。




 選挙戦で、小椋氏は2期8年の実績を掲げ、観光や農林業の振興、防災対策の強化などを訴えて支持を広げた。

 村選挙管理委員会によると、当日有権者数は2462人。前回は無投票で、投票率は2008年より9・73ポイント低い80・67%だった。

4310チバQ:2016/08/29(月) 20:14:17
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20160829-104451.php
北塩原村長に現職・小椋敏一氏 新人2人を破り3選果たす

2016年08月29日 (数字はいいね)   





3選を果たし花束を掲げて喜ぶ小椋氏(左)と妻美恵子さん




 任期満了に伴う北塩原村長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、現職の小椋敏一氏(68)=無所属=が、新人で前村議の遠藤和夫氏(61)=同、新人で会社役員の伊関明子氏(61)=同=を破り、3選を果たした。

 小椋氏は、2期8年の実績を掲げ、村民協働の村づくり、東日本大震災・原発事故からの復興などを訴えた。今回の選挙戦は、村の第三セクター元職員の着服を巡り、小椋氏が返済資金の一部を貸し付けていた問題などに対する有権者の判断が注目されたが、小椋村政の継続を望む声が勝る結果となった。

 投票率は、選挙戦となった8年前を9.73ポイント下回り80.67%だった。当日有権者数は2462人(男性1229人、女性1233人)。今回の同村長選は、県内の首長選で初めて「18歳選挙権」が適用された。18、19歳の当日有権者数は43人。投票者数は19人だった。

 小椋氏、実績訴え手堅く集票

 28日投票が行われた北塩原村長選で3選を果たした現職の小椋敏一氏(68)は、村政刷新を強く訴えたいずれも新人で前村議の遠藤和夫氏(61)、会社役員の伊関明子氏(61)に追われる中で勝利をつかんだ。

 小椋氏は今春、いち早く出馬を表明。一時、無投票のムードもあったが、村の第三セクター元職員の着服と、小椋氏が元職員に返済資金を貸し付けていた問題が発覚。全容解明のため村議会が設置した百条委が何も結論付けられぬまま解散したことを受け、伊関氏、遠藤氏が村政刷新の立場で相次いで出馬を表明した。

 2氏が村長の責任追及を訴える中、小椋氏は、村に必要なのは自分だと実績を訴え続けた。村内4地区の後援会が危機感を共有、手堅く票をまとめた。

 遠藤氏、伊関氏は、小椋氏への批判票の取り込みを狙い独自の選挙戦を展開したが、及ばなかった。

◇北塩原村長選開票結果(選管最終)
当1,069 小椋敏一 68 無現
   723 遠藤和夫 61 無新
   175 伊関明子 61 無新

4311チバQ:2016/08/30(火) 22:31:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00000015-khks-pol
<アウガ>2副市長辞任 青森市政混迷増す
河北新報 8月30日(火)12時10分配信

<アウガ>2副市長辞任 青森市政混迷増す
鹿内市長(前列右端)の隣の副市長2人の席が空いたまま、市議会定例会が開会した
 辞職願を突如26日に提出した青森市の加賀谷久輝副市長(69)が29日、辞職した。市の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の佐々木淳一社長も1週間前に副市長職を辞めており、副市長不在のまま同日、市議会定例会が開会。市議の一部は鹿内博市長に会期中の辞職を申し入れた。三セク支援条例案の提出も見通しが立たず、市政の混迷に収束の気配が見えない。

【青森市長辞意】アウガ運営三セク問題で引責

 加賀谷氏は辞職について「健康上の理由」と説明。2009年から鹿内市政で副市長として市政全般に関わり、正副議長との協議役や、三セク整理に向けた関係者との交渉役を担っていた。11〜15年には同社の副社長も務めた。

 2期目の任期は来年5月末までだったが、「市長を支えきれず、申し訳ない。新しい体制に期待したい」と話した。

 鹿内市長は「何度か辞意を示され、引き留めてきたが今回の意思は固かった。長い間ご苦労をかけた」とねぎらいの言葉を述べ、「市政の停滞のないように努めたい」と話した。後任を検討しているが、決まっていないという。

 両副市長の辞職で、三セクの整理やアウガ公共化はさらに難航するとみられ、市議会一部会派は市長の辞職勧告決議案提出を視野に入れているという。

 このため正副議長と自民党会派などは同日の本会議終了後、「(アウガの)一部の地権者との関係性が破綻しており、市長では交渉がまとめられない」などとし、市長に辞職を求めた。

 アウガのテナントや地権者からは「(両副市長は)市政の混乱状態に耐えられなかったのだろう」と心情を推し量る声が上がる一方、「逃げたのではないか。要職のすることではない」と批判もあった。

 定例会には、外国人観光客誘客促進事業など約10億4700万円を増額する本年度一般会計補正予算など30議案が提出された。会期は9月28日まで。

4312チバQ:2016/08/30(火) 22:31:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160830-00010004-dtohoku-l02
<アウガ問題>青森市長に辞職要求 市議会議長ら
デーリー東北新聞社 8月30日(火)12時26分配信

<アウガ問題>青森市長に辞職要求 市議会議長ら
鹿内博市長(右奥)に辞職を迫る市議=29日、青森市役所
 青森市の加賀谷久輝副市長が29日に辞職し、2人の副市長が不在になった事態の責任を問い、青森市議会の大矢保議長らは同日、鹿内博市長に市議会定例会中(29日〜9月28日)に辞職するよう申し入れた。市議会の一部会派には、鹿内市長に対する辞職勧告決議案を提出する動きもあり、同日開会した定例会は一層混乱を極めそうだ。

 鹿内市長に辞職を迫ったのは、大矢議長と竹山美虎副議長のほか、最大会派・自民清風会の渋谷勲会長ら計5人。

 申し入れで自民党会派の中田靖人会長は、アウガの支援条例案を巡って地権者が市側に反発を強めていることを挙げ、「市長が辞めない限り、アウガ問題の前進はない」と指摘。これに対し鹿内市長は、「アウガを破産させないため、引き続き地権者と交渉していきたい」と理解を求めた。

 鹿内市長は報道陣の取材に「申し入れを真摯(しんし)に受け止め、(辞職を)検討したい」と述べた。

 一方で、辞職時期について鹿内市長は、「基本的には(アウガ再生に向けた)最終案の提出と関連議案の議決後ということ」とし、従来の方針を変えない考えを示した。

 市側は、地権者や債権者の合意を前提に最終案をまとめる考えだが、地権者らは会社整理や債権放棄に反対しており、今のところ合意は困難。

 このため公共化によるアウガ再生の見通しは立たず、市長の辞職や市長選の時期は不透明だ。

デーリー東北新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160827-00010000-dtohoku-l02
青森市、残る副市長も辞職届 アウガ問題、市長と対立か
デーリー東北新聞社 8月27日(土)11時43分配信

 青森駅前再開発ビル「アウガ」の経営難を巡って青森市政が混迷を深めている問題で、同市の加賀谷久輝副市長が26日、鹿内博市長に辞職届を提出したことが関係者への取材で分かった。アウガの再生案に絡む鹿内市長との意見対立が理由とみられる。辞職届は同日付で受理、29日に辞職が承認される予定。同日開会の定例会会期中、市議会が市長の責任を追及するのは必至で、一部会派が不信任決議案や辞職勧告決議案の提出を模索する動きもある。

 同市では、2人いた副市長のうち佐々木淳一元副市長が22日に辞職。2人の副市長が不在という異常事態となった。

 関係者の話を総合すると、加賀谷副市長は「一身上の都合」を理由に辞職届を提出した。ただ、辞職の背景には、加賀谷副市長がアウガ再生に向け地権者などとの調整に努める中、再生手法について鹿内市長と意見の相違があったもようだ。

 加賀谷副市長は元県職員で農林水産部長などを務め、鹿内市長が初当選した直後の2009年5月に副市長に就いた。13年6月から15年7月まで、アウガを経営する第三セクター「青森駅前再開発ビル」の副社長も務めるなど、7年余にわたって市長の右腕として市政に携わってきた。

 アウガ問題担当だった佐々木元副市長の辞職後、アウガ支援条例案の定例会提出に向け地権者との交渉を進めていたが、合意を得られず市議の反発を招いたため、24日に提案を断念していた。

 鹿内市長は26日午後、本紙などの取材に対し「今は何も申し上げられない」と述べるにとどめた。

デーリー東北新聞社
最終更新:8月27日(土)11時43分

4313チバQ:2016/09/02(金) 20:45:55
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160902-105638.php
川俣町長が入院 発作の診断、5日に公務復帰へ

2016年09月02日 09時07分 (数字はいいね)   



 川俣町の古川道郎町長は1日午前9時50分ごろ、町中央公民館の階段で体調不良を訴え、福島市内の病院に救急搬送された。



 町によると、脳梗塞によるけいれん発作と診断された。意識もあり会話できる状態だが、投薬治療が必要で2日ほど入院し5日に公務に復帰する見通し。

 この日は町議会9月定例会の初日で、議会は午後に開会されたが、町長からの議案提案は古川町長が復帰予定の5日に延期した。

 古川町長は昨年12月に脳梗塞のため救急搬送され、リハビリのため約6カ月の入院を経て5月中旬に復帰していた。

4314チバQ:2016/09/04(日) 22:26:22
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-47326723.html
小野寺氏支援で協定 青森市長選で西氏ら
21:33東奥日報

小野寺氏支援で協定 青森市長選で西氏ら
東奥日報
(東奥日報)
 次期青森市長選に出馬表明している元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)は4日、青森市のラ・プラス青い森で、市長選への出馬見送りを決めた青森商工会議所副会頭の西秀記氏(52)、西氏に出馬要請していた市民団体・まちづくり市民運動の会(丸山桂多代表)と施政方針や選挙支援に関する協定を結んだ。【写真説明】協定の確認書に署名し握手を交わす(左から)小野寺氏、丸山代表、西氏

4315チバQ:2016/09/09(金) 19:28:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160909_51004.html
<山形知事選>参院選大敗 尾を引く自民


来年1月に見込まれる山形県知事選の対応について協議した自民党県連の選対会議=8日、山形県議会

拡大写真

 来年2月に任期満了を迎える山形県知事選で、自民党の候補者選びが難航している。7月の参院選で公認候補が大敗した後遺症が癒えず、3選出馬が確実視される吉村美栄子知事(65)との選挙戦に不安を抱えているからだ。前回は現職の無投票当選。政権与党の意地もあり独自候補擁立を目指すべきだとの主戦論が多数を占めるが、先行きは全く見通せない。

<12万票の大差>
 「勝てる候補が誰なのか、真剣に考えてほしい」。8日、県議会であった選対会議。県連の金沢忠一幹事長は悲痛な表情で訴えた。具体的な候補者を挙げる県議はおらず、「吉村知事を推すべきだ」との意見まで出る始末。結論を出せず、人選作業の継続を申し合わせて終わった。
 県連は当初、知事選までの準備期間を確保するため、8月末をめどに選考を進める予定だった。県連関係者によると、山形県出身の中央官僚らを中心に立候補を打診しているが、「現時点で色よい返事はもらえていない」と県議の一人はため息をつく。
 擁立が難航する背景には、7月の参院選で公認候補が12万票の大差で敗れたことがある。吉村知事が出馬した場合の陣立ては、参院選で野党統一候補だった無所属の舟山康江氏(50)を支援した民進、社民、共産3党、連合山形と同じになる可能性が高い。吉村氏の初当選時と支援の枠組みは基本的に同じだ。
 県連幹部の一人は「参院選から半年ほどで、大敗した陣営相手に戦いたい人はいない」と明かす。
 党所属の一部県議が吉村知事に支持を表明していることも、選考を滞らせる一因だ。山形市で8月20日にあった吉村知事の後援会総会「キックオフ集会」には、自民党からも県議5人が出席。その一人、阿部賢一県議は当日壇上で「意を決してここに来た」と、吉村知事に出馬を促した。

<会長の責任を>
 とはいえ、自民党としては県議44人のうち30人を擁する県議会最大会派の自負がある。「独自候補を立てるべきだ」との建前論だけは譲れない状況だ。
 焦りを深める県議団からは「知名度の高い県連会長の遠藤利明前五輪相(衆院山形1区)が出馬すべきだ」との声も上がる。県議の1人は「吉村知事と互角に戦えるのは、遠藤さんぐらい。2回続けて知事選が無投票になるのは許されないし、会長としての責任もある」と言う。
 だが、「遠藤会長の出馬を本気で考えている訳ではない」と解説するのは別の県議。「候補者選びを県議に丸投げしている会長以下、県選出国会議員たちに対する意趣返しだ。当事者意識がなさ過ぎるから、そんな極論まで出てくるんだ」と憤る。
 金沢幹事長は「独自候補を立てる方向性は変わりないが、選挙結果を予想した議論も必要だ。どうすれば県連が一枚岩になれるか検討したい」と話す。
 知事選告示まであと約4カ月。迷走はしばらく続きそうだ。


関連ページ: 山形 政治・行政.

2016年09月09日金曜日

4316チバQ:2016/09/13(火) 20:13:50
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160913_61065.html
<いわき市議選>元五輪選手が1票差初当選


初当選を果たし、事務所でガッツポーズをする田頭氏

拡大写真

 11日投開票のいわき市議選で、シドニー五輪の重量挙げ男子56キロ級に出場した自民党新人の田頭弘毅氏(42)が初当選した。次点とは1票差。「この貴重な1票を無駄にせぬよう全力を尽くす。スポーツで古里を元気にしたい」と誓った。
 地元の勿来工高で競技を始め、26歳で臨んだ五輪は13位だった。引退し、埼玉県の高校の指導者や東京での会社勤めを経て帰郷。東日本大震災後に政治の道を志した。
 身長156センチのがっちりとした体。かつてジャークで140キロを持ち上げた剛力が、初の選挙でまさに1票の重さを実感した。「今後は五輪選手という過去を捨て、議員として一から歩む」と決意を述べた。


関連ページ: 福島 政治・行政.

2016年09月13日火曜日

4317チバQ:2016/09/13(火) 20:18:06
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160913-111248.php
現職堅実に議席守る いわき市議選戦いの跡、「一票の重み」印象づける 

2016年09月13日 13時23分 (数字はいいね)   





いわき市総合体育館で行われた開票作業




 いわき市制施行・市議会50周年に当たる節目の年の市議選は現職30人、元職1人、新人6人が当選し、地盤を持つ現職が堅実に議席を守った。一方、わずか1票の差が当落を分かち、文字通り「一票の重み」を印象づける選挙戦となった。

 当選者の顔ぶれをみると、自民は当選20人のうち、清水敏男市長に近い会派が勢力を増大、清水市長と一定の距離を保つ会派と拮抗(きっこう)する様相となった。今後の会派編成や正副議長人事など議会運営を巡って水面下での調整が進められるとみられる。

 トップ当選は無所属の元職佐藤和良氏で、唯一5千票台の得票、昨年の県議選への挑戦を経て返り咲いた。当選ラインは前回とほぼ同じ2200票台だった。自民以外の政党は公明、共産が各4人当選し、交渉会派を維持。民進、社民は現職各2人が議席を守った。無所属は5人。

 地区別でみると平12人、勿来6人、常磐、小名浜が各5人、内郷、四倉、遠野が各2人、好間、三和、久之浜・大久が各1人。

 過去最低の投票率とはいえ、12万9270人の有権者が投票に足を運び、票に託した思いがある。選挙期間中、幅広い年代から「こんなに人数が必要なのか」と厳しい声も聞かれた。新議員には、有権者の声を真摯(しんし)に受け止め、それぞれの存在意義を示す意欲的な活動が求められる。

4318チバQ:2016/09/13(火) 21:39:33
http://www.sankei.com/politics/news/160913/plt1609130033-n1.html
2016.9.13 16:17

「避難指示解除が区切り」 原発事故で全村避難した福島・葛尾村長が引退へ 


 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難した福島県葛尾村の松本允秀村長(78)は13日の村議会で、任期満了に伴い来月実施される村長選に立候補せず、引退すると表明した。「体力の限界を感じている」と述べた。松本氏は昭和63年に初当選し、7期連続で務めていた。任期は11月11日まで。

 葛尾村は原発事故で全域が避難区域となったが、今年6月12日、村の一部の帰還困難区域を除き、避難指示が解除された。松本氏は「復興途上だが、解除を(引退する)一つの区切りとする」と語った。

 今月1日現在の村の人口は1446人。417世帯1338人が解除の対象で、そのうち50世帯85人が帰還した。

 松本氏は原発事故発生の数日後、政府の避難指示がない中で、全村民の避難を決断した。

4319チバQ:2016/09/14(水) 18:36:27
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20160914-111504.php
1票差で落選、再点検を求める いわき市議選で次点の岩井氏

2016年09月14日 (数字はいいね)   



 任期満了に伴ういわき市議選で、1票差の次点で落選した岩井孝治氏(60)は13日、同市選管に投票の確認、票の再点検を求める異議申し立てを行った。同市選管は16日に会合を開き、申し立ての受理を含めた対応を協議する。



 11日に投開票された同市議選は定数37に対し42人が立候補し、岩井氏は2221票で最下位当選の2222票に1票差だった。公選法では、選挙の効力に関する不服がある場合、14日以内に市選管に異議を申し出ることができる。

4320チバQ:2016/09/20(火) 18:37:00
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000433&amp;g=pol

現職が出馬表明=山形県知事選







 山形県の吉村美栄子知事(65)は20日の県議会本会議で、来年2月の任期満了に伴う知事選に、3選を目指し出馬する意向を表明した。吉村知事は「今後も県民の皆さまのために頑張りたいとの思いを強くした」と述べた。
 吉村氏は2009年に初当選。13年は無投票で再選を果たした。同知事選への出馬表明は吉村氏が初めて。(2016/09/20-12:58)

4321チバQ:2016/09/21(水) 18:30:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160921_51007.html
<山形知事選>擁立難航の自民 3つの選択肢


遠藤会長に独自候補の選考経過を報告した後、報道陣の質問に答える金沢幹事長=18日、山形市内

拡大写真

 吉村美栄子山形県知事が20日、来年2月に任期満了を迎える知事選への立候補を表明し、焦点は県議会最大会派・自民党の対応に移った。2013年の前回は無投票で吉村知事が再選を果たした。今回、自民党は独自候補擁立を目指す姿勢を崩していないが、打診した中央官僚らからは色よい返事がもらえず、人選作業は難航を極めている。自民党は次期知事選にどう対応するのか。予想される展開を探った。
 「会長を推す声が大勢を占めた」。自民党山形県連の金沢忠一幹事長は18日、遠藤利明県連会長(衆院山形1区)に会い、所属県議でつくる選考委員会で出た意見を直接報告した。
 遠藤氏は衆院当選7回の重鎮。初代五輪相の経歴を持ち、高い知名度を誇る。吉村知事に近い民進党の阿部昇司県議は「遠藤氏は最強の対抗馬」と警戒する。
 ただ、多くの県連関係者は遠藤氏擁立の可能性は低いとみる。県連幹部の一人は「次に入閣するときは重量閣僚もあり得る。本人も引き続き中央政界で活躍したいだろう」とみる。
 県連の内部事情もある。遠藤氏以外の国会議員は全員が30代で当選2回以下の若手ばかり。県議の一人は「遠藤氏でも勝てる保証はないのに、負ければ誰が県連をまとめるのだろう」と心配する。
 県議からの擁立も選択肢の一つだが、意欲的な声は聞こえてこない。
 8月20日の党県連の選対会議で、遠藤会長は「山形市長選方式を取ってもいい」と発言し、県議らに立候補を呼び掛けた。
 山形市長選方式とは、同一候補者が同じ選挙へ2回出馬するのを保証することを指す。昨年9月の山形市長選で初当選した佐藤孝弘市長が、11年の前回選で落選した雪辱を果たしたことから名付けられた。
 それでも県議たちが二の足を踏むのは「吉村知事は3期で退き、舟山康江参院議員(50)を後継指名するのではないか」との観測が流れているからだ。
 7月の参院選で自民公認候補が舟山氏に12万票差で敗れた記憶も生々しく、県議たちは尻込みする。
 独自候補を決められないまま選挙戦を迎えることも十分考えられる。党所属の県議4、5人が吉村知事の支持を表明するなど、既に足並みの乱れが生じている。
 7月の参院選では、県内35市町村のうち25首長が自民公認候補への支援を表明したが、知事選では状況は異なる。ある首長は「参院選と知事選は全く違う。陳情に応えてくれる現職知事を相手に弓を引くことは簡単にはできない」と言う。
 吉村知事の立候補表明後、金沢幹事長は「吉村知事と政策協定を結ぶことは一切考えていない。あくまで独自候補擁立を目指している」と改めて対決姿勢を鮮明にしたが、前途は多難だ。

4322チバQ:2016/09/21(水) 18:42:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000907&amp;g=pol

政活費疑惑、山形でも=県議が辞職願







 政務活動費(政活費)を不適切に使った疑いがあるとして、山形県議会の阿部賢一県議(64)が20日、辞職願を議長に提出した。政活費をめぐっては、富山市議会で不正利用した市議の辞職表明が相次ぎ、補選が予定される事態となっている。
 阿部氏は同日、県庁で記者会見し、「県民の不信を招くようなことがあった」と陳謝。過去の収支報告書を調べ、不適切と認められる支出は返金するとしたが、故意に不正を働いたことは否定した。自民党会派に所属していたが、同日に離脱届を提出した。
 山形県議会は、県議が開く会合で参加者に提供する飲食の代金に関し、茶菓子代に限って政活費からの支出を認めている。阿部氏は2014年4月の会合で、実際には酒を伴う飲食を提供したのに茶菓子代として計上し、会場費を含む計45万円を政活費から支出した疑いが持たれている。 (2016/09/20-21:57)

4323チバQ:2016/09/21(水) 19:02:59
http://www.nikkansports.com/general/news/1712942.html

秋田県議がセクハラか 非常勤女性職員が配置換え
[2016年9月20日19時19分]
TL





.





 秋田県の議会事務局に勤める非常勤職員の女性が、自民党会派の男性県議からセクハラやパワハラを受けたと主張し、7月に自民党会派の控室から別の職場に配置換えになっていたことが20日、関係者への取材で分かった。男性県議は否定している。

 渋谷正敏議長は同日、女性から聞き取り調査。議長によると、6月中旬に男性県議から食事会に誘われて断れずに参加してマッサージをされた。さらに県議から複数回「忘れ物を届ける」との電話があり、呼び出されるなどしたという。

 議会事務局などによると、女性は6月下旬に「県議のハラスメントで精神的ダメージを受けた」と事務局に相談して配置換えを申し出た。1週間ほど休んだ後、7月上旬に別の職場に復帰した。(共同)

4324チバQ:2016/09/21(水) 19:34:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160921_41052.html
<民進秋田>松浦代表辞任 後任決まらず


民進党秋田県連の常任幹事会であいさつした松浦氏

拡大写真

 民進党秋田県連は20日、秋田市で常任幹事会を開き、7月の参院選秋田選挙区(改選数1)で落選した県連代表の松浦大悟氏(46)の辞任を了承した。後任は決まらず、代表業務は小原正晃幹事長らが代行する。11月ごろをめどに開く常任幹事会で、改めて新代表の候補者を話し合う。
 小原幹事長によると、常任幹事会では、寺田学衆院議員と村岡敏英衆院議員(ともに比例東北)を推す声があった。2人は「衆院選を控えている」などを理由に態度を保留した。
 党の代表選挙要項では、県連代表は現職の国会議員か次期国政選挙の党公認候補でなければならないとの条件がある。該当者がいない場合は、常任幹事会で地方議員を選出することもできる。
 幹事会終了後に記者会見した松浦氏は「参院選で自分の力不足を感じた。10年間の政治活動に一区切りつけたい」と引退を表明した。参院選で選対本部長を務めた沼谷純政調会長も政調会長を辞任する意向を示していたが、承認されず留任となった。

4325名無しさん:2016/09/22(木) 11:31:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092100305&amp;g=pol
政活費疑惑の議員辞職許可=山形県議会

 政務活動費(政活費)を不適切に使った疑いがあるとして、山形県議会の阿部賢一県議(64)が辞職願を提出した問題で、県議会は21日の本会議で阿部氏の辞職を許可した。

 阿部氏は2014年4月の会合で参加者に提供した酒を伴う飲食の代金を、政活費から支出したなどと指摘されていた。県議会は茶菓子代に限り、政活費からの支出を認めている。 (2016/09/21-11:15)

4326名無しさん:2016/09/22(木) 12:01:45
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160921/k10010701901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_022
政務活動費 不正使用指摘された議員が辞職 山形県議会
9月21日 17時07分
地方議会で政務活動費の不正をめぐる問題が相次ぐなか、山形県の県議会では、本来は認められない飲食費に政務活動費を使った可能性を指摘された自民党会派の議員が、21日、辞職しました。
山形県議会で自民党会派に所属する阿部賢一議員(64)は、おととしから去年にかけて開いた県政報告会などで、本来は認められない飲食費に政務活動費を使った可能性を指摘されました。

このうち、おととし4月に山形県内の日本料理店で開かれた県政報告会では450人が参加し、茶菓子代などとして45万円を支払ったとしていましたが、実際には100人余りしか参加していなかったうえ、茶菓子ではなく、酒を伴う飲食が提供された可能性があることを議員自身が認めました。そして、20日、「6か月分の領収書をためるという怠慢な作業をしていたので記憶があいまいになっている」と話し、会計処理がずさんだったことも認めたうえで、「県民から不信を招いたことを重く受け止めた」と述べ、議長に宛てて辞職願を提出したことを明らかにしました。

21日に開かれた山形県議会の本会議で、辞職願いが読み上げられたあと採決が行われ、全会一致で辞職が認められて阿部議員は辞職しました。阿部議員は、今後過去2年間の政務活動費についてすべて調査する方針を示し、1か月後をめどに結果を明らかにするとしています。

4327チバQ:2016/09/23(金) 18:54:19
http://www.sankei.com/affairs/news/160923/afr1609230016-n1.html
2016.9.23 18:33更新


セクハラ疑惑の自民秋田県議が会派離脱 「言い分違う」と調査は打ち切り

 秋田県議会事務局に勤める30代の女性非常勤職員が自民党の平山晴彦県議(61)=南秋田郡選挙区=からセクハラやパワハラを受けたと申し出て配置換えになった問題で、平山氏が23日、自民党会派からの離脱を表明し、会派に了承された。

 平山氏は記者団に、セクハラ行為は事実無根と改めて否定しながらも「会派に迷惑をかけた」と離脱の理由を話した。党籍は離れないという。

 記者会見した会派会長の能登祐一県議らは「本人が身を処した。双方の言い分が食い違っており、調査のしようがない」として調査を打ち切る考えを示した。

4328チバQ:2016/09/24(土) 21:33:21
https://www.minpo.jp/news/detail/2016092434884
各会派対応を模索 郡山市長選 選挙戦の可能性で
 来年4月26日の任期満了に伴う郡山市長選で、元郡山市技監の芳賀英次氏(61)が立候補の意思を固め、選挙戦となる可能性が強まったのを受け、市議会各会派では対応を模索する動きが出始まった。

 38議席のうち半数の19議席を占め、前回の市長選では前職を推した最大会派の創風会は現職の品川萬里氏(71)の対抗馬の擁立の検討を加速する。7議席を有し、品川氏を支援している新政会は品川氏が立候補を表明し次第、支援体制について協議する方針だ。
 4議席の公明党は国政で連立政権を組む自民党の動きを見極めた上で対応を決める。3議席を有する社民党は品川市政の4年間の実績を検証した上で市長選の方針を決定する。3議席を持つ共産党は独自候補の擁立も視野に、来月中にも市長選への対応を協議する予定。このほか、一人会派の虹とみどりの会、無所属の会はいずれも「現時点では白紙」としている。
 品川氏は市長選への態度を明らかにしていないが、複数の関係者によると、再選に向け強い意欲を示している。12月定例議会で立候補を表明するとみられる。

( 2016/09/24 10:27 カテゴリー:主要 )

4329チバQ:2016/09/24(土) 22:53:21
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-49769789.html
芳賀氏(元郡山市技監)立候補へ 郡山市長選
09月23日 09:06福島民報

芳賀氏(元郡山市技監)立候補へ 郡山市長選
福島民報
(福島民報)
 来年4月26日の任期満了に伴う郡山市長選で、元県土木部参事で郡山市技監を務めた芳賀英次氏(61)が立候補する意思を固めた。現職の品川萬里氏(71)は12月定例議会で再選を目指して立候補を表明する見通しで、市長選は実戦となる可能性が強まった。今後、選挙戦に向けた動きが活発化するとみられる。 芳賀氏は福島民報社の取材に対し、「県職員や郡山市技監としての経験などを踏まえ、市政のグランドデザインを描き実行し、郡山を復活させたい」と述べた。 芳賀氏は白河市出身。白河高、東京工大工学部卒。昭和54年に県に入庁。土木部まちづくり推進課長、喜多方建設事務所長などを歴任した。平成26年4月から県土木部参事の身分で市に出向し、品川市政の下で特別職に当たる郡山市技監を2年間務めた。市内在住で現在は日本振興福島事務所参与に就いている。 現職の品川氏と対立している市議会最大会派創風会の市議らが中心となって候補者擁立を目指しており、芳賀氏を軸に調整が進められるもようだ。 品川氏は25年4月の前回の市長選で、3選を目指す現職候補を破り、初当選を果たした。現時点で市長選への態度を明らかにしていないが、複数の関係者によると、再選に向け強い意欲を示しているという。 市長選を巡っては、今のところ両氏以外に立候補の動きはない。

4330チバQ:2016/09/26(月) 18:56:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160926/k10010706931000.html


生活保護費不正受給の疑い 福島・会津若松市議を逮捕

9月26日 12時12分



生活保護費不正受給の疑い 福島・会津若松市議を逮捕


動画を再生する


福島県会津若松市の市議会議員が、妻に生活保護費の受給資格があるように見せかけて630万円余りを不正に受け取った疑いがあるとして、26日、詐欺の疑いで警察に逮捕されました。警察によりますと、調べに対して「今は何も言えない」と供述しているということです。




逮捕されたのは、会津若松市の市議会議員、佐藤勉容疑者(55)です。
警察によりますと、佐藤議員は、妻で、フィリピン国籍のサトウ・ロイデス・ズニェガ被告(46)が飲食店に勤務して賃金を得ていたのに収入がないように装って、おととし4月までの2年半近くにわたって、生活保護費634万円余りを不正に受給したとして、詐欺の疑いが持たれています。
妻のサトウ被告は生活保護費を不正に受け取っていたとして先月までに逮捕・起訴されています。
警察によりますと、佐藤議員は、日本語をほとんど書くことができない妻に代わって、生活保護費の手続きに必要な書類にうその内容を記入した疑いがあるということです。
警察によりますと、調べに対して「今は何も言えない」と供述しているということです。
警察は詳しいいきさつについて調べを進めることにしています。

4331チバQ:2016/09/28(水) 17:21:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160928_61048.html
<いわき市議選>1票差異議 再点検実は3票差

 いわき市議選(11日投開票)で1票差で落選した自民党現職岩井孝治氏(61)の異議申し出を受け、市選管は27日、全12万9266票を再点検した。最下位当選の自民党新人は2222票で変わらず、岩井氏は2票減の2219票とされた。当落に変更はなかったが、票の混入などのミスが見つかり、開票作業に課題を残した。
 市選管は来週に委員会を開いて正式決定し、岩井氏に通知する。再点検に立ち会った岩井氏は「正式な通知を待って判断するが、点検作業を見て納得した」と、結果を受け入れる考えを示した。
 市選管などによると、岩井氏の有効票のうち「岩田」など3票が無効と判断された。一方で、他候補の票に岩井氏の票が1票混入しており、差し引きで2票減となった。岩井氏の票が混入していた候補は、無効票の中に有効票が1票あり、最終的な得票数は変わらなかった。全体の無効票は2票増えた。
 市選管の坂本新一事務局長は「有効、無効は開票当日の選挙会の判断にもよるが、票の混入などはミス。事態を真摯(しんし)に受け止め、事務作業の改善を進めたい」と述べた。


関連ページ: 福島 政治・行政.

2016年09月28日水曜日

4332チバQ:2016/09/30(金) 18:27:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160930_51004.html
<山形知事選>自民県連 大内県議の擁立協議

 来年2月に任期満了を迎える山形県知事選で、自民党山形県連(会長・遠藤利明衆院議員)は29日、山形市の県連本部で役員会を開き、県連女性局長で県議の大内理加氏(53)=山形市選挙区=の擁立について協議し、近く県選出の国会議員と対応を話し合うことを決めた。
 役員会では、金沢忠一幹事長が、28日に女性局の有志から大内氏擁立の要請を受けたことを報告。今後、遠藤会長に大内氏を推す声があることを伝え、県選出国会議員との協議の場を県議会9月定例会が閉会する10月5日までに持つことにした。
 役員会後、金沢幹事長は「知事選が迫っている中で、大内氏の出馬要請があったことを重く受け止めている。これまでにあった遠藤県連会長の立候補を求める声と一緒に検討し、結論を出したい」と述べた。
 大内氏は「対応は県連役員会に任せているので何も言うことはない。誠意を持って慎重に対応したい」と話している。
 大内氏は2007年に初当選し現在3期目。これまでに予算特別委員長などを務めた。
 次期知事選には、現職の吉村美栄子知事(65)が3選を目指し立候補を表明している。


関連ページ: 山形 政治・行政.

2016年09月30日金曜日

4333とはずがたり:2016/10/02(日) 16:39:26

アホだなぁ・・

町議、ゴミ不法投棄の疑いで逮捕 「分別できなかった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000015-asahi-soci
朝日新聞デジタル 10月2日(日)13時6分配信

 家庭ゴミを関係の無い会社の敷地に不法投棄したとして、宮城県警亘理署は2日、同県亘理町議の鞠子(まりこ)幸則容疑者(59)=同町逢隈高屋=を廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「ゴミの分別ができなくて、集積所に持って行くことができなかった」と話しているという。

 署によると、鞠子容疑者は2日午前1時40分ごろ、町内の会社倉庫敷地に、自宅から出た食品容器や紙ゴミなどが入ったゴミ袋一つを捨てた疑いがある。鞠子容疑者は自転車に乗って敷地前まで来ると、自転車から降りて持っていたゴミ袋をフェンス越しに投げ入れたという。

 この会社から9月、署に「5月ごろから十数回、敷地にゴミが捨てられている」と相談があった。署員が現場で警戒していたところ、ゴミを捨てる鞠子容疑者を発見した。

4334チバQ:2016/10/02(日) 21:48:07
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161002_11012.html
<政活費>議長2代続け不正・疑惑 不信募る
13:21河北新報

<政活費>議長2代続け不正・疑惑 不信募る
<政活費>議長2代続け不正・疑惑 不信募る
(河北新報)
 政務活動費(政活費)を巡り、宮城県議会議長の威信が再び揺らいでいる。不正支出で6月に引責辞任した安部孝前議長(宮城選挙区)に続き、後任の中山耕一議長(黒川同)が私的購入したマッサージチェアの領収書で政活費を受給したことが判明。議長が2代にわたって追及にさらされる異常事態に、議会内の不信感が高まっている。

 「誤った領収書で政活費の交付を受けた。申し訳ない」。9月27日にあった各会派の代表者による懇話会に出席した中山氏は、こわばった表情で頭を下げた。
 2013年9月、パソコンとデジタルカメラの購入名目で政活費を交付申請する際、私的に買ったマッサージチェアの領収書(20万4190円)を添付。所属する自民党・県民会議を通じ、2分の1に当たる10万2095円を受領した。

<取り違えと釈明> 
 中山氏は「領収書を取り違えた」と釈明し、9月28日に会派を通じて約10万円を県に返還したが、誤って領収書を添付した経緯の説明には不明な点が残る。
 肝心のパソコンとデジカメの領収書は今も示されていない。中山氏の事務所関係者が、購入した家電量販店に領収書の再発行を求めたが断られたという。
 一方、添付したマッサージチェアの領収書は、「お品代」のただし書きで通信販売会社に再発行させていた。中山氏は「よく分からない。当時は後援会の行事などがあり、非常に忙しかった。記憶をたどりながら、調査している最中だ」と明言を避ける。
 仙台市民オンブズマンは「私的な商品の領収書を再発行する必要はなく、明らかなごまかしだ。詐欺罪に当たる」と指摘する。

<「居座り難しい」>
 3度の監査請求と刑事告発を受けた安部氏の辞任からわずか3カ月半。「議会改革」を訴えて新議長に就いた中山氏を取り巻く新たな問題に、身内の自民会派内にも不満がくすぶる。
 問題が発覚した9月26日にあった会派総会では、信頼回復を掲げた議長の不祥事に、議長経験者から公然と「釈然としない」と厳しい声が上がった。あるベテラン議員は「有権者の目は厳しさを増している。居座るのは難しいのではないか」と漏らす。
 山形県議会や富山市議会では、政活費を不正受給した議員が相次いで辞職した。中山氏は出処進退について「一切考えていない。議会改革に全力で取り組む」との意向を強調する。

4335チバQ:2016/10/02(日) 22:00:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000015-asahi-soci
町議、ゴミ不法投棄の疑いで逮捕 「分別できなかった」
朝日新聞デジタル 10月2日(日)13時6分配信

 家庭ゴミを関係の無い会社の敷地に不法投棄したとして、宮城県警亘理署は2日、同県亘理町議の鞠子(まりこ)幸則容疑者(59)=同町逢隈高屋=を廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「ゴミの分別ができなくて、集積所に持って行くことができなかった」と話しているという。

 署によると、鞠子容疑者は2日午前1時40分ごろ、町内の会社倉庫敷地に、自宅から出た食品容器や紙ゴミなどが入ったゴミ袋一つを捨てた疑いがある。鞠子容疑者は自転車に乗って敷地前まで来ると、自転車から降りて持っていたゴミ袋をフェンス越しに投げ入れたという。

 この会社から9月、署に「5月ごろから十数回、敷地にゴミが捨てられている」と相談があった。署員が現場で警戒していたところ、ゴミを捨てる鞠子容疑者を発見した。

4336チバQ:2016/10/03(月) 14:58:03
http://www.sankei.com/region/news/161003/rgn1610030022-n1.html
2016.10.3 07:06更新


山形知事選 自民、大内県議の出馬意向確認へ

 来年2月に任期満了を迎える知事選について自民党県連は2日、党所属国会議員や県連幹部らが対応を協議し、県連女性局有志から要請が出ている大内理加県議(53)=山形市区、3期目=の擁立について、金沢忠一幹事長が近く大内県議と会談し意向を確認することを決めた。

 県議らの間で擁立論が大勢を占めた前五輪相の遠藤利明県連会長は会合後、記者会見し「大変光栄だが、国政の場で重責を担っており、(立候補は)見合わせたい」と述べ、固辞する考えを示した。知事選をめぐっては吉村美栄子知事が9月20日の県議会で、3選を目指して立候補する考えを表明している。

 また、県連は酒食を伴う会合に、政務活動費(政活費)を充てた疑いがあるとして先に議員辞職した阿部賢一前県議(64)の問題について、弁護士も含めた検討チームを立ち上げることも決めた。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161003_51035.html
<山形知事選>大内県議の意向確認へ 自民県連

 来年2月の任期満了に伴う山形県知事選で、自民党県連(会長・遠藤利明衆院議員)は2日、山形市の県連本部で、県選出国会議員を含めた役員会を開き、県連女性局から擁立の要請があった県議の大内理加氏(53)=山形市選挙区=に立候補の意向を確認することを決めた。
 役員会では、執行部が近く大内氏と面会して知事選に出る気持ちがあるかどうかを問うことを了承した。大内氏に立候補する意思がある場合、改めて役員会を開き、党として擁立するかどうかを協議するという。
 役員会後に取材に応じた遠藤会長は「意欲がある人が立候補すべきだ。大内氏は論理明快で構想力もあり、候補者として適任だと思う」と話した。
 一方、党所属の県議で構成する選考検討委員会から、候補者の一人として名前が挙がっていた遠藤会長自身はこの日の役員会で立候補しない考えを表明。その理由として、五輪相を退いた後に五輪組織委の副会長を務めていることに触れ「国の代表として東京五輪の成功に専念したい」と説明したという。
 金沢忠一幹事長も「遠藤氏は国政と山形を結ぶ重責を負っている」と述べ、知事選への擁立見送りを明確にした。
 次期知事選には、現職の吉村美栄子知事(65)が3選を目指して立候補を表明している。


関連ページ: 山形 政治・行政.

2016年10月03日月曜日

4337チバQ:2016/10/03(月) 21:20:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161003ddlk06010023000c.html
<選挙>知事選 遠藤氏、辞退 大内氏、意向確認へ 自民県連 /山形
12:27毎日新聞

 来年2月13日に任期満了となる次期知事選を巡り、自民党県連は2日、山形市内で県選出国会議員と役員の会合を開いた。非公開の会合後、先月に立候補を打診されていた遠藤利明会長(衆院山形1区)は「光栄だが知事選については辞退したいとお願いし、了解を得た」と見送ったことを明かした。一方、女性局有志が県連に擁立を要請した大内理加県議(53)=山形市区=について、金沢忠一幹事長は「近いうちに本人の意向を聞き取る」と述べるにとどめた。

 また、内規で認められていない飲食費などを政務活動費(政活費)に不適切に計上した疑いで、自民会派の阿部賢一元県議(64)が議員辞職したことを受けて、県連内に弁護士らを加えた検証チームを発足することを明らかにした。阿部元県議の収支報告書などについて、独自に調査するという。遠藤会長は「党として自浄作用を働かせて、県民の信頼を得ることが大事だ」と強調した。

 知事選では吉村美栄子知事(65)が3選を目指して出馬を表明している。【山中宏之】

4338チバQ:2016/10/04(火) 11:44:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-04110207-webtoo-l02

鹿内青森市長、近く辞職/アウガ公共化に道筋と判断

Web東奥 10月4日(火)11時2分配信
 青森市の鹿内博市長が近く、辞職の決断をする方向となったことが3日、明らかになった。現在、環境づくりに向けた最終調整に入っているもようだ。
 同市の再開発ビル「アウガ」を運営する第三セクター・青森駅前再開発ビルを巡り、市議会が9月28日、支援条例案を可決、三セクの当面の破産は回避される見通しとなった。また、3日の三セク取締役会では、本年度末に三セクを整理する一定の方針も決まったことから、鹿内市長としては、アウガの「公共化」へ一定の道筋が付いた-として判断したものとみられる。
 関係者の情報を総合すると、早ければ今週中、7日にも決断するもようだ。
 鹿内市長は3日までの本紙取材に対し「辞めるという判断はしていない」と語っていた。ただ、市長は既に周辺や関係者らに進退に関する判断の意思を示唆した。極めて限られた関係者が水面下で、市政トップの辞職に関わる詰めを進めているとみられる。
 アウガ支援条例は、アウガ「修繕積立金」を、三セクの短期の運転資金やテナントに返還する営業保証金、弁護士費用などに流用する内容となっている。これまで廃案、否決されてきたが、3度目の提案となった9月の定例市議会で可決された。
 最初の提案から3カ月を要して一つのヤマを越えた鹿内市長は「アウガの公共化へ向けた大きな一歩を踏み出せる」と自ら評価。3日には、三セクの会社整理時期のめどが付いたとして「もう一歩、前進した」と強調した。
 市長の進退を巡っては、ここ数日にわたり、辞職するのではないかという観測が市長周辺や市役所の一部、政界筋に流れ、市長の動向に関心が集まっていた。
 市長は6月29日の段階で、三セクが約24億円に上る債務超過に陥ったことなどの責任を取って辞職する意向を議会関係者らに伝達。アウガ再生方針案の「最終版」を示し、公共化の道筋を付けた上で退く-としていた。加えて、次期市長選には出馬しない考えも示している。ただ、最終版の提示までは届いていない。
 鹿内市長は2009年4月に初当選。現在2期目で、就任から7年5カ月余になる。本来の任期は来年4月23日まで。
 公選法によると、市長から議長に退職の申し出があった場合、議長は5日以内に選挙管理委員会に欠員通知を出す。選管が通知を受けてから50日以内に選挙が行われる。

4339チバQ:2016/10/04(火) 19:06:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161004_11029.html
<大河原町長選>現前の一騎打ちか


任期満了に伴う宮城県大河原町長選(16日投開票)は、11日の告示まで1週間となった。ともに無所属で、再選を目指す現職伊勢敏氏(68)と、通算3期目を狙う前町長斎清志氏(63)が立候補を表明。2012年の前回町長選と同様、2氏による一騎打ちとなる公算が大きい。
 伊勢氏は町議会6月会議で立候補を表明した。子ども医療費助成の18歳以下への対象拡大や対象世帯の所得制限の撤廃、約150人の雇用増が見込まれる企業誘致実現といった実績を強調。「若い世代を呼び込み、住民が健康で幸せに暮らせる町をつくる」と語る。
 斎氏は7月に立候補の意向を明らかにした。24時間訪問介護事業の充実や廃止された町の施設「絵本のへや」の復活を公約に挙げ「元気で明るい町を取り戻す」と訴える。陣営は伊勢氏が前回町長選で掲げた町民税減税などの公約が実現しなかったことも批判する。
 町長選で伊勢、斎両氏が戦うのは3度目。08年の前々回は元町職員を交えた三つどもえの戦いだった。主に道の駅整備の是非を巡り争った前回と異なり、今回は現町政への全体的な評価が争点となる。
 9月1日現在の有権者は1万9706人。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2016年10月04日火曜日

4340チバQ:2016/10/05(水) 18:56:10
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161005_21011.html
青森市長が近く辞職 「アウガ」公共化にめど
10:20河北新報

青森市長が近く辞職 「アウガ」公共化にめど
JR青森駅前の複合商業施設アウガ=2009年3月
(河北新報)
 青森市の鹿内博市長(68)が市の複合商業施設「アウガ」の公共化へ一定の道筋がついたとし、近く辞職時期を明らかにすることが4日、関係者への取材で分かった。鹿内市長は取材に対し、「今は言えない」と述べた。
 鹿内市長は6月末、アウガを運営する第三セクターが債務超過に陥り、自身の就任後に市が融資した2億円が回収できなくなった責任を取るとして辞職を表明。時期については「公共化への具体的スケジュールを盛り込んだ最終版を示し、関連議案の議決後」とし、次期市長選にも出馬しない考えを示していた。
 関係者によると、市長は3日までに、支援者らに来年4月の任期満了前の辞職の意向を伝えた。時期は明らかになっていないが、辞職の条件だった三セクの整理にめどが立ち、2人の副市長が相次いで辞任し不在が続いていることなど、市政混乱の収束を図るためとみられる。
 市議会9月定例会では三セク支援に関する条例案が、市政野党の自民系の最大会派が賛成に回り可決された。事態を進めて市長に早期辞職を促す圧力が高まっていた。
 鹿内氏は2009年の市長選で初当選し、現在2期目。

4341チバQ:2016/10/06(木) 17:31:46
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-51421073.html
議長に菅波氏選出 いわき市議会副議長は蛭田氏

11:05福島民報

 改選後初となるいわき市の臨時議会は5日開かれ、議長に菅波健氏(59)=4期=、副議長に蛭田源治氏(62)=同=を選んだ。いずれも新任で最大会派・志帥会所属。 正副議長選は欠席した議員一人を除く議員36人の記名投票で行った。議長選は菅波氏が27票、石井敏郎氏(63)=清政会・7期=が9票を得た。副議長選は蛭田氏が17票、石井氏は15票、伊藤浩之氏(55)=共産・4期=が4票だった。 副議長は当初、第二会派の清政会から選出する見通しだった。複数の会派がその後の調整で第一会派の志帥会に転じた。 議会選出の監査委員に赤津一夫氏(60)=清政会・3期=と佐藤和良氏(62)=創世会・4期=を選任する人事案に同意した。

4342チバQ:2016/10/07(金) 19:15:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-05110838-webtoo-l02

青森市長選 3氏が臨戦態勢へ/アウガ対策など前面に

Web東奥 10月5日(水)11時8分配信
 青森市の鹿内博市長が近く辞職を決断する方向になったことを受け、次期市長選に立候補表明している3氏は短期決戦を見据えて臨戦態勢に入る。次期市政でも重要課題となる再開発ビル「アウガ」対策などをアピールしていく構えだ。一方、各党は当面静観する考えで、鹿内氏の正式辞職後に対応を本格化させる。
 元衆院議員の横山北斗氏(52)は「辞職・選挙の流れになるなら、他候補とは明確に違う政策を前面に打ち出し、戦っていく」と強調。「市役所の現在地への建て替え」「コンパクトシティーからの転換」などの政策を街頭演説で引き続き訴えていくという。
 元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)は「次を担う準備はできている」と意欲をみなぎらせる。街頭演説に加え、各種会合に出席するなど日常活動を通じ、知名度アップを図る。「準備すべきことをしっかりやっていく。浸透している実感はある」と語った。
 元学習塾経営の高木(たかき)順氏(46)は会員制交流サイト(SNS)で自らの政策を発信するなどし、支持拡大を狙う。「もう少し時間があったら良かったが、現状ではできることをやるしかない」と力を込めた。
 一方、前回推薦候補が敗れた自民党の山谷清文・青森市支部長は「党の政策により近い考えを持っている方を支援したい」と述べ、市長選に主体的に関わっていく考えを示した。具体的対応についてはまず支部で協議するとし、「(鹿内氏の)辞職がはっきりした段階から始めたい」と話した。
 民進党青森市支部の渋谷哲一支部長は「市民に選択肢が必要」との認識から、独自候補の擁立を前提に支部で話し合う意向だ。「鹿内市政は、しがらみや利益誘導という自民党型市政からの転換を訴えて市民の負託を得た。その流れを止めてはいけない」と述べた。
 共産、社民両党は、7月の参院選で民進党との間で構築した野党共闘の可能性に言及。共産党県委員会の畑中孝之委員長は「公認候補にはこだわらない。市民が主役の市政を実現することを前提に、連携の可能性はある」とした。
 社民党県連の斎藤憲雄幹事長は、立候補表明している3氏を「支援することはない」と断言した。その上で「市長にふさわしい野党統一候補がいれば推薦することになるだろう」と語った。
 公明党県本部の伊吹信一代表は「正式に辞職手続きに入っていない段階ではコメントはできない」とした。

4343チバQ:2016/10/08(土) 08:34:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161008-00000029-san-l15
長岡市長選あす告示 無所属3新人の争いか 新潟
産経新聞 10月8日(土)7時55分配信

 〈新潟〉森民夫・前長岡市長の辞職に伴う長岡市長選は9日告示される。立候補を表明している元市議の藤井盛光氏(38)、前市議の小熊正志氏(66)、前副市長の磯田達伸氏(65)=民進推薦=の無所属新人3人による争いになりそうだ。投開票は知事選、市議補選と合わせて16日に行われる。

 人口減への対策や東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働への対応、地域振興などが主な争点になるとみられる。同市の一部は柏崎刈羽原発から半径30キロ圏内にあり、原子力防災も論点の一つ。約17年に及んだ森市政を候補者がどう評価するかも焦点になりそうだ。

4344チバQ:2016/10/08(土) 12:28:24
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161007ddlk07010362000c.html
<選挙>飯舘村長選/飯舘村議補選 告示 村長選、現・新一騎打ちに 原発事故後初の選挙戦 /福島
10月07日 12:24毎日新聞

 任期満了に伴う飯舘村長選(16日投開票)が6日、告示された。6選を目指す現職の菅野典雄氏(69)と、新人で元村議の佐藤八郎氏(65)の無所属2人が立候補を届け出て、東京電力福島第1原発事故後、初の選挙戦となった。【宮崎稔樹】

 ◇復興まちづくり巡り論戦

 飯舘村では来年3月末、原発事故に伴う政府の避難指示が放射線量の高い「帰還困難区域」を除き解除される予定。選挙戦では解除時期の是非や復興まちづくり、2018年4月を目指す村内での学校再開などを巡って論戦が交わされる見通し。両陣営は川俣町に選挙事務所を置き、多くの村民が避難する福島市などの仮設住宅を中心に支持を訴える。

 投票は、飯舘村役場本庁舎と同飯野支所の2カ所で、午前7時〜午後6時。午後8時から飯舘村伊丹沢の「いいたて活性化センター いちばん館」で即日開票される。期日前投票は、村内外7カ所である。5日現在の選挙人名簿登録者数は5270人(男2637人、女2633人)。

 ◇村議補選は無投票

 また、村議補選(改選数2)も6日告示され、無所属新人で、元村森林組合長の相良(さがら)弘氏(69)以外に届け出はなく、相良氏の無投票当選が決まった。

 村議会(定数10)は欠員1の状態が続くものの、公職選挙法の規定では、補欠選挙を実施しなければならないのは、欠員が議員定数の6分の1を超えた場合で、今回はこれに該当しないため、再選挙は実施されない。

………………………………………………………………………………………………………

 ■メモ

 飯舘村は原発事故翌月の2011年4月に全域が避難指示区域に指定され、全住民の村外避難が続く。9月末現在、村は避難指示解除準備区域(対象人口761人)▽居住制限区域(同5133人)▽帰還困難区域(同264人)--に3区分されている。

 村は、原発事故から6年が経過すれば、帰還困難区域以外の避難指示区域でも、東京電力が不動産について全額賠償することから、17年3月末の帰還を政府に要望。政府も県内の避難指示を17年3月までに、帰還困難区域を除いて、順次解除する方針を以前から示していたことから、6月に閣議決定された。

 今年7月には、福島市にあった仮役場から村内の本庁舎に役場機能を戻した。住民の帰還に向けた長期宿泊も始まり、5日現在で152世帯347人が登録。また、村は主要県道沿いの深谷地区を「復興拠点」に位置づけ、診療所やコンビニエンスストアなどの整備を進めている。

 除染の実施率(8月末現在)は、宅地100%▽農地91%▽森林98%▽道路82%--。村域の約7割を占める森林について、国は生活圏(宅地、農地など)から20メートルの範囲のみを対象としており、広範囲な除染を求める声も上がっている。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇飯舘村長選立候補者(届け出順)

菅野典雄(かんの・のりお) 69無現(5)

 [元]町村会長[歴]村公民館長▽帯広畜産大

佐藤八郎(さとう・はちろう) 65 無新

 [元]村議▽市民団体会長▽相馬農高飯舘分校

………………………………………………………………………………………………………

 ◇飯舘村議補選当選者(改選数2、届け出順)

相良弘 69 無新

4345名無しさん:2016/10/08(土) 17:19:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161004/k10010717381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_083
青森市長が近く辞職する考えを表明
10月4日 15時20分
市が出資した第三セクターが債務超過に陥った責任などを議会で追及され、一時、辞意を表明していた青森市の鹿内博市長は、NHKの取材に対し、問題の解決に向けて一定の道筋がついたとして、近く、辞職する考えを明らかにしました。
青森市の鹿内市長は、青森駅前の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクターが債務超過に陥り、出資していた市が債権を全額回収できなくなった責任などを市議会で追及され、ことし6月には辞意を表明するなど去就が注目されていました。
こうした中、今年度中に第三セクターが整理され、その後、市が土地と建物を買い取って公共施設として活用する方向で調整が進むことになりました。
これを受けて鹿内市長は、4日NHKの取材に対し、問題の解決に向けて一定の道筋がついたとして、近く、辞職する考えを明らかにしました。

辞職の申し立てが選挙管理委員会に通知されると、公職選挙法の規定で50日以内に選挙となるため、青森市長選挙の投開票は来月下旬に行われる見通しです。
鹿内市長は、青森市出身の68歳。県議会議員などを務めたあと、平成21年の市長選挙で初当選し、現在、2期目です。

4346チバQ:2016/10/08(土) 18:23:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000082-asahi-pol
女性に嫌がらせ騒動、秋田県議が謝罪 「発端は私に」
朝日新聞デジタル 10月6日(木)17時22分配信

 秋田県議会事務局に勤める女性職員に嫌がらせ(ハラスメント)をしたとして自民会派を離脱し、新会派「もりやま」を立ち上げた平山晴彦県議=南秋田郡選出=が5日、県議会の議会運営委員会に出席し、一連の騒動について謝罪した。

 平山議員は「県民の皆様、県議会、相手の方に大変ご迷惑をおかけしました。深くおわび申し上げます」と頭を下げた。相手の体に触れたかどうかについては「相手の方と受け止め方が違っており、困惑している」としながらも「発端は私にある。これからは言動を慎んでいく」と再び頭を下げた。

 渋谷正敏議長は「たいへん遺憾。二度と起こらないようにすべきだ」。同委員会はこの日、「議会の紀律保持の在り方に関する検討会」を設置し、再発防止などについて話し合うことを決めた。

4347チバQ:2016/10/12(水) 19:54:24
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-52177824.html
民進・渋谷県議が次期青森市長選出馬に意欲

09:01東奥日報

 民進党青森県議の渋谷哲一氏(55)=青森市区選出=が、次期青森市長選への出馬に意欲を示していることが11日、複数の関係者への取材で分かった。今後、同党内の合意形成と野党共闘の可能性を探りながら、慎重に判断するとみられる。

4348チバQ:2016/10/13(木) 18:22:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000014-khks-pol

<政活費不正>自民PC大量購入 監査請求

河北新報 10月13日(木)12時38分配信
 宮城県議会最大会派の自民党・県民会議(32人)が政務活動費(政活費)で大量購入したパソコンなどの支出は不適切だとして、仙台市民オンブズマンは12日、村井嘉浩知事に対し、自民会派に約1800万円を返還させるよう求める監査請求をした。
 請求によると、自民会派が2012〜15年度、事務所費名目でパソコン54台を含む周辺機器(計1792万円)の購入費に、会派の政活費を充てたのは不適切と指摘した。
 自民会派は13年度末に当時の全所属議員33人分のパソコンを購入しており、14年度以降に議員が個人の政活費でパソコン購入などに支出したのは不適切と指摘。前議員を含む7人には購入費を返還させるよう求めた。
 オンブズマンは宮城県庁で記者会見し、「支出は年度末に集中しており、余った政活費を使い切ろうとする意図が明らかだ。自民会派の無駄遣い体質を改めなければならない」と批判した。
 自民会派の中島源陽会長は取材に対し、「パソコンは情報収集のために極めて重要なツール。政活費運用の手引きに基づく適切な支出だ」と説明した。

4349チバQ:2016/10/14(金) 11:37:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161014_11021.html
<石巻市長選>元市議会議長の阿部氏出馬へ


 任期満了に伴う石巻市長選(来年4月16日告示、23日投票)で、元市議会議長の会社役員阿部和芳氏(56)が13日、立候補する意思を固めたことが分かった。近く正式に表明する。
 阿部氏は河北新報社の取材に「今の市政は市民に優しくない。市民ファーストの市政に変えたい」と話し、「石巻をわくわくするような健康な街にしたい」と強調した。市立病院への産科設置や透明性のある行政などを公約に掲げ、来春の選挙戦に向けて支持拡大を目指すという。
 阿部氏は石巻市出身。千葉商科大卒。初当選した2000年の石巻市議選から5期連続で当選し、12年6月に議長就任。13年3月に辞職し、4人で争った同年4月の前回市長選に出馬したが落選した。
 市長選で立候補を明らかにしたのは阿部氏が初めて。他に現職の亀山紘氏(73)と市議の黒須光男氏(69)が前向きに検討している。前回落選した元東北大非常勤講師青木満里恵氏(61)も意欲を示している。

4350チバQ:2016/10/14(金) 11:38:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161014_61003.html
<飯舘村長選>復興政策置き去りに批判合戦


仮設住宅で訴えを聞く飯舘村の有権者=11日、福島市

拡大写真

 東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村の村長選(16日投開票)で、避難指示の解除時期を巡り、現職と新人が批判合戦を繰り広げている。村は帰還困難区域を除き、2017年3月末に避難指示が解除される予定。再生に向けた政策論議が置き去りにされた格好で、村民から不満の声も上がっている。
 同村長選には、ともに無所属で、6選を目指す現職菅野典雄氏(69)と元村議の新人佐藤八郎氏(65)が立候補。佐藤氏が公約に掲げる「避難指示解除の白紙撤回」に、菅野氏が真っ向から反論している。
 選挙戦中盤の11日。村民が住む福島市の仮設住宅で両候補が鉢合わせした。
 菅野氏は佐藤氏が共産党籍を持つことを念頭に「避難指示解除は閣議決定されている。党の宣伝に古里を利用されてはたまったものではない」と白紙撤回の公約を痛烈に批判した。
 続いて演説した佐藤氏は「現職は村民の思いや願いを東電や国にきちんと伝えていない。大臣にペコペコしてテレビや新聞で目立っているが、村長は芸能人じゃない」と反論した。
 両陣営の主張からは復興に向けた具体的な提案を聞けず、60代女性は「アメリカ大統領選のヒラリーさんとトランプさんみたいで嫌だね」とあきれ顔だった。
 政府は今年6月、村や議会の了承を経て、避難指示を解除する方針を正式決定した。佐藤氏は「村が拒否すれば、避難解除の撤回は可能だ。精神的賠償を継続させる」と主張。菅野氏は「白紙撤回は不可能。避難指示解除が遅れれば、村が置いてけぼりになるだけだ」と訴える。
 福島市に避難する30代男性は「雇用の創出や教育方針など若い人が戻るために何に取り組むかを議論してほしい。中傷合戦に終わっては、村がばらばらになるだけだ」と語る。

 ◇福島県飯舘村長選立候補者
菅野典雄69村長    無現
佐藤八郎65元村議   無新


関連ページ: 福島 政治・行政.

2016年10月14日金曜日

4351名無しさん:2016/10/15(土) 18:34:11
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101200896&amp;g=pol
政活費547万円返還へ=辞職の元県議-山形

 政務活動費(政活費)をめぐる疑惑で辞職した阿部賢一元山形県議は12日、不適切と疑われる支出が約547万円あったとして、議会事務局に返還を申し出たことを明らかにした。
 返還するのは2011〜15年度の支出のうち、飲食を伴ったと疑われる会議費約520万円、私物を含む疑いのある事務費約26万円など。
 阿部元県議は「県民から全て許していただけるとは思っていない。このような結果をもたらしたことは、背負っていかなければならない」と改めて陳謝した。(2016/10/12-21:17)

4352チバQ:2016/10/17(月) 18:18:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00010001-dtohoku-l02

渋谷県議が出馬に意欲 青森市長選、4人の争い濃厚

デーリー東北新聞社 10月15日(土)10時51分配信

青森市長選出馬に強い意欲を示す渋谷哲一氏=14日、青森市
 青森市の鹿内博市長の辞職に伴い、11月下旬にも見込まれる市長選で、民進党県議の渋谷哲一氏(55)=党青森市支部長=は14日、取材に対し「(鹿内市長が)やり遂げられなかった市政改革を自分としても受け継いでやっていきたい」と述べ、出馬に強い意欲を示した。立候補する際は無所属で出る見通しだが、15日に党県第1区総支部長の升田世喜男衆院議員と協議し、同意が得られれば民進と連携する方針。選挙には元衆院議員の横山北斗氏(52)、元総務官僚の小野寺晃彦氏(41)、元塾経営者の高木順氏(46)が立候補を表明しており、4人の戦いが濃厚となっている。

 東京・永田町では年明けにも衆院の解散・総選挙の観測が広がっており、市長選が衆院選の前哨戦となる可能性もある。自民党は県都の首長奪還、民進など野党は市長選勝利で衆院選に弾みをつけたい考えで、政党対決の様相も呈する。

 渋谷氏によると、同日、市内で開かれた民進市支部の役員会では、出席者から市民に選択肢を示すべきだとの意見が多数を占め、候補として自身に出馬を促す声があったという。

 過去2回の市長選で支援してきた鹿内氏にも触れ「市政改革も道半ばだ。市長から私の思いを受け継いでくれと言われた。思いを託されたと思う」と出馬に意欲を示した。

 一方、渋谷氏の出馬について他の3氏は冷静に受け止め、選挙の準備を加速させる構えだ。

 市内で街頭演説を重ねる横山氏は「アウガ中心のまちづくりをやめ、郊外に目を向けて開発する」と市政転換を強調し、10月末に事務所を構える
方針。
 小野寺氏も街頭演説やあいさつ回りをこなしており「7月に旗揚げして3カ月。さらにギアを上げて市民に訴えを届けていきたい」と述べた。

 高木氏はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)での情報発信などを行っており「考えを丁寧に伝えて改革の必要性を訴えていく」と語った。

4353チバQ:2016/10/17(月) 18:33:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000023-fminpo-l07

飯舘村長選は菅野氏が6選 佐藤氏に581票差

福島民報 10月17日(月)10時13分配信
 任期満了に伴う福島県飯舘村長選は16日、投開票され、現職菅野典雄氏(69)=無所属=が元村議の新人佐藤八郎氏(65)=無所属=を581票差で破り6選を果たした。
 平成16年以来12年ぶり、東京電力福島第一原発事故後初の選挙戦となった。村民が県内外に避難している現状を踏まえ、選挙期間を通常より5日長い10日間とした。菅野氏は平成29年3月末に解除される村内の居住制限、避難指示解除準備両区域の生活環境改善を訴え、解除決定の白紙撤回を掲げた佐藤氏を退けた。
 当日有権者数は5236人(男2624人、女2612人)。投票率は70・84%(男70・39%、女71・29%)で、16年の90・09%を19・25ポイント下回り、過去最低。
 当選証書付与式は17日午前9時から村役場で行われる。菅野氏の任期は27日から4年。

4354チバQ:2016/10/17(月) 19:33:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161017ddlk04010003000c.html
<選挙>白石市長選/白石市議補選 告示 市長選、新人の一騎打ちに 23日投開票 /宮城
10:53毎日新聞

 任期満了に伴う白石市長選が16日告示され、いずれも無所属新人で元市議の山田裕一氏(40)=自民、公明推薦=と、沼倉昭仁氏(47)の2人が立候補を届け出た。現職で3期目の風間康静氏(55)が今期限りで引退し、新たな市政の担い手にどちらがふさわしいか選択する選挙となる。

 山田氏は市議3期目途中で職を辞して初挑戦。東町の事務所前の第一声で「議員では予算権、人事権などはなく限界を感じた。市民の笑顔あふれる市政を実現したい」と強調。「命を守るため、公立刈田総合病院を核とした地域医療の病院連携や、屋内遊び場整備など未来を担う子育て環境整備も必要だ。まち活性化のため道の駅とスマートインターチェンジ整備も進める」と訴えた。

 沼倉氏は前回に続き再挑戦となる。市役所近くの事務所前で第一声を上げ、公立刈田総合病院について「早急に経営診断が必要なほど緊急事態にある」と指摘し、対策チームの設置などを掲げた。地元の経済、雇用対策では「企業誘致一辺倒から、地元の既存企業支援優先に転換する」と表明。「市民の要望をくみ取り、具体策にする仕組みが不足している」などと市政の変革を訴えた。

 ◇市議補選に2氏

 山田氏の議員辞職に伴う同市議補選(改選数1)も告示され、無所属新人2人が立候補を届け出た。市長選、市議補選とも投票は23日午前7時〜午後7時(一部午後5時)まで市内38カ所で行われ、午後8時から市中央公民館で即日開票される。15日現在の有権者数は3万399人。【豊田英夫、川口裕之】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選立候補者(届け出順)

山田裕一(やまだ・ゆういち) 40 無新

 [元]市議▽自民党県青年局常任幹事[歴]市立中PTA会長▽白石青年会議所理事長▽白石工高=[自][公]

沼倉昭仁(ぬまくら・あきひと) 47 無新

 不動産会社契約社員[歴]衆院議員秘書▽市議▽法大院

4355名無しさん:2016/10/17(月) 23:45:20
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700640&amp;g=pol
青森市長が辞表提出=三セク経営難で引責

 青森市の鹿内博市長は17日、JR青森駅前の再開発ビルを運営する第三セクターが経営難に陥った責任を取り、市議会議長に31日付の辞表を提出した。これを受け、市選挙管理委員会は市長選の日程を11月20日告示、同27日投開票と決めた。(2016/10/17-17:58)

4356チバQ:2016/10/18(火) 19:04:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000024-khks-soci
<政活費不正>宮城県議長 領収書見つからず

河北新報 10月15日(土)13時48分配信


 県議会9月定例会の閉会に合わせ、中山耕一議長(黒川選挙区)が14日、記者会見し、パソコンなどの購入名目で私的に買ったマッサージチェアの領収書で政務活動費(政活費)を不正受給した問題を巡り、「パソコンの領収書は見つかっていない」と釈明した。

【疑惑の構図】指摘されたパソコン機器一括発注の流れ
.

 領収書を取り違えた経緯について、中山氏は「妻や当時の事務担当者に事情を聴いたが確認できなかった。議会の信頼に影響を及ぼし、おわびする」と陳謝。パソコン購入を証明するため弁護士に調査を依頼していることを明らかにした。
.

 議長職の進退に対する質問には「就任時に約束した議会改革を進めるために頑張りたい」と述べ、辞任しない考えを強調した。
.

 中山氏は2013年9月、パソコンとデジタルカメラを約20万円で購入したとして半額分の10万円について政活費の支給を受けた。領収書問題の発覚を受けて先月28日、所属する自民党・県民会議を通じて県に全額を返還した。
.

 会見に先立ち、中山氏は議会各会派の代表者にも説明。共産党県議団の遠藤いく子団長は「パソコンの領収書が見つからない限り、購入は架空だったのではないかという疑いが残る。調査結果を待って対応を検討する」と話した。
.

 政活費の適切な運用を検討する県議会の議会改革推進会議はこの日、2017年度分の領収書から導入するインターネット公開や使途をチェックする第三者機関の設置を現時点で見送る方針などを明記した中間報告の骨子を各会派の委員に提示した。

4357チバQ:2016/10/18(火) 19:04:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000023-khks-pol

<青森市長辞職>市議ら「停滞招いた」

河北新報 10月15日(土)13時23分配信



�t



�q








<青森市長辞職>市議ら「停滞招いた」


臨時記者会見で「アウガ公共化に一定の道筋が立った」と話し、辞職を表明した鹿内市長


 青森市の鹿内博市長(68)が14日、今月末での辞職を正式に表明した。市民や支援者から「やむを得ない」「残念」との声が上がる一方、市長の早期辞職を訴えていた市議らは「市長が決断せず、市政停滞を招いた」と批判した。市長選は11月下旬にも行われることになり、立候補を表明している3氏は選挙戦への準備を加速させる。

 複合商業施設「アウガ」破綻の引責辞任について、青森市の70代男性は「前市長からの問題。市議にも責任がある」と話し、30代女性は「議会との問題が手に負えないように見えた。仕方ないと思う」と述べた。

 鹿内市長の支援者の一人は「副市長2人が辞職し、1人で続けていくことができなかったのだろう」と心情を推し量る。別な支援者は「任期を全うし、市民の信を問う選挙をしてほしかった」と残念がった。

 市長に辞職を求めてきた市議会自民系最大会派の市議は「鹿内市長は決断力がなかった。新市長に市政停滞の解消を期待したい」と述べた。「新市長がアウガに関する方針を撤回したらどうなるのか。現段階での辞任は無責任だ」と指摘する市議もいた。

 市長選への立候補を表明している元総務省職員小野寺晃彦氏(41)は近々、事務所開きを予定。「あいさつ回りや街頭演説を徹底している。市政を前に進めたい」と力を込めた。同じく名乗りを上げた元衆院議員の横山北斗氏(52)は「早急に準備を進める。中心部だけでなく市全域が活性化する政策を訴えたい」と話した。元学習塾経営の高木順氏(46)は「フェイスブックを使って発信に力を入れている」と準備を急ぐ。

4358チバQ:2016/10/18(火) 21:10:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161017_11015.html
<白石市長選>新人2氏の争い


拡大写真
 任期満了に伴う白石市長選は16日告示され、ともに無所属新人の元市議、山田裕一氏(40)=自民・公明推薦=と沼倉昭仁氏(47)の2人が立候補を届け出た。投票は23日で即日開票される。
 山田氏は、子どもの屋内遊び場や道の駅の整備、都市計画の見直しを掲げ、「国や県と連携を図り、白石を再起動する」と訴えた。
 沼倉氏は、地元企業を重視した経済対策、小中学校の統廃合計画の再検討を主張。「白石らしい活性化を実現する」と強調した。
 現職で3期目の風間康静氏(55)は今期限りで引退。人口減少が進む拠点都市の再生、赤字経営が続く公立刈田総合病院の立て直しが争点となりそうだ。
 15日現在の有権者は3万399人。

 ◇白石市長選立候補者
山田(やまだ) 裕一(ゆういち) 40 無新 
クリーニング業(市議(3)、PTA会長)白石市、白石工高=(自)(公)

沼倉(ぬまくら) 昭仁(あきひと) 47 無新 
契約社員(市議(2)、衆院議員秘書)村田町、法大院

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161017_11018.html
<白石市長選>刈田病院どう再建 2新人舌戦


山田裕一(やまだ・ゆういち)75年11月17日生まれ、白石市出身。白石工高卒。クリーニング業の傍ら07年から白石市議3期。白石青年会議所理事長などを歴任。
拡大写真

沼倉昭仁(ぬまくら・あきひと)69年4月14日生まれ、村田町出身。法大大学院修了。衆院議員秘書を経て07年から白石市議2期。白石ユネスコ協会理事を務める。
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県白石市長選は16日告示された。立候補したのは、ともに無所属新人で元市議の山田裕一氏(40)と沼倉昭仁氏(47)。現職風間康静氏(55)の引退で新人同士の一騎打ちとなり、両陣営は名前の売り込みに懸命。赤字体質の公立刈田総合病院の立て直しを軸に、選挙戦初日から激しい舌戦が繰り広げられた。

◎中核病院と連携図る 山田氏/専門家チームを構築沼 倉氏

 山田氏は東町1丁目の事務所前で第一声を上げた。約200人を前に「私の政治活動の原点は笑顔。皆さんと一緒に、笑顔あふれる新しい白石をつくろう」と力を込めた。
 市議9人、推薦する自民、公明両党の国会議員、県議が出席。一條一平後援会長は「ここに来て相手に追い付き、互角に立った。力を結集し、次の高みへ押し上げよう」と呼び掛けた。
 前回、現職に686票差に迫った沼倉氏は、大手町の事務所近くで約150人を前に第一声。「山積する課題に対応が遅れ、閉塞(へいそく)感につながっている。市民の安心安全を守るのが自分の政治理念だ」と訴えた。
 市議5人や衆院宮城3区の民進党立候補予定者が駆け付けた。日下強後援会長は「各地区で支持が増え、浸透している。いい戦いができる」と自信を見せた。
 刈田病院は常勤医不足に加え、市が本年度の一般会計から総額の1割に当たる約16億円を繰り入れるなど厳しい経営が続く。両氏は第一声で、最優先課題に掲げた。
 山田氏は「大河原町のみやぎ県南中核病院と連携し、仙南17万人の医療圏で最善の地域医療を提供する」と強調。沼倉氏は「専門家を交えた対策チームを立ち上げるなど、病院経営のプロに任せる体制をつくる」と主張した。

 ◇白石市長選立候補者
山田裕一氏40 自営業  無新(自・公推)
沼倉昭仁氏47 契約社員 無新

4359チバQ:2016/10/18(火) 21:12:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161017_11017.html
<大河原町長選>斎氏 返り咲き


返り咲きの3選を果たし万歳する斎さん(右から2人目)=16日午後9時30分ごろ、大河原町幸町の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う大河原町長選は16日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の前町長斎清志氏(63)が、再選を目指した無所属現職の伊勢敏氏(68)を接戦で下し、返り咲きの3選を果たした。
 午後9時すぎ、同町幸町の事務所に当選確実の一報が届くと、集まった約200人の支持者から歓声が起こった。斎氏は大きな拍手を受けながら姿を現し、一人一人と握手をして喜びを分かち合った。
 斎氏は「先が見えない苦しい戦いだった。皆さんの支援のおかげで勝つことができた」と一礼。「町民目線の町政運営を進める。人口減少の中で周辺自治体と連携し、仙南全体を盛り上げる」と語った。
 斎氏陣営は選挙戦で、伊勢氏が2012年の前回町長選で掲げた町民税減税などの公約が実現しなかったことを批判。「元気で明るい町を取り戻す」と訴え、有権者の心をつかんだ。
 当日有権者は1万9638人。投票率は57.45%で前回を2.72ポイント下回り、同町長選では過去最低となった。

 ◇大河原町長選開票結果(選管最終)
当5,898 斎清志 無前(3)
 5,264 伊勢敏 無現 


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161017_11037.html
<大河原町長選>県とのパイプ組織力を強調

 【解説】宮城県大河原町長選で前町長の斎清志氏が現職の伊勢敏氏との一騎打ちを制したのは、「空中戦」と「地上戦」の両面作戦が成功した結果だ。
 斎氏陣営は空中戦の柱として、伊勢氏が2012年の前回町長選で掲げた公約を一部見直した問題を徹底的に批判。前哨戦から一貫して主張し、有権者に争点の一つとして認識させた。
 村井嘉浩知事の手厚い支援も効果的だった。村井知事は告示前に2日間にわたり町内入りし、4カ所の集会でマイクを握った。知事が現職以外の候補の応援に複数回入るのは異例。斎氏は県との太いパイプをアピールできた。
 地上戦では、町内22カ所の後援会がフル回転。前回町長選で「一度勝っている伊勢氏に負けるわけがない」と、動きが緩んだ反省を生かした。町議は15人のうち9人が斎氏に付き、来年4月の町議選をにらんで支援活動を展開した。
 町は仙南地域の交通、行政、経済の中心だが、潜在能力を十分に発揮できていない。今後の4年間は、町の存在感と発信力をどう高めるかが重要になる。斎氏は町長を2期経験した「超即戦力」だけに、スタートダッシュを期待したい。(大河原支局・柏葉竜)


関連ページ:宮城政治・行政
2016年10月17日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161017_11016.html
<大河原町長選>伊勢氏 公約見直し響く


支持者にわびる伊勢さん=16日午後9時20分ごろ、大河原町東の事務所
拡大写真
 「えっ、うそでしょう?」。大河原町東の伊勢敏さん(68)の事務所に落選の知らせが届くと、支持者約50人は落胆の声を漏らした。
 あいさつに立った伊勢氏は「ひとえに私の不徳の致すところ。おわび申し上げる」と陳謝。「皆さんと町を良くしていきたいと思っていたので、残念だ」と述べた。
 選挙戦では、子育て支援策の充実や企業誘致といった4年間の実績をアピールしたが、前回の町長選で掲げた公約を一部見直した問題が響いた。

4360チバQ:2016/10/19(水) 22:04:53
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161016ddlk05010033000c.html
<佐竹知事ご決断を!>残り任期半年/上 3選へ意欲にじませ 対抗馬見当たらず /秋田
10月16日 11:30毎日新聞

 明らかに踏み込んだ発言だった。

 「(来春の知事選に)全く出る気がなければ、こんなことは言いませんよ」

 6日の記者会見で3選出馬の有無を問われた佐竹敬久知事(68)は、ニンマリしてそう語った。さらに健康面と後援会の意思確認をクリアして「12月議会ではっきりさせたい」とも。翌朝の新聞各紙には「3選出馬へ意欲」「前向き」との見出しが躍った。

 県政運営のもう一つの柱、議会は発言をどう受け止めたのか。

 議員定数43の6割以上を占める最大会派・自民が知事の最大の支持基盤。小松隆明・幹事長は「正式な出馬表明があれば、これまで通り応援するだろう。他候補は探していない」。知事も7月の参院選で自民の集会に頻繁に顔を出すなど、両者の関係は堅固だ。公明も知事支援に変わりない。

 国政では自公と対決する民進。小原正晃・県連幹事長は「佐竹県政を疑問視する人たちの受け皿づくりは必要」と語るが、参院選後、県連は代表が実質的に不在で対抗馬どころではない。社民は前回知事選で知事を支持。だが国政での野党共闘路線の流れがあり、石田寛・県連代表は「まだ白紙」。無所属議員からなる「みらい」、共産も同じく白紙だ。

 つまり現状では、佐竹知事は「連続無投票での3選」の可能性が出ているのだ。都道府県選管連合会によると、知事選の連続無投票は、1978、82年の滋賀県知事選での武村正義氏と、2011、15年の高知県知事選の尾崎正直氏の2例しかない(記録が残る1955年以降)。極めてレアなケースである。

  ◆   ◆

 佐竹知事は9月の県議会定例会で、少子化対策や航空機産業の誘致・支援などを挙げ「一定の成果が表れている」と述べた。

 だが言うまでもなく、県内には待ったなしの課題が山積している。有識者会議「日本創成会議」は14年、大潟村を除く24市町村を「消滅可能性都市」と指摘した。「秋田存続の危機」の知事選が、「無投票3選」でよいのだろうか。

 秋田大の中沢俊輔准教授(政治学)は、この現状に警鐘を鳴らす。「知事選は秋田の課題が議論され、県民がその課題に真剣に向き合うようになる貴重な機会です。もし2回も連続で無投票になれば、県民は佐竹県政以外の選択肢が提示されない状態に置かれ続けることになります」。住民が主役の地方自治さえ危うくなるというのだ。

 来春に予定されている知事選。県民に幅広い選択肢は示されるのか。

  □  □  □

 佐竹知事の任期満了(来年4月19日)まであと半年。知事には山積する課題への決断が常に求められている。この7年半を検証する。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆佐竹県政の主な出来事◆

2009年 4月  3候補を破り、初当選

  10年 4月  「ふるさと秋田元気創造プラン」スタート

  11年 4月  脳出血により入院

  12年 1月  秋田をPRするキャッチコピー「あきたびじょん」を発表

  13年 2月  ロシアのプーチン大統領から猫を贈られ、話題に

      3月  無投票で再選

      5月  講演会で「コメ中心が人口減の最大の要因」と発言

  15年10月  地方創生に向けた「あきた未来総合戦略」を決定

  17年 3月? 知事選

4361チバQ:2016/10/19(水) 22:05:22
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161019ddlk05010092000c.html
<佐竹知事ご決断を!>残り任期半年/下 情報発信力が不可欠 人口減対策、決め手欠く /秋田
11:54毎日新聞

 4月の記者会見。佐竹敬久知事は、あきらめたような口調でこう述べた。

 「人口の自然減はどうしようもない」

 「お手上げ」にも聞こえる発言だが、これには理由がある。県の人口は101万652人(9月1日現在)。1956年の135万人をピークに減少傾向となり、2006年以降は毎年1万人以上減り続けている。昨年は1万3710人減った。これは八郎潟、井川両町と大潟村の合計人口(1万3932人、9月1日現在)に匹敵する。人口増減率はマイナス1・26%(14年)で全国最下位。国立社会保障・人口問題研究所は40年の県人口を70万人と推定する。数字からは明るい兆しが見えない。

 人口減が進むと、路線バスや病院が廃止され、商店が減少するなどして生活環境の悪化につながる。くい止めねばならない課題だ。

 無論、知事も座視しているわけではない。就任翌年、人口減対策を柱とした「ふるさと秋田元気創造プラン」を発表。14年には「第2期」を策定し継続している。肝煎り政策のひとつが、「あきた結婚支援センター」の開設(11年)だ。登録者が相手をパソコンで検索できるシステムや見合いパーティーなど、出会いの場を提供。9月末までに利用者891人から結婚報告があり、一定の成果をあげた。

 少子化対策として今年度から、第3子以降が誕生した家庭に対して第2子以降の保育料を無料にした。担当者は「全国トップレベルの手厚さ」と胸を張る。

 若者の県内定着も不可欠だ。昨年度から高校1年全員に少子化や人口減を考える副読本を配布。高卒者が県内企業へ就職するよう、公立高に就職支援員を配置した。

 県立大では就職希望の卒業予定者289人のうち、県内企業希望はわずか51人(1日現在)。県は来年度から県内で就職した場合、奨学金返還で最大60万円を助成する制度を新設し、少しでも引き留めを図る作戦だ。

 また県内移住・起業者を支援する「土着ベンチャー」(ドチャベン)を昨年7月に開始するなど、手を尽くしてはいる。だが昨年の転入が1万2959人に対し、転出は1万7748人で、「社会減」は4789人に上った。

 地域活性化策に詳しい中央大の山崎朗教授(経済地理学)は人口減対策として「県内で子育て→進学→就職→結婚→出産という循環を保つのが重要」と指摘、「外国人を含めた県外からの移住者をいかに増やすかも大事」と語る。「自然豊かな地方暮らしを望む都市住民が増えているのに、秋田はその受け皿になりきれていない」とし「秋田は発信力が足りない。あらゆる方法で魅力を宣伝すべきだ」と注文をつけた。

 一方、知事も知名度が高い製薬会社のCMに登場するなど秋田をPRしてはいるのだが……。

 インパクトのある情報発信が必要だ。(この連載は川村咲平、池田一生が担当しました)

4362チバQ:2016/10/20(木) 17:28:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00000015-khks-pol
<青森市長選>4新人出馬へ 野党共闘が焦点

河北新報 10月20日(木)15時26分配信


 青森市の鹿内博市長(68)が2期目の任期途中で市の複合商業施設「アウガ」経営不振の責任を取って辞職するのに伴う市長選(11月20日告示、27日投開票)は、告示まで1カ月となった。立候補を表明しているのは、自民・公明の市議らが支援する元総務省職員小野寺晃彦氏(41)、非自民勢力の共闘を視野に入れる青森県議渋谷(しぶたに)哲一氏(55)、元衆院議員横山北斗氏(52)、元学習塾経営高木順氏(46)の新人4人。小野寺、渋谷両氏が軸となりそうだが、鹿内氏は「特定の候補を応援するかどうかは決めていない」と態度を保留している。

【青森市長辞職】「アウガ」混乱の元凶に…市に説明責任
.

 旧自治省に入省後、宮崎市財務部長や愛知県財政課長などを歴任した小野寺氏は、7月末に自民、公明など反鹿内派の超党派市議から打診を受け、立候補を決意。退職して中学、高校時代を過ごした青森市に転居した。「人口減少問題の解決を目指し、企業の挑戦を応援したい」と街頭で連日訴え、知名度向上に力を入れる。
.

 小野寺氏は「アウガには市庁舎機能をできるだけ入れ、庁舎建て替えを大胆に圧縮する」と主張。支援する市議らは「国や県との関係を強化し、停滞した市政を前に進めてほしい」と期待する。
.

 県議を3期務め、過去の市長選で鹿内氏を応援してきた民進党の渋谷氏は10月15日、「市民と一緒に政策を考える鹿内氏の姿勢を踏襲した上で、議会と議論を重ねたい」と立候補を表明した。近く離党し、民進支援の下、無所属で出馬するとみられる。アウガについては「情報を開示し、役割を市全体のグランドデザインの中で考える」と話す。
.

 民進は7月の参院選青森選挙区で、共産、社民との共闘を実現し、自民現職に勝利。県連幹部は「市長選でも協力を呼び掛ける」とし、「結果はついてくるはずだ。次期衆院選にも影響はあると考えている」と語る。
.

 共産党東青地区委員会は「渋谷氏と一緒に戦う可能性はあると思っている」と前向きで、社民党県連の幹部は「本人や県連と話し、対応を決める」としている。
.

 横山氏は今年2月に立候補を表明した。組織を持たず街頭での訴えを続け、「コンパクトシティー構想からの転換が重要。市全体が活性化する仕組みをつくりたい」と話す。
.

 高木氏は、市民主体の政治の実現を目指し、街頭演説やネットでの情報発信に取り組む。

4363チバQ:2016/10/20(木) 21:13:11
http://www.sakigake.jp/news/article/20161018AK0015/
改選まで半年[知事選]佐竹氏3選へ意欲
2016年10月18日 掲載

 佐竹敬久知事(68)は来年4月19日の任期満了まで残り半年となった。秋田市など9市町の首長も改選期を迎え、同日選挙となる可能性が高い。知事選と9市町長選を巡る動きや、それぞれの自治体の課題を追った。

 ◇ ◇ ◇

 「後援会と相談し、健康状態も判断し、12月県議会ではっきりさせる。全く出る気がなければ、こういうことは言わない」

 佐竹敬久知事は今月6日の会見で、3選に向けて意欲を示した。一部には佐竹県政に対する不満がくすぶっているものの、今のところ他に立候補への動きは見られず、2013年の前回選挙に続く無投票もささやかれている。

 佐竹氏は09年4月、3候補を破って初当選。前回選挙は、本県の知事選では初の無投票で再選を決めた。3選に意欲を示した会見では「(再び)無投票になると思っていない」と述べながらも、表情に余裕が感じられた。

http://www.sakigake.jp/news/article/20161019AK0020/
改選まで半年[秋田市]穂積氏3選出馬有力
2016年10月19日 掲載
 現職で2期目の穂積志氏(59)が3選を目指して出馬することが確実視されている。「市議会の11月定例会までには結論を出したい」と8月の定例会見で話しており、同定例会で出馬表明する可能性が高い。現時点で他に表立った動きは見られない。

 前回2013年の市長選は、告示2週間前に出馬表明した寺田学氏(40)=現衆議院議員=と事実上の一騎打ち。接戦も予想されたが、分厚い組織戦を展開して1万2363票差をつけて当選した。

 後援会関係者は「中心市街地のまちづくりなど、市政はまだ道半ば。3期目で進むべき方向の道筋を付けなければならない」と話す。

http://www.sakigake.jp/news/article/20161020AK0016/
改選まで半年[北秋田市]津谷氏、出馬に前向き
2016年10月20日 9時58分 掲載
 来春の北秋田市長選に立候補を表明した人は現時点でいない。現職で2期目の津谷永光氏(65)は出馬を前向きに検討しているが、「いま少し時間をいただきたい」と明言を避けている。「後援会に相談した上で態度を決めたい」とも話し、支援態勢が整えば年内に出馬表明する可能性がある。

4364チバQ:2016/10/21(金) 07:39:19
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161021_51001.html
<山形知事選>無投票阻止 揺れる自民


大内氏の擁立を金沢幹事長(左)に要請する長谷川支部長=18日、山形市の自民党県連本部

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、自民党内から擁立を求める声が上がっている県議大内理加氏(53)=山形市選挙区、3期=の去就が注目されている。大内氏自身は立候補に意欲を示すものの、党内では3選出馬を表明した現職の吉村美栄子氏(65)を推す動きも具体化。大内氏が出馬条件とする「党の一枚岩の支援」は足元から揺らぐ。告示まで3カ月を切り、党内で広がる来年1月の衆院解散待望論をにらんだ思惑も入り交じる。

 「現知事を2期連続で無投票当選させるのは断じて許されない」。自民党山形市支部の長谷川幸司支部長は18日夕、大内氏の擁立を求める要請書を県連の金沢忠一幹事長に手渡した。
 大内氏に白羽の矢が立ったのは9月下旬。県連女性局の有志が金沢幹事長に擁立を要請した。山形市支部に続き、天童、上山両支部も要請書提出を検討するなど、衆院山形1区内は同一歩調でまとまりつつある。
 当の大内氏は15日の党県連の支部長・幹事長選対合同会議で「知事選に立候補する覚悟はあるが、県連が一枚岩になっていない現状では出馬できない」と発言。結論を先送りした。
 山形市支部が大内氏擁立を要請した18日、最上地方7町村で構成する町村議会議長会は吉村氏に推薦状を手渡した。7人の町村議長は全員、衆院3区内の町村ごとに設置されている自民党支部の支部長を務める。
 既に党県議4人が吉村氏支援を表明。県農政連をはじめとした農業団体の多くも吉村氏推薦を打ち出しており、足元が徐々に切り崩されている実態が浮かぶ。
 金山町議会の柴田清正議長は「県連は既に一枚岩ではない。候補者擁立を見送るべきだ」と主張する。
 候補者擁立見送り論が出る理由の一つが衆院の解散。知事選と衆院選が同じ時期になった場合、民進党と関係が深い吉村氏に、非自民候補と一体化した選挙戦を展開される恐れがある。
 県内三つの衆院選挙区は現在、自民党が独占しているが、2、3区の議員は当選2回以下で支持基盤が盤石とは言い切れない。3区のある県議は「無理して知事選に独自候補を出すことで、衆院選の議席が危うくなる」と危惧する。
 金沢幹事長は「選挙区によって温度差があり、候補擁立にはまだ越えるべきハードルがある」と説明。県連会長の遠藤利明前五輪相(衆院山形1区)も「早急に作業を進める」と述べるにとどまり、候補者選考の具体的な日程について言及を避けている。
 自民党が擁立を見送れば、山形県知事選の2回連続無投票が現実味を帯びてくる。政権党として有権者に選択肢を与えることができるのか、それとも不戦敗を選ぶのか。難しい選択を迫られている。


関連ページ: 山形 政治・行政.

2016年10月21日金曜日

4365名無しさん:2016/10/23(日) 20:09:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161017/k10010733011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_107
青森市長が辞職願を提出
10月17日 20時07分
青森市の鹿内博市長は、青森駅前の複合商業施設を運営する第三セクターが債務超過に陥り、市が融資した2億円を回収できなくなった責任を取るとして、辞職願を提出しました。
青森市の鹿内市長は、17日午後、市議会の大矢保議長に対し、今月31日付けで辞職したいとする辞職願を提出しました。

このあと、鹿内市長は記者会見し、辞職願を提出した理由について、「青森駅前の複合商業施設『アウガ』を運営する第三セクターが債務超過に陥り、青森市が第三セクターに支援した2億円の回収が不可能となった責任をとりたい」などと説明しました。鹿内市長の辞職願は、今月28日に開かれる臨時議会で同意を得て、正式に承認される見通しです。

鹿内市長は、青森市出身の68歳。県議会議員などを務めたあと、平成21年の市長選で初当選し、現在、2期目です。鹿内市長が辞職願を提出したことを受けて選挙管理委員会が開かれ、後任を決める市長選挙について、来月20日に告示、来月27日に投票が行われることが決まりました。

4366チバQ:2016/10/24(月) 18:57:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000009-san-l02
青森市長選で民進県連が渋谷氏の支援決定

産経新聞 10月24日(月)7時55分配信
 民進党県連は23日、青森市で常任幹事会を開き、同市長選(11月20日告示、27日投開票)に無所属での出馬を表明している同党県議の渋谷哲一氏(55)の支援を決めた。野党連携の枠組みで近日中に共産党県委員会、社民党県連合と3党協議会を開催し、理解を求める。

 「推薦」「支持」ではなく、支援の理由について、民進党県連の山内崇幹事長は「渋谷氏が無所属での出馬の意向を示し、今回は政党が前に出る選挙ではない」と説明し、「これまで党の県議として頑張ってきたので全面的に支援していく」と述べた。

 渋谷氏は市民が主役の市政の実現や鹿内博市長辞任の引き金となった「アウガ」問題の情報公開の考えを示し、「野党と連携し、非自民の枠組みで市民に選択肢を示したい」と意気込みを語った。

4367チバQ:2016/10/24(月) 20:46:51
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161024_11013.html
<白石市長選>山田氏が初当選


山田 裕一(やまだ・ゆういち) 40 (1)クリーニング業(市議(3)、PTA会長)白石市、白石工高=(自)(公)
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県白石市長選は23日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議山田裕一氏(40)=自民・公明推薦=が、無所属新人の元市議沼倉昭仁氏(47)を破り、初当選した。
 白石市東町1丁目の事務所に当選確実の一報が入ると、集まった約200人の支持者から歓喜の声が上がった。山田氏は「国や県と絆を強め、市民の皆さんと一緒に新しい白石をつくりたい」と決意を語った。
 山田氏は、子どもの屋内遊び場や道の駅の整備、都市計画の見直しを掲げた。自公両党の議員、各種団体から幅広い支援を得た。今期限りで引退する風間康静市長もてこ入れし、徹底した組織戦が奏功した。
 前回、風間氏に惜敗した沼倉氏は、赤字が続く公立刈田総合病院の再生を訴え「市民の安心安全に全力で取り組む」と強調。現市政への批判票の取り込みを図ったが、及ばなかった。
 当日の有権者は3万158人。投票率は59.06%で、過去最低だった前回を0.15ポイント上回った。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161024_11017.html
<白石市長選>刈田病院の立て直し急務


初当選を決め、笑顔で万歳する山田さん(中央)=23日午後9時45分ごろ、白石市東町1丁目の事務所
拡大写真
 新人2人の一騎打ちとなった宮城県白石市長選は23日投開票が行われ、無所属新人の元市議山田裕一氏(40)が初当選した。自民、公明両党の推薦を受け、国や県とのパイプを強調。政権与党の支持基盤に加え、今期限りで引退する風間康静市長(55)の支援も取り付け、前回に続く挑戦となった無所属新人の元市議沼倉昭仁氏(47)を組織戦で振り切った。(1面に関連記事)
 新市長にとって最優先の課題は、公立刈田総合病院の抜本的な経営改革だ。市が本年度、病院に繰り入れた額は約14億5000万円に上る。一般会計予算から1割弱を支出する異常事態で、圧縮に努めなければ選挙戦で訴えた政策に着手できないばかりか、市民に負担増を強いる恐れがある。
 山田氏の公約のうち「道の駅」は、慎重な検討を要する。隣の福島県国見町で来春、角田市でも2019年春に開業する見通し。巨額の整備費を投じ、維持費もかかるだけに、集客と収益を図る緻密な事業計画の立案が不可欠となる。
 沼倉氏は前回、風間氏に686票差まで肉薄した。今回は風間氏と距離を置く複数の市議が支援に加わったが、「現職批判」と「原発事故対策」という前回の二大争点が消え、有権者の関心を再び引き寄せることはできなかった。
 過去の市長選は市内を二分する激戦となり、選挙後もしこりが残った。人口減少が進み、かつての「仙南の雄」の地盤沈下が著しい。ノーサイドの精神で対立を収束し、一枚岩で市政運営に取り組む寛容の姿勢が山田氏には求められる。
 幸い、市内には片倉小十郎が築いた白石城下の歴史文化が息づき、ホワイトキューブや碧水園など多彩な公共施設群、新幹線や高速道路もある。官民一体で使いこなす知恵を絞り、交流拠点都市として再生復活を期待したい。(解説=白石支局・瀬川元章)

 ◇白石市長選開票結果(選管最終)
当 9,807山田裕一 無新(1)
  7,802沼倉昭仁 無新

4368チバQ:2016/10/25(火) 20:18:50
http://www.sakigake.jp/news/article/20161025AK0003/
湯沢市長選、由利氏出馬へ 「現市政の流れ引き継ぐ」
2016年10月25日 8時13分 掲載

 秋田県湯沢市議会議員で自民党湯沢市支部政調会長の由利昌司氏(67)が24日、任期満了(来年4月16日)に伴う市長選に無所属で立候補する考えを明らかにした。近く正式表明する。市長選への出馬表明は元市長の鈴木俊夫氏(66)に続き2人目。現職で2期目の斉藤光喜氏(70)は態度を明らかにしていない。

4369チバQ:2016/10/25(火) 20:34:48
、出馬を検討している元青森県副知事の蝦名武氏(71)
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-53954273.html
立候補予定者説明会に6陣営/青森市長選
19:48デーリー東北

 青森市の鹿内博市長の辞職に伴う市長選(11月20日告示、同27日投開票)で、市選管は25日、市役所で立候補予定者説明会を開いた。出馬を表明した元衆院議員の横山北斗氏(53)、元総務官僚の小野寺晃彦氏(41)、元塾経営者の高木順氏(46)、元民進党県議の渋谷哲一氏(55)の4陣営のほか、出馬を検討している元青森県副知事の蝦名武氏(71)と、大阪府出身の無職男性(45)の2陣営も出席した。6氏はいずれも新人。候補が乱立する可能性もあるが、最終的な顔ぶれは流動的だ。 説明会では、市選管担当者らが選挙運動の注意事項などを説明した。       (取材班)

4370名無しさん:2016/10/30(日) 09:20:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102500050&amp;g=pol
県議、政調費で同じ本5冊=「不適切」との声も-山形

 山形県議会の木村忠三県議(51)が政務調査費(現在の政務活動費)を使い、同じ本を5冊購入していたことが25日、分かった。木村県議は正当な支出だと主張するが、専門家からは「不適切だ」との声も上がっている。
 政活費をめぐっては、富山市議会で不正利用した市議の辞職が相次ぎ、補選(30日告示、11月6日投開票)が行われる事態に至った。山形県議会でも、不適切な使用を疑われた県議1人が辞職している。
 収支報告書によると、木村県議は2012年5月に同県米沢市の店で、東日本大震災のボランティアに関する本5冊を計7350円で購入。全額を「資料購入費」として、政調費から支出した。
 木村県議は取材に対し、「事務所や自宅、県議会の執務室に置いたり、持ち歩いて関係者に薦めたりした」と説明。しかし、仙台市民オンブズマンの庫山恒輔・元事務局長は「5冊は必要ない。4冊分は返還すべきだ」と指摘している。(2016/10/25-05:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102300210&amp;g=pol
白石市長に山田氏(宮城)

 元市議の山田裕一氏(40)=無所属・新/自民、公明推薦=が、元市議の沼倉昭仁氏(47)=無所属・新=を破り初当選。(23日投開票)(2016/10/23-21:46)

4371名無しさん:2016/10/30(日) 11:01:55
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102800398&amp;g=pol
鹿内氏辞職に議会同意=市長選、来月27日投開票-青森

 青森市の鹿内博市長がJR青森駅前の再開発ビルを運営する市の第三セクターが経営難に陥った責任を取り、市議会議長に31日付の辞表を提出したことを受け、市議会は28日、臨時会を開き、鹿内氏の辞職に同意した。後任を選ぶ市長選は11月20日に告示、同27日に投開票される。
 鹿内氏は臨時会で「(来年4月の)任期満了前の辞職を市民におわび申し上げる」と陳謝。辞意を固めるに至った理由について、自身の就任後に市が三セクに融資した2億円の回収が難しくなったことを挙げた。 
 市長選には元衆院議員の横山北斗氏(53)、元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)、元学習塾経営の高木順氏(46)、元青森県議の渋谷哲一氏(55)が立候補を表明。鹿内氏は不出馬の意向を明らかにしている。(2016/10/28-11:50)

4372チバQ:2016/10/31(月) 01:13:41
http://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-54554846.html
青森市長選 高木氏が出馬断念
10月30日 08:54東奥日報

 青森市長選への立候補を表明していた元学習塾経営の高木順氏(46)が出馬を断念したことが29日、分かった。高木氏は東奥日報紙取材に「鹿内市長は(来年4月の)任期まで続けると思っていたが、(31日付での)辞職が急に決まった。選挙資金やスタッフの確保を含め、勝てる態勢を短期間で整えることが困難と判断した」と理由を述べた。

4373チバQ:2016/10/31(月) 01:33:58
http://mainichi.jp/articles/20161030/ddl/k02/010/027000c
選挙
青森市長選 自民、小野寺氏「応援」 市支部 /青森

毎日新聞2016年10月30日 地方版
 自民党青森市支部は29日に青森市内で会合を開き、11月27日投開票の青森市長選に立候補を予定している元総務省官僚、小野寺晃彦氏(41)を支援することで一致した。

 小野寺氏が無所属での出馬を主張しているため、市支部は公認や推薦は出さず、「応援」という形を取ることで合意した。支部長の山谷清文県議は「党の支援体制は何ら変わらない」と強調…

4374チバQ:2016/11/01(火) 18:03:46
http://www.sankei.com/region/news/161101/rgn1611010029-n1.html
2016.11.1 07:07更新


鹿内青森市長が退任 出直し選は「勝手に渋谷氏応援」


反応







.

PR
.





 青森市のJR青森駅前の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクターの経営難の責任を取り、任期を約半年残した形で辞任を表明していた鹿内博市長が31日、退任した。記者会見で鹿内市長は、出直し市長選(20日告示、27日投開票)で元民進党県議の渋谷哲一氏(55)を支援する考えを明らかにした。

 鹿内市長は約7年半の在任期間を振り返る中で、初当選した平成21年4月の市長選について、「当時の市政の透明性、情報公開の低さから出馬を決意した」として市政刷新が立候補の理由だったとした。その上で「『市民派無所属』として広く情報を公開し、市民との対話、市民参加を行ってきた」と振り返った。

 出直し市長選については「渋谷氏を勝手に応援する」と明言。初当選の際に渋谷氏の支援を受けたことや、渋谷氏が「市民本位の市政」を公約に掲げていることを理由に挙げた。

 鹿内市長は同市議を3期、県議を5期務め、市長に転身した。当面は福井正樹・市民政策部長が市長職務代理者となる。

 今後は市長選へ向けた動きが一気に加速する。これまでに渋谷氏のほか、元衆院議員の横山北斗氏(53)、元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)が出馬を表明。このほかにも出馬を模索する動きがある。

 一方、立候補を表明していた元学習塾経営の高木順氏(46)は「戦況を冷静に分析した結果、短期間で勝てる態勢を整えることが難しいと判断した」として出馬を断念した。

4375チバQ:2016/11/01(火) 20:19:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000010-khks-pol
<青森市長辞職>議会と対立 年々深まる溝

河北新報 11/1(火) 11:32配信


 【解説】青森市の複合商業施設「アウガ」の公共化を見届けることのないまま、鹿内博市長が辞職した。6月末の辞意表明後、7月上旬に浪岡区長、8月末に副市長2人が相次いで辞任。両副市長不在のまま市議会9月定例会が開会するなど、混乱に歯止めをかけられなかった。

【青森市長辞職】任期半ば 無念さにじむ
.

 市長就任後は官製談合問題の追及やJR青森駅周辺事業の見直しに取り組み、非保守系層の支持を得た一方で、一部市議との対立は年々深まっていった。最大の目標の一つだった「旧県青年の家取得」の断念や修正を余儀なくされた本年度当初予算案など、議会との関係は悪化の一途だった。
.

 「金なし、地位なし、組織なし」と25歳で市議に初挑戦。街頭演説で支持を広げ、圧倒的強さで選挙を勝ち抜いてきた。しかし特定の組織を持たない活動は、各方面を調整し、部下を活用する立場の県都の首長としての弱点となった。
.

 1000億円超の一般会計予算と約3000人の職員を擁する青森市という組織を手にしたとき、輝きは次第に失われていった。
.

 アウガや市庁舎建て替え問題など、議員の理解を得られていない課題は残ったままだ。次の市長には円滑な市政運営力が求められる。(青森総局・横川琴実)
.

          ◇         ◇         ◇
.

 青森市の第三セクターが運営する複合商業施設「アウガ」の経営不振の責任を取り、鹿内博市長(68)が31日、辞職した。退任記者会見では任期半ばで去る無念さものぞかせながら、「職員や市民の協力で、市民参加型の市政を進めることができた」と感謝の言葉を述べた。

4376チバQ:2016/11/01(火) 20:23:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000018-khks-pol
<山形知事選>自民 党本部と県連に温度差

河北新報 11/1(火) 13:11配信


 任期満了に伴う山形県知事選(1月5日告示、22日投開票)で、自民党の本部と山形県連の間で、3選立候補を表明している現職吉村美栄子知事(65)に対する温度差が浮かび上がっている。党幹部らがここ1カ月ほどの間に相次いで吉村知事と面会、民進党に近い知事の3選を容認するかのような発言をしている。党中枢の振る舞いに、対立候補擁立を模索する県連執行部は神経をとがらせ、擁立作業に影を落としている。

【山形知事選】無投票阻止へ揺れる自民 県議去就に注目
.

<菅氏「頑張るように」>
.

 菅義偉官房長官から吉村知事に電話が入ったのは10月中旬。「応援しているから知事選は一生懸命に取り組みなさい」。そんな内容だったと知事周辺は明かす。
.

 10月26日午前、菅官房長官は首相官邸で吉村知事と会った。面会趣旨は山形県内の高速道路整備促進などを求める要望。一通りやりとりを終えると、菅官房長官は「地方創生のためにも、まずは知事選を頑張るように」と発言したという。
.

 吉村知事は31日の定例記者会見で一連の経緯について問われ、「今話すと波紋が広がりかねないので控える」とかわした。
.

<元参院議員が指南役>
.

 「知事に菅氏と直接会うよう指南したのは自民党の元参院議員岸宏一氏」と明かすのは複数の関係者。山形選挙区の参院議員を今夏まで3期18年間務めた岸氏は政界に広い人脈を持ち、吉村知事を初当選の時から支援してきた。「あうんの呼吸というやつかな」と岸氏本人も否定はしない。
.

 そもそも党本部と県連の温度差が表面化したのは10月7日にさかのぼる。陳情のため、自民党本部を訪れた吉村知事に、二階俊博幹事長は「次の知事選はとにかく頑張りなさい」と、菅官房長官と同様の言葉を掛けたのが始まりだ。
.

 その場には自民党の大沼瑞穂参院議員や野川政文県議会議長、県の経済人もいた。二階氏の発言に、同席者の一人は「幹事長の意図を感じた」と振り返る。
.

<連続無投票を阻止へ>
.

 菅、二階両氏の発言の裏には、吉村氏が先行する選挙情勢が関係しているとの観測が専らだ。吉村知事の2期連続無投票当選阻止を目指し、独自候補擁立に向けて作業を続ける県連サイドは穏やかでない。
.

 複数の自民党関係者によると、吉村知事と二階氏との面談を後で知った県連会長の遠藤利明衆院議員(山形1区)は、「陳情は県連を通して受けてほしい」と党本部にクレームを入れたという。
.

 「県連が対立候補の擁立に汗をかいている時に、党の幹部は…」。県連の金沢忠一幹事長は言葉を選びながら不快感を示す。
.

 県連内では対立候補として県議の大内理加氏(53)の名が挙がるが、擁立作業は一向に進まない。背景に党中央と県連の温度差があるとの見方が出ている。
.

 知事選の告示まで約2カ月。党本部の真意が果たしてどこにあるのか。県連執行部は、中央、そして地元の風向と風力を併せ読む難しい選択を迫られている。

4377チバQ:2016/11/05(土) 23:34:15
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161105_51005.html
<山形知事選>吉村知事に推薦続々 焦る自民
12:14河北新報

<山形知事選>吉村知事に推薦続々 焦る自民
<山形知事選>吉村知事に推薦続々 焦る自民
(河北新報)
 任期満了に伴う山形県知事選(2017年1月22日投開票)で、3選立候補を表明している現職の吉村美栄子氏(65)に対する各種団体や企業からの推薦、支援表明が相次いでいる。来年1月5日の告示まで2カ月。自民党は独自候補の擁立を模索しながら、いまだ党内の意見集約もままならず、着々と進む現職陣営の選挙態勢づくりに焦りの色を濃くしている。
 吉村氏の後援会によると、これまで推薦を得たのは各種団体が約100団体、企業が約270社に上る。吉村氏が出馬表明をした9月20日直後から推薦が相次いでいるという。
 県農協政治連盟(農政連)は早々に推薦を決めた団体の一つ。高谷尚市会長は「県産品のトップセールスに尽力してくれるなど2期8年の実績を評価した」と説明する。農政連は、他に候補者が出ても推薦は出さない方針だ。
 吉村氏は民進党に近いが、西村山郡の4町と最上地方の7町村の議長会がそれぞれ推薦を出した。議長の大半は自民党系だ。
 金山町議会の柴田清正議長は「地域事情もあり党派を超えて決断した。自民党から候補者が出ていないので現職しか選択肢がない」と話す。
 選挙戦となった場合、2013年の前回知事選同様、民進、社民、共産3党と連合山形が支援する陣立てになる可能性が高い。ただ、吉村陣営は現在までのところ、いずれの政党にも推薦や支援の要請をしていない。
 「県民党」を掲げる吉村氏が支援要請するとすれば、自民党を含めた各政党に依頼を出すことになるという。ある関係者は「陣営内に無投票当選を期待する声があり、自民党を刺激したくない」と明かす。
 自民党県連内には、県議の大内理加氏(53)を推す声はあるが、擁立作業は足踏み状態が続いている。
 告示まで2カ月となり、13年の知事選に続いて無投票となる可能性もある。知事の2期連続無投票当選は、全国的に見ても滋賀(1978年と82年)、高知(2011年と15年)の2例しかない。
 自民県議の1人は「現職相手に、この時期になって候補者の擁立作業が終わっていないこと自体が想定外。12月初めからは県議会が始まるため、県議は身動きが取れなくなる」と漏らす。先行きが見通せない中、外堀が埋められていくような状況に、自民党関係者の焦燥感は一層深まっている。

4378チバQ:2016/11/13(日) 22:56:26
リンク先の写真を見ると東北はもう冬ですね・・・

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161113_21003.html
<青森市長選>告示まで1週間 準備加速

 鹿内博前市長(68)の辞職に伴う青森市長選は、20日の告示まで1週間となった。いずれも無所属で立候補を表明している元総務省職員小野寺晃彦氏(41)、元青森県議渋谷哲一氏(55)、元衆院議員横山北斗氏(53)の新人3人は準備を加速させている。

 自民、公明両党が応援する小野寺氏は「国や県などとスクラムを組み、停滞した市政を前に進める」と前面に掲げ、「あくまで超党派」を強調する。事務所では小野寺氏の同級生らが作業を急いでいる。
 5日に行われた事務所開きと決起集会に県議や国会議員の姿はなく、擁立に関わった市議ら約300人が出席した。大矢保市議会議長は「党に関係なく応援してほしい」と力を込めて呼び掛けた。
 三村申吾知事も「地方自治に詳しく、市民の役に立ってくれると思う」と支援を表明した。
 渋谷氏は民進党を離党し、「市民主体の市政を実現する」と街頭で訴える。非自民路線継承を目指す民進、共産、社民3党と連合の支援を受ける。
 街頭演説に民進党の田名部匡代参院議員らが駆け付けるなど、組織戦で挑む。12日の事務所開きには3党、連合の県組織の代表者を含む約200人が出席。渋谷氏は「雪対策や公共交通ネットワークの構築など、市民生活に密着した政策に力を入れたい」と語った。
 鹿内前市長が「(渋谷氏を)勝手に応援する」と表明したほか、非保守系の市民団体が勝手連を結成するなど支援の動きが広がる。
 横山氏は、旧民主党に所属していた2005〜12年、衆院議員を2期務めた。12年に日本未来の党から出馬したが落選。現在は党や団体に所属せず、組織に支援を求めずに市長選に挑む。街頭演説は1人で行い、「アウガを中心としたコンパクトシティーからの脱却」を訴える。
 8日には、JR青森駅周辺整備に伴う東西自由通路建設計画中止や、アウガに市民美術館や青森公立大の機能を移転するなどの公約集を発表。「最も優先したいのは雪対策」と強調し、インターネットでも公開し支持拡大を図る。


関連ページ:青森政治・行政
2016年11月13日日曜日

4379チバQ:2016/11/13(日) 23:16:03
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-56168377.html
三村知事、異例の特定候補応援へ/青森市長選
11月11日 15:00デーリー東北

 現職の辞職に伴う青森市長選(20日告示、27日投開票)で、青森県の三村申吾知事は10日、無所属で立候補予定の元総務官僚・小野寺晃彦氏(41)を応援すると表明した。立場上、これまでは基本的に市町村長選で特定の候補は応援しないスタンスを貫いてきたが、異例の対応。三村知事は「(青森市は)県都であり、財政面やアウガ問題など危機に直面している。市民のために役に立つのは、地方創生のために仕事をしてきた小野寺氏だ」などと支援理由を述べた。 9日に小野寺氏と自民党青森県連の神山久志幹事長から支援要請を受けていた。三村知事は10日の取材に「(小野寺氏は)やんちゃで熱い。全てをなげうって古里のためにという思いにぐっときた」と強調。 小野寺氏が総務省に勤めていた頃から面識はあったといい、選挙戦では街頭で応援マイクを握ることも考えているという。 三村知事は2015年の知事選で自民県連の推薦を受けており、県議会でも支えられる、自民会派の重鎮の要請に応じたとの見方もある。 13年の前回市長選では、元副知事の蝦名武氏(71)を応援した経緯があるが、蝦名氏は三村県政を約8年間支えた〝元女房役〟で特例中の特例だった。 今回は小野寺氏と面識があるとは言え、4年前と状況は異なる。異例の特定候補の応援宣言に非自民は不満げだ。ある民進党関係者は「知事も政治家なので、誰を支援するかは個人の判断だが、個人的には公職の知事が首長選で1人の候補に肩入れするのは好ましくない」と不快感を示した。(木村誠宏、須田山裕太)

4380チバQ:2016/11/16(水) 20:56:39
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161115_21004.html
<混迷の青森県都>ずれ込む計画 議論再燃
11月15日 15:27河北新報

<混迷の青森県都>ずれ込む計画 議論再燃
建て替えが予定される市役所(上)、市が土地や床を購入することになったアウガ(右)、周辺整備を進めるJR青森駅(下)のコラージュ。多額の事業費を要する課題が山積する
(河北新報)
 鹿内博前市長の任期途中の辞職に伴う青森市長選は、告示まで1週間を切った。2007年に31万を超えていた市人口は29万余りとなり、全国ワーストクラスの減少に歯止めがかからない。前市長辞職の原因となった市の複合商業施設「アウガ」の経営破綻問題をはじめ、市庁舎建て替えやJR青森駅前周辺整備など、まちづくりの先行きが不透明なまま、中心市街地の衰退が進む。山積する県都の課題を探った。(青森総局・横川琴実)

◎青森市長選11月20日告示(上)市庁舎の行方

<19年度完成目標>
 「震度6強以上の地震で倒壊する危険性が高い」。2010年にこう診断された築50年超の青森市役所本庁舎。市は11年2月に検討委員会を設置し、現在地に10階建ての新庁舎を建てる整備基本計画を策定した。
 当初計画では17年度までに工事が完了する予定だったが、老朽化した庁舎は今も手つかずのまま。今年10月にはエレベーターが使えなくなり、「早く新しい庁舎にしてほしい」と高齢の来庁者はこぼす。
 現時点で市は19年度の完成を目指す。現在地での建て替えに反対する市議会の了承がなかなか得られず、予定がずれ込んだ。建て替え費は約100億円に上る。
 のしかかる負担。2月にアウガ再生に向けて市が土地や床を購入する公共化方針が示されると、「市の財政状況は厳しい。市役所機能をアウガに入れ、新庁舎は規模を小さくするべきだ」との議論が再燃した。

<市の負担44億円>
 市役所本庁舎の約1.7キロ北西にある青森駅。中心市街地のにぎわい創出を目指し東西自由通路の整備などを行う同駅前周辺整備では、東日本大震災後の建設費高騰で総事業費が当初見込み1.5倍の123億円に膨らむ試算が出た。通路の幅を減らすなどの見直しで約97億円まで圧縮し、7月に自由通路の整備・管理に関する基本協定を県、JR東日本と締結した。
 駅の東西がつながることに、アウガを抱える同駅前の新町商店街の関係者は「やっと決まった。駅前周辺整備を進め、アウガに市役所も入れば、新町通りに人が増える」と歓迎。「市中心部が優遇されているとの批判もあるが、公共交通機関を充実させれば、郊外の人にとっても便利なはず」と主張する。
 ただ、圧縮したとはいえ、駅前周辺整備で事業主体となる市の負担は44億円。「(新幹線が止まる)新青森駅がある今、青森駅に多額の投資をする必要はないのでは」との声も根強い。
シェアツイートgooブログ

4381チバQ:2016/11/16(水) 20:57:12
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161116_21007.html
<混迷の青森県都>雇用二の次 人口減加速
13:15河北新報

<混迷の青森県都>雇用二の次 人口減加速
<混迷の青森県都>雇用二の次 人口減加速
(河北新報)
 鹿内博前市長の任期途中の辞職に伴う青森市長選は、告示まで1週間を切った。2007年に31万を超えていた市人口は29万余りとなり、全国ワーストクラスの減少に歯止めがかからない。前市長辞職の原因となった市の複合商業施設「アウガ」の経営破綻問題をはじめ、市庁舎建て替えやJR青森駅前周辺整備など、まちづくりの先行きが不透明なまま、中心市街地の衰退が進む。山積する県都の課題を探った。(青森総局・横川琴実)

◎青森市長選11月20日告示(下)縮む経済

<商工・労働費2%>
 「ねぶた祭がなければ迷わず青森を出て行く。住むメリットを他に感じない」。青森市内の高校3年生の男子は冷ややかに言う。
 2015年の住民基本台帳人口移動報告で全国5位の転出超過を記録した同市。ここ数年は年1000人規模で流出が進む。
 「人口減少を食い止めるには、若者が働く場を提供する必要があるが、企業支援を含む商工費や雇用に関わる労働費があまりに少ない」。市OBがため息をつく。
 青森市の本年度の商工費、労働費はそれぞれ約24億円と7600万円。合わせても一般会計予算額の2%程度にしかならず、秋田、山形など他の県庁所在市と比べて少なさが目に付く。
 市OBは「市の経済対策は、複合商業施設アウガなど中心市街地活性化がメインで、市民にとって大切な雇用や企業支援に重点を置いてこなかった」と話す。
 市は1990年代、「メイド・イン・あおもり」を掲げ、市の特産品販売と工業団地への企業誘致に力を入れてきた。青森市南部、西部の両工業団地は既に分譲を終え、19社が操業するが、2000年に造成された県の中核工業団地(青森市合子沢、野木地区)は現在も10区画以上が残る。
 1990年代の誘致企業の中心は製造業だったが、ここ数年は、物流業やコールセンターが多く、地域経済への波及効果は限定的だ。
 国の緊急雇用創出事業が2015年度で終了したため、本年度の労働費は前年度に比べ約4割減った。「雇用対策は県や国との連携があり、市独自の施策は難しい」と市の担当者は明かす。

<「外貨」獲得が鍵>
 青森商工会議所などが経済センサスなど各種調査に基づき、市の経済の現状と対応策をまとめた報告書は、青森市の経済活動の停滞を指摘する。
 12年の青森市の総生産は01年の8割程度に減少。八戸、弘前両市がほぼ横ばいなのに比べ、右肩下がりで落ち込んだ。雇用者報酬は減り、購買力の低下も進む。
 報告書の執筆担当者の1人で青森中央学院大の高山貢教授(地域経済学)は「総生産減少の大きな要因は小売業の不振が続いていること」とみる。
 高山教授は「青森市では宿泊業や製造業など『外貨』を稼ぐ産業の強化が求められる」と強調。「地元企業を応援し、若者に魅力を知ってもらう取り組みはもちろん、『外貨』獲得のため訪日外国人らを呼び込む観光政策に力を入れる必要がある」と主張する。

4382とはずがたり:2016/11/17(木) 11:43:44
>>4381
なかなかきびしそうだなぁ。

わらw> 「ねぶた祭がなければ迷わず青森を出て行く。住むメリットを他に感じない」。青森市内の高校3年生の男子は冷ややかに言う。

新潟が新発田と長岡の間にあって県庁置かれて大発展したのに弘前と八戸の間で置かれたと思われる青森はダメだねぇ。
石油・製紙・化学・機械と工業立地が新潟との決定的な差か。青森の工業立地は何より八戸なのに対して新発田・長岡は工業的には特になしだしな。

4383チバQ:2016/11/17(木) 22:03:49
http://news.goo.ne.jp/search/article/?MT=%E9%81%B8%E6%8C%99&amp;IE=UTF-8&amp;OE=UTF-8&amp;page=1
青森市長選へ衆院議員2人の動き活発
08:37東奥日報

青森市長選へ衆院議員2人の動き活発
東奥日報
(東奥日報)
 20日告示の青森市長選に向け、同市を含む衆院青森県1区を地盤とする自民党の津島淳、民進党の升田世喜男の両衆院議員が活発な動きを見せている。市長選に出馬する元総務省官僚・小野寺晃彦氏(41)を自民、公明両党が、前県議・渋谷哲一氏(55)を民進、共産、社民3党が支援し、戦いの構図が国政の与野党対立を反映した形となったためだ。両氏とも早期の衆院解散・総選挙を見据え、支持基盤の強化を図っており、「代理戦争」の色合いも濃くなっている。【写真説明】新城地区後援会の結成大会に出席した津島氏(右)と小野寺氏=13日、青森市西部市民センター

4384チバQ:2016/11/19(土) 12:40:01
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161119_21005.html
<青森市長選>県都決戦 早くも熱く
12:07河北新報

<青森市長選>県都決戦 早くも熱く
三村知事(右)の政治資金パーティーで「必ず市民の役に立ってくれる」と紹介される小野寺氏
(河北新報)
 20日告示の青森市長選は、元総務省職員小野寺晃彦氏(41)、元青森県議渋谷(しぶたに)哲一氏(55)の争いを軸に、元衆院議員横山北斗氏(53)が絡む。小野寺、渋谷両氏は複合商業施設アウガの再建策で活用案は異なるものの、公共化の方針で一致。一方で非自民系だった鹿内博前市長の路線継承については対立姿勢が鮮明だ。国政の与野党対決の構図も反映され、県都決戦は熱を帯びる。

 「停滞した政治を前に進める」と市政刷新を掲げる小野寺氏。支援する自民、公明両党は7年半続いた鹿内市政からの転換を狙う。擁立に関わった市議21人が実働部隊となる。
 三村申吾青森県知事も14日の自身の政治資金パーティーで小野寺氏を紹介し「地方行政に詳しく、まさに即戦力。志も高く、伸びしろがある」と支援を明確にした。ただ小野寺氏は「国政の代理戦争ではない。広く市民に支持してもらうため、超党派でやっていく」と語り、政党色を薄める戦略を練る。
 渋谷氏は「自民系市政に二度と戻してはならない」と強調し、鹿内氏の市民路線継承を打ち出す。16日には「勝手に応援する」と明言していた鹿内氏も街頭演説に参加。「市民主体の政治を続けてほしい」と期待した。
 支援する民進、共産、社民の野党3党は共闘で勝利した夏の参院選青森選挙区の再現を目指す。労働組合や市民団体とも連携するほか、告示後は党幹部級の国会議員も応援に立つ予定だ。
 衆院議員を2期務めた横山氏は夏の参院選への出馬を取りやめて臨む。「既成政党や組織の力は借りない。政策で判断してほしい」としがらみのなさをアピール。若年層、無党派層の取り込みを狙う。
 青森市長選には無職の尾崎全紀(まさのり)氏(45)も出馬を表明している。

4385チバQ:2016/11/19(土) 12:44:45
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161119ddlk02010005000c.html
<選挙>青森市長選 あす告示 アウガ再生論戦へ 役所窓口、交流拠点、大学誘致… /青森
11:00毎日新聞

 27日投開票の青森市長選は20日に告示され、元総務官僚の小野寺晃彦氏(41)▽元県議の渋谷哲一氏(55)▽元民主党衆院議員の横山北斗氏(53)--の3氏を軸にした選挙戦が予想される。今回の市長選では、鹿内博前市長が任期途中で辞職する引き金となったJR青森駅前商業ビル「アウガ」の経営破綻問題への対応が、争点の一つだ。それぞれが描く新生アウガ像とは--。各氏の主張と問題の背景をまとめた。【宮城裕也】

 15日夜、争点の舞台であるアウガで行われた青森青年会議所主催による立候補予定者の公開討論会。

 「テナントの契約は更新できないが、前市長が掲げた来年2月末での一斉閉店はあまりに乱暴」。自民の支援、公明の支持を受ける小野寺氏は、鹿内前市長の手法に異を唱え、アウガに入居するテナントに周辺の空き店舗をあっせんする考えを示した。

 一方、民進、社民、共産の野党3党が支援する渋谷氏は「出発点からのボタンの掛け違いが原因」と、鹿内前市長だけの責任ではないとの見方で、三セクが経営難となった原因を究明する検証委員会の設立を明言。横山氏は地下の市場の撤退を求め、「破綻処理が不調なら破産手続きすべきだ」と訴えた。

 アウガを運営する第三セクターは2015年度決算で約24億円の債務超過に陥り、市は09年に追加融資した2億円の回収が困難となった。

 この責任を取る形で、鹿内前市長はアウガの床面積を買い取る「公共化」の道筋をつけた10月末に辞職。主要立候補予定者3氏も商業ビルとしてのアウガの継続は限界とみており、焦点は「公共化後にどんな機能を配置させるか」だ。

 ◇前市長方針「公共化」の中身未定

 中心市街地活性化の中核的施設として期待されたアウガだが、01年の開業当初からつまずいた。初年度の売り上げは23億円と目標の52億円の半分以下。その後も赤字が続き、15年度末までの公金投入は216億円に上ったが、再建は難航した。結局、市は今年2月に「公共化」へ方向転換。三セクの法的整理に向け、現在はアウガの修繕積立金を当面の三セク運転資金に転用して破産を回避している。

 だが、肝心の公共化の中身はあいまいだ。市が5月に出した新生アウガ案によると、1〜4階の商業施設部分の活用は「にぎわい交流機能を配置」と抽象的。地下の市場も「今後、関係者と協議」とはっきりしない。

 小野寺氏は「アウガと市庁舎、青森駅は一帯として考えるべきだ」とし、市民課や市民税課など市庁舎の窓口機能をアウガに移すことを提案。渋谷氏は地下の市場の撤退も含め、「文化、スポーツ、芸術、商業施設など『市民のための交流センター』」を掲げる。横山氏は市庁舎機能の配置には反対で、地下の市場を青森駅前公園に移し、地下に音楽活動用の貸しスタジオを設けるほか、大学を誘致するなど「教育や人づくり」の拠点を構想している。

 市中心市街地再生支援課の担当者は「(公共化の)具体的な中身の検討は、前市長の辞任でストップした」と不透明な現状を明かし、「新市長次第で案の見直しもありえる」と話す。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆アウガ問題に関する候補予定者の主張(50音順)

 ◇小野寺氏

 商業ビルとして立ちゆかないのは明らかで、テナントの契約更新はできない。ただし、来年2月末の一斉閉店は乱暴だ。テナントと対話し、アウガ周辺の空き店舗をあっせんする。市の窓口機能をアウガに移し、ワンストップサービスを実現する。

 ◇渋谷氏

 なぜ三セクが破綻したのかを究明するため検証委員会を設立し、情報公開を徹底する。アウガは中心市街地の拠点となっている。文化、スポーツ、芸術、保健、介護、福祉、子育て支援、商業施設など市民のための交流センターとして公共化を進める。

 ◇横山氏

 地下の市場に撤退を求め、不調なら破産手続きを行う。アウガに市役所機能を移せば、財政負担が増えるので反対。市場は駅前公園に移し営業してもらう。アウガに大学を入れ、地下スペースはアマチュアバンドなどの練習場所として無料で貸し出す。

4386チバQ:2016/11/20(日) 11:40:17
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-57325715.html
来年の八戸市長選 対決の構図は流動的

11:00デーリー東北

 八戸市の小林眞市長(66)の3期目の任期が、残り1年を切った。2013年の前回市長選では、後ろ盾となってきた自民、公明両党に加え、過去の選挙戦で対立関係にあった民進党(当時の民主党)も推薦。異例の相乗りを背景に、事実上の信任投票で3選を果たした小林氏だが、もともと積極的支援でなかった民進との溝は、この3年間で埋まるどころか、むしろ深くなった。自民関係者の間で小林市長の4選出馬が既定路線とされる中、民進側は「次は選挙協力できない」と対決姿勢をにじませるものの、対抗馬を擁立できるかは流動的だ。 「支援したわれわれを愚弄する態度で、市長の資質に疑問を感じる」。市議会の民進系第2会派・きずなクラブの田名部和義会長は、強い口調で語る。 民進側が「決定的な確執」と受け止めているのが、7月の参院選における小林氏の応援演説だ。 八戸を地盤とする民進の元衆院議員・田名部匡代氏と、当時の現職だった自民・山崎力氏による事実上の一騎打ちとなった参院選。小林氏は山崎氏の支援を鮮明にし、街頭では「理念なき野合と混乱の政治を選ぶのか」と声を張り上げ、野党批判にも踏み込んだ。 遺恨は根深く、9月の市議会定例会では、きずなクの議員が「市長は公平・中立であるべきなのに、配慮が足りない」と問いただす場面もあった。小林氏は「市政運営では公平公正を旨としているが、一政治家としては自らの信念、信条に基づいて行動している」と、自身の選挙と一線を画す姿勢を強調。不満はくすぶったままだ。 前回の市長選で、民進が自民の呼び掛けに応じて小林氏の支援に回ったのは、「東日本大震災からの復興を止めない」という表向きの理由に加え、党の退潮ムードで対抗馬を擁立できなかった事情もある。 震災復興が一段落し、匡代氏が国政への返り咲きを果たした今、「あえて小林市長に擦り寄る必要はない」というのが民進内の大勢だ。 しかし、参院選で勝利した上げ潮ムードが残っているとはいえ、現時点で具体的な候補者名が挙がっているわけではなく、「果たして、独自候補が擁立できるか…」との声も漏れる。 一方、市議会自民系第1会派の自由民主・市民クラブの坂本美洋会長は、「当然、4期目もやってほしいし、中核市として動き出すタイミングを考えれば、出馬しない方が不自然」と小林氏の続投を支持する。 次期市長選での民進との協力については「あちらの考え方次第」としつつ、「中核市と連携中枢都市圏に関しては、市と議会が共同責任で推進する態勢を作りたい。選挙までは、まだ時間がある」と述べ、連携を模索する可能性もにじませた。 小林氏本人は4選出馬に関して、「答えられない。今までも、応援していただく方々の推薦でやってきた。市民の皆さんがどう考えるかが判断基準だ」と述べるにとどめる。

4387名無しさん:2016/11/20(日) 18:51:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000142&amp;g=pol
4新人が届け出=青森市長選

 鹿内博前市長の辞職に伴う青森市長選が20日告示され、元衆院議員の横山北斗氏(53)、元青森県議の渋谷哲一氏(55)、元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)、医師の穴水玲逸氏(64)の無所属4新人が立候補を届け出た。投開票は27日。
 鹿内氏はJR青森駅前の再開発ビルを運営する第三セクターの経営悪化の責任を取り、辞職した。 
 横山氏は市が設置する公立大学の一部学科の移転を訴える。渋谷氏は民進、共産、社民各党の県組織が支援。再開発ビルについてはスポーツや芸術の拠点としての活用を掲げる。小野寺氏は自民党県連の応援と公明党青森第1総支部の支持を受け、市役所の窓口部門を移すと主張。穴水氏は再開発ビルを運営する三セクを破綻させ、海外投資家らへのビル売却を訴える。

◇青森市長選立候補者
横山 北斗53元衆院議員  無新
渋谷 哲一55元青森県議  無新
小野寺晃彦41元総務官僚  無新
穴水 玲逸64医師     無新
         (届け出順)
(2016/11/20-17:38)

4388チバQ:2016/11/21(月) 20:35:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161121ddlk04010054000c.htmlhttp://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161121ddlk04010054000c.html
<選挙>知事選 村井知事、4選出馬に意欲 復興など3期の実績強調 /宮城
12:35毎日新聞

 来年11月20日に任期満了を迎える県知事選について、村井嘉浩知事(56)は20日、毎日新聞の取材に「辞める理由がない。よほどのことがない限り出馬することになると思う」と述べ、4選に向けて意欲を示した。

 村井知事は2期目途中の2011年3月に東日本大震災が発生し、その後の復旧、復興を指揮してきた。県の震災復興計画期間は震災10年後の21年3月までで、村井知事は「自分で作った復興計画への責任がある」と、次の任期での計画完遂へ意欲を見せた。

 また、3期目の3年間を振り返り「まいた種の花が開いてきた。水産業復興特区や仙台空港民営化、大学医学部新設、復興のインフラ整備も着実に進んでいる」と成果を強調した。

 村井知事は大阪府出身。防衛大卒業後、陸上自衛隊東北方面航空隊に勤務。松下政経塾を経て1995年から県議3期、自民党県連幹事長などを歴任し、05年の知事選で初当選した。【川口裕之】

4389チバQ:2016/11/21(月) 20:35:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161121ddlk02010072000c.html
<選挙>青森市長選 告示 アウガ対応、争点に 新人4人立候補 /青森
12:17毎日新聞

 JR青森駅前商業ビル「アウガ」を運営する第三セクターの経営破綻を受けて鹿内博前市長が引責辞職したことに伴う青森市長選は20日、告示された。届け出順に、▽元衆院議員の横山北斗氏(53)▽元県議の渋谷哲一氏(55)▽元総務省理事官の小野寺晃彦氏(41)▽医師の穴水玲逸氏(64)--のいずれも無所属新人4人が立候補。さっそく市内各地を選挙カーで遊説に回るなど、27日の投開票日に向けて7日間の選挙戦をスタートさせた。立候補に意欲を示していた無職の尾崎全紀氏(45)は出馬を取りやめた。

 渋谷氏は民進、共産、社民の野党3党が支援、小野寺氏は自民が支援、公明が支持と、いずれも無所属ながら隠れた与野党対決の構図に。「完全無所属」を名乗る横山氏ら他の2氏は政党の支援を受けずに戦う。アウガ問題への対応など今後の街づくりや人口減少対策などのほか、鹿内前市政への評価も争点になりそうだ。19日現在の選挙人名簿登録者数は24万8428人(男11万4128人、女13万4300人)。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇主な候補者の第一声(届け出順)

 ◇駅前重視の市政転換 横山北斗(よこやま・ほくと) 53 無新

 不便な生活を強いられている人が大勢いる一方で、税金と交付金で駅前に次々と新しい建物が建つ。(JR青森駅前商業ビルの)アウガ中心の町づくりの結果だ。初年度から赤字経営だったアウガに私たちの税金が使われてきたが、市長や市議は問題にしてこなかった。

 政策だけを見れば、どの候補者も同じことを言っているが、私が他の候補と決定的に違うのは、駅前に市民の税金を流し続けてきた市政運営をやめると言っていることだ。この15年間、アウガの赤字の穴埋めに市民の税金が使われてきたことに対し、市民としての怒りをぶつけてほしい。町の隅々まで社会サービスの行き渡る青森市政への転換を遂げたい。【一宮俊介】

 ◇市民の暮らしを守る 渋谷哲一(しぶたに・てつかず) 55無新

 私は長年、障害者の自立支援や自宅の除雪ボランティアをやってきた。障害者も皆と同じように働いて自立したいという願いを持っていた。消防団で活動していた時は、火事や洪水の現場に駆けつけた。一緒にいた団員たちは昼夜関係なく人のため、地域のために活動していた。

 青森市民の人口は約30万人。市長や政治家だけが市政を運営しているわけではない。ここに暮らしている多くの市民の暮らしを守るために政治はある。市民の支えでこの街は育ってきた。

 政治家が自分の都合で市政を運営し、利害のために市を利用することは絶対許されない。皆と一緒にこの地域をつくり上げていくために市民の力を貸してほしい。【夫彰子】

 ◇ベンチャーのまちに 小野寺晃彦(おのでら・あきひこ) 41無新

 私には夢がある。ふるさと、青森市を地域発のベンチャー企業が生まれるまちにすることだ。「青森市からこんなビジネスが生まれたのか」と評価される企業が羽ばたくこと。それが青森市にはできる。なぜなら、青森市は人々が行き交う港町、若いまちだからだ。福岡市や神戸市のような「進取」の文化や風土を取り戻したい。

 この選挙戦は、元衆院議員や元県議がライバルとなる厳しい戦い。だが、政治は結果だ。彼らがその任期中に青森市に何をもたらしたか。

 私は青森市を、新しく前に進むまちにしていく。新しいことにチャレンジするまちを実現する先頭に立つために、7日間の戦いを精いっぱい駆け抜けていく。【佐藤裕太】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇青森市長選立候補者(届け出順)

横山北斗(よこやま・ほくと) 53 無新

 著述業[歴]弘前学院大大学院教授▽衆院議員▽東海大院

渋谷哲一(しぶたに・てつかず) 55 無新

 [元]県議[歴]衆院議員秘書▽米ハワイ大

小野寺晃彦(おのでら・あきひこ) 41 無新

 [元]総務省地域政策課理事官[歴]宮崎市財政部長▽愛知県財政課長▽東大=[公]

穴水玲逸(あなみず・れいいつ) 64 無新

 医師▽琉球大

4390チバQ:2016/11/21(月) 20:41:04
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161121_11047.html
<政活費不正>宮城議長辞任へ 2代続け引責
13:42河北新報

<政活費不正>宮城議長辞任へ 2代続け引責
議長辞任の考えを伝えるため、自民党会派の総会に出席した中山議長(右)=21日午前10時20分ごろ、宮城県議会
(河北新報)
 宮城県議会議長の中山耕一自民党県議(59)=富谷・黒川選挙区、4期=は21日、政務活動費(政活費)の不正受給問題を受け、議長職を辞任する意向を表明した。25日開会の県議会11月定例会で許可される見通しで、在任期間約5カ月での辞任となる。
 県議会では6月、前議長の安部孝自民党県議(61)=宮城選挙区、5期=が政活費の不正支出問題の責任を取り、約半年で議長職を辞任したばかり。短期間で議長が2代続けて辞任する異常事態となった。
 中山氏は21日午前、県議会棟であった所属会派「自民党・県民会議」の総会に出席。「議会の混乱を避けるため、重大な決意をした」と一連の問題の責任を取って辞任する考えを伝え、了承された。
 中山氏の政活費を巡っては、2013年9月にパソコンとデジタルカメラの購入名目で政活費の交付を申請した際、私的に買ったマッサージチェアの領収書(20万4190円)を添付し、半額を受け取った。中山氏は今年9月下旬、県に全額返還した。
 市民団体「仙台市民オンブズマン」は、自民会派が14年5月〜16年3月、中山氏の妻が社長を務める会社に政活費から人件費705万円を支出した問題について住民監査請求。県監査委員は9月下旬に住民監査請求を棄却した。
 中山氏は多賀城市出身。東北学院大卒。宮城県富谷町(現富谷市)職員などを経て03年の県議選で初当選。今年6月の県議会定例会で安部前議長の辞任に伴い、議長に選出された。

4391チバQ:2016/11/21(月) 20:46:22
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161121_21010.html
<青森市長選>与野党対決の側面強く
16:52河北新報

<青森市長選>与野党対決の側面強く
<青森市長選>与野党対決の側面強く
(河北新報)
 鹿内博前市長の辞職に伴う青森市長選は20日告示され、いずれも無所属新人で、元衆院議員横山北斗氏(53)、元青森県議渋谷(しぶたに)哲一氏(55)、元総務省職員小野寺晃彦氏(41)=公明支持=、医師穴水玲逸(れいいつ)氏(64)の4人が立候補を届け出た。経営悪化した市の複合商業施設アウガの再生と人口減少が進む県都の将来像が争点。投票は27日で即日開票される。
 与野党対決の側面も強く、自民、公明両党が支援する小野寺氏と、民進、共産、社民3党が支援する渋谷氏に、政党支援を受けない横山氏が絡む構図。
 横山氏は「一部のためでなく、市全体が活性化する市政に転換させる。中心部に特化した市政では雇用も生み出せない」と訴えた。
 渋谷氏は「鹿内前市長が進めた市民主役の市政をさらに実現する。少子高齢化、人口減に対応した施策に取り組む」と強調した。
 小野寺氏は「地域発ベンチャーが生まれるような、挑戦し前に進むまちにする。活気ある港町の文化を取り戻そう」と呼び掛けた。
 穴水氏は「市民が幸せになる市政を目指す」と主張する。
 立候補を表明していた自営業尾崎全紀氏(45)は取りやめた。
 19日現在の有権者は24万8428人。

 ◇青森市長選立候補者
横山北斗(よこやま・ほくと)53 無新
著述業(衆(2)、弘前学院大教授)東京都、東海大院

渋谷哲一(しぶたに・てつかず)55 無新
元青森県議(衆院議員秘書)青森市、米ハワイ大

小野寺晃彦(おのでら・あきひこ)41 無新
元総務省職員(愛知県財政課長)青森市、東大=《公》

穴水玲逸(あなみず・れいいつ)64 無新
医師、健康食品会社社長、青森市、琉球大

4392名無しさん:2016/11/22(火) 00:19:04
http://www.sankei.com/politics/news/160923/plt1609230031-n1.html
2016.9.23 18:33
セクハラ疑惑の自民秋田県議が会派離脱 「言い分違う」と調査は打ち切り

 秋田県議会事務局に勤める30代の女性非常勤職員が自民党の平山晴彦県議(61)=南秋田郡選挙区=からセクハラやパワハラを受けたと申し出て配置換えになった問題で、平山氏が23日、自民党会派からの離脱を表明し、会派に了承された。

 平山氏は記者団に、セクハラ行為は事実無根と改めて否定しながらも「会派に迷惑をかけた」と離脱の理由を話した。党籍は離れないという。

 記者会見した会派会長の能登祐一県議らは「本人が身を処した。双方の言い分が食い違っており、調査のしようがない」として調査を打ち切る考えを示した。

4393チバQ:2016/11/22(火) 21:59:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161122_11026.html
<宮城議長辞意>順繰り人事 再び汚点

 【解説】政務活動費(政活費)の不正支出で、宮城県議会の安部孝前議長が辞任してからわずか5カ月。今度は不正受給で、後任の中山耕一議長が辞任を余儀なくされた。「政治とカネ」を巡り、トップが2代続けて途中退場する恥ずべき汚点を残した。
 問題の背景には中山氏の税金に対する感覚のまひがあるが、両氏が所属する最大会派、自民党・県民会議(32人)の責任も相当に重い。会派として議長ポストを握り続ける資格はないと自覚すべきだろう。
 自民会派には、当選回数に応じて順繰りに議長職を割り振る慣例がある。中山氏については当初から「カネ」に関する指摘が取り沙汰されていたが、当選回数4回の中から要職を歴任したなどの理由で選ばれた。
 議長選に勝てるかどうかという計算や、議長を経験した重鎮らの意見が重視され、行政の監視役を担う議会の長としての資質をないがしろにしてきた。「身内の論理」を最優先した弊害が噴出した帰結とも言える。
 これだけの不祥事を抱えてなお、会派内には「自民以外から議長を出すことは考えられない」(中堅議員)とのおごりがはびこる。数の論理で、旧態依然の議長選びを強行しようとする自民会派に、浄化作用を期待することはできない。
 3日後の25日には新議長が選出される。危機を乗り越え、信頼を回復するためには、全てをリセットした議論こそが不可欠だ。(報道部・大橋大介)


関連ページ:宮城政治・行政
2016年11月22日火曜日

4394チバQ:2016/11/23(水) 01:39:33
松尾県議=民主系
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20161120019885.asp
2016年11月20日(日)
三戸町長選で松尾氏初当選
 任期満了に伴う青森県三戸町長選は20日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の前県議松尾和彦氏(53)が3274票を獲得、無所属で現職の竹原義人氏(65)との大接戦を制し、54票の僅差で初当選を果たした。投票率は70.22%で、前回2012年の61.18%を9.04ポイント上回った。

 松尾氏は「さんのへ復活」をスローガンに掲げ、三戸郡の中心だった町に、かつての輝きを取り戻すと主張。三戸中央病院の診療体制改善、中心街のにぎわい復活などを公約に、町政刷新を訴えてきた。町議3人が支持し、知名度の高さに加え若さをアピール。地盤の町中心部の票を固め、周辺部でも浸透した。

 竹原氏は町内全域への光回線整備などの実績を強調し、町政継続を訴えた。自民党の滝沢求参院議員、清水悦郎県議会議長、夏堀浩一県議、町議10人の支援を受けたが、票をまとめきれず一歩及ばなかった。

 午後9時、同町八日町の松尾氏の事務所に当選確実の連絡が入ると、詰めかけた支持者から拍手や歓声が湧き起こった。松尾氏は「三戸町はこの日を境に復活の道を歩んでいく。皆さんに約束した、町民が本当に安心できる素晴らしい町にする。私に力を貸してください」と抱負を語った。

 一方、竹原氏は同町八日町の事務所で「残念な結果だが、私の力不足。応援してくれた町民、支持者に心からおわびしたい」と敗戦の弁を述べた。

4395とはずがたり:2016/11/23(水) 09:33:42
>>4394
すげー。
八戸市長選への主戦論が高まりそうですね。

4396名無しさん:2016/11/23(水) 23:12:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112100357&amp;g=pol
宮城県議長が辞意=2代続けて政活費問題

 政務活動費を不適切に処理していたとして、宮城県議会の中山耕一議長(59)は21日、議長を引責辞任する意向を表明した。所属する自民党会派が同日、県庁で開いた総会で明らかにした。同県議会では安部孝前議長(61)も政活費をめぐる問題で辞めており、2代続けて議長が辞任する異例の事態となった。
 収支報告書などによると、中山議長は2015年度、車の運転代行の料金として政活費から計約15万円を支出。業者から金額が空欄の領収書を受け取り、妻が記入したが、その際に誤って計約5万円多く請求していたという。
 中山議長は21日、記者団に「手違いがあった。すぐに返還する」と語った。中山議長は13年度分でも不適切な処理があったとして、発覚後に返金した経緯がある。(2016/11/21-12:43)

4397チバQ:2016/11/24(木) 19:36:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161124ddlk03010009000c.html
<自民県連>参院選敗北に批判噴出 幹部辞意で紛糾も /岩手
11:08毎日新聞

 自民党県連の総務会が23日、盛岡市内であり、7月の参院選の総括について議論した。敗北した岩手選挙区の対応を巡り、出席した地方議員から執行部への批判が噴出。県連の鈴木俊一会長、工藤勝子幹事長、岩崎友一政調会長がそれぞれ辞意を示唆したり、表明したりして紛糾したが、結論は出なかった。県連内で再度、協議することとなった。

 参院選では新人の田中真一氏を擁立したが、民進と共産、社民、生活(当時)の野党統一候補に7万5000票余りの差で敗北。与党が改選議席を大きく上回る中での敗北で、不満は根強い。

 会合は冒頭を除き、非公開だった。終了後、記者会見した鈴木会長や出席者によると、態勢や戦術を非難する意見が続出した。「党の市町村支部との連携がなく、国会議員と一体となった選挙活動ができなかった」「最終盤で大票田(の都市部)をてこ入れすべきだったのに、なぜ沿岸を(遊説で)回ったのか」などの指摘が相次いだという。

 「誰も責任をとらないのは納得できない」と、県連の人事刷新を求める声も上がった。

 鈴木会長は「責任は総括責任者の私にある。(交代が)総務会の総意ならば身を退かせていただきたい」と回答。工藤幹事長と岩崎政調会長は辞意を表明した。ただ、続投を求める意見も上がったため結論は出ず、県連内部でさらに検討した上で、改めて報告することにした。【佐藤慶】

シェアツイートgooブログ

4398チバQ:2016/11/24(木) 19:37:04
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161124_11025.html
<宮城議長辞意>議長選対応 自民持ち越し
11:27河北新報

<宮城議長辞意>議長選対応 自民持ち越し
次期議長選の対応を協議した自民会派の議員
(河北新報)
 中山耕一宮城県議会議長(富谷・黒川選挙区)が政務活動費(政活費)の不正受給問題で辞任表明したのを受け、所属会派「自民党・県民会議」(32人)は23日、県議会棟で会派総会を開いて次期議長選の対応を再協議したが、結論を持ち越した。佐藤光樹会長は「全くの白紙」と繰り返し、議長ポストの返上も含めて検討する方針を明らかにした。
 非公開の総会には、中山議長を除く31人が出席した。全議員対象の意見聴取などを踏まえ、役員が次期議長選や再発防止策などに関する考えを示した。
 会派から輩出した議長が2代続けて辞任に追い込まれた事態を踏まえ、役員は「前例にとらわれず、議会正常化に向けて最大限の努力をする」と強調。所属議員の政活費支出は、第三者にチェックを依頼する仕組みづくりを急ぐという。
 中山議長は25日開会の県議会11月定例会で辞任が許可される見通し。直後に行われる次期議長選への候補擁立を巡っては、24日に野党などの全会派代表と意見交換した上で、対応を検討する方針に先送りした。
 総会後に記者会見した佐藤会長は冒頭、「失われた県民の信頼は極めて大きい。会派として深く反省している」などと書かれた謝罪文を読み上げた。

4399チバQ:2016/11/25(金) 22:39:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161125_11023.html
<宮城議長辞意>議長選 自民会派が一本化断念

 宮城県議会(定数59)議長の中山耕一自民党県議(59)=富谷・黒川選挙区、4期=が政務活動費(政活費)の不正受給問題で辞任表明したのを受け、所属会派「自民党・県民会議」(32人)は24日、次期議長選に会派として後任候補を擁立しない方針を表明した。民進党系の「みやぎ県民の声」(10人)など野党4会派は、県民の声会長の藤原範典民進党県議(69)=太白、6期=を統一候補として推す。議長選は25日午後1時開会予定の11月定例会本会議で行われる。
 県議会では6月、前議長の安部孝自民党県議(61)=宮城、5期=が政活費不正支出問題で引責辞任。自民会派の総会では、会派出身の議長が2代続けて辞任に追い込まれた事態を踏まえ、会派として後任候補を立てない方針を決めた。
 会長の佐藤光樹県議(49)=塩釜、4期=は「会派として擁立の意思を示すのは、県民の理解を得られない。会派内で一本化せず、オープンに出たい人が出る形にする」と述べた。
 会派内では水面下で擁立を模索する動きが出ており、中堅らが中島源陽県議(54)=大崎、4期=、若手が守屋守武県議(57)=気仙沼・本吉、1期=を推している。中沢幸男県議(76)=青葉、8期=は立候補の意思を固めた。
 一方、共産党県議団(8人)、社民党県議団(2人)、無所属の会(2人)から支援を受ける藤原氏は野党4会派の会合後、「第2会派として議会改革を全うしたい」と述べた。
 中山議長は25日の本会議で辞任が許可される見通し。直後に議長選が行われる。立候補予定者は本会議に先立ち、県議会棟の1階ロビーで所信表明を行う。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年11月25日金曜日

http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161125_11030.html
<宮城議長辞意>議長選 所信表明で紛糾
14:55河北新報

 中山耕一県議会議長(富谷・黒川選挙区)の辞任に伴って25日実施される議長選で、立候補者による本会議場での所信表明演説を巡り、24日の議会運営委員会は実施を求める野党会派と消極的な自民会派が対立し、紛糾した。
 民進党系のみやぎ県民の声の遊佐美由紀氏が「県民の関心は高く、本会議場で演説すべきだ」と要望。これに対し、最大会派の自民党・県民会議の畠山和純氏は「形にこだわらず、改革姿勢を示すことが重要だ」、相沢光哉氏は「本会議場でやる必要はない」とそれぞれ反対した。
 前議長の安部孝氏(宮城選挙区)の引責辞任に伴う6月の議長選では、本会議前に候補者が県議会棟の1階ロビーで議会改革について演説した経緯がある。最終的に対応を一任された議運の佐々木喜蔵委員長は、前回と同じ仕組みの実施を提案し、了承された。
 議運では11月定例会の会期を12月15日までの21日間と決めた。一般質問は12月5〜8日の4日間で、16人が登壇。県は約676億円を追加する本年度一般会計補正予算案など予算議案3件、予算外議案63件、報告50件を提出する。

4400チバQ:2016/11/26(土) 08:57:25
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161126_21007.html
<青森市長選>晩秋の県都激戦 大詰め


青森市役所前のポスター掲示板。新たな市長を決める熱い戦いが繰り広げられている
拡大写真
 鹿内博前市長の辞職に伴う青森市長選は27日の投開票に向けて最終盤に入った。立候補しているのはいずれも無所属新人で、元衆院議員横山北斗氏(53)、元青森県議渋谷(しぶたに)哲一氏(55)、元総務省職員小野寺晃彦氏(41)=公明支持=、医師穴水玲逸(れいいつ)氏(64)の4人。政党支援を受けない横山氏と、民進、共産、社民3党が支援する渋谷氏、自民、公明両党の支援を受ける小野寺氏が舌戦を繰り広げている。
 衆院議員を2期務めた横山氏は「他の候補はJR青森駅前中心のまちづくりを掲げるが、自分は違う。郊外を重視した住民本位の政策で選んでほしい」と無党派層に訴えかける。
 特定の支持組織を持たず「完全無所属」を強調する。街頭演説も応援弁士を立てず、1人で5分足らずの政策にポイントを絞った内容。陣営は「地道な活動で訴えは着実に浸透しつつある」と語る。
 渋谷氏は民進、共産、社民3党に加え、連合の支援を受ける。23日には民進の升田世喜男衆院議員(比例東北)、田名部匡代参院議員(青森選挙区)のほか共産、社民両党の県組織幹部が応援演説を行った。当初は「勝手に応援する」と活動を控えていた鹿内前市長も二人三脚で市内を回る。
 陣営は「出馬表明は出遅れたが、鹿内氏の支持層をどこまで取り込めるかが勝敗の鍵を握る」とみる。
 小野寺氏は自民、公明両党の支援を受ける一方、高校の同級生らと街頭に立ち、政党色を薄める戦略を取る。23日は三村申吾知事と宮下宗一郎むつ市長も応援に駆け付け、連携をアピールした。自民の津島淳衆院議員(青森1区)は一歩引いた支援に徹する。
 自公両党は前回市長選で蝦名武元副知事を推薦したが、鹿内氏に大敗した。陣営は「明らかに前回より市民の反応がいい」と話す。
 穴水氏は政策をホームページで公開し、選挙カーを走らせ、支持拡大を図る。
 24日現在の期日前投票は1万4904人で、前回市長選の同期比約1.4倍となっている。


 ◇青森市長選立候補者

横山北斗53元衆院議員  無新
渋谷哲一55元青森県議  無新
小野寺晃彦41元総務省職員 無新
             (公支)
穴水玲逸64医師     無新


関連ページ:青森政治・行政
2016年11月26日土曜日

4401チバQ:2016/11/26(土) 09:07:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161126_11015.html
<宮城県議会>議長に自民会派の中島氏選出


中島 源陽氏
拡大写真
 宮城県議会(定数59)は25日、11月定例会初日の本会議で、政務活動費(政活費)の不正受給が発覚した中山耕一自民党県議(59)=富谷・黒川選挙区=の議長辞任に伴う議長選を行い、第41代議長に、最大会派の自民党・県民会議(32人)を離脱して立候補した中島源陽(もとはる)県議(54)=大崎、4期=を選出した。

 無記名投票の結果、自民会派や公明党県議団(4人)の支持を集めた中島氏が25票を獲得。民進党系のみやぎ県民の声(10人)、共産党県議団(8人)など野党4会派が推した県民の声会長藤原範典県議(69)=太白、6期=は22票だった。ともに自民会派の守屋守武県議(57)=気仙沼・本吉、1期=は9票、中沢幸男県議(76)=青葉、8期=は2票。無効票1票。
 中島氏は当選後のあいさつで「失われた信頼を取り戻すのは極めて困難だが、乗り越えなければ本来の役割を果たすことはできない。覚悟を持って改革を進める」と抱負を述べた。
 中島氏は大崎市出身、県農業短大卒。2003年の県議選で初当選し、15年11月から1年間、会派会長を務めた。自民党県連幹事長なども歴任した。
 本会議では議長選に先立ち、中山氏の議長辞任を全会一致で許可。中山氏の政活費を巡っては、私的に購入したマッサージチェアの領収書を使ったり、運転代行業者から受け取った白紙領収書に過大な金額を書き込んで申請したりした不正受給が発覚した。
 県議会では6月、元議長の安部孝自民党県議(61)=宮城、5期=が不正支出問題で引責辞任に追い込まれており、2代続けて議長が短期間で退く異例の事態となっていた。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年11月26日土曜日

http://www.sankei.com/region/news/161126/rgn1611260056-n1.html
2016.11.26 07:08

県会議長に中島氏 政活費問題、中山氏の辞任許可 宮城


 県議会11月定例会が25日開会し、政務活動費を不適切に受給していた問題の責任を取り、辞職願を提出した中山耕一議長(59)の議長職の辞任を許可した。この後、中山氏の後任を決める選挙が行われ、新しい議長に無所属の中島源陽(もとはる)氏(54)=大崎選挙区、当選4回=が選ばれた。

 就任あいさつで中島氏は「県議会は危機的状況にある。県民の信頼を取り戻す道のりは厳しいが、この問題を乗り越えなければ、議会本来の役割は果たせない」と決意を語った。

 議長選には、中島氏が所属会派の自民党・県民会議を離脱して立候補。ほかに同会派から2人、みやぎ県民の声など野党4会派統一候補1人が名乗りを上げた。6月の議長選と同様に県議会庁舎のロビーで候補者4人が県民や議員を前に所信表明をした。

 県議会では、自民党・県民会議が出した議長が、政活費問題で2代続けて約半年のうちに辞任。この問題を受け、同会派は議長選で候補者の一本化を見送った。

                   ◇

 定例会の会期は12月15日までの21日間。一般質問は同月5〜8日の4日間。

4402チバQ:2016/11/26(土) 22:06:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00010005-dtohoku-l02
前市長と知事 異例の応援合戦/青森市長選
デーリー東北新聞社 11/26(土) 13:40配信

 27日投開票の青森市長選は、市政混乱の責任を取り辞職した前市長と、これまで首長選で特定候補の支援を避けてきた、県政トップによる異例の応援合戦が注目を集めている。民進、共産、社民の3党が支援する渋谷哲一候補(55)には鹿内博前市長が張り付く一方、自民、公明両党が応援する小野寺晃彦候補(41)には三村申吾知事が公務の合間を縫ってマイクを握り、火花を散らす。一方、両陣営は「混乱を招いた張本人が前面に出るのはおかしい」「知事が一方に肩入れするべきではない」と互いに批判を強める。

 「渋谷氏を勝手に応援する一人。私の思い以上に市政を前に進めてほしい」

 25日、青森県庁近くで街頭に立った鹿内氏は力を込めた。20日の第一声では「今度は政治家・鹿内博として責任を果たしていく。それは渋谷氏を市長にすることだ」と事実上の“後継指名”。告示後は連日、選挙カーに乗り込み、二人三脚で運動を展開している。

 これに対し、自民県連の関係者は「途中で辞めた人が今さら何をやっているのか」と厳しく批判。小野寺陣営のある関係者は「鹿内氏はどんどん街に出ればいい。逆に渋谷氏の票が離れていくだろう」と冷ややかだ。

 一方、三村氏は「青森市は財政面などで危機に直面している。小野寺氏は即戦力だ」と太鼓判を押す。

 告示の20日は小野寺氏のイメージカラーであるオレンジ色のネクタイを着用して街頭演説に付き添い、「(行政の)プロとして現場を踏んできた人が求められる。小野寺氏は志と方向性をしっかり備えている」と訴えた。

 これまで首長選で中立を貫いてきた三村氏の異例の対応に、ある民進県連関係者は「片方だけに偏るのはいかがなものか」と指摘。「応援する候補以外が新市長になった場合、三村知事はうまくやっていけるのだろうか。いい気分はしない」と眉をひそめる。

4403チバQ:2016/11/27(日) 11:33:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000004-khks-pol
<宮城県議会>最大会派 数の力を駆使
河北新報 11/26(土) 11:03配信

 【解説】政務活動費(政活費)の不正を巡り、2代の議長が短期間で引責辞任した宮城県議会の出直し議長選は、自浄作用の限界を露呈した。最大会派「自民党・県民会議」が水面下で数の力を駆使し、議長ポストを抱え込んだ。

 新たなトップに就いた中島源陽氏は先月まで自民会派会長を務め、安部孝元議長、中山耕一前議長の誕生に深く関わった。立候補直前に会派を離脱したが、県民から見れば自民色を薄める偽装にも映りかねない。

 「対応は白紙」「後任候補の一本化はしない」と、表向きは低姿勢だった自民会派。内部では要職を歴任し、当選4回の「適齢期」に当たる中島氏に早くから白羽の矢を立てていた。

 「ベストな選択」(中堅議員)という会派内の安堵(あんど)感に違和感を覚える。権力の呪縛から離れ、真の内部改革と向き合う好機を自ら放棄したと言わざるを得ない。(報道部・大橋大介)

4404チバQ:2016/11/27(日) 18:34:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161127ddlk06010024000c.html
<選挙>知事選 自民県連、擁立断念へ 1カ月後告示、苦渋の決断 /山形
11:32毎日新聞

 任期満了に伴う知事選(来年1月5日告示、22日投開票)を巡り、自民党県連(会長・遠藤利明衆院議員)が独自候補の擁立を断念する方針を固めたことが26日、複数の関係者への取材で分かった。27日に山形市内で開く支部長・幹事長・選対合同会議で諮り、正式決定する。

 一部の支部などからは大内理加県議(53)=山形市区=の擁立を求める声があり、大内氏も「県連が一枚岩になるのであれば出馬したい」と意欲をみせていた。だが、早期の衆院解散がささやかれる中、今年7月の参院選での自民候補の大敗もあり、足場固めに注力したい衆院山形2、3区を中心に擁立を見送る声が多かった。このため、大内氏の擁立を推し進めたい支部などとの温度差を埋めることができず、意見の集約に至らなかったとみられる。

 告示まで1カ月余りと迫る中、大内氏以外に有力な候補もなく、苦渋の決断を迫られた格好だ。これまで現職の吉村美栄子知事(65)以外に立候補の動きはない。【山中宏之】

4405名無しさん:2016/11/27(日) 21:44:30
負けたか〜。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010786301000.html
青森市長選 新人の小野寺氏 当選確実
11月27日 21時20分

前の市長の辞職に伴う青森市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の新人で公明党の「青森第一総支部」が支持する小野寺晃彦氏の初めての当選が確実になりました。
青森市長選挙の開票は午後9時15分から始まりました。
開票状況について、選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは、無所属の新人で公明党の「青森第一総支部」が支持する小野寺晃彦氏が、ほかの3人の新人を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、小野寺氏の初めての当選が確実になりました。
小野寺氏は青森市出身の41歳。大学を卒業後、旧自治省、今の総務省に入ってことし7月まで勤め、前の市長の辞職に伴う今回の青森市長選挙に立候補しました。
選挙戦で小野寺氏は、「停滞が続いた青森市政を変える」などと前の市政を批判するとともに、40代という若さや総務省で培った行政手腕などをアピールしました。そして、支援を受けた自民党や公明党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、民進党、共産党、社民党の支援を受けた元県議会議員らを抑えて、初めての当選を確実にしました。
小野寺氏は「このあと、12月の市議会を控え、市政の諸課題に直面することになる。積み残された課題に直ちに立ち向かわなくてはならないという思いでいっぱいだ。ふるさと青森市の先頭に立つ新しいリーダーとして、精いっぱい、力のかぎり務めていく」と述べました。

4406名無しさん:2016/11/27(日) 21:48:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161127_71036.html
<山形知事選>現職吉村氏事務所開き

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、3選を目指して立候補を表明している現職の吉村美栄子氏(65)の選対本部事務所開きが26日、山形市であり、国会議員や県議、支持者ら約150人が必勝を誓った。
 吉村氏はあいさつで、「安泰ムードがちょっとあるのかなと思うが、私は全くそのような気持ちではない」と強調。「私の使命は山形創生を確実に前進させること。これまでの成果を土台に、新しい活力ある山形県を目指して取り組んでいきたい」と決意を述べた。
 来賓を代表して、民進党県連会長の近藤洋介衆院議員が「どんな状況になろうとも圧勝するという思いで戦っていきましょう」と呼び掛けた。
 知事選に立候補を表明しているのは吉村氏のみ。自民党県連は27日の会議で、独自候補の擁立断念を決定する予定。
 「県民党」を掲げる吉村氏の陣営は2013年の前回知事選と同様、民進、共産、社民3党と連合山形が中心になるとみられる。

2016年11月27日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161127_21002.html
<青森市長選>県都再生へ最後の訴え

 鹿内博前市長が市の複合商業施設「アウガ」の経営不振の責任を取って辞職したことに伴う青森市長選は27日に投票が行われ、即日開票される。候補者らは選挙戦最終日の26日、一人でも多くの支持を得ようと、市内各地を駆け巡り、声をからしながら最後の訴えを行った。
 立候補しているのはいずれも無所属新人で、元衆院議員横山北斗氏(53)、民進、共産、社民3党が支援する元青森県議渋谷哲一氏(55)、自民党が支援、公明党が支持する元総務省職員小野寺晃彦氏(41)、医師穴水玲逸氏(64)の4人。
 政党の支援を受けず、無所属を貫く横山氏は終日、市内を選挙カーで回った。マイクを握った市郊外のショッピングセンター前では「もうこれ以上、アウガに象徴されるJR青森駅前開発に市民の税金を投入することは許されない」と買い物客らに呼び掛けた。
 野党共闘で臨む渋谷氏は、最終日も鹿内前市長と民進の田名部匡代参院議員(青森選挙区)と共に行動。住宅地や商業施設前を細かく回り「市民が主役の市政を実現するため力を貸してほしい」「医療や介護分野で若者の雇用を増やしていきたい」と強調した。
 支援する市議団と共に支持拡大を図る小野寺氏は自民市議らと街頭に立った。「この7年半、何も対策を打ってこなかった結果、人口減少が進んだ」と鹿内市政を批判。「働く場所をつくり、前に進む市政を実現できるのは自分しかいない」と力強くアピールした。
 穴水氏も選挙カーを走らせ、支持を訴えた。
 投票は市内110カ所で午前7時〜午後8時(一部は午後7時)。開票は午後9時15分から行われ、午後11時ごろ終了の見込み。期日前投票は2万8306人で、前回市長選の約1.4倍、有権者の約1割だった。
 19日現在の有権者は24万8428人。

 ◇青森市長選立候補者
横山 北斗53元衆院議員  無新
渋谷 哲一55元青森県議  無新
小野寺晃彦41元総務省職員 無新(公支)
穴水 玲逸64医師     無新

2016年11月27日日曜日

4407チバQ:2016/11/28(月) 18:20:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-00000004-khks-pol

<山形知事選>自民選択肢提示の責任放棄

河北新報 11/28(月) 10:29配信

 【解説】自民党山形県連が知事選の独自候補擁立を断念した。4年に1度、有権者に県政の針路を選ぶ機会を提供する公党の責務より、次期衆院選の思惑や3選を狙う現職の吉村美栄子氏(65)が先行する情勢を前に、内輪の論理を優先した結果と言える。
.

 断念の背景には、県内の衆院小選挙区ごとで知事選への温度差が大きかったことがある。3選挙区のうち、当選2回以下で支持基盤が盤石とは言えない2、3区では、知事選と衆院選が重なった場合、民進党に近い吉村氏が衆院選と連動した選挙戦を展開することを危惧する意見が強かった。
.

 7月の参院選で、自民党公認候補が野党統一候補に12万票の大差で敗れたことも尾を引いた。吉村氏の女性後援会「オレンジの会」は集票力の高さで知られ、知事選で対立候補を立てても苦戦が予想された。全県選挙で連敗を喫するより「不戦敗」を選んだ方が傷が浅いとの計算が働いた。
.

 県連はこれまで「吉村氏は政権与党とのパイプがない」と批判し、自民党系知事の必要性を訴えてきた。しかし、吉村氏は10月、二階俊博自民党幹事長、菅義偉官房長官と相次いで面会、激励を受けた。この会談で、県連内には党中枢の意向に逆らってまで戦う意味があるのかという厭戦(えんせん)ムードに拍車が掛かった。
.

 県連の一部に擁立論があった大内理加県議(53)=山形市選挙区=は立候補に意欲を示していた。だが、大内氏が提示した「党が一枚岩になる」との条件は整えられず、正式な出馬要請すらできずに終わった。
.

 人口減少やグローバル化の中で変化する産業構造への対応など、山形県政には課題が山積している。政権党、県議会の最大会派でありながら、将来の県のあるべき姿を論じ合う最高の舞台を自ら放棄した責任は大きい。(山形総局・宮崎伸一)

4408チバQ:2016/11/28(月) 18:45:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161128-28111156-webtoo-l02

キャリア官僚から転身/戦後最年少・41歳の青森市長

Web東奥 11/28(月) 11:11配信
当選確実の報を受け、事務所前でスタッフらに胴上げで祝福される小野寺さん(中央)=27日午後9時19分


 新人4人の争いになった青森市長選は27日、小野寺晃彦さん(41)が、渋谷哲一さん(55)、横山北斗さん(53)らを振り切り、市長の座をつかんだ。不退転の決意で官僚としてのキャリアに終止符を打ち、「市政前進」を掲げてゼロから戦いを始めて約4カ月。戦後最年少の県都の若きかじ取り役は、選挙戦を支えたスタッフらと新たな船出を喜び合いながら、「直ちに積み残された課題に立ち向かわなければいけない」と気を引き締めた。
 投票が締め切られた午後8時。青森市東大野の小野寺晃彦さんの事務所には、既に津島淳衆院議員や県議、市議らが顔をそろえていた。テレビが「小野寺氏当確」を報じると、「よし!」「やった!」の声とともに拍手が湧き起こった。
 8時17分、事務所入りした小野寺さんは支持者やスタッフの握手攻めに笑顔。マイクを握ると感激の面持ちで「こうして多数の方にお祝いいただけること、本当に感謝を申し上げます」と深々と頭を下げた。
 あっという間の4カ月だった。東京・霞が関の総務省で順風満帆な官僚生活を送っていた。
 転機は今年5月。青森市議会の超党派有志が上京し、市長選への出馬を求めた。要請に「身に余る言葉、光栄」と感じたが、心配もあった。青森に行けば、妻知恵子さん(42)、1男2女との平穏な生活は一変する。当選する保証もない。不安がる知恵子さんも最後は「青森のためというなら」と納得してくれた。
 7月に辞表を提出。青森市の戸山団地にある妻の実家に単身移住した。8月から毎日朝夕、街頭に立ち、「青森を再生しないといけない」と訴え続けた。
 選挙戦では幅広い支持を得るため、政党色を薄める戦略を取った。街頭演説では国会議員らと並び立つ場面をつくらなかった。政党側から不満も漏れたが、支援する三村申吾知事が「頑固」と評する通り、自分のスタイルを貫いた。
 当選セレモニーでは小野寺さんが、いつも励ましてくれた知恵子さんと3人の子どもの首に、用意した金メダルを掛ける一幕も。
 事務所では三村知事、自民党県連の江渡聡徳会長、公明党県本部の伊吹信一代表らも顔をそろえたが、あいさつはなく、最後まで「小野寺流」だった。
 中学や高校の同級生らでつくったスタッフに胴上げされ、笑みをはじけさせた小野寺さん。喜びもつかの間、28日から新市長としての公務が始まる。
 アウガや市庁舎建て替えの問題など課題は山積み。「古里青森市の先頭に立つ新しいリーダーとして、精いっぱい力の限り努めていく」。きっぱりと決意を語った。

4409チバQ:2016/11/28(月) 20:19:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161128ddlk06010004000c.html
<選挙>知事選 自民が候補擁立断念 県連会長「体制固まらず」 /山形
11:27毎日新聞

 自民党県連(会長・遠藤利明衆院議員)は27日、支部長・幹事長・選対合同会議を開き、知事選(来年1月5日告示、同22日投開票)について、独自候補の擁立を断念することを決めた。非公開の会合後、記者会見で遠藤会長は「全力で選挙を戦うだけの体制が固まらなかった。苦渋の選択だが党としての擁立は断念せざるを得ないという結論に至った」と述べた。【山中宏之】

 知事選を巡っては一部の党支部の擁立要請もあり、大内理加県議(山形市区)が出馬に意欲をみせていた。だが、「衆院選もうわさされる中で二つの選挙を同時にできるのか、という意見もあった」と遠藤会長は説明。今年7月の参院選で、自民候補が大敗したこともあり、足場固めに注力したい衆院山形2、3区を中心に、擁立を見送るべきだとする声が多かった。このため、大内氏の擁立を推し進めたい支部との温度差を埋めることができなかった。

 知事選で候補者擁立を見送ったことに対する自身の責任について遠藤会長は「辞任と言って混乱させるわけにはいかない。責任は感じるが会長としての職責を全うしたい」と続投する意向を示した。また、今回の決定に大内県議は「衆院選を優先して知事選を見送る結論が出たことは残念だが、県連の決定に従いたい」と肩を落とした。

 これまで現職の吉村美栄子知事(65)以外に立候補の動きはなく、2期連続無投票が現実味を帯びてきた。

4410チバQ:2016/11/28(月) 20:20:50
ダブルスコアか
横山が意外と検討しましたね
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161128ddlk02010140000c.html
<選挙>青森市長選 小野寺氏が初当選 市窓口機能、アウガへ /青森
10:50毎日新聞

 JR青森駅前商業ビル「アウガ」の経営破綻により鹿内博前市長(68)が引責辞職したことに伴う青森市長選は27日投開票され、無所属新人で元総務省理事官の小野寺晃彦氏(41)が、元県議の渋谷哲一氏(55)▽元衆院議員の横山北斗氏(53)▽医師の穴水玲逸氏(64)--の無所属新人3人を破り初当選した。市の窓口機能をアウガに移し、アウガに入居するテナントに周辺商店街の空き店舗をあっせんする方針を掲げた小野寺氏は、自民党の支援、公明党の支持を基盤に保守層や無党派層にも支持を広げた。当日有権者数は24万6647人(男11万3137人、女13万3510人)。投票率は前回比0・40ポイント増の48・78%だった。期日前投票(21〜26日)の投票者は2万8306人で、前回(2013年4月)の2万493人の約1・4倍だった。【夫彰子、宮城裕也】

 ◆小野寺氏

 当選確実の一報が青森市東大野の事務所に伝わると、支持者から歓声と拍手が湧き起こった。小野寺氏は「市政を前に進める。積み残された課題に立ち向かわなければならない」と語った。

 小野寺氏は7月に総務省を辞職して正式に立候補表明。選挙戦では、総務省時代に地方自治体の行政運営を担った経験と候補者中最年少の若さをアピールし、市議会との対立が続いた前市政を「停滞の7年半だった」と批判し、「県や周辺自治体とスクラムをとれる市政を実現する」と鹿内前市長との違いを強調。自公の市議らに加え、三村申吾知事も一緒に街頭に立つなど応援姿勢を鮮明にした。

 懸案のアウガ問題では「アウガ、市庁舎、青森駅は一体として考えるべき」と訴え、アウガに市庁舎の窓口機能を移し、庁舎整備費の圧縮を唱えた。

 ◆渋谷氏

 渋谷氏は青森市篠田の事務所で「私自身に至らなさがあった。1カ月間という短い期間では伝えきれなかったこともあった」と敗戦の弁を述べ、支持者に頭を下げた。

 渋谷氏は10月半ば、県議を辞職して立候補を明らかにした。所属していた民進党に加え、共産、社民両党も支援を表明。7月の参院選に続く「野党共闘」で非保守層に浸透を目指した。選挙戦では、高齢者や障害者らを重視した公約で、アウガ問題の「徹底検証と情報公開」を主張。前市政については「官製談合をなくした」と主要候補者のうちで唯一高評価し、鹿内前市長も遊説で共にマイクを握るなど全面的に応援したが、及ばなかった。

 ◆横山氏

 主要3候補中で最も早い2月に出馬表明した横山氏。12年末の衆院選落選以来4年ぶりの政界復帰を目指し、従来の青森駅周辺中心から郊外を重視した街づくりへシフトするよう訴えるなど、独自性のある公約で有権者にアピールした。「完全無所属」として、政党の推薦・支持や支援を受けない選挙戦を展開。小野寺、渋谷両氏との違いを示したが、支持を広げきれなかった。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 64218 小野寺晃彦 41 無新

  31156 渋谷哲一  55 無新

  22526 横山北斗  53 無新

   1466 穴水玲逸  64 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇青森市長略歴

小野寺晃彦(おのでら・あきひこ) 41 無新(1)

 [元]総務省地域政策課理事官[歴]宮崎市財務部長▽愛知県財政課長▽東大=[公]

4411チバQ:2016/11/28(月) 20:46:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161124_11027.html
<登米市長選>元県議の熊谷氏出馬へ


熊谷 盛広氏
拡大写真
 来年4月28日の任期満了に伴う宮城県登米市長選で、元県議の農林業熊谷盛広氏(65)が23日、無所属で立候補する意思を明らかにした。12月に正式表明する。
 熊谷氏は河北新報社の取材に「市政の刷新を求める多くの市民から立候補するように求められた」と話した。政策に関しては、「(2005年の)合併以降、市全体の均衡ある発展がなされていない。周辺部の中山間地や農村部、各地域の商店街にもっと光を当てたまちづくりをしなければならない」と述べた。
 熊谷氏は登米市出身。慶大通信課程卒。02〜05年に旧津山町長を1期。07年の県議選で初当選し、1期務めた。11年と15年の県議選は落選した。
 市長選で立候補を明らかにしたのは熊谷氏が初めて。現職の布施孝尚氏(55)も4選を目指すとみられる。現在、2人のほかに立候補の動きはない。


関連ページ:宮城政治・行政
2016年11月24日木曜日

4412チバQ:2016/11/29(火) 21:22:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161129ddlk02010470000c.html
<選挙>青森市長選 投票行動分析 中心部、郊外、浪岡地区の3地点抽出調査 前市政の継承で明暗 旧市内で小野寺氏優勢 /青森
11:18毎日新聞

 市選管の候補者別得票結果によると、得票率50%を超す6万4000票あまりを獲得した小野寺氏は、次点の渋谷氏に2倍以上の差を付ける完勝だった。自民党が支援、公明党が支持した小野寺氏と民進、共産、社民の野党3党が支援した渋谷氏で、なぜここまで差が付いたのか。

 投開票の27日、毎日新聞は市内の投票所110カ所のうち、有権者の9割が住む旧青森市内から中心部と郊外の2地点、旧浪岡町地区から1地点の計3地点を抽出。投票者の前鹿内市政への評価、支持政党、投票先などを調査・分析した。その結果、浪岡地区は小野寺、渋谷両氏がほぼ互角の戦いだったが、他の2地点では小野寺氏が優勢だった。

 支持政党別では、各地点で与野党それぞれの支持層の1〜2割程度が横山氏に投票し、支持政党のない「無党派層」は3氏で大きな支持の偏りはなかった。渋谷氏にとっては、組織票で上回る自公支持層への食い込みで横山氏に後れをとったうえ、全体の4割を占めた無党派層での戦いで優位に立てなかったことが響いた。

 前市政について「評価する」と「評価しない」は、3地点ともほとんど差がなかった。しかし、鹿内前市長が応援した渋谷氏に投票したのは「評価する」の4割程度で、3割近くは前市政を「停滞した」などと断じた小野寺氏を選んだ。前市政を評価しつつも「市政の前進」(小野寺氏)を望んだ層が、勝負を分けたと言える。【夫彰子】

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇市政「再生」へ手腕に注目

 約7年半ぶりに県都の「保守市政」実現が決まった27日夜、小野寺晃彦氏の事務所には津島淳衆院議員や三村申吾知事、自公を中心とした県議らが駆け付けた。午後8時すぎ、テレビが早々に「当選確実」を報じると、支持者から「あっけなくて気が抜けた」との声も聞こえた。

 民進、共産、社民3党が推す渋谷哲一氏との事実上の「与野党対決」となった選挙戦。渋谷氏は7月の参院選同様、共闘する野党勝利を目指したが、確かに「気が抜けた」と思えるほどの差がついた。渋谷氏陣営のショックは大きく、「想定外」(民進党の升田世喜男衆院議員)にも映る。ただ渋谷氏自身が「アウガや市庁舎など個別の事業には焦点が当てられたが、市政全般にわたる争点を明確にできなかった」と敗因を分析したように、「市民が主役の市政」と聞こえのいいフレーズを掲げながら、その説明がやや具体性に欠けたのも事実だ。民進党県連の田名部定男代表が「時間が足りなかった。40市町村それぞれで戦える仕組み作りを進めたい」と課題を指摘するように、野党側は参院選の勢いを県都決戦の勝利につなげられなかった敗因を分析し、今後の衆院選や知事選に向けて戦略を練り直す必要がある。

 政治手腕が未知数の小野寺氏が勝利した背景には、市議会との対立が続いて混迷した前市政からの「転換」を求める有権者の思いがある。小野寺氏は当選が報じられた直後、「感慨にふけるだけでなく、積み残された課題に立ち向かう」と話し、市庁舎の窓口機能をアウガに移す考えを改めて示した。総務省で地方自治業務に従事し、宮崎市財務部長や愛知県財政課長を務めたいわゆる「キャリア官僚」が今後直面するのは、こうした「積み残した課題」への迅速な取り組みであり、求められるのは従来の行政マンの立場ではなく、リーダーとして政治手腕を発揮することだ。

 地方自治体に課題が「山積」しているのはどこも同じだ。複雑な多方面の利害を調整し、果断に決定する政治家になれるか。青森市の「再生」を掲げた新市長の手腕が注目される。【宮城裕也、佐藤裕太】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 64218 小野寺晃彦 41 無新

  31156 渋谷哲一 55 無新

  22526 横山北斗 53 無新

   1466 穴水玲逸 64 無新

 =一部地域既報

4413チバQ:2016/12/01(木) 17:41:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000026-khks-pol
<山形知事選>尾を引いた参院選遺恨

河北新報 12/1(木) 16:14配信


 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、自民党山形県連は独自候補の擁立を断念した。立候補を表明している現職吉村美栄子氏(65)の無投票3選が現実味を増す。県内三つの衆院議席を独占し、県議会では最大会派を擁する「自民王国」の山形県で、不戦敗を選ばざるを得なかった内幕を探る。(山形総局・宮崎伸一)

【揶揄する声も】山形知事選控えアピールか 首相との写真配信
.

◎自民候補擁立断念(下)重鎮の意向
.

<党本部へ橋渡し>
.

 11月21日夜、山形市であった吉村美栄子知事(65)の県政報告会。3選へ向けた総決起大会の様相を帯びた会場で、ひときわ注目を集めたのは自民党元参院議員岸宏一氏の発言だった。
.

 「吉村知事は自民党の二階俊博幹事長、菅義偉官房長官とのラインも持っている」。岸氏はあいさつでうなずくように語った。
.

 終了後、取り囲んだ報道陣に岸氏が語ったのは「知事選は政党論理ではなく、地域のために戦うものだ」という持論。この言葉は候補擁立を目指す自民党へのけん制でもあった。
.

 今夏まで3期18年間、国会で活躍した岸氏は、吉村氏が政界入りした知事初当選の選挙時から支え、党県連執行部とは異なる路線を歩んできた。
.

 「自民党とは距離がある」と言われてきた吉村氏は今年10月、二階幹事長と菅官房長官に会い、知事選(来年1月5日告示、22日投開票)の激励を受けた。県連執行部の頭越しに行われた、この面会。山形県政界には衝撃が走った。
.

 複数の関係者は「党本部と吉村氏の橋渡しをしたのは岸氏だ」と証言する。
.

 岸氏が元々吉村氏を支援していたとはいえ、知事選にここまで介入するのは初めて。県議の一人は「今夏の参院選で生じた遺恨が今もあるのだろう」と、理由を推測する。
.

<厭戦ムード漂う>
.

 自民党県連で参院選山形選挙区(改選数1)の陣頭指揮を執ったのは、遠藤利明県連会長(衆院山形1区)が率いる現執行部。「岸氏が正式な引退表明をする前に、執行部が後任候補の公募を決めたことが、岸氏と遠藤会長の間に亀裂を生じさせた」と、先の県議は明かす。


 参院選公示前の6月上旬、山形を訪れ、一連の経緯を知った安倍晋三首相は、遠藤会長に岸氏への謝罪を勧めたという。実際、数日後に遠藤会長は岸氏に会って協力を求め、表面上は和解に至った。
.

 参院選で、岸氏本人は自民党候補の応援マイクを握りはしたが、事務所関係者が「岸は自民党候補を応援するとは言っていない」と発言し、波紋を広げる一幕もあった。
.

 その参院選で自民党候補は12万票の大差で野党統一候補に大敗した。知事選で自民党が独自候補を立てれば、参院選と知事選は同様の構図となる。それだけに自民党側には厭戦(えんせん)ムードが漂った。
.

 「参院選が終わった時点で知事選に候補を立てられないのはほぼ決まったようなものだった」。ある自民党県議は、不戦敗を早い段階で予想した。
.

<「見送りを進言」>
.

 山形市内で26日にあった吉村氏の事務所開き。姿を見せた土田正剛東根市長は、かつて地元で「ミスター自民党」と異名を取った実力者だ。県連幹事長を務め、1993年の知事選に立候補したこともある土田氏も、今回の擁立断念劇で一定の役割を果たした。
.

 参院選で土田氏は県市長会会長として「市長有志の会」を立ち上げ自民党候補を支援したが、知事選では前回同様、吉村氏を支援する態度を明確にしている。
.

 党関係者の間では「吉村県政を評価する土田氏が、独自候補擁立を見送るよう遠藤会長に進言した」という話が流れ、本人も否定はしない。
.

 県連執行部内にあった亀裂に、吉村氏支援で動く党の重鎮たち。その存在もまた、候補者擁立にブレーキをかけ、「苦渋の決断」(遠藤会長)を迫る一因となった。

4414名無しさん:2016/12/04(日) 14:18:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010786301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_129
青森市長選 新人の小野寺氏が初当選
11月28日 5時00分

前の市長の辞職に伴う青森市長選挙は27日に投票が行われ、無所属の新人で公明党の青森第一総支部が支持する小野寺晃彦氏が初めての当選を果たしました。
青森市長選挙の開票結果です。

▽小野寺晃彦(無所属・新)当選、6万4218票
▽渋谷哲一(無所属・新)3万1156票
▽横山北斗(無所属・新)2万2526票
▽穴水玲逸(無所属・新)1466票

公明党の青森第一総支部が支持する小野寺晃彦氏が、ほかの3人の新人を抑え、初めての当選を果たしました。

小野寺氏は青森市出身の41歳。大学を卒業後、旧自治省、今の総務省に入って、ことし7月まで勤め、前の市長の辞職に伴う今回の青森市長選挙に立候補しました。

選挙戦で、小野寺氏は、「停滞が続いた青森市政を変える」などと前の市政を批判するとともに、40代という若さや総務省で培った行政手腕などをアピールしました。

そして、支援を受けた自民党や公明党の支持層を固めるとともに、支持政党を持たない無党派層からも幅広く支持を集め、民進党、共産党、社民党の支援を受けた元県議会議員の渋谷氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。

小野寺氏は「青森市には直面する課題がたくさんあり、その立て直しに、まず手をつけなければならない。そして、ふるさとに根を張った企業を支援し、新しいビジネスを生む環境を作っていきたい」と述べました。

投票率は48.78%で、前回・3年前の選挙と比べて0.4ポイント高くなりました。

4415名無しさん:2016/12/04(日) 14:55:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112700210&amp;g=pol
青森市長に小野寺氏初当選

 鹿内博前市長の辞職に伴う青森市長選が27日投開票され、無所属新人で元総務省官僚の小野寺晃彦氏(41)が、元青森県議の渋谷哲一氏(55)、元衆院議員の横山北斗氏(53)、医師の穴水玲逸氏(64)の無所属3新人を破り、初当選した。投票率は48.78%(前回48.38%)だった。
 鹿内氏はJR青森駅前の再開発ビルを運営する第三セクター経営悪化の責任を取り、辞職した。
 小野寺氏は再開発ビルへの市役所窓口部門の移転や、ベンチャー支援による雇用創出を公約。自民党県連や公明党支部の応援を受け支持を広げた。
 民進、共産、社民各党の県組織の支援を得た渋谷氏は、三セク経営悪化の原因究明などを主張。横山氏は駅前中心のまちづくりからの転換を掲げた。穴水氏は中国の不動産会社などへの再開発ビル売却を訴えたが、いずれも及ばなかった。 

◇青森市長選当選者略歴
 小野寺 晃彦氏(おのでら・あきひこ)東大経卒。99年自治省(現総務省)に入り、愛知県財政課長、総務省地域政策課理事官などを歴任。41歳。青森市出身。当選1回。
◇青森市長選開票結果
当 64218小野寺晃彦 無新
  31156渋谷 哲一 無新
  22526横山 北斗 無新
   1466穴水 玲逸 無新
         =確定得票=
(2016/11/27-23:30)

4416チバQ:2016/12/05(月) 18:56:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000015-khks-pol
<山形知事選>自民擁立断念 現職態勢固め

河北新報 12/5(月) 16:06配信


 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)は、告示まであと1カ月に迫った。3選を目指し立候補を表明した無所属現職の吉村美栄子氏(65)は既に山形市内に事務所を構え、選挙戦に向けて着々と態勢固めを図る。県議会最大会派の自民党は11月末、独自候補の擁立を断念した。現時点で他に立候補の動きはなく、2013年の前回知事選に続いて2回連続で無投票となる公算が大きくなっている。

【変化山形知事】1期目は主婦、素人感覚前面に 先頭に立つ2期目の自信
.

 吉村氏は3日、山形市で記者会見を開き、「県民総活躍」など知事選へ向けた5項目にわたる政策の柱を発表。「山形創生を力強く進めていくことが、私の使命であり役割だ」と続投に意欲を見せた。
.

 県議会9月定例会で立候補を表明して以降、吉村氏に推薦を出した団体・企業は連合山形や県農協政治連盟、県町村会など700を超えた。これまでに山形、上山など3市6町で150〜700人規模の県政報告会を計10回開催し、支持基盤の強化も進めている。
.

 吉村氏は09年、13年の知事選で、民主(現民進)、共産、社民3党の支援や支持を受けた。
.

 各党とも今回の知事選への対応は決めていないが、民進、社民両党県連は推薦要請があれば応じる考えだ。共産党県委員会は、吉村氏と政策協議をした後に判断する方針。本間和也委員長は初陣から支えてきた経緯から「対立候補を立てない可能性が高い」と言う。
.

 前回に続き、今回も不戦敗となる自民党県連は11月27日、吉村氏と政策協定を結ばない方針を確認した。前回、自民党は自主投票で臨み、県議の大半が吉村氏を支援した経緯がある。
.

 金沢忠一幹事長は「新たな候補者が出る可能性もあり、知事選対応の協議は続ける」と説明。前回、自民党と足並みをそろえた公明党県本部の菊池文昭代表は「まだ何も決まっていない」と態度を保留している。

4417チバQ:2016/12/05(月) 20:18:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161205_41003.html
<秋田知事選>現職応援へ石川県議が民進離党届

 任期満了に伴う秋田県知事選(来年3月23日告示、4月9日投開票)で、3選を目指して立候補する意思を固めた現職の佐竹敬久氏(69)を応援するため、石川徹県議(52)=秋田県鹿角市=が民進党県連に離党届を提出したことが4日、分かった。提出は2日付。
 2013年の前回知事選は、佐竹氏が自民、公明、社民各党の支持を得て無投票で再選した。石川氏は、15年の県議選で民主党(現民進党)の推薦を得て初当選した。
 民進党県連は現在、独自候補の擁立を模索している。石川氏は今後、所属する県議会の民進・無所属会派を離れて1人会派となる意向を示している。
 石川氏は取材に「支援者から県と鹿角市とのつなぎ役を期待されており、現職を応援するべきだと判断した」と述べた。
 知事選には、共産党県委員会も候補者擁立を目指すことを明らかにしている。


関連ページ:秋田政治・行政
2016年12月05日月曜日

4418チバQ:2016/12/06(火) 20:08:47
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161206ddlk06010023000c.html
<2017知事選>告示まで1カ月 連続無投票の公算大 自民県連、独自候補の擁立断念 吉村氏「戦う姿勢を堅持」 /山形
11:34毎日新聞

 任期満了に伴う知事選(来年1月5日告示、22日投開票)まで1カ月を切った。現時点で立候補の意思を表明しているのは、無所属で3選を目指す現職の吉村美栄子氏(65)のみ。自民党県連は独自候補の擁立を断念した。吉村氏は「まだ間がある。何が起こるか分からない。今まで通り、戦う姿勢を堅持していく」と述べたが、前回に続き、2回連続での無投票となる公算が大きくなっている。【山中宏之、野間口陽】

 都道府県選挙管理委員会連合会によると、知事選が2回連続で無投票となったのは、1978、82年の滋賀県と、2011年と15年の高知県の2例があるのみ。

 吉村氏は9月の県議会で出馬を表明した。直後に県農協政治連盟など5団体から推薦を受けたのを皮切りに、連合山形や県町村会など、約900の企業や団体などから推薦を取り付けた。後援会も各地に70以上できており、着々と支持基盤を固めている。吉村氏は今月3日に「若者の希望実現」などを五つの柱とする政策を発表し、「東京一極集中、人口減少に歯止めをかけ、県を元気にしたい」と強調した。

 一方、自民は吉村氏に対抗すべく、独自候補の擁立を模索。女性県議が党県連の一枚岩を条件に出馬の意欲を示した。だが、次期衆院選の「解散風」が吹いたことや、今夏の参院選で公認候補が12万票の大差で敗れたこともあり、まとまりきれず断念した。

 特定の政党の推薦を受けずに「県民党」を掲げる吉村氏は09、13年の知事選で、民主(現民進)、共産、社民の支援や支持を受けた。今回、全政党への推薦願の提出を検討する。

 民進・社民県連は吉村氏から依頼があれば推薦する考え。共産党県委員会の本間和也委員長は「政策的な合意点を広げられれば政策協定の締結も考えるし、推薦願があれば真剣に検討する」とした。

 前回の知事選では結局、自主投票とした自民県連では所属する県議22人が吉村氏の支援に回った。今回、現時点で吉村氏の支援を表明する県議は4人にとどまる。党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)は「告示までどうなるかは分からないのでその都度、判断したい」とするが、吉村氏陣営幹部は「自民県議が応援しやすい環境を整えたい」と、自民への揺さぶりを認める。

 前回、吉村氏への態度を決めなかった公明党県本部の菊池文昭代表は「何も決めていない」と述べるにとどめている。

4419チバQ:2016/12/06(火) 20:09:47
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161206_41001.html
<秋田知事選>現職支持の自民内に不満の声も
12:09河北新報

<秋田知事選>現職支持の自民内に不満の声も
3選を目指し、正式に立候補を表明した佐竹氏
(河北新報)
 任期満了に伴う秋田県知事選(来年3月23日告示、4月9日投開票)に向け、佐竹敬久知事(69)が5日、3選を目指して立候補する意思を正式に表明した。佐竹氏を支持する自民党県議の間には、堅実な県政運営を評価する一方で「政策は踏み込み不足」との不満もある。県議会で佐竹氏と距離を置く民進、共産両党は候補者擁立を模索するが、民進は県連内の事情もあり擁立作業が難航している。選挙の構図が固まるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。
 佐竹氏は2009年に初当選。13年に無投票で再選を果たした。09年は自民、社民両党、13年は両党に加え公明党の支持を受けた。
 佐竹氏は11年4月に脳出血で一時入院しており、健康問題が一つのハードルだった。今年10月の人間ドックの結果は良好で、立候補を表明した5日の県議会定例会(12月議会)でも「万全な体調を保ちながら県政推進に当たる覚悟だ」と自信を示した。
 県議会最大会派の自民党は、今も佐竹氏と密接な関係にある。県議会同党会派の能登祐一会長は「失政がなく、支援しない理由はない」と述べながらも、「踏み込んだ政策がない」と物足りなさを指摘する。
 県の高齢化率は全国一で、来夏には人口100万を割り込む見通し。少子高齢化と人口減に有効な対策を打てない県政の現状に、能登県議は「それらを逆手に取って先進医療県を目指すなど、秋田らしさを打ち出すべきだ」と注文する。
 民進、共産両党は「県政運営が自民党寄りだ」(沼谷純民進党県連代表)「1期目は各党と等距離だったが、2期目は自民党と露骨に近くなった」(米田吉正共産党県委員長)などと対決色を強め、候補者を擁立する方針を打ち出している。
 民進党県連内では候補者に衆院議員の名前が取り沙汰されている。だが、年明け以降に衆院が解散する可能性があり、擁立は流動的。加えて、県連が対立候補を擁立する方針を掲げたことで、同党県議が佐竹氏支持を明確にするために離党する動きがここに来て表面化した。さらに、支持母体の連合秋田とも知事選を巡っては温度差がある。
 連合秋田は佐竹氏を2期連続で推薦した。黒崎保樹会長は「現県政は、われわれの求める労働政策を実行している」と一定の評価をする。一方で民進党県連との協議は進んでいない。
 今年7月の参院選で民進党と共闘を組んだ社民党は知事選への対応を明らかにしていない。同党県議は「選挙の構図が見えず、何とも言えない」と話すにとどめる。

4420チバQ:2016/12/07(水) 20:31:18
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161207-00000038-nnn-soci
児童買春で現職市議の僧侶逮捕 村山市
日本テレビ系(NNN) 12/7(水) 14:46配信
 16歳の少女に現金を渡してみだらな行為をした疑いで、山形・村山市の現職の市議会議員の男が7日、警察に逮捕された。

 児童買春禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、村山市の市議会議員で僧侶・長谷川元容疑者(43)。警察の調べによると、長谷川容疑者は今年9月下旬頃、村山地方のホテルで、インターネットのSNSサイトで知り合った少女(16)が18歳に満たないことを知りながら、現金を渡してみだらな行為をした疑い。長谷川容疑者は容疑を否認している。

 長谷川容疑者は2007年11月から7年近く村山市議を務めた後、去年4月の県議会議員選挙に出馬したが落選し、去年11月から再び村山市議を務めていた。

 市議会事務局では「事実を確認したばかりで対応を検討中」とコメントしている。

4421チバQ:2016/12/08(木) 22:37:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161208_41002.html
<潟上市長選>中川市議が出馬表明


中川 光博氏
拡大写真
 任期満了に伴う秋田県潟上市長選(2017年4月2日告示、9日投開票)で、同市議の中川光博氏(63)が7日、秋田県庁で記者会見し、無所属での立候補を表明した。
 中川氏は「現市政は活力が失われており、立て直す必要がある」と述べ、若者や女性の考えを政策に反映させることや近隣自治体との連携による雇用の創出、水産物のブランド化などを目指す考えを示した。
 中川氏は秋田市出身、新潟大卒。民間企業勤務を経て2006年の潟上市議選で初当選し、現在3期目。
 市長選で立候補を表明したのは中川氏が初めて。現職の石川光男氏(77)が4選を目指して立候補に前向きな姿勢を示している。


関連ページ:秋田政治・行政
2016年12月08日木曜日

4422チバQ:2016/12/10(土) 09:16:28
>>4419
村岡敏英しかいないよな?民進の代議士って

4423名無しさん:2016/12/10(土) 12:09:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00000014-khks-pol
山形知事選控えアピールか 首相との写真配信
河北新報 11/30(水) 11:50配信

 「吉村美栄子知事が安倍(晋三)首相と一緒に写真を撮りました。これからメールで送ります」。山形県秘書広報課から28日夜、山形県政記者クラブ加盟社にこんな電話があった。各社に連絡するよう指示したのは知事本人。来年1月5日に知事選告示を控え、県政界では「政権中枢とのパイプをアピールしたかったのではないか」と揶揄(やゆ)する声も漏れる。

 売り込み電話の後、加盟16社に写真が送られてきたのは午後8時半ごろ。山形産ラ・フランスの宣伝で同日、首相官邸を訪れた知事と首相が笑顔で写っていた。当初、首相と会う予定はなく、急きょ決まった面会に吉村知事が私物カメラを出し、撮ってもらった一枚だという。

 県秘書広報課によると、吉村知事は連絡を指示した際、「安倍首相に山形産ラ・フランスをアピールしたことを県民に知ってほしい」と話した。サービス精神が旺盛になったのか、これまでに県が一方的に加盟各社に写真を配信した前例はない。

 次期知事選で3選を目指す吉村知事。野党陣営とは近しい関係にあるが、自民党とは一定の距離があった。10月の二階俊博自民党幹事長、菅義偉官房長官に続いて今度は政権トップとの面会。自民党山形県連が知事選の独自候補擁立断念を決めた直後だけに、あらぬ臆測は広がるばかりだ。

4424名無しさん:2016/12/10(土) 13:12:30
>>4422
1区の寺田も比例復活しましたよ

4425名無しさん:2016/12/10(土) 14:14:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500351&amp;g=pol
佐竹知事が3選出馬表明=秋田

 秋田県の佐竹敬久知事(69)は5日の県議会本会議で、来年4月の任期満了に伴う知事選(3月23日告示、4月9日開票)に3選を目指し出馬する意向を表明した。佐竹氏は「県政発展に向けた流れを途切れさせず、これまでの取り組みをさらに拡大していく必要がある」と続投への決意を述べた。
 佐竹氏は2009年に初当選。同知事選への出馬表明は佐竹氏が初めて。 (2016/12/05-13:40)

4426チバQ:2016/12/10(土) 19:11:31
>>4424
ああ、寺田ジュニアも居ましたね
どっちも弱そうだなあ

4427チバQ:2016/12/10(土) 19:11:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161210-00000020-khks-pol
<山形知事選>擁立断念の自民 方針定まらず
河北新報 12/10(土) 17:06配信

<山形知事選>擁立断念の自民 方針定まらず
告示まで吉村氏と対決する姿勢を強調した遠藤会長(左)と金沢幹事長=11月27日、山形市の自民党県連
 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、独自候補擁立を断念した自民党の対応が注目される。県連執行部は3選を目指し立候補を表明している現職の吉村美栄子氏(65)と対決する姿勢を崩さないが、吉村知事に近い県議から自主投票に決めるよう求める声がくすぶる。吉村氏の2期連続の無投票当選が現実味を帯びる中、県連執行部は再び難しい選択を迫られている。

【山形知事選】「自民王国」でなぜ…当事者意識欠く執行部

<「告示まで対峙」>

 「結束力を問われている時なので、慎重な行動を取ってほしい」。県議会で2日にあった自民党の議員総会。県連の金沢忠一幹事長は所属議員に呼び掛けた。慎重な行動とは、吉村知事の集会に参加しないことや支援しないことを意味する。

 独自候補の擁立断念を決めた11月27日の支部長・幹事長合同選対会議で、遠藤利明県連会長(衆院山形1区)は「吉村知事と政策協定は結ばない。告示まで対峙(たいじ)する」と強調した。

 執行部が対決ムードを鮮明にする背景には、所属県議31人のうち、既に吉村知事支持を明確にしている4人のほかにも、知事支援の動きがあるからだ。

 自民党県議の一人は「地域課題を解決するためには、ある程度、知事と歩調を合わせる必要がある」と言う。「候補者を出さないと決めたからには対決する理由がなく、かえってマイナスだ」と自主投票を求める。

<「しこり」小さく>

 そもそも2013年の前回知事選では、当時の自民党県議32人のうち22人が吉村氏を支援する「県議有志の会」に参加。無投票再選を支えた経緯がある。党は前回、自主投票を決めた。

 しかし、昨年の県議選や山形市長選で吉村知事が自民党系以外の候補を相次いで支援したため、表立って吉村氏を支援する県議は4人にまで減った。ただ、別の県議は「時間とともに知事とのしこりは小さくなっており、知事を支援する県議はそれなりの数になるのではないか」と予想する。

 こうした声を踏まえ、吉村氏の陣営は自民党を含む全ての政党に推薦要請することを検討している。吉村後援会の伊勢和正幹事長は「前回知事選で自民党の県議にも支援してもらった。今回も何らかの形で支援を要請できないか考えている」と話す。

<決断の時期迫る>

 方針が定まらない現状のままでは、自民党が県議の行動を縛ることもできなければ、他の候補者を支援する県議を処分することも難しい。金沢幹事長は「現状では一致団結した行動を要請するしかない」と言う。

 告示まで1カ月を切り、自主投票を決定するのか、知事選に臨む方針を組織決定すらしないまま告示を迎えるのか。候補者擁立断念という苦渋の決断をした後の次の難題に、自民党県連執行部は苦悩している。

4428チバQ:2016/12/13(火) 21:04:49
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20161213_53051.html
<二重計上>後援会収支報告 山形県議訂正へ
17:23河北新報

 山形県議会の星川純一議員(69)=酒田市・飽海郡区、自民党=が、酒田市内にある事務所の2013年と14年の賃料支出について、後援会と政務活動費(政活費)に「二重計上」していたことが12日までに分かった。星川氏は記載ミスを認め、後援会の収支報告書を訂正する。
 星川氏によると、月額7万円の賃料を実際は後援会と政務活動費で半分ずつ支払っていたのに、後援会の収支報告書には全額を支出、政活費の収支報告書にも半額を支出したと記載していた。
 星川氏は取材に対し、「収支報告書を訂正するため、選挙管理委員会に手続きを相談している」と話した。
 県議会の政活費マニュアルによると、後援会と事務所を共有する場合、政活費から半分を上限として支出できる。

4429チバQ:2016/12/14(水) 23:11:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161214_11017.html
<宮城県議会常任委>大川小訴訟控訴巡り紛糾

 宮城県議会11月定例会は13日、6常任委員会を開いた。文教警察委は、東日本大震災で犠牲になった宮城県石巻市大川小の児童遺族による損害賠償請求訴訟で、県の控訴を巡って紛糾した。
 文教警察委は大川小訴訟を巡り、約3時間半にわたって質疑が続いた。共産党県議団の角野達也氏は控訴を専決処分した村井嘉浩知事を「全員協議会も形だけで、説明を尽くそうとの意識が欠けている」と批判。「積極的に和解を働き掛けてほしい」と求めた。
 「大川小での研修なくして学校防災は語れない」と語気を強めたのは、自民党・県民会議の本木忠一氏。「なぜ現場での研修に二の足を踏むのか。あの校庭に立ち、子どもを守る責務を自覚すべきだ」と訴えた。
 みやぎ県民の声の鎌田さゆり氏は、徹底的な原因究明を要求。「被害に遭った児童、教職員の声に耳を傾け、事実に向き合わなければならない。県教委は組織の保身に走っている」と追及した。
 高橋仁教育長は答弁で「教職員は命を賭して児童を守り、過失を認めることは受け入れがたい」と、控訴理由を繰り返し説明した。
 委員会採決では9人のうち自民会派など5人の賛成で、議案は承認された。11月定例会最終日の15日、本会議で採決される。
 総務企画委では、大川小訴訟の裁判費用として約765万円を充当する方針を執行部が説明した。


関連ページ:宮城政治・行政3.11大震災
2016年12月14日水曜日

4430名無しさん:2016/12/18(日) 12:49:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00000017-khks-l06
<山形知事選>吉村知事 全党に推薦要請へ
河北新報 12/12(月) 10:37配信

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)に3選を目指して立候補を表明している現職の吉村美栄子氏(65)の陣営は10日、山形市で総合選対の幹事会を開き、全政党に推薦を要請する方針を決めた。

 複数の関係者によると、県議会12月定例会が閉会する21日以降、各党に推薦願を出す。「県民党として差別はしない」との方針から全政党へ推薦願を出すが、時期は自民、民進、社民3党に出した後、一定の期間を空けてから公明、共産両党に要請する予定。

 自民党県連は、独自候補の擁立を断念したが、知事選に向けた対応を最終決定していない。吉村陣営は推薦願を出すことで、知事選にどういう姿勢で臨むのか同党に決断を迫る。

 共産党については、吉村氏の支援者の中に自民党支持者も多いことなどを考慮して、推薦要請の時期を遅らせる。公明党については、自民党の対応が決まってからの要請が妥当と判断したという。

 吉村氏は2009年、13年の知事選では、政党に推薦願を出していないが、民主(当時)、社民、共産の3党から支持や支援を受けた。

4431チバQ:2016/12/22(木) 22:03:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161222_51008.html
<政活費不正>山形県議会 元議員の告発見送り

 山形県議会は21日開いた議会運営委員会で、政務活動費(政活費)の不正支出で議員辞職した阿部賢一氏(64)の刑事告発を見送ることを決めた。吉村美栄子知事は同日、記者団の質問に「県としては(調査を行ってきた)議会より踏み込んだ判断をするのは難しい」と述べ、告訴しない考えを表明した。
 議運の席上、判断を一任されていた野川政文議長は「刑事告発を行わないという結論に達した」と報告。理由として、阿部氏が議員辞職するなど社会的な制裁を受けていることや、今後政治活動は行わないことを誓う書面を野川議長に提出したことを挙げた。
 阿部氏は2011〜15年度で不正支出に疑われた約605万円と議員辞職するまでに本年度に受け取った168万円を既に返還。適正かどうか判断できない約57万円を返納する意向であることも考慮したという。
 最大会派・自民党の委員からは「領収書を意図的に改ざんしたので刑事告発することになっていたのに、議員辞職や返納したからといって見送るのは整合性に欠ける」「予算の執行権者である知事が告訴すべきだ」などの意見が出たが、最終的には議長判断が了承された。
 刑事告発を主張していた自民党の金沢忠一幹事長は「議長の裁量で決断したことなのでしっかり受け止める」と述べるにとどめた。


関連ページ:山形政治・行政
2016年12月22日木曜日

4432チバQ:2016/12/22(木) 22:04:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161217_31001.html
<岩手県議会>文化スポーツ部新設に賛否

 岩手県が2017年度の組織改編で知事部局に新設する方針の「文化スポーツ部」を巡り、審議する県議会の賛否が割れている。県教委と知事部局に分散する文化・スポーツ分野を一元化して戦略的に施策を展開する狙いだが、「先に震災復興に人員を割くべきだ」と疑問の声も上がる。
 12月定例会は16日、総務常任委員会で県部局設置条例の改正案を採決した。賛成4、反対4となり、小野共委員長(改革岩手)の裁決で可決された。知事与党で最大会派の改革岩手などが賛成し、野党的立場の自民クラブなどが反対した。
 新部の必要性について県は、釜石市が会場の一つになった19年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の運営準備、20年の東京五輪・パラリンピックの事前合宿の誘致などを挙げる。文化面では世界遺産「平泉の文化遺産」への追加登録の作業も控える。職員は計70人程度と想定する。
 同日の委員会で自民党議員は「復興で全国から応援職員を受けているのに、人を割いて部を新設するのはおかしい」と反対した。
 改革岩手の議員は「スポーツ人材の育成も重要施策の一つ」と県を擁護したが、賛成した無所属系からは「新部設置の意義は理解するが、具体的効果は分からない」との指摘が出た。
 条例改正案は定例会最終日の20日に本会議で採決される。知事与党系が多数を占めており可決の公算は大きいが、反対票が多ければ県政運営に影響しかねない。県幹部は「岩手国体の盛り上がりをつなぐためにも新部が必要。引き続き設置に理解を求める」と話す。


関連ページ:岩手政治・行政
2016年12月17日土曜日

4433名無しさん:2016/12/24(土) 00:19:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121800085&amp;g=pol
寒河江市長に佐藤氏(山形)

 佐藤洋樹氏(66)=無所属・現=が無投票で3選。(18日告示)(2016/12/18-17:42)

4434チバQ:2016/12/25(日) 16:24:46
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161225_51004.html
<山形知事選>吉村氏 選挙戦前提に緩み警戒
12:08河北新報

<山形知事選>吉村氏 選挙戦前提に緩み警戒
支持者らと気勢を上げる吉村氏(中央)
(河北新報)
 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、3選を目指して立候補を表明した現職の吉村美栄子氏(65)は24日、山形市内で総決起集会を開いた。立候補予定者は吉村氏ただ1人。2期連続しての無投票当選が現実味を帯びる中、陣営は集会で引き締めを図った。
 支持者ら約2000人が参加。元自民党参院議員の岸宏一氏や、民進党県連会長の近藤洋介衆院議員(比例東北)らがマイクを握った。県内35市町村のうち、21市町村から首長本人や代理者が顔を見せた。吉村県政と対立姿勢を崩していない自民党からも3人の県議が出席した。
 あいさつで吉村氏は「2期目に取り組んできた山形創生をしっかり進めることが私の使命。山形県は常に進化しなければならない。引き続き新しい山形をつくっていこう」と訴えた。
 連合山形の岡田新一会長は陣営内の緩みを警戒し「無投票阻止のため、他に候補者が出る可能性もある。最後まで選挙戦があることを前提に告示を迎えよう」と呼び掛けた。
 吉村氏は決起集会に先立ち、山形市内で記者会見して政策集を発表した。3日に公表した政策概要に具体的な内容や数値目標を追加した。

4435チバQ:2016/12/27(火) 19:35:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000019-khks-pol
<民主不適正支出>仙台市議2人役職解任

河北新報 12/27(火) 15:12配信


 民主党(現民進党)の宮城2区総支部による政党交付金の不適正処理問題で、民進党県連は26日、会計管理を実質的に担っていた仙台市議の小野寺健(泉選挙区)、木村勝好(若林同)両氏について県連と支部の役職を解任した。不適正支出と判断された69万円は、両氏が全額を返還する。
.

 仙台市青葉区の仙台ビジネスホテルであった県連幹事会で決定した。安住淳県連代表と郡和子幹事長、2区支部会計責任者の渡辺敬信市議(宮城野同)の3人は監督不行き届きとして、厳重注意処分とした。
.

 安住氏は記者会見し、「政務活動費に対して厳しい視線が注がれる中、不適正な支出があったのは遺憾。管理が行き届かず、反省している」と陳謝。「横領とは違う。除名には当たらない」との考えを示した。
.

 問題発覚後、県連は支部長不在の時期があった3、4、6区について、2012年〜15年度分の領収書を精査した。6区は既に調査を終え、不適正支出がなかったことを確認した。
.

 2区支部の問題を巡っては、13年4月に支部長だった元衆院議員今野東氏の死去後、小野寺、木村両氏が実質的な会計管理を担った。13年分政党交付金の収支報告書が改ざんされ、12年11、12月の領収書計57万円分の紛失も判明。13年3月〜16年4月には政党活動に使ったと立証できない領収書が69万円分あった。

4436秋田2区:2016/12/28(水) 02:26:01
前回、村岡が佐竹応援でしたね。村岡金田のツーショットも印象に残ってます。

4437チバQ:2016/12/28(水) 23:12:07
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20161228_51005.html
<山形知事選>自民が対応決めず告示へ
16:24河北新報

<山形知事選>自民が対応決めず告示へ
<山形知事選>自民が対応決めず告示へ
(河北新報)
 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月5日告示、22日投開票)で、独自候補擁立を断念した自民党県連は対応を機関決定しないまま告示を迎えそうだ。年末年始を挟み、選対会議などの予定はないという。党県連は3選を目指して立候補を表明している現職の吉村美栄子氏(65)との対決姿勢を崩しておらず、所属県議らが吉村氏支持に回らないよう警戒を強めている。
 県連関係者によると、選挙への対応を決める支部長・幹事長合同選対会議や、所属県議が会する議員総会などを告示前に開く予定はない。
 吉村氏が県内の主要5政党全てに対して行う方針だった推薦要請を一転して見送ることを決めたため、明確な対応を迫られる必要性がなくなったことが一因とみられる。
 県議の一人は「知事選の対応を決めるのであれば、21日まで開かれていた県議会12月定例会中にしていたはず。これから選対会議を開くことは難しい」と話す。
 2013年の前回知事選でも吉村氏は政党に推薦を要請しなかったが、自民党は県議32人のうち22人が吉村氏を支援した経緯もあり、12月29日に自主投票を決定した。吉村氏は無投票で再選した。
 今回の知事選では、金沢忠一幹事長が、12月定例会の最終日の21日に開いた議員総会で「(吉村氏の)会合への出席や後援会事務所にため書きを送らないように」と指示。守れない場合は「会派として厳正に対応する」とまで言い切ったが、山形市で24日にあった吉村氏の総決起大会には自民党県議3人が出席した。
 金沢忠一幹事長は「会派の規律を守れない県議がいるなら、選挙後に会派として何らかの判断せざるを得ない」と話している。
 県連幹部の一人は「自民党の推薦候補がいないので、吉村氏の集会に出席したとしても県連としては処分できない。ただ、県議会会派としてどう対応するかは別だ」と述べ、会派として処分に相当する措置を取る可能性に言及している。
 今回の知事選に立候補を表明しているのは吉村氏のみ。

4438チバQ:2016/12/28(水) 23:30:39
http://www.news24.jp/nnn/news86512315.html
来春の郡山市長選に 新人2人が出馬表明
(福島県)


■ 動画をみる
任期満了に伴い来年4月に告示される郡山市の市長選挙で、新人2人が出馬を表明した。
郡山市長選挙に出馬表明したのは、市議会議員の浜津和子さん63歳と、市のもと技監、芳賀英次さん61歳の新人2人。
*浜津和子氏
「女性の視点から郡山市をますます発展させて行きたいという思いで、出馬することに決めさせていただきました」
*芳賀英次氏
「勤勉に真面目に働いている市の職員のことを思い、市役所という組織、あるいは郡山市のことを思い、立候補を決意するに至りました」
現職の品川萬里市長72歳も、今月市議会の一般質問に答える形で出馬を表明している。
告示は来年の4月9日で、投開票は16日。
[ 12/28 19:35 福島中央テレビ]

4439名無しさん:2017/01/01(日) 12:27:35
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085693641.html?t=1483171273317
青森市議の車が高齢者はねる
29日午前、青森市にある道の駅の駐車場で、歩いていた80歳の男性が青森市議会議員の運転するワゴン車にはねられ、大けがをしました。
29日午前9時半過ぎ、青森市浪岡にある「道の駅なみおかアップルヒル」の駐車場で、青森市議会の赤木長義議員(54歳)の運転するワゴン車が、歩いていた市内に住む80歳の男性をはねました。
男性は救急車で市内の病院に運ばれ手当てを受けていますが、背中の骨を折る大けがをしました。
赤木議員にケガはありませんでした。
赤城議員は、当時、私用で道の駅を訪れていたということです。
警察が詳しい事故の原因を調べています。
赤木議員は当選4回で、市議会では公明党の会派に所属しています。
12月29日 19時22分

4440チバQ:2017/01/04(水) 15:09:20
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170104_51008.html
<山形知事選>吉村氏無投票3選か 5日告示
11:03河北新報

 任期満了に伴う山形県知事選は5日、告示される。立候補を表明しているのは無所属現職の吉村美栄子氏(65)だけで、2回連続の無投票で3選される公算が大きい。
 吉村氏は県民総活躍、産業イノベーション、健康安心社会など五つの政策の柱を掲げる。「製造業付加価値額1兆2500億円」「合計特殊出生率1.70」など31項目の数値目標を打ち出した。
 昨年の県議会9月定例会で、「県民党」を旗印に立候補すると表明。11月から県内14カ所で事実上の決起大会となる県政報告会を開いた。町村会や県農協政治連盟など900を超える団体・企業から推薦を得た。
 今回は過去2回の知事選と異なり、県政の安定化を見据えて県議会に議席を持つ5政党に推薦要請する方針をいったん決めた。しかし自民県議の支持が見込めないことに加え、自民への推薦要請に反発する共産党との関係を重視し見送った。
 民進、社民両党は「支援」、共産党は「自主的支援」を決定。候補擁立を断念した自民党は、党としての対応を決めないまま告示を迎えそうだ。
 知事選の連続無投票は滋賀(1978年、82年)、高知(2011年、15年)の2例がある。
 選挙戦となった場合、22日に投票が行われ、即日開票される。昨年12月1日現在の有権者は94万9048人。

4441チバQ:2017/01/04(水) 15:36:19
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-62229927.html
郡山市長選 浜津氏(郡山市議)立候補の意思 年明けに正式表明
2016年12月29日 09:01福島民報

郡山市長選 浜津氏(郡山市議)立候補の意思 年明けに正式表明
福島民報
(福島民報)
 任期満了に伴い来年4月9日告示、同16日投票で行われる郡山市長選に郡山市議の新人浜津和子氏(63)が立候補する意思を固めた。年明けに正式表明する。 浜津氏は福島民報社の取材に対し、「40年近く行政に携わった経験を生かし、市民目線、女性目線で郡山を変えていきたい」と述べ、無所属で立候補する方針を明らかにした。 浜津氏は郡山市出身。安積女子(現安積黎明)高、茨城キリスト教短大卒。昭和49年に市職員となり、平成24年4月に郡山市初の女性部長として市民部長に就いた。昨年8月の郡山市議選で初当選し、現在1期目。 浜津氏は28日、所属する市議会最大会派の創風会の全体会議で立候補の意思を示した。これを受け、同会派は浜津氏の擁立を決めた。会派で支援体制づくりを本格化させる。 市長選を巡っては、現職の品川萬里氏(72)=無所属=が7日の12月定例市議会で再選を目指して立候補することを表明した。元郡山市技監の新人芳賀英次氏(61)=無所属=は9月に立候補の意思を示した。28日、市役所で記者会見し正式に立候補を表明した。 市選管委によると、浜津氏が来年3月29日までに市議会議長に市議の辞職願を提出し、市選管委に通知があれば、市長選と同時選で市議補選が行われる。

4442チバQ:2017/01/05(木) 15:38:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170103-03214909-webtoo-l02

風間浦村長が死去

Web東奥 1/3(火) 21:49配信
 青森県風間浦村の飯田浩一(いいだ・こういち)村長(56)が3日午前、同村内の自宅で倒れた。大間病院に救急搬送されたが、同日午後0時7分、死亡が確認された。死因はくも膜下出血。2期目だった。
 村や家族によると、飯田村長は12月29日から1月3日まで休暇中だった。3日午前11時ごろ、飯田村長が自宅の洗面所で倒れているのに家族が気づき、救急車を呼んだという。
 飯田村長は同村出身。県立三沢技術専門校卒。村内で自動車修理業を営み、1995年から同村議3期連続当選、副議長も務めた。2007年に村長選出馬、6票差で落選したが、11年、2度目の挑戦で初当選。15年に再選。同年6月から下北郡町村会長を務めていた。
 自宅は同村易国間古野61の133。通夜は7日午後5時、葬式は8日午前11時から、ともに同村易国間大川目28の5、村中央公民館で。飯田家と村の合同で行う。喪主は妻さつきさん。
 飯田村長の死去を受け、白取伸一総務課長が村長職務代理者を務める。近日中に村選挙管理委員会に飯田村長の死亡を通知する。公選法の規定に基づき、通知を受けてから50日以内に村長選が行われる。4日の村消防団出初め式は中止となった。

4443チバQ:2017/01/05(木) 18:54:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161223_11025.html
<東松島市長選>市議の木村氏が出馬へ

 任期満了に伴う東松島市長選(来年4月16日告示、23日投開票)で、市議の木村清一氏(66)が無所属で立候補する意思を固めたことが22日、分かった。1月に正式表明する。
 木村氏は河北新報社の取材に「キャッチフレーズは『笑顔あふれるまちづくり』。行政や民間、議員の経験を生かし、人づくりに力を入れたい」と話した。東日本大震災被災者の心の復興や人口減少対策などを重要課題に挙げる。
 木村氏は東松島市出身。宮城県農業講習所卒。1970年に旧矢本町役場入りし、財政課長や企画調整課長、総務課長を歴任。合併後の2005年6月に市役所を退職し、行政書士の傍ら13年市議選で初当選した。
 市長選では、市議の五野井敏夫氏(63)が立候補の意思を明らかにしている。現職の阿部秀保氏(61)は3期の今期限りでの引退を表明した。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2016年12月23日金曜日

4444チバQ:2017/01/05(木) 18:56:39
http://www.sankei.com/region/news/161224/rgn1612240043-n1.html
【年の瀬記者ノート 青森】
青森市長選 問われた「市政への危機感」
2016.12.24 07:02更新
 市民の市政への危機感が問われると同時に、今後の県都の趨勢(すうせい)を左右するといっても過言ではないほど、重要な意味を持っていた市長選だった。

 ◆県都の趨勢を左右

 青森市のJR青森駅前の複合商業施設「アウガ」を運営する第三セクターの経営破綻の責任を取る形で、鹿内博前市長が10月末、任期を約半年残して辞任した。相次ぐ郊外型大型店の進出によって、アウガは平成13年のオープン当初から経営が悪化。抜本策を打ち出せないまま市政は混迷を深め、かねてからの鹿内前市長と市議会との軋轢(あつれき)なども重なり、7年半にわたる鹿内市政は幕を閉じた。

 アウガの再建策や市役所新庁舎の建て替えなど、数多くの課題が山積する中、11月に行われた出直し市長選で初当選した小野寺晃彦新市長は、当選直後からアウガと新庁舎の包括的な見直しに向け、プロジェクトチームを立ち上げ、直接、アウガの地権者との話し合いに臨むなど“機動力”を発揮している。

 県内では、むつ市の宮下宗一郎市長(37)に次ぐ41歳という若い県都のリーダーに、60代の自営業男性が語った一言が印象的だった。

「これから青森市が変わるのか、今まで通りなのか注視していく必要がある」

 まさにその通りだ。「昔から青森市民は、誰かが先鞭(せんべん)をつけて何かやろうとすると『いい気になって』とひがむ。これを直さないと青森市は良くならない」。知人のこうした指摘に、長年青森市で生活している記者も以前から「他人の足を引っ張る」「他人依存」など後ろ向きな市民性に少々、辟易(へきえき)していた一人だ。

 さらに、選挙戦を振り返って指摘しておかなければならないのが投票率の低さ。現職市長が任期途中で辞任するという異例の選挙にもかかわらず、投票率は5割に満たない48・78%だった。近年は各種選挙で青森県の投票率の低さが指摘されているとはいえ、市民は県都の方向性を問う市長選をどのようにとらえていたのか、甚だ疑問だ。

 ◆蔓延する閉塞感

 「青森は八戸、弘前に比べて元気がない」という話を聞く。確かに、弘前市は巨費を投じて球場を改修、来年6月に県内で29年ぶりのプロ野球1軍戦を誘致。八戸市は今夏、五輪の女子レスリング史上初の4連覇の偉業で国民栄誉賞を受賞した伊調馨選手で沸くなど、市民のみならず県民を明るい話題に包み込んだ。

 翻って青森市はどうか。これまで市と市議会の対立ばかりがクローズアップされ、県都の未来を描くような出来事は皆無に等しい。であるならば、最も身近な市政を誰に託すのか、候補者の声に真摯(しんし)に向き合い、参政権を行使すべきではなかったのか。棄権も権利行使ととらえることはできなくもないが、「どうせ誰が市長になっても同じ」という閉塞感が蔓延(まんえん)している気がしてならない。

 ◆「前に進める」チャンス

 選挙戦中、小野寺市長が再三にわたって訴えた「市政を前に進める」ためには、市民の政治に対する意識改革が不可欠だ。市政に対する無関心は、県都としての存在感をさらに薄れさせる。内向きな思考からは何も展望が生まれないことを肝に銘じる必要がある。

 “船頭”が交代した今こそ、新たに船出するチャンスだ。将来に夢と希望が持てる青森市を築くためにも市民一人一人が「行政依存体質」と決別し、市政に対して何ができるかを考える機会にしたい。行政を厳しく監視し、時に行政と連携して課題解決に向き合うことこそが今、最も重要だ。「新生・青森市」の秘める潜在力に期待したい。 (福田徳行)

                   









 東北6県で取材活動に携わる記者たちが、この1年を振り返ります。

4445チバQ:2017/01/05(木) 19:08:47
http://mainichi.jp/articles/20161208/ddl/k05/010/065000c

選挙
.
潟上市長選 中川市議が立候補表明 /秋田



毎日新聞2016年12月8日 地方版
.
 来春の潟上市長選(来年4月2日告示、9日投開票)に、同市議の中川光博氏(63)=同市天王=が無所属で立候補する意向を明らかにした。7日に秋田市内で記者会見し「活力が失われている潟上市をしっかり立て直したい」と抱負を述べた。

 中川氏は市の課題について「人材や歴史的資源など、市が持っている可能性を生か…


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161208/ddl/k05/010/065000c#csidx8f30596da3122c292f4cb67ef572058
Copyright 毎日新聞

4446チバQ:2017/01/05(木) 19:12:34
http://mainichi.jp/articles/20161216/ddl/k04/010/065000c

選挙
.
登米市長選 熊谷氏が出馬表明 「合併の総括必要」 /宮城



毎日新聞2016年12月16日 地方版
.
 任期満了に伴う登米市長選(来年4月23日投開票)で、元県議で農林業の熊谷盛広氏(65)が15日、同市内で記者会見し無所属で立候補すると表明した。

 熊谷氏は2005年に誕生の同市に合併する前の旧津山町長で、「合併について総括が必要」と指摘した。選挙の争点として熊谷氏は新庁舎建設問題を挙げて、「凍結し…










続きを読む


ログインして読む

.
有料記事 残り 155文字(全文 305文字)

今月はあと1ページまでご覧いただけます。

無料会員のご登録で有料記事、プレミアコンテンツを合わせて月間10ページまで閲覧できます。

有料会員はすべての記事を閲覧でき初月無料です。詳しくはこちら

毎日新聞(宅配)購読の方は、愛読者会員にご登録いただけます。




文字サイズ





印刷


シェア






ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161216/ddl/k04/010/065000c#csidx10cf1711641655abb5e5dda700501a0
Copyright 毎日新聞

4447チバQ:2017/01/05(木) 19:14:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161228_31060.html
自民岩手県連 鈴木会長辞任 後任に千葉県議

 自民党岩手県連の鈴木俊一会長(63)=衆院岩手2区=は27日、盛岡市であった県連総務会で、夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で党公認候補が落選した責任を取り、会長職を辞任する意向を表明した。総務会は了承し、後任に会長代理の千葉伝(つとう)県議(68)=八幡平選挙区=を選出した。
 鈴木氏は「参院選の総括責任者として、責任の全ては私にある。身を引かせていただく」と述べた。工藤勝子県議(72)の幹事長辞任も了承された。
 記者会見した千葉氏は「次期衆院選に向けて早急に態勢を整える。地域の声を聞く機会を増やし、無党派層に与党の政策を訴え支持を広げたい」と話した。任期は鈴木氏の残任期間の来年9月まで。幹事長らの人選は来年1月上旬までに決定する。
 千葉氏は岩手町出身、日本獣医畜産大卒。岩手県職員を経て1995年県議選で初当選し、現在6期目。党県連幹事長などを経て2013年9月から2年間、県議会議長を務めた。


関連ページ: 岩手 政治・行政.

2016年12月28日水曜日

4448チバQ:2017/01/05(木) 19:15:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161228_11049.html
<政活費>中嶋県議 携帯電話料金不正支出

 宮城県議会会派の共産党県議団(8人)は27日、中嶋廉県議(泉選挙区)が家族の利用分を含む携帯電話料金に、政務活動費(政活費)2万7114円を不適正に支出したと発表した。中嶋氏は収支報告書を修正し、返還手続きを開始した。
 県議団によると、不適正支出があったのは2015年12月〜16年2月の3カ月分。電話料金5万4229円の半額を政活費として請求した。3月以降は電話料金分の申請はしていない。
 中嶋氏が先月、料金明細書を精査した際、過去に本人以外の電話番号が含まれていたことに気付いた。利用者ごとの料金が不明なため、全額返還するという。
 中嶋氏は「自分の使用分だけと思い込んでいた。政活費問題が騒がれる中、申し訳ない」と話した。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2016年12月28日水曜日

4449チバQ:2017/01/05(木) 19:55:39
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170105X261.html
吉村氏が無投票3選=2回連続、全国で3例目―山形知事選
18:38時事通信

 任期満了に伴う山形県知事選が5日告示され、午後5時に立候補の届け出を締め切った結果、無所属現職の吉村美栄子氏(65)以外に届け出がなく、無投票で吉村氏の3選が決まった。吉村氏の無投票当選は、2013年の前回選挙に続き2回目。

 全国知事会などによると、知事選での2回連続の無投票当選は、1978年と82年の滋賀(武村正義氏)、2011年と15年の高知(尾崎正直氏)に続き3例目という。

 「県民党」を掲げる吉村氏は、民進、共産、社民3党に加え、自民党の一部県議らの支援を受けていた。2期8年の実績を踏まえ、林業振興策や子育て支援策の充実などに取り組む考えだ。

 当選した吉村氏は山形市内の選挙事務所で、支援者約150人を前に「無競争は心から喜べることではない」としつつも、「これまで以上に全力で頑張らなければという思いを新たにしている」と3期目に臨む決意を語った。

4450チバQ:2017/01/06(金) 07:04:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170106_11023.html
<栗原市長選>佐藤智副市長 出馬へ前向き


佐藤智氏
拡大写真
 任期満了に伴う栗原市長選(4月16日告示、23日投票)で、3期限りでの引退を表明した現職の佐藤勇氏(74)が副市長の佐藤智氏(59)を後継指名し、本人が立候補に前向きな姿勢を示していることが5日、関係者への取材で分かった。近く正式表明する見通し。
 佐藤市長は市議会12月定例会での引退表明後、後継指名はしないとした上で「現市政を受け止める人が選ばれると思う」と述べていた。その後、考えを変え、市政の継続に向け、副市長として補佐してきた佐藤氏が適任と判断したとみられる。
 関係者によると、佐藤氏は周囲に「今の流れを発展、継続させなければならない」と話しているという。
 佐藤氏は栗原市出身、築館高卒。1975年に旧築館町に入り、栗原市財政課長、教育部長、総務部長を経て2015年1月に副市長に就いた。
 市長選では、前回選挙で佐藤市長に敗れた元市議の会社社長千葉健司氏(60)が昨年11月に出馬を表明している。千葉氏は「合併効果が出ていない」と佐藤市政を批判しており、現市政の継続か見直しかが市長選の大きな争点となりそうだ。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年01月06日金曜日

4451名無しさん:2017/01/07(土) 23:36:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170105/k10010829991000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_032
山形県知事選 現職の吉村氏が無投票で3選
1月5日 18時42分

任期満了に伴う山形県知事選挙は、5日告示され、無所属で現職の吉村美栄子氏以外に立候補の届け出がなく、吉村氏が2回連続の無投票で3回目の当選を決めました。
吉村氏は、山形県大江町出身の65歳。行政書士や県教育委員などを務めた後、前々回(平成21年)の県知事選挙で、当時の民主党、共産党、社民党の支援を受けて、現職を破って初当選し、東北地方で初めての女性知事になりました。

今回の選挙にあたって吉村氏は、女性の管理職を増やすことや、農業の競争力の強化、それに、高速道路網の充実などを公約に掲げました。

そして、民進党、共産党、社民党が事実上、支援する姿勢を示す中、自民党が「吉村氏に勝利する態勢を整えることができなかった」として、候補者の擁立を見送ったことから、吉村氏が2回連続の無投票で3回目の当選を決めました。

都道府県選挙管理委員会連合会によりますと、知事選挙が2回連続で無投票になるのは、昭和53年と57年の滋賀県知事選挙と、平成23年と27年の高知県知事選挙に続いて3例目です。
「重い責務感じる」
2回連続の無投票で3回目の当選を決めた吉村美栄子氏は「無投票での当選は心から喜べることではなく、むしろ重い責務を感じている。2期8年、全力でまい進し、成果もあるが、まだまだ課題もある。これまで以上に全力で、山形県民のための県政、山形発展のための『やまがた創生』に向けて全力で頑張りたい」と述べました。
県民は
吉村氏が2回連続の無投票で3回目の当選を決めたことについて山形市内で話を聞きました。

このうち、47歳の女性は「無投票となったのは県民としてはもの足りない。町なかを見ても寂しい感じがするし、人口が増えない問題もあるので、山形が元気になるよう、2期務めた経験を生かして結果につなげる政治をしてほしい」と話していました。

一方、68歳の男性は「再選されたのはいい県政をしているということだと思う。山形にはたくさん資源があるので、それを使いこなせる人材を育てていろいろな事業を起こすなど、経済政策に期待したい」と話していました。

4452名無しさん:2017/01/08(日) 14:46:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010500665&amp;g=pol
吉村氏が無投票3選=2回連続、全国で3例目-山形知事選

 任期満了に伴う山形県知事選が5日告示され、午後5時に立候補の届け出を締め切った結果、無所属現職の吉村美栄子氏(65)以外に届け出がなく、無投票で吉村氏の3選が決まった。吉村氏の無投票当選は、2013年の前回選挙に続き2回目。
 全国知事会などによると、知事選での2回連続の無投票当選は、1978年と82年の滋賀(武村正義氏)、2011年と15年の高知(尾崎正直氏)に続き3例目という。
 「県民党」を掲げる吉村氏は、民進、共産、社民3党に加え、自民党の一部県議らの支援を受けていた。2期8年の実績を踏まえ、林業振興策や子育て支援策の充実などに取り組む考えだ。
 当選した吉村氏は山形市内の選挙事務所で、支援者約150人を前に「無競争は心から喜べることではない」としつつも、「これまで以上に全力で頑張らなければという思いを新たにしている」と3期目に臨む決意を語った。 
 ◇山形県知事選当選者略歴
 吉村 美栄子氏(よしむら・みえこ)お茶の水女子大文教育卒。行政書士、山形県教育委員会委員などを経て09年1月同県知事に初当選。65歳。山形県出身。当選3回。
(2017/01/05-18:40)

4453名無しさん:2017/01/08(日) 15:05:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010500151&amp;g=pol
現職吉村氏が届け出=無投票3選の公算-山形知事選

 任期満了に伴う山形県知事選が5日告示され、無所属現職で3選を目指す吉村美栄子氏(65)が立候補を届け出た。投開票は22日だが、他に立候補の動きはなく、吉村氏が2013年の前回選挙に続き、無投票で当選する公算が大きい。
 立候補の受け付けは午後5時で締め切られる。全国知事会などによると、知事選での2回連続の無投票当選は、1978年と82年の滋賀(武村正義氏)、2011年と15年の高知(尾崎正直氏)の2例があるという。
 「県民党」を掲げる吉村氏は、民進、共産、社民3党に加え、自民党の一部県議らの支援を受ける。2期8年の実績をアピールし、林業振興策や子育て支援策の充実などを訴える。 

◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 65 知事     無現
(2017/01/05-09:15)

4454チバQ:2017/01/09(月) 12:18:59
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170103_11020.html
<宮城の選挙>合併4市長同日選
08:00河北新報

<宮城の選挙>合併4市長同日選
<宮城の選挙>合併4市長同日選
(河北新報)
 宮城県内の自治体選挙は2017年、知事選と政令市の仙台市長選のほか、4市2町の首長選、3市5町の議員選が行われる。このうち石巻、登米、栗原、東松島の4市長選はいずれも、05年4月1日の市町村合併で選挙期日が決まった。今回は4月16日告示、23日投開票の同日選となる。合併から12年がたち、新市移行後のまちづくりの総括が主要な争点として浮上しそうだ。東日本大震災で甚大な津波被害を受けた石巻、東松島は復興事業の進行状況も問われる。

◎市政継続か刷新か/石巻

 現職の亀山紘氏(74)が市議会12月定例会で3選出馬を表明した。4年前の前回市長選で敗れて再挑戦を期す元市議会議長の阿部和芳氏(56)と、現職批判を鮮明にする市議の黒須光男氏(69)も立候補の意思を固めた。いずれも無所属の少なくとも3人による選挙戦が予想される。
 市内では震災からの復興政策が喫緊の課題。市長の次の任期4年は、応急仮設住宅の解消などがヤマ場を迎える。亀山氏は「震災復興、私の政治姿勢に対し市民の審判を受けたい」と語る。亀山市政の継続か刷新かが問われる。
 阿部氏は告示3週間前に立候補表明した前回の反省を踏まえ、今回は半年前の昨年10月に早々に意思を明らかにした。「ワクワクする石巻」をキャッチフレーズに経済、身体、心の三つの健康まちづくり政策を強調し、支持拡大を目指す。
 黒須氏は、市民団体「石巻新しい風の会」の打診を受け初の市長選に臨む。昨年12月の出馬表明では市立病院の民間委託や大川小津波訴訟の控訴取り下げなど八つの公約を示した。市民団体のステッカーを市内各地に貼って浸透を図る。
 複数の新人が現職に挑む構図は4年前と同じ。前回落選した元東北大非常勤講師青木満里恵氏(61)も意欲を示している。

◎2新人舵取り名乗り/東松島

 矢本、鳴瀬両町の合併に伴う05年の市長選以来、12年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。ともに市議の五野井敏夫氏(63)と、木村清一氏(66)が無所属で立候補する意思を固め、選挙戦を見据え準備を進める。
 五野井、木村両氏は、3期を務めた現職の阿部秀保氏(61)の震災対応や住民主体のまちづくりをおおむね評価している。
 その上で、五野井氏は少子高齢化対策や行財政改革の推進などを公約に掲げる予定。木村氏は被災者の心の復興や人口減少対策などを市政運営の重要課題に挙げる。
 阿部氏は昨年5月の記者会見で「震災後の住宅再建や財源確保など復興の道筋が見えてきた」と述べ、今期限りでの引退を表明した。

◎新庁舎建設が争点に/登米

 4選を目指す現職の布施孝尚氏(55)と、旧津山町長1期、県議1期の熊谷盛広氏(65)が争う。
 布施氏は昨年12月の市議会定例会で出馬表明。市政のさらなる発展を掲げ、3期の実績と若さを武器に挑む。市政運営の手腕は無難とされるが、熊谷氏が展開するとみられる市政批判をどう跳ね返せるか。
 昨年12月に立候補を正式表明した熊谷氏は、市が進める市役所新庁舎建設構想の「凍結」を訴え、争点化を試みる。県議選登米選挙区を3回戦い、知名度は十分。大票田の旧迫町にも支持者が少なくない。
 旧迫町出身の布施氏に旧津山町の新人が挑む構図は前回と同じ。両氏はともに登米市の佐沼高卒で、12年前の市長選では初当選した布施氏を熊谷氏が応援していた。支持層はだいぶ重なり、どちらを応援すべきか頭を悩ます有権者は多い。

◎現職引退表明 後継擁立急ぐ/栗原

 元市議の会社社長千葉健司氏(60)が昨年11月、無所属で立候補する意思を明らかにした。05年の市長選で合併市の初代市長となった佐藤勇氏(74)は昨年12月、3期限りでの引退を宣言。前回、両氏は一騎打ちを演じ、佐藤氏支持者は後継候補擁立を急ぐ。
 千葉氏は出馬会見で「町村合併の効果が出ていない」と佐藤市政を批判。昨年12月に同市築館の自宅近くで開いた集会では、駆け付けた市議が「新リーダーにふさわしい」と訴え、会場は出席者の歓声で沸いた。
 佐藤氏支持者は、引退表明の翌日から急ピッチで後継者の擁立準備に着手。候補には市職員経験者や議員経験者、経済人らの名前が挙がっている。後援会関係者は「千葉氏の無投票当選はない」と言い切る。
 選挙戦となった場合、合併後のまちづくりなど現市政の継承か見直しかが主な争点となる。

4455チバQ:2017/01/09(月) 12:25:07
http://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-63393915.html
会社役員・多田氏が出馬へ 遠野市長選
01月08日 09:07岩手日報

 遠野市早瀬町の会社役員多田一彦(かずひこ)氏(58)は、10月22日の任期満了に伴う遠野市長選に立候補する意向を固めた。11日に記者会見を行い、正式表明する。  多田氏は7日、岩手日報社の取材に対し「人が輝き集まる遠野にしたい。産業振興や雇用確保に力を入れる」と述べた。政党への推薦要請は行わず、無所属で立候補する考え。後援会組織などの態勢構築は今後調整する。  同市長選で出馬の意向を固めたのは多田氏が初めて。3期目の現職本田敏秋氏(69)は、態度を明らかにしていない。

4456チバQ:2017/01/09(月) 21:19:06
http://www.sakigake.jp/news/article/20170109AK0006/
湯沢市長選、高橋氏が出馬表明 「周辺自治体と連携強化」
2017年1月9日 9時3分 掲載

 秋田県湯沢市の会社役員高橋健氏(38)が8日、任期満了(4月16日)に伴う湯沢市長選(4月2日告示、9日投開票)に無所属で立候補する考えを明らかにした。市長選への出馬表明は元職の鈴木俊夫氏(66)、元市議の由利昌司氏(68)に続き3人目。現職の斉藤光喜氏(70)は昨年末、今期で退任することを明らかにしている。
(全文 360 文字 / 残り 204 文字)

4457チバQ:2017/01/11(水) 19:27:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170111_41043.html
<秋田市長選>丸の内県議 出馬意向固める


丸の内くるみ氏

拡大写真

 任期満了に伴う秋田市長選(4月2日告示、9日投開票)に、秋田県議の丸の内くるみ氏(72)=秋田市選挙区=が立候補する意向を固めたことが10日、分かった。11日に正式表明する。
 丸の内氏は取材に対し、「一市民として、県市連携の新文化施設計画の進め方などに不満がある。市民団体から要請を受け、立候補を決めた」と述べた。
 市長選には、現職の穂積志氏(59)が3選に向けて立候補を表明。民進党県連が独自候補の擁立を目指しているほか、共産党秋田地区委員会も候補者擁立を検討している。
 丸の内氏は秋田市出身。2009年の市長選に立候補したが、落選した。県議は2期目で、無所属会派「みらい」に所属している。


関連ページ: 秋田 政治・行政.

2017年01月11日水曜日

4458チバQ:2017/01/12(木) 19:31:54
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170112_21005.html
<大間町長選>原発「強依存」へ変貌
11:09河北新報

<大間町長選>原発「強依存」へ変貌
大型トラックが近くを通るだけで揺れる築86年の大間町役場。原発の税収を当て込み、新築計画が延び延びになった
(河北新報)
 世界で前例のない原発を建設中の青森県大間町で、任期満了に伴う町長選が10日告示され、15日の投開票に向け舌戦が続く。16年ぶりの選挙戦は、現職と有力対立候補がともに原発の推進を掲げ、反対派が遅れて立候補を表明する異例の展開。背景には原発との共存をうたってきた町が、原発への「強依存」へと変貌を遂げた姿が浮かび上がる。

<早期稼働を要求>
 「相手方(現職)は、われわれが原発に反対だと言っているが、原発を推進する立場だ」。新人で元役場職員の野崎尚文氏(61)の総決起集会が開かれた5日、支持者の一人がうわさの火消しを図った。
 4選を目指す現職の金沢満春氏(66)も原発推進派で、「原発に頼り切っていると言われるかもしれないが、今まで以上の地域活性化のために原発を誘致した」と語る。
 電源開発(Jパワー)が大間町に建設中の大間原発は、出力138万キロワットの改良型沸騰水型軽水炉。世界初となる全炉心にプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷できるフルMOX原発だ。
 東京電力福島第1原発事故の影響で本格工事は止まったままだが、稼働後に出る使用済みMOX燃料の運び出し先が決まっていない上、避難道の確保も遅れており、課題は山積する。
 避難道の一つ、国道279号は東日本大震災の際に通行止めになり、交通網のもろさも露呈した。
 しかし両氏は「県が調査費を計上して調査している」(金沢氏)、「本来は避難道ができてから原発を建設するのが筋」(野崎氏)と語るにとどまり、避難道の整備以上に原発の早期稼働を求める。
 原発が争点にならない背景には、町の切羽詰まった財政状況がある。

<「選択肢がない」>
 町は2004年度から14年度にかけて国から交付された電源立地地域対策交付金の促進枠で計約72億6000万円を使い切り、小学校や道路、保育園、病院などの整備に充てた。
 町は14年度中に原発が営業運転を始め、15〜18年度に計164億円の固定資産税が入ると見込んでいた。だが、原発の運転開始時期は延び延びになり、現時点では24年ごろの見通しだ。
 税収が入らないまま整備した施設の管理費などで毎年3億円近く基金の取り崩しが続き、16年度末の基金残高は16億円まで低下した。「あと数年で破綻してしまう」と町企画経営課。
 築86年で老朽化が著しい役場の建て替えや防災無線の整備など喫緊の課題も抱えており、町はJパワーの一部支援でしのぐ予定だ。 同社が町財政の生命線となる異常事態に、町議の一人は「稼働開始が延びれば延びるほど、Jパワーのすねをかじらなければならなくなる。町は『自治』とかけ離れているが、原発が動くまでは誰が町長でもほかに選択肢がない」と語る。
 町長選にはほかに、原発反対を訴える元北海道函館市議の佐々木秀樹氏(67)、原発建設に長年反対してきた故熊谷あさ子さんの長女で市民団体代表の熊谷厚子氏(62)が立候補したが、準備不足もあり、ともに浸透し切れていない。

 ◇青森県大間町長選立候補者
野崎尚文61元町課長   無新
佐々木秀樹67会社経営   無新
金沢満春66町長     無現
熊谷厚子62市民団体代表 無新

4459チバQ:2017/01/12(木) 19:33:34
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-63876433.html
原発へのスタンスに濃淡 大間町長選
09:00デーリー東北

原発へのスタンスに濃淡 大間町長選
デーリー東北
(デーリー東北)
 舌戦を繰り広げている15日投開票の大間町長選。建設中の電源開発(Jパワー)大間原発を巡り、立候補した4人のスタンスは推進から廃止まで濃淡がそれぞれ異なる。一方、10日の第一声で積極的に原発の是非に踏み込んだのは、現職の金澤満春氏(66)と元函館市議で新人の佐々木秀樹氏(67)の2人のみ。16年ぶりの選挙戦で原発の是非に関する論戦が注目される中、争点として薄れつつある。 「先人の決断を継承する」と切り出したのは金澤氏。町議会の原発誘致決議から30年余り。2015年度までに交付された約140億円の電源三法交付金は、大間病院や小中学校の運営費といった生活の隅々に充当され、人口約5600人の町を下支えする。 ただ、MOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料を全炉心に装填(そうてん)できる世界初の大間原発は、稼働の前提となる新規制基準適合性審査が長期化し、12年3月を目指していた当初の運転開始時期は現在「未定」のままだ。 金澤氏は、本格工事の再開が18年後半にずれ込む現状に「大きな痛手だが、これを乗り越えれば日本のエネルギー政策に貢献する町として胸を張れる」と推進の姿勢を崩さない。 これに真っ向から対立するのが佐々木氏だ。「安全・安心を訴えるなら原発は必要ない」と即時廃止への決意をにじませる。津軽海峡を挟んで同原発の半径30キロ圏に入り、国やJパワーに建設差し止めなどを求める函館市の危機感も背負っている。 第一声で「原発に依存しなくても雇用は十分確保できる。行財政改革で4億円程度を捻出できるはずだ」と強調するなど、主張の大半を原発の是非に割く。 対照的にいずれも新人で元町職員の野崎尚文氏(61)と市民団体代表の熊谷厚子氏(62)は発言のトーンを弱める。 「原発を止めることはできない」と建設を容認するスタンスの野崎氏だが、「原子力関連に頼らない財政を考えたい」と推進とは一線を画す。主張の根幹にあるのは現町政の転換で、演説テーマの優先順位は漁業振興や福祉、教育政策の充実だ。 母の代から原発の建設反対運動を継ぐ熊谷氏。告示日はマイクを握らなかったが、取材に「当然反対だが、(原発の是非は)争点ではない」と指摘した。「まずは町を活性化させ、自立を目指す」と持論を訴え、草の根での支持を広げる構えだ。【写真説明】大間町長選の候補者4人は原発に対するスタンスがそれぞれ異なるものの、争点として薄れつつある=10日、同町大間

4460チバQ:2017/01/12(木) 20:54:39
http://www.sankei.com/affairs/news/170111/afr1701110018-n1.html
2017.1.11 12:30

政活費1800万円返還要求を 自民会派がパソコン大量購入 市民団体が宮城県提訴
 宮城県議会の自民党会派が政務活動費でパソコンを大量購入したのは不適切として、仙台市民オンブズマンは10日、購入費計約1800万円を返還させるよう県に求める訴訟を仙台地裁に起こした。

 訴状によると、自民党会派は平成25年3月〜28年2月、所属議員に貸与するため、パソコン54台やiPad(アイパッド)16台を購入し、政活費を支払いに充てた。

 原告側は、県議会が各議員にパソコン1台を既に貸与していたことや、事務スタッフ数より多く配備している議員がいることから「政務活動に必要はなく、違法な支出だ」と主張している。

 同会派は昨年12月、購入したパソコンについて、政務と個人での利用を明確に分けられないとして、議会の規定に基づき約840万円を県に返還。

 一方、市民オンブズマンは全額返還を求め県に住民監査請求をしたが、棄却された。

 村井嘉浩知事は「住民監査の結果を踏まえ適切に対応する。訴状が届いていないのでコメントは控えたい」としている。

4461名無しさん:2017/01/14(土) 00:31:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011000694&amp;g=pol
大間町長選、4氏届け出=原発の是非争点、15日投開票-青森

 任期満了に伴う青森県大間町長選が10日告示され、新人で元町職員の野崎尚文氏(61)、新人で元北海道函館市議の佐々木秀樹氏(67)、現職で4選を目指す金沢満春氏(66)、新人で市民団体代表の熊谷厚子氏(62)の無所属4氏が届け出た。
 町長選は過去3回連続無投票で、選挙戦となったのは16年ぶり。電源開発(Jパワー)が2024年度ごろの運転開始を目指し、町内に建設中の大間原発の是非が主な争点となる。投開票は15日。 
 野崎氏は建設推進の立場だが、「原発だけに頼らない」町政運営を強調する。佐々木氏は建設の是非を問う住民投票の実施を掲げる。金沢氏は早期完成に伴う雇用創出効果をアピール。熊谷氏は建設中止を訴え、漁業振興などを通じた地域活性化を主張する。(2017/01/10-17:18)

4462チバQ:2017/01/15(日) 09:12:41
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170114_51046.html
<山形県議補選>22年ぶり選挙戦
01月14日 20:20河北新報

 政務活動費の不正支出疑惑で山形県議の阿部賢一氏(64)が辞職したのに伴う西村山郡選挙区の補欠選挙(欠員1)が13日、告示された。同選挙区では1995年以来、22年ぶりの選挙戦となった。
 立候補を届け出たのは、ともに新人で、自民党公認の元朝日町議で無職阿部正明氏(57)と、無所属の元大江町議で飲食店経営松田敏男氏(74)の2人。
 投票は22日で即日開票される。12日現在の有権者は3万5204人。

 ◇山形県議補選立候補者
【西村山郡区】(1―2)
阿部正明 57 元朝日町議 自新
松田敏男 74 元大江町議 無新

4463チバQ:2017/01/15(日) 09:31:49
http://www.sankei.com/politics/news/170114/plt1701140019-n1.html
2017.1.14 18:12
【福島第1原発事故】
川俣町の古川町長、体調不良で辞意 3月に原発避難解除予定
 東京電力福島第1原発事故の避難指示が3月末に全て解除される予定の福島県川俣町の古川道郎町長(72)が、体調不良を理由に辞意を固めたことが14日、関係者への取材で分かった。近く辞職願を町議会に提出する。町職員を経て平成14年11月に初当選し4期目。

 関係者によると、古川氏は脳梗塞の後遺症がありリハビリを続けていたが「復興に一定の見通しが立った。これ以上の迷惑は掛けられず、さらなる町の復興に向け町長の職を後任に譲りたい」と意向を示した。

 町の一部に残る避難区域の3月末解除は政府と町が合意済みだが、町長選の日程次第で時期の是非が争点に浮上する可能性もある。

 古川氏は原発事故後、事故の経過や対応を調べる政府の事故調査・検証委員会の委員を務めた。川俣町は山木屋地区が避難区域になっている。

4464名無しさん:2017/01/15(日) 16:01:09
http://yamagata-np.jp/news/201701/01/kj_2017010100001.php
松田・大江町議が出馬へ 西村山郡区県議補選
2017年01月01日 09:20
PR
 阿部賢一前県議の辞職に伴う西村山郡区の県議補欠選挙(欠員1・13日告示、22日投開票)に新人で大江町議の松田敏男氏(74)=貫見=が立候補する意思を固め、後援会関係者に伝えたことが31日、分かった。同区では既に新人で自民の公認を得た朝日町議の阿部正明氏(57)=玉ノ井=が出馬の意思を表明しており、選挙戦となる見通し。2氏の擁立にはそれぞれ近藤洋介、鈴木憲和両衆院議員が関わっており、国政の与野党対決の様相も見せる。

 山形新聞の取材に対し、松田氏は「県民党の立場で吉村県政を支えながら、西村山の発展に貢献したい」と話した。社民党籍だが無所属での出馬を予定し、同日付で離党した。

 松田氏は大江町出身で、左沢高卒。1995年の町議選で初当選し、現在6期目。議会運営委員長のほか、吉村美栄子知事の大江町の後援組織で幹事長を務めている。

4465チバQ:2017/01/16(月) 22:04:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170116_21031.html
<大間町長選>原発推進派金沢氏4選

 電源開発が大間原発を建設中の青森県大間町で、任期満了に伴う町長選が15日投開票され、原発推進派で無所属現職の金沢満春氏(66)が、いずれも無所属新人で元町課長野崎尚文氏(61)、元北海道函館市議の会社経営佐々木秀樹氏(67)、市民団体代表熊谷厚子氏(62)を破り、4選を果たした。選挙戦は16年ぶり。
 金沢氏は「先人が原発を誘致した思いを継ぎ、原発で町が発展することに力を注ぐ」と訴えてきた。
 大間原発は世界初となるプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を全炉心に装荷できる改良型沸騰水型軽水炉。長年地域で原発に反対してきた熊谷氏は、選挙戦で表だって反原発を主張せず、争点にならなかった。投票率は78.89%。

 ◇青森県大間町長選開票結果(選管最終)
当2081金沢満春 無現
 1523野崎尚文 無新
   79佐々木秀樹 無新
   34熊谷厚子 無新


関連ページ:青森政治・行政
2017年01月16日月曜日

4466チバQ:2017/01/16(月) 22:14:12
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170116ddlk02010020000c.html
<選挙>大間町長選 町長に金沢氏 原発との共存共栄訴え /青森
10:59毎日新聞

 16年ぶりの選挙戦となった大間町長選は15日投開票され、現職の金沢満春氏(66)=無所属=が元町住民福祉課長の野崎尚文氏(61)▽元函館市議の佐々木秀樹氏(67)▽市民団体代表の熊谷厚子氏(62)の無所属3新人を破り、4選を果たした。投票率は78・89%。当日有権者数は4736人(男2398人、女2338人)。金沢氏は3期12年の実績を強調。Jパワー(電源開発)の大間原発(2024年度ごろ運転開始予定)について各候補のスタンスが分かれる中、積極的推進の立場を崩さず、「原発との共存共栄」を唱え支持を得た。推進派ながら「原発に依存しない町財政」を目指した野崎氏、建設中止を訴えた佐々木氏と熊谷氏は支持を広げられなかった。【佐藤裕太】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇大間町長選開票結果=選管最終発表

当 2081 金沢満春 66 無現

  1523 野崎尚文 61 無新

    79 佐々木秀樹 67 無新

    34 熊谷厚子 62 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇大間町長略歴

金沢満春(かなざわ・みつはる) 66 無現(4)

 [元]町助役[歴]町企画調整課長▽大東文化大

4467チバQ:2017/01/17(火) 00:26:53
http://mainichi.jp/articles/20170116/ddl/k05/010/074000c
選挙

知事選 寺田前知事、出馬に意欲 佐竹県政批判「近く最終判断」 /秋田

毎日新聞2017年1月16日 地方版
 前県知事で参院議員を務めた寺田典城氏(76)が15日、任期満了に伴う4月の知事選への立候補を前向きに検討していると明らかにした。現在のところ、出馬を表明しているのは3選を目指す現職の佐竹敬久知事(69)だけ。寺田氏は取材に「無競争はおかしい。いまさらという思いもあるが、近く最終判断する」と述べた。

 佐竹氏の県政について「人口減少時代に、…



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170116/ddl/k05/010/074000c#csidx045a9d6f798c1e08979bf1d9e5c6279
Copyright 毎日新聞

4468チバQ:2017/01/17(火) 18:12:33
http://www.sankei.com/life/news/170117/lif1701170019-n1.html
2017.1.17 09:59更新


福島・川俣の古川道郎町長が来月辞職へ 体調不良理由に辞職願い

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が3月末に全て解除される福島県川俣町の古川道郎町長(72)が17日、体調不良を理由に2月6日付での辞職願を町議会へ提出した。平成14年11月に初当選し4期目。

 古川氏は27年12月に自宅で倒れ脳梗塞と診断されて入院し、28年5月に職務に復帰。その後も左手足に不自由さが残り、リハビリを進めていたが、同9月には町役場で倒れたことなどから、職務の継続は困難と判断した。

 古川氏は原発事故後、事故の経過や対応を調べる政府の事故調査・検証委員会の委員も務めた。

 町では山木屋地区が居住制限区域と避難指示解除準備区域に指定されている。3月末の解除には政府と町、県が既に合意しているが、辞職に伴う町長選が実施されれば、解除の時期の是非などが争点に浮上する可能性もある。

4469チバQ:2017/01/17(火) 18:47:11
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170117ddlk02010018000c.html
<選挙>大間町長選 現職4選、原発推進9割得票 「安全稼働」課題は山積 /青森
12:12毎日新聞

 Jパワー(電源開発)による大間原発の建設が進む本州最北端の町、大間町。そのトップを決める15日の町長選は「原発との共存共栄」を掲げる現職・金沢満春氏(66)の4選で幕を閉じた。候補者4人のうち2人は原発反対を唱えたが、行政経験や組織力に乏しく、反対派の「受け皿」になれないまま選挙戦は終了。金沢氏と次点候補の推進派2人で9割以上を得票し、人口約5600人の町の「原発建設」への意思が示された格好だ。

 新年恒例の「初競り」では大間産のマグロに高値がつき話題となるなど、全国的な知名度もある大間町。だが漁業以外の産業には乏しいのが現実で、原発稼働に期待を寄せる地元の声は根強い。

 2008年に始まった原発の工事は東日本大震災で一時中断後、12年に再開。だが原子力規制委員会による新規制基準の適合性審査が長引き、運転開始時期は延期が繰り返され、現在の目標は24年度ごろだ。町では、08年当時の目標だった「14年運転開始」を想定した場合と比べ、15年度からの4年間で計100億円超の歳入減となった。原発立地自治体への交付金、いわゆる「原発マネー」は学校や病院の整備などに充てられてきたが、想定していた税収が入らず、施設の管理費もかさんでいる。

 こうした「原発頼み」の地域経済を象徴する事件も起きた。震災後に原発関連工事が減った町の建設業者らが15年、違法な労働者派遣に手を染め、逮捕された事件だ。震災前には約1700人いた作業員は15年末時点で400人以下に減少。事件後、地元のある建設業者は「仕事が減り、重機も手放し、受注能力も失った青森の業者が、県外への派遣で利益を得ようとしている」と打ち明けていたが、過度な原発依存がもたらす弊害も時折このように表面化するのが昨今の下北半島だ。

 大間原発は使用済み核燃料から取り出したウラン・プルトニウムによる混合酸化物(MOX)燃料を使う世界初のフルMOX商業炉として設計され、国の核燃サイクル政策の一翼を担う。余剰プルトニウムの存在が国際的な問題になりつつある今、そのプルトニウムを使う原発の注目度は増している。

 だが現在、稼働した場合に生じる使用済みMOX燃料を処理できる再処理施設はない。事故時の対策拠点となる緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)に適した土地も決まらず、避難用道路の整備も遅れている。原発の安全神話が既に崩壊した今、稼働を真剣に目指すなら、「有事」に備えた課題は山積しているのが現状だ。金沢氏は従来にも増して安全に配慮した町政運営が求められる。【佐藤裕太】

4470チバQ:2017/01/19(木) 21:06:49
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170119_51004.html
<山形県議補選>衆院2現職の前哨戦の様相
15:15河北新報

<山形県議補選>衆院2現職の前哨戦の様相
阿部候補(手前右から3人目)の第一声に駆け付けた自民党の鈴木衆院議員(右)=13日午前、山形県朝日町
(河北新報)
 13日告示された山形県議補選西村山郡選挙区(欠員1)を舞台に、自民党の鈴木憲和(34)=衆院山形2区=、民進党の近藤洋介(51)=衆院比例東北=の両議員が激しいつばぜり合いを演じている。西村山郡選挙区は1975年に定員2になってから42年間、自民系が議席を独占してきた。政務活動費の不正支出で自民党県議が辞職したことに伴う今回の補選には2人が立候補し、22年ぶりの選挙戦となった。「牙城」を守りたい自民、攻勢を掛ける民進ともに次期衆院選の前哨戦と位置付け、集票合戦を繰り広げている。

<票差詰まり危機感>
 「絶対に負けられない選挙だ」。16日に大江町であった自民党の阿部正明候補(57)の演説会で、鈴木氏が気勢を上げた。
 鈴木氏は、阿部候補の事務所開きや第一声など県議補選の節目の行事にほぼ全て出席。この日も西川町で100軒以上を回る力の入れようだった。
 鈴木氏は過去2回の対決で近藤氏に競り勝っているが、西村山郡での票差は前々回の2546から1571に縮まり、危機感を深める。
 阿部候補と対決する無所属の松田敏男候補(74)は、吉村知事の後援会大江支部幹事長で、民進党が中心となって支援する。
 松田候補が当選すると、次期衆院選では知事後援会と民進党が一体となって選挙戦を展開する可能性があり、鈴木氏は「何としても自民の議席を守り、総選挙につなげたい」と躍起だ。

<選挙カーにも同乗> 
 16日の同じ時間帯に大江町であった松田候補の演説会。東京から会場に駆け付けた近藤氏は「知事は松田氏の話は聞く」と述べ、吉村知事との近しさをアピールした。松田候補本人も「この選挙は吉村知事を味方する人としない人、近藤さんと鈴木さんの戦いだ」と力を込めた。
 近藤氏も松田候補と一緒に選挙カーに乗り込むなどフル稼働だ。陣営からは「まるで自分の選挙をしているようだ」との声も漏れる。
 松田候補のパンフレットには「全力で応援します」との吉村知事のメッセージと写真も載る。実際、知事は17日の定例記者会見で「松田さんに勝ってほしい」と明確に支持を表明した。
 民進党に社民党、連合山形も加わる松田候補の陣立ては、吉村知事の支援母体とほぼ同じ。「自民」対「吉村知事」の対決構図が浮き彫りになった形だ。
 自民党県連の金沢忠一幹事長は「吉村知事の地元・大江町を含む西村山郡で議席を守ることに意義があり、次期衆院選にも影響を及ぼす重要な補選だ」と言う。松田候補、近藤氏を支援する連合山形の岡田新一会長も「相手陣営は総力戦で、もはや単なる補選ではなくなっている」と話し、互いに譲れない戦いだ。
 投票は22日に行われ、即日開票される。

 ◇山形県議補選立候補者
【西村山郡区】(1―2)
阿部正明57 元朝日町議 自新
松田敏男74 元大江町議 無新

4471名無しさん:2017/01/21(土) 21:46:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011500180&amp;g=pol
大間町長に金沢氏4選=原発推進派、16年ぶり選挙-青森

 任期満了に伴う青森県大間町長選は15日投開票され、無所属現職の金沢満春氏(66)が、元町職員の野崎尚文氏(61)、元北海道函館市議の佐々木秀樹氏(67)、市民団体代表の熊谷厚子氏(62)の無所属3新人を破り、4選を果たした。
 電源開発(Jパワー)が2024年度ごろの運転開始を目指し、町内に建設中の大間原発の是非が主な争点となったが、推進派の金沢氏が勝利した。町長選は過去3回連続無投票で、選挙戦は16年ぶり。投票率は78.89%。 
 金沢氏は早期完成に伴う雇用創出効果を訴え、支持を集めた。野崎氏は「原発だけに頼らない」町政運営を、佐々木氏は建設の是非を問う住民投票の実施を、熊谷氏は建設中止を前提としたまちづくりを主張したが、及ばなかった。(2017/01/15-22:07)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011500093&amp;g=pol
十和田市長に小山田氏(青森)

 小山田久氏(70)=無所属・現/自民、公明推薦=が無投票で3選。(15日告示)(2017/01/15-17:18)

4472チバQ:2017/01/22(日) 12:27:25
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170121ddlk05010293000c.html
<選挙>潟上市長選 藤原氏が出馬表明 指名受け文科省退職 /秋田
01月21日 11:40毎日新聞

 潟上市長選(4月2日告示、9日投開票)に、元文部科学省職員の藤原一成氏(56)が20日、無所属で立候補する意向を表明した。現職の石川光男氏はいったん出馬意向を示したが、健康問題を理由に断念し、藤原氏は石川氏の後継指名を受けた。

 藤原氏は同市出身。大学卒業後、県立高教員を経て、1997年に文部省(当時)に入省。今月に入り、石川氏から打診を受け、18日付で文科省を退職した。20日に秋田市内で開いた記者会見で、藤原氏は「これまでの行政経験や人脈、経験値を生かせないか自問自答し、出馬を決めた。市民全員が活躍できる市にしたい」と述べた。

 同市長選には、同市議の中川光博氏(63)も出馬を表明している。【池田一生】

4473チバQ:2017/01/22(日) 20:58:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170116-00000008-hokkaibunv-hok
原発推進の現職4選 亡き母遺志受け"反対" 女性が獲得した"34票" 北海道函館市
北海道文化放送 1/16(月) 19:42配信


UHB 北海道文化放送
 北海道函館市から、津軽海峡を挟んで建設中の青森県、大間原発。地元、大間町で1月15日、投開票が行われた町長選挙に、原発反対の女性が挑みました。函館市民が見つめた戦いの結果は。

 函館市民のデモ:「大間原発"おおま"ちがい!」

 1月15日、函館市で行われた、大間原発に反対するデモ。函館市民ら約30人が参加し、建設中止を訴えました。

 函館市から約23キロの位置で建設中の大間原発。その地元の町長選挙に、原発反対を掲げた女性が出馬しました。

 熊谷厚子さん:「熊谷厚子です。よろしくお願いします」

 2016年まで、北海道北斗市に住んでいた熊谷厚子さん(62)。生まれ育った大間町から、原発をなくそうと立候補しました。

 現在、大間原発は、新規制基準における安全審査中で、工事進捗率は約38%。福島第一原発事故後、本格的な工事は止まっています。

 熊谷さんが暮らしているのは、原子炉建屋から約250メートルの、原発敷地に囲まれたログハウスです。

 このログハウスは、「あさこはうす」と呼ばれ、原発建設に反対していた熊谷さんの亡き母「あさこさん」が、土地買収に応じず建てたもの。熊谷さんは、遺志を受け継ぎ、2016年、町に戻りました。

 熊谷厚子さん:「(事故が起きれば)大変なことになる。全国、世界にまで影響を及ぼす」

 今回の町長選に立候補したのは、熊谷さんを含めて4人。

 現職の金澤満春氏(66)は、町の中心となって原発を推進してきました。

 これまで、すべての選挙が無投票当選。4期目をめざす今回も、強力なバックアップがあります。告示日には、原発を望む港でも。

 金澤満春氏:「原発を、最後までぶれずに推進する」

 一方の熊谷さんは、一人娘と数人の知人の手伝いだけ。原発の仕事が多い町で、支援はありません。ポスターも告示当日に完成しました。

 熊谷厚子さん:「Q.出馬は弟に? 言っていないです。とんでもないことになるので」

 家族も分断しかねない決断。立候補するかどうか、直前まで悩んだといいます。

 選挙管理委員:「ポスターはこれですか? ラミネート加工していますよね。紙の質にも規定があって…」

 選挙は、細かな規則にのっとり進められます。職員に教えてもらいながら、出馬手続きを終えました。

 熊谷厚子さん:「身が引き締まりますね。がんばらなくっちゃ」

 選挙活動では、小さな拡声器を持って歩き回りました。5500人あまりの町。人通りも少ないですが、懸命にアピールします。

 熊谷厚子さん:「自立した、まちづくりを目指します」

 熊谷さんは、街頭で「原発反対」とは叫びません。代りの案がないと、町が立ち行かなくなるとわかっているからです。

 熊谷厚子さん:「どうやれば、(原発中止に)つながっていくか。自立したまちづくりを訴える。漁業、観光を含めて」

 活動を続ける中で、町民の反応も変わってきました。

 熊谷厚子さん:「熊谷厚子です。よろしくおねがいします。ありがとうございます。がんばります。熊谷です。立候補しました」

 町民:「頑張って」

 熊谷厚子さん:「ありがとうございます」

 最終日は、大雪にみまわれましたが、思いを伝えようと、歩きました。午後8時過ぎ、選挙運動を終えた熊谷さんが、「あさこはうす」にもどりました。

 熊谷厚子さん:「精一杯頑張りました。やるだけのことはやりました」

 そして一夜明けた、15日の投開票。勝ったのは…。原発推進を訴えた現職でした。

 得票数は2000票あまり。熊谷さんは、わずか34票でした。

 熊谷厚子さん:「(原発反対を)意思表示する人が、今までいなかったが、30数票も応援してくれたのは、すごく重い」

 対岸の函館市民は、今回の選挙をどう見ているのでしょうか。

 大間原発訴訟の会 竹田とし子代表:「現職が長くて代わって欲しい、という票が見えた。原発に"NO"と言える人も出てきてうれしい」

 今後も、大間原発の真ん中で暮らし続ける熊谷さん。保育など、まちづくりに関わりながら、町を変えていくつもりです。

4474二階席:2017/01/22(日) 23:15:09
>4470

松田氏、県議初当選。
ソースは山形新聞。

4475名無しさん:2017/01/22(日) 23:42:32
>>4474

高齢だからどうなのかと思ったけど、当選したのか
1対1で勝ったから、2年後の本選も引き続き出るのかな?

4476名無しさん:2017/01/22(日) 23:54:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011900657&amp;g=pol
双葉町長に伊沢氏再選=福島第1原発が立地

 任期満了に伴う福島県双葉町長選が19日告示され、無所属現職の伊沢史朗氏(58)が無投票で再選を果たした。同町には東京電力福島第1原発が立地。事故後に町面積の96%が放射線量の高い帰還困難区域に指定され、町民約6200人は仮役場が置かれる同県いわき市など、県内外に避難している。
 伊沢氏は町議を経て、2013年3月に就任。昨年12月に「全身全霊を傾け、復興に取り組みたい」と出馬表明していた。 (2017/01/19-17:28)

4477二階席:2017/01/23(月) 05:22:46
>>4475

http://yamagata-np.jp/election/2017_member_nishimurayama/

ソース貼り忘れてました。
失礼しました〜(^^)

4478チバQ:2017/01/23(月) 20:17:44
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170123_41008.html
<秋田知事選>現職のみ出馬表明 前知事浮上
11:21河北新報

<秋田知事選>現職のみ出馬表明 前知事浮上
定例記者会見で、県政課題の解決に向けた施策展開に意欲を示した佐竹知事。知事選の準備は着実に進めている=4日、秋田県庁
(河北新報)
 任期満了に伴う秋田県知事選(4月9日投開票)は、3月23日の告示まで2カ月となった。立候補を表明しているのは、3選を目指す現職の佐竹敬久氏(69)のみ。県議会で佐竹氏と距離を置く民進、共産両党は「前回(2013年)に続く無投票は阻止する」と候補者擁立を目指すが、作業は遅れている。一方、前知事の寺田典城氏(76)が無所属で立候補を検討しており、寺田氏が佐竹氏を破って知事に初当選した1997年以来、20年ぶりに対決する可能性も出てきた。
 「選挙を仕切るリーダーを決めた。厳しい戦いになってもやり抜く態勢をつくる」。佐竹氏は4日の定例記者会見でそう語り、選挙戦に自信を示した。公約は2月の県議会定例会の議論を踏まえ、3月上旬に示す方針だ。
 県議会最大会派の自民党は「佐竹県政をサポートする立場」(所属県議)で、知事との関係は良好だ。昨年の12月議会では、県と秋田市が共同で進める新文化施設の整備計画に対して会派の一部議員から反対意見が出て、両者の関係は緊迫する事態に。結局、会派が賛成で一本化し、佐竹氏は危機を乗り切った。
 佐竹氏は秋田市内各地区の後援会の新年会に出向いて県政報告を行うなど、支持基盤の強化に余念がない。
 着々と準備を進める現職に対し、対立候補を擁立する動きは鈍い。
 民進党県連は、沼谷純代表(県議)が昨年10月の新体制発足時の会見で「独自候補の擁立を目指す」と述べたが、作業は難航。同党衆院議員(比例東北)の寺田学氏(40)を軸に調整してきたが、学氏は固辞したとみられ、手詰まり状態にある。
 だが、学氏の父で佐竹県政に批判的な典城氏の存在が急浮上してきた。典城氏は「新文化施設の整備計画をはじめ、税金の使い方に疑問がある」と語るなど、批判を強めている。
 関係者によると、典城氏は年明けに立候補の意向を周囲に伝えた。ただ、「年齢を考えると、知事選を最後の道にすべきかどうか、迷っている」と揺れる心情も明かしている。典城氏は1997〜2009年に秋田県知事。知事初当選時の公約通り、3期で退任した。10〜16年に参院議員(比例)を1期務めた。
 共産党県委員会は候補者を立てる方向で労働組合などの支持団体と協議している。民進、社民両党との野党共闘も視野に入れており、米田吉正委員長は「2月半ばの擁立を目指す」と話している。

4479チバQ:2017/01/23(月) 21:01:31
>>4477とか貼っておきますね
http://yamagata-np.jp/news/201701/23/kj_2017012300555.php
県議補選、松田氏が初当選 西村山郡区、自民・阿部氏破る
2017年01月23日 07:29
PR

 前県議の辞職に伴う西村山郡区の県議補欠選挙(欠員1)は22日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前大江町議の松田敏男氏(74)=同貫見=が、自民新人で前朝日町議の阿部正明氏(57)=同玉ノ井=を1345票差で破り、初当選を果たした。投票率は55.14%だった。

 松田氏は同郷の吉村美栄子知事を支える「県民党」の立場を強調した厚い組織戦を展開。近藤洋介衆院議員、舟山康江参院議員らが応援に駆け付け、序盤から優位に戦いを進めた。年齢を不安視する声もあったが、17日に知事が支持を表明したことを弾みに活動を強化し、自民阿部氏の追い上げを振り切った。

 阿部氏は鈴木憲和衆院議員らの支援を受け、約20年務めた国会議員秘書時代に築いた中央政界とのパイプと若さをアピールし、無党派層の取り込みを図ったものの、あと一歩及ばなかった。

 当選を決めた松田氏は22日夜、大江町の若原区コミュニティーセンターで「町議として22年間大江町に育ててもらった恩を、今度は吉村知事を支えながら、県政の舞台で活躍し、返していきたい」と抱負を語った。


http://yamagata-np.jp/news/201701/23/kj_2017012300570.php
知事の支援、松田氏当選後押し 西村山郡区県議補選を振り返って
2017年01月23日 12:01
初当選を果たし、万歳する松田敏男氏(中央)=大江町・若原区コミュニティーセンター
初当選を果たし、万歳する松田敏男氏(中央)=大江町・若原区コミュニティーセンター
 22年ぶりの選挙となり、22日に投開票が行われた西村山郡区の県議補欠選挙は前大江町議の松田敏男氏(74)=無所属=が前朝日町議の阿部正明氏(57)=自民=を下し、初当選を果たした。松田氏は吉村美栄子知事を支援する立場で「県民党」を掲げ、自らが幹部を務める知事後援会の組織力を生かして、幅広い支持を集めた。

 松田氏は近藤洋介衆院議員、舟山康江参院議員、渡辺兵吾大江町長らが支援し、連合山形が推薦した。組織づくりで先行したが、中盤に74歳という年齢が逆風となり、伸び悩んだ。危機感を覚えた知事が17日の定例会見で支持を表明したことを契機に、組織が引き締まり、運動が活発化。昨夏の参院選で、舟山氏が自民候補に圧勝した流れも生かし、低投票率の中で手堅く集票した。大票田の河北町では同町の長年の課題として挙げられてきた国道287号谷地橋4車線化実現の公約を強力にアピールしたことが奏功。田宮栄佐美町長が全面支援、自民票の一部も流れた。

 阿部氏は鈴木憲和衆院議員、鈴木浩幸朝日町長が支援し、公明党の支持を得た。故鳩山邦夫元衆院議員の秘書時代に築いた中央政界との人脈と、“働き盛り”の若さをアピールし、無党派層に食い込んだが浸透は限定的。焦点となった河北町では現職鈴木正法県議の支持者らが次回の本選で自民票を奪い合う“ライバル”の登場を望まず、最終日に党県連会長の遠藤利明衆院議員がマイクを握るなどてこ入れを図ったが、動きが鈍いままだった。

4480チバQ:2017/01/23(月) 21:43:50
http://www.sakigake.jp/news/article/20170119AK0020/
前県議会議長の能登祐一氏死去、70歳 能代市山本郡選挙区
2017年1月19日 掲載 2017年1月19日 更新
 前秋田県議会議長の能登祐一(のと・ゆういち)県議=自民党、能代市山本郡選挙区=が19日午前0時43分、能代市の病院で死去した。70歳。自宅は能代市御指南町3の13。顧問を務めていた西村土建と能登家の合同葬は26日午前11時から能代市大町9の53、能代市総合体育館で。葬儀委員長は鈴木洋一県議、喪主は長男祐克(ひろよし)氏。

4481チバQ:2017/01/23(月) 21:48:34
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20170113/2569881
菅谷元県議を再逮捕 手付金、150万円詐取の疑い 栃木県警

1月13日 朝刊

 虚偽の土地売買の手付金名目で現金をだまし取ったとして、宇都宮中央署と県警捜査2課は12日、詐欺の疑いで元県議の高根沢町上高根沢、農業菅谷文利(すがやふみとし)容疑者(63)を再逮捕=詐欺と有印私文書偽造・行使罪で起訴=を再逮捕した。「架空の土地売買で現金をだまし取ったのは間違いない」と容疑を認めている。

 再逮捕容疑は、2012年9月下旬〜同10月11日の間に知人の同町、会社役員男性(69)に「拡張道路の計画地内の土地所有者が金に困って、買ってくれと言っている。私が県に買い取らせればもうけが出るから買わないか」などとうそを言い、現金150万円をだまし取った疑い。

 県警によると、土地は国道408号の拡張工事に関連した同町内の山林で、菅谷容疑者の知人が所有していた。菅谷容疑者は「(知人が)500万円で売ると言っている。残りは私が出す。県に700万円ほどで買い取ってもらえる」などと持ちかけていたという。

 菅谷容疑者は同様の手口で別の男性から、現金250万円をだまし取ったなどとして、詐欺容疑などで逮捕、起訴されていた。借金があったという。県警には同様の被害の相談が数件寄せられているといい、関連を調べている。

4482チバQ:2017/01/24(火) 21:19:55
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170124_11022.html
<栗原市長選>汚染廃で亀裂?知事動きに波紋
16:05河北新報

 任期満了に伴う宮城県栗原市長選(4月16日告示、23日投票)で、村井嘉浩知事が新人の会社社長千葉健司氏(60)の支持を鮮明にし、波紋が広がっている。前回選挙で知事が支持し、今回引退する佐藤勇市長は、新人の副市長佐藤智氏(59)を後継に指名。東京電力福島第1原発事故に伴う汚染廃棄物問題で両者の意見が対立し、関係に亀裂が生まれたとの見方が強まっている。
 栗原市築館で22日にあった千葉氏支持者の集会。村井知事は約400人を前に「政策を一緒に進める」と支持を表明した。握手を交わした千葉氏は「知事に駆け付けてもらい、本当に心強い」と頭を下げた。
 村井知事は県議選に初めて立候補した1995年、後援会発足に際し千葉氏から応援を受けた。ただ、千葉氏が市長選に初挑戦した前回、村井知事は県議時代に同じ自民党会派の先輩県議だった佐藤市長の応援に回った経緯がある。
 関係に変化が生じたのは、汚染廃棄物の処理方針を巡る昨年12月の市町村長会議とされる。佐藤市長は村井知事が掲げた県内一斉の焼却処理を拒み、市独自の堆肥化を進める方針を示した。直後、村井知事は周囲に千葉氏支持の方針を明らかにしたという。
 村井知事は23日の定例記者会見で、千葉氏への支持について「汚染廃棄物の問題は関係ない。彼がどのような考えなのかも確認していない」と説明。一方、佐藤市長の周囲は「汚染廃棄物に関して話し合っていないはずがない。何かしらの協議があったのではないか」といぶかる。
 佐藤市長は「政策でぶつかったのは事実で、(対立の)引き金になったとすれば仕方ない」と述べた上で、「知事の応援で有権者が必ず投票するとも限らない」と後継者の支援に全力を注ぐ考えだ。
 汚染廃棄物の堆肥化事業など市政継続を掲げて今月、立候補を表明した副市長の佐藤氏は「知事はかつての恩を返したかったのだろう。こちらは政策立案など、今やれることを着実に進めるだけだ」と話した。

4483チバQ:2017/01/30(月) 23:42:08
http://mainichi.jp/articles/20170128/ddl/k05/010/228000c
選挙
男鹿市長選 県議の菅原氏、立候補を表明 /秋田

会員限定有料記事 毎日新聞2017年1月28日 地方版
 男鹿市長選(4月2日告示、9日投開票)に、県議の菅原広二氏(65)が無所属で立候補する意向を表明した。27日に秋田市内で記者会見し「低迷している男鹿を元気にしたい」と抱負を述べた。

 男鹿市長選では現職の渡部幸男氏がいったんは出馬の意向を示したものの、撤回し今期限りでの退任を表明。同市長選への立候補…

4484チバQ:2017/01/30(月) 23:50:25
http://www.sakigake.jp/news/article/20170128AK0018/
あきた地方選2017春:秋田市長選 まちづくりの方向争点
2017年1月28日 掲載
 任期満了に伴う秋田市長選(4月2日告示、9日投開票)には現時点で、現職の穂積志氏(59)と県議の丸の内くるみ氏(72)が立候補を表明しているほか、県議で民進党県連代表の沼谷純氏(43)も出馬に意欲を見せている。共産党も候補者擁立を検討しており構図は流動的。県と市が共同で整備する新文化施設やイオンタウン(千葉市)が外旭川に計画している大型複合商業施設など、まちづくりの方向性が争点として浮かび上がっている。

 ◇  ◇  ◇

 市は新文化施設を含む芸術文化ゾーンを核とした中心市街地のまちづくりを進めている。築36年の市文化会館については、今後数十年使い続ける場合、改修に約50億円かかると試算。新文化施設に機能を集約して解体する方針だ。

 これに対し、丸の内氏は「今後の改修はせいぜい数億円で済むはず。まだ使えるものを壊すのはおかしい。一番困るのは秋田市民だ」として市文化会館の保存活用を訴え、新文化施設整備に反対する。

 一方、穂積氏は有名アーティストなどの公演を行うには、2千人規模のホールが必要と主張。今後、市の公共施設の維持管理費を年間30億円減らさなければならないことも挙げ、人口規模に見合うよう機能統合など公共施設の効率化を図る必要があるとしている。コストについては「県市連携で新文化施設を整備し、国の補助を受けることで市の負担額を抑えられる。その分をスポーツ施設整備など、将来の財源に回せる」と話す。
(全文 1403 文字 / 残り 798 文字)

4485チバQ:2017/01/30(月) 23:50:49
http://www.sakigake.jp/news/article/20170121AK0002/?ref=rlt
沼谷県議が出馬に意欲、秋田市長選 「来月下旬までに判断」
2017年1月21日 掲載

 秋田県議で民進党県連代表の沼谷純氏(43)が、4月2日告示の秋田市長選(4月9日投開票)への出馬を前向きに検討していることが20日、分かった。2月下旬までに判断する。出馬する場合は離党し、無所属で立候補する考え。秋田市長選には現在、3期目を目指す現職の穂積志氏(59)と、県議の丸の内くるみ氏(72)がいずれも無所属での出馬を表明している。

 沼谷氏は秋田魁新報社の取材に対し「多くの方から世代交代や新しい政治を求める声を頂いており、応えたい気持ちがある」と述べた。現市政については「佐竹敬久知事の顔色をうかがうばかりで、自分で何も決められず停滞している」と批判した。

4486チバQ:2017/02/03(金) 15:34:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170203-00000020-khks-pol
<山形知事選>吉村氏支援3県議 自民会派離脱へ

河北新報 2/3(金) 12:32配信

 山形県議会の最大会派自民党は2日、1月にあった山形県知事選で、会派の方針に反して吉村美栄子知事を支援した所属県議3人に対して会派からの離脱を要求し、3人は同意した。近く正式に退会する。
.

 会派を離れるのは阿部信矢、佐藤昇、山科朝則の各氏。昨年12月21日の議員総会で、金沢忠一県連幹事長が「(吉村氏の)会合への出席をした場合、会派として厳正に対応する」と呼び掛けた後も、3人は吉村知事の総決起大会や出陣式などに出席した。
.

 阿部氏は取材に対して「自民党が対立候補を出さない中で、吉村氏の出陣式に出席したことを非難されるのは納得できない」と不満を口にした。
.

 山科氏は「吉村知事に地元の県立病院の建て替えを陳情していたので応援した。地域の事情なので仕方がない」と話した。
.

 3人の離脱で、県議会44議席のうち自民党会派の議席は28となった。3人は自民党籍を持ちながら、県議会では無所属として活動する。
.

 金沢幹事長は「今まで一緒に行動してきただけに3人の退会は残念。ただ、最終的にまとまりのある会派になれたと思う」と話した。

4487チバQ:2017/02/03(金) 16:15:53
http://www.sakigake.jp/news/article/20170202AK0019/

湯沢市長選、4人の争いか 人口減に危機感、保守分裂
2017年2月2日 掲載

人口減少が進む湯沢市。市長選には4人が名乗りを上げている

 任期満了に伴う秋田県湯沢市長選(4月2日告示、9日投開票)は、現時点で4人が無所属での立候補を表明している。当初は元職と新人の一騎打ちの様相を呈していたが、昨年末に現職の斉藤光喜氏(70)が今期限りの退任を明らかにして以降、状況は一変。今年に入り新人2人が相次いで名乗りを上げた。全員が出馬すれば、2005年の合併後初の市長選以来、12年ぶりに4人の争いとなる。

 出馬を表明しているのは、旧湯沢市を含め市長を2期務めた元職の鈴木俊夫氏(66)、旧雄勝町議を含め議員を約30年務めた元市議の由利昌司氏(68)、自民党国会議員の私設秘書経験がある会社役員の高橋健氏(38)、市の商工観光や福祉関連の部署などを歴任した元市職員の菅原大(ひろし)氏(48)の4人。

 09、13年の市長選は斉藤氏と鈴木氏の一騎打ちだったのに対し、今回は多彩な顔触れとなった。

(全文 1109 文字 / 残り 734 文字)

4488チバQ:2017/02/08(水) 18:43:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170208-00000005-khks-pol
<仙台市長選>前市長の梅原氏出馬に意欲?

河北新報 2/8(水) 11:11配信

 夏に予定される仙台市長選に、前市長の梅原克彦国際教養大教授(62)が立候補の意欲を示していることが7日、分かった。今年に入り、一部の政党関係者らに出馬の可否を検討している旨を伝えたという。



 梅原氏は仙台市出身。経済産業省の地域協力課長や通商交渉官などを経て、2005年の市長選で初当選した。任期途中の08年にタクシーチケットの不適正使用が発覚したことなどから、09年市長選への再選立候補を断念した。
.

 その後は市政との接点がほとんどなかったが、昨年になって市制施行記念式に市長時代以来7年ぶりに出席したり、市内で国際問題に関する勉強会を定期的に開くなど、仙台での活動が目立っている。
.

 2期目の現職奥山恵美子氏(65)は3選への態度を明らかにしておらず、現時点ではだれも市長選への立候補を表明していない。

4489チバQ:2017/02/08(水) 20:14:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170208ddlk05010010000c.html
<選挙>知事選、構図固まらず 投票まで2カ月、出馬表明現職のみ 前知事は意欲 /秋田
11:56毎日新聞

 知事選(3月23日告示、4月9日投開票)の投票日まであと2カ月に迫った。これまでに立候補を表明したのは、3選を目指す現職の佐竹敬久知事(69)だけ。前知事の寺田典城氏(76)が出馬に意欲を示し、民進と共産もそれぞれ対立候補の擁立を模索しているが、いまだに具体名は出ておらず、選挙戦の構図は固まっていない。【池田一生、川村咲平】

 昨年12月の県議会で出馬を正式に表明した佐竹知事は、毎週末に県議や市議の集会などへこまめに顔を出し、支持固めに余念がない。3月初旬には秋田市内に事務所を構える予定で、選挙で掲げる政策集についても発表に向け調整中だ。佐竹知事自身は「(対立候補が)誰か出るでしょう」と発言しており、8年ぶりとなる選挙戦(2013年は無投票)を念頭に、準備を進めている。

 県議会最大会派で県政与党の自民は、09、13年に続いて支持に回る見通し。昨年12月の県議会では、秋田市と連携して進める新文化施設の整備案を巡り、自民県議が批判する場面もあったが、県連幹部は「政策ごとに是々非々の議論はするが、佐竹県政全体については党として評価している」と語る。

 同じく前回は支持だった公明も選挙支援に回る見通しで、近く党本部が判断する。

 県議会第3会派の社民は、過去2回の選挙で佐竹氏を支持しているが、寺田知事時代は県政与党だったため、頭を悩ませている。県連幹部は「佐竹氏だけの出馬なら佐竹氏を支持したいが、寺田氏との一騎打ちになれば、どちらも支持することはできない」と苦しい胸の内を吐露。3月上旬の県連大会で方針を決める。

 一方、前知事の寺田氏は取材に「(県議会での)議論が低調。これでは秋田がダメになる」と語り、出馬に意欲をちらつかせている。さらに「新文化施設のような大規模施設は必要ない」、「人口減少時代に、どういう発展計画なのかが見えない」と佐竹県政を批判する。

 寺田氏は、新人として立候補し初当選した1997年の知事選で、同じく新人だった佐竹氏と知事の座を争っており、もし今回出馬すれば、20年ぶりの両者の激突となる。「とにかく無競争(無投票)はよくない。2月県議会での議論を聞いて、判断したい」としている。

 民進は一時、「年内(16年中)に(候補者を)決めたい」としていたが、選定作業が遅れている。県連が「意欲があるようだ」と名前が取りざたされた寺田学衆院議員は、本人がブログで否定した。県連幹部は「独自候補擁立に向けて、引き続き検討している。2月中に結論を出す」という。

 共産も「2月中旬にも対応を決めたい」としており、独自候補擁立か、民進などとの協調路線かを判断する見通しだ。

4490チバQ:2017/02/09(木) 15:59:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170207-00000018-khks-pol

<飲酒運転市議辞職>公表遅れ市民疑問視

河北新報 2/7(火) 14:35配信
 遠野市議会の男性議員(62)=共産=が昨年12月に飲酒運転で物損事故を起こし、1月末に辞職した問題で、市議会の全員協議会が6日あり、元議員が出席して謝罪した。市議会は同日になって初めて辞職の事実と問題の経緯を公表する形となり、対応の遅さに市民から疑問の声が上がっている。
.

 元議員は昨年12月26日の昼間に飲酒運転をし、物損事故を起こした。警察には飲酒の事実を伏せて届け出た。1月31日に辞職願を新田勝見市議会議長に提出し、許可された。
.

 市議会は当初、議長ら一部議員と事務局職員が情報を共有。記者会見や報道発表を検討したが、自由に傍聴できる全員協議会を6日に開くことが決まり、立ち消えとなった。
.

 元議員は前回市議選で、当選者18人中6番目の1012票を獲得した。市内の団体職員の男性(36)は「投票した多くの有権者のことを考えれば、元議員による記者会見を含め、問題をすぐに公表するのが当然だ」と疑問視する。
.

 釜石市議会では昨年4月、酒気帯び運転の疑いで任意の取り調べを受けた男性議員が辞職する際、議長同席の記者会見をしており、対応の差は明らかだ。
.

 遠野市議会の新田議長は「前例のない出来事で、全員協議会で本人に説明させることしか頭になかった」と釈明。村上猛議会事務局長は「重大事案であり、すぐに公表しなかったのは今の時代にそぐわない対応だった。認識不足だった」と謝罪した。

4491チバQ:2017/02/10(金) 19:54:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170210_41009.html
<秋田知事選>寺田前知事 出馬へ


寺田 典城氏
拡大写真
 任期満了に伴う秋田県知事選(3月23日告示、4月9日投開票)で、前同県知事で参院議員を務めた寺田典城氏(76)が立候補の意向を固めたことが9日、分かった。週明けにも正式表明する。これまで知事選に立候補を表明したのは3選を目指す現職の佐竹敬久氏(69)のみ。
 寺田氏は、13日にある県議会定例会(2月議会)の代表質問で佐竹氏の県政運営方針を聞いた上で、態度を明らかにする考え。
 寺田氏は河北新報社の取材に対し、「佐竹県政の2期8年の成果や今後の政策には中身がない」と批判。県議会最大会派の自民党県連が佐竹氏を推し、連合秋田が9日に佐竹氏の推薦方針を発表したことを踏まえ、「県政に誰も何も言えなくなり、閉塞(へいそく)感が強まる」と述べた。
 寺田氏は大仙市出身。1997年の知事選で佐竹氏を破って初当選し、2009年まで3期務めた。10年の参院選比例代表に旧みんなの党から立候補して当選、1期務めた。
 知事選では、民進党県連と共産党県委員会がそれぞれ候補者擁立を検討している。


関連ページ:秋田政治・行政
2017年02月10日金曜日

4492チバQ:2017/02/12(日) 18:18:45
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170209_41006.html
<秋田市長選>郊外型大型店是非 争点に浮上
11:30河北新報

<秋田市長選>郊外型大型店是非 争点に浮上
イオンタウンの計画地となっている秋田市外旭川の農地。県道を挟んで両側に広がっている
(河北新報)
 イオンタウン(千葉市)が秋田市郊外の外旭川地区に計画する超大型商業施設建設構想が、任期満了に伴う同市長選(4月2日告示、9日投開票)の争点に浮上しそうだ。3選を目指す現職が、市中心部に都市機能を集約する市の「コンパクトシティー」の方針に合わないと慎重なのに対し、新人が計画実現を施策の一つに掲げて立候補を表明したためだ。構想への賛否は市議の間でも分かれており、市長選を機に議論が加速する可能性がある。

 施設の予定地約34.5ヘクタールは市街化調整区域で、転用を認めない農用地区域にもかかる。開発には、都市計画の変更や農用地区域の除外などで市の許可が必要になる。
 市はコンパクトシティーをまちづくりの基本方針に据えてきたため、「コンパクトな市街地形成の方向性と相いれない」(市幹部)と構想には消極的。市の調査では、短期的には買い物環境の向上や雇用創出効果を認めながらも、中・長期的には市中心部の既存商店街への影響が大きいと結論付けた。
 穂積志市長(59)も定例記者会見で「市街化区域の拡大にはしっかりとした方向性を示す必要がある。現時点では、どの企業に対しても(都市計画の変更は)難しいのではないか」と述べ、難色を示している。
 一方、市長選への立候補を表明した丸の内くるみ県議(72)は「5000人規模のアリーナ型コンベンションセンター建設を条件に誘致する」と前向きだ。
 市民の意見も賛成と反対が入り交じる。市中心部にある市広小路商店街振興組合の佐々木清理事長(63)は「中心市街地が地盤沈下する流れになれば、若い人が街中で新たに商売を始めようとしても、その機会が奪われることになる」と危惧する。一方、予定地に近い外旭川地区振興会の斉藤勝副会長(74)は「県外からも人を呼べる。ここから市中心部に向かう人の流れができる」と反論する。
 賛成派と反対派の市議有志31人は、昨年10月に合同で勉強会を設立し、構想の是非を検討している。鎌田修悦会長(70)は「イオンと市の議論は平行線をたどり、話が立ち消えになる懸念があった。この問題だけで市長選でどの候補者を支援するかを決めることはないが、選挙を機に議論が盛り上がるのを期待している」と話す。

[超大型商業施設建設構想] イオンタウンが2012年に計画を発表した。予定地はJR秋田駅の北西約4.5キロ。六つのゾーンに分け、店舗やレストラン、体験農園、宿泊施設、健診施設、免税店などを設ける。同社の試算では、正社員とパートら約3000人の雇用創出効果が見込めるという。

4493チバQ:2017/02/12(日) 18:21:38
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170212_11032.html
<仙台市長選>梅原氏が出馬検討
11:30河北新報

<仙台市長選>梅原氏が出馬検討
梅原克彦氏
(河北新報)
 夏に予定される仙台市長選を巡り、前市長の梅原克彦国際教養大教授(62)が11日、河北新報社の取材に対し、立候補を検討していることを明らかにした。同市長選への立候補の意欲を示したのは梅原氏が初めて。
 梅原氏は仙台市内で取材に応じ、「少なくない方々が『(市政に)帰ってくるべきだ』と言ってくれている」と述べた。一部の政党関係者らに立候補の意欲を伝えていることも認めた。
 梅原氏は仙台市出身。経済産業省勤務を経て、藤井黎市長(当時、故人)の後継として2005年の市長選で初当選し、1期務めた。
 任期途中にタクシーチケットの不適正使用が発覚。批判の高まりを受けて09年市長選への再選立候補を断念した経緯もあり、最終的に立候補の環境が整うかどうかは不透明だ。
 2期目の現職奥山恵美子氏(65)は3選への態度を明らかにしていない。

4494チバQ:2017/02/12(日) 18:22:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170126_11022.html
<仙台市長選>ミス前提 土曜投票を見送り


仙台市役所
拡大写真
 仙台市選管は25日、任期満了に伴う夏の市長選の投開票日を従来通り、日曜日にすることを決めた。選挙事務のミス防止策として昨年から検討してきた「土曜日投票、日曜日開票」は、市政モニターらへのアンケートの結果などを踏まえ実施を見送った。
 アンケートは、市政モニターと市・区の明るい選挙推進協議会委員の計301人が対象。回答した267人の6割超が「結果を速やかに知らせるべきだ」などの理由で即日開票を求めた。望ましい投開票日の組み合わせは「日曜日投票、即日開票」が最多だった。
 25日の市選管会合では、市内5区の選管事務局職員への聞き取り調査結果も示され、「選挙の種類によって投票日が変わると混乱を招く」「翌日開票は投票箱の保管が問題になる」などの消極意見が多数を占めた。
 我妻崇委員長は「従来通りの投開票日を支持する人が多かった。ミス防止に向け、今後もさまざまな事務改善策を実施していく」と述べた。市選管は3月にも市長選の期日を決める。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年01月26日木曜日

4495チバQ:2017/02/12(日) 18:22:39
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170211ddlk05010019000c.html
<選挙>知事選 寺田氏出馬へ最終調整 8年ぶり選挙戦か /秋田
02月11日 11:37毎日新聞

 前知事で元参院議員の寺田典城氏(76)が知事選(3月23日告示、4月9日投開票)への出馬に向け、最終調整に入ったことが分かった。県議会2月定例会の議論を踏まえ、早ければ来週にも正式に意思表明する。これまで知事選に出馬表明したのは、現職の佐竹敬久知事(69)のみで、8年ぶりに選挙戦となる可能性が出てきた。

 寺田氏は取材に対し、「佐竹県政に対してものを言う人がおらず、議論がなければ秋田は衰退するばかり。政治家として責任を感じている。無競争(無投票)だけは避けなければならない」と語った。

 現在開会中の2月定例県議会で佐竹氏が示した政策方針については、「人口減少に対応した県の将来像が見えない」と批判。所得格差に応じた教育支援や、農業の集約化による担い手育成などを進めるべきだと主張した。

 県と秋田市が共同で進める新文化施設をめぐっては、「駐車場に多額の整備費を投じるべきではない」として計画の見直しを主張した。また知事選と同じ4月9日投開票の同市長選で、同様の考え方を持つ候補者が出馬した場合は、連携を模索する考えも示した。

 寺田氏は1997年から2009年まで知事を3期務めた。10年の参院選比例代表に旧みんなの党から立候補して当選、1期務めた。もし今回出馬すれば、両氏の選挙戦は20年ぶりとなる。

 知事選には民進、共産両党も候補者の擁立を検討している。【川村咲平】

4496チバQ:2017/02/13(月) 14:37:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170204_33032.html
飲酒運転の市議辞職「隠すことに耐え切れず」

 岩手県遠野市議会の小松大成議員(62)=共産=が昨年12月に市内で酒を飲んで車を運転し、物損事故を起こしたとして1月31日付で議員辞職したことが3日、分かった。
 小松氏によると、昨年12月26日午後1時ごろから、市内の共産党事務所で党関係者数人と会食し、ビールをコップ1杯、日本酒を2合ほど飲んだ。乗用車を運転して帰宅途中の午後3時ごろ、市道でガードレールに接触した。遠野署には飲酒の事実を伏せ、物損事故として届け出た。
 1月25日に党地区委員会に飲酒運転だったことを報告、辞職を決めた。31日に新田勝見市議会議長に辞職願を提出し許可された。
 小松氏は旧遠野市議を含め通算5期目。取材に対し「隠し続けることが怖くなり耐えられなくなった。市民に対し、とんでもない裏切りをした。申し訳ない」と話した。
 辞職による市議補選は、10月22日任期満了に伴う市長選と併せて実施される。


関連ページ: 岩手 社会.

2017年02月04日土曜日

4497チバQ:2017/02/15(水) 10:32:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00000051-san-l05
秋田知事選 寺田元知事が出馬へ 3選目指す佐竹氏と対決

産経新聞 2/15(水) 7:55配信


 任期満了に伴う知事選(3月23日告示、4月9日投開票)に、元知事で元参院議員の寺田典城(すけしろ)氏(76)が無所属で出馬する意向を固めたことが分かった。近く正式表明する。知事選には現職の佐竹敬久氏(69)が3選を目指して立候補すると表明しており、現職と前職がぶつかる構図となりそうだ。

 寺田氏は出馬を決断した経緯を「無投票(での当選)は民主主義の崩壊につながる」などと話している。政策面では、県と秋田市が計画している連携文化施設の白紙撤回を求める考えだ。

 寺田氏は大仙市出身。平成3年に横手市長に当選し、2期目途中の9年に知事に当選。21年まで3期12年務めた後、22年の参院選比例代表で旧みんなの党から立候補して当選し、1期務めた。民進党の寺田学衆院議員(40)は次男。

 知事選には、民進党と共産党が独自候補の擁立を模索している。
.

【関連記事】

4498チバQ:2017/02/15(水) 10:48:42
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170208-OYT1T50027.html
3県議自民会派離脱に知事疑問「なぜそこまで」


2017年02月10日 16時46分


















 山形県の吉村知事は7日の定例記者会見で、1月の知事選で吉村知事を支援した3県議が県議会の自民党会派から離脱したことについて、「政府や党中央から『頑張れ』と言ってもらっているし、自民党の推薦候補もいなかったのに、自民党会派はなぜそこまでするのか」と疑問を呈した。



 吉村知事は、自民党会派が3県議に離脱を迫ったことについて「とても一方的な気がする」と指摘。3県議に対しては「私の県政運営の良き理解者で申し訳ない思いがある」とし、「これからも県政発展のために活躍してほしい」と話した。

 そのうえで、当選後に菅官房長官や自民党本部の二階幹事長と面会して「しっかり頑張って」「自民党とも仲良くして」と言われたことを明かし、「自民党県連も理解し、協力してほしい」と述べた。

2017年02月10日 16時46分 Copyright &copy; The Yomiuri Shimbun

4499チバQ:2017/02/15(水) 16:54:50
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170215_11033.html
<政活費>鎌田県議への住民監査請求を棄却
12:16河北新報

 宮城県議会の鎌田さゆり民進党県議(泉選挙区、1期)がコンサートの入場料などに政務活動費(政活費)を支出したとして住民監査請求された問題で、県監査委員は14日、不正支出には当たらないとして、登米市の市民団体「有権者の会」の請求を棄却した。
 請求では鎌田氏が2015年12月、白石市であった音楽コンサートの入場料3000円を政活費から支出したのは不適切と指摘。監査結果では、コンサートの第2部で憲法9条に関する対談があり、「政活費の使途基準に違反していない」と結論付けた。

4500チバQ:2017/02/15(水) 17:02:57
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1702150016.html
秋田県知事選、寺田典城元知事が出馬へ 3選目指す佐竹敬久氏と対決
14:49産経新聞

秋田県知事選、寺田典城元知事が出馬へ 3選目指す佐竹敬久氏と対決
寺田典城氏
(産経新聞)
 任期満了に伴う秋田県知事選(3月23日告示、4月9日投開票)に、前知事で元参院議員の寺田典城(すけしろ)氏(76)が無所属で出馬する意向を固めたことがわかった。近く正式表明する。知事選には現職の佐竹敬久氏(69)が3選を目指して立候補すると表明しており、現職と前職がぶつかる構図となりそうだ。

 寺田氏は出馬を決断した経緯を「無投票(での当選)は民主主義の崩壊につながる」などと話している。政策面では、県と秋田市が計画している連携文化施設の白紙撤回を求める考えだ。

 寺田氏は大仙市出身。平成3年に横手市長に当選し、2期目途中の9年に知事に当選。21年まで3期12年務めた後、22年の参院選比例代表で旧みんなの党から立候補して当選し、1期務めた。民進党の寺田学衆院議員(40)は次男。

 知事選には、民進党と共産党が独自候補の擁立を模索している。

4501チバQ:2017/02/15(水) 17:30:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170208_41004.html
<大仙市長選>老松副市長が出馬意向


老松 博行氏
拡大写真
 任期満了に伴う秋田県大仙市長選(4月2日告示、9日投開票)で、副市長の老松博行氏(62)が7日、無所属で立候補する意向を固めた。10日に記者会見し、正式に表明する。
 老松氏は河北新報社の取材に「栗林次美市長が進めた花火産業構想など市政の流れを止めるわけにはいかない。若者や女性が農業や起業に挑戦できる環境づくりや、地域の均衡ある発展に貢献したい」と語った。
 老松氏は同市出身、北海道大卒。市総務部長を経て、2012年4月から現職。8日に辞職する。
 同市長選には、元市議の武田隆氏(65)が無所属で立候補を表明。栗林市長は昨年11月に4選を目指し立候補を表明したが、体調を崩したため取りやめた。

4502チバQ:2017/02/15(水) 17:51:48
http://mainichi.jp/articles/20170215/ddl/k07/010/137000c
選挙

田村市長選 出馬の本田県議が辞職 無所属で正式表明 /福島

会員限定有料記事 毎日新聞2017年2月15日 地方版
 県議の本田仁一氏(54)=田村市・田村郡選出、自民=が14日、任期満了に伴う田村市長選(4月2日告示、同9日投開票)に立候補するため、県議会議長に辞職願を提出、県議会で許可された。辞職後、県庁で記者会見し、無所属での立候補を正式に表明した。

 市長選には、現職の冨塚宥〓(ゆうけい)氏(71)=無所属…



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170215/ddl/k07/010/137000c#csidxacc98a092ecef44a4836e1066fa50d5
Copyright 毎日新聞

4503チバQ:2017/02/15(水) 17:55:14
http://www.sakigake.jp/news/article/20170215AK0001/
政活費から家族の携帯代 石川徹県議、また不適切支出判明
2017年2月15日 7時50分 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 石川徹秋田県議(52)=鹿角市・郡選挙区=が政務活動費(政活費)を不適切に支出していた問題で、2015年度に家族の携帯電話利用代の一部を政活費から支出していたことが14日、新たに分かった。家族分の支出は10万円超に上る可能性がある。石川氏は計上ミスが原因だとし、これまで明らかになった不適切支出分と合わせ、来週中にも返還手続きを行う方針。返還する総額は20万円程度になるという。

 政活費の収支報告書によると、15年6月から11カ月分の携帯電話利用代38万5510円のうち、50%相当の19万2755円を政活費から支出した。

 石川氏は取材に対し、利用代には妻や子どもの携帯代も含まれていたことを認めた。家族分は確認中としたが、家族分を差し引くと自身の分は月1万5千円程度になるという。この場合、11カ月分は16万5千円で、政活費から支出する50%は8万2500円になる。しかし実際は政活費から10万円以上多く支出した。

4504チバQ:2017/02/15(水) 18:03:17
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20170205-146702.php
本田福島県議が出馬意思 田村市長選、初の選挙戦の公算
2017年02月05日    
 任期満了に伴い4月2日告示、同9日投開票で行われる田村市長選で、田村市・田村郡選出の県議本田仁一氏(54)=自民、2期=は4日、福島民友新聞社の取材に対し「より田村市のために働きたいと思う。地域の衰退にブレーキをかけたい」と述べ、立候補の意思を明らかにした。



 同市長選を巡っては、現職の冨塚宥暻氏(71)=無所属、3期=が立候補を表明しており、2005(平成17)年3月の町村合併に伴う市発足以降初の選挙戦となる公算が大きくなった。

 本田氏は2月定例県議会が開会予定の14日にも辞表を提出し、無所属で立候補する見通し。近く正式に表明する。

4505チバQ:2017/02/15(水) 23:32:21
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20170115-141636.php
川俣町長選は短期決戦 古川町長辞意で候補者擁立の動き
2017年01月15日    
 川俣町の古川道郎町長(72)=無所属、4期=が体調不良を理由に任期途中で辞職する意向を固めた。山木屋地区の避難指示解除を3月31日に控える中、復興のかじ取り役を選ぶ町長選を巡る動きが地元の政治家や町関係者らを中心に水面下で動き始めた。



 「山木屋の避難指示解除がある。かつてのような川俣町長選ではないよ」。古川氏の辞意を受け、町の事情に詳しいある関係者はこう話す。

 川俣町では、町を二分した激しい町長選が何度も繰り広げられ、その結果が町政の方向性を百八十度変えることもあった。町民はそのことをよく知っている。しかしこの関係者は、避難指示解除を間近に控えた次期町長選は、ひと昔前のような激戦にはならないとの見方を強める。

 選挙の時期は早ければ2月下旬ごろとなる見込みで、短期決戦となる。複数の関係者によると、古川氏は後継者を指名する意向はないとみられ、擁立の動きは混沌としている。

 候補者として町職員OBや県議、町議ら複数の名前が浮上しているが、動きが本格化するのは古川氏が辞職した後になるとみられる。

 古川氏は週明けにも町議会に辞職願を提出し、辞職は2月上旬となる見通しだ。古川氏は東京電力福島第1原発事故後の復興を最優先に町政を導いてきた。

 福島民友新聞社の取材に対して古川氏は「復興の道筋は付けることができたと思う。本格復興は後任に託したい」と述べており、今後の候補者擁立の動きに注目が集まる。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20170209-147733.php
連合福島が新人・藤原氏支援する方向へ調整 川俣町長選
2017年02月09日    
 連合福島は、川俣町の古川道郎町長の辞職に伴い、21日告示、26日投票で行われる同町長選について、立候補を表明している元町収入役の藤原一二氏(70)を支援する方向で調整に入った。8日に福島市で開かれた民進、社民両党県連との3者協議会で示した。



 また、任期満了に伴い4月9日告示、16日投票で行われる郡山市長選については、現職の品川萬里氏(72)を推薦する方針を説明した。次期衆院選に向けては、県内小選挙区の民進、社民両党の候補者擁立状況を確認した。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20170201-145722.php
佐藤氏、高橋氏が出馬意思 川俣町長選、4氏の激戦見通し
2017年02月01日    
 川俣町の古川道郎町長(72)の辞職に伴い21日告示、26日投票で行われる川俣町長選で、新人で伊達市・伊達郡選出の県議佐藤金正氏(68)=自民、4期=と、新人で川俣町議の高橋道弘氏(63)=無所属、3期=が31日、立候補する意思を固めた。



 佐藤氏は1日に開く連合後援会の拡大役員会で、高橋氏は4日に開く後援会の会合でそれぞれ最終決断するとみられる。町長選にはこのほか、無所属新人で不動産業の半沢清義氏(73)、無所属新人で元川俣町収入役の藤原一二氏(70)が出馬の意思を示しており、4氏による激戦となる見通し。

4506チバQ:2017/02/16(木) 17:06:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170216-00000006-khks-pol
<仙台市長選>奥山市長 態度明かさず

河北新報 2/16(木) 10:59配信

 任期満了(8月21日)に伴う仙台市長選が約半年後に迫り、2期目の現職奥山恵美子市長(65)の動向が焦点となっている。前市長の梅原克彦国際教養大教授(62)が立候補を検討していることが河北新報社の取材で明らかになったが、奥山氏は依然として態度を明かさない。選挙間近で3選に名乗りを上げるとの見方が大勢だ。



 「梅の便りだけでなく、『梅』の話もちらほら聞こえてくる」。15日、市議会2月定例会の代表質疑。自民党の斎藤範夫氏は、梅原氏が立候補を検討中との報道を踏まえ、見頃が近づく梅の花に掛けて奥山氏に3期目への意欲をただした。
.

 奥山氏は「一つ一つの仕事に全力で取り組む」「一歩一歩、着実に歩みを進める」と無難な答弁ではぐらかした。民進党系の市民フォーラム仙台の加藤健一氏は「現職の動向は大きな影響がある」と食い下がったが「適切な時期に市民にお知らせする」と奥山氏の答弁は変わらなかった。
.

 奥山氏は前回も2月定例会で立候補の意思を示さず、選挙約2カ月前の5月に記者会見で表明した。斎藤氏はこの経緯に触れ「議会との対話は望んでいないようだ」と不満を示した。
.

 奥山氏は市内で7日にあった後援会の総会でも市長選に言及しなかった。後援会幹部は「あまり早く手を挙げても市民の関心が続かない。表明は前回と同時期だろう」とみる。
.

 「胸の内」は随所に透けて見える。総会後の新年会で行った講演で、人口や地価の伸びが好調な福岡市を引き合いに「仙台の頑張る力も負けていない。さらに飛躍し全国に羽ばたく」と述べ、今後の市政運営に意欲をにじませた。
.

 市長選日程は、8月上旬の仙台七夕まつり期間中を外す慣例などを考慮すると7月9日か16日の告示、23日か30日の投票が有力。
.

 市長選では梅原氏が11日、河北新報社の取材に立候補を検討していると表明。ただ、タクシーチケットの不適正使用問題などで再選立候補を断念した経緯があり、立候補の環境が整うかどうかは不透明だ。共産党も市民団体主導の候補者擁立を目指している。

4507チバQ:2017/02/17(金) 15:08:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000004-khks-pol
<秋田知事選>寺田氏出馬 県議は困惑と期待

河北新報 2/17(金) 10:42配信

 秋田県知事選(3月23日告示、4月9日投開票)に16日、前知事の寺田典城氏(76)が立候補を表明したことを受け、知事時代の寺田氏と県議会で対立した自民党県議からは「なぜだ」と困惑の声が漏れた。寺田氏には知事を3期務めた実績と知名度があるだけに、3選を目指す現職の佐竹敬久氏(69)にとっては「手ごわい相手になる」(無所属会派の県議)と、激戦を予想する声もある。

【秋田知事選】前知事が出馬表明 8年ぶりの選挙戦に
.

 「無投票を避けるためという理由は分かるが、何で彼なんだ」。県議会の最大会派自民党の鈴木洋一会長(72)は率直な胸の内を明かした。寺田氏のかつての県政運営を「議案の出し方が唐突だった。混乱した12年間だった」と振り返る。
.

 寺田氏の任期中に議長を務めた同党の大野忠右エ門県議(78)は「立候補の可能性は半々だと思っていた。驚きだ」と話す。寺田氏を「即断即決タイプ。議会軽視の面があり、やりにくかった」と評した。
.

 一方、2005年の知事選で寺田氏と戦った無所属会派の佐藤正一郎県議(63)は、女性副知事を誕生させて男女共同参画の実現に貢献するなど「先取りした政策が多くあった」と手腕を評価する。
.

 知事選の対応に悩むのが社民党県連。同党は過去の知事選で寺田氏、その後は佐竹氏を支援してきただけに、現職対前職という異例の対決に戸惑いを見せる。
.

 党県連代表の石田寛県議(69)は「2人ともそれぞれ党が擁立した経緯があり、今回は難しい立場にある。どちらかを支援すれば反感を買う」と漏らす。その上で「党としては自主投票になるだろう」と話す。
.

 2人が知事選で戦うのは、寺田氏が佐竹氏を僅差で破って初当選した1997年以来、20年ぶり。ある県議は「寺田氏には知名度とキャリアがある。現職にとって最も手ごわい相手になるのでは」と予想する。

4508チバQ:2017/02/19(日) 18:35:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170217ddlk05010059000c.html
<選挙>知事選 寺田・前知事、出馬表明 佐竹県政批判「閉塞感生んだ」 /秋田
02月17日 11:52毎日新聞

 任期満了に伴う知事選(3月23日告示、4月9日投開票)は、前知事で元参院議員の寺田典城氏(76)の立候補表明で「無風状態」から一転、選挙戦が確実となった。3選出馬を既に表明している佐竹敬久知事(69)とは、1997年の知事選以来、20年ぶりの激突となる。告示までひと月余りに迫るなか、選挙モードが本格化してきた。【川村咲平、池田一生】

 16日、県庁で記者会見した寺田氏は出馬を決めた理由について「無競争はよくないので、県民に選択肢を持っていただきたい。今の秋田県は変えなければならない」と説明。

 佐竹県政に対し「古風な政治手法と議会対策ばかりで、新たな切り口がない。秋田に閉塞(へいそく)感を生んだ」と厳しく批判。県と秋田市が進める新文化施設についても「人口減の時代に必要な規模か。補助金ありきだ」と白紙撤回を主張した。

 情報公開の徹底や、しがらみのない自由な政治を掲げ、政策面では「モノより人にお金を使う」を強調。小中一貫教育に加え、高校で海外留学可能な体制構築を挙げた。

 また、血縁関係のない高齢者と子育て世帯が「シェアハウス」で同居するなどの政策も提示。人口減対策は「(人口減は)避けられないが、女性の負担軽減策を考えたい」と述べた。

 また選挙戦では新文化施設問題などで必要に応じ、秋田市長選の候補と連携する可能性を示唆した。

 寺田氏は横手市長を経て、97年の知事選で佐竹氏などを破って初当選。2009年まで3期務め、10年の参院選比例代表に旧みんなの党から立候補して当選、1期務めた。

 ◇佐竹氏「自分の選挙進める」

 寺田氏の出馬表明に、各政党からはさまざまな反応が出た。

 自民党県連の小松隆明幹事長は「政策を検証したわけではないが、知事時代の経緯を考えると寺田氏支援は考えにくい」と「佐竹支持」は変わらないとの考えを示した。

 公明党県本部の田口聡代表は「佐竹知事は前県政と比べて国、市町村との連携ができている。寺田氏はまずかつての自らの県政運営を検証すべきだ」と疑問を呈した。

 候補擁立を模索し続けている民進党県連の沼谷純代表は「党としての対応を検討する。現時点では寺田氏との連携も含め未定」と慎重姿勢。今月中に常任幹事会を開いて方針を決める意向を示した。

 共産党県委員会の米田吉正委員長は「独自候補擁立の方針に変わりはない」としたが、「寺田氏から(選挙協力の)話があれば、頭ごなしに否定するつもりもない」と含みを持たせた。社民党県連の石田寛代表は「佐竹県政の実績や両候補の政策を検証し対応を決めたい」とした。

 佐竹知事は同日、取材に「対抗馬が現れる前提で準備を進めている。相手に関係なく、自分の選挙を進めるだけ」と淡々と話した。

4509名無しさん:2017/02/20(月) 16:55:29
渡辺さん「公約、着実に実現」 五城目町長選・4選
19日に投開票が行われた秋田県五城目町長選で、4選を果たした現職の渡辺彦兵衛さん(69)は、同町高崎の選挙事務所に集まった約150人の支持者を前に「12年間の町政運営が町民から評価された結果」と喜びを語った。
渡辺さんは当選が判明した午後9時ごろ、支持者の前に姿を現し、拍手と歓声に迎えられた。妻はる美さん(68)らと満面の笑みで万歳三唱し、だるまに墨を入れて喜びを分かち合った。
ttp://www.sakigake.jp/news/article/20170220AK0009/

4510チバQ:2017/02/22(水) 21:00:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170222_41030.html
<男鹿市長選>菅原県議が辞職、出馬へ

 任期満了に伴う秋田県男鹿市長選(4月2日告示、9日投開票)への立候補を表明している秋田県議の菅原広二氏(65)=男鹿市選挙区=は21日、辞職願を県議会事務局に提出した。同日の県議会定例会(2月議会)の本会議で許可された。
 男鹿市選挙区の県議補選は、県議の能登祐一氏の死去に伴う能代選挙区の補選とともに、3月31日告示、4月9日投開票となる見通し。


関連ページ:秋田政治・行政
2017年02月22日水曜日

4511チバQ:2017/02/23(木) 21:27:10
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170223_41011.html
<秋田知事選>現前対決軸か 民・共擁立探る
16:43河北新報

<秋田知事選>現前対決軸か 民・共擁立探る
寺田 典城氏(左)  佐竹 敬久氏(右)
(河北新報)
 任期満了に伴う秋田県知事選(3月23日告示、4月9日投開票)は、告示まで1カ月となった。これまでに立候補を表明したのは、3選を目指す現職の佐竹敬久氏(69)と、前知事で参院議員を務めた寺田典城氏(76)の2人で、8年ぶりの選挙戦となる見通し。民進党県連と共産党県委員会はそれぞれ独自候補の擁立を模索するが、作業は大幅に遅れており、選挙の構図は固まっていない。
 佐竹氏は、県の最重要課題に人口減少を挙げ、新年度に対策に特化した部を新設する方針。県議会で「新しい部の設置は人口減克服に向けた私の強い決意と覚悟を示すものだ」と述べ、3期目への意欲を示した。
 連合秋田と県農協政治連盟が推薦を決め、県議会で友好関係にある自民党県連も支持する方針で、着実に支持基盤を固めている。
 寺田氏は、佐竹県政を「古風な手法で議会対策をして、(取り組みに)新たな切り口がほとんどない」と批判。佐竹氏が2期目の公約に掲げ、秋田市と連携して進める新文化施設計画は「補助金があるから整備するというのは本末転倒だ」と白紙撤回を主張する。
 選挙では政党や団体に推薦を求めない考えで、組織に頼らない戦術を描く。
 2人が知事選で戦うのは1997年以来、20年ぶり。前回は寺田氏が佐竹氏を僅差で破って初当選した。
 民進は当初、党所属の衆院議員を軸に候補者擁立を目指したが、本人が固辞したとみられる。
 共産は2月中の候補者擁立を目指す。

4512チバQ:2017/02/26(日) 20:42:18
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170226_41013.html
<秋田知事選>自民県連 現職佐竹氏支持へ
17:41河北新報

 任期満了に伴う秋田県知事選(3月23日告示、4月9日投開票)で、自民党県連は25日、現職で3選を目指す佐竹敬久氏(69)の支持を決めた。県連は2009年と13年の知事選でも佐竹氏を支持をした。
 秋田市内であった選挙対策特別委員会で決定した。終了後、県議会自民党会派の鈴木洋一会長は報道各社の取材に「稲作一辺倒からの脱却を目指し、園芸産出額を伸ばしている。2期8年の政策推進の手法は手堅く、成果が出ている」と説明した。
 鈴木氏によると、13日に佐竹氏側から支持要請があった。鈴木氏は「支持ではあるが、県連として全力で応援していく」と述べた。
 秋田市長選(4月2日告示、9日投開票)では同党秋田市支部が、現職で3選を目指す穂積志氏(59)の支持を決めている。

4513チバQ:2017/02/28(火) 00:12:06
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK2W5G6BK2WUBUB00J.html
「うつ病」と診断、秋田・大仙市長が辞任届を提出
02月27日 20:37朝日新聞

 自宅療養中の栗林次美・秋田県大仙市長は27日、市議会議長あてに辞任届を提出した。栗林市長は1月31日に体調不良のため病院を受診。「うつ病」で2月末までの療養が必要と診断され、28日まで久米正雄副市長が市長の職務代理者に指名されていた。

 栗林市長の自宅で辞任届を受け取った久米副市長によると、栗林氏は先週、病院で3月末までの加療が必要と診断された。「療養が長引くことが分かり、職にとどまることで市民に迷惑をかけたくない」などと話したという。様子については「声も大きく、以前より元気になった」と語った。

 市によると、市長の辞任は6日の議会で同意を得る見通し。選挙管理委員会が辞職を受けて選挙日程を検討するが、4月9日を予定していた投開票日を変更することはないとみている。新市長の就任まで久米副市長が職務代理者を務めるという。

4514チバQ:2017/02/28(火) 13:18:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-00000018-khks-pol

大仙市長が辞職願 病気療養で休職中

河北新報 2/28(火) 13:13配信

 病気療養のため休職中の秋田県大仙市の栗林次美市長(69)が市に辞職願を提出したことが27日、分かった。辞職願は同日付。

 栗林市長は1月31日、市内の病院でうつ病と診断され、2月の1カ月間、自宅療養すると発表した。市関係者によると、24日に受診した際、3月末までさらに1カ月の療養が必要と診断されたため辞職を決めた。 市は3月6日の市議会本会議に、市長の辞職願への同意を求める議案を追加提出する。即日採決され、同意されれば同日付で辞職となる。不同意の場合でも、地方自治法の規定により、辞職願提出から20日となる3月18日付で自動失職する。

 4月16日の任期満了に伴う同市長選は2日告示、9日投開票の日程が決まっている。市長の辞職に伴う選挙になった場合でも、日程は変更にならない見通し。市長職務代理者は現行のまま久米正雄副市長(68)が4月9日まで務める予定。

4515チバQ:2017/03/01(水) 20:00:41
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170224_73060.html
<脱原発 東北の群像>熱狂は失われたのか
02月26日 12:30河北新報

<脱原発 東北の群像>熱狂は失われたのか
代表の西さん(左手前)を先頭に45人が参加した金曜デモ。4年半で216回を数えた=2017年2月17日午後6時50分ごろ、仙台市青葉区一番町4丁目
(河北新報)
 東北で反原発運動に人生をささげ、警告を発し続けてきた人々がいる。福島第1原発事故は、その「予言」を現実のものにする一方、運動が積み重ねてきた敗北の歴史も浮き彫りにした。事故から間もなく6年。国が原発再稼働を推し進める中、彼らは何を感じ、どう行動するのか。(報道部・村上浩康)

◎忘却にあらがう(1)路上の声

 「第216回脱原発みやぎ金曜デモ、今日も元気に参りましょう、出発!」
 17日金曜日の夜、仙台市の繁華街。太鼓のリズムに乗ってコール・アンド・レスポンスが響く。原発いらない、命が大事、女川原発再稼働するな-。行き交う人々は迷惑げな、あるいは好奇の目を投げ掛け、通り過ぎる。
 街の若者たちに聞いた。脱原発デモ、どう思う?
 「うるさい」「興味ない」「続ける意志はすごいと思うけど…」「デモはちょっと怖いかもー」

<見知った顔>
 仙台のデモは2012年7月に始まった。ブログやツイッターの呼び掛けに応じ、当初は約300人が集まった。この日の参加者は45人。大半が50、60代。皆見知った顔になった。
 先頭に立つのは金曜デモの会代表の西新太郎さん(53)。「今も毎回これだけの人が集まってくれる。原発がなくなる日まで、粘り強く続けたい」
 12年6月29日。首相官邸前を20万人(主催者発表)が埋め尽くした。熱狂は全国各地に飛び火した。「原発は止められる」。誰もがそう感じた。
 が、高揚は続かなかった。東京電力福島第1原発事故の生々しい恐怖が薄れるにつれ、参加者は波が引くように減っていった。川内、高浜、伊方。各地で原発再稼働が進んだ今、官邸前の金曜デモの参加者は800人程度になった。
 首都圏反原発連合の中心メンバー、ミサオ・レッドウルフさんは「官邸前行動が、安全保障関連法などを巡る抗議行動につながり、市民運動の形を変えた」と自負する。半面、運動を支えるモチベーションが下がってきたと感じている。参加者の減少や固定化といった課題は仙台と同じだ。

<思いは心に>
 反原発運動の歴史は、敗北の繰り返しだった。スリーマイル島原発事故(1979年)、チェルノブイリ原発事故(86年)…。その都度高まりを見せた危機感は、徐々に薄れ、忘れられた。
 あいコープみやぎ専務理事の多々良哲さん(58)は、福島事故が植え付けた思いは一過性ではないと信じる。12年6月、官邸を取り囲んだ群衆の一人。40年近く運動に関わってきた経験でも、見たことのない光景だった。
 「日本の市民が初めて『社会を変えられるかもしれない』『自分たちが主人公なんだ』と気付いた。原発を止めるのは大変だが、絶対に前に進んでいる」
 仙台のデモを支える市民団体の一つ「みやぎ脱原発・風の会」事務局長の舘脇章宏さん(51)は悲観していない。「昔の閉じた運動に比べ、アクターは多様化した。デモに参加しなくても、脱原発の思いは多くの人の心に潜在している」
 声なき世論に声を届けるべく、路上の訴えは続く。

4516チバQ:2017/03/01(水) 20:01:09
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170224_73061.html
<脱原発 東北の群像>長き闘い 諦めの先へ
02月26日 13:00河北新報

<脱原発 東北の群像>長き闘い 諦めの先へ
受賞祝賀会で講演する篠原さん。仲間と苦闘した過去を振り返りつつ、これからの運動を見据えた=2017年2月19日、仙台市青葉区
(河北新報)
 東北で反原発運動に人生をささげ、警告を発し続けてきた人々がいる。福島第1原発事故は、その「予言」を現実のものにする一方、運動が積み重ねてきた敗北の歴史も浮き彫りにした。事故から間もなく6年。国が原発再稼働を推し進める中、彼らは何を感じ、どう行動するのか。(報道部・村上浩康)

◎忘却にあらがう(2)時は流れ

 「運動は一朝一夕にはいかない。続けることは大事だが、繰り返すだけでは、新鮮な感受性やエネルギーが失われる」
 脱原発東北電力株主の会代表などを務める仙台市泉区の篠原弘典さん(69)。女川原発(宮城県女川町、石巻市)との長い闘いは、東北大工学部原子核工学科に在学中の1970年10月、女川町であった漁民総決起集会への参加にさかのぼる。
 78年8月、漁協が女川原発建設に伴う漁業権放棄を可決したのが一つの節目だった。最盛期に3000人以上が集結した反対運動の最大最後のとりでが崩れ落ちた。「抵抗の手だてを失い、諦めが広がった」と振り返る。81年に起こした全国初の建設差し止め訴訟では、2000年に最高裁が訴えを棄却した。

<同志ら他界>
 国や電力会社は担当者が代わるが運動は違う。多くの先輩、同志と申し入れや株主提案などの抵抗を続けた。多くが鬼籍に入り、4月に70歳になる篠原さんは、その無念さを思う。
 東京電力福島第1原発事故は「脱原発という目的を明確にさせた」。ただ、土壌汚染や指定廃棄物最終処分など各地域で課題が異なり、脱原発は大きなうねりになっていないと感じる。
 もどかしさは立地地域にも漂う。女川町議の阿部美紀子さん(65)は、反対運動の象徴で町議も務めた宗悦さん(12年死去)の長女。父は東日本大震災で被災後、福島事故を知り「こんなのは見たくなかった」と悔しさをにじませた。
 父の影響で「当たり前に反原発になった」と阿部さん。父に反抗した時期もあったが、漁業権を奪われながら運動に私財を投じ、浜を回って人々を説いて集会をまとめ上げた無私の行動力はまねできないと思う。
 父の仲間も多くが世を去った。原発への不安は町民に潜在的にあると感じるが、原発3基の既成事実が積み上がった地元で、かつてのような抵抗を再現するのは難しい。「反対を叫ぶだけでは行き詰まる。新しく何かをつくることが必要だと思う」。漠然とだが、父とは異なる形で原発に頼らない未来を模索する。

<孤立させぬ>
 反原発科学者グループ「熊取6人組」の一人、元京大原子炉実験所助教の小出裕章さん(67)は「美紀ちゃん(阿部さん)のように地元で抵抗する根っこを孤立させてはならない」と話す。東北大で篠原さんの2年後輩。女川の運動に関わった青春が原点にある。
 人が生きること、まちをつくるという営みを小出さんは女川から学んだ。「原子力は麻薬。患者である地域が自立するには、どう生きるかのビジョンを外部が示さなければ」と話す。
 67年の女川原発計画浮上から50年。篠原さんは長年の運動を評価され、16年度の「多田謡子反権力人権賞」を受賞した。17年2月19日、仙台市であった祝賀会で誓ったのは、新たな「現地主義」の構築だ。「女川は原発城下町になって本当に豊かになったのか。未来は明るくなったのか。原発のない未来へ議論の土台をつくり、働き掛けていく」

4517チバQ:2017/03/01(水) 20:01:41
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170224_73062.html
<脱原発 東北の群像>「首長奪取」遠い悲願
02月26日 13:30河北新報

<脱原発 東北の群像>「首長奪取」遠い悲願
最下位に終わった町長選で敗戦の弁を語る熊谷さん。原発反対を貫いた亡き母あさ子さんとの写真が見守る=2017年1月15日、青森県大間町の「あさこはうす」
(河北新報)
 東北で反原発運動に人生をささげ、警告を発し続けてきた人々がいる。福島第1原発事故は、その「予言」を現実のものにする一方、運動が積み重ねてきた敗北の歴史も浮き彫りにした。事故から間もなく6年。国が原発再稼働を推し進める中、彼らは何を感じ、どう行動するのか。(報道部・村上浩康)

◎忘却にあらがう(3)選挙の壁

 34票。惨敗だった。「準備不足を反省している」。青森県大間町長選があった1月15日の夜。熊谷厚子さん(62)は、初挑戦の町長選を淡々と受け止めた。
 電源開発が町内に建設中の大間原発に反対し、土地売却を拒み続けたあさ子さん(2006年死去)の長女。事務所となったログハウス「あさこはうす」は、原子炉予定地からわずか250メートルの場所に立つ。

<反対叫ばず>
 母娘2代が守る土地は反原発の象徴として全国の注目を集めてきた。しかし熊谷さんは町長選で「反対」を掲げなかった。公約集は原発の2文字すらない。
 立候補表明は告示前日。全国の反対派に支援を求めることもなかった。原発推進の現職が2000票余りで4選された選挙で、原発反対を訴えた町外出身候補の79票にも及ばなかった。
 迷いにも見える姿勢は立地町の住民ゆえの苦心の産物だった。「雇用や地域振興で原発は生活に溶け込んでいる。もちろん反対だけど、それでは解決しない。外から来た人が騒いでも生活はずっと続く。生活者、一町民でやりたかった」
 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場など核燃サイクル施設が立地する青森県六ケ所村。菊川慶子さん(68)は村長選、村議選に核燃反対を掲げて計3度挑み、落選した。県内外から多くの支援を受けたが大勢は変わらなかった。「反対を言わないのは極端だが、全国の支援者に頼りたくない熊谷さんの気持ちは分かる」と言う。地元で反対を叫ぶ難しさは骨身に染みる。
 青森県では立地町村の選挙のほか、知事選、国政選挙で幾度も原子力・核燃政策が争点に上った。反対運動が伝統的に選挙に注力してきた証しだ。

<新潟に続け>
 「選挙以外にない。住民の底流にある思いを引き出し、立地自治体の長を取って政治を変えなければ、脱原発や核燃阻止は難しい」。旧浪岡町長の平野良一さん(88)が指摘する。
 核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会の共同代表を長く務め、今は顧問。自身も2003年知事選で反核燃の不戦敗を避けるべく立候補し、敗れた。その後も知事選などで反核燃候補を支援するたびに苦杯を重ねてきたが、信念は変わらない。
 93年着工の再処理工場は相次ぐトラブルで23回も操業延期が続く。一方、05年に東北電力東通原発(青森県東通村)が稼働、大間原発と使用済み核燃料中間貯蔵施設(青森県むつ市)が建設中。集中立地の既成事実化が進む。
 「福島の事故で変わると考えたが、甘く見過ぎた。大義名分で大ざっぱに押せば勝てると自己満足し、新しい運動をつくれなかった。私らの責任は大きい」と平野さん。
 15年知事選は反核燃の新人が12万票を獲得。供託金没収を免れ、ささやかだが手応えを感じた。16年、再稼働慎重派を当選させた新潟県知事選の再現があれば-と希望を見いだす。
 一線を退いた今も考え続ける。「正論や原則論を唱えるだけでなく、政治、司法、市民運動の現実的な場にどう生かすか。あの世に行くまで、できることは何でもやる」

4518チバQ:2017/03/01(水) 20:01:59
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170224_73063.html
<脱原発 東北の群像>悔恨 それでも訴える
02月26日 14:00河北新報

<脱原発 東北の群像>悔恨 それでも訴える
大学生を前に福島の現状を語る武藤さん。考え、行動することの大切さを次世代に訴える=2016年11月、仙台市青葉区の東北文化学園大
(河北新報)
 東北で反原発運動に人生をささげ、警告を発し続けてきた人々がいる。福島第1原発事故は、その「予言」を現実のものにする一方、運動が積み重ねてきた敗北の歴史も浮き彫りにした。事故から間もなく6年。国が原発再稼働を推し進める中、彼らは何を感じ、どう行動するのか。(報道部・村上浩康)

◎忘却にあらがう(4)分断から

 あんたの言う通りだったな、と言われる。反原発の訴えは人々に届いたとは思うが、遅きに失した。あの事故から6年がたつ。
 「圧倒的少数派だった。圧倒的に。一政党や労働組合が原発を阻止するなんて無理がある」
 石丸小四郎さん(74)は避難先の福島県いわき市で、今も無力感と悔恨を抱える。東京電力福島第1原発1号機が稼働した翌年の1972年、旧社会党を中心に結成した双葉地方原発反対同盟の代表。自宅がある福島県富岡町は全町避難が続く。

<事故が証明>
 党の支部委員長だった岩本忠夫さん(2011年死去)の誘いで運動に加わった。「核と人間は共存できない」と話した岩本さんは後に双葉町長として原発推進に転じたが、その言葉の正しさは、福島第1原発事故が図らずも証明した。
 1号機が東北で最初に稼働した後も少数派の苦闘は続き、計10基が立地する原発県となった。一坪地主運動などで粘り強く闘った東北電力浪江・小高原発が最終的に計画撤回となったことは、小さな救いだ。
 石丸さんも年を重ねた。一時体調を崩した。が、バトンは渡せずにいる。「原発反対とは、苦労が多く喜びのないものだった。一緒にやろうと言えなかった。俺自身の駄目なところだ」
 石丸さんは今、講演などで原子力の存在が持つ罪深さを訴える。過疎地と電力消費地。原発マネー。労働被ばく。事故はさらに、放射能汚染や賠償金、自主避難と帰還、低線量被ばくを巡る認識など、被害者同士にさえ分断を生んだ。
 「原発をなくすため最後の人生を懸ける」。石丸さんの闘いは終わらない。

<困難さ実感>
 福島原発告訴団団長の武藤類子さん(63)=福島県三春町=は、副団長の石丸さんらと共に東電旧経営陣の刑事責任を追及する。「事故の責任が問われ、償われることが、原発を止める一つの方法になる」と話す。
 国は帰還政策を急ぐ。事故や被害者を消し去る行為に見える。心の中の不安、不満、反対を口に出し続けていくことが、難しくなってきていると感じる。
 武藤さんは、86年のチェルノブイリ原発事故をきっかけに、友人と小さなグループを立ち上げた。当時、女性が主な担い手となり「反原発ニューウエーブ」と呼ばれた世代に当たる。
 「政党や労組みたいな古い組織が嫌でやってきたけど…。私たちも自己犠牲で頑張ってしまう世代。古くなりつつあると思う」
 事故後、県内外に無数に誕生した市民団体は、多くが自然消滅していった。運動の盛衰を知るだけに、仕方がないとは思う。
 「後始末は、事故を引き起こした私たち世代の責任でやる。今の若い人は反対するのが苦手。ノーではなくイエス、プラス思考の生き方をしてほしい」
 発電方法の一つにすぎない原子力が生んだ大事故を、きちんと問い直す。必要なのは、自分の頭で考え、つながり、一喜一憂せず、諦めないこと-。武藤さんは若者に呼び掛ける。

4519チバQ:2017/03/01(水) 20:02:13
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170224_73064.html
<脱原発 東北の群像>学び つなぎ 踏み出す
02月26日 14:30河北新報

<脱原発 東北の群像>学び つなぎ 踏み出す
畳の部屋で、お茶を飲みながら話すのは原発問題。「ぶんぶんカフェ」の参加者は老若男女がいて幅広い=2016年12月11日、仙台市宮城野区
(河北新報)
 東北で反原発運動に人生をささげ、警告を発し続けてきた人々がいる。福島第1原発事故は、その「予言」を現実のものにする一方、運動が積み重ねてきた敗北の歴史も浮き彫りにした。事故から間もなく6年。国が原発再稼働を推し進める中、彼らは何を感じ、どう行動するのか。(報道部・村上浩康)

◎忘却にあらがう(5完)新しい芽

 国や電力会社、メディアへの不信、行き場のない不安が頂点に達していた。

<肩肘張らず>
 「『やっと話を聞いてもらえた』と泣きだす参加者もいた」。仙台市でカフェを年5回ほど開くサークル「ぶんぶんカフェ」のスタッフ斎藤春美さん(仙台市青葉区)は、東京電力福島第1原発事故直後に開催した時の様子を振り返る。
 斎藤さんは2006年、映画「六ケ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督)の上映会に関わった縁で、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)に反対する宮城県の若者らのグループ「わかめの会」に入った。他県の団体と一緒にデモをしたこともある。
 もっと肩肘張らず、気軽に語れる場をつくりたい。11年2月、30〜50代の女性数人でカフェを始めた。翌月の原発事故を受け、2回目以降は参加が50人に膨らんだ。今は15人前後。3月5日で34回になる。
 畳の部屋に車座。話題は原発、放射線、廃棄物、核燃料サイクル、電力自由化-。お茶を飲み、話し合う。不安の共有だけでは続かない。語らいと学びがあるから、今も新たな参加者が訪れる。斎藤さんは「伝える場として息長く続けていきたい」と話す。
 事故はエネルギーの在り方を問い直した。自然エネルギーの拡大を目指す「エネシフみやぎ」は12年発足。脱原発は掲げない。「ノーは言わない。否定しない。イエス、肯定で前向きな力になる」と副代表の小野幸助さん(40)=泉区=。
 企業会員は募らず、個人が緩やかにつながる。イベントを開催し、県内外のハブ的役割も果たす。代表で環境エネルギー政策研究所(東京)研究員の浦井彰さん(59)=青葉区=は「しかめっ面でなく楽しく。次の世代にどんな社会を伝えるかが重要だ」と語る。

<考える場に>
 東日本大震災と原発事故で日本は変わったのか。
 行動する若者は増えた。16年8月解散した学生グループ「SEALDs TOHOKU」(シールズ東北)は15年、安全保障関連法への反対運動を展開した。
 メンバーだった東北大法学部3年の久道瑛未さん(21)、安達由紀さん(21)にとって生まれて初めてのデモ。手続きなどを脱原発デモから教わった。
 それまで原発に無関心だった。久道さんは「安保は法案を止めるか止めないか緊急性が明確。原発はゴールが見えない。やれることが安保だった」と言う。
 「原発も大事な問題なのに、考える場がない」と安達さん。久道さんも「再稼働が進んでいない今考えなければ、また思考停止になってしまう」と感じる。
 「原発いらない、命が大事」。今月17日夜、脱原発みやぎ金曜デモ。コールを担当した青葉区の女性(39)は、シールズの安保デモ参加を機に2年前から足を運ぶ。友人には言っていない。「声を上げられる場所はここしかない」
 太白区の女性(74)は昨年末から。「他人ごとじゃないって目覚めたの」。小柄な体に充実感が漂う。
 踏み出す人がいる限り、忘却にあらがう道は続く。

4520チバQ:2017/03/01(水) 20:02:50
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170224_73065.html
<脱原発 東北の群像>原子力問う3人の視点
02月26日 15:00河北新報

<脱原発 東北の群像>原子力問う3人の視点
伴英幸氏(ばん・ひでゆき)生活協同組合専従などを経て、1990年に原子力資料情報室スタッフ。95年事務局長。98年から共同代表を務める。三重県出身。
(河北新報)
 東京電力福島第1原発事故は、日本の原子力政策とともに脱原発運動の在り方を問い掛けた。市民運動、演劇、哲学の立場で原子力と向き合う3人に聞いた。

◎司法と選挙突破口に/原子力資料情報室共同代表 伴英幸氏

 原子力資料情報室(東京)は1975年に故高木仁三郎氏らによって設立されて以来、反原発運動の理論的支柱となってきた。共同代表の伴英幸さん(65)は、運動の今について「各地が精いっぱいの活動を展開しているが、政策転換につなげる具体的な手だて、戦略が見えていない」と分析する。
 突破口とすべき変化はあると感じる。一つは、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転を差し止めた大津地裁の仮処分決定(2016年3月)などの司法判断だ。「安全を求める世論を受け、原発に疑問を示す裁判官が増えている。闘いの切り口になった」とみる。
 もう一つは選挙。昨年の新潟県知事選で再稼働慎重派が当選した。「反対運動だけでなく、野党統一候補が実現した点で大きな変化だ」。運動全体として従来以上に政治に力点を置いた取り組みが必要と考える。
 再生可能エネルギーの担い手が脱原発の訴えに共鳴し、運動に厚みを加えていることにも期待を寄せる。
 課題は世代交代。「われわれ全共闘世代の直接要求型の運動を継承するのは難しい。若い世代はいわば対案提示型。新しいスタイルを確立してほしい」
 13年に発足した市民団体「原子力市民委員会」のように、議論を土台に政策提言する動きも出てきた。「脱原発を決定したドイツと比べ、日本は観念的な議論に終始してきた。今こそ原発のリアルな畳み方を詰めなければならない」と見据える。

◎成果求めず声上げる/役者 愚安亭遊佐氏

 「原子力に関わった所は皆、壊れていく」。むつ市関根浜出身の役者、愚安亭遊佐さん(70)は、原子力開発は地域に悲劇しかもたらさないと言う。
 本名松橋勇蔵。下北弁で一人芝居を続け40年近くになる。作品「人生一発勝負」は母がモデル。「百年語り」は父、「こころに海をもつ男」は六ケ所村の漁師、そして近年の「鬼よ」は兄。豊かな海に根差した人々の営みと、巨大開発に翻弄(ほんろう)される悲哀を演じてきた。
 漁師の家に生まれ、東京の大学時代に演劇を志した。全国を芝居行脚していた1981年、74年に放射線漏れを起こした原子力船「むつ」の新母港候補地に関根浜が浮上。後に漁協組合長も務めた兄幸四郎さんらと反対運動を展開した。
 一時は盛り上がった運動も徐々に切り崩され、結局、海の風景は変わる。「むつ」が去り、近くに今、使用済み核燃料中間貯蔵施設が建設されている。
 「関根浜だけじゃない。全国の原発で同じことが起きた。国が言う共存共栄などない。残ったのは衰退した漁村だけだ」
 反対を貫いた幸四郎さんは2011年3月に死去。通夜の日に東日本大震災が起きた。「むつ」を知る人は少なくなった。何が起きたか、語り続ける者がいなければならないと思う。
 「私は芝居で漁師の魂、反対運動の生き方を語ろうとしてきた。思い出すことで本質が見える。成果は求めず、主張し続ける。声を上げることを恐れてはいけない」と強調する。

4521チバQ:2017/03/01(水) 20:03:06
◎市民発の政策提示を/筑波大大学院人文社会科学研究科准教授 佐藤嘉幸氏

 筑波大大学院准教授(社会哲学)の佐藤嘉幸さん(46)=水戸市=は、田口卓臣氏との共著『脱原発の哲学』を昨年刊行し、福島第1原発事故と過去の企業公害との共通点に触れながら、原子力政策の問題を哲学の視線から検証した。
 原発再稼働を望まない声が6割に上る世論と、原発回帰が進む政治との乖離(かいり)は大きい。指摘するのは「下からの民主主義」による政策決定の必要性だ。「代議制民主主義は政策をパッケージで提示され、個別論点に介入できない。上からではなく、市民が下から政策を提示する回路をつくるのが望ましい」と、市民発の国民投票を提唱する。
 昨年の新潟県知事選で実現した市民連合も有効な手段と考える。「市民が理念に賛同できる候補の擁立を政党に呼び掛ける新しい動き。下からの回路の起爆剤になる可能性がある」と強調する。再生可能エネルギーの拡大と電力自由化の進展は、選ぶ電力によって原発を淘汰(とうた)する消費者運動になり得るという。
 ドイツは福島事故後に脱原発を決めた。背景には、環境運動が政治に密接に関わってきた歴史と、チェルノブイリ事故(1986年)の影響を契機とした議論の深まりがある。「ドイツでは揺り戻しもありつつ、20年以上の議論を重ねた道のりがあった。福島の事故を経た日本は今、ドイツの80年代の段階にあると言える。辛抱強く道をつくっていくしかない。悲観することはない」

4522チバQ:2017/03/02(木) 19:40:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170228_61003.html
<川俣町長選>元県議の佐藤氏が初当選


佐藤 金正氏
拡大写真
 古川道郎前町長の辞職に伴う福島県川俣町長選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元県議佐藤金正氏(68)が、いずれも無所属新人の元町収入役藤原一二(いちじ)氏(70)、元町議高橋道弘氏(64)、不動産業半沢清義(きよし)氏(73)の3人を破り、初当選を果たした。
 佐藤氏は県議、町議を務めた政治経験から「即戦力となる」と訴えて支持を集めた。同町では東京電力福島第1原発事故に伴う山木屋地区の避難指示が3月31日に解除される。佐藤氏は26日夜、町内の事務所で「愚直に町民の声を聞きながら、復興に向けてリーダーシップを発揮したい」と力を込めた。
 藤原氏は「町民ファーストの町政運営」を訴え、高橋氏は「子育てしやすい環境づくり」など町政刷新を掲げたが、ともに及ばなかった。半沢氏は「高齢者のバス利用の一部区間無料化」などを主張したものの広がりに欠けた。
 当日の有権者は1万2252人。投票率は70.39%で、前回(2014年)を13.91ポイント上回った。

 ◇福島・川俣町長選開票結果(選管最終)
当 3587佐藤金正 無新
  2636藤原一二 無新
  2181高橋道弘 無新
   142半沢清義 無新

 ◇福島・川俣町議補選当選者(26日、投票率70.35%、欠員1)村上源吉


関連ページ:福島政治・行政
2017年02月28日火曜日

4523チバQ:2017/03/02(木) 19:41:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170228_11025.html
<東松島市長選>宮城県議の渥美氏が出馬表明

拡大写真
 任期満了に伴う宮城県東松島市長選(4月16日告示、23日投開票)で、県議の渥美巌氏(69)=東松島選挙区=が27日、石巻市役所で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。
 東日本大震災で甚大な被害を受けた東松島市。渥美氏は「培ってきた経験と人脈を生かし、復興のモデル市を目指す。安定した市政を継承し市民ファーストの地方自治を推進する」と述べた。公約として復興加速や働く場所の創造、農業や漁業の振興などを挙げた。
 渥美氏は東松島市出身。石巻商高卒。旧矢本町職員を経て、1995年に旧桃生選挙区から立候補して初当選し、連続6期。県議会副議長や大震災復興調査特別委員会委員長などを歴任した。行政書士でもある。
 市長選では、ともに前市議の五野井敏夫氏(63)と木村清一氏(67)が立候補の意思を表明。現職の阿部秀保氏(61)は3期の今期限りでの引退を決めている。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年02月28日火曜日

4524チバQ:2017/03/03(金) 18:01:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000019-khks-l05
<秋田市長選>民進県連が擁立断念

河北新報 3/3(金) 16:53配信

 任期満了に伴う秋田市長選(4月2日告示、9日投開票)で、立候補を前向きに検討していた民進党秋田県連代表の沼谷純県議(43)が立候補を見送ることが2日、分かった。党県連は市長選への候補者擁立を断念することになる。4日に秋田市で開かれる党県連常任幹事会で正式に決める。
.

 市長選には、3選を目指す現職の穂積志氏(59)と秋田県議の丸の内くるみ氏(72)=無所属=が立候補を表明している。
.

 沼谷氏は県連代表に就任した昨年10月、市長選に関して「私自身もその候補から排除しない」と述べるなど、立候補に前向きだった。
.

 沼谷氏は河北新報社の取材に、「政策的に近い丸の内氏と一本化に向けて何度か協議をしたが、まとまらなかった。三つどもえだと共倒れし、政策実現は困難になる」と立候補断念の理由を語った。
.

 常任幹事会では、県知事選(3月23日告示、4月9日投開票)の対応も正式決定する。知事選には3期目を目指す現職の佐竹敬久氏(69)と前知事の寺田典城氏(76)が立候補を表明しており、自主投票とするか、寺田氏支持を決めるかの選択になる可能性が高い。

4525チバQ:2017/03/05(日) 23:37:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170305_41003.html
<秋田知事選>民進、独自候補擁立を断念

 民進党秋田県連は4日、任期満了に伴う知事選(23日告示、4月9日投開票)への独自候補擁立を断念し、自主投票にすることを決めた。知事選には現職で3期目を目指す佐竹敬久氏(69)、前知事で参院議員を務めた寺田典城氏(76)が立候補を表明している。
 秋田市であった常任幹事会で決定した。記者会見した沼谷純県連代表は「複数の人と交渉したが擁立に至らなかった。寺田氏も立候補を表明しており、三つどもえは避けるべきだという意見が出た」と述べた。
 常任幹事会では秋田市長選(4月2日告示、9日投開票)に関し、出馬を検討していた沼谷氏が断念することを正式に決めた。
 同市長選には現職で3選を期す穂積志氏(59)、県議の丸の内くるみ氏(72)が立候補を表明している。沼谷氏は「丸の内氏と一本化を協議したが、まとまらなかった」と話した。


関連ページ:秋田政治・行政
2017年03月05日日曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170305_41001.html
<秋田知事選>民進、組織力・求心力の低下露呈


記者会見で独自候補の擁立断念を発表する民進党県連の沼谷代表(左)と小原正晃幹事長=4日、秋田市
拡大写真
 秋田県知事選を巡り、民進党県連の独自候補擁立は前回2013年に続き、不発に終わった。擁立過程では県連内の足並みの乱れが今回も露呈され、組織力の欠如を印象付けた。昨年夏の参院選敗北もあって県連の求心力低下は否めず、次期衆院選を視野に入れた党勢回復の前途は多難だ。
 「複数の人と協議してきたが、結果的に擁立できなかったことには責任を感じている」。4日にあった県連常任幹事会後の記者会見で沼谷純県連代表は、無念さをにじませた。
 自民党寄りの姿勢を鮮明にする現職の佐竹敬久氏(69)の県政運営を一貫して批判してきただけに、連続不戦敗は党の面目をつぶした形だ。
 県連は新体制が発足した昨年10月、独自候補の擁立を打ち出し、同党の寺田学衆院議員(比例東北)を軸に検討を進めた。寺田氏も「知事選への気持ちがないわけではない」と党幹部に意欲を伝えたという。
 昨秋、衆院解散の可能性が浮上し、県連の目算は狂う。寺田氏は「国政で活動していく」と知事選不出馬の意向を明確にし、擁立作業は振り出しに戻った。
 県連内では、早くから独自候補擁立に対する温度差があった。「独自候補を擁立することが全てではない」「現職を望む県民もいる」など否定的な考えを公言する県連幹部もいた。
 候補者選びが行き詰まる中、寺田氏の父で前知事の寺田典城氏(76)が立候補の意思を表明。県連内には典城氏に「相乗り」しようとするムードも漂った。
 ただ、支持母体の連合秋田は「国政と地方選は(性質が)違う」(黒崎保樹会長)として、過去2回と同様に佐竹氏の推薦を早々に決定した。4日にあった常任幹事会では「典城氏を支持すべきだ」との意見が出たものの、結局は自主投票を選ばざるを得なかった。
 民進県連の擁立断念に、自民党県議の一人は「民進党の組織基盤は弱いため、擁立要請を受ける人がいなかったのだろう」と指摘。政党としての足腰の弱さを皮肉った。


関連ページ:秋田政治・行政
2017年03月05日日曜日

4526チバQ:2017/03/06(月) 20:54:23
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1703060002.html
【ウワサの現場】青森の豊洲問題?事業破綻で市民への姿勢「全体で給与削減」に労組が猛反発 誰が責任を取るのがスジか
14:04産経新聞

【ウワサの現場】青森の豊洲問題?事業破綻で市民への姿勢「全体で給与削減」に労組が猛反発 誰が責任を取るのがスジか
三セクの経営破綻に伴い、16年の歴史に幕を閉じるJR青森駅前の複合商業施設「アウガ」
(産経新聞)
 JR青森駅前の複合商業施設「アウガ」が2月28日、16年の歴史に幕を閉じた。市中心部にあるアウガは、青森市政を揺るがしたいわくつきの施設だ。オープン当初から売り上げは右肩下がりを続け、市は運営の第三セクターにつぎ込んできた多額の債権放棄に追い込まれた。小野寺晃彦市長が自身と管理職、一般職員の給与削減方針を示し、6日には一般職員の給与を役職に応じて3〜1%削減することを職員労組に提案したが、一般職員にまで責任が及ぶことに労組が反発。今後の行方は果たして…。

 人口約29万人の青森市。アウガは、人口減少に備えて中心市街地の都市機能を集約する「コンパクトシティー」のモデルケースとして、佐々木誠造市長時代の平成13年にオープンした。全国から視察が相次ぐなど、同市のシンボルになった。

 だが、実態は、郊外型大型店の相次ぐ進出や消費の多様化で、売り上げが低迷を続けた。21年の市長選で佐々木氏らを破って当選した鹿内博市長は、アウガを運営する三セクの「青森駅前再開発ビル」に2億円を融資するなど、アウガ再建にあの手この手を打ち出したが、焼け石に水。27年度決算で約24億円の債務超過に陥り、事実上の経営破綻状態になった。市議会からの責任追及の声の高まりを受け、鹿内氏は昨年10月、引責辞任に追い込まれた。

 市は、三セクの株式約63%を保有する筆頭株主。28年11月の市長選で総務官僚から転身した小野寺市長は、関係方面と協議した上で、市が保有する約17億5千万円の債権を放棄し、三セクを3月末で解散することを表明した。

 市民の税金をつぎ込んだ債権の放棄に対し、小野寺市長は4月から1年間、自身の給与を25%、副市長15%、管理職10%、一般職員を5%それぞれ減額する方針を表明。24日開会の定例市議会初日の提案理由説明で、「市民に多額の負担をかけることに対する姿勢を示すため、組織全体の給与削減を実施したい」と理解を求めた。

 これにかみついたのは、市役所職員労働組合(約2000人)。市職員の7割を占めている。関係者によると、給与削減に関する市側と職員労組の初の交渉が2月6日に開かれたが、協議は物別れに終わったという。佐藤良浩委員長は産経新聞の取材に、「市の施策の失敗を一般職員にまで求めるのはおかしい。そんなことをしていると、職員は怖くて新しい事業提案に手をつけられなくなる」と抗議する。交渉が妥結しないまま、条例案が提案されたことにも強い不信感を募らせる。

 小野寺市長は、3月23日までの会期中の妥結を目指し、話し合いを続ける考え。佐藤委員長も削減率も含め、今後の交渉には応じる姿勢を示すが、難航は避けられない。

 三セク破綻の責任を給与削減という形で収めようという手法には、識者からも「問題の幕引きを狙ったパフォーマンス。破綻した要因を検証すべきだ」との声が上がる。

 長年、アウガ破綻に警鐘を鳴らしてきた天野巡一元青森公立大教授(地方自治論)は産経新聞の取材に、「佐々木、鹿内両市長の責任の追及なくして現職の市長、職員が責任を取るというのは筋が違う」と批判する。

 天野氏は続ける。「アウガ設置の政策決定の過程がどうだったのか、議会で調査委員会を設置するなどして検証、総括するのが先。債権放棄で幕引きをし、給与削減で決着を図るというやり方は、両市長の責任を追及しないためのパフォーマンスだ」と切り捨てる。

 また、天野氏は、管理職ではない一般職員も一蓮托生(いちれんたくしょう)の手法には、「職員は納得しないだろう」と首をかしげる。40代のある中堅職員の男性は「正直5%の給与削減は厳しいが、トップの判断なので…」と困惑する。別の職員も「過去の為政者、議会の尻拭い。納得できない部分は多い」と不満を表す。

 責任の行方が過去の首長にも問われそうな点は、石原慎太郎元知事を招致し、百条委が開かれる東京都の豊洲市場問題にも似ているといえる。

 国は、東京一極集中の是正に向け、地方創生を掲げて地方自治体の街づくりを支援するが、地方の財政環境は悪化しており、現状は厳しい。アウガ問題は、同様に不良債権を抱える全国の三セク経営や、破綻処理の試金石として注目される。

4527チバQ:2017/03/06(月) 20:54:51
 「アウガ問題」の経緯

 平成13年1月、青森市の中心市街地活性化を目的にJR青森駅前にオープン。総事業費は約185億円、市の第三セクター「青森駅前再開発ビル」が運営。地下に生鮮市場、1〜4階が商業施設、5〜9階は公共施設。コンパクトシティーのモデルケースだったが、郊外型大型店の進出などで客足が減少

 21年4月に就任した鹿内博市長が2億円の公的資金を投入、再建を図る

 28年6月発表の27年度決算で約24億円の債務超過に陥り、事実上の経営破綻状態に

 28年10月末で鹿内市長が引責辞任

 28年11月の市長選で当選した小野寺晃彦市長が、商業施設としての再建を断念

 29年2月末、16年の歴史に幕

 29年3月末、三セク解散の予定

4528チバQ:2017/03/06(月) 21:07:54
http://mainichi.jp/articles/20170307/k00/00m/040/034000c
楢葉町長

「町に居住なら昇進優先」 職員から不安の声

毎日新聞2017年3月6日 20時44分(最終更新 3月6日 21時01分)
 東京電力福島第1原発事故の避難指示が一昨年9月に解除された福島県楢葉町の松本幸英町長が、避難先から町内に住居を戻した町職員を昇進で優先する趣旨の発言をしていたことが分かった。町民の帰還が進まない中、職員の率先垂範を意図したものだが、職員からは「乱暴すぎる」と不安の声も上がる。

 楢葉町に帰還した町民は、避難先で定住したり、生活インフラへの不安があったりすることから、町民の11.1%にあたる818人にとどまっている。

 昨年11月の早朝、福島県沖地震が起きた際、本庁舎勤務の町内居住者は職員約100人のうち13人。震度5弱を記録し、松本町長が庁舎に駆けつけたが、誰も登庁していなかった。このため12月から、職員10人が交代で町内に毎日宿泊。先月末時点で町内居住者は35人に増えた。

 6日の町議会一般質問で、松本町長は「公式な場で(職員に)伝わるよう話した」と答弁。「職員の不安も理解するが、行政には守るべき重い責任がある」とも述べ、今後も帰還を促す考えを示した。

 同県いわき市から通う男性職員は「戻れる環境をつくるのが我々の職務なので、町長の気持ちも分かる。でも家族も守らないといけない」と戸惑う。

 自治労県本部は「職務ではなく、住所での評価は、地方公務員法の平等な取り扱い原則に反する。被災自治体では退職する職員も多く、無理に帰還を進めることが意欲をそがないか心配だ」と指摘している。【乾達】



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170307/k00/00m/040/034000c#csidx8966a4397ba4e46b01a22d9999317ca
Copyright 毎日新聞

4529チバQ:2017/03/16(木) 16:50:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000012-mai-soci
<選挙>町外出身の争い盛り上がらず 青森・外ケ浜町

毎日新聞 3/16(木) 8:38配信

 任期満了に伴う青森県外ケ浜町長選が21日告示される。4選を目指す現職の森内勇氏(79)と、新人で山崎力元参院議員の次女、山崎結子氏(35)が立候補の準備を進めており、2005年以来12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。だが青森市在住の両氏の他に地元出身者から立候補の動きはなく、町は静かだ。【宮城裕也】

 05年に蟹田町、平舘村、三厩村が合併して誕生した外ケ浜町は人口6445人(1月末現在)。15年10月の国勢調査では、過去5年間の人口減少率が12.6%と県内でも5番目に高かった。役場がある蟹田地区とその隣の平舘地区に比べ、津軽半島北端で今別町を挟んで「飛び地」の三厩地区には行政サービスが行き届かない部分もあり、人口減少対策と共に「飛び地合併の弊害」解消も課題となっている。

 森内氏は「人口減少に合わせ、小中学校を集約して一体的な教育を目指す」と主張。山崎氏は「水産物の養殖を進めるなど第1次産業を支える町にしたい」と訴える。2人とも青森市在住だが、森内氏は「自宅は町から30分圏内。町民も理解している」、山崎氏は「当選すれば町に移住する」と話す。

 かつては「町のリーダー」を巡る対立があった。1999年の県議選では森内氏と現自民党県連幹事長の神山久志県議が激しく争い、神山氏が当選。だが05年の町長選で森内氏が当選してからは、森内氏が町長、神山氏が県議と一定の「すみ分け」ができ、町長選は09年から無投票が続いている。

 今回の町長選は、これまで森内氏を支援してきた神山氏が山崎氏支援に回り、「保守分裂」の様相を呈している。一方で盛り上がりは今ひとつ。商店を営む女性(79)は「町は無投票の時と同じくらい静か。地元出身者が出てほしいけど、町に活気がなければ仕方ない」と話す。町幹部も「地元から立候補者がいないのはもどかしいが、町外からの立候補も認められているので……」と言葉を濁す。

 町ならではの事情もある。合併に伴う05年の町長選では合併前の旧町村長2人も立候補し、地区間の摩擦を生んだが、「よそ者」の森内氏が町長になり、旧町村の緩衝材の役割を果たした面もある。自営業の女性(78)は「かえって町外の人間の方がうまく収まる」と話し、こう訴えた。「商店が減り、若者も町職員くらい。誰が町長になっても、さみしい町を何とかしてほしい」

4530チバQ:2017/03/16(木) 16:58:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000022-khks-pol
<宮城合併4市長選>石巻4人が名乗り

河北新報 3/16(木) 13:57配信


 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(4月16日告示、23日投開票)は、告示まで1カ月に迫った。石巻4人、東松島3人、登米と栗原2人ずつが立候補に名乗りを挙げ、4市のかじ取り役を巡って計11人が争う見込みだ。いずれも2005年の市町村合併で誕生した4市の市長選が、そろって選挙戦に突入する見通しとなったのは12年ぶり。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

 石巻市長選は3選を目指す現職亀山紘氏(74)=民進推薦=に、いずれも新人の元東北大非常勤講師青木満里恵氏(62)、元市議会議長阿部和芳氏(57)、市議黒須光男氏(69)の3氏が挑む。15日の立候補予定者説明会には4陣営の他に男性1人も出席。東日本大震災の復興政策の継続か刷新かを主な争点に選挙戦への動きが活発化している。

 2月25日にあった亀山氏の事務所開きには約150人が集まった。亀山氏は住宅再建や中心部の街づくりなど着実な復興の歩みを強調。「あと4年で復旧復興を成し遂げる。諦めずに頑張りたい」と力を込める。

 13日に記者会見を開いた青木氏は「市民の声を反映できる市政にする」と現場の意見に耳を傾ける重要性を繰り返した。石巻の食材をPRする観光振興やサークル活動の充実などを訴え、支持拡大を目指す。

 阿部氏は前回、告示直前に立候補を決めたが、今回は昨年10月にいち早く名乗りを上げた。復興格差の是正や地場産業の育成などを目指して「健康な街にしたい」と訴え、人柄や若さを前面に出して活動する。


 黒須氏は「今の市政は疑惑や問題が噴出している。チェンジすれば改革が生まれる」と指摘。昨年9月に再開した市立病院の民営化、大川小津波訴訟控訴取り下げなど現体制からの転換を図る政策を掲げる。

4531チバQ:2017/03/16(木) 16:58:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170316_11048.html
<宮城合併4市長選>登米一騎打ち濃厚




拡大写真

 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(4月16日告示、23日投開票)は、告示まで1カ月に迫った。石巻4人、東松島3人、登米と栗原2人ずつが立候補に名乗りを挙げ、4市のかじ取り役を巡って計11人が争う見込みだ。いずれも2005年の市町村合併で誕生した4市の市長選が、そろって選挙戦に突入する見通しとなったのは12年ぶり。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

 登米市長選にはいずれも無所属で、4選を目指す現職の布施孝尚氏(55)と、新人で元県議の農林業熊谷盛広氏(66)が立候補を表明している。他に立候補の動きはなく、一騎打ちの構図となりそうだ。
 布施氏は昨年末、「第2次総合計画を進める」と立候補を表明。施設整備による子育て支援や医療・福祉の向上、雇用の創出、移住・定住促進、市役所新庁舎建設を訴える。4日に後援会の事務所開きを行った。
 熊谷氏は昨年末、「合併以降、負の側面が目立ち変化が必要」と立候補表明。新庁舎建設構想白紙撤回、産科・小児科の医師招聘(へい)、農商工連携、女性の活躍促進などを掲げる。25日に後援会の事務所開きを行う。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2017年03月16日木曜日

4532チバQ:2017/03/16(木) 22:10:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170316_11046.html
<宮城合併4市長選>東松島新人が三つどもえ

 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(4月16日告示、23日投開票)は、告示まで1カ月に迫った。石巻4人、東松島3人、登米と栗原2人ずつが立候補に名乗りを挙げ、4市のかじ取り役を巡って計11人が争う見込みだ。いずれも2005年の市町村合併で誕生した4市の市長選が、そろって選挙戦に突入する見通しとなったのは12年ぶり。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

 東松島市長選はいずれも新人の県議渥美巌氏(69)=自民推薦=、前市議木村清一氏(67)、前市議五野井敏夫氏(63)が無所属での立候補を表明した。12年ぶりの選挙戦は三つどもえとなる公算が大きい。
 渥美氏は「政治家の集大成として古里に恩返ししたい」と急転直下、挑戦を決断した。豊富な政治経験や人脈を生かした「復興のモデル市」づくりを目指し、引退する阿部秀保市長(61)らの支援を受ける。
 木村氏は心の復興や人口減少対策などを基本目標とする。「笑顔あふれるまちづくり」をキャッチフレーズに個人宅などで小集会を重ね、フェイスブックで情報発信する。2013年市議選ではトップ当選した。
 五野井氏は11年7月〜13年4月に市議会議長を務め、復興に力を注いできた。「開かれた行政を推し進める」と強調。会計事務所勤務の経験も糧に行財政改革推進を掲げる。市内をこまめに回り支持拡大を図る。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年03月16日木曜日

4533チバQ:2017/03/16(木) 22:18:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170316_11048.html
<宮城合併4市長選>登米一騎打ち濃厚


拡大写真
 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(4月16日告示、23日投開票)は、告示まで1カ月に迫った。石巻4人、東松島3人、登米と栗原2人ずつが立候補に名乗りを挙げ、4市のかじ取り役を巡って計11人が争う見込みだ。いずれも2005年の市町村合併で誕生した4市の市長選が、そろって選挙戦に突入する見通しとなったのは12年ぶり。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

 登米市長選にはいずれも無所属で、4選を目指す現職の布施孝尚氏(55)と、新人で元県議の農林業熊谷盛広氏(66)が立候補を表明している。他に立候補の動きはなく、一騎打ちの構図となりそうだ。
 布施氏は昨年末、「第2次総合計画を進める」と立候補を表明。施設整備による子育て支援や医療・福祉の向上、雇用の創出、移住・定住促進、市役所新庁舎建設を訴える。4日に後援会の事務所開きを行った。
 熊谷氏は昨年末、「合併以降、負の側面が目立ち変化が必要」と立候補表明。新庁舎建設構想白紙撤回、産科・小児科の医師招聘(へい)、農商工連携、女性の活躍促進などを掲げる。25日に後援会の事務所開きを行う。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年03月16日木曜日

4534チバQ:2017/03/16(木) 22:18:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170316_51008.html
<山形県議会>区割り変更 飛び地解消


拡大写真
 山形県議会の定数等検討委員会は15日、同じ選挙区の自治体が選挙区外の自治体を挟むことで分断される「飛び地」解消のため、寒河江市など4選挙区を2選挙区に合区する方針を決めた。総定数は1減の43とする。6月定例会に条例改正案を提出し、2019年4月に見込まれる次期県議選から適用される。
 飛び地がある西村山郡(定数2)は寒河江市(同2)、西置賜郡(同1)は長井市(同1)とそれぞれ合区する。定数は寒河江市・西村山郡区が現行から1減の3、長井・西置賜郡区は現行と変わらず2とする。
 検討委によると、15年国勢調査の結果、総定数44と定める根拠となった05年調査よりも県内人口が9万人以上減少。議員1人当たりの人口などを考慮し1減とした。
 選挙区別定数は、人口を基準にすると山形市区が1増、新庄市区が1減となるが、1票の格差是正を最優先する観点から現行のままとした。その結果、1票の格差は従来の1.769倍から1.742倍に縮小する。


関連ページ:山形政治・行政
2017年03月16日木曜日

4535チバQ:2017/03/16(木) 22:19:06
http://www.sankei.com/region/news/170316/rgn1703160054-n1.html
2017.3.16 07:06

秋田知事選 告示まで1週間 三つどもえの公算

反応
プッシュ通知

反応


 23日告示、4月9日投開票の知事選まで1週間となった。共産党県委員会は15日、元県議で党県副委員長の山内梅良氏(69)を党公認候補として擁立すると発表。知事選には現職で3期目を目指す佐竹敬久氏(69)と元知事の寺田典城氏(76)がいずれも無所属で立候補を表明しており、8年ぶりの選挙戦は三つどもえの争いになる公算が大きくなった。

 選挙戦は人口減少や農業振興、産業育成という、県が長年抱えてきた課題に対する各候補の政策実現手法の違いが焦点となる。

 佐竹氏は自民、公明、社民の支持を得た。「(相手候補との)争点はない」と県議会や市町村と連携したかじ取りを強調。航空機産業や風力発電など「伸びている分野もあり、いい流れを広げていきたい」と3期目に意欲を見せる。

 寺田氏は横手市長、知事、参院議員の豊富な経験を強調し、「無競争を阻止するために立候補した」と話す。政策実現のためには議会との摩擦もいとわず、「イノベーション(変革)を起こしたい」と教育制度や子育て支援を訴える。

 県と秋田市が建設予定の連携文化施設は寺田氏と山内氏が反対の立場を取る。

 山内氏は「知事になったら『若者支援課』を作る」と強調。県議を3期務めた実績から農産物の加工場を作るなど「地域の産業を育成したい」と話す。連携文化施設は「優先課題がほかにある」と撤回を求める。

 共産党は民進や社民との野党共闘も検討したが、まとまらなかった。民進は独自候補の擁立を断念し、自主投票を決めた。

4536二階席:2017/03/19(日) 21:26:21
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

http://sp.kahoku.co.jp/naigainews/201703/2017031901001676.html

4537チバQ:2017/03/20(月) 15:31:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170316_11047.html
<宮城合併4市長選>栗原新人2氏名乗り


拡大写真
 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(4月16日告示、23日投開票)は、告示まで1カ月に迫った。石巻4人、東松島3人、登米と栗原2人ずつが立候補に名乗りを挙げ、4市のかじ取り役を巡って計11人が争う見込みだ。いずれも2005年の市町村合併で誕生した4市の市長選が、そろって選挙戦に突入する見通しとなったのは12年ぶり。登米、栗原、東松島の3市では同じ日程で市議選、石巻市では市議補選も行われる。

 栗原市長選は、いずれも無所属で新人の、前副市長佐藤智氏(60)と元市議の会社社長千葉健司氏(60)が立候補を表明した。両氏の一騎打ちが確実視されている。
 佐藤氏は1月、現職の佐藤勇市長から後継指名され、出馬の意思を明らかにした。実父は旧築館町議。「現市政を継続、発展させることが使命」と語り、重点施策に子育て支援や高齢者の生活サポートを唱える。
 千葉氏は昨年11月、立候補を表明した。祖父と実父は旧築館町長。「市民目線を重視した施策を展開し町村合併の効果を高める」と訴え、現市政の見直しを掲げる。公約に栗原中央病院の産科創設などを挙げる。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年03月16日木曜日

4538チバQ:2017/03/20(月) 17:10:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170318ddlk05010341000c.html
<知事選’17>共闘なし、ねじれる野党 民進、自主投票 共産、独自候補 社民、現職支持 自公は足並みそろえる /秋田
03月18日 11:18毎日新聞

 23日の告示まで1週間を切った知事選(4月9日投開票)は、共産党が候補擁立を発表し、各政党のスタンスが固まった。国政で政権与党の自民、公明両党は現職支持で足並みをそろえたが、野党共闘が進む民進、共産、社民は、それぞれ異なる結論を出した。野党各党は「国政選と地方選は別」と釈明するが、複雑な思惑が交錯している。【川村咲平】

 16日夜。秋田市の市民文化会館で行われた現職の佐竹敬久氏(69)の総決起集会。県議会自民党の鈴木洋一会長は集まった支持者を前に、こう強調した。「(佐竹知事は)派手なパフォーマンスはないが、確かな成果を上げた」。佐竹氏をめいっぱい持ち上げた一方で、「8年前の混乱した県政に戻してはならない」と語気を強めた。名指しこそなかったが、対抗馬の前知事、寺田典城氏(76)を意識したのは明らかだった。

 自民の「アンチ寺田」は20年前にさかのぼる。佐竹氏と寺田氏の初顔合わせとなった1997年の知事選で、自民は佐竹氏を全面的に支援。寺田県政では県議会最大会派として、知事提出案件に異議を唱える場面が目立った。寺田氏の引退表明後の09年の知事選では、佐竹氏を全面支援し初当選に協力した。その「蜜月関係」は現在に至っており、今回も2月下旬に県連レベルでの支持を決めた。

 一方、国政で自民と連立政権を組む公明は今月、佐竹氏支持を決定。公明も「寺田アレルギー」が強く、寺田氏が先月出馬表明した際、県本部の田口聡代表は「寺田氏はかつての自らの県政運営を検証すべきだ」と批判している。

 一方、民進党県連は昨年来、佐竹氏への対立候補を模索していたが、2月上旬、支持母体の連合秋田が佐竹氏への推薦方針を決定。その後3月上旬に対抗馬擁立を断念した。「さまざまな団体、政党との関係を考慮して」(沼谷純県連代表)自主投票と決まり、寺田氏支持にならなかった。

 社民は97年の知事選で寺田氏を推薦。佐竹県政では一貫して与党的な立場だった。だが3月上旬に開かれた党定期大会で、佐竹氏がかつて安保法案を「通すべきだ」と発言したことに批判が相次いだ。県と秋田市が進める新文化施設計画に県議会で反対した経緯もあり、「自主投票」の意見が出ていたが、最終的に佐竹氏支持を決めた。

 共産は「第3の選択肢」として山内梅良氏(69)の擁立を発表した。だが寺田氏が出馬表明した当初は「寺田氏から(選挙協力の)話があれば、頭ごなしに否定するつもりはない」と、共闘に含みを持たせていた。だが協議は進まず、社民、民進が3月上旬に相次いで方針を決定。寺田氏を含めた協議も実現しなかった。

 山内氏は出馬会見で「野党共闘で擁立できれば、これに越したことはないと思っていた」と述べ、対応に難しさをにじませた。

4539チバQ:2017/03/20(月) 17:11:45
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170317_11029.html
<仙台市長選>伊藤市議に出馬要請へ
03月17日 12:20河北新報

 夏の仙台市長選で、市内の福祉施設経営者らが来週にも伊藤優太市議(31)=青葉選挙区=に立候補を要請することが16日、分かった。伊藤氏は河北新報社の取材に「ありがたい話で、慎重に検討したい」と話している。
 要請するのは、福祉や医療分野の若手経営者ら約150人。関係者は「同年代の伊藤氏とは今後の社会保障やまちづくりに関する問題意識を共有できる。発信力や推進力のある市長に世代交代すべきだ」と語る。
 伊藤氏は取材に市長選への対応は現時点で白紙とする一方、「政令市長選が近づいているのに(立候補の)動きが少なすぎる。候補者同士の政策論争が必要だ」と意欲をのぞかせた。
 伊藤氏は仙台市出身、国学院大文学部卒。会社員、神奈川県座間市議を経て、2015年の仙台市議選で初当選。現在、民進党県連の副幹事長を務める。
 市長選には、前市長の梅原克彦国際教養大教授(62)が立候補を検討。現職の奥山恵美子氏(65)は態度を明らかにしていない。

4540チバQ:2017/03/21(火) 17:49:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170321-00000013-khks-l05
<男鹿市長選>複合観光施設 争点に

河北新報 3/21(火) 11:29配信

 任期満了に伴う秋田県男鹿市長選(4月2日告示、9日投開票)で、市が2018年7月の開業を目指してJR男鹿駅近くに整備を計画する複合観光施設が争点に浮上している。施設の整備を巡っては市議の間に批判があり、昨年12月の市議会定例会で、3選を目指す渡部幸男市長(65)の立候補断念と引き換えに関連予算案が可決された経緯がある。立候補予定者2人は「推進」と「慎重に検討」に分かれており、市長選で論戦を繰り広げそうだ。(秋田総局・藤井かをり)

【地図】男鹿市と複合観光施設の建設予定地
.

 市長選には、渡部市長から出馬要請を受けた元県議菅原広二氏(65)と、施設整備に慎重な元市議佐藤誠氏(60)が、ともに無所属で立候補を表明している。
.

 菅原氏は施設の整備推進を公約に掲げる。JRと連携し、男鹿駅舎を施設近くに移して駅前再開発を検討するとしており、施設を核に市中心部の活性化に取り組みたい意向だ。
.

 一方、佐藤氏は「進め方が強引で、市民の意見を取り入れていない。市全体に経済効果をもたらす道筋が見えてこない」と語り、計画の白紙撤回を含めて再検討する考えを示す。
.

 市議会では15年6月定例会で、集会などで市民の同意を得ることを条件に施設の基本設計予算が可決された。だが、16年6月定例会では市民の合意形成が不十分などの理由で実施設計費分を削除した予算案が可決され、12月定例会でも関連予算案が削除される可能性があった。
.

 施設整備費約9億円のうち約2億円が秋田県の助成で、その条件となるのが16年度末までの実施設計着手。12月定例会で関連予算案が通らなければ、計画が頓挫する事態もあり得た。
.

 渡部市長は12月定例会初日の2日に3選を目指す意向を表明したが、最終日の19日に一転して立候補を断念。自らが身を引くことで事態の打開を図ったとみられる。結局、関連予算案は可決された。
.

 唐突に見える立候補断念には、施設開業を「観光の起爆剤となる最後のチャンス」(市議の一人)と位置付ける渡部市長の思いが透けて見える。市内では、1998年のなまはげライン(男鹿中央広域農道)の全線開通で日帰り客が増えた一方、滞在客は減った。宿泊施設を中心に地域経済は疲弊し、市長は危機感を募らせていたという。


 ただ、施設の整備に関しては、商工関係者が「にぎわいが生まれ、周辺商店に波及効果が生まれる」と歓迎する一方、市民には「失敗すればリスクが大きい」「詳細な計画が伝わってこない」などの声がある。
.

 同市の60代主婦は「人口減少が進み、衰退していく男鹿をこれ以上見ていられない。施設整備の議論が観光やまちづくりを考えるきっかけになればいい」と話し、市長選での活発な論戦を期待する。
.

[複合観光施設]男鹿市内の周遊観光と地域活性化の拠点を目指す公設民営の施設。計画では、約1万4000平方メートルの県有地に平屋一部2階の観光施設と約100台分の駐車場を整備する。施設内には水産物などの販売スペースやレストラン形式の飲食スペース、水産加工に使用する急速冷凍設備などを設ける。年間18万人の利用を見込む。

4541チバQ:2017/03/22(水) 11:19:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170322-00010002-dtohoku-l02
自民分裂「しこり残る」 青森・外ケ浜町長選、現新一騎打ち

デーリー東北新聞社 3/22(水) 11:12配信

 任期満了に伴う青森県外ケ浜町長選が21日告示され、4期目を目指す現職森内勇候補(79)と新人山崎結子候補(35)の一騎打ちが確定した。森内候補は元自民党県議で、長男は県議会自民会派議員総会長を務める森内之保留氏(52)。対する山崎候補は父が自民元参院議員山崎力氏(69)で、後援会長に党県連幹事長の神山久志県議(69)を据える。選挙は両陣営に自民幹部が張り付く異例の展開で、町政運営などを巡り、主張と批判が飛び交う「自民分裂」の構図。県連所属の国会議員や県議たちは“腫れ物”にさわらないように、距離を置きながら戦いの行方を注視している。


 今年2月、無投票の様相が一転した。突然の山崎候補の出馬表明。自民県連の重鎮である神山氏と肩を並べ、「外ケ浜に新しい風を吹かせたい」と町政刷新を声高に訴えた。

 神山氏は長らく森内候補を支援してきた経緯がある。関係者の間に広がる「なぜ」に対して多くを語ろうとしないが、応援演説では昨年秋に同町三厩地区で起きた大規模住宅火災を取り上げ、「焼け出された人を助けようという気持ちがない」と町政を批判。ただ「戦いが終わればノーサイドだ」と強調する。

 一方、突然の“宣戦布告”を突き付けられた形の森内陣営関係者は、森内親子が昨年7月の参院選で山崎候補の父・力氏を支援した経緯を挙げ、「恩をあだで返されたのだからノーサイドでは済まない」とけん制。「山崎先生もなぜ娘の出馬を止めなかったのか」と疑問を呈する。

 自民幹部の激しい衝突に県連メンバーの心中も穏やかではない。森内事務所にため書きを送ったある県議は「個人的立場だとしても、神山氏は県連幹事長だ。責任は重い」と指摘。山崎事務所に自民県連会長の江渡聡徳衆院議員のため書きがないことにも触れ「会長が立腹しているということではないか」と語る。

 一方、神山氏に近いある県議は「直接の原因は何なのか分からないが、長年の協力関係の中で不満が募り、ひずみが生じたのだろう」と推し量る。

 「どちらが勝ってもしこりが残る」「今後の自民県連の勢力図に影響が出るのでは」。選挙結果が今後の県連運営に影響を与えるとの見方もあり、関係者の間には懸念が渦巻いている。
.
デーリー東北新聞社

4542とはずがたり:2017/03/22(水) 12:53:48
重祚は否定と。

<政府検討>天皇退位後も敬称「陛下」 皇位継承対象外に
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170319k0000m010121000c.html
03月18日 23:20毎日新聞

 政府は天皇陛下が退位された後について、敬称を「陛下」とし、逝去された場合の墓所は「陵」とする検討に入った。「陛下」や「陵」は本来は天皇や皇后、皇太后などにしか使わない用語だが、退位後の天皇という立場を考慮した。一方で皇位継承の対象からは外し、再び天皇とならないことを明確にする。

 明治以降の近代天皇制では天皇が退位した例がないため、退位が実現した後の陛下の呼称や待遇などをどう位置付けるかが課題になっている。天皇と退位した天皇が同時に存在する形となるため、「国民統合の象徴」が分裂するとの懸念もある。

 このため、退位後の陛下については、天皇を務めたことのある皇族という位置づけとし、他の皇族とは別の扱いとするが、皇位継承順位からは外す。

 皇室典範では、歴代の天皇や皇后、皇太后などを埋葬した場所を「陵」、それ以外の皇族は「墓」と定める。江戸時代以前の上皇の墓所も「天皇陵」として宮内庁が管理している。

 また典範では敬称について、天皇、皇后のほか、皇太后、前々代の天皇の配偶者だった太皇太后を「陛下」として、より強い敬意を示している。一方、皇太子などその他の皇族は「殿下」の敬称を使うとしている。退位後の天皇も皇太后の敬称に合わせるのが、国民感情から自然だとの見方が政府内では強い。

 また皇室の重要事項を合議する皇室会議は、首相や衆参議長ら10人の議員のうち2人が皇族だが、退位した天皇は議員となる対象から外すことで検討している。宮内庁は1月11日の有識者会議で、退位後の公的行為について「全て新天皇に譲る」と説明しており、活動は最小限の私的行為にとどめることになる。

 政府の有識者会議は22日から再開する予定で、こうした退位に伴う規定などについて、専門家を呼んで議論を進める。4月下旬に有識者が提言をとりまとめ、これを受けて政府が5月の大型連休後に法案を国会に提出、今国会中に成立する見込みだ。【田中裕之】

 【ことば】皇位の継承

 1947年に制定された現在の皇室典範は皇位は男系の男子が継承すると規定。天皇が亡くなった時だけ皇位継承があるとして、退位の規定はなく、退位後の天皇についての規定もない。現在の皇室の構成は天皇陛下と皇族方計19人。皇位継承権を持つ男性皇族は4人で、継承順位は(1)皇太子さま(2)秋篠宮さま(3)悠仁さま(4)常陸宮さま。

4543チバQ:2017/03/23(木) 21:38:27
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170323_41048.html
<秋田知事選>3氏届け出 選挙戦8年ぶり
13:51河北新報

<秋田知事選>3氏届け出 選挙戦8年ぶり
<秋田知事選>3氏届け出 選挙戦8年ぶり
(河北新報)
 任期満了に伴う秋田県知事選は23日告示され、無所属前職の元参院議員寺田典城氏(76)、共産党新人の元県議山内梅良氏(69)、3選を目指す無所属現職の佐竹敬久氏(69)=公明・社民支持=の3人が立候補を届け出た。選挙戦となったのは2009年以来、8年ぶり。届け出は午後5時に締め切られる。投票は4月9日に行われ、即日開票される。
 佐竹、寺田両氏は1997年の知事選でも争い、当時は寺田氏が勝利した。佐竹氏は今回、自民党県連の支持も受ける。県政の継続か刷新かに加え、人口減対策の進め方が主な争点となる。
 寺田氏は秋田市のJR秋田駅西口前広場で第一声を上げた。97年の知事選に触れ「(県は)当時よりひどい状況だ。国の言う通りにしていればいいと言う佐竹氏を選んではいけない」と現県政を批判した。
 山内氏は同駅西口前で行った第一声で、公約に盛り込んだ若者支援と子育て支援策を強調。「現県政でも前県政でもなく、命と暮らしを最優先にした新しい県政につくり変えよう」と支持者に訴え掛けた。
 佐竹氏は同市川尻町の選挙事務所で第一声。若者の県内定着に向けた雇用確保の取り組みを挙げ「農業や中小企業の振興策により有効求人倍率は1.27倍まで回復した」と実績を語り、県政継続を訴えた。
 22日現在の有権者は89万1918人。

 ◇秋田県知事選立候補者 
寺田 典城(てらた・すけしろ) 76 無前(3)
元参院議員(知事(3)、横手市長(2))大仙市、早大
 
山内 梅良(やまうち・うめよし) 69 共新 
党県副委員長(県議(3)、雄和町議(7))秋田市、金足農高
 
佐竹 敬久(さたけ・のりひさ) 69 無現(2)
知事(秋田市長(2)、県総務部次長)仙北市、東北大=《公》《社》

4544チバQ:2017/03/24(金) 17:59:58
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20170324-158905.php
「郡山市長選」現・新が一騎打ちへ 芳賀氏は立候補を断念

2017年03月24日    

 任期満了に伴い4月9日告示、16日投票で行われる郡山市長選で、立候補を表明していた元同市技監の芳賀英次氏(61)が立候補を断念することが23日、関係者への取材で分かった。同市長選には現職の品川萬里氏(72)=1期、新人で前市議の浜津和子氏(63)が立候補を表明しており、3氏による選挙戦から一転、一騎打ちが濃厚となった。



 芳賀氏は24日に市役所で記者会見し、出馬断念を表明するとみられる。芳賀氏は福島民友新聞社の取材に対し、「詳しいことは24日に(記者会見で)話す」と述べるにとどめたが、関係者によると、体調不良などを理由に出馬断念を決断したという。

 芳賀氏は昨年12月に市長選への立候補を表明、今月19日に事務所開きを行ったばかりだった。

4545チバQ:2017/03/26(日) 19:03:29
>>4541
現職森内勇:森内候補は元自民党県議で、長男は県議会自民会派議員総会長を務める森内之保留氏(52)。

新人山崎結子:父が自民元参院議員山崎力氏(69)で、後援会長に党県連幹事長の神山久志県議(69)

4546チバQ:2017/03/26(日) 20:45:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170326_41005.html
<湯沢市長選>4氏、激しい前哨戦

 任期満了に伴う秋田県湯沢市長選(4月2日告示、9日投開票)は26日、告示まで1週間となる。2期務めた斉藤光喜市長(70)の引退を受け、いずれも無所属の前市長と3新人が立候補を表明。前哨戦では政治家としての実績や世代交代論に加え、同市出身の菅義偉官房長官との近さが取り上げられ、舌戦は早くも激しさを増す。

 鈴木俊夫氏は2002年の旧湯沢市長選で初当選。市町村合併後の05年の市長選では4人による激戦を制した。09、13年は斉藤氏に小差で敗れた。
 共産党県議も務め、党籍を持ったまま市長を務めたが、13年に離党。今回は市長時代に撮った菅氏や安倍晋三首相らとの写真をチラシに使い「市長時代の実績を前面に出す」と話す。
 元市議会議長の由利昌司氏も、菅氏との親しさを強調する。菅氏とは小学校から高校まで一緒の「名前で呼び合う仲」(由利氏)という。事務所の入り口には菅氏の大きなポスターを張り、パイプの太さをアピールする。
 「斉藤氏の市政運営を原則として引き継ぎたい」とも主張し、斉藤氏の事実上の後継候補となっている。
 60代の鈴木、由利両氏に対抗し、元市職員の菅原大氏と会社役員の高橋健氏は若さと働き盛りを強調。市政の大幅刷新を掲げる。
 菅原氏は市福祉事務所勤務や企業誘致など市政に携わった経験を強調。「情報技術を取り入れて人口減少問題に取り組みたい。若手市職員の力を市政に生かしたい」と呼び掛ける。
 参院議員秘書を務めた高橋氏は、加速する人口減少と高齢化の危機感を訴え、「10〜20年後の市の在り方に責任を持てるような具体的な対応策を打ち出したい」と力を込める。
 4人による選挙戦となれば05年以来12年ぶり。

 ◇湯沢市長選立候補予定者
鈴木俊夫66前市長    無前
菅原大48元市職員   無新
高橋健38会社役員   無新
由利昌司68元市議会議長 無新
(自・公支)


関連ページ:秋田政治・行政
2017年03月26日日曜日

4547チバQ:2017/03/26(日) 20:46:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170326_31037.html
<宮古市長選>内舘氏が出馬へ


内舘 勝則氏
拡大写真
 任期満了に伴う岩手県宮古市長選(6月18日告示、25日投開票)で、宮古市議の内舘勝則氏(61)は25日、無所属で立候補する意向を表明した。民進、共産、自由、社民の各党に推薦を要請する考えも明らかにした。
 内舘氏は同市のホテルで記者会見し「平成の4市町村合併の効果と課題を検証し、地域の特性を生かしたまちづくりをしたい」と語った。
 内舘氏は同市夏屋出身。岩手県立農業短期大卒。1982年旧川井村役場入りし、同村で2007年から村長を務めた。宮古市と旧川井村合併後の10年に市議に初当選し、現在2期目。
 同市長選では、現職の山本正徳氏(61)が無所属で立候補することを表明している。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年03月26日日曜日

4548チバQ:2017/03/26(日) 20:59:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00000019-khks-pol
鶴岡文化施設、膨らむ事業費 与党会派不満あらわ
河北新報 3/26(日) 20:00配信

鶴岡文化施設、膨らむ事業費 与党会派不満あらわ
度重なる工事費の増額で議会の批判を浴びた鶴岡市の新文化会館
 事業費が当初比2倍の100億円近くに増えた山形県鶴岡市の新文化会館建設を巡る問題は、23日に閉会した市議会3月定例会で整備費増額を含む新年度一般会計当初予算案が可決され、一応の決着を見た。ただ、与党系会派「新政クラブ」(16人)がコスト圧縮などを求める異例の付帯決議をしたほか、反対に回る離反者も出た。今秋の市長選を前に、故加藤紘一元自民党幹事長が築いた「保守王国」の足並みが乱れている。

【保守王国】故・加藤紘一氏のお別れの会には1200人が集まった

 「初期の工事や屋根部分の設計変更も増額分に含まれた。議会に対する十分な説明もなく、誠に遺憾」。新政クラブの五十嵐庄一団長は市議会最終日、付帯決議案を読み上げた。2期にわたり榎本政規市長を支える与党会派にもかかわらず、不満をあらわにした。

 閉会後、五十嵐氏は「8月には完成する工事を止める選択肢はない」と苦しい胸の内を語った。

 2012年の当初計画で約45億円だった文化会館の事業費は、新年度予算案に工事最終年度分の整備費を盛り込むと、96億円超に膨らむことが分かった。東日本大震災後の人件費や資材費の高騰が主因だ。

 合併特例債を活用し、市の実質負担は30億円台。それでも与党議員らが不信感を強めたのは、天井や独特な形状の屋根の仕様変更に伴う増額を、市議会に断りなく進めたからだ。

 新政クラブで榎本市長を長年支えたベテラン議員は「議会軽視、市民軽視だ」として22日に予算特別委員長の職を辞し、会派を離脱。予算案に反対した。市長選でも距離を置く構えだ。

 既に3選出馬を表明した榎本市長は「信頼を損ねたことは不徳の致すところ。コスト削減に向けた検討を進める」と火消しに動く。

 市長選には他にも立候補を模索する動きがある。現職を推す自民党関係者は「選挙戦になれば文化会館問題が再びクローズアップされる。同時期に市議選もあり、共に厳しい戦いになる」との見方を示した。

4549チバQ:2017/03/27(月) 19:05:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-26231907-webtoo-l02
外ケ浜町長に山崎氏 青森県初の女性首長

Web東奥 3/26(日) 23:19配信

 任期満了に伴う青森県外ケ浜町長選は26日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で元水産加工会社社員の新人山崎結子氏(35)が2891票を獲得、同じく無所属で4選を目指した現職森内勇氏(79)との一騎打ちを1191票の大差で制し、初当選を果たした。県選挙管理委員会によると、県内の女性首長誕生は戦後初。県内の現職市町村長では最年少となる。投票率は78.91%で、前回選挙戦となった2005年の83.87%を4.96ポイント下回った。山崎氏の任期は4月24日から。
 選挙戦は12年ぶり。森内氏と自民党県連幹事長で地元選出の神山久志県議の長年続いた協調関係が崩れ、神山氏が山崎氏を全面支援。一方、森内陣営は、森内氏の長男で同党県連総務会長の之保留県議が支えるという保守分裂の異例の対決構図となった。大きな争点はなかったものの、町内外の注目を集めた。両陣営は町政の継続、刷新を巡り、激しい舌戦を繰り広げた。
 選挙初挑戦の山崎氏は、後援会長に就いた神山氏や町議2人が中心となり選挙態勢を構築。町内2漁協から単独推薦を受けた。元自民党参院議員の父・力氏も支えた。養殖ホタテガイ残さの処分問題の早期解決や第1次産業の振興などを公約に掲げ、「町の基幹産業の水産業が10年来ないがしろにされてきた」と森内氏の町政運営を批判した。
 出馬表明は2月と遅かったが、街頭演説など活発に動き、三厩地区、平舘地区など沿岸部で先行。町政に批判的な層を中心に急速に支持を拡大し、押し切った。
 初当選した05年以来の選挙戦となった森内氏は、国道280号バイパスの蟹田延伸など3期12年の実績や豊富な政治経験を踏まえ、「政策の実行力は誰にも負けない」とアピールした。
 町議11人のうち7人で構成した支援議員団に加え、建設業者らでつくる団体や町職員労働組合から推薦を受け、組織戦を徹底したが、支持の広がりを欠いた。
.
東奥日報社

4550チバQ:2017/03/27(月) 19:05:53
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20170324023649.asp
2017年3月24日(金)
.
保守票奪い合い激化/外ケ浜町長選


 任期満了に伴う青森県外ケ浜町長選は26日に投開票が行われる。ともに無所属で、4選を目指す現職の森内勇氏(79)と、元会社員の山崎結子氏(35)の一騎打ちとなった12年ぶりの選挙戦は最終盤を迎えた。両陣営は、有権者が多い蟹田地区の票の行方が勝敗を左右するとみており、てこ入れを図っている。
選挙

 自民党県連幹部がそれぞれの陣営の中心におり、保守票の奪い合いも激しさを増している。

 森内氏は、町議11人中7人をはじめ、地元建設業者、農家などの支援を受けて組織戦を展開している。自民党県連総務会長で長男の之保留氏も応援マイクを握っている。

 森内氏は24日、同町蟹田下小国で行った街頭演説で、国道280号バイパス延伸や健全財政など3期12年の実績を強調。「合併時から町はいい方向に進んできた。維持するのが政治力」と町政継続を訴えた。

 組織力では相手を上回っているため、陣営は業界団体や支援組織の引き締めを徹底。選対本部長の石岡博英町議は「町中心部から農村部まで徐々に手応えはつかめてきた。現職としての強みを生かして、支持基盤を確実に固めたい」と話している。

 選挙初挑戦の山崎氏は、知名度不足を解消するため告示後、多い日は20カ所ほどで街頭演説を行った。自民党県連幹事長の神山久志県議をはじめ、町議2人、漁業団体らの支援を得ている。父で元自民党参院議員の力氏も支持者回りなどを行っている。

 山崎氏は24日、同町蟹田石浜で行った街頭演説で、1次産業の育成を1番に挙げ「養殖ホタテガイの残さ問題が10年来、進まなかったのはおかしい」などと現町政を批判した。

 陣営は無党派層や現職批判票の取り込みを目指して、草の根運動を展開。神山氏は「20代など若い世代の関心が高まってきた選挙。幅広い支持を得るため、投票率向上も目指したい」と語った。

 町の有権者は蟹田地区2752人、三厩地区1653人、平舘地区1486人で、蟹田地区が約47%を占める。両陣営関係者は、三厩、平舘地区の票の行方はある程度見えてきた-として「最終的に蟹田で優位に立った方が勝つのでは」とみている。

4551チバQ:2017/03/28(火) 14:47:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000004-khks-pol
<外ケ浜町長選>自民県連分裂 新人が当選

河北新報 3/28(火) 10:50配信

26日に投開票された青森県外ケ浜町長選は、山崎力・元参院議員の次女で、無所属新人の元会社員山崎結子氏(35)が、4選を目指した無所属現職の森内勇氏(79)を大差で破り、初当選した。県内初の女性首長が誕生した選挙戦は、両陣営ともに自民党県連幹部が後方支援する異例の展開となった。

【12年ぶり選挙戦】山崎氏「若さとフットワークを武器」
.

 「街頭演説を重ねて、少しずつ知名度が上がった。町民の声を大切にし、1次産業振興に注力する」。東京出身で町に地縁のなかった山崎氏は26日夜、当選が決まるとそうあいさつした。選挙戦では町が地盤で自民党県連幹事長でもある神山久志県議が全面支援した。
.

 一方、4選を目指した森内氏は長男之保留(のぼる)氏が県議(青森市選挙区)で同県連総務会長を務める。12年ぶりの選挙戦は自民党県連幹部が各陣営を束ねる立場で激突する構図でもあった。
.

 両陣営ともに数百票差の接戦になると見込んでいたが、ふたを開ければ有効投票4591票のうち、2891票を山崎氏が獲得。1200票近く差がついた。
.

 山崎氏の後援会長を務めた神山氏は「最初は手応えがなかったが、徐々に盛り上がった。『地域を変えよう』という町民の機運と合致した」と語った。
.

 森内氏陣営の幹部は「ここまで離された結果に驚いている。相手は現職への批判ばかり。それに町民が同調してしまった」と悔やむ。
.

 山崎氏を支持したパート女性(70)は「このままではいけないという町民の危機感が出た。若いのでまだまだ成長するだろう」と期待する。
.

 昨年夏の参院選青森選挙区では、山崎氏の父で自民現職だった力氏が落選。自民党県連は党勢立て直しの最中に、幹部が袂(たもと)を分かった格好だ。
.

 投開票日の26日午後、青森市であった県連役員会。江渡聡徳会長(衆院青森2区)は「皆、大人なので選挙が終われば、互いに党員として対応できるはず」と平静を強調した。

4552チバQ:2017/03/29(水) 19:05:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000023-khks-pol
<秋田知事選>個人vs政党vs組織 戦い方三様

河北新報 3/28(火) 16:03配信

 秋田県知事選(4月9日投開票)で、3候補者が手法の違いを際立たせながら戦いを繰り広げている。無所属前職の元参院議員寺田典城氏(76)は「個人」を強調し、共産党新人の元県議山内梅良氏(69)は「政党」、3選を目指す無所属現職の佐竹敬久氏(69)=公明・社民支持=は「組織」を前面に出す。いずれも県内を精力的に回り、人口減対策や秋田市と連携する新文化施設整備の是非を訴えている。

【秋田知事選】3氏の公約出そろう 最重点項目は…
.

 「政党も業界団体も連合秋田も、あっち(佐竹氏)だ」と語るのは寺田氏。選挙カーでの遊説を中心に、組織に頼らない選挙戦を展開している。
.

 26日は秋田市内を巡り、支持者と握手を交わしたほか、商店街を歩いて支持を呼び掛けた。「県議会となれあいで、議論もろくにせず物事を進めている」などと佐竹氏の県政批判を強めており、「熱烈に頑張れと言う人もいる」と反応の良さを口にする。
.

 山内氏は26日、JR秋田駅西口前の街頭演説に次期衆院選秋田1区の党公認候補とともに登場。「知事を替えて新風を県庁に吹き込もう」などと県政刷新を訴えた。さらに寺田氏についても「ハコモノから人へと言うが、自分もそう(ハコモノ重視)だったはずだ」と暗に批判した。
.

 若者支援と子育て支援を重点公約に掲げており、「演説では、この二つの政策に反応がある」と手応えを感じ取る。
.

 佐竹氏は自民党県連の支持や県農協政治連盟の推薦も受けており、政党や団体をフル回転させて戦いを進めている。
.

 26日に羽後町で行った街頭演説には、安藤豊町長や県南を地盤とする民進党の村岡敏英衆院議員(比例東北)、地元選出の無所属県議、連合秋田の黒崎保樹会長らが勢ぞろいした。佐竹氏は「人口減対策で、しっかりとした計画を立てて進める責任がある」と県政の継続を訴えた。
.

 ◇秋田県知事選立候補者
.

寺田典城76 元参院議員  無前
.山内梅良69 党県副委員長 共新
佐竹敬久69 知事     無現(公・社支)

4553チバQ:2017/04/01(土) 19:57:06
http://www.sakigake.jp/news/article/20170331AK0009/
県議補選告示、2選挙区に4人届け出
2017年3月31日 掲載 2017年3月31日 更新
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 秋田県議会議員の補欠選挙が31日、告示された。能代市山本郡、男鹿市の両選挙区(欠員各1)で、それぞれ2人が出馬し、選挙戦に突入した。投開票は4月9日。

 能代市山本郡選挙区に立候補したのは届け出順に、僧職の吉方清彦(せいげん)氏(46)=無所属、会社員の能登孝子氏(46)=自民党公認=の新人2人。

 一方、男鹿市選挙区に立候補したのは届け出順に、元職で会社役員の下間俊悦氏(57)、新人で元男鹿市副市長の杉本俊比古氏(66)の2人。いずれも無所属。

4554チバQ:2017/04/01(土) 20:18:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170401ddlk05010254000c.html
<ミニ統一選’17>7市長選、あす告示 5市議補選も 知事選同日、9日投票 /秋田
11:50毎日新聞

 任期満了に伴う7市長選と5市議補選が2日、告示される。この「ミニ統一選」は、秋田▽男鹿▽湯沢▽由利本荘▽潟上▽大仙▽北秋田の各市長選と、男鹿▽湯沢▽由利本荘▽潟上▽大仙の各市議補選。投票は知事選と同じ4月9日で、即日開票される。

 ◇秋田市

 3選を目指す現職の穂積志氏(59)と県議で新人の丸の内くるみ氏(72)の一騎打ちとなる公算が大きい。

 穂積氏は2期8年の市政について「市民との約束は着実に果たしてきた」と強調。課題の人口減対策に向けて、第1子保育料無償化や雇用拡大、若者の地元定着促進などを掲げる。

 一方、丸の内氏は「経済を含め街の活気は低迷し続けている」と現市政を批判。公約には、市郊外に計画する「大型複合商業施設」の誘致・実現や、病児保育・学童保育の充実などに取り組むとしている。

 ◇男鹿市

 元県議の菅原広二氏(65)と、元市議の佐藤誠氏(60)の2人が名乗りを上げている。菅原氏は現職の渡部幸男市政の路線を引き継ぎ、JR男鹿駅近くの複合観光施設計画を進める方針。一方、佐藤氏は施設の計画を再検討する考えを示しており、選挙戦の最大の争点となりそうだ。

 市議補選(改選数1)は2人が立候補を予定している。

 ◇湯沢市

 前職と新人3人の計4人が立候補の見込み。4者入り乱れての選挙戦は、2005年の合併後初の市長選以来、12年ぶりとなる。

 これまでに立候補を表明しているのは、前職の鈴木俊夫氏(66)、前市議会議長の由利昌司氏(68)、会社役員の高橋健氏(38)、元市職員の菅原大氏(48)の4人。

 鈴木氏に対抗する市議会保守系会派の各議員が、由利氏、高橋氏、菅原氏を推して分裂。支持団体の動きに加え、候補者の政治・行政経験や出身地、年代の違いがかぎを握る。

 市議補選(改選数2)は2人が立候補を予定し、無投票の公算が大きい。

 ◇由利本荘市

 3選を目指す無所属現職の長谷部誠氏(66)以外に立候補表明はなく、無投票の公算が大きい。

 市議補選(改選数1)もあるが、これまでのところ立候補の動きがないため、欠員となる可能性がある。

 ◇潟上市

 元市議の中川光博氏(63)と元文部科学省職員の藤原一成氏(56)の一騎打ちとなる公算が大きい。

 中川氏は、学校給食の無償化や高齢者の通院・買い物の利便性向上など、子育て世代や高齢者向けの政策を中心に訴える。一方、藤原氏は現職の石川光男氏の後継指名を受け出馬表明。スポーツや文化を通じた地域間交流や、産業振興、起業支援に取り組むとしている。

 市議補選(改選数2)は3人が立候補を予定している。

 ◇大仙市

 元市議の武田隆氏(65)と元副市長の老松博行氏(62)の一騎打ちとなる見通し。

 両氏とも、栗林次美・前市長の市政運営を一定評価。その上で武田氏は地域支所の権限強化を図るとし、老松氏は花火産業のさらなる振興などを掲げる。

 市議補選(改選数2)は3人が立候補をする見通し。

 ◇北秋田市

 3選を目指す現職の津谷永光氏(65)が立候補を表明している。他に立候補の表明はなく、無投票の公算が大きい。

4555チバQ:2017/04/01(土) 20:18:39
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-76521214.html
田村市長選、2日告示 現新2人が立候補へ
10:28福島民報

 任期満了に伴う田村市長選は2日告示、9日投票で行われる。4選を目指す現職冨塚宥●氏(71)=無所属=と元県議の新人本田仁一氏(54)=無所属=の2人が立候補を表明している。 冨塚氏は子育て支援や産業人材の育成、健康なまちづくり、救急医療環境の整備などを公約に掲げている。 本田氏は人口減少対策としての産業創出や雇用確保、教育支援、地域づくり協議会設置などを訴えている。 立候補の届け出は2日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は9日午前7時から午後6時まで市内35カ所で行われる。同日午後7時半から市総合体育館で開票される。 有権者数は3月2日現在、3万2714人(男1万5994人、女1万6720人)。 市長選と同時選で市議補選(欠員1)も行われる。これまでに元職と新人の計2人が立候補の準備を進めている。※●は日ヘンに景

4556チバQ:2017/04/01(土) 20:19:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170330ddlk05010035000c.html
<選挙>秋田市長選 来月2日告示 「街づくり」争点に浮上 拠点開発どうする 中心市街地活性化VSイオンタウン誘致 /秋田
03月30日 12:13毎日新聞

 任期満了に伴う秋田市長選が4月2日告示(9日投開票)される。3選を目指す現職の穂積志氏(59)と、県議の丸の内くるみ氏(72)が出馬を表明している。人口減少や高齢化が課題だが、今後の“街づくり”のあり方が争点の一つに浮上している。【松本紫帆】

 秋田市は現在、都市機能を中心部に集約する「コンパクトシティー構想」を推進中だ。JR秋田駅周辺から同市大町付近までの「中心市街地」(1・15平方キロ)を“核”と位置付け、都市機能を充実させようとしている。

 今月24日には、市が内閣府に申請していた「第2期秋田市中心市街地活性化基本計画」が認定され、2017年度から5年計画で進められる。市と県が計画している新文化施設のほか、北都銀行による「秋田版CCRC複合施設」(継続的なケア付きのリタイア共同体)や複合商業施設「OPA(オーパ)」など民間事業も含む。

 穂積氏は「具体的な事業が続けて動き出した。民間主体のイベントも開かれ、中心市街地がにぎわい、元気になっていると感じる」と手応えを強調する。

 一方、丸の内氏は「現市政の活性化策が中心市街地に特化しすぎているため、地元経済の低迷が続いている」と批判。そこでイオンタウン(千葉市)が秋田市郊外の外旭川地区に計画している「大型複合商業施設構想」の誘致・実現を公約に掲げる。

 イオン側の計画では約34万5000平方メートルの敷地に、ショッピングモールに加え、映画館や温泉、医療ゾーンを設ける。新規雇用は約3000人と見込む。

 だがJR秋田駅前の中心市街地からは約4〜5キロ離れており、市が進めるコンパクトシティー構想とは相いれない。さらに予定地は市街化を抑制すべき「市街化調整区域」に定められており、区域変更には市の許可が必要となる。穂積氏は「門戸は開いているが、イオンにかかわらずどの企業であっても変更は難しいのではないか」と消極的だ。

 丸の内氏は「(構想が実現すれば)県内外から大勢の観光客などを呼び込むことができる。中心市街地だけに特化していては、秋田市全体の経済が発展しない」と指摘する。

 コンパクトシティーを進めるのか、それとももうひとつ拠点をつくるのか。活発な議論が求められる。

4557チバQ:2017/04/03(月) 11:48:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170403-00000034-san-l07
福島・田村市長選告示 現新対決、初の選挙戦

産経新聞 4/3(月) 7:55配信
 任期満了に伴う田村市長選は2日告示され、いずれも無所属で、4選を目指す現職の冨塚宥●氏(71)と、新人で元県議の本田仁一氏(54)が立候補を届け出て、平成17年3月の同市発足以来、初めての市長選となった。「まちづくり」を中心に、人口減少対策、農産物の風評払拭などをめぐり、激しい論戦が繰り広げられそうだ。投開票は9日。

 冨塚氏は、3期12年の子育て支援など実績を掲げ、支持を訴える。

 一方、本田氏は「市民の思いを市政に注入する」と、市政刷新を唱える。

●=日へんに景

4558チバQ:2017/04/03(月) 20:19:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170403ddlk07010009000c.html
<選挙>田村市長選/田村市議補選 市長選、現新の一騎打ち 合併後初の選挙 /福島
12:17毎日新聞

 任期満了に伴う田村市長選と、同市議補選(改選数1)は2日、告示された。市長選は、4選を目指す現職の冨塚宥〓(ゆうけい)氏(71)と新人の元県議、本田仁一氏(54)の無所属2氏が立候補を届け出た。田村市が町村合併で誕生した2005年以降、市長選は3回連続無投票で、今回が初の選挙戦となった。人口減に歯止めがかからない市の活性化策などを巡り論戦が交わされそうだ。市議補選には、元職と新人の2氏が立候補した。投票はともに9日で、即日開票される。

 冨塚氏は、市内に夜間診療所を設置するなど3期12年の実績を強調。公約では鍾乳洞「あぶくま洞」などの観光資源を生かした交流人口の拡大や、雇用増に向けた企業誘致の促進を掲げている。学校給食の無料化を含む子育て支援の充実や、福島第1原発事故による風評対策として地場の農産品の安全性をPRすることも訴える。

 2期目の途中で県議を辞職し立候補した本田氏は、これまでに培った県とのパイプに加え、50代という若さもアピール。人口減少対策としてUターンや都市部と行き来する「二地域居住」を推進し、移住施策に取り組むことを公約に盛り込んだ。市長報酬の3割カットのほか、保育所、幼稚園無料化など子育て支援策も打ち出した。

 両氏は告示日の2日、いずれも同市船引町に構えた選挙事務所の前で、応援に駆けつけた近隣自治体の首長や支持者らを前に第一声を上げ、市内各地を遊説して支持を訴えた。

 投票は9日午前7時から午後6時に市内35カ所で。同7時半から市総合体育館で即日開票される。4月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万2697人(男1万5995人、女1万6702人)。【曽根田和久】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇田村市長選立候補者(届け出順)

冨塚宥〓(とみつか・ゆうけい) 71 無現(3)

 市長▽県農業会議理事▽道路整備促進期成同盟会全国協議会常任理事[歴]船引町長▽駒沢大

本田仁一(ほんだ・じんいち) 54 無新

 [元]県議[歴]常葉町副議長▽市副議長▽自民党県連青年局長・総務副会長▽船引高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇田村市議補選立候補者(改選数1-2、届け出順)

白石勝彦 63 社福法人職員 無新

松本悦子 66 自営業 (1)無元

4559チバQ:2017/04/03(月) 20:19:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170403ddlk05010222000c.html
<選挙>7市長選が告示 /秋田
11:59毎日新聞

 任期満了などに伴う7市長選が2日、告示された。秋田は現職に新人が挑む構図になったほか、男鹿、潟上、大仙の3市はいずれも新人同士の争いとなった。湯沢は前職と新人3人の計4人が立候補。一方、由利本荘、北秋田の両市は現職以外に届け出がなく、ともに無投票で3選が決まった。また、男鹿、湯沢、由利本荘、潟上、大仙の5市は市議補選も告示された。湯沢は無投票当選が決まり、由利本荘は届け出がなかった。5市長選と3市議補選は、いずれも知事選と同じ9日に投票、即日開票される。

 ◆秋田市は現新一騎打ち

 秋田市は、3選を目指す無所属現職の穂積志氏(60)と、元県議で無所属新人の丸の内くるみ氏(72)の2人が届け出た。

 ◇「一層のにぎわいつくっていく」 穂積氏

 穂積氏は午前9時前、秋田市大町2のニューシティ跡地で第一声。自身の2期8年を振り返り「逃げ出したくなるような課題もあったが、次世代に元気な秋田を残したい、と正面から取り組んできた」と強調。待機児童の解消や雇用創出、市役所新庁舎建設などを成果として挙げた。

 争点のひとつになっている“街づくり”についても言及し、「中心市街地は今やっと、秋田の玄関口としての様相が出てきた」と力説。加えて、市と県が計画する新文化施設の整備や、旧県立美術館の改修などを通じて「今後はなお一層のにぎわいをつくっていく」と訴えた。

 会場には多くの支持者らに加え、自民、公明、社民各党の国会議員や県議らも駆け付け、大声で気合を入れた。

 ◇「声届く市政につくり替える」 丸の内氏

 丸の内氏は、秋田市山王5の選挙事務所前で「外旭川テーマパークを誘致」などと書かれたビール箱に上がり、マイクを握った。「現市政を続けるか、皆さんの声が届く市政につくり替えるかの選挙だ」と訴えた。

 現市政を「中心市街地へのハコモノに特化し、市民の声を聞かず地元企業に寄り添わない」と批判。県市連携の新文化施設は「補助金が出るから、と建て直す時代ではない。今ある財産を磨き、秋田ならではの楽しい町歩きができる中心街にする」と転換を訴えた。

 民間企業が外旭川地区に計画する大型複合商業施設は「観光拠点となり雇用が生まれ、若者を呼び戻せる」と誘致を強調。「市民の心にある『秋田を何とかしなければ』という種火を燃え立たせよう」と呼びかけた。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は26万9106人。【松本紫帆、川村咲平】

………………………………………………………………………………………………………

穂積志(ほづみ・もとむ) 60 無現(2)

 県市長会長(歴)市議▽医療法人理事▽青年会議所常任理事▽県議▽会社役員▽成蹊大=[公]

丸の内くるみ(まるのうち・くるみ) 72 無新

 [元]県議[歴]市国際交流課長・市史編さん室長▽市社協常務理事▽NPO理事長▽京大

………………………………………………………………………………………………………

 ◆男鹿市も2人の争い

 男鹿市は元市議の佐藤誠氏(60)と、元県議の菅原広二氏(65)の2人が立候補し、一騎打ちに。

 争点となっているJR男鹿駅近くの複合観光施設建設について、佐藤氏は「(これまでの)強引に議論を進める手法は容認できない」と計画を再検討する考えを示している。一方で、菅原氏は現職の渡部幸男市政の路線を引き継ぎ、「成功に導きたい」と推進を訴えている。

 ◇市議補選に2人

 また市議補選(改選数1)は、新人2人が立候補した。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は、2万6186人。【松本紫帆】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇男鹿市長選立候補者(届け出順)

佐藤誠(さとう・まこと) 60 無新

 [元]市議[歴]建設会社社長▽男鹿地区消防一部事務組合議員▽東北工大

菅原広二(すがわら・こうじ) 65 無新

 [元]県議[歴]県職員▽県議会農林水産委員長▽建設石材会社役員▽日大=[自][公]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇男鹿市議補選立候補者(改選数1-2、届け出順)

大坂真一 63 木材会社社長 無新

伊藤宗就 37 菅原神社宮司 無新

………………………………………………………………………………………………………

4560チバQ:2017/04/03(月) 20:20:07
 ◆湯沢市4人届け出

 湯沢市は元市職員の新人、菅原大氏(48)、会社役員の新人、高橋健氏(38)、前職の鈴木俊夫氏(66)、前市議会議長の由利昌司氏(68)の4人が届け出た。

 菅原氏は午前9時過ぎ、同市表町の選挙事務所前で第一声。他候補の出馬表明が相次ぐ中、「(実際に市長になった場合に)市職員として共に歩んでいけるか悩んだ」と心境を吐露。「新しい発想で市を活性化できるのは自分しかいない」と支持を訴えた。

 高橋氏は清水町4の選挙事務所前でマイクを握った。金田勝年法相や佐竹敬久知事の秘書を務めた経歴をアピールし、「国、県との太いパイプがある」と強調。「若い力で湯沢の未来を切り開きたい。期待に応えるべく、絶対に負けない」と声を張り上げた。

 鈴木氏は岡田町の選挙事務所前の出陣式で、「市民と行政が知恵と力を出し合えば課題は解決できる。(2005年の)合併後の初代市長を務めた者として、市の将来像に責任を持ち、隣接自治体と連携してよい市をつくる」と声を振り絞った。

 由利氏は田町2の駐車場で第一声。斉藤光喜市長らが駆けつける中、「斉藤市政を前進させるか、(今回立候補した鈴木氏が市長だった)8年前に戻すかが問われる。自民、公明から支持を受ける私が保守本流だ」と力強く述べ、選挙カーに乗り込んだ。

 ◇市議補選は無投票

 また同日告示された市議補選(改選数2)では、届け出が2人だったため、無投票当選が決まった。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は、4万1341人。【佐藤伸】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇湯沢市長選立候補者(届け出順)

菅原大(すがわら・ひろし) 48 無新

 [元]市ひびく・つながる創造課班長▽横浜国立大

高橋健(たかはし・けん) 38 無新

 運送・建設会社役員[歴]参院議員秘書▽知事秘書▽秋田経済法科大

鈴木俊夫(すずき・としお) 66 無元(1)

 [元]旧湯沢市長[歴]旧湯沢市議▽県議▽岩手大別

由利昌司(ゆり・まさし) 68 無新

 [元]市議長[歴]雄勝町議▽旅館業▽湯沢高=[自][公]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇湯沢市議補選当選者(改選数2、届け出順)

住谷達 40 会社役員 (1)無新

藤岡庄一 60 靴製造業 (1)共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◆潟上市2新人の戦い

 潟上市はいずれも無所属で新人の元市議の中川光博氏(63)と、元文部科学省職員の藤原一成氏(56)の2人が立候補した。

 中川氏は、石川光男現市政の改革を訴えるほか、学校給食の無償化や高齢者の通院・買い物の利便性向上などを掲げる。

 一方、藤原氏は、石川氏の後継候補として立候補。スポーツや文化を通じた地域間交流や、産業振興、起業支援に取り組むとしている。

 ◇市議補選に3人

 市議補選(改選数2)は元職2人と新人の計3人が立候補した。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は、2万8834人。【松本紫帆】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇潟上市長選立候補者(届け出順)

中川光博(なかがわ・みつひろ) 63 無新

 [元]市議[歴]会社員▽天王町教育委員▽市議会総務文教常任委員長▽新潟大=[自]

藤岡庄一(ふじわら・かずなり) 56 無新

 [元]文科省職員[歴]岡山県瀬戸内市教育長▽文科省初等中等教育局視学官▽早大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇潟上市議補選立候補者(改選数2-3、届け出順)

鈴木壮二 48 自営業 無新

岡田曙 71 自営業 (1)無元

佐藤敏雄 44 [元]会社員 (1)無元

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

4561チバQ:2017/04/03(月) 20:20:25
◆大仙市も2新人

 大仙市は、元副市長の老松博行氏(62)と、元市議の武田隆氏(65)の両新人が届け出た。栗林次美・前市長が任期満了目前に辞任し2005年の合併後、初の選挙戦となった。

 老松氏は旧大曲市出身。12年から約5年間、副市長を務めた。「いい政策は大事に引き継ぐ」と花火産業のさらなる振興や若者の定住を掲げる。

 武田氏は「執行部と議会の両輪がうまく回っていない」と、市議を辞めて立候補。旧西仙北町出身で、地域支所の権限強化や農業振興を訴える。

 ◇市議補選に3人

 また市議補選(改選数2)は、新人2人と元職1人が立候補した。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は7万3128人。【山本康介】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇大仙市長選立候補者(届け出順)

老松博行(おいまつ・ひろゆき) 62 無新

 [元]副市長▽市サッカー協会副会長[歴]市総務部長▽北大

武田隆(たけだ・たかし) 65 無新

 [元]市議[歴]県経済連職員▽市議会議会運営委員長▽東京農大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇大仙市議補選立候補者(改選数2-3、届け出順)

三浦常男 62 農業 無新

高見清俊 75 雑貨店経営 無元

高橋徳久 52 諏訪神社宮司 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◆由利本荘、北秋田市は無投票

 ◇長谷部氏3選

 由利本荘市は、無所属で現職の長谷部誠氏(66)が、前回に続き無投票で3選を果たした。

 長谷部氏は当選が決まった後、事務所で関係者らとバンザイ。「責任の重さを痛感している。今後も市民の期待に応えるべく、市政の発展に尽くしたい」と語った。さらに「若者の雇用創出、よりよい子育て環境、健康長寿社会の実現で、できるだけ緩やかな人口減にしたい」と述べた。

 長谷部氏は同市出身。県議会副議長などを経て2009年に初当選。2期目には人口減を見据えた市総合計画「新創造ビジョン」を策定。アリーナ施設を備える総合防災公園やJR羽後本荘駅周辺の整備事業などを進めている。

 一方、同日告示された市議補選(改選数1)には立候補の届け出がなく、現在の市議が任期満了を迎える10月31日まで欠員1が続くことになる。【山本康介】

 ◇津谷氏も3選

 北秋田市は現職の津谷永光氏(65)以外に立候補の届け出がなく、津谷氏の3選が無投票で決まった。

 この日津谷氏は、同市松葉町の選挙事務所前で約200人の支持者らを前に第一声。「(現在の)市が誕生する前の旧4町の資源を生かし、地域の活性化を目指したい」と述べ、市内を一巡して支持を訴えた。

 無投票当選の知らせを受けた津谷氏は、午後5時半過ぎ、事務所で関係者らとバンザイした。「無投票当選の重みを感じる」とした上で、「希望があり、元気のあるまちづくりに取り組んでいく」と抱負を述べた。

 津谷氏は約100の団体や企業などの推薦を取り付けた。政策面では「人口減少時代への挑戦」をキャッチフレーズに、「産業振興による仕事づくりと働く場の確保」など7項目の公約を掲げていた。【田村彦志】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇由利本荘市長略歴

長谷部誠(はせべ・まこと) 66 無現(3)

 [元]県副議長▽県剣道連盟名誉会長[歴]県職員▽同志社大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇北秋田市長略歴

津谷永光(つや・えいこう) 65 無現(3)

 [元]県議長▽県水泳連盟会長▽県森と水の協会長[歴]建設会社副社長▽自民党県連会長▽慶大

4562チバQ:2017/04/05(水) 11:24:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170405-00010000-dtohoku-l02
現新三つどもえ 青森・東北町長選告示

デーリー東北新聞社 4/5(水) 11:14配信

 任期満了に伴う青森県東北町長選は4日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職斗賀寿一氏(72)、新人で前町議の長久保耕治氏(44)、新人で前副町長の蛯名鉱治氏(57)が立候補を届け出た。上北郡選出県議3人がそれぞれ別候補の支持を表明、初日から応援のマイクを握るなど、選挙戦は早くも激戦の様相を呈している。投開票は9日。

 斗賀候補は午前9時40分ごろ、同町乙供の選挙事務所前で第一声。2期8年間の町政運営を支えてくれた踏まえて町民に謝意を示しつつ、「38年間の政治経験を生かし、今後も東奔西走する。住みよい町をつくりたい」と現町政の継続を訴えた。

 長久保候補は午前9時50分ごろ、青い森鉄道上北町駅前で第一声を行い、農家の所得向上などを主張。「現町政の公共事業偏重を脱する。公正・公平な町を目指したい」と力を込めた。また、立候補届け出と同時に町議を自動失職した。

 蛯名候補は午前9時ごろ、同駅前で第一声を上げた。小中学校の給食費無償化など公約を強調。農業を重要産業に位置付けることをアピールし「町民の声なき声を行政に反映させ、未来のある町をつくりたい」と述べ、支持を呼び掛けた。

 この日は、蛯沢正勝県議が斗賀陣営に、沼尾啓一県議が長久保陣営に、工藤慎康県議が蛯名陣営にそれぞれ加わり、各候補の応援演説を行った。

 期日前投票は5日から8日まで、午前8時半〜午後8時に町役場本庁舎2階と、町コミュニティセンター1階の2カ所で受け付ける。

 投票は町内23カ所で、9日午前7時から午後8時まで。このうち淋代、美須々両地区生涯学習センターでは午後7時まで。午後8時45分から町コミュニティセンターで即日開票する。

 3日現在の選挙人名簿登録者数は1万5667人(男7538人、女8129人)。
.
デーリー東北新聞社

4563チバQ:2017/04/07(金) 18:16:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170407-00000016-khks-pol
奥山恵美子仙台市長が引退へ

河北新報 4/7(金) 13:50配信

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、2期目の現職奥山恵美子氏(65)は7日、今期限りで引退する意向を固めた。同日、周辺に立候補見送りを伝えた。8日に記者会見を開いて正式表明する。

奥山氏は1期目の任期中に起きた東日本大震災を受け、5年間の復興計画を策定。2期目に災害公営住宅の整備を終え、被災者の生活再建に道筋を付けた。2015年12月には、最重要課題の一つだった市地下鉄東西線の開業を実現させた。
.

 昨年3月に復興計画期間が終了した後は、「ポスト復興」を見据えた文化観光局の新設や市役所本庁舎の建て替え決定など3期目への布石も打ち、3選立候補が確実視されていた。
.

 3日の定例記者会見で市長選への態度を問われた際は、「本年度をしっかりスタートさせ、事業に加速度をつけて進めていくことが第一だ」と述べるにとどめた。
.

 奥山氏は秋田市出身、東北大経済学部卒。1975年に仙台市役所入りし、市民局次長、教育長を経て2007年に副市長に就任した。09年3月に当時市長の梅原克彦氏(63)に反発する形で副市長を辞任し、同年7月の市長選で初当選した。震災を挟み、13年8月に再選された。
.

 市長選には梅原氏や市議の伊藤優太氏(32)が立候補を模索しているが、現時点で正式表明はない。奥山氏の立候補見送りで、候補擁立の動きが加速する。

4564チバQ:2017/04/07(金) 18:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170407-00000016-khks-pol
奥山恵美子仙台市長が引退へ

河北新報 4/7(金) 13:50配信

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、2期目の現職奥山恵美子氏(65)は7日、今期限りで引退する意向を固めた。同日、周辺に立候補見送りを伝えた。8日に記者会見を開いて正式表明する。

奥山氏は1期目の任期中に起きた東日本大震災を受け、5年間の復興計画を策定。2期目に災害公営住宅の整備を終え、被災者の生活再建に道筋を付けた。2015年12月には、最重要課題の一つだった市地下鉄東西線の開業を実現させた。
.

 昨年3月に復興計画期間が終了した後は、「ポスト復興」を見据えた文化観光局の新設や市役所本庁舎の建て替え決定など3期目への布石も打ち、3選立候補が確実視されていた。
.

 3日の定例記者会見で市長選への態度を問われた際は、「本年度をしっかりスタートさせ、事業に加速度をつけて進めていくことが第一だ」と述べるにとどめた。
.

 奥山氏は秋田市出身、東北大経済学部卒。1975年に仙台市役所入りし、市民局次長、教育長を経て2007年に副市長に就任した。09年3月に当時市長の梅原克彦氏(63)に反発する形で副市長を辞任し、同年7月の市長選で初当選した。震災を挟み、13年8月に再選された。
.

 市長選には梅原氏や市議の伊藤優太氏(32)が立候補を模索しているが、現時点で正式表明はない。奥山氏の立候補見送りで、候補擁立の動きが加速する。

4565チバQ:2017/04/10(月) 17:33:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-00010002-minyu-l07
現職と新人が舌戦入り 福島・郡山市長選告示、子育てなど集点
福島民友新聞 4/10(月) 11:48配信

 任期満了に伴う郡山市長選は9日、告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の品川萬里氏(72)=1期=と、新人で前市議の浜津和子氏(63)の2人が立候補を届け出た。両候補は出陣式の会場に詰め掛けた支持者を前に第一声を放ち、16日の投開票に向けて7日間の選挙戦に入った。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から6年が経過し、4年前の市長選で関心の高かった復興施策は争点となっていない。子育て支援や中心市街地活性化の在り方、市の将来像などを、市民にどう示せるかが焦点となっている。

 品川氏は1期4年の実績を強調、組織力を駆使して浸透を図る。浜津氏は女性による変革を訴え、反現職勢力の結集を狙う。

 市議補選(欠員2)も同日程で9日、告示され、新人3人、元職1人の4人が立候補を届け出た。

福島民友新聞

4566チバQ:2017/04/11(火) 15:17:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000002-san-l05
秋田知事選、現職が制し3選 投票率過去最低56・83% 県政に“無言の批判票”
産経新聞 4/11(火) 7:55配信

 知事選と、秋田市など5市の市長選が集中した「ミニ統一地方選」の投開票が9日、一斉に行われた。知事選は無所属現職の佐竹敬久氏(69)=公明、社民支持、秋田市は無所属現職の穂積志(もとむ)氏(60)=自民、公明、社民支持=が、いずれも3選を決めた。湯沢市は元市長で無所属の鈴木俊夫氏(66)が8年ぶりに返り咲き。男鹿市は元県議の菅原広二氏(65)=自民、公明支持、大仙市は元副市長の老松博行氏(62)、潟上市は元文部科学省視学官の藤原一成氏(56)の、いずれも無所属新人がそれぞれ初当選を決めた。

                   ◇

 三つどもえの争いとなった知事選は、佐竹氏が投票数の約7割を占める圧勝に終わった。ただ、投票率は56・83%にとどまり、平成17年4月の63・0%を6ポイント以上も下回り、過去最低を更新した。

 人口減少や産業振興といった課題を抱え停滞する県政を誰にも託す気にならないという“無言の批判票”ともいえる。

 今回の選挙戦はどの候補もベテランである半面、新味に乏しく、高齢化の進む「秋田の『今』を映すよう」と有権者の関心は低かった。対立候補の2人も、現職の批判票の受け皿にはなり得なかった。

 無所属元職の寺田典城氏(76)は「秋田を変えたいと訴えたが、維持したいというのが県民の考えだった」と政界引退を示唆。共産公認の山内梅良氏(69)も出遅れが響き、「私の力不足」と語った。

 佐竹氏は当選から一夜明けた10日、「具体的な政策を示し、一定の成果も出ていたから」と3選の理由を自己分析しながら、「全ての業種で付加価値生産性を上げなければ」と雇用創出を課題に挙げた。

 だが、県外流出が止まらない若者層に魅力ある仕事を提供できるのか。人口減対策に特化した新組織「あきた未来創造部」が示す施策の中身に注目が集まる。(藤沢志穂子)

 ▽秋田県知事選開票結果 

 当 335795 佐竹 敬久 無現 【公】【社】

   123868 寺田 典城 無元

    35382 山内 梅良 共新

 

 佐竹(さたけ) 敬久(のりひさ) 69 〔3〕

 知事(秋田市長・全国市長会長・県総務部次長)東北大

4567チバQ:2017/04/11(火) 15:17:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000001-san-l07
福島・田村市長選 本田氏が初当選 現職の4選阻止
産経新聞 4/11(火) 7:55配信

 任期満了に伴う田村市長選が9日投開票され、いずれも無所属で、市レベルで自民党が推薦した元県議で新人の本田仁一氏(54)が、4選を目指した現職の冨塚宥●(ゆうけい)氏(71)に4541票差をつけ、初当選した。投票率は72・32%だった。

 同市長選は平成17年の新市発足後、無投票が3回続き、平成23年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後としても初の選挙戦となった。

 選挙戦では、年齢が冨塚氏よりも一回り以上若く、県とのパイプもある本田氏が企業誘致による雇用創出などを訴え、有権者の支持を広げた。冨塚氏は3期12年の実績を強調したが、浸透できなかった。

 ◇田村市長選開票結果  (1-2)

 当  13843本田 仁一無新

     9302冨塚 宥●無現

●=日へんに景

4568チバQ:2017/04/11(火) 15:19:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000258-fminpo-l07
品川氏先行、浜津氏追う 郡山市長選 現新2人立候補
福島民報 4/11(火) 10:17配信

 任期満了に伴う郡山市長選は9日告示され、再選を目指す現職品川萬里氏(72)=無所属=と、元郡山市議の新人浜津和子氏(63)=無所属=の2人が立候補した。復興加速に向け市政継続か刷新かを争点に、16日の投票に向けて舌戦を繰り広げている。

 ◇立候補者(届け出順、敬称略)
 品川 萬里[しながわ まさと] 72 無現
 浜津 和子[はまつ かずこ]  63 無新

 品川候補は1期4年間の実績を強調。「市民総活躍」をスローガンに、子育てと女性の活躍に対する切れ目ない支援、教育環境改革、各種団体・企業と連携した産業の活性化、交通力強化などを訴えている。
 浜津候補は「女子力で郡山が生まれ変わる」を掲げている。郡山市職員として初の女性部長の経験をアピールし、小中学生の給食費無料化や保育士・幼稚園教諭の処遇改善、待機児童解消などを唱えている。
 自民、民進、公明、社民各党は自主投票とした。共産党は浜津氏の支持を決めた。
 前回(平成25年)の郡山市長選では、新人品川氏が6万1468票を獲得し、7656票差で3選を目指した現職を退けた。投票率は45・01%で過去2番目の低さだった。
 投票は16日午前7時から午後8時まで市内の小中学校や公民館、集会所など計149カ所に設けた投票所で行われ、午後9時半から郡山総合体育館で開票される。
 有権者数は8日現在、27万3476人(男13万3529人、女13万9947人)。18歳選挙権が初めて適用されるが、18歳は3460人、19歳は3210人となっている。

■序盤情勢 「決めていない」4割 子育て、教育施策が焦点

 福島民報社は9、10の両日、郡山市長選の世論調査を実施した。取材情報も加味した序盤情勢は現職品川萬里候補が先行し、新人浜津和子候補が追う展開となっている。ただ、4割強が投票する候補を決めておらず、無党派層などの票の取り込みが選挙戦の鍵を握るとみられる。
 地区別に見ると、品川候補は旧市内、熱海、片平をはじめ多くの地区で優位に立っている。浜津候補は地元の田村を基盤に逢瀬、中田で浸透を図っている。安積、湖南は品川、浜津両候補が競り合っている。
 支持政党別で品川候補は、自主投票を決めている自民、民進、公明各党に食い込んでいる。浜津候補は、支持を受けた共産党に浸透しているほか、社民党などへの支持も広げている。
 男女、年代別では、品川候補は男性の支持が厚く、特に29歳以下、40代、50代をまとめている。浜津候補は70歳以上と50代、40代の女性、30代の男性の支持を集めている。
 職業別では、農業団体から推薦を受けた品川候補が農林漁業でリードし、現業職、学生、事務・技術職にも浸透している。浜津候補は農林漁業と管理職、商工自営業、専業主婦の支持が比較的厚い。
 投票する候補を「決めている」は37・7%、「だいたい決めている」は19・2%で、「まだ決めていない」は42・5%を占めた。
 震災と原発事故からの復興が新たな段階を迎え、有権者は子育てと教育の充実や企業誘致による雇用の拡大などを最優先課題に挙げている。両候補はこうした市民の要望に応える具体的な政策を示し、いかに浸透させていくかが中盤以降の戦いの焦点となる。

福島民報社

4569チバQ:2017/04/11(火) 15:21:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00010006-dtohoku-l02
東北町長選、蛯名氏が初当選 三つどもえの激戦、21票差で勝利
デーリー東北新聞社 4/11(火) 11:14配信

東北町長選、蛯名氏が初当選 三つどもえの激戦、21票差で勝利
初当選を果たし、万歳三唱する蛯名鉱治氏。左は妻の正子さん=9日午後10時50分ごろ、東北町上北北3丁目の事務所
 任期満了に伴う東北町長選は9日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で前副町長の蛯名鉱治氏(57)=無所属=が4403票を獲得し、新人で前町議の長久保耕治氏(44)=同=、3選を目指した現職斗賀寿一氏(72)=同=を退け、初当選を果たした。投票率は81・70%。三つどもえの激戦を反映し、2013年の前回を15・61ポイント上回った。

 町議、副町長を務めた蛯名氏は政治、行政に携わった経験を強調。父・省吾氏が5期にわたって町長を務めた旧上北町内の地盤を固めたほか、町政刷新を求める町民の受け皿になった。

 9日午後10時25分すぎ、同町上北北3丁目の事務所に、わずか21票差での勝利の一報が入ると、詰め掛けた大勢の支持者は歓喜。蛯名氏は「勝てたのは皆さんのおかげだ。町民の意見を聞き、一つ一つ愚直に、確実に町政を進める」と決意表明した。

 一方、長久保氏は地元の旧東北町を足掛かりに、若年層を中心に支持を広げたが僅差に泣いた。「1次産業の振興などを訴え、たくさんの追い風をもらったが、力にできなかった。まだ若いので、これから頑張りたい」と再起を誓った。

 斗賀氏は地盤が長久保氏と重なったほか、「政治人生の集大成」とした前回選挙からの“変節”が批判を浴びる格好に。3選がかなわず「今後は一町民として、町政の行く末を見守りたい」と敗戦の弁を述べ、政界引退を表明した。

 選挙戦から一夜明けた10日、町選管は蛯名氏に当選証書を付与した。任期は24日から4年間。

デーリー東北新聞社

4570チバQ:2017/04/11(火) 15:22:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000023-khks-pol
<激震仙台市長選>擁立の動き急加速
河北新報 4/11(火) 12:57配信

<激震仙台市長選>擁立の動き急加速
新たな「主」を迎えることになった仙台市役所。候補者選びが急速に進む
◎現職奥山氏引退(下)うごめく思惑

【激震仙台市長選】続投の流れが急転

 仙台市長奥山恵美子の引退表明で、市長選(7月9日告示、23日投開票)の情勢は一変した。最有力と目された現職の退場を千載一遇の機会と捉え、さまざまな思惑がうごめく。

<「チャンス」>

 7日の奥山引退の報は、瞬く間に仙台市の内外を駆け巡った。市長選立候補を検討する前市長梅原克彦は、東京で国会議員へのあいさつ回りの最中だった。

 「奥山さん出ないって?」。宮城県選出議員に尋ねられたかと思うと、支持者から「チャンスだ」と電話が舞い込む。努めて平静を装う梅原だが、「古里のために働きたい気持ちは強くなっている」と、再登板への意欲を隠さない。

 立候補を模索していた市議伊藤優太は、3月下旬に独自に実施した電話世論調査で奥山に大差をつけられ、立候補断念に傾いていた。そのさなかの奥山の引退表明。慌ただしく関係者と連絡を取り合う伊藤の姿を、同僚市議は「鼻血が出そうなほど興奮している」とちゃかした。

<主導権争い>

 東北をけん引する政令市政の主導権を握ろうと、政党の動きも急加速した。

 「他の市長選とは違う。国政での争点が問われる場合もある」

 民進党代表代行の安住淳は7日の党宮城県連の会合で、他の野党と連携して市長選候補者を擁立する考えを示した。昨年7月の参院選で、自民党候補との現職対決を野党共闘で勝利に導いた安住。呼応するかのように共産党も同日、独自候補の選定作業を中止。野党共闘へとかじを切った。

 一方、自民党は対応を党市連に一任。党市議らが10日に開いた会派総会では、党主導での擁立を望む声が大勢を占めた。既に会派幹部に接触した党所属国会議員もいるなど、動きは活発化している。ベテラン市議は「民間の発想を持つ市長を選ばなければならない」と、安易なくら替えをけん制する。

 市町村の選挙に強い影響力を持つ知事村井嘉浩。10日の定例記者会見で奥山の後任について「経済界から出るようなことがあってもいいのではないか」と踏み込んだ。意中の人物は「いる」と村井。絞り込みの結果は市長選の構図を決めかねない。

   ◇

 奥山の突然の引退表明は市役所と市議会を激しく揺さぶり、宮城県政界にも波紋を広げる。決断の経緯と背景、市長選への影響を探った。(敬称略)(仙台市政取材班)

4571チバQ:2017/04/11(火) 15:22:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000022-khks-pol
<激震仙台市長選>続投の流れが急転
河北新報 4/11(火) 12:47配信

<激震仙台市長選>続投の流れが急転
新たな「主」を迎えることになった仙台市役所
◎現職奥山氏引退(上)逡巡の果て

【激震仙台市長選】うごめく思惑 擁立の動き急加速

 3月13日、仙台市長奥山恵美子は市役所3階の市長応接室で、元市議会議長と1対1で向き合った。3日前に閉会した市議会2月定例会で、市長選への態度を表明しなかった奥山の背中を押そうと、奥山周辺が設定した会談だった。

 元議長に表明時期を問われ、「4月第2週ではどうか」と奥山。「遅い。せめて第1週だ」と押し返された。4月7日に議会関係者への説明、翌8日記者会見-の段取りが決まった。

<服装鮮やか>

 「明らかに3選出馬の流れだった。あの時点では続投の気持ちが強かったのでは」。元議長の見立てだ。

 3月16日、市役所であった防災林再生事業の推進に関する市とNTT東日本の覚書締結式。鮮やかな黄色のジャケットに身を包んだ奥山の姿に、居合わせた中堅市議は目を見張った。

 「就任当初は緑のジャケットがせいぜい」と振り返る中堅市議は「昨年末ごろからカラフルな衣装が増えたので、3期目に向け人前に立つことを意識し始めたのかと思った」と続けた。

 年度をまたぐまで、周辺に続投と信じて疑わせなかった奥山。急転直下の引退表明にも映るが、8日に開いた緊急記者会見では「政治家である以上、出処進退は常に念頭にあった」と繰り返した。

 「もともと続投と勇退の気持ちがどちらもあり、その大きさがある時点で逆転したというのが実際ではないか」。市幹部は奥山の逡巡(しゅんじゅん)を推し量る。

<「母 100歳に」>

 遠方で暮らす母親の介護問題が決断に大きく影響したとの見方も根強い。奥山は、市議会関係者に「あと4年やれば、母は100歳を超える」と漏らしたことがあった。

 そんな奥山が引退の意向を最初に伝えたのは、東日本大震災という難局を共に乗り越えた「右腕」たちだった。

 3日午前の定例局長会議後、副市長稲葉信義は奥山から「いろいろと考えてきたけれど、出ないと決めました」と告げられた。ほぼ同時に伝えられたはずの同藤本章は「記憶が判然としない」という。

 奥山の懐刀ですら、頭の中が真っ白になるほどの衝撃だった。

   ◇

 奥山の突然の引退表明は市役所と市議会を激しく揺さぶり、宮城県政界にも波紋を広げる。決断の経緯と背景、市長選への影響を探った。(敬称略)(仙台市政取材班)

4572チバQ:2017/04/11(火) 15:26:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000003-khks-pol
<仙台市長選>清月記社長 出馬を検討
河北新報 4/11(火) 10:18配信

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、仙台市の葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(56)に複数の政治関係者が立候補を要請していることが10日分かった。菅原氏は河北新報社の取材に「検討している」と述べた。

 複数の関係者によると、菅原氏は奥山恵美子市長(65)が今期限りでの引退を表明した8日以降、相次いで立候補の要請を受けた。10日に菅原氏と面会した関係者は「民間出身の候補者は党派を問わず支援できる」と期待感を示した。

 菅原氏は取材に「奥山市長が引退を表明するまでは自分が立候補する考えはなかったが、状況が変わった」と語った。

 菅原氏は仙台市出身、東北学院大経済学部卒。1985年に父親と「すがわら葬儀社」を設立し、2001年に社長に就任。10年に社名を清月記に変更した。

4573チバQ:2017/04/11(火) 16:22:10

https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170411_41007.html
<秋田知事選・市長選>ともに現職3選

15:47河北新報


<秋田知事選・市長選>ともに現職3選

3選が決まり、花束を掲げる佐竹さん(中央)と妻睦子さん(右)=9日午後8時25分ごろ、秋田市川尻町の事務所

(河北新報)

 9日投開票された秋田県知事選は、無所属現職の佐竹敬久さん(69)が、無所属前職の元参院議員寺田典城さん(76)、共産党新人の元県議山内梅良さん(69)を圧倒。同日選となった秋田市長選は、無所属現職の穂積志さん(60)が無所属新人の元県議丸の内くるみさん(72)を退け、ともに現職が3選を果たした。選挙戦で佐竹さんと穂積さんが秋田市で「二人三脚」で遊説する場面もあり、人口減少時代を見据え県市連携の必要性を訴えてきた。
 同市川尻町の佐竹さんの事務所には、一部の市町村で開票作業が始まった午後8時ごろ、当選確実の知らせが入った。佐竹さんが妻睦子さん(69)と事務所入りすると、詰め掛けた支持者から大きな拍手が起こった。
 佐竹さんは「多くの県民から負託を受け、プレッシャーを感じる。4年間、全力で県政を進める」と支持者に強調した。
 同市寺内の穂積さんの事務所も、早々に当選確実の一報に沸いた。穂積さんは「多くの応援があったからこその勝利」と感謝した。
 民間が大型商業施設を計画する市郊外の外旭川地区は、穂積さんへの支持が厚い地域。誘致を望む住民が慎重な姿勢を保つ穂積さんから離反する懸念もあったが、最終的には大差で突き放した。
 佐竹さんと穂積さんは、合同で個人演説会を開くなどして距離の近さをアピールした。穂積さんは「若い世代が希望を持てる政策を打ち出すには、県市連携がより重要だ」と一層の強化を誓った。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170411_41008.html
<秋田知事選>佐竹氏、全市町村で勝利




拡大写真



拡大写真

 9日投開票された秋田県知事選で、県選管が集計した各候補の市町村別開票結果によると、3選を果たした無所属現職の佐竹敬久氏(69)が獲得した33万5795票は自己最高で、得票率は67.83%だった。全25市町村で過半数を占めた。
 佐竹氏の得票は、初当選した2009年知事選(13年は無投票当選)を4万4645票上回った。
 投票率は56.83%で、09年(67.39%)を10.56ポイント下回り過去最低となったが、09年の4氏による戦いから今回は3氏に減ったことや、3候補の政策の違いがはっきりしなかったことなどから、在任中に大きな失点のなかった現職が信任票を多く集めたとみられる。
 佐竹氏の得票率が最も高かったのは、出身地の仙北市の83.26%。最も低かったのは、寺田典城前知事(76)が過去に市長を2期務めた横手市の59.56%だった。

4574チバQ:2017/04/11(火) 16:35:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170411ddlk07010058000c.html
<選挙>田村市長選/田村市議補選 市長に本田氏、初当選 冨塚氏の4選阻む /福島

12:37毎日新聞


 任期満了に伴う田村市長選が9日投開票され、新人で元県議の本田仁一氏(54)が現職の冨塚宥〓(ゆうけい)氏(71)=いずれも無所属=を破り、初当選を決めた。本田氏は自民党の全面支援を受けて選挙戦を優位に進め、2005年の田村市発足以来、3期12年続いた冨塚市政に幕を引いた。当日有権者数は3万2254人(男1万5794人、女1万6460人)。投票率は72・32%だった。【曽根田和久、笹子靖】

 同市船引町船引の本田氏の事務所には開票が始まる午後7時半を待たず、支持者らが次々と姿を見せた。同9時半ごろ「本田氏当確」の一報が入ると、拍手の渦に包まれた。

 本田氏は、満面の笑みで支持者らと万歳三唱し「田村を何とかしないといけないという思いが積み重なり、当選できた。活気に満ちた田村市を作るため、本気になって取り組む」と抱負を語った。

 一方、4選を阻まれた冨塚氏は同町東部台3の事務所で「皆さんに早くからご支援、ご支持をいただいた。私の不徳の致すところ」と厳しい表情を浮かべた。支援した民進党県連代表の玄葉光一郎衆院議員は「運動量では間違いなく勝っていたが、結果が出ずおわびしたい」と述べた。

 両氏の公約は、少子高齢化対策や子育て施策の充実などで大きな差はなく、いずれも大票田の旧船引町を中心に組織戦を展開した。冨塚陣営は「地元出身の市長を失うわけにはいかない」とアピールしたものの、結果は旧常葉町出身の本田氏が4500票以上の大差を付けて圧勝した。

 田村市は旧船引町など5町村が合併して発足。市の中核をなす船引町のトップから初代市長になった冨塚氏にとって、今回は03年の町長選以来の選挙戦だった。同じ船引町出身の玄葉氏は、国への陳情の窓口になるなど近い存在で、久々の選挙でも支援を受けた。

 一方、野党幹部の玄葉氏への接近を強める冨塚氏に対し、自民議員には距離感が生まれた。自民県議から市長選に名乗りを上げた本田氏は、自民党田村市・田村郡総支部の推薦を得て、告示日の出陣式には党県連会長の根本匠衆院議員ら県連幹部が顔をそろえた。

 選挙期間中も、党所属の正副議長らが応援演説に入るなど「事実上、『玄葉対自民』の構図」(本田陣営幹部)に。自民の組織力を生かし、現職との戦いを優位に進めた。

     ◇

 現職の死去に伴う市議補選(改選数1)も9日投開票され、社会福祉法人職員で無所属新人の白石勝彦氏(63)が当選した。投票率は72・29%だった。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇田村市長選開票結果=選管最終発表

当 13843 本田仁一 54 無新

   9302 冨塚宥〓 71 無現

………………………………………………………………………………………………………

 ◇田村市長略歴

本田仁一(ほんだ・じんいち) 54 無新(1)

 [元]県議[歴]常葉町副議長▽市副議長▽自民党県連青年局長・総務副会長▽船引高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇田村市議補選開票結果(改選数1−2)=選管最終発表

当 15852 白石勝彦 63 無新(1)

   5773 松本悦子 66 無元

4575チバQ:2017/04/11(火) 16:38:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170411ddlk07010262000c.html
<選挙>郡山市長選/郡山市議補選 市政継続か刷新か 市長選、現新一騎打ちに /福島

12:37毎日新聞


 任期満了に伴う郡山市長選が9日、告示され、現職で再選を目指す品川万里氏(72)と新人で元市議の浜津和子氏(63)の無所属2人が立候補を届け出た。1期目の実績を強調して市政継続を訴える品川氏と、女性の視点を生かした刷新を訴える浜津氏による選挙戦がスタートした。一方、浜津氏の辞職などに伴う市議補選(改選数2)には元職1人と新人3人の4氏が立候補した。いずれも投票は16日で、即日開票される。8日現在の選挙人名簿登録者数は27万3476人(男13万3529人、女13万9947人)。

 元郵政審議官の品川氏は、2013年の前回市長選で3選を目指した現職を破り初当選した。昨年12月の市議会で「生活、活動しやすい環境づくりを引き続きシステマチックに進めることが使命」と述べ、出馬を表明した。

 同市の保健福祉部次長、市民部長などを務めた浜津氏は15年の同市議選で初当選。昨年12月、所属していた市議会最大会派「創風会」の会議で「市政は停滞しすぎている」などとして、市長選出馬の意向を明らかにした。

 今回の市長選では自民が推薦を見送り、民進、公明、社民は自主投票を決定。共産は浜津氏支持を決めている。【笹子靖、曽根田和久】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆郡山市長選 候補者第一声 届け出順

 ◇引き続き使命与えて 品川万里 72 無現(1)

 品川氏は、出陣式を午前8時半過ぎから同市喜久田町卸1で開き、支持者を前に「この4年間、多くの人に会い、喜びや涙も分かち合った。私の市政はこれに尽きる」と第一声。「郡山で生活し、働いてよかったと言ってもらえる市政を進めるため、引き続き使命を与えてほしい」と呼びかけると、支持者から大きな拍手が起きた。

 あいさつに立った自民党県連副会長の佐藤憲保県議は「真の震災復興のため、国と連携して郡山の子供たちの未来につないでいけるのは品川さんしかいない」と激励。県市長会長の立谷秀清・相馬市長も支持を訴えた。

 品川氏は「必勝」と書かれたダルマに墨を入れ、支持者の声援を背にしながら遊説に出発した。

 ◇女性目線で人づくり 浜津和子 63 無新

 浜津氏は、午前9時から同市長者1で出陣式に臨んだ。ピンクのジャケット姿でマイクを握り「私の基本は人づくり。子どもが健やかに成長し、若い方々は生き生きと、高齢者は安心して暮らせる町にしたい」と表明。「女性が暮らしやすい町は男性も暮らしやすいはずだ」と訴えた。

 会場には、前市長の原正夫氏が駆けつけ「郡山の未来を考えると、現体制は変えなければならない」とあいさつ。郡山市選出の長尾トモ子氏(自民党)と神山悦子氏(共産党)の女性県議も出席し、それぞれが、浜津氏への投票を呼びかけた。

 その後、浜津氏は詰めかけた支持者らと「ガンバロー」と気勢を上げ、選挙カーで市内を巡って、有権者に支持を訴えた。

………………………………………………………………………………………………………

品川万里(しながわ・まさと) 72 無現(1)

 市長▽県下水道協会長[歴]郵政審議官▽NTTデータ副社長▽法政大教授▽東大

浜津和子(はまつ・かずこ) 63 無新

 [元]市議[歴]市こども課長・社会福祉課長・保健福祉部次長・市民部長▽茨城キリスト教短大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇郡山市議補選立候補者(改選数2−4、届け出順)

渡部龍治 49 会社役員 民新

馬場大造 57 学習塾経営 無新

斉藤昇 60 無職 共新

良田金次郎 70 会社役員 (1)無元

4576チバQ:2017/04/11(火) 16:40:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170411ddlk05010488000c.html
<ミニ統一選’17>佐竹知事が3選 秋田市長、穂積氏も(その1) /秋田

12:00毎日新聞


 9日投開票された知事選は、現職の佐竹敬久氏(69)が前職の寺田典城氏(76)、共産党公認の山内梅良氏(69)を破り、3選を果たした。佐竹氏は駆け付けた支持者と喜び合った後、「全力で県政を進める」と3期目に向けた意気込みを語った。投票率は56・83%で過去最低を更新した。また、県内はこの日、5市長選、2県議補選、3市議補選も開票され、選挙戦を勝ち抜いた代表者が続々と決まった。秋田市長選では、現職の穂積志氏(60)が3選を果たした。【川村咲平】

 ◇投票率、過去最低56.83%

 秋田市内の佐竹氏の事務所では、午後8時にテレビで佐竹氏の当選確実の報が入ると、詰めかけた大勢の支援者から、一斉に拍手がわき起こった。間もなく会場に現れた佐竹氏は万歳三唱で喜びを分かち合い「多くの県民の負託を受けた責任は重い」と述べた。

 勝因について「データを分析した上でつくった公約が、県民に受け入れられたのではないか」と話した。今後の重点課題として産業・雇用政策を挙げ、「農業も含めて一歩でも前に進む。(さまざまな立場の)垣根を越え、情報交換しながら県政を進めていきたい」と語った。

 自民、社民両党の県連と公明党本部が支持したほか、連合秋田をはじめとする100以上の団体から推薦を受けた。遊説中も各地域で地元選出の県議や首長が同行し、手厚い組織力を生かして終始優位を保った。

 会場には自民党の県選出国会議員や連合秋田の幹部らも駆け付け、佐竹氏を祝福した。佐竹氏の3期目の任期は20日から始まる。

 ◇「悔やむことはない」 敗戦寺田氏、政界引退意向

 寺田氏の事務所では、テレビに佐竹氏当選確実の速報が出ると、重苦しい空気に包まれた。姿を現した寺田氏はマイクを握り「無競争はダメだと思い、出馬して良かった。悔やむことはない」と頭は下げなかった。

 政党や団体からの支持を一切受けなかったため、事務所には推薦状は一枚も張られなかった。手堅い組織選挙を展開した佐竹氏との差は20万票以上。「今の体制を維持したいのが県民の考え。率直に認めざるを得ない」と語った。

 また「政治家としての役割は解放させていただきたい」と述べ、政界引退の意向を表明した。

 一方、共産党公認の山内氏は「県民の命と暮らしを守る」と若者や子育て世代への手厚い支援を掲げたが、及ばなかった。【山本康介】

 ◇「全力尽くさなければ」 一夜明け、知事が抱負

 3選から一夜明けた10日、佐竹氏が秋田市内の事務所で、報道各社の共同インタビューに応じた。

 佐竹氏は「朝起きてから、頭の中はうれしさというよりも、県民の期待に応えられるよう全力を尽くさなければという思いでいっぱいだ」と述べた。

 17日間の選挙戦については「各地を回って政策への評価やお叱りの声など、生の声を聞いていろんな発見があった。職員が机上で考えたことと現場の間にはズレもあり、それをマッチングさせることで政策的に効果が出る」と振り返った。

 一方で、過去最低の56・83%となった投票率を問われると「物言わぬ人は賛成のことが多い」との考えを示した。【松本紫帆】

4577チバQ:2017/04/11(火) 16:40:41
………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇「声なき声」反映を

 佐竹県政の2期8年への評価が争点となった知事選。8年ぶりの選挙戦となり、しかも三つどもえという選択肢が有権者に示された。それにもかかわらず、投票率は56・83%と過去最低を更新した。この意味について佐竹氏は、当選後のインタビューで「投票に行かなかった人について、『信任してくれた』と受け取っていいと思う」と発言した。だが、果たしてそうだろうか。

 佐竹氏の得票は有権者全体(約88万人)で見ると4割に満たない。さらに棄権は4割以上。その中に佐竹氏支持もあるだろうが、地方自治に詳しい専門家は「現県政への不満があっても『批判票を入れたい候補がいない』という声が、棄権という形で表れている部分がある」と指摘する。

 選挙期間中に人口100万人割れが確実視され、待ったなしの課題が山積する。それにもかかわらず、各候補は自らの主張を繰り返すケースが目立ち、政策論争にまで高められたかは疑問だった。ある陣営関係者は「県民の注目を集めるような要素がない」と話し、盛り上がりに欠けたのは否めない。

 3期目の長期政権に入る佐竹氏。選挙期間中、多くの有権者と接し、さまざまな意見を耳にしたという。これまでの政策で「まだ成果が出ていない部分もある」と認めてもいる。過去最低の投票率という「声なき声」に謙虚に向き合い、政策に反映する姿勢が求められている。【川村咲平】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇開票結果

 =選管最終発表

当  335,795 佐竹敬久 69 無現

   123,868 寺田典城 76 無元

    35,382 山内梅良 69 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇知事略歴

佐竹敬久(さたけ・のりひさ) 69無 現(3)

 [元]秋田市長▽全国知事会文教環境常任委員長[歴]県総務部次長▽県市長会長▽政府税制調査会特別委員▽全国市長会長▽地方制度調査会委員▽東北大=[公]

4578チバQ:2017/04/11(火) 16:41:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170411ddlk05010101000c.html
<ミニ統一選’17>佐竹知事が3選 秋田市長、穂積氏も(その2止) /秋田

11:59毎日新聞


 ◇丸の内氏及ばず

 支持者らで混み合う秋田市寺内蛭根の穂積氏事務所。9日午後8時過ぎに「当選確実」の一報が入ると、大きな歓声が上がった。穂積氏は拍手で迎えられ、支持者らと万歳三唱で喜びをかみしめた。

 「秋田市の人口減に歯止めをかけよという市民の要望、念願が私を勝利に導いてくれた」と述べた。

 穂積氏は公明党本部と自民、社民両党の市支部の支持のほか、多数の団体の推薦を受け、盤石の組織選挙を展開。選挙戦では人口減少を見据えた「コンパクトシティー」構想を含む中心市街地活性化策や子育て支援、産業振興を訴えた。

 一方、元県議で新人の丸の内くるみ氏(72)は民間企業による大型複合商業施設構想の誘致・実現などを掲げた。敗戦の弁で、「市民からの『頑張れ』という声を生かせずこういう結果になった。力量不足で申し訳ありませんでした」と述べ、支持者らに深々と頭を下げた。【松本紫帆】

 ◇「初心に帰り頑張る」

 穂積氏は10日午前、初登庁した。職員約200人に迎えられ、女性職員から花束を受け取り笑顔を見せた。

 その後、市役所正庁で職員を前に訓示。公約に掲げていた新文化施設や中心市街地活性化などに触れ、「さらに検討を深め、対処してもらわないといけない課題だ。一つ一つを、一日も早く実現できるようお願いしたい」と呼びかけた。

 また記者会見に臨み、当選から一夜明けた感想を求められると、「またこれから始まるうれしさとつらさを含め、感慨深い。初心に帰り、市民の皆さまのために頑張りたい」と述べた。

 勝因は「2期8年を通して『この人なら市政は間違った方向にいかないだろう』という安心感を持っていただいたから」と語った。【山本康介、松本紫帆】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇秋田市長略歴

穂積志(ほづみ・もとむ) 60 無現(3)

 県市長会長[歴]市議▽医療法人理事▽青年会議所常任理事▽県議▽会社役員▽成蹊大=[公]

4579チバQ:2017/04/12(水) 10:54:22
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-78580623.html
元職三保氏出馬へ 二本松市長選 現職と選挙戦濃厚
09:06福島民報

 12月24日の任期満了に伴う二本松市長選で、元職の三保恵一氏(67)は11日、立候補の意思を明らかにした。市内で開かれた後援会拡大役員会で立候補の要請を受け、表明した。現職で1期目の新野洋氏(66)が再選を目指し立候補を表明しており、市長選は選挙戦になる公算が大きくなった。 三保氏は役員会終了後に記者会見を開き「市民第一・現場第一を掲げ、市民の暮らしを守って夢と希望ある二本松に再生させたい」と述べた。三保氏は同市出身。安達高卒。県議5期、旧二本松市長1期、合併後の市長を2期務めた。

4580チバQ:2017/04/12(水) 11:17:31
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-78591946.html
両陣営とも当選ライン6万票 支持層複雑に絡む 郡山市長選
10:10福島民報

 任期満了に伴う郡山市長選は12日で折り返しとなる。再選を目指す現職品川萬里(72)=無所属=、元市議の新人浜津和子(63)=無所属=両候補が16日の投票に向け舌戦を繰り広げている。支持層は複雑に入り組み票の流れが読みにくい状況となっている。経済県都のリーダーを選ぶ選挙戦をルポした。(文中敬称略)■立候補者(届け出順、敬称略)品川 萬里 72 無現浜津 和子 63 無新 品川は11日、湖南、逢瀬、三穂田など西部や南部を遊説して旧市内に入った。 自民、公明が推薦した当時の現職原正夫を新人として破った4年前の選挙戦とは状況が一変した。市中心部の桜木に設けた選挙事務所には各種団体、企業からの推薦状がずらりと並んでいる。 昨年の12月定例市議会で立候補を表明。市議会は、在職市議36人のうち自民、民進党系の7人が所属する第二会派「新政会」から前回に続き支援を受けている。告示日の第一声では推薦団体の連合福島、県農業者政治連盟の関係者に加え、自主投票を決めた自民の県議佐藤憲保がマイクを握った。 支援する団体、市議・県議の後援組織と、過去2回の市長選で市内全域に築いた約40の後援会を軸に有権者に浸透を図る。後半戦は市街地を中心に街頭演説を重ね、浮動票の獲得を目指して子育てや女性活躍への支援、教育環境の充実などを強調する。 陣営は党派、労使、業種を超えた支持に手応えを感じる半面、どの程度票に結び付くか予測は難しいとみている。直近の田村市長選で現職が敗れたことから、4年前に現職が相次いで落選した「ドミノ」の再来を警戒する。従来の支持者に電話で徹底して投票を呼び掛ける。 選対事務局次長の須藤正樹(59)は「現職は選挙に強いというムードこそ最大の敵だ。最後まで票の上積みを目指す」と気を引き締める。   ◇  ◇ 浜津は11日、大槻、片平、湖南など西部に選挙カーを走らせた。 市職員初の女性部長となり、退職後の平成27年に市議に当選した。市街地の朝日にある選挙事務所の玄関には「女子力」と大きく記したピンク色の看板を掲げ、女性候補を印象付けている。 今年1月、自民系市議17人が所属する市議会最大会派「創風会」から推され立候補を表明した。告示前から集会を重ね、顔を売り込んできた。第一声では前回、品川に敗れた原と並び自民党の女性県議、支持を機関決定した共産党の女性県議らが支援を求めた。 地元・田村や安積など5地区に設けた後援会と創風会の市議の支援組織を基盤に、市内全域に支持を広げる戦術を組んでいる。後半戦は投票先を決めていない有権者が多いとみている大票田の旧市内などで、小中学校の給食費無料化や待機児童解消など育児・教育環境の充実を訴える。 陣営は創風会の市議の後援会を確実に固め、原の旧後援会をはじめ現市政に批判的な保守系の票と共産の基礎票を取り込めば有利になるとしている。ただ、創風会の一部は選対と距離を置き、品川を推す動きもあり必ずしも一枚岩ではないという。このため、地区別の公約を打ち出すなどして票の掘り起こしに全力を挙げる。 選対本部事務局次長の川前光徳(50)は「現職と比べ知名度は決して高くないが、女性の視点からの市政改革をアピールしていく」と言葉に力を込める。 両陣営とも市民の関心不足を感じており、投票率は過去2番目に低かった4年前の45・01%を下回る40%前半とみている。投票総数を11万票程度として6万票を当選ラインに設定している。

4581チバQ:2017/04/12(水) 18:23:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170412ddlk07010143000c.html
<選挙>二本松市長選 選挙戦の公算 現前2氏立候補へ /福島
11:41毎日新聞

 12月24日の任期満了に伴う二本松市長選で前市長の三保恵一氏(67)が11日、記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。現職の新野洋市長(66)も毎日新聞の取材に対し、再選を目指して無所属で出馬する意向を明らかにし、選挙戦の公算が大きくなった。

 2013年の前回選挙では、新野市長が3選を目指した三保氏を破って初当選した。

 三保氏は、市内の後援会事務所で開いた記者会見で「産婦人科医の確保や企業誘致に取り組み、人口減少など現市政の停滞から脱却したい」と述べた。

 一方、新野市長は取材に対し「観光資源の発信による交流人口の増加など、今の良い流れを止めるわけにはいかない」と立候補への決意を語った。【土江洋範】

4582チバQ:2017/04/13(木) 13:35:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170412ddlk05010022000c.html
<選択の先に>’17知事選/上 盤石態勢で「1強」 批判や異論くみ上げを /秋田
04月12日 11:15毎日新聞

 「(佐竹氏は)人を悪く言わない。市町村への理解がある。秋田市長の経験があるから、(私と十分な)キャッチボールができる」

 知事選告示から5日後の3月28日夜。秋田市内で開かれた佐竹敬久氏(69)の演説会で、穂積志市長(60)は佐竹氏をほめちぎった。

 告示当日の正午過ぎ。佐竹氏が県庁前で街頭演説した際、真正面の秋田市役所にまず「市役所のみなさん」と呼びかけた。その後「秋田市とも一緒になって前へ進むんです。県も25市町村の課題を一緒に考える。(中略)市役所の皆さんも(穂積)市長と一緒に自信を持ってやりましょう」と共同歩調を訴えた。

 駆け付けた穂積市長もマイクを握り、「県政と市政がひとつの方向を向いて物事を成し遂げようとしているのは、過去になかった」と“蜜月ぶり”を強調した。

 佐竹氏は秋田市だけでなく、県内各自治体の首長とも友好的な関係を構築している。選挙期間中、佐竹氏が街頭演説などで各地を回る際には、地元の首長が街頭や応援演説会場に姿を見せる場面が何度もあった。

 首長だけではない。佐竹氏が昨年12月に3選出馬を表明すると、自民、公明、社民各党が次々と支持を打ち出した。党としては自主投票となったが、街頭演説に同伴する民進党の国会議員もいた。また連合秋田も強力に支持。幹部が佐竹氏の演説会に度々駆け付け、「知事として、労働者の思いを受け止めてくれている」と賛辞。その他100以上の団体も推薦し、「これ以上ない」(陣営幹部)ほどの態勢を整えた。

 まさに「オール佐竹」状態。陣営幹部のひとりはこう打ち明ける。「当選は大前提で、問題は得票数だった。次点候補に大差で勝たないと、『求心力に陰りが出たのか』という印象を与えてしまうことになり、選挙後の県政運営に響く」。実際、佐竹氏の得票数は33万台で、次点の寺田典城氏の2・7倍以上だった。佐竹氏自身が「大量得票だ」と表現するほど、「オール佐竹」を発揮した勝利だった。

 佐竹氏は常日ごろから「私はけんかは嫌い」と公言し、「幅広い支持」の必要性を強調する。だが「オール佐竹」によって出来上がった「1強状態」に、懸念はないのだろうか。

 地方行政に詳しい国際教養大の秋葉丈志准教授(法社会学)は「圧倒的な支持を得たという背景から、県政に対する健全な批判や異論が出にくい雰囲気が広がる可能性がある」と話す。

 さらに「秋田のように(人口減などで)危機的な経済社会指標を抱えているところでは、これまでの路線を問い直すような意見を、あえてくみ上げる作業が必要。そうしないと、県勢が全体的に緩やかに後退してゆくという危機も考えられる」と指摘する。

 佐竹氏は11日、初登庁後に記者会見に臨んだ。記者に「(1強状態では)モノが言いにくくなる雰囲気になるのでは」などと質問されると、「それはないでしょう。みんな(私に)結構言いますから」と否定した。

 佐竹氏の3期目の任期は20日にスタートする。【川村咲平】

  ×  ×  × 

 8年ぶりとなった知事選は、佐竹氏が33万票余りを獲得する圧勝で3選を決めた。その強さの背景を検証するとともに、選挙後の県政を展望する。

4583チバQ:2017/04/13(木) 13:38:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170413ddlk05010045000c.html
<選択の先に>’17知事選/下 「反佐竹」一本化せず 「争点なく、まるで信任投票」 /秋田
12:24毎日新聞

 知事選告示の3月23日。JR秋田駅前で行われていた共産公認の元県議、山内梅良氏(69)の出陣式のさなか、前知事の寺田典城氏(76)が突然、姿をみせた。出陣式にライバル候補が現れるのは異例。司会役が「思わぬハプニングです」とアナウンスし、聴衆はどっとわいた。「反佐竹」の2候補はがっちりと握手を交わした。

 選挙では、現職の佐竹敬久氏(69)の現県政について、「反佐竹」のムーブメントがどれだけ広がるかが、ポイントのひとつだった。「3人立候補」は有権者にとって選択肢が増えるという点ではメリットかもしれない。だが政党や経済団体の支援などで盤石の態勢を敷く佐竹氏と互角に戦うため、昨夏の参院選で実現した野党共闘のように、「反佐竹勢力」の一本化を探る動きもあった。

 佐竹県政と「是々非々」の立場をとる民進は、独自候補擁立を目指し、一時は具体名が浮上。しかし結局、3月上旬に断念した。

 「知事選は無投票か」の空気が漂っていた2月中旬、寺田氏は「無競争は秋田のためにならない」と名乗りを上げた。選挙戦では「秋田よ 変われ」と叫び、佐竹県政を「議会とのなれ合いで県民にツケを回している」と何度も批判。対立軸を明確化する作戦をとった。

 一方、独自候補の擁立を明言し続けてきた共産は、寺田氏の出馬表明の直後は、「共闘の可能性」を示唆。しかし結局は、告示1週間前に独自候補として山内氏を擁立した。

 県議経験の長かった山内氏は選挙期間中、現職の佐竹氏を「県民の評価に謙虚に向き合っていない」などと厳しく批判。それだけでなく、前知事の寺田氏に対しても「大型開発の失敗を反省していない」などと矛先を向け、「第三の選択肢」を印象付けた。ある陣営関係者は「かつて寺田県政と対峙(たいじ)していたからだろう」と推察する。

 候補が一本化されなかったうえ、「反佐竹」の寺田氏と山内氏が打ち出した政策には、保育料の完全無償化や介護従事者の給与引き上げなど、よく似た内容も見受けられた。実際、各地の有権者からは「各候補の政策の明らかな違いが分かりづらい」との声が聞かれた。

 各政党や候補の思惑が入り乱れた。寺田、山内両氏の得票数は合計しても、佐竹氏の半分にも及ばなかった。

 9日夜、佐竹氏は当選確定のバンザイをした直後、こう言った。「争点が全くない選挙。まるで信任投票のようだった」

 有権者は継続を選択した。今後4年間の県政を、県民は注視している。【川村咲平】

4584チバQ:2017/04/13(木) 14:28:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170412_41003.html
<秋田知事選>「自民寄り」不信感も


相手候補に大差をつけて3選を決め、支持者と握手する佐竹氏(中央)=9日午後8時ごろ、秋田市川尻町の事務所
拡大写真
 9日投開票の秋田県知事選は、現職の佐竹敬久氏(69)が33万5000を超す得票で3選を決めた。1997年の知事選以来、20年ぶりの激突として注目された前職の元参院議員寺田典城氏(76)と、共産党新人の元県議山内梅良氏(69)を大差で引き離した。佐竹氏が全25市町村で完勝した8年ぶりの選挙戦を検証する。(秋田県知事選取材班)

◎佐竹県政3期目へ(上)支援の温度差

 9日午後8時すぎ、秋田市川尻町の佐竹氏の事務所に当選確実の一報が入ると、社民党県連代表の石田寛県議は、他の会派の県議や佐竹氏の支持者と共に立ち上がって拍手を送った。

 佐竹氏は今回の選挙で、自民党県連や公明党の支持のほか、連合秋田の推薦を受けた。盤石に見える「オール与党」態勢だったが、足元では微妙な温度差があった。

<自主投票を検討>
 佐竹氏の支持を巡って揺れたのが社民党県連だ。
 同党県連は佐竹氏が初当選した2009年、無投票だった前回13年の知事選で佐竹氏を支持。今回も3月に支持を決めたが、その過程で佐竹氏の政治姿勢に内部から異論が噴出した。

 佐竹氏は1期目、県議会の各党・会派と等距離の関係を保った。共産党県委員会も評価をし、前回知事選は候補擁立を見送った。

 だが2期目に入ると、その距離感は「自民党の絶対多数を背景に大きく変質した」(共産党県委員会幹部)と見えるようになり、同党は今回の知事選で山内氏の擁立に踏み切った。

 佐竹氏の距離感の変化を社民党県連も感じ取っていた。その一つが、15年7月の県議会で、自民、公明両党会派の賛成多数により可決された安全保障関連法案の早期成立を政府に求める意見書だ。

 「今回、佐竹氏を支持するに当たって一番大きな壁となったのが平和問題だ」と石田代表。自民党会派との関係を深める佐竹氏に対し、社民党県連内部には「今回は支持すべきではない」との声が強く、自主投票も検討した。

<連合は高く評価>
 自主投票に踏み切れなかった大きな要因が、連合秋田との関係だ。
 同党県連の大きな支持母体が自治労県本部と県職労。両者は今回の知事選で佐竹氏を推薦し、両者が加盟する連合秋田も佐竹氏を推薦したことを踏まえると、支持せざるを得なかった。それでも、同党県連の一人は「佐竹氏への不信感から、組織として選挙運動には携わっていない」と明かす。

 一方の連合秋田の幹部は佐竹氏を「県議会で自民党と渡り合える度量がある。自民党べったりとは思わない」と高く評価する。

 選挙戦では、佐竹氏の演説会場に幹部が顔をそろえ、「全力で応援する」(鈴木洋一自民党県議会会派会長)と前のめりの自民党県連と「共闘」した。社民党県連とは力の入れ方にかなりの差があった。

 内部に不満を抱えながらも支持基盤にあえてとどまった社民党県連。石田代表は「自民党寄りの姿勢を正すよう、今後、支持基盤の一員として強く言い続けていく」と述べた。


関連ページ:秋田政治・行政
2017年04月12日水曜日

4585チバQ:2017/04/13(木) 14:29:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170413_41043.html
<秋田知事選>基盤に差 孤独な戦い


県政改革を訴え続けた寺田氏。佐竹氏の組織力の前に大差で敗れた=3月30日午前9時すぎ、潟上市内
拡大写真
 9日投開票の秋田県知事選は、現職の佐竹敬久氏(69)が33万5000を超す得票で3選を決めた。1997年の知事選以来、20年ぶりの激突として注目された前職の元参院議員寺田典城氏(76)と、共産党新人の元県議山内梅良氏(69)を大差で引き離した。佐竹氏が全25市町村で完勝した8年ぶりの選挙戦を検証する。(秋田県知事選取材班)

◎佐竹県政3期目へ(下)届かぬ批判

 秋田県知事選(9日投開票)を象徴する場面が潟上市であった。
 選挙戦中盤の3月30日午前8時半ごろ、市役所前でマイクを握った現職の佐竹敬久氏(69)の訴えに、100人を超す市職員らが聞き入った。

<聴衆わずか数人>
 その約30分後、市役所からそう遠くない距離にあるスーパー駐車場。「佐竹氏は議会と仲良くしているだけ。執行部は議会と切磋琢磨(せっさたくま)すべきだ」。演説で県政批判を正面から展開する前職寺田典城氏(76)の聴衆は数人しかいなかった。
 両氏の選挙手法は対照的だった。盤石な支持基盤を築いた佐竹氏の遊説先には地元の首長や県議らが顔をそろえた。一方、寺田氏は自らを「ドン・キホーテのようだ」と評したように孤独な戦いに終始した。
 結果は佐竹氏の約33万5000票に対し寺田氏は約12万3000票。横手市長2期、知事3期、参院議員1期を務め、無投票を含め選挙で負け知らずの寺田氏の完敗だった。
 寺田氏が立候補を表明したのは告示約1カ月前。佐竹県政を批判する民進党県連の候補擁立が行き詰まっていた時期だった。寺田氏自身、意中の人に立候補を打診したが断られた。2013年の前回知事選に続く無投票を阻止するには自分が出ざるを得なかった。
 寺田氏が政党と連携するとすれば、唯一可能性があったのは自主投票を選んだ民進党県連。だが、県連の足並みは最後までそろわなかった。
 所属国会議員2人のうち県連副代表の村岡敏英衆院議員(比例東北)は佐竹氏支持を打ち出した。一時は寺田氏と共に維新の党に在籍したが、村岡氏は「人口減少にはオール秋田で取り組む必要がある」と佐竹氏支持に回った理由を話す。

<政界引退を明言>
 結局、寺田氏を支援したのは県議や秋田市議ら個人レベルにとどまった。寺田氏は「自民、公明、社民各党と連合秋田までが現職を推している。これで勝てたら革命だ」と選挙戦序盤で早くも限界を口にした。それでも「立候補して良かった。競争のない選挙は議会もだらしなくなる」と意義を訴え続けた。
 9日午後8時すぎ、一部市町村の開票開始とほぼ同時刻にテレビが佐竹氏の当選確実を報じた。「圧倒的な組織力を前に、よく戦った」と寺田氏。「政治家としての役割は終えた。卒業させてほしい」と続け、支持者に政界引退を告げた。


関連ページ:秋田政治・行政
2017年04月13日木曜日

4586チバQ:2017/04/13(木) 14:29:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170413_11021.html
<栗原市長選>割れる自民 2新人の支持拮抗


佐藤 智氏
拡大写真

千葉 健司氏
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県栗原市長選(16日告示、23日投開票)で、地元の自民党組織が分裂選挙の様相を呈している。前副市長の佐藤智氏(60)と元市議の会社社長千葉健司氏(60)の両新人が推薦獲得に動いたが、合併前の旧町ごとに組織する市内9支部で支持が拮抗(きっこう)。県連は自主投票とすることを決めた。党所属の国会議員らによる応援合戦も過熱しており、激しい選挙戦が繰り広げられそうだ。
 関係者によると、佐藤勇市長から後継指名された佐藤氏は、佐藤市長の地元・一迫と、若柳、金成、鶯沢の計4支部の単独推薦を獲得。一方、千葉氏は出身地の築館と志波姫、高清水の3支部を取り込んだ。
 瀬峰支部は両氏を推薦した。関係者は「意思統一は無理な状況。一方に偏れなかった」と打ち明ける。栗駒支部は「片方に絞るのは困難」として特定候補の支援を見送った。
 党所属国会議員らの支持も割れる。佐藤氏の事務所開きでは地元選出の小野寺五典衆院議員(宮城6区)がマイクを握り「現市政を引き継ぐ智さんが市長にふさわしい」と強調。今月9日の決起集会でも土井亨衆院議員(1区)と並び、支持を訴えた。
 千葉氏を応援するのは村井嘉浩知事。1月の集会に続き、今月2日の決起大会にも駆け付け「これからのリーダーは彼だ」と呼び掛けた。過去の選挙戦で千葉氏から応援されたことがある秋葉賢也衆院議員(2区)も、近くてこ入れに入るという。
 栗原市には、旧宮城2区時代に激しく争った元法相の故長谷川峻氏と元環境庁長官の故大石武一氏の流れをくむ地方議員が数多く残っている。
 ある市議は今回の市長選について「当時を思い起こさせる保守分裂選挙だ。どちらが当選するにせよ、選挙後はきちんとしこりを解消してほしい」と語った。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月13日木曜日

4587チバQ:2017/04/13(木) 14:30:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170413_61004.html
<郡山市長選>市民の関心高まらず


約33万人の市民を支える郡山市役所。市政の刷新か継続かが問われている
拡大写真
 任期満了に伴う郡山市長選(16日投開票)はともに無所属で、再選を目指す現職品川万里氏(72)と新人の元市議浜津和子氏(63)=共産支持=が舌戦を繰り広げている。元郵政官僚の品川氏に対し、浜津氏は市役所出身で同市初の女性部長。一騎打ちの構図とは裏腹に公約に際立った違いはなく、支持団体が絡み合う分かりにくさもあり市民の関心は高まっていない。(郡山支局・岩崎かおり)

 「郡山で生活し、働いて良かったと思えることが市政の精神。引き続き使命を与えてほしい」。品川氏は告示日の9日の第一声で市政継続を呼び掛けた。
 2013年の前回市長選で品川氏は、現職の原正夫氏(73)との一騎打ちを制し初当選。東京電力福島第1原発事故の2年後で、福島県内で現職落選が相次いだ「落選ドミノ」の一つとされた。第一声には、その再来への危機感がにじんだ。

 一方の浜津氏は、第一声で「実際に子どもを育てた女性の視点をしっかり市政に生かしたい。女性が暮らしやすい街は男性も暮らしやすい」と、女性活躍を前面に市政刷新を訴えた。
 応援のマイクを握った原氏は、浜津氏が市民部長に就任した時のトップ。会場には「4年前の雪辱」「再度の現職打破」の雰囲気が漂った。
 ただ、2人とも公約では子育て支援を重視。品川氏が「子本主義」、浜津氏は「子どもファースト」を掲げる。

 具体的な政策は「保育料の軽減」(品川氏)、「小中学生の給食費無料」(浜津氏)とやや異なるが、市内の主婦(43)は「理念の部分であまり違いがないように思える。興味が湧かない」と話す。

 支持団体も対立構図を難解にさせている。品川氏は連合福島の推薦を受け、浜津氏は自民党員でありながら共産党が支持。自民、公明、民進、社民各党は自主投票で、第一声では自民党県議が双方の陣営の応援弁士を務めた。
 市議会会派の対応も同様だ。浜津氏が所属した最大会派「創風会」は一部が品川氏の支援に回り、一枚岩でない。
 市長選を巡っては当初、市の元技監が立候補を表明。「現職を破るには候補者を一本化すべきだ」といった声を受け3月下旬に出馬を取り下げた経緯があり、一連の騒動が有権者の関心を高めるとの見方もあった。

 前回市長選の投票率は過去2番目に低い45.01%。両陣営とも低下を懸念し、市議の一人は「今回は40%台前半か、40%を切る可能性もある」と予測する。

 ◇郡山市長選立候補者
品川万里 72 市長  無現
浜津和子 63 元市議 無新(共支)


関連ページ:福島政治・行政
2017年04月13日木曜日

4588チバQ:2017/04/13(木) 14:31:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170412_11036.html
東松島再生へ知恵絞る 市長・市議選16日告示

 東日本大震災で被災した東松島市で、地域資源を見直す動きが活発になりつつある。震災で打撃を受けた観光や漁業、農業といった主要産業の復活が進み、地域再生にどう生かすかが問われている。知恵を絞る関係者は、任期満了に伴う市長選、市議選(16日告示、23日投開票)での論戦にも期待する。

<のり作りを体験>
 大手旅行会社社員ら約20人が3月中旬、同市大曲浜ののり加工場を訪れた。観光資源を発掘し、交流人口拡大を図るツアーの一行だ。地元漁師の助言でのり作りを体験し、出来たてののりを味わった。
 案内役を担ったのは季刊誌「東松島食べる通信」の太田将司編集長(43)。「この浜ののりは良質。1枚作るのがどれだけ大変かを知ってほしかった」
 太田さんは千葉市出身。震災後に移住し、町おこしに一役買う。カキ漁師や畜産農家らを特集した通信を年4回発行し、生産品とともに購読者へ届ける。「東松島には全国に誇る食材がある。食を通じて人と人とをつなぎ、顔の見える関係をつくりたい」と言う。
 地域には、名高い風景や埋もれた観光資源が点在する。日本三大渓の一つ「嵯峨渓」や奥松島遊覧船、野蒜築港跡、東名運河、航空自衛隊松島基地のブルーインパルス…。
 震災前の年間観光客入り込み数は110万人あったが、2015年は42万人にとどまる。昨年夏に月浜海水浴場がフルオープンし、震災前の3倍の3万4000人が来場するなど一部には回復の兆しもあるが、まだまだ復興途上だ。
 野蒜地区から宮戸地区へ移った県松島自然の家では6月、メイン施設となる「野外活動フィールド」が使用開始となる。教育旅行などでの活用が期待される。

<交通の利便性も>
 公民連携などに詳しい東洋大大学院の中村賢一客員教授は「東松島市内は組み合わせ方でさまざまな周遊ができる。関係機関を束ねるプロモーション組織をつくり、市も支援するべきだ」と提案する。
 市内では震災後、漁業の生産基盤施設がおおむね復旧。販売量はのりが震災前の8割に、カキは7割まで戻った。農地は津波被害を受けた1460ヘクタールのうち約9割で営農が再開し、12の農業法人が設立された。
 市が15年にまとめた地方創生に関する総合戦略では、観光やコミュニティービジネスの活用、漁業・農業の振興などで5年間で200人の雇用創出を掲げる。資源の発掘と活用は喫緊の課題だ。
 市民からは「住みやすさも資源。JR仙石線や三陸自動車道で仙台市と石巻市の双方へアクセスできる交通の利便性もある」(30代男性)との声もある。
 市商工会の橋本孝一会長(69)は次期市政に「東松島が元気になり、経済が活性化するよう官民一体となって取り組んでほしい」と求める。(石巻総局・水野良将)


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月12日水曜日

4589チバQ:2017/04/13(木) 14:33:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170408_11012.html
<奥山市長引退へ>突然の退場 市議会激震


仙台市役所
拡大写真
 仙台市の奥山恵美子市長(65)が7月の市長選への立候補を見送る意向を固めた7日、立候補を前提に対応を検討していた市議会には激震が走った。2期8年の実績から、絶対有利とみられていた現職の突然の退場。「状況は一変した。市長選は今日が始まりだ」(議長経験者)との声が上がった。

 奥山氏は7日、市長室で岡部恒司議長や主要会派の代表者と個別に会い、引退の意思を伝えた。
 最大会派・自民党の斎藤範夫会長は「東日本大震災の復興計画期間の終了は区切り。新しい時代を前に身を引くという判断は、市政に対する最大の功績だ」と皮肉交じりに評価。「現職の引退で、新人が手を挙げやすくなった。焦って擁立に動く必要はない」と事態の推移を見極める考えを示した。
 民進党系の市民フォーラム仙台の岡本章子代表は「本年度予算を組んだ以上は責任を持つと思っていた」と驚きを隠さない。後継指名しない奥山氏の意向についても「なおさらこの時期まで引っ張る意味があったのか」と首をかしげた。
 「悩みに悩んだ結果だろう。決心して、すっきりした顔をしていた」と語るのは公明党市議団の菊地昭一団長。党は候補を擁立しない一方、推薦の条件に(1)被災者の復興支援に最後の1人まで取り組む(2)現場を重視する-の2点を挙げた。
 社民党市議団の辻隆一代表は「政策が一致しない候補者しか現れなければ、会派として知らんぷりはできない」と候補擁立に含みを持たせる。自主投票で臨み、梅原克彦前市長が初当選した2005年の市長選を教訓に「同じ轍(てつ)は踏まない」と話した。
 奥山市政に対決姿勢を強めていた共産党市議団は8日、市民団体と記者会見を開き、今後の対応方針を説明する。嵯峨サダ子団長は「奥山氏が引退するだけでは、市民に向き合わない市の姿勢は変わらない。市長選を根本的な転換点にする」と意気込んだ。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月08日土曜日

4590チバQ:2017/04/17(月) 14:53:16
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170417_11011.html
<宮城4市長選>告示 石巻は現新4人の争い
10:42河北新報

<宮城4市長選>告示 石巻は現新4人の争い
<宮城4市長選>告示 石巻は現新4人の争い
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県の石巻、登米、栗原、東松島の4市長選が16日、告示された。石巻は現職と新人3人の計4人が立候補した。登米は現職と新人、栗原は新人同士による一騎打ちの構図が確定。東松島は新人3人の争いとなり、それぞれ直面する市政課題を巡って激しい舌戦が始まった。4市は2005年4月、「平成の大合併」で新市へ移行した。投票は23日に行われ、即日開票される。

■ 石 巻 
 石巻市長選はいずれも無所属で、元東北大非常勤講師の青木満里恵氏(62)、元市議黒須光男氏(69)、元市議阿部和芳氏(57)の3新人と、3選を目指す現職の亀山紘氏(74)=自民・民進推薦=が立候補を届け出た。東日本大震災からの復興を巡り、論戦がスタートした。
 青木氏は市内の事務所前で「『動く市長室』を復活し、自ら現場に出向いて市民の声を聞く。その上で手順を踏み、政策を実行する」と主張した。
 黒須氏は市大川小被災校舎の前でマイクを握り、大川小津波訴訟について「遺族は絶望の淵にいる。人災であり、直ちに(控訴を)取り下げる」と述べた。
 阿部氏は市内の事務所前で第一声を上げ、「現場主義を貫き、復興は地域に合った解決策を模索する。10年後の石巻のため、世代交代が必要だ」と訴えた。
 亀山氏は市内で行った第一声で、市政の継続を呼び掛け「4年間で復興を完成させる。地方創生にも取り組み、持続発展できる街にする」と強調した。
 15日現在の有権者は12万5777人。

■ 登 米 
 登米市長選はいずれも無所属で、4選を目指す現職の布施孝尚氏(55)=民進推薦=と新人の元県議熊谷盛広氏(66)が立候補を届け出た。
 布施氏は「暮らしの安全安心」を掲げる。医療や福祉、子育て環境の充実、産業振興などを公約に挙げ、「地方のあるべきモデルをつくる」と強調する。
 熊谷氏は市役所新庁舎の建設反対と地域医療の立て直しを前面に出す。「支所の建物を有効活用し、健全財政を維持する」と述べ、支持拡大を狙う。
 15日現在の有権者は6万9784人。

■ 栗 原 
 栗原市長選はともに無所属新人で、2度目の挑戦となる元市議千葉健司氏(60)と、引退する現職から後継指名された前副市長佐藤智氏(60)が立候補した。
 千葉氏は「現市政の修正すべき点を検証し、思い切って見直す」と宣言。「道の駅建設による観光振興や市立病院への産科創設などを実現する」と強調した。
 佐藤氏は「暮らし続けたい栗原をつくるため、子育て支援、若者の定住対策、高齢者の交通手段確保、農業や中小企業支援に力を入れる」と訴えた。
 15日現在の有権者は6万980人。

■ 東松島 
 東松島市長選はいずれも無所属新人で、元県議渥美巌氏(69)=自民・民進・公明推薦=、元市議五野井敏夫氏(63)、元市議木村清一氏(67)が立候補した。阿部秀保市長(61)は引退し、選挙戦は12年ぶり。
 渥美氏は市内の事務所前の第一声で、県議6期で培った人脈を強調し「あと4年で復興庁が廃止される。東松島を宮城県の復興モデル市にしたい」と訴えた。
 五野井氏は市内の事務所前で「震災からの復興は義務。手薄な部分にメスを入れる。安全安心なまちづくりを進め、行財政改革も推進する」と主張した。
 木村氏は市内の事務所前で第一声に臨み、「心の復興を前面に押し出す。行政のプロ、即戦力として目標を実現できると自負している」と支持を訴えた。
 15日現在の有権者は3万3654人。

4591チバQ:2017/04/17(月) 15:03:48
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-79542793.html
郡山市長 品川氏再選 浜津氏に3万票差
08:56福島民報

郡山市長 品川氏再選 浜津氏に3万票差
福島民報
(福島民報)
 任期満了に伴う郡山市長選は16日、投開票され、現職品川萬里氏(72)が6万7354票を獲得し、元郡山市議の新人浜津和子氏(63)に3万3991票差を付け再選を果たした。品川氏は子育て支援などを訴え、市内全域に築いた後援会を中心に選挙戦を展開し、有権者に浸透した。投票率は過去最低の38・05%だった。当選証書付与式は19日午前10時から市役所で行われる。品川氏の任期は27日から4年。■開票結果(選管最終、敬称略)当67,354品川萬里72無現 33,363浜津和子63無新  無効1,348 持ち帰り2【戦いの跡】 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、2度目の郡山市長選は品川氏が市政の刷新を訴える新人を退けた。震災と原発事故から6年が経過し、復興が新たな段階を迎える中、市民の多くが市政の継続を選択した。 品川氏は昨年の12月定例議会で再選を目指して立候補を表明した。「市民総活躍郡山」をスローガンに1期4年の実績と、子育てと女性の活躍に対する切れ目ない支援や教育環境の改革、浸水被害対策の推進、環状道路の完成などの政策を訴え、幅広い層に浸透した。 新人として挑んだ前回の市長選と状況は一変し、連合福島、県農業者政治連盟をはじめ、多くの団体、企業から推薦を受けた。支援する団体、市議、県議の後援組織と市内に築いた約40の後援会を軸に市内全域で優位に戦いを進めた。後半は、前回、支持が広がらなかった旧市内を中心に遊説を重ね、浮動票の獲得に努めた。この4年間、各種会合や催しに小まめに顔を出し、市民との対話を心掛けてきたことも強みとなった。 浜津氏は今年1月、市議会の最大会派「創風会」から推されて立候補を表明した。小中学校の給食費無料化や保育所の待機児童解消などを訴えて初の女性市長を目指した。前回の市長選で品川氏に敗れた元市長の後ろ盾を得て現市政に批判的な保守系の票を取り込むとともに、共産党の支持を受けた。しかし、出遅れは否めず、知名度不足を最後まで克服できなかった。創風会の市議の一部が選対と距離を置くなど会派が一枚岩になれず、厳しい戦いを強いられた。 投票率は初めて40%台を割り込み、過去最低となった。現職優位のムードが漂う中、選挙戦は盛り上がりに欠き、市民の関心が高まらなかったとみられる。市選管委は今回、市役所に投票日を周知する横断幕を掲げなかった。期日前投票の出足が思わしくなく、終盤になって急きょ、看板を設置するなど啓発の在り方に課題を残した。(郡山本社報道部長・紺野正人)■郡山市議補選当選者決まる 郡山市長選と同時選で行われた郡山市議補選(欠員2)も16日投開票され、学習塾経営の新人馬場大造氏(57)=無所属=と会社役員の新人渡部龍治氏(49)=民進=の2人が当選した。 投票率は38・04%(男37・63%、女38・43%)、当日有権者数は男女とも市長選と同数。当選証書付与式は19日午後2時から市役所で行われる。任期は16日から平成31年9月3日まで。

4592チバQ:2017/04/17(月) 15:05:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170417ddlk07010259000c.html
<選挙>郡山市長選/郡山市議補選 市長選、品川氏が再選 市政の継続訴え実る /福島
11:35毎日新聞

 任期満了に伴う郡山市長選は16日投開票され、現職の品川万里氏(72)が、新人で元郡山市議の浜津和子氏(63)=いずれも無所属=を破って再選を果たした。品川氏は「市民総活躍」をキャッチフレーズに安定した市政の継続を訴え、女性の視点からの変革を掲げた浜津氏の挑戦を退けた。当日有権者数は26万8210人(男13万552人、女13万7658人)。投票率は過去2番目の低さだった2013年の前回(45・01%)を下回る38・05%だった。【笹子靖、曽根田和久、湯浅聖一】

 午後8時ごろ、郡山市桜木2の品川氏の事務所に、早々と「当確」の一報が入った。支持者らと笑顔で万歳三唱した品川氏は「『市民総活躍』を掲げた選挙の勝利だ。目の前に多くの課題があり、解決のために一つ一つ取り組みたい。特に財源の確保が重要になる」と、2期目に向けた抱負を語った。

 今回の市長選は、再選を目指す品川氏に対し、浜津氏が現市政の停滞を批判する形で出馬を表明した。自民が両候補の推薦を見送り、民進、公明、社民はいずれも自主投票を決定、共産が浜津氏を支援する中で、一騎打ちの選挙戦となった。

 品川氏は、1期目の実績をアピールする一方、「市政の課題解決の歩みを着実に進める」として、子育てと女性活躍のための切れ目のない支援▽学校教育のレベルアップ▽福島第1原発事故からの復興加速▽総合的な都市力向上--などを公約に掲げた。

 告示後は、市内全域で連日、多くの個人演説会を開き、従来の支持者を着実に固めた。

 一方、敗れた浜津氏は同市長者1の事務所で「不徳の致すところで全て私の責任。負けはしたが、今の市政に一石を投じられた点は誇りに思う」と話した。 浜津氏は、市市民部長を務めた後、15年の市議選で初当選。昨年12月、所属していた市議会最大会派「創風会」の会議で「現在の市政は停滞しすぎている」などとして、市長選への出馬を表明した。

 選挙戦は、創風会や共産の組織力をバックに展開。キャッチコピーに「女子力で変わる郡山」を掲げ、小中学生の給食費無料化▽保育士・幼稚園教諭の待遇改善▽企業誘致による商工業発展▽農業経営の基盤強化--などを公約に盛り込み、女性票や浮動票の取り込みを図ったものの、支持は広がらなかった。

   ◇

 浜津氏の辞職などに伴う郡山市議補選(改選数2)は16日投開票され、開票作業は深夜まで及んだ。投票率は38・04%だった。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇郡山市長略歴

品(しな)川(がわ) 万(ま)里(さと) 72無現(2)

市長▽県下水道協会長[歴]郵政審議官▽NTTデータ副社長▽法政大教授▽東大

4593チバQ:2017/04/17(月) 15:06:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170417ddlk04010143000c.html
<選挙>4市長選が告示 市議選、市議補選も 23日投開票 /宮城
11:19毎日新聞

 平成の大合併で2005年に誕生した石巻、東松島、栗原、登米4市で16日、任期満了に伴う市長選や市議選、市議補選が告示された。候補者は、東日本大震災の復興のあり方や復興後を見据えたまちづくり、少子高齢化が進む地域の活性化などを訴え、1週間の選挙戦に突入した。いずれも23日に投開票される。

 ◇4氏が立候補 石巻

 石巻市長選に立候補したのは、いずれも無所属で元東北大非常勤講師の青木満里恵(62)、元市議の黒須光男(69)、元市議会議長の阿部和芳(57)と、現職の亀山紘(74)の4氏。東日本大震災からの復興の加速策や、児童74人が犠牲になった市立大川小を巡る控訴審の対応などが主な争点となる。

 青木氏は同市泉町の選挙事務所で第一声。「石巻の食材、景色、人という魅力を生かしいい町にしたい。現場に出向く『動く市長室』をしたい」と力説。元市長の父和夫さん(89)も演説した。

 黒須氏は大川小旧校舎前でマイクを握り、集まった支持者に「今も苦しんでいる遺族がおり、この勝負に勝って直ちに控訴を取り下げ決着をつけたい」と主張。その後は地元の蛇田地区で演説した。

 阿部氏は同市清水町の選挙事務所で「10年、20年後の石巻を考えまちをつくらなければならない。沿岸部の人口流出と産業再生を市民目線で解決したい」と強調。その後、地元の半島部を遊説した。

 亀山氏は災害公営住宅が建ち並ぶ同市蛇田地区で演説。「復興の完結とその後のまちづくりで、輝く石巻を取り戻す。これが私に課せられた使命だ」と述べた。国会議員や県議らも応援演説した。

 同市議補選(改選数2)には、いずれも無所属の新人5人が立候補を届け出た。

 15日現在の有権者数は12万5777人。【百武信幸、鈴木一也、真田祐里】

 ◇三つどもえに 東松島

 東松島市長選は、いずれも無所属新人で元県議会副議長の渥美巌(69)、元市議会議長の五野井敏夫(63)、元市議の木村清一(67)の3氏が立候補した。12年ぶりの選挙戦は三つどもえの争いとなった。

 渥美氏は、同市赤井の選挙事務所前で出陣式を行い、応援に駆けつけた阿部秀保市長らを前に「県議として培った人脈を生かし震災復興を加速させる。雇用創出を進め、東松島市を復興のモデルにしたい」と訴えた。

 五野井氏は同市大曲の選挙事務所前で第一声。「震災の復旧復興で手薄になっていた少子高齢化、福祉、行財政改革の問題にメスを入れる。生活を十分に確立できるような行政を成し遂げる」と強調した。

 木村氏は出陣式後、同市矢本のスーパー前で街頭演説。買い物客らを前に「震災復興だけでなく、国から交付金の支給がなくなった未来のことを考えていく。市民党としてまちづくりを進める」と支持を求めた。

 同市議選(定数18)は現職13人、新人7人の計20人が立候補した。党派別では無所属18人、公明1人、共産1人。

 15日現在の有権者数は3万3654人。【升谷志摩、本橋敦子】

 ◇2新人の戦い 栗原

 栗原市長選は、いずれも無所属新人で、元市議の千葉健司(60)と前副市長の佐藤智(60)の2氏が立候補した。3期務めた現市長が引退を表明し、前回の市長選で敗れた千葉氏と、市長から後継指名された佐藤氏が争う。

 千葉氏は出陣式で、市立病院の産婦人科開設実現などを挙げて、「若い人たちに住んでいただけるような町にしなければいけない」と訴えた。

 佐藤氏は第一声で、給食費無料化などの公約を掲げ、「暮らし続けたい栗原をつくるため、市民に寄り添った政策を実行する」と支持を求めた。

 同市議選(定数26)は現職22人、新人6人の計28人が立候補した。党派別では、無所属20人、公明1人、共産5人、社民2人。

 15日現在の有権者数は6万980人。【山田研】

4594チバQ:2017/04/17(月) 15:06:40
 ◇現新一騎打ち 登米

 登米市長選は、いずれも無所属で、4選を目指す現職の布施孝尚(55)と、新人で元県議の熊谷盛広(66)の2氏が立候補した。合併以来3期の実績を強調する布施氏に、合併前の旧津山町長だった熊谷氏が挑む。

 布施氏は第一声で「全国の地方病院のモデルを作っていきたい」などと意欲を示す一方、「課題だけ挙げても前に進まない」と相手陣営をけん制した。

 熊谷氏は出陣式で、「未来を形作る時に忘れてならないのは健全財政」として新市庁舎建設断固反対を強調。地域医療を立て直す必要性も訴えた。

 同市議選(定数26)は現職19人、元職1人、新人8人の計28人が立候補した。党派別では、無所属23人、自民1人、公明1人、共産2人、社民1人。

 15日現在の有権者数は6万9784人。【三浦研吾、山田研】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇石巻市長選立候補者(届け出順)

青木満里恵(あおき・まりえ) 62 無新

 [元]東北大国際交流センター非常勤講師▽会計事務所役員[歴]北大

黒須光男(くろす・みつお) 69 無新

 [元]市議[歴]市職員▽県青年団連絡協議会長▽県議会副議長▽石巻商高

阿部和芳(あべ・かずよし) 57 無新

 [元]市議会議長[歴]県漁協石巻市東部支所長▽市議▽千葉商大

亀山紘(かめやま・ひろし) 74 無現(2)

 石巻地区広域行政事務組合理事長[歴]東北大講師▽石巻専大教授▽神奈川大=[自][民]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇石巻市議補選立候補者(改選数2-5、届け出順)

阿部浩章 54 行政書士 無新

遠藤一行 47 [元]議員秘書 無新

佐藤雅俊 51 会社員 無新

佐藤雄一 37 [元]議員秘書 無新

昆野善一 45 飲食店経営 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇東松島市長選立候補者(届け出順)

渥美巌(あつみ・いわお) 69 無新

 [元]県副議長▽行政書士[歴]矢本町職員▽県議会大震災復興調査特別委員長▽石巻商高=[自][公][民]

五野井敏夫(ごのい・としお) 63 無新

 [元]市議会議長▽県ボート協会長[歴]矢本町議▽東北ボート連盟会長▽市監査委員▽東北学院大

木村清一(きむら・せいいち) 67 無新

 行政書士[歴]矢本町職員▽県行政書士会理事▽JAいしのまき監事▽市議▽小牛田農林高

………………………………………………………………………………………………………

4595チバQ:2017/04/18(火) 14:41:34
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170418_11010.html
<仙台市長選>市議会 候補者選び加速
10:22河北新報

 仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)の候補者擁立に向けた市議会の動きが本格化している。現職奥山恵美子市長(65)の引退表明後、名乗りを上げた新人などはまだいないが、各会派は水面下で意中の候補者選びを加速させている。
 最大会派の自民党(21人)は10日に総会、14日に党市連の会合を開催。ともに立候補を検討している冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(56)や前市長の梅原克彦氏(63)の動向などを協議した。
 斎藤範夫会長は「(奥山氏の引退表明直後は)みんな高揚していたが、落ち着いて冷静に考えようという雰囲気になってきた」と、早期の人選にこだわらない姿勢を強調する。
 第2会派で民進党系の市民フォーラム仙台(10人)は13日、会派の意向を尊重するよう党県連に求める方針を決定。15日に安住淳県連代表らに伝え、「認識のずれはないと確認した」(岡本章子代表)という。
 県連は野党共闘による擁立も選択肢の一つとしているが、会派では消極論が強く、独自候補を擁立するかどうかは不透明。公明党市議団(9人)も独自擁立は見送り、立候補表明があった場合に「人物本位で見極める」(菊地昭一団長)方針だ。
 共産党市議団(7人)は「広く市民の中から擁立したい」(嵯峨サダ子団長)と、市民団体を触媒にした野党共闘の擁立を模索する一方、社民党市議団(5人)の辻隆一代表は「中央の政治状況を持ち込み、地方を混乱させるべきではない」と否定的で、足並みはそろっていない。
 過去の市長選では共産を除き、会派横断的に推された候補者が当選してきた。今回も候補者次第で複数会派の「相乗り」となる可能性がある。

◎「期待する経済界の1人」/村井知事、菅原氏に言及
 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、立候補を検討している仙台市の冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(56)を巡り、村井嘉浩知事は17日の定例記者会見で、「(出馬を)期待する経済界の1人。素晴らしい経営者だ」と述べた。
 村井知事は自身の後援会などを通じて付き合いがあったといい、「仲の良い友人」と説明。過去に仙台市の泉青年会議所理事長を務めるなど「周りの方が高く評価している」と話した。菅原氏が立候補した場合に支援するかどうかは、現段階で明言を避けた。
 物質を原子レベルで解析して新技術開発につなげる次世代型放射光施設の建設候補地が東北大青葉山新キャンパスに決まったことについて、村井知事は「東北への施設誘致が大切。汗をかきたい」と強調した。
 誘致活動を展開しながら選から漏れた丸森、松島、大郷3町に対しては「各町長の意見を聞き、落選した町への対策を考えなければならない」と述べた。

4596チバQ:2017/04/18(火) 14:44:54
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170418_11012.html
<東松島市長選>ポスト復興 3氏白熱
12:25河北新報

<東松島市長選>ポスト復興 3氏白熱
12年ぶりの選挙戦が始まり、立候補者の主張に耳を傾ける有権者ら=16日、宮城県東松島市
(河北新報)
 12年ぶりの選挙戦となった宮城県東松島市長選(23日投開票)が白熱している。行政や政治の経験を積んだ3人の新人による争い。2005年の合併後、3期にわたり市政を運営してきた阿部秀保市長(61)が退き、東日本大震災の復興後も見据えた戦いになる。被災地を駆ける各候補を追った。

 「市民の声を聞き、豊かな行政経験を生かす。即戦力として新たな市役所づくりに励みたい」
 市役所鳴瀬庁舎前で17日、マイクを握った元市議木村清一氏(67)が市政の改善を訴えた。
 1970年に旧矢本町役場入りし、主要ポストを歴任したが、合併直後の05年6月に市役所を退職。民間の立場として、あるいは市議として阿部市政と向き合ってきた。
 市長選のビラに「新しいトップリーダーにはしがらみのない真の市民党代表を」と、政党や組織と一線を画す姿勢を強調。「個人と組織の戦いでもある」(支持者)とフェイスブックでも情報発信し、無党派や若者への浸透を図る。
 一方、自民、民進、公明各党の推薦を得た元県議渥美巌氏(69)。22年間の県議生活で培った経験や人脈を糧に組織戦を展開し、地盤固めを急ぐ。
 二人三脚でまちづくりを進めてきた阿部市長との間柄も前面に押し出す。告示日の16日朝、同市赤井での出陣式を前に阿部氏は渥美氏に歩み寄り、耳打ちした。「市民から信頼を得ることが大切。事実上の第一声を被災地でやるべきだ」
 渥美氏は出陣式後、アドバイスに応じて市内最大規模の防災集団移転団地あおい(JR東矢本駅北)地区へ向かった。集会所前で住民らに声を張り上げた。「阿部市政を継承して復興を加速させ、コミュニティー再生に力を入れる」
 元市議五野井敏夫氏(63)は16日、第一声で「阿部市政は素晴らしいが、市民はそれ以上のものを望んでいる」と訴えた。
 市内では7カ所の防災集団移転団地に計画した宅地717区画の整備が完了。災害公営住宅は計画の1122戸の7割が完成した。「復興のトップランナー」とされる一方、過疎化が進む地域の住民らからは「行政サービスが行き届いていない」という声が漏れる。
 会計事務所に40年間勤める傍ら、旧矢本町議を2期、市議を3期経験。11年7月〜13年4月には市議会議長も務めた。
 「民間のスタイルを採り入れるのが今後の財政運営だ」と力説し、草の根の運動で支持拡大を図る。

4597チバQ:2017/04/18(火) 14:45:17
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170417_11027.html
<栗原市長選>市政継承の是非問う


右から、千葉健司氏、佐藤智氏
拡大写真
 任期満了に伴い16日に告示された宮城県の石巻、登米、栗原、東松島の4市長選。石巻は現職に3新人が挑む構図、登米は現職と新人の一騎打ち、栗原と東松島は新人同士の争いとなった。各地で気温がぐんぐん上がり夏日を記録する陽気の中、各候補は東日本大震災からの復興や地域振興、医療福祉などの課題について論戦を展開。市政の「継続」や「刷新」を叫ぶ激しい選挙戦に突入した。
 宮城県栗原市長選は、ともに無所属新人で、前回に続き2度目の挑戦となる元市議千葉健司氏(60)と、今期で引退する現職を支えてきた前副市長佐藤智氏(60)による一騎打ちとなった。千葉氏は現状の見直しを、佐藤氏は現市政の発展を掲げる。継続か、刷新か。町村合併後12年を経た市のかじ取りを巡り、両陣営は初日から激しい舌戦を繰り広げた。
 千葉氏は同市築館薬師の事務所前で行った第一声で「この4年間、市内を歩きに歩いて市民と課題を共有してきた。現状に風穴を開ける」と宣言。「教育、医療、雇用を必ず向上させる。市栗原中央病院の産科創設、全科初診受け入れも実現させる」と力を込めた。
 集まった支持者からは「勝つのは千葉さんだ」と声援が飛んだ。初日は選挙カーで市内全域を回り、2会場で個人演説会を開いた。
 佐藤氏は築館高田の事務所前で第一声を上げた。「給食費の無料化といった子育て支援、高齢者の交通手段確保、農業や中小企業の支援で市を活性化させる」と強調。福島第1原発事故に伴う汚染牧草は「(焼却ではなく)安全に処理する。市民に寄り添った政策を実行する」と誓った。
 支持者らから「頑張れ」「勝つぞ」との声が上がり、初日は市内全域を選挙カーで回った。

<千葉健司氏(60)無新>
 ちば・けんじ 1956年9月25日、栗原市生まれ。国学院大卒。銀行勤務などを経て、市議1期。経営コンサルタント会社社長。

<佐藤智氏(60)無新>
 さとう・さとし 1957年3月8日、栗原市生まれ。築館高卒。市総務部長、副市長などを歴任。市富野小PTA会長も務めた。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月17日月曜日

4598チバQ:2017/04/18(火) 14:47:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170417_11026.html
<石巻市長選>復興、産業再生が争点


右から、青木満里恵氏、黒須光男氏、阿部和芳氏、亀山紘氏
拡大写真
 任期満了に伴い16日に告示された宮城県の石巻、登米、栗原、東松島の4市長選。石巻は現職に3新人が挑む構図、登米は現職と新人の一騎打ち、栗原と東松島は新人同士の争いとなった。各地で気温がぐんぐん上がり夏日を記録する陽気の中、各候補は東日本大震災からの復興や地域振興、医療福祉などの課題について論戦を展開。市政の「継続」や「刷新」を叫ぶ激しい選挙戦に突入した。
 石巻市長選はいずれも無所属で、元東北大非常勤講師の青木満里恵氏(62)、元市議黒須光男氏(69)、元市議阿部和芳氏(57)の3新人が、現職で3選を目指す亀山紘氏(74)=自民・民進推薦=に挑む戦いとなった。東日本大震災から6年1カ月余り。復興が道半ばの最大被災地で、市街地と半島部の復興格差の是正や人口減少対策、産業の再興などを争点に各候補は熱い思いを訴えた。
 青木氏は同市泉町4丁目の事務所前で、第一声に臨んだ。石巻市長を3期12年務めた父親の和夫氏(89)が手掛けた「動く市長室」の復活を提唱し「石巻が持つポテンシャルを生かし、より良い街にする」と強調。和夫氏も駆け付け「産業復興や人口減少など市政の課題解決をぜひやらせたい」と支援を呼び掛けた。青木氏は市内を選挙カーで巡り、街頭演説などで政策を訴えた。
 黒須氏は津波で児童と教職員計84人が犠牲となった同市大川小校舎前で第一声を上げ、「大川小津波訴訟は早急に決着をつける」と訴えた。
 その後、蛇田地区の蛇田親和会館前に移って、「石巻の現状を打破する」と市政転換の必要性に言及。「市立病院を民営化する。市議会議員の定数を半減させる」と語り、市議会で追及してきた市街地再開発を巡る疑惑などに触れた。
 阿部氏は同市清水町の事務所前で、支持者らを前にした第一声で「半島部の牡鹿や雄勝は人口流出が著しく、他地区と復興の課題が違う。地域に見合った解決策を模索したい」と復興格差について力説した。
 阿部氏は「市立病院の診療科目を増やす。沿岸部の産業再生を市民の目線に立って取り組む」と主張。初日は出身の牡鹿半島を中心に各地の浜などを回り、支持拡大に努めた。
 亀山氏は人口が集積する同市蛇田のいしのまき農協資材倉庫駐車場で、「復興の完結と復興後のまちづくりをしっかりして、輝く石巻を取り戻すことが私に課せられた使命だ」と支持者を前に決意を語った。衆院議員や県議、市議ら9人もマイクを握り、「6年間汗を流してきた成果を最後まで継続しなくてはいけない」と激励した。初日は蛇田地区や市中心部に選挙カーを走らせた。

<青木満里恵氏(62)無新>
 あおき・まりえ 1955年3月2日、東京都生まれ。小学2年から中学1年まで石巻市で過ごした。北大文学部卒。昨年9月まで東北大非常勤講師。

<黒須光男氏(69)無新>
 くろす・みつお 1947年5月3日、石巻市生まれ。石巻商高卒。県議6期、旧市議1期、合併後の市議4期。県議会副議長を務めた。

<阿部和芳氏(57)無新>
 あべ・かずよし 1960年2月24日、石巻市生まれ。千葉商科大商経学部卒。旧市議2期、合併後の市議3期。市議会議長を務めた。

<亀山紘氏(74)無現(2)(自・民推)>
 かめやま・ひろし 1942年10月26日、石巻市生まれ。神奈川大工学部卒。東北大講師を経て93年に石巻専修大教授。専門は環境科学。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月17日月曜日

4599チバQ:2017/04/18(火) 14:47:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170417_11025.html
<登米市長選>実績を評価か、刷新か


右から、布施孝尚氏、熊谷盛広氏
拡大写真
 任期満了に伴い16日に告示された宮城県の石巻、登米、栗原、東松島の4市長選。石巻は現職に3新人が挑む構図、登米は現職と新人の一騎打ち、栗原と東松島は新人同士の争いとなった。各地で気温がぐんぐん上がり夏日を記録する陽気の中、各候補は東日本大震災からの復興や地域振興、医療福祉などの課題について論戦を展開。市政の「継続」や「刷新」を叫ぶ激しい選挙戦に突入した。
 宮城県登米市長選はともに無所属で、4選を目指す現職の布施孝尚氏(55)=民進推薦=と、新人の元県議熊谷盛広氏(66)が立候補し、前回と同様の現職と新人の一騎打ちとなった。3期の実績を誇り市のさらなる発展を唱える布施氏の市政が継続するのか、市役所新庁舎の建設反対を掲げて対立軸をつくる熊谷氏が刷新するのか。両氏は初日から市内各地に選挙カーを走らせ、声をからした。
 布施氏は、同市迫町の事務所前でマイクを握り、「市の将来のために何を決断すべきかという一心で12年間歩んだ」と振り返った。
 「課題を挙げるだけでは前進しない。そこから何をするか、私はビジョンを示す。未来を私に託してほしい」と声を張り上げた。連合後援会の佐藤幸一会長は「何としても勝ちにいく」と力強く語り、支持者全員が「エイエイオー」と気勢を上げた。
 熊谷氏は、同市迫町の事務所前で第一声。「地域の衰退が予想以上に進み、市政のあり方を方向転換しなければ手遅れになる」と述べ、市役所新庁舎の建設反対、地域医療体制の充実、健全な財政運営の必要性などを並べた。選対幹部が「われわれの目指したまちづくりをやり直そう」と高らかに声を上げると、集まった支持者から拍手が起きた。その後選挙カーで市内各地を巡り、支持を訴えた。

<布施孝尚氏(55)無現(3)=(民推)>
 ふせ・たかひさ 1961年7月27日、登米市生まれ。日大歯学部卒。97年に佐沼青年会議所理事長。2005年の市長選で初当選し3期目。

<熊谷盛広氏(66)無新>
 くまがい・もりひろ 1951年3月3日、登米市生まれ。慶大通信課程卒。2002〜05年に津山町長1期。07〜11年に県議1期。農林業。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月17日月曜日

4600チバQ:2017/04/19(水) 13:44:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170419ddlk04010080000c.html
<選挙>登米市長選 医師不足で「1.5次救急」化 赤字続く市立病院 /宮城
12:17毎日新聞

 全国で医師不足に悩む自治体が増えている。県北部にある人口約8万人の登米市もその例外ではない。

 同市は、従業地届け出を出す医師の数が人口10万人当たり113人(2014年末)と県内最少で、県平均の半分に満たない。市立の3病院4診療所の常勤医師は計32人で、合併による市誕生後の06年度に比べて10人減った。

 東北大や東北医科薬科大などから派遣される非常勤医師で補っているが、中核的な病院の登米市民病院(同市迫町)の非常勤医師は「本当に医師が少ない」と漏らす。市が昨年実施した市民満足度調査によると、「医療機関の充実」は49項目中最低となった。

 なぜ医師が不足しているのか。市医療局の担当者は、国の医療政策の転換が影響していると指摘する。国は04年に「臨床研修制度」を見直し、新人医師が研修先を自分で選べるように改めた。その結果、従来の出身大学の医局ではなく、専門分野を学べる都市部の大病院に人気が集中。これに伴い、地方公立病院が頼る医局からの派遣が減ったという。

 13年に県内の2次医療圏が四つに再編されたことも要因とみられている。同市は石巻、気仙沼などと一緒の医療圏に組み込まれ、拠点となる石巻赤十字病院に高度な医療と医師が集まったことも大きいという。家族の問題も背景にあるとみる関係者もいる。登米市民病院の幹部は「待遇よりも、子どもを仙台で学ばせたいと考える医師もいる」と話す。このため、地方の病院は医局から医師を奪い合う構図となり、「全自治体がライバル状態」(幹部)と打ち明ける。

 医師不足は、病院の運営にも影を落とす。登米市民病院の場合、常勤医がいるのは内科など8診療科目。産婦人科は常勤医が引き揚げた07年以降、入院受け入れを休止し、出産できなくなった。現在は産婦人科など5科目を非常勤医師だけで担う。

 登米市民病院は本来、入院するような中等症患者に対処する「2次救急」病院に位置づけられている。しかし医師不足のため、夕方から朝まで医師1人態勢で救急診療に当たっており、専門外の患者を別の病院に委ねることも少なくないという。「内部では『1・5次救急』と呼んでいる」と幹部は自嘲気味に話す。

 現在の医療は専門の細分化が進み、同時に医師の確保が困難となっている。その状況を打破しようと、同市は特定の臓器や病気に限らず、幅広い診察能力を持つ「総合診療医」の確保に取り組み始めた。昨年4月、登米市民病院に東北医科薬科大のサテライトセンターを開設し、地域総合診療を実習する学生を受け入れる。また、昨年末策定した「病院事業中長期計画」で、総合診療を学ぶ寄付口座を東北大に設置して、卒業した若手医師の「教育・研究拠点」を病院内に設置する構想も盛り込んだ。

 ただ12年度以降、市立病院の経営は赤字が続いている。今年度の市病院事業会計は3億7000万円の単年度赤字予算で、「地域医療を守るため」(幹部)一般会計からの繰り入れは16億円に上る。中長期計画では20年度に経常収支の黒字化を目標にしているが、その計画で示された今年度の赤字額は当初予算の額より小さい。

 医師の確保と経営改善という課題を抱える中、医療問題を一つの争点として選挙戦が繰り広げられている。【山田研】

4601チバQ:2017/04/20(木) 19:37:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000004-khks-pol
<仙台市長選>市議会 候補者選び加速
河北新報 4/18(火) 10:22配信

 仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)の候補者擁立に向けた市議会の動きが本格化している。現職奥山恵美子市長(65)の引退表明後、名乗りを上げた新人などはまだいないが、各会派は水面下で意中の候補者選びを加速させている。

 最大会派の自民党(21人)は10日に総会、14日に党市連の会合を開催。ともに立候補を検討している冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(56)や前市長の梅原克彦氏(63)の動向などを協議した。

 斎藤範夫会長は「(奥山氏の引退表明直後は)みんな高揚していたが、落ち着いて冷静に考えようという雰囲気になってきた」と、早期の人選にこだわらない姿勢を強調する。

 第2会派で民進党系の市民フォーラム仙台(10人)は13日、会派の意向を尊重するよう党県連に求める方針を決定。15日に安住淳県連代表らに伝え、「認識のずれはないと確認した」(岡本章子代表)という。

 県連は野党共闘による擁立も選択肢の一つとしているが、会派では消極論が強く、独自候補を擁立するかどうかは不透明。公明党市議団(9人)も独自擁立は見送り、立候補表明があった場合に「人物本位で見極める」(菊地昭一団長)方針だ。

 共産党市議団(7人)は「広く市民の中から擁立したい」(嵯峨サダ子団長)と、市民団体を触媒にした野党共闘の擁立を模索する一方、社民党市議団(5人)の辻隆一代表は「中央の政治状況を持ち込み、地方を混乱させるべきではない」と否定的で、足並みはそろっていない。

 過去の市長選では共産を除き、会派横断的に推された候補者が当選してきた。今回も候補者次第で複数会派の「相乗り」となる可能性がある。

◎「期待する経済界の1人」/村井知事、菅原氏に言及

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、立候補を検討している仙台市の冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(56)を巡り、村井嘉浩知事は17日の定例記者会見で、「(出馬を)期待する経済界の1人。素晴らしい経営者だ」と述べた。

 村井知事は自身の後援会などを通じて付き合いがあったといい、「仲の良い友人」と説明。過去に仙台市の泉青年会議所理事長を務めるなど「周りの方が高く評価している」と話した。菅原氏が立候補した場合に支援するかどうかは、現段階で明言を避けた。

 物質を原子レベルで解析して新技術開発につなげる次世代型放射光施設の建設候補地が東北大青葉山新キャンパスに決まったことについて、村井知事は「東北への施設誘致が大切。汗をかきたい」と強調した。

 誘致活動を展開しながら選から漏れた丸森、松島、大郷3町に対しては「各町長の意見を聞き、落選した町への対策を考えなければならない」と述べた。

4602チバQ:2017/04/20(木) 19:37:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000023-khks-pol
<仙台市長選>「経済界だけが選択肢ではない」
河北新報 4/19(水) 17:30配信

 7月の仙台市長選に立候補を検討している冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(56)について、村井嘉浩知事が17日、「(出馬を)期待する」「素晴らしい経営者」と発言したことに対し、奥山恵美子市長は18日の定例記者会見で「知事としての一つの考えと受け止めるが、それ(経済界)だけが選択肢ではない」と述べた。

 奥山市長の引退表明後、村井知事は「経済人が立候補してもよいと思う」などと繰り返し発言。奥山市長は「知事が政治活動をする上で、仙台市長との関係を大変重要と考えていることが背景にあるのではないか」との見方を示した。

 市議会などで活発化している候補者選びについては「やはり『草の根のこの人を』という声を大事にしたい考えもある。幅広く市民の方から、いろいろな候補者が出るのが望ましい」と持論を繰り返した。

4603チバQ:2017/04/23(日) 17:35:37
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170422_11020.html
<東松島市長選>空自基地と街 どう共存
04月22日 16:08河北新報

<東松島市長選>空自基地と街 どう共存
ブルーインパルスが並ぶ松島基地。市外から訪れるファンも多い=18日、東松島市
(河北新報)
 航空自衛隊松島基地とどう向き合うのか。12年ぶりの選挙戦となった宮城県東松島市長選(23日投開票)で、立候補した3人は同市矢本にある基地との「共存」を掲げる。一方、市民の一部には戦闘機などの離着陸時の騒音や万が一の事故を懸念する声もある。基地が暮らしに関わる街を歩いた。

 選挙期間の18日、基地所属の曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」の6機が基地周辺の空で訓練し、白いスモークでハートや輪を描いた。各地から訪れた数十人が見守る。仙台市の50代男性は「機体や訓練の写真を撮っている。関連グッズの愛好家もいる」と話す。
 松島基地は1955年開設。第21飛行隊は約1000人のパイロットを育成し、空自の戦闘機部隊の根幹を支える。東日本大震災の津波でF2戦闘機など28機が被災。隊員は炊き出しや浴場の開放、不明者の捜索などに当たった。
 松島基地の隊員らは約1000人に上り、家族やOBらも市内で生活する。OBの60代男性は「基地は東松島の一大産業で地域経済への影響も大きい」と言う。
 時藤和夫第4航空団司令兼松島基地司令は「訓練などでは一層安全に留意し、『チーム東松島』の一員としても地域に寄り添っていく」と理解を求める。
 戦闘機などの離着陸時、周囲には激しい音が鳴り響く。市内の幼稚園や小・中学校では、サッシやガラスを防音仕様にするなど対策を講じている。
 震災前、基地に近い大曲浜地区に住んでいた男性は「子育て中は飛行時間に合わせ、家のドアや窓を閉め切っていた」と語る。
 生活環境への影響や財政状況などを考慮し、国は市に交付金を支給。市の本年度当初予算の歳入で計約4億6000万円を見込む。市民センターの運営や防災事業、子ども医療費助成などに活用する予定という。
 28日で退任する阿部秀保市長(61)は「市民、基地、行政が相互に連携した良好な関係が継続してほしい」と望む。
 松島基地を巡り、市長選立候補者3人の主張は大差がない。
 渥美巌氏(69)は「共存共栄を図る。財源を確保し、市民生活に密着した施策に生かす」と強調。五野井敏夫氏(63)は「基地は市内最大規模の『企業』。安全を確保し協調関係を築く」と訴え、木村清一氏(67)は「航空祭を共催し、防衛補助事業への取り組みを強化する」と主張する。
(石巻総局・水野良将)

4604チバQ:2017/04/24(月) 18:09:17
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170424_11021.html
<東松島市長選>渥美氏 初当選
10:55河北新報

<東松島市長選>渥美氏 初当選
渥美 巌氏
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県東松島市長選は23日投票が行われ、即日開票の結果、いずれも無所属新人で、元県議渥美巌氏(69)=自民・民進・公明推薦=が、元市議木村清一氏(67)、元市議五野井敏夫氏(63)を破り、初当選した。
 合併後の市政を担い、3期務めた阿部秀保市長(61)は引退し、2005年以来12年ぶりの選挙戦となった。
 渥美氏は県議6期で培った経験や人脈を強調。「阿部市政を継承し、東松島を宮城県の復興のモデル市にしたい」と訴え、政党や企業・団体から幅広い支持を得た。阿部氏もてこ入れし、優位に戦いを進めた。
 木村氏は心の復興や市政革新を主張。旧矢本町などでの行政経験をアピールしたが、及ばなかった。五野井氏は災害に強いまちづくりなどを掲げたが、広がりを欠いた。
 当日の有権者は3万3060人。投票率は62.65%で、05年を12.48ポイント下回った。

4605チバQ:2017/04/24(月) 18:15:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170424ddlk04010166000c.html
<選挙>4市長・市議選 石巻市長、亀山氏3選/登米市長に熊谷氏/東松島市長に渥美氏/栗原市長に千葉氏 /宮城
11:41毎日新聞

 平成の大合併で2005年に誕生した石巻、東松島、栗原、登米の4市で23日、任期満了に伴う市長選が投開票された。新市長の顔ぶれが決まった。東日本大震災からの復興のあり方や、少子高齢化が進む地域の活性化などを争点に選挙戦が繰り広げられた。市議選、市議補選は、東松島市議選(定数18)で20人▽登米市議選(同26)で28人▽栗原市議選(同26)で28人▽石巻市議補選(改選数2)で5人が、それぞれ立候補した。市長選の投票率と当日有権者数は石巻市44・31%、12万3918人▽東松島市62・65%、3万3060人▽栗原市70・13%、6万234人▽登米市66・18%、6万8870人だった。

 ◇石巻市長、亀山氏3選 3氏の挑戦退ける

 終盤にさしかかった東日本大震災からの復興のかじ取り役を選ぶ石巻市長選は「復興政策の継続、完結」を訴えた現職の亀山紘氏(74)が3選を果たし、元市議会議長の阿部和芳(57)▽元市議の黒須光男(69)▽元大学非常勤講師の青木満里恵(62)の3氏の挑戦を退けた。

 亀山氏は自民、民進各県連の推薦のほか、連合宮城、県農政連、県漁協など幅広い団体から支援を受け、手堅い組織戦を展開。告示前の応援集会には村井嘉浩知事や地元選挙区の国会議員や県議も勢揃いし、現職の強みを見せつけた。当選確実の報を受け、同市中里の選挙事務所で支持者の拍手に応えた亀山氏は「復興をさらに加速させたい」と語った。

 阿部氏は「半島部の復興を加速し、格差をなくす」と主張し、亀山市政の復興政策に不満を募らせる被災者の支持取り込みを図ったが、反現職票をまとめきれなかった。

 黒須氏は、亀山市政を「不透明」と厳しく批判し、復興政策の見直しなど大幅な市政刷新を主張したが票が伸びなかった。青木氏は元市長の父が進めていた「動く市長室」の復活で市民の声を市政に反映させると訴えたが、浸透できなかった。【百武信幸】

…………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 28630 亀山紘 74 無現

  12408 阿部和芳 57 無新

   7767 黒須光男 69 無新

   5587 青木満里恵 62 無新

…………………………………………………………

 ◇石巻市長略歴

亀山紘(かめやま・ひろし) 74 無現(3)

 石巻地区広域行政事務組合理事長[歴]東北大講師▽石巻専大教授▽神奈川大=[自][民]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇登米市長に熊谷氏 布施氏の4選阻み初当選

 登米市長選は、新人で元県議の熊谷盛広氏(66)が、4選を目指した現職の布施孝尚氏(55)を破り、初当選を果たした。

 今回の選挙戦は、新市庁舎建設問題が主な争点となった。

 旧津山町長の熊谷氏は耐震工事を終えた庁舎を建て替える必要がなく、合併特例債を使った場合は将来の市民負担につながるとして「断固反対」の姿勢を強調。また合併後の「停滞感」などを指摘して市政変革の必要性を訴え、支持を広げた。

 布施氏は旧町役場に分散している市役所の本庁機能集約や、合併特例債を使える時期に建設するメリットを訴えて理解を求めた。また3期の実績を強調し、組織選挙で支持固めを図ったが及ばなかった。【山田研】

………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 22567 熊谷盛広 66 無新

  22421 布施孝尚 55 無現

………………………………………………………

 ◇登米市長略歴

熊谷盛広(くまがい・もりひろ) 66 無新(1)

 農林業▽自民党津山支部長[歴]津山町長▽登米文化振興財団理事▽県議▽党県政調副会長▽慶大

4606チバQ:2017/04/24(月) 18:15:24
………………………………………………………………………………………………………

 ◇東松島市長に渥美氏 2氏を破り初当選

 東松島市長選は、新人で元県議会副議長の渥美巌氏(69)が、いずれも新人で元市議会議長の五野井敏夫氏(63)と元市議の木村清一氏(67)を破り、三つどもえの戦いを制して初当選を果たした。

 渥美氏は県議6期で培った人脈を生かすことや現市政の継承を強調。「創造的復興として働く場所の確保が急務」とし、企業誘致の推進や震災復興の加速化などを掲げ、幅広い支持を得た。

 当選が決まり事務所に姿を見せた渥美氏は支持者らを前に「市民の皆さんと約束したことを全力で果たしたい」と決意を述べた。

 五野井氏は会計事務所に勤めた経験を生かしたスピード感のある行政の実践を強調。少子高齢化対策や行財政改革の推進などを掲げて支持を呼びかけたが及ばなかった。木村氏は震災からの心の復興や人口減少対策、市民憲章の深化などを訴え「豊かな行政経験を即戦力としたい」とアピールしたが浸透しなかった。【本橋敦子】

………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 10467 渥美巌 69 無新

   5642 木村清一 67 無新

   4310 五野井敏夫 63 無新

………………………………………………………

 ◇東松島市長略歴

渥美巌(あつみ・いわお) 69 無新(1)

 [元]県副議長▽行政書士[歴]矢本町職員▽県議会大震災復興調査特別委員長▽石巻商高=[自][民][公]

………………………………………………………

 ◇東松島市議選開票結果(定数18-20)

当 1811 土井光正 63 公新(1)

当 1461 阿部としえ 63 無現(4)

当 1461 五ノ井惣一郎77 無現(4)

当 1389 阿部勝徳 61 無現(4)

当 1319 長谷川博 67 共現(4)

当 1169 小野幸男 57 無現(3)

当 1121 上田勉 73 無現(4)

当 1006 熱海重徳 43 無現(3)

当  998 斎藤徹 32 無新(1)

当  979 滝健一 74 無現(4)

当  971 熊谷昌崇 43 無現(4)

当  969 古川泰広 79 無現(4)

当  885 手代木せつ子61 無新(1)

当  845 桜井政文 67 無新(1)

当  818 佐藤富夫 76 無現(4)

当  795 石森晃寿 61 無新(1)

当  729 小野恵章 62 無現(3)

当  717 大橋博之 60 無現(4)

   517 佐藤憲宏 41 無新

   450 山本智子 58 無新

 =選管最終発表

………………………………………………………………………………………………………

 ◇栗原市長に千葉氏 佐藤氏破り初当選

 新人同士の一騎打ちとなった栗原市長選は、前回市長選の雪辱を期した元市議の千葉健司氏(60)が、佐藤勇市長から後継指名された前副市長の佐藤智氏(60)を破り、初当選を果たした。

 千葉氏は前回の選挙敗戦後から準備を進め、全市内を2巡した。今年1月と4月の集会に村井嘉浩知事を招いて親密さをアピールする一方、「人口減少が著しい」などと3期続いた佐藤市政の批判を展開。金融機関勤務などの経歴から市政への「民間発想の導入」を訴えるなどして、市政刷新を求める有権者の支持を集めた。

 佐藤氏は1月になってから立候補を表明。佐藤市長らが組織を動員して知名度浸透に努めたが、出遅れが響いた。【山田研】

………………………………………………………

 ◇栗原市長略歴

千葉健司(ちば・けんじ) 60 無新(1)

 [元]市議▽コンサル会社社長▽栗原青年会議所特別会員[歴]徳陽相互銀行員▽国学院大

4607チバQ:2017/04/24(月) 18:21:39
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170424_11019.html
<栗原市長選>42票差 千葉氏 初当選
10:50河北新報

<栗原市長選>42票差 千葉氏 初当選
千葉健司氏
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県栗原市長選は23日投票が行われ、即日開票の結果、ともに無所属新人で、元市議千葉健司氏(60)が前副市長佐藤智氏(60)を42票差で振り切り、初当選した。
 前回に続く挑戦となった千葉氏は、3期12年に及ぶ現市政の検証と見直しを前面に出した。「医療や教育を向上させ、輝く未来を切り開く」と主張、市栗原中央病院への産科創設や全科初診受け入れを掲げた。
 落選後の4年間は市内をくまなく回り、支持者を開拓。現職への批判票に加え、公約に共感する女性や若い世代の有権者の取り込みに成功した。
 佐藤氏は1月に立候補を表明した。佐藤勇市長が後継指名し、二人三脚の戦いを展開。激しい競り合いを演じたが、及ばなかった。
 当日の有権者は6万234人。投票率は70.13%で前回(2013年)を2.54ポイント下回った。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170424_11023.html
<栗原市長選>地道な組織固め奏功 千葉氏


当選確定の一報を受け、万歳する千葉さん(中央)=24日午前0時ごろ、宮城県栗原市築館薬師の事務所
拡大写真
 新人同士の一騎打ちとなった宮城県栗原市長選は、前回に続き2度目の挑戦となった元市議千葉健司氏(60)が前副市長佐藤智氏(60)を下し、初当選を果たした。
 千葉氏は4年前の落選後、市内各地で組織固めに奔走。地元の築館地区のほか若柳や志波姫、瀬峰などで支援の輪を広げた。女性や若者の支持団体による草の根運動も奏功した。
 告示前に村井嘉浩知事を集会に2度招き、県とのパイプを強調。前回選挙で自民、公明両党推薦の現職に組織で圧倒されたことを踏まえ、両党の地方組織に根回しし、自主投票に持ち込んだ効果も大きかった。
 1月に出馬を表明した佐藤氏は、最後まで知名度不足が響いた。東京電力福島第1原発事故に伴う汚染牧草の焼却反対といった対立軸を掲げたが、明確な争点にならなかった。
 現市政の見直しを唱えた千葉氏の公約には大胆な政策が並ぶが、実現へのハードルが高いものが多い。
 金看板の栗原中央病院への産科創設は、県北全域の医療計画の改編が伴う難題。産業活性化の切り札とする「道の駅」建設は、箱物に敏感な市民が賛成するか疑問が残る。
 「諦めず、まずは挑戦」との意欲は理解できる。ただ実現への具体的な道筋や市民が納得できる論拠を明確にしなければ、期待は失望に変わる。公約に沿った予算編成や事業計画案策定、人員配置を急ぎ、本気度を示す必要がある。(解説=栗原支局・土屋聡史、若柳支局・横山寛)

栗原市長選開票結果(選管最終)

当 20,791 千葉 健司 無新(1)
  20,749 佐藤  智 無新 


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月24日月曜日

4608チバQ:2017/04/24(月) 18:22:19
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170424_11020.html
<登米市長選>146票差 熊谷氏 初当選
10:43河北新報

<登米市長選>146票差 熊谷氏 初当選
熊谷盛広氏
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県登米市長選は23日投票が行われ、即日開票の結果、ともに無所属で、新人の元県議熊谷盛広氏(66)が現職の布施孝尚氏(55)=民進推薦=を146票差で破り、初当選を果たした。
 熊谷氏は新庁舎建設の白紙撤回や市民病院の信頼回復、総合支所の権限強化などを掲げ、現市政に批判的な層に浸透した。庁舎建設を巡っては「建てるか、建てないかどちらかを選択する選挙」と争点を明確化し、支持を広げた。
 布施氏は総合診療医育成の体制整備による医療の充実などを訴えたが、変化を期待する市民の声は予想を上回り、4選を阻まれた。
 当日の有権者は6万8870人。投票率は66.18%で、前回(2013年)を3.43ポイント下回った。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170424_11022.html
<登米市長選>庁舎建設白紙に支持 熊谷氏


初当選し、万歳して喜ぶ熊谷さん(中央)=24日午前0時15分ごろ、宮城県登米市迫町の事務所
拡大写真
 宮城県登米市長選は新人の元県議熊谷盛広氏(66)が現職布施孝尚氏(55)に勝ち、初当選を果たした。有権者は市政の変化を選んだ。
 選挙戦で熊谷氏は、財政面の懸念から市役所新庁舎建設への反対を前面に打ち出した。さらに市立病院に対する市民の不満をすくい取り、病院の改革も訴えた。明確な対立点を掲げたことで有権者の市政への関心を喚起し支持を広めた。
 庁舎建設に関する熊谷氏の批判に対し、布施氏は「批判するだけでは前には進まない」と強調。登米市民病院での総合診療医育成や子育て支援などの実績をアピールした。
 しかし、3期12年に及ぶ実績が多岐にわたり、逆に論点がぼやけてしまったのは否めない。主張を絞って挑んできた熊谷氏に押された形で終わった。
 熊谷氏は、「庁舎を建てるのか、建てないのかを決める住民投票のような選挙だ」と唱えた。ただ、庁舎建設構想を白紙にした後、庁舎機能をどう整えるのか。デザインがはっきり見えない。
 現在ある支所の庁舎を活用する方針だが、本庁機能をどこかに集約するのか、あるいはどのように分散するのか。市民が納得できるプランを提示できるか、これからが正念場となる。医師不足対策で医師を招聘(へい)するとした訴えも、具体策は示されていない。
 市政改革の期待を背負って当選した熊谷氏は、その重みを十分感じて市政執行に当たるべきだろう。(解説=登米支局・本多秀行)

登米市長選開票結果(選管最終)

当 22,567 熊谷 盛広 無新(1)
  22,421 布施 孝尚 無現 


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月24日月曜日

4609チバQ:2017/04/24(月) 18:22:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170424_11017.html
<石巻市長選>現実路線の継続選択


3選を決め、支持者と握手して喜ぶ亀山氏=23日午後11時40分ごろ、宮城県石巻市中里の事務所
拡大写真
 東日本大震災の最大被災地のかじ取り役を決める石巻市長選は現職の亀山紘氏(74)=自民・民進推薦=が3選を果たした。震災復興を手堅く進めた市政運営が一定の評価を得た。とはいえ、投票率は低率で、批判票ともされる新人3人の総得票数は亀山氏の得票数に迫った。復興政策を巡る被災者の不満も多く、市民の声に耳を傾ける姿勢が求められる。
 亀山氏は「復興の完結」と「人口減少を食い止めるための基盤づくり」を強調。震災後2度目の市長選でも復興は道半ばで、有権者は刷新より現実路線の継続を選択したと言える。
 組織の勝利でもある。政党や団体の推薦を受け、地元選出の衆院議員と県議は全員が、市議も半数以上が支援し盤石な態勢を整えた。組織の引き締めを図り、告示直前の決起集会では約1300人を動員した。
 批判票は無所属新人3人に分散。前回に続いて挑戦した阿部和芳氏(57)、市政刷新を掲げた黒須光男氏(69)、同じく2度目の挑戦の青木満里恵氏(62)は支持が広がらなかった。
 次の4年は市が掲げる復興期間の最終盤となる。しかし、市街地と半島部の格差は広がるばかりで、産業や地域コミュニティーの再生は途上だ。大川小津波訴訟などの課題も抱える。
 亀山氏のこれまでの対応は十分だったのか。復興を加速させる上で、くすぶる不満の声にいま一度向き合い、丁寧に政策を進める必要がある。(解説=石巻総局・鈴木拓也)

石巻市長選開票結果(選管最終)

当 28,630 亀山  紘 無現(3)
  12,408 阿部 和芳 無新 
   7,767 黒須 光男 無新 
   5,587 青木満里恵 無新 


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月24日月曜日

4610チバQ:2017/04/24(月) 18:26:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170424_11012.html
<東松島市長選>市政の継承広く浸透 渥美氏


初当選を決め、家族から花束を受け取る渥美さん(中央)=23日午後10時45分ごろ、宮城県東松島市赤井の事務所
拡大写真
 12年ぶりの選挙戦となった宮城県東松島市長選は、新人による三つどもえ戦を制した元県議渥美巌氏(69)が初当選した。引退する阿部秀保市長(61)と二人三脚で市民協働のまちづくりや復興を進めてきた実績が有権者の信任を得たと言える。
 「阿部市政を継承し市民ファーストの地方自治に汗を流す」という渥美氏の訴えは、市民に説得力を持って届いた。知名度の高さや強固な後援会組織もあり、広く浸透した。
 木村清一氏(67)は「新たな市役所づくり」を、五野井敏夫氏(63)は「開かれた行政」を前面に出して奮闘したが、現市政を変革するうねりを起こすまでには至らなかった。
 新たなリーダーとなる渥美氏には「ポスト復興」を見据えた手腕が求められる。2020年度には国の復興・創生期間が終わり、復興庁が廃止される。市の人口は約4万で震災前に比べ3400も減少。高齢化率は25年には30.4%に達すると推計される。
 災害危険区域での現地再建を望む人や津波で直接被災しなかった市民もいる。「行政サービスが行き届かず、置き去りにされている」との声もある中で、市民ニーズを丁寧にくみ取った政策が欠かせない。
 東松島市は震災対応で市民の力が発揮され、「復興のトップランナー」と評価される。その歩みは他の被災自治体や災害が起きていない「未災地」の道しるべとなる。かじ取り役を担う渥美氏の責任は重い。(解説=石巻総局・水野良将)

東松島市長選開票結果(選管最終)

当 10,467 渥美  巌 無新(1)
   5,642 木村 清一 無新 
   4,310 五野井敏夫 無新 


関連ページ:宮城政治・行政
2017年04月24日月曜日

4611チバQ:2017/04/25(火) 18:12:28
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170425_11025.html
<登米市長選>熊谷氏 不満層取り込み勝利
13:10河北新報

<登米市長選>熊谷氏 不満層取り込み勝利
支持者と喜び合う熊谷氏(左)=24日午前0時、登米市迫町の事務所
(河北新報)
 23日に投開票が行われた登米、栗原両市長選は、まれにみる激戦の末、登米は現職が、栗原は現職の後継候補がそれぞれ敗れた。両市は12年前に町村合併で誕生した合併市。かつてない熾烈(しれつ)な選挙戦の背景には何があったのか。宮城県北の2市で起きた「地殻変動」を振り返る。

 4万5000人が票を投じた登米市長選はたった146票差で雌雄を決した。
 激戦から一夜明けた24日。現職布施孝尚市長(55)は「私があと100人を味方に付ければよかっただけのこと」と自身を責め、当選した新人熊谷盛広氏(66)は「現職は強かったが抜き出ることができた」と話した。
 66歳の新人が55歳の現職に挑む選挙。不利な戦いが予想された熊谷氏を勢いづけたのは、12年前の合併後、発展から取り残された地域住民の不満だった。
 登米市登米町の50代の主婦は「医療の環境をはじめ施設整備は中心部の旧迫町に集約されている。他の町は合併してからいいことがないのに、さらに迫に市役所新庁舎を造るなんてとんでもない」と憤る。合併市の運営の難しい部分であり、不満が渦巻く地域があったのは事実だ。
 熊谷氏は市内各地を訪れる中で、現市政への不満が根強いと確信。中でも市役所新庁舎建設への反対は強く、これを旗印に支持をじわじわと広げた。「少しずつ追い上げているという感触で、終盤には大接戦に持ち込めると感じた」と振り返る。
 熊谷氏の選対幹部は「大票田で布施氏の地元でもある迫町の票を多く獲得できたのが大きい」と分析。登米市迫町の自営業男性(61)は「迫町も人口は減っているし発展しているわけではない。将来の不安が現市政の否定につながったのではないか」とみる。
 12年間、盤石に見えた布施市政は間もなく終わる。布施市長は「敗因をあれこれ挙げても仕方ない」と悔しさをのみ込んだ。

4612チバQ:2017/04/25(火) 19:55:07
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170425_11024.html
<栗原市長選>千葉氏 現職批判の受け皿に
13:05河北新報

<栗原市長選>千葉氏 現職批判の受け皿に
当選確実の一報を受け、支持者とハイタッチする千葉氏(左)=24日午前0時ごろ、栗原市築館薬師の事務所
(河北新報)
 23日に投開票が行われた登米、栗原両市長選は、まれにみる激戦の末、登米は現職が、栗原は現職の後継候補がそれぞれ敗れた。両市は12年前に町村合併で誕生した合併市。かつてない熾烈(しれつ)な選挙戦の背景には何があったのか。宮城県北の2市で起きた「地殻変動」を振り返る。

 「汚染廃棄物問題がなければもっと楽に勝てた。結構な票が流れている」
 24日未明、千葉健司氏(60)の陣営関係者は42票差の勝利をこう分析した。
 告示前、市内では千葉氏の圧倒的優位がささやかれていた。現職の佐藤勇市長に敗れた前回選挙後の4年間で組織を固めたほか、知名度で前副市長佐藤智氏(60)を突き放していた。
 風向きが変わったのは1月。健康不安などから東京電力福島第1原発事故に伴う汚染牧草の焼却に住民の反発が根強い中、焼却を推進する村井嘉浩知事が千葉氏支持を鮮明にした。
 これを機に佐藤氏陣営は、地元県議らとともに焼却反対を強調。処理手法について「総合的に判断する」と濁す千葉氏から、廃棄物問題に敏感な層の支持を奪っていった。
 佐藤氏に票を投じた金成地区の農家は「処理手法は投票理由の大きな一つ」と明かす。陣営幹部は「『安全処理』を争点化できれば、結果は変わったかもしれない」と肩を落とす。
 一方、千葉氏が狙いを定めたのは、佐藤氏と二人三脚でタッグを組んだ現職の批判票だった。
 町村合併後3期12年を担った佐藤市政に関し、千葉氏は検証と見直しを主張。「総合支所の機能を高め、各地の魅力を引き出す」と強調し、少子高齢化が進む地域の漠然とした不安を票に変えていった。
 県内のある首長は「10もの町村が合わさった多極分散型の栗原は、まちに『へそ』がなく、どうしても合併の光が見えにくい。そこをうまく突いた」とみる。
 市議の一人は「歴史に残った、しこりも残った選挙」と皮肉り、「信任と批判がほぼ同数。市政運営に緊張感が出る。新市長の手腕が試される」と語った。

4613名無しさん:2017/04/27(木) 16:10:08
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170427_11029.html
<仙台市長選>伊藤市議が出馬断念
12:33河北新報

 7月の仙台市長選で、民進党の伊藤優太市議(32)=青葉選挙区=が立候補を見送ることが26日、分かった。伊藤氏は3月下旬、市内の福祉施設経営者らから立候補を要請されていた。
 伊藤氏は河北新報社の取材に対し、自身が呼び掛けて議員提案した政務活動費の使途のインターネット公開に向けた条例改正案の審査が続いている点を挙げ、「市議会の議論を見届ける責任がある」と説明した。
 市長選を巡り、現職の奥山恵美子市長(65)が今期限りでの引退を表明。現時点では誰も立候補の意思を示していない。

4614名無しさん:2017/04/28(金) 17:37:22
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170428_11045.html
<仙台市長選>大久保三代氏立候補へ意欲
12:30河北新報

 7月の仙台市長選に元衆院議員の大久保三代氏(40)が立候補する方向で検討していることが27日、分かった。河北新報社の取材に「告示まで(出馬に向けた)活動を続け、多くの人の意見を聞いた上で最終判断したい」と話した。
 大久保氏は鹿児島市出身で慶大大学院修了。NHKキャスターなどを経て、自民党公認で立候補した2012年の衆院選比例東北で初当選し、1期務めた。15年には仙台市議選と県議選の各泉選挙区に無所属で立候補し、落選した。

4615チバQ:2017/04/29(土) 09:22:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00000005-san-l04
出馬の可能性「五分五分」 仙台市長選 葬祭業・菅原社長が明かす
産経新聞 4/26(水) 7:55配信

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)を巡り、葬祭業を展開する「清月記」(同市宮城野区)の菅原裕典社長(56)が25日、産経新聞の取材に応じ、同市長選への立候補について「フィフティー・フィフティー(五分五分)だ」と述べ、検討しているとの考えを示した。

 菅原氏は、現職の奥山恵美子市長が今月8日、次期市長選に立候補せず引退表明したことに触れ、「3月末までは自分が出る考えはなかった」とし、自身の出馬について「(奥山氏の)引退表明後に考えるようになった」と説明した。

 また、自身が常任理事を務める仙台経済同友会のメンバーなど複数の関係者から、市長選への出馬を「期待する声もある」と前置きした上で、「進退は自分自身が決断する」と語った。

 菅原氏は昭和35年、仙台市生まれ。東北学院大卒業後、名古屋市の葬儀社勤務を経て、60年に父親と協力し、「すがわら葬儀社」を設立。平成22年に現在の社名に変更した。

4616チバQ:2017/05/05(金) 06:29:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170429ddlk04010019000c.html
<布施・登米市長>惜敗 4年後出馬へ含み /宮城

04月29日 11:14

 登米市の布施孝尚市長の退任式が28日、同市役所であった。布施市長は4選を目指した市長選で146票差で敗れた。

 布施市長は、合併による市発足以来の取り組みを振り返った上で「一つ一つの姿、形を最後まで見届けることができなかったのは、私の不徳の致すところであり、市民の皆様から十分にご評価いただけなかったことを重く受け止めたい」と幹部らに語りかけ、最後に2度深々と頭を下げた。

 式後の取材に「今後、自分としてどのような形でお役に立てるか、しっかり考えていきたい」と述べ、4年後の市長選立候補に含みを残した。【山田研】

4617チバQ:2017/05/07(日) 20:22:00
湯沢市

2002年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1952
鈴木俊夫氏 →当選
二坂信邦氏
2126票差で破った


2005年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1952
前湯沢市長の鈴木俊夫氏(54) →当選
元湯沢市長の二坂信邦氏(57)
前雄勝町長の菅義雄氏(61)
前稲川町長の遠藤幸次氏(58)


2009年
>>411 >>443
●秋田県湯沢市長
鈴木俊夫(58才・無現1):共産現職
斉藤光喜(62才・無新) :自公  →当選

鈴木氏には、次期衆院選で秋田3区から民主党公認で立候補する京野公子氏が選挙カーに同乗して協力。最終的に湯沢市議の半数以上が鈴木氏の応援に回った。自民党湯沢市支部は、支部長の大関衛県議が斉藤氏を支持した一方、副支部長の永井邦右・市会議長が鈴木氏を支援し、対応が割れた。


2013年
>>2594 >>2615
当 14423 斉藤光喜 66 無現
  14101 鈴木俊夫 62 無元 共産党離党


2017年
>>4546
http://www.sakigake.jp/news/article/20170409AK0023/
湯沢市長選、元職の鈴木氏が当選
2017年4月9日 掲載 2017年4月10日 更新
 秋田県湯沢市長選は、元職の鈴木俊夫氏(66)=無所属=が3新人を振り切り、8年ぶりに市長に返り咲いた。

湯沢市長選開票結果
当 8,109 鈴木俊夫 66 無元(2)
次 7,438 菅原大 48 無新  市職員
  7,378 由利昌司 68 無新   元市議会議長 旧雄勝町 斉藤氏の事実上の後継候補>>4560
  4,659 高橋健 38 無新  金田勝年 佐竹敬久の秘書>>4560

▽有権者数40,821(男19,297、女21,524)
▽投票者数27,889
▽有効27,584
▽無効305
▽持ち帰り0
▽不受理0
▽投票率68.32%(男68.71%、女67.97%)
【注】かっこ数字は当選回数

4618チバQ:2017/05/07(日) 20:49:55
東北町
■2009年
>>519
当 7666 斗賀寿一 64 無新  民主県議
  6653 竹内亮一 71 無現  運動員逮捕>>518>>528


★2011年県議選
>>1424
斗賀寿一氏が東北町長に転じたため、票の奪い合いは激しさを増す。県商工会連合会副会長の蛯沢正勝氏、元町収入役の沼尾啓一氏が自民推薦
>>1505
県商工会連合会副会長で前回次点の新顔蛯沢は自民党の推薦を受けているが、元民主党県議で09年に東北町長に転じた斗賀寿一氏と近い関係。同じく自民党推薦の新顔沼尾は、09年町長選で落選した竹内亮一・前町長のもとで町収入役を務めている。



■2014年
>>2611 >>2608
 高村正人  沼尾啓一県議と、前回町長選で竹内亮一前町長を推した町議3人が支持
○斗賀寿一  現職 民主党県議 蛯沢正勝県議をはじめ、町議16人中10人の支援


■2017年
>>4562>>4569
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20170409024089.asp
2017年4月9日(日)
東北町長選 蛯名氏が初当選
 任期満了に伴う青森県東北町長選は9日投開票が行われ、無所属の新人蛯名鉱治氏(57)が初当選した。
東北町長選
▽有権者数   15,469
▽投票者数   12,638
▽無効・その他   61
▽投 票 率   81.7%

当 4,403 蛯名鉱治 57 無新  父・省吾氏が5期にわたって町長を務めた旧上北町内の地盤を固めた 工藤慎康県議(自民)
  4,382 長久保耕治 44 無新  地元の旧東北町 沼尾啓一県議(自民)
  3,791 斗賀壽一 72 無現  地盤が長久保氏と重なった(旧東北町) 蛯沢正勝県議(自民)
※案分票は小数点以下切り捨て

4619チバQ:2017/05/08(月) 19:28:55
栗原市長選

■2009年
現職・佐藤勇 無投票再選

■2013年
>>2651-2652
当 25534 佐藤勇  70 無現 元自民県議
  19001 千葉健司 56 無新

■2017年 >>4586
当 20,791 千葉健司 無新(1) 村井嘉浩知事が〜支持>>4482 祖父と実父は旧築館町長 自民;築館と志波姫、高清水の3支部 秋葉賢也衆院議員
  20,749 佐藤智 無新     副市長・現職佐藤後継 実父は旧築館町議 自民;元・一迫と、若柳、金成、鶯沢の計4支部の単独推薦 小野寺五典衆院議員 土井亨衆院議員

当 20,791 千葉健司 無新(1)
  20,749 佐藤智 無新

4620チバQ:2017/05/08(月) 19:41:42
登米市
■2009年
現職・布施孝尚 再選

■2013年
当 30418 布施孝尚 51 無現 旧迫町 自民、民主、公明の支援
  17154 遠藤音  56 無新 旧津山町

■2017年
当 22,567 熊谷盛広 無新(1)  元自民県議 02〜05年に旧津山町長を1期。07年の県議選で初当選し、1期務めた。11年と15年の県議選は落選 旧津山町
  22,421 布施孝尚 無現 旧迫町出身

4621チバQ:2017/05/08(月) 20:12:22
田村市
■2005年
冨塚宥暻 旧船引町長 無投票当選

■2009年
冨塚宥暻 無投票再選

■2013年
冨塚宥暻 無投票3選

■2017年 >>4574
当 13843 本田仁一 54 無新 自民県議 自民党の全面支援 旧常葉町出身
   9302 冨塚宥〓 71 無現 支援した民進党県連代表の玄葉光一郎衆院議員

4622チバQ:2017/05/08(月) 20:37:57
郡山市
■2005年 >>39
当69,565 原正夫  無新 自民県議
 43,829 佐藤憲保 無新 自民県議
 28,590 諸橋泰夫 無新←民主支持
  4,823 佐藤克朗 共新

■2009年
当 72,235 原正夫 無 現 根本匠衆院議員(自民)は告示日の夕方、原氏の個人演説会に姿を見せた 鈴木義孝三春町長のほか、自民党県議2人や公明党県議1人
  61,401 品川万里 無 新 佐藤憲保県議会議長の後援会 増子輝彦参院議員(民主)が応援 根本良一前矢祭町長
*衆院選の福島2区から立候補予定の太田和美衆院議員(民主)は中立

■2013年
当 61,468 品川万里 無新(1) 元市長の藤森英二が応援メッセージ
  53,812 原正夫  無現 自民、公明両党の郡山総支部の推薦 地元出身の根本匠復興相 前回市長選で支持が分かれた市選出自民党県議は5人全員から支援

■2017年

当67,354品川萬里72無現 連合福島の推薦 在職市議36人のうち自民、民進党系の7人が所属する第二会派「新政会」から前回に続き支援 県議佐藤憲保
 33,363浜津和子63無新 自民党員 市議会の最大会派「創風会」から推されて立候補  前回の市長選で品川氏に敗れた元市長(原正夫)の後ろ盾 共産党の支持 長尾トモ子氏(自民党)と神山悦子氏(共産党)の女性県議

4623チバQ:2017/05/09(火) 20:38:30
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170509_13022.html
<仙台市長選>候補者擁立各党足踏み
12:08河北新報

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)は告示まで2カ月となった。現職の奥山恵美子市長(65)は4月上旬、今期限りの引退を表明。政党を中心に新人擁立を模索しているが、他党の出方をうかがったり内部の合意形成が遅れるなどして、足踏み状態が続く。(仙台市政取材班)
 いち早く動いたのは、自民党だった。奥山氏の引退表明直後、立候補を検討中の冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(57)を軸に擁立作業を急加速させたが、その後ペースダウンした。
 「個人名を出して進めるな」。議長経験のある元市議は4月下旬、候補者選考で慎重を期すよう古参市議らにくぎを刺した。
 「人柄や政策を見極める前に踏み込みすぎてはならない」と話す元市議に、古参市議の一人も「仙台は革新系が強い。刺激しすぎると対立候補を出される」と同調した。
 党市連主導で続く選考では菅原氏のほかに、前市長の梅原克彦氏(63)を推す声がある。他党・会派との相乗りには「よそに借りをつくる必要はない」(元議長)との強硬論もあり、議論収束には至っていない。
 民進、共産の両党は独自擁立の可能性がある。民進党宮城県連は4月下旬、候補者選考委員会を設置して国会議員と県議、市議の協議の場を整えた。現職国会議員ら複数の名前が挙がっているが、擁立の可否すら見通せない状況だ。
 擁立に前向きな姿勢の国会議員側に対し、市議側には結果次第で市政野党になりかねない独自擁立に消極論もある。
 ある市議は「首長選は後の議会運営まで考える必要がある」として、奥山氏を担いだ過去2回と同様に各党・会派相乗りを切望。別の市議は「自民党の出方を待てばいい。選挙準備は2週間あれば足りる」と和戦両様の構えだ。
 共産党は奥山氏の引退表明を受け、単独候補の擁立を中断。幅広い枠組みで候補者選びを目指す市民団体の動向を見つつ、野党共闘の可能性も探る。
 公明、社民両党は擁立を見送った。候補者が出そろった段階で支援の可否を判断する方針で、様子見に徹している。
 鍵を握るのは、強大な人員を背景に過去の市長選で動向を左右してきた市役所組織だ。今のところ沈黙しているが、号令一下で擁立に動けば構図は一変する。
 市長選には、元衆院議員の大久保三代氏(40)が1日、無所属での立候補を表明した。元宮城県議秘書の男性(53)も17日に立候補表明の意向を示している。

4624チバQ:2017/05/10(水) 14:38:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170510-00010001-dtohoku-l02
青森・中泊町議ら4人逮捕 町長選巡り買収疑い/落選候補幹部も
デーリー東北新聞社 5/10(水) 10:32配信

 4月9日投開票の中泊町長選を巡る選挙違反事件で、五所川原署と青森県警捜査2課は9日、公選法違反(現金買収、事前運動)の疑いで、同町町議を含む3人を新たに逮捕、4月18日に同法違反容疑で逮捕した飲食店経営工藤秀子容疑者(59)=同町田茂木若宮=を再逮捕した。4人は容疑をおおむね認めている。

 逮捕されたのは、落選した工藤修逸氏派の選対本部長で同町議の農業鈴木長一郎(61)=同町田茂木若宮=、後援会長の無職荒関壽久(69)=同町中里亀山=、運動員の農業小林秀光(69)=同=の3容疑者。工藤容疑者は運動員だった。

 4人の逮捕容疑は共謀の上、告示前の3月下旬、有権者数人に投票と票の取りまとめを依頼、現金供与の申し込みをしたほか、現金計十数万円を供与した疑い。

 県警などによると、現金のやりとりは手渡しで行われ、新たに逮捕された3人は工藤容疑者の最初の逮捕容疑にも関与。県警は現金買収に絡む役割分担や、候補者からの指示の有無なども含めて捜査している。

 また、青森地検は9日、工藤容疑者を同法違反(現金買収、事前運動)の罪で起訴した。起訴状によると、工藤被告は3月下旬、町内で有権者1人に投票と票の取りまとめを依頼、その報酬として現金1万円の供与を申し込んだほか、別の有権者2人に対しても同様に依頼し、計2万円を供与したとしている。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170510_23033.html
青森・中泊町長選 買収などの疑い町議ら4人逮捕

 4月9日に投開票された青森県中泊町長選を巡り、五所川原署は9日、公選法違反(買収など)の疑いで、落選した工藤修逸氏(56)派の中泊町議鈴木長一郎容疑者(61)=中泊町田茂木=ら3人を逮捕、飲食店経営工藤秀子容疑者(59)=同=を再逮捕した。
 ほかに逮捕されたのは、無職荒関寿久(69)=同町中里=、農業小林秀光(69)=同=の両容疑者。
 4人の逮捕容疑は町長選告示前の3月下旬、町内で工藤氏への投票や票の取りまとめを依頼する目的で、共謀して有権者数人に現金計十数万円を渡した疑い。
 県警によると、大筋で容疑を認めている。
 鈴木容疑者と荒関容疑者はそれぞれ、工藤氏の選対本部長と後援会長を務めていたという。五所川原署などは容疑者らが買収に当たり、工藤氏と意志を通じていたかどうかなどについて調べている。
 青森地検は9日、公選法違反の罪で、工藤容疑者を起訴した。


関連ページ:青森社会
2017年05月10日水曜日

4625チバQ:2017/05/10(水) 14:39:28
https://mainichi.jp/articles/20170411/ddl/k02/010/252000c
選挙

中泊町長選 町長に浜舘氏 合併後初の選挙戦 投票率8割超 /青森

毎日新聞2017年4月11日 地方版

 任期満了に伴う中泊町長選は9日、投開票された。無所属新人2人の戦いは、元県東京事務所長の浜舘豊光氏(57)が元会社社長の工藤修逸氏(56)を破り、初当選した。2005年に中里町と小泊村の合併で中泊町が発足して以来、選挙戦で町長が誕生したのは初めて。投票率は80・73%、当日有権者数は1万268人(男4775人、女5493人)だった。

 浜舘氏は、農林水産品の販路拡大をトップセールスなどで後押しすることで、「全国の地域間競争に立ち向かう」と訴えた。健康増進施策で人口の自然減を緩和するなど、人口減少対策も主張。町議の大半からの支援を背景に支持を広げた。

 工藤氏は、「農業・漁業・福祉の連携」を公約の柱に掲げた。新事業の創出や若年層の町外流出対策も唱え、「住民と一緒にアイデアを出す町政を」と浸透を図ったが、及ばなかった。【夫彰子】

中泊町長選開票結果=選管最終発表
当 4903 浜舘豊光 57 無新

  3338 工藤修逸 56 無新

中泊町長略歴
浜舘豊光(はまだて・とよみつ) 57 無新(1)

[元]県東京事務所長[歴]県広報広聴課長▽弘前大

4626チバQ:2017/05/10(水) 14:40:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170510-00010009-nishinpc-int
宿敵自滅で悲願 少数与党「敵も多い」文在寅氏 試される手腕
西日本新聞 5/10(水) 11:49配信

宿敵自滅で悲願 少数与党「敵も多い」文在寅氏 試される手腕
イメージ
 韓国大統領選で革新系最大政党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)氏が当選を確実にしたのは、南北融和などのぶれない主張で安定した支持を得たことに加え、宿敵・保守勢力などの自滅も大きかった。2回目の挑戦で悲願の政権交代を果たしたが、国政では少数与党。人事や政策で他党との協調が不可欠だ。従軍慰安婦問題でこじれた日韓関係や、北朝鮮政策で協調する米国、中国など外交も課題が山積する。

 2012年の前回大統領選では、朴槿恵(パククネ)氏に約3ポイント差の僅差で敗れた文氏。昨年4月の総選挙で民主党は、公認を巡る内紛で足並みが乱れた旧与党セヌリ党(現自由韓国党)に大勝。次期大統領選に向けて足場を固めたところに、朴氏の親友による国政介入事件が発覚し、「国政を混乱させた」と攻撃を強めた。

 以来、朴氏罷免の先頭に立ち、支持率40%前後で首位を独走。朴氏を支えた保守系候補が低迷する中、一時台頭した中道系の「国民の党」の安哲秀(アンチョルス)氏も、告示後の討論会で安全保障政策のぶれや党政策との矛盾を指摘され終盤に失速した。

 文氏は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮との融和を掲げ、歴史認識を巡り日本と妥協しない姿勢を示し「敵も多い」(外交筋)と評される。与党民主党は第1党とはいえ、119議席で過半数(151議席)には及ばない。保守政権を徹底攻撃し、安氏らと激しい選挙戦を展開した後、分裂した国政と国民をどうまとめていくのか。その手腕がすぐに試される。 (ソウル曽山茂志)

=2017/05/10付 西日本新聞朝刊=

4627チバQ:2017/05/10(水) 15:04:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170510_11042.html
東松島市長、県議補選で高橋氏支援

 東松島市の渥美巌市長は9日、就任後初の定例記者会見で、自身の自動失職に伴う県議選東松島選挙区(定数1)の補欠選挙(19日告示、28日投開票)を巡り、立候補を表明した元市職員の高橋宗也氏(55)を支援すると明らかにした。
 渥美市長は「私の経験からも予算や福祉、教育、産業など全般を一人である程度やらないと、県議の責務を果たせない。市職員から若い人が出るのは望ましい」と語った。
 近く市職員を県東京事務所に派遣し、企業訪問を展開することで村井嘉浩知事と大筋合意したとして「安定的な税収を得る特効薬は企業誘致。県と一体となり、東松島市に適した企業を招く努力をする」と述べた。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年05月10日水曜日

4628チバQ:2017/05/11(木) 19:35:43
まだ政治やってたのか! 宇佐美登
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20170511-171025.html
いわき市長選、現・新の選挙戦公算 新人・宇佐美氏が出馬表明
08:50みんゆうNET

 任期満了に伴い9月3日告示、同10日投票で行われるいわき市長選は、現職と新人による選挙戦となる公算が大きくなった。前回立候補した元衆院議員の宇佐美登氏(50)が10日、同市で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。
 宇佐美氏は「現市長の市政運営を見てきたが、総合磐城共立病院の建て替え計画見直しやミニ新幹線導入などの公約を守っていない」と批判。その上で医療、福祉、介護を柱に掲げ「共立病院の在り方、予算の使い方などを再考する。いわきの医療再生を第一に、誰もが安心できる仕組みをつくりたい」と述べた。
 宇佐美氏は東京都出身、早大理工学部卒。父がいわき市出身で、2012(平成24)年から同市在住。衆院議員は旧東京2区などから出馬、2期務めた。13年の前回市長選は3万1402票で落選した。
 いわき市長選を巡っては、現職の清水敏男氏(53)=1期=が4月に立候補を表明。同市長選は05年以降、自民党支持層を二分する選挙が3度続いており、前回市長選で敗れた渡辺敬夫氏に近い市議会最大会派「志帥(しすい)会」の動向も注目される。

4629チバQ:2017/05/11(木) 19:37:38
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-83954959.html
新人の宇佐美氏出馬表明 いわき市長選 実戦確実な情勢
10:42福島民報

 任期満了に伴い9月3日告示、同10日投票で行われるいわき市長選で、元衆院議員の新人宇佐美登氏(50)=無所属=は10日、市内の後援会事務所で記者会見し、立候補を表明した。同市長選では現職清水敏男氏(53)=無所属=が再選を目指して立候補を表明しており、実戦となるのが確実な情勢だ。両氏以外にも水面下で立候補を模索する動きがある。 宇佐美氏は会見で医療、福祉政策を主な争点として市政刷新を掲げ、「いわきの復興を成し遂げたいとの思いから立候補を決意した。これまでの政治経験や人脈を生かし、約束を守る政治を行う」と述べた。後援会に地区別の担当を設け、草の根の活動で政策などを訴え、浸透に努める。 一方、清水氏は市内各地に整えた後援会を軸に1期目の実績をアピールし、支持拡大を目指す。 宇佐美氏は東京都出身で、いわき市在住。早大高等学院、早大理工学部卒。松下政経塾出身で、衆院当選2回。平成24年12月の衆院選本県5区に日本維新の会公認、25年9月の前回市長選に無所属で立候補し、いずれも落選した。

4630チバQ:2017/05/14(日) 15:23:24
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-84492345.html
小林眞八戸市長、任期残り半年 4選へ地盤固め着々
09:00デーリー東北

小林眞八戸市長、任期残り半年 4選へ地盤固め着々
デーリー東北
(デーリー東北)
 八戸市の小林眞市長の3期目の任期が16日で残り半年となる。次期市長選の日程は未定だが、過去の事例から10月下旬の投開票が濃厚だ。現在、立候補を表明しているのは4選を目指す小林氏のみ。これまで支援を受けてきた自民党との連携を密にするなど着々と地盤固めを進めており、近く推薦願を出す見通しだ。一方、国政で自民と対立関係にある民進党は、「主戦論」を掲げながらも現時点で動きは鈍い。ただ、衆院解散など国政で大きな動きがあれば、市長選も連動して一気に加熱する可能性もある。 「衆院議長のますますのご活躍と、秋の市長選の必勝を祈念して乾杯」 4月15日に八戸市内で開かれた大島理森衆院議長の集会。来賓で出席した小林氏は、自民県議や市議がずらりと並ぶ中、熊谷雄一県議会議長の音頭でグラスを掲げた。 過去3回の選挙では自民、公明両党と連携。3月の市議会定例会でも自民議員の“要請”に応える形で出馬表明をしており、両党との協力は規定路線といえる。 市議会の自由民主・市民クラブの大館恒夫幹事長は「行政手腕にたけており、他にはない政策を打ち出している。市の発展のために一層、頑張ってほしい」と強調。公明党会派の前澤時廣代表も「政治の方向性は間違っていない。手腕を高く評価している」と述べ、推薦願が出されれば政策協定などを前提に組織の手続きを踏んだ上で引き受ける構えだ。 一方、2013年の前回選挙で震災復興などを理由に自民、公明と共に支援した民進党(当時民主党)は今回、主戦論を唱える。 民進が態度を硬化させている一因は、昨年夏に自民現職と民進新人が激しい火花を散らした参院選での小林氏の対応だ。市長選で民進の支援を受けながら、参院選では自民候補の応援演説で野党批判を繰り広げるなど旗色を鮮明にした。 民進系のきずなクラブの五戸定博幹事長は「市長の参院選対応には疑問を感じている」と指摘。ただ、対抗馬の具体的人選は不透明で「現在は協議中」と述べるにとどめる。 共産党は独自候補の擁立を模索するが、野党連携も視野に民進の出方をうかがう。共産議員団の田端文明団長は「候補を立てたいと考えているが、民進が擁立したら時間をかけて協力していく可能性はある」と共闘にも言及する。 社民党八戸総支部代表の山名文世市議は「(小林氏から)推薦願が出されれば協議する。ただ、民進が候補を立てれば連携の可能性も探る」と状況をみて対応する方針だ。【写真説明】自民党国会議員や青森県議らと共に乾杯する小林眞市長(左から2人目)=4月15日、八戸市

4631チバQ:2017/05/15(月) 21:20:22
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170515_51004.html
<自民山形>対立一転 知事に接近?


遠藤前県連会長(右)と握手する鈴木県連会長
拡大写真
 自民党山形県連大会で会長に就任した鈴木憲和氏は14日、大会後の記者会見で、国政選挙や県議会で対立姿勢を鮮明にしてきた吉村美栄子知事との関係修復をにおわせた。次期衆院選をにらみ、吉村知事と民進党など非自民勢力の親密な関係をけん制する狙いがあるとの臆測を呼んでいる。党内には方針転換に異を唱える声もあり、若いリーダーの指導力が試されそうだ。
 「山形の将来にとって役に立つのであれば(吉村知事と)協力するし、そうでなければ意見をする。それが建設的な関係だ」
 記者会見で吉村県政へのスタンスを問われた鈴木氏はこう答え、前任の遠藤利明衆院議員(67)=山形1区=が掲げた対立路線の看板を事実上、降ろした。
 2013年の知事選で吉村氏が無投票再選した後、自民党は一時、是々非々の関係にあった。一線を画したのは15年の山形市長選から。吉村知事が非自民党系の新人候補を全面支援したのがきっかけだった。遠藤氏が陣頭指揮を執り、市長選は自民、公明などが推薦した佐藤孝弘氏が初当選した。
 今回の方針転換の背景には、次期衆院選の厳しい選挙区事情があるとみられる。県内の3小選挙区は現在、自民党が独占しているが、2、3区は当選2回以下で支持基盤が盤石とはいえず、党関係者は危機感を強める。
 その理由の一つが昨年7月の参院選。吉村知事自身は静観を保ったが、高い集票力を持つ知事の個人後援会がフル稼働して野党統一候補を支援し、自民党公認候補は12万票差で敗れた。
 あるベテラン県議は「参院選のように知事の支持者が動けば、2、3区で議席確保は難しい」と指摘。折に触れて政府・党本部の要職と会い、良好な関係をアピールする吉村知事の姿に「県連だけが対立しても意味はない。党本部と連動し、知事に国政選挙にはタッチしないよう促す方が得策だ」との見解を示す。
 吉村知事が無投票3選した今年1月の知事選でも、吉村陣営の集会に出席したという理由で自民党県議3人を会派から離脱させるなど、県連はかたくなに対決姿勢を貫いてきた。安易な協調路線への転換に反発する県議は少なくない。
 遠藤氏に近い県議の一人は「ここで軌道修正すれば、今までの行動に説明がつかない。県政のチェック機能を果たすためにも吉村知事と対峙(たいじ)する必要がある」とくぎを刺した。


関連ページ:山形政治・行政
2017年05月15日月曜日

4632チバQ:2017/05/15(月) 23:58:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170515_51003.html
<自民山形>県連会長に鈴木氏選出

 自民党山形県連は14日、山形市内で県連大会を開き、鈴木憲和衆院議員(35)=山形2区=を新会長に選出した。任期は1年。
 他の役員は、幹事長に坂本貴美雄県議(69)、総務会長に大内理加県議(54)、政調会長に森谷仙一県議(58)が就く。
 2014年の前回衆院選は3小選挙区で自民が議席を独占したが、次期衆院選は鈴木氏の2区、加藤鮎子氏(38)が現職の3区で激戦が予想されている。鈴木氏を会長に据え、3区に影響力のある坂本氏を幹事長に置くことで、支部組織と選挙態勢の強化を図る狙いがある。
 昨年7月の参院選は、党公認候補が大敗した。鈴木会長は就任のあいさつで「山形県連が再生できるかどうか問われている。オープンな議論を基に一致団結して進もう」と呼び掛けた。


関連ページ:山形政治・行政
2017年05月15日月曜日

4633チバQ:2017/05/16(火) 00:06:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170512_11008.html
<宮城県議補選>告示まで1週間 無投票か


県議補選の立候補に関する予備審査で書類を確認する関係者。高橋氏の陣営だけが出席した=10日、県石巻合同庁舎
拡大写真
 宮城県東松島市長選で当選した元県議渥美巌氏(69)の自動失職に伴う県議選東松島選挙区(定数1)の補欠選挙(28日投開票)は、19日の告示まで1週間に迫った。無所属新人の元市職員高橋宗也氏(55)以外に立候補の表明はなく、無投票の可能性が高まっている。
 6期途中で市長に転じた渥美氏は、東松島選挙区で2007年から3期連続で無投票当選した。仮に今回も無投票となれば、有権者は4回連続で投票の機会を逸することになる。
 高橋氏の支援を明らかにした渥美氏は、自身の経験から「最初は選挙戦で選ばれる方が望ましい。議員としての資質が磨かれ、重みが出る」と持論を語る。
 高橋氏は立候補を表明した8日の記者会見で「昨年ごろから、政治家への転身を多方面から勧められたが、固辞してきた。市長選後に決意に至った」と熟慮の末の決断を強調した。
 4月23日投開票の市長選後、市内の政治・経済関係者らから立候補を要請されたという。「東日本大震災からの復興を途切れさせてはいけない」「市の行政や課題に精通した人が市政と県政のパイプ役で必要だ」
 4月1日に市復興政策部長に就いたばかり。心が揺らいだが、前市長阿部秀保氏(62)が任期満了で退任した28日、県議補選に臨む意向を阿部氏に伝えた。
 阿部氏は高橋氏の後援会長となった。「選挙を乗り越え、渥美氏と二人三脚でまちづくりをしてほしい」と話す。
 しかし、こうした現状にある市政関係者は「対立候補が現れにくい環境だ」と苦言を呈する。「強固な地盤を築いた阿部氏、渥美氏らが支援に回れば、勝てる確率は低い。まるで政治の私物化だ」と批判する。
 ベテラン県議は「県内には首長と県議が歩調を合わせていない選挙区もある。市民の総意として地域、県政への熱い思いを持つ人が出てきてほしい」と話す。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年05月12日金曜日

4634チバQ:2017/05/16(火) 00:24:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170513_11045.html
<仙台市長選>民進、独自候補擁立へ

 7月の仙台市長選で、民進党県連の候補者選考委員会は12日、独自候補の擁立方針を固めた。市内選出の国会議員ら3人を軸に調整する。元官僚や大学教授の名前も挙がっている。
 県連内では主戦論に前向きな国会議員側に対し、市議側には市政野党に転落しかねない独自候補擁立に消極論もあった。12日の選考委員会後、委員長の桜井充参院議員は「市議側で主戦論が高まっている」と述べた。
 現職の奥山恵美子市長(65)が4月上旬に今期限りの引退を表明後、自民党は冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(57)を軸に擁立を検討している。選考委員の一人は「自民党との相乗りは選択肢にない」との認識を示した。
 市長選には、元衆院議員の大久保三代氏(40)が無所属での立候補を表明。元県議秘書の男性(53)も立候補の意向を示している。前市長の梅原克彦氏(63)を推す声もある。

4635チバQ:2017/05/16(火) 17:24:19
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170516_11021.html
<宮城知事選>県議会会派 立ち位置鮮明
12:08河北新報

 今秋の知事選で、村井嘉浩知事が15日、県議会6月定例会で4選出馬を正式表明する意向を示したのを受け、県議会の各会派は選挙戦をにらみ、村井県政への立ち位置を鮮明にした。東日本大震災からの「創造的復興」を推進した手腕を支持する与党に対し、野党は強引さをはらむ県政運営の継続に批判を強めている。
 県議会の最大会派「自民党・県民会議」(30人)は知事の出身母体。佐藤光樹会長は仙台空港の完全民営化など実現した公約を挙げ、「高く評価している」と持ち上げた。「復興完遂に向け、4期目を目指してほしい」とエールを送る。
 与党の一角を担う公明党県議団(4人)の庄子賢一会長は「震災後の大変な局面を乗り越え、インフラ復興が進展した」と強調。自民党出身の知事として、政府との太いパイプを生かした功績に合格点を与えた。
 一方、野党会派からは4期目に向かおうとする村井県政に、厳しい声が相次いだ。民進党系「みやぎ県民の声」(10人)の藤原範典会長は、7月の仙台市長選の候補者選びに言及した知事の姿勢を引き合いに出し、「緩み、謙虚さの欠如が散見される」と皮肉った。
 前回、独自候補を擁立した共産党県議団(8人)の遠藤いく子団長は「創造的復興を優先し、被災者の生活再建は後回し。大手企業ばかりを優遇し、原発政策も国任せにしている」と政治姿勢を批判する。
 社民党県議団(2人)の岸田清実団長は「広域防災拠点の整備など自らの思いを先行させる手法に、県民は違和感を持っている」と指摘。無所属の会(2人)の菅間進会長も「県政運営への自信とともにトップダウンが目立つようになり、県庁組織が硬直している」と疑問を呈した。

4636チバQ:2017/05/16(火) 22:35:59
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170516/k00/00m/010/021000c
宮城県知事選
村井知事が4選出馬へ 県議会で正式表明へ

毎日新聞2017年5月15日 18時35分(最終更新 5月15日 18時35分)
任期満了(11月20日)に伴う宮城県知事選で、村井嘉浩知事(56)が4選を目指して立候補する意向を後援会幹部に伝えたことが分かった。6月開会の定例県議会で正式に表明する。無所属で出馬する見通し。

 村井氏は15日の定例記者会見で出馬の意向を明言しなかったが、「震災復興をやり遂げたという思いはない」と意欲をにじませた。

 村井氏は大阪府出身。防衛大卒で、陸上自衛隊東北方面航空隊に勤務後、松下政経塾を経て1995年に県議に初当選。知事選には2005年に出馬して初当選し、現在3期目。【川口裕之】

4637チバQ:2017/05/17(水) 12:06:37
>>4634
該当者は郡和子しかいないかな?

桜井充って可能性もあるかもしれないけど、、、

4638チバQ:2017/05/18(木) 19:44:09
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170518_11028.html
<仙台市長選>清月記社長に出馬要請へ
12:02河北新報

 7月の仙台市長選で、市内の一部経済人らが来週にも、宮城野区の冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(57)に立候補を要請することが17日、分かった。
 要請に関わる経済人の一人は「菅原氏はバランス感覚が良く、仙台をこよなく愛している。現在活躍中の経済人の中で最も市長にふさわしい」と理由を語った。
 菅原氏は4月上旬に奥山恵美子市長が今期限りでの引退を表明した後、複数の政治関係者から立候補の打診を受けて現在、可否を検討している。

 関係者によると、菅原氏は大型連休中に一部の政党幹部らと面会し、立候補に前向きな姿勢を示したという。経済人らの要請後、数日中に立候補を決断する可能性が高いとみられる。

 立候補要請に加わる経済人らは17日夜、市内で市政課題を話し合うフォーラムを開き、パネリストの一人に菅原氏を招いた。関係者は「菅原氏の人柄を知ってもらい、立候補の機運を高める仕掛け」と説明した。

 菅原氏はフォーラム終了後、取材に応じ、「出馬するにしろ退くにしろ、今月が(表明の)タイムリミットと考えている」と述べた。

4639チバQ:2017/05/20(土) 23:36:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170520_11043.html
<県議補選>東松島選挙区 高橋氏、無投票当選


拡大写真
 東松島市長選で当選した元県議渥美巌氏(69)の自動失職に伴う県議選東松島選挙区(定数1)の補欠選挙は19日、告示された。無所属新人の元市職員高橋宗也氏(55)以外に立候補の届け出はなく、無投票で初当選した。同選挙区は2007年から4回連続で無投票となった。
 午後5時に届け出が締め切られ、同市矢本の事務所では支持者ら約80人が歓声を上げた。高橋氏は当選のあいさつで「感謝の気持ちでいっぱい。市民の負託の重さを感じている。東日本大震災の被災地の思いを県政に伝えていきたい」と強調した。
 高橋氏は8日に立候補を表明。主な政策として復興加速や子どもの教育支援、産業振興などを挙げた。30日に当選証書付与があり、任期は19年11月12日まで。
 18日現在の有権者は3万3647人。

4640チバQ:2017/05/21(日) 17:11:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000009-khks-pol
<宮城知事選>村井氏の対抗馬 焦点
河北新報 5/21(日) 12:40配信

<宮城知事選>村井氏の対抗馬 焦点
(写真:河北新報)
 宮城県の村井嘉浩知事(56)は20日、3期目の任期が残り半年となった。4選を目指し県議会6月定例会で立候補を正式表明する意向を示しており、今後は自民党系の村井知事に挑む対立候補の擁立が焦点だ。県内で2016年夏の参院選に続く野党共闘が実現するかどうかは、7月の仙台市長選が試金石となる。今秋の知事選に向け関係者が動向を注視する。(宮城県政取材班)

【宮城知事選】村井氏、6月定例で出馬正式表明

 6月定例会を1カ月後に控えた今月15日の定例記者会見で、村井知事は知事選について「自分の中で意思決定し、後援会幹部にも伝えた。一般質問で正式表明する」と発言。事実上の出馬宣言をした。

 村井知事の3選の歩みはグラフの通り。13年の前回は9月定例会を立候補表明の場に選んだ。「今回は前倒しで準備を進める」と周囲に漏らし、間もなく選挙用ポスター作製に取り掛かる。7月には後援会主催の県政報告会が開かれる段取りだ。

 県議会(定数59)は「出馬は既定路線」(中堅県議)と冷静な見方を示す。与党会派の自民党・県民会議(30人)、公明党県議団(4人)は県政運営を高く評価し、これまでと同様に全面支援に回るのが確実だ。

 「村井1強」の打破に向けた対抗馬の擁立作業はこれから。野党会派には「権不十年(権力の座に10年就かない)」の言葉を引き合いに、多選の弊害を指摘する声がくすぶる。仙台市長選を巡る政党や会派の動きが、知事選の構図にも影響を及ぼすとみている。

 市長選を巡り、市議会の自民会派は冠婚葬祭業社長の菅原裕典氏(57)らを念頭に置き、候補者を選考中。民進党県連は候補者選定委員会を設け独自候補を擁立する方針で、野党共闘を探る動きもある。

 村井知事は明言こそ避けるが、県政界は「菅原氏とは旧知の間柄。積極的な応援に入るだろう」というのが一致した見方だ。与党の中堅県議は「敗れれば秋に向けてリスクを抱えることになる」と分析し、野党のベテラン県議は「市長選の結果が知事選の野党共闘を左右する」と読む。

 前回知事選で独自候補の擁立を見送り、自主投票とした民進党系「みやぎ県民の声」(10人)の藤原範典会長は「全面的に支援することも対立することもない」と述べるにとどめる。

 前回も独自候補を立てた共産党は、18年度後半以降に延期された東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)再稼働の是非を主要な争点に据え、野党結集へのシナリオを描く。

 共産党県議団(8人)の遠藤いく子団長は、昨年の新潟県知事選で再稼働に慎重な新人が当選した結果を挙げ、「宮城でも問うべきだ」と訴える。村井知事は2月の定例記者会見で「国などが判断すべきこと。知事選は関係ない」との考えを示した。

4641チバQ:2017/05/25(木) 11:04:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170525_11012.html
<仙台市長選>候補者選考 各党大詰め

 仙台市長選で各政党の候補者選考が最終局面に入った。民進党県連は衆院議員の郡和子氏(60)を軸に検討を進める構え。自民党市連は冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(57)の態度表明を待ち、支援態勢づくりを本格化させる方針だ。
 ただ、郡氏擁立には条件整備が残る。市議会の民進党系会派・市民フォーラム仙台は選考委の主戦論を受け、会派内からの擁立を検討。会派代表の岡本章子氏(52)や市議会副議長の安孫子雅浩氏(55)を推す声が出ている。
 会派では当初、結果次第で市政野党に転落しかねない独自擁立に消極的な意見が目立った。県連主導の候補者選考への異論もあり、会派と県連・選考委の合意形成が最大の焦点となる。
 大学名誉教授や弁護士らが主導する市民グループ「私たちの市長を選ぶ仙台市民の会」も今月中に候補者を決める方針。同会などとの候補者調整を含む連携の成否も課題だ。
 党宮城1区総支部長の郡氏を擁立した場合、次期衆院選宮城1区の候補者が不在となる。過去2回の衆院選で、小選挙区は落選しながら比例で連続復活した郡氏に匹敵する候補者探しという難題も控える。
 一方、自民党は菅原氏支援を軸に検討しているが、立候補検討中の前市長梅原克彦氏(63)を推す声も一部にある。菅原氏は週内にも態度表明する見通しで、一枚岩の支援となるかは梅原氏の動向が鍵を握る。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年05月25日木曜日

4642チバQ:2017/05/25(木) 11:09:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170525_11013.html
<仙台市長選>民進県連 郡氏軸に検討

 7月の仙台市長選で、独自候補の擁立を目指す民進党県連が郡和子衆院議員(60)=比例東北=を軸に検討していることが24日、分かった。県連の候補者選考委員会(委員長・桜井充参院議員)で近く協議し、擁立の可否を判断する。
 県連は4月下旬、党所属の国会議員らと県議、市議の計5人で構成する選考委を設置。昨年の参院選に続く野党共闘や相乗りも含めた複数の選択肢を検討したが、今月12日の選考委で独自擁立方針を確認した。
 県連・選考委は郡氏のほか、県連副代表の林宙紀元衆院議員(39)の擁立の可能性も検討した。県連幹部は、党宮城2区総支部長でもある林氏は次期衆院選への注力が最善との判断に傾いているとみられる。
 郡氏は河北新報社の取材に「次回選考委で市議会(の民進党系会派)の意見を聞く」と述べ、現時点で立候補の意思はないとした。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年05月25日木曜日

4643チバQ:2017/05/27(土) 10:10:15
1518 チバQ 2017/05/26(金) 14:38:23
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170526_11018.html
<仙台市長選>林元衆院議員が出馬検討
11:55河北新報

 民進党県連副代表の林宙紀元衆院議員(39)が離党の意思を固めたことが25日、分かった。26日にも離党届を提出する。7月の仙台市長選に無所属で立候補することを視野に入れた動きで、離党後に立候補を最終判断する見通し。
 林氏は河北新報社の取材に対し、市長選への立候補検討を認めた上で、「市長は政党という枠ではなく、候補者個人の政策で選んでもらうのがふさわしい。無所属となり、幅広い市民の選択肢になるよう挑戦したい」と語った。
 市長選を巡り、党県連は候補者選考委員会で党所属の現・元国会議員らからの擁立を検討。林氏や郡和子衆院議員(60)=比例東北=が検討対象になっている。
 林氏は名取市出身、東大卒。大手電機メーカー勤務、フリーアナウンサーを経て、みんなの党公認で立候補した2012年衆院選比例東北で初当選し、1期務めた。14年衆院選は、維新の党公認で宮城2区から立候補し落選。16年4月に維新の党から民進党に合流し、党宮城2区総支部長も務めている。

4644チバQ:2017/05/28(日) 12:40:19
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170527_11009.html
<仙台市長選>清月記社長の菅原氏が出馬表明

05月27日 11:20

菅原 裕典氏

(河北新報)

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、宮城野区の冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(57)が26日、市内で記者会見を開き、無所属で立候補することを正式に表明した。取材に対し、近く自民党へ支援要請する意向を明らかにした。
 記者会見で菅原氏は「仙台を心から愛している。どの街にも負けない力強い仙台をつくる」と強調。人口減少への対応を市政の課題に挙げ、「魅力ある都市に向けて、立ち止まることがないようにする」と意気込みを語った。
 市立中学生3人がいじめ絡みで相次いで自殺した問題にも言及。「PTA活動に関わった経験を生かし、(教育行政の)現状を確認して改善したい。40人前後の子どもを1人の教員で見られるのかという気持ちもある」と述べ、少人数学級や教員増員に取り組む考えを示唆した。
 当選した場合、会社経営は長男(29)が継ぎ、自らは身を引く意向も示した。記者会見後、菅原氏は市議会の主要会派や自民党宮城県連事務所を訪ね、立候補表明を報告した。
 菅原氏は仙台市出身、東北学院大卒。1985年に父親と「すがわら葬儀社」を設立し、2001年に社長に就任。10年に社名を清月記に変更した。現職の奥山恵美子市長(65)が4月に引退表明した後、複数の政治関係者や市内の経営者から立候補要請された。
 市長選への立候補表明は元衆院議員の大久保三代氏(40)に続き2人目。前市長の梅原克彦氏(63)、元衆院議員の林宙紀氏(39)も立候補を検討している。

4645チバQ:2017/05/28(日) 12:41:04
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170527_11020.html
<仙台市長選>林氏、出馬に向け離党届

05月27日 11:20

離党届を提出後、取材に答える林氏=26日午後、仙台市青葉区の民進党県連事務所前

(河北新報)

 7月の仙台市長選で、民進党県連副代表の林宙紀元衆院議員(39)が26日、無所属での立候補の意思を固め、離党届を提出した。来週前半にも正式表明する。党県連の候補者選考委員会(委員長・桜井充参院議員)は、同日予定していた会合を急きょ中止。選考委メンバーでもある林氏の「反乱」は県連内に衝撃と困惑を広げ、候補者選びは混迷の色を強めている。
 「仙台のために働きたいとの思いは捨てがたい」
 離党届提出後、林氏は青葉区の県連事務所前に集まった報道陣に立候補への意欲を語った。「応援してくれるなら、どんな方とでも一緒にやっていきたい」と述べ、公約発表後に各党に幅広く推薦依頼を出す考えを明らかにした。
 独自候補の擁立を目指す選考委の検討作業が大詰めを迎え、郡和子衆院議員(60)=比例東北=を軸に近く擁立の可否を判断する段階での離党。「人ありきでなく、政策を見た上で、この人にしようという選び方が一番適切だ」と選考方法への違和感も口にした。
 一方、選考委をまとめてきた桜井氏は「民主的な手続きで進めてきた。瑕疵(かし)はない」と強調。「(林氏の離党は)寝耳に水。状況が大きく変わったので、改めて市議や県議の意見を集約したい」と述べ、来週中にも県連としての対応を決める意向を示した。
 桜井氏が「意向を最大限尊重する」と位置付ける市議会の民進党系会派・市民フォーラム仙台は、会派からの擁立を模索していた。林氏の決断に「理解できない」と困惑する声が続出。市議の一人は「本当に出たいなら、まず党の仲間に事前にアプローチすべきだ。訳が分からない」と不満をあらわにした。
 岡本章子代表は「会派や県連が丁寧に積み重ねてきたプロセスがある。立候補の意思があるなら、選考委の中で言ってほしかった」と語った。
 会派は30日に総会を開き、岡本氏擁立を軸に対応を協議する。

4646チバQ:2017/05/29(月) 20:41:20
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-87429382.html
市議の工藤氏出馬へ 八幡平市長選
10:58岩手日報

 八幡平市議の工藤直道氏(59)=八幡平市大更=は、9月17日告示、同24日投開票の八幡平市長選に立候補する意向を固めた。来月1日に記者会見を行い、正式表明する。同市長選では既に、現職で4選を目指す田村正彦氏(69)が出馬を表明しており、2009年以来8年ぶりの選挙戦となることが確実となった。  工藤氏は28日、岩手日報社の取材に対し「現市政より質の高い行政サービスを目指す。市民の声を聞き、寄り添った運営を展開したい」と述べた。  自民党籍を持つが政党への推薦要請は行わず、無所属での立候補を予定する。今後、後援会組織を再構築し活動する。

4647チバQ:2017/05/29(月) 20:41:46
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170529_11020.html
<仙台市長選>郡氏に出馬要請へ
10:14河北新報

 7月の仙台市長選で、市民団体「私たちの市長を選ぶ仙台市民の会」が、民進党の郡和子衆院議員(60)=比例東北=に立候補を要請する方針を固めたことが28日、分かった。
 市民の会は5月上旬に発足後、「市民協働の市政運営」「弱者中心の地域共生社会」「健康と環境の保全」など6項目を実現できる候補者の擁立を掲げ、選考委員会が5月中の決定に向けて人選を進めていた。
 市民の会は、国会議員としての郡氏の政策が6項目の趣旨に近い上、幅広い市民が支援する枠組みでの選挙戦が可能と判断したとみられる。民進党も郡氏を独自候補擁立の軸として検討しており、同党との協力態勢が構築できるかが焦点となる。
 市民の会は29日に記者会見を開いて発表する予定。河北新報社の取材に同会関係者は「会からの要請で決意を促したい」と話した。

4648チバQ:2017/06/03(土) 11:51:53
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170603_11025.html
<仙台市長選>民進 独自候補擁立進まず

11:35

 7月の仙台市長選での独自候補擁立を巡り、民進党が迷走している。衆院議員と元議員、市議の3氏が浮上した選考作業は難航。昨年勝利した参院選に続き、野党共闘を視野に入れる共産党などとの協議はスタートラインにすら立っていない。対する自民党サイドからは失笑も漏れている。

 民進党県連副代表で、宮城2区総支部長の林宙紀元衆院議員(39)が1日、市役所で立候補を表明した。先月26日に離党届を出しており、「意思を示すため強硬手段に出た」と吹っ切れた様子で語った。
 奥山恵美子市長の引退表明を受けて県連は候補者選考委員会を設置。委員の一人だった林氏は出馬の意欲を幹部に伝えたが、選考委は1区総支部長の郡和子衆院議員(60)=比例東北=を軸に擁立作業に入った。「短期決戦は知名度が全て」(幹部)との理由だ。

<「ドタバタ」自嘲>
 両氏は2012年に衆院宮城1区で議席を争った因縁がある。14年衆院選は維新の党(当時)だった林氏が調整に応じ、2区に回った。「(選挙区を譲った)郡さんが今度は市長選に立つとなれば、あの時の私の思いは何だったのか」と不満をにじませる。
 一方、民進系の市議会会派「市民フォーラム仙台」は、独自に会派代表で5期の岡本章子市議(52)の擁立を決めた。県連関係者は「『後出しじゃんけん』どころか、お粗末なドタバタ劇の印象を残してしまった」と自嘲気味に話す。
 政権陥落後、党は浮上の兆しが見えず、7月の東京都議選は苦戦が予想される。党県議は「市長選で勝てば仙台から流れが変わる。早急に態勢を整え、貯金をつくって戦いに臨むべきだ」と焦りを募らせる。
 昨年の参院選で共闘した共産、社民両党は待ちの姿勢だ。共産党県委員会は4日に仙台市で開く街頭演説会で、野党統一候補を披露するシナリオを描いたが、民進の足踏みで断念を余儀なくされた。
 中島康博委員長は「共産を長年排除してきた市政で共闘できれば衆院選への道も切り開ける」と期待を寄せ、「今は先走らず見守るしかない」とこらえる。

<詰めの協議急ぐ>
 対する自民党。党市連は先月26日に立候補表明した会社社長菅原裕典氏(57)を支援するかどうか詰めの協議を急いでいる。
 党県議は「こちらも方針が固まっていない中、民進には絶好のチャンスだったはずだ」と首をかしげる。「混乱の決着をどう図るのだろうか」と高みの見物を決め込んでいる。
 市長選には、自民党の元衆院議員大久保三代氏(40)も無所属での立候補を表明している。

4649チバQ:2017/06/04(日) 01:38:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170604k0000m010100000c.html
<仙台市長選>民進、郡和子衆院議員を擁立へ

06月03日 21:58

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、民進党宮城県連は同党衆院議員の郡和子氏(60)を擁立する方針を固めた。他党や市民団体と最終調整し、9日にも正式発表する。

 郡氏は仙台市出身。民放アナウンサーなどを経て、2005年衆院選で旧民主党から初当選。復興政務官、内閣府政務官などを歴任し、現在4期目。比例代表東北ブロック。

4650チバQ:2017/06/04(日) 18:13:50
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060300575&amp;g=pol
民進、郡氏軸に最終調整=仙台市長選


 任期満了に伴う7月の仙台市長選の候補者擁立で、民進党宮城県連は3日、同党の郡和子衆院議員(60)=比例東北ブロック=を軸に最終調整する方針を固めた。市民団体などと協議した上で、来週にも正式決定する。
 同県連では、独自候補の擁立に向けた選定作業を進めており、関係者によると、3日の幹事会でこうした方針を確認した。郡氏は仙台市出身で東北学院大卒。2005年の衆院選で初当選し現在4期目。 
 市長選では、元衆院議員の大久保三代氏(40)、会社社長の菅原裕典氏(57)、元衆院議員の林宙紀氏(39)が既に出馬を表明している。(2017/06/03-22:39) 関連ニュース

4651チバQ:2017/06/04(日) 22:25:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170604-00000015-khks-pol
<仙台市長選>郡氏内定「満場一致で決めた」
6/4(日) 11:15配信 河北新報
<仙台市長選>郡氏内定「満場一致で決めた」
県連常任幹事会の冒頭であいさつする安住代表(中央)。右から2人目が岡本氏、3人目が郡氏=仙台市青葉区の仙台国際ホテル
 7月の仙台市長選で、民進党宮城県連の候補者擁立作業が3日、ようやく結論に達した。県連幹事長の郡和子衆院議員(60)=比例東北=の擁立を内定。この日は具体名を明らかにしなかったが、県連候補者選考委員会の桜井充委員長は「満場一致で決めた」「党が一つにまとまれるかなどがポイントだった」と一枚岩を強調した。

 選考委は現・元国会議員と県議、市議の5人の構成だったが、委員の1人、林宙紀県連副代表(39)が離党届を出して市長選に立候補表明したため、3日午前の会合では、ほかの4人で議論した。

 同じく委員の郡氏と市議会の民進系会派「市民フォーラム仙台」代表の岡本章子氏(52)の2人に絞り込んだ検討は約1時間に及んだ。終了後、桜井氏は「誰がいいという意見はおのおの違うかもしれないが、最後は4人一致で決めた」と語った。「党が一つにまとまって戦えるか」「他党や市民団体と連携が取れるか」「勝てる候補者か」などが選考のポイントになったという。

 県連は3日夕の常任幹事会で桜井氏からの報告を受け、選考結果を全会一致で了承。終了後に記者会見した安住淳代表は「市民や市民団体、労働組合などの皆さんに諮り、一緒にチームを組むのがベストだ」と結束を訴えた。

 岡本氏擁立を主張していた市民フォーラム仙台は常任幹事会後に会派総会を開き、岡本氏が選考結果を報告。出席した市議らによると、岡本氏は郡氏擁立の方針を受け入れたが、市議らからは選考方法への不満の声も出たという。

 市議の1人は「岡本氏には(市議会から擁立すべきだという)会派の意向を背負ってもらい、大きな負担をかけた」とねぎらった。

4652チバQ:2017/06/05(月) 18:18:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170605ddlk07010043000c.html
民進党>仙台市長選に現職・郡氏擁立 衆院比例、吉田氏繰り上げへ /福島

11:53

 2014年衆院選で落選した民進党福島5区総支部長の吉田泉氏(68)が繰り上げ当選する見通しになった。民進党宮城県連が7月の仙台市長選に同党衆院議員の郡和子氏(60)=比例東北=を擁立する方針を固めたことが3日明らかになり、郡氏が立候補に伴い議員辞職すれば、民主党比例名簿で次点だった吉田氏が当選の対象となるためだ。

 吉田氏は4日、毎日新聞の取材に「権利をいただければ次点者として責任を引き受ける。東北、福島の復興のために尽力するつもりだ」と意欲を示した。

 吉田氏はいわき市出身。市議を経て、03年に衆院選比例東北で初当選し、比例と小選挙区で計4期務めた。副復興相や民主党県連代表などを歴任した。

 14年の前回衆院選では民主党から福島5区(いわき市、双葉郡)に立候補したが、自民前職の吉野正芳氏(68)=現復興相=に敗れ、比例復活当選も果たせなかった。昨春に「選挙に出ることはもうない」と表明し、後継候補の人選を進めていた。【尾崎修二】

4653チバQ:2017/06/07(水) 20:30:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00000011-khks-pol
<仙台市長選>梅原氏が立候補断念
6/7(水) 11:41配信 河北新報
 7月の仙台市長選で、前市長の梅原克彦氏(63)が立候補を断念したことが6日、分かった。河北新報社の取材に対し、「真剣に検討を続けてきたが、保守サイドの分裂を避ける必要があるため、出馬しないことを決めた」と説明した。

 梅原氏は今年に入り自民党市議らに立候補の意欲を伝え、可否の検討を続けていた。民進党が郡和子衆院議員(60)=比例東北=の擁立方針を決めたことを受け、自民党市連は6日、会社社長菅原裕典氏(57)の支持を決定。梅原氏も保守系候補者の一本化に同意した格好だ。

4654チバQ:2017/06/07(水) 21:02:27
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170607_41004.html
「当選したのに議会出られず」未解消のまま選挙へ
14:30河北新報

「当選したのに議会出られず」未解消のまま選挙へ
議会改革特別委の決議案の採決。起立して賛成した議員は少数だった
(河北新報)
 秋田県三種町議会は6日、臨時会を開き、来年4月に議会の自主解散を求めた決議案を反対多数で否決した。同町議選は過去2回、町長の任期満了に合わせて5月に町長選と同日で実施。現職町議の任期が6月30日までのため、新たに選出された議員は当選直後の6月の定例会に出席できなかった。議会を自主解散し任期満了日を早めることで不都合を解消しようとしたが、結局、「現状維持」のまま来年の選挙を迎える見通しとなった。

 同町は2006年3月、琴丘、山本、八竜の3町が合併して誕生。合併特例法の規定を適用し、議員の任期満了を「6月30日」にし、同年6月に合併後初の町議選を行った。
 10、14年は、選挙にかかる人件費削減や投票率低下の回避などの目的で、5月の町長選と同時選挙になった。選挙後も落選議員の任期が約1カ月半残り、10年は2人、14年は4人の新人議員が9月定例会からの出席を余儀なくされた。
 議員や町民から事態の改善を求める声が上がり、町議会は昨年8月に議会改革特別委員会を設置。議員6人が任期のほか、定数や報酬額などに関する調査に当たった。
 改革特別委は6日、町議会臨時会に「当選者が議会に出席できない状況を改めるために来年4月に議会を自主解散する」とした決議案を提出。議員からは「他にない状況を先送りせずに解決すべきだ」と賛成する意見と、「今のままでも何ら支障がない」と反対する意見が出された。議長を除く町議16人で採決が行われ、賛成7、反対9で否決された。
 改革特別委の委員長を務めた清水欣也議員は「残念な結果だ。住民の声などを考慮して新たな提案を検討したい」と話した。
 町議会事務局によると、町議の報酬は月24万1000円。6月の期末手当は約40万円が支給される。傍聴した町民は「民意を得た当選者が議会に出られない状況は異常だ。反対した議員は報酬目当てだと思われても仕方ないのではないか」と憤った。

4655チバQ:2017/06/07(水) 21:16:36
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170606_11012.html
<仙台市長選>知事の意向に自民市議反発
06月06日 11:42河北新報

<仙台市長選>知事の意向に自民市議反発
市長選の対応を協議した自民党市連の会合。菅原氏支援が軸だが温度差もある=5月30日、仙台市内
(河北新報)
 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)の構図が輪郭を現し始めた。市政の主導権争いや政党対決、同志との決別など複雑な断面を見せている。告示まで1カ月あまりの前哨戦は、既に波乱含みの展開だ。(仙台市政取材班)

◎揺れる前哨戦(上)誤算

 「民間人市長」へのシナリオが、4年早まった。
 「経済界(の候補者)として、多くの皆さまから出馬要請を受けた」
 5月26日、青葉区のホテルで開かれた市長選立候補表明の記者会見。冠婚葬祭会社社長菅原裕典(57)は、民間の候補者であることを高らかに宣言した。

<想定外の引退>
 市役所内部や官僚上がりの市長が続く仙台市政。民間出身の市長誕生は、地元経済界の悲願だ。「その時」に備え、一部の経営者は水面下で準備を進めた。
 地元経済団体の幹部によると、菅原擁立の方針が固まったのは昨年秋。経済界から送り出す有資格者をリストアップし、「最終的に3人の経営者の中から菅原に絞り込んだ」と明かす。
 ただ、「その時」とは2021年の市長選だった。3選立候補が確実視され、菅原も支援した現職奥山恵美子(65)と相まみえるつもりはなく、奥山の電撃的な引退表明は想定外だった。
 シナリオの前倒しは、知事村井嘉浩(56)が決定づけた。4月8日の奥山の引退表明から2日後、村井は定例記者会見で「経済人の出馬も選択肢」と明言。既に菅原への打診を済ませた上での発言だった。
 菅原とは村井が県議時代からの付き合いで、以前から「一緒にやれたら幸せ」と語るほど入れ込む。県政界の頂上からの奔流。市長選の行方は決まったかに見えた。
 だが、村井の意向は市議会を仕切る最大会派・自民党の思わぬ反発を招く。

<不満が不信に>
 「市の『制空権』まで取ったつもりか」。自民の若手市議は、頭越しになされた村井の発言に露骨に不快感を示した。菅原市長が誕生した場合、市政への村井の影響力が強まることへの懸念が市議会内で根強い。
 村井への不満は、菅原に対する不信へと向かった。党市連が5月30日に開いた会合。早い段階で立候補に意欲を見せながら、政策を提示しない菅原に批判が噴出した。同日夜、菅原から電話で会合の内容を尋ねられた元議長の市議は「『なめているのか』という声もある」と率直に伝えた。
 村井は5日の定例記者会見で市長選での支援候補を問われ、「政策が出そろっておらず、申し上げられない」と前のめりの姿勢を封印。「村井と衝突できない」と話す市議がいる一方、立候補検討中の前市長梅原克彦(63)を推す声も残る。
 候補者選びで先行した自民に、野党が追い付いた。民進党県連は3日、元復興政務官の衆院議員郡和子(60)=比例東北=の擁立方針を決定。共産、社民両党や市民団体などとの幅広い連携を視野に入れる。
 知名度も実績もある対立候補の登場。「向こうは戦力を集中させてくる。候補者の一本化が必要だ」。危機感を募らせる自民市議の一人は、菅原支援での結束が不可欠とみる。(敬称略)

4656チバQ:2017/06/07(水) 21:19:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170607_11016.html
<仙台市長選>民進 党と会派「同床異夢」


常任幹事会での安住(左から2人目)と郡(同3人目)、岡本(同4人目)。挙党態勢の構築が急務だ=3日、仙台市内
拡大写真
 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)の構図が輪郭を現し始めた。市政の主導権争いや政党対決、同志との決別など複雑な断面を見せている。告示まで1カ月あまりの前哨戦は、既に波乱含みの展開だ。(仙台市政取材班)

◎揺れる前哨戦(下)結束

 満足感が、言葉と表情の端々ににじんだ。
 「みんなが納得して次のステップに行ける手順を踏めた」
 3日午後、仙台市内のホテルであった民進党宮城県連の常任幹事会後の記者会見。県連代表の安住淳(55)=衆院宮城5区=は、党衆院議員郡和子(60)=比例東北=の仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)への擁立を「満場一致」で決めたと強調した。

<難産の末 擁立>
 傍らには、郡と共に最終選考の俎上(そじょう)に載った民進市議の岡本章子(52)が座った。その1時間後、市議会の民進系会派「市民フォーラム仙台」が別のホテルで開いた会派総会で、岡本は不満を一身に浴びた。
 「市長選は人気投票じゃないんだ」「知名度だけで決めたなら納得しない」。声を荒らげる同僚議員を岡本は時折、目を潤ませながら説得した。
 民進の候補者擁立は難産だった。主戦論を掲げ、野党共闘の枠組みも模索する国会議員ら。片や会派は市政与党の枠組みにこだわり、相乗り論もあった。足並みの乱れは、最初から最後まで続いた。
 県連の候補者選考委員会から「市議会の意向」を問われ、会派は一致して代表の岡本を推した。市長選対応を巡る会派分裂を避けるための「人身御供」にほかならなかった。
 「会派にはさまざまな考えや立場の人がいる。党の決定に100パーセント従えとは言えない」。岡本は取材にこう明かし、「党が決めた候補者を私は支える。私を推した会派も、そうしてほしい」と続けた。
 選考委の混迷は、思わぬ「副産物」をもたらした。
 郡擁立に傾き始めた5月下旬、選考委メンバーの元衆院議員林宙紀(39)が離党を表明し、今月1日に市長選に名乗りを上げた。「政策ではなく人ありき」の選考への不満が理由だった。
 みんなの党から維新の党を経て民進に合流した林は党内では異質な存在だ。昨年暮れに発覚した民主党(現民進党)宮城2区総支部の不適正経理問題では、関与した市議らに厳しい姿勢で臨み、市議会会派との間に隙間風が吹いていた。

<2人分の責任>
 林と郡は2012年衆院選宮城1区で議席を争い、14年衆院選では林が2区に回り、郡に1区を譲った。「1区には自分と郡さんの2人分の責任がある。それを捨てるのか」と林。さまざまな事情と因縁が積み重なった末の決別だった。
 自民党にも政策を示して支援を呼び掛け、保守層の開拓を図る林。民進と郡は市民団体を触媒に、野党勢力の結集に向かう。
 「ゼロベースで新しい市政を生み出すチャンスだ」。市政野党が続く共産党市議団は共闘に意欲を示す。一方、自民党などと共に市政与党の一員だった民進市議からは「選挙後の市議会運営はどうなるのか」と不安の声が漏れる。
 同床異夢の党・会派と野党共闘。市長選の勝利に必要な「結束」に向けた解は、まだ見えない。
 市長選には元衆院議員大久保三代(40)も立候補を表明。街頭活動などで支持拡大に動いている。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2017年06月07日水曜日

4657チバQ:2017/06/07(水) 22:51:33
>>4639
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170605_13020.html
<復興を生きる>「人のために」政界へ
06月05日 11:45河北新報

<復興を生きる>「人のために」政界へ
宮城県議会に初登庁し、議員バッジを着けてもらう高橋さん(左)=5月31日
(河北新報)
◎3・11大震災/亡き娘の無念背負う 宮城県議 高橋宗也さん(55)=東松島市

 「人の役に立ちたい」。元東松島市職員の高橋宗也さん(55)=東松島市=は改めて心に誓い、政治の世界へ一歩、踏みだした。
 宮城県石巻合同庁舎で5月30日、県議選東松島選挙区(定数1)の補欠選挙の当選証書を受け取った。
 上着の内ポケットにお守りを携えていた。東日本大震災の津波で亡くなった長女沙織さん=当時(22)=の遺髪を入れ、大切に持ち歩いている。
 2011年3月11日。市の災害対策本部から野蒜地区へ急いだ。「助けて」。集会所の屋根に13人が取り残されていた。高橋さんは腰まで水に漬かり、がれきを伝って屋根に上った。厳しい寒さの中、消防団などと共に救助に当たった。7人を救い出したが、6人は息絶えた。
 野蒜地区にあった自宅は津波で全壊。大学4年だった沙織さんは近所の高齢者と避難したらしい、と聞いた。
 「困っている人の助けになりたい」と旧鳴瀬町役場に入って約30年。娘にも「人の役に立つんだぞ」と言ってきた。目の前で命を救えず、家族も守れなかった…。自責の念に駆られた。
 遺体安置所で見た光景が忘れられない。「絶対、津波になんか負けねえぞ」。そう声を絞り出した若い男性の拳は、床に打ち付けて血だらけだった。
 市内では約1100人が犠牲になり、全世帯の約7割が被災した。高橋さんは市職員として災害に強く安全なまちを目指し、復興まちづくり計画の策定などに力を注いだ。
 復興政策部長を担っていたこの春、4月23日投開票の市長選で初当選した元県議渥美巌さん(69)の自動失職に伴う県議補選に、周囲から推された。熟慮の末に立候補を決め5月1日に退職。市野蒜保育所長だった妻千賀子さん(56)も市職員を辞した。
 千賀子さんは「震災でつらい経験をしながら共に歩んできた。同じ方向を向いていこうと思った」と胸の内を明かす。
 告示日の19日、夫婦は選挙カーで古里を巡った。高橋さんはこの日もお守りを携え、街頭で訴えた。「復興は道半ば。東松島の皆さんの思いを県政につなぎたい」。1日で声がかれた。無投票での初当選を、娘が眠る墓前に伝えた。
 震災後、心に傷を負って声が出なくなった子、海を見られない子らを目の当たりにした。子どもの教育支援に力を入れ、笑顔を取り戻したいと考えている。
 沙織さんは11年春、県内の高校で養護教諭として歩みだすはずだった。娘の無念も背負い、人のため身を粉にする覚悟だ。(石巻総局・水野良将)

4658チバQ:2017/06/09(金) 21:39:48
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170609ddlk04010211000c.html
<2017仙台市長選>告示前1カ月 与野党対決の公算大 4氏が立候補表明へ /宮城
10:55毎日新聞

 任期満了に伴う仙台市長選(7月23日投開票)の告示まで9日で1カ月となり、選挙戦の構図が固まりつつある。自民党は仙台市連が冠婚葬祭業「清月記」社長の菅原裕典氏(57)への支持を決定。民進党は衆院議員の郡和子氏(60)を擁立する見通しだ。このほか元衆院議員の林宙紀(39)、大久保三代(40)の2氏も立候補を表明している。与野党が擁立する候補者同士の対決となる公算が大きくなっており、告示前から激しい戦いが予想される。【本橋敦子】

 ■「ようやく戦いのスタートに」

 「野党統一候補(予定者)としっかりと対峙(たいじ)する場面だ」。6日、市内であった自民党市連の会合の後、斎藤範夫会長はこう強調した。念頭には、市民団体を仲介に共産党などが支援体制を整える郡氏の動きがある。市連は「自民党が主体となって市民の皆さんの意見をいただき、市政をリードしていく必要がある」として今週末、同党県連に協力を要請する。

 一方、自民市議の一部が支援の動きを見せていた前市長の梅原克彦氏(63)が出馬を断念したため、全ての自民市議が菅原氏の支援に回るとみられる。ある市議は「ようやく戦いのスタートについた」と胸をなで下ろす。

 菅原氏は10日に事務所開きを行い、本格的に始動する。一方、公明党県本部は「立候補予定の誰からも具体的な要請はない」として静観の構えだ。

 ■「野党共闘」図る

 「皆様の熱い気持ちを聞かせていただき、心震える思いだ」。7日、市民団体「私たちの市長を選ぶ仙台市民の会」主催の集会でこう発言した郡氏は9日にも、正式に立候補を表明する見通しだ。

 民進党は3日の県連幹事会で、郡氏を擁立する方針を固めた。安住淳県連代表は記者会見で「党派を超えて応援していただくチームを作ってほしい」と述べ、野党共闘への期待を示した。その言葉に呼応するように、4日に市内で街頭演説した共産党の小池晃書記局長も「野党と市民の共闘で新市長を誕生させよう」と民進との連携を示唆した。

 一方、民進系会派・市民フォーラム仙台代表の岡本章子氏(52)の擁立を目指してきた市議の間では不満がくすぶる。会派としての対応は9日以降総会で決定するが、「自主投票」を望む声は少なくない。岡本氏は取材に「会派にはいろんな立場の人がいるので強制はできないが、党の方針に協力していただきたいと思っている」と話した。

 ■さっそく街頭へ

 林氏は1日、仙台市役所で出馬会見した後、市中心部の街頭で「これまでの政治人生に一区切りをつけ、一歩を踏み出した。皆さんと一緒に前に進みたい」と訴え、集まった支援者らと握手を交わした。離党届を提出していた民進党は6日に衆院宮城2区の公認を取り消した。林氏は「市民と同じ目線で戦いたい」として、各政党への積極的な支援依頼はしない考えだ。

 大久保氏も先月1日に立候補を表明。街頭などで支援を訴えている。

4659チバQ:2017/06/09(金) 21:40:14
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170609_11007.html
<仙台市長選>新人4氏の争いか 政党対決の様相
10:23河北新報

<仙台市長選>新人4氏の争いか 政党対決の様相
<仙台市長選>新人4氏の争いか 政党対決の様相
(河北新報)
 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)は9日、告示まで1カ月となった。2期目の奥山恵美子市長(65)が引退表明し、新人4人が争う構図がほぼ固まった。際立った争点がなく、政党対決の様相が濃くなる中、4人が政策で違いを打ち出せるかどうかが焦点になる。
 立候補を予定しているのは、表明順に元衆院議員大久保三代氏(40)、会社社長菅原裕典氏(57)、元衆院議員林宙紀氏(39)の3人。衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=も9日に正式表明する見通しだ。
 菅原氏は村井嘉浩宮城県知事ら複数の政治関係者や、地元経済人有志でつくる「仙台の未来を考える会」から立候補要請を受けた。自民党仙台市連は6日に菅原氏の支持を決定。市議会に会派横断の「支援する市議の会」を発足させる方針も決め、公明党などに参加を呼び掛ける。
 郡氏は民進党県連の国会議員や県議、市議でつくる候補者選考委員会が擁立方針を決定。共産、社民両党や、郡氏に立候補要請した市民団体「私たちの市長を選ぶ仙台市民の会」と連携し、幅広い市民の結集を目指す。
 次期衆院選宮城2区の民進公認候補に内定していた林氏も選考委メンバーだったが、選考方法を巡る意見の相違で離党を決意し、無所属での立候補を表明。党は公認を取り消した。高校の同窓生らに支援の動きがあるほか、民進支持層や保守層に一定の支持があり、菅原氏と郡氏の選挙戦略に影響を与えそうだ。
 立候補に意欲を示していた前市長梅原克彦氏(63)は、6日に断念を決めた。「保守サイドの分裂を避けるため」と説明し、市長時代に同氏の支援組織幹部だった菅原氏への一本化を選択した。
 過去の市長選で影響力を示してきた市役所組織は、今のところ静観している。奥山氏は5日の定例記者会見で、特定の候補者を支援する判断材料として、現市政の方向性との整合性や自身の選挙を支援したかどうかを挙げ、「市民協働を重点に据えてくれる人が望ましい」との考えを示した。
シェアツイートgooブログ

4660チバQ:2017/06/10(土) 10:30:29
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170610_11013.html
<仙台市長選>民進 郡氏擁立で背水の陣

10:06

幹事会の冒頭、郡氏擁立方針の説明に拍手する県議や仙台市議ら=9日午後、仙台市青葉区の仙台国際ホテル

(河北新報)

 7月の仙台市長選で、民進党県連は9日、県連幹事長の衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=の擁立を正式に決めた。衆院の1議席を返上してでも政令市長の座を射止めようという「背水の陣」を敷いた形だ。
 県連の候補者選考では当初、必ずしも候補擁立ありきでなく、相乗りすら否定していなかった。郡氏のくら替えについては、県関係の衆院議員が安住淳県連代表=宮城5区=と合わせて2人のみの状況を踏まえ、むしろ消極論すらあった。
 野党共闘にしても、市政野党の共産党との連携に異論が目立った市議会の民進系会派に配慮し、こだわらない姿勢を示していた。
 その後、市議らが会派内からの擁立を前提に主戦論で固まったのを契機に、県連は知名度が高く、政治経験も豊富な郡氏を「勝てる候補」として一点突破を図り、会派側も最終的に同意した。リベラルな政策を掲げる郡氏は革新系勢力との連携も見込めることから、野党共闘にかじを切った。
 安住氏は郡氏擁立を決めた県連幹事会後の記者会見で「党は応援団に徹する」「政党が政権を争う選挙とは違う」と強調したが、自民党が支持する候補者もいる市長選の構図は、既に政党対決の様相を呈す。
 民進は7月の東京都議選で厳しい戦いが予想される。国政の与野党対決が持ち込まれた直後の政令市長選で郡氏勝利の実績を上げれば、党勢回復への里程標に位置付けることも可能だ。郡氏擁立には次期衆院選をはじめ、党全体の今後を見据えた戦略的色彩もにじむ。

4661チバQ:2017/06/11(日) 08:11:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170611_11012.html
<仙台市長選>各陣営 動き本格化


立候補予定者の演説を聞く市民=10日、仙台市青葉区
拡大写真
 仙台市長選は7月9日の告示まで1カ月を切った。選挙戦の構図がほぼ固まってから初の週末となった10日、いずれも無所属での立候補を表明している新人4人は、支援団体の事務所開きや街頭活動などを実施。本番に向けた準備を本格化させた。
 会社社長菅原裕典氏(57)を支援する経営者有志の「仙台の未来を考える会」は、青葉区で事務所開きを行った。村井嘉浩知事のほか自民党の県選出国会議員や市議、経済関係者ら約300人が出席した。
 菅原氏は「仙台が元気でないと宮城、東北も元気にならない。経営感覚を生かして頑張る」とあいさつ。村井知事は「私と同じ歩調で力を合わせてくれる市長が必要だ」と激励した。梅原克彦前市長も姿を見せた。
 衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=の擁立を決めた民進党県連は、大学教授や弁護士で組織する市民団体「希望あふれる仙台をつくる市民の会」と市内で会合を開催。郡氏の後援会などと調整し、市民の会中心の選挙態勢の構築を確認した。
 席上、郡氏は「市民党として、多くの方々と共に仙台の未来をつくる」と決意を表明。市民の会の新里宏二代表も「広く多くの市民を集め、郡さんを支えたい」と強調した。
 元衆院議員林宙紀氏(39)は、JR仙台駅周辺で街頭演説。仙台を150万人規模の都市にする独自のプロジェクト案を説明し、「非常に野心的な計画だが、自分たちの世代は、それを見届ける責任と覚悟がある」と訴えた。
 元衆院議員大久保三代氏(40)は、東北絆まつりでにぎわう青葉区の勾当台公園前でのぼりを掲げ、行き交う人に手を振ってアピールした。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年06月11日日曜日

4662チバQ:2017/06/11(日) 17:25:47
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170611_31002.html
<宮古市長選>交通網 復興後どう生かす
15:11河北新報

<宮古市長選>交通網 復興後どう生かす
宮古港に就航予定の川崎近海汽船(東京)のカーフェリー「シルバークイーン号」
(河北新報)
 任期満了に伴う岩手県宮古市長選(25日投開票)は、18日の告示まで1週間となった。東日本大震災からの復興に向け「道路」「海路」「鉄路」の整備が進む宮古市。充実の交通インフラを、いかにして市勢回復に結び付けるのか。現状と課題を探った。

 2010年に5万9430人だった人口は、震災を経て5000人近く減少。岩手県は、復興事業が終われば復興作業員1800人がいなくなると推計する。
 一方で三陸沿岸道路(仙台-八戸、359キロ)と宮古盛岡横断道路(100キロ)は、宮古を結節点にして急ピッチで整備が進む。この機を捉えて18年6月には、岩手初のカーフェリー航路が宮古-室蘭(北海道室蘭市)間に開かれる。
 震災で被災したJR山田線(宮古-釜石間)も18年度中に全線復旧。同時に第三セクター三陸鉄道に経営移管し、久慈市から大船渡市まで岩手沿岸を1本のレールで縦走する鉄路(総延長163キロ)が生まれる。
 人口減少と交通網整備。宮古商工会議所の花坂康太郎会頭は「この状況では交流人口を増やすしかない。復興の先を見据えて交通網をどう地域づくりに生かすかが重要だ」と強調する。
 産業界の期待を背に、市はフェリー就航を念頭に内陸部の企業へのポートセールスを展開中だ。宮古駅南側では市庁舎と交流拠点施設を一体で整備。三陸鉄道の新駅建設計画もあり「交通結節都市」を意識したまちづくりを進める。
 ただ、交通の利便性向上には常に「素通り」の懸念が付きまとう。
 田老地区に整備中の道の駅「たろう」は、地元漁協との連携を前面に押し出す戦略だ。「魅力的なまちづくりができなければ、結局まちは衰退してしまう」と前田宏紀田老町漁協参事の危機感は大きい。
 市長選には、いずれも無所属で3選を目指す現職山本正徳氏(61)と新人で元市議内舘勝則氏(61)が立候補を表明。ともに新たな交通網を活用した「産業立市」を重要政策に掲げる。
 山本氏は着実な交通網整備を強調し「若者の起業なども応援する。環境を整えるのでどんどんアイデアを出してほしい」と主張。内舘氏は「行財政の選択と集中をきっちりとやっていく」と述べ、フェリー就航や企業誘致に向けた特命部署の設立を訴える。
 1日現在の有権者は4万7526人。

4663チバQ:2017/06/11(日) 17:26:18
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170604_31001.html
<宮古市長選>次期衆院選にらみ 前哨戦熱く


拡大写真
 任期満了に伴う岩手県宮古市長選(25日投開票)は、18日の告示まで2週間。3選を目指す現職の山本正徳氏(61)に、新人で前市議の内舘勝則氏(61)が挑む構図がほぼ固まった。ともに無所属で「市民党」を掲げる両氏だが、政党ががっちり陣営の脇を固める市長選は事実上、次期衆院選をにらんだ前哨戦の様相だ。

<裾野を広げる>
 市内の公民館で5月27日にあった内舘氏の住民懇談会。「内舘さんこそ市長にふさわしい」と民進党元衆院議員の畑浩治氏(53)が応援弁士を買って出た。
 次期衆院選で畑氏は、宮古を含む岩手2区に野党統一候補として立候補する。内舘氏も民進、共産、自由、社民の野党4党から推薦を受け、畑氏と二人三脚でミニ集会を重ねてきた。
 内舘氏は「野党の力で支持者の裾野を広げることができる」と知名度不足を政党の組織力で補いたい考えだ。政策ビラには、岩手における「野党共闘の象徴」達増拓也知事とのツーショット写真が載る。
 野党4党は、小沢一郎自由党代表を中心に岩手で2015年知事選、16年参院選と共闘の実績を積み重ねてきた。全国に先駆けて畑氏擁立を決めた岩手2区は、共闘路線の成否を占う試金石になる。
 「これを契機に野党の関係を維持、発展させる」と息巻く社民市議。見据えるのは、目の前の市長選以上に衆院選の戦いだ。

<土俵に乗らぬ>
 与野党対決をにじませる内舘氏陣営。迎え撃つ山本氏の後援会幹部は「単なる数合わせの野合に惑わされてはならない」と市政のかじ取り役を決める選挙に政党の思惑が入り込む事態を困惑気味に見守る。
 「震災から6年間、無我夢中で取り組んできた。復興はまだ道半ば。やるべきことはたくさんある。今が正念場。ここで(市長を)代わるわけにはいかない」
 5月25日の市政報告会で山本氏は、2期8年の実績を訴えた。過去2回の市長選同様、政党に推薦要請はしないという。
 自民党も表向き「組織としては関わらない」(県連幹部)。自民党宮古市支部長の城内愛彦県議は「衆院選での共闘のリハーサルをしているようなもの」と野党側の動きに冷ややかな視線を送る。
 だが、野党の攻勢を傍観していては次期衆院選に影響必至。城内氏は「相手と同じ土俵に乗る必要はない」とけん制しつつ、「こちらは現職の力がまだまだ必要だと訴えるだけ」と山本氏を全面支援する。
 実際、岩手2区選出の鈴木俊一衆院議員、県議、市議それぞれの後援会組織が既にフル回転している。告示直前に開く山本氏の総決起集会には、国会最終盤の多忙を押して鈴木氏も駆け付ける見通しだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年06月04日日曜日

4664チバQ:2017/06/19(月) 07:38:32
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170618_11020.html


"" style="background: transparent; border: none; font-size: 13px; font-style: normal; font-weight: normal; margin: 0px; outline: 0px; padding: 0px; text-decoration: none; vertical-align: baseline; opacity: 1; position: absolute; width: 360px; height: 202.5px; top: 0px; left: 0px; z-index: 0; overflow: hidden;">

<仙台市長選>与野党決戦の構図強まる

06月18日 16:03

 7月の仙台市長選を巡る各政党の対応方針が、ほぼ出そろった。自民党県連は17日、無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)の支持を決定。社民党県連も同日、無所属で立候補する民進党衆院議員の郡和子氏(60)=比例東北=の支援を決めた。国政と同様の与野党対決の構図が強まっている。
 自民県連は常任役員会や総務会を相次いで開催。愛知治郎県連会長は「(既に支持決定した)党市連の判断を重く受け止めた。菅原氏は会社を順調に経営しており、能力が高い」と支持理由を説明した。
 共産党の支援を受ける郡氏を念頭に「有力な相手候補を民共が応援する構図に危機感を抱く人が多い」とも述べ、対抗心をあらわにした。党衆院宮城1区支部の会合もあり、参加した菅原氏は「私の本籍地は自民党だ」とアピールした。
 一方、社民県連は常任幹事会で郡氏支援を決定。先立って開かれた幹部会合には郡氏も出席した。岸田清実県連代表は「これまで培ってきた仙台市の平和行政、市民と共に歩む市政を継承する必要がある。そのためには郡氏でなければならない」と強調した。
 郡氏は社民県連などが市内で開いた「共謀罪」法強行採決への抗議集会にも参加。「平和や暮らしを守るのは民主主義の基本。まっとうな政治を仙台でしっかりつくる」と訴えた。
 菅原氏は自民のほか公明党にも支援要請しており、同党は近く支援を正式決定する見通し。郡氏は擁立を決めた民進に加え社民と共産が支援を決め、野党共闘態勢が整った。
 無所属で立候補する元衆院議員の林宙紀氏(39)は17日も市中心部などで街頭活動を精力的に展開した。市長選には元衆院議員の大久保三代氏(40)も無所属での立候補を表明している。

4665チバQ:2017/06/19(月) 07:41:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170617ddlk03010132000c.html
<選挙>宮古市長選/宮古市議補選 あす告示 大型事業に賛否 まちづくり、あり方問う /岩手

06月17日 00:00

 任期満了に伴う宮古市長選は18日、告示される。立候補を予定しているのは、3選を目指す現職の山本正徳氏(61)と新人の内舘勝則氏(61)のいずれも無所属の2人。山本氏が東日本大震災からの復興が比較的順調に進んでいる実績を強調するのに対し、内舘氏は復興後のまちづくりを見据えた市政の刷新を訴える。市政の現状と課題を考える。【鬼山親芳】

 山本氏は2月6日、記者会見して「復興はまだ道半ば。自分が担っていく決意を示したい」と出馬表明。後援会(倉田英生会長)を軸に活動を広げ、今月11日には総決起集会を開いた。市議23人中14人から支持を得る。

 内舘氏は2期7年務めた市議を5月10日に辞職し、伊藤勢至県議(自由党)や、9人の市議の後援会が組織した後援会連合会(長門孝則会長)を中心に「希望郷みやこへ総力結集」を呼びかける。

 同市の震災復興は宮古以南の被災市町に比べて早く進んでいるとされる。最も被害の大きかった田老地区では土地区画整理や高台造成工事が終わり、家が建つ。「震災後5、6年で家を再建できるとは思ってもいなかった」。ある漁業者は実感を込めて述懐した。復興のスピード感を山本市政の功績と評価する市民は多い。

 ただ、大型事業によっては賛否両論がある。例えば110億円の巨費を投じて建設を進める市役所移転問題。市が移転場所を決め、工事に踏み切った。津波に見舞われ、老朽化した庁舎の移転に理解を示す市民がいるのは事実だが、「閉伊川水門で現庁舎の場所が安全になるなら移転は必要ない。市費の持ち出しも少なくない」といった疑問が解消されたとは言えない。

 藤の川海水浴場に高さ10・4メートル、延長約300メートルの防潮堤を築く県の事業。来年6月の完成を目指し事業費5億2800万円をかけて工事を急ぐ。一部住民が景観などを理由に反対したが、主張が平行線をたどった末に着工は容認された。住民の失望感は大きいが、市が仲介する労を取ることはなかった。

 閉伊川河口に建設中の県の水門工事も地盤の悪さから事業費が約295億円と当初の3倍に、工期も2020年度までと5年も遅れている。市議会でもたびたび論議を呼ぶが、山本市政は「津波対策に必要な施設」と水門建設に賛成の立場だ。

 「津波対策を急いでほしい」。市民の願いだ。その一方で宮古市は戦後、観光都市として出発。市民の力で県内初の国立公園を誕生させた。「防潮堤や水門は観光に生きる都市にふさわしい造り方とはいえない。市民の創意工夫をもう少し反映してくれたら良かった」。そう考える市民は少なくない。

 山本氏は「宮古市は必ずや復興いたします」を合言葉に、復旧復興事業を推し進めてきた。台風10号災害も含めて住まいの再建、産業・経済復興など市民が安全、安心に暮らせるまちづくりを公約に掲げる。

 一方、内舘氏は森・川・海の資源を生かしたものづくり▽待機児童解消などのひとづくり▽1期4年で約1690万円の市長退職金の返納など行財政改革����を公約に、達増県政との連携を訴える。

 ◇市議補選も

 投票は25日、市内53カ所で行われ、午後8時10分から市民総合体育館で即日開票される。議員の失職などによる市議補選(改選数5)も同日程で実施され、今のところ7人が立候補を予定している。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は4万7526人(男2万2633人、女2万4893人)。

4666チバQ:2017/06/21(水) 15:25:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170621_11039.html
<仙台市長選>国会議員 対立候補FBに握手写真

 7月の仙台市長選で、民進党県連代表代行の桜井充参院議員が、自民党などの支持を受け市長選に立候補する会社社長菅原裕典氏(57)と笑顔で握手する写真が菅原氏のフェイスブック(FB)に掲載され、波紋を呼んでいる。
 FBには19日、「古くからの友人で、いつもご指導いただいている参議院議員の『桜井充』先生に激励いただきました!」とのコメントと共に、支援団体の事務所のパネル前で握手する写真などが掲載された。
 市長選で民進県連は衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=の擁立を決定。擁立の中心的役割を担った桜井氏の今回の行動に対し、民進市議から「不適切では」と困惑する声が出ている。
 河北新報社の取材に、桜井氏は「たまたま菅原さんがいただけで、他意は何もない。かつてお世話になったからあいさつをしただけだ」と強調。菅原氏も「(桜井氏と)現在の立場は違うが、それはそれということで話をした。写真撮影も特に断られなかった」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年06月21日水曜日

4667チバQ:2017/06/22(木) 22:31:01
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170622_11017.html
<仙台市長選>民進 揺らぐ結束

10:29

 7月の仙台市長選に無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)を支援する「市議の会」に、市議会の民進党系会派所属の安孫子雅浩副議長が顧問として加わることが21日、分かった。市長選に立候補予定の衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=を支持する県連方針への明らかな造反行為で、選挙戦を前に県連の結束を大きく揺るがしそうだ。

 安孫子氏は20日、市議の会の幹部に顧問就任の意向を伝えた。同氏は取材に対し、民進、共産、社民各党が郡氏を支援する野党共闘の構図を批判し、「市議会に国政の構図を持ち込むことは認めない」と述べた。
 市議の会は自民、公明両党の全市議が16日に発足させ、自民所属の岡部恒司議長のほか、安孫子氏にも顧問就任を要請していた。民進系で野党共闘に否定的な市議は他にも複数おり、今回の安孫子氏の行動が、さらなる造反の呼び水になる可能性がある。
 民進県連では19日にも、県連代表代行の桜井充参院議員が菅原氏と笑顔で握手する写真が同氏のフェイスブックに掲載され、波紋を広げた。写真は21日に削除されたが、かつて桜井氏が語った「わが党の最大の問題はバラバラ感」を自ら体現した格好だ。
 ある民進市議は「党の一体感を乱すような行為が続いており、組織として脇が甘いと言われても仕方ない」と自嘲気味に話した。
 市長選には、いずれも元衆院議員の大久保三代(40)、林宙紀(39)の両氏も、それぞれ無所属での立候補を表明している。

4668チバQ:2017/06/22(木) 22:32:01
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170622_11002.html
<仙台市長選>パンダ誘致 白黒つける?

10:30

八木山動物公園がパンダ獣舎の予定地にしている広場。東門前の「一等地」だが、実現のめどは立たない

(河北新報)

 東京・上野動物園で5年ぶりにジャイアントパンダが誕生し、パンダへの関心が再燃する中、仙台市が掲げる中国からのパンダ誘致構想が宙に浮いている。旗振り役の奥山恵美子市長は引退を表明。8月までの任期中に白黒がつかない場合、新市長の悩ましい宿題となる。
 パンダ誘致は東日本大震災後の2011年秋、市が「被災した東北の子どもに夢や希望を届けたい」として市八木山動物公園(太白区)での飼育を計画。12年が日中国交正常化40周年だったことから、日本政府も友好促進を狙い中国に貸し出しを要請した。
 だが、12年夏以降、尖閣諸島(沖縄県)の領有権問題で両国関係が悪化し、交渉が中断した。市は中国側とのパイプがない上、政府間外交への影響を懸念し、動くに動けない状態が続く。
 市議会2月定例会では、自民党議員が奥山氏の2期目の総括として「けじめをつけるべきだ」と構想断念を促したが、動物公園を所管する建設局長は「両国関係の推移を見守る」と述べるにとどめた。
 市が態度を明確にしないのは、誘致のポーズをとり続ける分にはコストがかからない事情もある。大手芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」が復興支援で設立した「マーチングJ財団」は十数億円の資金援助を表明。パンダ獣舎建設費や輸送費、レンタル料、餌代などの全面支援を市に約束している。
 財団は「東北の子どもたちを勇気づけたいというメッセージは、ずっと持ち続けている」と強調。八木山動物公園も東門前にパンダの獣舎用地を確保し、「飼育や展示方法などの情報収集を続け、実現した場合はスムーズに進められるようにしたい」(大内利勝園長)と意欲を示す。
 7月9日告示、23日投開票の市長選に立候補を表明した元衆院議員大久保三代氏(40)、会社社長菅原裕典氏(57)、元衆院議員林宙紀氏(39)、衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=が発表した政策に、パンダ誘致に関する言及はないが、選挙戦で議論に上る可能性がある。

4669チバQ:2017/06/22(木) 22:32:36
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170622_11017.html

<仙台市長選>民進 揺らぐ結束

2017年06月22日 木曜日

 7月の仙台市長選に無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)を支援する「市議の会」に、市議会の民進党系会派所属の安孫子雅浩副議長が顧問として加わることが21日、分かった。市長選に立候補予定の衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=を支持する県連方針への明らかな造反行為で、選挙戦を前に県連の結束を大きく揺るがしそうだ。

 安孫子氏は20日、市議の会の幹部に顧問就任の意向を伝えた。同氏は取材に対し、民進、共産、社民各党が郡氏を支援する野党共闘の構図を批判し、「市議会に国政の構図を持ち込むことは認めない」と述べた。
 市議の会は自民、公明両党の全市議が16日に発足させ、自民所属の岡部恒司議長のほか、安孫子氏にも顧問就任を要請していた。民進系で野党共闘に否定的な市議は他にも複数おり、今回の安孫子氏の行動が、さらなる造反の呼び水になる可能性がある。
 民進県連では19日にも、県連代表代行の桜井充参院議員が菅原氏と笑顔で握手する写真が同氏のフェイスブックに掲載され、波紋を広げた。写真は21日に削除されたが、かつて桜井氏が語った「わが党の最大の問題はバラバラ感」を自ら体現した格好だ。
 ある民進市議は「党の一体感を乱すような行為が続いており、組織として脇が甘いと言われても仕方ない」と自嘲気味に話した。
 市長選には、いずれも元衆院議員の大久保三代(40)、林宙紀(39)の両氏も、それぞれ無所属での立候補を表明している。

4670チバQ:2017/06/22(木) 22:35:55
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-91598594.html
議長不信任決議案を1票差否決/青森市議会

06月19日 21:00

東奥日報

(東奥日報)

 青森市議会は19日の本会議で、大矢保議長(自民党)の不信任決議案を1票差の賛成少数で否決した。15日の奈良岡隆議員(新政無所属の会)の一般質問の際、議長が「くだらない質問だ」とつぶやいたのを受け、2大会派が不信任案を提出した。両会派が4年の任期途中で議長交代を迫る動きが続いているが、議会内には「市民不在だ」との声も出ている。【写真説明】大矢議長の不信任決議案を賛成少数で否決した青森市議会

4671チバQ:2017/06/23(金) 17:43:45
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170623_11023.html
<仙台市長選>与野党対決色濃く 投票まで1ヵ月

11:15

<仙台市長選>与野党対決色濃く 投票まで1ヵ月

(河北新報)

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)は投票まで1カ月となった。いずれも無所属の新人4人による争いとなる公算が大きい。政党や団体の支援態勢もほぼ整い、選挙戦の構図が明確になっている。
 立候補表明したのは、表明順に元衆院議員大久保三代(40)、会社社長菅原裕典(57)、元衆院議員林宙紀(39)、衆院議員郡和子(60)=比例東北=の4氏。
 菅原氏は地元経済人有志でつくる「仙台の未来を考える会」が陣営の中核を担い、村井嘉浩知事も全面支援する。街頭活動や企業・団体へのあいさつ回りを重ね、知名度アップを図る。
 郡氏は「市民党」を掲げ、野党や幅広い市民の結集を目指す。大学教授や弁護士でつくる「希望あふれる仙台をつくる市民の会」の代表が選対本部長に就き、政党は後方支援の構え。
 林氏は民進党を離党し、街頭などで演説を重ねて支持拡大に懸命だ。「政党対市民」の対決構図を描き、党派や組織にとらわれない立場を強調。幅広い層への浸透を狙う。
 大久保氏も政党など特定組織の支援に頼らず、街頭活動やブログでの発信を通じて支持の取り込みを目指す。2児の母の率直な思いを吐露するなどして、子育て世代にアピールする。
 各政党・団体の方針決定も進み、与野党対決の様相が強まっている。自民党宮城県連は菅原氏支持を決め、公明党も近く支援を決定する見通し。16日に発足した菅原氏支援の「市議の会」には自民、公明両党に加え、民進党の一部にも参加の動きがある。
 民進県連は郡氏の支持を決定し、共産、社民両党も支援を表明。野党共闘の枠組みが固まった。労働組合では市労連が22日に郡氏推薦を決め、連合宮城も近く推薦を決定する。

4672チバQ:2017/06/23(金) 17:44:51
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-92269904.html
元職渡辺氏、出馬意思 三つどもえの情勢 いわき市長選

08:35

 任期満了に伴い9月3日告示、同10日投票で行われるいわき市長選で、元職渡辺敬夫氏(71)=無所属=は22日までに立候補の意思を固めた。24日に市内で開く後援会連合会の役員会後、正式に表明する見通し。同市長選では現職清水敏男氏(53)=無所属=、新人宇佐美登氏(50)=無所属=が立候補を表明しており、現時点で三つどもえの情勢となっている。 渡辺氏は福島民報社の取材に対し、立候補について明言を避けたが、現市政の低迷や県とのパイプの脆弱(ぜいじゃく)さを指摘し、刷新の必要性を明らかにした。 関係者によると、渡辺氏は市政の転換を求める市議からの立候補要請を受け、受諾した。後援会事務所用地も既に選定しているという。市内に張り巡らせた後援会を軸に支持拡大を目指す。 一方、清水氏は24日に市内で後援会事務所開きを行い、選挙戦への準備を急ぐ。9日には大規模な市政報告会を開いた。一期目の実績をアピールし、一層の浸透を狙う。 宇佐美氏は後援会に地区別の担当を設け、草の根の活動で支持拡大を目指している。地区集会などを開き、衆院議員を務めた政治経験を前面に出し政策などを訴えている。 渡辺氏は26日にも自民党いわき総支部など政党や団体に推薦願を提出する予定。自民党いわき総支部は既に清水氏の推薦を決めており、対応が注目される。前回市長選では渡辺、清水、宇佐美の3氏から推薦願が出され、同支部は渡辺、清水両氏をともに推薦せず、宇佐美氏を除外扱いとしている。 渡辺氏はいわき市出身。湯本高、日大法学部卒。市議2期を経て1991(平成3)年4月の県議選で初当選し、県議会議長、自民党県連幹事長などを歴任した。5期途中に県議を辞職し、2009年9月の市長選で初当選した。再選を目指した2013年の前回市長選で落選した。 市長選を巡っては他にも立候補を模索する動きがある。

4673チバQ:2017/06/25(日) 18:40:24
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170625_11018.html
<仙台市長選>野党共闘 労組に温度差

11:15

 7月の仙台市長選を巡り、連合宮城の主要労組で野党共闘に対する温度差が生じている。多くは民進党衆院議員の郡和子氏(60)=比例東北=の支援に回るとみられるが、市民団体や社民、共産両党が相乗りする陣営の枠組みに、一定の距離を置く労組も目立つ。

 20日、仙台市青葉区であった連合宮城の四役会議。国会議員として4期の実績があり、奥山恵美子市長の市政継承を掲げる郡氏を推薦する方針を固めたが、正式決定は27日の執行委員会に持ち越した。
 連合宮城は36産別の労働組合で構成し、組合員約7万7000人のうち半数以上は仙台市内に在籍する。2013年、09年の市長選は旧民主、社民両党と奥山市長の支持に回った。
 民進県連は9日の幹事会で郡氏擁立を決定後、社民県連に支援を要請したが、いち早く共闘に名乗りを上げたのは共産県委員会だった。昨夏の参院選に続く野党の結束を掲げ、13日に支援方針を表明。社民も17日に支援を決めたが、前のめり気味な共産の姿勢に一部の労組は違和感を抱く。
 流通業やサービス業などの労組でつくるUAゼンセン県支部(2万7000人)は「反自民・反共産の理念の下に活動してきただけに悩ましい」と一線を画す。「市民団体を軸に選挙態勢を構築し、共産色を薄めてほしい」と求める。
 情報労連県協議会(5400人)も「共産と肩を並べて活動するわけにいかず、動きづらい。連合宮城の動向など全体のバランスを見ながら方針を決める」と慎重な立場だ。
 市労働組合連合会(4900人)は22日、郡氏の推薦を決めた。自治労県本部(1万5000人)は「共産が郡氏を支援するのは結構だが、市政の個別政策で異なる部分は少なくない。連合や民進、社民と連携して戦う」とけん制する。
 連合宮城の小出裕一会長は「共闘へのスタンスに違いがあるのは仕方なく、郡氏を支援するかどうかは個別の判断に任せたい。いずれにしても超短期決戦で選挙態勢の構築を急がなければならない」と話す。



https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170625_11037.html
<仙台市長選>奥山氏、菅原氏支持へ

11:13

仙台市役所本庁舎

(河北新報)

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、2期目の今期限りで引退する奥山恵美子市長(66)が、無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)を支持する意向であることが24日、分かった。近く正式に支持表明する見通し。

 告示間近での現職による支持表明は、選挙戦に大きな影響を与えそうだ。
 市長選にはこれまで菅原氏のほか、元衆院議員大久保三代氏(40)、元衆院議員林宙紀氏(39)、衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=の計4人が立候補を表明した。
 大久保氏を除く3氏は奥山市政を継承する姿勢を打ち出している。菅原氏と郡氏は過去の市長選などを通じて奥山氏とつながりが深いが、複数の関係者によると、市政野党として奥山氏と鋭く対峙(たいじ)してきた共産党の支援を受ける郡氏の支持に、奥山氏は難色を示したという。
 奥山氏は5日の定例記者会見で、市長選で特定の候補者を支援する判断基準について、「訴える政策や現市政の方向性との関係、自分の選挙でお世話になったかどうかなどが要素になる」と説明していた。
 奥山氏が初当選した2009年の市長選では、郡氏が籍を置いた民主党(現民進党)宮城県連が奥山氏を支援し、初当選の原動力となった。再選を果たした13年市長選では、菅原氏も奥山氏を支援した。

4674チバQ:2017/06/25(日) 18:41:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170625ddlk06010062000c.html
<選挙>鶴岡市長選 民進県連、皆川氏を支援 /山形

00:00

 民進党県連は24日、山形市内で常任幹事会を開き、任期満了(10月22日)に伴う鶴岡市長選(10月8日告示、15日投開票)を巡り、新人で元農林水産省職員の皆川治氏(42)を支援することを決めた。近藤洋介県連会長は「我々もよく知っている人物であり、彼の訴える農林水産業を中心とする地域振興や現場視点という点に共鳴した」と理由を説明した。

 同市長選には皆川氏と3選を目指す現職の榎本政規氏(67)の2氏が、いずれも無所属で立候補を表明している。【野間口陽】

4675チバQ:2017/06/26(月) 19:30:15
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170626_11010.html
<仙台市長選>「清月記」の広告「大丈夫?」
10:34河北新報

 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、無所属で立候補を予定している会社社長菅原裕典氏(57)が営む冠婚葬祭業の企業広告が波紋を広げている。市と契約を結んだ広告もあり、市選管は「公選法には抵触しない」と説明するが、市には「問題はないのか」との市民らの声が寄せられている。
 菅原氏が経営する「清月記」が市と契約している広告は、市が管理する歩道橋の命名権(ネーミングライツ)。市道路管理課によると、同社は2014年6月から4カ所の歩道橋の命名権を順次獲得した。
 表示期間3〜5年、契約金額は年30万〜77万円に上る。他にも市のホームページ(HP)のバナー広告に社名が掲載されていたが、今月に入り削除された。
 同社の広告を巡っては菅原氏の市長選出馬への意欲が報道され始めた4月中旬以降、市選管に市民や広告代理店から「清月記と言えば菅原社長。立候補する上で大丈夫なのか」「広告を掲載しても問題ないか」などと、広告が公選法違反の事前運動に当たらないかどうか尋ねる問い合わせが数件寄せられたという。
 社名の認知度が高く、菅原氏の名前と結びつきやすいことが背景にある。5月末になって市HPのバナー広告中止の手続きを取った同社は「問題がないことは確認していたが、選挙前で誤解を招きかねないので取り下げた」と説明する。
 市選管は「歩道橋に社長の名前が入ったり、市長選を意識した内容に変わったりすれば事前運動ととらえられかねないが、今まで通りの営業活動なら法に抵触しない」と話す。

4676チバQ:2017/06/26(月) 19:33:40
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-92818520.html
山本氏3選、内舘氏に5501票差 宮古市長選
08:14岩手日報

山本氏3選、内舘氏に5501票差 宮古市長選
岩手日報
(岩手日報)
 任期満了に伴う宮古市長選は25日、投開票が行われ、現職山本正徳氏(61)=公明党県本部支持=が前市議の新人内舘勝則氏(61)=民進党県連、共産党宮古地区委員会、自由党県連、社民党県連合推薦=を破り3選を果たした。無所属2氏による一騎打ちは、市政継続を訴えた山本氏が刷新を目指した内舘氏に5501票差で勝利した。投票率は63・21%で、選挙戦となった2009年を4・02ポイント下回った。  山本氏は2月上旬に出馬を表明し、「復興から宮古創生へ」を掲げた。東日本大震災や台風10号豪雨からの復興、産業振興・教育振興などを公約として示し、2期8年の実績と市政継続の必要性を訴えた。  投票は25日午前7時から市内53カ所で行われ、市中心部16カ所は午後7時まで、それ以外の37カ所は同6時まで実施。同8時10分から市民総合体育館で即日開票された。  ◇宮古市長選開票結果 (25日午後9時52分選管終了、敬称略)
当17、283票 山本正徳 61 無現  
 11、782票 内舘勝則 61 無新
(法定得票数7266・250票)

4677チバQ:2017/06/26(月) 19:38:41
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170626_41006.html
<鹿角市長選>現職の児玉氏4選
12:01河北新報

<鹿角市長選>現職の児玉氏4選
<鹿角市長選>現職の児玉氏4選
(河北新報)
 25日投開票の結果、児玉一氏(70)=無現=が、ともに元市議の和井内貞光(74)=無新=、福島寿栄(73)=無新=の両氏を破って4選。当日の有権者は2万7429人。投票率は64.95%。

 ◇鹿角市長選開票結果(選管最終)
当 9314児玉一 無現
  7293和井内貞光 無新
  1085福島寿栄 無新

児玉  一 70 無現(4)
市長(市助役、総務部長、産業部長)鹿角市、十和田高

4678チバQ:2017/06/26(月) 19:42:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170626-00000016-khks-soci
議長酔ってタクシー運転手に暴言、肩たたく
6/26(月) 12:24配信 河北新報
 宮城県白石市議会の佐久間儀郎議長(66)が21日夜、市内で酒に酔ってタクシーに乗車し、50代の男性運転手に暴言を吐いたり、肩をたたいたりしていたことが25日、分かった。運転手は謝罪を受け入れ、警察に被害届は出さない意向。佐久間氏は「議会の名誉を傷つけた責任を取る」とし、議長を辞職する意思を固めた。

 佐久間氏や運転手によると、市議会6月定例会が閉会した21日、市内の飲食店で午後6時ごろから市議や市幹部職員ら三十数人と飲酒しながら会食。午後9時ごろ、深酔いした状態でタクシーに乗り、運転手に自宅への道順を誤って伝えた。道に迷ったことにいら立って「それでもプロなのか」などと言い放ち、後部座席から運転手の左肩を平手で複数回たたいた。

 運転手は意思疎通が図れない状態に困り、外部に緊急事態を知らせる非常灯をつけながら白石署に到着。署から連絡を受けた佐久間氏の家族に引き渡した。

 河北新報社の取材に対し、佐久間氏は「当時は酩酊(めいてい)状態だった。議長の重責と立場をわきまえない軽率な行為で大変申し訳ない」と述べた。運転手は「ろれつが回らない様子で、若干怖さも感じた」と話した。

 佐久間氏は行政書士で2007年に初当選し、現在3期目。15年8月に議長に就任。今年6月の定例会で2年交代の慣例に伴って議長辞職願を提出したが、賛成少数で否決され、続投することになっていた。

4679チバQ:2017/06/27(火) 15:25:24
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170626_13031.html
議長酔ってタクシー運転手に暴言、肩たたく

06月26日 12:24

 宮城県白石市議会の佐久間儀郎議長(66)が21日夜、市内で酒に酔ってタクシーに乗車し、50代の男性運転手に暴言を吐いたり、肩をたたいたりしていたことが25日、分かった。運転手は謝罪を受け入れ、警察に被害届は出さない意向。佐久間氏は「議会の名誉を傷つけた責任を取る」とし、議長を辞職する意思を固めた。
 佐久間氏や運転手によると、市議会6月定例会が閉会した21日、市内の飲食店で午後6時ごろから市議や市幹部職員ら三十数人と飲酒しながら会食。午後9時ごろ、深酔いした状態でタクシーに乗り、運転手に自宅への道順を誤って伝えた。道に迷ったことにいら立って「それでもプロなのか」などと言い放ち、後部座席から運転手の左肩を平手で複数回たたいた。
 運転手は意思疎通が図れない状態に困り、外部に緊急事態を知らせる非常灯をつけながら白石署に到着。署から連絡を受けた佐久間氏の家族に引き渡した。
 河北新報社の取材に対し、佐久間氏は「当時は酩酊(めいてい)状態だった。議長の重責と立場をわきまえない軽率な行為で大変申し訳ない」と述べた。運転手は「ろれつが回らない様子で、若干怖さも感じた」と話した。
 佐久間氏は行政書士で2007年に初当選し、現在3期目。15年8月に議長に就任。今年6月の定例会で2年交代の慣例に伴って議長辞職願を提出したが、賛成少数で否決され、続投することになっていた。

4680チバQ:2017/06/28(水) 18:49:18
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170628ddlk04010137000c.html
選挙>仙台市長選 奥山市長、菅原氏を支援 後継指名はせず /宮城

00:00

 仙台市の奥山恵美子市長は27日の定例記者会見で、同市長選へ出馬予定の冠婚葬祭会社社長、菅原裕典氏(57)を支援すると発表した。後継指名はせず、今後支援のあり方を検討する。

 奥山市長は支援理由について、「人口減少社会の中で力強く前に進むためには、菅原さんのビジネスマンとしての経験は得難い」と語った。また、共産党県委員会が民進党衆院議員の郡和子氏(60)の支援を表明したことも「判断の一つの要素」と述べた。郡氏は奥山市長が進めてきた市民協働のまちづくりなどを公約に掲げているが、「私の目指す市政と共産党が持っている仙台市政のビジョンは違う」と強調した。

 菅原氏は同日、「ありがたい。(支援の)枠が広がった」と歓迎した上で、「バトンを引き継いだらスピード感を持って進める」と奥山市政継承の考えを改めて示した。これに対し、郡氏は「大変残念。経営感覚より市民感覚で経済を活性化させることが大切だ」と述べた。また元衆院議員の林宙紀氏(39)は「奥山市長は(後任市長は)市民の中から選ばれることを期待していると思い、好感を持っていたが、当初の考え方とは変わったと思った」と疑問を呈し、元衆院議員の大久保三代氏(40)は「どぶ板選挙をしており、奥山市長の支持があるかどうかは影響はない」とした。

 一方、連合宮城は同日の執行委員会で、郡氏の推薦を連合本部に上申することを決定。小出裕一会長は奥山市長の対応について、「その党(共産党)が支援するからと言って他の候補者に移るのは全く意味が分からない。候補者の政策や経歴を見て決めたのか非常に疑問だ」と批判した。【本橋敦子、川口裕之、山内真弓】

4681チバQ:2017/06/28(水) 19:49:25
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170628_11016.html

<仙台市長選>奥山氏、共産の市政批判に不満
11:55河北新報

<仙台市長選>奥山氏、共産の市政批判に不満
市議会6月定例会閉会後のあいさつ回りで、共産党市議団の控室を訪ねる奥山市長(右)=23日
(河北新報)
 新人4人が立候補予定の仙台市長選で、奥山恵美子市長(66)が27日、会社社長菅原裕典氏(57)の支持を表明した。自らの選挙で支援を受けるなどした衆院議員郡和子氏(60)の選択肢もあった中、奥山市政を指弾してきた共産党の存在が決め手となった。
 「共産党は市議会であれほど(自分と)戦う姿勢を示したのに、それを引っ込めた」
 26日、奥山氏は市長室で市議会の民進党系会派と社民党の議員2人を前に、奥山市政継承が基本姿勢の郡氏支援に転じた共産への不信感をあらわにした。2人は奥山氏が菅原氏を支持するとの報道を受け、再考を求めに訪れていた。
 奥山氏の3選立候補が確実視されていた市議会2月定例会まで、共産の奥山氏批判は「これ以上、市政のかじ取り役を任せるわけにはいかない」(昨年12月)「市民に冷たい奥山市政を転換させる」(今年2月)などと激烈を極めた。
 郡氏の立候補表明後の6月定例会でも「東日本大震災後、ゆがんだ財政運営をしてきた。市財政は大幅に潤った」と批判を続けた。奥山氏は27日、菅原氏支持の理由を説明する中で、「市税収入をどう高めるかが課題だ」と当て付けのように財政事情を強調した。
 奥山氏の2期8年の大半は、就任から約1年半後に起きた震災への対応に費やされた。市幹部は「復興をほぼ成し遂げ、他の実績もあったのに評価しようとしない共産へのいら立ちがあった」と話す。市政野党に徹した共産が、郡氏当選で与党入りすることを危ぶむ声も市役所内にあった。
 市民協働を旗印にし、リベラル系と目された奥山氏は、福祉など幅広い市民団体とつながりの深い郡氏の支持に回るか、誰も支持せず静観するとの見方が強かった。共産が郡氏支援を打ち出し、野党共闘が整ったことが逆にあだとなった形だ。
 ただ、震災対応をはじめとする奥山氏の手腕には、共産以外の会派からも物足りなさを指摘する声が出ていた。民進市議の一人は「奥山市政に不満を抱く市民は少なくない」と指摘。奥山氏批判を織り込んだ選挙戦略への見直しを求める声も出始めた。

4682チバQ:2017/06/28(水) 19:55:58
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170628_11008.html
<仙台市長選>議会、市役所に再び波紋
11:55河北新報

<仙台市長選>議会、市役所に再び波紋
定例記者会見で菅原氏支持を表明した奥山市長=27日午前、市役所
(河北新報)
 7月の仙台市長選で、今期限りで引退する奥山恵美子市長が持ち前の「等距離外交」と決別した。自民党などの支持を受ける会社社長菅原裕典氏(57)の支持を表明。4月の電撃的な引退表明に続き、市議会や市役所に再び波紋を広げた。
 市議会では自民党、民進党系の市民フォーラム仙台、公明党市議団、社民党市議団の4会派が市政与党として奥山氏を支えてきた。今回の市長選では自民と公明が菅原氏、市民フォーラムの大半と社民が衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=の支援にそれぞれ回り、対応が分かれている。
 市民フォーラムの岡本章子代表は、共産党の存在が郡氏から距離を置く理由とした奥山氏の説明に「市長は市民の声に幅広く耳を傾けるべきなのに、はじめから間口を狭めている」と首をかしげる。
 社民の辻隆一代表は「事前に何の相談もなかった。自民、公明だけが市政与党ではない。構図だけ見て政策を見ていないのではないか」と疑問を投げ掛けた。
 共産党市議団の嵯峨サダ子団長は「共産に厳しくされたから相手候補(菅原氏)に付くとは大人げない」と皮肉り、「奥山氏と菅原氏は福祉より経済を優先する基本姿勢が共通する。支持表明に驚きはない」と語った。
 自民の斎藤範夫会長は「抵抗勢力だった共産が支援する候補者を支援できないのは当然だ。奥山市政の後継者としてのお墨付きを得て、菅原氏陣営は勢いづく」と喜んだ。
 一方、市役所内では「特定の支持は打ち出さないと思っていたので意外だ」(課長職)と戸惑う声も聞かれたが、市職員に与える影響は限定的との見方が大勢だ。次部長級の幹部は「奥山市長の引退表明による脱力感は今も続いている。市長選で市役所がまとまって動く雰囲気は全くない」と話す。
 既に郡氏推薦を決めた市労連の幹部は「共産は市議会6月定例会でも奥山氏の人間性を否定するような質問を続けた。一緒に戦おうとする上で、配慮が足りないと言わざるを得ない」と苦言を呈した。

4683チバQ:2017/06/29(木) 11:16:16
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2017062902000194.html
「小鹿野町が出資債を出さないと…」 広域水道事業問題で秩父市長
08:10東京新聞

 秩父市など一市四町でつくる秩父広域市町村圏組合の水道事業に、小鹿野町が出資債の支出を見合わせている問題で、同組合管理者の久喜邦康・秩父市長は二十八日の定例記者会見で「小鹿野町が出資債を出さないと(水道施設の)耐震化工事が進まない」として、他の市町と足並みをそろえるよう求めた。

 久喜市長は「小鹿野町長選の日程が(十月に)迫っており、選挙戦の論争になる可能性がある」として、即座に支出を求めない意向を示した。

 その上で「現状では小鹿野町内の水道施設の耐震化工事は遅れることになる」と示唆。「次期町長に出資債を出していただかないといけない」と述べ、町長選以降、同町に対応を迫る方針だ。

 問題の出資債は、浄水場やポンプ設備など水道施設の建設改良のため、各市町が起債して支出する分担金。

 負担額は一市三町で五億三千四百万円に上るが、小鹿野町は「組合からの事前の説明が急すぎた」として支出をせず、七千二百四十万円の負担を免れている。 (出来田敬司)

4684チバQ:2017/06/29(木) 21:22:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170628ddlk04010136000c.html
<底流・2017仙台市長選>/上 際立つ知事の存在 思惑交差、自民と経済界 /宮城
06月28日 00:00毎日新聞

 6月18日午後、買い物客でにぎわう仙台市中心部のアーケード商店街。「顔と名前が売れてないものですから。広めてください」。行き交う人々にビラを配り、握手を求める菅原裕典(57)の脇で、陣営スタッフが掲げていたのは、菅原と県知事、村井嘉浩(56)の2人の顔写真が並ぶのぼり旗だ。「村井さんは人気者。菅原の知名度アップに役に立つ」。菅原陣営幹部はそうつぶやきながら、買い物客らの反応を遠巻きに見つめた。

 市長、奥山恵美子の突然の引退表明で始まった仙台市長選。火ぶたを切ったのが村井だった。「経済界から候補者が出てもいい」。4月10日の定例記者会見で、村井はこう強調した。奥山の引退表明からわずか2日後の発言の念頭には、菅原の存在があった。村井は前日の9日、菅原が経営する冠婚葬祭会社を訪ねて面談。出馬の意向を問う村井に、菅原は「すぐには結論を出せないが、ありがたい話を頂いている」と意欲を見せた。

 2人は村井が県議時代からの旧知の仲。同じ子(ね)年生まれで定期的に飲食を共にする。水産業復興特区や仙台空港民営化など、村井が「創造的復興」として掲げた看板政策への助言を菅原に度々求めてきた。

 仙台東部道路と仙台市中心部を結ぶ「仙台東道路」構想など、県市の連携が必要な事業も多い。村井は「仙台市の政策が県、東北の経済に大きな影響を及ぼす」と述べ、気心知れた菅原への期待をにじませてきた。

 地元経済界も村井の言動に呼応するように、菅原擁立に向けた動きを進めた。その裏には、30年以上続く市役所や中央官僚出身の市長による市政運営への不満があった。ある経済団体幹部によると、5年間の復興計画終了後のまちづくりのビジョンが定まっていないことへのいらだちが募っているという。「仙台市は東北の中心都市。県、東北のためにリーダーシップを発揮できる人を」との声が強まる中、冠婚葬祭会社を一代で築いた経営手腕や青年会議所などで中心となって活動してきた菅原への待望論が広がった。

     ◇

 「県と市では利害の対立もある。知事に言われたから菅原を推すなんて100%ない」。当初、村井との「近すぎる」関係を懸念していた自民党仙台市連。菅原が出馬表明した4日後の5月30日の会合で、市議たちの菅原に対する厳しい意見が次々と飛び交った。「政策も出さずになめているのか」。政策をなかなか示さない菅原への不満や焦りの声が会場全体を支配した。

 こうした声を伝え聞いた菅原はすぐさま反応した。政策発表を急きょ前倒しし、6月5日に公表。菅原は地域企業活性化を目的とした規制緩和などを公約に掲げ、「長く住み続けていきたいまち、住み続けてもらえるまちを目指したい」と強調した。自民市連は翌6日、菅原支持を決定。民進党が衆院議員の郡和子(60)の擁立方針を固め、共産党など野党共闘の枠組みが見えてきた時期での決断だった。

 自民市連幹部は言う。「菅原の政策はぎりぎり及第点だ。ただ共産党に市政を委ねるわけにはいかない。対決するには、菅原しかいない」(敬称略)

     ◇

 来月9日に告示される仙台市長選。これまでに新人4人が立候補を表明し、自民や民進など与野党対決の公算が高まっている。東北最大の都市・仙台を舞台にした選挙戦に挑む候補や政党の「底流」を探る。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇仙台市長選の立候補予定者

大久保三代 40 元衆院議員 無新

郡和子 60 衆院議員 無新

菅原裕典 57 会社社長 無新

林宙紀 39 元衆院議員 無新

シェアツイートgooブロ

4685チバQ:2017/06/29(木) 21:23:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170629ddlk04010022000c.html
<底流・2017仙台市長選>/下 「野党共闘」に波紋 市民が強力後押し /宮城
00:00毎日新聞

 6月23日昼に開かれた民進系会派・市民フォーラム仙台の会派総会。市議10人が会派控室の茶色のソファに腰を下ろした。3日前、同じ会派で副議長の安孫子雅浩が冠婚葬祭業社長の菅原裕典(57)を応援する「市議の会」顧問に就任の意向を示したが、話題にすら上らなかった。総会に出席した市議は吐き出すように言った。「みんな不満を感じているのに口に出さない。市民に負託を受けた会派がこれでいいのか」

     ◇ 

 民進党県連は9日、衆院議員の郡和子(60)の擁立を決定。福祉や教育を重視するリベラルな政策を掲げる郡であれば、昨年の参院選と同様、結果として「野党共闘」を実現できるとの思惑もあった。その狙い通り、共産党県委と社民党県連合が相次いで支援を表明。奥山市政を強く批判してきた共産党市議団幹部は「奥山さんが辞めるここで一回リセットしたい」と市議会与党への意欲を見せた。

 郡の出馬を強力に後押ししたのは、革新系勢力の結集を狙う「市民の会」だった。昨夏の参院選で民進党の桜井充を支えたメンバーも多く所属する。元衆院議員の林宙紀(39)が離党し同市長選への出馬を表明した後、民進党内の混迷を打破しようと郡に出馬を要請。出馬表明後は「市民派市長」の実現を目指し、選挙対策本部を取り仕切る。同会代表で弁護士の新里宏二は24日の事務所開きで、力強く呼びかけた。「この選挙は市民が中心。政党には後ろからサポートしていただきたい。仙台から市民型の選挙をつくっていこう」

     ◇ 

 国政の「野党共闘」の枠組みが市長選に持ち込まれたことが、各方面に大きな波紋を呼んでいる。

 2009年、奥山恵美子が市長選出馬の際に最初に相談を持ちかけたのは、政策面の親和性が高い民主党(当時)だった。会派は奥山を全面的に支援し、市民フォーラム仙台になった後も、共産党を除く他会派と与党を形成してきた。「奥山市長をどこよりも支えてきた」。多くの市議が共有している認識だ。

 ところが奥山は共産党の接近に態度を硬化させた。「共産党が今回候補者を擁立しないのは(郡が)自分たちの政策に奥山よりは近いとの判断があったのだと思う。そこに懸念があるのは事実」。奥山は27日の記者会見でこう強調した上で、菅原支援を表明した。ある市議は「これで選挙の流れが変わる」と肩を落とす。

 市職員でつくる労働組合にも不安が広がっている。

「みんなが住みたいまちをつくるためには、市長と労働組合が意見を交わしながら、行政サービスで働く私たちも共に仙台をつくっていくことが大切だ」

 22日夕、郡の推薦を決定した仙台市労働組合連合会中央委員会で、執行委員長の太田昌彦はこう強調した。

 現在4900人の職員が加盟する市労連。社民党と政治協力関係にあり、これまでの市長選でも存在感を見せてきた。職員の待遇や労働環境の向上などを図るため、市長と一定の良好な関係を築きたいのが本音だが、ある組合幹部は不安を口にする。「菅原氏が勝った時に我々の意見は聞いてもらえるだろうか」

     ◇

 事実上の自主投票を決めた市民フォーラム仙台。安孫子のほか、少なくとも3人の市議が「市議の会」への参加を検討する。ある民進市議は嘆く。「共産党との距離が近づくほどこれまで培ってきたものが離れていく。忸怩(じくじ)たる思いだ」=敬称略(本橋敦子と川口裕之が担当しました)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇仙台市長選の立候補予定者

大久保三代 40 元衆院議員 無新

郡和子 60 衆院議員 無新

菅原裕典 57 会社社長 無新

林宙紀 39 元衆院議員 無新

4686チバQ:2017/06/29(木) 23:18:22
https://mainichi.jp/articles/20170609/ddl/k04/060/239000c
訃報
石川利一さん 69歳=県議 /宮城

会員限定有料記事 毎日新聞2017年6月9日 地方版

4687チバQ:2017/06/30(金) 18:30:32
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-93565152.html
奥州選挙区・渡辺県議が辞職へ 家族の介護に専念

00:00

岩手日報

(岩手日報)

 県議会奥州選挙区(定数5)選出で、いわて県民クラブ所属の渡辺幸貫県議(70)は29日、盛岡市の県議会棟で記者会見し、開会中の6月定例会を最後に辞職する意向を表明した。  渡辺氏は「家内が認知症になり、これからの人生は介護をしていこうと決意した」と述べ、任期を2年余り残しての辞職について「個人的な理由で申し訳ない」と謝罪した。  6月定例会の最終日となる7月7日までに辞職願を田村誠議長に提出する。後援会の幹部には数日前に伝え慰留されたが「私がいなければ介護は難しい。早めに寄り添うことが大切だ」と語った。  公職選挙法では、定数が複数の選挙区で2人以上の欠員が出た場合に補欠選挙を行うと規定しており、今回の辞職に伴う補選は行われない。後継について、渡辺氏は「考えていない」とした。

4688チバQ:2017/06/30(金) 22:30:58
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170630_13043.html
<仙台市長選>宮城知事の応援動画「事前運動の恐れ」
11:12河北新報

<仙台市長選>宮城知事の応援動画「事前運動の恐れ」
菅原氏陣営が公開した村井知事の応援メッセージ動画
(河北新報)
 任期満了に伴う仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)で、無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)の陣営が公開した村井嘉浩宮城県知事の応援メッセージ動画について、市選管が「公選法が禁じる事前運動に当たる恐れがある」として宮城県警に連絡したことが29日、分かった。
 動画は菅原氏のウェブサイトで25日に公開された。村井氏は菅原氏との親交をアピールし、「今回の選挙/厳しい選挙ではございますけど/みなさん/菅原さんを応援してください」と字幕付きで語っている。
 公選法は、特定の選挙で特定の候補者の当選を目的とする選挙運動を立候補の届け出前にすることを禁じている。
 市選管事務局は河北新報社の取材に「知事が自身の態度を表明することは構わないが、『今回の選挙』は明らかに市長選を指し、菅原氏への投票を呼び掛ける内容になっている」と説明した。
 村井氏は4月の奥山恵美子市長の引退表明直後から菅原氏擁立に動き、今月に入って正式に支援を表明。菅原氏の支援団体の事務所開きに出席したり、同氏と並ぶ「2連ポスター」に登場するなど積極的な関与が目立ち、26日の県議会6月定例会本会議で与野党各会派から苦言を呈された。
 市長選には元衆院議員大久保三代(40)、元衆院議員林宙紀(39)、衆院議員郡和子(60)=比例東北=の3氏もそれぞれ無所属での立候補を表明している。

4689チバQ:2017/07/02(日) 20:45:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170701ddlk03010028000c.html
<県議会>総定数48維持へ 震災、台風復興に必要 検討会議 /岩手
07月01日 00:00毎日新聞

 県議の定数や区割りを議論する県議会の議員定数等検討会議は30日、2019年9月に任期満了を迎える次期県議選の総定数について、現行の48人を維持することを決めた。15年の国勢調査の結果を受け、定数見直しも視野に議論を進めてきたが、東日本大震災や昨年8月の台風10号からの復興に向け、被災地の意見を県政に反映させるためには現行定数の維持が必要との判断で一致した。

 県議の総定数は、5年ごとの国勢調査の結果を参考にしながら検討が重ねられている。県人口の減少や厳しい県財政などを背景に、03年県議選で51人だった総定数は、07年県議選から現行の48人となった。

 15年県議選に向けた検討会議では、震災の被災者をはじめとした県民の声を県政に反映する必要があるとして、定数維持が必要と結論づけ、定数は見直されなかった。15年国勢調査での県人口は127万9594人で、改正前の地方自治法の人口区分に基づけば、総定数の上限数は49人となる。

 検討会議は、5議席以上の交渉団体会派の県議計10人で構成され、今年2月から議論をスタート。この日は、検討中だった一部会派が見解を表明し、各会派の意見が出そろった。「東北各県の議員1人当たり人口と比べても、(現行定数は)問題のあるような数字ではない」(改革岩手)、「人口減少の著しい県北、沿岸地域の議員が減ることになれば、地域の声が県政に反映されにくくなる」(創成いわて)などすべての会派が定数維持を支持。オブザーバー出席の他の少数会派も軒並み同意した。

 検討会議は次回から区割りの見直しや、選挙区ごとの定数配分についての協議に入り、今年12月をめどに議会運営委員会に中間報告。県民から意見を公募し、結果報告書をまとめた上で、来年の6月議会に議員発議で関連条例を提出したい考え。【佐藤慶】

4690チバQ:2017/07/02(日) 20:47:59
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170701_13013.html
<仙台市長選>応援動画、村井知事が謝罪
07月01日 11:16河北新報

 任期満了に伴う仙台市長選(9日告示、23日投開票)に無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)の陣営が、公選法に触れる恐れがある村井嘉浩宮城県知事の応援メッセージ動画を公開した問題を巡り、村井知事は30日、取材に応じ「初歩的なミスで反省している」と陳謝した。
 村井知事は編集された動画を公表前に目を通したが、「時間がない中、理路整然と話せているかを確認しただけで見過ごしてしまった」と説明。30日の県議会予算特別委員会でも質疑に答える形で謝罪した。
 菅原氏陣営は同日、市選管に確認した上で、ウェブサイトの動画を削除した。陣営関係者は「動画を編集する際、十分に気を付けたが(事前運動が疑われる部分を)取り切れなかった」と釈明。再編集した動画を改めて公開した。
 6月25日に公開された動画で、村井知事は「今回の選挙/厳しい選挙ではございますけど/みなさん/菅原さんを応援してください」と字幕付きで話し、市長選での支持を呼び掛けた。
 公選法は、特定の選挙で特定候補者の当選を目的とする選挙運動を立候補の届け出前にすることを禁じる。市選管から連絡を受けた県警は、公選法違反の文書掲示に当たるかどうか事実関係を確認する。
 市長選には元衆院議員大久保三代(40)、元衆院議員林宙紀(39)、衆院議員郡和子(60)=比例東北=の3氏もそれぞれ無所属での立候補を表明している。

4691チバQ:2017/07/02(日) 20:53:53
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170702_11019.html
<宮城知事選>村井氏4選出馬 多選弊害を懸念
15:45河北新報

 任期満了に伴う知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選出馬を正式表明した村井嘉浩知事(56)に、多選の弊害を指摘する声が宮城県議会6月定例会で相次いでいる。与野党議員が権力集中による県庁の硬直化や、強引さが見え隠れするかじ取りを懸念。村井知事は「大事なのは何をやるかだ」と反論している。
 「首長が長年権力を持つと専制的になり、組織が硬直する。権限をコントロールする仕組みが必要だ」。6月29日の一般質問で、最大会派「自民党・県民会議」の畠山和純議員(気仙沼・本吉選挙区)は、多選制限の必要性を迫った。
 自民党県連は2003年、首長選を巡る公認・推薦対象の規定を3期までに見直し、先駆的な試みとして注目された。当時、県連幹事長として規定見直しに携わったのが村井知事だ。
 スタンスの矛盾を問う畠山氏に対し、村井知事は東日本大震災からの復興完遂を挙げ、「県政への強い思いがある。最終的には有権者が判断するのが民主主義」と語気を強めた。
 26日の一般質問でも、自民会派の仁田和広議員(多賀城・七ケ浜)が05年に3期で引退した浅野史郎前知事の言葉を引き、「権力の陳腐化」に触れた。「他人の意見に耳を傾け、知事と職員が切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」とくぎを刺した。
 野党会派は、強引さをはらむリーダーシップを疑問視し、批判を強めている。
 民進党系「みやぎ県民の声」の遊佐美由紀議員(青葉)は29日の一般質問で、「進言に耳を傾けず、独断専行が懸念される」と追及。村井知事は「風通しは非常に良い。何かあれば、職員は知事室に駆け込んでくる」とかわした。
 知事として4期目に挑んだのは、県内では5期20年(1969〜89年)務めた故山本壮一郎氏のみ。自民会派のベテラン議員は「全国的に知事の多選傾向は強まっているが、3期と4期の間にはいまだに越えにくい壁がある」と分析する。
 村井知事は県議会本会議で出馬を表明した26日、報道各社の取材に応じ、自民県連幹事長時代に取りまとめた多選の規定について「党が公認・推薦しないと決めたのであり、首長の立候補を制限するわけではない」と説明。去り際に「みんな急に厳しくなったね」と漏らした。

4692チバQ:2017/07/04(火) 19:39:25
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170704_11008.html
<仙台市長選>「首都の突風」追い風か、逆風か
12:20河北新報

<仙台市長選>「首都の突風」追い風か、逆風か
仙台市役所
(河北新報)
 2日投開票の東京都議選で示された民意が、仙台市長選(9日告示、23日投開票)を控えた宮城県政界に衝撃を広げている。「首都の突風」は、国政の与野党対決の構図が強まる仙台でも吹き続けるのか。立候補予定の各陣営や支援する各政党の間では、期待と不安が交錯する。
 都議選で歴史的大敗を喫した自民党。党県連の石川光次郎幹事長は「都民ファーストの会が存在しないため構図が異なり、そのまま当てはまらない」と影響を否定する。ただ、党が大きな傷を負った都議選直後の大型選挙だけに「負けられないというプレッシャーはある」と明かす。
 自民の支持を得て市長選に立候補する会社社長菅原裕典氏(57)も「仙台は仙台」と強調しつつ、「党を前面に出す選挙にはしない。『菅原さんも自民か』と言われてしまう」と逆風を警戒する。
 自民と共に菅原氏を支持する公明党県本部の庄子賢一代表は「都議選の影響がゼロとは言えないが、市長選は人選び。政党で選ぶわけではない」と努めて冷静に受け止める。
 野党側は歓迎一色の様相だ。民進、共産、社民各党の後押しで市長選に臨む衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=は「都民は政権党に『これでは駄目だ』と厳しく突きつけた。追い風になるよう強く訴えていく」と意気込む。
 各党は「旧態依然の政治体質の自民にノーを突き付けた」(民進県連の遊佐美由紀政調会長)、「自民型政治を転換させるとの姿勢で臨む」(共産県委員会の中島康博委員長)、「対立候補は自民が全力を挙げて応援している」(社民県連の岸田清実代表)と、自民批判による支持拡大をもくろむ。
 都議選で既存政党は、新興地域政党の都民ファを前に埋没した。
 民進を離党して立候補する元衆院議員林宙紀氏(39)は「都民が既存政党に不信任の意思を示した。新しい市政の創造には、政党のしがらみの枠から飛び出す必要がある」と強調。既存政党から支援を受けない立場をアピールする構えだ。
 同様に政党の支援を受けずに立候補する元衆院議員大久保三代氏(40)も、既存政党に飽き足りない有権者心理を指摘。都議選は投票率が前回を8ポイント近く上回り、「受け皿があれば有権者は投票に行くことが分かった」と支持の取り込みに期待感を示す。

4693チバQ:2017/07/07(金) 20:43:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170707_11005.html
<仙台市長選>大本命不在 業界・団体は様子見


仙台市役所
拡大写真
 仙台市長選(9日告示、23日投開票)で、各種選挙で陣営を下支えしてきた業界・団体が表向き中立を保つケースが目立っている。過去の市長選と異なり、政党相乗りの「大本命」が不在で当落を見極めにくいためだ。
 市医師会の政治団体・市医師連盟(会員414人)は5日、いずれも無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)、元衆院議員林宙紀氏(39)、衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=の推薦を決めた。3氏から推薦依頼があった。
 過去の市長選は特定の候補者を推薦し、複数推薦は初めてという。菅原氏を自民、公明両党、郡氏を民進、共産、社民各党が後押しし、林氏は政党の支援を受けない構図だが、永井幸夫委員長は「党派抜きで政策だけ見れば、3人の甲乙はつけがたい」と話す。
 市薬剤師会の政治団体・市薬剤師連盟(497人)も推薦依頼を受けた菅原、郡両氏を平等に扱う方針。国政選挙では自民支持だが、北村哲治委員長は「現場(会員)のつながりは双方にある。一方に寄ると後々問題になる」と説明する。
 集会動員など人的支援で影響力を発揮してきた仙台建設業協会(77社)は特定候補の推薦を見送る。幹部は「会員の大半は菅原氏支持だが、業界がやり過ぎると、かえって良くない」と自制モードだ。
 宗教団体では、立正佼成会が自主投票の方針。「自民支持と思われているが、選考基準は人物本位。今回は信者にさまざまな意見があり、絞れない」という。創価学会も自主投票の方針とみられるが、公明支持の菅原氏が軸になる。
 菅原、郡両氏は東北学院大卒で、同大関係者には悩ましい構図。後藤久幸同窓会長は「同窓会全体でどちらかを応援することはない」と中立を強調する。
 旗幟(きし)鮮明の団体も。宮城県農協政治連盟JA仙台支部は県農政連と共に菅原氏を推薦。一方、前回市長選で奥山恵美子市長を支援した女性団体「I女性会議宮城」など複数の市民団体が郡氏支援を決めた。
 ある陣営関係者は、様子見の団体は選挙戦終盤、優勢の候補者に雪崩を打って支援に回ると予想。「急に選挙事務所に来て『ずっと応援していた』と言うはずだ」と皮肉る。
 市長選には、元衆院議員大久保三代氏(40)も無所属で立候補する。


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月07日金曜日

4694名無しさん:2017/07/08(土) 12:29:06
<仙台市長選>民進市議が離党届 菅原氏支援へ
7/8(土) 12:20配信
河北新報
 仙台市長選(9日告示、23日投開票)に絡み、民進党の小野寺健市議(45)=泉区、3期=が7日、離党届を提出した。自民党などの支持を受けて無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)支援のためで、取材に対し「けじめをつける」と説明した。

 小野寺氏は6月末、共に市議会民進系会派

4695名無しさん:2017/07/08(土) 12:30:30

<仙台市長選>民進市議が離党届 菅原氏支援へ
7/8(土) 12:20配信
河北新報
 仙台市長選(9日告示、23日投開票)に絡み、民進党の小野寺健市議(45)=泉区、3期=が7日、離党届を提出した。自民党などの支持を受けて無所属で立候補する会社社長菅原裕典氏(57)支援のためで、取材に対し「けじめをつける」と説明した。

 小野寺氏は6月末、共に市議会民進系会派「市民フォーラム仙台」所属の木村勝好、加藤健一両市議と、菅原氏支援の「市議の会」に合流。無所属で立候補する衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=支持の党方針に背く形となっていた。

 小野寺、木村、加藤の3氏が所属する県民社協会は6月下旬、市長選での自主投票を決めた。木村氏は離党届を提出済み。加藤氏は党籍がない。市民フォーラムからは、安孫子雅浩副議長も市議の会に参加している。

 市長選には共に元衆院議員の大久保三代(40)、林宙紀(39)の両氏も、それぞれ無所属で立候補する。

4696名無しさん:2017/07/08(土) 12:32:11

<仙台市長選>郡氏、民進離党へ「市民党で立候補」
7/8(土) 12:20配信
河北新報
 仙台市長選(9日告示、23日投開票)に無所属で立候補する民進党の衆院議員郡和子氏(60)=比例東北=が7日、取材に対し、離党の意向を明らかにした。告示日の9日、党県連に離党届を提出するという。

 党籍があっても無所属を名乗ることは可能だが、郡氏は「市民の皆さんから推されて『市民党』として立候補するので、離党すべきだと判断した」と語った。

 公選法の規定で、郡氏は立候補を届け出ると同時に衆院議員を自動失職する。これにより、2014年の前回衆院選比例東北の旧民主党名簿で次点だった民進党福島5区総支部長の吉田泉氏(68)が繰り上げ当選する。

4697チバQ:2017/07/09(日) 14:43:44
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20170708-186580.html
福島市長選に福島復興局長・木幡氏浮上 出馬要請「大変重い」

07月08日 09:00

 12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、同市議会の議員有志が7日、復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)に立候補を要請した。木幡氏は明言は避けたが「大変に重いものと思っている」と述べた。関係者によると、前向きに検討しているもようだ。
 現職の小林香氏(58)=1期=は現時点で再選出馬について明言はしていないが前向きな姿勢を示しており、木幡氏の浮上で選挙戦となる可能性が出てきた。
 市議35人のうち、自民系の最大会派「真政会」を含む超党派の市議5人が福島市の福島復興局を訪れた。粕谷悦功市議が「市民に信頼される県都づくりに行政手腕を発揮してほしい」と述べ、市議12人連名の要請書を手渡した。
 木幡氏は「大変光栄だが、今は福島復興局長の重責を担い、福島復興に全力で取り組んでいる。よく考えて結論を出したい」と明言はしなかった。
 木幡氏は飯舘村出身。原町高、東大経済学部卒。旧自治省出身で、香川県政策部長や岡山県副知事、消防大学校校長などを歴任。2016(平成28)年6月、復興庁の現場トップの局長に就任した。

4698チバQ:2017/07/09(日) 15:01:43
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170708_61056.html
<福島市長選>木幡復興局長に出馬要請

07月08日 13:16

 任期満了(12月7日)に伴う福島市長選で、市議有志は7日、復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)に立候補を要請した。木幡氏は「重く受け止め、よく考えて結論を出したい」と話した。同市長選への立候補を巡る具体的な動きは初めて。
 市議5人が同市の福島復興局を訪ね、市議35人のうち12人分の署名が入った要請書を木幡氏に手渡した。粕谷悦功(よしのり)市議は「官僚としての手腕や、職員との高いコミュニケーション能力は県都のリーダーにふさわしい」と述べた。
 粕谷氏らは署名した市議を明らかにしなかったが、最大会派「真政会」、第2会派「ふくしま市民21」など、公明、共産両党を除く各会派の一部市議が名前を連ねたという。
 木幡氏は福島県飯舘村出身、東大卒。1984年に旧自治省入りし、岡山県副知事や総務省消防大学校長などを経て、16年6月から現職。
 現職の小林香氏(58)は、再選に向け立候補するかどうか態度を明らかにしていない。

4699チバQ:2017/07/09(日) 15:03:09
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161207_61005.html
福島<福島市長>行政マン手腕発揮も影薄く

2016年12月07日 水曜日

(左下から時計回りに)小林福島市長、除染廃棄物の仮置き場、福島市役所、大笹生インターチェンジの記念式典のコラージュ

 福島市の小林香市長(57)は7日、就任から丸3年を迎えた。自身は東京電力福島第1原発事故後の除染の迅速化などを挙げ「全力で市政運営に当たってきた」と強調。周囲も「行政マン」として一定の評価をする。一方、市議会との関係ではぎくしゃくする場面があり、政治家としての影の薄さを指摘する声もある。(福島総局・阿部真紀)

<腕は確か>
 「住宅除染は今年5月に完了した」「女性の力を最大限に発揮できる環境づくりを進めてきた」。市議会9月定例会の一般質問。3年間を問われた小林市長は淡々と実績を読み上げた。
 市政は比較的順調とみられている。今年は福島県立医大、福島大がそれぞれ計画する新学部の誘致にめどが付いた。東北中央自動車道のインターチェンジ(IC)も市内に完成した。
 「市役所内の意識改革に熱心。職員は着実に力を付けてきた」と市幹部。財務省、環境省と歩んだ経歴を踏まえ、ベテラン市議は「霞が関での経験があるだけに、行政マンとしての腕は確か」と解説する。

<公私混同>
 だが、市議会との間は良好と言い切れない。今年3月の定例会では、副市長を2人にする条例改正案が反対多数(賛成11、反対23)であっさり否決された。
 東京出張の多さを指摘されることも度々。9月の決算特別委では、出張時に東京の自宅に泊まっているとして「公私混同だ」「(市長の市内不在は)危機管理の上で問題」と批判された。
 9月定例会一般質問では6月にあった隣接する伊達市の合併10周年記念式典を欠席したことが問題になった。市長は当日、千葉市であった「空のF1」と呼ばれるエアレースを個人的に観戦。福島市在住のパイロットの優勝に立ち会った。
 質問した市議は「伊達市議からこっぴどく怒られた。『大事な話があったんだべ』と言ってやったが、飛行機だったとは…」とあきれた様子で語った。
 「副市長2人制については議会側に相談がなかった」と市議の一人。3年前の市長選で応援した県議らは「当時は知事選にも意欲をのぞかせていた」「なのに、祭りなど地域行事に来ても町内会長にあいさつするだけ。気さくに市民と接する政治家らしい姿が見えない」と指摘する。

<転換期に>
 福島市は転換期にある。2017年度には東北中央道が米沢市まで延び、18年4月を目標にする中核市移行への準備も加速する。周辺をけん引する県都としての役割がより求められる。
 伊達市の仁志田昇司市長は「周辺にもプラス効果があるような視点で広域連携を考えてほしい」と注文。今西一男福島大教授(都市社会学)は「福島県北がどんな地域を目指すか、福島市がリーダーシップを発揮し、具体的な方向性を打ち出す必要がある」と語る。
 1期目の任期満了まで1年。小林市長は11月の定例記者会見で2期目への意欲を問われ「福島市を何とかしなければと思い、体力の続く限りやっている。それを成し遂げるのが私の使命」と述べた。

4700チバQ:2017/07/12(水) 10:12:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170712_11021.html
<仙台市長選>郡氏ややリード 菅原氏追う

 任期満了に伴う仙台市長選(23日投開票)で、河北新報社は9〜11日、電話による世論調査を実施し、取材による分析を加えて序盤情勢をまとめた。元衆院議員郡和子氏(60)が知名度を生かしてややリードし、会社社長菅原裕典氏(57)が追っている。元衆院議員林宙紀氏(39)が続き、元衆院議員大久保三代氏(40)は伸び悩む。6割が態度を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。
 民進、社民両党が支持し、共産、自由両党が支援する郡氏は、民進支持層の7割、共産支持層の8割弱、社民支持層の9割を固め、公明党支持層と無党派層からも3割を取り込む。男女とも若年から高年までの全世代で先行する。地域別では泉区以外の4区で上回り、職業別では民間企業、主婦、無職の支持が厚い。
 自民、公明両党と日本のこころが支持する菅原氏は、自民支持層の4割、公明支持層の5割弱を固める。男女とも40〜60代以上の中高年層で郡氏に次ぐ支持を得ている。地域別では地元の泉区でトップに立ち、他の4区でも郡氏に続く支持を集める。職業別では公務員・団体職員、自営・自由業に浸透している。
 林氏は、日本維新の会支持層の7割弱を固めるほか、自民、民進、公明、共産の支持層と無党派層の各1割超を取り込む。男女とも30代以下の若年層から郡氏に次ぐ支持を集めている。地域別では泉区で比較的強い。職業別では自営・自由業や農林漁業のほか、学生からも一定の支持がある。
 大久保氏は広がりを欠いている。
 投票先を「決めている」「だいたい決めている」との回答は4割。前回2013年の市長選の投票率は過去最低の30.11%で、投票率の行方が情勢に影響を及ぼす可能性もある。

 [調査の方法]仙台市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者のいる世帯に電話がかかったのは916件で、うち616人から回答を得た。

4701チバQ:2017/07/12(水) 10:29:56
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/07/12/02.html
2017年7月11日(火)
政活費を不正受給…自民県議団、沢田力氏を除名処分 告訴も検討


沢田 力県議
 自民党埼玉県議団(小島信昭団長)は11日、領収書を偽造して政務活動費約545万円を不正に受給していたことが明らかになったとして、県議団所属の沢田力県議(49)=南5区(さいたま市大宮区)を同日付で除名処分にしたと発表した。小島団長は取材に「このような事態になったことは遺憾で、県民に深くおわびする。団との信頼も損なわれた」とし、今後は告訴も検討していくという。約545万円は同日、返還された。

4702チバQ:2017/07/12(水) 10:32:14
http://www.sankei.com/region/news/170711/rgn1707110071-n1.html
2017.7.11 07:00

中村省司・神奈川県議の政活費、2審も「支出は架空」

 元県議会議長の中村省司県議(72)が「県政レポート」発行に約518万円を支出したとして政務活動費を受け取ったことをめぐり、実際に支出したかが争われた住民訴訟の控訴審判決で、東京高裁は10日、「支出は架空だった」と違法性を認め、1審横浜地裁判決に続き県側に返還請求するよう命じた。

 判決などによると、中村県議は自民党県議団に所属していた平成23〜25年の11回、県政レポートを1万5千〜3万5千枚印刷したとして印刷会社の領収証を提出したが、印刷会社には納品書や請求書が残されていなかった。中村県議は27年12月に離党した。

 河野清孝裁判長は「多くの人手を使って大量の県政レポートを配布する必要があるが、戸別配布をしたような記録もない」と指摘。領収証は架空で支出の事実はなかったと認定した。

 訴訟は鎌倉市の男性が、返還請求権を行使しないのは違法だとして、黒岩祐治知事を相手に起こし、県側が控訴していた。判決を受け、黒岩知事は「判決内容をよく確認し、対応を検討したい」、佐藤光県議会議長は「政務活動費は県民からの貴重な税金が財源。使命、役割を十分に果たし、県政課題の解決に努めたい」とコメントした。

4703チバQ:2017/07/12(水) 14:25:01
http://www.news24.jp/nnn/news86513461.html
西会津町長選挙 初当選した薄氏に当選証書
(福島県)


■ 動画をみる
西会津町の町長選挙で初当選を果たした薄友喜さんに当選証書が交付された。
現職と新人、3人の戦いとなった西会津町の町長選挙で初当選を果たしたのは、新人の薄友喜さん69歳。
西会津町役場で、きょう当選証書を受け取った薄さんは、決意を新たにしていた。
*西会津町長選挙で初当選した薄友喜さん
「とにかく若い人たちに住んでもらえる、夢が実現できる町にしないといけない」
任期は、来月5日から4年間。
[ 7/10 17:51 福島中央テレビ]

4704チバQ:2017/07/12(水) 14:32:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000040-mai-soci
<青森・外ケ浜町>我が町の開票ライブで…「ミスも生中継」
7/12(水) 11:49配信 毎日新聞
<青森・外ケ浜町>我が町の開票ライブで…「ミスも生中継」
青森県外ケ浜町長選の開票状況をリアルタイムで伝える映像=動画投稿サイト「ユーチューブ」より
 我が町の選挙はライブでお届け--。津軽半島北部に位置する青森県外ケ浜町が今年3月、選挙の開票状況を動画投稿サイト「ユーチューブ」を使って、開票所から生中継する試みを始めた。自治体による開票速報といえば、各候補の得票数をホームページ上で定期的に更新するのが一般的。同町のようなリアルタイム中継について、総務省は「聞いたことがない」という。【夫彰子】

 現職と新人が争った3月26日の町長選。午後9時半の開票開始と同時に中継が始まると、記者のパソコン画面に開票所の映像が流れた。開票状況を伝える掲示板を固定カメラで伝える動画で、100票ごとに赤い造花を候補者名の横に張るため、町職員がたまに掲示板の前を行き来する。花の数は中盤まで同数だったが、後半は新人の数が伸び、当選が決まった。町の人口は約6000人で、町総務課によると、この日の動画アクセス数は約1500だった。

 公職選挙法は有権者に「参観人」として開票所に入る権利を認めているが、開票所は町役場内の狭い会議室で、参観希望にほとんど応えられなかった。町民や候補者の各陣営からも「何とかならないか」と要望があり、悩んだ担当者が総務課のウェブ担当者に相談したのがきっかけだった。今後は県議選などにも広げたいという。

 動画は「有権者以外」も見ることができるため、公選法違反にならないかとの懸念もあったが、掲示板を映すだけならホームページの開票速報と変わらず問題はないと判断。かかった費用は撮影に使うタブレット端末1台分(約10万円)だけで、町の広報活動にも使えるため、費用対効果は抜群だ。考案した職員の一人は「開票中に起きたミスも生中継されるので、職員がより緊張感をもって作業するようになった」と予想外の副産物に笑顔を見せ、将来は開票作業の様子など更に臨場感のある映像を流すことも検討している。

4705チバQ:2017/07/13(木) 13:47:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170713_11022.html
<仙台市長選>知事、菅原氏応援に奔走 参謀役も


菅原氏と一緒にアーケード街を歩き、マイクで支持を呼び掛ける村井知事=9日、仙台市青葉区一番町

拡大写真

 仙台市長選(23日投開票)で、村井嘉浩知事が無所属新人の会社社長菅原裕典氏(57)の応援に奔走している。公務の合間を縫って遊説や個人演説会に立ち会うなど、首長選では異例のてこ入れを展開。「菅原さんの力が市政に必要だ」との訴えを繰り返し、二人三脚で浮上を狙う。

 村井知事は告示日の9日、菅原氏とほぼ終日、行動を共にした。午前は第一声に駆け付け、「仙台市の協力なしに、私が考える富県宮城は実現できない」と声を張り上げた。午後は街頭演説に加え3カ所全ての個人演説会に同行した。
 青葉区の中心商店街では、知名度の低さが課題とされる菅原氏を売り込むため、買い物客でにぎわうアーケード街を一緒に歩いた。右手にマイク、左手に菅原氏の政策ビラを持ち、「知事の村井でございます。応援で参りました」と盟友ぶりをアピールした。
 菅原氏は抜群の知名度がある村井知事の手厚い支援を追い風に、無党派層などへの浸透をうかがう。
 10日に青葉区内であった県議の会合に、村井知事と出席した菅原氏は「10月に知事選があるというのに、立場を考えずに精いっぱい応援してくれる」と強調。あいさつの多くを知事への感謝の言葉に割き、親しい間柄を印象付けた。
 初めて選挙戦の表舞台に立つ菅原氏を、村井知事は参謀役としても支える。テレビに映る菅原氏の表情に硬さがあれば「笑顔で」、支持者と距離があれば「握手は両手で」などと携帯電話で随時メールを送り、立ち居振る舞いを指導する。
 村井知事は17〜22日、中国・吉林省と香港に出張するため、選挙戦終盤に仙台を離れる。代わりに16日までは公務終了後、可能な限り街頭や会合などに駆け付ける予定。12日も3カ所の個人演説会場で支援を呼び掛けた。
 市長選を巡っては奥山恵美子市長の引退表明後、旧知の菅原氏に出馬を打診した村井知事に対し、市議会から「市政への介入だ」と反発が上がった。対立候補も「知事が市長候補を指名するのはいかがなものか」「市は県の子会社ではない」などと批判を強める。
 秋の知事選への影響を懸念する声も出ているが、村井知事は「応援するかどうか白黒はっきりさせる方が私は好きだ。経営感覚を持ち、厳しい判断をできるのは菅原さんしかいない」と強調。応援にまい進する姿勢を鮮明にする。


関連ページ: 宮城 政治・行政 2017仙台市長選.

2017年07月13日木曜日

4706チバQ:2017/07/14(金) 18:12:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071301161&amp;g=pol
政権再浮揚へ試金石=与野党対決の仙台市長選

 23日投開票の仙台市長選は、安倍政権にとって態勢立て直しに向けた試金石となりそうだ。与野党対決の構図で、自民党は歴史的大敗を喫した東京都議選に続く連敗を阻止したい考え。安倍晋三首相は8月の内閣改造・自民党役員人事で政権再浮揚を目指すが、同市長選で敗北すれば、首相への逆風がさらに強まる可能性もある。
 同市長選では、自民、公明両党などが新人で会社社長の菅原裕典氏を支持。民進、共産、自由、社民の4党は元復興政務官の郡和子氏を支持・支援しており、2人の争いが軸となっている。
 自民党は「政権に対する不満が相当たまっている。情勢は厳しい」(閣僚経験者)と危機感を募らせている。10月には、都議選後最初の国政選挙となる衆院愛媛3区補選が控えており、「仙台を落とせば、補選に向けて野党を勢いづかせかねない」(ベテラン)との懸念もある。菅義偉官房長官が15日に仙台入りし、てこ入れを図る予定だ。
 野党側は「今一番苦しいのは安倍政権だ」(民進党選対幹部)として、同市長選で勝利し、政権に追い打ちをかけたい考えだ。9日の告示日には安住淳代表代行が応援に駆けつけ、共産党幹部も「勝てば補選へ良い流れができる」と意気込む。ただ、都議選で負けたのは民進党も同じで、蓮舫代表は13日の記者会見で「党を前面に出して組織的な支援は行っていない」と予防線を張った。
◇仙台市長選立候補者名簿
林宙紀 39 元衆院議員 無新
郡和子 60 元政務官  無新
菅原裕典 57 会社社長  無新
大久保三代 40 元衆院議員 無新
            (届け出順)。 
(2017/07/13-19:43) 関連ニュース

4707チバQ:2017/07/16(日) 18:53:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170716k0000m010144000c.html
<仙台市長選>自民、政党色抑え 民共は共闘に課題

07:30

 安倍内閣の支持率が急落する中、事実上の与野党対決になった仙台市長選(23日投開票)に注目が集まっている。先の東京都議選で惨敗した自民党は「連敗」による安倍政権のイメージダウンを警戒し、政党色を抑えた選挙戦を展開。民進党や共産党は野党協力が奏功した昨年の参院選宮城選挙区の再現を狙う。宮城県選出の自民党衆院議員は「政権への不満がいよいよ地方選にも影響し始めたと感じる」と情勢を語った。

 同市長選には無所属の新人4人が立候補した。元民放アナウンサーで民進党衆院議員から転身した郡和子氏(60)を会社社長の菅原裕典氏(57)らが追う展開だ。民進、共産、社民党は県レベルで郡氏を支援。自民党県連と公明党県本部、日本のこころは菅原氏を支える。

 これまで、自民党が前面に出て支持を訴える場面は少ない。告示日の9日、菅原氏の第一声では村井嘉浩県知事と奥山恵美子仙台市長が応援演説したのに対し、同党国会議員はマイクを握らなかった。陣営は「党本部からの応援は歓迎しない。大物議員が来ても以前のように票にはならない」(同党市議)と政権への逆風に敏感になっている。

 15日には菅義偉官房長官が仙台市に入ったが、街頭演説はせず、組織の引き締めに徹した。陣営関係者によると、学校法人「加計学園」の問題で「怪文書」発言が批判された菅氏を招くことには、内部で異論もあったという。

 都議選で敗北したのは民進党も同じだ。知名度の高い郡氏で敗れるようだと、党勢回復は一層厳しくなる。枝野幸男前幹事長は15日、仙台市内で「身近なお友達、近い人たちだけで物事を決めていくことが、今の政治にさまざまな弊害をもたらしている」と訴え、加計学園問題とダブらせて、知事や市長と近い菅原氏を批判した。

 共産党県委員会幹部は「全国的な意義を持つ選挙にしたい」と野党「共闘」に意欲を示す。一方、仙台市議会の民進党系会派には共産党への反発が根強く、6月に自主投票方針を決めるなど、野党の足並みもそろっていない。

 今回は市政に関する目立った争点がない。その分、選挙結果は政権への評価と結び付きやすく、自民党関係者は「都議選や市長選は本来、国政と全然違うのに、一緒にされてしまう」とこぼした。【川口裕之、本橋敦子、水脇友輔】

 ◇仙台市長選の立候補者

林宙紀39[元]衆院議員 無新
郡和子60[元]衆院議員 無新
菅原裕典57会社社長  無新=こ
大久保三代40[元]衆院議員 無新

(届け出順、敬称略)

4708チバQ:2017/07/17(月) 10:11:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1187/20170715_04.html

<仙台市長選>自民との距離 対照的


候補者の個人演説会で気勢を上げる支持者ら。選挙戦は折り返しを迎え、過熱してきた=13日夜、仙台市泉区
拡大写真
 東日本大震災の「ポスト復興」期に入った仙台の新たなかじ取り役を決める市長選(23日投開票)が折り返しを迎えた。新人4候補はそれぞれの政策に加え、政党との距離感や国政の現状を巡っても舌戦で火花を散らす。激戦のいまを追った。(仙台市長選取材班)

◎4候補激戦ルポ(上)求心と遠心

 「勝たなければいけない。勝たせてください!」
 12日夜、青葉区での個人演説会。菅原裕典候補は早くもかれ始めた声で叫び、畳の間で土下座した。
 政権党の自民、公明が支持し、村井嘉浩知事と奥山恵美子市長も支援する布陣は盤石のはずだった。だが、選挙戦前半は郡和子候補が知名度を生かして先行する展開で、陣営は危機感を募らせる。
 「企業の末端まで徹底させろ」「親戚筋をたどるのが確実だ」。菅原氏が土下座した日の午前、自民県連事務所に集まった同氏支援の「市議の会」(36人)のメンバーらは陣営幹部に次々と注文を浴びせ、必死さを要求した。
 頼みの綱は、やはり村井氏と奥山氏の二枚看板だ。村井氏は告示日の第一声を皮切りに連日、可能な限り盟友の菅原氏と行動を共にする。奥山氏も12日、市役所前での街頭演説に姿を見せ、「市役所の皆さんと一緒に仕事がしたい」と訴える菅原氏の傍らで、庁舎に向かって手を振った。
 陣営内の合言葉は「反共産党」だ。奥山市政と厳しく対峙(たいじ)した共産が支援する郡氏を念頭に、市政の継続性を疑問視する戦略を強める。泉区で13日あった個人演説会では、市議の会メンバーが「共産支援候補が市長になれば議会は混乱し、行政も前に進まない」とあおり立てた。
 自民市議らが市内全域に持つ強固な支持基盤への依存は「もろ刃の剣」になりかねない。告示日の9日、JR仙台駅周辺で政策ビラを配ろうとした陣営スタッフに、高齢男性が「今の自民は駄目だ」と言い、受け取りを拒んだ。
 加計(かけ)学園問題などで安倍政権の支持率は下落し、東京都議選でも自民が大敗。「影」は仙台まで伸びる可能性がある。議長経験者の元市議は「影響は数%だろうが、それが明暗を分けかねない」と危惧する。
      ◇     
 その自民から追われる形で衆院議員を退いた大久保三代候補は、過去を振り切ろうとするかのような選挙戦を続ける。
 告示日の第一声に集まった支持者は8人。選対本部長も自身が担う。選挙カーは「騒音」として使わず、公共交通で移動しながら市民に直接ビラを手渡す。
 元衆院議員だが比例復活による当選で、2012年衆院選宮城5区、15年8月の市議選、同年10月の県議選と立候補した三つの選挙は全て落選。今回は「自分の選挙で、こんなに有権者の反応が良いことはなかった」と手応えを強調する。

[仙台市長選立候補者]
林宙紀 39元衆院議員 無新      
郡和子 60元衆院議員 無新(民・社支)  
菅原裕典 57会社社長  無新(自・公・日支)
大久保三代 40元衆院議員 無新

4709チバQ:2017/07/17(月) 10:13:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170716_11021.html
<仙台市長選>東京発の「風」に期待


炎天下、候補者の演説に耳を傾ける人々=11日、宮城野区境にある多賀城市のスーパー
拡大写真
 東日本大震災の「ポスト復興」期に入った仙台の新たなかじ取り役を決める市長選(23日投開票)が折り返しを迎えた。新人4候補はそれぞれの政策に加え、政党との距離感や国政の現状を巡っても舌戦で火花を散らす。激戦のいまを追った。(仙台市長選取材班)

◎4候補激戦ルポ(下)組織と個人

 「『お友達政治』を許しちゃいけない。そんな(国政の)コピーを仙台に持ってきてはならない」
 11日正午、郡和子候補は宮城野区のスーパー前で声を張り上げた。矛先を向けたのは自民、公明両党が支持する菅原裕典候補。盟友の村井嘉浩知事が「出馬指名」したことを念頭に、学校法人「加計(かけ)学園」問題を抱える安倍晋三首相に重ね合わせて批判した。
 国会で問題追及の先頭に立つ民進党の桜井充参院議員(宮城選挙区)もマイクを握り、「代理戦争だ。安倍政権にノーを突き付ける意味でも勝たせてほしい」と気勢を上げた。
 民進、社民両党が支持し、共産、自由両党が支援する郡氏。政党は後方支援のはずだったが、東京都議選で自民が大敗し、安倍政権の支持率も急落する中で、陣営は国政を絡めた戦略へと加速。党と国会議員が前面にせり出している。
 14日夕は青葉区中心部に、東北選出を中心に民進の国会議員6人が集結。安住淳県連代表が「市長は誰が決めるんですか。知事が決めるんじゃなく市民一人一人が決めることだ。知事のお友達を市長にしたら、宮城県はまさに加計学園そのものだ」と訴えた。
 高い知名度がある郡氏だが、過去4回の衆院選のうち3回は比例復活。「(選挙で)名前を書いてもらうのは大変なんです」。12日夜、青葉区の住宅地での個人演説会でこう述べ、深々と頭を下げた。
      ◇
 民進の候補者選考に異を唱え、離党して立候補した林宙紀候補。告示日の9日早朝、支援者に「この選挙は『政党対仙台市民』の戦い。政党や組織に対して、私たち市民が勝つための戦だ」と宣言した。
 国政を反映した与野党対決の様相が強まる中、しがらみのない立場を強調。埋没しないよう躍起だ。マイクを持つたび、「仙台市は国政政党の東北支部ではない。宮城県の子会社でもない」と郡、菅原両氏への対抗心をむき出しにする。
 陣営の期待は自民、民進が敗れ、地域政党「都民ファーストの会」が躍進した都議選の再現。「林さんの地元仙台にかける情熱、復興支援への想(おも)いは本物です」。東日本大震災の被災地支援で知り合った都民ファの都議が8日、自身のブログに記すと、林氏はツイッターで謝意を述べ、親密ぶりをアピールした。
 陣営は水面下で都民ファ関係者に林氏への応援を打診し、秋波を送る。「都議選の結果は、もちろん追い風だ」と選対幹部。終盤の巻き返しを期す。

[仙台市長選立候補者]
林宙紀 39元衆院議員 無新
郡和子 60元衆院議員 無新(民・社支)
菅原裕典 57会社社長  無新(自・公・日支)
大久保三代 40元衆院議員 無新


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月16日日曜日

4710二階席:2017/07/19(水) 07:23:00
まさか、このまま郡?

http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170719_11021.html

4711名無しさん:2017/07/19(水) 08:38:54
■仙台市長選は劣勢

 その菅長官だが、23日投開票の仙台市長選のため15日に現地入りしたものの、街頭には立たず、なんと集会も非公開で行われた。都議選ショックの連鎖をよほど恐れているようだが、実際、情勢は厳しい。選挙は事実上「与野党対決」の構図で、自公が推す新人は、民進・共産・社民が共闘する元衆院議員を追い掛ける展開となっている。

「期日前の出口調査は横並びだそうで、そうなると当日は野党候補がもっと伸びるでしょう。野党候補の郡和子さんは地元の元アナウンサーで知名度バツグン。それが最大の要因なのですが、負ければ『また国政の影響』と言われるので、頭が痛い」(自民党関係者)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209642

4712チバQ:2017/07/19(水) 19:55:40
http://www.sankei.com/politics/news/170719/plt1707190027-n1.html
2017.7.19 11:47

仙台市長選終盤情勢 郡、菅原両氏が激しく競る

反応 プッシュ通知

反応


 共同通信社は16〜18日、任期満了に伴う23日投開票の仙台市長選で電話世論調査を実施し、取材を加味して終盤情勢を探った。民進党などが野党共闘で支援する元復興政務官、郡和子氏(60)と、自民、公明両党の県組織が支持する葬祭業社長、菅原裕典氏(57)が激しく競り合っている。

 9〜11日の序盤調査に比べて、菅原氏がやや追い上げた。「投票へ行く」と答えた人でも3割超が投票先未定で、情勢が変わる可能性が残る。

 郡氏は民進支持層の7割近くをまとめ、共産、社民各支持層も8割超を固めた。支持する政党はないと答えた無党派層の約4割に浸透。市内5区のうち、衆院議員当時の地盤である太白区に加え、若林区でも優位に立っている。

 菅原氏は公明支持層の8割超を固め、自民支持層は5割超にとどまる。無党派層は2割弱と伸び悩む。青葉区と宮城野区、泉区で郡氏と競る。

 年代別では40〜50代の中年層は郡、菅原両氏に支持が分かれた。60代以上では郡氏が優勢だ。

 民進を離党した元衆院議員の林宙紀氏(39)は民進支持層の3割弱に食い込むが、無党派層などに広がっていない。元衆院議員の大久保三代氏(40)は苦戦している。

4713チバQ:2017/07/19(水) 19:57:04
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170719_11021.html
<仙台市長選>郡氏なおリード 菅原氏迫る
10:00河北新報

<仙台市長選>郡氏なおリード 菅原氏迫る
<仙台市長選>郡氏なおリード 菅原氏迫る
(河北新報)
 23日投開票の仙台市長選で、河北新報社は16〜18日、告示後2回目の電話による世論調査を実施し、取材による分析を加えて終盤情勢をまとめた。元衆院議員郡和子氏(60)がリードを保つが、会社社長菅原裕典氏(57)が迫っている。元衆院議員林宙紀氏(39)は伸び悩み、元衆院議員大久保三代氏(40)は広がりを欠く。
 民進、社民両党の支持、共産、自由両党の支援を受ける郡氏は民進支持層の7割弱と共産、社民支持層の8割強を固めた。自民党支持層の2割弱に食い込み、無党派層から4割の支持を得る。男女とも60代以上に強さを見せ、他の世代の女性にも浸透。地域別では太白区で5割を超え、青葉、若林両区でも首位を保つ。
 自民、公明両党と日本のこころが支持する菅原氏は、自民支持層の5割強と公明支持層の8割超を固め、無党派層の2割弱を取り込む。男性の30代以下と40〜50代でともに3割強の支持を獲得し、郡氏を上回っている。地域別では泉、宮城野両区でトップに立ち、大票田の青葉区では郡氏と競り合う。
 林氏は民進支持層の3割弱や自民党支持層の1割を切り崩すが、無党派層への浸透は1割弱にとどまる。30代以下の男性には2割弱と一定の支持を得ている。地域別では青葉区で伸びが目立つ。
 大久保氏は全体的に苦戦している。
 投票先を「決めている」「だいたい決めている」と回答したのは64.4%で、前回調査(9〜11日)より24.2ポイント増えた。一方、「まだ決めていない」との回答は35.6%あり、流動的な要素が残る。
 前回2013年の市長選の投票率は過去最低の30.11%で、動向が結果に影響を及ぼす可能性もある。

 [調査の方法]仙台市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者のいる世帯に電話がかかったのは924件で、うち617人から回答を得た。

4714名無しさん:2017/07/19(水) 21:25:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170719-00010000-khbv-l04

仙台市長選 菅原氏・郡氏・林氏が激しい戦い
7/18(火) 18:15配信
10
KHB東日本放送
仙台市長選 菅原氏・郡氏・林氏が激しい戦い

23日投開票の仙台市長選挙について、KHBが15日から17日の連休に電話調査を行いました。
菅原裕典さんがわずかに優位なものの、郡和子さん、林宙紀さんと激しい闘いを繰り広げています。
調査は15日からきのうまでの3日間、コンピュータで無作為に作成した番号に調査員が電話をするRDD方式で行われました。
調査によりますと、冠婚葬祭会社社長の菅原裕典さんがわずかに優位なものの、ともに元衆議院議員の郡和子さん、林宙紀さんと激しい闘いを繰り広げています。
元衆議院議員の大久保三代さんは厳しい戦いです。なお、今回の調査では投票先をまだ決めていないという回答が3割近くあり、今後情勢が変わる可能性があります。
菅原裕典さんは、自民党を支持すると答えた人の5割、公明党支持の7割から支持を集めています。
一方、郡和子さんは、民進党支持層の6割から支持を集めているほか、40代・50代の女性に浸透しています。
林宙紀氏は離党した民進党支持層の一部に食い込んでいるほか、40台・50代の男性から大きく支持を集め、無党派層の2割に浸透しています。
「今回の市長選挙の争点」を選ぶ質問に複数回答で答えてもらったところ、「医療・介護などの社会保障」と答えた人が86.7%で最も多く、次いで「震災復興」の83.3%、「いじめなどの教育問題」80.0%と続きました。
また、「候補者の何を重視して投票するか」という質問には、「公約」と答えた人が42.7%で最も多く、「人柄」の28.7%、「実績」12.7%が続きました。
最後に、2期8年続いた奥山恵美子市長による市政を評価するか、という質問には、58%が「大いに評価する」または「ある程度評価する」と答え、18.7%が「あまり評価しない」または「まったく評価しない」と答えました。
KHBでは仙台市長選挙投開票日の23日午後7時50分からインターネット上で開票速報の特別番組を配信します。KHBのホームページからアクセスできます。

東日本放送

最終更新: 7/18(火) 18:15
KHB東日本放送

4715チバQ:2017/07/20(木) 21:33:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170715_13022.html
<地下鉄と市長選>夢の痕跡 ホームに残る


未使用部分が目立つ南北線のホーム。6両編成への拡張のめどは立っていない=泉中央駅
拡大写真
 仙台市地下鉄南北線は15日、開業から30年を迎えた。東北で最初の地下鉄は延べ17億人の足となった。23日投開票の市長選で争点となっているまちづくり政策は、南北線を抜きに語ることはできない。仙台の大動脈の起伏と新市長の宿題を探る。(仙台市長選取材班)

◎開業30年 光と影/仙台市地下鉄南北線(1)延伸

<50メートルの「無駄」>
 南北線の全17駅のホームは長さが130メートルある。これに対し列車は全国の地下鉄で最短レベル、4両編成の83.5メートルにすぎない。差し引き約50メートルの「無駄」は、6両への拡張を想定したさまざまな夢の痕跡だ。
 市交通計画委員会が1972年に公表した「高速鉄道網」。総延長45キロの構想に含まれた7.9キロの「名取線」は、現在の太白区長町南から同区柳生を経て名取市名取が丘につながるルートが描かれた。
 一方、宮城県も同年策定の長期総合計画に「南北線を含む古川-岩沼間の高速鉄道」を盛り込んだ。国道4号沿いの古川市(現大崎市)、大和町、泉市(現仙台市泉区)、仙台市、岩沼市を結ぶ新線計画で、「このうち仙台を中心とした約13キロは地下鉄南北線として建設する」と明記した。

<市県の間に溝>
 南北線のホームは、これらの計画が織り込まれた証しにほかならない。しかし延伸は、92年の泉中央-八乙女の仙台市域内にとどまった。片や2015年には市の東西をつなぐ2本目の地下鉄東西線が開業した。
 市と県が夢見た南北延伸はなぜ実現しなかったのか。旧泉、仙台の両市議も務めた小野隆・元県議は「少子化で需要増が見込めなくなったことや、経済成長の鈍化による財政事情悪化などの要因もあるが、市と県が協力関係を築けなかったことが大きいのではないか」と指摘する。
 90年代に一時、仙台空港への南北線延伸が検討された。積極姿勢だった市に対し、県は計画の容易さなどからJR東北線名取駅から分岐させる案を選択。県が主要株主の第三セクターとJRが運営する「仙台空港アクセス線」として07年に開通した。この間、市と県は互いの主張にこだわり、関係がぎくしゃくした。

<新構想が浮上>
 空港への延伸と入れ替わるように、市は東西線建設にかじを切った。市交通計画委が高速鉄道網を検討した当時の委員だった大内秀明東北大名誉教授は「相互乗り入れができない東西線より、南北線延伸の方が費用対効果が高かったはずだ」と悔やむ。
 ここに来て南北線延伸が再び注目されている。仙台市の北隣の富谷市では、若生裕俊市長が市内と泉中央駅を結ぶ新交通システム構想を進める。市が委託したコンサルタントは6月、「地下鉄方式が優位」と報告した。16年7月には、南隣の名取市長選で南北線の南進を公約した山田司郎氏が初当選した。
 「市域外への延伸には相当な制約がある」と否定的だった奥山恵美子仙台市長は8月で退任する。南北線のホームが長すぎるかどうかの判断は、新市長に委ねられる。(20.21面に関連記事)=次回から3面に掲載

[仙台市地下鉄南北線]1987年7月15日に八乙女(泉区)-富沢(太白区)間の13.6キロが開業。92年7月に八乙女-泉中央(泉区)の1.2キロが完成し、全線開業した。建設費約2400億円。開業初年度の需要予測は1日当たり22万5000人だったが、2016年度は17万4900人(平日、速報値)にとどまる。02年度を見込んでいた単年度収支の黒字化は08年度にずれ込んだ。


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月15日土曜日

4716チバQ:2017/07/20(木) 21:33:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170716_11013.html
<地下鉄と市長選>非沿線の郊外 衰退進む


太白山(写真左奥)を望む茂庭台の住宅地。駐車場周辺(右手前)がモノレール駅予定地とされた
拡大写真
 仙台市地下鉄南北線は15日、開業から30年を迎えた。東北で最初の地下鉄は延べ17億人の足となった。23日投開票の市長選で争点となっているまちづくり政策は、南北線を抜きに語ることはできない。仙台の大動脈の起伏と新市長の宿題を探る。(仙台市長選取材班)

◎開業30年 光と影/仙台市地下鉄南北線(2)幻像

<3回目の失望>
 2015年12月、仙台市で2路線目の地下鉄東西線の開業を、太白区茂庭台の住民らは複雑な気持ちで受け止めた。西の起点の八木山動物公園駅からさらに西へ約5キロ。延伸はかなわず、駅は設置されなかった。
 鉄道の乗り入れが悲願だった住民の願いが失望に終わったのは、これで実に3回目だ。
 最初は「茂庭線」。市交通計画委員会が1972年公表した「高速鉄道網」で現在の太白区長町南から茂庭に至る全長8.8キロの路線が計画されたが、立ち消えになった。
 80年代半ばに浮上した「モノレール南西線」は基本調査も行われ、実現へと近づいた。JR仙石線が青葉区の西公園まで延び、さらに西公園と茂庭台を結ぶモノレールに接続させる構想に、地域は沸いた。
 モノレールの完成を見越し、茂庭台には多くの人々が移住した。茂庭台小は85年の開校当初に約250人だった児童数が1000人を突破。第2小学校の用地も確保された。

<「駅があれば」>
 市は91年、収支の見通しが立たないとしてモノレール計画を撤回した。怒号が飛び交った住民説明会は今も語りぐさだ。
 茂庭台学区町内会連合会の山口強会長(70)は「私たちが生きているうちは無理でも、東西線を茂庭台まで延ばせないか」と諦めきれない。駅前として想定された中央地区は現在、駐車場やゲートボール場になっている。
 茂庭台は市の事業で造成された。周辺開発で団地は拡大するはずだったが、現実は異なった。「子どもが出て行き、高齢夫婦の世帯ばかり。駅があれば違っただろう」。山口さんは嘆く。

<地価 格差表す>
 都市機能が地下鉄沿線に集約され、その結果は地価に如実に現れる。今年1月1日現在の基準地1平方メートル当たりで比較すると、茂庭台の4万3000円に対し南北線沿線の泉区泉中央は15万6000円、太白区長町は14万4000円と格段に高い。
 東西線沿線に至っては、薬師堂駅そばの若林区白萩町が今年3月の地価公示で全国トップの住宅地上昇率を記録した。白萩町内会の野沢徳行会長(80)は「子の世代は郊外に家を建てて出て行ったが、孫の世代が戻ってきている」と喜ぶ。
 郊外とは対照的に、地下鉄沿線は世代の新陳代謝が進んでいる。不動産鑑定士の西山敦氏(若林区)は「沿線は今後も投資が続くだろうが、郊外はこのままではゴーストタウンになりかねない」と指摘する。


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月16日日曜日

4717チバQ:2017/07/20(木) 21:34:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170717_11006.html
地下鉄と市長選>沿線開発遅れ 足かせに


仙台市が副都心計画を進めた南北線長町駅周辺。高層オフィスビル群を想定していたが、マンションと郊外型の大型店が目立つ
拡大写真
 仙台市地下鉄南北線は15日、開業から30年を迎えた。東北で最初の地下鉄は延べ17億人の足となった。23日投開票の市長選で争点となっているまちづくり政策は、南北線を抜きに語ることはできない。仙台の大動脈の起伏と新市長の宿題を探る。(仙台市長選取材班)

◎開業30年 光と影/仙台市地下鉄南北線(3)誤算

<市立大を断念>
 「市立大構想は総合的に判断して、困難であるとの結論に達した」
 1996年2月、藤井黎仙台市長(当時)は市議会定例会で、前市政からの懸案だった市立大設立構想を断念する意向を示した。大学設置を抑制したい国の認可を得る見通しが立たないことなどが理由だった。
 市は当時、市立大と、後に地下鉄東西線となる東西交通軸の2大構想を抱えていたが、停滞していた東西線の整備にかじを切った。2年後、市は東西線のルートを発表した。
 市立大構想は石井亨市長時代の92年に浮上。地下鉄南北線泉中央駅の西約1キロの農地(泉区、現仙台商高校地)をキャンパス用地に充て、仙台国際センター(青葉区)北側にあった仙台商高を付属高にして移転させる計画だった。
 「地下鉄事業は沿線に街ができるまで30年、本当に効果が出るのは50年後と時間がかかる。交通計画からみれば、早い段階で大学設立などの公共投資をすべきだった」。徳永幸之宮城大教授(交通計画)は、市立大のカードを捨てた選択を疑問視する。

<一極集中進む>
 市は南北線の沿線開発の目玉として、北の泉中央と南の長町(太白区)に副都心の建設を進めた。仙台駅周辺など市中心部に集中しがちな都市機能を南北に分散し、昼間人口を吸引する狙いだった。
 現状は誤算に近い。2016年度の駅利用者数で泉中央は全17駅中、仙台に次ぐ2位だが、長町は9位。4位の長町南を含め市南部は居住地域の側面が強く、都市機能形成は不十分だ。15年に地下鉄東西線が開業したことで、地下鉄2路線が交わる仙台駅周辺への一極集中がさらに加速した。
 巨額の初期投資が必要な地下鉄事業は、赤字に苦しみながら沿線開発を続けなければならないジレンマを抱える。
 南北、東西両線の建設費は計4700億円で、累積赤字は15年度末で計870億円に上る。地下鉄を運営する自治体の中で人口が最少の仙台市は、全国の地下鉄で最も高い15キロ当たり360円の運賃を引き下げる余裕はない。

<誘導策が必要>
 東西線について、市は一部沿線での大規模集客施設建設に補助金を設定しているが、実績は1件のみ。「大規模集客」という高いハードルが進出に二の足を踏ませている。
 問われているのは沿線開発への本気度だ。仙台市のNPO法人「都市デザインワークス」の榊原進代表理事は「市は駅周辺の古い住宅地を商業地に造り替えるきめ細かな誘導策を打ち出してほしい」と訴える。


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月17日月曜

4718チバQ:2017/07/20(木) 21:34:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170719_11011.html
<地下鉄と市長選>高い安全性 潜む危うさ


震災でコンクリートがはがれ落ち、鉄筋の一部がむき出しになった地下鉄南北線の橋脚=2011年3月25日、仙台市泉区
拡大写真
 仙台市地下鉄南北線は15日、開業から30年を迎えた。東北で最初の地下鉄は延べ17億人の足となった。23日投開票の市長選で争点となっているまちづくり政策は、南北線を抜きに語ることはできない。仙台の大動脈の起伏と新市長の宿題を探る。(仙台市長選取材班)

◎開業30年 光と影/仙台市地下鉄南北線(4)防災

<3日後に再開>
 車両は、仙台市地下鉄南北線の長町南駅から隣の長町駅に向かっていた。2011年3月11日。時刻は午後2時46分になろうとしていた。
 強烈な揺れ。運転士の峯田陽平さん(38)は反射的に非常ブレーキをかけた。トンネルはグニャリとうねり、壁面にひびが入った瞬間を目撃した。「つり革や手すりにつかまってお待ちください」。必死で車内放送を繰り返した。
 その後、駅員らとともに乗客約50人を長町南駅に誘導した。東日本大震災の発生時、峯田さんの車両を含め2編成が駅間を走行中だった。幸い脱線を免れ、人的被害はなかった。
 南北線は台原-富沢間が震災から3日後に再開したが、地上区間の泉中央-黒松間は高架被害が大きく、台原以北の再開は4月下旬と遅れた。地下の強みを示した形となった。

<直下型を警戒>
 大震災を乗り越えた今、交通局が最も警戒するのは長町-利府線断層帯の活動による直下型地震だ。地下鉄南北、東西両線は若林区内で断層帯と交差する。
 南北線愛宕橋-河原町間の若林区石名坂付近は、箱形トンネルの高さと幅を通常より約50センチ大きく設計。上下線の間は柱でなく壁にして強化した。東西線宮城野通-連坊間も、円形トンネルの直径が他の区間に比べ約50センチ大きい。
 南北線建設時から携わる森研一郎交通局理事は「被災した場合でも復旧の可能性を高めるのが狙い」と説明する。トンネルが壊れても、ずれが50センチ以内なら、車両が通るスペースを確保できるという。
 交通局には危機管理で苦い記憶がある。2006年に南北線富沢駅近くの引き込み線で起きた脱線事故では148本が運休し、ダイヤが終日乱れた。運転士の信号無視が原因だった。
 事故を教訓に、ヒューマンエラーがあっても自動的に回復するようシステムを改修。荒井車両基地には研修ブースを設け、脱線事故の検証資料を展示した。高橋篤鉄道管理部長は「地下鉄は改善を繰り返す経験工学。過去の事故を教訓に、安全性を高めなければならない」と強調する。

<防空壕も想定>
 交通局は5月、自然災害や大規模テロなどに備えた全国瞬時警報システム(Jアラート)の作動時、地下鉄全線で運行を止める運用を始めた。弾道ミサイル攻撃への対応で、地下鉄施設を防空壕(ごう)のように使うことも想定する。
 トンネルが崩落すれば、多くの人命が失われかねない。「もろ刃の剣」を安全へと導く取り組みは尽きない。


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月19日水曜日

4719チバQ:2017/07/20(木) 21:38:48
仙台市長選
>>4712共同通信社
郡和子氏(60)と、〜菅原裕典氏(57)が激しく競り合っている。
>>4713河北新報社
郡和子氏(60)がリードを保つが、会社社長菅原裕典氏(57)が迫っている。
>>4714KHB東日本放送
菅原裕典さんがわずかに優位なものの、郡和子さん、林宙紀さんと激しい闘いを繰り広げています。

4720名無しさん:2017/07/21(金) 01:00:30
林氏出馬の経緯
http://zunouiwa.blog38.fc2.com/blog-entry-281.html

4721チバQ:2017/07/21(金) 10:26:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000001-khks-pol

<仙台市長選>応援対応、与野党違い鮮明


7/21(金) 10:16配信

河北新報







<仙台市長選>応援対応、与野党違い鮮明


市長選候補の応援で街頭に立つ国会議員。政党の関わり方は与野党で対照的だ=19日、仙台市宮城野区


 仙台市長選(23日投開票)の候補者支援を巡り、与野党の対応の違いが際立っている。民進党は幹部級が党衆院議員だった郡和子候補(60)の応援に続々と入る一方、菅原裕典候補(57)を支える自民党は表立った幹部らの活動を控え、地元の党国会議員も後方支援に徹する。学校法人「加計(かけ)学園」問題などで、与野党の対決色が強まる国政の事情が反映されている。

【新人同士の対決】終盤の情勢は…
.

◎民進 幹部級続々/自民 後方から支援
.

<安倍政権を指弾>
.

 「都合の悪い情報を隠すのが自民の体質だ。市長選が『安倍おろしそば始めました』の夏にしよう」
.

 民進前政調会長の山尾志桜里衆院議員(仙台市出身)は19日、宮城野区のショッピングセンター前で、加計学園問題や南スーダンの国連平和維持活動(PKO)を巡る稲田朋美防衛相の日報隠蔽(いんぺい)問題に言及した。
.

 玉木雄一郎幹事長代理も同日、別の場所での街頭演説で安倍政権を指弾。報道陣に「人口100万を超える都市の選挙は極めて重要だ。大きな政治の流れを決める」と息巻いた。
.

 郡氏陣営によると、仙台入りを希望する民進議員は多く、これまで枝野幸男前幹事長や辻元清美衆院議員らが街頭に立った。20日夜の集会には岡田克也前代表が参加。陣営幹部は「最終盤は市民も政党も前へ出る」と総力戦の構えだ。
.

 野党の共産、自由両党も郡氏を支援している。
.

<「もろ刃の剣」だ>
.

 対照的なのが自民に加え、公明、日本のこころ両党が支持する菅原候補の陣営だ。地元選出の自民国会議員らが個人演説会に出席したり、街頭活動に参加したりしているが、党幹部クラスの応援はほとんどない。
.

 こころの中野正志参院議員が15日に開いた国政報告会には菅義偉官房長官が来賓として出席し、菅原氏陣営の引き締めを図ったものの、街頭に立つことはなかった。
.

 今月2日投開票の東京都議選で大敗を喫し、安倍内閣の支持率が続落する現在の自民にとって、党の顔とも言える幹部の応援は「もろ刃の剣」だ。ある自民市議は「来てもらっても自民色が強調されるだけで、何もプラスにならない」と言い切る。
.

 市長選には、いずれも元衆院議員の林宙紀氏(39)、大久保三代氏(40)も立候補している。
.

 ◇仙台市長選立候補者
.

林宙紀 39元衆院議員 無新
郡和子 60元衆院議員 無新(民・社支)
菅原裕典 57会社社長  無新(自・公・日支)
大久保三代 40元衆院議員 無新

4722チバQ:2017/07/23(日) 10:22:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170722-00000010-san-l04
宮城PR動画、女性県議7人が配信中止申し入れ 県「批判あるが続けたい」
7/22(土) 7:55配信 産経新聞
 タレントの壇蜜さんが出演する県制作の観光PR動画が「性的な表現が多い」と批判されている問題は、21日の県議会でも追及された。県議会経済商工観光委員会で県は動画の制作費用について、復興関連予算から2300万円を充てていたと明らかにした。一方、同日、県に配信中止を要求。県側は引き続き配信し続ける方針だが、大きな議論を呼んでいるだけに、村井嘉浩知事が中国訪問から帰国(22日)後、週明けの判断が注目される。

 動画は涼しい県の魅力を発信しようと、夏の観光キャンペーン「涼・宮城の夏」の一環で制作。壇蜜さんが出演し、性的表現と受け止められるシーンもあり、県にはこれまでに約100件の意見が寄せられ、批判が9割だという。

 21日に開かれた県議会経済商工観光委員会で、福島かずえ氏(共産党)の質問に答えた県観光課は動画について、東日本大震災で被災した沿岸部に観光客を誘致するための情報発信の予算「沿岸部観光情報等発信事業費」1億円から、2300万円を動画制作費用として利用したと答弁した。

 また、動画制作の経緯については、今年1月に選考会が行われ「涼・宮城の夏」を選定。制作会社は3月にプロポーザル(提案)方式で3社が応募し、第一広告社に決定。4月に壇蜜さんの採用が決まり、5、6月中に動画の撮影などが行われ、知事らが内容を確認して今月5日に公開したという。動画の納品前には女性職員を含む観光課職員が確認したが、修正などの意見はなかったという。

 一方、県に配信中止を申し入れたのは、県議会の民進党系会派「みやぎ県民の声」と共産党の女性県議計7人。村井知事あての申し入れ書を河端章好副知事に手渡し、「下品な動画であり、税金を使ってつくるものなのか」と抗議した。河端副知事は「170万回以上見てもらい、目的は達成しつつある。批判の声もあるがこのまま続けたい」と答えた。

 申し入れ後、記者会見した「みやぎ県民の声」の遊佐美由紀氏は、「本当にいいと思っている人がどれくらいいるのか。被災した宮城にとって、海というのは竜宮城ではない。ああいう表現は被災者も残念に感じている」と述べた。

4723チバQ:2017/07/23(日) 21:42:23
932無党派さん2017/07/23(日) 21:35:14.61
仙台放送出口調査

40.87% 郡
38.29% 菅原
17.62% 林
 1.86% 大久保

4724チバQ:2017/07/23(日) 21:46:42
NHK,KHB(朝日新聞)ともに郡 優勢のようですね

4725二階席:2017/07/23(日) 22:18:35
KHB、郡和子当確打ちました。

4726チバQ:2017/07/23(日) 23:17:10
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170723X687.html
仙台市長に郡氏初当選=野党共闘、与党系ら破る―首相求心力、さらに低下
23:13時事通信

 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票され、野党4党の支援を受けた無所属新人で前衆院議員の郡和子氏(60)が、自民、公明両党の県組織などの支持を受けた会社社長の菅原裕典氏(57)=こころ支持=、元衆院議員の林宙紀氏(39)、元衆院議員の大久保三代氏(40)の無所属新人3人を破り初当選を確実にした。野党共闘候補の郡氏の勝利で、東京だけでなく地方でも安倍政権への逆風が止まらないことが裏付けられた。内閣支持率が急落した安倍晋三首相には痛手で、8月3日の内閣改造・自民党役員人事を前に求心力のさらなる低下は避けられそうにない。

 今回の市長選は、自民党が惨敗した東京都議選に続く与野党対決型の大型地方選挙として注目を集めた。投票率は44.52%で、過去最低だった2013年の前回を14.41ポイント上回った。

 郡氏は民進、社民両党県連の支持を得たほか、共産党県委員会、自由党も支援した。選挙戦では、自身が所属していた民進党を中心に国会議員が応援に入り、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などで安倍政権批判を展開。郡氏は、市内の中学校で相次いだいじめ自殺への対策や、子育て支援の充実、若者の地元定着を支援する給付型奨学金の創設などを訴えて支持を集めた。

 菅原氏は自民党県連、公明党県本部、日本のこころの支持と、宮城県の村井嘉浩知事、東日本大震災からの復興に尽力し今期限りで引退する現職の奥山恵美子市長の支援を受けた。組織固めに全力を挙げ、会社経営で培った手腕を生かした市政運営を掲げたが、及ばなかった。

 林氏は仙台に集まる学生の雇用創出、大久保氏は学校の統廃合などを主張したが、支持が広がらなかった。 

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707230028.html
【仙台市長選】“民共共闘”の郡和子氏が勝利、自公系敗退 安倍政権に痛撃 
22:24産経新聞

【仙台市長選】“民共共闘”の郡和子氏が勝利、自公系敗退 安倍政権に痛撃 
当選確実の一報を受け支持者と万歳をする郡和子氏(中央)=23日、仙台氏青葉区
(産経新聞)
 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票が行われ、民進、共産など野党4党が支援する新人の元復興政務官、郡和子氏(60)が、自民、公明両党の県組織と日本のこころが支持する葬祭業社長、菅原裕典氏(57)ら他の新人3人を破り、初当選を確実にした。内閣支持率が下落する安倍晋三政権にとって、与党候補が“民共共闘”候補に敗れたことは大きな痛手となる。

 投票率は44・52%で、過去最低だった前回の30・11%を14・41ポイント上回った。

 市長選は、東日本大震災の復興対策などが争点だった。同時に、自民党が大敗した2日の東京都議選直後のタイミングで、しかも与野党対決の構図となっただけに、勝敗は国政に直結するとして注目されていた。

 民進党は当初、郡氏への目立った応援は控えていたが、地元民放の元アナウンサーとして知名度が高い同氏の「優勢」が伝わると、枝野幸男前幹事長らが相次いで応援に駆けつけ、政権批判を繰り広げた。さらに、共産党が組織をフル動員させたことで郡氏の勝利につながった。

 菅原氏も政党色を前面に出さない選挙戦を展開し、自民党も「ステルス」作戦に徹し、国会議員は街頭演説を控えた。一方で各種団体の組織固めに努め、宮城県の村井嘉浩知事や引退する奥山恵美子市長も応援に駆けつけた。それでも、逆風下での厳しい選挙戦を強いられ、都議選からの連敗を阻止できなかった。

 元衆院議員の林宙紀氏(39)と元衆院議員の大久保三代氏(40)は市政刷新を訴えたが、及ばなかった。

4727チバQ:2017/07/23(日) 23:27:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170717_13049.html
<仙台市長選>被災者襲う孤独 深刻


「入居したころは明るく、伸び伸び過ごせると思った」と丸山さん。窓から空は見えない
拡大写真
 23日投開票の仙台市長選は、東日本大震災からの復興完了に近づく東北最大都市の足元を見つめ直す機会でもある。震災後の混乱で忘れられていた課題、震災を経て生じた新たな問題の両方が、新市長を待ち受ける。「ポスト復興」を迎えた仙台の実情を探る。(5回続き)

◎「ポスト復興」の現実(1)ひずむ再建

<「すごく寂しい」>
 6月中旬のたそがれ時。仙台市太白区の災害公営住宅「あすと長町市営住宅」に1人で暮らす丸山房子さん(76)の脳裏を、「孤独死」の3文字がかすめた。
 「ものすごく寂しくて、生きる気力がなくなった」。この日、珍しく家に閉じこもり、誰とも会っていないことに気付いた。
 入居して2年余。太白区の自宅アパートが東日本大震災で大規模半壊し、みなし仮設住宅を経て、たどり着いたついのすみかだ。
 地域の見守り巡回は定期的にやって来る。集会所で催しがあれば顔を出す。それでも「何かあったとき、誰もいないのは怖い」。ため息をついた。
 昨年3月、庭先で転び、左すねを骨折した。リウマチを患い、両膝は人工関節で2年前から車いす生活。1人では起き上がれず、はって戻ると、手は血だらけだった。
 南と東の隣接地で進む2棟の高層マンション建設工事が、憂鬱(ゆううつ)に追い打ちをかける。日差しが遮られ、騒音が頭に突き刺さる。苦情を訴えても、市は「受忍の限度内」とつれない。
 「『落ちこぼれ』を拾ってこそ、復興は少しずつ前に進むはずなのに」。太陽が見えない窓に向かって独りごちた。

<「区切り」本当か>
 4月、奥山恵美子市長の引退表明会見。震災復興は「被災者の生活再建が一つの区切りを迎えた」と強調した。奥山氏は、市の震災復興計画(2011〜15年度)を「おおむね達成」と自負する。
 事実、今年3月末までに市内のプレハブ仮設住宅は解体され、全ての市内被災者が定住先を確保した。災害公営住宅整備や防災集団移転促進事業も終わった。
 本当に「区切りを迎えた」のか。「被災者が暮らしの再建を実感できているかが大事。被災者の声を聞かず、復興にめどがついたとは言えない」。災害公営住宅でコミュニティー支援に取り組む東北工大の新井信幸准教授(建築計画)は指摘する。

<話し相手おらず>
 新井准教授の研究室が16年秋、あすと長町地区の災害公営住宅3カ所で実施した調査では、「日常的に会話する相手がいない」と答えた入居者が41.8%に上った。「孤立すると心身の衰えが早まり、周辺とのトラブルや、時には自死にもつながる。入居者の不安を払拭(ふっしょく)し、希望をつくれるようにすべきだ」。新井准教授は言う。
 市内の災害公営住宅で誰にもみとられずに亡くなった「孤独死」は、これまで6人を数える。仙台は新たな復興段階にある。(小沢一成)


関連ページ:宮城社会2017仙台市長選
2017年07月17日月曜日

4728チバQ:2017/07/23(日) 23:27:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170719_11014.html
<仙台市長選>教員の負担 限界迫る


緊急合同校長会でいじめ対策を話し合う校長ら。業務量が増え、現場の教職員は疲弊している=6月2日、仙台市宮城野区の市教育センター
拡大写真
◎「ポスト復興」の現実(2)学校の疲弊

<報告4回に増加>
 「現場の先生方の教育力や教員としての自覚を抜きにして、信頼ある学校づくりは困難だ」
 いじめ絡みで2014年9月から今年4月までに市立中生3人が自ら命を絶った仙台市。奥山恵美子市長は5月24日の定例記者会見で、失われた信頼の回復に向け、現場の教職員に奮起を促した。
 24時間のいじめ相談専門電話の設置、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの拡充、全市立学校へのいじめ対策担当教諭の配置…。この間、市教委は再発防止を目指し、打てる手は打ってきた。
 これまで年1回だった学校から市教委へのいじめ事案の報告も、大小に関わらず全事案を年4回報告する方針に転換。間もなく迎える夏休みの前半までに、担任教諭が全ての児童生徒と個別面談する取り組みも決めた。
 悲劇の未然防止への強い決意。その結果、もたらされたのは現場の負担増だ。
 「どれも大事な取り組みだが、このままでは先に教員が倒れてしまう。現場は、もう手いっぱいだ」。市立中で学年主任を務める50代の男性教諭は言う。
 悲痛な声の背景には、現場の教員が置かれた過酷な勤務実態がある。

<通常業務も並行>
 市教委の内部資料によると、16年度に市立学校の教職員が勤務時間外に在校した時間は月平均で小学校38.9時間、中学校67.9時間、高校45.9時間。とりわけ中学校は、地区総体を控えた5月には83.1時間に上った。
 市教委が求めるいじめに関する年4回の報告。その資料作成だけでも費やされる時間は膨大だ。加えて本来業務に当たる教科研修会の報告書作成なども抱える。一方で教職員数は14年1789人、15年1798人、16年1844人、17年1816人(各年5月1日時点)と、ほぼ変わらない。

<「目行き届かぬ」>
 泉区の南中山中2年の男子生徒=当時(14)=が16年2月、いじめによる精神的苦痛を一因に自殺した問題では、いじめの情報が担任止まりになり、教員間で共有されていなかった。
 父親は「1人の教員が受け持ちできる生徒数には限りがある。現状は全員の生徒に目が行き届かない。副担任を増やしたり、少人数学級を導入したりすべきだ」と訴える。
 市長選の4候補は、いずれもいじめ自殺防止を喫緊の課題に挙げ、少人数学級の導入に賛意を示す。教育再生の道半ばで退場する奥山氏を引き継ぐ新市長は、遺族の重い言葉にどう応えるのか。(八巻愛知)


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月19日水曜日

4729チバQ:2017/07/23(日) 23:27:49
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170720_11021.html
<仙台市長選>貧困と関連 対策急務


支倉保育所で開かれた相談会。育児支援は貧困対策の比重が高まっている(写真と本文は関係ありません)
拡大写真
 23日投開票の仙台市長選は、東日本大震災からの復興完了に近づく東北最大都市の足元を見つめ直す機会でもある。震災後の混乱で忘れられていた課題、震災を経て生じた新たな問題の両方が、新市長を待ち受ける。「ポスト復興」を迎えた仙台の実情を探る。

◎「ポスト復興」の現実(3)子育て受難

<232人の待機児童>
 6月27日、仙台市青葉区の支倉保育所で、子どもの預け先を探す区内の保護者向け相談会があった。市側の説明に、乳幼児を持つ11人が真剣に聞き入った。
 主婦高橋あゆみさん(33)は長女(1)を預けてパートで働くことを目指す。保育所に入れるにはフルタイムの方が有利だが、「自分が望む働き方で働きたい」と言い切る。
 市の現状はこうした個々の事情に応えることはおろか、受け入れ先の数すら需要に追い付いていない。
 市の2017年度当初の待機児童は232人。15年3月策定の「市すこやか子育てプラン2015」で目標とした「17年度当初の待機児童解消」は霧消した。
 1万8309人とした17年度当初の保育需要見込みも、実際の申し込みは1万9529人に上った。逆に保育定員の確保目標1万9638人に対し、実績は1万9339人にとどまる。
 市環境整備課は「事業者の土地の確保が難しく、想定より小さな保育所しか整備されなかった。需要は見積もりが甘かったと言われても仕方ない」と誤算を認める。

<人材確保に無策>
 深刻さを増す保育士不足にも、危機感は薄い。他都市は保育士の家賃補助など人材確保策に躍起だが、仙台市は保育士資格所有者が対象の就職セミナーを開く程度にとどまる。
 「求人は個々の事業者が頑張ってもらうしかない」(運営支援課)とする市。青葉区の小規模保育事業者は「いくら求人をかけても集まらない。昨年度は保育士の産休や育休が重なり、本当にギリギリの運営だった」と不満を募らせる。

<悲痛な声上がる>
 保育環境の整備は単なる育児支援にとどまらず、生活困窮世帯の命綱という側面もある。
 市が1月にまとめた子どもの生活に関する実態調査では、所得が市の貧困判断基準未満の保護者の22.2%が「今すぐ働きたい」と強く希望していたが、うち35.0%は働けない理由に「子どもの保育の手だてがない」を挙げた。
 「問題は保育所だけではない。子どもを産みやすく育てやすい市になってほしい」。2日、若林区での育児施策に関する市長選立候補予定者の討論会で、会場から悲痛な声が上がった。
 「奥山恵美子市長は実態調査までだった。次の市長はどれだけ本気で取り組むのか」。市子どもの貧困対策計画策定協議会委員で全国母子生活支援施設協議会の菅田賢治会長は、貧困対策への本気度を注視する。(関川洋平)

◎仙台市長選立候補者
林  宙紀 39元衆院議員 無新
郡  和子 60元衆院議員 無新(民・社支)
菅原 裕典 57会社社長  無新(自・公・日支)
大久保三代 40元衆院議員 無新


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月20日木曜日

4730チバQ:2017/07/23(日) 23:28:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170721_11015.html
<仙台市長選>地元中小 採用に苦戦


閑古鳥が鳴くブースが目立った合同企業説明会。学生の「売り手市場」を映し出した=6月22日、仙台市青葉区のアエル
拡大写真
 23日投開票の仙台市長選は、東日本大震災からの復興完了に近づく東北最大都市の足元を見つめ直す機会でもある。震災後の混乱で忘れられていた課題、震災を経て生じた新たな問題の両方が、新市長を待ち受ける。「ポスト復興」を迎えた仙台の実情を探る。

◎「ポスト復興」の現実(4)足りぬ人手

<ブースに閑古鳥>
 「誰も来ない。暇でしょうがない」
 6月下旬、就職活動中の学生向けに仙台市内であった地元中小企業の合同説明会。ある建築会社の社長が携帯電話をいじりながら、自嘲気味につぶやいた。
 「東日本大震災から丸5年が過ぎた昨年から、説明会に来る学生が急に減った」と社長。39社が出展したこの日も、参加した学生は57人。見向きもされない企業ブースも目立った。
 少子化に伴う生産年齢人口の減少が、市内の中小企業の人手不足を深刻にしている。
 市の地域経済動向調査(1〜3月期)で、労働力が「過剰」と答えた事業所の割合から「不足」と答えた割合を差し引いた労働力DIはマイナス39.8で、前年同期に比べ6ポイント悪化。特に建設業や宿泊・飲食サービス業、運輸業はマイナス50を下回り、著しい労働力不足の状態にある。
 「地方の中小企業は、どんなに優秀な技術を持っていても、人手不足で『労務破綻』することもあり得る」。県中小企業家同友会の佐藤全・共同求人委員長は危機感を募らせる。

<首都圏から攻勢>
 首都圏の企業の採用攻勢が、仙台の求人難に拍車を掛ける。大学など高等教育機関が多い「学都仙台」には、優秀な人材を求める県外企業の進出も相次ぐ。地元経営者からは「少子化でパイが小さくなる中、取り合いになっている」とため息が漏れる。
 人材流出も目立つ。仙台から東京圏に転出した20〜24歳人口(2016年)は約2840人に上る。市内のIT系専門学校関係者は「卒業生の半分は首都圏の企業に就職する」と明かし、市も「地元就職率が同規模の政令市に比べ低い」と説明する。
 太白区の電気工事会社社長は「社員が足りないと仕事を受注できない。会社の成長が止まり、停滞してしまう」と採用に懸命だ。理系学生が特に不足し、今春入社から文系学生にも門戸を広げたが、「求める人材のレベルを下げざるを得ない」と表情はさえない。

<「強い大手志向」>
 復興需要は収束に向かい、市内企業の景況感は低水準が続く。景気回復の実感なき人手不足が、地元企業を苦しめる。
 市中小企業活性化会議委員で、求人情報サイト運営のパルサー(泉区)の阿部章社長は「学生も親も大手志向が強い。地元企業は安定していても、名前を知られていないだけで選ばれない」と指摘。優良企業の認定制度や企業と大学の橋渡しなどを市に期待する。
(小沢一成)

◎仙台市長選立候補者
林  宙紀 39元衆院議員 無新
郡  和子 60元衆院議員 無新(民・社支)
菅原 裕典 57会社社長  無新(自・公・日支)
大久保三代 40元衆院議員 無新


関連ページ:宮城政治・行政2017仙台市長選
2017年07月21日金曜日

4731チバQ:2017/07/23(日) 23:28:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1187/20170722_02.html
<仙台市長選>活力維持 対策後手に


骨折で買い物代行を依頼した高齢の女性(左上)。完治しても出歩く自信が持てずにいる=仙台市泉区鶴が丘
拡大写真

拡大写真
◎「ポスト復興」の現実(5完)縮む郊外

 「来週も午後1時でお願いしますね」
 仙台市泉区の丘陵地にある鶴が丘団地。一戸建てに住む無職の女性(83)は、買い物代行から戻ってきた近隣住民の女性から品物を受け取り、お礼を伝えた。
 卵、せんべい、ロールパン、総菜、介護用のビニール手袋…。居間のテーブルから台所へ、足を引きずりながら持って行く。
 ほぼ寝たきりの夫(82)と2人暮らし。3月末、夫の介護中に左膝を骨折してから、地域住民の助け合い組織「鶴が丘はあとネット」に買い物を頼んでいる。
 「もう83歳。足が治っても買い物に出歩くのは自信がないかな」。窓の外をぼんやりと見詰める。

<高齢者割合35%>
 東北最大の都市も例外ではない少子高齢化と人口減少の波。1950〜80年代に次々と開発された郊外の住宅地で深刻さを増す。
 3500世帯8400人が暮らす鶴が丘団地もその一つ。鶴が丘中学区の65歳以上の高齢者(今年4月)は35.7%。05年比で20.3ポイント上昇した。
 団地内のスーパーは10年以上前に撤退した。シャッターを閉めたままの店や空き家も目立つ。団地開発から45年たち、街は年々色あせる。

<5区に支援担当>
 斜陽化が加速する郊外。奥山恵美子市長は12日の記者会見で「地域に合った課題解決の道を探り、団地ごとに個別解を求めるしかない」と述べたが、これまで見いだせなかった処方箋を示すのは容易ではない。
 東日本大震災への対応に追われ、市は地域づくりを後回しにしてきた。ポスト復興期に入り、「解」の糸口を探ろうと、ようやく難問に向き合い始めた。
 市が本年度、市内5区に新設した「ふるさと支援担当」。高齢化に直面する地域の活力をどう維持するのかなど、住民と共に課題解決へ専従で取り組む。

<規制緩和検討を>
 泉区は郊外住宅地の活性化を柱の一つに掲げ、地域包括支援センターへの聞き取りなどで道筋を模索する。黒川雅之担当課長は「まず地域と顔の見える関係を築くことが重要。試行錯誤を重ね、走りながら軌道修正するしかない」と話す。
 「人口減少の流れを押し戻す手だての一つが規制緩和だ」。増田聡東北大大学院教授(地域計画)は、こう指摘した上で、「公民館などで新たなビジネスをしたいなどのニーズが考えられる。どんな法的障壁があり、どうしたら乗り越えられるのかを、市がワンストップで検討する部署があっていい」と提案する。(吉田尚史)


2017年07月22日土曜日

4732名無しさん:2017/07/23(日) 23:36:49

仙台市長選 郡氏と菅原氏の争い
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20170723/5418301.html

仙台市長選 郡氏と菅原氏の争い
07月23日 21時00分
国政の与野党が対決する構図となった仙台市長選挙は23日、投票が行われ、NHKが投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査によりますと、いずれも無所属の新人で、民進党県連と社民党が支持する元衆議院議員の郡和子氏と、自民党県連や公明党県本部などが支持する冠婚葬祭会社・社長の菅原裕典氏の2人の争いとなっています。

任期満了に伴う仙台市長選挙には、届け出順に、いずれも無所属の新人で、元衆議院議員の林宙紀氏(39)、元衆議院議員で、民進党県連と社民党が支持する郡和子氏(60)、冠婚葬祭会社・社長で、自民党県連と公明党県本部、日本のこころが支持する菅原裕典氏(57)、元衆議院議員の大久保三代氏(40)のあわせて4人が立候補しました。
今回の選挙は、自民党と公明党などが支持する菅原氏に対して、民進党と共産党、社民党などは野党共闘で郡氏を支援し、国政の与野党対決の構図となりました。
そして、先の東京都議会議員選挙で自民党が大敗したあと初めて行われる政令指定都市の長を選ぶ選挙ということもあり、各党の幹部が応援に駆けつけるなど、激しい選挙戦となりました。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の23日、32の投票所で、投票を済ませた有権者4046人を対象に出口調査を行い、このうちおよそ67%にあたる2700人余りから回答を得ました。
一方、22日までに有権者のおよそ11%にあたる9万7558人が期日前投票を済ませていますが、これらの有権者は調査の対象になっていません。
それによりますと、郡氏と菅原氏の2人の争いとなっています。
投票した人の支持政党を見ますと、自民党が31%、民進党が13%などとなっています。
特に支持する政党を持たない、いわゆる無党派層は43%でした。
郡氏は、民進党の支持層の80%台後半、共産党の支持層のおよそ80%をそれぞれ固めたほか、無党派層から50%近い支持を得ました。
これに対し、菅原氏は、自民党の支持層の60%台前半、公明党の支持層の80%台半ばから支持を得たほか、無党派層から20%台後半の支持を得ました。仙台市長選 郡氏と菅原氏の争い
07月23日 21時00分
国政の与野党が対決する構図となった仙台市長選挙は23日、投票が行われ、NHKが投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査によりますと、いずれも無所属の新人で、民進党県連と社民党が支持する元衆議院議員の郡和子氏と、自民党県連や公明党県本部などが支持する冠婚葬祭会社・社長の菅原裕典氏の2人の争いとなっています。

任期満了に伴う仙台市長選挙には、届け出順に、いずれも無所属の新人で、元衆議院議員の林宙紀氏(39)、元衆議院議員で、民進党県連と社民党が支持する郡和子氏(60)、冠婚葬祭会社・社長で、自民党県連と公明党県本部、日本のこころが支持する菅原裕典氏(57)、元衆議院議員の大久保三代氏(40)のあわせて4人が立候補しました。
今回の選挙は、自民党と公明党などが支持する菅原氏に対して、民進党と共産党、社民党などは野党共闘で郡氏を支援し、国政の与野党対決の構図となりました。
そして、先の東京都議会議員選挙で自民党が大敗したあと初めて行われる政令指定都市の長を選ぶ選挙ということもあり、各党の幹部が応援に駆けつけるなど、激しい選挙戦となりました。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の23日、32の投票所で、投票を済ませた有権者4046人を対象に出口調査を行い、このうちおよそ67%にあたる2700人余りから回答を得ました。
一方、22日までに有権者のおよそ11%にあたる9万7558人が期日前投票を済ませていますが、これらの有権者は調査の対象になっていません。
それによりますと、郡氏と菅原氏の2人の争いとなっています。
投票した人の支持政党を見ますと、自民党が31%、民進党が13%などとなっています。
特に支持する政党を持たない、いわゆる無党派層は43%でした。
郡氏は、民進党の支持層の80%台後半、共産党の支持層のおよそ80%をそれぞれ固めたほか、無党派層から50%近い支持を得ました。
これに対し、菅原氏は、自民党の支持層の60%台前半、公明党の支持層の80%台半ばから支持を得たほか、無党派層から20%台後半の支持を得ました

4733名無しさん:2017/07/23(日) 23:44:25
朝日新聞の出口調査

https://pbs.twimg.com/media/DFakQGvXYAEILjs.jpg
https://pbs.twimg.com/media/DFakHNYW0AA6_s6.jpg

#仙台市長選 http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/51749369.html… 「出口調査の数字では 郡氏 48 菅原氏 34 など、どこも郡氏が10ポイント前後、菅原氏を引き離す展開。
「早ければ20時に郡氏に当確が出るかもしれません」 (地元マスコミ関係者) 」 あと10分! お願い!

4734名無しさん:2017/07/23(日) 23:49:52

仙台放送、フジテレビ系

https://mobile.twitter.com/tyandori/status/889102083659489280/photo/1

仙台放送(期日前・きょう)出口調査
郡40.87
菅原38.29
林17.62
大久保1.86

4735名無しさん:2017/07/24(月) 00:57:10
NHK出口調査年代別
ttps://pbs.twimg.com/media/DFbNTPRWsAAGqVO.jpg

4736名無しさん:2017/07/24(月) 01:01:15
民放出口調査年代別
http://imgur.com/G744mLZ.jpg

4737名無しさん:2017/07/24(月) 01:16:27
開票速報

仙台市長選
リロード
立候補者数 4有権者数 873,635人投票率 44.52%開票終了
7月24日 1:14 更新

郡 和子
こおり かずこ
無 新 60歳
支持
民進県連・社民
元復興兼内閣府政務官
165,452
43.0%


菅原 裕典
すがわら ひろのり
無 新 57歳
支持
自民県連・公明県本部・こころ
冠婚葬祭会社社長
148,993
38.7%


林 宙紀
はやし ひろき
無 新 39歳
元衆議院議員
61,647
16.0%


大久保 三代
おおくぼ みよ
無 新 40歳
元衆議院議員
8,924
2.3%

4738チバQ:2017/07/24(月) 07:56:12
http://www.sankei.com/politics/news/170723/plt1707230035-n1.html
2017.7.23 23:54
【仙台市長選】
自民、都議選以上に深刻な敗退 安倍政権窮地に 党勢立て直し急務 
 仙台市長選で与党系候補が敗れたことは、自民党にとって東京都議選の大敗以上に深刻といえる。都議選は小池百合子都知事が率いた「都民ファーストの会」の旋風が吹き、無党派層や「反自民」の受け皿となって民進党も議席を減らす事態になったのに対し、同市長選は「都民」不在の国政と同じ与野党対決の構図で戦い、“民共共闘”に負けたためだ。

 安倍晋三内閣の支持率が急落する逆風の中、与党系候補が勝利すればムードを一変するきっかけになり得たが、連敗で窮地に追い込まれたといえそうだ。党勢立て直しが急務となる。

 自民党宮城県連会長の愛知治郎参院政審会長は仙台市内で記者団に「厳しい戦いだった」と述べた上で、政権への影響については「別の問題だ」と強調した。逆に、公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「安倍政権への逆風は感じた。国政への批判もあった」とのコメントを発表した。

 今後も自民党の党勢を左右する地方選が控えている。30日投開票の横浜市長選は自民、公明両党が推薦する現職に対し、野党系新人2人が挑む。8月3日の内閣改造・党役員人事後に行われる茨城県知事選(8月10日告示、同27日投開票)は、7選を目指す現職に対して自民党推薦の元経済産業省職員らが出馬表明し、保守分裂選挙となる。

 さらに、自民党の白石徹氏の死去に伴う衆院愛媛3区補欠選挙が10月に行われる。自民党は徹氏の次男の公認を発表、野党側も候補一本化を模索し、与野党の総力戦となる見通しだ。

 一方、都議選で「都民」との選挙協力に踏み切った公明党は、仙台市長選では自民党とともに菅原裕典氏を支援した。ただ、仙台市長選の敗北は「革新系が強い地域」(公明党選対幹部)のためだとしても、自公連携に暗い影を落としたことは間違いない。

4739チバQ:2017/07/24(月) 07:57:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000069-mai-soci
<仙台市長選>国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節
7/23(日) 23:46配信 毎日新聞
<仙台市長選>国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節
落選が確実となり支持者らにあいさつをする菅原裕典氏=仙台市青葉区で2017年7月23日午後10時25分、小出洋平撮影
 国政の与野党対決の構図となった仙台市長選。自民、公明両党の県組織や日本のこころが支持する冠婚葬祭会社社長の菅原裕典氏(57)は、民進、共産、社民各党の県組織と自由党が共闘する元民進党衆院議員の郡和子氏(60)に敗れた。学校法人「加計学園」問題や自民党議員の相次ぐ暴言・失言問題などの影響がもろに出たと言え、菅原氏の陣営からは「タイミングが悪すぎた」との恨み節も漏れた。

 「『国政と市長選は関係ない』と説明しても分かってくれない人もいた」。菅原氏の落選が決まった後、自民県連幹部はぼやいた。

 政権与党とのパイプは大きな武器となるはずだった。菅原氏は「自公の国会議員の力を借りて、国に要望を伝えられるのは私だけ」と繰り返しアピールしたものの、肝心の自民が前面に出る場面はほとんどなかった。大物国会議員が駆けつけることはほとんどなく、陣営幹部は「街頭での演説は遠慮してもらった」と打ち明けた。

 20日夜にあった菅原氏の個人演説会。応援に駆けつけた自民党の山本一太参院議員は「与党国会議員としておわびしたい。自民1強でおごりがあった」と頭を下げた。

 一方、郡氏側は民進党の岡田克也元代表ら各党幹部クラスが相次いで仙台入りした。加計学園問題などで安倍政権批判を繰り返し、元自民党県連幹部の村井嘉浩知事と近い菅原氏に対して「お友達政治は許さない」と繰り返した。【川口裕之、本橋敦子】

 ◇自民支持層2割、郡氏に…出口調査

 毎日新聞社は23日、仙台市長選で、投票した有権者に出口調査を実施した。安倍内閣の支持率が低下し、地方選挙への影響が注目される中、民進、共産両党などが野党共闘で支援する元衆院議員、郡和子氏(60)に自民支持層の2割弱が投票した。学校法人森友学園や加計(かけ)学園、稲田朋美防衛相の資質などの問題が、誰に投票するかに「影響した」という声も複数聞かれた。

 郡氏は民進支持層の8割強を固め、支持政党なしと答えた無党派層を半数近く取り込んだ。自民、公明両党県組織が支持する冠婚葬祭会社社長、菅原裕典氏(57)は自民支持層の7割を固めたが、無党派層からの支持は2割強にとどまり浸透できなかった。

 自民支持層のある有権者は、安倍内閣の諸問題への対応に疑問は抱きながらも「消極的に自民候補を支持した」と複雑な心境を明かした。加計学園問題などで投票先を決めた有権者は、理由について「安倍内閣を支持できないから」と答えた。

 一方、無党派層の2割が元衆院議員の林宙紀氏(39)に投票した。

 主な政党支持率は、自民24%▽民進13%▽公明4%▽共産4%--など。無党派層は52%だった。

4740チバQ:2017/07/24(月) 07:57:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000080-jij-pol
仙台市長選、野党共闘の郡氏初当選=与党系ら破る―首相求心力、さらに低下
7/23(日) 23:04配信 時事通信
 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票され、野党4党の支援を受けた無所属新人で前衆院議員の郡和子氏(60)が、自民、公明両党の県組織などの支持を受けた会社社長の菅原裕典氏(57)=こころ支持=、元衆院議員の林宙紀氏(39)、元衆院議員の大久保三代氏(40)の無所属新人3人を破り初当選を果たした。

 野党共闘候補の郡氏の勝利で、東京だけでなく地方でも安倍政権への逆風が裏付けられた。内閣支持率が急落した安倍晋三首相には痛手で、8月3日の内閣改造・自民党役員人事を前に求心力のさらなる低下は避けられそうにない。

 今回の市長選は、自民党が惨敗した東京都議選に続く与野党対決型の大型地方選挙として注目を集めた。投票率は44.52%で、過去最低だった2013年の前回を14.41ポイント上回った。

 郡氏は民進、社民両党県連の支持を得たほか、共産党県委員会、自由党も支援した。選挙戦では、自身が所属していた民進党を中心に国会議員が応援に入り、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などで安倍政権批判を展開。郡氏は、市内の中学校で相次いだいじめ自殺への対策や、子育て支援の充実、若者の地元定着を支援する給付型奨学金の創設などを訴えて支持を集めた。

 菅原氏は自民党県連、公明党県本部、日本のこころの支持と、宮城県の村井嘉浩知事、東日本大震災からの復興に尽力し今期限りで引退する現職の奥山恵美子市長の支援を受けた。組織固めに全力を挙げ、会社経営で培った手腕を生かした市政運営を掲げたが、及ばなかった。

 林氏は仙台に集まる学生の雇用創出、大久保氏は学校の統廃合などを主張したが、支持が広がらなかった。

4741チバQ:2017/07/24(月) 07:58:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000047-san-pol
仙台市長に民共系・郡氏初当選 自公敗北、政権痛手
7/24(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う仙台市長選は23日投開票が行われ、民進、共産など野党4党が支援する新人の元復興政務官、郡和子氏(60)が、自民、公明両党の県組織と日本のこころが支持する葬祭業社長、菅原裕典氏(57)ら他の新人3人を破り、初当選した。内閣支持率が下落する安倍晋三政権にとって、与党候補が“民共共闘”候補に敗れたことは大きな痛手となる。

 投票率は44・52%で、過去最低だった前回の30・11%を14・41ポイント上回った。

 市長選は、東日本大震災の復興対策などが争点だった。同時に、自民党が大敗した2日の東京都議選直後のタイミングで、しかも与野党対決の構図となっただけに、勝敗は国政に直結するとして注目されていた。

 民進党は当初、郡氏への目立った応援は控えていたが、地元民放の元アナウンサーとして知名度が高い同氏の「優勢」が伝わると、枝野幸男前幹事長らが相次いで応援に駆けつけ、政権批判を繰り広げた。さらに、共産党が組織をフル動員させたことで郡氏の勝利につながった。

 菅原氏も政党色を前面に出さない選挙戦を展開し、自民党も「ステルス」作戦に徹し、国会議員は街頭演説を控えた。一方で各種団体の組織固めに努め、宮城県の村井嘉浩知事や引退する奥山恵美子市長も応援に駆けつけた。それでも、逆風下での厳しい選挙戦を強いられ、都議選からの連敗を阻止できなかった。

 元衆院議員の林宙紀氏(39)と元衆院議員の大久保三代氏(40)は市政刷新を訴えたが、及ばなかった。

                   ◇

 ▽仙台市長選 開票終了

 当 165452 郡  和子 無新 【民】【社】

   148993 菅原 裕典 無新 【自】【公】【こ】

    61647 林  宙紀 無新 

     8924 大久保三代 無新 

                   ◇

 郡(こおり)  和子(かずこ) 60 〔1〕

 元衆院議員(文部科学委員会筆頭理事・東北放送アナ)東北学院大

                   ◇

 ■民進・蓮舫氏、求心力回復なるか

 野党は、郡和子氏が与党系候補を下したことは安倍晋三政権への厳しい評価が下ったとして勢いづき、次期衆院選に向けて“民共共闘”が加速しそうだ。ただ、民進党は東京都議選で敗北し執行部が責任を問われる事態になっている。蓮舫代表は25日の両院議員懇談会で野田佳彦幹事長の交代を含む人事刷新を表明する意向だが、仙台市長選の勝利をきっかけに求心力を少しでも回復させ、党運営の主導権を握れるかどうかが問われる。

 民進党の安住淳代表代行は23日夜、仙台市の郡氏の事務所で記者団に「自民党支持層からも政権批判票が来た」と述べた。また、共産党の支援も大きな勝因だったと強調し、今後の“民共共闘”に関して「しっかりした枠組みで受け皿を作れば十分、自民・公明両党に対抗できる」と語った。

 民進党は自民、公明両党が推薦する現職に野党系新人が挑む横浜市長選への追い風にしたいところだ。また、4野党は昨年の参院選に続き次期衆院選でも共闘することにしており、候補者調整を加速させる。

 ただ民進党では“民共共闘”に異論もあり、路線対立につながる恐れがある。

4742チバQ:2017/07/24(月) 07:58:45
                ◇

 ■自民、「都民」旋風ないのに…深刻

 仙台市長選で与党系候補が敗れたことは、自民党にとって東京都議選の大敗以上に深刻といえる。都議選は小池百合子都知事が率いた「都民ファーストの会」の旋風が吹き、無党派層や「反自民」の受け皿となって民進党も議席を減らす事態になったのに対し、同市長選は「都民」不在の国政と同じ与野党対決の構図で戦い、“民共共闘”に負けたためだ。

 安倍晋三内閣の支持率が急落する逆風の中、与党系候補が勝利すればムードを一変するきっかけになり得たが、連敗で窮地に追い込まれたといえそうだ。党勢立て直しが急務となる。

 自民党宮城県連会長の愛知治郎参院政審会長は仙台市内で記者団に「厳しい戦いだった」と述べた上で、政権への影響については「別の問題だ」と強調した。逆に、公明党の斉藤鉄夫選対委員長は「安倍政権への逆風は感じた。国政への批判もあった」とのコメントを発表した。

 今後も自民党の党勢を左右する地方選が控えている。30日投開票の横浜市長選は自民、公明両党が推薦する現職に対し、野党系新人2人が挑む。8月3日の内閣改造・党役員人事後に行われる茨城県知事選(8月10日告示、同27日投開票)は、7選を目指す現職に対して自民党推薦の元経済産業省職員らが出馬表明し、保守分裂選挙となる。

 さらに、自民党の白石徹氏の死去に伴う衆院愛媛3区補欠選挙が10月に行われる。自民党は徹氏の次男の公認を発表、野党側も候補一本化を模索し、与野党の総力戦となる見通しだ。

 一方、都議選で「都民」との選挙協力に踏み切った公明党は、仙台市長選では自民党とともに菅原裕典氏を支援した。ただ、仙台市長選の敗北は「革新系が強い地域」(公明党選対幹部)のためだとしても、自公連携に暗い影を落としたことは間違いない。

4743チバQ:2017/07/24(月) 11:10:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000005-khks-pol
<仙台市長選>郡氏 国政の経験市政に
7/24(月) 9:35配信 河北新報
<仙台市長選>郡氏 国政の経験市政に
当選確実の知らせに沸く郡さんの支持者=23日午後10時15分ごろ、青葉区の事務所
 新人4人が争った仙台市長選は23日投開票され、元衆院議員の郡和子さん(60)が東北をけん引する政令市の新たなリーダーに選ばれた。14日間の選挙戦は最終盤まで勝負がもつれる激戦となり、競り合いを制した陣営は安堵(あんど)と達成感に包まれた。一方、次点となった会社社長の菅原裕典さん(57)ら落選の3人を支えてきたスタッフや支持者は、一様に肩を落とした。

 「郡市長の誕生だ」。青葉区一番町の郡さんの事務所に当選確実の一報が伝えられると、支持者やスタッフが抱き合って喜んだ。大歓声を浴びながら登場した郡さんは花束を受け取り、満面の笑みを浮かべた。

 市民の手による市長の実現を目指した「希望あふれる仙台をつくる市民の会」が陣営の中心。各区でも会を発足させ連日、市内各地の街頭にメガホンを持って立ち、郡さんの政策をアピールした。

 選挙戦は民進、共産、社民、自由の各党が支える形で、国政の「野党共闘」と構図が重なった。市民と野党がスクラムを組み、政権党の自民、公明両党や村井嘉浩知事、現職の奥山恵美子市長が支持した菅原さんを振り切った。

 事務所には郡さんを支えた市議会の民進系、共産、社民の各会派の議員も集まり、郡さんを囲んで勝利を喜び合った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000007-khks-pol
<仙台市長選>菅原氏「力不足だった」
7/24(月) 9:36配信 河北新報
<仙台市長選>菅原氏「力不足だった」
支持者とあいさつする菅原さん(左)=23日午後10時35分ごろ、青葉区の事務所
 「悔しい」。菅原さんの落選が伝えられると、青葉区大町の事務所で開票を見守った支持者は肩を震わせた。遅れて入ってきた菅原さんは吹っ切れた表情で「力不足だった」と何度も頭を下げた。

 事務所には支援する「市議の会」のメンバーも多く集まった。同会には自民、公明両党の全議員と民進党系会派の一部など、市議会過半数の計36人が参加。地元経済界有志でつくる選対本部と協力し、選挙に臨んできた。

 村井嘉浩知事、現職の奥山恵美子市長の支援も受ける盤石の布陣で、中盤からは組織の歯車もかみ合いはじめた。しかし、知名度不足が最後まで響き、先行する郡さんに追い付くことができなかった。

 菅原さんは選挙戦を共に戦ったスタッフにねぎらいの言葉を掛け、「これからも仙台の街づくりに貢献したい」と語った。

4744チバQ:2017/07/24(月) 11:11:12
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1187/20170724_10.html
<仙台市長選>与野党対決の構図 奏功


支持者から花束を受け取る郡和子さん(中央左)=2017年7月23日午後10時25分ごろ、仙台市青葉区の事務所
拡大写真
 【解説】元民進党衆院議員の郡和子氏(60)が制した仙台市長選は、国政の与野党対決の構図を持ち込んだ戦略が結果的に奏功した。地方の首長選に国政の論理はなじまないとの批判もあったが、告示直前の東京都議選で自民党が大敗し、学校法人「加計(かけ)学園」問題などで安倍内閣の支持率が続落する中での選挙戦は、郡氏には願ってもない展開となった。
 選挙戦は2015年8月の仙台市議選と似た軌跡をたどった。安全保障関連法案の国会審議で安倍内閣の支持率が急落する中での市議選は国政の情勢が色濃く反映し、共産党が躍進、民主党(当時)も堅調という結果に終わった。
 島野武市長時代(1958〜84年)に革新市政が四半世紀以上続いた仙台は近年の各種選挙でも、国政での保守系の退潮が革新系の伸長となって顕著に表れる傾向が見られ、今回も例外ではなかった。
 島野市政時代から続くとされる職員の強い結束を呼び習わす「市役所一家」は、今回の市長選で変質の兆しを見せた感がある。
 島野氏後任の石井亨氏以降、仙台は中央官僚や市職員が出自の「官製市長」が続いた。この間の市長選は主要政党が相乗りし、市役所一家も支持する大本命候補が制してきた。かつての自民党派閥間の疑似政権交代のような市長交代が繰り返され、「政権」の維持装置の役割を常に市役所一家が担ってきた。
 今回は、役人経験のない元国会議員と地元経済人の新人同士の戦いという構図自体が従来と異質だった。奥山恵美子市長(66)が会社社長の菅原裕典氏(57)を事実上、後継指名し、市幹部の多くも同氏を支持したにもかかわらず敗れたことは、変質を考える上で象徴的だ。
 市政野党を続け奥山市政とも厳しく対峙(たいじ)した共産も推した郡市長の誕生は、市役所・市議会内の力学に影響を与える可能性がある。その結果、もたらされるものが刷新なのか、混乱なのかは新市長の手腕や姿勢のみならず、職員と議員の意識にもかかっている。(報道部・若林雅人)

4745チバQ:2017/07/24(月) 11:12:25
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1187/20170724_09.html
<仙台市長選>与党不信直撃 政権さらに打撃


落選が確実になり、支持者らの前で敗戦の弁を語る菅原さん=2017年7月23日午後10時30分ごろ、仙台市青葉区の選挙事務所
拡大写真
 与野党対決の構図となった23日投開票の仙台市長選で、自民党は惨敗した東京都議選に続いて連敗を喫した。安倍内閣の支持率が急落する中、与党に対する有権者の不信感が選挙戦を直撃した。政権運営への影響は避けられず、共闘態勢に自信を深めた野党は対決色を強めている。

 「野党が国政の図式を持ち込んだ。影響は少なからずあった」。23日夜、落選が決まった会社社長菅原裕典氏(57)の事務所で、自民宮城県連会長の愛知治郎参院政審会長は険しい表情で取材に応じた。
 自民、公明両党が支持し、自民は市議らが核となった選挙戦を展開。党国会議員との2連ポスターを張り巡らし、安倍政権との相乗効果を期待した。奥山恵美子市長、村井嘉浩宮城県知事も加わり、盤石の布陣を組んだ。
 もくろみは、告示1週間前の2日に投開票があった都議選で大きく狂う。学校法人「加計(かけ)学園」問題などで安倍首相への信頼度は失墜。共同通信の7月調査で支持率は第2次安倍政権で最低の35%を記録した。
 15日に仙台入りした菅義偉官房長官は街頭に立たず、急きょ講演を非公開に。閣僚や党幹部クラスの応援もなく「自民隠し」に転じたが、逆に政権の苦境を際立たせた。
 24、25両日は衆参予算委員会が開かれる。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で稲田朋美防衛相の進退も浮上し、首相が防戦一方となるのは必至だ。党宮城県連幹部は「当面は自民にとって厳しい状況が続くだろう」と力なく語った。
 初当選した元民進党衆院議員郡和子氏(60)は民進、社民の支持を受け、共産、自由が支援する共闘態勢で臨んだ。宮城では昨夏の参院選に続く連勝となった。民進の安住淳代表代行(衆院宮城5区)は郡氏の事務所で、「安倍1強政権にノーを突き付けた。政治の流れを変える」と力を込めた。


2017年07月24日月曜日

4746名無しさん:2017/07/24(月) 16:06:45

<仙台市長選出口調査>無党派層、45%郡氏へ
7/24(月) 11:42配信
河北新報
<仙台市長選出口調査>無党派層、45%郡氏へ
(写真:河北新報)拡大写真
 仙台市長選が投開票された23日、河北新報社は投票を済ませた有権者への出口調査を市内24の投票所で実施し、1944人の回答を得た。郡和子氏は支持や支援を受けた民進、共産、社民、自由各党を合わせた支持層の78.4%を確保し、どの政党も支持しない無党派層からも45.2%を得て初当選を果たした。菅原裕典氏は支持を受けた自民、公明両党と日本のこころの支持層の64.2%にとどまり、逃げ切りを許した。

【郡氏どんな人?】「現場主義」の信条貫く

 郡氏は民進の77.9%、共産の80.7%、社民の82.1%、自由の50.0%の支持層を固めた。年代・男女別では60代と70代以上の男性、30代以上の各年代の女性で首位。60代と70代以上の男性では支持が過半数となり、高齢者から厚い支持を受けた。

 菅原氏は自民支持層を62.9%と固めきれず、無党派層も28.1%と伸び悩んだ。公明は76.6%、日本のこころからは40.0%の支持を得た。現役世代の20〜50代の男性では首位となり、女性は20代でトップだった。

 林宙紀氏は日本維新の会支持層の38.5%から得票した。民進、共産、社民、自由の支持層の10.6%、自民、公明、日本のこころの支持層の14.4%からも支持を取り込んだ。無党派層は23.2%だった。30代男性と10代女性が30%台と若年層の支持が目立った。

 大久保三代氏は全体的に伸び悩んだ。

 安倍内閣への支持に関する質問では「支持しない」が56.2%で、「支持する」の40.7%を上回った。「支持しない」の55.0%が郡氏に、「支持する」の58.2%が菅原氏にそれぞれ投票したと答えた。

 学校法人「加計(かけ)学園」を巡る疑惑などによる安倍内閣への逆風が2日の東京都議選に続き、市長選の結果にも影響する形となった。

 政党支持についても尋ね、自民33.5%、民進12.1%、共産4.5%、公明4.0%、社民1.4%、日本維新の会1.3%、自由0.3%、日本のこころ0.3%となった。「支持する政党はない」と回答した無党派層は39.4%だった。

4747名無しさん:2017/07/24(月) 16:17:29

昨年の参院選の結果でも得票率は
桜井充(民進)51.1%、熊谷大47.0%  4.1P差
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/kaihyou/ye04.html

今回の市長選が
郡和子43.0%、菅原裕典38.7% 4.3P差
http://www.nhk.or.jp/sendai2/senkyo/

4748名無しさん:2017/07/24(月) 16:21:02

河北新報
<仙台市長選>郡氏4区で得票トップ
(写真:河北新報)拡大写真
 仙台市長選で新人4人の争いを制した郡和子氏は各区で幅広く票を獲得し、次点の菅原裕典氏らを振り切った。有効投票に占める郡氏の得票率(相対得票率)は43.0%で、菅原氏に4.3ポイントの差をつけた。

【出口調査】無党派層、45%郡氏へ

 地域別にみると、郡氏は青葉、若林、太白、泉の4区で得票率がトップで、特に地元の太白は菅原氏に11.2ポイント差をつける46.5%を獲得し引き離した。青葉は42.6%、若林は42.1%、泉は42.0%だった。

 宮城野は菅原氏の後塵(こうじん)を拝したものの、得票率は40.9%で、菅原氏との差は0.1ポイントにとどめた。票差は、わずか49票だった。棄権者と無効票を含めた全有権者に占める絶対得票率は18.9%だった。

 菅原氏は大票田の青葉で39.3%と競り負けたほか、地元の泉でも39.7%の2位にとどまり、郡氏に2.3ポイントの差をつけられた。若林も3.6ポイント低い38.5%で、課題とされた知名度不足が最後まで響いた。

 林宙紀氏は各区とも15〜17%の得票率にとどまり、郡、菅原両氏の間隙を突くことはできなかった。

 大久保三代氏は各区で低調だった。

4749とはずがたり:2017/07/24(月) 21:53:29
ダメだろ,こんな奴。秋田なんて退去してとっとと故地の常陸国に帰れ。

秋田知事、大雨知りつつゴルフ 「判断甘かった」と陳謝
http://www.asahi.com/articles/ASK7S3W2SK7SUBUB00S.html?iref=com_alist_8_04
金井信義2017年7月24日21時08分

 秋田県の佐竹敬久知事が、大雨による避難準備情報や避難勧告が次々と発令された22日に宮城県でゴルフや飲酒をして宿泊し、翌日開かれた災害対策のための緊急連絡会議に出席できなかったとして、24日の同会議で陳謝した。「判断が甘かった」としている。

大雨緊急会議、秋田知事が欠席 出張→私用に理由訂正
 佐竹知事によると、22日午前7時ごろ、友人3人とマイカーで秋田市を出発。10時半ごろに宮城県大崎市に着き、ゴルフを始めた。プレー中、県職員らからのメールで大雨の状況を把握していたが、「全体状況がわからず、緊迫感が伝わってこなかった」ため、そのまま続けた。午後5時ごろからは、宿泊したホテルで約2時間、酒を飲んだという。

 23日早朝、県警や気象台などと午前11時に緊急連絡会議を開くよう県の担当者に指示し、車で県庁へ向かった。だが、秋田県大仙市内で起きた土砂崩れに行く手を阻まれ、会議に間に合わなかったという。

 24日の同会議の冒頭、「ご迷惑をかけた」と出席者にわびた。終了後、取材に対して「酒を飲まずに戻ってくるべきだった」と反省の言葉を述べた。(金井信義)

4750チバQ:2017/07/25(火) 18:48:44
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170725_11014.html
<宮城知事選>村井知事 狂う戦略
11:15河北新報

<宮城知事選>村井知事 狂う戦略
初当選した郡氏(左)と笑顔で握手を交わす村井知事。初の会談は2分で終わった=24日午後5時30分ごろ、宮城県庁
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選を目指す村井嘉浩知事(56)の戦略に狂いが生じている。23日投開票の仙台市長選で全面支援した会社社長菅原裕典氏(57)が落選。抜群の知名度で二人三脚の選挙戦を展開したが、威光は有権者に届かなかった。万全だった権力基盤にほころびが見え隠れし、野党側は対立候補擁立に結束を強める。
(宮城県政取材班)

 市長選投開票から一夜明けた24日夕、初当選した元衆院議員郡和子氏(60)が村井知事へのあいさつで県庁を訪れた。郡氏は「(菅原氏の支援を)なぜされたのか、よく分からない」と皮肉交じりに不快感をあらわにし、初の会談は2分足らずで終わった。
 終了後、報道各社の取材に村井知事は「選挙では応援しなかった。『わだかまりなく付き合ってほしい』とは簡単にはいかない」と複雑な表情で話した。
 奥山恵美子市長の引退表明後、村井知事は旧知の菅原氏に出馬を打診。選挙戦は自民、公明両党などが支持する菅原氏と、民進や共産両党などが支える郡氏が争う与野党対決となった。村井知事は告示後、菅原氏の個人演説会に10カ所以上入るなど異例の応援を重ねた。
 24日の定例記者会見は市長選の結果について質問が相次いだ。村井知事は「菅原氏を支援したことは反省も後悔もしていない」と平静を装ったが、候補者選定に踏み込んだ影響を問われると「私が主導して選んだわけではない」と気色ばむ場面もあった。
 自民県連幹部は「知事が擁立に前のめりだったのは事実。やや冷静さを失っているのかもしれない」といさめ、「知事選への盤石なシナリオは狂った。野党の候補者が出れば郡氏は応援するだろう。一筋縄ではいかない」と懸念する。
 村井知事も会見で「知事選が市長選の対立構図と同じようになる可能性は十分ある。厳しい選挙になる」と険しい表情で話した。
 昨夏の参院選に続き、市長選で連勝した野党側は知事選に向け勢いづく。県議会会派の共産党県議団(8人)の遠藤いく子団長は「知事の動きは全てマイナスに働いた」と批判。「他会派の意向を聞いて候補者擁立を進める」と意欲を示す。
 2013年の前回知事選で独自候補擁立を見送り、自主投票とした民進党系の「みやぎ県民の声」(10人)の藤原範典会長も「勝てる候補者が出てくれば、一緒に戦うことも十分あり得る」と述べ、共闘に前向きな姿勢をにじませる。

4751チバQ:2017/07/25(火) 18:49:06
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707250028.html
【仙台市長選】郡和子氏 村井嘉浩宮城県知事にちくりと嫌味 会談2分間 奥山恵美子市長とは1時間 仙台市長選一夜明け
10:54産経新聞

【仙台市長選】郡和子氏 村井嘉浩宮城県知事にちくりと嫌味 会談2分間 奥山恵美子市長とは1時間 仙台市長選一夜明け
宮城県庁を訪れ村井嘉浩知事と面会した郡和子氏(右)=24日、宮城県庁
(産経新聞)
 23日に投開票された宮城県の仙台市長選で初当選を果たした郡和子氏(60)は24日、関係者へのあいさつ回りに奔走するなど、船出に向けて、早くも精力的な活動を始めた。対立候補の菅原裕典氏(57)の応援に回った奥山恵美子市長や村井嘉浩知事とも面会したが、1時間近く面談した奥山氏に対し、村井知事とは2分間の「瞬殺」(村井知事)と、対応の違いを際立たせた。

 郡氏は午後、市議会の各会派を回り、市選挙管理委員会から当選証書を受け取った。その足で奥山市長を訪ね、面談は非公開で1時間近く行われた。

 その後、県庁で村井知事とも面会。村井知事は「選挙で応援できませんで申し訳ありませんでした」と切り出すと、郡氏は「そんなことはありません。なんで(菅原氏を)指名されたのか、今でもよく分からないですけれど」と笑顔ながらも厳しく返した。

 村井知事が県の整備で進める広域防災拠点や汚染廃棄物問題などについて、仙台市の協力が必要と伝えたところで、郡氏は話を切り上げて退出。面談は2分ほどで終了した。

 面談後に記者団の取材に応じた村井知事は「瞬殺だった」と苦笑い。「苦しい選挙を応援してくれなかった私にわだかまりなくとは簡単にはいかないが、仕事していく上でわだかまりを乗り越えていかなければ」と述べた。

 郡氏は同日朝、報道各社の取材に応じ、村井知事の選挙期間中の対応を念頭に「選挙が終わったのでノーサイドだ。是々非々で大人の対応をする」と話していた。

                   ◇

 ◇仙台市長選開票結果

 当  165452 郡  和子 無新 【民】【社】

    148993 菅原 裕典 無新 【自】【公】【こ】

     61647 林  宙紀 無新

      8924 大久保三代 無新

 郡(こおり)  和子(かずこ) 60 〔1〕

 元衆院議員(文部科学委員会筆頭理事・復興政務官・東北放送アナ)東北学院大

4752チバQ:2017/07/27(木) 10:18:13
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-98682385.html
桜田氏(自民県議)推す動き 福島市長選
08:39福島民報

 任期満了に伴い、11月12日告示、19日投票で行われる福島市長選で、同市選出の自民党県議桜田葉子氏(59)が候補者に浮上してきた。支援者から推す声が出ており、桜田氏も立候補に前向きな意向を示している。複数の関係者が26日までに明らかにした。市長選を巡っては、現職で1期目の小林香氏(58)=無所属=が既に立候補を表明している。一方、市長選への立候補の意思を固めている復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)は26日、総務省に辞表を提出した。 桜田氏は現在、県議会の海外行政調査に参加している。関係者の話を総合すると、8月3日に帰国し次第、支援者や自民党関係者と詰めの調整に入り、市長選への態度を最終判断するもようだ。 桜田氏は福島市出身。桜の聖母学院高、国立音大声楽科卒。2003(平成15)年の県議選福島市選挙区で初当選し、4期目。県議会商労文教、総務、議会運営各委員長などを歴任した。 現職の小林氏は12日、連合後援会などからの要請に対して立候補の意思を明らかにした。 木幡氏は26日に総務省に辞表を提出した後、福島民報社の取材に応じ、28日に記者会見して態度を明確にする考えを示した。

4753チバQ:2017/07/27(木) 10:19:38
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170726_61046.html
<福島市長選>木幡復興局長出馬へ 近く正式表明
07月26日 12:17河北新報

 任期満了(12月7日)に伴う福島市長選で、復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)が立候補する意思を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。木幡氏は26日付で総務省を辞職する。市選管は25日、市長選の日程を11月12日告示、19日投開票と決めた。
 関係者によると、木幡氏は近く、記者会見して正式に表明する見通し。市議有志から今月7日、立候補するよう要請を受けており、直後の取材に「重く受け止める」と話していた。
 木幡氏は福島県飯舘村出身、東大卒。1984年に旧自治省入りし、岡山県副知事や総務省消防大学校長などを経て、2016年6月から現職。
 市長選を巡っては今月12日、現職の小林香氏(58)が再選を目指して立候補する意向を表明した。他にも名前が挙がっており、選挙戦に向けた動きが一段と活発になりそうだ。

4754チバQ:2017/07/27(木) 10:20:05
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170726_11008.html
<仙台市長選>身構える市役所一家
07月26日 11:51河北新報

<仙台市長選>身構える市役所一家
奥山氏(右)を批判する勢力も取り込んで市長選に勝利した郡氏(左)。奥山市政から急転回すれば市政運営は不安定になりかねない=24日、仙台市役所
(河北新報)
 23日に投開票が行われた仙台市長選は、元衆院議員の郡和子氏(60)が新人4人による戦いを制し、初当選した。与野党が真っ向からぶつかった選挙戦は収穫や教訓をもたらした一方、深い傷跡も残した。激戦の内実と余波を探る。(仙台市長選取材班)

◎激戦の残像(下)黒船来襲

 「もう書き始めました」
 23日投開票の仙台市長選で初当選し、翌24日午後に市役所を訪れた元衆院議員郡和子氏(60)に、市幹部が告げた。郡氏が初めて臨む市議会9月定例会で行う所信表明の原稿のことだった。市幹部は「郡さんの公約やホームページを参考にしています」と続けた。

<途切れた「系譜」>
 市長選で3人の副市長ら市幹部の多くは、自民党などが支持した対立候補の会社社長菅原裕典氏(57)に付いた。8月で退任する現職奥山恵美子市長(66)も支持表明した「後継者」の個人演説会などに、市幹部らは度々顔を出した。
 郡氏のあいさつに同席した市議は、市幹部の変わり身の早さと素早い仕事ぶりに驚くと同時に、一抹の不安も抱いた。「市役所の論理に取り込まれてしまわないだろうか」
 与野党がぶつかり、市役所組織も幹部と労組で支持が分かれた市長選。奥山氏まで4代続いた行政出身市長の「系譜」は途切れた。約1万4000人の職員を抱える巨大組織は、市政野党に徹してきた共産党にも推された郡氏という「黒船来襲」に身構える。
 「引き継ぐべきところは引き継ぎます」。24日、市役所で奥山氏と会談した郡氏は笑顔を浮かべつつ、奥山市政の継承には「是々非々」の立場を取る意向をにじませた。やりとりを耳にした職員は「引き継がない部分はどこなのか」といぶかった。
 「選挙のしこりを、市政運営に持ち込まない方がいい」「勝ったから何でもできると思いこんでいるのなら、結果的に何もできなくなる」。複数の市幹部は安定的な市政運営に向け、市長説明などを通してくぎを刺す考えを明かす。

<政策に大きな溝>
 「野党市長」への警戒感は市議会にも広がる。市政与党から最大の野党会派に転ずる自民の有力市議は「何でも反対するつもりはない。まずは相手の出方を見る」と冷静だが、市長選で郡氏を支えた肝心の与党会派の足元がぐらつく。
 兆しは選挙戦前からあった。「公立保育所を増やす」というプラカードを掲げようとした共産関係者に、民進関係者が反対した。市議55人中、郡氏を支援したのは19人。うち7人を共産が占めるが、民進系など他会派との政策の隔たりは大きい。
 「野党共闘による勝利は劇薬だ。郡さんは共産に命運を握られているも同然。政策実現のさまざまな要求をのみ続けることになるのではないか」。菅原氏を支援した市議の一人は、半ば同情を込めて皮肉った。

4755チバQ:2017/07/27(木) 13:00:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000021-khks-pol

<仙台市長選>市議会副議長 民進の安孫子氏が党県連に離党届 野党共闘納得できず


7/27(木) 11:01配信

河北新報



 民進党仙台市議の安孫子雅浩副議長=泉区、5期=が26日、党県連に離党届を提出した。23日投開票の市長選では民進、共産、社民などの野党共闘で元衆院議員郡和子氏(60)が初当選したが、安孫子氏は取材に「共産と連携して野党共闘が加速する状況に納得できない」と離党理由を説明した。

【グラフ】奥山市政 評価別に見た投票先は…
.

 市長選で安孫子氏は郡氏を支持する民進の方針に背き、自民、公明両党の支持を受けた会社社長菅原裕典氏(57)の支援に回り、菅原氏支持の「市議の会」顧問に就任した。
.

 市長選では安孫子氏のほか、同党から木村勝好、小野寺健の両市議が「市議の会」に参加。両氏とも離党届を提出している。

4756チバQ:2017/07/27(木) 13:34:13
https://mainichi.jp/articles/20170727/ddl/k04/010/127000c
戦いの後先

仙台市長選/下 知事選も「厳しい選挙に」 野党側の動きを警戒 /宮城

毎日新聞2017年7月27日 地方版
 23日深夜。仙台市の自民党県連の一室で、執行部のメンバーが険しい表情で向かい合っっていた。菅原裕典氏(57)の敗因は何だったのか。知名度不足や出馬表明の遅れなどさまざまな意見とともに、多く挙がった意見は「国政の混乱」だった。ある県連幹部は「党全体の緩みをたださないと、現場の一党員が迷惑する」と憤りをあらわにする。県連は「加計学園」を巡る問題などに適切に取り組むよう党本部に申し入れることを決めた。

 菅原氏は自民党県連、公明党県本部、日本のこころから支持を取り付け、村井嘉浩知事や奥山恵美子市長も支援する「これ以上ない布陣」(自民市連幹部)を敷いた。しかし、その要であるはずの自民党への逆風が勝敗を分けた。

 加計問題や稲田朋美防衛相の失言、豊田真由子衆院議員の秘書暴行問題などが相次ぎ、当初から政党色を抑えて活動してきた菅原氏陣営もより神経質になった。22日夜、菅原氏は選挙戦最後の演説のために村井知事や奥山市長と選挙カーの上に立ったが、自民党国会議員は周囲で有権者に手を振り、聴衆として拍手を送るだけだった。選挙戦を通じて、市中心部で菅原氏の応援演説をする自民党国会議員の姿を目にすることはなかった。

 23日夜、事務所に現れた菅原氏は「多くの自民党支持者に頑張ってね、とお声をいただいた」と感謝の言葉を口にした。その傍らで、県内選出の自民党国会議員がつぶやいた。「菅原さんだけの責任じゃない。自民党が反省しないと、この市長選だけでは済まなくなる。まさに危機的状況だ」

    ◇

 告示後間もない12日夜。仙台市青葉区の菅原氏の個人演説会場で、村井知事が熱弁を振るった。「菅原さんが負けたら、私は当選した人からよいイメージを持たれない。仕事をするうえで大きな問題が出てくる。それでも勇気を振り絞って応援する」

 奥山市長の引退表明直後から、菅原氏の背中を押し続けた村井知事。通常は首長選で新人候補の応援演説をしないという村井知事だが、連日のように菅原氏の応援に駆け付けた。「仙台空港民営化で指南してもらった」。旧知の仲の菅原氏を持ち上げた後、仙台市が検討する音楽ホール構想などを例に出しながら、県と市が互いに連携して取り組むことでさまざまな無駄を解消できるとぶち上げた。

 だが、村井知事の願いは届かなかった。「私の施策に対し、郡さんがどんな考え(を持っている)かは分からない。理解いただけるようにお願いしないといけない」。村井知事は24日の定例記者会見でこう述べ、硬い表情を崩すことはなかった。

    ◇

 宮城野区で整備を予定している広域防災拠点や東京電力福島第1原発の放射性物質を含む汚染廃棄物の処理など、県と市が今後、一緒に取り組む必要のある事業や課題は山積している。ある自民党県議は「広域防災拠点の許認可は仙台市が握る。郡さんに『承知していない』と言われて事業が滞ることだって考えられる」と懸念する。

 10月には知事選も控える。村井知事は「郡さんに付いた側が対立軸になる可能性が十分にある。厳しい選挙になる」と野党側の動きに警戒感を強める。事実上の与野党対決となった市長選が、県政界を大きく揺さぶり始めた。(本橋敦子、川口裕之、鈴木一也が担当しました)

4757チバQ:2017/07/27(木) 13:34:53
https://mainichi.jp/articles/20170726/ddl/k04/010/021000c
戦いの後先

仙台市長選/上 与野党対決の傷深く 真価問われる「調整力」 /宮城

毎日新聞2017年7月26日 地方版
 「お友達同士でものを決めていくことが、今の政治に弊害をもたらしている。県庁、市役所がお友達同士のなれ合いをしてしまったら大変なことになるんじゃないですか」。三連休初日の15日、青葉区の商業施設前で、民進の枝野幸男元幹事長はこうぶち上げた。

 民進や共産などの支援を受けて選挙戦に臨んだ郡和子氏(60)。当初、政党色を出さずに支持を訴える方針だったが、安倍政権の支持率低下が伝えられると、「加計(かけ)問題」や自民党議員の失言・暴言問題に焦点を当てる戦術に変えた。民進は、枝野元幹事長や岡田克也元代表ら幹部クラスを次々と送り込み、菅原裕典氏(57)と村井嘉浩知事の関係を「加計問題」にダブらせて批判を繰り返した。陣営幹部は「勝つためには加計をやるしかないと考えた」と振り返る。

 こうした政権批判と、昨年の参院選に続く共産や社民などとの「野党共闘」が実を結び、菅原氏に約1万6000票差を付けて当選を果たした。23日夜、郡氏の事務所に駆けつけた民進県連の安住淳代表は「野党共闘をしっかり組めば、国民の受け皿になる」と胸を張った。

    ◇

 しかし、勝利をもたらした「野党共闘」が新たな「火だね」となる危険性もはらむ。今期で引退する奥山恵美子市長を支えてきたのは、共産を除く民進や自民の各会派でつくる市議会与党だった。民進系会派の市議の間では、政策や議会運営を巡ってたびたび対立してきた共産との共闘に不満や反発が広がった。そして会派所属の市議4人は菅原氏の応援に回り、大きな禍根を残す形となった。

 選挙終了後、ある共産幹部は「当然与党として郡氏を支える」と話したが、民進市議は「政策で折り合わない部分が多く一緒にやるのは難しい」と難色を示した。市議会の定数(55人)に対し、菅原氏を支援する市議の会に所属した議員は36人。郡氏は「胸襟を開いてお話をさせていただく。協力できるところは協力していく」とするが、少数与党となる可能性が高く、厳しい市政運営を迫られることになりそうだ。

    ◇

 県との関係をどう構築するかも鍵となる。村井知事は今回、菅原氏を全面的に支援した。24日、村井知事と面談した郡氏は「知事は何で(菅原氏を市長に)指名したのかなと。今でもよく分からない」と痛烈に批判。一方、村井知事は「仕事をしていく上では、わだかまりを乗り越えていかないといけない」と述べるにとどまり、両者のぎくしゃくした関係が浮き彫りとなった。

 郡氏は選挙戦を通じて旧民主党政権時代、復興政務官などを歴任した経験をもとに「政治とは調整力」と訴えた。与野党対決の傷痕を「調整力」でどう乗り越えていくか。今後、その真価が問われることになる。

    ◇

 事実上の与野党対決となった仙台市長選。各候補の戦いぶりを振り返りつつ、今後の動きや課題を2回にわたり探る。

4758チバQ:2017/07/27(木) 14:12:28
https://mainichi.jp/articles/20170726/ddl/k04/040/031000c
損賠訴訟

2児への暴行を境県議認め和解 地裁気仙沼支部 /宮城

会員限定有料記事 毎日新聞2017年7月26日 地方版

宮城県
 境恒春県議(38)=気仙沼・本吉選挙区選出=の内縁の妻の長男(12)と次男(10)が、境県議から暴行・虐待を受けたとして計1100万円の慰謝料を求めた損害賠償請求訴訟があり、仙台地裁気仙沼支部(下和弘裁判官)で25日、和解が成立した。

 原告側代理人によると、和解の内容は、境県議が長男と次男に暴行を…

4759チバQ:2017/07/27(木) 22:51:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20170727-567-OYT1T50129.html
避難でなり手不足…楢葉町議選、定数割れ無投票
21:55読売新聞

 任期満了に伴う福島県楢葉町の町議選(定数12)が27日告示され、立候補の届け出は11人にとどまり、定数割れの無投票当選が決まった。

 県選管によると、補選などを除く県内市町村議選の定数割れは、記録が残る1963年以降初めて。東京電力福島第一原発事故で多くの住民が避難生活を続けており、町議のなり手不足につながったとみられる。

 立候補したのは、現職9、元議員1、新人1の計11人。選挙人名簿登録者数は6306人(26日現在)。町は2020年4月に任期満了となる町長選に合わせて補選を行う。

 町は原発事故で全町避難し、15年9月に避難指示が全域で解除された。しかし今年6月末現在、町内に居住しているのは震災当時の約2割の1740人にとどまる。地域の結びつきがかつてより薄くなっており、ある当選者は「地縁血縁に頼りにくくなり、選挙に臨むのが難しくなった」と話した。

4760チバQ:2017/07/29(土) 19:57:44
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20170728_43001.html
<秋田豪雨>知事ゴルフ虚偽 県議会が来月全員協 辞任要求の声も
07月28日 12:21河北新報

<秋田豪雨>知事ゴルフ虚偽 県議会が来月全員協 辞任要求の声も
大雨被害に関する秋田県の会議で、23日の会議の欠席を陳謝する佐竹知事=24日午前10時、県庁
(河北新報)
 記録的な大雨が降り始めた22日、秋田県内に避難勧告が出ていたにも関わらず佐竹敬久知事が宮城県にゴルフに出掛け、県の部長2人が同行していたことに関して虚偽の説明をした問題で、県議会の鶴田有司議長は27日、8月上旬にも全員協議会を開くことを決めた。県の被害状況に加えて、一連の知事の行動について説明を直接求める。
 鶴田議長は、知事が虚偽説明をしたことを「県民との信頼関係を損ねた」と批判。「今、一番大事なのは復旧だ。反省した上で、信頼回復に努めてほしい」と述べた。
 県議会の社民党会派代表の石田寛県議は「県民からすれば、何を信用すればいいのか、という思いだ。開いた口がふさがらない」と厳しい表情を見せた。
 同党県連は27日、迅速な災害復旧などを求める要望書を知事宛てに提出。要望書では、トップとして危機管理の意識が欠如していたなどと批判した。
 辞任を求める声も上がった。民進党会派代表の沼谷純県議は「危機管理態勢の問題と、身内をかばった虚偽説明の2点でレッドカードだ。災害対応の予算成立後、速やかに身を引くべきだ」と口調は鋭い。
 共産党会派の加賀屋千鶴子県議も「県民の信用を裏切る行為で、当然辞任すべきだ」と指摘した。

4761チバQ:2017/07/30(日) 00:30:21
http://www.sakigake.jp/news/article/20170729AK0006/
復旧作業続く中、市議8人が県外視察 大仙、他の市議が批判
2017年7月29日 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 記録的大雨による大規模な被害が発生した秋田県大仙市で復旧作業が続く中、市議会議員8人が1泊2日で県外に行政視察へ行っていたことが28日、分かった。他の市議からは「大雨被害への対応を優先すべきではないか」などと批判の声が出ている。

 視察したのは新政会(6人)と市民クラブ(2人)の2会派。合同で27日から石川県小松市を訪問した。

 参加した市議の1人は「視察に行くべきか迷ったが、市内ではライフラインの回復が進んでおり、市から被害状況の報告を毎日受けている。相談した上、議員活動の一環として問題ないと判断した」と述べた。

4762チバQ:2017/08/01(火) 16:35:39
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170801_11008.html」<郡・新仙台市長>残るしこり 関係手探り
11:04河北新報

<郡・新仙台市長>残るしこり 関係手探り
仙台市長選で対立候補を支援した自民市議らと握手する郡氏=31日、市議会
(河北新報)
 7月の仙台市長選で初当選した元衆院議員郡和子氏と市議会(55人)の関係に注目が集まっている。郡氏は融和路線を模索するが、国政与野党の激しい代理戦争となった市長選のしこりは残り、対立の火種はくすぶる。郡氏と市議会のみならず、市議会内でも互いの出方を見極める神経戦が始まっている。


<複雑な表情も>
 「与党野党というのは無しにして、ご協力いただけるところはいただきたい」
 31日、郡氏は市議会に最大会派・自民党(21人)を訪ね、所属議員らに頭を下げた。市長選で自民、公明両党は対立候補を支援したが、郡氏が「ノーサイド」を切り出し、自民の斎藤範夫会長も「市政のために共に頑張っていきたい」と応じた。
 郡氏は拍手で迎えられ、握手をするなど和やかな雰囲気だったが、複雑な表情で拍手しない若手議員も。取材に「何事もなかったようには振る舞えない」と、わだかまりを口にした。
 自民と公明党市議団(9人)は市議会9月定例会での郡氏の所信表明を聞いてスタンスを決める方針。公明の菊地昭一団長は「郡氏の公約には(公明が)提案してきた内容もあり、協力すべきは協力する」と是々非々の構えだ。

<対立候補支持>
 一方、郡氏を支援した民進、共産、社民各党の事情は複雑だ。郡氏出自の民進系の会派「市民フォーラム仙台」(10人)は市長選で4人が共産との共闘などに反発し、対立候補支持に回った。
 4氏は他会派との合流による新会派結成を検討しており、郡氏が最も頼りとする与党会派の勢力は縮む可能性が高い。岡本章子代表は「『どうぞ出ていってください』という話ではない。新市長を支える力は多い方がいい」と悩む。
 さらに難問は共産との関係だ。市政野党を続けてきた共産党市議団(7人)は市民フォーラム、社民党市議団(5人)とも政策の不一致点が多く、社民の辻隆一代表は「選挙協力と与党入りは別だ」と言い切る。
 だが、共産の嵯峨サダ子団長は「郡氏を支える立場は明確だ。市民の要求実現のため市長と共に頑張る」と与党の立場を明言。共産の与党化は民進系・社民との不協和音にとどまらず、自民・公明と郡氏の対立の引き金となりかねない。
 郡氏は8月22日に就任する。

4763チバQ:2017/08/01(火) 16:45:12
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170801_61033.html
<富岡町長選>また僅差で現職再選「批判の声受け止める」
13:10河北新報

<富岡町長選>また僅差で現職再選「批判の声受け止める」
再選を果たして万歳をする宮本氏(中央)=7月30日、福島県富岡町の事務所
(河北新報)
 任期満了に伴う福島県富岡町長選は7月30日の投開票の結果、無所属現職の宮本皓一氏(70)が、無所属新人の元町議山本育男氏(58)との接戦を制した。東京電力福島第1原発事故からの復興へ、町民は町政継続を選択したものの、224票の僅差での再選に、宮本氏は批判の声も受け止める方針を示した。
 30日夜、宮本氏は町内の事務所で、当選の知らせにほっとした様子を見せた。選対幹部は「楽な選挙ではなかった」と漏らした。
 宮本氏は組織を整えて選挙戦に臨んだ。後援会構築に加え、町議14人のうち9人の支援を得た。「それなりの票を得られる」と自身にも手応えがあった。
 だが、有効投票に対する得票率は51.9%。避難が続く帰還困難区域の着実な除染、町内での来春の学校再開といった方針が全町民に受け入れられているとは言いにくい結果となった。
 敗れた山本氏は町内の事務所で「浸透しきれなかった」と敗因を分析した上で、「現職批判の声は大きかった」と強調。今春の避難指示解除について「雇用が生まれていない中での帰還開始に、住民は放射線とともに不安を抱いていると感じた」と語った。
 宮本氏が当時の現職を破った4年前も、得票差はわずか57票だった。再びの僅差に、事務所で花束を受け取った宮本氏は「異を唱える人がいるということ。その意見に耳を傾けていきたい」と述べた。

 ◇福島県富岡町長選開票結果(選管最終)
当 3025宮本皓一 無現
  2801山本育男 無新

4764チバQ:2017/08/01(火) 18:42:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170801_51003.html
<鶴岡市長選>まるで「山形3区」代理戦争の様相


10月の市長選に向けて決意を述べる榎本氏(左)。右端は加藤氏=7月23日夜、鶴岡市
拡大写真

阿部氏(右端)の後援会の集いであいさつする皆川氏(中央)。左上は舟山氏=7月22日夜、鶴岡市
拡大写真
 10月8日告示、15日投開票の山形県鶴岡市長選が、次期衆院選山形3区の立候補予定者による代理戦争の様相を呈している。自民党の加藤鮎子衆院議員(38)は現職の榎本政規氏(67)を、民進党の推薦を受け無所属で立候補予定の阿部寿一元衆院議員(57)は新人で元農林水産省職員の皆川治氏(42)を支援する。保守市政の安定性を訴える加藤、榎本両氏と、安倍政権の支持率低下を追い風にしたい阿部、皆川両氏。それぞれの思惑が前哨戦に交錯する。

 鶴岡市で7月22日夜に開かれた阿部氏後援会の集い。保守層の多い阿部氏の支持者を前に、皆川氏は「阿部先生の力を借りて必ず勝ち抜く」と決意を述べた。阿部氏も「鶴岡にとって皆川さんの力は大事だ」と支援を呼び掛けた。
 皆川氏は既に民進、共産両党に加え、無所属の舟山康江参院議員(山形選挙区)の支援を取り付けた。建設費の増額が相次いだ市の新文化会館問題や安倍晋三首相の政権運営に不満を強める一部の自民支持層の取り込みを狙う。
 一方、加藤氏が23日夜に鶴岡市内で開いた集会では、榎本氏が「市政、県政、国政が太いパイプでつながってこそ大きな事業が完遂できる」と訴え、加藤氏も「現市政で鶴岡の食文化が世界に認められ、松ケ岡開墾場が日本遺産に登録された」と実績を強調した。
 鶴岡市は、加藤氏の祖父で市長を務めた故加藤精三氏と、父の故加藤紘一元自民党幹事長を支え続けた保守王国。前回衆院選(2014年12月)では、加藤氏の市内での得票数が元酒田市長でもある阿部氏の約2.5倍を超え、加藤氏を初当選へと導いた。
 だが、昨年夏の参院選山形選挙区では、民進党の推薦を受けた野党統一候補の舟山氏が圧勝。鶴岡市でも農業政策などに不満を抱いていた保守層が流れ、自民党候補は大敗した。
 皆川氏陣営の選対幹部は「文化会館問題に象徴される今の強引な市政運営は安倍政権とそっくり。心ある保守層と昨夏の参院選を再現したい」と思い描く。
 加藤氏にとっても、本丸の鶴岡市トップの座を失うわけにはいかない。榎本氏も「加藤氏に迷惑を掛けないよう、しっかりと取り組む」と自身の責任を感じ取っている様子だ。


関連ページ:山形政治・行政
2017年08月01日火曜日

4765チバQ:2017/08/02(水) 18:59:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00010010-minyu-l07

「地域医療」争点...3氏出馬へ いわき市長選・告示まで1カ月


8/2(水) 11:26配信

福島民友新聞



 任期満了に伴い9月3日告示、同10日投票で行われるいわき市長選は3日で告示まで1カ月となる。これまでに現職の清水敏男氏(53)=1期、新人で元衆院議員の宇佐美登氏(50)、元職の渡辺敬夫氏(71)が立候補を表明しており、前回出馬した4人のうち3人が再び戦う構図だ。清水市政1期の是非が問われるとともに、地域医療再生への取り組みが争点となりそうだ。
 清水氏は4年間の実績と震災復興などの政策継続の重要性を強調。「医(医療)・職(雇用)・住(住宅)」、市民と共にまちをつくる「共創」の理念などを掲げ、各地で市政報告会を開いて支持固めを進める。
 宇佐美氏は「約束を守る政治」をスローガンに市政刷新を訴える。市立総合磐城共立病院の運営の抜本的見直しをはじめ、医療、福祉、介護の充実を目指し、街頭演説や小規模集会などで幅広い浸透を目指す。
 前市長の渡辺氏は、将来を見据えた事業展開の必要性と、県とのパイプ再構築を主張。幼児教育無償化など教育予算の拡充や、産業基盤の強化、新病院建設計画の検証を訴え、後援会組織を軸に支持拡大を狙う。
 いわき市長選を巡っては2005(平成17)年以降、自民系を二分する戦いが3度続いている。

4766チバQ:2017/08/05(土) 09:09:51
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170805_11024.html
<宮城県知事選>村井氏揺らぐ1強 対立候補擁立が鍵


産業振興策を話し合う「富県宮城推進会議」で、出席者の意見に耳を傾ける村井知事(中央)=4日、県庁
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)は、告示まで2カ月となった。立候補の表明は、4選を狙う自民党系の村井嘉浩知事(56)のみ。くすぶる多選批判に加え、7月の仙台市長選で全面支援した候補者が落選するなど、足元は盤石とは言い難い。昨夏の参院選、同市長選で連勝した野党が、対立候補の擁立で共闘できるかどうかが選挙戦の鍵を握る。(宮城県政取材班)
 「今日から知事選の準備に本腰を入れる」。市長選の投開票があった翌日の7月24日、村井氏は出身母体の県議会最大会派「自民党・県民会議」の議員に告げた。28日にあった後援会主催の会合では、支持者に室内用ポスターを配布。選挙戦への準備を急ぐ。
 知事選の前哨戦とされた市長選で、村井氏は旧知の会社社長菅原裕典氏(57)に出馬を打診。自民、公明両党などが支持した菅原氏は、民進や共産両党などが推した元衆院議員郡和子氏(60)に競り負けた。
 村井氏は「知事選が市長選の対立構図と同じようになる可能性は十分ある。厳しい選挙になる」との認識を示す。盟友が敗れた誤算だけでなく、候補擁立の過程では市議会から「市政への介入だ」と反発を招いた。3期12年の県政運営で築いた「1強」の牙城に、揺らぎが見え隠れする。
 「『強気だった安倍晋三政権と知事が重なる』と支援者に言われた」。自民会派のある県議は、内閣支持率が低迷する政権を引き合いに先行きを懸念する。
 郡氏の当選で勢いに乗る民進党。安住淳県連代表は「野党共闘は必死にやれば結果が出ると確信できた」と自信を強める。
 前身の民主党県連は前回(2013年)の知事選で独自候補の擁立を見送り、自主投票としたが、県議会の系列会派は共闘実現に前向きな姿勢をにじませる。
 候補擁立や野党間の調整で障害になりそうなのが、蓮舫代表の後任を決める党代表選の日程だ。8月21日に告示され、9月1日の臨時党大会で新代表が選出される。安住氏は「知事選はまだ考えられない」と述べ、党としての態度決定には遅れも予想される。
 一方、共産党県議団は週明けにも会派総会を開き、民進との結束に向けて議論を加速させる方針。前回知事選で候補者を擁立した市民グループ「被災者・県民がきずくあったかい宮城の会」が5日に開く集会の動向を踏まえ、今月中に人選などの態勢固めを目指す。
 党県委員会の中島康博委員長は「市民団体の意見を取り入れながら、共闘の枠組みを維持していく」と野党各党に秋波を送る。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年08月05日土曜日

4767チバQ:2017/08/06(日) 13:25:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00010015-minyu-l07
福島市長選、桜田県議が「出馬意欲」 三つどもえの選挙戦か
8/6(日) 11:20配信 福島民友新聞
 任期満了に伴い11月12日告示、同19日投開票で行われる福島市長選で、同市選出の県議桜田葉子氏(59)=自民、4期=が複数の後援会関係者に対し、立候補の意欲を示していることが5日、分かった。桜田氏は福島民友新聞社の取材に対し「多くの支援者から市長選への出馬の打診を受けてきた。後援会関係者との相談を重ねた上で、最終的に判断したい」と話した。
 同市長選を巡っては、現職の小林香氏(58)=1期、無所属=と、新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)が7月に相次いで立候補を表明している。桜田氏が立候補の意欲を示したことで、県都のかじ取り役を決める市長選は三つどもえの選挙戦となる可能性が高まった。

4768名無しさん:2017/08/09(水) 20:35:37
2456 :チバQ :2017/08/09(水) 20:34:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170809-00000504-san-pol
豊田真由子氏の新たな政策秘書を青森の町議が兼務 「国会事務所で電話番」と説明
8/9(水) 7:58配信 産経新聞
豊田真由子氏の新たな政策秘書を青森の町議が兼務 「国会事務所で電話番」と説明
衆院選で2回目の当選を決め、支援者とともに満面の笑みで万歳三唱する豊田真由子氏=平成26年12月14日、埼玉県新座市東北の選挙事務所(川峯千尋撮影)(写真:産経新聞)
 元政策秘書への暴言や暴行問題で自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=の新たな政策秘書に青森県板柳町の松森俊逸町議(61)が就任していたことが分かった。現職町議が政策秘書を兼務することに対し問題視する声が出ており、同町議会は15日、協議会で対応を話し合う予定。県内の国会議員をめぐる騒動が遠く青森県の町に飛び火した格好だ。

 松森氏の妻は豊田氏の公設第一秘書。松森氏は産経新聞の取材に応じ「妻に頼まれて政策秘書になった」と話した。

 松森氏は平成14年の青森県議補選で無投票当選。その後、落選し、26年2月から板柳町の町議となっている。

 町議会事務局によると、松森氏の兼職に抗議する電話が相次いでいる。町議が政策秘書として報酬を得ることが問題視されているという。

 国会議員秘書給与法では政策秘書などの兼職は原則禁止だが、職務遂行に支障がないと議員が許可した場合は例外的に認められる。兼職届は6月30日付で衆院事務局に提出されている。

 また、政策秘書としての勤務実態がないと一部で報道されたことについて、松森氏は「現在は国会事務所で電話番をしている」と説明した。

4769チバQ:2017/08/10(木) 07:33:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170809-00000019-khks-pol
郡・新仙台市長>副市長人事 継続か、刷新か
8/9(水) 11:57配信 河北新報
<郡・新仙台市長>副市長人事 継続か、刷新か
稲葉 信義氏
 仙台市長に22日就任する元衆院議員郡和子氏の「右腕」となる副市長人事が焦点に浮上している。現職の奥山恵美子市長は稲葉信義(69)、藤本章(63)、伊藤敬幹(60)の副市長3人体制を敷いた。庁内の掌握と議会対応の要となるポストだけに、留任で市政運営を安定させるか刷新で独自色を打ち出すか、難しい判断を迫られそうだ。

 稲葉氏は市民局長、ガス事業管理者を経て2009年10月に副市長に就任。最年長で10月の任期満了が迫っていることに加え、続投意思が無いことをかねて周囲に漏らしており、郡氏の市長就任後に退任する可能性が大きい。

 稲葉氏が退く場合、市長選の「けじめ」を付ける意味合いも出てくる。市長選で奥山氏は、郡氏の対立候補を支持。3副市長ら市幹部も対立候補の街頭演説などに参加したため、筆頭格の稲葉氏が責任を取ることで「手打ち」になるとみられる。

 同じ市役所生え抜きの藤本氏は、総務企画局長を経て12年4月に副市長に就任した。職員人事や議会対策に精通し、16年4月に再任されたばかり。関係者の間では「残すなら藤本氏」との意見が多い。

 一方で市OBとのつながりが強いとされ、職員が身内の論理優先で固まる「市役所一家」の象徴と見る向きもある。郡氏は市立小中校の35人以下学級実現など従来方針を転換する施策も掲げるだけに、市議会内には「藤本氏は庁内の抵抗勢力にならないか」と懸念する声も出ている。

 伊藤氏は元日本政策投資銀行東北支店長で、政令市移行後初の民間出身副市長として10年4月に就任。来年3月の任期満了を前に交代させてカラーを出す手はあるが、郡氏周辺は「市政運営のスムーズな滑り出しに向けて(藤本氏と伊藤氏の)2人には残ってもらうのでは」と推し量る。

 郡氏が副市長交代に慎重になる背景には市議会との関係がある。特別職の副市長人事には市議会の同意が要るが、市議55人中、市長選で郡氏を支えたのはわずか19人で人事案が通るかどうかは不透明だ。任期序盤でつまずくと、その後の市政運営にも大きな影を落としかねない。

 取材に対し、稲葉、藤本両氏は「新市長が就任後に判断することだ」と述べるにとどめ、伊藤氏は「与えられた任期を全うするのが原則だ」と語った。

 郡氏は「東日本大震災の復興は終わったわけではなく(その継続のために)副市長は3人体制を維持するつもりだ」との考えを示した上で、「具体的な中身の検討はこれから。周囲に相談しながら決める」と話した。

4770チバQ:2017/08/15(火) 22:01:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170815-00000535-san-soci
豊田真由子氏の政策秘書「町議と両立可能」と強調 青森・板柳町議会は議員辞職勧告も視野
8/15(火) 12:46配信 産経新聞
 元秘書への暴言や暴行問題で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=の新たな政策秘書に就任した青森県板柳町の松森俊逸町議(61)の兼職について対応を協議するため、町議会は15日、議員全員協議会を開いた。

 終了後、松森氏は報道陣の取材に対し「軸足はあくまで地元だが、議員活動と政策秘書の両立は可能だ」などと話し、これまで通り兼職していく姿勢を強調した。

 一方、葛西清人議長は記者会見で「青森と埼玉の距離感から兼職が可能かどうか疑問があり、町民も納得しない」などとして、松森氏に対する議員辞職勧告も視野に対応していく考えを明らかにした。

4771チバQ:2017/08/16(水) 21:39:09
>>4607>>4619とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00010000-senkyocom-pol&amp;p=2
017年上半期の選挙は539回!もっとも惜しかったのはたったの5票差で町長になれなった瑞穂町長選挙
8/16(水) 7:00配信 選挙ドットコム
2017年上半期の選挙は539回!もっとも惜しかったのはたったの5票差で町長になれなった瑞穂町長選挙
宮城県栗原市
中高の同級生対決、ドラマに満ちた名勝負 宮城県栗原市
続いて注目の選挙は、宮城県栗原市長選挙です。宮城県栗原市は宮城県の北西部にある市で、人口は7万人ほどの中規模の自治体です。

3期務めた佐藤勇市長(75)の引退により始まった今回の市長選。元市議の千葉健司氏(60)と、市長の推薦を受けた副市長佐藤智氏(60)との一騎打ちで争われました。

そしてこの市長選の特筆すべき点は、最後の最後まで両者が拮抗し続けた名勝負だということです。まず両候補の千葉氏と佐藤氏は中高時代の同級生!

そして千葉氏の祖父と父は旧自治体の町長を務め、一方で佐藤氏の父は同時期に町議を7期務め、議長もしているという、どちらも「地元の政治家」の家柄出身。

両者ともに自民党の推薦獲得に動くも、「意思統一は無理な状況。片方に絞るのは困難。」として自民党宮城県連が「自主投票」を決めるという異例の事態。共通点が非常に多いライバル同士の二人の戦いは、両者譲らずマンガのような極めて熾烈な闘いとなりました。

結果は千葉氏が市長の推薦を受けた佐藤氏を破りますが、何と票差はたったの42票差! 20791票vs20749票という在り得ないほどの僅差で、惜敗率はなんと99.8%。歴史に残る名勝負となりました。



来月以降も、様々な選挙が予定されています。選挙ドットコムでは随時国政・地方選挙情報を発信していきますので、投票の際はぜひ選挙ドットコムを参考にしてくださいね!

呉本 謙勝

4772チバQ:2017/08/16(水) 21:41:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-16112652-webtoo-l02
次期五所川原市長選に初名乗り/タクシー会社経営の新人・佐々木氏が出馬へ
8/16(水) 11:26配信 Web東奥
 来年7月8日の任期満了に伴う五所川原市長選で、同市のタクシー会社経営、佐々木孝昌氏(63)が15日、東奥日報紙取材に「次の世代のために持続・発展可能な市政を目指したい」と述べ、出馬する意向を示した。無所属で立候補する見通し。同市長選に名乗りを上げたのは佐々木氏が初めて。

 佐々木氏は1954年、同市生まれ。日大法学部卒。2007年から五所川原交通の社長で、県タクシー協会副会長などを歴任した。現在、五所川原法人会、五所川原朝野球協会の会長。父の啓二氏(故人)は元県議で、津軽鉄道や青い森鉄道の社長を務めた。

 佐々木氏は、現職平山誠敏氏(77)の市政運営について「老朽化したインフラの更新を進めた」と一定の評価をした上で「今後は財政規律を確立し、人口減少社会を見据えた少子化対策や公共施設の複合・集約化を着実に進めるなど、持続可能なまちづくりに転換する必要がある。民間経営の経験を生かしたい」と述べた。

 公約に▽地域協働による安心して暮らせる農山漁村づくり▽市立高等看護学院の拡充を踏まえた医療福祉人材の育成▽日常的に多世代が交流できる共生空間づくり-などを挙げた。

 同市長選を巡って、現在3期目の平山氏は態度を明らかにしていない。14年6月の前回は、自民、公明両党の推薦を受けた同氏が無投票当選した。

4773チバQ:2017/08/17(木) 19:53:49
柳橋邦彦はみんなの党系
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170817_11026.html
<仙台市議会>無所属5氏、新会派「市民ファースト」結成へ 「都民ファ」とは連携せず
11:52河北新報

<仙台市議会>無所属5氏、新会派「市民ファースト」結成へ 「都民ファ」とは連携せず
仙台市役所
(河北新報)
 仙台市議会の民進党系会派「市民フォーラム仙台」を離脱する木村勝好、安孫子雅浩、小野寺健、加藤健一の4氏が、1人会派「輝く仙台」の柳橋邦彦氏と合流して新会派「市民ファースト仙台」を結成することが16日、分かった。
 新会派は22日にスタートし、代表に柳橋氏、代表代行に木村氏が就く。無所属の立場から市民が第一の市政を目指す意思表示として会派名を決めた。小池百合子東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」との連携は現時点で考えていないという。
 市民フォーラムを離脱する4氏は7月の市長選で郡和子氏を支持した民進県連の方針に反し、自民、公明両党が支持した対立候補の応援に回った。22日に市長に就任する郡氏には是々非々の態度で臨む考え。
 市議会では、5人以上の会派(交渉会派)は議会運営に直接参画できる。

4774チバQ:2017/08/20(日) 00:15:27
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170819_11043.html
<仙台市議会>新会派「市民ファースト」に都民ファが不快感「連携の事実も連携の予定もない」

08月19日 13:21

<仙台市議会>新会派「市民ファースト」に都民ファが不快感「連携の事実も連携の予定もない」

(河北新報)

 仙台市議会の5議員が17日に結成表明した新会派「市民ファースト仙台」の名称に対し、小池百合子東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」が不快感を示している。
 河北新報社の取材に、都民ファ事務局は「『市民ファースト仙台』と称する会派と連携の事実も連携の予定もない。(都民ファと)あたかも協力・連携関係にあるかのような誤解を生じさせているとすれば残念だ」との見解を示した。「○○ファースト」の名称使用の打診があっても、「当会所属議員がいる地域を除き、そのような話は受けないとの旨を伝える」とした。
 市民ファの柳橋邦彦代表は17日の記者会見で、「市民第一を主眼に『ファースト』とした」と説明。結成に当たり「(都民ファと)何らかのやりとりをしたわけではない」と述べ、都民ファとの連携を否定した。
 市議会の他会派議員の一人は「はやりに乗って命名した印象。市民が誤解するのでは」と首をかしげた。

4775チバQ:2017/08/20(日) 11:36:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00000542-fminpo-l07
選挙戦へ準備加速 いわき市長選告示まで2週間
8/20(日) 10:22配信 福島民報
 任期満了に伴う福島県のいわき市長選は9月3日の告示まで2週間となった。再選を目指す現職清水敏男氏(53)=無所属=、元職渡辺敬夫氏(71)=無所属=、新人宇佐美登氏(50)=無所属=が立候補を表明している。2013(平成25)年の前回市長選に立候補した3人が再び顔をそろえる構図となり、選挙戦に向けた準備が加速している。 
 清水氏は東日本大震災からの復旧・復興に最優先で取り組み、津波被災者のための災害公営住宅整備を完了させたことや、市制施行50周年事業などを通じ市の魅力を発信してきた1期目の実績を強調している。公務の合間を縫い、各地で市政報告会を開き、市政の継続を訴えている。 
 渡辺氏は県議時代に築いた県とのパイプ、元職としての経験を前面に打ち出している。総合磐城共立病院新病院建設を検証する組織の設立、教育費の充実、高齢者が安心して暮らせるまちづくりなどを公約に掲げた。行政区単位で集会を開催し、幅広い世代への浸透を図っている。 
 宇佐美氏は衆院選に2回当選した経験や松下政経塾で培った人脈をアピール。地域医療の充実を図るための健康保険料の減額、医師確保のための奨学金制度強化、女性・高齢者・障害者が活躍できる環境づくりなどを訴えている。有権者との対話を重視した草の根活動を進めている。 
 自民党いわき総支部は5月に清水氏の推薦を決めた。自民系の市議会最大会派・志帥会から推される形で渡辺氏が立候補を表明した。2005年以降、4回連続で自民系の分裂選挙となる情勢だ。民進党県第5区総支部は自主投票とした。連合福島は渡辺氏を推薦する方向で調整を進めている。

福島民報社

4776チバQ:2017/08/22(火) 15:08:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000011-khks-pol
<宮城県知事選>投票まで2ヵ月 村井氏準備本格化「対抗馬出る」気引き締め
8/22(火) 11:04配信 河北新報
 任期満了に伴う知事選(10月5日告示、22日投開票)は、投票まで2カ月となった。4選を狙う村井嘉浩知事(57)は21日の定例記者会見で「必ず対抗馬は出る。選挙戦の前提で準備を進める」と気を引き締めた。野党と対立候補の擁立を目指す市民団体は、26日に仙台市内で発足集会を開催する方針を明らかにした。

【写真特集】村井知事、浦島太郎に扮しあの人と…

 1週間の夏期休暇を終え、会見に臨んだ村井知事。休暇中に公約の検討や、選挙向けの原稿を執筆したことを明かし、「多選批判があり、厳しい戦いになる」と改めて強調した。

 立候補を表明したのは村井氏のみだが、選挙戦について「3期12年の県政運営の是非と、東日本大震災からの復興の進め方が争点になる」との見方も示した。

 野党サイドは候補擁立の動きを加速させている。県議会の民進党系会派「みやぎ県民の声」(10人)は21日、対応を協議。「知事を積極的に支持する理由がない」と主戦論がある一方、態度を決めかねる議員もおり、結論は出なかった。

 前身の民主党は2013年の前回知事選で独自候補の擁立を見送り、自主投票とした。民進として臨んだ昨夏の参院選、7月の仙台市長選では共産党などとの野党共闘で連勝を収めた。

 藤原範典会長は民進代表選(9月1日投開票)で野党共闘の在り方が争点になっているとして、「結果を見ながら会派内の議論を深める」と話した。

 26日に「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」(仮称)を発足させる市民団体のメンバーは21日、県議会棟を訪れ、県民の声と共産党県議団(8人)の議員に野党共闘の実現を要請した。

 選ぶ会の共同代表を務める中嶋信徳島大名誉教授(大崎市)は「市民が前面に立って新しい政治をつくることが重要だ」と訴えた。

4777とはずがたり:2017/08/23(水) 22:40:49
>>4770>>4768
どっかでみたなあと引っ掛かってたんですが県議選に町長選にといっぱい出てきてますよね。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/?q=%BD%D3%B0%EF
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/?q=%BD%D3%B0%EF

豊田真由子氏秘書への辞職勧告、一転見送り
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000535-san-pol
8/22(火) 21:50配信 産経新聞

 元政策秘書への暴言・暴行問題で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=の新たな政策秘書に埼玉から約550キロ離れた青森県板柳町の松森俊逸町議(61)が就任した問題で、同町議会の葛西清人議長は22日、松森氏に対する町議の辞職勧告決議案について当面、見送る考えを明らかにした。

 葛西議長はこの日、自身が所属する拓心会の会合で決議案を見送る考えを説明。他の議員から異論は出なかったという。一方で「兼職によって松森氏が議員として職責を果たせない場合は将来的に辞職勧告決議案も考える」と語り、松森氏の活動状況を見極めて対応する考えを示した。

 松森氏は、豊田氏による秘書への暴言や暴力行為が問題になった後の6月30日付で政策秘書に就任。町議会の聴取に「国会議員秘書の経験が17年あり、兼職は可能だ」などと主張していた。

4778チバQ:2017/08/24(木) 19:14:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170824-00000004-khks-pol
<市長会長職>野党系・郡氏就任で「仙台外し」も 政府与党の冷遇懸念
8/24(木) 10:12配信 河北新報
 東北市長会と宮城県市長会の両会長ポストを、仙台市長が務める慣例が崩れる可能性が出てきた。同市長に22日就任した郡和子氏は元民進党衆院議員で、7月の市長選は国政与野党が激突する構図となった。政府与党との関係悪化を懸念する市長からは「仙台外し」の声が高まっている。

 「郡さんが会長になれば国に要望しても届かない。そんな状況は他の市長も望んでいない」

 宮城県内のある市長は、奥山恵美子前仙台市長の退任に伴う県市長会長の後任に、郡氏を推さない考えだ。新会長を選出する28日の定例会議を前に「他県では人口の多寡で会長を決めていない例もある」と、仙台の「あて職」を見直す契機にしたいと強調した。

 一方で、別の市長からは「(会長市が担う)会事務局は仙台以外では手に負えないだろう。今回も慣例通りでいいのではないか」と反対意見も聞かれる。

 東北、宮城県両市長会は毎年2回、総会などを開き、東日本大震災からの復興など重要課題に関する国や県への要望事項を決めてきた。県市長会は県選出国会議員や知事との行政懇談会も定期開催している。

 東北市長会の陳情や要望活動は、会長が関係省庁の大臣や与党幹部に直接働き掛ける機会も多い。奥山会長として最後となった6月の要望活動の際は、吉野正芳復興相や松野博一文部科学相(当時)と対面した。

 陳情・要望に際し、多忙な大臣が面会の時間を割くかどうかは、地元の与党国会議員の橋渡しが大きい。宮城県以外の市長の一人は「県内の市長から『与党系の仙台市長でなければ政府とのコミュニケーションが取れない』と心配する声が出ている」と指摘。東北市長会は相馬市で10月25日に開く総会で新会長を決めるが、「宮城県市長会の判断は東北市長会長選びにも影響する」と注視する。

 これまで両市長会事務局の仙台市から陳情・要望の仲介を依頼されてきた土井亨復興副大臣は、衆院宮城1区で郡氏と4度に渡る激戦を繰り広げてきた。

 土井氏は「市長会長として仙台から要望があれば今まで通り対応する」と話しており、両氏の「大人の対応」が求められそうだ。

 市によると、過去に仙台市長が東北市長会長から外れた例は、ゼネコン汚職で当時の市長が逮捕され辞職した後の1993年10月〜94年10月のみ。宮城県市長会ではないという。

4779チバQ:2017/08/24(木) 20:11:04
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170823_11019.html
<郡仙台市長>庁内に安堵と戸惑い「市政変わらない」「議会運営どうか」
08月23日 10:57河北新報

 郡市政初日の22日、仙台市役所内は新たなトップの言動を固唾(かたず)をのんで見守った。職員の間には「市政が大きく変わる訳ではなさそうだ」と安堵(あんど)の声がある一方、「少数与党となる議会運営はどうなるのか」「行政手腕は未知数」といった戸惑いも見られた。
 郡市長は幹部職員約350人への初の訓示で(1)前例にとらわれず、新しい発想で事に当たる(2)現場に足を運ぶ(3)市民協働を重視する-の3点を共通認識とするよう指示。「仙台をより良い街にするため、共に頑張ろう」と呼び掛けた。
 ある局長は「奥山市政から百八十度変わる訳ではない」と受け止め、課長の一人も「市民協働や現場主義にはこれまでも取り組んできた」と同調。別の課長は「政策の優先順位がよく分からない」と話した。
 7月の市長選で、これまで市政野党の立場だった共産党が郡市長を支援した。最初のヤマ場となる9月11日開会予定の市議会9月定例会をはじめ、今後の議会との関係を不安視する声も目立った。
 ある幹部は「与党となる共産党と野党となる自民、公明両党との距離感をどう取っていくのか。9月定例会はこれまで以上にデリケートさが必要になるだろう」と気をもむ。
 各局は郡市長への事業説明や意見のすり合わせを、9月定例会の開会直前まで続ける予定だが、別の幹部は「あいさつ回りなどで、市長の時間がなかなか取れない」とこぼした。

【動画】郡仙台市長 就任初会見
http://www.kahoku.co.jp/movie/archive/2017/L5MmYSJ0RGw.html

4780チバQ:2017/08/24(木) 21:30:36
http://www.sakigake.jp/news/article/20170822AK0003/
にかほ市長選、県議の渋谷氏出馬へ 「活力ある古里を再生」
2017年8月22日 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 秋田県議会議員の渋谷正敏氏(69)が21日、任期満了に伴うにかほ市長選(10月22日告示、29日投開票)に無所属で立候補する考えを明らかにした。同市長選への出馬表明は、元市議の市川雄次氏(50)に続き2人目。9月に正式表明する。

 渋谷氏は後援会から出馬要請を受けており、21日には県議会の全会派に出馬の意向を伝えた。

 出馬理由について渋谷氏は「企業経営者と県議、議長として培った経験、人脈を生かし、古里と市民への恩返しとして活力あるにかほ市を再生したい」と述べた。公約には、新しい工業団地を整備し企業誘致にトップセールスで取り組むことや、金浦地区への文化施設建設などを挙げた。
(全文 490 文字 / 残り 201 文字)

4781チバQ:2017/08/27(日) 18:54:45
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104197302.html
3人、臨戦態勢 いわき市長選告示まで一週間

10:34

 任期満了に伴ういわき市長選は9月3日の告示まで一週間となった。再選を目指す現職清水敏男氏(54)=無所属=、元職渡辺敬夫氏(71)=無所属=、新人宇佐美登氏(50)=無所属=が立候補を表明している。2013(平成25)年の前回市長選に立候補した3人による選挙戦となる見通しで、いずれも総決起大会や集いで盛り上げを図っている。 清水氏は自民党いわき総支部の推薦を受けた。後援会を軸に支持基盤の強化を狙う。各地で市政報告会を開き、東日本大震災からの復興を、より推進するとして市政の継続を訴えている。「医(医療)・職(雇用)・住(住居)」の向上などを公約に掲げている。 渡辺氏は連合福島の推薦を得た。市内各地での集会や企業、団体へのあいさつ回りを精力的に展開している。未来を担う人材育成に向けた教育費の一層の充実など独自のビジョンを打ち出した。現市政と方向性の異なる政策を提示し、変革の必要性を訴えている。 宇佐美氏は後援会が中心となり態勢固めを進めている。草の根の運動で知名度アップを目指すとともに、市内各地で意見交換会を開いている。有権者との対話を通し、地域医療充実や地域産業の育成・強化、高齢者の移動手段確保などの公約をアピールしている。 市長選を巡っては、民進党県第5区総支部、社民党いわき双葉総支部と、共産党いわき・双葉地区委員会などでつくる「清潔・公正・市民本位のいわき市政をつくる会」はそれぞれ自主投票とした。各陣営による民進、社民、共産各党支持層の票の取り込みが今後、激化するとみられている。 6月1日現在の有権者数は27万7970人(男13万5828人、女14万2142人)。

4782チバQ:2017/08/28(月) 15:59:58
>>4778
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170826_11023.html
<宮城県市長会>塩釜市長が会長後任に 仙台以外は異例
08月26日 13:12河北新報

 仙台市長を退任した奥山恵美子氏が務めてきた宮城県市長会長の後任に、佐藤昭塩釜市長(75)が選ばれる方向で最終調整に入ったことが25日、分かった。22日に就任した郡和子仙台市長(60)が7月の市長選で野党の支援を受け初当選したため、他の市長らから政府与党との関係悪化を懸念する声が上がっていた。
 県市長会は28日に塩釜市内で開く会合で、会長を互選する。奥山氏の任期が来年春まで残っており、佐藤氏が残りを引き継ぐ方向で調整している。
 佐藤氏は県港湾空港局長を経て2003年の市長選で初当選し、4期目。「県内の市長をまとめる人望がある」などの理由で、複数の市長から推挙された。
 県市長会は年2回、国や県に対する重要課題の要望事項を決めている。県選出国会議員や知事との行政懇談会も定期開催している。
 県市長会長と東北市長会長は仙台市長が務めるのが慣例だった。県市長会の判断は、10月に予定される東北市長会の会長選出にも影響する可能性がある。

4783チバQ:2017/08/28(月) 19:27:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170828_11019.html
<大郷町長選>前職田中氏 返り咲き


当選が決まり万歳する田中氏(中央)と妻栄子さん(右)=27日午後8時20分ごろ、大郷町中村の事務所
拡大写真

拡大写真
 任期満了に伴う大郷町長選は27日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の前町長田中学氏(71)が、ともに無所属の現職赤間正幸氏(67)、元町議の新人石垣正博氏(69)を破り、通算4期目の返り咲きを果たした。
 午後8時5分ごろ、同町中村の田中氏の事務所に当選の知らせが入ると、詰め掛けた支持者約400人から歓声が起きた。
 2009年の前々回選挙で赤間氏に4選を阻まれて以来となる町長の座。田中氏は「8年の空白をようやく取り戻すことができた」と喜びを爆発させ、「これまで培ってきた人脈を総動員し、日本一の町にする」と意気込んだ。
 選挙戦では高齢批判もあったが、3期12年の町長経験を前面に「町の停滞を打破する」と主張。農産物の販路拡大や町長報酬50%カットを掲げ、激戦を299票差で制した。「もういっぺん活力ある町づくりをしてくれという町民の期待が勝因だ」と振り返った。
 3選を目指した赤間氏は、「安全安心なまちづくりを着実に実行する」と訴えたが及ばなかった。石垣氏は、草の根の選挙戦を展開したが広がらなかった。
 当日の有権者は7063人。投票率は80.46%で前回を1.42ポイント上回った。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年08月28日月曜日

4784とはずがたり:2017/08/29(火) 14:53:28
豊田衆院議員の政策秘書辞職/松森・板柳町議「報道で混乱、職責全うできず」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-29120523-webtoo-l02
8/29(火) 12:05配信 Web東奥

 青森県板柳町の松森俊逸町議(61)が28日、豊田真由子衆院議員=埼玉4区=の政策秘書を辞職したことが同町議への取材で分かった。同日、衆院事務局に辞職を届け出たという。

 松森氏は取材に対し「地方議員が政策秘書をするという数少ない事例だったが、そこだけが注目されて報道されたため混乱を招き、本来の秘書業務に支障を来す結果となった。秘書の職責を全うできなくなったので辞職を決意した」と理由を説明した。

 今後については「一地方議員として自分のできる範囲で豊田議員らを支えていく気持ちに変わりはない」と語った。

 松森氏は6月30日付で豊田衆院議員の政策秘書に就任した。兼職について「法的、道義的に問題はない」と述べる一方、兼職によって町議の仕事に支障が出れば政策秘書を辞任する意向も表明していた。板柳町議会の葛西清人議長は町議の仕事がおろそかになれば辞職勧告を検討する姿勢を示していた。

東奥日報社

4785チバQ:2017/08/30(水) 10:22:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170827_11032.html
<宮城県議補選>村上名取市議が立候補の意向
 石川利一県議の死去に伴う県議選名取選挙区の補欠選挙(欠員1、10月13日告示、22日投開票)で、石川氏の後援会事務を担ってきた名取市議の村上久仁(ひさと)氏(58)が26日、河北新報社の取材に対し、立候補する意向を明らかにした。無所属で出馬し、当選後に自民党会派入りを模索する。
 村上氏は「名取を住みよいまちにするため腐心した石川氏の思いを引き継ぎ、子育てから、ついのすみかまで、どの年代にとっても住みやすい名取をつくりたい」と述べた。
 村上氏は名取市出身、東北工大卒。東日本大震災による議員の死去などに伴う2011年の市議補選で初当選し、1度の落選を挟んで現在2期目。介護関連の会社役員も務める。
 県議補選では村上氏のほかに、元衆院議員の大久保三代氏(41)が立候補を予定している。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2017年08月27日日曜日

4786チバQ:2017/08/31(木) 18:33:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170829_11034.html
<宮城県知事選>民進系会派県連に一任 県議会「推せる候補いない」

 任期満了に伴う知事選(10月5日告示、22日投開票)で、県議会の民進党系会派「みやぎ県民の声」(10人)は28日、会派総会を開き、候補者選考などの対応を安住淳県連代表に一任する方針を決めた。
 村井嘉浩知事(57)への対立候補を擁立するかどうかを協議。「積極的に支持する理由がない」と主戦論が浮上した一方、「現職が退いた仙台市長選とは状況が違う」などと意見が割れ、結論が出なかった。
 対立候補の擁立を目指す市民団体などは28日までに、会派内の複数議員に立候補を打診した。藤原範典会長が該当者に意向を確認したが、いずれも出馬の意思を示さなかった。藤原会長は「現時点で推せる候補がいない。主戦論でいくかどうかも含め、県連に判断を委ねたい」と述べた。
 知事選の対応について、7月下旬の党県連幹事会では「まず会派の意向を聞く」との方針で一致していた。安住代表は「党代表選(9月1日投開票)のさなかで時間がない。新執行部を構築する中で対応を検討したい」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年08月29日火曜日

4787チバQ:2017/08/31(木) 18:41:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170827_11032.html
<宮城県議補選>村上名取市議が立候補の意向


村上久仁氏
拡大写真
 石川利一県議の死去に伴う県議選名取選挙区の補欠選挙(欠員1、10月13日告示、22日投開票)で、石川氏の後援会事務を担ってきた名取市議の村上久仁(ひさと)氏(58)が26日、河北新報社の取材に対し、立候補する意向を明らかにした。無所属で出馬し、当選後に自民党会派入りを模索する。
 村上氏は「名取を住みよいまちにするため腐心した石川氏の思いを引き継ぎ、子育てから、ついのすみかまで、どの年代にとっても住みやすい名取をつくりたい」と述べた。
 村上氏は名取市出身、東北工大卒。東日本大震災による議員の死去などに伴う2011年の市議補選で初当選し、1度の落選を挟んで現在2期目。介護関連の会社役員も務める。
 県議補選では村上氏のほかに、元衆院議員の大久保三代氏(41)が立候補を予定している。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年08月27日日曜日

4788チバQ:2017/09/01(金) 12:59:11
>>4785
大久保さん、また出るのか!

4789チバQ:2017/09/02(土) 09:46:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170902-00000498-fminpo-l07
元県議遠藤氏立候補へ 伊達市長選、近く正式表明
9/2(土) 9:37配信 福島民報
 来年2月11日の任期満了に伴う福島県の伊達市長選で、元県議の遠藤保二氏(69)は1日までに立候補の意思を固めた。近く正式に表明するとみられる。 
 遠藤氏は伊達市保原町出身で保原高、関東学院大経済学部卒。旧保原町議を2期務め、1999(平成11)年の県議選で初当選し3期務めた。県議会運営委員長、自民党県連筆頭副幹事長などを歴任した。 
 現職の仁志田昇司氏(73)は開会中の9月定例議会で態度を明らかにする見通し。市長選を巡っては他にも立候補を模索する動きがある。 

■来年1月21日告示、28日投票
 伊達市長選は来年1月21日告示、同28日投票で行われる。市選管委が1日に決めた。 
 1日現在の有権者数は5万3121人(男2万5842人、女2万7279人)。

4790チバQ:2017/09/04(月) 19:19:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170904-00000028-khks-pol
<いわき市長選告示>3氏の争い
9/4(月) 17:47配信 河北新報
 任期満了に伴う福島県いわき市長選は3日告示され、いずれも無所属で、新人の元衆院議員宇佐美登氏(50)、前市長の渡辺敬夫氏(71)、再選を目指す現職の清水敏男氏(54)=自民推薦、公明支持=の3人が立候補を届け出た。投票は10日で即日開票される。

 宇佐美氏は第一声で医師不足などの解決や健康保険料引き下げを公約に「隅々まで光が当たる政治を実現するため力を頂きたい」と市政刷新を主張した。

 渡辺氏は現市政を「約束を果たしていない」と批判。高齢者対策強化や幼稚園・保育所の無料化などを掲げ「全市民に寄り添う行政を進める」と語った。

 清水氏は東日本大震災の住宅再建支援や国際イベント開催などの実績を強調。「復興の礎が整うまで私の責任でまちづくりを進めたい」と市政継続を訴えた。

 市議会の二つの自民党系会派が清水氏支持と渡辺氏支持に分かれ、事実上の自民分裂選挙となった。

 2日現在の有権者は27万7150人。

 ◇いわき市長選立候補者 

宇佐美 登(うさみのぼる) 50 無新 

元大学客員教授(日本WHO協会長、衆院議員(2))東京都、早大

 

渡辺 敬夫(わたなべたかお) 71 無前(1)

前市長(県議(5)、県議会議長、市議(2))いわき市、日大   

 

清水 敏男(しみずとしお) 54 無現(1)

市長(県議(4)、市議(2))いわき市、日大=(自)《公》

4791チバQ:2017/09/05(火) 19:05:17
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170905_11013.html
<宮城知事選>戦いの構図固まらず 告示まで1ヵ月
11:05河北新報

<宮城知事選>戦いの構図固まらず 告示まで1ヵ月
自民県議の県政報告会に駆け付け、出席者と握手を交わす村井氏=2017年9月2日、宮城県気仙沼市
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)は告示まで1カ月となったが、依然として戦いの構図は固まっていない。4選を狙う村井嘉浩知事(57)が支持固めに励む中、対立候補の擁立を目指す市民団体が立候補を打診した複数の県議はいずれも固辞。民進党内には自主投票の容認論も浮上しており、議論は足踏みしている。

<「必ず出てくる」>
 会場は村井氏の個人演説会のような熱気に包まれた。気仙沼市内で2日にあった県議会最大会派「自民党・県民会議」(30人)に所属する議員の県政報告会。「復興完結へ」の言葉が躍るポスターが張られ、立ち見が出る盛況だった。
 「私のポスターが張られ、誰の会合か分からない雰囲気。なんとタイミングが良い報告会なんでしょう」と上機嫌の村井氏。「当選し、復興をやり遂げたい」と力強く訴えた。
 4日の定例記者会見で、対立候補が決まらない現状を問われた村井氏は「必ず相手は出てくる」と気を引き締めた。「着々と準備を進める」との言葉通り、臨戦態勢に入りつつある。
 JR仙台駅東口周辺に事務所を確保し、支援者らには室内用ポスター約11万枚を配布。仙台市長選を巡る自身の言動などで自民会派の不満が表面化すると、説明を尽くす姿勢を強調し、支持を取り付けた。

<打診固辞ばかり>
 対立候補の選考は難航している。野党と連携し、県政転換を求める市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」は2日以降、民進系の県議数人に立候補を打診したが、固辞されたという。
 事務局長の草場裕之弁護士は「政党が決めた人を推すのではなく、市民が自ら選ぶことが大切。近日中に決着させたい」と話す。
 共産党県議団(8人)は市民団体に歩調を合わせる構えだ。党県委員会の中島康博委員長は「最後まで野党と市民の共闘を目指して戦う」と動向を見守る。
 鍵を握る県議会の民進系会派「みやぎ県民の声」(10人)は8月28日、知事選の対応を県連に一任する方針を決定して以降、活動が停滞している。8日の党県連幹事会に向け、候補者擁立を模索する一方、前回の知事選(2013年)と同様に「自主投票でもいい」との声も漏れ始めた。
 党県連の安住淳代表は「村井県政をどう評価し、対抗馬を立てたいのかどうか県議会会派の判断が重要だ」と述べ、協議を重ねる考えを示している。

4792チバQ:2017/09/05(火) 19:29:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170904ddlk07010110000c.html
<選挙>いわき市長選 告示 現新元3氏の争い 前回選も出馬 人口減対策など争点 /福島
09月04日 00:00毎日新聞

 任期満了に伴ういわき市長選は3日告示され、新人で元衆院議員の宇佐美登氏(50)▽前市長の渡辺敬夫氏(71)▽再選を目指す現職の清水敏男氏(54)--の3人が、いずれも無所属で立候補を届け出た。10日に投開票される。

 3人とも出馬した2013年の前回市長選では、東日本大震災からの復旧・復興策が主要争点になったが、その後、災害公営住宅などのハード整備がほぼ完了。今回の選挙は復興の継続とともに、人口減少対策や地域医療など市の将来像をどう描くかが各候補者に問われそうだ。

 清水氏は自民党いわき総支部の推薦と公明党いわき総支部の支持を受けた。渡辺氏は連合福島の推薦を得た。市議会の自民党2会派は清水氏、渡辺氏で割れており、自民党は4回連続の分裂選挙となった。

 投票は10日午前7時〜午後7時(一部は午後6時)、市内138カ所で行われ、午後8時から即日開票される。期日前投票は4〜9日、市役所の各支所など15カ所で。2日現在の選挙人名簿登録者数は27万7150人(男13万5429人、女14万1721人)。【乾達】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

 ◇隅々まで光が当たる政治を 宇佐美登(うさみ・のぼる)氏(50)=無新

 宇佐美登氏は、いわき市鹿島町久保の結婚式場駐車場での出陣式で「いよいよ決戦の時。いわきの現状を選ぶのか未来を選ぶのか。この選択です」と第一声を上げた。シンボルカラーの緑のハンカチを持つ支持者らは歓声で応えた。支援する県議や市議らもあいさつし、支持を訴えた。

 前回に続き2度目の挑戦となる。東日本大震災以来、同市の状況を見てきており、「私の経験や人的ネットワーク、発信力がお役に立てるのでは」と主張。「(医療、福祉、教育など)隅々まで光が当たる政治を実現する」と決意を述べた。

 そして最後に、「今回は私の選挙であると共に、市民の皆さんの未来、生き様を問われる戦い」と締めくくった。【笹子靖】

 ◇長年の経験と人脈を生かす 渡辺敬夫(わたなべ・たかお)氏(71)=無元(1)

 渡辺敬夫氏はいわき市平上荒川の選挙事務所で出陣式を行った。民進党の増子輝彦参院議員、自民党の坂本剛二・前衆院議員らが応援に駆けつけ、支援者らが第一声に聴き入った。

 渡辺氏は「現在の市政では、喫緊の課題ではない平城の建築などが進められようとしている。一方、選挙の時の公約は何一つ実現していない」と現職候補の政治手腕を批判。長年の経験と人脈を生かし、幼稚園・保育園の無料化、高齢者福祉や市立総合磐城共立病院の充実などを必ず実現させると訴えた。

 70歳を超えての再出馬に批判があることにも触れ、「前期高齢者だからこそ、高齢者対策の必要性は一番分かっている」と切り返した。【大塚卓也】

 ◇物心両面での復興成果強調 清水敏男(しみず・としお)氏(54)=無現(1)

 清水敏男氏は、いわき市鹿島町米田の商業施設駐車場で出陣式を開き、支持者を前に第一声を上げた。「災害公営住宅や高台移転が完成し、沿岸被災地に安心感が芽生えてきた。土日でも市民のところへ出向き『明るく元気ないわきをつくっていこう』と言い続け、昨年の市制施行50年で行事もやる中で市民に笑顔が戻ってきた」と復興が物心両面で進んだことを強調。

 また、「人口減少社会で『勝ち組』に入れるよう礎を築く」と述べ、奨学金返還の肩代わりや出産支援金などで、子育て世代の負担軽減や若者の地元定着に取り組むとした。

 公明党の若松謙維参院議員、自民党の岩城光英・元法相、品川万里郡山市長らが応援演説した。【乾達】

………………………………………………………………………………………………………

宇佐美登(うさみ・のぼる)氏(50)=無新

 [元]衆院議員[歴]松下政経塾生▽衆院議員秘書▽日本WHO協会長▽東日本国際大客員教授▽早大

渡辺敬夫(わたなべ・たかお)氏(71)=無元(1)

 [元]県議長▽水産加工会社監査役[歴]北日本自転車競技会職員▽市議▽自民党県連幹事長▽日大

清水敏男(しみず・としお)氏(54)=無現(1)

 [元]県議[歴]衆院議員秘書▽市議▽全国若手市議会議員の会会長▽自民党県連総務会長▽日大

4793チバQ:2017/09/06(水) 18:49:38
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104422640.html
支持構図入り組む 党派超え得票目指す いわき市長選
10:24福島民報

 任期満了に伴ういわき市長選は6日で折り返しを迎える。序盤は現職清水敏男(54)=無所属=が先行し、元職渡辺敬夫(71)=無所属=が激しく追い、新人宇佐美登(50)=無所属=が続く情勢となったが、自民は支援する候補者を一本化できず、民進、社民、共産各党は自主投票となり、票の行方は読みにくくなっている。10日の投票に向け、大票田の市街地を中心に戦いは激しさを増すとみられる。復興へと歩む中核市のリーダーを決める戦いをルポした。(文中敬称略) 市中心部の平にある清水の選挙事務所。6号国道に面した入り口に自民党衆院議員で復興相の吉野正芳、同党元参院議員の岩城光英のポスターを飾り、自民、公明支持層への浸透を目指している。 自民党所属県議を辞職し、新人の立場で臨んだ2013(平成25)年の前回と状況は異なり、自民党いわき総支部から推薦、公明党いわき総支部から支持を受けた。市議37人のうち、自民系第二会派「清政会」所属の9人、公明党の4人が支援に回っている。 前回、票が伸び悩んだ市北部の四倉、久之浜などに新たに後援会組織を設けた。総数は市内全域で約60に上っている。市議や吉野、岩城の後援組織と一体で支持拡大に努め、有権者への電話による投票の呼び掛けにも力を入れている。遊説では復興政策の継続、企業や研究機関の誘致による雇用充実などを訴えている。 商工、医療関係団体などから推薦を得たが、陣営は前回、清水に敗れるまで市長を1期務めた渡辺にも業界関係の票が流れると読む。選対本部長の青木稔は「組織票を確実にまとめ、再選を果たしたい」と支援団体を引き締めている。■    ■ 渡辺は平上荒川の住宅団地近くに選挙事務所を設けた。室内には民進党参院議員の増子輝彦、自民党元衆院議員の坂本剛二らのため書きが張られるなど、民進、自民両党の取り込みに懸命だ。 かつては自民党所属県議で、県議会議長を務めた。今回は自民系で市議会最大会派「志帥会」の11人が支援している。一方、自民総支部が清水を推薦したことから、反自民の立場の連合福島は渡辺を推薦した。これを受け、労組を出身母体とする市議4人が応援に回っている。 市内全域に置く約50の後援会と市議らの後援組織、連合福島の加盟労組などが軸となって浸透を目指している。陣営は前回、浮動票の多くが清水に流れたことが敗因と捉えている。このため、幼児教育無料化など若い有権者向けの公約を印刷したチラシを大票田の平や小名浜で配布し、票の掘り起こしに努めている。 ただ、前回は渡辺を推した一部の市議が一転して清水の支援に回る動きも出ており、陣営は市内全域で支援体制の総点検に努めている。選対本部長の菅波健は「追う立場であり、幅広い層から支持を得たい」と言葉に力を込める。■    ■ 宇佐美が鹿島町下矢田に設けた選挙事務所には、小名浜などの企業からの推薦状が並び、経済界などとのつながりを強調している。 県議西丸武進と無所属の市議樫村弘が選挙戦を支えており、陣営は2人の後援者に支援を呼び掛けている。さらに、これまでに立候補した衆院選や市長選で獲得した支持者が知人・友人に投票を求める草の根戦術を繰り広げている。 立候補表明後、座談会やミニ集会を市内各地で開き、各地域への浸透を図ってきた。選挙期間中は平や勿来といった都市部のスーパーなどで1日5カ所以上で街頭演説し、健康保険料減額をはじめとする公約に理解を求める。 陣営幹部は清水、渡辺に比べ知名度が劣るとみている。選対本部長の小野正勝は「有権者目線で支持を増やし、浮動票を得たい」と目標を語る。■    ■ 終盤戦、清水は地元常磐を中心に遊説し、渡辺は大票田の平などを回る。宇佐美は支持者が多い小名浜などに選挙カーを入れる。 投票率について清水陣営は前回市長選の51・13%を上回る55%、渡辺陣営は40%台後半とみている。宇佐美陣営は昨年の市議選の46・66%を下回ると読んでいる。 当選ラインは清水陣営が6万6000票、渡辺陣営が6万5000票と、前回清水が得た5万5367票を上回るとする一方、宇佐美陣営は5万票と予想している。■立候補者(届け出順、敬称略)宇佐美 登 50 無新渡辺 敬夫 71 無元清水 敏男 54 無現

4794チバQ:2017/09/07(木) 03:07:56
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104412327.html
清水氏が先行 渡辺氏、宇佐美氏追う いわき市長選序盤情勢
09月05日 09:37福島民報

 10日投票のいわき市長選は、再選を目指す現職清水敏男候補(54)=無所属=が先行、元職渡辺敬夫候補(71)=無所属=が激しく追い、新人宇佐美登候補(50)=無所属=が続く展開となっている。福島民報社は3、4の両日、世論調査を実施し、取材の情報も加味して序盤情勢を分析した。4割が投票する候補を決めておらず、中盤以降に無党派層や浮動票をどう取り込むかが各候補の当落の鍵を握るとみられる。 地区別に見ると、清水候補は大票田の平、小名浜、勿来、地元の常磐で優位に立つ。内郷、好間、田人、川前にも浸透している。 渡辺候補は地盤とする北部の四倉、久之浜・大久をほぼ固め、北部の小川、三和で優勢だ。地元の平と、小名浜などで清水候補に迫っている。 清水、渡辺両候補が遠野で互角の戦いを繰り広げている。 宇佐美候補は小名浜、勿来、三和、内郷などを中心に支持を広げている。 支持政党別は、元自民党県議で今回、同党いわき総支部の推薦、公明党いわき総支部の支持を受けた清水候補が自民党支持層に浸透し、公明党支持層は固めつつある。民進、共産党支持層をはじめ「支持政党なし」の無党派層にも食い込んでいる。 元自民党県議で連合福島の推薦を受けた渡辺候補は自民党支持層と民進、社民党支持層を中心に支持を得ている。 宇佐美候補は自由、共産党支持層の支持が厚く、民進、公明党支持層の一部も取り込んでいる。 年代、男女別は清水候補が男女の全ての年代で厚い支持を得ている。渡辺候補は40代と70歳以上の男性と40代女性、宇佐美候補は29歳以下の女性に浸透している。 職業別では、清水候補が学生、商工自営業、管理職、主婦層、渡辺候補は農林漁業層の支持がそれぞれ厚い。事務・技術職は清水、渡辺、宇佐美の3候補に分かれている。 清水、渡辺、宇佐美の3候補は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興、地域医療充実に向けた取り組みなどを焦点に独自の政策を掲げ、支持拡大を目指している。

4795チバQ:2017/09/07(木) 20:58:43
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170907_11045.html
<宮城知事選>遊佐県議に市民団体が出馬要請 回答は留保
11:33河北新報

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選を狙う村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立を目指す市民団体が、民進党の遊佐美由紀県議(54)=6期、青葉選挙区=に立候補を正式に要請したことが6日分かった。遊佐氏は回答を留保。県議会の民進系会派は党県連に対応を委ねており、8日の県連幹事会で協議するとみられる。
 市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」のメンバー約10人が5日、仙台市青葉区にある遊佐氏の事務所を訪れ、立候補の意思を固めるよう求めた。
 要請について、遊佐氏は河北新報社の取材に「不戦敗は許されない。誠意を持って対応したい」との考えを示した上で、「他にもふさわしい候補はおり、あらゆる可能性を模索すべきだ」と述べた。
 民進系会派「みやぎ県民の声」は8月28日、「現時点で会派内に推せる候補はいない」として主戦論を棚上げし、安住淳県連代表に一任する方針を決めた。候補者の一人として遊佐氏の名前も浮上したが、会派内で意見が一致しなかった。
 遊佐氏は8日の党県連幹事会に出席し、市民団体から要請を受けた経緯を報告する見通し。昨夏の参院選宮城選挙区、7月の仙台市長選に続く野党共闘などの対応も話し合うとみられる。
 市民団体の草場裕之事務局長は「自分たちの思いは受け止めてもらえたと感じる。野党各党と連携して戦いたい」と話した。

4796チバQ:2017/09/08(金) 21:32:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00000012-khks-pol
<いわき市長選>変わらぬ顔触れ 市民の関心低調
9/8(金) 11:08配信 河北新報
<いわき市長選>変わらぬ顔触れ 市民の関心低調
第一声の会場で気勢を上げる支持者ら。陣営の士気は高いが、市民の関心はいまひとつだ=3日、いわき市
 任期満了に伴う福島県いわき市長選(10日投開票)は終盤に入った。候補者3人が舌戦を繰り広げるが、市民の関心は低調だ。立候補しているのはいずれも無所属で、新人の元衆院議員宇佐美登氏(50)、前市長の渡辺敬夫氏(71)、再選を目指す現職の清水敏男氏(54)=自民推薦、公明支持=。顔触れは前回と変わらず、自民党支持層が分かれる構図も同じ。そろって医療福祉や子育て支援充実を訴え、政策的争点も少ない。(いわき支局・佐藤崇)

【写真】いわき市長選に立候補した3氏

<医療や教育訴え>

 「1期で市長が変わり続けている。今必要なのは政治の安定だ」。4日にあった清水氏の演説会で応援弁士が声を張り上げた。

 再選を目指す清水氏が演説などで強調するのは東日本大震災からの復興施策と、市立総合磐城共立病院の建て替えや保育料引き下げといった実績。「さらに深化させる」と支持を求める。

 「公約を実現していない」として清水市政を批判する渡辺、宇佐美両氏が重視する政策も医療福祉、教育分野が目立つ。

 返り咲きを狙う渡辺氏は「人づくりにお金を使う」と高齢者対策の強化と教育予算増額、幼稚園、保育所の無料化を公約に掲げる。

 市政刷新を唱える宇佐美氏は「地域医療日本一を目指す」と主張。医師不足の解消や救急救命体制の改善などを重点的に訴える。

 前回の2013年は震災と東京電力福島第1原発事故の影響が色濃かった。震災対応が争点になり、批判票を集めた清水氏が渡辺氏を破った。「復興の遅れ」への不満が集中し、デマも飛び交い首長が相次いで敗れた「落選ドミノ」の一つに数えられた。

 震災発生から約6年半。風評対策や市内に2万人以上が暮らす原発避難者への支援など課題は山積する。ただ、災害公営住宅が完成するなどハード整備は進み、復興が市を二分する論点にはなっていない。

 商業施設で候補者の遊説に居合わせた市内の男性会社員(60)は「ある程度生活が安定してきた。危機が遠のけば政治への関心は薄れる」と投票先を迷う。

<自民支持割れる>

 政党の動きも構図を分かりにくくする。市議会の自民党系2会派が清水氏と渡辺氏に分かれ、4回連続で自民支持層が割れる選挙となった。連合福島は渡辺氏を推薦したが、民進、共産、社民各党は自主投票。与野党対決にもなっていない。

 宇佐美陣営は「自民内の批判合戦に嫌気が差した有権者は多い」(幹部)と草の根戦術で政治の転換を訴えるが、「埋没」を懸念する支持者もいる。

 前回51.13%だった投票率について清水陣営は「55%」と想定。渡辺陣営は「40%台後半」、宇佐美陣営は「昨年の市議選(46.66%)を下回る可能性がある」とともに低下を予想し、関心の喚起に努める。

 ◇いわき市長選立候補者

宇佐美登50元衆院議員 無新
渡辺敬夫71前市長   無前
清水敏男54市長    無現

(自推、公支)

4797チバQ:2017/09/08(金) 21:34:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00010008-minyu-l07
3氏、票の上積みへ大票田に攻勢へ いわき市長選・終盤の情勢
9/8(金) 10:45配信 福島民友新聞
 任期満了に伴ういわき市長選は10日の投票に向け、いずれも無所属で、新人の宇佐美登候補(50)と元職の渡辺敬夫候補(71)、現職の清水敏男候補(54)=1期=は遊説や個人演説会を精力的にこなし、票の上積みにしのぎを削っている。
 各陣営ともこれまでに市内のほぼ全域を巡り支持を訴えてきた。終盤は郊外から市街地へと力点を移し、大票田に攻勢をかける。
 宇佐美候補は「地域医療日本一の実現」を掲げ、大規模な個人演説会を開かずに街頭演説で広く訴えてきた。終盤は市街地の団地など人口密集地を中心に回り、浮動票の取り込みを狙う。陣営は「政策論争に持ち込みたい。最後の最後まで訴えを届ける」とする。
 渡辺候補は子育てや教育施策の充実を目指し、個人演説会を重ねて市内全域に訴えを届けてきた。終盤に向けては平や小名浜、勿来地区など大票田で支持拡大に全力を挙げる。陣営は「政党の垣根を越えた『市民党』として幅広く支持を求めていく」とする。
 清水候補は序盤で中山間地などを巡り、実績と継続の必要性を強調してきた。8日は北部、9日は南部の中心部で支持固めを図るとともに、地盤の常磐地区を回る方針。陣営は「確実に投票に行ってもらえるように最後まで引き締めて臨む」としている。

4798チバQ:2017/09/08(金) 21:39:55
いわき市長選
宇佐美登:県議西丸武進と無所属の市議樫村弘
渡辺敬夫:連合福島の推薦 民進党の増子輝彦参院議員、自民党の坂本剛二・前衆院議員ら市議会最大会派「志帥会」の11人が支援 労組を出身母体とする市議4人
清水敏男:自民党いわき総支部の推薦と公明党いわき総支部の支持 公明党の若松謙維参院議員、自民党の岩城光英・元法相、品川万里郡山市長ら 自民系第二会派「清政会」所属の9人、公明党の4人が支援 復興相の吉野正芳、同党元参院議員の岩城光英

4799チバQ:2017/09/10(日) 16:12:53
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170909_11013.html
<宮城知事選>遊佐県議、出馬せず 民進会派が再度協議へ

09月09日 14:48

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選を狙う村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立を目指す市民団体から立候補要請を受けた民進党の遊佐美由紀県議(54)=6期、青葉選挙区=は8日、固辞する意向を仙台市であった党県連の幹事会で表明した。安住淳県連代表は15日に結論を出す方針を示したが、2013年の前回知事選に続く自主投票の可能性が高まっている。
 遊佐氏は幹事会前にあった県議会の民進会派「みやぎ県民の声」の総会で、態度を明らかにするよう求められた。遊佐氏は報道各社に「市民団体の期待に沿えるよう努力したが、家庭生活など戦う環境が整わない」と述べた。
 非公開の幹事会で、民進会派の藤原範典会長は会派内に適任の候補がいないとして、対応を県連に一任した経緯を改めて説明した。
 安住代表は記者会見で「村井県政を総括できるのは県議会会派だけ。独自候補を立てるのか自主投票を選ぶのか熟議すべきだ」と語り、判断を会派に差し戻したと強調。野党共闘に慎重な前原誠司新代表の影響に関しては「宮城は共闘が成功しており、地元の意向に従ってもらう」と話した。
 民進会派は週明けにも会派総会を開き、協議を重ねる。藤原会長は「候補者擁立の可能性を含めタイムリミットまで検討したい」との考えを示した。
 県連は、次期衆院選に向けた候補者の選考委員会を設置。11月ごろをめどに空白となっている宮城1、2区での擁立を目指す。

シェア

ツイート

4800チバQ:2017/09/10(日) 16:46:55
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170908_11029.html
<宮城知事選>民進会派、主戦論盛り上がり欠く 市民団体との温度差鮮明

09月08日 11:48

 任期満了に伴う知事選(10月5日告示、22日投開票)で、村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立を目指す市民団体と、県議会の民進党系会派の温度差が際立っている。同会派の遊佐美由紀県議(54)に出馬を要請した市民団体に対し、会派内の主戦論は盛り上がりを欠く。民進党県連は8日に協議する方針だが、結束を図れるかどうかは不透明だ。
 仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで7日あった全国和牛能力共進会宮城大会の開会式。村井知事は遊佐氏に駆け寄り、「お手柔らかに」と握手を求めた。遊佐氏は報道各社の取材に「県連幹事会で説明し、対応を検討する。誰も出さないわけにはいかない」と述べた。
 市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」から5日に起意を促され、回答を留保中の遊佐氏。「擁立を放棄するのは村井県政の肯定に他ならない」(草場裕之事務局長)と前のめりな市民団体に、民進会派「みやぎ県民の声」は距離を置く。
 会派の控室では7日、議員から「大義のない選挙はすべきではない」「勝てない選挙は無理する必要はない」と慎重な意見が漏れた。前回(2013年)の知事選に続く自主投票を容認する声も少なくない。
 藤原範典会長は「遊佐氏が態度を表明しておらず、現段階では何とも言えない。会派が割れず、全員が推せるかどうかが重要だ」と話した。市民団体と共同歩調を取る共産党県委員会の幹部は「早々と不戦敗を決め込めば信頼が崩れ、今後

4801チバQ:2017/09/11(月) 18:56:57
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20170911-202960.html
いわき市長に清水敏男氏再選 市政継続、市民が支持
08:00みんゆうNET

いわき市長に清水敏男氏再選 市政継続、市民が支持
再選を決め、万歳三唱する清水氏(中央)と妻明美さん(左)ら=10日午後8時45分ごろ、いわき市平
(みんゆうNET)
 任期満了に伴ういわき市長選は10日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の清水敏男氏(54)=1期=が、いずれも無所属で元職の渡辺敬夫氏(71)、新人の宇佐美登氏(50)を2万票以上の差で破り2期目の当選を果たした。同市長選で現職候補の再選は四家啓助氏が再選した2001(平成13)年以来。
 現市政の是非が問われるとともに、地域医療の再生や人口減対策など、復興を見据えた市の将来像などをどう示せるかが焦点となった。
 自民党いわき総支部からの推薦を受け組織力で臨んだ清水氏は子育て、まちづくり施策など1期4年の実績を強調、市政継続による復興の前進を訴え、有権者の支持を得た。
 渡辺氏は現市政が将来を見据えた施策を展開していないとして市政刷新を訴えたが浸透しきれなかった。宇佐美氏は「医療日本一」を掲げて新たな行政の在り方を説いたものの、及ばなかった。
 投票率は49.13%で前回比2.0ポイント低下。清水氏の2期目の任期は28日から4年。
◇いわき市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当59,814 清水敏男 54 無現
 37,670 渡辺敬夫 71 無元
 36,411 宇佐美登 50 無新

4802チバQ:2017/09/11(月) 20:12:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00010004-dtohoku-l02
候補者擁立見送りも 八戸市長選で民進党市支部
9/11(月) 11:31配信 デーリー東北新聞社
 10月15日告示、22日投開票の八戸市長選で、民進党市支部長の山田知県議は9日、候補者擁立を焦点とする選挙対応について、一般質問など市議会定例会における小林眞市長の答弁を踏まえ、会期末である今月22日の直後に結論を出す方針を明らかにした。ただ、告示まで1カ月余りとなった現時点でも対抗馬は浮上しておらず、人選が難航した場合は擁立を見送ることも「あり得る」との見解を示した。

 市長選の構図は流動的な情勢。4選を目指す小林市長が自民、公明両党の推薦を受けて地盤固めを着々と進めており、民進の動向が注目される。

 11、12日の一般質問では市議会の民進系会派・きずなクラブから、五戸定博幹事長ら2議員が政治姿勢や市政の優先課題などについて、小林市長の考えをただす意向だ。

 9日は市支部が八戸パークホテルで会合を開き、非公開で選挙対応を協議。終了後に取材に応じた山田支部長は「人選は断続的に進めているが、具体的なものに至っていない」と説明。最終判断の時期については「定例会閉会後に速やかに会議を開き、党としての態度を決定する」とした。

 市長選を巡っては、共産党が野党連携も視野に入れて民進の動きを注視するほか、市内の歯科医院長の男性が出馬を検討している。

4803チバQ:2017/09/12(火) 20:45:16
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170912_11010.html
<宮城知事選>決められぬ候補 民進混迷
10:32河北新報

<宮城知事選>決められぬ候補 民進混迷
8日の党県連幹事会で、県議会会派に知事選対応の再協議を求めた安住代表(右から3人目)
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選を狙う村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立を巡り、民進党が混迷を続けている。野党統一候補で勝利した7月の仙台市長選に続き、共闘を視野に入れる市民団体、共産党などの野党はいら立ちを隠さない。県議会の民進党系会派は12日に再び協議し、党県連は15日の決着を目指すが、展望は描けていない。

 県議会の民進系会派「みやぎ県民の声」(10人)は8日、市民団体から立候補の要請を受け、態度を留保した遊佐美由紀氏(54)に真意をただした。「出るのか出ないのかはっきりしろ」。同僚議員に詰め寄られた遊佐氏は無言で部屋を飛び出し、市民団体に固辞する意向を携帯電話で伝えた。
 そもそも会派内には主戦論と慎重論が入り交じり、一枚岩と言えない状況だった。意見がまとまらず、先月28日、「会派議員に適任者はいない」として、判断を県連に一任する方針を決めたばかり。一部議員からは「村井知事が怖く、負けて恥をさらしたくないだけだ」との不満も渦巻く。
 安住淳県連代表は8日の県連幹事会で、独自候補を擁立した仙台市長選を引き合いに「市議会会派は対応に苦心し、(離党者を出すなどの)後遺症を抱えながら議論した。県議会もアクセルを踏むべきだ」とさらなる議論を求めた。
 煮え切らない民進に、市民団体や他の野党はじりじりしながら共闘の道を模索する。関係者によると遊佐氏擁立が決まれば、共産党が選挙資金を一部工面する案も検討されていた。党県議団(8人)の遠藤いく子団長は「共闘は絶対に諦めない」と前を向く。
 市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」は10日夜、緊急会議を開き、引き続き擁立作業を進める方針を申し合わせた。草場裕之事務局長は「ふさわしい候補者を必ず探す。自主投票にはさせない」と力を込める。
 県民の声の藤原範典会長は今後、共産、社民両党と意見交換の場を設けるという。「自主投票ありきではなく、他党や市民団体から魅力的な候補が立てば正面から議論する」と話し、党の独自候補擁立にこだわらない考えも示唆した。
 対する自民党は県連が村井知事の支援を決め、県議会の最大会派「自民党・県民会議」(30人)は13日に支援する会を発足させる。県連幹部は「不戦敗では有権者のためにならないだろう」と話し、民進の迷走劇を眺めている。
シェアツイートgooブログ

4804チバQ:2017/09/12(火) 20:47:01
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104485103.html
いわき市長 清水氏再選 5万9814票で元職、新人破る
08:41福島民報

いわき市長 清水氏再選 5万9814票で元職、新人破る
福島民報
(福島民報)
 任期満了に伴ういわき市長選は10日、投開票され、現職清水敏男氏(54)=無所属=が5万9814票を獲得し、元職渡辺敬夫氏(71)=無所属=に2万2144票、新人宇佐美登氏(50)=無所属=に2万3403票の差をつけ、再選を果たした。清水氏は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興加速に向けた政策などを訴え、支持を得た。清水氏の任期は28日から4年。■復興成し遂げ地域医療に力 清水敏男氏の話 厳しい選挙戦だったが、皆さんと共に正々堂々と戦うことができた。沿岸部の復興を成し遂げるとともに、地域医療、子育て支援に力を入れる。次の50年を見据え、いわきのあるべき姿を考え、持続可能なまちをつくっていく。■戦いの跡 今回の市長選は現市政の評価とともに、震災と原発事故からの復興の総仕上げをいかに強力に進めるかが問われる選挙戦となった。市民は市政の継続を選択した。 再選を果たした清水氏は「市民とともに創る共創のまちづくり」をスローガンに掲げ、選挙戦を勝ち抜いた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの一層の復興に向け、「医(医療)、職(雇用)、住(住居)」を向上させるとした公約が多くの有権者の支持を得た。 4月に立候補を表明した後、自民党いわき総支部の推薦、公明党いわき総支部の支持を受けた。市議会第二会派「清政会」と公明党の市議らが支援し、態勢固めを進めた。 約60の後援会組織を軸に、津波被災地での土地区画整理事業など1期目の実績をアピールするとともに復興へのビジョン、地域医療充実に向けた政策の浸透を図った。若者や子育て世代に対する訴えにも力を入れ、返り咲きを目指した渡辺氏と、宇佐美氏にそれぞれ2万票を超える差をつけた。 渡辺氏は市議会最大会派「志帥会」の市議の要請を受け、6月下旬に立候補を表明した。連合福島の推薦を受け、労組を出身母体とする市議も支援に回った。「情熱とぬくもりのまち」を合言葉に、高齢者の福祉対策や幼児教育の無償化などを最優先課題に挙げ、票の掘り起こしに努めたが、及ばなかった。 宇佐美氏は救急医療体制の立て直しなど地域医療の再生を前面に「市政刷新」を訴えた。衆院議員として築いた人脈などをアピールしたが、届かなかった。(いわき支社報道部長・円谷 真路)
■開票結果(選管最終、敬称略) 
当59,814 清水敏男54 無現  
 37,670 渡辺敬夫71 無元  
 36,411 宇佐美登50 無新    
  無効1,251、持ち帰り2

4805チバQ:2017/09/14(木) 22:15:30
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170914k0000e040321000c.html
<秋田豪雨>知事3カ月無給を県議会に提案 ゴルフ問題 
13:32毎日新聞

<秋田豪雨>知事3カ月無給を県議会に提案 ゴルフ問題 
本会議後、記者団の質問に答える佐竹敬久知事=秋田県庁で2017年9月13日、松本紫帆撮影
(毎日新聞)
 秋田県の佐竹敬久知事は13日、自身の給料を10月から3カ月間無給とし、さらに冬の期末手当(ボーナス)も全額カットする条例案を県議会に提出した。7月下旬に県内を襲った記録的大雨の際、宮城県でのゴルフ旅行から戻るのが遅れ、さらに部長2人の同行に関し当初は虚偽説明をするなど、一連の“不祥事”へけじめをつけた形だ。来月6日までの会期中、激しい議論が交わされる見通し。【松本紫帆、山本康介】

 佐竹知事は本会議で、「私自身の至らぬ行動で不信感を抱かせることになった。議会や県民から寄せられた叱責や批判に真摯(しんし)に向き合い、改めて深く反省している」と述べ、減給案への理解を求めた。

 県人事課によると、減給案は、現在の月給(96万8000円×3カ月)と期末手当(約214万円)などを合わせ約507万円に上る。同課によると、歴代の知事が自らに下した処分としては最も重いという。

 県外では、2007年に広島県知事(当時)が自身の元後援会幹部による政治資金規正法違反事件を巡り、給料3カ月分を全額カットしたほか、12年には佐賀県知事(当時)が自身の原発に関する発言の責任を取り、給料4カ月分を全額カットした例などがある。県内では寺田典城知事(当時)と職員が県出資の第三セクターから接待を受けたとして、寺田知事は05年に2分の1の減給処分(2カ月)とした。

 佐竹知事は本会議後、記者団の取材に「自分としては一定のけじめになるのかなと思う。識者などいろいろな方の意見を聞いて熟慮して決めた。今年中は自らきつい処分をして、また新年から最大限頑張りたい」と述べた。

 知事の表明に対し、鈴木洋一県議(自民)は「どのくらいが妥当かは分からないが、かなり重い処分だ。虚偽説明で知事への信頼は失われたが、手堅く実績を残しているので、今回を反省材料にこれまで以上に真剣に県政運営に当たってほしい」と理解を示した。

 一方、沼谷純県議(民進)は「極めて軽い処分だ。そもそもお金で解決できる問題ではなく、その姿勢が理解できない。今回の行為は辞任に値する。残りの任期を続けたいのであれば県民の審判を仰ぐべきだ」と厳しく批判した。

 県民の意見も分かれた。秋田市の公務員の男性(44)は「処分はかなり重い決断だ」と容認しつつも「危機管理態勢はしっかり反省してもらいたい」と注文をつけた。また同市内の無職の女性(80)は「とても身勝手な行動だったので、知事は辞任すべきだ。減給案も『これだと県民も納得してくれるだろう』と自分に都合のいい処分のように感じる」と語気を強めた。

 この日は佐竹知事とゴルフに同行していた草なぎ作博・観光文化スポーツ部長と水沢聡・産業労働部長の処分が出された。被害状況の把握を怠ったなどとして、それぞれを減給10分の2(2カ月)の懲戒処分とした。

 さらに「危機管理対応ができなかった」として、堀井啓一、中島英史両副知事が月給10分の3、10分の1(ともに2カ月)をそれぞれ自主返納すると発表した。

4806チバQ:2017/09/15(金) 22:26:45
7708 チバQ 2017/09/15(金) 18:31:26
https://mainichi.jp/articles/20170914/ddl/k05/010/102000c

選挙
.
にかほ市長選 渋谷県議も出馬へ 選挙戦の見通し /秋田



会員限定有料記事 毎日新聞2017年9月14日 地方版
.
 任期満了に伴うにかほ市長選(10月22日告示、同29日投開票)で、県議の渋谷正敏氏(69)が13日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選では現職の横山忠長氏(69)が健康不安を理由に引退する意向を示している。元同市議の市川雄次氏(50)が既に立候補表明をしており、選挙戦の見通しとなった。

 渋谷氏は記者会見で「企業の経営に約40…

4807チバQ:2017/09/16(土) 10:38:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170916-00000580-fminpo-l07
市議高橋氏立候補へ 伊達市長選、近く正式表明
9/16(土) 9:21配信 福島民報
 任期満了に伴い来年1月21日市議高橋氏立候補へ 伊達市長選、近く正式表明
9/16(土) 9:21配信 福島民報
 任期満了に伴い来年1月21日告示、同28日投票で行われる福島県の伊達市長選で、伊達市議の新人高橋一由氏(65)は15日までに立候補の意思を固めた。近く正式に表明する。
 高橋氏は伊達市出身。保原高卒。1986(昭和61)年から旧伊達町議を5期、1998(平成10)年から同町議会議長を2年務めた。市議は3期目。
 これまでに4選を目指す現職仁志田昇司氏(73)が立候補を表明し、元県議の新人遠藤保二氏(69)は立候補の意思を固めており、選挙戦になる公算が大きくなった。他にも立候補を模索する動きがある。告示、同28日投票で行われる福島県の伊達市長選で、伊達市議の新人高橋一由氏(65)は15日までに立候補の意思を固めた。近く正式に表明する。
 高橋氏は伊達市出身。保原高卒。1986(昭和61)年から旧伊達町議を5期、1998(平成10)年から同町議会議長を2年務めた。市議は3期目。
 これまでに4選を目指す現職仁志田昇司氏(73)が立候補を表明し、元県議の新人遠藤保二氏(69)は立候補の意思を固めており、選挙戦になる公算が大きくなった。他にも立候補を模索する動きがある。

4808チバQ:2017/09/16(土) 10:45:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170915-00010001-dtohoku-l02
八戸市長選、告示まで1カ月 小林、清水氏の一騎打ちか
9/15(金) 10:19配信 デーリー東北新聞社
 任期満了に伴う10月22日投開票の八戸市長選は、同15日の告示まで残り1カ月となった。これまで自民、公明両党の支援を受ける現職の小林眞氏(67)が4選に向けて立候補を表明したほか、出馬の意向を示していた歯科医院長の清水文雄氏(69)が立候補する意思を固め、選挙戦突入が確実な情勢だ。一方、国政で自民と対峙(たいじ)する民進党は対抗馬の擁立を事実上断念。共産党は野党連携を視野に入れて候補擁立を模索するが、時間的に厳しさが増しており、両氏による一騎打ちとなる可能性もある。

 市長選は小林市政の3期12年の評価を軸に、都市機能集約などまちづくりの方向性、市の財政状況、産業振興策、将来ビジョンなどが争点になるとみられる。

 小林氏は今年1月の中核市への移行や、3月に近隣7町村と八戸圏域連携中枢都市圏を形成したことを挙げ、「まちづくりの新たなステージ」を念頭に公約づくりを進めている。圏域のリーダーとして地域経済をけん引し、市総合戦略や第6次市総合計画を着実に推進することで人口減少対策に取り組む姿勢を強調。公約が固まり次第、発表する見通しだ。

 選挙態勢については“原点回帰”を掲げる。2005年の初当選以来、継続的に支援を受けてきた自民との連携を強化。今月上旬には合同選対本部を立ち上げたほか、13日には政策協定を結ぶなど地盤固めを進めている。

 清水氏は01年、13年の市長選に続き、3度目の挑戦。4選を目指す小林氏について「多選であり、権力は長続きさせてはいけない」と指摘した上で「ハコ物の建設で市の借金が拡大している。役人的な発想ではなく、民間の経営感覚が必要だ」と市政刷新を訴える。

 具体的な政策として、市立市民病院の民営化や教育旅行誘致による産業振興、行財政改革などを掲げる。政党の支援は受けず、無所属で立候補する予定。15日に会見を開き、正式に出馬表明する。

 共産は現職の対抗馬の擁立を模索中。市議団の田端文明団長は「民進は候補を出さない方向のようだが、野党共闘の火は消えていないと思っている」と述べ、連携を視野に告示ぎりぎりまで人選を進める方針だ。

デーリー東北新聞社

4809チバQ:2017/09/18(月) 06:03:41
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170914_31006.html
八幡平市長選>どうする高原都市観光や中心市街地再生

09月14日 14:46

台湾の観光客を乗せたバスを見送るホテル従業員

(河北新報)

 任期満了に伴う岩手県の八幡平市長選が17日、告示される。「農(みのり)と輝(ひかり)の大地」をキャッチフレーズに、3市町の合併で新市が誕生してから12年。高原都市の観光振興と市街地活性化を探った。

<目玉なし>
 スキー場に隣接して宿泊施設が並ぶ松尾寄木地区で13日朝、老舗ホテルから台湾の観光客が次々バスに乗り込んだ。
 ホテル従業員が旗を手に見送る中、ガイドの蕭珮玲(しょうはいれい)さん(47)は「台湾人が喜ぶサービスが多い。食べ物も温泉も充実している」と満足そうに語った。
 ホテルは昨年、台湾からの観光客誘致にかじを切った。行楽シーズンの10月は、予約の7��8割が台湾からの客で埋まっている。戦略は当たったが「日本人観光客は現状維持が精いっぱい」と支配人工藤正人さん(55)の表情はさえない。
 訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加や花巻空港のチャーター便就航を背景に、市の外国人観光入り込み客数は確かに増えている。2016年度は3万4870人で、市観光振興計画が21年度の目標値とした3万2000人を既に上回った。
 ところが、観光入り込み客数の全体数値は「横ばい傾向」(市商工観光課)が続く。
 十和田八幡平国立公園や安比高原など自然を満喫できる観光資源には恵まれているが、スキー人気の衰えでゲレンデの利用客は減少。期間営業に移行したホテルや廃業する民宿もあり、関係者の危機感は強い。
 工藤さんは「市内に外国人を呼べる大きな目玉がない。観光地として知名度を上げていきたい」と語る。

<人まばら>
 合併時に3万1079だった市人口は、8月末現在で2万6362。住宅と商店が集積する大更地区も人通りはまばらだ。
 市は商店の活性化を図ろうと12年、JR大更駅を中心とした整備計画を策定。都市計画道路の整備、区画整理による商業施設の配置、西根病院(同市田頭)の移転、住宅団地の造成と再開発メニューが並ぶ。
 来年3月には新しい駅舎が完成し、整備計画は実施段階へ進む。市建設課は「駅前に人を集め、にぎわいを取り戻したい」と期待を膨らませる。
 だが、大更駅の近くで商店を営む男性(61)は「再開発の効果は未知数。体力のある商店でなければ駅前進出は難しい」と冷ややか。それでも「このまま衰退を待つわけにはいかない。店舗を集めるには一過性でない補助が必要だ」と市に注文を付けた。
 市長選には、4選を目指す現職の田村正彦氏(69)と新人の市議工藤直道氏(59)が立候補を予定している。投開票は24日。

シェア

ツイート

4810チバQ:2017/09/18(月) 21:27:54
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170917_33001.html
<一関市長選>原発事故汚染で「山の恵み」再生遠く 対策示せるか


原発事故の汚染廃棄物として一関市内の山中で一時保管されているシイタケの原木と表層土の袋
拡大写真
 任期満了に伴う一関市長選は24日の告示まで1週間となった。東京電力福島第1原発事故の影響で、今なお続く山菜、キノコなど「山の恵み」の出荷制限が地域の暮らしに暗い影を落としている。産地再生の願いに地域政治はどんな解決策を用意するのか。

 以前の一関市舞川地区は旬のタケノコが春の風物詩だった。だが原発事故で放射性物質が拡散。いまだに出荷停止が続いている。
 「最近は『タケノコまだ?』という声すら聞かれなくなった」。地元の産直施設「あいあい」を切り盛りする斎藤ゆみさん(60)がため息をついた。
 農業氏家則男さん(66)は自宅の裏山から毎年約200キロのタケノコを収穫してきた。塩漬け加工も手掛けて一定の収入を得ていたが、全て水泡に帰した。竹林が増殖しないよう「売れないタケノコ」を掘ってはみるが、「気力も体力も持たない」。
 市によると、タケノコ、ワラビ、ゼンマイなど山菜類の残留セシウムが低減する兆しは見られず、出荷再開は全く見通せないという。市に竹林除染を支援する施策はなく、ただ時の経過を待つのみだ。
 露地栽培の原木シイタケは、ようやく2015年に出荷制限が解除された。かつては300人以上が生産を手掛ける市の特産品だったが、生産再開にこぎ着けたのは28人にとどまる。高齢の生産者は汚染原木の処理という重労働に耐えられず、次々廃業した。
 再開を果たした農家も厳しい現実に直面していた。
 「風評被害で商品は震災前の半値以下で取引業者に買いたたかれ、逆に原木の価格は倍以上。収支を考えるのもつらい」
 一関市大東町の岩渕謙一さん(68)が語る。15年に干しシイタケの出荷を再開したが、原木の本数は震災前の3分の1、年間出荷量は6分の1に激減した。
 汚染廃棄物の処理も悩みの種だ。使えなくなった原木約8万本と、表層土1トンを詰めた袋500個が、所有する山林内に置かれたままになっている。
 市は昨年、新ごみ焼却場の建設推進と引き換えに、汚染廃棄物を処理する仮設焼却施設の建設を事実上棚上げにした。「このまま腐食が進めば搬出も難しくなる」と岩渕さん。処理の当てもなく雑草に覆われた原木の山が、行政の役割を問い掛けていた。
 市長選には、3選を目指す現職の勝部修氏(67)が立候補を予定している。


関連ページ:岩手社会原発事故・放射線
2017年09月17日日曜日

4811チバQ:2017/09/19(火) 22:08:39
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-104561458.html
合併12年、継続か新風か 八幡平市長選告示
09月18日 14:04岩手日報

 8年ぶりの選挙戦となった17日告示の八幡平市長選は、ともに無所属で4選を目指す現職の田村正彦さん(69)と新人の工藤直道さん(59)の争いとなった。西根、松尾、安代の旧3町村合併から12年。新市役所を建設し、新たなまちづくりが進む同市の4年間を託すリーダーはどちらか、市民は多様な思いを託しながら注目する。  両候補はそれぞれ同市大更の事務所前で第一声。田村さんは「各地域の産業を生かし所得を増やす基礎ができた。これを継続することが市民の皆さんの幸せに通じる」と訴え、工藤さんは「市民の意見を市政に反映してほしいという声を多く聞いた。一緒に新しい風を吹かせ市政を変えよう」と呼び掛けた。  合併以来、建設計画が過去の市長選の争点となった新庁舎は2014年、旧松尾村と旧西根町の中間付近に完成し、今後は周辺の活用策が求められる。新庁舎に近い同市野駄の会社員(47)は「今は庁舎だけ立っている印象。国道に隣接しており、もっと活用できる方法があるのでは」と展開を期待する。 【写真㊧=ガンバロー三唱する工藤直道さんの支持者ら=17日、八幡平市大更】 【写真㊨=田村正彦さんの勝利を願い気勢を上げる支持者ら=17日、八幡平市大更】 関連記事

4812チバQ:2017/09/19(火) 22:20:34
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-104569614.html
八戸市長がアキレス腱損傷 公務は継続
11:00デーリー東北

 八戸市の小林眞市長が17日に八戸市内で行われたサッカーの親善試合で、アキレス腱を損傷したことが18日、関係者への取材で分かった。市によると、病院の診断では約6週間、ギプスを装着する必要があり、松葉づえで公務を行うことになるという。10月15日告示、22日投開票の市長選までの完治は難しい状態だ。 試合は、八戸港に寄港した地球深部探査船「ちきゅう」の歓迎事業の一環。小林氏は17日午前、試合前の練習で足をひねり、試合は出場したが、痛みが引かないため途中で退場し、医療機関を訪れたという。 小林氏は大事をとり、18日に予定されていた敬老会の来賓出席をキャンセル。19日以降は通常の公務に当たるという。

4813チバQ:2017/09/20(水) 14:05:45
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170920_21003.html
<衆院選青森>自民県連候補者調整 1区はコスタリカ方式か

10:46

 自民党青森県連の神山久志幹事長は19日、次期衆院選で県内の小選挙区定数が1減の3となることに伴う候補者調整を巡り、対応を現1��3区の現職に一任する考えを示した。焦点の新1区は衆院選ごとに小選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」を導入する可能性が高い。
 神山幹事長によると、江渡聡徳県連会長(現2区)は当初、新1区にコスタリカ導入を想定。次期衆院選では現1区の津島淳氏が選挙区に立候補し、江渡氏が比例代表に回る構想があった。その後、現4区の現職死去に伴う補欠選挙が浮上し、議論が止まっていたという。
 神山幹事長は、現職議員の意向を尊重するとした上で、「早く決めてほしいという地元からの要望は伝えてある」と話した。
 県連幹部によると、新2区には衆院議長の大島理森氏(現3区)が18日、選挙区から立候補する意思を地元関係者に伝えた。新3区は、次期衆院選に吸収される見通しの青森4区補選に立候補を表明した木村次郎氏を擁立する方針。
 区割り変更で青森は現2区が南北に分割されて、北部(むつ市など)が1区に統合され新1区に、南部(十和田市など)が3区に入り新2区になる。新3区は、4区の大部分と1区の西部(五所川原市、北津軽郡)。

4814チバQ:2017/09/20(水) 14:06:21
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170920_31004.html
<衆院選岩手>どうする黄川田氏処遇 小沢氏の地盤強固、民進本部は動き鈍く…県連焦りの色

10:39

 突然吹き始めた衆院の解散風に、民進党岩手県連が焦りの色を濃くしている。県連会長の現職黄川田徹氏(63)の処遇が決まっていないためだ。地元岩手の党関係者は党本部の判断を注視するが、その動きは鈍い。
 区割り改定で岩手の衆院小選挙区数は、次期衆院選から4から3に減少する。
 党県連は5月、改定に伴う新たな各選挙区の総支部長を1区は現職の階猛氏(50)、2区は元職の畑浩治氏(53)、3区は黄川田氏と決定。共闘を前提に野党間の候補者調整は党本部に委ねた。
 階、畑の両氏を軸にした1、2区の野党共闘は既定路線だが、3区は事情が異なる。自由党代表の小沢一郎氏(75)の強固な地盤だからだ。
 その小沢氏は、野党共闘の枠組みは維持しつつ「世論調査などで強い候補を選ぶしかない」「黄川田氏より支持が少なかったら、自分は辞める」と発言。誰にも地盤を明け渡さない意思を強烈に放つ。
 現段階で考えられる黄川田氏の身の処し方は(1)比例東北に転出(2)3区に立候補(3)他の党候補空白区に転出(4)政界引退��の4パターンだ。黄川田氏自身「党本部で調整している。自分だけで決められる話ではない」と戸惑いを隠せない。
 3区を地盤とする民進党の佐々木朋和県議(一関選挙区)は「結論がどうなるにせよ、準備が必要になる。早く方針が決まってほしい」と気をもむ。
 早急に黄川田氏の処遇を決めなければならない党本部だが、19日の常任幹事会は離党届を提出した衆院議員3人の処分を決めただけ。いまだ党内の混乱処理に追われている。
 一方の自民党は岩手の3小選挙区で、1区に高橋比奈子氏(59)=比例東北=、2区に現職の鈴木俊一氏(64)、3区に藤原崇氏(34)=比例東北=の擁立を既に決定している。

4815チバQ:2017/09/20(水) 14:07:48
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104581837.html
伊達市長選に須田氏浮上 梁川出身、県北農林事務所長

10:24

 任期満了に伴い来年1月21日告示、同28日投票で行われる伊達市長選で、19日までに県県北農林事務所長の須田博行氏(59)を支援者らが推す動きが出てきた。 須田氏は伊達市梁川町出身で福島高、宇都宮大農学部卒。県農村計画課長、農林水産部次長などを歴任し、今年4月から現職。 市長選を巡っては、これまでに4選を目指す現職仁志田昇司氏(73)が立候補を表明している。元県議の新人遠藤保二氏(69)、伊達市議の新人高橋一由氏(65)も立候補の意思を固めており、選挙戦になる公算が大きくなっている。

4816チバQ:2017/09/20(水) 15:03:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000011-khks-pol
<宮城知事選>多々良氏出馬へ あいコープみやぎ専務、市民団体擁立
9/20(水) 11:19配信 河北新報
<宮城知事選>多々良氏出馬へ あいコープみやぎ専務、市民団体擁立
多々良 哲氏
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選を狙う村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立を目指す市民団体は19日、仙台市の団体役員多々良哲氏(58)を擁立する方針を固めた。仙台市内で20日に開く選考委員会で正式決定する見通し。告示まで約2週間に迫り、戦いの構図がようやく確定した。(14面に関連記事)

【衆院選】首相、財政規律目標先送り 25日に解散と同時表明へ

 多々良氏は市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」の事務局長代行を務める。河北新報社の取材に「メンバーの思いを受け止め、最終判断する」と述べた。

 多々良氏は大阪府枚方市出身、東北大中退。1983年に生活協同組合あいコープみやぎ(仙台市宮城野区)に入社し、2005年から専務理事。市民団体「放射能汚染廃棄物『一斉焼却』に反対する県民連絡会」事務局長を務める。

 新しい知事を選ぶ会は19日、野党共闘の実現に向け県議会の民進党系会派「みやぎ県民の声」と共産党県議団、社民党県議団をそれぞれ訪れ、推薦願いを提出した。

 県民の声の藤原範典会長は「会派全体でまとまるのは難しいが、個々の状況に応じて応援する」、共産の遠藤いく子団長は「村井県政の転換を図るため全力で応援する」、社民の岸田清実団長は「市民団体の努力を踏まえ、県組織で対応を協議したい」と語った。

 知事選を巡っては、村井知事が県議会6月定例会で4選を目指して立候補を正式表明。今月15日、民進党県連が独自候補擁立を断念し、対立候補擁立は市民団体に委ねられていた。

4817チバQ:2017/09/24(日) 10:00:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170924_11005.html
<宮城知事選>構図固まり初の週末 現職と新人の両陣営、決戦へ加速


左写真は市民団体の決起集会で結束を呼び掛ける多々良氏=2017年9月23日午後5時45分ごろ、仙台市青葉区。右写真は自民党県連の会議で4選への意気込みを語る村井氏=2017年9月23日午後2時40分ごろ、仙台市青葉区
 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、現職と新人による対決の構図が固まって初の週末となった23日、両陣営は選挙戦への動きを本格化させた。4選を狙う村井嘉浩氏(57)は自民党県連の関係者と選挙態勢を確認し、新人の団体役員多々良哲氏(58)は市民団体の決起集会で気勢を上げた。
 村井氏は、仙台市青葉区の江陽グランドホテルであった自民県連の支部長・幹事長会議に出席。約150人の党員を前に「東日本大震災からの復興を果たすため、再び当選したい強い気持ちがある」と決意を訴えた。
 同日投開票が有力視される衆院選に触れ「選挙カーで自民の候補者名を連呼する。宮城1〜6区で全勝できるように働く」と連携を強調。自民出身の立ち位置を前面に出し、戦いに挑む考えを鮮明にした。
 村井氏は告示日の遊説日程も明らかにした。東京電力福島第1原発事故で生じた指定廃棄物の処分場建設候補地となっている栗原市、加美町、大和町に選挙カーで赴き「住民におわびし、今後の考え方を直接お伝えしたい」と話した。
 会場には衆院選に立候補する現職5人も並び、結束をアピールした。愛知治郎県連会長は「知事選と衆院選の県内全選挙区で必勝を期す。全力の応援をお願いしたい」と呼び掛けた。
 多々良氏は夕方、青葉区の肴町公園で決起集会に臨んだ。共産、民進両党の地方議員と市民約250人を前に村井県政の経済政策を批判し「農業や漁業の1次産業を基盤に豊かな経済を形成していくのが私の富県戦略だ」と訴えた。
 東京電力柏崎刈羽原発を抱える新潟県の米山隆一知事が、再稼働前に福島第1原発事故の検証を求めている姿勢に触れ「県民の命に関わる原発政策に責任を持つのは当然」と指摘。東北電力女川原発の再稼働反対を掲げ「廃炉後を協議する県独自の検討委員会を設置したい」と述べた。
 選挙戦に向け多々良氏は22日、安住淳民進県連代表と会談。衆院宮城1、2区の党公認候補者と連動して戦う方針を確認し、態勢づくりを急いでいる。
 多々良氏を支援する市民団体の共同代表を務める鹿野文永元宮城県鹿島台町長は「昨年の参院選、今年7月の仙台市長選で実現した野党と市民の共闘で知事選を勝ち抜く」と力を込めた。


関連ページ:宮城政治・行政2017宮城県知事選
2017年09月24日日曜日

4818チバQ:2017/09/25(月) 21:02:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170925ddlk03010063000c.html
<選挙>八幡平市長選 市長に田村氏 新人を破り4選果たす /岩手
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う八幡平市長選が24日投開票され、現職の田村正彦氏(69)が、新人で元市議の工藤直道氏(59)を破り、4選を果たした。8年ぶりの選挙戦となったが、市民は田村市政の継続を選択した。当日有権者数は2万3037人。投票率は68・87%で、2009年選挙を8・51ポイント下回った。

 同市大更の事務所に当選確実の一報が伝わると、大きな拍手と歓声がわき、田村氏は支持者と喜びを分かち合った。明確な対立争点がないなかで、田村氏は就任以降の市民税収増など3期12年の実績を強調。「これまでの市政継続が市民の幸せに通じる」と訴えた。また、政党への推薦要請はせず、自身の後援会が中心となって活動。党派色を抑えることで幅広い層からの支持獲得を図った。

 工藤氏は、「新しい風を吹かせ、市政を変える」と改革姿勢をアピール。自由党県連、共産党盛岡地区委員会の推薦を受けたが、市議の多数が田村氏支援に回るなど劣勢を覆せなかった。【佐藤慶】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 8661 田村正彦 69 無現

  7100 工藤直道 59 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇八幡平市長略歴

田村正彦(たむら・まさひこ) 69 無現(4)

 全国市長会過疎関係都市連絡協議会長▽県市町村共済組合理事長[歴]西根町議▽県議▽駒大

4819チバQ:2017/09/27(水) 04:16:08
http://www.sankei.com/politics/news/170926/plt1709260085-n1.html
2017.9.26 23:43
【衆院解散】
村井嘉浩宮城知事が事前運動か 自民衆院議員への投票促す
次期衆院選に関し、宮城県の村井嘉浩知事が公職選挙法で禁じられた選挙の事前運動をした疑いがあることが26日、分かった。仙台市で25日に開かれた県選出の自民党衆院議員のパーティーで、この議員の名前を挙げて「10月22日。1枚目の投票用紙、衆院選はよろしくお願いします」と参加者に投票を呼び掛けた。10月の県知事選での自身への投票も求めた。

 県選挙管理委員会は「発言が事実であれば、公示、告示前に候補者名を挙げて有権者に投票を促しており、事前運動に当たる可能性が高い」と指摘。宮城県警は「事実関係を確認する」とした。

 村井氏は26日の取材に「不特定多数の前で言ったわけではなく問題ない」と話した。

 パーティーには閣僚のほか、支援者ら約1000人が参加。村井氏は壇上で、議員について「実績は、皆さんご承知の通り」と述べた上で、投票を促した。

4820チバQ:2017/09/28(木) 19:19:11
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20170928_11010.html
<宮城知事選>告示まで1週間 村井氏・自公シフト鮮明 多々良氏・進む野党再結集
10:06河北新報

<宮城知事選>告示まで1週間 村井氏・自公シフト鮮明 多々良氏・進む野党再結集
<宮城知事選>告示まで1週間 村井氏・自公シフト鮮明 多々良氏・進む野党再結集
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県知事選は10月5日の告示まで1週間に迫り、共に22日投開票される衆院選と連動する場面が際立ってきた。4選を狙う現職村井嘉浩氏(57)は「県民党」の看板を脇に置き、自民、公明両党との共同戦線にシフト。新人の団体役員多々良哲氏(58)の陣営は、擁立段階で壊れかけた野党共闘の再結集が進みつつある。

 自民県連が23日に仙台市内で開いた支部長・幹事長会議で、あいさつに立った村井氏は「『小選挙区は自民に』と私も選挙カーからお願いする」と明言。宮城1区で4選を目指す現職も「知事と共に復興をやり遂げる」と強固な関係性をアピールする。
 東日本大震災を踏まえ全方位連携を探った2013年知事選、中立の立場を取った14年衆院選。今回は政権与党に軸足を移し、政党色を抑えた県民党のスタンスは後退した。
 13年知事選で村井氏は連合宮城に支援を求め、旧民主党県連に連携を呼び掛けたが、今回は背を向ける。
 「特定政党の応援などは県政のリーダーになる人がやるべきではない」(安住淳民進党県連代表)との批判に、村井氏は「支援を受けるのに、応援しないのは非人情だ」と反論する。
 公示後は激戦が予想される仙台市内の宮城1、2区を中心に遊説し、与党支援のギアを上げる構えだ。
 「村井県政は県民や被災者の暮らしに冷たく、転換しなければならない」。多々良氏は27日朝、通勤客らが行き交う仙台市地下鉄南北線泉中央駅前でマイクを握り、政策を訴えた。
 両側に立ったのは地元選出の共産党県議と、2区から民進公認で返り咲きをうかがう元衆院議員の県議。「市民と野党の共闘で勝利する」と気勢を上げた。
 野党系の候補擁立は民進系の県議会会派が自主投票を決定するなどし、共闘の機運はいったんしぼんだかに見えた。諦めなかった会派の有志が、多々良氏を担ぎ出した市民団体などと関係を再構築した。
 22日には安住代表が多々良氏と会談し、1、2区の自民現職に挑む党公認候補との連携を提案。社民県連も24日に支援を決定した。
 多々良氏を推薦し、選対本部を支える共産県委員会の中島康博委員長は「同日選で投票率アップが期待される。共闘加速で無党派層を取り込む」と意気込む。

4821チバQ:2017/09/30(土) 15:42:51
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104685304.html
喜多方市長選 遠藤氏(県議)立候補へ

10:39

 来年1月21日告示、同28日投票で行われる喜多方市長選で、県議の新人遠藤忠一氏(69)=6期・自民=が立候補する見通しとなった。29日、自民党喜多方総支部の臨時総会で、遠藤氏への立候補要請を決議した。 決議を受け遠藤氏は「重い要請に重い決断をしたい」と述べた。現時点では衆院選が最優先と強調し「(投票日の)22日以降に決意を発表したい」と語った。 遠藤氏は喜多方市出身。喜多方高卒。喜多方市議を1期務め、1995(平成7)年に県議に初当選した。自民党県連幹事長や県議会議長などを歴任した。 現職の山口信也氏(76)=2期=は29日、福島民報社の取材に「後援会や支持者と話し合い、できるだけ早く判断したい」と語った。この他に元市議会議長の新人伊藤弘明氏(58)=無所属=は立候補の意思を固めている。



https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104685305.html
相馬市長選 荒川氏(元市議)出馬意向

10:39

 12月17日告示、同24日投開票で行われる相馬市長選で、元市議の新人荒川五郎氏(69)は29日までに、立候補の意思を固めた。30日にも表明する見通し。 荒川氏は南相馬市鹿島区出身。相馬高、札幌大経済学部卒。2003(平成15)年4月の市議選で初当選し3期務めた。市文化団体連絡協議会長などを務めている。 2013年の市長選にも立候補し、現職の立谷秀清氏(66)=4期目=に敗れた。 立谷氏は複数の団体から出馬を要請されているが、現段階で態度を明らかにしていない。

4822チバQ:2017/09/30(土) 22:24:00
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170930_41045.html

<横手市長選>争点なく関心低調 現前2氏同じ顔ぶれ似通う政策 来月8日告示

2017年09月30日 土曜日

民間への譲渡が困難な公共温泉施設「ゆっぷる」。立候補予定の2氏が掲げる活用案に大きな違いはない=横手市平鹿町

 任期満了に伴う横手市長選は10月8日告示、15日投開票される。立候補を予定しているのは、ともに無所属で、再選を目指す現職の高橋大氏(41)と、前市長の五十嵐忠悦氏(70)。2013年の前回、接戦を繰り広げた両氏が立場を変えて再び争う公算が大きい。赤字の公共温泉施設の活用案をはじめ、両氏が掲げる政策が似通っていることもあり、市民の関心は期日が迫っても低調だ。(横手支局・目黒光彦)

 市営や市が出資する第三セクターなどによる公共温泉は9施設。いずれも05年に8市町村が合併した際に、市が旧町村から引き継いだ。15年度の利用者は計約74万人で、05年度の計約86万人から減少した。市は赤字を穴埋めするため、毎年度2億円前後を財政負担している。
 市は6施設を民間に譲渡する方針。残る市営3施設は民間への譲渡が困難なため、どう維持していくかが市政の課題の一つ。高橋氏は「市民の健康維持、福利厚生の観点から有効活用する」との方針を示す。五十嵐氏も「健康づくりの拠点にする」と主張し、大きな隔たりはない。
 旧横手市を含め市長を5期務めた五十嵐氏は在任中、防災拠点となる体育館の新設を計画した。今回は公約の柱の一つに据える。高橋氏も整備には前向きだ。
 前回の市長選は、旧横手市中心部が地盤の五十嵐氏と、当時の市政に不満を抱く旧町村部の後押しを受けた高橋氏の対決で、戦いの構図は鮮明だった。食を中心としたテーマパーク構想を打ち出した五十嵐氏に対して、高橋氏は「採算性に疑問がある」などと見直しを求めたこともあり、政策面でも違いがあった。
 今回は、高橋氏が企業誘致などの実績と若さを前面に出して「横手市を後戻りさせてはならない」と訴える一方、五十嵐氏は高橋氏の市政運営を「場当たり的で十分な協議、検討をしないまま議案を提出している」と批判する。ただ、旧市と旧町村のあつれきや明確な争点が浮上していない点で前回とは異なり、告示前の盛り上がりを欠く要因になっている。
 前回の投票率は68.72%。今回、衆院選公示後の11〜14日は市長選と同日程の市議選、衆院選の期日前投票を一度に済ませることができる。期日前投票が増えて投票率を押し上げた場合、若年層の投票行動が選挙結果を左右するとの見方がある。

4823チバQ:2017/10/02(月) 00:46:42
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-104697417.html
中嶋氏が初当選 現職に83票差/今別町長選
10月01日 23:42東奥日報

中嶋氏が初当選 現職に83票差/今別町長選
東奥日報
(東奥日報)
 任期満了に伴う今別町長選は1日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の葬儀会社役員中嶋久彰氏(62)が1175票を獲得、無所属で現職の阿部義治氏(67)との大接戦を制し、83票の僅差で初当選を果たした。投票率は88.31%で、前回2013年の87.46%を0.85ポイント上回った。【写真説明】初当選を決め、支持者と万歳する中嶋氏(右)と妻美恵子さん=1日午後10時8分、今別町今別中沢の事務所

4824チバQ:2017/10/02(月) 17:20:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00000008-khks-pol
<衆院選宮城>同日選で活動制限 知事選告示後5日間街頭演説できず 前哨戦にブレーキ?
10/2(月) 10:21配信 河北新報
<衆院選宮城>同日選で活動制限 知事選告示後5日間街頭演説できず 前哨戦にブレーキ?
街頭に立つ衆院選の立候補予定者(左)。知事選告示後の5日間は活動が制約される=1日午後、仙台市
 5日告示の知事選と10日公示の衆院選が同日選(22日投開票)となる宮城県で、5日から9日まで政党による演説会や街頭演説ができなくなる公選法の規定が波紋を広げている。県選管は「個人による政治活動は規制されない」と説明するが、前哨戦最終盤の大事な時期にブレーキとなりかねない事態に、各陣営から戸惑いの声が相次ぐ。

【小池劇場】豪腕ぶり「師匠」に酷似?

 公選法は政党や後援会などの政治団体に対し、国政選、知事選、市長選、県議選の期間中、選挙運動以外の紛らわしい政治活動を制限する。具体的には演説会や街頭演説の開催、政治活動のための車や拡声器の使用、ポスター掲示、ビラ配布などが制約を受ける。

 政党などは知事選の告示後から衆院選公示までの5日間、演説会や街頭演説で有権者に政策、主張を訴えることができなくなる。本番に向けて動きを加速させる時期だけに、各陣営は焦りを募らせる。

 宮城4区に立候補を予定する自民前議員の陣営は「街頭演説も、党の旗を持って立つこともできない。やれることといったら、あいさつ回りだけ。初めての経験だ」と顔を曇らせる。

 公示直前の3連休となる7〜9日も規制期間に入るため、閣僚や各党幹部ら大物弁士が宮城県内を避けて遊説する可能性が高い。

 県選管の担当者は「どの政党も3連休は活動したいと思うが、どうこうできるものではない」と説明。公選法は個人の政治活動までは制限していないが、党と個人の具体的な線引きに関しては「全体の状況で判断するので何とも言えない」と歯切れが悪い。

 民進党県連の幹部は「後援会の集会や後援会幹部の会合ができなければ、何も進まない。選管に何度も問い合わせたが何ができて、何ができないのかさっぱり分からない」と不満を漏らす。

 宮城2区の自民党前議員は知事選の告示後、拡声器の使用を控え、つじ立ちでしのぐ予定だ。「マイクを使えないのは痛いが、有権者の声が聞こえる最前線に身を置き続ける」と話す。

 一足早く選挙運動が始まる知事選立候補者の応援弁士として政策や顔を売り込む連携はできるが、その予定はないという。

4825チバQ:2017/10/04(水) 12:12:19
3168 チバQ sage 2017/10/04(水) 12:03:21
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171004_61048.html
<衆院選福島>いわき市長選で分裂の自民 結束に腐心

11:40

後援会事務所開きで、清水いわき市長(左から6人目)らと気勢を上げる吉野氏(同3人目)=2日、いわき市平

(河北新報)

<「ノーサイドに」>
 衆院選福島5区の対応を巡り、自民党が党内の結束に腐心している。9月のいわき市長選で自民支持層が現職と前市長に分かれ、陣営間にしこりが残るため。前市長を支援した市議らに対する処分について、7選を狙う自民前議員の復興相吉野正芳氏(69)は穏便な対応を求め、党一丸の態勢づくりを呼び掛けている。
 「市長選はノーサイドにし、今度の選挙を戦う」。吉野氏は9月29日、いわき市で記者団の質問に答えた。翌30日には党いわき総支部三役会で「自民がまとまるため厳しい処分をすべきではない」と述べた。
 9月10日投開票のいわき市長選は、自民いわき総支部の推薦を得た現職清水敏男氏(54)が、元自民県議の前市長渡辺敬夫氏(71)らを退け再選を果たした。
 選挙戦で市議会自民系会派は清政会(9人)と志帥会(11人)がそれぞれ清水、渡辺の両氏陣営に分かれた。党支持層も割れた。
 両陣営は新聞折り込みチラシで批判合戦を展開するなど激しく対立。選挙後、総支部内で前市長派の処分を求める声が上がった。離党勧告や役職一時停止、厳重注意の3段階で個別に処分する案などが検討され、地元国会議員らの声を聞く場が設けられた。
 森雅子参院議員(福島選挙区)も厳正処分の見送りを求める吉野氏に同調したという。総支部は近く、こうした意見を踏まえて対応方針を決める見通し。

<なお残るしこり>
 志帥会の市議たちは今月2日、いわき市であった吉野氏の後援会事務所開きに顔を出し、吉野氏と握手して協力姿勢を示した。ただ会派の政策勉強会があるとして式には出席しなかった。
 市長選で吉野氏は個人演説会に出席するなど清水氏を全面支援。このため渡辺氏の支援者には対戦相手との記憶が生々しく残る。
 「渡辺さんを応援してもらった支持者に、今度は吉野さんをお願いしますとはまだ言いづらい」。ある市議はこう漏らす。
 市長選の影響を引きずる自民に、希望の党公認で6選を目指す前議員の吉田泉氏(68)の陣営は「自民の結束が弱まればプラスになる」と動向を注視する。
 自民分裂の市長選は今回で4度連続だった。党いわき総支部幹部は「最近の国政選挙はこの状態で戦っている。組織を挙げて勝つだけ」と強気だ。
 福島5区は他に、共産党新人の熊谷智氏(37)、社民党新人の遠藤陽子氏(67)が立候補を予定する。

4826チバQ:2017/10/05(木) 17:25:14
吸収されるのか!?
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171005_11035.html
<衆院選宮城>仙台市議会の民進系会派 自民系1人会派に合流へ 交渉会派を維持
12:31河北新報

 仙台市議会の民進党系会派・市民フォーラム仙台(7人)が自民党系の1人会派・アメニティー仙台に合流することが4日、分かった。代表に同会派の田村稔氏が就く。フォーラムは10日付で解散する。
 フォーラム側が合流を打診し、田村氏が同意した。アメニティーは民進出身の郡和子市長を支える市長与党の立場を取る方針。田村氏と民進系議員の連携に対し、自民など市長野党会派の反発が予想される。
 フォーラムは衆院選に立候補予定の岡本章子代表ら3人の会派離脱で所属議員が4人に減り、議会運営に直接参加できない非交渉会派(5人未満)に転落する見通しとなっていた。9月の議長選でフォーラムは田村氏を支持した。同氏は取材に「フォーラム(の勢力)が弱くなれば(少数与党化が進み)議会全体のバランスを欠く」と合流同意の理由を説明した。

4827チバQ:2017/10/06(金) 19:46:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171006ddlk04010270000c.html
<2017知事選>告示 現新2氏、舌戦展開 復興計画終了後、県の行方は /宮城
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う県知事選が5日告示され、新人で元生協役員の多々良哲氏(59)と4選を目指す現職の村井嘉浩氏(57)のいずれも無所属2人が立候補を届け出た。多々良氏は共産党県委員会が推薦、社民党県連合が支援する。村井氏は自民党県連と公明党県本部が支援する。投開票は22日。東日本大震災からの創造的復興など3期12年間の村井県政の評価を主な争点に、舌戦が繰り広げられる。【川口裕之、遠藤大志】

 今回は、県の震災復興計画が2020年度で終了するため、復興計画終了後の県のあり方を占う選挙戦となる。また衆院選と同じ投票日となるため、両候補は衆院選の各候補と連携した選挙戦を展開する。投票率は過去2番目に低かった前回(36・58%)を上回るとの見方が強い。

 多々良氏は午前9時から、仙台市青葉区の商業施設前で、約350人(陣営発表)を前に第一声を上げた。共産党前衆院議員や民進党、社民党の県議、多々良氏を擁立した市民団体の役員らが応援演説に立ったほか、衆院宮城1、2区の民進系候補予定者2人もアピールした。

 また多々良氏は、昨年の参院選や7月の仙台市長選と同様、野党と市民団体の結束を強調。その後、仙台市内を遊説した。

 村井氏は午前10時過ぎから、加美町宮崎地区の公民館前で選挙戦をスタート。衆院4区の自民前職も応援に駆け付けた。同地区は東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場候補地で、地元住民の抗議で計画は宙に浮いている。村井氏は集まった約200人の住民の前で処分場問題に触れ、「申し訳なかった」と頭を下げた。その後、同じく処分場候補地がある大和町、栗原市を遊説した。

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇候補者略歴の見方◇ ▽氏名▽年齢▽党派(無=無所属)▽現元新の別▽当選回数(丸数字)▽肩書、[歴]以下は経歴と学歴▽=以下は推薦、支持。[共]=共産

 ◇県政への憤りの声聞く 多々良哲氏(59)=無新

 市民運動や消費者運動に取り組む中で、県民の暮らしに冷たい村井県政に大きな疑問を抱いてきた。県政に対する怒り、憤りの声も数多く聞いてきた。大転換しなくてはならない。村井さんの言う「富県宮城」は大企業を誘致し、したたり落ちるお金で県民が豊かになるという発想。宮城の一番大切な宝物は子どもの命と健康だ。その基盤となる農林漁業や、地元中小企業を応援する政策を優先課題としたい。地域で生きたお金が回り、自立した豊かな地域経済が成り立つ県を築いていく。

 原子力規制委員会が新潟県の柏崎刈羽原発に(新規制基準に適合していると)合格を出した。同じ型の女川原発の審査も進むことが予想されるが、知事の責任として私は再稼働に同意しない。石炭火力発電所についても新設は認めない。

 私は県民が選んだ県民の候補。いかなる利権政治やお友だち政治とも無縁だ。宮城が育んだ新しい政治文化である市民・野党の共闘で選挙を戦い、筋を通した政治をする。暮らしと命を守る。県民の声を聞き、対話しながら政治を進めていきたい。

 ◇被災者ケア道筋つける 村井嘉浩(57)=無現(3)

 知事3期目で一番迷惑をかけた加美町で第一声を上げたいと思った。指定廃棄物の最終処分場問題でご迷惑をおかけした。心よりおわび申し上げる。1キロ当たり8000ベクレル以下の汚染廃棄物は堆肥(たいひ)化やすき込みをしたり、一般の焼却場で焼却したりする。指定廃棄物にも8000ベクレル以下がたくさんあり、同じように処理できる。8000ベクレルを超える指定廃棄物はかなり減るので、反対の強い処分場を作らなくていい。どこかに集約して長期間保管すべきだと国に申し上げたい。

 復興を最優先にしてきた。これからはハード整備ではなく、被災者の心のケアや災害公営住宅でのコミュニティー再生など、ソフト事業に力を注ぐ。次の4年間で被災者を長期間ケアする道筋を付け、創造的復興もしっかり形にする。

 12年間、「富県宮城」を掲げて頑張ってきた。自動車組み立て工場や半導体製造装置工場を誘致し、関連産業も集積した。新たな雇用が1万3000人生まれ、それだけ加美の米や野菜を食べる人が増えた。命をつなぐ大切な産業が農業。後継者を育て、東南アジアなどへ販路を広げる。

………………………………………………………………………………………………………

多々良哲(たたら・さとし) 59 無新

 脱原発団体世話人[歴]生活協同組合あいコープみやぎ専務理事▽東北大中退=[共]

村井嘉浩(むらい・よしひろ) 57 無現(3)

 [元]陸上自衛官[歴]松下政経塾生▽県議▽自民党県幹事長▽防衛大

4828チバQ:2017/10/06(金) 21:54:50
3530 :チバQ :2017/10/06(金) 21:54:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00010017-minyu-l07
いわき市長選の余波...どう影響 自民系分裂、一体化の動き注視
10/6(金) 14:06配信 福島民友新聞
 衆院選福島5区の主戦場となるいわき市では、自民党系が分裂した市長選のしこり解消を図るが、その影響は根強い。党いわき総支部は5日、同市で開いた三役会・党紀委員会合同会議で決定した対応をその日のうちに撤回するなど混迷が続いた。
 自民系の候補者同士が争う市長選は2005(平成17)年から4度続いている。9月に行われた市長選では、自民系の市議会第2会派「清政会」(9人)が再選した現職清水敏男氏を支援。
 一方、最大会派「志帥会」(11人)は元職の渡辺敬夫氏を支持した。市長選ではチラシや印刷物などによる批判の応酬が目立ち、総支部は混乱収束に動いた。
 9月下旬の三役会では、顧問から意見を聞いた。衆院選に出馬表明している福島5区総支部長の吉野正芳氏は「将来を考え、厳しい処分にすべきでない」とし、総支部としての修復を求めた。顧問の森雅子参院議員と名誉顧問の岩城光英元参院議員も同様の考えだった。
 5日の合同会議では、青木稔いわき総支部長の提案で、両会派の市議全員に誓約書を提出させて組織の一体化を図る案がいったんは承認されたが、その約1時間後には、内容を再検討することとなった。
 志帥会の市議向けの誓約書には、市長選での「おわび」も含まれる予定だったが、「衆院選直前の大事な時期で、おわびより一致団結するのが先決では」との声があり、再調整を迫られたとみられる。
 長年にわたる分裂が今回の衆院選を戦う中で修復に向かうのか。関係者は神経をとがらせている。

福島民友新聞

4829チバQ:2017/10/08(日) 09:30:17
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-104758411.html
八戸市長選 告示まで1週間

08:00

 任期満了に伴う八戸市長選は15日の告示まで1週間となった。これまでに出馬を表明したのは、4選を目指す現職の小林眞(67)=自民、公明推薦=、共産新人の松橋三夫(68)、無所属新人の清水文雄(69)の3氏。元市農業委員の久保沢鉄男氏(90)も無所属で出馬する意向を固めており、4人による争いが濃厚となっている。 出馬表明した3氏は公約発表を終え、臨戦態勢に突入している。さらに政党支援を受ける小林、松橋両氏は、既に走りだしている衆院選の立候補予定者と連携した動きを見せており、政党対決も焦点となる。 小林氏は日中に公務を行いながら夜間、自民系議員の集会に参加し、浸透を図っている。今月に入り、公約発表、事務所開きを立て続けに行い、選挙態勢が整った。陣営は衆院選、市長選、市議補選の3候補がそろって集会に参加することで支持固めの相乗効果を狙っており、告示後も連動した戦いを視野に入れる。 松橋氏は3氏の中で最も遅い9月下旬に出馬を表明。ただ一番早く公約を発表するなど出遅れからの巻き返しを図っている。衆院選の候補予定者と先週末に街頭演説を行ったほか、今月3日には合同決起集会を開催。自民や希望の党との対決姿勢を鮮明にする衆院選の活動と連携しながら、存在感を示したい考えだ。 清水氏は平日、歯科医師として働きながら、選挙用のポスターやビラ、名刺作りなどを進めている。4日には公約を発表。告示後の舌戦に備え、選挙カーの準備を行うほか、選挙活動について、支援者と調整を進めている。政党の支援は受けない方針で、独自の選挙戦を展開し、支持拡大を狙う。

4830チバQ:2017/10/08(日) 09:37:10
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171007_51026.html

<鶴岡市長選>あす告示 現職と新人の対決か

2017年10月07日 土曜日

 任期満了に伴う鶴岡市長選は8日告示される。ともに無所属で、3選を目指す現職の榎本政規氏(68)=自民・公明推薦=と、新人で民進、社民、共産各党が支援する元農林水産省職員の皆川治氏(43)が立候補を予定しており、一騎打ちとなる見通し。
 榎本氏はバイオ産業の創出や松ケ岡開墾場の日本遺産認定など2期8年の実績を強調。「若者が住みたくなる街にする」と訴える。
 皆川氏は「市民との対話に欠ける市政の転換」を掲げ、旧町村部の財源確保や子育て支援策の充実などを公約の柱に据える。
 8日は鶴岡市議選(定数32)も告示され、ともに15日投票、即日開票される。9月1日現在の有権者は10万9642人。

4831チバQ:2017/10/09(月) 16:21:44
間違えた
3740 チバQ sage 2017/10/09(月) 15:49:55
http://news.ibc.co.jp/item_31247.html
正副議長は第1、3会派から/岩手

2017年09月22日 18:50 更新

岩手県議会9月定例会が22日、招集されました。初日は正副議長の改選が行われ、議長に佐々木順一氏、副議長に五日市王氏が就任しました。
本会議の冒頭で行われた正副議長選挙では、議長に民進党と自由党の所属議員を中心とする第1会派、「改革岩手」から佐々木氏が。副議長に無所属議員で作る、第3会派の「創成いわて」から、五日市氏が選出されました。

(佐々木議長)
「公正かつ円滑な議会運営を旨とし、県民の信頼と期待に応えられるよう、誠心誠意努力してまいる決意であります」

県議会では第1会派から議長、第2会派から副議長を出すのが慣例となっています。21日の会派代表者会議では、第1会派の「改革岩手」が第1、第3会派から議長、副議長を選出したい考えを示し、自民党所属議員で構成する、第2会派の「自由民主クラブ」がこれに反発していました。投票の結果、47票中25票を得た佐々木氏が議長に。47票中26票を得た五日市氏が、副議長にそれぞれ決まりました。「改革岩手」から議長、「創成いわて」から副議長が選出される構図は前回と同じです。2回連続、慣例を覆す形で正副議長を決めたことが、今後の議会運営にどう影響を与えるのか注目されます。また22日の本会議では、県が今年度の一般会計決算など決算14件と、補正予算などの議案36件を提案し初日を終えました。県議会9月定例会の会期は来月23日までです。

4832チバQ:2017/10/09(月) 19:59:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171009ddlk06010068000c.html
<選挙>鶴岡市長選/鶴岡市議選 告示 市長選、現新2氏 人口減少解決策で論戦 /山形
00:00毎日新聞

 ◇市議選には34人立候補

 任期満了に伴う鶴岡市長選は8日告示され、ともに無所属で現職の榎本政規氏(68)と、新人の皆川治氏(43)=元農水省職員=の2人が立候補を届け出た。両者とも人口減少問題を最優先課題と位置付け、解決策などで論戦が展開される。同日告示の同市議選は定数32に対し、現職23人、新人10人、元職1人の計34人が立候補を届け出た。投票は両選挙共に15日。

 市役所前や選挙事務所など、市中心部でそれぞれ第一声を上げた。皆川氏は特定の政党に偏らない「市民党」を掲げるが、連合山形の推薦と、民進党県連と共産党県委員会の支援を受ける。榎本氏は、自民党県連と公明党庄内総支部の推薦を受ける。

 衆院選は10日に公示される。選挙期間が重なり、市長選の結果が影響しそうだ。7日現在の選挙人名簿登録者数は10万9597人(男5万1755人、女5万7842人)。【長南里香】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆候補者の第一声 届け出順

 ◇「市民党」の姿勢で論争挑む 皆川治(みなかわ・おさむ)43 無新

 皆川氏は早朝、同市新形町の選挙事務所で必勝祈願。「届け出順1番」との報に歓声が上がった。舟山康江参院議員=無所属=らのエールに続き、午前9時ごろに事務所前で第一声。「これまでと同じ4年間でいいのか。それとも、東京での安定した生活をなげうってUターンした若者に次の時代のリーダーを託すのか。市民の選択、判断が問われている」と力を込めた。

 「市民党」の姿勢で政策論争を挑むと強調。「農業、教育、医療、福祉に政党の主張や争いを持ち込む必要はない」と指摘し、「これからの時代を引っ張るのは誰か。古里の発展のために取り組む皆川治、43歳。ぜひ、働かせていただきたい」と訴えた。

 支持者約100人に見送られて、街宣に出発。市中心部から大山、湯野浜、由良地区などを回った。【高橋不二彦】

 ◇成長戦略にバイオ関連振興 榎本政規(えのもと・まさき)68 無現(2)

 榎本氏は午前8時から、荘内神社で必勝祈願と出陣式。市役所前に移動し、完成した新文化会館を背に第一声を上げた。「新文化会館が市民の芸術文化のよりどころとして、後世に残る拠点となると確信している」と切り出し、「若い人たちに使っていただけるような施設にしていきます」と誓った。

 慶応大先端生命科学研究所などによるバイオ関連振興を成長戦略の生命線だと強調。「17年前に始まった研究の流れを止めず、信頼関係を大事にしっかり取り組んでいきたい」と訴えた。「3度目の市長選、絶対負けられない」と必勝の思いをにじませた。

 約100人が集まった。遠藤利明、加藤鮎子・前衆院議員をはじめ、志田英紀県議会議長、公明党山形県本部代表の菊池文昭県議、丸山至酒田市長らも弁士を務めた。【長南里香】

………………………………………………………………………………………………………

皆川治(みなかわ・おさむ) 43 無新

 農林業[歴]農水省職員▽東北公益文科大特任講師▽県環境審委員▽宇都宮大

榎本政規(えのもと・まさき) 68 無現(2)

 [元]鶴岡市議▽東北公益文科大副理事長▽致道博物館顧問▽中央大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇鶴岡市議選立候補者(定数32-34)=届け出順

小野由夫 70 (2)無現

石塚慶 39 無新

渡辺洋井 72 (2)無現

富樫正毅 58 (3)公現

三浦利由喜 49 無新

三浦宗平 44 無新

石井清則 40 (3)無現

菅井巌 49 (1)共現

田中宏 47 (2)無現

菅原一浩 51 (1)無現

長谷川剛 39 共新

佐藤昌哉 64 無新

小野寺佳克 54 (2)無現

山田守 55 共新

黒井浩之 52 公新

野村広登 62 (3)無現

加賀山茂 75 (3)無現

加藤鉱一 64 (2)共現

草島進一 52 (1)無元

本間正芳 61 無新

五十嵐一彦 60 (1)無現

本間新兵衛 60 (3)無現

尾形昌彦 52 (1)無現

坂本昌栄 53 共新

今野美奈子 58 (1)無現

斎藤久 67 (3)無現

佐藤文一 69 (3)無現

本間信一 68 (2)無現

阿部寛 54 無新

中沢洋 71 (3)無現

佐藤久樹 46 (1)無現

渋谷耕一 68 (3)無現

佐藤博幸 67 (3)無現

秋葉雄 66 (3)公現

4833チバQ:2017/10/10(火) 19:49:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000016-san-l03
15年ぶり選挙戦は現新一騎打ち 遠野市長選
10/9(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う遠野市長選が8日告示され、いずれも無所属で、NPO法人理事で新人の多田一彦氏(59)と、4選を目指す現職の本田敏秋氏(70)が立候補、15年ぶりの選挙戦に突入した。投開票は15日。同市長選は旧宮守村合併に伴う平成17年以降は3回連続の無投票だった。

 ◇遠野市長選 届け出順

多田一彦 59 NPO理事 無新  
本田敏秋 70 市長    無現〔3〕 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00000014-san-l05
横手・仙北市長選はいずれも現新一騎打ちに
10/9(月) 7:55配信 産経新聞
 〈秋田〉任期満了に伴う横手市長選が8日、告示され、いずれも無所属で、元職の五十嵐忠悦氏(70)と、再選を目指す高橋大氏(41)の2人が立候補した。前回市長選と同じ構図となった。

 任期満了に伴う仙北市長選も同日、告示され、いずれも無所属で、元市議の新人、高久昭二氏(70)と、3選を目指す現職の門脇光浩氏(57)の2人が立候補。前回市長選は門脇氏の無投票再選で、8年ぶりの市長選となる。

 いずれも投開票は15日に行われる。

 ◇横手市長選 届け出順
五十嵐忠悦 70 元市長   無元〔2〕 
高橋大 41 市長    無現〔1〕 

 ◇仙北市長選 届け出順
高久昭二 70 元市議   無新  
門脇光浩 57 市長    無現〔2〕

4834チバQ:2017/10/10(火) 23:13:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171010-OYTNT50117.html
遠野市長選 一騎打ち
2017年10月09日
産業活性化など争点



 遠野市長選が8日告示され、新人でNPO法人理事の多田一彦氏(59)、4選を目指す現職の本田敏秋氏(70)がいずれも無所属で立候補した。投開票は15日。

 旧遠野市と宮守村が2005年に合併してから市長選の無投票が続いており、選挙戦は旧市だった02年以来、15年ぶり。現市政の評価や、18年度に全線開通する東北横断自動車道釜石秋田線を生かした産業活性化や観光振興、定住促進策などが争点になる。

 多田氏は選挙事務所前で第一声を上げた。市内を回って草の根で支持を広げてきた多田氏は、集まった恩師や友人らに「今こそ遠野を変えるチャンス」と変革を訴えた。

 本田氏の選挙事務所には、花巻市の上田東一市長や地元県議らが集まった。本田氏は東日本大震災後の後方支援など実績を強調。近隣自治体との広域連携強化などを掲げた。

 同時に行われる市議補選(欠員1)には新人2人が立候補した。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は2万4253人。

2017年10月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4835チバQ:2017/10/12(木) 21:08:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171012_11054.html
<宮城県議補選>名取選挙区であす告示 新人2氏の一騎打ちか

 石川利一県議の死去に伴う宮城県議選名取選挙区(定数2、欠員1)の補欠選挙は13日、告示される。ともに無所属で新人の元衆院議員大久保三代氏(41)と、元名取市議村上久仁(ひさと)氏(59)による一騎打ちとなる公算が大きい。
 大久保氏は名取市に県立がんセンターや精神医療センターがある点に着目し、「患者や家族の宿泊先を整え、医療・福祉による活性化を目指す」と訴える。
 村上氏は石川氏の後継候補の立場を鮮明にし、「子育て世代から、ついのすみかを求める人までが住みやすいと思える地域にしていきたい」と主張する。
 投票は衆院選や知事選と同じ22日に行われ、即日開票される。9日現在の有権者は6万3498人。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年10月12日木曜日

4836チバQ:2017/10/12(木) 21:19:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00010015-minyu-l07
「福島市長選」告示まで1カ月 現・新4氏の『選挙戦』見通し
10/12(木) 11:11配信 福島民友新聞
 任期満了に伴い11月12日告示、同19日投開票で行われる福島市長選の告示まで12日で1カ月となった。
 これまでに、いずれも無所属で現職の小林香氏(58)、前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)、元県議の桜田葉子氏(60)、幼児園長の法井太閤氏(72)の4氏が立候補を表明しており、2005(平成17)年11月の市長選以来、4人による選挙戦となる見通しだ。
 再選を目指す小林氏は中核市移行など1期目の実績と市政の継続を訴え、後援会中心に支持拡大を図る。
 木幡氏は総務官僚として岡山県副知事などを務めた行政経験を前面に、知名度向上に努めている。
 桜田氏は県議4期を務めた実績に加え、地元福島市出身を強調しながら、初の女性市長を目指す。
 法井氏は子育て世帯への支援金支給など同市の子育て環境改善を掲げ、市民に支持を訴えている。

4837チバQ:2017/10/14(土) 10:06:17
保守三分裂か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171012-00010015-minyu-l07
「福島市長選」告示まで1カ月 現・新4氏の『選挙戦』見通し
10/12(木) 11:11配信 福島民友新聞
 任期満了に伴い11月12日告示、同19日投開票で行われる福島市長選の告示まで12日で1カ月となった。
 これまでに、いずれも無所属で現職の小林香氏(58)、前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(56)、元県議の桜田葉子氏(60)、幼児園長の法井太閤氏(72)の4氏が立候補を表明しており、2005(平成17)年11月の市長選以来、4人による選挙戦となる見通しだ。
 再選を目指す小林氏は中核市移行など1期目の実績と市政の継続を訴え、後援会中心に支持拡大を図る。
 木幡氏は総務官僚として岡山県副知事などを務めた行政経験を前面に、知名度向上に努めている。
 桜田氏は県議4期を務めた実績に加え、地元福島市出身を強調しながら、初の女性市長を目指す。
 法井氏は子育て世帯への支援金支給など同市の子育て環境改善を掲げ、市民に支持を訴えている。

4838チバQ:2017/10/15(日) 08:41:18

4163 :チバQ :2017/10/15(日) 08:40:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171015_31005.html
<衆院選岩手>鈴木氏応援に首長続々 黄川田氏引退引き金か

 衆院選の公示後、沿岸部を中心に岩手2区の首長が続々、五輪相で自民党の前議員鈴木俊一候補(64)の元に参陣している。民進党前議員で引退した黄川田徹氏の後継指名を受けて巻き返しを期す希望の党の元議員畑浩治候補(54)。しかしこの「雪崩現象」、皮肉にも黄川田氏の引退が引き金だった。

 「沿岸の市長は市長会か何かで俊一さん支持を決めたのか」。畑氏陣営の幹部が出どころ不明の情報を真に受けるほどの「手のひら返し」だった。
 釜石市で11日に街頭演説をした鈴木氏。隣には熱弁を振るう野田武則釜石市長がいた。
 「東日本大震災からの復興は正念場。安定した自公政権で鈴木先生が働けるよう皆さんの票が必要だ」。野田氏は元民主党県議。国政選挙で自民党候補を応援するのは、もちろん初めてだ。
 今回、区割り改定で旧3区から2区に編入された釜石市。前回まで「盟友」と公言してきた旧3区選出の黄川田氏引退を機に、鈴木氏へとかじを切った。
 自らも被災した黄川田氏は、被災地を象徴する代議士だった。「その人が国政から身を引くとなれば、自治体経営の任に当たる首長が次に考えるのは、誰を応援すれば地域の利益になるかだ」。鈴木氏陣営の幹部が自信満々に解説する。
 2区に編入された市町では、これまで黄川田氏を支持してきた陸前高田市の戸羽太市長が20日、鈴木氏の個人演説会に出席する予定。遠野市の本田敏秋市長も鈴木氏支持を明言した。
 このほか鈴木氏が拠点を置く宮古市の山本正徳市長、山田町の佐藤信逸町長も街頭演説にはせ参じた。畑氏の地元久慈市の遠藤譲一市長は全方位外交を貫く。
 瞬く間に築かれた首長包囲網を見て畑氏陣営は急きょ、15日としていた旧3区での遊説日程を15〜17日の3日間に変更した。黄川田氏が終日張り付き「畑氏こそが自分の後継」と有権者に訴える。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年10月15日日曜日

4839チバQ:2017/10/16(月) 20:58:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00010000-ibciwatev-l03
遠野市長選挙 現職の本田敏秋氏が4選/岩手
10/16(月) 4:21配信 IBC岩手放送

IBC岩手放送
 任期満了に伴う岩手県遠野市の市長選挙は、現職の本田敏秋氏が4度目の当選を果たしました。

 開票結果です。本田敏秋 当選9702票。多田一彦 6960票。本田氏が多田氏に2700票余りの差をつけ4選を果たしました。投票率は69.68%でした。
 本田氏は遠野市綾織町出身の70歳。2002年の旧遠野市長選で初当選し、旧宮守村と合併後の2005年、2009年、2013年の市長選は無投票で当選しました。今回、合併後の市長選で4度目の当選を果たしました。

4840チバQ:2017/10/16(月) 20:59:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-15213733-webtoo-l02
八戸市長選 現新3人の争い
10/15(日) 21:37配信 Web東奥
 任期満了に伴う青森県八戸市長選は15日告示され、共産党新人の松橋三夫氏(68)、無所属で4選を目指す現職の小林眞氏(67)=自民、公明推薦、無所属新人の清水文雄氏(69)が立候補を届け出、3人による争いが確定した。22日の投開票日に向け、3期12年間の実績を基に市政の継続を訴える現職に、刷新を主張する新人2氏が挑む戦いがスタートした。

 松橋候補は類家4丁目の共産党三八地区委員会事務所前で第一声を上げた。立候補届け出順が1番となったことに「戦いやすい」と気合十分。道行く人たちに手を振りながら「冷たい市政から市民の暮らしと命を守る政治に切り替える」とアピールし、国民健康保険税引き下げなどを訴えた。

 小林候補は十三日町のチーノはちのへ前で第一声。選対本部長の滝沢求参院議員や自民、公明党議員らの激励を受けた小林氏は政策公約の柱に触れ「安心、魅力、活力あるまちをつくり、住民参画と広域連携を進めていく」と決意を語った。最後にガンバローコールで気勢を上げた。

 清水候補は白銀町小沼の自身が開設する歯科医院駐車場で、支持者や近隣住民らを前にマイクを握り、「しがらみのない立場で行政改革を進める。すてきで知的なまちづくりにまい進したい」と述べた。集まった一人一人と握手し、市政に関する要望を聞き取る場面も見られた。

 14日現在の選挙人名簿登録者数は19万7138人。期日前投票は16〜21日に市庁別館、南郷事務所(ともに午前8時半〜午後8時)、ラピア、八戸ニュータウンショッピングセンター内ローズガーデン(同午前10時〜午後7時)で行う。

東奥日報社

4841チバQ:2017/10/17(火) 20:24:29
4410 :チバQ :2017/10/17(火) 20:23:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-17122035-webtoo-l02
衆院選青森 首長の自民支持鮮明/応援マイク握る姿、国政パイプに期待
10/17(火) 12:20配信 Web東奥
衆院選青森 首長の自民支持鮮明/応援マイク握る姿、国政パイプに期待
衆院選で、県内首長が積極的に自民党候補の応援マイクを握る姿が目立つ
 22日の投開票まで、折り返し地点を過ぎた衆院選。自民党優勢が伝えられる中、青森県内市町村長が同党候補と並び、応援のマイクを握る姿が各地で見られる。自民党が政権復帰して5年近くがたち、政権運営の安定や国政パイプに期待して支持するとの声が聞かれる。

 「ぶれずに青森市と青森県を一緒に前に率いていただける津島候補。私と三村知事と国政とスクラムを組んで、前に進み、仕事をつくり、健康な青森市をつくりたい」。16日夕、青森市内の街頭。1区の自民党・津島淳候補の横で、小野寺晃彦市長が声を張り上げた。その隣にいた三村申吾知事も「市政、県政、国政一体でふるさと青森の元気をつくっていこう」と熱弁を振るった。

 3選挙区で与野党が対決する中、県内首長の多くが自民党候補の街頭活動や集会にはせ参じるなど態度を鮮明にしている。

 11日、五所川原市での3区の同党・木村次郎候補の街頭演説で、平山誠敏市長が応援マイクを握った。

 平山氏は県議時代、木村氏の父で守男元知事への不信任決議案提出に加わった経緯から「木村系」と距離感があるとされてきた。一方で、野党勢力への不信感を抱く。平山氏は民主党政権時代に病院整備などの予算が削減され、混乱を招いた-と主張し、街頭や集会で自民支持を声高に訴えている。

 同じ11日、三戸町で行われた2区の自民党・大島理森候補の街頭演説。隣に松尾和彦町長の姿があった。「大島先生に国政でしっかり頑張っていただきたい」と呼び掛け、握手を交わした。

 松尾氏は県議時代、民進党に所属し、党県連政調会長を務めていた。2016年参院選では同党の田名部匡代氏への支持を訴えた。その後、町長選出馬のため離党。現在は無所属の立場をとっている。

 11日は希望の党の工藤武司候補も同町で街頭演説したが、松尾氏は顔を見せなかった。松尾氏は「自民側からは要請があり、(工藤氏からは)要請がなかった」と述べるにとどめた。町長支持者は「この地域の民進系は『田名部系』。工藤氏に義理はない。町長として国政与党の候補者と良好な関係を築くのは当然」と理解を示した。

 大島氏が11日に階上町で行った街頭演説には、浜谷豊美町長が参加した。浜谷氏は田名部氏を長年支援し、14年の前回衆院選では田名部氏の応援にも立った。浜谷氏は取材に「大島先生に世話になった恩返しをしなければいけない。今回は政党ではなく人で、大島先生を支援する」と答えた。

4842チバQ:2017/10/17(火) 20:24:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00010005-dtohoku-l02
衆院選、市長選の裏で… 八戸市議補選、白熱の様相 自民対民進の政党対決に
10/17(火) 12:20配信 デーリー東北新聞社
衆院選、市長選の裏で… 八戸市議補選、白熱の様相 自民対民進の政党対決に
【左写真】田名部匡代参院議員(右から2番目)から応援演説を受ける矢田部裕美候補(右)=15日、八戸市石堂 【右写真】集会にそろって参加し、一体感をアピールする、右から小林眞、大島理森、松橋知の3候補=16日、八戸市一番町
 22日投開票の選挙が三つ重なり、史上初の「トリプル選挙」となった八戸市。衆院選、市長選が白熱する中、市議補選(欠員1)も2人の候補者が注目の戦いを繰り広げている。自民党元職の松橋知候補(66)と、民進党が推薦する無所属新人の矢田部裕美候補(39)が一騎打ちを展開。松橋候補を擁立した自民は強固な組織力で選挙を連動させ、“3戦全勝”を狙う。一方、民進は市長選に独自候補を擁立できなかったため、矢田部候補の勝利に全力投球の構え。「田名部党」の総力を結集して支持拡大を図っている。

 市議補選は公選法違反罪で有罪判決が確定した民進系会派のきずなクラブ所属の議員辞職に伴い実施。市議会第1会派の自民、第2会派の民進が勢力拡大を目指し、市長選では実現しなかった「自民対民進」という政党対決の一面も。地盤や血縁などを頼りに戦う通常の市議選とは異なる“全市選挙”となる。

 松橋候補を擁立した自民は、衆院選で公認する大島理森候補、市長選で推薦する小林眞候補との選挙運動の相乗効果を狙っている。
 市長選と市議補選が告示された15日、3人は小林候補の第一声でそろって並び、有権者に一体感をアピールした。16日に開かれた大島候補の個人演説会にも3人が同席。松橋候補は「人口減少克服のために大島先生の力が必要だ。小林市長の下で八戸市の発展に尽くしたい」と“同志”を強調した。

 陣営は、民進が市議補選に力を入れていることを注視する。清水悦郎選対本部長は「組織一体で応援しており、負けられない戦いだ。後半戦は衆院選、市長選と連動する場面も増やしていく」と戦略を練る。

 民進市支部が擁立した矢田部候補はきずなク会長の田名部和義市議の長女。初挑戦のため、選対本部長に田名部匡代参院議員が就き、田名部党の全面支援を受ける選挙戦を展開する。

 ある市議は「何としても補選は勝って存在意義を示したい」と議席死守に躍起。市支部の五戸定博幹事長は「子育て世代の若い候補としてアピールしていく」としつつ、自民の連動した選挙戦に警戒感を示す。

 選挙戦初日、矢田部候補は田名部党のお膝元の石堂地区で第一声。「女性として、4人の子どもの母親として、今の市政に足りない部分に声を届けたい」と強調。隣で匡代氏は「矢田部候補こそが地域の未来を切り開いていく」と後押ししながら支持を訴えた。

4843チバQ:2017/10/17(火) 20:27:09
野党系大金星ですね
http://yamagata-np.jp/news/201710/16/kj_2017101600347.php
鶴岡市長選、市政の刷新を選択 皆川氏が初当選
2017年10月16日 07:33
初当選が決まり、万歳三唱をする皆川治氏(中央)=鶴岡市新形町の選挙事務所
初当選が決まり、万歳三唱をする皆川治氏(中央)=鶴岡市新形町の選挙事務所
 15日に投開票が行われた鶴岡市長選は、農林水産省出身で連合山形推薦の新人皆川治氏(43)が初当選した。厚い保守地盤にあって、「市民党」を掲げた戦いを繰り広げ、特定政党に偏らない、幅広い支持の獲得に成功した。有権者は市政の刷新を選んだ。

 皆川氏は17年間の農水省勤務で培った経験を故郷で生かすため、市長選出馬を決意。友人知人を中心とした後援会組織を立ち上げた。実質的な支援態勢は衆院県3区で再起を目指す阿部寿一氏(希元)の支援者をはじめ、民進や共産、社民が担ったものの、現職榎本政規氏(68)と連動した運動を強める加藤鮎子氏(自前)への対抗心は表に出さず、「国政と市政は別」との立場を貫いた。

 阿部氏本人から目に見える支援を受ければ、加藤鮎氏との対立が鮮明になる。3度の入札不調、議会に対する説明がないままの建設費増額提示など、文化会館を巡る市政の混乱で不信感を抱く保守層の取り込みを狙う上でマイナスに働くと判断した。衆院選で県3区を駆け回る阿部氏も、市長選・市議選が行われている鶴岡市に選挙カーを走らせることはなく静観した。今回の勝利で今後、鶴岡に攻勢をかけることは必至だ。

 昨夏の参院選で野党統一候補として自民候補に圧勝した舟山康江参院議員は、皆川氏と同じ農水省出身であることに加え、支援者の顔触れが共通することから積極支援に動いた。農家、女性票の取り込みにつながり、知名度不足の後輩を力強く押し上げた。

 現行市政の継続か、刷新かが問われた選挙だが、双方が公約として示した最優先課題は、人口減少対策など重なる部分が多かった。皆川氏は市民と膝を突き合わせた対話を重ねる中で政策をまとめた。対話重視の姿勢が支持されたわけだが、加速度的に進む人口減少問題、基盤産業である農林水産業の振興などスピード感を持って取り組まなければならない課題は多い。国や県との連携をどう強めるか。議会内の大勢を占める保守系議員とどう向き合うか。13万都市のリーダーとしての手腕はすぐに問われることになる。(鶴岡支社・佐々木亨)

4844チバQ:2017/10/17(火) 20:43:00
4424 :チバQ :2017/10/17(火) 20:42:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171017_51001.html
<衆院選山形>鶴岡市長選制し希望陣営に勢い 自民陣営巻き返し狙う


拡大写真
 衆院選山形3区の前哨戦として注目された鶴岡市長選は、希望の党の元議員阿部寿一候補(58)が支援した新人の皆川治氏(43)=共産・民進支持=が、自民党の前議員加藤鮎子候補(38)の推す現職の榎本政規氏(68)=自民推薦=を制し、初当選した。皆川氏は当選後、阿部氏支援を表明。酒田、新庄両市長の支援を得る加藤氏陣営は「これで五分五分。勝負はこれからだ」と巻き返しを狙う。
 「市民党として幅広い市民の皆さまの応援を頂き、結果を出せた」。15日午後11時すぎ、皆川氏の勝利宣言に事務所は支持者ら約80人の歓声に包まれた。
 皆川氏は報道陣の取材に「選挙で力を借りた阿部氏を支援したい」と初めて明言。阿部氏の後援会役員も務める選対本部長は「この勝利を阿部氏の勝利につなげていく」と語った。
 ほぼ同時刻、落選の報に触れた榎本氏は「大変申し訳ない。衆院選ではぜひ、加藤候補に勝ち抜いてほしい」と言葉少なに事務所を後にした。
 2014年の前回衆院選で、加藤氏は地元鶴岡市の得票数で元酒田市長の阿部氏を引き離し、初当選した。今回は酒田市長を陣営に迎えたほか、新庄市長を新庄最上地区の後援会長に据え、「包囲網」を敷く。
 加藤氏の選対本部長も務める中村修一選対本部長は「(地元市長選の結果が)衆院選に影響しないとは決して言えないが、これからが勝負。悔しさを衆院選にぶつける」と力を込めた。
 山形3区には幸福実現党の新人城取良太(40)、共産党の新人加藤太一(66)両候補も立候補している。


関連ページ:山形政治・行政2017衆院選東北
2017年10月17日火曜日

4845チバQ:2017/10/18(水) 18:56:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171018_11012.html
<宮城知事選>村井氏、全域で優勢 多々良氏、広がり欠く


拡大写真
 22日投開票の宮城県知事選で、河北新報社は15〜17日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢を探った。無所属で4選を目指す現職の村井嘉浩氏(57)が、無所属新人の多々良哲氏(59)=共産推薦=を大きく引き離し、全域で圧倒する。調査時点で有権者の1割超が投票する候補者を決めていない。
 東日本大震災からの復興完結を公約に掲げる村井氏は、政権与党の自民、公明両党の支援を受ける。両党の支持を9割以上固め、自主投票を決めた民進党の流れをくむ希望の党から7割、立憲民主党からも5割弱の支持をそれぞれ集める。
 共産党支持層の3割、社民党支持層の5割にも食い込み、無党派層の約7割から支持を得ている。党派、各年代、地域を超えて強さを発揮。職業別では管理職、現業職、事務・技術職、農林漁業、学生などから強い支持を受ける。
 「村井県政の転換」を訴える多々良氏は、支援を受ける共産支持層の6割をまとめた。衆院選で共産と協力関係を築く立民や社民のほか、希望の党や日本維新の会の支持層も一部取り込んでいるが、無党派層からの支持は広がりを欠く。
 若年、中年層で村井氏に大きく水をあけられているが、60歳以上の高年層から1割以上の支持を集める。職業別では自由業の約3割に浸透。地域別では軒並み苦戦している。
 衆院選宮城1〜6区の終盤情勢世論調査に合わせて実施した。


関連ページ:宮城政治・行政2017宮城知事選
2017年10月18日水曜日

4846チバQ:2017/10/19(木) 12:40:10
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-104855059.html
現元2人の戦いへ 二本松市長選、告示まで1カ月
10:11福島民報

 任期満了に伴う二本松市長選は11月19日の告示まで1カ月となった。1期目の現職新野洋氏(66)=無所属=、元職三保恵一氏(68)=無所属=が立候補を表明し、選挙戦に向けた準備を本格化させている。 新野氏は市内全域に後援会組織を設け、支持を呼び掛けている。公務の合間に町内会単位で市政報告会を開き、1期目で取り組んできた観光振興策や人口減少対策の成果をアピールしている。 三保氏は市内各地の会合に出向き、市長を3期10年務めた実績を強調している。「市民党」を掲げ、工業団地の整備や企業誘致を通した雇用創出、産業活性化を目指したいと訴えている。 11月26日に投開票される。9日現在の有権者数は4万7257人(男2万3120人、女2万4137人)。

4848チバQ:2017/10/22(日) 22:35:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00050164-yom-pol
宮城県知事選、現職の村井嘉浩氏が新人破り4選
10/22(日) 22:24配信 読売新聞
 宮城県知事選は22日、投開票が行われ、現職の村井嘉浩氏(57)(無所属)が、新人の元生協専務理事の多々良哲氏(59)(無所属)を破り、4選を果たした。

 村井氏は自民、公明両党の県組織の支援を受け、東日本大震災からの復興など3期12年の実績を強調。高い知名度を生かして、選挙戦を優位に進めた。多々良氏は共産党の推薦を受け、県政の転換を訴えたが、支持が広がらなかった。

4849チバQ:2017/10/25(水) 04:43:58
大久保さん また落選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000023-san-l04
宮城県議補選、村上氏が初当選
10/24(火) 7:55配信 産経新聞
 石川利一県議の死去に伴う県議補選(名取選挙区、欠員1)の投開票が22日にあり、いずれも無所属新人で、元名取市議の村上久仁氏(59)が、元衆院議員の大久保三代氏(41)を破り、初当選した。投票率は52・92%。

4850チバQ:2017/10/25(水) 14:24:04
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171024_11020.html
<宮城知事選>82万票の深層(上)戦略/同日選を最大限活用

10月24日 11:22

勝利を祝う支援者の出迎えに、手を上げて喜びを爆発させる村井氏(中央)=22日午後8時ごろ、仙台市宮城野区の事務所

(河北新報)

 衆院選と初の同日選になった知事選(22日投開票)は、無所属現職の村井嘉浩氏(57)が県政史上、最多となる82万票を獲得し、無所属新人の多々良哲氏(59)=共産推薦=を圧倒した。得票率81.7%の民意を原動力に、村井県政は4期目へ歩み出す。「1強」の足場を固めた17日間の戦いを振り返りながら、県政運営への余波を探った。(知事選取材班)

 描いたシナリオが当たり、会心の勝利に酔った。
 22日午後8時、仙台市宮城野区の事務所。テレビから当選確実の速報が流れた1分後、村井氏は示し合わせたように姿を現した。「感無量だ。こんなに早く当確が出ると夢にも思わなかった」と話し、満面の笑みで支持者と握手した。
 当選とは別に、陣営は「本間超え」を大きな目標に据えた。1993年知事選で、本間俊太郎氏が得た過去最多の64万7920票の更新を意味する。再選を果たした2009年に186票差まで迫ったが、厚い壁は破れなかった。
 村井氏は今回、衆院選などの同日選を最大限活用する戦略を描いた。自民、公明両党の候補者の街頭演説や、個人演説会の応援に連日奔走。「県民党」の看板は脇に置いて政権与党との親密さを強調し、有権者への露出を繰り返した。

<支援をアピール>
 19日には「兄貴」と慕い、宮城1区で4選を飾った自民前議員土井亨氏(59)の個人演説会に赴き、「土井さんがいないと復興が進まない」と持ち上げた。「私の事は一言も言わない。公選法違反とたたかれる」と会場の笑いを誘い、暗に支援をアピールした。
 対立候補の擁立過程で野党の結束が乱れ、事実上の信任投票となった。衆院選による関心の高まりと、安定した戦いぶりをみせた自民候補との連動という追い風に乗り、最多得票の塗り替えに死角はなくなった。
 投開票から一夜明けた23日午前の定例記者会見。本間氏の記録を17万7540票上回る82万5460票の確定得票数に、村井氏は「心から感謝する。期待の大きさを感じる」と神妙な表情を崩さなかった。
 「70万票台」(陣営)との予測を上回る完勝に、自民会派の中堅県議は「信じられない票数だ」と驚きを隠さない。支援する県議の会の安藤俊威会長は「得票数は衆院選効果があるが、多選は有権者の選択に関係ないことが証明された」と選挙戦を総括した。
 多々良氏の陣営は、市民団体と緩やかな野党の連携に支持拡大の活路を求めたが、実を結ばなかった。「運動がかみ合っていないのは確か」。劣勢が報じられた選挙戦終盤、陣営の1人がため息をついた。

<結束演出できず>
 象徴的だったのは、青葉区中心部で19日に開いた大規模集会。衆院宮城1区の立憲民主党候補と、2区の民進系無所属候補と並び、結束を演出した。陣営は1000人規模の動員を見込んだが、集まったのは約400人。「共産アレルギー」が強い民進支持労組などは姿を見せなかった。
 18万4776票を集めたが、結果は約64万票差の大敗。村井氏の強さを見せつけられた鹿野文永選対本部長は「首長選は現職が有利。新人は2倍の力が必要だった」と肩を落とした。

4851チバQ:2017/10/25(水) 14:25:01
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171025_11008.html
<宮城知事選>82万票の深層(下)余波/与野党、慢心に警戒感

12:05

落選確実となり、支持者と言葉を交わす多々良氏(左)。現職批判票を集めたが、「1強」の壁は厚かった=22日午後9時ごろ、仙台市青葉区の事務所

(河北新報)

 「慢心せず、さらに謙虚になる。くれぐれも議会を大切にしてほしい」
 22日投開票の知事選で過去最多得票を記録し、4選を飾った村井嘉浩氏(57)は23日夕、県庁講堂で職員約500人に訓示した。

<「ワンマン」批判>
 仙台市長選で候補者擁立に積極関与した政治姿勢、広域防災拠点の整備、石巻市大川小津波訴訟の控訴を決めた専決処分…。村井氏を巡っては選挙前、与野党を問わず、県議会で「傲慢(ごうまん)」「ワンマン」などと批判や不満が漂っていた。
 村井氏が出馬表明した県議会6月定例会の一般質問で、自民党議員が知事の「おごり」に触れ、異例の苦言を表明。8月下旬の自民会派総会では村井氏への選挙支援を巡り、「知事から何も話を聞いていない」などと異論が噴出した。
 「自民、公明が全力で応援してくれるので安心して戦える」。県議会の半数を超える自民、公明両会派などの議員35人から支援を取り付けた村井氏は、選挙戦で何度も与党を持ち上げ、配慮した。
 県議会との関係改善を図ろうとする知事の言動に、自民のベテラン県議は「村井氏は5選を見据えている」と推し量る。一方、別の自民県議は「これだけ圧倒的な票を獲得すれば、どこかに慢心が出かねない」と先行きを警戒する。

<刷新訴え18万票>
 「安倍政治の宮城版が村井県政だ。トップダウンの県政を転換する」。村井氏に挑んだ新人多々良哲氏(59)=共産推薦=は、自公政権の「安倍1強」になぞらえ、刷新を訴えた。
 多々良氏は18万4776票を獲得し、得票率は18.3%を占めた。知事選に立った共産推薦候補としては平成以降の最多得票で、得票率も一番高かった。
 共産県議団の遠藤いく子団長は「村井氏が100パーセント信任されたわけではない」と強調。社民党県連の岸田清実代表は「独善的な姿勢を改めてほしい」、民進党系会派「みやぎ県民の声」の藤原範典会長は「少数意見を聞く度量を持つべきだ」と、4期目の県政運営にくぎを刺す。
 衆院選と同日選による投票率上昇の追い風を受け、82万票という民意の束を手にした村井氏。県政界に新たな歴史を刻んだ「ガリバー」の一挙手一投足は、これまで以上に影響力を帯びるとみられる。
 「傲慢、ワンマンに映る部分は反省するが、優柔不断になってはいけない」。村井氏は当選から一夜明けた23日、河北新報社のインタビューに答え、独自のスタイルを貫く考えをにじませた。
          ◇          ◇         ◇
 衆院選と初の同日選になった知事選(22日投開票)は、無所属現職の村井嘉浩氏(57)が県政史上、最多となる82万票を獲得し、無所属新人の多々良哲氏(59)=共産推薦=を圧倒した。得票率81.7%の民意を原動力に、村井県政は4期目へ歩み出す。「1強」の足場を固めた17日間の戦いを振り返りながら、県政運営への余波を探った。(知事選取材班)

4852チバQ:2017/10/26(木) 13:35:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171026_11011.html
<東北市長会>会長に郡仙台市長 「あて職」在り方を見直しへ


郡 和子氏
拡大写真
 東北市長会(77市)の総会が25日、鶴岡市であり、奥山恵美子前仙台市長の退任に伴い空席となっていた会長に郡和子仙台市長(60)を選出した。任期は奥山氏の残任期間を引き継ぎ、来年秋の総会まで。仙台市長が「あて職」として会長職を担う慣例を疑問視する声が上がり、会長選出などの在り方を見直す検討会議の設置も決めた。
 非公開の役員選考委員会で、各県市長会の委員6人が協議した。宮城県市長会は郡氏を会長に推薦し、他県の委員から異論は出なかったという。その後の総会で正式に承認された。
 選出された郡氏は「東北をさらに活力ある地域にするためにも、77市が一層連携を深め、国に対しても主体的に行動することが重要だ」と抱負を述べた。
 総会前の役員会では「仙台が会長を続けるのは他地域の市長会と比べ特異」などと慣例への異論が出た。検討会議では会長職を6県持ち回りにするなど新たな選出方法を協議し、事務局の形態を議論。来年春の総会までに結論を出す。
 仙台市長は宮城県市長会長も慣例で担ってきた。7月の市長選で国政野党系の郡氏が初当選した後、政府与党との関係悪化への懸念を背景に「仙台外し」の動きが表面化。8月の定例会で郡氏を会長に選出しなかった経緯があり、東北市長会の対応が注目されていた。
 総会では東日本大震災からの復旧復興に関する決議など計35件を承認した。


関連ページ:広域政治・行政
2017年10月26日木曜日

4853チバQ:2017/10/26(木) 13:36:46
http://news.livedoor.com/article/detail/13799765/
衆院選当選祝いに酒=鶴岡市長、公選法抵触か

2017年10月25日 19時31分 時事通信社
 山形県鶴岡市の皆川治市長(43)が、今月22日の衆院選で当選した加藤鮎子氏の事務所に酒を贈っていたことが25日、分かった。

 有権者らへの寄付を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。

 市長の説明などによると、山形3区で当選した加藤氏の事務所を23日に訪れ、祝いとして日本酒2升を秘書に渡した。その後、事務所から「不適切ではないか」と指摘され、24日に回収した。

 皆川市長は、15日投開票の市長選で初当選した。取材に「後援会から預かった物を贈った。儀礼的で法に触れるものではない」と話した。

4854チバQ:2017/10/26(木) 13:45:33
https://mainichi.jp/articles/20171024/ddl/k15/010/047000c
選挙

上越市長選 「取り組み説明重要」3選振り返り 村山市長辛勝 /新潟

会員限定有料記事 毎日新聞2017年10月24日 地方版

地方選挙
新潟県
選挙・新潟
 上越市の村山秀幸市長(69)は市長選での3選から一夜明けた23日、記者会見した。元市議の中川幹太氏(42)に1462票差まで詰め寄られたことについて「市の取り組みをきちんと市民に説明し伝えていくことが重要だ」と分析。中山間地の農業を守るために「地域別の所得補償」制度の創設を検討する方針も明らかにした。

 23日は台風接近で市内の一部に避難指示を出すなど慌ただしい一日となり、会見に先立つ当選証書授与式に…

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20171023353250.html
現職の村山氏が接戦を制し3選
上越市長選

 任期満了に伴う上越市長選は22日投票が行われ、即日開票の結果、現職の村山秀幸氏(69)=無所属=が、新人で元上越市議の中川幹太氏(42)=同=に1462票差で競り勝ち、3選を果たした。投票率は、衆院選とのダブル選となったにもかかわらず、8年前の前回選を0・75ポイント下回る64・34%だった。

 選挙戦は、村山氏の2期8年の市政運営と、人口減少が進む中でどのように地域活性化を図っていくのかなどが争点となった。

 当選を決めた村山氏は午後11時半すぎ、上越市下源入の後援会事務所で支持者らと万歳。「合併して12年のまちを次世代にふさわしいまちにするため、ぶれずに取り組んでいく」と喜びを語った。ただ、僅差での勝利については「8年間訴えてきたことが、これほど厳しいことだったとは。結果をしっかり受け止めたい」と神妙な顔つきをした。

 村山氏は財政再建の実績を強調し、市政の継続を訴えた。自民、公明両党の推薦、社民党の支持を得たほか、市選出県議や大半の市議、経済団体の支援を受け、厚い組織戦を展開した。

 中川氏は合併によって旧町村部の個性が失われたと現市政を批判。予算編成権を地域自治区に移譲するなど市政の変革を訴えたが、わずかに及ばなかった。

◇上越市長選開票結果(選管最終)
 当52、609 村山 秀幸69 無現(3)
  51、147 中川 幹太42 無新

 当日有権者数 16万3593
 投票者数 10万5256
 投票率 64・34%
 無効 1496
 持ち帰り 4

【政治・行政】 2017/10/23 00:57

4855チバQ:2017/10/26(木) 13:48:17
http://www.sankei.com/region/news/171024/rgn1710240021-n1.html
2017.10.24 07:08

八戸市長選に小林氏が4選 青森
 任期満了に伴う八戸市長選は22日投開票され、無所属で現職の小林真氏(67)=自民、公明推薦=が共産新人の松橋三夫氏(68)と無所属新人の清水文雄氏(69)を破り、4選を果たした。投票率は51・04%だった。小林氏は3期12年の実績を強調し、固い支持基盤を背景に序盤から選挙戦を優位に進めていた。


http://www.daily-tohoku.co.jp/kiji/201710230P188400.html
小林氏が大差で4選 八戸市長選確定票(2017/10/23 05:37)

万歳三唱で4選の喜びをかみ締める小林眞氏(左)=22日午後9時25分ごろ、八戸市

 22日投開票された八戸市長選で、八戸市選管は23日午前4時50分、開票結果を発表した。

 結果は次の通り。

    開票結果(選管最終)

当72,718 小林眞 67無現
 13,889 松橋三夫 68共新
 10,564 清水文雄 69無新

有権者数 195,656人

投票総数 99,854票

有効投票 97,171票

投票率  51・04%

4856チバQ:2017/10/26(木) 14:12:00
http://www.sakigake.jp/news/article/20171022AK0006/
にかほ市長選告示、2新人が届け出 29日投開票
2017年10月22日 掲載 2017年10月23日 更新
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 任期満了(11月12日)に伴う秋田県にかほ市長選が22日告示され、いずれも無所属新人で、前県議の渋谷正敏氏(69)と、前市議の市川雄次氏(50)の2人が届け出て、一騎打ちの選挙戦に突入した。投開票は29日。

4857チバQ:2017/10/26(木) 14:23:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171026-00000014-mai-soci
<セクハラ訴訟>一部行為を認める 角田市議に慰謝料命じる
10/26(木) 9:36配信 毎日新聞
 ◇栃木県小山市議の懇親会めぐり 宇都宮地裁判決

 栃木県小山市執行部と市議の懇親会でセクハラ行為を受けたとして、市の女性職員が角田良博市議(68)を相手取り、慰謝料などを求めた訴訟の判決が25日、宇都宮地裁であった。今井攻裁判長はセクハラ行為の一部を認め、角田市議に慰謝料など33万円の支払いを命じた。

 判決などによると、女性職員側は、2015年6月の懇親会で、角田市議が背中や腰に手を回してきた▽カラオケで一緒に歌った際に体を引き寄せられた▽会の終了後に「俺の女になってくれ」などと電話が来た--などと主張。角田市議側は、一連の行為はなかったと反論していた。

 判決では、背中や腰に手を回す行為について、女性市議2人の証言が信用できると判断。「女性職員の供述は自然だが、角田市議の供述には一貫性がない」とし、セクハラ行為はあったと認定した。

 一方、他の行為については、「女性職員の主張が変遷しており、供述のみでは事実を認められない」などとして、主張を退けた。

 女性職員の代理人弁護士は「一部認められたことは評価する。他の事実についても女性職員の証言は信用できるもので、控訴の有無について協議したい」と話した。角田市議側の代理人弁護士は「判決をよく見てコメントしたい」と話した。

 この問題などを巡り、市議会は角田市議に対し、議員辞職勧告決議案を9度可決しているが、強制力はない。【野田樹】

4858チバQ:2017/10/26(木) 22:34:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171026_71030.html
<東北市長会>「仙台市長が会長職に」慣例に異論 郡氏、釈然としない表情も

 郡和子仙台市長を会長に選んだ25日の東北市長会総会では、東北最大市の仙台市長が担ってきた会長職の慣例に異論が出た。選出の在り方などを見直す方針に郡氏は理解を示しつつ、釈然としない表情も浮かべた。
 「郡氏には奥山恵美子前会長の残任期間を務めてもらい、その間に(東北市長会長の在り方を)検討してはどうか」
 総会に先立ち開かれた非公開の役員会。福島県市長会長の立谷秀清相馬市長が検討会議設置を提案した。
 全国的に政令市長が「あて職」として会長に就くのは特異なケース。こうした背景を踏まえ、立谷氏は取材に「郡氏がだめだとは言っていない。検討し、仙台市長が務めるという結果になれば、それで良いのではないか」と話す。
 役員選考委員の一人で郡氏を推薦した宮城県市長会の伊藤康志大崎市長は「県市長会の考えをしっかり受け止めてもらった。組織は常に改革しなければならない」と評価した。
 選考委員長の土田正剛東根市長は「会合では郡氏に対する異論は出ず、国政野党系だとか、そういう話も一切ない。慣例が全国的に珍しかった」と述べた。
 ただ、慣例見直しの声は郡氏の市長就任を機に飛び出した。背景には政府与党との関係悪化の懸念があるほか、政令市と一般市が抱える市政課題の違いも見直し論を後押しする。
 郡氏は取材に「いろいろな思いはあるが、全国の各ブロックを見ても必ずしも政令市は会長を務めていない。未来に向けて検討は確かに必要だ」と答えた。


関連ページ:広域政治・行政
2017年10月26日木曜日

4859チバQ:2017/10/29(日) 20:16:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171029_31036.html
岩手・岩泉町長が長期の入院 豪雨対応で心労

 岩手県岩泉町は28日、伊達勝身町長(74)が心的外傷後ストレス障害(PTSD)で盛岡市内の病院に入院したと発表した。入院期間は1〜3カ月の見込み。中居健一副町長が30日から職務代理者を務める。
 同町は昨年8月の台風10号豪雨で甚大な被害を受けた。町によると、伊達町長は被災直後から心労による体調不良が続いており、25日にPTSDと診断された。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年10月29日日曜日

4860チバQ:2017/10/30(月) 19:25:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171030ddlk05010098000c.html
<選挙>にかほ市長選 市川氏、新人一騎打ち制し初当選 /秋田
00:00毎日新聞

 任期満了に伴うにかほ市長選は29日投開票され、元市議の市川雄次氏(50)が前県議会議長の渋谷正敏氏(69)=いずれも新人、無所属=を112票差で破り初当選を果たした。当日有権者数は2万1736人(男1万299人、女1万1437人)。投票率は70・97%(前回68・79%)だった。

 市川氏は自らを「責任世代」と位置づけ、若さと行動力を強調し、渋谷氏との違いを打ち出した。「人を大切にする政治を通じて、市民が誇りと自信を持つまちづくり」を目指し、子育て支援策の充実などを訴え、支持を広げた。

 渋谷氏は「若者に夢を。中高年に生きがいを。高齢者にやすらぎを」をキャッチフレーズに、公約には経営者のノウハウを生かし、トップセールスの企業誘致や地域資源を活用した観光振興を掲げた。「長年県議で活動した経験と人脈を市政で発揮する」と訴えたが及ばなかった。【川村咲平】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 7707 市川雄次 50 無新

  7595 渋谷正敏 69 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇にかほ市長略歴

市川雄次(いちかわ・ゆうじ) 50 無新(1)

 [元]市議[歴]象潟町議▽社会福祉施設職員▽防衛大

4861チバQ:2017/11/06(月) 10:09:29
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20171105-217753.html
構図固まる...4陣営の動き本格化 福島市長選・告示まで1週間
11月05日 08:50みんゆうNET

 11月12日告示、同19日投開票で行われる福島市長選は告示まで1週間となった。これまで、いずれも無所属で現職の小林香(58)、前復興庁福島復興局長の木幡浩(57)、元県議の桜田葉子(60)、幼児園長の法井太閤(72)の4氏が立候補を表明し、選挙戦の構図がほぼ固まっている。衆院選の影響もあり鈍かった各陣営の動きも本格化してきた。
 全員が立候補すれば2005(平成17)年11月以来の4氏による市長選となる。市議会などでの現職との対立から当初、木幡氏支持に傾いた自民党福島市総支部は、8月下旬に同党支部長だった桜田氏が立候補を表明したことで木幡、桜田の両氏に支持が分裂し、自主投票を決めた。公明も候補者の推薦は見送る方針だ。連合福島など旧民進系の支持団体や社民党は木幡氏の支持を決定。共産党は具体的な対応を決めていない。
 再選を目指す小林氏は政党に頼らず、後援会や支援団体を中心に支持固めを進めており、1期4年間の実績と市政継続を訴える。木幡氏は岡山県副知事などを務めた行政経験をアピールし、充実した支援組織をフル活用して知名度拡大を図っている。桜田氏は、県議時代からの後援会や支援組織を中心にミニ集会などを重ねており、比較的支持基盤の弱い市西部などでも支持拡大を目指す。後援組織などを持たない法井氏は草の根での支持拡大を目指しており、独自の子育て支援策に市民の理解を求めたい考えだ。
 10月9日現在の有権者数は23万8923人(男性11万5492人、女性12万3431人)。

4862チバQ:2017/11/06(月) 10:19:59
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171105_61001.html
<福島市長選>告示まで1週間 現職と3新人、県都決戦「市民党」で対決
11月05日 11:23河北新報

<福島市長選>告示まで1週間 現職と3新人、県都決戦「市民党」で対決
桜の聖母短大の特別授業。福島市長選に立候補予定の4人のうち、招待に応じた3人が学生と意見交換した=10月24日、福島市
(河北新報)
 任期満了に伴う福島市長選(19日投開票)は、12日の告示まで1週間となった。これまでに現職と新人3人の計4人が無所属で立候補する意向を表明。いずれも政党推薦を受けておらず、「市民党」的な立場で臨む。新人のうち2人は元県議と元官僚で、現職を含め一定の知名度がある候補者による激戦が予想される。

 4人は再選を目指す現職の小林香氏(58)と、前復興庁福島復興局長の木幡浩(57)、元県議の桜田葉子(60)、保育所経営の法井太閤(72)の新人3氏。
 小林氏は来年4月に予定される中核市移行などに取り組んできた1期目の実績を強調。「福島市が発展する将来への基盤をつくる」と市政継続を訴える。
 木幡氏は元総務官僚で岡山県副知事を務めた。地方自治運営の経験などをアピールして「市民が希望を持てる『風格ある県都』を目指す」と主張する。
 桜田氏は自民党県議3期の経験や市内で生まれ育った市民の視点を力説。唯一の女性候補として「福島市が子育ての場に選ばれる環境を整える」と唱える。
 法井氏は3度目の挑戦で「市予算の1%を削り、子育て支援金に充てる」などと話し、浸透を目指す。
 政党推薦を巡っては木幡、桜田両氏が自民党に推薦願を提出。地元支部の意見が分かれ、ともに推薦は見送られた。小林氏は初当選した2013年の前回も政党推薦を受けなかった。
 市議の支援状況も割れている。態度を鮮明にしている市議のうち、小林氏は3人。木幡氏は超党派の16人が、桜田氏は自民系を中心に6人が応援する。
 前回は小林氏が4選を目指した当時の現職らに大差で勝利。東京電力福島第1原発事故後、福島県内の主要市長選で相次いだ現職の「落選ドミノ」の一つと言われた。
 今回も市政の継続か刷新かなどが焦点となる。小林氏は圧勝した前回からの支援者死守に力を注ぎ、木幡氏は連合福島や自民、社民各党県議らも協力する後援会組織を生かす戦略。桜田氏は県議時代に培った強固な地盤を基に支援者拡大を図る。法井氏は知名度アップを目指す方針だ。

4863チバQ:2017/11/06(月) 10:24:15
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171105_11038.html
<気仙沼市長選>元県職員斉藤氏出馬へ「待ったなしの課題山積」
11月05日 17:30河北新報

<気仙沼市長選>元県職員斉藤氏出馬へ「待ったなしの課題山積」
斉藤巳寿也氏
(河北新報)
 任期満了(来年4月29日)に伴う気仙沼市長選で、同市の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(52)が4日までに、無所属で立候補する意思を固めた。近く記者会見し正式に表明する。
 斉藤氏は河北新報社の取材に「市内には待ったなしの課題が山積している。培ってきた経験を生かし、気仙沼を明るい希望のある街にしたい」と話した。
 斉藤氏は同市出身で山形大卒。1990年県庁入り。2015年に土木部事業管理課主幹を最後に退職し、同年の県議選に気仙沼・本吉選挙区から立候補し落選した。
 市長選立候補の意思を固めたのは斉藤氏が初めて。現職で2期目の菅原茂氏(59)は、態度を明らかにしていない。

4864チバQ:2017/11/12(日) 22:16:00
9月の記事
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW20170904071410001.html
地方選
福島市長選 保守分裂の様相
写真:ある陣営の会合には大勢が参加し、候補予定者の訴えに耳を傾けた=福島市鎌田卸町
拡大ある陣営の会合には大勢が参加し、候補予定者の訴えに耳を傾けた=福島市鎌田卸町
 11月19日の投開票まで3カ月を切った福島市長選。県都の行方を占う選挙は、再選を目指す現職の小林香氏(58)に、前福島復興局長の木幡浩氏(56)と前県議の桜田葉子氏(59)が挑む構図が固まりつつある。各陣営とも自民党の県議や市議を取り込み、保守分裂の様相を呈する戦いはすでに熱を帯びている。

 ●現職・前福島復興局長・前県議 三つどもえ熱帯びる

 8月21日、市内のホテルで開かれた木幡氏の後援会の発足式。後援会の顧問には、自民2人と民進党・県民連合3人の福島市選挙区(定数8)の県議5人が名を連ねた。木幡氏は「私には国や県との太いパイプがある」と述べ、中央官僚として培った人脈の厚さを強調した。

 木幡氏の立候補の背景には、小林氏の1期4年の市政運営への不満がある。

 「市民主役の市政」を掲げた小林氏は、2013年の初当選後、市民への対応を向上させる「おもてなし研修」を導入するなどの市役所改革に着手。だが、コミュニケーション不足などから市職員の間で不満が高まり、自治労を中心に木幡氏擁立が進められた。

 また、小林氏は副市長2人制の条例案などを巡って市議会とも対立。自民系会派「真政会」市議の多くも木幡氏支援に動いた。

 その小林氏は今回、「みんなが誇れる県都・福島の発展」を訴え、経済界の一部や女性グループなどの支援を受ける。

 一般的に事業などの継続性の観点から「2期目の現職は選挙に強い」と言われる。ただ、小林氏の場合、初当選した13年は、原発事故対応への不満から県内の自治体で現職が次々に落選する「現職落選ドミノ」が発生。関係者が「風に乗って当選した」と解説するなど、集票の実力は未知数な部分がある。

 もう一方の桜田氏は、福島市を全国一子育てしやすく、女性が活躍できる都市にするなどと訴えつつ、福島市出身の候補であることもアピールし無党派層の取り込みを狙う。

 三代続く政治家一家で、3期6年市議会議長を務めた故・栄一氏を父に持つ。4期目を目指した前回の県議選は福島市選挙区でトップ当選。だが、自民党県連内では非主流派とされ、今回、立候補に踏み切った背景には県連内の処遇への不満があったとされる。立候補表明をした8月26日の後援会の拡大役員会では、後援会幹部が「4期務めて政調会長ぐらいにしてもらえるかと思ったら何の役職ももらえない。だったら市長選に出たらいい」と述べる場面もあった。

 自民党内には、木幡氏への一本化を模索する動きもあったが、桜田氏の立候補で、自民党関係者は「誰にも推薦を出すことはできなくなった」と嘆く。

 保守分裂の構図がほぼ固まり、焦点は公明党と共産党の動向に移るが、これまで両党とも支持方針は明らかにしていない。ある陣営関係者は「誰が勝つかわからない、激しい選挙になる」と話した。(小泉浩樹)

4865チバQ:2017/11/12(日) 22:24:23
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20171112_13
【速報】一戸町長に田中氏


 任期満了に伴う一戸町長選は12日、投開票が行われ、元町議の新人田中辰也氏(50)が現職稲葉暉氏(72)を破り初当選を果たした。無所属2氏による8年ぶりの選挙戦は、世代交代を訴えた田中氏が、9選を目指した稲葉氏に916票差で勝利した。投票率は76・24%で、選挙戦となった2009年を4・32ポイント下回った。

◇一戸町長選開票結果

(12日午後8時42分選管終了、敬称略)

当4、691票 田中辰也50 無新

 3、775票 稲葉 暉72 無現

 (法定得票数2116・5票)

(2017/11/12

4866チバQ:2017/11/14(火) 22:28:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171114ddlk07010417000c.html
<選挙>福島市長選 告示 現新4氏が立候補 復興、まちづくり争点 /福島
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う福島市長選が12日、告示された。再選を目指す現職の小林香氏(58)▽新人で幼児保育施設経営の法井太閤氏(72)▽新人で元復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)▽新人で元県議の桜田葉子氏(60)--の無所属4人が立候補を届け出た。各候補者は市中心部で第一声に臨んだ後、選挙カーで各地を遊説。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興と、今後のまちづくりなどを争点に選挙戦が始まった。投開票は19日。

 政府が巨額の復興予算を投じる「復興期間」は2021年3月で終わる。今回の選挙で当選した市長の任期は同年12月までで、政府の復興関連事業が減った後を見据えたまちづくりのプランを、各候補者がどのように示せるかがポイントとなる。

 保育所に入れない待機児童の解消に向けた対策も急務だ。市内の待機児童数は4月1日現在、県内最多の223人で、県全体の3割以上を占める。若い子育て世代が働きやすい環境を整備することは少子高齢化や人口減少対策にもつながるだけに、解決への手腕に注目が集まりそうだ。

 投票は19日午前7時〜午後8時、市内81投票所で行われる。午後9時半から市国体記念体育館で即日開票され、開票終了は20日午前0時ごろの見通し。11日現在の選挙人名簿登録者数は23万8873人(男11万5473人、女12万3400人)。【曽根田和久】

4867チバQ:2017/11/14(火) 22:29:13
………………………………………………………………………………………………………

 ◆県都の今後を担う候補者の第一声(届け出順)

 ◇健康長寿を支えたい 小林香(こばやし・かおる) 58無現(1)

 小林氏は午前9時から福島市本町の街なか広場で初の演説に臨んだ。集まった企業経営者らでつくる後援会幹部や支持者を前に「復興予算が付くのは、あと4年で極めて重要な期間。福島市だけではなく、県北全体の発展を図る」と訴え、現市政の継続による地域振興を訴えた。

 1期4年の成果として強調する来年4月予定の中核市移行については「自前で保健所を持つことになる。市民の健康長寿を支えたい」と市民サービス向上のメリットを強調した。

 老朽化が進む市公会堂や市立図書館など中心部の公共施設の問題にも言及し「県庁所在地の財政健全化も重要だが、投資なくして発展はない」と再整備の方針を示唆した。【曽根田和久】

 ◇みんなの希望市政に 法井太閤(のりい・たいこう) 72 無新

 法井氏は午前9時半から、現職候補と同じ福島市本町の街なか広場前に選挙カーを止めて演説した。「市政を皆様の手元に引き戻し、ご意見、ご希望が迅速に反映できる市政を目指す」と強調した。

 市民の声を市政に反映するため、市長参加の対話集会を街なか広場で毎週開くことを提案。「一緒に福島市を作りましょう。みんなで市政を語り、みんなの希望を市政に反映する」と呼びかけた。

 市最大の課題として人口減少対策を挙げ、「子ども1人に毎月5万円の子育て支援金を給付する。福島での就職を条件に高校生100人に年100万円、大学生30人に年300万円の給付型奨学金を提供する」と公約。第一声の後も各地を回った。【曽根田和久】

 ◇夢の持てる福島創生 木幡浩(こはた・ひろし) 57 無新

 木幡氏は午前9時過ぎ、福島市曽根田町の大型商業施設前で第一声を上げた。陣営を支える自民、民進の地方議員ら支援者を前に「将来に向けて、夢の持てる福島を創生したい」と訴えた。

 市の課題として福島第1原発事故に伴う除染の遅れや保育所の待機児童問題を指摘。キャリア官僚としての豊かな行政経験や復興庁福島復興局長として培った国や県とのパイプを生かし「市への支援を引き出しながら政策を迅速かつ着実に実行する」と強調した。「日本一の子育て・教育環境整備」も公約した。

 東北中央自動車道の一部開通や市内での東京五輪の競技開催にも触れ「福島を元気あふれる新しいステージに押し上げたい」と話した。【宮崎稔樹】

 ◇少子化対策真っ先に 桜田葉子(さくらだ・ようこ) 60 無新

 桜田氏は午前9時半、福島市置賜町のさんかく広場で演説に立った。イメージカラーのピンクのハンカチを手にした支持者が集まる中で「少子高齢社会だからこそ女性の視点、妻の視点、母の視点、おばあちゃんの視点が必要。皆様の力でどうか風を吹かせてください」と支持を訴えた。

 政策面では「福島を日本一、子育てしやすい市にする」と切れ目のない子育て支援など少子化対策を真っ先に挙げた。待機児童ゼロを進めるため、市役所内保育所の設置なども提案し「安心して働き続けられる環境を整えたい」とも呼びかけた。

 「ここで生まれ、ここで生活をしてきた」と地元出身をアピールし、祖父、父と続く政治一家であることも強調した。【高井瞳】

………………………………………………………………………………………………………

小林香(こばやし・かおる) 58 無現(1)

 福島圏域首長懇話会座長[歴]環境省環境協力室長・東北地方環境事務所長▽英サセックス大院

法井太閤(のりい・たいこう) 72 無新

 幼児保育施設エミール幼児園経営▽国際商科大

木幡浩(こはた・ひろし) 57 無新

 [元]復興庁福島復興局長[歴]総務省公営企業課長▽岡山県副知事▽消防大学校長▽東大

桜田葉子(さくらだ・ようこ) 60 無新

 [元]県議▽学校法人聖光学院理事▽福島学院大客員教授[歴]自民党県女性局長▽国立音大

4868チバQ:2017/11/16(木) 20:03:44
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105130795.html
福島市長選 3候補、組織戦が過熱 浮動票獲得目指す
11月15日 08:55福島民報

 任期満了に伴う福島市長選は15日で折り返しとなる。序盤は、再選を目指す現職小林香(58)=無所属=、元復興庁福島復興局長の新人木幡浩(57)=無所属=、元県議の新人桜田葉子(60)=無所属=の3候補が激しく競る展開となっており、各陣営とも組織を引き締め浮動票の取り込みに躍起になっている。県都のリーダーを選ぶ戦いをルポする。 市内太平寺に設けた小林の選挙事務所。「市長選は激戦」と伝える朝刊に目を通した選対幹部は14日朝、遊説に向かう小林を「ここからが勝負」と励ました。接戦だからこそ、一期4年の実績と政策を実直に訴えていく。そんな思いが込められていた。 4年前の前回市長選では、当時の現職の2倍近い約7万2千票を獲得し、初当選を飾った。前回と同様、選対幹部には市内の経済人らが名を連ねた。選対本部と連携を取り、12カ所に設けた後援会の会員らが知人・友人に幅広く支援を呼び掛けている。 ただ、選挙戦はまだ2度目で票の流れが読めない面もあると関係者は明かす。このため後半戦は、初めて市長選で投票する10代への訴え掛けを強化する。前回の支持層を固め、新たに投票権を得た年代にも浸透を目指す。中核市への移行推進、周辺地域との連携強化、中心市街地活性化などをアピールする。 選対本部長の菅野良二は「県北地方全体を活性化させるため、組織一丸で当選を目指す」と意欲を見せる。 「読めない展開だ」。市内南町に置いた木幡の選挙事務所で14日朝、選対関係者は表情を引き締めた。初めての立候補となった上、市内に地縁・血縁が少ない。陣営は候補者の名字にちなんで「小旗(こはた)」を活用するなどして、名前を懸命に売り込んでいる。 連合福島から推薦を受けた。民進党県第1区総支部からは支援、社民党福島総支部からは支持を得た。労組と政党の関係者が選対を切り盛りしている。15ほどの後援会を設け、一般の有権者や支援を受けた県議、市議の支持者らへの働き掛けを強めている。 陣営は当選に向けては一層、知名度を上げる必要があるとみている。このため、県議、市議を招いた個人演説会を連日、複数の会場で開き、市民との距離を近づけようと必死だ。福島復興局長や岡山県副知事を務めた行政手腕を前面に打ち出し、待機児童解消や地域経済活性化に取り組む姿勢を強調している。 選対本部長の佐藤真五は「豊かな行政経験を知ってもらい、投票につなげたい」と言葉に力を込める。 市内北矢野目に設けた桜田の選挙事務所では14日朝、選対関係者が熱心に朝刊に目を通す姿が見られた。「情勢は混沌(こんとん)としている。ここが正念場だ」。県議選も含め5度目の選挙。激戦の報道を受け緊張した様子のスタッフもいた。 選挙戦を支えているのは、地元瀬上町など市内北部を中心に約80カ所に設けた後援会だ。中には、市議を務めた祖父と父の時代から引き継いだ組織もあるという。会員らの支持を確実にまとめた上で、そのつてをたどり票を積み上げる戦略だ。 県議時代は自民党に所属し、党所属の他の議員と地盤を分け合ってきた。市内南部や旧市内でいかに支持を伸ばすかが当落の鍵を握っていると選対関係者はみており、遊説を強化する。さらに、唯一の女性候補である点を強調し、全国一子育てしやすい都市の実現や高齢者の生活支援を唱える。 選対本部長の金子振は「県内初の女性市長を誕生させ、県都を活性化させたい」と意気込む。 法井太閤(72)は子ども一人につき毎月5万円の子育て支援金給付を公約の柱に据え、支持拡大を目指している。■各陣営 投票率50%前後見込む 各陣営とも投票率を前回市長選の49.1%と同程度の50%前後とみている。小林陣営は当選ラインを5万票、木幡、桜田両陣営は5万5千票と設定している。【立候補者】(届け出順、敬称略)小林[こばやし]香[かおる] 58 無現法井[のりい]太閤[たいこう] 72 無新木幡[こはた]浩[ひろし] 57 無新桜田[さくらだ]葉子[ようこ] 60 無新

4869チバQ:2017/11/17(金) 18:44:31
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20171117-220938.html
福島市長選...終盤まで『接戦』 4候補陣営、浮動票の獲得へ力
09:00みんゆうNET

 任期満了に伴う福島市長選は19日の投票に向け、4候補による激しい選挙戦が続いている。立候補しているのは届け出順に、いずれも無所属で、再選を目指す現職の小林香候補(58)=1期、新人で幼児園長の法井太閤候補(72)、前復興庁福島復興局長の木幡浩候補(57)、元県議の桜田葉子候補(60)。選挙戦は終盤を迎えたが、各陣営は最後まで接戦が続くという見方で、投票先が決まっていない浮動票の獲得へ、政策や知名度の一層の浸透に力を注ぐ。
 組織や政党に頼らない選挙運動を続けてきた小林陣営は、終盤も遊説や街頭演説を中心に1期目の実績を訴える。市街地やスーパーなど人が集う場所を重点的に回る方針で、浮動票の取り込みを目指す。陣営は投票率を52〜53%と予想、当初5万票とみていた当選ラインも5万5000票に引き上げた。菅野良二選対本部長は「4年間の実績を力強く市民に訴えていく」と陣営を引き締める。
 木幡陣営は、終盤に向けて浮動票への働き掛けと後援会の拡大をさらに進めていく方針。陣営を支える市議や県議の地盤に加え、支持団体などの組織引き締めにも改めて力を入れる。投票率は50%を上回る程度と予想、当選ラインは5万5000票という見方だ。梅津裕選対本部事務局長は「序盤の課題だった知名度の確保にも、一定の手応えを感じている」と、さらなる支持拡大を目指す。
 桜田陣営は各地区での個人演説会に加え、1日約10回の街頭演説を展開し、県議4期14年の実績や県とのパイプの強さを訴える。陣営は投票率55%程度、当選ラインは小林、木幡陣営と同様の5万5000票と予想する。終盤は後援会を固めながら、若年層や浮動票の獲得に向けて各地区でてこ入れを図る。金子振(おさむ)選対本部長は「最後に競り勝てるよう、気を引き締めて全力で戦い抜く」と話す。
 法井陣営は終盤に向けて有権者とじかに接する機会を増やし、子育て支援金給付など他候補にない独自政策の浸透を図る。投票率は予想していないが、当選ラインは5万票程度とみる。陣営は「一人一人に確実に話を聞いてもらい、政策への理解を得たい」としている。
 前回市長選の投票率は過去4番目の低さの49.10%。2005(平成17)年以来となる候補者4人による選挙戦は熱を帯び、16日までの期日前投票数は13年の前回市長選を上回っている。

4870チバQ:2017/11/17(金) 18:59:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171117ddlk07010150000c.html
<選挙>福島市長選 激しさを増す 複数のキャッチフレーズや“握手作戦” 各候補あの手この手 /福島
00:00毎日新聞

 19日投開票の福島市長選は、再選を目指す現職の小林香(58)▽新人の幼児保育施設経営、法井太閤(72)▽新人の元復興庁福島復興局長、木幡浩(57)▽新人の元県議、桜田葉子(60)--の無所属4氏による舌戦が激しさを増している。各候補者は連日、選挙カーで遊説しながら、複数のキャッチフレーズを打ち出したり、“握手作戦”を展開したりと、あの手この手の作戦で一票をつかもうと躍起だ。【曽根田和久】

 ■二つのキーワード

 小林氏は7月の立候補表明後、「市政の継続で復興を!」とのキャッチフレーズを打ち出し、さらに12日の告示後は「続投でなせば成る!」を加えた。陣営によると、「市政の継続」の重要性を理解してもらった上で、小林氏の「続投」を満を持してアピールする二段構えの作戦という。

 14日夜の個人演説会でもイメージカラーの青にキャッチフレーズを記した大量ののぼりを会場にはためかせた。小林氏は1期4年の実績を説いた後、「中核市移行をぜひ皆さんと一緒に迎えたい」と続投に理解を求めた。

 ■一人でも多く握手

 木幡氏は15日昼過ぎ、県庁前に止めた選挙カーの前でマイクを握った。「スピードと実行がモットー。県とのパイプを福島市のために使わせてください」。演説に耳を傾ける人たちを見つけると道を挟んだ反対側の歩道までダッシュ。一人一人とがっちり握手した。

 夏までは、国のキャリア官僚だっただけに、演説はまだ発展途上にある。それを補うのが“握手作戦”だ。告示後から、積極的に取り組むようになったといい、陣営幹部は「知名度アップには、実際に顔を見てもらうのが一番」と説明する。

 ■街頭演説を重視

 桜田氏が重視するのはマイクを手に街角に立ち続けるスタイルで、県議時代からの定番だ。告示翌日の13日は12カ所で演説したのを筆頭に連日のように7、8カ所で街頭に立つ。

 街頭演説を重視するのは「仕事や家事で、なかなか集会に出られない女性に声を聞いてもらいたいから」(陣営関係者)。唯一の女性候補とあり、女性票の獲得にも力を入れている。演説では「地元のことは地元でないと分からない。地元で生活し古里を愛する私でなければできない」と福島市出身のPRにも余念がない。

 ■運動費用50万円に

 法井氏は過去出馬した2回の市長選と同じく「カネのかからない選挙」がモットーで、運動費用は50万円程度に抑えたいという。市全域を選挙カーを巡る戦法で浸透を図る。

4871チバQ:2017/11/18(土) 11:36:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00010008-minyu-l07
【福島市長選ルポ】政策差別化に懸命 復興や待機児童、将来像
11/15(水) 10:47配信 福島民友新聞
【福島市長選ルポ】政策差別化に懸命 復興や待機児童、将来像
市中心部の公園前に掲載されたポスター。各陣営とも子育て支援や産業振興などの政策を掲げるが、独自色を打ち出すのに懸命だ
 19日投開票の福島市長選は中盤戦に入り、いずれも無所属で、現職の小林香候補(58)、新人の法井太閤候補(72)、新人の木幡浩候補(57)、新人の桜田葉子候補(60)の4人が激しい舌戦を展開している。遊説では復興や待機児童対策、来春の中核市移行後の将来像などの公約を強調するが目立った争点はなく、各陣営は有権者の反応に神経をとがらせる。晩秋の県都決戦の最前線を追った。
 「福島市は今、大きく変わりつつある」。告示翌日の13日、リニューアル工事が進む福島駅前通りで演説に立った小林は、1期4年間の実績を声高に強調した。慣例にとらわれない市政改革を掲げ、トップダウンでの中核市移行や住宅除染を進めた半面、その政策の進め方などを巡って市議会との対立は深まった。
 市政刷新を訴え現職を破った前回と、政党や特定組織に頼らない草の根選挙の戦術は変わらない。今回は4年間の評価が問われるが、選対本部長の菅野良二(61)は「まだ改革の形ができたところ。前進には継続が必要だ」と強調する。
 市南町の旧国道4号沿いに構えた木幡の事務所。議員や団体の為書きが並ぶ。現職の手法に不満を持つ自民、民進、社民など超党派の市議に推される形で出馬を決めて4カ月、ミニ集会を重ね、22の後援会を築いた。13日の個人演説会で木幡は「知名度ゼロからスタートし、ようやくしっぽが見えてきた」と声を張った。(敬称略)

福島民友新聞

4872チバQ:2017/11/18(土) 11:37:13
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171115-220316.php
【福島市長選ルポ】政策差別化に懸命 復興や待機児童、将来像
2017年11月15日    

市中心部の公園前に掲載されたポスター。各陣営とも子育て支援や産業振興などの政策を掲げるが、独自色を打ち出すのに懸命だ


 19日投開票の福島市長選は中盤戦に入り、いずれも無所属で、現職の小林香候補(58)、新人の法井太閤候補(72)、新人の木幡浩候補(57)、新人の桜田葉子候補(60)の4人が激しい舌戦を展開している。遊説では復興や待機児童対策、来春の中核市移行後の将来像などの公約を強調するが目立った争点はなく、各陣営は有権者の反応に神経をとがらせる。晩秋の県都決戦の最前線を追った。

 「福島市は今、大きく変わりつつある」。告示翌日の13日、リニューアル工事が進む福島駅前通りで演説に立った小林は、1期4年間の実績を声高に強調した。慣例にとらわれない市政改革を掲げ、トップダウンでの中核市移行や住宅除染を進めた半面、その政策の進め方などを巡って市議会との対立は深まった。

 市政刷新を訴え現職を破った前回と、政党や特定組織に頼らない草の根選挙の戦術は変わらない。今回は4年間の評価が問われるが、選対本部長の菅野良二(61)は「まだ改革の形ができたところ。前進には継続が必要だ」と強調する。

 市南町の旧国道4号沿いに構えた木幡の事務所。議員や団体の為書きが並ぶ。現職の手法に不満を持つ自民、民進、社民など超党派の市議に推される形で出馬を決めて4カ月、ミニ集会を重ね、22の後援会を築いた。13日の個人演説会で木幡は「知名度ゼロからスタートし、ようやくしっぽが見えてきた」と声を張った。

 市議35人の約半数が支持し強固な体制を敷く。しかし与野党一騎打ちとなった先月の衆院選ではしのぎを削った県議と市議が呉越同舟で戦う。選対本部長の元市議会議長佐藤真五(80)は「国政と地元は別だ。しこりはない」と語気を強める。

 「福島で生きる」「ともに活(い)きる」。市北矢野目にある桜田の事務所前ののぼり旗に書かれた文字だ。福島市出身で、県議を4期14年務めた桜田の思いを込めた。市外出身者で、ともに元官僚の小林、木幡との差別化を打ち出し、市民に身近なイメージを強調、県内初の女性市長誕生を目指す。

 2年前の県議選では県内最多得票した原動力となった市内約60の後援会と、支援を受ける自民系市議の組織を軸に票固めを進める。前県歯科医師会長で選対本部長の金子振(おさむ)(70)は「中盤戦以降、浮動票をどれだけ上乗せできるかが鍵だ」と表情を引き締める。

 市長選への挑戦は3度目となる法井は、市御山の幼児園を拠点に、子育て支援金の給付など独自の公約を訴え、支持拡大を図る。

 各陣営の思惑が交錯する中、多くの陣営関係者からは「有権者の反応がつかみにくい」との声が漏れる。水面下での政党の動きなども複雑に絡み合い、情勢はいまだ霧中だ。(敬称略)

4873チバQ:2017/11/18(土) 11:38:45
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171117-220967.php
支持動向が複雑化、票上積みにしのぎ 広野町長選・終盤の情勢
2017年11月17日    
 任期満了に伴う広野町長選は19日の投開票に向け終盤戦に入り、届け出順にいずれも無所属で、新人で元県職員の岡田秀平候補(68)、新人で元副町長の黒田耕喜候補(65)、現職の遠藤智候補(56)=1期=が激しい選挙戦を展開している。原発事故による一時避難から8割の住民が帰還した中、医療や福祉、教育、子育て支援など生活環境の向上や復興を着実に進めるためのまちづくりを争点に、3陣営が票の上積みに向けてしのぎを削っている。



 岡田候補は、JR広野駅を中心とした駅前商店街の再生に力を入れると主張。医師確保による医療環境の改善や教育改革を訴える。

 黒田候補は、町民目線の政治を前面に打ち出す。42年の行政経験を生かし農業施策の強化や医療環境、高齢者福祉の充実を掲げる。

 遠藤候補は、国や県との連携を強めた実績をアピール。町政の継続により生活再建や医療、福祉を拡充し復興の加速化を強調する。

 戦いの構図は黒田、遠藤両陣営に町議10人の支援が二分、岡田陣営が割って入る形となり、地縁や血縁も絡んで支持動向が複雑化している。各陣営は町内一円を遊説しながら住宅地で街頭演説を重ね、支持獲得を目指し動きを強めている。

 3陣営ともに「町民の関心は高い」として投票率を前回(81.19%)並みの80〜85%と予想。当選ラインを岡田陣営は千票台後半、黒田、遠藤両陣営は2千票前後とみて、最終盤にかけ票の掘り起こしに躍起だ。

4874チバQ:2017/11/18(土) 11:39:03
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171117-220968.php
現・新2氏、一騎打ちが有力 相馬市長選・告示まで「1カ月」
2017年11月17日    
 任期満了に伴い12月17日告示、同24日投開票で行われる相馬市長選は17日で告示まで1カ月となる。これまでにともに無所属で5選を目指す現職の立谷秀清氏(66)=4期=と、新人で元相馬市議の荒川五郎氏(69)が立候補を表明、4年前の前回と同じ顔触れでの一騎打ちが有力となっている。



 立谷氏は来年4月からの小中学校給食費無料化、子育て支援の公園整備などを公約に掲げ「復興の仕上げを成し遂げたい」と震災復興の実績と経験、市政継続を訴える。

 荒川氏は幼児教育や独身者の結婚をサポートする人材の育成、農家を育てる専門学校の誘致などを政策として主張。「市民参加型の政治を進める」と市政変革を訴える。

 市長選と同日選で、市議補選(欠員1)が行われる。同市の10月22日現在の有権者数は2万9821人(男性1万4681人、女性1万5140人)。

4875チバQ:2017/11/18(土) 11:39:32
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171112-219603.php
前回と同じ顔ぶれか 「二本松市長選」告示まで1週間
2017年11月12日    
 任期満了に伴い19日告示、26日投開票で行われる二本松市長選は告示まで1週間となった。いずれも無所属で、現職の新野洋氏(66)=1期、元職で元県議会議長の三保恵一氏(68)が立候補を表明しており、4年前の前回と同じ顔触れでの選挙戦が確実な情勢だ。復興工業団地の在り方など、市の将来像をどう示すかが争点となりそうだ。



 新野氏は2月に出馬を表明。定住促進や子育て支援策など実績を強調し、農業や商店、企業など地元で頑張る人を支える政策を掲げ、市政継続を訴える。自民系市議14人が支持する。

 三保氏は4月に出馬を表明。将来を見据え、産婦人科医の確保や企業誘致による働く場所づくり、農業振興、里山再生などを掲げ、批判票の取り込みを狙う。市議8人が支持する。

 同日選で市議補選(欠員1)も行われる。10月22日現在の有権者数は4万7192人(男性2万3085人、女性2万4107人)。

4876チバQ:2017/11/18(土) 11:41:03
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171031-216477.php
下位は激戦!3票差で当落『明暗』 会津美里町議選・戦いの跡
2017年10月31日    
 29日に投開票が行われた会津美里町議選は、前回の上位当選者が手堅く票をまとめて当選したほか、これまで議員を擁立してこなかった公明党が女性候補を立て2番目に多い票を獲得した。一方、3票差で当落の明暗が分かれた議員や現職議長が落選するなど下位争いは激戦だっだ。



 今回は引退した3議員の地盤だった新鶴、本郷両地域から立候補した新人が多く、各陣営は地縁をどう票に結び付けるかに注力。新人は公明党の小島裕子氏が808票、野中寿勝氏が624票、村松尚氏が562票で入り、3人の新人は落選した。前回よりも約90票以上伸ばした現職もいる中、前回よりも100票近く減らす現職もいた。

 投票率は63.97%と前回の2013(平成25)年をわずかに上回った。

 当落を分けた400票台には6人がひしめき、当選者は「一票の重み」を今まで以上に感じる結果となった。少子高齢化や人口減少対策など喫緊の課題もあり、新議員には課題にしっかりと目を向けた議会運営を望む。

4877チバQ:2017/11/18(土) 11:41:34
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171114-220016.php
現職・小林氏「先行」...木幡、桜田氏「猛追」 福島市長選告示
2017年11月14日    
 任期満了に伴う福島市長選は12日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の小林香氏(58)=1期、新人で幼児園長の法井太閤氏(72)、新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)、新人で元県議の桜田葉子氏(60)の4人が立候補した。福島民友新聞社は12、13の両日、世論調査を行い、調査結果に本社の取材で得た情報を加味して序盤の情勢を分析した。現職の小林氏が先行し、新人の木幡、桜田両氏が猛追する展開となっている。ただ有権者の3割が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。



 調査結果を地区別にみると、小林氏は旧市内を含む市中心部のほか、信夫地区や清水地区などで優位に立つ。木幡氏は蓬莱地区や東部地区、吾妻地区などで優勢な状況だ。桜田氏は地元の北信、飯坂両地区、南部の飯野地区で他候補を上回る支持を得る。信陵地区などでは小林、木幡、桜田各氏が拮抗(きっこう)している。

 支持政党別では、自民党市総支部が自主投票を決める中、自民支持層は小林氏に3割強、桜田氏に3割弱、木幡氏は2割弱と支持が割れた。衆院選で躍進した立憲民主党の支持層からは小林氏が4割弱の支持を得ており、木幡氏も3割強を獲得。民進は木幡氏が3割強を占める。公明支持層については小林氏が5割強を固めた一方、桜田氏は2割弱、木幡氏は1割弱にとどまる。共産、社民の各支持層に加え、全体の4割を占める無党派層の支持も小林氏が他候補を上回っている。

 職業別でみると、小林氏がサラリーマン、商工自営業、専業主婦、無職などの職種で優位に立つ。桜田氏は農林水産業で他候補を上回る。木幡氏は商工自営業、サラリーマンなどの職種で支持を集めている。

 年代別では小林氏が若年層を中心に幅広い世代で支持を集める。木幡、桜田両氏は60代以上の高齢者層で比較的浸透するが、他の世代はやや伸びを欠く。

 法井氏は、地区別や政党別、職業別、年代別ともに伸び悩んでいる。

4878チバQ:2017/11/20(月) 04:14:57
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171119X389.html
福島市長に木幡氏初当選=現職ら3氏破る

11月19日 23:53

 任期満了に伴う福島市長選は19日投開票され、無所属新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)が、現職の小林香氏(58)、新人で元県議の桜田葉子氏(60)、新人で保育施設経営の法井太閤氏(72)の無所属3氏を破り、初当選を果たした。投票率は47.92%だった。

 木幡氏は総務省出身で、自民、民進、社民党系などの市議で構成する超党派グループが支援。岡山県副知事などを務めた行政経験をアピールし、地域経済の活性化や待機児童解消を訴え、幅広い支持を集めた。

 小林氏は、中核市移行などに取り組んだ1期目の実績を強調し、健康長寿のまちづくりを掲げたが、及ばなかった。桜田氏や法井氏は子育て支援の充実などを唱えたが、浸透しなかった。

4879チバQ:2017/11/20(月) 21:46:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171120ddlk07010191000c.html
<選挙>二本松市長選/二本松市議補選 告示 市長選、現前一騎打ち /福島

00:00

 任期満了に伴う二本松市長選は19日告示された。返り咲きを狙う前職の三保恵一氏(68)と再選を目指す現職の新野洋氏(66)の無所属2人が立候補を届け出て、2013年の前回選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。

 前回は、新野氏が、合併前の旧二本松市長も務め、3選を狙った三保氏を702票差で破って初当選した。

 三保氏は子育て支援の充実や企業誘致などに加え、再生可能エネルギー導入による電力の地産地消を公約する。

 新野氏は産業振興や観光交流人口の増加により地域経済を活性化させ、子育て世代の移住も進めたいと訴える。

 投票は26日午前7時から午後6時、市内36投票所で。午後7時半から城山総合体育館で即日開票される。18日現在の選挙人名簿登録者数は4万7217人(男2万3105人、女2万4112人)。

 ◇市議補選無投票 鈴木氏が初当選

 市議補選(改選数1)も19日告示され、新人の建設会社社長、鈴木一弘氏(54)の無投票当選が決まった。【曽根田和久】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇二本松市長選立候補者(届け出順)

三保恵一(みほ・けいいち) 68 無元(2)

 農業▽県バウンドテニス協会顧問[歴]県議・議長▽旧二本松市長▽安達高

新野洋(しんの・ひろし) 66 無現(1)

 安達地方市町村会長▽市振興公社社長▽県ソフトバレーボール連盟顧問[歴]市議▽安達高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇二本松市議補選当選者(改選数1、届け出順)

鈴木一弘 54 (1)無新

4880チバQ:2017/11/20(月) 21:47:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171120ddlk07010190000c.html
<選挙>福島市長選 市長に木幡氏 初当選 国とのパイプ強調 /福島

00:00

 任期満了に伴う福島市長選は19日投開票され、無所属新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)が、再選を目指した現職の小林香(58)▽新人で元県議の桜田葉子(60)▽新人で幼児保育施設経営の法井太閤(72)����の無所属3氏を抑え初当選した。キャリア官僚として築いた国や県とのパイプを生かしたまちづくりを訴えて支持を広げ、中核市移行の実績を強調した小林氏、県内初の女性市長を目指し子育て支援の充実を訴えた桜田氏らを破った。当日有権者数は23万6823人(男11万4258人、女12万2565人)。投票率(前回49・10%)は47・92%で過去4番目の低さだった。

 福島市南町の木幡氏の事務所では、支持者らが万歳を繰り返して初当選を祝った。木幡氏は「スピードと実行力で福島の新しい未来を切り開きたい」と抱負を語り、「知名度ゼロからのスタートだったが、選挙戦が進む中で大きな期待を感じた」と振り返った。

 飯舘村出身で、総務官僚として、岡山県副知事などを歴任した木幡氏は、2016年6月に復興庁福島復興局長として福島市へ赴任した。今年7月には、小林氏と対立関係にある自民、民進、社民系の市議らからの要請を受け出馬を表明した。

 選挙戦は、各党の県議が中心となって組織した後援会が支え、木幡氏は県議、市議らと関係者へのあいさつ回りを重ねて徐々に知名度を上げた。連合福島も小林氏と対立する市職員の労働組合を中心にバックアップした。

 政策面では、県内最多となった保育所待機児童の問題や、福島第1原発事故による除染の遅れなど現市政の問題点を指摘。「県とのパイプを福島市のために使わせてほしい」とキャリア官僚としての経験をアピールした。

 一方、小林氏は現職の知名度を生かしつつ来年4月に予定する中核市移行などの実績を強調。福島市と山形県米沢市までの区間が開通した東北中央自動車道を活用し「南東北の物流の要衝」となる新構想も打ち出した。だが、前回13年の選挙時は現職批判により取り込むことができた無党派層への浸透が進まず、支持基盤の弱さも接戦で不利に働いた。

 桜田氏は少子高齢化対策を重点に訴え、福島市選出の自民県議を4期務めた地盤を背景に個人後援会がフル回転した。だが、出馬表明が主要3候補で最も遅く、既に地元自民県議や市議の多くが木幡氏の支援を決め、支持層が割れたのが響いた。

 木幡氏は支援を得た市議らと協調し市政に臨むことになるが、政治家としての手腕は未知数だ。任期中の20年度には国が巨額の復興予算を投入する「復興期間」も終わる。国の事業が減る中、まちづくりをどう進めるのか、早急にビジョンを示す必要がある。【曽根田和久、岸慶太】

 ◇小林氏「復興PR不十分だった」

 福島市太平寺の小林氏の事務所には多くの支援者らが詰め掛けたものの「木幡氏当選」の一報が入ると、大きなため息が漏れた。小林氏は支持者を前に「期待に応えられず、申し訳ない思いでいっぱい」と深々と頭を下げた。

 前回選挙は、市政に対する原発事故対応への不満を追い風に、4選を目指した現職をダブルスコア以上の大差で破った。今回も4年前と同様に市内の企業経営者らの支援を受けて支持拡大を図ったが、及ばなかった。

 敗因について小林氏は「復興の進み具合のPRが十分ではなかったかもしれない」と語った。【尾崎修二】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 45372 木幡浩 57 無新

  34503 小林香 58 無現

  30834 桜田葉子 60 無新

   1858 法井太閤 72 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇福島市長略歴

木幡浩(こはた・ひろし) 57 無新(1)

 [元]復興庁福島復興局長[歴]総務省公営企業課長▽岡山県副知事▽消防大学校長▽東大

4881チバQ:2017/11/20(月) 21:55:27
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20171120-221531.html
福島市長に新人・木幡浩氏 現職・小林氏らを1万票以上で破る

08:00

初当選を果たし、支援者と共に万歳三唱する木幡氏と妻澄代さん=19日午後11時ごろ、福島市

(みんゆうNET)

 任期満了に伴う福島市長選の投開票が19日行われ、無所属の新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)が、無所属で現職の小林香氏(58)ら3候補に1万票以上の差を付けて初当選を果たした。
 市長選にはこのほかいずれも無所属の、新人で元県議の桜田葉子氏(60)、新人で幼児園長の法井太閤氏(72)が立候補。木幡氏は現職に対する批判票をまとめ、県都の新たな「かじ取り役」を託された。
 任期は12月8日から4年間。投票率は47.92%で、前回を1.18ポイント下回った。当選証書付与式は21日午前10時から、市役所で行われる。
 地方自治手腕に期待
 市政に変化を望む有権者の声は次第に大きくなり、総務官僚として培った木幡浩氏の地方自治の手腕と経験に刷新の期待が集まった。
 飯舘村出身の木幡氏は、民進党や社民党、自民党など超党派の市議有志からの出馬要請を受けて立候補を決断。復興庁福島復興局長を辞して選挙戦に挑んだ。岡山県副知事などを務めた経験から実行力や発想力を強調。国や県とのパイプもあることを訴え、市民主役の新たな県都の将来像を示した。
 当初は木幡氏支持に傾いた自民党は元自民県議の桜田氏出馬で自主投票としたものの、自民系を含む市議会の約半数の市議のほか、地元選出県議の多くが木幡氏を支援。民進や社民のほか、市職労など小林市政に反発する勢力の受け皿にもなり、他陣営を上回る組織を築いた。
 最大の課題だった知名度不足の挽回にも組織をフル回転。精力的にミニ集会をこなすなど各地で政策を訴え、現職有利も伝えられた序盤の劣勢をはね返した。
 小林氏は現職の知名度を生かし、改革に取り組んできた1期目の実績を訴えたが、組織力の弱さが響いた。桜田氏は県議時代からの後援会を中心に選挙戦に挑んだが出遅れもあり、地盤の北部以外への浸透が進まなかった。独自の子育て政策を訴えた法井氏は及ばなかった。
◇福島市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当45,372 木幡浩 57 無新
 34,503 小林香 58 無現
 30,834 桜田葉子 60 無新
  1,858 法井太閤 72 無新

4882チバQ:2017/11/20(月) 21:58:23
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171120_61020.html
<福島市長選>木幡氏初当選 現職ら3人を破る

10:13

<福島市長選>木幡氏初当選 現職ら3人を破る

(河北新報)

 任期満了に伴う福島市長選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前復興庁福島復興局長の木幡浩氏(57)=社民支持=が、いずれも無所属で再選を目指した現職の小林香氏(58)、ともに新人で元県議の桜田葉子氏(60)、保育所経営の法井太閤氏(72)の3人を破って初当選した。同市長選で現職が敗れるのは2回連続。
 木幡氏は自民を含む各党市議や県議、連合福島などの幅広い支援を受けた。現職に対する批判票の取り込みにも成功した。当選の知らせに、同市南町の事務所で「開かれた市政で福島の新しい未来を切り開く」と強調した。
 選挙戦では元総務官僚で岡山県副知事を務めた経験をアピール。東京電力福島第1原発事故からの復興をけん引する県都の産業振興、JR福島駅前のにぎわい創出などを訴えた。
 小林氏は来春に予定される中核市移行を軌道に乗せた実績などを主張。「発展への基盤を作る」と市政継続を訴えたが、現市政に物足りなさを抱く批判票の広がりを止められなかった。
 桜田氏は自民党県議4期の経験を基に「切れ目のない子育て支援を」と主張し、「福島県内初の女性市長に」と呼び掛けたが、立候補表明が8月末と出遅れたこともあり、支持基盤の保守票を固め切れなかった。
 法井氏は子育て支援金支給などを公約に掲げたが、広がりに欠けた。
 当日の有権者は23万6823人。投票率は47.92%で、2013年の前回を1.18ポイント下回った。

 木幡  浩(こはた ひろし) 57 (1)前福島復興局長(消防大学校長)福島県飯舘村、東大=《社》
 

 ◇福島市長選開票結果(選管最終)
当  45,372木幡浩 無新
   34,503小林香 無現
   30,834桜田葉子 無新
    1,858法井太閤 無新

4883チバQ:2017/11/20(月) 22:05:34
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105182990.html
遠藤氏が再選 広野町長選

10:19

 任期満了に伴う広野町長選は19日、投開票され、現職遠藤智氏(56)=無所属=が1811票を獲得し、元副町長の新人黒田耕喜氏(65)=無所属=、元県職員の新人岡田秀平氏(68)=無所属=を破り再選を果たした。遠藤氏は東京電力福島第一原発事故に伴う旧緊急時避難準備区域の解除から6年2カ月を迎え、住民帰還が進む町の復興の舵取りを引き続き担う。 2013(平成25)年の前回に続き選挙戦となった。14日の告示以来、3氏は復興加速に向けた施策や新たな町づくりの方向性を訴えてきた。 当日有権者数は4192人(男2163人、女2029人)。投票率は77.58%で、2015年の前回の81.19%を3.61ポイント下回り、町選管委に記録が残っている平成13年以降で最低となった。当選証書付与式は20日午前10時から町役場で行われる。遠藤氏の任期は12月9日から4年。◆開票結果 (選管最終、敬称略)
当1,811 遠藤智 56 無現
 1,318 黒田耕喜 65 無新
   100 岡田秀平 68 無新

4884チバQ:2017/11/20(月) 22:06:22
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105182910.html
遠藤氏、懇談重ね浸透 広野町長選戦いの跡

10:06

福島民報

(福島民報)

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、2度目となる広野町長選は、現職遠藤智氏(56)が元副町長の黒田耕喜氏(65)、元県職員の岡田秀平氏(68)の新人2人を退けた。有権者は復興加速に向け、町政の継続を選択した。 遠藤氏は7月に立候補を表明した。告示までの4カ月間に町内で30回近く懇談会を開き、政策を訴えてきた。4年前の前回町長選の際に組織した後援会を中心に戦い、支援を受けた町議5人の支持層の票も取り込んだ。 1期4年の実績と、国、県との間で築いたパイプを強調。国民健康保険税の減免や高速道路の無料化など生活再建支援の継続、国や県と連携しての医師確保や福祉施策の充実、認定こども園の開設などによる教育環境の拡充などを唱え、幅広い年代から支持を得た。 黒田氏は約1年半前に町長選に向けた準備を始め、5月に立候補を表明した。同級生や親戚らによる後援会組織を中心に浸透を図った。次世代につなぐ農業の実現やJR広野駅前のにぎわい創出を訴えたが届かなかった。 岡田氏は10月に立候補を表明した。草の根の運動で支援を訴えたが及ばなかった。(双葉南支局長兼いわき支社報道部副部長・須藤茂俊)■支持者、喜びに沸く遠藤氏の事務所 遠藤智氏の広野町折木の選挙事務所には大勢の支持者が詰め掛け、当選の連絡が入ると大きな歓声や拍手が沸き起こった。 遠藤氏は浩美夫人(53)、渡辺正俊選対本部長、坂本紀一後援会長らと万歳した後、支持者から花束を受けた。

4885チバQ:2017/11/20(月) 22:10:02
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105182982.html
遠藤氏が立候補表明 喜多方市長選

10:18

 任期満了に伴い来年1月21日告示、同28日投票で行われる喜多方市長選で、喜多方市・耶麻郡選出の県議遠藤忠一氏(69)は19日、市内のいいで農協会館で記者会見し、立候補を表明した。 遠藤氏は「県議としての経験や人脈を生かし、夢と希望のある喜多方を市民と力を合わせてつくっていきたい」と決意を語った。12月5日開会予定の定例県議会までに議員を辞職し、無所属で立候補する。 遠藤氏は喜多方市出身、喜多方高卒。喜多方市議を1期務め、1995(平成7)年に県議に初当選した。自民党県連幹事長や県議会議長などを歴任した。 市長選を巡っては、元市議会議長の新人伊藤弘明氏(58)が立候補の意思を固めている。この他に市議を擁立する動きがある。 現職の山口信也氏(76)=2期=は立候補せず、今期限りで退任すると表明している。

4886チバQ:2017/11/21(火) 19:20:16
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171121_61003.html
<福島市長選>初当選の木幡氏 反現職組織戦が奏功
11:41河北新報

<福島市長選>初当選の木幡氏 反現職組織戦が奏功
初当選を決め、花束を抱える木幡氏=19日午後11時ごろ、福島市南町の事務所
(河北新報)
 任期満了に伴う福島市長選は19日の投開票の結果、無所属新人の前復興庁福島復興局長木幡浩氏(57)=社民支持=が、再選を目指した無所属現職の小林香氏(58)ら3人を破って初当選した。1期目の現職が敗れるのは58年ぶり。組織戦を展開して勝利した木幡氏は20日、「開かれた市政を進める」と強調した。
 市長選には他に、ともに無所属新人で元県議の桜田葉子氏(60)、保育所経営の法井太閤氏(72)が立候補。激戦を制した木幡氏は20日朝、「市民の期待と責任の重みを感じる」と決意を新たにした。
 木幡氏は現職に批判的な自民を含む各党市議や県議、連合福島などの支援を受けた。
 「知名度アップの難しさを痛感した」。当選を決めた19日夜、木幡氏は市内の事務所でこう語るとともに「チームワークが身を結んだ」と強調。支援に回った市議も「市民党的立場で各党から幅広く票を集められた」と勝因を分析した。
 現職に物足りなさを感じる批判票の取り込みにも成功した。それだけに「市政の変化」を実感できる取り組みが欠かせない。
 中心市街地活性化などを公約に掲げた木幡氏は20日、「大事なのはスピードと実行だ」と力を込めた。
           ◇
 「期待に応えられなかった。申し訳ない思いでいっぱいだ」。現職の小林氏は19日夜、市内の事務所で力なく頭を下げた。
 福島市選管によると、市長選で1期目の現職が再選を果たせなかったのは1959年以来2度目。小林氏は7万票余りを得て当時の現職に圧勝した2013年の前回とは一転し、苦戦を強いられた。
 組織に頼らない選挙戦を目指したが、「草の根候補」と十分に認知されなかった。小林氏は「(東京電力福島第1原発事故からの)復興進展についてアピールが足りなかった」と語った。
 県内初の女性市長誕生を目指した桜田氏は、8月末となった立候補表明の遅れが響いた。自民党県議4期を務め、15年県議選福島市選挙区でトップ当選した知名度と組織力を生かし切れなかった。
 「全てを懸けたが力不足だった」。19日夜、桜田氏は市内の事務所で肩を落とし、陣営幹部は「(支持基盤の)保守票が割れてしまった」と木幡氏に先行を許したことを敗因に挙げた。

 ◇福島市長選開票結果(選管最終)
当45372木幡浩 無新
 34503小林香 無現
 30834桜田葉子 無新
  1858法井太閤 無新

4887チバQ:2017/11/21(火) 23:19:28
https://mainichi.jp/articles/20171120/ddl/k06/010/043000c
真室川町長選 新田氏初当選 井上氏の4選阻む /山形

会員限定有料記事 毎日新聞2017年11月20日 地方版

地方選挙
山形県
選挙・山形
 任期満了に伴う真室川町長選は19日に投開票され、新人の新田隆治氏(61)が初当選を果たした。12年ぶりの選挙戦となったが、現職で4選を目指した井上薫氏(62)を破った。当日有権者数は6941人(男3284人、女3657人)。投票率は80・13%だった。

 新田氏は小中学校の副教材費・給食費の無償化を…

4888チバQ:2017/11/23(木) 21:11:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171122ddlk05010043000c.html
<民進党>沼谷氏が離党 県議会の会派名称を変更 /秋田

11月22日 00:00

 民進党県連代表の沼谷純県議は20日、県連幹事長の小原正晃県議に離党届を提出し、受理された。

 沼谷県議は離党の理由を「今回の衆院選では(希望の党との)分裂により候補者を出せず、国政政党としての役割を果たせなかった。信念を曲げて他の党に移ることはできない」と説明した。党県連は今月内に役員会を開き、新体制を固めるとしている。

 また沼谷県議の離党に伴い、県議会の会派「民進党」は21日、名称を「次の世代につなぐ会」に変更すると議長に届け出た。会派構成は沼谷県議と小原県議の2人のままで、沼谷県議が引き続き代表を務める。沼谷県議は「県政に対する主張や立ち位置が近い人と行動をともにするのは自然なこと」と語った。【山本康介】

4889チバQ:2017/11/24(金) 18:42:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00010010-minyu-l07

現・元2氏が票上積みへしのぎ削る 二本松市長選・終盤の情勢


11/24(金) 11:51配信

福島民友新聞



 任期満了に伴う二本松市長選は24日、投票日まであと2日に迫った。届け出順にいずれも無所属で、元職で元県議会議長の三保恵一候補(68)と、現職で再選を目指す新野洋候補(66)がそれぞれ遊説や個人演説会を精力的にこなし、一層の票の上積みにしのぎを削っている。
 三保候補は市長の経験を踏まえ、産婦人科医の確保や教育の振興、企業誘致、農業の振興・里山再生など8項目の重点政策をアピール。24日は旧二本松市中心、25日は市内全域を巡り、最後まで組織固めと新たな票の掘り起こしを進める。五十嵐勝蔵選対本部長は「これまでの実績を訴えながら各政策の浸透を図り、勝利に向けて全力を尽くしたい」と意気込んでいる。
 新野候補は人口減少対策など1期目の実績を強調し、若者の定住促進に向けた子育て支援、雇用環境の良さ、農業・産業の支援などを主張し、市政継続を訴える。24日は東和地域と旧二本松市東部、25日は市内全域を回り、支持拡大に努める。安斎文彦選対本部長は「厳しい選挙戦だが、一票一票をさらに上積みする一方、投票率向上に力を入れたい」と語気を強める。

4890チバQ:2017/11/27(月) 00:17:51
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171125_61027.html
<南相馬市長選>門馬市議が出馬を表明


門馬和夫氏
拡大写真
 任期満了に伴う南相馬市長選(来年1月11日告示、21日投開票)で、市議の門馬和夫氏(63)が24日、無所属での立候補を正式表明した。欠員による市議補選を回避するため、議員辞職はしない考え。
 市内で記者会見した門馬氏は「国や福島県との対立姿勢が目立つ」と現市政を批判。中学生の海外研修や医療体制の拡充を重点項目に掲げ、「市民が安心して暮らせる地域をつくりたい」などと述べた。
 門馬氏は南相馬市出身、東北大卒。南相馬市経済部長、市総合病院事務長などを歴任し、2014年の市議選で初当選した。
 市長選では、現職の桜井勝延氏(61)が3選を目指し無所属で立候補する意思を明らかにしている。


関連ページ:福島政治・行政
2017年11月25日土曜日

4891チバQ:2017/11/27(月) 00:19:18
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171126-223215.php
元職・三保氏が返り咲き 二本松市長選
2017年11月26日    
 任期満了に伴う二本松市長選の投開票が26日行われ、無所属の元職で元県議会議長の三保恵一氏(68)が、無所属で現職の新野洋氏(66)=1期=を2189票差で破り、返り咲きを果たした。



三保氏は2005(平成17)年の合併で誕生した現在の二本松市になってから3回目の当選。投票率は66.24%で、前回を1.52ポイント上回った。

4892チバQ:2017/11/27(月) 17:00:10
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20171127-223249.php
二本松市長に三保氏 現職破り返り咲き、合併後3回目の当選
2017年11月27日    

返り咲きを果たし、支援者と万歳三唱する三保氏(左)と妻幸恵さん=26日午後9時ごろ、二本松市
 任期満了に伴う二本松市長選の投開票が26日行われ、無所属の元職で元県議会議長の三保恵一氏(68)が、無所属で現職の新野洋氏(66)=1期=を2189票差で破り、返り咲きを果たした。

 三保氏は2005(平成17)年の合併で誕生した現在の二本松市になってから3回目の当選。人口減少対策や市の将来像をどう示せるかを焦点に、市政の刷新か継続かが問われた選挙戦で、有権者は刷新を選択した。任期は12月25日から4年。

 投票率は66.24%で、前回を1.52ポイント上回った。

 市民党掲げ支持拡大

 前回市長選の落選後から、次期市長選を見据えて早々と行動に移した三保恵一氏が、同じ顔ぶれでの一騎打ちを制し、旧二本松市時代を含めて初めて市長に返り咲いた。

 「(三保を)このまま終わらせてはならない」と支持者が結束した。現職にも勝る高い知名度を誇り、市議の半数以上が現職支持に回る中、市民党を掲げ、新野市政に反発する勢力の受け皿となった。県議時代からの後援会組織をフル活用し、各地でミニ集会を重ね、市民の関心の高い産婦人科医の確保を訴えるなど、草の根で支持を広げた。

 新野氏は自民党二本松総支部や連合福島、自治労などの推薦を受けて組織力で臨み、子育て・定住支援など4年間の実績を強調したが、及ばなかった。

 基幹産業の農業で風評が続くなど課題は多いが、三保氏が掲げた「希望の持てる二本松をつくる」との思いは市民に伝わったはずだ。議会運営で難しい対応も迫られるが、「市民が主役」の市政のかじ取りを再び託された手腕に期待したい。

◇二本松市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当16,479 三保恵一 68 無元
 14,290 新野洋 66 無現

4893チバQ:2017/11/28(火) 20:01:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20171128-OYT1T50010.html
地方議員最多の16選、89歳の町議が辞職
2017年11月28日 15時44分
 全国の地方議員で最多記録となる16回の当選を重ねた宮城県色麻町議の田中一寿ひとしさん(89)が27日、町議を辞職した。


 同日開かれた町議会定例会11月会議で、田中さんから出されていた辞職願が全会一致で可決された。辞職理由については「一身上の都合」としているが、関係者によると健康上の理由という。

 田中さんは1959年5月、補欠選挙で色麻村議(当時)に初当選。91年3月に町長選立候補(落選)のため辞職したが、翌年2月に町議に返り咲き、昨年1月の町議選で16選を果たしていた。

4894チバQ:2017/12/04(月) 14:38:51
http://www.news24.jp/nnn/news87613720.html
鯵ヶ沢町長選挙 平田 衛さん 初当選
(青森県)

3日、投票が行われた鯵ヶ沢町長選挙は新人で元町職員の平田 衛さんが4,084票を獲得し、3期目をめざした現職と新人の2人に大差をつけて初当選を果たした。平田さんは行政経験を活かし、農林水産業の振興や子育て支援などの公約実現に取り組む。
[ 12/4 12:26 青森放送]

4895チバQ:2017/12/04(月) 14:39:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171202_11022.html
<気仙沼市長選>8年ぶり選挙戦へ 継続か新風か港町に熱


市政批判を展開する斉藤氏

復興完遂への思いを語る菅原氏
 気仙沼市選管は1日、任期満了(来年4月29日)に伴う市長選の日程を来年4月15日告示、22日投開票と決めた。これに合わせるように、3選を目指す現職菅原茂氏(59)と新人の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(52)が1日、それぞれ記者会見。菅原氏は復興完遂の重要性を力説、斉藤氏は正式に立候補表明して菅原市政への批判を展開し、冬の港町が熱を帯びてきた。同市長選が選挙戦になるのは、2010年以来8年ぶり、東日本大震災後では初めてとなる。

 8日開会の市議会12月定例会に提出する議案説明の記者会見で、菅原氏は「20年度に国の復興・創生期間が終わる。次の任期は復興の完遂に力を入れる期間。20年度で終わらない事業が出る可能性もあり、国にフォローしてもらわなければならない」と強調した。
 正式立候補に関し、「しかるべき時に話をする」と言葉を濁した菅原氏だが、争点について聞かれると思わず熱が入った。被災地の課題や地方創生などに関し、10分以上にわたり持論を展開し、3期目への強い意欲をにじませた。
 無投票で再選した14年は2月定例会冒頭での表明だったが、今回は12月定例会冒頭の8日に正式に立候補を明らかにする見込みだ。
 4年前より2カ月前倒しすることについて、ある市議は「選挙を戦う組織を整えるためには時期として最良の選択」と説明する。
 菅原氏が会見した1時間半前。斉藤氏も市役所内で記者会見し、無所属での立候補を正式に表明した。
 斉藤氏は「復興の遅れや経済の停滞など、住民の現市政に対する信頼に揺らぎが見える。新しい風を期待する声は多い。気仙沼が抱える課題に真っ正面から取り組む」と決意を述べた。
 県職員を退職した15年の県議選に気仙沼・本吉選挙区から立候補し落選。19年の県議選に向け、今年1月から支持者回りを始めると、現市政への批判を聞く機会が多くなり、8月ごろには市長選への出馬を決めたという。
 (1)対話に欠ける市政からの転換(2)しがらみにとらわれない街づくり(3)行政の意思決定過程の透明化-を柱にさらに政策を精査する。斉藤氏は「堂々と政策論争を展開したい」と誓う。
 市議選(定数24)も市長選と同じ日程で行われる。1日現在の有権者は5万6682人。


関連ページ:宮城政治・行政
2017年12月02日土曜日

4896チバQ:2017/12/06(水) 19:17:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000556-san-soci
岩泉町長わいせつ疑惑 「キス、記憶にない」「わいせつ目的ではない」 伊達勝身町長が記者会見「辞職も含めて考えている」
12/6(水) 18:02配信 産経新聞
岩泉町長わいせつ疑惑 「キス、記憶にない」「わいせつ目的ではない」 伊達勝身町長が記者会見「辞職も含めて考えている」
岩手日報の女性記者に対するわいせつ行為疑惑を受けて記者会見する岩手県岩泉町の伊達勝身町長=6日、同町(石田征広撮影)(写真:産経新聞)
 岩手県の地方紙、岩手日報の女性記者が同県岩泉町の伊達勝身町長(74)からわいせつ行為を受けたとして同社が厳重抗議した問題で、伊達町長が6日、記者会見し、女性記者に抱き付いたことは認めた上で、キスについて「記憶にない」とし、「わいせつ目的ではない」と述べた。

 進退については「辞職も含めて考えている」と述べた。町長はこの日午前の町議会で「一部容認しがたい部分もあるが、議員の皆さん、町民の皆さんに心からおわび申し上げたい」と謝罪していた。

 この問題は、岩手日報が同日付紙面で報道し表面化した。同社によると、伊達町長は10月中旬の早朝、取材目的で泊まっていた町内の記者の宿泊先を訪ね、何度も部屋のドアをノックした。記者が開けると部屋に入り、抱きついて複数回キスをしたという。町長は自宅から向かったとみられる。

 同紙に対し「(昨年8月の)台風10号の後から幻覚・幻聴があった。(当日朝は)助けてくれという声が聞こえたので、『大丈夫か』と部屋に行ってハグした(抱きしめた)。今思えば、社会通念上許されない」と釈明したという。

4897チバQ:2017/12/07(木) 00:07:01
https://mainichi.jp/articles/20171206/ddl/k07/010/179000c
伊達市長選 高橋市議が出馬意向 /福島

会員限定有料記事 毎日新聞2017年12月6日 地方版

地方選挙
福島県
選挙・福島
 任期満了に伴う伊達市長選(来年1月21日告示、同28日投開票)で、新人で市議の高橋一由氏(65)が無所属で立候補する意向を明らかにした。5日の毎日新聞の取材に対し「現職が公約を達成しなかったことに、市民は不満を持っている」と出馬理由を述べた。

 高橋氏は、同市出身で保原高卒。旧伊達町議会議長などを務…

4898チバQ:2017/12/09(土) 12:22:51
https://mainichi.jp/articles/20171208/ddl/k07/010/110000c
喜多方市長選 伊藤氏が辞退 /福島

会員限定有料記事 毎日新聞2017年12月8日 地方版

地方選挙
福島県
選挙・福島
 喜多方市長選(2018年1月21日告示、28日投開票)に立候補を表明していた元市議会議長の伊藤弘明氏(58)が7日、毎日新聞の取材に出馬を辞退する意向を明らかにした。

 伊藤氏は9月に立候補の意思を示したが、11月になり、遠藤忠一氏(69)=今月5日に県議辞職=が出馬を表明。遠藤氏とは同じ自民党県連…

4899チバQ:2017/12/10(日) 00:40:27
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171209_31006.html
<岩泉町長わいせつ>町長が辞職表明「これ以上勤務の継続は不可能だろう」
12月09日 09:36河北新報

<岩泉町長わいせつ>町長が辞職表明「これ以上勤務の継続は不可能だろう」
伊達勝身町長
(河北新報)
 岩手日報社の女性記者に対するわいせつ行為が明るみに出た岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)は8日、引責辞職を表明した。辞職は9日付。中居健一副町長が職務代理者に就く。辞職に伴う町長選は来年1月23日告示、28日投開票を軸に調整する。
 町議会の加藤久民議長に退職申し出書を提出し、全会一致で同意された。本会議で伊達町長は「迷惑行為を起こしてしまったことから、これ以上勤務の継続は不可能だろうと退職を願い出た」と述べた。
 伊達町長は退庁する際、報道陣の問い掛けに「(辞職は)前から決めていた。(女性記者へは)おわび申し上げます」と話した。
 町長選は公選法の規定により、加藤議長が選挙管理委員会に辞職を通知してから50日以内に行われる。
 伊達町長は10月中旬の早朝、女性記者が宿泊していた町内のホテルに押し掛け、無理やり抱き付いてキスをしたとされる。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患って「幻聴、幻覚があった」「迷惑行為でありわいせつ行為ではない」などと釈明していた。
 伊達町長は1999年に初当選し、現在5期目。

4900チバQ:2017/12/16(土) 11:28:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000722-fminpo-l07
相馬市長選、17日告示 前回と同じ顔触れの見通し
12/16(土) 9:34配信 福島民報
 任期満了に伴う福島県相馬市長選は17日、告示される。5選を目指す現職立谷秀清氏(66)=無所属=、元市議の新人荒川五郎氏(69)=無所属=が立候補を表明している。前回と同じ顔触れによる選挙戦となる見通し。
 立谷氏は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興の仕上げや税外収入を財源にした小中学校の給食費無料化など子育て支援強化を訴える。
 荒川氏は市民目線の市政運営への転換を掲げる。幼児から高齢者までをサポートできる人材の確保やにぎわい創出、県と連携した企業誘致などを訴える。
 立候補の届け出は17日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は24日午前7時から午後6時まで市内26カ所で行われ、同日午後8時からスポーツアリーナそうまで開票される。
 1日現在の有権者数は2万9876人(男1万4711人、女1万5165人)。
 市長選と同時選で市議補選(欠員1)も行われる。新人1人が立候補の準備を進めている。

4901チバQ:2017/12/17(日) 15:20:08
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171216_31026.html
<奥州市長選>元市議の佐藤氏、立候補を表明

佐藤洋氏
拡大写真
 任期満了に伴う岩手県奥州市長選(来年2月25日告示、3月4日投開票)に、元市議の社会福祉法人非常勤職員佐藤洋氏(63)が15日、無所属で立候補する意思を表明した。
 佐藤氏は記者会見で、積極的な情報公開や行財政改革の必要性を強調。「現市政は住民訴訟を抱え、議会と本質的な議論ができていない。奥州市の再生に力を注ぐ」と述べた。
 佐藤氏は同市出身、早稲田大卒。旧水沢市役所に入り、合併後の奥州市で健康福祉部長を務めた。2014年市議選で初当選し、任期途中の今年11月に辞職した。市長選には現職の小沢昌記氏(59)が3選を目指して立候補する意向を示している。


関連ページ:岩手政治・行政
2017年12月16日土曜日

4902チバQ:2017/12/18(月) 21:15:46
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20171218-228942.html
現新2氏が立候補 相馬市長選告示、24日に投開票
08:40みんゆうNET

 任期満了に伴う相馬市長選は17日告示され、届け出順にいずれも無所属で5選を目指す現職の立谷秀清氏(66)、新人で元相馬市議の荒川五郎氏(69)の2人が立候補を届け出た。
 4年前の前回と同じ顔触れで、両候補は各選挙事務所で支持者を前に第一声を放ち、24日の投開票に向け7日間の選挙戦に入った。
 復旧・復興を先導してきた現市政の評価が最大の焦点で、2020年度までの国の復興・創生期間を踏まえ、産業再生や子育て支援を含めた市の将来像をどう示せるかが鍵となる。
 立谷候補は市政継続による復興の仕上げを訴え、税外収入による小中学校給食費の無料化など子育て支援策の充実や、財政健全化などをアピールする。
 荒川候補は市民主導の行政運営への転換を強調。幼児教育や高齢者支援に携わる人材の育成と、老人福祉施設の充実、県と連携した企業誘致を掲げる。
 16日現在の有権者数は2万9875人(男性1万4702人、女性1万5173人)。

4903チバQ:2017/12/20(水) 15:03:41
草島進一

2009年市長選落選 >>823
2011年県議選当選
2015年県議選落選 >>3617
2017年市議選当選

https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20171220_51004.html
<鶴岡市議会>男性議員がパワハラか 幹部職員に「人間のくず」、同意なく撮影しFB投稿…「仕事しない人をただしただけ」
11:10河北新報

 山形県鶴岡市議会の男性議員(52)=無所属=が鶴岡市の幹部職員に対し「人間のくず」と言うなど不適切な言動を重ねたとして、市議会は19日までに、全会派一致で改善と謝罪を求める方針を固めた。
 関係者によると、開会中の12月定例会で11日の一般質問終了後、幹部職員の答弁に納得しなかった男性議員は、議長の制止を聞かずに皆川治市長や幹部職員の席に詰め寄って「人間のくず」と言った。
 また10月下旬には、市役所の地下食堂でコーヒーが「まずい」などと言って、女性スタッフを責め立てた。女性は恐怖から職場に出られなくなり、配置転換となった。幹部職員と食堂を運営する会社は議員の謝罪を求めているという。
 男性議員については、他にも市職員が大声でどう喝を受けたなど、複数の苦情が市に寄せられている。施策などを説明する職員の様子を本人が拒んでいるにもかかわらず動画で撮影し、フェイスブックに投稿したこともあったという。
 市議会は20日にも議員に文書で改善を申し入れ、従わなかった場合は問責決議案の提出を視野に入れる。
 議員は河北新報社の取材に「市民の希望を受け止めてしっかりと仕事をしない人たちをただしただけ。申し入れは理解できない」と述べた。
 議員は山形県議1期を経て、10月の市議選でトップ当選した。

4904チバQ:2017/12/21(木) 11:19:58
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171221_53005.html
<鶴岡市議不適切言動>市と議会、改善申し入れ 草島氏「記録や証拠なく作り話」


鶴岡市議会と市の双方から申し入れを受け、記者会見する草島市議
拡大写真
 鶴岡市の幹部職員に「人間のくず」と言うなど、不適切な言動を繰り返したとして市議会は20日、全4会派一致で、草島進一市議(52)=無所属=に文書で改善を求める申し入れをした。市も職員や市役所食堂の運営業者から、草島市議による威圧的で一方的な要求に多くの苦情や抗議が寄せられているとして同日、改善を申し入れた。
 市議会と市の申し入れ書などによると、草島市議は11日、12月定例会の一般質問終了後、答弁に不備があったとして、幹部職員の席に詰め寄り「人間のくず」などと述べた。
 市職員に対しては、威圧的な態度で無理な現場臨場や資料提出、施策の方針転換を迫ったり、職員の対応を本人の同意なく撮影してフェイスブックで公開するなどした。
 さらに10月24日昼ごろには、市役所食堂のコーヒーについて威圧的な態度で「こんなうまくないものよく客に出せるな」「議会に報告させてもらう」と言い、対応した女性スタッフが精神的ショックで体調を崩して退職せざるを得なくなったという。
 市によると、市職員や市役所食堂の運営業者などから20日までに少なくとも、70件以上の抗議・苦情が寄せられた。「草島さん」と声をかけた職員に「草島議員と呼べ」と要求したケースもあったという。
 草島議員は市議3期を経て、2011年から山形県議を1期務めた。今年10月の市議選で5000票を得てトップ当選した。
 草島市議は当初、申し入れを受けた直後、報道陣に「一部言動は行き過ぎがあって反省しないといけない」と語ったが、数時間後に「食堂の件は証拠記録がなく、作り話であることは否めない。くず発言についても記録・証拠がない中で、虚偽の疑いもある」との談話を出した。


関連ページ:山形社会
2017年12月21日木曜日

4905チバQ:2017/12/23(土) 11:33:24
https://www.minpo.jp/news/detail/2017122247783
橘、佐藤の両氏立候補を表明 伊達市長選
 来年1月21日告示、同28日投票で行われる伊達市長選で、市議の新人橘典雄氏(68)、市農業委員の新人佐藤易広氏(76)が21日、立候補を表明した。
 両氏は同日開かれた立候補予定者説明会に出席した。福島民報社の取材に対し、橘氏は「放射能問題など現在の市政の評価を市民に問いたい」、佐藤氏は「商工業や農業を活性化し、雇用を創出したい」と述べた。
 橘氏は伊達市出身。保原高卒。旧梁川町議を1期務め、2014(平成26)年の市議選で初当選した。
 佐藤氏は伊達市出身。旧保原中卒。2009年から市農業委員を務めている。
 両氏は前回の市長選に立候補し、落選した。

( 2017/12/22 10:06 カテゴリー:主要 )

4906チバQ:2017/12/25(月) 17:23:03
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171225X898.html
自民、福島県議選で救済法案=選挙区消滅危機に対応
11:26時事通信

 自民党は25日、東京電力福島第1原発事故の影響で住民が多数避難している福島県双葉郡の県議の定数を維持するため、救済特例法案を来年の通常国会に議員立法で提出する方針を固めた。現行制度では定数がゼロになり、選挙区が消滅する恐れがあるため、原発事故前の人口を基に定数を定める。

 公明党や野党の賛同を得た上で成立を目指す。成立すれば、2019年11月予定の次期県議選で、双葉郡の定数2が維持される見通しだ。

 福島県議会(定数58)の各選挙区の次期定数は、公選法の規定上、直近の15年の国勢調査に基づき決めることになっている。しかし、原発事故後の15年調査では、双葉郡の人口は計7333人で、10年調査の約7万3000人から激減。現行制度を適用すると定数ゼロになり、隣接する選挙区に強制的に組み入れられる。被災者の声を県政に反映させるため、自民党は特例を認める法案を提出することにした。

4907チバQ:2017/12/25(月) 22:17:21
自・民 1議席ずつだから同意得られやすそう

◆双葉郡(定数2―2)
吉田栄光 51 自 民現(3)
橋本徹 39 民 主新

4908チバQ:2017/12/29(金) 17:30:56
民進党宮城県連、鎌田さゆり・遊佐美由紀両氏の離党届の受理を決定

12:29

鎌田さゆり氏

(産経新聞)

 民進党宮城県連は28日、仙台市内で幹事会を開催し、10月の衆院選に宮城2区から無所属で出馬した鎌田さゆり元県議(52)と、遊佐美由紀県議(54)から提出された離党届の扱いについて協議、受理することを決定した。

 鎌田氏は16日に離党届を提出、遊佐氏は25日に離党届を提出していた。両氏は年明けに立憲民主党へ入党する意向。


https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1712290008.html

4909チバQ:2017/12/30(土) 12:24:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000004-khks-soci
<鶴岡市議不適切言動>草島市議が謝罪文書 食堂問題は「事実無根」

12/29(金) 10:03配信��
98

草島 進一氏

 山形県の鶴岡市職員らに威圧的な言動を繰り返したとして、市と市議会から改善を求める申し入れを受けた草島進一市議(無所属)は28日、市と市議会に「失礼な発言や言動と感じた方には謝る」などと一部謝罪の文言を含む回答書を提出した。


 草島市議は提出前に市議会庁舎で記者会見し、「世間を騒がせたことにおわびする。これからは言動を注意していきたい」と謝罪した。しかし、市役所食堂で無料コーヒーがまずいと言って、女性従業員を責めたとされることについては「事実無根。謝罪はしない」と否定。「信頼できる人から情報提供があり、複数のスタッフが口裏合わせして私を陥れようとしている」と主張した。

 食堂運営会社の経営者は「従業員に何度確認しても問題となった言動はあった。草島市議の主張こそ事実無根だ」と憤っている。

 さらに市に70件以上寄せられている職員や民間業者からの苦情や抗議については「根拠となる資料を早急に示してほしい」と注文。

 草島市議の問い合わせなどに対応した市職員の動画を本人の同意なくフェイスブックに投稿したことについては「不当な公務を行っている公務員には基本的に肖像権はない」と持論を展開。「公開についてはできる限り配慮するが、証言や根拠を得るために必要な記録・撮影は続けたい」と述べた。

4910チバQ:2018/01/04(木) 00:40:15
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-105571815.html
青森県議選区割り、合意遠く

01月03日 11:00

東奥日報

(東奥日報)

 2019年4月に予定される次期青森県議選を見据えた選挙区割りについて、現状維持を求める最大会派の自民党会派と、1票の格差是正や飛び地解消を求める他会派の意見に大きな隔たりが生じている。自民党とともに三村県政与党の公明・健政会も「改革の姿勢を示すべきだ」と自民党案に猛反発。2月までを予定していた意見集約は先送りとなり、収束の糸口を見いだせない状況だ。

4911チバQ:2018/01/04(木) 00:59:14
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105565561.html
現職続投求める声 知事選、各党の動き活発化へ

01月01日 10:19

 内堀雅雄知事(53)は11月11日に1期目の任期満了を迎える。秋に予想される次期知事選に向けた態度を今のところ明らかにしていないが、県内政党の関係者から内堀氏の続投を求める声が出始めている。各党は今後、知事選に向けた動きを活発化させる見通しだ。 自民党県連は現時点で知事選への対応を決めておらず、今春の定期大会で一定の判断を示す方向とみられる。県連内には内堀氏が進める復興政策を評価する意見があり、内堀氏への支援を視野に検討が進むとみられる。 民進党県連は内堀氏と後援会の意思を尊重しながら判断する方針だが、県連内には内堀氏の続投を望む声が出ているという。県議会で会派を組む社民党県連、支持母体の連合福島との三者協議の枠組みで対応を検討するもようだ。 公明党県本部は年度内をめどに内堀氏の1期目の実績や政治姿勢などを総括し、対応を判断する見通し。 共産党県委員会は2月定例県議会以降、独自候補の擁立も含めて結論を出す考えだ。 内堀氏は就任から丸3年となる昨年11月の報道各社のインタビューで2期目について問われ、「まず目の前にある課題の解決に全力を尽くす」と明言を避けた。昨年12月に開いた政治資金パーティー「内堀雅雄知事を励ます会」でも態度を明らかにしなかったが、「今後も復興・創生のミッションを達成するために行動を続ける」と強調した。

4912チバQ:2018/01/06(土) 09:39:47
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180106-233174.php
県内選挙

「福島県知事選」始動 連合系3者、現職・内堀氏に出馬要請へ

2018年01月06日

   

 11月11日の任期満了に伴い今秋行われる知事選を巡り、連合福島の今野泰会長は5日、現職で1期目の内堀雅雄知事(53)=無所属=に再選出馬を要請する意向を示した。次期知事選の候補者擁立について県内政党、団体の幹部が具体的に言及したのは初めて。内堀氏の再選出馬を軸に今後、各党間で候補者調整が加速する。

 今野氏は5日に福島市で開いた連合福島主催の新春交歓会で、内堀氏を前に「知事の活躍は八面六臂(はちめんろっぴ)。再選に向けた英断を願いたい」と述べた。擁立手続きについては「3者協議を重視する」と述べ、2014(平成26)年10月の前回知事選と同様、民進、社民の両党県連に連合福島を加えた3者の枠組みを重視する考えだ。

 同交歓会では内堀氏も登壇したが、知事選についての発言はなかった。現時点で態度を明らかにしていない。ただ、避難住民の帰還や風評対策など1期目で手掛けた施策が道半ばの中で、立候補が確実視されている。

 初当選から3年が経過する中、共産党を除く与野党が「県政与党」を鮮明にするなど、県政の場では与野党相乗りの構図が続く。民進、社民両党県連と連合福島の「3者協」による協議が本格化するとみられるが、今後は県議会最大会派の自民党の対応が焦点となる。

 前回知事選は3者協に無所属県議を加えた「4者協」が選対組織の軸となり、内堀氏擁立、当選の流れをつくった経緯がある。自民県連は復興施策など県政の主要施策で方向性が一致しており、内堀氏を評価する意見が大半だ。内堀氏がいつ、どういう形で再選出馬を表明するかが不透明な現状で、今後は自民党と民進・連合系との内堀氏擁立に向けた水面下での主導権を巡る攻防が注目される。

 各党の県連幹部は知事選後の19年夏の参院選、同年秋の県議選での党勢拡大を見据えており、内堀氏の再選出馬では与野党が存在感を示す機会と捉える。

 これに対し、共産党県委員会や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は与野党相乗りを批判し、過去の知事選で独自候補を擁立してきた。久保田仁委員長は「新年度の県当初予算やこれまでの県政運営の評価を見極めた上で(知事選の)対応を判断したい」と話す。

4913チバQ:2018/01/06(土) 09:40:34
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180104-232733.php
現新一騎打ちの構図 南相馬市長選、告示まで1週間

2018年01月04日

   

 任期満了に伴い11日告示、21日投開票で行われる南相馬市長選は告示まで1週間となった。いずれも無所属で、3選を目指す現職の桜井勝延氏(62)と、新人で市議の門馬和夫氏(63)が立候補を表明しており、現新一騎打ちの構図が確実な情勢だ。

 東京電力福島第1原発事故に伴う住民避難を考慮して2014(平成26)年の前回に続き、告示から投票前日までの選挙期間を10日間に延長して行われる。

 同市は東日本大震災の津波で県内最多の636人の犠牲者を出した。津波に見舞われた本県沿岸被災地の復興の姿や福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想を軸とした地域振興と発展、医療再生など、南相馬の将来像をどのように打ち出せるかが焦点となりそうだ。

 桜井氏は保育園と幼稚園の無料化の継続や市立小高病院を診療所に再編した市立総合病院との連携強化などを訴える。後援会を中心に支持固めを進めている。

 門馬氏は家庭保育手当や給付型奨学金の創設、市立小高病院の入院機能再開などを掲げる。元市経済部長としての行政経験を前面に知名度向上を図っている。

 市議会の最大会派を含む自民系市議らが門馬氏を、民進系市議らが桜井氏を支持している。

 昨年12月1日現在の有権者数は5万3439人(男性2万6456人、女性2万6983人)。

4914チバQ:2018/01/08(月) 23:00:36
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105598875.html
菅野氏(元市建設部長)立候補へ 選挙戦の公算大 喜多方市長選
01月07日 08:27福島民報

 任期満了に伴い21日告示、28日投票で行われる喜多方市長選で、元市建設部長の新人菅野康裕氏(62)=喜多方市ふるさと振興専務=は6日までに立候補の意思を固めた。9日に記者会見し、立候補を正式に表明する見通し。 市長選を巡っては元県議の新人遠藤忠一氏(69)=無所属=が立候補を表明している。告示日まで2週間に迫り、新人2人による選挙戦が濃厚となった。 菅野氏は福島民報社の取材に「市政への有権者の関心がなくなってしまう」と無投票への危機感を示し、「市民の意見に耳を傾け、人口減少に歯止めをかけ子育てしやすい喜多方にする」と語った。 菅野氏は喜多方市出身。喜多方工高(現喜多方桐桜高)卒。1974(昭和49)年に市職員となり、総合政策部長などを歴任した。 現職の山口信也市長(77)=2期=は立候補せず、今期限りでの退任を表明している。

4915チバQ:2018/01/10(水) 10:11:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000651-fminpo-l07

南相馬市長選11日に告示 現新の選挙戦が確実


1/10(水) 10:07配信

福島民報



 任期満了に伴う福島県の南相馬市長選は11日、告示される。3選を目指す現職桜井勝延氏(62)と元市議の新人門馬和夫氏(63)の2人が立候補を表明している。市の復興施策に対する評価や人口減少対策などが争点となる。
 桜井氏は小高区での復興拠点や商業施設の整備、幼稚園・保育園で行っている保育料無料の継続、ロボット新産業の振興などを重点政策に掲げる。
 門馬氏は在宅保育家庭への手当給付や給付型奨学金の創設、小児科などの専門医の確保、小規模事業者の人材育成支援といった政策を訴える。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故により市外に避難している有権者が期日前投票や不在者投票をする機会を十分確保するため、通常7日間の選挙期間を10日間とした。
 立候補の届け出は11日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は21日午前7時から午後6時まで市内36カ所で行われ、午後7時から市スポーツセンターで開票される。昨年12月1日現在の有権者数は5万3439人(男2万6456人、女2万6983人)。
 門馬氏は9日、細田広市議会議長に議員辞職願を提出し、許可された。公選法の規定で告示日前の10日間以内に辞職の通知があったため、市議補選は行わない。
.
福島民報社

4916チバQ:2018/01/16(火) 17:56:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180116-00010019-minyu-l07
吉野復興相「復興まで知事続投を」 内堀知事と会談で異例発言
1/16(火) 15:09配信 福島民友新聞
 吉野正芳復興相は内堀雅雄知事との会談で「復興するまで県政を担ってほしい」と再選出馬への期待感を示した。会談は復興を担う閣僚の立場の公務で、自民党議員として行う政務と区別せず、特定の人物に立候補を促した異例の発言だ。
 吉野氏は知事との会談の冒頭、これまでの復興に感謝の言葉を掛けた上で発言。内堀氏は「過分な言葉で恐縮している。(県政には)たくさんの難しい課題があり、私も努力を続ける」と直接の返答はしなかった。
 会談後、記者団に発言の真意を問われた吉野氏は「内堀知事は県政を担っていく上で『余人をもって代え難し』。次の選挙に出馬していただいてわれわれも一生懸命応援する」と語った。

福島民友新聞

4917チバQ:2018/01/16(火) 18:03:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00000768-fminpo-l07
復興政策巡り激戦 南相馬市長選
1/15(月) 9:49配信 福島民報
 任期満了に伴う福島県の南相馬市長選は21日の投票に向け、元市議の新人門馬和夫(63)=無所属=、3選を目指す現職桜井勝延(62)=無所属=の2候補が激しい舌戦を繰り広げている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から間もなく7年を迎える中、市の復興政策に対する評価が最大の争点で、両候補とも子育て世代や高齢者への支援、産業人材の育成など地域活性化に向けた政策を訴え、支持獲得を目指している。
 門馬は14日、住宅地のある原町区南部や鹿島区全域に選挙カーを走らせ、「国や県との対話を重視し、100年先を見据え復興を進める」と声を張り上げた。 
 原町区桜井町に置いた選挙事務所には、門馬が安倍晋三首相と握手を交わす写真が掲げられている。「市民党」の立場だが、自民党原町総支部と公明党相双総支部が「支援」を機関決定し、市議21人のうち自民系や公明党所属を中心とした10人の応援を受けている。自民党衆院議員の支援組織、同党の地元選出県議の後援会も活発に動いている。 
 昨年11月の立候補表明後、ミニ集会や女性支持者を対象にした集会を開き、名前を懸命に売り込んできた。陣営は知名度をさらに上げることが勝敗の鍵を握るとみている。このため、市内全域で個人演説会を重ね、在宅保育への手当支給や待機児童の解消、入院体制の充実など子育て世代や高齢者らが暮らしやすい古里づくりを訴え、幅広い層からの集票に全力を挙げている。 
 選対本部長の平田武(69)は「原発事故を巡り住民間には感情の溝が生まれている。融和を重視した市政実現を目指す」と語る。 
 桜井は14日、原町区の沿岸部などを回り、「2期8年の実績と経験を生かし、復興施策を一層発展させる」と強調した。 
 原町区栄町に構えた選挙事務所には、菅直人元首相(立憲民主党)らの「ため書き」が張り出されている。連合福島の推薦を受け、民進党系や共産党の市議9人が支援に回っている。民進党の党籍を持つ衆院議員の支援者や民進党県議の関係者も事務所に出入りしている。 
 昨年10月の立候補表明後、市政報告会を開き、震災後の取り組みの成果をアピールしてきた。告示前に活動を再開した後援会を中心に、支援者が知人、友人らに口づてに投票を呼び掛ける「草の根の戦い」を展開している。 
 復興政策が停滞し始めているとの指摘があり、陣営は批判票が出るのを警戒している。街頭演説では、避難区域が解除された小高区の復興加速、保育料・幼稚園授業料の無料化継続などを唱え、若い世代を中心とした浮動票の取り込みにも力を入れている。 
 選対本部長の小野田善光(65)は「市民が希望を持てる政策に取り組む。市政継続に向け、支持を広げていきたい」と話す。 
 両陣営とも投票率は前回の62・82%と同程度かそれを上回り、当選ラインは1万8000票とみている。 

福島民報社

4918チバQ:2018/01/16(火) 20:00:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180116_11019.html
<気仙沼市長選>告示まで3カ月 現新2氏が臨戦態勢

拡大写真
 任期満了に伴う宮城県の気仙沼市長選(4月15日告示、22日投開票)は告示まで3カ月となった。立候補を表明した2人のうち、現職菅原茂氏(59)は来賓で出席する各種団体の新年会で実績と3選への意欲をアピール。新人の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(52)は地域を小まめに回り、知名度アップを図る。2010年以来8年ぶり、東日本大震災後初となる選挙戦は、両者が年明け早々、臨戦態勢に突入した。
 「今年は大プロジェクトがめじろ押し。震災からの復興も形が見えてきた」
 10日に市内のホテルであった気仙沼地区新年交歓会。自治会関係者ら約200人を前に、菅原氏はあいさつで復興完遂への強い思いを強調した。宴席では参加者から要望を聞くためにメモ帳を手にしながら、積極的に酒をついで回った。
 無投票だった4年前は直前の市議会2月定例会で立候補表明したため、新年会で選挙を話題にする機会はなかった。今回は昨年12月定例会で正式に出馬の意思を示したため、積極的にアピールする姿勢が目立つ。
 菅原氏は「今回は(新年会で)参加者にストレートに『お願いします』と言えるのは強み」と明かす。すでに選挙事務所の場所もめどを付けたという。
 斉藤氏は2日から早速あいさつ回りを始めた。支持者からの紹介を受け、多い時は1日約100人に名刺を配るなど「どぶ板選挙」を展開している。
 県職員を退職して出馬し、落選した15年の県議選(気仙沼・本吉選挙区)は約50日前の立候補表明だった。知名度不足を痛感させられた反省を踏まえ、市長選は4カ月以上も前に意思を示した。県議選よりも余裕を持って準備を進める。
 昨年12月に出馬表明した翌日には市内10カ所で街頭に立つなど、顔の売り込みに必死だ。最近はスーパーなどでも声を掛けられる機会が増えたという。
 公約づくりも佳境に入った。「知名度不足をいかに解消するかが重要だ。手応えはある。市政刷新を訴えていきたい」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年01月16日火曜日

4919チバQ:2018/01/16(火) 20:42:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180116_61005.html
<南相馬市長選>原発事故被災 復興へ、市民どう束ねる 21日投開票

第一声で気勢を上げる支持者ら。市民の一体感醸成も大きな課題だ
拡大写真

拡大写真
 任期満了に伴う福島県の南相馬市長選(21日投開票)は2陣営がしのぎを削る。同市は東京電力福島第1原発事故で被災し、避難時の線引きによる住民間の感情的なあつれきも抱え込んだ。復興に向け、いかに市民の心を一つに束ねていくのか。有権者はリーダーの手腕に関心を寄せている。(南相馬支局・斎藤秀之)

 政府は南相馬市の小高区全域を警戒区域(原発20キロ圏)、原町区の大部分を緊急時避難準備区域(20〜30キロ圏)などに設定。鹿島区の大半は無指定だった。
 問題は、区域設定に伴って生じた国の支援策の落差だ。医療費負担や介護保険料の免除、高速道路無料通行などの対象は30キロ圏内の住民だけ。20キロ圏内は1人月10万円の東電からの精神的賠償も制度化された。
 「同じ市民なのになぜ差別的な扱いなのか」。鹿島区民もライフラインの寸断などで一時避難を強いられているだけに、やるせなさを訴える声は根強い。
 福島県による義援金の配分も、当初は30キロ圏外の支給が見送られた。市は鹿島区民に見舞金を送ったり、独自に介護保険料を軽減したりしているものの、わだかまりが解消されたとは言い難い。
 小高区の60代の農業男性は「鹿島区に避難した小高区民が嫌がらせを受けたこともあった。受け入れてもらった恩義もあるだけに、地域による支援の格差は残念だ」と語る。
 南相馬市は2006年に原町市、小高、鹿島両町が合併して誕生。旧市町単位で三つの区が設定された。商工団体や観光協会が区ごとに組織されるなど、もともと新市としての一体感は乏しい。原発事故の区域指定がほぼ区割りと重なったことで、旧自治体間の断絶が深まる結果となった。
 両陣営ともこうした現状に神経をとがらせる。新人陣営の選対幹部は「市政刷新で分断を解消しよう」と主張。現職陣営も30キロ圏外の復興事業などを後援会資料を通じて周知し、鹿島区重視の姿勢を打ち出す。
 市内では対立を乗り越える試みも進む。原発事故後、3区それぞれの行政区長が集う連絡協議会が開催され、地域課題の共有が進んでいるのが好例だ。
 鹿島区行政区長会の丹野常昭会長(73)は「区民の不満は分かるが他人をうらやんでも仕方ない。未曽有の原発災害を、市民が一体化する機会にしなければならない」と力を込める。

 ◇南相馬市長選立候補者
門馬和夫63農業  無新
桜井勝延62市長  無現


関連ページ:福島政治・行政原発事故・放射線
2018年01月16日火曜日

4920チバQ:2018/01/21(日) 21:45:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180120ddlk07010054000c.html
<選挙>伊達市長選 あす告示 現新6氏準備、市活性化など争点 /福島
01月20日 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う伊達市長選は21日告示される。現職と新人の無所属6氏が立候補の準備を進めており、東日本大震災の発生から間もなく7年を迎える市の活性化などを争点にした選挙戦が予想される。投開票は28日。

 立候補を準備しているのは、4選を目指す現職の仁志田昇司(73)▽県の前県北農林事務所長の新人、須田博行(59)▽元市議の新人、高橋一由(65)▽元県議の新人、遠藤保二(69)▽市議の新人、橘典雄(68)▽農業の新人、佐藤易広(76)--の6氏。

 仁志田氏は、東北中央自動車道(相馬福島道路)を活用した地域振興の推進を訴える。須田氏は県職員として農林行政に携わった経験を強調して、農業の活性化を主張する。高橋氏は、市内で計画中の大型ショッピングモール誘致と除染の推進を前面に掲げる。遠藤氏は人口減少に歯止めをかけることを第一に掲げ、雇用確保の重要性なども説く。市長選への立候補が3度目となる橘氏は、市内での除染推進を訴えている。佐藤氏は地場産業の育成を主張している。

 立候補の届け出は21日午前8時半〜午後5時、市役所保原庁舎で。先月1日現在の選挙人名簿登録者数は5万3059人(男2万5794人、女2万7265人)。【曽根田和久】

4921チバQ:2018/01/21(日) 21:45:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180120ddlk07010049000c.html
<選挙>南相馬市長選 あす投開票 両陣営、接戦を展開 /福島
01月20日 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う南相馬市長選は21日投開票される。元市経済部長の新人、門馬和夫氏(63)と3選を目指す現職、桜井勝延氏(62)の無所属2人が立候補。選挙戦は、福島第1原発事故からの復興の進め方を最大の争点に、終盤以降も両陣営が接戦を展開している。

 南相馬市は、原発事故の避難指示が2016年7月に帰還困難区域を除く大半の地域で解除され、住民の帰還は徐々に進んできた。しかし、高齢化に歯止めがかからず、市の将来像が不透明との不安が市民には根強い。

 門馬氏は「家族が一緒に暮らせる町」を掲げ、保育料の無料化措置の延長に加え、自宅で子育てする世帯向けの補助金を新設すると公約する。連日、各地域で開いているミニ集会では自民党の亀岡偉民衆院議員(比例東北)らも同席し、市職員の経験をアピール。国政与党との連携強化の必要性を訴えている。

 「脱原発」が持論の桜井氏は、再生可能エネルギーの導入推進を強調している。小型無人機「ドローン」による大手コンビニの宅配実験などを誘致した実績も示し、ロボットなどの新産業を核にした地域再生を進めるとも訴える。選挙カーに乗らず、市内をジョギングしながら支持を訴えるスタイルも健在だ。

 期日前投票者数は4年前の前回選挙を上回るペースで、両陣営とも投票率は前回(62・82%)をやや上回る65%前後になると予想。無党派層が比較的多い市街地への浸透が勝敗のカギになりそうだ。

 投票は21日午前7時〜午後6時に市内36カ所で行われ、午後7時から市スポーツセンターで即日開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は5万3350人(男2万6422人、女2万6928人)。【大塚卓也】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇南相馬市長選立候補者(届け出順)

門馬和夫(もんま・かずお) 63 無新

 [元]市議▽農業[歴]原町市職員▽市財政課長・経済部長▽市立総合病院事務部長▽東北大

桜井勝延(さくらい・かつのぶ) 62 無現(2)

 農業▽相馬地方広域市町村圏組合管理者▽脱原発首長会議世話人[歴]原町市議▽市議▽岩手大

4922名無しさん:2018/01/21(日) 22:10:59
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180122/k00/00m/010/038000c

南相馬市長選
門馬和夫氏が初当選 「脱原発」桜井氏破る
毎日新聞 2018年1月21日 20時29分(最終更新 1月21日 21時45分)

花束を手に妻の和江さん(左)と初当選を喜ぶ門馬和夫氏=福島県南相馬市の事務所前で2018年1月21日午後8時41分、尾崎修二撮影
花束を手に妻の和江さん(左)と初当選を喜ぶ門馬和夫氏=福島県南相馬市の事務所前で2018年1月21日午後8時41分、尾崎修二撮影
 任期満了に伴う福島県南相馬市長選が21日投開票され、自民・公明系市議らの支援を受けた元市経済部長の新人、門馬和夫氏(63)が、3選を狙う現職、桜井勝延氏(62)を破って初当選した。桜井氏は東京電力福島第1原発事故後、「脱原発」を掲げて政府の原発再稼働路線を批判してきた。

<復興の進め方が争点となっていた>有料記事
<敗れた桜井前市長 震災6年のインタビュー(昨年3月)>有料記事
 門馬氏は、現市政を「復興のスピードが遅すぎる」と批判。政府・与党との協調に消極的な桜井氏の政治姿勢が原因の一つにあるとして、「対話」による政策の推進を訴えた。

 一方、桜井氏は脱原発や再生可能エネルギーの導入促進を公約に据えた。選挙戦で民進・共産系市議の支援を受け、立憲民主党の福山哲郎幹事長らの応援も得たものの、組織力で勝る門馬氏に現市政への批判票が流れた。

 桜井氏は、原発事故後、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで物資が途絶えた地元の窮状を訴え、米タイム誌で2011年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。全国の市町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」の世話人も務めている。【大塚卓也】

4923名無しさん:2018/01/22(月) 10:58:25

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054145531.html

南相馬市長選 新人門馬氏初当選
01月21日 21時11分

現職と新人の2人の争いとなった南相馬市長選挙は21日投票が行われ、無所属で新人の門馬和夫氏(63)が3期目を目指した現職の桜井勝延氏(62)を破り初めての当選を果たしました。
南相馬市長選挙の開票結果です。
門馬和夫、無所属・新。当選。1万6494票。桜井勝延、無所属・現。1万6293票。
新人の門馬氏が3期目を目指した現職の桜井氏を201票差で破り、初めての当選を果たしました。
投票率は62.39%で前回の選挙に比べて0.43ポイント低くなりました。
門馬氏は南相馬市出身の63歳。
市の経済部長や市立総合病院の事務部長を務め、平成26年からは市議会議員を務めていました。
選挙戦で門馬氏は市の職員としての行政経験をアピールするとともに、待機児童の解消に向けた在
宅保育手当の支給や、原発事故
に伴う避難指示が解除された小高区での入院機能の再開などを訴えました。

4924名無しさん:2018/01/22(月) 13:00:20
単純に比較すべきではないとは思うが、三ヶ月前の選挙とは結果が変化してますね、南相馬市長は知名度も高いし楽勝だと思ってたんだけど

南相馬市 開票終了
金子 恵美 15,958 53.0%
亀岡 偉民 14,146 47.0%

4925チバQ:2018/01/22(月) 14:07:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180122_61030.html
<南相馬市長選>新人門馬氏が初当選 原発事故対応の現職下す


門馬和夫氏
拡大写真
 任期満了に伴う福島県南相馬市長選は21日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議門馬和夫氏(63)が、3選を目指した無所属現職の桜井勝延氏(62)を破って初当選した。
 門馬氏は市内の事務所で「対話と連携を訴えてきた結果。約束したことを必ず実施していく」と述べた。選挙戦では小中学校への教職員増配などを掲げた。保守系市議らの支援を受け、現職への批判票を取り込んだ。
 桜井氏はロボット関連企業による産業振興などを唱えたが、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除、住民支援策に対する不満の広がりを抑えられなかった。
 投票率は62.39%。2014年の前回を0.43ポイント下回り、過去最低となった。当日の有権者は5万2933人。

 ◇南相馬市長選開票結果(選管最終)
当  16,494門馬和夫 無新
   16,293桜井勝延 無現

門馬 和夫(もんま・かずお)(63)(1)
農業(市議(1)、市経済部長)南相馬市、東北大


関連ページ:福島政治・行政
2018年01月22日月曜日

4926チバQ:2018/01/22(月) 14:11:55
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180122/k00/00m/010/038000c
南相馬市長選
門馬和夫氏が初当選 「脱原発」桜井氏破る

毎日新聞2018年1月21日 20時29分(最終更新 1月21日 21時45分)
 任期満了に伴う福島県南相馬市長選が21日投開票され、自民・公明系市議らの支援を受けた元市経済部長の新人、門馬和夫氏(63)が、3選を狙う現職、桜井勝延氏(62)を破って初当選した。桜井氏は東京電力福島第1原発事故後、「脱原発」を掲げて政府の原発再稼働路線を批判してきた。

 門馬氏は、現市政を「復興のスピードが遅すぎる」と批判。政府・与党との協調に消極的な桜井氏の政治姿勢が原因の一つにあるとして、「対話」による政策の推進を訴えた。

 一方、桜井氏は脱原発や再生可能エネルギーの導入促進を公約に据えた。選挙戦で民進・共産系市議の支援を受け、立憲民主党の福山哲郎幹事長らの応援も得たものの、組織力で勝る門馬氏に現市政への批判票が流れた。

 桜井氏は、原発事故後、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで物資が途絶えた地元の窮状を訴え、米タイム誌で2011年の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。全国の市町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」の世話人も務めている。【大塚卓也】

4927チバQ:2018/01/22(月) 14:13:04
http://www.minpo.jp/news/detail/2018012248553
南相馬市長に門馬氏 201票差、3選阻む
 任期満了に伴う南相馬市長選は21日、投開票され、元市議の新人門馬和夫氏(63)=無所属=が1万6494票を獲得し、現職桜井勝延氏(62)=無所属=に201票の差をつけて初当選した。門馬氏は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興加速や子育て支援の充実を訴え、有権者の支持を得た。投票率は62.39%だった。
 震災前にゼロだった南相馬市の待機児童は昨年12月現在、保育士などの不足により110人を数える。県によると、福島市に次いで2番目に多い。こうした状況を解消するため、門馬氏は家庭での保育に手当を支給する制度を設けるとアピールした。認定こども園の開設を進め、多様化する子育ての要望に応える方針も公約に掲げた。
 市内では小児科の専門医などが足りず、市立総合病院では子どもの入院を受け入れていない。このため、他県の大学から小児科医などの派遣を受ける体制づくりに努めるとした。
 医療や介護の専門性を持つ外国人を受け入れ、人材不足を解消したいとする考えも示した。
 南相馬市は浜通り北部の中核都市で、原発事故からの地域復興に向け広域的な役割も担う。門馬氏には選挙戦で掲げた公約の着実な実行が求められる。

■100年先見据えまちづくり
 門馬和夫氏の話 南相馬の未来を変えたいという市民の願いが実を結んだ。家庭保育の手当給付など教育や子育て支援を最優先に、医療・福祉分野も充実させる。対話の姿勢で100年先を見据えたまちづくりに取り組む。

■投票率62.39% 前回比0・43ポイント低下
 南相馬市長選の投票率62.39%(男60.23%、女64.49%)は、過去最低となった2014(平成26)年の前回の62.82%を0・43ポイント下回った。
 当日有権者数は5万2933人(男2万6160人、女2万6773人)だった。

■きょう門馬氏に当選証書付与
 南相馬市長選の当選証書付与式は22日午前10時から市役所で行われる。門馬和夫氏の任期は29日から4年。

■開票結果 選管最終、敬称略
当16,494 門馬和夫 63 無新
 16,293 桜井勝延 62 無現
         無効236

( 2018/01/22 08:34 カテゴリー:主要 )

4928チバQ:2018/01/22(月) 15:33:11
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105728976.html
現新5人の争い 伊達市長選舌戦入り 28日投開票
08:34福島民報

 任期満了に伴う伊達市長選は21日に告示され、4選を目指す現職仁志田昇司氏(73)=無所属=、元市議の新人橘典雄氏(68)=無所属=、元市議の新人高橋一由氏(65)=無所属=、元県議の新人遠藤保二氏(69)=無所属=、元県県北農林事務所長の新人須田博行氏(59)=無所属=の5人が立候補した。人口減少対策や、2020年度に全線開通予定の東北中央自動車道「相馬福島道路」を生かした地域振興策が争点となる。 仁志田候補は少子高齢化対策として、企業誘致や若者の定住促進を公約に掲げている。 橘候補は市内全域を対象に、きめ細かく除染を進める考えを示している。 高橋候補は市民が安心して暮らすため、市内全域の除染が必要と訴えている。 遠藤候補は市民の福祉向上、スポーツ振興を通じた子どもの健全育成を強調している。 須田候補は市内産農産物の生産、販路拡大に全力を挙げると主張している。 投票は28日午前7時から午後6時(霊山町石田坂ノ上投票区は午後5時)まで市内25カ所で行われる。午後7時半から市霊山体育館で開票される。 20日現在の有権者数は5万3000人(男2万5759人、女2万7241人)。 立候補を表明していた市農業委員の佐藤易広氏(76)は届け出なかった。   ◇  ◇ 県選管委によると、県内の市町村長選に5人が立候補するのは、1983(昭和58)年の会津若松市長選以来35年ぶり。◇伊達市長選立候補者(届け出順、敬称略)
仁志田昇司[にしだしょうじ] 73 無現
橘典雄[たちばなのりお] 68 無新
高橋一由[たかはしかずよし]65 無新
遠藤保二[えんどうやすじ] 69 無新
須田博行[すだひろゆき]  59 無新

4929チバQ:2018/01/22(月) 15:37:58
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180122ddlk07010094000c.html
<選挙>南相馬市長選 門馬氏が初当選 自公市議らの支援受け /福島
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う南相馬市長選は21日投開票され、無所属新人で元市経済部長の門馬和夫氏(63)が、3選を狙った無所属現職の桜井勝延氏(62)を小差で破り、初当選を決めた。国が巨額の復興予算を投入する「復興期間」の終了が3年後に迫る中、国との協調路線への転換を訴える門馬氏が復興の遅れへの不満の受け皿になり、桜井氏との接戦を制した。投票率は2014年の前回選挙を0・43ポイント下回る過去最低の62・39%、当日有権者数は5万2933人(男2万6160人、女2万6773人)だった。

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が16年7月に市の大半で解除されてから初の市長選となり、事故後、少子高齢化に拍車がかかる地域をどう再生していくかのビジョンや、そのリーダーとしての資質が問われた。

 午後8時半ごろ、同市原町区の事務所に「当選確実」の一報が入り、門馬氏は支援者に拍手で迎えられた。

 事務所前で万歳三唱した後、「私は微力でしたが、支援の輪が広がり、この結果になった。市民が生活の中で感じている不安をなんとかしたい。期待に応えるべく、約束したことは必ず実施していく」と抱負を語った。

 現市政で溝ができた政府・与党との関係修復を求める自民や公明の市議らの支援を受け、各地でミニ集会を開いた。自宅で子育てする世帯向けの手当支給などを目玉公約に掲げ、市が計画する市立小高病院(同市小高区)の診療所化を巡っては、地域に入院機能を残すと訴えて桜井氏への不満票の取り込みを図った。

 一方、震災と原発事故対応に市長2期8年の大半を傾けた桜井氏は、原町区内の事務所で支持者を前に「原発事故からの地域再生に取り組む新しい戦いを今この時点から取り組んでいく」と語った。

 選挙戦では、大手コンビニによる小型無人機「ドローン」を使った宅配実験の誘致などの実績をアピールし、ロボットなど新産業を核にした地域復興を訴えた。草の根選挙を掲げ、選挙カーに乗らず、連日、市内をジョギングして持論の「脱原発」などを訴え、無党派票を積み上げた。

 だが復興の遅れなどに対する市民の不満は大きく、民進・共産系の市議の支援も受けたものの、組織力に勝る門馬氏に競り負けた。【大塚卓也、尾崎修二】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇南相馬市長選開票結果=選管最終発表

当 16494 門馬和夫 63 無新

  16293 桜井勝延 62 無現

………………………………………………………………………………………………………

 ◇南相馬市長略歴

門馬和夫(もんま・かずお) 63 無新(1)

 [元]市議▽農業[歴]原町市職員▽市財政課長・経済部長▽市立総合病院事務部長▽東北大

4930チバQ:2018/01/22(月) 15:38:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180122ddlk07010097000c.html
<選挙>伊達市長選 現新5氏が立候補 まちの活性化など争点に /福島
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う伊達市長選が21日告示され、現職と新人の無所属5氏が立候補した。少子高齢化や過疎化に歯止めがかからない中、いかに地域の特性を生かして、まちを活性化させるかなどを争点に7日間の選挙戦が始まった。投開票は28日。

 立候補したのは4選を目指す仁志田昇司氏(73)と、元市議の橘典雄(68)▽元市議の高橋一由(65)▽元県議の遠藤保二(69)▽県の前県北農林事務所長の須田博行(59)--の新人4氏で、2006年の伊達市発足以来、最多の立候補者となった。出馬の意向を示していた農業、佐藤易広氏(76)は立候補を届け出なかった。

 仁志田氏は子育て・高齢者支援を公約し、東北中央自動車道を生かした振興を掲げる。

 今回で3度目の市長選出馬となる橘氏は原発事故に伴う除染の推進などを訴えている。

 高橋氏は除染の徹底を求め国道4号沿いへの大型ショッピングモール誘致を訴える。

 遠藤氏は、県議の政治経験を強調しながら、企業誘致による雇用の確保を主張する。

 須田氏は県職員として農林行政に携わった経験から農産品のブランド化などを訴える。

 投票は28日午前7時〜午後6時、市内25カ所(坂ノ上集会所のみ午後5時まで)。午後7時半から霊山体育館で即日開票される。

 20日現在の選挙人名簿登録者数は5万3000人(男2万5759人、女2万7241人)。【曽根田和久】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇伊達市長選立候補者(届け出順)

仁志田昇司(にしだ・しょうじ) 73 無現(3)

 伊達地方消防組合管理者[歴]JR東日本社員▽JR東日本レンタリース社長▽保原町長▽東大

橘典雄(たちばな・のりお) 68 無新

 保護司▽市農業委員[歴]梁川町議▽福島たばこ販売協同組合理事▽市議▽保原高

高橋一由(たかはし・かずよし) 65 無新

 不動産会社社長[歴]会社員▽だて青年会議所理事長▽伊達町議長▽市議▽保原高

遠藤保二(えんどう・やすじ) 69 無新

 伊達リトルリーグ会長[歴]遠藤建設専務▽保原町議▽県議▽五光建設東北支店長▽関東学院大

須田博行(すだ・ひろゆき) 59 無新

 [元]県県北農林事務所長[歴]県農林技術課長・農村計画課長・農林水産部次長▽宇都宮大

4931チバQ:2018/01/22(月) 15:41:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180122ddlk02010135000c.html
<選挙>平川市長選 告示 現職・新人、一騎打ち /青森
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う平川市長選が21日、告示された。再選を目指す現職の長尾忠行氏(68)と元市議で新人の山口金光氏(68)の無所属2人が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に入った。

 長尾氏は市政継続を訴え、人口減少を見据えた子育て支援のさらなる拡充や住環境整備など7分野29項目の施策を公約に掲げる。市役所新庁舎と新体育館の大規模な整備事業については「有利な起債がある今のうちに建てないと後の世代に負担を残す」と訴える。

 山口氏は「人口が減る将来の身の丈にあった新庁舎と新体育館を造るべきだ」として大規模事業の見直しを主張。幼少人口減少に歯止めをかけるため、新婚夫婦の定住支援や子や孫の将来を考えた行政への転換、高齢者にやさしい環境作りなどを公約に掲げる。

 投票は28日午前7時〜午後8時、市内24カ所(一部地域を除く)で。開票は午後9時から平川市平賀体育館で行われる。

 20日現在の選挙人名簿登録者数は2万7327人(男1万2587人、女1万4740人)。【藤田晴雄】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇平川市長選立候補者(届け出順)

長尾忠行(ながお・ただゆき) 68 無現(1)

 [元]県議会議長[歴]平賀町議▽自民党県副会長▽東京農大=[自][公]

山口金光(やまぐち・かねみつ) 68 無新

 [元]市議[歴]空自幹部候補生学校長▽IHI顧問▽防衛大

4932チバQ:2018/01/22(月) 15:50:51
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-105729437.html
新人2人立候補 喜多方市長選舌戦入り 28日投開票
09:36福島民報

 任期満了に伴う喜多方市長選は21日に告示され、元市建設部長の新人菅野康裕氏(62)=無所属=、元県議の新人遠藤忠一氏(70)=無所属=の2人が立候補した。少子高齢化による人口減少対策や子育て支援策が争点となる。 菅野候補は約40年に及ぶ市職員としての行政経験を強調している。地域振興に向けて、研究機関の誘致や観光地の再整備に取り組むと訴えている。 遠藤候補は県議6期22年で築いた経験と人脈をアピールしている。子育て支援を公約に掲げ、学校給食の無償化などの負担軽減策を強調している。 投票は28日午前7時から市内42カ所で行われる。旧喜多方、旧塩川両地区は午後7時まで、旧熱塩加納、旧山都、旧高郷の各地区は午後6時まで。午後8時半から押切川公園体育館で開票される。 20日現在の有権者数は4万1095人(男1万9439人、女2万1656人)。◇喜多方市長選立候補者(届け出順、敬称略)
菅野康裕[かんのやすひろ]  62 無新
遠藤忠一[えんどうちゅういち]70 無新

4933チバQ:2018/01/23(火) 11:54:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000010-khks-pol

<南相馬市長選>「脱原発の顔」思わぬ苦杯 桜井氏3選ならず 再稼働批判で政権党と対立


1/23(火) 10:39配信

河北新報







<南相馬市長選>「脱原発の顔」思わぬ苦杯 桜井氏3選ならず 再稼働批判で政権党と対立


落選が決まり、支持者をねぎらう桜井氏(左)=21日午後8時30分ごろ、南相馬市の事務所


 21日投開票があった南相馬市長選は、無所属現職の桜井勝延氏(62)が無所属新人の元市議門馬和夫氏(63)に3選を阻まれた。桜井氏は東京電力福島第1原発事故後、政府の原発再稼働路線を批判してきた。201票が明暗を分けた結果に脱原発団体には驚きが広がる一方、関係者は「活動自体が否定されたわけではない」と冷静に受け止める。

【南相馬市長選】2陣営、対照的な公約集 選挙戦略くっきり
.

 桜井氏は原発事故後、被災地の首長として原子力政策などに言及。「脱原発の顔」として知られ、全国各地の講演に招かれるなどした。
.

 市長選では脱原発団体「緑茶会」(東京)が推薦した。竹村英明代表(66)は「結果は予想外だが、選挙は原発施策が争点ではなかった。再生可能エネルギーへの転換という潮流は変わらない」と分析する。
.

 桜井氏は全国の市町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」の世話人も務めてきた。事務局は「現職としての発信力が大きかっただけに残念。今後も運動をリードしてもらいたい」と期待する。
.

 福島県内外の選挙で桜井氏は野党系候補のマイクを握ってきた経緯もあり、今回の選挙で自民党は門馬氏陣営を全面支援した。著名な国会議員を応援弁士として投入。告示前には安倍晋三首相と門馬氏の面談を設定した。
.

 門馬氏を支援した市議の一人は「国と対立する場面が多く、政権党にとって桜井氏は目障りな存在だったのだろう」と指摘する。
.

 落選後、選挙事務所で落ち込む支持者を激励して回った桜井氏。自身の今後について「公務がなくなり自由の身になる。市民と共に地域を立て直す闘いを続ける」と力を込めた。
.

 ◇南相馬市長選開票結果(選管最終)
.

当16494 門馬和夫 無新
.

 16293 桜井勝延 無現

4934チバQ:2018/01/23(火) 11:54:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000010-khks-pol

<南相馬市長選>「脱原発の顔」思わぬ苦杯 桜井氏3選ならず 再稼働批判で政権党と対立


1/23(火) 10:39配信

河北新報







<南相馬市長選>「脱原発の顔」思わぬ苦杯 桜井氏3選ならず 再稼働批判で政権党と対立


落選が決まり、支持者をねぎらう桜井氏(左)=21日午後8時30分ごろ、南相馬市の事務所


 21日投開票があった南相馬市長選は、無所属現職の桜井勝延氏(62)が無所属新人の元市議門馬和夫氏(63)に3選を阻まれた。桜井氏は東京電力福島第1原発事故後、政府の原発再稼働路線を批判してきた。201票が明暗を分けた結果に脱原発団体には驚きが広がる一方、関係者は「活動自体が否定されたわけではない」と冷静に受け止める。

【南相馬市長選】2陣営、対照的な公約集 選挙戦略くっきり
.

 桜井氏は原発事故後、被災地の首長として原子力政策などに言及。「脱原発の顔」として知られ、全国各地の講演に招かれるなどした。
.

 市長選では脱原発団体「緑茶会」(東京)が推薦した。竹村英明代表(66)は「結果は予想外だが、選挙は原発施策が争点ではなかった。再生可能エネルギーへの転換という潮流は変わらない」と分析する。
.

 桜井氏は全国の市町村長らでつくる「脱原発をめざす首長会議」の世話人も務めてきた。事務局は「現職としての発信力が大きかっただけに残念。今後も運動をリードしてもらいたい」と期待する。
.

 福島県内外の選挙で桜井氏は野党系候補のマイクを握ってきた経緯もあり、今回の選挙で自民党は門馬氏陣営を全面支援した。著名な国会議員を応援弁士として投入。告示前には安倍晋三首相と門馬氏の面談を設定した。
.

 門馬氏を支援した市議の一人は「国と対立する場面が多く、政権党にとって桜井氏は目障りな存在だったのだろう」と指摘する。
.

 落選後、選挙事務所で落ち込む支持者を激励して回った桜井氏。自身の今後について「公務がなくなり自由の身になる。市民と共に地域を立て直す闘いを続ける」と力を込めた。
.

 ◇南相馬市長選開票結果(選管最終)
.

当16494 門馬和夫 無新
.

 16293 桜井勝延 無現

4935チバQ:2018/01/24(水) 20:09:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000014-khks-pol
<平川市長選>前回選挙は市議15人逮捕される事態に…市民「汚職選挙のイメージ付いた、二度と起こさないで」
1/24(水) 11:52配信 河北新報
 前回2014年の青森県平川市長選は、市議15人が公選法違反(買収など)の疑いで逮捕される事態となり、市政に大きな汚点を残した。負の記憶は市民の間に根強くあり、「前回の二の舞いにならないように」という声が漏れる。

 同市尾上の主婦(71)は「当時は悪い意味で全国区になった。二度と起きてほしくない」とクリーンな選挙戦を期待する。農家の男性(63)は「事件のせいで汚職選挙の土地というイメージが付いた」と今も憤りを隠さない。

 前回は、再選を狙う現職と新人だった長尾忠行氏(68)が市内を二分する争いを展開。市議の間で、票の取りまとめを依頼するなどの形で現金授受が横行し、市議20人のうち15人が逮捕された。

 市議会事務局の担当者は「クレームの電話が相次ぎ、当時の職員は対応で疲れ切ってしまったと聞いている」と話す。

 今回の市長選で争う長尾氏と新人の山口金光氏(68)の両陣営は、陣営内外の動きに神経をすり減らす。

 告示後、長尾氏を支援する市議は「絶対に違反がないようにと注意喚起している」と説明。山口氏陣営は「前回は政党内の争いだった。今回は争点があるので、選挙違反はないはずだ」と力を込めた。

4936チバQ:2018/01/24(水) 20:10:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180124_21004.html
<平川市長選>市庁舎「全面建て替えを」「規模圧縮できる」現新の主張対立、有権者の関心高まる

平川市役所の本庁舎。建て替えが市長選の争点となっている
拡大写真
 28日投開票の青森県平川市長選で、市庁舎建て替えの是非が争点に上っている。再選を目指す現職の長尾忠行氏(68)=自民・公明推薦=は事業費52億5000万円をかけ、新庁舎による機能集約を目指す。元市議で新人の山口金光氏(68)は既存の分庁舎を活用した規模圧縮案を掲げる。対立する両者の主張に有権者の関心も高まってきた。

 市役所は本庁舎(旧平賀町役場)と、経済部や市教委などが入る尾上分庁舎(旧尾上町役場)などに分かれる。本庁舎は築38年。「震度6、7の揺れで倒壊の危険がある」と診断された。
 市は昨年、新庁舎建設の基本計画を策定した。2020年度までに、本庁舎と隣接する旧平川診療所の両敷地(計約2万2900方メートル)に新庁舎(延べ床面積7200平方メートル)を建設。費用に合併特例債を充てる方針を示した。
 市は体育館新設も打ち出した。市内には既に三つの市民体育館がある。新体育館は防災機能を備え、野球やサッカーができる「ひらかドーム」の隣接地に新設する計画。
 長尾氏は「20年度が期限の合併特例債などを活用すれば、市の負担を極力減らすことができる。今こそ建てなければいけない時期だ」と力説する。
 一方、山口氏は「大規模に建築すれば修繕費がかかり、将来世代に大きな負担となる。新体育館を含め縮小すれば計32億円が削減できるはずだ」と反論する。
 市民の関心は高い。農業男性(61)は「災害時に必要となるので計画通り進めてほしい」と長尾氏に賛同する。無職男性(75)は築19年の尾上分庁舎を活用する山口氏の訴えを支持。「合併後、平賀地域が偏重されている」と話す。
 平川市は今年、合併から12年目。新庁舎問題を巡る舌戦は、新市に対する旧町村部住民の思いを絡ませながら終盤に向かう。


関連ページ:青森政治・行政
2018年01月24日水曜日

4937チバQ:2018/01/24(水) 20:11:23
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171215_21039.html
インフルで欠席続出、町議会が流会に 台湾出張で罹患?流行は議会内にとどまる 青森・大間
 定例会最終日を迎えた青森県大間町議会は14日、インフルエンザで欠席する議員が相次ぎ、本年度一般会計補正予算など議案11件を議決できないまま閉会した。議会事務局によると、前代未聞で、近く臨時会を開く見込みだという。

 議会事務局などによると、町議会の定数は10人で、うち6人がインフルエンザで欠席した。11日の開会日に議員1人が欠席し、医療機関を受診したところ、インフルエンザと診断された。事務局が各議員に注意喚起を呼び掛けたところ、次々と罹患(りかん)が確認された。
 感染ルートは不明だが、6人は7〜10日に台湾に出張した際、行動を共にしていたという。県むつ保健所によると、管内の定点当たりの患者数は0.67。流行は議会内だけのようだ。
 上程議案は除雪費の増額やシステム改修委託料の補正予算案など。町は「これから執行するものもあるので、できるだけ早い時期に議会を開きたい」と話した。
 地方自治法は、議会開催の要件に議員の半数以上の出席を定めている。


関連ページ:青森政治・行政
2017年12月15日金曜日

4938チバQ:2018/01/25(木) 15:38:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-25124513-webtoo-l02
〔4/8〕弘前市長選 櫻田氏が出馬意向 現職との選挙に
1/25(木) 12:45配信 Web東奥
 任期満了に伴い4月1日告示、同8日投開票される青森県弘前市長選に、同市観光振興部長の櫻田宏氏(58)が出馬する意向を固めたことが24日、複数の関係者の話で分かった。現職の葛西憲之氏(71)が昨年12月、3選を目指し出馬表明しており、選挙戦が確実な見通しとなった。

 櫻田氏は24日の東奥日報紙の取材に「現在はお答えできない」と述べるにとどめたが、既に葛西氏の街づくりや中核病院構想などを巡る政治姿勢に批判的な複数の市議らの支援を取り付けているもようだ。

 櫻田氏は弘前高校、弘前大学人文学部経済学科卒。1983年に弘前市役所に入庁し、企画部秘書課市長秘書、観光物産課長、市民協働政策課長、経営戦略部理事兼政策推進課長などを歴任し、2015年4月から現職。同月から弘前市インバウンド推進協議会長。祖父の故櫻田清芽氏は市会議員26年、県会議員20年を経て、1951(昭和26)から1期、第20代市長を務めている。

 弘前市長選は、旧弘前市時代も含め、戦後の1947(昭和22)年以降行われた19回で、無投票となったことは一度もない。

東奥日報社

4939名無しさん:2018/01/27(土) 13:41:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000017-khks-pol

社民地方議員3人が離党届 山形県連
1/26(金) 12:25配信

河北新報
 山形県内の社民党所属の地方議員3人が党県連本部に離党届を提出していたことが25日、分かった。

 離党届を提出したのはともに山形市議の石沢秀夫(70)、斉藤栄治(54)の両氏、上山市議の枝松直樹氏(62)の計3人。離党の理由について、石沢氏は「昨年10月の衆院選で壊滅的な大敗をした後も、国民の期待に応える動きが見えない」と話している。

4940チバQ:2018/01/29(月) 19:22:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180129ddlk07010203000c.html
<選挙>伊達市長選 須田氏が初当選 農林業者など幅広く支持 /福島
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う伊達市長選は28日投開票され、無所属新人で県の前県北農林事務所長の須田博行氏(59)が、4選を狙った仁志田昇司氏(73)ら現職と新人の無所属4人を破り初当選を決めた。過疎・少子高齢化対策が争点となる中、豊富な行政経験を生かし、農業の活性化で地域振興を実現すると訴えていた。投票率は54・12%。過去最低の前回を5・83ポイント下回った。当日有権者数は5万2649人(男2万5592人、女2万7057人)。

 立候補したのは両氏と、元市議の橘典雄(68)▽元市議の高橋一由(65)▽元県議の遠藤保二(69)--3氏。2006年の5町合併による伊達市発足以降、最も多い5人の候補者が論戦を交わした。

 須田氏は市内の事務所で支援者を前に「難しい選挙戦で正直、当選できると思っていなかった。皆様の言葉に耳を傾け、それを政策として示したことが当選につながった。新しい伊達市を作りたい」と深々と頭を下げた。

 須田氏は昨年に県を退職して立候補を表明。農林行政に長年携わってきた経験をアピールしながら、地元農産品のブランド化や農林業体験による観光客の誘致などを訴えた。選挙戦では地元の旧梁川町の有権者を手堅くまとめ、農林業者からも幅広く支持も得た。

 仁志田氏は、最大の票田で合併前に町長も務めた旧保原町を中心に選挙戦を展開。自民や公明など多数の市議も支援に回ったものの、市発足後から市長を務め続けていることへの多選批判などをかわせなかった。【曽根田和久、高井瞳】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇伊達市長選開票結果=選管最終発表

当 9642 須田博行 59 無新

  8508 仁志田昇司 73 無現

  6291 高橋一由 65 無新

  3359 遠藤保二 69 無新

   438 橘典雄 68 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇伊達市長略歴

須田博行(すだ・ひろゆき) 59 無新(1)

 [元]県県北農林事務所長[歴]県農林技術課長・農村計画課長・農林水産部次長▽宇都宮大

4941チバQ:2018/01/29(月) 19:25:43
自民系県議の遠藤保二がずいぶん票取れてないですね
伊達市長に新人・須田氏 現職ら4人抑え初当選
2018年01月29日    

初当選を果たし、万歳する須田氏。左は妻の友紀子さん=28日、伊達市梁川町


 任期満了に伴う伊達市長選の投開票が28日行われ、無所属の新人で元県職員の須田博行氏(59)が、4選を目指した無所属で現職の仁志田昇司氏(73)ら4人を退け、初当選を決めた。

 2006(平成18)年に伊達郡5町の合併で誕生して以来、過去最多5人が立候補。3度目の選挙戦となった今回はこのほか、いずれも無所属で新人の、元市議の高橋一由氏(65)、元県議の遠藤保二氏(69)、元市議の橘典雄氏(68)が出馬。市内を通る東北中央道の開通を控え、市の将来像をどう示せるかが問われた。

 須田氏は豊富な行政経験を前面にアピール、旧5町の均衡ある発展を訴えた。地元梁川町を中心に票を集め、現職ら5候補の乱戦に勝利した。

 任期は2月12日から4年。投票率は54.12%で、前回を5.83ポイント下回った。

◆伊達市長選開票結果(選管最終、敬称略)

当9,642 須田博行 59 無新
 8,508 仁志田昇司73 無現
 6,291 高橋一由 65 無新
 3,359 遠藤保二 69 無新
   438 橘典雄  68 無新


http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180118_61005.html
<伊達市長選>6人乱立か 引退示唆の現職出馬が発火点、支持基盤も分散

伊達市長選の告示を前に開催された地元青年会議所主催の公開討論会。立候補予定者6人のうち5人が登壇した=16日
拡大写真
 任期満了に伴い21日に告示される福島県伊達市長選(28日投開票)は現職と新人5人が立候補の意思を表明している。福島県選管によると、このまま6人による争いとなれば、県内の市町村長選としては平成元(1989)年以降で最多。法定得票(有効投票総数の4分の1)に届く候補がいなければ再選挙となる。
 立候補予定者は全て無所属で、現職の仁志田昇司(73)、いずれも新人の元県職員須田博行(59)、元市議高橋一由(65)、元県議遠藤保二(69)、農業佐藤易広(76)、市議橘典雄(68)の各氏。
 伊達市は2006年に5町の合併で誕生した。東京電力福島第1原発事故では市内の一部が放射線量が高い特定避難勧奨地点に指定された。14年の前回選挙は除染の在り方が争点となり、仁志田、高橋、佐藤、橘の4氏が争った。
 旧保原町長2期を経て市長を3期務める仁志田氏は一時、今期限りの退任を支持者らに示唆した。昨年秋に「復興は道半ば」と一転して立候補表明したことが、候補者乱立の発火点とみる関係者は多い。
 6人とも政党への公認や推薦の申請はせず、政党支部や労組、県選出国会議員の後援会などの票は分散。一部候補は地域の商工会や医師会の推薦を得た。陣営によると、定数26の市議会議員のうち12人が仁志田氏を、8人程度が高橋氏を支持しているという。
 地域別にみると、仁志田、遠藤、佐藤の3氏が最も有権者が多い旧保原町が地盤。須田、橘両氏は旧保原町に次ぐ票田の旧梁川町の出身で、高橋氏は旧伊達町が地元だ。
 各氏は前回に続き追加的な除染の実施のほか、農業振興や少子高齢化対策、大型商業施設の誘致推進などを訴える。
 前回の投票率は過去最低の59.95%だった。昨年12月1日現在の有権者は5万3059人。今回の投票率が仮に前回並みだった場合、法定得票は8000票程度になる。


関連ページ:福島政治・行政
2018年01月18日木曜日

4942チバQ:2018/01/29(月) 19:52:29
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20180129-239298.html
URL貼り忘れた

4943チバQ:2018/01/29(月) 19:54:48
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20180129-239303.html
喜多方市長に新人・遠藤氏 新人対決に勝利
10:29みんゆうNET

喜多方市長に新人・遠藤氏 新人対決に勝利

一騎打ちを制し、喜ぶ遠藤氏(右)。左は妻の孝子さん=28日、喜多方市押切南

(みんゆうNET)

 任期満了に伴う喜多方市長選の投開票が28日行われ、無所属の新人で元県議の遠藤忠一氏(70)が、無所属の新人で元市部長の菅野康裕氏(62)を2515票差で破り、初当選を果たした。
 旧5市町村が合併した2006(平成18)年以降で4度目の市長選。市人口は合併時から約8千人減り4万8千人を割っており、両候補が子育て支援や雇用確保などの人口減少対策を中心に舌戦を展開した。
 2氏とも現市政の流れを引き継ぐ考えを示すなど明確な争点がない中、有権者は元県議会議長として国や県とのパイプを訴えた遠藤氏に市政運営を託した。
 任期は2月12日から4年。投票率は56.21%で、前回を3.28ポイント上回った。
◆喜多方市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当12,611 遠藤忠一 70 無新
 10,096 菅野康裕 62 無新

4944チバQ:2018/01/29(月) 19:55:19
https://www.minpo.jp/news/detail/2018012948751
伊達・須田氏現職破る 喜多方・遠藤氏初当選 2市長選
 任期満了に伴う伊達市長選は28日に投開票され、元県県北農林事務所長の新人須田博行氏(59)=無所属=が9642票を獲得し、現職仁志田昇司氏(73)=無所属=と新人3人を抑え初当選した。須田氏は市の基幹産業である農業の振興を訴え、支持を広げた。任期満了に伴う喜多方市長選も同日、投開票され、元県議の新人遠藤忠一氏(70)=無所属=が1万2611票を得て、元市建設部長の新人菅野康裕氏(62)=無所属=を破り初当選した。

■伊達 農産物ブランド向上
 伊達市長選には須田氏をはじめ、現職仁志田氏、元市議の新人高橋一由氏(65)=無所属=、元県議の新人遠藤保二氏(69)=無所属=、元市議の新人橘典雄氏(68)=無所属=の5人が立候補した。
 須田氏は農業土木を専門とする県職員として37年間勤務した経験をアピールした。市の農産物のブランドを向上させるため生産量を確保し、効果的に売り出すと強調した。
 さらに、雇用創出に向けて、医療、再生エネルギー関連の企業誘致を進めるとした。
 県北地方の中核都市である伊達市にとって、2020年度に予定されている東北中央自動車道「相馬福島道路」の全線開通は、地域発展に向けた大きな契機となる。須田氏がどのような古里の将来ビジョンを描き、実行に移すのかが試される。
   ◇  ◇
 県内の市長選では今年に入り、21日投開票の南相馬市長選に続いて現職が敗れた。

■喜多方 人口維持に教育充実
 喜多方市長選で初当選した遠藤氏は市の人口を維持するため、子育て支援に力を入れると強調した。
 小中学校の給食費を減らし、待機児童を解消すると公約に掲げた。さらに、保護者の要望が強い学校トイレの洋式化も進めるなど、教育環境を充実させると訴えた。子どもの遊び場や老朽化した市立図書館などを一体化した複合施設を整備するとした。
 雇用創出に向け、綾金地区の新工業団地に企業誘致を進める考えも示した。
 喜多方市は会津北部の中心都市だが、昨年12月1日現在の人口は約4万7800人で、2006(平成18)年の合併時に比べ約8000人減少した。地域振興に向け、遠藤氏にはスピード感を持って選挙戦で訴えた施策を実行に移す行動力が求められる。

( 2018/01/29 08:48 カテゴリー:主要 )

4945チバQ:2018/01/30(火) 19:29:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-29115735-webtoo-l02
平川市長選 長尾氏が再選 経験、実績生かし4468票差、山口氏破る
1/29(月) 11:57配信 Web東奥
平川市長選 長尾氏が再選 経験、実績生かし4468票差、山口氏破る
再選を決め、万歳三唱する長尾氏(中)と妻の優子さん(左)ら=28日午後9時47分、平川市小和森上松岡の選挙事務所
 任期満了に伴う青森県平川市長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の長尾忠行氏(68)=自民、公明推薦=が9954票を獲得、無所属で新人の前市議山口金光氏(68)に4468票差をつけて、再選を果たした。長尾氏は1期4年の実績と国政、県政とのパイプを強調し、幅広く浸透した。投票率は57.26%で、前回2014年の69.13%を11.87ポイント下回り、過去最低だった。

 今回の市長選は、市役所新庁舎、防災拠点を兼ねた新体育館整備の大型事業の規模を最大の争点に、市政の継続、刷新を巡って舌戦を繰り広げた。

 長尾氏は、17年12月に子育て支援や住環境整備など7分野29項目の公約を発表。18年1月から市内各地でミニ集会を開始し、市政継続を訴えた。大型事業については、財源とする合併特例債などの発行期限が20年度に迫っている点を強調して「いつ起きるか分からない災害に備えたい」と早期着工を主張した。

 高い知名度と、県議時代からの強固な後援会組織を生かした総力戦を展開。市議15人と自民、公明両党の支援も取り付け盤石な態勢を築き、序盤から選挙戦を優位に進めた。保守が分裂し市を二分する戦いだった前回市長選から一転、今回は長尾氏が多くの団体の支援を受けて、着実に票をまとめた。

 一方、大型事業の見直しを公約に掲げて出馬した山口氏は「現計画は施設が過大で、将来の維持補修費が多額になる」と批判した。規模圧縮によって得られると独自試算した三十数億円の財源を、住宅新築補助金の引き上げなどに活用する-と強調、市政転換を求めた。

 中学校時代からの知人を頼りに草の根選挙を徹底。知名度と組織力で長尾氏に劣り、出馬表明が告示の約1カ月前と準備不足もあったが、現職批判票を一定程度取り込んだ。

 市選挙管理委員会は29日、長尾氏に当選証書を手渡す。長尾氏の任期は2月5日から4年間。

東奥日報社

4946チバQ:2018/02/01(木) 20:13:05
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180201_61014.html
福島の市町村長選で現職落選ドミノ再び 有権者転換望む?
10:08河北新報

福島の市町村長選で現職落選ドミノ再び 有権者転換望む?

福島の市町村長選で現職落選ドミノ再び 有権者転換望む?

(河北新報)

 福島県内の市町村長選で2013年度の「落選ドミノ」を思い起こす結果が続いている。昨年11月以降、現職が立候補した6市町のうち、福島市など4市で現職が敗れた。東京電力福島第1原発事故から間もなく7年。有権者の意識に変化は生じているのか。市長の一人は敗戦の弁で「転換期」を口にした。
 17年度の県内市町村長選の結果は表の通り。選挙戦となったケースで、現職は8勝6敗となり、13年度の7勝6敗と似たような状況となっている。
 計20人のうち19人の現職が選挙戦を制した14〜16年度とは対照的。17年度は後半の落選が目立ち、郡山、いわき両市などの現職が勝利した前半から一変した。
 背景には何があるのか。
 5人が争った伊達市長選。4選を阻まれた仁志田昇司氏(73)は1月28日夜、「市民が転換期に新しいものを望むのは当然」と語った。
 現職は震災、原発事故からの復興に力を注いできた。福島市長選で再選を目指した小林香氏(58)は「復興の進展に関するアピールが足りなかった」と総括。201票差で3選を逃した南相馬市の桜井勝延氏(62)の陣営幹部は「原発事故の緊急時に尽力したという記憶が薄れている」と被災地の空気の変容を説いた。
 「有権者の変化」は当選した新人も指摘する。
 伊達市長に就く元福島県職員の須田博行氏(59)は「復興から地域創生へ、市政に新しい考え方が求められている」。総務官僚出身で福島市長に初当選した木幡浩氏(57)は「市政が抱える諸課題への対応のスピードアップを望む声が高まっていると感じた」と選挙戦を振り返った。
 厳しい見方もある。
 ある県議は「現職落選の事情は地域によってさまざま。いずれも言えるのは、市民の期待に十分に応えられなかったということ」と突き放した。
 県内で17年度に残るのは西郷村長選(2月20日告示、25日投開票)のみ。新年度は知事選(11月11日任期満了)が控える。
 再選に向けた立候補が既定路線と言われる内堀雅雄知事(53)は1月29日の定例記者会見で「現職の成果と新人の公約が真っ向から(ぶつかって)評価された」と最近の選挙結果を分析。「大切なのは当選された皆さんと一体となって復興創生に臨むこと」と付け加えることも忘れなかった。

[現職の落選ドミノ]2013年度の福島県の首長選で現職が相次ぎ落選した現象。郡山市(4月)富岡町(7月)いわき市(9月)福島市(11月)二本松市(同)広野町(同)で行われた主要市長選と東京電力福島第1原発事故の被災地の町長選で、現職が6連敗した。原発事故直後の対応や、復興進展の遅れに対する有権者の不満が背景にあるなどと指摘された。

4947チバQ:2018/02/06(火) 20:31:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180206ddlk02010016000c.html
<選挙>弘前市長選 桜田氏が出馬表明 「市民生活第一のまちに」 /青森
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う弘前市長選(4月1日告示、同8日投開票)で、元市観光振興部長の桜田宏氏(58)が5日、市内で記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は、3選を目指す現職の葛西憲之氏(71)に続き2人目。

 出馬理由について桜田氏は、イベントや大型箱モノへの支出により、市民生活に密着した施策への予算配分が不足していると指摘し、「市民生活を第一に考えたまちづくりを推進するため」と述べた。弘前市立病院と国立病院機構弘前病院を統合した中核病院構想については、「運営主体を含めてもう一度、何のために整備するのかを県、弘前大、国立病院機構弘前病院などとしっかりと協議し、早期に解決しなければならない」と語った。

 桜田氏は弘前高を経て弘前大学人文学部を卒業。1983年に市役所入庁後、経営戦略部理事兼政策推進課長や観光振興部長などを歴任し、1月31日付で辞職した。【藤田晴雄】

4948チバQ:2018/02/11(日) 18:42:08
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-105931905.html
元参院議員・藤原氏が出馬へ 大船渡市長選

08:27

 元参院議員の藤原良信氏(66)は、12月2日の任期満了に伴う大船渡市長選に出馬する意向を固めた。近く記者会見し、正式に表明する。  藤原氏は10日、岩手日報社の取材に対し「築いてきた人間関係を生かして国や県へ提案型の政策を実行し、地域課題を解決する」と述べた。無所属で出馬し、政党への推薦要請は今後検討する。後援会(宮沢信平会長)も再構築する。  藤原氏は同市日頃市町出身で日本大卒。小沢一郎衆院議員の秘書を務め、1987年の県議選で初当選し連続5期。2003年から県議会議長を務めた。07年参院選で民主党から比例代表で初当選。13年参院選は生活の党から比例代表で出馬したが落選した。

4949チバQ:2018/02/12(月) 09:22:36
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-105932553.html
告示まで1カ月、現新激突へ/久慈市長選

02月11日 10:00

 任期満了に伴う久慈市長選は、3月11日の告示(18日投開票)まで1カ月となった。再選を目指す現職遠藤譲一氏(64)と、岩手県議の新人嵯峨壱朗氏(59)の2人がいずれも無所属で出馬を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。政策面で目立った対立軸はなく、1期4年間の遠藤市政に対する評価が最大の焦点となりそうだ。市政界を二分する激戦となるのは必至で、既に両陣営は事務所開きを終え、選挙戦に向け態勢の構築を急いでいる。 遠藤氏は初当選した2014年3月以降、町内会単位に後援会支部を設立し、支持基盤づくりを展開。市議24人のうち共産、社民など党派を超えた11人が支持議員団を立ち上げた。遠藤氏が公務で多忙の中、議員団が中心となり活動を支える。連合岩手の推薦を受ける見通し。 重点施策では、東日本大震災や台風10号災害からの復興を最優先に取り組む。安心できる医療、福祉、子育てしやすい街を目指すとともに、農林水産業の振興や中心市街地の活性化を図る。野球場を中心に総合運動公園整備を計画的に進める。 一方の嵯峨氏は昨年12月に出馬を表明。自民党県連幹事長を務めた経験から国、県のパイプをアピールする。地元の中平均県議と共闘し、同党の鈴木俊一五輪相=衆院岩手2区選出=、山内隆文前市長、自民、公明系を軸に10人以上の市議から支援を取り付けた。2月に入り、地域で小まめな集会を始めている。 災害からの早期復旧、復興に加え、健全な財政運営、利便性の高いまちづくりを掲げる。農林水産業の振興や商工、観光産業の発展、医療や福祉、教育の充実を目指す。人口減少社会の中で、安全で豊かな地域づくりを推進する。

4950チバQ:2018/02/14(水) 15:23:58
元参院議員熊谷大(ゆたか) が出馬
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000020-khks-pol
<利府町長選>4新人の争い 13日告示
2/14(水) 12:00配信 河北新報
 任期満了に伴う宮城県利府町長選は13日告示され、いずれも無所属新人で、前町議会副議長羽川喜冨(56)、元町職員大野尊行(44)、元参院議員熊谷大(ゆたか)(43)、元町議吉田裕哉(40)の4氏が立候補を届け出た。町制施行以来最多となる4人の争いになった。

4951チバQ:2018/02/14(水) 18:39:34
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180214_11007.html
<利府町長選>4新人の争い 13日告示
12:00河北新報

<利府町長選>4新人の争い 13日告示
<利府町長選>4新人の争い 13日告示
(河北新報)
 任期満了に伴う宮城県利府町長選は13日告示され、いずれも無所属新人で、前町議会副議長羽川喜冨(56)、元町職員大野尊行(44)、元参院議員熊谷大(ゆたか)(43)、元町議吉田裕哉(40)の4氏が立候補を届け出た。町制施行以来最多となる4人の争いになった。
 第一声は、5期で引退する鈴木勝雄町長(74)の支援を受ける熊谷氏が鈴木氏自宅隣の広場で、羽川、大野、吉田の3氏はそれぞれ事務所前で行い、選挙戦に突入した。
 羽川氏は「この町に住んで良かったと多くの人に思ってもらえる町にする。文化複合施設は、地場産品の販売所や加工場を設けて産業を支える施設にしたい」と強調した。中野正志参院議員(69)も出席した。
 大野氏は「交通、教育・子育て、高齢者が安心して生活できるかなど数多くの課題を短期、中期、長期にわたって同時に進めて解決していく。地域の実情に合わせて、住民と一緒に取り組む」と訴えた。
 熊谷氏は「鈴木町政20年を継承、発展させる。小学校給食無料化で子育て支援を充実し、モータースポーツも誘致したい」と訴えた。鈴木氏や近隣市町の首長、村井嘉浩知事(57)もマイクを握った。
 吉田氏は「町の貯金5億円に対し、借金は120億円に上る。将来へ付けを回さぬように、巨大な『ハコモノ』建設を見直し、事業の優先順位を町民と一緒に考えたい」と、町政刷新を呼び掛けた。
 同町長選は、文化複合施設整備について推進、一部見直し、中止に分かれる以外、明確な争点がない。
 投票は18日午前7時〜午後8時、町内14カ所で行われ、午後9時から町総合体育館で即日開票される。12日現在の有権者は2万9561人。

4952チバQ:2018/02/18(日) 22:26:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180218ddlk02010055000c.html
<選挙>弘前市長選 畑山氏出馬へ /青森
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う弘前市長選(4月1日告示、同8日投開票)で、元市議の畑山聡氏(63)が17日、市内で記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は、3選を目指す現職の葛西憲之氏(71)と元市観光振興部長の桜田宏氏(58)に続き3人目。

 畑山氏は、現市政には少子高齢化などに対する長期的な戦略が見えないと指摘。「大企業の積極的誘致など経済と雇用の大改革で、市民が生き生きと輝ける弘前をつくりたい」と述べた。弘前市立病院と国立病院機構弘前病院を統合した中核病院構想については、「国主体で整備、運営すべきだ」と語った。

 畑山氏は弘前高を経て金沢大を卒業。東北女子大教授などを歴任し、2011年から市議を1期務めた。現在は、地方の活性化などを調査研究する非営利組織の代表を務めている。【藤田晴雄】

4953チバQ:2018/02/19(月) 14:39:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180219_11019.html
<利府町長選>熊谷氏、初当選 新人争い3氏退ける

初当選を決め、支持者と握手する熊谷氏=18日午後10時10分ごろ、利府町花園2丁目の事務所
拡大写真

拡大写真
 任期満了に伴う利府町長選は18日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元参院議員熊谷大(ゆたか)氏(43)が、いずれも無所属新人の前町議会副議長羽川喜冨氏(56)、元町議吉田裕哉氏(40)、元町職員大野尊行氏(44)を破り、初当選した。
 午後9時40分ごろ、同町花園2丁目の熊谷氏の事務所に当選確実の知らせが入ると、約300人の支持者が歓声を上げた。熊谷氏は「現町政を継続し、利府をもっと豊かにする」と抱負を語った。
 熊谷氏は立候補表明が昨年末で最も遅かったが、勇退する鈴木勝雄町長(74)の支援を受けて、戦いを優位に進めた。自民党参院議員時代に培った国や県とのパイプを前面に、小学校給食の無料化や文化複合施設の推進を訴えて支持を広げた。
 羽川氏は、町議3期10年の経験と人脈を生かした戦いを展開したが、及ばなかった。町議選で3回連続トップ当選だった吉田氏は浸透しきれなかった。政治経験がなく、選挙初挑戦の大野氏は最後まで知名度不足が響いた。
 当日の有権者は2万9223人。投票率45.69%で前回を5.93ポイント上回った。

4954チバQ:2018/02/26(月) 19:21:12
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-106090586.html
おいらせ町長に成田氏 現職三村氏に121票差
08:30デーリー東北

おいらせ町長に成田氏 現職三村氏に121票差

デーリー東北

(デーリー東北)

 任期満了に伴うおいらせ町長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、前職の成田隆氏(67)=無所属=が6860票を獲得して、現職の三村正太郎氏(68)=同=を121票差で下し、返り咲きを果たした。投票率は66・16%で、2014年の前回を1・4ポイント下回った。任期は3月26日から4年間。 両氏の一騎打ちは3度目で、10年は成田氏、14年は三村氏が勝利。1勝1敗で迎えた今回は、両陣営とも背水の陣を敷いて支持拡大に奔走した。成田候補は旧下田町、三村氏は旧百石町出身。それぞれの出身地域を地盤として固める一方、人口増加が著しい北部地区に連絡所を置いて浸透を図った。 成田氏は在任中に財政健全化を図りながら、おいらせ消防署北分遣所の誘致や中学生以下の医療費無料化に取り組んだ実績をアピール。今回は、小中学校給食費無料化を公約に掲げ、積極的な定住促進を訴えた。町議16人のうち9人と百石地区が地盤の吉田絹恵青森県議が支援し、強固な態勢で選挙戦を有利に進めた。 午後10時5分ごろ、当選の一報が伝わると、同町阿光坊の事務所は支持者の歓声に包まれた。成田氏は「町民に約束した明るく元気で持続可能な町、子どもに優しくお年寄りが長生きする町を実現する。無駄遣いをせず、町の財政を健全化する」と抱負を語った。 一方、返り咲きを果たした2期目の4年間で、町民プールや新学校給食センターの整備といった実績を強調した三村氏。町議5人の支持を受けて町政継続を訴えたが、力及ばなかった。 同町上前田の選挙事務所で「町民の選択を真摯(しんし)に受け止めたい。残念な結果になったことをおわびしたい」と敗戦の弁を述べた。【写真説明】返り咲きを果たし、花束を受け取って笑顔を見せる成田隆氏。右はユミ夫人=25日午後10時25分ごろ、おいらせ町阿光坊

4955チバQ:2018/02/26(月) 19:23:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180226ddlk03010055000c.html
<選挙>奥州市長選/奥州市議選 告示 市長選に3氏出馬 市議選は30人 来月4日投開票 /岩手
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う奥州市長選と市議選が25日告示され、市長選には、新人で元同市議の佐藤洋氏(63)▽3選を目指す現職の小沢昌記氏(59)▽新人で元同市議の佐藤邦夫氏(70)--の3氏が、いずれも無所属で立候補を届け出た。投開票は3月4日。

 第一声で、佐藤洋氏は医師の確保など地域医療体制の充実を強調。小沢氏は2期8年の実績と、協働のまちづくりを訴えた。佐藤邦夫氏は、各自治区の権限を高めることを通じた地域活性化などを掲げた。

 市議選には、定数28に対し、現職21人、新人9人の計30人が届け出た。党派別では、公明2人▽共産5人▽社民1人▽無所属22人。

 投票は4日午前7時〜午後7時、市内84カ所で行われ、午後9時から市総合体育館で開票される。2月24日現在の選挙人名簿登録者数は10万1218人。【佐藤慶、三瓶杜萌】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆奥州市長選候補者の第一声(届け出順)

 ◇医者の確保を約束 佐藤洋(さとう・ひろし) 63 無新

 今、奥州市は異常事態で、この選挙は「異常事態選挙」だ。市では里帰り出産もできない。緊急を要する脳外科の対応も十分ではない。小児科医、産婦人科医、脳外科医を確保しなければならない。これを皆さんの前で約束する。しかし、私一人の力だけでは駄目だ。どうか皆さん一人一人の今までの実績、経験、知識を貸してほしい。皆さんの力が一つになれば、もっと良い街にできるはずだ。市民の声を一つ一つ聞きながら頑張る。

 ◇財政健全化を実現 小沢昌記(おざわ・まさき) 59 無現(2)

 市長を拝命以来8年間、必死に市の発展のための礎を作ってきた。市債残高は8年間で183億円減らし、思い切った行財政改革で行政サービスと財政健全化を実現させた。自治と協働のまちを作り上げるための土台ができあがった。地域振興会に今まで以上の交付金を渡す準備もある。中学生にも医療費支援の輪を拡大していかなければならない。子供たちに奥州市に住んで良かったと心の底から思ってもらえるような市を作り上げる。

 ◇活力ある町づくり 佐藤邦夫(さとう・くにお) 70 無新

 現市政は百条委員会が設置されるなど首長と議会の連携が取れていない。市議時代にタブレット端末を導入するなど議会改革を推し進めた経験を持つ70歳の自分にしか、前に進む市政は作れない。合併時に掲げた均衡ある発展、活力ある町づくりなどの理念を実現するためにも、各自治区の権限の自由度を高め、地区住民との対話を重ねて活性化を図りたい。住みよい市を作るため、少子高齢化対策や医療の充実にも力を注ぐ。

………………………………………………………………………………………………………

佐藤洋(さとう・ひろし) 63 無新

 [元]市健康福祉部長[歴]市財政課長▽市議▽早大

小沢昌記(おざわ・まさき) 59 無現(2)

 [元]市議会議長▽服地小売会社専務[歴]水沢青年会議所理事長▽旧水沢市議▽市議▽東京経済大

佐藤邦夫(さとう・くにお) 70 無新

 農業[歴]旧江刺市議▽市議▽全国マニフェスト推進地方議会議連共同代表▽早大院

………………………………………………………………………………………………………

 ◇奥州市議選立候補者(定数28-30)=届け出順

佐藤郁夫 70(2)無現

渡辺忠 69(3)無現

明神キヨ子 69 無新

菅原由和 50(2)無現

阿部加代子 56(3)公現

鈴木雅彦 50(1)無現

千葉和彦 52 無新

高橋晋 55 無新

及川善男 72(3)共現

菅原明 66(3)共現

千葉康弘 63 無新

千葉悟郎 76(3)無現

及川春樹 48 無新

小野寺満 60 無新

小野優 40 無新

飯坂一也 57(2)公現

小野寺隆夫 61(2)無現

高橋浩 61 無新

今野裕文 60(3)共現

内田和良 67(3)無現

藤田慶則 62(3)無現

菅原圭子 71(1)無現

広野富男 61(1)無現

中西秀俊 57(3)無現

瀬川貞清 68 共新

加藤清 70(2)無現

及川佐 70(1)無現

小野寺重 74(3)無現

千葉敦 60(1)共現

高橋政一 66(2)社現

4956チバQ:2018/02/27(火) 22:13:53
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20180226-OYTNT50161.html
奥州市長選に現新3氏
2018年02月26日
地域振興あり方争点
 奥州市長選と市議選(定数28)が25日、告示された。市長選には新人で前市議の佐藤洋氏(63)、3選を目指す現職の小沢昌記氏(59)、新人で前市議の佐藤邦夫氏(70)がいずれも無所属で立候補し、三つどもえの争いとなった。投開票は3月4日。


 主な争点は、旧5市町村単位の地域自治区が3月末で廃止されることに伴う今後の地域振興のあり方や、老朽化した市総合水沢病院の移転新築後の機能などを巡る議論の進め方など。現市政に対する評価も焦点になりそうだ。

 市議選には現職21人、新人9人の計30人が立候補した。

 24日現在の選挙人名簿登録者数は10万1218人。

2018年02月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4957チバQ:2018/02/28(水) 23:26:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180227_11021.html
<検証 郡市政>(上)議会との距離 自民との関係に苦心

初の本格予算案を提出した仙台市議会2月定例会に臨む郡市長=19日、市議会
拡大写真
 郡和子仙台市長は昨年8月の就任から半年が過ぎた。国会議員から転じ、市政の改革を掲げるが、手腕は未知数の域を出ていない。市議会では少数与党の中、難しい対応を強いられ、市役所出身ではない市長として、市職員の意識改革は緒に就いたばかりだ。安定した市政運営の上で鍵となる市議会と市職員との関係を追った。(報道部・吉田尚史)

 「とりわけ、最大会派の自民党の皆さま方のご理解をいただかないと、前に進まない。これまで以上に丁寧にご説明したい」
 仙台市議会2月定例会開会を控えた6日の定例記者会見。郡氏は「努力は惜しまない」などと精いっぱいの表現を並べ、自民党(21人)に秋波を送った。
 最大の市政野党会派の自民。市長選で自民、公明両党の支持候補が郡氏に敗れ、与党から転じた。定数55の市議会(欠員3)で野党勢力は3分の2近くを占める。初の本格予算案可決という命題に、郡氏は距離を縮めようと模索を続ける。

<他会派から不満>
 「すり寄りだ」「自民が抵抗勢力と言われているようだ」。メッセージを送られた自民市議に波紋が広がる。鈴木勇治会長は「なぜうちの会派だけなのか。違和感がある」といぶかる。他会派からも「全会派の協力が必要ではないのか」と不満が漏れた。
 市長就任から半年。議会との関係構築に苦心する場面がなお続いている。
 市長選を勝利に導いた野党共闘の枠組みが、今も議会対策に影を落とす。中でも自民との間合いを詰める上で表裏一体とされるのが、郡氏を支える共産党市議団(6人)との距離感だ。
 市政野党として予算案にも反対していた共産が与党入りしたことへの懸念は根強い。自民の有力市議は「共産と離れることが市長との関係構築には必要だ」と言う。ある市幹部は「市長はペーハー(pH)7の『中性』の立場でいいのだが」と注視する。
 郡氏を支えた元市議らが昨年10月の衆院選に立候補した際には、応援マイクを握って政権批判を展開。国政野党の元民進党衆院議員としての振る舞いが、自公両党市議の不興を買った。
 13日開会の市議会2月定例会でも、郡氏の立ち位置を見極めようと、政治スタンスや政権党との距離感を測る質問が相次いだ。
 「政治家として、これまでの延長線上に立つのか。全く新たな政治スタンスなのか」
 23日の一般質問で自民のベテラン市議から問われ、郡氏は「特定の立場に立脚することなく、市民や議会の理解をいただけるよう努力する」と答えた。

<職員に危機意識>
 市職員は議会と郡氏の不安定な関係を固唾(かたず)をのんで見守る。今定例会には郡カラーを象徴する副市長の人事案も予想される。
 市幹部の一人は「今までの市長も楽に議案を通していたわけではないが、職員は危機意識を持っている。市長と第1会派の自民の距離が縮まらないと、この先(の市政運営)も厳しいままだ」と険しい表情を浮かべる。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年02月27日火曜日

4958チバQ:2018/02/28(水) 23:27:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180228_11017.html
<検証 郡市政>(下)対市役所 施策展開、問われる力

「現場主義」や「創例主義」の実践を求め、市幹部職員に訓示をする郡市長=1月4日、仙台市役所
拡大写真
 「市役所出身ではない私だからこそ、見える改善点もある。先頭に立ち、改革を力強く推し進める」
 13日に開会した市議会2月定例会での施政方針演説。郡和子市長は「外様市長」という出自を強く意識した言葉で締めくくった。

<意識改革に躍起>
 前例にとらわれない発想で仕事を進める「創例(そうれい)主義」と「現場主義」。郡氏が昨年7月の市長選で掲げた二つのフレーズは、施政方針や職員への年頭訓示など節目節目で登場する。市役所に改革の新しい風を吹き込もうと躍起だ。
 「どんどん提案してください、アイデアを出してください」「職員みんなで汗をかきましょう」
 市役所内の幹部会議やレクチャーなどで、郡氏がよく口にするという。
 複数の幹部は「トップが決めるというより、職員に割合自由にしゃべらせ、わいわいやりながら答えを探すようなやり方。雰囲気づくりはうまい」と証言し、提案を促すスタイルに好印象を抱く。
 しかし、市長選で「国会議員の経験を生かす」と強調したキャリアは、手腕発揮につながっていないようだ。市役所内の評価も定まらず、市政運営の場では、長短両面の様相を見せる。
 幹部の一人はレクチャーが最後まで終わらないうちに、郡氏に「なるほどね」と言われ、面食らったという。独特の受け答えの速さと軽さが印象的だった。
 「国会議員はあくまで多数の中の一人。議員と首長では背負う物が違う。トップとして責任を持って判断を下すことも、もう少し意識してほしい」と注文する。

<現実とギャップ>
 市役所出身の奥山恵美子前市長は副市長や市民局次長を務めた行政マン。事業説明では「事務屋の延長で細部までいちいち指摘が飛んできたが、方向性はイメージしやすかった」と職員は振り返る。郡氏の「支えられるリーダーシップ」(市職員)とは対照的だ。
 安定した市政運営に欠かせない施策への精通。郡氏の現状について市幹部は「まだ半年。自力を付けるには、もっと施策の理解を深め、力を蓄えなければいけない」と指摘する。
 108万都市の経営を巡る多様さと複雑さ。就任後に直面した現実に、ギャップを実感しているようだ。
 昨年12月末の仕事納めで、郡氏は「国会議員として外から仙台市政を見てきた。市役所に入り、職務に当たると改めて政令市政の住民生活全般にわたる課題を実感した」と語った。
 就任から半年。「安全運転」「助走」という言葉が通用しない今後、郡氏らしい「市長像」を描きながら、政策と実行力を磨けるか。
 藤本章副市長は「就任直後と違い、公約だけではなく、次の施策を進める上で自ら高めて、どれぐらい発信できるかが問われる」と話す。
         ◇         ◇         ◇
 郡和子仙台市長は昨年8月の就任から半年が過ぎた。国会議員から転じ、市政の改革を掲げるが、手腕は未知数の域を出ていない。市議会では少数与党の中、難しい対応を強いられ、市役所出身ではない市長として、市職員の意識改革は緒に就いたばかりだ。安定した市政運営の上で鍵となる市議会と市職員との関係を追った。(報道部・吉田尚史)


関連ページ:宮城政治・行政
2018年02月28日水曜日

4959チバQ:2018/03/02(金) 17:26:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000004-khks-pol
<鶴岡市議不適切言動>市議会が問責決議案可決 草島氏「極めて不適切だった」と陳謝
3/1(木) 9:49配信 河北新報
<鶴岡市議不適切言動>市議会が問責決議案可決 草島氏「極めて不適切だった」と陳謝
問責決議案の提出を受け陳謝する草島市議=鶴岡市議会
 鶴岡市の草島進一市議(53)=無所属=が記者会見などで、鶴岡市役所地下食堂の運営会社が反社会的勢力と関係しているかのように主張していた問題で、市議会は28日、草島氏に対する問責決議案を可決した。草島氏は「極めて不適切だった」と陳謝した。

 全4会派の代表議員が連名で提出し、草島氏を除く全議員が賛成した。

 決議は、草島氏が2017年12月末、記者会見などで運営会社の経営者らが暴力団関係者とつながっているなどと証拠も示さずに発言し、その様子を自らのフェイスブックなどで配信したことを指摘。「議員の自覚と責任を求め、強く問責する」と強調した。

 草島氏は採決前、「事実確認が不十分なまま、誤解を生じさせる発言をした。発言が会社に対する名誉毀損(めいよきそん)、威力業務妨害に当たり得ると認識し、発言を撤回するとともに心より謝罪を申し上げる」と述べた。

 採決の後、草島氏は市職員らに威圧的言動を繰り返した問題で改めて登壇。「私の言動で不快な思いをされた方におわびする。報道されたことで世間を騒がせてしまい、市民に多大な心配や迷惑を掛けた。このようなこと全てにおわび申し上げる」と頭を下げた。

 食堂での威圧的な言動の有無など、これまで「事実無根」と主張してきた問題についての具体的な説明はなかった。

 草島氏は、本人の意向を無視して市職員らを動画撮影したなどとして、01年の市議会3月定例会でも問責決議を受けている。

4960チバQ:2018/03/09(金) 00:39:30
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180307_31001.html
<奥州市長選>小沢王国の票3分割 次期衆院選にしこりも
03月07日 11:35河北新報

<奥州市長選>小沢王国の票3分割 次期衆院選にしこりも

3選を決めた現職小沢昌記氏(後列中央)を支援した千葉氏(同右)=4日午後11時すぎ、奥州市水沢区

(河北新報)

 自由党代表小沢一郎氏(75)=衆院岩手3区=の本拠地奥州市で4日にあった市長選は、小沢氏支持者が三つに割れて激戦を繰り広げた。小沢氏後援会は「国政と市政は別」と平静を装うが、次期衆院選にしこりを残したとみる関係者もいる。
 各候補の得票割合は、3選を果たした現職小沢昌記氏(59)が44%、新人佐藤邦夫氏(70)が33%、同佐藤洋氏(63)が23%と割れた。「今までで一番厳しい選挙だった」(昌記氏)。
 昌記氏陣営の総括責任者千葉龍二郎氏は小沢氏後援会の水沢連合会長。千葉氏は「締め付けるようなことはしなかった」と話すが、他陣営に「小沢氏後援会は現職支持」との印象を植え付けた。
 接戦が伝えられた終盤、昌記氏の選対幹部は市周辺部で切り崩しに奔走。他陣営に気付かれないよう最終盤に票を積み上げる戦術は小沢流そのものだった。
 小沢氏支持層は江刺区では昌記氏と地元候補の邦夫氏に分裂した。邦夫氏を支持した小沢氏後援会の幹部は「このまま小沢氏を支持していいのか考える」と気色ばむ。
 洋氏の陣営は「小沢氏後援会は現職でまとまっていた。ただ批判も多く、反現職で候補を一本化できれば勝てた」と悔しがった。
 衆院小選挙区で過去3回、小沢氏に挑んで敗れた自民党の藤原崇氏(34)=比例東北=の陣営は「どんな選挙であれ、激しい戦いを繰り広げた後が大変。禍根が残るのではないか」と小沢氏支持者の仲たがいに期待する。

 ◇奥州市長選開票結果(選管最終)
当27767小沢昌記 無現
 21098佐藤邦夫 無新
 14785佐藤洋 無新

4961チバQ:2018/03/09(金) 00:42:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180306ddlk03010038000c.html
<選挙>奥州市長選/奥州市議選 市長選、小沢氏が3選果たす 2期の実績訴え /岩手
03月06日 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う奥州市長選は、4日深夜まで続いた開票の結果、無所属現職の小沢昌記氏(59)が、いずれも無所属新人で元同市議の佐藤邦夫氏(70)、佐藤洋氏(63)を破り、3選を果たした。

 当選確実の一報を受け、事務所に姿を現した小沢氏は「精神的にも体力的にも厳しい選挙だった。市が光り輝くまちになるべく努力していきたい。100%、いや1000%の力でまちづくりにまい進する」と抱負を語った。

 小沢氏は財政健全化など2期8年の実績と協働のまちづくりを訴え、支持を広げた。佐藤邦夫氏は、各自治区の権限を高めることを通じた地域活性化などを掲げたが、及ばなかった。佐藤洋氏は、地域医療体制の充実や情報公開の徹底などを訴えたが、知名度不足が響いた。

 ◇新議員も決まる

 同日開票された市議選(定数28)は、現職19人、新人9人が当選。党派別では公明2人▽共産5人▽社民1人▽無所属20人--だった。【佐藤慶、藤井朋子】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 27767 小沢昌記 59 無現

  21098 佐藤邦夫 70 無新

  14785 佐藤洋 63 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇奥州市長略歴

小沢昌記(おざわ・まさき) 59 無現(3)

 [元]市議会議長▽服地小売会社専務[歴]水沢青年会議所理事長▽旧水沢市議▽市議▽東京経済大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇奥州市議選開票結果(定数28-30)

当 3057 菅原由和 50 無現(3)

当 2912 佐藤郁夫 70 無現(3)

当 2585 及川善男 72 共現(4)

当 2560 阿部加代子 56 公現(4)

当 2441 高橋浩 61 無新(1)

当 2434 菅原明 66 共現(4)

当 2428 小野優 40 無新(1)

当 2346 及川春樹 48 無新(1)

当 2178 小野寺満 60 無新(1)

当 2173 小野寺隆夫 61 無現(3)

当 2155 藤田慶則 62 無現(4)

当 2093 明神キヨ子 69 無新(1)

当 2085 千葉和彦 52 無新(1)

当 2077 飯坂一也 57 公現(3)

当 2076 小野寺重 74 無現(4)

当 2058 鈴木雅彦 50 無現(2)

当 2038 及川佐 70 無現(2)

当 1993 渡辺忠 69 無現(4)

当 1976 菅原圭子 71 無現(2)

当 1880 中西秀俊 57 無現(4)

当 1863 広野富男 61 無現(2)

当 1838 瀬川貞清 68 共新(1)

当 1832 今野裕文 60 共現(4)

当 1808 千葉康弘 63 無新(1)

当 1786 加藤清 70 無現(3)

当 1777 高橋政一 66 社現(3)

当 1695 高橋晋 55 無新(1)

当 1690 千葉敦 60 共現(2)

  1567 千葉悟郎 76 無現

  1546 内田和良 67 無現

 =選管最終発表

4962チバQ:2018/03/09(金) 00:54:15
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180306_11026.html
<大崎市議選>定数割れか 引退議員数、出馬予定の元・新上回る
03月06日 16:16河北新報

 任期満了に伴う大崎市議選(4月8日告示、15日投開票、定数30)が定数割れになる可能性が出てきたことが5日、分かった。定数割れになれば過去初めて。
 市議会では、2月定例会最終日に5議員が議場で引退を表明。これまでに新人と元議員計5人が立候補を表明しており、無投票の可能性が高まっていたが、さらに5日までに古川地区の現職1人が引退を決めた。
 立候補予定者への説明会が9日に予定されており、市議の一人は「後継者探しにどの引退議員も苦労しているのが実態だが、県内第3の都市で定数割れという事態はないのではないか。今後、定数を削減しろとの意見が強まるだろう」と苦渋の表情を見せた。
 前回(2014年)は定数30に32人が、前々回(10年)は定数34に41人がそれぞれ立候補した。3月1日現在の有権者は11万1304人。

4963チバQ:2018/03/10(土) 11:12:11
7971 チバQ 2018/03/09(金) 00:41:25
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180306_31003.html
<久慈市長選>11日告示 「あまちゃん」ピンチ 「北限の海女」後継者不足に直面 官民一体の取り組み必要
03月06日 11:12河北新報

<久慈市長選>11日告示 「あまちゃん」ピンチ 「北限の海女」後継者不足に直面 官民一体の取り組み必要

北限の海女が漁をする久慈市の小袖海岸。後継者育成が喫緊の課題だ

(河北新報)

 任期満了に伴う久慈市長選(18日投開票)は、11日の告示まであと5日となった。2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で脚光を浴びた久慈の「北限の海女」は、地域おこしの起爆剤として期待されるものの、地元は今、深刻な後継者不足に直面している。人々の関心が高まった海女文化を、いかにして次代へ引き継ぐか。官民一体の取り組みが求められる。(盛岡総局・斎藤雄一)

 「先輩たちが100年以上も守り抜き、東日本大震災を乗り越えた伝統漁法。失ってから大切さに気付くのでは遅い」
 あまちゃんの撮影で一躍有名になった小袖海岸の小袖海女センターの管理責任者で、海女歴35年の大向広子さん(58)が訴える。
 海女センターは震災の津波で流失したが、4カ月後にはプレハブ施設で営業を再開した。海底がヘドロで覆われても、海女たちは「被災地の元気な姿を見せたい」と素潜りの実演を続けた。
 懸命な活動とあまちゃん放映の相乗効果で、ウニ漁シーズンの7〜9月には平日でも毎日約1000人が見物に押し寄せた。今も週末には、外国人旅行客ら100人以上が訪れる。
 観光資源としての「北限の海女」が定着する一方、肝心の漁の担い手育成は停滞が続く。1970年代に100人いた久慈の海女は、50〜70代の20人程度にまで減少。都市部への若者流出に加え、資源管理のため1世帯に1人しか出漁を認めない制度が影響した。
 市は若手の育成につなげようと2015年、総務省の地域おこし協力隊制度を活用して人材募集を開始。現在は、20代の県外出身者2人が海女センターで素潜りの実演に取り組む。市観光物産協会も「高校生海女クラブ」を設立した。
 ただ、本人か夫が小袖地域の出身者でない場合、漁業権を取得して海女になるには地元町内会に7年間加入しなければならない。収益を目的とした海女漁は年に数回しか認められず、大半が兼業で生計を立てざるを得ない。
 大向さんは「子どもたちは進学や就職でどんどん都会に出て行く。地元愛を育むことが後継者育成の第一歩になると思うが、私たちの力だけでは限界がある」と焦りを募らせる。
 市長選には現職で再選を目指す遠藤譲一氏(64)と、新人の元県議嵯峨壱朗氏(59)が立候補を予定している。

4964チバQ:2018/03/11(日) 00:15:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180310ddlk03010210000c.html
<選挙>久慈市長選 あす告示 /岩手

03月10日 00:00

 任期満了に伴う久慈市長選は11日告示される。再選を目指す現職の遠藤譲一氏(64)と、新人で元県議の嵯峨壱朗氏(59)が、いずれも無所属での立候補を表明しており、一騎打ちの選挙戦になる公算が大きい。投開票は18日。

 久慈市は東日本大震災からの復興が進む中、2016年8月の台風10号豪雨で中心市街地が浸水。災害に強い活力のある街づくりが求められる。20年度の全線開通を目指す三陸沿岸道路を生かした人や企業の交流・誘致も欠かせない。

 遠藤氏は「対話重視の市政継続」を訴え、中学生までの医療費の無料化、中小河川の整備促進、中心市街地の活性化などを公約に掲げる。

 嵯峨氏は「人口減少社会へ挑戦」を掲げ、湾口防波堤の早期完成、持続可能な農林水産業の振興、医師確保など医療環境の充実を訴える。

 投票は18日午前7時��午後7時(一部は午後6時まで)、市内60カ所で行われ、午後8時半から市民体育館で開票される。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は3万187人。【藤井朋子】

4965チバQ:2018/03/11(日) 16:19:46
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180311_11052.html
<仙台市議会>懲罰動議でドタバタ 自共衝突で特別委中断「やり合うほどか」の声も

15:32

 仙台市議会2月定例会予算等審査特別委員会での自民党委員の質疑を発端に、共産党委員らと自民党委員らが出し合った2件の懲罰動議を受け、市議会は9日夕、懲罰特別委員会を設置した。共産党側が自民党委員に求めた懲罰動議を認めないと決めた後、自民党側が共産党委員に出した懲罰動議の取り下げ願いが出され、審議は午後10時半ごろ中断。取り下げの可否を週明けに協議する。
 共産、社民の7人による懲罰動議は渡辺拓委員(自民)の質疑を「公党である共産党に対する事実に基づかない侮辱」と、渡辺委員の戒告か陳謝を要求。自民、公明、市民ファースト仙台の11人は花木則彰委員(共産)に対し「渡辺委員の質疑を妨げるように発言を求め、ヤジを飛ばしたのは侮辱と言論封殺」と陳謝を求め、懲罰動議を出した。
 懲罰委(11人)で共産、社民の委員は2人。採決で共産側の動議は賛成少数で認められなかった。2件目は花木委員への懲罰が認められることが濃厚だったが、審議に入る直前、共産、社民、アメニティー仙台の3会派の委員が動議の取り下げを求めた。
 提案を受けた自民、公明、市民ファースト仙台の3会派がそれぞれ扱いを協議し、週明けに再度懲罰委を開く方針。3会派の議員の1人は「条件が合えば取り下げもあるかもしれない」と言う。
 懲罰委設置は政令市移行後初めて。設置回避に向け、ぎりぎりの調整が続いたが決裂した。各会派の代表者会合で「懲罰委を設置してやり合うほどの内容なのか」と取り下げを求める意見が出ていた。

4966チバQ:2018/03/12(月) 19:52:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180312ddlk03010069000c.html
<選挙>久慈市長選 告示 現新2氏の対決 刷新か継続か /岩手
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う久慈市長選は11日告示され、新人で元県議の嵯峨壱朗氏(59)と、現職で再選を目指す遠藤譲一氏(64)の無所属2人が立候補した。

 嵯峨氏は同市中央のあまちゃんハウス前で第一声。県議時代に培った国や県とのパイプを強調し、市政刷新を呼びかけた。遠藤氏は同市八日町の事務所前で出陣式。対話重視の市政の実績をアピール、女性や子どもに優しい街づくりを訴えた。投票は18日午前7時〜午後7時(一部は午後6時まで)、市内60カ所で行われ、午後8時半から市民体育館で開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は3万178人。【藤井朋子、三瓶杜萌】

………………………………………………………………………………………………………

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇活力のある街を 嵯峨壱朗

 私の思いは市政刷新。国や県、周辺の市町村の議員たちとのネットワークをしっかり持っている。

 人口減少時代で、久慈市もあと20年たつと、今3万6000人の人口が2万4000人台になると言われている。人口減少しながらも、どうやって活力のある街を築いていくかが、今後求められる市政運営だ。全国の自治体もそうだが、久慈市のみで成り立つ街ではない。国、県、周辺市町村と連携し、全体として盛り上げていくことが、これからの社会に向かって生きる姿だ。

 作ってきたネットワークを生かして、未来に向けて明るい久慈市ををつくる。

 ◇市民に寄り添う 遠藤譲一

 この4年間、市民に寄り添う、市民に優しい市政を実現しようと全力で取り組んできた。長内地区の土地区画整理事業の整備をし、防災公園の事業費縮小を図るなど市民みんなが幸せになるため、財源を丁寧に使ってきた。2016年8月の台風10号被害では、全国に例を見ない補助金も調達した。一方で、今の市の課題は人口減少と少子化だ。子どもたちが市内で就職し、家庭を持ち、子育てができるまちづくりをしていく。

 4年前に大きく流れを変えた市政の時計の針を戻してはいけない。住みやすい市をつくるため、皆さんのお力を貸してほしい。

………………………………………………………………………………………………………

嵯峨壱朗(さが・いちろう) 59 無新

 [元]県議▽製菓会社役員[歴]市議▽自民党県連幹事長▽学習院大院中退

遠藤譲一(えんどう・じょうじ) 64 無現(1)

 久慈広域連合長[歴]県南広域振興局北上総合支局長▽中央大

4967チバQ:2018/03/13(火) 21:45:35
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-106226566.html
嵯峨、遠藤氏が激突 久慈市長選告示
03月12日 08:30デーリー東北

 任期満了に伴う久慈市長選は11日告示され、いずれも無所属で、岩手県議を辞職し初挑戦する会社役員で新人の嵯峨壱朗氏(59)と、再選を目指す現職の遠藤譲一氏(64)がそれぞれ立候補を届け出、両氏による一騎打ちが確定した。市政継続か刷新かを巡り、7日間の舌戦が幕を開けた。投開票は18日。 1期4年間の遠藤氏による市政運営に対する評価が最大の焦点。市政界を二分する激戦となるのは必至な情勢で、両陣営は支持拡大に努めている。 嵯峨候補は同市中央のあまちゃんハウス前で第一声。国、岩手県とのパイプを強調し、「久慈のリーダーであるとともに、広域のリーダーとして地域全体を盛り上げていく」と訴えた。鈴木俊一五輪相の敦子夫人、平野達男元復興相、藤原崇衆院議員、中平均氏ら県議9人、自民、公明系の市議が駆け付けた。 一方、遠藤候補は同市八日町の県北広域振興局前で第一声。「親しみを持てる話しやすい市長を目指してきた。日本で一番、笑顔があふれる住みやすい久慈市を一緒につくろう」とアピールした。清水恭一前県議、八幡博文連合岩手会長らが激励し、共産、社民など党派を超えて結成した市議団が脇を固めた。 18日の投票は午前7時から午後7時(山根、山形地区は午後6時)まで市内60カ所で行われ、午後8時半から市民体育館で即日開票される。期日前投票は12日から17日まで市役所と山形総合センターで、時間は午前8時半から午後8時まで。 10日現在の選挙人名簿登録者数は3万178人(男1万4393人、女1万5785人)。

4968チバQ:2018/03/15(木) 16:50:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180315_11046.html
<気仙沼市長選>あと1ヵ月 復興かじ取りどう評価 震災後初選挙戦 現新対決が確実

拡大写真
 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月15日告示、22日投開票)は告示まで1カ月となった。3選を目指す現職の菅原茂氏(60)と、新人の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(53)の一騎打ちが確実で、両候補の公約も固まった。8年ぶりの選挙戦は東日本大震災後初めてで、現職の震災復興のかじ取りへの評価が大きな争点となる。「継続」か「刷新」を巡る論戦が始まった。
 菅原氏は年明け早々から新年会や各種団体の会合に積極的に出席する。「(会合に)長く滞在するように心掛けてきた」と選挙戦を意識した動きだ。
 再選した14年は無投票だったため、現職として初めて選挙戦に挑む。公務を優先し、後援会に支持者固めを任せてきたが「会合で市民と顔を合わせる機会がものすごく多かった」と現職の強みを実感する。
 一方、震災7年の復興状況に関しては「納得していない市民の声に、真摯(しんし)に耳を傾ける機会にもなるだろう」と一定の批判票が相手候補に流れると予測する。
 100以上の団体に推薦依頼を出し、17日に事務所開きをする。「復興完遂」「地方創生」を掲げ、自らが秘書を務めた地元選出の小野寺五典防衛相との太いパイプも強調する方針だ。
 昨年12月に正式に立候補を表明した斉藤氏は、こまめな地域回りを続ける。もともとは19年の県議選(気仙沼・本吉選挙区)に向け昨年1月に準備を開始。知名度向上に努めるうち、市長選に照準が合った。
 1、2月は支持者の紹介を受け、地域の集まりに顔を出した。今後さらに名前と顔を売り込むため、街頭活動に力を入れるという。
 立候補を表明後、電話やはがきなどで菅原市長への批判の声が寄せられるようになったという。「現職に対する不満は予想以上に大きい」と分析する。
 「区画整理事業や大島の観光拠点などの復興事業で遅れが出ている。7年間を検証し、今後の在り方を見直す必要がある」と強調。「しがらみのない市政への転換」などを公約に掲げ、批判票の取り込みを図る。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年03月15日木曜日

4969チバQ:2018/03/19(月) 17:17:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180317-00010008-minyu-l07
自民党は現職・内堀氏支援へ 福島県知事選、党内手続き本格化
3/17(土) 10:53配信 福島民友新聞
 任期満了に伴い今秋予定される知事選で、自民党県連は16日、現職の内堀雅雄氏(53)の再選出馬を強く意識した特別決議案を4月の県連大会に提案する方針を決めた。県連は党内手続きを重視した上で、知事選の対応を最終決定する。内堀氏は進退を明らかにしていないが、再選出馬を表明した場合、県議会最大会派が内堀氏の支援に回る可能性が高まった。
 自民県連が福島市で16日開いた総務会で決議案を了承した。総務会は非公開。関係者によると、決議案では支援する立候補予定者名を明記せず、本県の復興を進める上で最適任者を擁立するという内容にとどめる。しかし、知事就任から3年4カ月が経過した内堀県政の復興施策を評価する文言を盛り込むなど、内堀氏の再選出馬を強く意識した決議となる見通しだ。
 知事選を巡っては今後、他党や各種団体の動きが活発化する見込み。「県政与党」を標榜(ひょうぼう)する民進党県連は「3者協」を組む社民党県連、連合福島との協議を前提に、内堀氏出馬に向けた手続きを急ぐとみられる。また県内の一部首長が内堀氏支援の動きを水面下で進めており、本人が態度を留保する中でも知事選を巡る動きは加速しそうだ。

4970チバQ:2018/03/19(月) 20:13:11
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180319_31016.html
<久慈市長選>遠藤氏が再選
10:50河北新報
 18日投開票の結果、遠藤譲一氏(64)=無現=が、元県議の嵯峨壱朗氏(59)=無新=を破り再選。当日の有権者は2万9990人。投票率は67.66%。
 ◇久慈市長選開票結果(選管最終)
当11320遠藤譲一 無現
  8862嵯峨壱朗 無新
 
遠藤 譲一 64 無現(2)
市長(県県南広域振興局北上総合支局長)久慈市、中大

4971チバQ:2018/03/24(土) 04:24:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180323_11042.html
<亘理町長選>斎藤町長引退へ 官製談合に「けじめ」議会で表明

 宮城県亘理町の斎藤貞町長(75)は22日の町議会3月定例会で、任期満了に伴う町長選(5月15日告示、20日投開票)に立候補せず、1期目の今期限りで引退することを表明した。
 斎藤町長は議案審議終了後に発言を求めて登壇。引退の理由について、町役場を舞台にした2016年の官製談合事件を挙げ、「不祥事のけじめをつけないといけない」と述べた。
 さらに、役場庁舎の新築移転工事が始まるなど東日本大震災からの復旧にめどが立ったことや、世代交代の必要性を語った。
 議会終了後、「復旧復興が最優先で積み残した仕事も多い。特に交流人口増加に向けて具体的な道筋を付けられなかった」と振り返った。
 斎藤氏は亘理町出身、仙台一高卒。仙台中央青果卸売常務などを経て2002年から助役、副町長を12年間務めた。14年の町長選に出馬し、初当選した。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年03月23日金曜日

4972チバQ:2018/03/29(木) 14:25:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-00000014-khks-pol
<宮城・大崎市議選>無投票回避へ 透けて見える「自民vs共産」、保守系現職の恨み節も
3/29(木) 11:30配信 河北新報
 任期満了に伴う宮城県大崎市議選(定数30、4月8日告示)で28日、新人1人が立候補を表明した。表明は31人に達し、予想されていた無投票は回避されそうな状況だ。31人目の表明には「自民対共産」の構図が透けて見える。選挙を歓迎する声の一方で、無投票当選が目前だった保守系の現職からは恨み節も漏れる。

 新たに表明したのは、地元選出の自民県議の私設秘書をしていた男性家庭教師(32)。「無投票回避と中心市街地の声を届けたい」と本人が決断したという。だが、関係者によると、地盤の中心部からの保守系新人の擁立がことごとくとん挫した県議の考えが大きく影響したようだ。

 無投票になれば、共産は現新合わせて過去最多の5議席を獲得することになる。自民県連幹事長も務めた重鎮の伊藤康志市長のお膝元で、「無投票で共産に5議席目を取らせるわけにいかない」と主戦論を唱えた県議らの意を酌んだ、との見方は少なくない。

 無投票回避について市民からは「手を挙げただけでの当選はおかしい。政策を戦わせるべきだ」と歓迎の声が上がる一方、保守系の現職からは「直前に政党のメンツを持ち込んでどうするのか」「落ちるのが共産とは限らない」と不満もくすぶっている。

4973チバQ:2018/04/02(月) 15:06:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00010002-minyu-l07
自民福島県連、知事選で内堀氏再選支持へ 定期大会・特別決議採択
4/2(月) 10:49配信 福島民友新聞
 任期満了に伴い今秋予定される知事選で、自民党県連は1日、福島市で開いた定期大会で、現職の内堀雅雄氏(54)の再選出馬を強く意識した特別決議を採択した。内堀氏は出馬の意思を明らかにしていないが、根本匠会長(衆院福島2区)は「わが党は内堀知事の県政を支える本流与党。今後も福島の復興を内堀知事に頑張ってほしい」と内堀氏の再選出馬支持の意向を示した。
 決議では支援立候補予定者名の明記はないが、内堀県政の復興施策を高評価。「復興の流れを止めず、前へ進めていかなければならない」「復興・創生を進める最適任者を擁立」と内堀氏の再選出馬、支援を強く意識した内容となった。
 大会で来賓あいさつした内堀氏は「知事就任から3年4カ月、復興創生に叱咤(しった)激励していただいた。(県連の)支えがあり、県政が前に進んでいる」と述べるにとどめた。退席後の記者団の取材にも「目の前のことに取り組む」と明言を控えた。同県連は党内手続きを進め、知事選の対応を最終決定する見通し。県連選対委員長の太田光秋幹事長は「組織決定を遅くない時期にしたい」と話した。

福島民友新聞

4974チバQ:2018/04/03(火) 16:15:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180330_61028.html
<福島県議選>衆院6会派、双葉郡選挙区の定数2維持へ特例法案提出
 自民党など衆院6会派は29日、東京電力福島第1原発事故による避難指示で人口が激減した福島県双葉郡8町村の県議選選挙区について、定数維持を可能にする臨時特例法案を衆院提出した。
 福島県議会の双葉郡選挙区(定数2)は、2010年国勢調査の人口約7万3000が15年調査では約7000に減少。公職選挙法に基づくと、19年の次回県議選は他選挙区との合区が必要になる。
 法案は、事故前の居住地に住民登録したままの有権者が多い点に着目し、住民基本台帳に基づく人口を定数の検討に活用できるようにする。可決されれば19年の県議選で適用される。
 法案の取りまとめ作業を行った自民党選挙制度調査会の逢沢一郎会長は「選挙区の定数維持は、復興復旧や選挙区内に人が戻るための要件だ。今国会中に成立させたい」と話した。
 自民党、立憲民主党・市民クラブ、希望の党・無所属クラブ、公明党、無所属の会、日本維新の会の各会派が共同提出した。


関連ページ:福島政治・行政
2018年03月30日金曜日

4975チバQ:2018/04/04(水) 18:06:23
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180404_11038.html
<宮城・大崎市長選>広がる旧市町間格差、見えぬ中心市街地再生効果…8日告示、13万都市問われる針路

再開発が進む市中心部。中央が市役所、右は新市庁舎建設予定地の駐車場
拡大写真

拡大写真
 1市6町による2006年の合併から12年がたつ宮城県大崎市は、4度目となる市長選(8日告示、15日投開票)が迫る。人口13万余りの県内第3の都市。東日本大震災からの復興を遂げる中、広がる地域内格差や中心市街地の再生といった課題に直面している。(大崎総局・大場隆由)

 今年1月の7地区(旧市町)の人口と、合併直後の07年1月とそれぞれ比較した増減率は表の通りで、増えたのは古川地区のみで、6地区が減少した。特に3割近く減った鳴子地区の落ち込みが目立つ。
 鳴子地区は県内有数の観光地だが、足元で急激な少子高齢化が進む。高齢化率は44.2%(17年)と7地区で最も高い。通勤や通学のしやすさなどから古川地区などへ若い世帯が移るケースもあり、合併時に統合発足した地区唯一の鳴子中の卒業生は今春は30人と、発足時(83人)の3割ほどに減った。
 地元の行政区長(68)は「高齢世帯が多い上、空き家が増えた。受け持ちの3割近くになる」とゴーストタウン化を心配する。
 企業誘致が難しい中、市は「移住者を少しでも呼び込みたい」(鳴子総合支所)とするが、ここでも格差が生じる。市の支援窓口ができた15年9月から17年末までに住宅補助制度などを使った移住者は市全体で123世帯392人に上るが、約7割が利便性が高い古川地区に集中する。
 古川地区中心部では震災復興の延長線にある「市街地復興まちづくり計画」が進む。市民病院移転跡地を含む市役所周辺では、新市庁舎や消防署、子育て支援施設や道の駅などの公共施設と、50〜60世帯のマンションを柱とした七日町西の民間再開発ビルの建設計画が進行中。総投資額は180億円余りが見込まれるが、定住・交流人口を増やす一体整備には課題も残る。
 計画地区に接する第三セクター運営の観光施設「醸室(かむろ)」は県道拡幅工事による一部施設の移設を19年度に控え、利用のしづらさや家賃の高さからテナントの撤退が続き、13施設のうち5施設が空く。酒蔵を生かした施設は、震災後に人通りが減った中心部にあって知名度が高く来場者も増えたが、「再開発に合わせてリセットが必要」(醸室幹部)と対応が迫られている。
 向かいに建設予定の再開発ビルには公民館が入る予定で、醸室との「機能重複」を懸念する声もある。市は「支援は限られるが、さまざまな選択肢を検討中」(産業商工課)という。
 市役所周辺について市議からは「ハコモノ建設は進むだろうが、人を呼び込むまちづくりの工夫が希薄」と整備効果を危ぶむ声もある。既設、新設の建物の利用と集客で有機的な連関を生み出し、新たなにぎわいを創出できるか。官民のさらなる知恵が求められている。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年04月04日水曜日

4976チバQ:2018/04/04(水) 18:17:30
https://mainichi.jp/articles/20180402/ddl/k02/010/187000c
選挙
弘前市長選/弘前市議補選 告示 市長選、現新三つどもえ 市政継続か刷新か 8日投開票 /青森
毎日新聞2018年4月2日 地方版
 任期満了に伴う弘前市長選が1日、告示され、新人の畑山聡氏(63)と同じく新人の桜田宏氏(58)、3期目を目指す現職の葛西憲之氏(71)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。人口減少問題や中核病院のあり方などを争点に、現市政の継続か刷新かをめぐる三つどもえの選挙戦が始まった。同日告示の市議補選(改選数1)には新人の2氏が立候補を届け出た。

 投票はいずれも8日午前7時〜午後8時(一部地域を除く)、市内98カ所で行われ、午後9時15分から市民体育館で即日開票される。3月31日現在の選挙人名簿登録者数は14万9618人(男6万8137人、女8万1481人)。【藤田晴雄】

 ◆候補者の第一声(上から届け出順)

市民所得増大目指す 畑山聡 63 無新
 畑山氏は支持者約30人の拍手に迎えられ、弘前市城東中央2の選挙事務所前で演説。「伝統と風格を保ちながら、新しく大きな、そしてさわやかな風を弘前に吹き込もう」と第一声を上げた。

 畑山氏は「今回の最大の争点は、全国最低レベルの市民所得をいかに増大させるかだ」と強調。「右肩下がりのじり貧状態のままか、右肩上がりの所得倍増を目指すのか、どちらを選ぶのかが問われている」と訴えた。

 その後の街頭では、経済、雇用問題を中心に演説。「若い人は安い賃金で働き、ハローワークには最低賃金に近い仕事しかない。人口減少で全国の市町村が生き残りをかけ企業誘致に努めている中、弘前市だけがのんびりしたまま」と指摘し、「私は、周辺市町村と大合併して大企業の誘致を積極、大胆に推し進めて市民所得の倍増を目指す」と声を大にした。その他の公約に、「出会いと結婚の支援」「国民健康保険料の負担軽減」などを挙げた。【一宮俊介】

3本柱を前面に決意 桜田宏 58 無新
 桜田氏は弘前市若葉1の選挙事務所駐車場で、支持者約100人を前に第一声。「市民の暮らしに寄り添い、命を大切に、次の時代を託す人を育て、この街に暮らして良かったと思える弘前にしたい。『暮らし』『命』『人』を3本の柱に、新しい弘前市を作っていく」と決意を述べた。

 「暮らし」では、「市民に負担を強いることなくゴミの減量問題は解決できる」として、指定ゴミ袋の導入中止を主張。農業生産の強化や後継者不足の問題に取り組むとしたほか、除排雪方法の見直しなどにも触れた。

 「命」では、争点の一つである中核病院の整備に言及。「早く整備するためには(国立病院機構が主体的に運営するという)県の提案を受け、協議を速やかに再開することが必要」と述べた。

 「人」では、学校や地域の教育環境の充実を挙げ、「弘前大などの高等教育機関のノウハウを生かし、子どもと大人が一緒に育っていく街にしたい」と訴えた。【一宮俊介】

担い手の確保に全力 葛西憲之 71 無現(2)
 葛西氏はJR弘前駅前の複合商業施設「ヒロロ」前で第一声を上げた。県議3人と市議10人、支持者約100人が集まった。

 葛西氏は市民所得や農業所得の向上、外国人宿泊者数の増加などを挙げ、2期8年の実績を強調。「市民との対話をベースに(政策を)決断した。スピード感をもって実行し、成果を上げる手法をとり続けたことで、『弘前が元気になった』という評価を受けている」と訴えた。

 3期目の公約では、まず「担い手の確保」を挙げた。「地元企業の足元を暖めるため、緊急対策プログラムを提供し、喫緊の課題として取り組む」と主張。また、「いつかは住みたい」と思える魅力ある人口減少対策の推進や、住み慣れた地域で市民が支え合い、安心して暮らせる「地域共生社会」の実現を掲げ、「安定的で、常に発展できるまちを目指したい」と訴えた。

 中核病院については「専門家会議の結論を尊重し、先行的に整備したい」と述べた。【藤田晴雄】

畑山聡(はたやま・さとし) 63 無新

 [元]市議[歴]弘前大講師▽東北女子大教授▽金沢大

桜田宏(さくらだ・ひろし) 58 無新

 [元]市観光振興部長[歴]市経営戦略部理事▽弘前大

葛西憲之(かさい・のりゆき) 71 無現(2)

 [元]副市長[歴]県土整備部長▽県道路公社理事長▽函館工業高専

弘前市議補選立候補者(改選数1-2)=届け出順
石山敬 42 無新

高柳博明 48 共新

4977チバQ:2018/04/04(水) 21:19:22
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-106495430.html
鈴木重正氏、次期三沢市長選に意欲
09:02東奥日報

 自民党三沢市支部幹事長の鈴木重正氏(49)は3日夜、同市内で開かれた自身の後援会総会の席上、「来年の市長選に向け、全力で頑張っていく」と述べ、来年6月16日の任期満了に伴う三沢市長選の出馬に意欲を示した。

4978チバQ:2018/04/04(水) 21:20:58
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-106487833.html
元参院議員・主浜氏出馬へ 滝沢市長選
08:12岩手日報

<p> 元参院議員の主浜了氏(68)は11月19日の任期満了に伴う滝沢市長選に出馬する意向を固めた。近く記者会見し、態度を表明するとみられる。</p><p> 主浜氏は3日、岩手日報社の取材に対し「家庭の事情で国会議員は続けられなかったが、複数の方々から今回要請をいただいた。お世話になった滝沢のために頑張りたい」と述べた。無所属で出馬する方向で、政党推薦などは今後検討する。後援会は再構築する。</p>

4979チバQ:2018/04/07(土) 00:51:11
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180405_21005.html
<弘前市長選>「中核病院」整備 大きな争点に 8日投開票

拡大写真

中核病院の整備に向け統合が検討されている弘前市立病院(上)と国立病院機構弘前病院(下)
拡大写真
 3選を目指す現職に新人2人が挑む構図となっている弘前市長選(8日投開票)で、弘前市立病院(250床)と国立病院機構弘前病院(342床)を統合して新たに整備する「中核病院」が大きな争点の一つに浮上している。現職の葛西憲之氏(71)が市主導による整備や運営を模索しているのに対し、新人の桜田宏(58)、畑山聡(63)の両氏は「事業費が巨額で重荷になる」などと国立病院機構主体の取り組みを訴える。
 中核病院を巡っては2016年10月、青森県から国立病院機構を事業主体とする案が示された。機構の敷地内に440〜450床規模の病院を整備。統合によって(1)病床利用率向上(2)救急医療体制の再構築-などを図り、医師不足の深刻な津軽地域の地域医療を充実させる計画だ。
 当初、関係する市町村や医師会、自治体病院から異論は出なかった。市は昨年11月になって、県や機構、弘前大医学部と中核病院の機能などを話し合う協議の場で、市主体の整備案を初めて提示。
 「市の医療介護施策と中核病院を連携させ、地域包括ケアシステムをしっかり機能させたい」などと表明したという。
 約750メートルしか離れていない両病院の統合は05年にも県から提案があり、市と機構の間で合意に至らず07年に白紙撤回された経緯がある。今回も提案から1年以上たち、ある市議は「協議がスムーズにいかず、葛西氏はしびれを切らしたのではないか」と推し量る。
 「市主体の病院で、市が責任を持って医療を提供するのがベスト」と持論を展開する葛西氏。これに対し桜田氏は「県の提案を踏まえて整備することで、市の財政負担を最小限に抑えられる」と強調する。
 県が機構を事業主体とした理由には、全国に約140カ所の病院を展開する独立行政法人の経営ノウハウを取り込む狙いもあり、畑山氏は「市主体で何のメリットがあるのか」と異論を唱える。
 市は2月、独自に中核病院と地域包括ケアシステムの在り方を探る検討委員会を設置した。
 県は「中核病院は弘前市だけでなく、周辺7市町村も含めた2次医療圏の地域医療を担うのが役割。周辺自治体のことも考えて結論を出してもらいたい」(医療薬務課)と議論の行方を見守る。

[地域包括ケアシステム]医療や介護予防などの関係機関が子どもから高齢者まで地域住民の情報を共有し、必要に応じて適切なサービスを提供する仕組み。主に各市町村が、管内の中学校区などを単位に構築する。重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、国が2006年度から全国の市町村や都道府県にシステム構築を呼び掛けている。


関連ページ:青森政治・行政
2018年04月05日木曜日

4980チバQ:2018/04/07(土) 00:58:44
http://www.sakigake.jp/news/article/20180405AK0005/
実績か、市政刷新か 一騎打ちの公算、能代市長選8日告示
2018年4月5日 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 任期満了に伴う秋田県能代市長選は8日告示、15日に投開票される。立候補を予定しているのは、現職で4選を目指す斉藤滋宣氏(65)と、新人で前市議会議員の小野立(りゅう)氏(39)。無所属の2人による一騎打ちの公算が大きい。3期12年の実績を強調し組織戦を展開する斉藤氏に対し、小野氏は市政刷新を訴え草の根的な戦いに徹している。

 斉藤氏は2月9日に会見で「自分が生み育ててきたまちづくりを固めて将来に引き渡す」と出馬を表明。公務の合間を縫って、後援会の会合や保守系市議の集会で行財政改革などの実績を訴えているほか、能代を「エネルギーのまち」として洋上風力発電の建設・保守の拠点にするとの構想や「白神ねぎ」を中心とする農業振興などの政策をPRしている。

 小野氏は2月5日の後援会会合で、衰退する中心市街地の問題を挙げながら「現市政は市民の危機感に向き合っていない。体制の刷新が必要」と立候補を表明した。「首長と議会は二元代表制の下で緊張関係にあるべきだ」との信条から、市議時代に同じ会派だった議員と共闘する動きは見られない。支持者が開く座談会などに出席し、民間の専門家を登用して農業の6次産業化を推進するなどの政策を訴えている。

4981チバQ:2018/04/07(土) 13:26:02
http://mainichi.jp/articles/20180407/ddl/k05/010/059000c

選挙
能代市長選 あす告示 能代、男鹿、仙北3市議選も /秋田
毎日新聞2018年4月7日 地方版
任期満了に伴う能代市長選と能代、男鹿、仙北の3市議選が8日、告示される。いずれも選挙戦となる見込みで、投開票は15日。能代市長選は4選を目指す現職の斉藤滋宣(しげのぶ)氏(65)=無所属=と、新人で元市議の小野立(りゅう)氏(39)=同=の2人が立候補を予定しており、現職と新人による一騎打ちとなる見込み。

 斉藤氏は洋上風力発電施設の誘致など3期12年の実績を強調。風力発電の拠点化をはじめとした産業振興などを訴える。一方、小野氏は中心市街地の活性化や農業振興などを盛り込んだ「のしろ再生ビジョン」を公約に掲げている。

 能代市議選は今回から定数が2減の20になる。現職17人、元職2人、新人3人の計22人が立候補の準備を進めている。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万7696人(男2万1800人、女2万5896人)。

 男鹿市議選は定数が2減の18に。現職15人、元職2人、新人3人の計20人が出馬予定。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は2万5705人(男1万2066人、女1万3639人)。

 仙北市議選は定数が1減の18に。現職14人、元職1人、新人4人の計19人が出馬予定。3月1日現在の選挙人名簿登録者数は2万3355人(男1万778人、女1万2577人)。

 いずれも立候補の届け出は午前8時半〜午後5時まで各市役所(仙北市は田沢湖庁舎)で受け付ける。【田村彦志、森口沙織、山本康介】

4982チバQ:2018/04/07(土) 13:32:01
http://mainichi.jp/articles/20180407/ddl/k02/010/128000c
選挙
弘前市長選/弘前市議補選 あす投開票 市長選、現新3氏が最後の追い込み /青森
毎日新聞2018年4月7日 地方版
 任期満了に伴う弘前市長選は8日、投開票される。新人で元市議の畑山聡氏(63)と、同じく新人で元市観光振興部長の桜田宏氏(58)、現職で3期目を目指す葛西憲之氏(71)=いずれも無所属=の3人が、市政の継続か刷新かをめぐり最後の追い込みをかけている。期日前投票者数は5日現在で1万1572人で、前回2014年の同時期より6953人多く、関心の高さをうかがわせている。

 2月中旬に出馬会見した畑山氏は「大企業の誘致で市民所得を倍増させる」と訴える。出遅れを挽回するため、選挙戦後半は選挙カーで市内を回り、浸透を図っている。祖父尼賢一・選対本部長は「郊外では手応えを感じているが、中心部を掌握できていないのが気がかり」と語る。

 2月上旬に出馬の意思を明らかにした桜田氏は、指定ごみ袋の導入中止など「市民生活第一の市政」を主張。積極的に街頭に立つなど、知名度アップに懸命だ。福島正師・選対本部長は「手応えを感じている。組織票よりも個人票をいかに一つ一つ拾っていくかが鍵だ」と話す。

 昨年12月に立候補を表明した葛西氏は「担い手の確保」を緊急対策に掲げ、魅力ある人口減少対策の推進を訴えている。精力的に市内を回り、これまでの実績を強調。工藤順巳・選対本部長は「手応えは良い。慢心しないよう4日に選対の緊急会議を開き、引き締めを図った」と語る。

 新人2人が立候補している市議補選も8日に投開票される。いずれも投票は午前7時〜午後8時(一部地域を除く)、市内98カ所で行われ、市民体育館で午後9時15分から開票。市長選の大勢判明は午後11時半ごろの見込み。3月31日現在の選挙人名簿登録者数は14万9618人(男6万8137人、女8万1481人)。【藤田晴雄】

弘前市長選立候補者(届け出順)
畑山聡(はたやま・さとし) 63 無新

 [元]市議[歴]弘前大講師▽東北女子大教授▽金沢大

桜田宏(さくらだ・ひろし) 58 無新

 [元]市観光振興部長[歴]市経営戦略部理事▽弘前大

葛西憲之(かさい・のりゆき) 71 無現(2)

 [元]副市長[歴]県土整備部長▽県道路公社理事長▽函館工業高専

弘前市議補選立候補者(改選数1-2)=届け出順
石山敬 42 無新

高柳博明 48 共新

4983チバQ:2018/04/09(月) 16:02:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180408-00000028-khks-pol
<気仙沼市長選>告示まで1週間 現新の一騎打ち濃厚
4/9(月) 11:33配信 河北新報
<気仙沼市長選>告示まで1週間 現新の一騎打ち濃厚
(写真:河北新報)
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選は15日の告示まで1週間となった。ともに無所属で、3選を目指す現職の菅原茂氏(60)と新人の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(53)による一騎打ちが確実だ。8年ぶりとなる選挙戦は東日本大震災からの復興の在り方を巡る現職の評価が大きな争点となりそうだ。

【写真】<気仙沼市長選>8年ぶり選挙戦へ 継続か新風か港町に熱

 6日夜に気仙沼市民会館であった市長選挙に関する公開討論会は復興政策を巡る「継続」「刷新」が論点であることを印象付けた。

 菅原氏は災害公営住宅全戸完成などの実績を示し、「復興の完遂」を強調。斉藤氏は道路や防潮堤などの工事の遅れを指摘し、「工程の見直し」を訴えた。

 菅原氏は年明け早々に始動。人材育成や子育て支援の充実、水産業の活性化なども公約に掲げる。

 3月17日の事務所開きには自民、民進両党の地元県議、公明党県本部の幹部らが出席。自身がかつて秘書を務めた小野寺五典防衛相はビデオメッセージを寄せた。7日に市内であった活動報告会には村井嘉浩知事も駆け付けた。

 市内の漁業や建設関係など約100の団体から推薦を得るなど、組織固めにも力を入れる。

 昨年12月に立候補を表明した斉藤氏は、「しがらみのない政治」や「復興事業の検証」を掲げ、現職に対する批判票の取り込みを図っている。

 課題は知名度の向上だ。大規模な集会などを開かず、支持者の紹介を受け市内全域を小まめに回り、地域の集まりにも顔を出して名前を売り込んでいる。

 3月28日に市内であった事務所開きでは、市政の転換を強調。6日の公開討論会では企業誘致や行財政改革の必要性を訴えた。

 市長選と同じ日程で行われる市議選(定数24)は現職20人、元議員1人、新人6人の計27人が立候補を予定する。投票は22日に行われ、即日開票される。3月1日現在の有権者は5万6478人。

4984チバQ:2018/04/10(火) 22:00:03
https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k05/010/049000c
選挙
能代市長選/能代市議選/男鹿市議選/仙北市議選 告示 /秋田
毎日新聞2018年4月10日 地方版
 任期満了に伴う能代市長選が8日告示され、新人で元市議の小野立氏(39)と、4選を目指す現職の斉藤滋宣氏(65)=自民能代支部推薦、公明支持=(ともに無所属)が立候補を届け出た。市は人口減少や少子高齢化など課題山積で、両氏は経済対策、産業振興などを訴えた。

 また同市議選(定数20)も同日告示され、22人が立候補した。投開票は15日。

 内訳は、現職17人、元職2人、新人3人。党派別では自民4人、公明1人、共産2人、社民1人、無所属14人。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は4万7636人(男2万1778人、女2万5858人)。【田村彦志】

 ■男鹿市議選

 任期満了に伴う男鹿市議選(定数18)が8日告示され、20人が立候補した。投開票は15日。

 内訳は現職15人▽元職2人▽新人3人。党派別では公明1人▽共産2人▽無所属17人。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は2万5665人(男1万2048人、女1万3617人)。【森口沙織】

 ■仙北市議選

 任期満了に伴う仙北市議選(定数18)が8日告示され、19人が立候補した。投開票は15日。

 内訳は、現職14人、元職1人、新人4人。党派別では、公明1人▽共産1人▽無所属17人。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は2万3340人(男1万775人、女1万2565人)。【山本康介】

 ◆能代市長選 立候補者の第一声(上から届け出順)

中心市街地の活性化 小野立(おの・りゅう) 39 無新
 小野氏は能代市柳町の選挙事務所前で第一声。約100人の支持者らを前に「能代のまちはこのままでいいのか、それとも変えるのか、それを選択するのが今回の選挙」と強調した。

 さらに「能代の景気が緩やかに回復しつつあると評する声があるが、本当にそうか。このままでは経済が立ちゆかなくなる」と訴え、「能代を一歩でも二歩でも進ませるため、力を結集していこう」と呼び掛けた。

 中心市街地活性化対策や、若者定住対策についてもアピール。「能代はやれることがたくさんある」と支持を求めた。

風力発電のモデル地に 斉藤滋宣(さいとう・しげのぶ) 65 無現(3)
 斉藤氏は能代市河戸川の選挙事務所前で、約300人の聴衆を前に、第一声。行財政改革など3期12年の実績を踏まえ、人口減少や雇用創出を課題にあげた。若者定住策について「出産、結婚に対して経済的支援が必要。そのための産業振興は欠かせない」とした。

 「エネルギーのまちづくり、風力発電の全国のモデル地域になるには、リスクを恐れていては何もできない。夢はみるものではなく実現するもの」とエネルギー政策の推進を強調。「能代港を風力発電の拠点港とするため、県選出の国会議員らとともにまい進する」と力を込めた。

小野立(おの・りゅう) 39 無新

 [元]市議▽能代地区保護司▽県文化財保護協会幹事[歴]会社員▽市議会議会運営委員長▽日大院

斉藤滋宣(さいとう・しげのぶ) 65 無現

 [元]参院議員[歴]衆院議員秘書▽県議▽自民党県会長▽国交政務官▽中大=[公]

4985チバQ:2018/04/10(火) 22:01:58
https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k04/010/255000c
関連ニュースはこちら 選挙
大崎市長選/大崎市議選 市長選に現新2氏 「汚染廃棄物処理」が争点に /宮城
毎日新聞2018年4月10日 地方版
 任期満了に伴う大崎市長選が8日、告示され、いずれも無所属で、4選を目指す現職の伊藤康志氏(68)=自民党県連・公明党県本部推薦=と、新人で共産党県委員会書記長の加藤幹夫氏(54)=共産党県委員会推薦=の2人が立候補した。第一声で、東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質に汚染され、市内に残る廃棄物の焼却処理を巡り、伊藤氏は「推進」、加藤氏は「反対」を訴え、その是非が争点化した。投票は15日で、即日開票される。

 一方、同日程で実施される同市議選(定数30)には、現職24人、元職1人、新人8人の計33人が立候補した。党派別では、公明2人、共産5人、無所属26人。

 7日現在の有権者数は11万1278人。【山田研】

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

試験焼却進め早期解決 伊藤康志 68 無現(3)
 伊藤氏は第一声の集会を、同市古川地区の災害公営住宅(復興住宅)前で開き、村井嘉浩知事や衆参両院議員、周辺自治体の市長・町長らが出席した。

 伊藤氏は、復興住宅、市民病院、図書館建設などの実績を強調。その上で「汚染廃棄物処理の問題を解決しなければ、(東日本大震災からの)真の復旧復興は完成しない。焼却する方式を取り入れたい」と強調した。さらに「不安、懸念(の声)をいただいている多くの関係者もいる」として「安全度を共有する『見える化』をはかるために試験焼却を進め、安全を確認しながら、確実に早期解決に向けて進めたい」と訴えた。

方針撤回で隔離保管を 加藤幹夫 54 無新
 加藤氏の第一声は古川地区の大型商業施設前であり、岩渕友参院議員(共産)や同市で汚染廃棄物焼却の反対運動を続ける市民グループらがマイクを握った。

 加藤氏は、現市政を「国、県いいなりのトップダウンの政治で、時代遅れ」と批判。「住民無視のトップダウンの象徴は、焼却問題。子どもたちを放射能から守りたい、大崎耕土を放射能で汚すわけにはいかない、との市民の思いは当然」と指摘した。その上で「国や県や市が進めようとしている焼却処分の方針は撤回断念をさせ、しっかりと隔離保管をした上で国と東京電力に責任を果たさせる」と訴えた。

伊藤康志 68 無現(3)

 県土地改良事業団体連合会長[歴]自民党県幹事長▽県議長▽小牛田農林高=[自][公]

加藤幹夫 54 無新

 共産党県書記長[歴]民青同盟県委員長▽党北部地区委員長▽市立古川第二小PTA役員▽東北大=[共]

大崎市議選立候補者(定数30-33)=届け出順
結城豊   59 共新

只野直悦  66 無現

山口文博  52 無新

山村康治  69 無現

木村和彦  62 無現

佐藤勝   74 無現

山口寿   60 無新

後藤錦信  67 無現

関武徳   64 無現

伊勢健一  37 無新

佐藤弘樹  44 無現

氏家善男  67 無現

相沢孝弘  66 無現

小沢和悦  73 共現

佐藤仁一  66 無現

山田和明  67 公現

早坂憂   32 無新

相沢久義  62 無現

佐藤仁一郎 62 無現

佐藤和好  70 無現

富田文志  67 無現

加藤善市  63 無現

遊佐辰雄  65 共現

八木吉夫  62 無現

鹿野良太  40 無新

氷室勝好  74 無現

中鉢和三郎 55 無現

横山悦子  64 公現

木内知子  69 共現

鎌内つぎ子 62 共現

佐藤講英  66 無元

渋谷貞雄  80 無新

菅原道行  71 無新

4986チバQ:2018/04/10(火) 22:02:23
https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k02/010/395000c
選挙
弘前市長選/弘前市議補選 弘前市長に新人・桜田氏 現職・葛西氏に大差 /青森
毎日新聞2018年4月10日 地方版
 任期満了に伴う弘前市長選は8日、投開票され、新人で元市観光振興部長の桜田宏氏(58)が、現職の葛西憲之氏(71)、新人で元市議の畑山聡氏(63)=いずれも無所属=を破り、初当選した。葛西氏の市政運営に対する不満が大きく、市民生活に密着した政策を訴えた桜田氏が、葛西氏に1万5864票の大差をつけた。投票率は53・40%で、前回(38・35%)を大きく上回ったことも桜田氏を後押しした。【藤田晴雄、一宮俊介】

「市民目線」に共感
 今回の市長選は、市政の継続か刷新かをめぐって激しい戦いとなった。桜田氏は精力的に街頭活動やミニ集会を重ね、「市民目線」「市民感覚」を強調。有料の指定ごみ袋制度の中止や除排雪の見直し、農業生産の強化などを掲げ、有権者の共感を呼んだ。争点の一つだった中核病院構想では、県が提案した国立病院機構を中心とした運営を掲げた。

 桜田氏の出馬表明は2月上旬と葛西氏より出遅れ、知名度不足もあって不利なスタートとなったが、中高の同級生や市職員時代に築いた人脈などを生かし、市民団体や市OBの支持を得た。また、葛西市政に批判的な自民党県議や多数の市議の側面支援を受け、幅広い層に浸透した。

 一方の葛西氏は、市民所得の向上など2期8年の実績を強調し、後援会をフル活動させたが、勝利に結びつけられなかった。大型イベントや「箱モノ」重視に対する抵抗感や、中核病院構想で市主体となることにこだわり、周辺市町村などとの議論を停滞させた不信感が負のイメージを醸成させ、市民の評価を得られなかった。

 桜田氏の選挙事務所では8日午後11時、事務局が勝利を宣言。緊張した表情で姿を見せた桜田氏は約100人の支援者と共にバンザイをし、「多くの市民の力をいただいた。市民生活を第一に、これからの弘前、新しい弘前をつくっていきたい」と決意を述べた。勝因について問われると「従来の組織選挙に対し、市民の力が私を押し上げた」と語った。

 葛西氏の選挙事務所では午後10時45分過ぎに選対が敗北を認めた。事務所に姿を現した葛西氏は「2期8年の実績を認めてもらえなかった。選挙は結果。新市長が弘前をけん引していくことを祈念する」と述べ、足早に事務所を後にした。工藤順巳選対本部長は「中核病院や指定ごみ袋などのテーマで、葛西氏への負のイメージが作られた。印象戦に負けたような感じ」と述べた。 畑山氏は大企業の誘致による所得倍増などを訴えたが、支持は広がらなかった。

 市長選と同時実施された市議補選(改選数1)は、無所属新人の石山敬氏(42)が初当選した。市議補選の投票率は53・31%。

一夜明け決意新た 桜田氏、試される「実行力」
 弘前市は、人口減少に伴う担い手不足や市民生活に直結する中核病院の整備など、喫緊の課題が山積している。葛西氏への批判票を取り込み大差での勝利となったが、政治経験ゼロからのスタートとなる桜田氏は、市政の新しいトップとして「決断力」「実行力」をどこまで発揮できるか、その手腕が試される。

 桜田氏は初当選から一夜明けた9日午前8時に街頭に立ち、市民に感謝の気持ちを伝えた。その後、午後2時に市役所で当選証書を受け取り、市政の新たなかじ取り役として気を引き締めた。

 事務所で記者会見した桜田氏は、改めて「市民生活を第一に『暮らし』『命』『人』を3本の柱として市民の負託に応える仕事をしていきたい」と決意を述べた。争点の一つとなった中核病院構想については「市民だけではなく広域市町村の方々の命を守るため、一日も早く整備したい」と語り、県の提案に沿った形で進める考えを示した。【藤田晴雄】

弘前市長略歴
桜田宏(さくらだ・ひろし) 58 無新(1)

 [元]市観光振興部長[歴]市経営戦略部理事▽弘前大

市長選開票結果=選管最終発表
当 44603 桜田宏 58 無新

  28739 葛西憲之 71 無現

   4537 畑山聡 63 無新

弘前市議補選開票結果(改選数1-2)
当 51397 石山敬 42 無新

  22547 高柳博明 48 共新

 =選管最終発表

4987チバQ:2018/04/10(火) 22:08:05
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180410_21011.html
<弘前市長選>桜田氏が現職の葛西氏ら大差で破る

桜田宏(さくらだ・ひろし)58(1)元市職員(観光振興部長、経営戦略部理事)弘前市、弘前大
拡大写真
 任期満了に伴う弘前市長選は8日投開票の結果、無所属新人の元市職員桜田宏氏(58)が、無所属新人の元市議畑山聡氏(63)、3選を目指した無所属現職の葛西憲之氏(71)を破り、初当選した。
 桜田氏は「市民生活を第一に」を合言葉に、中核病院の早期整備や農機具の購入補助制度の創設などを掲げた。立候補表明は告示の約2カ月前とやや遅れたが、市議や支援者らと共に草の根運動を徹底し、現市政への批判票も取り込んだ。
 畑山氏は周辺市町村と連携した大企業の誘致を公約の柱に据え、「市民所得の倍増に努める」と呼び掛けたが、広がらなかった。
 葛西氏は観光客の増加といった実績を強調。喫緊の課題に挙げた医療、福祉、農業などの担い手不足への対策を訴えたものの及ばなかった。
 当日の有権者は14万7061人。投票率は53.4%で、前回を15.05ポイント上回った。

 ◇弘前市長選開票結果(選管最終)
当  44,603桜田宏 無新
   28,739葛西憲之 無現
    4,537畑山聡 無新

4988チバQ:2018/04/15(日) 10:44:24
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180414_11027.html
<気仙沼市長選>あす告示 東日本大震災後初めての選挙戦
 任期満了に伴う気仙沼市長選は15日告示される。立候補を表明しているのはともに無所属で、3選を目指す現職の菅原茂氏(60)と新人の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(53)。2014年の前回は無投票だったため8年ぶり、東日本大震災後初めての選挙戦となる。
 菅原氏は、2020年度で終わる国の「復興・創生期間」を念頭に「復興の完遂」を掲げる。復興後を見据えた地方創生の取り組みも重視する。
 斉藤氏は、市が進める土地区画整理事業や道路工事などの遅れを指摘し、復興事業の再検証と工程の見直しなどを訴える。市長報酬50%削減も掲げる。
 投票は22日に行われ、即日開票される。3月1日現在の有権者は5万6478人。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年04月14日土曜日

4989チバQ:2018/04/15(日) 10:45:52
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1062/20180414_03.html
<気仙沼市長選>港町復興途上(上)見えぬ未来 事業遅れ増す不安感

災害公営住宅の敷地内にある集会所で談笑する入居者=気仙沼市南郷
拡大写真
 任期満了に伴う気仙沼市長選は15日に告示(22日投開票)される。街に甚大な被害をもたらした東日本大震災から7年。コミュニティー再生や街のにぎわい創出、水産業の振興など取り組むべき課題は山積したままだ。復興途上にある港町はどこへ向かうのか。気仙沼市の今を探った。(気仙沼総局・大橋大介)

<孤立する高齢者>
 「この建物、風が強くて洗濯物が飛んじゃうのよ」
 「今日は○○さん来てないね。どうしたの?」
 80代の女性2人が雑談を楽しんでいた。向かい側では別の80代の女性が縫い物に集中している。
 2015年1月、気仙沼市に初めて完成した災害公営住宅「市営南郷住宅」。約160世帯が暮らす。住民がつくった手芸などを楽しむサークル「シェアサロンなごみ」のメンバーは毎週木曜日、敷地内にある集会所で交流を深めている。
 設立は15年10月。なじみの薄い住民同士の親睦を図る狙いだったが、交流の輪は思うように広がらない。
 20人で発足した会員数は現在十数人。住宅内にある別のサークルも会員の顔ぶれは変わらない。なごみの及川美和子代表(69)は「祭りがあっても出てくる人は一緒。顔が分からない高齢者も多い」と不安を口にする。
 市が整備した災害公営住宅に住む1938世帯のうち、高齢者の独居世帯は542と3割近くを占める。周囲との関わりを避け、部屋に閉じこもる孤立した高齢者が増えつつある。
 住民らの話によると南郷住宅では昨年1月、1人暮らしの70代の男性が誰にもみとられずに亡くなった。他にも1人で亡くなった高齢者は何人かいるという。
 住宅の自治会「南郷3区自治会」の藤原武寛会長(52)は「隣の人の名前を知らない住民もいる。チャイムを鳴らせば扉が開く関係づくりが必要だ」と強調する。

<新商店街 閑散と>
 3月に公表された県の復興に関する県民意識調査で、「復興を実感する」と答えた住民の割合は気仙沼・本吉地域が46.2%と県内最低だった。県平均より約10ポイント、最大被災地の石巻地域より約16ポイントも低い。復興の過程で、不安や不満を感じる住民が少なくないことをうかがわせる。
 市が約42ヘクタールの区画整理を進める鹿折地区。工事は事業期間などの変更が4度あり、土地の引き渡しの完了は当初予定より最大2年遅れ、19年度末までずれ込む見通しだ。
 地元商店主らは17年4月、震災前に鹿折地区にあった「かもめ通り商店街」を区画整理地内に復活させた。最盛期には約60店舗あったが今は9店舗にとどまる。周辺では宅地などの造成工事が続き、人通りは少ない。
 ある店の女性(69)は「一日中、お客が来ないこともある。売り上げは震災前の半分以下だ」と漏らす。
 商店街の通り沿いには今も空き地がある。出店を予定していた理髪店が鹿折での再開を諦め、別の地区に移ったためだ。事業の遅れがにぎわい創出を阻み、街づくりの歯車を狂わせる。
 商店街の佐川真一会長(63)は「街が完全に出来上がるまで、あと5年はかかるだろう。一歩ずつ階段を上るしかない」と自らに言い聞かせるように話した。


2018年04月13日金曜日

4990チバQ:2018/04/15(日) 10:46:31
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1062/20180414_04.html
<気仙沼市長選>港町復興途上(下)もがく産業 水産や観光特色必要

仲買人たちが魚を見定める気仙沼市魚市場。水揚げの減少に悩む
拡大写真
 水揚げされたメカジキやモウカザメが並ぶ。早朝から仲買人が忙しく動き回り、厳しい目つきで魚を見定めた。
水揚げ量大幅減
 地域の主力産業である水産業を支える気仙沼市魚市場。かつて300億円を超える水揚げ金額を誇ったが、2017年は188億円まで落ち込んだ。港町の屋台骨が揺らいでいる。
 17年はサンマが初めて1万トンを割り、カツオはピーク時の半分以下に低迷。主力魚種の不振で水揚げ量は約7万4000トンと、震災前の10年比で3割減った。
 気仙沼市では水産加工業や運送など産業の7割が水産に依存すると言われる。気仙沼漁協の幹部は「市内の水産加工業を賄うには最低でも10万トンの水揚げが必要」と指摘する。水揚げの低迷は地域経済の冷え込みに直結し、復興途上の水産加工業の経営を圧迫する。
 津波で工場が全壊し、15年4月に鹿折地区で再開した缶詰製造「ミヤカン」。震災後、売り上げを伸ばしているが、昨年はサンマの歴史的不漁に翻弄(ほんろう)された。
 震災後に力を入れた地元産サンマを使った缶詰の売り上げは、例年の7割減の約1億円まで下がった。浜値が2倍となり、価格を3割増の200円台で販売したのが不振につながった。
 サバ缶が好調で総売上高は伸びたが、寺田正志社長(70)は「不漁が続けばサンマ離れも進む。特色ある商品作りや有効な販売戦略を立てなければ生き残れない」と危機感を募らせる。
 水産に依存する産業構造からの脱却は、市が抱える長年の課題だ。もう一つの主力産業の観光業に期待は集まるが、震災後の低迷から抜け出せない。16年の観光客数は約135万人と震災前の約254万人(10年)のほぼ半分にとどまる。
「稼ぎ時を逃す」
 三陸沿岸道路は18年度中に一部区間(2キロ)を除いて仙台港北-気仙沼中央インターチェンジ間がつながり、18年度末には本土と離島・大島を結ぶ気仙沼大島大橋が完成する。追い風の材料はあるが、観光業界の見通しは決して明るくない。
 「何もない島に来て、がっかりするのでは」。3月下旬に県、市が開いた大島に市が整備する観光拠点の説明会。県道整備の遅れで、拠点ができるのが橋の完成から約9カ月後となることに、島民から不安が噴出した。
 市の試算では開通直後、1日1万200台の車が橋を通る。気仙沼大島観光協会の白幡昇一会長(66)は「ゴールデンウイークなどの稼ぎ時を逃すのは痛手だ」と表情を曇らせる。
 南三陸町のさんさん商店街には昨年65万人を超える人出があった。陸前高田市の「奇跡の一本松」など周辺には全国区の観光地が多い。受け入れ態勢の整備に加え、地域間競争を勝ち抜く観光戦略が不可欠だ。
 気仙沼観光コンベンション協会の臼井亮事務局長(44)は「他地域と差別化しなければ素通りされる可能性もある。単体の観光地では勝てない。気仙沼全域を回ってもらうような仕掛けが必要だ」と訴えている。

4991チバQ:2018/04/15(日) 21:35:25
https://mainichi.jp/articles/20180414/ddl/k02/010/248000c
選挙
五所川原市長選 佐々木氏出馬へ /青森
毎日新聞2018年4月14日 地方版

4992チバQ:2018/04/16(月) 11:37:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00000004-san-l04
気仙沼市長選は現新一騎打ち
4/16(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う気仙沼市長選は15日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の菅原茂氏(60)と新人の行政書士、斉藤巳寿也氏(53)が立候補を届け出た。14日現在の有権者は5万6415人。投開票は22日。

                   ◇

 ◇気仙沼市長選 届け出順

 菅原茂 60 市長    無現〔2〕 

 斉藤巳寿也 53 行政書士  無新

4993チバQ:2018/04/16(月) 18:05:57
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180416_11030.html
<大崎市長選>伊藤氏4選 汚染廃、喫緊の課題 市民視線の政治問われる

4選を果たし、万歳する伊藤氏(中央)=15日午後11時すぎ、大崎市古川七日町の事務所
拡大写真
 15日投開票が行われた大崎市長選は、無所属現職の伊藤康志氏(68)=自民・公明推薦=が無所属新人の加藤幹夫氏(54)=共産推薦=を破り、4選を果たした。東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の焼却処理が大きな争点となる中、豊富な政治経験を持つ伊藤氏が8年ぶりの選挙戦を制した。
 合併市発足以来、市長を3期続けた伊藤氏の続投が決まった。4期目は、東京電力福島第1原発事故で生じた汚染廃棄物の処理問題をはじめ、これまで以上に市民視線での対応が求められる。
 「どこを押せば予算が取れるか熟知している」(参院議員)とされる伊藤氏。豊富な政治経験と労をいとわない陳情攻勢、「盟友」の村井嘉浩知事や県選出国会議員、国土交通省や農林水産省との太いパイプを背景に、震災や2015年の宮城豪雨でいち早く復旧・復興のめどを立てた実行力は多くの人が認める。
 合併事業の仕上げとなる新市庁舎建設をはじめ、市中心部のハード整備事業が軒並み控える。伊藤氏の腕の見せどころとも言えるが、一方で「対話」に欠ける従来手法の限界も見えてきた。
 新市庁舎の機能集約問題では、住民意見を聴く機会を十分に持たないまま市が結論を出し、一部にわだかまりを残した。大量に保管する汚染廃棄物の試験焼却実施についても、最終処分場周辺をはじめ反対する住民と平行線の状態が続く。
 汚染廃棄物の焼却反対を訴えた加藤氏が、告示1週間前の表明ながら一定数の票を獲得。伊藤氏に投票した有権者の中にも、焼却に不安を抱く人が少なからず存在する。住民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、どう道筋を付け、状況を打開するのか。4期目の最初で最大の課題が待ち受ける。(解説=大崎総局・大場隆由)

◇大崎市長選開票結果(選管最終)
当 39,982伊藤康志 無現(4)
  14,774加藤幹夫 無新

4994チバQ:2018/04/16(月) 19:44:22
https://mainichi.jp/articles/20180416/ddl/k04/010/213000c
選挙
大崎市長選/大崎市議選 市長に伊藤氏4選 廃棄物焼却、加速化の意向 /宮城
毎日新聞2018年4月16日 地方版
 任期満了に伴う大崎市長選は15日投開票され、いずれも無所属で、現職の伊藤康志氏(68)=自民党県連・公明党県本部推薦=が、新人で共産党県委員会書記長の加藤幹夫氏(54)=共産党県委員会推薦=を破り、4選を果たした。ただ、加藤氏の得票は推薦した共産の「基礎票」を大きく上回り、争点になった東京電力福島第1原発事故で生じた放射性廃棄物焼却への反対が根強いことを示したといえる。投票率は51・24%(前回69・30%)。当日有権者数は10万9498人だった。

 伊藤氏は「当選確実」が伝えられると、支持者を前にバンザイ。「争点の一つが焼却だった。試験焼却に向けた説明や市議会に関連予算案の提案をしたい」と準備を加速化させる意向を示した。一方、加藤氏の得票について「共産市議の得票(数)を上回ったのは、慎重にやれ、あるいは(焼却への)反対の声だろう。より丁寧に進めたい」とも述べた。

 伊藤氏は選挙戦で、県が求める試験焼却について「解決しなければ、東日本大震災からの真の復旧復興は完成しない」として早期実施の必要性を強調し、これまでの3期で病院や図書館などを作った実績を訴えた。

 12年近く市長職にあり、「知名度」は告示8日前に表明した加藤氏に大きく勝った。また、推薦を受けた自民と公明両党の昨年の衆院選比例代表での合計得票は共産票の約5倍で、「基礎票」にも大きな開きがあった。ただ、焼却や一連の公文書管理のあり方の問題を巡る政権批判の「逆風」も織り込み、伊藤氏は選挙期間中、「(加藤氏が)1万票以上獲得したら、私の見えないところにも批判や慎重にやれとの声が強いということ」と周辺に漏らしていた。

 加藤氏は、「隔離保管をした上で国と東京電力に責任を果たさせる」と焼却に強く反対。また、「市民は共同・野党は共闘」を掲げ、立憲民主党の県議を個人演説会の弁士に招くなど、共産支持層以外への浸透を図ったが、及ばなかった。

 また、公明2人、共産5人、無所属26人の計33人が立候補した同市議選(定数30)の当選者が決まっていった。【山田研、新井敦】

市長選開票結果=選管最終発表
当 39982 伊藤康志 68 無現

  14774 加藤幹夫 54 無新

大崎市長略歴
伊藤康志(いとう・やすし) 68 無現(4)

 県土地改良事業団体連合会長[歴]自民党県幹事長▽県議長▽小牛田農林高=[自][公]

4995チバQ:2018/04/16(月) 19:47:55
https://mainichi.jp/articles/20180416/ddl/k05/010/056000c
選挙
能代市長選/能代市議選 市長に斉藤氏、新人破り4選果たす /秋田
毎日新聞2018年4月16日 地方版
 任期満了に伴う能代市長選が15日投開票され、無所属で現職の斉藤滋宣氏(65)=自民能代支部推薦、公明支持=が、無所属で元市議の新人、小野立氏(39)を破り、4選を果たした。

 事務所に当選の吉報が届くと、集まった支持者らから大きな拍手がわき起こった。斉藤氏は万歳三唱した後、掲げた公約の実現に意欲を示した。

 斉藤氏は後援会連合会からの要請を受け、2月9日に出馬表明。約140の団体・企業・自治会などからの推薦を取り付け、約60の後援会組織をフル回転させた。

 政策としては、行財政改革など3期12年の実績を踏まえ、風力発電の拠点化など産業振興策や、人口減少対策など四つの柱からなる公約を掲げ、市政の継続を訴えた。

 小野氏は、イオンショッピングセンター出店計画により中心商店街の空洞化が進むと主張し、活性化策の充実を訴えた。また若者の定住策などを含む「のしろ再生ビジョン」を掲げ、小規模な集会を繰り返すなどしたが及ばなかった。

能代市議選は続々と決まる
 任期満了に伴う能代市議選は15日投開票され、新議員が続々決まった。

 立候補したのは現職17人▽元職2人▽新人3人--の22人だった。

 市長選、市議選とも、当日有権者数は4万6912人(男2万1397人、女2万5515人)。投票率は66・35%(前回71・05%)だった。【田村彦志】

市長選開票結果=選管最終発表
当 18656 斉藤滋宣 65 無現

  12105 小野立 39 無新

能代市長略歴
斉藤滋宣(さいとう・しげのぶ) 65 無現(4)

 [元]参院議員[歴]衆院議員秘書▽県議▽自民党県会長▽国交政務官▽中大=[公]

4996チバQ:2018/04/16(月) 20:53:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180416ddlk04010215000c.html
<選挙>気仙沼市長選/気仙沼市議選 告示 市長選、現職・新人一騎打ち 復興あり方争点 8年ぶり選挙戦 /宮城
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う気仙沼市長選が15日、告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の菅原茂氏(60)と、新人で行政書士の斉藤巳寿也氏(53)が立候補した。前回は無投票で、選挙戦は8年ぶり。東日本大震災の復興のあり方を主な争点に選挙戦が展開される。「復興の完遂」を強調する現職に、復興事業検証と工程見直しを訴える新人が挑む構図となった。

 菅原氏は住宅再建や産業再生など、震災後に取り組んできた実績を強調。「人口減少の中でこの地域をもり立てていくことが一番大事だ。『市民が主役のまちづくり』を頑張りたい」と主張した。復興事業については「政府に簡単には『うん』と言ってもらえないことを粘り強くやってきた。これから3年、歴史に残る仕事をしたい」と決意を示した。

 公約として、三陸道の延伸をはじめとした幹線道路の充実や行財政改革などを掲げた。

 一方、斉藤氏は復興事業について「遅れが生じており、復興期間での完了には程遠い状況だ。経済に悪影響を及ぼし、市民が不満に感じている」と指摘。事業を検証し、優先すべきことや困難な事業を確認した上で、工程の見直しを訴えた。

 公約としては、若者の働く場を確保するための企業誘致の推進▽総合支所に予算の執行権限を与えて機能を強化する▽商店街の活性化策として歩行者天国と朝市の開催--などを挙げた。

 任期満了に伴う市議選(定数24)も同日告示され、現職20人、元職1人、新人6人の計27人が立候補した。党派別では、公明1人、共産1人、社民2人、無所属23人。

 投票はいずれも22日で、即日開票される。14日現在の有権者数は5万6415人。【新井敦】

………………………………………………………………………………………………………

 (届け出順)

菅原茂(すがわら・しげる)60 =無現(2)

 [元]衆院議員公設秘書▽広域事務組合管理者[歴]総合商社社員▽水産会社社長▽東京水産大

斉藤巳寿也(さいとう・みつや)53 =無新

 行政書士▽市生涯学習推進協議会委員[歴]県土木部事業管理課主幹▽山形大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇気仙沼市議選立候補者(定数24-27)=届け出順

臼井真人 66 無現

今川悟 43 無現

佐藤健治 51 無現

及川善賢 55 無現

高橋清男 72 無現

三浦友幸 37 無新

秋山善治郎 69 共現

熊谷一平 38 無新

千葉慶人 54 無現

小山和広 70 無現

菊田篤 51 無現

小野寺修 64 無元

村上伸子 53 無新

村上進 62 社現

小野寺俊朗 61 社現

伊藤雄一郎 50 無新

堺健 67 無新

鈴木高登 55 無現

三浦由喜 69 無現

熊谷伸一 60 無現

熊谷雅裕 66 無現

佐藤俊章 59 無新

佐藤仁一 71 無現

村上進 63 公現

村上佳市 60 無現

菅原清喜 68 無現

菅原雄治 54 無現

4997チバQ:2018/04/17(火) 15:17:01
https://mainichi.jp/articles/20180417/ddl/k05/010/121000c
能代市長選/能代市議選/仙北市議選 「市民の声に真摯に対応」 斉藤・能代市長4選 一夜明け抱負 /秋田
毎日新聞2018年4月17日 地方版
 15日投開票の能代市長選で4選を果たした斉藤滋宣市長(65)は16日午前、初登庁した。正面玄関前で100人を超える職員から出迎えられ、花束と拍手で祝福された。

 斉藤市長は職員を前に「みなさんが頑張ってきたことが認められた。引き続き、課題を克服するため努力を」と訓示した。

 午後からは記者会見に臨んだ。まず「公約を十分に訴えることができ、気持ちよく戦えた」と感想を述べ、勝因は「3期12年の実績が評価された」との認識を示した。

 また相手候補の得票数が1万2000を超え、自身への「批判票」が多かった点を認め、「中心商店街の活性化策について、私のいたらなさに批判が集まったのでは」と分析。そのうえで「批判や市民の声には真摯(しんし)に耳を傾けていく」と謙虚な姿勢をアピールした。

 最後に「風力発電の拠点化など公約をしっかりと守る。市民目線で市政を運営し、能代の20〜30年後につながる4期目に挑戦していきたい」と抱負を語った。【田村彦志】

能代市議選の新議員決まる
 任期満了に伴う能代市議選(定数20)は15日夜、投票結果が確定し、新議員の顔ぶれが決まった。内訳は現職17人▽元職1人▽新人2人だった。【田村彦志】

仙北市議選も
 任期満了に伴う仙北市議選(定数18)は15日夜、投票結果が確定し、新議員の顔ぶれが決まった。内訳は現職13人▽元職1人▽新人4人だった。【山本康介】

市議選略

4998チバQ:2018/04/17(火) 21:55:08
http://www.asahi.com/area/miyagi/articles/MTW20180413041050001.html
大崎市長選の課題:上 人口減り進む高齢化

写真:岩出山地域の小学校5校が統廃合して誕生した岩出山小の入学式=大崎市岩出山
拡大岩出山地域の小学校5校が統廃合して誕生した岩出山小の入学式=大崎市岩出山
 大崎市の岩出山小学校で10日、入学式があり、新1年生55人の元気な声が会場の体育館に響き渡った。この春、岩出山地域の小学校5校が統廃合して1校となり、学区は広大に。全児童約410人の約半分がスクールバスで登下校する予定で、中には通学に30分近くかかる児童もいるという。

 統廃合した理由は児童数の減少だ。岩出山地域の5校の児童数は1989年に1400人を超えていたが、2015年には約470人と3分の1に減った。昨年度は1学年の児童数が10人未満、中には数人という学校もあった。

 ■古川地域のみ増

 06年に1市6町が合併して誕生した大崎市。当初の人口は約13万9千人だったが、この10年間で約5600人減った。合併前の旧7市町別に見ると、古川地域だけが約3千人増えたが、他の地域はいずれも減少。特に、市西部の秋田県境に近い鳴子温泉、岩出山の2地域はそれぞれ2千人前後減っており、同時に高齢化も進んでいる。

 伊藤康志市長も3月の会見で「行政の垣根がなくなり、地域内のアンバランスが進んだこともある」と、12年が過ぎた合併による「影」の部分に触れた。

 市は合併を機に住民主体のコミュニティー運営を目指し、7地域に住民で構成する「まちづくり協議会」を、自治会単位に「地域づくり委員会」をそれぞれ設置。活動資金を補助して、住民による地域の課題解決を支援してきた。

 昨年度からは補助制度を拡充し、今年度予算には、地域自治組織を支援する事業費として約6800万円を計上した。

 ■住民が再生模索

 その一つ、鳴子まちづくり協議会は、補助制度を活用して地域・生活支援コーディネーターを採用して自主事業に取り組む。

 2年前に就任したのは高橋章浩さん(53)。同協議会の理事から転身した。高齢化が進む地域のまちづくりは、高齢者の生活支援も大きな課題だ。買い物支援や見守りなど、住民たちがワークショップや話し合いを重ねた。「それまでは『行政がやってくれる、やるべきだ』という意識だったが、『住民ができることはやろう』と変わってきた」と話す。

 5月には、住民同士の支え合い組織を立ち上げる方向で検討している。高齢者だけでなく、子どもたちも気軽に立ち寄れる場となるのが理想だ。「住民が自分の地域を良くしたいという思いを共有し解決策を考える仕組みづくりを目指している。時間はかかるが、薄れてきた人と人とのつながりを再生させることから始めたい」と高橋さん。

 鳴子温泉地域の高齢化率は40%を超え、7地域で最も高い。住民自身による地域再生への取り組みは、待ったなしの状況だ。

4999チバQ:2018/04/17(火) 21:55:23
http://www.asahi.com/area/miyagi/articles/MTW20180413041050002.html
大崎市長選の課題:下 中心街に被災の傷痕

写真:大崎市の中心市街地整備事業の中核施設、道の駅の建設予定地周辺では造成工事が進んでいる
拡大大崎市の中心市街地整備事業の中核施設、道の駅の建設予定地周辺では造成工事が進んでいる
 東日本大震災から7年が過ぎた今も、その傷痕が残る大崎市古川の中心市街地。市役所周辺には、被災した建物が撤去された空き地があちこちに残る。

 市によると、中心市街地で被災した建物は約230件。その約6割が解体、撤去された。商店街も被害を免れず、古川商工会議所の調査では、震災前に約400あった中心市街地の店舗は、昨年末時点で約260に減った。さらに、その1割は空き店舗だ。

 ■後継者なく閉店

 市役所に近い古川七日町の町内会長で、酒店を営む佐々木泰彦さん(65)は商店街の将来に危機感を抱く。「経営者の高齢化が進むが後継者もおらず、店を閉じる人が後を絶たない。建物が被災して、事業再開をあきらめた人もいる」

 JR古川駅前から市役所へ通じるメインストリートには、日中もシャッターを閉ざした店舗が目につく。昨春、空き店舗の一つに、日本酒バーをオープンさせた市内出身の白川直樹さん(31)は、「夜の9時、10時になると、ほとんどのお店が閉まってしまう。店の明かりが消えて通りは暗い。中心市街地に人を呼び込むため、夜に営業する店も必要だ」という。

 地域も手をこまねいているわけではない。

 七日町中央通り商店街振興組合は4年前から、外部のコンサルタントを招き、商店街を核にしたまちづくりを協議してきた。代表理事の佐々木愛一さん(61)は「人口減社会では、アイデアや行動力で解決していくしかない」と話す。

 市は中心市街地の活力を取り戻そうと、老朽化した市庁舎の建て替えや、市民病院跡地で道の駅の整備を進めている。子育て支援施設や市民交流施設も計画、3年後には中心市街地の公共施設利用者が現状の4割増になると期待する。「古川地域周辺は交通の要衝で市全体の牽引(けんいん)役。ここを活性化して、市全体の浮揚につなげたい」(市政策課の渋谷勝課長)。

 ■整備は借金頼み

 ただ、中心市街地整備の主要事業の費用総額は100億円超。財源には国の交付金のほか、国が7割相当を肩代わりする合併特例債などを充てるが、借金であることに変わりはない。

 市の貯金、財政調整基金も取り崩す。昨年度末で約110億円ある残高は、2025年度には10億円を切る見通しだ。ハコもの投資が将来、「負の遺産」とならないよう、不断の事業点検も必要となる。

 (この連載は角津栄一が担当しました)

5000チバQ:2018/04/17(火) 23:00:00
弘前市長選
>>1132では課長補佐で
>>4947では元部長で
>>4986で市長と

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180414_21051.html
<弘前市長選>新人桜田氏、葛西氏に圧勝 現職への批判票取り込む

支援者から花束を受け取り当選を喜ぶ桜田氏(右)と妻の亜紀子さん=8日、弘前市の事務所
拡大写真
 8日投開票された青森県弘前市長選で、3選を目指した現職の葛西憲之氏(71)が元市職員の新人桜田宏氏(58)に1万5864票の大差で敗れた。当初は「保守分裂による接戦」が大方の予想だったが、葛西氏の進める「箱物行政」への批判票が流れたことなどが影響したようだ。(青森総局・茂木直人)

 ◇弘前市長選開票結果
(選管最終)
当44603桜田宏 無新
 28739葛西憲之 無現
  4537畑山聡 無新

<出遅れ取り返す>
 8日の開票直後から葛西氏の事務所に重苦しい空気が漂っていた。午後10時45分ごろ、開票所のスタッフから連絡を受けた工藤順巳選対本部長が落選を伝えると、集まった約100人の支援者から落胆の声が漏れた。
 すぐに姿を見せた葛西氏。険しい表情で謝意を伝える簡単なあいさつを済ませ、報道陣の取材に応じることなく事務所を後にした。
 「予想以上に現職への反発が大きかった」。選挙戦で桜田氏を支援した自民党の斎藤爾県議は振り返る。
 葛西氏は2期8年で、市運動公園野球場の全面改修、市役所新庁舎の建設など公共施設の整備や、リンゴ約3万個を使ったアート企画など大型イベントの開催に力を入れた。半面、「箱物事業が多い」との批判がつきまとった。
 桜田氏が市観光振興部長を辞し、出馬表明したのが2月。出遅れ感が否めなかったが「市民生活を第一に」と訴え、財政負担の大きい施策が目立つ現職への批判票を取り込む戦術に打って出た。選挙戦で有権者からの確かな手応えを得て桜田氏陣営は勢いづいたという。

<木村氏は「中立」>
 桜田氏はお膝元の市職員労組連合会の推薦取り付けにも成功。連合会は前回の市長選で葛西氏を支持したが、「(現職が抜てきした)副市長の強引なやり方に不満を抱く職員も多かった」(斎藤県議)という。葛西氏の強いリーダーシップが裏目に出た格好だ。
 市立病院と国立病院機構弘前病院を統合する中核病院構想の整備・運営の主体を巡る問題も、有権者の不安と不満をあおる形になった。青森県の提案に反して市主体の取り組みを目指す葛西氏に、桜田氏は「市の負担が重すぎる」と真っ向から反対した。
 葛西氏の選対幹部は「マイナスのイメージを醸成されてしまった」と肩を落とす。
 前回は候補者を擁立した共産党も自主投票を決めた。「反葛西」を鮮明にする党県委員会の畑中孝之委員長は「共産党支持者の一定の票が桜田氏に流れた」と言い切る。
 葛西氏陣営からの再三の応援依頼に対し、地元青森3区選出の木村次郎衆院議員が「中立」を貫いたことも大きい。ある県議は「木村氏を応援する支援者が両陣営にいることから、どちらにも肩入れできなかった」と打ち明ける。結果として、勝敗の流れが桜田氏へ傾くきっかけになったとみる議会関係者は多い。


関連ページ:青森政治・行政
2018年04月14日土曜日

5001チバQ:2018/04/17(火) 23:00:48
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=171
4・8弘前市長選 決戦前夜
2018/3/29 木曜日





  任期満了に伴う弘前市長選(4月1日告示、8日投開票)は葛西氏、桜田氏、畑山氏による戦いの構図となることがほぼ確定した。決戦を控えた各陣営の動きを追った。

 「2期8年をひたすら走り続けてきた。ここで歩みを止めたら、再び停滞した弘前に戻ってしまう」
 2月18日、3期目を目指す現職の葛西憲之氏(71)は弘前市内の新春祝賀会で「停滞した市政に時計の針を戻してはならない」と訴え、決断力・スピード・発想力を誇る市政継続に理解を求めた。
 葛西氏は2010年に副市長を辞し、当時の相馬●一市長を破って当選。弘前駅前地区再開発ビル旧「ジョッパル」再生や、岩木川市民ゴルフ場問題などに取り組んだ。14年は共産党公認新人との一騎打ちを制し、昨年12月に3選出馬を表明した。
 ただ実際は、2期での勇退も考えていたという。市議会与党会派の工藤光志議員は、「(葛西氏が)今まで全力で走ってきた。これからどうやって走ればいいのか」と3選出馬を迷っていた時期があったことを明かす。
 実際、後継者問題も取り沙汰される中、中核病院問題が暗礁に乗り上げたことなどから、出馬の決意を固めたとみられる。
 手堅い手腕から、市長選初の無投票当選もあり得るとみられていたが、市観光振興部長を辞した桜田宏氏(58)が出馬を表明。元市議畑山聡氏(63)も参戦し、市長選をめぐる情勢が大きく変化した。
 葛西氏が出馬表明した直後、市議会では議員20人が支援団を発足。しかし桜田氏の出馬表明に伴い脱会が相次ぎ、葛西氏を支援する市議は現在14人。葛西氏を支援する市議の1人は「市長選は応援する市議の数で決まるものではない」としつつ、「相手陣営の動きが読めず、やりにくい」と話す。
 無所属で出馬する葛西氏は、強い支持基盤を持つ自民党の推薦は受けていないものの、同党市議・県議らが「実動部隊」を担うことが多い。今回は桜田氏をめぐり自民党議員の支持が割れたことから、党県連の第3選挙区支部長の木村次郎衆院議員は中立の立場を表明した。
 前回2回とも葛西氏を推薦した市職員労働組合連合会が、今回は桜田氏推薦を決めたほか、葛西市政の女房役を務めた蛯名正樹副市長が辞任を表明するなど葛西氏の周辺が揺らいでおり、追い風ムードとは言い難い。
 陣営幹部は「知名度では圧倒的有利だが、無投票と思われた状態から組織を引き締めるのは簡単ではない」と懸念。別の幹部は「こちらはマニフェストを用意したが、他陣営の公約は内容が薄すぎる。政策論争より、市政の継続か転換かが争点になるのでは」とし、「次の3期目が葛西氏の総仕上げ。何としても勝たなければ」と口調に力を込めた。
 任期満了に伴う弘前市長選(4月1日告示、8日投開票)は葛西氏、桜田氏、畑山氏による戦いの構図となることがほぼ確定した。決戦を控えた各陣営の動きを追った。
※●は金へんに昌

5002チバQ:2018/04/17(火) 23:01:01
新人陣営=下・完
2018/3/30 金曜日





後援会主催の総決起大会で支持者と握手する桜田氏(右)=25日、弘前市内
 「ここ2、3年、『弘前の財政は大丈夫か』という声が届くようになった。内部でできる限りのことをしたが、なかなか話が通らなかった」。市職員を辞して出馬する新人の桜田宏氏(58)は、25日に開かれた後援会主催の総決起大会で市役所内の風通しの悪さを指摘した。
 昨年12月の市議会定例会で現職葛西憲之氏(71)が中核病院を市主体で整備・運営する考えを表明。さらなる財政出動も懸念され、市観光振興部長として葛西市政を支えていた桜田氏は「市長選で信を問わなければならない」と出馬を決意した
 桜田氏はかつて元市長金澤隆氏の後継者と目され、機会があるごとに候補者として名前が取り沙汰されるなど待望論は根強かった。現職相手の初めての選挙、告示2カ月前の表明という厳しい条件だが、関係者からは「よく決意した」「いよいよか」と出馬を歓迎する声が聞かれた。
 手探りで活動を進める中、街頭や集会では、財政問題を中心に現職を批判し、県の提案に沿った早期の中核病院整備、指定ごみ袋制度の導入中止などを訴える告示が迫る中当初の「市政転換」から「市政刷新」に表現を強めるなど、現職との対決姿勢を明確に打ち出している。
 桜田氏の後援会事務所では“為書(ためが)き”を掲示していない。事務所開きに県議や市議を招かず、総決起大会でも出席議員は紹介にとどめるなど、「市民の声で立ち上がった」という姿勢を前面に出す。
 活動を支えるのは、市OBや高校時代の同級生、ねぷた関係者が中心で、陣営幹部は「選挙に関しては素人集団だが、何かあればすぐに動く。結束力が強み」と草の根活動で支持の広がりを図る。
 齊藤爾県議(自民)、市議9人が支持を表明し、こうした桜田氏の姿勢に理解を示した上で側面から積極的に支援。総決起大会では、高校の同窓会などを通じて交流のある自民党の木村次郎衆院議員や、元市長の金澤、相馬●一両氏がメッセージを寄せた。
 陣営は「反応は良くなっている」と手応えを語るが、支援する市議は「過去2回、葛西と書いた人に桜田と書いてもらうのは簡単ではない。まだまだ知名度不足」と危機感を強める。陣営幹部も「浮動票をいかに取り込むかがカギ。顔と名前を覚えてもらわなければならない」とし、街頭活動を積極的に展開し知名度向上を図る。
 3氏の中で最も遅く出馬表明した元市議の畑山聡氏(63)。先行する2氏に水をあけられている状況は自認しつつ、昨年4月から有権者の声に耳を傾けて回る活動を続けており、「(2氏の)背中は見えてきている」と手応えを語る。
 年明けから街頭演説を始め、3月に市内6カ所で「語る会」を開催。インターネットを使った情報発信にも積極的だ。「投票率がカギ。6割を超えてくれば勝機がある」と地道な活動で巻き返しを狙う。
※●は金へんに昌

5003チバQ:2018/04/17(火) 23:01:24
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=172
’18弘前市長選 審判
2018/4/10 火曜日





  任期満了に伴う弘前市長選は、3選を目指す現職の葛西氏を新人の桜田氏が大差で破った。保守分裂による激戦となった市長選を振り返る。

揺らいだ強固な地盤=上




桜田氏の当選に沸く支持者ら。選挙戦を通じ、支持、支援の輪が急速に広がった=8日
 地殻変動―。弘前市長選で元市観光振興部長の桜田宏氏が現職に圧勝した結果を、支援した市議の一人はこう例えた。「企業や団体がいくら締め付けても、投票行動までは縛れない。顔は葛西を向き、心は桜田という人が多かったのではないか」とし、経済界を中心とする現職の強固な地盤が見えないところで揺らいでいた可能性を指摘した。
 桜田氏と現職葛西憲之氏の票差は「予想以上」(桜田陣営幹部)の約1万6000票。市OBの蒔苗貴嗣後援会事務局長は「現市政への不満と不安」と要因を推察し、佐藤哲市議も「選挙運動だけではここまで開かない。市民の中に『このままでは弘前は駄目になる』という意識があったからだろう」とした。
 今回の選挙を「企業、団体対市民との戦い」と振り返った桜田氏。支えたのは、市OBや中学高校の同級生、ねぷた関係者らで、県議や市議の側面支援も受けながら草の根活動を貫いた。箱物行政の批判、家庭系ごみ指定袋制度の導入中止など分かりやすい公約も奏功し、「反応が良すぎて逆に心配になるくらい」(一戸兼一市議)というほど急速に支持を広げた。
 松橋武史市議は「職員を味方に付けたことも勝因」と指摘。過去2回、葛西氏を推薦した市労働組合連合会が桜田氏の支援に回り、事務所や街頭の聴衆には市OBの姿が目立った。元市長の金澤隆、相馬●一両氏も水面下で支援し、蛯名正樹副市長の辞任劇も「結果的に現職に大きなダメージとなった」(支援市議)。
 これに加え、地元選出の木村次郎衆院議員が一貫して中立の立場を強調し、連合青森も自主投票を決定。桜田氏が「これまで葛西さんを支援してきた人、団体が中立、自主投票を表明してくれたことは大きい」と振り返るように、告示日が迫るにつれて追い掛ける現職の背中は日に日に大きくなっていた。
 桜田氏の任期は16日から。高校時代はラグビー部だった桜田氏。友人でもある福島正師選対本部長は「ラグビーと同じで終わればノーサイド。本当の意味で(葛西氏が掲げていた)オール弘前体制をつくってほしい」と願う。
 指定ごみ袋の中止に向けた議会対応はもちろん、選挙で訴えた「市民目線」をどう政策に反映させるのか。政治家としての手腕が試されるのはこれから。市議の一人は「(現職に)圧勝したという結果が大事。市政を運営する上で後々効いてくる」とし、市民の力が押し上げた新市長に期待を込めた。
※●は金へんに昌

5004チバQ:2018/04/17(火) 23:01:42
批判に対応後手後手=下・完
2018/4/11 水曜日





3選に向け応援してきた葛西氏の落選の報を受け、沈痛な面持ちの支持者=8日
  「敗因は分からない。だが完敗だ」
 現職の葛西憲之氏を支援した市議14人の会長・清野一榮市議は選挙戦を終え、そうつぶやいた。「相手候補と政策で戦っているというより、現職への批判との戦いだった」
 1日の告示後、葛西陣営では動きを「読めない」という声が相次いだ。地元選出の木村次郎衆院議員は中立の立場を貫いたほか、葛西市政に批判的な共産党が自主投票を決めたため、一定票は桜田氏に流れると予想されていた。
 序盤は現職有利との見方が強く、「どれほど厳しくとも僅差で現職が勝つ」との声が聞かれたが、次第に桜田氏優勢との情報が入るようになり、陣営には焦りの色がにじんだ。
 1週間の選挙戦を終えた7日夜、葛西氏は報道陣に対し「風評被害」を何度も口にした。「財政、箱物、中核病院。すべてをネガティブな側面から批判され、本当の論争にならなかった」
 8日に現職の落選が報じられた後、工藤順巳選挙対策本部長は「イメージ選挙に負けた」と漏らし、ほかの陣営幹部からも「攻めるより、相手陣営の批判に説明する後手後手の対応に回った」と逆風の厳しさを語った。
 別の幹部は中核病院問題や家庭系ごみ指定袋制度導入、蛯名正樹副市長の辞任、幹部職員不祥事などが一度に重なったことを現職のイメージ悪化要因に挙げ、「市労働組合連合会が現職を支持しなかったことも大きい」と指摘。「今回は市役所を敵に回した」との声もあった。
 「現職は就任当初、市長を2期で終えるつもりだった」と陣営幹部。「その2期の間で、国の有利な財源を可能な限り使い、弘前で改修しなければならないもの、建設しなければならないものにチャレンジした」と、批判を受けた“相次ぐ箱物行政”の真意を語る。
 市議の一人は「批判を受けたのは、課題に果敢にチャレンジし続けたから。何もしなければ、何も言われなかったろう」と話す。
 葛西氏の人柄を知る人物は「正義感が強く議論好き。だが頑固でこうと決めたら、なかなか譲らない」。抜てきした一部の部下を偏向重用する側面があり、「(市役所の)人の輪が崩れた」との指摘もある。「どんなに正論でも、指示や命令だけでは人は思い通りに動かないことを、分かっていないところがあった」(陣営幹部)。
 中核病院をめぐる問題が暗礁に乗り上げる中、道筋をつけようと3選出馬を決めた葛西氏。だが葛西氏を押し上げる風は吹かなかった。

5005チバQ:2018/04/22(日) 17:31:48
https://mainichi.jp/articles/20180422/ddl/k02/010/027000c

2018年4月22日(日)

選挙五所川原市長選 平山市長、4選出馬断念 長男・敦士氏後継へ /青森

毎日新聞��2018年4月22日 地方版

 任期満了に伴う五所川原市長選(6月17日告示、同24日投開票)で、4選を目指して立候補の意向を表明していた平山誠敏市長(77)が21日、健康問題を理由に出馬を取りやめると明らかにした。平山市長の長男で、ガス会社社長の平山敦士氏(44)が引き継いで出馬する意向を表明した。

 平山市長は2015年にがんの摘出手術を受け、昨年には約3週間にわたり検査入院した。市内で記者会見した平山市長は、検査の結果、病状が進行していたとして「(当選しても)4年間を全うできない可能性が出てきた」と説明した。

5006チバQ:2018/04/23(月) 19:22:25
https://mainichi.jp/articles/20180423/ddl/k04/010/183000c
選挙
気仙沼市長選 菅原氏が3選 「復興の完遂」掲げ /宮城
毎日新聞2018年4月23日 地方版
 任期満了に伴う気仙沼市長選は22日投開票され、無所属で現職の菅原茂氏(60)が、無所属新人で行政書士の斉藤巳寿也(みつや)氏(53)を破り、3選を果たした。投票率は61・31%(前々回71・87%)。当日有権者数は5万5437人だった。

 「当選確実」の知らせを受けた菅原氏は支持者を前に万歳し、「市民の皆さんの声を3期目に生かし、『復興完遂、地方創生、市民が主役のまちづくり』を力強く進めたい」と決意を語った。

 菅原氏は水産会社社長、衆議院議員公設秘書を経て2010年に初当選した。

 前回は無投票で、今回は8年ぶりの選挙戦。東日本大震災の復興の進め方が最大の争点となった。斉藤氏が復興事業の遅れを指摘し、工程見直しを主張したのに対し、菅原氏は「見直しは許されない。残された事業は一時の猶予もない」と政策の継続を力説した。

 選挙戦では「復興の完遂」を第一に掲げ、災害公営住宅の建設や水産業の基盤整備など復興政策の実績を強調した。地元県議や業界団体の支援を受けて組織を固め、幅広い支持を集めた。公約には、三陸道の延伸をはじめとした幹線道路の充実や行財政改革などを挙げた。

 斉藤氏は「復興が遅れ、閉塞(へいそく)した気仙沼を変えたい」と市政刷新を主張したが、知名度不足もあり、浸透しきれなかった。

 任期満了に伴う市議選(定数24)も22日投開票され、開票作業が深夜まで続いた。【新井敦、山田研】

市長選開票結果=選管最終発表
当 21118 菅原茂 60 無現

  12300 斉藤巳寿也 53 無新

気仙沼市長略歴
菅原茂(すがわら・しげる) 60 無現(3)

 [元]衆院議員公設秘書▽広域事務組合管理者[歴]総合商社社員▽水産会社社長▽東京水産大

 市議選の開票結果の氏名などは選管発表資料による

5007チバQ:2018/04/23(月) 19:27:33
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180423_11004.html
<気仙沼市長選>現職の菅原氏3選

拡大写真
 任期満了に伴う気仙沼市長選は22日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の菅原茂氏(60)が無所属新人の行政書士斉藤巳寿也(みつや)氏(53)を破り、3選を果たした。
 同日午後9時すぎ、気仙沼市本郷の事務所に当選確実の一報が届けられると、支持者が「よし、やった」などと歓声を上げた。菅原氏は「復興を完遂し、市民が主役の街づくりを進める」と抱負を語った。
 菅原氏は東日本大震災からの復興や人材育成など2期8年の実績を強調。自らが秘書を務めていた小野寺五典防衛相や地元県議とのパイプをアピールし、漁業、建設業など幅広い業界団体から支持を集めた。震災復興では、2020年度で終わる国の「復興・創生期間」内に事業が完了しない可能性を示し、国に支援期間の延長を求めていく方針を強調した。
 斉藤氏は区画整理など復興事業の遅れを指摘し、現市政への批判票取り込みを図った。組織に頼らない戦いを展開したが、知名度の低さと準備不足で支持が広がらなかった。
 当日の有権者は5万5437人。投票率は61.31%で、選挙戦となった2010年の前々回(71.87%)を10.56ポイント下回った。合併前の気仙沼市の05年(71.29%)も下回り、過去最低となった。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年04月23日月曜日

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180423_11017.html
<気仙沼市長選>街づくり「対話重視」
 気仙沼市本郷の菅原茂氏の事務所では、午後9時すぎに当選確実の一報が入ると、支持者が歓声を上げ、喜びを分かち合った。
 再選を果たした前回2014年は無投票。新人として挑んだ10年以来8年ぶりの選挙戦では、現職の強みを発揮した。
 最大の争点は震災復興。震災からの7年間の実績を強調しながら、「復興を成し遂げることは、自分の人生そのものだ」と訴えた。
 事務所で支持者らにねぎらいの言葉を掛けられた菅原氏。「市民の声を直接聞く姿勢を大切に街づくりを進める」と抱負を語った。
 ただ、斉藤巳寿也氏にも1万2000を超える票が入った。菅原氏は「被災していない地域から公共投資の遅れへの批判もあった。気を引き締め、3期目の市政運営に当たりたい」と述べた。
 敗れた斉藤氏は、同市田中前の事務所に集まった支持者を前に、「残念な結果で申し訳ない」と頭を下げた。選挙戦を通し市政への批判の大きさを再認識したという。「市政に問題があれば、市民と一緒に問題提起をしていきたい」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年04月23日月曜日

5008チバQ:2018/04/24(火) 23:00:47
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2018042401002445.html
セクハラで前村長に賠償命令 宮城県大衡村、パワハラも
19:48共同通信

 宮城県大衡村の跡部昌洋前村長(69)からセクハラやパワハラを受けたとして、一時親密な関係にあった村の元職員の60代女性が1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は24日、訴えの一部を認め、165万円の支払いを命じた。

 判決理由で村主隆行裁判長は「村長という立場にありながら、部下に不法行為をした」と認定。「親密な関係だったとしても決して許されない」と指摘した。女性側が主張していた性的な関係の強要はセクハラと認めなかった。

 女性は2015年3月に提訴。村議会が不信任決議したことを受けて、跡部氏は議会を解散した後、村長を辞職した。

5009チバQ:2018/04/28(土) 15:02:29
https://mainichi.jp/articles/20180428/ddl/k04/010/139000c
多賀城市長選 元名取市副市長・石塚氏、出馬表明 /宮城

毎日新聞��2018年4月28日 地方版

 任期満了に伴う多賀城市長選(7月29日告示、8月5日投開票)で、元名取市副市長の石塚昌志氏(64)が27日、立候補の意向を表明した。同市長選の立候補表明は初めて。

 石塚氏は小学校から大学まで実家の多賀城市で過ごし、1980年、東北大大学院土木工学専攻を修了し建設省(現国土交通省)に入省。東北地方建設局湯沢工事事務所長、近畿地方整備局建政部長、復興庁宮城復興局復興推進官などを歴任し、2014年から4年間、名取市副市長を務めた。

 石塚氏は取材に対し、「震災復興に携わった経験や人脈を生かし、多賀城でも今後、『一人の犠牲者も出さない』万全の防災・復興対策を進めたい」と出馬の理由を述べた。

 市長選の争点になるとみられる国特別史跡・多賀城跡の「南門復元計画」については、「1300年続く多賀城の名前は重みがあり貴重な財産。南門復元をはじめ史跡整備に力を入れ、市民の誇りにしたい」と前向きな姿勢を示した。【渡辺豊】

5010チバQ:2018/05/07(月) 00:11:59
秋田
国会議員=緑川貴士は参加のようですね。
*寺田は無所属予定
http://www.sakigake.jp/news/article/20180506AK0002/
民進党県連の小原代表、無所属に 本県、新党参加は3人か
2018年5月6日 掲載

 民進党県連の小原正晃代表(県議)は5日、同党と希望の党が合流して結成する新党「国民民主党」に参加せず、無所属となる意向を明らかにした。小原氏の不参加により、本県から新党に加わるのは国会議員1人と秋田市議2人の計3人となる見通し。

 小原氏は秋田魁新報社の取材に対し、民進と希望だけでなく、立憲民主党も含めた民進勢力の再結集を図るべきだとの考えを強調。「2党合流では政権交代可能な大きな固まりになれず、私は納得できない。立民支持層とも対立しない無所属の立場で、国政選挙や統一地方選に向けた枠組みづくりをしていきたい」と話した。

5011チバQ:2018/05/07(月) 20:25:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180505-00000018-khks-pol
来夏参院選と知事選控える岩手 候補擁立へ与野党始動 鍵握る達増氏の去就
5/7(月) 11:45配信 河北新報
来夏参院選と知事選控える岩手 候補擁立へ与野党始動 鍵握る達増氏の去就
来年の参院選、知事選に向けて気勢を上げた自民党県連大会=4月14日
 来年夏に参院選と任期満了(2019年9月10日)に伴う知事選を控える岩手県で、与野党による候補擁立作業が始まった。各党の戦略通りなら、岩手の大型選挙「ダブルヘッダー」は早々に候補が出そろい、長い長い前哨戦の火ぶたが切られることになるのだが、果たして…。(盛岡総局・浦響子、斎藤雄一)

【問う論じる 改憲の行方】(上)被災者支援 多様性欠く

 昨年秋の衆院選で崩壊したはずの野党共闘が再起動した。民進、共産、自由、社民4党の県内組織は4月10日に実務者会議を招集。参院岩手選挙区(改選数1)をにらみ、統一候補の擁立協議が本格化した。

 野党共闘にひびを入れた民進党の離合集散に関し、佐々木朋和県連幹事長は「(他党から)特段の反発はなかった」と強調。6月の党県連大会までに「独自候補を絞り込みたい」と踏み込んだ。

 その4日後、今度は自民党が県連大会で権勢を誇示した。千葉伝県連会長は、参院選と知事選をセットで捉え「1年前には、どちらも候補を出したい」と、こちらも踏み込んでみせた。

 順当なら参院選には元復興相で現在3期目の現職平野達男氏(64)を立て、知事選一本に的を絞って人選を進めることになる。

 だが、15年の前回知事選では、くら替え立候補を予定していた平野氏が告示直前に翻意。自民党は不戦敗に追い込まれた。

 県連内には今も、「平野氏は前回知事選のけじめをつけるべきだ」と知事選立候補を迫る声がくすぶる。県連執行部も「参院選は現職(の平野氏)優先だが、その進退いかんで新しい候補の擁立に転じる」と含みを持たせた。

 一方の野党共闘。参院選の候補擁立についてある民進党県議は「小沢(一郎自由党)代表(衆院岩手3区)がどう出てくるかだ」と警戒する。

 前回参院選(16年)では、民進党と小沢氏率いる生活の党が主導権争いを繰り広げ、候補擁立が遅れる事態を招いた。自民党に対抗して早期擁立を果たすには、東京から岩手ににらみを利かせる小沢氏の意向に注意を払わなければならない。

 「2連戦」に向けた両陣営の候補擁立作業は、野党共闘による現職知事達増拓也氏(53)の4選立候補を大前提にして進む。鍵を握るのは達増氏の去就だ。

 1月には共産党県委員会の旗開きに初めて出席。県の次期総合計画(19〜28年度)の策定を主導し、来年の知事選直前には全県を会場に三陸防災復興博を開催する。

 県内の政党関係者は口をそろえて「これら全てが達増氏の4選立候補を示唆している」と言うが、県庁内には別の見方もある。

 「達増氏が師と仰ぐ小沢氏の基本戦略は、野党共闘の成功事例を岩手で積み重ねることにある。達増氏も一心同体で行動する。本人から4選立候補の決意を聞くまで本当のところは分からない」

 県幹部はこう語り、与野党の候補擁立も「結局は達増氏の態度表明まで何も決まらないだろう」と予測する。

5012チバQ:2018/05/08(火) 21:01:17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180508_11025.html
離党表明立民へ 民進境県議、佐藤・村上両仙台市議
 民進党と希望の党が合流した新党「国民民主党」の結成大会があった7日、民進党県連所属の境恒春県議、佐藤わか子、村上一彦の両仙台市議が離党と、立憲民主党への参加を表明した。
 境県議は「巨大与党と対峙(たいじ)する勢力となるために野党は結集しないといけない。中心になるのは立民だ。政策や理念も一番近い」と参加の理由を明かした。
 佐藤市議は、仙台市議会の同じ会派に所属していた岡本章子衆院議員の存在に触れ「立民県連代表として奮闘している岡本さんを支えたい」と述べた。
 民進県連幹事長だった村上市議は「地方議員の仲間が国会議員の都合で分かれるのは不本意。将来一緒に活動するために、それぞれの場所で力を蓄える」と、旧民進系勢力が今後連携する可能性を示唆した。
 関係者によると、民進の県内の地方議員14人のうち新党に参加するのは5人。立民に入る意向の3人を除く、他の6人は無所属になるとみられる。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年05月08日火曜日

5013チバQ:2018/05/10(木) 17:29:28
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180510_31044.html
<国民民主>岩手代表誰に 民進分裂から7ヵ月で再合流 黄川田氏なら人望あるが禅譲表明 階氏なら分党騒動しこり懸念
 民進党と希望の党の合流による「国民民主党」結党を受け、岩手県の地方組織は12日、初の常任幹事会を開き新体制を協議する。衆院選前夜の分裂劇から7カ月。結局は元のさやに収まる県連だが、誰が代表に就くかは不透明だ。

 昨年10月の衆院選で民進党県連は、候補者だけが希望の党結成に参加。取り残された格好の地方議員と泣き別れになっていた。
 新党は民進党の後継政党との位置付けのため、同党県議5人はすんなり国民民主党に移る。残る焦点は代表人事だ。
 「国会議員が代表になるのが一番いい」
 県連代表の黄川田徹前衆院議員(64)は、河北新報の取材に禅譲の意向を表明した。意中の人物は、希望の党公認で5選を果たした階猛衆院議員(51)=岩手1区=だ。衆院選後も県連の会合にオブザーバー参加してきた。
 ただ、黄川田氏は代表任期が1年残っている。
 県連事務局は「分裂、合流の激流の中で県連が一つにまとまれたのは、黄川田さんの人望があったからこそ」と説明。来年の参院選と知事選を見据え「準備を進めるには黄川田さんの存在が欠かせない」とみる。
 ある県議は「いったん党を離れた階氏が、合流してすぐに代表となるのはどうか」と明かす。佐々木朋和県連幹事長も「党役員と県連代表の両立は負担が大きいのでは」と階氏への「配慮」を口にする。
 順当なら県連ただ一人の現職国会議員。しかし、県連内には分党騒動のしこりも渦巻く。新代表は6月17日の県連大会で正式に決まる。


関連ページ:岩手政治・行政
2018年05月10日木曜日

5014チバQ:2018/05/10(木) 17:49:39
https://mainichi.jp/articles/20180510/ddl/k06/010/243000c
立憲民主党
石黒県議が入党 統一選へ、地方組織再編加速か /山形
毎日新聞2018年5月10日 地方版
 民進党県連政調会長の石黒覚県議(61)が9日、県庁で記者会見し、立憲民主党に入党したことを明らかにした。立憲は全国で地方組織の強化に本腰を入れているが、県内は国会議員がゼロの「空白県」で、県議・市町村議の入党は石黒氏が初めて。7日に希望の党と民進党が合流して国民民主党が発足、県内でも来春の統一地方選や来夏の参院選に向け、野党再編が加速する可能性がある。【松尾知典、二村祐士朗、長南里香】

 立憲民主党宮城県連幹事長の鎌田さゆり元衆院議員とともに記者会見にのぞんだ石黒氏は、「憲法観、安全保障法制、原発ゼロに向けての姿勢が同じだった」と入党の理由を説明した。3月下旬、民進党に離党届を提出した後、立憲に入党届を提出し、4月17日付で承認されたという。県議会の会派は知事与党の県政クラブ(11人)のまま活動を続ける方針で、今後は立憲東北ブロック常任幹事として、党勢拡大を図る。県連設立も視野に入れており、今年8月に枝野幸男代表を招いた集会を開きたいとしている。

 民進党県連によると、石黒氏の離党届は受理されておらず、「預かり」となっているという。二重党籍ではとの指摘に、石黒氏は「100%否定はできないが、(国民民主党の)結党で民進党は存在しないという認識だ」と述べた。

 県内で民進党籍を持つ地方議員は石黒氏を含め41人。県連は今月14日に常任幹事会を開き、国民民主党の結党に伴う対応を協議する方針。ある県連幹部は「ほとんどの議員が(民進党)離党の意思を持っている。どうすればいいか様子見の状態だ」とみており、再編を巡る駆け引きが続きそうだ。

 県内では、国政選挙や知事選などで民進や社民、連合が「山形方式」と呼ばれる選挙協力を重ねてきた。しかし、民進党が分裂した昨秋の衆院選では野党共闘が崩れ、全3選挙区で自民党に敗れた。

 石黒氏の立憲入りについて、県内の民進、社民、共産幹部は「共闘の枠組みは大きく変わらない」と指摘。無所属で参院の会派「国民民主党・新緑風会」の国対委員長に就いた舟山康江参院議員は今週中にも、党派を超えた大同団結を目指した「フォーラム」を結成する予定で、来年の統一地方選や参院選に向け、野党の再編が進む可能性がある。

5015チバQ:2018/05/10(木) 17:50:03
https://mainichi.jp/articles/20180510/ddl/k04/010/129000c
国民民主党
県内から5人参加 旧民進県連所属の地方議員 /宮城
毎日新聞2018年5月10日 地方版
 希望の党と民進党が合流して7日に発足した新党「国民民主党」について、県内では旧民進党県連に所属していた地方議員14人のうち5人が参加する。一方、県議と仙台市議の計3人が立憲民主党へ入党届を提出し、残る6人は無所属となった。旧希望の党に所属していた現職議員は県内にはいない。

 新党へ参加する地方議員は、県議1人▽仙台市議2人▽多賀城市議1人▽大河原町議1人--の5人。7日の新党結成に合わせて、県連も発足した。代表には旧民進党県連代表の桜井充参議院議員が就任。ただ、半数以上の議員が離党届を提出したことについて新党の参加者の1人は「離党した人たちとも方向性は一緒。いずれ、合流したい気持ちはある」と話し、立憲民主党や無所属も含めたコミュニティーを発足させたい考えを示した。

 一方、かつて仙台市議会で同じ会派に所属していた立憲民主党の岡本章子県連代表(衆議院議員)を「サポートしたい」と、同党へ入党届を出した佐藤わか子市議は「国会の混乱に巻き込まれることなく、地方議員としての役割を果たさなければならない」と強調した。【早川夏穂】

5016チバQ:2018/05/10(木) 21:56:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000012-khks-pol
<大川小訴訟>上告可決 市議会、より拮抗
5/9(水) 10:46配信 河北新報
<大川小訴訟>上告可決 市議会、より拮抗
(写真:河北新報)
 石巻市大川小津波訴訟の上告判断を審議した8日の市議会臨時会は、亀山紘市長の判断の経緯や上告の意義を問う質疑が相次いだ。「遺族の心情を考え上告断念を」「学校防災の充実のためにも上告すべきだ」。控訴関連議案を可決した2016年10月の臨時会から賛否を変えた議員もおり、苦悩の判断をうかがわせた。

【表】各議員の控訴・上告議案への賛否一覧

 控訴に賛成し、今回は反対に転じた水沢冨士江議員は質疑と討論に立ち、「一審は教員の責任だけを問題としていたが、二審判決では学校管理者、市教委の落ち度が指摘された」と反対理由を語った。

 亀山市長の上告判断を巡り、同じ被告の立場の村井嘉浩知事とのやりとりの有無をただしたのに対し、亀山市長は「(上告の判断は)6日午後5時ごろに連絡した。知事とはほぼ毎日のように携帯電話で意見交換した」と明かした。

 上告に反対した高橋憲悦議員は一審段階に立ち返り、「大川小の事故が天災だったという認識に変わりはないのか」と質問。亀山市長は「大川小教職員らは当時、現場で精いっぱい児童のことを考えて行動していたことを踏まえた」と説明した。

 傍聴席には児童遺族の姿もあった。反対の立場で討論した森山行輝議員は「遺族の心情を鑑みれば、いつまでも裁判を続けるべきではない。上告ではなく、遺族と話し合うことが肝要だ」と強調した。

 賛成の立場からは2議員が討論に立った。阿部正春議員は控訴審判決の内容を批判。「未曽有の災害だった震災の混乱をあまりにも軽視している。再度、司法の判断を仰ぐべきだ」と主張した。

 山口荘一郎議員は「勝ち負けではなく、学校防災の充実強化につなぐという意義に着目すべきだ」と述べ、「二審判決は教委、学校といった組織が事前に策定する避難計画の重要性を確認した意味のある判決。今後の対策を広げるためには最高裁での判例が必要だ」と訴えた。

◎4人が今回反対に回る

 石巻市大川小津波訴訟の控訴審判決を巡り、上告関連議案を審議した8日の市議会臨時会の採決は賛成16、反対12と拮抗(きっこう)した。

 市議会の定数は30。1人が欠席し、議長を除く28人が採決に臨んだ。

 最大会派のニュー石巻(13人)は議員個々の判断とし、賛成5、反対8と割れた。石巻復興の会(6人)、創生会(5人)は会派拘束をかけなかったが、全員が賛成。公明会(3人)と共産党市議団(2人、1人欠席)はともに県議団と足並みをそろえて反対した。

 控訴を決めた2016年10月の市議会臨時会は賛成16、反対10。賛成議員は今回も同数だったが、控訴に賛成した議員のうち4人が反対に転じた。反対から賛成に回ったのは2人。前回採決に参加しなかった3人のうち2人が賛成し、過半数を得た。

 控訴審判決が出た4月26日以降、議員の判断は揺れた。賛成議員の中でも「最高裁で勝つのは厳しそうだ」との見方があった。判決文を精査したり市民の声を聞いたりして直前まで態度を決めかねた議員もいた。

5017チバQ:2018/05/11(金) 11:19:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000010-khks-pol
<福島知事選>今回も相乗り? 与野党、担ぎ手で主導権争い
5/11(金) 10:40配信 河北新報
<福島知事選>今回も相乗り? 与野党、担ぎ手で主導権争い
自民党福島県連の定期大会(右)と連合福島のメーデー式典(左)、内堀知事の定例記者会見のコラージュ
 福島県知事の内堀雅雄氏(54)の任期満了(11月11日)まで半年に迫った。再選出馬が確実視される内堀氏には、共産党を除く各党が支持する見通し。有力な対抗馬が見えない中、各党は現職支援の主導権を巡り、激しいつばぜり合いを繰り広げている。

【現職はどんな人?】福島県知事の年頭会見 風評対策を強化 民間活用し情報発信

<自民「本流」と強調>

 「復興・創生を進める最適任者を擁立する」

 4月1日、福島市内であった自民党県連定期大会。採択された特別決議は、東京電力福島第1原発事故などからの復興のかじ取りを担う内堀氏への支援を強く印象付ける内容になった。

 県連は2014年の前回、いったん独自候補を擁立したが、党本部の推薦を得られず撤回。曲折を経て民主党(当時)と社民党、連合福島の3者協議会が支援する内堀氏に遅れて相乗りする羽目になった。

 今回は早々に内堀氏支持の方向を打ち出し、3者協の機先を制した。機関決定に向けて早ければ今月末に協議を始める見通しで、現職を支える「盤石の体制」を構築したい考えだ。

 「われわれは県政本流与党だ」。根本匠県連会長は県連大会後、「本流」の言葉を持ち出し、他党を「傍流」の側に追いやった。

<旧民進分散で遅れ>

 内堀氏支援をリードしてきた3者協側も主導権を渡すつもりはない。

 「知事選勝利のため、団結頑張ろう」

 福島市の県営あづま総合運動公園で4月28日にあった県中央メーデーの式典。内堀氏の隣に立った連合福島の今野泰会長は、約2900人の組合員を前に声を張り上げた。

 支持してきた旧民進党は、旧希望の党との合流で国会議員や地方議員の離党が相次ぐ。立憲民主党や無所属に分散したため陣立てが整わず、知事選の方針も決まっていない。

 それでも、知事与党の屋台骨を担っているという自負が、旧民進党側のプライドを支える。「内堀氏を誰が擁立したのかを、県民はよく分かっている」と同党県連幹事長だった亀岡義尚氏。「新党の体制が決まれば早急に知事選の対応を協議する」と語る。

 共産党などでつくる「みんなで新しい福島県政をつくる会」は、内堀氏出馬のタイミングをにらみながら候補選定を急ぐ。党県委員会の町田和史委員長は「内堀県政は脱原発の政策などで国にものが言えない。戦えないリーダーは県民のためにならない」と話す。

<出馬表明は来月か>

 内堀氏はどう動くか。ある県議は「県議会6月定例会での表明が通例だ」と解説。「前例踏襲」という言葉を挙げつつ、波風を立てない県政運営の実績を踏まえて「(各党の質問に答えるのではなく)所信表明で自らの意思を示すのではないか」と推測する。

 内堀氏は7日の定例記者会見で「目の前の重要な課題に全力で取り組みたい」と、けむに巻くように従来の発言を繰り返した。

◎前回14年は 自民独自候補擁立断念→内堀氏支援

 前回の福島県知事選は2014年10月9日告示、26日投開票。2期目の現職佐藤雄平氏は県議会6月定例会でも態度を表明しなかった。

 自民党県連は8月上旬、元日銀福島支店長の擁立方針を決定。党本部が受け入れず、9月中旬に擁立を断念した。

 佐藤氏は9月上旬、不出馬を表明し、副知事の内堀雅雄氏を後継指名する考えを示唆。民主党県連は内堀氏が立候補すれば支援する方針を決め、社民党県連と連合福島も同調した。

 内堀氏は9月中旬、立候補を表明。自民県連は独自候補の擁立断念に続き、党本部からの指示を受ける形で内堀氏支援を決めた。

 知事選には新人計6人が立候補。与野党相乗りで臨んだ内堀氏が46万票余りを獲得。5人を大差で破って初当選した。

5018チバQ:2018/05/11(金) 19:43:13
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180511_11028.html
<大川小訴訟>上告「するもしないもつらい」悩み続けた石巻市長、記者に質問も
09:48河北新報

<大川小訴訟>上告「するもしないもつらい」悩み続けた石巻市長、記者に質問も

市議会臨時会で上告関連議案について答弁する亀山市長=8日

(河北新報)

 宮城県石巻市大川小津波訴訟の控訴審判決を不服とし、市と県が10日、上告した。「上告するもしないもリスク」。亀山紘市長は4月26日の控訴審判決後、二つの選択肢のはざまで悩み続けた。上告を決断するまでの10日間を振り返る。

<高裁は全面敗訴> 
 「大変厳しい判決だ」
 仙台高裁が判決を下した2時間後、市役所で記者会見した市長は終始、硬い表情を崩さなかった。
 判決は事前防災の点で学校幹部と市教委の組織的過失を認定。市広報車が津波避難を呼び掛けた午後3時半までに津波を予見できたとした一審判決を変更し、地震発生から6分後に避難開始できたと断じた。
 記者会見で上告方針を問われ「早い段階で判断したい」との見通しを示した。

<心情面で評価も>
 市側代理人の松坂英明弁護士は翌27日、市役所で市長と面会。類似訴訟における予見可能性を巡る従来の仙台高裁の判断枠組みとは異なる判決に対する違和感を伝えた。市長は熱心に聞いたが、表情から悩みの深さがうかがわれた。
 控訴審判決には、市長が心情的に評価するとみられる部分があった。控訴時、市長は「子どもを助けたいと行動した先生たちに責任を負わせるのはつらい」と語っていた。二審は組織的過失を認定する一方、一審で認められた現場教員の過失には触れなかった。

<議会は賛否拮抗>
 大型連休前半、市長は議会の空気を探った。
 4月28〜30日、全会派に判決内容を報告した。「上告しても勝てるのか」。控訴に賛成した市議の一部に不安が広がっていた。「議会の賛否は拮抗(きっこう)している」と市長は感じ取った。
 高裁判決後、市役所には県内外から電話やメールが25件寄せられた。
 「皆さんはどう思うか」。1日、詰め掛ける記者たちに市長が真顔で問い掛ける珍しい場面があった。同日面会した丹野清議長には「上告するもしないも大変つらい」と伝えた。

<文献を読み込む>
 連休後半、市長は公務を入れなかった。判決全文と判決で引用された文献を読み続け、次第に「判決は科学的根拠に欠ける」との思いを強めていく。
 連休最終日の6日夕、丹野議長に電話し、上告の意思を伝えた。
 8日の臨時会。市長は「一地方だけの問題ではない。最高裁で国の学校防災の在り方を議論してほしい」と述べた。「責任転嫁だ」。傍聴席は騒然となった。
 同日夜、市長は県庁で取材に答え「無我夢中だった」と疲れた表情で語った。

5019チバQ:2018/05/14(月) 01:21:04
http://www.news24.jp/nnn/news88514564.html
国民民主党県連代表に黄川田徹氏
(岩手県)
民進党と希望の党が合流して設立された国民民主党の県連組織が発足し、黄川田徹氏が代表を続投する役員人事を固めた。国民民主党岩手県連は11日、民進党県連から移行して発足した。12日に開かれた新党関連会議では、旧民進党県連代表の黄川田徹氏が代表に、希望の党から合流した階猛衆議院議員が県内3つの衆議院小選挙区のうち、岩手1区の総支部長とする県連人事が承認された。階氏は去年の衆院選直前に希望の党に参加した後も旧民進党県連と連携を続けていて、県連で唯一の現職国会議員となる。今のところ旧民進党所属の地方議員23人に新党参加への異論はなく、県連人事は来月17日の県連大会で正式に決まる。
[ 5/13 13:28 テレビ岩手]

5020チバQ:2018/05/14(月) 01:28:48
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180509-268507.php
【福島県知事選・政党の思惑】内堀与党へ先手 自民の動き加速
2018年05月09日
 内堀雅雄知事(54)=1期=の11月11日の任期満了まで、11日で半年となる。内堀氏は去就を明らかにしていないが、東京電力福島第1原発事故で避難した住民の帰還や根強い風評対策などの課題が数多く横たわり、今秋の次期知事選への立候補は確実視されている。一方、過去の知事選の動向に影響を及ぼしてきた県内政党は知事選に向けて動き始めた。県内政党の動きや思惑から、知事選の行方が透けてくる。

 「本県は難しい問題が山積している。目の前の一つ一つの重要な問題と真摯(しんし)に向き合い、取り組む」

 県庁で7日に開いた定例記者会見。内堀氏は知事選への対応を問われたが、明言は避けた。任期満了まであと半年に迫る中、これまで自身の進退を示していない。一方で、県議会最大会派の自民党は内堀氏の再選出馬を見据え、動きを加速させている。

 「わが党は内堀県政を支える本流与党だ。今後も福島の復興を内堀知事に頑張ってほしい」。自民党県連の4月の定期大会で、あいさつに立った根本匠県連会長(衆院福島2区)は内堀氏の再選出馬、支持を強く意識した言葉を並べた。

 大会では知事選を巡る特別決議も採択した。支援する立候補予定者名こそ明記していないものの、内堀県政の復興施策を評価し「復興・創生を進める最適任者を擁立」との文言を盛り込んだ。

 他党の動きが鈍い中で、自民の動きが際立つ。県連幹部の一人は「新党への移行などで(他党の)情勢が不安定な中、自民党が内堀与党として先手を打った」と語気を強める。

 4年前、自民は内堀氏支援に至るには紆余(うよ)曲折を経た。当初は元日銀福島支店長を擁立する動きもあった。しかし今、党内に内堀氏の1期4年間の実績を評価する声は多い。昨年12月に郡山市で開いた政治資金パーティーでは、来賓の国会議員や県議らがこぞって内堀氏の実績や支持率の高さを訴え、再選出馬へ期待感を示した。

 今年1月には、公務で県庁を訪れた吉野正芳復興相(衆院福島5区)が内堀氏に対し「復興まで県政を担ってほしい。県政を担っていく上で余人をもって代え難し」と発言する異例の事態となった。

 知事選を巡っては内堀氏がいつ再選出馬を表明するかが最大の焦点だ。内堀氏は2014(平成26)年10月の知事選で、告示まで1カ月を切った中、副知事を辞しての出馬を表明した。

 県政界の関係者からは「(10年の)再選に向けた(佐藤)雄平知事の出馬表明は6月議会だった」との声も漏れ始めた。時計の針は刻一刻と進む。

5021チバQ:2018/05/14(月) 01:29:20
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180510-268857.php
【福島県知事選・政党の思惑】民進、県政与党を自負 団結力強調
2018年05月10日
 「(政党は別々になっても)反自民、非共産の姿勢は崩さない。枝ぶりは違えど根っこは同じだ」。連合福島の今野泰会長は民進、希望両党による新党「国民民主党」の旗揚げで地方議員の対応が分かれる民進党県連の動向に神経をとがらせながら、今秋の知事選に向けて「反自民、非共産」勢力の結集を急ぐ。

 前回知事選で自民党県連が当初、元日銀福島支店長を擁立する一方、旧民主、社民両党県連と連合福島、無所属県議による「4者協議会」が内堀雅雄氏を擁立。その後、自民党県連が元支店長の擁立を断念して内堀氏に相乗りした経緯がある。「党中央の対立の構図を持ち込まず、オールふくしまの大義を提唱したのは自分たち。内堀知事は"県民党"として根付き、その成果で復興は一歩ずつ進んだ」。民進党県連の亀岡義尚幹事長には県政与党として知事選をけん引した自負がある。

 だが今回、民進党県連は新党結成の影響で定期大会を延期し、知事選の対応方針も決まっていない。県連内からは「党本部に振り回された部分もある」と恨み節も漏れる。民進党所属議員の一部は離党し、無所属や立憲民主党への参加を模索しており、協調関係にある民進、社民両党県連と連合福島を加えた「3者協議会」にも変化の兆しがある。

 それでも亀岡氏は「3者協が4者、5者になるか分からないが、これまで通り結束する。内堀氏を擁立した中身は変わらない」と"県政与党"の団結力を強調。

 内堀県政1期目の検証も進めており、一定の評価を踏まえ、再生可能エネルギーの推進や実現していない県内原発の全基廃炉などを次の4年間の政策課題としてリードしていきたい考えだ。県連幹部の一人は「県内原発の全基廃炉が復興の一丁目一番地。政府への強い働き掛けが必要」と言い切る。

 連合福島も近く、1期目の復興・創生策について内堀氏と意見交換する予定だ。「われわれには内堀氏を擁立した責任がある。連合は政党間のプラットホームだ」。今野氏は5月中に新たな枠組みを固めた上で、内堀氏への出馬要請も含めた擁立のシナリオを描く。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180511-269514.php
【福島県知事選・政党の思惑】共産、候補人選作業へ 対立軸形成
2018年05月11日
 「選挙戦にならないと、面白くない」。知事選を機に党勢拡大を狙う政党の関係者からは、現職内堀雅雄氏の出馬を見越した「1強ムード」に本音が漏れる。

 内堀氏の支援を巡って各政党の思惑が交錯する一方で、独自候補を擁立する方針を示している唯一の勢力が共産党県委員会や県労連、県農民連など16組織で構成する「みんなで新しい県政をつくる会」だ。

 「ただ言うだけでなく、県民の立場で行動する県政が求められる。今の県政はそうではない」。4月下旬に福島市のJR福島駅前で行われた街頭演説。つくる会副会長を務める町田和史共産党県委員長は声を張り上げ、現県政に対する不信感をあらわにした。

 町田氏は現県政が国との協調路線を歩んでいると指摘。東京電力福島第2原発の廃炉を含む原発ゼロ政策について「消極的になっている」と批判、浜通りに新産業を集積する福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想についても「大企業ばかり参入できる構想に巨額の予算を投じている。外部依存でなく地域循環型を目指すべきだ」と見直しを主張する。

 「つくる会」は1988(昭和63)年結成。その後行われた知事選8回のうち、5回は加盟組織の中から無所属候補を擁立するなど県政界に一石を投じてきた。ほかの2回は共産党の公認候補を支持、前回は元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏を自主的に支援した。「基本的な考えが同じなら、政策が100パーセント一致しなくてもいい」。町田氏は候補者選定の流れに踏み込む。

 今秋の知事選では独自候補擁立に向け、6月をめどに方向性を決める方針だ。野木茂雄つくる会事務局長は「政党ありきでなく、政策重視。丁寧に議論を進めなければならない」と力を込める。今後、つくる会の基本的な考え方をまとめ、政策と擦り合わせながら、人選作業を本格化させる。

 思想信条を超えた対立軸形成を思い描く町田氏の言葉にも覚悟がにじむ。「決して誰でもいいから出すというわけではない。幅広く県民の支持を得られる候補者を擁立したい」

5022チバQ:2018/05/14(月) 01:30:06
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180513-269637.php
民進4県議「離党」...新党には13人参加 幹事長「判断を尊重」
2018年05月13
 民進党県連は党所属の地方議員60人(県議17人、市町村議43人)に対し、12日までに離党届を提出するよう求めていた。県連は13日に新党に参加する議員と離党する議員を公表する。亀岡義尚県連幹事長は「議員それぞれの判断を尊重する。県議会会派は同じであり、今後も連携しながら県民の信頼に応えるべくまい進したい」と語った。



 新党に参加する県議次の通り(選挙区別)。

 福島市=大場秀樹▽会津若松市=渡部優生、宮下雅志、水野さち子▽郡山市=椎根健雄、佐久間俊男▽いわき市=鳥居作弥▽白河市・西白河郡=三村博昭▽須賀川市・岩瀬郡=宗方保▽喜多方市・耶麻郡=瓜生信一郎▽南相馬市・飯舘村=高野光二▽伊達市・伊達郡=亀岡義尚▽双葉郡=橋本徹

5023チバQ:2018/05/14(月) 01:38:03
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/gikai/meibo-kaiha201712.html

1期(5名) 大場秀樹 (民進党) 三瓶正栄 (民進党) 鳥居作弥 (民進党) 橋本徹 (民進党) 渡部優生 (民進党)
2期(6名) 佐久間俊男 (民進党) 椎根健雄 (民進党) 高野光二 (民進党) 円谷健市 (民進党)  水野さちこ (民進党)  紺野長人 (社会民主党)  
3期(3名) 高橋秀樹 (民進党) 古市三久 (民進党30.5.5離党) 宮下雅志 (民進党)
4期(2名) 亀岡義尚 (民進党) 三村博昭 (民進党)
5期(1名) 宗方保 (民進党)
6期(1名) 西丸武進 (無所属)
8期(1名) 瓜生信一郎(民進党)


・国民民主参加
大場秀樹 瓜生信一郎
宗方保 三村博昭
亀岡義尚 宮下雅志
水野さちこ 高野光二
椎根健雄 佐久間俊男
渡部優生 橋本徹
鳥居作弥
・不参加
古市三久 高橋秀樹
円谷健市 三瓶正栄

5024チバQ:2018/05/14(月) 21:08:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180514ddlk05010057000c.html
<選挙>三種町長選/三種町議選 町長に田川氏 現職の三浦氏破り初当選 /秋田
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う三種町長選は13日、投開票され、新人で元衆院議員秘書の田川政幸氏(46)=無所属=が、現職で3選を目指した三浦正隆氏(65)=同=を破り、初当選を果たした。無投票だった前回選挙(2014年)とは一転、町を二分する激戦に。町政刷新を訴えた田川氏が幅広い支持を集めた。

 この日、事務所に当選の吉報が届くと、駆け付けた支持者らから大きな拍手が起こった。田川氏は関係者と握手を交わし、万歳三唱。初当選の喜びを分かち合った。

 田川氏は「選挙期間中、『田川頑張れ』と何度も激励され、勇気づけられた」と振り返った。さらに「農林業の振興や福祉の充実、少子高齢化問題(の解決)など、公約の実現に全力を尽くしたい」と抱負を語った。

 一方、三浦氏は町政の継続を訴え、後援会組織をフル回転させたが涙をのんだ。

 三浦氏は「厳しい結果。すべて私の責任で不徳の致すところ。受け入れざるを得ない」と述べた。

 当日有権者数は1万4939人(男6916人、女8023人)。投票率は77・74%(前々回85・43%)だった。【田村彦志、山本康介】

 ◇新町議決まる

 任期満了に伴う三種町議選(定数16)も同日投開票され、新議員が決まった。投票率は77・74%(前々回85・37%)だった。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇三種町長選開票結果=選管最終発表

当 5824 田川政幸 46 無新

  5677 三浦正隆 65 無現

………………………………………………………………………………………………………

 ◇三種町長略歴

田川政幸(たがわ・まさゆき) 46 無新(1)

 [元]衆議員秘書[歴]町PTA連合会長▽能代高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇三種町議選開票結果(定数16-20)

当 984 平賀真 58 無現

当 841 三浦敦 66 無現

当 790 児玉信長 71 無現

当 686 後藤栄美子 71 無現

当 645 大山善治郎 67 無新

当 624 成田光一 62 無現

当 619 大澤和雄 63 共現

当 614 堺谷直樹 48 無現

当 611 小澤高道 62 無現

当 581 加藤彦次郎 59 無現

当 579 金子芳継 72 無現

当 537 清水欣也 75 無現

当 504 伊藤千作 68 共現

当 502 安藤賢蔵 64 無現

当 457 高橋満 64 無現

当 440 工藤秀明 71 無現

  416 森山大輔 43 無新

  412 畠山勝巳 63 無新

  367 近藤貢 73 無新

  275 石井重光 60 無新

 =選管最終発表

5025チバQ:2018/05/14(月) 21:08:56
https://mainichi.jp/articles/20180509/ddl/k05/010/172000c
選挙
三種町長選/三種町議選 告示 町長選、8年ぶり選挙戦 現新2氏が立候補 /秋田
毎日新聞2018年5月9日 地方版
 任期満了に伴う三種町長選は8日、告示された。元衆院議員秘書で新人の田川政幸氏(46)と、3選を目指す現職の三浦正隆氏(65)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。前回は三浦氏が無投票で再選しており、今回は8年ぶりの選挙戦となった。「町政の継続か転換か」が最大の焦点で、5日間の論戦に突入した。投開票は13日。

町議選に20人
 三種町議選(定数16)も同日告示され、20人が立候補した。現職15人、新人5人で、党派別では共産2人、無所属18人。選挙戦は町長選と同じく8年ぶり。投開票は13日。

 町選管によると、7日現在の選挙人名簿登録者数は1万5258人(男7059人、女8199人)。【田村彦志】

 ■解説

課題総括し議論を
 三種町の町長選と町議選が告示され、8年ぶりの選挙戦に入った。前回はいずれも無投票だったが、一転して激しい舌戦が展開される事態になった。

 この4年間の町政を振り返ると、国民文化祭関連イベントをめぐる不適切な会計処理が発覚するなどした。町議会では任期満了が依然として6月30日のまま。新人議員が当選直後の6月議会に出席できないという異常な状態が一向に改善されていない。

 「無投票が町の行政や議会の緊張感を失わせ、緩みを招いているのでは」と指摘する町民もいた。今回は町長選で現職と新人が一騎打ち、町議選は定数を4もオーバーする20人が立候補。有権者にとっては各候補の主張を見極める絶好の機会が与えられたといえる。

 少子高齢化や人口減への対策は急務で、各候補が本腰を入れて訴えている。だが、どの候補もこれまでに発覚した町政や議会の課題を総括し、議論することも必要だ。それが選挙戦になった大きな意味ではないか。【田村彦志】

 ◆立候補者の第一声(届け出順)

町政刷新の必要性訴え 田川政幸 46 無新
 田川氏は三種町豊岡金田の事務所前で第一声。約200人の支持者らを前に「『町の将来を考えた時、今の町政でいいのか』という疑問の声をあちこちで聞く」と述べ、町政刷新の必要性を強調。

 その上で「一番に取り組むべきは農林業の振興。特産のジュンサイなど農産物を生かし、産業振興に反映させる。町民所得に結びつけ、明るく希望の持てるまちづくりを進めたい」と力を込めた。【田村彦志】

子育て推進の実績強調 三浦正隆 65 無現
 三浦氏は同町鵜川の選挙事務所前で第一声。約300人を前に「公平無私な気持ちで、3地区(琴丘・山本・八竜)分け隔てなくやってきた」と語り、過去に水害が相次いだ三種川の改修や、子育て推進などの実績を強調した。

 少子高齢化や人口減問題を念頭に「今ほど行政が積極的に関わらねばならない時期はない。(町の)さらなる発展を期して立候補した」と訴えた。【山本康介】

田川政幸(たがわ・まさゆき) 46 無新

 [元]衆議員秘書[歴]町PTA連合会長▽能代高

三浦正隆(みうら・まさたか) 65 無現

 (2)県町村会理事[歴]八竜郵便局長▽東北大

三種町議選立候補者(定数16-20)=届け出順
畠山勝巳 63 無新

小澤高道 62 無現

児玉信長 71 無現

加藤彦次郎 59 無現

清水欣也 75 無現

森山大輔 43 無新

三浦敦 66 無現

工藤秀明 71 無現

大山善治郎 67 無新

堺谷直樹 48 無現

高橋満 64 無現

後藤栄美子 71 無現

平賀真 58 無現

安藤賢蔵 64 無現

伊藤千作 68 共現

成田光一 62 無現

大澤和雄 63 共現

近藤貢 73 無新

石井重光 60 無新

金子芳継 72 無現

5026 チバQ:2018/05/15(火) 12:41:01
https://mainichi.jp/articles/20180223/ddl/k05/010/336000c
選挙三種町長選 金田前法相事務所事務局長・田川氏が出馬意向 /秋田

毎日新聞 2018年2月23日 地方版

 5月8日告示、13日投開票の三種町長選に、同町立山本中PTA会長の田川政幸氏(46)が無所属で立候補する意思を固めたことが、22日わかった。田川氏は金田勝年・前法相の能代事務所事務局長。

 立候補の理由を「八竜・琴丘・山本の旧3町に対する現町政の施策がバランスを欠いているとの批判がある。均衡のとれた…

この記事は有料記事です。

5027チバQ:2018/05/19(土) 22:26:01
https://mainichi.jp/articles/20180519/ddl/k02/010/042000c
山田県議
民進八戸支部長、離党へ 新党に参加せず /青森
毎日新聞2018年5月19日 地方版
 民進党八戸市支部長の山田知(さとる)県議(48)は18日、民進党と希望の党が合流した新党「国民民主党」に参加せず、民進党を離党する意向を明らかにした。同党県連の幹部で、新党への不参加を表明したのは山田氏が初めて。

 山田氏は八戸市選挙区選出で、現在4期目。離党について「所属する政党の離合集散に左右されてきたし、政策的な方向性も私の考えとは違ってきている」と説明。今後は無所属で活動するといい、「地域に根ざした地方議員として活動していく」と語った。民進党県連は19日に常任幹事会を開き、対応を協議する。【塚本弘毅、一宮俊介】

5028 チバQ:2018/05/20(日) 01:48:22
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180514-269911.php
民進県連「離党」31人 福島県議・市町村議、新党参加が29人

2018年05月14日

   

 民進、希望両党による新党「国民民主党」を巡り、民進党県連は13日、所属議員60人(県議17人、市町村議43人)の動向を発表した。新党参加が29人、離党が31人で、離党する議員が上回った。

 新党に参加する議員の内訳は県議13人、市町議16人。離党は県議4人、市町村議27人。衆院福島3区内の地方議員の離党が多く、同区選出の玄葉光一郎衆院議員が離党して無所属で活動する影響があるとみられる。県連は14日以降、新たな県連組織の設立準備を進める。

 所属議員の動向次の通り(衆院選挙区別)。

 ◇1区 
▽新党(7人)=亀岡義尚、高野光二、大場秀樹(県議)山岸清、粟野啓二、石原洋三郎(福島市議)佐藤実(伊達市議)
▽離党(3人)=高橋秀樹(県議)荒秀一、根岸利宗(相馬市議)

 ◇2区 ▽新党(7人)=佐久間俊男、椎根健雄(県議)円谷長作(本宮市議)五十嵐勝蔵、佐藤有(二本松市議)石川義和、渡部龍治(郡山市議)

 ◇3区 
▽新党(6人)=宗方保、三村博昭(県議)大河内和彦(須賀川市議)円谷忠吉、須藤浩二(浅川町議)水野正広(小野町議)
▽離党(26人)=円谷健市、三瓶正栄(県議)大越彰、高橋秀勝、加藤和記、佐藤暸二、五十嵐伸(須賀川市議)須藤博之(白河市議)渡辺定己、大河原正雄、長田守弘、古川文雄(鏡石町議)揚妻一男、服部晃、広瀬和吉(天栄村議)飯島三郎、車田幹夫(玉川村議)吉田好之(平田村議)木戸久康、佐藤一夫(古殿町議)関根武一、草野伝明(石川町議)鈴木隆司(矢吹町議)鈴木新平(中島村議)小林勝衛(泉崎村議)土屋省一(田村市議)

 ◇4区 
▽新党(6人)=瓜生信一郎、宮下雅志、水野さち子、渡部優生(県議)渡部一樹(喜多方市議)五十嵐一夫(会津坂下町議)

 ◇5区 
▽新党(3人)=鳥居作弥、橋本徹(県議)坂本稔(いわき市議)
▽離党(2人)=古市三久(県議)福嶋あずさ(いわき市議)

5029 チバQ:2018/05/21(月) 01:01:07
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/5/20/14679
IWATE NIPPO

2018.05.21. 月

ログイン会員登録天気ニュース岩手のニュース全国のニュース経済選挙訃報風土計論説電子号外スポーツ岩手のスポーツプロ野球高校野球グルージャ盛岡岩手ビッグブルズ釜石SW郷土力士ラグビーW杯特集大震災を学ぶILC台風10号サケの乱観光・イベントイベント案内観光グルメ行ってみよう岩手の世界遺産啄木・賢治岩手日報社から社告3×3選手権岩手日報社の本Webアルバム掲載写真サービス採用情報各種申請日報駅伝盛岡市内一周継走

購読のお問い合わせ有料携帯サイトのご案内

岩手町長選、佐々木氏が初当選

2018.05.20

 任期満了に伴う岩手町長選は20日、投開票が行われ、元町健康福祉課長の佐々木光司氏(58)が現職民部田幾夫氏(64)を662票差で破り初当選した。

 得票数は佐々木氏が4280票、民部田氏が3618票だった。投票率は67・71%。

 投票は同日午前7時から午後6時まで町内21投票所で行われ、同7時から同町五日市の町総合開発センターで即日開票した。

5030チバQ:2018/05/22(火) 14:53:51
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180521_11037.html
<亘理町長選>自公推薦の山田氏が初当選 「復興計画の早期完遂」を強調

初当選し、支持者と握手を交わす山田氏=20日午後9時35分ごろ、亘理町中町東の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う亘理町長選は20日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の会社経営山田周伸氏(54)=自民・公明推薦=が、無所属新人の元町議高橋晃氏(47)を破り、初当選を果たした。
 亘理町中町東の事務所に午後9時ごろ、当選の知らせが入ると、約150人の支持者から喜びの声が上がった。山田氏は「町のかじ取り役として情熱を持って頑張りたい」と抱負を語った。
 同町の震災復興計画の進行率は2017年度末で約85%に上り、選挙戦では計画終了後を見据えたまちづくりを巡って論戦が交わされた。引退を表明した斎藤貞町長の路線継承を掲げた山田氏は「復興計画の早期完遂」を強調。交流人口拡大や子育てしやすいまちづくりなどを訴え幅広い支持を得た。
 高橋氏は「真の復興のため住民主体のまちづくりを実現する」とアピールしたが、知名度不足もあり浸透しきれなかった。
 投票率は41.05%。大きな争点がなかったこともあり、14年の前回(49.0%)を7.95ポイント下回り、過去最低だった。当日の有権者は2万8247人。

【亘理町長選開票結果】

(選管最終)
当  8,217山田 周伸 無新(1)
   3,201高橋  晃 無新 

◎路線継承組織力の勝利

 【解説】前回に続き新人2氏の争いとなった亘理町長選は、引退する斎藤貞町長の路線継承を前面に出した山田周伸氏が、高橋晃氏との戦いを制した。現町政が一定程度評価された結果と受け取れる一方、大きな争点がなく、盤石の態勢を整えた山田氏陣営の組織力の勝利と言える。
 山田氏は自民、公明の推薦を取り付けた上、町内主要団体の支援を得た。後援会には、前町長の斎藤邦男氏や農漁業団体幹部ら町の有力者が名を連ねた。告示直前の集会には村井嘉浩知事や国会議員、周辺市町の首長らが駆け付けるなど新人としては異例の戦いぶりだった。
 東日本大震災後、町の人口は大きく減った。国勢調査を基にした4月1日現在の推計人口は3万3110。震災前(2011年3月1日現在)から4.8%減った。町は交流人口拡大に活路を見いだそうとしているが、17年の観光客数約69万人の半数近くが荒浜地区に偏るなど町全体を生かせていない。
 災害公営住宅の地域社会形成など被災者支援は今後も正念場が続く。
 行政経験がなく、選挙戦では組織に頼らざるを得なかった山田氏。山積する課題に柔軟に対応するためにも、住民一人一人の声をすくい上げる努力と民間出身ならではの新しい発想が求められる。
(亘理支局・安達孝太郎)


関連ページ:宮城政治・行政
2018年05月21日月曜日

5031チバQ:2018/05/25(金) 00:35:04
先月の記事
http://www.asahi.com/area/miyagi/articles/MTW20180418041050002.html
東日本大震災

気仙沼市長選 課題は:上
 気仙沼市は3月初めの記者会見で、水産加工品を含む冷凍食品などを製造するヤヨイサンフーズ(本社・東京)が市内に新工場を建設すると発表した。市はその場で、この計画への期待感を強くにじませた。人手不足が叫ばれる、市の基幹産業である水産加工業への波及効果を考えるからだ。

 ハローワーク気仙沼によると、同市では水産加工を含む「製品製造・加工処理」の有効求人倍率はこの1年間、毎月のように4倍を超え、昨年5月には4・92倍に。慢性的な人手不足が続く。

 カニやエビの加工が中心の地元の会社「カネダイ」は、震災で壊滅的な被害を受けたが、昨年10月までに加工場などの建物すべての復旧を終えた。震災後、カニ加工品の直接販売に乗り出し、利益率を高める努力を続ける。

 しかし、新加工場は震災前より縮小し、従業員50人規模で建設した。先に復旧した他社の様子を見ても、人手不足が予想されたからだ。「(経験者の)中途採用は即戦力になるが、求人を出しても集まらない。新卒の採用に力を入れている」と佐藤俊輔専務。

 市によると、被災した水産加工会社95社のうち94社がすでに復旧。一昨年の生産量は震災前の約6割にとどまったが、生産額は9割近くまで回復して勢いもある。求人倍率も踏まえると基幹産業に「稼ぐ余力」があるのに、その機会を失っているのが現状だ。

 市幹部は「水産加工場が雇用を確保するためには、従業員の待遇改善が必要」だと指摘する。ただ、市として立地補助金などは出せても、個社の待遇改善にまでは踏み込めない。

 そんな状況下でのヤヨイサンフーズの新工場計画。前身であるヤヨイ食品は震災前、市内最大規模の従業員400人超を抱える工場を構え、福利厚生を含めた待遇も良かったという。それだけに、市としては同社が業界全体の待遇改善をリードしてくれるのではないかとの期待も高まる。

 ただ一方で、求職側の人気職種は事務職だ。有効求人倍率は常に0・5倍前後にとどまり、求人と求職とのアンバランスは大きい。市は事務職に就けなかった人が水産加工業に向かう可能性は低いと分析。「人口流出予備軍」と位置づけ、危機感を強めている。

 水産加工業の雇用環境が改善したとしても、震災後に拍車が掛かる人口減を止められるかは未知数だ。

5032チバQ:2018/05/25(金) 00:35:31
http://www.asahi.com/area/miyagi/articles/MTW20180419041050003.html
東日本大震災

気仙沼市長選 課題は:下
 3月11日夜、気仙沼市幸町3丁目の災害公営住宅「幸町住宅」。集会施設ではギターの音色が響き、屋外では犠牲者を悼む約200本のロウソクに火がともされた。「南気仙沼3・11祈りのともしび」。周辺住民も含め約180人が献灯した催しには、県の「地域コミュニティ再生支援事業補助金」が充てられた。

 区画整理事業地の一角に立つ集合住宅型の幸町住宅には、離島の大島を含め、市内各所から集った172世帯が暮らす。入居は一昨年3月から。自治会は昨年7月に結成した。

 エレベーター内の貼り紙は、その月の行事予定だ。カラオケ交流会、お茶っこ交流会、一斉清掃……。毎週のように催しがある。盆踊りは約190人が楽しんだ。「閉じこもりをなくそう」と、県の補助金で自治会が企画する。

 「入居者それぞれの意思で動かないと、ほかの住民と顔を合わせない」と自治会事務局長の小野寺秀実さん(61)。催しは住民を引っ張り出す仕掛けだ。参加者の固定化を防ぐため、新たな催しにも知恵を絞る。コミュニティーづくりは緒についたばかりだが、補助金は4年間限りだ。

 一方、高齢化は深刻度を増す。昨年末現在の入居者306人のうち、65歳以上は151人。高齢化率は49・3%に達する。高齢者に限らないが、一人暮らし世帯も48・3%。自治会発足からすでに7人が亡くなったという。

 「みんな、救急車のサイレンに耳を澄ませている」と小野寺さん。住民の間では「明日は我が身。私のときは頼む」との会話が、冗談交じりに口に出る。

 市によると、3月末現在の市全体の高齢化率36・7%に対して、災害公営住宅は42・9%。全1938世帯のうち、高齢者の一人暮らしは542世帯と3割近くにもなる。市は新たな地域づくりの拠点にと、災害公営住宅ごとに集会施設を整備。自治会結成を促し、生活援助員を派遣する高齢者対策も実施する。

 幸町住宅周辺では、ようやく戸建て住宅が再建され始めた。建設中のホテルや商店も。「周辺の住民や事業所も入った自治会にしないと。平時に戻りつつある中、地域づくりが成り立つ新たな仕組みが必要だ」と小野寺さんは話す。

 復興期間は残り3年。だが、高齢化対策や新たな地域づくりは期間終了後も続く。「復興後」を見据えた施策が重要になる。

 (この連載は佐々木達也が担当しました)

5033チバQ:2018/05/26(土) 06:06:52
岩手県 市長 明確に小沢・自由党といえるのが
久慈と奥州市くらいなんですね

衆1
盛岡市 谷藤裕明 非自由党>>3964 (3/10)

衆2(旧2)
宮古市 山本正徳 非自由党>>4676>>4838 (1/3)
久慈市 遠藤譲一 【自由党】>>1013 2018年は自民県議やぶる(1/2)
二戸市 藤原淳  連続無投票(0/2)
八幡平市田村正彦 非自由党>>4818
滝沢市 柳村典秀 構図不明>>3331(1/3)

衆2(旧3)
大船渡市戸田公明 相乗り
遠野市 本田敏秋 非自由党 鈴木俊一を支持>>4838
陸前高田市戸羽太 非自由党 鈴木俊一を支持>>4838 2011年自共相乗りで小沢系やぶる>>1439
釜石市 野田武則 非自由党 鈴木俊一を支持>>4838 初当選から連続の無投票で3選>>4131

衆3(旧3)
一関市 勝部修 2009相乗り 2013.2017無投票(2/5)

衆3(旧4)
花巻市 上田東一 非自由党>>2988 2018無投票 (2/4) 
北上市 髙橋敏彦 2015年は無投票 2011年の構図は不明確 (3/4)  
奥州市 小沢昌記 >>4960小沢系分裂 (2/5)

5034チバQ:2018/05/26(土) 06:28:28
岩手県議会
>>4007 2015年県議選
>>4054 2015年9月時点会派

改革岩手 16
盛岡 衆1 髙橋但馬 民進党
盛岡 衆1 軽石義則 民進党
盛岡 衆1 阿部盛重 自由党
釜石 衆2 小野共
宮古 衆2 伊藤勢至 自由党
大船渡 衆2 田村誠  民進党
滝沢 衆2 柳村一
一関 衆3 佐々木朋和民進党
一関 衆3 千葉進
奥州 衆3 郷右近浩 自由党
奥州 衆3 菅野ひろのり 自由党
花巻 衆3 佐々木順一自由党【議長】
花巻 衆3 名須川晋 自由党
北上 衆3 佐藤ケイ子
北上 衆3 関根敏伸 自由党
北上 衆3 髙橋元  民進党

自由民主クラブ 11  全員自民県連所属
盛岡 衆1 福井せいじ
釜石 衆2 岩崎友一
遠野 衆2 工藤勝子
宮古 衆2 佐々木宣和
宮古 衆2 城内よしひこ
滝沢 衆2 柳村岩見
八幡平 衆2 千葉伝
陸前高田衆2 佐々木茂光
一関 衆3 神﨑浩之
花巻 衆3 川村伸浩
北上 衆3 髙橋孝眞

創成いわて 5 >>4831改革岩手と組んで副議長ポスト 
紫波 衆1 田村勝則 新人
久慈 衆2 中平均  元民主
九戸 衆2 工藤大輔 生活会派>>2570
二戸 衆2 五日市王 民主→いわて県民クラブ→一山会【副議長】
二戸 衆2 工藤誠  新人


いわて県民クラブ 5 >>4144自民と歩調を合わせる無所属系
盛岡 衆1 千葉絢子 新人
滝沢 衆2 ハクセル美穂子 新人
八幡平 衆2 工藤勝博 元民主
一関 衆3 飯澤匡 
奥州 衆3 佐々木努 元民主


日本共産党 3
盛岡 衆1 斉藤信
一関 衆3 高田一郎
奥州 衆3 千田美津子

社民党 2
盛岡 衆1 小西和子
花巻 衆3 木村幸弘

公明党 1
盛岡 衆1 小野寺好

無所属 3
盛岡 衆1 吉田敬子 
盛岡 衆1 樋下正信
紫波 衆1 臼澤勉

5035 チバQ:2018/05/27(日) 20:25:07
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2018/20180523036058.asp

2018年5月23日(水)反核燃派 六ケ所村長選に医師遠藤氏擁立へ

 任期満了に伴う青森県六ケ所村長選(6月19日告示、同24日投開票)に、反核燃の立場から、複数の市民団体などが青森市の医師・遠藤順子氏を擁立する方向で協議を進めていることが23日、関係者への取材で分かった。村内の反核燃派や市民団体の幹部ら数人が呼び掛け人となり、団体や有志からなる候補擁立の実行委員会を組織、今週末に青森市内で開く会合で決定する。

5036チバQ:2018/05/27(日) 23:34:15
青森県議会
2015年選挙結果>>3630
2015年9月会派構成>>4049

自由民主党 31 全員自民県連
成田一憲 神山久志 田中順造 阿部広悦 越前陽悦 清水悦郎 森内之保留 工藤兼光 熊谷雄一 岡元行人 三橋一三 丸井裕 山谷清文 小桧山吉紀 櫛引ユキ子  2015年無所属当選から自民再入党 夏堀浩一 工藤慎康 高橋修一 蛯沢正勝 沼尾啓一 藤川友信 工藤義春 横浜力 寺田達也 菊池憲太郎 齊藤爾 花田栄介 鳴海惠一郎 齊藤直飛人 山口多喜二 谷川政人 青和会 4
川村悟(連合青森の推薦) 一戸富美雄(東北電力労組出身・連合青森の推薦) 関良(09年青森市長選落選) 菊池勲(松下政経塾出身) 国民民主党 3
北紀一 田名部定男 田中満 公明・健政会 3
伊吹信一 畠山敬一 吉田絹恵 (保守系)
日本共産党 3
諏訪益一 安藤晴美 松田勝 無所属2
山田知 国民民主不参加>>5027 古村一雄 浪岡町長 県知事選 反核系の大竹進の選対>>3757

5037チバQ:2018/05/28(月) 19:32:41

2015年11月会派>>4167

自由民主党・県民会議 (31名) 
渡辺和喜  自民
中沢幸男  自民
相沢光哉  自民
藤倉知格  自民
仁田和廣  仁田
畠山和純  自民
安藤俊威  自民
齋藤正美  自民
安部孝   自民
長谷川洋一 自民
中山耕一  自民
佐藤光樹  自民
石川光次郎  自民
佐々木喜藏 自民
只野九十九 自民
菊地恵一  自民
髙橋伸二  自民  
細川雄一  自民
村上智行  自民
佐々木幸士 自民
長谷川敦  自民
守屋守武  自民
佐々木賢司 自民
横山隆光  自民
渡辺勝幸  自民 
遠藤隼人  自民
深谷晃祐  自民
庄田圭佑  自民
高橋宗也  自民
村上久仁  自民
本木忠一  無所属

みやぎ県民の声(9名)
坂下康子 民進党
藤原範典 民進党
坂下賢  民進党
須藤哲  民進党
境恒春  民進党離党 立憲民主党へ>>5012
遊佐美由紀 立憲民主
太田稔郎  無所属当選
佐々木功悦 無所属当選
高橋啓   無所属当選

日本共産党宮城県会議員団(8名)
遠藤いく子
三浦一敏
天下みゆき
福島かずえ
中嶋廉
内藤隆司
角野達也
大内真理

公明党県議団(4名)
庄子賢一
伊藤和博
横山のぼる
遠藤伸幸

社民党県議団(2名)
岸田清実
熊谷義彦

無所属の会(2名)
菅間進  元は民主系
渡辺忠悦

21世紀クラブ(1名)
吉川寛康  東北電力労組が支援する>>4090

無所属(1名)
中島源陽  議長だから?自民県連所属

5038チバQ:2018/05/28(月) 20:47:38
http://www.sakigake.jp/news/article/20171020AK0007/
県議補選、佐々木氏が無投票当選 にかほ市選挙区
2017年10月20日 掲載 2017年10月21日 更新
 前県議の辞職に伴う秋田県議会議員にかほ市選挙区の補欠選挙(欠員1)が20日告示され、無所属新人の前にかほ市議佐々木雄太氏(33)以外に立候補の届け出がなく、佐々木氏の無投票当選が決まった。

 佐々木氏は午前9時半ごろ、にかほ市畑字福田の自宅前で支持者約100人を前に第一声。「人口減など市のさまざまな課題に立ち向かうため、国、県とのパイプをしっかり強固なものにしなければいけない」と訴えた。その後、選挙カーで市内全域を巡り支持を呼び掛けた。

5039チバQ:2018/05/28(月) 20:48:10
秋田県議会
>>3608 2015年選挙結果
>>4050 2015年会派構成

自由民主党 (24人)  
北林康司 鈴木洋一 鶴田有司 小田美恵子 川口一 大関衛 柴田正敏
小松隆明 佐藤賢一郎 加藤鉱一 近藤健一郎 工藤嘉範 原幸子 竹下博英 北林丈正 佐藤雄孝 菅原博文 髙橋武浩 鈴木雄大 今川雄策 佐藤信喜 鈴木健太 杉本俊比古 佐々木雄太 補欠選当選 県連に名前なし>>5038
みらい (7人) 土谷勝悦 無所属 連合系 三浦英一 無所属 連合系 渡部英治 無所属 連合系  東北電力社員 東海林洋 無所属 会派「いぶき」 三浦茂人 無所属 佐藤正一郎 無所属 吉方清彦 無所属補欠選当選 民主で出馬歴あり 社会民主党 (4人) 石田寛 石川ひとみ 加藤麻里 薄井司
次の世代につなぐ会 (2人) 沼谷純>>4888 民進離党
小原正晃 >>5010 国民民主参加せず
公明党 (1人) 田口聡
日本共産党 (1人) 加賀屋千鶴子
もりやま (1人) 平山晴彦 >>4392セクハラで自民会派離脱 自民   
鳳 (1人) 石川徹 >>4417民進離党

5040チバQ:2018/05/28(月) 21:53:07
>>5036貼り直し
青森県議会
2015年選挙結果>>3630
2015年9月会派構成>>4049

自由民主党 31 全員自民県連
成田一憲
神山久志
田中順造
阿部広悦
越前陽悦
清水悦郎
森内之保留
工藤兼光
熊谷雄一
岡元行人
三橋一三
丸井裕
山谷清文
小桧山吉紀
櫛引ユキ子  2015年無所属当選から自民再入党
夏堀浩一
工藤慎康
高橋修一
蛯沢正勝
沼尾啓一
藤川友信
工藤義春
横浜力
寺田達也
菊池憲太郎
齊藤爾
花田栄介
鳴海惠一郎
齊藤直飛人
山口多喜二
谷川政人

青和会 4
川村悟(連合青森の推薦)
一戸富美雄(東北電力労組出身・連合青森の推薦)
関良(09年青森市長選落選)
菊池勲(松下政経塾出身)

国民民主党 3
北紀一
田名部定男
田中満

公明・健政会 3
伊吹信一
畠山敬一
吉田絹恵 (保守系)

日本共産党 3
諏訪益一
安藤晴美
松田勝

無所属2
山田知 国民民主不参加>>5027
古村一雄 浪岡町長 県知事選 反核系の大竹進の選対>>3757

5041チバQ:2018/05/28(月) 21:54:57
>>5039も貼り直し

秋田県議会
>>3608 2015年選挙結果
>>4050 2015年会派構成

自由民主党 (24人)  
北林康司
鈴木洋一
鶴田有司
小田美恵子
川口一
大関衛
柴田正敏
小松隆明
佐藤賢一郎
加藤鉱一
近藤健一郎
工藤嘉範
原幸子
竹下博英
北林丈正
佐藤雄孝
菅原博文
髙橋武浩
鈴木雄大
今川雄策
佐藤信喜
鈴木健太
杉本俊比古
佐々木雄太 補欠選当選 県連に名前なし>>5038


みらい (7人)
土谷勝悦 無所属 連合系
三浦英一 無所属 連合系
渡部英治 無所属 連合系  東北電力社員
東海林洋 無所属 会派「いぶき」
三浦茂人 無所属
佐藤正一郎 無所属
吉方清彦 無所属補欠選当選 民主で出馬歴あり

社会民主党 (4人)
石田寛
石川ひとみ
加藤麻里
薄井司

次の世代につなぐ会 (2人)
沼谷純>>4888 民進離党
小原正晃 >>5010 国民民主参加せず

公明党 (1人)
田口聡

日本共産党 (1人)
加賀屋千鶴子

もりやま (1人)
平山晴彦 >>4392セクハラで自民会派離脱 自民   

鳳 (1人)
石川徹 >>4417民進離党

5042チバQ:2018/05/29(火) 00:32:28
https://mainichi.jp/articles/20180528/ddl/k02/010/135000c
むつ市長選 宮下氏が無投票再選 市長選で初 「市民に寄り添う」 /青森
毎日新聞2018年5月28日 地方版
 任期満了に伴うむつ市長選は27日告示され、無所属で現職の宮下宗一郎氏(39)=自民、公明推薦=以外に立候補の届け出はなく、宮下氏が無投票で再選を果たした。無投票は1959年の市制施行後初めて。宮下氏は同市緑町の事務所で支持者らとともに万歳三唱し、「全ての市民に寄り添って市政運営をしていきたい」と意欲をみせた。

 宮下氏は2期目の公約として、地域経済の再生▽地域医療改革▽子育て支援など--7項目を掲げた。操業開始時期の延期が続いている使用済み核燃料中間貯蔵施設については、「(このままでは)国策に翻弄(ほんろう)され続けてきたむつ・下北の歴史がまた繰り返される」と指摘。「新しい未来を開くことができるかが次の4年間にかかっている」と訴え、核燃料サイクルの推進を求めた。

 中間貯蔵施設について、宮下氏は報道陣に対し、今年後半にも原子力規制委員会の安全審査が終了する見込みだとした上で「審査終了を契機に、どのような形で稼働させていくのかが議論になる。そこを乗り切る」と語った。【井川加菜美】

むつ市長略歴
宮下宗一郎(みやした・そういちろう) 39 無現(2)

 [元]国交省課長補佐[歴]外務省在ニューヨーク総領事館領事▽東北大=[自][公]

5043チバQ:2018/05/29(火) 20:13:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180529ddlk02010200000c.html
<選挙>六ケ所村長選 遠藤氏が出馬表明 「反核燃」を掲げ /青森
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う六ケ所村長選(6月19日告示、同24日投開票)で、青森市の医師、遠藤順子氏(58)が28日、「反核燃」を掲げて立候補することを明らかにした。同村長選への出馬表明は現職の戸田衛氏(71)に次いで2人目。

 遠藤氏は同日、県庁で記者会見し、「六ケ所村の抱える問題は日本全体に関わる問題。核燃サイクルの危険性を訴えてきた方々の思いを背負って立候補することを決めた」と述べた。公約には、核燃サイクル反対のほか、自然を生かした産業の創出▽いじめや自殺のない村づくり▽女性の声を村政に生かす仕組み作り▽医療の充実--を挙げた。

 遠藤氏は北海道釧路市出身。弘前大医学部を卒業し、現在は弘前市の健生病院で非常勤医として働いている。選挙への立候補は初めて。

 遠藤氏の支援者は昨年末ごろから候補者の選定を始め、27日に政治団体「六ケ所村に新しい風をおこす会」を設立し、遠藤氏の擁立を正式に決めた。今後、共産党や社民党などに協力を求める方針という。【一宮俊介】

5044チバQ:2018/05/29(火) 20:33:35
2015年福島県議選結果

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151116-109229.php

「福島県議選」11選挙区で当選者決まる
2015年11月16日    
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2回目の第18回県議選(定数58)は15日、無投票8選挙区を除く11選挙区で開票が行われ、即日開票された。

【福島県議選開票結果】(選管最終)

◆福島市 定数《8》―10
当15,141 桜田葉子58自現(4)
当13,180 西山尚利50自現(3)
当13,129 宮本しづえ63共現(2)
当12,018 伊藤達也45公新(1)
当10,780 大場秀樹46民新(1)
当10,693 紺野長人60社現(2)
当 8,759 佐藤雅裕49自現(2)
当 8,716 高橋秀樹50民元(3)
  8,628 丹治智幸44自現(1)
  3,260 大内雄太32維新

◆郡山市 定数《9》―11
当12,796 今井久敏62公現(3)
当12,741 神山悦子60共現(5)
当12,506 勅使河原正之63自現(3)
当11,670 椎根健雄38民現(2)
当10,902 佐藤憲保61自現(6)
当 9,956 佐久間俊男60民現(2)
当 9,527 柳沼純子68自現(4)
当 7,569 長尾トモ子67自現(4)
当 7,444 山田平四郎62自現(2)
  2,543 根本潤43無新
  1,385 有川りえ子57無新

◆いわき市 定数《10》―16
当13,460 安部泰男58公現(2)
当12,793 矢吹貢一60自現(2)
当10,215 吉田英策56共新(1)
当 9,192 鈴木智42自現(2)
当 8,911 青木稔69自現(8)
当 8,789 宮川絵美子69共現(3)
当 8,477 古市三久67民現(3)
当 7,577 鳥居作弥41民新(1)
当 7,459 西丸武進71無現(6)
当 6,881 坂本竜太郎35無新(1)
  6,496 佐藤和良61無新
  6,319 阿部広68自現(2)
  4,761 鈴木利之65社新
  4,229 佐藤健一66無元(2)
  3,785 木田孝司54自現(1)
  2,713 山崎和子38無新 

◆伊達市・伊達郡 定数《3》―4
当13,245 佐藤金正66自現(4)
当12,766 亀岡義尚52民現(4)
当11,420 阿部裕美子69共現(4)
  6,305 佐藤直毅54自新

◆会津若松市 定数《4》―6
当9,051 佐藤義憲40自新(1)
当7,751 渡部優生54民新(1)
当7,735 宮下雅志60民現(3)
当6,698 水野さち子53無現(2)
 5,801 大竹俊哉46自新
 4,787 古川 芳憲64共新

◆二本松市 定数《2》―4
当10,743 遊佐久男56自現(2)
当 6,699 高宮光敏44無新(1)
  5,644 中田凉介59無新
  3,614 鈴木 雅之37無新

◆田村市・田村郡 定数《2》―3
当12,111 本田仁一53自現(2)
当11,534 三瓶正栄54民新(1)
 10,010 先崎温容41自現(1)

◆石川郡 定数《1》―3
当9,684  円谷健市61民現(2)
 8,876  永山美穂35自新
 2,436  野崎正夫65無新

◆白河市・西白河郡 定数《3》―4
当12,453 渡辺義信52自現(4)
当11,048 満山喜一64自現(4)
当10,454 三村博昭73民現(4)
  1,783 金山屯75無新

◆東白川郡 定数《1》―2
当10,297 宮川政夫56自新(1)
  8,716 立原龍一63民現(2)

◆相馬市・新地町 定数《1》―2
当13,407 斎藤勝利71自現(5)
  9,700 新妻香織55無新

5045チバQ:2018/05/29(火) 20:34:27

福島県議会
>>5044 2015年県議選結果


自由民主党福島県議会議員会 (26名) 全員県連所属
坂本竜太郎 
佐藤義憲 
高宮光敏 
宮川政夫
小林昭一 
佐藤雅裕 
鈴木智 
星公正 
矢島義謙 
矢吹貢一 
山田平四郎 
遊佐久男 
勅使河原正之 
西山尚利
杉山純一 
長尾トモ子 
満山喜一 
柳沼純子 
吉田栄光
渡辺義信
太田光秋 
斎藤勝利 
斎藤健治
佐藤憲保
小桧山善継
青木稔

福島県議会県民連合議員会 (19名) >>5022-5023
【国民民主党参加】
大場秀樹
瓜生信一郎
宗方保
三村博昭
亀岡義尚
宮下雅志
水野さちこ
高野光二
椎根健雄
佐久間俊男
渡部優生
橋本徹
鳥居作弥
【無所属へ】
三瓶正栄  
高橋秀樹  
古市三久   
円谷健市   
【社民党】 
紺野長人 
【もともと無所属】
西丸武進

日本共産党福島県議会議員団 (5名)
吉田英策
宮本しづえ
宮川えみ子
阿部裕美子
神山悦子

公明党福島県議会議員団 (3名)
伊藤達也
安部泰男
今井久敏

ふくしま未来ネット(1名)
川田昌成 >>2899 自由党で2013参院選出馬落選

5046チバQ:2018/05/29(火) 20:43:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170912_51042.html
佐藤昇山形県議、自民離党へ 山形知事選で現職応援
 山形県の佐藤昇県議(59)=上山市選挙区=は11日までに、自民党を離党する意思を固めた。12日に県連へ離党届を提出する。
 佐藤氏は1月の知事選で、民進党などが支援する現職の吉村美栄子氏(無投票で3選)を応援。2月に県議会最大会派・自民党を離脱し、自民党籍を持ちながら県議会では無所属として活動してきた。
 今後の県議会での活動については、吉村知事を支える民進、社民両党系の会派「県政クラブ」への加入の可能性も否定せず、「取りあえずは無所属だが、今後どうなるかはいろいろな可能性がある」と話した。
 佐藤氏は自民党公認で立候補した2011年の県議選で初当選。現在2期目。


関連ページ:山形政治・行政
2017年09月12日火曜日

5047チバQ:2018/05/29(火) 20:51:45
>>3617 2015年選挙結果
>>4051 2015年9月会派構成

自由民主党(28) 全員県連所属
柴田正人   無所属当選
渋間佳寿美  
佐藤聡   
能登淳一   
矢吹栄修   
小松伸也 
島津良平   
加賀正和   
森谷仙一郎  
鈴木孝   
大内理加   
楳津博士   無所属当選 元県政クラブ
奥山誠治   
小野幸作   
金澤忠一   
伊藤重成   
舩山現人   
田澤伸一 
森田廣   
坂本貴美雄  
星川純一   
佐藤藤彌   
志田英紀   
野川政文
鈴木正法   
平弘造   
今井榮喜   
後藤源

県政クラブ(11)
佐藤昇    自民離党>>4486>>5046
石黒覚    立憲民主>>5014
吉村和武   民進党
阿部昇司   民進党
髙橋啓介   社民党
広谷五郎左エ門  社民党公認で当選 現在は不明 
松田敏男   補欠選当選 無所属
青木彰榮   
青柳安展   
金子敏明
木村忠三  


日本共産党山形県議団(2)
関徹   
渡辺ゆり子

公明党(1)
菊池文昭

無所属(2)
山科朝則  自民党県連所属>>4486吉村知事支援
阿部信矢  自民党県連所属>>4486吉村知事支援

5048チバQ:2018/05/29(火) 21:00:27
青森県https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/5040
定数48 自民系会派31=65%

岩手県https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/5034
知事が自由党系
定数48 自民系会派11=23%【自民会派が過半数以下】【第一会派・議長は自由・民主系】 

宮城県https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/5037
定数59 自民系会派31=53%


秋田県https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/5041
定数43 自民系会派24=59%

山形県https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/5047
定数44 自民系会派28=64%
知事が民主系より

福島県https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/5045
定数58 自民系会派26=49%【自民会派が過半数以下】
知事が民主系より

5049チバQ:2018/05/30(水) 16:48:46
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180530_11006.html
<岩沼市長選>復旧の先へ(下)インフラ格差/内陸部「後回し」不満も

台風21号でのり面が崩落した市西部の道路。山肌から噴き出した雨水は市街地を水浸しにした
拡大写真
 任期満了に伴う岩沼市長選は6月3日に告示(10日投開票)される。東日本大震災で、市沿岸部の玉浦地区が壊滅的な被害を受けて7年。県内で最も早くプレハブ仮設住宅を解消させるなど、市は「復興のトップランナー」と称されるが、被災者の高齢化や内陸部の社会資本整備の停滞といった新たな課題に直面する。告示を前に、被災地の進むべき道を探った。(岩沼支局・桜田賢一)

 台風21号が宮城県内各地に大雨をもたらした2017年10月、宮城県岩沼市西部にある竹の里地区の主婦(75)方は玄関先まで水に漬かった。近くの市道は膝の高さまで冠水し、約10時間にわたって通行止めに。主婦は外出せずに過ごした。

<土砂崩れ相次ぐ>
 引っ越して10年ほどになるという主婦。「台風のたび、もう4、5回はこういう状況に陥っているので、住民は事前に小高い場所へ車を移す。多くの方が住んでいる地区だから安心して移ってきたが、これほどひどいとは…」と驚く。
 台風21号により、市西部では竹の里地区を含め、市道4路線の4カ所が通行止めとなった。最も長い場所では2日以上にわたって雨水が残り、土砂崩れも相次いで市民生活に大きな影響をもたらした。
 「市は『自然災害に備え、住みやすい岩沼に』とうたうが、しょっちゅう冠水するような街が住みやすいのか」。台風21号の通過後、市西部を見て回った男性(41)はそう漏らす。
 男性ら西部住民の不満の背景には東日本大震災からの復旧・復興事業がある。被災した東部の玉浦地区はインフラが一新。地盤沈下で大雨被害が懸念された同地区には、都市排水用の雨水ポンプ場が県内で初めて新設された。男性も「震災があったから仕方ない」と前置きするが、「東西格差」は拭えないという。

<冠水解消3年後>
 市は西部でも大雨対策を進めており、竹の里地区も市道拡幅に合わせて雨水幹線の埋設などを実施する。冠水は解消される見込みだが、工事完了は20年度末と3年近く先になる。通行止めの時間が最も長かった市道2路線に至っては、JR線の下を通るすり鉢型の構造のため打開策さえ見当たらない状況だ。
 「復興は9割方終えた。今後は中央部、西部への目配りを強化する」。市は2年前からそう繰り返すが、玉浦地区に造った防災コミュニティーセンターを西部にも整備するなど、「実態はハコモノ建設ばかり」(市議)の側面がある。
 井口経明前市長は「行政が市全域の均衡ある発展を目指すのは当然のことだ。そもそも、市は災害を前提としたセンターの建設よりも、もっと減災に知恵を絞るべきだ」と注文する。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年05月30日水曜日

5050チバQ:2018/05/30(水) 16:49:08
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180529_11046.html
<岩沼市長選>復旧の先へ(上)被災地高齢化/新生活 引きこもり誘発

浪分桜の花見会。外出をためらう高齢者への気配りが求められる
拡大写真
 任期満了に伴う岩沼市長選は6月3日に告示(10日投開票)される。東日本大震災で、市沿岸部の玉浦地区が壊滅的な被害を受けて7年。県内で最も早くプレハブ仮設住宅を解消させるなど、市は「復興のトップランナー」と称されるが、被災者の高齢化や内陸部の社会資本整備の停滞といった新たな課題に直面する。告示を前に、被災地の進むべき道を探った。(岩沼支局・桜田賢一)

 「町が高齢化して、特定の人の好意に甘えてイベントをやってもらっている状態だし、何をやっても乗ってこない住民も多い。狭苦しい仮設住宅で暮らしていた時はよく外に出て来たものだが…」
 同市玉浦地区の6集落が集団移転した玉浦西地区の公園で、4月15日にあった花見会。主催したまちづくり協議会の関係者の男性(72)がそう言って、顔を曇らせた。

<最先端の住環境>
 花見会には約130人の住民が集まり、津波到達地点を示す「浪分(なみわけ)桜」をめでるなどした。協議会が2週間ほど前に開催したパークゴルフの集いや、桜を植樹するイベントに比べると盛況だったが、参加者の主な顔触れは同じだった。
 玉浦西地区は、自力再建した被災者や災害公営住宅の入居者ら約1000人が集まり、2015年7月に「まちびらき」した。
 住民は約2キロ西にあった仮設住宅から、冷暖房を完備し、最先端の住宅設備を導入した快適な新居に移った。こうした不自由のない住環境が被災者をこもりがちにさせる要因になっている、との見方がある。
 同地区の高齢化率は34.4%(4月現在)。市全体より10ポイント近く高い。仮設住宅で暮らしていた頃は外出できても、震災から7年という時の経過とともに足腰などが弱ったり、配偶者に先立たれて気落ちしたりして、自宅で一日中テレビを見るなどして過ごす高齢者が増えているという。

<認知症増を懸念>
 玉浦は「不便な地域を皆で良くしよう」という意識が昔から高い地域だった。復旧が進み生活環境は整ったが、高齢化が進んだ影響で、かつては地域総出で行った草取りや側溝の掃除といった作業に参加しない人が目立ってきた。
 同地区を地盤とし、市議を8期務める沼田健一さん(68)は「このままでは認知症の増加や孤独死が心配だ。岩沼はハード面はナンバーワンだが、目には見えにくいソフト面の難題に、さらに心を砕かなければならない」と指摘する。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年05月29日火曜日

5051チバQ:2018/05/31(木) 23:51:26
>>5047
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180531_51041.html
<民進党>山形県連代表ら 国民民主移行せず
 民進党山形県連代表の吉村和武県議と総務会長の阿部昇司県議が30日、新党「国民民主党」の県連に参加しない意向を表明した。民進県連は31日、県選管に党名変更の手続きを行い、幹事長代理を務めた青柳安展県議を代表として国民県連に移行する。
 吉村氏は取材に「国会議員の都合による離合集散からいったん距離を置きたい」と述べた。阿部氏とともに当面、無所属で活動し、県議会内では引き続き「県政クラブ」に所属するという。
 既に民進県連で政調会長を務めていた石黒覚県議が離党し、立憲民主党入りしており、県議で国民県連に加わるのは青柳氏だけとなる。
 民進県連は、国民県連に参加する意向がない所属議員に対し、30日までに意思表示するよう要請。党籍を持つ市町村議計37人のうち数人が不参加の意向を示したとみられる。


関連ページ:山形政治・行政

5052チバQ:2018/06/04(月) 23:53:21
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018060401002550.html
福島・浪江町長が体調不良で辞意 一貫して東電を追及
22:06共同通信

福島・浪江町長が体調不良で辞意 一貫して東電を追及

福島県浪江町の馬場有町長

(共同通信)

 東京電力福島第1原発事故で一時全域が避難区域となった福島県浪江町の馬場有町長(69)が周辺に辞意を伝えたことが4日、関係者への取材で分かった。自身の健康問題が理由で、近く辞表を町議会議長に提出する。原発事故で情報が乏しい中、住民避難などの陣頭指揮を執り、一貫して東電の責任を厳しく追及してきた。

 馬場氏は2017年12月ごろから体調を崩して入院し、町の行事への欠席も目立っていた。今月の町議会定例会も欠席するとみられた。

 馬場氏は浪江町出身。町議や福島県議を経て07年12月から町長。町民が東電に賠償金増額を求めた手続きでは、町が代理人となる形で支援した。

5053チバQ:2018/06/05(火) 21:31:27
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180601/6040000963.html
県議の政活費「議連」相次ぎ返還
06月01日 13時01分

岩手県議会の議員に昨年度、交付された政務活動費の収支報告書が公開されました。
年会費の「繰り越し」が去年明らかになった「議員連盟」の記載からは、県に返還されているケースが相次いで確認されています。

県議会議員には議員報酬とは別に、政務活動費として政策の調査・研究などの費用が月額31万円交付されていて、昨年度の収支報告書が1日、公開されました。
それによりますと、昨年度辞職した2人を含め、48人の議員にあわせて1億7577万円の政務活動費が交付されました。
このうち、実際に使われたのは交付額の81.3%にあたる1億4294万円余りで、議員1人あたり、1か月平均の使用額、25万2113円は前の年度より3565円増加しました。
これについて、議会事務局は花巻空港と台湾を結ぶ定期便実現などに関連した海外での調査の増加が背景にあると分析しています。
一方、年度内に使いきれなかった「政務活動費」は、自治体に返還するよう条例で定められているにもかかわらず、議員どうしが任意で結成する「議員連盟」の年会費については、ほとんどの議員連盟で次の年度に繰り越していたことが去年、NHKの取材で明らかになりました。
今回公表された収支報告書の「議員連盟」の記載からは、使わなかった分が繰り越されずに県に返還されているケースが相次いで確認されています。
県議会議員の政務活動費の収支は県議会のホームページでも公開されています。

5054チバQ:2018/06/06(水) 17:55:31
http://mainichi.jp/articles/20180606/ddl/k04/010/116000c
多賀城市長選 元市議・伊沢氏出馬表明 /宮城
毎日新聞2018年6月6日 地方版

地方選挙
宮城県
選挙・宮城
[PR]

 任期満了に伴う多賀城市長選(7月29日告示、8月5日投開票)で5日、元市議で不動産建設業、伊沢貞夫氏(72)が無所属で立候補する意向を表明した。同市長選の出馬表明は、元名取市副市長の石塚昌志氏(64)に次ぎ2人目。現職の菊地健次郎氏(71)も4選を目指すとみられる。

 伊沢氏は多賀城市出身で塩釜高校卒。国鉄職員などを経て2006年の市議補選で当選し1期務め、前回の市長選にも立候補した。伊沢氏は「もう『復興』ではない。新時代の多賀城を作るため、複合型の道の駅など大規模集客施設を整備し、地域経済を活性化させたい」と語った。【渡辺豊】

5055チバQ:2018/06/06(水) 21:47:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180606-00000014-khks-pol
福島・浪江町長、病気で辞職へ 「町のこし」心残し退場
6/6(水) 11:07配信 河北新報
福島・浪江町長、病気で辞職へ 「町のこし」心残し退場
棚塩産業団地の造成着手に当たり、吉野正芳復興相(右)と記者会見する馬場町長=4月15日、福島県浪江町
 福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長(69)が近く、病状悪化を理由に辞職願を提出する。東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられ、国や東電を厳しく批判。7割を超える町民が加わった慰謝料増額を求める和解仲介手続き(ADR)では、集団申し立ての先頭に立った。町の未来を描く「町のこし」は道半ば。無念の退場に惜しむ声が上がった。

【写真】福島・浪江町長 馬場有氏

 原発事故から7年余り。被害の大きい双葉郡8町村で、事故当時からの首長は馬場町長と渡辺利綱大熊町長、遠藤雄幸川内村長の3人だけ。遠藤村長は取材に「国や東電にぶれずに対峙(たいじ)する姿は印象的。復興へ共に頑張ってきた戦友が去っていくようだ」と話した。

 双葉地方町村会長の松本幸英楢葉町長は「大変驚いている。大事な時期に町長を辞するのは、本人としても思いがあるだろう」と心中を察した。

 原発事故後、馬場町長は独自に二本松市への避難を決定。町民は放射線量の高い山側の津島地区を通った。情報提供を怠った東電や国に、馬場町長はその後の会合で厳しく対峙した。

 集団ADRは2013年、町が代理人となって申し立て、町民約1万5700人が参加。東電による計6度の和解案拒否の末、仲介手続きは今年4月に打ち切られた。

 その際は東電を「不誠実な姿勢は言語道断。原発事故の原因者、加害者としての意識がひとかけらもない」と糾弾。今秋にも予定される町民の集団提訴を後押しする方針だったとみられる。

 町は昨春、一部を除いた避難指示解除に合わせ、役場機能を二本松市から戻した。今年4月には幼保一体型の認定こども園と「なみえ創成小・中校」が開園・開校。世界最大級の水素製造拠点を目指す棚塩産業団地の造成にも着手し、「町のこし」に懸ける馬場町長も会場に姿を見せていた。

 町の登録人口は約1万8000人。実際の居住者は約730人にとどまる。

 町行政区区長会の佐藤秀三会長は「町にとって辞任は痛い。町の将来が見通せなくなる。無用な混乱やしこりを残す選挙にならないといいが」と話した。

5056チバQ:2018/06/11(月) 20:26:22
https://www.asahi.com/articles/ASL656HL9L65UBNB00W.html
青森)立憲民主県連合、準備会設立へ 山内氏が意向
中野浩至2018年6月7日03時00分
 元民進党青森県連幹事長の山内崇氏(63)が、立憲民主党の県組織設立に向けた準備会を近く発足させる意向であることが、関係者への取材でわかった。10日にも、支持者を集めた会合で表明する。立憲民主党の拠点ができれば県内で初となる。

 山内氏は昨年10月の衆院選で民進党から希望の党(当時)にくら替えして青森3区から立候補したが、自民党新顔に敗北。その後は離党して無所属で活動していた。

 関係者によると、山内氏は夏までに立憲民主党県連合を正式に発足させたい考えで、この動きに同調する意向を示している地方議員もいるという。

 10日に青森県弘前市内で開く支持者向けの会合で、こうした方針に対して理解を求めるとみられる。山内氏は取材に対し、「詳細は10日の会合で説明したい」と話すにとどめた。

 立憲民主党県連合が立ち上がれば、県内の旧民進党勢力では、国民民主党、無所属との三つの選択肢に分かれることになる。今後の選挙ではかつての「同志」に加え、社民、共産両党との間での候補者調整が課題となる。

 立憲民主党の県組織発足に好意的な関係者は「国民民主党県連と共産、社民両党の県組織は今のところ距離があるが、どちらにも近い立憲民主党が入ることで、野党共闘が前進する可能性がある」とみる。民進党を支援してきた連合青森の対応にも注目が集まりそうだ。(中野浩至)

5057チバQ:2018/06/12(火) 20:09:05
仙台市議会

自由民主党(21人)
鈴木勇治
橋本啓一
跡部薫
加藤和彦
やしろ美香
菊地崇良
高橋卓誠
渡辺博
柿沼敏万
赤間次彦
佐藤正昭
西澤啓文
野田譲
高橋次男
庄司俊充
岡部恒司
斎藤範夫
松本由男
菅原正和
わたなべ拓
佐々木心


公明党仙台市議団(9人)
嶋中貴志
鈴木広康
鎌田城行
小野寺利裕
小田島久美子
菊地昭一
佐藤和子
佐々木真由美
佐藤幸雄

日本共産党仙台市議団(6人)
嵯峨サダ子
花木則彰
ふるくぼ和子
高見のり子
すげの直子
庄司あかり

社民党仙台市議団(5人)
辻隆一
石川建治
相沢和紀
ひぐちのりこ
小山勇朗

アメニティー仙台(5人)
田村稔 >>4826 アメニティー仙台
佐藤わか子
村上かずひこ
渡辺敬信
沼沢しんや

市民ファースト仙台(5人) >>4773-4774
柳橋邦彦
木村勝好
安孫子雅浩
小野寺健
加藤健一

みどりの会(1人)
平井みどり

5058チバQ:2018/06/14(木) 19:08:03
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180614-279651.php
馬場浪江町長が「辞職願」提出 吉田町議立候補表明、選挙戦へ
2018年06月14日    
 病気治療で入院中の馬場有浪江町長(69)=3期=が13日、町議会に辞職願を提出、同意された。馬場氏の辞職に伴い行われる町長選で、無所属の新人で町議の吉田数博氏(71)が同日、立候補を表明。町長選を巡っては、無所属の新人で畜産業の吉沢正巳氏(64)が立候補を表明しており、選挙戦が確実な情勢となった。

 馬場氏の辞職願を受け、町議会の紺野栄重議長は18日までに町選管に町長の欠員を通知、公選法により通知から50日以内に町長選が行われる。7月28、29の両日、震災と原発事故後初めて町内で相馬野馬追関連の行事が行われることから、投票は8月5日に行われる公算が大きい。町選管によると、町民の避難状況を踏まえ、10日間の選挙期間で行われる見通し。

 吉田氏は13日、浪江町内で記者会見を開き「復興の歩みを止めることは許されない。馬場氏の意思を継ぎ、復興の加速化を図りたい」と述べた。

 馬場氏は6月議会最終日の13日、紺野議長に30日付での辞職願を届け出た。宮口勝美副町長が馬場町長から辞職願を預かり提出した。辞職理由は「医師の診断では、日常生活も非常に困難なため」とした。

 町規則により、次期町長が決まるまで宮口副町長が14日から町長職務代理者となる。

5059チバQ:2018/06/15(金) 18:10:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00000002-khks-pol
<福島第2廃炉>「内堀氏に追い風」 近く知事選出馬表明、支援政党は評価
6/15(金) 10:07配信 河北新報
<福島第2廃炉>「内堀氏に追い風」 近く知事選出馬表明、支援政党は評価
福島第2原発の廃炉方針について記者会見する内堀知事=14日午前、福島県庁
 東京電力が福島第2原発の廃炉方針を示した14日、福島県知事選(10月11日告示、28日投開票)に向け準備を加速していた県政界にも波紋が広がった。廃炉方針は近く再選立候補を表明する内堀雅雄知事(54)への「手土産」との見方もあり、支援政党は「追い風になる」と評価。対立する政党からは「表明が遅すぎる」と辛辣(しんらつ)な意見も出た。

【東北ドローンアイ】福島・会津の大内宿/かやぶき屋根ふき替え 街道に生命吹き込む

 14日正午すぎ、国民民主党県連や社民党県連など5者協議会は県庁で、内堀知事に再選に向けた立候補を要請した。

 東電が廃炉方針を内堀知事に伝えたのは同日午前。5者協の関係者は「選挙でアピールできる実績になる」と指摘した。

 内堀知事には政権与党の自民、公明両党に加え、非共産の国政野党も支援に回る。盤石の体制だが、共産党などからは「脱原発の政策などで国にものが言えない」などの批判もあった。

 「県内原発の全基廃炉」という1期目の公約を果たしたことで、「脱原発」を求める有権者にも支持を広げられる可能性がある。内堀知事は同日の記者会見で「原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)に向けた大切なスタートにつながる」とも述べた。

 これに対し、独自候補の擁立を目指す共産などの見方は冷ややかだ。

 同党県議の一人は「廃炉を表明させるまで7年は遅すぎる。他県の廃炉も要求して当然なのに訴えず、東電と全く対峙(たいじ)していない」と語り、候補擁立に影響がないことを強調した。

5060チバQ:2018/06/16(土) 09:10:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00010000-norimono-bus_all
訪日外国人は高速バスでどこへ行く 増便しても予約困難な路線、なぜそこが人気なのか
6/16(土) 7:20配信 乗りものニュース
訪日外国人は高速バスでどこへ行く 増便しても予約困難な路線、なぜそこが人気なのか
バスタ新宿に停まるアルピコ交通の松本行き高速バス。中央道方面の高速バスは路線によって予約困難な状況も(2018年5月、中島洋平撮影)。
「貸切バスで団体旅行」から「高速バスで個人旅行」へ
 日本を訪れる外国人、いわゆる「インバウンド」は依然として増加しており、2018年は年間3000万人を突破することがほぼ確実です。しかし、その中身を見ると、大きな変化が起こっています。以前は、団体ツアーで訪日し、旅行会社がチャーターした貸切バスで「ゴールデンルート(東京〜富士山〜京都・大阪)」を駆け足で観光するスタイルが目立ちましたが、数年前から、FIT(Foreign Independent Tour/個人自由旅行)が中心となり、訪問先も多様化しているのです。

【写真】外国人が高速バスでこぞってやってくる写真スポット

 FITは、旅行者ひとりひとりが自らの関心に基づいて旅程を組み、鉄道や高速バスなどの公共交通機関を利用して全国を旅行します。高速バスの車内でFITの姿が特に目立つのが、「昇龍道」と呼ばれる旅行ルートです。

「昇龍道」は、中部運輸局が中心となり、2012(平成24)年から誘客を進めている広域周遊ルートです。中部地方の地図は、石川県の能登半島を頭にして空に昇る龍の姿に見えます。龍が、中国人の間で縁起がいいとされていることにあやかって、そう名づけられました。

「昇龍道」が成功するきっかけになったのが、2014年に名鉄バス、濃飛乗合自動車らが外国人のみを対象に発売した「昇龍道高速バスきっぷ」です。高速バスを乗り継いで中部国際空港〜名古屋〜高山〜白川郷〜金沢を旅行できるフリーきっぷで、この区間は「昇龍道」のなかでも特に自然が豊かなうえ、古い町並みなど日本らしさを感じられる観光拠点が点在していること、また高速バスを乗り継げばそれらを効率よく周遊できることから大変な人気になりました。中国人のみならず、欧米からの観光客にも人気です(現在はコースを増やしたうえで「昇龍道フリーきっぷ」に改称)。

 それにより、名古屋〜高山間の高速バスは、2015年に1日9往復から12往復へと増便しました。高山〜白川郷間も2014年から毎年のように増便を繰り返し、最大16往復(朝は30分間隔)と頻発するにも関わらず、多くの続行便(乗客数に合わせ1便に対し2号車、3号車と台数を増やすこと)が設定され、1便あたり最大6台で運行される人気ぶりです。

5061チバQ:2018/06/16(土) 09:10:26
目立たぬ「中央道下吉田」バス停の利用が急増したワケ
 2016年には、東京(新宿)から松本を経由して高山〜白川郷〜金沢・富山へと向かう「三っ星ルートきっぷ」(京王電鉄バス、アルピコ交通ら)も登場しました。雪を被った北アルプスを背景に漆黒の天守閣がそびえたつ松本城もFITに人気で、高山や金沢などと並んで、世界的な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド」で最高評価の三っ星を得たことから名づけられています。

 これらの周遊ルートは、従来の「ゴールデンルート」よりも「一歩深い日本」を味わえるため、「次なるゴールデンルート」として期待されています。一方、日本観光の「定番」である富士山方面への高速バスもFITに人気で、一部の路線では予約を取りづらくなっているほどです。

 そのひとつが中央高速バス富士五湖線(新宿〜富士急ハイランド・河口湖・山中湖など)です。60年以上の歴史を持つこの路線は、鉄道だとほとんどの場合で乗り換えが必要な区間を直通します。首都圏からの国内観光客のほか、富士五湖地区にお住まいの方が東京へ向かう足として以前から乗車率が高かったところに、近年、FITの利用が急増しました。

 これにより、利用者が大幅に増えたバス停もあります。中央道(富士吉田線)の本線上にある「中央道下吉田」(山梨県富士吉田市)は、これまで利用者も多くなく目立たない停留所でしたが、ここから徒歩10分の「新倉山浅間公園」が、「富士山と五重塔、そしてシーズンには桜の花を1枚の写真に収められる」と、FITに急に人気となったのです。きっかけは、タイからの旅行者がブログで紹介したことだと言われています。富士五湖地区では、他にも「忍野八海」「富士芝桜まつり(例年4月〜5月に開催)」などがFITに人気です。

「バスタ新宿」からおおむね30分間隔で頻発する富士五湖線ですが、続行便を何台も設定しても予約を取りづらい日が多くなっています。そういうときに富士急ハイランドや富士五湖に向かいたい場合、渋谷マークシティに発着する渋谷〜富士五湖線のほうが予約を取りやすいのでおすすめです。また、東京駅、品川、横浜、たまプラーザなどからも富士五湖方面の高速バスが発車しています。

御殿場、湯布院、沖縄も 「恩恵」を受けるには何が必要か
 御殿場のアウトレットモールへ向かう路線も、FITの利用が急増しています。2008(平成20)年まで、新宿や東京駅からの直行バスは1日3往復しかありませんでしたが、増便を繰り返すとともに、池袋や品川、横浜などからの路線も新設、いまでは最大15往復(東京都、神奈川県からの直行バスの合計)も運行されています。

 それでも予約を取りづらい日、アウトレットモールのリピーターたちは、東京から頻発する箱根、静岡方面への高速バスに乗車し、東名高速御殿場ICに隣接する「東名御殿場」バス停で降り、無料のシャトルバスに乗り換えているようです。

 このほか、特にFITの姿が目立つ高速バスといえば、北海道のニセコや長野県の白馬といったスノーリゾート、大分県の温泉地である湯布院、沖縄の「美ら海水族館」がある本部(もとぶ)半島(美ら海水族館)への路線などが挙げられます。以前は都市部の免税店など特定の地域、業種に限られていた「インバウンド消費」がこれらの地域にも広がることで、地元経済の活性化にも貢献していると考えられます。

 今後、これら一部の地域だけでなく、FITに全国の観光地へと足を向けてもらうには課題もあります。

 たとえば、会社ごとに分散している高速バスの乗り場は、外国人には大変わかりづらいはずです。群馬県四万温泉の「柏屋旅館」は、外国人客がスマートフォンで「道を教えてください。高速バスの停留所に行きたいです」と日本語で書かれた画像を表示できるよう工夫しています。高速バス会社自身も、サイト上で外国人客にもわかりやすい表記をするなど対応が必要です。

 また、貸切バスを使う団体ツアーであれば、下車して観光しているあいだも手荷物はバスの床下トランクに入れたままでよいのに比べ、公共交通であれば、いちいちコインロッカーなどに預けないといけません。宿をチェックアウトする際に荷物を預ければ、夕方までにその日の宿に荷物が届く「託送サービス」の充実も求められています。

 これらの工夫を重ねていけば、我が国が目指す「観光立国」の恩恵を、全国に広げることができるはずです。

成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)

5062チバQ:2018/06/17(日) 22:00:50
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180617_51003.html
昨年衆院選で議席喪失 山形の野党勢力 再結集見えぬ道筋

国民民主党山形県連に移行し、看板の変更作業が行われた旧民進党県連事務所=5月31日、山形市
拡大写真

舟山氏が党派を超えた結集を訴えた政策集団の旗揚げ集会=5月13日、山形市
拡大写真
 昨年10月の衆院選で議席を失った山形県の野党勢力が、再起の糸口をつかめずにいる。民進党県連役員の3県議はともに新党「国民民主党」県連への参加を見送り、社民党では市町村議から県本部に離党届提出が相次ぐ。唯一の野党系国会議員となった舟山康江参院議員(無所属)の主導で設立された政策集団に「受け皿」としての期待が高まるが、参加者の思惑はそれぞれで、再結集への道筋は見通せない。(山形総局・吉川ルノ)

<3役新党見限る>
 「衆院選以降、国の政局に地方が追従せざるを得なかった。一度距離を置いてみたい」。国民県連発足が翌日に迫った5月30日、民進県連代表兼幹事長を務めた吉村和武県議は、こう述べて不参加を表明した。
 民進党籍を持つ県議・市町村議計41人のうち、新党に参加しなかった議員は3分の1に当たる14人。吉村氏に加え、総務会長を務めた阿部昇司県議も参加を見送り、政調会長だった石黒覚県議は一足先に立憲民主入りし、3役がそろって新党を見限る形になった。
 社民党でも昨年の衆院選以降、ごたごたが続く。地方議員4人が相次いで離党届を提出したものの、県連は受理しないまま慰留を続け、事実上「握りつぶした状態」(党関係者)になっている。

<関係者にしこり>
 県内の野党勢力は昨年1月の知事選や一昨年7月の参院選で、民進を軸に共闘し、成果を上げてきた。
 だが昨年の衆院選は希望の党との合流を受け、民進県連会長だった近藤洋介元議員(2区)ら民進系3候補が希望公認で戦い、全選挙区で惨敗。他の野党や労組が共闘に向けた準備を進めていただけに、関係者の間にしこりを残した。
 そんな中、舟山氏の呼び掛けで結成されたのが政策集団「これからの地方の使命を考えるフォーラム」。県議、市町村議ら約120人が参加登録し、山形市で5月13日に開かれた旗揚げ集会には約180人が集まった。
 「多くの人が参加できる風呂敷のような存在を目指し、舟山議員と共に準備を進めてきた」。舟山氏とともに共同代表に就いた近藤氏が集会で経緯を語ると、「衆院選で(近藤氏に)不信感を残している人は少なくない。多くの賛同を得たいなら代表にならず、一歩引いているべきだ」(労組関係者)との声も漏れた。
 舟山氏は一昨年の参院選に野党統一候補として無所属で立候補し、自民党公認候補に大勝した実績を持つ。既存野党の勢いに陰りが増す中、再結集の旗頭にはうってつけの存在に映る。

<新たな共闘模索>
 自民県連幹部は「反自民でまとまられたら、脅威になる」としながらも、現状は「影響力を維持したい元国会議員や、何をしていいか分からない地方議員の集まり。他によりどころがないというのが本音では」と冷ややかに見る。
 舟山氏は「保革の対立を超え、大きな受け皿として山形から国を変える」と訴える。統一地方選を来春に控え、地方議員たちは党の立て直しを棚上げし、新たな共闘の姿を探しているようだ。


関連ページ:山形政治・行政
2018年06月17日日曜日

5063チバQ:2018/06/18(月) 20:07:58
https://mainichi.jp/articles/20180618/ddl/k02/010/047000c
選挙
五所川原市長選 告示 新人2氏の対決 /青森
毎日新聞2018年6月18日 地方版

地方選挙
青森県
選挙・青森
[PR]



 任期満了に伴う五所川原市長選が17日、告示された。いずれも無所属で会社社長の平山敦士氏(44)=自民、公明推薦=と会社役員の佐々木孝昌氏(64)の新人2人が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦となった。

 平山氏は、4選出馬を見送った父親の現市長、誠敏氏の路線を継承。地域産業の振興や、医療費・給食の段階的な無料化などを掲げる。

 佐々木氏は、徹底した行財政改革を軸に、給食費無料化の段階的実施や地域振興を掲げ、ハコモノ行政からの脱却を訴える。

 投票は24日午前7時〜午後8時、市内37カ所であり、開票は同日午後9時20分から市民体育館で行われる。16日現在の選挙人名簿登録者数は4万8323人(男2万1901人、女2万6422人)。【井川加菜美】

五所川原市長選立候補者(届け出順)
平山敦士(ひらやま・あつし) 44 無新

 ガス会社社長▽五所川原ロータリークラブ会長▽東北大院=[自][公]

佐々木孝昌(ささき・たかまさ) 64 無新

 タクシー会社役員▽五所川原法人会会長▽日大

5064チバQ:2018/06/20(水) 17:32:39
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180620-OYT1T50024.html
市長が「たばこは薬物」発言、市議追及にも抗弁
2018年06月20日 07時35分
 市公共施設の全面禁煙に取り組む福島県郡山市の品川万里市長が、「日本禁煙学会」の幹部に「たばこは嗜好しこう品でなく、薬物」と発言したとして、19日の市議会6月定例会で議員から質問が相次いだ。品川市長は「医学的所見に基づいて発言した」と抗弁した。

 発言は、2020年に同市で開催される同学会の学術総会に関して今月4日、実行委員長から協力を求められた際にあった。併せて、品川市長は「市民の健康を守りたい」と語ったという。

 この日の一般質問では「発言は事実か」「大麻や覚醒剤と違い、たばこは合法物質だ」など、発言の真意をただす質問や意見が相次いだ。「たばこの生産農家や販売業者の市民もいる。おわびの言葉はないのか」と問われると、品川市長は「今後はTPOなどを念頭に置きながら十分に言葉を選んで話をしていきたい」と答えるにとどめた。

2018年06月20日 07時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5065チバQ:2018/06/22(金) 14:21:55
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180621_21004.html
<五所川原市長選>津軽の観光都市「斜陽化」危機 外国人誘客後手、アクセスに難点 振興策巡り2氏舌戦

五所川原市を代表する観光施設の太宰治の生家「斜陽館」。生誕100年を迎えた2009年度は16万人の来館者を記録した
拡大写真
 任期満了に伴う五所川原市長選(24日投開票)は、ともに無所属新人で、会社社長の平山敦士氏(44)=自民・公明推薦=と会社役員の佐々木孝昌氏(64)による一騎打ちとなった。同市は雄大な立佞武多(たちねぷた)祭りが行われるなど、県内有数の観光地。しかし、集客数は伸びておらず、2人は市政の重要課題に位置付けられる観光振興策を巡り、舌戦を繰り広げている。(青森総局・茂木直人)

 「人影はぽつりぽつり。県内の観光客は増えているが、五所川原が選ばれるかどうかはまた別の話」
 金木地区にある文豪太宰治の生家「斜陽館」の伊藤一弘館長が漏らす。以前、10万人ほどあった来館者は2017年度、約7万人まで減った。
 県によると、県内の観光入り込み客数は12年からの4年間で約216万人増加した。一方、五所川原市内12の観光施設の合計入り込み客数は、13年と14年が約61万人、15年が約58万人、16年が約60万人と伸び悩んでいる。
 「五所川原までのアクセスが悪い」と話すのは、市商工会議所の藤田治一専務理事。新幹線が停車する新青森駅(青森市)から五所川原市中心部までは直線距離で約20キロだが、JRの快速でも約1時間を要する。
 青森空港(同)からの直通バスが12年に廃止されたのも大きい。同空港の年間利用者が16年から2年連続で100万人超を記録していることもあり、復活を望む声は根強くある。
 訪日外国人旅行者(インバウンド)の取り込みも後手に回る。青森県内の17年の外国人延べ宿泊者数(従業員10人以上の施設)は23万9150人で、初めて東北で1位となった。ただ、市中心部の観光施設「立佞武多の館」では「外国人観光客は増えてはいるが(全体の)1割程度」(菊池忠館長)だという。
 昨年、県内在住外国人を対象に実施したモニターツアーでは「多言語表記が不十分」と指摘されるなど、施設のインバウンド対応の遅れも目立つ。
 地吹雪体験ツアーや津軽鉄道のストーブ列車など、アイデアを凝らしたイベントはあるが、雪が降り積もる冬場の集客が落ち込むのも課題だ。
 観光振興について、平山氏は「インバウンドを拡大し、金木地区の観光施設を整備する」と主張。佐々木氏は「津軽半島や(日本海に面する)西海岸を含む観光ルートを確立する」と力を込める。
 人口減少時代の中で、多くの自治体が交流人口の拡大に力を入れる。市民が「(市内に)いい所は多いが、認知度が低いのでは」(80代女性)と話すように、恵まれた観光資源とポテンシャルはある。それをどう生かすかの宣伝戦略も欠かせない。


関連ページ:青森政治・行政
2018年06月21日木曜日

5066チバQ:2018/06/22(金) 21:54:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180622-00001008-fminpo-l07
自民、国民も内堀氏支援 福島県内各党、方針決める
6/22(金) 11:44配信 福島民報
 知事選で現職内堀雅雄氏(54)が再選に向けて立候補表明したのを受け、自民党県連、国民民主党県連は21日、内堀氏支援の方針を決めた。公明党県本部、社民党県連は既に内堀氏支援の方針を示しており、市民団体などとともに独自候補の擁立を目指す共産党県委員会を含め、県内主要政党の知事選への対応がほぼ固まった。
 自民党県連は21日に選挙対策委員会を開き、4月の県連定期大会で採択した「復興・創生を進める最適任者を擁立する」との特別決議に従い、内堀氏を支援する方針を全会一致で確認した。同日開いた議員懇談会で本人に伝えた。今月中に総務会を開き、支援を正式決定する。
 国民民主党県連は21日、総務会を開いて内堀氏を支援することを正式に決定した。5月の県連結成大会で内堀氏について「意思を尊重しながら支援態勢の構築に積極的に取り組む」と活動方針に明記。立候補する場合は一丸となり、支援する姿勢を打ち出していた。
 公明党県本部は21日、内堀氏の立候補表明を受けて支援する方針を正式発表するとともに、党本部に承認を求めた。
 社民党県連は内堀氏支持の方向性を決めており、今後開く常任幹事会で具体的な支援の内容を決める。
 一方、共産党県委員会は県労連などと構成する「みんなで新しい県政をつくる会」として独自候補を擁立する方針を決めている。

5067チバQ:2018/06/24(日) 11:43:34
>>3483
>遊佐町を地盤にする金子敏明。社民、自治労県本部の推薦
社民系
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00000542-san-pol
飲酒運転で辞職表明 「撲滅率先」のはずが「何回かやった」
6/23(土) 17:41配信 産経新聞
飲酒運転で辞職表明 「撲滅率先」のはずが「何回かやった」
飲酒運転を認め、辞職する意向を表明した山形県の金子敏明県議=23日、山形市(柏崎幸三撮影)
 山形県議会の金子敏明県議(63)=酒田市・飽海郡選出=は23日、記者会見し、平成28年に自宅近くで飲酒運転したとして議員辞職する意向を表明した。同日午前、志田英紀議長に辞職願を提出した。

 会見で金子議員は「2年前のことであまり覚えてないが、運転代行車で自宅前まで帰宅後、車庫入れという感覚で県道から自家用車を4〜5メートル運転した」などと飲酒運転を認めた上で、「公職の重さを勘案し(議員を)辞めるべきだと判断した」と述べた。

 金子県議の飲酒運転をめぐっては、今月初め、志田英紀議長宛に金子県議の飲酒運転を告発する投書が届いた。投書には、金子県議は運転代行車で帰宅後、自らハンドルを握り公道を約20メートル運転し、駐車させたとあった。

 会見で金子県議は「(飲酒運転に)常習性はないが何回かやっていた」と述べ、報道陣の質問に「今年5月、6月にもやっていた」と明かした。

 県議の飲酒運転問題を受け、山形県は平成20年、議員提案で初の「飲酒運転をしない、させない、許さない条例」を制定。条例には、公職にあるものとして、県議を明記し、「飲酒運転をしない、させない、許さないという強固な決意で飲酒運転撲滅を率先する」とある。

 志田議長は23日午後に会見し「極めて遺憾。弁明の余地はなく県議会を代表し県民におわび申し上げる」と陳謝した上で、「飲酒運転は交通事故の最大要因。厳守していかなければならない。(金子県議)本人から明確な答えはなく、残念だ」と不快感を示した。

5068チバQ:2018/06/25(月) 16:57:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180625ddlk02010046000c.html
<選挙>六ケ所村長選 戸田氏が再選 核燃推進を訴え /青森
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う六ケ所村長選は24日、投開票され、現職の戸田衛氏(71)=無所属=が、新人で青森市の医師、遠藤順子氏(58)=同=を破り、再選を果たした。投票率は62・28%で、前回(62・94%)をやや下回った。当日有権者数は8637人(男4656人、女3981人)。

 核燃料サイクル事業との「共存共栄」を掲げる戸田氏に対し、「反核燃」の遠藤氏は事業中止を訴えて舌戦を繰り広げた。

 戸田氏は前回選と同様に核燃サイクルの推進を主張し、村議18人全員から支持を受けた。温水プールの整備など1期目の実績を強調。2期目は農業の「6次産業化」など第1次産業の振興や、再生可能エネルギーの推進に取り組むと主張し、「経済的にも精神的にも満たされた生活の向上を目指す」と訴えた。

 遠藤氏は、使用済み核燃料再処理工場による環境への影響を再検討する必要性を強調。自然を生かした産業を起こすことなどを訴えたが、支持が広がらなかった。【一宮俊介】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇六ケ所村長選開票結果=選管最終発表

当 5021 戸田衛 71 無現

   323 遠藤順子 58 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇六ケ所村長略歴

戸田衛(とだ・まもる) 71 無現(2)

 [元]副村長[歴]村総務課長・助役▽野辺地高

5069チバQ:2018/06/25(月) 16:58:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180625ddlk02010043000c.html
<選挙>五所川原市長選 佐々木氏が初当選 市政刷新に支持 /青森
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う五所川原市長選は24日、投開票され、無所属新人で会社役員の佐々木孝昌氏(64)が、同じく無所属新人で会社社長の平山敦士氏(44)=自民、公明推薦=を破り、初当選した。投票率は64・83%で、選挙戦となった前々回(77・35%)を下回った。当日有権者数は4万7405人(男2万1425人、女2万5980人)。

 人口減少や地域の過疎化が進む中、平山誠敏市長(77)による3期12年の市政の継続か刷新かなどを争点に激しい論戦が繰り広げられた。

 佐々木氏は現市政からの転換を掲げ、草の根の選挙戦を展開した。徹底した行財政改革を軸に、給食費の段階的な無料化や企業誘致による地域振興などを公約に掲げ、ハコモノ行政からの脱却を訴えて支持を広げた。

 平山氏は4選出馬を見送った父誠敏氏の路線を継承。観光施設整備などによる地域振興や子育て支援などを訴えたが、及ばなかった。【井川加菜美】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇五所川原市長選開票結果=選管最終発表

当 15593 佐々木孝昌 64 無新

  14945 平山敦士 44 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇五所川原市長略歴

佐々木孝昌(ささき・たかまさ) 64 無新(1)

 タクシー会社役員▽五所川原法人会会長▽日大

https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-107368993.html
新人佐々木氏が競り勝つ/五所川原市長選
00:22東奥日報

新人佐々木氏が競り勝つ/五所川原市長選

東奥日報

(東奥日報)

 任期満了に伴う青森県五所川原市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人でタクシー会社役員、佐々木孝昌氏(64)が1万5593票を獲得し、無所属新人でガス会社経営、平山敦士氏(44)=自民、公明推薦=に648票差で初当選した。平山氏の父で現市長・誠敏氏(77)の市政刷新を訴えて浸透し、平山氏に競り勝った。投票率は64.83%で、選挙戦となった前々回2010年の77.35%を12.52ポイント下回った。【写真説明】当選の連絡を受け、万歳三唱する佐々木氏(左)と妻の幸子さん=24日午後10時41分、五所川原市漆川の選挙事務所

https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-107370910.html
平山さん「力及ばず」/五所川原市長選
09:02東奥日報

平山さん「力及ばず」/五所川原市長選

東奥日報

(東奥日報)

 「まさか。本当に負けたのか-」。午後10時47分、青森県五所川原市寺町の平山敦士さん(44)の事務所で、テレビが佐々木さんの当確を報じると、事務所は重苦しい空気に包まれた。間もなく姿を見せた平山さんは、うつろな表情で「力が及ばなかった。もっともっと真剣に力を尽くしてやれば、当選にたどり着いたと思う」と敗戦の弁を述べるのがやっとだった。【写真説明】落選が決まり、沈痛な表情で敗戦の弁を述べる平山さん=24日午後10時56分、五所川原市寺町の事務所

5070チバQ:2018/06/27(水) 13:14:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000532-san-pol
福島・浪江町の馬場有町長が死去 69歳、原発避難を指揮
6/27(水) 12:57配信 産経新聞
 東京電力福島第1原発事故で一時、全域に避難指示が出た福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が27日午前、福島市内の病院で死去した。69歳だった。町が明らかにした。体調不良を理由に13日に町議会議長に辞職願を提出、町議会が同意し、30日付で辞職することになっていた。

 馬場氏は昨年12月に胃がんの手術をし、入院していた。辞職願では、医師から日常生活が困難との所見を受け、「町民にご心配とご迷惑をかけられない」と説明していた。

 馬場氏は浪江町出身で、町議や福島県議を経て、平成19年12月、町長に初当選。23年の東日本大震災と原発事故では住民避難などの陣頭指揮を執った。

 町長選は7月26日告示、8月5日投開票で行われる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000044-mai-pol
<訃報>馬場有さん69歳=福島県浪江町長 原発対応で尽力
6/27(水) 13:08配信 毎日新聞
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の対応に当たってきた福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が27日、福島市内の病院で亡くなった。69歳だった。町が明らかにした。馬場氏は体調不良を理由に、30日付で退職する予定だった。

 浪江町出身。東北学院大経済学部卒。町議や県議を経て、2007年の町長選で初当選した。現在3期目で、任期は19年12月まで残されていた。

 町は津波で約180人が犠牲になり、原発事故で全域に避難指示が出された。役場は同県二本松市の仮設庁舎に移った。

 17年3月末には放射線量の比較的高い「帰還困難区域」を除き、6年ぶりに町内の避難指示が解除されると、帰還を選べない町民が多い中で、「町残し」を掲げた。東電に対しては精神的賠償の増額を求め、町が町民の7割の代理人となり、原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介手続きを申し立てるなど、避難の長期化で各地に散在する町民のリーダーとして尽力してきた。【尾崎修二】

5071チバQ:2018/06/28(木) 21:04:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000004-khks-soci
福島・浪江町長 馬場有さん死去 東電糾弾、和解仲介手続きけん引
6/28(木) 10:40配信 河北新報
 東京電力福島第1原発事故で全域避難となった町の存続に懸けてきた福島県浪江町長の馬場有(ばば・たもつ)さんが27日午前9時30分、胃がんのため福島市の病院で死去した。69歳。浪江町出身。自宅は浪江町権現堂下続町25の6。葬儀・告別式は7月3日午後1時から南相馬市原町区高見町2の137の1、フローラメモリアルホール原町で。喪主は長男大輔(だいすけ)さん。後日、町主催のしのぶ会を開く予定。


 3期目の任期を1年半余り残していた。1期目の2011年に原発事故が発生し、全町避難を余儀なくされた。当初、役場機能を移し、住民も避難した町内の津島地区は放射線量が高く、情報を提供しなかった東電と激しく対立した。

 2期目の13年に町民の約7割の約1万5700人が東電に慰謝料増額を求めて申し立てた和解仲介手続き(ADR)を先頭に立ってけん引。和解案を6度も拒否した東電を「原発事故の原因者、加害者としての意識がひとかけらもない」と糾弾し、ADR打ち切りを受けた集団訴訟の準備に力を注いでいた。

 町内の避難指示が昨年3月末、津島など一部地域を除いて解除されると、役場機能を二本松市から6年ぶりに戻し、「町のこし」を掲げた。町内居住者は5月末現在で747人。住民登録者約1万7800人の一部にとどまり、住民の帰還が課題となっていた。

 馬場さんは東北学院大卒。町議、県議を経て07年に初当選。昨年末から体調を崩し、公務を休みがちだった。病状が回復せず、町議会6月定例会最終日の今月13日に30日付の辞職願を提出し、同意されていた。

 町長選は7月26日告示、8月5日投開票の日程が決まっている。

5072チバQ:2018/06/28(木) 21:05:14
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180614_61037.html
<福島・浪江町長選>町議の吉田数博氏が立候補を表明
 福島県浪江町の馬場有町長が30日付で辞職することを受け、元町議会議長で町議の吉田数博氏(71)は13日、町役場で記者会見し、町長選に無所属で立候補する意向を表明した。
 吉田氏は「20年来の同志の辞職は残念だが、復興の歩みを止めるわけにはいかない。馬場氏の意志を引き継ぐ」と語った。馬場氏から後継に指名され、11日に入院先を訪れて決意を伝えた際、「精いっぱい応援する」と言われたという。
 吉田氏は浪江町出身、小高工高卒。1997年から町議を連続6期。
 町長選には、同町の「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳氏(64)が立候補する意向で、近く正式発表する。


関連ページ:福島政治・行政原発事故・放射線
2018年06月14日木曜日

5073チバQ:2018/06/29(金) 15:31:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00010012-minyu-l07
次期・福島県議選、郡山は1増 定数委方針、喜多方・耶麻1減
6/29(金) 10:48配信 福島民友新聞
 次期県議選を巡り、県議会の議員定数等検討委員会(斎藤健治委員長)は28日、県庁で会合を開き、2015(平成27)年の国勢調査人口に基づき、郡山市選挙区(定数9)を1増、喜多方市・耶麻郡選挙区(同3)を1減とする方針を決めた。7月5日にも吉田栄光県議会議長に答申する。来年秋の次期県議選から適用される見通し。
 会合では、県議会最大会派自民、公明が原則に基づく「1増1減」を主張。第2会派県民連合、共産が両選挙区とも現行定数の維持を求めたが、賛成多数で「1増1減」が採決された。
 議員定数の見直しは、選挙区数が現行の19選挙区となってから初めて。慣例に従い、次期県議選までの約1年間を県民への周知期間として設定するため、検討委の答申を受け、吉田議長は9月定例県議会に条例案の提出を目指す。

5074 チバQ:2018/06/29(金) 19:47:55
>>4139
喜多方は三人区で自・自・民で無投票 2015年
まあ、民が弾かれそうだから反対したのかな

5075 チバQ:2018/06/29(金) 19:50:35
>>2000
99年以来無投票ってひどいな

5076チバQ:2018/07/04(水) 17:09:25

5217 :チバQ :2018/07/04(水) 17:08:31
https://www.sankei.com/politics/news/180703/plt1807030040-n1.html
2018.7.3 22:53

国民民主が山形県連設立大会
 国民民主党山形県連は3日、山形市内で山形県連設立大会を開いた。同県連は、民進党県連から名称変更した国民民主党県連が5月31日の発足以降初めての大会で、支持者約100人に玉木雄一郎・国民民主党共同代表、舟山康江参院議員も出席し県連設立を祝った。

 設立大会で、県連代表の青柳安展県議は「地域のための共生社会の実現を目指し、漂流する政治状況を打倒し野党第一党の矜持をもって政権交代に向け身を粉にしていきたい」とあいさつ。続いて玉木共同代表が「昨年10月の衆院選で野党第一党であった民進党が事実上分裂し多大なる混乱と困惑を与えた。私からもおわびを申し上げたい」と述べた上で、「山形県連がきょう設立され、地方を大切にする政党を目指したい。私は、土の臭いのする政党にしたい。地域の声をしっかりと受け止め、政策に生かすことが目指す方向でありますから、連携をしっかりと取って地域地方での党勢拡大の足がかりにしたい」と述べた。

 国民民主党山形県連は当面、青柳県連代表の下、沖津一博寒河江市議を幹事長に、村山隆中山町議を幹事長代理の3人体制で進められる。民進党から国民民主党への名称変更に伴い、民進党県連会長代行の吉村和武県議、総務会長の阿部昇司県議は合流せず、当面は無所属で活動。石黒覚県議も立憲民主党に入党している。青柳県連代表は「(合流前に)41人いた地方議員のうち、(国民民主に)26人が移行した。これをもって拡大の方向に結びつけたい」と意欲を示した。

5077チバQ:2018/07/06(金) 16:25:25
https://mainichi.jp/articles/20180630/ddl/k02/010/058000c
青森市議会
議員削減案を否決 「根拠不明確」反対相次ぐ /青森
毎日新聞2018年6月30日 地方版
 青森市議会の6月定例会は最終日の29日、議員定数を現行の35議席から32議席に削減する条例改正案を賛成少数で否決した。議案を提出した市議会最大会派の「自民清風会」は、人口減に伴って全国的に市議の数も減少傾向にあると主張したが、「根拠が不明確」などと反対が相次いだ。

 本会議で自民清風会の舘山善也議員は、四つの常任委員会の委員数を8人、全議員数を32人に削減すべきだと提案。議長や各委員長を除く議員数が奇数になるため、採決の際の可否同数を避けられるとの考えを示し、「より効率的な議会運営ができる」と主張した。

 これに対し、市民クラブの木下靖議員は「採決の際に議員が退席すれば議員定数を偶数にする意味はなくなる。提案の根拠が薄弱だ」と批判。10月の市議選まで約4カ月となるタイミングでの提案に疑念を示した。また、共産党の藤原浩平議員からも「一票の価値が軽くなる」などの反対意見が出て、採決の結果、反対が上回った。

 青森市議会は、2014年の前回市議選で41議席から35議席に削減された。今回の条例改正案が可決されれば、10月の市議選から適用される見通しだった。閉会後、自民清風会会長の渋谷勲議員は「非常に残念。9月定例会にも議員削減の条例案を提出する」と話した。【一宮俊介】

5078チバQ:2018/07/07(土) 00:36:06
立憲民主党 統一地方選一次公認(都道府県議選のみ)
宮城県 仙台市青葉区 6 遊佐美由紀
宮城県 気仙沼・本吉 2 境恒春
山形県 酒田市・飽海郡 2 石黒覚

5079チバQ:2018/07/07(土) 00:43:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00000013-khks-pol
<放射線監視装置撤去>誤って賛成、反対意見書が継続審査に 福島県議失態
7/6(金) 10:57配信 河北新報
 東京電力福島第1原発事故後、福島県内に設置した放射線監視装置(モニタリングポスト)を一部撤去する原子力規制委員会の方針に関し、県議会総務常任委員会は5日、撤去反対の意見書を継続審査とした。意見書を提出した会派の委員が採決で、誤って継続審査に賛成する失態があった。

 意見書は旧民進党系会派の県民連合と、共産党がそれぞれ提出。自民党が継続審査を求めた。採決では自民の4人に加え、県民連合の2人も起立。着席は共産の1人だけで、賛成多数で継続審査が決まった。

 起立した県民連合の一人は終了後の取材に、「間違った」と釈明。もう一人も同じ趣旨の説明をした。

 共産の委員は「民意を背負う県議としての姿勢が問われる」とあきれた様子。総務常任委で過半数を占める自民の委員の一人は「2人が立たなくても継続審査だった」と淡々と話した。

5080名無しさん:2018/07/09(月) 10:57:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000531-san-pol
山形県尾花沢市長選、2新人が立候補 15日投開票
7/8(日) 20:29配信 産経新聞
 任期満了に伴う山形県尾花沢市長選が8日告示され、いずれも無所属で、元防衛省職員の結城裕氏(61)=自民、公明推薦=と、学習塾経営の元市議、菅根光雄氏(67)=国民民主(旧民進)、共産、社民推薦=が立候補、新人2人の一騎打ちとなった。

 結城氏は、「新しい風」をスローガンに掲げ、小児科や産婦人科の医師確保や流雪溝の設置促進、子供から大人までの教育の充実に農業所得の向上などを公約に掲げた。

 一方、市議6期の実績を強調する菅根氏は、保育園と小学校の一体的整備や若者の定住促進に向けた宅地供給、国道347号を生かした観光振興、高齢者の居場所づくりなどを訴えた。

 投票は15日に行われ即日開票される。7日現在の選挙人名簿登録者数は1万4289人(男6965人、女7324人)。

5081チバQ:2018/07/10(火) 00:45:54
>>5040 青森:全員国民民主党(代議士含め立憲ゼロ)
国民民主党 3
北紀一
田名部定男
田中満

>>5034 岩手:全員国民民主党(代議士含め立憲ゼロ)
改革岩手 16
盛岡 衆1 髙橋但馬 国民民主党
盛岡 衆1 軽石義則 国民民主党
盛岡 衆1 阿部盛重 自由党
釜石 衆2 小野共
宮古 衆2 伊藤勢至 自由党
大船渡 衆2 田村誠 国民民主党
滝沢 衆2 柳村一
一関 衆3 佐々木朋和国民民主党
一関 衆3 千葉進
奥州 衆3 郷右近浩 自由党
奥州 衆3 菅野ひろのり 自由党
花巻 衆3 佐々木順一自由党【議長】
花巻 衆3 名須川晋 自由党
北上 衆3 佐藤ケイ子
北上 衆3 関根敏伸 自由党
北上 衆3 髙橋元  国民民主党

>>5037 宮城 国民-桜井充 立憲-岡本あき子
みやぎ県民の声(9名)
坂下康子  不明
藤原範典  不明
坂下賢   不明
須藤哲   国民民主
境恒春   立憲民主
遊佐美由紀 立憲民主
太田稔郎  無所属当選 
佐々木功悦 無所属当選
高橋啓   無所属当選

5082チバQ:2018/07/10(火) 00:59:26
https://mainichi.jp/articles/20180621/ddl/k07/010/150000c
2県議が設立へ /福島
毎日新聞-2018/06/20
高橋秀樹県議と古市三久県議は20日、県庁で記者会見を開き、立憲民主党に入党し、8月にも同党県連を設立すると発表 ... 県連設立に向けた準備会を設立する。10月投開票の知事選では、国民民主、社民の両県連、連合福島、無所属県議 ...

5083チバQ:2018/07/10(火) 01:00:00
>>5041 秋田
所属ゼロ
 *代議士:国民-緑川貴士
みらい (7人)
土谷勝悦 無所属 連合系
三浦英一 無所属 連合系
渡部英治 無所属 連合系  東北電力社員
東海林洋 無所属 会派「いぶき」
三浦茂人 無所属
佐藤正一郎 無所属
吉方清彦 無所属補欠選当選 民主で出馬歴あり
次の世代につなぐ会 (2人)
沼谷純>>4888 民進離党
小原正晃 >>5010 国民民主参加せず


>>5047 山形
国民:ゼロ
立憲:石黒県議
 *代議士はゼロ 舟山康江参院議員が国民会派に所属
県政クラブ(11)
佐藤昇    自民離党>>4486>>5046
石黒覚    立憲民主>>5014
吉村和武   民進党→無所属 >>5076
阿部昇司   民進党→無所属 >>5076
髙橋啓介   社民党
広谷五郎左エ門  社民党公認で当選 現在は不明 
松田敏男   補欠選当選 無所属
青木彰榮   
青柳安展   
金子敏明
木村忠三 

>>5045福島
 国民民主 小熊(会津)と増子(郡山)
 立憲民主国会議員ゼロ
福島県議会県民連合議員会 (19名) >>5022-5023
【国民民主党】
大場秀樹
瓜生信一郎
宗方保
三村博昭
亀岡義尚
宮下雅志
水野さちこ
高野光二
椎根健雄
佐久間俊男
渡部優生
橋本徹
鳥居作弥
【立憲民主】
高橋秀樹  →立憲民主所属(福島市 金子恵美のところ)
古市三久  →立憲民主所属(いわき市) 
【無所属へ】
三瓶正栄  
円谷健市   
【社民党】 
紺野長人 
【もともと無所属】
西丸武進

5084チバQ:2018/07/10(火) 15:02:31
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180710_21007.html
<五所川原市長選>佐々木氏、自公推薦候補下し「少数与党」 議会運営の難航予想

市職員に花束を手渡される佐々木氏(左)
拡大写真
 前市長の勇退を受け新人同士の一騎打ちとなった五所川原市長選は市政の刷新を唱えた会社役員佐々木孝昌氏(64)が、前市長の後継で組織戦を展開した会社社長平山敦士氏(44)を600票余でかわす大激戦だった。市議26人のうち19人が平山氏支持に回り、佐々木氏の市政運営は容易ではないとの見方が広がる。
 選挙戦で平山氏は市議の過半数に加え、保守系の各種団体や連合青森の推薦を取り付けた。一方で佐々木氏を支持した市議は5人にとどまり、平山氏有利の下馬評を覆す結果となった。
 「巨大組織だけに『勝てる』との油断があったのだろう」。平山氏支持に回った中堅市議は振り返る。
 父誠敏氏(78)が健康面から4選出馬を断念し、急きょ担ぎ出されたのは告示のわずか2カ月前。あるベテラン市議は「演説も不慣れで声が小さく、不安材料だった」と明かす。
 昨年8月に立候補表明した佐々木氏は草の根の運動を徹底。誠敏氏の4選阻止を目指していた木村清一市議は「数年前から下地作りに励んでいた」と話す。
 選挙戦となった前々回市長選で、誠敏氏の対立候補の選対責任者を務めた佐々木氏。この経験を生かして親戚や友人、元市職員らに着実に支持を広げた。
 市役所や消防庁舎の建て替えといった事業を「箱物行政」と断じ「12年間で借金が150億円増えた」と主張。前市政に批判的な票も取り込んだ。
 市内のタクシー会社経営に長年携わってきたが、行政経験は皆無。人口減少が著しい市の財政に余裕はなく、公約の学校給食無償化などが実現できるかどうかは不透明だ。
 「少数与党」で議会運営も難航が予想される。初登庁後の記者会見で、佐々木氏は「行政に物申すのが本来の議会の在り方。全く心配していない」と強気の姿勢を見せた。

 ◇五所川原市長選開票結果
(選管最終)
当 15593佐々木孝昌 無新
  14945平山敦士 無新


関連ページ:青森政治・行政
2018年07月10日火曜日

5085チバQ:2018/07/11(水) 13:50:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00000020-khks-pol
<尾花沢市長選>どうする豪雪対策 雪少ない隣接市に人口流出、政策に手詰まり感
7/10(火) 15:13配信 河北新報
<尾花沢市長選>どうする豪雪対策 雪少ない隣接市に人口流出、政策に手詰まり感
平野部でも2メートル近く雪が積もる。両候補は雪対策が定住促進につながると訴えるが…=1月、尾花沢市内
 任期満了に伴う山形県尾花沢市長選(15日投開票)はともに無所属新人で、元防衛省職員結城裕氏(61)と元市議菅根光雄氏(67)が立候補し、舌戦を繰り広げている。市は積雪が2メートルを超すことがある東北有数の豪雪地で、人口は東北最少の1万6500。比較的雪の少ない隣接市などへ人口流出も続く。両候補はそろって「雪対策の強化が住みよいまちづくりにつながる」と訴えるが、打ち出せる政策には手詰まり感が漂う。(新庄支局・菅野俊太郎)

【特別豪雪地帯なのに…除雪補助なし】東北の18市町村、不満積もる「正直者がばかをみている」

<近隣の市に流出>

 3日夜、市文化体育施設のサルナートであった尾花沢青年会議所主催の公開討論会。ともに人口減を市政の最大課題と位置付け、雪対策の強化で定住促進を図るとして、結城候補は「流雪溝の整備促進」、菅根候補は「高齢者宅前の間口除雪の徹底」を公約した。

 市はこれまでも、雪対策と定住促進策には特に力を入れてきた。除雪機購入費の一部補助に加え、高齢者世帯への除雪費一部助成などは県内でもかなり手厚い支援策と言える。

 さらに市社会福祉協議会は1人暮らしのお年寄りや老夫婦世帯のため、1995年度から協力員を募って除雪ボランティアセンターを設置。昨冬は124個人33団体が135世帯の除雪を行った。

 一方、定住促進策も市外から転入してきた子育て世帯の住宅新築費を最大300万円を補助したり、従来は中学生までだった医療費助成の対象を高校生まで対象を拡大するなど着実に手を打ってきた。

 しかし1959年の市制施行から約60年で、人口は半減。社会減が自然減を上回っており、2040年には1万を割り込むとの試算もある。

 進学や就職に加え、結婚を機に若い世代が雪の少ない東根など近隣の市に移るケースが目立ち、住民の将来不安につながっている。

<交流人口拡大を>

 電子機器メーカー社長で65社が加盟する市企業懇談会の本間忠雄会長は「各社は採用意欲は高いが、いずれも人手の確保に苦戦している。職種の多様さや企業の知名度で近隣の市に人材が流れている」と訴える。

 除雪ボランティアセンターも協力員不足と高齢化の課題が深刻だ。沼沢一夫事務局長は「今でも3人に1人が高齢者の状況。近い将来『老老助け合い活動』になる」と心配する。

 現在の市総合計画策定に関わった山形大人文社会科学部の川村一義准教授(政治学)は「市は銀山温泉などの観光資源、スイカや牛肉といった特産物に恵まれている。通年通行が可能になった国道347号などを生かした交流人口拡大などの政策が必要だ」と助言。

 「高齢者と若い世代のどちらをより重視すべきか判断を迫られる時期がやがて来る。市民一人一人が関心を持ち、議論することが大切だ」と指摘する。

 ◇尾花沢市長選立候補者

結城  裕61元防衛省職員 無新

(自・公推)

菅根 光雄67学習塾経営  無新

(国・共・社推)

5086 チバQ:2018/07/11(水) 23:38:36
https://mainichi.jp/articles/20180710/ddl/k06/010/140000c
選挙尾花沢市長選/尾花沢市議補選 告示 市長選、2新人が立候補 与野党対決一騎打ち 補選は無投票、2市議決まる /山形

毎日新聞��2018年7月10日 地方版

 任期満了に伴う尾花沢市長選が8日告示され、元防衛省職員の結城裕氏(61)と元市議の菅根光雄氏(67)の無所属新人2人が立候補した。自民と公明が結城氏、国民民主と共産、社民が菅根氏を推薦し、与野党対決の一騎打ちの構図。15日に投開票される。8日告示された市議補選(改選数2)は無所属新人2人が立候補し、無投票当選が決まった。

 7日現在の選挙人名簿登録者数は1万4289人(男6965人、女7324人)。【深尾昭寛】

 ◆市長選候補者の第一声(届け出順)

市政を変えていく 結城裕(ゆうき・ひろし) 61 無新

 結城氏は尾花沢市若葉町の事務所前で第一声。集まった人々に「ぜひ、市のリーダーをやらせていただきたい」と呼び掛け、「各地域を歩き、『尾花沢を変えてほしい』という思いをいただいた。私の決意はますます強くなった」と力を込めた。「雪対策、少子高齢化。このままでは良くない。小児科医を必ず呼ぶ。農業対策では後継者不足についてのスケジュールを示す。皆さんから提案されたご意見は、できること、できないことを説明しながら、一歩ずつ進めたい」と誓った。

[PR]

 会場には自民党県連会長の鈴木憲和衆院議員、大沼瑞穂参院議員、公明党県本部代表の菊池文昭県議らが駆けつけ、応援演説した。

市長の気持ち継ぐ 菅根光雄(すがね・みつお) 67 無新

 菅根氏は尾花沢市新町中央の事務所前で第一声を上げた。引退を表明した現職の加藤国洋市長が駆けつける中、菅根氏は市議として一緒に子育て支援や高齢者対策などに取り組んだとし、「加藤市長の気持ちを受け継いでいかなければならない」と誓った。政策面では昨年11月の大雪を踏まえて雪対策に言及し、「(市長としても)真っ正面からぶつかり解決していく。除雪を徹底させ、高齢者が大変な思いで固い雪を片付けなくても良いように、まちづくりに取り組む」と語った。

 出陣式では舟山康江参院議員、近藤洋介前衆院議員らがマイクを握り、吉村美栄子知事の激励メッセージも紹介された。

結城裕(ゆうき・ひろし) 61 無新

 [元]防衛装備庁電子装備研究所総務課長[歴]航空関連会社員▽防衛大会計課経理室長▽東洋大=[自][公]

菅根光雄(すがね・みつお) 67 無新

 [元]市議▽学習塾経営▽運送会社社長[歴]北村山高PTA会長▽市議会議長▽法政大=[国][共][社]

尾花沢市議補選当選者(改選数2、届け出順)

星川薫 47 無新

和田哲 35 無新

5087ちばQ:2018/07/14(土) 23:05:33
5237: ちばQ :2018/07/14(土) 23:04:36
青森58→国民31   無所属27
岩手23→国民23
宮城14→国民05立憲03無所属06
秋田03→国民02   無所属01
山形41→国民26立憲01無所属14
福島59→国民28立憲02無所属29
合計198→国民115立憲06無所属77
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000004-khks-pol
東北の旧民進地方議員 国民民主入り6割止まり 参院選へ視界開けず
7/14(土) 10:00配信 河北新報
東北の旧民進地方議員 国民民主入り6割止まり 参院選へ視界開けず
(写真:河北新報)
 東北で旧民進党から国民民主党に参加した地方議員は、6割程度にとどまったことが分かった。代表や幹事長ら幹部が離れた県連もあり、新党の視界は開けていない。各県連幹部が知名度向上の必要性を強調する中で、来年夏の参院選を不安視する声も上がる。

【新党・国民民主への参加】宮城県内の民進地方議員5人前後か 党勢不透明迷う声も

 旧民進党に所属していた地方議員(198人)の動向は表の通り。国民に移行したのは115人で、割合は58.0%だった。6人は立憲民主党入りを選択。77人は無所属を選んだ。

 国民の政党支持率は6月の世論調査で0.6%と低迷する。山形県連の青柳安展代表は「今は我慢時だ。支持率は県内でも高くないが、とどまった人と団結したい」と話した。

 秋田県連の藤田信幹事長は、昨年の衆院選で希望の党が惨敗した影響を指摘。支持基盤の再構築に向けて、「長い目で見て、下地作りの段階だ」と述べた。

 国民入りをしなかった旧民進県連幹部も多い。山形では県連代表だった吉村和武県議を含む15人がたもとを分かち、福島では総務会長だった円谷健市県議らが党を離れた。宮城は幹事長だった村上一彦仙台市議が立民に入党した。

 宮城県連の桜井充代表は「党を取り巻く現状は厳しい。知名度の向上が最重要課題だ」と地域への浸透を急ぐ考えを示す。福島県連の亀岡義尚幹事長は「もう一度大きな塊をつくっていけるよう、野党連携の動きが必要だ」と語った。

 次期参院選に向け、各県連は野党間の選挙協力を模索し始めているが、共産党を除く野党の候補者が決まった選挙区は東北に一つもない。

 青森県連の奈良祥孝幹事長は「野党が一つになっても自民と五分か、及ばない。共闘の必要性は認識しているが選定に至っていない」と不安を口にした。

 23人全員が国民に移行した岩手県連は野党4党による会議で統一候補擁立に向けた調整を進める。高橋元副代表は「共闘が岩手のスタイルだということを全国に示したい」と話した。

5088ちばQ:2018/07/16(月) 13:33:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180716-00000511-san-soci
尾花沢市長に菅根光雄氏 山形
7/16(月) 9:38配信 産経新聞
 任期満了に伴う山形県の尾花沢市長選が15日、投開票が行われ、元市議の菅根光雄氏(67)=無所属新人=が、元防衛省職員の結城裕氏(61)=同=を226票の僅差で下し、初当選した。当日の有権者は1万4109人。投票率は76・08%(前回65・54%)だった。

 選挙戦は、3選出馬が予想された加藤国洋市長(71)が体調不良から勇退を表明。市議23年の即戦力と市民党を訴える菅根氏が、「新しい風」と市政刷新を訴える結城氏との一騎打ちを振り切った。

5089片言丸:2018/07/16(月) 19:33:42
2012年の衆院選ではあるが、
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/2437

結城氏が1月に出馬表明、加藤市長が3月に不出馬表明で菅根氏が出馬表明ということなので、
加藤落としを図った自民に、反転攻勢を仕掛けた加藤・菅根という構図になったか。
あとは、近藤洋介、舟山康江、吉村知事という要素。

5090チバQ:2018/07/17(火) 19:50:28
https://mainichi.jp/articles/20180716/ddl/k06/010/046000c
選挙
尾花沢市長選 市長に菅根氏 市議23年、実績訴え初当選 /山形
毎日新聞2018年7月16日 地方版
 任期満了に伴う尾花沢市長選は15日投開票され、元市議の菅根光雄氏(67)=国民民主、共産、社民推薦=が元防衛省職員の結城裕氏(61)=自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。与野党対決の構図となり、市議23年の実績を訴えた菅根氏が勝利した。投票率は76・08%。当日有権者数は1万4109人(男6872人、女7237人)だった。

 当選確実の一報が伝えられると、同市新町中央の事務所に集まった支持者から歓声と拍手が沸き起こった。菅根氏は「人に優しい、温かい、元気な尾花沢のために頑張っていく」と語った。

 市長選を巡っては、2期目の加藤国洋市長が3月に体調不良を理由に引退を表明。結城氏と菅根氏の無所属新人2人の一騎打ちとなった。

 菅根氏は小中学校連携の教育体制を確立する学園構想などを掲げ、「即戦力」もアピール。加藤市長も応援に駆けつけた。結城氏は小児科医の確保などを訴え、中央省庁経験などもPRしたが、及ばなかった。【深尾昭寛、松尾知典】

市長選開票結果=選管最終発表
当 5414 菅根光雄 67 無新

  5188 結城裕  61 無新

尾花沢市長略歴
菅根光雄(すがね・みつお) 67 無新(1)

 [元]市議▽学習塾経営▽運送会社社長[歴]北村山高PTA会長▽市議会議長▽法政大=[国][共][社]

5091チバQ:2018/07/17(火) 22:11:42
尾花沢市長選

現職の加藤国洋はもともとは自民県議だったが
今回は民主系を支援

■2010年7月
当 6946 加藤国洋 63 無新 自民県議
  6087 菅原信博 59 無新 元市議会議長


>>2437
尾花沢市の加藤国洋市長は〜近藤洋介氏(民主前)の支援を示唆したとみられる。

■2014年7月
当 8461 加藤国洋 67 無現=民主推薦
  1173 有路豊治 72 無新


■2018年7月
当 5414 菅根光雄 67 無新  =国民民主、共産、社民推薦
      自民党県連会長の鈴木憲和衆院議員、大沼瑞穂参院議員、公明党県本部代表の菊池文昭県議
  5188 結城裕  61 無新  =自民、公明推薦
      舟山康江参院議員、近藤洋介前衆院議員らがマイクを握り、吉村美栄子知事の激励メッセージ
      現職の加藤国洋市長

5092チバQ:2018/07/17(火) 22:30:05
http://yamagata-np.jp/news/201807/15/kj_2018071500325.php
尾花沢市長に菅根氏、結城氏を下し初当選
2018年07月15日 22:13
PR

 任期満了に伴う尾花沢市長選は15日投開票が行われ、前市議の菅根光雄氏(67)=北町1丁目=が、元防衛省職員の結城裕氏(61)=若葉町3丁目=を226票差で下し初当選した。投票率は76.08%で、接戦となった前々回(80.91%)を4.83ポイント下回った。

 3選出馬が見込まれた現職の加藤国洋氏(71)が今年3月、体調不良などを理由に勇退を表明。選挙戦は今年1月に名乗りを上げ市政刷新を打ち出した結城氏と、3月に立候補を決意し、加藤市政の継承を訴える菅根氏の新人同士の一騎打ちとなった。

 菅根氏は市議23年の経験を生かし、出身会派を中心とした市議7人の支援で素早く選対組織を立ち上げた。民進党(現国民民主党)県連のほか、共産党県委員会、社民党県連から推薦を受け、高齢者のための間口除雪の徹底、中心部の保育園と小学校の一体的な整備などを訴えた。舟山康江参院議員や吉村美栄子知事後援会の後押しに加え、告示日には加藤市長の応援演説を受け、「地元が分かる即戦力」の主張が浸透し、初陣を飾った。

 結城氏は昨年11月に帰郷したばかりで知名度不足が課題となった。自民党県連、公明党県本部から推薦を受けたほか、両党系市議7人の支援を得て態勢を構築。「流れを変えよう」を合言葉に小児科や産婦人科医の確保、学校のインターネット環境整備などを主張した。稲田朋美元防衛相を招いて総決起大会を開き、終盤は鈴木憲和衆院議員や公明の全面的なサポートで陣営の動きが活発化したが、あと一歩及ばなかった。

 菅根氏は当選が決まった後、事務所に集まった支持者を前に「市民が主役の協働のまちづくりを着実に進め、尾花沢に住んで良かったと市民に言ってもらえるように一生懸命取り組んでいく」と述べた。

 当日有権者数は1万4109人(男6872人、女7237人)。

開票結果(選管最終)
当 菅根光雄 無新 5,414
  結城裕 無新 5,188

5093チバQ:2018/07/18(水) 21:25:42
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20180719/k00/00m/010/034000c
青森市議選
LGBT当事者が出馬へ 10月告示
毎日新聞2018年7月18日 18時34分(最終更新 7月18日 18時50分)
 任期満了に伴う青森市議選(10月21日告示、28日投開票)に、性暴力被害者などの支援を行うNGO「レイプクライシス・ネットワーク」代表理事で、レズビアン(女性同性愛者)であることを公表している岡田実穂さん(33)が無所属で立候補する意向を固めた。LGBTなど性的少数者などのマイノリティーの声を市政に届けたいとしている。

 岡田さんは2014年2月、パートナーの故郷である青森市に東京から移住。LGBTなどの当事者が気軽に集まることができるカフェを同市内に開いた。また、LGBTのための電話相談窓口の設置を同市に働きかけ、実現につなげた。

 カフェではLGBTだけでなく、性暴力やドメスティックバイオレンスの被害者など約2000人から相談を受けた。「偏見から『ここでは生きられない』と青森を去る当事者を見てきた」といい、「当事者が希望を持って暮らせる街にしたい」と出馬を決めた。

 マイノリティーならではの悩みを抱える人が相談から支援までをワンストップで受けられる窓口の整備や、同性カップルなどに証明書を発行するパートナーシップ条例の導入にも取り組みたいとしており、「当事者と積み重ねてきた活動を市政に生かしたい」と話している。

 全国でLGBTであることを公表している議員には、東京都豊島区議の石川大我さんなどがいる。【岩崎歩】

5094チバQ:2018/07/23(月) 18:08:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180723_11028.html
旧民進議員が組織設立へ 立憲民主党宮城県連が地方選への体制整備
 立憲民主党県連は22日、仙台市青葉区で幹事会を開き、旧民進党系の地方議員によるネットワーク「宮城民主連合(仮称)」を設立することを明らかにした。8月中をめどに結成する。
 県内の立憲や国民民主党の議員のほか、国民の旗揚げに伴って無所属を選んだ議員にも参加を呼び掛け、来年の県議選や仙台市議選など地方選に向けた活動基盤の強化を狙う。
 民主連合代表には岡本章子立民県連代表が就く。国民県連の桜井充代表、無所属の安住淳氏が相談役に就任する。
 記者会見した岡本代表は「現職を支え、無所属も含めた地方議員が活動しやすくする。結果として、来年夏の参院選など国政選挙でも野党結集の中心的な役割を担える形につなげたい」と話した。
 来年の参院選を巡り、桜井氏は立憲、国民、社民、無所属、連合宮城の5者による選挙協力を検討する考えを示している。岡本氏は「民主連合ができたら、5者協議に踏み出せるのではないか」と述べた。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年07月23日月曜日

5095チバQ:2018/07/26(木) 15:15:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000094-mai-pol
<浪江町長選>「まちのこし」かけて26日告示 一騎打ちか
7/25(水) 21:32配信 毎日新聞
 「まちのこし」を掲げ、先月27日に死去した前町長の馬場有(たもつ)氏の後任を決める福島県浪江町の町長選が26日、告示される。東京電力福島第1原発事故に伴う全町避難が昨春に一部解除されてから初の町長選で、無所属の新人2人の一騎打ちとなる見通し。だが、町域の8割で今も避難指示が続き、町民の9割以上が県内外で避難生活を送っており、両陣営ともどうやって声を届けるか悩む。町選挙管理委員会は選挙期間を通常の2倍の10日間に設定した。

 「避難指示の一部が解除されて仮設住宅の閉鎖が増え、住民の居場所の把握がこれまで以上に難しくなっている」。ある陣営の幹部がため息を漏らした。把握できても今度は「各地への移動に時間がかかるから、選挙カーによる実質的な活動時間は短くなる」と問題は尽きない。

 浪江町は中心部などの避難指示が昨年3月末に解除された。しかし、1年余が過ぎた今年6月末現在の町内居住者は777人で、登録人口の約4%にすぎない。町の内陸側の大部分は帰還困難区域のままで、住民が帰還できるようインフラ整備などを集中する「特定復興再生拠点区域」の除染が始まったのは5月。馬場氏は復興の前段として町の生き残りに危機を感じていた。

 24日夜、町の中心部で立候補予定者2人の公開討論会があった。元町議会議長で馬場氏の政策継承を掲げる吉田数博氏(72)と、国が指示した牛の殺処分を拒否して飼育し続けた畜産業、吉沢正巳氏(64)が登壇し、約40人が耳を傾けた。

 帰還困難区域の再生について吉田氏は「費用対効果で論じるべきでなく、国の責任で除染すべきだ。町民、町、国、県共同の力で再生を図る」と除染の推進を主張した。一方、吉沢氏は「帰還困難区域は広大であり、費用対効果も考えるべきだ。放射能と折り合いをつけ、時間をかけて孫や子が帰れる状況をつくる」と語った。

 隣の南相馬市に避難中の栃本勝雄さん(73)は、討論を聞き「戻る人も、戻らない人も、町に関わって生きていけるようにしてほしい」と語った。【高橋隆輔、岸慶太】

5096チバQ:2018/07/26(木) 15:18:08
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180725_11049.html
<模索する史都・多賀城市長選>(上)現地再建のひずみ/震災前より住環境悪化

山積みになった金属くず。遮る壁よりも高く積まれている=多賀城市宮内1丁目
拡大写真
 東日本大震災で被災した住宅地などの現地再建を進めた多賀城市は、他の自治体に比べて復興が進んでいるとされる。ハード事業の終了が見えてきたが、生活環境などを巡り一部の市民から不満の声が上がる。復興後を見据えた産業や文化の振興、少子高齢化対策など新たなまちづくりの視点も必要になっている。任期満了に伴う市長選(29日告示、8月5日投票)を前に、課題を探った。
(多賀城支局・高橋秀俊)

<粉じんや騒音も>
 仙台港に近く、震災で大きな被害を受けた同市宮内地区では、工業地域を区画整理で現地再建した。住宅が建ち始めた今になり、住民から不満が出ている。
 宮内地区は、工業地域の北側を囲む三方が工業専用地域となっている。地区西側にある資源物置き場が震災後、1社から3社に増えた。金属くずの山が目立つようになり、住民は粉じんや騒音、振動の被害を訴え、二重窓にする人もいる。
 宮内地区で板金業を営む松元久則さん(47)は「内陸移転を考えたが土地代が高く断念した。周囲を盛り土して植樹するというので残ったが、盛り土は当初より低くなった。洗濯物が外に干せず、震災前より環境が悪化した」と言う。
 宮内地区北側に隣接する明月地区に住む無職大橋久義さん(66)も「震災がれきの処理と思っていたら、いつまでも、県外のトラックが出入りしている。粉じんが飛ばないようにしてほしい」と訴える。

<補助金継続訴え>
 宮内地区から約1.5キロ離れた八幡一本柳地区には防災拠点と産業振興機能を備える「さんみらい多賀城・復興団地」ができ、11事業者の進出が決まった。本年度は防災備蓄倉庫やイベントスペースを設ける予定で、着々と整備が進む。
 宮内地区には、より内陸にある復興団地に「住宅地を移転できたはずだ」と憤る住民もいる。
 市幹部の一人は「地元に愛着のある人もいて、親しんだ土地を出て行けと言えず、現地再建になった」と言う。市環境課の担当者は「(資源物置き場の)業者の対応に法的問題はなく、山を低くするなどの協力を求めている」と説明する。
 災害公営住宅は計画した4カ所計532戸が完成し、入居を終えた。市社会福祉協議会などが担った見守り活動は来年度から、住民が引き継ぐ予定だ。
 活動補助金が打ち切りになるため、住民から「さまざまな事情を抱えた人がいて、通常の活動よりも大変。意欲を保つためにも継続してほしい」との声が上がっている。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年07月25日水曜日

5097チバQ:2018/07/26(木) 15:18:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000020-khks-pol
<模索する史都・多賀城市長選>(下)まちづくりの鍵/空き地増 活用策検討を
7/26(木) 14:00配信 河北新報
<模索する史都・多賀城市長選>(下)まちづくりの鍵/空き地増 活用策検討を
市中心部にあり、5年後に移転予定の東北学院大工学部=多賀城市中央1丁目
 東日本大震災で被災した住宅地などの現地再建を進めた多賀城市は、他の自治体に比べて復興が進んでいるとされる。ハード事業の終了が見えてきたが、生活環境などを巡り一部の市民から不満の声が上がる。復興後を見据えた産業や文化の振興、少子高齢化対策など新たなまちづくりの視点も必要になっている。任期満了に伴う市長選(29日告示、8月5日投票)を前に、課題を探った。(多賀城支局・高橋秀俊)

【多賀城市】北庁舎新築へ 既存2棟改修・建て替え基本計画案

<南門復元を計画>

 多賀城市では2024年、多賀城創建1300年を迎える。節目の年を見据え、市は国特別史跡多賀城跡の南門復元を計画している。

 市の試算では、復元にかかる費用は約15億円に上る。関連施設を含む全体の事業費は53億円。うち37億円が市の負担となる。財源確保が難問になり、市は整備時期を明示していない。

 まちづくりの方向性を巡り、市民の間には、多様な意見がある。

 特産品として古代米の生産と商品開発に取り組む加藤真祟さん(36)は「地場産業と連携した新商品に可能性を感じている。史跡が充実すれば、より多くの人が集まるようになり、商機が広がる」と期待する。

 「史跡整備に力を入れ過ぎている」。274戸ある市内最大の災害公営住宅、市営鶴ケ谷住宅自治会で副会長を務める駒林幸雄さん(81)は、こう語る。

 「災害公営住宅は高齢者が多く、福祉に力を入れてほしい。市の施策は他自治体の後追いが多く、先進事例にも取り組んでもらいたい」と駒林さんは訴える。

 多賀城市には東北学院大工学部や陸上自衛隊多賀城駐屯地があり、企業の社宅も多い。市によると、住民基本台帳に基づく人口移動率は毎年13%強で、16、17年は宮城県内自治体で最も高い。地元意識が薄く「暮らしやすさ」を求める市民が多いのは確かだ。

<人材育成が必要>

 東北学院大工学部は23年、仙台市に移転する予定。大学生や院生約2000人が市外に移る見通しで、市中心部にある約15ヘクタールの大学跡地の活用が課題になる。

 関係者によると、東日本大震災後、市内では住宅地や南部の工業地帯に、空き地が目立つようになったという。

 第5次市総合計画の審議会会長を務めた東北学院大教養学部の柳井雅也教授(経済地理学)は「税収減を懸念しているが、市の対策が見えない。大学跡地を含む空き地の活用策が必要で、新たなまちづくりにもつながる」と語る。

 都市部でも人口減の時代を迎えることを踏まえ、柳井教授は力を入れるべき施策として人材育成を挙げる。「首長の任期中に成果が出にくい取り組みだが、ソーシャルビジネスやコミュニティービジネスに関わる起業家育成をサポートしてはどうか」と提案する。

5098チバQ:2018/07/30(月) 14:41:56
https://www.asahi.com/articles/ASL7V4GMGL7VUBNB00S.html
青森県議、祭りで子どもに千円札 浴衣姿の女児に配る
中野浩至、板倉大地2018年7月27日05時56分
 青森県議会の関良(りょう)議員(60)=青森市選挙区、青和会=が施設長を務める障害者支援施設主催の夏祭りで、関氏が参加した子どもたちに現金を渡していたことが分かった。複数の子どもやその親族が取材に認めた。関氏は「浴衣を着ている子どもたちに祭りを盛り上げてくれたことへの対価として支払った」などと説明している。

 公職選挙法では、議員本人が自分の選挙区内で寄付をする行為について原則禁じており、識者は同法に抵触する可能性を指摘している。

 関氏や参加者によると、祭りは7月21日、青森市新城平岡の障害者支援施設で開かれた。地域住民に開放される恒例の行事で、ゲームコーナーが並び毎年多くの子どもたちでにぎわう。

 浴衣姿で参加した女児(11)は友達と2人でゲームコーナーに並んでいると関氏から「来てくれてありがとう」と千円札1枚を手渡され、他にも関氏が多くのお札を持っているのを見た。学校近くに関氏のポスターを貼った看板があり、関氏の顔は知っていたという。女児は「毎年お祭りに行っているけど、お金をもらったのは初めて。お年玉と一緒に貯金して欲しいものを買いたい」。

 別の女児(9)も浴衣を着て参加。ゲームに並ぶ友達を待っている際、関氏から千円札を受け取ったといい、「おばあちゃんに預けた」と話した。

 別の20代女性は、一緒に参加した妹(6)が隣で関氏から千円札を受け取っているのを見た。妹だけ浴衣を着ていた。「お金をもらうのはおかしい」と思い、妹から受け取ったお金を返そうとしたがすでに立ち去っており、返金できなかった。女性は「ほかにも10人くらいに配っていたのを見た」と言う。

 関氏は取材に対し、「施設職員の子どもや、浴衣姿で来てくれた子どもにありがとうという意味を込めて渡した。全部で10人もいかない人数。施設のお金ではなく、ポケットマネーだ」と話した。そのうえで、「議員としての立場ではなく、あくまで施設の施設長として配ったのだが、法律に引っかかるのであれば気をつけたい」と話した。

 関氏は1993年からこの施設の施設長を務め、2002年の青森市議選に当選した。09年の同市長選で落選したが、11年の県議選に当選。現在2期目で、任期は統一地方選が予定される来年4月まで。

 日本大学の岩井奉信教授(政治学)は「お菓子程度であれば社会通念上許される可能性もあるが、現金となれば話は別だ。着物姿の参加者に限定したとしても不特定多数を相手に現金を配っていることになり、公選法で禁じられている寄付行為に当たる可能性は高い」と指摘した。(中野浩至、板倉大地)

5099チバQ:2018/08/01(水) 00:36:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180730_11007.html
多賀城市長選告示 現新3氏の争い
 任期満了に伴う多賀城市長選は29日告示され、いずれも無所属で、4選を目指す現職の菊地健次郎氏(71)=自民・公明推薦=、新人の元名取市副市長石塚昌志氏(64)、新人の元市議伊沢貞夫氏(72)が立候補を届け出た。
 菊地氏は3期12年の実績を強調。「市立図書館を核に、にぎわいが生まれた。水害対策の調整池整備も進んでいる」と語った。
 石塚氏は行政経験を生かしてまちづくりを進めると主張。「実行力と決断力を持って、命を守る幸せなまちにする」と述べた。
 伊沢氏は「三陸道多賀城インターチェンジの近くに複合型の道の駅を整備して雇用を拡大し、10万都市を目指す」と訴えた。
 東日本大震災からの復興政策、地域振興などが主な争点。投票は8月5日で即日開票される。7月28日現在の有権者は5万2131人。

 ◇多賀城市長選立候補者 
 
菊地 健次郎 71 無現(3)
 市長(県議(3)、市議(2))塩釜市、中大=(自)(公)
 
石塚 昌志 64 無新 
 元名取市副市長(国交省職員)多賀城市、東北大院

伊沢 貞夫 72 無新 
 不動産建設業(消防団分団長、市議(1))多賀城市、塩釜高


関連ページ:宮城政治・行政
2018年07月30日月曜日

5100チバQ:2018/08/01(水) 19:36:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000045-mai-soci
<青森>公選法抵触か 県議が夏祭りで子供に現金配る
8/1(水) 18:31配信 毎日新聞
<青森>公選法抵触か 県議が夏祭りで子供に現金配る
子供に現金を渡していた問題で釈明する関氏=青森市内で2018年8月1日午後2時10分、井川加菜美撮影
 青森県議会の関良議員(60)が、自らが施設長を務める障害者支援施設で開かれた夏祭りで、訪れた子供の一部に現金を渡していたことが分かった。関氏は1日、報道陣の取材に対し「施設長として、祭りを盛り上げてくれたことへの感謝の気持ちで渡した。反省していきたい」などと釈明した。

 関氏によると、先月21日、青森市内の施設で開かれた毎年恒例の夏祭りで、訪れた子供のうち8、9人ほどに1000円札1枚ずつを手渡した。当時は酒を飲んでおり、金銭を手渡したのは今年が初めてだったとしている。

 青森市は関氏の選挙区。公職選挙法は、議員本人が自分の選挙区内で寄付行為を行うことを禁じている。県選挙管理委員会によると、現金を渡した相手が選挙権のない子供でも同法に抵触する可能性がある。

 関氏によると、7月31日に県警から事情を聴かれたといい、「政治家として、今後このようなことがないようにしていきたい」と陳謝した。

 関氏は2002年の青森市議選に当選。09年の青森市長選で落選したが、11年の県議選で当選し、現在2期目。【井川加菜美】

5101チバQ:2018/08/02(木) 21:54:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000020-khks-pol
<浪江町長選>「戻れる町」どう描く 難題山積、町民は疲弊
8/2(木) 13:12配信 河北新報
<浪江町長選>「戻れる町」どう描く 難題山積、町民は疲弊
魚市場や防潮堤の整備が進む請戸漁港=福島県浪江町
 東京電力福島第1原発事故対応の指揮を執り、6月27日に死去した馬場有(たもつ)氏の後任を決める福島県浪江町長選は5日、投開票される。避難指示は昨春、帰還困難区域を除いて解除されたが、町内居住者は事故前の4%に満たない。家族や地域の結び付きを失い、避難を続ける町民の疲弊は底知れず、難題を抱える中での選挙戦となっている。(南相馬支局・佐藤英博)

<生活成り立たず>

 「町長選? 話題にもしねえ」。南相馬市の災害公営住宅で避難生活を続ける男性(84)は話す。

 東日本大震災で大津波に見舞われた浪江町の請戸漁港で漁業を営んできた。自宅も息子の漁船も流失し、全町避難で、二本松市に5年間暮らした。

 南相馬の公営住宅を選んだのは浪江に近いため。今も度々、請戸に通う。「巨大な堤防で海が見えねえ」。地区は変わり果てた。

 戻れるなら戻りたいが、家もスーパーもない。隣組は解散し、散り散りになった。とても暮らしが成り立たないのが現実だ。

 浪江町は、馬場氏が掲げた「町のこし」を目指してきた。請戸漁港は復旧工事が進み、岸壁ができ漁協の試験操業がスタート。魚市場も再建される見通しだ。

 今春には、世界最大級の水素製造拠点を目指す産業団地の造成が始まった。認定こども園と小中学校も開園・開校した。

 だが、住民の帰還は進んでいない。町内居住者は777人(6月末現在)。事故前の約2万1000人に遠く及ばない。町のアンケートでは「帰還しない」が5割を占める。「判断がつかない」が3割で、「帰還したい」は1割強にとどまる。

<終結に長い年月>

 馬場氏が主導し、町民約1万5700人が参加した東電への慰謝料増額請求の実現も大きな課題だ。

 和解仲介手続き(ADR)は東電の6度の拒否で打ち切られた。弁護団によると、2013年5月の申し立て以降、参加者のうち800人以上が死亡した。秋以降に見込まれる数千人規模による集団提訴は、終結まで長い年月を要する。

 「自分はもう高齢。裁判の結果を見るのは不可能かもしれない。子や孫に訴訟を引き継げるのか」。訴訟に関する町の説明会では悲痛な声が相次いだ。

 廃炉作業が続く第1原発では、放射性物質トリチウムを含む処理水への対応が迫られている。町外避難を続ける男性(70)は「海洋放出されたら、取り返しがつかない。誰が魚を買う。戻る人はますます減る」と心配する。

 「帰還者が少なければ、近隣との合併話が盛り上がるだろう」と別の男性(71)。地元の苦悩が正確に伝わり、浪江が残るには「馬場氏のように東電や国と対峙(たいじ)しないといけない」と指摘する。

 ◇福島県浪江町長選立候補者

吉沢正巳64 畜産農家   無新

吉田数博72 元町議会議長 無新

5102チバQ:2018/08/06(月) 14:22:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180805-00000082-mai-pol
<浪江町長選>元町議会議長の吉田数博氏が初当選
8/5(日) 22:52配信 毎日新聞
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興で「まちのこし」を掲げて尽力しながら、今年6月死去した馬場有(たもつ)前町長の後任を決める福島県浪江町長選が5日投開票され、元町議会議長の吉田数博氏(72)=無所属新人=が、畜産農家の吉沢正巳氏(64)=同=を破り、初当選した。住民の96%が避難生活を続け、選挙運動も支障がある中で、投票率は43.08%となり、過去最低だった2015年の前回(56.05%)を大きく下回った。

 昨年春に一部地域で避難指示が解除されてから初の町長選。吉田氏は馬場氏の路線継承を打ち出し、「帰還するしないに関わらず、全町民の生活を再建する」と訴え、多くの町議の支援を得るなど優位に戦いを進めた。吉沢氏は「東京電力による慰謝料50%増額を求める訴訟を町が中心となって起こす」などと主張したが、及ばなかった。【高橋隆輔、岸慶太】

5103チバQ:2018/08/06(月) 14:38:43
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180806_11057.html
<多賀城市長選>菊地氏4選 まちづくり先導に期待 東北学院大跡利用が課題

当選を決め、花束を受け取る菊地氏(中央)=5日午後10時45分ごろ、多賀城市下馬5丁目の事務所
拡大写真
 5日に投開票が行われた宮城県多賀城市長選は、無所属現職の菊地健次郎氏(71)=自民・公明推薦=が、ともに無所属新人の元名取市副市長石塚昌志氏(64)と不動産建設業伊沢貞夫氏(72)を破り、4選を果たした。東日本大震災からの復興や地域振興など主要な政策が似通う中、市民は菊地氏の3期12年の実績を評価した。

<多賀城市長選開票結果>
(選管最終)
当  11,384菊地健次郎 無現(4)
    6,569石塚 昌志 無新 
    1,018伊沢 貞夫 無新 

 現職の菊地氏が終始、優位に選挙戦を進めた。自民党県議時代から共に歩む村井嘉浩知事の支持に加え、自民、公明の推薦、国民民主や立憲民主の県内選出国会議員からの支援も得て選挙に臨んだ。
 自らの実績の象徴として多賀城駅北ビルA棟を挙げた。施設前で行った第一声では、大勢の市民が利用するビルを指さし、「東北随一の文化交流拠点をつくっていく」と訴えた。
 陣営の懸念材料はむしろ、安泰ムードによる緩みと、「大きな失点はないが物足りない」という市民の不満がどれだけ広がるかだった。しかし、新人2人は現職との明確な対立軸を打ち出せず、批判票の受け皿にならなかった。
 石塚氏は、名取市副市長や国土交通省職員としての行政経験を前面に出したものの、手法的な違いにとどまり、政策面でのアピールが弱かった。伊沢氏は、道の駅整備などで10万都市の実現を掲げたが、理解を得られなかった。
 菊地氏が4選を果たしたとはいえ、積極的な支持を得たとは言い難い。「選択肢がない」「誰がなっても変わらない」という市民も多く、投票率低下の一因になった。
 少子高齢化社会への対策、市中心部からの移転が決まっている東北学院大工学部の跡地利用など長期的なまちづくりの岐路となる課題が目前にある。長年の政治経験で培った調整力だけでなく、議論を先導するリーダーシップを市民は期待している。
(解説=多賀城支局・高橋秀俊)


関連ページ:宮城政治・行政
2018年08月06日月曜日

5104チバQ:2018/08/06(月) 15:05:56
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180803_11035.html
<仙台市議選>市職労、立民新人擁立へ 社民以外は初
 来年夏に予定される仙台市議選で、市職労が組織内候補として新人で市職労書記、細野敬士氏(37)を泉選挙区(定数11)に擁立することが2日、分かった。細野氏は立憲民主党に公認を申請する方針。市職労が社民党や旧社会党以外の候補者を立てるのは1989年の政令市移行後、初めて。
 社民以外の候補擁立について、市職労の星幸司書記長は「国政選では、これまで社民以外の候補も応援してきた。共生社会の実現など、立民と目指すべき方向性が一致した」と述べた。
 細野氏は児童館勤務などを経て、2012年4月から現職。市職労は細野氏を推薦する。
 泉選挙区では、社民現職石川建治氏(60)も推薦する予定。星書記長は「泉選挙区では立民と社民の両党と協力し、2人の当選を目指したい」と語った。今後、具体的な支援態勢を整える。
 ほかに市職労が推薦を決めたのは、いずれも社民現職の樋口典子氏(59)=青葉=、辻隆一氏(67)=宮城野=、相沢和紀氏(64)=若林=。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年08月03日金曜日

5105チバQ:2018/08/07(火) 17:22:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000008-khks-pol
<福島・浪江町長選>初当選の吉田氏「町のこし」へ正念場のスタート 居住者数、原発事故前とは遠く
8/7(火) 10:37配信 河北新報
<福島・浪江町長選>初当選の吉田氏「町のこし」へ正念場のスタート 居住者数、原発事故前とは遠く
当選証書を受け取る吉田氏=6日午前10時すぎ、福島県浪江町役場
 福島県浪江町長選は5日の投開票の結果、無所属新人で元町議会議長の吉田数博氏(72)が初当選し、町役場で6日、当選証書を受け取った。東京電力福島第1原発事故からの復興へ、新町長は6月27日に死去した馬場有(たもつ)前町長が掲げた「町のこし」を果たす姿勢を改めて強調した。国の復興・創生期間は2020年度まで。正念場の町政運営スタートとなる。

【「町のこし」心残し退場】福島・浪江町長、病気で辞職へ

 吉田氏は町議15人のうち11人の支援を受けた。得票率は有効投票の約8割。町民は安定路線を選択した。

 ただ投票率は過去最低の43.08%。前回を12.97ポイントも下回り、有権者の関心低下がうかがえた。

 町の避難指示は昨春、帰還困難区域を除き解除されたが、町内居住者は約800人。原発事故前の2万1000人に遠く及ばず、多くが避難生活を続ける。

 「子どもたちは誰が立候補しているのか知らなかった」。町外に避難する男性(70)は嘆いた。

 町の復興計画は町内居住者の青写真を、避難指示解除時5000人、35年に8000人と描いていた。吉田氏は取材に「解除からまだ1年4カ月と捉えている。目標に向けプラス思考で考えたい」と語った。

 周辺では復興・創生期間後の財源不足への危機感が強い。吉田氏の選対本部長を務めた町議会議長の紺野栄重氏は「今後2年7カ月の間に町の自立、生活再建を成し遂げなければならない」と焦りを募らせる。

 吉田氏を支援した双葉郡選出の吉田栄光県議会議長は「(避難先で行政サービスを受けられるなど)町外避難者は特例で保護されているが、いつまで国民の理解を得られるのか。県議会も県知事もよほどの覚悟と議論が必要だ」と見越す。

 新町長の任期4年は5日に始まった。避難男性は「選挙戦では理念が先走りし、具体策が聞けなかった。復興へのレールが、国や県に敷かれるがままでは困る」とくぎを刺した。

 ◇福島県浪江町長選開票結果(選管最終)

当 5231吉田 数博 無新

  1282吉沢 正巳 無新

5106チバQ:2018/08/09(木) 18:52:10
https://mainichi.jp/articles/20180809/ddl/k03/010/051000c
選挙
盛岡市長選 内舘氏、前回に続き出馬へ 「市民の期待、形に」 /岩手
会員限定有料記事 毎日新聞2018年8月9日 地方版

地方選挙
岩手県
選挙・岩手
 来年9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選に、同市の会社社長、内舘茂氏(51)が8日、無所属での立候補を表明した。記者会見した内舘氏は「今の市政は夢やビジョンが市民に伝わっておらず、閉塞(へいそく)感や行き詰まりを感じる」と語った。同市長選の出馬表明は内舘氏が初めて。

 内舘氏は学習院大卒、盛岡青年会議所理事…

5107チバQ:2018/08/09(木) 22:37:20
https://www.sankei.com/region/news/180809/rgn1808090005-n1.html
2018.8.9 07:04

来年の盛岡市長選 内舘茂氏が出馬表明
反応
おすすめ記事を受け取る

反応

おすすめ記事を受け取る
内舘茂氏
内舘茂氏

 来年9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選に、同市の会社役員、内舘茂氏(51)が8日、無所属での立候補を表明した。内舘氏が市長選に挑むのは平成27年に続き2度目。現職の谷藤裕明氏(68)は5選出馬の意向を明らかにしていない。

 内舘氏は会見で、「行政に市民の声が届いていないのではないか。閉塞感、息詰まり感がある。『新しい風を』という市民の期待に応えたい」と語った。政党への推薦は要請しないという。

 主な政策として、中心市街地の復活▽多様な価値観を認め合えるまちづくり▽次世代への応援-などを挙げた。

 内舘氏は同市出身で、学習院大卒。盛岡青年会議所理事長などを務め、現在は住宅設備の卸売会社などを営んでいる。

5108 チバQ:2018/08/12(日) 19:27:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180811-00010012-minyu-l07

「福島県知事選」告示まで2カ月 内堀氏の対立候補擁立が焦点

8/11(土) 11:17配信��
2

 任期満了に伴う知事選(10月11日告示、同28日投票)は11日、告示まで2カ月となった。再選を目指す現職の内堀雅雄氏(54)は6月に立候補を表明したが、他に立候補表明の動きはなく、選挙戦の構図は不透明なままだ。共産党県委員会や県労連など16団体で構成する「みんなで新しい県政をつくる会」が候補者擁立に向けた動きを見せているが、候補者決定には至っていない。今後は同会が候補者を擁立できるかが、選挙戦の行方を左右しそうだ。
 内堀氏は無所属で立候補する見通しだが、県議会最大会派の自民に加え、国民民主党県連、社民党県連、連合福島に、立憲民主党と無所属の県議を加えた「5者協議会」、公明党県本部が支援する方針を固めており、支援体制の枠組みは固まりつつある。自民党県連と協調関係にある県内の約140団体のほか、県町村会や県商工政治連盟などの出馬要請、推薦も取り付けており、告示日を見据えた選対組織構築の動きが進む見込み。

5109 チバQ:2018/08/12(日) 20:49:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180811-00000042-san-l04

Yahoo! JAPAN広告

旧民進党系議員結集、みやぎ民主連合設立

8/12(日) 7:55配信��
0

 県内の旧民進党系議員が結集する任意団体「みやぎ民主連合」の設立集会が11日、仙台市内で開かれた。旧民進党は昨年の衆院選を前に国民民主、立憲民主、無所属の3つに分裂。地方議員の中では「もともと分裂を望んでいたのではない」などの声もあがっており、同連合では地方議会で連携・協力や、統一地方選などの活動基盤強化を図る。来年夏の参院選など国政選挙での連携も視野に入れるという。

 同連合は、昨年9月時点で旧民進党の党籍を持つ県内の国会議員、県議、市町村議員ら21人に参加を呼びかけ、同日までに20人が参加した。代表には立民県連代表の岡本章子衆院議員が就任、国民県連代表の桜井充参院議員と、無所属で活動する安住淳衆院議員の両氏が顧問となった。

 設立後の会見で、岡本代表は「まず、ばらばらになっていた地方議員の足場を固める」とした上で、「安倍一強政治に対峙(たいじ)する立場で協力する」と説明。安住顧問は国政選での野党共闘に向けた「柱づくりでもある」と語った。桜井顧問は「(立民と国民の)政党間を超えての組織は全国でも宮城が初めて。大きな一歩だ」と述べた。

5110 チバQ:2018/08/13(月) 07:20:11
現職は引退か?
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/8/12/20399
県議・福井氏が出馬へ 盛岡市長選

2018.08.12

 自民党県議で会社役員の福井誠司氏(59)は、来年9月1日の任期満了に伴う盛岡市長選に出馬する意向を固めた。18日に記者会見を開き、正式表明する。次期市長選は会社役員の内舘茂氏(51)が既に立候補を表明しており、選挙戦が確実視される。

 福井氏は11日、岩手日報社の取材に対し「地方は大きな転換期を迎えており、多選の現職では変化に対応できない。盛岡の潜在能力を引き出すかじ取りをしたい」と決意を語った。

 無所属で出馬を予定し、現時点で政党や団体に推薦要請をするかは未定。後援会(藤村孝史会長)を核に組織を拡大し、広く支持を訴えていく考えだ。

 福井氏は盛岡市出身で、盛岡一高、早稲田大卒業後、会社員を経て現在は酒類卸売会社を経営している。1998年盛岡青年会議所理事長。2007年に盛岡市議に初当選し、10年の県議選補選で敗れたが、11年の県議選で初当選、現在2期目。自民党県連の政調会長と盛岡支部長を務めている。

 次期市長選を巡っては、8日に内舘氏が出馬を正式表明しており、選挙戦となることが確実。現職谷藤裕明氏(68)は5選出馬するかどうか態度を明らかにしておらず、今後の動向が注目される。

5111チバQ:2018/08/13(月) 23:51:06
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180811_71041.html
<福島知事選>告示まで2ヵ月「県民党」内堀氏盤石 共産、候補擁立が難航
 任期満了に伴う福島県知事選(10月11日告示、28日投開票)は、告示まで2カ月となった。立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の内堀雅雄氏(54)のみ。共産党は市民団体と連携して候補擁立を進めているが、作業は難航している。

 「4年前は『県民党』の旗を掲げ、集まった方々の支援を得て戦った。今回も同様の形をイメージしている」
 内堀氏は6日の定例記者会見で、政党の推薦を得ずに知事選を戦う考えを改めて表明した。「『応援する』という声を頂いている」と、支援の広がりに対する手応えも語った。
 2014年の前回は、自民や民主など各党の支援を受け、得票率68%で他の5候補を圧倒した。
 今回も自民や国民民主など各党が早々に支援を表明した。東京電力福島第2原発(楢葉町、富岡町)の廃炉方針決定で、県内原発の全10基の廃炉に道筋を付けるなどの実績も加わり、盤石の態勢で臨む。
 現時点で対抗馬が出ていないこともあり、後援会の動きは目立たない。内堀氏は知事選の公約について「(公表は)しばらく先になる」と語り、当面は公務を最優先する考えを示す。
 一方、共産党は市民団体「みんなで新しい県政をつくる会」と連携した候補擁立を進めるが、作業が遅れている。県委員会の関係者は「人気の高い内堀氏に対抗するのは容易ではない」と率直に語る。
 それでも、県議会で唯一野党として内堀氏と対峙(たいじ)してきた経緯もあり、「不戦敗」は何としても避けたい考えだ。
 7月下旬、郡山市であった党の演説会。党本部の小池晃書記局長は内堀氏の政治姿勢を批判した。
 原発事故後に設置された県内の放射線監視装置(モニタリングポスト)を一部撤去する国の方針への県の対応に言及。「知事は『丁寧に進めるように国に求める』と言うが、丁寧ならいいのか。『断固反対』と言うのが知事の務めではないのか」と語気を強めた。
 つくる会などは衆院の選挙区ごとにタウンミーティングを行い、市民から知事選に向けた政策に対する意見を聴取予定。第1回は8月27日に福島市で開く。併せて、本格的に擁立作業を進める方針だ。
 党県委員会の町田和史委員長は「タウンミーティングを重ねて世論の波を全県に広げ、内堀氏への対抗軸を打ち出したい」と話す。


関連ページ:福島政治・行政
2018年08月11日土曜日

5112チバQ:2018/08/20(月) 14:35:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00010000-sakuranbo-l06
初当選以来6回連続で無投票当選 土田氏「国道48号高速化」に意欲 山形・東根市
8/20(月) 12:03配信 さくらんぼテレビ

山形県東根市で任期満了に伴う市長選挙が19日告示され、土田正剛氏が無投票で6回目の当選を決めた。

東根市長選挙は、無所属で現職の土田正剛氏の他に立候補の届け出がなく、無投票で6選が決まった。土田氏は今回、仙台市につながる国道48号の高速化などを掲げていた。

(土田正剛氏)
「(宮城県境付近の)12キロ区間をバイパス化してトンネルで結ぶ。仙台市民との交流を一層拡大していかなくてはいけない」

土田氏は東根市出身の74歳。県議会議員を経て、1998年に市長に初当選した。県内の現職の市町村長で6回の当選は最多。また初当選から6回連続で無投票当選するのは、県選挙管理委員会に資料が残る1958年以降、初めてとなる。

5113チバQ:2018/08/23(木) 20:43:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00000033-khks-pol
<仙台市長就任1年>柔軟性の半面 信念見えず
8/22(水) 12:09配信 河北新報
<仙台市長就任1年>柔軟性の半面 信念見えず
市中小企業活性化会議で委員の話を聞く郡市長(中央)。経済担当副市長が退任し、本年度から市長自ら出席している=7月
 郡和子仙台市長は22日、就任から1年を迎える。いじめ対策や子育て支援などの公約を進め、「郡カラー」を出そうと腐心した。自公政権下の国政は安倍1強が続き、野党の衆院議員から政令市トップへの転身という「出自」に、政権与党との関係を不安視する声は常につきまとう。市政運営のバランス感覚、政策実現へのプロセスを振り返った。(報道部・横川琴実)

【仙台市長就任1年】自公に配慮し融和を強調

◎郡市政序章(下)政策推進

 郡和子仙台市長はいつになく高揚していた。

 「子どもたちが、元気に学ぶことができる環境の実現に向けて取り組みたい」

 7月10日のいじめ問題に関する市議会の調査特別委員会。肝いりのいじめ防止条例の骨子案を示し、全市議を前に思いの丈を述べた。

  実績作り意識か

 2014年から市立中生3人がいじめを訴えて相次ぎ自殺。市長選では市の対応を厳しく批判し、いじめ対策を公約の「一丁目一番地」に据えた。ある市議は「(就任1年を前に)骨子案を早く世に出したいという思いが強かったのだろう」と代弁する。

 郡市長は、市議会やいじめ問題の第三者機関での議論の行方を注視し、条例制定について慎重な物言いに終始していた。4月に市が「いじめ対策推進室」を新設し、市議会特別委が条例制定を容認する姿勢を示唆。環境が整うと一気に骨子案を作り上げた。

 別の市議は「対応に批判があったいじめ対策で実績を残し、(市役所の生え抜きだった)前市長との違いを見せたかったはずだ」と推測する。

 自身初の当初予算を成立させた市議会2月定例会以降、郡市長は政策の推進に自信を見せ始めた。

 「仙台が持続的に輝き、東北全体を引っ張るための戦略を描きたい」

  経済分野「弱点」

 6月4日の定例記者会見で、郡市長は新たな経済成長戦略などの策定を発表。「私が先頭に立って頑張っていく」と宣言した。

 戦略を話し合う二つの懇話会には8月2日まで全8回に出席し、経済人の声に耳を傾けた。公務以外でも経済界との会合を重ねる。

 経済政策に注力するのには訳がある。仙台の地域経済強化が市政課題の解決や拠点性の向上に欠かせない一方、郡市長の弱点でもあるからだ。

 郡市長は衆院議員時代、教育や労働のスペシャリストを自任してきた。それだけに、市長周辺では「経済が得意ではないのは確か」との声も漏れる。職員による所管事項の報告でも、公約以外で注文を付けることは少ないという。

 市幹部は「市長に柔軟性はあるが信念を感じられない部分がある。市政課題の本質を見極め、大局的に判断すべきだ」と注文する。

 市は本年度、21年度以降の次期総合計画の検討に着手する。未踏の人口減少社会を迎える中、仙台らしい新たな視点と独創的なアイデアを持ち、都市の持続的発展に向けた長期ビジョンを描く必要がある。

 「都市の行く末を左右する分岐点」。郡市長は2月、初の施政方針演説で現状をこう表現した。任期2年目以降、政治家として自らの理念と情熱をどれだけ形にできるか。自覚とリーダーシップが問われる。

5114チバQ:2018/08/27(月) 21:29:35
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-108587580.html
大堀氏が初当選 新地町長選 新人鴇田氏破る
10:01福島民報

大堀氏が初当選 新地町長選 新人鴇田氏破る

福島民報

(福島民報)

 任期満了に伴う新地町長選は二十六日、投開票され、元町総務課長の新人大堀武氏(67)=無所属=が二千六百二十六票を獲得し、元町復興推進課長の新人鴇田(ときた)芳文氏(64)=無所属=を破り、初当選した。 当日有権者数は六千六百六十人(男三千二百九十五人、女三千三百六十五人)。投票率は77・40%で、選挙戦となった二〇一〇(平成二十二)年の前々回の84・02%を6・62ポイント下回った。 当選証書付与式は二十七日午前十時から町役場で行われる。任期は九月二十六日から四年。 当 2,626 大堀 武  67 無新   2,436 鴇田 芳文 64 無新(最終選管、敬称略)■町民の声大切に町政推し進める 大堀武氏の話 町民の声を大切にしながら町政を進める。活力があり、住みよい町になるよう新地の未来を町民と一緒につくり上げていきたい。

5115チバQ:2018/08/27(月) 21:30:03
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20180827-301341.html
新地町長に大堀氏 新人対決、190票差で制す
08:44みんゆうNET

新地町長に大堀氏 新人対決、190票差で制す

初当選を果たし万歳する大堀氏(右)。左は妻優子さん

(みんゆうNET)

   任期満了に伴う新地町長選は26日、投開票が行われ、元町総務課長大堀武氏(67)が元町復興推進課長鴇田芳文氏(64)との無所属新人同士の一騎打ちを190票差で制し、初当選を果たした。
 任期は9月26日から4年。
 4期務めた現職が今期限りの退任を表明し、元町職員同士による2010(平成22)年以来8年ぶりの選挙戦となった。大堀氏は町政継承と発展を掲げ、各地区での出前講座開催や保育料・学校給食費の負担軽減、生活道路の舗装などの政策を訴え支持を集めた。
 投票率は77.40%で、10年を6.62ポイント下回り、過去最低だった。
 当日有権者数は6660人(男性3295人、女性3365人)。大堀氏への当選証書付与式は27日、町役場で行われる。
◆新地町長選開票結果(選管最終、敬称略)
当2,626 大堀  武(おおほり たけし) 67 無新
 2,436 鴇田 芳文(ときた よしふみ) 64 無新
【大堀武氏略歴】東北学院大経済卒。団体役員。町総務課長、町民課長。新地町谷地小屋字樋掛田45の10

5116チバQ:2018/09/02(日) 23:39:59
塩田金次郎  自民:石川郡 選挙区で2011年出馬せずに引退

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180902-303341.php
新人・塩田氏が初当選 石川町長選
2018年09月02日    
 任期満了に伴う石川町長選は2日投開票が行われ、新人の元県議塩田金次郎氏(70)が5584票を獲得、現職の加納武夫氏(80)=3期=との無所属同士の一騎打ちを1513票差で制し、初当選を果たした。任期は10日から4年。



 投票率は74.87%。当日有権者数は1万3151人(男性6441人、女性6710人)。

http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180516-270615.php
塩田元県議、立候補の意思固める 石川町長選、選挙戦が濃厚に
2018年05月16日    
 任期満了に伴い8月28日告示、9月2日投票で行われる石川町長選で、新人で元県議塩田金次郎氏(70)が15日までに無所属で立候補する意思を固めた。16日に正式に表明する。町長選を巡り、これまでに現職加納武夫氏(80)=3期=は態度を明らかにしていないが、出馬が有力視されており選挙戦となる可能性が高まった。



 塩田氏は福島民友新聞社の取材に「政治経験を生かして人口減少対策に積極的に取り組みたい」と述べた。塩田氏は石川町出身、学法石川高卒、亜細亜大中退。石川町議を2期、県議を4期務めた。自民党県連政調会長などを歴任。一方、加納氏も4選を目指し立候補の意思を固めたとみられ、22日に開く後援会常任役員会で表明する見通し。

5117チバQ:2018/09/03(月) 20:07:32
https://mainichi.jp/articles/20180901/ddl/k07/010/246000c
選挙
県議補選相馬市・新地町選挙区 告示 2新人一騎打ち /福島
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月1日 地方版

地方選挙
福島県
選挙・福島
 斎藤勝利県議の死去に伴う県議補選相馬市・新地町選挙区(改選数1)が31日告示され、自民公認の元市議、門馬優子氏(47)=公明推薦=と、無所属で市議の荒秀一氏(67)の新人2人が立候補した。

 投票は9日午前7時〜午後6時、両市町の計33カ所で。期日前投票は1〜8日の午前8時半〜午後8時、相馬市は市役…

5118チバQ:2018/09/04(火) 16:56:23
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/9/4/21931
県企画理事・紺野氏が出馬へ 陸前高田市長選

2018.09.04
 県企画理事の紺野由夫氏(59)は来年1月27日告示、2月3日投開票の日程で行われる陸前高田市長選に出馬する意向を固めた。

 紺野氏は3日、岩手日報社の取材に対し「何も話せない」と述べるにとどめたが、複数の関係者に意向を伝えている。県に同日、辞職願を提出した。政党推薦は要請せず、無所属で臨むもようだ。

 同市長選を巡り現職戸羽太氏(53)が3選を目指して出馬の意向を固めており、市議会9月定例会で表明する見通しだ。

5119チバQ:2018/09/09(日) 20:12:41
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20180906_51003.html
6連続無投票当選 東根市長「無敵の強さ」秘密はどこに
09月06日 13:00河北新報

6連続無投票当選 東根市長「無敵の強さ」秘密はどこに

6期目を迎え、市役所で職員の出迎えを受ける土田市長=5日午前9時5分ごろ、東根市役所

(河北新報)

 8月の東根市長選で初当選以来6回連続で無投票当選を果たした土田正剛市長(74)が5日、東北の現職市長で最長となる6期目を迎えた。6回連続無投票当選は現職市区長で全国最多。対立候補の擁立を模索する動きは過去度々あったものの、決まって不発に終わり、今では表立った多選批判も聞かれない。土田氏の「無敵の強さ」(自民党山形県連)の秘密を探った。(山形総局・吉川ルノ)

<対抗馬立ち消え>
 「地域行事には必ず顔を出し、各区長に自ら酌をして回る。懐柔と言えば懐柔だが、政策通で市長としての資質もある」と評するのは共産党の今野孝市議(75)。「市民から長過ぎるとの声は受けている」と言うが、市政刷新の機運は高まらない。
 土田氏の6選が決まった先月の市長選(8月19日告示)も、市出身の中央官僚に立候補を要請する動きがあったが告示直前に立ち消えに。「敵をつくらないと言うより、勝てると思わせない」(自民党県連関係者)と言われる隙のなさは、果たして本物なのか。

<5期目は一貫校>
 5期20年の土田市政の特徴は各任期の成果が分かりやすく目に見えることだ。
 「さくらんぼを前面に打ち出した町づくり」を掲げて初当選すると、山形新幹線の新庄延伸に伴う新駅の名称を「さくらんぼ東根」とする運動を展開。県や他市町が県を代表する特産品が駅名になることに難色を示す中、独自の人脈で抵抗を封じ込め、実現させた。
 2期目以降に取り組みを本格化させた子育て支援では2005年に屋内遊戯施設を備えた「さくらんぼタントクルセンター」、13年には屋外遊戯施設「あそびあランド」を開所。「多少のけがはお持ち帰りください」を理念に掲げ、子どもの冒険心を大切にする運営が注目を集め、全国から多くの視察者が訪れている。
 5期目には県教委や周辺自治体などへの積極的な働き掛けで初の県立中高一貫校を誘致、16年に東桜(とうおう)学館中高を開校させた。子育て教育環境の充実は、市の人口増にもつながっている。

<「無関心でない」>
 市の事業に市民を動員、参加させる手法も徹底している。1期目の02年に始まった「さくらんぼマラソン大会」(毎年6月)が好例だ。給水・受付、交通誘導など約30の班・係に分かれて延べ2300人の市民が運営に携わり、全員の氏名が大会パンフレットに掲載されるため、パンフレットは普通の市民マラソン大会の2〜3倍の厚みになる。
 市の総合計画策定に携わった国方敬司山形大名誉教授(経済学)は「土田市長は、まちづくりに市民が関わった結果、市が活性化しているという意識を醸成することにたけている。大胆な施策を実行してきたことで対立候補が出にくくなっており、市民の無関心が無投票を招いているわけではない」と分析している。

[土田正剛(つちだ・せいごう)]1943年、東根市生まれ。慶大卒。故松沢雄蔵衆院議員の秘書から79年に県議(市選挙区)に初当選。連続4期務めた。93年に知事選に出馬したが落選。98年、自民党などの推薦で市長選に無所属で立候補し、無投票で初当選。8月19日告示の市長選で無投票6選。全国市長会相談役、山形県市長会長を務める。

5120チバQ:2018/09/10(月) 20:50:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180909-00000017-khks-pol
<岩手知事任期満了まで1年>目を引く積極的な外遊 就任11年で35回、計183日
9/9(日) 16:15配信 河北新報
<岩手知事任期満了まで1年>目を引く積極的な外遊 就任11年で35回、計183日
(写真:河北新報)
 外務官僚から政界に転じた達増拓也岩手県知事。その仕事ぶりで目を引くのが積極的な海外出張だ。知事に就任した2007年4月以降、11年で外遊は計35回、延べ183日に上る。

 3期目だけでも海外出張は既に13回(表)。台湾には6回渡航し、トップセールスで花巻空港発着の台湾定期便就航を実現した。保(たもつ)和衛副知事は「民間企業でも社長が行くのと担当社員とでは重みが違う」と説明する。

 中国、タイなどアジア圏に向けた県産農作物の輸出総額は、13年の1億9100万円から17年には13億1000万円に急増。保副知事は「地方と海外が直接つながる機会は今後も増える。トップの果たす役割は大きい」と話す。

 一方「足元がおろそかになってはならない」と指摘するハクセル美穂子県議は「外国人観光客を呼び込みたいのなら、英語に対応した観光案内や交通網の整備を考えるべきだ」と主張する。

 国際定期便についても「利用率が低調なら路線は廃止になる。台湾だけでなく県内でも利用促進を呼び掛けてほしい」と求めた。

5121チバQ:2018/09/11(火) 15:30:18
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-20180909132257.html
動きだす県議選 任期満了まで1年
09月10日 13:21岩手日報

動きだす県議選 任期満了まで1年

岩手日報

(岩手日報)

 来年9月10日の任期満了に伴う県議選は1年後に迫り、各地で動きが出始めた。16選挙区、定数48の枠組みは東日本大震災からの復興途上を考慮し、維持される。各党派は勢力拡大や県政界の主導権獲得を目指して今後、擁立工作を活発化させる。

 党派別で最多13議席を持つ自民党県連は最低16〜18人の擁立を掲げる。前回2選挙区が空白となり、岩崎友一幹事長は「次こそ解消を目指す」と意欲を示す。

 国民民主党県連は現職全5人の出馬を見込み、8議席が目標。佐々木朋和幹事長は「現職のいない選挙区を中心に擁立を急ぐ」と作業を進めている。

 公明党県本部は、盛岡の1議席死守が前提となるが、小野寺好代表は友党・自民との選挙協力も含めて「現時点で対応は白紙」と述べるにとどめる。

 共産党県委員会は盛岡、一関、奥州の現職3人の擁立を既に表明。菅原則勝委員長は「交渉団体会派(5人)を目指す」とし、新人擁立も検討している。

 自由党県連は、元職が出馬の意向を固め、現有7議席の上積みを期す。関根敏伸幹事長は「他の野党とも共闘して県政与党を拡大する」と意気込む。

 社民党県連合は盛岡、花巻、北上に3議席を有し、佐々木信一幹事長は「5議席を目指す」と語る。本格的な作業はこれからで、年内擁立を念頭に置く。

 無所属の政治団体いわて県民クラブは現職5人のほか、新人発掘も探る。飯沢匡代表は「挑戦したい仲間がいれば積極的に擁立したい」との方針を示した。

 県議会の現職46人(欠員2)のうち現時点で7人が出馬を正式表明し、自民の福井誠司氏(盛岡)は盛岡市長選に回る予定。元職1人、新人2人が名乗りを上げている。前回2015年の立候補者は戦後最少の63人にとどまり、今後の行方が注目される。

5122チバQ:2018/09/11(火) 22:55:07
>>5028>>5117 民主系
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180909-305454.php
無所属新人の荒氏が初当選 県議補選相馬市・新地町選挙区
2018年09月09日    
 県議補選相馬市・新地町選挙区(欠員1)の投票は9日行われ、即日開票の結果、無所属新人の元相馬市議荒秀一氏(67)が1万917票を獲得、自民新人の元相馬市議門馬優子氏(47)との一騎打ちを約3400票差で制し、初当選を飾った。



 任期は選挙会で当選が確定する11日から前職の残任期間となる2019年11月19日まで。

5123チバQ:2018/09/11(火) 22:56:57
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180906_61042.html
<福島県議補選>元県議と元市議出馬の意思表明 本宮市・安達郡区
 矢島義謙氏の死去に伴う福島県議選本宮市・安達郡選挙区(定数1)の補欠選挙(21日告示、30日投開票)で5日、元県議の佐藤政隆氏(64)と、新人で元本宮市議の菅野健治氏(46)がそれぞれ立候補する意思を明らかにした。
 佐藤氏は県庁で記者会見した。無所属で立候補する予定。本宮市出身、国学院大卒。2007年から県議2期。民主党県連総務会長などを務めた。8月末に自民党員となり、公認を申請したという。
 菅野氏は河北新報社の取材に態度を表明した。本宮市出身、日大卒。11年から市議2期。自民党籍があり、公認申請するかどうかを検討中という。


関連ページ:福島政治・行政
2018年09月06日木曜日

5124チバQ:2018/09/14(金) 01:55:26
https://news.ibc.co.jp/item_34195.html
陸前高田市長選挙 元県職員 紺野由夫氏が出馬表明/岩手 2018年09月13日 18:54 更新
 来年2月に任期満了を迎える陸前高田市の市長選挙に、元県職員の紺野由夫氏がきょう出馬を表明しました。
 (紺野由夫氏)「陸前高田を思う気持ち、陸前高田をなんとかしたいという、そういった思いから出馬を決意した次第であります」
 紺野氏は13日、陸前高田市内で記者会見し、出馬の意向を明らかにしました。紺野氏は陸前高田市横田町出身の59歳。県職員として農林水産部長や企画理事などを歴任し、今月辞職しました。紺野氏は財政の見直しや一次産業の振興などを訴え、無所属で立候補する予定です。陸前高田市長選挙には現職の戸羽太氏も11日に出馬を表明しており、選挙戦となる見込みです。

5125チバQ:2018/09/25(火) 21:28:27
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180918_11016.html
仙台市議選まで1年 民進分裂、波乱要素に?

各党の党首級が続々応援に入った前回市議選の街頭演説会場=2015年7月、仙台市青葉区(写真を一部加工しています)
拡大写真
 仙台市議会は、来年8月27日の任期満了まで1年を切った。東日本大震災後、3回目となる次期選挙は夏の参院選直後の実施が有力視され、国政の動向が少なからず影響するとみられる。民進党の分裂と立憲民主、国民民主両党の誕生で候補者の増加や構図の変化も見込まれる。少数与党の市議会の状況打開を狙い、郡和子市長がどう動くかも注目される。

<野党 募る危機感>
 仙台市議選(定数55)は12年に1度、参院選の年と重なる。2007年までは春の統一地方選で行われ、参院選の「前哨戦」と位置付けられた。
 震災の影響で11年の市議選が約4カ月半延期され、11、15年は8月に投開票された。次期選挙は、来年の通常国会会期末の時期にもよるが、初めて参院選後に行われる可能性がある。
 「市議選は個人戦。政党の浮沈に左右されない」と参院選の影響は限定的との見方がある一方、ベテラン市議は「投票日が近ければ、参院選の結果は間違いなく直撃する」と警戒する。
 共同通信社の世論調査によると、政党支持率は自民の「1強」が続く。野党は立民が10%前後、国民民主は1%前後と低迷する。国民民主の市議は「1年後にどうなるか。今の情勢では決して楽観的ではいられない」と危機感を募らせる。

<立民 擁立に動く>
 現時点で、候補者擁立に積極的に動くのは立民だ。青葉選挙区(定数15)で現職2人、宮城野(10)、太白(12)、泉(11)3選挙区で新人1人ずつを公認。岡本章子県連代表は「全5選挙区に公認候補を立てたい」と主戦論を唱える。
 泉選挙区の立民新人は、市職員労働組合の組織内候補。市職労が社民党以外から候補を出すのは、1989年の政令市移行後初となる。社民県連の辻隆一幹事長は「大きな影響はないだろう」と冷静に構えるが、波乱要素の一つだ。
 国民民主は青葉選挙区で新人1人、宮城野と太白の2選挙区で現職各1人を公認した。民進党を離れ、無所属となった現職も3人おり、非保守系の候補は前回より増えるとみられる。

<市長の動向 注目>
 民進党衆院議員だった郡市長は昨年7月の市長選で民進、共産、社民各党の支援を受けて初当選した。自民、公明両党が過半数を占め、少数与党の市議会には苦しい対応を余儀なくされている。
 立民の現職は「市議選は状況打開のチャンス」と強調し、市長の選挙戦への関与に期待する。だが、市長周辺は「自民、公明両党などに配慮し、静観を貫くだろう」との心証を強める。
 自民党市連の鈴木勇治会長は「地域の声を国に届けるには、政権党に反目しても仕方がない。市長もこの1年で分かったと思う」と語り、動きをけん制した。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年09月18日火曜日

5126チバQ:2018/10/01(月) 21:04:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00010006-minyu-l07
元職・佐藤氏返り咲き、一騎打ち制す 福島県議補選本宮・安達
10/1(月) 10:24配信 福島民友新聞
 現職の急逝による県議補選本宮市・安達郡選挙区(欠員1)は30日、投票が行われ、即日開票の結果、元職の佐藤政隆氏(64)が、新人で元本宮市議の菅野健治氏(46)との無所属同士の一騎打ちを1973票差で制し、県議に返り咲いた。任期は選挙会で当選が確定する2日から前職の残任期間となる来年11月19日まで。
 同選挙区では、区割り変更で1人区になった2011(平成23)年の県議選以降、補選を含め全て無投票だったため初の選挙戦となった。

5127チバQ:2018/10/03(水) 23:34:43
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20180930-311876.php
新人・押部氏が初当選 金山町長選
2018年09月30日    
 任期満了に伴う金山町長選は30日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で元副町長の押部源二郎氏(69)が、現職の長谷川盛雄氏(72)=1期=を407票差で破り、初当選を果たした。



 任期は22日から4年。

5128チバQ:2018/10/15(月) 15:01:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00010009-minyu-l07
浅川町長に新人・江田文男氏初当選 141票差、現職の4選阻む
10/15(月) 10:46配信 福島民友新聞
浅川町長に新人・江田文男氏初当選 141票差、現職の4選阻む
初当選し支持者らと共に万歳する江田氏(中央)
 任期満了に伴う浅川町長選は14日、投開票が行われ、新人の元町議江田文男氏(63)が現職の須藤一夫氏(79)=3期=を141差で破り、初当選を果たした。任期は31日から4年。
 2006(平成18)年以来、12年ぶりとなった選挙戦で、江田氏は演説会を重ねるなど「草の根」の活動を展開。福祉に強いまちづくりを掲げ、各種がん検診の無料化や子育ての補助、スポーツ振興などの公約を訴え、幅広い支持を集めた。
 投票率は71.37%で、06年を7.77ポイント下回った。当日有権者数は5425人(男性2704人、女性2721人)。当選証書付与式は15日、町役場で行われる。

5129チバQ:2018/10/16(火) 21:58:52
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20181016_41019.html
<地上イージス>「この程度のことで」「私に投げられても」秋田県知事答弁迷走 来年選挙控え与野党苦言
17:00河北新報

<地上イージス>「この程度のことで」「私に投げられても」秋田県知事答弁迷走 来年選挙控え与野党苦言

地上イージスを巡る自身の発言について釈明する佐竹知事=5日、秋田県庁

(河北新報)

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が配備候補地となっている迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡り、佐竹敬久秋田県知事の県議会での発言が迷走している。一連の問題を「この程度のこと」と軽視するような答弁をしたかと思えば、「配備の是非の判断を私に投げられても」と開き直る場面も。軸が定まらない知事の姿勢に、半年後に県議選を控えた与野党双方の議員から苦言を呈される事態に陥っている。
 「(イージス・アショアは)日本国内を守るだけのものではない。日米両用なのは常識だ。政府もようやく本論に入ってきた」
 始まりは9月19日の県議会9月定例会一般質問。前日、菅義偉官房長官が「米領グアムに向けた北朝鮮の弾道ミサイルを、イージス・アショアで迎撃できる」と語ったことへの見解を問われ、佐竹知事がこう持論を述べた。
 防衛省は「北のミサイルから日本を守る」として、新屋演習場と陸自むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)を配備候補地と説明してきた。だが、官房長官発言を容認する形の佐竹知事の見解は、国防という大義名分を失いかねないとの懸念が一気に広がった。
 発言直後の議会運営委員会は紛糾。知事を支える自民県議まで「新屋の住民が困惑する」と頭を抱えた。
 今月2、3日の予算特別委員会。配備反対を表明した阿武町長を引き合いに、国と対峙(たいじ)するよう野党系県議から求められると「この程度のことで、政治生命とか大げさなことは考えていない」と発言した。
 県選出の与党国会議員5人が賛成しているとして、「私に配備の是非の判断を投げられても困る。もっと国会で議論すべきだ」と語気を強めた。
 佐竹知事は5日の定例記者会見で「私の短気なところが出た。防衛省のやり方には批判的だが、阻止するとまでは言えない」と釈明。「来年は県議選や参院選がある。イージスを『大きな問題』と表現すると野党は争点をこれ一本に絞りかねず、どうかと思った」と明かした。
 県内では近く立憲民主党が県組織を発足させるなど、国政や地方選を見据えた駆け引き、野党共闘の動きが進みつつある。野党関係者は「配備は当然、最大の争点。選挙で不利になるから都合良くごまかそうなんて言語道断だ」と憤る。
 地上イージスについて、地質測量の現地調査が月内に始まる。防衛省幹部が18日、佐竹知事に説明する。

5130チバQ:2018/10/18(木) 10:41:15
http://www.minpo.jp/news/detail/2018101856485
県議補選の5選挙区19日告示
 県議補選の五選挙区(福島市、白河市・西白河郡、喜多方市・耶麻郡、田村市・田村郡、伊達市・伊達郡)は十九日、告示される。欠員はいずれも一で、二十八日投票の知事選と同時選となる。
 伊達市・伊達郡選挙区は元伊達市議会議長の新人佐々木彰氏(53)=自民=、元民主青年同盟県委員長の新人大橋沙織氏(27)=共産=による選挙戦となる見通し。残る四選挙区は立候補予定者が一人のみで、無投票の公算が大きい。
 福島市選挙区は元職丹治智幸氏(46)=自民=、白河市・西白河郡選挙区は元県職員の新人三村博隆氏(48)=無所属=、喜多方市・耶麻郡選挙区は元喜多方市議の新人渡部信夫氏(58)=自民=、田村市・田村郡選挙区は元職先崎温容氏(44)=自民=が立候補を表明している。
 立候補届け出は十九日午前八時半から午後五時まで福島市市民会館、白河、喜多方、田村の各市役所、伊達市役所保原本庁舎で受け付ける。各選挙区の十日時点の有権者数は福島市が二十三万七千六百四十七人(男十一万四千八百三十人、女十二万二千八百十七人)、白河市・西白河郡が九万一千九百六十三人(男四万五千六百十七人、女四万六千三百四十六人)、喜多方市・耶麻郡が六万四千九十三人(男三万六百五十六人、女三万三千四百三十七人)、田村市・田村郡が五万五千七百三十六人(男二万七千三百九十四人、女二万八千三百四十二人)、伊達市・伊達郡が八万二千九百二十三人(男四万二百六十一人、女四万二千六百六十二人)。

( 2018/10/18 09:31 カテゴリー:主要 )

5131チバQ:2018/10/19(金) 18:56:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00001149-fminpo-l07
関心盛り上げに全力 各候補、後半戦へ支持固め 2018ふくしま知事選
10/19(金) 10:16配信 福島民報
 任期満了に伴う福島県知事選は十九日で折り返しを迎えた。立候補した四人は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興、人口減少や地方創生など山積する課題解決に向けた政策を掲げ、浸透を図っている。だが、関係者からは「有権者の関心はまだ低い」との声が上がる。各候補者は後半戦で選挙ムードを盛り上げ、支持拡大と無党派層の掘り起こしを目指す。

 立候補者四人は十八日、県内各地で有権者に政策をアピールした。
 再選を目指す内堀雅雄候補は福島市から本宮市に選挙カーを走らせた。集まった有権者と車を降りる度に握手を交わし、支持を求めた。
 前半戦は五十九市町村を一巡し、四十カ所以上で街頭演説した。四年間の実績や今後の県政運営方針を訴え、有権者の反応に手応えを感じている。選対本部は投票率を前回、前々回の中間程度の44%と想定、目標得票数は前回を約十一万票上回る六十万票に掲げる。
 ただ、選対関係者は有権者の関心が高まっていないと現状を分析し、投票率低下を懸念する。選対幹部の一人は「低投票率での当選では、国などへの知事の発言力に影響が出かねない」とし、選挙戦の盛り上げに努める。
 後半戦は支援政党や約六百の推薦団体などを通じ、積極的な期日前投票を促すなどして組織票を固める考えだ。街頭での訴えを強め、浮動票の取り込みにも力を入れる。
 新人の町田和史候補は選挙カーで浪江町から浜通りを北上した。福島市の選挙事務所ではスタッフらが支援を呼び掛ける法定はがきの発送に追われた。
 前半戦は大票田の都市部を中心に回り、数十人規模の対話集会を十回程度開いた。選対本部は有権者の県政刷新に向けた期待を感じる一方、無党派層への浸透が鍵とみている。投票率は前回を若干下回る45%弱と予測するが、現在の県政運営に疑問を持つ有権者の関心を引き付け、50%以上に高めたいとしている。
 目標得票数は予想投票者数の過半数に当たる四十万票とした。選対幹部の一人は「争点が明確になり、古里の将来について考える県民が増えれば、投票率は上がる」との見方を示す。
 後半戦は都市部を中心に巡り、街頭対話集会を積極的に展開する。支持者らが県内各地で投票を呼び掛ける運動にも力を入れる。
 新人の金山屯候補は福島市のJR福島駅前でマイクを握った。現在までの選挙戦で有権者の反応は薄いとみており、投票率は前回を下回ると予想する。目標得票数は掲げないが、若年層の支持を重視し、政策の浸透に努める。
 新人の高橋翔候補は葛尾村の選挙事務所でインターネットの動画配信により支持を呼び掛けた。選挙戦への関心は高まっていないとし、投票率は40〜45%程度とみる。ネットを使う若い世代の投票率を底上げし、十万票獲得を目指す。
 二〇一四(平成二十六)年の前回知事選は過去最多の新人六人が争ったが、投票率は過去二番目に低い45・85%にとどまった。過去最低の投票率となった二〇一〇年の前々回の42・42%に比べるとやや上向いたものの、投票率は低下傾向が続いている。

 ◇知事選立候補者
(届け出順、敬称略)
内堀雅雄 54 無現
金山屯  78 無新
高橋翔  30 無新
町田和史 42 無新

福島民報社

5132チバQ:2018/10/29(月) 18:08:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000014-mai-pol
<福島県知事選>内堀氏続投 求められるきめ細かさと大胆さ
10/29(月) 8:34配信 毎日新聞
<福島県知事選>内堀氏続投 求められるきめ細かさと大胆さ
知事選で再選確実となり、万歳三唱する内堀雅雄氏(中央)=福島市の事務所で2018年10月28日午後8時8分、宮崎稔樹撮影
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興政策の是非を最大の争点に28日に投開票された福島県知事選は、現職の内堀雅雄氏(54)が圧勝で再選を果たした。内堀氏は非共産の各政党や町村長、850団体からの幅広い支援を受けて強力な態勢を固め、陣営が目標に掲げていた60万票を超える得票数で、共産党県委員会などでつくる市民団体が擁立した同党県委員長の町田和史氏(42)らを圧倒した。復興・再生や人口減少への対処など、難しい課題をどう解決するか。内堀氏の手腕に、大きな期待がかけられた。投票率は45.04%(前回45.85%)。当日有権者数は159万9818人(男77万8412人、女82万1406人)。

 東日本大震災から10年の節目を迎える知事に、有権者は現職の内堀氏続投を選んだ。明確な争点を欠き、強力な態勢で臨んだ内堀氏圧勝ムードの中での選挙で、投票率は前回同様40%台と低迷したが、内堀氏は得票率を伸ばし、有権者の期待の大きさが示された。それだけに2期目は多様化する県民の声をさらに丁寧にくみ取る県政運営が求められる。

 福島第1原発事故から7年7カ月が経過した今も帰還困難区域への立ち入りは制限されたままだ。そんな中、大熊、双葉両町を除く地域からの避難者への仮設住宅無償貸与について、県は2019年度末までに打ち切るとした。避難者にはきめ細かい対応をするとしているが、避難者の置かれた状況が多様化する中で住宅確保の具体策は示されていない。

 同じようなことは今回、有権者からも聞かれた。被災者同士でも被災体験の濃淡の違いでけん制し合っているという。「忘れたい」人と「忘れられない」人との差が開いているようにも見える。

 町田氏が選挙戦で指摘していたが、内堀氏には全国の原発再稼働問題など、立場を明確にしていないこともある。こうした大きな方針について国にものを言う姿勢も必要だ。内堀氏はさらにきめ細かな政策と大胆さが求められる。【柿沼秀行】

5133チバQ:2018/10/29(月) 18:13:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00001076-fminpo-l07
内堀氏知事に再選 町田氏らに大差 投票率45・04%
10/29(月) 11:25配信 福島民報
 任期満了に伴う第二十一回福島県知事選は二十八日、投開票され、現職内堀雅雄氏(54)が六十五万九百八十二票を獲得し、共産党県委員長の新人町田和史氏(42)、IT会社経営者の新人高橋翔氏(30)、自営業の新人金山屯氏(78)を大差で退け、再選を果たした。選挙戦は盛り上がりを欠き、投票率は45・04%と過去二番目に低かった。二期目の任期は十一月十二日から四年。

■県政継続 支持厚く
 内堀氏は六月定例議会冒頭で立候補を表明後、自民党県連と公明党県本部、国民民主党県連・立憲民主党県連・社民党県連・無所属県議・連合福島でつくる「五者協議会」の支援を受けて分厚い選挙態勢を整えた。選対は県内各界の代表者らがそろい、企業・団体からの推薦状は約八百五十に上った。 
 十一日の告示後は約百カ所での街頭演説、十四カ所での個人演説会に臨んだ。一期目の県政運営の実績をアピールするとともに、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の進化、地方創生・人口減対策の推進などを公約の柱に掲げ、県内の幅広い層から支持を集めて他候補を圧倒した。 
 六十万票の得票目標は達成したものの、当初から内堀氏優位の見方が動かず、投票率が50%を割り込むなど低調さは否めなかった。 
 町田氏は共産党県委員会や県労連などで組織する「みんなで新しい県政をつくる会」の要請で立候補し、共産党の推薦を受けて選挙戦を進めた。約百三十カ所で街頭演説し、約二十カ所で対話集会を開いた。県政刷新を主張し、学校給食費の無料化や貧困対策の充実を訴えた。だが、立候補表明が告示十日前となり、支持を広げられなかった。 
 高橋氏はインターネットの動画配信を中心にベンチャー起業家支援などを掲げた。金山氏は街頭演説などで郡山市への県庁移転を軸とした大都市圏の形成など独自の政策を訴えたが、いずれも浸透しなかった。 
 県内では復興や地方創生を巡る課題が山積している。二期目に臨む内堀氏には、これまで以上に県民の声を受け止め、県民が復興をより実感できる県政運営が求められる。(本社報道部・鈴木 仁) 

■投票率過去2番目の低さ 
 過去二番目の低さとなった投票率は、二〇一四(平成二十六)年の前回の45・85%を0・81ポイント下回った。男女別は男43・78%、女46・23%。 
 選対関係者からは「復興の在り方などを問う知事選が低い投票率では、復興への県民の意識や関心が低下しているとも受け取ら

5134チバQ:2018/10/29(月) 18:13:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00010001-minyu-l07
新人・佐々木彰氏が初当選 福島県議補選伊達市・伊達郡選挙区
10/29(月) 8:36配信 福島民友新聞
新人・佐々木彰氏が初当選 福島県議補選伊達市・伊達郡選挙区
当選を確実にし万歳する佐々木氏=28日午後9時45分ごろ
 県議補選伊達市・伊達郡選挙区(欠員1)は28日、投票が行われ、即日開票の結果、自民新人の佐々木彰氏(53)が共産新人の大橋沙織氏(27)との一騎打ちを1万912票差で制し、初当選を果たした。任期は来年11月19日まで。
 佐々木氏は市議4期の経験を強調。地域の特性に応じた産業の発展、東北中央道を生かした地域活性化などを訴え支持を集めた。
 投票率は49.65%で2015(平成27)年の県議選を3.71ポイント下回った。当日有権者数は8万2357人(男性3万9973人、女性4万2384人)。当選証書付与式は30日、県庁で行われる。

5135チバQ:2018/10/29(月) 18:14:11
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20181029-320188.php
福島県知事に内堀雅雄氏再選 得票率90%超、1期目の実績評価
2018年10月29日
   

再選を果たし、支持者と万歳三唱で喜ぶ内堀氏(中央)と妻栄子さん(左)=28日午後8時5分ごろ、福島市の選挙事務所
 任期満了に伴う知事選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の内堀雅雄氏(54)が他の無所属新人の3人に大差をつけ、再選を果たした。内堀県政1期4年の評価が問われた選挙で、県民は県政の「継続」を選択した。2020年度の国の復興・創生期間終了を見据えた復興施策や人口減少社会での県づくりの手腕が問われる。投票率は45.04%で、2014(平成26)年の前回知事選の45.85%を0.81ポイント下回り、過去2番目に低かった。2期目の任期は11月12日から4年。

◇福島県知事選開票結果(選管最終、敬称略)
当650,982 内堀 雅雄 54 無現
  35,029 町田 和史 42 無新
  17,159 高橋  翔 30 無新
  10,259 金山  屯 78 無新
(無効7,096、持ち帰り4、不受理4)

 関心「ポスト復興」へ

 【解説】内堀雅雄氏が大勝した背景には、復興や深刻な人口減少に直面する中での県づくりなど本県の未来について具体的な方向性、施策を示した候補が内堀氏以外にいなかったことが挙げられる。新人3氏の主張は原発問題や県庁移転など局所的な視点が多く、将来の県民生活に関わる公約を示した内堀氏に対し、多くの有権者が1期目の実績を評価し、今後4年間の県政運営を託した形だ。

 共産を除く与野党が内堀氏に相乗りを決めた段階で再選の流れはほぼ固まったが、同時に知事選への関心は薄まった。内堀陣営から「復興庁の後継組織などの議論で国に意見を述べるには、過去最低の42.42%以下の投票率は避けたい」との声が漏れ始めた中で告示を迎えた。選挙ムードは低調だったが、支援組織に投票行動の徹底を求め、最終的には目標とした前回得票を10万票上回る60万票を突破、得票率は90%を超えた。

 しかし投票率は過去2番目に低く、双葉郡8町村や飯舘村が前回投票率を下回った。震災、原発事故から7年7カ月が経過し、有権者の関心は復興から経済政策、地域活性化などに変化しつつある。内堀氏の1期目は避難区域の再生や除染など復興加速が中心だったが、2期目は経済政策など「ポスト復興」の視点がより求められることを示唆した結果とも思える。

 今回は知事選で初めて「18歳選挙権」が適用され、主権者教育の実践校では県政の現状を学ぶ高校生らの姿があった。本県の未来を担う若者が県政に関心を抱き、人口減少などの困難な課題に向き合える地域づくりを内堀氏には期待したい。

5136チバQ:2018/10/29(月) 18:15:55
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20181029-320280.php
【福島県展望】復興庁の後継組織焦点 財源確保交渉『正念場』
2018年10月29日
   

有権者はそれぞれの思いを込め1票を投じた=28日午前、福島市
 【県政展望】政府の復興・創生期間の最終年度が2020年度に迫る中、復興財源や廃止される復興庁の後継組織の在り方は見えず、国と県との交渉は今後の半年から1年間が正念場となる。再選を果たした内堀雅雄氏(54)が21年度以降の将来を見据えた復興の未来像を国に示す時期が早々に訪れる。

 国は21年度以降も本県の復興を支援する考えだ。ただ、西日本豪雨や北海道胆振(いぶり)東部地震など全国的に大規模災害が頻発し、県庁内には「国の財布のひもはこれまで以上に固くなる」との危機感が広がる。復興財源の確保に向けては、国を納得させるより具体的な理由付けが必要だ。震災後から続く補助制度の見直しなど、難しい政治判断を迫られる場面も考えられる。

 産業復興の柱となる福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想にも課題がある。先端企業の集積は進出企業への優遇策を用意する全国の自治体との競争であり、他県にはない強みが必要だ。地元企業に対する恩恵が見えないという声も多く、巨額を投じた国家プロジェクトの成果が求められる。

 健康や人口減少問題など県民生活に関わる対策も急務だ。健康をテーマとした県民運動(16〜20年度)は折り返しを過ぎたが、全県運動とは言い難く、健康意識の普及に向けた取り組みの加速化が欠かせない。人口減少問題では子育て支援などに加え、地域の魅力を創造する市町村の取り組みを後押しする県独自の対策を打ち出せるかが試される。

 避難地域の再生とは裏腹に帰還率が低く、帰還困難区域に整備される特定復興再生拠点区域(復興拠点)の振興も焦点だ。20年東京五輪・パラリンピックでは野球・ソフトボール競技の試合に加え、聖火リレーの出発地という大役も担う。開催まで2年を切る中、復興五輪を世界にどうアピールするか。2期目の内堀県政に課せられた責任は重い。

 「相乗り枠組み」いつまで

 【県内政党展望】震災後2度目の知事選は、前回と同様、共産党を除く与野党相乗りの「オール福島」体制で内堀氏を支援する構図が継続された一方、内堀氏支援の主導権を巡って各党がつばぜり合いを繰り広げる様相も見られた。来年には参院選や県議選を控える中、「復興」を旗印として各党が「内堀県政与党」を掲げてきたこれまでの枠組みが保たれるのかが、今後の焦点だ。

 県議会最大会派の自民党は今回、真っ先に内堀氏支持の方針を打ち出し、協調関係にある約140団体による支援体制を構築した。国民民主党、立憲民主党、社民党、無所属の県議で構成する第2会派の県民連合も、4年前の前回知事選で内堀氏擁立を主導した経緯から「内堀県政の屋台骨」を自負。支持母体の連合福島と「5者協議会」をつくり、支援体制を築いた。

 各党間のこうした動きに対し、内堀氏は一定の距離を置く。6月の県議会定例会で再選出馬を表明した際も「波風を立てない県政運営を踏まえ、(各党の)質問に答える形ではなく、所信表明で自らの意思を示した」(陣営関係者)。

 震災、原発事故後、県政界は「是々非々」の立場でありながらも絶妙なバランスを保ち、内堀県政の多くの復興施策を後押ししてきた。しかし、来夏の参院選では野党連携を模索する動きがあるほか、秋の県議選は会派間で議席を巡る厳しい戦いが予想される。復興・創生に向けて正念場を迎える2期目の内堀県政で、各党の思惑が交錯しそうだ。

5137チバQ:2018/10/29(月) 19:03:06
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-20181029095741.html
3分の1が無効票 雫石町議補選
09:57岩手日報

 28日投開票を行った雫石町議補選(欠員1)は投票総数の約3分の1が無効票だった。ポスターに顔写真を入れないなど、2新人による異例の選挙運動が無効票の増加に影響した可能性がある。

 投票総数9325票のうち無効投票は3138票。同日行われた町長選の141票の20倍以上だった。3710票で当選した同町繋の農業細川祐弘さん(62)、2476票で次点の同町長山の自営業宮嶋浩二さん(57)とも町内を自転車で巡回。細川さんは「当選が目的ではなく、主張が伝わればいい」としていた。

 初めて白票を投じた80代の男性は「2人とも名前も顔も政策も分からなかった」と理由を語る。町選挙管理委員会の林崎正邦委員長(69)は「これほど多い無効票は聞いたことがない」と驚く。

5138チバQ:2018/10/29(月) 19:03:49
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-20181029081235.html
雫石町長に猿子氏 現職・深谷氏に555票差
08:09岩手日報

雫石町長に猿子氏 現職・深谷氏に555票差

岩手日報

(岩手日報)

 任期満了に伴う雫石町長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、元町議会議長の新人猿子恵久氏(61)=無所属=が現職深谷政光氏(74)=同=を破り、初当選した。再挑戦の猿子氏が町政継続を目指した深谷氏に555票差で勝利した。投票率は64・56%で、三つどもえの選挙戦となった2014年を7・49ポイント下回った。

 猿子氏は7月、後援会(笹田憲夫会長)の設立総会で前回選に続く立候補を表明。町内4地区に支部を設け、集落ごとに担当者を配置した。農業と商工観光業の連携や定住促進などを掲げ、停滞する町政の転換と古里再生を訴えた。

 投票は28日午前7時から午後7時まで12投票所で行われ、同8時から同町上曽根田の町中央公民館で即日開票した。

5139チバQ:2018/10/30(火) 16:13:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00272230-iwatenpv-l03
「不本意だが当選した」 岩手・雫石町議補選の細川さん、務める意向
10/30(火) 12:15配信 岩手日報
 28日に投開票が行われた雫石町議補選(欠員1)で、「当選が目的ではない」などとして立候補し、初当選した無所属の新人細川祐弘さん(62)=同町繋=は29日、岩手日報社の取材に対し「不本意だが当選した。選挙ポスターに公約を書いた以上、責任がある」と町議を務める意向を示した。選挙公報などへの掲載を拒否していた顔写真や経歴などの情報も公開する姿勢を見せた。

 補選には細川さんと新人男性1人が立候補。細川さんは3710票を獲得した。投票総数9325票のうち無効投票は3138票。両候補はポスターに顔写真を掲載せず、選挙カーによる運動や街頭演説も行わなかった。町民の判断材料が少なかったことが大量の無効票につながったとみられる。

 細川さんは「ポスターに公約を書いた以上、報酬に合う、もしくはそれ以上の仕事をやる責任がある」と説明。公開を拒否していた顔写真などについても「公人として最低限の情報は出す」としている。

5140チバQ:2018/10/30(火) 16:15:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000039-san-l07
内堀・福島知事、2期目も「復興」課題 高い得票率と低投票率抱え
10/30(火) 7:55配信 産経新聞
 28日に投開票された福島県知事選で、得票率91%と圧勝した現職の内堀雅雄氏(54)。2期目に向けて信任を得た形だが、一方で投票率は過去ワースト2の45・04%と、訴えが有権者の心に届いていたとは言い難い。両極端の数字を抱えて臨む次の4年は、復興・創生期間終了後のあり方を提示し、2020年東京五輪・パラリンピックで復興の姿を世界に示すものでなければならない。(内田優作)

 開票から一夜明けた29日朝、記者団の取材に応じた内堀氏は大量得票について「これまでの4年への評価と、これからの4年への期待の2つがあった」と、淡々とした表情で答えた。

 「投票しなかった方、私を支持しなかった方、色々な方がいる。中間貯蔵施設の受け入れ問題など、複雑だが解決しなければならないテーマがある。色々な人の思いをくみながら方向性をつくりたい」。自戒ともとれる発言の背景にあるのが、知事選の低調ぶりだ。

 ここ3回の知事選は共産党を除く与野党相乗りの構図が続き、低投票率を招いている。今回も過去最低はまぬがれたが、ワースト2。次点の町田和史氏を支えた共産党関係者は「『安倍政権にノー』という訴えが理解されなかった」と漏らすが、国政選挙のような枠組みは有権者に響きにくく、結果、選挙戦の議論はかみ合わないままだった。

 内堀氏の課題は平成32年度で終える復興・創生期間後の対応。被災自治体はその後の財源確保を求める声を上げる。被災地が並ぶ双葉地方町村会が内堀氏の再選出馬表明にさきがけて5月に出馬を要請するなど、進まぬ住民帰還や風評被害に苦しむ被災地はその実績と手腕に期待をつなぐ。

 「できるだけ早い時期に関係省庁や政党を回って真正面から話をしたい」。震災から来年で8年。内堀県政2期も、「復興」が最大の課題となりそうだ。

                   ◇

 ▽福島県知事選開票結果 

当 650982 内堀雅雄 無現 

   35029 町田和史 無新 【共】

   17159 高橋翔 無新 

   10259 金山屯 無新

5141チバQ:2018/10/30(火) 16:16:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000089-asahi-pol
投票箱開けたら…無効票3割 岩手・雫石町議補選
10/29(月) 22:43配信 朝日新聞デジタル
投票箱開けたら…無効票3割 岩手・雫石町議補選
岩手県雫石町の開票作業=2018年10月28日午後8時37分、岩手県雫石町中央公民館、成田認撮影
 28日に投開票された岩手県雫石町議補選で、投票総数の3割が無効票という珍事が起きた。1議席をめぐって2人が争ったが、無効票が落選者の得票数を上回る事態に。同町の選挙管理委員会は「こんな数字は初めて」と驚いている。

 投票総数は9325。3710票を獲得した農業の男性(62)が初当選し、自営業の男性(57)が2476票で落選した。

 しかし町選管によると、開票台には、白紙や「なし」「×」といった記述の票がいくつも。数え上げると、3138票(33・65%)にのぼった。当選した男性は「希望しない」と、選挙公報に名前も出していなかった。

 同じ日程で行われた町長選の無効票は1・51%にとどまった。町内の男性は「町議補選の候補者にやる気が感じられなかった」と話した。

 補選の票の合計数が投票総数と合わないのは、町選管によると票の持ち帰りによるものという。(成田認、大西英正)

朝日新聞社

5142チバQ:2018/10/30(火) 19:28:48
https://mainichi.jp/articles/20181029/ddl/k03/010/055000c
選挙
雫石町長選/雫石町議補選 町長選、猿子氏初当選 深谷氏3選阻む /岩手
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月29日 地方版

地方選挙
岩手県
選挙・岩手
 任期満了に伴う雫石町長選は28日投開票され、無所属新人で元町議会議長の猿子恵久氏(61)が、無所属現職の深谷政光氏(74)の3選を阻み、初当選を果たした。当日有権者数は1万4479人。投票率は64・56%で、2014年の前回(72・05%)を下回った。

 前回に続く挑戦の猿子氏は元町長3人からの支援も受け、町政の停滞を指摘。「雫石をよみがえらせ、新しい世代に引き継ぎたい」と刷新を呼びかけ、幅広い…

5143チバQ:2018/10/31(水) 10:51:47
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181030_61001.html
<福島知事選>91%の衝撃(上)圧勝の余波

再選が確実となり、拍手で迎えられる内堀氏。得票率は最終的に91%に達した=28日午後8時ごろ、福島市の事務所
拡大写真
◎膨らむ人気 虚か実か

 任期満了に伴う福島県知事選は28日の投開票の結果、無所属現職の内堀雅雄氏(54)が91%の得票率で再選を果たした。圧倒的な集票の背景には何があったのか。県議会との関係に緩みは生じないのか。選挙戦を振り返り、内堀県政第2幕の行方を探る。
(福島県知事選取材班)

 内堀氏がたたき出した想像以上の数字が、福島県政界に激震を与えた。
 「8割ほどは取る可能性があると考えていたが、ここまで得票を伸ばすとは思わなかった」
 圧勝から一夜明けた29日午前、内堀氏を支援した政党関係者が県議会控室でつぶやいた。
 内堀氏の得票率91.24%は、1992年知事選の佐藤栄佐久氏の得票率91.65%に迫る高水準だ。開票前に陣営が目標に掲げた60万票に対し、獲得したのは65万票。過去2番目に低かった投票率(45.04%)も、結果として得票率を押し上げる一因になった。
 知事は再選を目指す選挙が強いといわれる。佐藤氏が過去最高の得票率を獲得した時もそうだった。1期4年の実績に加え、多選の弊害がなく清新さが残っていることも理由とみられる。
 内堀氏の場合、失点のない政治手腕や与野党相乗りの支援体制も重なった。
 「県民が復興創生施策と政治姿勢を評価した結果だ」と自民党県連の太田光秋幹事長。公明党県本部の今井久敏幹事長も「選挙期間に限らず、この4年間、地道に県政運営に取り組んだ誠実さが信頼された」と評価する。
 高まり続ける内堀氏への期待。一方で、陣営からは不安の声も漏れる。
 知事選で推薦した団体の幹部の一人は「県民にとって内堀氏は『復興の象徴』。人気の風船は膨らみ続けるだろうが、東京五輪が県内で開催される2020年以降、しぼむ可能性がある。やがて正念場を迎えるかもしれない」と危惧する。
 「10万票前後は取れると思った。あまりにもショックな結果だ」
 29日、共産党県委員長の町田和史氏(42)=無所属新人=の選対本部関係者はうなだれるようにつぶやいた。獲得した約3万5000票は有効投票数の5%程度。存在感も示せず、300万円の供託金没収の苦渋を味わった。
 手応えが全くつかめない選挙戦だった。最終日の27日、町田氏はJR福島駅近くでマイクを握り、内堀県政の批判を繰り返した。あふれかえる買い物客で足を止めたのは1人だけだった。
 候補選定段階から手詰まり感を深めていた。擁立方針を示した6月以降、共産党系団体側は数人に打診したが、「内堀人気を前に、誰も応じてくれなかった」と関係者。結局、擁立作業に携わっていた町田氏自身が立候補するしかなかった。
 今回の完敗で、来秋の県議選に向けた戦略の練り直しが必要になる。共産党県委員会幹部は言う。「対話を重視する方向性は間違っていなかった。日ごろから県民の声を聞く機会を増やすことから始めないといけない」


関連ページ:福島政治・行政
2018年10月30日火曜日

5144チバQ:2018/10/31(水) 10:52:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000004-khks-pol
<福島知事選>91%の衝撃(下)1強の行方
10/31(水) 9:28配信 河北新報
<福島知事選>91%の衝撃(下)1強の行方
再選を決め、各党県議や国会議員らと万歳する内堀氏(下段中央)と、(上段左から)福島第1原発のタンク群、福島市内の仮設住宅、放射線監視装置のコラージュ
◎等距離・総花 危険性も

【福島知事選】91%の衝撃(上)圧勝の余波

 任期満了に伴う福島県知事選は28日の投開票の結果、無所属現職の内堀雅雄氏(54)が91%の得票率で再選を果たした。圧倒的な集票の背景には何があったのか。県議会との関係に緩みは生じないのか。選挙戦を振り返り、内堀県政第2幕の行方を探る。(福島県知事選取材班)

 大勝から一夜明け、「1強」が早速動きだした。見せつけたのはこれまでと変わらない低姿勢だ。

 「県議の皆さんの全面的なサポートが、遊説(部隊)の層に厚みを増す原動力になった」

 29日午前9時、無所属現職の内堀雅雄氏(54)は福島市の自民党県連事務所を訪れ、出迎えた県議約10人に頭を下げた。

 応対したのは元県議会議長で内堀氏の選対本部長代行も務めた佐藤憲保県議。「90%を超える得票率は、4年間の内堀県政への評価と今後の期待の表れだ」と満面の笑みで激励した。

 その後、内堀氏は支援を受けた国民民主や社民など国政野党系の「県民連合」や、公明党の議員がいる県議会控室をそれぞれ訪問。一人一人と握手し、花束を受け取った。

 特定の政党からの支援を受けず、「県民党」を掲げた内堀氏。共産党を除く与野党からは側面支援という形で応援を受けた。

 大事にしているのは一党一派に偏らない姿勢だ。「オール与党」体制を築くため、各党との等距離の関係性に心を砕く。

 気遣いは再選立候補のタイミングにも見られた。6月、表明の場に選んだのは、県議会定例会の冒頭だった。特定の党との連携を疑われないよう、議案説明の最後に知事選への対応に触れ、「全身全霊で挑戦を続ける」と述べた。

 丁寧に築いたオール与党体制は、なれ合いを生む危険性もはらむ。共産党県議の一人は「与党系の県議は『言わなくても分かる』と執行部に厳しい質問で迫ることをしない。復興の正念場に向かう大事な時期に緊張感が緩んだ関係でいいのか」と批判する。

 国民民主党県連の亀岡義尚幹事長は「1強体制だからこそ、議会がチェック機能を果たせるようしっかりやる」と語る。

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質トリチウムを含む水の処理や、放射線監視装置(モニタリングポスト)の撤去問題、避難者の自立支援など積み残された課題は多い。

 「1期目で課題が飛躍的に進んだとはいえない。風評や人口減への対策、子どもの学力向上など取り組んでほしいことは多い」。中通り地方の首長からはこうした声も上がる。

 91%の民意を集めたのは内堀氏の調整力の表れだが、2期目はシフトチェンジが求められる。

 東北大大学院の河村和徳准教授(政治学)は「敵をつくらない総花的な施策展開はやがて限界を迎える。あつれきを恐れず、自身のスタンスを明示し、政治決断をする場面が出てくる。その時の対応を注視したい」と話す。

5145チバQ:2018/10/31(水) 18:44:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000006-khks-pol
<青森知事選>三村氏5選出馬へ
10/31(水) 9:29配信 河北新報
 来年6月28日の任期満了に伴う青森県知事選で、現職の三村申吾氏(62)が5選出馬の意向を固めていることが30日、分かった。自民党青森県連幹部が明らかにした。11月21日開会予定の県議会11月定例会で正式表明するとみられる。


 県連の神山久志幹事長によると、三村氏は、県連会長の江渡聡徳衆院議員(比例東北)に次期知事選に立候補する意思を伝達。県選出の同党の衆参議員5人全員が三村氏支持で今月22日までに大筋合意した。多選を懸念する意見は出なかったという。

 三村氏はこれまでの知事選で、党本部から3度推薦を受けた。「現職知事の党本部推薦は3選まで」との規定から、2015年の前回知事選は県連の推薦を受けた。

 県連は今後、県議や各市町村支部長らの意見を集約。異論が出なければ、政策一致を条件に、県連の推薦候補として三村氏を支援することを正式決定する。早ければ12月をめどに手続きを終えたい考えだという。

 三村氏は30日、取材に対し「現時点で申し上げることはない」とし、態度を明らかにしていない。

 三村氏は青森県おいらせ町出身。旧百石町長や衆院議員を経て、03年の知事選で初当選した。

5146チバQ:2018/11/01(木) 16:07:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181029ddlk07010184000c.html
<再生の岐路>18知事選 内堀氏、圧勝で再選 復興、再生に意欲 幅広い支持集める /福島
10月29日 00:00毎日新聞

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興政策の是非を最大の争点に28日に投開票された知事選は、現職の内堀雅雄氏(54)が圧勝で再選を果たした。内堀氏は非共産の各政党や町村長、850団体からの幅広い支援を受けて強力な態勢を固め、陣営が目標に掲げていた60万票を超える得票数で、共産党県委員会などでつくる市民団体が擁立した同党県委員長の町田和史氏(42)らを圧倒した。復興・再生や人口減少への対処など、難しい課題をどう解決するか。内堀氏の手腕に、大きな期待がかけられた。投票率は45・04%(前回45・85%)。当日有権者数は159万9818人(男77万8412人、女82万1406人)。【柿沼秀行、宮崎稔樹、高橋隆輔】

 内堀氏は6月に知事選の立候補を表明。ほぼ同時に自民、国民民主など共産以外の与野党県組織が早々と支援を決めた。また、町村会や商工団体、JAなど各種団体も早くから支援し、前回同様、「県民党」を掲げて必勝態勢を確立させた。選挙戦ではくまなく県内を回り、1期目の「福島イノベーション・コースト構想」などの実績を強調。順調に支持を広げて危なげない選挙戦を展開した。

 一方、町田氏は共産党県委員会などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」が候補者擁立に苦戦する中、告示直前に立候補を決意。タウンミーティングを繰り返し、有権者との対話を重視しながら現県政を「大型開発中心のトップダウン」と批判し、県民に寄り添う政治をアピールしたが浸透しなかった。

 自然塾主宰の金山屯氏(78)は福島市や郡山市、会津若松市など主要都市で演説を重ねた。IT会社社長の高橋翔氏(30)はインターネットの動画配信で主要な政策を訴えたが、知名度を上げられなかった。

 ◇内堀氏「全身全霊で務める」

 福島市北矢野目の内堀氏の事務所では午後8時ごろ、テレビで当選確実のテロップが流れると、集まった支持者たちから大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 間もなく事務所に姿を見せた内堀氏は、支持者とともに万歳三唱。一人一人手を握りながら「ありがとう」を繰り返し、「多くの有権者の支持を得て当選することができた。次の4年間も全身全霊をかけて、福島県が直面する課題に真正面から取り組みたい」と述べ、震災と原発事故からの復興と再生に改めて意欲を見せた。

 選挙戦を振り返り、圧勝で再選を決めた理由として、1期目の復興政策が認められているとの認識を示した。県内各地をくまなく回り、街頭に出て有権者と触れ合う時間をじっくり取り、対話できたことで充実した選挙戦が展開できたとした。

 2期目に最優先に取り組む課題として「避難地域の復興再生、県内産業の活性化、少子化・人口減少対策の三つにまず力を入れたい」と話した。また、国が多額の復興予算を投じる「復興期間」があと2年半で終わることにも触れ「復興期間後においても、県民が安心できるよう国に対して組織・制度・財源を求めていきたい」と述べた。

 県内59市町村を回っての気付きを問われると「避難指示区域や解除区域、風評に苦しむ地域など、抱える課題はそれぞれ違う。その違いを分かった上で丁寧に政策展開していきたい」と力強く語った。

 ◇町田氏「怒りの声聞けた」

 内堀氏の当選確実の一報に、福島市南矢野目の町田氏の事務所は深いため息に包まれた。それでも、町田氏が姿を見せると、支持者からは大きな拍手が起き、17日間の健闘をねぎらう声が聞かれた。

 町田氏は支持者らと握手を交わし「皆さんのご期待に添えなかったのは私の至らなさです」と頭を下げた。町田氏は「県民の立場でものが言える県政を目指し、県民の声を丁寧にくみ上げる『ボトムアップ』型の仕組みを作ろうという主張は、有権者に響いたと思う」と振り返った。

 強力な組織戦で臨んだ内堀氏に対し、ぎりぎりの立候補表明だった。市民団体「みんなで新しい県政をつくる会」の一員として候補者擁立に奔走したが実現せず、会からの要請を受けて立った。内堀県政の背後に見える安倍政権を打倒したいとの思いもあっての決意だった。「内堀氏が安倍政権を評価すると言っていることに、県内どこでも怒りの声を聞けた」と、来夏の参院選を見据えた。

5147チバQ:2018/11/01(木) 16:07:38
 ◇投票率低迷45・04% 期日前は増加、28万1175人

 知事選の投票率は45・04%で、過去最低だった2010年の42・42%を上回った。前回(14年)も45・85%で、低投票率が続いている。

 知事選としては18歳選挙権が初めて導入され、県選管は高校生を中心に若者向けのPRに努めた。期日前投票した人は有権者の17・42%に当たる28万1175人で、前回より7万9384人(39・34%)増えた。

 しかし、福島第1原発事故からの復興政策を巡り、その是非を争うような明確な争点はなかった。また、内堀氏への共産を除く与野党相乗りの構図が早々と決まり、盛り上がりに欠けたとみられる。

 過去20回の知事選では、佐藤栄佐久元知事が初当選した1988年の81・20%が最高。以降、与野党が相乗りする構図が続き、60〜50%台へと低迷した。震災と原発事故後初めて行われた前回は佐藤雄平前知事の引退で6人の争いとなったが、結果的に内堀氏への与野党相乗りとなり、低投票率を招いた。

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇きめ細かさと大胆さを

 東日本大震災から10年の節目を迎える知事に、有権者は現職の内堀氏続投を選んだ。明確な争点を欠き、強力な態勢で臨んだ内堀氏圧勝ムードの中での選挙で、投票率は前回同様40%台と低迷したが、内堀氏は得票率を伸ばし、有権者の期待の大きさが示された。それだけに2期目は多様化する県民の声をさらに丁寧にくみ取る県政運営が求められる。

 福島第1原発事故から7年7カ月が経過した今も帰還困難区域への立ち入りは制限されたままだ。そんな中、大熊、双葉両町を除く地域からの避難者への仮設住宅無償貸与について、県は2019年度末までに打ち切るとした。避難者にはきめ細かい対応をするとしているが、避難者の置かれた状況が多様化する中で住宅確保の具体策は示されていない。

 同じようなことは今回、有権者からも聞かれた。被災者同士でも被災体験の濃淡の違いでけん制し合っているという。「忘れたい」人と「忘れられない」人との差が開いているようにも見える。

 町田氏が選挙戦で指摘していたが、内堀氏には全国の原発再稼働問題など、立場を明確にしていないこともある。こうした大きな方針について国にものを言う姿勢も必要だ。内堀氏はさらにきめ細かな政策と大胆さが求められる。【柿沼秀行】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇知事略歴

内堀雅雄(うちぼり・まさお) 54 無 現(2)

 [元]副知事[歴]総務省地方債課理事官▽県企画調整部長▽東大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇開票結果=選管最終発表

当  650,982 内堀雅雄 54 無現

    35,029 町田和史 42 無新

    17,159 高橋翔  30 無新

    10,259 金山屯  78 無新

5148 チバQ:2018/11/04(日) 10:07:50
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181029_31033.html
<滝沢市長選>選挙戦なく市長交代か 来月4日告示

2018年10月29日 月曜日

 任期満了に伴う滝沢市長選は11月4日の告示まで1週間を切った。現段階で立候補の意思を表明しているのは元参院議員の新人主浜了氏(68)しかいない。主浜氏の無投票当選の公算が大きく、論戦なき市長交代となりそうだ。
 主浜氏が立候補すると明らかになったのは4月4日のことだった。翌5日、旧滝沢村長の2期目半ばで2014年の市制移行に伴い初代市長に就いた現職現職の柳村典秀氏(63)が引退を表明。ほかに動きがないまま7カ月が経過した。
 一見すると、主浜、柳村両氏による連携プレーのようにも映る。だが、柳村氏に近い市議は禅譲説を一蹴し「(主浜氏の立候補とは関係なしに)市長は退任表明の1年以上前から、周囲に『今期が最後』と告げていた」と語る。
 主浜氏は2004年参院岩手選挙区(改選数1)に民主党から立候補し、初当選。自由党代表の小沢一郎氏(衆院岩手3区)と行動を共にして、2期12年を務めた。選挙運動の中核は柳村氏の後援組織で、支持者はほぼ一致する。
 16年参院選も3選を目指す意向を示していた主浜氏だが「家族の介護」を理由に突然引退を表明。今回の市長選立候補を受けて県政界には「まだ政治に未練があったのではないか」という見方が広がった。
 主浜氏が身を引いた16年参院選で、柳村氏は自民党新人の応援に回った。市議の一人は「あの時、2人の関係は完全に切れた」と証言する。
 本来であれば間隙(かんげき)を突いて候補を擁立したい自民党だが「元参院議員相手の選挙ではさすがに苦戦が必至だ。静観するしかないのだろう」と主浜氏を支援する市議の一人。無風で終わりそうな市長選の舞台裏を解説した。

5149とはずがたり:2018/11/05(月) 14:07:04
政治家として失格やろ。

年金暮らしジジイを舐めすぎ…投稿の新市議謝罪
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181105-OYT1T50033.html?r=1
2018年11月05日 12時49分

 10月28日投開票の青森市議選で初当選したITエンジニア山崎翔一氏(28)が5日、記者会見を開き、ツイッター上で高齢者らを差別する内容の投稿をしたことについて謝罪した。


 山崎氏によると、今年8〜10月、個人のアカウントで「年金暮らしジジイを舐なめすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺じいさん 君にそんなエネルギーあるんかい」「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜 札束めっちゃ持ってたけど」などと、高齢者や性的少数者(LGBT)をさげすむ投稿をした。

 不適切な投稿は計4件だったとし、「友人とのやり取りの中での軽率な発言だった。不快な思いにさせてしまい、申し訳ない。自分の思慮の浅さの結果」と謝罪した。

 市議の任期は11月26日から4年間。山崎氏は今後について、「任期を全うし、応援してくれた市民や不快にさせてしまった方々に報いていきたい」と述べた。

2018年11月05日 12時49分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

5150チバQ:2018/11/06(火) 16:51:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000028-mai-soci
<不適切ツイート>青森市議当選者「思慮のなさの結果」謝罪
11/5(月) 11:02配信 毎日新聞
<不適切ツイート>青森市議当選者「思慮のなさの結果」謝罪
ツイッターへの投稿について会見で謝罪する山崎翔一氏=青森市内で2018年11月5日午前9時41分、一宮俊介撮影
 10月28日投開票の青森市議選で初当選した無所属新人の山崎翔一氏(28)が5日、青森市内で記者会見し、ツイッターの匿名アカウントで高齢者や性的少数者(LGBTなど)らへの差別的な表現を含む投稿をしていたとして謝罪した。「深く考えた投稿でなく、思慮のなさの結果。公の発言には変わりなく、おわび申し上げる」と陳謝。26日から始まる議員職については「職務を全うしたい」と述べた。

 山崎氏は8月下旬から10月下旬にかけ「片腕落として障害者雇用」「年金暮らしジジイを舐(な)めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺(じい)さん」などと投稿。インドで見た光景として「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜」と性的少数者への差別的な表現で投稿もしていた。

 アカウントは私用で「友達との会話のやり取りの中のものだった」と釈明。「批判や失望の声が上がったが、応援しているとの声もあり、議員活動を通して誠意をもって対応したい」と述べた。

 山崎氏は市議選(定数35)で2124票を集め、28番目の得票で当選し、任期は4年。10月31日夜、選挙用に使っていた実名のアカウントで、問題の投稿をしていたことを明らかにしていた。【一宮俊介】

 ◇山崎翔一氏会見の主な発言

 記者会見での山崎翔一氏の主な発言は以下の通り。(言葉の表現は発言のまま)

 <それぞれの投稿の意図>

 「片腕落として障害者雇用」は、当時あった障害者の水増し雇用問題に関連して投稿したものだった。「年金暮らしジジイ」の投稿は、友達の「仕事で疲れて元気がない。年金暮らしジジイになりたい」という旨の投稿に対し、「爺さんは君より元気がある」という趣旨で返信した。

 「福沢諭吉『バッカも〜ん!ワシが書かれた紙を持って、特定の店に行けばそんなことにはならずに済んだのじゃ〜』」は、大学生が性的暴行をした事件に関連し、特定の店で処理すれば性暴力事件は起こらないとの趣旨だった。「おかまの物乞い」の投稿は、実体験としてトランスジェンダーの物乞いの人にインドで出会ったという趣旨だったが、単語が差別的なものと知らなかった。

 <投稿が差別的とは思わなかったのか>

 深く考えた投稿ではなく、思慮のなさの結果。軽はずみだとしても自分が投稿したものなので、傷ついた方には本当に申し訳ない。今ツイートを見返すと、市民の立場だったら侮辱的だととらえるのは自然だと思う。

 <市議になろうと思った理由>

 青森市で生まれ育ち、その後東京に出たが、青森市の街がどんどん寂れていると感じていた。市議に若者の意見を反映できる人がいないと思ったので(出馬を)決意した。青森市を、住みたいと思われるような魅力ある街にしたい。

 <議員を務める意向の理由>

 批判や失望の声が上がったが、応援しているとの声もあった。周りの声援に応えて、高齢者、年金受給者、障害者、LGBT、性的被害者の方々に、議員活動を通して誠意を持って対応したい。(傷ついた方に)全然配慮がなかったところがあるので、知識を深め、市政へ反映できればいいと思っている。

5151チバQ:2018/11/13(火) 13:20:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000008-asahi-pol
「受かる気なかった」けど町議に当選 名前すら未掲載で
11/13(火) 6:29配信 朝日新聞デジタル
「受かる気なかった」けど町議に当選 名前すら未掲載で
雫石町議補選で当選した細川祐弘氏。選挙期間中は自転車で町内をまわっていたという=2018年11月2日午前8時41分、岩手県雫石町、成田認撮影
 無効票が3割超、選挙公報に名前すら出さなかった候補者が当選――。10月28日にあった岩手県雫石町議補選は異例ずくめだった。町村議員のなり手不足や地方議会の弱体化は全国的な課題だが、ここ岩手でもひとごとではなくなっている。

 町議補選は1議席を巡って農業の細川祐弘氏(62)と自営業の宮嶋浩二氏(57)が争い、細川氏が3710票で当選した。9325の投票総数に対し、白紙などの無効票は3割超の3138。宮嶋氏は無効票より少ない2476票だった。1票足りないのは、誰かが投票用紙を持ち帰ったためとみられる。

 同じ日にあった町長選の無効票は1・51%。補選とはいえ3割超の無効票には町の選挙管理委員会も「こんな数字は初めて」と驚きを隠さない。

 細川氏は2014年の補選、15年の町議選に出馬。いずれも落選し、今回が3回目だった。だが、選挙公報には「希望しない」として名前を出さず、作成した選挙ポスターにも公約こそ書き並べたが、自身の写真は載せなかった。

 当選後、細川氏に理由を尋ねると「当選しようという気はなかった。ポスターを見て少しでも政治に関心を持ってくれる人がいればという気持ちで立候補した」という。「通ったからにはきちんと務める」とし、人口増につながる施策に取り組む意欲を示した。

朝日新聞社

5152チバQ:2018/11/19(月) 14:17:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000034-san-l03
大船渡市長選 現新一騎打ち
11/19(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う大船渡市長選が18日告示され、3選を目指す現職の戸田公明氏(69)=無所属=と、元参院議員で新人の藤原良信氏(67)=同=が立候補、現新の一騎打ちとなった。25日投開票される。

 最大の争点は震災復興の仕上げ。国民民主党県連が推薦する戸田氏は震災復興を着実に進めてきた2期8年の実績から市政継続を訴え、自民党大船渡市支部が支援する藤原氏は復興後の将来展望が見えないとして市政刷新を訴えている。

 ◇大船渡市長選 届け出順

戸田公明 69 市長    無現〔2〕 【国】

藤原良信 67 元参院議員 無新

5153チバQ:2018/11/19(月) 15:28:21
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181116_11027.html
自民会派に中島氏復帰 宮城県議会議長進退は保留
 宮城県議会の中島源陽議長(56)=大崎、4期=が15日、議長就任前に所属していた最大会派「自民党・県民会議」に復帰した。26日開会の11月定例会で会派の慣例となっている任期2年に達する議長職の進退については態度を保留した。
 中島氏は同日朝、自民の石川光次郎会長に会派に戻る意向を伝えた。その後の会派総会で了承され、所属会派届も提出。自民会派の議員数は32人になる。
 中島氏は取材に「議会改革を一つずつ進めてきたが、道半ばだ。議長、一議員として会派内で汗をかき、さらに前へ進めたい」と述べた。議長職を続けるかどうかに関しては「慣例は重いが、(コメントを)控えたい」と明言を避けた。
 議長・副議長の任期は地方自治法の規定で4年。自民は会派内で2年の慣例を申し合わせている。
 政務活動費の不正問題に伴う前議長の辞任を受け、中島氏は「県民の信頼を取り戻したい」として、議長選直前に自民会派を離脱し、会派に所属せずに2016年11月に就任した。只野九十九副議長(70)=登米、3期=は17年11月に選出された。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年11月16日金曜日

5154チバQ:2018/11/20(火) 15:11:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181120ddlk06010035000c.html
<選挙>長井市長選 内谷氏、大差で4選 「魅力ある街つくる」 /山形
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う長井市長選は18日に投開票され、無所属で現職の内谷重治氏(62)=自民、公明推薦=が共産党公認で新人の今泉義憲氏(85)を破り、4選を果たした。投票率は51・82%で、1954年の市制施行以来、過去最低となった。当日有権者数は2万2924人(男1万1064人、女1万1860人)だった。=一部地域既報

 3期12年の実績を強調し、人口減少対策として積極的な都市機能整備を掲げた内谷氏は大差で当選し、「魅力ある、市民が幸せを実感できる街をつくりたい」と4期目への抱負を語った。今泉氏は党派を超えた支援を呼び掛けたが、広がりを欠いた。

 市長選をめぐっては、現職の内谷氏は6月に出馬を表明した。当初は無投票が見込まれたが、告示約2週間前に今泉氏が出馬を表明。しかし出馬の遅れは否めず、主張も現職批判が中心で政策論争は低調で、投票率は現職と新人が争った前回市長選から16・79ポイントも下がった。【佐藤良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表、一部地域既報

当 9338 内谷重治 62 無現

  2283 今泉義憲 85 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇長井市長略歴

内谷重治(うちや・しげはる) 62 無現(4)

 西置賜行政組合管理者▽県市長会副会長▽山形鉄道取締役会長[歴]市職員▽市議▽立教大=[自][公]

5155名無しさん:2018/11/20(火) 15:47:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20181119-OYTNT50258.html
大船渡市長選、現新対決
2018年11月19日
震災復興、産業活性化で論戦
 大船渡市長選が18日、告示され、3選を目指す現職の戸田公明氏(69)(無所属=国民民主推薦)、新人で前参院議員の藤原良信氏(67)(無所属)が立候補した。投開票は25日。東日本大震災からの復興や産業の活性化、地域振興などを巡って論戦が展開される。

 大船渡市は震災で約500人が犠牲になるなど大きな被害を受けたが、復興計画に掲げた事業は8割以上が完了。政府の「復興・創生期間」の終了まで1年半を切る中、終盤を迎える復興事業や水産業を中心とした産業の活性化、人口減少対策や地域振興策などが争点となる。

 戸田氏は事務所前で上げた第一声で「2期8年の経験や実績を生かす」と市政継続の重要性を強調。復興の総仕上げや産業振興による市民の所得向上、人口減少対策などを訴えた。国民民主党県連の黄川田徹代表らが応援に駆けつけた。

 藤原氏の第一声には、支援する自民党支部の幹部らが集まった。藤原氏は現市政について「将来の展望が見えない」と批判。国政や県政で培った人脈を生かし、大船渡と内陸部を結ぶ道路の整備や地場産業の発展に取り組むと主張した。

 17日現在の選挙人名簿登録者数は3万1757人。

立候補者の第一声 (届け出順)

 《 》は当選回数。四角囲みは推薦政党。略歴は、▽現職(元)経歴(前職を含む)▽学歴▽出身地▽現住所の順

戸 と   田 だ   公 きみ   明 あき  69 無所属 現《2》
 

〈国〉→市長(元)医療法人専務理事、建設会社社員→東北大工学部→大船渡市→大船渡市猪川町
〈国〉→市長(元)医療法人専務理事、建設会社社員→東北大工学部→大船渡市→大船渡市猪川町
復興の総仕上げ確実に

 3期目に向けて二つの目標を掲げた。一つは東日本大震災からの復興の総仕上げと高齢化、人口減少に対応する地域力の向上だ。

 復興計画を成し遂げ、復興事業に幕引きをするにあたり、ふさわしい企画を立案し、実行しなくてはならない。これから人口が減っていく中で多くのことを実施しなくてはならない時代が始まっている。

 二つ目は、これまでと同様に、多様な地域課題の克服に挑戦する。地域産業を活性化し、市民所得をもっと向上させ、少子化に歯止めをかける。

 2期8年の経験と実績、民間企業での25年間の海外勤務を生かし、豊かで安心安全な大船渡をつくっていく。将来都市像「ともに創る 三陸の地に輝き躍動するまち 大船渡」を実現するため、皆さんとともに頑張る。次の時代に向けて、新しいことを一生懸命やっていかなければならない。

藤 ふじ   原 わら   良 よし   信 のぶ  67 無所属 新
(元)参院議員、全国都道府県議長会副会長、県会議長、衆院議員秘書→日大法学部→大船渡市→大船渡市日頃市町
(元)参院議員、全国都道府県議長会副会長、県会議長、衆院議員秘書→日大法学部→大船渡市→大船渡市日頃市町
市政の進め方に危機感

 若い世代だけでなく年配の人からも「将来の展望が見えない」「夢を描ける地域になるのか」と悲痛な声を聞く。事業者は「数年後には会社を閉じるようになる」と危機感を抱く。今までの市政の進め方が危機感につながっている。

 東日本大震災以来、国は復興財源で支援してくれた。他県からの応援職員や民間事業者も来て街の活性化につながった。2年後にはすべてなくなる。潤沢な財源があるうちに将来図を描かなければならない。

 約30年前、地域発展のために三陸自動車道の整備を国や県に提案した。震災では「命の道路」の役割を果たし、地場産業の振興にも貢献している。今度は内陸部と大船渡をつなぐ道路を国に提案したい。議員を26年間続け、国や県、民間と様々な人脈を得た。その財産を生かして地域に貢献したい。大船渡が夢を持てる地域になると確信している。

2018年11月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5156 チバQ:2018/11/22(木) 20:43:16
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181113_31043.html
岩手

ポスト復興誰に任せる?岩手の2市長選、同じ構図と課題

2018年11月13日 火曜日

��握手を交わす戸田氏(左)と戸羽氏=9月8日、大船渡市

��

記事写真 全2枚

 任期満了に伴う岩手県大船渡市長選は18日の告示まで5日となった。年が明けて1月27日には隣接する陸前高田市でも市長選が告示される。両市長選とも、初当選以降の全任期を東日本大震災からの復興に費やしてきた現職に、政治・行政経験の豊かな新人が挑む構図が有力だ。ともに「ポスト復興」施策が争点になる。
 9月8日、3選を目指す大船渡市長戸田公明氏(69)の後援会事務所開きに陸前高田市長戸羽太氏(53)が駆け付けた。
 「戸田さんは同志。共通課題について相談しながら今日まで来た。10年間の復興計画のうち7年半がたった。ここで変えるのはあり得ない」とエールを送る戸羽氏。3日後には、自身も3選立候補を表明した。
<就任直後に被災>
 戸田氏は2010年11月、戸羽氏は翌11年2月にそれぞれ初当選、市長に就任した。その直後に震災が発生。甚大な被害を受けた両市のトップとして、市民生活の立て直しを陣頭で指揮してきた。
 被災自治体の首長選挙で現職の落選が相次ぐ中でも、両市の有権者は市政の継続を選択した。両現職の2期目が終わろうとしている現時点で、予定していた災害公営住宅は全て完成。造成した中心部では店舗や事業所の再建が進んでいる。
 戸田氏は「復興事業が収束するこれからが正念場だ。(地域水準を)震災前より高いところに軟着陸させ、次の世代につないでいかなければならない」と意欲を語る。
 復興の完遂を訴える現職に対し、大船渡市長選が元参院議員の藤原良信氏(67)、陸前高田市長選は元岩手県企画理事の紺野由夫氏(59)が対立候補として名乗りを上げる。
 藤原氏は「内陸部とアクセスする高規格道路整備で、宮古や釜石に後れを取っている」と批判し、紺野氏は「再建した公共施設などの維持管理費がかかるのに、目立った産業がない」と懸念する。
 両新人とも過去の経歴で培ってきた国や県とのパイプを前面に、ポスト復興の財源確保や政策推進を訴える。
<財政状況いびつ>
 大船渡、陸前高田両市の被災と財政の状況は表の通り。人口流出が加速しているにもかかわらず、復興特需で市民税収入が増加するといういびつな財政状況が続く。
 大船渡市が実施した市民意識調査では「商店街に活気を感じない」との回答が69.1%に上った。陸前高田市の市民満足度調査でも「魅力ある雇用の創出と起業しやすい環境の整備」について不満足層が満足層を上回った。
 「次の市長は、いっそう難しいかじ取りを迫られる」というのが両市長選の各陣営に共通した見方だ。

5157名無しさん:2018/11/25(日) 19:47:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000017-khks-pol
<検証 村井流>就任13年の足元(上)突破と誤算/強気な姿勢 摩擦招く
11/24(土) 12:30配信 河北新報
<検証 村井流>就任13年の足元(上)突破と誤算/強気な姿勢 摩擦招く
気仙沼市内湾地区の防潮堤施工ミス問題で、住民らに謝罪する村井知事(手前)=10月1日、気仙沼市
 宮城県の村井嘉浩知事は4期目就任後、1年が経過した。東日本大震災からの復興で実績を重ね、県政のかじ取りに自信を深める一方、濃さを増す1強の色を危ぶむ声も上がる。13年を経た知事の足元を検証した。(宮城県政取材班)

【経過表】気仙沼市内湾地区の防潮堤施工ミス問題

<批判も力に>

 「これが政治家の神髄だ」。養殖業への民間企業参入を促す水産改革関連法案が閣議決定された6日、村井は県庁4階の知事室で高揚していた。

 村井が震災後に提唱し、水産業関係者の強い反発を受けながらも2013年に導入に踏み切った「水産業復興特区」。あれから5年。「宮城の事例が国に成功と評価された」と感慨に浸った。

 特区には反対の声が根強いものの、規制改革を推し進める政府が法制化の道筋を示したことで、村井が掲げた「創造的復興」の象徴とも言える事業は国策の先駆け的な存在となった。

 賛否が分かれる事業をあえて打ち出し、批判をも推進力に変える-。村井の政治信条の根底に流れる「全体の利益」に基づいた手法は、「ぶれない」(沿岸部の首長)との評価がある。他方、「強引とも取れる場面が散見される」(仙台圏の首長)と見方は割れる。

 気仙沼市役所の一室で10月1日、深々と頭を下げる村井の姿があった。同市内湾地区の防潮堤高を県が誤って施工した問題で、自身や県の住民対応のまずさを陳謝した。

 村井は5月中旬にあった住民団体との会合に出向き、住民側が決めた「造り直し」の結論に反する形で「現状のまま」建設を提案した。「(高さが増し)安全度が高まった防潮堤への税金支出を県民は理解しない」とも述べた。

 目算は狂った。県政トップの強気な姿勢は住民側の不信感を一気に増幅させた。「自分が行けば、解決できると思っていたのではないか」(県関係者)。その後の膠着(こうちゃく)した局面を打開するため現地入りを模索したが、謝罪に至る10月までかなわなかった。

<自信の陰で>

 宮城県内の首長と県議を対象にした河北新報社のアンケートで、施工ミスに関する県の対応に批判的な回答をしたのは5割に上った。野党県議は「自分の思い通りにならず、焦りがあった」と推し量る。突破は不発に終わった。

 8月下旬に名取、岩沼両市と協議を始めた仙台空港(名取市、岩沼市)の24時間化構想。夜間の離着陸による騒音悪化などへの地元住民の反応を懸念し、段階的な運用時間の延長を模索した事務方を尻目に、24時間化の大方針を打ち出したのは村井だった。

 水面下で自ら地元住民と意見を交わし、感触を探るなど、したたかさものぞかせた。国内第1号となった空港民営化の成功体験も背中を押す。「『早く進めろ』という指示が飛んでいる」と県幹部は言う。

 知事選で過去最多82万票の民意を手にし、県議会の与党会派で「生まれ変わった村井嘉浩をお願いします」と宣言してから1年。さまざまな波紋を広げつつ、謙虚さをもにじませる。為政者としての圧倒的な自信と、強気な手法の危うさが背中合わせで存在している。(敬称略)

5158名無しさん:2018/11/25(日) 19:48:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00000016-khks-pol
<検証 村井流>就任13年の足元(下)偏重と腐心/手薄の福祉 ようやく
11/25(日) 15:30配信 河北新報
<検証 村井流>就任13年の足元(下)偏重と腐心/手薄の福祉 ようやく
だて正夢の販売出発式で気勢を上げる村井知事(前列右)=10月26日、JR仙台駅
 宮城県の村井嘉浩知事は4期目就任後、1年が経過した。東日本大震災からの復興で実績を重ね、県政のかじ取りに自信を深める一方、濃さを増す1強の色を危ぶむ声も上がる。13年を経た知事の足元を検証した。(宮城県政取材班)

【経過表】気仙沼市内湾地区の防潮堤施工ミス問題

<次は農水産>

 JR仙台駅で10月26日にあった宮城県の新ブランド米「だて正夢」のPRイベント。ひとめぼれ以来となる大型銘柄を、知事村井嘉浩はこぶしを振り上げ先陣を切って売り込んだ。

 高価格帯米の成功の鍵を握る首都圏にも、頻繁に足を運ぶ。東京・六本木でデビューイベントを開き、表参道に開いた期間限定のアンテナショップにも駆け付けた。

 企業誘致の局面ではいかんなく発揮して見せたトップセールスを、「取り組みが弱い」(与党県議)とされる1次産業で繰り出す村井。成果を自負する経済政策や震災復興の陰で、手薄だった分野の手当てを探り始めた。

 県は2019年度、現行の農林水産部を分割し「農政部」と「水産林政部」を新設する。知事就任2年後の07年度に当時の産業経済部を分割して以来、12年ぶりの部局再編となる。

 産業経済部から誕生した経済商工観光部は、トヨタ自動車東日本(大衡村)をはじめとする大型企業の誘致に成功。初当選時からの村井の代名詞である「富県戦略」を支える。

 「(前回再編した)当時から、農林水産部は一つでいいのかどうかという問題意識を持っていた」と強調する村井。その狙いを県OBは「経済での成功体験を1次産業で再現しようということか」と分析した。

<下位ばかり>

 「弱い」を通り越し「冷たい」とまで評されることもある福祉・教育分野。全国44位(17年)の合計特殊出生率をはじめ保健福祉分野の指標は「ほとんどが下から数えた方が早い」(県職員)。県内小中学生の全国学力テストの結果は下位に沈み、いじめ・不登校は全国ワースト級だ。

 河北新報社が県内首長と県議に実施したアンケートで、「子育て・教育」「医療・福祉」を評価できないと回答したのは半数近くに上った。

「現状はマイナス。ゼロにする政策すら見当たらない」(県南の首長)「子育てや福祉に冷たい姿勢は就任時から一貫する」(野党県議)とやり玉に挙がる。

 15日にあった県議会予算特別委員会。東日本大震災で親を亡くした子どもに支給する「みやぎこども育英基金」を巡り、村井は支給対象を交通・海難事故による遺児にも広げる考えを表明した。「親を亡くした子どもの間に差が出ないよう配慮したい」と身ぶり手ぶりを交え、熱く語った。

 最近、野党県議の一人は村井から「福祉に目を向けてやっていきたい」と直接伝えられたという。「種をまき、育てようとする姿勢は感じる」と話し、変化の兆しをくみ取る。

 村井はかつて、富県戦略の目的を「豊かな県となって税収を増やし、福祉や教育を充実させる」と解説した。県幹部は「ようやく福祉や子育てに振り分けられる環境が整ってきたということだ」と代弁する。

 「偏り」から脱却する試みは本気か、あるいはパフォーマンスなのか。14年目の県政運営が新たな領域に踏み出そうとしている。(敬称略)

5159名無しさん:2018/11/26(月) 07:27:52
https://twitter.com/asahi_election/status/1066670718903930885

(25日の市長選) 大船渡市(岩手県)戸田公明氏(69)=無現、国民推薦=が3選。元参院議員の藤原良信氏(67)=無新=を破る。投票率73・91%。#朝日選挙報道

5160チバQ:2018/11/26(月) 10:09:29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181126_31019.html
<大船渡市長選>戸田氏3選 元参院議員藤原氏破る

拡大写真
 任期満了に伴う大船渡市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の戸田公明氏(69)=国民推薦=が、元参院議員で一般社団法人顧問の無所属新人藤原良信氏(67)を破り、3選を果たした。
 戸田氏は、東日本大震災からの復興計画を残り2年余の期間内に完遂すると主張。住宅再建や市街地整備を着実に進めた2期8年の実績などをアピールし、支持を広げた。
 藤原氏は、長年にわたる政治経験を生かして復興期間後の財源確保、内陸部への横断道の整備推進などを強調。市政の刷新を訴えて激しく追い上げたが、及ばなかった。
 当日の有権者は3万1536人。投票率は73.91%で、2014年の前回を6.57ポイント上回った。


関連ページ:岩手政治・行政
2018年11月26日月曜日

5161チバQ:2018/11/26(月) 17:20:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000036-mai-soci
<青森市議会>差別的投稿の市議に辞職勧告決議 本人は病欠
11/26(月) 14:05配信 毎日新聞
<青森市議会>差別的投稿の市議に辞職勧告決議 本人は病欠
山崎翔一氏
 10月の青森市議選で無所属新人で初当選した山崎翔一氏(28)が、匿名のツイッターアカウントで差別的な表現を含む投稿をしていた問題で、同市議会は26日の臨時会で、山崎氏への辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。山崎氏は同日から3日間の臨時会を欠席。議会事務局によると「入院加療を要する病気のため」としている。

 決議案は共産党会派の藤原浩平議員が提出。「市議会や市に対して300件を超える意見や苦情が寄せられた。差別と侮辱の発言を繰り返し発信する人物は議員にふさわしくない」と指摘した。山崎氏の任期は26日からの4年間で、決議に法的拘束力はない。

 山崎氏は、私用のツイッターアカウントで「片腕落として障害者雇用」などと投稿していたことについて、今月5日の記者会見で「不適切な発言で多数の方々に不快な思いをさせた」と謝罪。一方で「職務を全うしたい」と述べ、議員を務める意向を示していた。

 決議案を巡っては、他会派から「投稿は不適切だが、議員になる前の行為が辞職を求める理由になるのか」との意見もあったが、「市議会としての意思表示をはっきりすべきだ」「反対する大きな理由がない」とする意見が多くを占めていた。【一宮俊介】

【関連記事】

5162チバQ:2018/11/30(金) 10:45:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000006-khks-pol
<青森知事選>三村氏5選出馬表明 実績評価も多選懸念
11/29(木) 10:46配信 河北新報
<青森知事選>三村氏5選出馬表明 実績評価も多選懸念
来年6月の青森県知事選への立候補を表明する三村氏(中央)
 青森県政初の知事5期目を目指して、現職の三村申吾氏(62)が28日、来年6月の知事選に立候補を表明した。県政与党の自民、公明両党内では、4期にわたる実績を評価する意見が大半を占める一方で「多選」を懸念する声もくすぶる。

【青森知事選】現職・三村氏が5選出馬表明

 三村氏はこれまでの知事選で、自民党本部から3度推薦を受けた。「現職知事の党本部推薦は3選まで」との規定から、前回知事選は「県連推薦」とした。県連は三村氏との政策協定締結を前提に、今回も推薦を出す予定だ。

 県連が11月に所属県議や各市町村支部長らに行った聞き取りの結果、三村氏を推薦候補とすることに異論はなかった。財政健全化や農家の所得向上に努めたことを評価しているという。

 ただ「そろそろ後継者をつくるべきだ」との意見も一部で上がる。

 青森市で17日、県連関係者を集めた会合があった。終了後の取材で、衆院議員(比例東北)で県連の江渡聡徳会長も「多選に関する県民の反応はシビアなものがある」と指摘。「(推薦を出す場合)絶対勝てる態勢を作らなければならない」と早速引き締めを図った。

 公明党県本部の伊吹信一代表は28日、取材に「過去4回と同様に党本部推薦としたいが、5期目の推薦は例がない」と歯切れが悪い。

 全国知事会によると、28日現在で5期以上知事を務めているのは全国で2人。石川県の谷本正憲氏(73)が7期目で、兵庫県の井戸敏三氏(73)が5期目となっている。

5163チバQ:2018/12/02(日) 19:26:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00010000-dtohoku-l02
種市氏勇退、後継に小桧山氏指名/青森県三沢市長選
12/1(土) 11:46配信 デーリー東北新聞社
 任期満了に伴う来年6月の青森県三沢市長選を巡り、現職の種市一正氏(77)は30日、市内のホテルで会見し、不出馬を表明した。後継候補として同市選挙区選出の自民党県議の小桧山吉紀氏(68)を指名。小桧山氏は同日の取材に、出馬の意向を示した。元市議で同党市支部幹事長の鈴木重正氏(50)も近く出馬を表明する見通し。市長選の構図は固まりつつあり、種市氏と鈴木氏が争った前回に続き、自民の分裂選挙となる公算が高まっている。

 種市氏は「前の選挙でも一緒に戦ってきた。考えもある程度似ている」と小桧山氏を後継指名した理由を説明。「後援会にも、できれば協力してもらいたいと申し上げた」と後援会常任幹事会の席上で、支援を求めたことを明かした。

 小桧山氏は市議2期を経て県議となり、3期目。県連幹事長代理を務める。今年6月、種市氏の後継としての出馬に意欲を示していた。種市氏の勇退を受け、県議会内で報道陣の取材に応じ、「今までの政治活動の集大成として市長選に臨みたい」と強調した。

 種市氏を支援する市議会会派・市民クラブ(9人)が支援する方針。森三郎会長は「会派の分裂はない」と断言する。小桧山氏は種市氏の後援会の支援を取り付けたい考えだが、竹林秋雄後援会長は会見で「種市一正氏を支える組織。私の立場で申し上げる段階にない」と明言を避けた。

 一方、前回市長選に出馬し、敗れた鈴木氏は4月、2度目の挑戦への意欲を明らかにした。30日の取材にも「気持ちは変わっていない。近く態度を明らかにする」と重ねて意欲を示した。

 6月以降、約30回のミニ集会を重ねるなど精力的に活動を展開。今月29日にも後援会の集まりを持ち、500人以上を集めて結束を図った。年度末までミニ集会を続けていく予定で「淡々と今まで通りにやっていく。自分の考えを伝え、皆さんの声を聞いていきたい」と語った。市議会会派・拓心会(6人)の議員が支援する見込みだ。

 両氏は自民に推薦申請するとみられ、推薦争いも焦点となりそうだ。

デーリー東北新聞社

5164チバQ:2018/12/03(月) 15:22:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181201ddlk02010202000c.html
<選挙>三沢市長選 種市氏が3期で勇退 小桧山県議を後継指名 /青森
12月01日 00:00毎日新聞

 来年6月16日に任期満了を迎える三沢市長選について、去就が注目されていた種市一正市長(77)は11月30日に開かれた後援会の常任幹事会で、3期目の今期限りで勇退する意向を表明した。続投を求める声も根強かったが、「年齢と健康を考慮し、出馬しないと決めた」と述べた。

 また、自民党三沢市支部への県議選公認申請を見送り、次期市長選への出馬に意欲を示している小桧山吉紀県議(68)=三沢市区=について「考えも似ており、応援したい」と述べ、後継指名した。

 種市氏は、鈴木重令前市長の急死に伴う2007年6月の市長選で無投票当選し、現在3期目。後援会などでは続投を求める声も多かったが、足の具合が良くないという。

 次期市長選を巡っては、鈴木前市長の長男で、15年の前回選で種市氏に敗れた元市議の鈴木重正氏(50)も出馬に向けて準備を進めている。【塚本弘毅】

5165チバQ:2018/12/03(月) 18:05:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000551-san-pol
自民党が現職・三村申吾氏を「県連推薦」 次期青森県知事選
12/1(土) 14:21配信 産経新聞
自民党が現職・三村申吾氏を「県連推薦」 次期青森県知事選
自民党青森県連の推薦が決まった現職の三村申吾氏(左)。右は江渡聡徳県連会長=1日、青森市(福田徳行撮影)
 来年6月に任期満了を迎える青森県知事選で、自民党県連と現職の三村申吾氏(62)が1日、政策協定を締結し、同党の「県連推薦」が決まった。三村氏は「攻めの姿勢で古里を守り、元気にし、良くしていくために具体の姿を示していく」と、5期目に向けた意気込みを語った。

 三村氏は先月28日の県議会一般質問で次期知事選への出馬を表明。前回同様、同党県連からの推薦を得たい考えを示し、県連は政策協定の締結を求めていた。協定には経済再生・地域産業の振興、「エネルギー供給県」としての取り組み強化など7項目が盛り込まれている。

 県連は1日、役員会と総務会を開き、三村氏の推薦を決定。江渡聡徳(あきのり)県連会長は「財政、将来構想でも汗を流してきたことは評価できる。しっかりと戦い抜き、多くの県民の支援を得ることが次の県政を進める第一歩」と述べ、挙党態勢で選挙戦に臨む考えを示した。

5166チバQ:2018/12/12(水) 16:42:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000504-san-soci
山形県河北町長選、自民女性候補が立候補辞退
12/12(水) 1:17配信 産経新聞
 任期満了に伴う山形県河北町長選(平成31年1月22日告示、27日投開票)に立候補を表明していた元町議会副議長、丹野貞子氏(58)が11日、自民党河北町支部の支援が得られないとして立候補を辞退することを表明した。

 丹野氏は、町議3期目で町議会副議長を務め、11月20日、「女性参加の町政を目指す」として町長選に町議を辞して立候補を表明、後援会と自民党河北支部の応援を中心に選挙準備を進めてきた。

 丹野陣営によると、推薦願を出した自民党河北町支部の2日の役員会で、河北町長選の自民党の推薦、支持を得ることができず、丹野氏は11日、「支持基盤が崩壊し非常に残念ながら出馬を断念する」とするコメントを出した。

 河北町長選には、サッカーJ2のモンテディオ山形の前社長、森谷俊雄氏(64)が立候補を表明しており、自民党河北町支部長の鈴木正法県議は支部内に「自主投票」を主導したとみられている。

5167チバQ:2018/12/24(月) 21:15:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181222ddlk02010067000c.html
<選挙>三沢市長選 鈴木氏が出馬表明 元市議、前回に続き2回目 /青森
12月22日 00:00毎日新聞

 来年6月16日に任期満了を迎える三沢市長選について、元市議で会社役員の鈴木重正氏(50)が21日、記者会見し、無所属で立候補すると表明した。同市長選への正式な出馬表明は鈴木氏が初めて。前回(2015年)に続いて2回目の挑戦となる。

 同市長選では、勇退する種市一正市長(77)から後継指名を受けた県議の小桧山吉紀氏(68)も立候補の準備を進めており、保守系の新人同士の対決になる様相を見せている。

 鈴木氏は「未来に向かって子供や孫たちのための町づくりを進めたい」と表明。基本的な考え方として「若者や子育て世代に選ばれる町」など3本の柱を示した。

 鈴木氏は前市長の鈴木重令氏の長男で、前回の市長選で種市氏に敗れている。【塚本弘毅】

5168チバQ:2018/12/25(火) 00:40:10
https://www.sakigake.jp/news/article/20181223AK0003/
沼谷県議、来夏参院選に出馬せず 21年春の首長選視野
2018年12月23日 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 来夏の参院選秋田県選挙区で野党から出馬要請を受けている無所属の沼谷純県議(45)=秋田市選出=が、出馬を見送る方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。首長選への出馬を視野に県議を続ける考えという。23日、会見を開いて正式に表明する。

 関係者によると、沼谷氏は秋田が抱える課題の解決に力を注ぎたいとし、参院選には出馬しない考え。

5169チバQ:2018/12/25(火) 17:57:48
https://www.sakigake.jp/news/article/20181219AK0001/
異例、現職県議の公認保留し公募 自民党にかほ市支部
2018年12月19日 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 自民党にかほ市支部は18日、来春の県議選にかほ市選挙区(定数1)の候補者擁立に向け、20日から公募を始めると明らかにした。同選挙区では自民党会派に所属し、党籍のある現職の佐々木雄太氏が出馬を予定。既に同支部に公認申請している。現職候補の申請を保留し、新たな候補者の擁立を模索する異例の事態となっている。

 渋谷正敏支部長によると、15日の役員会で、佐々木氏の公認の是非について協議。自身を含む一部役員から「昨年10月の県議補選に出馬するに当たり、自民党の公認(の提案)を断り、無所属で出馬した佐々木氏に不信感がある」との意見があり、候補者の公募を決めたという。渋谷氏は「公募でやる気のある人を広く発掘したい」と狙いを説明。佐々木氏の応募も拒まないとした。期間は来年1月20日までの1カ月間。

5170チバQ:2018/12/30(日) 08:37:00
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20181229_31008.html
19年は大型選挙イヤーなのに…岩手の政党、候補擁立難航
12月29日 17:05河北新報

 岩手は2019年、参院選(7月28日任期満了)と知事選(9月10日任期満了)が連続する選挙イヤーを迎える。本来なら二つの大型選挙を連動させ、前哨戦から火花を散らすのが政党選挙の常道だ。しかし、それぞれに「お家の事情」を抱えて各党の候補擁立は難航。越年が決まった。

 年も押し迫った21日と25日、国民民主、共産、自由、社民の各党県組織幹部が日を置かずに参集した。
 議題は「参院岩手選挙区(改選数1)について」。「18年中の統一候補発表」を目標に月1回のペースで話し合いを続けてきたが、期限は目前に迫っていた。
 遅々として進まない協議にけりをつけようと、国民民主党は独自候補の名前を携えてきた。カードを切ろうとした矢先、共産党が機先を制した。「出せば4党間に亀裂が生じかねないぞ」
 2日間の協議は膠着(こうちゃく)。結局「19年1月末」を新たな期限として散会した。
 国民民主党県連の佐々木朋和幹事長は「越年は県民への背信行為」といら立ちもあらわ。1月末までに協議がまとまらない場合は、独自候補の発表に踏み込む考えを示唆した。
 自民党は既に、旧民主党政権で復興相を務めた現職の擁立を決めている。国民民主党が自前候補にこだわるのは、この参院選が敵陣に寝返った元同志との遺恨試合だからだ。
 これに対して自由党県連の関根敏伸幹事長は「一番強い候補を立てるべきだ」と主張。「わが党の擁立作業も大詰め。1月末に間に合わせたい」と意気込んでおり、調整は一筋縄ではいきそうにない。
 一方の自民党。「任期満了1年前の9月までに決める」としていた知事選の候補は、影も形も見えない。
 15年の前回知事選は、告示直前に候補擁立を断念している。「政権党が2回続けての不戦敗はあり得ない」というのが党の総意だ。
 ただ、岩手の自民党にとって「人材難」は長年の懸案で、衆院議員で選挙区を勝ち上がるのはベテランの鈴木俊一氏(岩手2区)だけ。県議会の議席も野党勢力の後じんを拝している。
 広く人材を求めようにも、岩崎友一県連幹事長は「選挙に勝てるだけでなく、県庁内のガバナンス(統治)もできる人物はなかなか見つからない」とぼやく。
 県連の千葉伝会長は2日、盛岡市であった県連主催の政経懇談会で「(候補者を)指折り数えているところだが、もう少し時間がかかる。何とか頑張りたい」と歯切れ悪く説明した。会場からは失笑が漏れた。

5171チバQ:2019/01/06(日) 13:09:12
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20190103_71043.html
<2019東北の知事選>青森は現職が立候補表明 岩手は誰も態度明らかにせず
01月03日 14:43河北新報

 東北では2019年、自治体のトップを決める首長選が青森、岩手両県知事選をはじめ、盛岡、塩釜、山形など16市で市長選、43町村では町村長選がそれぞれ実施される。知事選は青森が6月、岩手は9月に任期満了を迎え、青森は昨年中に現職が立候補を表明。岩手は現職を含め誰も態度を明らかにしていない。

◎青森/三村氏多選に懸念も

 県政史上初の5期目を期し昨年11月、現職三村申吾氏(62)が立候補を表明した。ほかに目立った立候補の動きはないが、共産党など野党が対立候補擁立を目指している。三村氏が戦った4度の知事選同様、選挙戦となる公算が大きい。
 三村氏は過去の知事選で毎回、自民党の推薦を受けた。今回も党県連から推薦され、公明党も5回目の推薦を決めた。
 両党の関係者の多くが財政健全化や農業・経済分野などで三村氏の県政運営手腕を高く評価する。ただ5期以上の知事は全国に2人しかいなく、自民の一部には多選への懸念もある。選挙戦では多選批判にどう向き合うかが問われそうだ。
 三村県政との対立姿勢を最も鮮明にしているのが共産だ。県委員会の畑中孝之委員長は「原発や核燃問題をはじめ国策追随で、国の失政のツケを県民に押し付けている」と指摘。具体名は挙げないが「無投票は絶対避ける」と、独自候補擁立に向けた準備を加速させている。
 立憲民主、国民民主両党はそれぞれ候補者擁立を模索しているが、実現できるかどうかは不透明だ。野党各党は統一候補も念頭に置いている。

◎岩手/与野党の一騎打ちか

 3期目の現職達増拓也氏(54)を含め、立候補表明がないまま改選の年を迎えた。全県1選挙区の知事選と参院選では2015年以降、自民党とオール野党がつば競り合いを続けており、今回も与野党の一騎打ちの構図が有力視される。
 達増氏は「任期満了までやるべきことをしっかりやる」と明言を避けてきた。一方で県政の最上位計画である県次期総合計画(19〜28年度)は策定を主導。県政界は「4選立候補への布石」との見方が専らだ。
 野党勢力は立候補表明を待って、前回同様に支援するとみられる。達増氏も政権批判を繰り返して野党勢力へ秋波を送る。ただ、こうした激しい政権批判を危ぶむ声もあり、波乱要素になっている。
 「1年前までに候補者を擁立する」としていた自民は候補選定が難航。全面支援を予定していた元復興相の平野達男参院議員(岩手選挙区)が、告示直前に立候補を取りやめた前回の失態が尾を引いている。
 現職に対抗する場合、立候補表明で先んじるか知名度の高い候補の擁立が有力な選択肢となる。県連幹部は「交渉はしている。諦めず、何とか擁立を目指したい」と話す。

5172チバQ:2019/01/06(日) 13:25:15
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_11041.html
<2019東北の県議選>宮城/自民「過半数」が焦点

拡大写真
 定数59に対し、県政与党の自民党が単独過半数の現有32議席を維持できるかどうかが最大の焦点。前回、議席を倍増させた共産党の消長にも注目が集まる。選挙戦は10月の消費税率引き上げ直後になる見通しで、夏の参院選の結果や国政の動向が大きな影響を与えるのは必至だ。
 安全保障関連法の成立後だった前回、自民は公認候補の当選者数を前々回より1減らした。県連幹部は警戒感を示し、「まずは現有議席を確保したい」と慎重に構える。公認候補の選定作業は2月以降に本格化する見込みだ。
 9議席を有する旧民進党系会派みやぎ県民の声が第2会派の座を守れるかどうかもポイント。立憲民主党は現職の2議席維持に加え、複数選挙区で新人擁立を目指し、党勢拡大を図る。県連幹部は「自民が2議席以上の選挙区には積極的に立てたい」と意気込む。
 国民民主党の現職1人は態度を明らかにしていない。前回旧民主党から出た無所属の現職2人は立候補する意向を示している。
 前回は非自民の受け皿として支持を集めた共産県議団。現職がいる8選挙区に加え、議席のない1選挙区で新人の擁立を決定。勢力拡大を目指す。
 公明党県議団は4議席の維持を目標に掲げる。社民党県議団は現職2人に加え、新人1人の擁立を探っている。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。

5173チバQ:2019/01/06(日) 13:28:49
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_11040.html
<2019東北の市議選>仙台/市政与党 新人出馬へ

拡大写真
 郡和子市長の就任後初の市議選となる。2017年の市長選で郡氏に支持候補が敗れ、市政野党に転じた自民、公明両党などが引き続き過半数を占めるかどうかが焦点。
 夏の参院選直後の実施となる見込みで、国政政党の消長が影響しそうだ。前回は安全保障関連法への反発を受け、国政野党の候補が上位当選した。
 最大会派の自民党(21人)は前回選挙後、自民系2会派が合流して結成。政権とのつながりを生かし議席増を狙う。第2会派の公明党市議団(9人)は現職1人が党規約で定年となる。新人擁立を模索し、現有議席維持を目指す。
 市政与党の共産党市議団(6人)は現職と、17年衆院選に立候補した前議員の後継ら新人2人の擁立を決めた。社民党市議団(5人)は現職と新人1人を立てる。議会運営に直接参画できる交渉会派(5人以上)を維持できるかどうかがポイント。
 旧民進系の市民フォーラム仙台は、前回市長選を巡る対立などからアメニティー仙台(5人)、市民ファースト仙台(5人)、みどりの会(1人)に分裂した。立憲民主党はアメニティーの現職2人と新人3人の擁立を決定。国民民主党はアメニティーの現職2人と新人1人を立てる。市民ファーストとみどりの会は全員が無所属で臨む。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。

5174チバQ:2019/01/06(日) 13:29:13
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_71042.html
<2019東北の市長選>16市で実施 3市は統一地方選

拡大写真
 東北では2019年、自治体のトップを決める首長選が青森、岩手両県知事選をはじめ、盛岡、塩釜、山形など16市で市長選、43町村では町村長選がそれぞれ実施される。市町村長選のうち4月の統一地方選として行われるのは北上、大館、上山3市と10町村。市長選は14日、町村長選は16日に告示され、ともに21日投開票される。

◎三沢/「保守分裂」の公算大

 ともに自民党籍がある新人2人が立候補の意思を明らかにした。現職種市一正氏(77)は3期限りでの引退を表明しており、保守分裂選挙となる可能性が高まる。
 県議小桧山吉紀氏(68)は種市氏から後継指名を受けた。4月の県議選は自民に公認申請を出さず、市長選に絞って準備を進める。
 元市議鈴木重正氏(50)は前市長の長男で前回、種市氏に敗れた。昨年6月からミニ集会を重ね、12月に立候補を正式表明した。

◎陸前高田/戸羽氏に新人が挑む

 3選を目指す現職戸羽太氏(54)と、新人の元県企画理事紺野由夫氏(59)が立候補を表明している。
 戸羽氏は東日本大震災からの復興を「最後まで成し遂げたい」と訴え、域外企業と連携した産業や地域交通の課題解決を掲げる。
 紺野氏は、復興期間が終了する2021年度以降を見据えた行財政改革や産業振興を主張。再建する新市庁舎の高層化見直しを訴える。

◎北上(統一選)/高橋氏が3選へ準備

 3選を目指す現職高橋敏彦氏(63)が無所属での立候補を表明。現時点で対立候補擁立の動きは表面化していない。
 高橋氏は前々回、新人同士の激戦を制し初当選。前回は無投票だった。半導体大手東芝メモリ(東京)の進出決定など産業振興の実績を強調。後援会33支部を整え、選挙戦に備える。

◎盛岡/現新の三つどもえか

 5選を目指す現職谷藤裕明氏(68)、ともに新人の自民党県議福井誠司氏(59)、会社役員内舘茂氏(52)の3人が立候補を表明している。
 谷藤氏は行財政改革の実績を強調。県議会議長、東北市長会長など豊富な政治経験を訴える。
 福井氏は現職の多選を批判。中心市街地の活性化策を発表するなど即戦力をアピールする。
 内舘氏は地元選出衆院議員の支援を得た前回に続いての挑戦。今回は特定政党には頼らない。

◎釜石/3期野田氏の動向鍵

 3期目の現職野田武則氏(65)は態度を明らかにしていない。東日本大震災からの復興手腕が一定の評価を得る野田氏の動向とともに、16年ぶりの選挙戦となるかどうかも注目される。選挙戦となったのは、前市長時代の2003年が最後。野田氏は前市長の死去に伴う初当選時を含め、3回連続無投票で当選を重ねている。

◎富谷/若生氏が再選目指す

 現職若生裕俊氏(54)が再選を目指し無所属で立候補を表明した。対立候補擁立の動きは見られず、無投票の可能性が出ている。
 若生氏は市制施行前だった前回、現職との一騎打ちを制し初当選。「住みたくなるまち日本一」を掲げ企業誘致や起業支援、子育て環境の充実などを柱とした市総合計画遂行と行財政改革推進を訴える。

◎塩釜/佐藤氏態度表明せず

 4期目の現職佐藤昭氏(76)は5選に向けた態度を明らかにしていない。
 前回は表明前に「市長は3期まで」と語ったこともあったが、東日本大震災からの復興完遂に向けた思いが勝って立候補を表明。新人の挑戦を退けた。
 被災した市街地の再開発事業や防災の雨水対策、観光や定住を促す人口減対策に力を注ぐ。宮城県市長会長としても精力的に動く。
 他にも立候補を模索する動きがある。

◎大館(統一選)/福原氏2期目を狙う

 再選を目指す現職福原淳嗣氏(51)が無所属での立候補を表明した。他に立候補の動きはなく、無投票の可能性もある。
 福原氏は前回、7選を目指した現職を破って初当選した。地域経済活性化や秋田犬を活用したにぎわい創出の継続などを訴える。

5175チバQ:2019/01/06(日) 13:29:51
◎上山(統一選)/横戸氏4選立候補へ

 現職横戸長兵衛氏(71)が昨年9月の市議会定例会で、4選を目指し無所属で立候補する意向を表明した。
 横戸氏は、市議4期を経て新人4人の争いを制し初当選。前々回、前回はともに無投票当選だった。現時点で他に立候補の動きは出ていない。

◎酒田/現職丸山氏のみ表明

 再選を目指す現職丸山至氏(64)が昨年12月の市議会定例会で立候補の意思を明らかにした。
 丸山氏は前回、現職の急逝に伴い副市長を辞して立候補し、新人同士の争いを制して初当選。現時点で他に立候補に向けた動きは表面化していない。

◎山形/1期佐藤氏態勢固め

 現職佐藤孝弘氏(43)は昨年9月の市議会定例会で、再選を目指し無所属で立候補する考えを明らかにした。11月には事実上の決起集会となる市政報告会を開くなど、態勢を固める。
 佐藤氏は前回、新人同士の一騎打ちを制し初当選。今年4月に移行する中核市としてのまちづくりや長期目標に掲げる「健康医療先進都市」の実現、仙台市との連携事業などに引き続き取り組む意欲を示す。
 佐藤氏の他に立候補の動きは表面化していない。

◎新庄/山尾氏4選出馬表明

 現職山尾順紀氏(66)が昨年12月の市議会定例会で4選を目指し立候補すると表明した。
 山尾氏は、4期目の重点事業として市立看護専門学校(仮称)開設や明倫学区の小中一貫校建設を挙げ、市政継続を訴える。他に立候補に向けた具体的な動きは出ていない。

◎米沢/現新自民党員対決か

 再選を目指す現職中川勝氏(68)が昨年12月の市議会定例会で立候補する意向を表明。これに先立ち11月末には、新人の市議海老名悟氏(57)が立候補を表明した。2人は自民党員だが、ともに無所属で立候補する見通し。
 中川氏は市長在任期間を2期8年までとする条例案を2016年3月の市議会定例会に提出し、成立。今回が最後の立候補になるとみられる。前市議会議長の海老名氏は前回、中川氏の初当選を支えた。

◎本宮/無投票3選の可能性

 現職高松義行氏(64)は昨年9月の市議会定例会で3選を目指し立候補する考えを表明した。河北新報社の取材に「『つなぐ』をキーワードに人口減対策などに取り組みたい」と話す。
 昨年12月の立候補予定者説明会に出席したのは現職陣営だけ。無投票になる可能性もある。

◎白河/鈴木氏近く意思表明

 現職鈴木和夫氏(69)が4選を目指し立候補すると確実視される。3月の市議会定例会で意思表明するとみられる。
 元市議ら新人2人との争いとなった前回は企業誘致による産業振興、歴史・文化を生かしたまちづくりに取り組んだ実績を訴え、大差で3選を果たした。
 現時点で他に立候補に向けた具体的な動きは出ていない。

◎会津若松/室井氏3選出馬決意

 現職室井照平氏(63)が昨年12月の市議会定例会で「3期目に向けて着実に市政執行に当たる決意だ」と述べ、立候補する意向を表明した。
 室井氏は市議2期、福島県議1期を経て初当選。前回は無投票で再選された。市庁舎建設、ICT(情報通信技術)オフィス環境整備など継続事業の実現を訴える。
 他にも立候補に向けた市議の動きがある。


関連ページ:広域政治・行政
2019年01月03日木曜日

5176チバQ:2019/01/06(日) 13:30:31
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_31038.html
<2019東北の県議選>岩手/改革と自民系が攻防

拡大写真
 県政与党を自任する最大会派の改革岩手(16人)と、達増拓也知事の県政運営に批判的な自民党系の自由民主クラブ(12人)の競り合いが焦点だ。現職は現時点で46人中44人が立候補する見通し。
 改革岩手は前回選挙後、民主(現国民民主)と生活(現自由)の両党系列議員を中心に結成。自民党から第1会派を奪還した。
 参院選、知事選と連動した戦術を描き、国民民主は現有5議席から8議席以上、自由は7議席から10議席以上へそれぞれ上積みを目指す。
 自民は全16選挙区での候補擁立と16〜18議席の獲得を目指す。これまでに現職8人、新人3人を公認。大票田の盛岡選挙区には衆院議員(比例東北)の長男、戦前・戦中に首相や海相を務めた米内光政のひ孫と話題の新人を立てる。
 ともに無所属議員でつくるいわて県民クラブ(5人)、創成いわて(5人)は現有議席の維持が目標。立ち位置が自民党に近い県民クラブは、改選後の会派構成でキャスチングボートを握りたい考えだ。
 共産党(3人)、社民党(2人)は議席上積み、公明党(1人)は議席維持をそれぞれ目指す。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。

5177チバQ:2019/01/06(日) 13:31:01
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_21039.html
<2019東北の県議選>青森(統一選)/立民 初の議席なるか

拡大写真
 定数の3分の2以上を占める自民党、公明・健政会の県政与党両会派の牙城を野党がどこまで切り崩せるかが焦点となる。与野党とも相次いで行われる知事選と参院選の前哨戦に位置付け、議席上積みを狙う。今期限りでの引退などを表明している3人を除く現職43人が立候補する見通し。
 自民は全16選挙区で、現職29人と新人3人を公認した。現有31議席の維持を最低限として、今後も複数の候補擁立を見込む。
 公明党は現職2人の公認を決定。推薦候補の擁立に向けて調整している。自民党と連携して組織戦を展開する構えだ。
 国民民主党は現職と元議員計3人を公認、新人2人を推薦した。会派としての権限が増える5議席以上の確保を視野に入れる。
 共産党も公認候補として現職2人と新人1人の擁立を決めた。大選挙区の青森、弘前、八戸の各選挙区に候補を立て、現有3議席を守る。
 昨年7月に設立した立憲民主党県連は初の議席獲得を目指し、公認候補を擁立する方針だ。
 前々回以来の議席奪還を掲げる社民党は、新人の公認候補1人の擁立を決めている。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。


関連ページ:青森政治・行政
2019年01月03日木曜日

5178チバQ:2019/01/06(日) 13:31:59
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_41037.html
<2019東北の県議選>秋田(統一選)/自民 勢力拡大を図る

拡大写真
 単独過半数の24議席を占める自民党が上積みできるかが焦点になる。新人が名乗りを上げた秋田市(定数12)や鹿角市・鹿角郡(2)の両選挙区などで少数激戦が予想される。
 最大会派の自民党は、全14選挙区のうち13選挙区で現職が立候補を予定する。議員の死去に伴い空席となった大仙市・仙北郡(5)などでは新人が立候補を表明している。県連幹部は「会派議員を増やして県政の手綱をしっかり握っていく」と述べ、勢力拡大を図る。
 社民党は現有の4議席を死守する構え。夏の参院選で共闘する立憲民主、国民民主の各党と、地方選でも協力関係の構築を目指す。
 立民の議員らによる会派の次の世代につなぐ会の無所属議員が立民などから参院選への立候補を要請されていたが、県政に専念するとして昨年12月末に要請を断った。
 第2会派のみらいは現職7人全員が立候補を予定。中立的な立場として非自民勢力の維持を狙う。
 現職が引退する公明党は秋田市議を擁立。共産党は現職のいる秋田市以外で擁立を模索している。
 ともに1人会派のもりやまと鳳(おおとり)は、現職が立候補を予定している。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年01月03日木曜日

5179チバQ:2019/01/06(日) 13:32:26
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_51036.html
<2019東北の県議選>山形(統一選)/自民 全選挙区に擁立

拡大写真
 ともに定数2だった寒河江市、西村山郡両選挙区が合区され定数3となり、全体の定数は1減の43。
 単独過半数を占める最大会派の自民党は、17選挙区の全てに新人6人を含む公認候補を擁立し、現有28議席からの上積みを狙う。現職は4人が立候補を見合わせる。
 吉村美栄子知事の県政与党を自認し、立憲民主、国民民主、社民各党と無所属の議員で構成する第2会派の県政クラブは現職10人のうち8人が立候補の意向を固め、他に複数の新人が立候補を目指す。
 共産党は山形市(定数9)と鶴岡市(5)でそれぞれ現職を公認。公明党は山形市で現有1議席の堅持を目指す。
 県内最大の選挙区の山形市は県政クラブ現職1人が引退。自民、立民の新人各1人が立候補を決め、激しい戦いになる見通し。酒田市・飽海郡(5)は自民現職1人が引退。自民現職2人と立民から出馬予定の県政クラブ現職、自民新人の各1人に加え、無所属新人2人が立候補を表明している。
 寒河江市・西村山郡は西村山の自民現職1人が引退。寒河江の自民現職2人、西村山の県政クラブ現職1人が立候補予定で、他にも擁立を探る動きがある。


関連ページ:山形政治・行政
2019年01月03日木曜日

5180チバQ:2019/01/06(日) 13:33:02
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_61035.html
<2019東北の県議選>福島/野党系 上積みを狙う

拡大写真
 共産党を除く全会派が内堀雅雄知事を支える県政与党という情勢の中、単独過半数の議席獲得を目指す自民党と、国政野党系の県民連合による主導権争いが中心になる。
 現有29議席で最大会派の自民は、全19選挙区での候補擁立を目指す。このうち新人は定数が1増える郡山市(定数10)や、県民連合に3議席奪われている会津若松市(4)などの選挙区に立てる方向で調整中。現職が引退する須賀川市・岩瀬郡(3)でも新人擁立を検討している。
 1次公認候補は、3月に開かれる県連大会で発表する見通しだ。
 立憲民主、国民民主、社民の3党と旧民進党系などの無所属議員による県民連合も全選挙区で候補を擁立する方針。二本松市(2)など現職空白区でも議席を得て、現有20議席からの上積みを狙う。
 「自民の議席を一つでも減らしたい」と会派幹部。連合福島を含めた5者協議会で候補者調整を進める。立民が現職2人から増やせるかどうかも注目される。
 共産は10議席獲得を目標に掲げ、これまでに現職4人と新人1人の公認を決めた。公明党は現職3人と新人1人の当選を目指す。


関連ページ:福島政治・行政
2019年01月03日木曜日

5181チバQ:2019/01/11(金) 14:24:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00000001-khks-soci
<女川原発>署名簿提出、焦点は宮城県議会の対応へ 自民慎重、野党は賛成
1/11(金) 9:26配信 河北新報
<女川原発>署名簿提出、焦点は宮城県議会の対応へ 自民慎重、野党は賛成
女川原発2号機再稼働の是非を問う住民投票条例を巡り、勉強会を開いた自民会派=7日、県議会棟
 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例制定に向け、市民団体が10日、署名簿を各市区町村選管に本提出し、焦点は条例議案が提出される県議会の対応に移る。議案の可否の鍵を握る最大会派の自民党・県民会議は慎重に検討する姿勢をにじませ、野党会派からは賛成の意見が相次いだ。

【女川原発】再稼働問う住民投票請求 11.4万人分の署名を本提出

 県議会は欠員1を除く58人。過半数の32人が所属する自民会派の石川光次郎会長は「署名に真摯(しんし)に向き合い、論点を整理している段階だ」と言葉を選んだ。賛否に関しては「結論に至っていない」と述べるにとどめた。

 知事への直接請求を経て、2月定例会で見込まれる議案審議を見据え、自民会派は今月7日、県の担当者を招いた勉強会を開いた。条例案に関する議会の手続きや、女川原発2号機の再稼働に向けた動向などの説明を受けた。

 「議案に対して責任を持つ会派として、しっかりと対応する」と会派幹部が強調する一方、「利害が対立するテーマは住民投票にそぐわない」(中堅議員)と否定的な声も上がる。

 旧民進党系会派「みやぎ県民の声」(9人)の藤原範典会長は政務活動費の不正問題を巡る議長辞任などを挙げ、「議会が県民の信託に応えられたか疑問だ」と指摘し、住民投票実施に前向きな見解を示した。21日にも開く会派総会で方針を決める。

 共産党県議団(8人)と社民党県議団(2人)は賛成の立場。共産の遠藤いく子団長は「県民の意思表示の機会がつくられるよう全力を尽くす」と話した。社民の岸田清実団長は「11万筆の重みを受け止めてほしい」と求め、条例案提出時に付す知事意見が前向きな表現になるよう期待した。

 公明党県議団(4人)の庄子賢一会長は「(11万人を超える署名数は)少ない数ではない。議会としてどう判断するか、会派としてよく検討したい」と話した。

5182チバQ:2019/01/12(土) 04:59:23
>>5176
>大票田の盛岡選挙区には衆院議員(比例東北)の長男、戦前・戦中に首相や海相を務めた米内光政のひ孫と話題の新人を立てる。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/9/7/22243
2018.09.07
米内氏(元衆院議員秘書)出馬へ 県議選・盛岡選挙区
 盛岡市東松園の元衆院議員秘書米内紘正氏(31)は来年の県議選盛岡選挙区(定数10)に立候補する意向を固めた。自民党県連に公認申請している。

 米内氏は6日、岩手日報社の取材に対し「自らのルーツである盛岡、そして岩手のために力を尽くしたい。県民と一緒に震災復興、地域活性化へ歩みたい」と決意を述べた。

 米内氏は東京都荒川区出身で、東京大卒。調剤薬局チェーン企業を経て鳩山邦夫、鳩山二郎の両衆院議員(福岡6区)の私設秘書を務めた。盛岡市出身の米内光政元首相のひ孫に当たる。

 月内にも後援会の構築やあいさつ回りを本格的に始める。

 同選挙区に出馬の意向を明らかにしたのは米内氏で3人目。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/9/8/22369
2018.09.08
高橋氏(衆院議員秘書)出馬へ 県議選・盛岡選挙区
 盛岡市本町通の衆院議員秘書高橋康介氏(29)は来年の県議選盛岡選挙区(定数10)に出馬する意向を固めた。自民党県連に公認申請している。

 高橋氏は7日、岩手日報社の取材に対し「育ててもらった古里のため、地域課題解決に全力で取り組みたい。若い世代の声を県政に届けたい」と語った。

 高橋比奈子衆院議員(比例東北)の長男で同市出身。日大卒業後、食品製造販売会社勤務を経て、現在は同衆院議員の公設第一秘書を務めている。

 近くあいさつ回りを始め、高校時代の同窓生らを中心とした後援会の構築に着手する。

 同選挙区に出馬の意向を明らかにしたのは高橋氏で4人目。

5183名無しさん:2019/01/17(木) 01:26:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000558-san-pol
「年金暮らしジジイ」 不適切ツイッターの青森市議が議員活動へ
1/16(水) 14:34配信 産経新聞
 昨年10月の青森市議選で初当選した後、ツイッターへの不適切な書き込みが問題視され、議会を欠席していた山崎翔一議員(28)が16日、議員活動を始めた。議会欠席の間に受け取った議員報酬約100万円は、北海道地震の被災地支援のために寄付したという。

 山崎議員は匿名で行っていたツイッターで「年金暮らしジジイ」などと高齢者、性的少数者などを差別、侮辱するような投稿をしていたことが明らかになり、市議会は同11月、辞職勧告決議案を可決した。

 山崎議員は体調を崩して11月21日ごろから約1カ月間入院した後、この日の市議会広報広聴特別委員会に出席。当選後、初めて議会に出席した山崎議員は「正直、分からないことが多かったが疑問、意見はしっかり伝えられた。自分の中では及第点」と感想を述べた。法的拘束力はないものの、辞職勧告決議案が可決されたことに関しては「可決は深く受け止めているが市民、県外の人からも議員を続けてほしいとの声もあり、責任を持ちたい」と語った。

 議員報酬に関しては「この間、議員として何もできなかったので、北海道地震の被災地の厚真町に義援金として寄付した」と語った。

5184チバQ:2019/01/24(木) 13:45:04
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190124_21046.html
<青森県議選>鹿内前青森市長が出馬表明
 統一地方選の一環で4月に実施される青森県議選で、前青森市長の鹿内博氏(70)が23日、無所属で立候補すると表明した。定数10の青森市選挙区から出馬する。
 県庁で記者会見した鹿内氏は「原発推進などを掲げる今の政治に危機感がある。これまでの経験を生かし県政の課題解決に貢献していきたい」と話した。6月の青森県知事選や今夏に予定される参院選への立候補は念頭になかったという。
 鹿内氏は青森市出身。青森県議5期などを経て2009年の市長選で初当選。16年10月、市の第三セクター運営による複合商業施設「アウガ」の経営不振に伴い、2期目の任期半ばで引責辞任した。


関連ページ:青森政治・行政
2019年01月24日木曜日

5185チバQ:2019/01/25(金) 11:51:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190125_31001.html
<陸前高田市長選>復興の先、どうする財政運営 公共施設再建、将来の負担に懸念も

拡大写真
 任期満了に伴う陸前高田市長選(2月3日投開票)は、27日告示される。東日本大震災で大きな被害に見舞われた市内では、国の財政支援で公共施設の再建が進む一方、市民の間では維持管理費などの将来負担に懸念が広がりつつある。復興の先を見据えた行財政運営の在り方が争点の一つになりそうだ。
 復興事業で整備された市コミュニティホールで23日夜、立候補予定者による公開討論会があった。
 元岩手県企画理事の新人紺野由夫氏(59)は「今後は歳入減、歳出増の状況となる」と強調。まだ着工していない市庁舎の規模見直しなどを訴えた。
 3選を目指す現職戸羽太氏(54)は「被災前より使える金は増えている」と反論。市役所業務の民間委託でサービス維持と経費節減の両立を図るとした。
 市内では市庁舎のほかにも消防施設、体育館、市民会館、博物館、図書館、野球場など各地で公共施設の再整備が進む。災害公営住宅も計10カ所を新設した。
 市の財産調書によると、行政財産建物の総延べ床面積は、10年度の震災前時点で約15万3000平方メートル。震災で大きく減ったが、17年度には約14万6000平方メートルまで戻した。今後完成予定の施設も複数あり、復興期間終了時の20年度には震災前の規模を上回る可能性がある。
 財政指数は、17年度の市債残高が約125億円で10年度から13%減。財政調整基金は38億円となって約11倍に増えた。国の復興予算を有効活用した結果、現時点で財政は震災前より好転した。
 ただ、市人口は15年の1万9758人から30年後には4割減少するとの試算もある。再整備した施設では利用率の低下や更新時期の集中が心配される。
 実際、市が18年に実施した市民満足度調査で、「健全な財政運営の推進」は「不満」とする回答が「満足」を上回った。
 地方財政に詳しい井上博夫岩手大名誉教授は「あくまで市民のための財政であり、復興のさなかに萎縮しすぎるのもよくない。行政は財政見通しや長期的な施設管理計画を立案し、市民に説明しながら進めていく必要がある」と指摘する。

5186とはずがたり:2019/01/25(金) 13:15:05

2019年1月25日
国民・北氏「後継」、自民入りで波紋
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/143773

 今春の青森県議選三戸郡区(定数3)を巡り、今期限りで引退する国民民主党県連副代表で五戸町の北紀一氏(77)が後継指名した同町議会議長和田寛司氏(55)が急転直下、自民党入りし同党の推薦を受けたため、戦いの構図が変化する可能性が出てきた。同区で候補者不在となった国民民主党から主戦論が出ており、擁立を模索する動きもある。一方、五戸町でも驚きが広がっているが、地元から引き続き県議を誕生させたいとして和田氏を支持する声は少なくない。

5187チバQ:2019/02/04(月) 10:41:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000061-asahi-pol
陸前高田市長、わずか5票差で3選 新顔と接戦
2/3(日) 22:24配信 朝日新聞デジタル
陸前高田市長、わずか5票差で3選 新顔と接戦
5票差で当選を決め、万歳する戸羽太氏(後列中央)=2019年2月3日、岩手県陸前高田市
 岩手県陸前高田市長選が3日、投開票され、現職で無所属の戸羽太氏(54)が、新顔で無所属の元県企画理事の紺野由夫氏(59)を5票差で破り、3選を果たした。当日有権者数は1万6682人、投票率は78・38%(前回72・19%)だった。

【写真】激戦の末、5票差で当選を決めて笑顔を見せる戸羽太氏

 東日本震災後2回目となる市長選では、国が定めた「復興・創生期間」の終了が2020年度末に迫る中、人口減少下における産業振興や行財政運営のあり方などを軸に、これまでの復興の進め方や今後の「ポスト復興」を見据えた市の青写真をどう描くかが問われた。

 2期8年の実績を強調する戸羽氏は「最後まで復興をお任せ頂きたい」と市政の継続による復興の完遂を訴えた。復興が道半ばであることを認めた上で、復興事業を通じて築いた人脈によって農業のテーマパーク建設計画や宿泊施設の誘致が進んでいると指摘。ピーカンナッツの苗木栽培や海産物の陸上養殖、産業振興策のほか、高齢者や障害者の移動手段の確保も公約に盛り込み支持を広げた。

 紺野氏は県庁に36年間務めた実務家としての経験を強調し刷新を訴えた。専門職員を雇って企業誘致を進めるほか、地元農林水産物の販路拡大を図ると主張。行財政改革の一環として建設予定の7階建て市役所新庁舎の規模の見直しを訴えたが及ばなかった。

 新顔3人の争いとなった市議補選(被選挙数1)も3日投開票され、無所属の伊藤勇一氏(62)が初当選した。投票率は78・31%だった。(渡辺洋介)


■陸前高田市長選の開票結果
当 戸羽太 6504
  紺野由夫 6499

朝日新聞社

5188チバQ:2019/02/04(月) 10:42:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000003-asahi-soci
5票差で再選の陸前高田市長 「敗戦の弁考えた」
2/4(月) 1:17配信 朝日新聞デジタル
5票差で再選の陸前高田市長 「敗戦の弁考えた」
戸羽太氏
 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市で3日、震災後2回目の市長選が投開票され、無所属現職の戸羽太氏(54)が5票差で3選を果たした。津波で妻(当時38)を亡くした戸羽氏は震災後も陣頭指揮を執り、「奇跡の一本松」の保存や、大規模な土地区画整理事業を進めてきた。

 国の復興・創生期間の終了が2020年度末に迫る中、「復興後」の青写真をどう描くかも問われた選挙戦は現新の一騎打ちだった。戸羽氏は6504票、無所属新顔で元県企画理事の紺野由夫氏(59)は6499票。戸羽氏は「ダメだと思い、敗戦の弁も考えていた。5票差でも勝たせていただいた以上は、相手に投票した人たちのことも考えてやっていきたい」と語った。

 同市は地震と津波で市街地が壊滅し、当時の人口の1割近くにあたる約1800人が死亡・行方不明となった。(渡辺洋介、大西英正)

朝日新聞社

5189チバQ:2019/02/04(月) 11:33:35
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190204_31026.html
<陸前高田市長選>5票差で戸羽氏3選

拡大写真
 任期満了に伴う陸前高田市長選は3日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の戸羽太氏(54)が、元岩手県企画理事の無所属新人紺野由夫氏(59)を破り、3選を果たした。
 東日本大震災で深刻な打撃を受けた市内では、国の財政支援で公共施設の再建が進む。維持管理費など将来負担への懸念が市民に広がっていることもあり、5票という僅差での決着となった。
 戸羽氏は2期8年の実績を強調。企業誘致や起業支援を推し進めて震災からの復興総仕上げを成し遂げると訴え、市政の継続を求める有権者に浸透した。
 紺野氏は、産業振興や再建する市庁舎の規模見直しによる行政経費節減を主張。2020年度末の復興期間終了を見据えて市政転換を訴えたが及ばなかった。
 当日の有権者は1万6682人。投票率は78.38%で、2015年の前回を6.19ポイント上回った。


関連ページ:岩手政治・行政3.11大震災
2019年02月04日月曜日

5190チバQ:2019/02/04(月) 11:36:06
>戸羽氏の第一声には、国民民主党県連の黄川田徹代表らが応援に駆けつけた。

https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20190128-OYTNT50073/
陸前高田市長選に2氏
01/28 05:00
無断転載禁止
twitter
facebook
line
mail
復興、行財政改革が争点
 陸前高田市長選と市議補選(欠員1)が27日、告示された。投開票は2月3日。市長選には、3選を目指す現職の戸羽太氏(54)、新人で元県企画理事の紺野由夫氏(59)がいずれも無所属で立候補した。中心市街地の再生など東日本大震災の復興事業の進め方や、2020年度で終了する政府の「復興・創生期間」後を見据えた行財政改革が主な争点になる。

 同市は震災による死者・行方不明者が約1800人に上った。大規模なかさ上げ工事を行った市中心部では、大型商業施設が開業して市街地の再生が進むが、空き地の利用促進が大きな課題だ。震災で人口減少が急速に進み、復興・創生期間終了後は国の財政支援の縮小が見込まれており、行政サービス維持のための行財政改革も不可避な状況になっている。

 戸羽氏の第一声には、国民民主党県連の黄川田徹代表らが応援に駆けつけた。戸羽氏は「まず復興をやり遂げなくてはならない」と訴え、復興事業を通じて育まれたつながりを生かした街づくりなどを掲げた。

 紺野氏の第一声には支援する市議らが集まった。紺野氏は「復興・創生期間後の危機感がない」と現市政を批判し、産業振興による経済の活性化や子育て支援・福祉の充実、行政経費の抑制などを主張した。

 市議補選には新人3人が立候補した。26日現在の選挙人名簿登録者数は1万6689人。

立候補者の第一声(届け出順)
白抜き数字は当選回数。略歴は、現職(元)経歴(前職を含む)▽学歴▽出身地▽現住所の順

復興実感できる街づくり
陸前高田市長選、戸羽太氏
 8年前の東日本大震災は市民全員が絶望を感じた。悲しく、つらく、悔しかった。でも私たちは諦めなかった。国や県、企業、自治体の皆さんは今も陸前高田市に心を寄せてくれている。

 まだ仮設住宅に住んでいる方々がいる。置いてけぼりにするわけにはいかない。まず復興をしっかりやり遂げなくてはいけない。

 その後の街づくりは、いろいろな人とのつながりを大切にし、8年間の我慢や苦労をバネにして、大きく踏み出さなければならない。そのつながりの中で大きなプロジェクトが動こうとしているが、私がこの場を退いたら、なくなってしまうかもしれない。

 この8年間、力不足だと思われているかもしれないが、自分なりに一生懸命やってきた。復興を実感できるかたちを私に作らせてほしい。みんなが笑顔で、住んでいて良かったと思える街を一緒に作りたい。

戸羽とば 太ふとし54 無所属 現《2》

  市長(元)副市長、市助役、市議、鶏肉加工販売会社社員→東京都立町田高→神奈川県→陸前高田市高田町

子育て環境や福祉の充実
紺野由夫氏(27日、陸前高田市で)
 高田を良くして次の世代に引き継がなければならないという思いで、昨年9月にふるさとに戻ってきた。

 今は見せかけの経済活性化を果たしている。国から巨額の予算が投じられ、防潮堤や道路の整備などをしている。あと2年で復興期間が終わり、お金はなくなる。不況にあえぎ、リストラも出ていた震災前と同じ状況になるのではないか。

 必要な行政サービスを続けるには産業振興以外にない。経済を活性化させて税収を得るのが基本だ。行政経費を抑制する必要もある。7階建て新庁舎は見直しをしなければならない。

 安心して子どもを産み育てられる環境を作り、福祉や教育も充実したい。「高田に戻らなければ良かった」と悲痛な声を上げる障害者がいる。これが現状だ。

 県庁で36年間、ひたすら仕事をしてきた経験を市政の発展に生かしたい。変える勇気を持ってほしい。

紺こん野の 由よし夫お59 無所属 新

 (元)県企画理事、農林水産部長、会計管理者→中大法学部→陸前高田市→陸前高田市横田町

5191チバQ:2019/02/05(火) 10:55:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000006-khks-pol
<陸前高田市長選>5票差の決着 現職「復興完遂を」vs新人「次の段階を」有権者の判断真っ二つ
2/5(火) 9:51配信 河北新報
<陸前高田市長選>5票差の決着 現職「復興完遂を」vs新人「次の段階を」有権者の判断真っ二つ
僅差の戦いを制して3選を果たし、支持者に応える戸羽氏(右)=3日夜、陸前高田市の選挙事務所
 東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市の市長選は3日投開票が行われ、現職が新人を5票差で振り切り、辛うじて3選を果たした。「復興の完遂」を呼び掛ける現職と「ポスト復興」の論陣を張る新人に、有権者の判断も真っ二つ。国の復興・創生期間が終わる2021年3月が近づくにつれ、被災自治体の首長選挙は潮目が変わろうとしている。

【表】陸前高田市長選開票結果と戸田氏略歴

 (大船渡支局・坂井直人)

 自らも被災しながら復興の陣頭指揮に当たってきた現職戸羽太氏(54)は、今を起点に過去8年にわたる復興の集大成を強調した。

 「悔しくて苦しくてつらくても、みんな諦めずに頑張ってきた。その苦労を無駄にしないためにも、結果を出させてほしい」。個人演説会では情に訴える場面も目立った。

 対する新人紺野由夫氏(59)は、今を起点に将来の市政課題を先取りして行政経費の節減を公約とした。

 元岩手県企画理事のキャリアを前面に「現在は復興予算で一時的に経済が復活しているだけ。それが終わったら、どう自立していくのか」との主張だ。

 手厚い支援を受けて進められてきた復興事業は、次期任期の途中で一応の区切りとなる。有権者もまた、これまでを総括するか、これからに目を向けるかで揺れていた。

 期日前投票を行った有権者105人を対象にした河北新報社のアンケートでは、戸羽氏に投票した人の約7割が「市政の継続」を理由に挙げた。一方、紺野氏に投票した人の4割は「行財政運営」「市庁舎の規模縮小」を関心のある市政課題とした。

 被災自治体では震災直後、先行きを見通せない不安や復興の遅れへの批判が「現職落選ドミノ」となって表れた。大接戦となった陸前高田市長選は、被災自治体における新たな民意の表れなのか。

 3選を決めた戸羽氏は3日夜「初心に戻り、市民全体に認められるよう頑張りたい。市財政について、これまで以上に分かりやすく知らせなければならない」と神妙に語った。

 ◇陸前高田市長選開票結果

当 6504戸羽  太 無現

  6499紺野 由夫 無新

(投票率78.38%、選管最終)

5192チバQ:2019/02/06(水) 11:54:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190205ddlk03010034000c.html
<選挙>陸前高田市長選/陸前高田市議補選 市長選、5票差で戸羽氏3選 新人・紺野氏の猛追かわす /岩手
2019/02/05 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う陸前高田市長選は3日夜の開票の結果、無所属現職の戸羽太氏(54)が、無所属新人で元県企画理事の紺野由夫氏(59)を5票差で破り、3選を果たした。東日本大震災から8年がたとうとする中、7階建て新市庁舎建設見直しなどを訴えた紺野氏の猛追をかわした。戸羽氏は「(応援が)誰一人欠けたら勝てない選挙だった。謙虚に相手候補の訴えも意識しながら、笑顔があふれ、若者が希望を持てるまちづくりに取り組みたい」と抱負を語った。【三瓶杜萌、小鍜冶孝志】

 3日午後10時前、同市高田町の戸羽氏の事務所に当選確実の一報が届くと、歓喜の輪が広がった。戸羽氏は支援者と抱き合うなどして喜んだ後、報道陣のインタビューに「薄氷を踏むとはこういうこと。初心に帰って市民全体に認めてもらえるようにしたい」と表情を引き締めた。

 選挙戦は、国の手厚い財政支援がある「復興・創生期間」が残り2年余りとなる中、戸羽市政の震災復興事業の進め方と復興後のまちづくりが大きな争点となった。

 戸羽氏は「復興を最後までやり遂げたい」と訴え、企業や他の自治体とのつながりも築いた2期8年の実績をアピール。超党派の後援団体の支援を受けて市内全域に浸透した。

 紺野氏は新庁舎建設見直しなどを掲げ、市の行財政運営を批判。地元の横田町を中心に現職への批判票を集めて追い上げたが、あと一歩及ばなかった。

 無所属新人3人が争った同時実施の市議補選(改選数1)は、伊藤勇一氏(62)が初当選した。

 当日有権者数は1万6682人。投票率は市長選78・38%、市議補選78・31%だった。

 ◇背景に「復興期間」後の不安

 5票差で明暗が分かれた震災後2度目の陸前高田市長選。大接戦となった背景には、国の示す「復興期間」終了後、市は独自財源だけで成り立つのかという市民の不安や危機感があったと言える。

 「人口が(減少して)1万人に近づいていく街なのに、復興後のビジョンに夢を見すぎている」。先月27日の市長選告示後、仮設商店街で飲食店を営む太田明成さん(52)は語気を強めた。現市政の産業振興や企業誘致の方針を認めつつ、太田さんは市の事業運営などには首をかしげ、不安を隠さない。「復興期間が終わると市の収入は減っていく。事業に失敗したら、そのツケを誰が払うのか」

 今回3選を果たした戸羽太氏(54)は、交流人口の拡大や、高齢者・障害者らの移動手段の創造などを公約に掲げ、「震災発生直後から復興に尽力してきた」と市政継続を訴えた。だが市民の目に映るのは、事業完了後も多くが利用未定のかさ上げ地や、人口減少などの厳しい現実だ。米崎町でリンゴを生産する安生亮太さん(23)は陸前高田の現状を「魅力的なところもあるが、この復興状況で若者がずっと住み続けたいと思うのは難しい」と話す。

 戸羽氏は当選から一夜明けた4日、記者団の取材に応じ、市の財政状況は健全だと改めて強調した。その上で「市民との情報共有ができていなかった」と反省点を挙げ、「情報開示などで見通しを示し、安心していただける工夫をしていく」と述べた。市民は3期目の戸羽市政を注視している。【三瓶杜萌】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 6504 戸羽太 54 無現

  6499 紺野由夫 59 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇陸前高田市長略歴

戸羽太(とば・ふとし) 54 無現(3)

 [元]副市長[歴]食肉加工会社員▽市議▽市助役▽東京都町田高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇陸前高田市議補選開票結果(改選数1-3)

当 6324 伊藤勇一 62 無新

  5186 橋詰清 52 無新

   848 大森俊行 68 無新

=選管最終発表

5193チバQ:2019/02/15(金) 16:03:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190215k0000m040022000c.html
南相馬小高病院に危機 市長と対立、唯一の常勤医が退職届
2019/02/15 09:17毎日新聞

南相馬小高病院に危機 市長と対立、唯一の常勤医が退職届

診療が継続できるかどうかの岐路に立たされている小高病院=福島県南相馬市小高区で2019年2月12日午後4時45分、高橋隆輔撮影

(毎日新聞)

 福島県南相馬市立小高病院が4月以降、診療できなくなる恐れが出てきた。唯一の常勤医、藤井宏二医師(64)が6日、今年度いっぱいでの退職を届け出たことで、このままでは法律上、診療が認められないためだ。藤井医師はIT機器を使った在宅医療に力を入れており、同病院の入院機能再開を目指す門馬和夫市長との意見対立が退職する理由だ。ともに地域医療の充実を目指す思いは変わらないものの、打開策は見えていない。【高橋隆輔】

 同病院は99床の入院用ベッドがあったが、東京電力福島第1原発事故後、小高区に避難指示が出されて閉鎖された。2014年、避難指示解除に備えて外来診療を再開。16年4月に藤井医師が着任し、同年7月に避難指示が解除された。

 ただ、本来の病院棟は震災の揺れで損傷し、現在はリハビリ施設を改修して診療している。小高区は人口減少が進み、病院の収支も悪化した。市は17年12月、入院機能のない診療所とする議案を市議会に提案した。

 しかし、当時市議だった門馬氏は、翌月の市長選に入院機能再開を公約して立候補を表明しており、門馬氏を支持する市議たちが議案に反対し、小差で否決された。門馬市長は初当選後、入院機能再開を目指し、18年8月に市立病院改革プラン策定委員会を設置して検討を重ねてきた。

 門馬市長が小高病院の入院機能再開を目指す理由は二つある。一つは、住民の帰還を促すため。もう一つは、原発事故で受けられる支援の違いから生じた市内の3地区(小高区、原町区、鹿島区)の間の住民のわだかまりを解消したいとの思いからだ。3地区は第1原発からの距離の違いによって、東電の賠償金額や高速道路無料化の対象となるかどうかなど、支援に違いが生じ、市政の課題になってきた。震災で小高区のみになくなった入院機能を取り戻すのは、門馬市長の重視する政策の一つだ。

 一方、藤井医師は17年5月から、通院が困難な患者がパソコンやタブレット端末を利用して自宅で診察を受けられる遠隔診療を始めた。看護師が患者宅を訪ね、モニター画面を通じて診察することで、患者の生活の様子が医師に伝わるようになったという。

 藤井医師は、入院機能の再開について「患者は誰も必要と言っていない。市長はほとんど現場に来ない」と反対してきた。小高区の住民らでつくる小高区地域協議会も先月、遠隔診療・在宅医療の充実を求める一方で「医師確保や財政上の課題がクリアできない限り、入院機能は必要ない」とする提言書を門馬市長に提出した。

 また、藤井医師は「入院機能があるかどうかで建物の規格がまったく違う。入院機能再開を目標とすれば、それが実現するまで施設の再建も進まない」とも指摘。自身が市立病院改革プラン策定委員会のメンバーに選出されていないことなど、議論の進め方にも不信感を募らせている。

 策定委が6日に門馬市長に答申した内容は、当面、小高病院は無床診療所として在宅医療を推進する▽将来的な入院機能の再開を認めるものの、周辺医療機関に影響を及ぼさずに医師や看護師を確保し、市の財政負担も縮小する――などと入院機能再開に高いハードルを課したが、藤井医師には受け入れられなかった。

 退職届の提出後、両者は直接の対話の場も持ったが、藤井医師の退職の意思は変わらない。小高病院事務課総務係の高野真至係長は「常勤医の確保は喫緊の課題だが、誰でもいいというわけにはいかない。藤井先生のような熱意のある医師をまた見つけるとなると、ハードルは相当高い」と表情を曇らせた。

5194チバQ:2019/02/18(月) 20:18:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00010002-ibciwatev-l03
5票差の市長選 新たに1500人以上が異議申し立て/岩手・陸前高田市
2/18(月) 20:04配信 IBC岩手放送

IBC岩手放送

 今月3日に投開票が行われた、岩手県陸前高田市長選挙の結果について、5票差で落選した紺野由夫氏の支持者が18日、市の選挙管理委員会に対し、新たにおよそ130件1500人分の異議申し立てを行いました。

 18日は落選した紺野由夫氏の後援会幹部ら15人が陸前高田市の選挙管理委員会を訪れ、市長選の結果に異議を申し立てる書類、合わせて131件1528人分を提出しました。申し立てでは、72票あった無効票の判断が正確かどうかを公開で再点検することや、選挙人の居住実態の確認などを求めています。また後援会幹部は選挙管理委員会に対して、申し立てに対する結果を決める会議の公開や、議事録の開示も文書で要望しました。陸前高田市長選の結果については、このほか、これまでに35件合わせて63人分の異議申し立てが行われています。

5195チバQ:2019/03/06(水) 21:16:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000028-san-l02
【ZOOM東北】青森発 戦いの構図見えない知事選 動き鈍い野党、現職は着々
3/3(日) 7:55配信 産経新聞
【ZOOM東北】青森発 戦いの構図見えない知事選 動き鈍い野党、現職は着々
昨年11月28日の県議会で、自民党議員の一般質問に答える形で出馬を表明した三村申吾知事
 任期満了に伴う青森県知事選は、5月16日の告示まで2カ月余りとなる中、未だに構図が定まらない。これまでに立候補を表明しているのは、県政史上初の5選を目指す現職の三村申吾氏(62)=自民党県連、公明党推薦=のみ。共産党県委員会が4月の県議選までに候補者を擁立する方向で調整している一方、立憲民主、国民民主、社民3党の各県連の動きは鈍い。野党4党は参院選青森選挙区(改選数1)で共闘を確認しているが、県政のリーダーを決める戦いは不透明さを増している。 (福田徳行)

                   ◇

 「初心に立ち返り、国内外から選ばれる青森県、県民が生きる喜びを感じながら暮らしていける青森県を目指し、愚直に挑戦していくことが課せられた責務」

 昨年11月28日の県議会で5選出馬を表明した三村氏は、県政与党の自民党県連、公明党県本部とそれぞれ政策協定を結び、全面的な支援を取り付けた。既に、公務の合間を縫って4月の県議選に出馬する与党県議の集会に顔を出すなど、知事選をにらんだ動きを加速させている。

 ◆自民「無投票はない」

 県議会(定数48)の約3分の2の議席を占める自民党。県議選と知事選一体で着々と準備を進める。一方で、未だに野党陣営の“顔”が見えない現状に、同党県連の神山久志幹事長は、原子力関連施設が集中立地する県内事情から「共産党は(候補者を)擁立する。無投票はない」と話し、選挙戦を想定した態勢を構築する。その上で「県議選に勝利して知事選につなげ、その勢いで参院選を総力を挙げて戦う」と意気込む。描いているのは「ホップ」(県議選)「ステップ」(知事選)「ジャンプ」(参院選)の青写真だ。

 前回、市民団体と連携した共産党県委員会の畑中孝之委員長も「自民党直結の県政の転換を目指す。(知事選は)党派選挙ではない。県民代表の選挙なので幅広く結集していきたい」と強調し、党独自の擁立を模索しながら、市民団体主導の候補者との共闘の可能性も探る方針を示す。

 ◆あえて負け戦せず?

 これに対し、前回、自主投票とした国民民主党県連の田名部定男副代表は「擁立する、しないを含め白紙の状態」とし今後、党としての対応を協議する方針だが、現状では有力な候補者のめどは立っていない。

 野党間での知事選の動きが鈍い中、野党4党は現在、参院選青森選挙区の統一候補選定に注力しており、「今のところ、知事選まで考える余裕がない」(野党関係者)のが実情。野党陣営で共産党を除いて主戦論が影を潜める現状に、県内政界に精通する一人は「三村知事の4期16年は長いという人もいるが、これといった“失点”もなく、現段階で有力な候補者も見つかっていない中で、あえて負け戦(いくさ)をせずに参院選に傾注した方が得策と考えているのではないか」と解説する。

 確かに、3年前の参院選は野党共闘が実現し、自民党の現職を破った実績があるが、地方選挙と国政選挙では事情が異なる。知事選での野党の動きの鈍さは、県の重要政策の原発、核燃、米軍基地問題など4党間に微妙な温度差がある政策課題に対する考え方の違いが背景にある。

 既に現職が精力的に走り出している中、野党間の思惑、県内政界の勢力図が複雑に絡み、共闘態勢を構築できるかどうかは極めて不透明な状況だ。とはいえ、知事選は今後4年間の県政を託すリーダーを決める重要な選挙であることに変わりはない。急速に進む人口減少克服、産業、雇用対策など、これまでの三村県政の評価を問う意味で野党は県民に対して選択肢を示す責務がある。

5196チバQ:2019/03/07(木) 22:53:35
https://www.sakigake.jp/news/article/20190307AK0001/
大関県議の急逝で自民党候補擁立へ 湯沢市・雄勝郡選挙区
2019年3月7日 6時42分 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 秋田県議選の湯沢市・雄勝郡選挙区(定数3)に出馬予定だった大関衛氏の急逝を受け、自民党湯沢市支部や後援会幹部らは6日、湯沢市字鶴館のセントラルビルで協議し、候補擁立の方針を示した。

 同支部幹部によると、会合では葬儀日程などの調整が主だったというが、大関氏の後援会15支部の組織力を生かし、選挙に臨む方向を確認。佐藤正明選対本部長(50)は「思いを継ぐ人を候補者に立てたい」と話した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20190306AK0030/
大関衛県議が死去、50歳、湯沢市・雄勝郡選挙区
2019年3月6日 掲載 2019年3月6日 更新
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 秋田県議会議員の大関衛(おおぜき・まもる)氏=自民党、湯沢市・雄勝郡選挙区=が6日午前11時16分、心不全のため湯沢市の病院で死去した。50歳。自宅は湯沢市川連町字下平城162の3。葬儀は20日午前11時から湯沢市材木町1の1の1、湯沢グランドホテルで。喪主は妻潤子(じゅんこ)さん。

 支援者らによると、6日午前9時15分ごろ、同市の妻の実家で朝食後に突然嘔吐(おうと)し倒れた。救急車の到着時は心肺停止の状態で、搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認された。数日前に体調を崩したといい、今月4、5日は県議会を欠席。県議会事務局によると6日早朝、本人から同日も欠席すると連絡があったという。

5197チバQ:2019/03/10(日) 21:50:02
http://yamagata-np.jp/news/201903/02/kj_2019030200026.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(1) 米沢市区/東置賜郡区
2019年03月02日 10:21
PR

 29日に告示される第19回県議選(4月7日投開票)。17選挙区の定数43に対し、54人が立候補の意思を明らかにしており、既に激しい前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の情勢を探った。(文中敬称略)

【米沢市区】無投票の公算大きく
(定数3―予定3)
 立候補を表明しているのは現職の木村忠三、渋間佳寿美と新人の相田光照の3人。共産が擁立を目指しているが難しい状況で、無投票の公算が大きくなっている。

 5期目を狙う木村は2月23日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人が出席したほか、来賓として米沢市長中川勝や支援する市議6人、元衆院議員の近藤洋介も顔を出した。今後、地区ごとに集会を開いて結束を強める。

 再選を目指す渋間は支援企業、団体を回って支持固めを進めている。1月24日に後援会の拡大役員会を開いて選挙戦に向けた態勢を構築した。21日には伝国の杜(もり)で総仕上げとなる後援会の総決起集会を開いて引き締めを図る。

 初陣となる相田は1月に市議を辞職した。支援企業の朝礼などでのあいさつを重ねるほか、地区ごとに後援組織を発足させている。9日に事務所開きし、20日には伝国の杜で後援会の総決起集会を開いてムードを盛り上げる。

【立候補予定者】
◇米沢市区(定数3―3)
木村忠三  53 県   議 無現 (4)
渋間佳寿美  48 県   議 自現 (1)
相田光照  45 無   職 自新
(カッコ数字は当選回数)

【東置賜郡区】8年ぶり選挙戦に
(定数2―予定4)
 現職の舩山現人、島津良平、新人の鈴木清左衛門、山木由美の計4人が立候補を表明しており、激戦が予想される。高畠、川西両町から自民現職と無所属新人が1人ずつ出馬する構図で、現職は地元を固め、新人は全域で集票を図る構えを見せている。

 6選を狙う舩山は2日に川西町上小松で事務所開きを行い、本格的な選挙態勢に入る。8年ぶりの選挙戦に向け、道路整備や農政などの実績を訴えて支持層を固める。町内票の流出を防ぎ、「オール川西」の形に持ち込みたい考え。

 島津は3選を目指し、1月下旬に地元の高畠町高畠に事務所を構えた。同27日の衆院議員鈴木憲和の外務政務官就任祝賀会では同町内からの新人出馬に危機感を示し、結束を訴えた。4月5日に町文化ホールまほらで総決起集会を開く。

 鈴木は立候補届け出まで川西町議を続ける意向。当初見込んだ、三つどもえの戦いで現職への批判票を集める戦略は崩れたため、町内での存在感低下を危惧し、友人、知人を通じて支持拡大を訴える。当面は会合回りに力を入れる。

 1月に出馬表明した山木は、先月に高畠町で開かれた参院議員舟山康江の新春のつどいで支援を呼び掛け、同16日に同町糠野目に事務所を開設した。町内で支部結成に向けミニ集会を重ね、女性と非自民支持層への浸透を図る。

【立候補予定者】
◇東置賜郡区(定数2―4)
舩山現人  65 県   議 自現 (5)
島津良平  65 県   議 自現 (2)
鈴木清左衛門 64 農   業 無新
山木由美  55 元高畠町議 無新
(カッコ数字は当選回数)

5198チバQ:2019/03/10(日) 21:50:34
http://yamagata-np.jp/news/201903/03/kj_2019030300045.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(2) 長井市・西置賜郡区/南陽市区
2019年03月03日 10:53
PR

【長井市・西置賜郡区】合区3氏、支持拡大図る
(定数2―予定3)
 長井市区(定数1)と小国、白鷹、飯豊3町の西置賜郡区(同1)が統合され、定数2の新選挙区となる。長井市から元市議で自民新人の五十嵐智洋、白鷹町から現職で無所属の青木彰栄と会社役員で自民新人の竹田良則が名乗りを上げた。それぞれの地盤を軸に他市町での支持拡大も視野に動きを活発化させている。

 青木は長井、小国、飯豊の各市町に後援会連絡所を構えた。会合や行事に顔を出し現職の存在感をアピール。知事吉村美栄子や参院議員舟山康江の後援会と連動し、長井市でも新たな支持獲得を狙う。8日に同市で県政報告会を開く。

 昨年12月に出馬表明した五十嵐は、出遅れ挽回へ市内を中心にあいさつ回りを重ねる。2月17日の事務所開きで衆院議員鈴木憲和や市長内谷重治らが「長井唯一の候補者」を強調し、結束を訴えた。17日には市内で決起集会を予定。

 竹田は2月15日、白鷹町で後援会事務所開きを行った。事務所がある小国、飯豊両町のほか長井市にも足を運び、商工関係やPTAの人脈を軸に知名度向上を図る。白鷹町では2月からつじ立ちを開始。10日に同町で決起集会を開く。

 ◇長井市・西置賜郡区(定数2―3)
青木彰栄 65 県議 無現 (1)
五十嵐智洋 64 無職 自新 
竹田良則 37 会社役員 自新 

【南陽市区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を表明しているのは自民現職で再選を目指す柴田正人のみで、無投票の公算が大きい。陣営は最後まで対立候補の浮上を警戒し、引き締めを図る。

 柴田は2月8日、事実上の決起集会となる県政報告会を開催。約450人を集め、来賓として衆院議員鈴木憲和も出席した。10日に地元宮内地区に事務所を開設。告示直前の25日から4日間は、市内目抜き通りで朝のつじ立ちを行う。

 ◇南陽市区(定数1―1)
柴田正人 39 県議 自現 (1)

5199チバQ:2019/03/10(日) 21:51:10
http://yamagata-np.jp/news/201903/05/kj_2019030500065.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(3) 上山市区/寒河江市・西村山郡区/天童市区
2019年03月05日 08:23
PR

【上山市区】8年ぶり選挙戦、一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)
 3選を目指す無所属現職の佐藤昇と、新人で衆院議員遠藤利明(県1区)の長男遠藤寛明が名乗りを上げており、8年ぶりの選挙戦となりそうだ。ほかに動きはなく一騎打ちが濃厚で、2人は激しい前哨戦を繰り広げている。

 佐藤は知事吉村美栄子を迎えて2月11日に県政報告会を開き、県政と市のパイプ役を強調した。つじ立ちとあいさつ回りを続け、2期8年の実績をアピール。3日に金生東2丁目で事務所開きを行い、24日には決起集会を予定している。

 自民公認の遠藤は1月23日に栄町2丁目に事務所を開設し、後援会も発足させた。あいさつ回りは市内をほぼ一巡。つじ立ちのほか街頭演説も始め、幅広く支持を呼び掛けている。4日には衆院議員小渕優子を招き総決起集会を開いた。

◆立候補予定者
佐藤昇 60 県議 無現 (2)
遠藤寛明 32 国会議員秘書 自新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【寒河江市・西村山郡区】現職のみ、無風ムード
(定数3―予定3)
 寒河江市区(定数2)と河北、西川、朝日、大江4町の西村山郡区(同)が合区され、定数は1減の計3となる。立候補を予定しているのはいずれも現職で自民の小野幸作と楳津博士、無所属の松田敏男の3人。他に具体的な動きはなく、無風ムードが漂っている。

 旧寒河江市区選出の小野は5期目を目指し、周辺4町を集落単位で小まめに回り地盤拡大に努めている。副議長としての知名度を生かすほか、同市中心の企業後援会も足掛かりにする。2月24日に同市西根で事務所開きを行った。

 4期目を狙う楳津は拠点の寒河江市に加え河北、西川、大江の各町に後援会をつくり、今月半ばには朝日町に発足予定。地区単位の県政報告会は約30回を数える。事務所は2月24日に同市仲谷地に設けた。青年会議所当時の人脈も生かす。

 2017年の旧西村山郡区補選で初当選した松田は大江町が本拠地。4町で県政報告会を開き、精力的に支持固めを図る。寒河江市には1月末に後援会を立ち上げた。2日に同市で知事吉村美栄子を招いて県政報告会を開催した。

◆立候補予定者
小野幸作 77 県議 自現 (4)
楳津博士 57 県議 自現 (3)
松田敏男 76 県議 無現 (1)
(かっこ内の数字は当選回数)

【天童市区】2現職のみ、無投票か
(定数2―予定2)
 自民現職でそれぞれ4期目、3期目を目指す森谷仙一郎、矢吹栄修の他に動きは見られず、前回に続いて無投票となる可能性が高い。

 森谷は2月28日、老野森2丁目に事務所を構えた。県連政調会長を務め、党や議会での行動力をアピール。県政報告紙を積極的に発行する。2日に市民文化会館で総決起大会を開き、衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂が駆け付けた。

 矢吹は公約をまとめたリーフレットを手に世帯回りを重ね、市南部を中心に支持基盤の強化に余念がない。5日に東本町1丁目に事務所を開設する。15日には市民文化会館で総決起大会を開き、決意を伝えて支援者の結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
森谷仙一郎 60 県議 自現 (3)
矢吹栄修 44 県議 自現 (2)
(かっこ内の数字は当選回数)

5200チバQ:2019/03/10(日) 21:51:48
http://yamagata-np.jp/news/201903/06/kj_2019030600082.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(4) 山形市区/東村山郡区
2019年03月06日 07:45
PR

【山形市区】10氏、少数激戦の様相
(定数9―予定10)
 現職2人が勇退を決め、新人3人が参戦。定数わずかに1オーバーだが、現職勢は手堅い戦いを進め、新人はいずれも政党公認を受けて出馬する予定で、今回も少数激戦となりそうだ。市中心部に多い浮動票の行方も注目される。

 6選を目指す自民現職の金沢忠一は1月に約700人を集めて新春を祝う会を開催した。地元南沼原をはじめ西山形など南西部であいさつ回りを重ねる。後援会の若返りを狙い、30〜40代を集めた会合も検討中だ。女性の集いも開く。

 市中心部などで集票を狙う自民現職の奥山誠治は、企業や団体の支援者回りに力を入れている。2月上旬の県政報告会から臨戦態勢に入り、地元で週1回のつじ立ちも継続してきた。やよい2丁目の後援会事務所を拠点に支持固めを図る。

 前回トップ当選した自民現職大内理加は地元北部を中心に座談会を重ねてきた。2月中旬の事務所開きでは北部からの新人出馬に警戒感を示し、結束を訴えた。今月下旬に女性の集いを計画。支援者回りを続け他地区への浸透も狙う。

 共産現職の渡辺ゆり子は2月初めに美畑町に事務所を開設し、同下旬の党所属国会議員を招いた演説会を機に本格的な選挙態勢に入った。市議選立候補予定者と街頭演説を重ねるとともに、市内全域でミニ集会を開き、支持拡大を図る。

 社民現職の高橋啓介は2月に県政報告会と事務所開きを行った。地元南沼原を中心に各種会合に顔を出し、同党の勇退県議の支持労組とも連携を進める。今月中旬に出身の県職労や後援会による会合を開き、選挙戦への対応を確認する。

 4選を目指す吉村和武は今回、無所属で出馬する。地区単位や各種団体の会合にきめ細かく出席するなどし、選挙戦の準備を進めてきた。近く小白川町3丁目に事務所を開設し、14日には後援会大会を開いて臨戦ムードを盛り上げる。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、地元鈴川を皮切りに市内全域であいさつ回りを重ねている。小規模の座談会も1日2回ペースで開催。印役町1丁目に近く事務所を構え、22日に党副代表井上義久を招いた時局講演会を開く。

 元山形市議で自民新人の後藤誠一は、2月上旬に立候補の意思を表明した。出遅れを挽回するため、市議有志の応援を受け蔵王、滝山など南部で浸透を狙う。8日に南原町1丁目で事務所開きを行い、21日の決起大会で結束を強める。

 自民新人で山形市議の遠藤和典は昨年12月に出馬の意思を表明して以降、地元千歳を中心に足場固めを進める。1月下旬に市政報告会を開催。市議有志の支援を受ける一方、4日に企業後援会を発足させるなど態勢づくりを進めている。

 立憲新人で党県連副代表の原田和広は2月に県連と同じ場所に事務所を構えた。地元鈴川を中心に浸透を図り、経営する職業訓練会社の取引先などを回って支持拡大に努めている。今月下旬に立憲公認の市議らと共に総決起集会を開く。

◆立候補予定者
金沢忠一 68 県  議 自現 (5)
奥山誠治 59 県  議 自現 (3)
大内理加 55 県  議 自現 (3)
渡辺ゆり子 66 県  議 共現 (3)
高橋啓介 66 県  議 社現 (3)
吉村和武 46 県  議 無現 (3)
菊池文昭 55 県  議 公現 (2)
後藤誠一 66 無  職 自新 
遠藤和典 49 無  職 自新 
原田和広 45 会社役員 立新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【東村山郡区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を予定しているのは自民現職で補選を含めて4選を目指す鈴木孝のみ。3回連続の無投票となる公算が大きい。

 鈴木は対立候補の浮上を警戒しながら山辺、中山両町の後援会を軸に動きを活発化させている。山辺で3日、支持者約100人を集め、両町合同の事務所開きを行った。10日に山辺、17日に中山で総決起大会を開き、結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
鈴木孝 73 県  議 自現 (3)
(かっこ内の数字は当選回数)

【特集】人事異動、モバイルで検索

5201チバQ:2019/03/10(日) 21:52:14
http://yamagata-np.jp/news/201903/07/kj_2019030700096.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(5) 村山市区/尾花沢市・北村山郡区/東根市区
2019年03月07日 07:16
【村山市区】現新一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)

 2期目を目指す自民現職の能登淳一と無所属新人で元市議の菊池大二郎が名乗りを上げている。他に動きはなく一騎打ちとなる公算が大きい。

 能登は県政報告会を重ね、有権者の声を聞きながら政策や実績をアピールしている。2月24日には総決起大会を開催。農業基盤整備推進などを訴え、士気を高めた。農村部の票固めと新たな支持者獲得を狙う。16日に女性の集いを開く。

 菊池は2月9日に駅西で事務所開きを行い、同級生らによる後援組織「同志会」や支援市議らが結束を確認。国民民主党から推薦を得て臨戦態勢に入り、支持者回りを加速させている。17日に女性向け集会、21日には総決起大会を開く。

◇立候補予定者
能登 淳一 64 県議 自現 (1)
菊池大二郎 36 行政書士 無新 

【尾花沢市・北村山郡区】20年ぶりの選挙戦へ
(定数1―予定2)

 立候補は自民現職の加賀正和のみとみられていたが、2月下旬に尾花沢市議だった共産党尾花沢支部長の鈴木清が名乗りを上げた。20年ぶりの選挙戦となる。

 初出馬から3回連続で無投票当選の加賀は、県政報告会や地域の会合で実績を訴えている。2日に上町4丁目で事務所開きを行い、衆院議員鈴木憲和、大石田町長庄司喜與太らが結束を呼び掛けた。22日に総決起大会を開く。

 鈴木は2月21日に市議を辞職し、翌日に立候補を表明した。急ピッチで準備を進めている。出遅れを取り戻そうと、つじ立ちを行い、子育てや福祉の充実などを訴えている。10日に上町5丁目で事務所開きを予定している。

◇立候補予定者
加賀正和 51 県議 自現 (3)
鈴木清 61 無職 共新 

【東根市区】2現職のみ無投票か
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに現職で自民の野川政文と、国民民主の青柳安展の2人。他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 7期目を目指す野川は地域の各種会合に積極的に顔を出し、議長や全国都道府県議会議長会長の要職を務めた経験をアピール。選対会議を小まめに開いて組織の引き締めを図っている。17日に事務所開きを行い、臨戦態勢に入る。

 3選を狙う青柳は2日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人に加え、来賓として参院議員舟山康江、東根市長土田正剛、元衆院議員近藤洋介らが出席。さくらんぼタントクルセンターで18日に県政報告会を開きムードを高める。

◇立候補予定者
野川政文 64 県議 自現 (6)
青柳安展 72 県議 国現 (2)

5202チバQ:2019/03/10(日) 21:53:00
http://yamagata-np.jp/news/201903/08/kj_2019030800113.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(6) 新庄市区/最上郡区
2019年03月08日 08:40
【新庄市区】前回同様、無投票か
(定数2―予定2)

 6選を目指す坂本貴美雄と、3選を期す山科朝則の現職2人が出馬する。他に立候補の動きはなく、前回同様、無投票となる公算が大きくなっている。

 坂本は自民党県連幹事長の要職にあり、地元での活動が十分ではないとの危機感を抱く。各地を細かく回る本来の戦術に近く本腰を入れる。昨年末に県政報告会を開催しており、1日に支援企業の総会を開き、態勢を固めた。

 無所属の山科は3日に女性向けの県政報告会を開いた。約400人を前に県立新庄病院改築に向けた課題などを説明。知事吉村美栄子を招き、県と市のパイプ役を印象づけた。各地区で座談会を重ね、地域の声を吸い上げる。

◇立候補予定者
坂本貴美雄 71 県議 自現 (5)
山科朝則 52 県議 無現 (2)
(丸数字は当選回数)

【最上郡区】出馬表明は現職のみ
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに自民現職の伊藤重成と小松伸也のみ。他に出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 6期目を狙う伊藤は2日に地元舟形町のJR舟形駅前に事務所を構えた。各地であいさつ回りや企業・団体訪問、行事出席などを重ね、支持固めを進めている。選対会議を小まめに開き、組織の引き締めと地盤強化に努める。

 3選を目指す小松は年明けにつじ立ちを始めた。選挙区全域を回り、浸透を図っている。10日に地元真室川町の遊楽館で事務所開きを行い、17日には町中央公民館で県政報告会を兼ねた総決起大会を開き、臨戦態勢を整える。

◇立候補予定者
伊藤重成 62 県議 自現 (5)
小松伸也 56 県議 自現 (2)
(丸数字は当選回数)

5203チバQ:2019/03/10(日) 21:53:33
http://yamagata-np.jp/news/201903/09/kj_2019030900135.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2019年03月09日 07:46
【鶴岡市区】現新6人の激戦へ
(定数5―予定6)

 立候補を表明しているのは現職で自民の志田英紀と佐藤聡、共産の関徹、新人で自民の佐藤久樹、無所属の今野美奈子と高橋淳の6人で、少数激戦の構図がほぼ固まった。勇退を表明した、議長経験者の阿部信矢、県政クラブ代表の阿部昇司は後継者を立てておらず、それぞれの票の行方が焦点となりそうだ。特に高橋のみの出馬が予想される旧東田川地域での激しい票の争奪戦が予想される。

 7期目を目指す志田は2日に家中新町で事務所開きを行い、高速交通網整備促進などに取り組む決意を示した。8日には県政報告会を開催。議長の職にあり、地元活動が十分にできない可能性があるとして、後援会に協力と結束を求めた。

 前回トップ当選で初陣を飾った佐藤聡は2月2日に県政報告会、同11日には錦町で事務所開きを相次いで行った。恵まれた地域資源を生かした、地方創生策の必要性を繰り返し訴えている。23日の総決起集会により一層の盛り上げを期す。

 関は共産市議と連携し、再選に向け支持拡大を図っている。2月3日には党鶴岡地区演説会で協力を呼び掛けた。既に青柳町に事務所を構えており、22日に事務所開きを行う。市内各地でつじ立ちやミニ集会などを展開し、浸透を目指す。

 1月に自民公認で出馬が決まった佐藤久は各種団体の会合に出席。市職員、市議の経験を前面に農林水産業振興を訴える。地元の旧市南部を足掛かりに浸透を目指しており、10日に東新斎町に事務所を構え、今月下旬に総決起集会を開く。

 唯一の女性候補予定者である今野は2月17日に文園町で事務所開きを行った。草の根の活動を展開する一方、連合山形の推薦を受けた。市議時代の支持者回りに加え、つじ立ち、ミニ集会などを重ねている。10日に総決起集会を開催する。

 2月に出馬表明した元JA庄内たがわの高橋は出遅れを挽回すべく、地元の旧東田川地域や農業層を軸に支持を広げる構え。同18日に藤島に事務所を開設。連合山形などから推薦を得て企業・団体回りを続ける。26日に総決起集会を開く。

【立候補予定者】
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 68 県  議 自現 (6)
佐藤聡 50 県  議 自現 (1)
関徹 58 県  議 共現 (1)
佐藤久樹 47 無  職 自新 
今野美奈子 59 無  職 無新 
高橋淳 51 無  職 無新

5204チバQ:2019/03/10(日) 21:54:01
http://yamagata-np.jp/news/201903/10/kj_2019031000163.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(8) 酒田市・飽海郡区/東田川郡区 
2019年03月10日 11:49
PR

【酒田市・飽海郡区】(定数5―予定8)
 現職3人、新人5人が名乗りを上げ、定数3オーバーという県内最大の激戦区の様相を呈している。現職と新人の地盤、支持層が重なる所もあり、予定者がいない遊佐町(有権者約1万2千人)の票の取り込みが鍵になりそうだ。前回無投票だった影響もあり有権者の関心は高まっておらず、8人は手探りの中、激しい前哨戦を繰り広げている。

 6選を目指す自民現職の星川純一は地盤の酒田南部から新人が出馬するため足元を固める一方、八幡や遊佐方面でも票の掘り起こしを進める。2月24日に同市こがね町2丁目に事務所を構え、17日には市公益ホールで総決起集会を開く。

 同じく6選を狙う自民現職の森田広は昨年12月の後援会総会に続き、2月15日にも後援会の集会を開いて士気を高めた。新人が多数出馬することに危機感を強め、陣営を引き締める。支援企業や地域を回り、遊佐での活動を強化する。

 立憲民主党県連代表を務める石黒覚は従来の支援者に加え、立民支持者の取り込みを進める。2月16日に同市富士見町1丁目に事務所を開設し、10日には立民代表枝野幸男を迎えて総決起集会を酒田勤労者福祉センターで開く。

 自民新人の元酒田市議梶原宗明は地元東平田から酒田東部を固めつつ、市内中心部や遊佐の票の掘り起こしを狙って企業・支援者回りを重ねる。1月29日に同市下安町に事務所を開き、19日にはガーデンパレスみずほで総決起集会を開く。

 共産新人の吉田武は連日、街頭演説で支持を訴えている。2月下旬に党酒田地区委員会の建物内に事務所を設置。2日には約90人を集めて躍進のつどいを開催した。後援会や共産市議とともに地区単位の集会を開催して浸透を図る。

 無所属新人で社会福祉法人役員の伊藤利明は参院議員舟山康江の後援組織を軸に支持拡大を図る。10日に遊佐町で開かれる舟山の後援組織設立総会で支援を呼び掛ける。総決起大会は21日には酒田勤労者福祉センターで予定する。

 無所属新人で元酒田市議の市村浩一は中心商店街や酒田青年会議所のつながりで草の根活動を展開し、若い世代への働き掛けを強める。1月27日に同市亀ケ崎6丁目に事務所を設け、19日に酒田勤労者福祉センターで総決起集会を開く。

 無所属新人の元酒田市議阿部ひとみは星川と同じ酒田南部が足場。勇退する県議佐藤藤弥の支持者の一部や支援市議の応援を受け市内を回る。2月2日に同市富士見町1丁目に事務所を設け、17日にはベルナール酒田で総決起集会を開く。

【東田川郡区】3回連続無投票か(定数5―予定8)
立候補を表明しているのは自民現職の田沢伸一のみ。他に候補者擁立の具体的な動きはなく、3回連続の無投票の可能性が高まっている。 6期目を目指す田沢は2日に庄内町狩川に事務所を設置し運動を本格化。これまでの実績や政府・与党とのパイプをアピールし、地元庄内町、三川町をきめ細かく回って支持を固めている。22日には庄内町の響ホールで総決起集会を開く。

5205チバQ:2019/03/17(日) 15:03:10
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20190316_11018.html
<女川再稼働>住民投票条例案否決 与党議員苦渋の棄権も 石巻・牡鹿選出5人与野党で賛否鮮明
2019/03/16 09:41河北新報

<女川再稼働>住民投票条例案否決 与党議員苦渋の棄権も 石巻・牡鹿選出5人与野党で賛否鮮明

住民投票条例案を賛成少数で否決した本会議=15日午後4時45分ごろ

(河北新報)

 15日の宮城県議会2月定例会本会議で否決された東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案を巡り、反対に回った最大与党会派の自民党・県民会議で、1人が採決を棄権した。議員は「採決が仕事だが、自分の意思を貫きたい」と苦渋の選択をにじませた。
 棄権したのは7期のベテラン藤倉知格氏。採決前に退席した。2月28日の一般質問では、将来的な脱原発の可能性に言及。住民投票条例案についても「賛成、反対の2択以外の選択肢を入れるなど工夫の余地がある」と述べていた。
 「持論との整合性を取るため筋を通したい」と本会議前の会派総会で話した藤倉氏。「共同歩調を取りたかったが、断腸の思いだ」と心境を吐露した。
 同会派の石川光次郎会長は「会派で採決の拘束はしておらず、それぞれの選挙区で背負うものがある。判断は個人に委ねた」と述べ、一定の理解を示した。
 原発立地地域となる石巻・牡鹿選挙区の5人は与野党で賛否が鮮明になった。自民の3人は反対、野党会派の旧民進党系「みやぎ県民の声」と共産党県議団の各1人は賛成した。
 自民の佐々木喜蔵氏は「直接投票にはなじまない」と反対を貫いた。「地元には原発で生活してきた人もいる。2択で割り切れる問題ではない」と強調した。
 「地元でも実施すべきだとの声は多かった。11万人の思いが届かず残念」と悔しがるのは県民の声の坂下賢氏。「立地と他の自治体の思いに乖離(かいり)があるとの意見もあったが、福島の原発事故を見れば県全体で考えるべき問題だ」と訴えた。
 賛否の表明に慎重だった与党の公明党県議団は本会議で、4人が足並みをそろえ反対に回った。庄子賢一会長は「地域の声を聞き、多種多様な意見があると実感した」と説明。「多くの署名が集まったことは受け止めざるを得ず、非常に逡巡(しゅんじゅん)するところがあった」とも語った。

5206チバQ:2019/03/19(火) 15:35:55
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/166756
2019年3月19日
青森市議の山崎氏、議員控室で無断録音
拡大する
議員控室での録音行為について報道陣に質問される山崎議員
 青森市議会の山崎翔一議員(28)が、橋本尚美議員と2人で利用している無所属議員の控室で、スマートフォンを隠して無断で録音していたことが18日、明らかになった。山崎氏は取材に「盗聴行為はやっていない。殺人予告があった」と主張した。録音行為を受け、共産党会派は山崎氏に対し、2度目の辞職勧告決議案を提案する方針だ。

5207チバQ:2019/03/19(火) 15:37:40
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190316_21003.html
<青森県知事選>告示まで2ヵ月、構図いまだ定まらず 野党各党動き鈍く

自民党青森県連の総務会で、江渡県連会長から推薦状を手渡される三村氏(左)
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選(5月16日告示、6月2日投開票)は、告示まで2カ月となった。立候補を表明しているのは、県政史上初の5選を目指す現職の三村申吾氏(62)のみ。三村氏が着々と支持を固める一方、野党各党の対立候補擁立に向けた動きは鈍く、いまだ戦いの構図が定まらない。

<三村氏 準備着々> 
 県議会で正式に立候補を表明した3日後の昨年12月1日、三村氏は青森市内であった自民党県連の総務会に出席した。江渡聡徳県連会長から推薦状を手渡されると「身の引き締まる思い。自民党の皆さまとは15年余り仕事をともにし、公私のさまざまな場面で応援してもらった」と蜜月関係を強調した。
 三村氏は、もう一つの県政与党の公明党とも同月に政策協定を結び、5度目の推薦を取り付けた。県議選(3月29日告示、4月7日投開票)に立候補を予定する与党県議の事務所開きや集会にも積極的に顔を出すなど、知事選に向けた動きを活発化させている。
 自民党県連は「県議選で勢いをつけて知事選に弾みをつける」(神山久志幹事長)と、二つの選挙を連動させて戦う方針を示す。
 これに対し、野党各党の表立った動きは見えない。
 7月に予定されている次期参院選に候補を出す立憲民主党県連の山内崇代表は「参院選と県議選で手いっぱい。知事選に単独で擁立することはできない」と苦しい胸中を吐露する。
 「全くの白紙。(県連の)常任幹事会で議題にすら上っていない」と話すのは、国民民主党県連副代表の田名部定男県議。「主戦論を捨てたわけではない」と説明するが、眼前の県議選に力を注いでいる。知事選にまで手が回らないのが実情のようだ。

<県議選後進展か> 
 「必ず対抗馬を出して無投票を避ける」と明言してきた共産党県委員会の畑中孝之委員長は「統一選前には確定させて、なるべく早く運動を始めたい」と話す。ただ「党独自の候補を含め市民団体と検討しているが、まだ発表できる段階ではない」と具体的な候補者に関する発言は避けた。
 前回立候補し、市民団体「市民連合あおもり」の共同代表を務める大竹進氏(68)は自身の出馬について「1000パーセントない」と否定。その上で「候補を立てることについては、野党とわれわれは同じ方向を向いている。これまで参院選を優先させてきたが、県議選が終わってから話が進むだろう」との見方を示した。


関連ページ:青森政治・行政
2019年03月16日土曜日

5208チバQ:2019/03/19(火) 15:38:21
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190314_71032.html
<2019統一選>東北の3市長選 告示まで1ヵ月

拡大写真

拡大写真
 統一地方選の後半戦で行われる、政令市を除く市長選・市議選は14日、告示まで1カ月となる。東北では北上、大館、上山の3市長選とともに、秋田、山形、弘前、八戸、米沢、喜多方など12市議選が実施される。市長選は大館、上山両市で現職と新人の一騎打ちが予想されるが、北上市は無投票の可能性が高い。4月16日告示の10町村長選・35町村議選と合わせ、同21日に投開票される。

大館・上山 現新の一騎打ちか

 大館市長選は、再選を目指す現職福原淳嗣氏(51)が昨年12月に出馬を表明。日経BP社の元執行役員で同市出身の新人麓幸子氏(57)が近く正式に立候補を表明する。現職と新人の一騎打ちになる見通し。
 前回(2015年)、現職を破って初当選した福原氏は観光客誘致の実績などを掲げ、支持固めを図る。麓氏は子育てや介護の支援策を充実させ、女性が輝く市政を実現すると訴える。


 上山市長選は、現職で4選を目指す横戸長兵衛氏(72)に、新人の会社役員柴田悦夫氏(67)が挑む。横戸氏が初当選した07年以来、12年ぶりの選挙戦となる。
 横戸氏は行財政改革に取り組んだ3期の実績や東北中央自動車道開通などによる産業振興を訴える。柴田氏は温泉熱を活用した果樹農業の振興や映像を使った市のPR強化を公約に掲げる。

北上、無投票公算大

 北上市長選は、3選を目指す現職高橋敏彦氏(63)が昨年12月に立候補を表明。ほかに動きはなく、前回(15年)に続いて無投票の公算が大きい。
 高橋氏は、半導体大手「東芝メモリ」(東京)の進出決定を追い風に、市民協働による地域づくり推進や公共交通ネットワークの充実を重点施策に掲げる。
 市議の支持も厚く、後援会30支部を拠点として着実に態勢を固めつつある。


関連ページ:広域政治・行政
2019年03月14日木曜日

5209チバQ:2019/03/19(火) 15:40:57
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190316_43023.html
同僚に傷害容疑 市議を書類送検 能代署
 能代市議会の議場で同僚議員の頭をつかんでけがをさせたとして、能代署が傷害の疑いで藤田克美議員(69)を書類送検したことが15日、分かった。送検容疑は2018年6月19日、市議会定例会の一般質問の休憩中、席を立った原田悦子議員(73)の頭をつかんで左右に振り、首などにけがをさせた疑い。
 原田議員は全治約2カ月の診断を受け、6月27日の閉会まで定例会を欠席。同署に被害届を提出していた。


関連ページ:秋田社会
2019年03月16日土曜日

5210チバQ:2019/04/02(火) 00:18:04
https://www.sakigake.jp/news/article/20190331AK0022/?nv=spe
【県議選】注目の選挙区[南秋田郡]保守分裂、一騎打ち
2019年3月31日 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
南秋田郡選挙区で激しい戦いを繰り広げている平山候補(右)と鈴木候補
 29日告示された県議選(定数43)は秋田市や南秋田郡など6選挙区で選挙戦となり、34人が26議席を争っている。各候補者の訴えが熱を帯びる中、現職と新人が激しい戦いを展開している注目の選挙区を追った。

 ◇  ◇

 「厳しい戦いだ。一票一票を積み重ねたい」「皆さんと絶対に勝ち抜く」―。県議選が告示された29日の南秋田郡選挙区。2人の候補がいずれも「激戦」を意識し、力強く第一声を響かせた。

 同選挙区は1議席を巡って現職の平山晴彦(64)、新人の鈴木真実(59)両候補がそれぞれ無所属で出馬し、8年ぶりの選挙戦に突入した。いずれも自民党に公認を申請したものの、党県連は「一方に絞ることはできなかった」とし、どちらの公認も見送った経緯がある。

5211チバQ:2019/04/02(火) 19:28:36
http://yamagata-np.jp/news/201903/02/kj_2019030200026.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(1) 米沢市区/東置賜郡区
2019年03月02日 10:21
PR

 29日に告示される第19回県議選(4月7日投開票)。17選挙区の定数43に対し、54人が立候補の意思を明らかにしており、既に激しい前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の情勢を探った。(文中敬称略)

【米沢市区】無投票の公算大きく
(定数3―予定3)
 立候補を表明しているのは現職の木村忠三、渋間佳寿美と新人の相田光照の3人。共産が擁立を目指しているが難しい状況で、無投票の公算が大きくなっている。

 5期目を狙う木村は2月23日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人が出席したほか、来賓として米沢市長中川勝や支援する市議6人、元衆院議員の近藤洋介も顔を出した。今後、地区ごとに集会を開いて結束を強める。

 再選を目指す渋間は支援企業、団体を回って支持固めを進めている。1月24日に後援会の拡大役員会を開いて選挙戦に向けた態勢を構築した。21日には伝国の杜(もり)で総仕上げとなる後援会の総決起集会を開いて引き締めを図る。

 初陣となる相田は1月に市議を辞職した。支援企業の朝礼などでのあいさつを重ねるほか、地区ごとに後援組織を発足させている。9日に事務所開きし、20日には伝国の杜で後援会の総決起集会を開いてムードを盛り上げる。

【立候補予定者】
◇米沢市区(定数3―3)
木村忠三  53 県   議 無現 (4)
渋間佳寿美  48 県   議 自現 (1)
相田光照  45 無   職 自新
(カッコ数字は当選回数)

【東置賜郡区】8年ぶり選挙戦に
(定数2―予定4)
 現職の舩山現人、島津良平、新人の鈴木清左衛門、山木由美の計4人が立候補を表明しており、激戦が予想される。高畠、川西両町から自民現職と無所属新人が1人ずつ出馬する構図で、現職は地元を固め、新人は全域で集票を図る構えを見せている。

 6選を狙う舩山は2日に川西町上小松で事務所開きを行い、本格的な選挙態勢に入る。8年ぶりの選挙戦に向け、道路整備や農政などの実績を訴えて支持層を固める。町内票の流出を防ぎ、「オール川西」の形に持ち込みたい考え。

 島津は3選を目指し、1月下旬に地元の高畠町高畠に事務所を構えた。同27日の衆院議員鈴木憲和の外務政務官就任祝賀会では同町内からの新人出馬に危機感を示し、結束を訴えた。4月5日に町文化ホールまほらで総決起集会を開く。

 鈴木は立候補届け出まで川西町議を続ける意向。当初見込んだ、三つどもえの戦いで現職への批判票を集める戦略は崩れたため、町内での存在感低下を危惧し、友人、知人を通じて支持拡大を訴える。当面は会合回りに力を入れる。

 1月に出馬表明した山木は、先月に高畠町で開かれた参院議員舟山康江の新春のつどいで支援を呼び掛け、同16日に同町糠野目に事務所を開設した。町内で支部結成に向けミニ集会を重ね、女性と非自民支持層への浸透を図る。

【立候補予定者】
◇東置賜郡区(定数2―4)
舩山現人  65 県   議 自現 (5)
島津良平  65 県   議 自現 (2)
鈴木清左衛門 64 農   業 無新
山木由美  55 元高畠町議 無新
(カッコ数字は当選回数)

5212チバQ:2019/04/02(火) 19:29:12
http://yamagata-np.jp/news/201903/03/kj_2019030300045.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(2) 長井市・西置賜郡区/南陽市区
2019年03月03日 10:53
PR

【長井市・西置賜郡区】合区3氏、支持拡大図る
(定数2―予定3)
 長井市区(定数1)と小国、白鷹、飯豊3町の西置賜郡区(同1)が統合され、定数2の新選挙区となる。長井市から元市議で自民新人の五十嵐智洋、白鷹町から現職で無所属の青木彰栄と会社役員で自民新人の竹田良則が名乗りを上げた。それぞれの地盤を軸に他市町での支持拡大も視野に動きを活発化させている。

 青木は長井、小国、飯豊の各市町に後援会連絡所を構えた。会合や行事に顔を出し現職の存在感をアピール。知事吉村美栄子や参院議員舟山康江の後援会と連動し、長井市でも新たな支持獲得を狙う。8日に同市で県政報告会を開く。

 昨年12月に出馬表明した五十嵐は、出遅れ挽回へ市内を中心にあいさつ回りを重ねる。2月17日の事務所開きで衆院議員鈴木憲和や市長内谷重治らが「長井唯一の候補者」を強調し、結束を訴えた。17日には市内で決起集会を予定。

 竹田は2月15日、白鷹町で後援会事務所開きを行った。事務所がある小国、飯豊両町のほか長井市にも足を運び、商工関係やPTAの人脈を軸に知名度向上を図る。白鷹町では2月からつじ立ちを開始。10日に同町で決起集会を開く。

 ◇長井市・西置賜郡区(定数2―3)
青木彰栄 65 県議 無現 (1)
五十嵐智洋 64 無職 自新 
竹田良則 37 会社役員 自新 

【南陽市区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を表明しているのは自民現職で再選を目指す柴田正人のみで、無投票の公算が大きい。陣営は最後まで対立候補の浮上を警戒し、引き締めを図る。

 柴田は2月8日、事実上の決起集会となる県政報告会を開催。約450人を集め、来賓として衆院議員鈴木憲和も出席した。10日に地元宮内地区に事務所を開設。告示直前の25日から4日間は、市内目抜き通りで朝のつじ立ちを行う。

 ◇南陽市区(定数1―1)
柴田正人 39 県議 自現 (1)

5213チバQ:2019/04/02(火) 19:29:42
http://yamagata-np.jp/news/201903/05/kj_2019030500065.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(3) 上山市区/寒河江市・西村山郡区/天童市区
2019年03月05日 08:23
PR

【上山市区】8年ぶり選挙戦、一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)
 3選を目指す無所属現職の佐藤昇と、新人で衆院議員遠藤利明(県1区)の長男遠藤寛明が名乗りを上げており、8年ぶりの選挙戦となりそうだ。ほかに動きはなく一騎打ちが濃厚で、2人は激しい前哨戦を繰り広げている。

 佐藤は知事吉村美栄子を迎えて2月11日に県政報告会を開き、県政と市のパイプ役を強調した。つじ立ちとあいさつ回りを続け、2期8年の実績をアピール。3日に金生東2丁目で事務所開きを行い、24日には決起集会を予定している。

 自民公認の遠藤は1月23日に栄町2丁目に事務所を開設し、後援会も発足させた。あいさつ回りは市内をほぼ一巡。つじ立ちのほか街頭演説も始め、幅広く支持を呼び掛けている。4日には衆院議員小渕優子を招き総決起集会を開いた。

◆立候補予定者
佐藤  昇 60 県議 無現 (2)
遠藤 寛明 32 国会議員秘書 自新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【寒河江市・西村山郡区】現職のみ、無風ムード
(定数3―予定3)
 寒河江市区(定数2)と河北、西川、朝日、大江4町の西村山郡区(同)が合区され、定数は1減の計3となる。立候補を予定しているのはいずれも現職で自民の小野幸作と楳津博士、無所属の松田敏男の3人。他に具体的な動きはなく、無風ムードが漂っている。

 旧寒河江市区選出の小野は5期目を目指し、周辺4町を集落単位で小まめに回り地盤拡大に努めている。副議長としての知名度を生かすほか、同市中心の企業後援会も足掛かりにする。2月24日に同市西根で事務所開きを行った。

 4期目を狙う楳津は拠点の寒河江市に加え河北、西川、大江の各町に後援会をつくり、今月半ばには朝日町に発足予定。地区単位の県政報告会は約30回を数える。事務所は2月24日に同市仲谷地に設けた。青年会議所当時の人脈も生かす。

 2017年の旧西村山郡区補選で初当選した松田は大江町が本拠地。4町で県政報告会を開き、精力的に支持固めを図る。寒河江市には1月末に後援会を立ち上げた。2日に同市で知事吉村美栄子を招いて県政報告会を開催した。

◆立候補予定者
小野幸作 77 県議 自現 (4)
楳津博士 57 県議 自現 (3)
松田敏男 76 県議 無現 (1)
(かっこ内の数字は当選回数)

【天童市区】2現職のみ、無投票か
(定数2―予定2)
 自民現職でそれぞれ4期目、3期目を目指す森谷仙一郎、矢吹栄修の他に動きは見られず、前回に続いて無投票となる可能性が高い。

 森谷は2月28日、老野森2丁目に事務所を構えた。県連政調会長を務め、党や議会での行動力をアピール。県政報告紙を積極的に発行する。2日に市民文化会館で総決起大会を開き、衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂が駆け付けた。

 矢吹は公約をまとめたリーフレットを手に世帯回りを重ね、市南部を中心に支持基盤の強化に余念がない。5日に東本町1丁目に事務所を開設する。15日には市民文化会館で総決起大会を開き、決意を伝えて支援者の結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
森谷仙一郎 60 県議 自現 (3)
矢吹栄修 44 県議 自現 (2)
(かっこ内の数字は当選回数)

5214チバQ:2019/04/02(火) 19:30:24
http://yamagata-np.jp/news/201903/06/kj_2019030600082.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(4) 山形市区/東村山郡区
2019年03月06日 07:45
PR

【山形市区】10氏、少数激戦の様相
(定数9―予定10)
 現職2人が勇退を決め、新人3人が参戦。定数わずかに1オーバーだが、現職勢は手堅い戦いを進め、新人はいずれも政党公認を受けて出馬する予定で、今回も少数激戦となりそうだ。市中心部に多い浮動票の行方も注目される。

 6選を目指す自民現職の金沢忠一は1月に約700人を集めて新春を祝う会を開催した。地元南沼原をはじめ西山形など南西部であいさつ回りを重ねる。後援会の若返りを狙い、30〜40代を集めた会合も検討中だ。女性の集いも開く。

 市中心部などで集票を狙う自民現職の奥山誠治は、企業や団体の支援者回りに力を入れている。2月上旬の県政報告会から臨戦態勢に入り、地元で週1回のつじ立ちも継続してきた。やよい2丁目の後援会事務所を拠点に支持固めを図る。

 前回トップ当選した自民現職大内理加は地元北部を中心に座談会を重ねてきた。2月中旬の事務所開きでは北部からの新人出馬に警戒感を示し、結束を訴えた。今月下旬に女性の集いを計画。支援者回りを続け他地区への浸透も狙う。

 共産現職の渡辺ゆり子は2月初めに美畑町に事務所を開設し、同下旬の党所属国会議員を招いた演説会を機に本格的な選挙態勢に入った。市議選立候補予定者と街頭演説を重ねるとともに、市内全域でミニ集会を開き、支持拡大を図る。

 社民現職の高橋啓介は2月に県政報告会と事務所開きを行った。地元南沼原を中心に各種会合に顔を出し、同党の勇退県議の支持労組とも連携を進める。今月中旬に出身の県職労や後援会による会合を開き、選挙戦への対応を確認する。

 4選を目指す吉村和武は今回、無所属で出馬する。地区単位や各種団体の会合にきめ細かく出席するなどし、選挙戦の準備を進めてきた。近く小白川町3丁目に事務所を開設し、14日には後援会大会を開いて臨戦ムードを盛り上げる。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、地元鈴川を皮切りに市内全域であいさつ回りを重ねている。小規模の座談会も1日2回ペースで開催。印役町1丁目に近く事務所を構え、22日に党副代表井上義久を招いた時局講演会を開く。

 元山形市議で自民新人の後藤誠一は、2月上旬に立候補の意思を表明した。出遅れを挽回するため、市議有志の応援を受け蔵王、滝山など南部で浸透を狙う。8日に南原町1丁目で事務所開きを行い、21日の決起大会で結束を強める。

 自民新人で山形市議の遠藤和典は昨年12月に出馬の意思を表明して以降、地元千歳を中心に足場固めを進める。1月下旬に市政報告会を開催。市議有志の支援を受ける一方、4日に企業後援会を発足させるなど態勢づくりを進めている。

 立憲新人で党県連副代表の原田和広は2月に県連と同じ場所に事務所を構えた。地元鈴川を中心に浸透を図り、経営する職業訓練会社の取引先などを回って支持拡大に努めている。今月下旬に立憲公認の市議らと共に総決起集会を開く。

◆立候補予定者
金沢忠一 68 県  議 自現 (5)
奥山誠治 59 県  議 自現 (3)
大内理加 55 県  議 自現 (3)
渡辺ゆり子 66 県  議 共現 (3)
高橋啓介 66 県  議 社現 (3)
吉村和武 46 県  議 無現 (3)
菊池文昭 55 県  議 公現 (2)
後藤誠一 66 無  職 自新 
遠藤和典 49 無  職 自新 
原田和広 45 会社役員 立新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【東村山郡区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を予定しているのは自民現職で補選を含めて4選を目指す鈴木孝のみ。3回連続の無投票となる公算が大きい。

 鈴木は対立候補の浮上を警戒しながら山辺、中山両町の後援会を軸に動きを活発化させている。山辺で3日、支持者約100人を集め、両町合同の事務所開きを行った。10日に山辺、17日に中山で総決起大会を開き、結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
鈴木孝 73 県  議 自現 (3)
(かっこ内の数字は当選回数)

5215チバQ:2019/04/02(火) 19:31:06
http://yamagata-np.jp/news/201903/07/kj_2019030700096.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(5) 村山市区/尾花沢市・北村山郡区/東根市区
2019年03月07日 07:16
【村山市区】現新一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)

 2期目を目指す自民現職の能登淳一と無所属新人で元市議の菊池大二郎が名乗りを上げている。他に動きはなく一騎打ちとなる公算が大きい。

 能登は県政報告会を重ね、有権者の声を聞きながら政策や実績をアピールしている。2月24日には総決起大会を開催。農業基盤整備推進などを訴え、士気を高めた。農村部の票固めと新たな支持者獲得を狙う。16日に女性の集いを開く。

 菊池は2月9日に駅西で事務所開きを行い、同級生らによる後援組織「同志会」や支援市議らが結束を確認。国民民主党から推薦を得て臨戦態勢に入り、支持者回りを加速させている。17日に女性向け集会、21日には総決起大会を開く。

◇立候補予定者
能登淳一 64 県議 自現 (1)
菊池大二郎 36 行政書士 無新 

【尾花沢市・北村山郡区】20年ぶりの選挙戦へ
(定数1―予定2)

 立候補は自民現職の加賀正和のみとみられていたが、2月下旬に尾花沢市議だった共産党尾花沢支部長の鈴木清が名乗りを上げた。20年ぶりの選挙戦となる。

 初出馬から3回連続で無投票当選の加賀は、県政報告会や地域の会合で実績を訴えている。2日に上町4丁目で事務所開きを行い、衆院議員鈴木憲和、大石田町長庄司喜與太らが結束を呼び掛けた。22日に総決起大会を開く。

 鈴木は2月21日に市議を辞職し、翌日に立候補を表明した。急ピッチで準備を進めている。出遅れを取り戻そうと、つじ立ちを行い、子育てや福祉の充実などを訴えている。10日に上町5丁目で事務所開きを予定している。

◇立候補予定者
加賀正和 51 県議 自現 (3)
鈴木清 61 無職 共新 

【東根市区】2現職のみ無投票か
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに現職で自民の野川政文と、国民民主の青柳安展の2人。他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 7期目を目指す野川は地域の各種会合に積極的に顔を出し、議長や全国都道府県議会議長会長の要職を務めた経験をアピール。選対会議を小まめに開いて組織の引き締めを図っている。17日に事務所開きを行い、臨戦態勢に入る。

 3選を狙う青柳は2日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人に加え、来賓として参院議員舟山康江、東根市長土田正剛、元衆院議員近藤洋介らが出席。さくらんぼタントクルセンターで18日に県政報告会を開きムードを高める。

◇立候補予定者
野川政文 64 県議 自現 (6)
青柳安展 72 県議 国現 (2)

5216チバQ:2019/04/02(火) 19:31:35
http://yamagata-np.jp/news/201903/08/kj_2019030800113.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(6) 新庄市区/最上郡区
2019年03月08日 08:40
【新庄市区】前回同様、無投票か
(定数2―予定2)

 6選を目指す坂本貴美雄と、3選を期す山科朝則の現職2人が出馬する。他に立候補の動きはなく、前回同様、無投票となる公算が大きくなっている。

 坂本は自民党県連幹事長の要職にあり、地元での活動が十分ではないとの危機感を抱く。各地を細かく回る本来の戦術に近く本腰を入れる。昨年末に県政報告会を開催しており、1日に支援企業の総会を開き、態勢を固めた。

 無所属の山科は3日に女性向けの県政報告会を開いた。約400人を前に県立新庄病院改築に向けた課題などを説明。知事吉村美栄子を招き、県と市のパイプ役を印象づけた。各地区で座談会を重ね、地域の声を吸い上げる。

◇立候補予定者
坂本貴美雄 71 県議 自現 (5)
山科朝則 52 県議 無現 (2)
(丸数字は当選回数)

【最上郡区】出馬表明は現職のみ
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに自民現職の伊藤重成と小松伸也のみ。他に出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 6期目を狙う伊藤は2日に地元舟形町のJR舟形駅前に事務所を構えた。各地であいさつ回りや企業・団体訪問、行事出席などを重ね、支持固めを進めている。選対会議を小まめに開き、組織の引き締めと地盤強化に努める。

 3選を目指す小松は年明けにつじ立ちを始めた。選挙区全域を回り、浸透を図っている。10日に地元真室川町の遊楽館で事務所開きを行い、17日には町中央公民館で県政報告会を兼ねた総決起大会を開き、臨戦態勢を整える。

◇立候補予定者
伊藤重成 62 県議 自現 (5)
小松伸也 56 県議 自現 (2)
(丸数字は当選回数)

5217チバQ:2019/04/02(火) 19:32:00
http://yamagata-np.jp/news/201903/09/kj_2019030900135.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2019年03月09日 07:46
【鶴岡市区】現新6人の激戦へ
(定数5―予定6)

 立候補を表明しているのは現職で自民の志田英紀と佐藤聡、共産の関徹、新人で自民の佐藤久樹、無所属の今野美奈子と高橋淳の6人で、少数激戦の構図がほぼ固まった。勇退を表明した、議長経験者の阿部信矢、県政クラブ代表の阿部昇司は後継者を立てておらず、それぞれの票の行方が焦点となりそうだ。特に高橋のみの出馬が予想される旧東田川地域での激しい票の争奪戦が予想される。

 7期目を目指す志田は2日に家中新町で事務所開きを行い、高速交通網整備促進などに取り組む決意を示した。8日には県政報告会を開催。議長の職にあり、地元活動が十分にできない可能性があるとして、後援会に協力と結束を求めた。

 前回トップ当選で初陣を飾った佐藤聡は2月2日に県政報告会、同11日には錦町で事務所開きを相次いで行った。恵まれた地域資源を生かした、地方創生策の必要性を繰り返し訴えている。23日の総決起集会により一層の盛り上げを期す。

 関は共産市議と連携し、再選に向け支持拡大を図っている。2月3日には党鶴岡地区演説会で協力を呼び掛けた。既に青柳町に事務所を構えており、22日に事務所開きを行う。市内各地でつじ立ちやミニ集会などを展開し、浸透を目指す。

 1月に自民公認で出馬が決まった佐藤久は各種団体の会合に出席。市職員、市議の経験を前面に農林水産業振興を訴える。地元の旧市南部を足掛かりに浸透を目指しており、10日に東新斎町に事務所を構え、今月下旬に総決起集会を開く。

 唯一の女性候補予定者である今野は2月17日に文園町で事務所開きを行った。草の根の活動を展開する一方、連合山形の推薦を受けた。市議時代の支持者回りに加え、つじ立ち、ミニ集会などを重ねている。10日に総決起集会を開催する。

 2月に出馬表明した元JA庄内たがわの高橋は出遅れを挽回すべく、地元の旧東田川地域や農業層を軸に支持を広げる構え。同18日に藤島に事務所を開設。連合山形などから推薦を得て企業・団体回りを続ける。26日に総決起集会を開く。

【立候補予定者】
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 68 県  議 自現 (6)
佐藤聡 50 県  議 自現 (1)
関徹 58 県  議 共現 (1)
佐藤久樹 47 無  職 自新 
今野美奈子 59 無  職 無新 
高橋淳 51 無  職 無新

5218チバQ:2019/04/02(火) 19:32:31
http://yamagata-np.jp/news/201903/28/kj_2019032800504.php
【2019統一選】県議選、17選挙区迫る戦い 告示直前の情勢、43議席めぐり攻防
2019年03月28日 09:34

 29日に告示される県議選(4月7日投開票)は、43議席を54人が争う少数激戦が予想される。無投票となる公算が大きいのは米沢市、新庄市、寒河江市・西村山郡、天童市、東根市、南陽市、東村山郡、最上郡、東田川郡の9選挙区。残る8選挙区は熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられそうだ。17選挙区の告示直前の動きを探った。(敬称略)

【山形市区(定数9―予定10)】現新10氏が激突か
 現職7人と新人3人が立候補を予定。現職は地盤固めや新たな支持者獲得に奔走し、新人は勇退表明した現職や政党の支援を得て戦いを進める。当初の無投票ムードから一転して少数激戦の様相で、統一地方選後半戦の山形市議選(4月14日告示、21日投開票)も絡み、前哨戦は激しさを増している。

 自民は現職3人、新人2人が出馬する。現有勢力を上回るため支持層が重なり、保守系票を巡って各地で激しいつばぜり合いを演じている。

 現職の金沢忠一は24日に地元公民館で若者の集い、女性の集いを相次いで開催。南沼原をはじめ市内各地の支援者と6選に向けた結束を誓った。保守系市議と連動した動きや企業回りも積極的に行っている。

 現職の奥山誠治は、山形駅周辺や西部などで支持固めに奔走。浮動票が多い地盤を意識し、前回以上に企業や団体の支援者回りに努めている。出身校山形商高の同窓生への働き掛けにも力を入れる。

 前回トップ当選の現職大内理加は24日に女性の集いを開催。女性が活躍できる環境づくりなどに取り組む決意を示した。支持基盤の北部を中心に集会を重ね、支援企業回りを続けながら、臨戦態勢を整える。

 元山形市議で新人の後藤誠一は21日に決起集会を開き、組織の引き締めを図った。2月の出馬表明となり出遅れたが、市議時代の支援者や市議有志らの応援を受けながら、中心部や南部での浸透を目指す。

 新人の遠藤和典は2日に事務所開きを行い、4日には企業後援会を発足させるなど動きを活発化させている。地元千歳を固めつつ、市議時代の人脈を生かして市内各地の支援者を回り、攻勢を強めている。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、活動を本格化させた。党副代表井上義久を招いた企業・団体後援会の集会に続き、後援会全体の時局講演会と大規模集会を相次いで開催。組織の盛り上げを図っている。

 一方、非自民系の予定者は、現職の勇退や新人の出馬で支持層の一部が流動化し、票の行方が見えにくくなっている。

 共産現職の渡辺ゆり子はつじ立ちや街頭活動などで地元滝山の足場固めを進めるとともに、西部への浸透を図る。党所属の市議選立候補予定者の事務所開きにも積極的に出席し、連動して党勢拡大を狙う。

 社民現職の高橋啓介は先月中旬、南館に事務所を開設した。地元南沼原を中心にあいさつ回りを続け、議会報を配布するなど3期の実績をアピール。出身の県職労や後援会などの組織を軸に浸透を図っている。

 無所属現職の吉村和武は今月中旬に大規模集会を開き、盛り上げを図った。知事吉村美栄子らの来援を受け、4期目に挑む決意を披露。あいさつ回りを本格化させ、鈴川地区など後援会の動きも加速している。

 立憲民主新人の原田和広は街頭演説を軸とした活動を展開し、市内全域をくまなく回る。25日には決起集会を開催。経営する職業訓練会社で培った経験を生かし、社会福祉充実の必要性を訴える。

【上山市区(定数1―予定2)】現職に新人挑む
 出馬を表明しているのは、3選を目指す無所属現職の佐藤昇と、自民新人で衆院議員遠藤利明(県1区)の長男遠藤寛明。一騎打ちが濃厚で、両陣営とも集会を開くなど激しい前哨戦を繰り広げている。

 2011年以来となる選挙戦は、知事吉村美栄子とのつながりや2期8年の経験と実績を強調する現職に、父の支援者や自民党上山支部といった重厚な布陣をバックに、若さと行動力をアピールする新人が挑む構図となっている。

 佐藤は24日に参院議員舟山康江や参院選県選挙区に出馬予定の芳賀道也を迎えて決起集会を開催、気勢を上げた。「オール上山」を合言葉に、つじ立ちなどを続け、幅広い層からの支持獲得を目指す。

 遠藤は20日に山形市長佐藤孝弘と参院議員朝日健太郎を招いて集会を開き、結束を呼び掛けた。保守票を着実に固めながら、「ひたすら、ひたむき」をキャッチフレーズに掲げ、浮動票の獲得も狙う。

5219名無しさん:2019/04/02(火) 19:32:47
【長井市・西置賜郡区(定数2―予定3)】新選挙区、長井・白鷹の動向カギ
 長井市区と小国、白鷹、飯豊3町の西置賜郡区が統合され、定数2の新選挙区となる。長井市から元市議で自民新人の五十嵐智洋、白鷹町から無所属の現職青木彰栄と会社役員で自民新人の竹田良則が立候補を表明している。

 県議選では20年ぶりの選挙戦となる長井市と、現新2人が出る白鷹町の有権者の動向がポイントとなりそう。各陣営とも告示前に決起集会を開くなど、従来の支持基盤に加えて他市町で激しい前哨戦を繰り広げている。

 青木は3町で企業関係などの地盤を固める一方、8日には長井市でも初となる県政報告会を開催。知事吉村美栄子の激励を受け、県政与党を強調して結束を確認した。白鷹町中心部を重点的に回り告示を迎える。

 五十嵐は17日に長井市で総決起集会を開き衆院議員鈴木憲和、市長内谷重治らを弁士に迎えた。選対の体制が整った2月以降、動きを活発化させ、市内でつじ立ちやあいさつ回りを重ねて地元固めに注力する。

 竹田は同世代の商工、PTA関係の人脈を軸に4市町で浸透を図る。企業朝礼に顔を出し、2月以降は白鷹町を細かく回る。10日に同町で決起集会を開き、私設秘書を務めた衆院議員遠藤利明も来援した。

【東置賜郡区(定数2―予定4)】8年ぶり選挙、激しい前哨戦
 自民現職の舩山現人と島津良平に、無所属新人の鈴木清左衛門、山木由美が挑む構図で、8年ぶりの選挙戦が確定的だ。川西、高畠両町から現職と新人が1人ずつの出馬で、激しい前哨戦が繰り広げられている。若者や女性票の取り込みが当落の鍵を握りそうだ。

 舩山は2日に川西町上小松で事務所開きをし、町長原田俊二をはじめ町内各団体の代表や町議5人など約60人を集めた。経験と実績を強調し、「川西から県議の灯を消すな」と支援者を回って町内票を固める。

 島津は高畠町全域を精力的に回り、国と県のパイプ役として2期8年の実績を訴える。町長寒河江信を招いて地区座談会を重ね、企業、団体の朝礼に小まめに顔を出す。告示後は女性との対話集会を予定する。

 川西町議を続ける鈴木は自宅に事務所を構え、22日の議会最終日以降に活動を本格化。組織に頼らず、同町内を中心に友人や農業仲間などへのあいさつ回りを続ける。「郷土愛」を掲げて地域活性化を訴えている。

 山木は高畠町内5カ所でつじ立ちを続け、川西町にも攻勢をかける。24日は参院議員舟山康江を招き女性の集いを開催した。吉村県政を支える姿勢を強調し、31日に両町で総決起集会を開き、支持拡大を図る。

現職以外動き見えず、無投票の見通しに
【天童市区(定数2―予定2)】
 ともに自民現職の森谷仙一郎、矢吹栄修が立候補の準備を整えた。他に動きは見られず、2回続けて無投票となる見通し。両陣営とも市長山本信治の支援を受け態勢を固める。

 4選を期す森谷は2日に総決起大会を開催。衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂らから党県連政調会長としての活躍ぶりをたたえられ、存在感を示した。

 矢吹は15日の総決起大会で支持者千人超を動員した。公約をまとめたリーフレットを基に政策立案力の高さをアピールし、3期目への結束を呼び掛けた。

【寒河江市・西村山郡区(定数3―予定3)】
 ともに定数2だった寒河江市区と西村山郡区が合区された。いずれも現職で、自民の小野幸作と楳津博士、無所属の松田敏男以外の動きは見えず、無投票の公算が大きい。

 旧寒河江市区の小野は4町でもミニ座談会を重ねる。各集落で課題の聞き取りに力を入れ、後援会の厚みが増した。告示を目前に市内で支持固めを進める。

 楳津は17日に朝日町後援会を設立し、本拠の寒河江を含め1市4町に組織が整った。地区単位の県政報告会は30回を超え、知名度向上と引き締めを図る。

 大江町が拠点の松田は、知事吉村美栄子を招いて2日に寒河江市で県政報告会を開催。全域への浸透を期した。告示が近づき地元中心に結束を訴える。

【米沢市区(定数3―予定3)】無投票の公算大
 出馬表明をしているのは無所属現職の木村忠三、自民現職の渋間佳寿美、自民新人の相田光照の3人。ほかに具体的な動きはなく無投票となる可能性が高くなっている。

 5選を狙う木村は市内3カ所のコミュニティセンターで県政報告会を開いて実績をアピールしている。支援を得ている市議と連動して支持固めを図る。

 再選を目指す渋間は21日に伝国の杜(もり)で総決起集会を開き、市長中川勝らが応援に駆け付けた。無投票風が吹く中、陣営の引き締めに力を入れている。

 相田は20日に伝国の杜で市長中川、勇退する県議後藤源を招いて政談演説会を開催し結束を確認した。企業も細かく回り、知名度アップに努めている。

5220名無しさん:2019/04/02(火) 19:33:08
 現職3人、新人5人が立候補を表明し、3人オーバーという県内最大の激戦区となる。現職と新人の地盤、支持層が重なる所があり、互いに切り崩す前哨戦を展開。各陣営は地盤を守りながら、支持拡大を狙って立候補予定者がいない遊佐町(有権者約1万2千人)などに攻勢をかける。

 自民現職の星川純一は地盤の酒田南部からの新人出馬に危機感を強める。足元を守りつつ出身である自衛隊のOB、保護者組織などと連携し、八幡や遊佐方面でも小まめに地域に入って支持拡大を進める。

 同じく自民現職の森田広も新人が多数出馬することを警戒し、陣営を引き締める。重点的に回ってきた周辺地域から地元で有権者の多い市中心部へと入り、支援企業などの支持層を固めながら集票を図る。

 立憲民主県連代表の石黒覚は10日に党代表枝野幸男を迎えた総決起集会を開き、弾みをつけた。知事とのパイプや旧飽海郡から唯一の候補者となることをアピールし、国政野党への期待票の受け皿を目指す。

 自民新人の元酒田市議梶原宗明は農林水産業振興を起点にした地域活性化を訴え、地元東平田など酒田東部から他地域に浸透を進める。支援企業、市議らとの連携も強め、市中心部への攻勢をかける。

 共産新人の吉田武は連日のつじ立ちを今月中旬から1日15カ所ほどに増やし、知名度向上に努める。23日には地元の市内光ケ丘で集会を開催。党支持者や地元自治会関係者らに政策を訴え、票の取り込みを狙う。

 最後に名乗りを上げた新人伊藤利明は参院議員舟山康江や元衆院議員阿部寿一らの支援を受け、遊佐では元県議金子敏明らと連携。遅れを取り戻そうと動きを活発化し福祉、子育て分野の現場経験を前面に出す。

 無所属新人で元酒田市議の市村浩一は酒田青年会議所などのつながりと市議時代の後援会で草の根の活動を展開。会員制交流サイト(SNS)を活用し、政治・投票参加を呼び掛けながら若い世代に訴える。

 無所属新人の元酒田市議阿部ひとみは酒田南部の地元新堀を固めつつ、支援市議、勇退する県議佐藤藤弥の支持者の一部などの応援を受け、浸透を狙う。女性票、若者、子育て世代にも目を向ける。

【村山市区(定数1―予定2)】現新一騎打ち濃厚
 2期目を目指す自民現職の能登淳一と無所属新人で元市議の菊池大二郎による一騎打ちが濃厚だ。26日には公開討論会が開かれ、政策を掲げて舌戦を繰り広げた。両陣営とも前哨戦から熱を帯びており、楯岡地域での集票が勝敗の鍵を握りそうだ。

 能登は集会やあいさつ回りを重ね、16日には女性の集いを開催した。衆院議員鈴木憲和や参院議員大沼瑞穂、党市支部の市議、公明などの支援を受け、地盤の農村部に加えて楯岡でも攻勢をかける。

 菊池は女性の集いで後援組織「女志会」を結成。21日には総決起大会を開いて結束を確認。参院議員舟山康江、元衆院議員近藤洋介らのエールを受けた。地盤の楯岡を足掛かりに全域で浸透を図る。

【鶴岡市区(定数5―予定6)】5議席に現新6氏、少数激戦の様相
 自民の志田英紀と佐藤聡、共産の関徹の現職3人に、ともに元市議で自民の佐藤久樹と無所属の今野美奈子、元JA職員の高橋淳の3新人が挑む少数激戦の構図が濃厚となっている。

 勇退を表明した現職2人はいずれも後継者を立てておらず、それぞれの票の獲得を目指す動きが激化。特に大票田の市中心部と、新人1人のみが立候補を予定している東部地域での集票に向け、各候補予定者が活発に動いている。一方で先月まで予定者数が定員に達せず、無投票の見方もあっただけに有権者の関心は低調だ。

 7期目を目指す志田は合併前の旧市町村ごとの後援組織を核に議長の公務と並行して活動を展開。地盤の温海、鶴岡市街地で支持者の結束に努めながら各地で県政報告会を重ね、実績をアピールしている。

 佐藤聡は23日に後援会総決起大会を開き、臨戦ムードを高めた。前回選は初陣ながらトップ当選しており、票の流出を警戒。西郷や親戚がいる櫛引など前回、支援を受けた企業・団体を中心に回っている。

 関は22日に事務所開きを行い、党や後援組織、朝日の支持者らに結束を呼び掛けた。一部支持層が重なる新人候補を警戒して引き締めを図る一方、旧町村部への街宣などを重ね、支持拡大を目指している。

 佐藤久は10日の事務所開きに続き、24日に後援会総決起集会を開いて気勢を上げた。地元の大泉、湯田川を基盤に市議、市職員の経歴を生かしながら農業、スポーツ団体の関係者らへの浸透を図っている。

 高橋は地元藤島をはじめ市東部地域や農業層を中心に支持固めを進めている。都市部への浸透が鍵とみて市街地での街宣を重ね、知名度向上を狙う。26日に市中心部で大規模な後援会総決起大会を開いた。

 今野は10日に総決起集会を開き、鶴岡から女性の声を県政にと結束を呼び掛けた。旧町村部を含む全域でミニ集会を開催。市街地でのつじ立ちなど草の根の活動を展開し、無党派層への浸透を図っている。

5221名無しさん:2019/04/02(火) 19:33:25
【尾花沢市・北村山郡区(定数1―予定2)】現新が態勢づくり
 自民現職で4選を目指す加賀正和と、元尾花沢市議で共産新人の鈴木清が立候補を表明している。3期の実績と組織力を持つ現職に、急ピッチで党勢拡大を訴える新人が挑む一騎打ちの公算が大きい。

 20年ぶりの選挙戦となる見込みだが、2月下旬まで無投票の流れだったため、地域の選挙ムードはまだ低調。両陣営は告示に向けて態勢づくりを急いでいる。

 加賀は会合に小まめに顔を出し、22日の総決起大会では約500人を前に農政や雪対策、道路網整備などの実績を訴えた。衆院議員鈴木憲和らも出席して連携を強調。支援市議、町議らが支持固めを進めている。

 鈴木は10日に市内に事務所を構えた。出遅れを取り戻すため連日つじ立ちを行い、すでに70カ所の街頭で政策を訴えた。国保税引き下げや消費増税阻止などを呼び掛け、反自民票の取り込みを狙う。

現職のみ動き、無投票の見通し
【新庄市区(定数2―予定2)】
 自民の坂本貴美雄、無所属の山科朝則の現職2人が立候補を表明している。他に動きはなく前回同様、無投票となる情勢だ。

 6期目に挑む坂本は支援企業を中心にあいさつ回りを重ねている。並行して県連幹事長として県内各地の自民候補陣営の会合に顔を出し、激励している。

 3選を目指す山科は年末以降、市内各地で約15回の報告会を開いた。30人程度を前に車座で話す機会や、数人と対話する場面を設け浸透を図っている。

【東根市区(定数2―予定2)】
 立候補を表明しているのはともに現職で自民の野川政文と、国民民主の青柳安展の2人。他に動きはなく、8年ぶりに無投票となる可能性が高まっている。

 野川は17日に事務所開きを行った。出馬予定者で最長となる6期24年の実績や、全国都道府県議会議長会長などを歴任した経験を強調し、結束を確認した。

 青柳は18日に県政報告会を開いた。県政与党、党県連代表の働きをアピールし、引き締めを図った。党代表玉木雄一郎も来援し、臨戦態勢を固めた。

【南陽市区(定数1―予定1)】
 再選を目指す自民現職の柴田正人以外に出馬の動きはなく、無投票が濃厚となっている。

 柴田は10日、地元宮内に事務所を開設。参院議員大沼瑞穂、市長白岩孝夫などが応援に駆け付けた。朝のつじ立ちなどを行い、告示に備える。

【東村山郡区(定数1―予定1)】
 出馬を予定しているのは4選を目指す自民現職の鈴木孝のみで、他に候補者擁立の動きはない。

 鈴木は山辺、中山両町の農業や商業関係者を中心に支持固めを進め、子育て世代への浸透も図る。総決起大会を今月、両町で開き、陣営を引き締めた。

【最上郡区(定数2―予定2)】
 立候補を表明しているのはともに自民現職で6期目を目指す伊藤重成と、3選を狙う小松伸也のみ。4人が出馬し激戦となった前回から一転、無投票の公算が大きくなっている。

 伊藤は事業所や町村議員の後援会を小まめに回り、若者定住などを訴えて支持固めを図る。27日には地元舟形町支部の選対会議を開き、態勢を引き締めた。

 小松は17日に真室川町で総決起大会を開き、衆院議員加藤鮎子や参院議員大沼瑞穂が激励。つじ立ちやあいさつ回りをし、地域間格差解消などを訴えている。

【東田川郡区(定数1―予定1)】
 立候補を表明しているのは6選を期す自民現職の田沢伸一のみで、3回連続の無投票の公算が大きい。

 田沢は実績と政府・与党とのパイプをアピールし、地元庄内町と三川町を丹念に回り支持を固めている。22日に庄内町で総決起集会を開き結束を確認した。

5222名無しさん:2019/04/02(火) 19:34:55
>>5212-5221
【立候補予定者(丸数字は当選回数)】
◇山形市区(定数9―10)
金沢忠一 68 県  議 自現 (5)
奥山誠治 59 県  議 自現 (3)
大内理加 56 県  議 自現 (3)
渡辺ゆり子 66 県  議 共現 (3)
高橋啓介 66 県  議 社現 (3)
吉村和武 46 県  議 無現 (3)
菊池文昭 55 県  議 公現 (2)
後藤誠一 66 無  職 自新 
遠藤和典 49 無  職 自新 
原田和広 45 会社役員 立新 
◇米沢市区(定数3―3)
木村忠三 53 県  議 無現 (4)
渋間佳寿美 48 県  議 自現 (1)
相田光照 45 無  職 自新 
◇寒河江市・西村山郡区(定数3―3)
小野幸作 77 県  議 自現 (4)
楳津博士 57 県  議 自現 (3)
松田敏男 76 県  議 無現 (1)
◇上山市区(定数1―2)
佐藤昇 60 県  議 無現 (2)
遠藤寛明 32 政党役員 自新 
◇長井市・西置賜郡区(定数2―3)
青木彰栄 65 県  議 無現 (1)
五十嵐智洋 64 無  職 自新 
竹田良則 37 会社役員 自新 
◇天童市区(定数2―2)
森谷仙一郎 60 県  議 自現 (3)
矢吹栄修 44 県  議 自現 (2)
◇東置賜郡区(定数2―4)
舩山現人 65 県  議 自現 (5)
島津良平 65 県  議 自現 (2)
鈴木清左衛門64 農  業 無新 
山木由美 55 無  職 無新 
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 68 県  議 自現 (6)
佐藤聡 50 県  議 自現 (1)
関徹 58 県  議 共現 (1)
佐藤久樹 47 無  職 自新 
今野美奈子 59 無  職 無新 
高橋淳 52 無  職 無新 
◇酒田市・飽海郡区(定数5―8)
星川純一 71 県  議 自現 (5)
森田広 69 県  議 自現 (5)
石黒覚 62 県  議 立現 (2)
梶原宗明 61 農  業 自新 
吉田武 69 政党役員 共新 
伊藤利明 59 法人役員 無新 
市村浩一 58 無  職 無新 
阿部ひとみ 58 無  職 無新 
◇新庄市区(定数2―2)
坂本貴美雄 71 県  議 自現 (5)
山科朝則 52 県  議 無現 (2)
◇村山市区(定数1―2)
能登淳一 64 県  議 自現 (1)
菊池大二郎 36 行政書士 無新 
◇東根市区(定数2―2)
野川政文 64 県  議 自現 (6)
青柳安展 72 県  議 国現 (2)
◇尾花沢市・北村山郡区(定数1―2)
加賀正和 51 県  議 自現 (3)
鈴木清 61 政党役員 共新 
◇南陽市区(定数1―1)
柴田正人 39 県  議 自現 (1)
◇東村山郡区(定数1―1)
鈴木孝 73 県  議 自現 (3)
◇最上郡区(定数2―2)
伊藤重成 62 県  議 自現 (5)
小松伸也 56 県  議 自現 (2)
◇東田川郡区(定数1―1)
田沢伸一 69 県  議 自現 (5)

5223チバQ:2019/04/04(木) 13:22:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190404_51044.html
<東北3県議選 注目区見聞録>上山市、8年ぶり選挙戦熱く

拡大写真
 「『裏切り者』のレッテルを貼られているかもしれない。それは甘んじて受け入れる」
 上山市の市体育文化センターで3月24日に開かれた決起集会。3選を目指し初めて無所属で立候補した佐藤昇氏は、離党した自民側の視線に、あえて開き直った発言を重ねた。
 離党のきっかけは2017年1月の知事選。佐藤氏は旧民進党などが支援し、無投票で3選を果たした吉村美栄子氏(67)を応援した。「上山の発展には党に尽くすよりも県との連携が不可欠」と考えた。
 上山市は遠藤利明元五輪担当相(69)=衆院山形1区=の地元。統一地方選後半戦の市長選(4月21日投開票)に4選を狙って立候補する横戸長兵衛市長(72)も長く自民の支援を受ける。
 地元の自民支持者にとっては、恩をあだで返されたような離党劇だった。市選挙区では自民新人が07年に旧民主などが推薦する現職を破ったものの、当選6日後に死去。現職が繰り上げ当選し、県内唯一の自民空白区となっていた。
 佐藤氏が初挑戦した前々回(11年)は、弔い合戦の様相を呈する激戦。自民公認の佐藤氏は社民推薦の新人をわずか282票差で破り、政党対決に勝利した形だった。
 自民党市支部は今回、「勝てる候補」(横戸氏)として利明氏の長男寛明(ひろあき)氏を擁立。佐藤氏の3選阻止に向け、最強の切り札を出した。3月4日の決起集会では、横戸氏が佐藤氏の離党経緯について「政治をさまざま教えられ体験してきたが、あんなことは初めて」と痛烈な皮肉を浴びせた。
 地元では、いずれ寛明氏が利明氏の後継として国政に挑むだろうというのが一致した見方だ。
 寛明氏自身は国政や佐藤氏への言及は封印。県議選候補者54人中最年少となる32歳の若さと地域資源を生かした観光振興などを訴えているが、陣営からは「こっちへ来たりあっちへ行ったりで腰が定まらない」と佐藤氏攻撃の声が上がる。
 一方、佐藤氏は個人演説会で「おやじが国政を引退するまでの腰掛けで県議を目指すようでは困る」と寛明氏を公然と批判。「党のための議員ではなく、地域の課題に向き合える議員でないといけない」と繰り返し訴えている。
 若さか、2期8年の実績か。知事選を境に構図が一変した8年ぶりの選挙戦も残り3日となり、両陣営の舌戦が過熱している。


関連ページ:山形政治・行政
2019年04月04日木曜日

5224チバQ:2019/04/04(木) 13:22:56
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190403_41042.html
<東北3県議選 注目区見聞録>南秋田郡、保守分裂で現新激突/能代市・山本郡、大票田を巡り横一線

拡大写真

拡大写真
 「南秋田郡を愛する気持ち、活性化の情熱では誰にも負ける気はない」。5期目を目指す無所属現職の平山晴彦氏が1日、八郎潟町で地域への思いを訴えた。
 県内14選挙区で唯一自民党公認候補が不在の南秋田郡選挙区は、保守層が分裂して現新2候補が真っ向からぶつかる。
 平山氏は、落選した初回を除きこれまで自民公認で4回当選を重ねた。現在も党南秋田郡第2支部長だが、今回は県議会自民会派を離脱した影響で、保守系新人の鈴木真実氏とともに公認は得られなかった。
 陣営は「女性候補への票の流れが読めない」と警戒を強める。「どちらが地域のために必要な人かを選択する選挙だ」と訴え、火花を散らす。
 「南秋田郡は今のままでいいのか。新しい風を生み出そう」。3月24日、鈴木氏は地盤の井川町であった後援会集会で呼び掛けた。県職員時代に培った経験を打ち出し、新人ながらも「即戦力」を印象付けた。
 出馬表明が1月末と出遅れたが、井川町では平山氏の後援会関係者の大半が鈴木氏の支援に回った。平山氏が本拠を構える五城目町にも浸食し、陣営は「相手の背中が見えてきた」と激しく追い上げる。
 能代市・山本郡選挙区は2017年に自民重鎮の能登祐一氏(当時6期)が死去し、前回とは構図が様変わりした。再選を目指す現職4人に、自民3議席目を狙って能代市から元市議後藤健氏が名乗りを上げた。
 能登氏死去に伴う補選では無所属の吉方清彦氏が元県議の支援を得て、合併前の旧市部から立った自民候補との一騎打ちを制した。
 60年近い歴史のある自民党能代支部にとって旧市部での議席喪失は初。「保守層が固まれば負けるはずがなかった」と幹部は悔しがる。議席奪還に執念を燃やし、市議7期で市議会議長も務めた後藤氏を擁立した。
 「戦後、脈々と受け継いだ自民の議席を失った責任の重さを痛感している」。後藤氏は、国政与党とのパイプ役の必要性を強く訴えながら浸透を図る。
 一方、ともに自民現職の高橋武浩氏は旧二ツ井町(現能代市)を、佐藤信喜氏は山本郡の三種町をそれぞれ地盤とし、大票田の能代市中心部に手を伸ばす。
 前回最下位で初当選を果たした無所属現職の薄井司氏(社民推薦)は、連合秋田の支援を受けて支持を広げる。「抜け出た候補がいない横一線の状態。前回より候補者が1人減った分、当選ラインが上がる」と陣営は票の上積みに懸命だ。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年04月03日水曜日

5225チバQ:2019/04/04(木) 13:23:31
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190402_21046.html
<東北3県議選 注目区見聞録>青森市、前市長出馬で混戦に/三戸郡、後継者巡り構図変化

有権者らの前で演説する青森県議選立候補者
拡大写真

拡大写真
 統一地方選として実施される青森、秋田、山形の3県議選は7日の投開票に向け、選挙戦が熱を帯びてきた。無投票となった3県の23選挙区を除き、計24選挙区の立候補者123人が92議席を争う。激しい攻防を繰り広げる選挙区の現場を追った。

 県議選告示の3月29日、前青森市長で無所属の元議員鹿内博氏が市内でマイクを握った。支持者らを前に「(原発などの)負の遺産を次世代に残さない」と、反原発の立場から力強く訴えた。
 定数10の青森市選挙区は当初、11人の争いと思われた。だが、鹿内氏が1月下旬に突如立候補を表明し、一気に混戦の様相となった。
 鹿内氏は県議選で5回当選し、上位での当選も多い。2009年と13年の市長選では自民・公明などが推薦、支持した候補を退けた。16年に任期半ばで辞職したが、市内での支持は根強く残る。
 非自民勢力には警戒感が広がる。ある候補者は「どの陣営も多かれ少なかれ影響を受ける」との見方を示す。特に、県連幹事長を擁し、支持層が重なる社民は気をもむ。県連幹部は「鹿内さんの影響をどれだけ避けられるかが勝負」と戦略を練る。
 前回、最下位当選だった自民の山谷清文氏も危機感を募らせる。第一声で「市長に当選した方も出馬している。負けないように頑張る」と力を込めた。
 一方、新人の吉俣洋氏を立てる共産は冷静だ。鹿内氏が市長辞職後、目立った政治活動がないことから、陣営関係者は「昔ほどの影響力はないだろう」と話す。
 三戸郡選挙区は、自民と、国民民主の前身、旧民主が議席を争ってきた。しかし今回は、引退する国民の県議北紀一氏(77)の後継を巡って駆け引きが顕在化。北氏は後継者擁立にこぎ着けたものの、地域事情も絡んで構図は複雑だ。
 当初、五戸町を地盤とする北氏の後継指名を受けたのは、同町の和田寛司氏。だが和田氏は1月、自民に入党し推薦を受けての出馬が決定した。慌てた国民は後継者の選び直しを迫られ、南部町の夏堀嘉一郎氏を推すことになった。
 3月29日、夏堀嘉氏は、同席した北氏の後継者をアピールした上で「(国民の)田名部匡代参院議員(青森選挙区)の応援も頂いている」と強調した。
 北氏の引退で五戸町の県議候補者は和田氏だけ。「五戸から県議の火を消してはいけない」。江渡聡徳衆院議員(比例東北)の呼び掛けに賛同するように、過去に北氏を応援してきた町議らも和田氏支援に回る。
 和田氏は、個人演説会に自民県連幹部らが応援に訪れたことを「心強い」としながらも「政党など関係なく、政策を誠意を持って訴えていくだけ」と話している。


関連ページ:青森政治・行政
2019年04月02日火曜日

5226チバQ:2019/04/04(木) 22:36:05
https://www.sakigake.jp/news/article/20190404AK0022/
【県議選】終盤情勢[能代市・山本郡]現新4人混戦の様相  【補足 定数4】
2019年4月4日 12時2分 掲載

 高橋武浩(57)=自民現=が郡部の票をまとめ、やや先行している。後藤健(62)=自民新、佐藤信喜(44)=自民現、吉方清彦(48)=無所属現、薄井司(58)=無所属現=の4人は混戦の様相を呈している。約3万9千票を抱え、有権者全体の半数を占める旧能代市内の票をいかに取り込めるかが勝敗を分けそうだ。

(敬称略)

https://www.sakigake.jp/news/article/20190404AK0021/
【県議選】終盤情勢[鹿角市・郡]新人に勢い、やや先行 【補足 定数2】
2019年4月4日 12時1分 掲載
 県議選の投開票日が3日後に迫った。県内6選挙区では立候補者34人が激しい選挙戦を繰り広げている。各選挙区の終盤情勢を探った。(敬称略)

 ◇  ◇

 児玉政明(47)=自民新=が有権者全体の4割近くを占める最大票田の花輪地区で支持を広げ、やや先行している。川口一(68)=自民現=と石川徹(54)=無所属現=はそれぞれの地盤を固めつつ、他地区への浸透も図りながら競り合っている。

5227チバQ:2019/04/07(日) 09:34:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00010006-khbv-l04
宮城・涌谷町長が死亡 自殺の可能性も
4/5(金) 22:01配信 KHB東日本放送
宮城・涌谷町長が死亡 自殺の可能性も
緊急の会議様子
4日夕方涌谷町の大橋信夫町長が山林で死亡しているのが見つかりました。
警察は自殺の可能性があると見ています。
涌谷町の会見「まさかこのような状況になるとは思いもしませんでした」。
涌谷町によりますと大橋町長は4日朝に車で自宅を出た後行方が分からなくなり、午後5時ごろ自宅からおよそ500メートルの山林で死亡しているのを住民が見つけたということです。
警察は現場の状況などから自殺の可能性があるとみています。
携帯電話は自宅に置いたままで遺書などは見つかっていないということです。
涌谷町の会見「特段普段と変わった様子っていうのは伺えなかったのかなと思ってます」。
新元号が発表された際は、涌谷町が万葉集の歌に詠まれた北限の地であることから、東日本放送の取材に対し観光振興への期待を述べていました。
大橋信夫涌谷町長「万葉から引用した令和と金のイメージがまさしく重なるなと思ってます。それを今後大きな町の発展の起爆剤観光の材料にしていきたいと思ってます」。
大橋町長は、2015年の町長選挙で初当選し、今年8月に予定されている町長選挙にも再選を目指し立候補を表明していました。
涌谷町では、2018年12月に公金およそ30万円が紛失した責任をとって副町長が辞職し不在となっているほか、1月には財政が2年後に赤字になる可能性があるとして非常事態宣言を出すなど問題を抱えていました。
涌谷町の会見「公金だったり非常事態宣言だったりというのはそれが心労というか、重荷になってた部分ていうのはなかったとは言い切れないと思います」。
涌谷町では午後4時から課長を集めた緊急の会議が開かれ、今後の対応などを話し合いました。
新しい町長が決まるまでは渡辺信明総務課長が町長の代理を務め町の選挙管理委員会は8日に町長選挙の日程を決める予定です。

東日本放送

5228チバQ:2019/04/07(日) 09:37:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190406-00000004-khks-pol
<涌谷町長死去>自殺か、突然の悲報に驚きと困惑 職員ら対応に追われる
4/6(土) 9:53配信 河北新報
<涌谷町長死去>自殺か、突然の悲報に驚きと困惑 職員ら対応に追われる
記者会見する渡辺総務課長(中央)ら=5日午前11時30分ごろ、涌谷町役場
 宮城県涌谷町の大橋信夫町長(69)が4日に急逝した理由が自殺とみられることから、町は5日、町長の職務代理者となった渡辺信明総務課長が記者会見を開くなど対応に追われた。大橋氏は任期満了に伴う町長選(8月11日投開票)で再選を目指して立候補を表明していただけに、町内に驚きと困惑が広がった。

 5日午前、渡辺課長ら3人が町役場で記者会見し、経緯を説明した。大橋氏は3日まで通常通りに勤務し、変わった様子は見られなかったという。渡辺課長は「町長は腰の状態を気にしていたが、病気らしい病気もなかった」と戸惑いの表情を浮かべた。

 同町では昨年10月、公金紛失問題が発覚。昨年末には副町長だった佐々木忠弘氏(64)が責任を取って辞職し、副町長不在の状態だった。町は今年1月に「財政非常事態」を宣言するなど、大橋氏はその対応に追われていた。

 公金紛失では職員の懲戒処分を済ませ、再発防止策をまとめた。5日には財政再建対策の基本方針を町議会全員協議会に諮る予定だった。

 前向きに善後策を進めていただけに、町内では急死の理由をいぶかしむ声が強い。

 大橋氏は3月下旬に選挙事務所の準備を整え、近く後援会の集会を予定していたという。町議会の遠藤釈雄(とくお)議長は「責任感が強い人なので心労があったのだろう。でも、明確な理由は本人にしか分からない」と険しい表情で話した。

 町内のある農業男性は「町議から町長になるまで大きなミスがなかったように思う。公金紛失などが初めてのつまずきとなり、責任を強く感じたのかもしれない」と推し量った。

5229 チバQ:2019/04/07(日) 11:46:13
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181006_13030.html
<涌谷町>町税31万円超紛失 盗難の可能性

2018年10月06日 土曜日

 宮城県涌谷町が2017年度の固定資産税として納められた現金計31万1000円を紛失し、盗難の可能性があるとして遠田署に被害届を出していたことが、5日までに分かった。
 町によると、紛失したのは昨年7月3日納付の14万円と今年3月6日の17万1000円。いずれも担当部署の窓口で納税者から現金を受け取り、閉庁後の確認作業で不足が発覚した。
 町は今年3月分について3月7日付で遠田署に被害届を提出したが、捜査への影響を考慮し、町議会9月会議の決算審査特別委員会で議員の指摘を受けるまで公表しなかった。昨年7月分の被害届は今年9月27日付で提出した。
 町などによると、昨年7月分は当初、窓口で受け取り忘れた可能性があると認識。会計課職員が約3万円を穴埋めするなどして処理していた。当時、確認作業は職員1人で行っていた。
 収納業務を担当する税務課と会計課の職員の賠償責任については、近く町監査委員に監査請求する。大橋信夫町長は「責任を感じている。再発防止に全力で努めたい」と話した。

5230とはずがたり:2019/04/07(日) 22:25:26
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/06/13704/skh43861.html
山形県議選長井市・西置賜郡

定員2
有権者数46,740
開票率98%
投票率65.29%

4月7日 22:15 更新

青木 彰栄
あおき しょうえい
青木 彰栄



65歳
当選:1回
支持:共産

11,239(37.7%)

五十嵐 智洋
いがらし ともひろ
五十嵐 智洋

自民

64歳

9,721(32.6%)
竹田 良則
たけた よしのり
竹田 良則

自民

37歳

8,835(29.7%)

5231とはずがたり:2019/04/07(日) 22:42:27
痺れるw

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/06/13704/skh43860.html
山形県議選村山市

定員1
有権者数20,699
開票率99%
投票率65.67%

4月7日 22:01 更新

菊池 大二郎
きくち だいじろう
菊池 大二郎



36歳
推薦:国民・共産
支持:立民県連・社民

6,746(50.0%)
能登 淳一
のと じゅんいち
能登 淳一

自民

64歳
当選:1回

6,733(50.0%)

5232チバQ:2019/04/08(月) 18:46:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00010001-dtohoku-l02
青森県議選・東郡】波乱、神山氏落選 自民県連に痛手
4/8(月) 10:31配信 デーリー東北新聞社
【青森県議選・東郡】波乱、神山氏落選 自民県連に痛手
敗戦の報を受け、支援者らにあいさつする神山久志氏=7日午後10時10分ごろ、外ケ浜町内の事務所
 今回の青森県議選は、津軽郡部の3選挙区で保守分裂の構図となった。このうち、東郡区は9選を目指した自民党県連幹事長の神山久志氏(71)が、同党を除名となった新人に敗れる波乱の結果に。県連にとって痛手で、今後神山氏の進退判断が注目される。
 16年ぶりの選挙戦となった同区は、重鎮の神山氏に対し、元今別町議会副議長の福士直治氏(48)が無所属で挑んだ。県連は昨年12月、党籍を持っていた福士氏を、出馬表明に至る経緯を巡って「党の規律を乱す行為」をしたとして除名処分に。異例の措置に、県連内部から疑問の声も上がっていた。
 神山氏は県議8期の実績と、国や県との太いパイプを強調したが、地元に密着した活動の必要性を訴える福士氏に屈した。
 7日夜、外ケ浜町の選挙事務所で取材に応じた神山氏は「議席を失ったことで、いろいろな面で迷惑を掛けるかもしれず、責任の大きさを感じている」と肩を落とした。幹事長職の進退も含め、今後の政治活動については明言を避けた。
 同じく保守分裂となった北郡区、西郡区はいずれも現職が当選した。

デーリー東北新聞社

5233チバQ:2019/04/08(月) 19:02:04
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_51031.html
<東北3県議選>山形・上山 遠藤さん 自民の議席奪還

初当選が確実となり、万歳する遠藤さん(中央)=7日午後10時ごろ、山形県上山市栄町2丁目の事務所
拡大写真
 山形県議選の上山市選挙区(定数1)は、遠藤利明元五輪相(衆院山形1区)の長男で自民新人の寛明さん(32)が、無所属現職の佐藤昇さん(60)との一騎打ちを制し、初当選した。
 寛明さんは事務所で関係者と喜びを分かち合い、「幅広い支援に感謝し、若さと行動力で市、県の発展に貢献したい」と笑顔で語った。
 3選を目指した佐藤さんは、2017年1月の知事選で旧民進党などの支援を受け、無投票当選した吉村美栄子知事を応援したのをきっかけに自民を離党。県内市部の選挙区で唯一の自民空白区となっていた。
 議席奪還を目指す党の切り札として、横戸長兵衛市長らの応援と厚い支持組織に支えられ、佐藤さんの追い上げを振り切った。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_41032.html
<東北3県議選>秋田・南秋田 保守対決 鈴木さんが圧勝

大勝で初当選を決め、花束を手に支持者と喜びを分かち合う鈴木さん(左から3人目)=7日午後9時45分ごろ、秋田県井川町の事務所
拡大写真
 秋田県議選で唯一、自民党公認候補が不在となった南秋田郡選挙区(定数1)は、無所属新人の鈴木真実さん(60)が無所属現職平山晴彦さん(64)との保守対決を圧勝で制した。
 井川町の事務所に当選の一報が入ると、支持者は沸き上がった。地元井川町から県議選に挑んだのは約40年ぶりといい、鈴木さんは「県職員として培った経験を生かし、地域に恩返ししたい」と強調した。
 平山さんの後援会関係者の一部が鈴木さん支援に回る保守分裂選挙となり、県内有数の激戦区になった。
 4期の実績を掲げた平山さんに対し、鈴木さんは「新しい風を生み出そう」と刷新を訴えた。新人女性候補への有権者の期待感は高く、平山さんの本拠地の五城目町にも浸透した。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_21033.html
<東北3県議選>青森・東津軽 自民幹事長 神山さん苦杯

落選の報告を受けて肩を落とす神山さん(右)=7日午後10時10分ごろ、青森県外ケ浜町の事務所
拡大写真
 16年ぶりの選挙戦となった青森県議選の東津軽郡選挙区(定数1)は、自民現職で党県連幹事長の神山久志さん(71)が保守分裂の一騎打ちで敗れる大波乱となった。
 落選の一報が入った事務所で、神山さんは支援者らを前に「これが東津軽郡の民意。皆さんには申し訳なく思う」と頭を下げた。
 選挙全体の陣頭指揮を執る負けられない立場で、三村申吾知事も応援に入ったが一歩及ばなかった。
 対立候補で無所属新人の福士直治さん(48)は昨年、立候補を表明。自民県連から除名されたものの、選挙区内の町村議の半数近くが支援に回るなど、神山さんへの批判が露呈した。
 神山さんは「選挙の手応えは感じたが、責任を痛感している」と語った。


関連ページ:青森政治・行政
2019年04月08日月曜日

5234チバQ:2019/04/08(月) 19:02:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_71040.html
<東北3県議選>青森、立民初の議席獲得/秋田、自民改選前を確保/山形、村山野党系が制す
 青森県議選は10選挙区で投開票が行われ、無投票の6選挙区を含む全48議席が決まった。32人を公認した自民は、過半数を維持し28人が当選。国民は3、公明2、共産3の議席がそれぞれ確定した。立民は擁立した1人が当選し、初めての議席を得た。
 16年ぶりの選挙戦で保守分裂となった東津軽郡(定数1)は、自民現職で県連幹事長の神山久志氏(71)が無所属新人の福士直治氏(48)に敗れた。
 五所川原市(3)でも自民県連筆頭副幹事長で8期務めた成田一憲氏(80)が涙をのんだ。

 秋田県議選は6選挙区で投開票が行われ、無投票だった8選挙区17議席を含めて新議員43人が確定した。自民は改選前の24議席を確保した。
 自民公認候補が唯一不在で保守分裂となった南秋田郡(定数1)は、無所属新人の鈴木真実氏(60)が無所属現職の平山晴彦氏(64)の5選を阻み圧勝した。
 能代市・山本郡(4)は自民新人の後藤健さん(62)が旧能代市で失っていた自民の議席を奪還できなかった。由利本荘市(3)は自民現職で6期を目指した元県議会副議長の小田美恵子さん(72)が敗れた。

 山形県議選は8選挙区で投開票が行われ、26議席が決まった。無投票の9選挙区を含め、新県議43人の顔触れが決まった。
 村山市(定数1)は立民など4党の推薦、支持を得た無所属新人の菊池大二郎氏(36)が自民現職の能登淳一氏(64)に競り勝った。
 上山市(1)は遠藤利明元五輪相(衆院山形1区)の長男で自民新人の遠藤寛明氏(32)が、無所属現職の佐藤昇さん(60)を破って初当選。20年ぶりの選挙戦となった尾花沢・北村山郡(1)は自民現職の加賀正和氏(51)が共産新人の鈴木清氏(61)を退けた。


関連ページ:広域政治・行政
2019年04月08日月曜日

5235チバQ:2019/04/10(水) 11:20:15
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20190410105719.html
当落の影響参院選に 自民・滝沢氏の地元八戸に波紋/'19県議選
2019/04/10 10:56東奥日報

当落の影響参院選に 自民・滝沢氏の地元八戸に波紋/'19県議選

東奥日報

(東奥日報)

 「この勝利は皆さまお一人お一人のお力のたまものです」。青森県議選開票日の7日夜、八戸市の自民党新人・大崎光明の事務所に駆け付けた参院議員・滝沢求(60)は、自らの秘書でもある大崎の当選を見届けてお礼を述べ、急ぎ退席した。

 同じ頃、同党現職・藤川友信は落選が決まり、同市の事務所に集まった支援者らの前で何度も深々と頭を下げていた。藤川のあいさつ後に到着した滝沢は、沈痛な表情を見せた。

 今夏の参院選青森県選挙区で再選を目指す滝沢の地元八戸市区で、自民党は候補全員の4議席獲得を目指したが、大崎が当選する一方、藤川が落選した。

 「厳しい結果も受け止めながら、しっかりと挙党態勢を構築したい」と強調する滝沢。しかし、お膝元で藤川が前回よりも2千票以上減らして、最終8議席目を巡って共産党に敗れたダメージは少なくない。滝沢は、秘書である大崎に肩入れしているとの見方を警戒して、八戸市区の党公認4候補の事務所開きには代理を立て、街頭で応援マイクを握ることはなかった。議席上積みへ水面下でてこ入れした。それでもある他陣営関係者は「滝沢は大崎当選に力を入れた」。

 開票から一夜明けた8日、自民党県連幹部の一人は「八戸は大変だ。せめて藤川が当選していればよかったが…」と、滝沢の地元での現職落選が参院選に影響を及ぼすことを懸念した。

 一方、参院選で滝沢の対抗馬となる小田切達(61)を擁立する立憲民主党。同党公認・鶴賀谷貴は弘前市区の要所要所で小田切とともに街頭に立ち、県政で初議席を獲得した。

 「党を前面に出した選挙で、後半だんだん手応えが良くなってきた。立民に対する期待が増してきていると感じる」。7日夜、鶴賀谷は参院選へ向けて立民に対する支持が高まることを期待した。

 参院選で新人の齋藤美緒(39)を擁立する共産党は、県議選で議席増にはならなかったが、現有3議席は確保した。党県委員会委員長の畑中孝之は参院選を「安倍政権を退場させられるかどうかが問われている。県民と力を合わせる流れをつくる」と意気込む。

 県議選で、自民党は推薦も含め30議席、立民党は1議席。それでも自民党県連幹部は参院選に時折吹く「風」を警戒し「野党は国政選挙をにらんだ戦い方をしている。参院選に少なからず影響があるだろう」との見方を示す。

 県議選終盤の4月5日、自民党県連幹事長・神山久志は地元の外ケ浜町蟹田地区で土砂降りの中、「三村知事が6月、5期目の選挙に挑戦する。7月には滝沢さんの選挙がある。幹事長の私が仕切らなければならない。ここで負ける訳にいかない」と訴えていた。

 知事選や参院選に関する党県連の事務局職員との打ち合わせや会議の段取り、役員会などの会議、そして東京を行き来しての党所属国会議員との打ち合わせと調整…。選挙の調整役、とりまとめ役として、必ず神山の姿があった。神山と、ともに調整役に当たってきた党県連筆頭副会長の成田一憲が県議選で落選したことで、これまでの調整や選挙手法に変化が生じてくるとみられる。

 県議選の結果を受け、青森県の自民党国会議員は9日午後、硬い表情で大島理森がいる都内の衆院議長公邸に入っていった。県連の役員人事が話し合われたという。同党は近く開く役員会で、新たな体制を構築する。

5236チバQ:2019/04/10(水) 11:32:38
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_41040.html
<東北3県議選>秋田/小田氏6選かなわず 東北初の女性副議長
 秋田県議選の由利本荘市選挙区(定数3)で、6選を目指した自民現職の元県議会副議長小田美恵子氏(72)が落選した。小田氏は1999年に当時の本荘市選挙区(2)で初当選し、当時40年間女性県議が不在だった県議会に風穴を開けた。同僚議員からは「女性議員の道をつくってこられただけに残念だ」との声が上がった。
 着実に政治経験を重ね、2009年に東北初となる女性副議長に就いた。後を追うように次々に女性県議が誕生。今回も改選前と同数の5人が議席を得た。
 地域振興に情熱を傾けた小田氏は「是が非でももう一度県政に関わらせてほしい」と訴えたが、6回目の当選はかなわなかった。
 秋田県議会女性議員の会の初代会長を務めた小田氏。現会長で4選を果たした社民現職の石川ひとみ氏(68)は「女性議員の先輩としていろいろ相談させていただいた」と惜しんだ。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年04月09日火曜日

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_41043.html
<東北3県議選>秋田、各党勢力図変化なし

拡大写真
 7日投開票された青森、秋田、山形の3県議選は、無投票を含めた47選挙区で134議席の顔触れが決まった。自民党は前回(2015年)より7人少ない79人が当選し、3県議会で過半数を確保した。女性は1人増の12人。無投票当選は42人で10人多かった。

 秋田(定数43)は、各党ともに現状維持で勢力図に変化はなかった。
 公認26人を擁立した自民は24人が当選し、過半数を維持した。告示3週間前の3月上旬に現職で急逝した1人を含めると改選直前と同数で、勢力は伸ばせなかった。立民、公明、共産は1議席、社民は2議席と現状のままだった。
 新旧別では現職35人、新人8人。鹿角市・鹿角郡(2)と由利本荘市(3)で新人がトップ当選する一方、能代市・山本郡(4)、横手市(4)などで新人が落選。全体の顔触れは大きく変わらなかった。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年04月09日火曜日

5237チバQ:2019/04/10(水) 11:33:02


https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_21044.html
<東北3県議選>青森、自民が過半数を維持

拡大写真

拡大写真
 7日投開票された青森、秋田、山形の3県議選は、無投票を含めた47選挙区で134議席の顔触れが決まった。自民党は前回(2015年)より7人少ない79人が当選し、3県議会で過半数を確保した。女性は1人増の12人。無投票当選は42人で10人多かった。

 青森(定数48)は、32人を擁立した自民が、単独過半数を維持する28議席を得た。推薦した無所属新人の2人を加えると、改選前の31議席とほぼ同数。ただ、県連幹事長ら現職4人が落選する波乱もあった。
 立民が弘前市(6)で初の議席を獲得したほか、国民は改選前の3議席を維持した。公明は擁立した2人が当選。共産は3議席を守った。青森市(10)で議席奪還を狙った社民は三度目の涙をのんだ。
 新旧別は現職36人、元議員3人、新人9人。女性は現職3人が当選し、増減はなかった。


https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_21041.html
<東北3県議選>青森/自民、多選の重鎮敗れる 参院選への影響必至

青森県議選で自民県連幹事長らが敗れたことを受けて、記者会見で険しい表情を見せる江渡会長(右)
拡大写真
 7日投開票された青森県議選(定数48)で、自民県連幹事長の神山久志氏(71)と筆頭副会長の成田一憲氏(80)が敗れ、県連内に衝撃が走った。自民は公認と推薦合わせて30議席を確保し、これまで同様の「1強状態」を維持したが、ベテラン2人が落選した痛手は大きい。6月の知事選や今夏の参院選への影響を指摘する声も出ている。

 7日午後9時半ごろ、五所川原市で成田氏の予想外の劣勢が判明すると、青森市内の県連会議室の扉が突然閉められた。中には開票状況を見守る江渡聡徳県連会長ら幹部が勢ぞろい。重苦しい雰囲気と表情を報道陣から隠すかのようだった。
 8回の当選を誇る東津軽郡選挙区(1)の神山氏は、2007年から無投票当選を重ねてきた。16年ぶりの選挙戦は保守分裂の一騎打ちの構図。三村申吾知事や県選出国会議員らの支援を受けるなどの組織戦を展開した。
 対立候補の無所属新人、福士直治氏(48)は、神山氏に反旗を翻して出馬表明し、昨年12月に県連から除名処分にされた。一方、17年の外ケ浜町長選の候補者擁立をめぐる神山氏の姿勢などに、選挙区内の複数の町村長や半数近い町村議が反発。福士氏の支持に回った。当選直後、福士氏は「アリが象に勝った」と例えてみせた。
 五所川原市(3)では、9選を目指した成田氏に代わって最後の議席に滑り込んだのは国民元議員の今博氏(68)だった。成田氏は高齢多選批判をかわし切れない形となった。自民はほかの現職2人も落選した。
 県議選を知事選と参院選の前哨戦に位置付けていた県連幹部は「非常に厳しい結果」と言葉少な。ある県議は「今まで選挙の指揮を執ってきたツートップ(神山、成田両氏)がいなくなる。参院選への影響は確実にある」と危惧した。
 神山氏は8日現在、進退を明らかにしていない。ただ県連を長年取りまとめてきた2人の落選が、組織内の統制を崩し、新たな火種となる可能性もある。
 江渡会長は「しっかり体制を立て直さなければならない」と人事の刷新を示唆した。次の選挙に向けた新たな体制作りが水面下で進んでいるとみられる。県連幹部の一人は「新体制を作ったとしても、果たしてすぐ始動できるかどうか」と早くも気をもむ。


関連ページ:青森政治・行政
2019年04月09日火曜日

5238チバQ:2019/04/10(水) 11:33:33


https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_51042.html
<東北3県議選>山形、世代交代初当選10人

拡大写真
 7日投開票された青森、秋田、山形の3県議選は、無投票を含めた47選挙区で134議席の顔触れが決まった。自民党は前回(2015年)より7人少ない79人が当選し、3県議会で過半数を確保した。女性は1人増の12人。無投票当選は42人で10人多かった。

 定数が1減の43となった山形では、新人10人が初当選した。当選7回以上のベテラン4人が引退したため世代交代が進んだ。
 自民は村山市(定数1)で現職が落選するなどしたが、上山市(1)で32歳の新人が勝ち上がり27議席を確保。改選前から1議席減らしたが、過半数を維持した。
 立民、国民、社民などで構成し、吉村美栄子知事の与党を自任する第2会派・県政クラブは、立民1増、社民1減で大きな変化はなく、3期目後半に入った吉村県政にとって、少数与党が続くことになった。

5239チバQ:2019/04/10(水) 17:54:02
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190410_61041.html
会津若松市長選 阿部氏出馬へ
 任期満了に伴う福島県会津若松市長選(7月28日告示、8月4日投開票)で、市議の阿部光正氏(68)は9日、無所属で立候補すると表明した。
 市内で記者会見した阿部氏は「農業振興による経済政策を進めて税収を上げ、人口減少に歯止めをかける」と説明。22日開所のICT(情報通信技術)オフィスなど、現市政によるスマートシティー政策を「何の成果もない」と批判し、見直す考えを示した。
 阿部氏は会津若松市出身、中央大中退。市議通算3期目で、2007年市長選にも立候補し、落選した。
 市長選には現職の室井照平氏(63)が3選を目指す意思を表明。他にも立候補を模索する動きがある。


関連ページ:福島政治・行政
2019年04月10日水曜日

5240チバQ:2019/04/11(木) 18:48:38
http://yamagata-np.jp/news/201904/11/kj_2019041100206.php
県内12市長が大沼氏支援へ 参院選・尾花沢市長は「熟慮中」
2019年04月11日 09:18
PR
 県内の市長有志が、夏の参院選県選挙区に立候補を予定している自民現職大沼瑞穂氏(40)の支援組織設立の準備を進めており、全13市のうち尾花沢を除く12市の市長が参加する意向を示していることが10日、分かった。山形市内で16日に大沼氏に推薦状を手渡す。

 県市長会長の土田正剛東根市長らが呼び掛け、設立する。支援組織への参加条件として▽大沼氏以外の候補者を支援しない▽自身の後援会が中心となり、大沼氏支援のための会合を開くなど表だった行動を取る―などを挙げているという。

 参加するとしている12人のうち、皆川治鶴岡市長は2017年10月の市長選で、連合山形の推薦、舟山康江参院議員や旧民進、共産、社民各党の支援を受け、自民県連などが推薦する現職を破り初当選した。山形新聞の取材に「市民党の立場は変わらないが、市長として政権与党にお願いすることは多く、国政との連携を重視する」と大沼氏を支援する意思を明確にした。

 一方、菅根光雄尾花沢市長は取材に「尾花沢のことを考えて熟慮している」と話した。昨年7月の市長選では皆川氏と同じく非自民系の各県組織から推薦を受け、初当選している。

 大沼氏は前回の参院選でも市町村長の有志組織から支援を得た。県町村会からは既に推薦を受けている。

 参院選県選挙区には、非自民系の各党などが擁立した無所属新人の芳賀道也氏(61)と、共産新人の浜田藤兵衛氏(65)が立候補を表明している。

5241チバQ:2019/04/13(土) 07:17:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190412-00000016-khks-pol
<大館市長選14日告示>秋田犬ブーム生かせるか 地域経済への波及見えず 観光客取り込み策急務
4/12(金) 14:00配信 河北新報
<大館市長選14日告示>秋田犬ブーム生かせるか 地域経済への波及見えず 観光客取り込み策急務
5月にオープンする「秋田犬の里」。大館駅前の新たな観光拠点となる
 任期満了に伴う大館市長選が14日告示(21日投開票)される。秋田犬発祥の地とされる大館の市政は、秋田犬ブームにも勢いを得て観光振興面では一定の成果が上がっている。だが、商店街の衰退に歯止めがかからないなど地域経済への波及はいまひとつ。市のリーダーには暮らしに根差す課題とどう向き合うかが問われている。

【マサル】瞳にキュン ザギトワ選手の愛犬モデルにぬいぐるみ

 JR大館駅前に5月、観光交流施設「秋田犬の里」が開館する。大正時代に建てられた東京の「2代目渋谷駅」をイメージした外観の施設だ。入り口前で出迎えるのは、渋谷駅で主人を待ち続けた忠犬ハチ公の銅像。観光客を呼び込むための新たな拠点施設となる。

 市は「秋田犬の古里・大館」を掲げ、2017年に大館駅前に既存の建物を活用した「秋田犬ふれあい処(どころ)」を開設した。すぐ近くに秋田犬の里の整備も進め、こちらに拠点施設のバトンを引き継ぐ。

 16年には大館など秋田県北4市町村でつくる観光地域づくり推進法人(日本版DMO)「秋田犬ツーリズム」を設立。秋田犬のアイドルグループが名物や名所を紹介するPR動画を公開し、話題を呼んだ。

 大館駅の駅前商店街振興組合の山田暦人(かずひと)会長(45)は「商店街を歩く外国人を見掛けることも増えた」と手応えを語る。

 市によると、市内の観光入り込み客数は18年は230万人を超え、14年から50万人ほど増加。訪日外国人旅行者(インバウンド)の宿泊者数も14年の671人から18年には2075人と伸び続けた。

 交流人口の拡大を評価しつつ、山田さんは地域経済への恩恵にはうまく結び付いていない面があるとの見方を示す。背景に沈滞気味の商店街が観光客を取り込み切れない現状がある。

 商店街には現在約20店が並ぶが、店主の高齢化と後継者不足などで全盛期の半分以下まで減った。18年8月には曲げわっぱの製作体験などの複合施設「わっぱビルヂング」が駅前にオープンしたが、十分に生かせていないとの指摘がある。

 山田さんは「長時間滞在できる場所など観光客を受け入れる体制ができていない。観光振興が民間企業の出店や働き手の発掘につながれば、にぎわいも戻るかもしれない」と展望する。



 市長選には再選を目指す現職の福原淳嗣氏(51)と新人の元会社役員麓幸子氏(57)の2人が立候補を表明している。

5242チバQ:2019/04/15(月) 18:47:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190411_23055.html
県議選で落選 自民青森県連の幹事長ら辞任へ
 7日投開票の青森県議選で落選した自民党の神山久志氏(71)と成田一憲氏(80)が、それぞれ県連幹事長と筆頭副会長を辞任する方針であることが10日、分かった。県連幹部が明らかにした。
 後任の幹事長には清水悦郎県議(69)=青森県八戸市選出=、筆頭副会長に阿部広悦県議(71)=南津軽郡選出=が就く予定で、14日の役員会で正式決定される。
 清水、阿部両氏は現在、ともに県連副会長を務めている。県連の人事を巡っては、江渡聡徳会長を中心に協議を進めていた。
 神山、成田両氏は当選8回を誇るベテラン。神山氏は東津軽郡選挙区(定数1)で16年ぶりの選挙に臨んだが保守分裂の一騎打ちに敗れた。成田氏は五所川原市選挙区(3)に立候補したが高齢多選批判などもあり、ほかの自民現職2人と共に落選した。


関連ページ:青森社会
2019年04月11日木曜日

https://www.sankei.com/politics/news/190414/plt1904140034-n1.html
自民党青森県連の新役員決まる 幹事長に清水県議
2019.4.14 13:48政治政局
Twitter
反応
Facebook
文字サイズ
印刷
 自民党青森県連は14日、役員会を開き、先の県議選の結果を受けた新たな役員人事を決めた。落選した神山久志幹事長の後任に清水悦郎県議(八戸市選出、当選6回)、同じく成田一憲筆頭副会長の後任に阿部広悦県議(南津軽郡選出、同7回)を選任した。

 県議選後の今月8日に成田、神山両氏から辞任の申し出を受け、県選出国会議員が今後の知事選、参院選を見据えた人選を進めていた。新たな役員人事に関し、役員会後に記者会見した江渡聡徳(あきのり)県連会長は「全体のバランスを考え党運営、議会対策に対応できる布陣。知事選、参院選に必勝態勢で臨む」と語った。成田、神山両氏は県連顧問に就く。

 清水新幹事長は「これまでのキャリアを生かしていきたい」、阿部新筆頭副会長は「重要な責務。県連をまとめるために一役買う」とそれぞれ抱負を語った。

5243チバQ:2019/04/15(月) 18:50:46
https://mainichi.jp/articles/20170316/ddl/k02/010/040000c
選挙
外ケ浜町長選 「町外」2人の町長選か 12年ぶり選挙戦見通し /青森
会員限定有料記事 毎日新聞2017年3月16日 地方版
盛り上がり今ひとつ
 任期満了に伴う外ケ浜町長選が21日告示される。4選を目指す現職の森内勇氏(79)と、新人で山崎力元参院議員の次女、山崎結子氏(35)が立候補の準備を進めており、2005年以来12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。だが青森市在住の両氏の他に地元出身者から立候補の動きはなく、町は静かだ。【宮城裕也】

 05年に蟹田町、平舘村、三厩村が合併して誕生した外ケ浜町は人口6445人(1月末現在)。15年10…

5244チバQ:2019/04/15(月) 20:16:27
>>5243あれ?古い記事はってた

5245チバQ:2019/04/17(水) 09:30:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00010000-dtohoku-l02
【青森県知事選】対抗馬に佐原氏浮上、5選目指す現職・三村氏との一騎打ちか
4/16(火) 11:06配信 デーリー東北新聞社
 任期満了に伴う青森県知事選(5月16日告示、6月2日投開票)で、市民団体「市民連合あおもり」が、弘前市在住の歯科医師佐原若子氏(65)の擁立に向けて調整を進めていることが15日、分かった。現時点で立候補を表明しているのは、県政史上初の知事5選を目指す現職三村申吾氏(63)のみだが、告示が1カ月後に迫る中、現新一騎打ちとなる公算が大きくなってきた。

 関係者によると、佐原氏は市民連合あおもりのメンバー。同団体の共同代表の1人は取材に対し、「(佐原氏は)あくまで候補者のプールの中の1人。まずは政党が候補者を出すかどうかだ」と明言を避けたが、「(政党が)もし出さないのなら無風にはしない」と候補擁立に向けた動きを加速させる可能性を示唆した。

 候補擁立を模索する共産党県委員会の畑中孝之委員長は、同団体から候補者が提案された場合、「県民と協働し、一党一派にこだわらない人を(候補に)と考えてきた。自民と一線を画すことを明確にし、政策が合致するなら積極的に検討したい」と支援に前向きな姿勢を示した。

 一方、昨年11月の県議会定例会で出馬表明した三村氏は、今月7日に投開票された県議選で単独過半数の30議席(公認28、推薦2)を獲得した自民、現有2議席を維持した公明両党と連携。自民県連、公明党本部の「推薦」を受けて知事選に臨む。

 公約は近く発表する予定だが、両党と締結した政策協定では、経済再生・地域産業振興や人口減少克服などを掲げている。今月下旬から各地で集会を開き、浸透を進める方針だ。

 知事選では、三村氏の4期16年の県政運営に対する評価や、県政の最重要課題に位置付けられる人口減少対策などが争点になるとみられる。国民民主、立憲民主、社民3党は、独自候補の擁立は考えていないという。

デーリー東北新聞社

5246チバQ:2019/04/17(水) 19:38:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000052-asahi-pol
一般質問ゼロ、珍事襲った町議会 名乗り上げた女性園長
4/17(水) 17:00配信 朝日新聞デジタル
一般質問ゼロ、珍事襲った町議会 名乗り上げた女性園長
町村長選・町村議選の女性候補者の割合(統一地方選)
 16日に告示された統一地方選の町村議選には577人の女性が名乗りを上げた。候補者全体の12・1%で過去最高だが、14日に告示された市議選(17・3%)や区議選(26・5%)に比べると低く、昨年施行された候補者男女均等法がめざす男女同数には遠く及ばない。町村長選に立候補した女性はわずか4人で、全体の1・9%だった。

 青森県は40市町村のうち半数近い19町村に女性議員がおらず、女性「ゼロ」議会の割合が全国一。その一つ、県東部の内陸にある六戸町の町議選に、保育園園長の女性が立候補した。

 この女性は前々回、前回の町議選に続いて3回目の挑戦。落選した後も議会傍聴を続けているが、町政に異を唱える議員は見当たらず、町がよくなっているとも感じられないという。今年3月の定例議会では、議会が行政をチェックする機会となる一般質問もなかった。六戸町議会で28年9カ月ぶりの「珍事」だった。

 女性は「女性が立ち上がれば町は変わる。男だけの議会には任せておけない、という町民の怒りを感じるようになった。不満の声に応えたい」と言う。

朝日新聞社

5247チバQ:2019/04/18(木) 15:36:20
https://www.sakigake.jp/news/article/20190418AK0004/
県議会、自民26人で過半数維持 7会派が届け出
2019年4月18日 7時25分 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 秋田県議会(定数43)の会派結成届が17日に締め切られ、新たな構成が決まった。7会派が届け出て、県政与党の自民党は26人と引き続き過半数を確保した。第2会派は無所属議員8人でつくる「みらい」。これに社民党(4人)、「次の世代につなぐ会」(2人)と続く。残る3人はいずれも1人会派で活動する。新県議の任期は30日から。改選後初の議会は5月13日に招集される見込み。

 自民党は改選前から3人増えた。7日投開票の県議選では、引退する1人を除く公認候補26人が立候補。現新2人が落選した。さらに無所属で当選した新人2人(自民推薦1人含む)が会派入りする。

5248 チバQ:2019/04/21(日) 21:09:14
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190416_11013.html
宮城

<涌谷町長選>安部前町長、出馬へ 佐々木町議は立候補断念

2019年04月16日 火曜日

��安部周治氏

 現職の大橋信夫氏の死去に伴う宮城県涌谷町長選(5月21日告示、26日投開票)で、前町長の安部周治氏(71)が無所属で立候補する意向を固めたことが15日、分かった。選挙には町議会議長の遠藤釈雄(とくお)氏(68)、町議の佐々木敏雄氏(65)も立候補の意思を示していたが、佐々木氏はこの日、町内で記者会見し、断念を表明した。
 安部氏は河北新報社の取材に「(大橋氏の急死後)町が不安になる中、支援者から後押しがあり、期待に応えたいと思った」と述べ、財政改革や町組織の刷新に意欲を示した。今週中にも正式に表明する。
 安部氏は涌谷町出身、日大法学部卒。町議5期、副町長などを経て2011年の町長選で当時の現職らを破り初当選した。再選を目指した15年の前回町長選で大橋氏との一騎打ちに敗れた。
 佐々木氏は立候補断念の理由として、掲げる政策面で遠藤氏と共通する部分が多い点などを挙げ、「このまま出馬すれば、議会内の分裂を招き、町民のためにならないと判断した」と話した。
 遠藤氏は15日、議員辞職願を提出した。

��

5249チバQ:2019/04/22(月) 17:37:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00010003-minyu-l07
矢祭町長に新人・佐川正一郎氏 45票差で制す、統一地方選
4/22(月) 12:11配信 福島民友新聞
矢祭町長に新人・佐川正一郎氏 45票差で制す、統一地方選
支持者らと万歳する佐川氏(左)と妻善子さん
 第19回統一地方選後半戦で、任期満了に伴う矢祭、三島両町長選と喜多方市議選、南会津町議選は21日、投開票が行われ、当選者が決まった。
 無所属新人の前町議同士の一騎打ちとなった矢祭町長選は、佐川正一郎氏(67)が鈴木正美氏(61)を45票差で破り、初当選を果たした。任期は30日から4年。
 佐川氏は選挙期間中、子ども議会の開催や小中連携教育の推進など、少子高齢化に歯止めをかけるための公約を有権者に幅広く訴えて支持を集め、激戦を制した。
 投票率は88.16%で、前回の88.77%を0.61ポイント下回った。当日有権者数は4899人(男性2405人、女性2494人)。
 当選証書付与式は22日午前9時から、町役場で行われる。

5250チバQ:2019/04/22(月) 17:37:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190422-00010002-minyu-l07
三島町長に現職・矢沢源成氏 87票差で新人破る、統一地方選
4/22(月) 12:09配信 福島民友新聞
三島町長に現職・矢沢源成氏 87票差で新人破る、統一地方選
当選を祝い万歳三唱する矢沢氏(左)と妻直子さん
 第19回統一地方選後半戦で、任期満了に伴う矢祭、三島両町長選と喜多方市議選、南会津町議選は21日、投開票が行われ、当選者が決まった。
 三島町長選は、無所属の現職矢沢源成氏(67)=1期=が、無所属新人で元県監査委員事務局長の二瓶辰右エ門氏(65)を87票差で破り、再選を果たした。任期は5月17日から4年。
 2011(平成23)年以来8年ぶりの選挙戦。4年前に無投票当選した矢沢氏はJR只見線の利活用に向けた広域連携や保育料無料化、健康づくり推進などを掲げ、新人の挑戦を退けた。
 投票率は86.80%で、11年を1.81ポイント下回った。当日有権者数は1462人(男性710人、女性752人)。当選証書付与式は22日午前10時から、町民センターで行われる。

5251チバQ:2019/04/22(月) 17:56:36
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190421_21046.html
<青森知事選>新体制の自民県連 不安ちらり
 青森県知事選は、新人の佐原若子氏(65)の立候補表明で選挙戦に突入することが確定的になった。現職の三村申吾氏(63)を推薦する自民党県連は、7日の県議選を踏まえて体制を刷新したばかり。県連関係者は勝利への自信の一方、不安ものぞかせた。
 告示まで1カ月を切っての佐原氏の立候補表明。「不安はない」「慌てふためくことは一切ない」。自民県連関係者は平静を装う。
 ただ、県連は14日に新体制を始動させている。神山久志前幹事長、成田一憲前筆頭副会長ら4人が県議選で落選し、複数の主要ポストの交代を余儀なくされたからだ。
 県連で選挙の実務を初めて担う別の幹部は「戸惑いだらけ」と吐露。従来は神山、成田両氏が選挙戦を取りまとめてきただけに「2人が陣頭指揮から離れる分、責任感を持ってしっかりやらないといけない」と漏らす。
 立憲民主、国民民主、共産、社民の4野党は今後、佐原氏の支援の可否を含めた対応を決める。佐原氏陣営は野党各党との連携を視野に入れるが、ベテラン自民県議の一人は「相手がどうであろうと、こちらはやるべきことをやるだけ」と余裕を見せた。


関連ページ:青森政治・行政
2019年04月21日日曜日

5252チバQ:2019/04/22(月) 17:57:00
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190422_11029.html
<大衡村長選>萩原氏再選 村政混乱立て直し評価

再選を決め、万歳をする萩原氏(中央)=21日午後8時15分ごろ、大衡村大衡の事務所
拡大写真

拡大写真
 任期満了に伴う宮城県大衡村長選は21日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の萩原達雄氏(70)が無所属新人で元村議の小川宗寿氏(57)を破り、再選を果たした。
 午後8時10分ごろ、萩原氏当選の一報が大衡村大衡の事務所に入ると、約100人の支持者から歓声が上がった。萩原氏は「皆さんの支援は大きな自信になる。これまでの4年を超える政策を一歩一歩進めたい」と意欲を述べた。
 選挙戦で萩原氏は、2015年に前村長がセクハラ問題で辞職した問題に触れ「負のイメージを払拭(ふっしょく)した」と村政立て直しの実績を強調。企業の集積に伴う移住定住の促進や子育て支援の充実、農業の振興を中心に訴え、支持を広げた。
 12年の前々回村長選に続く挑戦となった小川氏は、村長給料の50%削減を掲げて自ら身を削る覚悟をアピール。若さと行動力を前面に、介護基金の創設やトップセールス強化による企業誘致の促進を主要公約に挙げたが、届かなかった。
 当日の有権者は4782人。投票率は70.89%。前回15年の80.94%を10.05ポイント下回った。

◎庁内の環境改善手応え

 188票差の接戦を制した前回2015年村長選と同様の激戦となったが、397票差をつけて勝ち抜いた。「住民が幸せを実感できる村づくりを進めたい」と抱負を語る。
 「明るく、飾らない人柄」。周辺の一致した人物評だ。真剣勝負の村議会でも、率直な言い回しの答弁に場が和らぐことも少なくない。
 村の信頼回復に向けてボトムアップを重視。「庁内の環境改善に力を入れてきた」と手応えを口にする。
 今年は村制施行130年。単独村制を貫き、今や県内唯一の村だ。「県外では村の響きにインパクトがあるようだ」と愛着を感じている。
 元々は農家。今も米作りに携わり、時間があれば里山で山菜採りも楽しむ。大衡村大衡の自宅に妻(67)と長男夫婦、孫娘の5人暮らし。

[はぎわら・たつお]48年7月20日、大衡村生まれ。黒川高卒。95年村議選初当選。5期目で議長だった15年3月、解散で失職。翌4月の出直し村長選に立候補し初当選。70歳。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年04月22日月曜日

5253チバQ:2019/04/22(月) 17:57:24
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190422_11028.html
<大衡村長選>騒動沈静化 攻めの好機
 【解説】県内唯一の統一地方選として行われた宮城県大衡村長選は、現職の萩原達雄氏が新人の小川宗寿氏を退け、再選を果たした。経験を重ねた現職か、改革姿勢を打ち出した新人か。有権者は、村政正常化など1期4年の実績を訴えた萩原氏に村の新時代を託した。
 5期目途中だった前村長のセクハラ問題が発覚した2015年3月。前村長の辞職と村議会解散で、村は村長も議員も不在になる異常事態に陥った。
 選挙戦は「マイナスからのスタート」(村議)となった村政運営の評価や、人口増を基調とした地域づくりが焦点となり、萩原、小川両氏が共に子育て支援や高齢者対策、企業誘致の促進を重点公約に据えた。
 根幹となる公約に大きな違いがみられなかった一方、政治手法は「住民納得の上で地道に進める」(萩原氏)、「スピード感ある事業推進が重要」(小川氏)と対照的だった。
 騒動から4年。村には落ち着きが戻った半面「情報発信が弱く、展望が見えにくい」と物足りなさを指摘する声が上がる。小川氏が獲得した票は現状への不満の表れといえるだろう。マイナスを乗り越え、新時代に入る今こそ、守りから攻めに転じる好機と言える。
(富谷支局・藤田和彦)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年04月22日月曜日

5254 チバQ:2019/04/27(土) 16:40:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190427-00000510-san-soci
公選法違反容疑で県議選落選候補者ら2人逮捕 山形県警

4/27(土) 1:24配信��
26
��

 7日投開票の山形県議選で、有権者4人に現金を渡し投票を依頼したとして、県警捜査2課などは26日、公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで、落選した同県白鷹町の会社役員、竹田良則(37)と、会社役員、大江勝則(50)の両容疑者を逮捕した。県警は、認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、平成30年11月下旬ごろ、竹田、大江両容疑者は共謀して、有権者4人に現金数十万円を渡すなどし、白鷹町内で投票や投票のとりまとめを依頼した疑い。

 県警によると、竹田、大江両容疑者は同じ会社の役員。大江容疑者は竹田陣営の運動員として選挙活動を担っていた。

5255 チバQ:2019/04/28(日) 18:59:54
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190428_11023.html
宮城

<登米、栗原・市長選>激戦の選挙から2年、透ける次回構図

2019年04月28日 日曜日

��

��

記事写真 全2枚

 登米、栗原の両市長は29日と5月1日でそれぞれ就任から丸2年を迎える。2017年4月の両市長選はまれにみる激戦が繰り広げられ、登米は当時の現職を、栗原は現職の後継候補を僅差で破って初当選した。県北2市で起きた地殻変動は、その後の市政にどんな影響を与えたのか。激戦の構図を踏まえつつ、任期が折り返しとなる2市の政治状況を探った。
◎登米市長選/対抗馬消え支持固め
 昨年10月下旬、登米市内に衝撃が走った。2021年の次期市長選への出馬が確実視されていた前市長布施孝尚氏(57)が立候補しない意向を表明したからだ。4選を目指した布施氏は新人だった現職の熊谷盛広氏(68)にわずか146票差で敗れた。
 「家業の歯科医院運営に専念したい」というのが理由の一つ。ある後援者は「次は必ず勝てると期待していたのだが。別の候補を立てる話もないので、もんもんとしている」とこぼす。
 一方の熊谷氏の後援会は今年1月下旬、市内で市政報告会と新春の集いを開き、着々と支持固めを図り独走状態だ。後援会は市内9町域に22支部を網羅して女性部と青年部を組織。親戚会四つに同級生の会も立ち上げた。寺沢豊志後援会長(70)は「対抗馬は必ず出てくるという前提で、常に臨戦態勢にある」と語る。
 市政運営は決して安泰ではない。約157億円の累積赤字を抱える市病院事業改革の先行きは見えない。市議会では「与党」と呼べる議員がおらず多数派を形成していないため2年間で3度も議案が否決された。
 及川昌憲議長(64)は「長期総合計画の見直しや病院問題について、そろそろ具体的な方策を明らかにし、市民に示すべきだ」と注文を付ける。
 熊谷氏は再選出馬を明言していないが、今月3日の定例記者会見で「残された2年で公約をしっかりと具体化していく」と述べた。
◎栗原市長選/現職対新人再戦濃厚
 現職の千葉健司氏(62)は3月下旬、旧町村を一巡する活動報告会を開催した。栗駒地区の会合では100円均一の運賃で市内外をつなぐバス事業や、「道の駅構想」の基本構想委託費の予算化など、2年間で実現させた公約の成果を強調した。
 今月16日の定例記者会見で、千葉氏は再選出馬について「残り2年をちゃんとクリアしないとその先はない」と語るにとどめ、公約の実行を最優先する考えを示した。
 2年の間に、手薄だった女性や20〜40代の若者の支援組織をそれぞれ結成した。旧10町村ごとにあった後援会組織を見直し、指示、連絡体制を強化して、再選を見据えた動きは着々と進んでいる。
 一方、知名度不足を指摘されながらも、前回選挙で42票差まで詰め寄った前副市長佐藤智氏(62)。両氏は中学、高校の同級生。後援会関係者は選挙結果を「(佐藤氏を後継指名した)前市長の組織があっての票」と総括する。旧10町村に後援会支部を組織するなど、支持基盤の拡大に力を入れる。
 3月下旬に築館地区であった集会には、約200人が参集。前市長の佐藤勇氏(76)や旧町の首長らがマイクを握り、支持を呼び掛けた。
 佐藤氏は「千葉氏は市政刷新を訴えたが独自性が見えてこない。残り2年、公約の重みがのしかかってくるはずだ」と語り、相手の市政運営も注視する。

5256 チバQ:2019/05/04(土) 13:21:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM525H2SM52UBNB009.html
青森県議選めぐり数万円受け取った疑い 町議3人逮捕

2019/05/02 17:36��

��
青森県三戸町役場=2019年5月2日午後4時2分、横山蔵利撮影
(朝日新聞)

 4月7日に投開票された青森県議選で、候補者の陣営関係者から現金を受け取ったとして、県警は2日、同県三戸町議会の男性議員3人を公職選挙法違反(被買収)容疑で逮捕し、発表した。
 発表によると、逮捕されたのは和田忠(63)、北向敦(61)、中村喜正(67)の3容疑者。3人は2月ごろ、いずれも県議選候補者の陣営関係者で三戸町の無職小舘敏夫(69)と農業越後一雄(74)の両容疑者=同法違反(事前運動、買収)容疑で逮捕=から、選挙運動の報酬として現金数万円を受け取った疑いがある。
 関係者によると、候補者は三戸郡区選出の沢田恵(さとし)氏(61)。同区は三戸町など6町村からなり、今回の選挙では定数3に対して新顔の沢田氏を含む計4人が立候補した。沢田氏は7186票を獲得して当選した。

5257チバQ:2019/05/10(金) 20:13:28
https://www.sakigake.jp/news/article/20190510AK0002/
4票差の元職・小林氏、異議申し出 上小阿仁村選
2019年5月10日 6時53分 掲載
シェアする
ツイートする
LINEで送る
お気に入りに登録
 先月21日に投開票された秋田県上小阿仁村長選挙で、4票差で次点だった元職の小林悦次氏(64)=五反沢=が、公職選挙法に基づき村選挙管理委員会に異議申出書を提出したことが9日、分かった。村選管は10日に村役場で会議を開き、申出書の取り扱いなど今後の対応を話し合う方針。

 村長選は三つどもえの戦いとなり、中田吉穂氏(68)=沖田面=が836票を獲得し4年ぶりに村長に返り咲いた。小林氏は832票、新人で菓子店経営の鵜野浩一郎氏(42)=同=は56票だった。

5258チバQ:2019/05/15(水) 18:18:21
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190515_31041.html
<参院選岩手・知事選>連動作戦攻める野党 達増、横沢両氏政策セミナー参加 自民けん制「県民党では」

連携に向けて互いに秋波を送る横沢氏(左)と達増氏=13日、滝沢市
拡大写真
 夏の参院選、8月22日告示の知事選(9月8日投開票)と全県一区の大型選挙が続く岩手県で、相乗効果を狙った2大選挙の連動作戦が始まった。知事選の候補擁立が大幅に遅れている与党自民党を横目に、野党勢力が真っ先に仕掛けた。

 参院選岩手選挙区(改選数1)で野党各党が推す元パラリンピック選手横沢高徳氏(47)と、日頃から政権批判を展開する現職知事達増拓也氏(54)が参加した政策セミナーが13日夜、滝沢市であった。
 会場には、ともに旧民主党で元衆院議員(旧岩手2区)の畑浩治氏や元参院議員(岩手選挙区)の滝沢市長主浜了氏の姿も。2大決戦に向けて野党系候補の連携を色濃くにじませた。
 横沢氏は、達増氏が衆院議員時代に後援会青年部で活動した経歴を持つ。報道陣を前に横沢氏が「アドバイスをもらえればありがたい」と秋波を送ると、達増氏も「彼の視点や考え方はいいなと思った」と応じた。
 知事選は告示まで3カ月。達増氏は4選立候補を表明していないが、周囲は「出馬も参院選候補との連携も既定の路線」(県議)と断言する。セミナー終了後には両氏が会場出口に並び、笑顔で来場者を見送った。
 「知事は県民党として政策を主張してきたのではないか。一人の候補者にどっぷり漬かるのはいかがなものか」。こうけん制する自民党県連幹部の心中は、決して穏やかではない。
 参院選こそ4選を目指す現職平野達男氏(65)の擁立を決めているものの、知事選の候補者選定は難航しているとみられる。一方で、連続大型選挙で候補者同士が連携するのは政党選挙のセオリーだ。県連幹部は「必ず反現職候補を擁立する」と話している。


関連ページ:岩手政治・行政
2019年05月15日水曜日

5259チバQ:2019/05/20(月) 15:07:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00010004-sakuranbo-l06
30年ぶりに自民議長誕生・執行部と議会とのねじれ解消 今後問われるのはチェック機能 山形市
5/17(金) 21:42配信 さくらんぼテレビ

先の統一地方選で与野党の勢力が逆転した山形市議会で、30年ぶりに自民会派から議長が選ばれた。

山形市議会は17日に臨時会を開き、改選に伴う正副議長選を行なった。4月の市議会議員選挙では、定数33のうち自民から公認と推薦を合わせて14人が当選し、公明の3人を合わせて過半数の17議席を確保した。

17日の議長選挙でも、自民会派の新翔会が一本化した斎藤武弘議員が公明党市議団の支援を受け、17票を得て議長に選ばれた。山形市議会で自民の議長が誕生するのは30年ぶりとなる。副議長にも同じ新翔会所属の長谷川幸司議員が選出された。

(山形市議会・齋藤武弘新議長)
「執行部と我々議員がようやく一致したなという感じ。より良い山形市の建設をまい進したい」

4年前に佐藤孝弘市長が誕生して以来続いてきた執行部と議会の与野党のねじれが解消したことになる。

(佐藤孝弘山形市長)
「背景にある政党的なものが変わったからと言って、それによって何か議会に向き合う姿勢が変わることはない。市民のことを第一に考えた政策を提案して議論していく」

一方、立憲民主や無所属議員で作る第2会派の緑政会の武田聡代表は「(議会は)しっかりと議論する場所なので勢力争い的なものが行われることはふさわしくない。ひとつひとつの案件に丁寧に議論を進めていくだけと私は思っている」

今後山形市政は、2期目への挑戦を明らかにしている佐藤市長が自身の政策を実行しやすくなる半面、議会のチェック機能が問われることになる。

5260チバQ:2019/05/22(水) 15:24:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000010-tbcv-l04
宮城・涌谷町長選 新人と元職 一騎打ちに
5/21(火) 19:38配信 TBC東北放送

TBC

 現職の町長が死去したことに伴う宮城県の涌谷町長選挙が21日に告示され、新人と元職の2人が立候補しました。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で、新人で前の町議会議長の遠藤釈雄候補(68)と、返り咲きを目指す元町長の安部周治候補(71)の2人です。選挙戦の最大の争点は、町の財政の健全化です。
 遠藤釈雄候補は、町議を6期務めた実績を強調しつつ、死去した大橋信夫氏が進めてきた町政を受け継ぐとアピールします。
 安部周治候補は、副町長などを経て2011年の町長選で初当選しましたが、4年前の選挙で落選。返り咲きを目指します。
 宮城県涌谷町は、人口減少により税収が伸び悩む一方、高齢化率は3割を超え社会保障費は10年間で約4億円増えました。また町営の病院は、大崎市などの大規模病院に患者を奪われ経営が悪化。病院の赤字の穴埋めに町の歳出の6%、約4億8000万円が充てられるなどしていて、町は2019年1月に「財政非常事態宣言」を出しました。
 遠藤候補は、企業誘致などを進め経済を活性化させて税収を増やしたいといいます。
 安部候補は、自らの給与の50パーセントカットや職員の手当を削減し支出を抑制すると訴えます。
 町民への行政サービスを維持しながら、どのように町の財政を建て直すのか。5日間の論戦に注目が集まります。
 涌谷町の有権者数は、20日現在1万4113人となっています。町長選の投票は5月26日に行われ、即日開票されます。

5261チバQ:2019/05/22(水) 15:47:14
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190522_31046.html
<岩手知事選>告示まで3ヵ月 自民、候補擁立手詰まり感

知事選対応などを話し合った自民党岩手県連の選対会議=18日、盛岡市
拡大写真
 岩手県知事選(9月8日投開票)は22日、告示まで3カ月に迫った。野党系の現職達増拓也氏(54)の4選立候補が確実視される一方、際立つのは自民党の手詰まり感だ。夏の参院選、県議選(8月30日告示、9月8日投票)と選挙日程が立て込む中、政権与党が知事選にエネルギーを注げずにいる。

 自民県連は18日、盛岡市で選対会議を開いた。会議後、岩崎友一幹事長は「民間人を含めて人選し、一日も早く擁立したい」と主戦論を口にした。
 しかし現実は厳しい。県連幹部によると、1年前から県出身の官僚ら「5人程度に声を掛けた」が、ことごとく袖にされたという。
 2007年、11年の知事選は自民系候補が達増氏に敗北。前回15年は全面支援した平野達男参院議員が告示直前に立候補を断念し、不戦敗となった。
 全国の潮流と一線を画し、各種選挙で野党勢力が優位に立つ岩手。「今の政治情勢では、仕事を辞めて自民からの立候補を求めても、なかなか首を縦に振ってくれない」と県連幹部は肩を落とす。
 「知事選はもう無理。県議選で第1党を取るのが目標」と諦めムードのベテラン県議もいて、政権党の連続不戦敗が現実味を帯びつつある。
 達増氏と距離を置く無所属県議は「情けない。現職は農業や工業の振興が不十分。攻め所はいくらでもあるのに」と自民のふがいなさにあきれ顔だ。
 いまだに進退を明らかにしていない達増氏には「6月定例県議会で立候補表明」との見方が専ら。ただ県幹部は「対抗馬の動きがなければ、6月に表明するメリットはない。自民の出方次第では表明がずれ込む」と読む。
 15年知事選で県議有志が設立した政治団体「希望郷いわてを実現する会」も残っており、中心メンバーの関根敏伸県議は「表明すればすぐ動きだせる」と常在戦場を強調する。
 ある野党系県議は余裕たっぷりで自民に皮肉を放った。「知事選が連続無投票というのは、県民にとって良くない。自民にも頑張ってほしい」


関連ページ:岩手政治・行政
2019年05月22日水曜日

5262チバQ:2019/05/22(水) 15:48:36
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190510_21002.html
<青森知事選>野党共闘 実現厳しく 現職との距離感に温度差

参院選を優先させ、統一候補について話し合った県内4野党の代表ら=2018年12月、青森市
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選(6月2日投開票)は、16日の告示まで1週間を切った。現職三村申吾氏(63)に新人の歯科医佐原若子氏(65)が挑む構図になる公算が大きい。焦点の野党共闘は、三村氏への距離感などから、構築が厳しい情勢となっている。県議選、市町村議選と続き、参院選も控える12年に1度の「選挙イヤー」。野党各党の関心は、早くも夏の参院選に向いている。

 反核燃を訴える市民団体「市民連合あおもり」が佐原氏擁立を発表した4月20日、団体幹部は立憲民主、国民民主、共産、社民の各野党に共闘を呼び掛けた。
 しかし、応じたのは自主的支援を表明した共産、社民のみ。立民と国民は11日までに対応を決めるが、三村氏への評価や原子力政策を巡り、共闘に懐疑的だ。
 立民県連の山内崇代表は「自民党依存の今の県政を良しとしないが、国政の与野党対立を持ち込むのは望ましくない。三村県政には安定性もある」と言う。
 連合が支持母体の国民県連幹部は「三村知事は財政健全化にもよく取り組んでいる。(佐原氏と組むと)原発を推進してきた自分たちの立場と矛盾する」と説明する。
 野党4党は事実上、独自候補の擁立を見送り、夏の参院選青森選挙区(改選数1)に照準を合わせた。
 共産を除く3野党の県連と連合青森などは2月、立民公認で新人の弁護士小田切達(さとる)氏(61)を参院選の野党統一候補に決定。新人の党県書記長斎藤美緒氏(39)を擁立する共産と調整し、小田切氏への候補者一本化を目指している。
 前回参院選の2016年は、旧民主公認の野党統一候補が自民現職に競り勝った。各党には「保守が強い県内でも、共闘すれば勝てると分かった」(田名部定男国民県連副代表)との認識が強く残る。
 しかし、知事選の野党共闘は進みそうにない。要因の一つが三村氏の群を抜く選挙の強さだ。
 県政初の5選を目指す三村氏は、自民県連と公明の推薦を受けて盤石な支持基盤を築く。過去3回の選挙では、73〜79%台の圧倒的な得票率で勝ってきた。
 参院選で野党統一候補の調整に携わる社民県連幹部は「三村氏に対抗できる候補者探しに、野党は力を注げなかった」とこぼした。
 野党の足並みはそろわないが、人口減少対策や地方創生、原子力政策、三村氏多選の是非など、知事選で有権者に問うべき課題は多い。


関連ページ:青森政治・行政
2019年05月10日金曜日

5263チバQ:2019/05/22(水) 15:54:37
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190522_11015.html
<涌谷町長選>元新2氏の争い

遠藤 釈雄氏
拡大写真

安部 周治氏
拡大写真
 大橋信夫前町長の死去に伴う涌谷町長選は21日、告示された。ともに無所属で、新人の元町議会議長遠藤釈雄(とくお)氏(68)=自民・公明推薦=と元町長の安部周治氏(71)が立候補を届け出た。1月に町が出した「財政非常事態宣言」を受け、財政再建が争点となる。
 遠藤氏は、町役場前の事務所で出陣式を行った。後援会長の中村功元県議、近隣の市町議会議長らに「大橋氏の思いを受け止める。財政立て直しに魔法はない。地域のリーダーを育て、当たり前のことを当たり前に行う。最高責任者にしてほしい」と呼び掛けた。
 安部氏は同町本町の事務所で第一声。集まった行政書士関係者らの前で「この身を町民のためにささげ、町長報酬を50%以上カットする。町国保病院の問題は町長時代からの懸案。運営に民間事業を取り入れ、医療体制を充実させる。私が立て直す」と訴えた。
 同町長選は当初、8月11日に投開票の予定だったが、4月4日に大橋氏が急死したため、前倒しされた。
 投票は26日に行われ、即日開票される。20日現在の有権者は1万4113人。

 ◇宮城県涌谷町長選立候補者
 
遠藤釈雄68元町議会議長 無新 (自・公推)

安部周治71元町長    無元


関連ページ:宮城政治・行政
2019年05月22日水曜日

5264チバQ:2019/05/26(日) 20:31:04
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190525_21042.html
<三沢市長選>あす告示 保守分裂の構図再び

19日に開かれた公開討論会の最後に握手を交わす小桧山氏(右)と鈴木氏
拡大写真
 任期満了に伴い26日に告示、6月2日に投開票される三沢市長選は、種市一正市長(77)の後継指名を受けた元青森県議小桧山吉紀氏(68)と、2015年の前回敗れた元市議鈴木重正氏(50)が立候補を表明している。前回同様、自民党籍を持つ2人の争いとなる公算が大きく、選挙戦を前に戦いは熱を帯びている。

 前回の市長選は、前市長の長男の鈴木氏と、前市長の後援会長だった種市氏が争った。小桧山氏は種市氏の後援会を引き継いでおり、今回もほぼ同じ構図となる。
 小桧山氏と鈴木氏は共に自民党に推薦願を提出。党三沢市支部は4月20日の総務会で「甲乙つけがたい。両者とも支部への貢献度もある」などとして、推薦を出さないことを決め、自主投票となった。
 党市支部長で三沢市選挙区選出の小比類巻正規県議(67)は両陣営の事務所開きでそれぞれマイクを握って応援。「正々堂々と頑張ってほしいという思いで(両方に)顔を出した。(推薦を)出せるなら2人ともに出したい」と苦しさをにじませた。
 青森県知事選告示の今月16日、三沢市役所前で現職の三村申吾候補が行った街頭演説に、小桧山氏と鈴木氏が応援に駆け付けた。両端に離れて立つなどピリピリした空気で、司会者が2人を紹介することもなかった。
 演説終了後2人がその場を離れると、候補者の応援に来ていた自民党関係者は緊張が解けた様子だったが「これからもっと大変になる」と漏らした。
 両陣営の支持基盤は重なる部分も多いが、保守系の市議は二つに割れている。
 鈴木氏の陣営の総決起大会には市議6人に元市議らも出席。「前回の悔しさを忘れることなく、何としても勝たなければいけない」(選対本部長の西村盛男市議)と雪辱を期す。
 小桧山氏の陣営は市議10人が応援。舩見亮悦議長は総決起大会で、種市氏の実績を紹介した上で「市政を継続と発展させることができるのは小桧山さんだけ」と訴えた。
 両陣営とも「前回以上の厳しい戦いになる」とみており、市内を二分する争いは投票日までさらに過熱しそうだ。


関連ページ:青森政治・行政
2019年05月25日土曜日

5265チバQ:2019/05/27(月) 16:04:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190526-00000002-san-l02
三沢市長選は2新人の争い
5/27(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う三沢市長選が26日告示され、ともに無所属の新人で、元市議の鈴木重正氏(50)と元県議の小桧山吉紀氏(69)が立候補を届け出た。投開票は県知事選と同じ6月2日。

 前回に続く市長選挑戦となった鈴木氏は、「みんなが元気なまちづくり」をスローガンに、健康寿命の延伸や基地との共存共栄など幅広い公約を掲げている。

 種市一正市長から後継指名を受けた小桧山氏は、「確かな歩みを前へ」をキャッチフレーズに、子育て支援や教育環境の充実などの政策を打ち出している。

 両氏ともに自民党籍を持ち、しかも訴えに大差ないことから、選挙戦は保守分裂の激戦が予想される。

 有権者数(25日現在)は3万3027人。

 

 ◇三沢市長選 届け出順

鈴木重正 50 元三沢市議 無新  
小桧山吉紀 69 元県議   無新

5266チバQ:2019/05/27(月) 22:06:27
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190527_11019.html
<涌谷町長選>遠藤氏初当選 安部氏の返り咲き阻む

初当選し、支持者から花束を受け取る遠藤氏=26日午後9時40分ごろ、宮城県涌谷町の事務所
拡大写真
 大橋信夫前町長の死去に伴う宮城県涌谷町長選は26日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元町議会議長遠藤釈雄(とくお)氏(68)=自民・公明推薦=が、無所属で元町長の安部周治氏(71)を破り、初当選を果たした。
 遠藤氏は午後9時半すぎ、当選確実の知らせを受け、町役場前の事務所に入った。約50人の支持者を前に「小さな力しかない私が、皆さまの大きな力を借りて当選できた。町民の笑顔が増えるよう4年間頑張りたい」と意欲を述べた。
 選挙戦では、1月に町が出した「財政非常事態宣言」を受け、町財政を圧迫する町国保病院の経営改善や町事業の見直しを中心に「人材発掘・育成を通した町づくり」を訴えた。大橋氏の後継者を強調し、後援会長の中村功元県議や町議12人中9人の支援を受けた。
 2015年の前回町長選で大橋氏に再選を阻まれた安部氏は、町国保病院の民営化や町長報酬の50%以上カットを公約に掲げたが、届かなかった。
 当日の有権者は1万3935人。投票率は61.60%で前回15年の63.59%を下回り、記録が残る1983年以降で最低となった。

◎財政再建へ具体策必要

 【解説】現職だった大橋信夫氏の急死という異例の事態を受けて行われた涌谷町長選は、新人の遠藤釈雄氏が元町長の安部周治氏に競り勝った。有権者は、町議12人中9人の支援を受け、大橋氏の後継者を自認する遠藤氏に町の将来を託した。
 町の最優先課題は財政再建。選挙戦で遠藤氏は「当たり前のことを当たり前に行う」と言うにとどめた。それは、財政圧迫の要因である町国保病院への対応を巡り、支援町議らの間には、民営化や診療科の縮小、療養部門への特化など多様な意見があるからだ。
 町一般会計から病院への繰り出し額は毎年度4億〜6億円に上る。自身が訴えた「長期的な視点」だけでなく、改善策の早急な提示も必要だろう。その過程で、太いパイプを築いた町議会とのなれ合いは避けなければならない。
 安部氏は「身を切る改革」や町国保病院の民営化といった具体策を打ち出し、大橋、遠藤両氏の支持層も一定程度切り崩した。遠藤氏は批判票として謙虚に受け止め、町一丸となって困難な課題に立ち向かう体制を構築することが求められる。
(小牛田支局・山並太郎)

<涌谷町長選開票結果>

(選管最終)
当 4,467 遠藤釈雄 無新(1)
  3,996 安部周治 無元

5267チバQ:2019/05/29(水) 18:20:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000001-fminpo-l07
現新2人の戦いか 会津若松市長選告示まで2カ月
5/29(水) 8:05配信 福島民報
 任期満了に伴い七月二十八日告示、八月四日投票で行われる会津若松市長選は、二十八日で告示まで二カ月となった。三選を目指す現職室井照平氏(63)と、立候補を表明した市議通算三期目の新人阿部光正氏(69)のほかに動きはなく、二人による選挙戦が濃厚になっている。

 室井氏は昨年の十二月定例市議会で立候補を表明した。ICT(情報通信技術)を暮らしに生かすスマートシティ推進など施策の継続を訴える。新人同士二人の戦いとなった二〇一一(平成二十三)年の市長選を三万八百八十七票で制し初当選、二〇一五年は無投票で再選した。

 阿部氏は四月に記者会見して立候補を表明した。一貫して現市政を批判しており、人口減少対策や経済振興策を市民に訴えて浸透を図る。市長選への挑戦は二度目。前回立候補した二〇〇七年は当時の現職を含む四人の争いとなり、六千九百八十四票を得たが及ばなかった。

 昨年以降、複数の市議が市長選への立候補を模索したが、今月になっていずれも市長選と同じ日程で行われる市議選(定数二八)に専念する考えを明確にした。

 六月定例市議会が閉会する予定の六月二十八日ごろから市長選、市議選の動きは加速する見通し。国政の動向次第では八月四日に衆参同日選が行われる可能性が取り沙汰されている。それぞれの選挙がどう影響し合うかも注目される。

■2陣営が出席 立候補予定者説明会

 会津若松市長選の立候補予定者説明会は二十八日、市内の會津稽古堂で開かれた。室井氏の連合後援会関係者と阿部氏が出席した。

 有権者数は三月一日現在、十万人(男四万七千百十二人、女五万二千八百八十八人)。

5268チバQ:2019/06/01(土) 08:00:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000001-fminpo-l07
現新2人の戦いか 会津若松市長選告示まで2カ月
5/29(水) 8:05配信 福島民報
 任期満了に伴い七月二十八日告示、八月四日投票で行われる会津若松市長選は、二十八日で告示まで二カ月となった。三選を目指す現職室井照平氏(63)と、立候補を表明した市議通算三期目の新人阿部光正氏(69)のほかに動きはなく、二人による選挙戦が濃厚になっている。

 室井氏は昨年の十二月定例市議会で立候補を表明した。ICT(情報通信技術)を暮らしに生かすスマートシティ推進など施策の継続を訴える。新人同士二人の戦いとなった二〇一一(平成二十三)年の市長選を三万八百八十七票で制し初当選、二〇一五年は無投票で再選した。

 阿部氏は四月に記者会見して立候補を表明した。一貫して現市政を批判しており、人口減少対策や経済振興策を市民に訴えて浸透を図る。市長選への挑戦は二度目。前回立候補した二〇〇七年は当時の現職を含む四人の争いとなり、六千九百八十四票を得たが及ばなかった。

 昨年以降、複数の市議が市長選への立候補を模索したが、今月になっていずれも市長選と同じ日程で行われる市議選(定数二八)に専念する考えを明確にした。

 六月定例市議会が閉会する予定の六月二十八日ごろから市長選、市議選の動きは加速する見通し。国政の動向次第では八月四日に衆参同日選が行われる可能性が取り沙汰されている。それぞれの選挙がどう影響し合うかも注目される。

■2陣営が出席 立候補予定者説明会

 会津若松市長選の立候補予定者説明会は二十八日、市内の會津稽古堂で開かれた。室井氏の連合後援会関係者と阿部氏が出席した。

 有権者数は三月一日現在、十万人(男四万七千百十二人、女五万二千八百八十八人)。

5269チバQ:2019/06/02(日) 12:14:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190601-00000022-asahi-pol
知事選まで3カ月、いまだ名乗りゼロ 岩手で異例の事態
6/1(土) 10:12配信 朝日新聞デジタル
知事選まで3カ月、いまだ名乗りゼロ 岩手で異例の事態
3カ月後に迫った知事選についての質問に答える達増拓也知事=2019年5月31日、県庁
 任期満了に伴う岩手県知事選は9月8日に投開票される。だが、8月22日の告示まで3カ月を切った今も、誰も立候補を表明していない異例の事態になっている。現職の達増拓也氏(54)も態度を明らかにしないままだ。5月31日の定例会見でも「あす(1日)始まる三陸防災復興プロジェクトに集中しているところ」と明言を避けた。なぜなのか。

【写真】次の主が誰になるのか、まだ候補者の姿は見えない=県庁


 31日の定例会見。知事選への態度表明について尋ねられた達増氏は「(県民の)疑問や不安が膨らむのであれば良くないと思うので、ちょっと考えてみたい」と述べたものの、それ以上は言及を避けた。

 今年に入って、知事は何度となく同じ質問を受けてきたが「早い段階で、任期後のことに集中するのは良くない」(2月28日)、「予算や新総合計画を軌道に乗せることに集中する」(4月12日)と、かわすばかりだ。

 3期目の現職として知名度は抜群で、新顔のように準備期間は要らない。それでも、2期目の際は選挙の約4カ月前、3期目は任期満了の約10カ月前には出馬を表明していた。ここまで引っ張るのはなぜか。

 一つには、ライバルの不在が大きい。達増氏と一線を画す自民党はここに来ても対抗馬を出せずにいる。

 千葉伝(つとう)県連会長は19日、これまで複数の人物に接触したことを認めたうえで「今の職をなげうって知事になれるのかと厳しい判断になったとき、なかなか首を縦には振れない状況」と苦しい事情を明かした。関係者の一人は「(官僚など)県外で活躍する人を射止めるには、岩手に招いて業界団体と関係づくりをさせるなど数年がかりだ。もう時間切れだ」と話す。

5270チバQ:2019/06/03(月) 14:57:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000006-yamagatan-l06
山形市長選、告示まで3カ月
6/2(日) 11:47配信 山形新聞
 任期満了に伴う山形市長選は9月1日の告示(同8日投開票)まで3カ月となった。唯一、出馬を表明し、自民党市支部の推薦を受けた現職の佐藤孝弘氏(43)は、支援組織の態勢固めなど戦いに向けた準備を着実に進める。一方で、前回選で約50年ぶりに市政運営を明け渡した非自民勢力は、参院選の対応などに追われ、候補擁立に向けた議論は本格化していない。

 昨春、後援会の集まりで佐藤氏は「なかなかできなかった鈴川に後援会ができた。感慨深い」とあいさつした。同地区は大票田であるとともに、前市長市川昭男氏の地元だ。拠点づくりは特別な意味合いがあった。その後も5月までに大曽根や蔵王上野などで立ち上げ、地区後援会は37に。市内のほぼ全域をカバーした。前回、対立候補を推した企業などからの支援も取りつけている。

■警戒心

 昨年9月に早々と再選出馬を表明した後、佐藤氏は11月に3千人規模の市政報告会を開いた。先月には自民党市支部の推薦を受け、公明党県本部にも推薦願を提出。今月30日には事務所開きと共に事実上の決起集会となる市政報告会を開催して選挙態勢を築く。

 「相手が分からない中でもやるべきことをやる」と後援会幹部。自民市議の一人は「先の市議選で自公は議席の過半数を取ったが、得票を合わせると野党市議の合計より少なかった」とし警戒心を表す。佐藤氏が予定する無所属での出馬を念頭に「無党派層を含めて幅広く支持を拡大しなければならない」と続けた。

■議長選

 一方、前回市長選で共産を含む非自民候補として戦い、1773票差で敗れた梅津庸成氏(52)は「今は参院選の勝利を目指して活動することしか考えていない」とし、県選挙区で非自民勢力を引っ張る舟山康江参院議員の秘書としての立場を強調した。

 梅津氏を支援した非自民関係者も「参院選が最優先。市長選の候補者擁立には手が回らない。衆参同日選にでもなればさらに苦しい」と口をそろえる。市長選の候補擁立の主導権を握る組織が不在とする関係者もおり、社民系市議の一人は「現職に失政が見当たらず、争点を見つけるのが難しい」と本音を漏らした。

 さらに先の統一地方選後に行われた議長選では自公勢力に敗れ、非自民系の連携もできなかった。この影響を指摘し「一枚岩にはなれないだろう」と言い切る関係者も。無所属市議は参院選県選挙区で共闘態勢が進んでいることに対し「(政党色の強い)参院選と市民に近い市長選は別だ。首長としては(野党側への)目配りがあればいい」とし、佐藤氏の再選容認に含みを持たせた。参院選の対応、議長選のショックなど多くの要素が絡み合いながら、非自民系の候補擁立の模索は続く。

5271チバQ:2019/06/03(月) 14:58:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000161-rab-l02
三沢市長選 小桧山吉紀さんが初当選(青森県)
6/3(月) 11:42配信 青森放送

Radio Aomori Broadcasting(RAB)

新人同士の一騎打ちとなった三沢市長選挙は元県議会議員の小桧山吉紀さんが初当選を果たしました。

三沢市長選挙は、新人で元県議会議員の小桧山吉紀さんが1万2060票を獲得し、初当選を果たしました。
投票率は69.09%と4年前の前回を3.09ポイント下回りました。

★初当選した 小桧山吉紀さん
「感無量であります。市民目線でのこれから行政を続けてまいりたいと思います。浅学菲才の身をどうか支えてください。よろしくお願いします」

小桧山さんは、子育て世代の支援や教育環境の充実などに取り組みます。

5272チバQ:2019/06/03(月) 15:01:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000008-khks-pol
<青森知事選>三村氏5選 4野党支援の新人に大差
6/3(月) 9:59配信 河北新報
<青森知事選>三村氏5選 4野党支援の新人に大差
三村 申吾氏
 任期満了に伴う青森県知事選は2日投開票が行われ、即日開票の結果、自民党県連と公明党の推薦を受けた無所属現職の三村申吾氏(63)が、無所属新人の歯科医佐原若子氏(65)を大差で破り、県政史上初の5選を果たした。投票率は40.08%で、前回(2015年)を3.77ポイント下回った。

 三村氏は「攻めの農林水産業」を推進し、企業誘致や起業・創業支援など「経済を回す」仕組みづくりを進めてきた実績をアピール。人口減少克服を最重要課題とし、UIJターンや医療・福祉、人材育成などのさらなる充実を掲げ、県政の継続を訴えた。

 自民県連と公明の後押しがあり、盤石な組織戦を展開。県選出国会議員のほか、市町村長や各種団体の支援もあり、県内全域で手堅く票を集めた。

 佐原氏は、原子力施設に対する県独自の検証委員会を設置し、原発ゼロを目指すことを明言。高校生までの医療費無料化、一人親家庭や高齢者、障害者ら社会的弱者への支援の充実などを公約に掲げた。

 立憲民主、国民民主、共産、社民の4党の支援を受け、現県政への批判票や浮動票の取り込みを狙ったが、出馬表明が4月と出遅れた上、知名度不足が最後まで響いた。

 当日の有権者は109万1511人。

5273チバQ:2019/06/04(火) 20:13:40
>>5256
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000440-rab-l02
三戸町議会 自主解散も選択肢(青森県)
6/4(火) 18:38配信 青森放送

Radio Aomori Broadcasting(RAB)

 議員の逮捕など県議会議員選挙を巡る現金買収事件で大きく揺れる三戸町議会です。
 議員の半数以上が買収を持ちかけられ1人が辞職する中、副議長は自主解散も選択肢だと今後の厳しい見通しを示しました。

 これは、三戸町議会の佐々木和志副議長が議会運営委員会のあと取材に答えたものです。

★佐々木和志副議長
「解散という部分は私の中では選択肢の中の一つかなとは考えていますけれども、あくまで議会として議会自身が自ら解散するかしないかその選択肢を残すという意味での日程ということです」

 三戸町議会では4月の県議会議員選挙で三戸郡選挙区から立候補して当選した澤田恵候補に対する選挙運動の報酬を受け取った疑いで議員3人が逮捕され、処分保留のまま任意の捜査を受けています。
 さらに、5月31日には警察から事情を聞かれていた別の議員が議員辞職しました。
 定数14の三戸町議会では議長だった澤田県議が出馬のために議員辞職し、欠員が3人以上になると補欠選挙が行われます。
 今回の県議会議員選挙を巡っては議員の半数以上が買収を持ちかけられていた状況が明らかになっており、ほかの議員も辞職を口にしています。
 こうした状況を踏まえて佐々木和志副議長は抜本的な解決策として議会の自主解散も選択肢の一つとして可能性を示したものです。  
 再逮捕された2人の拘留満期は6月12日です。
 三戸町議会は13日の開会を想定していましたが、11日の開会に決め議会の正常な運営と町民の不信感払拭に向けて議論を始めます。

最終更新:6/4(火) 18:38


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000346-rab-l02
三戸 坂本町議が辞職(青森県)
5/31(金) 18:58配信 青森放送

Radio Aomori Broadcasting(RAB)

県議会議員選挙を巡る現金買収事件で、現職の町議3人が逮捕された三戸町議会で、別の議員1人が「一身上の都合」を理由に31日辞職願を提出しました。

辞職願を提出したのは三戸町議会の坂本勝克議員です。町の議会事務局などによりますと31日朝、佐々木和志副議長に辞職願を提出し受理されました。理由は「一身上の都合」ということです。
三戸町議会では4月に行われた県議会議員選挙で三戸郡選挙区から立候補して当選した澤田恵候補に対する選挙運動の報酬を受け取った疑いで、現職の町議3人が逮捕され、処分保留のまま任意の捜査を受けています。
関係者によりますと自身が役員を務める印刷会社で、澤田県議の後援会からポスターの印刷費として115万円の支払いを受けていた坂本議員も警察から事情を聞かれていたということです。
坂本議員の突然の辞職に町民は驚いていました。

★三戸町民は
「えっ、うそ」
「心配です本当にもう」
「みんな町民の人たちも困っている」
「影響なければいいけどね」

定数14人の三戸町議会では議長だった澤田県議が出馬のために辞職していて、欠員が3人以上になると補欠選挙が行われます。RABの取材に対しほかにも複数の議員が「辞職も考えている」と話していて議会運営への影響が心配されています。

5274チバQ:2019/06/04(火) 20:16:00
https://www.sankei.com/affairs/news/190502/afr1905020024-n1.html
青森県議選で買収疑い5人逮捕
2019.5.2 23:03
4月7日投開票の青森県議選で候補者への投票を依頼し現金を渡すなどしたとして、県警は2日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、いずれも同県三戸町、無職、小舘敏夫(69)と農業、越後一雄(74)の両容疑者を逮捕した。現金を受け取ったとして、同法違反(被買収)の疑いで、いずれも同町議の北向敦(61)、和田忠(63)、中村喜正(67)の3容疑者を逮捕した。

 小舘容疑者らが支援したのは三戸郡選挙区で初当選した沢田恵議員(61)=自民党公認。沢田氏は取材に「投票や票の取りまとめの目的ではなく、労務費として現金を支払ったと聞いていた。選挙管理委員会に違法性はないと確認していたようだ」と話した。小舘容疑者は後援会事務局長、越後容疑者は元町議で支援者という。

 両容疑者の逮捕容疑は告示前の2〜3月ごろ、三戸町で北向容疑者ら有権者数人にそれぞれ数万円を渡すなどしたとしている。


https://www.toonippo.co.jp/articles/-/174985
2019年4月5日
【県議選】三戸郡区 開票結果
当 8,872 夏堀浩一 65 自現
当 7,186 澤田恵 61 自新
当 7,041 和田寛司 56 無新
  6,818 夏堀嘉一郎 44 無新

5275チバQ:2019/06/08(土) 11:16:16
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190604_21028.html
<青森県知事選>5選の明暗(上) 圧勝の三村氏、強固な組織 隙与えず

当選のあいさつを終え、事務所を後にする支援者と握手を交わす三村氏(左)
拡大写真
 2日投開票の青森県知事選は、現職の三村申吾氏(63)が約33万票を集めて圧勝し、県政初の5選を決めた。自民党県連と公明党を中心に、各種団体から全面的な支援を受けた三村氏。対する新人の歯科医佐原若子氏(65)は県内4野党の支援を取り付けたが、一枚岩にはほど遠い組織力だった。両者の明暗を分けた戦いぶりを振り返る。

◇◆◇

 2日午後8時15分ごろ、「三村氏当選」の興奮がさめやらぬ青森市の選挙事務所。選対本部長を務めた自民県連の江渡聡徳会長があいさつに立った。多くの支援者を前に「三村知事の16年間の実績が県民にしっかり伝わった」と選挙戦を総括した。

<着実に足場固め>
 昨年11月下旬に知事選への立候補を表明した三村氏。前回同様に自民県連と公明のほか、県医師連盟など130以上の団体から推薦を得た上、県内の首長の大半を「三村支持」でまとめ上げた。5選目に向けて着実に足場を固め「相手に付け入る隙を与えなかった」(自民のベテラン県議)。
 街頭演説には県選出の自民の国会議員らが積極的に応援に駆け付けた。県議会の3分の2を占める自民、公明両会派の県議や、多くの市町村議の協力を得ながら、県内の隅々まで票の掘り起こしに注力。各地の後援会組織を中心に強固な組織力をフル回転させた。
 三村氏は自民、公明支持層をほぼ固めたほか、無党派層を大きく取り込んだ。野党支持層の一部からも支持を得て30万票の大台を超えた。
 一方で、県政では前例がない5選を巡り、立候補表明時から多選批判がくすぶっていた。身内の自民県連内でさえ「そろそろ後継者をつくるべきだ」との意見が一部にあった。
 ただ、こうした声は広がらなかった。全県的な知名度と高い人気を誇る三村氏に太刀打ちできる有力な候補者が見当たらなかったからだ。江渡会長も「他に具体的な名前は出なかった」と説明する。
 4野党から支援を受けた佐原氏は、県政が停滞しているとして多選批判を展開した。反応は上々。佐原氏に投票した有権者からは「5期は長い」「(政策が)変わらない」など、長期にわたる三村県政の弊害を懸念する声が漏れた。

<延長戦ではダメ>
 前回を上回る約75%の得票率で当選した三村氏。「一定の求心力は保たれた」(自民のベテラン県議)との見方が多い。ただ、自民県連幹部は「(5期目となれば)これまでよりもレベルの高い政策を実行できるはず。延長戦の4年間ではダメだということは強く言っていく」と厳しい態度で臨む構えだ。


関連ページ:青森政治・行政
2019年06月04日火曜日

5276チバQ:2019/06/08(土) 11:17:17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190605_21005.html
<青森県知事選>5選の明暗(下) 野党 そろわぬ足並み、「反原発」抑制は不発

落選が濃厚になり、敗戦の弁を述べる佐原氏(左)と大竹選対本部長
拡大写真
 投開票が行われた2日。投票終了の午後8時、現職三村申吾氏(63)の当選確実のニュース速報がテレビに映し出された。早い知らせに、新人佐原若子氏(65)の選挙事務所は重い空気に包まれた。
 程なく姿を見せた佐原氏は「残念な結果。(選挙期間が)あと1週間あれば、もっと支持を広げることができた」と唇をかんだ。

<現職有利の選挙>
 佐原氏が立候補を表明したのは4月20日だった。三村氏から遅れること約5カ月。告示までは1カ月を切っていた。現職が有利と言われる選挙戦で、出遅れは最後まで響いた。
 大竹進選対本部長は選挙戦最終日の1日、「相手候補の背中は捉えている」と自信を見せた。だが支援した社民党県連の幹部は「1カ月で各党との共闘態勢をつくり、支持を広げるのは難しい」と嘆いていた。
 出遅れを挽回するため、佐原氏陣営が目指したのは「野党共闘」の実現だった。与野党対決を前面に押し出すことで、自民党県連と公明党が推薦する現職に競り勝つ青写真を描いた。
 共闘の鍵となった原子力政策に関し、佐原氏は「脱原発に向けた県独自の検証委員会を作り、議論を深める」と強調。大竹本部長が原発反対を公約に掲げて出馬した前回選挙(2015年)より、トーンを抑えた。
 戦略は奏功したかに見えた。立憲民主、国民、共産、社民の全野党が支援を表明。三村氏が出馬した知事選では最も与野党対決の色合いが濃い選挙となった。

<立民「自主投票」>
 しかし、足並みはそろわなかった。「推薦並みの支援」と位置付け、積極関与した共産、社民両党。対する立民、国民両党の支援は消極的だった。
 立民は「それぞれの判断で応援する」という事実上の「自主投票」。国民は田名部匡代県連代表が応援演説に入ったものの、「共産色が強い候補の応援に肩入れできない」との立場をとった幹部もいた。
 社民県連幹部は「野党が一つにまとまって応援したというよりは、各党が個別に活動した。それではだめだ」と漏らす。完全な野党共闘とはならなかった。
 佐原氏の得票率は24%で、前回の大竹氏とほぼ同じだった。支援した野党県議は「野党共闘が結果に結び付かなかった。反省点もあり、共闘を構築する上での教訓になった」と語った。


関連ページ:青森政治・行政
2019年06月05日水曜日

5277チバQ:2019/06/08(土) 23:21:15
>>5274
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000007-webtoo-l02
澤田県議を逮捕 現金買収、事前運動の疑い
6/8(土) 20:41配信 Web東奥
 4月の青森県議選三戸郡区を巡る選挙違反事件で、八戸署と三戸署、県警捜査2課は8日、選挙運動の報酬として数人に現金を渡したとして、公選法違反(現金買収、事前運動)の疑いで、県議澤田恵(さとし)容疑者(61)=三戸町斗内清水田=ら2人を逮捕した。現職県議の逮捕は、天間林土地改良区役員選挙を巡る贈収賄事件で2003年に逮捕された元自民党県連幹部以来。

 このほか逮捕されたのは同町斗内寺牛、三戸町議の男性容疑者(61)。県警は「捜査に差し障る」として2人の認否を明らかにしていない。澤田容疑者は逮捕前の東奥日報紙取材に「当選後に会計責任者から『労務費を支払った』と聞かされたが、私は関わっていない」と関与を否定していた。捜査当局は同日、両容疑者の自宅や県議会などを家宅捜索。澤田容疑者の身柄を、逮捕した八戸署から青森署に移送した。

 両容疑者の逮捕容疑は、県議選告示前の2〜3月ごろ、既に逮捕されている陣営幹部2容疑者と共謀して、澤田容疑者への投票や投票の取りまとめなどの選挙運動をする報酬として、数人にそれぞれ現金数万円を渡した疑い。また数万円の供与の申し込みをし、立候補届け出前の選挙運動をした疑い。

 県警によると、供与した現金の総額は計数十万円に上る。東奥日報紙取材に、ある町議は受け取った金額は3万円と示唆しており、総額は20万円以上とみられる。

 事件を巡っては県警が5月2日、3町議らに現金を渡した疑いで、澤田容疑者の陣営幹部の2容疑者と3町議の計5人を逮捕。ほかにも買収を行っていたとして陣営幹部の2容疑者を同23日に再逮捕していた。

 これまでの東奥日報紙取材で、現金を受け取ったのはいずれも三戸町議で、計9人前後であることが分かっている。県警はほかに金を受け取ったとされる町議複数人について、任意で捜査を続けている。

 県警は逮捕した容疑者の取り調べや関係先の捜索、町議らの聴取などを続けた結果、澤田容疑者らが一連の買収に関与した疑いが強まった。県警などは10日に今回逮捕した2人を送検して役割や金の流れなどを調べる。

 澤田容疑者は県議選三戸郡区(定数3)で7186票を獲得し、2位で初当選した。

5278チバQ:2019/06/10(月) 18:15:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190609-00000018-khks-soci
買収容疑で青森県議逮捕 4月の県議選、票の見返りに数万円渡す
6/9(日) 14:48配信 河北新報
買収容疑で青森県議逮捕 4月の県議選、票の見返りに数万円渡す
沢田容疑者宅に捜索に入る捜査員=8日午後4時25分ごろ
 4月の青森県議選三戸郡選挙区を巡る選挙違反事件で、県警捜査2課などは8日、公選法違反(現金買収など)の疑いで県議の沢田恵容疑者(61)=青森県三戸町斗内=を逮捕し、三戸町議の北向敦容疑者(61)=同=を再逮捕した。

【写真】<青森知事選>三村さん「重責感じる」 県政初の5選、支持者歓喜

 逮捕容疑は、ともに沢田容疑者の後援会幹部で同法違反の疑いで逮捕された無職小舘敏夫(69)=同町同心町=、農業越後一雄(74)=同町梅内=の両容疑者と共謀し、同町で2〜3月ごろ、沢田容疑者への投票と票の取りまとめなどの見返りに、有権者数人に各現金数万円を渡すなどした疑い。県警は沢田、北向両容疑者の認否を明らかにしていない。

 同事件では5月2日、選挙運動の報酬として現金数万円を渡した疑いで小舘、越後両容疑者が、2人から現金を受け取った疑いで北向容疑者ら町議3人がそれぞれ逮捕された。小舘、越後両容疑者は別の現金買収容疑で再逮捕された。

 沢田容疑者らが有権者に渡した現金は計数十万円に上るという。同容疑者は町議3人の逮捕時、取材に「票の取りまとめではなく、後援会活動の労務費として(現金を)出していたと思う」と説明していた。県警は他の町議数人も現金を受け取った疑いがあるとして、同法違反(被買収)の疑いで書類送検する方針。

 県警は8日夜、北向容疑者の逮捕状の住所表記に誤りがあったとして同容疑者をいったん釈放し、新しい逮捕状を執行したと発表した。

5279チバQ:2019/06/10(月) 18:48:44
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190603_11041.html
<胎動 19宮城県議選>(1)仙台・青葉 現新7人が名乗り

拡大写真
 宮城県議選は、11月12日の任期満了まで半年を切った。東日本大震災からの創造的復興を掲げる「県震災復興計画」が2年後に完了し、改選後はポスト復興の道筋を描く役割を担う。「安倍1強」の国政と同様、自民が県政与党として最大勢力を維持するか、野党が巻き返すか。定数59を巡る全23選挙区の現状を探った。
(7回続き)
 青葉選挙区(定数7)=仙台市青葉区=は、現職5人が立候補を予定。残る現職2人は引退を表明し、それぞれ後継候補が立つ。他に立候補を探る動きもあり、戦いの構図は流動的だ。
 自民は、9選を目指す現職の中沢幸男(78)が公認を受けた。現在7期目の現職相沢光哉(80)は引退を決意。後継として、元衆院議員秘書の新人福井崇正(41)を擁立する。
 立憲民主は、現職の遊佐美由紀(55)が7選に向けて準備を進める。公明は、前回初当選の現職遠藤伸幸(42)が再選を期す。
 共産は、前回トップ当選した3期目の党県議団長遠藤いく子(70)が今期限りで引退し、後継に市民団体職員の新人金田基(もとる)(59)を立てる。ともに無所属現職の菅間進(68)が8選、東北電力出身の吉川寛康(50)が4選に挑む。
 現時点では無投票の可能性もあるが、水面下で候補擁立の動きが見られる。
(敬称略)

<前回の開票結果>
◆青葉(7-9)
当 12,652 遠藤いく子 共現
当 12,221 遠藤伸幸 公新
当 10,231 菅間進 無現
当  9,679 遊佐美由紀 民現
当  8,823 中沢幸男 自現
当  8,780 吉川寛康 無現
当  8,111 相沢光哉 自現
   7,003 石田一也 民新
   3,268 早坂敦 維新


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月03日月曜日

5280チバQ:2019/06/10(月) 18:49:51
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190604_11035.html
<胎動 19宮城県議選>(2)仙台・太白 ベテラン引退激戦/若林 現新4人の争いか

拡大写真
 太白選挙区(定数5)=仙台市太白区=は、前回トップだった旧民進系のベテランが引退し、自民、公明、共産、社民の現職4人に新人2人が挑む。少数激戦が予想される。
 自民は、4選を狙う現職佐々木幸士(46)が仙台市議の実弟と連動。市議の新人渡辺拓(42)は県議への転身を図り、2007年以来の2議席獲得を目指す。
 公明現職の横山昇(52)と、共産現職の角野達也(60)は再選に向け、それぞれ支持団体などの足場を固める。社民現職の岸田清実(64)は党勢維持を懸け6選を期す。
 6期務めた旧民進系県議会会派会長の藤原範典(72)は今期限りでの引退を表明。後継として、前回青葉選挙区で苦杯をなめたUAゼンセン県支部職員の新人石田一也(51)が無所属で立つ。
     ◇
 若林選挙区(定数3)=若林区=は、現在3期目の自民現職細川雄一(51)が引退する意向を示した。現職2人と新人2人の戦いとなる公算が大きい。
 前回トップ当選を果たした自民現職の渡辺勝幸(44)と、共産現職の福島一恵(58)はともに再選へ支持拡大を図る。
 参院議員秘書の新人高橋克也(34)は、自民公認での立候補が濃厚。立民は新人を擁立する方針で、人選を急ぐ。(敬称略)
◇     ◇
 宮城県議選は、11月12日の任期満了まで半年を切った。東日本大震災からの創造的復興を掲げる「県震災復興計画」が2年後に完了し、改選後はポスト復興の道筋を描く役割を担う。「安倍1強」の国政と同様、自民が県政与党として最大勢力を維持するか、野党が巻き返すか。定数59を巡る全23選挙区の現状を探った。

前回の開票結果

◆太白(5-6)
当 11,058 藤原範典 民現
当 11,044 横山昇 公新
当 11,029 角野達也 共新
当 10,865 佐々木幸士 自現
当  8,978 岸田清実 社現
   8,796 菊地伸志 自新
◆若林(3-4)
当 10,041 渡辺勝幸 自新
当  9,433 福島一恵 共新
当  7,490 細川雄一 自現
   5,849 千葉阿佐子 民新


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月04日火曜日

5281チバQ:2019/06/10(月) 18:50:32
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190605_11043.html
<胎動 19宮城県議選>(3)仙台・宮城野 現元2人の動向鍵/泉 立民が擁立へ激戦

拡大写真
 宮城野選挙区(定数4)=仙台市宮城野区=は、現職3人が立候補を表明。残る現職1人と、前回落選した元議員1人の動向が鍵を握る。
 自民現職の県連幹事長石川光次郎(51)は、5選へ支持基盤を強化。5選を期す公明現職庄子賢一(56)は、県本部代表として議席確保に懸命だ。前回初当選の共産現職大内真理(40)は小まめに地域を回る。
 旧民進で無所属現職の坂下康子(60)は、8選に向けて準備を進めている。前回維新公認の元議員堀内周光(42)は、無所属での立候補の可能性を探る。
     ◇
 泉選挙区(定数5)=泉区=は、現職4人と元議員1人に加え、立民が新人の擁立を決め、選挙戦が確実な情勢だ。
 自民は、ともに前回初当選の現職遠藤隼人(39)、現職庄田圭佑(35)が再選に照準を定める。前回落選した元議員外崎浩子(58)は雪辱を期し、支持拡大を図っている。
 前回議席を奪取した元衆院議員が2017年衆院選に立候補したのを受け、立民は後継に新人の看護師小畑仁(きみ)子(41)を立てる。
 4選をうかがう公明現職の県本部幹事長伊藤和博(59)は、地元市議と連携して党勢拡大を狙う。同選挙区で共産初の議席を獲得した現職中嶋廉(66)は、再選を目指す。
(敬称略)
◇     ◇
 宮城県議選は、11月12日の任期満了まで半年を切った。東日本大震災からの創造的復興を掲げる「県震災復興計画」が2年後に完了し、改選後はポスト復興の道筋を描く役割を担う。「安倍1強」の国政と同様、自民が県政与党として最大勢力を維持するか、野党が巻き返すか。定数59を巡る全23選挙区の現状を探った。

前回の開票結果

◆宮城野(4-5)
当 12,860 石川光次郎 自現
当 10,458 庄子賢一 公現
当  8,290 坂下康子 民現
当  8,124 大内真理 共新
   4,571 堀内周光 維現

◆泉(5-10)
当 11,994 鎌田さゆり 無新
当  9,558 中嶋廉 共新
当  9,323 伊藤和博 公現
当  7,042 遠藤隼人 自新
当  6,949 庄田圭佑 自新
   6,569 外崎浩子 自現
   5,885 菅原実 民現
   1,991 大庭雅寛 無新
   1,956 大久保三代 無新
    957 熊谷敏彦 気新


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月05日水曜日

5282チバQ:2019/06/10(月) 18:51:17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190606_11018.html
<胎動 19宮城県議選>(4)石巻・牡鹿 元議員の態度焦点/気仙沼・本吉 新人1人出馬検討
 石巻・牡鹿選挙区(定数5)=石巻市、女川町=は現職5人が立候補を予定。前回争った7人のうち、元議員の動向が焦点だ。
 6選を目指す自民現職の佐々木喜蔵(70)は党支持層と後援会を固める。自民元議員の池田憲彦(66)は5期目への態度を明らかにしていない。
 共産現職の三浦一敏(69)は3選を目指し、支持基盤拡大に余念がない。
 前回無所属で立った斎藤正美(64)は7選に向け、自民公認を得た。自民会派の本木忠一(61)は無所属で立候補し、5選を狙う。
 5期目の坂下賢(57)は民進解党で現在無所属。連合宮城の支援を受ける。
 前回民主公認の元議員加賀剛(67)は立候補しない。



 気仙沼・本吉選挙区(定数3)=気仙沼市・南三陸町=は現職3人が立候補の意思を固め、新人1人が立候補を検討している。
 自民現職畠山和純(72)は7選へ意欲を示す。3選を狙う立民現職境恒春(40)は小まめに街頭演説を展開。自民現職守屋守武(59)は再選を期す。
 前回と2018年市長選に出た無所属新人の斉藤巳寿也(みつや)(54)は夏までに結論を出す。



 東松島選挙区(定数1)=東松島市=は、17年補選で初当選した高橋宗也(57)以外、立候補の動きは表れていない。
(敬称略)

◇     ◇
 宮城県議選は、11月12日の任期満了まで半年を切った。東日本大震災からの創造的復興を掲げる「県震災復興計画」が2年後に完了し、改選後はポスト復興の道筋を描く役割を担う。「安倍1強」の国政と同様、自民が県政与党として最大勢力を維持するか、野党が巻き返すか。定数59を巡る全23選挙区の現状を探った。

◎前回の開票結果

◆石巻・牡鹿(5-7)
当 10,998 本木忠一 無現
当 10,491 斎藤正美 無現
当  8,291 佐々木喜蔵 自元
当  7,520 三浦一敏 共現
当  7,167 坂下賢 民現
   6,921 加賀剛 民元
   6,767 池田憲彦 自現

◆気仙沼・本吉(3-5)
当 13,156 守屋守武 無新
当  7,596 畠山和純 自現
当  6,551 境恒春 維現
   3,839 山崎哲 無新
   2,374 斉藤巳寿也 無新

◆東松島(無投票)
当     渥美巌 自現


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月06日木曜日

5283チバQ:2019/06/10(月) 18:52:07
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190607_11013.html
<胎動 19宮城県議選>(5)大崎/水面下で擁立模索 栗原/旧若柳の動向焦点 登米/現新の3人が準備

拡大写真
 大崎選挙区(定数4)=大崎市=は、現職4人が立候補の準備を進めている。水面下で候補擁立を探る動きもあり、選挙戦の構図が固まっていない。
 自民は、現職中島源陽(56)が5選に向け、旧岩出山町を拠点に足場を固める。4選を狙う現職菊地恵一(61)は旧古川市を中心に支持基盤を強化。再選に挑む現職佐々木賢司(49)は地盤の旧三本木町で票の上積みを図る。
 共産は、前回初当選の現職内藤隆司(60)が反自民の支持層を掘り起こす。
 前回候補を立て敗れた社民は、自主投票の見込み。

 栗原選挙区(定数2)=栗原市=は、旧築館町を地盤とする現職2人が立候補を予定する。
 自民現職の長谷川敦(46)は4選を目指す。無所属現職の熊谷義彦(67)は社民推薦で5選をうかがう。毎回候補者が立つ旧若柳町で、候補擁立を模索する動きがある。

 登米選挙区(定数2)=登米市=は、自民現職の副議長只野九十九(70)が今期限りで引退する。後継として、元市議の新人伊藤吉浩(58)が自民から立候補する見通し。
 無所属現職の渡辺忠悦(69)は4選に挑む。前回落選した元参院議員秘書の新人佐々木奈津江(55)は無所属で雪辱を期す。
(敬称略)

<前回の開票結果>

◆大崎(4-6)
当 10,149 中島源陽 自現
当  9,471 菊地恵一 自現
当  9,102 佐々木賢司 自新
当  7,362 内藤隆司 共新
   4,601 高橋憲夫 無新
   4,424 菅原厚 社新

◆栗原(2-3)
当 11,806 熊谷義彦 無元
当 10,758 長谷川敦 自現
  10,651 川嶋保美 無現

◆登米(2-5)
当  9,663 渡辺忠悦 無現
当  9,459 只野九十九 自現
   8,968 熊谷盛広 自元
   7,588 佐々木奈津江 無新
   2,672 白鳥昭浩 無新


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月07日金曜日

5284チバQ:2019/06/10(月) 18:53:03
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190608_11045.html
<胎動 19宮城県議選>(6)塩釜 市長選で構図変化/富谷・黒川 立民の動向焦点に/遠田 新人擁立の動きも

拡大写真
 塩釜選挙区(定数2)=塩釜市=は、現職2人が立候補を予定している。
 自民現職の佐藤光樹(51)は5選を視野に、県政報告会を開いて地域を回る。
 共産現職の天下みゆき(62)は3選へ市議と連携する。今夏の市長選次第では構図が変わる可能性がある。

 多賀城・七ケ浜選挙区(定数2)=多賀城市、七ケ浜町=は、自民現職2人に共産新人が挑む。
 七ケ浜が地盤の現職仁田和広(68)は8選、多賀城が地盤の現職深谷晃祐(39)は再選を期す。共産は市議9期目の新人藤原益栄(62)を立てる。

 富谷・黒川選挙区(定数2)=富谷市、大和、大郷町、大衡村=は、ともに自民現職の藤倉知格(64)が8選、中山耕一(62)が5選を目指す。今後は新人の擁立を模索する立民の動向が焦点となる。

 宮城選挙区(定数1)=松島、利府町=は、自民現職の安部孝(63)が6選をうかがう。利府で候補擁立の可能性がある。

 加美選挙区(定数1)=加美、色麻町=は、再選に意欲を示す無所属現職の高橋啓(64)が支持固めを図っている。

 遠田選挙区(定数1)=涌谷、美里町=は、無所属現職の佐々木功悦(70)が再選を狙う。涌谷で新人候補擁立の動きがある。
(敬称略)

前回の開票結果

◆塩釜(2-3)
当  7,082 佐藤光樹 自現
当  6,953 天下みゆき 共現
   5,376 柏佑整 自元
◆多賀城・七ケ浜(2-4)
当  9,812 深谷晃祐 無新
当  6,255 仁田和広 自現
   5,710 寺沢正志 自現
   4,778 戸津川永 共新
◆富谷・黒川(無投票)
当     藤倉知格 自現
当     中山耕一 自現
◆宮城(無投票)
当     安部孝 自現
◆加美(1-2)
当 11,500 高橋啓 無新
   5,784 皆川章太郎 自現
◆遠田(1-2)
当  9,829 佐々木功悦 無新
   6,516 赤坂芳則 無新


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月08日土曜日

5285チバQ:2019/06/10(月) 18:53:49
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190609_11026.html
<胎動 19宮城県議選>(7完)白石 刈田新人擁立の動きも/柴田 国民現職が引退へ

拡大写真
 白石・刈田選挙区(定数2)=白石市、蔵王、七ケ宿町=は、過去3回無投票。ともに自民現職の安藤俊威(61)は7選、横山隆光(46)が再選に挑む。新人候補の擁立を目指す動きもある。
     ◇
 名取選挙区(定数2)=名取市=は、構図が固まっていない。再選を目指す無所属現職の村上久仁(60)は自民の公認を得た。無所属現職の太田稔郎(67)は3選に挑戦するかどうか態度を保留。ほかに新人が立候補の可能性を探る。
     ◇
 柴田選挙区(定数2)=大河原、村田、柴田、川崎町=は、3期目の国民民主現職須藤哲(75)が今期限りで引退する。後継として、大河原町議の新人枡和也(55)が立候補を予定。自民現職の高橋伸二(52)は4選へ支持を固める。
     ◇
 角田・伊具選挙区(定数1)=角田市、丸森町=は、4期目の自民現職長谷川洋一(65)が引退する意向を示した。丸森で新人が立候補を検討している。
     ◇
 岩沼選挙区(定数1)=岩沼市=は、自民現職村上智行(50)が4選を狙う。ほかに目立った動きは見られない。
     ◇
 亘理選挙区(定数1)=亘理、山元町=は、自民現職の渡辺和喜(77)が9選へ立候補する。ほかに候補擁立を探る動きがある。(敬称略)
◇     ◇
 宮城県議選は、11月12日の任期満了まで半年を切った。東日本大震災からの創造的復興を掲げる「県震災復興計画」が2年後に完了し、改選後はポスト復興の道筋を描く役割を担う。「安倍1強」の国政と同様、自民が県政与党として最大勢力を維持するか、野党が巻き返すか。定数59を巡る全23選挙区の現状を探った。
前回の開票結果

◆白石・刈田(無投票)
当     横山隆光 無新
当     安藤俊威 自現
◆名取(無投票)
当     石川利一 自現
当     太田稔郎 無現
◆柴田(無投票)
当     高橋伸二 自現
当     須藤哲 民現
◆角田・伊具(無投票)
当     長谷川洋一 自現
◆岩沼(1-2)
当  8,603 村上智行 自現
   5,237 大友健 無新
◆亘理(1-2)
当 13,017 渡辺和喜 自現
   8,868 渡辺庄寿 無新


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月09日日曜日

5286チバQ:2019/06/11(火) 18:02:46
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190611_11022.html
<仙台市議選>太白選挙区、嵐の予感 ベテラン2人引退意向 大票田・長町が草刈り場に

「草刈り場」と予想される長町地区で街頭活動する太白選挙区の立候補予定者=5日朝、仙台市太白区あすと長町1丁目
拡大写真

拡大写真
 仙台市議選(8月16日告示、25日投開票)で、太白選挙区(定数12)が異例の混戦となる見通しだ。前回(2015年)の得票トップ3が国政や県政に転出し、ベテラン2人が引退を決め、票の行方が大きく流動する。選挙区随一の票田、長町地区は地盤とする現職が不在となる。各立候補予定者は激変する構図をにらみつつ、集票への布石を打つ。(報道部・小木曽崇)

 太白選挙区の前回の開票結果は表の通り。
 トップ当選した民主党現職の岡本章子氏(54)は約2年後、国政にくら替え。17年衆院選の宮城1区に立憲民主党公認で立候補し、比例東北で復活当選した。
 前回2位だった自民党現職の渡辺拓氏(43)は、秋の県議選太白選挙区への転出を表明した。3位の共産党現職の舩山由美氏(51)は17年9月に辞職し、同年衆院選の比例東北に転じて落選。夏の参院選は比例代表の党公認候補となった。
 さらに保守系の7期目の柿沼敏万氏(81)と5期目の高橋次男氏(75)が、引退の意向を表明した。
 前回のトップ3が抜け、ベテラン2人も不出馬の今回の太白選挙区。現時点で現職7人、元議員1人、新人5人が立候補を予定し、少数激戦が予想される。
 各陣営が集票の狙いを定めるのが、人口集積地の長町地区だ。地盤とする岡本氏の国政転出、柿沼氏の引退表明で一気に流動化した。
 立民は岡本氏と同様に長町地区居住で、情報労連を支持母体とする新人を擁立し、二人三脚で支援者を回る。舩山氏の後継となる共産新人も、JR長町駅前などで街頭活動を重ねる。
 前回、盤石だった2議席を1議席に減らした社民党は、新人が長町地区を地盤とする党県議と地域を歩き、失地回復を目指す。
 保守系では、今のところ柿沼氏の後継と目される新人はいない。前回、柿沼氏が得た4000票余りの行方にも注目が集まる。ある現職は「この構図のままなら、長町は間違いなく草刈り場になる」と予測する。
 駅東側のあすと長町地区は、4年前に比べ高層マンションが立ち並び、住民増加も著しく、街の姿が大きく変わっている。
 別の現職は「昔からの有権者も気になるが、新たな有権者の票がどう動くかはもっと気になる」と支持拡大の機会をうかがう。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月11日火曜日

5287チバQ:2019/06/12(水) 15:05:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000543-san-pol
逮捕議員続出の青森県三戸町議会、自主解散否決で町民に失望と不信感
6/12(水) 14:52配信 産経新聞
逮捕議員続出の青森県三戸町議会、自主解散否決で町民に失望と不信感
自主解散の採決をめぐって投票が行われた青森県三戸町議会=12日(福田徳行撮影)
 4月の青森県議選三戸郡選挙区(定数3)で初当選した自民党県議陣営の公選法違反事件で、議員の逮捕が相次いでいる三戸町議会の本会議が12日開かれ、議会が責任を取って出直しを選択する「自主解散」を賛成少数で否決した。議会の正常化に向け、責任を明確にする自主解散が否決されたことで、町民からは失望の声とともに議会に対する不信感が広がった。

 午前10時から始まった本会議では、定数14(欠員2)のうち11人が出席。4人から出された自主解散の提案理由の説明で佐々木和志議員は「一日も早く正常化し、失った信頼を取り戻すべきだ」と賛同を呼び掛け、投票の結果、賛成6、反対5で否決された。地方公共団体の議会の解散に関する特例法では、5分の4以上の賛成で可決されるため、要件を満たさなかった。

 賛成に回った大向信市議員は「(反対議員は)自分の立場しか考えていない」と憮然とした表情で語った。閉会後、沢田道憲議長は「結果を受け止め、誠意を持って議会運営をしていく」と話した。松尾和彦町長は「再びこのようなことが起きないよう認識を新たにし、町民の不安払拭に向けて全力で取り組む」と語った。

 本会議を傍聴していた70代の男性は「悪いことをしてもけじめをつけず、報酬はきちんともらうなんてことはあり得ない」と憤り、60代の女性は「自主的に解散すると思っていたが、反対の理由も示さず、町民は誰も納得しない」と不信感を募らせた。

 この事件では、同党公認で当選した沢田恵(さとし)容疑者(61)と町議3人が現金買収などの疑いで逮捕された。同町議会はもう1人欠員が出ると補選が行われるだけに、町民は今後の動向を注視している。

5288 チバQ:2019/06/15(土) 09:50:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000011-mai-soci

町議7人が一斉辞職 県議選選挙違反で大揺れ 青森県三戸町

6/15(土) 9:23配信��
��

��

議会の解散に関する決議案について投票する町議たち=青森県三戸町で2019年6月12日午前11時26分、塚本弘毅撮影

 4月の青森県議選三戸郡区で初当選し逮捕された沢田恵容疑者(61)=公職選挙法違反(買収など)=陣営の選挙違反事件で揺れる三戸町議会(定数14)で14日、町議7人が一斉に辞職した。町議から県議に転出した沢田容疑者と、事件後の5月末に辞職した坂本勝克氏(71)を加えると欠員は9となり議会は定足数(7人)を割る異常事態となった。補欠選挙が行われる。【塚本弘毅、平家勇大】

 7人は、14日までに沢田道憲議長に辞職願を提出、同日、受理された。いずれも「一身上の都合」としている。在職中の町議は、同容疑で逮捕され勾留中の北向敦容疑者(61)も含め5人となる。三戸町議会を巡っては、12日に開かれた6月定例会で、4人の町議から自主解散の決議が提出され、否決されたばかりだった。

 沢田議長は「このような形で辞職するのであれば解散の決議が出された時に賛成してほしかった。ただ、補欠選挙であっても町民の信頼を回復する第一歩と考えている」とのコメントを出した。

 松尾和彦町長は報道陣の取材に対し、「7人がやめたことは遺憾。補欠選挙に向け、次の議員は町民目線で考える人に出てきてほしい」と話した。

 町選挙管理委員会は14日、町議補選の日程を7月16日告示、投開票は参院選で有力視される21日と決めた。補選の半年余り後には任期満了(来年3月)に伴う選挙を控えている。同町の自営業者の男性は(54)は「こうなったら、なぜ自主解散しなかったのか。補選にかかる経費は無駄遣いだし、解散の方がすっきりする。この先どうなるのか、町として恥ずかしい」と憤っていた。



 14日に町議を辞職したのは以下の通り。

 船場栄氏(59)▽大平憲男氏(63)▽工藤範光氏(69)▽船場清治氏(65)▽山口菊男氏(70)▽和田忠氏(63)=公選法違反容疑(被買収)で逮捕、処分保留で釈放▽中村喜正氏(67)=同

 ◇「選挙違反との認識なかった」 辞職町議の一人

 14日に辞職した町議の一人は、毎日新聞の取材に「捜査が入った時点で、町民からの信頼は得られないと考え、辞める判断をした。自主解散が理想だったが、成立しなかったので辞職した」と話した。この町議は、他の町議から現金を受け取ったことを認めており、「選挙違反の認識はなかった」と話していた。

 沢田恵容疑者陣営の選挙違反を巡っては、陣営幹部2人が、4月の県議選で沢田容疑者を当選させる目的で、告示前の2月中旬〜3月上旬に、9人に対して票のとりまとめなどの選挙運動の報酬として現金3万円(計27万円)を配ったとして、12日に公職選挙法違反罪(買収など)で青森地検に起訴されている。

 捜査関係者によると県警は、公選法違反容疑で逮捕された3人を含む三戸町議会の現職町議と元町議の少なくとも9人が現金を受け取っていたことを確認しており、残りの6人を任意で調べている。

5289 チバQ:2019/06/23(日) 15:35:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000018-fminpo-l07
現新2人、臨戦態勢 白河市長選 告示まで1週間

6/23(日) 10:24配信��


 任期満了に伴う白河市長選は三十日の告示まで一週間となった。四選を目指す現職鈴木和夫氏(69)=無所属=と元旧大信村議の新人国井明子氏(75)=無所属=が立候補を表明しており、選挙戦となる公算が大きい。

 鈴木氏は市政継続を訴えるとともに、人口減少対策を喫緊の課題に挙げる。子育て支援の充実や雇用創出、中心市街地活性化などを掲げている。

 国井氏は市民が安心して子育てできる環境の整備を強調する。保育士の待遇改善や学校教育の充実、市教育長の公募などの政策を唱えている。

 投票は七月七日午前七時から午後六時まで市内四十九カ所で行われ、午後七時半から市中央体育館で開票される。有権者数は一日現在、五万一千九十三人(男二万五千二百九十八人、女二万五千七百九十五人)。

 同時選で行われる市議選は現行の二六から二減の定数二四に対し、現職二十人、元職一人、新人八人の計二十九人が立候補の準備を進めている。

5290チバQ:2019/06/25(火) 15:58:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000016-khks-soci
町議選、花見の迷惑? 一目千本桜の宮城・大河原 春の選挙回避へ自主解散論が浮上
6/25(火) 14:30配信 河北新報
町議選、花見の迷惑? 一目千本桜の宮城・大河原 春の選挙回避へ自主解散論が浮上
「桜まつり」の見どころとなる一目千本桜。地元の観光シンボルにもなっている=4月、宮城県大河原町
 宮城県大河原町の一部町議が、任期満了(2021年4月30日)の半年前となる来秋の議会の自主解散を模索している。町長の任期満了(20年10月27日)に合わせて同日選にすることで選挙事務費を削減する目的もあるが、地元の花見イベントと重なる春の選挙を回避する狙いがある。

【写真】一目千本桜とJR東北線の列車=19年4月

 議論が浮上した背景にあるのは、町内で毎年4月に開かれる「桜まつり」。町の観光シンボル「一目千本桜」を見ようと来場者が近年急増しているといい、今春は町内外から約25万人が訪れた。

 会場は絶好のアピールの場になるが、拡声器を使った選挙活動が花見客に不評だという。ある町議は「うるさいと文句を言われることもある。われわれは騒がしい存在でしかない」と嘆く。

 直近となる17年4月16日の町議選の投票率は55.34%と過去最低になった。自主解散を訴える岡崎隆町議は「観光イベントと選挙が重なる必要はない。町長選と同時なら、経費削減、町議選の投票率向上も期待できる」と話す。複数の町議が同調しているという。

 ただ、イベントを理由にした解散論への反発も少なくない。反対派の町議は「選挙活動が花見客の迷惑になるのなら、候補者全員がまつり会場周辺を回らないなどすればいい」と批判する。

 自主解散派は現在、是非を協議するための特別委員会の設置を目指している。7月予定の臨時会で設置議案を可決したい考え。岡崎町議は「最初から議論自体を否定するのではなく、町民に選択肢を示したい」と意欲を見せる。

 特別委設置には議員の過半数の賛成が求められるが、自主解散派、反対派とも過半数に達していないとみられる。態度未定の議員をどう説得するのか。今後、両派の綱引きが本格化しそうだ。

[議会の自主解散]特例法の定めにより議員全体の4分の3以上の出席と、うち5分の4以上の賛成が条件となる。大河原町議会(定数15)の場合、全員出席となれば12人の賛成が必要。近年では茨城県美浦村、徳島県石井町、熊本県錦町の各議会がいずれも4月21日の首長選と同日選とするため、8月までの任期を前倒しして自主解散した例がある。

5291 チバQ:2019/06/25(火) 18:24:18
>>5290
町長選も収穫時期でビミョーですね。
11月か12月くらいがちょうど良さげ

5292チバQ:2019/06/26(水) 10:01:31
https://www.sankei.com/premium/news/190625/prm1906250003-n1.html
青森・三戸町 いまだにはびこる金権体質に住民衝撃、逮捕者続出
2019.6.25 12:00
 人口1万人足らずののどかな農村に激震が走っている。4月の青森県議選三戸郡選挙区(定数3)で初当選した、三戸町が地盤の自民党の沢田恵(さとし)容疑者(61)と同町議3人が公選法違反(現金買収など)容疑で逮捕されたためだ。青森県はかつて、津軽地方を中心にカネで票を買う、いわゆる“津軽選挙”という悪しき慣習が横行していた。新時代になっても規範意識の薄い金権選挙が繰り返されたことに町民のショックは大きい。背景に一体、何があったのか。議会再生に向けた道筋は…。(福田徳行)

自主解散否決

 6月12日、十数人の町民が傍聴席で見守る中で開かれた町議会本会議。関心は議会が責任を取って出直しを選択する「自主解散」を決議するのかどうかに集まっていた。

 定数14の町議会は欠員2で、逮捕後に釈放された2人を含む11人が出席。4人の議員が町政混乱と一日も早い正常化を理由に自主解散の動議を提出したが、賛成6、反対5で「地方公共団体の議会の解散に関する特例法」の5分の4以上の賛成要件に足りず、否決された。

 「とんでもないことだ。けじめもつけずに報酬だけもらうなんてバカなことはあり得ない」。議会を傍聴していた70代の男性は憤った。動議に賛成した大向信市議員(63)は「反対議員は自分の立場しか考えていない。真相解明を求めていく」と語気を強めた。

補選も任期は8カ月

 ところが、わずか2日後の14日、7人の議員が一斉に辞職するという急展開の事態に。関係者によると、7人のうち5人は自主解散に反対していたという。町民の反発がことのほか大きかったためとみられる。

 結局、欠員9の補欠選挙が7月16日告示、21日投開票で行われることになった。

 ただ、補選の当選者の任期はわずか8カ月で、来春には現在の議員の任期満了に伴う選挙も行われる。2回の選挙で約2000万円の費用が見込まれる。60代の男性は「自主解散していれば選挙は一度で済む。まさに税金の無駄遣い。議会にはもう何も期待しない」と怒りをあらわにした。

 しかも、補選で9人を満たす立候補者が現れるのか危惧する声もある。町民の信頼を失った今、町議会は信頼回復に向け、大きな岐路に立たされている。

事件の背景は

 今回の選挙違反事件の背景は複雑だ。三戸郡選挙区は過去2度にわたって、現三戸町長の松尾和彦氏(56)と沢田容疑者が争い、沢田容疑者は落選していた。

 ところが平成28年の町長選で松尾氏が町長に転身。そして、今春の県議選では恩讐を超えて松尾氏と沢田容疑者が手を携えた。


 こうなると、沢田容疑者は“楽勝”となるはずなのだが、苦戦を強いられたという。同町の政治情勢に詳しい1人は「告示前から沢田陣営の動きが鈍く、日を追うごとに苦戦が伝えられた。焦りがあったのではないか」と話す。

5293チバQ:2019/06/26(水) 10:02:18
そして、沢田容疑者は現金買収に手を染めたとみられる。逮捕容疑は県議選告示前の2〜3月ごろ、後援会幹部らと共謀し、三戸町内で有権者数人に投票や票の取りまとめなどを依頼し、それぞれ現金数万円を渡すなどしたとしている。

悪しき慣習

 そもそも青森県では、選挙違反の風土が残っているとされる。26年1月の平川市長選では、落選した前市長と、市議20人のうち15人が現金買収など公選法違反容疑で逮捕されるという前代未聞の事件があった。

 また、かつては露骨な買収も横行していたという。県内の選挙事情に詳しい男性はこう話す。

 「おにぎりの具に札が入っており、その金額によって一票を投じる候補者を決めていた」「有権者に座布団セットを贈り、座布団の四隅に札を入れる」

 さすがに、ここまでのエピソードは“昔話”。ただ、今回の三戸町を舞台とした事件で、選挙違反の体質は根強く残っていることが白日の下にさらされた。

順法精神の欠如

 こうしたカネで票を買う風潮がいまだにはびこっている現状に、地方自治に詳しい元青森公立大教授の天野巡一氏(78)(地方自治政策法務論)は「過去のしがらみを踏襲(とうしゅう)するあまり、順法精神が薄くなっている。選挙の面で青森は近代化に乗り遅れ、農村型社会の典型。議員に問題があるのは言うまでもないが、選ぶ側の住民にも問題がある」と指摘する。

 さらに、議員の資質についても危惧している。近年は地方議員のなり手不足が叫ばれ、三戸町もその例に漏れない。

 天野氏は、議員の兼職や「夜議会」など抜本的な議会改革の必要性を強調。「職種が多様化する中、サラリーマンや主婦などにも議員の門戸を広げれば多種多様の民主主義的な議論形成ができる」と指摘する。

 「三戸はこれからどうなっていくのか…」。買い物途中の80代の女性が寂しげにつぶやいた。子や孫の世代に誇れる町を築くためにも、行政と議会が価値観を共有しながら町政の信頼回復に努めることは言うに及ばず、住民の政治参加の意識改革も欠かせない。

5294チバQ:2019/06/26(水) 10:20:51
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190625/6080005203.html
選挙違反疑い三戸元町議6人送検
06月25日 13時05分

ことし4月に行われた県議会議員選挙を巡り、当選した議員への投票をとりまとめる見返りに現金を受け取ったとして、警察は25日までに三戸町議会議員だった6人を公職選挙法違反の疑いで書類送検したことが捜査関係者への取材でわかりました。

書類送検されたのは、いずれも三戸町の町議会議員だった坂本勝克容疑者、船場栄容疑者、大平憲男容疑者、工藤範光容疑者、船場清治容疑者、山口菊男容疑者の6人です。
捜査関係者によりますと、6人はことし4月に行われた県議会議員選挙を巡り、当選した自民党の澤田恵議員への投票をとりまとめる見返りに、ことし2月から3月までの間に現金3万円程度をそれぞれ受け取ったとして、公職選挙法違反の疑いが持たれています。
今回の事件を巡って、警察は、澤田県議会議員のほか、三戸町議会の議員や元議員3人を逮捕していて、詳しい資金の流れや買収に至ったいきさつなど、事件の全容解明を進めていました。
今回、書類送検された6人は先月から今月にかけて議員を辞職するなど、三戸町議会では定員14人のうち9人が欠員となっていて、来月21日に補欠選挙が行われる異例の事態になっています。

5295チバQ:2019/06/26(水) 10:32:47
青森県三戸町議会
https://go2senkyo.com/local/senkyo/14923

沢田恵  県議選出馬 逮捕>>5277 2007年2011年県議選落選

北向敦       逮捕>>5266
和田忠  6月辞職 逮捕>>5266
中村喜正 6月辞職 逮捕>>5266

坂本勝克 5月辞職>>5273 書類送検>>5294
山口菊男 6月辞職 書類送検>>5294
船場栄  6月辞職 書類送検>>5294
船場清治 6月辞職 書類送検>>5294
大平憲男 6月辞職 書類送検>>5294
工藤範光 6月辞職 書類送検>>5294

大向信市 自主解散派>>5287(共産)●
佐々木和志自主解散派>>5273

沢田道憲 議長 ●
久慈聡  ●


●の5人が辞職していない=現職。
たぶん、逮捕拘留中の北向以外の4人が自主解散の提案者

5296チバQ:2019/06/26(水) 10:33:18
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190622_11010.html
<塩釜市長選>県議会議長佐藤氏出馬へ 現職と一騎打ちか
 任期満了に伴う宮城県塩釜市長選(8月25日告示、9月1日投開票)で、県議会議長の佐藤光樹氏(51)が無所属での立候補に向け最終調整していることが21日、分かった。県議会6月定例会閉会後に判断し、正式表明するとみられる。
 関係者によると、市民有志が21日までに佐藤氏に出馬を打診。周囲に「時代が令和に変わる中で、次の世代が未来の塩釜のために汗をかくべきだと考えている」と述べ、立候補に前向きな姿勢を示したという。
 佐藤氏は、地元で開いている懇談会で人口減社会を見据えた街づくりの重要性を強調。東日本大震災で打撃を受けた水産など地場産業の再生や教育振興、健康寿命増進などを訴えている。
 佐藤氏は取材に「要請を受けていることは事実で、熟慮している。まずは目の前の議長職を全うし、会期末をめどに態度を決めたい」と述べた。
 佐藤氏は塩釜市出身、東北学院大卒。参院議員秘書などを経て2003年の県議選で初当選し、現在4期目。18年11月から議長を務めている。
 同市長選では、現職佐藤昭氏(77)が5期目を目指して立候補を表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月22日土曜日

5297チバQ:2019/06/26(水) 10:34:54
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190517_11028.html
<仙台市議選>迫る夏決戦(下)2現職、8選に挑む・若林区 新人6人が名乗り・太白区 立民が新人を擁立・泉区

拡大写真
 若林区(定数7)は現職6人と元議員1人、新人2人が立候補を決めた。
 最大会派の自民は元議長の佐藤正昭(60)が8選、菊地崇良(50)が3選、菅原正和(59)が再選を目指す。共産は庄司あかり(33)が3選、社民は相沢和紀(65)が4選を狙う。前回は旧民主で立った市民ファースト仙台の木村勝好(68)は、無所属で8選に挑戦する。
 元議員は前回落選の菅原健(47)が再挑戦する。
 新人は公明が引退する副議長の菊地昭一(68)=5期=の後継として、会社員の竹中栄雄(44)を立てる。元衆院議員秘書の猪又隆広(35)も立候補する。他に立憲民主が公認候補を擁立する。

 太白区(定数12)は、現職7人に元議員1人、新人6人が挑む構図で混戦が予想される。
 自民は鈴木勇治(68)が7選、佐々木心(40)が再選を狙う。柿沼敏万(81)=7期=、高橋次男(75)=5期=はいずれも引退を決意した。渡辺拓(42)=1期=は秋の県議選に立候補する意向を表明した。
 公明は鈴木広康(57)が5選、佐藤和子(60)が3選に挑戦する。共産は嵯峨サダ子(71)が7選、社民は小山勇朗(71)が現職最多の9選、アメニティー仙台は国民民主の沼沢真也(38)が再選を目指す。
 元議員は前回落選の及川英樹(45)が返り咲きを狙う。
 新人は立民が会社員の貞宗健司(33)、共産が党県常任委員の高村直也(35)を擁立する。社民は前回次点だった団体役員の猪股由美(40)が再挑戦する。2015年の県議選で落選した会社役員の菊地伸志(50)が市議選に初挑戦。元参院議員秘書の千葉修平(44)、元衆院議員秘書の内藤良介(43)も立候補する。

 泉(定数11)は現職11人全員と新人1人の立候補が確実視される。
 自民は元議長の野田譲(57)が7選、庄司俊充(70)が6選、議長の斎藤範夫(64)と橋本啓一(52)が5選を狙う。公明は小田島久美子(56)が4選、佐藤幸雄(50)が再選に挑戦。共産は古久保和子(51)が5選、社民は石川建治(61)が6選に向けて準備を進める。
 市民ファースト仙台の元議長の柳橋邦彦(78)は、無所属で8選を目指す。前回は旧民主だった安孫子雅浩(57)、小野寺健(47)はそれぞれ無所属で6選、4選を狙う。
 新人は立民が市職労の細野敬士(38)を擁立する。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年05月17日金曜日

5298チバQ:2019/06/26(水) 10:35:51
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190516_11042.html
<仙台市議選>迫る夏決戦(上)青葉区・3新人出馬混戦か 宮城野区・10議席に13人挑む

拡大写真
 仙台市議選(8月25日投開票)は、8月16日の告示まで3カ月に迫った。定数55に対し、15日現在で65人が立候補の意思を固めた。5、7期のベテラン4人が引退を決め、新人は前回と同じ15人が参戦の見通し。東日本大震災後、3度目の市議選は前回に続き少数激戦が予想される。参院選や県議選も行われる「選挙イヤー」の大型選挙の一つ。立候補予定者は迫る夏決戦に向け、走りだしている。(敬称略)

 青葉区(定数15)は現職14人と新人3人が立候補を予定する。
 最大会派の自民はともに元議長の西沢啓文(64)が7選、岡部恒司(60)が6選を狙う。跡部薫(54)と加藤和彦(52)が4選、屋代美香(56)が3選、高橋卓誠(35)が再選に挑む。
 公明はいずれも5選を狙う鎌田城行(56)と嶋中貴志(58)を公認。共産は花木則彰(58)が6選、菅野直子(46)が4選を目指す。社民は樋口典子(60)が3選に挑戦する。
 アメニティー仙台は、ともに立憲民主の佐藤わか子(66)が6選、村上一彦(62)が4選を狙う。市民ファースト仙台は加藤健一(50)が3選に向け、無所属で立候補する。
 新人は国民民主が参院議員秘書の郷古正太郎(34)を擁立する。共産は党県常任委員の松井秀明(50)を立てる。元県議秘書の村岡貴子(47)も立候補する。

 宮城野区(定数10)は現職9人に元議員1人、新人3人が挑む。
 自民は渡辺博(69)が現職最多の9選、元議長の赤間次彦(62)が8選、松本由男(61)が再選を目指す。公明は小野寺利裕(63)が4選、佐々木真由美(54)は3選に挑戦する。
 共産は高見紀子(62)が4選、社民は辻隆一(68)が7選に照準を合わせる。アメニティー仙台は国民の渡辺敬信(40)が3選を狙う。前回は旧民主で立候補した平井みどり(64)は、無所属で2度目の議席に挑む。
 元議員は小野寺淳一(52)が返り咲きを目指す。
 新人は立民が衆院議員秘書の山下純(32)を擁立する。前回落選した元農協職員の伊藤直樹(43)も再挑戦。引退を決めたアメニティー仙台の田村稔(65)=5期=の後継として、娘婿の勝(39)が立候補する。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年05月16日木曜日

5299チバQ:2019/06/26(水) 17:45:29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190626_11023.html
<仙台市議選>郡市長「特定候補支援せず」 改選後の市政運営考慮
 旧民進党出身の郡和子仙台市長は25日、市議選(8月16日告示、25日投開票)の対応に関し「特定の候補者を支援する考えはない」と明言した。2017年の市長選で旧民進、共産、社民3党の支援を受けたが、市議選後の円滑な市政運営などを考慮し、中立を貫くことを決めたとみられる。

 郡氏は25日の定例記者会見で「『選挙の恩は選挙で返す』と言われるが、市議選で活発な議論を期待しており、特定の誰かを応援することは難しい」と説明。選挙期間中は「後ろから議論を拝見し、市民の選択を注視したい」と強調した。
 衆院議員時代の秘書2人が立憲民主、国民民主両党から立候補を予定するが、郡氏は「頑張ってくれという気持ちだけ」と語った。
 市長選で郡氏を応援した国民現職は「改選後の議会対策を意識した判断だろう。そう決断をすることは既に織り込み済み」と冷静に受け止める。共産現職は「郡市政は市民の力で誕生させた。市議選に関与しない姿勢は当然」と評価した。
 現在の市議会は、市長選で郡氏の対立候補を支援した自民、公明両党などの議員が多数を占める。郡氏は市長就任後、「少数与党」の中、市政の難しいかじ取りを強いられてきた。
 自民現職は「就任から2年が経過し、市政運営には(野党を含め)多方面の協力が必要だと、ようやく気付いたのではないか」と指摘する。
 市政野党の無所属現職は「次の市長選で再選を狙うことも視野に入れ、熟慮を重ねた結果かもしれない」と心中を推察した。
 あるベテラン議員は「一寸先は闇」と言われる政界の常識を念頭に「仮に与党系候補が劣勢に立たされたとして、黙って見ていられるだろうか。郡氏の言葉を額面通りには受け止められない」とけん制した。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月26日水曜日

5300チバQ:2019/06/27(木) 11:30:46
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190627_73028.html
パンダ誘致に仙台が戦々恐々 ライバル市次々名乗り きょうの日中首脳会談で協議前進か

東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」。新たなパンダ貸与はあるのか
拡大写真
 中国からのジャイアントパンダ誘致を巡り、2011年に名乗りを上げた仙台市が戦々恐々としている。神戸市と共に有力な受け入れ先とされるが、今年2月に茨城県と日立市が誘致を表明し、秋田市も再び活動を活発化させ、ライバルが増えた。パンダ貸与に向けた協議は、27日の日中首脳会談で前進する見通し。仙台市は「中国との縁は深い」と実現を信じつつ、万一の事態にならないか気をもむ。
 仙台市は東日本大震災で被災した子どもに夢や希望を届けたいとして、市八木山動物公園(太白区)へのパンダ誘致に乗り出した。
 民主党政権だった11年12月の日中首脳会談で、仙台への2頭貸与がいったん決まったが、尖閣諸島(沖縄県)の領有権問題で両国関係が悪化し、宙に浮いた。
 昨年10月、安倍晋三首相と中国の李克強首相は、パンダ貸与に向けた協議の推進で合意。実現した場合の受け入れ先として、市八木山動物公園と神戸市王子動物園が候補地に挙がった。
 東西の政令市による競争と思われたが、今年2月、茨城県と日立市が誘致合戦に加わった。今月26日にはパンダ貸与交渉の経験者をアドバイザーに迎え、誘致推進協議会を発足させた。
 秋田市も穂積志市長が5月17日、中国・四川省のパンダ関連施設を視察。同25日に自民党の二階俊博幹事長、今月16日には秋田県出身の菅義偉官房長官に要望書を提出するなど、政府与党に猛烈アピールする。
 仙台市の担当者は「誘致表明が4市となれば、さすがに脅威」と語る。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の秋田市への配備計画を巡り、防衛省の失態が相次いだため、市幹部は「政権の意向が働くのだろうか」と警戒する。
 一方、仙台は近代中国の文豪、魯迅(1881〜1936年)が留学で一時期を過ごすなど中国との縁は決して浅くない。別の市幹部は「中国側は長い交流の歴史を大切にしてくれると思う」と期待を膨らませる。
 市八木山動物公園の金集隆幸園長は「(繁殖会議などで)訪中する機会を捉え、熱意は伝えている。4市それぞれに頑張っており、仙台もやるべきことをやる」と冷静に見守る。


関連ページ:広域社会
2019年06月27日木曜日

5301チバQ:2019/06/27(木) 13:34:11
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190620_41005.html
パンダ誘致再び 秋田市「気候合っている」

あおむけに寝転がるジャイアントパンダ=5月中旬、中国・四川省(秋田市提供)
拡大写真
 秋田市が運営する大森山動物園に中国からジャイアントパンダを誘致しようと、実現を目指す同市の取り組みが活発化している。2011年にも同様の動きがあったが実を結ばなかった経緯があり、8年ぶりに再始動した形だ。誘致の旗を振る穂積志市長を中心に積極姿勢を強めている。

 18日の市議会6月定例会一般質問の答弁で、穂積市長はパンダに言及。2頭を誘致した際の経済効果が約48億円に上るとの試算を示し、市の気候などが中国でパンダが生息している環境に近いと説明した。
 「市として多方面に効果が期待できる」「中国が進める(パンダの)個体を自然に返す研究に貢献できる」などと意欲を語った。
 パンダ誘致の取り組みは11年8月、市民団体「秋田市大森山動物園応援会」から市に要望書が出されたことが始まりだった。
 中国への調査団派遣などを計画したが、同12月に仙台市の八木山動物公園へのパンダ貸与がほぼ固まったとの情報が流れて諦めムードが広がり、いったんしぼんだ。
 18年10月に安倍晋三首相と中国の李克強首相がジャイアントパンダ貸与に向けた協議推進で合意したことが再始動の契機となった。秋田市は候補地として再び名乗りを上げた。
 穂積市長は5月17日、中国・四川省の「中国パンダ保護研究センター都江堰基地」を視察。現地の研究員からパンダの生態などについて説明を受けた。同25日には自民党の二階俊博幹事長、今月16日には菅義偉官房長官にそれぞれ要望書を提出。政府与党の幹部に誘致の情熱をアピールした。
 経済効果に関する市の試算は、2頭を大森山動物園に誘致すると年間の入場者数が現在の約28万人から50万人増の約78万人になるなどと予測している。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年06月20日木曜日

5302チバQ:2019/06/27(木) 17:10:36
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20190627-390903.php
「会津若松市長選」現新2氏の争い濃厚 8年ぶり選挙戦見込み
2019年06月27日
   
 任期満了に伴い7月28日告示、8月4日投票で行われる会津若松市長選は28日で告示まで1カ月となる。これまでに3選を目指す現職室井照平氏(63)=2期=と、新人の市議阿部光正氏(69)が立候補を表明。4年前の前回は室井氏が無投票で再選を果たしたため、8年ぶりの選挙戦となる見込み。ただ告示1カ月を前に、候補者擁立に向けた新たな動きが水面下であり、選挙戦は流動的な面も残す。

 室井氏は企業誘致による雇用創出、情報通信技術(ICT)を活用したまちづくりなどを進めてきた8年間の実績を強調し、市政の継続を訴える。

 阿部氏は「産業おこしで豊かな街を」をテーマに、人口減少対策や農業、観光分野などで新たな振興策を打ち出し、市政刷新を訴える。

 両氏とも無所属での立候補になる見込み。自民党の市内3支部、公明党会津総支部、連合福島が室井氏の推薦を決め、社民党会津若松総支部は室井氏支持の方向で動いている。阿部氏は特定の政党、団体の推薦、支持は求めず、政策広報紙や市民との対話などで支持を広げる考え。

 市議選も選挙戦確実

 市長選と同日程で市議選(定数28)も行われる。現時点で現職24人、元職1人、新人7人の計32人が立候補の準備を進めており選挙戦は確実な状況となっている。

5303チバQ:2019/06/28(金) 20:14:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000286-tvi-l03
国民民主党岩手県連 佐々木代表代行が離党届  岩手
6/28(金) 12:58配信 テレビ岩手ニュース

テレビ岩手ニュース

国民民主党岩手県連の代表代行で県議会議員の佐々木朋和氏が28日、離党届を提出した。佐々木代表代行は、28日に行われた国民民主党県連の常任幹事会で離党届を提出した。後任の代表代行は、高橋元県議会議員が務める。佐々木氏は当面無所属で活動するという。記者会見で佐々木氏は離党の理由について「私はこれまで黄川田元衆議院議員、階猛衆議院議員とともに(自由党との)合併に時期尚早と異を唱えてきた。ふさわしくないと判断になり、代表代行を辞任し、ふさわしいトップに託すことを決めた」と述べた。7月4日に公示される参議院選挙岩手選挙区については「引き続き、野党統一候補の新人を支援する」とした。

5304チバQ:2019/06/30(日) 16:56:02
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190630_11015.html
<仙台市議会>2017年市長選機に構図一変 旧民主系が離合集散、自民は最大勢力維持

拡大写真
 仙台市議会(定数55)は24日に改選前最後の6月定例会を終えた。この4年間は2017年の市長選を境に議会内の構図が一変。会派の再編が繰り返され、保守系と旧民主党系が組んだ会派が複数誕生するなど、議員の立ち位置は複雑化した。市議選(8月16日告示、25日投開票)を前に任期中の会派の変遷をたどる。

 15年8月の市議選を経て「自由民主党」(22人)旧民主系「市民フォーラム仙台」(10人)「公明党市議団」(9人)「共産党市議団」(7人)「社民党市議団」(5人)「維新の党」(1人)保守系の「輝く仙台」(1人)の7会派が結成され、任期は始まった。
 自民は改選前、第1会派「自民党・仙台」と第3会派「自民党復興仙台」に分かれていたが、安全保障関連法案の影響で党が苦戦した選挙結果を踏まえ、大同団結した。自民の統一会派は1989年の政令市移行後、初めてのことだった。
 16年12月に1人が離脱したものの、現在も21人の巨大勢力を維持する。奥山恵美子前市長時代は共産を除く「オール与党」体制の主軸を担ったが、17年7月の市長選で郡和子市長の対立候補を支援し、以降は野党会派として行動する。
 旧民主系は会派構成がめまぐるしく変わった。
 最初は市長選を巡る路線対立だった。「市民フォーラム仙台」のうち、4人が郡市長の対立候補の応援に回り、市長選後の8月に離脱した。「輝く仙台」と合流し、「市民ファースト仙台」を発足させた。
 郡市長を支援した6人は、維新の党から「民進党」に改称した1人と一緒になり、市民フォーラムを存続させたが、わずか2カ月後に解散に追い込まれた。
 10月の衆院選に2人が立候補し、1人が離脱の意向を表明。議会運営に直接参画できない5人未満の「非交渉会派」が確実となり、分裂の道を選んだ。4人は「アメニティー仙台」に加わり、離脱の1人は「みどりの会」を設立した。
 「市民ファ」「アメニティー」はともに保守系と旧民主系の議員が組んだ会派で、市民ファは野党、アメニティーは与党を名乗る。一連の再編劇は市長選で対立した旧民主系が、それぞれ交渉会派に所属すべく、背に腹は変えられず動いた結果との見方もできる。
 公明、共産、社民の3市議団は会派再編に関係しなかったが、共産は1人が衆院選立候補のため、17年9月に辞職した。郡市長就任後、共産と社民は与党、公明は野党の立場を取る。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月30日日曜日

5305チバQ:2019/07/01(月) 15:53:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000003-fminpo-l07
現新2人立候補 白河市長選が告示
7/1(月) 8:10配信 福島民報
 任期満了に伴う白河市長選と市議選は六月三十日、告示された。市長選には、四選を目指す現職鈴木和夫氏(69)=無所属=と元旧大信村議の新人国井明子氏(75)=無所属=が立候補し、七日の投票に向け、選挙戦に入った。
 鈴木候補は市政継続を訴えながら、人口減少対策を喫緊の課題に挙げる。子育て支援の充実や雇用創出、中心市街地活性化などを掲げている。
 国井候補は市民が安心して子育てできる環境の整備を強調。保育士の待遇改善や学校教育の充実、市教育長の公募などの政策を唱えている。■市議選も
 同時選で行われる市議選は現行の二六から二減の定数二四に対し、現職二十人、元職一人、新人八人の計二十九人が立候補した。
 市長選、市議選ともに投票は七日午前七時から午後六時まで市内四十九カ所で行われ、午後七時半から市中央体育館で開票される。
 有権者数は六月二十九日現在、五万一千二百三十五人(男二万五千三百六十六人、女二万五千八百六十九人)。

5306チバQ:2019/07/01(月) 15:53:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000003-fminpo-l07
現新2人立候補 白河市長選が告示
7/1(月) 8:10配信 福島民報
 任期満了に伴う白河市長選と市議選は六月三十日、告示された。市長選には、四選を目指す現職鈴木和夫氏(69)=無所属=と元旧大信村議の新人国井明子氏(75)=無所属=が立候補し、七日の投票に向け、選挙戦に入った。
 鈴木候補は市政継続を訴えながら、人口減少対策を喫緊の課題に挙げる。子育て支援の充実や雇用創出、中心市街地活性化などを掲げている。
 国井候補は市民が安心して子育てできる環境の整備を強調。保育士の待遇改善や学校教育の充実、市教育長の公募などの政策を唱えている。■市議選も
 同時選で行われる市議選は現行の二六から二減の定数二四に対し、現職二十人、元職一人、新人八人の計二十九人が立候補した。
 市長選、市議選ともに投票は七日午前七時から午後六時まで市内四十九カ所で行われ、午後七時半から市中央体育館で開票される。
 有権者数は六月二十九日現在、五万一千二百三十五人(男二万五千三百六十六人、女二万五千八百六十九人)。

5307チバQ:2019/07/03(水) 19:41:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000001-fminpo-l07
元福島県議会議長、平出氏立候補へ 若松市長選 3氏の戦い濃厚
7/3(水) 8:24配信 福島民報
 任期満了に伴い二十八日告示、八月四日投票で行われる会津若松市長選で、元県議会議長の新人平出孝朗氏(62)が立候補する意思を固めたもようだ。近く後援会と協議し表明する見込み。市長選には三選を目指す現職室井照平氏(63)、市議の新人阿部光正氏(69)が立候補を予定しており、三氏による戦いが濃厚となった。

 平出氏は地元経済界有志らから立候補の要請を受けていた。これまでの取材に対し、「真摯(しんし)に受け止める」と述べ、熟慮を重ねていた。

 平出氏は同市出身、会津高、立教大文学部卒。市議を二期、県議を四期務めた。二〇一三(平成二十五)年から二〇一五年まで県議会議長。自民党県連では政調会長や幹事長を歴任した。前回二〇一五年の市長選で立候補を表明したが体調不良を理由に見送った。

 前回の市長選では室井氏が無投票で再選しており、八年ぶりの選挙戦になる見通し。

■28日告示 情勢は混沌

 告示まで一カ月を切った中で新たな立候補予定者が名乗りを上げることになり、情勢は混沌(こんとん)としている。

 室井氏と平出氏は共に自民党県議を務め、支持者が一部で重なる。現市政に批判的な立場を取ってきた阿部氏の支持者と平出氏を推す有志の動向が注目される。与野党が対決する参院選も相まり、戦いの構図は複雑に絡み合いそうだ。

 市長選と同じ日程で市議選が行われる。市議は自身の選挙活動を本格化させており、市長選にどう影響するかは未知数だ。

 市長選を巡ってはこれまで、市民から複数の現職県議や市議を推す声が挙がったが擁立に至っていない。

5308チバQ:2019/07/04(木) 11:19:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000008-tbcv-l04
5人目議長に白票も 議長交代 宮城県議会
7/3(水) 19:50配信 TBC東北放送

TBC

 宮城県議会6月定例会は、3日に閉会し、議長の佐藤光樹氏が、9月に行われる塩釜市長選挙への出馬を見据え辞任しました。新しい議長には、相沢光哉議員が就任しました。
 6月議会の最終日。入居期限が切れた後もプレハブ仮設住宅から退去しない被災者を宮城県が提訴することへの承認を求める議案など、24の議案が可決されました。そして、2018年11月から務めてきた佐藤光樹議長の辞任が承認されました。その後、議長選挙が行われ、自民党・県民会議の相沢光哉議員が選出されました。相沢氏は、2006年3月からの約1年間、議長を務めており、異例の再登板となります。前回4年前の県議選以降、政務活動費の不正支出による交代もあって、議長は5人目となり、野党会派は、反発を強め、白票を投じました。
 辞任した佐藤氏は、本会議終了後の会見で、9月に行われる塩釜市長選挙への立候補を正式に表明しました。塩釜市長選挙には、現職の佐藤昭氏も出馬を表明しています。

5309チバQ:2019/07/08(月) 11:15:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000001-fminpo-l07
白河市長鈴木氏4選 新人国井氏に大差
7/8(月) 8:25配信 福島民報
白河市長鈴木氏4選 新人国井氏に大差
4選を果たし、支持者と万歳する鈴木氏(左)。右は妻ヒサ子さん
 任期満了に伴う白河市長選は七日、投開票され、現職の鈴木和夫氏(69)=無所属=が二万五千二百二十六票を獲得し、元旧大信村議の新人国井明子氏(75)=無所属=に二万一千六百五十九票の差をつけて四選を果たした。

 鈴木氏の当選の一報が届くと、市内大手町にある選挙事務所は大勢の支持者の歓喜に包まれた。

 鈴木進一郎選対本部長があいさつし、妻ヒサ子さん(70)、和知繁蔵後援会長(87)らとともに万歳三唱した。

 当日有権者数は五万二百六十一人(男二万四千八百三十八人、女二万五千四百二十三人)だった。投票率は59・27%(男57・50%、女61・00%)で、過去最低だった前回の63・60%を4・33ポイント下回った。

 任期は二十九日から四年。当選証書付与式は八日午前十時から市立図書館で行われる。

■市民と一体にさらに発展を

 鈴木和夫氏の話 選挙戦を通じて各地域が抱えている課題を改めて知ることができた。市民から寄せられた要望を、しっかりと市政に反映させていく。今後も市民と行政が一体となって、白河をさらに発展させていく。

■白河市議24人決まる

 白河市長選と同時選で行われた市議選も七日、投開票され、現職十七人、元職一人、新人六人の計二十四人が当選した。

 六月三十日の告示以来、現職二十人、元職一人、新人八人が舌戦を繰り広げてきた。

 投票率は59・27%(男57・51%、女61・00%)で、過去最低だった前回の63・59%を4・32ポイント下回った。

 任期は十日から四年。当選証書付与式は八日午前十時半から市立図書館で行われる。

5310チバQ:2019/07/08(月) 18:39:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000202-tvi-l03
岩手県知事選・元県議の及川敦氏が出馬の意向
7/8(月) 11:55配信 テレビ岩手ニュース

テレビ岩手ニュース

8月22日告示、9月8日投票の知事選挙に元県議の及川敦さんが出馬する意向を固めました。8日午後、記者会見を開き、正式に表明します。及川さんは八幡平市出身の51歳。1999年から2015年にかけ、県議会議員を通算3期務めました。知事選出馬はかつて所属していた自民党県連からの要請で決断し、8日午後、盛岡市内で開く記者会見で正式に表明します。8月22日告示、9月8日投票の知事選には現職の達増拓也氏も4選出馬を表明していることから、8年ぶりの選挙戦となる見通しです。及川さんはテレビ岩手の取材に対し、「ILC誘致が重要局面の中、現職知事の政治行動は疑問。反現職の受け皿を作りたい」と話しています。

5311 チバQ:2019/07/10(水) 01:36:40
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190709_31008.html
<岩手知事選>参院選と連動 描く戦術同じ 自民が元県議擁立、与野党対決の構図に

2019年07月09日 火曜日

��安倍首相を挟んで平野候補と並ぶ及川氏(左)=8日、盛岡市

��

記事写真 全2枚

 任期満了に伴う岩手県知事選(8月22日告示、9月8日投票)に自民党が元県議及川敦氏(51)の擁立を決めた8日、戦いの構図がほぼ固まった。激突する政権与党と野党勢力。描く戦術は全く同じだ。共に参院選岩手選挙区(改選数1)の候補とスクラムを組み、知事選まで一気に駆け抜ける。
                ◇
 夕刻の盛岡市。この日午後に立候補を表明したばかりの及川氏が、参院選で4選を目指す自民現職平野達男候補(65)の街頭演説に駆け付けた。
 選挙カーの上には安倍晋三首相を挟んで及川、平野の両氏が並ぶ。「知事選では及川さんを推薦する。しっかり戦い抜き、より豊かな岩手をつくっていこう」と訴える安倍首相に促され、両氏は力強く握手した。
 自民は今後、参院選の遊説をフルに活用し、復興相などを歴任して知名度の高い平野氏が知事選初挑戦の及川氏を引き立てる戦略だ。千葉伝県連会長は「参院選と知事選で同じ態勢を敷き、どちらも勝利を目指す」と力を込めた。
 及川氏を迎え撃って4選を目指す現職知事達増拓也氏(55)。7日には日程を急きょ変更し、県沿岸部で遊説する参院選の無所属新人横沢高徳候補(47)のマイクを握った。
 「横沢候補が今まで実行し、さらに進めようとしていることは、岩手にぴったり合致する」と達増氏。横沢氏も「達増知事のリーダーシップで東日本大震災からの復興を成し遂げる」と息を合わせた。
 政治的に無名の横沢氏に対して達増氏は、23年の政治家歴で培った後援会組織を丸ごと提供すると宣言してみせた。両氏とも立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党が推薦する完全一体の陣立てを構築する。
 国民県連の軽石義則幹事長は「参院選と知事選で2回勝ち、野党勢力の力を示したい」とまなじりを決した。

5312チバQ:2019/07/12(金) 15:53:05
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190711_11019.html
<松島町長選>県議の安部氏出馬へ 現職と一騎打ちか

安部 孝氏
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県松島町長選(8月27日告示、9月1日投開票)で、県議で元県議会議長の安部孝氏(63)=宮城選挙区、5期=が10日、立候補する意向を明らかにした。
 安部氏は河北新報社の取材に「町人口の減少で自分の古里がなくなるという危機感がある。住民が大事に思うのは身近な基礎自治体の問題だと感じてきた。経験を生かし、真剣に地域を元気にしたい」と述べた。
 人口減少や産業衰退などからの脱却を強調。重点政策として観光、環境、教育の3分野の取り組みや6次産業化の推進、町民の生活満足度・幸福度の向上、定住・移住の促進を挙げた。
 安部氏は松島町出身、東北大大学院修了。1989年12月から松島町議3期を経て99年4月の県議選で初当選し連続5期。2015年11月〜16年6月に県議会議長を務めた。
 町長選には、現職の桜井公一氏(69)も再選を目指し立候補を表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年07月11日木曜日

5313チバQ:2019/07/17(水) 16:20:46
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190717_11052.html
<仙台市議選>55議席に68人出馬へ 郡市政で初、告示まで1ヵ月

拡大写真
 仙台市議選(8月16日告示、25日投開票)は告示まで1カ月に迫った。定数55に対し、現時点で68人が立候補を予定する。1989年の政令市移行後、最少だった前回2015年の66人を上回るとみられる。東日本大震災後、3度目の審判。1期目の郡和子市長が初めて迎える市議選で、勢力図が変化するかどうかが焦点だ。今月21日投開票される参院選の結果も情勢に影響を与える可能性がある。
 立候補予定者の内訳は表の通り。最激戦は宮城野区(定数10)で15人が名乗りを上げる。青葉区(定数15)も18人の激烈な戦いが予想される。若林、太白、泉の3区はいずれも定数を1、2上回る見通しだ。
 現職52人(欠員3)のうち立候補するのは前回より1人少ない47人。4人が引退を表明し、1人は県議選への転出を明らかにした。元議員は前回より1人減の2人、新人は4人増の19人が準備を進める。女性は現職12人、新人5人の計17人で、過去最多だった15年と同水準になるとみられる。
 政党別は、自民20人(前回18人)公明9人(9人)共産8人(7人)社民6人(6人)立憲民主6人、国民民主3人。自民は1991年の21人に次いで多く、共産は青葉区に初めて3人を立てる。立民と国民を合わせると、共に前身とする旧民主の前回9人と同じになる。
 無所属は前回より2人多い15人で、このうち4人は自民の推薦を得た。諸派は新人1人が立候補する。
 12年に1度、参院選と同年に行われる「亥(い)年選挙」だが、震災の影響で2011年の市議選が約4カ月半延期されたため、初めて参院選後の日程となる。国政への審判が市議選の情勢をどう左右するか注目される。
 「18歳選挙権」となり初めての市議選で、若者へのアピールや投票率が気になるところ。選挙運動での政策ビラ配布も解禁され、候補者は政策や主張の浸透に工夫を凝らすとみられる。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年07月17日水曜日

5314チバQ:2019/07/18(木) 11:37:25
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/7/18/60103
2019.07.18
現新三つどもえ濃厚 盛岡市長選 告示まで1カ月
 任期満了に伴う盛岡市長選は8月18日の告示まで1カ月となった。会社役員の内舘茂氏(52)、元県議の福井誠司氏(60)の2新人と、5選を目指す現職谷藤裕明氏(69)がいずれも無所属で立候補を予定。三つどもえの争いが濃厚となっている。

(並びは表明順)

 内舘氏は昨年8月8日に出馬表明。▽人口密度の高い中心市街地の復活▽自動運転ミニバス特区の実現▽地元企業、商店の支援-などを政策に打ち出す。

 後援会(関妙子会長)を6月に再構築し、若者、女性らの支援組織が集会などの動きを活発化。つじ立ちや街頭演説を重ねてきた。県民社協会、岩手友愛会の推薦を獲得。市議38人中2人、国民民主、無所属の県議3人が支持する。

 福井氏は昨年8月18日に出馬表明し、政策として▽内丸地区の再開発▽女性副市長の登用▽地域と中心市街地を結ぶ公共交通網整備拡充-などを掲げる。

 3月に県議を辞職。自民党籍は残して活動し、個人や企業へのあいさつ回りに力を注ぐ。後援会(藤村孝史会長)の女性部、住民有志が結成した政治団体と連携して語る会や集会を活発に展開。市議1人が支援に回る。

 谷藤氏は昨年12月に出馬表明。4期16年の実績を強調し▽若者の起業支援▽市立病院の救急医療体制の拡充▽妊娠、出産、子育て期支援-などを訴える。

 後援会(村井軍一会長)の地区組織拡充を進め、公務の合間を縫ってミニ集会を展開。平和環境盛岡紫波地区センターの推薦を得た。市議有志23人で結成した組織と連動を図り、自民党、いわて県民クラブの県議2人が支援に加わる。

 3人とも政党推薦を要請する予定はない。いずれも参院選の各陣営と距離を置いており21日の投開票後、本格的に活動を再開する。

 市長選と同日程で、任期満了に伴う市議選(定数38)も実施される。

 3日現在の有権者数は24万6705人(男11万5162人、女13万1543人)。

盛岡市
自治体選挙

5315チバQ:2019/07/19(金) 11:51:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190719-00000010-asahi-pol
花見時期の選挙、邪魔だから自主解散? 桜のまちで物議
7/19(金) 10:05配信 朝日新聞デジタル
花見時期の選挙、邪魔だから自主解散? 桜のまちで物議
大河原町・白石川の一目千本桜=2010年4月20日
 「一目千本桜」で知られる宮城県大河原町で、議会(定数15)を「自主解散」してはどうかという議論が起きている。4年ごとの町議選が花見シーズンにぶつかるのを避けるためだ。30万人近くが訪れる町の一大行事。気候温暖化で満開が早まっているという事情もある。「町挙げての観光シーズンの邪魔になる」「いやいや、任期を全うするのが議員の本分」と、町議の考えは割れている。

 白石川沿いに延々8キロにわたる約1200本の桜並木。残雪の蔵王連峰を背にした花のトンネルは、外国人客にも人気だ。桜まつり期間中、川に屋形船、河川敷には多くの屋台も出る。

 一方、町議会議員の任期は4年ごとの4月末に切れる。選挙は4月の第2ないし第3日曜に投開票が行われ、次は2021年春のはずだった。それを、来年秋に議会を自主解散して選挙を半年前倒しし、来年10月が想定される町長選と同日選にしようというのだ。

 町議の言い出しっぺは岡崎隆さん(51)。一昨年春の選挙で「議員任期の半年短縮」を公約に掲げ、3選を果たした。「花見は町挙げてのおもてなしの時期。選挙カーがうるさいなど、観光客や町民の不満が大きくなっている」「同日選にすることで、町議選単独の費用約800万円の削減にもなる」と訴えた。

 桜まつりで商業関係者は大忙しになる。岡崎さんは地方議員のなり手不足の問題も挙げ、「町の若手経営者らに議員を目指してもらうためにも、この時期は避けるべきだ」とする。

 かつては「選挙が終わると花見」だった。毎年、満開の日は前後にずれるが、長い目で見れば温暖化の影響で早まっている。特に前回、前々回の選挙は、投票日と満開の週末がどんぴしゃり重なった。

 同じ考えの町議5人ほどで話し合いを重ねた。時機は来たとみて、岡崎さんは今年6月、議会解散について話し合う調査特別委員会の設置を提起。ところが、議会運営委員会や全員協議会の場では、反対の声が次々上がった。

 「任期はあくまで4年。その間にやるべきことをきちっとやるのが筋だ。桜が早まっているなら、選挙を1週遅らせればいい」と、同じ3期目の堀江一男さん(70)。8期目の万波孝子さん(69)は「選挙でうるさいと言われたことは一度もないし、花見会場のそばは避けるなど、候補者が配慮すればいい話。町民が解散を求めるなら別だが、議員が率先してやる大義名分はない」という。

 岡崎さんらは6月定例会での調査特別委の設置を目指したが、慎重さを求める声に折れ、7月末の臨時議会で設置議案を提案する方向に。現段階では、自主解散に反対する議員の数が上回るとみられる。(石橋英昭)


■大河原町の桜の開花状況と町議選の日程

      開花      満開

2009年 4月 6日   10日

 《選挙  4月14日告示 19日投票》

2010年 4月10日   18日

2011年 4月13日   16日

2012年 4月18日   23日

2013年 4月 8日   14日

 《選挙  4月 9日告示 14日投票》

2014年 4月 7日   12日

2015年 4月 3日   10日

2016年 4月 1日    7日

2017年 4月 8日   14日

 《選挙  4月11日告示 16日投票》

2018年 3月31日 4月 5日

2019年 4月 5日    9日

※岡崎隆町議の資料などから


     ◇

 〈地方議会の自主解散〉 特例法により、議員数の4分の3以上が出席し、その5分の4以上が賛成すれば、議会解散の議決をすることができる。今年4月の統一地方選前には熊本県錦町、茨城県美浦村などで、選挙費用削減と投票率向上を狙い、任期がずれていた議会が自主解散。首長選と同日選になった。

5316 チバQ:2019/07/20(土) 00:25:29
1710 チバQ 2019/07/18(木) 00:29:57
http://yamagata-np.jp/news/201907/14/kj_2019071400286.php
【2019参院選】攻防の思惑(下) 吉村知事の動向
2019年07月14日 08:27
PR

 「大沼先生のご健闘を心からご期待申し上げる」。6月23日に山形市で開かれた自民党県連大会。来賓として招かれた知事吉村美栄子が、あいさつで自民現職の大沼瑞穂に向けて放った一言に会場はざわついた。熟慮を重ねた結果だろうか、発言の直前には微妙な間もあった。県選出国会議員の後ろを通って退場する際には大沼から握手を求められ、それにも応えた。口角を上げた吉村の表情は自民関係者に強いインパクトを与えた。

 「知事は大沼にサービスするかもしれない」。参院選を前に、そう予想する吉村の後援会関係者は少なくなかった。中央政界と知事側のパイプ役を担い、吉村との距離が近いとされる大沼に、何らかの形で気持ちを表すのではないかという読みだった。だが、公示を10日ほど後に控えた県連大会での言動は、その予想を大きく上回った。「社交辞令だろう」と冷ややかに見る自民関係者が多い中、ベテラン県議の一人は「大沼陣営としては決してマイナスではない。知事の支持母体などで構成する相手(無所属新人の芳賀道也)陣営の動きが鈍ることだって有り得る」とした。

「もろ刃の剣」
 県連大会の会場を出た吉村は取材に「あれ以上でもあれ以下でもない。(握手は)最後の一通りのあいさつ」とかわしたが、額面通りに受け取る人ばかりではない。「ちょっといろいろと言われました」。吉村は後日、定例記者会見で大会の言動について聞かれ、苦笑いを浮かべた。反発は知事の支援者も多く加わる芳賀陣営の一部からも上がっていた。

 「本県沖地震が発生した直後なのだから、その対応に専念すべきだった。なぜ無理をして行く必要があったのか」。自民の大会に先立ち、6月10日に開かれた国民民主党県連大会に、吉村は出張のため欠席しており「選挙の年にどちらかだけ出席すること自体が理解できない」という声もあった。

 吉村は記者会見で参院選を静観すると表明した。さまざまな立場、考えを持つ支持者で構成する後援会の状況を考慮したとみられる。さらに15〜20日に訪韓する日程も組んだ。国政選挙に限らず、知事の動向は各選挙戦に大きな影響を与えてきたが、今回はこれまでとは異なる様相を帯びている。「今回ばかりは、知事は『もろ刃の剣』だ。どう動こうが両陣営にとってもマイナスにしか働かない。知事自身にとっても同じだ」。県内の政権与党関係者はそうつぶやいた。

首長に温度差
 県連大会ではもう一人、あいさつで注目を集めた来賓がいた。県市長会長で大沼の支援組織の会長に就いた東根市長の土田正剛だ。尾花沢を除く12市長が組織に加わった経緯を説明した後、「『私とは限りなく遠い選挙基盤で当選した方ではないか』と言って心配した」と語り、同じ来賓席の鶴岡市長皆川治に視線を向けた。皆川は2年前、自民県連推薦の現職を破って初当選している。

 後援会を動かし、市政報告会など大沼の会合を開くこと―。土田は支援組織参加の条件を示し、皆川はこれを了承した。山形市長佐藤孝弘、酒田市長丸山至らは相次いで報告会を開いたが、皆川は地震対応もあって明確な支援の行動は見えない。「ある程度予想していた。残念だけど仕方ない」。土田は取材に、織り込み済みだったと明かした。

 一方、県内町村長の組織である県町村会は「総意として」大沼を推薦した。予算配分を握る政権与党との距離を縮めるのは首長として当然の判断ともいえるが、やはり、それぞれの後援会の事情が絡み、内実は複雑だ。7日に大江町で開かれた芳賀の個人演説会。マイクを握った大江町長渡辺兵吾は慎重な言い回しに終始したが「多数に属している人たちは少数意見を尊重しなさいと学校で教える」と与党にくぎを刺すように語り、こう続けた。「投票は自己の良心に従ってできる。私もそうしたい」。市町村長の温度差が見えた。

5317名無しさん:2019/07/23(火) 17:24:45
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190723_31036.html
<岩手県知事戦>参院選勝敗で明暗 出馬予定の2人、1カ月後に告示控え

拡大写真
 任期満了に伴う岩手県知事選(8月22日告示、9月8日投開票)は22日、告示まで1カ月となった。野党4党を率いて4選を狙う現職達増拓也氏(55)に、元県議及川敦氏(51)を担いで政権与党が挑む一騎打ちの構図になるとみられる。参院選から一夜。岩手選挙区(改選数1)の勝敗に、両氏の明暗も分かれた。

 「野党結集への期待感を強く感じた。知事選もウイングを広げて準備を進めたい」。達増氏は22日も勝利の余韻に浸っていた。
 参院選では野党統一候補で無所属新人の横沢高徳氏(47)を自身の「組織内候補」と呼んで全面支援。選挙事務所の最前列で当選の瞬間を見守った。
 横沢陣営の選対本部長、木戸口英司参院議員(非改選)は「知事選もこのままの勢いで行く」と気勢を上げる。
 対照的に、及川氏と敗れた自民党現職の平野達男氏(65)のコンビは最後まで歯車がかみ合わなかった。
 平野氏は2015年の前回知事選で告示直前に立候補を撤回。このとき、平野氏の後釜で参院補選への立候補を準備していたのが及川氏だった。
 いったんは「私情を乗り越える」と参院選の応援マイクを握った及川氏だが、18日の個人演説会では「正直言って平野さんを応援するのは面白くない」と聴衆の面前で吐露。会場にぎくしゃくした空気が漂った。
 知事選候補と連動で得票の上積みを期待した自民党も、県連幹部の総括は「思ったほどのプラスにはならなかった」と冷ややかだ。
 野党共闘と政権与党による岩手夏の陣は、これから後半戦に突入する。及川氏は「国政と県政は争点が異なるので十分に戦える」と自らを鼓舞した。


関連ページ:岩手政治・行政
2019年07月23日火曜日

5318チバQ:2019/07/25(木) 14:43:44
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190724_11014.html
<仙台市議選>参院選敗北で自民動揺、戦術見直しも

落選した愛知氏(左)と厳しい表情で握手する自民市議たち
拡大写真
 21日投開票の参院選宮城選挙区で自民党現職の愛知治郎氏(50)が落選し、仙台市議選(8月16日告示、25日投開票)に立候補する同党の現職や新人に動揺が広がっている。告示を約3週間後に控え、「まさかの敗北」の影響は不可避とみられ、戦術の練り直しを迫られている。一方、愛知氏を破った立憲民主党新人の石垣のり子氏(44)を支えた野党の候補予定者は「次も勝つ」と勢いづく。(報道部・横川琴実)

 「応援していただいたのに申し訳ありません」。愛知氏は23日、市議会自民会派の総会に出席し、惜敗をわびた。全国屈指の大接戦で「党営選挙」を展開した自民。党市議もフル回転したが、支持は伸び悩んだ。
 愛知氏との連動作戦で、市議選を優位に運ぶというもくろみは崩れた。太白区の現職は「党へのマイナスイメージが有権者にできてしまった。とりわけ無党派層を取り込むことが難しくなった」と焦りを見せる。
 愛知氏の演説会を手伝った青葉区の新人は「来場をお願いすると『愛知さんの顔が見えない』と指摘された」と有権者の厳しい反応を振り返る。「顔が見える活動が大事と肝に銘じた」と強調。地域をくまなく回る「どぶ板」戦術をさらに強化し、地盤を固める。
 「影響は限定的」と捉える向きもある。宮城野区の現職は「野党に流れがあるのは事実だが、国政と市政は違う。必ずしも政党対決にはならない」と分析。同区の別の現職は、石垣氏が野党共闘で勝利したことに触れ「市議選は野党が連携しにくい。勢いそのままにはならない」とけん制する。
 立民、国民民主、共産、社民の野党各党の候補予定者は追い風に期待する。
 青葉区の共産現職は「市民と野党の共闘が今回もうまくいった」と参院選を総括し「いい雰囲気を市議選につなげる」と意気込む。
 太白区の国民現職は「党支持率の低迷が気になっていたが、思ったより比例票が伸びた」とほっとした様子。「石垣氏も勝利し、市議選にはプラスの材料が多い」と手応えを示す。
 「地方議員の選挙は党派など関係ない部分がある」と冷静に見つめるのは青葉区の立民現職。「参院選の勝利を喜んでばかりいられない。『風』なんかに頼らず、地道に頑張る以外にない」と緩みを警戒する。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年07月24日水曜日

5319チバQ:2019/07/26(金) 18:49:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000025-khks-pol
<さまよう民意>盛岡市長選・市議選を前に (上)ごみ処理集約化/市政の火種 議会傍観
7/25(木) 17:53配信 河北新報
<さまよう民意>盛岡市長選・市議選を前に (上)ごみ処理集約化/市政の火種 議会傍観
柴田副市長(左)に署名簿を手渡す住民団体の代表=6月27日、盛岡市役所
 岩手の県都盛岡で、29万の民意が寄る辺なくさまよっている。「議会」と「行政」は、いかにして自分たちの住民を見失ったのか。任期満了に伴う盛岡市長選・市議選(8月18日告示、25日投開票)を前に検証する。

【フードドライブ】食品回収用容器を役所に設置

 市民1515人分の署名の束が積み上げられた。累計は8000筆に迫る。

 「地元でも反対の声は高まっている。再検討を」「市民の声を受け止めて」

 詰め寄る15人に盛岡市の柴田道明副市長が淡々と応じた。「趣旨を踏まえ、慎重かつ丁寧に対応します」

 盛岡を中心に岩手県央8市町でつくる協議会が進めるごみ処理集約化。8市町は3月、新ごみ処理施設の整備候補地を盛岡市西部の土淵地区に絞り込んだ。

◎住民は対案

 「住民合意がないまま計画が進んでいる」と反発する住民団体は、協議会事務局の市に「対案」を突き付けた。「既存施設の延命による分散立地の維持」と「住民参加によるごみの減量と資源化」だ。

 確かに既存施設でも「有害物質の排出は抑制できている」(市廃棄物対策課)。8市町のリサイクル率は葛巻町の30.0%から八幡平市の11.2%まで幅がある。

 対案を検討する余地はありそうだが、市にも言い分があった。施設の集約で処理費用は30年で380億円の節約となる。「処理は公金で賄っている。最少の経費で最大の効果を目指すのは当然だ」(市環境部)

 平行線をたどる市民と行政。本来なら議会の出番だが、38人で構成する住民の代表機関に期待する声はどこからも聞こえない。

 「盛岡では二元代表制が機能していないから」。市議の一人は評論家然として言い放った。

 「議員は地区代表。利害のない地区の議員は傍観するしかない」「最大会派が賛成する案件に口出しするのは、火中の栗を拾うようなもの」。当事者意識は、みじんもうかがえない。

 「膨大な情報に基づいて意思決定する首長に、議会は反論する材料を持っていない」「議会は当局の説明不足をフォローするだけでいい」。議員自身が、議会の権能を全く理解していなかった。

◎理念どこへ

 市議会が2013年9月につくった議会基本条例は「行動する議会」「市民意見の的確な把握」「議員相互の自由討議」とうたう。だが、条例の理念は施行から6年を待たずに劣化していた。

 一時は施設集約化の有力候補地とされた市の「クリーンセンター」。周辺地区では反対運動が後景に遠ざかり、地域住民の関心は廃熱を利用した温水プールなど関連施設の存廃に移りつつある。

 18年度は過去最多の約27万人の利用があった。処理施設が廃炉となれば当然、熱源もなくなる。これを重油で賄えば年間1億2900万円の経費が純増する。

 関連施設の廃止について市は本音を隠し、地元市民は「温水プールは残して」と無心する。新たな火種がくすぶる「市」と「民」。ここでも議会は、人ごとを決め込むのだろうか。

(北村早智里)

5320チバQ:2019/07/26(金) 18:49:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000018-khks-pol
<さまよう民意>盛岡市長選・市議選を前に(下)岩手公園PFI/市民置き去りで推進
7/26(金) 14:00配信 河北新報
<さまよう民意>盛岡市長選・市議選を前に(下)岩手公園PFI/市民置き去りで推進
中津川(手前)と共に盛岡の象徴的景観を形成する岩手公園の芝生広場
 盛岡市内で5月下旬、NPO法人「いわて地域づくり支援センター」の交流会があった。集まったのは約40人。いつにも増して盛況だった。


◎公民連携で

 この日のゲストスピーカー、市公園みどり課の職員が事業計画「岩手公園PFI」の一端を披露した。民間資金を活用した社会資本整備(PFI)の手法を導入し、岩手公園(盛岡城跡公園)の芝生広場に商業施設を建てる計画だ。

 「事業主体は有名ブランド」「施設の設計は著名建築家」。これで「盛岡を訪れる観光客は倍増する」。狭い会議室がどよめいた。

 「これからの盛岡は、公民連携の公園整備で全国の最先端になりそう」

 事業主体を選定した市緑のまちづくり会議の座長でもある大学教授が補足すると、すかさず会場後方から「盛岡、すごーい」と合いの手が入った。声の主もまた別のまちづくり会議委員だった。

 半面、住民参加を研究分野とする教授は「市民の反応が気掛かり」と不安を口にした。

 市の中心に壮大な石垣がそびえ「不来方(こずかた)城」の別名で知られる盛岡城跡。石川啄木が歌に詠み、宮沢賢治の歩いた風景が今も残る。多くの盛岡市民が誇り、心を寄せる特別な場所だ。

 河北新報社の聞き取りでは、芝生広場に憩う人たちの大半が計画の中身に驚き、表情を曇らせた。「岩手公園を壊すなんてとんでもない」。ベンチに腰掛けていた老人が気色ばんだ。

 公園みどり課の森勝利課長は「既にホームページに載せた」とうそぶく。

 「情報を取りに行けば知れること。知らないのは、まちづくりに興味がないから」。既に事業計画を知っているという市内に在住する30代女性の非難も、市民を置き去りにして事を進める行政ではなく、公園でくつろぐ人々に向いた。

 まちの中には、高い市民意識で日常的に行政と連携する人もいれば、そうでない人もいて当たり前。行政が分断を助長したり民意を選別するなど、あってはならないのだが…。

 市長選(8月18日告示、同25日投開票)が近づく。

 立候補を表明した現職は「市民起点のまちづくり」が信念という。2人の新人は「市民合意は大切」と語る。ただ、問われているのは、その目に映る「市民」とは誰なのかだ。

◎声は届くか

 盛岡市の南に位置する岩手県紫波町。長年塩漬けにされてきたJR紫波中央駅前の土地には、公民連携の開発事業「オガールプロジェクト」で新たな命が吹き込まれた。

 職員は言う。「公民連携は手段にすぎないし、まちづくりは行政と事業者だけではできない。そう考えるから私たちは、可能な限り町民の意見に耳を傾けた」

 取り巻きの賛意だけで岩手公園PFIを進める盛岡市に、この声は届くだろうか。

(坂本光)

5321 チバQ:2019/07/27(土) 00:26:35
1964 チバQ 2019/07/25(木) 13:25:26
http://yamagata-np.jp/news/201907/25/kj_2019072500516.php
【2019参院選】県区・激戦の波紋(3) 4市長選への影響
2019年07月25日 10:36
安倍晋三首相(右から2人目)らと並び、佐藤孝弘山形市長(左端)は大沼瑞穂氏の支持を訴えた=17日、山形市役所前
安倍晋三首相(右から2人目)らと並び、佐藤孝弘山形市長(左端)は大沼瑞穂氏の支持を訴えた=17日、山形市役所前
 山形、酒田、新庄の各市長選が間近に控え、米沢市長選も11月に行われる。今回の参院選で4市の現職はいずれも自民現職大沼瑞穂の応援のためマイクを握った。だが4市とも大沼の得票は野党統一候補の芳賀道也を下回った。山形、新庄、酒田の各市に流れていた無投票ムードはにわかにかき消され、野党側に対抗馬を模索すべきではないかとの声が出始めた。保守系2人が出馬表明している米沢も緊張が高まっている。

 「国とのパイプの必要性」を身を持って知る市長たちは有志組織をつくり、大半が大沼を支援した。山形、酒田、新庄はいずれも現職以外に出馬表明はなく、対抗する勢力の機先を制する思惑も、3人の現職陣営をそれぞれを突き動かした。

 9月1日に市長選が告示される山形市。現職佐藤孝弘は積極的に大沼支援に動いた。後援会を動員し、自ら支援企業に足を運び、後半は選挙カーから支援を訴えた。「なんで市長が選挙カーにまで乗ってるんだ」と芳賀陣営から批判の声も上がった。

 参院選投開票まで残り4日となった17日、首相(党総裁)安倍晋三が山形市に来援した。佐藤は大沼らと共に街宣車の上に並び、「国とのパイプがあるからこそ、市政は前に進んでいる。この流れを止めてはいけない」と声を張り上げた。翌日、市内で開かれた演説会では持ち時間を超過するほど熱弁。相手陣営が県外出身の大沼、佐藤を意識し「山形生まれ、山形育ちの芳賀」をアピールするのを念頭に、「どんどん優秀な人が集まり、地元の人と一緒に頑張ることが大事。山形が好きなら山形市民だ。そうして前に進み、山形が元気になる」と語気を強める。会場の支援者を「こんなに気迫ある市長を見たことはない」と驚かせた。

 8月25日に市長選告示が迫る酒田市でも現職丸山至は自身の後援会総会を開いて、「政権与党との太いパイプが地方には必要な要素だ」と強く訴えた。その上で「(大沼勝利の)追い風を受けて市長選に臨み、地域の発展につなげたい」とさらに力を込めた。

緊張感漂わせ
 一方、米沢市役所前の交差点では公示後、現職中川勝が「市発展のために大沼を支援してほしい」と声を張った。同市長選には同じ保守系の元市議会議長海老名悟も立候補を表明している。保守分裂の可能性をはらむ中、中川がマイクを握る先には、のぼり旗を持って手を振る海老名。互いに異なる緊張感を漂わせ、「もう(市長選は)始まっている」と市民に思わせた。

 大沼が敗戦の弁を述べる頃、新庄市の現職山尾順紀は同市の選挙事務所で首をかしげた。最上地方では唯一の“黒星”。事務所を去る間際、9月1日告示の市長選について「対抗馬擁立の動きが出るかもしれない」と警戒心を表した。

 4市すべてで大沼は芳賀に敗れたが、特に山形市では得票差が1万票を超えた。開票結果が判明した時、佐藤は重い空気が支配する大沼の選挙事務所にいた。市長選への影響について「いろいろな見方がある」と述べるにとどめた。ただ、他の市長の思いも酌むように「国政と市長選は別。4年間の評価を問うてもらい、未来を訴えるつもりだ」と切り替えた。

 戦いの結果がすべて判明した投開票翌日、芳賀の選対関係者が語った。「山形市は間違いなく対抗馬を出す機運は強まる」。それは4市いずれにも当てはまる空気を表現していた。

5322チバQ:2019/07/28(日) 18:11:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00010003-minyu-l07
「会津若松市長選」28日告示 選挙戦公算!現新3氏立候補表明
7/27(土) 10:46配信 福島民友新聞
任期満了に伴う会津若松市長選は28日、告示される。3選を目指す現職の室井照平氏(63)=2期、新人の元県議会議長平出孝朗氏(62)、新人の市議阿部光正氏(69)が立候補を表明しており、8年ぶりの選挙戦が確実な情勢。室井市政2期8年の評価や市庁舎整備などの大型事業の進め方などが争点として浮上しそうだ。投開票日は8月4日。
 室井氏は政党や企業、団体から幅広く推薦を受け、市内に張り巡らせた後援会組織を生かして票固めを図る。雇用創出、子育て・教育環境の充実などの実績を強調、市政継続を訴える。
 平出氏は告示まで1カ月を切り立候補を表明、短期決戦に打って出た。大型事業見直しなど市政変革を訴える。県議、市議などで活動した知名度を生かし、後援会が支持拡大を急ぐ。
 阿部氏は後援会組織などに頼らず、広報紙の配布や市内各所での街頭演説を精力的に展開。農業や観光などの分野で独自の産業振興策を掲げ、草の根での票の掘り起こしを目指す。

5323チバQ:2019/07/30(火) 00:05:25
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190729_11033.html
<塩釜市長選>現職・新人、一騎打ちの可能性 8月25日告示

拡大写真
 任期満了に伴う塩釜市長選(8月25日告示、9月1日投開票)は、告示まで1カ月を切った。5選を目指す現職の佐藤昭氏(77)と宮城県議会議長を辞して挑む新人の県議佐藤光樹氏(51)が立候補を表明し、一騎打ちとなる可能性が高い。東日本大震災から10年の節目を挟む4年間のかじ取りを担うのは誰か。両陣営の前哨戦は熱を帯びている。
 塩釜市制77年で2人目となる市長5選を期す昭氏。6月29日の事務所開きには県選出参院議員や県議、県内の20を超える市町村長が駆け付け、県市長会長としてパイプの太さを示した。
 集まった約250人を前に昭氏は「次代を担う子どもたちが誇りを持ち続ける塩釜をつくりたい」と述べ、高齢福祉や学校教育の充実、震災復興の集大成などを強調した。
 今月には市政懇談会も開始。「高齢・多選批判への危機感」(陣営幹部)から会場数を33カ所と前回より9カ所ほど増やして精力的に開催しており、実績を前面に安定した市政の継続を訴える。8月半ばすぎに決起集会も予定する。
 7カ月務めた県議会議長を辞任し、今月3日に立候補を表明した光樹氏は21日、事務所を新たに構えた。市内で650回以上も開催した県政報告会など県議4期16年を通じた地道な活動を土台に支持拡大を図る。
 27日に開いた「励ます大集会」では(1)教育力の向上(2)健康寿命の延伸(3)産業再生・創生-など10項目の公約を発表。教育格差是正の寺子屋制度、健康づくりで民間企業との連携といった具体策を挙げた。
 「皆さんと議論を重ね協調型の市政をつくり上げたい。退路を断つ」と市長選に懸ける覚悟を強調。地元選出衆院議員、県議らのエールを受け約800人(陣営発表)と気勢を上げた。
 同じ日程で行われる市議選(定数18)は、少数激戦の見込み。現職17、元議員1、新人2の20陣営が立候補の準備を進める。3日現在の有権者は4万6968人。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年07月29日月曜日

5324チバQ:2019/07/30(火) 00:06:43
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190727_11019.html
<仙台市議選・泉選挙区>立民新人「台風の目」? 市職労鎌田氏後ろ盾、旧民主系・社民現職に危機感

鎌田氏の顔が印刷されたのぼり旗を立て、日課のつじ立ちをする立民新人=25日、仙台市泉区
拡大写真
 仙台市議選(8月16日告示、25日投開票)の泉選挙区(定数11)で、立憲民主党新人が「台風の目」になりそうだ。新人の背後には、2015年県議選泉選挙区でトップ当選した鎌田さゆり党県連幹事長、市職員労働組合という大きな後ろ盾が並ぶ。強力な「二刀流」の登場に、支持層が重なる現職は危機感を募らせる。(報道部・横川琴実)
 「2年前、郡和子市長が初当選した市長選を労組代表として手伝う中で、資質を見抜いてもらった」。6月中旬にあった事務所開き。新人は自身を見いだした鎌田氏への恩義を切々と語った。
 泉区を地盤に市議、衆院議員、県議と政治経験を重ねた鎌田氏は、区内で大きな影響力を持つ。新人は「師」の顔が印刷されたのぼり旗でつじ立ちを重ね、関係性をアピールする。
 陣営幹部は「県議選で約1万2000票を得た鎌田氏の支援があれば、当選できるはず」と意気軒高だ。
 強気でそろばんをはじく新人陣営に、かつて民主党にいた無所属現職は「旧民主系の支持層を巡って、激しい票の奪い合いになる」といら立ちを隠さない。
 事務所開きには新人と同じ市職労出身で、他選挙区から立候補する社民党の現職3人も駆け付け「共に頑張ろう」と気勢を上げた。
 市職労が旧社会党や社民党以外から市議選候補を擁立するのは、1989年の政令市移行後初めて。党こそ違えど、市職労として絶対に負けられない戦いに変わりはない。
 社民党は泉区で現職が6選を狙う。「非市職労」の現職は「20年間応援してくれた人たちのほとんどが、立民新人の支援に回ってしまうかもしれず、支持者と危機感を共有している」と地盤固めに必死になる。
 泉区は現時点で定数11に対し、現職10人、新人2人が立候補を予定する。7期務めた元議長の無所属現職が引退を表明。後継候補が立たなければ、票が流動化する可能性もある。
 現職の一人は立民新人の陣立てを「現住所は立民、本籍地は社民」とやゆしながら「少数激戦の選挙戦で誰が浮かぶか、沈むかは、この新人の得票が鍵を握っている」と警戒を強める。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年07月27日土曜日

5325チバQ:2019/07/30(火) 23:22:11
https://www.sakigake.jp/news/article/20190730AK0002/
「禁煙反対なら医師会推薦ない」 知事「ウケ狙い」と釈明
2019年7月30日 6時57分 掲載
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
佐竹敬久知事
 秋田県の佐竹敬久知事は29日、県議会棟の全面禁煙化を巡り、「(県議会議員に対し)反対すると(県医師会から)推薦を受けられないと言ったら、(県議の)先生たちはその力に負けて『はい分かりました』となった」と述べた。選挙に絡めた議会への不当な圧力と受け取られかねない発言で、佐竹知事はその後の取材に「実際に議員には伝えてはいない。そこまで言う前に県の方針に合わせてくれた」と釈明し、「言い方はちょっとまずかったかもしれない」「ウケ狙いだった」と述べた。

 佐竹知事は「県健康づくり県民運動推進協議会」の総会で、庁舎内禁煙の北海道庁で新設中の議会庁舎への喫煙室整備に反対の声が出たことを紹介しながら発言。釈明では、北海道を例に議会庁舎だけ喫煙できるのはおかしいとし、「議会にも何とかしてもらいたかった。時には強硬に、そのぐらいの気持ちでやらないと物事が進まないと言いたかった」などと語った。

(全文 435 文字 / 残り 44 文字)

5326チバQ:2019/07/31(水) 15:27:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000011-khks-pol
<仙台市議選>中立宣言の郡市長 元秘書2人出馬へ、頼みは「今の師匠」
7/31(水) 13:00配信 河北新報
<仙台市議選>中立宣言の郡市長 元秘書2人出馬へ、頼みは「今の師匠」
(中央上から時計回りに)つじ立ちする元秘書の新人、岡本氏、郡氏、桜井氏のコラージュ
 郡和子仙台市長の衆院議員時代の秘書2人が仙台市議選(8月16日告示、25日投開票)に初挑戦する。それぞれ立憲民主党と国民民主党の新人として、市議会の「少数与党」拡大を狙うが、かつての師匠は今回、中立を宣言して応援は見込めない。頼みにするのは現在秘書を務める今の師匠。立民新人は岡本章子党衆院議員(比例東北)、国民新人は桜井充党参院議員(宮城選挙区)の後押しを得て勝ち抜く作戦を描く。(報道部・横川琴実、石川遥一朗)

【グラフ】仙台市議会の現有勢力

 「石垣のり子が皆さまのおかげで当選できました」

 参院選投開票から一夜明けた22日、宮城野区(定数10)に立候補する立民新人は、宮城選挙区で勝利した同党新人の事務所前で、行き交う市民に頭を下げた。

 全国屈指の大接戦を制した縁起のいい場所は、そのまま市議選の事務所に衣替えする。つじ立ちでは、党県連代表の岡本氏の顔や名前が印刷されたのぼりを立て、追い風を呼び込む「立民公認」をアピールする。

 立民と国民の両新人は、郡氏の衆院議員時代を支えた。立民新人は8年間、国民新人は9年間、地元秘書を務めた。2017年、郡氏が市長選に立候補したことで、それぞれ岡本氏、桜井氏の事務所に移籍した。

 「郡チルドレン」として今回初めて市議選に挑むが、肝心の元師匠は6月下旬の記者会見で「特定候補の応援はしない」と中立を宣言。元秘書の決起にも「頑張ってくれという気持ちだけ」と素っ気なかった。

 市議会は少数与党。改選後の円滑な市政運営を優先し、あえて「動かない」ことを選択したとみられ、支援は期待できそうにない。

 立民新人は「本音を言えば、『郡氏の元秘書』という肩書を選挙で有利に使いたい思いはあるが、郡氏に迷惑は掛けられない」と元師匠の立場を思いやる。

 青葉区(定数15)に立つ国民新人は6月中旬、事務所を桜井氏の地盤の川平に構えた。桜井氏と並んだポスターを地域に張り巡らせ、桜井氏と握手する写真をパンフレットに載せる。

 事務所開きでは、桜井氏が「地域の皆さん、私の後援会、本人の人脈。きちんとやれば必ず勝てる」と激励した。8月上旬には桜井氏を招き演説会を開くなど二人三脚の戦いを展開する。

 国民新人は「郡氏が動けないことは織り込み済み。元秘書だけ応援することもできないだろう。桜井氏の後押しを得て、自力で浸透を図る以外ない」と話す。

5327チバQ:2019/07/31(水) 18:48:17
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20190731-401597.php
大型事業巡り応酬、8年ぶりの熱戦 会津若松市長選ルポ
2019年07月31日  
 8月4日投開票の会津若松市長選は、いずれも無所属で立候補した新人で元県議会議長の平出孝朗(62)、現職で3選を目指す室井照平(63)、新人で前市議の阿部光正(69)が市役所建て替えなどの大型事業を主な争点に舌戦を繰り広げている。公選制が導入された1947(昭和22)年以降で初めて無投票となった4年前の前回から一転、今回は3氏による選挙戦。市議選とも重なり、熱を帯びている「真夏の決戦」を追った。

 最高気温32度の真夏日となった29日。夏本番を迎えた中、背広と赤のネクタイを身に着けて個人演説会に臨む平出の姿があった。

 「令和変革」。チラシの文字は、新時代とともに市政刷新を目指す意気込みを印象づける。平出は市役所建て替え計画や情報通信技術(ICT)オフィスなど現市政の施策を批判し、市民生活の向上や地域を支える産業の振興を訴えた。

 県議を辞してから4年。告示約3週間前に立候補を表明し、まさに"短期決戦"に挑んでいる。政党や組織に頼らない「市民党」を掲げ、事務所には支援者が慌ただしく出入りする。

 後援会長の佐藤ちはや(67)は「ブランクがあっても温厚で誠実な人柄だからこそ、応援する人が集まる」と強調する。

 「争点は地方創生の流れを加速させるか、止めるかだ」。自民、公明、国民民主各党の地元支部や連合福島から推薦を受けた室井の事務所には国会議員や県議の為書き、企業や団体からの推薦状が壁に並ぶ。陣営は2期8年の実績が評価されている証しと捉える。

 ICTオフィスの整備について「これだけの大型事業を決断できる市長はいない」と陣営関係者。従業員500人規模を目標に企業誘致を続ける市の動向も踏まえ、地域を支える農業、観光業に続く産業への発展にも期待感をにじませる。

 一方、陣営の懸念材料は4年前は無投票で再選を果たした点だ。後援会長の田中文雄(85)は「前回は名前を書いてもらっていない。最後まで油断は大敵だ」と気を引き締める。

 「東武鉄道の会津若松乗り入れ実現」「巨大ハウスの建設で農業振興」。現市政に批判的な立場で市議として活動してきた阿部が掲げる公約は、斬新なキャッチフレーズが目を引く。市議として、市政の現状を伝える年数回発行の地域紙「会津政経新聞」の代表として練ってきた施策だ。

 2007年の市長選に挑んだ時は6984票を獲得した。今回は後援会や選対本部を設けず、草の根運動を展開する。

 市内滝沢町の事務所では首にタオルを巻いた支援者ら数人が動き回る。支援者の一人、渡部義助(76)は「政党や団体などに所属していない人に支援を呼び掛けたい。市政への関心を高められるかが課題になる」と話し、無党派層の取り込みに意欲を示す。

 かつて平出、室井は共に自民党所属の県議として活動した。告示直前に保守層の分断が懸念される形で選挙構図が決まり、各陣営からは「票読みが難しい」との声が漏れる。今年で市制施行120周年を迎える市のかじ取り役を誰に託すのか。勝敗の行方は有権者に委ねられている。(敬称略)

5328チバQ:2019/08/01(木) 08:46:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000001-yamagatan-l06
酒田市長選、阿部氏が出馬へ
8/1(木) 7:33配信 山形新聞
酒田市長選、阿部氏が出馬へ
阿部寿一氏
 任期満了に伴う酒田市長選(8月25日告示、9月1日投開票)に、同市長を3期務めた元衆院議員の阿部寿一氏(59)=亀ケ崎3丁目=が立候補する意思を固めたことが31日、分かった。現職の丸山至氏(65)=光ケ丘1丁目=も再選に向けて出馬表明しており、現元による一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。

 阿部氏は山形新聞の取材に対し「現在の市政を偏った政治と指摘する声があり、市民と地域を大切にする政治への回帰、住民ニーズに的確に応えるための財政健全化が求められている。国政での経験を生かし、自分の政治の原点である酒田市政をより良いものにしたい」と出馬の意欲を示した。既に後援会幹部や支援市議の一部に意向を伝えた。

 阿部氏は旧建設省(国土交通省)勤務などを経て1999年、合併前の旧酒田市の市長選に39歳で初当選した。4期目途中の2012年9月に辞職し、同年12月の衆院選県3区に無所属で出馬。自民党幹事長などを務めた故加藤紘一氏を破り、国政に転じた。14年、17年の衆院選では加藤氏の三女鮎子氏に敗れている。

5329チバQ:2019/08/01(木) 20:31:49
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190801_51046.html
<山形市長選>告示まで1カ月 現職は出馬表明 対立候補擁立も
 任期満了に伴う山形市長選(9月8日投開票)は、9月1日の告示まで1カ月となった。自民系現職の佐藤孝弘氏(43)が既に再選を目指して立候補を表明。野党系市議を中心に対立候補の擁立を模索する動きもある。
 佐藤氏は昨年9月の市議会定例会で「市民の負託を得て、市のさらなる発展に力を尽くしたい」と述べ、再選出馬を表明した。
 7月21日投開票の参院選山形選挙区(改選数1)では、佐藤氏が全面的に支援した自民現職を野党統一候補の無所属新人が破り、野党支持者から、市長選でも統一候補擁立の期待が高まっている。
 共産は「野党統一候補の可能性を探るが、実現しない場合でも無投票を阻止する」とし、状況に応じて独自候補を擁立する構えだ。


関連ページ:山形政治・行政
2019年08月01日木曜日

5330チバQ:2019/08/02(金) 16:48:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00000020-khks-pol
<会津若松市長選>政敵が同じ2候補応援 支持者重なり対応に苦慮
8/2(金) 10:06配信 河北新報
<会津若松市長選>政敵が同じ2候補応援 支持者重なり対応に苦慮
個人演説会の壇上で並び、候補者とあいさつする(右から)小熊、菅家両氏=会津若松市内(写真を一部加工しています)
 任期満了に伴う福島県会津若松市長選(4日投開票)で、自民党の菅家一郎(64)=福島4区=、国民民主党の小熊慎司(51)=比例東北=の両衆院議員が対応に苦慮している。それぞれ与野党を代表して戦った参院選福島選挙区の勢いはどこへやら、両氏は2候補の応援マイクをそろって握る。保守分裂の市長選が招いた奇妙な光景からは、次期衆院選を見据えた両氏の苦しい胸の内が透けて見える。

 7月31日、3選を目指す現職室井照平氏(63)の陣営が開いた個人演説会。壇上に菅家、小熊両氏が並んで座った。

 その2日前、別会場であった新人の元県議会議長平出孝朗氏(62)の個人演説会でも両氏は応援のマイクを握った。参院選投開票日から1週間後の告示日は、両氏は時間差で2陣営の出陣式に駆け付けた。

 菅家氏は「同じ年に会津若松市議に当選した仲。広い人脈を持ち、大いに期待している」と平出氏を持ち上げ、室井氏陣営では「市長選は2期8年の実績を紹介する機会。良い成績で当選を願う」と激励した。

 ただ、参院選で自らの実績も披露しつつ冗舌に自民候補を応援していた菅家氏を知る支持者には「市長選の演説内容はどこか精彩を欠く」と映る。

 関係者によると、地縁血縁のしがらみが背景にあることに加え、支持者が室井氏と平出氏の陣営に分かれたためだという。両氏はともに元自民県議で、平出氏は県連幹事長を務めた。支持者の重複は少なくない。

 小熊氏も事情は同じ。会津若松市選挙区から2度当選した県議時代は、自民に所属していた。7月29日の平出氏の演説会では「自分の後援会の支持者が両方にいる。計算なしに両候補を応援しようと今回は判断した」と異例の釈明をした。

 菅家、小熊両氏は、2012、14、17年の過去3回の衆院選福島4区で激戦を演じた政敵同士。

 自民関係者は「次期衆院はそう遠くない。市長選が激戦になればなるほど、自身の支持基盤がぐらつくのではないかと危惧するのは当然だ」と解説する。現在は自民党籍を持たない平出氏のマイクを握る菅家氏に対し、党支部内で批判がささやかれ始めてもいる。

 もう一人の新人で元市議の阿部光正氏(69)は「政党、団体の応援は要請しない」として街頭での訴えに専念する。

 ◇会津若松市長選立候補者

平出孝朗62元県議会議長 無新
室井照平63市長     無現(自・国・公推、社支)
阿部光正69元市議    無新

5331チバQ:2019/08/04(日) 15:51:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00000021-khks-pol

<参院選>敗北した自民党秋田県連 多難な再出発


8/4(日) 15:45配信

河北新報







<参院選>敗北した自民党秋田県連 多難な再出発


冨樫氏の会長辞任を発表する鶴田副会長(左から2人目)ら自民党秋田県連幹部=7月30日、秋田市


 7月の参院選秋田選挙区(改選数1)で現職を再選へと押し上げられなかった自民党秋田県連が、党勢回復へ仕切り直しを迫られている。県連会長の冨樫博之衆院議員(秋田1区)が会長を引責辞任した一方で、副会長などを務める県連幹部の県議3人は辞表を出しながらも留任した。県連内に不満がくすぶり、視界不良の再出発となった。

【写真】イージス・アショアの配備候補地となる陸自新屋演習場(上)
.

 県議会自民会派の会議室で7月30日に開かれた県連常任総務会。冨樫氏と同様に辞表を出した副会長、幹事長、選挙対策局長の処遇を巡り押し問答が続いた。
.

 「責任を取って辞職させていただきたい」
.

 「選挙の総括をしてから、その上で考える」
.

 「そうであれば、総括をまとめてから辞めます」
.

 強い辞意を示す選対局長に対し、他の県議たちが踏みとどまるよう説得を重ねた。県連トップの冨樫氏の辞任で責任問題を終結させ、副会長以下は現体制で参院選総括と次期衆院選などへの態勢構築を進めたいとの考えからの慰留だった。
.

 常任総務会に先立ち、冨樫氏を含めた県選出の党所属衆参議員4人が協議し、後任会長に金田勝年衆院議員(秋田2区)が就くことを申し合わせていた。
.

 「国会議員だけで勝手に会長が辞めると決め、後は県議で総括をやれというのはどうなのか」と強い不快感を示す県議もいた。ただ最終的に総務会長が場をとりなし、6月中旬に県連会長に就任したばかりの冨樫氏だけの辞任で決着した。
.

 そうした経緯があったものの、副会長職にとどまった鶴田有司県議は記者会見で「人事は全会一致で認められた」と振り返った。
.

 秋田市に地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」導入を目指す政権与党にとって、秋田は落とせない選挙区だった。
.

 配備反対を訴えた寺田静氏(44)が当選し、次期衆院選への「負の連鎖」を懸念する声も強い。県連幹部は「自公支持層の一部も相手に流れた。信頼回復は容易でない」と不安視する。
.

 一方、落選した中泉松司氏(40)に「甘さ」があったことも否めない。地盤の秋田市以外に後援会を設けず、自前の選対組織も構築できなかった。陣営関係者は「任期中に足場固めができていれば勝ち目はあった」と冷ややかに分析する。
.

 参院選を巡るちぐはぐな内情を映し出すように、7月30日の常任総務会では県議の不満が噴出した。
.

 「党本部から応援弁士が来るのは良いが、地域をこまめに回る相手とのイメージの差がついてしまった」「県議の選挙活動に空回りな部分はなかったのか」
.

 重い空気が漂う会議室に、寺田氏が参院議員当選のあいさつに突如現れた。一方通行的にあいさつを済ませ、足早に立ち去った。
.

 ある県議は苦笑いするしかなかった。「間が悪いな。これからどうしようか」

5332チバQ:2019/08/05(月) 09:51:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000004-fminpo-l07
会津若松市長 室井氏3選 平出氏ら破る 投票率過去最低
8/5(月) 8:58配信 福島民報
会津若松市長 室井氏3選 平出氏ら破る 投票率過去最低
3選を果たし、支援者と万歳する室井氏(中央)。左隣は妻陽子さん
【開票結果】(選管最終、敬称略)

 当 28,038 室井照平 63 無現

   19,982 平出孝朗 62 無新

    4,061 阿部光正 69 無新

 無効764、持ち帰り0、不受理0

 任期満了に伴う会津若松市長選は四日、投開票され、現職の室井照平氏(63)=無所属=が二万八千三十八票を獲得し、元県議会議長の新人平出孝朗氏(62)=無所属=を八千五十六票差で破って三選を果たした。元市議の新人阿部光正氏(69)=無所属=も退けた。室井氏は観光、農業、建設業をはじめ幅広い分野の振興と雇用創出などを訴え、支持を得た。投票率は53・41%(男53・04%、女53・74%)で、前回選挙戦となった二〇一一(平成二十三)年の59・99%を6・58ポイント下回り、過去最低を更新した。

 情報通信技術をまちづくりに生かす「スマートシティ」事業や市役所新庁舎の建設計画など室井市政の二期八年の実績を問う選挙戦となった。市民は市政の継続を選択した。

 室井氏は地方創生の柱として推進するスマートシティや老朽化が進む庁舎の建て替えの必要性を訴え、財源の裏付けを示しながら理解を求めた。新規雇用創出や産業振興など地域経済の強化策も唱えた。さらに旧県立会津総合病院跡地に子どもの遊び場・子育て支援拠点を整備する構想を掲げ、若い女性からの支持につなげた。

 序盤から戦いを優位に進めた。約五十の後援会組織を市内各地に張り巡らせ、自民、公明、国民民主各党の支部や連合福島、約六百の企業団体から推薦を受けた。

 市民に「変革」の風が吹くのを最後まで警戒した。平出氏が新庁舎建設計画の見直しを強く打ち出すと、室井氏も再考の姿勢を示すなど争点化を避けた。

 平出氏は告示約三週間前に立候補を表明した。企業団体に推薦を求めず、県議時代からの後援会と経済界有志などの支援を受け、短期決戦で挑んだ。参院選が終わるのを待って動きを本格化させた。新庁舎建設の費用を市民生活や経済活性化に使うべきとの政見を前面に出し、女性の社会参加も呼び掛けた。終盤戦は室井氏の支持層の切り崩しに力を入れたが、現職の壁は厚かった。

 阿部氏は東武鉄道の会津若松駅乗り入れなど独自の政策を掲げたが浸透しなかった。

(会津若松支社報道部長・角田守良)

■地方創生を前に

 室井照平氏の話 継続は力になると訴えてきた。これまでの地方創生の流れを前に進めたい。三期目の責任を重く受け止めている。観光や農業、福祉、医療の発展が地域活性化に必要だとの思いを市民と共有して取り組む。

■きょう当選証書

 室井氏の任期は七日から四年。当選証書付与式は五日午後二時から會津稽古堂で行われる。

5333チバQ:2019/08/05(月) 10:12:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190805-00000003-fminpo-l07
同時選 市議28人決まる
8/5(月) 8:57配信 福島民報
 市長選と同時選の市議選も四日、投開票され、現職二十三人、元職一人、新人四人の計二十八人が当選した。

 現行の三〇から二減の定数二八に対し現職二十四人、元職一人、新人七人の計三十二人が立候補し、選挙戦を繰り広げてきた。投票率は53・40%(男53・02%、女53・74%)で、過去最低だった二〇一五(平成二十七)の前回の50・24%を3・16ポイント上回った。

 新市議の任期は七日から四年。当選証書付与式は六日午後三時から市議会議場で行われる。

 会津若松市長選と市議選の当日有権者数は九万八千九百四十七人(男四万六千五百九十五人、女五万二千三百五十二人)。

 ◇会津若松市議選開票結果

【定数(28)-32】

(選管最終。得票順、敬称略。白抜き数字は当選回数。合併による新市議移行を含む。◎は当選者以外の法定得票数獲得者)
当 2,975 丸山さよ子55 社現(3)
当 2,725 目黒章三郎67 無現(6)
当 2,406 吉田恵三50 無現(2)
当 2,045 樋川誠54 公現(4)
当 1,954 石田典男60 自現(6)
当 1,914 村沢智51 無現(2)
当 1,909 戸川稔朗70 無現(5)
当 1,791 成田芳雄70 無現(6)
当 1,790 大山享子63 公現(2)
当 1,779 内海基40 無現(2)
当 1,714 横山淳61 無現(4)
当 1,707 渡部認61 無現(5)
当 1,694 譲矢隆64 社現(2)
当 1,691 成田真一66 無現(3)
当 1,689 清川雅史58 無現(4)
当 1,671 高梨浩55 無現(2)
当 1,640 小畑匠37 無新(1)
当 1,557 高橋義人33 無新(1)
当 1,522 松崎新60 社現(5)
当 1,497 奥脇康夫46 公新(1)
当 1,446 中島好路70 無現(3)
当 1,373 大竹俊哉50 無元(3)
当 1,330 斎藤基雄68 共現(5)
当 1,274 原田俊広59 共現(2)
当 1,215 後藤守江40 無新(1)
当 1,194 古川雄一68 無現(3)
当 1,138 長郷潤一郎65 無現(2)
当 1,118 小倉孝太郎52 無現(2)
◎ 1,087 高橋一義47 無新 
◎   981 小倉将人44 無現 
◎   874 笹内直幸41 無新 
◎   614 斎藤康55 無新

5334チバQ:2019/08/07(水) 14:39:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000002-yamagatan-l06
非自民系、候補擁立見送りへ
8/7(水) 7:24配信 山形新聞
 任期満了に伴う山形市長選(9月1日告示、8日投開票)で、立憲民主党と旧民進党系議員でつくる会派・緑政会(6人)は6日、候補者擁立は困難との認識で一致した。社民党系会派・市民連合(4人)は緑政会に歩調を合わせる考えを示しており、非自民系候補擁立は見送りとなる公算が大きくなった。

 前回市長選で民主、社民両党系の市議らは、元防衛官僚を擁立した経緯がある。緑政会は同日総会を開催。「選挙までの時間が短い」「適任者が見つからない」などの意見が出たという。終了後、議員の一人は山形新聞の取材に「現実的に擁立は無理。見送りだ」と語り、別の議員も「候補者は現時点ではいない」と話した。市民連合の議員も「(擁立は)難しいと考える」としている。

 告示まで約3週間となったが、同市長選に立候補の意思を示しているのは現職で再選を目指す佐藤孝弘氏(43)=双葉町1丁目=のみ。ほかに共産党県委員会が「無投票阻止」を掲げ、独自候補擁立に前向きな考えを示している。

5335チバQ:2019/08/08(木) 13:37:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190808-00000015-khks-pol
<仙台市議選>激戦の青葉区 思惑交錯 「政党対決国政選のよう」
8/8(木) 12:50配信 河北新報
<仙台市議選>激戦の青葉区 思惑交錯 「政党対決国政選のよう」
青葉区に立つ自民新人の集会。党衆院議員や党県議との連携をアピールした
 仙台市議選(16日告示、25日投開票)は青葉選挙区が大激戦となる見通しだ。引退する現職がいない中、自民、国民民主、共産3党が主戦論で新人を擁立。定数15に対し、19人が立候補を予定する。市内最多の有権者24万7000人を抱える同区。政党対決に身内の争いと戦いの構図が複雑に交錯し、サバイバルレースが続く。

【グラフ】仙台市議会の現有勢力

 「地域に自民党議員がおらず、市政が遠い。県、国とのパイプを使い、市民生活の向上のために働く」

  共産に対抗心

 自民新人は3日の決起集会で、地盤とする宮町・東照宮地区の「党市議不在」を嘆いた。ベテランが退いた2015年の前回、野党系の新人に地盤をさらわれた。自民新人を支える土井亨党衆院議員(宮城1区)も党県議と手を携え、「三者連携」をアピールした。

 新人は自民が現職6人に上乗せして擁立した。支持層の争奪激化は必至だが、それでも主戦論に傾いたのは「市政与党」を自任する共産の動き。同様に新人1人を立て、現職2人と共に議席増を狙う。自民関係者は「絶対負けられない」と対抗心をむき出しにする。

 「青葉区の前回の下位当選4人は自民党だった。その人たちを落とそう」

 2日、国政野党系の市民団体が開いた集会。共産現職は過激な言葉で、自民に挑戦状をたたきつけた。

 7月の参院選宮城選挙区で、自民現職を大接戦の末に破った石垣のり子氏と立憲民主、国民、共産、社民4党の立候補予定者が集結。石垣氏も「できる限り応援したい」と宣言した。

  旧民主が激闘

 17年の市長選で郡和子市長を誕生させ、今年の参院選も制し、仙台の野党共闘は快進撃を続ける。市議選も一枚岩となり、最大勢力の自民に対抗するという演出だったが、青葉選挙区の事情はそう簡単ではない。

 「浮動票は全くない。組織を固める。私も仙台に張り付き、全力を尽くす」

 国民県連代表の桜井充参院議員(宮城選挙区)は4日、党新人の会合で指示を飛ばした。国民と同様、旧民主党がルーツの立民は現職2人が立つ。国民新人は「民主党時代も青葉区で3議席取れたことがない」と分析し、激闘を覚悟する。

 公明は現職2人、社民は現職1人が立候補を予定し、党公認が16人を占める。前回トップの現職、上位当選した元議員、初挑戦する新人の無所属3人も立つ。

 最大の票田で、各党のメンツを懸けた戦い。ある現職は「いつの間にか国政選のような政党対決の様相だ」と天を仰いだ。

5336 チバQ:2019/08/11(日) 21:18:31
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190811_11029.html
<仙台市議選>お盆選挙に陣営苦しむ 最大9連休「最悪の日程」恨み節

2019年08月11日 日曜日

��お盆の連休前、立候補予定者があらかじめ借りた選挙カー。告示日まで約1週間「待機」するため費用がかさむ

 仙台市議選(16日告示、25日投開票)の日程に立候補予定者たちが悲鳴を上げている。選挙戦本番まで1週間を切ったが、世の中は10日から9連休に突入し、準備のスタッフ確保もままならない。しかも、告示日はお盆の真っただ中で、第一声に支持者を呼ぶことさえ苦慮する。「最悪の日程だ」。立候補予定者からは市選管への恨み節が漏れる。
 かさむ費用
 「ご先祖の霊を静かに迎える時期。街頭演説は控え、地域をどぶ板で回る」
 太白区の若手現職は前哨戦で、13日からのお盆期間は猛暑の中の「地上戦」を決行する。マイクを手に街頭で訴えてもマイナスと判断。戦術を切り替えた。
 泉区の中堅現職は告示日の対応に悩む。「世間はお盆中。第一声は大勢に聞いてほしいが、支持者に招集をかけるのが忍びない」と申し訳なさそうに語る。
 今年はお盆の前後に土日や休日があり、最大9連休になる。旅行や帰省に格好の日程のため、各陣営はスタッフ確保に苦労する。
 若林区の若手現職は「法定ビラの準備も人手が集まらず、期日までに間に合うか心配。このままでは告示後のポスター張りもできるかどうか」と頭を抱える。
 参院選が7月21日に終わったばかりというタイミングも悪い。宮城野区の若手現職は、選挙カーの運転やウグイス嬢の役割を支持者に頼んだところ「参院選で疲れた。休ませて」と言われ、うなずくしかなかったという。
 お盆期間は選挙関連の業者も休む。若林区のベテラン現職は連休前の9日に選挙カーを借りた。「これまでの選挙より期間が長い。費用がかさむ」とぼやく。
 歓迎の声も
 お盆選挙を歓迎する立候補予定者もいないわけではない。宮城野区のベテラン現職は「新興住宅地は市外に帰省する人が多いが、自分の地盤は古い住宅地。お盆は家族が集まるので売り込みやすい」とほくそ笑む。
 不評を買う選挙日程は市選管が1月に決めた。選んだ理由を「投票率向上の視点」と市議会2月定例会で説明したが額面通り受け取る立候補予定者は少ない。
 8月27日の任期満了直前を選んだのは、投開票ミスを恐れ、参院選から遠ざけたかったとの見方がもっぱら。ある若手現職は「これで市議選の投票率が下がったら、いかに市民感覚と懸け離れた日程だったか検証すべきだ」と憤る。

5337チバQ:2019/08/12(月) 13:32:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-00000012-khks-pol
<塩釜市長選>復興尽力の現職と元県議出馬へ 「2人とも必要」有権者に戸惑い広がる
8/11(日) 11:07配信 河北新報
<塩釜市長選>復興尽力の現職と元県議出馬へ 「2人とも必要」有権者に戸惑い広がる
(写真:河北新報)
 任期満了に伴う塩釜市長選(25日告示、9月1日投開票)の告示まで2週間。ともに無所属で、5選を目指す現職の佐藤昭氏(77)と新人で元県議の佐藤光樹氏(51)の保守系の2人が立候補を予定し、前哨戦を繰り広げる中、一部の有権者の間では「地元の発展には2人とも必要」と戸惑いが広がっている。

 東日本大震災が発生した2011年3月、昭氏は市長として、光樹氏は県議として、ともに2期目の任期満了間近だった。2人は震災直後からそれぞれ、津波で被災した地元・塩釜のため奔走した。

 ある商業関係者は「昭市長には県職員OBの人脈を生かして心強い力添えをもらった。光樹氏も県議として動いてくれた」と震災後を振り返る。2人が新たな市のかじ取り役を巡って争うことになり「どうしたらいいのか」と顔を曇らせる。

 「復興をはじめ、お世話になってきた」という水産関係者は2人の名字を引き合いに「佐藤を支援する、という気持ちだ」と語る。県内のある首長は「こうなる前に地元の宮城4区選出衆院議員が候補者調整をすべきだったのでは」と指摘した。

 昭氏と光樹氏の関係は、だいぶ前からぎくしゃくしていた。昭氏は03年の市長選で、光樹氏の父(元県議)ら2人を破って初当選。15年の市長選で、昭氏の集会に来賓として出席した光樹氏は、市政運営の批判とも取れる発言をし、昭氏の支持者の眉をひそめさせた。

 7月の参院選では同じ自民党候補者を応援。しかし、市内での街頭応援演説の際に離れて立つなど、2人の間の溝の深さを印象付けた。

 昭氏は県市長会長を務め、光樹氏も7月まで7カ月間、県議会議長を務めた。激突で生じるしこりを懸念する人がいる一方、実力者2人の立候補を歓迎する人もいる。「ぜひ中傷ではなく政策で論争を」。有権者の多くが願っている。

5338チバQ:2019/08/12(月) 13:42:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000001-oxv-l04
任期満了に伴う町長選挙 村田・新人 大沼氏 加美・現職 猪股氏 当選 
8/12(月) 12:18配信 仙台放送

仙台放送

任期満了に伴う宮城県村田町と加美町の町長選挙は、11日に投票が行われ、村田町は新人が加美町は現職が当選を果たしました。

村田町長選挙は、新人で、前の町議会議長の大沼克巳氏(57)が4145票を獲得し、現職の佐藤英雄氏(62)におよそ1500票の差をつけて初当選を果たしました。
大沼氏は選挙戦で町の財政改革を公約に掲げたほか、企業誘致による雇用の確保などを訴えてきました。

初当選を果たした 大沼克巳 氏(57)
「町は本当に大変な状況にある。財政再建も含めてやっていかないといけない。きっちり即座に進めることが私の使命だと思う。これから村田町を変えるという意気込みで頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします」

落選した 佐藤英雄 氏
「このような結果になりましたのはすべて私の責任、私の不徳の致すところであります。これからは新しい指導者のもと村田町が発展することを期待するばかりであります」

投票率は73.55パーセントで、前回を4.96ポイント上回りました。

加美町長選挙は、現職の猪股洋文氏(67)が、7105票を獲得し、新人で前の副町長の吉田恵氏(66)に1100票余りの差をつけ、3回目の当選を果たしました。
猪股氏は選挙戦でこれまで行ってきた移住・定住を促進する取り組みをさらに推し進め、高齢者の交通手段の確保など「町民に寄り添う政策」を訴えていました。

3回目の当選 猪股洋文 氏(67)
「皆さん方が安心して住み続けることのできる町を、そして若者たちが未来に希望をもって、この町に住み続ける、あるいはこの町に戻ってくる、そんな町をつくっていきたいと思っている」

落選した 吉田恵 氏(66)
「期待に応えられずとても残念だし、本当に何度も申し上げるが申し訳なく思っている」

投票率は66.48パーセントで、選挙戦となった8年前の選挙を9.92ポイント下回りました。

仙台放送

5339チバQ:2019/08/12(月) 13:42:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190810-00010020-minyu-l07
「代表」決めず福島県議選へ 国民民主党県連、代表代行が運営
8/10(土) 12:40配信 福島民友新聞
 増子輝彦参院議員(福島選挙区)の辞任に伴う国民民主党県連の後任代表を巡り、党県連は9日、11月の県議選終了まで代表を決めず、現在の役員体制を維持することを決めた。小熊慎司衆院議員(比例東北)と瓜生信一郎県議の両代表代行が県連を運営する。
 新代表と連動する役員人事を避け、告示まで3カ月を切った県議選への影響を最小限にとどめる狙い。9日、福島市で開いた総務会に瓜生氏が体制維持の案を諮り、全会一致で了承された。代表については県議選後に再協議する。

5340チバQ:2019/08/12(月) 13:45:17
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20190812-404946.php
「郡山新市議」38人決まる! 投票率は37.26%...過去最低更新
2019年08月12日  
 任期満了に伴う郡山市議選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、新議員38人が決まった。任期は9月4日から4年。



 立候補した48人(現職32人、元職3人、新人13人)のうち、現職31人、元職2人、新人5人が当選した。投票率は37.26%で、補選を除きこれまでで最も低かった2011(平成23)年の43.10%を5.84ポイント下回り、過去最低となった。

 当日有権者数は26万8324人(男性13万537人、女性13万7787人)。

 当選証書付与式は14日午後1時30分から、市役所で行われる。

◇郡山市議選開票結果
(定数《38》―48、選管最終、敬称略)
当3,978 遠藤敏郎 70 無現
当3,603 小島寛子 65 公現
当3,186 佐藤政喜 67 無現
当2,963 久野三男 65 無現
当2,923 伹野光夫 53 公現
当2,819 佐藤徹哉 51 無現
当2,693 佐藤栄作 45 無現
当2,682 山根悟 41 公現
当2,640 三瓶宗盛 55 無新
当2,582 八重樫小代子 69 社現
当2,546 蛇石郁子 66 無現
当2,514 諸越裕 64 無現
当2,451 田川正治 66 公現
当2,405 今村剛司 68 無現
当2,349 箭内好彦 61 無現
当2,335 塩田義智 63 無現
当2,320 川前光徳 52 無現
当2,311 栗原晃 62 無現
当2,281 良田金次郎 72 無元
当2,198 飯塚裕一 62 社現
当2,167 会田一男 64 無現
当2,132 広田耕一 65 無現
当2,117 折笠正 67 無現
当2,110 吉田公男 62 立新
当2,106 福田文子 56 無新
当2,090 高橋善治 64 共現
当2,070 鈴木祐治 81 無現
当2,066 七海喜久雄 69 無現
当2,030 村上晃一 50 無新
当2,024 近内利男 65 無現
当1,964 大城宏之 62 無現
当1,928 大木進 66 無現
当1,909 石川義和 71 無現
当1,877 柳田尚一 63 社元
当1,790 名木敬一 55 無新
当1,751 森合秀行 43 無現
当1,679 岡田哲夫 66 共現
当1,627 渡部龍治 51 国現
 1,570 池田義人 48 無新
 1,560 斉藤昇 62 共新
 1,412 佐竹伸一 60 無元
 1,354 伊藤典夫 56 無新
 1,074 馬場大造 59 無現
 653 渡辺雅彦 28 無新
 452 山口和人 60 無新
 363 高橋翔 31 無新
 266 橋本敦 56 無新
 117 片寄直行 47 無新

5341チバQ:2019/08/12(月) 18:05:35
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190812_11028.html
<村田町長選>大沼氏初当選 変革訴え佐藤氏4選阻む

初当選を果たし、支持者と万歳する大沼氏(中央)=11日午後9時半ごろ
拡大写真
 任期満了に伴う村田町長選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元町議会議長大沼克巳氏(57)が、4選を目指した無所属現職の佐藤英雄氏(62)を破り初当選した。
 午後9時20分ごろ、同町村田の事務所に当選確実の一報が届くと、支持者から大きな歓声が上がった。大沼氏は「厳しい選挙を支えてもらい感謝している。財政再建を進め、若者が定着する成長の町にしたい」と決意を述べた。
 選挙戦では、県内自治体で最も実質公債費比率が高い財政状況に加え、道路事業の配分に偏りがあるとして佐藤氏の手腕を批判。3期12年続いた現町政からの変革を訴え、有権者の心をつかんだ。
 佐藤氏は多選批判に加え、行動を共にしてきた大沼氏との戦いになったため、支持者は分裂。50代以下の多くが大沼氏に流れた。
 佐藤氏は支持者の前で「このような結果になったのは、全て私の責任」と声を振り絞った。
 当日の有権者は9438人。投票率は73.55%で、2015年を4.96ポイント上回った。
 同日投開票された町議選では新町議12人が決まった。内訳は現職9人、新人3人。党派別は公明1人、ほかは無所属。投票率は73.54%。


◎村田町長選開票結果
(選管最終)
当 4,145 大沼克巳 無新(1)
  2,699 佐藤英雄 無現 

<町に閉塞感不満すくう>
 【解説】村田町長選は、新人の大沼克巳氏が現職の佐藤英雄氏との激戦を制した。若者を中心に人口減少が続き、町が閉塞(へいそく)感に覆われる中で、町民は安定より変化を求めた。
 大沼氏は選挙戦で一貫して、実質公債費比率が高い財政状況を批判。「新規事業が進まず、町の衰退を招いている」と主張し続けた。
 さらに現町政の公共事業の配分の在り方を追及し、町内の主要道路の整備が進まない一方、一部で費用対効果が不透明な道路事業を進めていると指摘。争点として町民の関心を高めることに成功した。
 佐藤氏は蔵を生かした町づくりや、農家の担い手不足対策として圃場整備の推進などを訴えたが、いずれも新味に欠けた。変革を求めた大沼氏の主張を覆せなかった。
 大沼氏は、佐藤氏の政策の問題点を指摘して町民の不満をすくい上げたものの、これからは自身が財政再建や人口減少、企業誘致など山積する課題に取り組まなければならない。新たな村田町を構築できるか、新町長の手腕が問われる。
(大河原支局・山口達也)

5342チバQ:2019/08/19(月) 17:31:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190818-00000003-san-l03
盛岡市政、継続か刷新か 市長選に3氏、市議選は44人争う
8/19(月) 7:55配信産経新聞
 任期満了に伴う盛岡市長選が18日告示され、いずれも無所属で、新人の会社役員、内舘茂氏(52)、5選を目指す現職の谷藤裕明氏(69)、新人の元県議、福井誠司氏(60)の計3人が立候補を届け出た。25日に投開票される。

 市政の継続か、刷新かを最大の争点とする市長選は、市内全域の100以上の後援会組織と市議23人と連動する現職の谷藤氏に対し、両新人が挑む構図。内舘氏は市議7人が支援し、共産党盛岡地区委員会が自主的に支持する。福井氏は県議時代からの企業、団体の支持基盤を固める一方で市議1人が支援する。

 任期満了に伴う市議選(定数38)も同日告示され、44人(現職30人、新人14人)が立候補。党派別では共産5人、公明3人、社民2人、立民、国民、幸福、諸派各1人、無所属30人となっている。

                   ◇

 ◇盛岡市長選(届け出順)

 内舘(うちだて)  茂(しげる) 52 無新 

 会社役員(県高校PTA連合会長・盛岡青年会議所理事長)学習院大 

 谷藤(たにふじ) 裕明(ひろあき) 69 無現〔4〕

 市長(全国市長会副会長・県議)早大           

 福井(ふくい) 誠司(せいじ) 60 無新 

 元県議(市議・盛岡青年会議所理事長)早大

5343チバQ:2019/08/19(月) 18:09:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000009-jij-eurp
東欧経済、好調続く=内需主導で、西欧低迷尻目に
8/19(月) 7:06配信時事通信
 【ベルリン時事】ドイツなど西欧主要国の景気が米中貿易摩擦の影響で低迷するのを尻目に、東欧諸国の経済が好調を維持している。

 国外のマイナス要因にさほど左右されず、賃金上昇を追い風に個人消費がけん引する成長が特徴だ。

 14日に欧州連合(EU)統計局が発表した欧州各国の4〜6月の国内総生産(GDP)は、前期比でドイツが0.1%減とマイナス成長に転落。フランスも0.2%増にとどまった。

 一方、ハンガリーは1.1%増、ルーマニアは1.0%増、ポーランドは0.8%増。前年比では4%を超える伸び率だ。こうした高成長は東欧のほぼ全域で数年間続いており、成長を主導しているのは内需。1時間当たりの賃金は昨年、ルーマニアやチェコで11%超上昇し、個人消費を下支えしている。

 東欧経済に詳しい独メッツラー銀行の主任エコノミスト、エドガー・ワルク氏は「輸出も大半が欧州内向けの中間製品。米中貿易摩擦の影響はあるが、独仏などよりは少ない」と話す。

 西欧への労働力の供給元としての立場も変わりつつある。ポーランドの2017年の外国人への居住許可件数は68万件と、EUで最多。移民受け入れ国としての側面が強まっている。

5344チバQ:2019/08/19(月) 18:19:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190816-00000088-mai-soci
市議選の掲示板 7〜12の区画なく 仙台市選管がミス
8/16(金) 20:03配信毎日新聞
市議選の掲示板 7〜12の区画なく 仙台市選管がミス
ミスが発覚したポスター掲示板。中央部の13〜18の番号が二重に表示されている=仙台市青葉区選挙管理委員会提供
 16日に告示された仙台市議選で、同市青葉区選挙管理委員会は同日、同区選挙区(定数15)のポスター掲示板に区画表示番号を6区画分重ねて表示するミスがあったと発表した。ミス発覚の際、既に候補者2人分のポスターが間違った区画に張られていたため、選管はそれぞれの候補者の事務所に連絡して、正規の区画に張り替えてもらったうえ、番号を修正した。

【参院選】落選した主な候補者

 同様のミスは2015年の前回市議選で、同市泉区の掲示板でも発生した。同市選管は今年7月の参院選宮城選挙区の開票作業でも222票の得票を間違って配分するなど、14年衆院選以降、ミスが「恒例化」している。

 今回、間違いがあったのは青葉区上杉6の宮城教育大付属小学校北側掲示場。掲示板の縦2列分の7〜12の場所に13〜18を表示し、さらにその横に13〜18を繰り返して表示したため、7〜12の区画がなくなった。番号は届け出順を示し、ポスターはそれに従って張る。別区画の候補者の事務所から午前9時50分ごろ、ミスを指摘する連絡があり、青葉区選管が午前11時ごろ修正作業を完了した。

 同区選管の担当者は3日に掲示板を写真撮影し、3人で間違いがないかどうかチェックしたが、表示ミスを見過ごしたという。区選管の担当課長は「単純なミスで候補者や市民にご迷惑をおかけし、大変申し訳ない。10月には県議選があるが、同様のミスを繰り返さないようにしたい」としている。【吉田勝】

5345チバQ:2019/08/19(月) 18:23:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00010000-iwanichi-l03
現新三つどもえの争い 盛岡市長選告示、25日投開票【岩手】
8/19(月) 13:19配信岩手日日新聞社
 任期満了に伴う盛岡市長選は18日、告示された。届け出順に、会社役員で新人の内舘茂氏(52)、5選を目指す現職の谷藤裕明氏(69)、元県議で新人の福井誠司氏(60)がいずれも無所属で立候補し、7日間の選挙戦に突入した。同市長選で3人以上が立候補したのは2003年以来。市政の継続か、刷新かを焦点に激しい三つどもえ戦となりそうだ。投開票は25日に行われる。

 各候補者は市役所で届け出を済ませた後、市内中心部で支持者らを前に第一声を上げた。

 内舘候補は、前回に続く2度目の挑戦で、18年8月に立候補を表明。にぎわいのある中心市街地の復活や、自動運転ミニバス特区実現、住宅地・農業地域の生活と産業の支援などを政策に掲げる。共産党盛岡地区委員会が自主的に支持する。

 谷藤候補は、昨年12月に出馬表明。4期16年の実績と市政継続の必要性を強調し、政策として若者の起業支援、子育て負担の大幅軽減、スポーツや文化交流の深化などを訴える。公明党県本部第1総支部が支持する。

 福井候補は、昨年8月に出馬表明し、3月に県議を辞職。内丸地区の再開発事業推進、女性副市長の登用、市内全域の公共交通網整備などを政策に据える。県議時代の自民党籍は残しているが、特定の政党からの推薦は受けていない。

 同市の選挙人名簿登録者数(17日現在)は、24万4268人(男11万3868人、女13万400人)。

5346チバQ:2019/08/20(火) 09:44:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000001-khks-pol
<仙台市議選>党首級、杜の都へ続々 国政イベント空白期に党勢拡大の好機生かす
8/20(火) 9:35配信河北新報
<仙台市議選>党首級、杜の都へ続々 国政イベント空白期に党勢拡大の好機生かす
市議選の応援に入った(右から)枝野氏、玉木氏、山口氏
 25日投開票の仙台市議選で、各政党の党首級ら「大物弁士」が続々と応援に駆け付けている。統一地方選と参院選が終わり、全国的な政治イベントがない中、109万都市の市議選は党勢拡大の好機。党公認候補らと街頭で声をからし、真夏の杜の都を駆け抜けた。

【仙台市議選】ビラ配布解禁で各候補、知恵と工夫

 選挙サンデーの18日、立憲民主党の枝野幸男代表は、太白区のJR長町駅前で党新人と街頭演説した。

 「郡和子市長が初めて国政に挑んだ際、(元参院議員の)故岡崎トミ子さんと私が出馬を口説いた」と浅からぬ縁を明かし、「郡市長が一人では受け止めきれない市民の声を共に受け止める議員が必要だ」と呼び掛けた。

 2017年に旧民進党が分裂し、初めて迎えた市議選。流れをくむ立民は2現職に加え新人4人、国民民主党は2現職に新人1人を擁立し、旧民進出身の郡市長を支える「少数与党」の議席増を狙う。

 国民の玉木雄一郎代表は17日、青葉区の繁華街でマイクを握った。党公認候補がバス路線維持などを掲げたことを紹介。「暮らしに役立つことを実現するのが党是だ」と強調した。

 共同通信社が17、18日に実施した電話世論調査で、国民の党支持率は1.4%と低迷する。玉木氏は報道陣に「地方議員、地方組織を大切にして足腰をしっかりさせる」と力を込めた。

 「原発を再稼働させない候補者を議員として市政に送ってほしい」。社民党は福島瑞穂副党首が16、17の2日間、党公認候補の応援で市内5選挙区を回った。

 現職5人と新人の計6人を擁立したが、7月の参院選では辛うじて政党要件を満たすなど党勢は窮地にあり、福島氏の訴えはおのずと熱を帯びた。

 現職と新人計8人を立てた共産党は18日、党参院議員を招いて市中心部などで街頭演説した。

 市政野党も主導権を取ろうと懸命だ。

 公明党の山口那津男代表は16日、台風10号の影響で激しく雨が降る中、泉区の街頭3カ所を転戦した。「全国の学校の普通教室にエアコンを付けられる予算をつくった。次は体育館への設置を目指す」と訴えた。

 党は前回15年、泉区で悲願の2議席目を得た。現有9議席の維持に向け、政権党トップがなりふり構わず叫んだ。

 最大会派を構成する自民党(公認候補20人)は、党首級の応援はまだないものの、県内の「エース」を投入する。

 16日、党が推薦した太白区の無所属新人の第一声には、前防衛相の小野寺五典党衆院議員(宮城6区)が駆け付けた。「候補者は松下政経塾の後輩。地域から政治を変える志の持ち主だ」と太鼓判を押した。

5347とはずがたり:2019/08/20(火) 09:50:32
仙台市議選 様変わり/野党統一議員が共産党候補応援
https://news.livedoor.com/article/detail/16944204/
2019年8月18日 9時58分 しんぶん赤旗
(写真)声援に応える(左から)石垣参院議員、高見候補、大内真理県議=17日、仙台市
写真拡大

 16日告示された仙台市議選(25日投票)は、市民と野党の共闘によって先の参院選挙で勝利した石垣のりこ議員(立憲民主党)や同党県連幹部、市民連合@みやぎの代表らが日本共産党の8候補の応援に駆け付け、選挙応援の光景が大きく様変わりしています。

 17日には、宮城野区で開かれた3カ所の演説会で石垣議員がマイクを握り、地方でも国政でも野党が力を合わせることが本当に大切だと強調。「仙台市でも郡(こおり)市政を支える議員を増やすことが本当に大事です。宮城野区では高見のり子さん。でき得る限り応援させていただきます。どうぞ共同でがんばっていきましょう」と訴え、大きな拍手が湧き起こりました。

 石垣氏は「先の参院選で頂戴したご恩に報いるため」と、22日まで連日、党候補の個人演説会や街頭演説に駆け付ける予定です。

 立憲民主党県連顧問の安住淳衆院議員は、太白区の高村直也市議候補の第一声に駆け付け、どよめきと拍手に迎えられました。「郡市政は正念場に来ている。与党の議員を増やし、この流れを大きくして支えていくことが伝統ある杜の都の緑を守り、そして人権を守ることにつながる」と訴え、郡市政を支える全候補を激励に回っています。

 この第一声で、「希望あふれる仙台をつくる太白区民の会」の松浦真さんは「共産党は、最も誠心誠意、力を込めて活動した。(野党共闘は)共産党を除いてはあり得ない。共産党を増やして野党共闘を前進させよう」と呼びかけました。

5348チバQ:2019/08/20(火) 10:48:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190817-00000216-rab-l02
澤田恵県議 辞職願提出(青森県)
8/17(土) 17:59配信青森放送

Radio Aomori Broadcasting(RAB)

県議選を巡る現金買収事件で起訴された澤田恵県議が辞職願を提出したことが分かりました。

関係者によりますと澤田恵県議は16日午後5時過ぎ、森内県議会議長宛ての辞職願を弁護士を通じて県議会事務局に提出しました。
澤田県議は初当選した4月の県議選で当時の三戸町議9人に票の取りまとめの報酬として現金を渡すなどした買収の罪に問われ8月22日に初公判を控えています。
県議選から3か月以上経過しているため、澤田県議が辞職しても繰り上げ当選はありません。

一方、同じ買収事件で8月7日に執行猶予付きの有罪判決を言い渡された元三戸町議で澤田陣営の元選対本部長が16日午前9時ごろ三戸町の川で亡くなっているのが見つかりました。
警察は事件性はないと見て事故と自殺の両面で調べています。

最終更新:8/17(土) 19:10

5349チバQ:2019/08/21(水) 14:50:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000010-khks-pol
<仙台市議選>宮城野選挙区「高砂の戦い」過熱 自民推薦3候補が激突
8/21(水) 11:41配信河北新報
<仙台市議選>宮城野選挙区「高砂の戦い」過熱 自民推薦3候補が激突
激闘を象徴する陸前高砂駅前で車に手を振る自民推薦の候補者=17日(写真の一部を加工しています)
 仙台市議選の宮城野選挙区(定数10)で、保守系候補が火花を散らしている。特に激烈なのが、無所属の元議員と新人2人が地盤とする高砂地区。いずれも自民党の推薦を得た候補で、集票のターゲットが重なり、争奪戦が激しさを増す。25日の投開票まで残り数日。地域代表の座を懸けた局地戦が過熱する。

【グラフ】<仙台市議選 選択の座標軸>(上)市政評価/郡市長運営 69%支持

 「投票箱が閉まるまで、皆さんと共に全身全霊をかけて戦っていく」

 告示日の16日、福田町南2丁目の選挙事務所であった第一声で、新人の伊藤直樹候補(43)は地面に頭をこすりつけた。

 「支援組織のために動く元議員候補、世襲候補、市民のために?」。陣営が配るビラには挑戦的な言葉が躍る。矛先を向けたのは、ライバル視する元議員の小野寺淳一候補(53)と新人の田村勝候補(39)だ。

 前回2015年の市議選は、高砂地区で伊藤氏、小野寺氏、田村氏の義父の稔氏が立ち、現職の稔氏が5選を決めた。今回は稔氏が引退し、田村氏が後継となったが、保守系3氏が激突する構図に変わりはない。

 田村氏は、稔氏が守り続けた地盤が攻勢を受けているように感じており、「高砂地区が草刈り場になっている」と危機感を抱く。

 3陣営は「地元候補」を猛烈にアピールする。

 「高砂での実績は自分が一番」と自負する小野寺氏は16日、JR仙石線陸前高砂駅前で第一声を発した。1時間後、同じ場所に田村氏が立ち「地域課題の解決が一番大切だ」と訴え、夕方には伊藤氏が「地元出身だ」と声を張り上げた。

 選挙事務所も小野寺氏と田村氏が福室2丁目に構え、3氏とも駅周辺を拠点にする。駅前の街頭は激戦を象徴する場所となった。

 宮城野区には、戦いが過熱する別の要素もある。

 一つは前回、市内最低の33.21%を記録した投票率の動向、もう一つは定数10を15人が争う市内最大1.5倍の競争率だ。二つの数字は、少ない票を多数が奪い合う状況を意味する。

 今回より候補者が2人少ない前回、宮城野区は市内で唯一、2000票台で当選者が出た。最下位当選と次点の差が62票という大混戦だった。今回はそれを上回る激戦が予想され、ある候補は「他選挙区とは1票の重みが違う」とぼやく。

 自民党は党公認の現職3人も立てるが、あらかじめ「高砂の激闘」を見越し、無所属の3氏を推薦したとみられる。県連幹部は「同じ地区で複数の候補が競り合えば、投票率向上が見込める」と相乗効果による票の掘り起こしに期待する。(報道部・石川遥一朗)

5350チバQ:2019/08/21(水) 17:03:34
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1207/20190821_03.html
<仙台市議選>村井知事、休み返上で異例の応援 施策実現へ足場固めか

市議選の応援で演説する村井知事
拡大写真
 25日投開票の仙台市議選で、村井嘉浩宮城県知事がお盆休みを返上し、古巣の自民党の候補を応援している。2005年の知事就任以降、市議選で積極支援を控えてきた知事の異例の対応。「依頼に応えただけ」と本人はけむに巻くが、県政界には「市の協力が必要な施策の足場固めだろう」との見方も広がる。

 「仙台市は県にとって大切な存在だ。候補は市と県をつないでくれている」
 期間中、唯一の日曜となった18日、村井知事は若林区の住宅街で自民現職の選挙カーに乗り込み、声を張り上げた。
 告示日の16日は、別の自民現職の第一声でマイクを握った。陣営幹部は「知事が来て盛り上がった。大変心強い」と頬を緩ませた。
 元自民県議で、県連幹事長も務めた村井知事だが、知事になってから過去3回の市議選は、告示後に表立った応援をしなかった。
 休み明けの19日、定例記者会見で今回の対応を問われると「親しい市議から要請があった。これまであまりなかったが、今回は非常に多かった」と明かした。告示前には、他の現職候補の事務所開きにも顔を見せるなど県と市の垣根を越えて支援した。
 市議会は旧民進党出身の郡和子市長を支える与党が少数なのに対し、市政野党の自民、公明両党が多数を占める。知事に近い地方議員は「市長が表に出にくい選挙で存在感を発揮している」と話す。
 「県政運営をスムーズに進めるための布石」との指摘もある。仙台東部道路と市中心部を結ぶ自動車専用道路や、宮城野区のJR仙台貨物ターミナル駅敷地を活用する広域防災拠点構想の実現に対する村井知事の思い入れは強い。
 関係機関との協議や行政手続きで、市の後押しは不可欠。自民県連関係者は「市議会対策も重要。(市議選で)パイプの太さを演出している」と解説する。
 ある県連幹部は、過去最多の82万票で4選を果たした17年知事選を理由に挙げる。仙台市だけで、全体の4割に達する34万8000票を得たからだ。「支えてくれた市議をむげにできない。安定した県政運営をするためのしたたかな戦略ではないか」と推し量る。


2019年08月21日水曜日

5351チバQ:2019/08/21(水) 19:33:17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190819_11037.html
<再生の途上で・塩釜市長選>(上)人口問題/続く減少、抑止策探る

桂島海水浴場で監視員を務める住民。年を重ねても島の役割を担っている
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県の塩釜市長選(9月1日投開票)が25日に告示される。東日本大震災で被災し、復興途上にある塩釜。市民の針路選択の時を前に、現状や市政課題の一端を探る。
(塩釜支局・松田佐世子)

 塩釜市の浦戸諸島の一つ、桂島。今季は25日まで開設中の桂島海水浴場で、監視員を務めるのは主に65歳以上の住民だ。海水浴客を浜や舟で見守る。

◎震災前から半減

 住民は浦戸諸島の中で最多の約110人だが、震災前と比べ半減した。津波で被災した後、仕事の都合や高齢を理由に島を去る人が増え、「島民は過去一番少ないぐらい」と内海粂蔵桂島区長。しかも70歳以上が6割を超える。
 浦戸諸島の人口は1970年前後の約2000をピークに減り続け、2018年末で329。内海さんは「多くの人が島に残れるよう、介護など福祉の充実に期待する。島々の歴史や自然を生かし交流人口も増えれば」と願う。
 高齢化が深刻化する島の現状は、市全体を覆う人口問題の一つの縮図にすぎない。各年末の市人口は1995年の6万3750をピークに減少が続く。市政策課によると今年7月で5万4040。65歳以上の割合を示す高齢化率は33.23%に上る。

◎進む少子高齢化

 市内で4月にあった民生委員・児童委員の会合。「市内で昨年生まれた子は300人を切った」。市幹部が来賓あいさつでこう触れると、出席者に衝撃が走った。子どもを大切に育てようという発言の真意は、衝撃の前でかすんだ。
 市は若い世代の移住・定住促進に力を入れている。住宅を購入し転入する子育て世帯や、市内に3世代で同居・近居のため家を買う世帯への補助制度を18年度に始めたところ33世帯107人が移住した。ただ、転入が増えても少子高齢化で死亡数が上回り人口減は止まらない。
 将来を見据え、市は18年度末に「市公共施設再配置計画」を県内で初めて策定した。統廃合や譲渡などで46年度までに市有の公共施設をおおむね24%削減。転用を含め、人口や財政規模に合った行政サービスの最適化を図る道筋を示した。
 今期限りで引退する元議長の菊地進市議は「生み育てる若い人が暮らしやすい環境を整えるべきでは。出生祝い金や子育て世帯の税金優遇などいろいろ試してほしい」と柔軟な対応を求める。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年08月19日月曜日

5352チバQ:2019/08/21(水) 19:33:45
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190821_11012.html
<再生の途上で・塩釜市長選>(下)街の活力/再開発 にぎわいの鍵

再開発で住宅棟の建設が進む海岸通地区。手前には「直会横丁」が整備される
拡大写真
 任期満了に伴う宮城県の塩釜市長選(9月1日投開票)が25日に告示される。東日本大震災で被災し、復興途上にある塩釜。市民の針路選択の時を前に、現状や市政課題の一端を探る。(塩釜支局・松田佐世子)

 塩釜市中心部のJR本塩釜駅付近。塩釜神社の門前町から海沿いの旅客ターミナル「マリンゲート塩釜」までの周辺一帯は、観光エリアでもある。しかし、テナント募集のビルが散見されるなど、普段はにぎわいを感じにくい。
 門前町の活性化を図る「本町(もとまち)通りまちづくり研究会」会長と本町町内会長で、玩具店の丹野秀彦社長は「人通りは少ない」と憂う。

休日 人出は改善

 人出は各指標を見れば改善はしている。市が休日1日に中心部4地点を調べる2017年度の「まちなか歩行者数」は8174人で、前回の14年度に比べ1262人増えた。14年秋の市杉村惇美術館の開館、16年の明治初期の建物「旧えびや旅館」内のカフェ開店の効果という。
 通りには塩釜の地名の由来といわれる釜を安置する御釜神社などもある。「いい店がたくさんあるので、おもてなしができれば、にぎわいにつながる」と丹野さん。訪日外国人旅行者(インバウンド)が増える中、急な来訪を商機とするため、各店への多国語自動翻訳機の導入支援などを市に期待する。
 マリンゲート塩釜では、懸案の3階の空き区画約670平方メートルに塩釜公共職業安定所の移転入居が決まった。移転予定は来年6月。運営する第三セクター、塩釜港開発の幹部は「集客機能のある入居者」と歓迎する。ただ「観光施設の本来の目的から外れる」(赤間広志・元テナント会会長)と疑問の声も上がる。

人の流れ 変化も

 中心部では津波に遭った海岸通地区の市街地再開発も進んでいる。区域のうち南側の1番地が18年5月に着工した。14階の住宅棟、店舗や市子育て支援施設が入る3階の事務所棟などを建てる。
 20年春完成の住宅棟2〜14階のマンションの入居成約は順調という。未着工の北側(2番地)は低層の専門店・飲食店街「直会(なおらい)横丁」になる。完成は20年秋ごろを見込む。
 「着工後はあっと言う間」と話す海岸通1番2番地区市街地再開発組合の鈴木成久理事長は「完成すれば人の流れが変わり、波及効果もあると思う」と、にぎわい創出の希望を託す。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年08月21日水曜日

5353 チバQ:2019/08/25(日) 01:30:27
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190823_51004.html
酒田市長選25日告示 消える老舗しぼむ港町、観光交流都市へ模索続く

2019年08月23日 金曜日

��7月末に事業を停止した菓子製造「小松屋」。江戸時代創業の酒田市の老舗だった

 任期満了に伴う酒田市長選は25日告示される。かつて山形県唯一の臨海工業地帯として栄えた港町は今、クルーズ船などでにぎわう観光交流都市に生まれ変わろうと模索を続ける。県全体で観光客数が増加する一方で、酒田市では減少が続き、市全体の停滞ムードを打破するには至らないのが現状だ。(酒田支局・菊間深哉)
 酒田港を見下ろす高台の地区。料亭やバー、かつてのキャバレーが軒を連ね、江戸期の北前船の栄華や昭和期の港湾開発の勢いを色濃く残す町並みからまた1軒、老舗が消えた。
 1832(天保3)年創業の菓子製造「小松屋」(酒田市)が7月末、事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。潮の香り豊かなアオノリをあんに練り込んだ酒田土産の定番「呉竹羊羹(ようかん)」や「呉竹最中」を市内外の4店舗で販売してきた名店だった。
 市内の商工関係者は「歴史や格式を観光客らにアピールするだけでは立ちゆかなくなった。地元ならではの銘菓も残らない町になってしまった」と嘆く。
 かつて山形県で最大の産業都市だった酒田市。港町の立地を生かし、コメや紅花の積み出し地、後には重化学工業の集積地として成長を続けてきた。
 しかし、臨海地帯の停滞は顕著になっていく。1966年に港の拡張計画が国に認められたものの、県などが500億円を超える整備費用を投じて誘致したアルミ工場が82年、操業開始から5年で解散。約90万平方メートルもの工場跡地は、半分が大規模太陽光発電所となり、もう半分は更地のままだ。
 現在の市政が港湾の存在を背景に力を入れるのは観光や交流だ。クルーズ船の寄港は2018年が5回、19年が8回と増えつつあるが、肝心の観光客数は減少に歯止めがかからない。
 県全体の観光客数が17年度は4512万人で過去10年間で12.5%増加したのに酒田市は281万人で10.3%減。隣り合う鶴岡市が632万人と26.7%も伸びたのとは対照的だ。
 人口は18年10月時点で10万2353で、県内の10万人以上の山形、鶴岡、酒田3市のうち過去10年間の減少率は最も高い10.0%。出生数は毎年のように過去最低を更新し、18年は552人にまで落ち込んだ。
 出身地の酒田市でフィールドワークを続ける日大文理学部の仲川秀樹教授(社会学)は「酒田は全般的に行政の仕掛けが単発で、中長期的な成果に結びつけられないでいる。クルーズ船誘致などの観光面でもより多くの市民が参画し、継続できる施策を考えないと、県内の他地域にますます後れを取る」と指摘する。

5354 チバQ:2019/08/25(日) 01:53:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190824-00000001-yamagatan-l06
酒田市長選、現元の一騎打ち濃厚

8/24(土) 8:05配信��
0
��

 任期満了に伴う酒田市長選は25日に告示(9月1日投開票)される。現職で再選を目指す丸山至氏(65)=光ケ丘1丁目=と、元職で衆院議員を務めた阿部寿一氏(60)=亀ケ崎3丁目=の2人が立候補を予定している。

 丸山氏は昨年12月の市議会定例会で出馬表明した。子育て・教育環境充実、産業振興、交流人口拡大、空路・陸路・海路の整備促進など力を入れてきた施策の効果を十分に出すには市政の継続性が重要と強調。自民党県連、公明党県本部の推薦を得て、加藤鮎子衆院議員の支援を受ける。

 阿部氏は無投票阻止を求める声に応えるなどとし、3日に出馬を表明。財政健全化や市民重視の施策選択を掲げて市政転換を主張。国民民主党県連の推薦、社民党県連の支持を得て、舟山康江、芳賀道也両参院議員の応援も受ける。共産党酒田地区委員会が「自主的支援」する。

 同日程で行われる市議補選(欠員2)には、元職で無職斎藤直氏(56)=緑ケ丘1丁目と、いずれも新人で、元小学校長の阿彦裕光氏(61)=ゆたか2丁目、元連合山形酒田飽海地域協議会事務局長の阿部秀徳氏(57)=若宮町1丁目、自営業の依木勝氏(55)=末広町=の4人が立候補を予定している。

 7月3日現在の有権者数は8万8601人(男4万1984人、女4万6617人)。

◇立候補予定者(敬称略)
丸山 至(まるやま・いたる)65 無現
(1)市長(2)山形大(3)庄内市町村会長。副市長、市総務部長。当1
阿部 寿一(あべ・じゅいち)60 無元
(1)無職(2)東京大(3)衆院議員、酒田市長、旧建設省職員。当4
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴)

5355チバQ:2019/08/26(月) 13:12:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000009-san-l04
塩釜市長選は現新三つどもえ
8/26(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う塩釜市長選は25日告示され、5選を目指す無所属現職の佐藤昭氏(77)、無所属新人で前県議会議長の佐藤光樹氏(51)=自民推薦、共産新人で党塩釜地区委員長の阿部進氏(49)の3人が立候補を届け出た。9月1日に投開票される。

 佐藤昭氏は、復興事業の完遂や定住環境の充実を目指し、4期16年の実績をアピールする。佐藤光樹氏は「新しい手法で時代を切り開いていく力が必要だ」とし、官民連携での産業再生などを訴える。阿部氏は下水道料金の引き下げや学校給食の無償化などを目指している。

 24日現在の選挙人名簿登録者数は4万6623人(男2万2200人、女2万4423人)。

                   ◇

 ◇塩釜市長選 届け出順
 佐藤昭 77 市長     無現〔4〕 
 佐藤光樹 51 前県議会議長 無新  【自】
 阿部進 49 党地区委員長 共新  

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000008-san-l06
酒田市長選は現元一騎打ち
8/26(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う酒田市長選が25日告示され、いずれも無所属で、元衆院議員で元市長の阿部寿一氏(60)=国民推薦、社民支持=と、再選を目指す現職の丸山至氏(65)=自民、公明推薦=の2人が立候補を届け出た。投開票は9月1日。

 阿部氏は出陣式で「酒田の市政を市民の手に取り戻し、酒田市を守る戦い」とし、高齢者が安心して暮らせる地域社会の実現を訴えた。丸山氏は「酒田ならではの社会教育システムを作っていきたい」と述べ、JR酒田駅前周辺のにぎわい拠点作りを進めるなど、市政の継続を強調した。

 24日現在の選挙人名簿登録者数は8万7834人(男4万1609人、女4万6225人)。

                   ◇

 ◇酒田市長選 届け出順

 阿部寿一 60 元衆院議員 無元〔3〕 【国】【社】
 丸山至 65 市長    無現〔1〕 【自】【公】

5356チバQ:2019/08/26(月) 13:26:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00000007-khks-pol
<仙台市議選>立民全員当選 投票率は微増の36.07%
8/26(月) 10:12配信 河北新報
<仙台市議選>立民全員当選 投票率は微増の36.07%
(写真:河北新報)
 仙台市議選(定数55)は25日投票が行われ、即日開票の結果、新議員55人が決まった。投票率は36.07%で、過去最低だった2015年の前回(35.83%)を0.24ポイント上回った。当選者の政党別内訳は自民19人、立憲民主6人、国民民主3人、公明9人、共産6人、社民5人、無所属7人。当日の有権者は88万2124人。

 旧民進党出身の郡和子市長が17年8月に就任し、初めて行われた市議選だった。市長選で郡市長を支えた立民、国民、共産、社民4党が議席を増やし、「少数与党」の構図が変化するかどうかが焦点となった。

 初参戦の立民は新人4人を含む6人を擁立し、全員当選と躍進した。国民も新人1人を含む3人を立て全員が議席を得た。共産は青葉区に3人目を擁立し、現職と新人の2人が落選した。社民は前回次点の新人を含む6人が挑み、現職1人が落選した。

 一方、市政野党の自民は前回比2人増の20人を公認し、党国会議員や県議、党出身の村井嘉浩宮城県知事らが支援。現職1人が落選したが、19議席を維持した。公明は泉区の2議席を含む現有9議席を維持した。

 東日本大震災後、3度目の審判。復興はハード整備がほぼ完了し、市政の軸足は「ポスト復興」に移りつつある。推計人口は1日に109万を突破したが、今後は減少に転じると予想される。郊外地域の高齢化対策や市都心部の再生などを巡り、論戦が展開された。

 市選管の投開票事務も注目された。14年衆院選以降、市内の全選挙でミスが続き、7月の参院選も確定得票数を誤った。市議選は汚名返上の舞台のはずだったが、1カ所でポスター掲示板の番号表記を間違え、不名誉な記録を更新した。

 郡市長は改選後の円滑な市政運営を優先し「特定候補を応援しない」と中立を貫いた。市政野党には郡市長の手腕を一定評価する新議員もおり、2年後の市長選を見据えた駆け引きが始まる可能性がある。新議員の任期は28日から4年間。

5357チバQ:2019/08/26(月) 13:28:28
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_11033.html
<仙台市議選>郡市長への評価、選択軸に 「市政与党」議席伸ばす

拡大写真

拡大写真
 仙台市議選は25日投開票が行われ、55人の新議員が決まった。旧民進党出身の郡和子市長を支える「市政与党」の立憲民主党が大きく議席を伸ばした。2015年の前回同様、投票率が30%台に低迷した盛り上がらない選挙戦で、存在感を発揮した。自民党などの「市政野党」は、固い地盤と組織力のある現職が手堅く勝利を収めた。
 政党対決の構図となったが、国政に関わる目立った争点はなく、22日に1期目の折り返しを迎えた郡市長の市政運営、政治手腕への評価が選択軸となった。
 市政与党の一角を成す立民は、郡市長との距離の近さをアピールした。演説では党名を連呼し、党派色を前面に出す選挙戦を展開。7月の参院選宮城選挙区で、党新人が自民現職を撃破した勢いを呼び込んだ。
 自民は改選前、市議会で郡市長に厳しい態度で臨んでいたが、選挙戦に入ると一転、批判はすっかり影を潜めた。河北新報社の立候補者アンケートにも、3割が市政運営を「評価する」と回答。党のスタンスが急にぼやけ、有権者に論点を示すことができなかった。
 投票率はほとんど上昇しなかった。政令市議選は全国的に低調だが、今回は日程が良くなかった。参院選の1カ月後で、お盆を含む9連休と重なった。日程には当初から異論があり、市選管の判断の妥当性は今後、検証されるべきだ。
 現職の引退、国政や県政への転出が相次ぎ、改選後の市議会は顔触れが大きく変わる。議会基本条例の未制定、主権者軽視の傍聴環境など抱える課題は少なくない。新たな視点を取り入れ、改革を一歩でも前進させることを期待したい。
 郡市政1期目の後半は音楽ホール建設、ガス事業民営化など重要案件が控える。道路照明灯問題の責任追及もある。市長をただ称賛する与党議員も、批判するだけの野党議員も必要ない。将来を見据え、建設的に議論できる議会を望む。
(解説=報道部・横川琴実)

 【青葉】(定数15)立憲民主の佐藤わか子氏は無党派層を取り込みトップで6選。無所属の加藤健一氏は東北電力労組票で3選した。自民の跡部薫氏は地域票を固め4選、無所属の伊藤優太氏は再選し返り咲いた。現職の屋代美香氏、花木則彰氏は落選した。

 【宮城野】(定数10)立憲民主の山下純氏が党支持層や無党派層を大きく取り込みトップで初当選。自民の渡辺博氏は現職最多の9選を決めた。共産の高見紀子氏は党支持層を固めて4選。自民の松本由男氏は再選した。無所属現職の平井みどり氏は落選した。

 【若林】(定数7)自民の菊地崇良氏がトップの座を奪還して3選を決めた。共産の庄司あかり氏も党支持層を固め3選。立憲民主の鈴木澄恵氏は浮動票、公明の竹中栄雄氏は党支持団体票でそれぞれ初当選した。現職の相沢和紀氏、木村勝好氏が落選した。

 【太白】(定数12)自民の佐々木心氏が党支持層を固め再選を決めた。立憲民主の貞宗健司氏は党支持層に浸透し初当選。社民の猪股由美氏は前回次点の雪辱を果たし初当選した。自民の鈴木勇治氏は地域票をまとめ7選。無所属の千葉修平氏も初陣を飾った。

 【泉】(定数11)立憲民主の細野敬士氏は無党派層の支持を集め市内最多得票で初当選。共産の古久保和子氏は党支持層を固め5選した。自民の野田譲氏、斎藤範夫氏は保守層に浸透し、それぞれ7選、5選を決めた。無所属の安孫子雅浩氏は6選を果たした。


関連ページ:宮城政治・行政仙台市議選
2019年08月26日月曜日

5358チバQ:2019/08/26(月) 13:30:47
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_11050.html
<仙台市議選>開票結果(選管最終)と当選者の顔触れ

当選者の顔触れ
拡大写真
青葉区(15―19)
当 6,980佐藤わか子 立現(6)
当 6,364加藤健一 無現(3)
当 6,158跡部薫 自現(4)
当 6,144伊藤優太 無元(2)
当 5,558加藤和彦 自現(4)
当 5,473西沢啓文 自現(7)
当 5,290村上一彦 立現(4)
当 4,823菅野直子 共現(4)
当 4,727樋口典子 社現(3)
当 4,694嶋中貴志 公現(5)
当 4,572鎌田城行 公現(5)
当 4,402高橋卓誠 自現(2)
当 3,932郷古正太郎 国新(1)
当 3,882村岡貴子 自新(1)
当 3,856岡部恒司 自現(6)
◎ 3,431屋代美香 自現 
◎ 3,142花木則彰 共現 
◎ 2,880大草芳江 無新 
◎ 2,793松井秀明 共新 

宮城野区(10―15)
当 6,549山下純 立新(1)
当 5,886渡辺博 自現(9)
当 5,207高見紀子 共現(4)
当 4,708松本由男 自現(2)
当 4,376小野寺利裕 公現(4)
当 4,246佐々木真由美 公現(3)
当 4,096赤間次彦 自現(8)
当 3,930田村勝 無新(1)
当 3,141辻隆一 社現(7)
当 2,769渡辺敬信 国現(3)
◎ 2,141伊藤直樹 無新 
◎ 1,924平井みどり 無現 
◎ 1,540小野寺淳一 無元 
    585石川園江 諸新 
    370堀内章 無新 

若林区(7―9)
当 6,327菊地崇良 自現(3)
当 6,181庄司あかり 共現(3)
当 5,627鈴木澄恵 立新(1)
当 4,551竹中栄雄 公新(1)
当 3,917猪又隆広 無新(1)
当 3,914佐藤正昭 自現(8)
当 3,894菅原正和 自現(2)
◎ 2,921相沢和紀 社現 
◎ 2,552木村勝好 無現

5359チバQ:2019/08/26(月) 13:36:56
太白区(12―14)
当 6,712佐々木心 自現(2)
当 6,421貞宗健司 立新(1)
当 6,019猪股由美 社新(1)
当 6,006鈴木勇治 自現(7)
当 5,932千葉修平 無新(1)
当 5,318佐藤和子 公現(3)
当 5,146鈴木広康 公現(5)
当 5,019内藤良介 自新(1)
当 4,668嵯峨サダ子 共現(7)
当 4,314小山勇朗 社現(9)
当 4,068高村直也 共新(1)
当 3,983沼沢真也 国現(2)
◎ 3,106及川英樹 無元 
    752三山晋平 無新 

泉区(11―12)
当 9,473細野敬士 立新(1)
当 7,634古久保和子 共現(5)
当 7,555野田譲 自現(7)
当 6,040斎藤範夫 自現(5)
当 5,801安孫子雅浩 無現(6)
当 5,625橋本啓一 自現(5)
当 5,168庄司俊充 自現(6)
当 4,682佐藤幸雄 公現(2)
当 4,643小田島久美子 公現(4)
当 4,053石川建治 社現(6)
当 3,734小野寺健 無現(4)
  1,086大内順 無新 


〔注〕選挙区名右の数字は定数-立候補者数。◎は法定得票獲得者

5360チバQ:2019/08/26(月) 13:38:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00010000-saitama-l11
<知事選>今のままでは小さな埼玉に…青島氏が落選、政策浸透し切れず 自民幹部ら応援も与野党対決敗れる
8/26(月) 0:05配信 埼玉新聞
<知事選>今のままでは小さな埼玉に…青島氏が落選、政策浸透し切れず 自民幹部ら応援も与野党対決敗れる
支援への感謝を述べる青島健太氏=25日午後10時32分ごろ、さいたま市浦和区高砂の選挙事務所
 25日に投開票された埼玉県知事選は、野党4党の県組織が支援する前参院議員大野元裕氏(55)が、自民、公明両党が推薦するスポーツライター青島健太氏(61)ら新人4人を下して初当選した。上田県政の「継続」を訴えた大野氏が、事実上の与野党対決を制した。政策通として知られ、上田知事の全面支援を受けた大野氏。県民の負託を受けて新時代を担うことになった。(知事選取材班)

<知事選>行田邦子氏「青島健太氏に投票する」 フェイスブックに動画掲載「私のスタンスと最も近い」

■「県政刷新」及ばず 自公支援も接戦で苦杯

 県政の刷新を訴えた青島健太氏だったが接戦を制しきれず、苦杯を喫した。さいたま市浦和区の青島氏の選挙事務所に落選の報が入ると、駆け付けた支持者は一様に信じられないといった表情を見せ、青島氏は「力強くサポートしていただいた方々、全ての方々の期待にお応えすることができなかったことをおわびします」と敗戦の弁を述べた。

 選挙戦では現在の県政からの転換を訴え「埼玉を変える、私はその先頭に立たせていただきたい」と呼び掛けた。政策は「子どもたちの将来を最優先で考える県政」、インフラ整備を含めた「強靭(きょうじん)な県土づくり」「スポーツ振興と健康づくり」といった主要政策を打ち出したが、浸透し切れなかった。

 無所属ながらも自民、公民の推薦を受け、遊説では県内選出の自公の衆参院議員、県議、市議らがサポート。自民党幹部も応援に駆け付けた。

 選挙戦最終日の24日夜に大宮駅西口で行われた打ち上げ式では「今のままを継続しても、今のままの小さな埼玉が出来上がってしまうだけ」と現在の県政からの脱却を強く訴えた。

 「選挙の向こう側に新しい埼玉を。これからの埼玉の新たなストーリーとデザインを私に描かせてほしい」と呼び掛けたが、事実上の与野党対決に接戦で敗れた。

5361チバQ:2019/08/26(月) 16:18:14
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_11030.html
<仙台市議選>杜の都に令和の新風 新人続々当選

初めての当選を決め花束を受け取る山下さん(右)=26日午前0時5分ごろ、仙台市宮城野区榴岡4丁目の事務所
写真特集へ
 残暑の杜の都に新風が吹き抜けた。25日投開票の仙台市議選では、新人候補が続々と当選を決めた。郡和子市長の市政与党の立憲民主党は躍進し、保守系も新人が着実に議席を獲得した。若さと熱意で難局を乗り越えた陣営には、はつらつとした歓声があふれた。

◎山下さん 空中戦で挽回

 「市民の声を市政に届ける」。宮城野選挙区の立民新人の山下純さん(32)は初当選を決めると、喜びを爆発させた。
 山下さんは7月の参院選宮城選挙区で、党公認で初当選した石垣のり子さんの陣営スタッフとして奔走。告示12日前にようやく、勝利の余韻が残る事務所を引き継ぎ臨戦態勢を整えた。大幅な出遅れを挽回し、1カ月前の歓喜を再現した。
 空中戦に徹した。街頭演説では「立憲民主党公認」「32歳、最年少」と強調。「(国会議員時代の)郡市長の秘書を務めた」と市政トップとの近さもアピールした。枝野幸男代表や福山哲郎幹事長など党を挙げての支援も受け、短期決戦を制した。

◎貞宗さん 無名から浮上

 太白選挙区で初当選した貞宗健司さん(33)は、地盤の長町地区では昨年転居してきたばかりの「無名の新人」。押し上げたのは2015年の前回選挙でトップ当選し、衆院議員(比例東北)に転じた岡本章子党県連代表だった。
 「バス停の皆さんとも握手して」。地区の「顔」でもある岡本さんが街頭演説で、ぎこちない動きの新人を手取り足取り指導した。
 1歳の長男の子育て真っ最中の貞宗さんは、長町6丁目の事務所で「子育て世代代表として住みよい仙台に変える」と力を込めた。

◎細野さん 即戦力を誓う

 泉選挙区で初陣を飾った立民新人の細野敬士さん(38)は、世代交代と共に福祉の充実を訴えた。当選後、加茂5丁目の事務所で「地域に優しいまちづくりのため全力で働く」と即戦力になることを誓った。

◎猪股さん 「草の根」実り雪辱

 僅差の落選劇から4年。太白選挙区では社民党新人の猪股由美さん(41)が雪辱を果たした。
 初挑戦した前回2015年の市議選は、県警の審査ミスで選挙カーが告示後の2日間全く使えないという異例の事態に見舞われ、87票差で次点となった。
 再起を決意してからは、引退議員のサポートを受け、候補者としての「いろは」を学び直した。2児の母親として子育てに励む傍ら、母親たちが集う居場所づくりの活動を展開。地域や同世代に草の根的に顔を売り込んだ。
 4年間に准看護師資格も取得した猪股さん。当選に沸く西多賀3丁目の事務所で「4年間しっかりと働き、地域のために役立ちたい」と強調した。

◎田村さん 「高砂の戦い」制す

 無所属で自民党推薦の新人田村勝さん(39)は「高砂の戦い」を制し宮城野選挙区で初当選。引退した義父の稔さんが5期20年間守り続けた高砂地区の地盤をがっちりと引き継いだ。
 地区からは他にも無所属で自民推薦の候補2人が出馬し、保守票争奪戦が繰り広げられた。田村さんは選挙期間中、地区に張り付き「地元候補」を強調。連日開催した個人演説会も、全てが高砂地区での開催という徹底ぶりだった。
 高齢化が進む稔さんの後援会組織に加え、会員制交流サイト(SNS)を小まめに更新して、若年層の掘り起こしにも努めた。
 当選の知らせが入ると、福室2丁目の事務所で「訴えを実践していきたい」と気を引き締めた。

5362チバQ:2019/08/26(月) 16:19:01
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_11052.html
<仙台市議選>若林・元副議長の木村さん涙 郡市長の対立候補支援

落選を伝えるテレビの速報画面を厳しい表情で見つめる木村さん=26日午前0時10分ごろ、仙台市若林区の事務所
拡大写真
 若林選挙区では、8選を目指した無所属現職の木村勝好さん(68)が敗北を喫した。
 2009年の旧民主党政権誕生の際に党県連幹事長を務めた中心人物で、市議会でも副議長を務めた重鎮。2年前の仙台市長選で、民進党衆院議員だった郡和子市長の対立候補を支援し、同党を離れた。
 無所属で臨んだ今回の選挙戦では地域経済活性化を訴えたが、政党公認候補者の中で埋没した。木村さんは南小泉1丁目の事務所で「やれることはやり尽くしたが、残念な結果に終わった」と淡々と語った。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年08月26日月曜日

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_11054.html
<仙台市議選>青葉・屋代さん落選 自民票分散
 激戦となった青葉選挙区では、3選を期した自民現職の屋代美香さん(56)が涙をのんだ。
 落選が決まると、旭ケ丘3丁目の事務所は沈痛な空気に包まれた。屋代さんは「私の力が及ばなかった」と頭を下げた。
 同区では自民が2015年の前回より1人多い7人を公認した。党候補同士で票を食い合う結果となり、得票を伸ばせなかった。
 父光一さんから引き継いだ地盤の旭ケ丘を中心に選挙戦を展開。「虐待防止条例の実現を目指す」など教育問題を訴えたが、当選ラインに届かなかった。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年08月26日月曜日

5363チバQ:2019/08/26(月) 16:19:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_31034.html
<盛岡市長選>谷藤氏5選、新人2氏を振り切る

谷藤 裕明(たにふじひろあき)69(5)市長、東北市長会長(県議会議長、県議(3))盛岡市、早大
拡大写真
 任期満了に伴う盛岡市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の谷藤裕明氏(69)が、無所属新人の会社役員内舘茂氏(52)を振り切り、5選を果たした。無所属新人の元県議福井誠司氏(60)は及ばなかった。
 谷藤氏は市内の選挙事務所で「大変厳しい選挙だったが、多くの支援で勝たせてもらった。市民本位のまちづくりを続けたい」と述べた。
 谷藤氏は行財政改革や観光、スポーツ振興策などの実績を強調。現職の強みを生かし、同日程で行われた市議選候補と連動した選挙戦で着実に支持票を固めて逃げ切った。
 2015年の前回に続いて2度目の挑戦の内舘氏は、「対話と検証が足りない」と現市政への批判を展開。共産党盛岡地区委員会が自主的支持を表明するなど野党の一部が支援して追い上げたが、届かなかった。
 福井氏は市議1期、県議2期の政治経験をアピールしたが、広がりを欠いた。
 当日の有権者は24万1707人。投票率は52.63%で、前回(51.45%)を1.18ポイント上回った。

 ◇盛岡市長選開票結果(選管最終)
当 54,483谷藤裕明 無現
  50,242内舘茂 無新
  21,332福井誠司 無新


関連ページ:岩手政治・行政
2019年08月26日月曜日

5364チバQ:2019/08/26(月) 21:15:51
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190826_11056.html
塩釜市長選告示 産業回復や人口減対策で舌戦

佐藤昭(77)市長無現(4)[さとう・あきら]42年5月28日、塩釜市生まれ。日大理工学部卒。66年に県庁入りし土木部の技術担当次長、港湾空港局長などを経て、03年市長選で初当選。18年4月から県市長会長。
拡大写真

佐藤光樹(51)元県議会議長無新(自推)[さとう・こうき]67年11月7日、塩釜市生まれ。東北学院大経済学部卒。県議だった父の秘書、参院議員秘書を経て、03年県議選で初当選し連続4期。18年11月〜19年7月に議長。
拡大写真

阿部進(49)党地区委員長共新[あべ・すすむ]69年11月21日、塩釜市生まれ。東北大工学部中退。日本民主青年同盟塩釜地区委員長を経て、17年2月から共産党塩釜・多賀城・宮城・黒川地区委員会の委員長。
拡大写真
 任期満了に伴う塩釜市長選は25日、告示された。立候補を届け出たのは、無所属現職で5選を目指す佐藤昭氏(77)、無所属新人で元県議会議長の佐藤光樹氏(51)=自民推薦=、共産党新人で党塩釜地区委員長の阿部進氏(49)の3人。東日本大震災から10年の節目を挟む4年間に向けて復興策や人口減少、地域産業の回復などの課題を巡り、舌戦が始まった。

 昭氏は出陣式で「復興を完遂したい」と第一声。水産、観光の振興のため「魚市場などとマリンゲート塩釜を船で結ぶ。島の魅力を発信する浦戸振興株式会社も発足させる」と訴えた。
 国会議員、県内の市町村長らも応援に駆け付け、4期16年の実績や市町村間の連携の重要性をアピールした。
 光樹氏の第一声には国会議員、県議らが並び、県議4期の経験と若さに期待を込めた。
 光樹氏は「新しい塩釜の未来を皆さんと一緒に考え、つくり上げる」と主張。人口減の中で「子育て支援を充実し、高齢化対策や観光にも力を入れる。民間の力を最大限生かす」と呼び掛けた。
 阿部氏の第一声にも国会議員や県議、市議らがそろい、立憲民主党の国会議員も激励文を寄せた。
 支持者を前に阿部氏は「国に物が言える市長が必要だ。政治の流れを変えよう」と消費税増税中止の直談判を約束。「下水道料金を引き下げる。国民健康保険税の負担軽減に取り組む」と訴えた。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年08月26日月曜日

5365チバQ:2019/08/27(火) 11:28:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000001-khks-pol
<仙台市議選>立民躍進、3選挙区でトップ 参院選の勢い持続
8/27(火) 11:10配信河北新報
<仙台市議選>立民躍進、3選挙区でトップ 参院選の勢い持続
初当選し、万歳する貞宗氏(中央)と岡本県連代表(右)=26日午前0時5分ごろ、仙台市太白区の事務所
 25日に投開票された仙台市議選(定数55)で、初参戦となった立憲民主党は新人4人を含む6人全員が当選し、躍進した。5選挙区のうち青葉、宮城野、泉でトップを飾り、党新人が自民党現職を破った7月の参院選の余勢を駆った格好。宮城県議選を10月に控え、県政界に吹き荒れる立民旋風は続くのか。

【グラフ】仙台市議選の党派別投票率

 太白選挙区(定数12)に立候補した立民新人貞宗健司氏(33)は2位で初陣を飾った。2015年の前回、同選挙区でトップ当選し、国政に転じた岡本章子党県連代表(衆院比例東北)の後継だ。

 貞宗氏は「知名度不足は否めず、党の看板で勝たせてもらった。風は確実に感じた」と振り返った。

 「(旧民主党時代の)07年以来の波を感じる」。岡本氏を市議時代から支える貞宗氏の陣営幹部は前回の亥(い)年選挙と重ね合わせた。

 07年市議選で旧民主党は3議席を増やし、擁立した9人全員が当選。岡本氏は市内最多得票だった。同年の参院選は当時の民主現職が自民現職に大差をつけて1位当選。2年後の政権交代の足掛かりを築いた。

 7月の参院選宮城選挙区では全国32の1人区で唯一、立民公認の新人が野党共闘の枠組みで勝利した。市議選期間中、枝野幸男代表が地方選では異例となる2度の応援に入り、党を挙げての支援態勢を敷いた。

 「参院選の流れが非常に大きい」と陣営幹部。「立民の看板で出れば当選するような風が吹いている。まるでバブルだ」と息巻く。

 10月18日告示、27日投開票の県議選が迫る。勢いが続くかどうかは今後の候補者選びや戦略が鍵を握る。

 立民県連の鎌田さゆり幹事長は「自民独占区には、野党間で調整して候補者を擁立する」と攻めの姿勢を強調。「この勢いを追い風にしなければならない」と気を引き締めた。

◎共産埋没で宮城県議選へ戦略練り直し

 仙台市議選で、共産党は2015年の前回比1減の6議席にとどまり、全5選挙区で公認候補の合計得票数も減った。青葉選挙区(定数15)は現職2人と新人1人を擁立し、議席増を狙ったが現新2人が落選。もくろみは外れ、県議選に向けて戦略を練り直す。

 前回は安保法制反対を訴え、宮城野、若林、泉の3選挙区で公認候補がトップ当選。勢いを維持し、続く県議選でも倍増の8人が議席を確保した。

 郡和子市長を支える市政与党の立場で臨んだ今回の市議選で、共産は立憲民主党との違いを明確に示せなかった。青葉区選出の遠藤いく子県議は「共産の立ち位置が有権者に伝わらず、埋没した」と唇をかんだ。

 7月の参院選宮城選挙区は公認候補の擁立を取り下げ、立民が公認した新人の支援に回った。中島康博県委員長は「参院選で独自候補を立てなかった影響が表れた」と分析する。

 10月の県議選については「定数3以上の選挙区は野党が競い合うことで、有権者に選択肢を示せる」と主戦論を唱えた。

5366チバQ:2019/08/27(火) 11:28:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000001-khks-pol
<仙台市議選>立民躍進、3選挙区でトップ 参院選の勢い持続
8/27(火) 11:10配信河北新報
<仙台市議選>立民躍進、3選挙区でトップ 参院選の勢い持続
初当選し、万歳する貞宗氏(中央)と岡本県連代表(右)=26日午前0時5分ごろ、仙台市太白区の事務所
 25日に投開票された仙台市議選(定数55)で、初参戦となった立憲民主党は新人4人を含む6人全員が当選し、躍進した。5選挙区のうち青葉、宮城野、泉でトップを飾り、党新人が自民党現職を破った7月の参院選の余勢を駆った格好。宮城県議選を10月に控え、県政界に吹き荒れる立民旋風は続くのか。

【グラフ】仙台市議選の党派別投票率

 太白選挙区(定数12)に立候補した立民新人貞宗健司氏(33)は2位で初陣を飾った。2015年の前回、同選挙区でトップ当選し、国政に転じた岡本章子党県連代表(衆院比例東北)の後継だ。

 貞宗氏は「知名度不足は否めず、党の看板で勝たせてもらった。風は確実に感じた」と振り返った。

 「(旧民主党時代の)07年以来の波を感じる」。岡本氏を市議時代から支える貞宗氏の陣営幹部は前回の亥(い)年選挙と重ね合わせた。

 07年市議選で旧民主党は3議席を増やし、擁立した9人全員が当選。岡本氏は市内最多得票だった。同年の参院選は当時の民主現職が自民現職に大差をつけて1位当選。2年後の政権交代の足掛かりを築いた。

 7月の参院選宮城選挙区では全国32の1人区で唯一、立民公認の新人が野党共闘の枠組みで勝利した。市議選期間中、枝野幸男代表が地方選では異例となる2度の応援に入り、党を挙げての支援態勢を敷いた。

 「参院選の流れが非常に大きい」と陣営幹部。「立民の看板で出れば当選するような風が吹いている。まるでバブルだ」と息巻く。

 10月18日告示、27日投開票の県議選が迫る。勢いが続くかどうかは今後の候補者選びや戦略が鍵を握る。

 立民県連の鎌田さゆり幹事長は「自民独占区には、野党間で調整して候補者を擁立する」と攻めの姿勢を強調。「この勢いを追い風にしなければならない」と気を引き締めた。

◎共産埋没で宮城県議選へ戦略練り直し

 仙台市議選で、共産党は2015年の前回比1減の6議席にとどまり、全5選挙区で公認候補の合計得票数も減った。青葉選挙区(定数15)は現職2人と新人1人を擁立し、議席増を狙ったが現新2人が落選。もくろみは外れ、県議選に向けて戦略を練り直す。

 前回は安保法制反対を訴え、宮城野、若林、泉の3選挙区で公認候補がトップ当選。勢いを維持し、続く県議選でも倍増の8人が議席を確保した。

 郡和子市長を支える市政与党の立場で臨んだ今回の市議選で、共産は立憲民主党との違いを明確に示せなかった。青葉区選出の遠藤いく子県議は「共産の立ち位置が有権者に伝わらず、埋没した」と唇をかんだ。

 7月の参院選宮城選挙区は公認候補の擁立を取り下げ、立民が公認した新人の支援に回った。中島康博県委員長は「参院選で独自候補を立てなかった影響が表れた」と分析する。

 10月の県議選については「定数3以上の選挙区は野党が競い合うことで、有権者に選択肢を示せる」と主戦論を唱えた。

5367チバQ:2019/08/27(火) 11:29:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000002-khks-pol
<仙台市議選>政党対決鮮明に 自民最大勢力を維持、立民6議席「想像以上」
8/27(火) 11:11配信河北新報
<仙台市議選>政党対決鮮明に 自民最大勢力を維持、立民6議席「想像以上」
(写真:河北新報)
 25日投開票された仙台市議選は、郡和子市長を支える立憲民主党などの「市政与党」が議席を増やした一方で、「市政野党」の自民党も第1党を維持し、推薦候補を含めれば改選前を1議席上回った。政党対決の構図が強まった選挙戦。各党は有権者の審判に表れた民意を読み解き、1期目の後半に突入した郡市政との向き合い方を模索する。

【グラフ】仙台市議選 当選者分析

 党派別の得票率はグラフの通り。市政与党の立民、国民民主、共産、社民4党のうち立民が全員当選で躍進した。改選前の2議席から6議席に増やし、青葉、泉、宮城野の3選挙区ではトップで当選した。

 青葉選挙区で4選した立民の村上一彦氏は「反応は良かったが、想像以上の結果に驚いた。安倍政権に批判的な人々の支持を受けていると期待を感じる」と語った。「郡氏とは考え方も志も一緒」と話し、引き続き「同志」を支える。

 国民は1議席増の3議席だが、宮城野、太白両選挙区は最下位当選だった。太白で再選した沼沢真也氏は「前回の勝利は安保法制反対の世論の追い風を受けただけ。今回は風を受けない生の数字が出た。怖い」と厳しい表情を浮かべた。

 共産は改選前の6議席を維持したが、青葉選挙区で市議団幹事長が涙をのんだ。太白選挙区で7選した嵯峨サダ子氏は「仙台市議選は昔から政党選挙。今回は対決色が強まった。参院選で現職を落とした自民の反撃が強かった」と明かす。

 社民も若林選挙区で現職が落選し、5議席維持にとどまった。宮城野選挙区で7選した辻隆一氏は「1議席増を目指していたので残念。有権者は世代交代を求めている」と分析した。

 自民は改選前、21人が所属する最大会派を構成していた。今回は公認19人、推薦3人が議席を得た。同様の統一会派が構成されれば勢力は改選前を上回る。

 太白選挙区で7選した鈴木勇治氏は「自民にも票を伸ばした候補がおり、立民だけが勝ったという選挙ではない」と指摘。郡市政とは「是々非々の立場」で向き合うとし「今の市政は緊張感が足りない。厳しい態度でチェックしたい」と強調する。

 公明党は擁立した9人全員が当選。青葉選挙区で5選を果たした嶋中貴志氏は「議会の構成に大きな変化はなかった。地方政治に与党も野党もないため、郡市政に臨む是々非々の立場は変わらない」と語った。

5368チバQ:2019/08/27(火) 19:08:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000008-khks-pol
盛岡市長に谷藤氏5選 地力発揮で接戦制す、2新人反現職票を奪い合い
8/27(火) 11:50配信河北新報
盛岡市長に谷藤氏5選 地力発揮で接戦制す、2新人反現職票を奪い合い
5選が決まり、花束を手にあいさつする谷藤氏(右)=25日午後11時40分ごろ、盛岡市盛岡駅前北通の事務所
◇盛岡市長選開票結果(選管最終)

 当54483 谷藤裕明 無現
  50242 内舘茂  無新
  21332 福井誠司 無新

 25日に投開票が行われた盛岡市長選は、開票率96%まで勝敗の見えない接戦となった。最後は無所属現職の谷藤裕明氏(69)が地力の差を見せつけて5選を決めた。ともに無所属新人の会社役員内舘茂氏(52)と元県議福井誠司氏(60)は、互いに現職批判票を食い合う形となった。

 25日午後11時半ごろ、当選確実の知らせに谷藤氏の事務所はお祭り騒ぎ。歓声に迎えられた谷藤氏は「告示直前まで公務で動けなかったが、皆さんの支えで今日の日を迎えられた」とあいさつした。

 陣営幹部は「厳しい戦いを覚悟し、こちらが追い上げる気持ちで一貫して臨んだ」と振り返る。谷藤氏は「行政は継続が大事。手掛けた事業をやり遂げる」と述べ、新バスセンター整備などの完遂を誓った。

 一方、2度目の挑戦も4241票差で敗れた内舘氏は、市内の事務所で支持者に「力不足だった。期待に応えられず申し訳ない」と頭を下げた。

 「有権者に政策を届ける努力が足りなかった。自分の責任だ」と選挙戦を振り返る内舘氏。「後援会や若い仲間たちは140点の協力をしてくれた。感謝している」と話し、支持者一人一人と握手を交わした。

 福井氏も市内の事務所で悔しさをにじませた。「地上戦重視のはずが十分回り切れず、空中戦も中途半端だった」と敗因を分析。陣営幹部は「組織票には勝てなかった。後は谷藤さんのやり方を見極めるだけだ」と語った。

5369チバQ:2019/08/28(水) 13:13:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000410-tvi-l03
岩手・盛岡 同性愛者公表し市議に初当選の女性に当選証書
8/27(火) 19:37配信テレビ岩手ニュース

テレビ岩手ニュース

25日に投開票が行われた岩手県の盛岡市議会議員選挙で、自身が同性愛者であることを公表して選挙戦に挑み初当選した女性に、27日、当選証書が手渡された。定数38に対して44人が立候補した今回の市議選。この中、25歳で最年少当選を果たした加藤麻衣さんは、自身が同性愛者であることを公表して選挙活動を行い、2位の得票数、4425票を獲得した。加藤さんは「若者や女性、社会的マイノリティと呼ばれる方々の声をきちんと聞いて、それを盛岡市議会に届けたい」と話していた。同性愛者などの「性的マイノリティ」に限らず、誰もが生きやすいまちづくりを目指す加藤さん。任期は4年で、来月11日に招集される臨時市議会から本格的に活動をスタートさせる。

5370チバQ:2019/08/29(木) 14:30:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000001-yamagatan-l06
丸山氏を阿部氏激しく追う
8/29(木) 7:44配信山形新聞
 任期満了に伴う酒田市長選は9月1日の投開票まで3日に迫った。山形新聞社は取材で得た情報に有権者への対面調査結果などを加味し情勢を分析した。ともに無所属で、再選を目指す現職の丸山至氏(65)=光ケ丘1丁目=を、衆院議員を務めた元職の阿部寿一氏(60)=亀ケ崎3丁目=が激しく追い上げる展開となっている。態度を決めかねている有権者も相当数おり、有権者の多い市街地と若い世代の票をいかに獲得するかが勝敗の鍵を握るとみられる。

 丸山氏は自民党県連、公明党県本部の推薦を得て、加藤鮎子衆院議員、自民党の3県議のほか、市議会の自公による「公成会」と労働組合系の「市民の会」の一部の支援を受ける。子育て支援の充実、産業振興など取り組んできた施策の効果を十分に出すには継続性が重要と強調。実績や国とのパイプを前面に市民への浸透を進める。

 厚い布陣で建設業界をはじめ各産業で支援企業を増やし、子育て世代、働く世代の支持を多く集める。阿部氏に自民支持層の一部の取り崩しを許す一方で、一部労働組合系の票を取り込んでいる。市街地でわずかに優位に立つ。支持率の高い若い世代への働き掛けを強め、引き離しを狙う。

 阿部氏は国民民主党県連の推薦、社民党県連の支持を得て、舟山康江、芳賀道也両参院議員、県議1人の応援、共産党酒田地区委員会の自主的支援を受ける。市議会は国政時代から支える「志友会」と市民の会の一部が付き、草の根の運動を展開している。

 出馬表明が今月3日と出遅れたが、市長を13年務めた知名度を生かして追い上げている。財政健全化などを掲げて市政転換を主張し、野党統一候補が勝利した先の参院選と同じく今の政治に批判的な層を取り込む。地元の亀ケ崎周辺や旧3町で先行する。女性を中心にシニア層の支持を集め、保守票も一部得ているものの、非自民票は固め切れておらず、攻勢をかける。

 衆院選などでの保守分裂の影響が残る中、陣営同士の戦いは過熱している。一方で市民の選挙への関心は高まっておらず、投票率は前回(59.57%)をやや下回るとみられる。

 24日現在の有権者数は8万7834人(男4万1609人、女4万6225人)。

◆立候補者(届け出順)
阿部寿一 60 無職 無元
丸山至 65 市長 無現

5371とはずがたり:2019/08/31(土) 17:06:52

仙台市議会 立民と国民で第2勢力
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190830_11014.html
2019年08月30日 金曜日

 仙台市議会(定数55)の新たな会派構成が29日、固まった。自民党の統一会派「自由民主党」に22人が参加し、最大会派となる。党現職17人に党新人2人、党推薦の無所属新人3人が加わる。会長には前議長の斎藤範夫氏を選出した。
 立憲民主党、国民民主党は統一会派「民主フォーラム仙台」を結成し、立民の現職2人と新人4人、国民の現職2人と新人1人が所属する。旧民主党時代の会派名を復活させた。「公明党市議団」は改選前と同じ9人で構成。民主フォーラムと共に第2勢力となる。
 「共産党市議団」は6人、「社民党市議団」は5人の勢力をそれぞれ維持。改選前は「市民ファースト仙台」に名を連ねた無所属3人は、非交渉会派の「蒼雲(そううん)の会」を発足させた。無所属元議員は1人会派「市民と未来のために」で臨む。

 各会派の所属議員は次の通り。(○は代表者、丸数字は当選回数、敬称略)

 【自由民主党】渡辺博(9)、赤間次彦(8)、佐藤正昭(8)、鈴木勇治(7)、西沢啓文(7)、野田譲(7)、岡部恒司(6)、庄司俊充(6)、○斎藤範夫(5)、橋本啓一(5)、跡部薫(4)、加藤和彦(4)、菊地崇良(3)、佐々木心(2)、菅原正和(2)、高橋卓誠(2)、松本由男(2)、猪又隆広(1)、田村勝(1)、千葉修平(1)、内藤良介(1)、村岡貴子(1)
 【公明党市議団】鎌田城行(5)、○嶋中貴志(5)、鈴木広康(5)、小田島久美子(4)、小野寺利裕(4)、佐々木真由美(3)、佐藤和子(3)、佐藤幸雄(2)、竹中栄雄(1)
 【民主フォーラム仙台】佐藤わか子(6)、○村上一彦(4)、渡辺敬信(3)、沼沢真也(2)、郷古正太郎(1)、貞宗健司(1)、鈴木澄恵(1)、細野敬士(1)、山下純(1)
 【共産党市議団】○嵯峨サダ子(7)、古久保和子(5)、菅野直子(4)、高見紀子(4)、庄司あかり(3)、高村直也(1)
 【社民党市議団】小山勇朗(9)、○辻隆一(7)、石川建治(6)、樋口典子(3)、猪股由美(1)
 【蒼雲の会】○安孫子雅浩(6)、小野寺健(4)、加藤健一(3)
 【市民と未来のために】伊藤優太(2)

5372名無しさん:2019/09/01(日) 23:55:23
阿部寿一討ち死に

5373チバQ:2019/09/02(月) 11:19:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190831-00000012-khks-pol
塩釜市長選>同姓「佐藤」票 選管ピリピリ 迅速な開票へ「フル表記」呼び掛け
8/31(土) 10:45配信河北新報
<塩釜市長選>同姓「佐藤」票 選管ピリピリ 迅速な開票へ「フル表記」呼び掛け
(写真:河北新報)
 投開票が9月1日に迫る塩釜市長選で、市選管が疑問票の扱いを巡り慎重に準備している。候補者に同姓がいるのが主な理由。過去最低を毎回更新している投票率の行方も注目される。同時選挙の市議選と併せ、迅速な開票のため投票用紙に候補者のフルネーム記入を呼び掛ける。

 市長選に立候補しているのは、5選を目指す無所属現職の佐藤昭氏(77)、無所属新人で元県議会議長の佐藤光樹氏(51)=自民推薦=、共産党新人で党塩釜地区委員長の阿部進氏(49)。佐藤両氏に親戚関係はないという。

 市選管によると、名字のみ記入の疑問票なら該当する候補者の得票数の割合に応じて1票を案分する。もし「佐藤市長」なら現職の昭氏の得票になる可能性が高いが、他の疑問票と同じく、開票所で選挙立会人の意見を聞いて選挙長が最終判断する。

 投票率で開票の事務量も変わる。平成以降の同市長選の投票率を見ると、前市長の三升正直氏(故人)が初当選した1991年は75.07%で、その後は右肩下がりだ(グラフ)。

 2003年4月は昭氏、挑戦3度目の光樹氏の父ら新人の三つどもえで昭氏が制した選挙。11年は東日本大震災で9月に先送りされ現職と新人計4人による混戦。だが、ともに投票率は低下し、前回15年は52.36%まで下がった。

 前回より上がるとみる昭氏の陣営は「三つどもえで、この顔触れ。18歳以上が投票する初の地方選挙でもある」。光樹氏の陣営は「冷静に見れば前回並みか」、阿部氏の陣営は「分からない。関心は広がっている」とするが、共に投票率上昇を期待する。

 期日前投票は29日までの4日間だけで前回同期比約3割増の3382票。市選管の伊東英二事務局長は「多くの有権者に投票してほしい。意思をくみたいので候補者名のフル表記をお願いする」と話す。

5374チバQ:2019/09/02(月) 11:29:58
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190902_51022.html
酒田市長に丸山氏が再選、元市長阿部氏及ばず

丸山 至(まるやまいたる)(65)(2)市長(副市長、総務部長)酒田市、山形大=(自)(公)
拡大写真
 ◇酒田市長選開票結果
(選管最終)
当  27,246丸山至  無現
   22,609阿部寿一 無元

 任期満了に伴う酒田市長選は1日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の丸山至氏(65)=自民・公明推薦=が、無所属元市長で元衆院議員の阿部寿一氏(60)=国民推薦、社民支持=を破り、再選を果たした。
 丸山氏は、JR酒田駅前の再開発事業着工や外国クルーズ船誘致といった1期4年の実績を強調。建設業など各業界の組織に支えられ、「イベント偏重」などの批判をかわした。
 阿部氏は、財政健全化などを訴え、知名度を生かして追い上げたが、及ばなかった。
 投票率は57.64%で、過去最低だった前々回2012年を1.68ポイント下回った。当日の有権者は8万7320人。


関連ページ:山形政治・行政
2019年09月02日月曜日

5375チバQ:2019/09/02(月) 11:31:23
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190902_11014.html
塩釜市長に佐藤光樹氏初当選 現職佐藤昭氏の5選阻む

万歳して初当選を喜ぶ佐藤光樹氏(中央)=1日午後10時20分ごろ、宮城県塩釜市東玉川の事務所
拡大写真
 任期満了に伴う塩釜市長選は1日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元県議会議長の佐藤光樹氏(51)=自民推薦=が、5選を目指した無所属現職の佐藤昭氏(77)、共産党新人で党塩釜地区委員長の阿部進氏(49)を退け、初当選を果たした。
 塩釜市東玉川の光樹氏の事務所に午後10時15分ごろ、当選確実の一報が入ると、支持者約150人から歓声と拍手が上がった。光樹氏は「非常に厳しい選挙戦だったが、それ以上に温かい声援を頂いた。数多くの課題に取り組み、全力で市民の幸せのために働くことを誓う」と涙を拭いながら語った。
 光樹氏は若さと県議4期の経験を前面に協調型の市政実現を訴え、市民懇談会の定期開催や民間活用などを挙げた。自民党県議らの支援を受け、現職批判票も取り込んだ。
 敗れた昭氏は、行政改革など4期16年の実績のほか東日本大震災からの復興の完遂や「子どもたちが夢を描けるまちづくり」を訴えたが、及ばなかった。宮城県市長会長を務めており、県選出参院議員や県内市町村長の支援も受けたが、高齢多選の逆風をかわせなかった。
 阿部氏は「市政の転換と消費税増税の中止」を主張。県議や市議らと連動したが、立候補表明が告示5日前で出遅れが響いた。
 当日の有権者は4万6133人。投票率は54.82%で、過去最低だった前回を2.46ポイント上回った。

 ◇塩釜市長選開票結果(選管最終)
当  13,028佐藤光樹 無新
    9,341佐藤昭  無現
    2,738阿部進  共新

 佐藤 光樹(さとう・こうき) 51 (1)
元県議会議長(県議(4)、参院議員秘書)塩釜市、東北学院大=(自)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月02日月曜日

5376チバQ:2019/09/02(月) 11:33:04
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190831_51032.html
<新庄市長選>看護学校建設の是非争点 山尾氏「早期に実現」小関氏「白紙撤回を」

地元就職を希望する最上地方出身の看護学生が参加した研修会。地域の医療事情を先輩看護師(右)から学んだ=6日、新庄市の新庄徳洲会病院
拡大写真
 任期満了に伴う新庄市長選(9月1日告示、8日投開票)は、4選を狙う現職山尾順紀氏(67)と新人の市議会副議長小関淳氏(63)の一騎打ちとなる見通しだ。争点の一つは2022年4月開校を目指す市立看護専門学校(仮称)問題。前回市長選で公約に掲げた山尾氏が早期実現を打ち出す一方、小関氏は財政的不安から白紙撤回を訴える。
(新庄支局・阪本直人)

 新庄市の病院で今月6、7日、地元就職を希望する最上地方出身の看護学生を対象とした研修会が開かれた。自治体と医療機関などでつくる最上地域保健医療対策協議会が人材確保を目的に主催。山形県内の他地域で学ぶ8人が、先輩看護師の話に熱心に耳を傾けた。

■最上は空白地域

 最上地方は県内4地方で唯一、看護系の専門教育機関がない。新庄市の高校を卒業後、酒田市の専門学校に進学した男子生徒(19)は「卒業後は地元の病院で働きたい」と話す。
 厚生労働省の調査によると、最上地方の看護師数は591人(2016年12月末)。人口10万人当たりに換算すると、773.9人で、県平均1017.4人、全国平均905.5人を大幅に下回る。
 慢性的な看護師不足と他地域への若者流出の打開策として、新庄市は昨年度、市中心部の民間医院跡地に3年制(1学年定員30人)の看護学校を建設する基本構想を策定。市議会9月定例会で用地取得を含む関連予算が可決された。

■10億円は市負担

 しかし現在、計画を巡り市議会は賛否が割れている。大きな理由が財政面の負担だ。施設の建設費約10億円は市が単独で負担。開校後の運営費も年間約8000万円の不足が生じることが分かった。
 市は運営費の穴埋めに関して最上地方の7町村と分担を協議する姿勢だが、当初賛成した議員からも計画を不安視する意見が続出。今年3月と6月の定例会では関連予算が認められなかった。
 市は今年春に学校用地を取得し、全教員のうち4人を採用したものの計画は滞っている。7月から計5回開催した市民説明会では、人通りの減った中心商店街に立地する用地選定や学生確保の問題など、疑問点を指摘する声も相次いだ。
 山尾氏は市政3期で財政再建を進めた実績を示し「今の新庄市は体力がある。高齢化が進む中、地域医療を担う若者を自前で育てる未来への投資が必要だ」と強調する。
 一方、議会で計画見直しを訴えてきた小関氏は「学校運営費に毎年8000万円も繰り出せば市財政の重荷となる。子どもたちの将来にツケを残してはいけない」と主張する。


関連ページ:山形政治・行政
2019年08月31日土曜日

5377チバQ:2019/09/02(月) 11:33:38
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190831_51026.html
<米沢市長選>元衆院議員の近藤氏が出馬表明 三つどもえ濃厚、11月17日告示

拡大写真
 任期満了に伴う米沢市長選(11月17日告示、24日投開票)で、元衆院議員の近藤洋介氏(54)が30日、市役所で記者会見し、無所属で立候補する意向を表明した。市長選には再選を目指す現職の中川勝氏(69)と元市議会議長の海老名悟氏(58)がともに無所属で立候補する意思を明らかにしており、三つどもえの戦いとなる公算が大きい。
 近藤氏は「人口の急激な減少、産業の低迷、財政の悪化など米沢市は深刻な問題に直面している。国政で培った経験と人脈を生かし、新しい米沢をつくる先頭に立つ」などと述べた。
 近藤氏は米沢市出身で慶大卒。日本経済新聞社記者を経て旧民主党公認で2003年衆院選に初当選して以来、連続5回当選。経済産業政務官、経済産業副大臣などを歴任した。17年衆院選で希望の党から立候補して落選した。
 市長選には海老名氏が昨年11月に出馬表明し、中川氏も昨年12月、市議会定例会の一般質問に答えて立候補を表明した。
 海老名、中川両氏はともに自民党員で、今月28日、同党米沢市支部に推薦願を提出した。支部関係者の間には候補者一本化の可能性を探る動きもあるが、調整は困難とみられている。


関連ページ:山形政治・行政
2019年08月31日土曜日

5378チバQ:2019/09/02(月) 11:33:58
https://www.sankei.com/politics/news/190830/plt1908300029-n1.html
米沢市長選 元経産副大臣の近藤氏が立候補表明
2019.8.30 19:28政治地方自治
Twitter
反応
Facebook
文字サイズ
印刷
「次期米沢市長選に無所属で立候補します」と述べる元経済産業副大臣の近藤洋介氏=30日、米沢市役所(柏崎幸三撮影)
「次期米沢市長選に無所属で立候補します」と述べる元経済産業副大臣の近藤洋介氏=30日、米沢市役所(柏崎幸三撮影)
 元経済産業副大臣を努めた元衆院議員の近藤洋介氏(54)は30日、米沢市の米沢市役所で記者会見し、次期米沢市長選に無所属で出馬することを明らかにした。

 会見した近藤氏は、「(米沢市は)人口の急激な減少、地域産業の低迷、財政悪化など米沢は三重苦、四重苦に直面し10年後の米沢の姿に不安を感じている人は多い。(いま米沢に)“稼ぐ力”を取り戻し新しい米沢をつくるときだ。その先頭に立ちたい」と述べた。その上で立候補に至った経緯として「これまでの政治経験を生かし『米沢を立て直してほしい』と多くの人から強い要請を受けた」ことを理由に挙げ、後援会も全会一致で領したという。

 その上で近藤氏は「いままでも『地域に力を』と訴えてきた。米沢を東北の雄としての基盤をつくることが山形県全体の底上げになり、地方自治に身を投ずることが私の使命だと後援会のみなさまと意見が一致した」などと述べた。

 米沢市長選は11月17日告示、同24日投開票の日程が行われるが、再選を目指す現職の中川勝氏(69)、元市議の新人、海老名悟氏(58)の2人がすでに立候補を表明しており、近藤氏の立候補で3氏による激戦となりそうだ。

5379チバQ:2019/09/02(月) 11:36:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090100337&amp;g=pol
現新2氏の争い=山形市長選
2019年09月01日17時43分

 任期満了に伴う山形市長選が1日告示され、再選を目指す現職の佐藤孝弘氏(43)=自民、公明推薦=と、新人で共産党山形県委員の石川渉氏(45)=共産推薦=の無所属2人が立候補を届け出た。投開票は8日。

5380チバQ:2019/09/02(月) 11:38:45
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190902_11016.html
塩釜市長に佐藤光氏初当選 若さと変革訴え奏功 政策具体化 問われる手腕

花束を受け取り、支持者と握手する佐藤光樹氏=1日午後10時25分ごろ、宮城県塩釜市東玉川の事務所
拡大写真
 1日に投開票が行われた塩釜市長選は、猛追した無所属新人の佐藤光樹氏(51)=自民推薦=が、無所属現職の佐藤昭氏(77)の5選を阻み、初当選した。共産党新人の阿部進氏(49)の立候補も追い風とし、市政の変革を求める市民の期待感をくみ取った。

 光樹氏は7月に県議会議長、8月に県議を辞め「退路を断って」立候補した。人口減少や高齢化の進行などで街に元気がなくなり、閉塞(へいそく)感が高まる中、若さと変化を熱く訴える姿勢が好感につながった。
 父の代からの後援会や推薦を得た自民党の力をフル活用し、支持を拡大。昭氏の支持者の一部も取り込んだ。
 苦杯をなめた昭氏は、若手経済人らを中心に組織戦を展開。安定感を強調した。「自民と共産の挟み撃ちに遭い、熾烈(しれつ)な戦い」(陣営幹部)を演じたが、それ以上の難敵は高齢多選批判だった。
 阿部氏は共産支持層を中心に野党共闘を目指したが時間不足だった。先の参院選で党が埋没した印象を払拭(ふっしょく)し、同時選挙の市議選を盛り上げ、10月の県議選につなげる効果はあった。
 選挙戦を通じて3者が刺激し合い、政策論争が活発化した意義は大きい。基幹産業である水産業の振興などを含めて喫緊の市政課題が山積する中、イメージ先行で具体性に欠ける政策を、目に見える改善にどう結び付けるか。光樹氏の手腕が問われる。(解説=塩釜支局・松田佐世子)

 ◇塩釜市長選開票結果(選管最終)
当13,028 佐藤光樹 無新(1)
  9,341 佐藤昭  無現 
  2,738 阿部進  共新 


◎スポット/塩釜市長に初当選 佐藤光樹さん/市民と対話これからも

 市議2期、県議4期を務めた父・光輔氏の政治活動を、学生時代から手伝った。その父が3度挑戦してかなわなかった市長の座に就く。「古里のため、新しい令和の時代に市政に新風を吹き込む」と意気込む。
 大切にするのは「対話と議論」。市民の声を聞く懇談会を、県議時代と同様、定期的に開く考えだ。「市民の意見に素直に耳を傾けたい」と語る。
 5人きょうだいの3番目で長男。趣味は「活動報告チラシのポスティングかな」と笑う。母、姉、弟も選挙を支えた。同市清水沢で1人暮らし。

[さとう・こうき]1967年11月7日、塩釜市生まれ。東北学院大経済学部卒。県議だった父の秘書、参院議員秘書を経て、2003年県議選で初当選し連続4期。18年11月〜19年7月に議長。51歳。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月02日月曜日

5381チバQ:2019/09/02(月) 14:15:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000001-yamagatan-l06
酒田市長に丸山氏再選
9/2(月) 7:31配信山形新聞
酒田市長に丸山氏再選
万歳をして再選を喜ぶ丸山至氏(中央)=酒田市松原南の選挙事務所
 任期満了に伴う酒田市長選は1日、投開票が行われ、現職の丸山至氏(65)=光ケ丘1丁目=が、元職で衆院議員を務めた阿部寿一氏(60)=亀ケ崎3丁目=を4637票差で下し、再選を果たした。投票率は57.64%で前回を1.93ポイント下回り、過去最低となった。

 丸山氏は自民党県連、公明党県本部の推薦を得たほか、加藤鮎子衆院議員、自民党の3県議、市議会の自公による会派「公成会」と労組系の「市民の会」の一部の支援を受け、分厚い布陣で先行した。「(一部政党に)偏った市政」などとの阿部陣営の批判に一部が切り崩されたが、「成果につなげる実行力」を掲げて実績や国とのパイプをアピール。政策重視の姿勢で支持を集め、逃げ切った。

 阿部氏は国民民主党県連の推薦、社民党県連の支持を得た。市議会は国政時代から支える会派「志友会」と市民の会の一部が付き、共産党酒田地区委員会が自主的支援。草の根の運動を展開した。さらに舟山康江、芳賀道也両参院議員、県議1人が応援。野党共闘で勝利した7月の参院選同様、自公陣営からの勝利を狙い、終盤に激しく追い上げたものの、非自民票を固め切れず、届かなかった。

阿部氏と斎藤氏が市議補当選
 同じ日程で行われた市議補選(欠員2)は、元連合山形酒田飽海地域協議会事務局長の新人阿部秀徳氏(57)=若宮町1丁目=と、元職斎藤直氏(56)=緑ケ丘1丁目=が当選した。投票率は57.59%。

5382チバQ:2019/09/02(月) 14:38:03
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190902_31005.html
<岩手知事選>県議選連動「困った」/「訳あり」選挙区ルポ

県議選候補の街頭演説に集まった聴衆=8月31日、岩手県奥州市
拡大写真

拡大写真
 現新一騎打ちの岩手県知事選(8日投開票)が同日程で行われる県議選(定数48)との連動で熱を帯びる中、両陣営はそれぞれ「困り事」を抱える。県議選では身内同士が激戦を演じたり、無投票で二人三脚が不発に終わったり。「訳あり」の選挙区をルポする。

◎奥州/達増氏 「王国」陣営内しのぎ

 奥州選挙区は定数5に対して9人が立候補する県内随一の激戦区。知事選で4選を目指す現職達増拓也氏(55)=立民・国民・共産・社民推薦=に近い候補だけでも、定数オーバーの6人を数える。
 達増氏が師事する小沢一郎衆院議員(岩手3区)の地元でもあり、小沢後援会の支援で4人が立候補した。これに共産現職1人と社民推薦の新人が絡む。平成の大合併で奥州市となった旧5市町村と金ケ崎町が、地域代表を県議会に送りだそうとしのぎを削る。
 達増氏と連携する現職は「知事選との連動はプラスだが、それが6人となれば、地域の課題や解決策もしっかり訴えないと」。新人も「達増氏との近さをアピールするだけでは票にならない」と地縁、血縁頼りの戦いを繰り広げる。
 達増氏は3日連続で奥州選挙区で連携する県議選候補を応援。選対本部長の木戸口英司参院議員は「達増知事と共に歩む仲間全員の当選を目指し、各候補に対してできることを精いっぱいやっていく」と話す。

◎無投票/及川氏 無風で二人三脚不発

 「私が当選するだけでは岩手は変わらない」
 県議選が告示された8月30日、釜石選挙区の現職は知事選に挑む新人及川敦氏(52)=自民推薦=と街頭でマイクを握った。演説の大半が及川氏の応援。間もなく届け出が締め切られて当選が決まった。
 無投票となった県議選8選挙区は、全て鈴木俊一五輪相の地盤の衆院岩手2区に属する。無投票当選15人のうち実に11人が及川氏を支援する。
 候補擁立の段階から野党勢力に付け入る隙を与えなかったとも言えるが、自民県連の幹事長は「連動選挙で新人の及川氏を売り込むのが基本戦略。手放しでは喜べない」と語る。
 宮古選挙区の自民関係者は「県議選が選挙戦になれば、もっと盛り上がった」と恨み節。陸前高田選挙区の自民系市議は「これで県議選の無投票は2回連続。地域組織の動きも年々鈍くなっている」とこぼす。
 及川陣営は、1日限りで戦いを終えた県議選候補に「知事選最終日までは全力疾走を」と指示を出した。

◎盛岡/「著名人」対決の様相 元首相ひ孫、アナウンサー…

 県議選の盛岡選挙区(定数10)は知事選そっちのけで、さながら「地元著名人対決」の様相だ。
 戦前、戦中に首相や海軍相を務めた米内光政(盛岡市出身)のひ孫に当たる新人は「その生きざまに憧れてきた」と事務所に曽祖父の肖像写真を掲げる。
 別の新人も祖父と母親が元県議という政治家一家。第一声では衆院議員(比例東北)に転身した母親と並んで「母の背中を見て政治家を志す決意をした」と母子の絆をアピールした。
 元NHKアナウンサーの新人は自ら選挙カーのハンドルを握り「自然な息遣いで岩手の明日を語りたい」。テレビで聞き慣れた口調に引き寄せられて、有権者が駆け寄っていた。


関連ページ:岩手政治・行政
2019年09月02日月曜日

5383チバQ:2019/09/02(月) 20:34:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000003-yamagatan-l06
加藤氏「知事選、候補立てる」
9/2(月) 7:42配信 山形新聞
加藤氏「知事選、候補立てる」
新会長に就いた加藤鮎子衆院議員があいさつした=山形市・自民党県連会館
 自民党県連は1日、山形市の県連会館で支部長・幹事長会議を開き、新会長に加藤鮎子衆院議員(40)=県3区=が就任し、幹事長に森田広県議(69)=酒田市・飽海郡区=を起用するなどの新役員人事を決めた。次期知事選などに向けた体制づくりを進めていく。

 役員は会長の指名事項で加藤氏が席上、発表した。森田幹事長のほか、総務会長に奥山誠治県議(60)=山形市区、政調会長に楳津博士県議(57)=寒河江市・西村山郡区、幹事長代理は矢吹栄修県議(45)=天童市区=が就任。女性局長の大内理加県議(56)=山形市区、青年局長の渋間佳寿美県議(49)=米沢市区=はいずれも留任となった。新ポストの選対本部長代理には伊藤重成県議(63)=最上郡区=を充て、選対本部長を務める加藤氏の補佐役を担う。いずれも任期は1年。

 県連で女性初の会長職に就いた加藤氏は新任あいさつで「身の引き締まる思い。地域に根ざした活動を展開し地方創生を進める」と述べた。遠藤利明衆院議員の激励に続き、新役員を代表し森田氏が「県連会長を支え、足腰の強い体制を目指す」と決意を語った。出席者が山形など各市長選での必勝を誓った。

 会議後の記者会見で加藤会長は「参院選で敗れた反省点を踏まえ、支部を中心にしながら地域の隅々まで行き届く活動に取り組んでいく」と強調。2期連続で候補者を擁立できなかった知事選については、「(次期は)不戦敗はあり得ない。支援候補を立てる」と表情を引き締め、「候補者選定は県連で丁寧に相談しながら進めていく」と語った。

5384チバQ:2019/09/03(火) 18:10:51
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190903_31026.html
<岩手知事選>絡む事情、戦いに波紋 現元国会議員4人、それぞれの立ち位置

及川氏の第一声に駆け付けた平野氏=8月22日、盛岡市
拡大写真

県議選候補の応援で支持を呼び掛ける階氏=1日、盛岡市
拡大写真

及川氏の応援マイクを握る黄川田氏=8月29日、一関市
拡大写真

県議選に立候補した長男の出陣式で支持を訴える高橋氏=8月30日、盛岡市
拡大写真
◎平野氏 参院選で敗れ沈黙/黄川田氏 敵陣の応援で気炎/階氏 無所属、陣営と距離/高橋氏 長男の県議選注力

 与野党の攻防が続く任期満了に伴う岩手県知事選(8日投開票)に、現職と元職計4人の国会議員が独自のスタンスで臨んでいる。抱える事情は四者四様。現職達増拓也氏(55)、新人及川敦氏(52)の両陣営にさざ波を引き起こしている。

 北上市で8月27日にあった及川氏の個人演説会。会場に地元出身の平野達男元参院議員の姿はなかった。
 7月の参院選岩手選挙区では確執が取り沙汰された及川氏の応援を受けたが、野党統一候補に敗れた。知事選直前には「岩手のボス政治を変える」と気勢を上げ、及川氏の第一声に駆け付けたものの、その後は姿が見えなくなった。
 及川氏陣営も積極的に応援要請はしない。陣営幹部は「敗者は語らず。何を話しても負け犬の遠ぼえにしかならない」とつぶやいた。
 沈黙する平野氏に代わって気炎を上げるのが、旧岩手3区選出だった黄川田徹元衆院議員だ。8月29日には一関市で及川氏と街頭に立った。
 「達増氏の悪口を言うのに加わりたかった」と立憲民主党県連の顧問を辞任。「もう敵陣の応援はやめてくれ」という周囲の説得にも耳を貸さない。
 長年、黄川田氏を支持してきたという一関市の会社員男性は「意味不明でやりたい放題。今回ばかりはついていけない」とあきれた表情で語った。
 自由党との合流に反発して5月に国民民主党を離党し、無所属となった階猛衆院議員(岩手1区)は、与野党対決に参加できずにいる。
 2012年12月の衆院選では岩手1区に達増氏の妻が「刺客」として送り込まれた経緯もあって「達増知事に対しては複雑な思いがある。押し掛けても迷惑になるかも」。
 「達増氏から要請があれば応援する」と言うが、達増氏陣営は「こちらから要請するものでもない」とぴしゃり。やむなく、同日程で行われる県議選で系列候補の応援に汗を流している。
 県議選に力を注ぐのは、岩手1区を地盤とする自民党の高橋比奈子衆院議員(比例東北)も同じ。盛岡選挙区(定数10)に立候補した長男の当落が気掛かりだ。
 8月30日の県議選の第一声では長男にぴたりと寄り添い「皆さんの力をお貸しください」と絶叫した。
 ただ、高橋氏は選挙区で3連敗を喫した比例復活組だけに、県連内には「活動量が少ない」と公認候補交代論がくすぶり続ける。及川氏や自民県議候補の応援も買って出て貢献度アップに余念がない。
 周囲は「及川氏に必ず勝ってもらわないといけない」と交代論が過熱しないよう気をもむ。

 ◇岩手県知事選立候補者
達増拓也 55 知事  無現(立・国・共・社推)
及川敦  52 元県議 無新(自推)


関連ページ:岩手政治・行政
2019年09月03日火曜日

5385チバQ:2019/09/07(土) 21:37:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000600-san-pol
自民、岩手知事選警戒 次期衆院選へ「負の連鎖」も
9/6(金) 22:28配信産経新聞
 自民党が大型選挙での連敗を警戒している。先の埼玉県知事選で推薦した新人候補は野党統一候補に6万票近くの大差をつけられ、与野党一騎打ちの岩手県知事選(9月8日投開票)も4選を目指す現職を相手に劣勢を挽回できずにいる。選挙で共闘を続ける主要野党を勢いづかせれば、秋の臨時国会や参院埼玉選挙区補欠選挙(10月27日投開票)で苦境に陥り、次期衆院選への「負の連鎖」となりかねない。

 立憲民主党の枝野幸男代表ら野党4党の幹部は8月28日、盛岡市の県庁前にそろい踏みし、4党が推薦する現職の達増(たっそ)拓也氏への支持を訴えた。

 共産党の志位和夫委員長は「野党共闘こそ日本を変える力がある。埼玉県知事選でも証明された。岩手で共闘の力を発揮し、必ず勝利しよう」と息巻いた。国民民主党の小沢一郎衆院議員=岩手3区=は記者団に「埼玉、岩手と続けざまの知事選で勝利すれば、安倍晋三政権に大きな影響力を与えられる」と強調し、揺さぶりをかけた。

 埼玉の余勢を駆る4野党とは対照的に、自民党と公明党岩手県本部が推薦する新人の元県議、及川敦氏の陣営に自民党幹部の姿は見えない。党関係者は「地元から応援要請が来ない」と話すが、菅義偉(すが・よしひで)官房長官ら政権幹部を投入して敗れた埼玉の二の舞いは避けたいとの思いが透ける。

 自民党にとって、小沢氏のおひざ元の岩手は鬼門といえる。

 平成28年と今年7月の参院選で公認候補が野党統一候補に敗れたほか、27年の前回知事選は独自候補を擁立せず、当時の5野党が支援する達増氏の無投票3選を許した。今回も達増氏の優勢が伝えられるだけに、党幹部は「勝てるはずの埼玉を落としたのは痛かった」と振り返る。

 4野党は埼玉、岩手両県知事選に続き、参院補選でも共闘を維持する構え。補選には野党系の上田清司前埼玉県知事の出馬が取り沙汰されており、自民党が上田氏と対決することになれば激戦は必至だ。

 さらに11月には任期満了に伴う高知県知事選(24日投開票)が控える。尾崎正直知事は立候補せず、後継として元総務省幹部の浜田省司(せいじ)氏が無所属で出馬する意向を表明した。自民党県連は9月1日の臨時大会で浜田氏推薦を決めた。

 野党側では衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」を率いる野田佳彦前首相が「重要な野党共闘の試金石」と述べ、統一候補を模索する動きがある。選挙戦となった場合、与党が主導権を握れるか見通せない。(清宮真一、今仲信博)

5386名無しさん:2019/09/07(土) 23:16:50
https://twitter.com/tenco_15/status/1169695099657211904
岩手日報 県議選終盤情勢① 盛岡選挙区 #岩手県議選

盛岡選挙区 定数:10

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

01千葉 絢子41諸現
02上原 康樹64無新--元NHKアナ・達増県政を支持
03斉藤  信68共現
04小西 和子66社現--日教組
05樋下 正信64無現--自民党籍・'17自民会派離脱
06吉田 敬子41無現
07小林 正信41公新
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
08米内 紘正32自新--米内光政元総理のひ孫
09軽石 義則59国現--電力総連
10阿部 盛重61国現--達増拓也元秘書
----------------------------------------------
11高橋 但馬44無現--立民推薦・階猛元秘書
12高橋 康介30自新--母親は高橋比奈子衆議
13中村  一71無新


情勢記事の順のままだと階・高橋両衆議が推す候補が両方落選で痛み分けに終わる可能性あり
ただし、8位以下は混戦とのことで自民or国民の共倒れもみられるかも

地域政党や社共が安定しているのが、なんとなく沖縄っぽい

5387名無しさん:2019/09/07(土) 23:48:15
>>5386
https://twitter.com/tenco_15/status/1169695526402453504
岩手日報 岩手県議選終盤情勢② 奥州選挙区 一関選挙区 #岩手県議選


https://twitter.com/tenco_15/status/1169702330888900608
岩手日報詳細。奥州選挙区 #岩手県議選

奥州選挙区(奥州市・金ヶ崎町) 定数:5

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1菅野 博典--42国現--江刺・小沢一郎後援会
2千田 美津子65共現--水沢
3郷右近 浩--54国現--水沢・小沢一郎後援会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4千葉 秀幸--32無新--胆沢・国民推薦・小沢一郎後援会
5佐々木 努--54諸現--前沢[衣川]
------------------------------------------------------------
6菅原 勝一--53無新--水沢・自公推薦(前回は自民公認で出馬)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7佐々木友美子56無新--水沢・社民推薦・日教組
8鈴木 雅彦--52無新--前沢[衣川]・国民推薦・小沢一郎後援会
9千葉  実--64無新--金ヶ崎町


前回生活で初当選の菅野がトップ。同じ旧江刺のベテラン県議だった渡辺幸貫が妻の介護で辞職し、地域票を取りまとめる。
自民は奥州市からの県議選出なるか?佐々木友と鈴木の健闘による地域票の出方次第で、佐々木努や菅原の順位に影響が出そう。


https://twitter.com/tenco_15/status/1169702540268539904
岩手日報詳細 一関選挙区 #岩手県議選

一関選挙区(一関市・平泉町) 定数:5

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1神崎 浩之58自現
2飯沢  匡57諸現--大東
3高田 一郎60共現
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4佐々木朋和42無現--東山・立民推薦・黄川田支援
5岩渕  誠49国元--花泉
----------------------------------------------
6千葉  進65無現--千厩・社民推薦・日教組


佐々木は黄川田の支援を受けるが、佐々木が達増知事を支持するのに対し、黄川田が知事選で自公推薦候補を応援していることがどう出るか?

5388名無しさん:2019/09/07(土) 23:59:46
>>5387
https://twitter.com/tenco_15/status/1169696422909763584
岩手日報 県議選終盤情勢③ 北上、花巻、紫波、久慈、大船渡選挙区 #岩手県議選


https://twitter.com/tenco_15/status/1169703334371966977
岩手日報詳細 北上選挙区 #岩手県議選

北上選挙区(北上市・西和賀町) 定数:4

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1佐藤ケイ子63無現--江釣子・社民推薦・自治労
2関根 敏伸64国現--小沢一郎後援会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3高橋 穏至57自新--和賀
4高橋  元67国現--和賀・JAM
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5高橋 孝真68無現--和賀・自民公認漏れ
6八重樫善勝68社新--日教組・陣営に前回社民公認で落選の久保前県議(西和賀町出身・国労)


前回は社民分裂で最終議席に自民が滑り込んだり、達増知事派で4議席独占を目指したりした選挙区。
今回は社民に加え自民も分裂したが、情勢上どちらも共倒れはなさそう
前回社民公認で落選した久保は過去の知事選で達増の対抗馬('11高橋、'15平野)を支持していたが、八重樫のスタンスはどうか?

5389名無しさん:2019/09/08(日) 20:45:37
>>5388
投票箱が閉まったので、残りをまとめて投稿

https://twitter.com/tenco_15/status/1169703579084443648
岩手日報詳細 花巻選挙区 #岩手県議選

花巻選挙区 定数:4

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1川村 伸浩63自現
2木村 幸弘59社現--国労
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3名須川 晋51国現--小沢一郎後援会
4佐々木順一67国現--石鳥谷[大迫] ・小沢一郎後援会
----------------------------------------------------------------------------------------------
5佐々木 忍63無新--東和・元副市長・前回自民推薦で落選の小田島前県議(元東和町長)が総括責任者


https://twitter.com/tenco_15/status/1169702942342967296
岩手日報詳細 紫波選挙区 #岩手県議選

紫波選挙区(矢巾町・紫波町) 定数:2

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1臼沢  勉51自現--矢巾・前回は無所属で立候補
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2田村 勝則63無現--紫波・前回は「保守系無所属」で立候補・選挙戦最終日に達増の応援に駆け付け
--------------------------------------------------------------------------------------------
3村上 秀紀42無新--紫波・自公推薦


前回は全員新人同士の争いとなり、無所属の2人が当選、自民公認が落選した選挙区
矢巾町を地盤に情勢トップの臼澤は、当選後長らく会派無所属だったが、自民の公認を得て再選を目指す

残る1議席を紫波町同士で争うが、野党が強い岩手で自民系の議席独占なるか?


https://twitter.com/tenco_15/status/1169702744753463296
岩手日報詳細 久慈選挙区 #岩手県議選

久慈選挙区(久慈市・野田村) 定数:2

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1岩城  元47無新--前久慈市議・父は岩城明元県議・妻は野田村出身・政党支持層は立民の7割、共産も取り込む
2中平  均47無現--元小沢一郎秘書・政党支持層は国民の支持層を多めに取り込む
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
3清水 恭一68自元--元山形村長・前回選時は達増知事を支持する「希望郷いわてを実現する会」の代表


無所属2人のスタンスは不明だが、どちらも野党系からの支持を多く得る
畑浩治の地元だが、こちらは特に動きを見せず


https://twitter.com/tenco_15/status/1169703092729679873
岩手日報詳細 大船渡選挙区 #岩手県議選

大船渡選挙区 定数:1

情勢順位・候補者名・年齢・党派・現元新

1千葉  盛36無新--前市議・自民支持層の5割、共産支持層の7割を取り込む・達増と連携
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2伊藤 力也59無新--前市議・自民支持層の4割、立民支持層の5割を取り込む


どちらも市議からの転戦で、かつ両者は市議時代同一会派(光政会)で活動していた

5390チバQ:2019/09/08(日) 22:00:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00000076-jij-pol
岩手知事に達増氏4選=野党共闘、自民推薦新人破る
9/8(日) 20:10配信時事通信
岩手知事に達増氏4選=野党共闘、自民推薦新人破る
達増拓也氏
 任期満了に伴う岩手県知事選は8日投開票され、無所属現職の達増拓也氏(55)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦=が、無所属新人で元県議の及川敦氏(52)=自民推薦=を破り、4選を確実にした。

【図解】主要会派の新勢力の見通し

 
 2015年の前回知事選は達増氏が無投票で当選したため、8年ぶりの選挙戦。今年8月の埼玉県知事選に続き、与党候補と野党統一候補による一騎打ちの構図となった。達増氏が勝利したことで、10月の参院埼玉選挙区補選などに向け、主要野党の共闘にさらに弾みがつきそうだ。

 達増氏は、復興など今後10年間の県政の方向を示した総合計画に基づく公約をアピール。高い知名度や強固な組織力を生かし、大票田の盛岡市や、小沢一郎氏の影響力が強い県南部を中心に幅広く浸透した。連合岩手が推薦したほか、先の参院選で自民公認候補を推した業界団体が相次いで自主投票に回ったことも追い風となった。

 及川氏は公明党県本部の推薦も受け、達増県政と距離を置く県議と連動し、知名度向上に努めた。県南部に独自の地盤を持ち、かつて小沢氏に近かった黄川田徹元衆院議員の支援も受けて巻き返しを図ったが、及ばなかった。

5391チバQ:2019/09/09(月) 07:07:46
https://www.sankei.com/politics/news/190909/plt1909090004-n1.html
新庄市長に山尾氏4選 55票の僅差
2019.9.9 00:15
 任期満了に伴う山形県新庄市の市長選が8日投開票され、無所属現職の山尾順紀氏(67)=自民・公明推薦=が、元市議の新人、小関淳(こせきあつし)氏(63)を下し4選を果たした。市が開設を目指す看護師養成所の是非が大きな争点となり、推進する山尾氏に対し白紙撤回を訴える小関氏の一騎打ちは大接戦となり、わずか55票差で山尾氏が制した。

 山尾氏は、財政再建と新庄まつりによる交流人口拡大など3期12年の実績を強調し、将来を見据え、医療福祉の充実や若者の地元定着のため看護師養成所は必要と訴え、支持された。

 小関氏は、看護師養成所の開校は将来、市財政を圧迫する重い財政負担になると白紙撤回を強く訴えるとともに、医療福祉や給付型奨学金の創設などを主張したが及ばなかった。

 投票率は62・27%(前回65・97%)で当日の有権者数は2万9724人。

https://www.asahi.com/articles/CMTW1909080600001.html
新庄市長に山尾氏4選
2019年9月8日22時46分
 新庄市長選は8日投開票され、無所属現職の山尾順紀氏(67)=自民新庄市支部、公明推薦=が、無所属新顔で元市議会副議長の小関淳氏(63)を55票差で破り、4選を果たした。当日有権者数は2万9724人。投票率は62・27%で、前回(65・97%)を3・70ポイント下回った。

 選挙戦は、市が進める看護師養成学校の開設の是非が最大の争点になった。山尾氏は小差での勝利に「市民が真剣に考えた結果だ。批判票は謙虚に受け止めるが、看護学校開設の方針に変わりはない。私がやらなければ、もう二度とできないものだ」などと語った。

 山尾氏は昨年12月に立候補を表明。将来の看護師不足を見越して「自分たちのまちは自分たちで守る」などと看護学校の必要性を訴えてきた。

 

【新庄市長選の確定得票】

当 9,187 山尾順紀 67 無現 (4)
  9,132 小関淳  63 無新

5392チバQ:2019/09/10(火) 10:50:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000006-khks-pol
岩手知事4選 達増氏全市町村で勝利 共闘進化、自民の地力低下
9/10(火) 10:30配信河北新報
岩手知事4選 達増氏全市町村で勝利 共闘進化、自民の地力低下
(写真:河北新報)
 政権与党と野党勢力の全面対決となった岩手県知事選は、オール野党を率いる現職達増拓也氏(55)が、自民党擁立の新人及川敦氏(52)を圧倒的な票差でねじ伏せた。岩手では野党が7月の参院選岩手選挙区(改選数1)に続いて全県選挙の連勝記録を更新した。

【表】岩手知事選の市町村別得票数

 市町村別の得票数は表の通り。達増氏は県内全市町村で得票が及川氏を上回る「完全試合」を達成した。

 達増氏は、政治の師と仰ぐ小沢一郎氏が地盤とする県南の衆院岩手3区に加え、東日本大震災の復興途上にある沿岸部でも及川氏に大差をつけた。達増、及川両氏ともに、大票田の盛岡を中心とする衆院岩手1区が地元だが、ここも達増氏が制した。

 及川氏は自民党の鈴木俊一五輪相(衆院岩手2区)が地盤とする岩手県宮古市や山田町でも達増氏の後塵(こうじん)を拝した。政治の光が差さない県北や復興効果が届かない沿岸部で、達増県政への批判票を掘り起こす戦術は不発に終わった。

 達増氏を押し上げた岩手の野党共闘は、選挙戦を重ねるごとに結束を強固にしている。選挙戦中盤には野党4党の党首級が盛岡市での街頭演説に集結。達増氏は最終日、同じく8日投開票の県議選の共産党3候補を応援するなど共闘は日を追って厚みを増した。

 及川氏の敗因には遅れた立候補表明、知名度不足、連動を狙った県議選候補の無投票などが挙げられるが、加えて自民党の地力低下が響いた。2015年の前回知事選の不戦敗によって、政党としての活力が大きく損なわれたことに遠因を求めることができよう。

 達増氏の4期目は震災復興の総仕上げ期であると同時に、自身が策定を手掛けて公約とした県総合計画の始動期にも当たる。県民の大きな負託に応える県政運営を望みたい。

(解説=盛岡総局・江川史織)

5393チバQ:2019/09/10(火) 10:55:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00000019-san-l03
達増・知事、4期目に自信 岩手県議会は自民第1党に
9/10(火) 7:55配信産経新聞
 文字通りの「圧勝」だった。任期満了に伴う知事選は8日の投開票の結果、無所属現職の達増拓也氏(55)=立民、国民、共産、社民推薦=が、無所属新人で元県議の及川敦氏(52)=自民推薦=を大差で破り、4選を決めた。投票率は過去最低の53・46%だった。

 当選から一夜明けた達増氏は9日午前9時に登庁。記者会見では報道を引用して「私にいただいた票の3分の1は、自民党支持者のみなさん」と民意が自らにあることを強調し、4期目の県政運営に強い自信を見せた。

 一方、無投票を除く8選挙区で選挙戦が展開された県議選(定数48)も8日投開票され、反達増陣営である自民が議席を改選前の10から14に伸ばした。達増陣営は国民が改選前の10から1減の9となるなど過半数(25議席)には届かなかった。達増氏は県議会への対応について「議会は民意を反映していただきたい」と反達増陣営を牽制(けんせい)した。

 今回の知事選は県政の継続か刷新かを争点に8年ぶりの選挙戦が展開された。達増氏が4野党の推薦を受け、7月の参院選岩手選挙区と同じ与野党対決の構図となった。

 しかし、東日本大震災からの復興を陣頭指揮してきた達増氏と、県議を辞して4年のブランクがあった及川氏では知名度に圧倒的な差があり、大差での投票結果にも反映された。

5394チバQ:2019/09/10(火) 10:58:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190909-00010003-sakuranbo-l06
新庄市長選挙 現職4選も「55票差」の大接戦 「看護師養成所」建設の是非・争点明確化で新人が肉薄 山形
9/9(月) 20:10配信さくらんぼテレビ

任期満了に伴う山形県の新庄市長選挙は8日、投票が行われ、現職の山尾順紀氏が新人を振り切り、4回目の当選を決めた。市民は、市政の継続を選択したが、票差はわずか55票だった。

現職の山尾順紀氏(67)は9187票を獲得し、新人の小関淳氏(63)を55票の僅差で退け、4選を果たした。山尾氏は、新庄市出身の67歳で、市の職員や市議会議員を経て2007年の市長選で初当選した。

(山尾順紀氏)
「これだけの大接戦の選挙はなかった。良い意味で歴史に残る選挙。令和に入って新庄市民が真剣に考えた結果」

今回の選挙では、山尾氏が推し進める「看護師養成所」の建設の是非が大きな争点となった。山尾氏が、若者の地元定着にもつながると訴えたのに対し、新人の小関氏は、大きな財政負担が伴うとして「白紙撤回」を掲げた。争点を明確にしたことで、組織力に勝る山尾氏に肉薄したが、市民は、市政の継続を選択した。

(山尾順紀氏)
「(借金を)させるわけがない。知恵と工夫で絶対そうはならない。お金では買えない笑顔があると思うのでそれを学校(看護師養成所)に期待したい。ぜひ進めたい。私がやらなかったら二度と出来ない」

その差、55票。敗れはしたが、現職への多くの批判票を取り込んだ小関氏は、誰もが納得できる説明が今後一層求められると注文をつけた。

(小関淳氏)
「多くの市民の方に理解してもらったのがこの数字。これだけ強い反対派の声があることを山尾市長も頭に入れて慎重に進めるべき」

看護師養成所の建設の是非を話し合う市議会は、9月30日に始まる。公約の実現へ、山尾市長の行政手腕が一層問われる。

5395チバQ:2019/09/10(火) 11:00:55
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190910_11025.html
仙台市議会議長に鈴木勇氏、副議長は嶋中氏選出

鈴木勇治氏(すずき・ゆうじ)東北学院大卒。仙台市職員を経て、1995年仙台市議に初当選。市農業委員などを務めた。自民党市連会長。仙台市出身。
拡大写真

嶋中貴志氏(しまなか・たかし)東北学院大卒。井上義久衆院議員秘書を経て2003年仙台市議に初当選。市監査委員などを歴任。公明党県本部副幹事長。札幌市出身。
拡大写真
 仙台市議会(定数55)は9日、改選後初の臨時会を開き、議長に最大会派自由民主党の鈴木勇治氏(68)=太白区、7期=、副議長に公明党市議団の嶋中貴志氏(59)=青葉区、5期=をそれぞれ選出した。
 正副議長はいずれも選挙で決定した。本会議に先立ち立候補を表明した鈴木、嶋中両氏が全議員の前で所信を表明。無記名投票の結果、鈴木氏は51票、嶋中氏は54票を集めて選ばれた。
 鈴木氏は所信表明で「市内の大学との連携強化、タブレット導入などの議会改革を進めたい」と意欲を示し、嶋中氏は「決算特別委員会の常設化など監視機能強化を目指す」と訴えた。
 議長選では、立候補していない自民党の橋本啓一氏(53)=泉区、5期=が2票を集め、無効票も2票あった。副議長選でも橋本氏に1票が投じられた。自民党のベテラン議員は「わが会派の足並みが乱れた可能性がある」と推測した。
 関係者によると、同党が改選後に統一会派の維持を決めるまで、一部議員が新会派の設立を模索した経緯があり、不協和音が否めないという。ベテランは「会派分裂の火種が残っているという証し」と解説した。
 別のベテランは「副議長は嶋中氏を選ぼうと確認していた。自民会派の誰かが橋本氏に投じたのだとしたら、遊んでいるようであまりに失礼だ」と批判した。
 本会議では議会運営委員11人も選んだ。委員長に庄司俊充氏(70)=泉区、6期=、副委員長に佐々木真由美氏=宮城野区、3期=が就任した。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月10日火曜日

5396チバQ:2019/09/10(火) 11:01:33
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190909_51034.html
山形市長に佐藤氏再選

拡大写真
 任期満了に伴う山形市長選は8日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の佐藤孝弘氏(43)=自民・公明推薦=が、無所属新人の共産党県委員石川渉氏(45)=共産推薦=を破り、再選を果たした。
 佐藤氏は北海道函館市生まれ。初めて挑んだ2011年市長選で落選した後、15年に初当選した。
 投票率は39.08%で、前回(15年)の56.94%を17.86ポイント下回った。
 当日の有権者は20万5560人。

 ◇山形市長選開票結果(選管最終)
当  67,908佐藤孝弘 無現
   11,599石川渉 無新


関連ページ:山形政治・行政
2019年09月09日月曜日

5397チバQ:2019/09/10(火) 11:02:00
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190906_31035.html
公用車での副町長あおり運転疑惑 岩手・大槌町長が陳謝
 岩手県大槌町の沢舘和彦副町長が公用車であおり運転をしたとして、町内の男性とトラブルになっている問題で、平野公三町長は5日の町議会臨時会で「町民に心配と迷惑を掛けた」と陳謝した。
 平野町長は「公用車にあおり運転されたとの訴えが出された」と報告。沢舘副町長と共に頭を下げた。その上で「岩手県警の捜査を見守りたい」と話した。
 町は、再発防止策として公用車にドライブレコーダーを順次配備するという。近く職員を対象にした安全運転講習も行う。


関連ページ:岩手政治・行政
2019年09月06日金曜日

5398チバQ:2019/09/10(火) 20:31:08
盛岡選挙区(定数10, 立候補13人)  >>5386参考
当26,695 上原康樹 無所属・新 元NHKアナ・達増県政を支持
当10,167 千葉絢子 県民 ・現
当 9,706 米内紘正 自民 ・新 米内光政元総理のひ孫
当 8,940 高橋但馬 無所属・現 立民推薦・階猛元秘書
当 8,803 小西和子 社民 ・現 日教組
当 8,309 吉田敬子 無所属・現
当 8,136 高橋康介 自民 ・新 母親は高橋比奈子衆議
当 7,767 軽石義則 国民 ・現 電力総連
当 7,721 小林正信 公明 ・新
当 7,702 斉藤信  共産 ・現
落 7,043 樋下正信 無所属・現 自民党籍・'17自民会派離脱
落 5,063 中村一  無所属・新
落 3,700 阿部盛重 国民 ・現 【小沢系】達増拓也元秘書

大船渡選挙区(定数1, 立候補2人)
当11,383 千葉盛  無所属・新
落 7,706 伊藤力也 無所属・新

花巻選挙区(定数4, 立候補5人)
当 9,453 川村伸浩 自民 ・現
当 9,149 佐々木順一国民 ・現 【小沢系】
当 8,868 名須川晋 国民 ・現 【小沢系】
当 8,398 木村幸弘 社民 ・現
落 8,131 佐々木忍 無所属・新

北上選挙区(定数4, 立候補6人)
当 8,867 関根敏伸 国民 ・現 小沢系
当 8,810 佐藤ケイ子無所属・現 元社民市議
当 8,302 高橋穏至 自民 ・新
当 6,895 高橋元  国民 ・現
落 5,562 高橋孝真 無所属・現 自民公認漏れ
落 4,917 八重樫善勝社民 ・新

久慈選挙区(定数2, 立候補3人)
当 6,691 中平均  無所属・現 創成いわて
当 6,666 岩城元  無所属・新
落 6,414 清水恭一 自民 ・元

一関選挙区(定数5, 立候補6人)
当12,638 神崎浩之 自民 ・現
当11,422 岩渕誠  国民 ・元
当10,241 飯沢匡  県民 ・現
当 9,312 高田一郎 共産 ・現
当 9,170 佐々木朋和無所属・現 民主系
落 7,740 千葉進  無所属・現 民主系

奥州選挙区(定数5, 立候補9人)
当11,312 菅野博典 国民 ・現 【小沢系】
当11,174 郷右近浩 国民 ・現 【小沢系】
当 8,111 千葉秀幸 無所属・新
当 7,998 佐々木努 県民 ・現
当 7,760 千田美津子共産 ・現
落 6,243 千葉実  無所属・新
落 6,048 菅原勝一 無所属・新
落 5,585 佐々木友美子無所属・新
落 2,991 鈴木雅彦 無所属・新

紫波選挙区(定数2, 立候補3人)
当10,880 臼沢勉  自民 ・現
当 8,167 田村勝則 無所属・現 創成いわて
落 6,769 村上秀紀 無所属・新

(以下は、無投票の選挙区。届け出順。関連記事はこちら)
宮古選挙区(定数3, 立候補3人)
当 - 佐々木宣和自民 ・現
当 - 伊藤勢至 国民 ・現 【小沢系】
当 - 城内愛彦 自民 ・現

遠野選挙区(定数1, 立候補1人)
当 - 工藤勝子 自民 ・現

陸前高田選挙区(定数1, 立候補1人)
当 - 佐々木茂光自民 ・現

釜石選挙区(定数2, 立候補2人)
当 - 小野共  無所属・現 民主系
当 - 岩崎友一 自民 ・現

二戸選挙区(定数2, 立候補2人)
当 - 松倉史朋 自民 ・新
当 - 五日市王 無所属・現 創成いわて

八幡平選挙区(定数2, 立候補2人)
当 - 工藤勝博 県民 ・現
当 - 千葉伝  自民 ・現

滝沢選挙区(定数3, 立候補3人)
当 - ハクセル美穂子 県民 ・現
当 - 武田哲  自民 ・新
当 - 柳村一  無所属・現 民主系

九戸選挙区(定数1, 立候補1人)
当 - 工藤大輔 無所属・現 創成いわて 元小沢系>>2570

5399チバQ:2019/09/10(火) 21:41:35
>>5047更新

【山形県議会】
自民占拠率 27/43人 63%
知事 :吉村美栄子 【野党系】
議長 :金澤忠一(自民)
副議長:鈴木孝(自民)


自由民主党(27)
遠藤寛明  自民公認  
相田光照  自民公認    
遠藤和典  自民公認  
梶原宗明  自民公認  
五十嵐智洋 自民公認
柴田正人  自民公認
渋間佳寿美 自民公認  
佐藤聡   自民公認   
矢吹栄修  自民公認
小松伸也  自民公認
島津良平  自民公認
加賀正和  自民公認 
森谷仙一郎 自民公認  
鈴木孝   自民公認   
大内理加  自民公認
楳津博士  自民公認 
奥山誠治  自民公認
小野幸作  自民公認    
金澤忠一  自民公認
伊藤重成  自民公認
舩山現人  自民公認
田澤伸一  自民公認  
森田廣   自民公認  
坂本貴美雄 自民公認
星川純一  自民公認
志田英紀  自民公認
野川政文  自民公認

県政クラブ(10)
原田和広  立憲公認 
石黒覚   立憲公認
青柳安展  国民公認
髙橋啓介  社民公認
松田敏男  国社推薦
菊池大二郎 国共社推薦  1人区自民破る
髙橋淳   無所属当選  
青木彰榮  無所属当選(共産推薦)
吉村和武  無所属当選
木村忠三  無所属当選

日本共産党山形県議団(2)
関徹    
渡辺ゆり子

公明党(1)
菊池文昭

無所属
阿部ひとみ 無所属当選 佐藤藤弥の支持者の一部などの応援
今野美奈子 無所属当選
山科朝則  無所属当選 >>4486吉村知事支援

■山形市区(定数9) 確定
当 大内理加 自現 17,183
当 遠藤和典 自新 11,982
当 吉村和武 無現 11,070
当 菊池文昭 公現 10,165
当 高橋啓介 社現 9,973
当 金沢忠一 自現 9,021
当 原田和広 立新 8,987
当 奥山誠治 自現 7,813
当 渡辺ゆり子 共現 7,388
落 後藤誠一 自新 5,783

■鶴岡市区(定数5) 確定 自民票割失敗>>5203
当 佐藤聡 自現 12,157
当 志田英紀 自現 11,780
当 高橋淳 無新 9,470
当 今野美奈子 無新 8,989
当 関徹 共現 7,964
落 佐藤久樹 自新 6,576

■酒田市・飽海郡区(定数5) 確定
当 阿部ひとみ 無新 9,673
当 石黒覚 立現 9,202
当 梶原宗明 自新 8,020
当 森田広 自現 7,352
当 星川純一 自現 6,890
落 伊藤利明 無新 4,930
落 市村浩一 無新 2,543
落 吉田武 共新 2,460

■上山市区(定数1) 確定
当 遠藤寛明 自新 8,865   >>5233遠藤利明元五輪相(衆院山形1区)の長男
落 佐藤昇 無現 7,659   >>5223元自民>>5046

■村山市区(定数1) 確定>>5201
当 菊池大二郎 無新 6,746
落 能登淳一 自現 6,733 自民現職落選

■長井市・西置賜郡区(定数2) 確定 合区
当 青木彰栄 無現 11,427  白鷹町
当 五十嵐智洋 自新 9,848  長井市
落 竹田良則 自新 8,961  白鷹町

■尾花沢市・北村山郡区(定数1) 確定
当 加賀正和 自現 10,004
落 鈴木清 共新 2,615

■東置賜郡区(定数2) 確定
当 舩山現人 自現 6,399  川西町
当 島津良平 自現 6,290  高畠町
落 山木由美 無新 5,349  高畠町 舟山康江系
落 鈴木清左衛門 無新 1,007  川西町

5400チバQ:2019/09/11(水) 20:10:44
>>5041更新

【秋田県議会】
自民占拠率 26/43人 60%
知事 :佐竹敬久
議長 :加藤鉱一(自民)
副議長:佐藤賢一郎(自民)


自由民主党(26人)
北林康司  自民公認
鈴木洋一  自民公認
鶴田有司  自民公認
川口一   自民公認
柴田正敏  自民公認
小松隆明  自民公認
佐藤賢一郎 自民公認
加藤鉱一  自民公認
近藤健一郎 自民公認
工藤嘉範  自民公認
原幸子   自民公認
竹下博英  自民公認
北林丈正  自民公認
佐藤雄孝  自民公認  
髙橋武浩  自民公認
鈴木雄大  自民公認
今川雄策  自民公認
佐藤信喜  自民公認
鈴木健太  自民公認
杉本俊比古 自民公認
佐々木雄太 自民公認
鈴木真実  無所属当選
小山緑郎  自民公認
児玉政明  自民公認
住谷達   自民公認
宇佐見康人 自民推薦

みらい(8人)
土谷勝悦  無所属当選
三浦英一  無所属当選
渡部英治  無所属当選
東海林洋  無所属当選  
三浦茂人  無所属当選
佐藤正一郎 無所属当選
吉方清彦  無所属当選
鳥井修   無所属当選

社会民主党(4人)
石田寛   社民公認
石川ひとみ 社民公認
加藤麻里  社民推薦
薄井司   社民推薦  

次の世代につなぐ会(2人)
沼谷純   無所属当選
小原正晃  立憲公認

日本共産党(1人)
加賀屋千鶴子  

公明党(1人)
松田豊臣  

人口減少に立ち向かう県民行動会議(1人)
小野一彦  無所属当選



秋田市(定数12)
当 鈴木健太  自現 18528
当 沼谷純   無現 16761
当 松田豊臣  公新 10703
当 工藤嘉範  自現 9959
当 石川ひとみ 社現 9836
当 加賀屋千鶴子共現 9684
当 竹下博英  自現 8291
当 鳥井修   無新 7849
当 北林康司  自現 7491
当 三浦茂人  無現 6670
当 今川雄策  自現 5942
当 宇佐見康人 無新 5092
落 苫米地竜也 無新 2747
落 鈴木智宏  無新 1012

由利本荘市(定数3)
当 小野一彦  無新 11147
当 加藤鉱一  自現 10464
当 三浦英一  無現 8923
落 小田美恵子 自現 7545

鹿角市・郡(定数2)
当 児玉政明  自新 9250
当 川口一   自現 6621
落 石川徹   無現 3158  >>4417民進離党

能代市・山本郡(定数4) >>5224
当 吉方清彦  無現 10776
当 高橋武浩  自現 8941
当 佐藤信喜  自現 8444
当 薄井司   無現 8123
落 後藤健   自新 6538

南秋田郡(定数1) >>5224
当 鈴木真実  無新 8383
落 平山晴彦  無現 5490 >>4392セクハラで自民会派離脱

横手市(定数4)
当 鶴田有司  自現 10778
当 柴田正敏  自現 7669
当 小原正晃  立現 7655
当 土谷勝悦  無現 6860
落 宮川拓也  無新 4379
落 我妻桂子  共新 3964

5401チバQ:2019/09/11(水) 20:28:22
>>5040更新

【青森県議会】
自民占拠率 26/43人 60%
知事 :三村申吾
議長 :森内之保留(自民)
副議長:櫛󠄁引ユキ子(自民)


自由民主党(29人)
田中順造  自民公認
阿部広悦  自民公認
越前陽悦  自民公認
清水悦郎  自民公認
森内之保留 自民公認
工藤兼光  自民公認
熊谷雄一   自民公認
岡元行人  自民公認
三橋一三  自民公認
丸井裕    自民公認
山谷清文  自民公認
櫛󠄁引ユキ子 自民公認
夏堀浩一  自民公認
工藤慎康  自民公認
高橋修一  自民公認  
蛯沢正勝  自民公認
工藤義春  自民公認
寺田達也  自民公認
菊池憲太郎 自民公認
齊藤爾   自民公認
花田栄介  自民公認
鳴海惠一郎 自民公認
齊藤直飛人 自民公認
山口多喜二 自民公認
谷川政人  自民公認
小比類巻正規自民公認
大崎光明  自民公認
和田寛司  自民推薦 
山本知也  自民推薦

民主連合(4人)
田名部定男 国民公認
今博    国民公認  
田中満  国民公認 
鶴賀谷貴  立憲公認

公明・健政会(3人)
伊吹信一
畠山敬一
吉田絹恵  公明推薦

日本共産党(3人)
安藤晴美
松田勝
吉俣洋

青和会(3人)
川村悟   無所属当選 連合系
一戸富美雄 無所属当選 連合系
関良    無所属当選  09年青森市長選落選

県民主役の県政の会(2人)
鹿内博   無所属当選  野党系 元青森市長  
渋谷哲一  無所属当選  野党系 16年青森市長選落選 

無所属(3人)
山田知   無所属当選 民主系
木明和人  国民社民推薦
福士直治  無所属当選  1人区自民現職破る >>5232




弘前市
当10,156 谷川政人 49 自民 (公)現
当10,152 安藤晴美 67 共産現
当 9,226 川村悟 71 無所属現
当 9,107 斉藤爾 48 自民 (公)現
当 8,998 岡元行人54 自民 (公)現
当 8,226 鶴賀谷貴56 立民新
落 8,051 菊池勲 37 無所属 (公)現

八戸市
当14,169 熊谷雄一 56 自民現
当10,943 山田知  49 無所属現
当10,638 田名部定男72 国民現
当 9,834 畠山敬一 63 公明現
当 7,711 田中満 50 国民 (社)現
当 7,499 清水悦郎 69 自民現
当 7,175 大崎光明 51 自民新
当 6,667 松田勝  71 共産現
落 6,315 藤川友信 70 自民現



五所川原市
当 9,488 櫛引ユキ子65 自民 (公)現
当 9,236 寺田達也 56 自民 (公)現
当 7,823 今博   68 国民 (由・社)元
落 6,382 成田一憲 80 自民 (公)現

東津軽郡
当 7,024 福士直治 48 無所属新
落 6,032 神山久志 71 自民 (公)現

上北郡
当10,032 蛯沢正勝 71 自民 (公)現
当 9,450 吉田絹恵 72 無所属 (公)現
当 9,083 工藤慎康 49 自民 (公)現
当 9,049 木明和人 53 無所属 (国・社)新
落 8,537 沼尾啓一 71 自民 (公)現

三戸郡
当 8,872 夏堀浩一 65 自民 (公)現   
当 7,186 沢田恵  61 自民 (公) 新  三戸 →公選法違反辞職>>5274
当 7,041 和田寛司 56 無所属 (自・公)新 五戸
落 6,818 夏堀嘉一郎44 無所属新  南部

5402チバQ:2019/09/11(水) 20:53:00
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20190910_31043.html
<19岩手県知事選 4選の実相>(上)明暗/得票率7割、現職圧勝 新人、知名度不足響く
2019/09/10 16:00河北新報

<19岩手県知事選 4選の実相>(上)明暗/得票率7割、現職圧勝 新人、知名度不足響く

当選が決まり、支持者と喜びを分かち合う達増氏(後列中央)=8日午後8時45分ごろ、盛岡市の事務所

(河北新報)

 得票40万超、得票率72%-。野党4党を従える達増拓也氏(55)が、圧倒的な力の差を見せつけた岩手県知事選。新人及川敦氏(52)を立てた自民党は、なすすべもなく敗れた。野党勢力が着々と勢力を拡大し、政権与党を引き離す岩手。その実相に迫る。

 投票箱の口が閉じられた瞬間、当選確実が出た。「予定通り」。午後8時ジャストの当確にも達増氏の陣営幹部は冷静だった。

■勝って当たり前

 花束贈呈、万歳三唱、御礼あいさつ…。選挙事務所のステージで、にぎやかに当選セレモニーが続く。一歩引いて見守る陣営幹部は「トリプルスコアまで持ち込みたかった」と圧勝にも満足していなかった。
 告示前から「勝って当たり前」と公言してはばからなかった陣営。達増氏自身が「『応援ありがとう』とお礼を言って歩くような選挙だった」と横綱相撲を振り返る。
 知事選の告示に遅れること8日。8月30日に県議選(定数48)が始まると、ギアは連動型の選挙戦へとシフト。達増氏と連携する21人を議席へと押し上げた。
 完敗を喫した及川氏の選挙事務所は「落選が決まった」と宣言することもなく、締めのセレモニーが始まった。
 「最大限の努力をし、爽やかに選挙を終えられた」。及川氏が敗戦の弁を述べ終わると、集まった約30人は無表情で家路に就いた。

■戦術の目算狂う

 自民党が及川氏擁立を発表したのは投票2カ月前の7月8日。選挙戦真っただ中の参院選岩手選挙区(改選数1)で現職平野達男氏(65)と連動して一気に浸透させようとの戦術は、平野氏の落選で目算が狂った。
 県議を通算3期務めたとはいえ、全県的な知名度はない。出身地の八幡平市で行った街頭演説は聴衆わずか10人。聴衆の一人は「ほとんどの住民は知らないよ」と漏らした。
 「達増知事は国とのパイプが詰まっている。市町村長の声も聞かない」。街頭演説や選挙チラシで現県政の問題点を厳しく指摘したが、達増氏の背中は程遠かった。
 「鈴木俊一五輪相(衆院岩手2区)クラスでないと無理だろね」。告示前に与党関係者の漏らした懸念が的中した。
 達増氏の圧倒的な得票率は、野党や無党派層に加えて政権与党の懐からも票を奪ったことを意味する。
 「『容共容社の保守』という新しい政治スタンスが岩手で認められた。いわばニュータイプ知事だ」
 開票から一夜明けた9日、記者会見に臨んだ達増氏は、革新から保守まで幅広く支持を集めた自分自身を、こう評してみせた。

5403チバQ:2019/09/11(水) 20:53:34
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20190911_31003.html
<19岩手県知事選 4選の実相>(下)離合/自公 政党対決避ける 野党共闘 ほころびも
2019/09/11 09:44河北新報

<19岩手県知事選 4選の実相>(下)離合/自公 政党対決避ける 野党共闘 ほころびも

野党の党首クラスが勢ぞろいした達増氏の街頭演説=8月28日、盛岡市

(河北新報)

 得票40万超、得票率72%-。野党4党を従える達増拓也氏(55)が、圧倒的な力の差を見せつけた岩手県知事選。新人及川敦氏(52)を立てた自民党は、なすすべもなく敗れた。野党勢力が着々と勢力を拡大し、政権与党を引き離す岩手。その実相に迫る。

 参院選真っただ中の7月上旬、岩手県知事選に立候補する意思を固めた新人及川敦氏(52)は、仙台市内のホテルで二階俊博自民党幹事長と向き合っていた。
 「党が全面支援するから、頑張れ」

■勝てるはずない

 だが、老練幹事長の掛け声は早々に霧消する。安倍晋三首相らが続々来県した参院選とは対照的に、知事選に大物弁士の姿は皆無。自民の知事選対策は終始腰が引けていた。
 頼みの綱の業界団体は早々に自主投票を決定した。「勝てるはずがないだろ」。ある主要団体の幹部はそう言ったきり、だんまりを決め込んだ。
 連立を組む公明党の推薦は、県本部レベルにとどまった。「党として責任をとらないということ。山口(那津男)代表が出て負けたらかっこ悪いじゃないか」。告示前から党関係者は、こう言い放っていた。
 劣勢を見越して「政党対決に持ち込まない戦略」(自民県連幹部)が及川氏を翻弄(ほんろう)。参院選に続く連敗の痛手を最小限に抑えようとした自民県連は党勢回復の光明を見いだせないまま、岩手の亥(い)年選挙を終えた。
 選挙戦中盤、現職達増拓也氏(55)と野党4党の代表らが県庁前に勢ぞろいした。「達増知事は野党共闘のトップランナー。縁結びの神様だ」。共産党の志位和夫委員長は神仏になぞらえて達増氏を持ち上げてみせた。
 岩手の野党共闘は16年参院選から全県選挙で3連勝。「4党の絆はより強固になった」。野党県組織の幹部は胸を張る。
 一方で共闘のほころびも露呈した。立憲民主党県連顧問だった黄川田徹元衆院議員は公然と造反し、及川氏の応援マイクを握った。旧自由党との合流に反発して5月に国民民主党を離党した階猛衆院議員(岩手1区)は終始静観を決め込んだ。
 12年衆院選では、小沢一郎衆院議員(岩手3区)とたもとを分かった階氏には達増氏の妻が「刺客」立候補として送り込まれた。達増氏の選対関係者は「再び、こちらから候補を立てる事態もあり得る」と不穏な空気を漂わせる。

■始まる駆け引き

 自民衆院議員も戦々恐々だ。知事選の票が開いた8日夜、岩手3区が地盤の藤原崇氏(比例東北)は、重苦しい雰囲気が漂う及川氏の事務所の外で「党は立て直し途上。こつこつ支持者を増やす」と誓った。
 知事選と同日程で行われた県議選盛岡選挙区で長男が初当選した高橋比奈子氏(同)も「心は晴れ晴れとはしていない」。次期衆院選をにらんだ駆け引きが、既に始まっていた。

5404チバQ:2019/09/12(木) 13:41:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000068-asahi-soci
元青森県議に有罪判決 選挙報酬5万円を町議に配る
9/10(火) 21:28配信朝日新聞デジタル
 今春の青森県議会議員選挙をめぐって公職選挙法違反(買収など)の罪に問われた元自民党県議の沢田恵被告(61)の判決公判が10日、青森地裁であり、古玉正紀裁判官は懲役1年6カ月執行猶予5年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。地元町議会議員の半数以上を巻き込み、議会を混乱させた選挙違反事件は区切りを迎えた。

 判決によると、沢田被告は告示前の2〜3月ごろと投開票後の4月、陣営幹部らと共謀し、票のとりまとめなどの選挙運動の報酬として、地元・青森県三戸町の町議会議員9人に現金計5万円ずつを配るなどした。

 古玉裁判官は判決で、「陣営幹部の提案を受けて買収を了承し、買収資金を用意するなどした。被告人が関与することにより初めて大規模な買収が可能になったというべきであり、負うべき責任は共犯者らに比べて重い」と指摘。一方で「反省の態度を示し、政治活動から身を引く意向を示している」などと量刑理由を述べた。沢田被告は控訴しない方針。沢田被告は8月に議員辞職している。

 また、町議会議員に沢田陣営からの現金を配るなどしたとして同法違反の罪に問われていた当時の三戸町議、北向敦被告(61)=7月に議員辞職=には、懲役1年2カ月執行猶予5年と追徴金5万円(求刑懲役1年2カ月と追徴金5万円)が言い渡された。

朝日新聞社

5405チバQ:2019/09/19(木) 00:05:10
■山形県
立憲2
国民2
社民0

県政クラブ(10)
原田和広  立憲公認【立憲HPに名前あり】 
石黒覚   立憲公認【立憲HPに名前あり】
青柳安展  国民公認【国民HPに名前あり】
髙橋啓介  社民公認
松田敏男  国社推薦
菊池大二郎 国共社推薦【国民HPに名前あり】  1人区自民破る
髙橋淳   無所属当選  
青木彰榮  無所属当選(共産推薦)
吉村和武  無所属当選
木村忠三  無所属当選

無所属
阿部ひとみ 無所属当選 佐藤藤弥の支持者の一部などの応援
今野美奈子 無所属当選
山科朝則  無所属当選 >>4486吉村知事支援

■秋田県
立憲1
国民2
社民4

みらい(8人)
土谷勝悦  無所属当選
三浦英一  無所属当選
渡部英治  無所属当選
東海林洋  無所属当選  
三浦茂人  無所属当選
佐藤正一郎 無所属当選
吉方清彦  無所属当選
鳥井修   無所属当選

社会民主党(4人)
石田寛   社民公認 【社民県連に名前あり】
石川ひとみ 社民公認 【社民県連に名前あり】
加藤麻里  社民推薦 【社民県連に名前あり】
薄井司   社民推薦 【社民県連に名前あり】  

次の世代につなぐ会(2人)
沼谷純   無所属当選
小原正晃  立憲公認 【立憲HPに名前あり】

人口減少に立ち向かう県民行動会議(1人)
小野一彦  無所属当選


■青森県議会
立憲3
国民1
社民0

民主連合(4人)
田名部定男 国民公認 【立憲HPに名前あり】
今博    国民公認 【立憲HPに名前あり】  
田中満    国民公認 【国民HPに名前あり】 
鶴賀谷貴  立憲公認 【立憲HPに名前あり】

青和会(3人)
川村悟   無所属当選 連合系
一戸富美雄 無所属当選 連合系
関良    無所属当選 09年青森市長選落選

県民主役の県政の会(2人)
鹿内博   無所属当選 野党系 元青森市長  
渋谷哲一  無所属当選 野党系 16年青森市長選落選 

無所属(3人)
山田知   無所属当選 民主系
木明和人   国民社民推薦
福士直治  無所属当選  1人区自民現職破る >>5232

5406チバQ:2019/09/19(木) 00:16:59
なんか人数間違えまくったので訂正してもう一度
■山形県
立憲2
国民2
社民0

県政クラブ(10)
原田和広  立憲公認【立憲HPに名前あり】 
石黒覚   立憲公認【立憲HPに名前あり】
青柳安展  国民公認【国民HPに名前あり】
髙橋啓介  社民公認
松田敏男  国社推薦
菊池大二郎 国共社推薦【国民HPに名前あり】  1人区自民破る
髙橋淳   無所属当選  
青木彰榮  無所属当選(共産推薦)
吉村和武  無所属当選
木村忠三  無所属当選

無所属
阿部ひとみ 無所属当選 佐藤藤弥の支持者の一部などの応援
今野美奈子 無所属当選
山科朝則  無所属当選 >>4486吉村知事支援

■秋田県
立憲1
国民0
社民4

みらい(8人)
土谷勝悦  無所属当選
三浦英一  無所属当選
渡部英治  無所属当選
東海林洋  無所属当選  
三浦茂人  無所属当選
佐藤正一郎 無所属当選
吉方清彦  無所属当選
鳥井修   無所属当選

社会民主党(4人)
石田寛   社民公認 【社民県連に名前あり】
石川ひとみ 社民公認 【社民県連に名前あり】
加藤麻里  社民推薦 【社民県連に名前あり】
薄井司   社民推薦 【社民県連に名前あり】  

次の世代につなぐ会(2人)
沼谷純   無所属当選
小原正晃  立憲公認 【立憲HPに名前あり】

人口減少に立ち向かう県民行動会議(1人)
小野一彦  無所属当選


■青森県議会
立憲1
国民3
社民0

民主連合(4人)
田名部定男 国民公認 【立憲HPに名前あり】
今博    国民公認 【立憲HPに名前あり】  
田中満    国民公認 【国民HPに名前あり】 
鶴賀谷貴  立憲公認 【立憲HPに名前あり】

青和会(3人)
川村悟   無所属当選 連合系
一戸富美雄 無所属当選 連合系
関良    無所属当選 09年青森市長選落選

県民主役の県政の会(2人)
鹿内博   無所属当選 野党系 元青森市長  
渋谷哲一  無所属当選 野党系 16年青森市長選落選 

無所属(3人)
山田知   無所属当選 民主系
木明和人   国民社民推薦
福士直治  無所属当選  1人区自民現職破る >>5232

5407チバQ:2019/09/19(木) 00:25:19
■埼玉県
立憲7
国民4
社民0


無所属県民会議(県民) 14
=15年せんたくで当選=
並木正年  無所属(2人区無投票)  並木正芳の親戚? 鴻巣市
石川忠義  無所属(2人区無投票)
岡重夫   無所属(1人区無投票)
井上航   無所属(自民公認破る)
鈴木正人  無所属(自民推薦破る)
醍醐清   無所属
=19年初当選=
金野桃子  無所属
岡村ゆり子 無所属 岡村幸四郎元市長の次女(元自民)
平松大佑  無所属
柿沼貴志  無所属(自民公認破る)
八子朋弘  無所属(自民公認破る)
杉田茂実  無所属(3人区無投票)
=その他=
松坂喜浩  無所属(2人区無投票) 3人会派「無所属改革の会」だった
江原久美子 無所属 26年は民主&せんたくで当選


埼玉民主フォーラム(民主フォーラム) 12
白根大輔  立憲公認【立憲HPに名前あり】
東間亜由子 立憲公認【立憲HPに名前あり】
井上将勝  立憲公認【立憲HPに名前あり】
高木真理  立憲公認【立憲HPに名前あり】  高木錬太郎代議士の妻
山本正乃  立憲公認【立憲HPに名前あり】
浅野目義英 立憲公認【立憲HPに名前あり】
田並尚明  立憲公認【立憲HPに名前あり】
町田皇介  国民公認【国民HPに名前あり】
山根史子  国民公認【国民HPに名前あり】  山根隆治の娘
水村篤弘  国民公認【国民HPに名前あり】
木村勇夫  国民公認【国民HPに名前あり】
辻浩司   諸派 自由社民推薦 越谷市民ネットワーク公認

無所属改革の会(改革)1
中川浩   無所属 15年はせんたくで当選 3人会派「無所属改革の会」だった
無所属 1
高橋稔裕  無所属(2人区自民現職破る 義理の祖父は自民県連幹事長や県議長)

■千葉県
立憲10
国民6
社民1



立憲民主党千葉県議会議員会(10名)
矢崎堅太郎 立民公認【立憲HPに名前あり】
河野俊紀  立民公認【立憲HPに名前あり】
高橋浩   立民公認【立憲HPに名前あり】
網中肇   立民公認【立憲HPに名前あり】
大川忠夫  立民公認【立憲HPに名前あり】
守屋貴子  立民公認【立憲HPに名前あり】
安藤淳子  立民公認【立憲HPに名前あり】
大崎雄介  立民公認【立憲HPに名前あり】
菊岡多鶴子 立民公認【立憲HPに名前あり】
松崎太洋  立民公認【立憲HPに名前あり】

千葉民主の会(9名)
田中信行  国民公認【国民HPに名前あり】
竹内圭司  国民公認【国民HPに名前あり】
天野行雄  国民公認【国民HPに名前あり】
礒部裕和  国民公認【国民HPに名前あり】
松戸隆政  国民公認【国民HPに名前あり】
野田剛彦  国民公認【国民HPに名前あり】
入江晶子  国民社民推薦 元ネット
平田悦子  国民推薦
鈴木陽介  無所属当選

千翔会(2名)
谷田川充丈 無所属当選
水野友貴  「美人すぎる県議」

平和の党(1名)
西尾憲一・・・オリーブの木

社民党(1名)
小宮清子  社民公認【社民HPに名前あり】  2人区 無投票当選

千葉県民の声(1名)
プリティ長嶋  無所属当選
市民ネットワーク(1名)
伊藤寿子    ネット公認
北総ダッシュの会(1名)
岩波初美  無所属当選 みんなの党系
リベラル民主(1名)
秋葉就一  無所属当選  17年市長選落選 非自民系
無所属
坂下茂樹  無所属当選 18年市川市長選落選 元自民
川井友則  無所属当選 川井敏久元松戸市長の次男 2017年市長選落選 元みんな
田沼隆志  無所属当選 維新系(次世代系)
市原淳   無所属当選

5408チバQ:2019/09/19(木) 21:38:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00010002-ibciwatev-l03
県議会正副議長決まる 自民党3回連続でポスト獲得できず/岩手
9/19(木) 19:27配信IBC岩手放送

IBC岩手放送

 改選後初めての岩手県議会の臨時議会が19日始まりました。初日は正副議長が選出され、議長に関根敏伸議員、副議長に中平均議員が就任しました。

 県議会では2年おきに第1会派から議長を、第2会派から副議長を出すのが慣例となってきましたが、過去2回の正副議長選挙では達増知事を支える第1会派から議長、中立の立場をとる、第2会派より構成議員が少ない会派から副議長が選ばれてきました。

 今回も中立の票をめぐって会派間の激しい駆け引きがあり、投票の結果、「改革岩手」から名称を変えた達増知事に近い第1会派「希望いわて」の関根敏伸議員が28票を得て議長に選出されました。また、中立の第3会派「いわて新政会」から中平均議員が27票を得て副議長となりました。新議長と新副議長はこのあとさっそく就任会見に臨みました。

(関根敏伸議長)
「県知事選挙、県議会議員選挙においても一定の県民の方向性が投票結果に示されたものと思っており、そういった方向性の中で県議会として二元代表制の一翼を担う役割をしっかりと果たせるよう頑張っていきたい」

 「自由民主クラブ」から会派名を変えた達増知事に批判的な立場の「自由民主党」は、第2会派にもかかわらず、これで3回連続で正副議長のポストを得られなかったことになります。臨時議会の会期は今月26日までの8日間で、来月8日には9月定例会が招集されます。

5409チバQ:2019/09/20(金) 17:02:20
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190914_11014.html
<宮城県議選>立民が初参戦、強気の擁立

県議選の対応を協議する立民県連の幹事会
拡大写真
 宮城県議選(10月18日告示、27日投開票)で、初参戦する立憲民主党が攻勢を仕掛けている。青葉選挙区(定数7)に現職、新人の2人、旧民主党時代から議席を獲得したことがない若林(同3)に新人1人をそれぞれ擁立することを決めた。7月の参院選で党新人が勝利し、8月の仙台市議選は公認候補6人が全員当選した上昇気流に乗り、強気の戦略に打って出る。

 党県連は13日、仙台市青葉区で幹事会を開き、新たに青葉の渡辺博史氏(49)、若林の三浦奈名美氏(54)の公認を決めた。青葉、気仙沼・本吉の現職2人に加え、青葉、若林、泉、大崎の新人4人、無所属だった名取の現職1人を公認し、党候補は7人になった。
 若林は2007年以降、3議席を自民党2、野党1で占めてきた。野党の1議席を死守してきた当時の社民党現職が引退し、前回15年に旧民主が新人を初めて擁立したが落選。共産党が初の議席を獲得した。
 立民と共産は7月の参院選、17年衆院選などで共闘関係を結んできた。競合も懸念されるが、立民県連の鎌田さゆり幹事長は「照準は自民。共産に仁義は切った。野党で2議席を取りにいく」と自信をのぞかせる。
 共産県委員会の中島康博委員長は「県議会の自民政治を変えるには互いの努力が必要」と理解を示す。迎え撃つ自民は「立民、共産と自民の支持層はかぶらない。票を食い合うのは野党同士だ」(県連関係者)と静観を装う。
 青葉では、旧民主が躍進した07年以来の2議席を狙う。同年も県議選、仙台市議選、参院選が重なる亥(い)年選挙。2年後の09年に政権交代を果たしたことを踏まえ、立民県連関係者は「県議選で勝利し、次期衆院選での選挙区勝利につなげる」と息巻く。
 立民は自民が議席を独占する選挙区で、さらに候補者擁立を模索する。岡本章子県連代表は幹事会終了後の取材に「民主党時代から地方の支持基盤が弱点だった。公認、推薦を問わず、可能な限り候補者を立てたい」と意気込んだ。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月14日土曜日

5410チバQ:2019/09/23(月) 19:27:33
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190918_11031.html
<始動 宮城県議選>直前情勢(1)青葉/3新人挑む 若林/与野党争う 太白/少数激戦

拡大写真
 任期満了に伴う県議選(10月18日告示、27日投開票)は告示まで1カ月となった。今月17日時点で23選挙区の59議席に、74人が立候補を表明している。東日本大震災から8年半が経過し、復興の在り方やポスト復興の針路を占う決戦を前に、各選挙区の情勢を追った。

■青葉

 自民党の中沢幸男、立憲民主党の遊佐美由紀、公明党の遠藤伸幸、無所属の菅間進と吉川寛康の現職5人が立候補。自民福井崇正、立民渡辺博史、共産金田基(もとる)の3新人の挑戦を受ける。
 中沢は現役最多の9選を目指す。地盤の宮町地区を中心に支持を訴え、後援会組織の引き締めを図る。
 7選を期す遊佐は唯一の女性候補。連合宮城の推薦を得た。党国会議員と北仙台地区などを回る。
 再選を狙う遠藤は支持団体の票固めに奔走。党の仙台市議らと連携し、県政与党の実績を強調する。
 菅間は8選に向け、少人数の集会に力を入れる。地盤の国見、宮城各地区などで支持拡大を見据える。
 吉川は4選へ復興後の街づくりの重要性を訴える。地元の中山地区を軸に、市内全域に足を運ぶ。
 福井は今期で引退する県議会議長相沢光哉(80)の支持層を受け継ぐ。街頭活動で知名度向上に努める。
 渡辺は県選出国会議員の秘書時代の経験を生かし、旧知の各種団体を小まめに回る。
 金田は党県議団長遠藤いく子(70)の後継。党の議席維持に向け、村井嘉浩知事の県政運営を批判する。

■若林

 自民の渡辺勝幸、共産の福島一恵の現職2人が立候補し、自民の高橋克也、立民の三浦奈名美の新人2人を迎え撃つ。自民現職細川雄一(51)が引退を表明し、3議席を巡る与野党の戦いが激しさを増す。
 渡辺は地盤の沖野地区に加え、隣接する六郷地区も重視し、再選を期す。
 福島は市議5期、県議1期の実績を武器に、党支持層への働き掛けを強める。
 高橋は秘書を務めた中野正志元参院議員の支援を受け、選挙区を回る。
 三浦は党が躍進した参院選、市議選を追い風に、無党派層に支持を訴える。

■太白

 自民の佐々木幸士、公明の横山昇、共産の角野達也、社民の岸田清実の4現職に、自民の渡辺拓、無所属の石田一也の2新人が挑む。少数激戦の様相だ。
 4選を狙う佐々木は8月の仙台市議選をトップで制した実弟の心と連動。業界団体を手堅くまとめる。
 再選を期す横山は党支持団体が支える。無党派層にも支持を広げようと、朝の街頭活動を展開する。
 角野は再選に向けて党市議と地域を回り、支持者を固める。憲法改正反対の世論を取り込む。
 6選をうかがう岸田は地元の長町地区を中心に八本松、郡山両地区を地道に歩き、党勢維持を目指す。
 市議から転身する渡辺は村井県政支持を前面に押し出す。八木山、西多賀両地区を軸に票を掘り起こす。
 石田は引退する無所属のベテラン藤原範典(72)の後継。立民の推薦を受け、労組票を核に浸透を図る。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月18日水曜日

5411チバQ:2019/09/23(月) 19:28:51
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190919_11018.html
<始動 宮城県議選>直前情勢(2)宮城野/元議員が出馬へ準備 泉/現元新6人の激戦に 大崎/勢力図の変化が焦点

拡大写真
 任期満了に伴う県議選(10月18日告示、27日投開票)は告示まで1カ月となった。今月17日時点で23選挙区の59議席に、74人が立候補を表明している。東日本大震災から8年半が経過し、復興の在り方やポスト復興の針路を占う決戦を前に、各選挙区の情勢を追った。

■宮城野

 自民の石川光次郎、公明の庄子賢一、共産の大内真理、無所属の坂下康子の現職4人が立つ。元議員堀内周光(43)も立候補へ準備中で、前回と同じ顔触れの可能性が出てきた。
 5選を狙う石川は8月の仙台市議選で自民系候補と連動。培った人脈を生かしトップを射程に入れる。
 庄子は支持団体が後押しし、5選へ盤石の態勢を敷く。岩切地区を中心に票の上積みを図る。
 大内は再選を目指し、高砂地区などで街頭活動を展開。子育て世代に照準を定め、支持拡大に努める。
 8選をうかがう旧民進の坂下は今回無所属。連合宮城の労組票を固め、無党派層に食い込む考えだ。

■泉

 自民の遠藤隼人、庄田圭佑、公明の伊藤和博、共産の中嶋廉の4現職に、自民元議員の外崎浩子、立民新人の小畑仁(きみ)子が絡む。前回比4人減の少数激戦だ。
 再選を狙う遠藤は泉中央地区などで支持を広げる戦略。街頭演説や報告会を重ね、実績をアピールする。
 庄田は再選に向け、ツイッターやブログを小まめに更新して情報を発信。県政座談会で支持拡大を図る。
 伊藤は4選へ党支持層をまとめる。地盤の八乙女地区に事務所を構え、新たな票の獲得に力を入れる。
 中嶋は党市議と連携し、再選を期す。市民団体の支援を受け、女川原発2号機再稼働中止などを訴える。
 外崎は前回落選の雪辱に燃える。自民唯一の女性候補として、住宅街を中心に浸透を目指す。
 小畑は前回1位の鎌田さゆり元衆院議員が全面支援。勢いに乗る党の看板を掲げ、無党派層を呼び込む。

■大崎

 自民の中島源陽、菊地恵一、佐々木賢司、共産の内藤隆司の現職4人に、立民新人佐藤仁一が立ち向かう。自民3、野党1の勢力図が変わるかどうかが焦点。
 元議長の中島は旧岩出山町をはじめ市全域へ浸透する構え。連続トップを視野に、5選をうかがう。
 4選を目指す菊地は地盤の旧古川市を軸に、若手市議の支援を得て初の1位当選を狙う。
 再選を期す佐々木は旧三本木町や商工業者を核に支持基盤を強化。票の掘り起こしに躍起だ。
 前回大崎で共産初の議席を獲得した内藤は再選に向け、党関係者から手厚い支援を受ける。
 旧岩出山町長の佐藤は11日に立候補を表明した。拡大する党勢を味方に付け、出遅れを挽回する。

■加美/無投票濃厚

 無所属現職の高橋啓が再選を目指し、14日に事務所を開いた。前回敗れた自民は候補擁立を断念。無投票の可能性が強まっている。

■遠田/現新の争い

 ともに無所属で、再選を狙う現職佐々木功悦と新人門田善則が立候補を予定。一騎打ちの公算が大きい。
 佐々木は「反原発」を掲げ、地盤の美里町などで支持固めに懸命だ。
 門田は地元の涌谷町で支持を広げる方針。若い世代の得票に活路を見いだす。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月19日木曜日

5412チバQ:2019/09/23(月) 19:29:09
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190920_11014.html
<始動 宮城県議選>直前情勢(3)石巻・牡鹿/無投票の可能性浮上 気仙沼・本吉/3現職に1新人挑む 登米/副議長引退3人激戦

拡大写真
■石巻・牡鹿

 自民の斎藤正美と佐々木喜蔵、共産党の三浦一敏、無所属の坂下賢と本木忠一の現職5人が立候補を予定。自民元議員の池田憲彦(66)は見送り、無投票の可能性が浮上している。
 前回無所属だった斎藤は党公認を得て、7選を目指す。石巻市全域で10カ所以上の集会を開いた。
 6選を狙う佐々木は8月31日、他陣営に先駆け、中心部に事務所を開設。市内各地で集会を重ねる。
 3選を見据える三浦は地盤の地区であいさつ回りを徹底。党支持層以外への浸透に余念がない。
 坂下は6選を期す。父親で元県議の故清賢氏以来の地盤を固めつつ、連合宮城と連動し票を掘り起こす。
 前回トップの本木は市内全域で約40回の集会を開いた。5日に事務所を開き、5選へ臨戦態勢を敷く。

■気仙沼・本吉

 自民の畠山和純と守屋守武、立民の境恒春の現職3人に、無所属新人の斉藤巳寿也(みつや)が挑む。全員の地盤が気仙沼市で、激しい前哨戦を繰り広げている。
 畠山は7選に向け、8日に事務所を開設。地元の行事などに小まめに顔を出し、実績をアピールする。
 前回トップの守屋は再選に向け支持拡大に精力的だ。来月7日には村井嘉浩知事を招いた会合を開く。
 3選を狙う境は初めて連合宮城の推薦を受けた。16日には県選出の党国会議員と街頭活動を展開した。
 前回と2018年市長選に出た斉藤は街頭活動を本格化。「選手交代」を掲げ、知名度向上を目指す。

■登米

 自民現職の副議長只野九十九(71)が引退し、現新3人の争いとなりそうだ。
 只野の後継として元市議伊藤吉浩が自民公認で立候補。地元の南方町地域から浸透していく構えだ。
 前回1位だった無所属現職の渡辺忠悦が4選を期す。後援会を足掛かりに市全域をくまなく回る。
 無所属新人の佐々木奈津江は前回に続く挑戦。県選出参院議員の秘書経験を生かし、支持を呼び掛ける。

■栗原/三つどもえ

 自民の長谷川敦、無所属の熊谷義彦の両現職と無所属新人の瀬戸健治郎が立候補する見通し。三つどもえの戦いが濃厚だ。
 長谷川は祖父の元法相峻から続く固い組織力を前面に、4選を視野に入れる。
 熊谷は5選へ連合宮城の推薦を得た。事務所開きに立民参院議員も出席した。
 瀬戸は前回惜敗の元県議を総括責任者に迎え、保守層への浸透に力を入れる。

■東松島/無投票濃厚

 再選を狙う自民現職の高橋宗也以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。高橋は3日に県政報告会を開き、気勢を上げた。

■富谷・黒川/2現職着々

 ともに自民現職の中山耕一、藤倉知格がそれぞれ5選、8選を狙う。候補擁立を探る立民の動向が焦点。
 中山は富谷市を拠点に、企業誘致や移住定住の促進を訴え、支持拡大を図る。
 藤倉は農業や子育て支援に加え、指定廃棄物最終処分場の白紙撤回を訴える。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月20日金曜日

5413チバQ:2019/09/23(月) 19:29:43
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190921_11030.html
<始動 宮城県議選>直前情勢(4完)塩釜/市長選で構図が一変 宮城/元議長の動向鍵握る

拡大写真
 任期満了に伴う県議選(10月18日告示、27日投開票)は告示まで1カ月となった。今月17日時点で23選挙区の59議席に、74人が立候補を表明している。東日本大震災から8年半が経過し、復興の在り方やポスト復興の針路を占う決戦を前に、各選挙区の情勢を追った。

■塩釜/市長選で構図が一変

 前議長佐藤光樹(51)が市長に転身。3選を狙う共産現職の天下みゆきと無所属新人の柏佑賢(すけかた)が立つ。
 天下は1日の市長選・市議選で党候補と連動。医療福祉の充実などを訴える。
 柏は自民推薦。若さを前面に知名度アップを図り、浮動票獲得に力を入れる。

■宮城/元議長の動向鍵握る

 ともに無所属新人の桜井正人と小渕洋一郎が立候補する。1日の松島町長選で敗れた元議長安部孝(63)の動向が鍵を握る。
 桜井は利府町議会議長を務めた。松島町でも町議らを通じて支持を広げる。
 小渕は利府、松島両町で平日朝に街頭活動を続け、知名度の向上に懸命だ。

■多賀城・七ヶ浜/3氏の戦い

 自民の仁田和広と深谷晃祐の現職2人に、共産新人の藤原益栄が挑戦する。
 8選を目指す仁田は地元の七ケ浜町に加え、多賀城市でも運動量を増やす。
 深谷は自民公認を得て再選をうかがう。多賀城市を中心に行動力で勝負する。
 藤原は市議9期の豊富な議員経験を持つ。非自民票の獲得に活路を見いだす。

■白石・刈田/2現職出馬

 安藤俊威、横山隆光の自民現職2人のほか、非自民の新人擁立の動きがある。
 安藤は事務所を構える予定の白石市を拠点に組織を構築し、7選を見据える。
 横山は県政報告会を開くなど着々と態勢づくりを進め、再選に照準を定める。

■名取/無風が一転

 3選を期す立民の太田稔郎と再選を目指す自民の村上久仁の両現職に、無所属新人の荒川洋平が割って入る。他に新人が検討中。
 太田は農業振興などの実績を掲げる。党勢も追い風に支持を呼び掛ける。
 村上は県政与党の強みをアピール。保守層を軸に地盤固めを急ぐ。
 荒川は立民の推薦を得た。市議2期の経験と若さを武器に浸透を図る。

■岩沼/三つどもえ

 自民現職の村上智行と無所属新人の加藤博子が立候補を決め、無所属新人の田村宏も名乗りを上げた。
 村上は市議12人の支援を取り付けるなど、4選に向けて足場を固める。
 加藤は県が検討する仙台空港24時間化を批判。非自民層の受け皿を狙う。

■角田・伊具/新人だけか

 自民現職の長谷川洋一(65)が今期で引退。自民新人の八島利美が立候補する。無投票の見込み。

■柴田/無投票濃厚

 自民現職の高橋伸二と、国民新人の枡和也が立候補を表明。他に動きはない。
 高橋は大河原町で県政報告会を開くなど、4選へ着実に支持をまとめる。
 枡は町議を務めた大河原町を核に、選挙区内の支援者をくまなく回る。

■亘理/3氏の混戦

 自民現職の渡辺和喜に、鈴木敦と渡辺重益の無所属新人2人が挑む戦いだ。
 9選を狙う渡辺和は村井嘉浩知事との近さを強調。後援会組織を引き締める。
 鈴木は元七十七銀行員。14日に亘理町で事務所を開き、活動を本格化させた。
 渡辺重は亘理町議からの転身を目指す。若さと行動力を売りに支持を訴える。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2019年09月21日土曜日

5414チバQ:2019/09/23(月) 20:34:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190923-00010001-dtohoku-l02
議会ねじれ、計画停滞 町長選の争点に/青森・野辺地町新庁舎建設
9/23(月) 10:30配信デーリー東北新聞社
議会ねじれ、計画停滞 町長選の争点に/青森・野辺地町新庁舎建設
築60年以上を迎え、老朽化している野辺地町役場。新庁舎建設問題は町長選の大きな争点となっている。
 野辺地町が進める町役場新庁舎建設の工事請負契約議案が町議会で否決されてから、3カ月余りが経過した。町側は原案をベースとした推進を目指しているが、野党議員が多数派を占める町議会は建設規模など事業の一からの見直しを求めており、議論は平行線のままだ。来月には同町長選が予定され、町関係者らは「新たなトップが決まるまで動きようがない」との見方を示している。新庁舎建設問題は、同町長選の大きな争点に浮上している。
 現庁舎は築60年超と老朽化が進む。新庁舎は防災拠点機能を備えた施設として、鉄骨造り一部3階建てで計画。移転する新町地区の用地も取得済みで、後は建設に着手するだけだ。
 しかし、今年4月の町議選を経て、議会構成は中谷純逸町長に近い与党議員が少数、野党議員が多数の“ねじれ”状態に変化。町は6月定例町議会に庁舎工事請負契約2件を提案したが、反対多数で否決された。
 野党側は「建設自体には賛成」としつつ、原案の工事費が膨大で将来の財政に与える影響が大きい点などを問題視。「計画は中谷町長の独断で進められてきた。町民の思いとかけ離れている」と訴え、建設地や施設規模を白紙ベースで考え直す必要性を強調した。
 町側はこれまで議論を重ね、議会の議決を得てきた経緯を踏まえ、原案を基本とした推進を改めて求める。町関係者は「設計費に約4500万円を掛けている。やり直すと今までの設計費が無駄。新たな設計費や時間も多大になる」と再検討の難しさを語る。
 6月以降、町側と野党側は議員説明会などで意見を交わしてきたが両者の意見はかみ合わないまま進展せず、町長選という“時間切れ”を迎える形となった。
 一連の経緯を巡り、与党町議は「否決の時点でこうなる未来は見えていた。野党は全く対案を示していない。(新庁舎を)選挙の道具にしただけだ」と批判。野党町議は「町民の意見を一切聞かない町長だから、このような事態になった。庁舎は町民の選ぶ新たなトップが決めるべきだ」と力を込めた。
 10月1日告示、同6日投開票の同町長選には、これまでに現職の中谷氏と、前町議で野党議員らが応援する野村秀雄氏、同町商工会会長の井口豊次氏の3人が出馬表明。各陣営も新庁舎建設を大きな争点と捉えており、激戦必至の情勢だ。
 町民の関心も高い。町内の女性(80)は「今の庁舎だと古くて恥ずかしい。良いものを作ってくれる人に期待する」と話していた。

デーリー東北新聞社

5415チバQ:2019/09/24(火) 21:35:47
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-20190921110922.html
議長選くじ引き決着 陸前高田市議会
2019/09/21 14:00岩手日報

 陸前高田市議会は20日、改選後初の臨時会を開き、正副議長選を行った。議長選は2氏が得票同数となり、くじ引きで福田利喜氏(61)=創生会=が当選。異例の接戦に終わった市長選の余波で、緊迫極まる展開となった。

 議長選は全18人による単記無記名投票で実施。福田氏と及川修一氏(63)=無所属=がともに9票を得た。このため、本人同士のくじ引きで当選者を決めた。

 福田氏に投票したのは創生会3人と碧(あお)い風5人、無所属大坂俊氏。及川氏に投票したのは本人と共産3人、新志会、とうほく未来創生各2人、無所属中野貴徳氏。

 碧い風は市長選で新人候補(落選)を支援した有志がつくる政治団体「改革たかた」(伊東紘一代表)の系列会派。福田氏も新人側に回った。反対に、及川氏への投票者の半数以上は戸羽太市長を支援し、構図が議長選にも持ち込まれた形だ。

5416 チバQ:2019/09/25(水) 08:51:56
>>5312
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190902_11015.html
松島町長に桜井氏再選 定住促進、企業誘致に支持

2019年09月02日 月曜日��再選を果たし、万歳をする桜井氏(左から2人目)=1日午後8時50分ごろ、宮城県松島町根廻の事務所

 任期満了に伴う松島町長選は1日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の桜井公一氏(69)が、無所属新人で元県議会議長の安部孝氏(63)を破り、再選を果たした。
 午後8時40分ごろ、桜井氏の当選確実の一報が松島町根廻(ねまわり)の事務所に入ると、支持者の歓声が上がった。桜井氏は前回の得票から約700票増えたことに謝意を表明。「訴えた公約を着実に推進し、町をパワーアップさせたい」と述べた。
 選挙戦で人口減対策としてJR駅周辺の定住促進や企業誘致を強調。東日本大震災からの復興、JR松島海岸駅のバリアフリー化決定といった観光面の実績も有権者の支持を集めた。
 安部氏は町議3期、県議5期の経験と人脈、行動力をアピールしたが、出遅れが響き及ばなかった。松島町磯崎の事務所で「準備の時間がない中で熱い支援をもらったが、訴えが浸透しなかった。深く反省している」と敗戦の弁を述べた。
 当日の有権者は1万2241人。投票率は64.53%で、前回を3.34ポイント上回った。
 ◇松島町長選開票結果(選管最終)
当 4,846 桜井 公一 無現(2)
  2,979 安部  孝 無新 
◎交流人口増へ積極策不可欠
 【解説】松島町長選は現職の桜井公一氏が、強敵と目された新人の安部孝氏を制した。1期4年の実績を評価し安定した町政の継続を求める声が多数を占めた。
 桜井氏は県などと連携し、長年の悲願とも言えるJR松島海岸駅の整備に道筋を付けた。マリンピア松島水族館跡地には商業施設「宮城県 松島離宮」が着工し、18歳までの子ども医療費助成も実現。国会議員や周辺自治体の首長の支援を受け、子育て世代などから幅広い支持を得た。
 安部氏は立候補表明が7月10日と出遅れた。6月半ばに意思を後援会に伝えるも幹部の賛否が割れ、県議後援会は活動を休止。町長選用の後援会が急きょ発足したが馬力に欠けた。
 自身の政務活動費の処理を巡る問題で騒動の責任を取り県議会議長を辞任した件への批判も根強かった。
 町にとって人口減少対策は重要な課題だ。2018年度末の高齢化率は37.9%。8月1日現在の人口は1万3979だが、国立社会保障・人口問題研究所が18年に示した将来推計によると、45年には15年比で41.1%も減少する。
 定住策などに加え、日本有数の観光地の利点を生かし交流人口を増やす積極姿勢が求められる。選挙戦の政策論争を謙虚に町政に生かすべきだ。
(塩釜支局・松田佐世子)
◎スポット/松島町長に再選 桜井公一さん/忍耐強く駅整備を推進
 「昔は短気だったが、今は違う。首長は忍耐強くなければいけないと、この4年間で学んだ」と語る。
 「無我夢中でやってきて結果が出ている」とする政策の代表格は、観光地の玄関、JR松島海岸駅のバリアフリー整備の決定。悲願でもあり「多くの応援に感謝している」と強調する。
 子どもが戻る元気なまちを目指し、農水産業振興や企業誘致を図る。幼稚園・保育園再編も検討中だ。
 座右の銘は「意思あれば道あり」。「たまに来る孫と遊ぶのが息抜き」と笑う。松島町手樽の自宅に妻、長女、母と4人暮らし。
[さくらい・こういち]1949年11月26日、松島町生まれ。宮城農高卒。会社経営の傍ら町議5期、2009〜15年に議長。15年町長選で初当選。19年6月から県町村会副会長。69歳。

5417 チバQ:2019/09/26(木) 15:32:43
>>5406
秋田の社民って、なんで強いんでしたっけ?

5418チバQ:2019/09/29(日) 19:04:19
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201909/20190929_33001.html
岩手
奥州で椎名親子の選挙資料30箱発見 小沢親子との「水沢戦争」に迫る
2019年09月29日 日曜日
市町村間の移動距離を記した里程表(奥州市教委所蔵、伏見教授提供)
記事写真 全2枚
 自民党副総裁や外相を歴任した椎名悦三郎氏(1898〜1979年)と、衆参両院議員を務めた次男椎名素夫氏(1930〜2007年)の選挙運動に関する資料が、地元の奥州市(旧水沢市)で見つかった。国会議員の「企業秘密」とも言える資料の発見は全国的にも珍しい。

 見つかったのは、椎名氏親子が遊説で使ったとみられる中選挙区時代の衆院旧岩手2区の地図や後援会の役員名簿、選挙結果の分析表など段ボール約30箱分。

 親子が政治活動の拠点とした奥州市の旧事務所に長年保管されていたが、建物の取り壊しに伴って2017年、椎名家の遺族が政治活動に関わる資料と共に市へ寄贈した。東北大大学院の伏見岳人教授(日本政治外交史)らが、市教委と共同で調査している。

 中央政界で著名な椎名氏親子は、選挙区では運輸相などを務めた小沢佐重喜氏(1898〜1968年)、自民党幹事長だった長男小沢一郎衆院議員(岩手3区)と、親子2代にわたって「水沢戦争」と呼ばれる戦いを繰り広げた。

 伏見教授は「選挙資料は通常『企業秘密』で表に出ることはない。地盤が途絶えた結果、体系的資料が見つかった珍しいケース」と指摘する。

 国会議員の地元活動に関する研究は「他陣営の回し者」などと見られて信頼が得られにくく、進んでいないのが実情だ。

 伏見教授は「椎名家資料の本格調査はこれからだが、後援会活動の実態にまで迫れる可能性が高い」と期待。「個人情報が含まれるので研究成果は慎重に公表する。全国の研究者にも参加を呼び掛けたい」と話している。

 悦三郎氏は55年から旧岩手2区で当選8回。田中角栄氏の後継総裁に三木武夫氏を指名した「椎名裁定」で知られる。素夫氏は79年から旧岩手2区で当選4回、参院岩手選挙区で当選2回。2004年に政界を引退した。

◎中選挙区の競り合い物語る/小沢事務所周辺だけ空白

 今回見つかった椎名悦三郎、素夫氏親子の選挙資料からは、中選挙区時代に衆院旧岩手2区でライバルだった小沢佐重喜、一郎氏親子と繰り広げた「水沢戦争」の実態が読み取れる。

 両親子がともに地盤とした旧水沢市の市街地図に細かく番号を付した資料は、小沢氏が事務所を構える袋町周辺だけが空白になっていた。

 東北大大学院の伏見岳人教授は「1979年の衆院選で素夫氏がつじ立ちをした場所と順番を記したものではないか」と推測する。

 中選挙区制では自民党が派閥単位で候補を擁立。定数4(90年まで)の旧岩手2区には椎名、小沢氏の両親子のほか、同じ自民党の志賀健次郎、節氏親子、社会党副委員長を務めた北山愛郎氏らがひしめいていた。

 「選挙区里程表」と記された地図は、旧岩手2区の市町村間の移動距離を記載。椎名氏親子が地元入りした際、効率的に移動できるよう地元秘書らが検討するために使ったとみられる。

5419チバQ:2019/09/29(日) 22:15:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00000015-khks-pol
照明灯問題、光見えず 仙台市議会で和解案巡り異論噴出
9/29(日) 11:16配信河北新報
照明灯問題、光見えず 仙台市議会で和解案巡り異論噴出
照明灯問題を巡り、代表質疑で異論や疑問が相次いだ市議会9月定例会
 仙台市が道路照明灯問題で東北電力と合意した和解案や損失額の穴埋めを巡り、26、27日にあった市議会9月定例会の代表質疑で、各会派から異論や疑問が噴出した。東北電が過払い額の半分を実質負担する和解案には「相手に有利な内容」と指摘があり、市が管理職に穴埋めを求めた金額にも「理解できない」と批判が集中し、議場には厳しい声が飛び交った。(報道部・横川琴実)

【グラフ】仙台市政に対する評価

 「説明を聞けば聞くほど疑問は増すばかりだ」。代表質疑初日、最初に登壇した最大会派自民党の斎藤範夫氏はこう切り捨て、7項目の疑問点を突き付けた。

 その一つが東北電との和解案。過払い額を市と同社が事実上折半する内容だが、斎藤氏は「(同社にとって)協力金は損金となり、節税対策になる。問題解決に協力する姿勢もアピールでき、東北電に有利な都合のいい案だ」と酷評した。

 続く公明党市議団の鎌田城行氏も、批判の矛先を同社に向けた。「本市は株主であり、このたびの問題については東北電を厳重注意すべきだ」と迫った。

 和解案を評価したのは共産党市議団の古久保和子氏。同社の責任を追及してきた経緯を振り返り「(協力金を負担するのは)東北電が事実上、責任の一端を担うべきだと感じたからだと受け止めた」と述べた。

 市は過払いで無駄にした9200万円から、東北電の協力金と減額された未払い額を引き、3440万円を市の実質的な損失額と計算。半額を管理職を中心に穴埋めするとしたが、算出根拠に疑問が相次いだ。

 民主フォーラム仙台の村上一彦氏は「過払いは市が無駄にした税金、未払いは支払うべき電気代。全く性質が違う」と指摘。「未払いをまけてもらったから、損失額から引き算するのは間違い」と語り、損失額は5740万円と主張した。

 自民の斎藤氏は「半額」を批判した。「百歩も二百歩も譲って損失額が3440万円だとしても、全額の穴埋め、これは絶対に譲れない。半額など到底理解できない」と語気を強めた。

照明灯問題、光見えず 仙台市議会で和解案巡り異論噴出
9/29(日) 11:16配信河北新報
 市は、神奈川県で小学校プールの給水栓を閉め忘れ、無駄になった上下水道代の一部賠償を校長らに求めた事例などを紹介し、半額の妥当性を訴えた。村上氏は「(仙台の)長期にわたる組織的な過失と同一に考えられない」と一蹴した。

 一方、社民党市議団の石川建治氏は、市職員に穴埋めを求めた郡和子市長の判断を疑問視。「職員に負担を求めることが、あしき慣習とならないか危惧している」と強い懸念を示した。

 郡市長は自身の給料月額を20%、2人の副市長は10%それぞれ3カ月間減額する方針を固め、本定例会に条例改正案を提出した。

 市幹部の身の処し方に不満をあらわにしたのは自民の斎藤氏。「減給額の合計はたった139万8000円。これで責任を果たせると思うのか」と糾弾した。

 共産の古久保氏は退職者にも穴埋めに協力を求めるよう要求。「歴代の市長と副市長は責任から逃れられない。遠慮せずに負担を求めるべきだ」と提案した。

[道路照明灯問題の和解案]仙台市は電気代の過払いが9200万円、未払いが2300万円と推定する。東北電力は道路照明灯LED(発光ダイオード)化事業への協力金として、過払いの半額に相当する4600万円を市に寄付する。市は未払い額のうち、10年の時効を迎えていない1140万円を東北電に支払う。市は一般会計補正予算案に協力金収入と未払い電気代を計上し、和解案と共に市議会9月定例会に提出した。

5420チバQ:2019/09/30(月) 17:40:40
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190930-419678.php
福島県議選前...岩城光隆氏死亡 31歳、自民公認で立候補予定
2019年09月30日 10時15分
 
 29日午後、福島県議選いわき市選挙区に自民党公認で立候補を予定していた岩城光隆氏(31)が亡くなっていたことが関係者への取材で分かった。いわき市草木台の自宅で家族が異変に気付き、搬送された病院で死亡が確認された。県警などによると事件性はないという。

 光隆氏は元参院議員・元法相岩城光英氏の長男。関係者によると、光隆氏は同日、あいさつ回りなどで外出し、午後5時30分ごろ帰宅。その後、家族が異変に気付いて119番通報した。

 光隆氏は今月、県議選への立候補を表明。支持者へのあいさつ回りなど多忙な生活を送っていたという。

 光隆氏は文教大情報学部卒。光英氏の事務所に勤務した後、2015(平成27)年4月から今年8月まで双葉町役場に勤めていた。

5421とはずがたり:2019/09/30(月) 21:39:22
福島県議選前...岩城光隆氏死亡 31歳、自民公認で立候補予定
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190930-419678.php
2019年09月30日 10時15分  
 29日午後、福島県議選いわき市選挙区に自民党公認で立候補を予定していた岩城光隆氏(31)が亡くなっていたことが関係者への取材で分かった。いわき市草木台の自宅で家族が異変に気付き、搬送された病院で死亡が確認された。県警などによると事件性はないという。


 光隆氏は元参院議員・元法相岩城光英氏の長男。関係者によると、光隆氏は同日、あいさつ回りなどで外出し、午後5時30分ごろ帰宅。その後、家族が異変に気付いて119番通報した。

 光隆氏は今月、県議選への立候補を表明。支持者へのあいさつ回りなど多忙な生活を送っていたという。

 光隆氏は文教大情報学部卒。光英氏の事務所に勤務した後、2015(平成27)年4月から今年8月まで双葉町役場に勤めていた。

5422チバQ:2019/10/01(火) 16:52:57
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20190909-413012.php
三春町長に坂本氏が初当選 新人対決制す
2019年09月09日  

妻玲子さんらと当選を祝う坂本氏(右)
 任期満了に伴う三春町長選は8日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の前副町長坂本浩之氏(63)が無所属新人の元副町長橋本国春氏(67)を1114票差で破り、初当選した。任期は21日から4年。

 4期目の今期限りで引退する現職町長を支えた副町長経験者による一騎打ちの戦いは、人口減少社会への対応などを争点に舌戦が繰り広げられた。

 坂本氏は市街地の住民や町議有志、同級生らでつくる自主応援組織を設立。町民、議会、行政が三位一体となったまちづくりを掲げ、支持を集めた。

 橋本氏は現職町長の後援会を基盤に組織戦を展開したが及ばなかった。

 投票率は60.33%で、2015(平成27)年の前回を7.27ポイント下回った。

 当日有権者数は1万4589人(男性7169人、女性7420人)。当選証書付与式は9日午後1時から町役場で行われる。

◇三春町長選開票結果(選管最終、敬称略)

当 4.920 坂本 浩之 63 無新
  3.806 橋本 国春 67 無新

5423チバQ:2019/10/02(水) 00:43:44
>>5034更新
【岩手県議会】
自民占拠率 13/48人 27%
知事 :達増拓也 【野党系】
議長 :関根敏伸(希望いわて)
副議長:中平均(いわて新政会)

立憲0
国民
社民2
共産3


希望いわて 14
■2018年5月時点 民進
軽石義則  国民公認【国民HPに名前あり】
髙橋元   国民公認【国民HPに名前あり】
■2018年5月時点 自由
伊藤勢至  国民公認【国民HPに名前あり】
佐々木順一 国民公認【国民HPに名前あり】
名須川晋  国民公認【国民HPに名前あり】
関根敏伸  国民公認【国民HPに名前あり】
郷右近浩  国民公認【国民HPに名前あり】
菅野博典  国民公認【国民HPに名前あり】
■2018年5月時点 その他
柳村一   無所属当選 たぶん無所属
佐藤ケイ子 無所属当選 たぶん無所属
五日市王  無所属当選 会派創成いわてだった
■新人or元職
岩渕誠   国民公認【国民HPに名前あり】
岩城元   無所属当選
千葉秀幸  国民推薦


いわて新政会 8
髙橋但馬 立民推薦
吉田敬子 無所属当選
千葉盛  無所属当選
中平均  無所属当選
佐々木朋和無所属当選
小野共  無所属当選
田村勝則 無所属当選
工藤大輔 無所属当選

日本共産党 3
高田一郎
千田美津子
斉藤信

社民党 2
小西和子 社民公認
木村幸弘 社民公認

自由民主党 13
米内紘正  自民公認
高橋康介  自民公認
佐々木宣和 自民公認
城内愛彦  自民公認
川村伸浩  自民公認
高橋穏至  自民公認
神﨑浩之  自民公認
佐々木茂光 自民公認
岩崎友一  自民公認
松倉史朋  自民公認 
千葉伝   自民公認
武田哲   自民公認
臼澤勉   自民公認

いわて県民クラブ 5
千葉絢子 県民公認
飯澤匡  県民公認
工藤勝博 県民公認
佐々木努 県民公認
ハクセル美穂子 県民公認

公明党 1
小林正信


無所属 2
上原康樹 無所属当選
工藤勝子  自民公認  なぜ会派離脱?

5424片言丸:2019/10/04(金) 10:03:45
岩城光隆氏「後援会」解散決める 31歳で死亡...福島県議選前に
10/1(火) 10:56配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-00010010-minyu-l07

 県議選いわき市選挙区に自民党公認で立候補を予定していた岩城光隆氏(31)=いわき市=が9月29日に亡くなったことを受け、岩城氏の連合後援会は30日、同市の選挙事務所で拡大役員会を開き、後援会と選対本部の解散を決めた。
 党県連は1日にも役員会を開き、公認の対応などを巡って協議する方針で、党いわき総支部長を務める青木稔県議は「党公認5人で連携しながら県政のために頑張れると期待していたのに残念だ」と話した。関係者によると、岩城氏は9月28日に福島市で開かれた自民県連の選対本部の事務所開きに出席、いわき市に戻ってあいさつ回りをした後、同日夜から29日午後5時ごろまで所属するいわき青年会議所(JC)のイベント運営に携わっていたという。JCのメンバーは「いつもと変わらなかったが、疲れた様子だった」と話した。

5425chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:55:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191「福島県議選」73人出馬へ 10月31日告示、10選挙区で無投票か
10/4(金) 11:45配信福島民友新聞
 改選前最後となる県議会9月定例会が3日閉会し、31日告示の県議選(定数58)に向け、事実上の選挙戦に入った。3日現在、現職53人、新人20人の計73人が立候補を表明しており、19選挙区のうち9選挙区で選挙戦が確実な情勢。ただ10選挙区で無投票の可能性があり、計79人が立候補を届け出て、無投票当選が8選挙区だった前回2015年に比べ動きはやや低調だ。投票は11月10日で即日開票される。
 定数10に県内最多12人がそれぞれ出馬を予定する郡山市といわき市、自民党現職の引退に伴い新人4人を含む6人が立候補を表明した須賀川市・岩瀬郡(定数3)などが注目区となりそうだ。
 今回定数が1増となった郡山市では、前回の11人を上回る現職8人と新人4人が立候補を予定。内訳は現職が自民4人、国民民主党2人、共産党と公明党が各1人で、新人は自民2人、国民民主、社民党が各1人。
 いわき市では自民の現職4人、国民民主の現職1人、共産の現職2人、公明の現職と新人各1人、立憲民主党の現職1人が名乗りを上げた。無所属の現職1人、社民の新人1人も加わり、現職2人が苦杯をなめた前回同様に混戦となる見込み。
 須賀川市・岩瀬郡では、自民の新人2人、国民民主の現職1人、共産の新人1人と、無所属の現職と新人各1人が出馬を予定する。
 福島市(定数8)では現職8人全員が立候補を予定し、自民の新人2人が議席獲得を目指す。会津若松市(定数4)では、自民が現職、新人の各1人、国民民主が現職2人、共産が新人1人を擁立する。
 このほか定数が1減となる喜多方市・耶麻郡(定数2)では現職2人と新人1人の計3人が立候補を予定。定数1の石川郡、南会津郡、相馬市・新地町の3選挙区で複数が出馬を表明している。004-00010003-minyu-l07

5426チバQ:2019/10/08(火) 11:15:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000001-yamagatan-l06
新庄市長、看護学校開設を撤回
10/8(火) 7:38配信山形新聞
 9月の新庄市長選で争点となった看護師養成所(仮称市立看護専門学校)の開設事業について、山尾順紀市長は7日、計画を断念すると発表した。地元医師会が同日、僅差の選挙結果などを理由に「計画に協力できない」との文書を市に提出したことを受け判断。山尾市政が掲げてきた看板政策が、選挙から約1カ月で撤回に追い込まれる結果となった。

 新庄市最上郡医師会(三條典男会長)は当初、「公益に利する」と考え、開設後の講師派遣などに協力する意向だった。だが、市が公表した年間8千万円以上の財政負担や、学生確保の困難さ、建設用地の不適切さといった問題が市長選を境に注目度を増した。山尾氏は4選を果たしたが、わずか55票差という結果も影響。医師会は市長選後の理事会で、改めて看護師養成所に対する見解を協議し、「民意にそぐわない計画に賛同できず、協力もできない」との結論に達した。

 同日夕、市役所で会見した山尾市長は「地元の医師が協力しない看護学校はあり得ない。(学校開設を)断念せざるを得ない」と強調。開設を望み、支持した市民に対しては「大変申し訳ない、としか言えない」と無念さをにじませた。

 校舎建設用地として取得した同市本町の旧沓沢医院跡地について、山尾市長は「街中のにぎわいづくりに向けた活用を検討する」と説明。看護教員として採用済みの4人に対しては、「個人面接し、それぞれの希望に最大限応えられるよう努める」とした。

 一方、公約を取り下げる形となった自身の責任について「人口減少対策の一つとして(学校開設を)訴えた。新たな手法で取り組む考えであり、断念したからといって責任問題とは捉えていない」と述べた。

 開設指定を審査する立場の県は同日、「地元で十分に議論が行われ、慎重に検討した上での判断だと思う。尊重したい」とした。

5427チバQ:2019/10/08(火) 11:16:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-00010002-sakuranbo-l06
沢市長選・三つ巴から現職と元衆議院議員の一騎打ちへ 「知名度に差」元市議会議長が出馬断念 山形
10/7(月) 20:47配信さくらんぼテレビ

山形県米沢市で11月に行われる市長選に立候補を表明していた元市議会議長が、7日、出馬の取りやめを表明した。三つ巴が予想された選挙戦は一転して一騎打ちとなる見込み。

出馬取りやめを表明した海老名悟氏(58)は、去年11月に米沢市長選に出馬表明し今年4月の任期満了をもって市議会議員を退いた。自民党の支部に推薦願を出すなど、当初は同じ自民系の中川勝市長(69)と分裂選挙になると見られていた。

しかし今年8月、旧民主党などに所属した近藤洋介元衆議院議員(54)が出馬を表明したことで状況が変わり、後援会や支援者と話し合った結果、出馬の取りやめを決めたという。

(海老名悟氏)
「(近藤氏との)知名度の差というのはいかんともし難いと感じていた」

海老名氏は、他の候補への支援や今後の政治活動について「申し上げる立場にない」と明言しなかった。米沢市長選はこれで三つ巴の戦いから現職と元衆議院議員の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

(再選を目指す中川勝市長)
「1対1であろうが三つ巴であろうが、とにかく私は私の訴えをしっかりと市民の皆様に提示し選挙戦に取り組んでいく」

また近藤氏は取材に対し「私自身の戦い方が変わることはない。停滞する米沢を変えたいという思いを訴えていく」と話した。米沢市長選は11月17日に告示、24日に投開票される。

5428チバQ:2019/10/09(水) 18:28:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000011-khks-pol
看護学校の設立断念 地元医師会が協力拒否 新庄市
10/8(火) 14:00配信河北新報
 山形県新庄市が2022年4月開校を目指していた市立看護専門学校(仮称)について、市は7日、計画を断念すると発表した。山尾順紀市長は会見で「新庄市最上郡医師会から計画を凍結・撤廃すべきだとの見解が示された。医師会の協力という大前提が崩れた」と語った。

 計画を巡っては市議会の賛否が割れており、今年3月と6月の定例会で関連予算が認められなかった。先月行われた市長選でも最大の争点となり、山尾市長が55票の小差で反対派の新人候補を下した。

 医師会の見解は、市長選後の理事会で決議された。学校運営費の年間8000万円の赤字や学生確保の問題などを挙げ「市長選の反対票が約半数を占め、市民が看護師養成所を要望していると思えない」と指摘。開校後の講師派遣などの協力を拒む内容で、7日に市に文書で提出された。

 山尾市長は「議会と議論を尽くし、関連費用を来年度予算に盛り込むのが最善と考えていた。計画に賛成してくれた市民に大変申し訳ない」と語った。

 市が既に取得した市中心部の建設予定地は、町のにぎわい確保のために活用していく方針。教員候補として今春採用した4人の職員については、個別に今後の対応を検討するという。

5429チバQ:2019/10/15(火) 10:11:43
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191015-00000003-pseven-soci
コンパクトシティ構想 先進地だった青森はなぜ失敗したか
10/15(火) 7:00配信NEWS ポストセブン
コンパクトシティ構想 先進地だった青森はなぜ失敗したか
2001年にオープンした青森駅前の再開発ビル「アウガ」
 人口減少や少子高齢化に悩む地方自治体が、徒歩で移動できる都市の中心部に住宅や商業施設、行政機関などを集積させようという「コンパクトシティ」構造。国も支援に乗り出して注目されてきたが、どうも成功事例が見当たらない。神戸国際大学経済学部教授の中村智彦氏が、早くからコンパクトシティを目指しながらも頓挫した「青森市」の現状をレポートする。

【写真】青森市の施設になった再開発ビル

 * * *
 一世を風靡した「コンパクトシティ」構想だが、その後、評判は芳しくない。特に先進地として名を馳せ、多くの人が視察に行われた青森市は、すっかり「失敗事例」の烙印を押されてしまった感がある。青森市の今はどうなっているのだろうか。

◆青森市のコンパクトシティを目指した「3つの問題」

 青森市がコンパクトシティという発想を「青森市都市計画マスタープラン」に盛り込んだのは、1999年。まだ、地方の人口減少問題があまり着目されていない時期だった。しかし、青森市ではすでに3つの問題を抱えていた。

 まず、地方財政の急激な悪化で、これ以上市街地が拡大すれば、充分なサービス提供が不可能になるという懸念だ。次に、下水道の整備の困難さ、そして除雪の問題だ。こうした中で、郊外開発の抑制と、都市中心部の再整備によって集住を進めることによって、行政コストを抑制し、持続可能な状況を維持しようという発想だ。

 こうした発想は、現在でも間違ってはいない。しかし、その実行にあたっては様々な問題が発生した。

◆駅前再開発計画がバブル破綻で頓挫

 青森駅は「青函連絡船」の発着場として、東北の玄関口であった。駅前には、魚介類や農産品を売る市場が形成され、賑わってきた。しかし、1970年代になると老朽化が問題となり、再開発の話が持ち上がった。その後、1990年に再開発組合が認可され、1992年に第三セクター・青森駅前再開発ビルが設立、総事業費約185億円という駅前一等地の商業ビル建設が動き始めた。

 計画当初は、中核テナントとして西武百貨店が進出を表明していたが、バブル景気破綻の余波で、開業前の1994年に撤退を決定した。

 その空きスペースを埋めるため、市が保留床を購入し、図書館、多目的ホールや男女共同参画プラザと駐車場を整備し、さらに青森駅前再開発ビルが残りの保留床を買い取ってテナントに貸し出す手法を採った。結果的に、総事業費約185億円のほとんどを市が負担することになった。

◆称賛を浴びる一方で赤字まみれの惨状

 そして、2001年にオープンした再開発ビル「アウガ」は、コンパクトシティの象徴として、地元のみならず全国の自治体からも視察が押し寄せるほど注目された。

 市の郊外から移転した図書館には、年間600万人が来館し、テナント部分には10代から20代向けのテナントが多数入店し、さらに地下には昔ながらの魚介や野菜を扱う市場が入っており、中心市街地活性化の成功事例として、マスコミにも紹介された。

 自治体関係者や政治家、地方経済の研究者やコンサルタントなども、青森のコンパクトシティを成功事例として持て囃した。しかし、そうした賞賛を浴びた日々は長くは続かなかった。

 華やかな表舞台に反して、実際には開業当初から大幅な赤字だったのだ。開業初年の2001年の売上高は計画を大幅に下回り約23億円であり、約2億5000万円の赤字だった。2008年になると第三セクター・青森駅前再開発ビルが巨額の債務を抱え、経営難に陥っていることが明らかになる。

 すでに約23億円まで債務が膨れ上がっており、筆頭株主だった青森市は金融機関に対して、この債務を約8億円で買い取ることを要請。事実上の債権放棄を金融機関側は受け入れざるを得なくなった。

 2009年の市長選挙では、コンパクトシティを推進してきた佐々木誠造氏が落選。新人の鹿内博氏が市長となり、計画の見直しが図られる。青森市は救済策として、2010年には駅前再開発事業の助成金として約2億円を交付するが、アウガの経営悪化は止まらず、2015年度には再び約27億円の赤字に陥った。翌2016年には資金回収をできなかったことを理由に鹿内氏が市長を引責辞任する事態となった。

5430チバQ:2019/10/15(火) 10:12:07
◆責任の所在うやむやなまま「市の施設」に

 2017年にはアウガ内の地下の市場部分以外の商業施設がすべて撤退し、第三セクター・青森駅前再開発ビルも経営破綻した。その後、補助金交付の際に、すでに債務超過状態であることを議会に報告していなかったことや、補助金の不正流用の疑いが出るなど、現在も問題は継続している。

 アウガそのものは、2017年末から市庁舎の窓口業務を順次移転し、2018年1月から全面供用され、市役所と図書館、そして以前からの地下の市場だけとなった。

 現在、アウガを訪れると、かつての商業ビルの面影はすっかりなくなっている。現状だけ見れば、「これはこれで成功ではないのか」と考える人もいるだろうが、ここに至るまで巨額の資金が税金から投入されており、「正直言って、アウガについては触れたくない。責任の所在がうやむやにされるのは納得できない」(青森市の中小商業経営者)というのが地元の意見を代表するだろう。

◆それでも駅前は若者で賑わっている?

 青森駅前は、東側のウォーターフロントに2010年に商業施設「A-FACTORY」が、2011年には観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が開業し、以前からある青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、青森県観光物産館アスパムなどと回遊できる観光地として整備されてきた。2016年には、北海道新幹線の函館延伸開業があり、北海道側と青森側の回遊観光の振興も進んでいる。

「青森市は、もともと物販は物販、市場は市場、飲食街は飲食街と地域が分かれており、買い物しながら飲食するという雰囲気ではなかった。それが、最近、物販が中心だった駅前に近い新町周辺に、若い世代が喫茶店や居酒屋、バーなどを開業しており、賑わいが出てきている」(青森市の中小企業経営者)

 地元の経営者と話をすると、商店街の経営者が世代交代をし、自ら飲食店に進出したり、店舗を貸し出したりするなど、動きが見えてきたと指摘する。

 実際に、10年ほど前と比較すると、大手チェーン店に混じって、個人営業をする小規模な飲食店が増えているようだ。個性的なカフェや古書店など、都市の魅力を持った店舗も中心部に点在している。

「高齢化して閉店した後などに、若い経営者が開業する事例も増えている。郊外のチェーン店にはない、独自性とか面白さをそれぞれの経営者が打ち出すことで、若い世代が中心街に自然と集まってきている」

 と、飲食店経営者の男性は話す。

◆コンパクトシティとアウガの失敗は切り離すべきか

 総務省が発表した住民基本台帳に基づく2019年1月1日時点の人口動態調査(2019年7月10日発表)によると、東北6県の人口(外国人含む)は前年比0.94%減の884万2608人だった。

 青森、岩手、秋田、山形の4県が減少率1%を超え、全国の中で東北の減少幅が一段と拡大している。日本人の人口減少率は、秋田県に次いで青森県が全国第2位のマイナス1.28%と厳しい状況が続いている。特に県外に転出することによる「社会増減」の減少率は、青森県が全国1位の0.50%だった。

 確かに、青森市中心部でも駅から距離のある元々の飲食店街である本町周辺で閉店などが増えているという。「最近、風俗の無料案内所などが増えて、若い女性が通りづらいところもある。古くからの飲食店街なので、行政もなんらかの活性化策を考えても良いのではないか」と別の経営者は話す。

 そうしたことを考えると、青森の人口減少や少子高齢化は今も深刻な問題であり、コンパクトシティの必要性が失われたわけではない。

 地元企業の経営者たちが揃って口にするのは、「コンパクトシティ構想を、中心市街地活性化、商業活性化と単純化したところに誤解があった」ということだ。アウガの失敗は、あくまでノウハウのない行政が商業ビルの運営に乗り出したことや、補助金頼みの不明朗な経営を行った第三セクターの責任が大きい。アウガの失敗が、そのままコンパクトシティの失敗とは言えない面もあるのだ。

5431チバQ:2019/10/16(水) 16:23:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00010009-minyu-l07
東北線「新白河-松川間」再開見通せず JR在来線は一部再開
10/16(水) 11:22配信福島民友新聞
東北線「新白河-松川間」再開見通せず JR在来線は一部再開
始発から原ノ町―仙台駅間で運転が再開され、通学者らで混雑する改札=15日午前7時55分ごろ、JR原ノ町駅
 台風19号の影響で運転見合わせが続くJR在来線は、一部で16日から運転を再開する。
 再開されるのは東北線松川―藤田間と白石―岩沼間、只見線会津若松―会津川口間。東北線は始発から本数を減らし運転を再開する。
 15日に運転を再開した東北線黒磯―新白河間は、16日は本数を減らして運転。東北線新白河―松川間と磐越東線、水郡線郡山―常陸大宮間は再開の見通しが立っていない。水郡線の郡山―常陸大子間は復旧工事に約1カ月を要す見込み。

5432チバQ:2019/10/16(水) 17:38:07
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/258129
2019年10月7日
新人野村氏が現職中谷氏破る 野辺地町長選
拡大する
初当選が決まり、支持者らと万歳三唱をする野村氏(中央)=6日午後10時25分、野辺地町野辺地の事務所
 任期満了に伴う野辺地町長選は6日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で元町議の野村秀雄氏(56)が4894票を獲得、3選を目指した現職の中谷純逸氏(70)を大差で破り、初当選を果たした。投票率は69.12%で、前々回2011年(15年は無投票)の77.17%を8.05ポイント下回った。

5433チバQ:2019/10/17(木) 14:22:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000001-yamagatan-l06
米沢市長選、現新一騎打ちの可能性
10/17(木) 9:31配信山形新聞
 任期満了に伴う米沢市長選は11月17日の告示(24日投開票)まで1カ月となった。再選を目指す現職の中川勝氏(69)=本町3丁目=と新人で元衆院議員の近藤洋介氏(54)=舘山1丁目=の2人が立候補の意思を表明しており、現時点で一騎打ちの構図になるとみられる。

 中川氏は昨年の市議会12月定例会で出馬を表明。9月29日に後援会事務所開きをし、自民党県連の推薦を得て態勢を整えている。財政健全化、市立病院建設、小中学校再編に道筋を付けたことなど4年間の実績を掲げ、市政の継続を訴える構え。

 近藤氏は8月30日に出馬表明した。9月14日に後援会事務所を開き、態勢を固めている。政党の推薦は受けず、幅広い層の支持を集める狙い。元経済産業副大臣など国政での経験を武器に10年後の米沢像を掲げ、経済政策で現職との違いを示す。

 9月2日現在の有権者数は6万8028人(男3万2906人、女3万5122人)。

◇立候補予定者(敬称略)
中川勝 69 市長 無現
近藤洋介 54 元衆院議員 無新

5434チバQ:2019/10/21(月) 15:02:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000003-webtoo-l02
八戸市長選に独自候補/国民民主、人選を進める方針
10/21(月) 8:42配信Web東奥
 国民民主党県第2区総支部(総支部長・田中満県議)と党八戸市支部(支部長・寺地則行市議)は20日、同市の八戸パークホテルで会議を開き、2021年11月任期満了に伴う次期市長選について、独自候補擁立に向けて人選を進める方針を決めた。できるだけ早い時期に候補者を絞り込み、次期衆院選と連動した戦いを視野に入れる。

 田中、寺地両氏によると、会議では現職小林眞氏の市政運営について、稼働率が低迷し毎年多額の赤字を出している八戸港第3魚市場A棟や、中心市街地への大型公共施設建設、民間事業者が八戸駅西地区に整備中の多目的アリーナへの市の支援などが取り上げられ、市財政が厳しくなっていると批判の声が上がった。

 また、党組織の求心力を強化するためにも戦うべき-と主戦論が相次いだ。今後、それぞれの人脈を使って候補者を発掘することを確認した。

 市長選を巡り同党は、前身の民進党時代の前回17年は不戦敗、民主党時代の前々回13年は小林氏を自民、公明党などとともに推薦した。次期市長選では小林氏を含め、名乗りを上げている人はいない。

 会議ではほかに、次期衆院選青森県2区について意見交換し、あらためて三浦博司市議が出馬に意欲を示した。

5435チバQ:2019/10/21(月) 15:20:14
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191019_04.html
沿岸3選挙区は無投票 論戦不発に

防災集団移転団地での第一声を終え遊説に向かう候補を見送る支持者=18日午前9時55分ごろ、東松島市
拡大写真
 東日本大震災の沿岸被災地で、復興の来し方行く末を問う論戦は不発に終わった。18日告示された県議選は津波で大規模被災した3選挙区で無投票となった。暮らしとなりわいの将来は。東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働の是非は。被災者は選択の1票を投じないまま、復興のあすの白紙委任を余儀なくされた。
 石巻・牡鹿(定数5)、塩釜(2)、東松島(1)各選挙区は現職と新人計8人が早々と当選を決めた。
 「県議を選ぶことができず、非常に残念だ」
 東松島市野蒜の無職坂本雅信さん(70)は、復興施策への意思表示ができない結果に落胆する。自宅が津波被害を受けて約800万円かけて修繕した。「被災地は過疎化が進んでいる。在宅被災者の支援にもっと力を入れてほしい」といら立ちを募らせた。
 「地域の将来を担う若い人たちの投票機会が奪われたのは残念だ」。石巻市で子ども支援のNPOに携わる同市の長沼利枝さん(62)は、18歳選挙権導入後初の県議選で最大被災地の若者の投票機会が失われたことを惜しんだ。
 同市の無職岩渕なつ子さん(88)は「選挙は候補者が有権者の生の声を街頭で聞ける機会のはずだ。私たちの声を聞いてほしかった」と嘆いた。
 壊滅的な被害を受けた水産業の復興のありようは、投票時の判断材料になるはずだった。
 「石巻の復興はこれで良かったのだろうか」。同市で水産加工業に携わる男性(75)は震災からの日々を振り返り、「選挙で各候補が切磋琢磨(せっさたくま)すれば議員の質の向上にもつながるはず。今は自分で頑張るしかない」と力を込めた。
 塩釜市魚市場の卸売機関の一つ、塩釜魚市場の志賀直哉社長(72)は「中小零細企業はきつい。『水産のまち』の火を消さないため、県とのパイプ役である県議の役割は大きい。無投票だけにこれからが大事だ」と強調した。
 女川原発再稼働を巡り、県議会は次の任期中に判断を迫られる可能性が高い。
 石巻市で水産加工会社を営む60代男性は「事故が起これば直接的な被害を受ける。責任の所在が曖昧な状態で再稼働に踏み切るべきではない」と意見する。同市の60代女性は「原発は次世代に与える影響が大きい。原発が語られる機会がなくなってしまった」と憤りを隠さなかった。


2019年10月19日土曜日

5436チバQ:2019/10/21(月) 15:20:50
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191019_07.html
候補者奔走/名取 20年ぶり4人が立候補

支持者と握手し、支援を呼び掛ける候補者(右)=名取市
拡大写真
 名取(定数2)は、現職と新人計4人による混戦になった。4人の立候補は20年ぶり。
 自民現職の村上久仁氏(61)は事務所前で「大変厳しい選挙だ」と強調。7月の参院選宮城選挙区の結果を踏まえ「何があるか分からない。力を与えてほしい」と訴えた。
 無所属新人の荒川洋平氏(38)は事務所前で支持者に「(東日本大震災の)被災地の持続可能な街づくりのため、名取に県の財源を引っ張ってくる」と決意を語った。
 立民現職の太田稔郎氏(68)は事務所前で第一声。水道事業運営の民間委託や仙台空港24時間化など県政課題を挙げ「県民と議論を重ねながら検証し、地域課題を解決する」と語った。
 無所属新人の大久保三代氏(43)は商業施設前での第一声で「県議になったら、村井嘉浩知事の最も手ごわい敵になる。実効性のある県政が行われるようチェックする」と意気込んだ。


2019年10月19日土曜日

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191019_08.html
候補者奔走/大崎 5人が復旧など訴え

第一声の後、出発する候補者を見送る支持者ら=大崎市
拡大写真
 現新5人が争う大崎(定数4)では、各候補が台風19号の豪雨被害を受けた地域の早期復旧などを訴えた。
 自民現職の佐々木賢司氏(49)は三本木の事務所前で約100人を前に第一声。「スピード感を持って復旧に当たる。国や県、市とのパイプ役として必要な策を形にする」と訴えた。
 自民現職の中島源陽氏(57)は岩出山での第一声を終えた後、古川の県大崎合同庁舎前で「被災者の思いを受け止め、国、県、市でやらなければいけないことを実現させる」と誓った。
 自民現職の菊地恵一氏(61)は古川の事務所前で出陣式。「災害から地域を守るため、柔軟に対応する制度が必要。中心市街地のまちづくりにも力を入れる」と約250人に約束した。
 共産現職の内藤隆司氏(61)は古川の事務所前での第一声でマイクを握り、「行政の手が届かない被災者を支援する。野党連携と市民共闘で社会を変える一歩にする」と力を込めた。
 立憲民主新人の佐藤仁一氏(68)は、旧岩出山町長を務めた地元で出陣式。約150人の前で「農家への戸別所得補償を復活させ、地域を再生させる」と持論を展開した。


2019年10月19日土曜日

5437チバQ:2019/10/21(月) 15:21:22
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191019_10.html
候補者奔走/太白 激戦6人、気引き締め

街中でニアミスし互いに手を振り合う選挙カー=仙台市太白区
拡大写真
 太白(定数5)は現職4人、新人2人の計6人による少数激戦だ。新人は引退議員の後継と元仙台市議。各陣営は「実力伯仲の厳しい戦い」と気を引き締め、住宅地や商店街を精力的に駆け巡った。
 無所属新人の石田一也氏(51)は6期務めた藤原範典氏の後継。西多賀の事務所前で約120人に「必ず議席を勝ち取る」と誓った。立民県連代表の岡本章子衆院議員も駆け付けた。
 公明現職の横山昇氏(52)は長町の事務所前で第一声。「震災復興、災害対策に全力で取り組む」と力を込めた。応援に来た若松謙維参院議員は「勝たせてください」と絶叫した。
 社民現職の岸田清実氏(64)は午前、長町の商店街を練り歩き、支持を求めた。約120人が集まった第一声で「もう一度、県政課題に取り組めるよう力を貸してほしい」と懇願した。
 共産現職の角野達也氏(60)はJR長町駅前で第一声に臨み、約80人を前に「原発再稼働、水道民営化をストップさせる」と気勢を上げた。高橋千鶴子衆院議員もマイクを握った。
 自民現職の佐々木幸士氏(47)は長町の大型商業施設前に立ち、特別支援学校の秋保地区への新設など実績をアピール。「今後も障害者の声を県政に反映させていく」と約束した。
 自民新人の渡辺拓氏(43)は八木山本町の事務所前で第一声。市発達相談支援センターに常勤医を配置させた市議時代の成果を披露し「誰一人取り残されない社会をつくる」と訴えた。


2019年10月19日土曜日

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191019_09.html
候補者奔走/若林 4人地盤へ商店街へ

拡大写真
 宮城県議選が18日告示され、参院選、仙台市議選と続いた亥(い)年選挙を締めくくる政治決戦が始まった。無投票の8選挙区を除く15選挙区で、計63人の候補者が9日間の論戦に突入。台風19号の深い傷痕が県内各地に残る中、懸命の訴えが響き渡った。

 自民の現新2人、野党の現新2人がぶつかり合う若林(定数3)。候補者は「誰が振り落とされてもおかしくない」と懸命に支持を呼び掛けた。
 共産現職の福島一恵氏(58)は選挙カーで支持固めに奔走した。東日本大震災の被災者が暮らす荒井地区の災害公営住宅に出向き、「1人も取り残さない復興を目指す」と訴えた。
 立憲民主新人の三浦奈名美氏(54)は、8月に初当選した党市議と同じ三百人町の事務所に入った。4人の子育て経験から「宮城版の給付奨学金創設を目指す」と意欲を見せた。
 自民新人の高橋克也氏(34)は南小泉や連坊、荒町の各地区を転戦。商店街では店を1軒ずつ訪ねた。演説で地域活性化を訴え、「若い世代が責任を持って取り組む」と力を込めた。
 自民現職の渡辺勝幸氏(44)は地盤の六郷地区を中心に回った。県政与党の一員として震災復興などの実績を強調し「引き続き県の先頭に立って政治活動を進めたい」と決意を述べた。


2019年10月19日土曜日

5438チバQ:2019/10/23(水) 14:17:48
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191023_02.html
宮城県議選
激動 19県議選(下)選挙区ルポ
2019年10月23日 水曜日
個人演説会で支持者に深々と頭を下げる候補者=亘理町
記事写真 全2枚
◎名取(定数2)=名取市 現新4人入り乱れ激戦

 自民現職と立憲民主現職、立民推薦の新人を軸に、4人が激戦を繰り広げている。

 自民現職の村上久仁は21日の個人演説会で台風19号被害を挙げ、水害に強い街づくりを強調した。「県政与党だからこそ実現できる」。与党議員の強みを訴え、地盤固めに奔走する。

 無所属新人で立民推薦の荒川洋平は市議2期の実績と30代の若さをPRし「県民、市民のための政治を是々非々でやる」と主張。20日は立民県連代表の岡本章子が応援マイクを握った。

 立民現職の太田稔郎は障害者福祉や観光など2期8年の実績をアピールし「生まれ育って良かったという街をつくりたい」と力説する。立民の全面支援を受け、支持拡大を図る。

 無所属新人の大久保三代は各地域で個人演説会を実施。元衆院議員の経験を踏まえ「公立病院改革で医療の質を上げる」と持論を展開する。教育政策も訴え、子育て層への浸透を狙う。

◎宮城(定数1)=松島、利府町 町長選の禍根混戦拍車

 自民系無所属の元議員と新人2人が三つどもえとなって、8年ぶりの選挙戦を争う。松島町で9月にあった町長選の影響で票が流動化し、混戦に拍車を掛けている。

 元議員の安部孝は、6選に向けて危機感を高める。一騎打ちで争った松島町長選で当選した桜井公一の支持者らが離れ、一枚岩の地盤に亀裂が入った。街頭演説で「即戦力は私だけだ」と強調し、小まめに地域を回る。

 新人の桜井正人は元利府町議会議長。「中身が詰まった県と町のパイプを替えよう」と力がこもる。議席を獲得すれば利府からは半世紀ぶり。町長の熊谷大、前町長の鈴木勝雄が第一声でマイクを握り、複数の松島町議も支援する。

 元利府町議の新人小渕洋一郎は、松島町議と二人三脚で選挙戦を展開する。第一声で「自衛隊出身。危機管理のエキスパート」とアピール。選挙区を縦横に選挙カーで回り、街頭演説や住民との握手を重ね、票の掘り起こしに懸命だ。

◎亘理(定数1)=亘理、山元町 後継2新人現職に挑む

 9選を期す自民現職に後継をもくろんでいた保守系の無所属2新人が挑む。

 自民現職の渡辺和喜は告示日の18日が78歳の誕生日だった。第一声で「選挙になると元気になると周りから笑われる」と高齢に伴う健康不安説を一蹴。実績と経験をアピールした。選挙カーで地域を回り、「これまでで最も厳しい戦い」(陣営)を乗り切る。

 現職を推薦人に昨年末、自民入りした無所属新人の鈴木敦は31年間の七十七銀行での経験を強調。20日の演説会で「政策とは優先順位と予算付けであり、私の最も得意なこと」と訴えた。名前の浸透が鍵。陣営は「手応えを感じてきた」と言う。

 結婚式で現職が仲人を務めた無所属新人の渡辺重益は亘理町議からの転身を狙う。21日の演説会で「令和の時代にふさわしい亘理郡をつくる」と、40代の若さを自負した。陣営は「各地区に築いた後援会が集票に結び付くかが勝負」と引き締めを図る。
(敬称略)

5439チバQ:2019/10/23(水) 14:18:40
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191022_01.html
宮城県議選
激動 19県議選(中)選挙区ルポ
2019年10月22日 火曜日
記事写真 全2枚
◎栗原(定数2)=栗原市 構図変化票固めに奔走

 保守系新人の参戦で、同じ顔ぶれで2回続いた三つどもえの構図が変わった。3候補の地盤や支持層を巡り、攻守入り乱れる混戦になっている。

 自民党現職の長谷川敦は21日午後、党衆院議員小野寺五典と栗原市築館で街頭に立った。3期12年の実績を示し、「県政与党の私を押し上げてほしい」。祖父の元法相峻から続く「長谷川ブランド」死守を誓う。

 その2時間後、無所属新人の瀬戸健治郎が小野寺と街頭に立った。自民カラー演出の舞台に選んだのは、地盤の同市若柳ではなく栗駒。「農業、農村、農地を守る」。知名度を上げ、票掘り起こしに全力を注ぐ。

 「自民2議席独占を許すわけにはいかない」。無所属現職の熊谷義彦は18日、同市築館での第一声で気勢を上げた。同市は参院選で野党統一候補が自民候補の得票を上回った。その再現へ支持固めに奔走する。

◎登米(定数2)=登米市 保守革新支持入り乱れ

 保守と革新の支持層が入り乱れ、地域票を奪い合う激しい戦いとなっている。

 「子どもの貧困と格差をなくしたい」。無所属新人の佐々木奈津江は事務所前で第一声を上げた。前回敗れた雪辱を期し2度目の立候補。県選出参院議員の元秘書で前回は革新色が強い布陣だったが、今回は後援会に保守層も取り込んだ。

 「地域の安全安心を支えるのが議員の仕事」。4選を期す無所属現職の渡辺忠悦は、台風19号の被災直後に市内をいち早く回った。告示日には3期務めた実績と県とのパイプを強調。前回トップ当選を果たした後援会組織を固める戦略だ。

 「縮小社会で暮らしの質を高め、豊かな地域をつくる」。自民新人の伊藤吉浩は引退する自民現職の後継者で、父親は旧南方町長。「自民の明かりを消してはならぬ」と知名度アップに懸命だ。イチゴ栽培農家でもあり産業振興を訴える。

◎大崎(定数4)=大崎市 豪雨被害で情勢不透明

 自民現職の3人が組織力を発揮する一方、野党の2人が非自民票を巡って空中戦を展開。台風19号による豪雨被害があり、情勢は不透明さを増す。

 再選を狙う自民現職の佐々木賢司は、拠点の一つ大崎市鹿島台が被災し、避難所に通う。第一声で「復旧を加速する」と誓った。自民現職の中島源陽も台風被害を念頭に「広域流域型の水害対策を取る」と田尻の集会で語った。

 4選を狙う自民現職の菊地恵一は、地盤とする古川などを飛び回る。古川では「地元の議員こそ課題が解決できる」と強調した。

 再選を期す共産党現職の内藤隆司は20日、古川で党書記局長の小池晃と街頭演説した。「市民と野党連携で新政権をつくる」と述べた。

 同日、立憲民主党新人の佐藤仁一は党代表の枝野幸男と古川で演説。「国の方ばかり向く県政を変える」と野党勢力の結集を訴えた。
(敬称略)

5440チバQ:2019/10/23(水) 14:19:45
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191021_05.html
宮城県議選
激動 19県議選(上)選挙区ルポ
2019年10月21日 月曜日
地域の集会所で候補者とともに気勢を上げる支持者=若林区
記事写真 全2枚
 県議選は27日の投開票に向け、選挙戦となった15選挙区で一進一退の攻防が繰り広げられている。政党や団体が支持固めに入る一方、地域票の争奪戦も過熱する。つばぜり合いが続く激戦区で、各候補の戦いを追った。
(敬称略)

◎若林(定数3)=仙台市若林区 与野党の現新4人乱戦

 自民党の現新2人と野党の現新2人が激しく票を奪い合い、乱戦の様相だ。

 立憲民主党新人の三浦奈名美は党県連が全面支援する。18日の第一声には党衆院議員らが並び、党の看板を押し出した。「実質的には新人同士の一騎打ち」(県連幹部)。現職が引退した自民の1議席に照準を定める。

 再選を期す共産党現職福島一恵は2015年の前回、非自民票の受け皿となりトップに肉薄した。陣営には「野党同士で票を食い合う」との懸念も強い。小規模な集会や街頭を重ね、仙台市議時代からの地域票に活路を見いだす。

 自民新人の高橋克也にとって党の2議席維持が大命題だ。義父の元参院議員中野正志が集票の前面に立つ。19日夜の集会では「無責任な野党に県政を任せるわけにはいかない」と敵意をむき出しにし、息子への支持を訴えた。

 再選を目指す自民現職の渡辺勝幸。「沖野出身です」と連呼しながら地元の票固めに躍起だ。勢いに乗る野党、元国会議員が支える党新人を相手に「見えない敵と戦っている感じだ」と陣営関係者。総力戦で議席を死守する構えだ。

◎太白(定数5)=仙台市太白区 12年前選挙 状況重なる

 前回の亥(い)年選挙だった2007年と状況が重なる。

 4選を期す自民現職の佐々木幸士は19日夜、太白区中田町で演説会を開いた。中田地区は初挑戦の07年、議席を分けた元自民県議の地盤で今回は空白域。「大々的な集会はできなかった」と陣営。上積みを図る。

 18日にあった自民新人の渡辺拓の第一声。約80人の中に、党国会議員や仙台市議の姿はなかった。「党公認でも現職に全て(支援)がつく」と渡辺。市議時代から自身の力で支持者を開拓した自負をにじませた。

 旧民主党勢力が再結集する。「立民、国民推薦は私だけ」。20日、無所属新人の石田一也が胸を張った。立民は参院選、仙台市議選で快進撃を見せた。陣営は政権交代前夜の07年の勢いとダブらせ、必勝を誓う。

 6選を目指す社民現職の岸田清実は12年前、苦杯をなめた。「48票を忘れない」。当時の票差を合言葉に陣営を引き締める。党唯一の公認。旧社会党時代から維持した県議会の議席死守を懸け、地元を固める。

 「実力伯仲。劣勢だ」。再選を期す公明現職の横山昇が20日、JR長町駅前で危機感をあおった。隣は党代表山口那津男。「勝たせてください。押し上げてください」。山口の絶叫と支持者の歓声がこだました。

 共産現職の角野達也も再選をうかがう。「苦しい」。胸の内を語る。市議選太白選挙区で党公認候補2人が得た票は計8736。前回の当選ラインを割る。「太白の議席を守ってください」。必死の訴えが続く。

5441チバQ:2019/10/24(木) 16:16:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00010008-minyu-l07
いわき市選管が福島県議選「延期」要望 復旧との両立『苦悩』
10/24(木) 10:58配信福島民友新聞
 告示まで1週間に迫った県議選について、いわき市選管は23日、台風19号で甚大な被害を受けた状況を踏まえ、日程の延期を検討するよう県選管に要望した。
 県選管によると、今回の県議選で市町村選管から延期の要望を受けたのは初めて。県選管事務局は「書面が届いていないのでコメントできない」としているが、現時点で延期について検討していないという。
 要望では延期の検討のほか、予定通り実施する場合の職員派遣や財源の確保を求めている。

5442チバQ:2019/10/24(木) 16:47:07
会派名 緑風会(りょくふうかい)4名
会長
今村剛司(いまむら たけし)
所属議員
名木敬一(なぎ けいいち)
大木進(おおき すすむ)
諸越裕(もろこし ひろし)


https://www.asahi.com/articles/ASMBP5VHXMBPUGTB00Q.html?iref=sp_poltop_feature_list_n
福島の郡山市議3人、台風直後に四国へ視察 災害対応中
見崎浩一、枝松佑樹 2019年10月22日20時22分

シェア
ツイート
list
ブックマーク
2
メール
印刷
写真・図版JR郡山駅を東西に結ぶ道路は完全に水没した=2019年10月13日午前8時43分、福島県郡山市

[PR]
 台風19号で6人が死亡した福島県郡山市の市議会議員3人が、被害の全容がまだ見えず災害対応に追われている中で四国に行政視察に出かけていた。緊急対応時の3人の行動について、市議会では疑問視する声があり、最大会派の川前光徳議員(52)は21日、「辞職勧告決議を視野に懲罰委員会を設置すべきだとの意見が多数あり、対応したい」と話した。

 市議3人は16日から2泊3日で、「先進的な施策の調査研究のため」とし、高知市と徳島県三好市、徳島市の市役所を訪れ、「移動投票所の取り組み」や「駅周辺まちづくり計画」などに関してそれぞれ2時間ほど話を聞いた。費用は政務活動費で1人あたり15万円前後という。

 一方、台風19号による大雨で郡山市は阿武隈川流域を中心に約1440ヘクタールが浸水し、市の約15%に相当する最大2万1千世帯が床上・床下浸水などの被害を受けた。約4千人をピークに、21日も約500人が避難生活を続けている。

 会派4人のうち、会長の市議(69)は参加しなかった。朝日新聞の取材に対し、参加した名木敬一市議(55)は「視察に行っている間も被害が日ごとに深刻化しているニュースなどを見ていて後ろめたい気持ちだった。議員としてではなく、一般社会人の常識としても『行かない』という判断をすべきだった」と後悔。諸越裕市議(64)は「(被害地域は)地元ではないので、いてもやることがなかった」、大木進市議(66)は「(取材には)会派会長が代表してお答えする」などと答えた。(見崎浩一、枝松佑樹)

5443チバQ:2019/10/28(月) 21:25:35
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191024_02.html
宮城県議選終盤情勢(上)中位4氏攻防激化 青葉/最終議席共社競る 太白/立民新人抜け出す 泉
 宮城県議選は、27日の投開票まであと3日に迫った。東日本大震災からの復興の在り方や台風19号の豪雨被害を受けた洪水対策を巡り、無投票の8選挙区(計16人)を除く15選挙区の計63候補が舌戦を繰り広げている。最終盤に差し掛かった各選挙区の情勢を探った。

■青葉 中位4氏攻防激化

 現職2人が優位に立つ。再選を期す公明党現職の遠藤は支援団体の創価学会を中心に票を固める。立憲民主党現職の遊佐は7選へ、地元の東勝山を拠点に無党派層への浸透を図る。
 中位は4人がひしめく。8選に挑む無所属現職の菅間は旧宮城町などの後援会を引き締める。自民党新人の福井は議長相沢光哉の後継で保守層の支持を受ける。4選を狙う無所属現職の吉川は東北電力労組が応援。共産党新人の金田は3期務めた遠藤いく子の支持層を頼りに議席死守へ躍起だ。
 9選を目指す自民現職の中沢は地元宮町などに軸足を置き、追い上げる。立民新人の渡辺は企業や団体を回り、支持拡大に懸命。無所属新人の大草は自らの人脈に活路を見いだす。

■宮城野 5選狙う2氏トップを争う

 5選に挑む2人が首位を争う。自民現職の石川は保守層をまとめ、堅調な戦い。公明現職の庄子は創価学会の全面支援を受ける。
 8選を狙う無所属現職の坂下は労組票を軸に浸透。共産現職の大内は党支持層を固め、再選を期す。堀内は立候補表明が遅れ、挽回に必死だ。

■若林 野党2氏競り合う

 戦いを優位に進める自民現職の渡辺に、自民新人の高橋が迫る。立民新人の三浦、共産現職の福島が競り合う展開だ。
 再選をうかがう渡辺は地元の六郷地区を固め、トップ当選の前回から上積みを図る。高橋は義父で元参院議員中野正志が前面に立つ。細川雄一が3期で退き、支持者の動向が鍵を握る。
 三浦は同世代の女性に照準を定める。参院選から続く党勢を支えに、無党派層への浸透を急ぐ。再選を目指す福島は党支持層に加え、市議時代からの地域票を掘り起こす。

■太白 最終議席共社競る

 無所属新人の石田、自民現職の佐々木が首位争いを演じ、自民新人の渡辺、公明現職の横山が追う。最後の1議席を共産現職の角野、社民党現職の岸田が競る。
 石田は支持労組の動きが活発。引退議員の地盤固めを図る。4選を目指す佐々木は市議選トップの実弟と連動。保守票をまとめる。
 渡辺は空白域の八木山地区などを懸命に回る。再選を期す横山は支持団体の創価学会が手厚く支える。
 再選に挑む角野は党支持者を囲い込む一方、無党派層を意識。6選を狙う岸田は長町、郡山、八本松地区で後援会がフル回転する。

■泉 立民新人抜け出す

 前回1位の元衆院議員の支援を受け、立民新人の小畑が抜け出す勢い。再選へ後援会を引き締める自民現職の遠藤が食い下がる。
 中位は混戦だ。4選をうかがう公明現職の伊藤は党代表が応援に入り、支持団体の動きが活発。共産現職の中嶋は支持層を取り込み、再選を狙う。自民元議員の外崎は党唯一の女性候補として雪辱を期す。自民現職の庄田は南中山などで支持を広げ、再選を目指す。
◎県議選立候補者

 【青葉】(7―9)
大草芳江37NPO理事  無新 
遊佐美由紀56党県副代表  立現(6)
金田基59党県委員   共新 
中沢幸男79元衆議員秘書 自現(8)
渡辺博史49元参議員秘書 立新 
遠藤伸幸42党県青年局長 公現(1)
吉川寛康50東北電力社員 無現(3)
菅間進68元会社員   無現(7)
福井崇正41元衆議員秘書 自新 

 【宮城野】(4―5)
石川光次郎52党県幹事長  自現(4)
堀内周光43会社社長   無元(1)
大内真理41党県委員   共現(1)
坂下康子60行政書士   無現(7)
庄子賢一56党県代表   公現(4)

 【若林】(3―4)
福島一恵58党県委員   共現(1)
三浦奈名美54元会社員   立新 
高橋克也34元参議員秘書 自新 (公推)
渡辺勝幸44党県青年局長 自現(1)(公推)

 【太白】(5―6)
石田一也51元衆議員秘書 無新 (立・国推)
横山昇52元国交省職員 公現(1)
岸田清実64党県代表   社現(5)
角野達也60党県委員   共現(1)
佐々木幸士47党県副幹事長 自現(3)
渡辺拓43元仙台市議  自新 

 【 泉 】(5―6)
中嶋廉66党県常任委員 共現(1)
庄田圭佑35元衆議員秘書 自現(1)
伊藤和博60党県幹事長  公現(3)
外崎浩子59党県女性局長 自元(3)
小畑仁子42看護師    立新 
遠藤隼人40元参議員秘書 自現(1)

5444チバQ:2019/10/28(月) 21:25:58
■名取 自民現職先行野党系が追う

 自民現職の村上が先行し、立民現職の太田と、無所属新人で立民推薦の荒川が激しく競る。
 再選を目指す村上は県政与党の強みをアピール。知事村井嘉浩とのパイプ役を訴え、保守層を囲い込む。
 太田は地盤の館腰を中心に支持層を固め、3選を狙う。党県連の全面支援を受け、票を掘り起こす。
 荒川は労組票を取り込み、無党派層への浸透を図る。若さをPRし、支持の拡大に躍起だ。
 大久保は立候補表明が告示直前と出遅れたが、小まめに地域を回り、懸命に支持を訴える。

■岩沼 自民現職安定新人浸透図る

 4選に挑む自民現職の村上が安定した戦いで優位に立つ。後援会の組織力を生かして手堅く支持を固め、元党幹事長石破茂の応援などで上積みを目指す。無所属新人の加藤は草の根の戦いで懸命に追う。無所属新人の田村は地元の玉浦地区を足掛かりに浸透を図る。

■亘理 8期目現職猛追

 無所属新人の渡辺重がやや先行し、無所属新人の鈴木、自民現職の渡辺和が激しく追い上げる。
 渡辺重は亘理、山元両町に5支部を築いた後援会がフル回転。鈴木は個人演説会を重ね、集票に躍起だ。渡辺和は8期の実績を掲げ、長年の支持層を固める。
(敬称略)



 【名取】(2―4)
村上久仁61会社役員   自現(1)(公推)
荒川洋平38元名取市議  無新 (立推)
太田稔郎68農業     立現(2)
大久保三代43元衆院議員  無新 

 【岩沼】(1―3)
田村宏72砂利採取業  無新 
加藤博子69市民団体代表 無新 
村上智行51党県副幹事長 自現(3)(公推)

 【亘理】(1―3)
渡辺重益42元亘理町議  無新 
鈴木敦55元銀行員   無新 
渡辺和喜78元県議会議長 自現(8)(公推)


2019年10月24日木曜日

5445チバQ:2019/10/28(月) 21:26:58
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191025_02.html
宮城県議選終盤情勢(下)現職一歩抜け出す 登米/現新3氏が横一線 栗原/自民3氏上位争い 大崎
■気仙沼・本吉 自民現職を立民が追う

 自民党現職で再選を目指す守屋が先行。7選へ安定した戦いを展開する自民現職の畠山に、立憲民主党現職の境が激しく迫る。
 守屋は地元の気仙沼市階上地区を中心に市内全域で支持を広げる。候補者がいない南三陸町にも浸透。
 畠山は水産関係者の支持を受け、市内の票を固める。個人演説会では6期務めた実績をアピールする。
 3選を狙う境は消費税増税反対などを掲げ、反自民票を取り込む。党国会議員もてこ入れを図る。
 唯一の無所属新人斉藤は「選手交代」を掲げ、小まめに街頭演説を実施。知名度の向上に躍起だ。

■多賀城・七ヶ浜 共産新人が自民に迫る

 自民現職の深谷がリード。自民現職の仁田が続き、共産党新人の藤原が迫る。
 再選を目指す深谷は若さと実行力を訴え、多賀城市を中心に浸透する。陣営は上滑りを警戒する。
 8選を視野に入れる仁田は地元七ケ浜町を固める。支持者の高齢化が懸念され、危機感を強める。
 藤原は党書記局長小池晃が応援に入り、支持層の動きが活発化。非自民票の取り込みを図る。

■登米

 現職が一歩抜け出し、新人2人が激しく争う。最終盤の攻防や投票率の行方が勝敗を左右する。
 無所属現職の渡辺は4選を目指し、各地区の個人演説会で政策重視の姿勢を打ち出す。後援会がフル回転し、支持固めに入る。
 自民新人の伊藤は全域を小まめに回り、街頭で支持を求める。市議時代に力を入れた議会改革や農業政策を前面に浸透を図る。
 無所属新人の佐々木は22日の総決起大会で女性の政治参画を唱えた。終盤は大票田の佐沼地区に力点を置き、票を掘り起こす。

◎宮城県議選立候補者

 【気仙沼・本吉】(3―4)
斉藤巳寿也54行政書士   無新 
守屋守武60党県政調副会長 自現(1)(公推)
畠山和純73元県議会議長 自現(6)(公推)
境恒春40党県政調会長 立現(2)

 【多賀城・七ケ浜】(2―3)
深谷晃祐39党県政調副会長 自現(1)(公推)
仁田和広69会社社長   自現(7)(公推)
藤原益栄63元多賀城市議 共新 

 【登米】(2―3)
佐々木奈津江55元参議員秘書 無新 
渡辺忠悦69建築士    無現(3)
伊藤吉浩58元登米市議  自新(公推)

5446チバQ:2019/10/28(月) 21:27:35
■栗原

 無所属新人で自民推薦の瀬戸、自民現職の長谷川、無所属現職で社民党推薦の熊谷が横一線で競り合う。
 瀬戸は地元若柳地区の支持を固め、金成、栗駒両地区で浸透を図る。農家として農業の再生を訴え、票の積み上げを狙う。
 長谷川は祖父の元法相峻から受け継ぐブランド力と強固な組織力で4選をうかがう。県政与党の議席の必要性を強調する。
 熊谷は各地に築いた支持基盤の維持に全力を挙げ、5選を目指す。自民系の議席独占阻止へ無党派層の取り込みに懸命だ。

■大崎

 自民現職の中島、佐々木、菊地が上位当選に向けてつばぜり合いを演じ、野党2人が激しく追い上げる。
 5選を目指す中島は市内全域に浸透。地元の旧岩出山町に他候補が立ったが、地域票が割れる影響を最小限にとどめている情勢だ。
 佐々木は台風19号の被害を受けた旧鹿島台町で早期の復旧を訴え、旧三本木町、旧松山町をまとめて再選をうかがう。4選を狙う菊地は旧古川市を中心に個人演説会を連日開き、保守票の取りまとめに躍起。
 共産現職の内藤は党幹部らの手厚い支援を受ける。野党系の票を取り込んで当選圏に近づく。野党第1党として県北の拠点確立を目指す立民新人の佐藤は一部の保守層や無党派層に食い込んで猛追を図る。

■宮城 元町議長と元議員競る

 いずれも無所属で、新人の桜井と元議員の安部が競り、小渕が追う展開だ。
 利府町が地盤の桜井は町議会議長の実績を強調。松島町でも個人演説会を開き、支持拡大を見据える。
 安部は県議20年の経験を掲げ、6選を狙う。松島町長選に立候補した影響を食い止めようと必死だ。
 小渕は利府町を軸に草の根の選挙戦を展開する。最終盤に向けて運動量を増やし、知名度不足を補う。

■遠田 現職が優位

 無所属候補の一騎打ち。現職の佐々木が優位に立ち、新人の門田が追う。
 再選を期す佐々木は「反原発」を掲げ、地盤の美里町を拠点に支持を固める。
 門田は若い世代を照準に定め、涌谷町で浸透。美里町の一部に触手を伸ばす。
(敬称略)

 【栗原】(2―3)
長谷川敦46党県副幹事長 自現(3)(公推)
熊谷義彦68社民党県副代表 無現(4)(社推)
瀬戸健治郎59元栗原市議  無新 (自・公推)

 【大崎】(4―5)
佐々木賢司49党県副幹事長 自現(1)(公推)
中島源陽57農業     自現(4)(公推)
菊地恵一61党県総務会長 自現(3)(公推)
内藤隆司61党地区役員  共現(1)
佐藤仁一68元岩出山町長 立新 

 【宮城】(1―3)
小渕洋一郎64元利府町議  無新 
桜井正人60元利府町議  無新 
安部孝63元県議会議長 無元(5)

 【遠田】(1―2)
佐々木功悦71前美里町長  無現(1)(立推)
門田善則61元涌谷町議  無新 


2019年10月25日金曜日

5447チバQ:2019/10/28(月) 22:24:53
青葉 (7-9) 立憲は票割失敗
開票終了    投票率=31.44%
当11,776 遊佐美由紀56歳 立民 現職 7回
当10,479 遠藤伸幸 42歳 公明 現職 2回
当 9,530 福井崇正 41歳 自民 新人 初  自民相沢光哉の後継
当 9,482 菅間進  68歳 無所属 現職 8回 会派「無所属の会」
当 7,899 吉川寛康 50歳 無所属 現職 4回 一人会派 東北電力労組
当 7,521 金田基  59歳 共産 新人 初  遠藤いく子後継
当 6,625 中沢幸男 79歳 自民 現職 9回
落 6,236 大草芳江 37歳 無所属 新人
落 5,809 渡辺博史 49歳 立民 新人

宮城野 (4-5)
開票終了    投票率=27.23%
当12,220 石川光次郎52歳 自民 現職 5回
当10,214 庄子賢一 56歳 公明 現職 5回
当 7,534 大内真理 41歳 共産 現職 2回
当 7,523 坂下康子 60歳 無所属 現職 8回 民主系
落 4,619 堀内周光 43歳 無所属 元職 1回 2015年維新で落選

若林 (3-4)  自民現職細川雄一(51)が引退。若いのになぜ?
開票終了    投票率=28.18%
当10,273 渡辺勝幸 44歳 自民 現職 2回
当 7,634 三浦奈名美54歳 立民 新人 初 
当 7,047 福島一恵 58歳 共産 現職 2回 
落 6,486 高橋克也 34歳 自民 新人  義父が元参院議員中野正志

太 白 (5-6)
開票終了    投票率=30.36%
当10,349 佐々木幸士47歳 自民 現職 4回
当10,079 岸田清実 64歳 社民 現職 6回
当 9,802 渡辺拓  43歳 自民 新人 初
当 9,581 横山昇  52歳 公明 現職 2回
当 8,831 石田一也 51歳 無所属 新人 初 無所属藤原範典の後継 立憲国民推薦
落 8,549 角野達也 60歳 共産 現職 1回 

 泉  (5-6)
開票終了    投票率=33.00%
当14,174 小畑仁子 42歳 立民 新人 初  鎌田さゆり後継
当 9,999 遠藤隼人 40歳 自民 現職 2回
当 9,238 外崎浩子 59歳 自民 元職 4回
当 8,934 伊藤和博 60歳 公明 現職 4回
当 7,995 庄田圭佑 35歳 自民 現職 2回
落 7,784 中嶋廉  66歳 共産 現職 1回



石巻・牡鹿 (5-5)
無投票
当 無投票 本木忠一 62歳 無所属 現職 5回 自民会派
当 無投票 坂下賢  57歳 立民 現職 6回
当 無投票 三浦一敏 69歳 共産 現職 3回
当 無投票 佐々木喜蔵70歳 自民 現職 6回
当 無投票 斎藤正美 64歳 自民 現職 7回

塩釜 (2-2)  
無投票 佐藤光樹自民県議は塩釜市長に転出
当 無投票 柏佑賢  31歳 無所属 新人 初  柏佑整元県議の親族?
当 無投票 天下みゆき63歳 共産 現職 3回

気仙沼・本吉 (3-4)
開票終了    投票率=42.91%
当10,291 守屋守武 60歳 自民 現職 2回
当 7,261 畠山和純 73歳 自民 現職 7回
当 5,325 境恒春  40歳 立民 現職 3回
落 5,012 斉藤巳寿也54歳 無所属 新人 18年気仙沼市長選落選

多賀城・七ケ浜 (2-3)
開票終了    投票率=36.39%
当10,968 深谷晃祐 39歳 自民 現職 2回
当 6,761 仁田和広 69歳 自民 現職 8回
落 6,327 藤原益栄 63歳 共産 新人

東松島 (1-1)
無投票
当 無投票 高橋宗也 57歳 自民 現職 2回

宮城 (1-3) 保守分裂選
開票終了    投票率=34.91%
当 6,503 桜井正人 60歳 無所属 新人 初  利府
落 4,684 安部孝  63歳 無所属 元職 5回 松島 9月:松島町長選落選
落 2,956 小渕洋一郎64歳 無所属 新人

5448チバQ:2019/10/28(月) 22:25:13
登米 (2-3)
開票終了    投票率=46.59%
当11,569 伊藤吉浩  58歳 自民 新人 初  只野九十九後継
当 9,917 渡辺忠悦  69歳 無所属 現職 4回 会派「無所属の会」
落 9,608 佐々木奈津江55歳 無所属 新人    15年民主推薦

栗原 (2-3)
開票終了    投票率=53.26%
当11,824 瀬戸健治郎59歳 無所属 新人 初  自民推薦
当 9,894 熊谷義彦 68歳 無所属 現職 5回 社民党推薦 社民党県議団所属
落 9,079 長谷川敦 46歳 自民 現職 3回

大崎 (4-5)
開票終了    投票率=38.24%
当 9,819 中島源陽 57歳 自民 現職 5回
当 9,640 菊地恵一 61歳 自民 現職 4回
当 8,067 佐藤仁一 68歳 立民 新人 初
当 7,463 佐々木賢司49歳 自民 現職 2回
落 6,232 内藤隆司 61歳 共産 現職 1回

富谷・黒川 (2-2)
無投票
当 無投票 藤倉知格 64歳 自民 現職 8回
当 無投票 中山耕一 62歳 自民 現職 5回

加美 (1-1) 【衆院4区なのに自民候補者擁立できず】
無投票
当 無投票 高橋啓  65歳 無所属 現職 2回 民主系会派所属

遠田 (1-2) 【衆院5区】
開票終了    投票率=39.59%
当 9,368 佐々木功悦71歳 無所属 現職 2回 民主系会派所属
落 4,059 門田善則 61歳 無所属 新人



白石・刈田 (2-2)
無投票
当 無投票 安藤俊威 62歳 自民 現職 7回
当 無投票 横山隆光 46歳 自民 現職 2回

名取 (2-4)
開票終了    投票率=33.92%
当 7,153 太田稔郎 68歳 立民 現職 3回
当 6,737 村上久仁 61歳 自民 現職 2回 17年補欠選で当選
落 5,637 荒川洋平 38歳 無所属 新人    立民推薦
落 1,760 大久保三代43歳 無所属 新人

角田・伊具 (1-1)
無投票
当 無投票 八島利美 59歳 自民 新人 初

岩沼 (1-3)
開票終了    投票率=38.81%
当 8,709 村上智行 51歳 自民 現職 4回
落 3,358 加藤博子 69歳 無所属 新人
落 1,684 田村宏  72歳 無所属 新人

柴田 (2-2)
無投票
当 無投票 高橋伸二 53歳 自民 現職 4回
当 無投票 枡和也  55歳 国民 新人 初

亘理 (1-3) >>5438保守分裂選
開票終了    投票率=55.04%
当10,751 渡辺重益 42歳 無所属 新人 初
落 5,466 鈴木敦  55歳 無所属 新人
落 4,733 渡辺和喜 78歳 自民 現職 8回

5449チバQ:2019/10/28(月) 22:33:14
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191028_03.html
宮城県議選 立民7議席確保、共産は3議席減らす

拡大写真
 27日に投開票された宮城県議選は、結党後初めて臨んだ立憲民主党が7月の参院選、8月の仙台市議選の勢いを保ち、7議席を確保した。共産党は9人を擁立したが、5議席に沈んだ。
 有権者が約24万人と最多の青葉(定数7)は立民現職の遊佐美由紀氏がトップで7選。宮城野(4)は自民、公明、共産、無所属の4現職が議席を守った。
 若林(3)は立民新人三浦奈名美氏が初当選。太白(5)は自民現職佐々木幸士氏がトップで4選を決めた。泉(5)では自民が2現職と元議員の計3議席を確保。共産現職中嶋廉氏が議席を逃した。
 大崎(4)は元岩出山町長の立民新人佐藤仁一氏が初当選。共産現職内藤隆司氏は届かなかった。
 多賀城・七ケ浜(2)は深谷晃祐氏、仁田和広氏の自民2現職が議席を守った。共産新人藤原益栄氏は落選した。
 栗原(2)は無所属現職の熊谷義彦氏が5選。自民現職長谷川敦氏は接戦を落とした。登米(2)は自民新人伊藤吉浩氏が初当選。無所属現職渡辺忠悦氏も議席を確保した。遠田(1)は無所属現職佐々木功悦氏が再選を決めた。
 亘理(1)は9選を狙った元議長渡辺和喜氏が落選、無所属新人渡辺重益氏が初陣を飾った。宮城(1)は無所属新人桜井正人氏が初当選し、元議長で無所属の元議員安部孝氏は苦杯をなめた。
 名取(2)は立民現職太田稔郎氏が3選。岩沼(1)は自民現職村上智行氏が4選を決めた。気仙沼・本吉(3)では守屋守武氏、畠山和純氏の自民2現職と立民現職の境恒春氏がそれぞれ議席を堅持した。


2019年10月28日月曜日

5450チバQ:2019/10/28(月) 22:38:22
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191028_09.html
宮城選挙区 56年ぶり利府地盤、桜井さん
 宮城選挙区(定数1)では、無所属新人で元利府町議会議長の桜井正人さん(60)が三つどもえの混戦を制した。利府町を地盤とする県議の誕生は1963年以来56年ぶり。
 「やった。当選だ」。吉報に、利府町沢乙の事務所は拍手と歓声に包まれた。桜井さんは「出足でつまずき、苦しい戦いだった。皆さんのおかげです」と感謝。「県と利府、松島両町をしっかり結ぶパイプになる」と力強く抱負を語った。
 利府町からもう1人の無所属新人が立候補し、地域票が割れる不安もあったが、町長や前町長の支援を受け、地元を固めた。元県議会議長で6選を目指した無所属元議員の地盤松島町でも、町長からの応援を得るなど切り崩しに成功した。


2019年10月28日月曜日

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191028_11.html
栗原選挙区 長谷川さん涙のむ

落選が決まり、頭を下げる長谷川さん=27日午後10時40分ごろ、栗原市築館の事務所
拡大写真
 栗原選挙区(定数2)では、自民党現職の長谷川敦さん(46)が落選。祖父で元法相峻さんから国政、県政と3代続く政治家の「看板」を守れなかった。
 栗原市築館の事務所に、落選の知らせが入ると支援者からため息が漏れた。長谷川さんは「私の不徳の致すところ」と頭を下げた。
 自民推薦の無所属新人が若柳地区に立ち、保守票を奪い合う厳しい戦いとなった。小野寺五典衆院議員(宮城6区)が応援に入り、千葉健司栗原市長も各地の個人演説会に駆け付ける異例のてこ入れを図った。
 3期12年の実績を強調しても、地元には「顔が見えない」との批判が付きまとった。世襲への風当たりを警戒した陣営の不安が現実となった。


2019年10月28日月曜日

5451チバQ:2019/10/28(月) 22:38:58
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1209/20191024_01.html
立民「都市型政党」脱却狙う 公認と推薦仙台市外に6人、自民の牙城・郡部に照準

候補者の街頭演説を聞く支持者ら
拡大写真
 宮城県議選(27日投開票)で立憲民主党が「都市型政党」からの脱却を狙っている。公認、推薦の11人のうち、6人が仙台市外の選挙区に立った。郡部で強い組織力を誇る自民党の牙城を崩し、党勢拡大の足掛かりを築けるか。

 「『自民党、保守の街』といわれるこの地域で大きな風を巻き起こす」。気仙沼・本吉選挙区(定数3)の立民現職は18日朝、気仙沼市内の事務所であった出陣式で力を込めた。
 同選挙区の定数は、次回から1減る。前回3位で当選した現職は今回、自民現職2人の一角を崩し「2位以内」を目標に掲げた。
 7月の参院選宮城選挙区で勝利、8月の仙台市議選で躍進して迎えた県議選。党県連も同選挙区を重点区の一つに定めた。県連幹部は「風に左右される仙台のような都市ではない地域で結果を出す」と明かす。
 強気の背景には参院選で当選した石垣のり子氏の気仙沼市での得票がある。同市は自民小野寺五典衆院議員(宮城6区)の強固な地盤にもかかわらず、石垣氏は約1万2600票を獲得し、自民候補に約400票差に迫った。
 県連幹部は石垣氏の健闘から「予想以上の結果。十分に気仙沼でも食い込める」と踏んだ。
 参院選で石垣氏の得票が上回った大崎選挙区(同4)は自民3人、共産1人の現職に立民新人が挑む構図。20日には枝野幸男党代表が大崎市に駆け付けた。
 当初は気仙沼市での応援演説も予定されていたが、台風19号の視察で急きょ行程を変更。それでも新人が立つ大崎市の演説は外さず、地方に注力する姿勢をうかがわせた。
 枝野氏は政権批判を展開し「今の社会は強い者ばかりが優先されている」と力説。新人とつないだ手を掲げると、約200人の聴衆から歓声と拍手が沸いた。
 ある県連幹部は「保守が強い地域で足場を固めることが、将来の政権交代につながる」と意気込んだ。


2019年10月24日木曜日

5452チバQ:2019/10/28(月) 23:01:47
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191004-421015.php
「福島県議選」73人出馬へ 10月31日告示、10選挙区で無投票か
2019年10月04日  
 改選前最後となる県議会9月定例会が3日閉会し、31日告示の県議選(定数58)に向け、事実上の選挙戦に入った。3日現在、現職53人、新人20人の計73人が立候補を表明しており、19選挙区のうち9選挙区で選挙戦が確実な情勢。ただ10選挙区で無投票の可能性があり、計79人が立候補を届け出て、無投票当選が8選挙区だった前回2015年に比べ動きはやや低調だ。投票は11月10日で即日開票される。


 定数10に県内最多12人がそれぞれ出馬を予定する郡山市といわき市、自民党現職の引退に伴い新人4人を含む6人が立候補を表明した須賀川市・岩瀬郡(定数3)などが注目区となりそうだ。

 今回定数が1増となった郡山市では、前回の11人を上回る現職8人と新人4人が立候補を予定。内訳は現職が自民4人、国民民主党2人、共産党と公明党が各1人で、新人は自民2人、国民民主、社民党が各1人。

 いわき市では自民の現職4人、国民民主の現職1人、共産の現職2人、公明の現職と新人各1人、立憲民主党の現職1人が名乗りを上げた。無所属の現職1人、社民の新人1人も加わり、現職2人が苦杯をなめた前回同様に混戦となる見込み。

 須賀川市・岩瀬郡では、自民の新人2人、国民民主の現職1人、共産の新人1人と、無所属の現職と新人各1人が出馬を予定する。

 福島市(定数8)では現職8人全員が立候補を予定し、自民の新人2人が議席獲得を目指す。会津若松市(定数4)では、自民が現職、新人の各1人、国民民主が現職2人、共産が新人1人を擁立する。

 このほか定数が1減となる喜多方市・耶麻郡(定数2)では現職2人と新人1人の計3人が立候補を予定。定数1の石川郡、南会津郡、相馬市・新地町の3選挙区で複数が出馬を表明している。

5453チバQ:2019/10/28(月) 23:02:15
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191024-426874.php
【福島県議選・選挙区情勢】臨戦態勢!浜の大都市『少数激戦』
2019年10月24日  


 任期満了に伴い31日告示、11月10日投開票で行われる県議選は、これまでに定数58に74人が立候補を表明しており、19選挙区のうち9選挙区で選挙戦が確実な情勢だ。台風19号の豪雨被害の影響が続く中で実施される県議選の選挙区ごとの情勢を探った。(敬称略)

 【いわき市】現職10、新人2の計12人が立候補を予定している。前回より4人減となる見通しだが、各陣営は泡沫(ほうまつ)候補がいない「少数激戦」を見込み、臨戦態勢を敷く。

 9000〜1万票を当確ラインとみる陣営が大勢を占める。台風19号の影響で低下傾向の投票率がさらに下がる見方もあり、当確ラインを再考する動きもある。台風対応が争点の一つとして挙がる可能性も出てきた。

 自民は当初、現職4人に新人1人を加えた5人を公認したが、新人の急逝により4人に。新人が地盤としていた常磐地区は、新人の後援会組織が解散したことで、各陣営とも前回支持を得ていた有権者の動きも注視している。9選を目指す青木は平地区を地盤に、保守層や企業、団体を中心に票を固める。3選を狙う矢吹は地元の市北部から支持を広げる。3選に挑む鈴木は小名浜地区を中心に子育て世代などに政策の浸透を図る。坂本は再選へ地盤の勿来地区を拠点に周辺地区などでも支持拡大を狙う。

 古市は立憲の公認を受け、4選に向けて地元草野・神谷地区などで支持拡大を図る。国民の鳥居は地盤の勿来地区を中心に、連合福島と連携しながら支持を訴える。

 共産は4期目を狙う宮川と再選を目指す吉田の現職2人を公認した。地域のすみ分けを図りながら組織票固めに動いている。

 公明は現職1人、新人1人を公認。3期目を狙う安部は勿来地区を中心に支持を固める。新人真山は若年層の取り込みを図る。

 社民は新人の元市議狩野を公認。平北部地域を地盤に支持者拡大を目指す。

 無所属の西丸は地盤の常磐地区や隣接地域にも浸透を図り、票の上積みを狙う。

 【双葉郡】自民現職の吉田と国民現職の橋本のほかに出馬の動きはみられず、前回に続き無投票の公算が大きい。

 吉田は北双、橋本は南双が地盤。避難指示の解除が進む中、避難先に生活拠点が移ったり、商業施設や医療機関、就職への不安など住民の帰還に向けた課題は個別化、複雑化している。吉田は持続可能な復興、橋本は廃炉と並ぶ産業の確立などを掲げ、郡内や避難者の多いいわき市などで訴える

5454チバQ:2019/10/28(月) 23:02:33
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191025-427290.php
【福島県議選・選挙区情勢】商都・郡山『復旧』訴えに知恵絞る
2019年10月25日  


 【郡山市】現職8人、新人5人の計13人が立候補を予定。定数が1増となり、自民、国民民主はともに現有議席数より1人多く公認、社民も8年ぶりの議席をうかがうなど、各党が党勢拡大を目指す。台風19号で大きな被害を受けた中、各候補予定者は復旧への訴えをどのように有権者に届けるか知恵を絞る。

 自民は現職4人に新人2人を加えた計6人を擁立する。ベテランの佐藤は地元の市北部をはじめ市内全域で支持拡大を図る。長尾は保育園長としての経歴を生かし、子育て世代や女性にアピールする。市中心部が地盤の勅使河原は支持団体の票を固め、市全域への浸透を目指す。山田は田村・中田・西田の「三田地区」を中心に支持拡大に懸命だ。

  山口は市議としての実績を掲げ、地元の市南部を中心に票を掘り起こす。鈴木は引退する現副議長の後継で、若さと行動力を前面に押し出す。

 国民は現職2人と新人1人が出馬予定。3選を目指す佐久間は支持母体の労組を軸に支持固めを進める。椎根は地元企業の振興や子育て支援などを訴え、3選を狙う。元参院議員秘書で9月に立候補を表明した久保木は知名度向上を急ぐ。

 共産の神山は低所得者向けの政策などを掲げ、自公への批判票を取り込む。

 公明の今井は小さな集会を重ねながら、組織票を固めている。

 飛田は社民の議席獲得に向け、中小企業労働者を中心に支持を求める。

 無所属の高橋は若者向けの政策を訴え、票の掘り起こしを目指す。

 【二本松市】いずれも自民現職で3期目を目指す遊佐と、2期目を目指す高宮のほかに立候補の動きはない。

 遊佐は災害に強く、健康に暮らせる地域づくりなどの施策、高宮は台風19号災害への迅速な対応、地方創生の実現などを訴える。

 【本宮市・安達郡】現職の急逝による昨年9月の補選で返り咲いた自民現職の佐藤のほかに立候補の動きはなく、無投票となる公算が大きい。(敬称略)

5455チバQ:2019/10/28(月) 23:02:58
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191026-427588.php
【福島県議選・選挙区情勢】福島市選挙区...現職の牙城挑む新人
2019年10月26日  
 【福島市】県都の争いには自民が現職と新人計5人を擁立。国民民主、共産、公明、立憲民主、社民5党の現職が議席確保を目指す中、自民が議席を増やせるかが焦点となっている。


 自民は現職3人、新人2人を公認。西山は市西部の地盤を固め、県連政調会長など要職を務めた経験から施策の実効力をアピール。佐藤は元衆院議員の義父の支持層を基盤に市西部から票の掘り起こしを狙う。丹治は障害者目線での障害者福祉の実現を訴え、幅広い支持獲得を目指す。

 新人の誉田は福島市議2期で築いた市北部・東部などの地盤を固めながら浸透を図る。新人の渡辺は元職から引き継いだ市北部の地盤や新聞記者時代の人脈を生かして支持拡大を狙う。

 国民現職の大場はNPO活動を通した人脈や地元地域、推薦を受ける連合福島を中心に票固めを図る。

 共産現職の宮本は野党共闘の推進力をアピール。唯一の女性候補として子育て支援などを訴えていく。

 公明現職の伊藤は1期目の実績をアピールしながら、組織の引き締めや無党派層への浸透を図っている。

 立民現職の高橋は出身企業の労組や連合福島の推薦を受け、地盤の南向台や渡利で支持拡大を進める。

 社民現職の紺野は自治労など労組関係、医療介護の職場を中心とした組織力を基盤に議席死守を目指す。

 【伊達市・伊達郡】定数3に、自民と国民が現職、共産が新人を擁立、無投票の公算が大きい。

 自民現職の佐々木は組織の引き締めを図り、2期目を目指す。国民現職の亀岡は、地盤の桑折町から全域で上積みを進めている。共産新人の大橋は、若年無党派層の取り込みを狙う。

 【南相馬市・飯舘村】6期目を目指す自民現職の太田、3期目を狙う国民現職の高野のほかに立候補の動きはなく、前回に続いての無投票が濃厚となっている。

 県が南相馬市などに整備し、来春に全面開所する福島ロボットテストフィールドを軸とした今後の地域振興などが課題だ。

 【相馬市・新地町】無所属現職の荒と無所属新人の鈴木の一騎打ちの様相。前回に続き選挙戦が確実な情勢だ。

 荒は昨年の県議補選で得た支持を再度固め、反自民票取り込みも見据える。自民党推薦を受ける鈴木は組織力を強化、国・県とのパイプによる実行力を訴える。(敬称略)

5456チバQ:2019/10/28(月) 23:03:15
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191027-427788.php
【福島県議選・選挙区情勢】会津若松、元職支持層の動向が鍵
2019年10月27日  


 【会津若松市】

 現職3人、新人2人の計5人が立候補を予定。国民民主が現職2人を擁立する中、現有1議席の自民は現新2人を公認、党勢拡大を狙う。各陣営とも7月の参院選への立候補に伴い辞職した元職の支持層の動向を注視している。

 自民現職の佐藤義は、保守層に加え、若さや行動力をアピールして無党派層の取り込み、2期目を狙う。自民新人の佐藤郁は元市議。勤務する病院の運営法人から強力な支援を受けつつ、知名度向上にも躍起だ。

 4期目を目指す国民現職の宮下は、これまでの実績を訴えながら、後援会を中心に支持拡大を図る。同じく国民現職の渡部は地元の河東地区で浸透を図るとともに、連合福島からの推薦を受けて労組にも支持を訴える。

 共産は20年ぶりの議席獲得を目指す。前回に続き古川を擁立、党組織を基盤に浮動票の上積みを狙う。

 【喜多方市・耶麻郡】

 自民現職の渡部と新人の江花、国民現職の瓜生の3人が立候補を表明。今回から定数が1減の2となり、旧喜多方市、旧耶麻郡に分かれていた1995(平成7)年以来、24年ぶりの選挙戦となる見通し。

 昨年の補選で当選した渡部は消防団や農業関係者を中心に支持を拡大。市議経験のある江花は若手有志らと若年層への浸透を図る。ベテランの瓜生は8期で培った人脈を生かして支持を広げる。

 3人はいずれも大票田の喜多方市が地盤。引退する猪苗代町出身の現職の支持層の動向も注目される。

 【河沼郡】

 3選を目指す自民現職の小林ただ1人が立候補を表明している。ほかに動きはなく、前回に続いての無投票が濃厚となっている。

 【大沼郡】

 自民現職の杉山が立候補を表明している。これまでのところ、対立候補擁立の動きはなく、無投票となる公算が大きい。

 【南会津郡】

 自民現職の星と無所属新人の渡部が一騎打ちの様相。自民から初めて公認を受ける星は、建設などの業界団体や地盤の南会津町西部を中心に票固めを図る。連合福島の支持を受ける渡部は、大票田となる地元の旧田島町を含む東部で票の掘り起こしを狙う。(敬称略)

5457チバQ:2019/10/29(火) 13:16:42
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191029-428391.php
【福島県議選・選挙区情勢】県南の新争点に「台風からの復旧」
2019年10月29日  
 【須賀川市・岩瀬郡】8年ぶりの選挙戦が見込まれ、現職2、新人4の計6人が争う激戦となる模様。台風19号からの復旧が新たな争点として浮上する中、安定した地盤を背景に実績を強調する現職に対し、新人は県政刷新、世代交代をうかがう構えだ。

 現職が引退する自民はいずれも元市議の水野、渡辺の新人2人を公認。元市職員の水野は行政手腕をアピール、経済振興や教育の充実を掲げ浸透を図る。業界団体や市内各行政区の支持を固める渡辺は、元自衛官として災害に強いまちづくりを訴える。

 国民現職の宗方は市街地の企業や団体を中心に票を固める。医療の充実などを課題に挙げ、6選を狙う。7選を目指す無所属の川田は旧岩瀬村が地盤。長寿社会への対応と行動力を訴え、支持拡大を図る。

 共産の新人丸本は党の組織力を生かしつつ、唯一の女性候補として女性や無党派層の取り込みを狙う。無所属新人の吉田は現役の医師として医療と介護、福祉の充実を掲げ、地元鏡石町から支持を呼び掛ける。

 【白河市・西白河郡】自民の満山と渡辺、急逝した父の後継として昨年の補選で初当選した無所属の三村の現職3人が立候補を表明しているほか、新人の金山が告示直前に立候補の意思を固め、選挙戦となる見通しとなった。

 副議長を務めた満山は実績を強調、地盤の旧市内や大信地域から支持の拡大を進める。渡辺も県とのパイプをアピール、産業振興などを掲げて東地域を軸に票固めを図る。補選で無投票だった三村は地元矢吹町から選挙区全域への浸透を目指す。金山は市内市街地などで若年層を中心に政策を訴えていく。

 【田村市・田村郡】3選を目指す自民現職の先崎、2期目を狙う無所属現職の三瓶のほか立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 先崎は自民支持層を基盤に浸透、医療体制充実や県立高支援を訴える。三瓶は地元三春町を地盤に、人口減対策などを強調する。

 【石川郡】現職と新人2人が立候補を予定、前回に続いて三つどもえの構図になりそうだ。

 無所属現職の円谷は地元衆院議員の後援会を柱に、連合福島の推薦も受けて3選を狙う。元石川町議会議長の自民新人大野は、党組織や各地に設立した自身の後援会を生かして戦う。元古殿町議の無所属新人野崎は、いわき市と石川郡を結ぶ高速道建設を訴え、4度目の挑戦での初当選を目指す。

 【東白川郡】2期目を目指す自民現職の宮川がただ1人立候補を表明している。ほかに動きはなく、無投票で再選を果たす公算が大きい。(敬称略)=おわり

5458チバQ:2019/10/29(火) 13:17:20
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191029-428376.php
福島県議選に新人・金山氏が立候補へ 白河市・西白河郡選挙区
2019年10月29日  
 31日告示、11月10日投票で行われる県議選白河市・西白河郡選挙区(定数3)で、新人の自営業金山屯(じゅん)氏(79)は28日、無所属で立候補する意思を固めた。同選挙区では、4人が出馬して選挙戦となる見通しとなった。

 金山氏は福島民友新聞社の取材に対し「無投票は考えられない。郡山市への県庁移転や首都圏との人材交流を訴えていきたい」と述べた。

5459チバQ:2019/10/30(水) 16:52:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00010010-minyu-l07
福島県議選『自粛ムード』...悩む陣営 心情配慮で手探り選挙戦
10/30(水) 10:25配信福島民友新聞
福島県議選『自粛ムード』...悩む陣営 心情配慮で手探り選挙戦
台風19号による浸水被害を受けたいわき市の平四小近くに設置されたポスター掲示板。校庭では陸上自衛隊が被災地支援の浴場を設置していた=29日午後
 台風19号などの影響が続く中、31日に告示される県議選は、立候補予定者や各陣営にとって手探りの状況で挑む選挙戦となりそうだ。予定していた街頭演説や集会の中止に加え、被害が大きかった選挙区では「自粛ムード」を背景に選挙カーの自粛を検討する陣営も。各陣営は災害直後の選挙戦の難しさに頭を悩ませている。
 台風19号の浸水被害が拡大した郡山市。自身の事務所も床上浸水した現職は「有権者が生活再建を急ぐ中、選挙の話をするムードにはなかなかならない」と話す。「被災状況で有権者の意識の差が顕著になっている。地域によって求められる政策が違ってきているのでは」と課題の多様化を実感。須賀川市・岩瀬郡の新人も「被災者の心情をくむと投票行動を促すのはためらわれる」とこぼす。

5460チバQ:2019/10/30(水) 18:24:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000008-khks-pol
宮城県議会 自民会派、過半数維持へ 野党第1、12人前後
10/29(火) 10:25配信河北新報
宮城県議会 自民会派、過半数維持へ 野党第1、12人前後
(写真:河北新報)
 27日に投開票された宮城県議選の全59議席が確定し、県議会では28日、会派構成を巡る動きが活発化した。県政与党の自民党は、無所属を含む最大会派「自民党・県民会議」で単独過半数を維持する見通し。立憲民主党を軸とする野党第1会派「みやぎ県民の声」は改選前を上回る情勢だ。

 自民会派には、自民公認で勝ち上がった28人、推薦で当選したいずれも無所属新人の柏佑賢氏(塩釜)と瀬戸健治郎氏(栗原)が参加する。無所属新人の桜井正人氏(宮城)らの合流も見込まれ、改選前の30人を上回る可能性が高い。

 石川光次郎会長は「選挙区の事情を考慮し、参加したい議員がいるかどうか慎重に見極めたい」と話す。

 今後は公明党県議団(4人)など他の会派と連携し、村井嘉浩知事の県政運営を支持する態勢を敷く。

 県民の声には、立民7人と国民民主党1人に加え、両党推薦の新人石田一也氏(太白)ら無所属4人が参加する方向で検討している。告示前の9人から勢力を広げ、12人前後になるとみられる。近く会合を開き、改選後最初の県議会11月定例会への対応を協議する予定だ。

5461チバQ:2019/10/31(木) 11:00:56
無投票で当選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191031-00010000-dtohoku-l03
松倉県議(二戸選挙区)の当選無効 3カ月以上の居住実態なし/岩手県選管
10/31(木) 9:47配信デーリー東北新聞社
 岩手県選挙管理委員会は30日までに、8月30日告示の県議選二戸選挙区(定数2)で無投票で初当選した自民党の松倉史朋氏(26)について、公選法が定める県内での居住実態がなかったとして、当選無効を決定した。議決は28日付。無効が確定した場合、再選挙となる。

 同県議選における同様の事例での当選無効は初めて。県選管は、松倉氏に関して、居住の実態がないとする住民からの異議申し立て受け、調査を進めていた。公選法では、県議選の被選挙権を得るためには、投開票日の9月8日からさかのぼって3カ月以上、県内の同じ自治体に住む必要があるとしている。

 県選管によると、元航空自衛官だった松倉氏は今年3月から7月末まで、群馬県太田市の自動車製造工場で期間社員として勤務。松倉氏や後援会などへの聞き取りの他、クレジットカードの明細票などを基に、6月8日以降の居住実態を調べたところ、自動車製造工場の勤務日数は、6月が計21日、7月が計15日と、ほとんど群馬県にいたことが分かった。

 松倉氏は「6月以降、毎週末、二戸にいた」と主張しているものの、6月24日以降、新幹線チケットの購入履歴などの事実確認ができなかったという。

 県選管は11月1日に県報で正式公表する予定。松倉氏が不服の場合、同月2日から30日以内に仙台高裁に提訴できる。当選無効が確定した場合、50日以内に再選挙となる。

 松倉氏は取材に対し、「決定書の内容をまだ確認できていないため、コメントを差し控える」とした。県議会会派・自民党の岩崎友一代表は「本人の意向や議決内容を精査し、今後の対応を決めたい」と話した。<

デーリー東北新聞社

5462 チバQ:2019/11/01(金) 00:15:15
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9D%BE%E5%80%89%E6%B0%8F%EF%BC%88%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1%EF%BC%89%E5%87%BA%E9%A6%AC%E3%81%B8-%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8%E4%BA%8C%E6%88%B8%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8C%BA/ar-AAEtGos
松倉氏(会社員)出馬へ 県議選二戸選挙区

岩手日報社

��

2019/07/18 10:14

 8月30日告示、9月8日投開票の県議選二戸選挙区(定数2)に、二戸市福岡の会社員松倉史朋氏(26)が出馬する意向を固めた。自民党に公認申請している。
 松倉氏は17日、岩手日報社の取材に対し「県内には仕事が少なく、県外に出ざるを得ない人もいる。地域の声を集め、県政との橋渡し役をしたい」と意欲を示した。近く後援会を構築し、正式表明する。
 松倉氏は同市福岡出身で、弘前大卒。2016年3月航空自衛隊に入り、18年12月に除隊した。現在は群馬県太田市の自動車製造工場で期間社員として働いている。
 同選挙区で立候補の意向を明らかにしたのは松倉氏で3人目。選挙戦となることが固まった。

5463 チバQ:2019/11/01(金) 00:18:43
結局出馬せず
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/5/30/56220
2019/05/30

工藤元県議、出馬の意向 県議選二戸選挙区

 8月30日告示、9月8日投開票の県議選二戸選挙区(定数2)に、元県議の工藤篤氏(74)が6選を目指して立候補する意向を固めた。
 工藤氏は29日、岩手日報社の取材に対し「地域の思いが県政に反映されていないと感じる。経験を生かして県北の声を届けたい」と語った。自民党二戸市支部長の立場だが、党に公認申請するかは今後再構築する後援会と検討する。
 工藤氏は同市出身で亜細亜大卒。1987年県議に初当選し、5期目途中の2006年辞職。二戸市長選に出馬したが落選した。南部馬淵川漁協代表理事組合長を務めている。
 同選挙区で出馬の意向を明らかにしたのは工藤氏が初めて。

5464 チバQ:2019/11/01(金) 00:20:27
結局出馬せず
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/5/30/56220
2019/05/30

工藤元県議、出馬の意向 県議選二戸選挙区

 8月30日告示、9月8日投開票の県議選二戸選挙区(定数2)に、元県議の工藤篤氏(74)が6選を目指して立候補する意向を固めた。
 工藤氏は29日、岩手日報社の取材に対し「地域の思いが県政に反映されていないと感じる。経験を生かして県北の声を届けたい」と語った。自民党二戸市支部長の立場だが、党に公認申請するかは今後再構築する後援会と検討する。
 工藤氏は同市出身で亜細亜大卒。1987年県議に初当選し、5期目途中の2006年辞職。二戸市長選に出馬したが落選した。南部馬淵川漁協代表理事組合長を務めている。
 同選挙区で出馬の意向を明らかにしたのは工藤氏が初めて。

5465チバQ:2019/11/01(金) 10:32:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000004-fminpo-l07
復興、復旧へ75人立候補 福島県議選告示10選挙区実戦入り
11/1(金) 8:27配信福島民報
 任期満了に伴う第十九回県議選は三十一日告示され、定数五八に対し七十五人が立候補した。十九選挙区のうち、九選挙区で十五人の無投票当選が決まった。他の十選挙区は十日の投票に向け舌戦に入った。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う復興・創生期間後の復興施策や、人口減少対策を軸とする地方創生、台風19号と大雨被害からの復旧の道筋などを問う選挙となる。

 無投票は定数三の伊達市・伊達郡、定数二の二本松市、田村市・田村郡、南相馬市・相馬郡飯舘村、双葉郡、定数一の本宮市・安達郡、河沼郡、大沼郡、東白川郡の各選挙区。二〇一五(平成二十七)年の前回に比べ一選挙区多い。無投票当選者は自民十人、国民民主三人、共産一人、無所属一人。現職が十四人、新人が一人となっている。

 実戦となった十選挙区のうち郡山市は定数一〇に対し十三人が立候補し、最多の激戦区となった。須賀川市・岩瀬郡は定数三に対し六人が立候補し、少数激戦となっている。残る八選挙区は定数を一〜二人上回っている。

 無投票の選挙区も含めた立候補者の所属党派別内訳は自民三十五人、国民民主十二人、共産七人、公明四人、立憲民主二人、社民三人、無所属十二人。現職・新人の内訳は現職五十三人、新人二十二人。前回の七十九人より四人少なく、戦後最も少なかった二〇〇三年の七十八人を下回った。

 議員定数の改正に伴い、今回から郡山市は一増の一〇、喜多方市・耶麻郡は一減の二となった。双葉郡(定数二)と南相馬市・相馬郡飯舘村(定数二)は原発事故に伴う特例法が適用され、定数が維持される。

 県議選と同時選になる大熊町長選と七市町村議選のうち、大熊町長選、川内、大熊、葛尾の三町村議選も告示された。相馬市議選は三日、川俣、広野、新地の三町議選は五日に告示される。

5466チバQ:2019/11/04(月) 16:10:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-00000004-fminpo-l07
激戦区票奪い合い 福島県議選選挙区ルポ
11/2(土) 8:15配信福島民報
 第十九回県議選は無投票の九選挙区を除く十選挙区で、六十人の立候補者が十日の投票に向けて舌戦を繰り広げている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う復興・創生期間後の復興施策、地方創生の在り方、台風19号と記録的大雨からの復旧の道筋を問う重要な選挙となる。候補者はそれぞれ政策を主張しているが、台風被害の傷が癒えない中、有権者に思いを届けにくい状況も生じている。各選挙区の最新情勢をルポする。

■郡山市(10)-13(有権者27万1223人)

 告示から一夜明けた一日、ある現職は選挙戦初日を振り返り「台風19号の被災地では『選挙どころではない』との雰囲気が色濃い。支持を呼び掛けにくい」と困惑した表情を浮かべた。災禍は今なお続いている。防災服を着込み、足早に選挙カーに乗り込んだ。

 議員定数の改正に伴い一増となった十議席を巡り、現職八人、新人五人の計十三人が争う。現職の多くは広範囲に及ぶ被災地域での支持拡大は困難とみて、基礎票固めに重点を置く。新人は、引退県議や国会議員らの支援を受けた候補者が多く、双方の基盤などを足掛かりに現職支持層の切り崩しを狙っている。

 八月に行われた郡山市議選の投票率は過去最低の37・26%となった。近年の選挙ムード低迷と台風被害が重なるため、大半の陣営は投票率について二〇一五(平成二十七)年の前回(38・14%)を下回る30%台半ばと見込む。票の奪い合いは激しさを増しており、混戦の様相を呈している。

 自民は新人の鈴木優樹、いずれも現職の佐藤憲保、勅使河原正之、山田平四郎、長尾トモ子、新人の山口信雄が全獲を目指す。

 鈴木は引退県議の地盤・安積地区を足場に世代が近い三十〜五十代への浸透を狙う。佐藤は喜久田地区など北部に軸足を置き、後援会をフル稼働させ全域で支持拡大を図る。勅使河原は大票田の市中心部で後援会の引き締めと支持者回りを徹底する。台風被害が甚大な田村地区が地盤の山田は、街頭演説などで支持固めに注力する。長尾は富田地区を主戦場に、遊説を通じて女性や子育て世代の取り込みに努める。山口は元県議や商工関係団体などの支援を受け、地元の安積地区から攻勢を掛ける。

 国民民主は新人の久保木豊、いずれも現職の佐久間俊男、椎根健雄が上位当選を目指す。

 久保木は参院議員の後援会と連動し、地盤の熱海、富久山両地区で浸透を図る。佐久間は富久山地区を拠点に支持基盤の連合福島と共に労組票を固める。日和田地区が地元の椎根は北部を中心に働き世代などに支持を呼び掛ける。

 共産は現職の神山悦子が地盤の中田地区などで党組織を動かし、若年層も取り込む。

 公明は現職の今井久敏が市中心部に事務所を構え、支援組織の票固めを図る。

 社民は新人の飛田義昭が地元の大槻地区を基盤として、支持層の拡大を狙う。

 無所属は新人の高橋翔が動画配信や会員制交流サイト(SNS)で訴えを強める。

◇立候補者

 (敬称略、届け出順)

鈴木優樹 35 自新
今井久敏 65 公現
久保木豊 46 国新
佐久間俊男 64 国現
神山悦子 64 共現
飛田義昭 67 社新
佐藤憲保 65 自現
勅使河原正之 67 自現
山田平四郎 66 自現
長尾トモ子 71 自現
山口信雄 53 自新
椎根健雄 42 国現
高橋翔 31 無新

5467チバQ:2019/11/04(月) 16:10:48
■8年ぶりの実戦入り 須賀川市・岩瀬郡(3)-6(有権者7万9228人)

 定数三に対し、現職二人、新人四人が立候補した。八年ぶりの実戦で、候補者は現在の区割りとなった二〇一一(平成二十三)年以降で最も多い。台風19号に伴う河川の氾濫により、大票田の須賀川市などで甚大な被害が生じた。各候補者は有権者の要望に耳を傾けながら、地道な選挙活動に徹している。

 自民は新人の渡辺康平が須賀川市陣場町に事務所を構え、ミニ集会で浸透する戦略を組む。新人の水野透が同市大黒町を拠点に遊説し、動画配信で支持を訴える。

 国民民主は現職の宗方保が同市中心部から企業や商店などへの支持拡大を目指す。

 共産は新人の丸本由美子が市街地南部を軸に党組織をフル稼働させ支持拡大を狙う。

 無所属は新人の吉田孝司が地元鏡石町に軸足を置き、名前の浸透に全力を挙げている。現職の川田昌成が旧岩瀬村を地盤に全域を小まめに回り、票の上積みを急ぐ。

 各陣営とも投票率は前回選挙戦となった二〇一一年の47・80%を下回り、40%台前半になると見込んでいる。

◇立候補者

 (敬称略、届け出順)

宗方保 71 国現
丸本由美子 57 共新
吉田孝司 41 無新
川田昌成 76 無現
渡辺康平 34 自新
水野透 52 自新

■大票田での浸透狙う 白河市・西白河郡(3)-4(有権者9万1542人)

 自民の渡辺義信、満山喜一、無所属の三村博隆の現職三人が立候補を表明し無投票とみられていたが、告示二日前に無所属で新人の金山屯(じゅん)が名乗りを上げ、実戦入りした。各陣営は大票田の白河市や西郷村での支持拡大を重視する。

 渡辺は地元の旧東村を足場に、農業団体などの支援を受けて票の上積みを目指す。

 満山は商工団体などに働き掛けながら、地盤の旧白河市を中心に支持拡大を狙う。

 昨年の補選で無投票で初当選した三村は地元矢吹町を軸に全域への攻勢を掛ける。

 金山は後援会組織を設けず、同市を中心に遊説し、草の根の運動を展開している。

 各陣営とも投票率は二〇一五(平成二十七)年の前回の41・03%程度か、低下すると予想している。

◇立候補者

 (敬称略、届け出順)

渡辺義信 56 自現
満山喜一 68 自現
金山屯 79 無新
三村博隆 49 無現

5468チバQ:2019/11/04(月) 16:15:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000001-fminpo-l07
地盤、組織固め重視 福島県議選選挙区ルポ
11/3(日) 8:49配信福島民報
■いわき市 (10)-12 (有権者27万3106人)

 告示後初の週末を迎えた二日、台風19号による夏井川の氾濫で浸水したいわき市平下平窪に候補者の名前が響いた。選挙カーを走らせた陣営の関係者は「被災地でも避けては通れない。住民は大変な生活を強いられていると思うが、選挙活動に関心を寄せてもらいたい」と苦しい胸の内を明かした。

 十議席を巡り、現職十人と新人二人が争う構図となった。市内は大票田の平地区や内郷地区を含む広範囲で浸水や土砂災害が発生し、家族、親類を含めて被災した有権者が多い。復旧作業や生活再建に追われ、有権者の投票動向は見えにくいのが実情だ。各候補者は政策を訴えるよりも要望の聞き取りに力点を置くなどして被災地での支持獲得に努めている。

 投票率について、大半の陣営は二〇一五(平成二十七)年の前回の45・51%より下がると予想する。だが、前回より候補者数が四人少なく、当選ラインは上がる可能性がある。票の取りこぼしは許されず、現職、新人ともに地盤や組織固めに重点的に取り組む一方、他候補の支持層の切り崩しを狙う。

 平、内郷両地区から北部にかけては自民現職の矢吹貢一と青木稔、共産現職の吉田英策、公明新人の真山祐一、立民現職の古市三久、社民新人の狩野光昭がしのぎを削る。

 矢吹はミニ集会を重ね、地元の平をはじめ小川、四倉などで浸透を図る。青木は平を足場に大手企業や団体などから支援を受け、支持固めを急ぐ。吉田は地元の内郷を中心に、好間や平などの党の組織固めに注力する。真山は内郷を基盤に、元衆院議員の知名度を生かして党の二議席確保を目指す。古市は平を軸に民間企業の労組票を固めるとともに、支持拡大に努める。狩野は社民系労組の票を固めつつ、平、小川での集票に力を入れる。

 南部の勿来地区は自民現職の坂本竜太郎、国民現職の鳥居作弥、共産現職の宮川絵美子、公明現職の安部泰男が拠点としている。

 坂本は勿来を中心に元衆院議員の父から継いだ地盤の引き締めに全力を挙げる。鳥居は連合福島加盟労組の支持を受けつつ、無党派層の取り込みに注力する。宮川は勿来や常磐などの党支持者への働き掛けを強め、支持拡大に取り組む。安部は党や支援団体の組織固めに加え、拠点の勿来など全域に広く支持を求める。

 小名浜地区は自民現職の鈴木智が地元だ。隣接する泉や江名の企業などの支持を取りつけ、子育て世代などの取り込みを目指す。

 常磐地区は無所属現職の西丸武進が立った。組織に頼らない草の根運動を進め、市内全域の有権者に支持を求める。

◇立候補者

 (敬称略、届け出順)

狩野光昭 67 社新
鈴木智 46 自現
真山祐一 38 公新
吉田英策 60 共現
矢吹貢一 64 自現
青木稔 73 自現
安部泰男 62 公現
鳥居作弥 45 国現
坂本竜太郎 39 自現
西丸武進 75 無現
古市三久 71 立現
宮川絵美子 73 共現

■被災地への浸透に力 相馬市・相馬郡新地町(1)-2 (有権者3万6063人)

 一議席を巡り、旧民進系無所属で現職の荒秀一と自民党の推薦を受けた無所属新人の鈴木一弘が争う。選挙区内は台風19号により甚大な被害が生じており、被災した有権者の県議選に対する関心をどう高めるかが課題となっている。両陣営は遊説を重ねながら浸透に努めている。

 荒は相馬市山上地区を地盤に選挙カーで全域を回り、新たな支持層の開拓を目指す。

 鈴木は相馬市議や新地町議の支援を受け、地元の相馬市東部を重点に支持拡大を狙う。

 県議選と同時選になる相馬市議選が三日、新地町議選が五日に告示される。このため、投票率について両陣営は昨年九月の県議補選の51・65%を上回ると予想している。(文中敬称略)

◇立候補者

 (敬称略、届け出順)

荒秀一 68 無現
鈴木一弘 55 無新

5469チバQ:2019/11/04(月) 16:29:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-00010001-ibciwatev-l03
国民県連代表に小沢一郎氏就任へ/岩手
11/2(土) 19:34配信IBC岩手放送

 旧自由党と合流した後の国民民主党の岩手県連の代表に、旧自由党を率いた小沢一郎衆院議員(岩手3区)が就くことが内定しました。

 これは2日に盛岡市で開かれた、国民民主党県連の常任幹事会で了承されたものです。国民民主党県連は、旧自由党との合併を巡って黄川田徹元衆院議員が離党して以来、代表が不在となっていました。

 新役員は小沢一郎衆院議員が代表に就くほか、木戸口英司参院議員(岩手選挙区)と横澤高徳参院議員(岩手選挙区)が副代表に就任します。また幹事長は軽石義則県議が継続して務め、政調会長に岩渕誠県議が就任します。

 国民民主党県連の新役員人事は、今月17日に開かれる臨時の県連大会で正式に決定します。

5470チバQ:2019/11/11(月) 14:19:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191111-00000002-fminpo-l07
吉田氏が初当選 大熊町長選
11/11(月) 9:23配信福島民報
 任期満了に伴う大熊町長選は十日、投開票され、元副町長の新人吉田淳(じゅん)氏(63)=無所属=が三千五百四十九票を獲得し、元町議会議長の新人鈴木光一氏(64)=無所属=に二千六百八十六票の差をつけ初当選した。

 当日有権者数は八千四百四十人(男四千九十四人、女四千三百四十六人)。投票率は53・00%(男53・00%、女52・99%)で、選挙戦となった二〇一一(平成二十三)年の前々回の68・34%を15・34ポイント下回り、過去最低となった。

 任期は二十日から四年。当選証書付与式は十一日午前十時から町役場で行われる。

5471チバQ:2019/11/12(火) 10:07:41
【開票結果】福島県議選・10選挙区 現職35人、新人8人が当選
2019年11月11日  
 第19回県議選(定数58)は10日、無投票の9選挙区(15人)を除く10選挙区で投票が行われ、即日開票の結果、現職35人、新人8人の計43人の当選が決まった。

【福島市選挙区】
(定数《8》-10、選管最終、敬称略)
当13,371 西山尚利  54 自現(4)
当11,167 宮本しづえ 67 共現(3)
当10,836 伊藤達也  49 公現(2)
当10,220 紺野長人  64 社現(3)
当10,146 佐藤雅裕  53 自現(3)
当 8,507 高橋秀樹  54 立現(4)
当 8,347 渡辺哲也  43 自新(1)
当 8,112 大場秀樹  50 国現(2)
  8,049 丹治智幸  48 自現(2)
  7,171 誉田憲孝  44 自新

【郡山市選挙区】
(定数《10》-13、選管最終、敬称略)
当10,546 今井久敏  65 公現(4)
当10,298 鈴木優樹  35 自新(1)
当 9,761 神山悦子  64 共現(6)
当 9,630 勅使河原正之67 自現(4)
当 8,666 佐藤憲保  65 自現(7)
当 7,714 山口信雄  53 自新(1)
当 7,710 長尾トモ子 71 自現(5)
当 7,190 椎根健雄  42 国現(3)
当 6,064 佐久間俊男 64 国現(3)
当 6,016 山田平四郎 66 自現(3)
  5,829 飛田義昭  67 社新
  3,531 久保木豊  46 国新
  1,297 高橋翔   31 無新

【須賀川市・岩瀬郡選挙区】
(定数《3》-6、選管最終、敬称略)
当7,326 宗方保   71 国現(6)
当7,093 渡辺康平  34 自新(1)
当6,736 水野透   52 自新(1)
 5,018 丸本由美子 57 共新 
 4,679 川田昌成  76 無現(6) 自由党で2013参院選出馬落選
 3,593 吉田孝司  41 無新

【石川郡選挙区】
(定数《1》-3、選管最終、敬称略)
当9,376 円谷健市  65 無現(3)民主系会派
 9,176 大野峯   64 自新
 1,161 野崎正夫  69 無新

【白河市・西白河郡選挙区】
(定数《3》-4、選管最終、敬称略)
当11,917 三村博隆  49 無現(2)2018年補欠選無投票当選
当10,362 渡辺義信  56 自現(5)
当10,294 満山喜一  68 自現(5)
  1,114 金山屯   79 無新

【会津若松市選挙区】
(定数《4》-5、選管最終、敬称略)
当9,823 佐藤義憲  44 自現(2)
当8,336 渡部優生  58 国現(2)
当8,283 佐藤郁雄  56 自新(1)
当6,664 宮下雅志  64 国現(4)
 4,199 古川芳憲  68 共新

【喜多方市・耶麻郡選挙区】
(定数《2》-3、選管最終、敬称略)
当12,091 瓜生信一郎 70 国現(9)
当10,423 江花圭司  44 自新(1)
  9,210 渡部信夫  59 自現(1)

【南会津郡選挙区】
(定数《1》-2、選管最終、敬称略)
当8,337 星公正   66自現(3)
 8,263 渡部英明  52無新

【いわき市選挙区】
(定数《10》-12、選管最終、敬称略)
当11,828 坂本竜太郎 39 自現(2)
当11,690 矢吹貢一  64 自現(3)
当 9,240 真山祐一  38 公新(1)
当 8,930 安部泰男  62 公現(3)
当 8,913 古市三久  71 立現(4)
当 8,882 宮川絵美子 73 共現(4)
当 8,846 青木稔   73 自現(9)
当 8,676 鈴木智   46 自現(3)
当 8,294 西丸武進  75 無現(7) 民主系会派
当 7,395 吉田英策  60 共現(2)
  6,595 鳥居作弥  45 国現(1)
  5,408 狩野光昭  67 社新

【相馬市・新地町選挙区】
(定数《1》-2、選管最終、敬称略)
当13,658 荒秀一  68 無現(2)  旧民進系無所属
  9,407 鈴木一弘 55 無新     自民党の推薦

※自は自民、国は国民民主、共は共産、公は公明、立は立憲民主、社は社民の各党公認。無は無所属。カッコ内は当選回数。

5472チバQ:2019/11/12(火) 14:44:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010002-dtohoku-l03
【岩手県議選・二戸】前代未聞の当選無効 憤る有権者「なぜ調べなかった?」 松倉氏、居住実態なく
11/12(火) 10:06配信デーリー東北新聞社
【岩手県議選・二戸】前代未聞の当選無効 憤る有権者「なぜ調べなかった?」 松倉氏、居住実態なく
当選無効決定前の10月下旬、岩手県北の町村議長から要望を受ける松倉史朋県議(左)=県庁
 公職選挙法が定める岩手県内での居住実態がなかったとして、県選挙管理委員会が、自民党で二戸選挙区(定数2)選出の松倉史朋県議(26)に当選無効の決定を下した事案。居住の実態が認められずに当選無効になる例は、県内で過去にない。決定に不服の場合は仙台高裁へ提訴できるが、現時点では再選挙になる可能性が高そうだ。前代未聞の事態に、地元有権者からは「なぜ立候補する前に調べなかったのか」「こんなことで再選挙はあり得ない」と厳しい声が上がる。

 ■当初から疑問の声

 「もともと地元にいない人だとは聞いていたが、自民公認候補だったし、(被選挙権の要件は)クリアしているだろうと思っていた。このような理由で再選挙は恥ずかしい」と話すのは同市の小売業男性(42)。松倉氏が当選した県議選が無投票だったことに触れ、「次こそは選挙で地域の代表を選びたい」と語気を強めた。
 同市のパート女性(57)は「若くして県議になってすごいと思っていたが、もう少し調べてから立候補してほしかった」と残念がった。

 ■認識不足?

 公選法では、県議選の被選挙権を持つには、県内に3カ月以上住むことを定めている。
 松倉氏は昨年12月に航空自衛隊を辞めた後、地元の同市に住民票を移したが、今年3〜7月は群馬県内の自動車製造工場に勤務。これまでの取材に「5月中旬からほぼ毎週末、二戸市で選挙に向けた政治活動をしていた」と主張していた。

 一方、県選管の調査では松倉氏は同工場で6月は21日間、7月は15日間勤務し、社員寮で寝泊まりしていた。同市に住む両親の扶養もしておらず、「出稼ぎなどの特別配慮すべき事情もなく、居住実態は群馬県にあった」と結論付けた。

 松倉氏が本紙取材に対して立候補を表明したのは、告示約1カ月半前の7月中旬。地元の政治関係者から打診を受けて出馬を決意したという。

 それ以前に、同市が地盤である自民系の元県議が名乗りを上げて、自民の分裂含みの三つどもえの争いが濃厚だったが、告示直前に元県議が出馬を断念した経緯がある。

 党県連や地元支部が若手の松倉氏を担ぎ出し、無投票当選にこぎ着けたが、結果的に居住実態という基本的要件の確認を怠った。ある陣営関係者は「無投票でうまくいったと思っていたが、まさかこんな結果になるとは…」と語った。

 ■再選挙が濃厚か

 12月2日までに仙台高裁に提訴されず、当選無効が確定した場合は、来年1月21日までに欠員分の1議席を争う再選挙を行う必要がある。県選管が、現在費用を算定中で、具体的な金額は未定だが、本来予定されていなかった選挙に税金がつぎ込まれることになる。

 現時点で、松倉氏は今後の方針を明らかにしていないものの、関係者の間では「ほとんど県外にいたのであれば、提訴しても難しいのではないか」との見方が強い。市内のある政治関係者は「本人だけで何とかできる問題ではない。自民党としてどう判断するかが注目だ」と話した。

デーリー東北新聞社

5473とはずがたり:2019/11/12(火) 15:52:13
福島県議選...『明暗』分かれた各党 攻めの自民にバラ31個咲く
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191112-432486.php
2019年11月12日

 第19回県議選(定数58)は議席を増やした自民、公明の躍進が目立った一方、国民民主が議席を減らすなど県内各党で明暗が分かれた。主な各党の動きから県議選を振り返りつつ、今後の県議会運営と県内政界への影響を探った。(文中敬称略)

 「いやあ、すごいな」。投開票から一夜明けた11日。福島市の自民党県連会館で役員の一人がつぶやいた。壁には、候補者名に付けられた当選を示す31個のバラ。16年ぶりの単独過半数という結果に、役員会に出席した議員らが握手で健闘をたたえ合った。

 4年前の前回に続いて全19選挙区に候補者を擁立。福島市と郡山市、須賀川市・岩瀬郡各選挙区には複数の新人を擁立する攻めの姿勢を打ち出し、このうち郡山市と須賀川市・岩瀬郡では全員が当選した。勝因について幹事長の太田光秋は「候補者本人の努力」とした上で、140に上る自民の友好・支援団体と連携した組織戦も奏功したと総括する。ただ、1人区では現職に敗れる厳しい結果もあり、県連内では「もう一度、県連が後援会づくりから携わる必要があるかもしれない」との声も漏れる。

 単独過半数という結果を受け、自民は引き続き議会運営の主導権を握り、正副議長の独占など議会人事の調整に入る。また震災と原発事故からの復興の加速や台風19号からの復旧など、「新生・自民」の力量が試される時期は近い。太田は「意欲ある若手が出馬し、党勢拡大につながった。県民の期待に応えるべく、責任政党として実績を重ねる」と表情を引き締めた。

 国民民主、募る危機感「逆風は強い」

 10日午後10時すぎの福島市の国民民主党県連事務所。いわき市選挙区で現職の落選が決まると、重苦しい空気が漂った。

 何票差だ―。まさか。「開票前には想像もしなかった結果」(県連幹部)に、幹部の一人は「党勢のなさが表れてしまった。中央レベルで大きな固まりをつくらないと、国民(民主)だけでは限界だ」と唇をかんだ。

 県議会で第2会派「県民連合」を組む立憲民主、社民、無所属の現職が得票を伸ばす中、国民の苦戦は続いた。福島市選挙区では上位当選を期待された現職が当落線上の戦いを強いられたほか、郡山市選挙区では4年前から4割近く得票を減らした現職もいた。

 最終的には改選前から1減の10議席となったが、ある現職は「『よく1議席減で済んだな』というのが正直な感想。(各候補の)得票を見ると、逆風は相当に強い」と危機感を募らせる。新人10人を公認、推薦した自民に対し、新人の擁立が1人にとどまったのも課題だ。国民県連幹事長の亀岡義尚は「結果は深刻」とした上で、こう結んだ。「活動量を増やして、県民の負託に応えられる4年間にしなければならない」

 総力戦の公明1増、いわき2議席

 いわき市選挙区では共産と公明が2人の候補者をそれぞれ擁立。ある政党幹部が「国政選挙並みの力の入れようだった」と語るように、各党の思惑が交錯する激しい戦いとなった。

 「いわきでの2議席獲得は復興・創生に向けた課題だった。候補者がよく頑張ってくれた」。現新2人が当選した公明党県本部代表の若松謙維は手応えを口にした。県議選で公明が同一選挙区に2人を擁立したのは初めて。いわき市選挙区では、4年前にトップ当選した現職の得票1万3460票程度にとどまれば共倒れする可能性もあった。

 だが、本県復興を重視する党の方針から2人の擁立に踏み切り、党組織を挙げた総力戦を繰り広げた。県全体でも過去最多の4議席を獲得し、自公そろっての議席増に県本部幹事長の今井久敏は「自公連立政権の発足から今年で20年を迎えた。県政運営もより安定できるよう自民党と連携を図りたい」と決意を語る。

 議席死守に共産は安堵

 「うちが狙い撃たれた状況。何とかはね返すことができた」。いわき市選挙区残り1議席で共産現職の「当選確実」が伝わると、福島市の共産党県委員会では安堵(あんど)の声が漏れた。

 共産は自公が攻勢を仕掛ける中で現有5議席を死守し、定例会の代表質問や議会運営などで発言権を持つ交渉会派(5人以上)を維持。さらに他選挙区でも善戦し、県委員長の町田和史は「6議席に伸ばす土台もつくれた」と力を込めた。

5474とはずがたり:2019/11/12(火) 15:52:23

議長候補に太田光秋氏浮上 福島県議会、自民が正副議長独占へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010008-minyu-l07
11/12(火) 11:50配信福島民友新聞

 県議選終了を受け自民党県連は11日、任期満了に伴う役員改選の人事調整に入った。役員人事と連動する県議会人事では、16年ぶりに単独過半数(31議席)を獲得した結果を踏まえ、正副議長を独占する方向で調整を進めるとみられる。議長候補には現幹事長で当選6回の太田光秋氏(51)=南相馬市・飯舘村=が浮上しており、太田氏の動向が焦点となる。
 県連は来週中に県議会改選後初の議員全員協議会を開き、幹事長と議長候補らを選出する方針で今後、県連三役などの人選が本格化する見通しだ。

「福島県議選」自民が過半数31議席獲得 国民民主は1減10議席
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010007-minyu-l07
11/12(火) 11:48配信福島民友新聞

 第19回県議選(定数58)は10日、無投票の9選挙区(15人)を除く10選挙区で投票が行われ、即日開票の結果、現職35人、新人8人の計43人の当選が決まった。無投票当選を加えた党派別の議席数で、県議会最大会派の自民が改選前から二つ上積みする31議席を獲得、単独過半数を上回った。任期は20日から4年。
 一方、国民民主は1減の10議席にとどまり、第2会派の県民連合としても議席を一つ減らした。投票率は41.68%と過去最低を更新した。

5475チバQ:2019/11/12(火) 17:20:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010026-minyu-l07
【データで見る福島県議選】自民、郡山6議席 国民は1議席減
11/12(火) 16:50配信福島民友新聞
【データで見る福島県議選】自民、郡山6議席 国民は1議席減
【データで見る福島県議選】自民、郡山6議席 国民は1議席減
 10日に投開票が行われた第19回県議選では選挙戦となった10選挙区で現職と新人の計43人の当選が決まり、無投票当選の15人を加えて新議員58人が出そろった。今回の県議選をデータから読み解いた。
 【選挙区・党派別】19選挙区のうち選挙戦となった10選挙区の党派別の状況をみると、福島市では各党の議席数は変わらなかったものの、改選前の3議席に現職と新人の計5人を擁立した自民で現職1人が落選し、新人1人が当選した。ほかはいずれも現職が当選し、議席は国民民主、共産、公明、立憲民主、社民ともに1。5人が立候補した会津若松市では自民の新人1人が当選したことで自民、国民民主で2議席ずつを分け合った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010025-minyu-l07
【データで見る福島県議選】台風影響大きく...投票率いわき低下
11/12(火) 16:47配信福島民友新聞
【データで見る福島県議選】台風影響大きく...投票率いわき低下
【データで見る福島県議選】台風影響大きく...投票率いわき低下
10日に投開票が行われた第19回県議選では選挙戦となった10選挙区で現職と新人の計43人の当選が決まり、無投票当選の15人を加えて新議員58人が出そろった。今回の県議選をデータから読み解いた。
 【市町村別投票率】19選挙区のうち選挙戦となった10選挙区(8市12町8村)の投票率を市町村別でみると、いわき市が前回比6.38ポイント低下の39.13%となり、前回が無投票で比較できない市町村を除き下げ幅が最も大きかった。同市選管は「人口規模が大きく、台風19号の被害が甚大な好間地区などで投票率が下がった」として上で「有権者が生活再建を優先したため」と分析している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010024-minyu-l07
【データで見る福島県議選】新人2人減9人 現職は53人中49人
11/12(火) 16:43配信福島民友新聞
【データで見る福島県議選】新人2人減9人 現職は53人中49人
【データで見る福島県議選】新人2人減9人 現職は53人中49人
10日に投開票が行われた第19回県議選では選挙戦となった10選挙区で現職と新人の計43人の当選が決まり、無投票当選の15人を加えて新議員58人が出そろった。今回の県議選をデータから読み解いた。
 【新旧別当選者】新人の当選者は19選挙区で9人にとどまり、前回から2人減少した。党派別では自民7、共産1、公明1。自民は郡山市、須賀川市・岩瀬郡の2選挙区でそれぞれ2人の当選者を出した。
 53人が立候補した現職は49人が当選し、存在感を示した格好だ。無投票で当選した15人の内訳をみると、新人は1人で、14人が現職だった。

5476チバQ:2019/11/12(火) 18:03:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000002-khks-pol
福島・大熊町長に吉田氏初当選 避難指示解除後、初の選挙
11/12(火) 10:27配信河北新報
 任期満了に伴う福島県大熊町長選は10日投票が行われ、即日開票の結果、ともに無所属新人で、元副町長の吉田淳氏(63)が元町議会議長の鈴木光一氏(64)を大差で破り、初当選した。

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が4月に一部地区で解除されて初の町長選は、1万人以上の町民のほとんどが町外で避難生活を継続する中で行われた。町選管によると、投票率は53.00%で、選挙戦となった2011年の前々回を15.34ポイント下回り、過去最低を更新した。

 当日の有権者は8440人。

 ◇福島県大熊町長選開票結果(選管最終)

当 3549吉田淳 無新

   863鈴木光一 無新

5477チバQ:2019/11/12(火) 18:03:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000001-khks-pol
福島県議選 自民が03年以来の単独過半数 投票率は41.68%、過去最低
11/12(火) 10:27配信河北新報
 任期満了に伴う福島県議選(定数58)は10日、投開票が行われた。無投票を除く10選挙区の43議席を巡る攻防で、最大会派の自民党は21人が当選。無投票の10人と合わせて2003年県議選以来となる単独過半数を獲得した。国民民主党は改選前議席を下回った。投票率は過去最低の41.68%だった。

 党派別当選者数は自民31、立憲民主2、国民10、公明4、共産5、社民1、無所属5。選挙前は自民29、立民2、国民11、公明3、共産5、社民1、無所属6。新旧別は現職49、新人9。

 投票率は過去最低を記録した15年を4.99ポイント下回り、東京電力福島第1原発事故後の低落傾向に歯止めがかからなかった。全県に甚大な浸水被害をもたらした台風19号の復旧途上だったことに加え、立候補者が最少の75人にとどまり有権者の関心が高まらなかったことが影響したとみられる。

 期日前投票者は前回より11.8%増え、18万5799人。無投票の9選挙区を除く当日の有権者は119万6461人だった。

 県議選のほか、大熊町長選や相馬、川俣、新地など県内の6市町村議選も投開票された。

5478チバQ:2019/11/12(火) 18:25:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191110-00000001-yamagatan-l06
米沢市長選、現新一騎打ちの公算大
11/10(日) 10:00配信山形新聞
 任期満了に伴う米沢市長選は17日の告示(24日投開票)まで1週間に迫った。立候補を予定しているのは、現職で再選を目指す中川勝氏(69)=本町3丁目=と、新人で元衆院議員の近藤洋介氏(54)=舘山1丁目=の2人。ほかに出馬の動きはなく、一騎打ちの公算が高まっている。

 中川氏は昨年の市議会12月定例会で出馬を表明。自民党県連の推薦を得て態勢を固めた。8日には総決起大会を開き、11日からは連日朝のつじ立ちを行う。

 近藤氏は8月30日に出馬表明。政党の推薦は受けず、つじ立ちや地区ごとのミニ集会で選挙ムードの盛り上げを図っている。13日に決起大会を開く予定。

 9月2日現在の有権者数は6万8028人(男3万2906人、女3万5122人)。

◇立候補予定者(敬称略)
中川勝 69 市長 無現
近藤洋介 54 元衆院議員 無新

5479チバQ:2019/11/12(火) 18:29:51
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201911/CK2019111102000088.html
原発避難者が99% 異例の大熊町長選 前副町長の吉田氏初当選

2019年11月11日 夕刊


 任期満了に伴う福島県大熊町長選が十日投開票され、無所属新人の前副町長吉田淳氏(63)が、無所属新人の元町議会議長鈴木光一氏(64)を破り初当選した。

 同町は今年四月、福島第一原発の立地町として初めて一部で避難指示が解除。しかし、町外避難者が町民の99%に上るため、両陣営はいわき市や郡山市など「大票田」での運動を余儀なくされる異例の選挙戦となった。

 投票率は53・00%で過去最低。得票数は吉田氏が三千五百四十九票、鈴木氏が八百六十三票。

 吉田氏は、町内の選挙事務所で記者団に「町に戻る人だけでなく、戻らない人や新たに入って来る人と協力して町を再生したい」と抱負を述べた。

 吉田氏は同町出身で、一九七九年に大熊町役場に入った。総務課長などを経て二〇一六年から副町長を務め、渡辺利綱町長(72)を支えた。自宅は帰還困難区域にあるため現在はいわき市に避難している。

5480チバQ:2019/11/13(水) 16:55:21
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191113-432916.php
【福島県議選・戦いの跡】福島市選挙区 自民は議席拡大ならず
2019年11月13日  

福島市選挙区の開票作業=10日午後9時35分ごろ、福島市・NCVふくしまアリーナ
 【福島市選挙区】8議席を争った10日投開票の県議選福島市選挙区には、現新合わせて10人が立候補し、現職7人、新人1人が当選した。投票率は41.47%で4年前より3.97ポイント低下する中、地盤を核に組織固めを徹底した現職が強さを発揮し、上位で当選した。(県議選取材班、文中敬称略)

 自民は党勢拡大を狙い現新5人を擁立したが議席拡大はならず、国民民主、共産、公明、立憲民主、社民5党の現職が守った。

 自民現職の西山尚利は地盤の市西部を手堅くまとめ、1万3371票を獲得してトップ当選した。共産現職の宮本しづえは党組織票を固め、遊説を中心に反自民票を取り込んで3選。公明現職の伊藤達也は森合地区などの地盤を軸に地元市議と集票を図り、再選した。

 社民現職の紺野長人は自治労などを核に組織票をまとめ、党唯一の議席を守った。自民現職の佐藤雅裕は議員活動で築いた支持団体を軸に票を上積みし、前回から1300票以上の躍進。立民現職の高橋秀樹は連合福島や労働組合などの集票を図り、4選を果たした。自民新人の渡辺哲也は元職の地盤・市北部や新聞記者時代の人脈を生かして票を集め、初陣を飾った。国民現職の大場秀樹はNPO関係者や市議らの応援で票を固め、議席を守り抜いた。

 一方、自民現職の丹治智幸は松川地区を足掛かりに精力的に街頭演説を展開したが、一歩届かなかった。自民新人の誉田憲孝は市北東部の地盤を固めながら支持拡大を狙ったが、及ばなかった。当落の明暗は63票差で分かれた。8000票台に4人がひしめき、当落情勢は開票終盤までもつれる接戦だった。

https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191113-432917.php
【福島県議選・戦いの跡】郡山市選挙区 湖南以外下回る投票率
2019年11月13日  

開票作業を進める職員ら=宝来屋郡山総合体育館
 【郡山市選挙区】10日に投開票が行われた県議選の郡山市選挙区(定数10)の投票率は35.61%と、補選を除きこれまでで最も低かった2015(平成27)年の前回を2.53ポイント下回り、過去最低となった。期日前投票(1〜9日)の投票者数は3万8469人と、前回を5378人上回ったが、投票率アップにはつながらなかった。

 湖南以外の全地区で前回を下回り、最も高かったのは湖南の62.68%で、三穂田53.86%、中田50.30%と続いた。最も低かったのは富久山の30.92%だった。

 議員定数の改正に伴い、定数が1増となった今回は、自民が現職4人と新人2人の全員が当選、現有5議席から1議席増やした。国民民主が2議席、公明と共産が1議席を維持した。

 地域の代表を選ぶ県議選だが、当日有権者数26万8506人のうち、半数以上の17万人余りが投票を棄権。台風19号での復旧対応に加え、県議会に対する有権者の関心、期待の薄さが反映されたものともいえそうだ。県議会には今後、若者をはじめとした市民が県政に関心を抱くような活発な議論が求められる。

5481チバQ:2019/11/13(水) 16:55:42
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191113-432907.php
【福島県議選・戦いの跡】会津若松市選挙区 自民12年ぶり2議席
2019年11月13日  
 10日に投開票された県議選で、会津地方では選挙戦となった会津若松市、喜多方市・耶麻郡、南会津郡の各選挙区で現職計5人、新人計2人が当選した。当選を決めた各陣営の選挙事務所には万歳の声が大きく響き、当選した各氏は古里再生や地方創生への誓いを新たにした。

 国民は現職2人議席死守

 【会津若松市選挙区】定数4を現新5人で争った。自民が1増となり、12年ぶりに2議席を獲得した。国民は現職2人が議席を死守した。政党別の得票率では、自民が全体の48.5%を獲得、前回より13ポイント上昇した。国民は40.2%を得た。

 地盤、組織を着実に固めた陣営が上位を占めた。前回に続きトップ当選の現職佐藤義憲氏(自民)は、保守票をまとめたほか市内北西部を固め、4年前から約800票伸ばした。

 2位の現職渡部優生氏(国民)は地元・河東を軸に、連合福島から推薦を得て労組票を固め、前回の得票に約600票上積みした。3位の新人佐藤郁雄氏(自民)は勤務する病院の運営法人から支援を受けつつ浸透を図り、渡部氏に53票差と肉薄した。現職宮下雅志氏(国民)は個々の支持者をまとめたが、組織的な支援が薄く、前回より約千票落とし、4位にとどまった。

 新人古川芳憲氏(共産)は参院選の野党共闘をアピール、無党派取り込みを狙ったが、及ばなかった。

 各陣営は人口減少などの課題で論戦を繰り広げたが、市民の関心は低調のまま。投票率は前回を4.8ポイント下回る38.23%となり、過去最低を3回連続で更新した。

 自民、国民が議席分ける

 【喜多方市・耶麻郡選挙区】24年ぶりの選挙戦で、定数1減の2議席に同市出身の3人が立候補した。有権者は大ベテランと若さをアピールした新人に将来を託した。

 現職の瓜生信一郎氏(国民)は、非自民の受け皿として8期の実績を強調。旧選挙区の地盤耶麻郡で半分近い票を得てトップ当選した。

 新人の江花圭司氏(自民)は各地区で演説会を開き、若者や高齢者に響く政策を直接訴え初当選。現職を抑え、同市で最多の票を得た。

 現職の渡部信夫氏(自民)は消防団や農業団体から支持を広げ、自民、公明市議の応援も受けたが落選し、組織戦の限界もうかがえた。

 久々の選挙に加え、自民は旧市内の喜多方総支部が現職、それ以外の耶麻総支部が新人を推す構図となり、各陣営は票読みに苦戦した。

 投票率は51.36%と想定を下回り、有権者との温度差も浮き彫りとなった。

 自民現職が74票差勝利

 【南会津郡選挙区】8年ぶりの選挙戦となった。現職の星公正氏(自民)が、新人の渡部英明氏(無所属)を74票差で破り、議席を死守した。
 星氏は台風19号の対応で後手に回ったが、自民党の組織力をフル稼働し、地元の南会津町西部や只見町を中心に票を積み上げて勝利をつかんだ。
 渡部氏は非自民を打ち出し、票田の南会津町田島地区や下郷町で票を伸ばしたが、あと一歩届かなかった。
 投票率は8年前を4・91ポイント下回る75・16%だった。

5482チバQ:2019/11/13(水) 16:56:02
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191113-432908.php
【福島県議選・戦いの跡】いわき市選挙区 自民堅調4議席維持
2019年11月13日  

県議選いわき市選挙区の開票作業に当たる職員ら=10日、いわき市総合体育館
 10日に投開票が行われた第19回県議選。浜通りでは無投票の南相馬市・飯舘村、双葉郡両選挙区を除く、いわき市と相馬市・新地町両選挙区で投開票が行われ、新県議11人が決まった。告示前に本県を襲った台風19号被害を踏まえ各陣営が展開した戦いを、選挙区ごとに振り返る。

 公明1増2議席、共産2議席死守

 【いわき市】定数10に対し、12人が立候補。前回の16人から減少したが、泡沫(ほうまつ)候補のいない少数激戦の様相を呈した。さらに、台風19号などの被災から間もなく、従来の選挙戦とは違った環境の中、各陣営は手探りで票集めに奔走した。

 自民は現職4人が後援会組織と地盤固めを進め、手堅く勝ち抜いた。坂本竜太郎氏は勿来を中心に支持を集めトップで再選を果たした。矢吹貢一氏は約50の後援会組織の後押しで盤石の戦いぶりを見せた。

 青木稔氏は全域で支持を集め、最多当選となる9期目を射止めた。鈴木智氏は地盤小名浜などで堅調に票を獲得した。立憲の古市三久氏は終盤に台風被災地で防災への取り組みを訴え票を伸ばした。

 共産は党幹部を投入するなど現職2人の議席を死守。吉田英策氏は街頭演説で内郷地区などの票を獲得。宮川絵美子氏は組織票のほか、市南部で支持を集めた。

 公明は票の取りまとめが機能し議席を2に伸ばした。新人真山祐一氏は被災地に入り、支援策をアピール。現職安部泰男氏は市南部や常磐地区でも票を集めた。

 唯一の無所属西丸武進氏は地盤の遠野、常磐地区で票固めを進め7選となった。

 現職着実に集票 自民系を退ける

 【相馬市・新地町】現職の荒秀一氏が自民推薦の新人鈴木一弘氏を4251票差で破り2選を果たした。

 荒氏は市議選、町議選との同日選で、初当選した昨年の県議補選と比べて投票率が大幅に伸びる中、政治経験と手腕のアピールで相馬、新地ともに着実に票の上積みを図った。反自民票や無党派層の取り込みにも成功し、貫禄を示した。

 鈴木氏は保守系組織の後押しを受け、地盤の相馬市東部などを中心に集票を図ったが及ばなかった。自民としても議席奪還を目指した中で厳しい結果となった。

5483チバQ:2019/11/13(水) 16:56:19
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20191113-432901.php
【福島県議選・戦いの跡】白河市・西白河郡 被災復旧対応重要
2019年11月13日  

開票作業に取り組む白河市の職員ら=白河市中央体育館
 10日に投票が行われた県議選で、白河市・西白河郡、須賀川市・岩瀬郡、石川郡の3選挙区で新たに県議が決まった。前回無投票だった須賀川市・岩瀬郡以外の2選挙区では、矢吹町を除く全市町村で投票率が前回を下回った。新県議には、地域がこれまでに抱える課題に加え、台風19号の被災地復旧に向けた対応も求められる。各選挙区の戦いを振り返る。(県議選取材班)

 新人寄せ付けず現職3人当選

 【白河市・西白河郡】現職3人、新人1人による選挙戦。有力視されていた現職3人が当選した。

 昨年無投票だった無所属の三村博隆氏は初の選挙戦。矢吹町中心に西白河郡で票を伸ばしトップ当選した。

 自民の渡辺義信氏は白河市で約6200票を得て西白河郡で偏りなく集票した。自民の満山喜一氏は大票田の白河市で最多の約7700票を獲得した。無所属の金山屯氏は街頭演説に注力したが、浸透させることができなかった。

 選挙熱が高まりきらず、西郷村の投票率が10選挙区で最も低い31.19ポイントだった。

 8年ぶり選挙、自民が2議席

 【須賀川市・岩瀬郡選挙区】8年ぶりの選挙戦は新人の渡辺康平と水野透の両氏の当選で自民が2議席を獲得した。

 現新6人が3議席を争う激戦となったが、投票率は8年前を3.32ポイント下回る44.48%にとどまった。トップは6選を果たした国民現職の宗方保氏で7326票。渡辺氏が宗方氏に次ぐ7093票を得た。渡辺氏は地元須賀川市で最多の5939票を獲得。同じく地元の宗方氏に14票差を付け、存在感を示した。

 水野氏は同市出身ながら鏡石町、天栄村で得票を伸ばし、3番手に食い込んだ。

 現職が競り勝つ

 【石川郡】1議席を巡る3氏の戦いは、無所属現職の円谷健市氏が200票差で競り勝つ激戦となった。

 円谷氏は玄葉光一郎衆院議員後援会を柱に選挙戦を展開した。台風19号の被害が大きかった石川、玉川、浅川の3町村で最多票を得ており、有権者が現職に復旧への望みを託した形となった。

 自民新人の大野峯氏は党組織を生かして知名度浸透を図り、平田村、古殿町で善戦したが、わずかに届かなかった。

5484チバQ:2019/11/18(月) 20:57:57
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191114_11017.html
宮城県議会1増の8会派 自公、絶対安定多数確保
 宮城県議会(定数59)は13日、改選後の議員の任期が始まり、新たな会派構成が決まった。自民、公明両党系会派が計37人で、全6常任委員会の過半数を占める絶対安定多数を確保した。改選前に旧民進党系会派にいた議員が1人会派を結成し、会派数は改選前の7から8に増えた。
 前回2015年県議選の直後に32人だった最大会派「自民党・県民会議」は1人増の33人となり、単独過半数を維持した。公明党県議団は改選前と同じ4人。
 結党後、初の県議選となった立憲民主党が軸となる「みやぎ県民の声」は、立民7人、国民民主党1人、無所属3人を加えた計11人で構成。前回県議選直後から1人増え、改選前に引き続き第2会派となった。
 共産党県議団は議案提出権と代表質問権が与えられる5人を守ったものの、前回の8人から3人減った。社民党県議団、無所属の会は、いずれも2議席を保った。
 県民の声を離れた高橋啓氏(65)は1人会派「緑風会」を発足。吉川寛康氏(50)による1人会派「21世紀クラブ」は存続した。
 新議員の所属会派は次の通り(五十音順、丸数字は当選回数)。

 【自民党・県民会議】
 中沢幸男(9)▽仁田和広、藤倉知格=(8)▽安藤俊威、斎藤正美、畠山和純=(7)▽佐々木喜蔵(6)▽石川光次郎、中島源陽、中山耕一、本木忠一=(5)▽菊地恵一、佐々木幸士、高橋伸二、外崎浩子、村上智行=(4)▽遠藤隼人、佐々木賢司、庄田圭佑、高橋宗也、深谷晃祐、村上久仁、守屋守武、横山隆光、渡辺勝幸=(2)▽伊藤吉浩、柏佑賢、桜井正人、瀬戸健治郎、福井崇正、八島利美、渡辺重益、渡辺拓=(1)
 【みやぎ県民の声】
 坂下康子(8)▽遊佐美由紀(7)▽坂下賢(6)▽太田稔郎、境恒春=(3)▽佐々木功悦(2)▽石田一也、小畑仁子、佐藤仁一、枡和也、三浦奈名美=(1)
 【共産党県議団】
 天下みゆき、三浦一敏=(3)▽大内真理、福島一恵=(2)▽金田基(1)
 【公明党県議団】
 庄子賢一(5)▽伊藤和博(4)▽遠藤伸幸、横山昇=(2)
 【社民党県議団】
 岸田清実(6)▽熊谷義彦(5)
 【無所属の会】
 菅間進(8)▽渡辺忠悦(4)
 【21世紀クラブ】
 吉川寛康(4)
 【緑風会】
 高橋啓(2)

◎宮城県議会自民会派 幹事長に菊地氏 政調会長は佐々木幸氏

 宮城県議会会派の自民党・県民会議(33人)は13日、会派総会を開き、幹事長に菊地恵一氏(61)=大崎、4期=、政調会長に佐々木幸士氏(47)=太白、4期=をそれぞれ選任した。任期は2020年10月末まで。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年11月14日木曜日

5485チバQ:2019/11/18(月) 21:07:57
 【みやぎ県民の声】
■無所属当選
 坂下康子(8)
佐々木功悦(2) 立憲推薦
石田一也 立憲国民推薦
■立憲民主党当選
遊佐美由紀(7)
坂下賢(6)
太田稔郎、
境恒春=(3)
小畑仁子、
佐藤仁一
三浦奈名美
■国民民主党当選
枡和也


 【無所属の会】
 菅間進(8)▽渡辺忠悦(4)
 【21世紀クラブ】
 吉川寛康(4)
 【緑風会】
 高橋啓(2)

5486チバQ:2019/11/22(金) 11:38:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00000001-yamagatan-l06
中川氏と近藤氏、激しく競る
11/21(木) 7:47配信山形新聞
 任期満了に伴う米沢市長選は24日の投開票まであと3日に迫った。山形新聞社は有権者への対面調査のデータに取材で得た情報を加味して情勢を分析。再選を目指す現職中川勝氏(69)=本町3丁目=と、元衆院議員の新人近藤洋介氏(54)=舘山1丁目=が激しく競り合っている。市街地を中心に態度を決めていない有権者も多く、両陣営の最終盤の動きや投票率が勝敗を左右するとみられる。

 中川氏は自民党県連と同市支部、公明党米沢支部が推薦。保守系元市議の出馬断念で戦いの相手が変わったこともあり態勢構築は遅れたが、組織力を生かして巻き返している。告示日からは毎晩3カ所で個人演説会を開くなど、組織がかみ合って集中的に運動を展開。現職の強みも生かし、地元南部地区や周辺部を中心に支持を広げる。

 財政再建や市立病院改築計画策定など4年間の実績をアピールして市政継続の必要性を主張。高校3年までの医療費無償化など子育て支援や市民の健康重視の政策を打ち出している。

 近藤氏は“市民党”を掲げて幅広い支持を集める戦略。立憲民主、国民民主、社民の各党県連、共産党置賜地区委員会、新社会党県本部が自主的に支援する。8月30日の出馬表明以降、国会議員時代の後援会を中心に短期間で態勢を整えて支持者回りを重ねた。地元西部地区など市街地で強く、経産副大臣の経験を前面に経済界にも食い込む。

 人口減少の現状とともに目指す10年後の米沢像を示し、「今変えないと手遅れになる」と市政刷新を訴える一方、市民所得を向上させ「稼ぐ力のある米沢」をつくると力説している。

 明確な争点に乏しく、選挙ムードの盛り上がりはいまひとつ。投票率は前回の58.74%を下回るとみられ、50%台前半となる可能性もある。

 16日現在の有権者数は6万7940人(男3万2889人、女3万5051人)。

◇立候補者(届け出順)
中川勝 69 市長 無現
近藤洋介 54 会社役員 無新

5487チバQ:2019/11/27(水) 18:31:05
https://mainichi.jp/articles/20191126/ddl/k06/010/021000c
米沢市長選 薄氷、24票差の決着 得票差最少で中川氏再選 /山形
会員限定有料記事 毎日新聞2019年11月26日 地方版
 任期満了に伴う米沢市長選は24日投開票され、現職の中川勝氏(69)が元衆院議員で新人の近藤洋介氏(54)をわずか24票差で破り、再選を果たした。同市選挙管理委員会事務局によると、同市長選でこれまでの得票差の最少は、新人だった高橋幸翁氏が現職の長俊英氏を破って初当選した1983年の28票差。投票率は60・57%(前回58・74%)。【佐藤良一、日高七海】

https://www.sankei.com/politics/news/191125/plt1911250004-n1.html
山形・米沢市長選 24票差で現職の中川氏再選
2019.11.25 00:55政治選挙
Twitter
反応
Facebook
文字サイズ
印刷
 任期満了に伴う山形県米沢市長選が24日投開票され、無所属現職の中川勝氏(69)=自民、公明推薦=が、元衆院議員の新人、近藤洋介氏(54)をわずか24票の僅差で破り、再選を果たした。

 得票数は中川氏が2万241票、近藤氏が2万217票だった。当日有権者数は6万7378人(男3万2575人、女3万4803人)で、投票率は60・57%。

 選挙戦で、中川氏は「若い人が米沢から離れ、都会で就職する状況を少しでも減らしたい。置賜(おきたま)(地域)の中心として活性化を進めたい」と主張。市立病院と民間病院の連携や「米沢ブランド戦略」などを実績として強調し、市政の継続を訴えた。

 一方、近藤氏は「米沢に必要なのは5年、10年先の明確なビジョンと着実な実行力」と訴え、人口減少に歯止めをかけると訴えたが、まさにあと一歩及ばなかった。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191125_51020.html
山形・米沢市長に現職中川氏 24票差で元衆院議員近藤氏を破る

中川勝(なかがわ まさる)69(2)市長(県議(3)、市議(5))米沢市、米沢商高=(自)
拡大写真
 任期満了に伴う米沢市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の中川勝氏(69)=自民推薦=が、無所属新人で元衆院議員の近藤洋介氏(54)を24票差で破り再選を果たした。
 中川氏は財政健全化や民間と連携した市立病院建て替え計画、小中学校の統廃合などの実績を強調。自ら制定した2期8年を上限とする市長任期条例を挙げ、次期の4年間を課題解決の集大成だと訴えた。
 近藤氏は産業振興など長期ビジョンを掲げた市民協働の事業推進を主張。国政での知名度を生かし支持を広げたが、及ばなかった。
 当日の有権者は6万7378人。投票率は60.57%で、前回(2015年)の58.74%を1.83ポイント上回った。

 ◇米沢市長選開票結果
(選管最終)
当  20,241中川勝 無現
   20,217近藤洋介 無新


関連ページ:山形政治・行政
2019年11月25日月曜日

5488チバQ:2019/11/27(水) 18:32:05
https://www.yamagata-np.jp/news/201911/25/kj_2019112500427.php
再選の中川さん「流れ止めない」 米沢市長選・横一線抜け出し沸く
2019年11月25日 08:54
花束を受け取り笑顔を見せる中川勝さん=24日午後11時27分、米沢市金池5丁目
花束を受け取り笑顔を見せる中川勝さん=24日午後11時27分、米沢市金池5丁目
 大接戦となった任期満了に伴う米沢市長選で、再選を果たした現職の中川勝さん(69)、惜しくも敗れた新人の近藤洋介さん(54)。陣営は24日夜、それぞれ歓喜に沸き、落胆の重苦しい空気に包まれた。

 中川勝さんの陣営は、米沢市金池5丁目の選挙事務所で開票を見守った。駆け付けた支援議員や支持者ら約100人は、横一線の開票状況に戸惑いながら結果を待った。開票所から勝利の連絡が届くと、会場は沸き上がり拍手と歓声に包まれた。

 中川さんは支持者と握手しながら、妻洋子さん(63)とともに盛り上がりが最高潮となった会場入り。「大変厳しい戦いを勝たせていただいた」と深々と頭を下げた。後藤源選対本部長の掛け声で万歳三唱し、武◎式保存会の号令で勝ちどきを上げた。

「意義ある戦いだった」近藤さん
落選が決まり、うつむく近藤洋介さん=24日午後11時17分、米沢市大町4丁目
落選が決まり、うつむく近藤洋介さん=24日午後11時17分、米沢市大町4丁目
 落選の一報が近藤洋介さんの事務所に入ると、室内は一瞬にして重苦しい雰囲気に変わり、「なんで」「届かなかったか」との嘆きが響き渡った。

 開票開始から両候補の得票は横一線の状況が続き、詰めかけた支持者は手に汗を握り、状況を見守った。中川勝さんの当選が確定したことを受け、近藤さんはマイクを握り、「結果を出せなかった。私の力不足。不徳の致すところ。誠に申し訳ない。意義のある戦いだった。結果を出せなかったことはおわびするしかない」と語った。今後について近藤さんは「現時点では…」と話した後、沈黙し「白紙の状態」と声を振り絞った。

◎は示ヘンに帝


https://www.yamagata-np.jp/news/201911/25/kj_2019112500426.php
米沢市長選を振り返って 中川氏1期目、市民が評価
2019年11月25日 07:51
PR
 24日に投開票が行われた米沢市長選は、自民、公明推薦の現職中川勝氏(69)が組織力を生かして後半に巻き返し、新人で元衆院議員の近藤洋介氏(54)を僅差で退けて再選を決めた。市立病院の改築、小中学校の再編、財政健全化など、中川氏の1期目の政策を市民が評価、市政継続を選んだといえる。

 中川氏は昨年の市議会12月定例会で出馬を表明。自身の市長任期を2期8年とする条例を制定しており、次の4年間で中川市政の結果を出させてほしいと訴えた。個人の後援組織は規模、厚みとも近藤氏に劣るものの、前回同様に自民、公明両党の県議、市議を中心にした組織戦を展開した。公務を優先し選挙態勢構築は遅れたが、危機感がばねとなり組織が結束。告示後は歯車が回り始め、毎晩3カ所で個人演説会を開くなど人的資源を集中的に投入した戦略が奏功した。

 近藤氏は経済産業副大臣など国政の経験を前面に「新しい米沢をつくる」と訴えたが、「なぜ国政から市政にくら替えするのか」「なぜ現職を1期で変えなければならないのか」との疑問や批判に応えきれなかった。市政の将来像や危機感、希望を語ったものの、明確な争点を示せず支持の広がりを欠いた。前回市長選で中川氏を支持した木村忠三県議の支持は取りつけたものの、木村氏の後援会は分裂し動きは鈍かった。

 自ら任期を限った中川氏の前半4年間は一定程度、市民に認められた形だが、選挙戦で議論となった人口減少や産業振興は待ったなしの状態と言える。企業誘致など働く場の確保は大事だが、県内の有効求人倍率が長く1倍を超える中、本当に必要なのは魅力的な働く場を増やすことだろう。市内のさまざまな素材の磨き上げを図るブランド戦略事業も本格的にスタートしたばかりだ。市民、経済の「健康」を掲げ、次の4年間を市議、県議、市長と歩んだ政治家人生の「総決算」とする中川氏の手腕が1期目以上に問われる。

5489チバQ:2019/11/28(木) 10:51:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000021-san-l04
宮城県議会の新議長に自民・石川光次郎氏
11/26(火) 7:55配信産経新聞
 改選後初となる県議会11月定例会は25日開会し、新しい議長に自民党・県民会議の石川光次郎氏(52)=仙台市宮城野区選挙区、当選5回、副議長に同会派の斎藤正美氏(64)=石巻市・牡鹿郡選挙区、当選7回=を選出した。定例会の会期は12月17日までの23日間。

5490チバQ:2019/12/01(日) 22:48:38
この場合出馬できるんですか!?
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/11/28/68782
2019.11.28
松倉氏(自民)再選挙出馬へ 県議選二戸、「当選無効」提訴見送り
当選無効について陳謝し、再選挙への出馬を表明する松倉史朋氏(右)。左は藤原崇県連会長
 自民党の松倉史朋元県議(26)=二戸選挙区=は27日、盛岡市内で記者会見した。立候補に必要な県内での居住実態がなく「当選無効」とした県選挙管理委員会の議決について、仙台高裁に提訴しないと表明。来年1月実施が見込まれる再選挙に出馬する意向を示した。

 松倉氏は「私の認識不足だった。提訴も選択肢だったが、有権者である県民の審判を仰ぎたい」と述べ、党に公認申請して再選挙に臨むと説明した。

 同席した藤原崇県連会長は「県民をお騒がせし、公認した党県連として県民に申し訳ない」と謝罪。松倉氏の再選挙対応について「本人の意思を最大限尊重し、支援する」と語った。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201911/20191128_31025.html
当選無効で岩手県議辞職の松倉氏 再選出馬に意欲

岩手県議を辞職した松倉氏(右)と藤原自民党県連会長
拡大写真
 岩手県選管が県議選(9月8日投開票)の当選無効を決定したのを受けて辞職した自民党の松倉史朋氏(26)=二戸選挙区=は27日、「再度選挙に臨み、県民の審判を仰ぎたい」と再選挙に立候補する考えを示した。盛岡市の党県連事務所で記者会見して述べた。
 松倉氏の辞職は26日付。「自分の認識不足でお騒がせし申し訳ない。選管の決定を真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。
 党県連も「公認する際に被選挙権の要件について認識が甘かった」と謝罪。藤原崇会長(衆院比例東北)は「本人の意思を尊重し、県連としてサポートしたい」と再選挙で支援する方針を示した。
 公選法により、県議選は投票日から逆算して3カ月以上、県内に住み続けないと立候補の要件を満たさない。松倉氏は3月中旬から7月末まで群馬県太田市の自動車組立工場に勤務し、会社の寮で生活していた。岩手県選管は県内での居住実態がなかったと判断した。
 松倉氏の当選無効は、決定取り消しを求める提訴期限の12月2日に確定する。その場合は欠員となり、50日以内に再選挙が行われる。松倉氏は二戸市出身で弘前大卒。航空自衛隊員などを経て二戸選挙区(定数2)に立候補し、無投票で初当選した。


関連ページ:岩手政治・行政
2019年11月28日木曜日

5491チバQ:2019/12/04(水) 20:24:25
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20191204112243.html
近藤氏側が異議申し立て 米沢市長選、票の再点検求める
2019/12/04 11:22山形新聞

 任期満了に伴い、11月24日に投開票された米沢市長選で、現職の中川勝氏(69)に24票差で敗れた新人で元衆院議員の近藤洋介氏(54)の陣営関係者が3日、中川氏の当選無効を求め、市選挙管理委員会に異議を申し立てた。関係者は「得票差は誤差の範囲内。票の再点検、再確認をお願いしたい」と話している。

 申し立てたのは近藤氏選挙対策本部の高木茂之幹事長。市選管は同日から30日以内に訴えの内容を判断し、結果を公表する。

 申出書などによると、同市長選の有効投票数は4万458票で、中川氏が2万241票、近藤氏は2万217票をそれぞれ獲得した。24票の得票差は有効投票数に対して0.059%と誤差の範囲内であるため、有効票と無効票(354票)の再点検、再確認が必要と訴えている。

 高木氏は山形新聞の取材に対し「2万以上の得票に対して責任を果たす必要がある。市長を決める大事な選挙だからこそ、はっきりさせたい」と述べた。近藤氏は「市民から疑問票が多かったことを懸念する声が出ている。公正な調査を求めたい」とコメントした。

 同市長選の投開票当日有権者数は6万7378人(男3万2575人、女3万4803人)で、投票率は60.57%だった。

5492チバQ:2019/12/17(火) 19:32:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121700950&amp;g=pol
宮城県議会、水道民営化へ条例可決 全国初、料金上昇抑制へ
2019年12月17日18時14分

水道事業民営化に関する条例を賛成多数で可決した宮城県議会=17日午後、仙台市青葉区
水道事業民営化に関する条例を賛成多数で可決した宮城県議会=17日午後、仙台市青葉区

 宮城県議会は17日の本会議で、上水道事業の運営権を民間に委ねる全国初の「コンセッション方式」の導入をめぐり、改正条例を賛成多数で可決した。上下水道と工業用水を対象とし、県は2022年度の事業開始を目指す。効率化により、今後20年間の総事業費の約7%に相当する約247億円を削減し、料金上昇のペースを抑制できる。
 上水道のコンセッション方式は、10月施行の改正水道法に基づき可能となった。県は、人口減少などで事業収益の悪化が見込まれることを踏まえ、上水道、工業用水道、下水道の3事業を官民で一体的に担う「みやぎ型管理運営方式」の導入を決定。条例には、水道事業の運営権を委託する民間事業者の選定手続きや、水道料金の設定方法などを盛り込んだ。
 村井嘉浩知事は本会議後、「民間の知恵と工夫を最大限活用し、官民が力を合わせて努力していかなければならない」と述べた。
 県は19年度に民間事業者の募集を開始し、21年度の議会に事業者を決定する議案を提出する予定だ。

5493チバQ:2019/12/23(月) 12:01:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00010001-minyu-l07

矢吹町長に蛭田泰昭氏が初当選 新人対決で大勝、薄葉氏を破る


12/23(月) 11:52配信

福島民友新聞







矢吹町長に蛭田泰昭氏が初当選 新人対決で大勝、薄葉氏を破る


初当選を果たし、万歳する蛭田氏(中央)と妻律子さん(左)


 任期満了に伴う矢吹町長選は22日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の会社役員蛭田泰昭氏(61)が無所属新人の前町議薄葉好弘氏(62)を4785票差で破り、初当選した。任期は来年1月11日から4年。
 町政刷新を訴えた蛭田氏と、今期限りで引退する現職町長の後継指名を受けた薄葉氏による選挙戦。現町政に異議を唱える町議や町民らの支援を受けた蛭田氏は、町民の声を反映した町民本位のまちづくりを訴えて支持を集めた。
 投票率は63.33%で、選挙戦となった2011(平成23)年の町長選を10.37ポイント上回った。当日有権者数は1万4398人(男性7175人、女性7223人)。

5494チバQ:2020/01/09(木) 13:40:55
https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/1/8/70975
2020.01.08
窃盗の疑い 滝沢市議を逮捕 盛岡のパチンコ店
 パチンコ店内でICカードを盗んだとして、盛岡西署は7日、窃盗の疑いで、滝沢市室小路、同市議工藤勝則容疑者(66)を逮捕した。

 逮捕容疑は同日午前11時35分ごろ、盛岡市内のパチンコ店で、同市の介護職員女性(33)が使っていたICカード1枚(残高五千数百円)を盗んだ疑い。

 工藤容疑者は2011年、滝沢村議に初当選し、連続3期。現在、予算決算常任委員長、総務教育常任委副委員長などを務めている。

5495チバQ:2020/01/20(月) 20:57:39
https://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-20200120080009.html
山下氏が初当選 無効当選の松倉氏に圧勝/岩手県議選二戸区・再選挙
2020/01/20 08:00デーリー東北

山下氏が初当選 無効当選の松倉氏に圧勝/岩手県議選二戸区・再選挙

デーリー東北

(デーリー東北)

 岩手県議選二戸選挙区の再選挙(定数1)は19日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で無所属の前一戸町議山下正勝氏(66)が9295票を獲得し、同じく新人で自民党公認の無職松倉史朋氏(27)=公明党推薦=を5303票差の大差で破り、初当選を果たした。投票率は40・40%で、選挙戦となった2015年を14・78ポイント下回った。

 再選挙は、昨年の県議選で無投票当選した松倉氏が、公選法が求める選挙前3カ月以上の県内での居住実態がなかったとして、当選無効となったことに伴って行われた。同様の理由で再選挙が実施されるのは県内で初めて。

 一戸町を地盤とする山下氏は、田中辰也町長や全町議13人の支援を受けながら町内で盤石の態勢を築き、二戸市内でも松倉氏を上回った。

 同町高善寺の選挙事務所には、午後8時50分ごろには当選確実の情報が入り、事務所内は祝勝ムードに。同8時55分ごろに姿を現した山下氏は「一戸と二戸と相談しながらやっていかなければならない。現場の声を聞いて県政に反映させたい」と決意を述べた。

 松倉氏は、再選挙について街頭でおわび行脚に努めたものの、住民の理解は得られなかった。二戸市福岡の選挙事務所で支援者を前に「結果を真摯(しんし)に受け止めたい。結果につなげられなかったのは私の人徳のなさだ」と敗戦の弁を述べた。

5496チバQ:2020/01/21(火) 10:45:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200120-00000268-tvi-l03

岩手県議選・二戸再選挙 山下氏が初当選


1/20(月) 13:34配信

テレビ岩手ニュース






テレビ岩手ニュース

議員の当選無効確定に伴う県議選二戸選挙区の再選挙は19日、投開票が行われ、新人の山下正勝氏が大差で初当選を果たした。新人同士の一騎打ちとなった県議選二戸選挙区の再選挙は開票の結果、無所属の山下正勝氏66歳が9295票を獲得。自民党公認の松倉史朋氏27歳を5303票差で退け、初当選を果たした。再選挙は去年の県議選での松倉氏の当選が県内での居住実態が認められず、無効となったためで、元一戸町議の山下氏は田中辰也町長や13人全ての町議の支持を受けて地元をまとめ、二戸市でも松倉さんへの批判票の受け皿となり、支持を広げた。しかし、投票率は40.40%で、2015年の県議選を約15ポイント下回り、過去最低となった。

5497チバQ:2020/01/28(火) 18:21:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000005-yamagatan-l06

選択肢なし?町民から不満の声も


1/27(月) 9:39配信

山形新聞







選択肢なし?町民から不満の声も


出席者ゼロだった大江町長選の立候補予定者説明会。町選挙管理委員会関係者は「誰も来ないのは記憶にない」と戸惑いをみせた=15日、同町役場


 大江町長選(2月11日告示、16日投開票)は3期目の現職が告示まで1カ月に迫った今月10日に不出馬の意向を示し、前副町長のみが立候補を表明、新人の無投票当選の可能性が出ている。異例の経過をたどる町トップを決める選挙に町民からは「現職の意思表明が遅過ぎた」「選挙の方が良いのだが…」などの声が上がっている。(文中敬称略)

 「自宅に来てくれ」。10日の午後、町長渡辺兵吾(74)から後援会幹部に電話が入った。渡辺は「町長選に立候補しない」と明言した。幹部は立候補予定者説明会への出席者を選び、渡辺の了解も得ていた。不出馬は寝耳に水だった。

 渡辺は「選挙は準備期間が1カ月あればできる」と言ってはばからない。自身が新人同士の一騎打ちを制した2008年、無投票の前々回、新人を退けた前回といずれも告示ほぼ1カ月前に出馬の意思を示しており「(今回も)考えた末の判断。自分の信念に従っただけ」と説明。続けて「現職が意思表示しないから手を挙げられないというのでは困る」と語気を強めた。
.

 町内の政界関係者はどう動いたのか。渡辺同様、同町出身の知事吉村美栄子とほぼ同じ支持基盤を持つ寒河江市・西村山郡区選出の県議松田敏男は、渡辺が不出馬の意向を示した10日のうちに行動に出た。副町長の松田清隆(61)を自宅に呼び、出馬の話を向けた。松田敏は「急な話だったため、誰もが納得する候補として声を掛けた」とする。

 一方、自民党大江町支部は翌11日に候補者擁立に向けた会合を開き、人選を進めることを確認した。町出身の大手ゼネコン関係者の名前が挙がり、擁立を目指したが、本人周辺の反対の声が強く断念。支部長で町議の結城岩太郎は「時間がなかった。動きだしが遅かった」と唇をかんだ。結果的に「行政経験の豊富さ」を理由に松田清に立候補を打診した。

 自民、非自民双方の出馬要請に松田清は応じ、「町職員としての経験を生かし、町民と夢を共有できる施策を実行したい」として20日に立候補の意思を明らかにした。
.

 町民はこの状況をどう考えているのか。複数聞かれたのは「現職は早く意思を明らかにしてほしかった」との声だ。無職男性(69)は「出馬しないのであれば少なくとも3、4カ月前に表明すべきだ」とし、自営業男性(57)は「副町長に引き継ぐことを前提に表明を遅らせたと思われても仕方ない」と指摘した。

 一方で、会社員女性(37)は「現町長は他に立候補しようとする人がいなかったから進退を悩み、表明が遅れたのでは」と一定の理解を示す。そして、選挙による論戦を望む声も上がる。無職男性(71)は「複数の候補者が理想や夢を語り、それを有権者が聞くのが本来の町長選の姿」と語った。

5498チバQ:2020/01/28(火) 18:26:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00010001-sakuranbo-l06

政治決戦へ各党準備進める 共産は衆院県3区に独自候補擁立・自民は事実上の「知事選候補」募集へ 山形


1/25(土) 17:03配信

さくらんぼテレビ






共産党山形県委員会が25日、次期衆院選県3区に独自候補を擁立した。また自民党山形県連は事実上の知事選の候補を募集することを決めた。

衆議院県3区に共産党から出馬することになったのは、鶴岡市の梅木威氏(61)。勤務していた生協共立社で2017年から2019年まで労働組合の委員長をしていた。

共産党県委員会の本間和也委員長は3区に独自候補を擁立した理由について、過去の国政選挙における鶴岡市での得票率の高さを挙げた。また1区と2区への候補者擁立は「野党共闘」に向けた今後の協議次第とし、3区は梅木さんを統一候補としたい考えを示した。

一方、自民党県連は25日、来年の知事選について協議し、候補者擁立に向け希望者を募集することを決めた。応募資格は県内在住または山形にゆかりのある人で、県内の党員からの推薦が必要となる。

希望者が複数いた場合は県内9つのブロックごとに討論会を開き、一般を含めた参加者の声を踏まえて選考委員会で決定する。募集期間は2月いっぱいで、詳細は県連のホームぺージに今後掲載される。加藤鮎子県連会長は「5月の県連大会で紹介できるよう進めたい」としている。

5499 チバQ:2020/01/29(水) 22:16:01
4011 チバQ 2020/01/29(水) 14:40:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000218-fct-l07

北塩原村 村議会議員を逮捕(福島県)


1/29(水) 13:14配信

福島中央テレビ






福島中央テレビ

無許可でタクシー行為を行ったとして北塩原村の村議会議員が逮捕された。
道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは北塩原村の村議会議員で会社役員の池田睦宏容疑者(48)。
池田容疑者は昨年11月頃、計4回にわたり、経営する会社のバスを使い許可を得ずにタクシー行為などを行い、乗客から運賃などを徴収していた疑い。
池田容疑者は昨年4月に行われた選挙で初当選した村議会議員。

5500チバQ:2020/02/12(水) 15:44:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000013-khks-pol

宿泊税「現行案受け入れ困難」自民会派、異例の見直し要望


2/11(火) 13:32配信

河北新報







宿泊税「現行案受け入れ困難」自民会派、異例の見直し要望


村井知事(左)に要望内容を伝える高橋会長(右)


 宮城県が導入を目指す宿泊税の制度案を巡り、県議会最大会派の自民党・県民会議は10日、小規模事業者や児童生徒の教育旅行などに配慮するよう村井嘉浩知事に求めた。県政与党の自民会派が議会審議前に議案関連の要望をするのは異例。
.

 要望は(1)教育旅行や学校行事など18歳未満が対象となる宿泊への配慮(2)東日本大震災の被災地での施設経営者や小規模事業者らに恩恵が行き渡る観光振興策の展開(3)宿泊事業者への丁寧な説明-の3点。県庁で村井知事に要望書を手渡した高橋伸二会長は、宿泊関係者らの反発を踏まえ「現行案では会派として受け入れるのは難しい」と明言。「新税は事業者の協力がなければ成り立たない。配慮と説明を尽くしてほしい」と求めた。
.

 同行した会派幹部は、徴税事務で生じる事業者の負担軽減や納税者が納得する使途の明確化を訴えた。村井知事は「県民の声として受け止め、誠心誠意対応する」と述べ、制度案を改めて検討する方針を示した。
.

 県の制度案では、3000円以上の宿泊に一律300円を課税する。宿泊事業者からは税額や議論の進め方などを巡って批判が高まっている。

5501チバQ:2020/02/25(火) 16:00:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000002-yamagatan-l06

候補者選定への公募に応募1人


2/23(日) 11:31配信

山形新聞







候補者選定への公募に応募1人


次期知事選の候補者選定に関する公募の状況を説明する加藤鮎子自民党県連会長(左から2人目)=山形市・同党県連会館


 来年2月の任期満了に伴う次期知事選で、自民党県連会長の加藤鮎子衆院議員(県3区)は22日、候補者選定に向けた公募に対し、同日現在で1人から応募があり、県連や県選出国会議員に数件の問い合わせが寄せられていると明らかにした。

 山形市の党県連会館で開かれた県連支部長・幹事長会議の後、報道陣の取材に答えた。応募者名は明らかにしなかった。応募の意思を示していた大内理加県議(56)=山形市区=は同日、山形新聞の取材に申請を済ませたことを明らかにした。公募期間は29日までの1カ月間となっている。

 会議では、新型コロナウイルスの感染拡大の対応として、3月14〜29日に県内9地区で開催予定の公募の応募者による討論会と、5月17日に山形市内で開き、選定した候補者を示す方針の県連大会に関し、それぞれ開催の可否を慎重に検討することを確認した。

 加藤会長は冒頭のあいさつで「討論会は公募期間が終了した段階で対応をきっちり検討する。開催の可否と方法は執行部に一任してほしい」と理解を求め、千人規模が集まる予定の県連大会については「開催の方向だが、延期の可能性もあり得るとの認識で準備を進める」との方針を示した。
.

 次期知事選を巡り、現職で3期目の吉村美栄子氏は態度を明らかにしていない。

5502チバQ:2020/03/11(水) 11:30:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000109-spnannex-ent

志らく 支援者らにマスク優先販売の市議に「政治家はその町、その市、国をよくするために…」


3/11(水) 11:17配信

スポニチアネックス







志らく 支援者らにマスク優先販売の市議に「政治家はその町、その市、国をよくするために…」


落語家の立川志らく


 落語家の立川志らく(56)が11日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。青森県五所川原市の高橋美奈市議(39)が自身の経営するコンビニエンスストアに入荷したマスクを店頭に出さず、同じ会派の市議や支援者らに優先的に販売していたことに言及した。

 番組では、高橋市議が支援者らに優先的にマスクを販売していたとする新聞記事を紹介。マスクが品薄になり始めた2月中旬ごろから3月上旬にかけて、市内で経営するコンビニに入荷するマスクを店頭に出さず、同じ会派の市議や支援者を含む知人に通常の価格で販売し、店の従業員には、客からの問い合わせには在庫がないと答えるよう指示していた、などと伝えた。

 志らくは「自分の大切な人にマスクを渡したいっていう人間の気持ちは分かりますよ。そりゃ家族に渡したい、自分を応援してくれる人に渡したいっていうのは分かるんだけど」としつつ「政治家ってのはその人だけのために存在するわけではないから。政治家はその町、その市、国をよくするために存在するんだからやっぱりこういうやり方は“なんだアイツ”になりますよ」と指摘した。

5503チバQ:2020/03/13(金) 18:06:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00000002-khks-pol

宮城県議会で臨時職員のお茶出し廃止 「専従」と誤解、苦情相次ぐ


3/13(金) 11:00配信

河北新報







宮城県議会で臨時職員のお茶出し廃止 「専従」と誤解、苦情相次ぐ


水筒やペットボトルを持ち込む議員が見られた12日の委員会


 宮城県議会は、常任委員会や予算特別委員会の分科会で、臨時職員が議員や県幹部に茶を出す慣例を取りやめた。テレビの情報番組で「給茶専従職員」がいるかのように取り上げられ、視聴者から苦情が相次いだため、見直した。

【写真】受動喫煙対策強化 官公庁街さまよう愛煙家

 議会事務局によると、お茶出しをしてきたのは開会中など仕事量が多い時期に限定採用される臨時職員。受け付け補助や資料整理、給茶を含む接遇などを担ってきた。今回の見直しで給茶を業務から外した。

 情報番組が2月下旬、給茶の専従職員を廃止する埼玉県議会の動きを報じた中で「宮城では給茶のための職員がおり、業務見直しも予定していない」と指摘。視聴者から「時代に合わない」との電話が相次いだ。

 議会は会派間で給茶の在り方を協議。「誤解を招く慣習は控えるべきだ」との意見が上がり、臨時職員によるお茶出しをやめる方針を確認。併せてペットボトルや水筒の持ち込みを認めることも申し合わせた。

 東北では青森、秋田、福島3県の議会が「水分補給は必要」などの理由で正規職員らが委員会で給茶し、山形はペットボトルの茶を用意。委員会での飲食を禁じている岩手では、休憩中に控室で茶を出している。
.
河北新報

5504チバQ:2020/03/17(火) 20:04:10
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202003/20200317_11025.html
「花見選挙」回避への自主解散議案を否決 宮城・大河原町議会
 宮城県大河原町議会(定数15、欠員1)は3月会議最終日の16日、議員の任期満了(2021年4月30日)の半年前に議会を自主解散し、町議選を今秋予定の町長選と同時実施するとした議員発議の決議案を採決した。全議員14人の無記名投票の結果、可否同数となったが、特例法で定める5分の4以上の賛成12には至らず、否決となった。
 町議会を巡っては、町議選が町最大のイベント「桜まつり」の時期と重なり、選挙活動が花見客の不評を買うなどとして、議員の一部が半年前の自主解散を模索。昨年9月に特別委員会を設置後、委員会を計6回開き、議論を重ねてきた。
 決議案を提出した岡崎隆町議は「今後も住民に署名を求めたり、自主解散の必要性を訴えたりしていきたい」と話した。反対した万波孝子町議は「桜まつりが解散の理由というのは乱暴過ぎる。町民不在の議論で理解を得られない」と述べた。
 他に3月会議では、総額89億3288万円の20年度一般会計当初予算など29議案を原案通り可決、人権擁護委員を再任し休会した。

◎特別委設置も妥協点探れず

 【解説】大河原町の観光のシンボル「桜」を理由にした町議会の自主解散論議は、賛成派と反対派が妥協点を探ることもなく、採決という形で一応の決着を見た。
 当初から両派のつばぜり合いが続いた。議論の舞台となる特別委員会設置は予定の昨年6月から3カ月延びた。賛成派は委員会名に「解散」の文言を入れず、「議員選挙のあり方を検討」として中間派に配慮した。
 最終的に議員13人中、8対5の賛成多数で特別委を設けたが、議論は自主解散の是非に集中し、歩み寄りは全く見られなかった。
 解散に必要な5分の4以上の賛同を得る展望がない中で、賛成派が今月末期限の特別委を延長せず、採決に臨んだのは、立場を鮮明にして来春の町議選で争点化する狙いがある。


関連ページ:宮城政治・行政
2020年03月17日火曜日

5505チバQ:2020/03/22(日) 14:35:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00010003-sakuranbo-l06

「退路を断って専念」自民の大内理加県議が辞職 知事選の党内候補者選考に向け決断 山形


3/18(水) 18:50配信

さくらんぼテレビ







「退路を断って専念」自民の大内理加県議が辞職 知事選の党内候補者選考に向け決断 山形


取材に応じる大内理加氏(18日)


来年の山形県知事選挙に向け、自民党県連の候補者選びの公募に応じた県議会議員の大内理加氏(56)が「退路を断って選考に専念する」として議員辞職した。

山形市区選出で自民党の大内理加県議は18日朝、議長あてに辞表を提出した。辞職はその後の本会議で全会一致で許可された。大内さんは来年2月の任期満了に伴う知事選に向け県連が行う候補者の公募に応じていた。

(県議を辞職した・大内理加氏)
「退路を断ってしっかり選考に専念したいとの思いで決意した」

2月に締め切られた公募には大内さんの他、山形市出身の元復興庁職員・伊藤洋氏も応じている。

自民党県連は当初、候補者選定に向けて3月から県内9地区で討論会を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。一方で5月17日の県連大会までに候補者を決める考えを変えておらず、3月下旬に選考委員会を開き、選定作業を本格化させる方針。

非自民系で現職の吉村知事は態度を明らかにしていない。
.



最終更新:3/18(水) 19:29

5506チバQ:2020/03/25(水) 12:04:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000009-mai-soci

同数なのに「否決」と誤り 市議会議長が議員辞職の意向 秋田・仙北


3/25(水) 8:50配信

毎日新聞







同数なのに「否決」と誤り 市議会議長が議員辞職の意向 秋田・仙北


仙北市議会のホームページ


 秋田県仙北市議会の青柳宗五郎議長(71)は23日、3月定例会最終日の意見書案起立採決時に採決の可否の判断を誤ったとして、近く議員辞職する意向を表明した。同市議会事務局への取材で分かった。

 同事務局によると青柳議長は、19日にあった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の新屋演習場への配備計画撤回を求める意見書案の起立採決時に、8人の起立を確認して「起立少数で否決」とした。同議会の定数は18で、議長を除くと17人となるがこの採決の前に1議員が退席したため、実際には可否が同数だったという。

 市議会は27日に急きょ臨時会を開くこととしており再び意見書案を採決する方針。【下河辺果歩】

5507チバQ:2020/04/01(水) 15:14:07
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020033101050&amp;g=soc

地検、福島県塙町長を不起訴 住宅工事で官製談合疑い


2020年03月31日18時19分
.






 福島県塙町が発注した住宅工事をめぐり、官製談合防止法違反の疑いで書類送検されていた宮田秀利町長(70)について、福島地検は31日までに不起訴処分とした。関係者によると、嫌疑不十分とみられる。処分は27日付。
 問題となったのは、町が2017年1月に指名競争入札を行った定住促進のための住宅工事。宮田町長が町内の業者に受注させたなどとする告発を受け、県警が19年9月に書類送検していた。

5508チバQ:2020/04/12(日) 23:08:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f69280f19813730f00948d9c401e0297b797f9c6
九戸村長選 新人が138票差で現職破る/岩手
4/12(日) 21:20配信

IBC岩手放送
 現職と新人の一騎打ちとなった、岩手県九戸村の村長選挙は、新人の晴山裕康氏(65)が3選を目指した現職の五枚橋久夫氏(73)を破り初当選を果たしました。投票率は79.96パーセントで前回4年前を3.9ポイント下回りました。

【開票結果】
当選 晴山裕康  2025票
   五枚橋久夫 1887票

5509とはずがたり:2020/05/05(火) 11:53:30
ダレだ?寺田か?村岡とかはまた自民裏切る訳にはいかんか。

1019 名前:名無しさん[] 投稿日:2020/05/04(月) 23:58:19
議員や議員経験者…次期県知事選、出馬巡り複数の名前浮上
https://www.sakigake.jp/news/article/20200504AK0006/

前衆院議員や立民会派の現職の名前が浮上

5510チバQ:2020/05/06(水) 11:52:56
前衆院議員  :村岡敏英
立民会派の現職:寺田学
でしょうねええ

5511チバQ:2020/05/07(木) 18:44:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050700609&amp;g=pol

イージス断念、政府対応に不快感 佐竹秋田知事


2020年05月07日13時20分
.






イージス・アショア配備断念報道を受け、取材に応じる秋田県の佐竹敬久知事=7日午前、同県庁

イージス・アショア配備断念報道を受け、取材に応じる秋田県の佐竹敬久知事=7日午前、同県庁

 防衛省が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)配備を断念したことについて、秋田県の佐竹敬久知事は7日、現時点で政府から連絡がないことを明らかにした上で、「当事者のわれわれに伝えるべきだ」と不快感を示した。県庁で記者団の取材に応じた。

 秋田市の穂積志市長も「一番大事なのは、(防衛省が)『適地でない』と取り下げることだ」と記者団に指摘した。

5512チバQ:2020/05/14(木) 14:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000121-jij-soci

再処理工場「合格」、首長歓迎 薄い関心、嘆く反対派 青森・六ケ所村


5/13(水) 19:30配信

時事通信



 日本原燃の使用済み核燃料再処理工場について、原子力規制委員会が「新規制基準に適合」とする審査書案を了承したのを受け、立地する青森県六ケ所村の戸田衛村長は13日、「合格に向けて大きく前進した」などとするコメントを出した。

 
 六ケ所村では、村民約1万人のうち、4分の1に当たる約2600人が原燃で勤務。同社の施設は村に経済的な恩恵をもたらしている。

 同村政策推進課の吉岡主悦課長は「昭和40〜50年代はほとんどの家庭で出稼ぎに行っていたが、今では皆無に等しい。働き口ができてサービス業も発展し、家族がそろう幸せが実現した」と話す。

 村の経済が潤う一方、地元の反対派は勢いを失いつつある。施設の危険性を訴え続けてきた種市信雄さん(85)は「経済より命が大事なのに、村の人たちは関心がなさそうに見える」と嘆く。

 菊川慶子さん(71)も「原発が動いていないのに再処理をしても意味がない。生まれ続ける核のごみの最終的な受け入れ先も決まっていない」とため息をついた。

5513チバQ:2020/05/21(木) 18:18:37
>>5447>>5484
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000001-oxv-l04
坂下康子 県議(61)死去 現在8期目〈宮城〉


5/21(木) 12:11配信


現職の宮城県議会議員で現在8期目を勤めていた坂下康子さんが亡くなりました。61歳でした。

宮城県石巻市出身の坂下康子さんは、1991年の県議選に宮城野選挙区から立候補して当時32歳で初当選。
現在、8期目で、野党第一会派の「みやぎ県民の声」に所属していました。
関係者によりますと、5月20日、宮城野区の事務所を兼ねた自宅で意識のない状態で発見され、死亡が確認されたということです。
同じ会派の議員からは悲しみの声が聞かれました。

みやぎ県民の声 太田稔郎 幹事長
「会派の中でも副会長という形で会長が(弟の)坂下賢さん。2人で支えてくれた会派ですので、これからの対応を十分に考えていきたい」

また、坂下さんが委員を務める県議会の経済商工観光委員会では、参加した委員などが黙祷を捧げました。
.
仙台放送

5514チバQ:2020/05/25(月) 13:36:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200525-00000013-khks-pol

コロナ対応・東北6知事の手腕点検


5/25(月) 12:55配信

河北新報







コロナ対応・東北6知事の手腕点検


対策本部会議で各部局に指示を出す村井嘉浩宮城県知事


 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、特措法に基づき権限が強化された都道府県知事に注目が集まっている。東北6県への緊急事態宣言は14日に解除されたが、知事はこの間、感染の封じ込めに手腕をどう発揮したのか。間近で言動を追った記者が振り返る。

■青森 休業要請で遅れ、対策に独自色なし

 青森県の三村申吾知事が休業要請の対象と協力金の具体額を決めたのは大型連休が迫った4月24日。東北6県で最も遅く、全国的に見ても最後発に近かった。

 野党系県議は「躊躇(ちゅうちょ)なく対策を打つ、と言っていながら躊躇していた」と指摘する。廃業の瀬戸際に追い込まれている事業者の心情を思えば、もっと早く道筋を示せなかったか。

 水際対策や検査体制の充実を巡っても、独自色はほとんどなかった。緊急事態解除の際に発表したのは「新しい生活様式」を定着させるためのキャッチフレーズ「離れるやさしさ〜あなたへのおもいやり」。外部委託して作成した。

 副知事2人とともに給与などを減額する。期末手当を受け取らない東北の知事は他にもいるが、給与に手を付けるのは三村知事だけ。「県民と痛みを分かち合う」姿勢を、この一点で演出しようとしたのだろう。

(青森総局・高田瑞輝)

■岩手 早々に厳戒態勢、協力金は最低水準

 感染者未確認が続く岩手県の達増拓也知事。東日本大震災の経験を踏まえて「いざという時に自分で考え、行動することができる」と県民を称賛、危機下の求心力維持に腐心する。

 3月下旬に東京方面からの来県者に外出自粛を求める水際作戦を発動。早々の厳戒態勢で感染拡大を抑えている自負もちらつく。

 県外ナンバーへの嫌がらせなど行き過ぎた警戒感が広がると発言を徐々に修正。15日の会見では、逃れてきた源義経を討った直後に滅んだ奥州藤原氏に触れ「他県の方を虐げないで」と寛容さをアピールした。

 緊急事態宣言解除後は、感染観察都道府県との往来を解禁。地域経済回復へそろりと踏み出すが、これまでの具体策は物足りなさも。休業協力金は東北で最も低い水準で、ある自民党県議は「まったく不十分」と不満を漏らす。

(盛岡総局・片桐大介、北村早智里)

5515チバQ:2020/05/25(月) 13:36:27
■宮城 9月入学で存在感、PR過剰と批判も

 「ピンチはチャンス。危機でこそ、新しいことに取り組める」。宮城県の村井嘉浩知事が、有事の際に多用するフレーズだ。

 新型コロナの対応でも、その信条を貫く。臨時休校の長期化を踏まえ、9月入学制を提言。国や教育界に一石を投じ、存在感を示した。

 足元の感染対策は手堅い。無症状者の療養先となる民間宿泊施設の借り上げ、ドライブスルー方式によるPCR検査の検体採取など、目新しいアイデアを次々と具現化してみせた。

 半面、村井流には「アピール過剰」の批判も。中堅県議は「県トップとして露出が多いのは当然だが、中身よりPRが先行してはいないか」と苦言を呈す。

 「必ず来る」とさえ言われる感染第2波に備えつつ、どのように東北経済の回復をけん引するか。苦境を抜ける出口戦略に向け、その真価が問われている。

(報道部・土屋聡史)

■秋田 協力金は東北最高 PCR検査柔軟に

 秋田県の佐竹敬久知事は、東北で最高額となる最大60万円の休業協力金、国の検査基準に縛られないPCR検査の柔軟運用といった対策を次々と講じた。スピード感を重視した施策展開には評価の声も多い。

 突き動かしているのは過去の苦い経験だ。2017年7月、記録的豪雨で県内に避難勧告が出される中、宮城県内でゴルフ、飲酒をしていたことが発覚。初動対応が遅れ、自身の危機管理能力が問われた。

 「あれは大反省」と振り返り、「今は細やかな現場感覚でやっている。(方向性は)ずれていないと思う」と自信をのぞかせる。

 その一方で、休業要請の対象とならない事業者への支援を巡る県議会の議論では「予算配分は選択と集中が必要だ」と一蹴。その後、秋田市が支援を決めたこともあり、与野党から「あまりに冷たい」(自民党県議)と批判の声が上がる。

(秋田総局・佐藤駿伍)

5516チバQ:2020/05/25(月) 13:36:44

■山形 県境検温で往来激減、実効性は疑問も

 山形県は大型連休とその前後、感染拡大防止で独自に県境付近で検温を行った。吉村美栄子知事は「来県抑止になった」と胸を張る。ただ緊急事態宣言の全国拡大と重なり、人の往来は激減。職員ら延べ1000人超と予算を投入した施策の実効性には疑問が残る。

 検温を提案した自民党の一部国会議員と発足させた県新型コロナ総合戦略会議には「行政権への介入」と批判が相次いだ。同会議の考え方をほぼ踏襲した県政運営は主体性を欠き、責任の所在も不明確だった。

 それでも東北他県などと県境を越える移動自粛を求めた「東北・新潟緊急共同宣言」は吉村知事が提案。一定の抑止効果はあった。

 県内初の感染者確認後、記者会見で連日、2週間以上も県民に語り掛けた姿勢は評価できる。が、発言内容は良くも悪くも無難。先行きの見えない中、明確なビジョンが求められる。

(山形総局・岩田裕貴)

■福島 要請解除に慎重、医療支援論をけん引

 福島県の内堀雅雄知事は東北で最も遅い15日に休業要請を解いた。当初の予定はさらに先の6月1日で「大きく構えて小さく収める」という危機対応の原則通りと言える。首都圏の近さに何度も言及しており、東北の他県とは別種の危機感があったのは間違いない。

 県は新型コロナ患者を受け入れる医療機関への「空床補償」を東北で唯一、国基準に上乗せして支払う。これを踏まえ、12日の全国知事会のウェブ会議では「国は実態に見合った補償単価の設定を」と主張。医療現場への支援の議論をリードしていると評価できる。

 一方、4月28日の将来世代応援知事同盟のウェブ会議での発言はしらけた。聖火リレーは福島から出発予定だったと前置きし「来年の東京五輪を大成功させよう」と述べた。話題にする時機を見誤っており、かつての流行語「KY(空気読めない)」を思い出した。

(福島総局・関川洋平)
.
河北新報

5517チバQ:2020/05/25(月) 21:27:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/b53aa715ea04bbda80d39e6db7484837df3e7af8
271: チバQ :2020/05/05(火) 22:09:16
宮城県・村井嘉浩「△」 3.11疲れが出たか
 鈴木知事が経験を生かした一方で、過去の体験を生かし切れていないのが、宮城の村井嘉浩知事(59)です。

 3.11のとき、村井さんの頑張りは特筆するものがありました。私が議長代理を務めた「東日本大震災復興構想会議」でも、委員として大変活躍された。積極的な復興策などで、陸上自衛隊出身らしい危機管理能力を遺憾なく発揮しました。

 今回も期待していますが、いまのところ特に目立ったところはなく、本来の能力から比べると寂しい。私にいわせれば、彼は「3.11疲れ」なのだと思います。この9年間、彼に限らず被災地の知事たちはずっと3.11の事後処理に当たり続けています。その中で、新たな事態にも対応しなければいけなかった。今回は本来のリーダーシップを発揮できませんでした。

5518チバQ:2020/05/25(月) 21:34:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200525-00630477-shincho-pol
281: チバQ :2020/05/25(月) 11:33:47
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200525-00630477-shincho-pol

第二、第三の吉村洋文知事を探せ… コロナ禍で奮闘する知事「5人」の素顔


5/25(月) 11:00配信

デイリー新潮
第二、第三の吉村洋文知事を探せ… コロナ禍で奮闘する知事「5人」の素顔


達増拓也・岩手県知事(Markmark28/Wikimedia Commons)


 今ほど都道府県の知事がクローズアップされている時代はない。新型コロナウイルス対策に関する権限の多くを知事が握っているからだ。国による緊急事態宣言が解除されようが、知事と新型コロナとの戦いは終わらない。5人の知事の奮闘と横顔を点描する。


達増拓也・岩手県知事(55) 2007年初当選 4期目 年間報酬1789万円(2018年)

 岩手県は全国の都道府県の中で唯一、新型コロナの感染者が確認されていない(5月20日現在)。運や偶然ではないようだ。いち早く対策に着手していた。

 五輪聖火リレーのリハーサルが東京で華々しく行われた2月15日から3日後の同18日、達増知事は自分を本部長とする新型コロナの対策本部を設置した。東京など7都府県に緊急事態宣言が発出されるより8日早い3月30日には「東京、神奈川、埼玉から来県する方は2週間、不要不急の外出を自粛し慎重に行動していただきたい」とアナウンスした。

 その2日後の4月1日、今度は県民に対し、東京などで1泊以上して戻ってきたら、2週間は不要不急の外出を自粛するよう要請している。

 一方、4月17日には出産のために千葉県から里帰りしていた女性が、破水して緊急搬送された際、2つの病院が受け入れを拒むという問題が発生。3番目の病院が、PCR検査によって陰性を確認した上で、帝王切開手術を行ったものの、批判の声が上がった。

 達増知事は事前に「医療機関の受診は必要な外出なので、不要不急ではありません」「医療機関の皆様は適切な感染症対策を行った上で、通常通りの診療をお願いします」と説いていた。だが、その認識は医療現場に浸透していなかった。

 小池百合子・東京都知事らが賛同する9月入学制度には慎重な姿勢。「(休校しても)教科を履修できる抜本対策こそ国に求めるべき」と主張している。

 5月15日の会見で検察庁法改正案について問われると、「(改正案を)国会審議から捨てて、新型コロナウイルスへの対策に集中すべき」と発言。同18日、改正案の今国会での成立は見送られたのは知られている通りだ。

 生まれは盛岡市。県内屈指の名門校である県立盛岡一高から東大法学部に進み、1988年に卒業すると外務省へ。在米大使館書記官や大臣官房総務課課長補佐などを歴任。在職中に国費で米国ジョンズ・ホプキンス大国際研究高等大学院を修了した。

 1996年の衆院選に岩手1区から出馬し、初当選。岩手県は、かつて「小沢王国」と呼ばれ、今でも小沢一郎・国民民主党総合選対本部長相談役(77)の影響力が強いが、達増知事の衆院選出馬も小沢氏が当時、党首を務めていた新進党からだった。以降、4期連続当選を果たす。

 2007年、やはり小沢氏が代表だった民主党の推薦で知事選に出馬し、自民党推薦候補らを大差で破って当選した。19年の前回知事選では立憲民主、国民民主、共産、社民の各党から推薦を受け、自民党と公明党県本部の推薦を受けた候補を退けた。

 知事1期目の2009年には県議会本会議で土下座している。08年度補正予算案を議会に提案したが、野党議員による減額修正案が賛成多数で可決してしまい、原案通り認めるよう再議(事実上の拒否権)を求めたからで、土下座した理由を「礼を尽くさせていただいた」と説明した。

 家族は陽子夫人と一男。陽子夫人は、小沢氏が所属していた日本未来の党公認で2012年の衆院選に岩手1区から出馬し、落選した。

好きな言葉は「浩然の気」(「孟子」より。天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気のこと。義を行う時に感じられる)。

5519チバQ:2020/05/31(日) 14:09:58
https://news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2020053000042368.html
知事選 岩手大名誉教授 八木一正氏出馬の意向
2020/05/30 00:31南日本放送

知事選 岩手大名誉教授 八木一正氏出馬の意向

知事選 岩手大名誉教授 八木一正氏出馬の意向

(南日本放送)

7月の県知事選挙に曽於市在住で岩手大学名誉教授の八木一正さんが無所属で立候補する意向を明らかにしました。
八木一正さんは曽於市出身の70歳で、岩手大学教育学部の教授などを務めた後に曽於市に戻り、教育ボランティアなどを行っています。地方活性化などを訴え無所属で出馬するとしています。八木さんはMBCの取材に対して、「人がいない地方はつぶれる。子どもを育て、地方を育てる、その2つをやりたい」と出馬の理由を語りました。
県知事選挙は6月25日告示、7月12日投開票で、これまでに現職の三反園訓さんと、元鹿児島大学特任助教の有川博幸さん、元九州経済産業局長の塩田康一さん、前の知事の伊藤祐一郎さんの4人が立候補を表明しています。

5520チバQ:2020/05/31(日) 14:56:34
>>5505
https://news.yahoo.co.jp/articles/69eec1563ea639dc90dbf796992d9e5b53be746e
山形知事選に元県議大内氏出馬へ 自民が擁立
5/31(日) 11:56配信

河北新報
大内 理加氏

 来年1月に行われる見込みの山形県知事選に向け、自民党県連は30日、元県議の大内理加氏(57)を擁立すると発表した。山形市内で開いた総務会で決めた。過去2回の知事選は現職の吉村美栄子知事(69)が無投票当選している。自民系候補が立つのは12年ぶり。

 記者会見した大内氏は「人口減少に全く歯止めがかかっていない現状に大きな危機感を抱いている。生まれ育った地で暮らすことができる山形県をつくっていきたい」と語った。

 大内氏は山形市出身、同志社大卒。県連幹事長代理や総務会長を務めた。県連の公募に応じ、今年3月、4期途中で県議を辞職した。

 自民県連は2013年と17年の知事選で、内部で意見がまとまらず、独自候補の擁立を見送った。

 吉村知事は4選立候補についての態度を明らかにしていない。

5521チバQ:2020/05/31(日) 14:56:46

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200427_51022.html
新型コロナの戦略会議、批判相次ぐ 山形県と一部自民国会議員で発足 知事選へ布石?臆測漂う

戦略会議初会合の後、会見に臨んだ(右から)加藤氏、吉村知事、鈴木氏=山形県庁
拡大写真
 山形県が県選出の一部の自民党国会議員と発足させた新型コロナ総合戦略会議を巡り、会議に加わっていない与野党の国会議員3氏から「知事の行政権に介入する恐れがある」などと批判が相次いでいる。吉村美栄子知事は「施策の決定、実行は県であり問題ない」と説明するが、来年1月と見込まれる4選に向けた知事選への布石との臆測も漂っている。
 「大変危機的な状況だ。一丸となって有事に立ち向かわなければならない」。県庁で11日あった戦略会議の初会合。あいさつで自民党県連会長を務める加藤鮎子氏(衆院山形3区)は力を込めた。
 会合後に加藤氏、同じ自民の鈴木憲和氏(衆院山形2区)と並んで記者会見した吉村知事も「できる限りのことをしなければと思っていた時に(戦略会議の)申し出を頂き、何の迷いもなく受けた」と非常時の連携を強調した。

 波紋を広げたのは会見終了間際、自民の遠藤利明元五輪相(衆院山形1区)が報道機関にファクスで送信した3枚の文書だった。
 文書によると、遠藤氏は戦略会議の発足前に、与野党の国会議員や県議会、市町村長の代表らもメンバーに加えるよう加藤氏に提案したが、知事の意向で県議会代表は外され、市町村長代表とともに次回から出席を要請することになったという。
 遠藤氏は「特定の人だけの利益や異なる意図があるとの疑念を生じさせる危険性がある」と指摘し、自ら参加を辞退したと説明。18日にも「知事行政権への介入の恐れがある」などと重ねて批判した。

 ともに無所属で参院山形選挙区の舟山康江、芳賀道也の両氏も16日、連名で遠藤氏と同様の懸念をまとめた文書を出した。戦略会議への参加の呼び掛けは一切なかったという。
 吉村知事は21日の定例記者会見で「誤解されたのかな」と3氏の批判をかわし、「スピード感を持ってやるためだった。決めるのは県危機対策本部なので介入との批判は当たらない」と正当性を主張した。
 戦略会議が打ち出した方向性を巡っては、県庁内に混乱も招いている。県立学校に関して県教委は当初、独自に設けた緊急点検項目をクリアした学校から順次再開すると発表したが、戦略会議の初会合があった翌12日夜に「5月10日まで臨時休校」と方針を転換。変更した経緯を説明した発表文は、2度も修正された。
 県政野党に身を置く自民党の提案に素早く応じ、行政運営の主体性を揺るがしかねない対応を巡っては、3期目の任期満了まで1年を切り4選立候補が焦点となっている吉村知事の政治的思惑を重ね合わせる見方も少なくない。

 自民県連トップとの異例のタッグに、県連関係者は「知事選の対立候補として公募に名乗りを上げた元県議を推したくない県連執行部と、国政与党との関係を改善して国費を引き出したい知事との利害が一致したのではないか」とみる。
 戦略会議の設置を持ち掛けた一人、鈴木氏は取材に「介入との指摘は全く当たらず、知事選を見据えた動きでもない。批判はナンセンスだ」と一蹴。「緊急事態なので各自がやれることをやればいい」と話す。

[山形県新型コロナ総合戦略会議] 国と連携して関係者が問題意識を共有し、総合戦略を決定・実行するのが目的。共同議長に吉村美栄子知事と加藤鮎子衆院議員、共同事務局長に若松正俊副知事と鈴木憲和衆院議員が就いた。新型コロナ対策として(1)県境付近での検温(2)特定企業への休業・自粛要請(3)医療体制の早急な整備(4)学校の原則休校-などを打ち出した。第2回会合には県議会の正副議長、市長会と町村会の会長も加えた。


関連ページ:山形政治・行政新型コロナ
2020年04月27日月曜日

5522チバQ:2020/06/01(月) 21:11:27
https://www.yamagata-np.jp/news/202004/11/kj_2020041100305.php
次期知事選、伊藤氏が取り下げ 自民公募に申請
2020年04月11日 11:48
PR

 次期知事選(来年2月13日任期満了)の候補者選定に向け、自民党県連が行った公募に応じた山形市出身の元復興庁職員伊藤洋(よう)氏(44)が、応募を取り下げたことが10日、同県連幹部への取材で分かった。

 県連幹部によると、伊藤氏が9日に県連を訪ね、加藤鮎子県連会長宛ての辞退届を提出した。理由は「一身上の都合」としているという。伊藤氏は県政運営に意欲を示し、2月末に復興庁を退職、公募に申請していた。

 公募には、元県議の大内理加氏(57)と伊藤氏の2人が応じ、県連が選考委員会を組織して、候補者を選ぶための無観客討論会に向けて推薦者を決める手続きを進めていた。


https://www.yamagata-np.jp/news/202005/31/kj_2020053100720.php
自民県連、大内氏を擁立 次期知事選、総務会で了承
2020年05月31日 09:36
PR

 自民党県連(加藤鮎子会長)は30日、山形市のパレスグランデールで総務会を開き、次期知事選(来年2月13日任期満了)に向け、元県議の大内理加氏(57)=山形市=の擁立を決めた。近く党本部に推薦願を提出する。知事選で自民が候補者を推薦するのは2001年に3選を果たした高橋和雄氏以来となる。

 新型コロナウイルスの感染防止のため千人規模の県連大会は開催せず、総務会で代替し、県議など約40人が出席した。遠藤利明(県1区)鈴木憲和(県2区)加藤(県3区)の各衆院議員はウェブで参加した。

 自民県連の候補者選定に向けた公募は2月1日から1カ月間行い、大内氏と元官僚の2人が応じたが、元官僚は4月上旬に一身上の都合で辞退。新型コロナの感染拡大に伴い選定方法も大幅に見直した。県議や職域支部役員ら14人の選考委員に文書で意向調査し、大内氏に決定。総務会で了承された。

 大内氏は「東京一極集中ではなく、本県が『選ばれる地方』にならなければならない」とし、「政権与党として国との連携を最大限生かし、山形を前に進めていく」と決意を示した。

 2007年の県議選で初当選した大内氏は、知事選に専念するため今年3月に4期目途中で辞職した。過去2回、山形市区でトップ当選。県連総務会長、女性局長などを歴任している。

 現職で3期目の吉村美栄子氏は態度を明らかにしていない。

加藤会長ら全役員留任
 一方、任期満了に伴う県連の役員改選では、加藤会長の再任を決めた。会長の指名事項の役員人事では幹事長の森田広県議(70)=酒田市・飽海郡区、総務会長の奥山誠治県議(60)=山形市区、政調会長の楳津博士県議(58)=寒河江市・西村山郡区、選対本部長代理の伊藤重成県議(64)=最上郡区、幹事長代理の矢吹栄修県議(45)=天童市区=の5役がそれぞれ留任し、知事選に向けた体制づくりを引き続き進める。会長、役員の任期はそれぞれ1年だが、慣例で2年となっている。


山形県新型コロナ総合戦略会議 >>5521
 吉村美栄子知事 加藤鮎子衆院議員 鈴木憲和衆院議員
 不参加:舟山康江 芳賀道也
 参加辞退;遠藤利明元五輪相

> 自民県連トップとの異例のタッグに、県連関係者は「知事選の対立候補として公募に名乗りを上げた元県議を推したくない県連執行部と、国政与党との関係を改善して国費を引き出したい知事との利害が一致したのではないか」とみる。

2013:無投票
2017:無投票

5523チバQ:2020/06/04(木) 00:17:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/92d6e74919c638b60d98251aee676bf623d03384
五戸町議 酒気帯び運転 辞職へ(青森県)
6/3(水) 19:38配信

青森放送

Radio Aomori Broadcasting(RAB)

五戸町の町議会議員が酒気帯び運転で検挙され、3日議長に辞職願いを提出し、受理されました。

★五戸町議会 髙山浩司 議員
「皆さんの期待を裏切ったとということがいちばん大きくて、本当に申し訳ないと思っています」

酒気帯び運転で検挙されたのは五戸町議会の髙山浩司議員52歳です。髙山議員は1日の夜五戸町内の飲食店でビールと焼酎の水割り、日本酒を飲んだあと帰宅しようと自家用車を運転して、2日未明に検挙されました。取材に対して髙山議員は「タクシー会社や運転代行業者に電話がつながらず、魔が差してしまった」と説明していて、3日朝五戸町議会の三浦議長に辞職願を提出し、受理されました。

★五戸町議会 髙山浩司 議員
「歩いて帰ろうかなと思ったのですけれど、その場で魔が差してしまって運転してしまったということです」

★五戸町議会 三浦專治郎 議長
「やはり議員としてあるまじきことでありまして、辞職は止むを得ない」

五戸町議会は近く全議員に報告して綱紀粛正を促し、再発防止を図ることにしています。

5524チバQ:2020/06/08(月) 21:43:17
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200607_11016.html
「コロナ選挙」3新人手探り 宮城・角田市長選、告示まで1ヵ月

拡大写真
 任期満了に伴う宮城県角田市長選(7月5日告示、12日投票)は、告示まで1カ月を切った。現職の引退表明により、市政の顔の12年ぶりの交代が決まる中、新人3人が立候補を予定する。台風19号被害からの復旧や新型コロナウイルス対策などが争点だが、各陣営とも感染防止のために市民に近い場所でアピールする手段は限られ、手探りの戦いになりそうだ。

 立候補を予定するのは、いずれも無所属新人の元市総務部長木村伸一氏(67)、元市議黒須貫氏(55)=自民推薦=、元市議武田暁氏(45)。3期目の現職大友喜助氏(69)が3月に引退を表明し、混戦に拍車が掛かった。
 木村氏は、大友氏との一騎打ちとなった2016年の前回市長選で、813票の僅差で敗れた。学習支援ボランティアや塾経営の経験から「子どもたちの学力を向上させ、地域の発展につなげる」と訴える。教育問題に関心が深い子育て世代への浸透を目指す。
 黒須氏は大友氏の引退表明を受け、4月に立候補を決意した。他の2人より出遅れたが「国、県、市の連携を切らしてはいけない」と強調し、自民系議員らの支援を得て巻き返しを急ぐ。5月下旬の事務所開きには大友氏も出席し、支援を表明している。
 武田氏は15年、19年の市議選でいずれもトップ当選するなど知名度は高い。旧民主党衆院議員の秘書を務めたが、政党の支持は受けず「組織の代表ではなく『市民党』の立場で挑む」と主張する。3月には立候補の意向を固め、若さを強みに着々と支持拡大を狙う。
 各陣営が頭を悩ますのはコロナ対策。立候補予定者は「屋内に大勢が集まる演説会は自粛となりそう」「握手を求められても、申し訳ないが断ることになる」と困惑する。「市民の気持ちが選挙に向かわない」と投票率への影響を危惧する声も上がる。
 黒須、武田両氏の市議辞職に伴う補選も市長選と同じ日程で行われる。欠員2に対し、複数の新人が立候補の準備を進める。
 1日現在の有権者は2万4645人。


関連ページ:宮城政治・行政新型コロナ
2020年06月07日日曜日

5525チバQ:2020/06/10(水) 20:57:52
2011年県議選落選(民主公認)
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20200610_11016.html
宮城・角田市長選 元市議の武田氏、立候補正式表明
2020/06/10 11:03河北新報

 任期満了に伴う宮城県角田市長選(7月5日告示、12日投開票)で、元市議の武田暁氏(45)が9日、市内で記者会見し、無所属で立候補する意向を正式に表明した。
 武田氏は「市内は雇用機会が少ない。企業誘致を推進し、若い世代に就労の場を提供したい」と主張。市の財政状況改善や、台風19号被害からの復旧加速、新型コロナウイルス感染拡大に伴う市民生活の支援などを公約に掲げた。
 武田氏は角田市出身、東北学院大卒。日本国際協力センター職員、衆院議員秘書を経て、2015年から市議を2期務め、5月末に辞職した。
 市長選には、ともに無所属で元市総務部長木村伸一氏(67)、元市議黒須貫氏(55)=自民推薦=も立候補を予定。3期目の現職大友喜助氏(69)は引退する。

5526チバQ:2020/06/23(火) 17:45:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e800a7708a743657ea0787e244ce25c34896b8f

「白紙撤回を」「検証必要」 地上イージスに秋田県議から批判や疑問




6/23(火) 14:01配信


河北新報


 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画停止を巡る21日の河野太郎防衛相と佐竹敬久秋田県知事の会談を受け、県議会では22日、停止を評価する意見の一方、批判や疑問の声が上がった。各会派は同日、連名で陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)の配備計画の白紙撤回を求める意見書を議会事務局に提出した。

 最大会派、自民党の鶴田有司会長は停止を評価しつつ「県民の心配の種を取り除くためにも、一刻も早く白紙撤回を明言してほしい」と強調した。

 第2会派のみらいの渡部英治代表は停止に理解を示したが、「停止理由がブースター改修のコスト面など、国側の都合なのが引っ掛かる。新屋は適地ではないと明言してほしかった」と訴えた。

 社民党の加藤麻里代表は「われわれの声が国に届き、停止という形につながった。今回の件が、県民が国の施策に疑いの目を持つきっかけになったのではないか」と語った。

 「地上イージスの問題点はブースターだけではない」と指摘するのは共産党の加賀屋千鶴子代表。「自分たちの立場を守るための落としどころとしてブースターを選んだのだろう」と皮肉った。

 次の世代につなぐ会の沼谷純代表は「住民の安全が担保されていない欠陥商品を押し付けられていたことが分かった。防衛省は配備に向かったプロセスをしっかり検証する必要がある」と注文を付けた。

 公明党の松田豊臣代表は「なぜこのタイミングなのか、計画段階で分からなかったのか。当初の計画がずさんだ」と批判した。人口減少に立ち向かう県民行動会議の小野一彦代表は「県議会が一丸となり白紙撤回に持っていく必要がある」と力を込めた。

◎知事「当然中止に」

 秋田県の佐竹敬久知事は22日、県議会6月議会の本会議で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の計画停止を巡る河野太郎防衛相との会談について報告した。「安倍晋三首相と河野氏の発言を鑑みれば、当然中止または撤回される」との考えを示した。

 佐竹知事は、21日の会談で河野氏からミサイルのブースターを正確にコントロールできず、改修に相当な期間と費用を要するとの説明を受けたと報告。「住民の安全確保に懸念があるのであれば(停止は)当然のことだ」と述べた。


河北新報

5527チバQ:2020/06/24(水) 20:16:47
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20200624_11016.html
3密避けたら県議会中断 定足数下回るハプニング 宮城
2020/06/24 09:26河北新報

3密避けたら県議会中断 定足数下回るハプニング 宮城

宮城県議会

(河北新報)

 23日の宮城県議会(定数59)一般質問で、新型コロナウイルス対策で減らしていた出席議員数が定足数(30人)を下回り、一時中断するハプニングがあった。
 ちょうど30人が出席していた時間帯に起こった。議員によると、あるベテランが水分補給のため議場を退出したという。
 議長席で進行役を務めていた斎藤正美副議長が議場の出席議員数を示すモニターを確認し、休憩を宣言した。会派控室に待機していた数人が急きょ議場に駆け付け、間もなく再開した。
 地方自治法によると、会議を開くには、議員定数の半数以上が必要。定足数を下回った場合、県議会会議規則に基づき、休憩か延会の手続きを取る。
 議場の「3密」を避けようと、議席番号などに応じて出席者を半数程度に減らす方針を、今月1日の議会運営委員会で申し合わせていた。退席した議員の同僚は「会派内では『トイレでも我慢して議場にとどまるように』と注意されていたのだが…」と漏らした。

5528チバQ:2020/07/02(木) 18:40:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/03290ce6d068cbab0a4e530a8b75d3c04daa6e1a

宮城県名取市長選、元衆院議員が出馬表明




7/2(木) 17:31配信
産経新聞


 任期満了に伴う宮城県の名取市長選(5日告示、12日投開票)で、新人で元衆院議員の大久保三代氏(43)が2日、無所属で立候補すると表明した。同市長選には、現職の山田司郎氏(57)が再選を目指して出馬表明しており、両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

 同市内で会見した大久保氏は出馬理由について「選挙を変えなければ、政治は変わらないという私の政治信条を実現するチャンス」と説明。公約として、感染症対策と経済活性化の両立などを掲げるとした。

 大久保氏は鹿児島市出身で慶応大大学院修了。平成24年に衆院選宮城5区から自民党公認で立候補し、比例東北で復活して初当選した。

5529チバQ:2020/07/06(月) 14:17:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7ad9baabe626520a9c3532a34615a7fec99ae9d
宮城・名取市長選告示 現新2人の争い

7/6(月) 9:25配信
 任期満了に伴う名取、角田の両市長選が5日告示され、名取は現職と新人、角田は新人3人の争いとなった。投票は12日で、即日開票される。

 名取市長選は共に無所属で、再選を目指す現職山田司郎氏(57)=自民・立憲民主・公明推薦=、新人の元衆院議員大久保三代氏(43)が立候補を届け出た。

 山田氏は「誰もが安心して暮らせる街にし、素晴らしい古里を未来に引き継ぐ」と強調。新型コロナウイルスの影響を受けた地域経済の再生に意欲を示した。

 大久保氏は昨秋の台風19号被害を挙げ「水害予防の街づくり、人づくりに取り組む」と主張。新型コロナの感染予防と経済活性化の両立などを公約に掲げた。

 4日現在の有権者は6万4824人。

5530チバQ:2020/07/07(火) 00:31:44
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20200630-512075.php
郡山市長選、新人・馬場氏が出馬意思 現職は態度明らかにせず
2020年06月30日
 
 来年4月の任期満了に伴う郡山市長選で、前市議で新人の会社役員馬場大造氏(60)が無所属で立候補する意思を固めた。8月に同市で記者会見し、正式表明する見通し。

 馬場氏は福島民友新聞社の取材に「災害に強く、安心して暮らせる新しいまちづくりを実現させたい」と述べた。

 現職の品川萬里氏(75)は現時点で出馬への態度を明らかにしていない。同市長選を巡ってはほかに、水面下で候補者擁立を模索する動きもある。

5531チバQ:2020/07/07(火) 11:11:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c221e908aa8c23646c2a4306e2772f1282a9e2d
宮城・角田市長選告示 新人3氏が激突

7/6(月) 9:31配信
 任期満了に伴う名取、角田の両市長選が5日告示され、名取は現職と新人、角田は新人3人の争いとなった。投票は12日で、即日開票される。

 角田市長選はいずれも無所属新人で、元市議黒須貫氏(55)=自民・公明推薦=、元市議武田暁氏(45)、元市総務部長木村伸一氏(67)が立候補を届け出た。

 黒須氏は「財政、政策面などで政権と太いパイプでつながることが重要。保守系の力を結集させ、市政運営に当たる」と強調した。

 武田氏は「財政危機の中で市をどう発展させるかが問われる。農業も衰退著しい。経済の流れを良い方向へ持っていく」と訴えた。

 木村氏は「教育や医療福祉、公共交通を充実させ、働く場づくりを進めれば市は人口減少から再生できると確信する」と主張した。

 4日現在の有権者は2万4697人。

5532チバQ:2020/07/13(月) 20:35:19
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/l50
角田市長選は黒須氏初当選
2020/07/13 08:54河北新報

角田市長選は黒須氏初当選

黒須貫氏

(河北新報)

 任期満了に伴う角田市長選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議黒須貫氏(55)=自民・公明推薦=が、ともに無所属新人の元市議武田暁氏(45)、元市総務部長木村伸一氏(67)を破り初当選した。
 角田市角田の黒須氏の選挙事務所に当選が伝えられ、支持者が歓喜に沸いた。黒須氏は「市と国、県とのパイプを強化し、(昨年10月の)台風19号の被害からの復興を進めたい」と語った。
 現職大友喜助氏(69)の引退表明から1カ月半後に出馬の意向を示した黒須氏は、大友氏や自民党県議、市議らの支援を得て出遅れを挽回。大友市政の継承を訴え、支持を広げた。
 武田氏は市政の刷新を主張したが、黒須氏陣営の組織力に及ばなかった。木村氏は広がりに欠けた。
 当日の有権者は2万4324人。投票率は62・50%で、前回を1・8ポイント上回った。

https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20200712_11023.html
名取市長選 山田氏が再選
2020/07/13 09:02河北新報

名取市長選 山田氏が再選

山田司郎氏

(河北新報)

 任期満了に伴う名取市長選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の山田司郎氏(57)=自民・立憲民主・公明推薦=が、無所属新人で元衆院議員の大久保三代氏(43)を退け、再選を果たした。
 午後10時ごろ、名取市増田の山田氏の事務所に当選確実の一報が入ると、詰め掛けた大勢の支持者から歓声が上がった。山田氏は「未来を担う子どもたちに愛される古里を引き継いでいきたい」と抱負を述べた。
 山田氏は、東日本大震災からの復興の加速化などを進めた実績を強調。市民の声を市政に生かす「聞く耳と対話」の姿勢をアピールし、市内の均衡ある発展を訴え、幅広い支持を集めた。
 大久保氏は水害対策や感染症対策などを公約に掲げたが、広がりを欠いた。
 当日の有権者は6万3560人。投票率は35・67%で、2016年の前回を22・64ポイント下回り、過去最低となった。

5533チバQ:2020/07/14(火) 20:10:33
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20200714_11015.html
名取市長に山田氏再選 均衡ある発展・継続期待 ポスト復興、課題は山積
2020/07/14 11:22河北新報

名取市長に山田氏再選 均衡ある発展・継続期待 ポスト復興、課題は山積

支持者とグータッチを交わす山田氏=12日午後10時30分ごろ、名取市増田の事務所

(河北新報)

 12日に投開票があった宮城県名取市長選は、無所属現職の山田司郎氏(57)=自民・立憲民主・公明推薦=が、無所属新人の大久保三代氏(43)に圧勝し、再選を決めた。東日本大震災の復旧・復興ハード事業がほぼ収束し、ポスト復興期のまちづくりが問われる選挙で、市民は市政継続を選んだ。(1面に関連記事)
 今回は事実上の信任投票だった。与野党3党が相乗りで山田氏を推薦し、市議21人のうち15人による「応援する会」が選挙戦を手厚く支えた。山田氏は過去最低の投票率にもかかわらず、初当選した前回に次ぐ歴代2位の票を得た。
 山田氏が繰り返し訴えたのは、市内の均衡ある発展だ。市が3月末に震災からの「復興達成」を宣言し、市政が大きな転換期を迎える中、復興事業の陰で取り残されがちだった各地域の課題を直視する姿勢に、幅広い支持が集まった。
 一方で、「夢物語もあった」(ベテラン市議)といわれる前回の一部公約を軌道修正した点は見逃せない。象徴的なのは仙台市地下鉄の南進だ。4年前の目玉だったが、「この10年間ではできない」と述べ、構想を大きく後退させた。
 中学3年を対象に本年度始まった学校給食費の段階的無償化も、今回の政策集から外した。新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、市議の間で将来的な財政圧迫への懸念が根強く、先行きは見通せない。
 初当選時に比べ、現実路線の色合いを濃くした山田氏。多様な地域課題が山積するポスト復興期に入り、思い描く将来像の実現にどう取り組むのか。2期目は真価が試される。
(解説=岩沼支局・小沢一成)

◎名取市長選開票結果(選管最終)

当 19,866 山田司郎 無現(2)
   2,518 大久保三代 無新

5534チバQ:2020/07/14(火) 20:48:12
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20200714_11019.html
角田市長に黒須氏初当選 安定望む民意「保守」選択 公約具体化進め実行を
2020/07/14 11:21河北新報

角田市長に黒須氏初当選 安定望む民意「保守」選択 公約具体化進め実行を

初当選を決め、万歳をする黒須氏(中央)=12日午後10時30分ごろ、角田市角田の事務所

(河北新報)

 12日に投開票が行われた宮城県角田市長選は、元市議黒須貫氏(55)=自民・公明推薦=が、元市議武田暁氏(45)、元市総務部長木村伸一氏(67)との無所属新人3人による混戦を制し初当選した。昨年10月の台風19号被害からの復興や新型コロナウイルス対策が争点だったが、明確な対立軸にはならなかった。立候補者の政治スタンスが有権者の主な選択肢となり、「保守系」を掲げる黒須氏が、安定を望む民意を引き寄せた。(1面に関連記事)
 黒須氏は、引退する現職大友喜助氏(69)の支援を得、告示後には自民党の国会議員や村井嘉浩知事が応援に駆け付けるなど、国、県とのパイプや市政の継承路線を市民に印象付けた。
 公約は「命」「子」「連」「業」とテーマ分けし、「幸せへの4つのクローバー」と銘打った。それぞれの項目に防災や子育て支援、産業振興、交通環境の充実化などの提言が並ぶが、他の立候補者の主張と似通う内容も多く、黒須氏が政策の独自性で評価を集めたとは言い難い。
 公約に市政刷新の要素を盛り込み、市の財政問題に切り込んだ武田氏との差はわずか616票。人口減少や台風被害、新型コロナ問題で地域が疲弊する中、市政に閉塞(へいそく)感を抱く民意が相当数あることが示された。
 幅広く民意を受け止め、イメージ先行型の公約をいかに具体化させるかが1期目から問われる。復興や施策の財源確保には国や県の後ろ盾が重要だが、市民が最も頼りにしたいのは身近なリーダーの実行力だ。
(解説=角田支局・田村賢心)

◎角田市長選開票結果(選管最終)

当 6,485 黒須貫 無新(1)
  5,869 武田暁 無新 
  2,746 木村伸一 無新

5535チバQ:2020/07/21(火) 03:24:08
むつ市に(県外から呼べるような)観光地なんてあるの!?って疑問・・・

https://this.kiji.is/657971427749807201?c=39550187727945729
むつ市、4連休に観光施設閉鎖
市長が「GoTo」批判

2020/7/21 00:54 (JST)

 青森県むつ市は20日、市内にある公共の観光施設を23日からの4連休の間、閉鎖すると発表した。「新型コロナウイルス感染から市民を守るため」としている。宮下宗一郎市長は政府の観光支援事業「Go To トラベル」を批判していた。

 市によると、閉鎖するのは釜臥山展望台や下北観光物産館、薬研温泉露天風呂など21カ所。

5536チバQ:2020/07/26(日) 17:09:37

5516 :チバQ :2020/07/26(日) 17:08:49
>>5503-5504

>大久保容疑者の妻は、今月12日投開票の名取市長選に立候補し落選した元衆院議員の大久保三代氏(43)。



https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200723-567-OYT1T50311.html
医師は「京都にアルバイトで行った」妻の元衆院議員…ALS嘱託殺人
2020/07/24 11:31読売新聞

医師は「京都にアルバイトで行った」妻の元衆院議員…ALS嘱託殺人

捜査員に囲まれ、クリニックから連行される大久保容疑者(23日午前11時34分、名取市で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 京都市で昨年11月、難病の筋 萎縮 いしゅく性側索硬化症(ALS)の女性患者に頼まれ、薬物を投与し殺害したとして、宮城県名取市でクリニックを開く医師大久保愉一容疑者(42)が京都府警に嘱託殺人容疑で逮捕された。大久保容疑者の妻は、今月12日投開票の名取市長選に立候補し落選した元衆院議員の大久保三代氏(43)。三代氏は「事件のことは承知していない」と話している。

 大久保容疑者が院長を務める名取市の「おおくぼ呼吸器内科・メンタルクリニック」では23日、京都府警による捜索が行われ、午前11時半すぎ、フードをかぶった大久保容疑者が捜査員に囲まれながら捜査車両に乗せられた。その後、三代氏は報道陣に対し、「京都にはアルバイトで行っていたと思うが、そこで何をしていたかはわからない。夫には自分がやったことを説明してほしい」と語った。

 近くの女性(60)は「ほとんど交流はなかったが、院長は穏やかそうに見えた。カメラが集まっていて何だろうと思ったが、ニュースを見て驚いた」と話した。

5537チバQ:2020/07/26(日) 17:16:35
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20200717082948.html
十和田市長選告示まで半年、現職の去就焦点
2020/07/17 09:00東奥日報

 来年1月17日告示の十和田市長選まであと半年。3期目の現職小山田久氏(73)は16日の東奥日報取材に「9月議会までには(態度を)決めたい」と語り、去就を明確に示さなかった。国内外の新型コロナウイルス感染拡大の影響からか、選挙ムードは盛り上がっていない。一方で、無投票当選が2回続いたことや、小山田氏自身が前任者の多選を批判して当選した経緯を重くみて、水面下では新人擁立の可能性を探る動きも出始めた。

 市議会の二大会派は、ともに小山田市政を大枠で支えている。与党を標榜(ひょうぼう)する自民公明クラブ(9人)の石橋義雄会長は「会派としての対応は決まっていない」と静観の構え。前回2017年の市長選では自民、公明両党が小山田氏を推薦。今回も自民青森県連会長の江渡聡徳衆院議員、同十和田市支部長の丸井裕県議とも調整することになる。

 市政に是々非々で臨む市民連合クラブ(10人)の豊川泰市会長も「方針は白紙」としつつ、「小山田市長が出馬表明すれば支援する可能性はある」と述べた。豊川会長は「現職が告示半年前でも『辞める』と言わないなら、出馬するという意味だろう」と受け止めている。

 日本共産党上十三地区委員会常任委員の舛甚英文前市議は「擁立したいが人材が少ない」と語った。

 小山田氏は09年の初出馬で、4選を目指した前任者の多選を批判し、支持を集めて当選した。自身も4選を目指す場合には、理念と行動との整合性を説明する必要がある。

 市議会や市役所の複数の関係者からは「十和田の政治風土を考えると無風とはならないだろう」「表立ってはいないが候補擁立の意欲を見せる動きがある」との声も出ている。

 小山田氏は16日の取材に「新型コロナウイルスに伴う対策など、やらなければならないことがある」と市長職の喫緊課題があることは認める一方、去就については「後援会とまだ何も話をしていない」とのみ語った。

5538チバQ:2020/07/29(水) 09:56:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/b35b13da55d1d03c93e2f73983d9129f3b729e13
宮城県議選と仙台市議選の再統一「課題多い」
7/28(火) 11:08配信


安藤委員長(右から2人目)の報告を聞く石川議長(同3人目)
 宮城県議会の議会改革推進会議は27日、近年の選挙で落ち込む投票率の改善に向けた報告書をまとめ、石川光次郎議長に提出した。東日本大震災で分かれた県議選と仙台市議選の再統一は「課題が多い」として結論を見送り、石川議長と仙台市議会の鈴木勇治議長に対応を委ねるとした。両議長が近く意見交換し、今後の方針を改めて検討する。

【写真】宮城県議選と仙台市議選の日程統一 特例法制定を国に要望へ

 推進会議の安藤俊威委員長らが県議会棟に石川議長と斎藤正美副議長を訪ね、報告書を手渡した。安藤委員長は「日程統一の各手法にはそれぞれ課題があり、容易に結論は出せない。今後は両議会で共通認識を持ち、意識を醸成していくことが大事だ」と指摘した。

 石川議長は「市議会と認識を一つにできるよう活動する」と応じた。終了後の取材には「期日統一を求める有権者の声は多い。ハードルは高いが、やるべきことをやっていく」と述べ、議長間で今後の進め方を協議すると説明した。

 報告書では、日程統一に向けて(1)両議会の解散(2)県議会を解散し、市議選と日程統合(3)公選法の「90日特例」の適用範囲拡大-の3案を提示。議会の解散は議員の不在期間が生じ、議員間の意思統一などに課題が残るとした。

 同一市町村の首長と議員の任期満了日のずれが90日以内の場合に限って同日選を認める公選法の「90日特例」の拡大では、法改正の必要性や予想される選挙日程が9月議会の時期と重なる問題点を挙げた。

 両選挙の投票率は震災後低迷。県議選は2019年に過去最低の34.80%を記録した。市議選は15年が過去最低の35.83%、19年が2番目に低い36.07%だった。

5539チバQ:2020/08/26(水) 10:16:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e30d759049f5e3f95f916fff32d91fba7513bab
宮城・多賀城市長 健康不安で辞職へ
8/25(火) 19:29配信
 宮城県多賀城市の菊地健次郎市長が、健康不安を理由に任期を2年残し辞職する意向を固めました。
 菊地健次郎氏は、宮城県塩釜市出身の73歳。多賀城市議や県議を経て、2006年に市長に初当選し、現在4期目で、任期は2022年8月までとなっています。辞職は、自らの健康不安が理由で、菊地市長は、9月4日から10月2日までの9月定例議会で議長に辞職を届け出、10月上旬に退任する見通しです。公職選挙法に基づき、後任の市長選挙は、辞職の届け出から50日以内に実施されます。菊地市長は、8月28日に記者会見し、正式に表明する予定です。

最終更新:8/25(火) 19:39

5540チバQ:2020/08/26(水) 16:57:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a03713afaf34704265baff89eaf9b2dc50bcf2e4
菊地多賀城市長辞職へ 4期目途中、健康不安か
8/23(日) 10:59配信
4




菊地健次郎市長
 宮城県多賀城市の菊地健次郎市長(73)が、4期目の任期途中で辞職する方向で調整していることが22日、分かった。関係者によると、健康面の不安が理由とみられる。今月中にも市長職を退く意向を市議会などに説明する見通し。

 菊地市長は河北新報社の取材に対し、「正式な場で発表するまでは、現段階で進退については何もコメントできない」と答えた。関係者によると、既に任期を2年ほど残して引退する考えを周囲に伝えているとされる。辞職の時期は9月開会予定の市議会定例会の閉会後になるとみられる。

 菊地市長は市議2期、宮城県議3期を経て、2006年の市長選で初当選し、連続4期。JR仙石線多賀城駅前の開発に取り組み、16年にはレンタル大手TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を指定管理者とする東北初の公共図書館を開館させた。

 多賀城創建1300年となる24年に向け、国特別史跡「多賀城跡」南門(正門)の復元も推進し、構想から30年以上を経て今年6月には起工式を実施した。

 任期途中での辞職は市議会の同意を経て、市選挙管理委員会に通知される。後任を選ぶ市長選は公選法の規定により、通知の翌日から50日以内に実施される。
河北新報

5541チバQ:2020/08/31(月) 13:10:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d651be66084290e35ae90bb0f60ddaeed1630c
北塩原村長に遠藤和夫氏 286票差、蟹巻氏との新人対決制す
8/31(月) 11:30配信
0




初当選して万歳三唱する遠藤氏(左)。右は妻真理子さん
 任期満了に伴う北塩原村長選は30日投開票が行われ、即日開票の結果、ともに無所属の新人で元村議の遠藤和夫氏(65)が蟹巻尚武氏(59)を286票差で破り、初当選した。任期は9月6日から4年。
 遠藤氏は、人口減少対策を軸に、北山地区の宅地造成や桧原湖の周遊型観光などを訴え、前回落選した村長選の雪辱を果たした。
 投票率は82.38%で前回2016(平成28)年を1.71ポイント上回った。当日有権者数は2282人(男性1140人、女性1142人)。

5542チバQ:2020/09/05(土) 13:33:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/959c13a50d4a62bff2449fa0560ecc71778e26ab
宮城の国民議員6人中3人が新党参加 ほか2人は無所属、1人態度保留
9/5(土) 10:34配信
15



 立憲民主、国民民主両党などが結成する合流新党を巡り、国民民主の宮城県内地方議員6人のうち、県連代表の沼沢真也仙台市議ら3人が4日、新党に参加する意向を表明した。県連幹事長と事務局長の2人は無所属で活動し、1人は態度表明を保留した。15日の結党大会を前に対応が分かれた。

 河北新報社の取材に新党参加を表明したのは、沼沢氏のほか、県連副代表の枡和也県議と組織対策委員長の竹谷英昭多賀城市議。沼沢氏は「政権交代が可能な二大政党制を目指し、大きな固まりになるべきだと思っていた」と説明した。

 枡氏も「野党の存在感を高めるため、一つの大きな固まりになる必要がある。自公政権にブレーキをかけるには、ある程度の数がいないといけない」と強調。竹谷氏は「政権を取るためには、一つのまとまりになる必要がある」と語った。

 無所属で活動するのは、いずれも仙台市議の渡辺敬信幹事長と郷古正太郎事務局長。2人は国民民主を離党し、自民会派入りした桜井充参院議員(宮城選挙区)の秘書を務めていた。

 渡辺氏は「新党に参加すれば(次の参院選で)桜井氏の対立候補を応援しなければならなくなる」と事情を明かし、郷古氏は「自身の後援会とも話し合ったが、結論を出すには時間が足りない。一度、冷静になって考えたい」と話した。

 政調会長の布田一民岩沼市議は、態度を明らかにしなかった。布田氏は「腹は決まっているが、解党していないうちに言うのはどうか。ただ、左派には間違いなくいかない」と述べた。

 合流新党への対応が割れたことに関し、沼沢氏は「合意の理念は共有できていたが、それぞれに事情があり判断を尊重したい。県連としては合流に向けた手続きを進める」と語った。

5543チバQ:2020/09/11(金) 15:00:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/478c3965607ddeda3a06ca620d95efdf17dc4175
知事4選出馬、ある?ない? 来春選挙、気をもむ秋田の政党関係者
9/11(金) 14:36配信
2



 秋田県知事選が来春に迫ってきた。2017年4月に始動した佐竹敬久県政3期目は、21年4月に任期満了となる。10日時点で次の知事選に出馬を明言している立候補予定者はおらず、現状では佐竹知事が4選を目指して出馬するのか否か、意思表明のタイミングを県政関係者が注視する事態となっている。【川口峻】

 ◇コロナ影響か判断先送り

 佐竹知事の進退に絡む意思表明に影響を与えているとみられるのが、新型コロナウイルスを巡る状況だ。19年12月の記者会見で佐竹知事は今年の秋には自身の進退に言及する考えを示し、「政治は結果。結果を県民がどう捉えるか、私を評価するか見極めなければ」と答えていた。

 しかし、20年に入って、新型コロナ対応が県政の課題に浮上。2月県議会では、新型コロナを緊急課題とし、4選出馬については「現時点ではそこまで考えが及ばない」とかわした。その後も記者会見で進退を問われ続けたが、4月には判断期限を「年末までがギリギリ」と延ばし、8月31日には「もう少し熟慮しながら」と言葉を濁した。自身の健康状態や新型コロナによる社会変化への対応力を進退の判断基準にするとの考えを示している。

 一方で県政界には佐竹知事が4選に向けた出馬を水面下で探っているとの見立てが根強く流れている。県は新型コロナを巡る事業者への支援を、当初の宿泊、飲食業から徐々に運転代行、レンタカー業などへ拡大。あるベテラン県議は、県の厳しい懐事情を念頭に「これほど思い切った策をとったことが、これまであっただろうか」と、いぶかしがる。

 はっきりしない知事の態度に気をもむのが、政党関係者だ。これまでの知事選で支援に回っていた自民党は現職の判断を待つ方針だが、同党県連幹部は「表明を12月まで引っ張って、やはり出ないとなれば、新人候補者擁立の準備に支障を来す可能性もある」と漏らす。

 また、昨夏の参院選で野党連携の枠組みとなった政治団体「あきたの笑顔をつくる会」も候補者を擁立するか否かの調整を急いでいる。事務局長を務める寺田学衆院議員は報道陣に対し9月下旬をめどに会としての関与の仕方を決める方針を示しているが、同団体の関係者は「知事選を戦えるのは資金力、知名度がある人に限られるのが実情」と明かし、候補者の選定は難航必至であることを示唆した。

 9月県議会は11日に開会する。第2会派・みらいの渡部英治県議は2月議会に続き9月議会でも改めて佐竹知事に再選出馬に向けた意向を問う考え。第1会派・自民党内にも議会で知事の腹心を探ろうとする動きがあり、佐竹知事の発言に注目が集まりそうだ。

5544チバQ:2020/09/17(木) 10:48:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/58a6b0a3ace288d7ff0b58bfa500508588e7a385
多賀城市長選 元副市長が出馬表明
9/17(木) 7:55配信
0



 菊地健次郎市長(73)の辞職に伴う多賀城市長選(10月18日告示、25日投開票)で、新人で元副市長の鈴木明広氏(67)が16日、無所属で立候補すると表明した。

 鈴木氏はこの日の会見で「東日本大震災からの復旧・復興をしっかりと完成させ、新型コロナウイルスで打撃を受けた地域経済を立て直したい」と述べた。鈴木氏は同市出身。東北学院大卒業後、同市役所に入り、総務部次長などを経て平成31年3月まで12年間、副市長を務めた。

 菊地市長は4期目の任期途中だが、健康上の不安を理由に10月9日付で辞職する。

5545チバQ:2020/09/25(金) 09:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17dc27e21b7b3689104ea4bc86b02b8bd9048dd
多賀城市長選 元県議の深谷氏、正式に出馬表明
9/24(木) 11:48配信
1



 菊地健次郎市長の辞職に伴う宮城県多賀城市長選(10月18日告示、25日投開票)で、元県議の深谷晃祐氏(40)が23日、多賀城政庁跡で記者会見し、無所属で立候補することを正式に表明した。

 深谷氏は「市民と共に知恵と工夫で多賀城を進化させる」と述べ、菊地市長から立候補の要請を受けたと明かした。復元が進む多賀城跡南門を活用した交流人口拡大、市内の小中学生の公共施設利用無料化、JR陸前山王駅周辺整備などを重点施策に掲げた。

 深谷氏は多賀城市出身、仙台高卒。多賀城市議2期を経て、2015年の県議選に初当選。17日に2期目途中で県議を辞職した。

 市長選には、前副市長の鈴木明広氏(67)が無所属での立候補を表明している。

5546チバQ:2020/09/27(日) 22:05:22
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20200925084255.html
青森市長選告示まで1カ月、現職が臨戦態勢
2020/09/25 09:00東奥日報

 任期満了に伴う青森市長選は、10月25日の告示が1カ月後に迫った。唯一出馬を表明している現職小野寺晃彦氏(45)は、再選に向けて集会を開くなど臨戦態勢に入った。共産党が対抗馬擁立を模索しているが、現時点で具体的な名前は挙がっていない。投開票は11月1日。

 24日、青森市役所駅前庁舎で立候補予定者説明会が開かれ、小野寺氏と共産党の2陣営が出席した。

 小野寺氏は昨年11月、任期を1年近く残した異例の早さで再選出馬を表明。今月22日に開いた市政報告会(政治資金パーティー)には、三村申吾知事をはじめ自民党県議や共産党を除く多くの市議、市経済界代表らが顔をそろえ、支持層の厚さを印象づけた。小野寺氏は、テレワークによる企業の進出支援や防災対策強化などの公約を並べて、「市政をもっと前に進める」と力強く訴えた。

 これに対し、市議会などで小野寺氏に対決姿勢を示している共産党は、独自候補も含め、対抗馬の擁立を目指しているものの人選が難航しているもようだ。党市議団の藤原浩平団長は24日の取材に「候補はまだ決まっていない」と語った。

 共産党以外には候補者擁立の動きはなく、市議35人のうち、同党の6人を除く29人の大半が小野寺氏を支持する見通し。

 小野寺氏は現在1期目。鹿内博前市長の辞職に伴う16年の前回市長選に総務省官僚を辞して立候補。自民、公明両党の支援を受けて無所属の新人4人による争いを大差で制し、初当選した。

5547チバQ:2020/10/04(日) 20:19:32
1427 名無しさん 2020/10/04(日) 20:05:13
https://www.sakigake.jp/news/article/20201002AK0008/

村岡敏英氏、菅首相と官邸で懇談 知事選の話は「特にない」
有料会員向け記事 2020年10月2日 掲載

※写真クリックで拡大表示します
菅首相との懇談後、官邸を後にする村岡氏(左)=1日午前10時すぎ
 菅義偉首相は1日、官邸執務室で村岡敏英元衆院議員と懇談した。村岡氏は面会後、記者団に「(今年2月の)父兼造(元官房長官)の葬儀に足を運んでくださったことへのお礼と、首相就任への祝意を伝える目的で訪ねた」と説明。出馬がささやかれる来春の県知事選に関する話は「特にしていない」と述べた。

5548チバQ:2020/10/07(水) 11:04:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c0c9ddad1e35988d85e958bcb3b82d7f979c794
役場貸します 年10.6万円で町長気分、副町長は半額
10/7(水) 10:30配信
2




13スペースに区切って貸し出されることになった南部町役場本庁舎=2020年10月1日午後3時24分、青森県南部町、横山蔵利撮影
 町長室は1年間で10万6千円――。青森県南部町は、現在の役場本庁舎を事務所スペースとして2022年度から貸し出す。料金は年間で1平方メートル2千円と破格の安さで、町長室、正副議長室のほか、議場もそのまま貸し出すという。今月中旬から募集を開始する予定だ。

 本庁舎は1987年に旧福地村役場庁舎として建てられた。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は2376平方メートル。このうち、1階フロアの一部に窓口業務を残すほかは建設中の新庁舎に役場の機能を移し、空いた13スペース、約800平方メートルを貸し出す。

 価格が一番高いのは総務課スペース(191平方メートル)で年間38万2千円、次が議場(177平方メートル)で35万4千円と続く。正副議長室(32平方メートル)は6万4千円、副町長室(26平方メートル)は5万2千円。基本的に議場などのいすや机は、そのまま利用できる。

 町内外の一般企業、各種団体などへの貸し出しを想定している。町は応募が複数あった場合の選考方法などを詰めているところで、「役場の有効活用です。どんどん利用してほしい」。問い合わせは町総務課管財班(0178・84・2111)へ。(横山蔵利)

5549チバQ:2020/10/08(木) 18:06:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e6958e953ff2364ec3d974a7cddb6999d27253d
郡市政 与野党が逆転? ガス民営化に自民が賛成、共産は反対
10/8(木) 15:21配信
11




仙台市ガス局。左奥は3基の都市ガスフォルダー=仙台市宮城野区
 7日閉会した仙台市議会9月定例会の本会議で、2019年度ガス事業会計決算の認定を巡り、共産党が反対討論、自民党が賛成討論に立った。ガス事業民営化への疑問が反対理由だったが、共産は市政与党を掲げる。一方の自民は郡和子市長に厳しい態度で臨む野党的立場で、与野党逆転したような論戦となった。

 共産党市議団は古久保和子氏が反対討論。郡市長が昨年2月、民営化に向けた公募再開を突然表明し、同会計の決算が当初予算の5.5倍に膨らんだと指摘。「ガス局の職員にも知らせず方針決定が行われたことは重大だ」と批判した。

 最低譲渡価格を400億円と設定した根拠を明かさず、市民説明会も開催していないことを問題視し「市民の財産なのに市民不在だ。暮らしに関わる疑問に答えずに進める民営化は認められない」と主張した。

 自民は菊地崇良氏が賛成討論した。来年5月の優先交渉権者決定までのプロセスに「公正な選考過程の中で戦略的に取り組むことを求める」と注文を付けた上で「持続可能な都市経営を実現する未来志向の民営化に賛同する」と強調した。

 共産は17年の市長選で旧民進、社民両党と郡氏を支援し、自民などが推す対立候補を破った経緯がある。

 同決算は共産を除く賛成多数で認定されたが、ベテラン議員は「来夏に市長選を控え、郡市長に対するメッセージを込めたような論戦だった」と解説した。
河北新報

5550チバQ:2020/10/09(金) 17:38:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b71f408ac51b493f721ca0f131942b891380e130
郡山市長選、品川氏立候補へ 選挙戦の公算大きく
10/9(金) 11:44配信
8



 来年4月の任期満了に伴う郡山市長選で、現職の品川萬里氏(75)が3選を目指して立候補する意思を固めたことが関係者への取材で分かった。品川氏の連合後援会が11月に役員会を開いて出馬を要請し、品川氏が12月市議会で立候補を表明するとみられる。このほかにも立候補に向けた動きが複数出ており、告示まで約半年を迎え選挙戦になる公算が大きくなっている。

 12月市議会は12月2日に開会し、同8日の一般質問初日で品川氏が立候補を表明する見通し。品川氏は8日、福島民友新聞社の取材に「今は新型コロナウイルス感染症対策に注力したい」としながらも「前回も12月議会で表明した。支援者の考えが大事だと思っている」と話した。

 品川氏は白河市出身。東大法学部卒。郵政審議官、NTTデータ副社長、法大教授などを歴任。郡山市で小中学校時代を過ごした。2009(平成21)年4月の郡山市長選に初出馬し、現職に敗れたが、13年4月の市長選で現職を破り初当選した。

 市長選を巡っては、県議が出馬へ向けて意欲を見せている。近く後援会から出馬の要請を受けて最終判断する見通し。このほか、前市議の会社役員馬場大造氏(60)が無所属での立候補を表明している。水面下ではほかに候補者を擁立する動きもあり、情勢は流動的だ。

5551チバQ:2020/10/10(土) 21:37:30
自民県議
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd335a2beceb8dec0d376b5c1533e4b11a7bda82
福島・郡山市長選挙で地元県議が出馬意向(福島県)
10/10(土) 19:38配信

7
この記事についてツイート
この記事についてシェア
福島中央テレビ
福島・郡山市長選挙で地元県議が出馬意向

来年春に予定される郡山市長選挙に県議会の勅使河原正之議員(68)が出馬の意思を示した。
勅使河原県議は郡山市選挙区選出で現在4期目、10日に開いた後援会の代表者会議で郡山市長選へ出馬の意思を示した。
■勅使河原正之県議会議員
「皆さんの期待を裏切ることなく、出馬に向けての意思を固めておりる」
勅使河原県議は今後、県議を辞職して12月中に正式に出馬表明する考えだ。
郡山市長選には、すでに前市議の馬場大造氏が出馬を表明している。
現職の品川萬里市長(2期目)は態度を明らかにしていない。

最終更新:10/10(土) 19:38
福島中央テレビ

5552チバQ:2020/10/11(日) 23:07:25
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-20201011095603.html
勅使河原氏立候補表明 郡山市長選、12月にも会見
2020/10/11 09:56福島民報

 来年四月二十六日の任期満了に伴う郡山市長選で、県議の新人勅使河原正之氏(68)=自民、郡山市選挙区=は十日、連合後援会に対し立候補の意思を表明した。十二月にも記者会見して正式表明する考え。

 同日に市内で開かれた連合後援会代表者会議で市長選への立候補要請を受け、「期待を裏切ることがないようにと出馬に向けた意思を固めた。今は新型コロナウイルスへの的確な対策が必要な大事な時期だ。市職員、市議、県議としての経験を生かし、古里に恩返ししたい」と述べた。県議会選出の県監査委員としての公務がある十二月一日までは県議を務める考えを示し、「状況を見ながら適切な時期に(県議の)辞職願を提出し、正式に出馬表明したい」と述べた。

 勅使河原氏は郡山市出身。安積高、日大工学部卒。市議を三期務めた後、二〇〇七年(平成十九)年の県議選で初当選し、四期目。

 市長選を巡っては、現職品川萬里氏(75)=二期目=は十二月定例議会で三選を目指して立候補を表明する見通しとなっている。元市議で会社役員の新人馬場大造氏(60)=無所属=は八月に市内で記者会見し、立候補を表明した。

5553チバQ:2020/10/17(土) 23:52:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/491811416eceeea98198e7b0bd572ae4070600ce
多賀城市 新人2人一騎打ちの様相 辞職に伴う市長選告示へ〈宮城〉
10/16(金) 20:36配信

菊地健次郎前市長の任期途中の辞職に伴う、多賀城市の市長選挙が10月18日に告示されます。これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属で新人の多賀城市の前副市長、鈴木明広氏と、前の県議会議員、深谷晃祐氏の2人。突然の選挙に向け、準備に奔走する候補者を追いました。

菊地健次郎 市長(当時)
「言葉がなかなか出てこないことがありましたので、市長として一般質問とかいろいろある。そういうことができなくなったら、私は終わりだと」

2カ月前、任期を2年残しながら、健康への不安を理由に辞職を表明した菊地健次郎前市長。14年もの間続いた菊地市政が終了することになりました。

鈴木明広 氏
「私の父親の生家も、多賀城市笠神ですから、私も体の半分は笠神」

立候補を表明した前の多賀城市の副市長、鈴木明広氏(67)。40年以上、市役所に勤務し、去年3月までの12年間、副市長を務めました。今、最も力を入れるのは、『自らの足で市民の話を直接聞くこと』。

豊富な行政経験を強みとする一方、選挙は初めて…戸惑いつつも、選挙戦に向けた準備を進めています。

鈴木明広 氏
「初めての選挙なので、周りの反応がいい反応なのか、普通なのか、悪い反応なのか、自分で判別がつかない暗中模索」

そんな鈴木氏の支援を表明するのは、自民党の現職、そして元職の県議会議員です。
市政を熟知する鈴木氏の手腕に期待を寄せています。

鈴木明広 氏
「早く以前のような平穏で安心して暮らせるまち、多賀城を早く取り戻したい、そのために色々なことや、過去の経緯も知っている私に出て、どうにかしてくれという要請が多かった」

鈴木氏と同じく立候補を表明したのは、自民党会派で県議会議員を2期務めた深谷晃祐氏、40歳。立候補が決まってからは、月に1回続けてきた多賀城駅前でのあいさつ活動を毎朝、行っています。「自身の強みは若さ」という、深谷氏。菊地前市長が「後継者」に指名しました。

深谷晃祐 氏
「10年20年先を見据えて今やらなければならないことを取り組んで、政治家として責任が持てる世代だと思う」

その深谷氏に対して、自民党県連は推薦を決定。保守分裂と囁かれる中、この人も、深谷氏への支援を表明しました。

宮城県 村井 知事
「今までの人間関係や県議会での発言を聞いても、市長としてふさわしいと思うので、深谷氏を応援したい」

盤石の支援体制の中でも、自らの力で多賀城市を変えていくと力を込めます。

深谷晃祐 氏
「無理を無理ではなくしていくのが若さとしての突破力・足を運べること・聞けること。先例にとらわれない取り組みができるのは40歳、いい年齢だなと思ってます」

一騎打ちの公算が大きくなっている多賀城市長選挙。争点の一つとなるのが、市の財政問題です。
その指標となるのが自治体の財政状況を示す「経常収支比率」。これは、人件費や社会保障費など「固定経費」の一般財源に対する割合でこの比率が低いほど、政策に使えるお金が増えることになります。しかし、2018年度の多賀城市の経常収支比率は、「101.9パーセント」。これでは自治体の赤字が増え続けてしまい、市は新しい事業に取り組めなくなる恐れがあります。この財政問題について、候補者は…。

鈴木明広 氏
「お金は入ってくるものもあって、使えるものもある。入ってくるものも考える必要がある。ふるさと納税で20億円を寄付いただいた経験もある。それを復活していきたい」

深谷晃祐 氏
「財政を安定させるためには、我々現役世代がしっかり多賀城に根を張って、多賀城で生活をしてもらって、多賀城に納税をする。その仕組みを確立させることが財政を安定させるためには必要」

多賀城市の新しいリーダーを決める市長選挙は、10月18日に告示、25日に投票を迎えます。

仙台放送

5554チバQ:2020/10/19(月) 11:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffb8c1e460d42fd016da4f0ed6f356c81527d430
山形市区県議補選、擁立の動き鈍く
10/19(月) 11:29配信
0




知事選と山形市区の県議補選の日程を決めた県選挙管理委員会。県議補選は告示まで3カ月を切ったが、候補者擁立の動きが鈍い=14日、県庁
 次期知事選に合わせ、来年1月24日に投票(15日告示)となる山形市区の県議補欠選挙(欠員1)に関し、自民、非自民とも候補者擁立の動きが鈍い。知事選に立候補を表明した大内理加氏(自民)の辞職に伴う補欠選だが、互いにけん制し合う様子もなく、まるで息を潜めているかのようだ。背景を探った。

 自民の擁立作業が進まない要因ははっきりしている。自民系の山形市議が立候補しづらい状況にあるからだ。山形市議会の定数33のうち、佐藤孝弘市長を支持する勢力は自民系14と公明党の3。過半数を占めているものの、自民系から誰か1人が県議補選に臨むと、他会派の合計と同数になり、正副議長選や議案採決などで市政与党の強みを発揮するのが難しくなる。

 将来的に県議選を見据えているとされる市議の一人は「次の市議選に向けて別の候補者を擁立するなど、環境を整備してからでないと難しい」と補選への出馬には否定的だ。今回、市議が1人欠けても市議補選は県議補選と同日選とはならないため、市議からの出馬は現実的ではないとの見方が自民関係者の大勢を占めている。
 候補者数にもよるが、今回の県議補選は当選のために市長選並みの得票が求められることも想定される。自民の組織力を結集し、勝利したとしても、約2年後に行われる本選では、その獲得票を同じ自民系同士で奪い合うことになる。

 「それぞれ地盤がある。次の本選を見据えれば、積極的に動くのは難しい」と自民の現職県議。別の自民県議も「選挙となれば体力、労力ともに大きな負担となる。出馬に前向きな候補者がいたとしても、最終盤まで様子をうかがうのではないか」と予測する。

 市議のように核となる後援組織を持つ候補者でなければ、2年後はより厳しい戦いとなることが予想される。擁立を担う自民山形市支部の須貝太郎支部長は「新型コロナの影響で社会情勢が不安定なこともあり、なかなか難しい」と見通しが立たない状況に苦悩を隠さない。

 3月に辞職した大内氏は山形市区で2期連続のトップ当選を果たしてきたが、知事選への立候補に当たり後継は指名していない。自民県連関係者も「もともとは自民の議席。失っていいとは思わないが、今回ばかりは擁立はそう簡単ではないだろう」と見通す。

 一方、非自民側も「不戦敗は避けたい」との思いはあるものの、「ライバルづくり」になりかねない選挙を前に事情は同じだ。「自民が山形市区で(現在の)3議席のままでいいと思っているはずはない。新人を擁立するにしても議席の維持を考えると悩ましい」。非自民系の政党関係者は選挙区に漂う雰囲気をそう代弁する。ある県議は「同じ選挙区で県議が候補者を擁立するのは越権行為だ」と将来的に競合する立場になることに懸念を示す。

 さらに知事選では、自民県連が大内氏の擁立を決め、吉村美栄子知事の出馬が取り沙汰されている。知事選の対応を優先する非自民系の議員らからは「補選にまで手が回らない」とこぼす声も聞かれる。

 共産党県委員会は県議補選への候補者擁立に意欲を見せるが、具体的な動きには至っていない。告示まで3カ月を切った県都の1議席の行方はいまだ見えない。

5555チバQ:2020/10/20(火) 18:50:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5249d210f33953b7e317fa13333f7b23e0c3d8d
白石市長選告示 現新2氏の争い
10/19(月) 10:20配信
2




(写真:河北新報)
 任期満了に伴う宮城県白石市長選が18日告示され、ともに無所属で、再選を目指す現職山田裕一氏(44)=自民・公明推薦=、新人の元市議大野栄光氏(71)が立候補を届け出た。投票は25日で、即日開票される。

【地図】公立刈田など宮城の「重点支援区域」対象病院

 山田氏は公立刈田総合病院の公設民営化を掲げ「民間の力を活用して地域医療を守りたい」と主張。企業誘致の推進など「人脈と経験を生かし、白石を発展させる」と訴えた。

 大野氏は「命と健康を守る刈田病院の民営化はあり得ない」と現市政を批判。休止予定の屋内プール施設や第一幼稚園の存続などを挙げ「市民が主役のまちにする」と述べた。

 17日現在の有権者は2万8858人。
河北新報

https://news.yahoo.co.jp/articles/d56f11610382543dc32a2f8553e6f8ec079ab32b
多賀城市長選告示 新人2氏の争い
10/19(月) 10:10配信
1




(写真:河北新報)
 菊地健次郎前市長の辞職に伴う宮城県多賀城市長選は18日告示され、ともに無所属新人で元宮城県議の深谷晃祐氏(40)=自民・公明推薦=と、前副市長の鈴木明広氏(67)が立候補を届け出た。投票は25日で、即日開票される。

【写真】菊地前市長、市役所に別れ

 深谷氏は「地域内で稼ぐ仕組みをつくるのが今後の在り方だ」と訴え、経済の活性化を強調。小中学生に対する公共施設の利用無料化や交流人口の拡大などを掲げる。

 鈴木氏は長年の行政経験を前面に打ち出し、「コロナ禍で失われた安心して暮らせる生活を取り戻す」と主張。疲弊する経済の再興や市の財政立て直しに意欲を示す。

 17日現在の有権者は5万2029人。
河北新報

5556チバQ:2020/10/25(日) 21:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9655c0a3400c75b62389faf09755767a879a0546
吉村山形県知事 4選に向け出馬を表明 「命がけで働く」
10/25(日) 18:46配信
来年1月24日に行われる山形県知事選挙について吉村知事は25日、正式に出馬を表明し、「命がけで働く」と思いを語りました。

(吉村知事)
「私、吉村美栄子は来年1月の知事選挙で出馬することを決意した」

これは、会見で吉村知事が発表しました。公約は、来月公表するとしましたが、軸となるのは新型コロナの影響を大きく受けた県内経済の立て直しです。

(吉村知事)
「コロナ禍の状況の中で、経験を教訓として、各業界の方々と活かしながら次のステージに上げていきたい」

このあと開かれた後援会の役員会には吉村知事の支援者や議員など165人が出席しました。吉村知事は、出馬を宣言したうえで、選挙戦での支援を求めました。

(吉村知事)
「命がけで働きたい。どうか県民や事業者の皆様に、支援してもらえるよう皆様から働きかけてほしい」

出席者からは4期目への期待の声が上がり、皆で必勝を誓いました。

知事選を巡っては自民党が推薦する元県議の大内理加さんがすでに立候補を表明しています。

さくらんぼテレビ

5557チバQ:2020/10/25(日) 22:48:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/add8bbd8b8d22d11115f1a99c742f278e071bb7e
多賀城市長選・深谷氏が初当選 白石市長選・山田氏が再選 
10/25(日) 22:20配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
TBC東北放送
 新人同士の一騎打ちとなった多賀城市長選挙はは、25日に投開票が行われ、前県議会議員の深谷晃祐氏(40)が初当選を果たしました。また、現職と新人の一騎打ちとなった白石市長選挙も25日に投開票が行われ、現職の山田裕一氏(44)が再選を果たしました。

最終更新:10/25(日) 22:22
TBC東北放送

5558チバQ:2020/10/26(月) 17:07:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/8135d2d4e332309ec544332b8cc3db88958e381d
青森市長選告示 現新2氏の争い
10/26(月) 15:12配信
3




(写真:河北新報)
 任期満了に伴う青森市長選は25日告示され、再選を目指す無所属現職の小野寺晃彦氏(45)と、共産党新人で党東青地区常任委員の石田功氏(68)の2人が立候補を届け出た。新型コロナウイルス対策が主な争点。投票は11月1日で即日開票される。

 小野寺氏は、新型コロナ感染拡大に備えて医療体制を拡充させた実績を強調。「古里を災禍から守るために全力を尽くす。守りから攻めへ、ピンチをチャンスに変え、次のステージに挑戦する」と訴えた。

 石田氏は、新型コロナで減収した事業者への20万円給付などを公約に掲げ、「市民の声が通る市政を実現する。市民と市議、市職員がワンチームとなり住んでよかったと思える青森にする」と呼び掛けた。

 24日現在の有権者は24万779人。
河北新報

5559チバQ:2020/10/26(月) 17:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9530b39f5ccdea9a7ec8105e1eff31a05c9492f
多賀城市長に深谷氏が初当選
10/26(月) 15:09配信
2




深谷 晃祐(ふかやこうすけ)40=県議(市議(2))多賀城市、仙台高=(自)(公)
 菊地健次郎前市長の辞職に伴う多賀城市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元宮城県議深谷晃祐氏(40)=自民・公明推薦=が、無所属新人の前副市長鈴木明広氏(67)を破り、初当選を果たした。 深谷氏は多賀城市町前の事務所で、集まった支持者を前に「みなさんのお力添えのおかげ。市民が幸せになる政策を考え、選挙戦で訴えた。頂いた票を背負い、市政運営に当たりたい」と語った。

 選挙戦では、若さと行動力を前面に行政の改革を訴えた。市図書館周辺のにぎわい創出や子ども医療費の所得制限の撤廃、小中学生に対する公共施設の無料化などを公約に掲げ、支持を広げた。

 自民党の国会議員や県議の支援も受け、国や県とのパイプをアピールし、組織戦を展開した。

 鈴木氏は新型コロナウイルス対策として予防接種の無料化や地域経済の再興を訴えた。44年間の長い行政経験を生かした市財政の安定化なども強調したが、及ばなかった。

 当日の有権者は5万1190人。投票率は48.27%で、前回2018年を10.45ポイント上回った。

 ◇多賀城市長選開票結果

(選管最終)

当  16,036深谷晃祐 無新

    8,437鈴木明広 無新

5560チバQ:2020/10/26(月) 18:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/e77206952ef2727186d948731a03a2aa3bbcad45
白石市長選、山田氏が再選果たす
10/26(月) 15:11配信
0




山田 裕一(やまだゆういち)44=市長(市議(3)、青年会議所理事長)白石市、白石工高=(自)(公)
 任期満了に伴う白石市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の山田裕一氏(44)=自民・公明推薦=が、無所属新人の元市議大野栄光氏(71)を退け、再選を果たした。

 山田氏は白石市兎作の事務所で、集まった支持者を前に「人口減少を克服するため、成長し続ける市を全力でつくり上げていきたい」と抱負を述べた。

 公立刈田総合病院の経営再建を最重要課題に挙げ、公設民営化を主張。周産期医療の復活と整形外科、麻酔科の常勤医確保など診療体制の充実を強調した。

 交流拠点の整備や東北自動車道の白石中央スマートインターチェンジ(仮称)の事業化など実績をアピール。工業団地の造成、道の駅設置を公約に掲げ、優位に戦いを進めた。

 大野氏は刈田病院の公営維持、休止予定の屋内プール施設や第一幼稚園の存続などを訴えた。現市政の批判票を取り込んだが、一歩及ばなかった。

 当日の有権者は2万8634人。投票率は58.07%で、前回2016年を0.99ポイント下回り、過去最低となった。

 ◇白石市長選開票結果

(選管最終)

当   8,720山田裕一 無現

    7,605大野栄光 無新
河北新報

5561チバQ:2020/11/06(金) 14:51:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec8d0f1e395850e00a5700e44f5eabedfaa844cd
泥仕合の米大統領選、「津軽選挙」ほうふつ
11/6(金) 13:04配信
16




2人の候補者に当選証書が出された異常事態を報じる1971年5月4日付の河北新報朝刊
 大激戦で候補者2人がそれぞれ勝利を確信していると主張する事態となった米大統領選が、かつて首長選で2人の当選者を同時に出した青森県の「津軽選挙」をほうふつとさせている。当時を知る人は大統領選の2候補者に「しこりを残さないためにもクリーンな選挙と潔く負けを認めることが大事だ」と、経験に照らしてアドバイスする。

 「まるであの時みたい」。同県鰺ケ沢町の主婦(76)は、約半世紀前の1971年4月にあった町長選での珍事に思いをはせる。

 現職が477票差で新人との争いを制し、町選管は当選証書を交付した。1週間後、町選管は現職の得票に同一筆跡が592票あったとして、その分を無効と判断。新人にも当選証書を手渡した。

 主婦は「新人陣営が行列を作り『勝った』『勝った』と叫んで町を練り歩いていた。怖くて外に出られなかった」と振り返る。

 納得しない現職は新人の町役場への登庁を禁じる仮処分を青森地裁に申請し、地裁は登庁禁止の決定を出した。町選管委員長が新人を当選させるために同一筆跡という虚偽の事実を作り上げたのが真相で、公選法違反(投票増減)容疑で逮捕、起訴された委員長らは有罪判決を受けた。

 米大統領選も票の集計などを巡る法廷闘争になっている。町内の70代男性は「勝つか負けるかで生活に雲泥の差が出るのは、米国もきっと同じ。負けると本当につらい。勝った方が負けた方に配慮することが必要だ」としみじみ語る。

 町選管事務局の職員は「当時を知る職員はおらず、役場には記録が残るだけ。クリーンな選挙がいつの時代でも当然だ」と話した。
河北新報

5562名無しさん:2020/11/10(火) 10:09:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/db4fb9150d3d0fac90299318c6242d0e2697bfd2

5563チバQ:2020/11/10(火) 10:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/db4fb9150d3d0fac90299318c6242d0e2697bfd2
市議会議長を少女にみだらな行為の疑いで逮捕 岩手県警
11/10(火) 8:58配信

 18歳未満の少女にみだらな行為をしたとして、岩手県警二戸署は9日、二戸市議会議長で行政書士の小笠原清晃容疑者(76)=二戸市堀野=を青森県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕し、発表した。「そんな事実はない」と容疑を否認しているという。

 署によると、小笠原容疑者は3月23日、青森県八戸市内のホテルで、青森県南部に住む10代の少女が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑いがある。2人はもともと面識があったという。少女の関係者から警察に相談が寄せられ捜査していた。

 二戸市議会事務局によると、小笠原容疑者は2005年から市議を務め、19年8月から議長を務めていた。田中勝二副議長は「あまりにも突然のことで驚いている。事実の詳細は把握していないが、事実であるとすれば、大変遺憾だ。市民の皆様に対しては議会を代表して深くおわびします」とコメントした。
朝日新聞社

5564チバQ:2020/11/12(木) 09:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/334110deaefe4253ddec42d9294b0f3c2ac45881
「郡山市長選」現新4氏...混戦の様相 市議・川前氏が出馬意思
11/11(水) 11:49配信
1



 来年4月の任期満了に伴う郡山市長選で、市議の川前光徳氏(54)=3期=が立候補する意思を固めた。郡山市長選には現職の品川萬里氏(75)=2期=と県議の勅使河原正之氏(68)=自民、郡山市、4期=の出馬が見込まれ、前市議の会社役員馬場大造氏(61)が立候補を表明している。市長選まで半年を切り、混戦の様相を呈してきた。
 関係者によると、市内の経済関係者や、川前氏が会長を務める市議会の自民系最大会派・志翔会が支援する動きがあり、近く有志が出馬を要請するとみられる。川前氏は福島民友新聞社の取材に「周囲の声をかなり重く受け止めている。正式に推薦する声があれば出馬する意思はある」と述べた。

5565チバQ:2020/11/12(木) 13:08:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/66c48f5bfdccafb791aa16a28a9106e833d5ee33
IT会社経営・高橋氏が出馬表明 福島・郡山市長選、5人の選挙戦へ
11/12(木) 12:35配信
1



 来年4月の任期満了に伴う郡山市長選に、新人でIT会社経営の高橋翔氏(32)が11日、無所属で立候補することを表明した。10月25日投開票の葛尾村長選、8日投開票の国見町長選にも立候補した。
 郡山市長選にはこのほか、現職の品川萬里氏(75)=2期=と県議の勅使河原正之氏(68)=自民、郡山市、4期、市議の川前光徳氏(54)=3期=の出馬が見込まれているほか、前市議の会社役員馬場大造氏(61)が立候補を表明している。

5566チバQ:2020/11/18(水) 13:32:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/40feec5da4f1c6bda2502b5493f96e4f32535b0b
特別自治市「ハードルある」 仙台市長、一転慎重に
11/18(水) 9:36配信
6



 「すぐさま特別自治市になることにはハードルがある」。郡和子仙台市長は17日の定例記者会見で、政令市でつくる指定都市市長会が16日、武田良太総務相らに制度創設を要望した「特別自治市」に関し、慎重な姿勢を示した。市長就任前は賛成の立場だったが「周辺市町や県との関係を考えた」として態度を変えた。

 特別自治市は、道府県と政令市の二重行政を解消するため、政令市に同等の権限や財源を持たせ、道府県から事実上「独立」させる構想。指定都市市長会が大都市制度の一つとして早期実現を強く求めている。

 仙台も市長会に加わるが、郡氏は記者会見で「東北唯一の政令市。仙台都市圏には宮城県の大半の人口が集中する。周辺への影響も考えないといけない」と指摘し、独り勝ちの状況を懸念。権限や財源の移譲は必要としつつ「政令市はそれぞれに成り立ちや特性が違う。いろいろな大都市制度があり得る」と語った。

 郡氏は2017年の市長選で河北新報社の候補者アンケートに対し、特別自治市の導入に「賛成」と答えた。姿勢の転換に関しては「(就任後)周辺との関係を考えなければいけないと再認識した」と説明した。
河北新報

5567チバQ:2020/11/20(金) 10:03:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e9915842df318f27f7a5348bc70a3a0ea8a31c7
村井知事就任15年 大胆な言動、県政界に新風と波紋
11/20(金) 9:45配信
3




村井嘉浩宮城県知事
 村井嘉浩宮城県知事(60)は20日、就任から15年を迎えた。全国に先駆けた施策展開や大胆な言動は県政界に新風を吹き込み、時に波紋を広げた。陣頭指揮を執った東日本大震災の復旧復興で存在感を高めた一方、強硬な姿勢に批判もつきまとう。県政の歩みを象徴的な言葉で振り返った。

【写真】経産相に女川再稼働「地元同意」の回答文書を手渡す村井知事

 「企業の取り組みを積極的に支援し、富県宮城の実現に不退転の決意で臨む」(2007年6月、県議会定例会)

 1期目就任後、当時8兆円台の県内総生産10兆円達成を目標に掲げた。周囲の懐疑的な見方をよそにトップセールスを地道に続け、後に県内経済のけん引役となるセントラル自動車(現トヨタ自動車東日本)など自動車関連企業の誘致を次々と実現した。

 「タブーや批判を恐れず宮城からのろしを上げ、国を動かす先駆けになる」(11年1月、県の有識者懇談会)

 新味を好む姿勢は、時に物議を醸すことも。性犯罪などの加害者に衛星利用測位システム(GPS)端末の携帯を義務付ける国内初の条例を制定する考えを表明。「再犯の抑止力になる」と強調したが、震災で立ち消えとなった。

 「復興庁でなく、『査定庁』だ。交付金なんかやめればいい」(12年3月、報道陣の取材に)

 国の復興交付金の第1次配分額が要求の6割弱にとどまり、怒りを一言に凝縮させた。復興の遅れを憂う県民の心を捉え、政府との交渉をリード。第2次配分で要求のほぼ倍額を引き出すと、「真骨庁」と持ち上げてみせた。

 「原爆ドームの保存にも20年かかり、今は人類の宝になっている」(15年1月、南三陸町)

 保存か解体か、町民の意見が真っ二つに割れた町防災対策庁舎を巡り、佐藤仁町長に20年間の県有化を打診。「時間稼ぎ」との声も一部にあったが、震災の記憶を伝える遺構の解体が相次ぎ、仲裁に乗り出した。

 「エネルギー政策は国の責任」(東北電力女川原発2号機の再稼働を巡る一連の議論で)

 震災直後の11年4月、政府の復興構想会議では「安定的な電力供給という視点を忘れてほしくない。この会議で原発はバツだという結論をすぐ出すのはやめてほしい」と発言。2号機再稼働の議論が本格化すると、自らの考えを一貫して明かさなかった。重大事故の避難計画の実効性に疑問符が付く中、手続きを加速。「地元同意」を完了させた。

 「常に素直な心で衆知を集める。(松下)幸之助さんに教わった」(今月16日、定例記者会見)

 県美術館(仙台市青葉区)の移転新築構想は、集客効果と財政面を重視する方針から、現地存続に急転換した。現施設の文化的価値を訴える声を受けて翻意したと説明。松下政経塾で学んだ師の教えを引き合いに、「ボトムアップ」を演出した。
河北新報

5568名無しさん:2020/11/20(金) 10:56:31
https://mainichi.jp/articles/20201120/ddl/k06/010/027000c
2021知事選・やまがたの選択
山形市長、大内氏支持へ 自民対非自民の構図鮮明に /山形
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月20日 地方版

 山形市の佐藤孝弘市長は19日の定例会見で、来年2月の任期満了に伴う知事選(1月7日告示、同24日投開票)に立候補を表明している自民党推薦の元県議、大内理加氏(57)を支持する意向を表明した。4選を目指す現職の吉村美栄子知事(69)は、野党が支援を決定。佐藤氏は初当選時から、自民、公明両党の推薦を受けており、自民対非自民の構図が鮮明になった。【的野暁、長南里香】

5569チバQ:2020/11/20(金) 14:48:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eff28b26a048785c028ea1d06647d93a058c7f0

山形市長、大内氏を支援




11/20(金) 9:51配信



10


この記事についてツイート


この記事についてシェア


山形新聞


 次期知事選(来年1月7日告示、24日投開票)の対応について、佐藤孝弘山形市長は19日、立候補を予定している元県議の大内理加氏(57)=自民推薦=を支援する考えを明らかにした。知事選を巡り、大内氏への支援の姿勢を明らかにした首長は佐藤市長が初めて。

 定例記者会見で質問に答えた。佐藤市長は「(大内氏とは)いろいろな政治活動を共にしてきた部分があり、山形市や県政の課題を共有するところが多々ある」と述べた。この上で、先に大内氏が公表した公約の中で県こども医療療育センターの初診待ち期間短縮を挙げ、「市議会でも何度も取り上げられ、幼稚園や保育園の団体からも毎年のように市に訴えがある。親御さんからも切実な声をずっと聞いてきた。メインの公約に掲げるのは現場感があると思う」と述べた。

 知事選では他に現職の吉村美栄子氏(69)が出馬の意思を表明している。

5570チバQ:2020/11/24(火) 15:37:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe577f4c37ef7d08c8c167015e43323df7e17e44
只見町長に新人・渡部勇夫氏初当選 現職・菅家氏を20票差破る
11/23(月) 11:29配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
福島民友新聞
初当選を果たし万歳する渡部氏(中央)。右は妻牧子さん

 任期満了に伴う只見町長選は22日投開票が行われ、即日開票の結果、新人で元町総合政策課長の渡部勇夫氏(64)が、現職の菅家三雄氏(74)=1期=と新人で元町議の目黒仁也氏(61)を破り初当選した。任期は12月16日から4年。
 現新3人による8年ぶりの選挙戦となった。渡部氏は豊かな里山の産業と生活づくり、町営朝日診療所の診療体制見直しなどを公約に掲げ、2位の現職と20票の僅差で当選した。投票率は89.19%で前回の93.09%から3.90ポイント下回った。当選証書付与式は24日午前9時から町役場で行われる。

5571チバQ:2020/11/24(火) 17:13:11
https://www.sakigake.jp/news/article/20201124AK0002/
秋田市長選、武内氏が出馬の意向 「地方分散への変革加速」
会員向け記事 2020年11月24日 7時5分 掲載
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
武内伸文氏
 秋田市議の武内伸文氏(48)は23日、任期満了(4月11日)に伴う来春の秋田市長選に無所属で立候補する意向を示した。近く会見で正式表明する。市長選への出馬表明は武内氏が初めて。

5572チバQ:2020/11/24(火) 17:17:30
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1211/20201124_05.html
宮城県議、自民会派の8人新たに感染 議会事務局職員2人も
 宮城県議会事務局は23日、最大会派自民党・県民会議の議員8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同会派では既に2人の感染が判明し、感染者は所属32人中10人に達した。会派担当の女性職員2人も感染。県は県議会(定数59、欠員2)でクラスター(感染者集団)が発生したかどうかを調査中で、感染経路の特定を急ぐ。
 25日に県議会11月定例会が開会する予定。24日の議会運営委員会で対応を協議するが、延期や中止はしない方向。議員定数の2分の1以上の出席があれば開会できる。
 議員8人は全て男性で、仙台市の30、40代4人と塩釜市の30代、白石市の40代、利府町の60代、気仙沼市の60代各1人。会派控室で受け付け業務を行う県職員と契約職員(ともに仙台市の50代女性)も感染した。重症者はおらず、全員が宿泊療養施設に入った。
 県は22日、感染者を除く議員55人を対象にPCR検査を実施し、47人の陰性が確認された。自民会派の4人は自宅待機を申し出て、登院を当面控えるという。
 県は23日、県議会棟の全会派控室や常任委員会室などの消毒作業を行った。
 感染した議員の氏名の扱いを巡り、議会内では家族らへの影響を念頭に公表は控えるべきだとの意見が出ていたが、結論は先送りされていた。小野和宏県議会事務局長は23日の記者会見で「本人による公表の承諾が必要だが、今回は承諾が得られなかった」と説明した。


2020年11月24日火曜日

5573名無しさん:2020/11/25(水) 00:44:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56d6f6f1de9e19423385bb5ec8db78e28b010bb
宮城で自治体トップへの感染広がる 富谷市長と白石市長も陽性
11/24(火) 14:45配信

 新型コロナウイルスへの感染が確認された大崎市の伊藤康志市長と会食を共にし、濃厚接触者と認定された宮城県内6市町の市長・町長のうち、富谷市長と白石市長の陽性が判明しました。その他の4人は陰性でした。

 大崎市の伊藤康志市長の濃厚接触者と確認されたのは、岩沼市の菊地啓夫市長、白石市の山田裕一市長、川崎町の小山修作町長、七ヶ宿町の小関幸一町長、富谷市の若生裕俊市長、東松島市の渥美巌市長です。

 このうち若生裕俊富谷市長と山田裕一白石市長について24日陽性が判明しました。菊地岩沼市長と小山川崎町長、小関七ヶ宿町長、渥美東松島市長の4人は陰性が確認されています。

 若生富谷市長は、11月14日に大崎市内で、大崎市長らと私用で酒を伴う会食をしていたということです。24日午後に入院する予定です。

 山田白石市長は11月16日に大崎市長とともに国土交通省にダム整備の推進などを要望した後、国交省の職員と懇親会に参加していました。10人くらいの酒を伴う会食で、2時間から2時間半ほど滞在していたということです。

 陰性が確認された市長や町長も2週間ほどは経過観察が必要なため、自宅待機などの対応を取っていて、公務への影響が広がっています。

5574チバQ:2020/11/25(水) 11:34:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/32d2492c66777d6072020fc7d1229ab28808c2f4
11月定例会、予定通り開会へ 集団感染で最大会派の自民党・県民会議4割超不在 宮城県議会
11/25(水) 9:56配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
 宮城県議会最大会派「自民党・県民会議」(32人)の10人が新型コロナウイルスに集団感染した問題で、県議会は24日の議会運営委員会で、11月定例会を予定通り25日に開会する方針を決めた。濃厚接触者4人を含む計14人が欠席しても本会議の定足数(30人)を満たすことから、議事の進行は可能と判断した。最大会派の4割超が不在という異例の幕開けとなる。

 初日に実施予定だった6常任委員会の割り当ては、欠席議員が復帰予定の12月上旬にずれ込む見通し。県当局が26日に先議案件として提出する職員の期末・勤勉手当の関連条例案も、委員会審査を省略し、採決する方法に変更される。

 議運の冒頭、石川光次郎議長は「県民にご心配をおかけし、おわび申し上げる」と陳謝。自民会派の中沢幸夫氏も発言を申し出て「感染者が多数出た。最年長者として心よりおわびしたい」と頭を下げた。

 協議では、野党会派の議員が「今は陰性でも陽性に転じる可能性がある」と感染拡大を不安視。保健所が陰性の議員の行動を制限しておらず、自民会派は「専門的見地から判断すべきだ」と指摘した。

 感染した議員の氏名を公表するかどうか定まっていない現状に対する問題提起もあった。石川議長は「公表には賛否あり、現時点では結論に至っていない」と述べ、今後の検討課題との認識を示した。

 11月定例会は12月16日まで。一般質問は3、4日と8、9日に行う。

河北新報

5575チバQ:2020/11/25(水) 11:46:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56d6f6f1de9e19423385bb5ec8db78e28b010bb
宮城で自治体トップへの感染広がる 富谷市長と白石市長も陽性
11/24(火) 14:45配信


 新型コロナウイルスへの感染が確認された大崎市の伊藤康志市長と会食を共にし、濃厚接触者と認定された宮城県内6市町の市長・町長のうち、富谷市長と白石市長の陽性が判明しました。その他の4人は陰性でした。

 大崎市の伊藤康志市長の濃厚接触者と確認されたのは、岩沼市の菊地啓夫市長、白石市の山田裕一市長、川崎町の小山修作町長、七ヶ宿町の小関幸一町長、富谷市の若生裕俊市長、東松島市の渥美巌市長です。

 このうち若生裕俊富谷市長と山田裕一白石市長について24日陽性が判明しました。菊地岩沼市長と小山川崎町長、小関七ヶ宿町長、渥美東松島市長の4人は陰性が確認されています。

 若生富谷市長は、11月14日に大崎市内で、大崎市長らと私用で酒を伴う会食をしていたということです。24日午後に入院する予定です。

 山田白石市長は11月16日に大崎市長とともに国土交通省にダム整備の推進などを要望した後、国交省の職員と懇親会に参加していました。10人くらいの酒を伴う会食で、2時間から2時間半ほど滞在していたということです。

 陰性が確認された市長や町長も2週間ほどは経過観察が必要なため、自宅待機などの対応を取っていて、公務への影響が広がっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/975e13814f6676d880cba7c708772562a33a0e81
コロナ感染の大崎市長の濃厚接触者 宮城県内の市長・町長6人 都内での要望活動などで行動共に
11/23(月) 19:57配信
新型コロナウイルスへの感染が確認された大崎市の伊藤康志市長と会食を共にした宮城県内の市長や町長、少なくとも6人が濃厚接触者と確認されました。6人は自宅で待機していて、公務への影響が広がっています。

大崎市の伊藤康志市長の濃厚接触者と確認されたのは、岩沼市の菊地啓夫市長、白石市の山田裕一市長、川崎町の小山修作町長、七ヶ宿町の小関幸一町長、富谷市の若生裕俊市長、東松島市の渥美巌市長です。

菊地岩沼市長と山田白石市長、小山川崎町長、小関七ヶ宿町長の4人は、11月16日に大崎市長とともに国土交通省にダム整備の推進などを要望した後、国交省の職員と懇親会に参加していました。10人くらいの酒を伴う会食で、2時間から2時間半ほど滞在していたということです。

また若生富谷市長は、11月14日に大崎市長と飲食を共にしていました。

渥美東松島市長は19日と20日に都内で要望活動で大崎市長と行動を共にし、19日夜に農林水産省の職員ら10人ほどと会食していたということです。

渥美市長は22日にPCR検査を受け、陰性が判明しています。

渥美市長は「要望活動は政治家として命がけの重要な活動。結果的に市民の皆さまにご心配をおかけし、申し訳ない」と話しています。

渥美市長以外の5人に咳や発熱などの症状はなく、今後PCR検査を受ける予定です。陰性の場合でも経過観察のため、2週間程度自宅で待機し、電話やメールなどで公務を行うということです。

東日本放送

5576チバQ:2020/11/25(水) 13:35:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e072c7d3f1406ec4864bcaf92e7aadb44a582cc
クラスターの宮城県議は匿名 本人承諾せず 仙台市議会などは公表方針
11/25(水) 9:25配信

36
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
濃厚接触者を含め14人が本会議に出席できない異常事態の中、11月定例会の25日開会を決めた宮城県議会の議会運営委員会=24日

 新型コロナウイルスに感染した政治家の氏名公表を巡り、地方議会で対応が割れている。非公表の宮城県議会は結論を先送りしたまま、クラスター(感染者集団)が発生。公務を担う責任や国会の判断を踏まえ、全国では早々と公表を決めた議会も少なくない。

【写真】宮城・新型コロナ集団感染、トップ陽性で自治体困惑 特別職不在の懸念も

 宮城県議会の最大会派「自民党・県民会議」では21〜23日、計10人の感染が相次いで判明し、県は24日にクラスターの発生と断定。濃厚接触者を含む14人は17日、仙台市内で酒類を提供する飲食店を利用した。

 県議会は9月の会派の代表が集まった懇話会で、新型コロナ対策を踏まえた議会運営の在り方を議論。氏名公表は公人の立場、家族らへの配慮で意見が割れ、たなざらしの状態が続いていた。

 県議会事務局は今回、氏名公表の可否判断を感染した議員に委ねたが、承諾は得られなかった。会派名や年代、居住地は公表されたものの、匿名だった。

 一方、仙台市議会は7都府県に政府の緊急事態宣言が出された4月、氏名を公表する方針を決定。病状経過や行動歴を含め、発表対象は11項目に上る。

 10月下旬、最大会派「沖縄・自民党」の12人が感染した沖縄県議会では8月に策定した指針に基づき、氏名が発表された。県議会事務局は「議員は多くの人と会う機会があり、感染拡大防止のためにも必要だ」と説明する。

 奈良県議会は8月3日、他議会の対応を参考にしたマニュアル案を全8会派に配布。2日後に議員の感染が分かり、本人の了承を得た上で氏名を公表した。同月11日には氏名公表の方針を明記したマニュアルをまとめた。

 大阪府議会は4月の議会運営委員会理事会で、氏名公表の方針を決めた。議会事務局の担当者は「家族に影響があると思う議員もいただろうが、『公職なので当たり前でしょう』という考えだ」と話す。

 宮城県内では、感染や濃厚接触者と判明した7市町長が氏名を公表した。村井嘉浩知事は24日の定例記者会見で「家族や個人のプライバシーを考え、あえて公表する必要はない。県が積極的に公表することはない」と述べるにとどめた。

河北新報

5577チバQ:2020/11/27(金) 16:52:09
只見町長選  
2008年
2111目黒吉久(56)   新人
1956菅家俊一(63)   新人

2012年
1927目黒吉久(60)   現職
1902菅家俊一(67)   新人

2016年
無投票 菅家三雄(70)

2020年
1264渡部勇夫(64) 元町総合政策課長
1244菅家三雄(74) 現職
0729目黒仁也(61) 新人 元町議

5578チバQ:2020/11/27(金) 16:53:12
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202011/20201126_41015.html
秋田市長選 市議の武内氏が立候補表明

武内伸文氏
拡大写真
 来年4月の任期満了に伴う秋田市長選で、市議の武内伸文氏(48)は25日、秋田県庁で記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。
 武内氏は「新型コロナウイルスや情報技術の発展で地方分散の動きが進む。希望の持てる秋田市をつくりたい」と述べた。公約には洋上風力発電の導入促進や市役所への外部人材の積極登用などを掲げる。
 3期目の穂積志市長(63)の市政運営は評価しつつ、「民間企業の力を活用するなど行政にスピード感が必要だ」と強調した。
 市長選で立候補を表明したのは武内氏が初めて。同市出身、英・カーディフ大大学院修了。市内にある家業の印刷会社勤務を経て、2015年市議選で初当選し、現在2期目。
 穂積市長は25日の定例記者会見で、市長選への対応について「早ければ(30日開会の)市議会11月定例会で何らかの態度を表明する」と述べるにとどめた。


関連ページ:秋田政治・行政
2020年11月26日木曜日

5579チバQ:2020/11/30(月) 19:58:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd81194f38c7e60c2bd61f075bb1f5afd6232c14
元職の小林悦次氏が返り咲き 秋田・上小阿仁村長選挙
11/30(月) 19:30配信


 村長の死去に伴う秋田県上小阿仁村の村長選挙は29日に投開票が行われ、元職の小林悦次氏が新人との一騎打ちを制し、返り咲きを果たした。

 開票結果は次の通り。
元職・小林悦次氏886票 新人・小林信氏 751票

 元村長の小林悦次氏が、新人で前の村議会議長の小林信氏に、135票の差をつけて2回目の当選を果たした。

 小林悦次氏は支持者を前に「村にたくさんあるもの、村にしかないものを利活用することで村を生かしていきたい。そして、少子高齢化に対応していくことが大切である」と抱負を語った。

 小林悦次氏は今回の選挙戦で、村長経験者であることを前面に出し、人にやさしく健康で安心な村づくりや、混乱した村の立て直しなどを訴えてきた。

 一夜明け、小林氏は30日午前9時に初登庁。出迎えた職員と「お世話になります」とあいさつを交わした。

 このあと、職員を前に訓示し「村民の困っていることに対応し、喜んでもらえる村にしていくため一緒に頑張っていこう」と呼び掛けた。また、掲げた公約のうち、すぐに取り組むべきものとして、第二弾となる村独自の新型コロナに関する経済対策や、高齢者世帯を中心とした雪対策の徹底と生活支援を挙げ、職員の協力を求めた。

 人口約2200人の上小阿仁村。高齢化率は5割を超えている。この地域で住民が安心して暮らしていくためにどう期待に応えていくのか。小林村長の任期は2024年11月28日までの4年間。

秋田テレビ

最終更新:11/30(月) 19:30
秋田テレビ

5580とはずがたり:2020/12/02(水) 12:14:27
なんじゃそら!?

不信任で辞職の市議会議長、その日のうちに返り咲き…「けじめはつけた」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e4%b8%8d%e4%bf%a1%e4%bb%bb%e3%81%a7%e8%be%9e%e8%81%b7%e3%81%ae%e5%b8%82%e8%ad%b0%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e9%95%b7%e3%80%81%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%97%a5%e3%81%ae%e3%81%86%e3%81%a1%e3%81%ab%e8%bf%94%e3%82%8a%e5%92%b2%e3%81%8d%e2%80%a6%e3%80%8c%e3%81%91%e3%81%98%e3%82%81%e3%81%af%e3%81%a4%e3%81%91%e3%81%9f%e3%80%8d/ar-BB1bxH6q?ocid=st
読売新聞 2020/12/02 09:51

 1日開会した岩手県遠野市議会の12月定例会で、浅沼幸雄議長が不信任動議の可決を理由にいったん辞職した後、議長選に立候補して再び議長に選出されるという「珍事」があった。

 浅沼氏に対する不信任動議は「市への要望にスピード感をもって取り組まなかった」などとして9月定例会に提出され、賛成10、反対6で可決。法的拘束力はないが、浅沼氏は1日午前、辞職願を提出し、本会議で了承された。

 ところが、浅沼氏は「けじめをつけるために辞職願を出したが、不信任の理由には納得していない」として午後の議長選に立候補。対立候補を2票上回る10票を得た。就任あいさつで浅沼氏は「再び重責を担わせてもらい感謝する。全議員が力を合わせ、市の大変な時期を乗り越えたい」と述べた。

 動議を出した新田勝見市議は取材に対し「辞職したことは評価するが、残念な結果になった。今後も議会運営を厳しく見守りたい」と話した。

5581チバQ:2020/12/02(水) 20:49:22
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020120201002015.html
市長が有権者にハム贈る 福島・田村、公選法抵触も
2020/12/02 19:35共同通信

市長が有権者にハム贈る 福島・田村、公選法抵触も

福島県田村市役所で記者会見する本田仁一市長=2日午後

(共同通信)

 福島県田村市の本田仁一市長(58)が中元や歳暮として、市内の有権者にハムやソーセージの詰め合わせを贈っていたことが2日、関係者への取材で分かった。記者会見した市長は贈答への返礼品で「許される範囲」との認識を示したが、福島県選挙管理委員会は「公選法は選挙区内へのいかなる寄付も禁じており、返礼品でも法律に触れる恐れがある」としている。

 市長によると、8月に支援者の1人から酒やスイカなどが自宅に届いたため、自身が社長を務める市の第三セクターの食品加工会社「ハム工房都路」の商品詰め合わせ(3千円程度)を自腹で購入し支援者宅に届けたという。

5582チバQ:2020/12/03(木) 13:26:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/336ec23cd2077fcec6c767c3ae32419855cf6ab4
本田仁一・田村市長、有権者にハム詰め合わせ贈る 公選法違反の恐れ 福島
12/3(木) 8:58配信




選挙区内の有権者への贈答について記者会見する本田仁一・田村市長=福島県田村市役所で2020年12月2日午後2時35分、笹子靖撮影
 福島県田村市の本田仁一市長は2日、市役所で記者会見し、市内の有権者にハムの詰め合わせを贈っていたことを明らかにした。公職選挙法が禁じている政治家の選挙区内での寄付に当たる疑いがあるが、本田市長は「受け取った贈答品に対して同等の品を返した。私は利益を受けず、相手にも与えていないということで正当化していたが、違法かどうかは司法の判断に委ねるしかない」などと述べた。

 市長によると今年8月、地区後援会長の建設業者から自宅に「高級そうな酒2本と大きなスイカ2個」などが届いた。市長としては受け取れないが「角を立てたくない思い」から、市の第三セクター「ハム工房都路」の社長として受け取り、返礼品として自社製のハム詰め合わせ(3000円程度)を自分1人で持参した。費用は自費だった。

 こうした贈答品に対する返礼は2017年4月の市長就任以降、年に数件行っており、「許される範囲と考えていた」という。市長就任前の県議や田村市議時代には行っておらず、返礼品を届けたのは贈答を受けた人に対してだけで、市長から一方的に品物を贈ることはなかったとしている。

 本田市長は「今後は、いただいた物品をそのまま返さなければならないと改めて感じた。お騒がせして申し訳ない。市民に心からおわびする」などと述べた。【笹子靖】

5583チバQ:2020/12/04(金) 16:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/377bc1d37468b3bd6cc34a4a7dbbf2febeb4e3ba
青森・西目屋村長を逮捕、官製談合の疑い
12/4(金) 11:41配信
2




(写真:河北新報)
 青森県西目屋村が発注した給食センターの備品の賃貸契約を巡り、特定の業者が落札できるよう便宜を図ったとして、青森県警は3日、官製談合防止法違反の疑いで、村長の関和典容疑者(53)=同村田代=を逮捕した。また、公契約競売入札妨害の疑いで、弘前市の厨房(ちゅうぼう)機器販売会社「エムシステム」の役員三浦実容疑者(61)=同市安原1丁目=を逮捕した。

 県警は3日、村役場や関容疑者の自宅などを家宅捜索した。2人の認否は明らかにしていない。

 逮捕容疑は、関容疑者は今年7月中旬から下旬ごろ、村教委が発注する給食センターの真空冷却設備の賃貸契約で、エムシステムが落札できるよう取り計らった疑い。三浦容疑者は、自社が有利になるよう関容疑者に働き掛け、公正な入札を妨害した疑い。

 県警によると、契約は複数の業者が見積額を提示する随意契約だった。関容疑者は、エムシステムとの契約を承諾すると見込まれる業者だけを選んだという。契約期間は9月からの6年間で総額は547万円だった。

 関容疑者は衆院議員秘書や村議会副議長などを経て、2006年に村長に初当選し4期目。2期目以降の選挙はいずれも無投票だった。

◎「若きアイデアマン」驚きと困惑

 官製談合防止法違反容疑で逮捕された西目屋村長の関和典容疑者(53)は、保育料完全無料化など全国に先駆けた施策に取り組み「スピード感のある村長」と評判が高かった。世界遺産・白神山地の裾野に広がる人口1300の小さな村に驚きと困惑が広がった。

 関容疑者は当時としては全国最年少の村長となる39歳で初当選。政府の新型コロナウイルス経済対策である1人10万円の特別定額給付金の支給では全国で最も早い5月1日に配り始め、注目を集めた。

 桑田豊昭議長(63)は「若さあふれるアイデアマンで人口減少対策や観光振興に一生懸命取り組んでいた。何がどうなったのか状況が分からない」と話した。

 ただ、村の事業を巡っては「黒いうわさ」も以前からささやかれてきた。長年、関容疑者を知る村内の男性(72)は「特定の業者と個人的なつながりがあるという話はかねがね聞いていた」と明かす。

 三浦実容疑者(61)は2001年に「エムシステム」を設立。自動販売機を主に扱い、厨房設備業界では目立った存在ではなかった。近年は小型無人機ドローン事業に力を入れ、村を含む複数の自治体と災害時の運用に関する協定を結んでいた。

 かつて三浦容疑者が働いていた会社と取引があったという設備業者(50)は「水増し請求とバックマージンを要求されたことがたびたびあった。厨房機器を取り扱っているとは知らなかった」と話した。
河北新報

5584チバQ:2020/12/04(金) 16:23:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/5adbbed4a84c41924334a4b1ca07c033e6d48349
「僕の失脚を狙っている」…逮捕の村長は「給付金」配布一番乗りで脚光
12/4(金) 13:33配信
28




村役場旧庁舎から関係資料を押収する捜査員ら(3日午後6時半、西目屋村で)
 現職村長の逮捕に、青森県西目屋村内には衝撃が走った。青森県警は3日、村発注の冷却機のリース契約で、業者を不正に選定したとして、村長の関和典容疑者(53)を官製談合防止法違反の疑いで逮捕した。また、厨房(ちゅうぼう)機器販売会社「エムシステム」役員、三浦実容疑者(61)(弘前市安原)を公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 発表によると、関容疑者は7月中旬頃から下旬頃、村給食センターで使用する冷却機を借りる随意契約で、複数業者から見積もりを取る際、三浦容疑者の会社に有利になるよう不正に取り計らった疑い。

 三浦容疑者の会社は、他の業者より低い価格で見積もりを提出し、契約を受注。今年9月1日〜2025年8月31日の間、総額547万8000円を受け取るリース契約を村と締結した。

 関容疑者は衆院議員秘書などを経て2006年に初当選し、現在4期目となる。

 世界自然遺産の白神山地を生かした観光政策のほか、新型コロナウイルス対策として全国民に現金10万円を給付する国の緊急経済対策で、全国に先駆けて配ったことなどで知られる。

 県警は3日午前から関容疑者の自宅、村役場、エム社などを捜索した。

 関容疑者の逮捕に村職員の男性は「本当に驚いている。村民の動揺に向き合い、目の前の仕事をしっかりしたい」と話した。

■逮捕前の一問一答

 西目屋村の関和典村長は11月27日、読売新聞の取材に応じていた。主な一問一答は以下の通り。

 ――村内で県警が捜査していると聞いた。 「確かに警察が村内で何かを調べているのは感じている」

 ――業者間の談合みたいな話か。 「業者間の話はあるかもしれない」

 ――村長も話を聞かれたのか。 「それは、全然ない」

 ――いろいろな話が出てくるのはどのような理由からだと思うか。 「僕の失脚を狙っている。目立ちすぎればねたましいと思われる。ただ、(捜査の状況は)そんなに切羽詰まっている状況ではないと思う」 「村長をやっていると必ず反対勢力はある。足のひっぱりあいになると思って警戒しているが、こればかりはよく分からない」

5585チバQ:2020/12/07(月) 20:23:31
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20201207075220.html
知事選、女性同士の一騎打ちか 告示まで1カ月、支持獲得へ攻防
2020/12/07 07:52山形新聞

知事選、女性同士の一騎打ちか 告示まで1カ月、支持獲得へ攻防

山形新聞

(山形新聞)

 任期満了に伴う知事選は来年1月7日の告示(24日投開票)まで1カ月に迫った。立候補を表明したのは現職で4選を目指す吉村美栄子氏(69)=山形市=と、新人で元県議の大内理加氏(57)=自民推薦、同=の2人。12年ぶりの選挙戦で、県政史上初の女性同士による一騎打ちとなる可能性が高い。両陣営とも組織体制をほぼ整え、支持獲得に向けたせめぎ合いを繰り広げている。

 吉村氏は10月25日の記者会見で4選出馬を正式表明した。県民党を掲げ、政党推薦は求めない方針だが、立憲民主、国民民主、社民の各党県連が自主的支援を決定。連合山形や県農協政治連盟などが推薦する。県内全域に張り巡らせた約90の後援組織に加え、今月2日に若手社会人による新たな組織も発足させ、幅広い世代への浸透を図る。

 11月22日に山形市内に後援会事務所を開設し、活動を本格化。山形市や南陽市、大江町などで県政報告を重ねるほか、30日からは山形市内でつじ立ちをスタートし、非自民系の県議や市議らと街頭に立つ。近くマニフェスト(政権公約)を発表する方針だ。

 大内氏は自民党県連の公募に応じ、3月に県議を辞職した。県連は5月の総務会で擁立を決定。県選出の党所属衆院議員3人、県議会最大会派自民党の全26人が支援する。11月15日に遠藤利明衆院議員(県1区)が本部長を務める選対本部を立ち上げ、25日には女性有志の支援団体が発足するなど組織体制を着実に拡充させている。

 山形市内の後援会事務所は9月6日に開設。県内各地をくまなく回り、これまで1300回近くミニ集会を開いた。第3子以降の出生世帯に対する100万円の給付金支給といった公約を打ち出し、地域ごとのマニフェストを盛り込んだ政策集も公表している。

 公明党県本部は大内氏の推薦を検討中。共産党県委員会は吉村氏の支援に向けて政策協議をしている。

5586チバQ:2020/12/10(木) 11:03:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/48c6cb0db0edd333557063917d26abb88641939f
福島県副議長、地元市議にボールペン配布 選管「公選法に違反」
12/10(木) 9:53配信

 福島県議会の長尾トモ子副議長(郡山市)が、副議長就任あいさつとして郡山市議会(定数38)の市議にボールペンを配布していた。長尾副議長は、対象は市議のみとしているが、県選挙管理委員会は公職選挙法が禁じる寄付行為に当たるとしている。

 長尾氏は昨年12月に副議長就任。新型コロナウイルス感染拡大の影響で祝賀会やあいさつ回りができなかったとして、あいさつ状を添えて「粗品」としてボールペン1本を市議に今月配布した。自民会派に限らず、市議全員に配布した一方、一般市民には配っていないという。

 長尾副議長は「今年は就任のあいさつもできなかった。ペンは1本100円ぐらいで、名前も入れていない」と違法性の認識を否定。ただ、県選管は「市議であっても市民であり、厳密に言えば違反」と指摘している。【高橋隆輔】

5587チバQ:2020/12/10(木) 20:34:20
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20201210101016.html
無投票続きの県内首長選「地元の未来選べない」 出馬断念、コロナも影響
2020/12/10 10:10山形新聞

無投票続きの県内首長選「地元の未来選べない」 出馬断念、コロナも影響

山形新聞

(山形新聞)

 今年の県内首長選は2月の舟形町長選から今月13日告示(20日投開票)の寒河江市長選まで計10。選挙戦となったのは7月の小国町長選だけで、8選挙が無投票となり、寒河江市長選も現職のみの立候補となる可能性が高い。それぞれ個別の事情はあるが、新型コロナウイルスの影響も見えてくる。有権者からは「地元に関心を持つためにも選挙戦はあった方がいい」との声が聞かれる。

 2月の大江町長選は現職の勇退意思が明らかになったのが告示1カ月前だった。周囲は候補者探しに走り、最終的に自民、非自民双方から要請を受けた当時副町長の松田清隆氏が立候補を決め、新人で無投票当選した。擁立の動きは他にもあったが、関係者は「時間がなかった」としつつ、「世の中が『草食化』している。われこそは―という気概を持つ人が減った」と指摘する。

 4月の川西町長選は原田俊二町長が無投票で5選。出馬を検討した町内の男性は「現職への批判票は誰かが集め、示さなければいけない」との思いだったという。だが模索した3月はコロナ禍が県外で拡大し、県内も学校が臨時休校するなど警戒が強まった。周囲の反対もあって諦めた男性は「コロナに町の未来を語り合う機会を奪われた」と口にした。

 新型コロナを巡っては現職が強みを増しているとの声も聞かれる。11月に無投票で4選を決めた山本信治天童市長の陣営に関わった男性は「現職はコロナ対策に当たっており、代われる人材はいなかった」と明かした。

 首長はどう感じているのか。11月に4回連続の無投票で5選を決めた鈴木浩幸朝日町長は「無投票自体が悪いことだとは思わない」とし、「選挙戦の有無にかかわらず町政に誠実に取り組む」と話した。前職との一騎打ちを制し再選された仁科洋一小国町長は感染防止のため座談会が開けず焦りがあったとし「コロナ対策に注力する姿を見てもらおうと切り替えた」と振り返る。「選挙戦を経たからといって全ての信任を得たわけでない。バランスの取れた町政運営に努める」とも語った。

 有権者は選挙戦の重要性は理解しつつ、現状の受け止め方はさまざまだ。

 朝日町宮宿の会社員成原早弓利(さゆり)さん(57)は「現職に不満があるわけではない。でも若い人が出てくれたら年配者とは違った政策論争が期待でき、町の活性化につながる」とし、舟形町舟形の会社員黒坂秀之さん(44)は「人口が減り財政も厳しい中で新人が出馬を決意するのは容易ではないのでは」と言葉を選んだ。

 飯豊町岩倉の自営業伊藤信子さん(81)は「他の候補者の政策を聞き現職の信を問う選挙はあったほうがいい」とした上で、「選挙になれば『飯豊電池バレー構想』が白紙になる可能性がある。そう考えると今回は無投票でよかった」と打ち明ける。寒河江市山岸町の自営業鈴木龍之介さん(27)は「選挙戦は地域に目を向けるきっかけにもなる。無投票が続くと地元への関心低下を招いてしまう」と警鐘を鳴らした。

5588チバQ:2020/12/15(火) 20:28:21
https://www.sakigake.jp/news/article/20201215AK0001/


秋田市長選に沼谷県議が出馬の意向、「新しいリーダーが必要」
会員向け記事 2020年12月15日 6時46分 掲載 秋田県議の沼谷純氏(47)は14日、任期満了(来年4月11日)に伴う秋田市長選(3月28日告示、4月4日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。12月県議会最終日の22日以降、会見を開き正式に表明する。

 市長選へ出馬表明したのは、秋田市議の武内伸文氏(48)、現職の穂積志氏(63)に次いで3人目。

5589チバQ:2020/12/17(木) 11:24:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb65d86ebc45457dec3fc9aefbfa968ce74df9d4
ボールペン配布の長尾県議 副議長職を辞職
12/15(火) 18:41配信
7




ボールペン配布の長尾県議 副議長職を辞職
県議会の副議長を務める長尾トモ子議員が、副議長職を辞するため、辞表を提出した。
郡山市選出の長尾議員は今月始め、地元の市議会議員に、副議長職の就任祝いとしてボールペンを贈った。
■自民党県議 長尾トモ子氏
「100円以内のものだから、お印みたいな気持ちでいたが認識がちょっと甘かった」
公職選挙法では、有権者への寄付を禁じている。
後任は12月議会の最終日、今月17日に決まる見込み。

最終更新:12/15(火) 18:42
福島中央テレビ

5590チバQ:2020/12/17(木) 22:04:54
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASNDJ71KVND9UZHB008.html
山形知事選、市長は足並みそろえず 過去には現職一致も
2020/12/17 11:00朝日新聞デジタル

山形知事選、市長は足並みそろえず 過去には現職一致も

山形市役所前では、山形県知事選と県議補選山形市区のポスター掲示場が設置された=2020年12月16日、同市旅篭町2丁目

(朝日新聞デジタル)

 来年1月の山形県知事選をめぐり、県内の市長らの支持が、4選をめざす現職の吉村美栄子(69)、前県議で新顔の大内理加(57)=自民推薦=の無所属両氏の間で割れている。過去の知事選では足並みをそろえる動きもあった県市長会が、各市長の判断に委ねたことも背景にありそうだ。

 「代える必要はないと思う」。鶴岡市の皆川治市長は11月4日の記者会見での質問に、いち早く吉村氏支持を明言。昨年の山形県沖地震での復興・復旧などの対応で県と連携してきたことなどを挙げ、「待ったなしの課題に一緒に取り組んできた。それを踏まえて行動していきたい」。同月22日に山形市内であった吉村氏の事務所開きに駆けつけ、あいさつにも立った。

 昨年の参院選で県内の市長では唯一、自民現職を推さなかった菅根光雄・尾花沢市長も吉村氏支持。一昨年や今夏の豪雨災害で「農業被害への対応や浄水場の復旧などについて、県の迅速な支援に助けられた」ことを理由に挙げた。佐藤洋樹・寒河江市長も4選を決めた後、大江町出身の吉村氏支持を明かした。

 一方、大内氏の支持を打ち出しているのは5人。佐藤孝弘・山形市長は11月19日の記者会見で「元々、大内さんとはいろいろな政治活動を共にしてきた」と説明。再選を果たした昨年の自身の市長選では、当時は県議(山形市区)の大内氏が選対統括責任者を務めた。大内氏の公約にも触れて「『県こども医療療育センターの受診待ちを短縮する』と掲げた大内さんを応援したい」と語った。

 山尾順紀・新庄市長も「若い女性が山形から離れるのを食い止める政策をぜひ実現してほしい」と、大内氏の公約を評価し、支持を表明。横戸長兵衛・上山市長は「自民系の市長ということでやってきたので」と支持層が重なることを理由に推す。

     ◇

 過去の知事選では全13市長が足並みをそろえたこともある。吉村氏が無投票で再選を果たした2013年は、当時の県市長会長が有志を募る形で、全市長がそろって吉村氏を推した。

 だが今回は様相が違う。

 「中立。初めてのことだが」。県市長会長の土田正剛・東根市長は取材にそう話す。県市長会で今夏、天童市内に集まった際に「自分の信念に従って支持するかどうか、各自で決めて下さい」と伝えたのだという。「『会長が中立と言うとちょっとホッとするな』という反応もあった」

 土田市長は自民県連幹事長を経験し、1993年の知事選に自民党の推薦で立候補した重鎮。今も党員だが、中立としたのは「政治生命を賭けた」という県内初の中高一貫校・県立東桜学館の誘致が、吉村県政でかなったからだという。

 吉村氏が初当選した09年の知事選では、現職を支援した。「吉村陣営から見ればA級戦犯。中高一貫校はどこかに移そうと考えて当たり前なのに東根に決まり、恩義がある」

 一方で態度を明らかにしない市長もいる。「答えないことにしている」(志布隆夫・村山市長)などとして3人は明言を避けた。

 このほか、町村では、4町3村でつくる最上地方町村会が10月25日の吉村氏の立候補表明時に推薦状を届けた。元木洋介・鮭川村長は11月24日の記者会見で町村会を代表し、「今までに知事がやってきたこと、具体的には、県立新庄病院の改築を実現し、農林業専門職大学の開学に向けてしっかり決断したことなどを評価している」と話した。

     ◇

 来年1月24日に投開票される山形県知事選と県議補選山形市区(被選挙数1)のポスター掲示場の設置が16日、市内で始まった。市役所前では朝、作業員が積雪を払いのけて市産杉材の杭をハンマーで打ち込み、ベニヤ板をドリルで取り付けた。

 両選挙ともに候補者6人分。市内では454カ所に設置される。市選挙管理委員会は新型コロナウイルス対策として、期日前投票所の開設期間を延ばすなどして密を避けるという。事務局の渡辺文崇主幹は「12年ぶりの冬の(知事)選挙。防寒対策や感染症対策を徹底して投票しやすい環境づくりに努める」と話した。

5591名無しさん:2020/12/18(金) 13:13:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/469ab1be3cc7f56a49a92d8a7a92fa47eb07ffcf
元衆院議員の村岡氏出馬へ 秋田知事選
12/18(金) 10:56配信

 任期満了に伴う秋田県知事選(2021年3月18日告示、4月4日投開票)で、元衆院議員の村岡敏英氏(60)が18日、無所属で出馬する意向を明らかにした。

 近く記者会見を開き正式表明する。村岡氏は、自民党の故村岡兼造元官房長官の次男。

 村岡氏は12年衆院選で日本維新の会公認で秋田3区から出馬し、比例復活で初当選。2期務めた。17年衆院選では秋田3区で希望の党から出馬したが敗れていた。

 村岡氏は時事通信の取材に「衰退する秋田を活力ある県に戻し、若い世代につなげたい」と述べた。知事選をめぐっては、現職の佐竹敬久知事(73)が4選を目指して出馬表明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/55f988307f05bcd66dc026d002b4d517f665fe7f
「思考回路欠如している」 秋田知事、ネット批判に
12/18(金) 12:27配信

 秋田県の佐竹敬久知事は18日の県議会委員会で、県の新型コロナウイルス対策が不十分だと指摘するインターネット上の書き込みについて「書き込むのはテレビや新聞を見ない人。あまり基礎知識がなく、思考回路が少し欠如している」と語った。その後「言い過ぎた」として発言を訂正した。

 県の対応を批判する書き込みが散見されると県議から問われた佐竹氏は「私も書き込みを見ているが、相当間違っている。どのように教育するかが難しい」と答えた。その後「適切な書き込みもあるが、情報不足な書き込みがあるようにも思える」と訂正した。

5592チバQ:2020/12/18(金) 14:26:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/469ab1be3cc7f56a49a92d8a7a92fa47eb07ffcf
元衆院議員の村岡氏出馬へ 秋田知事選
12/18(金) 10:56配信
9




村岡敏英氏
 任期満了に伴う秋田県知事選(2021年3月18日告示、4月4日投開票)で、元衆院議員の村岡敏英氏(60)が18日、無所属で出馬する意向を明らかにした。

 近く記者会見を開き正式表明する。村岡氏は、自民党の故村岡兼造元官房長官の次男。

 村岡氏は12年衆院選で日本維新の会公認で秋田3区から出馬し、比例復活で初当選。2期務めた。17年衆院選では秋田3区で希望の党から出馬したが敗れていた。

 村岡氏は時事通信の取材に「衰退する秋田を活力ある県に戻し、若い世代につなげたい」と述べた。知事選をめぐっては、現職の佐竹敬久知事(73)が4選を目指して出馬表明している。

5593名無しさん:2020/12/19(土) 23:18:32
山本氏出馬へ、年内にも正式表明 知事選は3人目
https://www.sakigake.jp/news/article/20201219AK0001/

秋田県美容生活衛生同業組合理事長の山本久博氏(69)=秋田市手形=は18日、知事選(来年3月18日告示、4月4日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。
年内にも会見を開き、正式表明する。知事選への出馬の意向を明らかにしたのは現職の佐竹敬久氏(73)、元衆院議員の村岡敏英氏(60)に次いで3人目。

5594チバQ:2020/12/20(日) 14:45:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1f11bcb7ccb228415fca1bf4c6a1dc86eaef631
知事「ゴミだめにするな」、市長「ありきの議論できぬ」…中間施設共同案に
12/20(日) 9:30配信
19




1
/
2


電事連との会談で見解を述べる宮下市長(18日、むつ市役所で)
 青森県むつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設について、原発を保有する各社による共同利用を検討するとした電気事業連合会の説明に、三村知事とむつ市の宮下宗一郎市長は18日、強い不快感を示した。

 この日午前、電事連の清水成信副会長らと行われた会談で、三村知事は、「県にとって全く新しい話だ。本日は聞き置くだけにさせていただく」と回答を留保した。

 三村知事は会談後、共同利用の説明を受けたことについて、報道陣に対し、「丁寧にやりとりがあるべきところをいかにも決まったみたいな話で出てくるのはおかしい」と苦言を呈した。

 清水氏は会談後、報道陣に対し、「地元の理解があって初めて検討を開始できると考えている」と強調した。

 むつ市の中間貯蔵施設は、「中間貯蔵ではなく、最終処分場になるのでは」との地元の懸念を受け、県が立地に際し、「永久貯蔵しない」と国に確認した経緯がある。

 三村知事は、報道陣が立地の経緯に触れると、「青森県を最終処分場にしない、ゴミだめにしないってことはずっと言い続けた」と声を荒らげた。

 この日午後、清水氏と会談した宮下市長も「懸念事項が解決されない以上、共用ありきの議論はできない」と突き放した。

 宮下市長は会談後に行われた記者会見で、中間貯蔵施設を運営する会社に共同出資する東京電力と日本原子力発電以外から使用済み燃料を受け入れることについて、「あり得ないことだ」と切り捨てた。

5595チバQ:2020/12/20(日) 16:03:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/25e4e348c2ef254a4ffb8bdbe609dfd1415df069
川前氏立候補表明 郡山市長選、20日会見へ
12/19(土) 8:28配信
0



 任期満了に伴い来年四月十一日告示、同十八日投票で行われる郡山市長選で郡山市議の新人川前光徳氏(54)は十八日、後援会に対し立候補の意思を表明した。二十日に記者会見を開き正式に表明する。

 同日に市内で開かれた後援会役員会で「市政に対し十年、二十年と長期に責任が持てる世代が担い手になるべきだと考え、出馬に向けた意思を固めた。コロナ禍の影響を受けた経済を立て直し、子育てや教育、福祉、文化スポーツなど生活に身近な環境の充実を図る」と述べた。

 川前氏は郡山市出身。郡山商高、東京経済大経済学部卒。会社役員で郡山青年会議所理事長、日本青年会議所副会頭などを歴任した。二〇一一(平成二十三)年九月の郡山市議選で初当選した。現在三期目で保守系の市議会最大会派・志翔会の会長を務めている。

 市長選を巡っては二期目の現職品川萬里氏(76)、元県議の新人勅使河原正之氏(68)、元市議で会社役員の新人馬場大造氏(61)、IT会社経営の新人高橋翔氏(32)がそれぞれ立候補を表明しており、五人による選挙戦が濃厚となった。

5596チバQ:2020/12/25(金) 09:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/c206211bbc853d2fc1930bf94c3efd063cc1d16e
内田氏(福島大事務局長)立候補へ いわき市長選
12/25(金) 8:17配信
1



 来年九月二十七日の任期満了に伴ういわき市長選で、福島大理事・事務局長の内田広之氏(48)が立候補の意思を固めたもようだ。複数の関係者によると、近く辞職し、立候補を表明する見通し。現職で二期目の清水敏男市長(57)は三期目への態度を明らかにしておらず、今後の判断が注目される。市長選を巡っては、水面下で他の候補者を擁立する動きがある。

 内田氏はいわき市出身で、地元有志らが擁立に向け動いていた。内田氏は大学に辞職の意思を伝えているとみられ、来年一月にも記者会見を開き、市長選への態度を明らかにするとみられる。

 内田氏は磐城高、東北大教育学部卒、東京大大学院教育学研究科修士課程修了。一九九六(平成八)年に文部省(現文部科学省)に入省し、文化庁文化広報・地域連携室長、文部科学省教育改革推進室長などを歴任した。二〇一九年から福島大理事・事務局長を務めている。

5597チバQ:2020/12/27(日) 10:52:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/32ef45ca20cae2d47c9d6371fcce0ffaff32e6ec
前市議会議長、16歳少女との性行為認める…「お小遣い」2000円渡す
12/26(土) 20:18配信

732
この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
 18歳未満の少女と性行為をしたとして青森県青少年健全育成条例違反に問われた岩手県二戸市堀野、行政書士小笠原清晃被告(76)(前二戸市議会議長)の初公判が25日、盛岡地裁(片岡理知(まさとも)裁判官)であり、小笠原被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。

 起訴状などによると、小笠原被告は3月23日午前、青森県八戸市内のホテルで、少女(当時16歳)が18歳未満であると知りながらみだらな行為をしたとされる。犯行後、少女に2000円を渡していた。少女にはその後もみだらな行為を5、6回繰り返し、「お小遣い」を渡していたという。

 被告は18日に岩手県青少年環境浄化条例違反で追起訴され、同日、強制わいせつ容疑で再逮捕された。

5598名無しさん:2020/12/27(日) 14:06:49
名前出さないんかい
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20201226-571223.html
いわき市議、車検切れ車を運転...事故 店舗の駐車場で車に接触
2020/12/26 08:35みんゆうNET

 いわき市の市議(67)が25日、無車検の車で物損事故を起こしたと市議会へ報告した。同日、市議会への取材で分かった。議長は各会派代表者に綱紀粛正の徹底を通達した。
 議長が受けた報告によると、市議が事故を起こしたのは23日で、現場は同市小名浜の店舗駐車場。バック中に車に接触する事故を起こしたが「気付かなかった」として、そのまま帰宅したという。
 その後、いわき東署の聴取を受けた際、車検切れが発覚した。市議は福島民友新聞社の取材に対し、「全て自分の落ち度。行政処分や非難を誠実に受け止め、信頼の回復を図っていきたい」などと話した。議長は「警察の捜査状況を踏まえながら対応を検討したい」としている。

5599さきたま:2020/12/27(日) 14:56:00
>>5598
夕刊いわき民報には名前出てました。


26日の紙面から「今年も恒例の門松 県警OB いわき3署に寄贈」など
2020年12月26日(土)更新
http://www.iwaki-minpo.co.jp/iwaki-city-news/26%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%B4%99%E9%9D%A2%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8C%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%82%82%E6%81%92%E4%BE%8B%E3%81%AE%E9%96%80%E6%9D%BE-%E7%9C%8C%E8%AD%A6%EF%BD%8F%EF%BD%82-%E3%81%84%E3%82%8F.html
■石井市議 車検切れで物損事故 接触気付かず帰宅

自民党一誠会の石井敏郎市議(67)=8期=が車検切れの車を運転し、物損事故を起こしていたことが25日、関係者への取材で分かった。石井市議は事実関係を認めた上で、「批判は真摯(しんし)に受け止め、議員活動は続けていく。信頼回復に努めていきたい」と議員辞職は否定した。自ら会派の離脱も申し入れたが、慰留されたという。

石井市議によると、23日午後2時すぎ、いわき市小名浜のスーパーマーケット駐車場で、後退で出庫しようとしたところ、後ろ側に停まっていた車と接触した。石井市議は気付かなかったといい、そのまま帰宅したという。けが人はなかった。届け出を受けたいわき東署が目撃証言、防犯カメラから石井市議を特定。同日午後6時ごろ、署員が事情を聞いたところ、11月末で車検が切れていたことが発覚した。

石井市議は「当て逃げと取られても仕方がない。自分が完全に悪い」と述べ、相手側には謝罪を済ませており、保険会社を通じて処理を進めているとした。無車検は道路運送車両法違反に当たり、「議員活動が忙しくて失念していた。必要な処分は受ける」と話している。

市議会は25日午後に報告を受け、同日夕方に臨時の代表者会議を開き、綱紀粛正の徹底が通告された。市議会では状況の進展を踏まえ、対応を検討していく。

5600チバQ:2020/12/29(火) 19:50:00
>>5513坂下康子死去に伴う補欠選

https://mainichi.jp/articles/20201226/ddl/k04/010/032000c
宮城野区県議補選 新人・佐々木氏を立憲県連が擁立 /宮城
会員限定有料記事 毎日新聞2020年12月26日 地方版

 立憲民主党県連は25日、宮城野選挙区の県議補選(欠員1)に、新人で党県連職員の佐々木奈津江氏(56)を擁立すると発表した。

5601チバQ:2020/12/31(木) 21:55:18
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20201231103753.html
告示まで1週間、両陣営が激しい前哨戦 知事選、選対組織整う
2020/12/31 10:37山形新聞

告示まで1週間、両陣営が激しい前哨戦 知事選、選対組織整う

山形新聞

(山形新聞)

 任期満了に伴う知事選は来月7日の告示(24日投開票)まで1週間に迫った。立候補を表明した現職で4選を目指す吉村美栄子氏(69)と新人で元県議の大内理加氏(57)=自民、公明推薦=は選対組織を整え、12年ぶりの選挙戦に向けて臨戦態勢に入った。両陣営は新型コロナウイルス感染防止に努めながら水面下で激しい前哨戦を繰り広げている。

 知事選で女性同士の一騎打ちとなれば全国初となる。「県民党」を掲げる吉村氏に対し、非自民系の県内各政党組織が自主支援を表明。自民党と公明党が大内氏を推しており、事実上、非自民勢力と自公勢力が争う構図となっている。

 吉村氏は10月の出馬表明後、新型コロナ対応などの公務を優先する姿勢を変えていない。12月17日に出産費用や保育料の無償化などを柱にした公約を発表。公務の合間を縫い、企業・団体回りなどを重ねている。支持拡大に向けた活動は経済人の会や支援女性によるオレンジの会を含め、県内各地に張り巡らせた約90の後援組織が担っている。

 総合選対本部、県内8地区選対の陣立てもほぼ固まった。地区選対は連合山形や県平和センターといった労組関係者や後援会員などで構成し、地元県議や元市議らが代表を務める体制を構築。県議会会派県政クラブ11人と無所属2人が支援し、県選挙区の舟山康江、芳賀道也両参院議員も支持者への働き掛けなどで後押しする。町村会の首長有志18人が推薦状を出した。

 共産党県委員会は独自の選対本部を設け、吉村氏支持を呼び掛けている。

 一方、自民県連が擁立した大内氏は県選出の遠藤利明、鈴木憲和、加藤鮎子の各衆院議員から全面支援を受ける。12年前の知事選で割れた県議会最大会派自民党も全26人が結集。遠藤氏を本部長とする選対本部を立ち上げ、実動部隊の中心となる県議に、市町村議と大内氏自身の後援会を加えた重厚な布陣を整えた。約3千の企業・団体推薦を得たほか、県市長会の有志8人が支援するなどサポート態勢も手厚い。公明も23日に県本部推薦を決めた。

 陣営の活動は9月6日の後援会事務所開き後に加速した。大内氏は6月から各地で計1400回を超えるミニ集会を重ね、延べ4万人に支援を呼び掛けてきた。企業や支持者回り、街頭活動も精力的に展開。第3子以降の出生世帯に対する100万円の給付金支給などの人口減少対策を最重要政策に掲げ、県政転換を訴えている。

◇知事選の立候補予定者(敬称略)
吉村美栄子 69 知事 無現
大内理加 57 元県議 無新

5602チバQ:2021/01/07(木) 13:44:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/82006b14fc7006541ad83d7884af85d3afb43401
山形知事選告示、現職と新人の2氏届け出 女子校同窓生が対決
1/7(木) 10:30配信
13



 任期満了に伴う山形県知事選は7日告示され、新人で元県議の大内理加氏(57)=自民推薦=と、4選を目指す現職の吉村美栄子氏(69)の無所属2人が立候補を届け出た。他に立候補者がいなければ、知事選では全国初の女性同士による一騎打ちとなる。投開票は24日。過去2回は無投票で、選挙戦は12年ぶり。

 大内氏は山形テレビのディレクターを経て県議4期。交通、医療、教育などの向上を掲げ、公明党県本部からも推薦を受ける。

 吉村氏は専業主婦から行政書士となり、平成21年初当選。3期12年の実績を強調し、立民、共産、国民の地方組織が自主支援する。

 両氏は県立山形西高(山形市)の同窓生。同校の前身は女学校で、現在も共学ながら女子生徒しかいない。事実上の女子高の先輩後輩同士の対決でもある。

5603チバQ:2021/01/08(金) 22:09:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7c2803fe9559a020ae6f2ae0eaf96b91a9df75a
いわき市長選に内田広之氏が出馬へ
1/8(金) 18:23配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
福島中央テレビ
いわき市長選に内田広之氏が出馬へ

9月の任期満了に伴ういわき市長選挙に、元文部科学省官僚の内田広之氏(48)が出馬する考えを明らかにした。
いわき市出身の内田さんは、文部科学省の教育改革推進室長や福島大学の事務局長などを務めたことがあり、現在は東日本国際大学の研究所の所長を務めている。
PCR検査の拡大や地元企業と教育機関との連携による雇用の創出などを政策に掲げている。
いわき市長選を巡っては、現職の清水市長は進退を明らかにしていないが、他にも立候補の動きがあり、選挙戦になる公算が大きくなっている。

5604名無しさん:2021/01/09(土) 01:01:34
石巻市長選 市議有志、勝沼氏に出馬要請へ
https://kahoku.news/articles/20210108khn000019.html

任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)で、市議会の最大会派を中心とした有志が、
元衆院議員で自民党宮城5区支部長の勝沼栄明氏(46)に立候補を要請することが7日、分かった。8日に記者会見して表明する。

IR事件+選挙滅茶苦茶弱いが…

5605チバQ:2021/01/10(日) 13:08:10
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210102-572841.php
【市長選】郡山、いわき、福島など6市...震災10年の節目改選へ
2021年01月02日  
 2021年は県内17市町村で首長選が予定されている。福島市、郡山市、いわき市のほか、東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から10年となる節目の年に、双葉町や富岡町などでも今後の復興を担うリーダーが決まる。市町村議会は6町村で任期満了となり、改選される。


 現新5人表明『激戦必至』

 【郡山】任期満了は4月26日。選挙は4月11日告示、同18日投票で行われる。現在のところ、現職と新人の計5人が立候補を表明しており、混戦となる見通しだ。

 現職の品川萬里氏(76)は昨年12月、12月市議会の一般質問に答える形で3選を目指し立候補することを表明した。同月には元県議の勅使河原正之氏(68)、市議会の自民系最大会派・志翔会会長の川前光徳氏(54)も相次いで出馬を表明。また、11月までに元市議の会社役員馬場大造氏(61)、IT会社経営の高橋翔氏(32)の2人も立候補を表明した。

 5人が立候補すれば1924(大正13)年の市制施行以来最多の候補者数となる。今後、支持獲得を巡り、各陣営の前哨戦が激化しそうだ。

 新人1月8日会見、現職「熟慮」

 【いわき】任期満了は9月27日。現職の清水敏男氏(57)=2期=は福島民友新聞社の取材に対し「熟慮している」として進退を明らかにしていないが、年度内に態度を表明するとみられる。新人で前福島大理事・事務局長の内田広之氏(48)が立候補する意思を固め、1月8日に記者会見し出馬を表明する。

 ほかに前回、前々回と立候補した元衆院議員の名前が挙がるなど、水面下では候補者擁立の動きが複数みられる。

 過去4度、自民支持層を二分する選挙が繰り広げられてきた。動向が注目される。

 現職・木幡氏再選へ立候補か

 【福島】任期満了は12月7日。現職の木幡浩氏(60)=1期=は再選に向けた意思を明らかにしていない。福島民友新聞社の取材に「今は残りの任期をしっかりと取り組むとしか言えない」と語った。

 木幡氏は、福島駅東口地区再開発、公共施設再編整備などの目玉事業に精力的に取り組む現状から、出馬の可能性は高いとみられる。木幡氏は「着手している事業をさらに進めていくだけ」としている。

 木幡氏は自民系を含む超党派の市議や、市職労などの勢力から支持を得ており、初当選以降は後援会組織の拡大を図っている。対立候補擁立の動きは表面化しておらず、まだまだ流動的な情勢に注目が集まる。投開票は11月となる見通し。

 前回は現職と新人の計4人の選挙戦となった。

 現新2氏が立候補表明

 【田村】任期満了は4月16日。市長選は4月4日告示、同11日投票で行われる。現職の本田仁一氏(58)=1期、新人で市議の白石高司氏(60)が、いずれも昨年11月28日、立候補を表明した。両氏が態度を明らかにしたことで選挙戦になる見通し。

 福島民友新聞社の取材に対し、本田氏は「田村に住んで良かったと思えるまちづくりを進めたい」と話した。白石氏は「財政改革に力を入れる。市民の声を市政に反映させたい」と述べた。ほかに、目立った出馬の動きはない。

 前回の市長選では、本田氏が4選を目指す現職を破り、初当選した。今回も一騎打ちになる公算が大きい。

5606チバQ:2021/01/10(日) 13:08:37
 現職・三保氏、再出馬に前向き

 【二本松】任期満了は12月24日。現職の三保恵一氏(71)=3期=は態度を表明していない。ただ、関係者によると、新年度から10年間の新しい市総合計画に自らの公約を盛り込むなど再出馬の意思は強いもよう。ほかに立候補を模索する動きは現在のところ、見られていない。

 三保氏は取材に対し「希望と活力ある新しい二本松をつくるために『市民が主役。市民とともに』を掲げて市民本位の市政に全力を挙げてきたこの方針は揺るがない」とし、「総合計画で示した将来像『笑顔あふれる しあわせのまち 二本松』を実現するため渾身(こんしん)の努力を重ねる」と語った。

 三保氏は2003年の旧二本松市長選で初当選。平成の大合併により誕生した新二本松市長選で当選し、2期務めた後に落選。前回17年に返り咲いた。

 選挙日程については、過去3回とも11月下旬に投票日を設定していて、今回も同様の日程になる見通し。

 5期目・立谷氏、動向注目

 【相馬】任期満了は来年1月18日で、今年12月に告示される見通し。現職の立谷秀清氏(69)=5期=は進退を明らかにしていない。

 立谷氏の5選は県内13市で最多。間もなく東日本大震災から10年の節目を迎えハード面を中心に復興政策が順調に進む一方で、新型コロナウイルス感染症への対応、2019年の水害からの復旧は途上。立谷氏は全国市長会長などの要職を務めていることもあり、6期目を目指すのか、動向が注目される。

 新人の立候補を模索する動きは表面化していないが、毎回一騎打ちの構図で選挙戦が展開されており、市民の関心は高い。

5607チバQ:2021/01/11(月) 08:44:35
>>5605
いわき市長選、宇佐美登
まだ、やる気あるのか。金あるなあ

5608チバQ:2021/01/15(金) 10:36:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/71d572bb7f36324a4cbd5527265ebe10e97f0d04
西目屋村長3度目の逮捕、PC納入談合疑い 青森県警
1/15(金) 10:30配信

 青森県西目屋村の官製談合事件で、青森県警は14日、パソコンの納入契約で特定の業者が落札できるよう便宜を図ったとして、官製談合防止法違反などの疑いで、同村田代、村長関和典容疑者(53)=同法違反などの罪で起訴=を再逮捕した。公競売入札妨害の疑いで、青森市佃3丁目、情報機器販売業よつば(同市)社長土岐恒純容疑者(53)も逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、関容疑者は2018年11月〜19年10月ごろ、小学校の教職員用パソコン15台の指名競争入札で、よつばが落札できるよう指名業者を選定した疑い。土岐容疑者は、自社が有利になるよう関容疑者に働き掛け、公正な入札を妨害した疑い。

 村教委によると入札には4社が参加。県警によると入札は19年10月18日に行われ、契約金額は約305万円だった。2人は十数年前から付き合いがあり、村関係者は「(関容疑者が)村長に就任以降、よつばへの発注が増えていた印象がある」と話す。同社は昨年、タブレット型端末52台を約750万円で落札していた。

 関容疑者は村発注の備品の賃貸契約で特定業者に便宜を図った疑いで昨年12月に逮捕され、除雪車の入札で予定価格を業者に漏らした疑いで再逮捕された。13日に村議会に辞職届を提出している。
河北新報

5609チバQ:2021/01/16(土) 06:40:16
>>5608

小学校の教職員用パソコン15台
契約金額は約305万円だった。

→1台15万円だと!?


タブレット型端末52台を約750万円

→こっちも14.5万円


高くねえか!?

5610チバQ:2021/01/18(月) 13:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/aad62b2f1ea2716628634174436f3088196e37ce
大間町長選挙 159票差で新人野﨑尚文さんが初当選 財政再建に意欲(青森・大間町)
1/18(月) 12:44配信

きのう投票が行われた大間町長選挙は新人の野﨑尚文さんが初当選を果たしました。

大間町長選挙は新人で元町職員の野﨑尚文さんが1766票を獲得し、現職に159票の差をつけて初当選しました。
野﨑さんは財政の健全化や大間原発の早期稼動、それに漁業などの一次産業の振興に取り組みます。

★初当選した 野﨑尚文さん
「財政再建が第一、そのために財政の健全化をめざして細かい事業でも節約、いろいろ簡素化を考えて自分の給料も15%カットとかして財源を確保し、いろいろな面で細かいサービスに努めていきたい」

投票率は4年前の前回を1.83ポイント下回る77.06%でした。
野﨑さんの任期はあすから4年間です。

5611チバQ:2021/01/18(月) 17:00:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a362ac3f18e0ec8cf8c1d808eadcfe915ff8ba5
県美容組合前理事長が出馬表明 秋田知事選
1/18(月) 15:51配信
4



 任期満了に伴う秋田県知事選(3月18日告示、4月4日投開票)で、美容室経営で県美容生活衛生同業組合前理事長の山本久博氏(69)が18日、県庁で記者会見し、無所属での出馬を表明した。

 
 山本氏は公約として、秋田沖で計画が進む洋上風力発電の工法変更や子どもの保育料・医療費ゼロなどを挙げた。知事選では、4選を目指す現職の佐竹敬久氏(73)と故村岡兼造元官房長官の次男で、元衆院議員の村岡敏英氏(60)がともに無所属での出馬を表明している。

5612チバQ:2021/01/20(水) 15:19:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/2846260c0d5b73333b72ad556c398f40f7d8cf8c
石巻市長選 市議の阿部氏、立候補を正式表明
1/20(水) 12:34配信
0



 任期満了に伴う石巻市長選で、石巻市議の阿部和芳氏(60)は19日、市役所で記者会見を開き、無所属で立候補することを正式に表明した。市長選で出馬の意向を明らかにしたのは阿部氏が初めて。

 阿部氏は会見で「東日本大震災を経て国の支援によるハード整備が進んだが、維持管理など今後の市財政は厳しくなる。身を削る思いで石巻再生のために力を注ぐ」と述べた。

 阿部氏は石巻市出身。千葉商科大卒。2000年4月の旧石巻市議選に初当選し、合併後も含め連続5期務め、12年6月に議長に就任した。13年3月に辞職し、13年4月と17年4月の市長選に立候補したが落選。18年5月の市議選で再び当選した。
河北新報

5613チバQ:2021/01/21(木) 13:15:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/54ab8d16b97d9c6936188d28e9271cd357118b19
山形知事選、県内でもよそごと? 庄内、独自路線のわけ
1/21(木) 11:00配信




 無所属の2氏が争う山形県知事選。前自民県議で新顔の大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=は山形市、4選をめざす現職の吉村美栄子氏(69)は大江町と、いずれも村山地域の出身となっている。が、庄内地域のある自治体幹部に言わせると「そもそもあれはヨソの県の選挙だから」。なぬっ、確かに庄内出身者は絡んでいないが……。

【写真】庄内町の自営業・舞踏家、佐藤あゆ子さん

 「今回に限らず、庄内の人にとって、知事選は盛り上がりに欠くもんだ」

 庄内地域のある首長経験者は話す。理由の一つとして、江戸時代に庄内藩として独自の文化を築き、その流れが明治以降も続いたことから「内陸との気質の違い」があるという。北前船で栄えた庄内は「日本海を通じ外とつながっており『地元志向』が乏しい。山形より東京に関心があるんだな」と解説してくれた。

 実際に明治初期、庄内地域が「ヨソの県」だったこともある。1869(明治2)年の版籍奉還後、酒田県が誕生。山形への県庁移転、廃藩置県による酒田県の再発足を経て、鶴岡県となった。山形、置賜、鶴岡の3県統合で今の山形県となったのは76年のことだ。

 この首長経験者は、内陸との人口差も理由に挙げる。県内有権者約91万5千に対し、庄内地域は約22万9千人で4分の1程度。仮に庄内から候補者が出ても「数的にまず勝てない」というわけだ。選挙で選ばれた歴代の知事6人も県外出身の1人を除いて、みんな村山地域の出身だ。

 しかし、庄内の人が知事選に関心がないのかと言えば、そんなことはない。選挙戦になった直近5回の投票率を比べても、庄内がほかの地域に比べて低いわけではない。今回も、丸山至・酒田市長は大内氏を、皆川治・鶴岡市長は吉村氏を、それぞれ「支持する」と公言するなどアクションは起こしている。

 鶴岡市史編纂(へんさん)委員の阿部博行さんは「庄内藩の藩主であった酒井家の遍歴に関係があるかもしれない」と話す。明治に入ると、酒井家も、ほかの全国の藩主たちと同様に東京で暮らし始めた。藩主自らドイツに留学もしたが、戊辰戦争で庄内藩が「賊軍」だったからなのか、「帰国後に厚遇されなかったようだ」と阿部さん。

 やがて酒井家は城のあった鶴岡に戻り、地元に残る家来の子孫たちは、かつての「殿様のいる暮らし」の中に新しい時代のアイデンティティーを見いだす。「それが、銀行の設立やコメ倉庫の建設など、政治や経済で中央や内陸とは違った独自路線を歩むことにつながったのではないか」と阿部さんは推測する。

 「どうして知事が出ないのか? そもそも、そう思うレベルまで到達していない。庄内は昔から豊かで困ってないので、候補者を出すなんて、考えたことすらないんじゃないかな」
朝日新聞社

5614チバQ:2021/01/21(木) 13:18:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e530e2a0898cf1e7e89c40bd01c94410d4398f1e
両陣営、「届け出ビラ」の応酬
1/21(木) 10:38配信
0




(右)大内理加氏の確認団体が頒布した届け出ビラ(左)吉村美栄子氏の確認団体が近く出す届け出ビラ
 24日の投開票に向け、最終盤を迎えた知事選。立候補した新人の大内理加氏(57)、現職の吉村美栄子氏(69)の両陣営による“ビラ合戦”がヒートアップしている。舞台は確認団体が新聞折り込みなどで頒布する「届け出ビラ」。候補者名がない一枚紙を通じて、それぞれの主張を戦わせている。

 候補者が発行する「法定ビラ」は当人の氏名を記載できるが、知事選は13万枚まで、大きさはA4判以内といった制限があり、県選挙管理委員会が交付する証紙を貼らなければならない。頒布方法も厳格に決められている。

 一方、「届け出ビラ」は文字通り、確認団体が選管に届け出れば発行できる。大きさの制限はなく、ポスティングでの頒布も可能だ。ただ、候補者の氏名はもちろん、写真など氏名が類推されるような事項を掲載できない。県選管は記載内容の可否を決めることはなく「違法性は警察が判断する」との立場だ。

【大内氏側】県政刷新、共感狙う
 大内候補の確認団体は「すべての県民に寄りそう県政を実現する会」で、既に2種類のビラを出している。第2弾の表面は「新知事で躍動する県政へ!」の言葉を中央部に配し、裏面には市町村長の現県政に対する不満の声を掲載。国や市町村とワンチームで連携できる県政の実現を目指すとの強い思いを記している。
 第1弾では表面に「変えよう」「変わろう」のメッセージを大きくレイアウトし、裏面では県政の現状と課題を挙げて、知事の親族など身内にだけ温かい県政ではないかと痛烈に批判した内容だった。陣営関係者は「第1弾も第2弾も県政刷新を前面に押し出した構成が特徴。現県政の課題について多くの人に共感してもらいたい」と話す。

【吉村氏側】コロナ克服、前面に
 吉村候補の確認団体「元気未来! やまがた」は近く2種類目の届け出ビラを出す。第1弾と同様に「コロナ克服 山形経済再生」を前面に打ち出した。都道府県としては全国初のPCR検査センター開設のほか、県が新たに新型コロナのワクチン接種業務を調整する総合本部を設置したことをアピール。裏面では子育て費用の段階的な無償化といった公約を掲載した。

 相手候補が掲げる公約「県庁移転」については引き続き、移転に伴う多額の費用があれば中小企業に手厚い支援ができると指摘している。さらに「誹謗(ひぼう)中傷は、いたしません」との文言を加え、陣営幹部は「新型コロナでも選挙でも誹謗中傷はしないとの思いを込めた」と話した。

5615名無しさん:2021/01/23(土) 10:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/920bc2c5526fe2e4f71ed18b2f183db7d4b29f40
現県政、継続か刷新か
1/23(土) 7:14配信
山形新聞

 任期満了に伴う知事選は投開票が24日に迫り、新人で元県議の大内理加氏(57)と現職で4選を目指す吉村美栄子氏(69)の戦いは、運動期間を1日残すだけになった。両候補とも最終日の23日は大票田の地元山形市で舌戦を展開し、票の上積みを狙う。

 12年ぶりの知事選で、全国初の女性同士による一騎打ちは新型コロナウイルス感染拡大の影響で運動の制限を余儀なくされている。その中で、吉村県政3期12年の評価を巡り、現県政の継続か刷新かを最大の争点に選挙戦が繰り広げられてきた。

 大内氏は遠藤利明、鈴木憲和、加藤鮎子の各衆院議員に加えて県議会最大会派自民党の全26人、県市長会の有志8人、保守系の市町村議など組織力を生かした運動を展開。公明党県本部も積極的に支援する。

 国との連携による財源確保を訴えの柱に据え、第3子以降の出生世帯に対する100万円の給付金支給など子育て支援の充実を強調する。23日は山形市北部地域などを遊説し、市内8カ所で街頭演説を繰り返す。夜は2カ所で個人演説会を開き、運動を締めくくる。

 県民党を標ぼうする吉村氏は舟山康江、芳賀道也の両参院議員、立憲民主、国民民主、旧社民、連合系などの県議や市町村議に保守系の一部、共産を加えた幅広い勢力の支援を受ける。

 告示後も新型コロナ対応などの公務を続ける一方、街頭演説を中心に運動を展開。コロナ克服・経済再生を掲げ、農産物のブランド化などの実績もアピールし、子育て費用の段階的な無償化などを訴える。23日は終日山形市内を巡り、JR山形駅東口など3カ所で街頭から演説する。

 6日現在の有権者数は91万4749人(男43万8875人、女47万5874人)。

5616チバQ:2021/01/23(土) 12:05:49
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210123084839.html
支持拡大へ両陣営懸命/十和田市長選24日投開票
2021/01/23 08:47東奥日報

 任期満了に伴う十和田市長選は24日に投開票が行われる。無所属で4選を目指す現職の小山田久候補(74)=自民、公明推薦=と、共産党公認で新人の党上十三地区常任委員・中野渡旬候補(72)が、選挙戦終盤の舌戦を繰り広げ、支持拡大へ懸命になっている。

 両陣営とも新型コロナウイルス対策に力を入れ、市民の命と生活を守る姿勢を強調。小山田氏は「市が担当する高齢者向けのワクチン接種が3月にも始まる。スムーズに接種できるよう体制を整える」とアピール。中野渡氏は「全ての介護施設でPCR検査を定期的に行う体制をつくる。医療従事者向けに危険手当も支給する」と訴えている。

 両陣営は投票率の行方にも神経をとがらせている。

 小山田陣営の堰野端展雄市議は、保守系現職対共産党新人の構図だった昨年の青森市長選(投票率36.43%)を引き合いに「40%に達するよう努力する。仮に30%まで落ち込めば投票数がわずか約1万5千票で、差がつかず競い合った印象を与えかねない」と警戒。22日に行った街頭演説には約300人(陣営発表)が集まり、組織力をみせた。

 中野渡陣営の舛甚英文元市議は「投票率が高くないと現市政への批判票を取り込めない。市民の関心は前回(選挙戦になった2009年、投票率66.32%)ほど高くないかもしれないが、50%には届いてほしい」と願う。中野渡氏は告示日以降、1日10カ所以上で街頭演説をこなし、知名度向上と批判票の掘り起こしに努めている。

 22日時点の期日前投票の累計投票者数は3806人で、09年の5日目終了時の3177人を629人上回っている。

5617チバQ:2021/01/23(土) 12:06:29
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210123084839.html
支持拡大へ両陣営懸命/十和田市長選24日投開票
2021/01/23 08:47東奥日報

 任期満了に伴う十和田市長選は24日に投開票が行われる。無所属で4選を目指す現職の小山田久候補(74)=自民、公明推薦=と、共産党公認で新人の党上十三地区常任委員・中野渡旬候補(72)が、選挙戦終盤の舌戦を繰り広げ、支持拡大へ懸命になっている。

 両陣営とも新型コロナウイルス対策に力を入れ、市民の命と生活を守る姿勢を強調。小山田氏は「市が担当する高齢者向けのワクチン接種が3月にも始まる。スムーズに接種できるよう体制を整える」とアピール。中野渡氏は「全ての介護施設でPCR検査を定期的に行う体制をつくる。医療従事者向けに危険手当も支給する」と訴えている。

 両陣営は投票率の行方にも神経をとがらせている。

 小山田陣営の堰野端展雄市議は、保守系現職対共産党新人の構図だった昨年の青森市長選(投票率36.43%)を引き合いに「40%に達するよう努力する。仮に30%まで落ち込めば投票数がわずか約1万5千票で、差がつかず競い合った印象を与えかねない」と警戒。22日に行った街頭演説には約300人(陣営発表)が集まり、組織力をみせた。

 中野渡陣営の舛甚英文元市議は「投票率が高くないと現市政への批判票を取り込めない。市民の関心は前回(選挙戦になった2009年、投票率66.32%)ほど高くないかもしれないが、50%には届いてほしい」と願う。中野渡氏は告示日以降、1日10カ所以上で街頭演説をこなし、知名度向上と批判票の掘り起こしに努めている。

 22日時点の期日前投票の累計投票者数は3806人で、09年の5日目終了時の3177人を629人上回っている。

5618チバQ:2021/01/24(日) 11:48:10
コロナ以前の問題。。。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec86efe47eaaeeb2a31db0062ce0f5a5679341e5
岩手県人事課職員ら、庁内で飲酒伴う会食 達増知事「軽率な行動」
1/23(土) 10:41配信

39
この記事についてツイート
この記事についてシェア
デーリー東北新聞社
 岩手県人事課の職員約10人が、庁内で飲酒を伴う会食を開いていたことが22日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県は大人数の飲み会を避けるよう呼び掛けており、達増拓也知事は「軽率な行動」として職員に注意を促した。

 県によると、会食は勤務後の20日午後6時半ごろから約1時間、1室に入れ替わりで4〜5人が入室する形で開かれた。人事課では、この時期に立て込む人事異動の作業が一段落した時に飲食店で会食するのが恒例で、今回はコロナを受けて庁内にしたという。

 達増知事は22日の定例会見で「県民にコロナ対策を呼び掛ける中、今回の行動は軽率だった。今後は行動に慎重を期してほしい」と指摘。白水伸英総務部長は取材に「勤務時間外だったとしても、庁内での飲酒は不適切であり、県民におわびしたい」と話した。

デーリー東北新聞社

5619チバQ:2021/01/24(日) 11:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/41a46cb0c20025be507d6a1cdd2f6f799c09495f
刈田病院民営化 「違法な専決処分停止を」2町長が要求
1/23(土) 12:03配信

23
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
山田市長(左)に要求書を提出する村上町長(右)と小関町長

 公立刈田総合病院(宮城県白石市)の公設民営化を巡り、指定管理者制度の導入を可能にする条例改正を専決処分した白石市外二町組合管理者の山田裕一市長と、副管理者の村上英人蔵王町長、小関幸一七ケ宿町長との会談が22日、市防災センターであった。「不適切で違法な専決処分の施行停止を強く要求する」と伝えた両町長に対し、山田市長は「一歩間違うと閉院する危機的な状況での苦渋の決断だった」と主張。議論は平行線をたどった。

 両町長は管理者の山田市長に要求書を提出。昨年12月の組合議会で議員提案された同じ内容の条例改正案が否決された上に、副管理者2人が反対したにもかかわらず専決処分に踏み切ったことを問題視。緊急を要するため議会を招集する時間的な余裕がないことなど専決処分の要件を定めた地方自治法179条には該当しないと指摘した。

 山田市長は「専決処分が最も好ましい手法とは思っていない。病院を存続させるための経営形態を検討したかったが、副管理者の理解が得られずに時間だけがすぎ、破綻状態になった。条例改正案も時期尚早とのことで議会に提出できなかった」と述べた。

 病院は白石市86・7%、蔵王町8・0%、七ケ宿町5・3%の割合で負担する繰入金が経営の大きな柱で、本年度は約7億1200万円。しかし、整形外科や麻酔科の常勤医不在、新型コロナウイルス感染拡大などの影響もあり、約20億円の赤字が見込まれている。

 約1時間半の会談では、1市2町の繰入金負担割合の在り方、みやぎ県南中核病院(大河原町)との連携プランへの影響などでも意見を交わした。

 会談後、村上町長は「理解できる回答が得られなかった。白紙撤回せずに強行するなら組合を解散し、市民病院にしてほしい」と述べた。小関町長は「正副管理者会議でしっかり議論して決定されていない。組合を存続できるのか町議会と協議したい」と話した。

 山田市長は「専決処分は考え抜いた判断で、現時点で撤回は考えられない。民間の医療法人などからの具体的な提案を見てもらい、最終的な結論を出してほしい」と述べ、2月1日の条例施行後に公募の手続きを進める考えを示した。

河北新報

5620チバQ:2021/01/24(日) 11:58:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/41a46cb0c20025be507d6a1cdd2f6f799c09495f
刈田病院民営化 「違法な専決処分停止を」2町長が要求
1/23(土) 12:03配信

23
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
山田市長(左)に要求書を提出する村上町長(右)と小関町長

 公立刈田総合病院(宮城県白石市)の公設民営化を巡り、指定管理者制度の導入を可能にする条例改正を専決処分した白石市外二町組合管理者の山田裕一市長と、副管理者の村上英人蔵王町長、小関幸一七ケ宿町長との会談が22日、市防災センターであった。「不適切で違法な専決処分の施行停止を強く要求する」と伝えた両町長に対し、山田市長は「一歩間違うと閉院する危機的な状況での苦渋の決断だった」と主張。議論は平行線をたどった。

 両町長は管理者の山田市長に要求書を提出。昨年12月の組合議会で議員提案された同じ内容の条例改正案が否決された上に、副管理者2人が反対したにもかかわらず専決処分に踏み切ったことを問題視。緊急を要するため議会を招集する時間的な余裕がないことなど専決処分の要件を定めた地方自治法179条には該当しないと指摘した。

 山田市長は「専決処分が最も好ましい手法とは思っていない。病院を存続させるための経営形態を検討したかったが、副管理者の理解が得られずに時間だけがすぎ、破綻状態になった。条例改正案も時期尚早とのことで議会に提出できなかった」と述べた。

 病院は白石市86・7%、蔵王町8・0%、七ケ宿町5・3%の割合で負担する繰入金が経営の大きな柱で、本年度は約7億1200万円。しかし、整形外科や麻酔科の常勤医不在、新型コロナウイルス感染拡大などの影響もあり、約20億円の赤字が見込まれている。

 約1時間半の会談では、1市2町の繰入金負担割合の在り方、みやぎ県南中核病院(大河原町)との連携プランへの影響などでも意見を交わした。

 会談後、村上町長は「理解できる回答が得られなかった。白紙撤回せずに強行するなら組合を解散し、市民病院にしてほしい」と述べた。小関町長は「正副管理者会議でしっかり議論して決定されていない。組合を存続できるのか町議会と協議したい」と話した。

 山田市長は「専決処分は考え抜いた判断で、現時点で撤回は考えられない。民間の医療法人などからの具体的な提案を見てもらい、最終的な結論を出してほしい」と述べ、2月1日の条例施行後に公募の手続きを進める考えを示した。

河北新報

5621チバQ:2021/01/24(日) 22:23:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c47f997002875b5d5bdaf4b79336599fd74b06f
知事選、吉村氏が当選確実
1/24(日) 20:02配信

608
この記事についてツイート
この記事についてシェア
山形新聞
 任期満了に伴う知事選は24日、現職で4選を目指す吉村美栄子氏(69)の当選が確実となった。

5622名無しさん:2021/01/25(月) 02:22:07
吉村美栄子 400,374(70.3)
大内理加 169,081(29.7)

5623チバQ:2021/01/25(月) 07:43:51
>>5622
自民推薦ついて、これか
吉村すこいな

5624チバQ:2021/01/25(月) 13:34:58
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20210125khn000002.html
山形知事に吉村氏4選 自民推薦の大内氏破る
2021/01/25 06:00河北新報

山形知事に吉村氏4選 自民推薦の大内氏破る

当選を確実にし、万歳三唱する吉村氏(中央)=24日午後8時5分ごろ、山形市城西町の事務所

(河北新報)

 任期満了に伴う山形県知事選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の吉村美栄子氏(69)が無所属新人の元県議大内理加氏(57)=自民推薦=を大差で下し、4選を果たした。
 吉村氏は山形市の事務所で、約100人の支持者を前に「多くの支持を頂いた。新型コロナ克服と経済再生に向け、一生懸命に頑張る」と抱負を述べた。
 12年ぶりの選挙戦となった知事選は、全国初の女性による一騎打ちとなった。新型コロナウイルスの感染拡大、昨秋の菅政権発足など内外の情勢が変化する中、県政の「継続」か「刷新」かが大きな争点だった。
 吉村氏は県民所得や生産農業所得の上昇、観光振興、県産品ブランド化など3期12年の実績を強調。県選出の参院議員2人のほか、立憲民主、共産、国民民主3党の県組織がそれぞれ「自主的支援」した。連合山形、市長3人と町村長十数人の後押しも受けた。
 出産費用や保育料の段階的な完全無償化、デジタル化の推進、県土強靱(きょうじん)化などを公約に挙げた。新型コロナ対策と経済再生を喫緊の課題と位置付け、幅広い世代から支持を集めた。
 大内氏は自民党本部、公明党県本部から推薦を受け、県選出の衆院議員3人と連動した戦いを展開。市長9人も応援に回り、批判票の取り込みを狙った。
 交通インフラや医療・教育環境の整備、子どもが生まれた世帯への定額給付金制度の創設などを訴えたが及ばなかった。
 当日の有権者は90万8295人。投票率は62・94%で、直近の選挙戦だった2009年(65・51%)を2・57ポイント下回った。

5625チバQ:2021/01/25(月) 13:40:39
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20210125010413.html
知事選、吉村氏が4選 大内氏に23万票差
2021/01/25 01:04山形新聞

知事選、吉村氏が4選 大内氏に23万票差

山形新聞

(山形新聞)

 任期満了に伴う知事選は24日投票が行われ、即日開票の結果、現職の吉村美栄子氏(69)が新人の元県議大内理加氏(57)=自民、公明推薦=を破り、4選を果たした。知事選で全国初の女性同士による一騎打ちは、新型コロナウイルス対応の継続性を訴えた吉村氏が全市町村で得票が大内氏を上回り、23万票余の大差で圧勝した。知事選での4選は5期務めた故板垣清一郎氏以来となる。

 12年ぶりの選挙戦となった今回の知事選は県民党を掲げる吉村氏を非自民系の県内各政党組織が自主支援し、自民党と公明党県本部は大内氏を推した。吉村県政3期12年の評価を問い、継続か刷新かを巡って非自民と自公の両勢力が争う選挙となった。

 新型コロナや7月豪雨の対応を優先するとして、吉村氏が出馬表明したのは昨年10月25日だった。初当選した12年前と同様、連合山形や県平和センターといった労組関係者や後援会員を中心に選対組織を構築。舟山康江、芳賀道也の両参院議員のほか、立憲民主、国民民主、旧社民、連合系などの県議や市町村議に保守系の一部、共産といった幅広い勢力が支援した。

 選挙戦に入ると「コロナ克服、山形経済再生」を前面に打ち出し、現職の実績と経験で難局を乗り切ると強調。「あったかい県政」の継続を訴えながら、子育て費用の段階的な無償化をはじめ、デジタル化の推進などポストコロナを見据えた政策もアピールした。高い知名度を武器に県内全域で支持を広げ、最後まで戦いを優位に進めた。

 大内氏は自民党県連の公募に応じ、昨年3月に県議を辞職。県連が5月の総務会で擁立を決めた。県選出の党所属衆院議員3人をはじめ、県議会最大会派自民党の全26人、保守系の市町村議などによる分厚い選対組織を構築。公明党県本部からも推薦を得た。

 コロナ禍で運動が制限される中、県内各地でミニ集会を重ねて県政刷新を訴えたが、知名度不足の解消には至らず、全域でリードを許した。政権与党との連携を訴える中で、菅内閣の支持率低下も逆風となった。

吉村美栄子(よしむら・みえこ) 69 無現
(1)知事(2)お茶の水女子大(3)全国知事会男女共同参画PTリーダー。県入札監視委員、県総合政策審議委員、県農業農村振興懇話会委員、県教育委員、行政書士。当4
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

コロナ克服、経済再生する
 吉村美栄子氏の話 支えてくれた多くの人に感謝したい。コロナを克服して経済を再生させることが目の前の最大の課題。大好きな山形をもっと良くしたいという強い思いでこれからも一生懸命に取り組んでいく。

投票率62.94%
 県選挙管理委員会によると、知事選の投票率は全県で62.94%となり、選挙戦が行われた2009年(65.51%)を2.57ポイント下回った。

 市町村別で最も投票率が高かったのは、大蔵村の79.85%で09年から2.05ポイント伸びた。最低は酒田市の57.99%だったが、09年を1.42ポイント上回った。

5626チバQ:2021/01/25(月) 13:41:44
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20210125010348.html
大内さん「私の力不足」 集まった支持者、静まりかえる
2021/01/25 01:03山形新聞

大内さん「私の力不足」 集まった支持者、静まりかえる

山形新聞

(山形新聞)

 県民の選択は、現県政の継続だった。任期満了に伴う知事選の投開票が24日に行われ、現職の吉村美栄子さん(69)が勝利した。早々に当確が報じられた吉村さんは支援者と喜びをかみしめつつ、新型コロナウイルス対策など直面する課題に立ち向かう決意を新たにした。県政刷新を訴えた新人の大内理加さん(57)は「私の力不足」と肩を落とした。

 落選した大内理加さんの選挙事務所。開票速報を待つ間もなく相手候補に当確が出されると、集まった支持者は表情を硬くし、静まりかえった。

 昨年6月から各地で重ねたミニ集会は1400回を超えた。しかし、課題の知名度不足は克服できず、「応援してくれた人に申し訳ない。ひとえに私の力不足」と頭を下げた。当選した吉村さんには「コロナ禍の大変な時だが、市町村と一体となって県民のためにかじを取ってほしい」とエールを送った。支持者へ感謝を伝えると、「よくやった」とねぎらいの声と拍手が送られた。

 自身の今後については「結果が出たばかりで、何も申し上げることはできない」と力なく語った。

5627チバQ:2021/01/25(月) 13:59:12

2010参院選落選
2015山形市長選落選

https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20210125073821.html
山形市区県議補選、梅津氏が初当選
2021/01/25 07:38山形新聞

山形市区県議補選、梅津氏が初当選

山形新聞

(山形新聞)

 現職の辞職に伴う山形市区の県議補欠選(欠員1)は24日、投開票が行われ、いずれも無所属新人の国会議員秘書梅津庸成氏(53)=飯田4丁目=が、元市議諏訪洋子(57)=清住町2丁目、会社役員柴田悦夫(68)=桜田西1丁目=の両氏を下し、初当選した。投票率は57.60%だった。

 国民民主党の推薦を得た梅津氏は県土の防災力強化などを掲げ、参院選や山形市長選に立候補した知名度を生かして全域で浸透。知事選で現職の吉村美栄子氏支援をアピールし、支持拡大につなげた。諏訪、柴田両氏は子育て支援充実、県内経済立て直しなどを訴えたが、広がりに欠けた。

 当選の報を受けた梅津氏は「短い準備期間だったが、支えていただいた皆さんに感謝でいっぱいだ。経験と知識を生かし、新型コロナや防災対策に取り組んでいく」と述べた。

【県議補選の当選者】
梅津庸成(うめつ・ようせい) 53 無新
(1)国会議員秘書(2)慶大(3)日本防災士会理事。農相秘書官。当1
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

5628チバQ:2021/01/25(月) 14:12:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/327dee3250a41c8220274ac9e8d00dc3b57b4282
山形知事選、野党支援の現職が勝利 全県選挙で自民連敗
1/24(日) 20:01配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
朝日新聞デジタル
17日間の選挙戦を終え、スタッフらに拍手を送られて選挙事務所を後にする吉村美栄子氏=2021年1月23日、山形市城西町4丁目

 知事選としては全国初の女性対決となった山形県知事選は24日投開票され、無所属現職の吉村美栄子氏(69)が、前自民県議で無所属新顔の大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=を破り、4選を確実にした。知名度で勝る吉村氏は立憲民主、共産、国民民主の各党県組織から自主支援も受け、大内氏を寄せ付けなかった。自民党は2016、19年の参院選山形選挙区でも公認候補が落選しており、県内の全県選挙で連敗を重ねている。

【写真】選挙戦を終え、支援を受けた県議らとポーズを取る大内理加氏(中央)=2021年1月23日午後9時5分、山形市流通センター2丁目

 吉村氏は民主党政権が誕生する前の09年、自民の大半が支援した現職を破って初当選。国内で6人目、東北では初の女性知事になった。13、17年は自民党が候補者を擁立せず、連続無投票当選を果たした。女性知事の4選は、高橋はるみ・前北海道知事と並んで過去最多。投票率は62・94%(2009年は65・51%)。

朝日新聞社

5629名無しさん:2021/01/25(月) 21:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/19066aa000a54091f9df480afb860c333ed6a9c8
山形知事に吉村氏4選 初の女性一騎打ち、新人破る
1/24(日) 20:22配信
時事通信
 任期満了に伴う山形県知事選は24日投開票され、無所属現職の吉村美栄子氏(69)が、無所属新人で元県議の大内理加氏(57)=自民推薦=を破り、4選を果たした。

 過去2回の知事選は無投票で吉村氏が当選しており、12年ぶりの選挙戦だった。投票率は62.94%で、前回(2009年)の65.51%を下回った。

 吉村氏は「県民党」を掲げ、政党からの推薦は求めなかったが、立憲民主、国民民主、社民、共産4党の県組織が実質的に支援。新型コロナウイルス対策のほか、県民所得向上をはじめ3期12年の実績をアピールして支持を集め、知事選では初となる女性同士の一騎打ちを制した。

 大内氏は公明党県本部の推薦も得て選挙戦を展開。吉村県政について「国政与党と連携できていない」と批判し、子育て支援の拡充などを訴えたが、及ばなかった。

5630チバQ:2021/01/26(火) 20:58:13
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP1T732SP1TUZHB00L.html
吉村氏、全市町村で大内氏上回る 山形知事選23万票差
2021/01/26 11:00朝日新聞デジタル

吉村氏、全市町村で大内氏上回る 山形知事選23万票差

通行車に手を振る吉村美栄子氏=2021年1月25日午前7時42分、山形市城北町2丁目

(朝日新聞デジタル)

 24日に投開票された山形県知事選は、4選を果たした無所属現職の吉村美栄子氏(69)が、全35市町村で無所属新顔の前県議大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=の得票を上回り、約23万票差で完勝した。朝日新聞社が同日に実施した出口調査によると、吉村氏は、大内氏を推薦した自民と公明の支持層からも半数以上の支持を得るなど、幅広い層から得票したことが分かった。

 吉村氏の全県での得票率は70・31%。出身地の大江町では88・68%、2009年の初当選時から支援を受けた故・岸宏一参院議員が町長を務めた金山町で87・62%など、5町村で8割を超えた。

 吉村氏が現職との一騎打ちを約1万票差で制した09年の知事選で、得票率が最も低い35・49%だった東根市で今回は70・86%、41・06%だった小国町で78・71%と大きく伸ばすなどし、全県で満遍なく得票した。

 一方の大内氏の得票率が最も高かったのは、県議時代の地盤でもある山形市の38・30%だったが、吉村氏に20ポイント以上離された。米沢市で24・07%、新庄市で20・24%にとどまるなど置賜地域や最上地域の市町村で大きく差を付けられた。

 過去の知事選で、当選者と次点が20万票以上開いたのは、自民、民主などの推薦を受けた現職の高橋和雄氏が、共産推薦の新顔を破って3選を果たした01年の知事選以来。

     ◇

 吉村氏が勝利した背景を、朝日新聞が実施した出口調査の結果から探った。

 調査は24日に県内の投票所60カ所で投票を終えた有権者を対象に行い、2771人から有効回答を得た。

 知事選としては全国初の「女性対決」となった今回、吉村氏は女性の支持が74%と、男性の支持よりも高かった。

 支持政党別の投票先をみると、吉村氏を自主支援した立憲民主、共産、国民民主の各党支持層の9割超が吉村氏に投票したと回答。無党派層の8割も吉村氏を選んでいた。一方で、大内氏に投票したのは、推薦を出した自民、公明の両党支持層でも半数に届かず、吉村氏を下回った。

 吉村氏の3期12年の県政の評価を尋ねたところ、「大いに評価する」が34%、「ある程度評価する」が57%と、約9割が肯定的な評価を示した。また、吉村氏の新型コロナウイルスの対応については、88%が「評価する」と答えた。

 投票の際に一番重視したのは「政策や公約」が最多で37%。「人柄や印象」が34%で続き、「経歴や実績」は21%、「支援する政党や団体」は6%だった。政策や公約を重視した人の6割、候補者の人柄や印象を重視した人の8割は吉村氏を選んでいた。(三宅範和)

     ◇

 4回目の当選から一夜明けた25日朝、吉村氏は山形市内の選挙事務所近くの交差点で、朝もやのかかる中、お礼の辻立ちをした。午後は県職員が花束と拍手で出迎えた県庁に入り、防災服姿で公務にあたった。

 手を振りながら「ありがとうございました」と声をかけ、ドライバーから振り返されると笑顔を見せた吉村氏。得票が40万票を超えたことについては「コロナ禍を乗り切ることへの期待感が大きいのではないかと受け止めている」。全市町村での勝利については「ありがたいこと。身が引き締まる思いです」と喜んだ。

 知事室で「次の4年は仕上げの4年か」と報道陣に尋ねられると、「何もなければ仕上げという形なのでしょうけど、コロナからの経済の回復は大きな課題。深刻な状況なので、きちんと把握しながら、市町村と連携してしっかりそのことをやりたい」と述べた。(上月英興)

5631チバQ:2021/01/28(木) 19:35:48
>>5590
山形知事選
市長の支持具合

吉村美栄子 民主系 
 皆川治  鶴岡市長 連合山形の推薦、舟山康江参院議員や旧民進、共産、社民各党の支援を受け、自民県連などが推薦する現職を破り初当選>>5240
 菅根光雄 尾花沢市長 19年参院選も野党支持 民進党(現国民民主党)県連のほか、共産党県委員会、社民党県連から推薦>>5092
 佐藤洋樹 寒河江市長 元自民市議 08相乗り当選 12.16.20無投票

中立
土田正剛 東根市長 


大内理加  自民系
山尾順紀 新庄市長
内谷重治 長井市長
佐藤孝弘 山形市長
横戸長兵衛上山市長
皆川治  鶴岡市長  
山本信治 天童市長
内谷重治 長井市長
白岩孝夫 南陽市長
中川勝  米沢市長

5632チバQ:2021/01/28(木) 23:57:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd68aa63541740a27fd18660243c7f0481b4aef
吉村山形知事「心外だ」 選挙戦で複数首長が県政批判し不快感
1/28(木) 14:16配信

125
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
知事選後初の定例記者会見に臨んだ吉村知事=山形県庁

 24日投開票の山形県知事選で4選を果たした吉村美栄子知事(69)は27日の定例記者会見で、選挙戦で複数の首長がこれまでの県政運営を強く非難したことについて「日頃からおっしゃっていただければよかった。心外なところもあった」と不快感を示した。

 選挙戦では複数の市長が「知事と会わせてもらえない」「県への要望を一部削られる」などと批判した。吉村知事は「誰とは言いませんが、選挙だからかなと思った。会えないなんてことはなく、ショックだった」と反論。批判は当たらないとし、新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、市町村と引き続き連携していく考えを示した。

 山形青年会議所などが開催を模索した公開討論会への参加を公務を理由に断ったことについては「公務は限定的だったが(県の事務方との)やりとりは毎日していた。政見放送で政策を訴えたことも理解いただきたい」と説明。「公開討論会は平時ではあり得たかもしれないが(新型コロナ下の)有事ではどうなのかなと思う」と私見を述べた。

河北新報

5633チバQ:2021/01/31(日) 19:49:32
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP1Z6SFXP1XUZHB00X.html
「保守王国」、今は昔?
2021/01/31 10:30朝日新聞デジタル

 ■「吉村氏 23万票差の完勝」(26日付朝刊記事)

 今回の山形県知事選は「県民党」を掲げた無所属現職の吉村美栄子氏(69)が40万374票を集め、無所属新顔の大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=に23万票余りの大差をつけた。「保守王国」とも称されてきた県内で、自民が候補を擁立した全県選挙としては異例の結果といえる。

 1955年に自民党が設立されて以降、昭和期の全県選挙で、自民の公認や推薦を受けた候補が落選することはほぼなかった。だが平成以降は、今回を含めて6回落選している。

 参院選山形選挙区で、自民が33年ぶりに議席を失ったのが89年。自民前職の降矢敬義氏が消費税導入やリクルート事件の逆風も受けて、全日本民間労組連合会(当時)が支持母体の「連合の会」から立った星川保松氏に敗れた。

 2007年と16年の参院選では、いずれも自民新顔が舟山康江氏に大敗。それでも得票差は12万〜13万票台で、今回よりは小さい。ただ、自民の対立候補が現職だったのは今回のみで、過去の5回とは構図が違っていた。=おわり(上月英興)

5634チバQ:2021/02/01(月) 11:15:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cda0cbe68b39dca3d586c136b40a3e9a0f346f9
刈田病院公設民営化 白石の市民団体、市長の専決処分に抗議
2/1(月) 9:44配信
0



 宮城県白石市の市民団体「地域医療を考える会」は、公立刈田総合病院(白石市)を運営する白石市外二町組合管理者の山田裕一市長が公設民営化を可能にする条例改正を専決処分したことを巡り、山田市長宛てに抗議文を提出した。

 抗議文は、収入の柱の白石市と宮城県蔵王町、宮城県七ケ宿町からの繰入金について「市長当選後に大幅に減額し、病院経営を困難におとしめている」と指摘。昨年12月の組合議会で同じ内容の条例改正案が否決された経緯や、副管理者の蔵王、七ケ宿両町長が反対し、組合存続が危ぶまれている状況を問題視した。

 抗議文は1月28日に提出。同会は、公設民営化の撤回を目指す署名活動も行っている。

 連絡先は世話人代表の菅原利郎さん0224(25)3418。
河北新報

5635チバQ:2021/02/04(木) 11:42:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/527945ad4e858ac4b307b748188069a888fb5051
刈田病院 運営組合解散し白石市立に 市長、専決処分を撤回
2/4(木) 10:29配信
1




公立刈田総合病院
 公立刈田総合病院(宮城県白石市)を運営する白石市外二町組合管理者の山田裕一市長は3日、指定管理者制度導入による公設民営化を可能にする1月の専決処分を撤回し、組合を解散して市立病院にする方針を明らかにした。副管理者の村上英人宮城県蔵王町長、小関幸一七ケ宿町長もおおむね同意する方向。危機的な病院経営の立て直し策で市と2町が折り合わなかった。

【写真】若手炭焼き職人 理想の炭日々研究

 県によると、市町村合併などに伴い自治体同意の上で一部事務組合が解散した例はあるが、協議が決裂して解散すれば資料が残る1999年度以降初めて。

 山田市長は3日の組合臨時議会で「両町長は公設公営を望み、平行線だった。七ケ宿町長から組合を円満に解散して市立病院とする提案を受け、蔵王町長も同意した。公設民営化も含め、市で管理する体制を検討したい」と述べた。

 村上、小関両町長は、民営化できる議案が組合議会で否決された経緯から専決処分に反対していた。みやぎ県南中核病院(宮城県大河原町)との連携プランへの影響も懸念材料に挙げた。村上町長は議会後「青写真すら示されていない公設民営化には現時点で賛成できない」と説明。小関町長は「公営や民営、県南中核との経営統合を住民や現場の意見を聞きながら検討すべきだった」と話した。

 刈田病院は白石市86・7%、蔵王町8・0%、七ケ宿町5・3%の割合で負担する繰入金が経営の大きな柱。3市町は17年度に18億3000万円を拠出したが、白石市の財政状況などから18年度は11億4000万円に大幅減額。本年度は7億1200万円だった。

 整形外科や麻酔科の常勤医不在、新型コロナウイルス感染拡大などの影響も加わり、金融機関や国から約17億円を借り入れてしのぐ状態が続いている。

 昨年12月の組合議会に指定管理者制度導入を可能にする条例改正案が議員提案されたが賛成少数で否決された。今年1月13日に山田市長は「公営に固執すれば、破綻まで待ったなしの状況を打破するのは難しい」として同内容の条例改正を専決処分していた。

 条例は2月1日の施行だが、専決処分撤回により公布が見送られる。
河北新報

5636チバQ:2021/02/04(木) 13:18:40
自民県議
https://www.sakigake.jp/news/article/20210204AK0001/
潟上市長選に鈴木県議が出馬の意向、「雇用確保へ産業振興」
会員向け記事 2021年2月4日 6時44分 掲載
 秋田県議の鈴木雄大氏(50)は3日、任期満了(4月16日)に伴う潟上市長選(3月28日告示、4月4日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。5日の県議会本会議終了後、会見を開いて正式表明する。

 市長選へ出馬の意向を示したのは鈴木氏が初めて。現職で1期目の藤原一成市長は1月下旬、自身の健康不安を理由に立候補しない方針を明らかにしていた。

5637チバQ:2021/02/08(月) 20:05:37

1934 :チバQ :2021/02/08(月) 20:03:46
衆院選でないのか!
https://news.goo.ne.jp/article/oxtv/region/oxtv-07106.html
石巻市長選 選挙戦の見通し 勝沼元衆議院議員が立候補を表明(宮城・石巻市)
2021/02/08 19:34仙台放送NEWS

石巻市長選 選挙戦の見通し 勝沼元衆議院議員が立候補を表明(宮城・石巻市)

石巻市長選 選挙戦の見通し 勝沼元衆議院議員が立候補を表明(宮城・石巻市)

(仙台放送NEWS)

4月に行われる石巻市長選挙に、元衆議院議員の勝沼栄明氏が立候補する意向を明らかにしました。これまでに市議の阿部和芳氏も立候補を表明していて、選挙戦となる見通しです。

元衆議院議員の勝沼栄明氏は2月8日、石巻市長選挙への出馬を求めていた市議の有志などと面会し、立候補の意思を固めたと伝えました。

この中で勝沼氏は、「国政での経験を市政に活かしたい」と訴え、2月11日に会見を開くとしています。


勝沼栄明元衆院議員(46)
「石巻にとって未来にとって一番役に立てるかと考えた結果が今回の石巻市長選への立候補」


石巻市長選挙にはほかに市議の阿部和芳氏が、自身3度目となる市長選への立候補を表明しています。


阿部和芳市議(60)
「第二の夕張にならないように身を削る思いで石巻再生のために力を注いでいきたいと思う」

任期満了に伴う石巻市長選挙は、4月18日告示で、選挙戦になった場合4月25日に投開票が行われます。
現職の亀山紘市長は今期限りでの勇退を明らかにしています。

5638チバQ:2021/02/09(火) 18:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/5734461757092704078ebef42a374ac447f1d5e6
宮城・石巻市長選 勝沼氏が正式出馬表明
2/9(火) 13:00配信
10




勝沼栄明氏
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)で、自民党元衆院議員で医師の勝沼栄明氏(46)は8日、立候補を正式に表明した。無所属での出馬を目指し、11日に公約を発表する考えを示した。

 市内の事務所で、石巻市議有志や若手事業者らからの立候補要請に答えた。勝沼氏は「真摯(しんし)に受け止める。これまでの経験をどうしたら皆さんの役に立てられるかを考えた。出馬はその答えだ」と述べた。

 次期衆院選を巡る自民党宮城5区支部長の辞任については「途中の投げ出しでご迷惑を掛けたが、きちんと手続きを踏んで出馬表明に至った」と説明した。

 8日は市内の女性団体「未来の石巻を想(おも)う女性の会」の成沢利香代表(45)が文書で勝沼氏の立候補を要望した。

 市長選では、現職で3期目の亀山紘氏(78)が昨年12月の市議会定例会で今期限りでの引退を明らかにした。市議の阿部和芳氏(60)は1月19日に立候補を表明。県議会副議長の斎藤正美氏(66)=石巻・牡鹿選挙区=は出馬の意向を周囲に伝えている。
河北新報

5639チバQ:2021/02/10(水) 10:05:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce78dae7cba24907d736c85d4083057874b5465f
現新5氏政策訴え 郡山市長選、告示まで2カ月
2/10(水) 9:30配信
1



 任期満了に伴う郡山市長選は四月十一日の告示まで二カ月となった。現職品川萬里氏(76)=二期目=、元県議の新人勅使河原正之氏(68)、郡山市議の新人川前光徳氏(54)、元市議で会社役員の新人馬場大造氏(61)、IT会社経営の新人高橋翔氏(32)の五人がそれぞれ立候補を表明しており、選挙戦が確実となっている。新型コロナウイルスや台風19号の影響を受けた経済の再生などの政策を掲げ、有権者への浸透を図っている。

 品川氏は市内長者に後援会事務所を開設した。過去三回の市長選で築いた市内全域の後援会を軸に、これまで推薦を受けた企業・団体や個人らに支援を求めている。新型コロナ感染症への対応や豪雨に備えた治水対策の強化などの課題に切れ目なく対応する姿勢をアピールしている。

 勅使河原氏は市内菜根に後援会事務所を設けた。市議、県議時代の地盤である市中心部に加え、市内全域に設けた後援会を中心に支持固めを行っている。議員を長年務めた実績を強調し、新型コロナに対応した経済県都づくり、浸水区域支援制度の創設などを掲げている。
 川前氏は市内中町に後援会事務所を開いた。地元の中心市街地の町内会などの支援を受け、後援会づくりを進めながら街頭演説などで浸透を図っている。市議として市政に精通する強みを前面に出し、子育て環境の充実や定住人口・交流人口の増加などの政策を訴えている。

 馬場氏は今月下旬にも地元の市内田村町守山で事務所の開設を予定している。郡山中央工業団地の水害対策、都市地区計画の見直しなどを訴えて支持を広げる。

 高橋氏は市内中田町の事務所を拠点に動画配信などインターネットを中心とした選挙活動を展開している。宇宙産業の創出による若者が活躍するまちづくりなどを強調する。

 五人による市長選となった場合、立候補者は十三市町村が合併し、現在の郡山市になった一九六五(昭和四十)年以降、最多となる。

 投票日は四月十八日。昨年十二月一日現在の選挙人名簿登録者は二十七万三百五十五人(男十三万千八百十二人、女十三万八千五百四十三人)

5640チバQ:2021/02/11(木) 13:40:43
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210116-576893.php

いわき市長選、渡部氏が立候補へ 「市民と行政の温度差なくす」

2021年01月16日

 

 9月27日の任期満了に伴ういわき市長選で、会社経営渡部(わたのべ)安彦氏(33)が無所属で立候補する意思を固めたことが15日、福島民友新聞社の取材で分かった。
 市長選を巡っては、現職の清水敏男氏(57)=2期=は今のところ進退を明らかにしていないが、前福島大理事・事務局長で新人の内田広之氏(48)がすでに立候補を表明している。ほかにも立候補に向けた動きがあり、選挙戦の可能性が大きくなってきた。
 渡部氏は福島民友新聞社の取材に「市民と行政の間の温度差をなくすことが必要と感じた。人とのつながりを大切にして、未来のいわきにつなげたい」と意欲を述べた。今後、記者会見し、正式に表明する見通し。
 渡部氏は南相馬市出身。東日本国際大経済卒。東日本大震災後、本県を「食で元気にする」を掲げいわき市平に飲食店を開業。いわき、郡山、南相馬の各市に飲食店計6店を構えるほか、県内で水耕栽培、和牛繁殖などを行う。

5641チバQ:2021/02/11(木) 13:42:08
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210210-584224.php
常磐共同ガス社長・猪狩氏が立候補へ いわき市長選、近く表明

2021年02月10日

 

 9月27日の任期満了に伴ういわき市長選で、常磐共同ガス(いわき市)社長の猪狩謙二氏(58)が立候補する意思を固めたことが9日、分かった。既に複数の関係者に出馬の意思を伝えており、近く正式に表明する見通しだ。
 市長選を巡っては、新人で前福島大理事・事務局長の内田広之氏(48)と会社経営の渡部(わたのべ)安彦氏(33)が立候補を表明している。現職の清水敏男氏(57)=2期=は進退を明らかにしていないが、近く態度を示すとみられる。前回、前々回と立候補した元衆院議員の名前が挙がるなど、ほかにも立候補に向けた動きがあり、選挙戦は確実な情勢だ。
 猪狩氏は複数の関係者に「市民の声に耳を傾け、経済活性による地方創生を実現したい。各地区のまちづくりを後押ししたい」と市政刷新への思いを伝えているという。猪狩氏は関係者に社長職を辞任する意向を伝えているとみられ、今後、記者会見を開き、態度を表明する。
 猪狩氏は平工高卒。1982(昭和57)年に常磐共同ガスに入社し、取締役常務・業務本部長などを経て2011年から社長。エネルギー産業集積と水素社会実現による地方創生を目指す民間主導の推進組織「いわきバッテリーバレー推進機構」副代表理事、まちづくり団体のじょうばん街工房21会長などを務める。

5642チバQ:2021/02/14(日) 19:52:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/04dbb171718b83a449dc4cc69f3f4863cd97ee3b
当選議員の失職で次点の元市議に当選証書 山形県南陽市選管
2/13(土) 18:34配信


去年の南陽市議選で当選した議員が失職したことを受け、南陽市選挙管理委員会は13日、次点だった元市議に当選証書を付与しました。

当選証書が付与されたのは山口裕昭議員です。山口議員は、去年の南陽市議選で初当選した議員が「市内に住んでいた実態がなく、住所要件を満たしていない」として当選無効を求め異議を申し立てました。仙台高裁がその訴えを認め、初当選の議員は失職。次点で落選となっていた山口議員の当選となりました。山口議員は「当選まで率直に長かったなと。4年間やってきてまだまだやり残した事がたくさんあるので、ぜひ継続してやっていきたい。」と抱負を語っていました。

5643チバQ:2021/02/16(火) 16:39:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/020bdefdc5b6dea24b16a90840c6a64fbd33ece8
川俣町長に新人・藤原一二氏「初当選」 現職・佐藤氏らを破る
2/16(火) 12:13配信
1




初当選を果たし、支持者らと万歳する藤原氏(中央)
 任期満了に伴う川俣町長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の元町収入役藤原一二(いちじ)氏(74)が現職の佐藤金正氏(72)=1期、新人の農業佐藤善一氏(71)の2人を破り、初当選を果たした。任期は26日から4年。
 国の第2期復興・創生期間が始まるのを前に町政の継続か刷新かなどが争点となった。前回に続き出馬した藤原氏は学校給食の完全無償化や中心市街地の空洞化対策、子育て支援の充実などを訴え、支持を集めた。
 投票率は64.67%で、4年前の前回を5.72ポイント下回った。当日有権者数は1万1150人(男性5539人、女性5611人)。

5644チバQ:2021/02/18(木) 11:03:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc5d7321929393d439d0ad0622a119dc6bdbcfc
市長会長「うらみつらみは海の奥底に沈めて」…知事選巡る“対立”に和解呼びかけ
2/18(木) 8:56配信

 山形県知事選で、複数の市長が県と市町村の連携不足などを批判したことに対し、吉村知事が当選後の記者会見で「心外だ」と不快感を示したことを巡り、県市長会会長の土田正剛・東根市長は16日、山形市内のホテルで開かれた市長会総会のあいさつで、「県と市長が対峙(たいじ)していては何も生まれない。迷惑を被るのは県民や市民だ」と呼びかける一幕があった。
 総会には、県内全13市の市長らが出席しており、土田市長は「うらみつらみはあるかもしれないが水に流し、海の奥底に沈めてほしい」と述べた。
 来賓として出席した吉村知事は、土田市長に続いてあいさつし、「選挙は選挙。今後は新型コロナウイルスの克服などに向けて皆様と一丸となって、全力で県政にまい進したい」と話した。
 この日の総会では、4月からの新会長に佐藤孝弘・山形市長が選ばれた。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210202-OYT1T50089/
「反応鈍い」と知事批判、「心外だ」と返され…市長釈明「連携強めたい思いだった」
2021/02/02 13:53
 山形県知事選のさなか、複数の市長が、県と市町村の連携不足などを批判したことに対し、吉村知事が当選後の記者会見で「心外だ」と不快感を示したことについて、対立候補を支援していた酒田と新庄の両市長が1日、定例記者会見で理解や反発を示した。
 吉村知事は、1月27日の記者会見で「誰とは申し上げないが心外だ」「日ごろから言ってもらえればよかった」と発言していた。
 県政に対し、「反応の鈍さや感覚のずれを感じる」などと指摘していた酒田市の丸山至市長は「もっと県との連携を強くしたいという思いの表れだった」と釈明した。対立候補を支持した8市長の中で、県への要望の場を持たせてもらえないという意見があったとした上で、「(知事は)体がいくつあっても足りない忙しさ」「35市町村が課題を抱える中、すぐに反応するのが難しいのは百も承知」と理解を示した。

 一方、「『上からの指示』という言葉が多い」と県の組織体質を批判した新庄市の山尾順紀市長は、吉村知事の「日ごろから言ってもらえればよかった」との発言に、「それが言えないからみんなで結束するわけでしょう」と反発した。
 今後は「基礎自治体をもっと尊重してもらいたい」と述べ、県からの一方的な指示ではなく、自治体への丁寧な説明を求めた。

5645チバQ:2021/02/19(金) 20:08:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210219k0000m040091000c.html
「居住実態」の決め手は 市議の当選無効 司法と選管で正反対の判断
2021/02/19 13:15毎日新聞

「居住実態」の決め手は 市議の当選無効 司法と選管で正反対の判断

当選証書を受け取る山口裕昭氏=山形県南陽市役所で2021年2月13日、佐藤良一撮影

(毎日新聞)

 2020年3月の山形県南陽市議選を巡り、次点で落選した男性が当選議員の居住実態に関連して当選無効を求めた訴訟。仙台高裁は今年1月、原告の訴えを認めて当選無効を言い渡し、男性は繰り上げ当選を果たした。申し立てを受けた市と県の両選挙管理委員会は棄却したが、司法は逆の結論を示した。なぜ判断は分かれたのか。その背景を探った。【佐藤良一】

 ◇県・市選管「光熱費・食費など増加」

 「選挙の3カ月以上前に住民票を選挙区に移していても、無効になるのか……」。今回の司法判断に、有権者の1人は不思議そうに話した。根拠となったのは公職選挙法だ。

 <3カ月以上市町村の区域内に住所を有する者は、その属する地方公共団体の議会の議員および長の選挙権を有する>

 同法はこう記している。市議選の投票日は20年3月22日で、その規定から計算すると、19年12月22日から3カ月間の居住が問われることになる。

 敗訴して市議を失職した男性は、19年11月21日に、妻と暮らす高畠町の住宅から母親が1人で住む南陽市の実家に住民票を移し、同24日から転居した。ただ、妻は高畠にそのまま居住しており、引き払っていない。裁判の争点は「生活の本拠はどこか」だった。

 市選管が男性の生活実態を南陽市と高畠町に出向いて調べ、県選管が追加の検証を行った。市選管は、水道、電気などの使用量が転居後に増えているとし、近隣住民の目撃証言も得た。県選管は、宅配で届く食料品の購入費が南陽の住宅で増えている事実などを確認。市選管同様、居住実態は南陽にあったと結論づけ、申し立てを退けた。

 ◇仙台高裁「表札、郵便転送届なし」

 これに対し、仙台高裁は疑問を投げかけた。判決文によると、選挙前の3カ月間の初期に4割以上も高畠町に宿泊している▽住民票の移転後も南陽市に男性の表札がない▽郵便の転送届を出していない――などと指摘。「高畠町から南陽市に生活の中心が移った証拠がない」として、両選管と逆の判断をした。住民基本台帳法で「住所は一つ」と定めていることが、判断を左右したといえる。

 次点で落選した原告の山口裕昭氏(55)は、13日に当選証書を受け取り、当選が確定した。記者団に「選管と裁判所で、なぜ結論が逆になったのか、議会活動を通じて明らかにしたい」と語った。

 こうした居住実態が問題になるケースは少なくない。山形大の和泉田保一・准教授(行政法)は「公選法は、客観的な生活の本拠であることを求めている」と指摘。「立候補の際は住民票の届け出だけでなく、自動車免許の住所変更やインターネット、新聞購読などで、生活実態を裏付けできるかどうかが問われる」と説明する。

5646名無しさん:2021/02/20(土) 18:22:32
秋田知事選、相場氏が出馬表明 共産推薦
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB176810X10C21A2000000/

鈴木健太県議、知事選へ出馬検討 自民県連幹部らに意向
https://www.sakigake.jp/news/article/20210220AK0001/

5647チバQ:2021/02/20(土) 21:45:12
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210220090635.html
入札改革掲げ一騎打ち、西目屋村長選21日投開票
2021/02/20 09:05東奥日報

 収賄などの疑いで逮捕された関和典前村長の辞職に伴う西目屋村長選は21日、投開票が行われる。いずれも無所属新人で前村議会議長の桑田豊昭氏(64)と前村議の田村巌氏(51)が、教育環境整備や入札制度の透明化を掲げ、舌戦を繰り広げている。

 桑田候補は「再起にしめや」のキャッチフレーズの下、子どもの進学機会を広げるための奨学金制度充実などの政策をアピール。前村政が力を入れた子育て支援や観光振興策を評価し「このまま継続させ、さらに伸ばしていきたい」と訴える。村議4人中3人が支持するほか、自民党の木村次郎衆院議員の関係者らが応援のマイクを握るなど組織戦を展開している。

 田村候補は「今変わらなければ村の繁栄は二度とない」と村政刷新を訴える。前村長が絡む事件で村内に広がった混乱を収拾することを最優先の課題とし、入札制度の透明化や住民サービスを継続するための行財政改革を推し進める姿勢を強調。「私は『村民党』。皆さんと話し合いをして進めていきたい」と呼び掛け、党や派閥を超えた草の根選挙で挑む。

 同日程で行われる村議補選(欠員2)は、村体育協会会長の新人・三上金一氏(65)、農業の同・齊藤晃氏(50)、元村議会議長の元職・前山秋雄氏(76)の3人が争っている。

5648チバQ:2021/02/20(土) 21:49:55
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20210220100204.html
副知事人事案を否決方針 県議会、自民が議員総会で確認
2021/02/20 10:02山形新聞

 県議会最大会派・自民党は19日、2月定例会に提出された若松正俊副知事(65)を再任する人事案について、同意しない方針を固めた。人事案は24日の県議会本会議に諮られる見通しだが、議員全43人のうち自民が26人を占めており、賛成少数で否決される公算が大きい。

 複数の関係者によると、自民は19日に開いた議員総会で、副知事続投案の否決を全会一致で決定。足並みをそろえて採決に臨むことを確認した。先の知事選で、一部市長が公然と吉村美栄子知事の県政運営を批判したことなどを問題視し、今後の市町村との連携を見据えた場合、県の事務方トップの続投は不適当と判断したとみられる。知事選で自民は元県議の新人大内理加氏を擁立した。

 若松氏の任期は3月10日に満了となる。否決されれば11日以降、副知事は不在となり、予算執行や人事異動などに支障を来す可能性がある。若松氏は人事課長、農林水産部長、企業管理者などを歴任し、2017年3月から現職。

5649チバQ:2021/02/21(日) 17:11:46
>>5646
秋田県知事選
保守分裂になりますかね!?



鈴木健太県議、知事選へ出馬検討 自民県連幹部らに意向

会員向け記事

��2021年2月20日 掲載


 自民党の鈴木健太県議(45)=秋田市=が、任期満了に伴う知事選(3月18日告示、4月4日投開票)への立候補を検討していることが19日、関係者の話で分かった。自民県連幹部らに出馬の意向を伝えた。鈴木氏は秋田魁新報の取材に対し「今日は答えられない」と述べた。

 自民県連幹部によると、鈴木氏が出馬するとの情報が19日に駆け巡ったことを受け、幹部数人が意向を確認するため、秋田市の県連事務所で鈴木氏と面会。鈴木氏は「前から出たいと思っていた」と出馬の意向を口にした。幹部は「もう1回考え直してほしい」と伝えた。

5650チバQ:2021/02/22(月) 00:43:14
>>5647
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210221231045.html
桑田氏、新人対決制す/西目屋村長選
2021/02/21 23:01東奥日報

 収賄などの疑いで逮捕された関和典前西目屋村長(53)の辞職に伴う村長選は21日投開票が行われ、即日開票の結果、前村議会議長の桑田豊昭氏(64)が535票を獲得し、前村議の田村巌氏(51)=いずれも無所属新人=を118票差で破り、初当選を果たした。投票率は84.15%で、選挙戦となった2006年の93.68%を9.53ポイント下回った。

 関村政の与党議員として3期10年活動を積んだ桑田氏は、1月20日に立候補を表明。関村政が力を入れた子育て支援策や観光振興策を「議員として村長と一緒にやってきた自負がある」とし、教育環境支援や観光開発事業の推進を公約に、村政の継続を訴えた。村議4人中3人の支援を受けたほか、自民党の木村次郎衆院議員の関係者らが応援のマイクを握るなど、組織戦で支持を広げた。

 同村田代神田の桑田氏の選挙事務所は木村氏、谷川政人県議らが待ち受ける中、午後9時10分ごろに当選の報が入った。支持者らに拍手で迎えられた桑田氏は「公約に掲げたことは必ずやり遂げる覚悟。信頼を取り戻し、前よりずっといい村にしたい」と述べた。

 一方、村政刷新を訴えた田村氏は、同村田代名坪平の選挙事務所で「今変えなければ、この村は持たない。それが村民に受け入れられなかったのは残念。全ては私の責任」と敗戦の弁を述べた。

【開票結果】(選管最終)
当選 535 桑田 豊昭 64 無新
   417 田村  巌 51 無新
      
▽有権者数 1,148 
▽投票率 84.15% 
▽投票者数  966 
▽有効    952 
▽無効     14

5651チバQ:2021/02/25(木) 11:05:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2cdeabadd0ae83cb530bf118300ef9a49493795
山形県、副知事再任案取り下げ 自民反発、3月11日以降不在か
2/25(木) 9:30配信
 山形県は24日、県議会2月定例会に提案していた若松正俊副知事(65)を再任する人事案を取り下げた。最大会派の自民党(26人)が反対の方針を示し、採決されても否決される見通しだった。このまま人事案が可決されなければ、若松氏の任期が切れる来月11日以降は、事務方トップ不在の異例事態となる。

 24日の本会議前の議会運営委員会で「諸般の事情」を理由に、若松氏の再任案の取り下げを説明した。

 自民党は、19日の議員総会で、若松氏と自治体のコミュニケーション不足を懸念する声や、人心一新を求める声などを受け、再任案否決の方針を固めていた。自民党県連幹事長の森田広県議は24日、記者団の取材に「庁内は人材も豊富。(再任案は)期待外れだった」と批判した。

 これに対し、本会議終了後、吉村美栄子知事は「(新型コロナ禍の中)体制を維持したい提案だったが、思うようにいかないことが分かった」と話す一方で、若松氏について「余人をもって代えがたい」と強調。自民党と協議し、再任案の再提出の可能性に含みを持たせた。【小鍜冶孝志】

5652チバQ:2021/03/02(火) 21:20:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cfd61f30fb194298dcc3fadc1ed18b5ea83a7e0
町長逮捕の会津美里町議会 副町長が謝罪
3/2(火) 19:24配信
会津美里町では、公共工事をめぐる談合事件で町長が逮捕されて初めての町議会が開かれた。
会津美里町が発注した公共工事を巡っては、町長の渡部英敏容疑者が建設会社経営の齊藤正直容疑者に入札の予定価格などを漏らしていた疑いが持たれている。
町議会で鈴木直人副町長は「責任ある自治体の長が逮捕されたことは、誠に遺憾であり、事態を重く受け止めている」と述べた。
町のトップ不在での議会運営に傍聴した町民からは「町長がいないということは、誰がどこで責任を持っていろんなところで決定していくか心配」といった声も聞かれた。
町議会は職員が対応に終われた影響で、3日以降に予定されていた一般質問は、書面で行うことにした。

5653チバQ:2021/03/04(木) 09:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/377be941fc308d41a09c19ccb00042a71411a126
会津美里町長が辞意 官製談合事件 議長に辞職願郵送
3/4(木) 9:08配信

 会津美里町の町営住宅解体工事を巡る官製談合容疑事件で、官製談合防止法違反(入札妨害)などの疑いで逮捕された会津美里町長渡部英敏容疑者(80)は三日、代理人弁護士を通じて町長を辞職する意向を町に伝えた。町によると、辞職願は町議会議長宛てで、四日にも郵送で届く。辞職は町議会の同意を得るか、申し出から二十日が経過すれば成立する。

 地方自治法の規定では、首長が辞職する際は辞職日の二十日前までに議長に申し出る。二十日間を待たずに辞職を望む場合は議会の同意が必要となる。議長は申し出を受けてから五日以内に選管委に辞職を通知する。選管委は公選法に基づき通知の受理から五十日以内に後任を選ぶ選挙を行うこととなる。

5654チバQ:2021/03/04(木) 17:24:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/348fd2c6048c2da355884ec4f9e99a41ec24e122
十和田副市長辞職 与党市議との摩擦背景?
3/3(水) 8:49配信

市役所での退任セレモニーで花束を受け取る西村氏(左)。右端は小山田市長=1日
 青森県十和田市の西村雅博副市長(66)が、2期目の任期を約1カ月残して1日付で辞職した背景には、市議会に二つある与党会派の一つ「自民公明クラブ」内で、西村氏の行政手腕に対する風当たりが強まったことがあるとみられている。

 小山田久市長(74)が4選を果たした1月24日、喜びに沸く事務所には西村氏の姿もあった。副市長の任期は3月31日まで。小山田陣営の関係者は「続投だろうと、その時点では受け止めた」と語る。

 しかし、3月3日開会の定例市議会の提出議案が固まる2月中旬になっても、副市長の人事案は未定のまま。小山田市長が副市長交代を視野に入れているとの臆測も出ていた。そんな中、西村氏は2月25日、辞職願を提出した。同氏は取材に「市長に、私を続投させる意思がないことが分かった。自ら身を引くべきだと思った」と語った。

 市議会では「自民公明クラブ」(9人)と、同じ与党会派「市民連合クラブ」(10人)の勢力が拮抗(きっこう)。複数の市政関係者によると、両会派の有力議員同士の間で、かねて副市長の評価について意見が割れていたという。

 市議の間では「西村氏は市の財政面や人事面で発言力があった。市政について自ら采配するような場面もあり、不満に感じる市民もいた」との見方もある。「市民連合クラブ」からは突然の副市長辞職に反発する動きも出ている。

 小山田市長は取材に「自分の中では(副市長の任期は)2期8年という流れで考えていた。人選は検討中」と説明。定例市議会の最終日までに副市長人事を提案するという。

 市民からは「新型コロナウイルスへの対応が求められる中、市政に空白が生じないようにしてほしい」との声が上がっている。

5655チバQ:2021/03/04(木) 17:25:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5cc3fea11d51ae5d5ace24c39bd451f32296282
ガラス張りシャワー室「撤去を」 市川市議会、決議案提出 「既存で十分」「費用は市長報酬から」
3/2(火) 18:05配信
 市川市役所の市長室にシャワー室が設置されていた問題を巡り、自民党や公明党など市議会の7会派は2日、シャワー室の撤去と設置・撤去に関わる費用分を市長報酬から減額するよう求める決議案を提出した。別の2会派が1日提出した特別委員会(百条委員会)の設置を求める動議とともに3日に採決する予定。

 決議案では、村越祐民市長がシャワー室を市議会や市民に説明なく設置したことや、費用に新庁舎の余剰金を充てたことを批判した上で、既存のシャワー室で「十分対応可能」と指摘。市長室のシャワー室を撤去するとともに、設置と撤去費用を市長報酬から減額する条例を提出するよう求めている。市長に猛省も促している。

 市によると、シャワー室は昨年10月に新庁舎にある市長室内のトイレの隅に設置。災害時に市長や職員が使うことを目的に、同8月の部分開庁後に追加で工事を行った。追加したシャワー室は市長室を通過しなければ入れない仕組みになっている。

5656チバQ:2021/03/07(日) 13:03:06
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20210307khn000007.html
石巻市長選 4新人の戦い濃厚
2021/03/07 10:08河北新報

 任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)は宮城県議の斎藤正美氏(66)が立候補を表明し、選挙戦の顔触れがほぼ固まった。現職亀山紘氏(78)の勇退を受けた新人4氏による戦いの構図が濃厚。うち2人は自民党籍を持ち、保守分裂の様相もはらんだ争いとなる見込みだ。
 6日に市内で出馬表明した斎藤氏は「市長選にはオール市民党で臨む」と強調。保守分裂との指摘には距離を置く姿勢を鮮明にする。
 ただ、県議会では最大会派の自民党・県民会議に所属。2003、05、09年の衆院選宮城5区に自民党から立候補し、いずれも落選した。関係者は「古くからの支持者には保守層が多い」とみる。
 2月8日に立候補を表明した医師の勝沼栄明氏(46)は自民党公認として12年衆院選比例北海道ブロックで初当選。14年に衆院比例東北で再選されたが、17年衆院選は宮城5区で敗れ、比例復活も逃した。
 市長選は「無所属でいきたい」と話すが、2月23日の事務所開きに自民系を含む市議14人が駆け付けた。若い有権者への浸透に加え保守層の支持固めも狙う。
 市議の阿部和芳氏(61)は1月19日、最も早く市長選に名乗りを上げた。13年と17年の2回出馬した市長選と比べて「市民からの反応はいい」と手応えをつかむ。
 市財政の再建や地場産業の育成といった政策を掲げており、後援会関係者は「保守分裂の構図に加え、2人のどちらにも投票したくない批判票がこちらに来る」と息巻く。
 元石巻市包括ケアセンター所長で医師の長(ちょう)純一氏(54)は出馬の構えをほぼ固め、近く公約を公表するとみられる。

5657チバQ:2021/03/07(日) 13:05:10
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20210307khn000006.html
石巻市長選 宮城県議の斎藤氏、正式出馬表明
2021/03/07 10:07河北新報

 任期満了に伴う石巻市長選で、宮城県議会副議長の斎藤正美氏(66)=石巻・牡鹿選挙区=は6日、立候補を正式表明した。無所属での出馬を目指すが、複数の政党への推薦は求める。
 市内の事務所で開いた記者会見で、斎藤氏は「これまでの政治経験を生かし、誇れる石巻をつくることが私の使命だ」と述べた。
 県議を退いて出馬することに関して「若手農業者ら多くの市民からの出馬要請が後押しとなった」と説明。県議会2月定例会最終日の19日に辞職するという。
 現職で3期目の亀山紘氏が昨年12月に今期限りでの引退を表明したことにも触れ「東日本大震災の復興に取り組んできた亀山市政を継承、発展させる」と話した。

5658チバQ:2021/03/11(木) 09:17:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1bcbfea355bb0e03568db89141bdc5e06ffd003
縮む沿岸部、ひとり勝ちの仙台圏 浮かぶ被災地の不均衡
3/11(木) 5:00配信
423




震災後に建てられたタワーマンション群=2021年2月1日、仙台市、朝日新聞社機から、小玉重隆撮影
 死者・行方不明者、関連死を含め2万2192人が犠牲になった東日本大震災から、11日で10年を迎える。被災地は、持続可能な地域社会をどうつくるのかという課題と向き合いつつある。

 津波被災地では、人口減少が「再加速」する沿岸部と、人・モノ・カネが集中し続ける仙台圏との不均衡な姿が浮かび上がる。

 東北は震災前から人口減少期に入っていた。震災直後、大きな被害を受けた沿岸部は急激な人口減に見舞われる。多数の犠牲者が出たことに加え、住まいや仕事を失った被災者の多くが都市部に移った。

 復興事業が本格化するといったん減り方は緩やかになる。公共工事が雇用を生み、再建されたまちに戻ってきた住民もいたためだ。

 様相が変わるのは17、18年ごろだ。前年からの人口減少率は再び上がり始め、震災前のペースを上回る自治体が増えている。朝日新聞の調べでは、岩手・宮城の27の沿岸自治体のうち、18年の減少率が10年を上回ったのは23自治体にのぼる。

 要因の一つは沿岸部で高齢化が進み、死亡数が出生数を大きく上回るようになったこと。加えて転出者が再び増え始めたことだ。両県で建設需要がピークを過ぎたのは16年ごろ。一方で国の補助金を受けた被災企業のうち、売り上げが震災前の水準以上に回復したのは、20年時点でも4割強だ。復興特需が終わり、産業再生も不十分な沿岸部から、働き手が流出していることがうかがえる。

 岩手県大槌町の平野公三町長は「仕事を求めて町外に出たり、避難先のまちにそのまま住んだりする人が多い」と嘆く。震災前は1万6千人余りがいたが、現在は1万2千人を切るまで縮んだ。

 この間、膨張を続けたのが仙台市だった。東北唯一の政令指定市・百万都市で、震災前も人口は伸びていたが、この10年で3・9%、4万人近く増やした。このうち3万1800人が転入超過による社会増だ。仙台を除く26自治体の10年間の転出超過合計は4万6800人。沿岸部の流出人口のかなりの部分を吸収したとみられる。

 人口増に伴い、経済活動も活発だ。仙台は震災被害からの復旧も早く、被災地全体の復興事業の拠点機能を果たした。また、東北太平洋岸を結ぶ高速道路網が復興財源で一気に拡充され、仙台圏には物流系の企業も集中している。(大西英正、仙台駐在編集委員・石橋英昭)
朝日新聞社

5659チバQ:2021/03/11(木) 09:20:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3a263d9aea514ed789cadb6185734d86bea45fc
「余人をもって代えがたい」副知事の続投人事案、再提出しても県議会が否決
3/11(木) 0:26配信
38




本会議に臨む若松副知事(左)と吉村知事(9日、県議会で)
 山形県議会2月定例会の本会議が9日開かれ、県は2月24日に撤回した若松正俊副知事を続投させる人事案を再提出した。起立方式で採決され、最大会派の自民党などの反対多数で否決された。若松副知事は10日に任期満了となり、11日から副知事不在の異例の事態となる。
 この日の本会議で、吉村知事は人事案について「新型コロナウイルスの状況を一日も早く乗り越えないといけないため、同意をお願いします」と述べた。採決では、県政クラブ、共産党などが賛成したが、自民党、公明党が反対し、賛成16、反対26で否決された。
 県によると、副知事の人事案が否決されたのは、副知事の選任などを定めた地方自治法が1947年に施行されて以来初めて。
 若松副知事を巡っては、県が県議会2月定例会で続投の人事案を一度提出したが、自民党が「市町村との連携不足」などを理由に難色を示し、撤回した。
 しかし、その後も吉村知事は「余人をもって代えがたい」などと若松副知事の続投にこだわり、結局、代案は出さなかった。
 自民党県連の森田広幹事長は否決後、若松副知事について「人事案に異常なぐらい賛否両論がある。一枚岩になって県庁をリードできるのか」と指摘。県執行部の議会対応についても、8日に知事から「よろしくお願いします」と電話があっただけだと明かし、「(議会側と)十分に話し合い、(人事案を)上げてくれば否定されることは普通ない。努力が足りなかった」と批判した。
 これに対し、吉村知事は報道陣に「できる限り説明し、誠心誠意、協力をお願いしてきた」と反論。「どうしてこんなふうになるのか。(1月の知事)選挙は終わったのに」などと、最後まで自民党の対応に疑問を呈した。
 県議会は、会期中に否決された議案は「一事不再議」として再提出できない慣習がある。県は新たな人選で人事案を出し直すことはできるが、臨時会や6月定例会まで待ち、改めて若松副知事を続投させる人事案を提出することも可能だ。
 吉村知事は今後について報道陣に「考えます」と述べるにとどめた。

5660チバQ:2021/03/11(木) 11:18:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/016d0f63d9d7a99e03d96e316351950caed7e0e5
秋田県知事選、告示まで1週間 現新4人の争いか 
3/11(木) 9:21配信
1




 任期満了に伴う秋田県知事選(18日告示、4月4日投開票)は、告示まで1週間となった。これまで立候補を表明したのは、4選を目指す無所属現職の佐竹敬久氏(73)、いずれも無所属新人で共産党県委員の相場未来子氏(50)、元衆院議員の村岡敏英氏(60)、美容室経営の山本久博氏(69)。現職に3新人が挑む構図で、前哨戦が熱を帯びてきた。

 佐竹氏は8日にあった連合秋田の会合に穂積志秋田市長と出席し、「今後も市町村と連携して政策に取り組む覚悟だ」と県政の継続性を強調。連合秋田のほか、県農協政治連盟、公明党の推薦、自民、社民両党県連の支持を取り付け、組織戦を展開する。

 相場氏は唯一の女性候補で共産党の推薦を受けた。6日の秋田市での事務所開きで「自民政治に漬かった候補者に県民のための政治ができるのか」と佐竹氏をけん制。女性の地位向上、格差是正を公約に掲げ「女性の視点で県政を変える」と訴える。

 村岡氏は地元の由利本荘市、大票田の秋田市などで街頭演説や企業回り、ミニ集会を重ねる。自民を離党したベテラン県議や無所属県議の一部、長谷部誠由利本荘市長が支持に回る。「コロナ下の秋田を導く新リーダーが必要だ」と唱え、県全域での浸透を図る。

 山本氏は県沖で進む洋上風力発電計画の変更を求める。「自然環境に配慮し、現行計画の着床式洋上風車ではなく、県内資本による浮体式の建設を」と強調。秋田高の同級生や美容師の応援を受け、洋上風力計画が進む沿岸部を中心に講演会を開き、支持を訴える。
河北新報

5661チバQ:2021/03/12(金) 10:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f7f7f441a1870b3e8be15e08f905a0b8697f76b
県議会に続投否決された前副知事を「特命補佐」に任命…「苦肉の策・苦渋の選択」
3/12(金) 8:54配信

 山形県の吉村知事は11日、続投の人事案が県議会で否決され、任期満了となった若松正俊・前副知事(65)を、新設の「コロナ克服・経済再生特命補佐」に任命した。県の松沢勝志・人事課長が同日、県議会総務常任委員会で明らかにした。
 特命補佐は、地方公務員法に基づく非常勤の特別職。専門的な知識や経験に基づき、新型コロナウイルス対策、経済再生といった県政の課題に対して助言などを行う。報酬は支払われる。
 副知事と異なり、決裁権限は持たない。就任に県議会の同意は不要で、任期は定めていない。
 松沢課長は特命補佐について、「副知事不在による県政の停滞を回避するため、知事が苦肉の策、苦渋の選択として設置した」と説明。若松氏の起用は「豊富な行政経験」などを理由に挙げた。

5662チバQ:2021/03/13(土) 04:11:06
>>5660
https://www.sakigake.jp/news/article/20201223AK0013/
鈴木洋一県議、自民離党 村岡氏を応援、1人会派立ち上げへ
会員向け記事 2020年12月23日 掲載
 元自民党県連会長の鈴木洋一県議(76)は22日、自民県連に離党届を提出した。知事選(来年3月18日告示、4月4日投開票)に無所属で立候補すると表明した村岡敏英元衆院議員(60)を自民県連の方針に反して応援するためと説明。鈴木氏は「知事選について村岡さんから相談を受けてきた。信頼関係を翻すわけにはいかない。信義の問題だ」と語った。

5663名無しさん:2021/03/14(日) 17:15:25
元衆院議員・宇佐美氏立候補へ いわき市長選、選挙戦確実情勢
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210314-594180.php

宇佐美登3度目の挑戦

5664チバQ:2021/03/15(月) 18:14:38
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210314233251.html
東通村長に畑中氏/越善氏に267票差
2021/03/14 23:14東奥日報

東通村長に畑中氏/越善氏に267票差

東奥日報

(東奥日報)

 任期満了に伴う東通村長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で前村議会事務局長の畑中稔朗氏(58)が2077票を獲得、7選を目指した現職越善靖夫氏(79)、一般廃棄物収集会社代表の新人橋本幸雄氏(80)=いずれも無所属=を下し、初当選を果たした。越善氏には267票差をつけた。投票率は76.68%で、前回選挙戦2009年の79.12%を2.44ポイント下回った。

 畑中氏は、時代に即した村政ビジョンの策定・公表や、村民から村政への意見を聞く場を設けるなどの公約を掲げ、30年以上の役場勤務で培った行政経験を強調。「流れを変えなければ、村の将来は危うい。住民の声を聞き、住民目線で、住民のための村づくりを進める」と村政刷新を訴えてきた。

 知人らの協力による草の根活動を徹底。現職に対する批判票を着実に取り込み、若年層からも一定の支持を得た。

 午後9時半すぎ、同村白糠浜通の事務所に当選の知らせが入ると、畑中氏は支持者らと握手をして喜んだ。「住民が主役の村づくりを進めていきたい。まずは公約の一つ、住民の声を聞く円卓会議を実行し、住民に密着した施策づくりに生かしていきたい」と決意を語った。

 越善氏は6期24年の実績を基に「長年の信頼関係を大切に、村勢発展へ取り組む」と村政継続を訴え。後援会などによる組織戦で臨んだが、多選批判をはね返せなかった。同村白糠前田の事務所で、越善氏は支持者らに「私の不徳の致すところ。敗因はいろいろあるだろうが、結果は厳粛に受け止める。これまで6期24年の支援に感謝する」と述べた。

 橋本氏は同村蒲野沢桑原道の事務所で「落選はしたが、結果として目標の現村政ストップにつながったと思う。村が良くなることを願う」と話した。

【開票結果】(選管最終)
当選 2,077 畑中 稔朗 58 無新
   1,810 越善 靖夫 79 無現
    169 橋本 幸雄 80 無新    (法定得票数未満、供託金没収)
▽有権者数 5,331 
▽投票率  76.68%
▽投票者数 4,088 
▽有効   4,056 
▽無効   32

5665チバQ:2021/03/15(月) 19:01:36
>>5663
https://news.yahoo.co.jp/articles/cace3678e2c02909de3fcc3a1a07d9a490a85e46
元衆院議員・宇佐美氏立候補へ いわき市長選、選挙戦確実情勢
3/14(日) 16:55配信


福島民友新聞
 9月27日の任期満了に伴ういわき市長選で、元衆院議員の宇佐美登氏(54)が立候補の意思を固めた。宇佐美氏は13日、福島民友新聞社の取材に応じ「衆院2期の経験や人脈、実績を生かし、市民一人一人に寄り添う政治をしたい」と語った。
 宇佐美氏は、複数の支援者からの出馬要請を受けて決断したといい、近日中に記者会見を開いて正式に表明する。
 市長選を巡っては、元文部科学省室長で新人の内田広之氏(48)と常磐共同ガス(いわき市)前社長の猪狩謙二氏(58)が立候補を表明。また現職の清水敏男氏(57)=2期=と新人の会社経営渡部(わたのべ)安彦氏(34)が立候補の意思を固めており選挙戦が確実な情勢となっている。

5666チバQ:2021/03/15(月) 19:15:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a0f4180d3e1b534cd8e470d6505c53c75fd976c
福島県小野町長選 村上氏が初当選
3/15(月) 12:30配信

テレビユー福島

 任期満了に伴う福島県小野町の町長選挙は14日に投票が行われ、新人の村上昭正さんが初当選を果たしました。

14日に投票が行われた小野町の町長選挙は、新人で前の町議会議長村上昭正さんが3784票を獲得し、現職で3期目を目指した大和田昭さんに1103票の差をつけて、初当選を果たしました。

投票率は78・19パーセントで、8年前の前回を3・97ポイント下回りました。

村上さんは、町の保健センターを含む「複合型の行政施設」の建設や「人づくり公営塾」の開設などを公約に掲げていました。

村上さんの任期は3月23日から4年間です。

5667チバQ:2021/03/16(火) 10:16:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/082a113e4ca1e5776d0fb592e908039bb7862be5
人事案否決で副知事不在の山形 知事代行は総務部長
3/16(火) 9:51配信

 山形県の吉村美栄子知事と県議会最大会派の自民党による対立から、副知事ポスト空席の状態が続いている。今年1月の知事選に端を発した問題は、事務方トップ不在という異例の事態に発展した。吉村氏は再任案が県議会で否決された前副知事を、非常勤の特別職で登用する奇策で急場をしのぐ考えだが、副知事不在が新型コロナウイルス対策など課題が山積する県政に与える影響を取材した。【駒木智一】

 ◇地方自治法施行以来初、自公反対で否決

 「余人をもって代えがたい」。9日、県議会本会議で、吉村氏は若松正俊氏(65)の副知事再任案を提案したが、自民党と公明党の反対多数で否決されて、11日から副知事は不在となっている。副知事の人事案が否決されたのは、副知事の選任などを定めた地方自治法が1947年に施行以来初という。

 同法は、副知事を最低1人は置くことになっている。ただ、別途条例で定めれば人数を増やすことも、置かないこともできる。斎藤弘前知事時代は2人だったが、財政状況などを考慮して、吉村氏が1人にした経緯がある。

 副知事の人数は、山形と人口規模が近い県の青森2人▽岩手2人▽秋田1人――となっている。これに対し、東京都と愛知県は4人、大阪府が3人など、大都市圏は複数人で職務を分担する傾向が強い。

 副知事の重要な職務内容の一つに、知事が急病や海外出張で不在時、その職務を代行することがある。副知事のような「特別職」が不在の場合は、一般職員が務めることが可能。県人事課によると、内規で、総務部長、みらい企画創造部長の順で職務代理者を務めることになっている。

 また、事業規模に応じて決裁印を押すことになる。例えば、公共事業では、工事の設計金額が「3億円以上5億円未満」は、副知事が最終責任者だ。副知事不在となり、現在は各担当部長が「代決者」として決裁印を押し、判断に迷う場合は知事に決裁を仰ぐこともできるという。

 外郭団体など、県の関係機関の責任者に副知事が就任する例もある。サッカーJ2・モンテディオ山形の株式を49%保有する筆頭株主「県スポーツ振興21世紀協会」では、これまで、6人中5人で県関係者が理事長を務めてきた。現在の若松氏まで3代連続で副知事が就任し、副知事交代のタイミングで理事長も替わってきた。

 協会幹部は「現時点で、若松氏が退任するという話は出ていない」としている。県人事課によると、若松氏は県の関係団体6団体で理事長や副理事長に就いているが、去就は本人の判断になる。

5668名無しさん:2021/03/17(水) 12:36:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/8742696cf794523d68accdeb1cbc20bf5dbdf98f
秋田知事選あす告示 現職と3新人の争いか
3/17(水) 9:30配信
河北新報
 任期満了に伴う秋田県知事選は18日告示される。4選を目指す無所属現職の佐竹敬久氏(73)=公明推薦、社民支持=に、いずれも無所属新人で、共産党県委員の相場未来子氏(50)=共産推薦=、元衆院議員の村岡敏英氏(60)、美容室経営の山本久博氏(69)が挑む。投票は4月4日に行われ、即日開票される。

 3期12年の現県政への評価に加え、新型コロナウイルス対策、県沖で計画が進む洋上風力発電を生かした産業振興、女性活躍の推進が争点となる。

 佐竹氏は県政報告会などで「新型コロナなど危機に向き合い、時代を見据える力が必要だ」と強調する。公明党、連合秋田、県農協政治連盟が推薦、自民、社民両党県連が支持。県内全域に街宣車を走らせる組織戦を展開する。

 相場氏は「弱者に寄り添って、誰もが安心して暮らせる県政を実現する」と訴える。支持母体「秋田の未来をつくるみんなの会」が各地で開く決起集会やミニ集会に参加し、子育て世代の女性や高齢者を中心に浸透に努める。

 村岡氏は「停滞する秋田を前に進める。共に秋田を変えよう」と県政刷新を説く。秋田市と県北地域を重点地域に位置付け、自民を離党したベテラン県議や無所属県議の一部らと共に、街頭演説や企業回りで支持拡大を図る。

 山本氏は「洋上風力発電事業で県民所得を向上させ、希望が持てる秋田をつくる」と主張する。秋田高の同級生や美容師仲間の応援を受け各地で講演会を開き、動画投稿サイト「ユーチューブ」のライブ配信も積極的に行う。

 1日現在の有権者は84万9585人。

河北新報

5669チバQ:2021/03/18(木) 18:42:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5042a03bb6275ddca7c3293b48db90a991ef294
石巻市長選、新人4人が名乗り 宮城4市長選告示まで1カ月
3/18(木) 13:07配信
2




石巻市中心部と旧北上川
石巻市長選は現職亀山紘氏(78)の今期限りでの引退を受け、いずれも新人で、市議の阿部和芳氏(61)、元自民党衆院議員で医師の勝沼栄明氏(46)、県議の斎藤正美氏(66)、元市包括ケアセンター所長で医師の長(ちょう)純一氏(54)の4人が立候補する公算が大きい。東日本大震災の最大被災地で進んだ復興を踏まえ、今後のまちづくりや行政運営が最大争点となる。

【写真】石巻南浜津波復興祈念公園で献花する菅首相(中央)=2020年12月10日午前10時50分ごろ、宮城県石巻市南浜町

 1月19日に最も早く立候補を表明した阿部氏は2013、17年に続く3回目の挑戦。市の厳しい財政事情を念頭に、地場産業の育成や女性の起業、観光資源の活用など「稼げるまち」を公約の一つに挙げる。

 勝沼氏は2月23日に事務所開きをし、市議14人を含め約200人が詰め掛けた。政策のキーワードに「再生、共生、可能性」を掲げて「県北の発展を引っ張る第1の都市に石巻を生まれ変わらせる」と意気込む。

 3月6日に名乗りを上げた斎藤氏は市内の事務所で記者会見し「これまでの政治経験を生かし、誇れる石巻をつくることが私の使命だ」と強調。県や隣接する東松島、女川両市町との連携強化を訴える。

 長氏は18日、立候補を正式に表明する。震災後、市内最大規模の仮設住宅団地で仮設診療所長として多くの被災者と接した経験を踏まえて、「かけがえのない命を大切にする行政」を目指す。

栗原市長選、現新2氏の再戦濃厚

 栗原市長選はいずれも無所属で、再戦を目指す現職の千葉健司氏(64)と新人の元副市長佐藤智氏(64)の一騎打ちが確実視される。新型コロナウイルス対応と経済対策、地方交付税の減額に即した行財政改革などが争点になりそうだ。

 千葉氏は2月28日、同市築館に後援会事務所を開き、近隣自治体の首長、市議ら約90人が出席した。

 あいさつでは100円バス導入、栗原市民病院の小児科拡充などの実績を強調。「芽が出ない課題もあるが、次の4年間にチャレンジしたい」と力を込めた。

 佐藤氏は2月11日に同市築館に後援会事務所を開設。前市長の佐藤勇氏ら約40人が応援に駆け付けた。

 式典では、「子どもたちに美しい豊かな栗原を引き継ぎたい」と力説。小学校への25人学級導入、乗り合いデマンド交通のエリア見直しなどを政策に掲げる。

 両氏は中学、高校の同級生。前回2017年の市長選は激しい一騎打ちの末、千葉氏が42票差で初当選した。

登米、東松島は無投票か

 登米市長選は現職の熊谷盛広氏(70)が再選を目指す。他に立候補を表明した人はおらず、無投票となる可能性が高い。

 熊谷氏は昨年12月に立候補を表明。「少子高齢化など多くの諸課題に立ち向かい未来へとつなぐまちづくりを進める」と述べた。今月28日、同市迫町に後援会事務所を開く。

 公約となりそうなのは、市役所迫庁舎がある佐沼地区の中心市街地再編と各町域とを結ぶまちづくり。(1)市民病院の新築移転(2)健康づくりの拠点施設(3)新図書館建設(4)移転後の市民病院に市役所を再配置-を柱とした150億〜165億円の一大プロジェクトだ。

 累積赤字が171億円(2020年度末)で、毎年約10億円の資金不足が発生する病院事業の経営改善が財政改革の大きな鍵となる。

 若手民間人を推す動きが一時あったが実現しなかった。他にも擁立の動きがあるが具体化していない。

  ◇

 東松島市長選は現職の渥美巌氏(73)が再選を目指し、無所属での立候補を表明した。現時点で他に立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。

 渥美氏は1月の定例記者会見で東日本大震災の市内の復興状況に触れ「ハード面の事業はほぼ完結したが、被災者の心の復興やコミュニティーの再生はこれから必要になる」と述べ、ソフト面に力を入れる姿勢を示した。人口減少対策の継続も強調した。

 1期目の実績として預かり時間を午後8時まで延長できる民間保育園の誘致や全日制私立高の開設などを訴える。28日に後援会の事務所開きをする。
河北新報

5670名無しさん:2021/03/18(木) 21:26:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b661b9653ed7121e71d8e692ff5d990e5dacf7b
秋田県知事選告示 4人が立候補届け出
3/18(木) 10:59配信
毎日新聞
 任期満了に伴う秋田県知事選が18日、告示された。美容室運営会社経営の山本久博氏(70)▽元衆院議員の村岡敏英氏(60)▽自民、社民党の県連支持で4選を目指す現職の佐竹敬久氏(73)=公明党推薦▽女性団体役員の相場未来子氏(50)=共産党推薦=の4人が立候補を届け出た。投開票は4月4日。

 3期12年に及ぶ佐竹氏の県政運営への評価に加え、人口減少対策や秋田県沖での洋上風力発電事業の対応などが争点になる。

 佐竹氏は2020年11月にいち早く立候補を表明。翌月に立候補を表明した村岡氏を応援するため自民党のベテラン県議が離党するなど「保守分裂」の様相も呈する。【高野裕士】 

   ■

 立候補者(届け出順)

山本久博(やまもとひさひろ)70会社経営 無新

村岡敏英(むらおかとしひで)60[元]衆院議員 無新

佐竹敬久(さたけのりひさ)73[元]秋田市長 ③無現[公]

相場未来子(あいばみきこ)50女性団体役員 無新[共]

https://news.yahoo.co.jp/articles/80b51141b305788ebdccb4be42617e0cc23251a0
秋田知事選告示、4選目指す現職と新人3人の争い
3/18(木) 10:54配信
読売新聞オンライン
 18日告示された秋田県知事選は届け出が締め切られ、いずれも無所属で、4選を目指す現職と新人3人の計4人による争いが確定した。投開票日は4月4日。

 立候補したのは、届け出順で、美容室経営の山本久博氏(70)、自民党を離党した県議らが支援する元衆院議員の村岡敏英氏(60)、公明党が推薦し、自民、社民両党の県連の支持を受ける現職の佐竹敬久氏(73)、共産党が推薦する党県委員の相場未来子氏(50)。

 3期12年の佐竹県政への評価や新型コロナウイルス対策、人口減少への対応などが争点となる。

(年齢は投票日現在)

https://news.yahoo.co.jp/articles/86cc708351f2e6d1026390df82df0245d54452a9
秋田県知事選告示 現新4氏が届け出
3/18(木) 10:13配信
産経新聞
 任期満了に伴う秋田県知事選が18日告示され、新人で県美容生活衛生同業組合元理事長の山本久博氏(70)、新人で元衆院議員の村岡敏英氏(60)、4選をめざす現職の佐竹敬久氏(73)=公明推薦、新人で共産党県委員の相場未来子氏(50)=共産推薦=の無所属4人が立候補を届け出た。投開票は4月4日。

 新型コロナウイルス感染症対策の継続性や人口減対策の一方、現職多選の是非などが主な争点。自民、社民両党に加え立民の一部国会議員が佐竹氏を支持。自民を離党したベテラン県議らが村岡氏を支援する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e28877aa9a9615d69ceb3d55292df70da99f5af8
現新4氏が届け出 秋田知事選
3/18(木) 9:19配信
時事通信
 任期満了に伴う秋田県知事選が18日告示され、新人で美容室経営の山本久博氏(70)と新人で元衆院議員の村岡敏英氏(60)、4選を目指す現職の佐竹敬久氏(73)=公明推薦=、新人で共産党県委員の相場未来子氏(50)=共産推薦=の無所属4人が立候補を届け出た。

 佐竹県政への評価や新型コロナウイルスへの対応が主な争点で、投開票は4月4日。

 山本氏は県民所得向上のため、地元還元型の再生可能エネルギー改革を訴える。村岡氏は、佐竹県政が人口減を招いたと批判。ベテラン自民県議が離党して支援に回る。佐竹氏は、自民党県連や社民党県連の支持も受けるなど与野党相乗りの様相。コロナ対策などで行政の継続性を主張する。相場氏は女性活躍や差別解消などを掲げる。

5671名無しさん:2021/03/19(金) 14:14:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6443a8d77255b52bacb07619401211b387f99406
秋田知事選告示 現新4氏の争い
3/19(金) 11:06配信
河北新報
 任期満了に伴う秋田県知事選は18日告示され、いずれも無所属で、新人の美容室経営山本久博氏(70)、新人の元衆院議員村岡敏英氏(60)、4選を目指す現職の佐竹敬久氏(73)=公明推薦、社民支持=、新人の共産党県委員相場未来子氏(50)=共産推薦=の4人が立候補を届け出た。投票は4月4日に行われ、即日開票される。

 3期12年の現県政に対する評価に加え、新型コロナウイルス、全国最速ペースで進む人口減少への対策、県沖で計画される洋上風力発電による産業振興が主な争点となる。

 山本氏は秋田市中通の交流拠点「エリアなかいち」の広場で第一声を上げた。県内資本による洋上風力発電事業の推進を主張し「秋田に吹く力強い風という資源を生かし、県民生活を豊かにする」と呼び掛けた。

 村岡氏は同市卸町の秋田まるごと市場で第一声を行った。農林水産業の振興、再生可能エネルギー関連産業の誘致を掲げ「停滞する秋田を次世代には引き継げない。トップとして成長に導く」と刷新を訴えた。

 佐竹氏は同市川尻町の事務所での第一声で、コロナ下の県政継続の必要性を強調。差別をなくす県条例の制定を約束し「県民の声を聞き、一から学び、社会の中で弱い人々の思いを政治に生かす」と力を込めた。

 相場氏は同市のJR秋田駅西口で第一声。女性の社会参画が進まず、差別的に扱われている状況を指摘し「コロナの影響で女性が仕事を減らされている。誰一人、見捨てることのない県をつくる」と訴え掛けた。

 17日現在の有権者は84万9560人。

河北新報

5672チバQ:2021/03/22(月) 18:50:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/63749b33121b3b10c495e7df0d483ea1788cdff2
郡山市長選 新人3人が候補者を一本化へ
3/22(月) 18:26配信
0



来月、告示される郡山市長選挙で、すでに出馬を表明していた新人3人が共同で会見を開き、候補者を一本化し、共に選挙を戦うと発表した。
■郡山市長選に出馬予定前県議の勅使河原正之氏
「政策が近いねという話になり、それであれば、この郡山市のかじ取りをぜひ私に任せてくれないかと」
前市議の馬場氏と会社経営の高橋氏は、立候補を取りやめ、前県議の勅使河原正之氏の支援にまわる。
郡山市長選には、他に、現職の品川萬里さん、新人で市議の川前光徳さんが立候補を表明していて、3人の選挙戦になるとみられている。

5673とはずがたり:2021/03/26(金) 21:58:16

最近の寺田夫妻の動きは胡散臭すぎる

「異例中の異例」寺田学氏が佐竹氏支持 知事選の構図複雑化
有料会員向け記事 2021年2月18日 掲載
https://www.sakigake.jp/news/article/20210218AK0001/

 立憲民主党の寺田学衆院議員が今春の秋田県知事選で、現職の佐竹敬久知事を支持すると表明した。自民党が一貫して支援してきた佐竹氏と野党の寺田氏は政治姿勢が異なり、国政選挙などで対立してきた経緯がある。関係者の間には驚きが広がった。4人が名乗りを上げる知事選は「保革相乗り」「保守分裂」の両方の要素をはらみ、構図が複雑化してきた。

 「忸怩(じくじ)たる思いがないと言えばうそになる」「自分の中では異例中の異例」。寺田氏は17日の記者会見で、今回の対応をこう表現した。佐竹氏も報道陣の取材に対し「意外な展開だな」と漏らした。

 2人は同日午前、県庁の知事室で約30分にわたり会談。寺田氏はその後に会見を開き、新型コロナウイルス対策の継続が必要との理由で、知事選で佐竹氏を「全力で支援したい」と明言した。

5674名無しさん:2021/03/27(土) 13:10:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e7c8fcc1b459a6f18e66e31fd3122a1ba683e48
秋田市長選、あす告示 現職に2新人挑む
3/27(土) 9:43配信
河北新報
 任期満了に伴う秋田市長選は28日告示される。いずれも無所属で、4選を目指す現職穂積志氏(63)=公明推薦、自民・社民支持=、ともに新人で元秋田市議武内伸文氏(49)、元秋田県議沼谷純氏(47)=立民支持=が立候補を予定。現職に新人2人が挑む構図となる公算が大きい。投票は4月4日で即日開票される。

 3期12年の現市政への評価やJR秋田駅を中心とした再開発、郊外の外旭川地区への商業施設誘致の是非などが焦点になる。

 穂積氏は「新型コロナウイルスから市民の命と暮らしを守り抜く」と語り、市政の継続を訴える。外旭川地区へのサッカースタジアム整備や洋上風力発電の推進などを掲げる。

 武内氏は「今の市政にはスピード感が足りない」と強調。幅広い業種で使える商品券の早期発行や家庭ごみ処理手数料の無料化を目指す。市中心部へのスタジアム整備を主張する。

 沼谷氏は「決められない市政からの転換が必要だ」と訴える。民間が計画する大規模商業施設の誘致や若者手当(仮称)の創設、秋田駅前の市営駐車場の無料化を公約に据える。

 25日現在の有権者は26万3083人。

河北新報

5675名無しさん:2021/03/28(日) 15:30:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7040e6efe10816ddadd9751cadcebd2b519a473
秋田市長選告示、現職・新人計3人が立候補届け出
3/28(日) 10:44配信
読売新聞オンライン
 秋田市長選は28日告示され、いずれも無所属で、4選を目指す現職と新人2人の3氏が立候補を届け出た。投開票は4月4日。

 立候補したのは、前市議の武内伸文氏(49)と公明党が推薦し、自民、社民両党の支部が支持する現職の穂積志氏(64)、立憲民主党県連が支持し、共産党秋田地区委員会が支援する前県議の沼谷純氏(48)。

 3期12年の穂積市政への評価や新型コロナウイルス対策、郊外開発への考え方などが争点となる。(年齢は投票日現在)

5676とはずがたり:2021/03/28(日) 19:12:41

秋田市長選告示、現職・新人計3人の争いに
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20210328-OYT1T50090/?r=1
2021/03/28 18:01

 28日告示された秋田市長選は届け出が締め切られ、いずれも無所属で、4選を目指す現職と新人2人の計3人による争いが確定した。投開票は4月4日。


 立候補したのは、前市議の武内伸文氏(49)と公明党が推薦し、自民、社民両党の市組織が支持する現職の穂積志氏(64)、立憲民主党県連が支持し、共産党秋田地区委員会が支援する前県議の沼谷純氏(48)。

 3期12年の穂積市政への評価や新型コロナウイルス対策などが争点となる。

(年齢は投票日現在)

5677名無しさん:2021/03/29(月) 06:56:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/788c80ca01518da233201febeaf14b9ed733133b
現新3人が届け出 秋田市長選
3/28(日) 17:20配信
時事通信
 任期満了に伴う秋田市長選は28日告示され、新人で元秋田市議の武内伸文氏(49)、4選を目指す現職の穂積志氏(64)=公明推薦、自民、社民支持=、新人で元秋田県議の沼谷純氏(48)=立憲民主支持=の無所属3氏が立候補を届け出た。

 投開票は秋田県知事選と同じ4月4日。

 新型コロナウイルス対策や市郊外の再開発などが争点。武内氏は新型コロナ対応の行動基準策定を主張する。穂積氏は3期12年の実績を強調し、市政継続を訴える。沼谷氏はコロナ収束まで市長給与を1円とする公約を掲げ、共産党秋田地区委員会も支援する。

5678名無しさん:2021/03/29(月) 12:45:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2db5a6daefaa8f8cc57845486a5efb2169206aa
秋田市長選告示 現職に2新人挑む
3/29(月) 9:52配信
河北新報
 任期満了に伴う秋田市長選が28日告示され、いずれも無所属で、新人の元市議武内伸文氏(49)、4選を期す現職穂積志氏(64)=公明推薦、自民・社民支持=、新人の元県議沼谷純氏(48)=立民支持=が立候補を届け出た。3期12年の現市政への評価やサッカーJ2新スタジアムの整備などが争点。投票は4月4日で、即日開票される。

 武内氏は第一声で、新スタジアムをアクセスの良い市中心部に造ると訴えた。「未来に残すことを考える必要がある。性別や年代を問わずに集まれて、経済効果をもたらす場所にする」と呼び掛けた。

 穂積氏は新型コロナウイルスの新規感染者が他都市より少なく抑え込まれていると強調。「ワクチン接種に向けて準備が進んでいる。医師や看護師などと協力して市民の命を守り抜く覚悟だ」と訴えた。

 沼谷氏は市外旭川地区への大規模商業施設整備やJR秋田駅前の市営駐車場の無料化を掲げた。「郊外か中心部かという争いに終止符を打つ。どの地域も取り残すことなく市全体を発展させる」と力を込めた。

 27日現在の有権者は26万3038人。

河北新報

5679チバQ:2021/03/29(月) 22:25:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79d200fb6102edfbaf43f8233cacce56841ede7
秋田県議補選が告示 秋田市3人・潟上市2人の戦い、知事選とともに4月4日投票
3/26(金) 17:16配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
政治山
※写真はイメージです

 議員の辞職に伴う秋田県議補選が2選挙区で26日告示され、秋田市選挙区(欠員1)に新人3人、潟上市選挙区(欠員1)に新人2人が立候補しました。

 秋田市選挙区には、無所属の新人で元横手市議の菅原亀代嗣氏(60)、自民の新人で秋田県医師会常任理事の島田薫氏(64)、無所属の新人で元秋田市議の佐藤哲治氏(70)の3人が立候補しました。

 潟上市選挙区には、いずれも無所属の新人で元潟上市議の、瓜生望氏(42)=自民推薦=と伊藤博氏(59)の2人が立候補しました。

 投票は4月4日で、同日には知事選、秋田市長選・市議補選、潟上市長選・市議補選も行われ、即日開票されます。25日現在の選挙人名簿登録者数は秋田市が26万3083人、潟上市が2万8024人です(選挙管理委員会調べ)。

5680チバQ:2021/03/29(月) 22:25:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79d200fb6102edfbaf43f8233cacce56841ede7
秋田県議補選が告示 秋田市3人・潟上市2人の戦い、知事選とともに4月4日投票
3/26(金) 17:16配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
政治山
※写真はイメージです

 議員の辞職に伴う秋田県議補選が2選挙区で26日告示され、秋田市選挙区(欠員1)に新人3人、潟上市選挙区(欠員1)に新人2人が立候補しました。

 秋田市選挙区には、無所属の新人で元横手市議の菅原亀代嗣氏(60)、自民の新人で秋田県医師会常任理事の島田薫氏(64)、無所属の新人で元秋田市議の佐藤哲治氏(70)の3人が立候補しました。

 潟上市選挙区には、いずれも無所属の新人で元潟上市議の、瓜生望氏(42)=自民推薦=と伊藤博氏(59)の2人が立候補しました。

 投票は4月4日で、同日には知事選、秋田市長選・市議補選、潟上市長選・市議補選も行われ、即日開票されます。25日現在の選挙人名簿登録者数は秋田市が26万3083人、潟上市が2万8024人です(選挙管理委員会調べ)。

5681チバQ:2021/03/29(月) 22:34:09
https://www.sakigake.jp/news/article/20210329AK0001/
佐竹氏先行、村岡氏追う 情勢調査、山本・相場氏伸び悩む
会員向け記事 2021年3月29日 6時57分 掲載
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
 秋田魁新報社は26〜28日、4月4日投開票の知事選について電話世論調査を行い、取材を加味して情勢を探った。4選を目指す現職の佐竹敬久候補(73)=無所属=が先行し、元衆院議員の新人村岡敏英候補(60)=無所属=が追う展開。県美容生活衛生同業組合前理事長の新人山本久博候補(69)=無所属=と、新日本婦人の会県本部前事務局長の新人相場未来子候補(50)=無所属=は伸び悩んでいる。ただ、2割強は投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

5682チバQ:2021/04/01(木) 18:19:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/faab4cab56994a872a5bb1814bb63e68441cbb6b
「地域のために飲みに来た」町議5人、マスクせず会食…女性数人同席し2時間半
4/1(木) 12:32配信
69



 岩手県雫石町議5人が3月、同町内の飲食店で2時間半以上にわたり飲酒を伴う会食を開いていたことがわかった。新型コロナウイルスの感染防止のため、県や町が会食は大人数にならないよう呼びかけている時期だった。
 参加した町議によると、会食は3月17日、雫石町の飲食店で午後9時半頃まで2時間半以上開かれた。男性町議5人が参加し、町議以外の女性数人が同席した。会食中は、マスクをせずに会話をしていたという。
 この日は町議会定例会の閉会日で、町議同士で慰労するのが目的だった。参加した町議は会食後、「地域のために飲みに来た」などと話した。
 3月中旬は同県に緊急事態宣言が発令されていない時期で、営業時間の短縮要請も出ていない。ただ、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、全国に対し、感染リスクが高まる「5つの場面」として、「大人数や長時間におよぶ飲食」や「5人以上の飲食」を示しているほか、食事は短時間で済ませ会話する時はマスクを着用するよう、注意を呼びかけてきた。
 県は3月8日に改定した最新の基本的対処方針に、「5つの場面」を避けるよう盛り込んでいる。猿子恵久(しげひさ)・雫石町長も12日から、ホームページで「会食について大人数になることがないよう、慎重な対応をお願いします」と注意喚起してきた。
「飲食代5000円払うことは、そんなに悪いことか」
 飲酒を伴う会食に参加した雫石町議のうち、幅秀哉町議(64)が会食後、取材に応じた。主なやり取りは次の通り。
 ――なぜ会食をしたのか。
 「今日は町議会が終わった。『頑張ったね、飯でも食うか』ということで」
 ――県や町は、会食が大人数になることがないよう注意喚起している。
 「いや、求めていないよ。ちゃんと調べろ。達増知事は、3密に注意して、と呼びかけているはずだ」
 ――会食では3密を避けていたのか。
 「どこまで3密を避けろというのか。議員が集まって飲んだことをあげつらうのか。うちらは(新型コロナは)何にも出てないから」
 ――町民に選ばれた議員としての自覚はあるのか。
 「地域のために飲みに来た。店主に(飲食代として)5000円払うことは、そんなに悪いことか」

5683チバQ:2021/04/05(月) 11:37:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e6fefb921dd02da7d3634c32eeb2f7380ad4312
秋田市長に穂積氏4選
4/5(月) 8:58配信
8




穂積志氏
 任期満了に伴う秋田市長選は4日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の穂積志氏(64)=公明推薦、自民・社民支持=が、無所属新人の元秋田県議沼谷純氏(48)=立民支持=との接戦を制し、4選を果たした。無所属新人の元市議武内伸文氏(49)は及ばなかった。

 穂積氏は同日夜、同市寺内の事務所で「新型コロナウイルスから市民の命と暮らしを守り抜く」と決意を新たにした。

 選挙戦では、JR秋田駅周辺など市中心部の再開発を進めた実績を強調。郊外の外旭川地区へのサッカースタジアム整備や先端技術を使った街づくりを掲げた。政党のほか各種団体の推薦、支持を取り付け、組織戦で逃げ切った。

 沼谷氏は外旭川の商業施設誘致や秋田駅前の駐車場無料化を掲げた。「決められない市政の転換を」と現職批判票を取り込み、猛追したが競り負けた。

 武内氏は市議2期の政治経験をアピールしたが広がりを欠いた。

当61982 穂積志 無現=公明推薦、自民・社民支持=
 53637 沼谷純 無新=立民支持=
 19369 武内伸文 無新
河北新報

5684チバQ:2021/04/05(月) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dfb663a588cd122da3d3a23e5a620783dd0dc36
秋田県知事選 現職の佐竹敬久氏が4選 元衆院議員ら破る
4/4(日) 22:23配信
11




佐竹敬久氏
 任期満了に伴う秋田県知事選は4日投開票され、現職の佐竹敬久氏(73)=公明党推薦=が、元衆院議員の村岡敏英氏(60)ら3新人を破り、4選を果たした。

 佐竹氏の3期12年の県政運営への評価や人口減少対策が争点となった。佐竹氏は「コロナ後」や脱炭素社会の到来を見据え、豊富な行政経験をアピール。複合化農業の推進や差別を禁止する条例の制定を掲げた。自民、社民両党県連の支持や連合秋田の推薦を得て組織選挙を展開し、幅広い層に浸透した。

 村岡氏は「権力が長く続けば硬直感が出る」と県政刷新を主張。自民を離党したベテラン県議の支援を受ける「保守分裂」の構図となったが、及ばなかった。【高野裕士】

5685とはずがたり:2021/04/05(月) 14:19:15
https://twitter.com/touiti_abann/status/1378719805675474956
東一
@touiti_abann
由利本荘市長選は新人の湊氏が当選。元市議。 
現職は4選ならず。 そこそこの差がついた。

由利本荘市は前回まで2回連続で無投票で閉塞感があったかもしれません。
湯沢市は現職が引退して市政継続を訴えた元副市長が大差での勝利。
午後11:58 ・ 2021年4月4日・Twitter for Android

由利本荘市長選、湊氏が初当選 長谷部氏は4選逃す
https://www.sakigake.jp/news/article/20210404AK0035/?utm_source=dlvr.it&amp;utm_medium=twitter
会員向け記事 2021年4月4日 掲載 2021年4月4日 更新

 任期満了に伴う秋田県由利本荘市長選は、新人で元市議の湊貴信氏(55)が現職を4600票余りの差で破り、初当選を果たした。

 湊氏は「現職は情報発信が足りず、職員も顔色ばかりうかがっている」と市政刷新、閉塞(へいそく)感の打破を強調。徹底したコロナ対策、急速に進むIT化への対応などを訴えた。

 市議会で所属していた最大会派・高志会(11人)や自民党県議が支え、公明党県本部が支持。政治スタンスの異なる共産党、社民党の市議も応援に回る展開となり、年明けから各地でつじ立ちを重ね、幅広く浸透した。

 4選を目指した現職の長谷部誠氏(70)は、3期12年の実績と経験を前面に押し出し、地域の均衡ある発展、切れ目のないコロナ対策を訴えたが、勢いを欠いた。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1013 文字 / 残り 692 文字)
全文を読む(ログイン)

【由利本荘市長選】産業振興どう進める 不振の三セク、対応急務
https://www.sakigake.jp/news/article/20210327AK0024/?ref=rlt
会員向け記事 2021年3月20日 掲載

 由利本荘市長選に立候補を表明しているのは、現職の長谷部誠氏(70)=無所属=と、新人で元市議の湊貴信氏(55)=無所属=の2人で、一騎打ちとなる公算が大きい。

 市の人口は7万4843人(2月末時点)。2005年の合併当時から1万6千人余り減少している。若者の地元定着を図り、人口減を抑制するには雇用創出につながる産業振興が不可欠だ。

 地域の主力産業が電子部品・デバイス製造。市内には大手の主力工場があり、中小の事業所が集積する。この分野が製造品出荷額の8割を占め、従業者数も6割近くに上る。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1071 文字 / 残り 825 文字)

5686チバQ:2021/04/08(木) 00:38:20
https://www.sakigake.jp/news/article/20210407AK0028/
県議補選で初当選の島田氏と瓜生氏、自民会派に加わる意向
会員向け記事 2021年4月7日 掲載

 4日投開票の秋田県議補選で初当選した島田薫氏(64)=秋田市選挙区=と瓜生望氏(42)=潟上市選挙区=は7日、県議会の自民党会派に加わる意向を明らかにした。自民は2人を受け入れる方針。

5687チバQ:2021/04/09(金) 06:49:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3cef5c8812dec965746a1a3ccbef4d2e8c66c66
秋田県知事選 佐竹氏狙い通り続投も「高齢」「多選」批判厳しく
4/9(金) 6:30配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
告示日に選挙カーに乗り込み遊説に出発する佐竹敬久氏=秋田市で2021年3月18日午前9時14分、高野裕士撮影

 4日投開票された秋田県知事選は、無所属現職の佐竹敬久氏(73)が元衆院議員の村岡敏英氏(60)、女性団体役員の相場未来子氏(50)、美容室運営会社経営の山本久博氏(70)の無所属新人3候補を破り4選を果たした。新型コロナウイルス禍の「非常事態」の現状から県政継続の必要性を訴え、多選批判をかわしての当選となった。だが、佐竹氏の続投に対する県民の評価は、2017年の3選時と比べてより厳しいのが実情だ。【高野裕士】

 ◇票差詰められる

 「継続した取り組みは大切だ。再起動もチェンジもいらない」。3月末、能代市内の街頭演説で佐竹氏を支援する野党県議が声を張り上げた。県政刷新を訴えて「秋田再起動」をスローガンに掲げた村岡氏や、「チェンジ」をキーワードとした山本氏をけん制する内容だった。

 佐竹氏は公明党や連合秋田などの推薦に加え、自民、社民両党県連の支持を受け、与野党が相乗りで支援体制を築き、組織戦を展開した。

 一方、次点の村岡氏が政党の推薦・支持を受けなかった中、佐竹氏の獲得票数は23万3000票余り。村岡氏との票差は4万票を切り、得票率は8・4ポイント差となった。佐竹氏は当選から一夜明けた5日の取材で「目標は10ポイント差だったので、(大体)そんなものだろう」と評した。だが、前回の17年知事選で約33万6000票を獲得し、次点候補に2・7倍以上の票差をつけて圧勝したことを踏まえれば、組織票固めで不利な立場にいた村岡氏に善戦を許した印象を残した。

 ◇高齢、体調にくすぶる懸念

 立候補した新人3候補の得票数の合計は、佐竹氏の得票数を上回る結果に。総合的には、県政継続よりも刷新を望む声がより大きかったことを示した。

 毎日新聞が期日前と投開票日当日に実施した出口調査では、佐竹氏の3期12年の県政運営について「ある程度評価する」「大いに評価する」と答えた人の約4割が佐竹氏以外の候補者に投票していた。県政刷新への期待は、佐竹氏の行政手腕に肯定的な層にもかなり広がっていることがうかがえる。

 佐竹氏は5日、「(01年に初当選した)秋田市長時代を含めると5期。だいぶ飽きがある」と多選に否定的な見方がある現状を認めた。また、立候補表明前の20年10月には「もし今回出馬して当選すると、折り返しで(75歳となり)後期高齢者」とも発言。最終的に健康状態に問題はないと判断して出馬に踏み切ったが、出口調査の回答者からは高齢に伴う体調面への不安の声も上がる。

 4期目を自身は「最後の奉公」と位置づける。佐竹氏は県政を安定化させつつ、「現状維持」「停滞」と受け止める層に、いかに「変化」を示せるかが問われる。

 ◇乏しかった論戦

 知事選の投票率は過去最低の56・56%。要因の一つに、新人3候補が政策上で明確な対立軸を提示できなかった点がある。「県政刷新の必要性」から踏み込んだ訴えに乏しく、論戦は盛り上がりに欠けた。

 象徴的だったのは、告示日前の3月中旬に開かれた立候補予定者4人による公開討論会。佐竹氏を除く3人はいずれも女性活躍に関わる政策として「女性副知事の登用」に次々と言及。佐竹氏も女性活躍の推進に意欲を示す中、「似たり寄ったり」の印象を残した。さらには立候補予定者間で質疑の時間が設けられても、誰も一度として質問をすることなく会は終了した。

 佐竹氏は当選翌日の5日、今回の知事選を「争点がなかった」と評し、「私は攻められる方。相手の攻め口がもう少しうまければ、私も危なかった」と言及した。

 ◇村岡氏、浸透に課題

 佐竹氏の最大の対抗馬となった村岡氏の陣営は若さと行動力をアピール。選挙戦では、村岡氏が有権者の元へ駆け足で向かい「肘タッチ」を交わす場面が目立ち、佐竹氏の年齢との対照性を示す意図がうかがえた。

 だが50歳の相場氏が他候補との違いとして「現役世代であること」を選挙戦で挙げたように、村岡氏の60歳という年齢を有権者が「若い」と受け止めたかどうかは微妙だ。

 今回の知事選で村岡氏が得票数で佐竹氏を上回ったのは出身地の由利本荘市に加え、隣接するにかほ市と羽後町のみ。当初から課題だった衆院議員時代の地盤以外に十分浸透せず、当選には至らなかった。

5688チバQ:2021/04/09(金) 21:51:12
https://kahoku.news/articles/20210407khn000011.html
石巻市長選 豊沢氏が出馬表明「日本一住みたい街に」
2021年04月07日 10:22

市長選の公約を説明する豊沢氏
 任期満了に伴う石巻市長選(18日告示、25日投開票)で、農業手伝い豊沢幸四郎氏(59)が6日、立候補を表明した。

 豊沢氏は市役所で記者会見し、「日本一住みたい街にする。市長給与を80%カットし、ボランティアとして市長をする」と語った。公約として18歳までの子育て費用ゼロや教育改革、脱原発などを掲げた。

 豊沢氏は1962年、福岡県出身。中央大理工学部卒。安川電機勤務などを経て、東日本大震災後に石巻市北上地区などでボランティア活動をした。

 市長選では市議阿部和芳氏(61)、元衆院議員勝沼栄明氏(46)、元県議斎藤正美氏(66)=自民推薦=、医師長純一氏(54)が立候補を表明している。

■共産は自主投票

 共産党東部地区委員会は6日、石巻市長選について自主投票とすると発表した。

 市長選の争点に位置付ける東北電力女川原発(女川町、石巻市)の再稼働に対し、正面から反対する候補がいないことから、特定の候補を支援しないことにした。5日の支部代表者会議で決めた。

5689チバQ:2021/04/10(土) 06:04:07
https://www.nhk.or.jp/senkyo2/akita/17023/skh49673.html
秋田県知事選
立候補者数 4有権者数 839,120投票率 56.56%開票終了
告示日:2021年3月18日 投票日:2021年4月4日
233,305佐竹敬久 推薦:公明 支持:自民県連・社民
193,538村岡敏英
23,679相場未来子 推薦:共産
20,617山本久博

5690チバQ:2021/04/10(土) 12:06:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff258027a1a4d10ea3898b83edf33f3c56a20ba4
福島県「郡山市長選」4月11日告示 現新三つどもえの争い確実な情勢
4/10(土) 11:22配信
福島民友新聞
 任期満了に伴う郡山市長選は11日、告示される。いずれも無所属で、3選を目指す現職の品川萬里氏(76)=2期、新人の元県議勅使河原正之氏(69)、元市議の川前光徳氏(54)の3人が立候補を予定し、三つどもえの争いとなることが確実な情勢となっている。
 県内市町村で最多の感染者が確認されている新型コロナウイルス感染症対策や災害対策、少子高齢化が進む市の将来像を市民にどう示せるかが焦点になりそうだ。
 政党は各党とも明確な姿勢を示していない。自民党郡山総支部、公明党県本部、共産党郡山・安達地区委員会、立憲民主党県連のいずれも推薦候補を選ばず自主投票とし、社民党郡山総支部は方針を決めなかった。

5691チバQ:2021/04/12(月) 00:26:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210411k0000m010185000c.html
元市議、白石氏が現職破り初当選 福島・田村市長選
2021/04/11 22:12毎日新聞

元市議、白石氏が現職破り初当選 福島・田村市長選

当選を喜ぶ白石高司氏(左から2人目)と妻明子さん(同3人目)=福島県田村市の事務所で2021年4月11日午後9時13分、寺町六花撮影

(毎日新聞)

 福島県田村市長選が11日投開票され、新人の元市議、白石高司氏(61)が、再選を目指した現職の本田仁一氏(58)=いずれも無所属=を破り、初当選を果たした。

 白石氏は1万1442票を獲得、本田氏は1万52票だった。投票率は71・37%。

 本田氏は2020年8月、自身の後援会幹部の建設業者から自宅に「高級そうな酒2本と大きなスイカ2個」などが届いたとして、市の第三セクター「ハム工房都路」の社長として受け取り、返礼品として自社製のハム詰め合わせ(3000円程度)を自費で持参したことがあった。公職選挙法が禁じる政治家の選挙区内での寄付に当たる疑いがあるが、同年12月の報道陣の取材に対し、「受け取った贈答品に対して同等の品を返した。私は利益を受けず、相手にも与えていないと正当化していたが、違法かどうかは司法の判断に委ねるしかない」などと述べていた。

 また、田村市では、東京電力福島第1原発事故を受けた市発注の除染関連事業を巡り、落札した16業者が18〜19年度に匿名で市に総額1億6820万円の寄付をしていたことが昨秋判明。複数の業者によると、特定業者が寄付するよう働き掛けていたといい、国の予算で事業が行われていたことから、「市が国費を迂回(うかい)して得ている」との指摘も出ていた。

 ◇落選の本田氏「仕事ぶりが評価された結果」

 この日も一連の問題について報道陣から質問を受けた本田氏は「私の市民への説明が不足していたとか、それらの件が選挙結果に影響したのかどうかはわからない。すべて私の4年間の仕事ぶりが評価された結果だと思っている」と肩を落とした。

 一方、初当選した白石氏は「(選挙戦では)田村市を変えてほしいという声をたくさんもらった。田村のイメージを立て直してほしいという期待感があったのかと思う」と述べ、「この4年間、政策決定のプロセスや入札などおかしなことがたくさんあった。できれば第三者機関で評価・検証したい」とし、真っ先に取り組む考えを示した。【熊田明裕、寺町六花】

5692チバQ:2021/04/12(月) 00:32:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/94c051d892a8a6cf19563918ae60e6c851f17d17
宮城・4市長選告示まで1週間 石巻は新人5人立候補へ
4/11(日) 6:00配信


河北新報
 任期満了に伴う宮城県石巻、登米、栗原、東松島の4市長選(25日投開票)は、18日の告示まで1週間となった。石巻は現職の引退に伴い、いずれも新人の5人が立候補する見通し。登米と東松島はともに、現職のみが立候補を予定する。栗原は前回と同じ顔触れで現職と新人の一騎打ちになるとみられる。登米、栗原、東松島の3市では各市長選と同じ日程で市議選が行われる。

【Web記事】宮城のGoTo食事券、7月以降は紙くずに?

石巻、現職引退で5新人激突か

 石巻市長選は、3期目の現職亀山紘氏(78)の引退を受け、いずれも新人で、市議の阿部和芳氏(61)、元自民党衆院議員で医師の勝沼栄明氏(46)、元県議の斎藤正美氏(66)=自民推薦=、元市包括ケアセンター所長で医師の長(ちょう)純一氏(54)、農業手伝いの豊沢幸四郎氏(59)の5人が立候補を予定している。

 東日本大震災からの復興を進めた現市政の継続か刷新かに加え、新型コロナウイルス対策などが主な争点になる。

 「持続可能な石巻づくり」を唱える阿部氏は3月13日に事務所を開設した。震災復興や新型コロナ対策の実施を通して「地域経済の再生」を掲げる。

 立候補予定者で最年少の勝沼氏は若さと行動力を強調。コロナ禍からの早期脱却に医師としての経験を生かす構えで「投票率向上にも力を注ぐ」と意気込む。

 斎藤氏は3月24日に事務所開きをし、市議8人を含む約200人が出席。亀山市政の継承を打ち出し「市民と共に一つ一つの課題を突破する」と訴える。

 震災後、被災者支援に取り組んできた長氏は地域包括ケアや病院改革の推進で新たな医療体制の構築を提唱。「命を守り、つなぐ石巻にしたい」と語る。

 豊沢氏は6日に立候補を表明した。子育て支援や女性活躍の環境づくりなど15の公約を挙げ「石巻を日本一住みたい街にする」と力を込める。

栗原、現新2氏再戦へ

 栗原市長選はともに無所属で、再選を目指す現職の千葉健司氏(64)と新人の元副市長佐藤智氏(64)の一騎打ちが確実視される。新型コロナウイルスへの対応、地域経済対策、地方交付税の減額に即した財政再建などが争点に上がる。

 千葉氏は、感染防止策を進める中小企業への支援金など国の臨時交付金を活用した独自策の実績を強調。コロナ後は「各地区のコミュニティーに市職員を派遣して活動推進へ細やかな対応をする」と訴える。

 佐藤氏はコロナ対策として、「市民個々への生活相談を強化して、市民が求める対策を迅速に行う」と主張。コロナ後は、活動自粛が続いた地域コミュニティーと芸術・文化活動の支援を強化する考えを示す。

登米、無投票の可能性高まる

 登米市長選は、立候補を表明しているのが再選を目指す現職の熊谷盛広氏(70)=自民・公明推薦=のみで、無投票の可能性が高まっている。

 熊谷氏は5日の定例記者会見で、選挙戦になった場合の争点について、市役所迫庁舎がある佐沼地区の中心市街地の再編や市の病院事業の改革などを挙げた。

 病院事業は医師不足などから毎年約10億円の資金不足に陥っている。累積赤字が約165億円に膨らむ上、一般会計からの繰越金は毎年約20億円に上り、市財政を圧迫している。持続可能な医療体制の確立が喫緊の課題となっている。

東松島、無投票の公算大

 東松島市長選は、再選を目指す無所属で現職の渥美巌氏(73)=自民・公明推薦=のみが立候補を予定している。他に出馬の動きはなく、無投票になる公算が大きい。

 渥美氏は1月の定例記者会見で立候補を表明した。「人口減少を食い止め、地方創生のトップランナーを目指す」と述べ、農林水産業の活性化や待機児童ゼロの子育て環境整備、児童生徒の学力向上などを掲げる。三陸沿岸道上り矢本パーキングエリア(PA)隣接地への道の駅整備構想も進める。

河北新報

5693チバQ:2021/04/15(木) 13:09:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e571cdd1e4acd05d0b57f58cdbd1741639e838c
【郡山市長選ルポ】複雑に絡む支持基盤 神経戦が続く「商都」
4/15(木) 11:02配信

 18日投開票の郡山市長選は、現職の品川萬里(76)=2期=に新人の元県議勅使河原正之(69)、元市議川前光徳(54)が挑む構図となっている。各陣営は新型コロナウイルスの影響を踏まえ街頭演説と会員制交流サイト(SNS)を軸に支持拡大を図るが、市民の反応を読み切れない。支持基盤が複雑に絡み合い、神経戦が続く「商都決戦」を追った。
 選挙戦の折り返しを迎えた14日午後、各陣営は互いの地盤を崩すかのように選挙カーを走らせ、候補者名を連呼した。感染症や水害への対策、郡山の将来像を主な争点に、市政の継続と刷新の訴えが響いた。
 品川は、市内全域に構築した後援会をフル稼働して支持固めを図る。最大の懸念は、山積する課題に伴う現職への逆風だ。県内では年明け以降、選挙戦となった三つの首長選全てで現職が敗れている。深谷昇選対本部長(76)は震災対応への不満から現職落選が続いた2013(平成25)年に重ね「8年前と似ているからこそ、緩まずに勝ち切る」と気を引き締める。
 「デジタル田園都市国家構想」「郡山南副都心構想」。勅使河原の選挙ビラに斬新な文言が並ぶ。若者の投票動向が鍵を握るとみており、市の将来像を特に重視した。新型コロナを巡り商工業者を中心に現市政への不満がくすぶっていると分析、手厚い支援を掲げ批判票の受け皿を目指す。藤原賢一選対本部長(64)は「長年の行政、政治経験を丁寧に訴える」と強調した。
 川前は「新しい郡山」を旗印に次の100年を見据えたまちづくりを提唱。子育て、スポーツ、文化の充実や交流・定住人口の拡大を掲げ、若さを押し出して若者や子育て世代との距離の近さをアピール。自身が会長を務めた市議会最大会派「志翔会」の協力を得て浸透を急ぐ。佐藤政喜選対本部長(69)は「柔軟な発想を持つ若い市長の誕生を実現させたい」と意気込んだ。
 今回の選挙戦では、自民党から勅使河原と川前が出馬し「保守分裂」の構図となったことで、各政党の思惑も複雑に交錯する。自民のほか立憲民主、公明、共産の各党はいずれも推薦を見送り、社民党は方針を決めなかった。ただ、立民は支持母体の連合福島が品川を推薦したため、実質的に品川支持の状況だ。
 各候補の訴えが熱を帯びる中、郡山市の会社員男性(59)は「新型コロナで大変な中ではどんな公約も絵空事に聞こえる」と、街中に響く声に施策実現の具体策を求めた。(文中敬称略)

5694チバQ:2021/04/17(土) 09:37:35
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20210416khn000043.html
石巻は新人4人出馬へ 宮城4市長選 あす告示
2021/04/17 06:00河北新報

 任期満了に伴う石巻、登米、栗原、東松島の4市長選は18日告示される。現職が引退を表明した石巻は4新人の争い、栗原は現職と新人の一騎打ちになる見通し。投票は25日で、即日開票される。登米と東松島はともに立候補を予定するのは現職のみで、無投票となる公算が大きい。
 石巻市(3月1日現在の有権者12万1140人)は、いずれも無所属で、市議の阿部和芳氏(61)、元自民党衆院議員で医師の勝沼栄明氏(46)、元宮城県議の斎藤正美氏(66)=自民・立民推薦=、元市包括ケアセンター所長で医師の長(ちょう)純一氏(54)が立候補する。3期目の現職亀山紘氏(78)は引退する。東日本大震災からの復興を進めた現市政への評価などが争点になる。
 阿部氏は公共施設の維持管理費の増大を念頭に「コンパクトな市政を目指す」と強調する。唯一の40代の勝沼氏は精力的に市内を回り「希望が感じられる石巻をつくる」と訴える。
 政党と亀山氏の後押しを受ける斎藤氏は「未来に責任ある市政を築く」と力を込める。長氏は市立病院の改革と独自の新型コロナウイルス対策の実施で「命を守るまち」を目指す。
 栗原市(5万7422人)はともに無所属で、再選を目指す現職千葉健司氏(64)と新人の元副市長佐藤智氏(64)が争う。
 千葉氏は100円路線バスや幼稚園給食費無料化などの実績を示し、「さらなるチャレンジをしたい」と市政継続を訴える。佐藤氏は汚染牧草処理や行財政改革など市政課題の停滞を指摘し、「決断できる首長が必要だ」と強調する。
 登米市(6万6441人)、東松島市(3万3405人)は、ともに自民・公明推薦の無所属現職が再選を目指す。
 登米の熊谷盛広氏(70)は約170億円もの累積赤字を抱えた市病院事業を改革し「持続可能な財政運営」を訴える。
 東松島の渥美巌氏(73)は人口減少対策の継続を掲げ「被災者の心の復興や産業振興に力を入れる」との考えを示す。

5695チバQ:2021/04/19(月) 11:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/788d57ca2c7993da0cc21531e280e7510037c88e
郡山市長に現職・品川萬里氏 新人2氏下し3選、投票率40.66%
4/19(月) 8:25配信

3選を決め、万歳する品川氏(中央)と妻和子さん(右)ら=18日午後11時25分ごろ、郡山市長者の選挙事務所
 任期満了に伴う郡山市長選は18日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の品川萬里氏(76)が4万3944票を獲得、いずれも無所属で新人の元県議勅使河原正之氏(69)と元市議の川前光徳氏(54)に3000票以上の差をつけ3選を果たした。
 品川氏は新型コロナウイルスの感染症対策や東日本台風(台風19号)をはじめとする大規模自然災害への対応など2期8年の実績を強調、有権者の幅広い支持を集めた。投票率は40.66%で、過去最低だった前回を2.61ポイント上回った。
 品川氏の任期は27日から4年。当選証書付与式は20日午後2時から、郡山市役所で行われる。

5696チバQ:2021/04/20(火) 00:30:22
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210419-606601.php
郡山市長に現職・品川萬里氏 新人2氏下し3選、投票率40.66%
2021年04月19日  Tweet

3選を決め、万歳する品川氏(中央)と妻和子さん(右)ら=18日午後11時25分ごろ、郡山市長者の選挙事務所
 任期満了に伴う郡山市長選は18日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の品川萬里氏(76)が4万3944票を獲得、いずれも無所属で新人の元県議勅使河原正之氏(69)と元市議の川前光徳氏(54)に3000票以上の差をつけ3選を果たした。

 品川氏は新型コロナウイルスの感染症対策や東日本台風(台風19号)をはじめとする大規模自然災害への対応など2期8年の実績を強調、有権者の幅広い支持を集めた。投票率は40.66%で、過去最低だった前回を2.61ポイント上回った。

 品川氏の任期は27日から4年。当選証書付与式は20日午後2時から、郡山市役所で行われる。

 当日有権者数は26万5245人(男性12万8960人、女性13万6285人)。

 高い知名度、実績強調

 収束が見通せない新型コロナウイルス対策や相次ぐ自然災害への対応など前例のない課題を前に、有権者は市政継続を選択した。

 品川氏は豪雨対策や郡山駅前の再開発など2期8年の実績と国とのパイプの太さを強調、過去の市長選で強固にした後援会組織をフル稼働し安定した戦いを繰り広げた。「保守分裂」の構図から各党が候補者の推薦を見送る中、市議会第2会派「新政会」の支援を受け、JAや連合福島、保育関係団体の推薦を得るなど組織票を積み重ねた。

 勅使河原、川前両氏は昨年12月に立候補を正式表明した。自民党郡山総支部長を務めていた勅使河原氏と、市議会自民党系会派の会長だった川前氏を一本化する動きは告示直前の3月まで続いたが、結果的にまとまらず、現職への批判票が分散する形となった。

 新型コロナで選挙戦術の転換を強いられる中、各候補は会員制交流サイト(SNS)を活用するなどして浸透を図ったが、有権者の反応は鈍く、知名度で勝る現職に有利に働いた。品川氏は支持率の高いとされる70代以上だけでなく、幅広い世代に浸透した。

 地方の都市の例に漏れず進展する少子高齢化や空洞化する市街地の活性化も課題として浮かぶ。この状況を打破するため市民は市政の安定と継続に期待を示した。選挙戦で持続可能な開発目標(SDGs)の基本理念「誰一人取り残さない」を訴え続けた品川氏。取り組みの具現化と加速化が求められる。

◇郡山市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当43,944 品川萬里 76 無現 
 40,907 勅使河原正之 69 無新 
 21,850 川前光徳 54 無新

5697チバQ:2021/04/20(火) 00:31:05
https://www.asahi.com/articles/ASP4L7W2FP4KUGTB009.html
品川氏が3選、市政継続を選ぶ 郡山市長選
見崎浩一、田中基之2021年4月19日 11時00分

当選を決め万歳をする品川万里氏=2021年4月18日午後11時24分、福島県郡山市、田中基之撮影


[PR]
 福島県郡山市長選は18日に投票、即日開票され、現職の品川万里氏(76)が、元県議の勅使河原正之氏(69)と元市議の川前光徳氏(54)の新顔2氏を破り、3選を果たした。投票率は40・66%(前回38・05%)だった。

 品川氏は2期8年の実績を強調して市政継続を訴え、幅広い支持を集めた。

 郡山市長者3丁目の品川氏の選挙事務所には18日夜、当選確実が伝わると大きな拍手が起こり、支持者たちと3選を喜んだ。品川氏は「コロナ感染防止を最優先に進め、新年度予算で取り組む各種政策を着実に進め、『誰一人取り残さない郡山』の実現に向けて全身全霊で取り組むことをお誓いします」と訴えてきた。

 選挙戦で「誰一人取り残さない郡山へ」を掲げた品川氏は、震災・原発事故からの復興に加え、一昨年の東日本台風による水害やコロナ禍での危機対応を含め2期8年の実績を訴えた。「集大成への3期目の挑戦」として、「SDGs推進」や「バックキャスティングによる基盤づくり」「こおりやま広域圏」など手がけている政策の継続を呼びかけ、浸透した。

 品川氏は1967年に旧郵政省に入省。郵政審議官などを務めて退官、NTTデータ副社長などを経て2009年の市長選に挑んだが敗れた。13年の市長選で3選を目指した現職を破って初当選、17年も新顔の元市議を制していた。

 一方、品川氏に連敗した形となった自民党郡山総支部は市長選に向けて若手経営者に出馬を打診したが断られた。新たな候補者を模索する中、その動きとは別に勅使河原氏が昨年12月に立候補を表明。これを受け、選考作業を担った一人の川前氏がその後、出馬会見をした。

 品川氏が2期8年にわたり市長を続ける中、支援する自民・保守系市議も増えた。同党総支部の県議、市議とも後援会支持者らの地縁・血縁、出身校などが複雑に入り組んだ「保守分裂」の様相となり、自主投票となった。

 選挙戦で、勅使河原氏は「実現する郡山」、川前氏は「新しい郡山」を掲げて街頭活動を展開。品川市政は将来の都市ビジョンや少子高齢化対策などが不十分だと指摘し、市政刷新を訴えた。しかし、勅使河原氏は終盤に追い上げをみせたものの品川氏との明確な対立軸を打ち出せず、若さを前面にした川前氏も知名度が浸透しきれなかった。(見崎浩一、田中基之)

5698チバQ:2021/04/20(火) 00:32:22
>>5691
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210411-604184.php
田村市長に白石氏 現職破り初当選 投票率71・37%
2021年04月11日  

初当選を果たし、妻明子さん(右)らと万歳三唱する白石氏(中央)

 任期満了に伴う田村市長選は11日、投票が行われ、即日開票の結果、元市議で無所属の新人白石高司氏(61)が、無所属の現職本田仁一氏(58)=1期=に1390票差をつけて初当選した。

 投票率は71.37%で、四年前の前回より0.95ポイント下がった。

 現職と新人の一騎打ちとなった選挙戦で、白石氏は公平公正な市政運営を訴え、学校教育改革や地場産業の活性化策、起業家支援策などを掲げて支持を広げた。

 本田氏は1期4年の実績を強調し、医療福祉や子育て環境の充実、経済活性化や雇用確保などを訴えたが、及ばなかった。

 当選証書付与式は12日に市役所で行われる。任期は17日から4年。

【田村市長選開票結果】(選管最終、敬称略)

当 11,442 白石高司 61 無新
  10,052 本田仁一 58 無現

5699チバQ:2021/04/20(火) 20:38:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/605466753494a345e63db377a5bdf7ba6fc5c491
談合で逮捕・辞職 会津美里町長選挙が告示(福島)
4/20(火) 12:23配信
官製談合事件で逮捕された前町長の辞職に伴う福島県会津美里町(あいづみさと・まち)の町長選挙が、20日、告示され、これまでに新人2人が立候補しました。
立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で新人の元・県議会議長杉山純一(すぎやま・じゅんいち)さん(63)と前の副町長鈴木直人(すずき・なおと)さん(65)の2人です。
今回の選挙は、官製談合事件で逮捕・起訴された前の町長の辞職に伴うもので、会津美里町の町長選挙が選挙戦となるのは、初めてです。投票日は、4月25日です。

5700チバQ:2021/04/21(水) 21:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bae4c5694d6ef77506dc9e5c9b3f27ccd55e3fc6
同級生の一騎打ち 再び 栗原市長選、自民真っ二つ
4/21(水) 6:15配信

河北新報
自民党支部の支持が割れる栗原市長選で、演説に耳を傾ける有権者=18日午前、栗原市築館

 任期満了に伴う栗原市長選(25日投開票)は、前回2017年に続き中学、高校の同級生による再戦一騎打ち。地元の自民党支部は再び、真っ二つに割れている。現職千葉健司氏(64)と新人の元副市長佐藤智氏(64)の支持が各支部で異なるため、党県連は自主投票とした。党所属の国会議員ら関係者の対応も三様に分かれている。

【写真】円鏡寺山門前の満開のしだれ桜

 合併前の旧町ごとにある9支部のうち、千葉氏は築館、栗駒、高清水から、佐藤氏は一迫、金成の支部から単独推薦を受けた。残り4支部は両氏の推薦を決めた。党県連は、「1人に絞った推薦ができない」と判断を見送った。

 党所属国会議員らは旗幟(きし)鮮明にしたり、等距離を保ったり対応はさまざまだ。

 千葉氏支持を打ち出すのは村井嘉浩知事。「まん延防止等重点措置」対応で応援演説は見送る模様だが、18日の第一声に「引き続き手腕を発揮してほしい」と音声メッセージを送った。

 前回選挙で佐藤氏を後継指名した佐藤勇前市長は、わずか42票差で敗れた前回の雪辱を願っている。佐藤氏の第一声では、「彼は公約を必ずやり遂げる。当選させてください」と力を込めた。

 一方、秋までに解散・総選挙のある地元選出の小野寺五典衆院議員(宮城6区)は等距離の対応。18日、両氏の街頭演説に行き、マイクを握った。取材には、「2人とも素晴らしい候補。あとは市民の選択に従い、当選した市長と連携したい」と話した。

 瀬戸健治郎県議(栗原)も両陣営と等距離を保つ。「自分の支持者は真っ二つに割れている。今後の国政選挙、地方選挙に影響がないようにしないといけない」と、市長選後のしこりを心配する。

 ◇栗原市長選立候補者

千葉健司 64 市長   無現

佐藤智 64 元副市長 無新

河北新報

0

5701チバQ:2021/04/21(水) 21:09:17
https://kahoku.news/articles/20210421khn000035.html
栗原市長選 過去の開票結果
2021年04月21日 17:55
※候補者名の後の(○)は当選回数

2017年4月23日
<当日有権者6万234人、投票率70.13%>
当 20,791 千葉健司 無新(1)
  20,749 佐藤智 無新

2013年4月21日
<当日有権者6万2535人、投票率72.67%>
当 25,534 佐藤勇 無現(3)
  19,001 千葉健司 無新

2009年4月19日
<無投票>

2005年5月1日
<当日有権者67,808人、投票率84.41%>
当 23,403 佐藤勇 無新(1)
  20,659 菅原郁夫 無新
  11,728 鹿野清一 無新

5702チバQ:2021/04/23(金) 06:46:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbb87fa43a9c5bde179452dc960b0621bd9d5592
仙台市長選、市議の菊地氏が出馬へ
4/23(金) 6:20配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
菊地崇良氏

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)で、市議の菊地崇良氏(52)が立候補の意思を固めたことが22日、分かった。5月中旬にも正式に表明する見通し。無所属で出馬するとみられる。市長選で立候補に向けた動きは菊地氏が初めて。現職の郡和子氏(64)は態度を明らかにしていない。


 菊地氏は河北新報社の取材に「郡市政1期目の3年半と、この1年間の新型コロナウイルス対応を見てきたが、対策は後手に回り、リーダーシップや決断力が見えない」と批判。「市民の命と暮らしを守れないと危機感を抱いた。医療・経済関係者や子を持つ親から不安の声が届いている」と決断の理由を明かした。

 今後、後援会関係者らと相談し、5月の大型連休明けをめどに正式に意思を明らかにすると説明。「新型コロナ対応をはじめ、ぎりぎりまで市民のために働きながら準備したい」と語り、告示直前まで市議の職務を全うする意向を示した。

 菊地氏は仙台市出身。東北大公共政策大学院修了。1993年、陸上自衛隊に入隊。2011年の市議選若林選挙区に自民党公認で立候補し、初当選。現在3期目。党県連幹事長代理、市議会最大会派自民党の政調会長などを務める。

河北新報

5703チバQ:2021/04/26(月) 12:02:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfef61c0fecf337445301402d331b7b2f211ab34
栗原市長に佐藤氏初当選 前回42票差の雪辱果たす
4/26(月) 6:00配信
1




当選を確実にして支持者と握手をする佐藤さん(中央)=25日午後11時30分ごろ、栗原市築館伊豆
 任期満了に伴う宮城県栗原市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、ともに無所属で、新人の元副市長佐藤智氏(64)が現職の千葉健司氏(64)を破り、初当選した。42票差で涙をのんだ前回2017年の市長選の雪辱を果たした。

 佐藤氏は、市の貯金の財政調整基金が千葉市政の4年間に約74億円減少した点を指摘して、「このままでは市が破綻する」と行財政改革の必要性を主張。デマンド交通のエリア見直しなど市政刷新を訴えた。

 佐藤勇前市長、合併前の旧町長らの支援を受けたほか、現職批判票の取り込みにも成功した。

 千葉氏は、後援会を軸に組織戦を展開したが上滑りした形になり、再選を阻まれた。産科開設や道の駅構想など1期目に掲げた看板公約の未達成も響いた。

 当日の有権者は5万6611人。投票率は68・74%で前回を1・39ポイント下回った。

 ▼栗原市長選開票結果       (選管最終)
当19,973佐藤智64無新①
 18,489千葉健司64無現①

     投票率=68.74%

■「大逆転だ」支持者とグータッチ

 「勝ったぞ」。栗原市築館伊豆の佐藤智さん(64)の事務所に当選の一報が入ると、支持者から歓声と拍手が起こった。

 妻宮子さん(64)と事務所に現れた佐藤さんは、「大逆転だ」「頑張った」と駆け寄る支持者とグータッチして喜びを爆発させた。「皆さんがすぐそばにいて支えてくれたことが力となりました」と謝意を述べた。

 前回、42票差で涙をのんだ経験を糧に、市民に寄り添う市政を4年かけて訴えてきた佐藤さん。「これからが本番。市民との約束を守り、公約を実現する」と、声を張り上げて決意宣言した。

■千葉さん 実績強調も届かず

 栗原市築館薬師の千葉健司さん(64)の事務所に落選の知らせが入ると、集まった支持者からため息と落胆の声が漏れた。

 新型コロナ対応や住みたい田舎東北1位など4年間の実績と現職の知名度を強調したが、相手候補の行財政批判にかき消された。

 事務所で肩を落とす支持者を前に、千葉さんは「私の不徳の致すところ。支援に応えられず申し訳なかった」と深く頭を下げた。
河北新報

5704チバQ:2021/04/26(月) 12:03:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a40b0bef19429ca7eaab7b22fe8ec6287e5c8aa
石巻市長、斎藤氏が初当選 「亀山市政の継承」に支持
4/26(月) 6:00配信
3




初当選を決め、支援者らと万歳する斎藤氏(中央)=25日午後11時30分ごろ、石巻市大街道西1丁目の事務所
 任期満了に伴う宮城県石巻市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元宮城県議の斎藤正美氏(66)=自民・立民推薦=が、いずれも無所属新人で、元自民党衆院議員で医師の勝沼栄明氏(46)、元市包括ケアセンター所長で医師の長(ちょう)純一氏(54)、元市議の阿部和芳氏(61)を破り、初当選した。

 引退する現職亀山紘氏(78)の3期12年にわたる市政運営への評価が最大の争点となった。斎藤氏は「亀山市政を継承し、発展させる」と強調。被災者らの心のケアといったソフト事業に注力すると訴えた。

 「市民党」を掲げながら推薦した自民、立憲民主両党の県議や国会議員らの応援を得て強固な組織戦を展開。連合宮城の支援も受けて支持を広げた。

 勝沼氏は市政刷新をアピールしたが及ばなかった。長氏は市立病院の改革、阿部氏は産業の活性化を呼び掛けたが広がらなかった。

 当日の有権者は11万9210人。投票率は51・48%で前回(2017年)を7・17ポイント上回った。

 ▼石巻市長選開票結果

       (選管最終)
当23,713斎藤正美66無新①
 20,696勝沼栄明46無新 
 10,062長純一54無新 
  6,558阿部和芳61無新 

     投票率=51.48%

■斎藤さん「責任ある市政築く」

 石巻市大街道西1丁目にある斎藤正美さん(66)の事務所に当選確実の一報が入ると、詰め掛けた支持者から歓声が上がった。斎藤さんはほっとした表情を浮かべ「勝たせていただいたのは皆さんの支援のおかげ」と感謝を述べた。

 交流人口の拡大や石巻圏域の連携強化を公約に挙げた。事務所には組織力の強さをうかがわせるように亀山紘市長や国会議員、県議、市議らのため書きが張られた。支持者の拍手の中でマイクを握った斎藤さんは「皆さんの期待に応え、責任ある市政を築く」などと意気込みを語った。

■勝沼さん及ばず「申し訳ない」

 石巻市大街道東4丁目にある勝沼栄明さん(46)の事務所に落選の一報が入ると、詰め掛けた支持者からため息が漏れた。沈痛な面持ちで現れた勝沼さんは「皆さんの期待に応えられず、申し訳ない」と声を振り絞った。

 選挙戦では引退する現職亀山紘氏(78)の市政からの転換を強調した。市議14人の支援を受けて追い上げを図ったが、一歩届かなかった。

■阿部さん「力不足で申し訳ない」

 石巻市中央2丁目にある元市議阿部和芳さん(61)の事務所は落選が決まると、静まり返った。阿部さんは支持者を前に「皆さんと共に歩んできたが、私の力不足で申し訳ない」と頭を下げた。

 市長選への挑戦は3度目で、立候補者のうち最も早い1月に出馬を表明した。選挙戦では子育て環境や雇用の充実といった公約を掲げて実行力を訴えたが、支持が広がらなかった。

■長さん「残念だ」唇かむ

 元市包括ケアセンター所長で医師の長純一さん(54)は石巻市蛇田の事務所で落選の知らせを受け「力不足で申し訳ない。市立病院など医療改革が実現できず残念だ」と唇をかんだ。

 立候補者の中で唯一、議員経験がなく、復興住宅などを回る地道な活動を続けた。地域包括ケアを主軸にしたまちづくりや反原発といった公約を掲げて支持を呼び掛けたが、知名度不足が最後まで響いた。
河北新報

5705チバQ:2021/04/26(月) 19:28:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/1670f62e4ba4238177d1804c480b69db6f886ada
会津美里町長に元県議杉山氏 829票差、鈴木氏破り初当選
4/26(月) 12:24配信


初当選を果たし、万歳三唱する杉山氏(中央)
 前会津美里町長の逮捕、辞職に伴う町長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の元県議杉山純一氏(63)が6325票を獲得し、新人の前副町長鈴木直人氏(65)に829票差をつけて初当選した。任期は25日から4年。

 2005(平成17)年の合併以降、4回の町長選はいずれも無投票だったため、今回初めてとなった選挙戦。前町長らの官製談合事件によって失墜した町の信頼回復や、人口減少対策などが争点となった。杉山氏は県議時代に培った県との太いパイプを強調し、新規就農者の支援や、定住者の増加に向けた町有地の活用などを訴え、支持を集めた。

 投票率は70.35%だった。当日有権者数は1万6940人(男性8112人、女性8828人)。当選証書付与式は26日、町役場で行われる。

5706チバQ:2021/04/27(火) 09:40:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ee8aeff990a7bdfaaf6b4a241d625c307d34477
独特の政治風土、波乱呼ぶ 新人が現職との再戦制した宮城・栗原市長選
4/27(火) 7:45配信
 25日に投開票された宮城県栗原市長選は、前回2017年の市長選に42票差で敗れた元副市長佐藤智氏(64)が、現職の千葉健司氏(64)を1484票差で破り初当選した。現職が敗れた波乱の要因を探ると、市外の応援弁士を求めず「地元対外様」の構図に持ち込んだ佐藤氏陣営の選挙戦略と、再挑戦者を押し上げる栗原独特の政治風土が見えてきた。

(栗原支局・門田一徳)

 告示日の18日、千葉氏の第一声には県内各市長や国会議員らが大勢駆け付けた。市長らは「自分は投票権がないが、どうしても応援したくて来た」などと千葉氏を激励した。

 期間中、首長、国会議員、県議らは次々と千葉氏の街頭演説にやって来た。陣営内部からは、「市外からの応援は票にならない」と効果を不安視する声も聞かれた。

 一方の佐藤氏陣営は、市内に根強い支持基盤を持つ佐藤勇前市長と4人の合併前の旧町長ら地元勢の弁士で固めた。外様の弁士を集めた千葉氏陣営との違いを強調する戦略だった。

 菅原郁夫元若柳町長は「90歳になるが黙ってられない」と選挙カーに乗り込みマイクを握った。

 内と外の構図は論戦にも表れた。千葉氏が住みたい田舎東北1位、栗原産農畜産物のトップセールスなど外向きの目立つ政策を強調したのに対し、佐藤氏は小学校25人学級、デマンド交通の見直しなど市民に身近な公約を訴えた。

 「内容が地味」と支持者から指摘もあったが、佐藤氏はこれをヒントに、「市民の声を聞いてできた公約」と地元目線の強調材料に変えて表現した。

 「栗原の選挙は独特の風が吹く」。現職の再選を阻んだ要因に、佐藤前市長は人情に厚い栗原独特の政治風土を挙げた。県議選や市長選で落選した候補が再挑戦すると同情票が集まり、当選に押し上げる特有の力学が働くという。

 佐藤前市長は03年の県議選に落選後、05年の合併時の栗原市長選で当選。千葉氏も13年の市長選で佐藤前市長に敗れた後の17年に初当選した。

 佐藤氏陣営が、「栗原の風」をはっきりと感じ始めたのは22日。同市栗駒の「山の駅くりこま」で開いた街頭演説に、約160人が駆け付けた。千葉氏陣営が同じ場所で前日に行った街頭演説を上回る支持者だった。

 佐藤氏はこの頃、無念さや熱意を演説に込め始めたという。「私の出発点は4年前の42票。今回はどうしても負けるわけにいかない」。訴えを聞き、涙を浮かべる有権者が増えていった。

 開票終了後の25日深夜、佐藤氏は票差について「接戦と思っていたのでびっくりしている」と素直に語った。千葉氏は「気の緩みがあったのかもしれない。現職なので情に訴える選挙はできなかった」とうなだれた。

 ◇栗原市長選開票結果

(選管最終)

当19973佐藤智 無新
 18489千葉健司 無現
河北新報

5707チバQ:2021/05/08(土) 08:47:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3087840c4c8fd1ac753fe7587ab31334113f7fa
菊地氏の仙台市長選出馬 自民党市連、対応決まらず 
5/7(金) 11:14配信


河北新報
 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)で、自民党市連は6日、青葉区の県連事務所で臨時総会を開いた。出馬意思を固めた党市議の菊地崇良氏(52)を支援するかどうか対応は決まらず、14日に改めて協議する。

 臨時総会は非公開で行われた。出席者によると、菊地氏は新型コロナウイルス対策や教育、福祉分野の考え方を説明し「(選挙で掲げる)政策づくりに協力してほしい」と呼び掛けた。

 応援する姿勢を示した市議が一定数いた半面、多くは態度を明らかにしなかった。現職の郡和子氏(64)による市政運営の是非を議論し「市民に選択肢を示すべきだ」「郡氏に勝てるのか」などの声が上がった。

 終了後、渡辺博会長は取材に応じ「郡氏を評価している市議もいるし、評価しない市議もいる。市連の対応決定は全会一致が望ましいが、難しいかもしれないとも思う。一番いい収束点を探りたい」と語った。

 郡氏は再選出馬が確実とみられるが、態度を明らかにしていない。

河北新報

5708チバQ:2021/05/09(日) 11:34:24
https://mainichi.jp/articles/20210509/ddl/k03/010/029000c
八幡平市長選に古川市議出馬へ 表明3人目 /岩手

毎日新聞 2021/5/9 地方版 有料記事 301文字
 任期満了に伴う八幡平市長選(9月19日告示、同26日投開票)で、同市議の古川津好(つよし)氏(67)が無所属で出馬する意向を固めた。古川氏は8日、毎日新聞の取材に、市が進めている大更駅前に建設予定の複合施設の見直しなどを出馬理由に挙げ、「投資に見合った効果が期待できない」と語った。

5709チバQ:2021/05/16(日) 09:48:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a888930b6f9f967a597e8cf915d031578dd5ab
山形・高畠町幹部らも先行接種 医療者向け余剰・キャンセル分
5/16(日) 6:50配信
河北新報
 山形県高畠町は15日、寒河江信町長(72)ら町の幹部や職員計9人が、新型コロナウイルスワクチンの先行接種を受けていたと発表した。いずれも医療従事者向けワクチンの余剰分かキャンセル分で、廃棄を避けるために有効活用を図ったという。

 町は余りが出た際の接種対象と優先順位を事前に決めていた。リストに基づき4月中旬、いずれも65歳以上の町長と副町長、教育長に接種を実施。新型コロナ関連業務に当たる40、50代の町職員6人は5月10〜14日に受けた。

 町総務課は「危機管理の観点から、無駄なく接種を進めるために判断した」と説明した。町は高齢者の接種について、4月26日から施設入所者に実施しており、入所者以外の集団接種は今月24日に始める。

河北新報

5710チバQ:2021/05/16(日) 12:35:18
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210515105127.html
南部・平内・大間3町長 余剰ワクチン接種
2021/05/15 10:50東奥日報

 新型コロナウイルスワクチンを巡り、全国各地の地方自治体の首長や職員が65歳以上の一般高齢者に先駆けて接種していた事例が見られる中、青森県では3町長が同様に余剰分のワクチンを接種していたことが14日の東奥日報の取材で分かった。

 南部町によると、町医療センター開設者でもある工藤祐直町長(65)が、医療従事者向けワクチン1人分が余ったため4月16日に同センターで接種した。

 同日は、5月からの個別接種を担当する医療従事者9人の接種が決まっていたが、町の担当者が余剰分の廃棄を避けるため、事前に工藤町長に接種を提案したという。工藤町長は「国がガイドラインで示した医療従事者に自分が該当すると判断した」と述べた。同町では集団接種が今月10日から始まった。

 16日から一般高齢者向けの接種が始まる平内町の船橋茂久町長(71)は6日、医療従事者用のワクチンに余剰分が出たため平内中央病院で接種した。船橋町長は取材に「(町長という)責任ある立場であることを踏まえ、万全の体制を取る必要があると考えた。ワクチンを無駄にできない」と答えた。

 大間町では10日から高齢者施設での接種が始まったが、野崎尚文町長(65)はコロナ対策の最高責任者であるとして12日に余剰分を接種した。余ったワクチンは保育施設などの職員が接種できるよう準備していたが、該当者の都合がつかなかった。一般高齢者は24日から始まる。

5711チバQ:2021/05/18(火) 08:14:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fa60ecd3309efbe34d04bf98bae2b31f602c70d
出足遅い仙台市長選 告示まで2カ月、出馬表明ゼロ
5/18(火) 6:45配信

5
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
仙台市役所

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)は告示まで2カ月となった。再選立候補が確実視される現職の郡和子氏(64)、挑戦する意思を固めた新人の自民党市議菊地崇良氏(52)とも正式表明はしていない。政令市移行後の市長選で告示2カ月前の表明ゼロは、ゼネコン汚職事件に伴う1993年の出直し選を除くと初めてで、異例の展開となっている。

 郡氏は新型コロナウイルス対応に奔走する。「まん延防止等重点措置」は11日で解除されたが、宮城県との独自の緊急事態宣言は継続。酒類を提供する飲食店には引き続き、31日までの営業時間短縮を要請している。

 一方、高齢者のワクチン接種は17日に個別接種の予約が始まり、開始にもめどが立ちつつある。再選出馬に関しては「判断できる状況にない」と繰り返しているが、告示まで2カ月となり、態度表明の時期を慎重に探っているとみられる。

 菊地氏は5月中旬の立候補表明を目指したが、支援態勢の構築に時間を要している。党市連は4月下旬以降、3回にわたり臨時総会を開き、市長選の対応を協議したが「一致は困難」となった。菊地氏は党推薦を要請する意向だが、自主投票となる公算が大きい。

 郡市政の新型コロナ対応を批判する菊地氏に対し、党内からは「逆に政権批判を誘発する」と懸念の声が上がる。党市連の渡辺博会長は「郡氏を評価する議員もいる」と温度差を打ち明ける。菊地氏は支援する若手の党市議と勉強会を開き、政策作りを進める。

 過去の市長選で、最初の立候補表明が最も遅かったのは2回。2009年は初挑戦の市議、13年は再選を目指した奥山恵美子市長が、いずれも告示2カ月前に初名乗りを上げた。出直し選を除くそれ以外の選挙は、告示2カ月前には前哨戦が激しさを増していた。

 ベテラン市議は「短期決戦になれば、知名度のない新人は不利になる」と一般論として解説する。ただ、今回は再度の感染急拡大やワクチン接種の遅れで現職への批判が高まりかねないとの指摘もある。

河北新報

5712チバQ:2021/05/18(火) 20:39:42
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20210518110355.html
ワクチン接種繰り上げ、ルール策定進む 県内7首長が先行、保存利かずキャンセル苦慮
2021/05/18 11:03山形新聞

ワクチン接種繰り上げ、ルール策定進む 県内7首長が先行、保存利かずキャンセル苦慮

山形新聞

(山形新聞)

 自治体首長らが高齢者に先駆け新型コロナウイルスワクチンを接種する事例が相次いでいる件で、山形新聞が17日、県と全市町村にアンケートを行ったところ、各自治体とも接種予約に欠員などが生じた際の一定のルール化を進めていた。首長が先行接種していたのは尾花沢、西川、金山、舟形、戸沢、高畠、白鷹の7市町村だった。

 各市町村は先行接種について、集団接種で欠員が生じたケースや、公立病院の運営に携わる立場を理由に挙げている。現在のワクチンは希釈すると保存が利かないため、各市町村とも急なキャンセルの対応に苦慮している。

 県と35市町村の回答は表の通り。既に明らかになっている高畠は、医療従事者向けの余剰分を先行接種していた。尾花沢市の菅根光雄市長(69)は北村山公立病院組合副管理者の立場で接種を受けた。同組合内でコロナ感染により管理者、副管理者を不在にするべきではないとの判断に至り医療従事者用のワクチンを打ったという。同組合は「菅根市長には基礎疾患があり、本人の判断で接種した。適切な判断だったと考える」と語った。東根市の土田正剛市長(77)も同組合管理者として今後、先行接種を受ける予定という。

 集団接種会場で欠員が生じたことを理由に挙げたのは金山、舟形、白鷹、西川、戸沢の5町村。戸沢村の渡部秀勝村長(68)は高齢者接種初日の11日、キャンセルが出たため受けた。村は「東京出張の予定があり、ワクチン有効活用のため」としている。金山町の佐藤英司町長(64)、舟形町の森富広町長(61)、白鷹町の佐藤誠七町長(70)、西川町の小川一博町長(71)も、急きょ生じた高齢者の余剰分を活用した。

 現在認可されているワクチンは保存のために超低温冷凍設備が必要なほか、生理食塩水で希釈した後は6時間以内に接種しなければならない。関係者は一般的なワクチンと比べ「非常に扱いが難しい」とする。接種予定者が急きょキャンセルとなった場合、その場で代わりの人を見つけない限りワクチンを廃棄しなければならなくなるという。

 突然キャンセルが出た場合に備え、各市町村とも繰り上げの対象者をどう選ぶかのルールを設けている。米沢市は医療従事者に当たる集団接種会場のスタッフと会場近隣の高齢者に活用するとし、町内会と連携してリストを作成。村山市は会場にいる医療従事者の中で接種を受けていない人に回すとしている。

 白鷹町は、接種会場で医療従事者に準ずる保健師を含め、町職員に接種するのが「基本的なルール」という。戸沢村は村長が接種を受けた時点で明確な規定を設けていなかったが、現在は「次回の接種日に予約が入っている人で会場近くに住む人を繰り上げる」としている。

5713チバQ:2021/05/20(木) 08:21:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/38859b1144299ff4f48b172d80c77661ea6871e9
多賀城市長、市議に「ちょっと愚問かと」 議会側が真意問う文書
5/20(木) 6:00配信

河北新報
 深谷晃祐・宮城県多賀城市長が市議会で市議の質問に「愚問」と発言したことが波紋を呼んでいる。市議は発言の真意を問う文書を送付したのに対し、深谷市長は19日に文書で「今後は言葉の持つ複数の意味を理解しつつ、慎重な答弁に努める」と釈明した。

 発言があったのは3月23日の市議会臨時会の予算特別委員会。竹谷英昭市議が、市の新型コロナウイルス施策として飲食店に10万円を配るといううわさを聞いたと言及し「飲食店の経済対策で、今後はそういうことを視野に入れて考える構想もないのか」と質問した。

 深谷市長が「(コロナ下で先行き不透明な中)それがないというふうに聞くのは、ちょっと愚問かと思います」と答弁し、状況に応じ必要な対策を講じると述べた。

 その後、議会運営委員会で問題視する声が上がった。伏谷修一議長は4月20日、議長室で深谷市長に「品位を持つように」と口頭で注意。伏谷議長は「市民の代表が集まる議会で使う言葉として適切ではないので注意した」と話す。

 深谷市長は文書の中で、愚問は侮辱ではなく「刻一刻と状況が変化する中で構想がないわけがない、『聞くまでもない質問』という思い」と説明。竹谷市議は「市長という立場での発言の重みを十分に意識してほしい」と語った。

河北新報

この記事はいかがでしたか?


1

1

5714チバQ:2021/05/21(金) 02:03:54
>>5713
いや、たしかに愚問だ

5715チバQ:2021/05/21(金) 14:05:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab7400eb822208ddfba0f230512136086ad1834
村井知事、5選出馬は9月表明か 任期残り半年 
5/21(金) 6:00配信
河北新報
 宮城県の村井嘉浩知事(60)の任期が20日、残り半年に迫った。4期目の最終盤を迎えた県政トップは進退を明らかにしないが、歴代最多に並ぶ5期目を目指した立候補が確実視される。焦点は対立候補の擁立。立憲民主党が中心の野党勢は、8月の仙台市長選や次期衆院選を優先。村井県政15年の評価に温度差があり、野党共闘も宙に浮いたまま構図は定まらない。

■「コロナ対応で手いっぱい」明言避ける

 「新型コロナウイルス対応で手いっぱい。今のところ次の選挙のことは考えられない」。5月17日の定例記者会見で問われた村井知事は明言を避けた。

 けむに巻く知事の背後で、周辺は「5選出馬が既定路線」とみて、県議会9月定例会での表明という段取りを想定する。

 2017年の前回、県議会最大会派の自民党・県民会議(31人)と公明党県議団(4人)は知事を全面支援した。自民会派の村上智行会長は「仙台市長選や衆院選が目の前にあり、頭が切り替わっていない」と話す。陣立てはこれからだ。

 村井知事の4選の歩みはグラフの通り。前回は史上初となる衆院選との同日選の効果で投票率が上昇し、過去最多の82万5460票を積み上げた。

 圧倒的な民意を得て臨んだ4期目の後半は、つまずく場面も目立った。

 県独自の新税「宿泊税」の導入、県美術館(青葉区)の移転構想が象徴例。賛否を巻き起こして新事業を推し進めるお得意の手法に、業界団体に加えて自民会派や県庁内からも反発を招き、撤回に追い込まれた。

 「『急がば回れ』。焦りが見えた」。知事を支持する県議もくぎを刺し、5期目を前提に「ベテランならではの政治手腕を期待したい」と注文する。

 野党側は仙台市長選や次期衆院選の準備に追われ、知事選の戦略は描けない。

 立民県連の鎌田さゆり選対委員長は「県民に明確な意思を示す」と対決姿勢を打ち出すが、候補者選定は未着手と明かす。立民が中心の県議会第2会派みやぎ県民の声(10人)に、具体的対応の議論を促す方針だ。

 ボールを投げられた同会派では、村井県政への賛否が分かれる。

 ベテランは知事のコロナ対策を「命や暮らしよりも経済を重視し、判断が後手後手」と酷評するが、若手の一人は療養者向けホテルの確保などを挙げ、「総合的に見れば70点」と指摘。多選批判がくすぶる半面、東日本大震災からの復興を指揮したリーダーシップを買う声も根強く、足並みはそろわない。

 同会派は前回土壇場で擁立を断念し、自主投票に甘んじた。坂下賢会長は「覚悟のある候補者を立てられるか、会派で話し合いたい」と慎重に言葉を選ぶ。

 過去4回の知事選で、村井氏の対立候補を推薦した共産党。「反村井勢力」を結集する野党統一候補も視野に入れるが、実現しなければ独自候補を擁立する構え。党県議団の三浦一敏団長は「強引な手法で民営化や合理化を目指す県政の転換を図る」と強調する。

河北新報

5716チバQ:2021/05/25(火) 15:03:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d9b1eb8ba8f73804fc83a59501c3a57a96b661
新人・渡部氏が出馬「断念」 いわき市長選、現新4人の争い濃厚
5/25(火) 14:10配信

福島民友新聞
 任期満了に伴い8月29日告示、9月5日投開票で行われるいわき市長選で、立候補を表明していた新人の会社経営渡部(わたのべ)安彦氏(34)は24日、出馬を取りやめると発表した。
 渡部氏は、合併前の旧市町村単位での地域振興や若者支援などを掲げていたが「現在の立場の方が自分の掲げる取り組みを迅速に進められ、いわきのためになるとの結論に至った」と述べた。一方、ほかの立候補予定者を支援する考えはない、としている。
 渡部氏が出馬を断念したことで、同市長選は立候補を表明している現職の清水敏男氏(57)=2期、いずれも新人の元文部科学省室長の内田広之氏(49)と常磐共同ガス(いわき市)前社長の猪狩謙二氏(58)、立候補の意思を固めている元衆院議員の宇佐美登氏(54)による4人の争いになることが濃厚になった。

5717チバQ:2021/05/27(木) 03:53:22
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/520023
2021年5月20日
パワハラ「あった」4人、「なかった」3人/十和田百条委
 青森県十和田市の2021年度予算案編成に絡み市議が市幹部職員にパワーハラスメントをしたとされる疑惑を巡り、市議会調査特別委員会(百条委)は19日、市役所で第9回会合を開いた。調査報告に向けた取りまとめを行い、工藤正廣委員長を除く委員7人のうち4人がパワハラは「あった」、3人が「なかった」と見解を述べた。

5718チバQ:2021/05/30(日) 16:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/642d3948100a4292b24679d3e0d03947bbb627d0
菊地氏の推薦見送り 仙台市長選で自民県連
5/30(日) 15:34配信


河北新報
菊地崇良氏

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)で、自民党宮城県連は29日、青葉区の県連事務所で執行部会を開き、立候補の意思を固めた党市議の菊地崇良氏(52)の推薦を見送ることを決めた。市長選への対応は未定とした。

 菊地氏は所属する党若林区支部を通じ、県連に推薦を要請した。執行部は市内の他4支部から事前に意見を聴取し、非公開の協議で推薦しないと決定した。

 県連会長の西村明宏衆院議員(宮城3区)は終了後の取材に「大変有為な人材の菊地氏からの推薦申請だが、仙台市連という大きな固まりの中で意見の一致が見られないのなら、党本部には上申できないとの結論に達した」と説明した。

 菊地氏は西村氏から電話で推薦の見送りを伝えられたという。取材に「県連のご判断として受け止める。今後は支援者らと相談しながら、立候補に向けた準備を進めたい」と語った。

 現職の郡和子氏(64)は再選出馬が確実とみられるが、まだ態度を明らかにしていない。

河北新報

5719チバQ:2021/05/30(日) 16:30:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3bf0005c837f0d83046ab7ba6a1037a378087b8
「検証・郡市政」(上)公約 いじめ対策の浸透 道半ば
5/28(金) 15:55配信

5
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
いじめ対策を検証する有識者会議から報告書を受け取る郡市長(右)=1月28日、仙台市役所

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)は告示まで2カ月を切った。立候補表明は依然ゼロだが、現職の郡和子氏(64)は再選出馬が確実とみられ、選挙戦になれば市政運営の評価が重要な争点となる。「『いのち』を守る」「『SENDAI』を創る」を公約に掲げて初当選し、前市政との差別化も目指した1期目の成果と課題を検証する。

 2017年の前回市長選で、郡氏が公約の「一丁目一番地」に据えたいじめ対策。4年間で形は整えたものの中身が伴うまでは至らず、道半ばとなっている。

 市内では14年9月以降、いじめを苦にした男子中学生の自殺が、3件続けて起きた。郡氏は選挙戦で市の対応を厳しく批判。市長就任後、いじめ防止条例の実現に真っ先に取り組み、19年4月に施行した。

 市長部局の子供未来局には18年4月、いじめ対策推進室を新設。学校や市教委に不信感を抱く児童生徒や保護者のため、20年6月には弁護士や学識経験者が相談に応じる市いじめ等相談支援室「S-KET(エスケット)」も開設した。

 目に見える形で次々と施策を打ち出す一方、基本となる条例の浸透は緒に就いたばかり。毎年度、市のいじめ対策を検証する有識者会議は「学校間で研修の量、教職員の資質向上への意識に差がある」など厳しい評価を市長に向けている。

 信じ難い不祥事も続いた。19年9月は宮城野区の中学校で教員が指針違反と知りつつ、いじめの被害、加害生徒の名前や事案概要が書かれた資料を誤って配布。20年12月には泉区の小学校で、児童のいじめ実態調査の回答を講師が改ざんした事実が明るみに出た。

 自殺した男子生徒3人の遺族を支える全国自死遺族連絡会(仙台市)の田中幸子代表理事は「最も大事な現場の意識改革が後回しになっている。いじめ対策はパフォーマンスに終始してほしくない」と指摘する。

 郡氏が市長選で掲げた公約のうち、成否の評価が割れる重要施策もある。

 19年1月に始まった「奨学金返還支援事業」。市内に本社・事業所を置く中小企業に20〜22年度就職した学生らに対し、入社後3年間、年18万円を上限に奨学金の返還資金を援助する。

 公約は「仙台版『給付型奨学金』創設」だった。若者の地元定着を狙った点は一致するが、在学中に給付する公約に対し、返還支援事業は卒業後に支給する。

 国が18年度に給付型奨学金を始めたため、卒業後の負担軽減にシフトさせた。郡氏は18年11月の事業の素案発表時、「公約に即した形でまとめた」と達成を強調したが「話が違う」と首をかしげる市民は多い。

 返還支援事業は1年目の19年度、先着70人の募集に応募は65人にとどまった。新型コロナウイルス感染が広がり、就職環境が激変した20年度は募集枠を140人に倍増したが、応募は115人と埋まらなかった。

 ニーズとのギャップを指摘するのは、市民団体「みやぎ奨学金問題ネットワーク」。20年3〜6月、宮城県内の大学生に実施したインターネット調査で、既存の給付型奨学金の使いにくさ、在学中の支援などを求める声が多く寄せられた。

 事務局長の草苅翔平弁護士は「コロナ下の厳しい経済状況で学生の不安は増している。若者の地元定着を図るというなら、やはり市独自の給付型奨学金を再検討すべきだ」と強調した。

(報道部・伊藤卓哉、布施谷吉一)

[仙台市いじめ防止条例]2019年4月施行。「社会全体で子どもたちをいじめから守る意識を醸成する」を理念に掲げる。学校、市教委、保護者、地域などの責務を明記し、教員の体罰や不適切指導を禁止。児童生徒の地域行事への参加を保護者の努力義務と規定した。いじめ防止対策の取り組み状況は毎年度、市いじめ防止等対策検証会議が点検し、報告する。

河北新報

5720チバQ:2021/05/30(日) 16:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f6f884b2d1db684f003a515e69f8f2c5cc752e2
「検証・郡市政」(中)前進 大手門復元、実行力示す
5/29(土) 11:45配信


河北新報
大手門跡近くの市道交差点。脇櫓(中央)の建て替えも計画される=仙台市青葉区(写真の一部を加工しています)

 仙台市教委が3月にまとめた仙台城跡(青葉区)の整備基本計画(2021〜38年度)に大手門復元が盛り込まれた。最初の10年間で発掘調査などを実施し、仙台藩祖伊達政宗の没後400年に当たる36年度ごろの完成を目標に据える。

 「スタートが切れることが大変うれしい。私自身としてもわくわくしている」

 計画の中間案が公表された後の昨年12月の定例記者会見で、郡和子市長(64)は高揚感を隠さなかった。大手門復元は前計画で方向性が打ち出されたものの、具体的な実現スケジュールは描かれていなかった。

 郡市長は17年7月の前回市長選で大手門復元を重点公約に掲げている。1期目での大きな前進に、市の担当者は「『これで空手形と言われない』との安心感もあっただろう」と喜ぶリーダーの心中を推し量った。

 15年の市地下鉄東西線開業や都市計画道路開通による城跡周辺の交通量減少、歴史的建造物の活用を後押しする19年の法改正など、大手門復元を可能にする環境変化が大きく貢献した。

 復元を求める署名簿を市に提出した市民団体「『政宗公ワールド』プロジェクト」の山下晴輝さん(52)は「思いがけないプレゼントをもらった」と前進を評価しつつ「郡市長だから動いたというより、外から風が吹いた」と受け止める。

 「リーダーシップが見えない」。郡市長は4年間、市議会などからこう指摘されてきた。レッテルを振り払うためか、政治決断を演出する場面も目立った。

 19年2月、市議会定例会で突如表明したガス事業民営化の再開は典型。判断の先送りを繰り返した前市政との違いを際立たせた。子ども医療費の助成も同様で、財源不足を理由に避けてきた所得制限の緩和に今年10月から踏み切る。

 重要プロジェクトを前進させ、これまでのタブーも破り「郡カラー」を形作った。ただ、新型コロナウイルスの影響もあって、全てが順風満帆とはいかない。

 ガス事業民営化は複数の企業グループの応募を見込み、価格やサービスの競争による市民の利益を期待したが、関係者によると、応募は東北電力など4社のグループだけとみられる。

 優先交渉権者の決定も当初の5月末から3カ月先延ばしした。20年近く前に判明したガス局庁舎(宮城野区幸町)の土壌汚染が影響しているとの指摘もある。

 今年4月、郡市長が策定を指揮した新たな市政運営の指針、市基本計画(21〜30年度)が始動した。故藤井黎市長時代に掲げた「市民協働」、奥山恵美子市長時代に目指した「市民力」の継承と拡充もうたう。

 今月18日には早速、協働による地域のまちづくりを支援する事業が始まった。だが、この4年間を振り返ると、市政が看板にしてきた市民協働や市民力が深みを増したとは言い難い。

 NPO法人せんだい・みやぎNPOセンターの青木ユカリ事務局長は「現場は粛々と動いているが、それは奥山さんがまいた種が育ったという印象。郡さんの市民協働観や新しさはまだ感じられない」と指摘し、さらなる前進に期待する。

(報道部・高木大毅)

[仙台市ガス事業民営化]2020年9月に事業継承者の公募を開始。提案内容を総合的に審査する「公募型プロポーザル方式」で、21年8月下旬に優先交渉権者を決定し、22年度中に事業譲渡する。最低譲渡価格は400億円。民営化後5年間はガス料金を引き上げない。市は05年に民営化方針を表明。前回は08年に公募を始め、東北電力、東京ガス、石油資源開発の3社グループが応募したが、リーマン・ショックに端を発した景気悪化の影響で、09年に頓挫した。19年2月、郡和子市長が再度の公募開始を決断した。

河北新報

5721チバQ:2021/05/30(日) 16:31:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c53e090763df5194648abf97f1618f08470ee38
「検証・郡市政」(下)改革 融和に苦悩 切り込めず
5/30(日) 15:00配信

河北新報
幹部職員に訓示する郡市長。「創例主義」を掲げ、市役所改革に挑む=2020年1月6日、仙台市役所

 前例のない不適切な事務処理の結末は、トップの超法規的な政治判断による損失の全額穴埋めだった。

 2019年2月、仙台市の道路照明灯問題が明るみに出た。撤去した照明灯の電力契約を解除し忘れ、計9200万円の電気料の過払いが発生。同時に契約漏れによる計2300万円の未払いも判明した。

 委託業者に任せた解約手続きを市が事後に確認する仕組みがなく、長年、問題に気付かなかった。郡和子市長(64)は発覚直後の定例記者会見で「誰の責任と言い難く、職員による弁償は難しい」と語り、損失の穴埋めには否定的だった。

 だが、東北電力と損失を事実上折半する和解案が決まった9月、市が負担する3400万円の半額を管理職が弁償すると表明した。市民や議会の厳しい視線を察知し、自身も給与カットするなど方針転換した。

 10月の市議会9月定例会最終日、前年度決算が初めて不認定となり「確実な穴埋めを求める」と付帯決議を突き付けられると、今度は全額穴埋めにかじを切った。市役所内には異論があったものの「市民の信頼回復が必要」と押し切った。

 郡市長が過去の不祥事を清算し、責任を明確にした「結果」には評価する声が少なくない。ただ、損失の弁償を巡り、方針が二転三転した対応には「身内に甘い」との印象を残した。

 1989年の政令市移行後、歴代市長はいずれも生え抜きの市職員か中央官僚の出身者だった。郡市長は初めての「非役人」。当初は「黒船」にも例えられ、市役所内にはびこる古い体質の改革も期待された。

 ところが、身構えた幹部職員たちの肩の力は早々に抜けた。郡市長は就任直後の局長会で「右から聞いたことが左に抜けてしまう。皆さん、こんな私を助けてください」と頭を下げた。

 民主党衆院議員時代に復興政務官などを務めたとはいえ、行政経験に乏しい郡市長が職員1万人の巨大組織を動かすには、融和に徹するしかなかった。今では「話を聞いてくれる市長」と職員の評価も悪くない。

 2017年8月の前回市長選で郡市長を支えた市民団体の一員で、生活協同組合あいコープみやぎの多々良哲顧問は「1期目は右も左も分からず市政を進めなければならない。役所内部や議会に気を使い、郡カラーを出せていない」と分析する。

 郡市長は市役所改革の合言葉として「創例主義」を掲げる。幹部職員への訓示などで、前例にとらわれず挑戦の気概を持って職務に当たるよう求めるが、目に見える成果は出ていない。

 外郭団体改革も道半ば。19年度決算によると、市が投じた補助金や委託金の総額は、3年前より約5%増えた。1期目の4年間は統廃合の動きすらなかった。

 「人事や議会対応を担う総務系職員が出世し、手堅い運営が是とされる庁内の文化」(市幹部)にも新風が吹き込んだ形跡はない。

 副市長2人は市職員出身。3人目は空席のままだ。「せめて気心知れた副市長がもう1人いれば、やりたいことができただろう」。郡市長の支援者が指揮官の苦悩を代弁した。

(報道部・古賀佑美)

[仙台市の道路照明灯問題] 撤去した道路照明灯の電力契約1729件の解除を忘れ、計9200万円の電気料過払いが判明。261基の契約漏れも発覚し、計2300万円が未払いと分かった。東北電力と協議し、同社が発光ダイオード(LED)化事業の協力金4600万円を市に寄付して過払いを折半。未払いは時効を踏まえ、市がほぼ半額の1140万円を支払うことで和解した。市の損失は課長級以上の職員の親睦会費から穴埋めし、退職者にも協力を要請した。

河北新報

5722チバQ:2021/06/08(火) 21:27:05
https://www.sakigake.jp/news/article/20210607AK0024/
鹿角市長選、藤井氏が出馬取りやめ 「総合的に考え決断」
会員向け記事 2021年6月7日 掲載 2021年6月7日 更新

 任期満了に伴う秋田県鹿角市長選(13日告示、20日投開票)に立候補を予定していた元文部科学省職員の藤井陽光氏(73)は7日、出馬を取りやめると発表した。

 藤井氏は同市花輪の選挙事務所で会見し、「諸般の事情により立候補しないことにした」と述べた。自身への支持集めに困難な点があることや、全体的にムードが低調であることなどを挙げ「総合的に考えた上で決断した」とした。

5723チバQ:2021/06/13(日) 23:35:43
https://www.sakigake.jp/news/article/20210613AK0013/
鹿角市長選、新人同士の一騎打ちに 20日に投開票
2021年6月13日 9時12分 掲載 2021年6月13日 17時13分 更新
 任期満了(7月2日)に伴う秋田県鹿角市長選の立候補届け出が13日午後5時に締め切られ、いずれも新人で元農林水産省職員の関厚氏(67)、会社社長の岩船勝広氏(60)の無所属2人が届け出た。今期限りで退任する児玉一市長(74)に代わる新たなリーダーを選ぶ一騎打ちの選挙戦に突入した。投開票は20日。

 関候補は花輪の選挙事務所近くで第一声。農水省職員時代の経験や人脈をアピールし、「多くの仕事、多くの事業を鹿角に持ってきて、若い人など多くの人が働けるまちにする。産婦人科をはじめとした病院、介護施設の充実を直近の課題として取り組み、鹿角を良いまちにしていきたい」と訴えた。

 岩船候補は、花輪の選挙事務所で第一声。「新型コロナウイルスの影響で疲弊している市内経済を底上げしなればいけない」と述べた。人口減少や少子高齢化、産婦人科など医師不足の問題にも正面から取り組むとした上で、「コロナ下で変化する社会に対応し、鹿角の新時代の礎を築く」と訴えた。

 期日前投票は、14日から19日まで市役所本庁舎と八幡平、尾去沢、十和田、大湯の各支所、市文化の杜交流館コモッセの6カ所で実施。20日は投票が午前7時から午後7時(一部は6時)まで市内46カ所で行われ、8時から市記念スポーツセンターで開票される。当落判明は9時半ごろの見込み。

 12日現在の有権者数は2万6063人(男1万2253人、女1万3810人)。

5724チバQ:2021/06/14(月) 11:17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ac918de2d819c67bd8cb2b9dce3b9c45977c79f
平内町三役、議長ら会食 「町議しのぶ会」、スナックで歌も
6/13(日) 8:55配信


Web東奥
 青森県平内町の船橋茂久町長ら町三役と、同町議会の船橋健人議長を含む議員ら少なくとも計9人が11日夜、町内の料理店で飲酒やコンパニオン3人を伴う会食をしていたことが12日、分かった。町内のスナックで2次会も行っていた。新型コロナウイルス感染拡大で、国が5人以上の会食を控えるよう呼び掛ける中、町民からは問題視する声も上がっている。

 町側は船橋町長のほか山田光昭副町長、渡辺伸一教育長が出席。出席者の話を総合すると、会場はいす席で向かい側とは2メートル近く、隣とは1メートルほど距離を空け、仕切り板はなかった。1次会は2時間ほどで、酒を飲まない人もおり、カラオケが行われた2次会には参加しない人もいたという。会食の名目は5月に現職で亡くなった町議を「しのぶ会」。11日は定例町議会最終日だった。

 国の呼び掛けのほか、三村申吾知事も5月31日、県民に「毎日一緒に行動している人以外とは会食、会合を控え、今後3週間は静かに過ごして」と求めていた。船橋町長は「『ご苦労さん会』の意味も、町内の飲食店を元気づける意味もあった。密着はしていない」と強調し、船橋議長は「故人の功績を話す会だったが、認識が甘かった」と語った。

 ある町民は「全県的に県民が我慢している中で、町の先頭に立つ人たちがこれでいいのだろうか」と話した。

5725とはずがたり:2021/06/14(月) 17:13:52
庄子宮城県議、衆院選準備へ辞職 補選は仙台市長選と同日か
2021年06月14日 14:05
https://kahoku.news/articles/20210614khn000011.html
庄子賢一氏
 宮城県議の庄子賢一氏(58)=宮城野選挙区=は14日付で県議を辞職した。公明党が次期衆院選の比例東北ブロックへの擁立を決めており、庄子氏は衆院選の準備に専念する。石川光次郎県議会議長が辞職願を受理した。
 宮城野選挙区(定数4)では、坂下康子氏が昨年死去。庄子氏の辞職で欠員が2となり、補欠選挙が行われる。日程は今後、県選管が決めるが、公選法の規定などを考慮すると、仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)と同日となる可能性が高い。
 庄子氏は仙台市出身、東北学院大卒。会社員を経て2003年に初当選し、連続5期。15年12月から務める党県本部代表は継続する。

5726チバQ:2021/06/14(月) 17:50:44


2247 :チバQ :2021/06/14(月) 17:50:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba58e6340da241ef99b4a3d8d62d96177e8fc2c3
庄子宮城県議、衆院選準備へ辞職 補選は仙台市長選と同日か
6/14(月) 14:05配信

河北新報
庄子賢一氏

 宮城県議の庄子賢一氏(58)=宮城野選挙区=は14日付で県議を辞職した。公明党が次期衆院選の比例東北ブロックへの擁立を決めており、庄子氏は衆院選の準備に専念する。石川光次郎県議会議長が辞職願を受理した。

 宮城野選挙区(定数4)では、坂下康子氏が昨年死去。庄子氏の辞職で欠員が2となり、補欠選挙が行われる。日程は今後、県選管が決めるが、公選法の規定などを考慮すると、仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)と同日となる可能性が高い。

 庄子氏は仙台市出身、東北学院大卒。会社員を経て2003年に初当選し、連続5期。15年12月から務める党県本部代表は継続する。

河北新報

5727チバQ:2021/06/15(火) 08:03:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cd81ba2cc7e487eff9fd961f5209075cb30d136
事務方トップ不在解消なるか 山形知事、前副知事再任に意欲
6/15(火) 6:30配信

河北新報
副知事席が空席のまま議事が進んだ山形県議会4月臨時会。不在は解消していない=4月8日、県議会議場

 副知事の不在が3カ月続く山形県で15日、県議会6月定例会が開会する。吉村美栄子知事は前副知事を再任する人事案の再提出に意欲を示すものの、2月定例会で反対した最大会派・自民党も譲る気配はない。吉村知事が議会の同意を得て、事務方トップ不在の異常事態を打開できるかが焦点となる。

 県によると、副知事の人事案は冒頭提案に含まれない。人事案を提出できるのは議会運営委員会と本会議がある日に限られ、6月定例会会期中に出す場合は自民側の意向を踏まえつつ提出時期を探るとみられる。

 吉村知事は2009年の初当選以来、1期ごとに副知事を交代させてきた。4選を果たした1月の知事選直後の2月定例会には、若松正俊前副知事を再任する人事案を提出。知事選で対立候補を擁立した自民党は、選挙で複数の県内首長が県による市町村との連携不足を指摘したため、再任に同意しなかった。若松氏の任期切れで副知事は3月11日から不在だ。

 自民側は「県庁には他にも豊富な人材がいる」と人選見直しを求めている。だが、吉村知事は5月26日の定例記者会見で「若松氏との考えは変わらない」と発言。「(同意を得るのは)難しそうという雰囲気は感じているが、今の時点で無理ということはないと思う。6月議会に向けて説明を申し上げたい」と述べた。

 一方、自民党県連の森谷仙一郎幹事長は13日にあった県連大会後、取材に「うちの会派内では誰も聞いていない」と執行部側の働き掛けを明確に否定した。「議会で一度否決したものを再び出すのはあり得ない」と反対する姿勢を崩さない。

■宮城、秋田も過去に副知事人事否決

 山形県で続く副知事の不在。過去20年の間には宮城、秋田両県でも副知事席が数カ月にわたって空席となったことがある。ただ、ともに副知事2人制を採っており、1人もいない事態が続くのは異例のようだ。

 宮城県では2003年、就任10年目だった当時の浅野史郎知事が「腹心」とされる県福祉事業団の理事長を副知事に起用する人事案を2月定例会へ提出。最大会派の自民党に加え、共産党も反対し否決されたが、同年6月定例会にも同じ人事案を提出し、再び否決に。9月定例会に別の人物を提出し、落着した。

 秋田県でも07年、就任10年目だった当時の寺田典城知事が知事公室長を2人目の副知事へ登用する人事案を提出した。議会の過半数を占める自民党が副知事2人制への反対などから6月と12月の両定例会で否決。知事は翌年4月臨時会で別の人物を提案せざるを得なかった。

 山形県は08年まで2人体制を敷いていたものの、09年に副知事1人制を公約に初当選した吉村美栄子知事が就任後、1人制を採用している。

河北新報

5728チバQ:2021/06/16(水) 10:25:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/063d6411ffb808db0afc46f59e10a0c59ae1c7fe
山形知事選で前副知事、現職の応援を依頼 県警が事情聴取
6/16(水) 6:00配信


河北新報
山形県庁

 吉村美栄子知事が4選を果たした1月の山形県知事選に関連し、当時の若松正俊副知事が複数の県内首長に対し、自民党が擁立した新人候補を応援しないよう求めていたことが15日、分かった。首長の一部は取材に対し、県警から当時の状況について事情聴取を受けたと明らかにしている。

 関係者によると、若松氏は昨年秋ごろから首長に電話や対面で「現職を応援してくれないか」「新人候補の支持を表明しないでもらいたい」などと複数回にわたって依頼した。県警は依頼が公選法に抵触するか否かを調べるため、聴取したとみられる。

 若松氏は2017年に副知事に就任。今年2月の県議会定例会に再任の人事案が提出されたが、最大会派自民党などの反対で否決された。吉村知事は若松氏を3月11日付で地方公務員法に基づく非常勤特別職に任命した。

 公選法は公務員の地位を利用した選挙運動を禁じている。

河北新報

5729チバQ:2021/06/16(水) 19:42:35
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210616122107.html
川村氏が出馬検討 五所川原市長選
2021/06/16 12:19東奥日報

 青森県五所川原市の丸中五所川原中央水産の社長・川村拓也氏(54)が来年7月8日の任期満了に伴う同市長選への出馬を検討していることが15日、分かった。同氏は東奥日報の取材に「(出馬を求める)話を頂いたのは事実だが、検討中でまだ決めていない」と述べた。

 川村氏は同市出身。同市議会関係者によると、市議会最大会派の野党・至誠公明会の市議らが出馬を打診した。

 同会派の市議の一人は、川村氏について「子育て世代で、五所川原の街づくりを任せられる人。少子化や人口減少対策に取り組んでほしい」と語った。

 次期市長選について、現在1期目の現職佐々木孝昌氏は態度を明らかにしていないが、周辺の関係者には出馬を確実視する見方が強い。

 2018年6月の前回は、新人で出馬した佐々木氏が故・平山誠敏前市長の息子・平山敦士氏を破り初当選した。

5730チバQ:2021/06/17(木) 14:17:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ba49fbd0f0a5e875ab5fc3def84dfce5285dca

町長や議長10人が接待伴う会食 コンパニオンも同伴、2次会も




6/17(木) 9:16配信

朝日新聞デジタル

会見する平内町の船橋茂久町長(右から2人目)ら=2021年6月16日、青森県平内町の平内町役場、渡部耕平撮影
 青森県平内町の船橋茂久町長は16日、町役場で記者会見を開き、自身と町議ら計10人が町内の飲食店で接待を伴う会食をしていたことを公表し、「コロナ禍の中での会食について、町民に心からおわびと反省の意を示したい」と謝罪した。

 船橋町長らは11日夜、町議会の船橋健人議長ら計10人で会食した。酒をつぐ女性コンパニオン3人も伴っていたという。会食は5月に死去した町議を「しのぶ会」として、船橋議長が参加を呼びかけた。船橋町長のほか、山田光昭副町長、渡辺伸一町教育長、町議5人と町職員2人が参加した。会食後、10人は町内のスナックで2次会を開き、カラオケもした。

 飲食店では互いに1メートル以上離れて座ったが、飛沫(ひまつ)を防ぐための仕切り板はなかったという。船橋町長は「感染対策は大丈夫だと思った。故人をしのぶ会という趣旨があったが、このような時期に開いたことを反省している」と話した。接待を伴ったことは「いろんな見方があると思う」と述べるにとどまった。

 町によると、船橋町長と町議らは町議会の最終日に会食することが通例で、11日は町議会の最終日だった。町は昨年6、9、12月と今年3月の町議会の最終日にも、船橋町長と町議らが計11〜27人で会食していたことを明らかにした。(渡部耕平)


朝日新聞社

5731チバQ:2021/06/17(木) 19:10:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d5e91a744824948bd607efd3a03913178648457
町会議長、3度目の辞職願「不許可」…特発性間質性肺炎でも「辞めさせてくれない」
6/17(木) 14:48配信


読売新聞オンライン
 青森県野辺地町議会(定数12)は16日の定例会で、熊谷晴雄議長(78)から提出された議長辞職願を不許可とした。不許可は今年の2月、5月に続いて3度目。町議会では町役場の新庁舎建設を巡り、前町長の時代から与野党の対立が続く。現在の町議会は与野党勢力が同数で、採決に加わらない議長職が両派から敬遠されたとみられる。

 熊谷議長ははじめ、「一身上の都合」を理由に辞職願を提出。5月と今回は、特発性間質性肺炎を患い、「自宅でも酸素吸入をしなくてはならず、公務を遂行できない」とした。いずれも採決の結果、賛否が5対5の同数となり、議事を進めた杉山福行副議長(76)の裁決で不許可となった。

 杉山副議長は「熊谷議長は4月に町商工会の理事に就いている。町議会の進行に差し支える健康状態とは考えがたい」と語った。

 一方、熊谷議長は「辞職願は与野党の関係とは別なのに辞めさせてくれない。同じ結果になるだけなので、4度目の辞職願は提出しない」と述べた。

5732チバQ:2021/06/18(金) 21:31:43
https://www.sankei.com/article/20210618-QONJ7A6SUZLJPN6BZCOXZBGXUE/
山形の副知事不在3カ月、知事と自民の対立再燃 不再任の前職は公選法に抵触?
2021/6/18 20:05
柏崎 幸三
副知事の不在が3カ月以上も続く山形県で、吉村美栄子知事と県議会最大会派・自民党との対立が再燃している。現在開会中の県議会6月定例会で、吉村知事は前副知事の若松正俊氏(65)を再任する人事案の再提出に意欲を示すが、自民側は拒否する構えを見せている。また、1月の知事選をめぐり、若松氏が公職選挙法に抵触した疑いが浮上。県政の混迷の度合いは深まっている。

1月の知事選で4選を果たした吉村知事は、2月定例会で若松氏の副知事再任案を提出したが、「(再任の)理由が明確でない」などとして自民・公明両会派の反対多数で否決。その後も、副知事のポストは不在が続く異例の事態となっている。


若松氏について「余人をもって代えがたい人」と評価する吉村知事は、副知事の任期満了を迎えた翌日の3月11日、県議会の議決を経ずに任命できる非常勤特別職として若松氏を起用。吉村知事はその後も「(副知事は)若松氏という考えは変わっていない」と話すなど若松氏の副知事再任に強い意欲を示している。


だが、若松氏が昨秋、知事選をめぐり吉村知事の対立候補を支持しないよう複数の首長に働きかけていた疑いが浮上。関係者によると、若松氏はその際に県補助金の不交付を示唆するような発言もしていたという。公選法では公務員(特別職も含む)の選挙活動が禁じられており、県警では若松氏を任意で事情聴取しているもようだ。

18日に開かれた県議会本会議の代表質問で加賀正和県議(自民)から「若松氏の(県警からの)任意聴取をどう承知しているのか」と問われた吉村知事は「若松氏に問うたところ『指摘されるようなことは全く言っていない』とのことだった」と答弁。不在が続く副知事については「いろいろな人に相談し、検討してまいりたい」と述べた。

若松氏は県庁に登庁しているものの、報道陣の取材には応じず、県秘書課を通じて「今はまだお話しすることはございません」とコメントするのみ。ある県議は「任意の事情聴取にしろ、県警に調べられた人を県民は副知事として認めるだろうか」と疑問を呈した。


人事案を提出できるのは議会運営委員会と本会議の開催日に限られており、吉村知事が今後、若松氏の副知事再任案の再提出に踏み切るのか注目される。(柏崎幸三)

5733チバQ:2021/06/19(土) 21:15:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ac70f11a06d9b80f3b622b0b88ac9f588ff3465
郡氏と菊地氏、定例会で「激突」 仙台市長選告示まで1ヵ月
6/19(土) 16:54配信

10
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
郡氏(右)の市政運営を厳しく追及した菊地氏(左)

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)の告示まで1カ月となった18日、再選を目指す現職の郡和子氏(64)と立候補に意欲を示す自民党市議の菊地崇良氏(52)が、開会中の市議会6月定例会で「激突」した。菊地氏が本会議の一般質問に立ち、市政運営をただした。

 菊地氏は17分半に及ぶ質問の冒頭、郡市政の新型コロナウイルス対応を追及した。自宅療養者への食料品の提供、感染急拡大に備えた保健所の態勢強化を例に「迅速かつ効果的な対応が取れた認識か」と尋ね、スピード不足を指摘した。

 音楽ホール整備に関しては「ハコモノが文化芸術の発展をけん引するという旧来型の姿勢」と疑問視。市役所本庁舎の建て替えも、低層部に交流・にぎわい機能を持たせる構想を「フルスペック主義という前時代の感覚」とこき下ろした。

 郡氏が公約前進と強調する小中学校の35人以下学級拡大には、特に語気を強めた。「いじめや不登校は減ったか。教員の多忙感は解消されたか。子どもと向き合う時間は増えたか。いずれもノーだ」と批判した。

 これに対し、郡氏は答弁でじわりと反論した。

 いじめ認知件数が増えたとの指摘には「いじめの端緒を早くつかむ観点で(取り組んだため)数が一定程度出てきている」と説明。いじめ対策に力を入れた成果が、むしろ件数増に表れているとの認識を示した。

 新型コロナ対応は、保健所への全庁的な応援態勢を拡充したことを強調。「適宜、態勢の見直しを図りながら全庁一丸で取り組む」と理解を求めた。自宅療養者への食料品提供が遅れた事例には「大変な思いをした方にはお見舞いを申し上げる」と不備を認め「体制を見直した」と語った。

 音楽ホール整備や市役所本庁舎の建て替えは必要性を改めて説明したが「引き続き(構想や計画実現の)各段階で十分に検討していく」と述べるにとどめた。

河北新報

5734チバQ:2021/06/19(土) 22:34:24
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210618085643.html
八戸市長選、熊谷県議が出馬意欲
2021/06/18 08:54東奥日報

 11月16日の任期満了に伴う八戸市長選に、自民党八戸市支部長で同市区選出の県議熊谷雄一氏(58)が出馬の意欲を持っていることが17日、関係者の話で分かった。支援者らの意見や現職小林眞市長(71)の動向を見極めながら最終判断する見通し。過去4回の市長選で自民党の推薦を受けた小林氏は、次期市長選については「白紙」としており、現時点で出馬への意思を明らかにしていない。

 熊谷氏を巡っては、後援会を中心に市長選への出馬を期待する声がある。同日の取材に熊谷氏は出馬については明言せず、「後援会幹部や関係者と話し合いを進めている」と述べるにとどめた。

 関係者によると、熊谷氏は今月上旬、後援会幹部らが集まった会合で、自身の出馬の是非を含めた市長選への考えを出席者に聞いた。

 熊谷氏は八戸市出身。市議を経て2003年の県議選で初当選し現在5期目。17〜19年には第81代県議会議長を務めた。現在も自民党県連政調会長など要職に就いている。祖父は元衆院議員の故熊谷義雄氏。

 一方、小林氏に関しては、5期目への出馬に意欲を持っているとの見方が市政界では強いが、本人は意思を明確にしていない。

 15日の定例記者会見でも、市長選について「今の段階では私自身の考え方、整理がまだできていない状況。これまでお答えした通り白紙」と強調。その上で「次の市政を誰が担うかということは、将来の市の在り方にとって重要な問題。しかるべき時期に話をしなければという思いが強くなっている」と述べた。17日の取材にも「会見で申し上げたことに変わりはない」とした。

 八戸市長選には、同市で歯科医院を営む清水文雄氏(73)=仙台市=が出馬の意向を表明している。

5735チバQ:2021/06/21(月) 08:03:16
https://www.sakigake.jp/news/article/20210620AK0029/
鹿角市長選、関氏が初当選 岩船氏に2462票差
会員向け記事 2021年6月20日 掲載 2021年6月20日 更新

 任期満了(7月2日)に伴う秋田県鹿角市長選は20日投開票され、新人で元中部森林管理局長の関厚氏(67)=無所属=が9257票を獲得、会社社長の新人岩船勝広氏(60)=同=を2462票差で破り初当選した。

 投票は市内46カ所で行われ、市記念スポーツセンターで開票された。投票率は63・13%で、前回(64・95%)を1・82ポイント下回った。

5736チバQ:2021/06/22(火) 23:21:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20210621ddlk03010110000c.html
<選挙>宮古市長選 告示 現新の一騎打ちに 継続か刷新か /岩手
2021/06/21 05:02毎日新聞

 任期満了に伴う宮古市長選は20日告示され、4選を目指す現職の山本正徳氏(65)と、元市議で新人の熊坂伸子氏(68)が、共に無所属で立候補を届け出た。新型コロナウイルス禍で経済や市民の暮らしに大きな影響が出る中、選挙活動も制約されることになり、これまでとは違った舌戦がスタートした。【中尾卓英】

 山本氏は同市栄町の宮古駅前で、県議や市議、推薦を受けた約250の商工団体関係者が集まる中で第一声。東日本大震災や台風10号、19号からの復興や新型コロナ対策など3期12年の実績を強調した。人口減少や産業振興策にも触れ「再生可能エネルギーの地域循環によって財政健全化を図り、住んで、訪れて、故郷にして良しの宮古を目指す」と支持を訴えた。

 熊坂氏は支援を表明した8人の野党系市議や労組幹部らを前に、同市和見町の駐車場で第一声を上げた。その後、市内50カ所あまりでつじ立ち演説を行い、給付型奨学金の創設や高齢者の利便性向上のためコミュニティーバスの充実、地区別ワクチン接種を行うと公約。「高齢者や女性、若者、子供、誰もが政策立案、評価に参加できる市民中心の政治を」と支持を求めた。

 「継続か刷新か」を選択する市長選に、有権者の関心は高まる。前日に梅雨入りしたものの強い日差しが照りつける中、両陣営は選挙カーを走らせた。感染予防のため、有権者と距離を保ったまま街頭で演説し、握手の代わりに「グータッチ」をして、支持を呼び掛けた。

 投票は27日午前7時〜午後6時(一部地域は午後7時)で、市内53カ所で行われ、午後8時10分から同市小山田の市民総合体育館で即日開票される。19日現在の有権者数は4万4038人(男2万1020人、女2万3018人)。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇宮古市長選立候補者(届け出順)

山本正徳 65 歯科医院長 (3)無現

熊坂伸子 68 出版社社長  無新

5737チバQ:2021/06/23(水) 19:51:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c46af81027afcce72137735ed3ff96021695b159
仙台市長選、自民市議の菊地氏が立候補断念
6/23(水) 18:57配信
河北新報
菊地崇良氏

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)で、自民党市議の菊地崇良氏(52)は23日、立候補を断念すると明らかにした。

 市役所前で報道陣の取材に応じ「新型コロナウイルス下で政策の浸透を図るには制約が多い。今回の出馬は見送りたい」と語った。

 市長選は、再選を目指す現職の郡和子氏(64)が立候補を表明した。他に、新人1人が郡氏と一騎打ちの構図になる場合は立候補を検討するとしている。

河北新報

5738チバQ:2021/06/24(木) 15:05:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5afcde84bd0449018f83297e43512c007f705f
元衆院議員が出馬意向 無投票を阻止 仙台市長選
6/24(木) 14:58配信


時事通信
 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)で、元自民党衆院議員の加納三代氏(44)が24日、同市役所で記者会見し、無所属で出馬の意向を表明した。

 市長選では、現職の郡和子氏(64)が既に出馬表明している。

 加納氏は、郡氏の無投票当選の阻止が立候補の狙いであるとした上で、「郡市政に活を入れたい人たちの受け皿となる」と述べた。同氏以外に立候補者が出た場合は出馬を取りやめる考えも示した。

 加納氏は鹿児島市出身。2012年衆院選で宮城5区から立候補し、比例復活で初当選。1期務めた。

5739チバQ:2021/06/29(火) 20:01:11
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20210627-OYTNT50146/
宮古市長に山本氏が4選「力合わせてまち作り」
2021/06/28 05:00
当選が確実になり、万歳して喜ぶ山本氏(27日午後9時45分、宮古市で)  
 宮古市長選は27日、投開票が行われ、現職の山本正徳氏(65)(無所属)が、新人で前市議の熊坂伸子氏(68)(無所属)を破り、4選を果たした。投票率は64・93%。前回選の63・21%を上回った。当日有権者数は4万3040人。


 市長選では、前市長の熊坂義裕氏(69)の妻の熊坂氏が、告示日の約2週間前に出馬を表明。東日本大震災からのまちづくりや、新型コロナウイルスで影響を受けた経済の回復などを巡り論戦が繰り広げられた。

 山本氏は、自民党宮古市支部などの実質的な支援を受け、選挙戦を展開。震災からの復興・復旧など3期12年の実績を強調し、今後も被災者の心のケアやコミュニティー形成に取り組むと訴えた。新たな財源を生み出す再生可能エネルギー事業なども掲げた。

 同市新町の事務所に当選確実の報が伝えられると、山本氏は「市民でワンチームとなって、一人も取り残さず、皆で力を合わせてまちを作っていく」と抱負を述べた。

 熊坂氏は、震災からの心の復興や給付型奨学金の導入、全地域の活性化を進めるため、地区担当職員制度の創設などを掲げたが、及ばなかった。

開票結果

5740チバQ:2021/06/30(水) 20:43:27
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210630084152.html
八戸市長選まで4カ月、自民内に調整望む声
2021/06/30 08:40東奥日報

 10月24日告示、同31日投開票の八戸市長選まで4カ月。4期目の現職小林眞氏(71)は態度を表明せず、出馬に意欲を持つ青森県議熊谷雄一氏(58)も決断を先送りしている。互いに相手の出方を探っているとの見方もある中、過去4選とも自民党の推薦を受けた小林氏と同党八戸市支部長の熊谷氏による保守分裂選挙の可能性も取り沙汰される。だが、市長選前後に行われる衆院選に影響する事態は避けるべきだとして、党内では調整を望む声が次第に強まっている。

 小林氏は「新型コロナウイルス対策が最優先」として、3月に続き6月の定例市議会でも市長選への意思を示さなかった。29日の東奥日報取材に「現段階では白紙。市民が注目しているので、しかるべき時期に態度を明らかにしなければならないという思いはある」と述べるにとどめた。

 同市は6月中旬、中小企業のワクチン接種を加速化させるため、市や商工会議所、市医師会などの実行委員会が企業グループの職域接種を支援する独自の枠組みを制定。これらコロナ対策などに行政手腕を発揮する小林氏に対し、支持者は「5選出馬への意欲は十分」とみる。態度表明をしていない理由について、自民党系の市議会与党会派「自民・市民クラブ」の坂本美洋会長は、多選批判の声に配慮しているのでは-と小林氏の心境を察する。

 一方、県議会議長を経験し、県議選八戸市区で3回連続トップ当選を続ける熊谷氏の支持者からは「次は市長を」との待望論が根強い。だが熊谷氏は取材に「後援会幹部や関係者と話し合いをしているところ」と述べ、決断にはまだ時間を要するとの考えを示す。

 自民党県連内には、仮に小林、熊谷両氏が市長選に出馬した場合、市政界にしこりが残る可能性があることから、今回は小林氏、4年後は熊谷氏-といった調整に言及する関係者もいる。大島理森衆院議長が青森県2区に出馬予定の衆院選に「絶対マイナスになってはいけない」(党関係者)との危機感もあり、7月17日の党八戸市支部定期大会までに一定の方向性を打ち出すべきだとの意見もある。

 小林氏の多選を批判し対抗馬を模索する立憲民主党系の市議会野党会派「きずなクラブ」の五戸定博会長は「熊谷氏が出るのであれば状況が変わる」と動向を注視する考えを示し、市議会共産党議員団の田端文明団長は「野党共闘ができないのであれば独自候補を擁立したい」と述べた。同市長選を巡っては、同市で歯科医院を営む清水文雄氏(73)=仙台市=が出馬の意向を表明している。

5741チバQ:2021/07/01(木) 08:15:23
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20210701khn000001.html
前哨戦低調の仙台市長選 同じ政令市の名古屋、横浜に見劣り?
2021/07/01 06:00河北新報

前哨戦低調の仙台市長選 同じ政令市の名古屋、横浜に見劣り?

仙台市長選のポスター掲示板。8区画用意されたが、立候補表明は2人にとどまる

(河北新報)

 任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)は投票まで1カ月となった。立候補表明はともに無所属で、再選を目指す現職の郡和子氏(64)、新人で元衆院議員の加納三代氏(44)の2人。他に立候補の動きは見られない。各政党が事実上、郡氏に相乗りする構図に新型コロナウイルスの影響も重なり、前々回2013年以来の低調な前哨戦となっている。

 新人4人が名乗りを上げ、国政与野党が激突した前回の構図は4年間で一変した。郡氏が就任後、各党と等距離を保ち、対立候補を支援した自民、公明との緊張関係が緩和。今回も政党に推薦を求めず「市民党」を掲げたことが大きい。
 自民は今回も一時、対立候補の擁立を模索したが、作業は難航した。中堅市議が立候補に動いたものの、郡氏を評価する声が一部にあり、党市連は一枚岩になりきれず断念に追い込まれた。「知名度に勝る現職が優位」(ベテラン党市議)と戦意は高まらなかった。
 新型コロナも現職に挑む新人の動きを阻んでいる面がある。集会を開くなど名前や政策を浸透させる典型的な活動が制約され、県と市独自の緊急事態宣言が解除されるまでは、街頭で訴えることもはばかられた。
 断念した中堅市議は支援団体に「コロナ対応に集中すべきだ」と進言されたことを理由の一つに挙げた。コロナ禍の厳しい生活で、選挙モードになれない市民意識も背景にうかがえる。
 別のベテラン市議は低調の原因に「そもそも論」を説く。政令市移行後、市議選が区割りになったことや衆院の小選挙区制の影響を挙げて「仙台市全体を考えられるような人材が育ちにくくなった」と解説する。
 今回は中堅市議が断念を表明した翌日、前回出馬した加納氏が「無投票は郡氏の白紙委任になる」として、現職と一騎打ちの場合に限り挑戦すると記者会見で語った。戦後初の無投票は回避される可能性が高い。
 ただ、同じ政令市で比べると、4月にあった名古屋市長選は現職に3新人が挑む構図だった。8月8日告示の横浜市長選には元閣僚や市議、元衆院議員ら複数が名乗りを上げている。
 東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授(政治学)は、仙台市長選の低調を「市長と市役所、議員の小さなユートピア(理想郷)が選挙を機能させていない」と分析。「市政課題を可視化し、未来への責任を問うのが選挙。長い目で見れば将来につけを回すことになる」と警鐘を鳴らす。

5742チバQ:2021/07/05(月) 19:38:17

2365 :チバQ :2021/07/05(月) 19:37:23
>>2344
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3cf4b10a7363e9c275e78e6eb5b9950c0a8894e
県1区、原田氏が出馬を表明
7/5(月) 8:24配信

山形新聞
次期衆院選への出馬を表明した原田和広氏(中央)=山形市・大手門パルズ

 立憲民主党県連幹事長で県議の原田和広(まさひろ)氏(48)=山形市=は4日、山形市内で記者会見を開き、次期衆院選県1区への出馬を正式に表明した。県内の非自民系参院議員や政党組織などでつくる「5者会議」の統一候補となり、立民公認で立候補する予定。

 5者会議は国民民主党政調会長の舟山康江、無所属の芳賀道也の両参院議員、立民、国民両県連や連合山形などで組織。山形市内で同日開いた会合で、原田氏の擁立を全会一致で決定した。

 原田氏は山形東高、慶応大を卒業し、英ケンブリッジ大大学院を修了。2014年の衆院選で県1区に旧民主党新人として出馬、落選している。19年4月の県議選で初当選し、現在1期目。県議会の健康医療・女性若者活躍対策特別委員長を務めている。

 会見で原田氏は「野党第1党の県連幹事長という責任ある立場で決意に至った。科学的根拠に基づいたコロナ対策の重要性を訴えたい」などと決意を語った。

 県1区には自民現職の遠藤利明氏(71)=山形市=と共産新人の石川渉氏(47)=同=も出馬を予定している。

5743チバQ:2021/07/06(火) 19:49:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/09f26ac86579e147dd11c4e2f2a0747b1709d22a
県議会 議員定数2減へ(秋田県)
7/6(火) 19:28配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
ABS秋田放送

ABS秋田放送

県議会は2年後の2023年に予定されている県議会議員選挙で議員定数を現在の43から2議席減らすことで合意しました。年度内に条例の改正案を提出する方針です。

県議会議員の定数について検討する会議は議員11人で構成し、去年から協議を重ねてきました。6日の会議では各選挙区の人口の推移などを踏まえ、議員定数を現在の43から2議席減らし、41にするという案が了承されました。

県内14の選挙区のうち定数削減の対象となるのは「能代市・山本郡」と「大仙市・仙北郡」です。「能代市・山本郡」は4から3に、「大仙市・仙北郡」は5から4に減ります。

検討委員会は年度内に条例の改正案を県議会に提出する方針です。

5744チバQ:2021/07/17(土) 22:33:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b95d455be1d77d5cfeb672b483a1ed7dc37e3ef
仙台市長選、激戦の歴史 出直しに乱立…構図多様
7/17(土) 13:00配信

河北新報
 18日告示される仙台市長選(8月1日投開票)は1989年の政令市移行後、9度目の審判になる。過去8回で今回同様、現職が再選を目指した選挙は1997年と2013年の2回。「平成」の時代と共にあった激戦の歩みを振り返る。

●1992年

 政令市となり最初の選挙は、現職の石井亨氏(67)が自民など4党の推薦を得て共産党推薦の新人に圧勝し、3選を決めた。投票率は当時の最低で36・26%。

●1993年

 ゼネコン汚職事件に伴う出直し選挙。新人3人が争い、前市教育長の藤井黎氏(62)が市民主導型の選挙戦を展開し、元仙台弁護士会長ら2人を破った。

●1997年

 現職の藤井氏が自民、新進など4党推薦を得て共産党推薦の新人に圧勝し、再選された。「オール与党批判」「反共産」の対立以外に争点がなく、投票率は31・97%と最低を更新した。

●2001年

 参院選と同日選。3選を目指す藤井氏が過去8回で最多の23万票余りを獲得し、新人7人を制した。藤井氏は前回と一変、政党に推薦を求めなかったが、共産を除く各党市議が支援した。市地下鉄東西線の整備計画が焦点とみられたが、候補者乱立で争点はぼやけた。

●2005年

 藤井氏の引退表明で新人6人が立候補。元経済産業省官僚の梅原克彦氏(51)が市政継承を掲げ、各党や経済界、労組などの重厚な支援態勢で混戦を抜け出した。全国初の本格的なマニフェスト型首長選としても注目され、東西線建設推進を巡る論戦が展開された。

●2009年

 梅原氏がタクシーチケット不適正使用問題で直前に立候補を断念。新人6人が争い、前副市長の奥山恵美子氏(58)が梅原市政の転換を訴え、東北初の女性市長となった。名前が同じ前副市長の岩崎恵美子氏も出馬し、市政の継承を掲げた。2人の舌戦は「恵美子対決」として話題となった。

●2013年

 東日本大震災後、最初の市長選。奥山氏が共産党推薦の新人との一騎打ちを制し、再選を果たした。道半ばの復興施策が争点となったが、共産以外の市議会主要会派の支援を得た奥山氏が圧倒的優位に立ち、選挙戦は盛り上がりに欠けた。投票率は30・11%にとどまり、過去最低を記録した。

●2017年

 3選を目指すとみられた奥山氏が引退を表明。新人4人が立候補し、元衆院議員の郡和子氏(60)が2人目の女性市長となった。奥山氏は村井嘉浩知事と共に会社社長の菅原裕典氏を支援。選挙戦は自民、公明など3党が支持する菅原氏、民進、共産、社民など4党が支持・支援する郡氏を軸に展開され、国政の与野党が激突する構図となった。

(肩書、年齢などは当時)

5745チバQ:2021/07/19(月) 11:16:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cb8bf7d84207896e9ef7f8afd2605a05b472c1
仙台市長選告示、コロナや経済対策問う 現新2氏の争い
7/19(月) 6:00配信

河北新報
 任期満了に伴う仙台市長選は18日告示され、新人で元衆院議員の加納三代氏(45)、再選を目指す現職の郡和子氏(64)の無所属2人が立候補を届け出た。新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中、喫緊のコロナ対策や郡市政4年間の評価、東日本大震災から10年を経たまちづくりなどが問われる。投票は8月1日で、即日開票される。

 加納氏は第一声で「選挙を変えなければ、政治は変わらない。無投票を阻止し、自由闊達(かったつ)な街、仙台を受け継ぐ」と語った。新型コロナ対策として、医療供給体制の確保や一定のルール下での経済活動の自由を掲げ「財産を守るのが政治家の責務だ」と主張した。

 郡氏は有権者に感染対策の徹底を求めた上で「地域経済回復のため、あらゆる手だてを講じる」と強調。「間近にコロナ後の都市間競争の激化が見込まれる。皆さんと世界から選ばれる街、仙台をつくる」と述べ、感染収束を見据えたまちづくりの推進を訴えた。

 両氏は政党の推薦や支持を得ていないが、超党派の市議35人が「有志の会」を結成し、郡氏を支援する。各党が事実上相乗りする現職に対し、組織を持たない新人が挑む構図となった。

 選挙戦は感染拡大を防ぐため、大規模な集会や街頭演説など従来型の運動が大きく制約される。両氏ともインターネットを駆使し、有権者にオンラインで政策を訴えるなど工夫する。

 17日現在の有権者は90万6561人。

加納 三代(かのう・みよ)45歳 無新 元衆院議員、会社代表(NHKキャスター)鹿児島市、慶大院

郡 和子(こおり・かずこ) 64歳 無現(1) 元衆院議員(東北放送アナウンサー)仙台市、東北学院大

[おことわり]仙台市長選期間中は公正を期すため、写真を一部加工し、候補者名などを消す場合があります。

https://www.kahoku.co.jp/senkyo/2021sendaishicho/

河北新報

5746チバQ:2021/07/19(月) 20:27:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f42b1eb58fc73c5e6963418df801a0363dbbd7ff
庄内町議補選、スルタンさん初当選
7/19(月) 8:00配信

山形新聞
庄内町議補選で初当選したスルタン・ヌールさん(左)=同町肝煎

 庄内町議補選で初当選したエジプト出身の自営業スルタン・ヌール氏(49)=肝煎=は「これからが大事。一歩一歩進んでいきたい」と喜びを語った。

 妻のカウダン・バヤンさん(37)、支援者らと当選の一報を受け、日本式の万歳で喜び合った。2001年に来日し、鶴岡市内で水泳の指導などに携わり、13年に日本国籍を取得。16年から同町に住み、中古車販売、通訳などの仕事をしている。

 長男矢進(やしん)ちゃん(4)長女彩菜(さな)ちゃん(2)も待っていたが、開票結果を待てずに就寝。スルタンさんは「息子たちには朝伝える。高齢者は住みやすく、若者が定着し、より子育てしやすい町にする。スポーツの環境も充実させたい」と抱負を語った。

【庄内町議補選の当選者】
スルタン・ヌール 49 無新
(1)自営業(2)アレクサンドリア大院。当1
(届け出順、(1)職業(2)最終学歴、当選回数)

◇開票結果(選管最終)
当5269 スルタン・ヌール 無新
 4658 門脇道也    無新

5747チバQ:2021/07/20(火) 10:11:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/21a76566131db7304ba51babbd38f1e12caff917
エジプト出身男性「今がチャンス」と告示3日前に出馬決意、県内初の外国出身議員に
7/20(火) 9:41配信
読売新聞オンライン
当選証書を受け取るスルタン氏(19日、庄内町役場で)

 18日に投開票された山形県庄内町長選と町議補選(欠員1)の当選証書付与式が19日、庄内町役場で行われた。

 町議補選では、エジプト出身の自動車販売業スルタン・ヌール氏(49)が初当選した。県選挙管理委員会によると、外国出身の県内議員は、戦後の県議と、記録が残る1992年以降の市町村議員で、初めてとみられるという。

 スルタン氏は、当選証書を受け取り、「住民の意見を聞き、みんなで力を合わせて、まちづくりを頑張りたい」と抱負を述べた。

 2001年に来日し、鶴岡市内で水泳指導などに従事して、13年に日本国籍を取得した。16年から庄内町に移り住み、現在の仕事をしている。

 町で暮らし、小児医療体制、スポーツ環境などに「足りないところがいっぱいある」と感じていた。告示3日前に「今がチャンス」と出馬を決め、5日間の選挙運動で町内を2巡して支持を訴えた。「農家の人に頑張れと言われて、うれしかった。若者が地元に就業し、高齢者が活動しやすいまちにしたい」と意気込む。

 町長選に初当選した富樫透氏(58)も出席し、当選証書を受け取った。

5748チバQ:2021/07/25(日) 19:47:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/563adaef80765ca03047a0122e3c92c25af7305c
宮城県議補選 宮城野は松本、佐々木両氏が無投票 初当選
7/24(土) 6:00配信

河北新報
 現職の死去と辞職に伴う宮城県議選宮城野選挙区(定数4、欠員2)の補欠選挙は23日告示され、自民党新人の元仙台市議松本由男氏(64)、立憲民主党新人の元党県連事務局長佐々木奈津江氏(57)が無投票で初当選した。任期は2023年11月12日まで。

 松本氏は仙台市宮城野区平成の事務所で「インフラ整備や教育、公安警察といった県政の仕事に取り組み、市町村の広域連携の調整役として地道に汗を流していきたい」と力を込めた。

 佐々木氏は同区原町の事務所で「県民の民意が反映される政治を実現していく。コロナ禍で暮らしが深刻な方々の声に耳を傾け、政治の力が届くようにしたい」と抱負を語った。

 22日現在の有権者は16万1627人。同選挙区の議員のうち、坂下康子氏は20年に死去。今年6月には公明党の庄子賢一氏が次期衆院選立候補のため辞職し、補選が決まった。

 定員4人の政党別は自民2、立民1、共産1となった。23年の県議選で公明は候補者を擁立する方向で、選挙の構図が注目される。

河北新報

5749チバQ:2021/07/26(月) 11:29:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/68634dba7e60a8b5fa46dc71ac454096aeb7cbb5
「大型選挙で暇なんて」市議も困惑 仙台市長選、静かに後半戦入り
7/26(月) 6:00配信

河北新報
 仙台市長選(8月1日投開票)は後半戦に入った。再選に向けて与野党が事実上相乗りで支援する現職に、組織を持たない新人が挑む構図に加え、新型コロナウイルス下の自粛ムードと東京五輪が重なり、有権者の選挙熱は高まらない。異例ずくめの静かな夏の戦いを追った。

(報道部・高木大毅、古賀佑美、布施谷吉一)

■低投票率を危惧

 告示から6日目、ようやく封印を解いた。

 「今回は感染しない、させないことを一番に運動している。(有権者に)集まってもらったのは初めて」

 郡和子候補は23日夕、泉区向陽台の住宅街でマイクを握った。初日の第一声以来の街頭演説。約20人に真っ先に訴えたのは公約ではなく、感染拡大防止を徹底する運動方針だった。

 「感染状況と日々にらめっこ」と陣営関係者。アナウンサー出身の知名度を生かし、街頭演説を重ねて支持を広げる過去の戦術は影を潜めた。平日はコロナ対応など公務を最優先し、選挙カーにも乗らなかった。

 演説を聞いていた男性支持者は念のため周囲に確かめた。「(選挙は)昨日から始まったんだっけ?」

 コロナ下で行われる、市内で初めての大型選挙。低投票率が危惧され、五輪開幕や連日の猛暑が拍車を掛ける。「勝ったとしても投票率があまりに低ければ求心力に関わる」。陣営幹部は危機感を口にする。

 人を集められない、握手もできない…。陣営は無い無い尽くしの選挙戦を補うべく重厚な布陣を整えた。

 衆院議員時代から支援する旧民主党系議員や連合宮城に加え、前回2017年は対立候補を推した自民、公明両党会派の過半数を含む超党派市議35人の「有志の会」、前回選で対立した奥山恵美子前市長の選対幹部らが陣営を支える。

 異色の陣立てでコロナ下の選挙を乗り切る戦略。ただ、前半戦は自粛モードにかじを切りすぎたのか、実際はやや持て余している。

 国政時代に秘書を務めた市議たちが実務を担い、連合宮城に依頼する活動がほとんどない。個人演説会を開く予定もなく、仕切るはずの市議は出番がない。

 「大型選挙でこんなに暇なんて…」。百戦錬磨のベテラン市議は困惑する。共産党県委員会の幹部は「有権者への地道な宣伝行動が必要だ」と苦言を呈する。

 郡氏は25日、青葉区のアエル前など数カ所で声をからした。新規感染者が前週を下回ったこともあり街頭演説を徐々に増やす。「低投票率で得票が少ないのはまずい」と郡氏。戦術を切り替え、後半戦は平日も公務の合間にマイクを握る。

 

■保守の受け皿に

 「無投票を阻止し、民主主義を守る」。加納三代候補は25日、市中心部の繁華街で支持を訴えた。告示後は郊外のスーパー前などを主戦場とし、街頭演説を重ねた。子育て世代に「宿題はいらない」と公約の教育政策を熱っぽく語った。

 東日本大震災後の12年衆院選宮城5区に自民公認で立候補し、比例東北で初当選した。「政治への怒りが見える状況はコロナ下の今と重なる」と感じる。

 自民市議の多くが郡氏支援に回る状況を疑問視。「党員から不満の声が上がっており、保守層の受け皿になる」と浸透を目指す。

河北新報

5750チバQ:2021/07/26(月) 22:32:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/48012ad4d2a3ad100e9296b8c94adb2d3dd91bc7
富岡町長に山本育男氏初当選 新人対決、210票差で藤沢氏破る
7/26(月) 11:31配信

福島民友新聞
初当選し、妻智子さん(右)と万歳する山本氏(中央)

 任期満了に伴う富岡町長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、ともに無所属の新人で、元町議山本育男氏(62)が2796票を獲得し、元会社員藤沢道徳氏(54)を210票差で破り、初当選した。任期は8月6日から4年。

 2017(平成29)年4月に居住制限、避難指示解除準備両区域の避難指示が解除されてから2度目の町長選で、帰還困難区域の再生や若い世代の帰還と移住の促進などが争点となった。山本氏は帰還困難区域全域の除染や子育て支援の充実などを訴え、支持を集めた。

 投票率は51.51%で、前回の52.02%を0.51ポイント下回り過去最低となった。当日有権者数は1万586人(男性5480人、女性5106人)。当選証書付与式は26日、町役場で行われる。

5751チバQ:2021/07/29(木) 21:43:57
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210729-642020.php
現新4氏立候補表明、選挙戦へ いわき市長選、告示まで1カ月
2021年07月29日  
 任期満了に伴い8月29日告示、9月5日投開票で行われるいわき市長選は29日、告示まで1カ月となった。これまでに現職の清水敏男氏(57)=2期、いずれも新人の元文部科学省室長の内田広之氏(49)、常磐共同ガス(いわき市)前社長の猪狩謙二氏(58)、元衆院議員の宇佐美登氏(54)の計4人が立候補を表明、1966(昭和41)年、2013年と並ぶ過去最多の立候補者数となる見通し。


 清水市政2期の是非が問われるとともに人口減少対策、災害や新型コロナウイルス感染症などの危機管理対策が焦点となりそうだ。

 清水氏は2期8年の実績と市政継続の重要性を訴える。市内各所の後援会組織を軸に票固めに努める。

 内田氏は元官僚としての行政能力をアピール。支援を受ける市議や団体と連携して広く支持を訴える。

 猪狩氏は企業経営者として培った経験を強調。経済界の人脈に加えて街頭で政策を訴え、支持拡大を図る。

 宇佐美氏は衆院議員時代からのつながりに加え「草の根活動」で広げてきた支援を基盤に浸透を狙う。

 市選管によると、6月1日現在の選挙人名簿登録者数は計26万9960人(男性13万2058人、女性13万7902人)。

5752チバQ:2021/07/30(金) 22:13:40
「現職の」って形容詞が紛らわしい
https://news.yahoo.co.jp/articles/f10746d39e3047892133c30d553569756dd003bd



八戸市長選挙に現職の青森県議が立候補を表明
7/30(金) 18:45配信


青森朝日放送

3カ月後に行われる八戸市長選挙についてです。青森県議会議員の熊谷雄一さんが、立候補することを表明しました。

熊谷さんは、「今は、変革の時市政に新しい風を吹き込み、市民とともに八戸の未来を切り開いていきたい」と話しました。

熊谷さんは、八戸市出身の58歳。県議会議員の5期目で、自民党会派に所属しています。一方現職の小林眞さんは、立候補するかどうかを検討しているとしていて、態度を明らかにしていません。このほか、歯科医院を営む清水文雄さんが立候補の意向を示しています。

任期満了に伴う八戸市長選挙は、10月24日告示、10月31日投開票です。

5753チバQ:2021/07/30(金) 22:18:09
「現職の」って形容詞が紛らわしい
https://news.yahoo.co.jp/articles/f10746d39e3047892133c30d553569756dd003bd



八戸市長選挙に現職の青森県議が立候補を表明
7/30(金) 18:45配信


青森朝日放送

3カ月後に行われる八戸市長選挙についてです。青森県議会議員の熊谷雄一さんが、立候補することを表明しました。

熊谷さんは、「今は、変革の時市政に新しい風を吹き込み、市民とともに八戸の未来を切り開いていきたい」と話しました。

熊谷さんは、八戸市出身の58歳。県議会議員の5期目で、自民党会派に所属しています。一方現職の小林眞さんは、立候補するかどうかを検討しているとしていて、態度を明らかにしていません。このほか、歯科医院を営む清水文雄さんが立候補の意向を示しています。

任期満了に伴う八戸市長選挙は、10月24日告示、10月31日投開票です。

5754チバQ:2021/07/30(金) 22:18:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a5ff64bf0afe5ce2a3c3b14cb06da4c43ffcacc
震災復興、仙台市長選で言及少なく コロナ対応にかき消され…
7/30(金) 6:00配信

11
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
震災遺構荒浜小(奥)周辺の被災地を回る候補者の選挙カー=25日午前10時すぎ、仙台市若林区(画像を一部加工しています)

 終盤戦の仙台市長選(8月1日投開票)は東日本大震災からの復興、被災者の生活再建を巡る論戦が低調だ。市内はハード面の復興事業が完了し、有権者の関心が新型コロナウイルス対応に向くためか、候補者は公約や演説で言及が少ない。街頭活動も抑え気味で接する機会が減ってしまい、被災者は「復興の針路が見えない」と戸惑う。

(報道部・柴崎吉敬)

 選挙戦が折り返しを迎えた25日午前、候補者の1人は宮城野、若林両区の沿岸部を3時間以上かけて選挙カーで回った。若林区荒浜の慰霊塔では手を合わせ、犠牲者に祈りをささげた候補者。だが、周辺の災害公営住宅に立ち寄り、マイクを握ることはなかった。

 市内の災害公営住宅は大半が個人演説会場として使える。慰霊塔から北西に4キロ、約285世帯が暮らす若林区の荒井東災害公営住宅。入居者でつくる町内会の加藤信雄副会長(79)は「近くに来たのなら、短い時間でも生の声を聞いてほしかった」と残念がった。

 入居者の高齢化が著しく、外出の足がないことが大きな課題。今後はコミュニティー維持も難しくなる。収入超過世帯の家賃割り増しは、多くの被災者が市の対応を注視する。加藤さんは「直接会って話を聞いてくれれば納得感にもつながる」と最終盤に期待する。

 立候補した新人の加納三代氏、現職の郡和子氏は2017年の前回も争った間柄。当時、2人は第一声で震災に言及し、市民力の発揮や復興と行財政改革の両立を訴えた。今回は一転、第一声では2人とも復興施策に触れず、新型コロナ対応に演説の時間を割いた。

 郡氏は公約に市中心部への震災メモリアル拠点の整備を掲げるが、建設地や実現時期など具体策には乏しい。加納氏は「政治への怒りが見える状況が(震災後と)重なる」としつつも、復興施策は「従来路線の継承」と述べるにとどまる。

 「いつまでも復興、復興と言うわけにもいかないのだろう」。宮城野区の新浜地区に暮らす被災した農業男性(70)は、候補者の立場に一定の理解を示す。地区周辺は開発行為を制限する市街化調整区域。住宅建設が困難なため、まちづくりの進展に不安を抱える。

 太白区あすと長町の災害公営住宅に入居する無職男性(68)は、各党が郡氏を事実上相乗りで支援する構図に関心が持てない。支持政党の政策が実行されるとは限らず、被災者の生活は大きく変わらないとみる。

 震災後、初めて行われた13年の市長選は復興施策が最大の争点だった。前回も被災者の「心の復興」などを巡り、論戦が交わされた。だが、今回は新型コロナにかき消された感がある。

 無職男性は「年々、被災者のことが忘れ去られていく気がする」と懸念する。

河北新報

5755チバQ:2021/07/30(金) 23:37:11
>5月4日、男性市議と別の市議3人は約20人が集まる酒席に参加した。
セクハラ云々以前に、20人の酒席ってどうかと思うだが・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/17d2d6774a92e087a10798c05fbadd9e2412a1d3
男性市議がセクハラ発言か 酒席で 岩手・遠野市議会が検証委
7/30(金) 8:24配信

毎日新聞
岩手県

 岩手県遠野市議会は27日、男性市議が女性にセクハラ発言をした疑いがあるとして、事実関係を調査する「倫理検証特別委員会」を設置した。9月定例会最終日までに事実関係や今後の対応などについて結論を出す。

 市議会が7月13日付で出した調査報告書などによると、5月4日、男性市議と別の市議3人は約20人が集まる酒席に参加した。約1カ月後に市議会議長宅や議会事務局に「(男性市議が)出席していた女性にセクハラ発言をしていた」と指摘する匿名の投書が届き発覚。市議会は調査特別委員会を設け、男性市議らに聞き取り調査を行った。

 報告書は「(男性市議に)不適切な言動が一切無かったとは言い切れない」とし、男性市議への聞き取り調査について「発言内容に変遷が見られ、疑義を抱かざるを得ない」とした。議会事務局によると、男性市議は発言の一部を認めているが「酔っていて記憶が曖昧」とも話しているという。市議会は継続調査が必要と判断した。【山田豊】

5756チバQ:2021/07/31(土) 07:49:38

>最大会派の自民党(22人)が13人、公明党市議団(9人)が5人、民主フォーラム仙台(9人)と社民フォーラム市議団(5人)、蒼雲の会(3人)は全員。

https://kahoku.news/articles/20210713khn000007.html
郡氏支援へ35市議が「有志の会」 自公も過半数参加
2021年07月13日 09:48

 18日に告示される仙台市長選(8月1日投開票)で、再選を目指す無所属現職の郡和子氏(64)を支援する市議による「有志の会」が10日、発足した。全55議員のうち正副議長を除く5会派の35議員が参加した。(1面に関連記事)
 内訳は最大会派の自民党(22人)が13人、公明党市議団(9人)が5人、民主フォーラム仙台(9人)と社民フォーラム市議団(5人)、蒼雲の会(3人)は全員。2017年の前回選で郡氏の対立候補を推した自民、公明両会派からも過半数の議員が名を連ねた。
 市内で設立総会があり、会長に就いた野田譲氏(自民党)は「郡市政を4年間見てきたが、こういう方が109万市民のリーダーに本当にふさわしいという思いだ。有志の力で当選を果たし、その後の4年間を郡市政がしっかりと歩む協力をしたい」と話した。
 郡氏も出席し「大変感激している。4年前のいきさつはいろいろあったが、一緒に市政を前に進めることができた。首長と議会は近すぎても遠すぎてもいけない。議論すべきことを議論し、市民のために全力を注ぎたい」と決意を述べた。
 共産党市議団(6人)は有志の会には加わらないが、郡氏を自主的に支援する方針を示している。
 市長選には新人で元衆院議員の加納三代氏(44)も無所属での立候補を表明している。

5757チバQ:2021/08/02(月) 12:26:57
6793 チバQ 2021/08/02(月) 10:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51d1ac7d6b34f3b5e20ee2931128cc0d32a6273
<解説>仙台市長選 対立回避、構図に既視感
8/2(月) 6:05配信

河北新報
 【解説】仙台市長選は現職の郡和子氏(64)が大差で再選を決めた。各党が事実上相乗りで支援し、圧倒的な優位を保った。旧民進党出身の郡氏が1期目の4年間、各党と等距離を貫き、対立を封じ込めたことで盤石の態勢を手に入れた。選挙戦は盛り上がらず投票率は過去最低。新型コロナウイルスの影響もあったが「結果が見えている選挙」に有権者はしらけた。

 郡氏の戦いぶりは違和感と既視感が交錯した。

 前回2017年は衆院議員時代と同様、対決姿勢をむき出しに政権批判を展開したが、今回は自民の重鎮市議たちと親密な関係をアピールし、変質を印象付けた。自民の選挙を支える経済人が陣営に入り、街頭演説には業界関係者が集まった。郡氏のこれまでの選挙戦とは明らかに異なった。

 既視感は奥山恵美子前市長の選対幹部、市職員OBが郡氏陣営を仕切ったことに象徴される。市職員出身の奥山氏とは前回選で対立関係になったが、郡氏は今回、奥山氏の再選時に似た布陣に支えられた。主要政党が相乗りし、OBを含む「オール市役所」が背後で支える態勢。歴代現職を当選に導いてきた「政権維持装置」が今回も作動した。

 選挙戦は新型コロナで様相が一変した。有権者と距離を取り、握手でなく腕をぶつけ合い、個人演説会を自粛した。手探りの運動を強いられたが、低調だった要因はそれだけでない。

 郡氏は公約に数値目標を盛り込まず「再選されたら決める」と濁した。現職は新人と違い、政策を具体的に示せる立場だが、建設地に議論がある音楽ホール構想も腹案を表にし、問うことをしなかった。批判や対立を避けるあまり、有権者の選択機会を軽んじたようにも見え、疑問が残った。

 市議会は奥山市政時代までの「オール与党」が復活し、以前は一線を画した共産が加わる。この構図を利用して思い切った改革に踏み切り「負の決断」も押し通すことができるか、各党に気兼ねして身動きが取れなくなるかは、郡氏の手腕と力量次第だ。2期目は政治家の真価が問われる。

(報道部・長谷美龍蔵)

https://www.kahoku.co.jp/senkyo/2021sendaishicho/

5758チバQ:2021/08/02(月) 22:49:18
https://www.asahi.com/articles/ASP7Z7W8NP7ZULUC00H.html

熊谷県議が出馬会見、自民党系の分裂選挙の公算
横山蔵利2021年7月31日 11時00分

八戸市長選へ出馬を表明する自民党の熊谷雄一県議=2021年7月30日午前10時38分、八戸市、横山蔵利撮影

 【青森】任期満了に伴う八戸市長選をめぐり、自民党の熊谷雄一県議(58)は30日、八戸市内で記者会見し、無所属で立候補することを表明した。同市長選には、同党の推薦を受けてきた現職の小林眞市長(71)も意欲を示している。一本化を求める声もあるが、今のところ実現の見通しはなく、自民党系の分裂選挙となる公算が大きくなっている。

 同市長選は10月24日告示、31日投開票される。

 会見で熊谷県議は「コロナ禍で日常生活に大きな影響を受けている。これからは変革の時。市政においても新しい風を吹き込み、中長期的な取り組みが必要」と意欲を語った。小林市政については「卓越した行政手腕でさまざまな事業を成し遂げ、実績を積み上げてきた」と評価する一方で、「新しい手法によって市民の力を結集させ、新しい八戸をつくりたい」と話した。

 熊谷県議は、八戸市出身。市議を経て2003年に県議選に初当選した。3期目以降は、トップ当選を続け現在5期目。県議会議長も経験し、自民党県連副会長となっている。

 元総務官僚で現職の小林市長は、正式な表明はないものの、7月21日の定例会見では「できるだけ早い時期に結論を出し、話をしたい」と語った。経済界の関係者には、意欲的な話をしているという。

 小林市長は、これまでの選挙では自民党の推薦を受けてきた。一方の熊谷県議は、無所属での立候補としながらも「自民党へ推薦をお願いする」と明らかにし、「市長選は、党ではなく人物を選ぶ選挙です」と説明した。自民党の関係者からは「分裂は回避したいが、このままいけば事実上の分裂だと受け止めている」との声もある。

 これまで推薦してきた現職の市長と現職の県議で県連副会長が対決する構図に党の対応が注目される。関係者の1人は「逆に両方から推薦を求められたらどうするのか」など対応に苦慮しているという。

 今回の市長選には、歯科医師の清水文雄氏(73)が立候補する意向という。(横山蔵利)

5759チバQ:2021/08/03(火) 10:31:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/110c48b7f6cf6773978bb3c0949fb5b3b0adfc4e
宮城知事選「同日選 最大限努力を」 村井知事、選管に異例の注文
8/3(火) 9:12配信

10
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
村井嘉浩宮城県知事

 秋までに予定される衆院選と、同日選の可能性が残る宮城県知事選(11月20日任期満了)に関し、村井嘉浩知事は2日の定例記者会見で、「選挙管理委員会はできる限り柔軟に対応し、同日にするよう最大限努力してほしい」と述べた。政治的中立性を確保するため、首長から独立している執行機関の県選管に、同日選の実現を求めるのは異例。

 2017年の前回、知事選と衆院選は初の同日選となり、村井知事は自身を支援する自民、公明両党と連携した選挙戦を展開。過去最多の82万5460票を獲得し、4選を果たした。

 知事は「衆院選と知事選(の日程)が重なれば、投票率は上がる」と説明。同日選が難しい場合は「有権者が混乱しないように、なるべく日にちを離すことも重要になるかもしれない」と指摘した。

 公選法上、知事選と衆院選が同日選となり得るのは10月24日、31日、11月7日、14日。ただ、秋の臨時国会が衆院議員の任期満了日(10月21日)近くまで開会していることが条件で、実現性は不透明だ。

 県選管の担当者は「解散権は首相の権限。こちらでは何も決められず、悩ましい」と話す。永田町の動向を見ながら、ぎりぎりまで待って判断することも視野に入れ、選挙日程を慎重に検討する方針。

 知事の踏み込んだ発言の背景には、過去最低の投票率を記録した8月1日投開票の仙台市長選がある。新型コロナウイルスの感染再拡大や争点の乏しさもあり、投票率は前回比15・43ポイント減の29・09%に沈んだ。

 衆院選の後に知事選が行われる連戦の場合、政党や支持団体などの「選挙疲れ」も見込まれる。知事は「衆院選が先で、知事選が後だと投票率は相当下がると思う」と予想した。

 村井知事を含め、現時点で知事選への立候補を表明した人はいない。

河北新報

5760チバQ:2021/08/03(火) 17:07:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2f3754e43eb5d1390d24f5d88ef1e361863938
泉区と太白区は初の20%台 仙台市長選の投票率、全区で最低
8/2(月) 20:40配信

44
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
 仙台市長選の投票率は29・09%と低迷し、2013年の30・11%を1・02ポイント下回り、過去最低を更新した。全5区で最低投票率を記録し、市長選では初めて20%台に落ち込んだ。現職に各党が事実上相乗りした選挙戦は選択肢が乏しく、終始、盛り上がりに欠けた。

 新人4人が争い、国政与野党が激突する構図だった前回17年(44・52%)からは15・43ポイントも下がった。

 新型コロナウイルス対策で両候補は個人演説会や大規模集会を見送り、街頭演説も減らしたため政策論争は低調だった。期間中に東京五輪が開幕し、有権者の関心は高まらなかった。

 区別の投票率は、高い順に青葉30・61%(前回比14・78ポイント減)、泉29・85%(17・57ポイント減)、太白29・39%(15・53ポイント減)となった。泉、太白が20%台に低迷するのは初めて。

 東日本大震災から10年を経たまちづくりの方向性も争点だったが、津波被災地を抱える若林は28・00%(14・70ポイント減)、宮城野は26・31%(14・36ポイント減)。宮城野は市長選で6回続けて5区で最も低かった。

 男女別は男性28・98%(15・26ポイント減)、女性29・19%(15・59ポイント減)。期日前投票は有権者の約8%に相当する6万9377人で、前回に比べ2万8181人(28・9%)少なかった。

https://www.kahoku.co.jp/senkyo/2021sendaishicho/

河北新報

https://kahoku.news/articles/20210801khn000029.html
仙台市長選 盤石の郡さん、コロナ下の戦い 超党派市議ら支える
2021年08月02日 06:00

支持者と喜び合う郡さん(右)=1日午後8時5分ごろ、仙台市宮城野区の事務所

 新型コロナウイルス下で迎えた仙台市長選は1日投開票され、無所属現職の郡和子さん(64)が新人との争いを制し、再選を果たした。市内の感染状況をにらみながらの選挙戦に戸惑いつつ、盤石の態勢で圧倒した陣営は歓喜に包まれた。

 午後8時に当選確実の一報が入ると、宮城野区榴岡の郡さんの事務所は支持者約70人の拍手が起きた。すぐに現れた郡さんを支持者が花道を作って出迎え、握手の代わりに腕を合わせながら、マスク越しの笑顔で喜びを分かち合った。
 「支えてもらい、ありがとう」と感謝した郡さん。感染再拡大の現状を踏まえ、恒例の万歳三唱は取りやめ、花束を受け取った。
 「まずはコロナ対応に力を入れ、市民の命と健康をしっかり守る」と抱負を語り、収束後の都市間競争を念頭に「幸せと思ってもらえる日本一の都市を目指す。笑顔咲く杜の都をつくっていこう」と呼び掛けた。
 感染症という見えない敵と向き合う手探りの選挙戦だった。郡さんは「感染しない、させない選挙」と繰り返し強調。事務所入り口で体温測定や手指消毒を徹底し、スタッフと支持者は仕切り板越しに会話した。
 告示後の7月21日には県が市全域の酒類提供店を対象に時短営業を要請。最終盤は市内の新規感染者が1日30人を超え、懸念した第5波到来の様相を呈した。
 郡さんは平日、公務を優先。知名度を生かした街頭演説は14日間で約20回に抑えた。「過去の選挙なら1日でこなした回数」と陣営関係者。必勝の戦術よりも感染対策を重視した。選挙カーを降りず「車からの訴えで申し訳ありません」と語り掛けた時もあった。
 コロナ下の選挙戦を支えたのは、2017年の前回選で対立候補を推した自民、公明を含む超党派市議35人の「有志の会」だった。共産市議も自主的に支援。自民県連幹部が「自民、公明と共産が支える陣営は見たことがない」と驚くほど重厚すぎる態勢を敷いた。
 郡さんは選挙カーに乗り込むたび、市議一人一人の地元で「いつも支援いただいております」と良好な関係をアピール。2期目の市政運営を円滑に進めるための配慮を忘れなかった。
 早々の当確に酔う事務所で、郡さんは「どのような仙台をつくるのか(市議会と)議論を活性化していきたい」と連携を強調した。

5761チバQ:2021/08/05(木) 13:40:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d502e98faf4be93cd7d3b97d2b809de4405f716c
<無風の断面>(上)変質 4年前から一転、強まる自民色
8/3(火) 9:29配信

7
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
応援演説する片山氏(左)と有権者に手を振る郡氏(中央)=7月27日、仙台市青葉区

 1日投開票が行われた仙台市長選は、現職の郡和子氏(64)が新人を17万票差で破り、再選を果たした。各党が事実上相乗りする構図に有権者の関心は薄れ、投票率は過去最低29・09%と低迷した。「無風選挙」はいかに形作られ、今後の市政に何をもたらすのか。

(報道部・高木大毅、古賀佑美)

■真逆の2人がツーショット

 4年間の変質を象徴するツーショットが実現した。

 「新型コロナ対策に国民一丸となって立ち向かっている中、毎日為政を預かりながら選挙運動に当たっている郡さん。女性の仲間として応援するしかない」

 台風8号が宮城に迫った7月27日、市中心部で街頭演説した郡氏の隣で、自民党参院議員の片山さつき氏が応援のマイクを握った。

 党総務会長代理、憲法改正推進本部の副本部長を務める「党の顔」の一人。旧民進党衆院議員だった郡氏と並ぶ姿は、これまで想像さえ難しかった。2人を引き合わせたのは自民ベテラン市議の野田譲氏だった。

 旧民進を源流とする立憲民主党の市議は、苦虫をかみつぶしたような顔で街頭演説を見守った。「考え方は真逆の2人。本来はあり得ない場面だが、自民に言われたなら断れない」と郡氏の胸中を推し量った。

■2年前の市議選で中立貫く

 2017年の前回選で旧民進、共産、社民などの支援を得て自民、公明が推した候補ら3人を抑えて初当選した郡氏。1期目前半は自公が過半数を占める市議会との関係に苦慮し、政策展開は「難産」が続いた。

 円滑な市政運営のため、取ったスタンスは各党との「等距離」だった。19年の市議選で中立を貫くと市議会の空気も変わり、自民から「郡市長の評判は悪くない」と声が上がり始めた。新型コロナ対策や福祉、子育て支援は各党の要望を積極的に施策に取り入れた。

 郡氏が政党に推薦を求めない「市民党」を掲げて再選立候補を表明すると、告示1週間前には、自公の過半数を含む超党派市議35人の「有志の会」が発足し、野田氏が会長に就任した。会に参加しない共産も自主的支援を表明。この時点で対立候補は無投票阻止を狙う新人1人だけで、郡氏の再選が実質的に決まった。

■「現場への目線、忘れずに」

 選挙戦を支える陣立ては4年前と一変した。陣営は盤石の態勢を守るため、前回は選対の中核を担った市民団体や連合宮城、旧民進関係者に「少し引いた形の支援」を要請。それが結果的に前回は一切なかった自民色の濃い陣営を生んだ。

 1日午後8時。投票終了と同時に当選確実が報じられ、郡氏の事務所は圧勝に沸いた。4分後に到着した主役は集まった支持者に感謝しながら中へ進み、衆院議員時代に宮城1区でしのぎを削った自民の土井亨衆院議員とも腕を合わせた。

 前回の選対本部長の新里宏二弁護士は、事務所後方で郡氏の決意表明を聞き、歓喜の後、言葉を選びながら、こうくぎを刺した。

 「4年前、郡さんが市長選に出なければならない必然があったはず。どんな時も現場に目線を合わせることを忘れないでほしい」

河北新報

5762チバQ:2021/08/05(木) 13:55:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa81bf50f7acabcb0a0e887fd7e0398e69fbedf
<無風の断面>(中)分裂 自民市議の「決起」、不発に
8/4(水) 11:55配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
スーツ姿や作業着姿の地元企業関係者が集まった郡氏(右手前)の街頭演説=7月29日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場

■重鎮市議がずらり

 候補者のカラーと聴衆のミスマッチが際立った。

 仙台市長選終盤の7月29日夕、再選を果たした郡和子氏(64)が街頭演説した青葉区の勾当台公園市民広場には、スーツ姿と作業着姿の人だかりができた。郡氏の隣に自民党の重鎮市議たちが並び、建設業など地元企業の関係者や市の幹部職員らが聞き入った。

 郡氏を支援する超党派市議35人の「有志の会」会長を務める自民の野田譲氏がマイクを握り「郡市長は一生懸命。正直で、ずるさがなく、人柄が一番いい。こういう方が、109万市民のリーダーに本当にふさわしい」と褒めちぎった。

■党内から不満の声

 2017年の前回選で自民は郡氏の対立候補を支援し、競り負けた。市議会で最大会派を形成する政権党が、この4年間は「野党」の立場に甘んじてきた。

 郡氏の就任当初は対決姿勢を強め、19年に発覚した道路照明灯の電力契約を巡る問題では、党会派の7割が18年度一般会計決算に反対し、政令市移行後初めての不認定を突き付けた。

 19年の市議選を境に緊張は緩んだものの、教育施策や新型コロナウイルス対策などを巡り、表向きは郡氏への厳しい態度を崩さなかった。リベンジの機会となる市長選の告示まで3カ月に迫った今年4月、論戦を先導した菊地崇良市議が立候補の意思を固めたのは自然な流れにも見えた。

 だが、党市連は5月、菊地氏の出馬意向に「一致した支援は困難」と結論付けた。党県連も市連の判断を尊重し、推薦要請を退けた。菊地氏は支える同僚と街頭活動を続けたが、組織の後ろ盾が得られず、6月下旬に立候補を断念した。

 「党の主義、政策を体現する申し分ない人材。立候補に反対する理由が分からない」。仲間の決起を応援しなかった市連の態度に党内から不満の声が漏れた。

■「有志の会」に次々と

 自民の候補者擁立を阻む動きは1年前、水面下で始まっていたとみられる。関係者によると、市幹部が重鎮市議たちに個別に接触し、再選を狙う郡氏の腹の内を明かし、支援に回ってほしいと説得したという。

 2期目は市議会と安定した関係を築きたい郡氏側と、「与党」に返り咲きたい自民側の利害は一致。重鎮市議は、業界団体と近い議員連盟の人事への影響力を誇示するなどし、会派内の議員を次々取り込んだとされる。郡氏を支える「有志の会」には結局、6割の党市議が名を連ねた。

 郡氏の圧勝から一夜明けた2日、自民の会派総会は不穏な空気が漂った。誰も言葉にはしなかったが、頭にあったのは会派の分裂。市長選のしこりがどう影響するのか、腹の探り合いが始まった。

 「郡氏が2期目の負託を得た以上、それを受け入れるのも市民のためではないか」。ベテランの一人は落としどころを探っている。

河北新報

5763チバQ:2021/08/24(火) 23:25:49
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20210824123254.html
八戸市長選告示まで2カ月 「大島ショック」どう影響
2021/08/24 12:29東奥日報

八戸市長選告示まで2カ月 「大島ショック」どう影響

東奥日報

(東奥日報)

 任期満了に伴う青森県八戸市長選(10月24日告示、同31日投開票)の告示まであと2カ月となった。自民党推薦で当選を重ねた小林眞市長(71)と同党の熊谷雄一県議(58)が相次ぎ出馬会見を開いた直後の今月12日、長年市政界に強い影響力を及ぼしてきた大島理森衆院議長(74)が次期衆院選への不出馬を表明。「大島ショック」の波紋は大きく、自民系勢力の分裂選挙が濃厚な市長選に与える影響について、両陣営は「見当がつかない」と話す。

 21日、八戸市内のホテル。大島氏が引退を説明し、衆院選青森県2区の後継に指名した新人を紹介する場となった同氏の国政報告会では、首長を代表して小林氏が登壇、閉会のあいさつは自民党県連副会長の立場で熊谷氏が行った。

 ある党関係者は「締めを熊谷氏にお願いしたのはバランスを取ったため」と明かす。市長選に触れる場面は一切なく、自民系勢力の分裂選挙を「見守る」との立場を取る大島氏の意向が表れた格好となった。

 小林、熊谷両氏は、市長選への出馬表明に当たり、事前に大島氏に相談している。分裂選挙を避けるため、自民党関係者の中には「大島裁定」に期待する声も少なくなかった。しかし、一本化は実現せず、大島氏は中立を保ったとの見方が強い。

 共に後ろ盾だった大島氏の引退表明に、小林、熊谷両陣営は「プラス、マイナス両方の要素がある」と口をそろえる。

 小林陣営の関係者は「市長、衆院議員が2人とも新人になったら(市政運営は)大変だ、との声をよく聞く」と語り、現職支持の広がりに期待。一方、熊谷陣営の関係者は「大島氏が自ら世代交代を決断した。市長選でも同じように新しい時代に対応した人を育てよう-との雰囲気が広がれば、プラスに働くのでは」との見方を示す。

 大島氏の引退について、小林氏は「市のさまざまな課題を進める中で大変お世話になった。ただし、大島氏の決断で私自身の決意が変わることはない」と語り、熊谷氏は「精神的にはショックだが、自分の戦いを進めるだけ。受け止めて乗り越えていかなければならない」と話す。

 36年ぶりに自民系勢力の分裂が見込まれる市長選と、12期務めた大島氏の引退が同時進行する事態に、自民党内では困惑の声が漏れる。だが、ある党関係者は「市長選で割れるのはやむを得ないが、みんな同志。衆院選へは一致団結して向かわなければならない」と強調する。

 八戸市長選を巡り、市議会野党の立憲民主党系会派「きずなクラブ」は独自候補を模索する一方、五戸定博会長は「熊谷氏と話し合いの場を持ちたい」と柔軟な姿勢も見せる。市議会共産党議員団の田端文明団長は「野党共闘も視野に引き続き独自候補の擁立を目指す」と話している。

 同市長選にはほかに、八戸市内で歯科医院を営む清水文雄氏(73)=仙台市=が出馬を表明している。

5764チバQ:2021/08/26(木) 10:37:51
>>5631 現職は吉村支持していた
>前の県議会議員で新人の佐藤聡
 自民県議
https://news.yahoo.co.jp/articles/379867e5134ed309296e4640372cee3c57b00166
吉村山形県知事 鶴岡市長選現職支持を表明
8/25(水) 20:55配信

YBC山形放送

10月3日に告示される鶴岡市長選をめぐり、山形県の吉村知事は25日、立候補を表明している現職の皆川治さんを支持する考えを示した。

吉村知事「皆川市長には私の知事選のときにたいへん応援をしていただいたのでその恩返しはしなければならない」

会見で吉村知事は、10月3日に告示される鶴岡市長選への対応について2期目を目指し立候補を表明している現職の皆川治さんを支持する考えを示した。
吉村知事は、自民党が擁立した候補と争ったことし1月の県知事選挙の際、皆川さんからの支援を受けていた。支持の理由として自らの政治姿勢をもとに「日ごろから受けた恩を返すことを公言してきた。その姿勢は変わらない」と述べた。
鶴岡市長選には皆川さんのほかに、前の県議会議員で新人の佐藤聡さんが出馬を表明している。

5765チバQ:2021/08/27(金) 05:16:05
>>5764
あっ、間違えてる
現職は大内支持だったのか

5766チバQ:2021/08/27(金) 05:17:04
>>5765
ん?どっちだ!?

5767チバQ:2021/08/27(金) 23:54:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdfe5bab139d4e293ca5ac575eeeede9d8b9279
仙台市議会の自民会派が分裂 「自由民主党」同名で両グループ届け出
8/27(金) 10:55配信
河北新報
仙台市議会議事堂

 仙台市議会の最大会派「自由民主党」(21人)は26日、鈴木勇治議長に解散届を提出した。1日投開票された市長選で足並みがそろわず、所属議員は14人と7人の2グループに分裂。両者は同日付で新会派を結成したが、共に会派名を「自由民主党」と届け出た。

 解散届は26日夕に橋本啓一会長が提出した。分裂した両者は間髪を入れず、鈴木議長宛ての会派結成届を議会事務局に持参した。

 14人の「自由民主党」は市長選で郡和子市長を支援する「有志の会」に参加した13人と鈴木議長が名を連ねた。近く総会を開き、役員人事を固める。

 7人の「自由民主党」は郡市長に批判的な立場で、市長選への立候補を一時検討した菊地崇良氏と応援に回った同僚6人が結成し、会長に跡部薫氏が就いた。

 議会事務局によると、同一名称の会派が結成された場合の取扱規定はなく、議長の判断に委ねられるという。鈴木議長は取材に対し「27日に私の判断を両者に説明する」と語った。

河北新報

5768チバQ:2021/08/29(日) 00:11:23
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20210827khn000051.html
分裂の会派、先着順で「自由民主党」と「自民党」に 仙台市議会
2021/08/28 06:00河北新報

分裂の会派、先着順で「自由民主党」と「自民党」に 仙台市議会

仙台市議会議事堂

(河北新報)

 仙台市議会最大会派「自由民主党」(21人)が解散し、分裂した14人と7人のグループが共に新会派「自由民主党」結成を届け出たことを巡り、鈴木勇治議長は27日、14人の会派名を認めると両者に説明した。7人の会派は議長判断を受け入れ、名称を「自民党」に修正する届けを出した。
 市議会には複数会派が同名の会派結成を届け出た場合の取扱規定がなく、議長判断に委ねられていた。
 解散届の提出は26日午後5時すぎ。14人の会派はほぼ同時刻に結成届を事務局に出し、7人の会派は午後5時25分ごろだった。鈴木議長は提出が早かった14人の会派を優先するとした。
 自民議員は1日投開票された市長選で、郡和子市長を支援する「有志の会」参加者を中心とした14人と、郡市政に批判的な立場を取る7人で対応が分かれ、2015年に誕生させた統一会派の解散に踏み切った。
 党名「自由民主党」は一般的に「自民党」と略称で呼ばれ、議会運営でも略称が使われることが多い。鈴木議長は一時、2会派を正式名称で呼び分ける運営も検討したが、混乱が生じる可能性があるとして、7人の会派に再考を求めた。
 鈴木議長は「自由民主党と自民党は同一の存在として扱われている。混乱を招かない形の名称を再検討してほしい」と語った。

5769チバQ:2021/08/29(日) 00:12:02
https://kahoku.news/articles/20210827khn000036.html
議長、副議長がコンビニでバイト 店関係者に議運委員長
2021年08月27日 17:22

1967年に完成した寒河江市庁舎。建築家・故黒川紀章氏の初期の代表作で、戦後モダニズムの名建築として評価が高い
 山形県寒河江市議会の議長、副議長が雇用などの利益供与を他の市議から受けているとして市議4人が政治倫理条例に基づき調査請求し、市議会が8月26日、政治倫理審査会を設置した。今後、開催日程を調整する。

 市議4人が10日、議長ら3人の調査を請求した。請求書などによると、国井輝明議長(46)と伊藤正彦副議長(63)は山形市のコンビニでアルバイトとして勤務。同店経営の実質的な最高責任者は古沢清志議会運営委員長兼決算特別委員長(63)で、議長と副議長は雇用などで利益を受け、市民に疑念を持たれている-としている。
 請求代表者の渡辺賢一市議(58)は「コロナ禍で市民に外出自粛をお願いする側なのに姿勢を疑う」と指摘。一方、国井議長は「子育て世代で生活費が必要だ。公務優先で働いており、バイト代は労働対価。今回ショックを受けている」、伊藤副議長は「倫理に反することは一切していない」、古沢委員長は「経営には参加していない。経営者は息子だ」と話した。

5770チバQ:2021/08/29(日) 21:13:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0d79804edaa4f5610b5a43a030a2f5d9250bc2e
いわき市長選告示、現新4人立候補 地域振興やコロナ対策争点
8/29(日) 12:03配信
福島民友新聞
 任期満了に伴ういわき市長選は29日、告示された。いずれも無所属で届け出順に、3選を目指す現職の清水敏男氏(58)=2期=と、新人で元衆院議員の宇佐美登氏(54)、元文部科学省室長の内田広之氏(49)、前常磐共同ガス社長の猪狩謙二氏(59)の計4人が立候補を届け出た。各候補はそれぞれ市内で第一声を上げ、7日間の選挙戦に入った。

 清水市政2期の是非が問われるとともに、地域振興と人口減少対策、自然災害や新型コロナウイルス感染症といった危機管理対策が争点とみられる。

 清水候補は2期8年の実績をアピールしながら市政継続の重要性を訴える。

 宇佐美候補は衆院議員時代の実績から、医療や子育ての政策を主張する。

 内田候補は元官僚としての行政経験を前面に教育や危機管理充実を掲げる。

 猪狩候補は経営者として培った経験を強調し、経済活性化を重点に据える。

 市長選の届け出状況は午前8時45分現在で、受け付けは午後5時に締め切られる。

5771チバQ:2021/08/30(月) 21:25:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e30839424ff3546a8c35e3c98810eda7290b6a
「自由民主党」「(仮称)自民党」仙台市議会の自民会派分裂 市長選めぐる対応で溝
8/30(月) 19:31配信


産経新聞
仙台市議会の各派代表者会議が30日、開かれ、新しい会派構成を確認した。1日に投開票された市長選をめぐり所属議員の対応が分かれた最大会派「自由民主党」(21人)は「自由民主党」(14人)と「(仮称)自民党」(7人)の2会派に分裂した。

市長選をめぐっては、21人の会派だった自由民主党は郡和子市長を支援する「有志の会」に参加した議員ら14人と、郡市長の対立候補として一時出馬に意欲をみせた議員ら7人の2つのグループに分かれた。

市長選後も溝は埋まらず、26日には解散届を提出し、両グループはいずれも自由民主党の会派名で会派結成届を提出。鈴木勇治議長の判断で、先に届け出た14人のグループの会派名を優先した。

自由民主党の橋本啓一会長は「議会運営では郡市長に対するスタンスが明確になった。自分たちのスタンスで議会で発言していくのは当然のこと」と話し、(仮称)自民党の跡部薫会長は「自由民主党の政策や理念を前に進めていきたい。会派名は改めて検討する」と語った。

5772チバQ:2021/08/31(火) 10:26:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/14885c24782459b515a157eade50d86c17b07356
旧民主系の2会派が合流 仙台市議会、第2勢力に躍り出る
8/31(火) 7:00配信


河北新報
 仙台市議会(定数55、欠員1)の新たな会派構成が30日、固まった。旧民主党系の無所属議員の会派「蒼雲の会」(3人)が、同党を源流とする立憲民主党系の第3会派「民主フォーラム仙台」(9人)に合流。9月1日付で「市民フォーラム仙台」(12人)に改称し、第2会派に躍り出る。

 蒼雲の会は31日付で解散する。前身会派は郡和子市長が初当選した2017年の前回市長選で、対立候補を支援し「市民フォーラム仙台」を離脱した議員らが設立した。郡市長を支えた市民フォの議員は後継会派を経て、15年市議選後に民主フォーラムを結成した。

 今回の市長選(1日投開票)は民主フォーラム、蒼雲の会の議員とも郡市長を支援する「有志の会」に参加。対立点がなくなり、以前の会派名を復活させる形の合流を決めた。再編前は民主フォーラムと同数ながら、公明党市議団(9人)が第2会派だったが、勢力は逆転することになる。

 最大会派「自由民主党」(21人)は解散。第1会派「自由民主党」(14人)と第4会派「(仮)自民党」(7人)に分裂した。「自民党」は第1会派と名称が紛らわしく、鈴木勇治議長が再考を求めた。遅くとも9月定例会が招集される9日までに正式名を決める。

 「共産党市議団」(6人)、「社民フォーラム市議団」(5人)、1人会派「市民と未来のために」は再編前の勢力を維持した。

 正副議長は2年交代が慣例で、9月定例会で新たに選出される公算が大きい。一般に第1会派から議長、第2会派から副議長を出すのが「常道」とされるが、過去には会派の勢力に関係なく、正副議長が選出されたこともある。

 9月1日以降の各会派の所属議員は次の通り。(数字は当選回数。敬称略)

 【自由民主党】渡辺博(9)、赤間次彦(8)、鈴木勇治(7)、西沢啓文(7)、野田譲(7)、岡部恒司(6)、庄司俊充(6)、橋本啓一(5)、加藤和彦(4)、菅原正和(2)、高橋卓誠(2)、猪又隆広(1)、千葉修平(1)、内藤良介(1)

 【市民フォーラム仙台】安孫子雅浩(6)、佐藤わか子(6)、小野寺健(4)、村上一彦(4)、加藤健一(3)、渡辺敬信(3)、沼沢真也(2)、郷古正太郎(1)、貞宗健司(1)、鈴木澄恵(1)、細野敬士(1)、山下純(1)

 【公明党市議団】鎌田城行(5)、嶋中貴志(5)、鈴木広康(5)、小田島久美子(4)、小野寺利裕(4)、佐々木真由美(3)、佐藤和子(3)、佐藤幸雄(2)、竹中栄雄(1)

 【(仮)自民党】佐藤正昭(8)、斎藤範夫(5)、跡部薫(4)、菊地崇良(3)、佐々木心(2)、田村勝(1)、村岡貴子(1)

 【共産党市議団】嵯峨サダ子(7)、古久保和子(5)、菅野直子(4)、高見紀子(4)、庄司あかり(3)、高村直也(1)

 【社民フォーラム市議団】小山勇朗(9)、辻隆一(7)、石川建治(6)、樋口典子(3)、猪股由美(1)

 【市民と未来のために】伊藤優太(2) >>3890 14年神奈川13区 維新落選

河北新報

5773とはずがたり:2021/08/31(火) 11:55:25
>>5769
なんだ,なんだ!?

地方の市議って給料安そうだけどコンビニバイトしないとあかんの??そもそも勤務実態がないならそっちのほうが問題だろうが。。

5774チバQ:2021/08/31(火) 18:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1b56578b35d734d850490d3bc78cfd865ec2d9e
清水氏と内田氏が競る 猪狩氏、宇佐美氏続く 福島・いわき市長選の序盤情勢
8/31(火) 9:19配信
福島民報
(写真:福島民報)

 9月5日投票の福島県いわき市長選は、3選を目指す現職清水敏男候補(58)=無所属=と元文部科学省教育改革推進室長の新人内田広之候補(49)=無所属=が競り合い、元常磐共同ガス社長の新人猪狩謙二候補(59)=無所属=と元衆院議員の新人宇佐美登候補(54)=無所属=が続く展開となっている。現段階でそれぞれに支持を広げている。福島民報社が29、30の両日、世論調査を実施し、取材の情報も加味して序盤情勢を分析した。約5割が投票する候補者を決めていない。各政党は自主投票としており、各党支持者の動向や浮動票をどう取り込むかが当落を左右するとみられる。

 自民党いわき総支部、立憲民主党県第5区総支部、公明党、社民党いわき双葉総支部、共産党いわき・双葉地区委員会がそれぞれ自主投票としており、情勢は入り組んでいる。

 清水候補は自民、公明をまとめ、立民、共産の各党にも浸透している。内田候補は立民を取り込み、自民、公明、社民にも支持を得ている。猪狩候補は国民民主、共産の支持が厚く、社民、立民にも食い込んでいる。宇佐美候補は日本維新の会をまとめ、立民、公明、共産の支持層も取り込んでいる。

 地区別に見ると、清水候補は南部の勿来、小名浜で優位に立ち、地元常磐も含め2期の経験で全域に浸透する。内田候補は大票田の平と、三和で優勢に立ち、勿来や四倉、久之浜・大久など沿岸部でも支持を広げる。猪狩候補は地元常磐、小川で先行し、小名浜では清水候補と競い合う。宇佐美候補は遠野や川前の山間部、好間でリードし、平、小名浜で支持を広げている。

 年代、男女別は清水候補が60代以上の男性、50代以上の女性など高年層をまとめる。内田候補は40代男性の支持が厚く、30、40代女性にも浸透する。猪狩候補は29歳以下の男性をまとめ、50代男性にも支持がある。宇佐美候補は全年代で一定の支持がある。

 職業別では清水候補が商工自営業、主婦(夫)、年金・無職層、内田候補は農林漁業、管理職層から広く支持を受けている。学生層は猪狩候補が一歩リードしており、宇佐美候補は自由業層から高い支持を得ている。

 投票する候補者を「決めている」は24・1%、「だいたい決めている」は26・0%。「まだ決めていない」は49・9%に上った。

 新型コロナウイルス感染症の「まん延防止等重点措置」が市内に適用される中での選挙戦で、各候補は感染症対策に腐心しながら手探りで有権者への支持浸透を図っている。

【調査の方法】29、30の両日、いわき市の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させる電話調査手法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは808件、うち649人から回答を得た。

5775チバQ:2021/09/01(水) 19:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/335fddcbe62e10960dc864686fa48ed3988d7a4a
清水、猪狩、内田氏激しく競る 宇佐美氏追う展開、いわき市長選世論調査
8/31(火) 11:43配信

福島民友新聞
 9月5日投開票のいわき市長選で、福島民友新聞社は29、30の両日、世論調査を行い、取材で得た情報を加味して序盤の情勢を分析した。現職の清水敏男氏(58)=2期=と、いずれも新人で前常磐共同ガス社長の猪狩謙二氏(59)、元文部科学省室長の内田広之氏(49)が激しく競り合い、元衆院議員の宇佐美登氏(54)が追う展開となっている。ただ、有権者の3割弱が態度を示しておらず、情勢は流動的だ。

 調査結果を地区別にみると、内田氏が市中心部の平で優位に立ち、清水、猪狩両氏は勿来に加え、地盤の常磐で激しく競り合う。平に次いで有権者の多い小名浜は3氏が拮抗(きっこう)、宇佐美氏も浸透している。内郷は猪狩氏がリードする。

 各政党とも明確な姿勢を示していない中、支持政党別では、清水、内田、猪狩の3氏と関係が深い自民支持層の3割が清水氏を支持し、内田氏は2割強、猪狩氏は1割強だった。立憲民主の支持層は3割弱が猪狩氏で、内田、清水両氏も2割強となった。公明支持層は3割強が猪狩氏で、内田氏は2割、清水氏は2割弱。共産の支持層は4割弱が猪狩氏、2割強が宇佐美氏を支持した。無党派層は猪狩氏が2割強で他候補を上回っている。

 職業別では、清水、猪狩両氏がサラリーマンで優位に立ち、内田氏は農林水産業、宇佐美氏は専業主婦層から支持を得ている。商工自営・自由業は横並び。年代別では大きな差はみられなかった。

 市長選で重視する政策(複数回答)についても聞いた。「新型コロナウイルス感染症対策」が90.0%、「医療の充実」が89.3%に上り、県内市町村で最多の感染者数が確認されている新型コロナに関連する政策への関心度の高さを示す結果となった。

 次いで割合が高かったのが少子高齢化と若者の人口流出を背景とした「福祉・高齢化対策」の83.0%。一昨年の東日本台風など相次ぐ自然災害を受け「防災対策」が77.2%に上った。東日本大震災から10年が経過する中で「震災復興」は6割にとどまった。

 調査の方法 告示日の29日から30日にかけて、いわき市内を対象に無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施した。有権者在住が判明した1477世帯のうち760人から回答を得た。回答率は51.5%。

5776チバQ:2021/09/01(水) 19:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e239a634aea737f92a873155d560d0011415968
前市長の桜井氏が立候補を表明 来年1月告示の南相馬市長選
8/31(火) 6:50配信

河北新報
桜井勝延氏

 任期満了に伴う南相馬市長選(来年1月13日告示、23日投開票)で、前市長の桜井勝延氏(65)が30日、市内で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。

 桜井氏は「市民がもっと希望を持てるような政策を展開し、東京電力福島第1原発事故からの復興を進めたい。現在の市役所はリーダーシップの欠如で活力が低下している」などと立候補の理由を説明した。

 第1原発の処理水に関しては「海に流せば漁業者らは大きなダメージを受ける。技術開発により無害化できるまで国が(陸上で)保管すべきだ」と海洋放出に反対する姿勢を示した。

 桜井氏は南相馬市出身、岩手大卒。旧原町市議1期、南相馬市議2期を経て、2010年市長選で初当選。2期8年務め、前回(18年)市長選で現職の門馬和夫氏(67)に敗れた。

 門馬氏は「今は新型コロナウイルスの対策に全力を注ぎたい」とし、態度を明らかにしていない。

河北新報

5777チバQ:2021/09/02(木) 09:10:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/100bc17c536955589f5ff9f1911667843c33f011
「せんだい自民党」に名称修正 仙台市議会、分裂の7人会派
9/2(木) 6:15配信
河北新報
仙台市役所議会棟

 仙台市議会最大会派「自由民主党」(21人)が解散し、14人と7人の会派に分裂したことを巡り、7人会派は1日、新会派名を「せんだい自民党」と修正した。解散後、両会派が「自由民主党」結成を届け出たため、7人会派は「自民党」と修正したが、紛らわしく混乱が生じるとして鈴木勇治議長が再考を求めた。

 自民会派は8月1日投開票の市長選で、郡和子市長を支援する「有志の会」参加者中心の14人と、郡市政に批判的な立場を取る7人で対応が割れ、2015年に誕生させた統一会派の解散に踏み切った。

 せんだい自民党の会長に就いた跡部薫議員は「自由民主党の施策を進めるという思いを持って議会活動に取り組みたい」と話した。

河北新報

5778チバQ:2021/09/02(木) 16:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b390000e3b4e88fdf4353fbd4b819f80cd3e358
村井宮城知事出馬 野党に焦り、候補擁立の目星つかず
9/2(木) 9:16配信

河北新報
 任期満了(11月20日)に伴う宮城県知事選で、村井嘉浩知事と距離を置く県議会野党会派は1日、対抗馬の目星をつけられないまま、5選出馬の正式表明に耳を傾けた。立憲民主党系第2会派「みやぎ県民の声」は、ぎりぎりまで擁立を模索する構えだが、残された時間は少ない。野党共闘を目指す共産党、県政転換を訴える関係者にも危機感が募る。

 東北電力女川原発2号機の再稼働同意、上下水道と工業用水の運営権を民間に売却する「みやぎ型管理運営方式」、東京五輪サッカーの有観客開催など、多くの反対を押し切ってきた村井知事。同会派では「独断専行が過ぎる」「国しか向いていない」などと批判が渦巻くが、具体的な選考は一向に進まなかった。

 村井知事の県政運営を一定評価する所属議員がおり、「4期務めた知事を破るのは難しい」との本音も漏れる。立民県連は選挙の足音が近づく衆院選で手いっぱいなのが実情で、知事選の対応を同会派に委ねている。

 同会派は前回も候補者を決められずに迷走した。坂下賢会長は「県民の声を聞く知事が望ましい。座して死を待つわけにはいかない」と強調。特定の党や業界にとらわれない候補者の人選を進め、アプローチする考えを示した。

 前回、対立候補を立てた市民団体はこれまで、同会派と立民県連に対抗馬の選定を繰り返し働き掛けたが、「意欲が見えてこない」(関係者)と手詰まり感を漂わせる。主体的な擁立も視野に入れ始めた。

 村井県政と対決姿勢を鮮明にする共産党県議団の三浦一敏団長は「なぜ5選出馬を目指すのか、大義名分がよく分からなかった」と知事の発言内容を疑問視し、「市民と野党の共闘で、何としても候補者を立てたい」と訴えた。党県委員会の中島康博委員長も「勝てないからといって戦わないことは絶対にない」と語気を強めた。

河北新報

5779チバQ:2021/09/02(木) 16:07:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/717a02e70ea012e7686245e9bc8df7c370ec6217
【いわき市長選ルポ】見えづらい票の行方 コロナ下、訴え響くか
9/2(木) 10:40配信

福島民友新聞
雨の中で行われた街頭演説。新型コロナウイルスの感染症対策のため「密」回避を呼び掛けるパネルを掲げながら行われた=1日、いわき市平

 5日投開票のいわき市長選は中盤戦に入り、現職の清水敏男(58)=2期=と、いずれも新人で元衆院議員の宇佐美登(54)、元文部科学省室長の内田広之(49)、前常磐共同ガス社長の猪狩謙二(59)の4人が火花を散らす。新型コロナウイルスの感染拡大で活動が制限される今回の選挙戦。各陣営とも支持拡大に奔走するが、支持基盤が複雑に絡み合い、各政党が今後控える衆院選を見据え自主投票を決めたこともあって票の行方は見えづらくなっている。

 1日、いわき市全域で雨が降り肌寒さを感じる天気となった。各陣営とも集会など有権者を集める活動を自粛し、街頭演説に注力したが、「密」を避けるため1カ所に長時間とどまることができず、数をこなす戦術をとった。

 「候補者全員が無所属で公認もない。政党色が薄い選挙だ」。スタッフが慌ただしく出入りする好間町にある清水の選挙事務所。選対本部長の磯上佐太彦は選挙戦をこう分析し、防災やまちづくり、「人財」育成など5本柱で、2期の実績をアピールする構えだ。

 鹿島町の宇佐美事務所では、選対本部長の松原基勝が携帯電話を握りしめ細かく指示を出した。宇佐美は過去2回市長選に出馬した。松原は前回も応援してくれた人が支持拡大に回っているとし「手応えは十分」と強調する。今回も草の根的な活動を繰り広げる。

 内田陣営の選挙カーや平にある事務所には「いわき再起動」のフレーズが掲げられた。選対本部長の阿部宏太郎は知名度不足を課題に挙げるが、市議会最大会派の所属議員をはじめとする「有志の会」やいわき地区連合の支援の下、市内全域での浸透を急いでいる。

 「今回の候補者では唯一の経済人。無党派層を取り込んでいきたい」と話すのは常磐下湯長谷町の猪狩事務所に詰める選対本部長の佐藤和美。地盤の常磐地区を中心に一定程度、浸透してきたと分析。会員制交流サイト(SNS)も積極的に活用していく考えだ。

 コロナ禍で投票率低下を懸念する声も聞こえる。1日、内郷支所を訪れた60代の男性は目の前を通り過ぎる選挙カーを横目に「候補者の顔が見えてこない。誰に投票していいか分からない」と不満を口にした。新型コロナの感染拡大で市民に不要不急の外出自粛が求められる中、候補者が心に響く訴えを届けられるかが鍵となる。(文中敬称略)

5780チバQ:2021/09/05(日) 23:34:42
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20210905125140.html
6期連続無投票、東根市長の進退に注目 任期満了まで1年
2021/09/05 12:51山形新聞

(山形新聞)

 7回連続で無投票が続く東根市長選は来年9月4日の任期満了日まで、あと1年を切った。現職で6期24年にわたり市政のかじ取りを担う土田正剛氏(77)=大林1丁目=は現段階で7期目への態度を明らかにしておらず、他の出馬の動きも具体化していない。土田氏の進退判断とともに、1990年以来、32年ぶりの選挙戦となるかも注目される。

 同市は前職の伊勢辰雄氏(故人)が初当選した90年を最後に市長選の投票は行われていない。土田氏は98年の初当選を含め、政治手腕とリーダーシップを背景に6期連続で無投票当選。さくらんぼタントクルセンターの建設や県内初の併設型中高一貫校・東桜学館の誘致、子育て世帯を中心とした人口増加など着実に実績を重ねてきた。

 初当選から6期続く無投票当選は全国の現職市区長の中では最多で、10月に78歳となる。2018年には心臓バイパス手術を受け、約1カ月公務を休んだ。

 7期目への意欲について、土田氏は山形新聞の取材に「熟慮中」と述べた。国道48号のバイパス化▽老朽化する北村山公立病院の建て替え▽神町小旧校舎の跡地利活用―といった課題が残されているとし「6期で十分という気持ちもあるが、自分がこれらに関わりたいとの思いもあり、胸中は複雑」と進退は白紙との立場を強調した。

5781チバQ:2021/09/05(日) 23:39:06
45885内田広之
28258宇佐美登
26658清水敏男
25512猪狩謙二

>>5774-5775
情勢調査は随分外した感じですね

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4d35782309cc23548c2a3b9bf0ebb40f0d4e54

元文科省職員の内田氏が初当選 いわき市長選
9/5(日) 22:35配信

河北新報
 任期満了に伴ういわき市長選は5日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元文部科学省職員内田広之氏(49)が、いずれも無所属で新人の元衆院議員宇佐美登氏(54)、現職清水敏男氏(58)、新人の元ガス会社社長猪狩謙二氏(59)を破り、初当選した。

 内田氏は市内の事務所で支持者を前に「まずは新型コロナウイルスの感染拡大を食い止める。文科省時代に培った人脈、経験を生かし、新たな街づくりを進める」と決意を語った。

 各政党は今秋の衆院選への影響を考慮して明確な支持を示さず、自民党系市議は分裂した。内田氏は自民市議の支援を受けながら市政刷新を訴え、競り合いをを制した。

 投票率は47・68%で、前回(49・13%)を1・45ポイント下回り、1994年(45・31%)に次いで過去2番目に低かった。当日の有権者は26万7281人。

河北新報

5782チバQ:2021/09/06(月) 11:28:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f832ee89d6451df3d69f4a01802a52052737d70
村山市長に志布氏
9/6(月) 8:04配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
山形新聞
 任期満了に伴う村山市長選は5日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の志布隆夫氏(70)=楯岡十日町=が、新人で元市議の小山大地氏(29)=大久保甲=を退け、3選を果たした。投票率は59.65%で過去最低。2013年の前回(71.41%)を11.76ポイント下回った。

 志布氏は昨年12月の市議会定例会で出馬を正式表明。自民党市支部と公明党県本部の推薦を得て、鈴木憲和衆院議員、市議9人の支援を受けた。市内各地区や同級生など30の後援組織を軸に戦いを進めた。

 JR村山駅周辺の開発や子育て施策の充実など2期8年の実績を強調。構図確定が告示直前となり、選挙ムードの低調さに苦慮したが、厚い支持基盤を生かして手堅く集票した。

 小山氏は7月末に市議を辞職し、告示数日前に出馬を決めた。自らポスター貼りをしながら施策を説明するとともに、各地でつじ立ちし、名前入りのプレートを通行車両に掲示してアピール。小中学校の再編を迅速に進めると主張したが、浸透は進まなかった。

 志布氏は楯岡十日町の選挙事務所で「人口減少対策に重点を置いて事業を進める」と決意を示した。

志布隆夫(しふ・たかお)70 無現
(1)市長(2)中大(3)市福祉事務所長、総務課長、財政課長。当3
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

5783チバQ:2021/09/07(火) 20:38:38
https://www.yamagata-np.jp/news/202109/06/kj_2021090600123.php
「信任投票」色合い強く 村山市長選を振り返って
2021/9/6 09:36

当選が決まり、支援者らと万歳する志布隆夫氏(前列左から2人目)=村山市楯岡十日町の選挙事務所
 5日に投開票が行われた村山市長選は、現職の志布隆夫氏(70)が新人の小山大地氏(29)に7千票の大差をつけ、3選を決めた。市民は志布市政の継続を選んだ形。ただ、事実上の「信任投票」の色合いが強く市民の関心は高まらず、投票率は過去最低となった。

 告示1カ月半前に事務所開きを行い、入念に準備を続けた志布氏に対し、後援組織のない小山氏が出馬表明したのは告示直前。超短期決戦で、市民にとっては争点が見えづらい戦いとなった。

 志布氏は盛り上がらない選挙戦のムードに苦慮しながらも、自民党市支部や公明党県本部など厚い支持基盤を生かして市内をくまなく回り、引き締めを図った。毎日夕方から3〜5カ所の街頭で演説会を開いて2期8年の実績を掲げ、次世代に引き継ぐ街を強調。大票田の地元楯岡を固めながら全域を手堅くまとめ、約4割を占める65歳以上の世代を中心に支持を得た。

 小山氏は演説会は行わず、つじ立ちを繰り広げる選挙戦を展開。既存の選挙スタイルから脱することで若い世代や浮動票の取り込みを狙った。早期の小中学校再編などをアピールしたが、一部現職批判の受け皿となるにとどまり、広がりを欠いた。

 市の人口減少は想定を上回るスピードで進み、ピークだった1947(昭和22)年の4万2777人の半分になろうとしている。実績を強調した志布氏だが、「8年の実績は感じられない」といった市民の声も聞かれた。今後4年で村山をどう活性化するのか。地域の衰退は勢いを増しており、それを上回るスピード感での市政運営が3期目を担うリーダーに課せられた役割だろう。

5784チバQ:2021/09/07(火) 20:39:45
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210906-653524.php
いわき市長に新人・内田広之氏 現職・清水氏ら3人破り初当選
2021年09月06日  Tweet

初当選を果たし、花束を手に喜ぶ内田氏(右)と妻葉子さん=5日午後8時10分ごろ、いわき市平の選挙事務所

 任期満了に伴ういわき市長選は5日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属の新人で元文部科学省室長の内田広之氏(49)が4万5885票を獲得し、無所属で現職の清水敏男氏(58)=2期=ら3候補に1万7000票以上の大差をつけ初当選を果たした。市長選にはこのほか、いずれも無所属で新人の元衆院議員宇佐美登氏(54)、前常磐共同ガス社長猪狩謙二氏(59)が立候補した。

 内田氏は新型コロナウイルス感染対策や教育政策の推進による人材育成を強調。現職への批判票を取り込み、県内最多の人口を誇る中核市のかじ取り役を託された。投票率は47.68%で、前回を1.45ポイント下回り過去2番目に低かった。

 内田氏の任期は28日から4年。当選証書付与式は6日午後1時半から、市役所本庁舎で行われる。

 当日有権者数は26万7281人(男性13万500人、女性13万6781人)。

 官僚経験、手腕に支持

 【戦いの跡】新型コロナウイルスの感染拡大や相次ぐ自然災害の発生で閉塞(へいそく)感が漂う中、変革を望む声が強まり、官僚として培った内田氏の手腕と経験に期待が集まった。

 内田氏は昨年12月に文部科学省を辞職し、他候補に先駆け名乗りを上げた。省庁での経験を踏まえた実行力と、国とのパイプの太さを強調。工業系大学の誘致や、浜通りに整備される国際教育研究拠点と連携した地域経済振興策などの公約を掲げ、支持を広げた。

 内田氏を含め3氏による保守系分裂の構図となった。間近に控えた衆院選をにらみ、各政党は自主投票を決め、県議や国会議員も目立った動きを控えた。地縁なども複雑に絡み、票の動きは不透明になった。

 感染拡大によるまん延防止等重点措置の適用で大規模集会を自粛せざるを得ない中、知名度不足をどう補うかが課題だったが、内田氏は市議会最大会派を中心とした市議の支援や連合、JAの推薦を受け、他陣営を上回る組織を構築。政見を浸透させ、新型コロナや災害対応を巡る市政への批判票の受け皿となった。

 清水氏は2期の実績を訴えたものの、感染拡大が逆風となり支持離れが進んだ。同じ常磐地区を地盤とする候補の出馬で票が割れたことも影響した。宇佐美氏は医療・福祉政策に関心を持つ女性や若者らから一定の支持を得たが、組織力の低さが響いた。経済人の立場で改革を訴え、無党派層の取り込みを図った猪狩氏は浸透し切れなかった。

 2005(平成17)年から続く保守分裂の構図は変わらず、4候補の乱立など禍根を残す選挙となった。内田氏には異なる意見をまとめ上げるリーダーシップと、待ったなしの新型コロナ対応が求められる。(いわき支社・大内義貴)

◇いわき市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当45,885 内田広之 49 無新
 28,258 宇佐美登 54 無新
 26,658 清水敏男 58 無現
 25,512 猪狩謙二 59 無新

5785チバQ:2021/09/07(火) 20:40:23
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210907-653754.php
託された内田新市政、いわき市長選開票当夜 4陣営悲喜こもごも
2021年09月07日  

初当選を万歳で喜ぶ内田さん(中央)と妻葉子さん(左)

 5日に投開票が行われたいわき市長選。初当選を飾った新人の内田広之さん(49)の選挙事務所は、集まった支持者の熱気に包まれた。一方、現職の清水敏男さん(58)と新人の宇佐美登さん(54)、猪狩謙二さん(59)の支持者は7日間の戦いをねぎらった。

 内田さん「古里のため全力尽くす」

 午後7時すぎにテレビが内田さんの当選確実を伝えると、選挙事務所で準備をしていた関係者からは歓声と拍手が沸き起こり、慌ただしく当選報告会の準備に追われた。

 事務所には次々と支持者が駆け付け、一報を受けて到着した内田さんを出迎えた。吉村作治後援会長と阿部宏太郎選対本部長が「喜んでばかりはいられない。これからは公約を一つ一つ実現しなければならないので頑張ってほしい」と内田さんを激励した。これに対してあいさつに立った内田さんは「多くの課題があるが、古里のために全力で尽くしたい」と今後の市政運営に意欲を見せた。

 内田さんは関係者から花束を受け取ると笑顔を見せ、選対幹部とともに万歳三唱で当選の喜びをかみしめた。集まった支持者からは「いわきを頼んだぞ」「いわき再起動」などの声が上がった。

 清水さん「思い届けられなかった」

 「私の不徳の致すところにより当選できなかった。心から皆さまにおわびを申し上げたい」。現職の清水敏男さんは支持者らに頭を下げ、敗戦の弁を述べた。

 清水さんの事務所に新人の当選確実が伝わると、支持者から落胆のため息が漏れた。開票が始まった午後8時ごろ、異例の速さで清水さんがマイクを握った。

 清水さんは「コロナ禍で思うように選挙戦を展開できず、市民の皆さまに考えや思いが届かなかったことは悔やんでも悔やみきれない」とし、「新市長には古里いわきを守り、良い市政を貫いてほしい」と語った。

 宇佐美さん「主張はしっかり伝えた」

 3度目の市長選挑戦となった宇佐美さんの事務所には吉報が届かず、集まった多くの支持者から落胆の声が漏れた。

 宇佐美さんは午後8時20分ごろに事務所に姿を現し「私の力不足で勝ちきることができなかった」と頭を下げた。選挙戦を振り返り「新型コロナウイルス感染拡大による非常事態の中での選挙だったが、主張したいことはしっかりと主張した。皆さんと共に戦うことができて光栄だった」と感謝の言葉を述べた。

 松原基勝選対本部長は「草の根で訴え、思いは伝わった」とねぎらった。

 猪狩さん「地元のため活動続ける」

 新人の猪狩謙二さんの選挙事務所に他候補の「当選確実」が入ると、集まった支援者らは一様に肩を落とした。

 「多くの人に支えてもらったが力及ばず申し訳ない」。事務所に入った猪狩さんは、頭を下げながら課題の知名度不足をはね返せなかったと振り返った。

 悔しい結果になったが、猪狩さんは「いわきの明るい未来のために活動していきたいという思いは変わらない。地元が良い方向に向かうよう活動していく」と力を込めた。集まった支援者からは大きな拍手が湧き起こり、健闘をたたえた。

5786チバQ:2021/09/07(火) 20:48:07
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210907-653793.php
いわき再起動・勝因】組織力で知名度向上 市議会最大会派の支援
2021年09月07日 12時50分  

初当選を決め支持者と「グータッチ」で喜ぶ内田氏=5日

 5日に投開票が行われたいわき市長選は、初当選した元文部科学省室長の内田広之氏(49)が現職清水敏男氏(58)ら3候補に1万7千票以上の大差をつけた。内田氏は、市議会最大会派などの支持による組織的な選挙戦略で知名度を向上させながら、現市政の批判票を取り込み"圧勝"した格好だ。

 「大変身の引き締まる思い。市民の皆さんと一緒に市政を運営していく」。当選から一夜明けた6日、内田氏は緊張感をにじませながら7日間の選挙戦を振り返った。内田氏と清水氏に加え宇佐美登氏(54)、猪狩謙二氏(59)による過去最多に並ぶ4人の激戦となった市長選。内田氏は平周辺を地盤とする市議や関係者らの応援で最大の大票田を押さえたほか、連合など幅広い支持で現職らが強いとされていた勿来や小名浜でも着実に票を伸ばした。

 一方、最大の課題は知名度不足だった。これに対し、内田氏は4月ごろから市内各地を本格的に回った。「こんなに歩く人はいない」。応援した市議から、そう言わしめた。コロナ下を意識したネット戦略にも力を入れた。動画投稿サイトを活用した生配信で自身の公約や経歴を丁寧に紹介した。組織力に地道な取り組みを組み合わせたことで、政見や人柄が徐々に浸透、新型コロナ感染拡大による現市政への逆風をつかまえ、自身の追い風に変えた。市議の一人は「『滞ったいわきを変えてほしい』という市民が多く、若さや行動力、実務経験が決め手になったのでは」と分析する。

 市長選の投票率は過去2番目に低い47.68%。内田氏以外の候補者の総得票数が全体の6割を占め、今後の市政運営への厳しい視線も予想される。選挙戦で掲げた、停滞した市政をもう一度動かす「再起動」のキャッチフレーズを実現させるには、市民の声を吸い上げながら課題解決に当たることが求められる。

5787チバQ:2021/09/08(水) 02:27:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/39a267c75c3d6eafdf5c20e476ac37d02d781fc7
矢吹町の前町長などが起訴猶予処分に 町議会が刑事告発も検察は「処罰は必要なし」の判断
9/3(金) 19:51配信
起訴猶予処分となったのは福島県矢吹町の野崎吉郎前町長と藤田忠晴前副町長。

2人は道の駅など町の整備事業を巡り、百条委員会が要請した証人喚問に応じなかった地方自治法違反の疑いで2021年4月に矢吹町議会から刑事告発されていた。

これについて検察は、9月3日付けで起訴猶予処分とした。

その理由について検察は「2人が証人喚問に応じると確約していることから処罰は必要ないと判断した」としている。

福島テレビ

5788チバQ:2021/09/08(水) 02:36:24
https://kahoku.news/articles/20210906khn000032.html
セクハラ発言の遠野市議に辞職勧告 市議会が決議案可決
2021年09月07日 06:00
 岩手県遠野市議会の男性市議にセクハラ発言の疑いが出ている問題で、調査した市議会の倫理検証特別委員会は6日、「ハラスメントはあった」と9月定例会本会議に報告した。市議会は同日、セクハラ発言が認定された男性市議(52)への議員辞職勧告決議案を10対6で可決した。
 特別委の報告書などによると、男性市議は5月4日、3市議と共に、市内であった民間主催の飲酒を伴う会合に出席。同席した女性市議に「ほっぺを触りたい」などのセクハラ発言をした。
 匿名の投書などを受け、特別委は男性市議と被害に遭ったとされる女性市議に聞き取りを実施。3件のセクハラ発言の疑いのうち、両者の発言が一致した1件を事実認定した。
 決議案審議の討論で、賛成意見は「市議会基本条例の倫理規定に反する」「議会の自浄能力を示す必要がある」、反対意見は「議会の外の行為に懲罰は与えられない」「謝罪を求める決議にとどめるべきだ」などがあった。
 男性市議は、特別委の事実認定に対して争わない構え。辞職勧告決議に関しては「審議の際は(当事者として)退席していた」と話し、審議内容を確認してから態度を決める考えを示している。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210907/6040011971.html
セクハラ発言をした男性議員に辞職を求める勧告決議案を可決
09月07日 13時25分

遠野市議会の52歳の男性議員が飲み会の席で同僚の女性議員に対して、セクハラ発言をしたとして6日、辞職を求める勧告決議案が議会に出され、可決されました。
男性議員は取材に対し「審議の内容を確認した上で今後の対応を考えたい」と話しています。

辞職勧告が出されたのは、遠野市議会の菊池美也議員(52)です。

市議会によりますと、ことし5月に開かれた飲食をともなう地元の会合で、同席した女性議員に対してセクハラ発言をしたと匿名の投書が寄せられたということです。

議会では、検証委員会を設置して事実関係を調査したところ「ほっぺを触りたい」などと発言したことを認めたということです。

これを受けて、6日開かれた議会に菊池議員の辞職を求める勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。

菊池議員は取材に対し「決議案の審議の際には議場を退席していて、審議の内容を確認できていない。今後の対応については、審議の内容や提案理由など確認してから考えたい」と話しています。

5789チバQ:2021/09/08(水) 02:44:02
https://www.sakigake.jp/news/article/20210906AK0001/
齋藤光春市議が出馬へ、にかほ市長選 「開かれた市政を」
会員向け記事 2021年9月6日 掲載

 任期満了(11月12日)に伴う秋田県にかほ市長選(10月24日告示、31日投開票)に、市議の齋藤光春氏(66)が無所属で立候補する意向を固めたことが5日、分かった。今月中に市議を辞職し、正式表明する。市長選には現職の市川雄次氏(54)が再選を目指して出馬表明しており、選挙戦の見通しとなった。

5790チバQ:2021/09/15(水) 19:16:08

https://news.yahoo.co.jp/articles/8245ecbf6753aa8bb550ff3b31f5ad57d41643f0

アップルパイで学生支援 弘前市議会委員会が配布案を可決
9/15(水) 6:55配信

河北新報
学生への配布が議論されるアップルパイ(写真はイメージです)

 新型コロナウイルスの影響を受ける大学生らにアップルパイを一切れずつ振る舞う青森県弘前市の事業案が14日、市議会予算決算常任委員会で審議された。市側は「甘い物を我慢している学生の食を支援する」などと意義を強調。事業費264万円を含む2021年度一般会計補正予算案は賛成多数で可決された。

 市企画課は「コロナ禍でお菓子などを我慢している学生が多いと聞いた。特産品を知ってもらう目的もある」と配布の意図を説明。一部委員からは「支援するならコメの方がいい」「保存可能な食品を」といった意見や批判が相次いだ。

 賛成に回った与党会派の委員は「最近は女の子たちを中心にコメを食べない」「楽しみにしている学生もいる」などと主張。配布する食品を主食に変えるよう求める付帯決議案も賛成少数で否決された。

 配布は市内の大学や専門学校に通う約6000人が対象。会員制交流サイト(SNS)上では「腹の足しにもならない」などの声が上がっていた。

河北新報

5791チバQ:2021/09/15(水) 19:17:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aba78cdd2999502d0101f06c3bc33a4cfb8c91a
副知事人事案の当初提案見送り
9/11(土) 8:53配信
山形新聞
 今年3月から不在が続く副知事に関し、県は10日、県議会9月定例会への人事案の当初提案を見送った。この日の議会運営委員会で示された議案に盛り込まれなかった。吉村美栄子知事は9月定例会への提案を目指しているが、県議会最大会派・自民党との折衝が停滞し、同意を得られる環境が整っていないことが要因とみられる。

 前副知事の若松正俊氏の再任案が2月定例会で否決され、若松氏の任期は今年3月10日で満了。吉村知事は6月定例会で人事案を見送った。不在期間はこの日で半年を迎え、1973(昭和48)年以降で最長の異例の事態となっている。

 若松氏は同月11日付で非常勤特別職「コロナ克服・経済再生特命補佐」に就いたが、自民は新たな副知事選任後の特命補佐存続を否定。10日の議員総会でも全会一致でその方針を堅持した。吉村知事は不在解消後も特命補佐を存続する意向を示しており、両者の溝は埋まっていない。

 議運終了後、自民の森谷仙一郎代表は副知事人事案への同意と特命補佐の解消はセットとの考えを示し「9月定例会の大きな焦点になる」と説明。第2会派・県政クラブの木村忠三代表は、不在解消が必要だとしつつ「それぞれ(のポストは)独立した人事だ」と併存を望む。

 9月定例会の会期は17日〜10月8日の22日間。吉村知事はこれまでの定例会見で9月定例会への提案を強調しており、提案時期を模索するとみられる。

5792チバQ:2021/09/15(水) 19:21:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/d74c66e74bac03f6eca22e914cfee67bed61fdca
議長に自民・赤間氏 仙台市議会、副議長は市民フォーラム・村上氏
9/10(金) 10:51配信


河北新報
 仙台市議会(定数55、欠員1)は9日、正副議長2年交代の慣例に伴う正副議長選を行い、議長に最大会派「自由民主党」の赤間次彦氏(64)=宮城野、8期=、副議長に第2会派「市民フォーラム仙台」の村上一彦氏(64)=青葉、4期=をそれぞれ選出した。

 赤間氏は2007年〜09年に議長を務め、今回は12年ぶりの再登板となった。議長経験者が議長に復帰するのは、1989年の政令市移行後は初めてという。

 正副議長とも投票ではなく10年ぶりの「指名推選」により全会一致で決まった。8月の市長選で郡和子市長を支援する「有志の会」に参加した議員が所属する自由民主党、市民フォーラム、公明党市議団、社民フォーラム市議団の4会派を中心に水面下で調整した。

 郡市長の2期目が始まり最初の定例会で、4会派が「市政与党」として結束し、今後の議会運営を主導する構図が明確になった。自民、公明両会派が「市政野党」として郡市長と対立し、緊張関係にあった1期目と様相が大きく変わった。

 赤間氏は選出後のあいさつで「議案審議はもちろん行政を監視し、適切な政策を提言する議会の機能を十分発揮できるよう努める」と決意表明。村上氏は「議会改革はこれまでの成果を踏まえ、実現していく覚悟だ」と意気込みを述べた。

河北新報


https://kahoku.news/articles/20210908khn000005.html
仙台市議会副議長に村上氏選出へ
2021年09月08日 06:00

村上一彦氏
 仙台市議会(定数55、欠員1)の慣例に伴う正副議長選で、新副議長に第2会派「市民フォーラム仙台」(12人)の村上一彦氏(64)=青葉、4期=が選出される見通しとなったことが7日、分かった。
 村上氏と第3会派「公明党市議団」(9人)の鎌田城行氏(58)=青葉、5期=の名前が浮上したが、第1会派「自由民主党」(14人)は7日の総会で村上氏支持で一致。公明市議団も同日の総会で候補を立てないことを申し合わせた。
 8月の市長選で郡和子市長を支援する「有志の会」に参加した自由民主党、市民フォーラム、公明市議団と第6会派「社民フォーラム市議団」(5人)が水面下で調整を重ねていた。
 市議会では議長は第1会派、副議長は第2会派から選出するのが「常道」とされる。当初、第1会派内には「政府への要望活動を考えれば政権党から選出すべきだ」との声もあったが、4会派の協調を優先したとみられる。4会派は計40議席で、過半数を占める。
 正副議長選は9月定例会初日の9日に行われる。新議長には第1会派の赤間次彦氏(64)=宮城野、8期=が選出され、12年ぶりに再登板する見込み。

5793チバQ:2021/09/16(木) 09:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/f20c5a44cad32fca359f9c560bc6e7f53f0e1135
仙台市ガス民営化白紙「最悪の形」 市議会与党3会派が追及
9/16(木) 6:45配信
河北新報
仙台市役所議会棟

 仙台市ガス事業民営化が白紙に戻ったことを巡り、市議会の市政与党3会派は15日、9月定例会代表質疑で「最悪の形」「衝撃」と厳しい認識を示し、経緯などを追及した。郡和子市長は事業継承者の再公募を目指すとし、今回の公募結果の検証を年度内に終わらせる方針を明らかにした。

 市は8日、専門家による民営化推進委員会の答申を踏まえ、唯一応募した東北電力など4社グループの事業提案を退け、優先交渉権者は「該当なし」と決定。2022年度中を予定した民営化を白紙に戻した。

 最大会派自由民主党の岡部恒司氏は「素晴らしい報告が聞けると思ったが、ふたを開ければ、予想だにしない結論だった」と落胆。「市が『公』として求めたものと、応募者が『民』として考えたことの間に、大きなずれがあったのではないか」と要因をただした。

 公明党市議団の鎌田城行氏は、東北電グループが譲渡後の5年間で約2万件の需要が減ると予測し、市が民営化目的の「ガス事業の永続的発展」と整合しないと判断したことを疑問視。「事業者の肌感覚からして堅実な試算だったと思う」と応募者側を擁護した。

 再公募に向け、大津市がガス民営化で導入し、宮城県も上下水道と工業用水の「みやぎ型管理運営方式」で取り入れたコンセッション方式(運営権の売却)を検討するよう提案した。

 応募が1グループにとどまった時点の対応を指摘したのは、市民フォーラム仙台の小野寺健氏。「提案に対し、応募者と腹を割って時間をかけて話し合うことが重要だった」と訴えた。

 氏家道也ガス事業管理者は「民営化の趣旨について応募者と共通理解を持つ枠組みが十分ではなかった」と市の不備に初めて言及。郡市長は「今回の結果は大変残念。経営形態の見直しが必要との認識に揺らぎはなく、客観的な検証を進めていく」と理解を求めた。

河北新報



https://kahoku.news/articles/20210908khn000009.html
仙台市ガス継承者「該当なし」 特異な事業、応募1グループだけ
2021年09月08日 11:35

仙台市役所
 仙台市のガス事業民営化が再び揺らいでいる。民営化推進委員会が事業継承者を「該当なし」と郡和子市長に答申した。東北電力など4社グループの選定が確実とみられたが、推進委は提案内容を酷評した。応募が1グループしかなく、競争原理が働かなかったことが「予想外」の結果となった要因だ。
 市ガス事業は全国的に見ても特異性が高い。約34万の需要家を抱える規模の大きさに加え、公営では唯一、液化天然ガス(LNG)基地を持ち、燃料調達から小売りまでを担う。事業を継承できるのは、おのずと大手ガス事業者に限られる。
 2017年の都市ガス小売り全面自由化後、三大都市圏でエネルギー各社の顧客の奪い合いが過熱し、業界には疲弊感が漂う。国が打ち出した温室効果ガス排出量を50年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル」宣言で、ガス需要の見通しは不透明になった。
 新型コロナウイルス感染拡大も重なった。企業の投資意欲は減退し、市の事業者公募は結局、1グループ応募に終わった。東北電グループが譲り受け希望価格を最低譲渡価格から上積みしなかったことからも、市場環境の厳しさが分かる。
 市が民営化につまずくのは2度目。前回08年の公募時は東北電など3社グループが唯一応じたが、世界的不況を理由に翌年に取り下げ、計画は白紙になった。
 市は競争環境がある中での再公募を目指し、好機をうかがった。東日本大震災で港工場(宮城野区)が被災しても経営改善の手を緩めず、20年度まで7年連続で黒字を達成。企業債残高も20年度末に312億円と08年度末から半減させ、企業努力を積み重ねた。
 全面自由化を経て、昨年9月に再公募に踏み切った直後、市幹部は複数の応募に自信を見せていた。だが、ふたを開ければ各事業者の鈍い反応。売る側と買う側では市場環境に対する認識が大きく違っていた。
 前回公募から13年。ガス事業を取り巻く環境は劇的に変化し、買う側のリスクは高まる一方だ。この先、「売り時」はあるのか。2度目の頓挫となれば市にとっては、かなり手痛い。
(報道部・古賀佑美)

5794チバQ:2021/09/20(月) 09:15:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0831b5afacfe5c3dabdb41291e599d98c0a778ed
八幡平市長選告示 新人3人が立候補/岩手・八幡平市
9/19(日) 11:52配信 任期満了に伴う岩手県八幡平市の市長選挙が19日告示され、新人3人が立候補しました。

 八幡平市長選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属の新人で、前の八幡平市副市長、佐々木孝弘氏(59)、前の八幡平市議会議員の古川津好氏(67)、前の八幡平市議会議員の工藤直道氏(63)の3人です。立候補の届け出受け付けは19日午後5時まで八幡平市役所で行われます。今月26日に市内15の投票所で行われ、即日開票されます。

5795チバQ:2021/09/24(金) 19:45:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/632b5b00dae31f59d795fc2d87965aad74fb5890
宮城県知事選に医師の長純一氏 立候補へ
9/24(金) 12:28配信
tbc東北放送

 11月に任期満了を迎える宮城県知事選挙に、石巻市の医師、長純一氏が立候補の意思を固めたことが分かりました。来週、正式に表明する見込みです。
 関係者によりますと、長純一氏は、23日午後、支持者らに知事選に立候補する意思を伝えたということです。仙台市の「市民連合みやぎ」など複数の市民団体が、週明けに長氏に立候補を要請。長氏は受諾した上で正式に立候補を表明する見込みです。
 長氏は、東京都出身の55歳。震災後の2012年に石巻市立病院に着任し、2021年2月まで市包括ケアセンター所長を務めたあと、4月の石巻市長選挙に立候補し、落選しました。長氏は、政党には推薦などを求めず、県議会野党会派から多くの支持を得たい考えです。11月20日に任期満了を迎える県知事選には、現職の村井嘉浩氏も5選を目指して立候補を表明しています。

5796名無しさん:2021/09/24(金) 20:45:41
>>5795
自民系現職優勢の知事選は共産党関係者以外で手挙げてくれるだけありがたい

5797チバQ:2021/09/25(土) 07:33:43

2877: 名無しさん :2021/09/21(火) 10:12:33
県議会会派は無所属だがどちらにつく?

県3区、阿部県議出馬へ 次期衆院選
https://www.yamagata-np.jp/news/202109/21/kj_2021092100442.php

次期衆院選(任期満了・10月21日)の県3区に、県議の阿部ひとみ氏(60)=酒田市=が無所属で出馬する意思を固めたことが20日、分かった。阿部氏は既に自身の後援会などに意向を伝えており、22日にも県議の辞職願を提出する方針。
阿部氏は民間会社勤務を経て、元市議の父親の地盤を引き継いで2009年の酒田市議選で初当選。市議3期目途中で辞職し、19年4月の県議選酒田市・飽海郡区に挑み、現在1期目。県議会では会派には所属せず活動している。山形新聞の取材に対し、阿部氏は「県議の仕事をする中で、県政と国政をつなぐ役割の重要性を感じていた。庄内地域の経済界などからの後押しもあり、自らそのパイプ役になることを決意した」と理由を語った。
衆院選県3区には他に、自民現職の加藤鮎子氏(42)=鶴岡市=と、共産新人の梅木威氏(62)=同=が立候補を予定している。

2879: 名無しさん :2021/09/21(火) 13:07:07
>>2878
衆院選出馬せずに後方支援する感じですかね

衆院選山形県3区 阿部ひとみ県議 出馬へ
http://www.ybc.co.jp/nnn/news119exuwk45qp84wod08.html

次期衆院選の山形県3区に阿部ひとみ県議が出馬する意向を固めたことが分かった。阿部さん本人が山形放送の取材に答えた。
次期衆院選・県3区に出馬の意向を固めたのは県議会議員の阿部ひとみさん(60)。
関係者によると阿部さんは元県議や市議のほか元酒田市長の後援団体、地元の一部経済界などから支援を受け、19日までに、自身の後援会などで無所属で出馬する意思を伝えたという。
22日に県議会に辞職願を提出し近く出馬を正式に表明する見通し。阿部さんは酒田市議3期途中で辞職し、2019年の県議選で初当選。現在1期目。
阿部さんはYBCの電話取材に「出馬する」と応じ「詳しくは記者会見で話したい」としている。
県3区にはこのほか、自民党現職の加藤鮎子さん(42)、共産党新人の梅木威さん(62)の2人が出馬を表明している。

5798チバQ:2021/09/25(土) 22:49:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5dbe864f74728f2938998158cc3d4d49f2bda5f
県議会野党に親近感、与党は余裕の構え 宮城知事選に長氏出馬へ
9/25(土) 6:20配信

河北新報
 任期満了(11月20日)に伴う宮城県知事選で、元石巻市包括ケアセンター所長で医師の長純一氏(55)の立候補する意向が表面化した24日、現職で5期目を目指す村井嘉浩氏(61)に対する県議会の野党会派は「政策論戦になる」と好意的に捉えた。一方、村井氏を支える与党会派は選挙まで1カ月程度の短期決戦となることから、「実りある議論になるのか」と受け流した。

 立憲民主党議員が主軸の第2会派みやぎ県民の声(11人)の坂下賢会長は、医師の長氏について「地域医療の充実に熱心に取り組んできた」と評価する。会派内は村井氏の評価に濃淡があり、「正式に支援要請された段階で真剣に考える」と述べた。

 「現職に対抗する、いい人が出てくれた」と話すのは、共産党県議団(5人)の三浦一敏団長。新型コロナウイルス対策や仙台圏4病院の再編方針など、会派として対立軸を明確にしてきた政策に触れ、「ホットな県政課題に対峙(たいじ)できる」と見通した。

 社民フォーラム県議団(2人)の岸田清実会長は、東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働同意など村井氏の政策に批判的な長氏の姿勢について「親近感を持てる」と言及。無所属の会(2人)の菅間進会長は、2017年の前回知事選で野党共闘を呼び掛けた市民団体が擁立するとの一報に「政策スタンスで一致する部分はある」と関心を示した。

 与党側は余裕の構えだ。村井氏の出身母体で最大会派自民党・県民会議(32人)の村上智行会長は長氏を「未知数」と表現。新型コロナ対策など医療政策に議論が偏る可能性を指摘し、「県民生活は多岐にわたる」と幅広い分野での論戦を望んだ。

 長氏擁立の動きを「想定外で驚いた」としたのは、公明党県議団(3人)の伊藤和博会長。医療従事者として東日本大震災の被災者支援に取り組んだ点を認めた上で、「率直に議論を交わし、有権者の信任を得るのは大事だ」と選挙戦を前向きに受け止めた。

 「『選挙のための選挙』になってしまわないか」と疑問の目を向けるのは、与党会派のベテラン県議。衆院選との同日選が取り沙汰されており、「かなりの短期戦。埋没しないことを願う」と皮肉交じりに語った。

■現職村井氏「論戦は喜ばしい」

 知事選に立候補する方向で最終調整に入った元石巻市包括ケアセンター所長で医師の長純一氏は24日、河北新報社の取材に答え、「まだ確定ではないが、出る方向で調整している」と述べた。

 出馬の場合は「地域医療(の改革)を一番に訴えたい」と言及。「県は医療の公共性を理解しておらず、地域に医師を回せていない。構造的な課題を多くの県民に知ってほしい」と話した。

 一方、既に5選出馬を表明した村井嘉浩知事は同日、長氏の立候補について「全然知らなかった」と驚いた様子で語った。

 村井氏は、長氏が東日本大震災の被災地で地域医療に携わってきた経緯に触れ、「石巻の復興に尽力された素晴らしい方だ」と評価。「無投票ではなく、選挙戦で議論が交わされることは県民にとって喜ばしい。私が訴えたい政策への議論も深まる」と立候補を歓迎した。

河北新報

5799チバQ:2021/09/27(月) 01:02:43
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20210925-657558.php
福島市長選、鵜沼誠氏が出馬検討 選挙戦の可能性
2021年09月25日
 
 任期満了に伴い11月14日告示、同21日投開票で行われる福島市長選で、新人で合同会社代表社員の鵜沼誠氏(42)=郡山市在住=が出馬を検討していることが24日、分かった。現職の木幡浩氏(60)=1期=が立候補を表明しており、選挙戦となる可能性が出てきた。

 鵜沼氏はいわき市出身。平工高、日大工学部卒。県内の民放テレビ局勤務を経て、スポーツイベントの企画・運営を行う合同会社「LinkTOHOKU」を設立し、代表社員を務めている。

 鵜沼氏は「福島市のワクチン接種で現役世代を後回しにする対応に疑問を持った。今は出馬を検討中で、10月初めには決断したい。県庁所在地の市長選を無投票にさせたくない」と語った。

説明会に3陣営出席

 福島市選管は24日、市役所で立候補予定者説明会を開いた。出席したのは、現職の木幡浩氏の陣営をはじめ、鵜沼誠氏本人、立候補者未定の1陣営の計3陣営。

 立候補者未定の陣営は、共産党福島相馬地区委員会などでつくる市民団体「福島市政を明るくする会」で、候補者擁立を目指して人選を進めている段階という。

 市選管によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は23万4219人(男性11万2988人、女性12万1231人)。

5800チバQ:2021/09/29(水) 21:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f7c6e361b7d707b03cd927d02c9c90720f575d1
八幡平市長選 新人の佐々木孝弘氏が初当選【岩手】
9/27(月) 11:01配信
任期満了に伴う岩手県八幡平市長選挙の投開票が26日行われ、無所属の新人・佐々木孝弘さんが初当選しました。開票結果は、佐々木孝弘さんが6388票、古川津好さん3739票、工藤直道さん3652票でした。初当選した前副市長の佐々木孝弘さんは八幡平市大更出身の59歳です。現職の田村正彦市長から後継指名を受け選挙戦では幅広い支持を集めました。なお、投票率は前回を4.61ポイント下回る64.26%でした。

5801チバQ:2021/10/01(金) 13:07:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/28593bc53bed6ead224db8b4cbc128ec8ba643b0
立民、3回連続自主投票へ 宮城知事選 議員は長氏支援も
10/1(金) 9:59配信

31
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
 11月に投開票が予定される宮城県知事選で、立憲民主党県連が自主投票とする方針で調整に入ったことが30日、分かった。2日の常任幹事会で正式決定する見通し。知事選での自主投票は、旧民主党時代の2013年の前々回、旧民進党時代の17年の前回に続き3回連続。

 知事選には5選を狙う現職村井嘉浩氏(61)と、元石巻市包括ケアセンター所長で医師の新人長純一氏(55)が共に無所属での立候補を表明している。

 立民県連は自民党出身の村井氏に対決姿勢を示すが、今年4月の石巻市長選では出馬した長氏ではなく、初当選した元自民県議の斎藤正美氏を推薦した。

 関係者によると、知事選で長氏の推薦や支持などを機関決定すれば、市長選と矛盾した対応になるとの意見が根強い。知事選と衆院選が同日選となる可能性があり、衆院選に集中したい意向も働いたとみられる。

 県連が知事選候補者の擁立を委ねていた立民系県議会会派「みやぎ県民の声」の一部には、村井県政を一定評価する議員もおり、一致した対応を見送る方向だ。大半の議員は長氏の訴えや政治姿勢に賛同し、自主的に支援する見込み。

 05年の知事選で旧民主党は浅野史郎前知事の後継候補を支援したが、自民県議から転じた村井氏が初当選。09年の知事選で村井氏の対立候補を推薦したのを最後に、党として知事選に関与しない状況が続く。

河北新報


記事にリアクションし

5802チバQ:2021/10/02(土) 15:41:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a94f64306c7c6566083a163f2ebee699cc070a6
山形の副知事不在、半年ぶり解消へ 元県商工労働部長を起用
9/30(木) 20:08配信
産経新聞
山形県庁

今年3月から不在が続いている副知事をめぐり、山形県は30日、県企業振興公社理事長の平山雅之氏(62)を起用する人事案を県議会に提案する方針を固めた。今月4日の県議会本会議で、吉村美栄子知事が人事案を提案する。県議会で人事案が同意されれば、副知事の不在が半年ぶりに解消される。

副知事をめぐっては、吉村知事が3月の県議会で前副知事の若松正俊氏を再任させる人事案を提案。しかし、市町村との調整力が若松氏は不十分であることなどを理由に県議会最大会派の自民党が同意せず、公明との反対多数で否決された。吉村知事はその後、議会の議決を経ずに任命できる非常勤特別職の「コロナ克服・経済再生特命補佐」として若松氏を起用したが、副知事のポストは不在が続いていた。

平山氏は、昭和58年に県職員となり、平成29年には商工労働部長に就任するなど商工労働行政に長年携わってきた。退職後の31年に県企業振興公社理事長に就任している。

9月29日の県議会予算特別委員会で吉村知事は「現在の新型コロナ対策と、ポストコロナを見据えた体制強化が不可欠」と答弁。新たな副知事とともに、若松氏も引き続き特命補佐として起用する意向を示した。

一方の自民党は、人事案の同意に特命補佐の存否は無関係としているが、「新たな副知事の就任後、若松氏は辞任すべきだ」との方針を示しており、今後も紆余(うよ)曲折が予想される。

5803チバQ:2021/10/04(月) 19:28:35
https://news.goo.ne.jp/article/yamagata/region/yamagata-20211004090315.html
現新の一騎打ちが確定 鶴岡市長選告示、市議選も選挙戦に
2021/10/04 09:03山形新聞

現新の一騎打ちが確定 鶴岡市長選告示、市議選も選挙戦に

山形新聞

(山形新聞)

 任期満了に伴う鶴岡市長選は3日告示され、新人で前県議の佐藤聡氏(53)=茨新田=と、現職で再選を目指す皆川治氏(47)=森片=が立候補を届け出て一騎打ちが確定した。投票日は10日で、即日開票される。

 両候補はともに市内で必勝祈願、出陣式を行った後、第一声を上げた。

 佐藤氏は「今までにない発想で市政を動かす必要がある。鶴岡再興は今、この時にかかっている」と述べた。加藤鮎子衆院議員、志田英紀県議らが応援弁士を務めた。

 皆川氏は「市政は着実に前に進んでいる。実績と政策を訴え、市民目線の対話の市政をさらに前進させる」と力を込めた。今野美奈子、関徹両県議らが激励の言葉を述べた。

 同じ日程で行われる市議選は定数28に対し、31人が名乗りを上げ、少数激戦に入った。

 期日前投票は4〜9日に市役所本所(午前8時半〜午後8時)、各地域庁舎(午前8時半〜午後7時)で受け付ける。2日現在の有権者数は10万5329人(男5万12人、女5万5317人)。

鶴岡市長選の立候補者

佐藤 聡(さとう・さとし)53 無新

(1)会社役員(2)早大(3)山形総販社長。県議、市議、日航社員。

皆川 治(みなかわ・おさむ)47 無現

(1)市長(2)宇都宮大(3)東北公益大特任講師、農林水産省職員。当1

(届け出順、(1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

5804チバQ:2021/10/05(火) 14:49:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/31862e32e82762793e68ff9afcc14ae0c11712c4
元福島市長・小林氏、伊達市長選に出馬へ 現職と選挙戦の公算
10/5(火) 11:53配信

福島民友新聞
 任期満了に伴い来年1月23日告示、同30日投開票で行われる伊達市長選で、元福島市長の小林香氏(62)は立候補する意思を固めた。小林氏は4日、福島民友新聞社の取材に「実家のある伊達市は古里であり、周囲から出馬要請をいただいた。福島市長時代の実績を伊達市政に生かしたい」と述べた。8日に記者会見を開き、正式に表明する。

 伊達市長選を巡っては現職の須田博行氏(63)=1期=が立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。ほかにも水面下で立候補を模索する動きがある。

 小林氏は伊達市保原町出身。福島高―中央大法学部卒、英国サセックス大修士課程修了。旧大蔵省、財務省を経て2009(平成21)年7月から2年間、環境省東北地方環境事務所長を務めた。13年の福島市長選で初当選。1期務め、17年の市長選で落選した。

 小林氏は福島市長時代、伊達市への「イオンモール」の出店計画を巡り、反対の立場を示していた。小林氏は「当時は福島市長として商業関係者の意見を伺ってコメントした」と述べた上で「現在、福島市長や商工会議所関係者も反対しておらず、反対するものではない。開業に向けて協力していく」とした。

5805チバQ:2021/10/06(水) 13:26:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f629a692845100dbaef4979251019239e0800bdd
長氏支援「県議の会」発足 野党4会派から16人参加
10/6(水) 11:17配信

河北新報
 11月20日の任期満了に伴う宮城県知事選で、無所属で立候補する元石巻市包括ケアセンター所長で医師の新人、長純一氏(55)を支援する県議の会が5日発足した。欠員を除く議員57人のうち、立憲民主党系第2会派みやぎ県民の声、共産党県議団、社民フォーラム県議団、無所属の会の計16人が参加する。

 長氏に出馬要請した市民団体「市民連合みやぎ」は野党共闘の枠組みで、5選を目指す現職の村井嘉浩氏(61)との対決構図を目指した。立民県連が自主投票を決めるなど、政党レベルの共闘は成立しなかったが、野党県議の大半が長氏を支える態勢が整った。

 仙台市内のホテルで発足総会があり、会長に就任した県民の声の坂下賢会長は「地域医療を充実させ、対話を大事にする県政を掲げる長氏の理念や人柄を信頼している」と強調。副会長に就いた共産会派の三浦一敏団長は「村井氏への批判や不満を総結集したい」と意気込んだ。

 出席した長氏は「地方自治に与野党はないとも考えるが、多くの皆さんに集まっていただき感謝する。経験や知見を生かし、これからの地方の在り方を見据えて戦う」と決意を語った。

 参加を呼び掛けた県議のうち、県民の声の3人、無所属の会の1人は参加しなかった。理由について「村井氏の手法は強引だが、政策の方向性は評価している」などと説明した。

 県議会最大会派自民党・県民会議、公明党県議団など県政与党4会派は9月21日、村井氏を支援する県議の会を設立し、37人が参加した。

河北新報

5806チバQ:2021/10/08(金) 12:49:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ea3700ef7873c8931dadea4062b0835cc918b9c
宮城知事選告示まで1週間 村井氏は自公と連動、長氏は県政転換を訴え
10/8(金) 6:00配信

河北新報
 任期満了に伴う宮城県知事選(31日投開票)は14日の告示まで1週間となった。日程が固まった衆院選(19日公示、31日投開票)と同日選となり、県政界最多に並ぶ5選を目指す現職の村井嘉浩氏(61)に、元石巻市包括ケアセンター所長で医師の新人長純一氏(55)が挑む。村井氏は自民、公明両党と連動して選挙活動を展開し、長氏は村井県政に対する批判票などの取り込みを図る。

 村井氏は8月20日、出身母体の県議会自民会派の会合で立候補を表明。新型コロナウイルス対策や東日本大震災からの復興完遂、本格的な人口減少に対応できる社会づくりを訴える。自ら主導した仙台市宮城野区の広域防災拠点や仙台医療圏の4病院が絡む再編構想の実現に取り組む。

 10日に宮城野区で事務所開きをし、政策集を発表する。村井氏は7日、復興庁で取材に応じ、「公務をこなしながら短期決戦を乗り切りたい」と話した。

 長氏は9月28日の出馬会見で、「命を守る立場から現県政にノーを突き付ける」と強調。医療・福祉を重視した県政への転換を主張する。仙台医療圏の病院再編、村井氏が「地元同意」を表明した東北電力女川原発2号機の再稼働や水道事業の「みやぎ型管理運営方式」を問題視する。

 10日に青葉区で決起集会を開くほか、週明けに選挙公約を発表する。立候補を要請した市民団体や共産党が支援し、連携体制の構築を急ピッチで進める。

 立憲民主党は自主投票を決定。立民系の県議会会派の8人は長氏を支援し、3人は村井氏を推す。

河北新報

5807とはずがたり:2021/10/11(月) 00:35:15

鶴岡では二期目を目指す市民派市長が自民県議の挑戦を受け大ピンチ。超僅差で辛くも逃げ切ったが,山形5者会議が意外にも3区自主投票を決めたのも鶴岡市長選で共産党の協力を得るという大メリットがあったようだ。

https://www.komi-shin.com/1657/1657a.html
鶴岡市長選挙  佐藤県議と現職が一騎打ち
 自民党県議の佐藤聡氏(53)が、任期満了に伴う鶴岡市長選挙(10月10日投開票)に、無所属での立候補を18日に表明した。出馬会見を同日に同市西郷地区農林活性化センターで開いた。
 佐藤氏は皆川市政について「まちづくりのビジョンが無く、新たな施策が生まれていない。財政の赤字体質が続き、市長と市職員の間に信頼関係が無い。新型コロナウイルス対策にも不満の声が聞こえる」などと批判した。
 自身の政策はコロナ対策を第一に取り上げ、コロナ禍後の振興策には三本の矢として①人が輝くつるおか②多様な人と地域がつながるつるおか③新しい価値を創造するつるおかを掲げ、教育や子育てなどの人材育成、観光や農産物輸出などの地域振興、情報通信技術やバイオベンチャーなどの産業育成に取り組むとした。具体的な政策は夏ごろ示す。
 政党の公認や推薦を求めないが、自民党系で鶴岡市議会最大会派の新政クラブ(市議15人)と、鶴岡市議会公明党(同3人)が支援する。県議会議員は、所属会派の県議会自民党と相談して市長選前に辞職する。選挙対策組織の役員と構成員は未定だが、自身の後援会を基礎にして拡大を図る。
 佐藤氏は、鶴岡南高、早稲田大政治経済学部卒。日本航空勤務を経て、2005年の鶴岡市議選で初当選した。3期目途中で市議を辞職し、15年4月の県議選(鶴岡市区)に自民党公認で立候補して初当選し、現在2期目。県議会では農林水産、厚生環境、商工労働観光、建設の各常任委員長などを歴任している。
 同市長選には現職の皆川治氏(46)が、鶴岡市議会3月定例会で再選を目指して出馬表明しており、4年前の前回選挙と同じ現職と新人による一騎打ちとなる公算が高まった。
 皆川氏は政党や団体に推薦を求めず、選挙対策は後援会(会長・村上龍男加茂水族館名誉館長)を中心に草の根の運動で対応する。市議会与党の市民クラブ(4人)、前回選挙で中核的な組織として関わった庄内の明日を考える会(小野由夫代表)は側面からの自主的支援にとどめる。日本共産党山形県委員会は、政策協定の締結を前提に支援を検討するが、現時点では未定。

5808チバQ:2021/10/11(月) 11:43:28
どんな構図だったんですかね
自民県議が落選とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/b332cbc32fc58483ccabdc5e5b10dc1f109b7211
秋田県仙北市長に会社社長の田口氏が初当選
10/10(日) 23:47配信

産経新聞
任期満了に伴う秋田県仙北市長選は10日投開票され、無所属新人で不動産管理会社社長、田口知明氏(51)が、無所属新人で元県議の佐藤雄孝氏(69)=自民推薦=と、同じく無所属新人で元市議の高久昭二氏(74)をおさえて初当選を果たした。

得票数は、田口氏が7031票、佐藤氏が6246票、高久氏が1441票だった。

人口減対策や地域経済・観光振興などが争点となった選挙戦で、田口氏は「100年続く故郷づくりを見据えた〝せんぼくデジタルファースト宣言〟で行財政改革と産業振興、定住促進をめざす」などと訴え、支持を広げた。

投票率は68・31%。

5809チバQ:2021/10/11(月) 14:29:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/86d9db294b8b87d1a7d5e66b2f803ad54f64a3bc
【山形】鶴岡市長選 現職・皆川治氏 120票差の激戦制し再選
10/11(月) 12:29配信
 任期満了に伴う山形県の鶴岡市長選挙は、現職の皆川治さんが120票差で激戦を制し、再選を果たしました。

【再選を果たした皆川治氏】
「私どものやり方が間違っていなかったということだと確信している。早くコロナ対策。市民の安心を取り戻し、事業者も大変厳しい状況なので、対応をしっかりと考えていきたい」

 鶴岡市長選挙の開票結果です。当選 皆川治 3万4231票、佐藤聡 3万4111票
 現職の皆川さんが、120票の僅差で、前の県議の佐藤さんを破り再選を果たしました。投票率は65.70%で、前回を2.64ポイント下回り、合併後の市長選としては過去最低だったということです。

5810チバQ:2021/10/11(月) 20:00:08
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20211011/6010011870.html
仙北市長選 新人の田口知明氏が初当選
10月11日 00時52分

任期満了に伴う仙北市長選挙は、10日投票が行われ、無所属の新人で、会社経営の田口知明氏(51)が初めての当選を果たしました。

仙北市長選挙の開票結果です。
田口知明、無所属・新、当選、7031票。
佐藤雄孝、無所属・新、6246票。
高久昭二、無所属・新、1441票。

新人3人による争いとなった仙北市長選挙は、会社経営の田口氏が、元県議会議員で自民党が推薦した佐藤氏と元仙北市議会議員の高久氏を抑えて初めての当選を果たしました。

田口氏は仙北市出身の51歳。
木材業を営んできたほか、県商工会青年部連合会の会長などを経て、現在は不動産賃貸会社の社長を務めています。

選挙戦で田口氏は、市の財政が厳しさを増すなか、デジタル技術を活用して業務の効率化を図り新しい取り組みに使える財源を確保することや、子育てや教育環境の充実などを通して市民の幸福度を高め、人口減少に歯止めをかけることなどを訴えました。

今後について田口氏は、「選挙戦を通して市民が将来に対して不安を抱いていることを痛切に感じた。これまで政治経験はないが、市民や市の職員とのコミュニケーションを大切にしながら課題の解決に取り組んでいきたい」と話しました。

仙北市選挙管理委員会によりますと、投票率は68.31%で、前回・4年前を7.60ポイント上回りました。


https://www.sakigake.jp/news/article/20210730AK0002/?ref=rlt
仙北市長選、田口氏が出馬へ 中小企業振興などに意欲
会員向け記事 2021年7月30日 掲載

 秋田県仙北市の会社経営田口知明氏(50)が29日、任期満了(10月29日)に伴う仙北市長選(10月3日告示、10日投開票)に無所属で立候補する意向を明らかにした。市長選への出馬の考えを示したのは、県議の佐藤雄孝氏(69)に続いて2人目。

 取材に対し田口氏は「若い世代が仙北市の未来をつくる必要がある。市民みんなが力を合わせて市を動かす形をつくりたい」と強調。「市の財政を改善し、地域の中小企業の振興や農産物の地域ブランド創出に取り組む。子どもを産み育てやすい環境を整えるため、経済的支援を充実させ、他地域からの移住も促進したい」と話した。

5811チバQ:2021/10/11(月) 20:01:14
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20211011/6020011655.html
鶴岡市長選 現職の皆川治氏が120票差で再選
10月11日 01時16分

任期満了に伴う鶴岡市長選挙は10日投票が行われ、無所属で現職の皆川治氏が2回目の当選を果たしました。

鶴岡市長選挙の開票結果です。
▽皆川治(47)無所属・現、当選。3万4231票。
▽佐藤聡(53)無所属・新、3万4111票。
現職の皆川氏が初当選を目指した佐藤氏を120票差で破り、2回目の当選を果たしました。

皆川氏は鶴岡市出身の47歳。
平成9年に農林水産省に入り副大臣秘書官などを務めたあと、前回・平成29年の市長選挙で初当選しました。

皆川氏は、「草の根の選挙で戦った。接戦となったが、私どものやり方が間違っていなかったことだと確信した。早く新型コロナ対策を行って、市民の安心を取り戻し、事業者も厳しい状況なので対応をしっかり考えたい」と述べました。
その上で、「相手候補も一定の支持を得ているのでそうしたこともよく見て、議会にも理解いただけるようにしっかり説明しながら市政運営をしていきたい」と述べました。

一方、佐藤氏は、「鶴岡の今後を心配する皆さんと取り組んできたが、力及ばず、思いを形にできなかった。力不足で申し訳ない。下を向くこと無く、前を向いて、何らかの形で貢献できればと思う」と挨拶しました。
また、記者団の取材に対し、「県議会議員を辞職し、本格的に選挙活動を始めようと思ったとき、新型コロナが感染拡大し、8月に入り鶴岡でも感染確認が増えるなど、座談会が開けない環境になってしまった。市民に直接会って、思いを伝える機会を作れなかったのが厳しかった」と述べました。

投票率は65・70%と、前回・4年前より2・64ポイント下回り、これまでで最も低くなりました。

https://www.yamagata-np.jp/news/202110/11/kj_2021101100239.php
鶴岡市長選、皆川氏が再選
2021/10/11 02:13

鶴岡市長選で再選を果たし、万歳する皆川治氏(中央)=鶴岡市伊勢原町
 任期満了に伴う鶴岡市長選は10日、投票が行われ、即日開票の結果、現職の皆川治氏(47)=森片=が、新人で前県議の佐藤聡氏(53)=茨新田=を下し、再選を果たした。投票率は65.70%で、前回を2.64ポイント下回った。

 両陣営とも特定政党の推薦を受けない「市民党」を掲げ、党派を超えた支持拡大を図った。前回選挙で現職を破って初当選した皆川氏は、市議会3月定例会で出馬表明した。市全域に組織した後援会支部を軸にいち早く浸透。自らが策定に携わった第2次総合計画をはじめ、対話と協働の市政を前進させるとして「文化会館やごみ最終処分場問題のような対話に欠ける市政には戻さない」と訴え、序盤戦を優位に進めた。

 吉村美栄子知事が支持の考えを示し、共産党鶴岡地区委員会も自主的支援に回った。前回から変わって、一部支持者が離れ、支援してきた連合山形が自主投票を決めるなど集票にマイナスとなる事態も生じたが、新たに陣営に加わった建設業者らの後押しも得て、地盤の旧市南部など幅広い地域で知名度を生かし、逃げきった。

 佐藤氏は5月に立候補を表明。加藤鮎子衆院議員(県3区)など保守系議員らの支援を受け、二連ポスターを作成し、街頭に掲示するなど市議選立候補者とも連動した戦いを展開した。一部労組からも推薦を得て「停滞から再び前進する鶴岡再興を果たす」としてプレミアムクーポン発行、スーパーシティ構想採択に向けた事業など100の具体策をまとめた冊子を全域で配って浸透を図った。最終盤、市街地などで攻勢をかけたが、あと一歩届かなかった。

 再選を果たした皆川氏は伊勢原町の事務所で「草の根選挙を展開し、勝利できた。コロナ対策は待ったなしの状況。市民の安心を取り戻せるよう、公約を一つ一つ実行していく」と抱負を語った。

 市長選と同じ日程で行われ、31人が立候補した市議選は11日未明、当選者が相次いで決まった。投票率は65.68%で、前回を2.66ポイント下回った。

5812チバQ:2021/10/12(火) 16:36:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/018c51ccdba425f0efee8ea5302a83f98400fbce
鶴岡市長選で連敗、自民「王国」動揺 衆院選へ影響必至
10/12(火) 14:50配信

河北新報
鶴岡市長選で落選が決まり、支援者らに報告する佐藤氏(奥中央)=11日午前0時ごろ、鶴岡市

 現職と新人の一騎打ちとなった10日投開票の山形県鶴岡市長選は、前回2017年に続き自民党の支援候補が敗れた。市は衆院山形3区で2期目の自民党現職加藤鮎子氏(42)のお膝元。父で党幹事長も務めた故紘一氏が築いた「自民王国」での連敗は、衆院選公示が19日に迫る中で党支持層などに波紋を広げている。

 11日午前0時ごろ、自民が支援した新人佐藤聡氏(53)の事務所は120票差で惜敗との情報が広がり、重苦しい雰囲気に包まれた。佐藤氏は「挑戦者としてやってきたが力及ばなかった」と深々と頭を下げた。

 鶴岡市政の奪還は自民党の悲願だった。市長選は紘一氏の影響下、自民党系候補が長年、無投票や大差で勝ち続けた独壇場。しかし、17年は3選を目指した現職が、非自民勢力の支援を受けた初挑戦の皆川治氏(47)に苦杯を喫した。失地を回復すべく、今回は万全の態勢を組んだはずだった。

 佐藤氏は現職の皆川氏と同じ「市民党」を名乗り、自民の岩盤支持層に加え、前回は皆川氏を支援した労働組合や経済人を味方に付けた。「山形県選出国会議員全員から支援を受けている」とアピールした。

 事前に同日程の市議選立候補予定者16人との2連ポスターをそれぞれ作り、市内に張り出した。皆川氏の公約集はワープロ打ちのコピー用紙をとじただけだったが、佐藤氏はフルカラーの冊子を全戸配布した。

 告示日の第一声には県内各地の自民党県議12人が集結し、組織力を誇示した。

 圧倒的な物量の差を見せつけた上での惜敗。鮎子氏の後援会幹部は「戦略は間違ってない。ただ、目前の衆院選も戦い方は難しくなる」と戸惑いを隠さない。

 紘一氏の秘書を23年間務めた志田英紀県議(71)は「お膝元の求心力を取り戻さないといけない。皆川氏とはこれから長い戦いになるだろう」と予想した。

河北新報

5813とはずがたり:2021/10/13(水) 16:46:02

鶴岡市長選で連敗、自民「王国」動揺 衆院選へ影響必至
https://kahoku.news/articles/20211012khn000026.html
2021年10月12日 14:50

 現職と新人の一騎打ちとなった10日投開票の山形県鶴岡市長選は、前回2017年に続き自民党の支援候補が敗れた。市は衆院山形3区で2期目の自民党現職加藤鮎子氏(42)のお膝元。父で党幹事長も務めた故紘一氏が築いた「自民王国」での連敗は、衆院選公示が19日に迫る中で党支持層などに波紋を広げている。

 11日午前0時ごろ、自民が支援した新人佐藤聡氏(53)の事務所は120票差で惜敗との情報が広がり、重苦しい雰囲気に包まれた。佐藤氏は「挑戦者としてやってきたが力及ばなかった」と深々と頭を下げた。

 鶴岡市政の奪還は自民党の悲願だった。市長選は紘一氏の影響下、自民党系候補が長年、無投票や大差で勝ち続けた独壇場。しかし、17年は3選を目指した現職が、非自民勢力の支援を受けた初挑戦の皆川治氏(47)に苦杯を喫した。失地を回復すべく、今回は万全の態勢を組んだはずだった。

 佐藤氏は現職の皆川氏と同じ「市民党」を名乗り、自民の岩盤支持層に加え、前回は皆川氏を支援した労働組合や経済人を味方に付けた。「山形県選出国会議員全員から支援を受けている」とアピールした。

 事前に同日程の市議選立候補予定者16人との2連ポスターをそれぞれ作り、市内に張り出した。皆川氏の公約集はワープロ打ちのコピー用紙をとじただけだったが、佐藤氏はフルカラーの冊子を全戸配布した。

 告示日の第一声には県内各地の自民党県議12人が集結し、組織力を誇示した。

 圧倒的な物量の差を見せつけた上での惜敗。鮎子氏の後援会幹部は「戦略は間違ってない。ただ、目前の衆院選も戦い方は難しくなる」と戸惑いを隠さない。

 紘一氏の秘書を23年間務めた志田英紀県議(71)は「お膝元の求心力を取り戻さないといけない。皆川氏とはこれから長い戦いになるだろう」と予想した。

5814チバQ:2021/10/13(水) 23:05:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ac165174989dc987c6ac1cc76c6108dc5d616e5
36年ぶり自民系「分裂」 様子一変、八戸市長選
10/13(水) 19:34配信


Web東奥
36年ぶり自民系「分裂」 様子一変、八戸市長選
この10年間で大型公共施設の建設が続いた八戸市中心部。写真ははっち
 10月31日投開票の青森県八戸市長選は、5選を目指す現職小林眞(71)、新人の青森県議熊谷雄一(59)、新人の歯科医清水文雄(73)の3人が名乗りを上げた。36年ぶりの自民系勢力の分裂選挙となる市長選を取り巻く情勢や行方は-。「これまで支えてきた小林市長を決して批判するわけではない。私の中ではベターが小林、ベストが熊谷だ」。10月上旬、八戸市郊外の住宅地の集会所。市長選に出馬する県議・熊谷のミニ集会が開かれた。市議会第1会派の自民系与党「自民・市民クラブ」(15人)に所属する議員の一人は、自分の立ち位置を独自の言い回しで語った。一方、現職の小林は9月下旬、市内のある企業を訪問。同席した同会派所属の市議会議長・森園秀一は「東日本大震災で小林はリーダーシップを発揮した。コロナ禍でも八戸市をいい方向に持っていけると確信している」と従業員に支持を…(敬称略)

5815チバQ:2021/10/14(木) 11:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/80f37d4b52f965afe2533747491085249a464640
現職・木幡氏のみ出馬表明 無投票か、福島市長選告示へ1カ月
10/14(木) 10:58配信


福島民友新聞
任期満了に伴い11月14日告示、同21日投開票で行われる福島市長選は14日、告示まで1カ月となった。

 これまでに無所属で現職の木幡浩氏(60)=1期=のみ立候補を表明している。一方、共産系の市民団体が対抗馬擁立を模索しているが、32年ぶりの無投票となる可能性もある。

 同市ではJR福島駅東口周辺で2026年度オープンの大型複合施設を核とした再開発事業が進んでいる。だが、中合福島店の閉店やコロナ禍の影響で駅前空洞化への懸念が高まっている。伊達市に出店予定の「イオンモール北福島(仮称)」の開業も控え、県都の中心市街地の活性化が課題となっている。

 木幡氏は飯舘村出身。原町高、東大経済学部卒。旧自治省に入り、岡山県副知事、消防大学校長などを歴任。

 9月1日現在の選挙人名簿登録者数は23万4219人(男性11万2988人、女性12万1231人)。

5816チバQ:2021/10/15(金) 07:25:28
>>5799
福島市長選この人はでないのかな?

5817チバQ:2021/10/16(土) 09:45:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/c963a312dce9431ea554b84e7063e8a02a7ecaab
宮城5区 石巻市長「恩返し」で安住氏支持 3度対決、因縁の相手 
10/16(土) 6:00配信

122
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
安住氏(左奥)が開いた会合であいさつする斎藤市長。連携の効果は見通せない=10日、石巻市

 衆院選(19日公示、31日投開票)宮城5区に立候補を予定する立憲民主党前議員の安住淳氏(59)に対し、石巻市の斎藤正美市長が支持を鮮明にしている。宮城5区の自民党候補として過去3度戦って敗れた相手だが、斎藤氏は4月の市長選で受けた支援への義理を重んじ、恩を返す形。旧敵同士の「和解」に冷めた見方も出ており、連携の影響は未知数だ。

■歩み寄りに冷めた見方も

 「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻めと諭されてきた。市長選では安住先生の後援会に一丸となって支援いただいた」

 10日、石巻市のホテルで安住氏が開いた支持者らとの会合。宮城5区の首長として唯一駆け付けた斎藤氏は壇上で謝意を伝えると「石巻のために安住先生が必要だ」と訴えた。

 「市民党」を掲げる斎藤氏が安住氏支持を前面に打ち出したのには、辛勝だった市長選が背景にある。2万3713票で当選したが「3万票は超える」との陣営の見立てとは裏腹に、次点候補に約3000票差まで迫られた。

 選挙戦では立民県連の推薦を受けた。安住氏は3月、「歩んできた道が違い議論はあったが、よりふさわしい候補者」として推薦手続きの取りまとめを主導。選挙期間は後援会関係者らのてこ入れもあり「斎藤氏の当選は安住氏のおかげだ」と見る向きが根強い。

 斎藤、安住両氏は与野党それぞれの公認候補として2003、05、09年の衆院選で激突し、いずれも安住氏が勝利した。手のひらを返したように見える歩み寄りに、ある関係者は「安住氏の支持者には市長選の時から違和感を抱く人もいた」と打ち明ける。実際、応援できないと明言した支持者がいるという。

 安住氏系列の石巻市議は「影響は未知数」としながらも「一定数が安住氏から離れていくのは仕方ない」と、衆院選の行く末を淡々と見据える。

 宮城5区には自民党新人で元タレントの森下千里氏(40)が立候補を予定しており、一騎打ちとなる公算が大きい。

河北新報

5818チバQ:2021/10/16(土) 10:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe4dd3eb06e63faa1092089efeaf606b712cfa8b
有権者にハム詰め合わせ送った疑い 福島・前田村市長、書類送検
10/16(土) 10:26配信

毎日新聞
選挙区内の有権者への贈答について記者会見する本田仁一氏=福島県の田村市役所で、笹子靖撮影

 有権者にハムの詰め合わせを贈ったとして、県警が福島県前田村市長の本田仁一氏(58)を公職選挙法違反の疑いで書類送検したことが15日、明らかになった。福島地検が15日発表した。送検は13日付。地検は認否を明らかにしていない。

 地検は送検容疑の詳細を明らかにしなかったが、本田氏は20年12月の記者会見で、有権者にハムの詰め合わせを贈ったことを認めている。公選法が禁じる政治家の選挙区内での寄付に当たる疑いがあるとみられる。

 本田氏は当時の会見で「贈答品に対し同等の品を返した。違法かは司法の判断に委ねる」と述べていた。本田氏によると20年8月、地区後援会長の建設業者から自宅に「高級そうな酒2本と大きなスイカ2個」などが届き、市長としてではなく市の第三セクター「ハム工房都路」社長として受け取った。返礼品に自社製のハム詰め合わせ(3000円程度)を自費で持参した。贈答品への返礼は17年の市長就任以降、年に数件行っていた。【玉城達郎】

5819チバQ:2021/10/17(日) 09:47:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASPBK2RD2PBHULUC00B.html
「ポスター2枚貼ります」 市長選で自民系候補が分裂、悩む自営業者
2021/10/17 08:33朝日新聞

「ポスター2枚貼ります」 市長選で自民系候補が分裂、悩む自営業者

衆院選青森2区の自民党立候補予定者の決起大会。八戸市長選では分かれて戦う人たちが集まった=2021年10月9日午後0時20分、八戸市、横山蔵利撮影

(朝日新聞)

 36年ぶりに自民党系の分裂選挙となる青森県八戸市長選。告示まで1週間を切り、市議や県議がそれぞれどちらを支援するか、立場が鮮明になってきた。一方で、自営業者らは板挟みに遭って対応に苦慮。とくに、飲食店は選挙期間中は客足が遠のくとされ、二重の意味で苦境が続いている。

 立候補を予定する現職の小林眞氏(71)、党県連副会長で県議の熊谷雄一氏(59)の事務所開きは、10月に入って行われた。当初は表立った支持表明は避けていた議員が多かったが、事務所開きへの参加が踏み絵のようになり、自民系市議の出席者はほぼ半々に割れた。

 二分する状況に、中小の自営業者らは困惑している。「陣営から電話がかかってくれば、どちらにも『頑張ってください。応援しています』という。ポスターも2枚貼りますよ」。中心街で商店を営む男性はこう漏らす。

 長年自民党を支持しており、商店主たちが寄れば選挙の話で盛り上がることもあったが、今回はそうはいかない。「相手がどちらを応援しているか分からないから。『あっちだったの!』となれば商売に差し障る。何となく腹の探り合いです」と話す。

 別の飲食店の店主も「小林さんも熊谷さんもこれまで仲良く選挙をやってきた。なんでこうなるのか」と困惑を隠さない。2人の政策に大きな違いはなく、もう一人の立候補予定者、清水文雄氏(74)の政策が新鮮に映り、気になるという。

 飲食店では、すでに商売にも影響が出ている。もともと選挙になると客足が減るのは「みんな運動しているのに、なんで飲んでいるんだと批判されるから。当然ですよ」と、中心街の経営者は理由を説明する。これまでは息抜きとして街に出る人もいたが、今回は期待できないという。「なんで一本化しなかったのか。コロナ禍で大変な時期。みんな仲良くすべきだ」(横山蔵利)

5820とはずがたり:2021/10/17(日) 22:28:49

「ポスター2枚貼ります」 市長選で自民系候補が分裂、悩む自営業者
横山蔵利2021年10月17日 8時33分
https://www.asahi.com/articles/ASPBK2RD2PBHULUC00B.html

 36年ぶりに自民党系の分裂選挙となる青森県八戸市長選。告示まで1週間を切り、市議や県議がそれぞれどちらを支援するか、立場が鮮明になってきた。一方で、自営業者らは板挟みに遭って対応に苦慮。とくに、飲食店は選挙期間中は客足が遠のくとされ、二重の意味で苦境が続いている。

 立候補を予定する現職の小林眞氏(71)、党県連副会長で県議の熊谷雄一氏(59)の事務所開きは、10月に入って行われた。当初は表立った支持表明は避けていた議員が多かったが、事務所開きへの参加が踏み絵のようになり、自民系市議の出席者はほぼ半々に割れた。

 二分する状況に、中小の自営業者らは困惑している。「陣営から電話がかかってくれば、どちらにも『頑張ってください。応援しています』という。ポスターも2枚貼りますよ」。中心街で商店を営む男性はこう漏らす。

 長年自民党を支持しており、商店主たちが寄れば選挙の話で盛り上がることもあったが、今回はそうはいかない。「相手がどちらを応援しているか分からないから。『あっちだったの!』となれば商売に差し障る。何となく腹の探り合いです」と話す。

 別の飲食店の店主も「小林さんも熊谷さんもこれまで仲良く選挙をやってきた。なんでこうなるのか」と困惑を隠さない。2人の政策に大きな違いはなく、もう一人の立候補予定者、清水文雄氏(74)の政策が新鮮に映り、気になるという。

 飲食店では、すでに商売にも影響が出ている。もともと選挙になると客足が減るのは「みんな運動しているのに、なんで飲んでいるんだと批判されるから。当然ですよ」と、中心街の経営者は理由を説明する。これまでは息抜きとして街に出る人もいたが、今回は期待できないという。「なんで一本化しなかったのか。コロナ禍で大変な時期。みんな仲良くすべきだ」(横山蔵利)

5821チバQ:2021/10/18(月) 10:33:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c19c462b2ed908db3a71aee9c47d41cafcd487
秋田・横手市長に高橋氏が3選
10/18(月) 0:43配信


産経新聞
秋田・横手市長選で3選を果たした高橋大氏

任期満了に伴う秋田県横手市長選は17日投開票され、無所属現職の高橋大氏(45)が、無所属新人で元市議の奥山豊和氏(41)と、同じく無所属新人で元市議の加藤完二氏(70)をおさえて3選を果たした。

当日有権者数は7万5090人(男3万5270人、女3万9820人)、投票率は63・51%。

得票数は、高橋氏が3万1847票、奥山氏が1万3367票、加藤氏が1841票だった。

人口減対策や市財政立て直し、地域経済振興などが争点となり、高橋氏は2期8年にわたる企業誘致の実績などを踏まえ「さらなる工業・農業の振興を図る」などと訴え、支持を固めた。

奥山氏は「市民協働の災害対策と若者の声を取り入れる市政実現」、加藤氏は「公共施設移転新築計画の撤回、市長報酬の大幅引き下げ」などを訴えたが、支持が広がらなかった。

5822チバQ:2021/10/18(月) 21:49:30
https://www.sakigake.jp/news/article/20211017AK0047/
横手市長選は現職・高橋大氏が3選果たす
2021年10月17日 掲載 2021年10月17日 更新
ツイートする
シェアする
LINEで送る
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
3選が決まり、万歳三唱する高橋氏=横手市横手町の選挙事務所
 任期満了(10月22日)に伴う横手市長選は17日投開票され、無所属現職の高橋大氏(45)が3万1847票を獲得し、無所属新人で元市議の奥山豊和氏(41)、無所属新人で旧横手市議の加藤完二氏(70)を破って3選を果たした。市内57カ所で投票を行い、午後8時半から横手体育館で開票。投票率は63・51%で、前回(68・31%)を4・80ポイント下回った。

 市政の継続か刷新かを問う選挙戦となった。

 高橋氏は新型コロナウイルス感染症対策や大雪被害対応の継続、企業誘致や複合農業の一層の推進による雇用確保、横手体育館や市民会館の移転新築などを訴えた。経済、農業、建設関係などの団体や若手経営者から手厚い支援を受け、市内をくまなく回って支持拡大につなげた。

 奥山氏は7月の出馬表明以降、一人一人と対話を重ねる草の根運動を展開。8地域局への総額3億円配分など具体的な公約に賛同する人が増えたが、現職の壁を越えられなかった。

 加藤氏はインターネットを活用して浸透を図ったが、支持を広げることはできなかった。
 横手市長選開票結果
 当 31,847 高橋大 45 無現(3)
 次 13,367 奥山豊和 41 無新
    1,841 加藤完二 70 無新
▽当日有権者数75,090(男35,270、女39,820)▽投票者数47,693▽有効47,055▽無効636▽持ち帰り2▽不受理0▽投票率63.51%(男63.94%、女63.14%)【注】かっこ数字は当選回数

5823チバQ:2021/10/18(月) 21:51:56
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211018/6040012322.html
遠野市長選挙 多田一彦氏が初当選
10月18日 06時06分

任期満了に伴う遠野市長選挙は、17日、投票が行われ、無所属の新人で、行政書士の多田一彦氏が初めての当選を果たしました。

遠野市長選挙の開票結果です。
▼多田一彦、無所属・新。当選。9015票。
▼角田直樹、無所属・新。7167票。

新人で行政書士の多田氏が、新人で元会社役員の角田氏を抑えて、初めての当選を果たしました。

多田氏は遠野市出身の63歳。

昭和56年に遠野市役所に入庁し、平成5年からは行政書士として活動を続け、東日本大震災の後は被災地支援のNPO法人の理事を務めました。

選挙戦では、
▼基幹産業の農業や畜産業などの担い手の育成支援を強化することや、
▼財政の健全化などを訴えました。

初当選を果たした多田氏は「市内各地を回ると皆さんが農業を大事にしているのが素直に伝わってきた。将来、自給率が下がる日本で農業は大きな力になると思うのでより力を入れていきたい。市民みんなが助け合って思いやりを持ち、地域の活性化や経済の循環が進む町にしたい」と抱負を述べました。

遠野市長選挙の投票率は73.2パーセントで、前回の選挙を3.52ポイント上回りました。

https://www.fnn.jp/articles/-/255118
【速報】遠野市長選挙 無所属の新人、多田一彦氏が初当選<岩手県>
岩手めんこいテレビ
地域
2021年10月17日 日曜 午後9:10
の最新記事をトップページに表示

新人2人による一騎打ちとなった岩手・遠野市長選挙は、10月17日、投開票が行われ、無所属の新人、NPO法人常務理事で行政書士の多田一彦さん(63)が初当選した。

遠野市長選挙の開票結果、NPO法人常務理事で行政書士の多田一彦さん(63)9015票、元会社役員・角田直樹さん(56)7167票、2人はいずれも無所属の新人。

初当選した多田さんは「財政運営の安定化や、市民活動をサポートするシンクタンクの開設」などを公約に掲げていた。

5824チバQ:2021/10/18(月) 22:01:56
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/710579
2021年10月14日
山田氏自民会派入り/県議会
 青森県議会最大会派の自民党は13日までに、無所属の山田知県議(八戸市区選出)の会派入りを議会事務局に届け出た。届け出は11日付。山田氏は9日の同党県連緊急役員会で入党が承認されていた。

5825チバQ:2021/10/19(火) 09:01:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/af76512a745c25f7749b047cfd4fad95e7a1bb66
「復興に与野党なし」のスタンス貫く 内堀福島知事、今回も動かず
10/19(火) 6:00配信

河北新報
定例記者会見で衆院選での「復興論戦」を注文する内堀知事=18日

 19日に公示される衆院選(31日投開票)で、福島県の内堀雅雄知事は18日、特定候補を支援しない考えを示した。知事就任時から「復興に与野党なし」のスタンスを県政運営の推進力としてきた内堀氏。2期目残り1年となっても一貫する「全方位外交」に、冷ややかな見方もある。

 「私は就任以来、それぞれの選挙に直接対応したことはございませんので」

 「1期目から多くの方々とスクラムを組んで福島の復興に尽力してきた。その出発点を大切にしている」

 内堀氏は18日の定例記者会見で「県民党」路線を堅持する姿勢を表明。衆院選の論戦に「中長期の福島の復興の歩みをどう加速させるのかを各党、各候補者にしっかり示していただきたい」と注文した。

 内堀氏は副知事として仕えた佐藤雄平前知事が立候補を断念したのを受け、2014年の知事選で初当選。自民、民主、公明、社民4党が支援、連合福島などが推薦し、混戦を制した。2期目を懸けた18年は得票率91%で圧勝。内堀氏にとって各政党と等距離を保つことは「出発点」であり、「生命線」でもある。

 初当選から7年。県政界では「知事動かず」という「暗黙の了解」がすっかり醸成された。

■「全方位外交」に冷ややかな見方も

 自民県連幹部は「知事が選挙応援に動かないことは分かっているから、そもそも呼ばない」と素っ気ない。

 旧民主党の流れをくむ立憲民主党県連幹部は「バランスの取れた県政運営に徹してもらえればいい」と理解を示しつつ、「一貫して政権への物言いが弱いのはどうなのか。自民に遠慮し過ぎだ」と不満を漏らす。

 18日の会見でも政権への配慮を欠かさなかった。内堀氏は前日に福島を訪れた岸田文雄首相を「丁寧にメモを取り、住民の目を見て話を聞いておられた。首相のうたう『聞く力』は大切な資質。福島の復興は『岸田プロジェクト』だ」と持ち上げた。

 衆院選公示日の19日、岸田首相が福島市で第一声を上げる一方、内堀氏は東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域が広がる大熊、富岡両町を視察する予定だ。県政界の「暗黙の了解」は今回の衆院選でも変わることなく続きそうだ。

河北新報

5826チバQ:2021/10/21(木) 16:06:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/60fdad0616bc81e88cda1ac19c3951a9dc676e45
忘年会、新年会は「積極的に参加を」 山形県鶴岡市が職員に呼びかけ
10/21(木) 7:10配信
朝日新聞デジタル
山形県鶴岡市の市庁舎=2021年10月21日午後0時24分、山形県鶴岡市、鵜沼照都撮影

 忘年会、新年会は「積極的に」――。山形県鶴岡市は15日、市職員に対する「飲酒を伴う会食・会合」の自粛を取りやめ、一転して参加を呼びかける文書を発表した。コロナ下で冷え込んだ飲食業界の消費を喚起しようという狙いだ。


 文書は総務部長名で職員に通知。「長引く飲食の自粛が地域経済に及ぼす影響を鑑み、市内飲食店への支援及び消費喚起による経済の回復のため」として、感染対策を実施した上で、「飲酒を伴う会食・会合」の実施や参加を呼びかけている。

 マスク着用やコロナ対策店の利用、2時間以内の会合といった感染対策を求める一方で、人数制限への設定はなく、忘年会・新年会は「積極的に行うこと」とした。文書では「感染リスクを常に意識するとともに、市民サービスを支える公務員の自覚のもと、市職員としてふさわしい行動に努めてください」と結んだ。

 対象となる市職員数は、消防や病院を含め約1900人。県も13日、同様の呼びかけ「会食心得」を発表している。(鵜沼照都)

朝日新聞社

5827チバQ:2021/10/24(日) 22:31:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/33682f37ac03923bed440861bf353ff326af4eb0
欠員1に元議員と新人が立候補 宮城県議補選・石巻牡鹿選挙区
10/23(土) 10:41配信

河北新報
 4月の石巻市長選に立候補した宮城県議の辞職に伴う県議選石巻・牡鹿選挙区(定数5、欠員1)の補欠選挙が22日告示され、自民党元議員でタクシー会社経営池田憲彦氏(68)=公明推薦=、無所属新人で元衆院議員加納三代氏(45)が立候補を届け出た。投票は衆院選や知事選と同じ31日で、即日開票される。

 池田氏は石巻市大街道北の選挙事務所で支援者約100人を前に第一声を上げた。「定住者を増やすための産業振興に注力する。再び県政の場で働かせてほしい」と力を込めた。

 加納氏は石巻市前谷地の河南総合支所前で第一声。「東日本大震災で被災した石巻地方は新型コロナウイルスの影響がより深刻。人や企業に手厚い支援策が必要だ」と訴えた。

 21日現在の有権者は12万5489人。

◇宮城県議補選立候補者【石巻・牡鹿】(1-2)

池田憲彦 68歳 自元④

会社社長(前谷地小PTA会長)石巻市、明大=公推     

 

加納三代 45歳 無新 

元衆院議員、会社代表(NHKキャスター)鹿児島市、慶大院

 

河北新報

5828チバQ:2021/10/25(月) 15:21:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/2241b6aeb7fe254eaa56a6030f9188f76e2dc1ee
自民二分の選挙戦に 八戸市長選告示、3氏が出馬
10/24(日) 21:30配信

Web東奥
 任期満了に伴う八戸市長選が24日、告示された。いずれも無所属で、新人の熊谷雄一氏(59)、5選を目指す現職の小林眞氏(71)、新人の清水文雄氏(73)の3人が立候補を届け出た。4期16年の小林市政の評価を基に市政の継続かトップ交代かを選択する構図。衆院選と同じ31日の投票日に向け、小林氏と熊谷氏の自民系勢力が二分しての激しい選挙戦に突入した。

 熊谷候補は同市江陽3丁目の選挙事務所で出陣式を行い、熊谷氏の後援会の島倉米男会長が「非常に厳しい選挙だが、何とか市長をやらせてほしい」とあいさつ。事務所前で清水悦郎、山田知両県議や立花敬之市議ら約200人(主催者発表)を前に第一声を上げた熊谷氏は「八戸市に新しい風を吹かせ、市政を変えるための戦いだ。皆さまと共に新しい八戸をつくりあげていこう」と訴えた。

 小林候補は同市城下1丁目の選挙事務所前で第一声。森園秀一市議会議長を含む市議、大崎光明県議ら約200人(同)が顔をそろえた。小林氏はコロナ対策や市民病院の実績、企業誘致件数など、これまでの自身の成果を強調し「これからも八戸を前に進めていきたい。市民のため、さらに頑張る」と述べ、支援を呼び掛けた。最後に全員で「前進を止めるな」と三唱し、気勢を上げた。

 清水候補は八戸市庁での立候補届け出の手続きを自ら行った後、院長を務める同市白銀町小沼の歯科医院前で支持者らを前に第一声を上げ「ステキで知的な街づくりを進める」などと訴えた。取材に対し「私は『市民党』。草の根運動でいく。支持を期待するのは(業界ではなく)一般市民だ」と決意を語った。選挙期間中は街頭演説を中心に活動し、有権者への浸透を図るという。

 23日現在の選挙人名簿登録者数は19万1738人。期日前投票は25日から30日まで、市庁本館、南郷事務所(ともに午前8時半〜午後8時)、ラピア、八戸ニュータウンショッピングセンター内ローズガーデン(ともに午前10時〜午後7時)の4カ所で行う。

5829チバQ:2021/10/26(火) 14:57:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/b89e0c47d6a9dfb2aec71e20cce872df9517afe5
熊谷氏リード、追う小林氏 八戸市長選、東奥日報世論調査
10/26(火) 8:38配信

Web東奥
(写真:東奥日報社)

 31日投開票の八戸市長選について東奥日報社は24、25の両日、同市の有権者を対象に電話世論調査を実施し、取材を加味して情勢を探った。立候補者3人のうち、新人の元県議熊谷雄一氏(59)がリードし、5選を目指す現職小林眞氏(71)が追う展開が続いている。ただし、3割弱が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。

 同市長選は熊谷、小林両氏による36年ぶりの自民系勢力の分裂選挙に突入した。調査結果によると、自民党支持層は5割弱が熊谷氏、4割強が小林氏をそれぞれ支持し、二分した争いとなっていることがうかがえる。

 また、熊谷氏は立憲民主、公明、共産の各党支持層の6割前後を固めている。無党派層は半数近くが熊谷氏を支持する一方、小林氏への支持は少数にとどまっている。

 年代別では、若年層の約4割が小林氏を支持し、特に30代は4割強に上っている。熊谷氏は中年、高年層の6割弱をまとめている。

 新人の歯科医清水文雄氏(73)は支持が広がっていない。

 八戸市長選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」は計84.9%となり、今月10、11の両日実施した前回調査より10.7ポイント上昇した。投票する候補を「決めている」は46.6%で前回より15.8ポイント増、「だいたい決めている」は25.2%で3.5ポイント増。「まだ決めていない」は28.1%で前回より18.5ポイント減った。

 ◇

調査の方法 コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジッド・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは478件で、このうち403件から回答を得た。

5830チバQ:2021/10/27(水) 02:03:31
2019年の結果 斉藤と菊池かな?
弘前市
当10,156 谷川政人 49 自民 (公)現
当10,152 安藤晴美 67 共産現
当 9,226 川村悟 71 無所属現
当 9,107 斉藤爾 48 自民 (公)現
当 8,998 岡元行人54 自民 (公)現
当 8,226 鶴賀谷貴56 立民新
落 8,051 菊池勲 37 無所属 (公)現

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f408378491b372ac4aad71af52302c54e0ea0c7
「元県議が誹謗中傷書き込み」青森県議が損賠提訴 開示請求で投稿者特定
10/19(火) 10:24配信

7
この記事についてツイート
この記事についてシェア
Web東奥
 インターネットの投稿サイト書き込みを巡り、名誉を傷つけられたとして、青森県議の男性(51)=弘前市区選出=が、元県議の男性(40)=同=を相手取り18日までに青森地裁弘前支部に損害賠償などを求め提訴した。県議の男性は、サイトの運営管理者側にネット上の住所に当たるIPアドレス開示を請求するなどして、元県議の男性を特定したという。

 提訴は9月27日付。330万円の損害賠償と新聞紙面への謝罪広告の掲載を求めており、第1回口頭弁論は11月5日の予定。

 県議の男性は誹謗(ひぼう)中傷の投稿者を特定するため、IPアドレスの開示で分かったインターネット接続業者を相手取って発信者情報開示請求の訴訟を東京地裁に起こし、投稿者が元県議の男性であることを特定した。民事訴訟に先立ち県議の男性は今春、同じ案件について名誉毀損(きそん)の罪で刑事告訴。弘前簡裁は元県議の男性に罰金20万円の略式命令を出した。

 訴状によると元県議の男性は昨年2月、県議の男性に関連したインターネットの掲示板に「金で解決してきた県議の恥」「家族かえりみないでおんなはべらかして毎日鍛冶町」などと書き込んだ。

 県議の男性は取材に、民事訴訟提訴は「事実」と認め、「粛々と手続きにのっとって進めていきたい」と話した。元県議の男性は取材に対し、書き込みについて「申し訳ない」と話した。

5831チバQ:2021/11/01(月) 19:02:40
石巻・牡鹿は池田さん返り咲き 宮城県議補選
11/1(月) 6:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd9e7ea7700c1700a7373cea1ea40e6fee6e1be7
河北新報
 4月の石巻市長選に立候補した県議の辞職に伴う宮城県議選石巻・牡鹿選挙区(定員5、欠員1)の補欠選挙は31日投票が行われ、即日開票の結果、自民党元議員のタクシー会社経営池田憲彦氏(68)=公明推薦=が無所属新人の元衆院議員加納三代氏(45)を破り、5回目の当選を果たした。

 石巻市大街道北の事務所に当選確実との情報が入ると、支持者約40人から歓声が上がった。池田氏は「東日本大震災から10年がたち、新型コロナウイルスで疲弊した石巻地方を元気にしたい」と決意を語った。

 加納氏は新型コロナの影響を受けた中小企業などへの支援拡大を訴えたが、及ばなかった。「結果は残念だが、また挑戦したい」と述べた。

 当日の有権者は12万4955人。投票率は54・98%。

河北新報

5832チバQ:2021/11/02(火) 11:33:23
66,857熊谷雄一
33,572小林眞
4,724清水文雄

https://news.yahoo.co.jp/articles/abb8c2040a6bdf6f6d1db94986d7f05c4b057e24
八戸市長に元青森県議の熊谷氏初当選
11/2(火) 11:07配信
河北新報
 任期満了に伴う青森県八戸市長選は10月31日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元青森県議熊谷雄一氏(59)が、いずれも無所属で現職の小林真氏(71)、新人の歯科医院長清水文雄氏(73)を破り初当選した。

 自民党市支部は自主投票を決定。系列市議は、党県連政調会長などを務めた熊谷氏と、過去4回の市長選で党が支援した小林氏とに分かれ、激しい選挙戦を展開した。

 市政刷新を訴える熊谷氏は出身の水産業界を中心に支持を集め、現市政への批判票も取り込んだ。小林氏は4期の実績を掲げたが、多選や大型公共施設整備で批判を受け及ばなかった。清水氏は広がりを欠いた。

 当日の有権者は19万301人。投票率は55・84%で、前回2017年を4・80ポイント上回った。

河北新報

5833チバQ:2021/11/04(木) 16:44:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/d72b7a0f92f2ce6e6b326ce696eefce5ddb17232
宮城知事選 長氏、終盤加速も時間なく 5選の断面(下)健闘
11/3(水) 6:00配信

48
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
応援する県議が集まった長氏の街頭演説。訴えの浸透が加速し始めたところで時間切れとなった=10月28日午後6時50分ごろ、仙台市青葉区のJR仙台駅前

 衆院選との同日選となった宮城県知事選は10月31日、投開票が行われ、無所属現職の村井嘉浩氏(61)が無所属新人の医師長純一氏(55)を大差で下し、過去最多タイの5選を果たした。両陣営が選挙中に見せた断面から、今後の県政運営を展望した。(県政取材班)

■土壇場の決定

 「言い訳になってしまうが、時間が短かった」

 10月31日夜、知事選の落選が報じられた元石巻市包括ケアセンター長で医師の新人長純一氏(55)は、青葉区の選挙事務所で淡々と語った。支援者もひたすらうなずくしかなかった。

 選挙活動を支えた無所属の菅間進県議は悔しさをにじませる。「あと1カ月でもあれば、全く違う結果になったかもしれない」

 5選を狙う現職村井嘉浩氏(61)の対抗馬擁立を目指す市民団体の要請を受け、長氏が出馬を表明したのは9月28日。さらに県選管は10月6日、衆院選との同日選を土壇場で決め、今月7日か14日の投開票予定を前倒しした。

 告示まで1週間。知名度の低い新人にとって厳しい状況に追い込まれた。

 「県立精神医療センター(名取市)を加えた仙台医療圏4病院の再編方針など、新型コロナウイルス下で医療現場や少数者の声を無視している」。そんな村井氏への怒りが長氏の原動力だが、選挙戦では批判一辺倒ではなく、建設的な論戦で「反村井」の看板を乗り越えようと苦心した。

 「石巻で進めた地域包括ケアは復興や地方創生のモデルになった。政府にも表彰された」「村井さんの果たした実績は認めるが、16年できなかった少子化対策は私の得意分野だ」

 元々雄弁ではない長氏は前向きな内容も投げ掛け、周囲の「水道民営化反対」「原発再稼働反対」の声高なスローガンとは終始、温度差が残った。

■同日選に埋没

 立憲民主党系の県議会会派「みやぎ県民の声」、共産党県議団など野党4会派の16人が「県議の会」に結集した共闘態勢も、衆院選にのみ込まれた。攻防が激しさを増すにつれ、長氏に加勢する議員はみるみる減り、県政の課題を論じる場面は限られた。

 10月28日夜。「全員集合」と銘打ったJR仙台駅前での集会に駆け付けたのは12人。大激戦の宮城2区で元議員を支える3人を含め、立民県議の半数が姿を見せなかった。

 「皆応援したい気持ちはあった。同日選では仕方ない」。県議の会の会長も務めた県民の声の坂下賢会長は残念がる。

 それでも、陣営の士気は日に日に高まった。

 「よく立ってくれた」「必ず勝って」。事務所には激励と感謝の電話が連日寄せられ、全県から見ず知らずの支援者が次々訪れた。

 国政では自民党を支持する仙台市内の建設会社社長は、事務所にある20インチのテレビを見かね、60インチの大型品を運んできた。草の根の勢いは終盤、加速した。

 最終的に獲得したのは37万票余り。出馬表明1カ月で、村井氏の約68万票の半分を超える健闘を見せた。

 前回立候補し、約18万票を得た多々良哲選対本部長は、ほぼ全ての遊説を共にした。「今までにない戦いを成し遂げた。相当の批判票が集まった」と充実感を漂わせた。

 「頂いた票が健全な民主主義の回復につながれば」。長氏は敗戦の弁の後にこう付け加えた。「地域医療や少子化は重大課題。知事は周りの助言をよく聞いて立ち向かってほしい」

【宮城県知事選開票結果】

(投票率56.29%、選管最終)

当 683,111 村井嘉浩 無現⑤

  373,066 長 純一 無新

河北新報

5834チバQ:2021/11/04(木) 16:45:01
https://kahoku.news/articles/20211102khn000009.html
宮城知事選 村井氏、勝ち方問われた戦い 5選の断面(上)摩擦
2021年11月02日 10:54
 衆院選との同日選となった宮城県知事選は10月31日、投開票が行われ、無所属現職の村井嘉浩氏(61)が無所属新人の医師長純一氏(55)を大差で下し、過去最多タイの5選を果たした。両陣営が選挙中に見せた断面から、今後の県政運営を展望した。(県政取材班)


選挙中に県内を一巡した村井氏。市町村との連携姿勢を強調した=10月24日、加美町
神妙な面持ち
 「外から見ると圧勝になる。だが厳粛に受け止めねばならない結果だ」

 投開票から一夜明けた1日、県庁4階の記者会見室。5選を決めた村井氏は神妙な面持ちで振り返った。

 県議会の過半数が支える4期16年の現職と、準備期間1カ月の新人による一騎打ち。過去最多の82万票で完勝した前回と同様の構図による選挙戦は「勝敗でなく勝ち方が問われる戦い」(県議)だった。

 結果は過去2番目の約68万票。ベテラン知事の面目は保ったが、前回より約14万票失った。長氏は前回戦った相手の倍以上となる37万票余を獲得した。

 「思った以上に取られた」とは、ある県議。村井流の特徴に「摩擦」を挙げ、「票も有権者の信任も割れた」とみる。

 東北電力女川原発2号機再稼働を巡る「地元同意」、上下水道と工業用水の長期運営権を一括売却する「みやぎ型管理運営方式」、宿泊税の導入…。4期目の村井氏は世論を二分する判断や施策を次々と繰り出した。

 知事選直前の9月、あえて火種を投じた。仙台圏4病院を再編して富谷、名取両市に2新病院を整備する構想。5期目の公約に書き加えた。仙台市にある2病院の市外移転を意味し、出身母体の県議会自民党会派からも批判が噴出した。

 「こんなはがき、出せるわけない」。複数の党仙台市議は、病院再編構想を記した村井氏の選挙はがき各500枚の発送を拒んだ。「仙台では票を相当減らす」。そんな見方が強まっていった。

 予感は的中した。村井氏の得票率は郡部の70・3%に対し、仙台市は59・7%にとどまった。病院再編構想で移転が想定される病院が立地する青葉、太白両区は全市区町村で最低水準の56%台に落ち込んだ。

「強引さ増す」
 減票の要因は他にもある。農村部の自営業男性は、村井氏の遊説に顔を出したものの、電話や周囲への声掛けなど過去の選挙で自主的に取り組んだ働き掛けを一切やめた。悩んだ末、投票箱には白票を投じた。県内の無効票は1万9185票に達した。

 「村井さんは人として嫌いではないが、最近強引になってきている。どこかでおきゅうを据えなきゃとも思う」と男性。「彼に直接何かを進言できる人がいない。それは私も含めてだ」と皮肉交じりに話した。

 河北新報社が知事選に合わせて行った市町村長アンケートでは、理想の知事像の上位2項目に「市町村との協調性」「実行力」が並んだ。首長経験者は「多方面への配慮、政策遂行能力の双方を求められている。ともすると相反し、体現するのは難しい」と指摘する。

 「選挙結果は神の声。重く受け止めねばならない」。1日夕、職員向けの訓示で村井氏は独特の表現で総括し、こう続けた。「慢心することなく、謙虚に、県民を向いて仕事をする。説明責任を果たしていく」。硬い表情で、自身に言い聞かせるように語った。

【宮城県知事選開票結果】
(投票率56.29%、選管最終)
当 683,111 村井嘉浩 無現⑤
  373,066 長純一 無新

5835チバQ:2021/11/05(金) 16:00:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b50381ab2b06b74de06aa5f45d1403190a9962
【山形】野川政文県議 辞職の意向示す 政活費不正受給問題で
11/5(金) 11:54配信
 自民党の野川政文 山形県議が政務活動費を不正に受け取っていたとみられる問題で、野川県議は議員辞職の意向を示していることが分かりました。
 山形県議会は、5日 常任委員会が開かれていますが、野川県議は欠席届を提出し、所属する総務常任委員会に姿を現しませんでした。
 関係者によりますと、野川県議は政務活動費の不正受給の問題を受けて「迷惑をかけた。議員を近々辞職する」と伝えてきたということです。
 野川県議が県議会に提出した政務活動費の収支報告書は、2015年度から2020年度までの6年分が残されています。収支報告書には、事務所に週3日勤務するスタッフ1人に対し、毎月8万円の給与を支払った領収書があり、1年間に平均96万円、6年間で576万円が支出されていました。しかし このスタッフは実際に事務所で働いておらず、毎月1万円しか受け取っていなかったと指摘されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e8b4e331e17e6511f6cb8c6b976021ea3f0b2ac
野川県議、政活費不正支出か
11/5(金) 7:39配信
山形新聞
野川政文県議

 野川政文県議(東根市区)が2020年度までの6年間、事務補助員の勤務実態がない女性に給与を支払ったと県に虚偽申請し、政務活動費を不正に支出していた疑いがあることが4日、関係者への取材と情報公開請求で分かった。毎月8万円分の領収証を県議側が用意し、女性に署名押印させていたとみられる。不正支出額は少なくとも570万円に上る。野川県議は関係者に議員辞職する意向を伝えているという。

 関係者と開示文書などによると野川県議は15〜20年度に4月〜翌年3月の契約で市内女性を事務補助員として雇い、毎月8万円を支出したとして女性からの領収証を提出していた。しかし女性は実際には勤務しておらず、毎月1万円を受け取っていたという。

 野川県議には電話が通じず、事務所兼自宅で取材に応じた妻は「午前中に本人から体調が悪いとの連絡があり、山形市にいると聞いた。(不正については)何も分からない」と答えた。

 女性は「ノーコメント。何も言わないように言われている」と話した。関係者によると、女性は働いていないことを認めている。

 野川県議は故加藤紘一衆院議員の秘書を務めた後、1995年に県議に初当選し現在7期目。2015年に県議会議長に就き、翌16〜17年に全国都道府県議会議長会会長を務めた。

5836チバQ:2021/11/09(火) 18:12:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6f4290dd9e5d4c7404674f865c77a1d85e03d01
共産、候補者擁立見送り 福島市長選、32年ぶり無投票が濃厚
11/8(月) 10:42配信

福島民友新聞
 任期満了に伴い14日告示、21日投開票で行われる福島市長選で、共産党福島相馬地区委員会などでつくる市民団体「福島市政を明るくする会」が候補者擁立を見送ることが7日、分かった。同日開いた会合で決めた。

 同会はこれまで、候補者擁立に向けて人選を進めてきた。会合では、候補者擁立を見送る一方で、より良い市政をつくるため市に対して精力的に意見を伝えていく活動に取り組むことなどを確認したという。

 市長選を巡っては、無所属で現職の木幡浩氏(61)=1期=のみが立候補を表明しており、32年ぶりの無投票になる可能性が濃厚となっている。

https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20211021-662796.php
現職のみ立候補表明 二本松市長選告示まで1カ月
2021年10月21日
 
 任期満了に伴い11月21日告示、同28日投開票で行われる二本松市長選は21日、告示まで1カ月となった。現職の三保恵一氏(72)=3期=が立候補を表明、健康寿命の延伸や産業振興策などの基本政策を掲げて精力的に浸透を図っている。一方でほかに候補擁立の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 同市は新型コロナウイルス感染症の長期化で、主力産業の観光業を中心に地域経済が大きく落ち込んでいて、収束後を見据えた経済再生が急務となっている。過疎・中山間地域を抱え、少子高齢化に伴う人口減少が進んでおり、子育てや教育といった対策も大きな課題だ。

 三保氏は二本松市出身。安達高卒。議長を含め県議5期、旧二本松市長1期。2005(平成17)年の新二本松市発足に伴う市長選で当選。2期務めた後、13年の選挙で落選したが、前回17年に返り咲いた。

 立候補予定者説明会は11月2日に開かれる。18日現在の選挙人名簿登録者数は4万5810人(男性2万2504人、女性2万3306人)。

5837チバQ:2021/11/10(水) 11:24:15
23583伏谷修一
12046藤原益栄


https://kahoku.news/articles/20211101khn000015.html
多賀城・七ケ浜は伏谷さん初当選 宮城県議補選
2021年11月01日 06:00

 議員の辞職に伴う宮城県議選多賀城・七ケ浜選挙区(定数2、欠員1)の補欠選挙は31日投票が行われ、即日開票の結果、自民党公認の新人で元多賀城市議の伏谷修一氏(58)=公明推薦=が、共産党公認の新人で元多賀城市議の藤原益栄氏(65)を破り、初当選した。

 多賀城市町前2丁目の事務所に当選確実の知らせが届くと、支持者約100人が歓声を上げた。伏谷氏は「県とのパイプ役として多賀城市と七ケ浜町の課題を解決する」と決意を語った。

 藤原氏は県の新型コロナウイルス対応を批判し、医療や福祉に注力する政策を訴えたが、及ばなかった。

 当日の有権者は6万6895人。投票率は55・86%。

5838チバQ:2021/11/10(水) 22:06:17
https://www.sakigake.jp/news/article/20211031AK0051/
にかほ市長選、現職の市川氏が再選
会員向け記事 2021年10月31日 掲載 2021年11月1日 更新

 任期満了(11月12日)に伴うにかほ市長選は31日投開票され、無所属現職の市川雄次氏(54)が9534票を獲得し、無所属新人で元市議の齋藤光春氏(66)を破って再選を果たした。午後8時から象潟公民館で開票し、投票率は70.41%。前回(70.97%)を0.56ポイント下回った。

【にかほ市長選開票結果】
当 9,534 市川雄次 54 無現(2)
次 4,834 齋藤光春 66 無新

5839チバQ:2021/11/15(月) 20:17:19
"一戸町長選挙 新人の小野寺美登氏が初当選|NHK 岩手県のニュース" https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211114/6040012563.html

任期満了に伴う一戸町の町長選挙は、14日に投票が行われ、無所属で新人の小野寺美登氏が初めての当選を果たしました。

一戸町長選挙の開票結果です。
▼小野寺美登、無所属・新。4007票。
▼田中辰也、無所属・現。3479票。
新人で一戸町の前の町議会議員の小野寺氏が現職の田中氏を抑え、初めての当選を果たしました。

小野寺氏は、一戸町出身の69歳。仙台市の専門学校を卒業し、町の農協職員などを経て、4年前の一戸町議選に立候補して初当選し、町議会議員を1期務めました。

選挙選では、▼収益が悪化し赤字となっている第三セクターの「奥中山高原」の再生や、▼移住定住促進のため、子育て支援や小中学校の給食費の無料化などを訴えました。

当選後、小野寺氏は「町政を変えたいと思い、全力を尽くしました。新型コロナが収束すれば世界文化遺産のひとつとなった御所野遺跡にたくさんの観光客が訪れると思うので、受け入れ体制を整えたい。また、奥中山高原については、町民から出資金をいただいて赤字を解消したい」と今後の抱負を述べました。

一戸町長選挙の投票率は73点75%で、前回・4年前の選挙より2点49ポイント低くなりました。

5840チバQ:2021/11/16(火) 07:19:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d072e2753b8e634f9da0e831fe895c6a34de147
21票差、西和賀町長に新人 岩手「沢内村」「湯田町」の因縁今も
11/16(火) 6:00配信
 岩手県西和賀町長選は14日、投開票が行われ、新人の内記和彦氏(60)が21票差で現職の細井洋行氏(72)を破った。同じ顔合わせだった前回の335票差の惜敗から雪辱した。合併から16年たった今も続く「沢内村」「湯田町」の対抗意識が接戦を生み、町出身の自民党衆院議員藤原崇氏の介入も影響したとされる。

 2027対2006。内記氏は「文字通り、一票一票の積み重ねの結果だ」とかみしめた。父は旧沢内村長。惜敗から4年、沢内を中心に介護の充実などを訴えて回った。

 有権者は沢内2428人、湯田2322人。いかに地元を固め、4選を目指す細井氏の地元湯田を切り崩すかが課題だった。

 先月の衆院選岩手3区で立憲民主党の小沢一郎氏を破った藤原氏の助力が大きかった。藤原氏は湯田出身だが、内記氏支持を鮮明にして、第一声などで応援マイクを握った。

 衆院選公示日の藤原氏の第一声に細井氏が駆け付けなかったことへの意趣返しとの見方は多いが、細井氏陣営は納得いかない様子。細井氏は藤原氏支持を明言して同氏が政治力を付けたことをPRし、金星に貢献したとされる。

 支持者がむせび泣く細井氏の選挙事務所で、ある町議は「藤原さんはなぜ内記候補を支援したのか。理由を知りたい」と気色ばんだ。

 岩手3区の政界関係者は「国会議員が首長選に首を突っ込むなんて異例のことだ。小沢氏に勝っておごりがあるのではないか」と話す。町を二分した激戦への藤原氏の介入は、禍根を残しそうだ。

河北新報

5841チバQ:2021/11/18(木) 13:34:56


4205 :チバQ :2021/11/18(木) 13:34:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/3614e86c90efe69b061cdec6f9b400b75be2cb32
衆院選 自民当選陣営の現職市議を逮捕・送検
11/18(木) 12:32配信
衆院選をめぐり、現職の米沢市議が17日、公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件で、市議の男は18日、山形地方検察庁に身柄を送検された。
買収や事前運動など公職選挙法違反の疑いで、逮捕、送検されたのは米沢市南原横堀町の米沢市議会議員、遠藤正人容疑者(58)。警察の調べによると遠藤容疑者は公示前の10月14日ごろ、米沢市内で鈴木憲和議員への投票を依頼する選挙運動を行う報酬として運動員に対し、時給1000円を渡す約束をして一緒に、立候補の届け出前に選挙運動を行うなどした疑い。警察は捜査に支障があるとして遠藤容疑者の認否を明らかにしていない。遠藤容疑者は山形県2区で当選した鈴木議員の選挙対策本部で米沢ブロックの事務局長を務めていた。
選挙対策本部米沢ブロック長相田光照県議「正直驚いている。警察発表では認否が明らかになっていない。逮捕という事実があるので県民の皆様に大変申し訳ないなと思う」
遠藤容疑者と運動員は以前からの知り合いで警察は、運動員から任意で事情を聴くとともに、遠藤容疑者の自宅から押収した資料などをもとに事件のいきさつを調べる方針。

5842チバQ:2021/11/22(月) 10:50:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/feddff61eb56c851f04502e62b4778b09c0eb34d
福島市長に木幡氏再選 大差で新人退ける 得票率で過去最高90・72%
11/22(月) 9:05配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
福島民報
(写真:福島民報)

 任期満了に伴う福島市長選は21日、投開票され、現職木幡浩氏(61)=無所属=が7万2018票を獲得し、郡山市の会社経営の新人高橋翔氏(33)=無所属=に6万4654票の差をつけ、再選を果たした。木幡氏は新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題に掲げ、経済の再生、人口減少問題の解消などを訴えた。一期4年で築いた組織や人脈をフル稼働させて選挙戦を展開し、支持を得た。有効投票数のうち得票数の割合を示す得票率で過去最高の90・72%を獲得した。投票率は34・79%だった。当選証書付与式は22日午前10時から市役所で行われる。木幡氏の任期は12月8日から4年。

当72,018木幡浩 61 無現
  7,364高橋翔 33 無新
 無効1,458、持ち帰り0
■福島市らしい独自施策進める

 木幡浩氏の話 当初は想定していなかった選挙戦だったが、市民に市勢伸展への思いを届ける良い機会となった。市民からの期待と責任の重さに身が引き締まる思い。福島市らしい独自の取り組みを進めていきたい。

■投票率34・79%過去最低を更新

 福島市長選の投票率は34・79%(男34・47%、女35・08%)だった。これまで過去最低だった2009(平成21)年の38・18%を3・39ポイント下回った。2017年の前回の47・92%を13・13ポイント下回った。

 当日有権者数は23万2391人(男11万2014人、女12万377人)だった。

5843チバQ:2021/11/26(金) 23:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8b0766447379a8f494f9b45de10c119ee27a6e9宮城県議会議長に菊地恵一氏 
11/25(木) 6:00配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
菊地恵一氏

 宮城県議会(定数59)は11月定例会初日の24日、本会議で石川光次郎議長(54)の辞任を了承し、後任の第45代議長に最大会派自民党・県民会議(34人)の菊地恵一氏(63)=大崎選挙区、4期=を選出した。

 本会議冒頭の議長選で無記名投票の結果、菊地氏は過半数の40票を獲得した。第2会派みやぎ県民の声(11人)の遊佐美由紀氏(58)が16票、無効票が3票だった。

 自民会派は24日朝の会派総会で候補者を一本化した。菊地氏は就任あいさつで東日本大震災に触れ、「人口減や新型コロナウイルスが復興途上の地域に影響を及ぼす中、議会の役割はますます大きくなる。県民の負託に応えるべく全身全霊で取り組む」と述べた。

 菊地氏は大崎市出身。東北学院大卒。大崎市議を経て2007年に初当選。自民会派会長などを歴任し、現在は党県連幹事長。

河北新報

5844チバQ:2021/11/27(土) 14:09:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/34fb90e8fbf9824bc8b4ba119c804119f3769fe5
喜多方市議長が同僚議員5人に現金、辞職願提出 私費で3万円ずつ
11/27(土) 11:47配信


福島民友新聞
 福島県の喜多方市議会議長の佐藤忠孝氏(78)が同僚議員5人に対し、私費で現金を3万円ずつ渡していたことが26日、関係者への取材で分かった。公職選挙法は政治家が選挙区内の有権者へ寄付することを禁じており、県選管は公選法に抵触する恐れがあるとしている。佐藤氏は26日、議長の辞職願を提出した。市議会は28日に臨時会を開いて辞職願を了承する見通し。

 佐藤氏や同僚議員によると、衆院選期間中の10月21〜23日に現金を渡したという。その後、5人全員が佐藤氏に返還している。福島民友新聞社の取材に佐藤氏は「衆院選公示前の後援会活動費として不足した部分に充ててもらうため、個人の判断で渡した」と説明し、「個人の問題で議会を混乱させ、迷惑を掛けた」と議長辞職の理由を語った。

 佐藤氏は今月9日に議長に就任したが、「(10月に)渡した時点で議長になる意思はなかった。議長選に向けた現金ではない」と否定している。

5845チバQ:2021/12/13(月) 14:32:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b204d724bef481e955f456800cd0126fdd93d983
秋田の町議会、議員総辞職へ 「新人が出席できない問題」解消
12/11(土) 14:51配信

6
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
任期改正に向けて全会一致で決議案を可決した秋田県三種町議会=2021年12月10日、田村彦志撮影

 任期満了が6月30日の状態だと5月の改選で初当選した新人議員が6月定例議会に出られないとして、任期の改正に向け、秋田県三種町議会(定数16、欠員1)は10日、議員が2022年5月31日付で総辞職することを前提とした決議案を全会一致で可決した。「平成の大合併」で06年3月、琴丘、山本、八竜の旧3町が統合し、議会が在任特例を適用して以来抱えていた不具合は15年ぶりに改善に向けて動き出すことになった。

 可決された決議は「選挙期日と任期満了日とが1カ月以上離れ、この間、新人議員は公的な活動ができない状況に疑問の声が上がっている」としたうえで、「現職の任期を終了する形で議会を改選後の議員に引き継ぐ」という内容。提出者には全議員が名前を連ねた。

 町議会が06年3月の合併で発足時、旧3町の町議計48人がいったん新町議に就任した。その際、一定期間在職できる「在任特例期間」を6月30日までと決めたため、任期開始日が7月1日になった。同年6月25日の初の町議選で新議員22人が決まった。

 10年以降の町議選は町長選と同時の5月に実施されてきたが任期満了は6月中と変わらず、異例の事態を招いていた。

 町議会は22年5月(10日告示、15日投開票)の改選を控えているが、可決された決議はこの改選を前に改善を図りたいとする議員の総意を受け提出され、次期改選から定数を1削減して15にする条例改正案とともに可決した。

 町議会は3月定例議会に各議員が5月31日付で辞職願を提出し、総辞職する見通し。これで新人議員も6月定例議会に出ることができる。金子芳継議長は「(任期改正に向け)これまで議員間の足並みがそろわず先送りされ、町民の間にも疑問の声が出ていたが、ようやく改善されることになる」と話した。【田村彦志】

5846チバQ:2021/12/23(木) 19:42:25
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20211223-675085.html
伊達市長選告示まで1カ月、現新2氏の争い濃厚
2021/12/23 09:00みんゆうNET

 任期満了に伴い来年1月23日告示、同30日投開票で行われる伊達市長選は、告示まで1カ月となった。これまでに、いずれも無所属で、現職の須田博行氏(63)=1期、新人の元福島市長小林香氏(62)の2人が立候補を表明しており、選挙戦が濃厚となっている。
 須田氏はこれまで取り組んできた働く場づくり、子育て支援、健康づくり、防災減災を仕上げていくことを掲げ、市政継続を訴える。
 小林氏は福島市長1期務めた実績を生かし、積極的な企業誘致で雇用の確保や地域医療の充実、防災などを主張し、支持拡大を図る。
 市選管によると1日現在の伊達市の有権者数は5万708人(男性2万4685人、女性2万6023人)。

5847チバQ:2021/12/23(木) 19:43:13
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20211223-675083.html
喜多方市長選、新人・菅野氏が出馬意思 現職・遠藤氏との選挙戦へ
2021/12/23 08:55みんゆうNET

 任期満了に伴い来年1月23日告示、同30日投票で行われる喜多方市長選で、無所属新人で元市建設部長の菅野康裕氏(66)は22日、立候補する意思を示した。市長選を巡っては、現職の遠藤忠一氏(73)=無所属、1期=が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。
 菅野氏は伊達市(旧梁川町)出身。喜多方工(現喜多方桐桜)高卒。旧5市町村の合併協議会事務局長や市の総合政策、建設部長を歴任、退職後に市ふるさと振興専務を務めた。福島民友新聞社の取材に「市独自で新型コロナウイルス対策をスピード感を持って取り組んでいきたい」と述べた。近く正式表明する。
 市選管によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は3万9518人(男性1万8881人、女性2万637人)。

5848チバQ:2021/12/24(金) 13:48:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c43d1405bcd55f1df1a433e44c24e7df8130b34
<2021年 宮城を振り返る>仙台市長選で郡氏再選 「等距離外交」で立ち位置不鮮明に
12/24(金) 11:15配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
再選を決め、支持者とグータッチを交わす郡氏(右)=8月1日、仙台市宮城野区の選挙事務所

 東日本大震災から10年となった一年が暮れる。被災地は新たな歩みを進め、延期された「復興五輪」が新型コロナウイルス下で開催された。コロナ下での選挙も相次いだ。医療、事故などのニュースも。現場で取材した記者が振り返る。

 歴代1位の得票率と過去最低の投票率。任期満了に伴う仙台市長選(7月18日告示、8月1日投開票)は現職の郡和子氏(64)が20万票を超える圧勝で再選を果たした一方、無投票阻止が目的の新人との選挙戦は全く盛り上がらなかった。

 郡氏が過剰なほど盤石な支援態勢を構築し、対抗馬擁立の動きを封じ込めたことが大きい。支援する市議有志の会には、2017年の前回選を支えた国政野党議員のほか、「敵陣」にいた自民、公明両党議員も名を連ねた。共産党も有志の会と別に全面支援した。

 1期目は市議会の過半数を占める自民、公明とのぎくしゃくした関係に苦慮し、思うような施策展開ができなかった郡氏。4年間、各党と「等距離」を貫くことで緊張を緩和し、市長選の圧倒的優位を手にした。

 だが、それは旧民進党衆院議員から転身した郡氏の「変質」にも映った。陣営の顔触れは前回選と大きく変わり、自民色を帯びた。

 告示1週間前にあった有志の会の設立総会で、象徴的なシーンに出くわした。自民のベテラン議員が郡氏の選挙ポスターを眺め、冗談交じりにこう指摘した。

 「本人は左を向いているつもりだろうが、見る人にとっては右を向いている」

 ポスターは左方向を見つめ、真剣な表情の郡氏を右頬を前に撮影した写真を使った。確かに有権者から見れば右向きだった。政治の世界の左派、右派と掛けた一言は郡氏の立ち位置を見事に言い当てていて、市議たちの笑いを誘った。

 再選後、市議会は定数55(欠員1)のうち8割を超える5会派46人が「市政与党」の構成に変わった。郡氏は大応援団を得て、思い切った施策展開が可能になったはずだが、各党に気を使うあまり、かえって窮屈になったようにも見える。

 投開票2日後の単独インタビューで「自由な市政運営ができるのか」と率直に聞いた。郡氏は「支援を受けたことは心強く、ありがたかったが、それでがんじがらめになることは、あってはならない」と自分に言い聞かせるように語った。

 政令市移行後、初めての「非役人」出身の市長にかかる期待は大きい。2期目こそ本領を発揮してくれるかどうか、有権者は一挙手一投足に注目している。(報道部・高木大毅)

[メモ]仙台市長選は現職の郡和子氏と元衆院議員の無所属新人が立候補。郡氏は政令市移行後、2番目に多い20万9310票を獲得した。有効投票数に占める得票率は過去最高の84.4%。一方、投票率は29.09%と過去最低を更新した。無効票も1万498票に達し、投票総数に占める割合は過去最高の4.06%となった。

河北新報

5849チバQ:2021/12/28(火) 13:05:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae73cc9a6513b293775f11167e23dc182320327
蛯名元副市長、出馬検討 弘前市長選 現職、前副市長と幹部経験者3氏対決へ
12/28(火) 9:25配信

Web東奥
 来年4月3日告示、同10日投開票の弘前市長選を巡り、同市議で元副市長の蛯名正樹氏(66)が27日、東奥日報の取材に対し、出馬を検討していることを明らかにした。蛯名氏は2012年から約6年にわたり同市副市長を務め、19年の市議選で初当選し現在1期目。蛯名氏が出馬を決めれば、同市長選は元市観光振興部長の現職・桜田宏氏(62)、蛯名氏と同じく副市長を務めた山本昇氏(51)の市幹部経験者3氏が対決する異例の構図となる。

 蛯名氏は取材に「同僚市議や後援会、市民の方々から出馬を求める声をいただき、現在は選挙態勢や政策の検討の最終段階にある」と説明。現市政に対し「市民への説明や市議会とのコミュニケーションが不足し、新型コロナウイルス対策などの危機管理でも動きの遅さが目立つ。このままの市政が続けば、市民にとってマイナスになる」と語った。

 蛯名氏は弘前大学農学部卒。1978年に弘前市役所に入り、道路維持課長、農林部長などを務めた。2012年4月に当時の葛西憲之市長から副市長に抜てきされ、18年3月に任期を約2年残して辞任した。現在は市議会最大会派の一つ「創和会」(所属議員7人)に属している。

 弘前市長選を巡っては桜田氏が11月28日、市内で開いた自身の政治資金パーティーで2期目を目指して出馬すると表明。今月10日には、16年4月から約2年間副市長を務めた山本氏が立候補すると明らかにした。

5850チバQ:2022/01/02(日) 20:17:25
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASPD06QR7PDQUGTB01N.html今秋は知事選、夏には参院選 浪江など14首長選も
2022/01/01 10:30朝日新聞デジタル

 県内では今年、内堀雅雄知事(57)の2期目の任期満了(11月11日)に伴う知事選が見込まれ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興のかじ取り役に誰を選ぶのか、有権者の判断が注目される。このほか14市町村で首長選、5市で市議選と市議補選があり、夏には参院選も予定されている。

 今月は3市で市長選が行われる。13日告示、23日投開票の南相馬市長選には、再選をめざす現職の門馬和夫氏(67)と、前市長の桜井勝延氏(65)の2氏が立候補を表明している。

 喜多方、伊達両市長選は23日告示、30日投開票で行われる。喜多方市長選は前回に続き、現職の遠藤忠一氏(73)と新顔で元市部長の菅野康裕氏(66)による一騎打ちになりそうだ。伊達市長選は、再選をめざす現職の須田博行氏(63)と新顔で元福島市長の小林香氏(62)が立候補の意思を表明している。

 夏の参院選福島選挙区(改選数1)をめぐっては3氏が立候補の動きを見せる。自民党からの出馬を表明した県医師会副会長の星北斗氏(57)に加え、いずれも無所属で立候補する考えを示している現職の増子輝彦氏(74)と元参院議員の岩城光英氏(72)だ。このほか、立憲民主党が候補者選定を進めている。

 今秋に予定される知事選では、宇宙関連会社長の高橋翔氏(33)が立候補を表明している。前回2018年は、内堀氏が新顔3氏に大差をつけて再選を果たした。(福地慶太郎)

■今年予定される選挙

◎1月23日 南相馬市長

◎  30日 喜多方市長(市議補選も)、伊達市長

◎2月27日 西郷村長

◎4月17日 田村市議

◎  24日 伊達市議

   28日 昭和村長

   29日 南会津町長

 6月23日 鏡石町長

   30日 二本松市議

 8月4日 浪江町長

 9月9日 石川町長

   18日 中島村長

   25日 新地町長

   29日 桑折町長

 10月21日 金山町長

   30日 浅川町長

 11月30日 南相馬市議

(◎は投開票日、それ以外は任期満了日)

5851チバQ:2022/01/06(木) 17:17:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b367d223301a3e4e0b398cb61b639599c71e79
現職、元職の争い確実 福島・南相馬市長選、告示まで1週間
1/6(木) 11:22配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
福島民友新聞
 任期満了に伴い13日告示、23日投開票で行われる南相馬市長選は告示まで1週間となった。いずれも無所属で、現職の門馬和夫氏(67)=1期、元職の桜井勝延氏(66)が立候補を表明しており、2018年の前回と同じ顔触れでの選挙戦が確実な情勢だ。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から丸11年となるのを前に、津波被災地の復興の姿や、市内にある福島ロボットテストフィールドを核とした地域振興と発展、人材不足が続く地域医療の再生など、今後4年間の市政運営に向け、市民にどのような選択肢を提示するのかが焦点。

 門馬氏は福島医大TRセンター浜通りサテライトを生かした創薬事業の振興、小高区内の産業団地整備を通した雇用創出などを掲げ、市政継続を訴える。

 桜井氏は福島医大との連携強化による医師確保に加え、会員制交流サイト(SNS)を活用して市の発信力を強化し、交流人口増を図ることなどを強調する。

 市議会は自民系市議らが門馬氏、立民系市議らが桜井氏をそれぞれ支持する。

 原発事故に伴う住民避難を考慮して前回に続き、告示から投票前日までの選挙期間を10日間に延長して行われる。

 昨年12月1日現在の南相馬市の有権者数は5万1392人(男性2万5702人、女性2万5690人)。

5852チバQ:2022/01/13(木) 20:10:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20220113k0000m010236000c.html
南相馬市長選が告示 現職と前職、震災復興巡り一騎打ち
2022/01/13 19:41毎日新聞

南相馬市長選が告示 現職と前職、震災復興巡り一騎打ち

南相馬市長選で再選を目指す門馬和夫氏=福島県南相馬市原町区で2022年1月13日午前9時38分、尾崎修二撮影

(毎日新聞)

 任期満了に伴う福島県南相馬市長選は13日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の門馬和夫氏(67)と返り咲きを狙う前職の桜井勝延氏(66)が立候補を届け出た。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を巡り国との協調を訴える門馬氏と、脱原発を掲げて政府の原発再稼働路線を批判する桜井氏が、4年前の前回選に続けて一騎打ちとなった。投開票は23日。

 震災と原発事故で加速した人口減少への対応や復興政策のあり方、新型コロナウイルス対策にどう取り組むかが主な争点となる。

 自民、公明両党の地方組織から推薦された門馬氏は、企業誘致や原発事故後の営農再開、全国屈指の円滑さで進んだとするコロナワクチンの接種などの実績を強調。第一声で「一つ一つ国に提案し、力を合わせて進める市政の基盤を作った」とアピールした。前回選では、桜井氏の政治姿勢が復興の遅れにつながったと批判し、僅差で競り勝った。

 桜井氏は震災前の2010年に初当選し、震災発生直後の市政のかじ取りを担った。落選後も「脱原発をめざす首長会議」の世話人を続け、再生可能エネルギーを各地で準備、消費する「自産自消」を提案。第一声では「原発との闘いは住民の生きる闘いであり、国策との闘いだ。自分たちの地域と命を自分たちの力で取り戻す」と訴えた。

 原発事故後に市外に避難している有権者の投票機会を確保するため、選挙期間は前回選と同様10日間とされた。12日現在の選挙人名簿登録者数は5万1478人。【尾崎修二、磯貝映奈】

5853チバQ:2022/01/15(土) 09:32:01

211 :チバQ :2022/01/15(土) 09:30:28
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220115084026.html
参院選候補公募、自民青森県連まだ応募なし
2022/01/15 08:33東奥日報

 夏の参院選に向けた自民党県連による青森県選挙区(改選1)の党公認候補予定者の公募が、20日の締め切りまで1週間となった。2氏が応募に意欲を示しているものの「検討中」などとし、14日時点で応募した人はまだない。

 現時点で応募に意欲を示しているのは、北郡区選出の県議・齊藤直飛人氏(46)と、五所川原市出身で伊吹文明元衆院議長の公設秘書を務めた其田寿一氏(35)。14日の取材に齊藤氏は「熟慮中」、其田氏は「検討を続けている」とした。

 県連幹部によると、これまでに複数の県内首長に出馬を打診する動きもあったが、いずれも固辞されたという。選考委員長の滝沢求参院議員は、公募開始後に応募に関する問い合わせが寄せられたことを挙げ、「公募が2人なのか3、4人になるか分からないが、県連が一丸となって応援できる候補選出が勝利に結びつく」と述べた。

 公募は20日で締め切り21日に選考委が応募者の書類審査と面接を実施。22日の選考委で1次審査の合格者を決定する。

5854チバQ:2022/01/19(水) 20:30:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20220119k0000m040280000c.html?_gl=1*1djd51b*_ga*MjAyODY4Mzc1OC4xNjAxMjEwMDAx*_ga_XJ5END643J*MTY0MjU5MTU5MS4xLjEuMTY0MjU5MTc3OS4xOQ..
福島・南相馬市長がコロナ感染 市長選の選挙活動外れる
2022/01/19 19:39毎日新聞

福島・南相馬市長がコロナ感染 市長選の選挙活動外れる

南相馬市長選で再選を目指す門馬和夫氏=福島県南相馬市原町区で2022年1月13日午前9時38分、尾崎修二撮影

(毎日新聞)

 福島県南相馬市は19日、門馬和夫市長(67)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。門馬氏は市長選(13日告示、23日投開票)に出ており、選挙事務所のスタッフ1人の感染が同日確認され、PCR検査をしていた。門馬氏は平熱で、選挙活動から外れたという。

 市によると、選挙期間中の門馬氏の公務はコロナ関連会議などに限られており、職務代理を置くかは検討する。事務所によると、感染が確認されたスタッフや門馬氏と同じ選挙カーに乗っていた人は選挙活動を停止した。

 市長選は前市長、桜井勝延氏(66)との一騎打ちとなっている。【尾崎修二】

5855チバQ:2022/01/22(土) 16:32:03
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20220122khn000008.html
秋田市の石井副市長再任案、議会がノー 背景に長期在任への批判や不満か
2022/01/22 10:59河北新報

秋田市の石井副市長再任案、議会がノー 背景に長期在任への批判や不満か

秋田市役所

(河北新報)

 秋田市議会は20日の臨時会で、今月末で任期満了となる石井周悦副市長(66)を再任する人事案を反対多数で不同意とした。副市長人事で議会の同意が得られないのは異例。背景には3期12年にわたる在任期間の長さに対する批判や不満があるとみられる。
 議長と欠席議員1人をのぞく34人が無記名投票した結果は賛成15、反対19。穂積市長は本会議後の取材で不同意となった理由などを尋ねられ、「分からない」「残念だ」と言葉少なに議場を後にした。
 市によると、「ナンバー2」の2人体制は助役時代の1951年に始まり、2007年に副市長2人となった。任期途中の辞職などで1人体制になることはあったが人事案の不同意は異例で、約10年ぶりに副市長が1人になる見通し。
 市秘書課の担当者は今後について「任期満了が差し迫っており、新たな人事案などを提示できるかは未定」と述べるにとどめた。
 石井氏は秋田市出身、早大卒。1979年県庁入りし、秘書課長、県教育次長などを経て2010年2月から副市長として穂積市長を支えた。総務部や企画財政部などを担当。最大の懸案事項である市郊外の外旭川地区のまちづくりでは議会への説明役を担った。
 一方、市議会には石井氏が市の要職を続けることを問題視する意見もある。
 ある市議は「力のある実務者。政策実現のためには容赦がないリアリストの一面もあった」と分析。「選挙を経ていない人が市の中枢に居続けることに疑問を抱く人もいたのだろう」と述べた。

5856チバQ:2022/01/23(日) 23:14:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e370f604ec7b83373362cd3abcd75c94a2ea440
【速報】花巻市長選 現職・上田氏が3選【岩手】
1/23(日) 22:04配信

IAT岩手朝日テレビ
花巻市長選で3選の上田東一氏

任期満了に伴う花巻市長選挙の投開票があり、現職の上田東一氏が3回目の当選を果たしました。
上田東一氏22676票、当選。
小原雅道氏20792票。
上田氏は花巻市出身の67歳。2014年に花巻市長に初当選し今回が3期目です。上田氏は「子供たちの未来はなまきを創る」をキャッチフレーズに市政の継続を訴えました。新型コロナ対策や地域医療の確保、子育て支援などを公約に掲げています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bccf8bc0e52ee6a8853c3b3b0554d3f895e45545
花巻市長選告示 現新2氏が激突 8年ぶりの選挙戦
1/17(月) 16:16配信

5
コメント5件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
岩手日日新聞社
花巻市長選

 任期満了に伴う花巻市長選は16日告示され、出馬を表明していた新人で前市議会議長の小原雅道氏(61)と、現職で3選を目指す上田東一氏(67)の2人が、いずれも無所属で立候補し、両候補による一騎打ちが確定した。選挙戦となるのは2014年以来8年ぶり。両候補はそれぞれ支持者らを前に第一声を上げ、7日間にわたる選挙戦をスタートさせた。

 立候補の届け出受け付けは午前8時30分から市役所本庁舎で行われ、小原氏、上田氏の順で届け出た。

 小原候補は午前9時、同市下小舟渡の選挙事務所前で第一声を上げた。高橋典克後援会長、鹿討康弘後援会幹事長、鎌田幸也選対本部長があいさつ、藤原崇衆院議員、木戸口英司参院議員、高橋敏彦北上市長が祝電を寄せた。

 上田候補は午前9時、花巻市野田の花巻農協総合営農指導拠点センター前で第一声を上げた。藤原崇衆院議員、阿達雅志参院議員、木村幸弘県議、高橋豊日本商工連盟花巻地区代表世話人、伊藤清孝同農協組合長らが応援のマイクを握った。

 第一声を済ませた両候補は、東和、大迫、石鳥谷各地域へと選挙カーを走らせ、遊説をスタートさせた。

 投票は23日午前7時から後7時まで市内82カ所で行われ、同8時30分から市民体育館で即日開票される。

 期日前投票は17〜22日の午前8時30分から午後8時までイトーヨーカドー花巻店、大迫・石鳥谷・東和各総合支所、18、19日の午前10時から午後1時まで富士大でできる。

 15日現在の選挙人名簿登録者数は8万598人(男3万8152人、女4万2446人)。

5857チバQ:2022/01/23(日) 23:18:28
>>5851
>市議会は自民系市議らが門馬氏、立民系市議らが桜井氏をそれぞれ支持する。


https://news.yahoo.co.jp/articles/74473f6d14c3c3ee0f7001173601ac5268cdba23
南相馬市長選 現職門馬氏が再選 前市長桜井氏破る
1/23(日) 21:38配信

河北新報
 任期満了に伴う福島県南相馬市長選は23日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の門馬和夫氏(67)が、無所属で前市長の桜井勝延氏(66)を破り、再選を果たした。

 門馬氏は市内各層の厚い支援を受けて安定した戦いを展開、新型コロナウイルス対策や企業立地の実績を訴え幅広い支持を集めた。桜井氏は現市政を批判しつつ、医療・福祉や子育て対策の充実などを訴えて3回目の当選を目指したが、門馬氏と戦った2018年の前回市長選に続いて及ばなかった。

 門馬氏は19日に新型コロナ感染が判明し、20日から入院中。選挙戦後半に候補者不在という、異例の事態になった。

 当日の有権者は5万972人。投票率は63・75%で、前回を1・36ポイント上回った。

河北新報

5858チバQ:2022/01/23(日) 23:19:07
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20220123-680819.php
南相馬市長選、現職・門馬氏が再選 元職・桜井氏を968票差で破る
2022年01月23日 21時40分  


 任期満了に伴う南相馬市長選は23日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の門馬和夫氏(67)=1期=が1万6593票を獲得、無所属で元職の桜井勝延氏(66)に968票差を付け再選を果たした。

 市選管によると、当日の有権者数は5万972人で、投票率は63.75%と前回を1.36ポイント上回った。

5859チバQ:2022/01/24(月) 20:10:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_local_VSTA4QYNHFIUFDPHXO2HUS3R7A.html
福島・南相馬市長選、候補者がコロナ感染 本人不在、異例の選挙戦
2022/01/24 13:39産経新聞

福島・南相馬市長選、候補者がコロナ感染 本人不在、異例の選挙戦

候補者が新型コロナウイルスに感染、運動員だけで選挙事務所を出発する門馬陣営の選挙カー=20日、福島県南相馬市(芹沢伸生撮影)

(産経新聞)

当選の報が入った選挙事務所に候補者の姿はなく、万歳の声も響かず…。23日投開票の福島県南相馬市長選は、再選を果たした門馬和夫氏(67)=無所属=が選挙期間中に新型コロナウイルスに感染、候補者不在の選挙戦が展開される異例の事態になった。

選挙戦は返り咲きを狙う桜井勝延氏(66)=同=との一騎打ち。東京電力福島第1原発事故に伴う住民避難が続く同市では、期日前投票の機会確保などで選挙期間を3日延長し10日間としていた。しかし、13日の告示を控えた同市で、年明けから新型コロナ感染者が急増。17日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は84・7人に達し、県は21日から同市で独自の集中対策に入った。

門馬氏の感染判明は19日。選挙事務所スタッフ1人が陽性となり、門馬氏が受診・相談センターに相談、PCR検査を受けて感染が分かった。平田武選対本部長は「本当に驚いた。票が減らないことを祈った」と打ち明ける。

門馬氏に声のかすれ以外症状はなかったが、高齢でもあり入院に。予定していた街頭演説は全て中止し、選挙戦は運動員だけで行い「街宣車と電話でのお願いだけになった」(同選対本部長)。選挙カーからは支持の呼びかけに加え「心配をおかけしています」「申し訳ありません」「本人不在の選挙戦を戦っております」などとも連呼した。

県選管では「県内では初めて。全国でも聞いたことがない事態」とみる。結果は968票差で門馬氏の勝利。2期目に臨む門馬氏は「新型コロナ対策が最優先。感染者の視点も持つことができた。経験を踏まえ緩みない対策を実施していく」などとする談話を発表した。

5860チバQ:2022/01/25(火) 20:55:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/520ee89115d6700e92269f0e03d766196b22d331
鶴岡・皆川市長の100万円不記載 市議会が百条委設置
1/25(火) 20:29配信

鶴岡市の皆川治市長が支援者から受け取った100万円を収支報告書に記載していなかった問題で、市議会は25日、百条委員会の設置を決めた。
鶴岡市議会は25日、臨時議会を開き、証人喚問などの強い調査権限を持つ百条委員会の設置が提案された。
この問題は鶴岡市の皆川治市長が2017年の市長選の告示日翌日に支援者の男性から現金100万円を受け取ったものの、収支報告書に記載していなかった。また、寄付した男性に「不記載の方法がある」と提案した疑惑が持たれている。
説明を求める議会側に対し皆川市長は「記憶にない」などと繰り返し、また、一部の市議からは「説明が二転三転している」との声も上がっていた。
25日に開かれた臨時議会で、百条委員会の設置を求める動議が提出され、賛成多数で可決された。百条委員会は関係者に出頭を求めることができるなど強い権限を持ち、証言に虚偽があった場合は罰則がある。
皆川治市長「設置に反対する声もあったが、賛成多数で設置ということになったので真摯に対応してまいりたい」
議会事務局によると、百条委員会の設置はこれまで記録になく、今回が初めてという。また、皆川市長に対しては昨年末から1月にかけて、市の退職者や現役の職員から「パワハラで休職や早期退職が相次いだ」などとして実態調査などを求める申し入れ書などが市議会に提出されていた。百条委員会では、この調査も行う方針。

5861チバQ:2022/01/28(金) 21:08:50
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASQ1W6WV6Q1TULUC01D.html
県議会の区割り案、2年弱の議論が佳境に
2022/01/28 10:30朝日新聞デジタル

県議会の区割り案、2年弱の議論が佳境に

議員定数等検討会議で意見を交わす議員。議論は2年近く続いている=2022年1月14日、盛岡市、大西英正撮影

(朝日新聞デジタル)

 岩手県議会が2023年の改選に向け、定数と選挙区の区割り変更について議論を続けている。無投票当選が多い1人区の解消が主な論点で、6月議会の議案提出に向け、議論は佳境を迎えている。

 県議会には現在、16の選挙区があり定数は48人。過去3回の選挙をみると無投票当選が増えており、前回19年は、戦後最多となる8選挙区で15人が無投票当選。そのうち4選挙区ある1人区では3選挙区で無投票だった。

 総務省によると、19年にあった都道府県議選では、無投票当選の割合が1人区では約55%にのぼり、定数が増えるほど、その割合が低くなったという。

 こうした流れを受け、県議会は20年3月、議員10人でつくる「議員定数等検討会議」を設置。人口減少に伴う定数の削減や配分、選挙区の区割り変更をめぐり、今月14日までに15回の議論を重ねてきた。

 定数削減については、「1人が担う面積が広くなり、有権者の声が届かなくなる懸念がある」として、昨年8月に見送りを決定。焦点は定数配分と1人区の解消に移った。

 選挙区ごとの定数は、選挙区内の人口を議員1人当たりの人口で割った数をもとに算出。そうすると、盛岡は10人から12人に増える一方、県北では久慈と二戸がいずれも2人から1人に減ることになる。

 そこで盛岡と県北のバランスを取りつつ、1人区の解消を図るため、盛岡の増員は1人にとどめながら、久慈と二戸に挟まれた1人区の九戸を合わせた3選挙区を2選挙区にし、定数をそれぞれ2人にする案が浮上した。

 ただ、この案に九戸選出の議員は反発。地盤を半分に割られたうえ、久慈か二戸のどちらかで戦いを挑まなければならないためだ。

 このほか、いずれも1人区の大船渡と陸前高田を合区して2人区にする案なども話し合われている。

 議論は長引いているものの、検討会議では6月議会までに結論をまとめることをめざし、近くパブリックコメントを募る予定だ。

 議員の1人は「熟議を重ね、意見は出尽くした。市民の意見を採り入れ、早いうちに結論を出したい」と話した。

     ◇

 人口減少と都市部への集中が進むなか、地方議会の定数や配分はどうあるべきなのか。

 全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)の事務局長で、地方議会の実情に詳しい新海聡弁護士は「時代に逆行するように聞こえるだろうが、定数は歳費を抑えてでも増やすべきだ」と提言する。

 実際、愛知県内のある自治体では、議員数が1桁になった結果、政策について十分な議論がされない状態になっていると指摘。「定数を減らすことで、議員がますます限られた人だけがなる職業になり、『政治のプロ集団化』している」と話す。

 また、全国的に議員は都市部で増える一方、地方で減る傾向にあるといい、「数の論理で物事が決められ、都市中心の政策が主になり、地方の意見が十分に反映されていないという実感がある」と言う。

 さらに、地方自治が専門の岩手県立大の斎藤俊明・名誉教授は、無投票当選が増えれば選択の機会が奪われ、政治がお任せ状態になると警鐘を鳴らす。

 「選挙区の定数が2人以上であれば、有権者は異なる主張に接することができる。選挙区が広がるため、候補者は地元だけにとどまらない広い視点を持つことが求められ、議論の活発化が期待できる」と語った。(大西英正)

5862チバQ:2022/01/29(土) 11:11:08
完全に泡沫選挙オタクになったな
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaddb6e244d1a552c1d3d797376c9b309e74673e加納氏、利府町長選に出馬へ 一転 選挙戦に
1/29(土) 6:00配信

河北新報
加納三代氏

 任期満了に伴う宮城県の利府町長選(2月1日告示、6日投開票)で、新人の元衆院議員加納三代氏(45)が28日、無所属で立候補する意向を表明した。同町長選には現職の熊谷大氏(46)も再選を目指し無所属で立候補する予定で、選挙戦となる見通し。

 町役場で報道陣の取材に応じた加納氏は、町民から無投票を問題視する声を聞いたと明かし「最近は無投票の選挙が多い。利府町のような若い人も多いまちで無投票はおかしい」と出馬の理由を語った。

 高齢化する住宅団地のケアや地場産業の活性化などを目指す。現職の掲げる将来の市制移行には反対で、人口増加策ではなく住民に寄り添った行政サービスに力を入れる考えを示した。

 加納氏は鹿児島市出身。慶大大学院修了。2012年の衆院選比例東北で自民党公認で初当選し、1期務めた。福祉施設を運営する名取市の合同会社代表を務める。

河北新報

5863チバQ:2022/01/31(月) 18:23:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/579e536473e35509a0b6bebe62883f8cf42b7371
成長著しい西部・中心部の陰で 過疎進む東部の振興が課題 利府町長選あす告示     
1/31(月) 15:00配信

2
コメント2件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
松島湾に面する浜田地区。高齢化と過疎化が深刻な問題となる

 任期満了に伴う宮城県利府町長選は2月1日、告示される。ともに無所属で、再選を目指す現職の熊谷大氏(46)と、新人の元衆院議員加納三代氏(45)が立候補を表明しており、両氏による争いとなる見通し。

【地図】浜田・須賀・葉山地区

 熊谷氏は「利府町民の暮らしをもっと豊かにする」と訴え、将来の市制移行、小中学校の給食費の無償化、起業支援、出産祝い金の支給などを掲げる。

 加納氏は将来的な市制移行に反対で、「人口減少社会の中でコンパクトな行政組織を目指す」と主張。地場産業振興や高齢化が進む住宅団地のケアを目指す。

 投票は同6日で、即日開票される。昨年12月1日現在の有権者は2万9678人。

 利府町は、県内20町で2番目の人口約3万6000を誇り、昨年は東北最大級のショッピングモールが開店したほか、東京五輪の試合会場にもなり、町にスポットライトが当たった。仙台市のベッドタウンとして成長した町西部や中心部がにぎわう一方、東部地域の振興が課題になっている。(多賀城支局・石川遥一朗)

■半減する人口

 「利府に海があったんだ」。町中心部から約6キロ離れた浜田地区。昨年12月、地区のイベントに参加した町西部に住む女子中学生(14)が驚きの声を上げた。

 町の東端に位置し、松島湾に面する浜田・須賀の両地区では、カキやワカメの養殖も営まれている。湾に突き出た細長い「馬の背」は人気の観光スポットだ。

 しかし、高齢化と過疎化は深刻だ。町全体の高齢化率は24・1%(2021年3月末)だが、浜田地区は60・8%(20年9月末)、須賀地区は44・5%(同)と高齢化が進む。町人口は1986年から2021年の期間に約3倍に増えたが、両地区は逆に計855人から計393人に半減した。

 両地区は市街化調整区域で特別名勝「松島」の保存地区でもあり、新たな開発が難しい。須賀地区で民宿を営む桜井保さん(55)は「あと10年で空き家だらけになる」と指摘。浜田地区の無職加藤利一さん(66)も「免許を返納した高齢者も多く、20年すれば集落がなくなりかねない」と危機感を募らせる。

 震災で津波被害があった浜田地区には、道の駅と海の駅の機能を備えた「浜田復興交流センター(仮称)」の構想がある。住民の提言を受け、町が19年5月に基本計画を策定した。ただ、新型コロナウイルス禍により「宙づり状態」に。試算では総事業費20億円以上となる財政負担が重く、実現は不透明になっている。

■偏るにぎわい

 東部地域の課題は両地区だけにとどまらない。子育て世帯の多い葉山地区では、公共交通の利便性向上を求める声が根強い。04年に分譲を始めた葉山団地に約500世帯が住むが、最寄り駅のJR仙石線陸前浜田駅まで徒歩で約50分かかる。

 団地に住む仙台育英高3年相沢みずきさん(18)は、バスで同駅に向かい、多賀城校舎に通学する。帰りのバスは2時間に1本しかなく、平日の最終は午後7時と早い。「通学の問題で高校進学を機に引っ越した同級生もいる」と打ち明ける。

 町西部や中心部に住宅や商業施設が集中しており、東西の均衡ある発展の実現が課題になっている。相沢さんは「中心部だけでなく、東部地域のことも忘れずに町づくりに取り組んでもらいたい」と切実に訴える。

河北新報

5864チバQ:2022/01/31(月) 20:14:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASQ1Z7L0SQ1WUGTB00X.html
伊達市長選、現職須田氏が再選 元福島市長破る
2022/01/31 11:00朝日新聞デジタル

伊達市長選、現職須田氏が再選 元福島市長破る

再選を決め、万歳する須田博行氏(右から2人目)=伊達市保原町

(朝日新聞デジタル)

 【福島】伊達市長選は30日、投票があり、無所属同士の一騎打ちは即日開票の結果、現職の須田博行氏(63)が新顔で元福島市長の小林香氏(62)を破り、再選を果たした。人口減少への対応や地域振興などの課題は、市政の継続を訴えた須田氏の手腕に託された。投票率は53・10%(前回54・12%)で過去最低だった。

 再選を決めた須田氏は、同市保原町の事務所で支持者らの拍手に迎えられた。工業団地整備や大型商業施設誘致などの実績を踏まえ、「働く場の確保や子育て支援を強化し、若者が定住するまちをつくる」と2期目の抱負を語った。

 選挙戦では、台風19号などの自然災害や新型コロナに取り組んだ実績も強調。安心安全、子育て・教育など「五つのまちづくり」を掲げ、若者定着に向けた雇用確保と子育て支援、高齢者の外出機会を増やす「デマンド交通」の整備などを打ち出していた。

 政党推薦はなかったが、自民、立憲の国会議員や地元県議、市議らも支援。JAや商工会、建設業協会などからの推薦も受け、盤石ともいえる体制を築いていた。新型コロナの影響で屋内集会は控えたものの、手堅く支持をまとめた。

 元福島市長の小林氏は伊達市の出身で、市内支持者らの要請で立候補した。市長報酬の3割削減や水道料金引き下げなど16の公約を掲げ、「市民主役の市政」を訴えた。組織に頼らず、支持者らを中心とする草の根型の選挙戦で挑んだが、及ばなかった。(荒海謙一)

5865チバQ:2022/02/01(火) 19:02:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/285817917282ac5db0cbac88d2c4a00ad4932c29
能代市長選に落合市議が出馬表明 現職も5選出馬表明
2/1(火) 16:48配信
産経新聞
任期満了に伴う秋田県能代市長選(4月10日告示、17日投開票)に1日、市議の落合康友氏(34)が立候補を表明した。同市長選では現職の斉藤滋宣氏(68)が5選を目指して出馬をすでに表明している。

落合氏は同市出身で、平成26年の市議選で初当選し現在2期目。市政に民間の経営感覚を導入し、子育てと仕事の両立、有機農業の普及などを目指すという。

斉藤氏は北海道出身で、県議や参院議員を経て18年の市長選で初当選。風力発電などの産業誘致や農林業の振興など「もう一歩進めたい」という。

5866チバQ:2022/02/04(金) 17:47:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/573c1abc0b8b24ff31573914b671b927f0260ca9
山形県の共産党県議団、政活費不正で元県議を告発
2/4(金) 16:51配信

1
コメント1件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
共産党山形県議団(団長・渡辺ゆり子県議)は4日、虚偽の収支報告で政務活動費を不正に受給していたとして、昨年11月に県議を辞職した野川政文氏に対する告発状を山形署に提出した。

告発状によると、平成27年度から令和2年度までの間、野川氏は、政務調査費と政務活動費の人件費で実態と異なる支出報告を行い、576万円の政務活動費の返還義務を免れようとした、としている。

告発状提出後、渡辺団長は記者団に「県議会が告発しないので私たちが告発し受理していただいた。しっかり捜査してもらい厳正な処罰をしていただきたい」と述べた。

野川氏は昨年11月に記者会見し、不正受給を認め、一部をすでに返還したとしている。山形県議会の坂本貴美雄議長は昨年12月、「法律上、議会として告発できず、個人としても考えていない」と述べ、告発を見送っていた。

5867チバQ:2022/02/08(火) 21:53:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/285817917282ac5db0cbac88d2c4a00ad4932c29
能代市長選に落合市議が出馬表明 現職も5選出馬表明
2/1(火) 16:48配信


産経新聞
任期満了に伴う秋田県能代市長選(4月10日告示、17日投開票)に1日、市議の落合康友氏(34)が立候補を表明した。同市長選では現職の斉藤滋宣氏(68)が5選を目指して出馬をすでに表明している。

落合氏は同市出身で、平成26年の市議選で初当選し現在2期目。市政に民間の経営感覚を導入し、子育てと仕事の両立、有機農業の普及などを目指すという。

斉藤氏は北海道出身で、県議や参院議員を経て18年の市長選で初当選。風力発電などの産業誘致や農林業の振興など「もう一歩進めたい」という。

5868チバQ:2022/02/09(水) 20:56:15
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20220131-682291.php
伊達市長選、現職・須田氏が再選 新人・小林氏を大差で破る
2022年01月31日 08時50分  

再選を果たし万歳する須田氏と妻友紀子さん=30日午後8時30分ごろ、伊達市

 任期満了に伴う伊達市長選は30日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の須田博行氏(63)=1期=が1万6743票を獲得、無所属で新人の元福島市長小林香氏(62)に7006票の大差を付け再選を果たした。

 伊達市誕生以来、初の一騎打ちとなった選挙戦で、須田氏は「イオンモール北福島(仮称)」の誘致や新工業団地整備など実績をアピール。企業誘致による雇用創出や認定こども園の整備などを訴え、支持を集めた。小林氏は福島市長を1期務めた実績を強調。現職の批判票の取り込みを狙ったが、浸透しきれなかった。

 投票率は53.10%と前回を1.02ポイント下回り過去最低。当日有権者数は5万309人(男性2万4492人、女性2万5817人)。任期は2月12日から4年。当選証書付与式は31日午前10時から市役所で行われる。

 須田氏「責任の重さを感じる」

 再び市政を託されたことに感謝と責任の重さを感じる。まずは新型コロナウイルス対策を確実に進める。若者が定住し、高齢者が元気に暮らせる安全で安心なまちの実現へ引き続き取り組む。

◇伊達市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当16,743 須田 博行 63 無現
  9,737 小林  香 62 無新

5869チバQ:2022/02/09(水) 20:56:42
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20220131-682292.php
喜多方市長選、現職・遠藤氏が再選 再び菅野氏との一騎打ち制す
2022年01月31日 08時55分  Tweet

再選を果たし喜ぶ遠藤氏と妻孝子さん=30日午後9時45分ごろ、喜多方市

 任期満了に伴う喜多方市長選は30日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の遠藤忠一氏(74)=1期=が1万3265票を獲得、無所属で新人の元市建設部長菅野康裕氏(66)に4518票差を付けて再選を果たした。

 4年前の前回と同じ顔触れの一騎打ちとなった市長選で、遠藤氏は新型コロナウイルス感染対策を最重要課題に掲げ、地域医療の充実とともに少子高齢化対策や子育て支援策を訴え、再び市政運営を託された。菅野氏は新型コロナで疲弊した地域経済の振興などを強調したが、現職への批判票をまとめきれなかった。

 投票率は56.59%で前回を0.38ポイント上回った。当日有権者数は3万9195人(男性1万8726人、女性2万469人)。任期は2月12日から4年。当選証書付与式は1日午前10時から市役所で行われる。

 遠藤氏「命や暮らし守ることから」

 2期目も命や暮らしを守ることから始めたい。3回目のワクチン接種の供給体制を速やかに整える。少子高齢化、過疎化などの課題も市民と手を携え、夢や希望を語ることができる喜多方にしたい。

◇喜多方市長選開票結果(選管最終、敬称略)
当13,265 遠藤 忠一 74 無現
 8,747 菅野 康裕 66 無新

5870チバQ:2022/02/09(水) 21:42:42
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-220209X461.html鹿角市前市長を再逮捕=道の駅改修で官製談合容疑―秋田県警
2022/02/09 17:08時事通信

 秋田県鹿角市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で、道の駅改修工事の入札でも工事価格などを漏らしたとして、秋田県警捜査2課などは9日、官製談合防止法違反などの疑いで、前市長の児玉一容疑者(75)=同法違反などの罪で同日起訴=を再逮捕した。

 また、鹿角市の建設会社「田中建設」社長の田中教雄容疑者(72)を公契約関係競売入札妨害容疑で新たに逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。

 児玉容疑者の再逮捕容疑は、市長時代の2019年5月21日に行われた道の駅「鹿角観光ふるさと館」の大規模改修工事の一般競争入札で、田中容疑者に工事価格などを漏らした疑い。

 児玉容疑者は05年から昨年7月まで市長を4期務めた。同課は9日、田中建設や関係先を家宅捜索した。

 児玉容疑者は今年1月、20年にあった中学校跡地改修工事の一般競争入札で、最低制限価格を建設会社元役員に漏らしたとして逮捕され、9日に起訴された。

5871チバQ:2022/02/16(水) 15:27:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/87d41f3cd5fca25debe59dcdc17909f6b55bc149
非自民系「有力候補」一転不出馬、入り乱れる保守層… 弘前市長選、情勢なお混沌
2/16(水) 8:38配信

2
コメント2件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
Web東奥
弘前市長選は投開票まで2カ月を切り、各陣営の動きが活発化している。写真は弘前市役所

 任期満了に伴う弘前市長選(4月3日告示、同10日投開票)で、弁護士の小田切達(さとる)氏(64)が立候補を検討し、最終的に健康面の理由で見送った。立憲民主党と共産党の支援が見込まれた小田切氏は、市政界で有力候補と目され、勝敗を巡りさまざまな観測が飛び交った。同氏の不出馬で非自民票は行き場を失う格好となり、一方では保守層も支持動向が入り乱れ、情勢はなお混沌(こんとん)としている。

 「有力候補になり得る」。小田切氏の出馬検討が東奥日報報道で明らかになった翌日の7日。弘前市議会控室で、市議の関心は小田切氏の動向に集中した。

 小田切氏は2019年の参院選青森県選挙区に立民公認の野党統一候補として出馬し、市内で3万3938票を獲得した。

 自民党市議の一人は「国政選挙と首長選は有権者の判断基準が違う」と前置きしつつ「3万人以上の市民が(投票用紙に)『小田切』と書いた事実は重い」と警戒した。

 市長選には現職の桜田宏氏(62)、ともに副市長経験者の山本昇氏(51)と蛯名正樹氏(67)が出馬を表明。市議の間では、この3人に小田切氏を加えた4人の得票を予想する「票読み」が、がぜん熱を帯びた。

 直近では06年市長選に4人が出馬しており、この時は県議から転身した相馬しょう一氏が3万793票を得て当選した。今回は人口減少が進んだこともあり、4人が出馬すれば当選ラインは2万票台後半に下がる-と複数の市議が予測した。

 共産党の市内の基礎票は約1万とされる。小田切氏が支持層を固めれば、当選圏内に入るとの見通しもささやかれた。

 「健康状態のチェックを受けています。クリアできれば立候補の方向で考えます」。小田切氏は6日、共産党の市内での会合に出席。「そのときは支援をお願いします」と意欲を明言したのに対し、出席者は拍手で送り出した。

 小田切氏は現在、立民の党籍はなく、無所属での出馬を正式表明した後、改めて立民、共産両党に支援を要請する心づもりだった。しかし、「健康面に100パーセントの自信が持てない」と10日、不出馬を決断した。立民、共産両党は小田切氏の思いを引き継ぐ候補者の擁立を模索しているが、現時点で具体化はしていない。

 共産党は18年の前回市長選で自主投票としたが、投票所での東奥日報出口調査では、同党支持層の約7割が桜田氏に投票していた。

 桜田陣営の中には今回、小田切氏が出馬すれば桜田氏と支持層が一部重なるとして票の目減りへの懸念があり、不出馬には安堵(あんど)の声も上がった。関係者の一人は「政党などの動きを意識しすぎることなく、やるべきことを粛々とやる」と話す。

 自民党の木村次郎衆院議員が桜田氏を支持するのに対し、一部の同党市議は別の候補予定者を支援するなど党内の対応は割れている。立民、共産支持層の動向も流動的なことから、各陣営には両党関係者に接触する動きもある。

 山本陣営の関係者は「小田切氏の市政に対する問題意識を受け止め、自分たちの考えを伝えていきたい」、蛯名陣営の関係者も「立民や共産党の票がどう動くかは見通せないが、とにかく小まめに歩くしかない」と勝機を探っている。

※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」

5872チバQ:2022/02/16(水) 19:54:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4538754951ad79d456f0b217a0562816b6018f3e
町役場でクラスター、課員全員が2日間出勤できず…「課内の会食なかった」
2/16(水) 19:21配信

6
コメント6件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 山形県舟形町の森富広町長は14日、新庄市内で開かれた最上地方町村会の記者会見で、町役場で新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生したことについて、「県内の市町村の庁舎でクラスターを初めて起こしてしまった。みなさんにご心配をかけ、申し訳ありません」と陳謝した。

 クラスターは町地域整備課で発生し、14、15日の両日、課員全員が出勤できない状況だと明らかにした。他部署の職員が業務に対応している。

 15日現在、町地域整備課員は8人が療養中、3人が濃厚接触者として自宅待機となっている。いずれの職員も不特定多数の人と接触する業務ではないという。町総務課の担当者は、「感染対策は徹底するよう周知しており、課内の会食はなかった」としている。

5873チバQ:2022/02/17(木) 19:31:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/faf9d9e1352bcee0235d1f8e43496486b4d13acb
疑念続出、歯切れ悪く 鶴岡市議会政活費 説明会で5人弁明
2/17(木) 6:00配信

21
コメント21件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
説明会冒頭で陳謝した新政クラブの市議ら

 山形県鶴岡市議会の自民党系最大会派「新政クラブ」の政務活動費(政活費)不適切受給問題で、議員全員への説明会が16日あり、領収書の不備などガソリン代不適切受給が疑われた市議6人のうち、現職5人が質疑に答えた。自家用車のガソリン代算出の根拠として調査の行き先や走行距離を自己申告する内訳書への疑念が続出し、歯切れの悪い弁明が相次いだ。

 石塚慶氏は2018年10月に市郊外の自宅から市中心部の児童施設を訪れたとする内訳書の記載に関し「当日は市議会で公務もあって費用弁償されており、二重取りだ」と指摘され、「確認する」と釈明した。

 市議会の内規「政活費の手引き」では入学式やイベントの出席経費は受給できないが、本間新兵衛氏は18年4月の「水産高校の実態調査」が入学式当日だったと認めた。五十嵐一彦氏が18年4月に記載した「文化施設活用調査」は自らがバンド演奏で出演したイベントだった。

 市幹部やマスコミとの懇談会、郷土出身者との交流会でガソリン代を受給したのは、飲食が主目的で不適切だとの指摘も出た。

 ガソリン代受給には毎月、給油所の領収書と政務活動の走行距離を逐一記録した内訳書が必要。原則、走行距離1キロごとに29円を乗じた金額が政活費となる。

河北新報

5874チバQ:2022/02/21(月) 21:23:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bed9d9b216f2fe7da6d401302c91e332baab0ac
懇談会に政務活動費、「飲食メインの交流会」指摘に市議は
2/17(木) 10:45配信


朝日新聞デジタル
政務活動費について説明する新政クラブのメンバー。前列右から後列左へ、尾形昌彦団長、本間新兵衛、本間信一、石塚慶、渋谷耕一、五十嵐一彦の各氏=鶴岡市議会

 山形県の鶴岡市議会で、複数の市議の政務活動費(政活費)が不適切に使用されたと指摘されている問題で、経緯を説明する「議員説明会」が16日、開かれた。

 不適切な使用と指摘されているのは、自民党系で最大会派の「新政クラブ」(12人)に所属する本間新兵衛、本間信一、石塚慶、渋谷耕一、五十嵐一彦の5氏。会派の尾形昌彦団長が「各議員が、政活費の交付対象となる政務活動を行ったことは、報告書や領収書から間違いがなく適正だった」と述べ、事務手続きの不備だったと強調した。

 その後、石井清則氏(市民フォーラム)が、本間信一氏に質問。本間氏が「情報交換、情報収集」とした2018年12月の「三者懇談会」、19年8月に交流調査とした「宮城羽黒会」について、いずれも「飲食がメインの交流会だ。調査になるのか」と尋ねた。

 これに対し、本間氏は「政務活動費の手引きには懇親会の会費などは該当にならないとあるが、出席に関しては記載がない。そういう場に出席して情報交換するのは私の議員活動の糧になっている」と答えた。

朝日新聞社

5875チバQ:2022/02/23(水) 21:12:19
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220223195038.html
「停滞か刷新か問う」弘前市長選出馬で山内氏
2022/02/23 19:48東奥日報

「停滞か刷新か問う」弘前市長選出馬で山内氏

東奥日報

(東奥日報)

 4月3日告示、10日投開票の弘前市長選を巡り、立憲民主党青森県連共同代表などを務めた山内崇氏(66)が23日、同市のアートホテル弘前シティで記者会見を開き、正式に立候補を表明した。「津軽の中心地である弘前市の存在感が年々低下しているという声がある。停滞か刷新か、全てを懸けて市民に問いたい」と述べた。21日に離党を届け出ており、無所属で出馬する。

 「誰一人見捨てない弘前」など五つの基本理念を掲げ、新型コロナウイルス対応、子育て支援、女性の社会参加、除排雪体制が市政の課題と指摘。特に新型コロナ対応について「県との協力体制や、市民への情報発信において検証が必要。国や県にものを言えなければ、市民の納得は得られない」と強調した。具体的な政策は今後発表する。

 会見には、一時立候補を検討していた弁護士の小田切達(さとる)氏(64)が同席。健康上の理由で出馬を見送らざるを得ず、問題意識の共通する山内氏に出馬を要請したと説明した。小田切氏は選挙期間中に政治団体「弘前市に新しい風を起こす会」会長として、立民や共産党、社民党などに支援を求めていくという。

 山内氏は弘前市出身。1995年から県議を4期16年務め、これまで衆院選に3度、知事選に1度出馬している。昨年の衆院選青森県3区に立民公認候補として出馬し、自民党現職に敗れた。「原点に返り、市長選は政治生命を懸けて臨む」と語った。

 同市長選には他に2期目を目指す現職の桜田宏氏(62)、前副市長の山本昇氏(51)、元副市長で前市議の蛯名正樹氏(67)が立候補を表明している。

5876チバQ:2022/02/24(木) 20:03:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/3af58d68f74f882ff773e7b3ff30009309911512
山内崇氏、弘前市長選出馬へ 立民県連共同代表、離党・無所属で
2/22(火) 8:22配信

12
コメント12件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
Web東奥
 任期満了に伴う弘前市長選(4月3日告示、同10日投開票)を巡り、立憲民主党県連共同代表の山内崇氏(66)が出馬の意向を固めたことが21日、関係者への取材で分かった。23日にも市内で記者会見し、正式に出馬表明する見通し。

 山内氏は21日の東奥日報の取材に対し、市長選の対応は「近々明確にしたい」と述べるにとどめた。複数の関係者によると、山内氏は既に立民離党の手続きを進めており、市長選には無所属で立候補する方針。

 同市長選には2期目を目指す現職の桜田宏氏(62)、前副市長の山本昇氏(51)、同じく副市長を務めた蛯名正樹氏(67)の3人が立候補を表明し、保守層の支持が割れている。

 非自民系では、県弁護士会元会長の小田切達(さとる)氏(64)が一時立候補を検討したものの、健康上の理由で見送った。

 小田切氏を支援する方針だった立民は不出馬を受け、市長選への別の候補者擁立を模索していた。

 山内氏は弘前市出身。1995年から県議を4期16年務めた。その後、民主党県連幹事長などに就き、これまで衆院選に3度、知事選に1度出馬している。昨年10月の衆院選青森県3区には立民公認候補として出馬し、自民党現職の木村次郎氏(54)に敗れたものの、弘前市内で2万9662票を得た。

5877チバQ:2022/02/25(金) 21:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d285e309e7a4907d7817d4ef3f584ce193a67238
「福島県議選」定数58を維持 23年秋予定、双葉郡選挙区存続へ
2/25(金) 10:58配信


福島民友新聞
 来年秋に予定される次期県議選を巡り、県議会の議員定数等検討委員会は24日、現行の総定数58を維持する方針を決めた。復興は道半ばにあり、各地域の住民の声を反映させて復興を進める必要があるなどとして、全会派一致で決定した。


 総定数の維持で、現在は特例法を適用している双葉郡は選挙区として存続する見通し。今後は、同郡を含む選挙区別の定数や区割り(現行19選挙区)を改定するのかどうかが焦点となる。

 県庁で会議を開いて決めた。検討委は5年に1度の国勢調査に基づき議員定数などを検討している。総定数を巡っては、各会派とも復興途上であることや、東京電力福島第1原発事故に伴う住民避難が続いていることなどを踏まえ、現行定数を維持すべきだとした。

 県議会事務局によると、2020年国勢調査の双葉郡選挙区の人口は1万6484人で、総定数58を維持した場合の議員1人当たり人口(3万1606人)の半数を上回る。このため公職選挙法に基づく隣接市町村との強制合区に当たらず、選挙区として存続できることになる。

 15年の前回調査では、住民避難に伴う人口減で選挙区を維持できず、国の特例法で存続した経緯がある。

 一方、20年国勢調査人口を現行の19選挙区に当てはめて試算すると双葉郡選挙区は現行定数2が0となり、福島市といわき市が1増となる。検討会は今後、区割りや選挙区別定数に関し各会派の意見を集約し、3月17日の次回会議で協議する方針だ。

 佐藤憲保委員長(自民、郡山市、7期)は、特例法で双葉郡の定数を維持してきた経緯や多くの住民が依然避難している状況などを踏まえ「慎重に議論すべきだと思っている」と述べた。

 検討委は6月定例会までに結論をまとめ、渡辺義信議長に答申する。区割りや選挙区別定数の改定には条例改正が必要で、その場合は9月定例会で条例改正する見通し。その後約1年間を県民への周知期間とする。

5878チバQ:2022/02/28(月) 19:24:58
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220227232918.html
131票差、成田氏接戦制す/おいらせ町長選
2022/02/27 23:27東奥日報

131票差、成田氏接戦制す/おいらせ町長選

東奥日報

(東奥日報)

 任期満了に伴うおいらせ町長選は27日投票が行われ、即日開票の結果、現職の成田隆氏(71)=無所属=が6730票を獲得、前職の三村正太郎氏(72)=同=を131票差の僅差で制し、通算3期目の当選を果たした。投票率は64.85%で、過去最低だった前回2018年の66.16%を1.31ポイント下回った。

 両氏の一騎打ちは10年以降4回連続。10年に初当選した成田氏は14年の落選、18年の返り咲きを経て、同町長選では初めての連続当選となった。

 最大の争点は小中学校の給食費無料化継続の是非。昨年12月の町議会で否決され、反対に回った町議の多くが三村氏派だったことから、両陣営の主張が真正面から衝突する選挙戦になった。

 成田氏は給食費無料化は子育て支援策の一環だと訴え、年間約1億1千万円の経費は「基金活用や堅実な財政運営で十分に賄える」と主張。国保おいらせ病院や町役場本庁舎の移転新築など、合併以来の課題の解決にも意欲を示した。町議15人のうち7人と、同町在住の吉田絹恵県議の支援を受け、地盤の旧下田町南部を固めた上で、新興住宅街の同北部にも浸透した。

 三村氏は高校生の医療費無料化や小中入学祝い金創設を打ち出して対抗。旧百石町を地盤に町議7人の支援を受けたが、旧下田町に食い込み切れなかった。

 午後10時10分、同町中下田の成田氏の事務所に当選の報が入ると、支持者から歓声が上がった。成田氏は「前回と同じような接戦だった。相手は強かった」とほっとした表情を浮かべ、「給食費無料化継続や新型コロナ対策を訴えた結果だ。子どもたちの未来のため、持続可能なまちづくりのため、公約を忠実に守り、再び4年間、町発展に尽力する」と決意を述べた。

 一方、三村氏は午後10時半すぎ、同町中野平の事務所で「自分の力不足、不徳の致すところ。町民に政策が浸透せず、厳しい結果になった」と敗戦の弁を述べた。

【開票結果】(選管最終)
当選 6,730 成田  隆 71 無現
   6,599 三村正太郎 72 無前
▽有権者数 20,698 
▽投票率   64.85%
▽投票者数 13,422 
▽有効   13,329 
▽無効     93
医療費
給食

5879チバQ:2022/03/03(木) 22:15:39
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220303083353.html
弘前市長選、4氏の混戦/告示まで1カ月
2022/03/03 08:31東奥日報

 任期満了に伴う弘前市長選は4月3日の告示が1カ月後に迫った。2期目を目指す現職の桜田宏氏(62)、葛西憲之前市長の下で副市長を務めた新人の山本昇氏(51)、同じく前市長時代の副市長で前市議の新人・蛯名正樹氏(67)、立憲民主党県連元共同代表で新人の山内崇氏(66)の4人が立候補を予定。それぞれ固い支援態勢を持ち、政党や経済界を含め支持が入り乱れる混戦の様相を呈している。投開票は同10日。

 2018年に初当選した桜田氏の市政運営の評価や新型コロナウイルス対応などが争点。同市長選が4人での戦いとなれば、相馬しょう一氏が当選した06年の選挙以来16年ぶりとなる。

▼桜田 宏氏
 桜田氏は公務最優先の構えをとりつつ、空いた時間に少人数の会合に出席するなど地道な活動を続けている。2月23日の事務所開きでは、市観光振興部長を辞職して葛西前市長に挑んだ4年前の経緯を踏まえ、新中核病院の整備や家庭系ごみの指定袋導入中止などの成果を強調。「健康都市弘前」を掲げ、子ども医療費無償化の所得制限撤廃も新たに打ち出した。

 自民党の木村次郎衆院議員、市議26人のうち会派・櫻鳴(おうめい)会(7人)の支持を受ける。事務所には周辺自治体首長の必勝祈願の「ため書き」も張り出されている。

▼山本 昇氏
 選挙初挑戦の山本氏は、会員制交流サイト(SNS)や動画も駆使して政策を説く。新型コロナに関する情報発信や除排雪などについて現市政の課題を指摘し、刷新を訴えている。

 葛西前市長をはじめ、企業関係者らの支援を得る。2月26日の事務所開きで葛西氏は「閉塞(へいそく)感が漂う世の中を切り開くには、新しい発想と決断、それを実行する行動力、瞬発力、若い力が必要。この弘前の未来を託そう」と呼び掛けた。事務所内外には弘前高校時代の同級生や福祉関連団体の関係者、子どもを連れた若い世代の姿もあった。

▼蛯名正樹氏
 2月17日に市議を辞職した蛯名氏は街頭演説や企業回り、町会へのあいさつを重ね、浸透を図る。あいさつ回りには自民党市議が同行することも多く、同23日の事務所開きには同党や公明党所属の市議9人が出席。桜田氏を支持する木村衆院議員と対応の違いを見せた。

 市職員労働組合連合会(市労連)は蛯名氏を推薦。出身校・弘前南高校の同窓生らの支援も受ける。元市農林部長の経歴を生かし、農家の支持固めにも注力。蛯名氏は「つながりのある方々から支持の輪が広がっていけば」と話す。

▼山内 崇氏
 山内氏は2月に無所属での出馬を決断、立憲民主党を離党した。一時立候補を検討しながら健康上の理由で見送った弁護士の小田切達(さとる)氏から出馬要請を受け、判断したという。小田切氏は山内氏を支援する政治団体「弘前市に新しい風を起こす会」を結成し、立民、共産、社民各党などに支援を求めていく構え。

 市政界に「保守層の中で3氏による票の奪い合いが激化すればするほど、相対的に山内氏の存在感が高まる」との見方もある中、山内氏の陣営は市OBである他の3氏とは異なる目線をアピールする考えだ。

※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」

5880チバQ:2022/03/07(月) 20:17:40
https://www.fnn.jp/articles/-/327253
奥州市長選挙 新人・倉成淳氏 初当選<岩手県>
岩手めんこいテレビ
地域
2022年3月7日 月曜 午後3:00
任期満了に伴う岩手・奥州市長選挙の投開票が、3月6日行われ、新人の倉成淳氏(65)が、初当選を果たした。

奥州市長選挙は、無所属の新人・倉成淳氏が4万625票を集め、現職の小沢昌記氏を約2万7000票という大差で破り初当選を果たした。
倉成氏は民間企業での経験を市政に生かしていくと語った。

奥州市長選で初当選 倉成淳氏(65)
「我々民間企業では、きっちりとした計画を時間軸を決めて結果を出してきた。この分野ではこういう成果を出すと約束する形で進めていきたい」


https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20220306/6040013608.html
奥州市長選挙 倉成淳氏が初当選
03月06日 23時39分

任期満了にともなう奥州市長選挙の投票が6日に行われ、無所属で新人の倉成淳氏(65)が初めての当選を果たしました。

奥州市長選挙の開票結果です。
倉成淳、無所属・新人。4万625票。
小沢昌記、無所属・現職。1万3760票。
新人の倉成氏が4期目を目指した現職の小沢氏を抑え、初めての当選を果たしました。

倉成氏は奥州市出身の65歳。大手食品メーカーの執行役員などを経て、2019年に奥州市にUターンし、温泉施設を運営する会社で経営企画アドバイザーを務めました。

今回の選挙戦では、▼2006年の合併などにともなって市の財政状況が悪化する中、行政サービスをどう継続させていくかや▼人口減少を食い止めるため産業や雇用をどう創出するか論戦が交わされていました。

当選後、倉成氏は「市民に寄り添い、信頼してもらえるような市政運営を目指します。周産期医療をはじめとした喫緊の課題にスピード感を持って取り組み、財政健全化にも取り組みす」と話していました。

投票率は56.65%で、前回と比べて7.6ポイント下がりました。

5881チバQ:2022/03/07(月) 20:20:14
https://kahoku.news/articles/20220306khn000008.html
岩沼市長選、県議の村上智行氏が出馬を検討
2022年03月06日 18:30

村上 智行氏
 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選(5月29日告示、6月5日投開票)で、県議の村上智行氏(53)=岩沼選挙区=が立候補を検討していることが5日、分かった。

 関係者によると、市内の経済人らが村上氏に立候補を要請する動きがある。村上氏は河北新報社の取材に対し「自分が住んでいる街を少しでも良くしたいという思いが政治を志した原点。支援者らとよく相談したい」と述べた。

 村上氏は岩沼市出身、宮城大大学院修了。市議2期を経て2007年の県議選で初当選し、現在4期目。最大会派の自民党・県民会議に所属し、21年10月末まで会長を1年間務めた。現在は県議会議会運営委員長を務める。

 市長選で立候補を巡る動きが明らかになったのは村上氏が初めて。菊地啓夫市長(69)は開会中の市議会2月定例会一般質問で、3期目に向けて立候補するかどうかを問われ、「しかるべき時期に判断したい」と答弁している。

5882チバQ:2022/03/07(月) 20:24:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea0ec3523d52831b5a26b1a923cc71601565ec9
高橋寛寿氏制す 金ケ崎町長選 高橋文浩氏に270票差【岩手】
3/7(月) 7:09配信

岩手日日新聞社
花束を受け取り、笑顔を見せる高橋寛寿氏(左)=6日午後9時12分、金ケ崎町西根揚場後の事務所

 任期満了に伴う金ケ崎町長選は6日、投開票が行われ、新人の高橋寛寿氏(66)=無所属=が4499票を獲得し、新人の高橋文浩氏(58)=同=に270票差を付けて初当選を果たした。高橋寛寿氏は2回目の挑戦で、「住みやすさ日本一のまちづくり」を掲げて出馬。現職高橋由一氏に敗れた前回(2018年)より386票伸ばして勝利した。高橋文浩氏は初出馬で、現職の後援会からの支援を受けて選挙戦を展開したが、一歩及ばなかった。

5883チバQ:2022/03/08(火) 17:17:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/023e7e0445ebf8aa22eb100b48aeb13886089487
市政刷新へ、新人倉成氏に4万票の期待 岩手・奥州市長選
3/8(火) 15:00配信

3
コメント3件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
初当選を決め、万歳する倉成氏(中央)=6日午後10時10分ごろ、奥州市の事務所

 任期満了に伴う岩手県奥州市長選は6日に投開票が行われ、無所属新人の元会社役員倉成淳氏(65)が、4選を目指した無所属現職の小沢昌記氏(63)に2万6000票余りの差をつけて大勝した。課題が山積する市政の刷新に期待が高まり、党派を超えた支持が集まった。

■事務所開きは「呉越同舟」

 「これほど差が開くとは思わなかった。驚いた」。4万625票対1万3760票。ほぼトリプルスコアの結果に事務所で倉成氏は目を丸くした。

 倉成氏の立候補表明は、告示3週間前の2月6日だった。時間不足も指摘されたが、幅広い支援ではね返した。

 表明当日の事務所開きには、昨年10月の衆院選岩手3区で自民党の藤原崇氏の選対総括責任者を務めた奥州商工会議所の海鋒守・前会頭と、立憲民主党小沢一郎氏の地元系列筆頭格の郷右近浩県議が席を並べた。「呉越同舟だ」と出席者を驚かせた。

 国政選挙で市内を二分する両勢力。それぞれ自主投票としながら、多くの票が倉成氏に流れた。郷右近氏は「小沢昌記氏の3期12年への評価がそれだけ厳しかったということ」と語った。

 過去の市長選は「水沢」対「江刺」の地区対決の構図が多かったが、今回は両候補とも水沢出身。市政の継続か刷新かという明確な対立軸で争われた。

■合併後の市政運営に批判

 2006年の旧5市町村合併後の市政運営を巡り、市民の評価は厳しかった。合併15年に合わせて市が昨年行った市民アンケートでは「少子高齢社会への対応」「行財政基盤強化」など5項目とも「やや」を含め「悪くなった」が「良くなった」を上回った。

 市立医療機関の改革でも小沢氏は昨年、再編方針を出しながら市民の反対を受けて撤回。市営スキー場などの整理も遅れており、課題の先送りが目立った。

 倉成氏支援に回った自民党水沢支部の山下明支部長は「小沢氏が12年頑張ったことは評価してねぎらいたいが、民間出身で語り口も良い倉成氏に未来を託そうという期待感が広がった」と分析する。

 小沢氏は6日夜、「病院問題など迷走した部分もあり、新しい力を望んだということだろう」と敗戦の弁を述べた。

河北新報

5884チバQ:2022/03/08(火) 19:32:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20220308ddlk03010035000c.html
<選挙>奥州市長選 市長に倉成氏 現職・小沢氏に大差、初当選 /岩手
2022/03/08 06:04毎日新聞

 任期満了に伴う奥州市長選の投開票が6日あり、無所属で新人の元食品会社常務、倉成淳氏(65)が、無所属で現職の小沢昌記氏(63)を2万6865票の大差で破り、初当選を果たした。地域医療の確保や人口減少対策、高齢化社会への対応などが争点になった。当日有権者数は9万6725人、投票率は2018年の前回選より7・6ポイント下がり56・65%だった。

 倉成氏は告示1カ月前に出馬を表明し、「行政のスピードが遅い。選択肢を提示し、みんなで議論していくことが必要」と市政の刷新を訴えた。遠隔医療を取り入れたお産のサポートや、市民がデジタル技術を活用し社会問題を解決する「シビックテック」への取り組みなどを公約に掲げ、短期間で支持を浸透させた。

 一方、小沢氏は3期12年の実績を強調し、持続可能な医療体制の構築や行政手続きのデジタル化などに取り組むとしたが、市政の停滞感から支持は低迷した。【日向米華】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 40625 倉成淳 65 無新

  13760 小沢昌記 63 無現

5885チバQ:2022/03/09(水) 16:22:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b7cc0bb72c3dc4b71c032f23c81e7324704c37d
宮城・東松島市議会 副市長の再任否決 市職員「パワハラ」訴え
3/9(水) 8:30配信

8
コメント8件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
宮城県東松島市

 宮城県東松島市議会は8日、元県職員の加藤慶太副市長(63)の再任に同意を求める人事案の採決を行い、反対多数で否決した。県とのパイプ役として評価してきた渥美巌市長は、副市長の任期が満了となる今月末までに再び上程するか検討する。

 起立採決の結果は、賛成7人、反対10人だった。反対した議員の一人は「複数の職員がクビを覚悟して、実名で市長に『パワハラを受けた』と上申書を出すなど不満が高まっていた。職員のやる気の低下は、県との関係よりも問題だ」と理由を述べた。4日に開かれた全員協議会で加藤副市長はパワハラを否定したが、この日の採決では与党会派の一部も反対に回った。

 市関係者によると、加藤副市長は、部課長を激しく叱責(しっせき)して部下職員を萎縮させたり、休日や勤務時間外でも頻繁に個人の携帯電話に連絡したりしていたとされる。副市長は取材に対し「部課長との冗談のようなやりとりが、その部下にパワハラと取られたのかもしれない。反省するべきところがあれば反省する」と釈明した。

 渥美市長は「県政と市政の関係を強固にしてきた片腕の再任に反対する理由が理解できない。一部の職員の話を聞いて判断したのなら問題だ」と述べ、再上程について「反対の理由を精査する。まだ言えない」とした。

 副市長人事は、地方自治法162条に基づき、市長が議会の同意を得て選任する。市長は2月末、議会に再任案を提出していた。

 加藤副市長は、気仙沼副市長や県監査委員事務局理事などを歴任。県東部地方振興事務所長を最後に県を退職し、2018年4月に東松島副市長に就任。産業振興などを担当し、3月末で4年間の任期が切れる。【深津誠】

5886チバQ:2022/03/10(木) 20:21:02
https://www.asahi.com/articles/ASQ326VYFQ32ULUC00T.html
県議感染の自民会派、濃厚接触で全員が議会欠席 日程そのまま 岩手
新型コロナウイルス

大西英正2022年3月3日 8時38分
シェア
ツイート
list
ブックマーク
メール
印刷
写真・図版
この日1人目の質問を終えて自席に戻る県議(手前)。隣の自民会派の席は空席だった=2022年3月2日午後2時31分、盛岡市、大西英正撮影

[PR]
 岩手県議会事務局は2日、自民党会派に所属する60代の県議が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同会派には14人が所属し、この県議と濃厚接触の可能性がある13人全員が2日の本会議を欠席した。13人は同日、濃厚接触者と判断され、3日の常任委員会、4日の本会議採決に出席できないことになった。

 2日午後の一般質問で、いわて県民クラブの質問者は「県政史上まれな状況の中で粛々と質問させて頂きます」と、切り出した。傍聴席から見て左手に集まる自民14人の席は、がらんとしていた。議会事務局の担当者は「これほどの欠席者はおそらく初めて」。

 感染した県議は2月28日まで本会議に出席していた。1日にPCR検査を受け、同日夕に陽性と判明。これを受け、28日に議会庁舎会派控室で同県議と昼食をともにした13人は2日の本会議を欠席し自主的に自宅やホテルで待機した。本会議場や議員会館は消毒済みだという。

 13人は濃厚接触者と判断され、少なくとも5日間の待機が求められる。規定上は半数以上の出席で委員会も本会議も開催可能という。2日夕、会派の代表者が対応を協議し、予定通りの日程で議会を進めることを決めた。

 議会事務局と相談の上で同県議は濃厚接触者(発症日の2日前から感染者と手の届く距離でマスクなどの対策をせずに15分以上の接触があった人など)を特定。ただ、マスクを着用していた本会議場や、喫煙所に関しては濃厚接触者を確認できないとしている。

 二元代表制の一翼を担い、有権者の声を県政に反映させる役割の県議の多くが会議に出席できない事態に、五日市王・県議長は「意見表明できない自民県議の気持ちや県民の代表者ということを考えれば苦渋の判断だが、補正予算案の採決を延期すれば県民生活に多大な支障をきたす」と説明した。(大西英正)

5887チバQ:2022/03/10(木) 20:21:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/17fae8dc9348d83dbc1acc123d9e8374f0b6e450
県議会 自民会派が全員欠席 佐々木茂光県議の感染確認<岩手県>
3/2(水) 20:52配信
2月定例会が開かれている岩手県議会では、自民党会派に所属する佐々木茂光議員の新型コロナウイルスへの感染が、3月1日に確認された。

このため2日は、自民党会派のほかの13人も濃厚接触者にあたる可能性があるとして欠席した。

2日はそのまま一般質問が行われたが、議会事務局では「欠席が続けば会期日程の調整を行う可能性もある」としている。

5888チバQ:2022/03/10(木) 21:27:22
https://www.asahi.com/articles/ASQ386RTJQ38ULUC006.html
市長「大幅譲歩したがゼロ回答」 使用済み核燃料税、異例の展開へ
安田琢典2022年3月9日 8時38分

 使用済み核燃料への独自課税をめざす青森県むつ市は8日、税額を大幅減免するための税条例改正案を市議会に提出した。可決されれば、税の制定に必要な総務相の同意を得るため、年度内にも国との協議に入る見通し。

 市によると、課税対象となるリサイクル燃料貯蔵(RFS)は大幅減免された税額にも同意しておらず、双方が折り合わないまま、国に判断を委ねる異例の展開となりそうだ。

 核燃料税は自治体が独自に定めることができる法定外普通税。宮下宗一郎市長は「(RFSとの)交渉の経緯ならびに市議会特別委員会での審査や調査の内容を踏まえ、税の創設に向けて必要な改正をする」と提案理由を説明した。

 市は一昨年3月、安定的な税収を確保しようと核燃料税条例を制定。使用済み核燃料の受け入れ時に1キロ当たり1万9400円、貯蔵中は1キロ当たり年1300円をそれぞれ課税するとし、RFSの操業開始から5年で計93億7400万円の税収を見込んでいた。

 改正案では、受け入れ時の課税をやめ、貯蔵中の税額を東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県柏崎市と同じ1キロ当たり620円に引き下げている。当初の税額について「過重な負担になる」とRFSが強く反論したことなどから、市は今年1月、RFSに「最終案」として今回の税額を提示。交渉期限を今月7日に定め、RFSは同日午前、市に文書で回答した。

 8日、議会で文書の中身を問われた宮下市長は「ほぼゼロ回答。改正案の提出に何ら躊躇(ちゅうちょ)する要素はなく、議論はおおむね尽くされている」と述べた。また議会後、報道陣の取材に応じ、「大幅に譲歩し、配慮した案すら受け入れてもらえず残念だ」とRFSの姿勢を批判した。

 一方、RFSの広報担当者は「安全協定の協議までには判断、合意できるよう取り組みたい。それまでは時間を頂き、東京電力ホールディングス、日本原電から(使用済み核燃料の)搬入計画が提示されれば、改めて協議したい」としている。(安田琢典)

5889チバQ:2022/03/17(木) 00:29:24
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220316225554.html
階上町議長が交代/「辞職拒否なら審議拒否」
2022/03/16 22:54東奥日報

 階上定例町議会最終日の16日、与党議員の林貢議長(74)が「一身上の都合」を理由に任期途中で議長を辞職した。同日のうちに議長選挙を行い、新議長に野党議員のリーダー格で4期目の百目木和俊氏(71)を選出した。任期は林氏の残任期である2023年4月29日まで。議会事務局によると、同町議会の議長が任期途中に交代するのは1990年以来。

 町議会は自民系の与党議員6人、立民系の野党議員8人の全14人で構成。議長選は単記無記名投票の結果、百目木氏が8票、与党の大江和夫氏(72)が6票だった。

 定例会は2022年度一般会計当初予算案など9件を可決し、閉会した。

 複数の議員によると会期中、野党側が林議長に対して議長不信任案を提出しようとする動きがあった。

 林氏は東奥日報取材に対し、開会前に野党側から、林氏が20年に町内で起こした交通事故の後、車の運転をやめると言っていたのに、今も運転している-との理由で辞職を迫られたと説明。「従わなければ新年度予算案などの議案審議をボイコットすると言われた。町政停滞を防ぐため、辞職するしかなかった」と語った。

 一方、ある野党議員は、議長は多数派から選出するのが通例とした上で、「事前の話し合いでは林氏も辞職を了承していた。運転しないと言ったのだから、筋は通すべき」と強調。審議をボイコットすると迫ったことについては「多少は圧力と受け止められたかもしれないが、そんなつもりはなかった」と釈明した。

 階上町議会は昨年12月の町長選で自民系の荒谷憲輝氏が町長に当選し、与野党が逆転。町長選に出馬した議員の辞職と補選に伴い、現在の構成となった。

5890チバQ:2022/03/17(木) 01:27:29
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASQ3J63FFQ3JTGPB003.html
福岡県大任町議会で6年半ぶりの一般質問 議員の再三の求めに折れ
2022/03/16 20:00朝日新聞

福岡県大任町議会で6年半ぶりの一般質問 議員の再三の求めに折れ

大任町議会が入る町役場。庁舎内の撮影は許可されなかった=2022年3月16日午前9時30分、福岡県大任町、遠山武撮影

(朝日新聞)

 福岡県大任(おおとう)町議会で16日、6年半ぶりに一般質問があった。全国の町村議会で最も長い期間にわたって「一般質問ゼロ」が続いていたが、町長への質問を繰り返し求めた議員の訴えに折れる格好で、「記録」は打ち切られた。

 大任町では2015年6月議会で5年ぶりに質問があり、同9月議会で2議員が質問したのを最後に、本会議での一般質問がなかった。全国町村議会議長会によると、全国調査を集計済みの16〜19年に一般質問がゼロだったのは大任町だけで、町議会は「町長ら幹部が出席する常任委員会が実質の審議の場になっている」と説明する。

 昨年12月定例会で、ネットメディアに掲載された永原譲二町長の言動に関する記事をめぐり、次谷隆澄議員が一般質問を通告。議長は「町長の個人的問題」として許可せず、その後議長が辞任するなど混乱した。次谷議員は今年3月定例会でも同じ質問を通告し、議長が再び不許可としたが、新たに出した質問は許可した。

 16日の一般質問で次谷議員は、工事契約などの情報公開請求をしたのに非開示とされたのは納得できないとして、町長に答弁を求めた。町長は明確に答えず、次谷議員は「正面から答えなかった」と批判しつつ、「議会が町政をチェックする二元代表制に向けた第一歩にはなった」と話した。(遠山武)

5891チバQ:2022/03/20(日) 15:42:08
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20220320084622.html
弘前市長選4氏出馬へ、4月3日の告示迫る
2022/03/20 08:43東奥日報

弘前市長選4氏出馬へ、4月3日の告示迫る

東奥日報

(東奥日報)

 任期満了に伴う弘前市長選は、4月3日の告示が2週間後に迫った。立候補予定者4人の主張は、経歴や政治的スタンスを反映して交錯。2018年の前回市長選の遺恨が尾を引き、確執も表面化している。

 「あの箱(市役所)にいるだけでは見えないものがたくさんある」。前副市長で新人の山本昇氏(51)は、12日の記者会見で自身の経験を踏まえ、こう語った。

 山本氏が副市長だったのは16年4月からの約2年間。市長は葛西憲之氏だった。県職員から市長に転じた葛西氏と、元県職員の山本氏は長く上司と部下の間柄。山本氏が弘前市幹部として働くようになったのも、葛西氏の声掛けがきっかけだった。

 前回市長選で葛西氏は、市観光振興部長を辞職して挑んだ桜田宏氏(62)に敗れた。葛西氏とともに市役所を去った山本氏は現在、障害者を支援するNPO法人の代表を務める。

 選挙は葛西氏がバックアップする。山本氏は葛西氏の後継ではなく「市民派」を前面に出すが、熱心に支援する葛西氏を「前回選挙の遺恨が背景にある」とみる向きは多い。

 早くから出馬が取り沙汰されていた山本氏に対し、新人の蛯名正樹氏(67)の立候補は市政界に驚きを与えた。

 1978年に市役所入りした蛯名氏は、葛西氏に抜てきされ、2012年4月に副市長に就いた。在任期間は一部山本氏と重なる。だが、葛西氏とは次第に距離が生じ、18年3月に副市長を任期途中で辞任。その1年後に市議選に打って出て当選した。

 蛯名氏出馬の背景には、市議会の保守系会派「創和会」や「木揚公明」と、桜田氏との間に生じた溝がある。市提出議案を議会が反対多数で否決した際、桜田氏は「議会の品位に関わる」などと非難した。創和会の一員だった蛯名氏は出馬会見で「現市政には、議会と本気で対話しようという姿勢を感じない。結果的に市民の声が届きにくくなり、市民に有益ではない」と強調した。

 2期目を目指す桜田氏は、新中核病院の整備、新型コロナワクチンの接種加速など4年間の実績を地道に訴える構えだ。

 6日の記者会見では「(前市政は)国の補助金があるから事業をやるという方針。必要性がある事業のために国の補助金を探す私の考えとは、方向性が違った」と4年前は明かさなかった胸の内を語った。市議会一部会派との対立が表面化する一方、「市民に寄り添い、市民と対話を重ねながら、歩幅や心を合わせていく」と、あくまで一般市民との協調を重視する姿勢を示す。

 4人が立候補を予定し、当選ラインが下がるとの予測がある中、唯一市役所出身ではない新人の山内崇氏(66)の陣営は、非自民勢力の結集を目指す。

 県職員を経て県議を4期務め、衆院選に3度、知事選に1度挑戦した自身の経験と反省を踏まえ、「役所の中だけ、議会の中だけにいると、市民の生活が見えなくなる」と話す山内氏。同氏が2月まで県連共同代表を務めた立憲民主党の弘前市支部は、山内氏の自主支援を決めたほか、陣営は共産党にも支援を呼び掛けている。

5892チバQ:2022/03/21(月) 08:11:57
https://kahoku.news/articles/20220320khn000015.html
岩沼市長選、市議会議長の佐藤淳一氏が出馬検討 12年ぶり選挙戦か
2022年3月20日 17:05

佐藤 淳一氏
 任期満了に伴う岩沼市長選(5月29日告示、6月5日投開票)で、市議会議長の佐藤淳一氏(49)が立候補を検討していることが19日、分かった。これにより、市長選は2010年5月以来12年ぶりの選挙戦になることが濃厚となった。

 佐藤氏は河北新報社の取材に対し「現職が勇退を表明した後、仲間の議員や一般の市民から『立候補すべきではないか』との声を頂いており、慎重に検討している」と述べた。

 佐藤氏は岩沼市出身。中大卒。衆院議員秘書を経て、11年12月の市議選で初当選し、現在3期目。最大会派「自民党・政策フォーラム」に所属し、今年1月、議長に選出された。

 市長選を巡っては、現職の菊地啓夫氏(69)が2期目の今期限りで引退する意向を表明。県議の村上智行氏(53)=岩沼選挙区=が立候補を検討している。

 市長選は14年、18年と2回続けて無投票だった。

5893チバQ:2022/04/04(月) 18:59:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5c268b9efbda5c44fc8dddd1ace4523aa43f773
弘前市長選、16年ぶり「四つどもえ」 現職に元副市長2人と立民県連元代表挑む
4/4(月) 6:00配信
河北新報
候補者の訴えに耳を傾ける有権者=3日、弘前市

 3日告示された青森県弘前市長選(10日投開票)は、再選を目指す現職に市政の刷新を掲げる新人3人が挑む構図となった。4候補による市長選は旧弘前市と岩木、相馬の旧2町村の合併に伴う2006年以来16年ぶり。四者入り乱れた混戦がスタートし、各候補は初日から熱い論戦を繰り広げた。

■同時期に副市長務める

 立候補を届け出たのはいずれも無所属で、新人で元副市長の蛯名正樹氏(67)、新人で元副市長の山本昇氏(51)、再選を目指す現職の桜田宏氏(62)、新人で元立憲民主党青森県連共同代表の山内崇氏(66)の4人。

 蛯名、山本両氏は前回の市長選で桜田氏に敗れた葛西憲之前市長の下で、同時期に副市長を務めた。

 蛯名氏は副市長と市議も務めた行政、政治の経験を踏まえ、「弘前の強みであるリンゴ産業などを活性化し、活気あふれる街にする」と訴えた。市職員労組連合会の推薦、市議会議長らの支援を受けて「決める、実行できる市政に変える」と呼びかけた。

 山本氏は青森県職員を経て12年に弘前市に出向。山本氏を副市長に抜てきした葛西前市長は今回、後援会顧問に就いた。山本氏は「もう一度、弘前を動かす」と強調。「一つ一つ課題を解決する」と訴え、市職員OBや若手事業者らの草の根運動で浸透を図る。

■実績アピール

 元市部長の桜田氏は前回、葛西前市長らとの三つどもえの戦いを制して初当選した。

 桜田氏は、新たな中核病院の整備など1期目の実績を踏まえ「健康都市の実現により、地域に活力を生み出す」と主張。聴衆を前に「相手は元副市長と衆院選に出た人。強敵だ」と引き締めた。衆院青森3区の木村次郎氏も駆け付け、連帯感をアピールした。

 山内氏は社民党などの県議を経て11年の知事選で敗れ、14、17、21年の衆院選にも立候補した。

 山内氏は「新しい風を吹かせて地域を変えていく覚悟だ」と語気を強めた。古巣である立民県連の所属議員や市民連合と共に駆け回る選挙戦。「コロナ禍で苦しむ市民の切実な声にもっと耳を傾ける行政にするべきだ」と現市政を批判し、刷新を求めた。

河北新報

5894チバQ:2022/04/12(火) 21:13:06


https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASQ4C6Q43Q4CULUC00M.html
混戦を制し桜田氏が再選 弘前市長選
2022/04/12 09:00朝日新聞デジタル

混戦を制し桜田氏が再選 弘前市長選

再選を決め、支持者から花束を受け取る桜田宏氏=2022年4月10日、青森県弘前市富田2丁目、古庄暢撮影

(朝日新聞デジタル)

 【青森】弘前市長選は10日投開票され、現職の桜田宏氏(62)が再選を果たした。現職と新顔の計4人が立候補して、どの候補者も過半数に達しない混戦になったが、実績を強調し、市政の継続を訴えた桜田氏が制した。当日有権者数は14万1694人で、投票率は53・33%(前回53・40%)だった。(古庄暢、渡部耕平)

 桜田氏は午後10時過ぎ、地元FM局が当選確実の速報を流すと、市中心部の事務所で支持者を前に頭を下げた。「多くの市民の方から支持を得られた。これからも市民の目線と感覚を大切に市政運営に努めたい」と抱負を語った。

 選挙戦では、4月に開業した弘前総合医療センターの整備や、弘前大と連携する次世代医療に向けた研究プロジェクトの実施など4年間の実績をアピール。今後は医療体制の拡充に加え、医療産業の集積による雇用の創出や所得の向上をめざす「健康都市弘前」を実現すると訴えてきた。

 4年前の市長選は、市観光振興部長を辞して臨み、4万4千票余りを獲得。前市長の葛西憲之氏ら2人の候補者を破った。

 今回、弘前市を中心とする青森3区選出の木村次郎衆院議員の支援を全面的に受けたが、いずれも前市長時代に副市長を務め支持層が重なる、福祉団体代表の山本昇氏(51)や前市議の蛯名正樹氏(67)との争いになり、苦戦した。

 投票率は前回並みだったが、得票は約1万6千票少ない、2万8千票余りにとどまった。桜田氏は「他の3人の候補者も知名度のある方ばかり。非常に激しい、厳しい選挙戦だった」と振り返った。

 一夜明けた11日午後、桜田氏は市役所で当選証書を受け取ると、喫緊の課題として、市内で新規感染者数の高止まりが続く新型コロナウイルス対策にさらに力を入れる考えを示した。

 23日から弘前公園でさくらまつりが始まることから、「まずはまつりを安心、安全に開けるよう全力を注ぎたい」と話した。

     ◇

 敗れたほかの3人の候補者も10日夜、それぞれ事務所であいさつした。

 山本昇氏は「いただいたご恩、支援を胸に、これからもできることをやっていきたい」と述べた。

 後援会の顧問に葛西前市長が就任。5児の父で介護が必要な親もいることから、学校給食の無償化や市内初の「発達支援センター」の開設を訴え、若年層への浸透を図ったが、及ばなかった。

 蛯名正樹氏は、市議11人の支援を受け、組織的な選挙戦を展開した。市職員と市議の両方の経験を持つ点を前面に押し出し、中心市街地の活性化や、障害者・定年退職者らと連携した「農福連携」事業で農家の労働力不足解消を訴えた。

 「手応えを感じたが、現職への批判票の受け皿が3人に分散し、思うように得票に結びつかなかった」と分析した。

 元立憲民主党県連共同代表の山内崇氏(66)は支持者らに、「有権者一人ひとりの思いに応えられなかった」と陳謝した。

 昨年10月の衆院青森3区から立候補した際は、弘前市で3万票弱を獲得したが、今回は1万1千票余りにとどまった。山内氏の陣営関係者は「無所属で出たことで、支持層を固めきれなかった」と悔しさをにじませた。

5895チバQ:2022/04/12(火) 21:14:41
https://kahoku.news/articles/20220411khn000032.html
弘前市長に桜田氏再選 「四つどもえ」制す
2022年4月12日 6:00

2期目の当選を確実とし、木村氏(右)とグータッチを交わす桜田氏(左)=10日午後10時30分ごろ、弘前市
 任期満了に伴う弘前市長選は10日投開票があり、無所属現職の桜田宏氏(62)が、いずれも無所属新人の元副市長山本昇氏(51)、元副市長蛯名正樹氏(67)、元立憲民主党青森県連共同代表山内崇氏(66)を破って再選を果たした。

 16年ぶりとなった4人による選挙戦は、現市政の継続か刷新かを争点に激しい論戦が繰り広げられた。桜田氏は「健康都市」の実現を公約に掲げ、新たな中核病院の整備など1期目の実績が評価された。

 新人の3氏は市政に対する批判票を取り込んだが、分散し及ばなかった。

 当日の有権者は14万1694人。投票率は53・33%で、前回2018年を0・07ポイント下回った。

 ◇弘前市長選開票結果
(選管最終)
当  28,676桜田宏 無現
   19,739山本昇 無新
   15,004蛯名正樹 無新
   11,543山内崇 無新

木村氏支援で逃げ切り
 10日に投開票が行われた弘前市長選は、現職の桜田氏が地元選出の衆院議員木村次郎氏(自民)との二人三脚で激戦を制した。その背後では保守層が分裂。桜田氏の得票率は4割にも届かず、2期目の市政運営に課題を残す形となった。

 「木村次郎先生の全面的な支援を頂いたことに深く感謝する」。10日夜、当選を確実とした桜田氏は事務所で深々と頭を下げた。

 木村氏は選挙期間中、桜田氏の隣でマイクを持ち、「圧倒的な勝利で2期目のステージに押し上げてほしい」と呼びかけた。自らの支援者に電話をかけ、陣営スタッフにも戦略を指示するなど積極的に動いた。

 昨年10月の衆院選で受けた「恩」に報いる形だが、力がこもった理由はそれだけではない。「木村派」とされる市議が桜田氏の支援に回らず、保守層が割れた。

 自公などの市議9人は、新人の元副市長蛯名氏を担ぎ上げた。かつて支持した葛西憲之前市長が前回市長選で桜田氏に敗れた経緯があり、桜田氏の支援には抵抗があった。葛西前市長の後継として、先に名乗りを上げた新人の元副市長山本氏にも乗れなかった。

 国会議員や弘前選挙区の県議らは中立の立場を取る中で、木村氏は「『なにくそ』という思いで桜田さんを全面支援する形になった」と振り返る。

 その結果、桜田氏は蛯名氏に1万3000票以上の差を付けた。「(会派を越えた)市議11人が付いても、地元の国会議員1人の方が強かった」。蛯名氏で動いた自民市議の一人はため息交じりでつぶやく。

 一方で、桜田氏の得票率は4割に満たなかった。市政刷新を訴えた新人3人の得票は計約4万6000票。ある市議は「一本化できなかったのは痛かったが、市民に不満が募っている現れだ」と指摘する。

 これに対し、桜田氏は「批判票は市民にさまざまな声があるということ。真摯(しんし)に向き合っていく」。木村氏も「感情的なしこりが残らないよう融和を図りたい」と硬い表情で話した。

5896チバQ:2022/04/12(火) 21:25:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a86d53d99bc9827468a5ed15b993c3fb0ea0185
能代市長選は新人と現職の一騎打ちに 秋田・能代市
4/10(日) 19:15配信

 任期満了に伴う秋田県の能代市長選挙が10日告示され、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が確定した。新人と現職による一騎打ちは、2014年、2018年に続き3回連続。

 能代市長選に立候補したのは、届け出順に、新人で元市議会議員の落合康友氏(34)と、現職で5期目を目指す斉藤滋宣氏(69)のいずれも無所属の2人。

 9日現在の能代市の有権者数は、男2万471人・女2万4224人の合わせて4万4695人。投票は今月17日に行われ即日開票される。

5897チバQ:2022/04/12(火) 21:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/bde5e32aa4480e620d40ac33c9b918ffdc63ffb1
100万円収支報告書未記載巡り鶴岡市長を証人喚問へ 山形県
4/12(火) 20:53配信
山形県鶴岡市の皆川治市長が支援者から受け取った現金100万円を収支報告書に記載していなかった問題の全容解明を目指す市議会の百条委員会が12日に開かれ、今後、皆川市長らを証人喚問することを決めた。

この問題は、鶴岡市の皆川治市長が2017年の市長選の告示日翌日、支援者の男性から寄付として現金100万円を受け取ったものの、選挙運動費用の収支報告書に記載せず、公職選挙法に違反していた疑いがあるもの。
問題の全容解明を目指し設置された市議会の百条委員会は、議員12人で構成され、証人喚問など強い調査権限を持つもので、12日は4回目の開催となった。
委員会では、皆川市長と寄付した支援者ら現金のやり取りに関わった関係者計4人を証人喚問することを決めた。証人喚問は今後、百条委員会の場で行われ、皆川市長からは現金を受け取った状況やこれまでの経過などを聞き取る。

5898チバQ:2022/04/13(水) 20:38:55
https://www.asahi.com/articles/ASQ4C6TLZQ4CUZHB00F.html
政活費の不適切な受給、新たに10件発表 自民党系会派の鶴岡市議
有料会員記事自民

鵜沼照都2022年4月12日 11時37分
 山形県の鶴岡市議5人が政務活動費(政活費)を不適切に受給していたとされる問題で、この5人が所属する自民党系最大会派「新政クラブ」が11日に記者会見を開き、二重取りを含む新たな不適切事案が計10件見つかったと発表した。

 これまでに不適切受給が指摘されている現職議員は、本間新兵衛、本間信一、渋谷耕一、五十嵐一彦、石塚慶の5氏。今回はこのうち、五十嵐氏で1件、本間信氏で3件の二重取りが新たに分かったほか、本間信氏については政活費の手引きに沿わない6件も見つかった。

 この結果、発覚した不適切事…

5899チバQ:2022/04/17(日) 17:49:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbe991c2026b33ca6b214a56a2eb98b45cfe1a47
岩沼市長選、村上智行県議が出馬へ 12年ぶり選挙戦の公算大
4/17(日) 6:00配信

河北新報
岩沼市役所

 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選(5月29日告示、6月5日投開票)で、県議の村上智行氏(53)=岩沼選挙区=が立候補の意思を固めたことが16日、分かった。近く正式に表明する。市長選は2010年5月以来、12年ぶりに選挙戦となる公算が大きくなった。

 村上氏は河北新報社の取材に「新型コロナウイルスや災害から地域を守り、躍動する新時代の岩沼へ、市議や県議の経験を生かしたい」と語った。他に子どもの学力・体力向上や新たな財源確保策などを掲げる。

 村上氏は岩沼市出身、宮城大大学院修了。市議2期を経て07年の県議選で初当選し、現在4期目。最大会派の自民党・県民会議に所属し、県議会議会運営委員長を務める。

 市長選は、2期目の現職菊地啓夫氏(69)が今期限りの引退を表明。市議会議長の佐藤淳一氏(49)が立候補の意思を固めた。14年、18年の市長選は無投票だった。

河北新報

5900チバQ:2022/04/18(月) 14:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/800fc354cb5070ba4f2fd30c90d1ab9377015bbd
「変革」機運の醸成、結実 高畠町長選を振り返って
4/18(月) 11:38配信

山形新聞
当選が決まり選挙事務所で支持者らと万歳をして喜ぶ高梨忠博氏(中央)=高畠町高畠

 17日に投開票が行われた高畠町長選は、新人で元同町助役の高梨忠博氏(73)=高畠=が現職の寒河江信氏(73)=同=を破り、初当選を果たした。変革を求める声が広がり、告示前には現職に肉薄。告示後に勢いがさらに加速し、逆転した。
 高梨氏は政党の推薦を受けない「町民党」を掲げ、町議5人の支援の下、組織に頼らない草の根運動を展開した。デマンドタクシーの公立置賜総合病院への延伸や町長報酬の半減、学校給食の無料化などを訴えた。「変えようたかはた」を合言葉に、「変革」に向けた有権者の機運を醸成、現職に対する批判票を取り込んだ。出馬表明が1月中旬と遅れたが、一気に知名度を高め、告示後も支援町議や安部三十郎元米沢市長ら応援弁士らと共に一貫して変革を強調、勢いを増し、現職の支持基盤を上回る票を得た。

 寒河江氏は町内6地区の後援会支部を中心に組織戦を展開。鈴木憲和衆院議員や町議10人の支援を受け、建設業界も取り込んだが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う選挙活動の自粛などもあり、序盤から動きが停滞した。告示後は、国とのパイプや4期16年の実績をアピールしたが、相手陣営の勢いを止められなかった。

 町民が高梨氏に期待したのは現町政の刷新といえよう。ただし、何をどう変革するのか、選挙戦を通じ、政策面で具体的な差異が明示されたとは言いがたい。町を二分する激しい選挙戦で残った禍根を解消しつつ独自の政策を打ち出し、どう町民の幸せにつなげていくのか。新町長には新たな町づくりに向け、明確で具体的なビジョンを早急に示すことが求められる。

5901チバQ:2022/04/18(月) 16:02:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/26170aa887afce2b5a5bf4490af169e94ec63907
宮城・山元町長選、新人橋元氏が初当選 4選目指した現職破る
4/17(日) 22:02配信

河北新報
当選を決め、万歳をして喜ぶ橋元氏(右)=17日午後9時20分ごろ、宮城県山元町の事務所

 任期満了に伴う宮城県山元町長選は17日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元町議橋元伸一氏(61)が、4選を目指した無所属現職の斎藤俊夫氏(73)=公明推薦=との一騎打ちを制した。

 午後9時過ぎに当選の一報が入ると、事務所に集まった120人超の支持者から歓声が上がった。橋元氏は「一票の重さと責任の重さを痛感している。気を引き締め、町民の声を受け止めて町政に取り組みたい。これからが本当の戦いだと思う」と、緊張した面持ちで抱負を語った。

 選挙戦で橋元氏は町政の刷新を訴えた。「(東日本大震災後の集団移転先となった)新市街地への一極集中から脱却し、過疎化した沿岸部や内陸部の既存集落を含む町全体の豊かな復興に取り組む」とアピールし、広い支持を集めた。

 斎藤氏は3期12年の実績や県との太いパイプを強調。「復興の総仕上げとして、誰もが暮らしやすい『新生山元』の礎を築く」と主張したが、及ばなかった。

 当日有権者は1万371人。投票率は67・73%で、過去最低だった前回(46・04%)を21・69ポイント上回った。

▽山元町長選開票結果(選管最終)

橋元伸一氏 3911 無新(1)

斎藤俊夫氏 3065 無現

■対話路線で公約前進を

 【解説】4選を目指す現職と、2015年と19年の町議選で連続トップ当選した新人の争いとなった山元町長選は、町政転換を呼びかけた新人の橋元伸一氏が現職の斎藤俊夫氏を破った。ハード面の復興事業が完了した後の町政運営は、三つの新市街地と震災前から点在する既存集落の融合的な発展を打ち出した橋元氏に託された。

 JRの駅や公共施設、商店が充実する新市街地と、過疎化が進み公共交通網から外れた沿岸部や内陸部。利便性の格差を感じる町民が増えた実情が、激しい戦いの背景にある。橋元氏は「コンパクトシティーは間違いではない」とした上で「町民バスや予約型乗り合いタクシーの運行を改善し、誰もが安心して暮らせる町にする」などと強調、一定の有権者を取り込んだ。

 町議や町職員との対話不足が度々指摘された斎藤氏は「町政の停滞は許されない」と訴えたが、スポーツ・レクリエーション複合施設の建設構想が高リスクと見なされるなどし、票が流れた。

 同日程の補選当選者を含む町議13人のうち、議長を除く橋元氏の実質支持は6人。議会内の勢力は拮抗(きっこう)し、難しい船出となるのは確実だ。期待を背負った対話路線で公約を前進させられるか、手腕が試される。(亘理支局・橋本智子)

河北新報

5902チバQ:2022/04/18(月) 16:05:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d35c2c50ca23a2505d46877cf257e753ad16f9
高畠町長に高梨氏 現職・寒河江氏破り初当選
4/18(月) 8:14配信

0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
山形新聞
 任期満了に伴う高畠町長選は17日に投票が行われ、即日開票の結果、新人で元同町助役の高梨忠博氏(73)=高畠=が現職の寒河江信氏(73)=同=を1268票差で退け、初当選を果たした。投票率は65.0%で、2006年の前回選を13.91ポイント下回った。

 高梨氏は組織に頼らない「町民党」を掲げ、草の根運動を展開した。「変えようたかはた」をキャッチフレーズに町政の変革を訴えた。デマンドタクシーの公立置賜総合病院への延伸や学校給食の無料化、町長報酬の半減などを掲げ、現町政への批判票を取り込みながら、糠野目や屋代、亀岡の各地区などで支持を広げた。

 寒河江氏は鈴木憲和衆院議員や町議10人のほか、建設業など分厚い布陣で挑んだが、組織が上滑りした。後援会の高齢化もあり、機動力を欠いた。

 当選した高梨氏は高畠の選挙事務所で「今の町政を何とか変えたいとの思いが町民に伝わった。まずはデマンドタクシーの延伸に取り組み、町民のための開かれた町政を実現していきたい」と抱負を語った。

高梨 忠博(たかなし ただひろ)73 無新
(1)行政書士(2)米沢商高(3)町助役、同収入役、同農林課長。当1
((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

◇開票結果(選管最終)
当 高梨忠博 無新 6,704
  寒河江信 無現 5,436

5903チバQ:2022/04/18(月) 16:06:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/89b54fed3304ed6520a0e321d7781661c972e870
町政の変化、若さに託す 西川町長選を振り返って
4/18(月) 11:43配信

0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
山形新聞
支援者に囲まれガッツポーズをする菅野大志氏(中央)=西川町・吉川第四町内会公会堂(撮影時のみマスク外す)

 17日に投開票が行われた西川町長選は、元財務省東北財務局職員の菅野大志氏(43)=吉川=が、元連合山形会長の大泉敏男氏(67)=海味=との新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たした。人口減少と高齢化率45%超などに伴う町の活力低下に危機感を持つ有権者が、菅野氏の若さと町外での経験に期待し、町政に変化を求めた。

 菅野氏は自公両党の支持者と鈴木憲和衆院議員、町議5人に同級生ら町内若手が加わり、厚みのある組織で運動を展開した。出馬表明が3月と出遅れたが、告示まで座談会を約60回と精力的にこなしながら知名度を高め、陣営を勢いづけた。「『すっだい』を実現する町に」をスローガンに町民の意欲を後押しすると訴え、各地の地方創生に携わった経験と人脈から実行力を強調。若者層の多くを固め、地元吉川を核に高齢者層にも浸透した。

 大泉氏は2月に出馬表明し、吉村美栄子知事の支持組織、町議3人を中心に草の根運動で支持拡大を狙った。町内に住み続け地域活動をしてきたとし「地元愛」を掲げた。子育て費用の負担軽減、高齢者に優しい町づくりも訴え、高齢者層への浸透に力を入れたが、全体的に防戦に回り気味だった。

 西川町の人口は2020年国勢調査で5千人を割った。減少を食い止めるのは簡単ではない。町民との対話重視の姿勢は当然として、公約として繰り返した「稼ぐまちづくり」をどう実現するのか。若者世代の職場確保を求める町民の声も大きい。今後の医療体制、農業後継者の確保、除雪支援など現実的な課題も横たわる。菅野氏には選挙期間中、自身が口にした実行力が問われる。

5904チバQ:2022/04/19(火) 20:30:58
https://www.sakigake.jp/news/article/20220417AK0029/
能代市長選、現職の斉藤氏が5選 3087票差で新人破る
会員向け記事 2022年4月17日 掲載 2022年4月17日 更新

 任期満了(22日)に伴う秋田県能代市長選は17日に投開票が行われ、現職の斉藤滋宣氏(69)=無所属=が1万5709票を獲得、新人で元市議会議員の落合康友氏(34)=同=に3087票差をつけ、5選を果たした。

 市内37カ所で投票が行われ、午後8時から市総合体育館で開票。投票率は65・15%で、前回(66・35%)を1・20ポイント下回った。

5905チバQ:2022/04/19(火) 21:01:55
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASQ4K7KNTQ4GULUC00R.html
現職・斉藤氏が5選決める 能代市長選
2022/04/18 11:00朝日新聞デジタル

現職・斉藤氏が5選決める 能代市長選

支持者から花束を受け取り、笑顔を見せる斉藤滋宣氏=2022年4月17日午後9時30分、秋田県能代市河戸川、佐藤仁彦撮影

(朝日新聞デジタル)

 【秋田】現職と新顔の無所属2人で争われた能代市長選は17日投開票され、現職の斉藤滋宣氏(69)が、新顔で前市議の落合康友氏(34)を破り、5選を果たした。当日有権者数は4万4026人。投票率は65・15%(前回66・35%)で、合併後の最低を更新した。

 斉藤氏は、洋上風力発電の推進に向けた基盤整備や、製材大手・中国木材の工場誘致などを実績として挙げながら、市政の継続を訴えた。業界団体や自治会など200以上の団体の推薦を受け、組織的な活動を展開し、支持を広げた。

 次の任期の4年間では、白神ねぎを中心とした戦略作物の出荷額を30億円に増やしたり、民間による高性能な林業機械の導入を支援して林業振興を図ったりすると約束。二酸化炭素を地下に貯蔵して削減につなげる「CCUS」事業を誘致する考えも明らかにした。

 落合氏は、子育てと仕事の両立や持続可能な農業経営の支援を公約に掲げ、立憲民主党県連と連合秋田から支持を得た。自身の若さをアピールし、4期16年続いた現市政の刷新を唱えたが、知名度不足をはね返せなかった。(佐藤仁彦)

5906チバQ:2022/04/28(木) 17:04:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/266209b4ee25a06f3e38e876caf9b31d91608d0a
支援者から相談受けた→渡した公文書は偽物 公明市議が副議長を辞職
4/28(木) 11:03配信

この記事についてツイート
この記事についてシェア
朝日新聞デジタル
 福島県会津若松市議会の樋川誠副議長(57)=公明党、当選4回=が、市の除雪事業をめぐり、市民に偽の公文書を作成し渡したとして、副議長職を辞職した。27日に同市議会で経緯を説明し謝罪したが、議員は当面続ける意向を示した。

 樋川氏は25日、「一身上の都合」として辞職願を清川雅史議長に提出し、許可された。27日には市議会代表者会議に出席し、辞職の理由を説明した。

 今年1月、市から委託を受けた除雪業者が、作業中に支援者の自宅ブロック塀を破損。業者側が一方的に修繕を完了したが、これに納得できない支援者が樋川氏に相談を持ちかけた。

 樋川氏は市道路課とやりとりし、3月下旬、その結果を、同課が樋川氏あてに作成した公文書を装った文書として支援者に渡した。その後、支援者が同課に電話で問い合わせ、文書偽造の疑いが浮上した。樋川氏は当初、文書は市と自身との間の「覚書」とするよう市に求めたが、最終的に文書偽造を認めた。

朝日新聞社

5907チバQ:2022/04/29(金) 09:36:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d974a146a274bb5a00b4b4220d2981a50eb41c7d
岩沼市長選12年ぶり選挙戦へ 告示まで1カ月 市議会議長の佐藤氏が出馬表明
4/29(金) 6:00配信
河北新報
(左から)佐藤淳一氏、村上智行氏

 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選(5月29日告示、6月5日投開票)は告示まで1カ月となった。28日は市議会議長の佐藤淳一氏(49)が無所属で立候補することを正式に表明した。12年ぶりの選挙戦となる見通しで、県議の村上智行氏(53)=岩沼選挙区=との一騎打ちの構図が固まりつつある。

 市内で記者会見した佐藤氏は子育て施策の充実や財政健全化を公約に挙げ「人口が減る中、他自治体より一歩進んだ政策を進める。『子育てだったら岩沼』と選んでもらえるようハード、ソフト両面を充実させたい」と述べた。

 他に企業誘致や排水対策の推進も掲げる。「市民の意見を聞き、何を望むのか敏感に感じ取れる市政にする」と訴えた。

 佐藤氏は衆院議員秘書を経て2011年12月の市議選で初当選し現在3期目。今年1月に議長に就いた。

 市長選を巡っては2期目の現職菊地啓夫氏(69)が今期限りで引退する。立候補表明した2人はともに自民党に所属。事実上の「保守分裂」選挙となる公算が大きく、両陣営は早くも戦闘モードに入っている。

 27日に記者会見した村上氏は市議7年、県議15年の実績から「経験値が強み」と強調。震災復興に携わった経緯も生かすと、力を込める。街頭活動に励み、30日には事務所開きをする。

 佐藤氏は、市議2期目から続ける朝のあいさつ活動や各地の会合などに足を運ぶ。親しみやすさを前面に出し「市民目線」をアピールする。5月8日に事務所を開設する。

河北新報

5908チバQ:2022/05/08(日) 10:39:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3acf2442a40bc1cb02a60d4d0fe5dc2b73485e4
自民分裂ダブル選へ 岩沼市長選の対立構図、県議補選に飛び火
5/8(日) 6:00配信

4
コメント4件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
(左から)村上氏、佐藤氏

 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選(29日告示、6月5日投開票)は告示まで1カ月を切った。元県議の村上智行氏(53)、市議会議長の佐藤淳一氏(49)の自民党籍を持つ2人が立候補を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。対立は同日選となった県議選岩沼選挙区(定数1)の補欠選挙(27日告示)にも飛び火し、両陣営からそれぞれ候補者が出る見込み。「自民分裂ダブル戦」の様相を見せている。

 4月30日、村上氏は市内で事務所を開いた。「同じ思いだった仲間と戦うのはつらいが、皆さんを守り抜く岩沼市政にする」。約400人の出席者を前に、村上氏は深々と頭を下げた。

 村井嘉浩知事も駆け付け「気心が知れていて何でも相談できる」と、県議を4期15年務めた村上氏とのパイプを強調した。

 佐藤氏は28日に立候補を表明した。自民系2会派の市議11人は自身と「中立」を除く8人のうち、若手を含む5人が応援する。

 「応援する市議が若い」と子育て支援などの課題を共有できる利点を強調し、「国政選と違い、市のトップを決める選挙は同じ党からの出馬もあり得る」と対抗心ものぞかせた。

 市長選では2期目の現職菊地啓夫氏(69)が3月に引退の意向を表明。時期を前後して、村上氏と佐藤氏の立候補に向けた動きが表面化した。

 両氏は党県連岩沼市支部でスクラムを組んできた支部長と幹事長の間柄で、同じ市東部の玉浦地区出身。しかし、ある支部関係者は「必ずしも2人の連携は良くなかった」と明かす。

 西村明宏県連会長(衆院3区)らが一本化するよう説得を試みたが、互いに年齢が近く、市長転身への意思も固いため譲らなかったという。両氏は支部に推薦願を提出。支部は4月27日、推薦見送りの意見が出たものの、多数決で村上氏の推薦を決定した。県連も承認するとの見方が強い。

 「一本化したいという思いは誰より強かった。県連が決めれば党人として推薦候補を応援する」。佐藤氏が元秘書でもある西村氏は取材に対し、こう答えた。

 市長選の構図は、村上氏の辞職に伴う県議補選にも波及した。村上氏陣営の菊地忍市議(53)、佐藤氏陣営の佐藤剛太市議(45)がそれぞれ立候補を決意。2人は自民系会派の幹事長と会長で、ともに市西部地区を地盤とする。こちらも、「自民分裂」に陥った。

 市長選と県議補選のダブル選は、自民4人が2人ずつに分かれ、ぶつかり合う構図が強まっている。ベテラン市議はこう懸念する。

 「所属政党が同じで公約に差が出にくく、地縁、血縁、人付き合いが左右する戦いなる。重い禍根が残りかねないだろう」

■「トリプル選」の可能性は?

 同日選となった岩沼市長選と県議選岩沼選挙区の補欠選挙には、現時点で市議3人が立候補の意思を固めている。市選管によると、定数18の市議会の場合、欠員が4人以上になると50日以内に補選が実施される。

 ただ、公選法の規定で市長選告示10日前の5月19日までに、1人でも欠員が生じると「50日以内」ルールに関係なく、市長選と同日程で市議補選が行われる。

 現時点で3人とも19日以前の辞職は明言しておらず「トリプル選」となる可能性は低いとみられる。このまま議員辞職せずに、市長選や県議補選の告示日に立候補を届け出れば、自動失職となる。

 市選管の担当者は「同日選は投票率アップが期待できる。どんな選挙になってもいいように万全の準備をしたい」と話す。

河北新報

5909チバQ:2022/05/16(月) 07:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9ebb1ac6584a239840f7e9f3d16e0d364228389
知事は「出馬確実」、勝ち馬に乗りたい各党・支持団体が主導権争い
5/15(日) 9:00配信
読売新聞オンライン
定例記者会見に臨んだ内堀氏(9日、福島県庁で)

 福島県の内堀雅雄知事(58)の2期目の任期が残り半年を切った。今秋の知事選に向けた態度は明らかにしていないものの、14日には福島市内で政治資金パーティーを予定しており、出馬は確実とみられる。4年前は県議会6月定例会で出馬を表明しており、いつ表明するかが関心事となっている。

 長野市出身の内堀氏は、東大経済学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省。福島県企画調整部長や副知事を経て、2014年の知事選で初当選した。これまでに東日本大震災と原発事故からの復興に加え、台風19号や新型コロナウイルス、昨年2月と今年3月の県沖地震などの対応にあたった。

 前回選では共産党を除く主要政党が内堀氏の支持に回ったこともあり、県議会では「必要な施策を打ち出している」と評価する声が多い。今のところ有力な対抗馬も見当たらないが、内堀氏は9日の定例記者会見で出馬について問われると、「私自身は喫緊の課題に全力を尽くしていきたい」と明言を避けた。

 内堀氏は前回、県議会6月定例会の所信表明で出馬を明らかにした。今回も6月21日開会の定例会がその舞台となる可能性がある。ただ、6月22日に参院選の公示が想定される。県幹部は「わざわざ参院選の直前に表明しないのではないか」と推測する。

 一方、「勝ち馬」に乗ろうとする各党や支持団体の主導権争いは、既に本格化している。

 今年1月に行われた新春交歓会では、連合福島の今野泰会長が「多くの県民が内堀県政の継続による安定を望んでいる。ご英断をお願いしたい」と出馬を促した。自民党県連も、3月の定期大会に内堀氏を招き、「安定した政治を継続する」とする知事選の方針を盛り込んだ決議を承認した。知事は4月の立憲民主党の県連大会にも招かれ、同様の決議がなされた。このほか、各団体も内堀氏へ早期に出馬要請することで、存在感をアピールする。

 内堀氏の任期は11月11日まで。知事選はここ3回、10月下旬に投開票が行われている。知事選には郡山市の会社経営の男性(34)が立候補を表明しているほか、共産党も候補を擁立する方針を決めている。

5910チバQ:2022/05/16(月) 21:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc51eaec5f3cf145e5b6b50043ebb908766e0e4c
青森・今別町長を逮捕…最低制限価格を業者に漏らした容疑
5/16(月) 21:23配信

読売新聞オンライン
今別町の中嶋久彰町長

 青森県今別町が発注した町営住宅の修繕工事で、業者に入札情報を漏らしたとして、県警は16日、町長の中嶋久彰容疑者(66)(今別町今別)を官製談合防止法違反の疑いで逮捕した。また、工事を落札した土木建設会社代表取締役の相内泰博容疑者(71)(今別町浜名)を公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。

 発表によると、中嶋容疑者は昨年12月7日に行われた町営住宅の修繕工事の指名競争入札を巡り、応札価格の下限である最低制限価格を相内容疑者に漏らし、2人で公正な入札を妨害した疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。

5911チバQ:2022/05/18(水) 18:38:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/6256173f575cf53ab8bb7f49dc2b68c733485e9c
県選管担当者も思わず「本当か」 福島・浪江町長選、異例18日間に
5/18(水) 6:00配信

1
コメント1件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
18日間という長期の町長選が行われる福島県浪江町の役場

 任期満了に伴う福島県浪江町長選は、通常の町長選期間の3倍以上となる異例の長期戦になる。町選管が決めた日程は6月22日告示、7月10日投票の18日間。東京電力福島第1原発事故で町外に避難している有権者に配慮した上、6月22日公示が有力視される参院選の日程に合わせた。町選管は「期日前投票が一度で済む」と説明するが、「期間が長過ぎて候補者の負担が大きい」と懸念する声もある。

■原発避難を考慮

 引退を表明した吉田数博町長(75)の任期は8月4日まで。日程的に参院選とのダブル選挙は当然としても、町長選の告示日をずらして長期戦を避ける選択肢もあった。

 町選管は「告示を公示と同じ日にすると、候補者の負担が大変という意見は出たが、避難している有権者の期日前投票を考えれば、同一日程がいいという結論になった」と説明する。

 期日前投票の期間は告示翌日から投票前日。昨年10月の衆院選では、浪江町の投票総数の48・4%が期日前で、県全体の平均(43・0%)を上回った。

 選挙運動期間は公選法で下限だけが決まっている。町村長選は5日間、市長選は7日間、最も長いのは参院選と都道府県知事選の17日間。選管の判断で長くできるが、ほとんどは最短の日程で行われる。

 前回2018年の浪江町長選でも全国に避難している有権者のため、通常の倍の10日間になった。今回は前回のさらに倍近くになり、福島県選管も予想していなかった。担当者は「町選管に『本当か』と確認し、理由も聞いた。異論はないが、18日間は戦後の県内の市町村長選で最長だろう」と明かす。

 参院選の公示日と投票日は正式に決まっていない。公示日が6月22日以外になった場合は「町長選の日程を見直すこともあり得るかもしれない」(県選管)。

 18日間に及ぶ長期戦での候補者の負担について、ある浪江町議は「まるでいじめのようなものだ」と心配する。

河北新報

5912チバQ:2022/05/18(水) 21:58:16
https://kahoku.news/articles/20220518khn000020.html石巻市議選 新人多数の激戦なぜ? 震災11年、新局面後押し
2022年5月18日 10:19

JR石巻駅前で演説し、市民にPRする新人候補

投票を呼びかける推進協のメンバー=石巻市恵み野3丁目
 22日投開票の石巻市議選は、2005年の1市6町合併後では最多の新人16人が名乗りを上げ、定数30に対し立候補者43人がひしめく激戦となった。全国的に地方議員のなり手不足が進み「定数割れ」の事態も出始める中、なぜ多数が出馬したのか。背景を探った。(石巻市議選取材班)

<議会への厳しい目も反映か>

 新人には東日本大震災の復興支援に携わってきた候補者が多い。「震災10年の節目は大きかった。復興後の石巻を希望あるものに変えたいと思い、挑戦を決めた」。震災後に市内に移住した新人男性は出馬の動機をそう語った。

 青少年育成などに関わってきた別の新人男性は「政治レベルでないと動かせない問題に何度もぶつかり、その立場で活動したいと思った」と説明した。

 震災から10年が過ぎ、まちづくりは新たな局面に入った。人口減少で閉塞(へいそく)感が漂う地域には現状打破への期待感も広がる。「それぞれの活動の中で市政や市議会を変えたいと感じた人が多かったのだろう」と新人女性は語った。

 議員のなり手不足が深刻化する中での多数出馬には、現職側にも好意的な反応が多い。中堅の現職は「自分の選挙は厳しさを増すが、地域にとっては良いこと」と受け止める。

 市議会に厳しい視線が向けられた結果との声もある。ある現職男性は告示された15日の第一声で「新人が増えたのは市議会がふがいないからだ。市民の声を届けていない」と断じた。

 昨年4月の市長選を要因に挙げる向きも。12年ぶりの新市長を決める争いは関心を集め、市議選の新人候補の複数が選挙運動に加わった。政治との距離を縮める結果になった一方、関係者には「市議なら自分にもできる、と簡単に考えてしまったのでは」との冷ややかな見方が出ている。

 選挙結果では世代交代の行方が焦点の一つになる。新人の多数出馬は追い風ムードをつくる半面、新人への票が割れ、現職有利に働く可能性もある。新人男性は「ある程度の人数が当選しないと何も変わらない」と歓迎するが、新人女性は「投票率が上がればいいが、票割れの危機感はある」と明かす。

 市議選は地元での知名度や地縁、血縁が大きなウエートを占める。6期目を目指すベテランの現職は「地域活動を何十年も続けてきた。震災後に石巻に来た人たちとは違う。若さだけで世代交代と言う前に、地域への貢献度を見てほしい」と語った。

買い物客に投票呼びかけ
 石巻市明るい選挙推進協議会と市選管は17日、市議選の啓発キャンペーンを恵み野3丁目のヨークベニマル石巻蛇田店とDCMホーマック石巻蛇田店で実施した。

 13人が参加。3カ所に分かれ、買い物客らに「22日に選挙があります」と呼びかけながら投票日などが記されたポケットティッシュ500個を配布した。

 推進協の木村一男会長(78)は「地元の声を反映できる大切な選挙。投票率6割を目指したい。啓発活動をきっかけに家庭でも選挙について話し合い、若者の投票につなげてもらえればうれしい」と話した。

 期日前投票所は石巻市役所や各総合支所などに設置されている。

私の一票
■若者支援充実を 佐藤由佳さん(29)=児童館職員、石巻市東中里3丁目 
 高齢者のような支援を受けない18歳から30代までの若い世代にも就業などの支援が必要だと思う。1人暮らしの若者が地域と関わる場や転入者が子育ての悩みを共有できる環境も充実させてほしい。 
 結婚や出産などライフステージが変わっても安心して暮らせるように、住み続ける決め手になるような支援策を打ち出してほしい。

■日頃の活動注視 小泉栄紀さん(55)=会社役員、石巻市桃生町寺崎 
 市民にとって最も身近な選挙だけに関心はある。投票する上で判断材料にしているのは候補者の公約はもちろん、日頃の諸活動。例えば、現職なら議会で、どのような発言をしたかなどをチェックして一票を投じたい。新型コロナウイルス感染症で地元経済に影響が出始めている。雇用の確保など経済対策に力を注ぐ候補者に期待したい。

5913チバQ:2022/05/19(木) 20:58:02
https://news.goo.ne.jp/article/fukushimatv/region/fukushimatv-13217.html
浪江町長選挙 吉田栄光県議が立候補表明 「培ったものを活かし、地域復興の力に」 〈福島県浪江町〉
2022/05/19 19:20福テレNEWS


任期満了に伴う福島県浪江町長選挙に、県議会議員の吉田栄光さんが立候補を表明した。

吉田さんは浪江町出身の58歳。2006年に県議会議員に初当選し、現在は5期目。
自民党県連の幹事長や、県議会議長などを歴任し、2021年10月からは自民党県議会議員会長を務めている。

吉田栄光県議:「自分のいままで培ってきたものを活かして、町政に反映して、この地域の復興の力の1つとなればと思っています」

浪江町長選挙をめぐっては、現職の吉田数博さんが「体調の不良」を理由に今期限りでの引退を表明している。

浪江町長選は6月22日に告示、7月10日に投開票される。

5914チバQ:2022/05/22(日) 20:11:29
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20220522khn000010.html
岩沼市長選告示まで1週間 新人3氏の争い濃厚
2022/05/22 11:44河北新報

岩沼市長選告示まで1週間 新人3氏の争い濃厚

(左から)村上智行氏、佐藤淳一氏、加藤博子氏

(河北新報)

 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選(6月5日投開票)は29日の告示まで1週間となった。いずれも無所属新人で、元県議の村上智行氏(53)=自民・公明推薦=、市議会議長の佐藤淳一氏(49)、市民団体代表の加藤博子氏(72)が立候補を予定し、三つどもえの戦いになる公算が大きい。
 村上氏は県議4期目途中で辞職し、4月27日に出馬表明した。市議7年、県議15年の実績を強調。コロナ下の経済再興、小学校給食費の段階的無償化などを公約に「市民の暮らしと子どもの希望を守る」と訴える。
 佐藤氏は4月28日に立候補を表明した。子育ての充実や企業誘致の推進を重点施策に掲げ「市民目線で声に耳を傾ける市政にしたい」と主張する。市政運営では財政の無駄削減や体質改善が必要と指摘する。
 加藤氏は自民党員2人の前哨戦に割って入り「市民に多様な選択肢を確保したい」と今月24日に正式に出馬表明する。女性が政治参加しにくい現状に一石を投じるため、多く費用をかけない選挙戦を目指す。
 各陣営は27日告示される同日選の県議選岩沼選挙区(定数1)補欠選挙にも立候補予定者がおり、連動して戦う。3月1日現在の有権者は3万6520人。

5915チバQ:2022/05/28(土) 21:27:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/668a630b50170aa0b4560265dc557113bdf8ec2a
双葉郡の定数「2」維持へ 福島県議選、各会派が最終調整
5/28(土) 11:27配信
福島民友新聞
 来秋予定の次期福島県議選を巡り、県議会各会派は選挙区別の定数を現行のまま維持する方向で最終調整に入った。焦点だった双葉郡選挙区も定数2が維持される見通し。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興途上で多くの住民が避難を続けている状況を踏まえ、今後帰還を望む人ら住民の声を福島県復興に反映させるには現行の枠組みの継続が必要と判断した。

 議員定数は5年に1度の国勢調査人口を基に検討する。県議会の議員定数等検討委員会はこれまで、現行の総定数58と19選挙区を維持する方針を決定している。

 これに2020年国勢調査人口を当てはめて単純計算すると、双葉郡選挙区は現行定数2が0となり、福島市といわき市が1増となる。両市の増分2を配分して双葉郡の定数を維持する場合、県内選挙区内の「1票の格差」は最大5.19倍となる。

 ただ、県議会では双葉郡の現状を考慮すべきとの意見が大半を占める。自民、県民連合、共産、公明の全会派は30日に開く検討委で、選挙区別定数の現行維持が妥当とする意見を提案する方針を固めている。

 検討委は6月定例会までに結論をまとめ、渡辺義信議長に答申する。

5916チバQ:2022/06/05(日) 10:47:36
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20220530/6080016187.html
むつ市長選告示 現職の宮下宗一郎氏が無投票で3回目の当選
05月30日 09時53分

任期満了に伴うむつ市の市長選挙が29日、告示され、現職の宮下宗一郎氏の3回目の当選が無投票で決まりました。

むつ市の市長選挙は、無所属で自民党と公明党が推薦する現職の宮下宗一郎氏のほかに、立候補の届け出がなく、宮下氏の3回目の当選が無投票で決まりました。

むつ市の市長選挙が無投票となるのは2回連続です。

宮下氏はむつ市出身の43歳。

前の市長だった父親の死去に伴って国土交通省を退職し、8年前の選挙で初当選を果たしました。

むつ市の人口はおよそ5万4000。

おととしまでの5年間で4300余り減っていて、人口減少や少子高齢化にどう歯止めをかけるかが課題になっています。

また、市内にある「アツギ東北」のストッキング工場が閉鎖されることになっていて、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける地域の経済や雇用をどう維持していくかも課題です。

宮下氏は、市内に住む18歳以下のすべての子どもの医療費を来年度から無料にして子育て世帯を支援することや、企業誘致や若者の創業を支援していくことで雇用を維持していくなどと訴えていました。

宮下氏は「あすから、また市長として市の職員などといっしょにむつ市政を前に進める仕事にとりかかります。公約をできるかぎり早く実現し先へとむつ市を進めていきたいです」と抱負を述べました。

5917チバQ:2022/06/06(月) 09:23:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0f766b87e4537d4835c0704bb8ce8c6bc81d6cf
宮城県議補選岩沼選挙区 佐藤剛太氏が初当選 2新人破る
6/6(月) 6:00配信
河北新報
 議員の辞職に伴う宮城県議選岩沼選挙区(定数1)の補欠選挙は5日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元岩沼市議佐藤剛太氏(45)が、いずれも無所属新人の元市議菊地忍氏(53)=自民推薦=、元市議植田美枝子氏(64)を破り、初当選した。

 岩沼市中央2丁目の事務所に当選確実の一報が届くと、支持者約100人が歓声を上げた。自民の分裂選挙という中、市民目線を訴えて勝利した佐藤氏は「市と県、国との連携を深め、市民と共に新しい岩沼の未来をつくる」と語った。

 菊地氏は市長選に立った元自民党県議から後継に指名され「県とのパイプ役を担う」と強調したが、及ばなかった。「結果を真摯に受け止めたい。力不足で申し訳ない」と頭を下げた。

 植田氏は岩沼で初めての女性県議誕生を目指したが、広がりに欠いた。「自民の票を崩すことは難しかった」と語った。

 当日有権者は3万5765人。投票率は52・66%で、2019年10月の県議選岩沼選挙区の38・81%を13・85ポイント上回った。

河北新報

5918チバQ:2022/06/06(月) 18:23:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/81fc5d29a23e8a1f4b6bea05054fee86554e0201
宮城・岩沼市長に佐藤淳一氏初当選 3新人の争い制す
6/6(月) 6:00配信


2
コメント2件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
当選が確実になり、万歳する佐藤氏(中央)=5日午後11時55分ごろ、岩沼市の事務所

 任期満了に伴う宮城県岩沼市長選は5日投票があり、即日開票の結果、無所属新人の前市議会議長佐藤淳一氏(49)が、ともに無所属新人の元宮城県議村上智行氏(53)=自民・公明推薦=、市民団体代表加藤博子氏(72)を破り、初当選した。

 岩沼市桜の事務所に当選確実の知らせが入ると、佐藤氏は支持者を前に「皆さんの支援のおかげ。組織に頼らず市民の力を示すことができた。新しい岩沼に変えたい」と決意を語った。

 選挙戦では若さと行動力を前面に、企業誘致の推進や第2子以降の保育料無料化などを訴えた。公約には行財政運営の改革とともに市長給料の30%カットなども掲げ、支持を広げた。

 市議15人のうち党派を超えた6人が支援を呼びかけ、市全域から幅広い支持を取り付けた。

 村上氏は県議15年の経験や組織力を武器に、災害対策の強化や小学校給食費の段階的無償化を掲げたが、及ばなかった。加藤氏は広がりに欠けた。

 当日の有権者は3万5757人。投票率は52・66%で、選挙戦となった2010年(51・43%)を1・23ポイント上回った。

■「市民目線」民意つかむ 「変化」実現へ交渉力が鍵

 5日に投開票された岩沼市長選は前市議会議長佐藤淳一氏(49)が、元県議村上智行氏(53)=自民・公明推薦=、市民団体代表加藤博子氏(72)との無所属新人3人による激戦を制し、初当選した。12年ぶりの選挙戦はポスト復興の地域づくりが争点だったが、自民の分裂選挙で政策が明確な対立軸にならず、市政運営の「変化」を訴えた佐藤氏が民意を引き寄せた。

 佐藤氏は同日選の県議補選岩沼選挙区にも同じ40代の候補者を立てて連動して戦い「若い力で岩沼を変える」と強調した。自民が村上氏に推薦を出したため、組織対個人の構図を印象づけ、「市民目線」を強調して幅広い支持を集めた。

 公約は企業誘致や子育て教育支援のほか「特定の個人や団体への忖度(そんたく)を撤廃する」と、しがらみのない行政運営も掲げた。ただ、現状の何が問題なのかが分かりづらく、政策の独自性が支持されたとは言い難い。

 村井嘉浩知事とのパイプを強調した村上氏との差は1259票だった。新型コロナウイルス禍で地域が疲弊する中、ポスト復興の市政に安定を望む民意が一定数あることも示された。

 保守系を二分する戦いで地域に感情的なしこりは避けられない。就任後は公約の具体化だけでなく、多様な民意を受け止め融和を図れるかどうかも問われる。

 仙台圏の定住先として、2008年1月の4万4470をピークに横ばいが続いた市人口は、17年から微減傾向にある。仙台空港を生かす地域づくりや災害対策は国や県の援助が必要。佐藤氏の交渉力、的を射た変化を生み出す実行力が試される。

5919チバQ:2022/06/06(月) 18:23:55
(解説=岩沼支局・高橋鉄男)

■まちづくり、先進的に

 激戦を制して初当選を果たした佐藤淳一さん(49)は5日夜、岩沼市桜の事務所に姿を見せ、集まった支持者に「先進的なまちづくりを進めたい。公約実現にはきっちり取り組むので、厳しい目で見てほしい」と語り、充実感に満ちた表情を見せた。支援に回った超党派の市議や国会議員らも駆け付け、祝福を受けた。

 村上智行さん(53)の事務所は惜敗の知らせに支持者が静まり返った。村上さんは「不徳の致すところで、申し訳ない」と頭を下げた。県議15年の経験と県とのパイプを生かせず「今後のことはいろいろと考えたい」と言葉少なく語った。

 告示の10日前に立候補を決めた加藤博子さん(72)は「短期間だが、精いっぱい戦った」と強調。自民党籍を持つ2人の戦いに割って入り、多様な民意の受け皿を狙った。「民主主義のありようは示すことはできた」と気丈に振り返った。

■企業誘致と教育に注力

 12年ぶりに市政トップの顔が変わる戦いは自民分裂選挙に。周囲から「県議の後継にならないか」と何度も説得された。党が相手候補に推薦を出す厳しい戦いとなったが「市長は市民が決める」と決意は揺るがなかった。「若い人に住んでもらうため、若い力で市政を変えたい」。衆院議員秘書や市議会議長の経験をフルに生かすつもりだ。

 企業誘致とともに子育て支援を公約に据え、第2子以降の保育料無料化などを掲げた。「仙台に比べ岩沼は教育関連予算の割合が低い。もっと突き抜けた支援ができる」とみる。

 西村明宏衆院議員(宮城3区)の秘書を務めて5年目、東日本大震災で自宅が大規模半壊した。混乱の中で「一部の人だけを優遇せずに、市全体に力を発揮できる政治家が必要だ」と市議への思いが固まった。

 2期目から平日朝のつじ立ちを欠かさない。活動報告書は30号を数え、自ら約2万部を配る。「ラーメン激戦区」の岩沼で食べ歩くのが趣味。岩沼市下野郷の自宅で両親と3人暮らし。

[さとう・じゅんいち]1972年11月10日生まれ。岩沼市出身。中大卒。衆院議員秘書を経て2011年市議選で初当選し、連続3期。22年1月から5月27日まで議長を務めた。

河北新報

5920チバQ:2022/06/06(月) 18:26:26
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20220606/6000019549.html
岩沼市長選挙 佐藤淳一氏が初当選
06月06日 00時50分

新人3人の争いになった岩沼市長選挙は、5日投票が行われ、無所属の新人で元岩沼市議会議長の佐藤淳一氏が初めての当選を果たしました。

岩沼市長選挙の開票結果です。
佐藤淳一、無所属・新、当選。9389票。
村上智行、無所属・新。8130票。
加藤博子、無所属・新。1147票。
元岩沼市議会議長の佐藤氏が、自民党と公明党宮城県本部が推薦した村上氏などを抑えて初めての当選を果たしました。
佐藤氏は岩沼市出身の49歳。衆議院議員の秘書を経て、平成23年の岩沼市議会議員選挙で初当選し、ことし1月から議長を務めていました。
選挙戦で佐藤氏は仙台空港など交通の利便性を生かした積極的な企業誘致や、市長報酬の30%カットをはじめとする財政の健全化を目指すことなどを訴えました。
佐藤氏は「組織に頼ることなく1人1人の力で押し上げていただいた。仙南で一番のまち、そして県内ナンバーワン、日本中から視察が訪れるような先進的な政策にも取り組んでいきたい」と述べました。
投票率は52.66%で選挙戦になった12年前の選挙と比べて1.23ポイント高くなりました。

5921チバQ:2022/06/07(火) 07:43:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/保守分裂の岩沼市長選 自民、元県議落選に落胆 推薦が裏目か
6/7(火) 6:00配信


1
コメント1件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
落選が決まり、支持者に頭を下げる村上氏=5日午後11時30分、岩沼市の事務所

 5日に投開票が行われた宮城県岩沼市長選で、自民党県連が推薦した元県議村上智行氏(53)が落選し、自民関係者に6日、落胆が広がった。期待を取り込んだ相手候補の新鮮味、組織に頼った選挙戦など敗因に言及する声も上がった。

 一夜明け、村上氏が5月まで所属した県議会最大会派「自民党・県民会議」のベテラン議員は「惨敗だ」と言葉少なだった。当選した元岩沼市議会議長の佐藤淳一氏(49)に1000票以上差を付けられ「立ち直れるだろうか」と今後の去就をおもんぱかった。

 村上氏と佐藤氏は共に党籍を持ち、保守分裂の選挙戦に突入。推薦を得られなかった佐藤氏は「しがらみのなさ」を訴え、支持を広げた。別の党県議は「自民の推薦が相手に力を与えてしまったかもしれない」と悔やんだ。

 村上氏の陣営は同僚県議や県内首長の支援に加え、公明党県本部の推薦も得て組織戦を展開。結果的に組織対個人の構図が浮かび上がった。党中堅県議は「終盤になって、佐藤陣営の注目度の高さに危機感を覚えた。村上陣営の活動量を増やすよう選対関係者に助言した」と明かした。

■村井知事「心配していた結果になった」

 村上氏の応援に3度も入った村井嘉浩知事は6日の定例記者会見で「非常に厳しい選挙になると思っていた」と振り返り「油断しないようにと話していたが、心配していた結果になってしまった」と語った。

 県内の35市町村長のうち党県議出身は7人。村井知事は「選挙を経験していれば有利に働くのは当然だと思うが、県議だから選挙が簡単に通るということではない」と述べた。

 22日公示が有力な参院選への影響については「政党対決ではなかった。当選した佐藤氏も自民以外から推薦を受けたわけではない」と否定的な見方を示した。

河北新報

5922チバQ:2022/06/13(月) 23:25:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4e821029dd3b62b9158bf236a11a1c854bf39d
保守系無所属の現新一騎打ち 五所川原市長選挙 支持訴える (青森県)
6/13(月) 17:56配信
任期満了に伴う青森県五所川原市長選挙が12日告示されました。立候補したのは届け出順に新人で水産卸売会社社長の川村拓也(かわむら・たくや)氏55歳と現職で2期目を目指す佐々木孝昌(ささき・たかまさ)氏68歳です。ともに保守系で無所属の現職と新人による一騎打ちとなっています。

新人の川村拓也氏は、ごみ回収の頻度やスケジュールの見直し、医療費の高校卒業までの無償化などを公約に掲げた上で市民と一緒に作り上げる市政運営を打ち出して支持を訴えています。
※五所川原市長選に立候補した新人 川村拓也氏
「いわゆるトップダウン方式ではない独善的ではない方式に市民のみなさまと一緒になりながらこの五所川原の将来のまちづくりをやってまいりたい」

一方、現職の佐々木孝昌氏は、除排雪の見直しや中学生までの医療費完全無償化などを公約に掲げています。その上でこれまでの任期4年の実績と課題に対してスピード感のある対応を継続していくと強調しています。
※五所川原市長選挙に立候補した現職 佐々木孝昌氏
「今やらなければならないことを今やる。いま取り組まなければならない価値のあるものは、絶対的に今取り組む。これこそが政治の判断なんです」

五所川原市の選挙人名簿登録者数は、6月11日現在4万6069人で、投票は6月19日に行なわれ、即日開票されます。

青森テレビ

5923チバQ:2022/06/13(月) 23:25:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/46e767604d8c17f62ce3da3b4b978e6477d85074
六ヶ所村長選挙は現職・戸田氏が当選 核燃サイクル事業「自治体として責任持つ」
6/13(月) 11:46配信

任期満了に伴う青森県六ヶ所(ろっかしょ)村長選挙は、現職の戸田衛氏が3回目の当選を果たしました。

六ヶ所村長選挙は12日投開票が行われ、現職の戸田衛氏が4773票を獲得し、新人の山田清彦氏に大差をつけ3期目の当選を果たしました。戸田氏は核燃料サイクル事業の推進や防災対策の強化、それに新型コロナの感染対策強化と経済再生などを公約に掲げ広く支持を集めました。

※六ヶ所村長選挙で当選した戸田衛 氏
「サイクル事業に対しては、やはり村民の安心安全、これはやっぱり自治体として責任を持ってこれから対応すべきだと思っています」

投票率は60.05%で前回4年前の選挙を2.23ポイント下回りました。3期目となる戸田さんの任期は7月7日から4年間です。

青森テレビ

5924チバQ:2022/06/14(火) 00:09:53
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20220528-706867.php
浪江町長選出馬で吉田県議が辞職
2022年05月28日  
 任期満了に伴い6月22日告示、7月10日投開票で行われる浪江町長選に立候補を表明している元県議会議長で自民党県議会議員会長の吉田栄光氏(58)=5期=が27日、県議を辞職した。渡辺義信議長に議員辞職願を提出し、受理された。


 吉田氏は自民党会派の議員会議で「廃炉を含めた本県復興は長きにわたる。議員の職を辞して古里に戻り、現場の責任者として子どもたちの将来を守るため挑みたい」と述べた。

 県選管によると、定数2の双葉郡選挙区は欠員1となり、同じく欠員1の郡山市選挙区とともに、今秋の知事選と同日投開票で補選が行われる。

 県議会構成は自民党29、県民連合18、共産党5、公明党4となった。

 自民議員会長に佐藤氏

 自民党県議会議員会は27日、県庁で議員総会を開き、吉田栄光議員会長の辞職に伴い、議員会長に現相談役の佐藤憲保氏(68)=郡山市、7期=を選任した。佐藤氏は相談役に青木稔氏(76)=いわき市、9期=を推薦し、承認された。就任はいずれも同日付。

5925チバQ:2022/06/14(火) 17:47:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fae40d23842639820d53995d55d8849fd86dde5
県議会の選挙区 16から14へ 3つの1人区を解消/岩手
6/14(火) 16:01配信

IBC岩手放送

 岩手県議会の選挙区の一部が再編され、来年9月の任期満了に伴う選挙から適用される見込みとなりました。

 再編案は13日に開かれた岩手県議会の検討会議で決まりました。現在16の選挙区がある県議会は3つの1人区を解消して14に再編されます。
 このうち九戸選挙区は、洋野町を久慈に、軽米町と九戸村を二戸選挙区に編入することで久慈選挙区と二戸選挙区はそれぞれ定数2が維持されます。現在の九戸、久慈、二戸選挙区で合わせて5ある定数は1減の4となります。
 また大船渡選挙区と陸前高田選挙区の2つを統合し、定数を2とします。さらに盛岡の定数を1増やして11にします。
 この結果、全体の定数48はこれまで通りで、1人区は遠野選挙区だけとなります。必要な手続きを経て6月21日招集の6月定例会に関係する条例の改正案が提案される予定です。

5926チバQ:2022/06/14(火) 19:47:39
https://www.yamagata-np.jp/news/202206/14/kj_2022061400362.php
19人「鶴岡市長からパワハラ」 市職員労組の調査「見聞きした」70人
2022/6/14 09:23

鶴岡市役所(資料写真)
 鶴岡市議会の百条委員会が調査している皆川治市長の職員への対応に絡み、市職員労働組合のアンケートに19人が、市長からパワハラが疑われる行為を受けたと答えたことが13日、分かった。見聞きしたとの回答も70人から寄せられ、計89件に上った。百条委の要請で同職労は議会側に結果を提出しており、今後協議される見通し。

 対象は幹部を含む正職員975人。おおむね5年以内の状況について、用紙かウェブで回答を求めた。3月24日〜4月8日に271件の回答があった。

 「誰から受けたか」の問いに「市長」と回答したのは19人。行為の内容(複数回答可)は▽威圧的言動12件▽暴言や侮辱、人格攻撃10件▽過大・過小・理不尽な要求9件▽私事・プライベートへの干渉1件▽その他2件―だった。

 厚生労働省のパワハラの定義を示した上で、受けた行為の印象も尋ねた。「パワハラに相当する」としたのは11人。3人が「業務上の指示・注意としては行き過ぎた行為」、4人が「業務上の範囲・目的を逸脱した行為」と答えた。

 こうした行為を「見た」「見た・聞いた」「聞いた」と答えたのは70人。威圧的言動(60件)が最も多く、見聞きした一連の行為を55人が「パワハラに相当する」とした。

 百条委が設置された今年1月の市議会臨時会を踏まえ、実態を調べた。具体的な記述回答もあり、同職労は「実効性ある対策を市に求める」としている。

 アンケートについて、この日の市議会本会議の一般質問で工藤博議員(市民フォーラム)がただした。皆川市長は「ハラスメントのない明るく働きやすい職場づくりに向けて、対応の優先度を上げ、職労とも連携し、私を含む関係者の意識向上、職場環境の改善に取り組む」と答えた。工藤議員は「苦痛を感じている職員がいるのは明らかで、具体的対策を講じる必要がある」と指摘した。

5927チバQ:2022/06/17(金) 06:46:23
967 チバQ 2022/06/15(水) 23:05:37
https://www.sankei.com/article/20220611-OIXNAUSB2JMXTNFQKFTZXHS7GA/
岩手発 参院選でどう動くか小沢王国の有権者 3月の奥州市長選で現職大敗
2022/6/11 08:00
3月初め、4選を目指す現職に新人がほぼ3倍の得票で圧勝した岩手県奥州市長選に注目が集まった。奥州市が立憲民主党の小沢一郎氏(80)のお膝元であり、小沢氏が選挙区で初めて敗北を喫した昨年10月の衆院選後に初めて行われた市長選だったからだ。現職大敗の影には、これまでとは違った有権者の動きがあったとみられる。夏の参院選では果たしてどう動くのか注目される。

〝呉越同舟〟話題に
奥州市長選(3月6日投開票)はいずれも無所属で、元飲料メーカー役員で新人の倉成淳氏(65)と4選を目指す現職の小沢昌記氏(63)が激突した。得票数は倉成氏の4万625票に対して小沢昌記氏は1万3760票と伸び悩み、2万6865票もの大差がついた。


奥州市は、水沢市、江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村の5市町村が合併して平成18年に誕生した。地縁、血縁の濃い土地柄で、市長選は合併前の各自治体を代表する候補の対決が続いた。このため小沢一郎後援会は特定候補を表立って支援することはなかった。特定候補を支援してしこりが残れば、国政選挙にも影響しかねないからだった。

ところが、今回は様子が少し違った。告示まで3週間に迫った2月6日、倉成氏の後援会事務所開きに小沢一郎氏の側近、地元選出の郷右近浩県議が出席したのだ。昨年10月の衆院選岩手3区で小沢一郎氏に初勝利した自民党の藤原崇氏(38)の選対総括責任者で奥州商工会議所前会頭の海鋒(かいほこ)守氏も同席。地元紙で〝呉越同舟〟と紹介され話題になった。


地滑り的勝利
今回の市長選、市立医療施設集約を柱とする「市立病院・診療所改革プラン案」で不評を買った現職の小沢昌記氏には、批判的な空気が流れていた。小沢一郎後援会は従来通りのスタンスで市長選に臨んだが、〝呉越同舟〟報道が小沢一郎支持者に倉成氏投票へのゴーサインに映ったとしても不思議はない。

新人の倉成氏は3年前にUターンしたばかり。知名度は現職の小沢昌記氏が圧倒的に上だった。倉成氏は「政党色を出したくない」と議員にも極力会おうとはしなかったという。それが、当選した倉成氏本人も「これほど差が開くとは思わなかった」と驚く圧勝。地滑り的な勝利だった。


倉成陣営の選対関係者は「(一騎打ちになった)今回は勝てる選挙だった。3人立候補した前回の負けた2人の票の合計が小沢(昌記)さんの票を上回っていた。(加えて)経済界を中心に4年前に現職を応援した人の多くが、今回は倉成陣営に移ってきたから」と明かす。

後援会存在薄く
岩手県政界は小沢一郎氏を盟主とする小沢王国が四半世紀以上も続いてきた。しかし昨年10月の衆院選では、小沢一郎氏が初めて選挙区で敗北、比例東北ブロックで復活当選したものの、高齢化が進む後援会の弱体化は隠しようがなかった。市長選では表立って動かないとはいえ、今回の市長選では特に後援会の存在感が希薄だった。


衆院岩手3区の小沢氏の敗北は自民党を勢いづかせている。今夏の参院選では岩手選挙区(改選数1)に弁護士の広瀬めぐみ氏(55)を擁立し、30年ぶりの議席奪還に攻勢をかけている。迎え撃つのは小沢氏の元秘書で再選を目指す木戸口英司氏(58)。今回は達増拓也知事の後援会が野党共闘の受け皿となり前面に出て戦うことになる。果たして小沢王国はどうなるのか、注目の選挙となる。



【小沢一郎氏】 昭和17年5月、東京生まれ。急逝した父、佐重喜氏の後継として44年の衆院選で旧岩手2区から出馬、27歳の若さで初当選した。比例復活も含め18回連続当選は現役最多。自民党時代には自治相兼国家公安委員長、内閣官房副長官、党幹事長を歴任、野に下り新生党代表幹事、新進党党首、民主党代表、自由党代表などを歴任、2度の政権交代を実現した。岩手県選出の国会議員の多くを自派で占め、小沢王国と呼ばれてきた。民主党が政権を奪取した平成21年の衆院選では県内4選挙区で自派が勝利、参院選は平成13年以降無敗だ。

5928チバQ:2022/06/20(月) 18:19:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/924656c2d448b515dfeae034f352de5f4b1d3d33
岩手県庁建て替え論浮上 築57年で老朽化、達増知事が意欲
6/20(月) 6:00配信
河北新報
築57年となり、建て替え論議が浮上している岩手県庁

 築57年となった岩手県庁(盛岡市内丸)の建て替え論議がにわかに浮上してきた。達増拓也知事が本年度中にも建て替え準備に着手する方針を示したからだ。4期目の任期が来年秋に満了することを念頭に「負の遺産を残すのはよくない」とも発言。「5選を視野に入れ始めた」と見る向きもある。数百億円規模の一大プロジェクトとなるだけに、議論を呼びそうだ。

(盛岡総局・野界航也)

 「本年度中に県庁の建て替え準備に着手しようと考えている。それくらいのことは任期中にしなければならない」

 達増知事がこう言及したのは、4月中旬にあった自身の後援会会合。参院選(22日公示、7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で再選を目指す立憲民主党現職の木戸口英司氏(58)の支援を呼びかけた上で、突然切り出した。

 5月中旬の定例記者会見では「5期目をお願いしていくに当たって、やり残したことがあるのはあまりに情けない」と発言。多選知事の「一般論」とかわしたが、踏み込んだような発言は関係者をざわつかせた。

 岩手県庁は1965年完成。総工費は19億4400万円で、地上12階(60・5メートル)地下1階の知事局棟と地上3階の議会棟がある。延べ床面積は約3万7600平方メートルでどっしりとした外観。完成当時は県庁としては東北で一番の高さと規模を誇った。

 旧耐震基準時代の建物だが、97年の耐震診断で震度6弱〜6強で崩壊する危険性は低いと判断された。東日本大震災でも被害は確認されなかった。

 完成時の知事は故千田正氏。歴代知事最長の4期16年(1963〜79年)を務めた。4期目となった達増知事は「最長タイは大変特別なこと。やり残したことがあるのはよくない」と思い入れをにじませる。

 県庁がある内丸地区は官公庁が立ち並ぶ。本館が築59年の盛岡市役所は建て替え計画が進む。市は候補地に現在の内丸のほか、JR盛岡駅西口地区、旧都南村近くの盛南地区を挙げ慎重に検討している。

 仮に県庁建て替えとなれば「県全体の将来像を含めた多角的な検討が必要。盛岡市の意向も考慮する必要がある」(県関係者)との指摘もある。

 達増知事の突然の建て替え発言に自民党系県議は「議会に提案はなく唐突だ。政治日程を見据えた実績のアピールか」といぶかる。

 県議会6月定例会は21日に招集される。達増知事が支援する木戸口氏と自民党新人で弁護士の広瀬めぐみ氏(55)が争う参院選と日程が重なる。県庁建て替え準備を含めた知事の政治姿勢は、論戦の焦点の一つだ。

河北新報

5929チバQ:2022/06/28(火) 07:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d234e024f7a527b8b8ca5f82bdc01446cbe1f1d5
元山形県議の政活費不正受給 野川被告に有罪判決
6/28(火) 6:00配信
 政務活動費576万円を不正受給したとして詐欺、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた元山形県議の野川政文被告(68)に、山形地裁は27日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。弁護側は控訴しない方針。

 今井理裁判長は、6年にわたり不正を繰り返した悪質性を指摘し、「議長経験者でもあり、県民の信用を損なった」と非難。一方で議員辞職し不正受給分を返還しているとして、執行猶予を付けた。

 判決によると、2015〜20年度、架空の人件費を記載した領収書や収支報告書を議会側に提出し、計576万円を不正受給した。

 被告は閉廷後、「県民の皆さまには心からおわび申し上げたい。反省と謝罪を繰り返し、残された人生を静かに生きていきたい」と頭を下げた。

 被告は起訴された期間以前の08〜20年度、同様の手口で計1248万円を不正受給していたことも認めている。

河北新報

5930名無しさん:2022/06/29(水) 11:06:09
長純一氏死去 元石巻市包括ケアセンター所長、56歳
https://kahoku.news/articles/20220628khn000047.html

5931チバQ:2022/07/08(金) 17:27:20
最低の回答ですね

(Qパワハラの認識はなかった?)
「私は鶴岡市をよくしていこうということで一生懸命に取り組んできたので、
 認識はないという考え」


https://news.yahoo.co.jp/articles/022ed8583f814da732e5efda1cb6decda907d77b
「私は市を良くしようと…」“パワハラ疑惑”の市長『認識ない』との考え示す
7/8(金) 16:48配信


10
コメント10件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
テレビユー山形
テレビユー山形

山形県鶴岡市の皆川治市長が市の職員にパワハラを行ったとされる問題で、
皆川市長はきょう、パワハラの認識はなかったとの考えを示しました。

皆川治 鶴岡市長
(Qパワハラの認識はなかった?)
「私は鶴岡市をよくしていこうということで一生懸命に取り組んできたので、
 認識はないという考え」

この問題は、鶴岡市の皆川治市長がパワハラ行為を行っていると匿名の告発が市議会にあったことから、百条委員会で市の職員とOBに対しアンケート調査を行なったものです。

その結果、
「市長からパワハラと思われる言動を受けたことがあるか」という項目について、
回答全体の6%にあたる29人が「ある」と答えていました。

きょうの定例会見で皆川市長は、パワハラの認識はないことを強調し、調査には協力する姿勢を示しました。

5932チバQ:2022/07/14(木) 21:31:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd5cf29af2920441e7dd040e4790c76ea1802410
東根市長選、32年ぶり選挙戦へ 元市議が出馬表明 現職は7選目指す
7/13(水) 6:00配信


0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
 任期満了に伴う山形県東根市長選(8月21日告示、28日投開票)で、元市議の白井健道氏(59)が12日、立候補を表明した。同市長選では現職の土田正剛氏(78)も現職市長で全国最多に並ぶ7選を目指し立候補を予定する。1994年以降7回連続で無投票だった市長選は、32年ぶりに選挙戦となる見通しだ。

 市内で記者会見した白井氏は立候補の理由を「無投票が長く続いている。市民に選択の機会を持ってもらいたい」と語った。重点施策に交流サイト(SNS)を通じた市民の政治参加促進や小中学校の給食費無償化などを挙げ、「市民一人一人に向き合い、特に女性や若者の声を市政に反映させたい」と述べた。

 白井氏は宇都宮市出身、慶応大卒。国際協力機構(JICA)職員を経て、2012年に妻の出身地である東根市に移住した。14年の市議選で初当選し、3期目途中の今月4日に辞職した。

 同市長選が選挙戦になったのは前市長らが争った1990年が最後。94年は前市長が無投票当選した。土田氏は初当選した98年から6期連続無投票で当選している。

河北新報

5933チバQ:2022/07/19(火) 20:14:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6702396483fb69b489fc21134271670b39e599a
前回と同じ2氏が争う 尾花沢市長選告示、投開票日は24日
7/18(月) 8:11配信
山形新聞
 任期満了に伴う尾花沢市長選は17日に告示され、新人で元防衛省職員の無職結城裕氏(65)=若葉町3丁目=と、現職で再選を目指す菅根光雄氏(71)=北町1丁目=が立候補を届け出て、前回と同じ2人による一騎打ちが確定した。投票日は24日で、即日開票される。

 両候補はともに市内で必勝祈願、出陣式を行った後、第一声を上げた。

 結城氏は「間口除雪や流雪溝整備を進め、住みよいまちを目指す」と訴えた。鈴木憲和衆院議員、若松謙維(かねしげ)参院議員らが激励した。

 菅根氏は「『信頼と共感のまちづくり』を進め、市政を前進させる」と述べた。舟山康江、芳賀道也両参院議員らが来援した。

 期日前投票は18〜23日(午前8時半〜午後8時)に市役所防災研修室2で受け付ける。16日現在の有権者数は1万2981人(男6374人、女6607人)。

立候補者(届け出順)
結城 裕(ゆうき ひろし)65 無新
(1)無職(2)東洋大(3)会社員、防衛装備庁、防衛省、防衛庁。

菅根 光雄(すがね みつお)71 無現
(1)市長(2)法政大(3)市社協会長、環境衛生組合管理者。市議長。当

5934チバQ:2022/07/19(火) 20:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/29656e786a58d3bc0622f74671f50635aab2014f
中立のはずじゃ…参院選で自民支援の仙台市長 古巣・立憲恨み節
7/13(水) 18:00配信


59
コメント59件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
定例記者会見で、参院選を巡る自身の対応について説明する仙台市の郡和子市長=仙台市役所で2022年7月12日午前11時14分、土江洋範撮影

 10日投開票された参院選宮城選挙区(改選数1)では、自民党現職の桜井充氏(66)が5選を果たした。同氏を積極的に支援した仙台市の郡和子市長(65)に対し、敗れた立憲民主党側から恨み節が漏れている。郡氏は市政の運営上、政権与党との関係を重視したい考えだが、もともと自身は野党の支援を受けて市長に初当選。その後も中立姿勢を示してきただけに、立憲側の批判は収まらない。

【写真特集】2022参院選 落選した主な候補者

 「あっ郡さん!」「おめでとうございます」。10日夜、郡氏は桜井氏の事務所を訪れると、当選確実の報を受けた桜井氏と笑顔で「グータッチ」した。

 その3日前にも街頭で桜井氏の応援のマイクを握った郡氏だが、立憲新人の小畑仁子氏(44)やその他の候補者の応援演説には選挙期間中、一度も姿を見せなかった。

 郡氏の政治家としてのルーツは旧民主党にある。初挑戦した2005年から衆院選に4回続けて同党公認候補として出馬し、うち3度は小選挙区で敗れたものの、いずれも比例復活を果たした。

 17年に市長選に転じた際には所属していた民進党(当時)を離党し無所属で立候補したが、民進、社民両党県連が支持し、さらに共産党県委員会と自由党(同)も支援する事実上の野党統一候補だった。結果、自民県連、公明党県本部などが支持する新人ら3人を破って初当選した。

 当初は市議会でみられた自公会派との緊張関係もしだいに薄れ、21年の市長選は与野党相乗りの構図で危なげなく再選。その後は同年の衆院選で自民、立憲双方の候補者の集会に顔を出すなど与野党間のバランスに腐心してきた。

 そんな郡氏は7月5日の定例記者会見で、参院選の応援姿勢を問われると、「どの候補者からも応援の要請はない。私自身は政党を離れた。仙台市109万市民の行政を預かるトップとして判断しなければいけない」と述べた。県内35市町村の首長のうち33人が名を連ねた桜井氏の支援組織に郡氏は参加しておらず、改めて中立を宣言したとも取れた。

 しかし実際は、公示前から桜井氏の後援会事務所開きに出席する一方、“古巣”の立憲をはじめ他陣営とは距離を置いた。立憲の安住淳県連代表(衆院宮城5区)は記者団の取材に「市長は長いものに巻かれやすい」と不信感を示していた。

 投開票から2日後の定例会見で、桜井氏を支援した意図について問われた郡氏は「地方自治体として国会議員や政権にお願いしないといけないことも多々ある。仙台市は独立国家をやっているわけではないので、いろんな関係がある中での判断だ」と理解を求めた。一方、小畑氏の演説に駆けつけなかったことについては「文書などによる正式な要請がなかった。公務の都合がつかなかった」と説明。代わりに応援の「メッセージ」を送ったことを明かした。

 桜井氏を支援した仙台市議の一人は、自公が多数を占める市議会と郡氏との関係は良好だとした上で「国への要望や補助金確保のために与党の国会議員とのパイプは欠かせない。市民の生活を預かる者として当然の判断だ」と語る。

 関係者によると、立憲側は郡氏に文書での応援要請こそしなかったものの、選挙期間中も国会議員や市議らが「1回でいいからマイクを持ってほしい」と再三依頼したという。

 「17年の市長選で我々は死に物狂いで応援したのに。『選挙の恩は選挙で返すべきだ』と指摘してきたのだが……」。ある立憲県連幹部はほぞをかみ、「中立だと言いながら結局ブレた。議会対策に重きを置いているのだろうが」とこぼした。【土江洋範、平家勇大、小川祐希】

5935チバQ:2022/07/19(火) 20:21:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/aced9ca06083354d78356437343996990eeb5b4a
岩手政界、いざ知事選へ 小沢氏影響力低下の中、達増氏の戦略は
7/16(土) 6:00配信

河北新報
参院選の第一声で演説する達増知事。左から木戸口氏、小沢氏=6月22日、盛岡市大通

 参院選後の岩手政界で、来年夏にも予定される知事選を巡る駆け引きが早くも激化している。10日投開票の岩手選挙区(改選数1)は自民党が30年ぶりに議席を獲得。立憲民主党を支援した達増拓也知事に打撃を与えた。高い知名度を武器に5選立候補が有力視される達増氏。師と仰ぐ小沢一郎衆院議員(比例東北)の影響力低下と自民伸長の流れの中で、どんな戦略を描くのか。1年後への攻防が始まった。(盛岡総局・横川琴実)

 「まずはコロナ禍、ウクライナ侵攻、物価高という目の前の『三大危機』への対応に全力を尽くす」

 15日にあった参院選後初の定例記者会見。達増氏は知事選への対応を問われたが、明言を避けた。

 参院選では全面支援した立民現職の木戸口英司氏が、自民新人の広瀬めぐみ氏に議席を奪われた。

 「県内の自民党支持票の割合が全国並みになった。参院選前の勢いと(安倍晋三元総理の死去という)一大事などの理由で与党志向が強まった結果だ」

 いつもの冷静な口調で敗因を分析した達増氏。昨秋の衆院選岩手3区で小沢氏が敗れ、勢力の巻き返しを図ろうと参戦。野党共闘の橋渡し役も担ったが、自民にはね返され痛い連敗となった。

 4期目の任期は来年9月に満了する。仮に勝利していれば、5選を目指す勢いにもつながっただけに「誤算」には違いない。

 小沢氏が小選挙区を落としたいま、勢力の要となる看板は達増氏ただ1人。5選を目指すとなれば、小沢勢力の連敗ストップが懸かる戦いにもなる。

 「小沢さんを中心とした態勢は崩れた。県政でも新しいリーダーが自民党から生まれるはずだ」

 参院選の広瀬陣営で選対本部長を務めた平野達男元参院議員は、知事選に向けた態勢整備を強調する。

 かつての小沢氏側近。たもとを分かった後、自身も2015年知事選で達増氏に挑もうとしたが、断念に追い込まれた因縁がある。

 自民は「県政転換」を掲げるが、現職の壁はとてつもなく厚い。達増氏は過去4回の知事選で、無投票3選だった15年を除き常に40万票以上を獲得。圧倒的な強さをみせてきた。

 自民は今秋をめどに候補者擁立を急ぐ方針だ。自民党関係者は「今回の参院選でも達増知事の影響力を強く感じた。まずは対等に戦える態勢をどう整えるか。ムードだけでは歯が立たない」と話す。

河北新報

5936チバQ:2022/07/19(火) 20:27:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/41c4a13cb99372181df870f81977b393b1a7ae6e
齊藤氏、一転不出馬 「良心が許さなかった」 青森県議選北郡補選
7/17(日) 9:13配信


25
コメント25件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
Web東奥
 自民党の齊藤直飛人前県議(47)は16日、東奥日報の取材に対し、青森県議選北郡選挙区(板柳町、鶴田町、定数1)の補欠選挙(22日告示、31日投開票)に「出馬しないと決断した」と語った。同補選は齊藤氏の参院選出馬による県議失職に伴い実施が決まった経緯があり、「自分が空けた“穴”に戻ることに対し、自分の良心が許さなかった」と理由を述べた。

 16日現在、同補選への立候補を表明しているのは新人で板柳町議の成田陽光氏(38)のみとなった。

 齊藤氏は14日の東奥日報の取材に「町民、県民の声を受けて(出馬を)決断した」と話していた。

 一転不出馬を決めた理由について、齊藤氏は「町を良くしたいという思いと、自らが空けた“穴”に戻っていいのかという葛藤がずっとあった。このまま出馬したら、一生心の中で引きずると思った」と話した。今後については「未定」としている。

 齊藤氏の不出馬を受け、成田氏は16日の東奥日報の取材に「変わらず、粛々と有権者に私の思いを訴えていくだけ」と話した。

 一時出馬へ意欲を示し、14日に見送ることを決めた松森俊逸・同町町議(66)は「出馬しないのは変わらない」と述べた。

5937チバQ:2022/07/24(日) 22:11:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e190d9c67474e444d16a103ea658cf5dce8d00
4票差で新人が現職破る 山形・尾花沢市長選
7/24(日) 22:00配信


3
コメント3件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
YBC山形放送
現職と新人の一騎打ちとなった山形県尾花沢市長選挙は24日、開票の結果、新人の結城裕さんが現職の菅根光雄さんを4票差で破り、初当選を果たした。

尾花沢市選挙管理委員会によると、開票の結果、市長選の有効投票数は9484票で、それぞれの得票は新人で元防衛省職員の結城裕さんが4744票、現職の菅根光雄さんが4740票となり、結城さんが4票差で初当選を果たした。
投票率は74・92%で前回を1・16ポイント下回った。

5938チバQ:2022/07/25(月) 13:42:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/941ac6a744404a862d0bb5a354fdc03eb9eca21e
前鹿角市長らに有罪判決 官製談合事件 秋田地裁
7/25(月) 11:10配信


12
コメント12件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
秋田地裁の仮庁舎=秋田市

 秋田県鹿角市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で、官製談合防止法違反罪などに問われた前市長の児玉一被告(75)と、公契約関係競売入札妨害罪に問われた建設会社元役員ら4人の判決が25日、秋田地裁であり、柴田雅司裁判長は児玉被告に懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 
 元役員ら4人のうち、3人は懲役1年、執行猶予3年(いずれも求刑懲役1年)、1人は懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)とした。

 柴田裁判長は児玉被告について、入札での不正を訴える匿名の投書が市に届いた後も犯行を繰り返したと指摘。「市長として不正を正すべき立場だった」と非難する一方、起訴内容を認め反省の態度を示しているとして、執行猶予付きの判決とした。

 判決によると、児玉被告は2019年に市発注の道の駅改修工事2件、20年に学校校舎改修工事1件の入札で、最低制限価格などを建設会社元役員らに漏らし、落札させた。

5939チバQ:2022/07/25(月) 14:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1d02dc0c001a9796e3da4d1ec3e3ed2ed9f1ea
阿部さん当選 返り咲き 今別町長選挙 (青森県)
7/25(月) 12:03配信


0
コメント0件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
青森放送

Radio Aomori Broadcasting(RAB)

 前の町長の逮捕、辞職に伴いきのう投票が行われた今別町長選挙はもと町長の阿部義治さんが通算2期目の当選を果たしました。


 きのう投票が行われた今別町長選挙はもと町長の阿部義治さん71歳が1,005票を獲得し新人に151票差をつけて通算2期目の当選を果たしました。
 投票率は84.86%で前回を3.7ポイント下回りました。

★通算2期目の当選 阿部義治さん
「この沈んだ町をもういっかい立ち上げていくためには誰かがやらなければならない あしたから町民のために頑張るという思いで気合いが入っています」

 阿部さんは公約に掲げた農林水産業の支援や医療福祉の体制づくりに取り組み透明性の高い行政運営をめざします。

5940チバQ:2022/07/25(月) 19:51:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/98b3e42788a8cc741f418bfaf92b8195081f0933
4票差の超激戦 尾花沢市長選 接戦相次ぐ山形県
7/25(月) 15:33配信
産経新聞
任期満了に伴う山形県尾花沢市長選は24日に投開票され、元防衛省職員で無所属新人の結城裕氏(65)が、再選を目指した無所属現職の菅根光雄氏(71)を破り初当選した。得票数は結城氏が4744票で、曽根氏の4740票をわずか4票上回る薄氷の勝利だった。投票率は前回より1・2ポイント減らし、74・9%。

前回の平成30年選挙も両氏の一騎打ちとなり、結城氏が菅根氏に226票差で敗れていた。雪辱を果たした結城氏は選挙結果について「重責を受け止め、今の尾花沢市を変えられるのは私だという思いでやる」と意気込んだ。

尾花沢市長選に限らず、近年の山形県では拮抗(きっこう)した選挙戦が続いている。

令和元年11月の米沢市長選は現職が元衆院議員の新人を退けたが、24票差の僅差だった。同年9月の新庄市長選も現職が4選を果たしたが、元市議の新人に55票差まで追い上げられた。

平成31年4月の県議選村山市選挙区(定数1)は国民民主党などが推薦する無所属新人が、自民党現職を相手に13票差の激戦を制した。

米沢市の自民関係者は現職と新人の接戦が相次いでいることについて、「県民は選挙に対する熱意が高く、かつ変化を求めているのだろう」と解説しつつ、「地域が真っ二つに割れてしまい、敗れた方は(次回選挙で)対抗馬を出すなど敵討ちが続きかねない」と懸念を口にした。

5941チバQ:2022/07/30(土) 08:40:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a9bd3eff38237d53b1b32ce1799c14b9f6bfea4
6回連続無投票、今回の戦いは? 山形・東根市長選 「土田王国」に不安の声も
7/30(土) 6:00配信
 8月21日告示の山形県東根市長選(29日投開票)は、7選を目指す現職の土田正剛氏(78)に対し、元市議の白井健道氏(59)が立候補を表明し、1990年に争われた前市長時代の選挙以来、32年ぶりの選挙戦が確実視されている。98年の初当選以降、6回連続で無投票だった土田氏。ベテラン市長として実績や人脈が強みだが、初の選挙戦を前に高齢、多選批判を不安視する声も聞かれる。(山形総局・奥島ひかる)

■「名前書いてもらったことない」

 「ここ30年、土田正剛という名前を(選挙で)書いてもらったことがない。皆さんの支えが必要だ」

 7月中旬にあった事務所開きで、土田氏は100人近い支援者に訴えた。

 推薦を受けた自民、公明の地元支部に加え、市選出の国民民主党県議らの支援を受ける。与野党が入り交じった「オール東根」(土田氏)体制が強みだ。

 「戦わずして勝つ」。「孫子の兵法」を地で行く土田氏について、支援する市議は「施策は成果が分かりやすく、実績は一目瞭然だ。相手に勝ち目がないと思わせる強さがある」と分析する。

 土田氏が選挙戦を戦ったのは93年の山形県知事選が最後。以来、後援会の平均年齢は30歳近く上がった。選挙の度に結束を確認し、ノウハウを蓄積するはずの後援会は高齢化が著しい。

 特に、かつて20〜40代で構成された青年部に機動力を発揮したかつての輝きはなく、「もはや『青年』とは呼べない」(陣営の市議)状況だ。

 青年部会長の高橋十浩さん(60)は「陣営に若い人が少ない。若年層へいかに浸透できるかが今後の課題」と頭を悩ませる。

■高齢、多選批判を警戒

 土田氏自身が「最大の敵」と警戒するのが、高齢、多選批判だ。陣営は若者票の取り込みが鍵とみて、交流サイト(SNS)を新設しネット上の発信力を強化する。

 岡田誠後援会長は「市政運営で築いてきた人脈が最大の強み」としつつ、「若い世代は市長の実績を知らない人が多い。口コミなどで広く伝えていきたい」と語る。

 一方、無投票阻止を掲げる白井氏は「市民に選択の機会を」と訴え、女性や若者へのアピールに力を入れる。SNSを通じた市民の政治参加、小中学校の給食費無料化などを主な公約に挙げ、20年以上、盤石だった「土田王国」に挑む。

河北新報

5942チバQ:2022/07/30(土) 14:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c399987030c3a7fee4fc67072ce975ea2372962b
県消防協会の元会長が不適切支出、女性消防団員のTDL入園料払い・市長らに選挙見舞い
7/30(土) 12:44配信


6
コメント6件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 山形県消防協会(山形市)は29日、私的流用を含む約1000万円を元会長が不適切に支出していたと発表した。今後、私的流用の金額を確定させ、返納されなければ損害賠償請求を行う。また、業務上横領の疑いで被害届を山形署に提出する方針。

 同協会と同協会設置の第三者委員会によると、元会長は無報酬と定められていたにもかかわらず、1日あたり1500円の日当を受け取った。「旅費・交通費」名目で女性消防団員計38人分のディズニーランド入園料を支払ったり、「交際費」名目で山形市長や舟形町長に日本酒を選挙見舞いとして贈ったりするなどした。2014〜18年度の不適切な支出額は計約1000万円に上り、うち約600万円で私的流用が疑われる。元会長から既に約115万円が返納されたという。

 また、同協会によると、前会長は規定に反する宿泊費など約60万円を不適切に支出していたといい、返納に応じなければ、損害賠償請求を行う。

 この日、同協会で開かれた記者会見で、伊藤力会長は「協会の最高トップ自らが協会の資金を私的流用したもので、県民の信頼を大きく損なった。不正を是正できず、心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 同協会は20年に第三者委を設置して調査していた。

5943チバQ:2022/08/03(水) 21:31:05
https://kahoku.news/articles/20220802khn000033.html
宮城・富谷市長選 前市教育部長の荒谷氏出馬へ
2022年8月3日 6:00 | 2022年8月3日 9:18 更新

荒谷 敏氏
 来年2月10日に任期満了となる宮城県富谷市長選で、同市前教育部長の荒谷敏氏(61)が無所属で立候補する意思を固めた。

 荒谷氏は2日、河北新報社の取材に「現市政は情報開示や住民合意が十分でなく、市民の要望に応え切れていない。42年の行政経験を生かし、今、税金を納める市民が潤うように一新したい」などと話した。

 既に複数の関係者に立候補の意向を伝えた。今月中に後援会を設立し、9月にも公約をまとめ、正式に表明する見通し。

 荒谷氏は大和町出身。黒川高卒。1980年旧富谷町職員となり、企画部長や教育次長などを経て、2016年10月の市制移行後は経済産業部長や教育部長を歴任。22年4月に再任用され、7月31日付で辞職した。現在は県バレーボール協会副理事長などを務める。

 同市長選に名乗りを上げたのは荒谷氏が初めて。現職の若生裕俊氏(58)も3選を目指し、立候補することが確実視されている。

関連リンク

5944チバQ:2022/08/16(火) 19:18:56
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20220619/6080016375.html
五所川原市長選 現職の佐々木氏が2回目の当選
06月19日 23時23分

現職と新人の争いとなった五所川原市長選挙は19日、投票が行われ、無所属で現職の佐々木孝昌氏が2回目の当選を果たしました。

五所川原市長選挙の開票結果です。
佐々木孝昌 無所属・現 当選 1万6848票。
川村拓也 無所属・新 1万2502票。

現職の佐々木氏が、新人で水産会社役員の川村氏を抑えて2回目の当選を果たしました。

投票率は65.18%で前回、4年前の選挙を0.35ポイント上回りました。

佐々木氏は五所川原市出身の68歳。
市内のタクシー会社の社長などを務め前回、4年前の選挙で初当選しました。

選挙戦で佐々木氏は新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている飲食業や観光業などへの継続的な支援や家族の世話や介護をしている子ども、いわゆる「ヤングケアラー」への包括的な支援を実施していくことなどを訴えていました。

佐々木氏は「学校給食費の無償化など、1期目の公約をきちんと実現してきたことが評価されたのだと思う。2期目も市民の声に耳を傾けながら、選挙で掲げた公約を実現させていく」と抱負を述べました。

5945チバQ:2022/08/21(日) 21:11:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a65d35999c14c075a829476b94f5a8e844eb064
山形・東根市長選が告示 32年ぶり選挙戦
8/21(日) 17:58配信

産経新聞
任期満了に伴う山形県東根市長選が21日告示され、いずれも無所属で、元市議の新人、白井健道氏(59)と、7選を目指す現職の土田正剛氏(78)=国民支持=の2人が立候補し、一騎打ちとなった。両氏とも自民党籍を持つ。過去7回連続無投票だったが、32年ぶりの選挙戦となった。

白井氏は「市民に選択の機会を与えたい」と市議を辞して出馬。若者の声を市政に反映させる取り組みや市民討議会の開催、小中学校の給食無償化などを公約に掲げた。

自民、公明両党の市支部の推薦も得た土田氏は「市民との対話を大切にした市政を実施していく」と訴え、国道48号のバイパス化や神町小跡地への健診センター誘致を公約に掲げた。

20日現在の選挙人名簿登録者数は3万9680人。

5946チバQ:2022/08/22(月) 10:46:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1be81eab8dca681a74cde0f89ebc6729253805c1
32年ぶり選挙戦が確定 東根市長選告示、28日に投開票
8/22(月) 8:05配信

山形新聞
東根市役所(資料写真)

 任期満了に伴う東根市長選は21日に告示され、新人で前市議会副議長の白井健道氏(59)=島大堀=と、現職で7選を目指す土田正剛氏(78)=大林1丁目=が立候補を届け出て、一騎打ちによる32年ぶりの選挙戦が確定した。投票日は28日で、即日開票される。

 両候補はともに市内で必勝祈願、出陣式を行った後、第一声を上げた。

 白井氏は「デジタル技術をフル活用しながら市民参加型の政治を進めたい」と決意を語った。富樫透庄内町長らが来援した。

 土田氏は「まちの勢いを止めることなく、さらに推進する」と訴えた。鈴木憲和衆院議員、横山信一参院議員らが激励した。

 同日程の市議補選(欠員1)には新人で衆院議員秘書の福永邦幸氏(51)=温泉町1丁目=以外に届け出がなく、無投票で当選が決まった。

 市長選の期日前投票は22〜27日午前8時半〜午後8時に市役所、25〜27日午前9時〜午後8時に神町防災センターでそれぞれ受け付ける。

 6月1日現在の有権者数は3万9678人(男1万9545人、女2万133人)。

【立候補者】(届け出順)

白井 健道(しらい・たけみち)59 無新

(1)無職(2)慶応大(3)JICA職員、市議会副議長、市議3期。

土田 正剛(つちだ・せいごう)78 無現

(1)市長(2)慶応大(3)全国市長会副会長、県市長会長、県議4期。当6

((1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

5947チバQ:2022/08/26(金) 18:47:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/a17bada00cbc0b1d528a084462624bdb199b3528
土田氏を白井氏、追い上げる 東根市長選情勢、無党派層の動向鍵
8/26(金) 8:46配信


3
コメント3件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
山形新聞
 任期満了に伴う東根市長選は28日の投開票まであと2日に迫った。山形新聞社は有権者への対面調査と取材で得た情報を総合し、情勢を探った。

 現職で7選を目指す土田正剛氏(78)=大林1丁目=を、新人で前市議会副議長の白井健道氏(59)=島大堀=が追い上げる展開となっている。無党派層の多くは態度を決めかねており、情勢は予断を許さない。

 土田氏は自民党市支部と公明党東根支部が推薦、国民民主党県連が支持する。市職員が加盟する市職員労働組合の支持を得た上、17日に吉村美栄子知事、23〜25日に舟山康江参院議員の来援を得るなど党派を超えた組織戦を展開。国道48号のバイパス化▽北村山公立病院の建て替え▽旧神町小跡地への検診センター誘致―といった公約を掲げる。

 6期24年の実績と国との強固な人脈を強調。東根、神町地区を中心に支持浸透を図っている。

 白井氏は▽市民参加型政治の実現▽小中学校の給食費無償化▽市長報酬30%カット―といった公約を掲げる。市長選で32年間無投票が続いたことから「市民に選択肢を提示する」との覚悟で出馬し、地元小田島地区を中心に草の根的な活動を展開している。

 「ひがしねに新しい風を」のスローガンを掲げ、相手候補の高齢多選批判の受け皿となっているほか、子育て世代や女性・若者の共感を一定数得ており、今後の支持拡大を期す。

 市長選では32年ぶりの選挙戦で市民の関心は一定程度高く、投票率は今夏の参院選の60.13%を上回る65%前後となると見込まれる。

 6月1日現在の有権者数は3万9678人(男1万9545人、女2万133人)。

5948チバQ:2022/08/30(火) 15:33:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5d98a44e539737d27d193884fe895789f74c39
7選の土田氏、問われる次期4年 山形・東根市長選 重要施策実現に意欲
8/30(火) 6:00配信


9
コメント9件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
河北新報
7選を果たし、支援者らと万歳する土田氏(右から2番目)=28日午後10時40分ごろ、東根市の事務所

 28日投開票の山形県東根市長選で、現職の土田正剛氏(78)が新人との一騎打ちを制し、現職市長で全国最多タイとなる7選を果たした。初当選から6回連続で無投票当選だった土田氏が、次期4年を集大成と位置づけて臨んだ「最初で最後の選挙」。重要施策の実現に期待がかかる一方、高齢、多選批判から得票率は6割(1万2973票)にとどまった。今後はより一層、若年層に目配りした市政運営が求められる。(山形総局・奥島ひかる、小田島悠介)

 ◇東根市長選開票結果

(投票率55・99%、選管最終)

当12973 土田正剛 無現

  8892 白井健道 無新

■高齢、多選批判「教訓としたい」

 28日午後10時半過ぎ、土田氏の事務所に当選確実の一報が届くと、支持者約200人から大きな拍手が沸いた。土田氏は安堵(あんど)の表情で「東根市をより勢いのあるまちにしていく」と決意を述べた。

 自民、公明両党の地元支部からの推薦に加え、国民民主党山形県連からも支援を取り付ける「オール東根」の態勢を構築した。政党や企業からの推薦を受けずに街頭演説を重ねた新人の元市議白井健道氏(59)に対し、圧倒的な組織力の差を見せつけた。

 土田氏は、選挙戦で(1)国道48号のバイパス整備(2)北村山公立病院の建て替え(3)神町小跡地への検診センター誘致-を主張。中でも仙台市につながる国道48号のバイパス整備については、郡和子仙台市長や同市選出の自民党国会議員の名を挙げて「話のできる間柄にある」と強調した。人脈の裏付けがあることで、公約に説得力を持たせた。

 一方で、8892票を得た白井氏に約4000票差まで迫られたのは、土田氏への高齢、多選批判によるところが大きい。市政転換を訴えた白井氏は、自身の得票を「市民の問題意識の表れ」と分析。土田氏も「票差を見る限り、批判票はかなりあった。教訓としたい」と反省の弁も述べた。

 批判の声は、特に1998年の初当選後に成人となった40代以下に根強いとされる。土田氏は「高齢な分、経験がある」と強調したが、長く選挙戦が無かったために陣営の高齢化が進み、これまでの実績が伝わりにくいなど若年層への訴求に最後まで苦戦した。

 陣営のベテラン市議は「大型の公共事業だけでなく、各世代を念頭に置いたきめ細かな政策も求められる」と指摘する。土田氏も「今後は若者を含めて納得してもらえる市政運営をしていきたい」と語った。

5949チバQ:2022/09/05(月) 10:42:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd280fbc431fa6eb511e244eb15aae5c98a99d4e
来夏の岩手県知事選、小沢氏が「出馬要請」 達増氏も5選へ意欲
9/4(日) 6:00配信
河北新報
立民岩手県連の会合に出席した達増知事(左)と小沢氏=3日、盛岡市内

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(比例東北)は3日、盛岡市内であった党県連会合で、来年夏にも予定される岩手県知事選について「何としても(現職の)達増拓也知事に頑張ってもらいたい」と述べ、達増氏の5選立候補に期待感を示した。来賓として出席した達増氏は「来年の知事選、県議選に向け、草の根の政治を再構築することに全力を尽くしたい」と意欲をにじませた。

■政治の師、決断促す

 達増知事は4期目の任期が10日で残り1年となる。達増氏が師と仰ぐ小沢氏がこのタイミングで「立候補要請」をしたことは、達増氏の決断を促すとともに、前哨戦の主導権を確保する狙いがあるとみられる。

 小沢氏は党県連の会合で「(達増氏は)まだ出馬表明していないようだが、私どもは達増知事を先頭にして、岩手の発展を図っていかなければいけない」と強調した。

 会合後、達増氏は報道陣に「(知事選への)出馬を表明すべきか、そうでないか。表明するとすれば、いつかというのは、さまざま相談しなければならない」と述べるにとどめた。

 7月の参院選岩手選挙区では、達増氏が支援した立民元議員が自民党新人に敗れた。小沢勢力にとっては、昨年秋の衆院選岩手3区で小沢氏が敗れたのに続く連敗で、県政界の力学変化を印象付けた。

 達増氏は、こうした世論の動向や国政を含めた政治状況を慎重に見極めつつ、後援会関係者らとの協議を加速させ、立候補の是非を判断するとみられる。

 小沢氏の発言について、立民県連の佐々木順一幹事長は「非常に重要な重みのある発言だと受け止めた」と知事選に向け態勢構築を急ぐ姿勢を強調した。達増氏後援会の森越康雄会長は「後援会としてはまだ何も相談していない。今後判断する」と話した。

 知事選を巡っては、自民党県連が今秋をめどに候補者を擁立する方針。

5950チバQ:2022/09/14(水) 17:27:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f7b7cef6c12ba146f941f35a083883facc57e66
旗幟鮮明、共感と反動<岩手知事選まで1年 達増県政の断面(上)>
9/14(水) 16:00配信


6
コメント6件
河北新報
盛岡市で3日あった立民県連の会合であいさつする達増知事

 沈黙を守るリーダーに、政治の師が決断を迫るかのように切り出した。

 「来年は岩手県知事選がある。まだ出馬表明していないようだが、何としても達増知事に頑張ってもらいたい」

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(比例東北)は3日、盛岡市であった党県連会合のあいさつで、唐突に来夏の知事選に触れた。達増拓也知事(58)の4期目の任期が残り1年になろうとするタイミングだった。

 達増氏は報道陣に「表明すべきか、そうでないか。さまざま相談して検討しなければならない」と述べるにとどめた。

 小沢氏の発言は、現職の達増氏にまずは主導権があることを改めて印象付けた。ただ、高揚感はない。達増氏が圧勝してきた過去の知事選にはなかった微妙な空気が漂う。

■小沢勢力に衰え

 その原因は、小沢勢力の衰退にほかならない。

 昨年秋の衆院選岩手3区で小沢氏がまさかの敗北。続く7月の参院選岩手選挙区では、再選を狙った立民の木戸口英司氏が自民新人に屈した。達増氏が全面支援した末の手痛い連敗だ。

 「選挙での自由と行政の公正を両立させるのが民主主義。これは岩手県の取りえ。知事として関われたことに誇りを持っている」

 達増氏がよく強調する「地方自治論」だ。自身の政治理念に基づき、旗幟(きし)を鮮明にするのが達増流。ぶれない信念への共感が、4度の信任を得た原動力の一つであることは間違いない。

 過去の知事選で「県民党」を掲げたことはあるが、野党結集が基軸となってきた。野党共闘を主導した参院選では自身の後援会を「県民連合」と称した。

 「政治姿勢は自由であり反自民でも構わない。だが、行政トップの立場でも反自民を強調し過ぎるように映る。県民のために協力したくても県政と連携できる機会はあまりない」

 自民党県連の藤原崇会長(衆院岩手3区)は国政選挙の連勝を県政転換への流れにつなげようと、知事選への候補擁立を急ぐ。

■政権与党と距離

 河北新報社が県内33市町村長を対象に実施したアンケートでは、達増氏と国の関係を批判的に捉える首長が76・0%に上った。「政党のしがらみから脱却してほしい」などの意見があり、政権与党との距離が県政にマイナスだと感じているようだ。

 それでも「野党系知事」がジレンマをにじませることはまずない。それどころか、政治理念を県政運営のエネルギーに転化しているようにも映る。

 参院選中、山際大志郎経済再生担当相が「野党の話は、政府は何一つ聞かない」と発言したことに、達増氏は色をなして批判した。

 「政権を支持しない地方に不利益を与えるぞという不公正をちらつかせ、政治的自由を奪おうとするのは良くない」

 達増知事の4期目の任期が残り1年を切り、来夏の知事選への胎動が始まった。16年目に入った達増県政の断面を見た。(盛岡総局・横川琴実)

河北新報

5951チバQ:2022/09/17(土) 19:34:15
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20220915khn000003.html
新たな財政構造模索<岩手知事選まで1年 達増県政の断面(中)>
2022/09/15 16:00河北新報

新たな財政構造模索<岩手知事選まで1年 達増県政の断面(中)>

建て替えや大規模改修を視野に、年内に耐震診断に入る岩手県庁=盛岡市内丸

(河北新報)

 達増知事の4期目の任期が残り1年を切り、来夏の岩手県知事選への胎動が始まった。16年目に入った達増県政の断面を見た。(盛岡総局・横川琴実)

 118万2597人。毎月人口推計速報による8月の岩手県人口だ。高度成長期は140万を超えていたが、昨年120万を切って以降も減少が続く。
 「人口減少対策を中心にしながら、よりよい地域をつくり、県民の幸福度を高めていく」。達増拓也知事(58)は9日の定例記者会見で、4期目の任期が残り1年になったことへの抱負を語った。
 県は昨年12月、死亡数から出生数を引いた自然減への対策に部局横断的に取り組む「いわてで生み育てる支援本部」を設置。本年度予算には産後ケアの実質無償化や妊産婦への通院費補助、子育て支援情報の発信強化を盛り込んだ。
 いわて子育てネットの両川いずみ副理事長は「子育て支援で最も重要なのは、産後ケアだ。支援側の人員が不足しており、人材育成へのサポートもすぐに強化してほしい」と求める。

■カラーにじむ

 「人口減少というトレンドの中、年度のやりくりを超えて持続可能で安定した行財政を実現したい」
 今年3月、達増氏は有識者会議「持続可能で希望ある岩手を実現する行財政研究会」の設立を発表した。
 委嘱したメンバーは、国の地方財政審議会で会長を務めていた堀場勇夫青山学院大名誉教授ら5人。座長の辻琢也一橋大教授(行政学)は3月下旬の初会合で「このまま国の研究会ができるのではないかという布陣」と強調したほどだ。
 行財政構造の課題を分析し、新たな財政目標や実現可能な歳入確保策について議論。これまで7回の会合があり、9月末までに報告書をまとめる。名称に県政運営の代名詞「希望郷いわて」の一部を盛り込むなど達増氏のカラーがにじむ。
 辻教授は県財政について「いま逼迫(ひっぱく)している状況ではない」と説明する。ただ、県は昨年秋、貯金に当たる「財源対策基金」が2025年度末にゼロとなる可能性があると公表した。
 半年という短時間で「一段超えた行財政改革」を探る知事肝いりの研究会。スピード感を強調しつつ、県政運営を長期的視点で捉えていることを印象付ける。

■巨大事業打ち出す

 一方で5選を視野に入れた「布石」のようにも映る巨大事業も打ち出した。
 「本年度中に県庁舎の建て替え準備に着手しようと思う。それくらいのことは任期中にしなければ」
 達増氏がこう明言したのは今年4月の後援会会合。県は年内に庁舎の耐震診断を始めることを公表し、整備手法の検討から工事完了までは10年以上かかる見通しを示した。
 県庁舎は築57年。与党を中心に「いつかは建て替え時期が来る」と理解を示す声は大きいが、知事選が来夏に迫った段階での表明には批判もある。
 野党・いわて県民クラブの飯沢匡県議は「実績づくりを狙って急に思い付いたのだろう」と指摘する。「積み立てもないのにどうやって資金を捻出するのか」と手厳しい。
 県政推進の「力点」を巡る議論は続く。

5952チバQ:2022/09/17(土) 19:34:37
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20220916khn000030.html
再生へ問われる政策立案<岩手知事選まで1年 達増県政の断面(下)>
2022/09/17 06:00河北新報

再生へ問われる政策立案<岩手知事選まで1年 達増県政の断面(下)>

大船渡市魚市場に今季初めて水揚げされたサンマ。記録的不漁が続いている=8月27日

(河北新報)

 達増知事の4期目の任期が残り1年を切り、来夏の岩手県知事選への胎動が始まった。16年目に入った達増県政の断面を見た。(盛岡総局・横川琴実)

 「心のケア、コミュニティー再生といったソフト面の支援に中長期的に取り組まないといけない」
 達増拓也岩手県知事(58)は8月16日、県庁を訪れた秋葉賢也復興相に対し、東日本大震災からの復興施策について協力を要請した。

■深刻な高齢化率

 コミュニティー再生は災害公営住宅の大きな課題だ。2014年度以降、沿岸と内陸合わせて31団地1760戸を整備した。高齢化率が7割を超える団地もあるといい、自治会の担い手不足が深刻化している。
 県によると、今年3月末までに計382世帯が退去した。収入が比較的多く、家賃が割り増しになった世帯が転居したケースもあるという。県は4月に収入基準を緩和した。働き盛り世代の退去を防ぎ、高齢化に歯止めをかけるためだ。
 陸前高田市や山田町の公営住宅で自治会の運営支援に取り組む岩手大の船戸義和客員准教授は「県ができることは、取り組んでくれている」と評価する。
 公営住宅でのコミュニティー形成は支援員が一定期間、被災者に寄り添う伴走型で進める必要があり、時間がかかる。県は「心の復興事業」として、自治会運営のサポートや交流イベントの開催といった支援活動に取り組む団体に資金を援助する。
 補助額は1団体当たり年間最大で350万円。活動によっては人件費にも届かない。船戸氏は「支援者が長く活動に携わるのが難しいのが現実。支援側への投資も重要だ」と望む。

■水揚げ量戻らず

 震災から11年6カ月。三陸沿岸に並ぶ漁業基地ではいま、主要魚種の不漁問題が復興への重い足かせになっている。
 昨年度の水揚げ量は約8万3000トンで、震災前の2008〜10年度の平均値の49%にとどまる。サケ、サンマ、スルメイカは震災前の平均値のわずか約2〜6%。海面の水温上昇など環境変化が原因といわれる。
 「希望を持って活躍でき、収益性の高い漁業が実現できるよう、全力を挙げて取り組む」
 達増氏は3月、県漁連と共に「不漁に打ち勝つ! 岩手県水産業リボーン宣言」を出した。本年度予算にはサケ、マスの養殖推進、産卵や生息の場となる藻場整備強化を盛り込み、不漁対策に乗り出した。
 沿岸市町村の見方は厳しい。河北新報社が実施した漁業振興に関する首長アンケートでは、回答した10人のうち8人が県の施策に不満を示した。「積極性に欠ける」などと指摘し、漁協経営や資源回復への支援を求める声が大半を占めた。
 「不漁はこれまでにないほど深刻だ。本気で経営支援をしてもらわないと、県内漁協の大半が赤字に陥ってしまう」。県漁連の大井誠治会長は、県に迅速な対応を働きかける。
 多くの分野で「再生」がテーマとなり、タイムリーな政策立案が問われる達増県政。残り任期は1年を切り、来年夏の選択が迫る。

5953チバQ:2022/09/24(土) 21:57:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASQ9Q6TX9Q9QUZHB002.html
「多数決」で市長のパワハラ認定?百条委の方針に疑義も 山形・鶴岡
2022/09/23 08:26朝日新聞デジタル

「多数決」で市長のパワハラ認定?百条委の方針に疑義も 山形・鶴岡

挙手による採決を取る鶴岡市議会の百条委。今回は皆川治市長のパワハラ疑惑が議題となった=鶴岡市役所

(朝日新聞デジタル)

 市長のパワハラ認定は多数決で――。22日開かれた山形県鶴岡市議会の調査特別委員会(いわゆる百条委)で、こんな方針が確認された。

 百条委は、2017年にあった市長選での皆川治市長の選挙資金の収支報告書の記載漏れと、市長による職員へのパワハラ疑惑について調査するため、今年1月に設置された。前回までに、選挙資金に関する市長らの証人尋問を終え、今回からパワハラ疑惑を議題にした。

 パワハラ疑惑を百条委で扱うことについて、草島進一委員(市民の声・鶴岡)は「我々素人の議員が人権に関わるパワハラの認定が出来るのか。事情聴取や取りまとめは第三者委員会などを立ち上げ専門家に任せるべきだ」などと疑義を呈した。

 これに対し、佐藤博幸委員長は「百条委は事実を解明する使命を負っている。最終的な結論は、私たち委員会の責任をもって認定する」と述べた。その上で、議論が平行線をたどった場合は「民主的手続きで行う」とし、多数決で決める意向を示した。

 草島氏が「この委員会ではこれまでも意見が割れた場合は少数意見は尊重されず多数決で押し切っていた」と返すと、佐藤委員長は「第三者の意見はうかがうかも知れないが決めるのは委員会だ。私たちに与えられた使命は、百条委員会で鶴岡市として結論を出すことだ」と答えた。

 百条委は12人で構成。うち7人が、佐藤委員長を含め17年と21年の市長選で皆川氏の対立候補を応援した自民党系の最大会派・新政クラブと、市議会公明党とで多数派を占めている。

5954チバQ:2022/10/02(日) 19:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/db5fa58d9b1c0df7facd375a8e227dcba6e3e5e4
逮捕の宮城県議と水産加工会社役員 震災後に関係深めたか あっせん利得
10/2(日) 6:00配信


3
コメント3件


河北新報
宮城県議会庁舎

 被災企業支援のグループ補助金を巡るあっせん利得処罰法違反事件で、宮城県警に逮捕された自民党県議仁田和広容疑者(72)=宮城県七ケ浜町吉田浜=と、水産加工会社役員の男(61)=塩釜市=が東日本大震災後に関係を深めていたことが1日、関係者への取材で分かった。

 複数の関係者によると、会社役員は震災後、仁田容疑者の県議選(多賀城・七ケ浜選挙区)に関わるようになり、後援会関係者として事務所開きなどにたびたび顔を出した。

 仁田容疑者が8選を果たした2019年選挙の事務所開きで、会社役員は周囲に「震災からの復興でお世話になった」と話していた。その前後に多賀城市のホテルであった県政報告会でも登壇。塩釜市の水産関係者は「選挙区外の塩釜の社長がなぜあいさつするのかと不思議だった。2人は特に関係が深いと思った」と話す。

 一方、震災前の付き合いは薄かった。仁田容疑者の選挙に20年以上関わる多賀城市の会社社長(70)は「会社役員の姿は震災後しか見たことがない」と強調。後援会幹部の70代女性も「昔からいるイメージはない」と強調する。

 会社役員自身、震災前は政治と関わりが薄かったとみられる。震災前まで水産加工会社に勤務していた男性は「一匹おおかみ的な会社役員は誰かを頼ることもなく、後援会に入ったり、政治家のパーティーに行くこともなかった」と語る。

 この水産加工会社は東日本大震災後、13年1月〜19年12月に計4件、総額約8億円のグループ補助金の交付決定を受けた。21年2月の福島県沖地震でもグループ補助金の交付を受けようとして、役員の男が仁田容疑者を頼ったことが今回の事件の端緒になったとみられる。

 仁田容疑者の逮捕容疑は、会社役員からグループ補助金が申請額で交付されるよう口利きを依頼され、議会庁舎で1月上旬、審査担当の県職員に「本会議で問題にする」などと県議の影響力を使って交付を働きかけ、同月中旬に報酬として現金50万円を受け取った疑い。会社役員は報酬を支払った疑い。

5955チバQ:2022/10/02(日) 19:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cad123ddf633ba8570d725b0ba32db7b2309ec1
「仁田案件」宮城県庁内で警戒 県議口利き 以前も対応困難な要望か
10/1(土) 5:00配信


14
コメント14件


河北新報
仁田容疑者が県職員を呼び、口利きをするのに使ったとみられる県議会庁舎の応接室

 被災企業支援のグループ補助金を巡るあっせん利得処罰法違反事件で、逮捕された自民党宮城県議仁田和広容疑者(72)=宮城県七ケ浜町吉田浜=が過去にも、被害実態に見合わない補助金申請を仲介したり、対応困難な案件を働きかけたりした可能性があることが30日、県関係者への取材で分かった。

 複数の県関係者によると、仁田容疑者が持ち込むのは公平性をゆがめる恐れのある補助金や許認可の申請もあり、「仁田案件」として県内部で慎重に検討するよう情報共有していた。

 県関係者は「仁田容疑者と心中したくはない。仲介する案件は絶対に受けるなと部下に言っていた」と証言。面会を希望する水産業者に「仁田容疑者を県庁に連れてこないでくれ」と求めたという。

 仁田容疑者から働きかけられた際の対策も取っていた。「『仁田案件』は危ない。言った言わないの水掛け論になるリスクがあり、それなりの役職の職員が単独ではなく複数で対応した」と元県幹部。現職の県幹部は「補助金や許認可が絡む無理難題を言ってくる。若手を面会に行かせることはできなかった」と語る。

■警察も働きかけ把握

 事件でも、逮捕された水産加工会社役員の男(61)=塩釜市=が申請しようとした補助金は十数億円と被害実態に見合わない過大な額だったとされる。仁田容疑者は交付決定が難しい会社役員に対する補助金について、満額交付を県側に働きかけたとみられる。

 県警も仁田容疑者が県に働きかけを繰り返していたことを把握しており、事件との関連を調べる。

 仁田容疑者の逮捕容疑は、会社役員からグループ補助金を申請する金額で交付決定が受けられるよう口利きを依頼され、議会庁舎で1月上旬、審査担当の県職員に「本会議で問題にする」などと県議の影響力を使って交付を働きかけ、同月中旬に報酬として現金50万円を受け取った疑い。会社役員は報酬を支払った疑い。

5956チバQ:2022/10/16(日) 19:19:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8c6de42e238a446f695f1a325f2f54fb1ef194
「なぜ今なのか」自民青森県連、江渡会長の辞意巡り混乱 知事選まで9カ月弱、三村氏6選待望論も
10/16(日) 8:52配信


3
コメント3件


Web東奥
【写真右】自民県連の会合に出席するため会場入りする江渡氏【写真左】集会の来場者にあいさつする三村氏(左)=いずれも14日、青森市

 江渡聡徳衆院議員の自民党県連会長辞意を巡り、県連が混乱している。14日の県連役員会合で県議が慰留したものの、江渡氏の辞意は固かった。青森県内最大の政治決戦である来年の知事選(6月28日任期満了)まで9カ月を切ったが、県連の対応方針は手つかずのまま。複数の県連幹部はかねて、現職三村申吾氏(66)の6期目の推薦に難色を示しているものの、三村氏本人が進退を明らかにしない中、県連には「混乱が長引けば三村氏を支援する可能性も出てくる」との声もある。

 「われわれが迷子になってしまう。(来年春の)統一地方選、知事選まで続けてほしい」。14日夜、青森市内の日本料理店で開かれた自民県連役員の会合。冒頭あいさつで会長辞意を伝えた江渡氏に対し、阿部広悦筆頭副会長が再考を求め、続けて2人の県議も慰留した。しかし、江渡氏は首を縦に振らなかった。

 出席者によると、参院選敗北の責任に加え、会長職が7年を超え長期化していることや、若手育成を理由に挙げたという。

 しかし、「来春以降の大型選挙が近づいている。なぜ今(辞任)なのか」。県連幹部には困惑が残されたままだ。

 江渡氏の指示を受け、津島淳、木村次郎、神田潤一各衆院議員と滝沢求参院議員が後任の協議を始めているが、新体制にスムーズに移行できると見る向きは少ない。

 混乱の中で、県連の知事選対応が遅れる懸念が現実化している。新人擁立の場合、残された時間は少ない。ある県連幹部は、三村氏に続投の考えがあるなら-と前置きした上で、「会長人事が長引くほど、次も三村氏を支援する可能性が高まる」。別の幹部も「このままだと結局三村でいい、となってしまう」と話した。

 自民県連会合とほぼ同時刻、三村知事は青森市内のホテルで政治資金パーティーを開いていた。任期満了まで1年を切る中での資金集めに、出席者からは「あと数カ月の任期なら、そんなに金はいらない」として出馬は既定路線と見る声や、「次も期待している」との待望論も聞かれた。

 集会で三村氏は、開催理由について「政治活動にはどうしても必要な資金がある。年1回(の集会で)、皆さんの応援を得て仕事ができることに感謝している」と述べ、6期目を念頭にした選挙資金集めではないと強調。集会後、報道陣が「態度表明の時期は近いか」と問うと、「ノーノーノー」とはぐらかした。

 長谷川義彦後援会長は、後援会に対し三村氏から進退についての話はまだない-としながら「トップセールスなど、知事の活動量は初当選時と変わっていない。コロナ禍でやりたいことも道半ばだろう」と6期目出馬に期待する。

 集会に出席した東青地域の首長は「次も選挙に出ないとパーティーの意味がない。残り時間を考えたら、これから新人が手を挙げても間に合わない」と話す。

 一方、三村氏の集会の様子を伝え聞いた自民県連幹部は、会長人事で混乱する県連と対照的に捉え、こう漏らした。「金と人を集めた三村氏は、よろいを着けたということ。だんだん時間がなくなり、(三村氏に)戦術的に抑えられていっているようだ」

5957チバQ:2022/10/22(土) 09:45:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/407472724730f93cb2faf0be2cdf946e423dcd61
福島県議補選の郡山市選挙区で新人2人の選挙戦 双葉郡選挙区は無投票
10/21(金) 9:59配信


2
コメント2件


福島民報
 福島県議補選の郡山市、双葉郡の両選挙区は20日、告示された。郡山市選挙区は会社経営の新人高橋翔氏(34)=諸派=、前市議の新人佐藤徹哉氏(54)=自民=が立候補し、知事選と同時選となる30日の投票に向けて選挙戦に入った。

 両選挙区の欠員はともに1。双葉郡選挙区は元浪江町議会議長の新人佐々木恵寿氏(64)=自民=のみが立候補し、無投票当選した。

 郡山市の選挙人名簿登録者数(有権者数)は19日現在、26万8757人(男13万1008人、女13万7749人)。当選者に対する当選証書付与式は11月1日、各地で行われる。新議員の任期は来年11月19日まで。

5958チバQ:2022/10/24(月) 19:25:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ab72637f797abae6fb3d7e1b7feda2d2ae8c7aa
【山形】山辺町長選 新人・安達氏 初当選 現職7選阻む
10/24(月) 18:57配信

YTS山形テレビ

 任期満了に伴う山形県の山辺町長選挙は、新人で前の町議の安達春彦さんが、初当選を果たしました。

 「万歳、万歳、万歳」

【初当選 安達春彦 氏】
「若い人からお年寄りまで、山辺町で生まれて良かったと思えるような町づくりを、しっかりしていき、もっと前へ進んで、県と国と連携を図り、いい山辺町をつくりたい」

 開票結果です。
 当選 安達春彦 3012票 
    遠藤直幸 2844票
    竹俣 朋 1644票
    渡辺進一 189票 
 
 安達さんは、旧校舎を利用した屋内遊戯施設の設置や、財政健全化に向けた ふるさと納税の倍増計画などを訴えていました。
 
 投票率は 66.39%で、投票が行われた8年前の選挙を15.11ポイント上回りました。

5959チバQ:2022/10/25(火) 16:50:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/fba83c3285f11a646bf1c934eefca9afc2ccba75
いまだにやってる女性職員のお茶出し 地方議員も「そんな時代では」
10/25(火) 11:00配信

朝日新聞デジタル
青森県議会の委員会が開かれる階の給湯室には、お茶出しの際の注意事項が貼られていた=2022年10月6日、青森市

 青森県議会の委員会での女性職員によるお茶出しをやめてほしい――。県内の市民団体が9月、こんな要請を知事や議長にした。東北6県の県議会に尋ねたところ、同様の慣習が残るのは青森だけ。性別分業への批判が高まるなか、県議会もようやく動きそうだ。

 「青森県政を考える会」の事務局長、竹浪純さん(71)は3年前、県議会商工労働観光エネルギー委員会を傍聴したとき、それを「目撃」した。

 女性職員が、議員だけでなく市幹部ら計十数人に、湯飲みについだお茶を配っていた。「いまだにやっているんだ」と驚いた。

 県議会では原則毎月1回、同じ日に六つの常任委員会が開かれ、議員が7、8人ずつ出席する。議会事務局によると、午前11時に始まり、昼食をはさんで、午後に終わることが多い。

 そのため開会前と午後の再開前、議会事務局の2人が給湯室でお茶を入れ、各委員会の担当部局の2人が手分けして配る。ほとんどが非常勤の女性職員で、常任委員会がある日は、14人ほどがかかわるという。

 このお茶出しは一昨年4月、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、会派代表者会議で、「当面しないこと」を決めた。

 考える会は昨年、議長らに対し、審議内容を速やかに県民に伝えることなどを求めたのに合わせ、お茶出しの廃止も要請。今年9月にも「男女差別容認の古い感覚は特筆に値します」と、同様の要請をした。

 これを受け、三橋一三議長(54)に取材したところ、「お茶出しはやめたい。以前は自然に受け入れられてきたが、そんな時代ではない。女性が出すのがダメで男性ならいいという話でもない」と話し、廃止に向け検討する方針を明らかにした。

5960チバQ:2022/10/30(日) 09:01:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/17d0d3c6b2b005744cd65a9463f7827848cf7e69
あっせん利得事件 仁田宮城県議が自民を離党 県議会会派も離脱
10/29(土) 6:00配信


2
コメント2件


河北新報
宮城県議会庁舎

 グループ補助金を巡るあっせん利得処罰法違反の罪で起訴された宮城県議の仁田和広被告(72)=七ケ浜町吉田浜=は28日、自民党を離党し、県議会最大会派「自民党・県民会議」を離脱した。党県連と自民会派の幹部が明らかにした。

【写真】仁田県議

 自民会派は28日、県議会棟で会派総会を非公開で開催。25日に保釈された仁田被告は姿を見せなかった。終了後、取材に応じた佐々木幸士会長は、会派離脱と離党の意向を記した25日付文書が、弁護士を通じて27日に郵送で会派に届いたと説明。理由は記載されておらず、議員辞職についての言及もなかったという。

■全会一致で受理

 総会で所属の党議員から異論は出ず、全会一致で受理が決まった。佐々木会長は「会派に所属する議員の逮捕・起訴を重く受け止める。議員一人一人が襟を正して前に進んでいかなければならない」と述べた。

 起訴状によると、仁田被告は塩釜市の水産会社からグループ補助金の交付決定を受けられるよう依頼を受け、今年1月4〜12日、3回にわたり県議の影響力を使って県職員に交付を働きかけ、13日に報酬として現金50万円を受け取ったとされる。

 仁田被告は今月8日付で無実を主張する文書を県議会の各会派に送った。

河北新報

5961チバQ:2022/11/04(金) 17:36:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/c233f6293fd47361f73ac2a0f52b8390ae56ddac
「小沢系VS自民系」知事選も絡み神経戦 岩手・滝沢市長選6日告示
11/4(金) 6:00配信


9
コメント9件


河北新報
 任期満了に伴う岩手県滝沢市長選(13日投開票)は6日告示される。再選を目指す元民主党参院議員で現職の主浜了氏(72)、新人で元自民党県議の武田哲氏(58)の一騎打ちとなる公算が大きい。共に無所属だが、旧民主系と自民系の対決構図がにじむ。岩手政界の力学変化はいったん落ち着くのか、さらに加速するのか。来年夏に予定される知事選も絡み、黒子役となる立憲民主党と自民党の神経戦が続く。(盛岡総局・横川琴実、石沢成美)

■セオリー回避

 「にぎわいのある中心市街地をつくる準備は整った。引き続きやらせてほしい」。ビッグルーフ滝沢で10月30日にあった総決起大会。主浜氏は支持者を前に1期目の成果を強調した。

 主浜氏は県職員から2004年参院選岩手選挙区で初当選。2期12年務め旧生活の党副代表に就くなど、立民の小沢一郎衆院議員(比例東北)や達増拓也知事と行動を共にしてきた。

 来賓席には達増知事。前回市長選は無投票で初の選挙戦となる主浜氏に「滝沢市のリーダーとして活躍し、市民の思いを実現してほしい」とエールを送った。

 従来のセオリーに照らせば立民は主浜氏支援に回りそうだが、今回は積極的に関与しない構え。表立って動けない事情の一つは立民県連を取り巻く情勢だ。昨年の衆院選岩手3区で小沢氏が敗北。今年7月の参院選岩手選挙区では、達増氏が支援した立民現職が自民新人に敗れた。

 「政党が前面に出なくても『小沢系VS自民系』と見る有権者はいる」。主浜陣営幹部は打ち明ける。

 政党対決で苦戦を強いられれば、立民の弱体化はますます顕著になる。さらに来夏は知事選が控える。小沢勢力の「大看板」である達増知事は5選を目指すかどうか明らかにしていないが、市長選の余波は避けたいところだ。

■「もろ刃の剣」

 主浜陣営の集会と同時刻。わずか3キロ離れた滝沢ふるさと交流館では、元自民県議の武田氏が総決起大会を開いていた。

 「市民の皆さんに選択をお願いする。私が市長になったら滝沢を変えられる」と訴えた武田氏。市への盛岡赤十字病院の誘致、工業団地の整備を掲げる。

 県議1期目の任期途中で自民を離党しての挑戦だが、自民は手厚い支援を敷きつつある。

 集会で応援マイクを握ったのは最重要閣僚の鈴木俊一財務相(衆院岩手2区)。「首長は中央と連携できることが重要。責任を持ってバックアップしたい」と後押しした。自民県議も顔を並べる力の入れようだ。

 背景にはもちろん来夏の知事選が絡む。国政選挙で小沢勢力に連勝した自民だが、知事選候補の人選は停滞している。「秋までに擁立する」と息巻いた参院選直後のムードは霧散。季節は間もなく冬を迎える。

 「滝沢で勝てば知事選へ弾みが付く」(県連幹部)という計算だが、自民の目立ち過ぎは「もろ刃の剣」になりかねない。国政では世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で岸田内閣の支持率が低下。物価高対応への不満もあり風当たりは強いからだ。

 主浜陣営は立民と距離を取りながら、1期目で力を入れてきた健康増進政策の継続など実績を強調する。市政刷新を掲げる武田陣営は自民の支援を受けつつも、政党色を前面に出すことはない。水面下では両党の思惑が渦巻く。

河北新報

5962チバQ:2022/11/09(水) 10:05:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/3287620ff7033277a99d3b9a0644d5ffb2a27bcf
町議、女性に握手求めて手の甲触る…抗議受けて「一身上の都合」を理由に辞職
11/9(水) 9:11配信
 岩手県紫波町議会は7日、セクハラ行為を指摘された作山秀一町議(66)が提出していた議員辞職願について、本会議で採決し、全会一致で辞職を許可した。作山氏は欠席した。

 町議会関係者らによると作山氏は先月、町内で開かれたイベントで、運営に関わっていた一般女性に握手を求め、手の甲を触るなどしたとされる。女性が所属する団体から町議会事務局に抗議があり、作山氏は1日、「一身上の都合」を理由に議長宛ての辞職願を提出していた。

 藤原恵子副議長は「町議としてあってはならないこと。政治倫理条例に関する研修などを行い、再発防止に努める」と話した。

5963チバQ:2022/11/09(水) 17:59:35
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20221031/6050020642.html
県議補選郡山市選挙区 佐藤氏が初当選
10月31日 00時46分

議員の辞職に伴う福島県議会議員・郡山市選挙区の補欠選挙は30日、投票が行われ、自民党の新人の佐藤徹哉氏(54)が初めての当選を果たしました。

福島県議会議員・郡山市選挙区の補欠選挙の開票結果です。
佐藤徹哉、自民・新、当選。6万5987票。
高橋翔、諸派・新。1万9532票。

佐藤氏は郡山市出身の54歳。平成23年から郡山市の市議会議員を務めたあと、今回、初めて県議会議員選挙に立候補し当選しました。

5964チバQ:2022/11/14(月) 20:14:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b21d572c730e7b9f17fdabe9d0a1c7204c548c6c
武田哲氏が初当選 岩手・滝沢市長選 現職を2018票差で下す
11/14(月) 12:09配信
 任期満了に伴う岩手県滝沢市の市長選挙は13日投開票が行われ、新人の武田哲氏が現職との一騎打ちを制して初当選を果たしました。

(当選した武田哲氏)
「勝ちました!」

 滝沢市長選の開票結果です。武田哲・当選、1万1057票、主浜了・9039票、新人の武田氏が現職の主浜氏に2018票の差をつけ初当選を果たしました。
 武田氏は滝沢市出身の58歳です。市政の刷新を掲げて盛岡赤十字病院の誘致や工業団地の整備を訴え、支持を積み重ねました。
 一方、主浜氏は中心市街地の形成や市民の総合的な幸福度向上を公約に掲げて再選を目指しましたが及びませんでした。
 8年ぶりの選挙戦となった今回の投票率は44.49%で、前回を6.66ポイント下回り、市制施行前も含め過去最低でした。

記事に関する報告

5965チバQ:2022/11/14(月) 20:25:36
https://kahoku.news/articles/20221109khn000071.html
宮城県議会自民会派、高橋啓氏と佐藤剛太氏の入会を了承
2022年11月10日 5:00 [会員限定]



 宮城県議会(定数59、欠員1)の最大会派「自民党・県民会議」は9日、会派総会を開き、「緑風会」の高橋啓氏=加美、2期=、無所属の佐藤剛太氏=岩沼、1期=の入会を全会一致で了承した。

 新たな会派別勢力の見込みは次の通り。

 自民党・県民会議34▽みやぎ県民の声10▽共産党県議団5▽公明党県議団3▽社民…

5966チバQ:2022/11/15(火) 18:51:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/e146416f3310e313533169cca8bcb89078da521b
揺らぐ王国 「小沢系」現職、自民系に敗れる 岩手・滝沢市長選
11/15(火) 3:30配信


77
コメント77件


毎日新聞
武田哲氏=2022年9月12日午後4時48分、湯浅聖一撮影

 任期満了に伴う岩手県滝沢市長選は13日投開票され、無所属新人で元県議の武田哲氏(58)が、再選を目指した無所属現職の主浜了氏(72)を破り、初当選を果たした。立憲民主党・小沢一郎衆院議員とかつて行動を共にした主浜氏が、自民党の全面支援を受けた武田氏に敗れたことで、来年予定されている知事選にも少なからず影響を与えそうだ。

 小沢氏のお膝元の岩手では、昨年の衆院選岩手3区で、当選連続17回の小沢氏が自民候補に1万票近い差で歴史的な敗北を喫した。今年の参院選でも小沢氏が支援した立憲現職が自民新人に苦杯を喫するなど、盤石だった「王国」の揺らぎが鮮明になっている。

 こうした中で実施された滝沢市長選は、無投票だった前回から一転、8年ぶりの選挙戦に。事実上の与野党対決となっていた。

 武田氏は「新しい住民協働の町をつくりたい」と市政の刷新を訴え、中小企業の振興や盛岡赤十字病院の誘致などを掲げた。告示前の10月30日、自民の鈴木俊一財務相(衆院岩手2区)を招いて総決起大会を開催。選挙戦では、国会議員や県議らが推薦候補並みの応援を展開し、国や県との太いパイプを強調して支持を広げた。

 主浜氏は鵜飼(うかい)地区への中心市街地整備計画などの実績を強調し「もっと素晴らしい滝沢にしたい」とアピールした。自身は参院議員時代から、小沢氏やその側近だった達増拓也知事と行動を共にしてきたが、今回は政党色を抑え「市民党」を掲げて運動。30日の総決起大会には達増知事が駆けつけエールを送ったが、及ばなかった。

 当日有権者数は4万5666人。投票率は44・49%で、2014年の51・15%を6・66ポイント下回った。【湯浅聖一】

5967チバQ:2022/11/18(金) 09:50:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/8245ef51aafb6112cafdfba36044f77157b04740
大船渡市長選20日告示 震災から11年、影潜める「復興」
11/18(金) 7:00配信


0
コメント0件
毎日新聞
12年ぶりにトップが交代する大船渡市役所=岩手県大船渡市で2022年11月11日午後1時34分、奥田伸一撮影

 2011年の東日本大震災で死者・行方不明者計419人を出した岩手県大船渡市の市長選が20日告示される。震災の3カ月前に就任し、3期務めた現職の戸田公明氏(73)は今期限りでの引退を表明済みで、新人5人が出馬する見通し。震災後2回の選挙は「復興」が争点となったが、今回の前哨戦では影を潜めている。

 「内陸部との高規格道路を整備する」「子育て世帯への支援や施設整備を進める」「カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を推進する」

 14日夜、市内で開かれた大船渡青年会議所主催の立候補予定者公開討論会。新人5人が登壇し、事前に設定された産業振興▽過疎化▽環境問題▽10年後のビジョン――の4問に対し熱弁をふるった。会場は18歳の高校生をはじめ市民約150人でいっぱいで、12年ぶりの「政権交代」への関心の高さをうかがわせた。

 ただ、震災に触れた立候補予定者は1人だけで、内閣府や岩手県が公表した新たな津波想定に関連し「震災時の津波の高さを市内に表示する」と述べるにとどまった。5人のこれまでの発言や政策集でも震災や復興への言及はほとんどなく、一部が追悼施設の建設を掲げている程度だ。

 青年会議所によると、4問の内容は市民に事前募集し、多かった順に決めたという。討論会を担当した鎌田俊さん(37)は「震災関連は4問より少なかった」と説明する。立候補予定者の一人は「市民との意見交換の場で、震災が話題になったことはない」と関心の低さを明かした。

 一方、14年と18年の市長選は復興の進展や施策が争点となった。いずれも現職の戸田氏と新人の一騎打ちで、激しい論戦が展開された。

 14年は戸田氏が「被災地の中でもトップクラスのスピードで復興が進んでいる」と実績を訴えたのに対し、新人は「今のように復興が進まなければ人口が減ってしまう」と批判。18年は戸田氏が「市民所得や経済規模は震災前を上回った」と強調すると、新人は「近隣の被災地と比べて道路網が整備されていない。国や県に提案してこなかったからだ」と声を張り上げた。

 この4年間で何が変わったのだろうか。有権者に尋ねると、復興事業が一服したことを挙げる人が多かった。市の復興計画事業の進捗(しんちょく)率は20年9月で約95%に達している。それが前哨戦にも影響しているという。

 50代男性は「市長選の話題にのぼらないのは事業がほぼ終わったからだ」と言い切った。70代男性は「事業がおおかた終わり、子育て支援などわかりやすく支持が集まりやすい主張が中心となっている」と指摘し、集票戦略も一因とみる。津波で自宅兼事務所を失った70代男性は「復興事業には多くの市民が不満があると思うが、今さら何を言ってもという感はある」と話し、政治への諦めも広がる。

 戸田氏は、11日に開いた最後の定例会見で震災後の市政を振り返り「復興計画に盛り込んだ事業はほぼ終わった。今後はハード面を活用した本格的なまちづくりとなる」と述べた。新市長に引き継ぐ事案としてマイナンバーカード普及などを挙げ、震災や復興には触れなかった。市政は次の段階に進んだとも受け取れた。

 今後、他の被災地でも「復興」は選挙の争点から外れていく可能性は否めないが、選挙で復興が語られないことに対し、東北大大学院の河村和徳准教授(政治学)は「地方政治の場で被災者が顧みられなくなり、復興から取り残される人が出ることにつながる」と警鐘を鳴らす。「人目につきづらい被災者が『私は取り残されている』と感じるような選挙にしてはならない」と指摘する。

 討論会に足を運んだ大船渡高3年の小林友香さん(18)は、復興関連の施策はまだ必要だと感じる。「震災から20年には完全に復興したと言えるようにしたいが、関連する討論はなかった」と言い、今後の論戦に期待した。

 27日の投票日まで、候補者はどの程度、震災や復興を語るのか。大船渡市長選は「震災と選挙」を考えるうえでも重要な意味を持ちそうだ。【奥田伸一】

    ◇     

 大船渡市長選立候補予定者は出馬表明順に、イベント企画業の鈴木茂行氏(53)▽元会社役員の村上守弘氏(63)▽会社役員の渕上清氏(64)▽会社員の佐藤寧氏(55)▽市民団体代表の鵜浦昌子氏(67)。いずれも無所属新人で、佐藤氏は自民党岩手県連が推薦する。

5968チバQ:2022/11/30(水) 17:02:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2351a65ecf9852ea680bb101c90dea5976658013
6選に意欲か今期限りか 来年6月任期満了の三村青森知事、沈黙貫く 自民は長期政権に難色も
11/30(水) 15:26配信


1
コメント1件


河北新報
政治資金パーティーで講演する三村氏=10月14日、青森市

 任期満了(来年6月28日)に伴う青森県知事選で、県政史上初の5期目を務める三村申吾氏(66)が自身の進退について明言せず、沈黙を貫いている。三村氏を過去5回支援した自民党には、長期政権によるマンネリ化の懸念などから6選支援に否定的な声もくすぶり、対応を決めかねている。続投、退任、独自候補擁立…。あらゆるケースを念頭に、三村氏と自民が互いの出方をうかがう。

 「いくつかのシナリオが想定される。実際にそうするかは別にして(独自候補擁立は)あり得る」

 自民県連会長に27日就任し、記者会見した津島淳衆院議員(比例東北)は知事選を巡り、党が主体的に判断する方針を強調した。三村氏が立候補を決断した場合について「仮定のことに予断を持って話すべきではない」としつつ、対抗馬擁立に含みを持たせた。

 ある県連幹部は「党内には財政健全化など5期の実績を評価する声がある一方、『20年以上は長過ぎる』と続投に難色を示し、新しい風を望む向きもある」と打ち明ける。「難航するかもしれないが、できるだけ早く県連として方向性をまとめなければならない」と言う。

 県連の対応が定まらない中、自民県議の一般質問に呼応する形で三村氏が立候補表明する「恒例行事」も、県議会11月定例会では見送られる見込み。県連は三村氏の意向を確認するよりも、まず先に党所属県議らの意見聴取を進めたい考えだ。

 三村氏本人は今のところ態度を明らかにしておらず、続投と退任の両面で臆測が飛び交う。残り任期1年となる6月以降、報道陣などに去就を尋ねられても「今やるべき仕事を全力で果たしていく」と述べるにとどめる。

■我慢比べの様相

 自民との関係でいえば、三村氏は夏の参院選青森選挙区で党公認候補と並んでマイクを握り、積極的に応援した。党との二人三脚の健在ぶりをアピールしたものの、知事選に関しては水面下の調整が進まなかったとみられる。

 三村氏が10月中旬に青森市内で開いた政治資金パーティーには、県内政財界関係者約400人が出席した。「6選への布石では」との見方もあったが、本人は進退に触れず、攻めの農林水産業やインバウンド(訪日客)誘致に向けたトップセールスなど成果を強調した。

 心中を明かさない三村氏にじらされる自民。先の県連幹部は「後出しじゃんけんを狙い、我慢比べの様相を呈している。次の4年間をどうするのか、現職には早く態度を示す責任がある」と挑発気味に語った。

河北新報

5969チバQ:2022/12/07(水) 13:44:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f32514563c1ea7204104e05163d35ea672027d0
岩手県 知事選へ千葉絢子県議を擁立へ 自民党県連
12/7(水) 12:25配信


8
コメント8件


テレビ岩手ニュース

テレビ岩手ニュース

来年秋に行われる岩手県知事選挙で、自民党県連が県議会議員の千葉絢子氏を擁立する方針を固めたことが分かった。いわて県民クラブ会派に所属する千葉絢子県議は、平泉町出身の44歳で、民放テレビ局のアナウンサーなどを経て2015年の県議選で初当選。現在2期目。複数の関係者によると、自民党県連といわて県民クラブが擁立に動き、自民党県連は今後、常任総務会を開いて千葉県議の擁立を正式に決める予定だという。千葉県議はテレビ岩手の取材に対し、「今は県議としての職責を全うしたい」とコメントしている。知事選挙で候補者が浮上するのはこれが初めてで、現職の達増知事は、出馬について態度を明らかにしていない。

5970チバQ:2022/12/08(木) 16:39:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/613e962a464d05c9b808a70dbf9668501baee175
岩手県知事選に千葉絢子県議出馬へ 自民要請受け近く表明
12/8(木) 7:00配信
 来年9月の任期満了に伴う岩手県知事選に、県議の千葉絢子(じゅんこ)氏(44)=盛岡選挙区=が立候補する意向を固めたことが7日、分かった。自民党県連と千葉氏が所属する県議会会派が擁立に動いた。千葉氏は近く正式に表明する見通し。次期知事選で候補者が浮上するのは初めて。現職で4期目の達増拓也氏(58)は態度を明らかにしていない。

 関係者によると、千葉氏は自民県連の打診を受け、立候補する方向で最終調整に入った。幹部に対し「岩手のために頑張りたい」と述べたという。

 無所属で立候補し、自民県連の支援を受ける。連携の枠組みは、自民県連と所属会派が調整する方針。達増氏が5選を目指すことを視野に、県政転換を掲げて対決姿勢を鮮明にするとみられる。

 千葉氏は岩手県平泉町出身で、一関一高、慶応大法学部卒。県内の民放テレビ局アナウンサーを経て、2015年県議選盛岡選挙区に立候補し、トップで初当選。現在2期目で達増県政に批判的な無所属系会派「いわて県民クラブ」に所属する。

 同会派と自民はこれまで国政選挙などで連携。千葉氏は7月の参院選岩手選挙区で当選した自民新人を応援した。自民県連が知事選候補の人選を検討する過程で、盛岡市に地盤があり無党派層への浸透を期待できるとして、千葉氏が浮上したという。

 現職の達増氏は11月25日の定例記者会見で「発表できることはない」と述べ、5選を目指すかどうか明らかにしていない。立憲民主党県連最高顧問の小沢一郎衆院議員(比例東北)は9月、「達増氏に何としても頑張ってほしい」と立候補を促した。

 前回知事選(19年)で達増氏は立民、国民、共産、社民各党の推薦を受け、自民推薦候補を下した。

河北新報

5971チバQ:2022/12/11(日) 09:33:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/36482d2299d7a5cd63a2769cfc34e981a978cb9b
秋田・八峰町 森田新一郎町長(71)死去
12/10(土) 11:58配信


14
コメント14件


秋田テレビ
エラーコード:1001100
ご利用の環境では映像を視聴できません。
映像視聴における推奨環境はこちらをご確認ください。
秋田テレビ

 病気の療養のため12月12日付けで辞職する秋田県八峰町の森田新一郎町長が亡くなった事が10日分かった。71歳。

 八峰町の森田新一郎町長は、2018年に初当選し2期目だった。

 2022年10月6日から悪性リンパ腫の治療のため入院していた。

 病状が悪化し、公務への復帰が見通せないことから、12月12日付けの辞職願を町議会に提出し受理されていた。

 町によると10日朝、関係者から森田町長が亡くなったとの連絡を受けたという。

秋田テレビ

5972チバQ:2022/12/11(日) 16:10:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/249b198052243b14f9b4bba65f7ff5358a2a9bb7
三村青森県知事、進退いまだ示さず 任期満了まで半年、自民県連は対応決められず
12/11(日) 8:57配信

Web東奥
東京の百貨店で県産野菜を売り込む三村知事。知事選への態度を明らかにしていない=10日

 三村申吾知事の5期目の任期満了(来年6月28日)まで半年余りとなった。知事選前年12月の定例会一般質問で三村氏に進退を聞くという、これまで自民党県連が恒例としてきた場面がないまま、青森県議会が9日に閉会。三村氏が態度を明らかにしない中、県連の対応も決まらず、膠着(こうちゃく)状態が続いている。ただ、現職支持か、新人擁立か、いずれにしても「時間切れによる決着」(県連幹部)にはならないよう、今後動きが加速するとの見方もある。

 「今やるべきことを徹底してやっていく中で、さまざま考えることが出てくる。(進退表明が)早い遅いと言われても、お答えできるものではない」。5日の定例記者会見で三村氏は進退を示す時期を問われ、こうはぐらかした。

 県議会自民会派は11月、三村氏の6期目出馬をどう考えるか、県連が三村氏以外の候補を立てた場合は県連の対応に従うか-などについて、所属県議1人ずつに役員が聞き取った。県連役員には、県議の考えを把握し、知事選対応に反映させる考えがあったとみられる。

 複数の県議によると、三村氏の多選に否定的な意見と、実績を評価するなど肯定的な意見が両論あったという。しかし11月中に行うとされていた意見の取りまとめは、現時点でも行われていない。

 ある幹部は「聴取したことが表に出てしまったため、仮に三村氏が6期目に出るとなった場合、反対した県議の人数などが明らかになれば、三村氏と県連の間に無用な対立を生む」と話し、同氏への配慮をにじませた。ただ、聴取を受けた県議からは「何のためにやったのだろう」といぶかしむ声も聞かれる。

 津島淳新県連会長は9日、会派の意見聴取とは別に、年内に県議の地元に出向いて知事選対応に向けて意見交換する考えを示した。同じ日、党県第3選挙区支部長の木村次郎衆院議員は「3区としては(前回選挙だった)4年前にもう、三村氏に次はない、と意思統一されている」と明言した。

 津島氏は三村氏側に面会要請しているが、日程調整がつかず、いまだ面会がかなっていない。県議の中には「知事は今まで自民に支援されてきながら、自民の出方をうかがうばかりで自分から動こうとしない。その態度はいかがなものか」と反発する声もある。

 津島氏は「(県議と)腹を割って話したい」と言うが、三村氏に対する意見が分裂する中で、対応次第ではしこりが生じかねない状況にある。

 「ほかにいい候補がいるなら、とっくに結論が出ているだろう」。ある県連幹部は、膠着状態の裏側をそうみる。一方、別の幹部は10日、こう言った。「県連は主戦論で走り出している」

▼津島氏との会談「何とか」 三村知事示唆

 三村申吾知事は10日、東京都内での東奥日報の取材に、台湾出張から帰国する18日以降に自民党県連の津島淳会長と会談する意向を示唆した。津島氏は次期知事選での去就について、三村知事に考えを聞こうと面会を要請したが、実現していない。三村知事は「ないがしろにしているのではなく、当然お会いしないといけない。(台湾から)帰ってきたら何とか」と述べた。

 三村県政を支えてきた自民県連は11月末に会長職を交代。新会長の津島氏は9日、報道陣に「お互いの調整がつかない」と述べ、知事に進退をまだ聞けていないことを明らかにした。

 三村知事は11日から約1週間、台湾へ出張する。10日は伊勢丹新宿店で、買い物客を前にマイクを握り、リンゴや青天の霹靂(へきれき)など県産品を売り込んだ。トップセールス後の取材に「日程が詰まって毎週セールスだが(予定が)空いたら(津島氏に)お会いすることは当然」と明言。一方で自身の進退は「全力で今の仕事をしっかりしないといけないという状態」と述べるにとどめた。

5973チバQ:2022/12/16(金) 10:22:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/e13281787803ef18f80e22bd71157132bab581b0
【山形】米沢市長選・近藤洋介氏が出馬へ 前回24票差で敗れるも再挑戦
12/15(木) 21:53配信


さくらんぼテレビ

元衆議院議員の近藤洋介さんが、来年12月の任期満了に伴う米沢市長選挙に立候補すると表明した。

近藤さんは現在57歳で、2003年から衆議院議員を連続で5期務め、民主党政権時代に
経済産業副大臣に就いた。米沢市長選には前回初めて挑み、2万票あまりを集めたが、現職に24票差で敗れている。近藤さんは15日開いた会見で、再出馬の理由を説明した。

(近藤洋介氏)
「街の衰退を心配する声が残念ながら支配的になっている。市民の所得が増えて、子どもの数が増えて、暮らしやすい米沢を実現したい」

米沢市長選に立候補を表明したのは、近藤さんが初めて。現在2期目の中川勝市長は、自身の任期を「2期まで」とする条例を制定している。

さくらんぼテレビ

5974チバQ:2022/12/18(日) 09:16:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e385a30a22dd130d488ea04ad18f02d23c9a99a
岩手県知事選 千葉絢子元県議が出馬表明 自民、全面支援へ
12/17(土) 7:00配信

千葉 絢子氏

 来年9月の任期満了に伴う岩手県知事選で、元県議の千葉絢子氏(44)が16日、盛岡市内で記者会見し、無所属で立候補する意向を正式に表明した。自民党県連が全面支援する。同知事選の立候補表明は千葉氏が初めて。4期目の現職達増拓也氏(58)は態度を明らかにしていない。

(24面に関連記事) 千葉氏は記者会見で「東日本大震災以降の停滞感、閉塞(へいそく)感を打ち破ってほしいという期待を感じる。希望を持って暮らせる古里をつくるため、人生を懸けて挑戦する」と語った。

 達増県政に関し「市町村との連携、国への要望が不足している。この11年、復興以外に成し遂げられたことはあったと思えない」と批判。「若い女性が県外に流出している。女性労働者としての経験を生かし、少子化対策、労働政策に取り組んでいきたい」と述べ、交通網の整備や地域医療の充実を政策に掲げた。

 千葉氏は岩手県平泉町出身で、一関一高、慶応大法学部卒。県内の民放テレビ局アナウンサーを経て、2015年県議選盛岡選挙区で初当選。達増県政に批判的な無所属会派「いわて県民クラブ」に所属し、2期目だった。15日に県議を辞職した。

 19年の前回知事選では達増氏が立民、国民、共産、社民各党の推薦を受け、自民が推薦した元県議を下した。

河北新報

5975チバQ:2022/12/18(日) 09:31:08
https://www.sakigake.jp/news/article/20221218AK0001/
大館市長選、麓幸子氏が出馬表明 「市民の困りごとに寄り添う」
会員向け記事 2022年12月18日 6時57分 掲載
※写真クリックで拡大表示します
麓幸子氏
 秋田県大館市の作家・ジャーナリストの麓幸子氏(60)が17日、任期満了(来年4月30日)に伴う市長選(4月16日告示、23日投開票)に無所属で立候補することを表明した。市長選への出馬表明は、現職で2期目の福原淳嗣氏(55)に続き2人目。

 麓氏は市中央公民館で記者会見し、「(市民の)皆さまの不安や困りごとに寄り添い、解決に全力投球する」「子どもが生まれる笑顔があふれるまちにしたい」と述べた。

5976チバQ:2022/12/18(日) 09:37:15
https://www.iwate-np.co.jp/article/2022/11/28/130036
2022.11.28
渕上さん「活気あるまちに」 大船渡市長選、大激戦制し笑顔
大激戦を制し、満面の笑みで支持者と握手する渕上清さん=27日午後10時半、大船渡市盛町
 過去最多の5新人が舌戦を繰り広げた大船渡市長選。27日の投開票で前市議会議長の渕上清さん(64)が大激戦を制し、新たなリーダーの座を射止めた。吉報が届いた事務所は歓喜に沸き、支持者と喜びを共有。一方、惜しくも及ばなかった他陣営は静まり返り、候補者が敗戦の弁を振り絞った。

 大船渡市盛町の渕上さんの事務所には、約100人の支持者が駆け付けた。午後10時前、渕上さんの当選をテレビが速報。時を同じくして開票所に詰めていた陣営からも当選の報が入ると、「やった」「良かった」の声とともに拍手が鳴り響いた。

 支持者の握手攻めに合いながら壇上に上がった渕上さんは花束を受け取り、万歳三唱。「新しいことにも挑戦し、必ずもっと、活気のあるまちをつくり上げる」と力強く宣言した。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20221127/6040016150.html
大船渡市長選挙 前市議会議長の渕上氏が初当選
11月27日 23時57分

新人5人の争いとなった大船渡市長選挙は27日投票が行われ、前の市議会議長の渕上清氏が初めての当選を果たしました。

大船渡市長選挙の開票結果です。
渕上清 無所属・新 当選 7578票。
佐藤寧 無所属・新 4086票。
村上守弘 無所属・新 4063票。
鵜浦昌子 無所属・新 3220票。
鈴木茂行 無所属・新 623票。
前の市議会議長の渕上氏が初めての当選を果たしました。

渕上氏は大船渡市出身の64歳。市議会議員に連続で4回当選し、おととし議長に就任しました。

しかし、取締役を務めていたまちづくり会社が市から請け負った事業の金額を巡り、議員の兼業を禁じた地方自治法に抵触するとして去年、議員を辞職していました。

選挙戦では大船渡港を活用した物流の活性化に向けた高規格道路の整備や地場産業の育成。それにILC=国際リニアコライダーの誘致などを訴えました。

渕上氏は「地域ごとの声がけや組織力で大きな差がついたと思う。水産業をはじめとする地元の産業を元気で持続可能なものにするとともに少子化対策を進めたい」と述べました。

投票率は67.48%で前回・4年前を6.43ポイント下回りました。

5977チバQ:2022/12/18(日) 09:37:46
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20221127-OYTNT50164/
大船渡市長に渕上氏 新人4人破り初当選
2022/11/28 05:00
この記事をスクラップする
両手を上げて当選を喜ぶ渕上氏(27日午後10時3分、大船渡市盛町で)

 大船渡市長選は27日、投開票され、新人で前市議会議長の渕上清氏(64)(無所属)が、新人4人(いずれも無所属)を破り、初当選を果たした。投票率は67・48%で、前回(73・91%)を下回った。当日有権者数は2万9301人。

 過去最多の5人が立候補した大混戦。東日本大震災からの復興を推し進めた戸田公明氏(73)が3期12年で引退を表明し、「ポスト復興まちづくり」をどのように引き継ぐかが争点となった。

 渕上氏は市議会議長だった昨年2月、地方自治法の兼業禁止規定に抵触したとして議員を辞職し、今年5月に市長選への出馬を表明。市議時代の後援会を足場として組織的に活動し、高規格道路の整備や子育て支援の拡充などを訴えて支持を広げた。

 当選が決まると支援者らの前に現れ、「震災後、市民が苦労して築いてきた基盤をもっと生かし、新たなことに挑戦していきたい」と力強く語った。

 元市議の佐藤寧氏(55)(自民推薦)は政府とのパイプをPRしたが、届かなかった。企業経営者としての経験をアピールした元会社役員の村上守弘氏(63)は票を伸ばせず、戸田市政の継承を訴えたNPO代表の鵜浦昌子氏(67)らも及ばなかった。

渕上清ふちがみきよし  《1》

建築板金会社役員、こども園理事(元)市会議長▽大船渡高▽大船渡市▽大船渡市盛町

白抜き数字は当選回数。略歴は、現職(元)経歴(前職を含む)▽学歴▽出身地▽現住所の順

開票結果(年齢は投票日現在)

当  7,578 渕上清64無所属新
   4,086 佐藤寧55無所属新
   4,063 村上守弘63無所属新
   3,220 鵜浦昌子67無所属新
     623 鈴木茂行53無所属新

(選管確定)

5978チバQ:2022/12/20(火) 10:25:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/69385eded794a7cb721aceb980bf15c9f5ba5ec3
山形・米沢市長選 市参与の元外務省職員伊藤夢人氏が出馬表明 
12/19(月) 16:02配信
河北新報
伊藤夢人氏

 来年12月21日に任期満了を迎える山形県米沢市長選で、元外務省職員の市参与伊藤夢人氏(37)=米沢市=が18日、市内で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。「全国の企業や中央省庁との人脈を生かし、米沢をもっと良い形で次世代につなげたい」と述べた。

 2期目の中川勝市長(72)は自らの任期上限を2期8年とした条例に従い、立候補しない見通し。伊藤氏は市長選挑戦を中川氏に相談したといい「市長が取り組む医療健康の施策に私も力を入れたい」と語った。

 伊藤氏は北海道帯広市出身、米デューク大大学院修了。2010年外務省に入り、21年退職。22年4月から市参与としてウクライナ避難民の支援などに当たる。今月中に辞職予定という。

 市長選では、前回19年も立候補して中川氏に敗れた元衆院議員の近藤洋介氏(57)が15日、立候補を表明した。

河北新報

5979チバQ:2022/12/27(火) 14:10:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/feb18fb7f4d49259578116033f032c9c3336f9b5
現職県議10人が勇退へ 来春の統一地方選、平成以降で最多
12/27(火) 7:57配信
山形新聞
(写真:山形新聞社)

 来春に行われる統一地方選の県議選(3月31日告示、4月9日投開票)で、議長経験者など70〜80代のベテランを中心に計10人の現職が不出馬の意向を示している。平成以降の県議選で最も多く現職が退いたのは前回2019年の8人。今月26日現在、30〜60代の前元職と新人の計20人が名乗りを上げており、県議会は世代交代期を迎えていると言えそうだ。

 本紙のまとめで、勇退を表明しているのは=表=の通り。現議長の坂本貴美雄氏(75)も含まれている。県議会は定数43(欠員4)で、会派構成は自民党24人、県政クラブ11人。このほか、共産党県議団2人、公明党1人、無所属1人。このうち、今期限りで勇退する意向の現職は会派別に自民7人、県政ク2人、共産1人となっている。

 一方、次期県議選に意欲を示すのは前職1人、元職1人、新人18人。年代別は30代2人、40代6人、50代6人、60代6人で、ほかにも若い世代に出馬を模索する動きがある。

 県議会事務局によると、平成以降の県議選は8回。勇退者が最も多かったのは前回19年で、10期務めた後藤源氏(米沢市区)ら8人が退いた。最も少なかったのは前々回15年の3人だった。

5980チバQ:2022/12/27(火) 14:10:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/59d00215571984fae3cd3d3f4f63b9e86d0fbec5
水野さち子氏、会津若松市長選に出馬前向き 選挙戦の公算大きく
12/27(火) 12:06配信


2
コメント2件


福島民友新聞
水野さち子氏

 来年8月6日の任期満了に伴う会津若松市長選で、新人で元福島県議の水野さち子氏(60)が無所属での立候補を前向きに検討していることが26日、分かった。同市長選で立候補に向けた具体的な動きが明らかになるのは初めて。

 現職の室井照平氏(67)=3期=は進退を明らかにしていないが、近く後援会から出馬要請を受け、市議会2月会議で立候補を表明するとみられる。ほかにも立候補に向けた動きがあり、選挙戦になる公算が大きくなった。

 関係者によると、水野氏は11月に開かれた連合後援会の総会で支持者から出馬要請を受け、前向きな姿勢を示したという。

 水野氏は会津若松市出身。郡山女子大短期大学部卒。2011年11月の県議選で初当選した。19年6月に2期目途中で辞職し、同年7月の参院選福島選挙区に立候補したが、敗れた。

 同市では、若者の流出などで年1000人ほどの急激な人口減少が続く。市長選では、若者の定着と魅力ある雇用の場の創出を含めた人口減少対策に加え、コロナ禍で打撃を受けた観光業や商工業の活性化が焦点になるとみられる。室井氏が初当選した11年から進めてきた、デジタル技術を生活に取り入れる「スマートシティ」の取り組みへの評価も問われそうだ。

 19年8月4日に投開票が行われた前回の市長選では、室井氏が元県議会議長、前市議の新人2人を破り、3選を果たした。来年の選挙日程は決まっていない。

福島民友新聞社

5981OS5(旧チバQ):2023/01/06(金) 14:34:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bb5c67dff21ecb60b14656949fa41257b57c087
青森県知事選にむつ市長の宮下宗一郎氏(43)が立候補へ 市幹部職員などに辞職意向伝える
1/6(金) 11:19配信
青森朝日放送

6月28日に任期満了を迎える青森県知事選挙について、むつ市長の宮下宗一郎さんが、立候補の意思を固めたことが分かりました。

【むつ市長 宮下宗一郎氏】
「先ほど幹部職員と議長に市長を辞職する意向を伝えてきました」

宮下さんは5日夜の青森朝日放送の取材に対し、「青森県をさらに発展させるため、未来に向けて責任ある決断をしたい」と語り、知事選への意欲を示しました。一方、むつ市政の今後については、「未来を託せる後継者がイメージできている」と話しました。

宮下さんはむつ市出身の43歳。青森高校、東北大学法学部を卒業後、国土交通省を経て、2014年の市長選で初当選し、現在3期目です。知事選を巡っては、現在5期目の三村知事が「熟考中」として、進退を明らかにしていません。

5982OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:17:06
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230109010001.html

小野寺氏立候補へ 青森市長、現職・三村氏不出馬なら/知事選
2023/01/09 01:00東奥日報

小野寺氏立候補へ 青森市長、現職・三村氏不出馬なら/知事選

東奥日報

(東奥日報)

 6月28日任期満了の知事選に向け青森市長の小野寺晃彦氏(47)が、現職・三村申吾氏が出馬しない場合、立候補する方針を固めたことが8日、分かった。関係者によると、一部支持者らに出馬の意向を伝えた。小野寺氏は東奥日報の取材に「出馬を検討し、相談している。三村県政が引き継がれる形が必要だ」との考えを明らかにした。

 小野寺氏は、三村氏の不出馬を前提条件とする理由について「三村さんの支持を受けて市長にしてもらった。政治の師には信義を尽くさなければならない」と述べた。知事職に関しては「地域バランスの取れた政策を行うことが大事になる」と語った。

 6日に宮下宗一郎むつ市長(43)の出馬の意向が明らかになった後、小野寺氏と面会した支持者は「小野寺市長は知事選に出馬すると言った」と明かした。

 小野寺氏は宮城県生まれ。八戸市に住み、中学生の時に青森市に移り住んだ。東京大学経済学部卒。1999年に自治省(現総務省)に入り、宮崎市財務部長、愛知県財政課長などを経て、2016年の青森市長選に無所属で立候補し初当選。現在2期目。

 知事選を巡っては、宮下氏が出馬の意向を示しているほか、自民党県連が候補者選考委員会を設置し、青森県出身の官僚らに出馬を打診している。三村氏は「熟考中」として進退を明らかにしていない。

5983OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:34:07
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230107083602.html
自民青森県連幹部「候補選考 粛々と」 県知事選 宮下むつ市長の出馬意向受け
2023/01/07 08:36東奥日報

 6月28日の任期満了に伴う知事選に宮下宗一郎むつ市長(43)が出馬の意向を固めたことが明らかになった6日、自民党青森県連の幹部らは「粛々と県連の候補者選考を進めていく。流れは変わらない」「宮下氏と手を組む考えはない」などと冷静に受け止めた。同党県連は、現職の三村申吾氏(66)がいつ進退を表明するのかを見つつ、候補者選定の手続きを進めていく構えだ。

 宮下氏は知事選に事実上、最初に手を挙げた形となったが、6日時点で政党への支援を求めるかどうかを明らかにしていない。

 自民党県連の清水悦郎幹事長は、宮下氏が三村氏の県政運営をたびたび批判してきたことから「三村県政を支えてきた自民に、宮下氏が選挙応援を求めることは考えづらい」との見方を示す。ある同党県連幹部は「宮下氏から事前に何も相談もない。宮下氏が出馬しようが、自民党には全く関係ない」と言い切る。

 滝沢求会長代理は「宮下氏の出馬は冷静に受け止めている。粛々と候補者選考を進めていく」と話す。

 県連関係者の中には、新人候補を擁立する場合、一定の知名度を持つ宮下氏は「強敵になる」「浮動票は取り込むだろう」との声もある。木村次郎衆院議員は「三村氏がどの段階で考えを表明するのか見守りながら、いかようにも動けるよう選考委員会をベースに議論していく」と話した。

 過去5回の知事選で三村氏を推薦した公明党県本部の伊吹信一代表は、宮下氏出馬のコメントは控えつつ「知事の任期満了が近づいている。三村氏はできるだけ早く態度を表明することが望ましい」と注文した。

 一方、立憲民主党県連の田名部匡代代表は「正式に発表されたわけでなく、現段階で述べることはない」とした上で「一政党として選択肢を示す必要がある。簡単ではないが独自候補擁立を模索していく方針に変わりはない」と語った。田名部定男筆頭副代表は主戦論を堅持しつつも、宮下氏の動向を注視する考えを示した。

 共産党県委員会の畑中孝之委員長は、憲法改正や核燃料サイクルに対する宮下氏の政治姿勢を挙げ「県民の安全・安心を守る役割を果たせない」と批判。独自候補と野党統一候補の擁立を両にらみで進めている同党の協議に「影響はない」とした。

5984OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:55:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d74450d459eb1362b4d5c8d05e0e9dd2dba86f7
三村知事 沈黙貫く 知事選挙 相次ぐ立候補の動き (青森県)
1/10(火) 18:41配信


0
コメント0件
青森放送
 ことし6月の任期満了に伴う知事選挙への立候補に向けた動きが次々と明らかになっています。
 ただ三村知事は進退について沈黙を貫いています。


★三村 知事
「(進退について)自分としてはまだ申し上げる状況にはないけれども やるべきことの方向性、段取りが全部見えた中でいろいろとまた皆様方にご報告する時期はもちろんあると思っています」

 三村知事はきょう午前報道陣の取材に対し進退についてこのように述べこれまでと同様に明言を避けました。
 知事選挙を巡ってはむつ市長の宮下宗一郎さんが立候補の意向を固めたほか。
 青森市長の小野寺晃彦さんが三村知事が勇退する場合には立候補する意向を示しています。
 小野寺さんの意向について三村知事は…。

★三村 知事
「(小野寺さんの意向を)報道等で知ったというところですそれぞれ政治家の方々、政治を志す人間にはそれぞれの思いがあるわけですし小野寺さんがそういう決意とか覚悟とかいろいろ条件がどうこうということだったのだけどもそれぞれの思いとして受け止めるということで私からアドバイスしたり何とかするということはこの場面においてはないとご理解していただければと思います」

 過去5回の選挙で三村知事を支援してきた自民党県連は三村知事の進退を見極めながら新人候補の擁立も含めて対応を協議しています。

5985OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:56:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/c66d3cac7aeeea3022df5b9755ea83bf11683160
青森県知事選急展開 自民に戸惑い 候補者選考に影響も
1/10(火) 8:37配信


10
コメント10件


Web東奥
津島氏(右)の集会に来場し、あいさつを交わす小野寺氏=9日午前、青森市

 任期満了に伴う知事選を巡り、小野寺晃彦青森市長が三村申吾知事の不出馬を前提に立候補の意向を固めたことが明らかになった9日、自民党県連の幹部は取材に対し「(候補者選考の協議が)面倒になった。スケジュール感も変わってくるだろう」と漏らし、県連が描いていた選考の流れに影響する可能性を示唆した。県連は青森県出身官僚らに出馬を打診しているが、自民関係者からは「知名度がある小野寺氏の方が戦いやすい」といった声も出始めた。

 「わんぱく坊主のおかげで、へんてこりんなことになった」。ある県連幹部がこう嘆いた。

 宮下宗一郎むつ市長の動きがきっかけとなり、小野寺氏も出馬意向を表明。候補者選考委員会を設置している県連は、1月末を候補者選定のめどとしていたが、流れが変わる可能性もあるとみられる。

 9日、津島淳県連会長の政治資金パーティーで壇上に立った小野寺氏は、知事選への出馬意向が報じられたことを自ら切り出した。「三村知事がしかるべく決断した折には、国会議員、県議の皆さまの指導を踏まえてしっかり判断したい」。自民への支援要請とも取れるあいさつだった。

 津島氏は「小野寺氏の出馬意向は、三村氏がどうするかによるところの話。県連の選考プロセスを粛々と進めていく」と話し、小野寺氏から推薦願など正式な支援要請があれば、選考委の俎上(そじょう)に載せるとした。現時点で同氏、宮下氏の双方から、そうした動きはないという。相次ぐ表明に津島氏は「顔ぶれは想定内だがタイミングは想定外」と述べ、三村氏への進退の意向確認を急ぐ考えを示した。

 県連は三村氏の出馬、不出馬の両にらみで選考を進めているが、不出馬の場合は青森県出身官僚が有力視されている。だが、ある県連幹部は「官僚を連れてくるとすれば、選挙は素人で知名度もない。その点、小野寺氏は県都の首長で知名度はある」と話す。

 また、別の県連幹部は宮下、小野寺両氏の出馬意向によって、接触している官僚の「気持ちが変わる可能性もある」と危ぶんだ。「県連が独自候補を立てられなかったら、小野寺氏でいくしかない」と話す幹部もいる。

 複数の青森市議からは「小野寺氏は市政の大きな課題を処理してきた。知事になれば青森市のためにもなる」(花田明仁氏)などと歓迎の声が上がる。

 年明けから急展開した知事選を巡る動き。この先、どう進むのか。ある県連幹部はこうつぶやいた。

 「一晩で全部変わることもある。それが政治の怖さだ」

5986OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 19:41:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d08f4822da3095627610362fce324f123bfc5e3
青森市議会・自民クラブが市長に知事選出馬を要請
1/11(水) 20:11配信


15
コメント15件


産経新聞
青森市の小野寺晃彦市長(右)に知事選出馬を要請した市議会自民クラブの花田明仁会長=11日、青森市役所(福田徳行撮影)

6月に任期満了を迎える青森県知事選で、青森市議会の自民クラブ会派(7人)が11日、小野寺晃彦市長(47)に対し、現職の三村申吾知事(66)が勇退した際、出馬するよう要請した。

知事選を巡っては、過去5度の選挙で自民党県連の支援を受けている三村知事が「熟考中」として進退を明らかにしていない中、小野寺市長は現職が不出馬の場合、立候補の方針を固めている。

この日は同会派の花田明仁会長らが小野寺市長に要請書を提出。出馬要請の理由について花田会長は、JR青森駅前再開発ビル「アウガ」の特別清算の実現や市役所新庁舎の整備など、数多くの市政課題を解決した行政手腕を挙げ、県と同市の発展に向けて英断を促した。小野寺市長は「一般論としてエールをいただけるのはありがたい」としながらも改めて三村知事の判断を待つ考えを示した。

現職の去就が決まっていない中、同党県連は候補者選考委員会を設置して候補者擁立に向けた動きを加速させているが、この日は同会派が県連に対し、小野寺市長を候補者として議論の遡上(そじょう)に載せるよう要望。県連は14日に2回目の選考委員会を開く。

知事選では、むつ市の宮下宗一郎市長(43)が出馬の意向を示し、近く正式に表明する見通し。

5987OS5:2023/01/19(木) 12:59:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/78d680e183b732252e3026f3700695b0a21fdc80
青森県知事選 自民県連は小野寺・青森市長推薦が有力
1/19(木) 8:56配信


2
コメント2件


Web東奥
 自民党青森県連の次期知事選に向けた候補者選考の流れが大きく変わった。県連幹部らが思い描いていた新人候補の擁立が崩れ、既に立候補へ名乗りを上げている宮下宗一郎むつ市長、小野寺晃彦青森市長の2人からの「選択」を迫られる方向となった。複数の自民関係者によると、現時点で宮下氏を推す声は県連内では少数。県連推薦の候補は、三村県政の継承を前面に掲げる小野寺氏に絞り込まれる可能性が高いとみられる。

 自民県連は三村申吾知事の6期目への態度確認を進めつつ、昨年12月28日に選考委を設置。一方でごく一部の幹部が、水面下で官僚の擁立に向けて動いていた。しかし今月6日に宮下氏、9日には小野寺氏の出馬の意向が相次いで明らかになった。選挙戦の構図が変化していく中、本命視していた官僚が16日までに県連幹部に対して、出馬を断ってきたという。

 この結果、宮下、小野寺両氏の存在が県連内で高まった。複数の関係者によると、今月中に候補者を決定するというスケジュールに遅れが出ないよう、宮下、小野寺両氏に対し、党県連へ早期に推薦願を出すよう働きかけがあったという。

 「推薦願が出されたら、2人ともテーブルにのせ、公平な形で協議する」。ある選考委員は18日の取材にこう強調した。だが別の県連幹部は「現職の三村氏からバトンタッチするのはどちらがいいか、おのずと分かるだろう」と、小野寺氏が浮上してくる可能性を示唆した。背景の一つに、自民県連と軌を一にしてきた三村県政について、小野寺氏が「三村学校の生徒」を公言している一方、宮下氏はたびたび公然と批判してきたことがあるとみられる。

 候補者選考には三村氏の意向を尊重すべきとの意見もある。県連幹部の一人は「5期20年も務めた三村氏に物を言う権利はある。現職の考えも踏まえて進めないと失礼に当たる」と話す。選挙戦で三村氏の支援を受けたいとの思惑ものぞく。

 別の幹部は、自民が小野寺氏を推薦した場合、宮下氏とは激戦になると警戒し「マスコミへの露出が多く知名度もある宮下氏に勝つには、自民の県議、市議が本気で動かないと勝てない」と強調、「(立憲民主党現職に負けた)参院選の二の舞いだけは避けなければならない」と語った。

5988OS5:2023/01/22(日) 19:44:24
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20230122khn000011.html
宮城・富谷市長選告示、現新2氏の争いに
2023/01/22 17:12河北新報

宮城・富谷市長選告示、現新2氏の争いに

富谷市長選に立候補した(左から)荒谷敏氏、若生裕俊氏

(河北新報)

 任期満了に伴う宮城県富谷市長選は22日告示された。ともに無所属で、新人の前市教育部長荒谷敏氏(61)と3選を目指す現職の若生裕俊氏(58)=自民・立民・公明・維新推薦=が立候補を届け出た。投票は29日で、即日開票される。
 荒谷氏は、市が目指す基幹公共交通整備に向けた方策の一つに挙げる泉中央(仙台市)以北の地下鉄延伸の断念とバス利用者への助成などを唱え「身近な人に優しい市政運営を図りたい」と訴えた。
 若生氏は市総合計画に示す施策の遂行により「住みたくなるまち日本一を実現する」と強調。宮城県の仙台医療圏4病院再編に伴う総合病院誘致や地下鉄延伸を含む基幹公共交通整備の具現化に意欲を示した。
 21日現在の有権者は4万2258人。

◇富谷市長選立候補者
荒谷敏(あらや・さとし)61歳 無新
行政書士(市教育部長、市経済産業部長)宮城県大和町、黒川高
若生裕俊(わこう・ひろとし)58歳 無現②
市長(富谷町長、建築確認会社社長)富谷市、加美農高=(自・立・維・公推)

■荒谷氏「地下鉄延伸は200%実現不可能」 若生氏「諦めたら何も進まない」

 任期満了に伴う富谷市長選は22日告示された。ともに無所属で、新人の前市教育部長荒谷敏氏(61)と3選を目指す現職の若生裕俊氏(58)=自民・立民・維新・公明推薦=が立候補を届け出た。同市長選が選挙戦となるのは、2015年の富谷町長選以来8年ぶり。県の仙台医療圏4病院再編構想に伴う総合病院誘致や、泉中央(仙台市泉区)以北の地下鉄延伸を主な争点に舌戦を繰り広げた。
 荒谷氏は同市富ケ丘の銀行駐車場で第一声を上げ、現在の市政運営を「独断専行で、プロセスが全く見えない」と批判した。
 これまでの仙台市の対応などを踏まえ「地下鉄延伸は200%実現不可能」とし、バス料金の引き下げや通学定期の補助などに方針転換すべきだと主張した。
 病院誘致については建設用地の譲渡や運営補助といった市の支援策が「市民に不透明で、ひそかに決められている」と指摘した。
 若生氏は同市成田の運動施設で第一声。重点方針のうち真っ先に総合病院誘致に触れ「長年の念願が間近に見えてきた。何としても実現したい」と語った。
 地下鉄延伸を含む基幹公共交通整備も多くの市民が必要とする重要な政策と位置付け「難しい問題はたくさんあるが、諦めたら何も進まない」と力を込めた。
 村井嘉浩知事をはじめ県選出の国会議員、他自治体の首長らが多数、応援に駆け付けた。

5989OS5:2023/01/27(金) 13:02:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1f36a61c0f0cd715c8a3618042fe1622c87efe8
自民青森県連の「誓約書」波紋、知事選推薦の選考から漏れたら出馬辞退か
1/27(金) 9:50配信
 自民党青森県連は知事選の候補者選考の過程で、推薦願を出した応募者に「誓約書」を書くよう求めている。だが、その誓約書への署名が波紋を呼んでいる。

 県連によると、誓約書は21日の第3回選考委員会の際、推薦願を提出した青森市長の小野寺晃彦氏と、むつ市長の宮下宗一郎氏に手渡された。党本部に推薦を上申する手続き上、出すルールになっているという。「選考から落ちた場合も党の決定に従う」との内容で、署名すれば選考から漏れた場合に出馬を辞退し、決定した推薦候補者を支援することが求められる。

 宮下氏は26日の出馬会見で、「現時点では署名できない」とし、仮に選ばれなくても「出馬の決意が揺らぐことは絶対ない」と強調した。

 一方、小野寺氏は22日に青森市内で開いた出馬会見で、署名の意向を示した上で「誓約に沿って振る舞うのが私自身の信義則だ」と述べた。

 県連は、誓約書は推薦決定の判断には影響しないとしている。ただ、ある県連幹部は「2人とも党員ではないから押しつけることはできない」としながらも、「選考で人となりを見ており、そこに誓約書も加味するわけだ」と本音を漏らした。

5990OS5:2023/01/30(月) 00:38:07
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230129085201.html
知事選 青森vsむつ 市長同士の戦い 他市長見解「経験生かして」「政策論争を」
2023/01/29 08:52東奥日報

知事選 青森vsむつ 市長同士の戦い 他市長見解「経験生かして」「政策論争を」

東奥日報

(東奥日報)

 次期知事選(6月4日投開票)は小野寺晃彦青森市長(47)と宮下宗一郎むつ市長(43)が名乗りを上げ、青森県初となる市長同士の戦いが繰り広げられる見通しだ。2氏以外の県内8市の市長は28日までの東奥日報の取材に「市長の経験を知事として生かしたいという志は素晴らしい」「活発な政策論争が期待できる」などと受け止めを語った。「市長仲間同士の戦いは避けてほしかった」との声もあった。どちらを支持するかは「公約を見て決めたい」とする意見が大半だった。

 「小野寺さんは市長会の会長として10市をまとめてきた。宮下さんは独自の発想を持ち、いろいろな意見を述べてきた。それぞれ個性的」と両氏を評するのは長尾忠行平川市長。小桧山吉紀三沢市長は「野球で例えれば、どっちも物おじせず、直球を投げ込んでくる豪腕投手」と話し、政治家として次のステージを目指す行動を「自然の成り行きだ」とした。

 倉光弘昭つがる市長は、両氏を「将来を見通す力を持っている」とし、市長対決には「本県を思う信念があれば、選挙は避けられないと思う」と話した。

 熊谷雄一八戸市長は「県政に対する思いと志を持って知事を目指すのだろう」。桜田宏弘前市長は「住民に直接接する市長と、知事はやることが違う。知事になってからその人が何をするか、だと思う」と語った。

 「首長一人一人、皆地元を発展させるため地域経営に日々努力している。それを広げ、県全体の発展のため役立とうという志を持つのはいいこと」。高樋憲黒石市長はこう述べつつ、「全く違う考え方同士であれば別だが、同じ方向を向いていた者同士の選挙は、あまり好意的には受け止められない」とも。小山田久十和田市長も、市長が経験を生かす意味で知事を目指すのはいいことだとしながら「市長会の仲間同士が戦うのは、できれば避けてほしかった」と語った。

 「県民にとって身近に感じる選挙になるだろう。注目度が高まっているし、投票率も上がるのでは」と話すのは佐々木孝昌五所川原市長。ともに政策立案能力や発信力に定評があることから「分かりやすく活発な政策論争が期待できる」と述べた。

 顔触れが出そろう前でもあり、いずれの市長も現時点で支持は明確にしていないが、自民系の市長の中には「自民党の推薦に従う」との声もあった。

 「市長会も割れるだろう」とある市長。別の市長は「小野寺氏、宮下氏は市長会の会長、副会長としてうまくやっているように見えた。互いにライバル意識はあったかもしれないが、何でこう(知事選で対決することに)なったのか分からない」と漏らした。

5991OS5:2023/02/04(土) 11:33:30
https://kahoku.news/articles/20230131khn000054.html
青森知事選 自民、立民とも対応に苦慮
2023年2月1日 6:00




立候補を表明している小野寺青森市長(左)と宮下むつ市長
 任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、県政与野党がともに対応に苦慮している。自民党県連は立候補を表明した青森市長の小野寺晃彦氏(47)、むつ市長の宮下宗一郎氏(43)の推薦を巡って意見が四分五裂の状態で、混迷の度は深まるばかり。一方、立憲民主党県連は独自候補の擁立を目指すが、選考作業は一向に進展していない。(青森総局・伊藤卓哉)

自民、推薦巡り四分五裂

自民県連の会合であいさつする神田氏(左)。津島氏(左から3人目)ら県連幹部が並び、知事選対応について出席者に説明した=29日、青森市
 「後ろにずれることはあり得る」。1月29日、青森市であった自民県連の会合。会長の津島淳衆院議員(比例東北)は終了後、2月上旬を目標としていた推薦候補の決定を先送りする可能性を示唆した。

 会合には市町村・職域支部の幹部が集い、知事選への対応を協議。出席者によると、県連に推薦願を提出している小野寺、宮下両氏ともに支援すべきだとの声や自主投票を求める意見などが上がったという。

 一枚岩になれない県連の現状は、神田潤一衆院議員(青森2区)が28日に投稿したブログに象徴される。候補者選考は「党や県連の論理を優先すべきでない」と指摘。「『大義』が見つかるまで徹底的に議論する必要がある」と警鐘を鳴らした。

 立候補を表明した首長2人はともに保守系で、自民支持者が二分する恐れもある。会合後、県議からは「地域間対立をあおるだけだ」「どちらかの優秀な人材をつぶすことになりかねない」との懸念も漏れた。

 ただ、県連の方針は従前通りの二者択一。津島会長は「選考なので当然。県民に支持してもらえる方を示したい」と述べた。

立民、独自候補選考進まず

立民県連の常任幹事会で、独自候補擁立を目指すと強調した田名部氏(右)と升田氏=28日、青森市
 対する立民県連。28日に青森市であった常任幹事会後の会見で、代表の田名部匡代参院議員は独自候補の擁立を強調し、「さまざまな努力を続けている」と改めて説明した。

 旧民主党時代は2011年に党県議を擁立、推薦したが完敗。15年は主戦論を唱えつつも候補者を立てられず自主投票。19年は旧立民などが、反核燃団体で組織する市民団体の候補を自主的に応援するにとどまった。

 今回の知事選も投開票まで4カ月と迫るが、田名部代表は「できるだけ早く擁立するのが望ましいが、どこにタイムリミットを定めるかは常任幹事会で相談する」などと歯切れが悪い。升田世喜男代表代行も「広範囲の情報収集が必要。役員会を頻繁に開いて対応する」と言葉を濁す。

 県連関係者の1人は、独自候補の擁立が困難となった場合、「小野寺、宮下両氏のどちらかを自主支援するのもありだ」と主張する声が県連内にあると明かす。その上で「自民の出方をうかがっているのが現状。相手が推薦する候補を決めない限り、身動きは取りづらい」と話す。

5992OS5:2023/02/06(月) 20:16:44
https://news.goo.ne.jp/article/abanet/region/abanet-67130.html
青森県知事選 下北地域4町村長がむつ市長・宮下氏の支援を表明
2023/02/06 18:45ABA青森朝日放送

青森県知事選 下北地域4町村長がむつ市長・宮下氏の支援を表明

青森県知事選 下北地域4町村長がむつ市長・宮下氏の支援を表明

(ABA青森朝日放送)

任期満了に伴い、6月に投開票が行われる知事選挙を巡る動きです。下北郡の町村長が、知事選に立候補を表明している、むつ市長の宮下さんを支援する考えを表明しました。

【風間浦村 冨岡宏村長】
「三村知事から、次期知事選には出ない、後継指名もしない、宮下市長、小野寺市長、若者2人に切磋琢磨して頑張ってほしいという知事の意向がありましたので、我々は今回知事の意向もくみながら、4首長で宮下氏を応援していこうということで記者発表となりました」

むつ市長の宮下さんを支援する考えを表明したのは、大間町の野﨑尚文町長、東通村の畑中稔朗村長、佐井村の太田直樹村長、風間浦村の冨岡宏村長です。

4人は4日、むつ市内で会見を開き、宮下さんには異次元の発信力や想像力、スピード感、実績があると、支援を決めた理由を説明しました。これに対し宮下さんは、支援への感謝と決意を述べました。

【むつ市長 宮下氏】
「皆さんから大変評価をいただいているということがありましたので、こうした応援を大きな力にして、これから全県での活動をしていきたいと考えております」

次の知事選を巡っては、青森市長の小野寺さんも立候補を表明しています。

【青森市長 小野寺氏】
「私自身はまず、新年度の当初予算を骨格予算ではありますけれども継続して、市民の暮らしを守るための予算はきちんとつくっていく。その作業に最大限注力しています」
「先方が何をするとかしていないとか、そういうことではありません。まず目前やるべきことをきちんとやったうえで仕事をしていく、(知事選は)その先にあるとそういう心積もり・腹積もりで動いておりますので、ご理解いただければ」

任期満了に伴う知事選は5月18日告示、6月4日に投開票が行われます。

5993OS5:2023/02/06(月) 20:20:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230206k0000m010088000c.html
陸前高田市長選 復興けん引した現職・戸羽太氏、志半ばで敗れる
2023/02/06 13:30毎日新聞

陸前高田市長選 復興けん引した現職・戸羽太氏、志半ばで敗れる

落選が決まった後、支持者の肩を抱いて労をねぎらう戸羽太氏=岩手県陸前高田市で2023年2月5日午後10時35分、奥田伸一撮影

(毎日新聞)

 任期満了に伴う岩手県陸前高田市長選は5日投開票され、新人の元農林水産省職員、佐々木拓氏(59)=無所属=が、現職で4選を目指した戸羽太氏(58)=同=を破って初当選した。告示の2カ月前に帰郷し、市政刷新を掲げた佐々木氏が、2011年の東日本大震災からの復興をけん引した戸羽氏に取って代わることになった。

 佐々木氏は36年間勤めた農水省を22年12月に退職して出馬表明。現市政に不満を持つ勢力の全面支援を受けた。大学誘致や1000人分の新規雇用創出を掲げ、人口減対策や広大な未利用地が残るかさ上げ地の活用など、新たな施策を求める市民の支持を集めた。

 初当選の4週間後に被災した戸羽氏は積極的な情報発信で市の知名度を上げた他、国や県に頼らない企業誘致を推進。4年前の選挙で別の新人に5票差に迫られた経験から、国民健康保険税の減額など生活支援策を打ち出したが伸び悩んだ。

 当日有権者数は1万5802人。投票率は79・36%だった。

    ◇

 「市長になって4週間で震災が起きた。(その後の復興に)一定の成果は出してきたつもりだが、認められなかったのは少し残念」

 戸羽氏は5日、落選を受けて市内の選挙事務所で取材に応じ、悔しさをにじませた。自身も津波で妻を亡くした遺族だ。被災地の首長として注目を集めたが、志半ばで市政運営から退く。

 神奈川県出身で、28歳のとき父親の故郷、陸前高田に移住した。30歳で市議になり3期務めた後、助役(現副市長)に就任。自民党員だったが離党し、共産党籍の前市長を支えた。その後継として出馬した11年2月の市長選で初当選した。

 震災による陸前高田の死者・行方不明者は計1800人余りで、被災地では宮城県石巻市の次に多かった。戸羽氏は災害対策本部を置いた給食センターに泊まり込んで復旧作業の陣頭指揮を執り、国指定名勝の高田松原で1本だけ残った「奇跡の一本松」の保存は全国に発信された。独自に人脈を広げ、企業誘致や自治体間交流も進めた。

 一方、被災しなかった地域や戸羽氏と縁の薄い人たちとの溝は年々広がった。4年前の市長選は新人候補に5票差で薄氷の勝利。今回は佐々木氏に約1200票差を付けられ、市長の座を明け渡すことになった。

 「やってきたことが全てよかったとは思わないが、やるべきことはやった」。3期12年をこう振り返った戸羽氏は、目を赤らめて語った。「肩の荷が下りたような気もする。今後のことは後援会と相談しなければならないが、現時点では『もう私ではないのかな』という思いもある」。【奥田伸一】

5994OS5:2023/02/06(月) 20:20:36
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230206/6040016745.html
陸前高田市長選挙 佐々木拓氏が現職を抑え初当選
02月06日 05時54分

陸前高田市の市長選挙は5日投票が行われ、新人で農林水産省の元職員の佐々木拓氏が現職を抑え、初めての当選を果たしました。

陸前高田市長選挙の開票結果です。
佐々木拓
無所属・新 6843票 当選
戸羽太
無所属・現 5648票

新人で農林水産省の元職員の佐々木氏が、4期目を目指した現職の戸羽氏を抑え、初めての当選を果たしました。

今回の陸前高田市長選挙は、東日本大震災からまもなく12年となる中、復興の先を見据えたリーダーを選ぶ選挙となりました。

当選した佐々木氏は、陸前高田市出身の59歳。

農林水産省の元職員で、水産庁の漁政部参事官や九州漁業調整事務所長などを務めました。

選挙では、大学の誘致や返済義務のない奨学金の導入で若者の定着をめざすとしたほか、IT産業や先端企業の誘致で4年間で新たに1000人の雇用を創出すること。
このほか、農林水産業の生産額倍増など復興の先を見据えた公約を掲げて支持を訴えました。

佐々木氏は「陸前高田市は、震災復興の大規模な事業は終わりましたが、昔のようなにぎわいはまだ戻っていません。例えば、市中心部の空き地は雑草だらけで、これからどうやって美しい陸前高田にしていくかが重要です。市民の方々と一緒になって本当の意味での復興を行っていきたい」と述べました。

投票率は79.36%で、前回を0.98ポイント上回りました。

5995OS5:2023/02/06(月) 20:28:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20230205-OYTNT50174/
陸前高田市長に佐々木氏…初当選 若者呼ぶ施策に支持
2023/02/05 23:03
この記事をスクラップする
当選し、両手を上げて喜ぶ佐々木氏(5日午後10時32分、陸前高田市高田町で)
 陸前高田市長選は5日、投開票され、新人で元農林水産省職員の佐々木拓氏(59)(無所属)が、4選を目指した現職の戸羽太氏(58)(同)を破り、初当選を果たした。東日本大震災からの復興工事が終わったまちのかじ取り役は新たなリーダーに託されることになった。投票率は79・36%で、前回(78・38%)を上回った。当日有権者数は1万5802人。


 当選の報が事務所に届くと、佐々木氏は支持者らと抱き合い、「復興が終わったと言われるが、希望が持てない。子どもが希望を持てるよう、大学や企業を誘致して、本当の意味での復興を目指す」と語った。

 約35年間、農水省や外局の水産庁で勤務した佐々木氏は、昨年12月に同省を退職して立候補する意向を表明。「復興の先に、かじを切れ」を合言葉に市政刷新を呼びかけた。

 農林水産業の生産額の倍増や、1000人の雇用創出を公約に掲げ、大学のキャンパス誘致や給付型の奨学金制度創設など、若者が定住できる環境の整備などを訴えて支持を広げた。

 前回選で戸羽氏に5票差まで迫った当時の新人候補の支持層に加え、従来、戸羽氏を支援してきた層の一部からも票を取り込んだ。

 戸羽氏は市政継続を訴えたが、現市政への批判をはね返せなかった。

市長選開票結果 (年齢は投票日現在)/

当  6,843 佐々木 拓59無所属新

   5,648 戸羽  太58無所属現

(選管確定)

佐さ々さ木き   拓たく  《1》

(元)水産庁漁政部参事官、農水政務官秘書官▽東京水産大水産学部▽陸前高田市▽陸前高田市広田町

《1》は当選回数。略歴は、(元)経歴▽学歴▽出身地▽現住所の順

5996OS5:2023/02/07(火) 17:21:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/382c2cdba414573b5c5548e28c792787ada2c0da
東洋大中退なのに選挙公報・名刺で「大卒」の栗原市議辞職…両親にも伝えられなかった
2/7(火) 17:04配信
 学歴を詐称していたとして、宮城県栗原市の沢辺幸浩市議(61)は6日、市会議長宛てに議員辞職願を提出し、許可された。最終学歴は大学中退だったのに、2021年4月の選挙公報や名刺などで大学卒業と公表していた。

 沢辺氏の説明によると、1982年4月に東洋大経営学部(2部)に入学。日中働きながら夜間の授業に通っていたが、留年が確定して仕事に専念するため、87年3月に中退した。20歳代の頃から両親を含めて周囲に対し、大学中退とは伝えてこなかった。

 1月の市議会全員協議会などで話題になり、辞職を決意したという。記者会見した沢辺氏は「背信行為をいつまでも隠し通すことはできないと判断した。投票していただいた皆さまに、おわびしていきたい」と頭を下げた。

 沢辺氏は17年4月に初当選し、2期目だった。17年の市議選の選挙公報では、最終学歴を高校卒業としていた。

5997OS5:2023/02/08(水) 17:26:22
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230208-OYT1T50170/?ref=yahoo
上山市長選、選挙戦が確実に…現職は健康上の理由で出馬せず
2023/02/08 15:52
 山形県上山市議会の石山正明副議長(72)が4月16日告示、同23日投開票の市長選に無所属で立候補する意向を固めたことがわかった。6日付で議員辞職した。


 石山氏は同市出身で、旅館業を経て、2007年の市議選で初当選。11年は落選し、19年の選挙で返り咲き、21年から副議長を務めていた。

 石山氏は、子供の学習力の向上や交流人口の拡大などを掲げ、読売新聞の取材に「市民の意見をしっかり聞き、市民に寄り添った市政にしたい」と述べた。

 同市長選には、同市元副市長の山本幸靖氏(46)も出馬を表明しており、選挙戦となることが確実となった。現職の横戸長兵衛市長は、健康上の理由で出馬断念を決めている。

5998OS5:2023/02/11(土) 22:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/615243a151f58ebb6915f7d9e30ab3987e6a2878
青森県知事選 自民、小野寺青森市長を推薦へ 保守分裂の激戦予想
2/11(土) 16:17配信

産経新聞
青森市の小野寺晃彦市長(右)に知事選出馬を要請した市議会自民クラブの花田明仁会長=1月11日、青森市役所

任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、自民党県連は11日、青森市内で推薦候補を決める選考委員会を開き、青森市の小野寺晃彦市長(47)を推薦する方針を決めた。19日にも開く役員会、総務会で正式決定し、党本部に上申する。

知事選をめぐっては、現職の三村申吾知事(66)が不出馬を表明する中、小野寺氏とむつ市の宮下宗一郎市長(43)が立候補を表明、同党県連に推薦願を提出している。

選考委はこれまで党所属国会議員や県議、市町村支部、職域支部などから意見を聞き、推薦候補の絞り込みを進めてきた。この日の選考委終了後、記者会見した江渡聡徳(あきのり)委員長は「総合的な観点から選考委6人全員の満場一致で小野寺氏に決定した」と強調した。

選考委の推薦方針決定を受け、同市内で報道陣の取材に応じた小野寺氏は「正式に連絡を頂いておらず、現時点でコメントする立場にない」と具体的な言及を避けながらも「これまで県政と二人三脚で歩んできた。それを評価していただければありがたい」と語った。

一方、宮下氏は同党県連の推薦が得られなかった場合でも出馬する意向を示しており、保守層を二分した激戦が予想される。保守分裂によって同党の選挙戦への影響も懸念されるが、江渡委員長は「総合的な判断で小野寺氏に決まった。役員会、総務会で理解を得ていく」と話した。

5999OS5:2023/02/12(日) 21:15:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/3508dd9d2ed553c6ca420bd672479282e4634dfe
自民、小野寺氏推薦へ/江渡氏「総合的な観点」 19日にも正式決定/青森県知事選
2/11(土) 21:26配信

Web東奥
 任期満了に伴う知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、自民党青森県連の候補者選考委員会は11日、小野寺晃彦青森市長(47)を推薦候補とする方針を決めた。青森市内で開いた選考委後の記者会見で、江渡聡徳委員長は選考理由について「総合的な観点」と説明した。19日にも開く県連役員会、総務会を経て正式決定する。津島淳県連会長は「党の決定は、党議拘束の効力を持ち得る」との認識を示した。

 党県連には、小野寺氏と宮下宗一郎むつ市長(43)の2氏が推薦願を提出している。宮下氏は11日の選考委後の取材にも出馬の意思は変わらないとしており、現役市長同士が選挙戦で争うことになる。

 江渡氏は「選考委は、委員6人の満場一致で決定した」と強調。小野寺氏に絞り込んだ理由など詳細については「具体的なことを役員会、総務会の前に発表するのは控える」とし、多くを語らなかった。

 これまでの市町村・職域支部の会合や国会議員による聞き取りでは、党員、支持者の間で小野寺氏、宮下氏それぞれを推す声があり、党内にしこりが残らないよう、自主投票を求める意見も多かった。

 江渡氏は「公党としてある程度決めるのが一番いいだろう」と、自主投票としなかった理由を説明。党内分裂の懸念を問われた津島氏は「決定について心から納得してもらい、小野寺氏の支持を広げるため、まずは党内での共感、理解が重要。丁寧に説明する」と述べた。

 党県連は、昨年12月28日に党所属の国会議員や県議で構成する選考委を設置。青森県出身官僚に出馬を打診していたが断られ、現職の三村申吾知事が1月21日に今任期限りでの退任を表明したことも踏まえ、小野寺氏、宮下氏のどちらか1人を推薦する方向で協議してきた。

 小野寺氏は仙台市生まれ。3歳で八戸市に移り、中学生で青森市へ。青森高校、東大経済学部卒。1999年に自治省(現総務省)に入省し、宮崎市財務部長、愛知県財政課長などを経て、2016年の青森市長選で初当選し、現在2期目。4月末で市長を辞職する考えを示している。

 知事選では野党なども候補者擁立を模索しているが、現時点で具体名は挙がっていない。

▼「大変ありがたい」 小野寺氏

 自民党県連の選考委員会が11日、小野寺晃彦青森市長を知事選の推薦候補とする方針を決めたことを受け、青森市内で取材に応じた小野寺氏は「正式に連絡をもらったわけではないので、現時点でコメントする立場にない。今後(県連の)総務会で(確定する)手続きがあると伺っている」とした上で、「選考委では謙虚な姿勢で思いを伝え、県政と二人三脚で歩んできたと話した。それを評価していただけるなら、大変ありがたい」と述べた。

 宮下宗一郎むつ市長との選挙戦に向けては「先輩市長である宮下市長の胸を借りる立場で、しっかりと臨んでいく心構えだ」と語った。4月末に辞任する意向は変わらず、現在は政策を磨くとともに、21日開会の定例市議会に備えているという。「最後まで市政に責任を持って市長を務め、次の事柄に臨んでいきたい」と話した。

▼「気持ち揺るがず」 宮下氏

 知事選への立候補を表明している宮下宗一郎むつ市長は11日、むつ市内で取材に応じ、自民党県連の選考委員会が小野寺晃彦青森市長を推薦する方針を決めたことを問われ、「私自身は県民の皆さまの暮らしや未来のために青雲の志を抱いて立ち上がった。その気持ちが揺らぐことはない」とし、立候補の意思に変わりがないことを強調した。

 今後、自民県連の総務会で推薦候補を正式に決める手続きになっていることから「(現時点では)党のプロセスの話。特段何か申し上げることはない」との立場を繰り返した。

 今後の活動への影響についても同日は具体的に言及せず、「青森県の未来を変えることで日本全体をよくしていきたい-という私の志を、これから県民の皆さまに訴えたいし、皆さまから今の青森県の実情をしっかり聞いていきたい」と意欲を語った。

▼選挙戦のスタンス 候補確定後に表明/三村知事

 三村申吾知事は11日、東奥日報の取材に対し、次期知事選の対応については候補者が出そろい、構図が固まった段階で立場を明らかにしたいとの考えを示した。

 6月28日の5期目の任期満了をもって退任する三村氏は、現時点で後継指名などは行っていない。

 11日の取材には、どの候補者を応援するかなど自身のスタンスに関し「はっきりしなければならない立場。全体的に候補者が正式に決まったら、自分の意思とその理由を説明したい」とした。

 三村氏は過去5回の知事選で、3期目まで自民党本部、4期目以降は党県連の推薦を受けている。

6000OS5:2023/02/14(火) 20:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ae9abdd9e599bc42aeab9ab0ca471707f2e6096
青森県知事選 自民県連、小野寺青森市長を推薦方針 保守分裂の様相も
2/12(日) 6:30配信


81
コメント81件


河北新報
小野寺晃彦氏

 任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、自民党県連の候補者選考委員会は11日、青森市長の小野寺晃彦氏(47)を推薦する方針を決めた。19日にも県連の総務会で推薦が決定する見通し。

 同知事選への立候補を表明している小野寺氏と、むつ市長の宮下宗一郎氏(43)は先月、県連に推薦願を提出。選考委がいずれかに推薦を決める方向で調整していた。

 青森市で11日にあった選考委の終了後、記者会見した委員長の江渡聡徳衆院議員(青森1区)は「総合的な観点から判断した」と説明。小野寺氏の推薦に至った理由などについて「具体的な中身は控えたい」と明言を避けた。

 小野寺、宮下両氏は保守系首長で、ともに自民が支援してきた。推薦を巡ってはこれまで県連内でも意見が分かれており、保守分裂の様相もはらむ。

 県連会長の津島淳衆院議員(比例東北)は「今は懸念を持っていない」と強調。「われわれの思いに共感してもらえるかについては、地道にやっていくことに尽きる」と述べた。

 自民から推薦される見込みとなった小野寺氏は記者団の取材に「正式な連絡はなく、現時点でコメントする立場にない」と前置きした上で、「選考委では謙虚な姿勢で思いを伝えた。評価していただけたなら大変ありがたい」と話した。

河北新報

6001OS5:2023/02/14(火) 20:58:49
https://www.sankei.com/article/20230211-6SQ7JDMHLNL2TP77CKESYLN434/
青森県知事選 自民、小野寺青森市長を推薦へ 保守分裂の激戦予想
2023/2/11 16:10


青森市の小野寺晃彦市長(右)に知事選出馬を要請した市議会自民クラブの花田明仁会長=1月11日、青森市役所
青森市の小野寺晃彦市長(右)に知事選出馬を要請した市議会自民クラブの花田明仁会長=1月11日、青森市役所

任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、自民党県連は11日、青森市内で推薦候補を決める選考委員会を開き、青森市の小野寺晃彦市長(47)を推薦する方針を決めた。19日にも開く役員会、総務会で正式決定し、党本部に上申する。

知事選をめぐっては、現職の三村申吾知事(66)が不出馬を表明する中、小野寺氏とむつ市の宮下宗一郎市長(43)が立候補を表明、同党県連に推薦願を提出している。

選考委はこれまで党所属国会議員や県議、市町村支部、職域支部などから意見を聞き、推薦候補の絞り込みを進めてきた。この日の選考委終了後、記者会見した江渡聡徳(あきのり)委員長は「総合的な観点から選考委6人全員の満場一致で小野寺氏に決定した」と強調した。

選考委の推薦方針決定を受け、同市内で報道陣の取材に応じた小野寺氏は「正式に連絡を頂いておらず、現時点でコメントする立場にない」と具体的な言及を避けながらも「これまで県政と二人三脚で歩んできた。それを評価していただければありがたい」と語った。


一方、宮下氏は同党県連の推薦が得られなかった場合でも出馬する意向を示しており、保守層を二分した激戦が予想される。保守分裂によって同党の選挙戦への影響も懸念されるが、江渡委員長は「総合的な判断で小野寺氏に決まった。役員会、総務会で理解を得ていく」と話した。

6002OS5:2023/02/19(日) 11:51:00
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR2K6V6SR2KUZHB001.html
山科県議が立候補の意向 山形県新庄市長選
2023/02/18 11:00朝日新聞デジタル

 今年9月29日の任期満了に伴う山形県新庄市長選について、山科朝則県議(56)=新庄市区、無所属=が17日、取材に対し、立候補する意向を明らかにした。

 山科氏は2011年の県議選で初当選。現在3期目で、JA新庄市経営管理委員会会長や社会福祉法人理事なども務めている。「地元で政治活動を続ける中で、支持者から市長として街づくりを進めてほしいといった強い要望を受けた」と言い、次期市長選への立候補を決断したという。

 山科氏は今春の県議選への立候補を取りやめ、4月29日の任期満了まで県議を務めるという。

 次期市長選をめぐり、現職で4期目の山尾順紀氏(70)は態度を明らかにしていない。(辻岡大助)

6003OS5:2023/02/19(日) 21:10:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_local_JRLJSLUVGVL3ZKPXMOQAK3OTFQ.html
青森知事選で自民県連、青森市長の推薦決定先送り
2023/02/19 17:13産経新聞

青森知事選で自民県連、青森市長の推薦決定先送り

青森県知事選の推薦候補を協議する自民党県連総務会であいさつをする津島淳県連会長=19日、青森市(福田徳行撮影)

(産経新聞)

任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、自民党青森県連は19日、青森市内で役員会、総務会を開いた。総務会では、県連に推薦願を提出し、先の知事選候補者選考委員会で推薦の方針が決まった青森市の小野寺晃彦市長(47)を正式に推薦候補とすることを諮ったが、結論は先送りとなった。

知事選をめぐっては、むつ市の宮下宗一郎市長(43)も出馬を表明している。総務会は非公開で行われ、出席者によると、同じく県連に推薦願を提出していた宮下氏を推す声や自主投票を求める意見が相次ぎ、まとまらなかったという。

結論を持ち越したことについて、報道陣の取材に応じた津島淳県連会長は「(小野寺、宮下両氏の)それぞれを推す声や多くの意見が出た。十分な議論を尽くす必要がある」と語った。今後の進め方は津島会長に一任された。

県連の知事選推薦候補者選びは、選考委の決定に総務会で異論が噴出する異例の事態となり今後、選挙戦に向けて挙党態勢を構築できるかどうかが焦点となりそうだ。

6004OS5:2023/02/20(月) 20:10:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR2M7DD4R2MULUC00P.html
知事選、自主投票求める声相次ぐ 自民県連の候補者推薦決定めぐり
2023/02/20 11:00朝日新聞デジタル

知事選、自主投票求める声相次ぐ 自民県連の候補者推薦決定めぐり

自民県連総務会の終了後、取材に応じる津島淳会長(右端)=2023年2月19日、青森市、渡部耕平撮影

(朝日新聞デジタル)

 6月4日投開票の青森県知事選の候補者選考をめぐり、自民党県連は19日、青森市内で総務会を開いた。この日は当初、県連の選考委員会が推薦する方針を固めた青森市の小野寺晃彦市長(47)について、推薦を正式に決定する予定だったが、自主投票を求める意見など異論が相次ぎ、結論を次回の総務会に持ち越した。

 総務会は非公開で、県議や地域支部の役員を務める市町村議らが出席した。推薦願を出した小野寺氏とむつ市の宮下宗一郎市長(43)のうち、小野寺氏の推薦を正式に決定し、党本部に上申するかどうかをめぐり議論。会合は当初1時間ほどの予定だったが、意見を集約できず、2時間半にわたって続いた。

 弘前市支部長を務める谷川政人県議によると、同支部はこの日、自主投票を求める意見書を提出。ほかの支部からも、自主投票を求める声が上がったという。「なぜ小野寺氏を選んだのか。みんなが納得できるだけの説明が選考委から示されていない。今のままでは、県連内にしこりが残る」と話した。

 津軽地方のある市議は会合の様子について、「小野寺氏、宮下氏それぞれを推す意見が出た。議論が堂々巡りで、とても決められなかった」と言う。

 一方、南部地方のある村議は「どちらを支持する立場でもないが、選考委が全会一致で決めたのであれば、それを支えるのが組織だ。それぞれの思惑で動いては、党としてまとまれない」と語った。

 会合後、取材に応じた津島淳県連会長は「機が熟したのであれば決めたかったが、議論を尽くす必要がある」と述べ、次回の総務会が3月以降にずれ込む可能性を示唆した。

 そのうえで、「(決定が遅くなればなるほど)選挙に取り組む時間がなくなるが、県民、党員が納得感をもって知事選に臨むことを重視したい」と話した。(古庄暢、渡部耕平)

6005OS5:2023/02/20(月) 20:29:54
https://kahoku.news/articles/20230215khn000028.html
青森県知事選 出馬の2人「対話重視」も分かれる戦略
2023年2月16日 6:00




集会で参加者と地域課題についてやり取りする宮下氏(右)とタウンミーティングで市民の質問に答える小野寺氏

 任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、立候補を表明している現職首長2人は、対照的な政治姿勢で有権者にアピールする。セオリーを踏まえる青森市長の小野寺晃彦氏(47)に対し、むつ市長の宮下宗一郎氏(43)は新鮮味を打ち出す。双方が「対話」を重視しながら、自らのカラーを浸透させようとしている。
(青森総局・今愛理香、伊藤卓哉)


タウンミーティングで市民の質問に答える小野寺氏=9日午後6時20分ごろ、青森市
小野寺氏 セオリー意識、方言交えて丁寧に説明
 小野寺氏は9日夕、青森市で市主催のタウンミーティングに出席した。市民からは除雪の相談や、県立中央病院と青森市民病院(ともに青森市)統合の進捗(しんちょく)状況に関する質問などが相次いだ。

 謙虚な姿勢で丁寧に-。自身の信条に従い、市民の疑問や訴えにじっくりと耳を傾け、細やかな説明に徹する。普段、公の場であまり出さない津軽のなまりを交え、地域住民と心を通わせようとする配慮も忘れない。

 電子機器やパネルなど目立った道具は使わず、向かい合って対話する形式を重んじる。小野寺氏は「派手なパフォーマンスはできない。地味で古風なスタイルかもしれないが、まじめなタイプなので」と笑う。

 タウンミーティングは、2016年に初当選して以降、市の事業として継続。1年間で約40の連合町会や地域協議会を回っている。「こだわりを持って作り上げてきた大事なもの」で、知事選の公約では全県に取り組みを拡大するとした。

 小野寺氏は「ユートピア(理想郷)を語るのではなく、自分がいままでやってきたことを県内に広げていきたい」と話す。


気になるテーマを掲げた参加者とやり取りする宮下氏(中央)
宮下氏 新鮮味を演出、米国風スタイルで集会
 対する宮下氏。応援する会が1月29日夕、むつ市で催した集会では、円形に並んだ参加者を前に、矢継ぎ早に質疑応答を繰り返した。

 白地のTシャツに紺色のジャケットを羽織り、ラフな雰囲気を演出。手短に市政の現状などを報告した後は、参加者に子育てや教育など六つのテーマが記された用紙を掲げてもらい、対話しながら地域課題の解決策を探っていくスタイルを取った。

 従来の政治集会とは一線を画す。宮下氏は「アメリカではよくある形」と説明する。ライバルの小野寺氏は「宮下市長本人から(米アップルの共同創業者の)スティーブ・ジョブズに倣ったと聞いた」と明かす。

 参加者は「大半が交流サイト(SNS)での情報を見て集まった」(支持者)という。親子連れなど若い世代の姿が目立った。子どもが絵本を読めるコーナーを設置するなどの目配りも欠かさない。

 市長を辞する前に、後援会などと活動を活発化させる宮下氏。「聞くのが政治の原点。積み重ねれば県民の気持ち、暮らしに迫っていける」と意気込む。

6006OS5:2023/02/23(木) 13:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0811576b06c6dd44e8f10183b9be8a4805793024
現市長が辞職予定の青森・むつ市 辞職後の市長選に県議の山本氏が立候補へ
2/23(木) 11:54配信
青森県知事選に立候補するむつ市長の宮下さんの辞職に伴うむつ市長選に、県議会議員の山本知也さんが立候補する決意を固めたことが分かりました。

山本知也さんは、青森朝日放送の取材に対し、宮下さんの辞職に伴うむつ市長選に立候補することを表明しました。山本さんは、むつ市区選出の県議会議員です。

【山本知也さん】
「宮下市政の軌跡を未来へつなぐ、これは選挙への大義だと思っております。宮下市長が歩んできた市政を未来へつないでいく、それは私自身の役目だと思っております」

むつ市長選に立候補の意思を表明したのは山本さんが初めてです。山本さんは、25日にも記者会見を開き、正式に立候補を表明する予定です。

6007OS5:2023/02/24(金) 23:19:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1830909ee77057c70bf4e89f0d83d00057c9c9a
むつ市長選 菊池憲太郎県議が立候補の意思表明 山本県議に続き2人目
2/24(金) 18:55配信
青森朝日放送

4月に投開票が行われる見込みとなっている、むつ市長選についてです。青森県議会議員の菊池憲太郎さんが、立候補の意思を表明しました。

【菊池憲太郎氏】
「この春4月に予定をされております、むつ市長選挙に出馬をする決意を固めましたので、皆様にご報告をさせていただきたいと思います」

菊池さんは会見を開き、むつ市長選への立候補の意思を表明しました。改めて会見を開いて、正式に立候補を表明する方針です。

菊池さんは、むつ市出身の54歳で、2011年に県議会議員に初当選して現在3期目です。菊池さんは3月、議員を辞職し、今後は自民党と公明党に推薦願を提出したいとしています。

【菊池憲太郎氏】
「より優しく、より強く、より豊かな地域社会実現のために、これまでの私の3期12年間、この県議会議員としての活動を生かしつつ、この経験を生かして臨みたいというふうに考えて、きょうはお集まりいただきました」

むつ市長選を巡っては、23日、同じく県議会議員の山本知也さんも立候補の意思を示していて、25日に会見を開き、正式に立候補を表明する方針です。

現職の宮下さんが知事選に立候補を表明し、3月3日に辞職する意向を示していることから、むつ市長選は4月16日に告示、23日に投開票が行われる見通しです。

6008OS5:2023/02/24(金) 23:19:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/eebc88261432ccde4f4f59ad63d9759cceb2152f
県議対決、自民分裂の構図へ/むつ市長選
2/24(金) 21:50配信


4
コメント4件


Web東奥
 むつ市区選出の自民党県議菊池憲太郎氏(54)は24日、青森県むつ市のむつグランドホテルで記者会見し、知事選(6月4日投開票)に出馬する宮下宗一郎むつ市長(43)の辞職に伴う市長選への立候補を表明した。菊池氏は「宮下市政の取り組みを継承しつつ、より優しく、強く、豊かな地域社会を実現したい」と述べた。

 市長選は4月16日告示、23日投開票の日程で行われる見通し。同市区選出の自民党県議山本知也氏(40)も出馬に意欲を示しており、自民勢力が分裂する選挙戦が確実となった。

 菊池氏は宮下市政について、防災対策や情報発信を例に挙げ「先進的かつ効果的な取り組みを行ってきた。これらはしっかりと継承したい」と評価。その上で観光・産業振興にさらに力を入れる考えを示した。

 燃料費高騰や物価高に対する支援として市独自の予算措置、人口減少対策として大学、専門学校進学を対象とした給付型奨学金の創設などの政策も掲げた。今後改めて、政策発表の記者会見を開く。

 菊池氏はむつ市出身。工学院大学専門学校土木科卒業。むつ市議1期を経て2011年の県議選同市区に民主党推薦で出馬し当選。13年11月に自民党に入党した。現在3期目。党県連広報委員長、下北観光協会連合会会長、県フェンシング協会会長などを務める。

 無所属で出馬し、自民、公明両党に推薦願を提出する意向で、今定例県議会中に県議を辞職する考え。県議選(4月9日投開票)の自民党公認を得ているが、25日までに公認辞退を届け出る。

6009OS5:2023/02/24(金) 23:19:46
2019県議選 むつ市

当11339菊池憲太郎 現・自民   →23年市長選へ
当09519山本知也  新・無所属 自民推薦 →23年市長選へ
当07810越前陽悦  現・自民
落03446杉浦弘樹  新・無所属 国民社民推薦
落02192横垣成年  新・共産

6010OS5:2023/02/27(月) 00:02:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/862a80afd18e76af9beedf5a05448700978046f2
むつ市長選に県議2人出馬へ 保守分裂の様相
2/25(土) 13:38配信


0
コメント0件
産経新聞
任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)に出馬を表明しているむつ市の宮下宗一郎市長(43)の辞職に伴う同市長選をめぐる動きが一気に表面化した。いずれも同市選出の自民県議、菊池憲太郎氏(54)と山本知也氏(40)が25日までに市長選出馬を表明。保守分裂の選挙戦の見通しとなった。

菊池氏はむつ市出身。同市議1期を経て23年の県議選同市選挙区に当選。現在3期目。山本氏は同市出身。同市役所職員を経て平成31年の県議選同市選挙区に初当選し、現在1期目。

宮下市長は、3月3日に辞職する意向を示しており、市長選は4月16日告示、23日投開票の見通し。

6011OS5:2023/03/03(金) 10:07:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10d50240bd68451206844caffb4a889002e5e05
陸前高田市議会、「稼ぎどころごっそり亡くなった」「市財政焼け太り」議長発言で混乱
3/3(金) 6:42配信
 岩手県陸前高田市議会(定数18)は、2日午前の本会議への出席議員が定足数(9人)に達せず、予定していた一般質問が午後にずれ込む異例の事態となった。佐々木拓市長の就任後初の市議会での混乱は、新年度予算案の審議にも影響する可能性がある。

 同市議会では、福田利喜(としき)議長が2月14日に日本記者クラブ(東京)で登壇した際、東日本大震災からの復興に関して、市の財政状況を「焼け太り」、多くの市職員が犠牲になったことを「一番稼ぎどころの中間層がごっそり亡くなった」などと発言したことなどが問題視された。

 同28日開会の定例会では、福田議長の不信任決議案を賛成11、反対5(議長、副議長を除く)で可決したが、法的拘束力はなく、福田氏は辞任を拒否している。3月2日午前の本会議には、この福田氏の対応に抗議した市議10人が欠席し、定足数に達しなかった。

 午後は18人全員が出席し、一般質問が行われた。議場に入った福田氏は冒頭、「議会外での言動について誤解を生じさせたことは真摯(しんし)に受け止める。公職としての言動については気を付けていきたい」と述べた。

6012とはずがたり:2023/03/06(月) 20:27:36

https://twitter.com/kichi66666/status/1628987903241261057
はんkichi(選挙用)
@kichi66666
山本氏に続き菊地氏も出馬。これで、既に勇退表明している越前氏も含め、むつ市の自民現職県議3氏が全て県議選不出馬ということになり、俄然面白くなってまいりました。

むつ市長選 菊池県議も出馬へ|速報|Web東奥

2023年2月24日
むつ市長選 菊池県議も出馬へ
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1506254
 青森県むつ市区選出の自民党県議菊池憲太郎氏(54)は24日、むつ市内で記者会見を開き、知事選に出馬する宮下宗一郎むつ市長の辞職に伴う市長選に立候補することを明らかにした。同市長選は4月16日告示、23日投開票の日程で行われる見通しで、意欲を示したのは同市区選出の自民党県議山本知也氏(40)に続いて2人目。

6013とはずがたり:2023/03/06(月) 20:27:59
青森県知事選 自民は自主投票 「小野寺氏推薦」覆る
3/5(日) 22:16配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dfe773f118ddd5cccbcc47fbffaec6fb96c8b83
Web東奥

 自民党県連は5日、青森市内で総務会を開き、任期満了に伴う知事選(5月18日告示、6月4日投開票)の対応を自主投票に決めた。県連の候補者選考委員会は小野寺晃彦青森市長(47)を推薦する方針を決めていたが、総務会で覆る異例の展開となった。津島淳会長は終了後の記者会見で「苦渋の思いもあったが、合意形成が難しいのも事実。組織を分裂させてはならないと判断した」と決断の理由を説明した。

 県連には小野寺氏と前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)が推薦願を提出していた。県連内ではそれぞれを推す声が上がっていたほか、自主投票を求める声も多く、結果的に党内世論に大きく配慮した形となった。

 同日は青森市のホテル青森で、2月19日に中断した総務会を再開。複数の関係者によると、冒頭で津島氏が会長一任を取り付けて役員会に移行。役員会で津島氏は「小野寺氏推薦」の案を撤回し、自主投票を提案した。役員会での賛成を経て、再び開いた総務会で全会一致で決定した。この日はいずれの場面でも異論は出なかったという。

 津島氏は会見で「時間をかけ、意見を聞き、それらを十分に踏まえる形での結論を出した」とした上で、「知事を選ぶのは県民。県民の思いによって決めるべしと判断したのが最大の理由」と説明した。

 一方で、「選考委の提案を覆さざるを得なかったこと、自民党として県民に選択肢を主体的に示せないことに苦渋の思いがある」と吐露した。

 県連の選考委は小野寺、宮下両氏との面談を経て2月11日に小野寺氏推薦の方針を決定。同19日の総務会で正式決定する方向だったが、出席者が自主投票を強く求めるなど会議が紛糾したため、結論を先送りしていた。

 知事選では公明党県本部が既に自主投票を決めた。宮下氏は3月3日に市長を辞職し、小野寺氏は4月末で市長を辞職する考えを示している。県内首長経験者の両氏が、国政与党の支援を受けずに選挙戦で争うことになる。

 野党は候補者擁立を模索しているが、現時点で具体名は挙がっていない。

6014OS5:2023/03/06(月) 22:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa4c5484f9fa260969587e5700fae76a9a6e49d2
青森県知事選は保守分裂選挙へ 小野寺・宮下両氏ともに支持拡大へ政策提言に注力
3/6(月) 17:51配信
任期満了に伴う6月の青森県知事選についてです。自民党県連は5日、推薦願を提出していた青森市長の小野寺晃彦氏と、前のむつ市長・宮下宗一郎氏はともに推薦せず自主投票にすることを決めました。青森県連内では小野寺氏と宮下氏それぞれに支援の声があり、知事選は保守分裂の様相を呈しています。


自民党青森県連は5日、青森市で総務会を非公開で開き知事選への対応を協議しました。このなかで推薦願を提出していた青森市長の小野寺晃彦氏と前のむつ市長の宮下宗一郎氏について両者ともに推薦せず、自主投票とすることが全会一致で了承されました。

※自民党県連 津島淳会長
「組織を預かる者として、分裂ということをいたずらに進めることはあってはならない。県民の皆様の思いによって決すべしと判断したのが最大の理由です」

小野寺氏は一度、県連の推薦候補として提案されながらも対応を一転された形となりましたが、謙虚に受け止めると述べました。

※青森市長 小野寺晃彦氏
「党の判断なので、謙虚に受け止めさせていただきたい。青森市でできたこと、やってきたことをお届けしていく。そのためのプロセス、財源も含めてしっかりと責任ある形で責任ある県政を政策として示していく方向性はまったくぶれることはありません」

一方、3月3日にむつ市長を辞職した宮下宗一郎氏は今後、いずれの政党に対しても推薦願を出さずに選挙戦に臨む考えを示しました。

※前むつ市長 宮下宗一郎氏
「組織での戦いができなくなりましたので、非常に私自身、追い込まれた感じはありますけど、このさい、県民党・県民第1党を立ち上げる意気込みで、これから活動を開始し、県民主体の政治、これをしっかりと実現してまいりたい」

2人から推薦願が出されていた公明党は、自民党に先立って自主投票を決めています。県議会で野党第一会派の立憲民主党の県連は、独自候補の擁立を模索する一方で、宮下氏の自主支援を求める声も上がっています。

また、現職の三村知事は知事選への対応については、7日の定例記者会見で自身の考えを示すとしています。

自民党県連内では、小野寺氏と宮下氏、それぞれに支援を表明する声があり、知事選は保守分裂の選挙戦となる見通しで、2人はこれから県内全域を巡って政策を訴えながら支持拡大に動く構えです。知事選は5月18日告示、6月4日投開票が行われます。

青森テレビ

6015OS5:2023/03/06(月) 22:59:43
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1511961
2023年3月6日
青森市長選 西氏が出馬検討
 青森商工会議所副会頭の西秀記氏(59)が、次期青森市長選に無所属での出馬を検討していることが5日、分かった。近く最終判断するとみられる。市長選を巡り、立候補の動きが明らかになるのは初めて。

6016OS5:2023/03/06(月) 23:11:58
https://www.asahi.com/articles/ASR356V8XR35ULUC00G.html
森知事選、自民が自主投票 県連二分、分裂避け方針転換
土肥修一 古庄暢 高田誠 渡部耕平 横山蔵利2023年3月6日 11時00分

青森県知事選について自主投票の方針を決め、会見する津島淳・自民党県連会長(右)ら=2023年3月5日、青森市、土肥修一撮影

[PR]
 5月18日告示、6月4日投開票の青森県知事選について、自民党県連は5日、青森市内で総務会を開き、特定の候補者を推薦せず、自主投票にすることを決めた。県連は候補者選考委員会で、青森市長の小野寺晃彦氏(47)を推薦する方針を固めていたが、自主投票や前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)を推す声が大きく、方針を覆す異例の決定をすることになった。

 県連は2月11日の選考委で小野寺氏の推薦方針を固め、19日の総務会で正式に決定する予定だった。だが異論が相次いだため、結論を持ち越していた。

 この日の総務会も非公開で開かれ、県議や選挙区支部の代表らが出席。その場で、県連の津島淳会長に判断を一任することが決まり、その後の役員会と改めて開かれた総務会で、津島氏から自主投票とする方針が示され、了承された。

 総務会後、会見した津島氏は、県連の選考委で一度決めた方針を撤回することに対し、「苦渋の思いもある」と漏らした。自主投票にした理由については、「県内の党内世論を二分する様々な意見があった。分裂をいたずらに進めることはあってはならないとの判断があった」と述べた。

 決定を受け、取材に応じた小野寺氏は「自由な議論の結果だ。逆風とは思っていない」とした。今後については、「責任ある政策を県民に届けるべく、40市町村をくまなくまわって訴えていきたい」と述べ、立候補に改めて意欲を示した。

 宮下氏は「厳しい環境にあることは変わりない。県民党をゼロから立ち上げる意気込みで活動を開始する。県民を第一に考える政治を実現するための結集を図っていきたい」と述べ、8日から本格的に全県を回る活動を始めるとした。(土肥修一、古庄暢、高田誠)

 県連が自主投票を決めたことに対し、関係者からは歓迎する意見が出る一方、調整力の低下を危ぶむ声も聞かれた。

 神田潤一衆院議員はこれまで、推薦候補を4月の県議選の投開票後など時間をかけて決めるよう主張。今回の決定について、「いろんな意見を聞き、違う意見も尊重していく形で決定した。一本化がベストではあったが、最良の道を選んだと思う」と語る。

 むつ市区選出で、宮下氏を支持する越前陽悦県議は「逆に一本化したら問題が残った。自主投票にしたことで今までのゴタゴタが解消される」と期待。別の県南選出の県議は「自民党の決断力がないと言われる可能性もあるが、強行して波紋を呼ぶより、自主投票はやむを得ない」とした。

 一方、別の県議は「まとめきれなかったんだから、分裂は分裂だ」と批判。県内のある市議も「党の力が弱くなっているのではないか」としたうえで、「自主投票ということは分裂を認めていること。調整能力がないということだ」と切り捨てた。

 総務会後の会見で、津島氏は「自主投票になれば、それぞれ(の候補)を応援する人がいる。戦いが終わってノーサイドという形に責任を持って取り組んでいく」と述べ、分裂した組織の修復が知事選後の大きな課題になるとの認識を示した。(渡部耕平、横山蔵利)

6017OS5:2023/03/07(火) 14:31:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b89722438c674520bcb72afab24cf49a035298a6
青森知事選、自民「自主投票」に党本部も理解 立憲の出方焦点に
3/7(火) 5:30配信
 青森県知事選(6月4日投開票)は自民党県連が「自主投票」の方針を決め、保守分裂の選挙戦となることが固まった。立憲民主党は県連代表の田名部匡代参院議員が「現状を見極めながら最終的な結論を出す」と述べ、立憲の出方次第では混迷必至の情勢だ。

 自民県連は5日、推薦を求めていた小野寺晃彦・青森市長、宮下宗一郎・前むつ市長のいずれも推薦せず自主投票とする方針を決めた。いったん選考委員会で小野寺氏の推薦を決めたが、宮下氏支持の声も強く、撤回した形だ。県連会長の津島淳衆院議員は「県内の党内世論を二分する様々な意見があった。合意形成を図るのは難しく、分裂をいたずらに進めてはいけないと判断した」と話した。

 党本部側は「県連の判断に何かを言うことはない。混乱回避のために良かった。選挙で過熱しやすい土地柄なので慎重に対応すべきだ」(自民選挙対策本部幹部)と自主投票の判断に理解を示す。

 ただ、保守分裂はしこりを残しやすく、国政選挙への悪影響も懸念される。立憲では、非公式に宮下氏を支援する意見もあり、知事選へ駆け引きが激しさを増しそうだ。

朝日新聞社

6018OS5:2023/03/10(金) 13:21:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/635097dd72a1adc1a1bd77bcf7b6170e6aeb0e51
県政界二分、激戦は必至 現新2氏、与野党対決/岩手県知事選
3/10(金) 10:30配信

 9月10日の岩手県知事任期満了まで10日で半年。これまでに自民党県連が支援する前県議千葉絢子氏(44)と立憲民主党県連などが支持する現職達増拓也氏(58)の2氏が知事選出馬の意向を表明し、活動を本格化させている。2021年衆院選、22年参院選に続く与野党対決の構図が確定的で、県政界を二分する激戦となるのは必至だ。

 2月、千葉氏の活動母体となる政治団体「新しい岩手をつくる会」が発足した。自民党会派やいわて県民クラブ、公明党会派などに所属する県議20人のほか、知事選と同じ9月10日の任期満了に伴う県議選(定数48)に挑む新人や元職8人も名を連ねる。

 自民県連は千葉氏を全面支援する。党としても県内で衆院選、参院選で勝利した勢いを知事選、県議選につなげたい考えだ。千葉氏と共同戦線を張り、立民に近い達増県政を打倒することで、県議会での主導権掌握を目指す。

 千葉氏は出馬表明以降、支持に回る県議らと県内を歩き、知事選と県議選を連動させた活動を展開。各地でミニ集会を重ねるなど、地域での浸透に努める。3月中に全県の選対本部を立ち上げる方針だ。取材に「表明してから1万人以上と会った。今は多くの県民と顔を合わせて声を聴く時期だ。顔の見える政治をやりたい」と意欲を語った。

 達増氏は県議会での出馬表明から3日後の2月25日、盛岡市で後援会連合会の拡大役員会を開催し、5選に向けて本格始動した。

 19年の前回選挙では、立民や国民民主、共産、社民の国政4野党が達増氏を全面支援した。今回も各党が共闘で自公勢力を圧倒すべく、支援体制の再構築に動き出すのはほぼ確実だ。

 ただ、陣営は衆院選、参院選で野党が自公に連敗した状況に危機感を募らせる。後援会連合会は今後、組織の見直しを図り、地域の細部にまで支持を浸透させるための方策を練る。

 懸念材料となっているのは多選への批判だ。今月3日の定例会見で、多選について問われた達増氏は「(弱点に)ならないと言い切ると謙虚さが足りない感じがする」と断った上で、「経験を重ねて知識を増やすほど、より良い仕事ができることもある」と強調。多選にはメリットもあるとの認識を示した。

 県選管事務局によると、知事選と県議選の日程は、20日の県選管定例会で決まる予定。

デーリー東北

6019OS5:2023/03/12(日) 17:21:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d8a462bda2f81c333f44f25eaafc6233b09104d
青森市長選に西秀記氏が出馬を検討 青森商工会議所副会頭 前市政の方向性引き継ぐ
3/7(火) 12:01配信
青森商工会議所の副会頭を務める西秀記さんが、次の青森市長選に立候補を検討していることが分かりました。

【西秀記氏】
「小野寺青森市長が県知事選に挑戦されるということになりまして、その時にその後の青森市政をどうすれば良いのかというのを考える中で検討していったということになります」

西さんは青森市出身の59歳。計測器の製造や販売をする青森市の西衡器製作所の社長や、青森商工会議所の副会頭を務めています。小野寺市政を引き継ぐ方針です。

【西秀記氏】
「基本的な方向性は維持しつつ、さらにより良い街を目指すということになると思います」

西さんは、無所属での立候補を検討していて、後日、正式に表明する方針です。

6020OS5:2023/03/12(日) 17:23:50
秋田
https://www.asahi.com/articles/ASR3C6VLZR33ULUC001.html
県議選54人が立候補を準備 秋田市は激戦模様 5選挙区は無投票か
統一地方選挙2023

佐藤仁彦2023年3月12日 11時00分
 統一地方選の前半戦となる県議選(4月9日投開票)の告示が約3週間後に迫り、構図が固まってきた。定数は41で、前回2019年から2減となる。これまでに14選挙区で計54人が立候補を予定。このうち5選挙区で無投票になる可能性がある。

 今回は、能代市・山本郡と大仙市・仙北郡の定数が、それぞれ1減となる。10日にあった県議選の立候補予定者説明会に出席した陣営をみると、その内訳は、現職43人、元職1人、新顔10人。定数が43だった前回の県議選に立候補した51人より3人多い。

 選挙戦が見込まれるのは、秋田市、能代市・山本郡、横手市、大館市、湯沢市・雄勝郡、鹿角市・鹿角郡、由利本荘市、大仙市・仙北郡、北秋田市・北秋田郡の9選挙区。

 秋田市(定数12)は、定数を3人上回る計15人(現職12人、元職1人、新顔2人)が立候補しようとしており、激戦が予想される。

 立候補予定者が定数より2人多い選挙区も二つある。能代市・山本郡(定数3)は5人(現職4人、新顔1人)、大仙市・仙北郡(定数4)は6人(現職5人、新顔1人)が議席を争う構えを見せている。

 他に横手市(定数4)、大館市(定数3)、湯沢市・雄勝郡(定数3)、鹿角市・鹿角郡(定数2)、由利本荘市(定数3)、北秋田市・北秋田郡(定数2)の6選挙区で、立候補予定者が定数を1人上回っている。

 県議選が現在の14選挙区になった07年以降で、無投票が最多だったのは前回19年の8選挙区(計17人)。今回は男鹿市、潟上市、にかほ市、仙北市、南秋田郡の5選挙区(いずれも定数1)で、現職以外に動きがみられず、無投票の公算が大きい。

 党派別(推薦を除く)では、自民が全体の約半数の28人(現職27人、新顔1人)と最多。立憲民主5人(現職3人、新顔2人)、共産2人(現職1人、新顔1人)と続く。公明と社民はともに現職1人が立候補を予定する。無所属は17人(現職10人、元職1人、新顔6人)にのぼる見通し。

 現有議席は自民27、立憲3、公明、共産、社民各1、無所属10。これまで佐竹敬久知事の県政運営を支持してきた自民が、県議会の過半数(21議席)を維持できるかが焦点となる。

 女性は、4選挙区で計7人が立候補する予定。現有の5議席より増えるかどうかも注目される。(佐藤仁彦)

6021OS5:2023/03/12(日) 17:39:41
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=254
2023 迫る県議選
2023/3/2 木曜日

 統一地方選のトップを切って行われる県議選。31日の告示まで1カ月を切る中、県内16選挙区の情勢を追う。(文中敬称略)

弘前市=1
弘前市
 定数6に対し、現職5人、元職1人、新人2人が名乗りを上げている県議選弘前市選挙区。6議席を8人で争う少数激戦の構図が濃厚で、各陣営ともに「油断大敵。最後の1分1秒まで気を抜けない戦い」と口をそろえる。
 同市区を巡っては、6期目を目指すとみられていた自民現職の岡元行人が昨年12月に突如、不出馬を表明。前回選挙で9000票近く獲得した岡元は後継を立てずに勇退を表明したため、票の行方が注目される。
 ある選挙関係者は「県議選は組織よりも本人の活動や地域とのつながりが色濃い。(岡元氏の)票は分かれるのでは」との見方を示す。
 さらに2月に入り、弘前市議5期目を目指すとみられていた今泉昌一が県議選に名乗りを上げたことで、情勢はさらに読みにくくなった。市議から県議へのくら替えとあり、支持層が重なる候補者も。混戦模様の中、無所属候補のある陣営関係者は「候補者が多くなれば票の奪い合いが激しさを増す。ボーダーラインは9000票か」と予想し、別な陣営は「上位に票が集まれば、ボーダーラインは8000票ぐらいまで下がるだろう」と戦略を練る。
 2月19日、同市区のトップを切って自民現職の齊藤爾が地元岩木地区で事務所開きを行い、3期12年間の実績を訴えながら支持基盤を固める。前回トップ当選だった谷川政人も「激戦は免れない。足を止めたら負けだ」と組織を引き締め、勝利を目指して奔走する。自民党関係者は「議席を一つ減らすことになる中、現職の2議席は何としても守りたい」と力を込めた。
 立憲民主党公認の鶴賀谷貴は「大きなセレモニーは行わないが、地道に積み重ねていく」とし、同市区唯一の立民議席死守に向けて、街頭活動を続けながら全力を挙げる構えだ。
 共産党の安藤晴美は唯一の女性候補であり、同党は与党批判票の受け皿でもある。津軽地域で一定の強さを誇る共産だが、陣営は「支持者の高齢化が進み、厳しい」と危機感を募らせており、今月には国会議員を招いた集会を開くなどして、支持の拡大を狙う。
 組織の高齢化は5選を目指す川村悟の陣営も危惧する。無所属を貫く川村は事務所開きで「油断大敵。最後の戦いになると覚悟し、走り抜く」と訴え、士気を高めた。
 最年少の元職菊池勲も無所属での出馬で「少数激戦の選挙では、息を抜いたり、諦めたりしたら終わり」と気を引き締め、返り咲きを狙う。現職市議の今泉も無所属の出馬で「顔の見える県議を目指す」と奔走。今月7日に後援会が励ます会を開くなど支持を固めていく。選挙初挑戦の小野真稔も無所属で「挑戦者として最後まで諦めない」と述べ、地道に浸透を図る。

∆ページの先頭へ

黒石市、平川市、南郡=2
2023/3/3 金曜日





黒石市
 定数1で自民党現職の鳴海恵一郎と新人で元黒石市議の大平陽子の一騎打ちが濃厚。大平は自民党籍を持つが無所属で出馬。黒石市区では1999年以来24年ぶりの選挙戦となりそうだ。
 鳴海は2014年に補選で初当選以来無競争で再選を重ね、今回が初めての選挙戦。2月23日からは地元の浅瀬石地区を皮切りに市内10地区で順次県政報告会を開き、「私であれば皆さんの声を確実に県政へ届けることができる」などと支持を呼び掛ける。
 大平は19年の市議選に初挑戦でトップ当選した。1期目の任期満了目前で辞職し県議選に臨む。子育て施策を中心とした市議時代の活動報告をチラシで配布し、地元の六郷地区や支援者のあいさつ回りを重ねる。女性が活躍できる社会づくりにも意欲を示す。
 自民市議13人のうち8人は鳴海支持を表明。一部は明確にしていない。

6022OS5:2023/03/12(日) 17:39:55
平川市
 定数2に対し、いずれも新人で、旧平賀地区を主な地盤とする大澤敏彦と工藤貴弘のほか、大鰐町を主な地盤とする立憲民主党公認の渡辺果歩による三つどもえの戦いとなりそうだ。ともに自民党現職の工藤義春(72)、山口多喜二(73)がそろって勇退する意向を示したことから、無投票となった前回選とは状況が一変した。
 自民公認の大澤は、すでに市内で事務所開きと決起集会を開いた。集会では農業振興と少子化対策を掲げ、支援者らと共にガンバロー三唱で気勢を上げた。同じく自民公認の工藤も、近日中に市内で事務所開きを行う予定で、来る戦いに備えている。
 自民は平賀、尾上、碇ケ関、大鰐の各支部や党関係者らが強固に連携する形を取っており、大澤、工藤の支援に向けて盤石な態勢を整えている。
 渡辺は今回が初陣となる。生まれ育った大鰐町内に事務所を構える方針で、事務所開きについては日程を調整中。自身の業務スケジュールを調整しながら、すでに同町だけでなく同市内も広く回り、浸透を図っている。

南郡
 定数1に対し、現職1人と新人1人が出馬を表明。選挙区全域に強固な支持基盤を持ち、8選を目指す木村系重鎮の自民党現職阿部広悦(藤崎町)に、元田舎館村議会議長で無所属の新人鈴木和久(田舎館村)が挑む構図で、一騎打ちの公算が大きい。選挙戦になれば2011年以来となる。
 県議7期の実績と強固な地盤を持つ阿部だが、陣営は12年ぶりの選挙戦に備え、組織の引き締めを図る。10日には衆院議員木村次郎のお膝元・藤崎町で総決起大会を開催し支持を固める。鈴木は「長い間(選出県議が)固定している。ここで世代交代しなければならない」と述べ、非自民の受け皿としての票獲得に向け奔走する。

∆ページの先頭へ

五所川原市、つがる市、北郡、西郡=3
2023/3/4 土曜日





五所川原市
 定数3に、いずれも現職で自民党の櫛引ユキ子(当選4回)と寺田達也(同3回)、立憲民主党の今博(同)の3氏が出馬予定。2007年の県議選で現在の区割り(五所川原市、中泊町)となって以降、現職3氏を含む最大5氏がしのぎを削った五所川原市区だが、今回は初の無投票の可能性が濃厚となっている。これまでとは様相が異なる中、3氏には戸惑いや不安の気持ちが渦巻く。
 前回トップ当選、今回も上位当選を目指す櫛引は「無投票の経験は一度もなく、実感が湧かない。仮に他の候補者が出ても、受け止めて戦うだけ」とする。
 寺田も同様で「選挙がないかも-という、この空気は初の体験。相手が見えて戦うより非常に不安だ」とするが、臨戦態勢で構える。
 県議選で3勝3敗の今は「選挙の怖さはよく知っている。必ず選挙があると緊張感を持っている」とし、「立憲民主の旗は降ろすわけにはいかない」と強い姿勢を見せる。

つがる市
 自民現職の三橋一三が6選を目指して出馬を予定している。現在のところ、他に出馬に向けた具体的な動きは見られず、4期連続無投票の可能性が大きい。これまでの経験を生かしてこまめな活動を重ねるなど、着々と態勢固めを進めている。

6023OS5:2023/03/12(日) 17:40:05
 定数1を巡り現職成田陽光と元職斉藤直飛人の一騎打ちとなる公算。ともに自民党籍を持ち、党公認を目指したが、党県第3選挙区支部の判断で公認は出ず、無所属候補として有権者の審判を仰ぐ。
 昨年7月の参院選では、3期目の県議を辞して立候補した斉藤を、板柳町議(当時)の立場で成田が支えたが、参院選後の県議補選を巡ってたもとを分かった。この際は斉藤が身を引いたため、成田が無投票で初当選を果たした。しかし、今回の県議選で公認争いが再燃、対立する構図となった。
 現職とはいえ、知名度で斉藤に遅れを取る成田は、選挙区内を精力的に回り浸透を図っており、再選に向け「県や地域の未来を考えてきたこれまでの活動を訴える」と力を込める。
 2月下旬の事務所開きで臨戦態勢に入った斉藤は「(元職としての)自分のプライドがどうではなく、この地域のためにやらねばならないことがある」と返り咲きに強い思いを示す。

西郡
 自民党県議の長老格にあり6選を目指す工藤兼光に、無所属新人で深浦町議の小野信吾が挑む。
 連続5期20年の実績と県、国とのパイプを強調する工藤は前回選に続く一騎打ちの構図に「若い人に出馬してもらい、政策を語ってもらいたい」と選挙戦に歓迎姿勢を見せる一方、「簡単には負けられない」との思いもにじませる。
 小野は、故脇川利勝以来40年ぶりとなる深浦町出身県議誕生か、との期待も高い。選挙区内2町の町議から多くの支持を得て選挙戦に臨むに当たり「工藤は知識も経験も支持もあるが、私は一つ一つにこだわった選挙を貫く」と語った。

6024OS5:2023/03/12(日) 17:40:46
青森市、東郡=4
2023/3/5 日曜日





青森市
 定数10に対し、現職9人、新人3人が出馬予定。今後の国政選挙や全県選挙をにらみ、昨夏の参院選本県選挙区で勝利した立憲民主党や、昨年10月の青森市議選で初めて議席を獲得した参政党が勢力拡大を狙う。引退する現職の後継候補も決まり、現在のところ12人以外に立候補の動きはなく、顔触れはほぼ固まったとみられる。
 自民は現職4人が全員出馬。県議会議長を務め、党県連総務会長の要職に就く森内之保留=当選6回=を筆頭に、上位当選が続く高橋修一=4回=、市支部長の山谷清文=同=、市議の父と親子で地盤を築く花田栄介=3回=がすでに活動を活発化させている。山谷は参院選の敗戦を踏まえ、立民を警戒。県議選後は知事選が控えるため、全員の当選は至上命令-とした。
 自民以外の政党で議席を有するのは公明、共産の両党。公明県本部代表の現職伊吹信一=同5回=と、前回選で当選6回のベテランから後を引き継ぎ再選を目指す共産の吉俣洋が、それぞれ県都の1議席を死守する構え。
 立民は県内テレビ局社員の新人小笠原大佑を擁立。大票田の弘前、八戸の2市区に議席を持つが、青森市区はまだ不在。参院選で勝利した勢いを生かし、県都の議席獲得を狙う。青森市議選で新人1人が初当選した参政党は、元県内民放アナウンサーで会社役員の新人後藤清安を擁立。市議選に続き、県議会の議席初獲得を目指す。
 無所属では、県議会会派「青和会」に所属する関良=同3回=が出馬。市議選で長男がトップ当選を果たし、追い風が吹く。今期で引退する同会派の一戸富美雄(66)=同=の後任には、東北電力労働組合出身で、連合青森事務局長の大沢祥宏が立候補し、組織戦を展開する構えだ。
 前回選でトップ当選を果たし、新会派「県民主役の県政の会」(県民の会)を結成した前青森市長の鹿内博は7選を目指す方針。同会派所属の渋谷哲一=同4回=は社民党県連の推薦を受けて出馬する。
 任期満了に伴う知事選(5月18日告示、6月4日投開票)に現市長の小野寺晃彦(47)が出馬を表明しており、青森市区の結果が小野寺の辞職に伴う市長選などに影響する可能性がある。40市町村で最も人口が多く、無党派層も多いとされる県都。組織固めだけではなく、政策をいかに浸透させられるかも、勝敗を左右しそうだ。
東群
 自民党現職の福士直治が再選を目指す。福士のほかに出馬の動きは表面化していない。前回選は2003年以来の選挙戦となったが、今回は無投票となる公算が大きくなっている。

6025OS5:2023/03/12(日) 17:40:59
∆ページの先頭へ

八戸市、三戸郡=5
2023/3/7 火曜日


八戸市
 定数8に対して現職5人と元職1人、新人3人の計9人が名乗りを上げており、少数激戦は必至だ。
 現在は欠員1となっており、自民、立憲民主、公明、共産の4党が議席を分け合う。今回は無所属新人1人が国民民主党の推薦を受けて出馬を予定しており、5党が絡む戦いとなる見込み。
 欠員は2021年10月、当時自民会派に所属した熊谷雄一が八戸市長選出馬に伴い自動失職したことによるもの。熊谷は前回の県議選で1万4000票余りを獲得してトップ当選しており、支持票の行方が今回の選挙戦で注目を集めている。
 元衆院議長の大島理森のお膝元で、さらには衆院議員の神田潤一、参院議員の滝沢求の自民国会議員2人が地盤とする八戸市。強固な基盤を持つ自民からは、現職の清水悦郎(当選6回)、山田知(同5回)、大崎光明(同1回)と元職の藤川友信(同2回)の計4人が立候補を予定し、熊谷失職前の4議席を確保したい考え。
 ただ、同市は昨夏の参院選で自民候補に6万票余りの大差で当選した参院議員の田名部匡代の地盤でもある。田名部が県連代表を務める立民からは、田名部定男(当選7回)、田中満(同2回)の2人が出馬する予定。参院選の勢いに乗り、2議席死守を目指す。
 新人3人のうち2人は、公明、共産の現職が今期限りで勇退することに伴い、後継として立候補を表明。公明からは党県本部幹事長で八戸市議4期目の夏坂修、共産からは21年の衆院選本県2区から立候補した田端深雪が出馬し、世代交代を図る。
 昨年3月に県連が設立されたばかりの国民民主の推薦を得て出馬するのは、一般社団法人代表理事の金濱亨。県内での党勢拡大に向け、議席獲得を狙う。
 このほか、県選挙管理委員会が2月末に開いた立候補予定者説明会に、出馬検討中とする男性が出席し、「(説明会には)勉強のために参加した」と述べるにとどめた。今月上旬には態度を明らかにするとしており、立候補予定者数はいまだ流動的だ。
三戸郡
 自民党の現職2人と無所属の新人2人が立候補を表明しており、定数3の議席を懸けて争うこととなる。
 夏堀浩一は過去4回すべてトップで当選しており、5期目を狙う。再選を誓う和田寛司は地元の五戸町を中心に支持固めに奔走する。
 現職2人に挑むのは、前回選で惜しくも敗れた南部町議2期目の夏堀嘉一郎と元階上町議の寅谷正。
 夏堀嘉は立憲民主党県連代表の田名部匡代、寅谷は自らが共同代表を務める政治団体の支援をそれぞれ受ける方針。

6026OS5:2023/03/12(日) 17:41:09
十和田市、三沢市、むつ市、上北郡=6・完
2023/3/9 木曜日





十和田市
 定数2に対し、ともに自民党現職の田中順造(当選8回)、丸井裕(同5回)が出馬を表明。無風のまま自民が現有2議席を独占する公算が大きい。
 前回は無投票だったため、今回は野党の動きがどこまで具体化するのかが注目されたが、これまでのところ、自民支持層が多い同市で強固な地盤を持つベテラン現職2人に挑む動きは見られない。
三沢市
 前回、無投票で初当選を果たした自民党現職の小比類巻正規が出馬を表明。現段階でほかに出馬を模索する動きは見られず、無投票で再選する可能性が高い。
 前回は当時の現職が市長選にくら替えし、他にも出馬を模索する動きはあったが、最終的に無投票となった。小比類巻は告示当日まで選挙戦を見据えて態勢を整えて臨む構え。
むつ市
 ベテランの越前陽悦(当選6回)が勇退を表明し、菊池憲太郎(同3回)、山本知也(同1回)がむつ市長選に出馬のため、自民現職3人全員が不出馬という異例の事態となっている。
 定数3に当初6人が名乗りを上げていたが、前大間町議で自民党の推薦を受けていた堺祐介が出馬を断念し、現時点ではいずれも無所属新人で、むつ市議の斉藤孝昭と原田敏匡、元県立高校職員の吉田ゆかり、会社役員の井本貴之、会社役員で市観光協会会長の木村努の5人。
 原田、斉藤は市議の経験を基に活動を展開。選挙初挑戦となる3人は、それぞれ元、現県議と連携を図りながら支援を広めていく構え。
 立憲民主党は候補者擁立に向けて準備を進め、一時は複数の名前が挙がっていたものの、いずれの擁立も断念。擁立の可能性は低い。
上北郡
 定数4に対し、自民党現職3人、立憲民主党の新人1人、無所属新人2人の計6人が出馬を表明。野党が自民に挑む一方、保守系支持層の分裂も見込まれており、激戦が展開される見通しだ。
 自民は現職の工藤慎康(当選4回、七戸町)、蛯沢正勝(同3回、東北町)、木明和人(同1回、野辺地町)が出馬表明。これに対し、立民は新人の原子秀夫(七戸町)を擁立し票の切り崩しを図る構えだ。
 与党会派の公明・健政会に名を連ねる現職吉田絹恵(同3回、おいらせ町)は勇退を表明。後継に当たる立候補予定者として、同じおいらせ町から無所属西舘秀雄(自民推薦)が名乗りを上げたほか、プロバスケットボールチーム青森ワッツの元選手北向由樹が出馬を表明しており、同町を中心とした激戦も想定される。

6027OS5:2023/03/12(日) 17:43:35
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230308-OYT1T50168/
秋田県議選挙の構図<上>…秋田市区、15人の激戦
2023/03/03 05:00
 統一地方選前半戦となる秋田県議選(4月9日投開票)は、3月31日の告示まで1か月を切った。読売新聞のまとめ(2日時点)では、定数41に対して54人が出馬に向けて準備を進めている。全14選挙区のうち9選挙区は選挙戦となる見込みで、1人区の5選挙区は無投票の可能性が高まっている。地域ごとの情勢を展望する。

県央地域
秋田市区(定数12)
北林康司 81 自現《9》
工藤嘉範 65 自現《4》
竹下博英 69 自現《4》
今川雄策 50 自現《2》
鈴木健太 47 自現《2》
宇佐見康人 39 自現《1》
島田薫 66 自現《1》
桜田憂子 60 立新
松田豊臣 64 公現《1》
加賀屋千鶴子61 共現《2》
石川ひとみ 72 社現《4》
三浦茂人 64 無現《3》
鳥井修 55 無現《1》
沼谷純 50 無元《3》
武内伸文 51 無新

        ◇

 15人が立候補を表明しており、激戦となっている。現職全12人に加え、元議員1人、新人2人が争う。政党別では自民7人、立民1人、公明1人、共産1人、社民1人、無所属4人。

 自民は現職全7人を公認した。北林は現役で最多の10選、工藤、竹下は5選、今川、鈴木は3選を目指す。宇佐見、島田は再選を狙う。

 公明は松田、共産は加賀屋、社民は石川を公認。3党とも県都での議席確保は至上命令だ。

 無所属の三浦は4選、鳥井は再選を目指す。

 元議員の沼谷、前秋田市議の武内は、無所属で立候補する。両氏は2021年の秋田市長選に出馬しており、知名度がある。武内は自民の推薦を受けた。

 立民は、県教組執行委員長で新人の桜田を擁立した。

 日本維新の会、国民民主党も候補者の擁立を模索しているが、難航している。

男鹿市区(定数1)
杉本俊比古 72 自現《2》

        ◇

 3選を目指す自民の杉本のほかに出馬の動きはない。前回選に続き無投票の公算が大きい。

6028OS5:2023/03/12(日) 17:44:04
由利本荘市区(定数3)
加藤鉱一 74 自現《4》
岡見善人 59 立新
三浦英一 67 無現《5》
小野一彦 63 無現《1》

        ◇

 現職3人に新人1人が挑む構図で、少数激戦となる見込み。

 自民県連副会長を務める加藤は5選を目指す。いずれも無所属で出馬予定の三浦は6選、小野は再選を狙う。

 公明が加藤を推薦、小野を支持している。

 立民は、前由利本荘市議で新人の岡見を擁立した。

潟上市区(定数1)
瓜生望 44 自現《1》

        ◇

 再選を目指す自民現職の瓜生以外に、具体的な名前は出ていない。瓜生は21年の補選で新人対決を制している。

にかほ市区(定数1)
佐々木雄太 38 自現《2》

        ◇

 自民現職の佐々木が3選を目指す。前々回の補選と前回に引き続き、無投票となる可能性が高い。

 一部で新人の擁立に向けた動きがあったが、立ち消えとなった。

南秋田郡区(定数1)
鈴木真実 64 自現《1》

        ◇

 立候補を表明しているのは、再選を目指す自民現職の鈴木1人のみ。ほかに立候補の動きは見られず、無投票の公算が大きい。

 ※敬称略。氏名の並びは衆院勢力、「現職、元議員、新人」、当選回数、50音順。年齢は投開票日現在。《》内の数字は当選回数。

6029OS5:2023/03/12(日) 17:45:44
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230308-OYT1T50186/
秋田県議選挙の構図<中>…能代、3議席巡り5人
2023/03/04 05:00
 統一地方選前半戦となる秋田県議選(4月9日投開票)は、3月31日の告示まで1か月を切った。読売新聞のまとめ(2日時点)では、定数41に対して54人が出馬に向けて準備を進めている。全14選挙区のうち9選挙区は選挙戦となる見込みで、1人区の5選挙区は無投票の可能性が高まっている。地域ごとの情勢を展望する。

県北地域
能代市山本郡区(定数3)
佐藤信喜 48 自現《2》
高橋武浩 61 自現《2》
薄井司 62 立現《2》
吉方清彦 52 無現《2》
佐藤智一 45 無新 

        ◇

 定数の見直しで1議席減った注目区。現職4人に新人1人が加わり、三つの椅子を5人で争う激戦が予想される。

 自民現職の佐藤信、高橋と、立民現職の薄井がいずれも3選を狙う。

 前回選で1万票の大台に乗せてトップ当選した吉方は無所属で出馬する。

 前能代市議で新人の佐藤智も無所属での当選を目指す。

大館市区(定数3)
鈴木洋一 79 自現《8》
佐藤賢一郎 75 自現《4》
石田寛 76 立現《7》
小棚木政之 55 無新

        ◇

 ベテランの現職3人に、新人1人が挑む構図。

 自民公認の鈴木は9選、佐藤は5選を目指す。無所属で出馬する新人の小棚木は大館市議で、自民の推薦を受ける。保守票の奪い合いになる可能性が高い。

 立民の石田は非自民票の受け皿となり得る。

鹿角市鹿角郡区(定数2)
川口一 72 自現《6》
児玉政明 51 自現《1》
安保誠一郎 69 無新 

        ◇

 前回選と同じく、現職2人と新人1人が争う。

 自民現職の川口、児玉に対し、前鹿角市議で新人の安保が無所属で挑む。

北秋田市北秋田郡区(定数2)
北林丈正 62 自現《4》
近藤健一郎 67 自現《4》
佐藤光子 45 無新

        ◇

 自民現職の重鎮2人に新人1人が挑み、8年ぶりに選挙戦となる見込み。

 自民は県連幹事長の近藤と県連元政調会長の北林を公認。いずれも5選を目指す。

 無風になるとの観測が流れる中、今年に入り新人で前北秋田市議の佐藤が出馬を表明、少数激戦となる見通しだ。

 ※敬称略。氏名の並びは衆院勢力、「現職、元議員、新人」、当選回数、50音順。年齢は投開票日現在。《》内の数字は当選回数。

6030OS5:2023/03/12(日) 17:46:51
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230308-OYT1T50199/

選挙・世論調査
統一地方選挙2023
秋田県議選挙の構図<下>…湯沢、4人の選挙戦へ
2023/03/05 05:00

 統一地方選前半戦となる秋田県議選(4月9日投開票)は、3月31日の告示まで1か月を切った。読売新聞のまとめ(2日時点)では、定数41に対して54人が出馬に向けて準備を進めている。全14選挙区のうち9選挙区は選挙戦となる見込みで、1人区の5選挙区は無投票の可能性が高まっている。地域ごとの情勢を展望する。

県南地域
横手市区(定数4)
鶴田有司 70 自現《7》
柴田正敏 72 自現《5》
小原正晃 46 立現《3》
土谷勝悦 74 無現《6》
山形健二 40 無新

        ◇

 現職4人に新人1人が挑む。

 鶴田は県議会議長や自民県連副会長などを歴任してきた重鎮。柴田は現在議長を務める。

 立民は県連幹事長の小原が4選、土谷は無所属で7選を目指す。

 新人で前横手市議の山形は無所属で出馬する。

仙北市区(定数1)
高橋豪 46 自現《1》

        ◇

 21年の補選で新人対決を制した現職の高橋以外に立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

6031OS5:2023/03/12(日) 17:47:32
大仙市仙北郡区(定数4)
小松隆明 75 自現《4》
原幸子 52 自現《4》
小山緑郎 63 自現《1》
藤田和久 73 共新
渡部英治 73 無現《4》
加藤麻里 65 無現《3》

        ◇

 定数の見直しで1議席減り、4議席を現職5人と新人1人で争う。

 自民は小松、原がそれぞれ5選、小山が再選を狙う。

 社民会派に所属する現職の加藤は、支持を幅広く集めるために無所属で出馬する。社民からは推薦を受けた。

 共産は元大仙市議で新人の藤田を擁立した。

 渡部は無所属で5選を目指す。

湯沢市雄勝郡区(定数3)
住谷達 46 自現《1》
高橋健 44 自新
東海林洋 67 無現《4》
佐藤正一郎 70 無現《3》

        ◇

 現職3人と新人1人が立候補を予定しており、2011年以来の選挙戦となる見込みだ。

 自民は再選を目指す住谷に加え、新人で前湯沢市議の高橋を公認。議席の積み増しを狙う。

 東海林と佐藤は無所属での当選を目指す。

 ※敬称略。氏名の並びは衆院勢力、「現職、元議員、新人」、当選回数、50音順。年齢は投開票日現在。《》内の数字は当選回数。

6032OS5:2023/03/12(日) 19:36:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_HSMCMG2WQ5MWZBHEWFJUOKUHIA.html
青森知事選めぐる動き活発 支援組織結成や街頭での浸透に注力
2023/03/10 14:45産経新聞

青森知事選めぐる動き活発 支援組織結成や街頭での浸透に注力

(産経新聞)

任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)に出馬を表明している前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)と青森市長の小野寺晃彦氏(47)の動きが活発化している。

青森市議の一部会派や同市議OBが10日、記者会見し、宮下氏の支援組織を結成したことを明らかにした。

宮下氏を支援するのは、青森市議会最大会派の「あおもり令和の会」(9人)のうち5人。組織の名称は同市議OBも名を連ねていることから「宮下知事誕生を目指す青森市議団+(プラス)」とした。

青森市内で記者会見した同会派の小倉尚裕幹事長は「夢を与え、希望を持ってもらうのが政治の根本。さまざまな課題がある中で、宮下知事を誕生させたい」と語った。今後は各種集会などで宮下氏の支援を呼び掛けるとともに、青森市議会の他会派にも働きかけたいとしている。支援組織の発足について宮下氏は「今後の活動の励み、弾みになる」と語った。

また、県職員OBや経営者らも宮下氏を支援する団体を発足させた。

一方、小野寺氏も10、11の両日、青森市内で街頭演説を行うとともに、12日には弘前市でタウンミーティングと街頭演説を行い、浸透を図る。

6033OS5:2023/03/12(日) 19:38:28
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230309111901.html
青森県知事選 青森市議の一部、前むつ市長・宮下氏の支援組織結成へ
2023/03/09 11:19東奥日報

 次期知事選(6月4日投開票)に向け、青森市議会の与党会派の一部議員や市議OBらが、前むつ市長の宮下宗一郎氏の支援組織を結成することが8日、分かった。小野寺晃彦青森市長を支えてきた議員の一部が、対抗馬の宮下氏を支援する展開となる。10日にも発表する。

 知事選には小野寺氏と宮下氏が立候補を表明している。宮下氏の支援組織を結成するのは、青森市議会最大会派・あおもり令和の会(9人)の一部議員。市議OBらも加わり、宮下氏支援をそろって表明する。

 支援組織の名称は「宮下知事誕生を目指す青森市議団+(プラス)」。青森市内を中心に集会などを開いて宮下氏の支援活動を進める。あおもり令和の会には自民党のほか立憲民主党、参政党員らが所属しており、支援組織にはこのうち自民党の議員や無所属議員複数人が参加する見通し。

 宮下氏支持を公言している同会派の小倉尚裕議員は「小野寺さんでは駄目だというわけではないが、より人間的な魅力を宮下さんに感じるため応援したい」などと話している。

6034OS5:2023/03/14(火) 09:22:18
注目区の一つが寒河江市・西村山郡区。合区となった前回は無投票だったが、今回は定数3に現職1人と新人4人が出馬を表明し、激しい前哨戦を展開している。村山市区は前回13票差の激戦を繰り広げた現職と元職の一騎打ちが濃厚だ。定数2の新庄市区は現職の勇退に続き、もう1人も市長選挑戦を表明した。無投票ムードが一転、市議出身の新人4人が激突する構図となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3fc1179d28e01ef476f6f30e1d359243fc65ea51

定数43に53人名乗り、10選挙区で無投票公算大 県議選告示まで1カ月切る
3/1(水) 7:36配信

山形新聞
(写真:山形新聞社)

 県内の統一地方選の幕開けを告げる第20回県議選は、31日の告示(4月9日投開票)まで1カ月を切った。山形新聞の調べによると、17選挙区(定数43)に現職、前元職、新人の計53人が出馬の意思を明らかにし、構図はほぼ固まった。立候補者数は最少だった前回2019年と11年の54人を下回りそうだ。7選挙区は選挙戦が濃厚で、10選挙区は無投票の公算が大きくなっている。

 現段階で立候補を表明しているのは現職28人、前元職2人、新人23人。政党別では自民29人、立民3人、維新1人、公明1人、共産2人、国民2人、無所属15人。男性が44人、女性は9人となっている。53人が届け出た場合、競争率は1.233倍で、過去最低だった11年(1.227倍)をやや上回るものの、少数激戦が見込まれる。

 今回は議長経験者ら70〜80代のベテランを中心に現職11人が不出馬の意向を示し、平成以降の県議選で最多の現職勇退となり、世代交代の様相が色濃くなっている。

 選挙戦が確実な7選挙区のうち、注目区の一つが寒河江市・西村山郡区。合区となった前回は無投票だったが、今回は定数3に現職1人と新人4人が出馬を表明し、激しい前哨戦を展開している。村山市区は前回13票差の激戦を繰り広げた現職と元職の一騎打ちが濃厚だ。定数2の新庄市区は現職の勇退に続き、もう1人も市長選挑戦を表明した。無投票ムードが一転、市議出身の新人4人が激突する構図となっている。

 定数2の東根市区は欠員1から現職が退き、新人3人による8年ぶりの選挙戦となる見込み。酒田市・飽海郡区は定数5に対し、現職3人、前職1人、新人3人の7人が、鶴岡市は欠員1で現職1人が勇退するため、定数5を現職3人、新人3人の6人で争う。

 定数9の山形市区は欠員1の状態から現職2人が勇退を表明した。昨年中に出馬の意思を固めた新人は3人だったが、年明けに1人が名乗りを上げ、選挙戦が確実になった。

 現段階で無投票が予想されるのは米沢市、上山市、長井市・西置賜郡、天童市、尾花沢市・北村山郡、南陽市、東村山郡、最上郡、東置賜郡、東田川郡の10選挙区。

 選挙結果は議会内のパワーバランスだけでなく、秋に控える山形市長選や、ささやかれる衆院解散・総選挙、さらに2年後の知事選にも影響する。各陣営は迫る決戦に向け、着々と準備を進めている。

6035OS5:2023/03/14(火) 22:17:47
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230307-OYTNT50100/
三村知事2氏へ涙の激励 小野寺氏、宮下氏「五分五分」
2023/03/08 05:00
選挙・青森
小野寺、宮下両氏との思い出を振り返り、声を詰まらせる三村知事(7日、県庁で)

知事選(5月18日告示、6月4日投開票)を巡り、今期限りで引退する意向の三村知事は7日の定例記者会見で、立候補を表明した青森市長の小野寺晃彦氏(47)と前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)を「五分と五分」とし、態度を留保した。

「3人で吹雪の中マイクを握ったのでつらい」…青森県の三村知事、知事選出馬の2人へ涙の激励
 一方で、総務官僚だった小野寺氏を支援した2016年11月の青森市長選を振り返り、「(宮下氏と)3人で吹雪の中、マイクを握ったことを思うとつらい」と悲痛な表情。「『県を変えていこう』という気持ちのまま、納得いくようになってほしい」と涙で声を詰まらせた。

 両氏の政策について、三村知事は「あっと驚く先進性を出してほしい。もうちょっと本気でやって」と注文。今後、両氏の政策論争を踏まえて投票行動を決めるとした。

 また、異例の自主投票を決めた自民党県連の判断に関しては「県政史上、画期的な状態。オープンに戦い、政策で判断できるステージになった」と評価した。

6036チバQ:2023/03/18(土) 17:50:11
1951 OS5 2023/03/16(木) 08:35:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddcb29bed26f69bc2f8fce90221959da201948ba
岩手・大船渡副市長の退任、一転続投へ 市長、議会の反発受け方針撤回
3/16(木) 6:30配信
 岩手県大船渡市の渕上清市長は15日、任期途中の3月末で退任させる予定だった志田努副市長(63)について、一転して続投させる意向を明らかにした。市が志田氏の退任を発表したことを受け、同日の市議会本会議で議員から再考を求める意見が続出。渕上市長は急きょ、人事方針を撤回した。

 昨年11月の市長選で初当選した渕上市長は当初「独自の市政運営を始める。新年度が私にとってスタートとなる」と強調。庁内の人事異動に合わせ副市長を3月末で退任させる考えだった。渕上氏の打診を受け志田氏は任期を1年残して退くことを了承。市は13日に副市長退任を公表した。

 後任は市職員以外からの登用を軸に調整。副市長ポストは一時的に空席となり、市議会6月定例会に人事案を提出する方向だった。

 15日の本会議では動議が出され、若手議員が「事実上の解職だ」と市長の判断を批判。ほかの議員も「なぜわざわざ(副市長不在の)空白期間をつくるのか。危機管理上、できる限り避けるべきだ」「副市長がいなくても対応できるのであれば、そもそも要らないのではないか」などの意見が相次いだ。

 休憩後の本会議で渕上市長は「後任が決まるまでの間、志田氏に継続をお願いし、了承してもらった」と方針の転換を説明。現体制のまま新年度をスタートさせる考えを示した。

河北新報

6037OS5:2023/03/20(月) 16:17:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c50325e4461e7b3cf41614df92b3a57cb20c7f
青森県知事選、県議会立民会派が宮下氏支援
3/20(月) 12:51配信

産経新聞
むつ市の宮下宗一郎市長=青森県むつ市(福田徳行撮影)

任期満了に伴う青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)で、県議会立憲民主党会派の4人が20日、記者会見し、むつ市長を辞職した宮下宗一郎氏(43)を支援することを明らかにした。

知事選には宮下氏と青森市長の小野寺晃彦氏(47)が出馬を表明し、これまで自民党県連と公明党県本部が自主投票を決めている。立民県連も18日の幹事会で自主投票とし、党員の活動を制限しないことを確認している。

同会派は田名部定男=八戸市▽今博=五所川原市▽田中満=八戸市▽鶴賀谷貴=弘前市=の4氏で、人口減少や少子化対策、中央と地方の所得格差是正などの課題解決に向け、宮下氏と認識を共有できるとして支援を表明した。今後は県議選(31日告示、4月9日投開票)の活動などを通してそれぞれ宮下氏支援を呼び掛ける方針。

6038OS5:2023/03/20(月) 16:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d65ecda9aa9b68b5e32d0e650576370c5511d49d
野寺氏、宮下氏 地元以外の支持拡大に注力 青森県知事選告示まで2カ月
3/18(土) 0:15配信

Web東奥
【写真左】報道陣の取材に応じる前むつ市長の宮下宗一郎氏=17日夜、青森市内【写真右】青森市主催のタウンミーティングで、住民からの意見や要望に答える青森市長の小野寺晃彦氏=17日、同市内

 5月18日の知事選告示まで2カ月となった。出馬表明している小野寺晃彦青森市長(47)と前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)は、それぞれ集会を開いたり、あいさつ回りするなど、地元以外に活動範囲を広げて支持拡大に努めている。野党側の候補擁立の動きは鈍く、現時点では保守系2氏による争いとなっている。

 今回の知事選(6月4日投開票)で自民党、公明党は自主投票を決めている。

 4月末に青森市長を辞職する意向の小野寺氏は、日々の公務を優先しつつ、合間を縫い街頭に立ったり、今月31日告示の県議選の立候補予定者の事務所開きに出席したりと、精力的に県内を回る。「政党の推薦も支援もないので、県議選と連動した活動はない。事務所開きなどに呼んでいただければ伺うという姿勢だ」と小野寺氏は話す。

 17日は、青森市の久栗坂町民会館で行った市主催「タウンミーティング」に公務で出席。市政に対する住民の質問に自ら答えた。今回が辞職前の最後の出席になったが、小野寺氏は「足を運んで話を聞くのは政治家の基本。全県に広げていきたい」と、意欲をにじませた。

 3月からは後援会主催のタウンミーティングに出席し、参加者と意見交換するとともに、数値目標を掲げて地域の具体的な将来像を示している。既に青森、弘前の両市で開催。今後各地に広げていく。

 むつ市長を3日に辞職した宮下氏は青森市に拠点を移し、10日から同市や八戸、弘前など市部を中心に全県的な活動を本格化。支持者や企業へのあいさつ回りに注力している。ユーチューブに動画を投稿するなど、無党派層への浸透も図っている。

 17日は弘前市で活動。宮下氏は「大事なのは自分の戦い。どういう目標を立ててどう運動するかだ」と強調する。県議選との連動について「活動方針を固めないうちに、他の人を応援する余力、余地はない。方針と連動できるのであれば(集会などに)参加することもある」と述べた。21日に行う事務所開所式で、活動方針を報告する。

 今後は弘前市や八戸市など県内各地に連絡所を設けるほか、40市町村での街頭活動を開始する方針。自民、公明がともに自主投票としたことで「ゼロから草の根で態勢を構築している。残り期間でやれることは全部やる」と語った。

 一方の野党。立憲民主党県連は18日の幹事会で知事選対応を決める。主戦論を堅持してきたが具体化に至らず、独自候補擁立は困難な状況。県連内には小野寺氏、宮下氏それぞれを支持する動きがある。党県第1区総支部は17日、青森市で開いた会合で「組織の分裂は避けなければならない」(升田世喜男支部長)とし自主投票でまとまった。

 共産党県委員会は4月の統一地方選後に対応を決める方針。畑中孝之委員長は候補者擁立について「自民党県政との対決軸を鮮明にし、他党や市民団体と探求していく」と語る。「市民と野党の共闘」を呼びかける市民団体「市民連合あおもり」の大竹進共同代表は「小野寺、宮下両氏に割って入る人が必要-との声が寄せられている」とし、野党の動向を注視しながら、独自候補の選定を進める。

6039OS5:2023/03/27(月) 00:11:33

https://kahoku.news/articles/20230325khn000052.html
元議員と現職、自民真っ二つ 青森県議選・北津軽郡選挙区 ともに公認なく舌戦激化
2023年3月26日 5:00 | 2023年3月26日 15:45 更新




 統一地方選として実施される青森県議選(4月9日投開票)の北津軽郡選挙区(定数1)で元議員斉藤直飛人氏(47)と現職成田陽光氏(39)のぶつかり合いが激しさを増している。斉藤氏は昨夏の参院選で元大相撲関脇の知名度を押し出すも落選し、戦う土俵として再び県政を狙う。対する成田氏は補欠選挙で県政界入りしたばかりで、再選への意欲を燃やす。自民党系が二分する戦いに陣営関係者の舌戦もヒートアップしてきた。(青森総局・伊藤卓哉、今愛理香)

斉藤氏、参院選後の行動に批判も

決起集会で支援者と握手する斉藤氏=19日、板柳町
 19日、板柳町。斉藤氏は決起集会で「迷いはなくなった」と力を込めた。その言葉の背景には、返り咲きを狙う斉藤氏の身の振り方に対する風当たりの強さがある。

 県議を3期途中で辞め、昨年7月の参院選に自民公認で立候補したが、立憲民主党現職に約6万票の差で大敗。それから1週間もたたずして、自ら穴を開けた県議補選に挑もうとしたため波紋を呼んだ。

 結果的に身を引いたものの、今回は県議会自民会派に所属する現職と仕切り直しの戦いとなる。一連の姿勢に「節操がない」(成田氏の陣営関係者)との批判が相次ぐ。

 それでも斉藤氏は「参院選に敗れてから悩み考え抜いた。自分のためでなく、この地域のために勇気を振り絞らなければならなかった」と理解を求める。


健闘を誓い、スタッフと握手を交わす成田氏=18日、板柳町
成田氏、補選で得た議席死守狙う
 一方、成田氏は18日に板柳町であった決起集会で、こう意気込んだ。「相手は大変大きな存在。今回が本当の意味で初挑戦だ」

 昨年7月、斉藤氏の参院選立候補に伴う補欠選挙で、無投票により初当選した。県議となって1年もたたないまま、元議員とがっぷり四つで組まざるを得ない状況に迫られた。

 成田氏は参院選で選挙スタッフとして斉藤氏を精力的に支援した。津軽地方のある町長は「寝食を忘れて事務所に詰めたのに…」と恩をあだで返されたとして怒りをにじませた。板柳町議の一人は「手のひらを返した斉藤氏を地域住民は許さないだろう」と言う。

地域内の溝深まる
 さらに、自民党の公認を巡って、選挙区内が分裂した。

 成田氏側は現職優位とする党の規則を強調したが、「待った」をかけたのが板柳、鶴田両支部。党員投票を実施し、斉藤氏を公認候補者として党県連3区支部に申請した。

 この判断に対し「物言い」が付き、最終的には党県連がいずれも公認としない決定を出し、地域内の溝はさらに深まった。

 選挙区内の農業男性(58)は「自主投票のような形となり、政策や人柄で選ぶ正しい選挙の形となった」と説明。その上で「結果的には一連のごたごたもあり、しこりを残す選挙にはなるだろう」と懸念する。

6040OS5:2023/03/29(水) 16:34:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b4c545020bd202c6be48b93b8ec8c421ba58dc
自民・鈴木衆院議員、山形県議選で存在感 強固な地盤づくりにまい進
3/29(水) 16:03配信
河北新報
河野デジタル相(右手前)と共に県議選の応援に駆けつけた鈴木氏=26日、村山市 

 自民党の鈴木憲和衆院議員(41)=山形2区=が、山形県議選(31日告示、4月9日投開票)で存在感を発揮している。連続4回の当選を果たし、党では昨年、若手政治家の登竜門と呼ばれる党青年局長に就いた。党の人脈をフルに生かしながら、県議選を通じて強固な地盤づくりにまい進している。(山形総局・小田島悠介、栗原康太朗)

■河野氏と親密ムード演出

 自民党の河野太郎デジタル相(60)が26日、県議選村山市選挙区(定数1)に立候補する同党元議員の集会に駆け付けた。

 「鈴木先生から『絶対に来い』と命令されたので来ました」

 冗談めかして切り出す河野氏の近くに、一緒にほほ笑む鈴木氏の姿があった。自民党総裁選で応援したこともあり、「次の首相に」との呼び声が高い河野氏と親密なムードを演出した。

 ある村山市議は「(鈴木氏は)県内生まれではないものの、地元の小さな会合にも顔を出し、信頼を得てきた。当選を重ねる中で大臣とつながれる存在になった」と成長ぶりに目を細める。

 鈴木氏は東京都出身の元農林水産省職員。2012年に父の出身地・南陽市を含む衆院山形2区に立候補し、当選を重ねてきた。22年9月には、岸田文雄首相、故安倍晋三元首相らも経験した自民党青年局長に就いた。

 今月21日に東根市であった集会では「私たちの世代は20年先、30年先も現役の政治家でいる可能性がある。責任を持って政策を語らなければならない」と述べ、若手をリードする決意をにじませた。

■「政権中枢で要職担える」

 鈴木氏と関係が近い30代の新人候補も相次いで選挙に挑む。県議選寒河江市・西村山郡選挙区(3)は、鈴木氏が「家族のような存在」と語る元秘書が立候補する。12月に任期満了となる米沢市長選は、外務政務官を務めた鈴木氏と共に働いた元外務省職員が無所属で立つ見通しだ。

 地元首長の一人は「将来、政権中枢で要職を担える。そのためには地盤の選挙区で仲間を増やすことは大切だ」と語り、さらなる飛躍に期待する。自民党の中堅県議も「今後、大成してほしい」としつつ、「独善的にならないように動いてほしい」とくぎを刺す。

 野党側は鈴木氏の独走態勢に警戒感を強める一方、次期衆院選の対立候補の擁立は手探りが続いている。

河北新報

6041OS5:2023/03/29(水) 17:05:41
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230323-OYTNT50115/
県議選展望(1) 青森 12人名乗り混戦か
2023/03/24 05:00
この記事をスクラップする
 統一地方選の前半戦で行われる県議選(4月9日投開票)の告示まで、24日で1週間となった。今のところ、定数48に64人が立候補を表明し、党派別は自民26人(推薦除く)、立憲民主8人(推薦除く)、公明2人(推薦除く)、共産3人、参政1人、無所属24人となっている。全16選挙区の立候補予定者の顔ぶれや構図を4回に分けて紹介する。(敬称略)


■青森市区(定数10)  

 16選挙区中、最も多い議席数に12人(現職9人、新人3人)が挑む。無党派層が多い「都市型選挙区」の色合いが濃く、県議会に議席を持たない政党も候補者を送り込むなど混戦が予想される。

 自民は現職4人を公認。7選を目指す県連総務会長の森内之保留を筆頭に、市支部長の山谷清文と上位当選常連の高橋修一が5選へ向けて活動を活発化させている。花田栄介は市議の父と連携しながら地盤固めに奔走する。

 公明は、県本部代表の伊吹信一が6選を目指し、議席を守るべく組織の引き締めを図る。共産は前回選で世代交代した吉俣洋が再選を狙う。

 立民は、地元テレビ局勤務で新人の小笠原大佑を擁立。弘前市区、八戸市区などに議席を有しているが、県都はゼロで、昨年夏の参院選での勝利を追い風に、悲願の議席獲得に向けて浸透を図っている。

 昨年、国政政党となった参政は元地元テレビ局アナウンサーで新人の後藤清安を立てた。知名度の高さを売りに、無党派層の取り込みを目指す。

 無所属での立候補を予定する4人も戦略を練る。前回トップ当選した鹿内博は7選に向けて非自民の受け皿を狙う。5選を目指す渋谷哲一は社民県連からの推薦を受け、票の取り込みを図る。関良は昨年10月の市議選で長男がトップ当選した勢いで支持拡大を狙う。新人で連合青森事務局長の大沢祥宏は電力系労組の支援を受けてきた現職の後継として、組織戦を軸に活動する。

■黒石市区(定数1)  

 2人が立候補を表明。2003年から補選を除き5回連続で無投票だったが、24年ぶりの選挙戦となる見通しだ。自民現職の鳴海恵一郎は3期の実績を掲げて支持を呼びかける。新人の大平陽子は前黒石市議の経験を生かして浸透を進める。

■五所川原市区(定数3)

 3人(現職3人)が出馬を予定しており、無投票の見込み。自民は櫛引ユキ子と寺田達也、立民は今博を公認している。

■東津軽郡区(定数1) 

 再選を目指す福士直治のみが立候補を表明し、無投票の公算が大きい。

【青森市区】
森内之保留 58 自現 《6》
高橋修一 52 自現 《4》
山谷清文 65 自現 《4》
花田栄介 41 自現 《3》
小笠原大佑 33 立新
伊吹信一 62 公現 《5》
吉俣洋 49 共現 《1》
後藤清安 52 参新
鹿内博 75 無現 《6》
渋谷哲一 61 無現 《4》
関良 65 無現 《3》
大沢祥宏 46 無新

【黒石市区】
鳴海恵一郎 50 自現 《3》
大平陽子 50 無新

【五所川原市区】(中泊町含む)
櫛引ユキ子 69 自現 《4》
寺田達也 60 自現 《3》
今博 72 立現 《3》

【東津軽郡区】
福士直治 52 自現 《1》

〈注〉立候補予定者の年齢は投票日現在。自=自民党、立=立憲民主党、公=公明党、共=共産党、参=参政党、無=無所属。現は現職、元は元議員、新は新人。白抜き数字は当選回数。並び順は衆院の勢力順。次いで現・元・新の順、当選回数順、50音順。

6042OS5:2023/03/29(水) 17:16:10
https://kahoku.news/articles/20230327khn000034.html
青森県知事選 県議選と連動?距離感? 小野寺、宮下両氏の戦略は
2023年3月28日 6:00




小野寺晃彦氏(左)と宮下宗一郎氏

 31日に告示される青森県議選を巡り、県知事選(6月4日投開票)に立候補を予定している青森市長の小野寺晃彦氏(47)と、前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)のスタンスの違いが日に日に明らかになっている。ため書きを持参し、県議選との連動を狙う小野寺氏に対し、宮下氏は自身の後援会を軸に草の根作戦を展開している。
(青森総局・今愛理香、伊藤卓哉)

小野寺氏|議員を訪ね歩く
 19日、八戸市であった自民党県議、清水悦郎氏の総決起集会。7期目を目指す党県連幹事長を応援しようと小野寺氏が駆け付けた。

 自民の推薦方針が自主投票となり、県土に張り巡らされた組織からの支援の当てが外れた小野寺氏。「これが孤立無援かと思い知らされる中、声をかけてくれたのが清水先生でした」と涙した。

 県議選と知事選を重ね合わせながら、「清水先生が必ず勝ち抜くように祈り、私も最後まで共に戦い抜く」と力を込めた。

 自民、公明両党が自主投票を決めた後も、ため書きを持参して県議を訪ね歩き、自民候補の事務所開きに参加する姿も目立つ。秋波を送り続ける小野寺氏は「声をかけていただいたところにお邪魔するのは政治家としての礼儀」と話す。

 小野寺氏を招いた清水氏は「(支持拡大の)仕掛けはそう簡単ではない。県議選と連動させて、知事選対応を早くからやった方がいい」とアドバイスする。


自民県連幹事長の清水氏(左)の決起集会に駆け付け、握手を交わす小野寺氏=19日、八戸市
宮下氏|後援会軸に草の根
 一方の宮下氏。21日にあった弘前市の座談会で「青森県内で初めて政党の壁を乗り越えた選挙ができる」と言葉に力を込めた。

 活動の基本は組織や団体に頼らない草の根だ。この日は青森市に事務所を開設した後、津軽地方3カ所で集会を重ねた。いずれも後援会関係者のつてで実現し、地元の若手経営者らと意見交換した。

 平川市で集会を主催した男性会社役員は「政党にがんじがらめにされた選挙はもうしたくない」と話し、党派や地域色にとらわれない宮下氏の政治スタンスに共感を示す。

 宮下氏は22日、八戸市選挙区の自民系新人の決起大会でマイクを握った。表立って県議候補を応援するのはこれが初めて。複数の候補者から応援を求められているものの、「後援会活動が中心。日程の調整が付けば応援に駆け付ける」と一定の距離を保つ。


市民と車座になって政策を訴える宮下氏=21日、つがる市
「様子見」も多く
 県議たちの受け止めはさまざまだ。知事選で自主投票を決めた自民県議の中には「自身の選挙に影響が出かねない」と様子見の候補者も多い。

 県連幹事長の清水氏は「本心は小野寺氏を応援したい仲間はたくさんいる。自分の選挙が終わった後、小野寺氏支援の動きが一気に加速する」と予測する。

 自主投票を決めた立憲民主党は、所属する県議4人全員が宮下氏支持を表明した。激しい前哨戦が繰り広げられている知事選の熱気を取り込み、党勢拡大を目指したい考えだ。

6043OS5:2023/03/31(金) 21:37:35
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20230331/6020017112.html
県議選 無投票は9選挙区 当選者
03月31日 19時24分

県議会議員選挙の17選挙区のうち、9つの選挙区のあわせて13人の当選が無投票で決まりました。届け出順に紹介します。

上山市選挙区は定員1です。平成27年以来の無投票となりました。
▽自民党の現職の遠藤寛明氏が2回目の当選です。遠藤氏は上山市出身の36歳。アメリカのシンクタンクや大手電機メーカーでの勤務を経て前回、4年前の県議会議員選挙で初当選しました。父親は山形1区選出で自民党の総務会長を務める遠藤利明衆議院議員です。

長井市と小国町、白鷹町、飯豊町からなる長井市・西置賜郡選挙区は定員2です。
▽自民党の現職の五十嵐智洋氏が2回目の当選です。五十嵐氏は、長井市出身の68歳。平成7年に長井市議会議員に初当選し、市内の特別養護老人ホームの施設長などを務めました。前回、4年前の県議会議員選挙で初当選しました。
▽無所属で現職の青木彰榮氏が3回目の当選です。青木氏は、白鷹町出身の69歳。町議会議員選挙に5回連続で当選し、町議会議長も務めました。そして、平成27年の県議会議員選挙で初当選しました。

天童市選挙区は定員2です。平成27年から3回連続で無投票になりました。
▽自民党の現職の矢吹栄修氏が4回目の当選です。矢吹氏は、天童市出身の48歳。平成19年から務めていた天童市議会議員を任期途中で辞職し、平成23年の県議会議員選挙に立候補し初当選しました。現在も市内の寺の住職を務めています。
▽自民党の現職の森谷仙一郎氏が5回目の当選です。森谷氏は、天童市出身の64歳。果樹農家を営みながら平成15年の天童市議会議員選挙で初当選しました。その後、平成21年の県議会議員の補欠選挙に立候補し初当選しました。自民党県連の幹事長を務めています。

尾花沢市と大石田町からなる尾花沢市・北村山郡選挙区は定員1です。平成27年以来の無投票となりました。
▽自民党の現職の加賀正和氏が5回目の当選です。加賀氏は尾花沢市出身の55歳。国会議員の秘書や尾花沢市議会議員を経て、平成22年の補欠選挙で県議会議員に初当選しました。令和4年からは県議会の副議長を務めています。

南陽市選挙区は定員1です。前回・4年前に続いて2回連続の 無投票となりました。
▽自民党の現職の柴田正人氏が3回目の当選です。柴田氏は南陽市出身の43歳。自民党本部の職員や山形2区選出の鈴木憲和 衆議院議員の秘書などを経て、平成27年の県議会議員選挙で初当選しました。

山辺町と中山町からなる東村山郡選挙区は定員1です。12年前の平成23年から4回連続の無投票となりました。
▽自民党の新人の鈴木学氏が初めての当選です。鈴木氏は山辺町出身の38歳。山形1区選出の遠藤利明衆議院議員の秘書などを務めていました。

最上郡選挙区は定員2です。金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村の7つの町と村からなります。前回、4年前に続いて無投票となりました。
▽自民党の現職の伊藤重成氏が7回目の当選です。伊藤氏は舟形町出身の66歳。国会議員の秘書を経て、平成11年の県議会議員選挙で初当選しました。県議会では
平成27年からおよそ1年間副議長を務めました。7回の当選は今回の候補者の中で最多に並びます。
▽自民党の現職の小松伸也氏が4回目の当選です。小松氏は真室川町出身の60歳。真室川町の町議会議員を経て、平成23年の県議会議員選挙で初当選しました。

高畠町と川西町からなる東置賜郡選挙区は定員2です。
▽自民党の新人の相田日出夫氏が初めての当選です。相田氏は、群馬県出身の53歳。山形県にある実業団の野球部に所属し、国会議員の秘書などを務めました。平成27年の高畠町議会議員選挙で初当選しました。
▽自民党の現職の舩山現人氏が7回目の当選です。舩山氏は、川西町出身の69歳。国会議員の秘書などを経て、平成11年の県議会議員選挙で初当選しました。7回の当選は今回の候補者の中で最多に並びます。

庄内町と三川町からなる東田川郡選挙区は定員1です。12年前の平成23年から4回連続の無投票となりました。
▽自民党の現職の田澤伸一氏が
7回目の当選です。田澤氏は庄内町出身の73歳。最上川土地改良区の理事長などを経て平成11年の県議会議員選挙で初当選しました。県議会では、平成26年からおよそ1年間、副議長を務めました。7回の当選は今回の候補者の中で最多に並びます。

6044OS5:2023/03/31(金) 21:38:19
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20230331/6080019176.html
青森県議選4選挙区6人が無投票当選
03月31日 20時06分

今回の選挙では、4つの選挙区であわせて6人が無投票で当選が決まりました。
選挙区ごとに、届け出順に当選者をお伝えします。

まず、定員3の五所川原市選挙区です。
自民党の2人の現職と、立憲民主党の現職が当選を決めました。
▼寺田達也氏は五所川原市出身の60歳。五所川原市議を3期務めたあと、平成23年の県議選で初当選し、今回4回目の当選を決めました。
▼今博氏は五所川原市出身で、投票日時点では72歳。平成15年の県議員選で初当選して2期務め、その後は2回連続で落選しましたが、前回平成31年の選挙で返り咲き、今回4回目の当選を決めました。
▼櫛引ユキ子氏は鶴田町出身の69歳。
平成8年から五所川原市議を務めたあと、平成19年の県議選で初当選し、今回5回目の当選を決めました。

定員1の三沢市選挙区では、自民党の現職で公明党が推薦する小比類巻正規氏が、2回目の当選を決めました。小比類巻氏は三沢市出身の71歳。平成12年から三沢市議を務め、5期目の任期中に辞職して立候補した前回の県議選で、初当選していました。

つづいて、定員1のつがる市選挙区では、自民党の現職で公明党が推薦する三橋一三氏が、6回目の当選を決めました。三橋氏は、つがる市出身の55歳。食品加工会社の役員を務め、平成15年の県議会議員選挙で初当選し、3月まで県議会議長を務めていました。

最後に、定員1の東津軽郡選挙区です。
自民党の現職で公明党が推薦する福士直治氏が、2回目の当選を決めました。福士氏は、今別町出身の52歳。今別町議を3期務めたあと、前回の県議選に無所属で立候補し、自民党の現職を破って初当選していました。

6045OS5:2023/04/04(火) 19:41:40
https://www.fnn.jp/articles/-/508680
【山形/県議選・注目の選挙区】新人による三つ巴・8年ぶり決戦 東根市
さくらんぼテレビ
2023年4月3日 月曜 午後7:02
3日から県議会議員選挙の注目選挙区について伝える。まずは、3人の新人候補が三つ巴の争いを繰り広げる東根市。

8年ぶりの選挙戦となった東根市選挙区。定数2に対し、届け出順に、自民の清野康隆さん(50)、自民の高橋弓嗣さん(53)、無所属の齋藤俊一郎さん(40)の、いずれも新人の3人が立候補した。

(清野さん)
「一番大事なこと、それは『地方を大切に思う政治こそ日本再生への道である』という言葉。私はその言葉を信じて山形県を良くしたい。そして東根市を良くしたいとの思いで立候補した」

清野康隆さんが声高に訴えるのは「地域の暮らしを守る」。災害が起きる危険性がある場所の改良・修繕や、18歳までの子どもの医療費を無料にすることなどを公約に掲げている。2022年6月まで山辺町の副町長を務めていた清野さん。その行政経験や、故・岸宏一元参院議員の秘書を15年間務め上げた実績をアピールし、中央とのつながりや人脈を強みに支持拡大を図る。

(清野さん)
「自分の強みである3つの『経験・知識・人脈』は、それぞれ課題が違いますので、その違う課題に対して引き出しがたくさんあるという強み。『いろいろな引き出しがすぐに使えるよ』という強みを訴えていきたい」

高橋弓嗣さんは東根市議から転身し、初当選を目指す。山形と仙台を結ぶ国道48号のバイパス化などの災害対策や、全国一のサクランボの産地であり続けるための農業支援など、「持続可能な山形の未来をつくる」がキャッチフレーズ。

(高橋さん)
「私はまず、皆さんの『地域力』を上げるお手伝いをさせていただきたい。『もうこの地域ダメなんだ、人がいないんだ』なんて諦めないで下さい。まだまだ可能性や地域の魅力が必ずあるはずです」

市議時代にコロナ禍で厳しい状況に置かれていた飲食店をつぶさに回った高橋さん。地元の声に耳を傾けてきた経験から「小さな声を県政に反映させたい」と意気込む。

(高橋さん)
「県議そのものに『決定権』はない。決定権がないからこそ多くの声を集めていかなければならない。私は『代弁者』だと思っているので、その声を一つでも多く届けられるように頑張っていきたいと思う」

齋藤俊一郎さんは、近藤洋介・元衆院議員の秘書を15年務め、その後、東根市議として活動してきた。国民民主からの推薦を受け、掲げるのは「吉村県政との架け橋」。

(齋藤さん)
「私は『長生きするなら山形県』も実現したい。北村山公立病院を軸に、山形県民が山形県内で安心して医療を受けられる仕組みを吉村知事に一番近い所で実現したいと思う」

北村山公立病院の建て替えによる医療の充実や、東根市への警察署の新設などを訴える齋藤さん。勇退する青柳安展県議の後継指名を受け、「非自民票」の受け皿を
目指す。

(齋藤さん)
「私は政治は声を形にすること、政策にかえて実現することだと思います。コロナ対策・物価高対策を含め、これまでは県と市がそれぞれ施策を実行してきました。私は市町村の取り組みを後押しする新たな県における仕組みが必要だと思います。1+1を3にしていきたい」

今回、新人同士の争いに至った背景には、東根市選出の元県議が有罪判決を受けた
政務活動費の不正受給問題がある。「政治とカネの問題」について、各候補はどのように捉えているのだろうか。

(清野さん)
「例えば、第3者機関のチェックを入れることも必要ではないか。ただやはり、良心に基づいてきちんと使途を明らかにすることがまず最も大事なことではないかと思っている」

(高橋さん)
「そもそもは『個のモラル』だと思うが、ルールをしっかり明文化して不正が二度と起きないようなことを考えていかなければならない」

(齋藤さん)
「県政改革と信頼の回復を掲げている。そのためにはまずは徹底した領収書の公開・使途の透明性だと思う。そのために自主的に公開に向けた取り組みを率先して進めていきたい」

三つ巴の激戦の行方はいかに。県議選は9日、投開票が行われる。

6046OS5:2023/04/04(火) 19:46:43
https://www.asahi.com/articles/ASR3Z72D9R3XULUC01B.html
新顔5人争う激戦 市長選めざす元県議と連携も 青森県議選むつ市区
統一地方選挙2023

高田誠2023年3月31日 11時00分
 青森県議選のむつ市区(定数3)では、無所属の新顔5人が争う激戦になる見通しだ。統一地方選の後半戦にあるむつ市長選に、市区選出の元県議2人が名乗りを上げ、もう1人が引退して現職がいなくなるためだ。市長選の前哨戦となる選挙戦は、新顔5人と市長選をめざす2人が相乗効果を狙い、連携して活動を繰り広げている。


 むつ市では、前市長の宮下宗一郎氏(43)が1月、知事選に立候補するとして辞職を表明。それを受け、元自民県議の山本知也氏(40)と菊池憲太郎氏(54)が2月、市長選への立候補を相次いで表明した。もう1人の自民県議、越前陽悦氏(77)は引退する意向を示している。

 むつ市区は5市町村からなるが、有権者数はむつ市が約8割を占めており、当選するには、むつ市での知名度アップが欠かせない。ただ、県議選は市長選や知事選の話題に埋もれがちで、新顔3人は山本氏、2人は菊池氏と地域を回るなど、連携を深めている。

 むつ市で25日に開かれたIT関連会社長、井本貴之氏(43)の決起集会。後援会の顧問を務める越前氏があいさつに立ち、「全国でもまれな選挙戦になる」と表現し、激励した。山本氏も駆けつけ、「私もみなさんとともに活動したい」とエールを送った。

 元県立高校就職支援員、吉田ゆかり氏(47)は、市内で数人程度のミニ集会をこまめに開き、浸透を図っている。ある集会には山本氏も参加し、下北半島縦貫道路の整備などについて語り合った。

 元むつ市議の斉藤孝昭氏(58)は、事務所に貼った自身のポスターの隣に、山本氏と宮下氏のポスターを並べ、連携をアピールしている。陣営幹部は「歩調を合わせ、相乗効果を狙いたい」と話す。

 一方、市内で24日にあった市観光協会長の木村努氏(55)の決起大会には、前任の市観光協会長だった菊池氏が出席。木村氏の会社経営者としての実績をたたえ、「経験を県政に生かしてもらいたい」と述べた。

 元むつ市議の原田敏匡氏(47)は、菊池氏と政策を語り合う間柄といい、事務所開きでは、菊池氏や市議会の大滝次男議長(74)があいさつした。告示後も一緒に街頭に立つなど、ともに支持の拡大をめざすという。

 むつ市区では前回、山本、菊池、越前の3氏のほか、共産党と野党系無所属の新顔2氏が立候補したが、今回、野党は候補者を立てる予定はない。

 共産党県委員会は「県議会の現有3議席の確保と、むつ市議補選に力を入れる」と説明。立憲民主党県連は「新顔の擁立を検討したが、5人が市長選とセットでしのぎを削るなかでは埋没してしまう」と話している。(高田誠)

6047OS5:2023/04/04(火) 19:54:42
https://www.sakigake.jp/news/article/20230331AK0027/
秋田県議選、5選挙区で5人が無投票当選 選挙戦突入は9選挙区
2023年3月31日 掲載 2023年3月31日 更新
 統一地方選の前半戦となる秋田県議選(定数41)は31日告示され、全14選挙区に54人が立候補した。いずれも1人区の男鹿市、潟上市、南秋田郡、にかほ市、仙北市の5選挙区は定数を超える立候補者がなく、自民党現職5人の無投票当選が決まった。残る9選挙区は計36議席を49人で争う。投開票は4月9日。

 無投票区の数は現行の区割りとなった2007年以降で最多だった前回(19年)の8より減ったものの、前々回(15年)と並び過去2番目に多い。五つの無投票区で、有権者11万1千人余りが投票機会を失った。
[無投票当選の選挙区]
男鹿市選挙区(定数1、届け出順)
杉本俊比古 72 自民 現(3)

潟上市選挙区(定数1、届け出順)
瓜生望 44 自民 現(2)

南秋田郡選挙区(定数1、届け出順)
鈴木真実 63 自民 現(2)

にかほ市選挙区(定数1、届け出順)
佐々木雄太 38 自民 現(3)

仙北市選挙区(定数1、届け出順)
高橋豪 46 自民 現(2)
※数字は年齢、かっこ内の数字は当選回数

 選挙戦に突入したのは、秋田市、鹿角市・郡、大館市、北秋田市・郡、能代市・山本郡、由利本荘市、大仙市・仙北郡、横手市、湯沢市・雄勝郡の各選挙区。今回から定数が1ずつ減った能代市・山本郡と大仙市・仙北郡のほか、現職、元職、新人の計15人が12議席を巡りしのぎを削る秋田市などで激戦が見込まれる。

 4月9日の投開票まで、県政の重要課題である賃金水準の向上や農業、洋上風力発電を含む産業振興、新型コロナウイルス禍からの経済立て直しなどについて論戦が交わされる見通し。現在27議席を占め、佐竹敬久知事を支える自民党が改選後も単独過半数(21議席)を維持するかどうかも焦点となる。

 県議選は投票率が低下している。19年の前回選挙は52・87%と過去最低を更新しており、今回の行方が注目される。

 選挙戦となった9選挙区の立候補者49人の内訳は現職38人、元職1人、新人10人。政党別では自民党が23人と最も多く、立憲民主党5人、共産党2人、公明党1人、社民党1人と続く。無所属は17人。

6048OS5:2023/04/04(火) 20:01:43
秋田
https://www.yomiuri.co.jp/local/akita/feature/CO064696/20230403-OYTAT50041/
定数減 現職1人は落選 能代山本郡
2023/04/04 05:00
この記事をスクラップする
 9日投開票の県議選は、選挙戦となった9選挙区計49人が支持を訴えている。このうち能代市山本郡、北秋田市北秋田郡、湯沢市雄勝郡の3選挙区で、各候補の動向を探った。

能代市山本郡/(定数3)/

佐藤信喜 48 自現《2》
吉方清彦 52 無現《2》
薄井司 62 立現《2》
佐藤智一 45 無新 
高橋武浩 61 自現《2》

届け出順。年齢は投票日現在。白抜き数字は当選回数。

 2019年の前回選から定数が一つ減って3になった。4人の現職全員が出馬し、これに新人1人が加わる。現職が少なくとも1人落選する厳しい戦いとなっている。各陣営は「今まで以上に得票を伸ばさなくては」と焦りを見せ、連日激しい舌戦が繰り広げられている。



 候補者の中で唯一、三種町を地盤とする佐藤信喜。同町は郡部で最も人口が多く、他の候補も票の掘り起こしを目指して進出し、陣営関係者は「これまでにない苦しい戦い」とこぼす。

 同町のJR鹿渡駅前で行った街頭演説では、選挙区内外の4人の首長が応援弁士を務め、周辺自治体との強い連携をアピール。昨年夏の大雨で同町が被害を受けた後に「県と町のパイプ役として、河川改修やインフラ整備などを県に提言してきた」と2期8年の実績を強調する。



 前回トップ当選の吉方清彦だが、「我々は大きな組織ではない。本人の知名度と人気に頼るしかないのが実情」(陣営関係者)と気を引き締める。

 自らが住職を務める能代市の寺院前で行った遊説では、「昔ながらの『国土の均衡ある発展』ではなく、各地域の個性を生かして地方に人を呼び込む政策が求められている」と主張する。

 地盤の旧能代市中心部を中心に支援者へのあいさつ回りを行う。能代市だけで得票の8割超を獲得した前回選の再現を狙う。



 前回は4位当選だった薄井司。「今までの戦い方ではダメ」と、回る機会が少なかった三種、八峰町でも支持を訴える。

 告示直後から秋田2区の衆院議員・緑川貴士や参院議員の寺田静といった国会議員が応援に入る。無所属で出馬した前回選と異なる支援で、陣営からは「国会議員など大物のサポートは心強い」との声が漏れる。

 能代市役所前での遊説では「賃金を上げ、上がった賃金で地方経済を潤す循環が必要」と経済対策を訴え、非自民の票固めに懸命だ。



 唯一の新人の佐藤智一は知名度向上に躍起だ。元能代市議で、同市で一定の支持があるが、「候補者で一番知名度が低い。名前と顔を覚えてもらわなければ戦いの舞台にも上がれない」。

 市議の任期が切れた昨年4月以降、170回以上のつじ立ちを実行した。遊説では、無所属の立場を強調し、「特定の団体や企業に肩入れしない生活者目線の県政を」と力を込める。

 選挙カーから有権者を見つければ、駆け寄って握手を求める「どぶ板選挙」で支持拡大に奔走する。



 高橋武浩は、地盤の能代市二ツ井地区と藤里町を中心に支持固めに尽力する。「より多くの人に会いにいきたい」(陣営関係者)と三種、八峰町にも活動を広げる。

 4年前に三種町の旧3町に後援会組織を結成したが、「コロナ禍で県政報告会などが行えず、活発に活動できなかった」(同)と手応えはつかめずにいる。

 遊説では「物価の高騰で農林水産業や中小企業の経営は圧迫されている。必要な手当の支給を県に働きかけていく」と物価高騰対策に力点を置く。(敬称略、池田航大)

6049OS5:2023/04/04(火) 20:04:07
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/02/kj_2023030200034.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(1) 米沢市区、東置賜郡区
2023/3/2 11:25
[PR]

 今春の統一地方選の第1ラウンド、第20回県議選(3月31日告示、4月9日投開票)は、17選挙区の定数43に対し、53人が立候補を表明している。選挙戦が濃厚なのは7選挙区で、4年前の前回8選挙区より少ないが、各選挙区で激戦が予想されている。
 県議選を含む統一選の結果は、今秋以降に控える酒田、山形、新庄、米沢の各市長選などに影響を与えそうだ。

 今回はベテランを中心に現職11人が不出馬の意向を示し、平成以降の県議選で最も多い見込み。30〜60代の前元職と新人の計25人が名乗りを上げ、世代交代の様相が色濃い選挙となる。各選挙区の情勢を探った。

【米沢市区】3現職、無投票の公算大

(定数3―予定3)

 立候補を表明しているのは現職の木村忠三、渋間佳寿美、相田光照の3人。共産が擁立を目指すが、難航しており、無投票の公算が大きくなっている。

 木村は2月4日に新年会を兼ねた県政報告会を開き、6期目への意欲を改めて示した。新後援会長が就任するなど組織態勢が整い、ミニ集会などの活動を加速させる。3月11日に事務所開きを行い、25日の決起集会で引き締めを図る。

 3選を狙う渋間は1月28日に後援会の拡大役員会を開催し、市議選立候補予定者らとともに選挙戦に向け、気勢を上げた。後援会などの会合を重ね、支援企業回りに力を入れる。県議会終了後に決起集会を予定し、結束を強める。

 再選を期す相田は地区単位や同世代の後援組織を新設し、支持拡大を図る。決起集会と位置付けた小規模の県政報告を各地区で重ねており、11日に事務所を構える。19日に地元塩井地区で総仕上げの県政報告会を開き、機運を高める。

◇立候補予定者
木村忠三 57 県議 無現 (5)
渋間佳寿美 52 県議 自現 (2)
相田光照 49 県議 自現 (1)

(カッコ数字は当選回数)

【東置賜郡区】非自民系、擁立めざす

(定数2―予定2)

 島津良平が勇退の意向を示し、現職の舩山現人、新人の相田日出夫の2人が立候補を表明している。高畠町で非自民系が擁立を目指している。

 選挙戦を想定し支持固めを進める舩山は1月9日、地元川西町に事務所を構えた。町建設業協会などの支持団体や支援者を回るほか、昨年8月の豪雨で被害を受けた地区を中心に、県の水害対策をテーマに座談会を開催している。

 相田は2月11日、高畠町で事務所開きを行い、出席した衆院議員鈴木憲和、島津らが結束を呼びかけた。すでに町内6地区に後援会支部を設置し、事業所回りも本格化させている。高畠町を中心に、知名度アップを図っている。

◇立候補予定者

舩山現人 69 県議 自現 (6)
相田日出夫 53 無職 自新 

(カッコ数字は当選回数)

6050OS5:2023/04/04(火) 20:04:41
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/03/kj_2023030300049.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(2) 長井市・西置賜郡区、南陽市区
2023/3/3 08:14
[PR]

【長井市・西置賜郡区】2現職のみ、無投票か
(定数2―予定2)

 青木彰栄、五十嵐智洋の現職2人が立候補を予定する。それぞれ足場固めに加え、新たな支持獲得に乗り出している。他に動きはなく、無投票の可能性が濃厚となっている。

 3選を目指す青木は、地元・白鷹町を含む旧西置賜郡区を固めつつ、長井市に後援会支部を新たに立ち上げた。先月19日に同市屋城町に連絡所を開設した。知事吉村美栄子の後援組織と連動し、支持の取り付けに力を注ぐ。

 再選を期す五十嵐は前回、他の自民公認候補と地元長井市と、西置賜3町で票を分け合った。今回は3町の党支部から推薦を受け、全域で支持者回りを進めている。今月5日には長井市緑町で事務所開きを予定している。

◇立候補予定者
青木彰栄 69 県議 無現 (2)
五十嵐智洋 68 県議 自現 (1)

(カッコ数字は当選回数)

【南陽市区】出馬表明は現職1人

(定数1―予定1)

 現時点で立候補を表明しているのは、現職で3選を目指す柴田正人のみで、無投票の公算が大きくなっている。

 年明けから支持者回りを本格化させた柴田は4日、事務所開きを行う。衆院議員鈴木憲和と市長白岩孝夫が参加予定で、保守層の結束を図る。19日に後援会女性の会を立ち上げ、今月下旬には市内各所でつじ立ちを始める。

◇立候補予定者

柴田正人 43 県議 自現 (2)

(カッコ数字は当選回数)

6051OS5:2023/04/04(火) 20:05:27
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/04/kj_2023030400077.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(3) 天童市区、寒河江市・西村山郡区、上山市区
2023/3/4 09:37
[PR]

【天童市区】2現職のみ、無投票か
(定数2―予定2)

 ともに自民現職の森谷仙一郎、矢吹栄修が立候補に向け、準備を進めている。他にも出馬を模索する動きが見られたが、断念に至り、3回続けての無投票が濃厚な状況となっている。

 5選を期す森谷は、公民館単位の報告会を開きながら、足場を固める。2月23日には支持者500人超を集め、総決起大会を兼ねた県政報告会を開催。自民党元幹事長の石破茂を特別ゲストに招き、党県連幹事長としての存在感を示した。

 矢吹は10年後の天童市を見据えた政策を「十策」としてまとめ、世帯回りなどでアピールしている。1月末に支持者約300人を集め県政報告会を開いたのに続き、今月17日には総決起集会を開催予定。4期目への結束を呼びかける。

◇立候補予定者
森谷仙一郎 64 県議 自現 (4)
矢吹栄修 48 県議 自現 (3)

(カッコ数字は当選回数)

【寒河江市・西村山郡区】現新5氏、3議席を争う

(定数3―予定5)

 自民現職の楳津博士と、いずれも新人でともに自民の国井輝明と阿部恭平、ともに無所属の鈴木みゆきと橋本彩子が出馬を予定し、前哨戦が激化している。

 5期目を狙う楳津は前回選挙の際に西村山の各市町に設けた後援会を軸に、役員会、県政報告会、ミニ座談会を重ねながら実績を訴えている。寒河江市内の事務所を拠点とし、12日に同市で総決起大会を開いて盛り上がりを図る。

 勇退する県議小野幸作の後継指名を受けた国井は先月19日、寒河江市内に事務所を構えた。前市議会議長などの議員経験、元市商工会青年部長などの経歴を生かし、支持拡大を目指している。12日に同市で総決起大会を予定している。

 前河北町議の阿部は河北町内に先月19日、事務所を開設した。31歳の若さを前面に出し、同町での基盤固めを進めながら、支持者を通し、町外への広がりも視野に入れた活動を展開している。5日に同町で総決起大会を開く。

 前寒河江市議の鈴木は同市内に事務所を設け、先月19日に同市内で事務所開きと決起集会を併せて催し、各市町の支持者と結束を確認した。知事吉村美栄子のめいとして存在感をアピールしており、国民民主県連から推薦を得ている。

 前大江町議の橋本は県議松田敏男の後継として、同町内で1月21日に事務所開き、先月17日に総合選対発会式を行った。立憲民主、国民民主両県連から推薦を得て、各市町で支持者回りを重ねる。5日は寒河江市で決起集会を開く。

◇立候補予定者
楳津博士 61 県議 自現 (4)
国井輝明 47 無職 自新 
阿部恭平 31 無職 自新 
鈴木みゆき 50 無職 無新 
橋本彩子 42 農業 無新 

(カッコ数字は当選回数)

【上山市区】出馬表明は現職1人

(定数1―予定1)

 再選を目指す自民現職の遠藤寛明の他に立候補の動きは見られず、無投票になる可能性が高い。

 遠藤は新型コロナで中断したミニ集会を2月中旬に再開した。若手経営者や農業者などの会合も開催して後援会組織を固め、市長選に出馬予定の山本幸靖と連携しながら支持を訴える。4日に事務所開きを行い、22日に決起大会を開く。

◇立候補予定者
遠藤寛明 36 県議 自現 (1)

(カッコ数字は当選回数)

6052OS5:2023/04/04(火) 20:06:17
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/05/kj_2023030500101.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(4) 山形市区、東村山郡区
2023/3/5 08:09
[PR]

【山形市区】現新10人、9議席争う
(定数9―予定10)

 現職6人に党公認を得た新人4人が挑む少数激戦となりそうだ。自民公認は前回より2人少なく、過去にトップ当選を重ね今回は出馬しない大内理加と、勇退する重鎮金沢忠一が地盤としてきた北部、南部の票の行方が注目される。

 自民現職の奥山誠治はつじ立ちや企業回りを重ねながら、市議と連携して支持拡大に努める。県政報告会も精力的に企画している。2月19日に続き、今月12日には女性衆院議員を招いた女性向け集会の開催を予定している。

 5期目を目指す立民現職の高橋啓介は、先月19日に吉原1丁目で事務所開きを行い、総合選対を結成した。山形市議選の立候補予定者とともに、地元の市南西部を重点的に回り、足場固めに余念がない。今月下旬に県政報告会を開く。

 5選を期する吉村和武は無所属で出馬し、県民目線の施策実現を訴える。後援者や各種団体との対話を重ねており、近く東原町1丁目に事務所を開設する。17日には企業関係者らを招いた県政報告会を予定し、結束を強める。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、市議3期、県議3期の実績をアピールしながら市内全域であいさつ回りを精力的に行っている。近く浜崎に事務所を構え、10日に党幹部と著名な教育関係者を招き、時局講演会を開く。

 自民現職の遠藤和典は、地元千歳を中心とした活動を続けてきた。後援会事務所を宮町に移転させ、2月下旬には山形市長佐藤孝弘を招いて事務所開きを行った。新たな拠点を足がかりとして、さらに活動範囲を広げていく考え。

 補欠選で初当選した国民現職の梅津庸成は先月下旬、蔵王成沢に事務所を開設した。党県連役員とも連動し、地元の南部に加えて西部でもあいさつ回りを重ねて浸透を図る。26日に県政報告決起大会を開き、臨戦ムードを高める。

 昨年末に出馬を表明した自民新人の伊藤香織は、南西部を中心に支援者を回り、後援組織や企業後援会の構築に向けた準備を急ぐ。合間に朝のつじ立ちもこなし、政策を訴えている。5日には桜田東2丁目に構えた事務所開きを行う。

 立民新人の松井愛は、先月13日に天神町に事務所を構え、選挙戦への準備を進めている。立民県連所属の山形市議と連動しながら、支援労組に足を運んでいる。市民活動で培った人脈を生かしながら、全域で支持拡大を図る。

 2021年の県議補選で敗れ、再挑戦する維新新人の諏訪洋子は2月11日、春日町に後援会事務所を開いた。その後党公認が決定、正式に出馬表明して支援者回りを急ぐ。地域活動でつながる知人と連携し市内全域で支持拡大に努める。

 共産新人の石川渉は、勇退する党所属県議・渡辺ゆり子らとともに支援者回りを続けている。先月25日には党本部の役員を招いた演説会を山形市内で開き、支持を訴えた。3月中旬に事務所開きを行い、本格的な選挙態勢に入る。

◇立候補予定者
奥山誠治 63 県  議 自現 (4)
高橋啓介 70 県  議 立現 (4)
吉村和武 50 県  議 無現 (4)
菊池文昭 59 県  議 公現 (3)
遠藤和典 53 県  議 自現 (1)
梅津庸成 56 県  議 国現 (1)
伊藤香織 41 山形市議 自新 
松井愛 46 山形市議 立新 
諏訪洋子 59 自営業 維新 
石川渉 49 政党役員 共新 

(カッコ数字は当選回数)

【東村山郡区】新人1人のみ、無投票か

(定数1―予定1)

 現時点で立候補を表明しているのは自民新人の鈴木学のみ。対抗馬擁立の動きは鈍く、無投票となる可能性が高い。

 鈴木は選挙戦も視野に入れながら、勇退する鈴木孝の後継として山辺、中山の両町で支持拡大に努めている。山辺で5日に両町合同の事務所開きを行う。21日に山辺、中山でそれぞれ総決起大会を開き、結束を呼びかける。

◇立候補予定者
鈴木学 38 無  職 自新

6053OS5:2023/04/04(火) 20:07:04
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/06/kj_2023030600128.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(5) 東根市区、村山市区、尾花沢市・北村山郡区
2023/3/6 08:21
[PR]

【東根市区】3新人、2議席を争う
(定数2-予定3)

 前職が辞職し、現職が勇退を表明した。いずれも新人でともに自民の高橋弓嗣と清野康隆、無所属の斎藤俊一郎が出馬を予定しており、3新人が激しい前哨戦を繰り広げている。

 高橋は2月4日に中央1丁目で事務所開きを行った。つじ立ちに加え地元東根地区を中心に各種会合などに積極的に顔を出し、後援組織や商工関係者との人脈を生かして支持拡大を図る。今月21日に総決起大会を開き臨戦態勢に入る。

 清野は1月15日に中央1丁目に事務所を開設した。同級生や支援市議らの応援を受けながらつじ立ちや支持者回りを続ける。地元東根地区を中心に市東部の高崎地区にも浸透を期す。今月19日に総決起集会を開いて盛り上げを図る。

 勇退する青柳安展の後継指名を受けた斎藤は2月19日に蟹沢で事務所開きを行った。国民民主県連から推薦を受け、地盤の小田島地区を固めながら非自民票の結集を図る。今月5日に女性の集いを開催し、26日に総決起集会を開く。

◇立候補予定者

高橋弓嗣 53 自営業 自新
清野康隆 50 無 職 自新
斎藤俊一郎 40 無 職 無新

(カッコ数字は当選回数)

【村山市区】現元職、再び一騎打ちへ

(定数1-予定2)

 2期目を目指す国民民主現職の菊池大二郎と自民の元職能登淳一の2人の他に動きはなく、13票差で決した前回同様の顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きい。

 菊池は2月19日に事務所開きを行った。後援会幹部らのほか、国民民主参院議員会長舟山康江、参院議員芳賀道也が出席し、結束を確認した。今月21日に総決起大会を開く予定。大票田の地元楯岡を中心に支持者回りを活発化させる。

 能登は早朝のつじ立ちのほか各地区での座談会を重ねている。2月19日の総決起大会には自民総務会長遠藤利明、自民青年局長鈴木憲和が出席し、必勝を呼びかけた。市議会最大会派市政・公明クラブの支援を受け一層の浸透を図る。

◇立候補予定者
菊池大二郎 40 県 議 国現 (1)
能登淳一 68 農 業 自元 (1)

(カッコ数字は当選回数)

【尾花沢市・北村山郡区】現職のみ、無投票の公算大

(定数1-予定1)

 現時点で立候補を表明しているのは自民現職で5期目を目指す加賀正和のみ。対抗馬擁立の動きは見られず無投票の公算が大きい。

 加賀は2010年の補選から3回連続無投票当選し、前回は新人との一騎打ちを制した。今月4日に尾花沢市若葉町2丁目に事務所を開き、足場固めを本格化させた。11日に大石田町中心部に連絡所を設け、26日に両市町で県政報告会を兼ねた総決起集会を開く。

◇立候補予定者
加賀正和 55 県 議 自現 (4)

(カッコ数字は当選回数)

6054OS5:2023/04/04(火) 20:07:44
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/07/kj_2023030700155.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(6) 新庄市区、尾花沢市・北村山郡区
2023/3/7 09:41
[PR]

【新庄市区】4新人、2議席を争う
(定数2―予定4)

 ともに現職の坂本貴美雄は勇退、山科朝則は市長選転出を表明した。自民の佐藤文一と、いずれも無所属の押切明弘、石川正志、叶内恵子の新人4人が出馬を予定している。佐藤は昨年12月、押切と叶内は今月に新庄市議を辞職し、石川は現職の同市議。4年前の前回市議選の当選者同士で議席を争うことになりそうだ。

 県議会議長坂本から後継指名を受けた佐藤は、昨年11月末から動き出した。自身の地元町内に加え、坂本の地盤である升形などを回り、支持を訴えている。市内JAや建設業界から推薦を受け、組織力を生かして活動している。

 押切は2月末に出馬を表明した。大型公共施設跡地の有効活用や子どもの貧困対策など、施策をまとめたリーフレットを作成し、関係者への配布を始めた。自宅での後援会事務所開きを12日に予定するなど、急ピッチで準備を進めている。

 石川は市内の国道13号沿いに拠点を置き、13日に後援会事務所開きを行う予定。後援会長には地元JAの前組合長が就き、農業票の取り込みを狙う。1日から事務所前でつじ立ちを始め、支援者へのあいさつ回りをしている。

 叶内は4日、JR新庄駅前で後援会事務所開きを行い、参院議員芳賀道也があいさつした。市議会の会派の同僚らが支援する。3日から福田と泉田の市内二つの工業団地の街頭に立ち、支持を訴えているほか、支持者回りも始めた。

 ◇立候補予定者
佐藤文一 53 会社役員 自新 
押切明弘 62 NPO法人理事長 無新 
石川正志 60 農業 無新 
叶内恵子 54 会社役員 無新 

(カッコ数字は当選回数)

【最上郡区】2現職のみ、無投票か

(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに自民現職の伊藤重成と小松伸也の2人で、ほかに出馬へ向けた動きはなく、無投票となる公算が大きくなっている。

 7期目への意欲を示している伊藤は、新たに地元経済人を後援会長に迎え、組織力の強化を図った。医療福祉の連携拡充など自身が掲げる政策をまとめた冊子を後援者らに配り、浸透を目指す。19日に後援会事務所開きを予定する。

 4選を期す小松は、正月休みが明けて以降、選挙区の各町村で早朝のつじ立ちを始めた。地域を細かく回り、支持拡大を図る。JAや商工会など、幅広い業界団体から推薦を受けた。12日に真室川町内で後援会事務所開きを行う。

 ◇立候補予定者
伊藤重成 66 県議 自現(6)
小松伸也 60 県議 自現(3)

(カッコ数字は当選回数)

6055OS5:2023/04/04(火) 20:08:18
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/08/kj_2023030800177.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2023/3/8 08:50
[PR]

【鶴岡市区】現新6人、5議席争う
(定数5―予定6)

 2期目で共産の関徹、1期目で無所属の今野美奈子と高橋淳の現職3人に、いずれも自民新人の佐藤正胤、菅原一浩、石塚慶の3人が挑む構え。3議席獲得を目指す自民勢力が現職の牙城を崩せるかが焦点だ。

 昨年8月に出馬表明した関は早々に支持基盤固めに奔走する。地元の共産市議と連携しながら精力的に集会を巡り、8年の実績をアピール。19日には衆院議員笠井亮による演説会で党勢拡大を図り、24日には事務所開きを予定している。

 連合山形の推薦を受ける今野は先月26日に事務所開きを行い、後援会や支援労組との結束を確認した。市長選で支援した市長皆川治の女性支援者とも連動しながら4年間の実績を訴える。11日には決起集会を開き、活動を加速させる。

 同じく連合山形の推薦を受ける高橋は、先月1日に事務所開きを行った。旧市町村ごとの後援会組織を軸に全域で活動を展開し、農業関係者を中心に支持拡大を図っている。支援労組との連携も進め、決起集会は24日に予定している。

 前鶴岡市商工観光部長の佐藤は地元櫛引地域を足場に、市中心部に設けた事務所を拠点に旧市内でも浸透を目指す。父の元県議、故佐藤正光の支援者らが主な役割を担い、先月25日には事務所開きを行った。25日に決起集会を開く。

 前市議会議長で鶴岡商工会議所専務理事を務めた菅原は、多彩な経験を武器に幅広い政策を訴える。地盤の旧市内に軸足を置き、企業関係者を足がかりに支持拡大を図る。事務所開きは先月25日に行い、決起集会は20日の予定だ。

 市議を2期途中まで務めた石塚は、唯一の40代という若さを前面に出す。沿岸部の豊浦地区で地盤固めを進める一方、市中心部に事務所を設け、他地域への浸透を急ぐ。先月25日に事務所開きを行った。決起集会は21日に開催する。

◇立候補予定者
関徹 62 県  議 共現 (2)
今野美奈子 63 県  議 無現 (1)
高橋淳 55 県  議 無現 (1)
佐藤正胤 60 無  職 自新 
菅原一浩 56 会社役員 自新 
石塚慶 45 無  職 自新 

(カッコ数字は当選回数)

6056OS5:2023/04/04(火) 20:09:13
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/09/kj_2023030900207.php
迫る県議選〜17選挙区の情勢(8) 酒田市・飽海郡区、東田川郡区
2023/3/9 08:29
[PR]

【酒田市・飽海郡区】現前新7人の争いか
(定数5―予定7)

 現職3人に前職1人、新人3人の計7人による大激戦になりそうだ。地盤、支持層が重なるところがあり、互いに攻勢をかけ合っている。自民の星川純一が勇退し、地盤としてきた酒田市南部の川南地区と、立候補予定者がいない遊佐町(有権者約1万1300人)の票の行方が注目される。

 7期目を目指す自民現職森田広は、先月13日に千石町2丁目で後援会の事務所開きを行った。市周辺地域を回りながら、地盤とする市中心部で支援企業、保守系市議などと連携して支持固めに注力している。10日に市内で決起大会を開く。

 立憲民主県連代表の石黒覚は、先月5日に東中の口町に事務所を構えた。今月5日には、市内で党代表代行逢坂誠二を迎えた総決起集会を開いた。知事とのパイプをアピールし、合併前の旧3町から唯一の候補者となることを訴える。

 自民現職の梶原宗明は、1月26日に東大町1丁目で事務所開きを行った。地元の東平田を軸に他地域へ浸透を図る。企業と連携して支持を訴え、農林水産業関連団体などからも支援を受ける。今月7日に市内で総決起大会を開いた。

 無所属前職の阿部ひとみは先月23日、富士見町1丁目に事務所を構えた。今月11日には各支部長が集まる世話人会を開き、結束を強める。個別の集会は開かない方針で、地元・新堀を中心に、遊佐町や酒田市の旧3町を地道に回っている。

 無所属新人の元酒田市議田中斉は1月29日に緑ケ丘1丁目で事務所開きを行った。地元で勇退の意向を示す星川の地盤に食い込もうと精力的に動き、農業者などへの支持固めを図っている。25日には酒田市で総決起大会を予定している。

 無所属新人の不動産業経営今井和彦は1月8日、自宅近くの西野町に事務所を構えた。企業関係者などと連携し2月下旬から連日、市内中心部や遊佐町でつじ立ちを行い、支持拡大に努める。今月26日に同市で決起集会を予定している。

 無所属新人の元酒田市議江口暢子は2月4日に幸町2丁目で事務所開きをした。地元の亀ケ崎を起点に回り、女子カフェも開催し、支持集めに励んでいる。今月12日に遊佐町で励ます会、同25日に酒田市でキックオフ集会を開く。

◇立候補予定者

森田広 73 県議 自現 (6)
石黒覚 66 県議 立現 (3)
梶原宗明 65 県議 自現 (1)
阿部ひとみ 62 無職 無前 (1)
田中斉 66 無職 無新 
今井和彦 64 会社役員 無新 
江口暢子 62 無職 無新 

(カッコ数字は当選回数)

【東田川郡区】4回連続無投票濃厚

(定数1―予定1)

 立候補を表明しているのは自民現職の田沢伸一のみ。他に候補者擁立の動きは具体化しておらず、4回連続無投票となる可能性が濃厚だ。

 7期目を目指す田沢は今月4日に庄内町狩川で事務所開きを行った。年末から同町と三川町の全域をくまなく回り、地盤固めを進めている。22日に庄内町の響ホールで春秋懇話会と題した総決起大会を開く。

 ◇東田川郡区(定数1―1)

田沢伸一 73 県議 自現 (6)

(カッコ数字は当選回数)

6057OS5:2023/04/04(火) 22:23:04
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/413833
青森県議選 注目選挙区(1)「保守分裂」北津軽郡選挙区
青森県議会議員選挙2023
任期満了に伴い告示された青森県議会議員選挙について、注目選挙区をシリーズでお伝えします。北津軽郡選挙区です。立候補しているのは届出順にいずれも無所属で現職の成田陽光氏39歳と元職の齊藤直飛人氏47歳の2人です。ともに自民党籍を持ちますが、公認は得られなかったことで保守分裂の激戦となっています。

※成田陽光候補
「皆様の声なき声を県に届けるべく、私、成田陽光にいままで以上の皆様のご声援・ご支持を」


去年7月に青森県議選の補欠選挙で初当選した成田陽光氏。板柳町議4人と鶴田町議2人から支援を受けながら30代という若さを押し出して駆け巡っています。地元・板柳で農業に携わっていることから、政策では地場産業の振興のほか、去年8月の大雨被害を踏まえた防災力の強化などを訴えています。


※成田陽光候補


「農業をサポートをすることによう波及効果をもたらす産業をこれからも育成・強化していくよう、県に働きかけていく。そして、農業は観光ともミックスさせることにより、様々な新しい産業を作っていく」


前回は無投票のため、今回実質、県議選初挑戦と位置づける成田さん。板柳町に加えて鶴田町での浸透を図って再選を狙います。


※齊藤直飛人候補


「青森県のために、そしてまた日本の社会のために、どうか私、齊藤直飛人、いま一度、県政へと戻してください」

去年、参院選に出馬するまで県議を務めていた元職の齊藤直飛人氏。地元・板柳町の町議7人と鶴田町議8人から手厚い支援を受けて選挙戦を展開しています。重点政策にはアフターコロナの経済対策とともに現職時代から取り組んできた農産物の輸出強化をさらに推し進めたいと訴えています。


※齊藤直飛人候補


「この地域の農作物を三村知事が変わっても、新しい知事になっても、いままで通り輸出、そして県外へとすすめていかなければならない。その大きな役割を、私、齊藤直飛人に託してください」


齊藤氏は、元関取としての知名度と3期務めた県議の実績をいかしながら選挙区で浸透を図り返り咲きを目指します。

6058OS5:2023/04/04(火) 22:23:36
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/416485?display=1
青森県議選・注目選挙区(2)「24年ぶりの選挙戦」黒石市選挙区・自民現職と無所属新人の一騎打ち
青森県議会議員選挙2023
国内
任期満了に伴い告示された県議会議員選挙について、注目選挙区をシリーズでお伝えします。4日は黒石市選挙区です。定数1に対して立候補しているのは届け出順に無所属の新人・大平陽子候補50歳と自民党の現職・鳴海惠一郎候補50歳の2人です。鳴海さんが1期目から4回連続で無投票で当選かと思われたところに、同じく自民党籍を持つ大平さんが名乗りを上げ、24年ぶりの選挙戦が展開されています。

※無所属・新 大平陽子候補
「黒石市では24年間市民に選択肢を与える機会がなかったので、そういった意味でも出馬を決断しました」


※自民党・現 鳴海惠一郎候補


「この地に住む方たちにとってどういう政策が明るい未来をもたらすか、希望を持てる未来をもたらすか、それを選択してもらうことに大きな意義がある」


1999年以来、24年ぶりの選挙戦となった黒石市選挙区。

※黒石市選挙区の有権者


「24年ぶりなんでビックリ」
「(Qどういうところを見て投票する人を決めたい?)人柄」
「どうしましょうね。いろいろ考えないといけないでしょうね。頑張ってくれるかどうか、政策とかでしょうかね」


選挙区の黒石市では、有権者の関心が高まっています。

新人の大平陽子候補は4年前の2019年4月、黒石市議会議員選挙でトップで初当選を果たしましたが、この2月に辞職して県議選に立候補しました。働きながら3人の子どもを育てる母親でもあり、妊娠から大学卒業までの切れ目ない子育て支援の充実や次世代を担う女性リーダーの育成などを訴えています。


※無所属・新 大平陽子候補


「多様な意見が取り入れられる時代に母親の声、女性の声、そして生活者の声を届けるべきだと思っております」


大平候補も自民党籍を持っていますが、党公認の現職との一騎打ちは無所属で挑むため組織の後ろ盾はなく、草の根運動で票の掘り起こしに奔走しています。

現職で3期目を務めている鳴海惠一郎候補は初当選した2014年の補欠選挙以来、無投票が続いていたため、今回が初めての選挙戦です。15人の黒石市議会議員のうち10人が支援を表明していて、組織票とこれまでの実績で支持拡大を図っています。


※自民党・現 鳴海惠一郎候補


「黒石市が活気づくために、にぎわいを取り戻すためにやってきた実績と思いを、皆さんにこのたびの選挙でしっかりと受け止めていただきたい」


政策では健康寿命と人口減少を考えるキャリア教育や農業へのスマート技術導入を訴え4選を目指します。

6059OS5:2023/04/06(木) 17:44:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/cead9a2a1eefdc1499e97df3f618daff351c9f64
【山形】県議選「村山市区」前回13票差の大接戦の2人再び
4/4(火) 18:51配信
 4月9日 投開票の山形県議会議員選挙について特集です。YTSでは、4日から3回にわたり、各選挙区の戦いぶりについてお伝えします。1回目は村山市です。
 前回13票差の大接戦となった2人が 再び争う激戦区。与野党一騎打ちによる激しい舌戦が繰り広げられています。

 定数1の村山市に立候補しているのは、届け出順に国民・現職の菊池大二郎さん(40)と自民・元職の能登淳一さん(68)の2人です。

【国民・現 菊池大二郎 候補】
「試練の時代を、私は皆さんと共に、その苦しみの現場をバッジをつけて体感させてもらった。これこそが、これからの時代を変えていく経験」
 
 国民・現職の菊池大二郎さん 40歳です。前回2019年の選挙で、当時現職だった自民の能登淳一さんを相手に、13票差で初当選を果たしました。

【国民・現 菊池大二郎 候補】
「おじさんね、小学校で言うと1年生から2年生にお受験してるみたいなもの。ぜひお声がけいただき、宜しくお願いします」

 菊池さんは、物価高騰対策や県立村山産業高校の入学者増加など、人材育成を掲げます。最も強調するのは、コロナ禍での1期4年の実績です。

【国民・現 菊池大二郎 候補】
「これからのウィズコロナではなく、新型コロナのその後の社会に移行していくことの方が大変。この4年間 現職として体感したことをぜひ使っていきたい。この4年の経験は大きいです、皆さん」

 選挙戦では、国民民主党県連会長の舟山康江 参院議員や芳賀道也 参院議員が、連日応援に入っています。

【芳賀道也 参院議員】
「与党でなければ何も出来ないなんていうのは全くの嘘。そのことを菊池大二郎さんも体現して、知事とつながって地元のために貢献している」

 陣営は、去年夏の参院選で、舟山さんの村山市での得票数が、自民候補に263票及ばなかったことに危機感を示し、組織の引き締めをはかっています。地元である市中心部の楯岡地区で支持を固め、周辺部も含めた全域への浸透を目指します。

【国民・現 菊池大二郎 候補】
「この経験値こそが、次の時代を担っていく者にふさわしい経験。その力を皆さんに訴えてもう一度継続して、任期を務めさせてもらえるよう頑張って訴えていきたい」
      

【自民・現 能登淳一 候補】
「国と県と市が、まっすぐ筋が通っていないと国のさまざまな事業も村山市には落ちてこない。我々の思いをしっかり国に届けて、ますます村山市を発展させようではありませんか」
       
 自民・元職の能登淳一さん 68歳です。2期目を目指した前回選挙で落選しましたが、その後も自民党村山市支部の支部長として活動を続けてきました。
 東北中央自動車道村山ICを活用したまちづくりや村山駅西側の開発などを掲げています。

【自民・現 能登淳一 候補】
「多くの観光客ビジネスで、お客さんが来るはずの受け入れの体制を今こそ基盤として作りあげていく必要がある。志布市長と連携して、課題を共有してしっかり頑張る所存」

 志布隆夫 市長が全面的に支援するほか、村山市を『重点選挙区』と定める自民党県連の幹部も、連日市内に入っています。

【自民党県連 森谷仙一郎 幹事長】
「能登さんと一緒にやりたい。ぜひ山形県政に能登さん返してくださいよ。皆さんの力で」

 さらに鈴木憲和 衆院議員の人脈から、告示前には、河野太郎デジタル担当大臣が応援に駆けつけるなど、政権与党とのパイプをアピールしました。

【河野太郎 デジタル担当大臣】
「ぜひ国・県・市、この村山市も直結が出来るよう皆様にしっかりとお支えしてほしい」

 農村部出身の能登さんは、相手候補の地元である市中心部をポイントに定め、この4年間辻立ちや座談会を重ねてきました。
 選挙期間中は、個人演説会を少なくし、街頭演説を中心に支持拡大をはかります。

【自民・現 能登淳一 候補】
「市民の声をしっかりとらえて課題を共有し、政権与党に届けるということを一番訴えてきた。とりわけ市長としっかり連携した市政・県政というものを考えていきたい」

6060OS5:2023/04/06(木) 19:51:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7f9c44690e0f078d57e3605c57b1fcfe33d5093
青森県議選・注目選挙区(3)「新人候補三つ巴」平川市選挙区・定数2に自民2人と立憲1人
4/5(水) 19:29配信
シリーズでお伝えしている県議会議員選挙の注目の選挙区、5日は平川市選挙区です。定数2に対して立候補しているのは、届け出順に自民党の大澤敏彦候補(64)、立憲民主党の渡辺果歩候補(32)、自民党の工藤貴弘候補(39)の3人で、いずれも新人です。

【候補者一覧】青森県議会議員選挙 12選挙区で選挙戦へ 立候補者の顔ぶれ

自民党の現職2人が勇退して顔ぶれが変わる平川市選挙区。2議席を死守したい自民党とこの選挙区では初めてとなる女性候補を擁立した立憲民主党が議席獲得を目指す三つ巴の戦いです。

※自民党・新 大澤敏彦 候補
「青森県としても自給率を維持するためにも、新規就農への支援・促進を図らなければならない」

自民党の大澤敏彦候補は、2022年12月まで平川市議会議員を3期務め、今回が県議会議員選挙への初挑戦です。選挙区の平川市・大鰐町の基幹産業の一つであるリンゴの生産者の一人として、一次産業の活性化を掲げ、現場の声を届けると訴えます。
※自民党・新 大澤敏彦 候補
「新たな生産基盤を強化していかなければいけない。たとえばリンゴでいえば、高密植栽培にして労力を軽減していくとか、作業の効率化を図っていく。生産者出身ですので、現場の声をしっかりと聞きながらいろんな課題を県政に届けていきたい」

地元・平川市のほか大鰐町でも自民党の組織力で選挙戦を展開し、選挙カーをリンゴ園や住宅地の隅々まで縦横無尽に走らせ、支持を呼びかけています。

※立憲民主党・新 渡辺果歩 候補
「皆さまを助けるためにも今こそ国や政治がもっともっと皆さまに寄り添った政策を制度を補助をサポートをしていかなければならない。今苦しいのに今手を打ってくれなければいつ助けられるんですか」

立憲民主党の渡辺果歩候補は、平川市選挙区が設置された2007年の選挙以来、初めての女性候補であり、32歳という年齢は、今回の県議選に立候補した65人の中で最年少です。手を振っている有権者を見つけると、すぐさま選挙カーを降りて走って駆け寄り、また見つけては駆け寄ってと繰り返し、地元の大鰐町を中心に知名度の向上を図っています。

※立憲民主党・新 渡辺果歩 候補
「私も子どもを育てている母親の一人であり、子育てをしながら働いている女性の一人である中で、もっともっと女性が働きやすい社会づくりというところに女性目線でしっかり声を上げていける。それが私が訴えていける強みだと思っています」

子育て支援策として空き家を活用した子ども食堂や子どもの居場所づくりや家計を助けるために高校を中退した経験から教育費の完全無償化を訴えています。

※自民党・新 工藤貴弘 候補
「私たち大人が政治家がきっちりと責任を持って、未来ある次の時代を担う若者たち子どもたちに選択肢を示していかなければなりません」

自民党の工藤貴弘候補は、2019年、平川市議会議員にトップ当選し、2期目を務めていましたが、今年2月に辞職し、勇退する自民党の現職の後継者として出馬しました。
県政の最重要課題である「人口減少」の対策として若者の働く場所の確保と定住の支援強化やすべての子どもに対する医療費の無償化を掲げています。

※自民党・新 工藤貴弘 候補
「子どもを産み育てやすい環境づくり、経済的負担ではなく、妊娠から出産、育児にわたるまでのサポートを充実させていくことで県としての総合力を底上げすることによって子どもだけ、若者だけではなく、高齢者・障害者の方の福祉に対しても寄与できる好循環を生み出すものと信じています」

定数2の平川市選挙区で自民党の2議席を死守するため、若い世代や無党派層への浸透を目指して商業施設や住宅地での街頭演説に力を注いでいます。

青森テレビ

6061OS5:2023/04/06(木) 19:52:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/c39ab5a34e685e242cf7e996ed12d2cc1d5493a1
青森県議選・注目選挙区(4)「現職・新人の激戦」三戸郡選挙区・定数3に自民2人と無所属2人
4/6(木) 19:09配信


青森県議会議員選挙の注目の選挙区、きょうは三戸郡選挙区です。定数3に対して立候補しているのは届け出順に、無所属の新人・夏堀嘉一郎(なつぼり・かいちろう)候補、自民党の現職・和田寛司(わだ・かんじ)候補、自民党の現職・夏堀浩一(なつぼり・こういち)候補、無所属の新人・寅谷正(とらや・ただし)候補のあわせて4人です。現職と新人2人ずつが立候補し激しい選挙戦を展開しています。

【候補者一覧】青森県議会議員選挙 12選挙区で選挙戦へ 立候補者の顔ぶれ

無所属の新人、夏堀嘉一郎候補は、青森県議会議員選挙には2回目の挑戦です。前回、4年前の選挙戦では、約200票差で次点となったため、今回は非自民勢力の結集軸として三戸郡内全域への浸透を目指しています。

※夏堀嘉一郎 候補「私は県議会の立場となって、広域な連携を進めて、この地域の新たなビジネス、雇用、定住といったこと目指して頑張っていきたいと思っています」

40代という若さを押し出して子育て支援や働く場の確保などを強く訴えています。

自民党の現職・和田寛司候補は五戸町で町議を4期、町議会議長も務め前回の選挙で初当選していて、今回も地元で組織を固めながら票の掘り起こしを図っています。

※和田寛司 候補「誘致企業をするのも大変かもしれないです。しかしながら、それを我々がアイディアを出しながら、移住者を募らなければならない。そう考えています」

今回の選挙戦では持続可能な社会の仕組みづくりを公約のテーマに据えて、スマート農業の導入による高付加価値化や新型コロナからの経済再生などを訴えて再選を目指します。

自民党の現職・夏堀浩一候補は過去4回の選挙すべてでトップ当選していて、いまは地盤とする南部町や階上町で組織を引き締めながら選挙戦を展開しています。

※夏堀浩一 候補「農作業ができない、収穫ができないというなかにおいて、肥料費・資料費を国を通じて、県を通じて、いくらかでも足しになる対策を、支援をしていかなければならない」

主要政策には、馬淵川の河川改修を始めとした防災対策や持続可能な農林水産業などを掲げ5期目の当選を狙います。

無所属の新人・寅谷正候補は元階上町議で、初挑戦となる県議選に政党からの支援を受けずに臨んでいます。階上出身の県議は2003年の選挙を最後にいないため、地元の声を県政へ届けると強く訴えています。

※寅谷正 候補「三戸郡の部分で、階上はもう忘れ去られているのかと。6町村で唯一、海を持つ階上町。そこの人がいないかぎりは、日の目を見ないと思う」

自身も漁業に携わる者として、農林漁業の振興とともに少子化の克服を主要政策に掲げています。

青森テレビ

6062OS5:2023/04/06(木) 19:54:10
https://www.yomiuri.co.jp/local/akita/feature/CO064696/20230404-OYTAT50030/
無風一転現新3人火花 秋田県議選・北秋田市北秋田郡
2023/04/05 05:00
選挙・秋田
この記事をスクラップする
北秋田市 北秋田郡 (定数2)
近藤健一郎 67 自現《4》

佐藤光子 45 無新 

北林 丈正 62 自現《4》

届け出順。年齢は投票日現在。白抜き数字は当選回数。

 無投票との観測が流れる中、1月下旬に前北秋田市議の新人女性が出馬を表明し、8年ぶりの選挙戦に突入した。迎え撃つのは自民現職の重鎮2人。有権者約2万8000人の半分強を占める鷹巣地区が当落の鍵を握り、各候補者が火花を散らしている。



 「今、政治に期待されているのは、発言と実行力ではないでしょうか」。近藤は1日昼、秋田内陸線の阿仁前田温泉駅前で声を張り上げた。

 近藤は県議会副議長などを歴任し、現在は自民党県連の要職・幹事長を務める。4期16年で築いた県や国とのパイプの太さを強調し、「縦横無尽に走り回りながら要望を伝え、実行していく」と熱弁をふるう。

 地盤は自身が町長を務めた森吉地区だが、当選には鷹巣地区での得票が不可欠だ。2月以降は県議会の合間を縫って鷹巣地区を中心に連日のつじ立ちを行い、企業回りもこなしてきた。

 「私は67歳、40代ではございません」と街頭演説では新人候補との年齢差を意識した発言も出る。ただパイプは一朝一夕に作れないとし、「今が働き盛り、今が旬でございます」と逆に胸を張る。



 選挙期間中、唯一の日曜日の2日昼前。戸外に出る住民を見つけた佐藤は選挙カーから飛び出し、小走りで駆け寄って手を握った。足取りは軽やかだ。選挙カーからは「責任世代の45歳」との声が響く。

 佐藤は前北秋田市議で、市議選4回のうちトップ当選が3回。「決心に時間がかかった」と出馬表明が1月下旬と遅れたが、2か月間で選挙区内をくまなく回って顔を売ってきた。

 陣営は当選ラインを6000票とみる。2022年の前回市議選で集めた1500票弱に、若年層や女性票、鷹巣地区の得票で上積みを狙う。特定の政党の支援は受けていない。

 地盤の合川地区で開いた出陣式には約120人の支持者が集結。「市や県の方向性と現場の実情にずれを感じる。現場との対話を重視して活動する」と現場第一主義を掲げる。



 2人を大票田の鷹巣地区で迎え撃つのが、北林だ。選挙戦となった15年の前々回選では9317票を集めてトップ当選。安定した戦いという見方も一部から出るが、「新人候補は若い女性で、なおかつ実力がある」(陣営幹部)と油断は見せない。

 選挙戦が確実となった2月以降、選挙区内の各地区に設けた後援会組織をフル稼働させる。県政報告会を各地区で行い、女性限定の会も開いた。県議となってから初めてとなるつじ立ちも行うなど、支持固めに余念がない。

 2日昼過ぎ、鷹巣地区の旧農協前で聴衆約30人を前に、農林業の振興や森吉山などでの観光誘客に取り組むと主張。「まだ道半ば。もう一度県政に送ってもらい、続きの仕事をさせていただきたい」と継続を訴えた。演説後は選挙カーに素早く乗り込み、地区内の遊説に向かった。

(敬称略、田辺研吾)

6063OS5:2023/04/06(木) 19:55:07
https://www.yomiuri.co.jp/local/akita/feature/CO064696/20230405-OYTAT50035/
保守分裂地盤重複も 秋田県議選・湯沢市雄勝郡
2023/04/06 05:00
選挙・秋田

湯沢市雄勝郡 (定数3)
住谷達 46 自現《1》
高橋健 44 自新 
東海林洋 67 無現《4》
佐藤正一郎 70 無現《3》

届け出順。年齢は投票日現在。白抜き数字は当選回数。

 現職3人、新人1人の計4人が三つの議席を争う。無投票が続いており、選挙戦となるのは2011年以来12年ぶりとなる。「2議席確保」を目指して自民党が公認候補を2人擁立したため、保守票が分裂しているほか、地盤が重複する候補もおり、激しい競り合いを繰り広げている。



 2期目を目指す住谷は告示日の3月31日、4年前の前回選直前に急逝した当時の県議・大関衛の形見のネクタイを身につけた。住谷は大関の後継として立候補し、無投票で当選した。「大関先生の思いを胸に戦い抜く」との決意を改めて表明し、初めての選挙戦に「新型コロナウイルスの影響で、地域を回ることが十分にできない時期が長かった」と気を引き締める。

 大票田・湯沢地域の出身を前面に押し出す。地元の商業施設前では4年間の活動を強調して、「自然やエネルギー、農業など、秋田には可能性がある。その可能性を引き出せるのは誰か、見極めて」と訴える。



 自民新人の高橋は昨年12月に市議を辞職し、1万戸以上を回って地道に支持を広げてきた。3月に開催した「励ます会」では、秋田3区の衆院議員・御法川信英が「票を掘り起こして自民2人当選を」と力を込めた。

 参院議員時代の金田勝年や知事・佐竹敬久の秘書を務めた経験があり、前首相の菅義偉ともつながりがある。陣営ではこうした人脈を強調しながら、出身の雄勝地域や自宅のある湯沢地域を中心に、機動力を生かして走り回る。

 湯沢地域周辺部の集落では「広域の連携を強めたい。地域の思いを形にするパイプ役として私を使ってほしい」と強調した。



 5選を目指す東海林の選挙事務所の壁には「背水の陣」の墨書きが見える。同じ雄勝地域を地盤とする高橋が立候補したことで、陣営は危機感を募らせる。

 これまで政党に属さず、個々の応援に支えられてきた。過去に選挙戦の経験があり、支持者との間に「長い絆と信頼感がある」と話す。丁寧に地元の支持を固めつつ、他地域でも非自民を中心にアピールを続ける。

 湯沢地域の街頭では、県や市と地元企業を巻き込んだ地域貢献型のエネルギー資源の活用策など独自の提言を盛りこみ、演説を行った。「4期16年、やっと県政の大きな事業をともに作り込める立場になった。地域のために働きたい」と声を上げる。



 羽後町を地盤とする唯一の候補である佐藤。町長を10年間務め、町での強固な支持が強みとなっている。ただ、補選を含む過去3回の選挙はいずれも無投票当選で、「今回が初めての選挙という気持ちで臨んでいる」。

 当選ラインは7500票とみており、「町内のみの票では足りない」と個人的なネットワークを使いながら、他地域への支持拡大に必死だ。

 同町での街頭演説では、医療や教育の課題を取り上げ、「少子化による高校統合でなく、小規模であっても新しい技術で身近に学べる環境が必要」と述べ、「地域からの目線で県政に意見を言い、チェックしていく」と支持を訴える。

(敬称略、藤吉恭子)

6064OS5:2023/04/06(木) 19:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/4313268bacbfc3768531f558b34b6be5e7a9ba20
【山形/県議選・注目の選挙区】前回13票差で雌雄を決した現職と元職が再び一騎打ち 村山市
4/5(水) 18:51配信


前回の県議会議員選挙で、13票差で雌雄を決した現職と元職が再び一騎打ちで争う村山市選挙区。

定数1の村山市選挙区に立候補しているのは、届け出順に国民民主の現職で2期目を目指す菊池大二郎さん(40)と、自民の元職・能登淳一さん(68)。前回と同じ顔ぶれだ。

(菊池大二郎さん)
「今回の県議会選挙は全県において世代交代の選挙。11人が勇退した世代交代の選挙。ここで村山市の主役を変えてはいけないのであります」

国民民主の県連幹事長を務める菊池大二郎さん。地方組織の強化が党の課題とあって、ここでの議席の死守は至上命題。選挙戦では党本部の幹部ポストにある舟山康江参院議員が駆け付け、「地域の課題解決に向けて2期目はさらに大きな仕事をしてくれる」と強く後押しする。

(舟山康江参院議員)
「分け隔てなくいろんな声を聞く姿勢が政治家にとって何よりも大事。いろんな人の幅広い声を聞いてそれを届けていく。これまでもその姿勢でやってきた。それが多くの皆さんに届いていけば必ず勝利はそこにある」

菊池さんは街頭に立ち支持を呼び掛ける演説は行なっていない。その分の時間を選挙区の隅々まで何度も足を運ぶことに使い、有権者一人ひとりと直接向き合っている。訴えるのは、消雪道路の整備や災害対策・アフターコロナの生活の基盤作り。非自民系の支持者だけでなく、無党派層への浸透を図り必勝を期す。

(菊池大二郎さん)
「コロナが5類に移行することでより課題やエネルギーを使っていく。これに関してしっかり手当てをしていくことも次の4年間の重要な県政課題になっていくので、最優先でやっていく必要がある」

対するのは4年ぶりの返り咲きを狙う能登淳一さん。県議時代に道筋を付けた都市計画事業や雪対策の推進をアピールし、近年頻発する自然災害への対応など新たな課題にも取り組みたいと意欲を見せる。

(能登淳一さん)
「村山に対する思い、一貫して変わっておりません。何としてもこの村山市をさらに発展させ、次の世代に繋ぐのが私の役割」

雪辱を期したいのは党も同じ。県内17の選挙区のうち前回唯一、議席を得られなかったこの地域を制すため、能登さんを強力に後押し。すでに無投票当選を決めた自民の現職県議や、鈴木憲和衆院議員がマイクを握り、国・県・市のつなぎ役と訴える。

(鈴木憲和衆院議員)
「県議という立場の人が私たち国会議員と一緒に、現場と国のつなぎ役になってもらえるかどうかは地域が良くなるかどうかの鍵。能登さんが議席を得て、現職の県議としてもっと大きい仕事をしてほしい」

選挙戦では新たな取り組みも行っている。若者を集めた個人演説会では、一方的に政策を訴えるのではなく、スマホアプリを使って少子化対策や市の発展について意見を募っていた。

(能登淳一さん)
「経済再生のための対応ということで物価高にしっかり対応していきたいし、やはり何をおいても少子化対策だろうと思っている。子育て支援育児支援・医療支援・就学支援も含めて、しっかり支援が行えるように頑張っていきたい」

前回同様、激戦が予想される村山市選挙区。有権者の選択の行方は9日に示される。

さくらんぼテレビ

6065OS5:2023/04/06(木) 19:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1870124d48afd234d6c4d02ef5f38fd761b9742d
【山形/県議選・注目の選挙区】市議会議員を辞職した新人4人が定数2を争う 新庄市
4/5(水) 19:01配信



現職の2人が立候補せず、新人4人が定数2を争う県議会議員選挙の注目選挙区・新庄市区。それぞれが市議会議員を辞職して挑む。

立候補したのは4人で、自民1人・無所属の3人。4年前、4人は市議選を戦った。佐藤文一さんと押切明弘さんは初陣を飾り、石川正志さんは3期、叶内恵子さんは2期、市議を務めた。

選挙戦の初日、新庄市長選に鞍替えする山科県議が訴えたのは…。

(山科朝則県議)
「私がやってきた思い・仕事を石川さんに託して、何とか皆さんの力で県議という立場を与えていただきたい」

東北農林専門職大学の開学など、県の重要事業を地域の発展につなげるためのパイプ役として、山科さんに代わって自分が務めると訴えます。

(石川正志さん)
「山科県議が政治生命を懸けて吉村知事に掛け合い、新庄市に大きな事業を2つ決定してくれた。その流れを止めない。県とのパイプ役。私は自信がある」

山形大学農学部を卒業し、地元・萩野地区で鍬を振り下ろす現役の農家。支持母体のJA、そして舟山参院議員からも力強い後押しを受ける。
キャッチフレーズは「開拓魂」。5000票と言われる新庄市の農業票の取り込みと、知名度の低い中心部での票の掘り起こしを目指す。

(石川正志さん)
「『あったかい県政』の流れは止めない。働く方が報われればその背中を見る子どもたちも我が故郷に定着して仕事をしてもらえる。勝利に向けてがんばる」

4人の中で最も遅い2月末に立候補を表明した押切さん。必勝を期して事務所では…。

「バンザーイ! バンザーイ…」

NPO法人代表の押切さんは、子どもの貧困対策や、使われなくなった警察署・高校など県有跡地の利活用策を探ってきた。これらを前に進めるために県政の中心で仕事がしたい。その強い思いが立候補を決意させた。

(押切明弘さん)
「新庄の街づくりをする上で大事な土地。前に進めるには県議になって知事と交渉して橋渡し役をする」

貧困対策の旗印「こども食堂」を市の中心部に建設。オープンまでは選挙事務所として活用し知名度拡大を図る。

(押切明弘さん)
「白いご飯が食べられない子どもがいるという事実を知っていますか? 『腹減って勉強できない』と言われたら皆さんならどうする? そんなバカな話はない」

目指す政策を愚直に訴えて支持を広げる考えだ。

(押切明弘さん)
「出馬が遅れた感はあるが、市民と一体となった草の根運動を最後まで貫き通す」

県議会議長を花道に勇退する坂本県議。

(坂本貴美雄県議)
「頼むぞ!」

その「後継指名」を受けたのが佐藤さん。

(坂本県議)
「県議会で徹底的に動いてもらう」

4人の中で最も早い2022年11月に運動をスタート。自民党の組織力をフルに生かした戦いを繰り広げている。

(佐藤文一さん)
「地域に覆いかぶさる閉塞感を何とかして打ち破りたい。全力全身で行動することを約束する」

高速道路の整備・医療の充実・農業の振興。市民の願いを県政へ、そして国へと届ける役割を担えるのは佐藤さんだけと、加藤衆院議員も全面支援する。

(加藤鮎子衆院議員)
「国と県の連携のとれた政策の実現を皆さんの手で後押ししてほしい」

縫製加工会社・社長の佐藤さん。演説で必ず口にするのは「人生訓」でもあるこの言葉。

(佐藤文一さん)
「できない理由を探すのではなく『できる』に変える」
「長期的・短期的にやるべきことを見極め、私の声をたくさん聞いてもらえるよう努力する。できない理由を探すより、できる方法を考え行動します」

(叶内恵子さん)
「こんなに皆さんから応援していただいて…すみません…」

涙の事務所開き。胸を打ったのは幼い子の母親でもある友人の切実な訴えだった。

(友人代表)
「正直なところ私の子どもの世代がここで子育てしたいかと言われれば多分無理。もう終わりだと思う。こんな大変な状況をなんとかしようとする大人がいる姿を、恵子さんと一緒に私も自分にできることをしながら一緒にがんばっていきたい」

6066OS5:2023/04/06(木) 19:58:57

不動産会社を経営しながら市議を8年。市民との対話を重ねる中で今回の挑戦を決断した。新庄インターチェンジ付近の道の駅の早期実現など、幅広い政策を掲げる中で力を込めるのは…。

(叶内恵子さん)
「この新庄をどんな未来にしたいのか。それを本当に本当に真剣に考えるための選挙。政治が変わらないんじゃない。みなさんが政治を変えていくんです」

「新庄をあきらめない」。芳賀参院議員の支えも力に、票の上積みを目指す。

(叶内恵子さん)
「若者たちが『新庄に未来はない』と言って出ていく。その未来を私はあきらめない。みんなが気づいて目覚めて活動を始めれば新庄は変わる」

選挙運動も残り3日。投票は4月9日に行われ、即日開票される。

さくらんぼテレビ

6067OS5:2023/04/06(木) 20:00:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/02ee5a81c59c2258ffab43804a1caa5d2abffbc9
山形県議選「激戦区を行く」 3度目の対決の村山市区
4/4(火) 15:44配信
山形県議会議員選挙の投票日まであと5日。3回にわたり「激戦区を行く」と題して注目される選挙区の戦いを紹介する。1回目は国民民主の現職と自民の元職が3度目の戦いを繰り広げる村山市区。

村山市区に立候補したのは届け出順に国民民主党の現職・菊池大二郎さん(40)と自民党の元職・能登淳一さん(68)。
村山市区では4年前と8年前もこの2人が激戦を繰り広げた。

新人4人が争った2015年は能登さんが菊池さんを下し初当選。しかし4年後、今度は菊池さんがわずか13票差で能登さんとの一騎打ちを制した。

菊池候補「全県において世代交代の選挙である」
能登候補「村山市の発展をただひたすら願い」

3度目の決戦を制するのは…。

有権者「がんばって歩いてきた」
菊池候補「ありがとうさま。よく来てもらって」

国民民主党の現職、菊池大二郎さん(40)。市民と志を一つにすることをモットーに現場の声を県政に届けると訴える。

第一声「私はみなさんとともに苦しみの現場を体感してきた。これこそがこれからの時代を変えていく経験。今回の県議選は全県において世代交代の選挙。ここで村山市の主役を変えてはいけない」

脱炭素社会に向けた産業政策や物価高騰対策を訴えているほか、県議会の農林水産常任委員長として市内を流れる大旦川の治水対策などを進めてきた実績を強調する。

菊池候補「村山市では令和2年7月に豪雨があり、治水・災害対策に関しては県の後押しもありながら加速させることができた」

2日は、国民民主党県連会長の舟山康江参院議員が応援に駆け付けた。

舟山康江参院議員「何か要望を言われた時にすぐ動く、すぐ動けるかどうかが議員として一番大きな資質。彼は言われたらすぐ動く頼めばすぐやってくれる」

この日、訴えたのは新型コロナや豪雨災害に見舞われたこの4年間の経験を次に生かすことだ。

菊池候補「子どもたちはマスクをして3年間お互いの顔もわからず生活してきた影響はどうなるのか。これからのほうが大変。現場に立って課題を肌で認識してその解決策を模索してきた現職の私を使わないで村山市はどうするんだと」

ポストコロナを見据えた政治を実現させるべく、2回目の当選を目指す。

「勝つぞー」
自民党の能登淳一さん(68)。4年前に敗れた直後から再挑戦を決意し、これまで60回以上、市民との座談会を重ねていた。

能登候補「厳しい選挙戦。相手は現役である。私はチャレンジャーである。この村山市に対する思い一貫して変わっていない」

コロナ禍からの経済再生や雪対策の予算増額、それに、村山市内の区間が開通した東北中央自動車道を生かした産業振興などを訴えている。

2日は若い世代を対象にした座談会を開き、子育て政策などを語った。

能登候補「フランスの例をみると育児減税のようなこともやっている。さらには子ども3人を育てていると年金が10%高くなる。育児の負担を出来るだけ軽減することは政策の中心でなければならない」

「市民のための実践力」を合言葉に村山市の志布市長や自民党の国会議員と連携した政策の実現性を訴える。

鈴木憲和衆院議員「県議が現場と国とのつなぎ役になってもらえるかどうかは地域が良くなっていくかどうかの鍵だと思う。能登さんが4年間親身になって地域のことを考えて取り組んできたのは間違いないので現職の県議としてもっと大きい仕事をしてほしい」

能登候補「市長と課題や要望事項を共有しながら国会議員を通して国に伝えていくのが大きな役割。政策をしっかり訴えて市民の皆さんの共感を得て票に結び付けていければ」

市民の声を県と国につなげるために。4年越しの返り咲きを狙う。

6068OS5:2023/04/06(木) 20:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/c85cdcbea70de90cee17bd5ee1d9c9ecf8850364
山形県議選「激戦区を行く」 少数激戦の山形市区
4/5(水) 16:40配信

YBC山形放送山形県議会議員選挙の投票日まであと4日だ。注目の選挙区を取り上げる「激戦区を行く」、2回目は、10人の候補者のうち落選するのは1人という少数激戦の構図となっている県都・山形市区。

山形市区は定数9に10人が立候補している。
立候補しているのは届け出順に国民民主党現職の梅津庸成候補、日本維新の会新人の諏訪洋子候補、自民党現職の奥山誠治候補、立憲民主党新人の松井愛候補、無所属で現職の吉村和武候補、自民党現職の遠藤和典候補、公明党現職の菊池文昭候補、自民党新人の伊藤香織候補、立憲民主党現職の高橋啓介候補、共産党新人の石川渉候補の10人。
前回4年前に当選した9人のうち、4人が勇退などに伴い、今回の選挙には出馬しなかった。新人4人が立候補するのは2007年以来、16年ぶりだ。
政党別では自民党が3人、立憲民主党が2人、日本維新の会、公明党、国民民主党、共産党、無所属がそれぞれ1人となっていて各政党が議席を維持、または獲得できるかがポイントの1つとなっている。
このため、自民党は市内の北部・中心部・南部に候補者を擁立、立憲民主党も北部と南部に候補者を分散し、議席の維持を狙う。
また、1候補に票を集中させて議席獲得を狙う戦略など各政党の思惑が色濃く反映されているのが県都・山形市区の特徴だ。
国民民主党現職の梅津庸成候補(56)は2年前の補欠選挙で初当選。農林業の活性化、ポストコロナの経済対策など5つの柱を掲げ、支持拡大に奔走している。

梅津庸成候補(56)「県都としての強みを生かして山形市が県内各市町村を先導する経済を作っていかなければならい」

去年の参院選では山形市で比例票・1万票以上を獲得した日本維新の会が擁立した新人の諏訪洋子候補(60)。屋内スケート場新設などを掲げ維新として県内初の地方議員当選を目指す。

諏訪洋子候補(60)「日本維新の会はしがらみのない政治。改革の政党。県政をこれからの時代に合ったものに変えていく」

5期目の当選を目指す自民党現職の奥山誠治候補(63)。遠藤利明衆議院議員や勇退する金沢忠一県議の支援を受け少子化・人口減少対策を重点に訴えている。

奥山誠治候補(63)「いまの日本の課題は人口減少・少子化。結婚などを含めて子どもに対する支援基金を創設したいと考えている」

立憲民主党新人の松井愛候補(46)。若者の支援を行うNPO法人の運営などを経て4年前、山形市議に初当選。多様性を認め合う社会づくりなどを柱に据え、県政進出を目指している。

松井愛候補(46)「多様な社会、多様な価値観を包摂できる議員は誰か。皆さんと協力しながら陣営の素人のみんなと新人候補者らしく思いを伝えていきた」

5期目の当選を目指す無所属の吉村和武候補(50)。吉村知事とのつながりや上位当選を果たしてきた信頼感を強みとして、救急車の病院受け入れ時間短縮に向けた医療体制の改善などを訴えている。

吉村和武候補(50)「いま救急搬送にすごく時間が掛かっている。安心安全を一つ一つ県民に理解いただき、経済を回していく。それが政治の仕事」

再選を狙う自民党現職の遠藤和典候補(53)。山形市北部が地盤で、支援者は今回、トップ当選も視野に入れている。水素を活用したインフラ整備の取り組みなどを訴えている。

遠藤和典候補(53)「事業ができる、商売ができる農産物も売れるようにしていくにはどうしたらいいか。皆さんとともに考えさせてほしい。ぜひ私を再び使っていただきたい」

4選を目指す公明党現職の菊池文昭候補(59)。佐藤孝弘山形市長などを弁士に市内各地で街頭演説を展開している。観光振興による経済活性化、出産・子育ての無償化などを訴える。

菊池文昭候補(59)「人口減少が進み、地域経済が少しずつ小さくなる中で、人と人とが交流する観光の振興に取り組む」

自民党新人の伊藤香織候補(41)。女性県議不在の自民党が今回、唯一擁立した女性候補だ。山形市議を4期務めた経験と40代の若さ、子育て世代をアピールする。

伊藤香織候補(41)「チャレンジができる山形市政に変わった。県政もチャレンジができる県政に変えていくために、現役世代・子育て世代ど真ん中の私たちの声を届けなければいけない」

6069OS5:2023/04/06(木) 20:01:40

立憲民主党現職の高橋啓介候補(70)。市南部を中心に、選挙カーでくまなく回り、5期目を目指す。再生可能エネルギーへの転換、国の軍備拡張への懸念などを県政から訴える。

高橋啓介候補(70)「再生可能エネルギーに移行すべきではないか。原発を新設したり、耐用年数40年を60年に延長したり、こんな流れはかえるべき」

共産党新人の石川渉候補(49)。勇退する共産党県議の後継として組織固めに奔走している。子育て支援を重視し、保育料・給食費・18歳までの医療費ゼロを掲げている。

石川渉候補(49)「山形県が暮らしを優先する政治になるのか、それとも暮らしをばっさり切り捨てて、大型建設ばっかりやる政治になるのか、それが今度の選挙で決まる」

選挙はいよいよ終盤戦に差し掛かり。県都・山形市の政治決戦は激しさを増している。

6070OS5:2023/04/06(木) 20:01:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/61e34af405d622afb8feab3104f402a55c8b6cea
山形県議選「激戦区を行く」 自民党と非自民系が激突 鶴岡市区
4/6(木) 15:43配信
山形県議選企画・「激戦区を行く」。3回目は、自民党と非自民系が3人ずつ激突する鶴岡市区。

鶴岡市区に立候補したのは届け出順に自民党・新人の石塚慶候補、自民党・新人の佐藤正胤候補、共産党・現職の関徹候補、自民党・新人の菅原一浩候補、無所属で現職の今野美奈子候補、無所属で現職の高橋淳候補の6人。
新人3人を擁立した自民党が非自民系の現職・3人の牙城を崩せるかどうか注目だ
石塚慶候補(45)「国もあって県もあって市もあって地域もある。ここの連動が本当にきっちりしていないとうまく回らないいまこの庄内に40代の県議会議員がいないという状況の中で40代で県議に手をあげて当事者意識をもって未来を見据え、様々な施策を考えることをぜひやっていきたい」

自民党の新人で前鶴岡市議会議員の石塚慶候補は行政間の連携を深め、住みよいまちづくりを実現する政策を訴えている。

石塚候補「3つあり一つは農林水産業の活性化、2つ目に子育て支援の強化と若者の活躍、3つ目が地域コミュニティへの支援活性化、面で同時に全てを取り組み同時に解決していく」

佐藤正胤候補(60)「わたし60歳になるが、自民党公認の新人候補、新人らしく一生懸命にひたむきに地域の声を県政に届けていきたい。県議会議員としてわたしに仕事をさせてください」

自民党の新人で、鶴岡市の元商工観光部長の佐藤正胤候補は県土全体のバランスの取れた整備・発展を目指すことを軸に政策を訴えている。

佐藤候補「私は3つの目標を掲げている人づくり、産業づくり社会基盤づくり、この3つを軸にして課題を見つけていかに解決していくかということに注力していきたい。この地域の保守を守るという意味合いも今回はあると思う。新人・保守3人、選挙区から立っているので」

関徹候補(62)「皆川市政が自分たちの言うとおりにならないということでただただ足を引っ張っている仕事をしているこの自民党会派から今回の県議選に2人も出る。新人3人立てて1人増やそうとしているこの自民党に絶対に負けるわけにいかないのが今回の選挙である」

3期目を目指す共産党の現職・関徹候補。医療や介護福祉の労働環境改善を唱え、「平和と暮らしを守る政治」の実現を呼び掛ける。

関候補「物価高騰対策に全力を尽くしたい。医療や介護や福祉を大事にする社会に転換を図っていきたい。岸田大軍拡に待ったをかける山形県から“平和を守れ”“軍拡やめろ”この声を上げていきたい」

菅原一浩候補(56)「人手不足が大変深刻で原材料費の高騰などいろいろな問題がありコロナ特別融資の貸付の返済がそろそろ本格化していく。コロナで傷つきでもがんばっている地域の中小企業に対してさまざまな支援策を打っていきたい」

自民党の新人で鶴岡市議会議長も務めた菅原一浩候補。商工観光業の振興による経済再生を喫緊の課題と位置付ける。

菅原「中長期的には人口減少にかかる諸問題の解決が最大の課題だと考えている。この天気のような晴れやかな気持ちでいるがその一方で厳しい戦いだと思う気を引き締めながら支援を訴えていきたい」

今野美奈子候補【ノイズ】「差別のない住みやすい社会を私は目指していく。ひとりひとりの人生を大切にすることができる社会になるように一生懸命努力していく。労働環境の整備賃金を上げる女性でなければわからないこともあるそこを起点として訴え続けていく」

無所属で現職の今野美奈子候補。障がい者や高齢者といった弱者や少数の声を届けようと2期目に意欲を燃やす。

今野「交通インフラ少子高齢化高齢者の交通機関については県としても課題として取り上げなけばならない県のなかでも地域の課題をどう受け止めていくかということをこれから訴えていく」

高橋淳候補(56)「これからこの地域がどのように発展できるのか一番の勝負どころだと思う。2期目当選なったら地域の要望をしっかりと受け止めて県政発展のために尽力したいと考えている」

無所属で現職の高橋淳候補は出身のJA庄内たがわ時代から培ってきた農業分野の実績や1期目に見えてきた課題の解決などを訴え2期目を目指す。

高橋候補「物価高騰対策あわせて少子化対策、コロナの関連で3年間、本当に大変な経済活動に陥っている。ポストコロナに向けた経済対策をしっかり打ち出したい」

県議選の投開票日は4月9日。各候補の熾烈な舌戦も佳境に入る。

6071OS5:2023/04/06(木) 20:27:55
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230405-OYTNT50146/
県議選激戦区・むつ市区 市長選前哨戦
2023/04/06 05:00
 現職3人が不出馬となり、定数3の総入れ替えを無所属新人5人が争うむつ市区。各候補は23日投開票の市長選に出馬する2人の“派閥”に分かれ、市長選の前哨戦の様相を呈す。6月の知事選へ向けた思惑も交錯し、候補者はデッドヒートを演じている。

 告示前日の3月30日朝、市中心部の交差点では、吉田ゆかり、斉藤孝昭、井本貴之が並んで辻立ちし、傍らには市長選に出馬する前県議の山本知也の姿があった。3人には、山本との連携をアピールすることで、選挙戦が有利に働くとの計算がある。

 元県非常勤職員の吉田は「むつ下北の皆様と共に下北の未来に挑戦する」と、山本の前で決意を表明。地域おこしグループ「津軽海峡マグロ女子会」での活動もアピールし、郡部を中心に浸透に力を入れる。

 市議5期を務めた斉藤は告示日、市内の酒店前での第一声で、「一番政治経験があり、即戦力として役に立てる。20年の経験を絶対に無駄にしない」と強調。東北電力労組出身で、原子力関連施設による地元への恩恵を訴える。

 自民推薦でIT会社長の井本は、山本の後援会顧問で、県議を退く越前陽悦の支援を受ける。1日、市内の商業施設前で「(越前の)教えを身につけ、自分なりの解決策を提案していく」と後継候補を前面に出し、支持固めを急ぐ。

 一方、市長選で山本と争う前県議の菊池憲太郎は木村努、原田敏匡を支援する。両者の事務所開きに駆けつけて激励したほか、告示後も一緒に街頭に立ち、マイクを握る。

 電工会社長の木村は2日、市内のスーパー前で、市観光協会長やむつ工業高の同窓会長などを務めていることを念頭に、「人脈や知識を最大限に生かし頑張っていく」と声を張り上げた。むつ下北一円の観光振興を公約に掲げる。

 自民推薦の原田は、菊池の後継候補を自認する。事務所前での第一声では、市議2期で培った政策提案力を売り込み、「人口減少問題は、子育て支援や雇用など横断的に進めなければ解決できない」と訴える。

 むつ市区では、現職3人全員が不出馬の意向であると判明したのが今年の2月。新人5人は広大な選挙区での短期決戦を強いられている。ある候補者の集会では、支援者から「必死に歩いていると思っているが、まだまだ足りない」と 叱咤しった 激励の声が飛ぶ。

 知名度不足を補うため、5人が頼りたいのが、選挙区で高い人気を誇る前むつ市長の宮下宗一郎だ。知事選を控える宮下は青森市に拠点を移しているが、1日にむつ市入りすると、山本派の吉田と井本には2回、斉藤は1回応援演説した。宮下ははじめ、5人のマイクを握る予定だったが、当日朝になって菊池派の原田と木村への応援が中止された。

 中止の理由について、宮下は「スケジュールの行き違いがあった」と説明。ただ、山本派の越前は「これは、宮下が態度を明確にしたということだ」と解説してみせた。一方、菊池派の支持者は「菊池を支援する市議たちが宮下を支持しなくなるかもしれない」とけん制する。

 市長選と、続く知事選を前に、選挙区では関係者の「魂胆」が複雑に絡み合う。(敬称略)

6072OS5:2023/04/06(木) 20:28:40
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230405-OYTNT50136/
県議選激戦区・八戸市区 構図変動 与野党対決
2023/04/05 05:00
 告示が目前に迫った3月中旬以降、八戸市区(定数8)の構図は目まぐるしく変動した。八戸市長に転身した自民党前県議の熊谷雄一が前回獲得した約1万4000票に加え、出馬を突然取りやめた自民元県議の藤川友信が前回得た約6000票の行方を巡り、自民と立憲民主党が候補者を新たに擁立。自民は候補者4人、立民は候補者3人で、いずれも現有議席から1議席増を目指し、与野党対決が熱を帯びている。

県議選激戦区・青森市区 挑む新勢力 混戦模様

 「熊谷さんの票に過度に期待を持ってはいけないが、食い込む努力はしている」。自民現職の山田知は、控えめながらも野心をのぞかせる。2021年の市長選で熊谷を支援した経緯から、自身の支持者に加え、熊谷と関係のある企業や事業所を精力的に回る。

 自民現職で再選を目指す大崎光明は、告示日の街頭演説で「 混沌こんとん とした選挙だが負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。燃料や物価の高騰を課題に挙げ、「現在の県内経済を 牽引けんいん しているのは八戸の産業。八戸が青森の未来を切り開く」と主張した。

 市長選で熊谷を支えた自民現職の清水悦郎は告示日、事務所前の第一声で「まだやり残した仕事がある」と訴えた。票田の一つの八戸駅周辺は、熊谷と親交の深い前衆院議長・大島理森の地盤。陣営は市長選での協力を踏まえ、「熊谷票」の行方を注視する。

 清水陣営が気がかりなのは、3月中旬に自民の推薦を得た無所属新人の工藤悠平だ。八戸駅周辺が地盤で、市議4期の実績とおじが大島の後援会長を務めたのが売りだ。直前に出馬表明したため、「限られた時間で地域を回るしかない」と背水の陣を敷く。

 八戸市区は立民県連代表の田名部匡代のお膝元だ。新人の高畑紀子は告示の2週間前に出馬を決意。21年衆院選に挑んだ経験を生かし、中心部での第一声で「政治に女性がもっと参加して多様な意見を吸い上げることが必要」と強調、女性票の取り込みを図る。

 8選を目指す立民現職の田名部定男は、電力系労組の固い支持基盤が軸だ。第一声では「三村県政でただ一人、エネルギーのあるべき姿を追求してきた。県として、国に協力している原子力政策について声を大きくしなければならない」と主張した。

 一方で、立民現職の田中満は票の奪い合いを警戒し、立民3人の出馬による影響は「もちろんある」と票の分散を懸念する。熊谷票の行方にも神経を張り巡らせ、支持基盤ではない自民支持の企業にまで足を延ばして新規開拓に汗を流す。

 公明党新人の夏坂修は、勇退する畠山敬一の後継。支持母体の安定した組織票を持つものの、激しい選挙運動が展開されている八戸駅周辺が地盤だ。「組織票だけでなく、市議時代に自分が広げてきた人脈で地域の支持を得たい」と初当選を目指す。

 21年衆院選を戦った共産党新人の田端深雪は2日朝、館鼻岸壁朝市近くの道路でマイクを握った。今期で引退する松田勝の隣で「松田さんが築きあげてきたこの議席を、必ず引き継ぐ決意だ」と後継候補であることをアピール。着実な支持固めに余念がない。

 県議選で唯一、国民民主党から推薦を受けた無所属新人の金濱亨は、熊谷票を意に介さない。SNSを駆使し、動画投稿サイトでオンライン出陣式を行うなど無党派層への浸透に熱心だ。「投票率アップによる若い世代からの支持を狙う」戦略で戦う。(敬称略)

6073OS5:2023/04/06(木) 20:29:15
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230405-OYTNT50134/
県議選激戦区・青森市区 挑む新勢力 混戦模様
2023/04/04 05:00
 青森市区(定数10)では、新人3人が支持拡大に駆け回り、現職9人が知名度の高さを武器に守りを固める。各党が候補者を送り込む中、新興勢力が県都で第一歩を踏み出せるかが注目だ。



 立憲民主党新人の小笠原大佑は告示日に市中心部で「青森が活力を取り戻すために若い力が必要だ」とアピール。立民の青森市区での議席はゼロで、獲得は悲願だ。県連代表の田名部匡代参院議員は「息子と思って育てて」と有権者の手を握りしめた。

 唯一の女性候補で参政党新人の後藤清安は街頭演説をライブ配信し、女性票を中心に無党派層の取り込みを図る。2日は市中心部でアナウンサー時代の経験を交えて「仕事や育児、介護など多くの役割をこなす女性たちの声を届けたい」と訴えた。

 無所属新人の大沢祥宏は、出身母体の東北電力労組などを背景に支持を固める。連合青森傘下の一部労組は他候補の支援に回った模様だが、「応援の声は届いている」と自身を奮い立たせる。エネルギー安全保障の観点から原子力関連施設の必要性を主張する。



 迎え撃つ現職9人の緊張感も高まっている。

 県議会最大会派の自民は現職4人を公認し、現有議席の維持を目指す。県連総務会長の森内之保留は告示日、関わりの深い後潟地区で「この地域を守れるのは12人の中でも私だと自信を持っている。漁師や農家の意見を尊重しながら街をつくる」と訴えた。

 4期目を目指す自民現職の花田栄介は「『都市型選挙区』で無党派層が多く、油断はできない。全員が強敵という構えで戦っている」と警戒心を隠さない。組織の引き締めが至上命令だ。「提案型の議会に向けて発言を強めていく」と声を上げる。

 上位当選常連の自民現職、高橋修一は、地盤の旧青森市だけでなく浪岡地区の浸透にも余念がない。同地区のスーパー前で3月31日夕、「昨年、一昨年と大変な自然災害があった。党の国会議員と連携し、絶対に県民の命を守る」と国とのパイプをアピールした。

 自民現職の山谷清文は告示日の第一声で、前々回の2015年に10票差で当選に滑り込んだ経験に言及した。「不徳のいたすところ」と振り返り、8年前の苦い思い出をバネに、前回並みの約8000票の獲得を目指すため、支援者回りに力を入れる。

 前回1万票超を獲得した公明党現職の伊吹信一は、票の上積みを目指して子育て世代への支援などを掲げ、「薄く広く」支持を得る戦略だ。「次の時代を担う子ども、若者、子育て世代への支援や手当てを手厚くし、人口減対策を進めていく」と主張する。

 県都での議席維持を至上命令とする共産党現職の吉俣洋は、物価高騰への対策を訴える。2日は市内のスーパー前で街頭演説し、「消費税の減税を真っ先に行い、大企業の内部留保に時限的に課税して中小企業の賃上げ政策に使う」と熱弁をふるった。

 無所属現職の関良は、22年10月の青森市議選でトップ当選した長男、貴光と二人三脚で4回目の当選を目指し、精力的に各地を回る。「少子高齢化の対策、福祉の拡充、除雪費用の負担軽減が必要だ」と声を張り上げ、幅広い層に投票を呼びかけている。

 前回トップ当選した無所属現職の鹿内博は告示日、市中心部の国道沿いで第一声。「国政の犠牲にならない県政を一緒につくっていきたい」と非自民票の受け皿をアピールすると、有権者から握手を求められた。前青森市長の知名度と根強い人気は健在だ。

 県議会で、鹿内と会派を組む無所属現職の渋谷哲一は、社民党からの推薦を得て、陣営は支持拡大に躍起だ。浪岡地区では有力者の支援を取り付け、支持拡大を図る。「与党が圧倒的多数で緊張感がない県議会を変えていかなければならない」と改革を訴える。(敬称略)

6074OS5:2023/04/07(金) 22:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d0a3b2810ed6b438eee561bb82cc143edbf8972
青森県議選・注目選挙区(5)「むつ市長選挙の前哨戦の様相」定数3に新人5人が立候補・むつ市選挙区
4/7(金) 20:08配信


9日投開票が行われる青森県議会議員選挙について、注目の選挙区をシリーズでお伝えしています。7日はむつ市選挙区です。定数3に対して立候補したのは届け出順にいずれも無所属の新人で吉田ゆかり候補47歳、木村努候補55歳、斉藤孝昭候補58歳、原田敏匡候補47歳、井本貴之候補43歳の5人です。
これまで3議席すべて自民党が独占していましたが、むつ市長選挙への立候補に向けて現職2人が辞職し、1人は勇退するため顔ぶれが一新するむつ市選挙区。県議選は投開票の1週間後に告示されるむつ市長選挙の前哨戦の様相も呈しています。

【候補者一覧】青森県議会議員選挙 12選挙区で選挙戦へ 立候補者の顔ぶれ

青森県議選むつ市選挙区は、むつ市長選挙に立候補を表明している菊池憲太郎氏と山本知也氏が市長選と連動した動きを見せ、候補者5人のうち2人を菊池氏が、3人を山本氏がそれぞれ支援しています。

※無所属・新 吉田ゆかり候補
「地域のために働かせてください。むつ下北初の女性県議を皆さまの力で送り出してください」

元県立高校職員の吉田ゆかり候補は山本氏の支援候補です。

※無所属・新 吉田ゆかり候補
「お母さんたち、働く方たち、子どもたちの未来をつなぐためにどうか私に力を貸してください」

下北地域の建設業界のを受けながら、教育環境の充実や子育て支援を訴えます。

※無所属・新 木村努候補
「必ずしやこのむつ下北地域に人々が訪れるような仕組みをつくっていきたい」

むつ市観光協会の会長を務める木村努候補は、菊池氏が支援している候補です。

※無所属・新 木村努候補
「歴史や文化、お祭りなども後継者として担っていただきたい。一人でも多くの若者がこの地域に住み、愛してくれる地域をつくっていきたい」

観光業の振興に加え、高校生の県内定着に向けた就職支援の実現を公約としています。

※無所属・新 斉藤孝昭候補
「5人の候補の中で私が一番政治経験があり、即戦力として皆さんのためにお役に立てる」

斉藤孝昭候補は5期務めたむつ市議会議員を今年3月で辞職し、山本氏と連携して県議選に初挑戦しました。

※無所属・新 斉藤孝昭候補
「原子力に関わる事業が根差し、発展していくことを私自身心に決めて、今後は仕事も増やしていく。安全に操業していくことがこの地域には絶対大事だ」

市議会議員としての実績を強調しながら原子力政策に触れ、関連施設の早期の稼働を訴えています。

※無所属・新 原田敏匡候補
「市議会議員2期・7年6か月の実績と経験をもとに即戦力として働いてまいります」

原田敏匡候補は今年3月までむつ市議会議員を2期務め、今回の県議選では自民党の推薦を受けて菊池氏の後継者として立候補しました。

※無所属・新 原田敏匡候補
「賃金が上昇しなければもう一人産んでみようという気にはならないのではないでしょうか。雇用が安定しなければ結婚もできない。そこで県は、景気・雇用対策をしっかり強化していこうじゃないか」

県政の最重要課題である「人口減少」について、国の政策では行き届かない地元の中小企業への支援で景気・雇用を下支えすることが県の役割だと訴えています。

※無所属・新 井本貴之候補
「地元の皆さまのお力で地元のことを考えられる地元出身の議員を誕生させていただきたい」

IT企業の社長である井本貴之候補は自民党の推薦で立候補し、山本氏の支援を受けています。また、勇退を表明している現職・越前陽悦県議の後継者でもあります。

※無所属・新 井本貴之候補
「下北もまだまだ課題がたくさんあります。特に重要と考えているのは物価高騰の課題です。ただ支援するだけではなく、給料を増やす、さまざまな政策をこのあと打っていかなければいけない」

物価高騰対策を喫緊の課題と位置付け、企業に対する給料増額の支援を図る考えです。

青森テレビ

6075OS5:2023/04/07(金) 22:45:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/63920dcda71e4fb464a3ee6e4941feedae436297
山形県議会議員選挙 村山市選挙区 与野党激突の注目選挙区 候補者の訴えは
4/6(木) 19:27配信


2
コメント2件


テレビユー山形
エラーコード:1001100
ご利用の環境では映像を視聴できません。
映像視聴における推奨環境はこちらをご確認ください。
テレビユー山形

投開票日が4月9日に迫った山形県議会議員選挙。注目の村山市選挙区では与野党激突の構図が鮮明となる中、候補者は何を訴えているのでしょうか。

【写真を見る】山形県議会議員選挙 村山市選挙区 与野党激突の注目選挙区 候補者の訴えは

定数1の村山市選挙区には2人が立候補しました。

届け出順に、国民民主党の現職、菊池大二郎さんと自民党の元職、能登淳一さんです。

それぞれの選挙戦を見ていきます。

■菊池大二郎氏(国民・現)

菊池大二郎氏(国民・現)「多くのみなさんと私が一番会ってきたという自負はあるので、その辺を丁寧に続けていくだけかなと思う」

4年前の県議選、13票差という僅差で初当選した現職の菊池大二郎さん。

国民民主党の県連幹事長もつとめています。

街頭演説は行わず、有権者に声を掛けながら選挙区をくまなく回ります。

菊池大二郎氏(国民・現)「どうもなっす。ありがとうございます。みなさんありがとうございます。がんばっていきますんでよろしくお願いします」

選挙カーに乗ってともに支持を訴えるのは舟山康江参議院議員。

参議院議員・舟山康江氏「絶対勝たせたいから。絶対にこれから必要な人材」(Q村山は重要区?)「1対1の激戦区なのでとにかく勝ってもらいたい若い力です」

連日の個人演説会では物価高騰対策や災害に強い街づくりを訴えるとともに、40歳という若さをアピールします。

菊池大二郎氏(国民・現)「4年前に世代交代させてもらった。全県で世代交代しようという時に私を使わなくてどうするんだと思う」

また吉村県政を支え、コロナ禍で得た議員としての経験を生かすのはこれからだと話します。2期目へ継続、そして加速できるのか。

菊池大二郎氏(国民・現)「4年前にいただいた議席を返上するのではなく、もっと加速していくために大二郎を使えというような、風を起こせるようにしていくのが、全県で世代交代になるので乗り遅れない、もっと加速しろという所を訴えていく必要があるし実際に訴えている」

■能登淳一氏(自民・元)

能登淳一氏(自民・元)「相手は現役。私はチャレンジャー」

自民党の元職・能登淳一さん。現在は党の村山支部長を務めています。4年ぶりの県議返り咲きを目指し、支持を訴えます。

能登淳一氏(自民・現)「国と県と市がまっすぐ筋が通っていないと国の様々な事業も村山市には落ちてこない。」

農業・地域振興や災害に強いインフラ整備を掲げ、国とのパイプが重要だとして党の組織力をアピールします。

また、村山市の志布隆夫市長が街頭演説に立つなど地域の組織からの後押しも受けます。

さらに、現役の代議士も応援に入り若い世代を交えたイベントを開催。

子育ての課題などを共有し支持拡大を図ります。

参加者「男女ともに育児休業を取得できるように村山市でも積極的に取り組んでいくことが大事」

能登淳一氏(自民・元)「社会のシステムを変えていくことが一番大事なこと。女性の育児負担をいかに軽減するかという部分が大事なキーワードになってくる」

衆議院議員・鈴木憲和氏「(能登さんが)もう一度村山のためにちゃんと議席を得て働けるようにしてもらえれば、必ず村山市の今後の発展に資すると思っている」

党を支持する層だけではなく多くの人に政権与党の議員の重要性を訴えます。

能登淳一氏(自民・元)「市民の声をしっかり捉えて課題を共有して政権与党に届けることを一番訴えてきたし、市長としっかり連携した市政県政を考えていきたいと思う」

現職のコロナ禍の実績か、元職の広い世代へのアピールか。

地方政治にくわしい山形大学の源島穣さんは有権者一人ひとりが結果を決める選挙区だと分析します。

山形大学人文社会科学部・源島穣講師「村山市選挙区は定数が1なので事実上の小選挙区制。誰が当選するかわからないので投票に行くインセンティブ(動機)が高まると思う」

前回の接戦から4年。村山市選挙区のおよそ2万人の有権者はどう判断を下すのか、注目です。

テレビユー山形

6076OS5:2023/04/07(金) 23:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/9842fcd23b7a423d9ae900c5907ca8650fcf2c8e
パワハラ指摘される 東松島市議が副議長職を辞任
4/7(金) 19:16配信
(C)ミヤギテレビ

東松島市議・熊谷昌崇議員「私の語尾が強かった発言が当該職員に対し精神的苦痛を与えてしまったのであれば心よりお詫び申し上げます」

 職員へのパワーハラスメントが指摘されたのは東松島市議会の熊谷昌崇議員。

市と議会によると、中学校の入学記念品として各家庭に贈られる夏用運動着を巡り、今年2月市が議会へ説明したところ、副議長の熊谷議員は市の幹部職員に対し「言っていることが分からないのか」などと強い口調で何度も問い詰めたという。

幹部職員は精神的苦痛から軽い睡眠障害になったと訴え、その後の市の調査で熊谷議員の行為がパワハラの可能性が高いと指摘された。

熊谷議員は6日付で副議長を辞任。議員辞職は否定。

夏用運動着は学校指定のものではなく、熊谷議員は学校指定のものを贈るほうが保護者の負担が少ないと指摘したが、東松島市は「指定のものより1割安く、地元業者から購入するため」と受け入れなかったという。

6077OS5:2023/04/10(月) 20:07:30
https://news.goo.ne.jp/article/tuy/region/tuy-426485.html
山形県議会議員選挙 村山市選挙区 能登淳一氏 返り咲き 激戦から一夜明け「まだ(気持ちが)高ぶっている。さらに責任も感じている」
2023/04/10 18:00テレビユー山形


9日投票と開票が行われた県議会議員選挙。43人の県民の代表が決まりました。

現職と元職の一騎打ちで注目された村山市選挙区では、元職の能登淳一さんが2回目の当選を決めました。

一夜明けた10日の様子です。

2回目の当選を決めた能登淳一さん。

10日朝、市内の街頭に立ち、有権者に感謝の気持ちを伝えました。


TUY
村山市区で当選自民・元 能登淳一氏「まだ(気持ちが)高ぶっている。さらに責任も感じている」

前回、前々回と合わせ、3度目の顔合わせとなった能登さんと菊池さん。


TUY

8年前は能登さんが初当選、4年前は菊池さんが13票差で初当選と、「1勝1敗」で迎えた今回。またしても、市を二分した激戦でした。

元職の能登さんが450票の差をつけ当選。返り咲きを果たしました。


TUY
村山市区で当選自民・元 能登淳一氏「みなさんの村山市に対する思いをしっかり受け止めて、さらにさらにがんばっていく所存」

現職国会議員や村山市の志布隆夫市長が街頭演説に立つなど、自民党が全面的にバックアップ。

与野党の一騎打ちを制しました。

自民党県連・森谷仙一郎幹事長「4年間心折れずによくやってもらいました。またあしたからの村山市がんばりましょう」

13票差の勝利から4年。敗れた菊池さんは。


TUY
村山市区で落選 国民・現 菊池大二郎氏「能登さんと能登さんを支えたみなさんあっぱれと。ここまでやって敵わなかったという現実をしっかり全身で受け止めたい」

激戦を制し、4年ぶりの県政に臨む能登さん。県の課題に取り組むと言葉に力を込めます。

村山市区で当選 自民・元 能登淳一氏「若い世代と経験の力で一緒になって志布市長と連携協力して、ウィズコロナの厳しい時代に課題を共有して乗り越えていきたい」

6078OS5:2023/04/10(月) 20:29:45
青森市と八戸市は民主系共倒れ

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9ea98c1e27bb5ddff74a38f7672e73e5e12aac
【青森県議選】青森市選挙区 立憲民主党と参政党が初の議席獲得 現職8人・新人2人当選 統一地方選2023
4/10(月) 1:53配信
青森県議会選挙の青森市選挙区(定数10)は、現職8人と新人2人が当選しました。
【開票結果】投票率39.79%
当選 自民党・現 高橋修一 氏   1万1042票
当選 無所属・現 鹿内博  氏   1万1033票 *野党系 元青森市長 
当選 公明党・現 伊吹信一 氏    9049票
当選 立憲民主党・新 小笠原大佑 氏 9041票
当選 自民党・現 森内之保留 氏   8797票
当選 自民党・現 花田栄介 氏    7457票
当選 共産党・現 吉俣洋  氏    7165票
当選 無所属・現 関良   氏    6452票
当選 参政党・新 後藤清安 氏    5735票
当選 自民党・現 山谷清文 氏    5382票
   無所属・新 大澤祥宏 氏    5198票 *東北電力労組
   無所属・現 渋谷哲一 氏    5127票 *野党系 16年青森市長選落選 社民党からの推薦
立憲民主党と参政党は、青森市選挙区で初めての議席獲得です。
青森市選挙区は、現職9人と新人3人の計12人が立候補していました。
青森テレビ

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/424715?display=1
青森県議選】八戸市選挙区 女性候補2人を含む新人4人・現職4人が当選 統一地方選2023
青森県議会選挙の八戸市選挙区(定数8)は、現職4人と新人4人が当選しました。
【開票結果】投票率38.93%
当選 自民党・現 山田知 氏    1万837票
当選 立憲民主党・新 高畑紀子氏  1万441票 *衆院青森2区落選
当選 公明党・新 夏坂修 氏     9434票 *畠山敬一の後継
当選 立憲民主党・現 田名部定男 氏 7803票 *電力系労組
当選 無所属・新 工藤悠平 氏    7202票 *自民推薦
当選 自民党・現 大崎光明 氏    6643票
当選 自民党・現 清水悦郎 氏    6600票
当選 共産党・新 田端深雪 氏    5788票 *松田勝後継
   立憲民主党・現 田中満 氏   4621票
   無所属・新 金濱亨 氏     2416票 *国民民主党から推薦
八戸市選挙区は定数8に対して、現職5人、新人5人の合わせて10人が立候補していました。
当選したのは、女性2人を含む新人4にと現職4人です。

6079OS5:2023/04/10(月) 20:30:01

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/424548?display=1 >>6071
【速報】青森県議選 むつ市選挙区 初当選の3人は山本氏の支援候補 市長選の前哨戦 統一地方選2023
青森県議会選挙のむつ市選挙区(定数3)は、いずれも無所属で新人の吉田ゆかり氏(47)、井本貴之氏(43)、斉藤孝昭氏(58)の3人が初当選しました。
【開票結果】投票率53.12%
当選 無所属・新 吉田ゆかり氏  1万210票 *山本知也前県議支持 元県非常勤職員
当選 無所属・新 井本貴之 氏   6690票 *山本知也前県議支持 IT会社長 県議を退く越前陽悦の支援
当選 無所属・新 斉藤孝昭 氏   4821票 *山本知也前県議支持 東北電力労組出身
   無所属・新 木村努  氏   4698票 *菊池憲太郎前県議支持市観光協会長やむつ工業高の同窓会長
   無所属・新 原田敏匡 氏   4160票 *菊池憲太郎前県議支持菊池の後継候補を自認
むつ市長選挙に立候補を表明している菊池憲太郎氏と山本知也氏の2人がそれぞれの支援候補の街頭演説でマイクを握り、市長選の前哨戦の様相を呈していました。
初当選を果たした3人は、いずれも山本氏の支援候補です。自民党が3議席を独占していましたが、2人がむつ市長選挙に立候補するために辞職し、1人は任期満了で勇退するため現職3人全員が不出馬となり、新人5人がいずれも2023年2月に出馬表明しました。


https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/424488?display=1 >>6039>>6057
【速報】青森県議選 北津軽郡選挙区 現職・成田陽光氏が再選 保守分裂の一騎打ちを制す 統一地方選2023
青森県議会選挙の北津軽郡選挙区(定数1)は、無所属の現職・成田陽光氏が再選を果たしました。
【開票結果】投票率55.41%
当選 無所属・新 成田陽光 氏 7557票  *斉藤辞職の補欠選で当選
   無所属・元 齊藤直飛人氏 4235票  *元大相撲関脇追風海 22年参院選落選
ともに自民党籍を持つ現職の成田陽光(39)と元職の齊藤直飛人氏(47)ですが、公認が得られなかったことで保守分裂の激戦となりました。


https://newsdig.tbs.co.jp/articles/atv/424522?display=1 >>6058
【速報】青森県議選 黒石市選挙区 新人・大平陽子氏が初当選 4選目指す自民党現職との一騎打ち制す 統一地方選2023
青森県議会選挙の黒石市選挙区(定数1)は、無所属の新人・大平陽子氏が初当選を果たしました。
【開票結果】投票率46.93%
当選 無所属・新 大平陽子 氏 6492票
   自民党・現 鳴海惠一郎氏 6204票
鳴海氏が1期目から4回連続で無投票で当選かと思われたところに、同じく自民党籍を持つ大平氏が名乗りを上げ、24年ぶりの選挙戦となりました。

6080OS5:2023/04/10(月) 22:47:09
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230410-OYT1T50288/
抜粋
◆「政治にシュート」
バスケットボールを手に抱負を語る北向由樹さん(10日午前、青森県おいらせ町で)
 青森県議選の上北郡選挙区(定数4)で初当選した北向由樹さん(37)(無所属)は、元プロバスケットボール選手。当選から一夜明け、取材に「皆様の思いの詰まったパスを、政治にシュートとして決めてくる」と力を込めた。

 同県おいらせ町出身の北向さんは、バスケ強豪校として知られる秋田県の能代工業高(当時)に進み、大学を経てプロ選手に。13年には青森県のプロチーム「青森ワッツ」に入団し、主将も務めた。

 子ども向けのバスケ教室で保護者と話し、道路整備など政治でなければ解決できない課題に気づき、出馬を決めた。選挙戦では背広の上にバスケのユニホームを重ね着して遊説した。

 「県民の手足となり、声を形にしてみせる。行動力は誰にも負けない」と笑顔を見せた。

6081OS5:2023/04/11(火) 20:42:33
https://www.sakigake.jp/news/article/20230411AK0016/
県議選、現職幹事長が落選 自民1強に厳しい声も
連載:2023あきた県議選 激戦のあと
有料会員向け記事 2023年4月11日 14時0分 掲載
※写真クリックで拡大表示します
落選が決まり、敗戦の弁を述べる自民県連幹事長の近藤氏=北秋田市米内沢の選挙事務所
落選が決まり、敗戦の弁を述べる自民県連幹事長の近藤氏=北秋田市米内沢の選挙事務所
 9日に投開票された統一地方選前半戦の秋田県議選(定数41)は、佐竹敬久知事を支える県政与党の自民党が24議席を獲得した。改選前から3議席減らしたものの単独過半数を維持し、議会運営の主導権を自民が握る1強体制が続く。自民を含め60〜80代のベテランの現職が相次ぎ落選した一方、新人は6人が当選。世代交代を印象付けた選挙戦でもあった。激戦のあとをたどり、今後の県議会の行方を展望する。

 ◇  ◇

 開票結果が判明した9日夜、自民県連幹事長の近藤健一郎氏(67)は支持者のため息と落胆に包まれた事務所で「幹事長の落選はあってはならないこと。県連に申し訳ない」と言葉を絞り出した。出馬した北秋田市・郡選挙区で新人の佐藤光子氏(45)らの後塵(こうじん)を拝し、4期16年守ってきた議席を失った。

 選挙対策を取り仕切る現職幹事長の落選は2003年の高久正吉氏(旧湯沢市選挙区)以来、20年ぶり。県連内には衝撃が広がった。自民は10選を狙った秋田市選挙区の北林康司氏(81)も落選。大館市選挙区、大仙市・仙北郡選挙区では県議会副議長経験者の佐藤賢一郎氏(75)と小松隆明氏(75)がそれぞれ敗れた。

6082OS5:2023/04/11(火) 20:52:03

https://www.sakigake.jp/news/article/20230410AK0010/
定数減選挙区で現職涙 能代市・山本郡吉方氏、大仙市・仙北郡小松氏
有料会員向け記事 2023年4月10日 掲載



 今回から定数が1減となった秋田県能代市・山本郡選挙区と大仙市・仙北郡選挙区は現職が涙をのんだ。

 能代市・山本郡では、3選を狙った吉方清彦氏(52)が落選した。

 吉方氏は開票結果の判明を受けて午後9時50分ごろ、能代市字豊祥岱の選挙事務所に姿を現し「今回の結果は私の不徳の致すところ」と頭を下げた。


https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/05/18851/skh52019.html
秋田県議選能代市山本郡
定員3有権者数65,116
開票終了投票率59.24%

8,175(21.4%)高橋武浩 自民現61歳 当選:3回目推薦:公明
8,047(21.0%)薄井司  立民現62歳 当選:3回目
7,919(20.7%)佐藤信喜 自民現48歳 当選:3回目推薦:公明
7,861(20.5%)吉方清彦 無 現52歳 当選:2回  会派みらい
6,281(16.4%)佐藤智一 無 新45歳

6083OS5:2023/04/11(火) 23:31:19
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230410-OYTNT50117/
小野寺氏支持団体結成 青森市議ら13人 自民系会派呼びかけ
2023/04/11 05:00
この記事をスクラップする

 知事選(5月18日告示、6月4日投開票)を巡り、出馬を表明した青森市長の小野寺晃彦氏(47)を支持する市議らは10日、「小野寺あきひこ応援団」を結成した。

 応援団は、自民党系の第2会派「自民クラブ」(7人)が他会派にも呼びかけてつくった。同クラブと市民クラブ(4人)の全員、最大会派「あおもり令和の会」(9人)の2人の計13人で構成し、自民クラブの大矢保市議が団長を務め、3会派の会長・代表が副団長に就いた。

 応援団は10日に会合を開き、11人が参加した。12日に小野寺氏に結成を報告する予定だ。自民クラブ会長の花田明仁市議は「地元からしっかりもり立てたい」と話す。

 知事選には、前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)も立候補を表明しており、別の青森市議らも宮下氏の支援団体を設立している。

6084OS5:2023/04/12(水) 19:55:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b291044d8241733e15e217a2e1572e58030485e
2人の支援 組織の動き本格化 2023知事選 (青森県)
4/12(水) 18:45配信
 青森市長と前のむつ市長が立候補を表明した6月の知事選挙です。
 市町村議会の議員がそれぞれの支援団体を組織する動きが本格化しています。


 青森市議会の自民党系会派「自民クラブ」を中心に青森市議の有志12人が超党派で結成した「小野寺あきひこ応援団」です。
 きょう青森市長の小野寺晃彦さんを訪ね知事選での支援を約束しました。

★小野寺あきひこ応援団 大矢保 団長
「県都・青森市からまだ知事が出ていない 県都・青森市が何をしているんだと青森市民に言われないような立派な成績で当選させたい」

 応援団は小野寺さんの支援態勢を作り一緒に街頭に立つなど活動を支援したいとしています。

★青森市長 小野寺晃彦さん
「県議選が終わって1つの区切り知事選に向けてこうした市議団の力をいただけることはほんとうに心強いかぎり 街頭で皆さんに私の思いや政策を聞いていただく またタウンミーティングなどを通じてそれぞれにお邪魔をして声を聞かせていただく その繰り返しが政策や仕事につながる」

 青森市議会は最大会派の有志などが前のむつ市・長宮下宗一郎さんの支援組織を結成しており対応が割れています。
 青森市議会のほかにも宮下さんを支援する市町村議会の議員の支援組織が結成されています。
 自民系や非自民系を問わず十和田市や三戸郡、東津軽郡の市町村議員の有志が支援を表明しています。

★あおもり照隅会 竹島直樹 共同代表
「我々は手を上げてスピード感を持って宮下さんを応援するんだと 若さと行動力発信力があると評価した」

 支援組織は具体的な支援の方法が未定の所もありますが宮下さんと一緒に企業を回るなどして支持拡大を図ります。

★前むつ市長 宮下宗一郎さん
「応援してくれる方々が増えることはたいへんうれしく思いますし今後の活動の励みにしていきたい 自分はほんとうに青森県の未来だけを考えて青森県を日本の中でも最も輝いた県にしたいという信念1点で活動していますので県民の皆様にそのことをしっかりと訴え続けていきたい」

 県議選が終わり今後は県議会議員たちがどちらを支援するのか立場の表明も進むとみられ保守分裂の対決が過熱しそうです。

6085OS5:2023/04/12(水) 20:02:50
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20230411khn000057.html
岩手・北上市長選、3回連続で無投票か キオクシアなど企業誘致好調で「禅譲」続く<リポート2023>
2023/04/12 05:00河北新報

岩手・北上市長選、3回連続で無投票か キオクシアなど企業誘致好調で「禅譲」続く<リポート2023>

第2製造棟の建設が進むキオクシア岩手の北上工場

(河北新報)

 任期満了に伴う岩手県北上市長選は16日告示される。現職の高橋敏彦氏(68)は退任する意向で、立候補を予定するのは前岩手県沿岸広域振興局長の八重樫浩文氏(59)のみ。事実上の後継として無投票で初当選する公算が大きい。無投票になれば同市長選では3回連続となる。全国から有力企業の進出が相次ぎ勢いに乗る東北有数の工業都市。トップは交代するが、4年に1度の選択は「無風」が続く。
(北上支局・江川史織)

■市民「市政への関心薄れる」

 高橋氏は昨年12月、「3期12年を想定して持続可能なまちづくりを進めてきた。引き継ぐ準備が整った」と述べ、今期限りでの退任を表明した。水面下では八重樫氏を擁立する動きがあり、関係者には「事実上の後継指名」と映った。
 高橋氏は半導体大手子会社キオクシア岩手を筆頭に企業誘致を推進。現在、10カ所の工業団地に243の誘致企業を擁する。財政基盤も安定し、本年度は国から地方交付税を受けずに財政運営できる不交付団体への移行を見込む。
 初当選は新人同士の争いを制した2011年。その後の15、19年はともに無投票だった。実績を評価されつつも「多選」の領域には踏み込まず、後進に道を譲る形になる。
 関係者によると、この「禅譲」に大きな影響力を持つのが、前市長の伊藤彬氏(83)だ。
 1999年から3期務めた。東芝関連会社での勤務経験や北上商工会議所会頭時代の人脈を生かし、強力なトップセールスを展開。キオクシア誘致の礎を築いた。
 退任の際は、北上青年会議所理事長を務めた高橋氏を後継に指名。自らの後援会組織を引き継いだ経緯がある。伊藤氏は「ワンサイクル(3期12年)やればアイデアが尽きる」と当時を振り返る。その流れが高橋氏の引き際に影響したことは想像に難くない。
 伊藤氏は八重樫氏の後援会代表にも就き、「一党一派に属さない。現路線を引き継げる人だ」と手腕を評価。企業誘致を軸とした安定的な市政路線の継承に深く関わっている。
 「伊藤氏の根回しが相当利いている。対立候補の擁立を許すような隙は全くなかった」。ベテラン市議の一人は、静かなトップ交代劇をこう分析する。
 前市長からの系譜が「主流派」として存在感を増せば、批判勢力が異論を挟みにくくなる恐れがある。「市民を巻き込んで政策課題を議論する活力が失われるのでは」と危惧する。
 70代の自営業男性は、市長選の3回連続無投票が濃厚となったことに「競争原理が働かず投票機会がなくなれば、市政への関心は薄れる。市長はきめ細かく市民の声を聞くべきだ」と注文を付ける。
 好調な企業立地に支えられる北上市政。4年に1度の論戦なき路線継承は、市民の目にどう映るのか。

■伊藤彬氏は1999年から3期

[伊藤 彬氏]武蔵大卒。東芝情報機器(現ダイナブック)退職後、家業の不動産業を継ぐ。北上商議所会頭を経て1999年初当選。東芝メモリ(現キオクシア)の誘致に注力し2008年に進出が決まったが、リーマン・ショックで無期限延期になった。北上市出身。

■後継の高橋敏彦氏は2011年4月から 23年4月に退任へ

[高橋敏彦氏]日大大学院修了。北上青年会議所理事長、NPO法人代表理事、建築設計会社社長などを務め、2011年初当選。伊藤市政を継承し、工業団地拡張や誘致企業の補助金助成を推進。キオクシアの誘致を実現させ、18年に新工場が着工した。北上市出身。

6086とはずがたり:2023/04/13(木) 10:56:36


石山敬貴元衆院議員が出馬へ 8月の宮城・加美町長選
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1bd994f6a1d5547c1d7c7d92d3fe93c724d14df
4/13(木) 6:00配信
河北新報
 任期満了に伴う宮城県加美町長選(8月1日告示、6日投開票)で、元衆院議員の石山敬貴氏(53)が無所属で立候補する意向を固めたことが12日、分かった。近く記者会見を開き、正式表明する。

 石山氏は12日夜、町内であった会合に出席し「町と町民の信頼関係が崩れている」と現町政を批判。「一度は捨てた政治だが、選挙でお世話になった人たちに恩返しをしたいと思い決断した。新しい町をつくるため戦っていく」と語った。

 石山氏は加美町出身、東北大大学院農学研究科修了。2009年の衆院選で旧宮城4区に旧民主党から立候補し初当選。12年の衆院選で落選した。同町在住で、同大学院農学研究科の助教を務める。

 加美町長選には現職の猪股洋文氏(71)が4選を目指し立候補を表明している。

現職の猪股洋文氏が4選出馬を正式表明 加美町長選
https://kahoku.news/articles/20230306khn000078.html
2023年3月7日 5:00 [有料]

 任期満了に伴う加美町長選(8月1日告示、6日投開票)で、現職の猪股洋文氏(70)は6日、4選を目指して立候補することを正式に表明した。町議会3月定例会の一般質問で答えた。

 猪股氏は「地方創生の取り組みは道半ばだ。引き続き町政のかじ取り役を担いたい」と述べた。政策面では移住・定住促進を中心にした地方…

残り 110文字

6087OS5:2023/04/16(日) 19:27:24
投票前 青森
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=255
2023県議選 注目区を行く
2023/4/5 水曜日

 9日投開票の県議選は折り返しを過ぎ、各選挙区で激しい舌戦が繰り広げられている。津軽地方の激戦区の動きを追った。

 県議選弘前市区は現職5人、元職1人、新人2人の計8人が6議席を争う少数激戦区。ただ、選挙戦中盤になっても各陣営は「投票率は上がってほしいが、県議選の盛り上がりはいまひとつ」「市議選や知事選の方が関心があるようだ」と手応えをつかみづらい状況だ。
 3議席あった自民党だが、現職岡元行人の不出馬により公認候補は2人に。
 4選を期す自民現職の齊藤爾(52)は地元岩木地区などを駆け回り支持を固める。足を使うスタイルを貫き、「日々、一生懸命に地道にやれることを積み重ねていく」と力を込める。街宣車も市内の住宅街などをくまなく回って連呼して、陣営スタッフ一丸となり支持拡大を図る構え。
 3期目を目指す自民現職の谷川政人(53)は街頭活動や企業へのあいさつ回りを重ねる。第一声には自民と公明党の現職市議らがずらりと並び、「弘前市と県の橋渡し役は谷川候補しかいない」と結束をアピール。陣営は前回トップ当選を果たすも「油断大敵」と議席死守に奔走する。
 再選を狙う立憲民主党現職の鶴賀谷貴(60)。前回選は落選候補と175票差での当選であり、陣営の危機感は強い。街頭演説の合間につじ立ちも重ね「地域の声を届ける役割を与えてほしい」と訴える。県連代表の田名部匡代参院議員が複数回応援に駆け付けるなど組織の総力を結集する。
 5期目を目指す共産党現職の安藤晴美(71)。唯一の女性候補とあって、次期市議選出馬予定の女性候補も街頭で「県議のうち女性はたった3人。安藤さんの議席をなくすわけにはいかない」と熱を込める。安藤は「若い世代に支持を広げられるか。後援会と共に頑張りたい」と力を込める。
 無所属現職の川村悟(75)は5期目に向け、「物価高騰対策や、地域経済、医療、教育、議会の再生が必要だ」と訴え、連日20〜30回程度の街頭のほか、企業へのあいさつ回りに奮闘する。票の奪い合いが日に日に激しくなる中、後半戦に向けて「突っ走るだけ」と全力を挙げる。
 松下政経塾出身で、無所属元職の菊池勲(41)は返り咲きを狙い、「政治という世界にもう一度飛び込み、コロナでぼろぼろになった景気や生活を立て直したい」と声を張り上げる。陣営は「県議選への関心は高くない。目標は9000〜1万票。浸透させたい」と票の上積みに躍起だ。
 市議としての4期16年の実績を示し、「顔の見える議会を」と訴えるのは無所属新人の今泉昌一(67)。「いろいろな課題がある中で、議会を変えたいという思いで戦っている。そこを有権者に判断してもらいたい」と語り、最終日までに200回の街頭演説を目標に訴えに力を込める。
 選挙そのものが初挑戦の無所属新人の小野真稔(46)は毎朝、旗を持ちながら街頭に立って浸透を図る。陣営は「まずは有権者が選挙に関心を持ってほしい」と話し、若者世代をはじめ浮動票に呼び掛ける狙いでインターネット交流サイト(SNS)にも力を入れている。
 本県の人口減少に伴い前回選から有権者数も減っており、各陣営は「当選ラインは前回よりも下がるだろう」との見方を強める。一方で、昨年12月に突如不出馬を表明した岡元の票の行方に注目が集まり、各陣営とも取り込みに躍起。各候補の街頭演説では次期市議選立候補予定者の姿も見られ、統一地方選後半戦も見据えた激しい攻防が展開されている。(文中敬称略)

弘前市区=上

6088OS5:2023/04/16(日) 19:27:50
黒石市区=中
2023/4/6 木曜日

告示日の第一声でマイクを握る鳴海(左)と大平=3月31日
 県議選黒石市区は1999年以来24年ぶりの選挙戦となった。元黒石市議で県議選初挑戦の無所属新人の大平陽子(50)と、4期目を目指す自民党現職の鳴海恵一郎(50)の一騎打ち。有権者からは久々の選挙戦に歓迎・安堵(あんど)の声が聞かれるが、一方で盛り上がりに欠ける。両陣営の関係者は「票読みをしようにも比較できる数字がない」「有権者の中で選挙の意識が薄れてしまったのでは」など、無競争が続いたことによる“後遺症”を嘆く。
 近年の同市は、政争が激しかった往時とは一変。市長選は2006年を最後に無競争が続き、市議選は03年と11年、市議補選も06年は無競争だった。
 今回の県議選も一時は鳴海の無投票4選がささやかれたが、市議1期目の大平が1月に出馬を表明したことで状況が一変した。
 無競争回避には「選挙はあった方がいい。新しい考え方を持った人が現れればいい」(60代無職男性)、「もし(鳴海当選で)結果が同じだったとしても、きっと黒石の雰囲気は変わる」(50代自営業男性)と歓迎の声が多く聞かれる。「これまで(無競争が)気にならなかったのは、関心がなかったということ」と話す60代無職女性も「投票は行く」と声を弾ませる。
 ただ、こうした言葉とは裏腹に市内は盛り上がりに乏しい。「不気味ですらある。何かへの反発なのか、単に無関心なだけなのか」。鳴海を支持する市議の一人は戸惑いを隠さない。「(県議選は)感覚的に市長選や市議選より遠い存在かも」「関心が既に知事選に向いている」との指摘も上がる。
 大平は自民党籍を持つが無所属で立候補し、草の根選挙を展開。告示日の第一声には市議2人が並んだ。市議時代は子育て支援策などに取り組み、「黒石の抱える問題は県政にもつながる課題」と捉える。女性県議の少なさを指摘し、「女性の声、母親の声、生活者の声を届ける」ことで「多様な意見を(県政に)反映させたい」と訴える。
 鳴海は14年の補選で初当選以降初の選挙戦。市議10人程度と業界団体などが支援する。3期9年間で「国とのパイプ役となって県とは議論し、市との橋渡し役を担った」経験と実績を「選挙でしっかり受け止めてほしい」と力を込める。人口減少とそれに伴う労働力不足などの諸課題に広い視野で長期的に取り組む必要性を強調する。(文中敬称略)

∆ページの先頭へ

6089OS5:2023/04/16(日) 19:28:03

北郡区=下・完
2023/4/7 金曜日





告示日にそれぞれ第一声に立つ(右から)成田、斉藤=3月31日
 「2人とも支持層が重なっているし、政治の場にいたいと願う気持ちも分かる。本当はともに頑張ってほしいと思う有権者は少なくない。難しい選挙だ」と、板柳町のある有権者女性がつぶやいた。
 ともに自民党籍を持つ現職成田陽光(39)=板柳町、1期=、元職斉藤直飛人(47)=同、3期=が1議席を争う北郡区。昨年夏の参院選に当時現職の斉藤が立候補したことで、欠員が生じた補選に斉藤陣営の一員だった成田が出馬表明。その後、斉藤が返り咲きに意欲を示すなどして両者はたもとを分かち、党公認は見送られる形で保守分裂の激戦に突入した。
 「若い彼(成田)を育てることがこの地域、そして県を発展させる力になる」。3月下旬、同町で開かれた成田の総決起大会で鶴田町長の相川正光が壇上に立った。板柳町長の成田誠は表立った支援は控えているが成田支持を表明している。板柳、鶴田両町長とも、これまでの首長選における余波などから、それぞれの議会との関係は一枚岩と言い難い状況にある。
 近隣市町からは藤崎町長平田博幸、黒石市長高樋憲も応援に駆け付けるなど、いわゆる「木村派」支持層も支援に動いている。
 同31日の県議選告示当日。板柳町の第一声では同町議の長内良蔵が「今回は厳しい戦。相手は大物。だが本人は自分なりに頑張り、自民党県連幹部も成田を買っている。もう一度パイプ役になってもらおう」と支援を訴えた。
 成田は「今回は挑戦者として戦う初選挙。私の背中を押してくれた皆さんの手を力に、必ず勝利をつかむ」と表情を引き締める。
 一方、板柳町での斉藤の第一声には、板柳、鶴田両町議会議長をはじめとする町議が並んだ。支援を表明している町議は板柳(定数12、欠員1)7人、鶴田(同12、欠員2)8人と、成田支援を上回る。
 「今回の選挙は逆風。しかし世界にリンゴを売り出し、地域経済を安定させるには斉藤の当選しかない」。選挙対策本部長を務める板柳町議会議長の佐藤洋治はそう呼び掛けながら、斉藤の実績や県とのつながりを強調し、鶴田町議会議長の北谷正則も「鶴田も多くの課題を抱えているが、われわれの声を聞いてくれるのは斉藤のみ」と力を込めた。
 街頭でマイクを握った斉藤は「今回の出馬に私利私欲はなく、山積する諸課題から目を背けることができないがため。周囲の叱咤(しった)激励を受け、今は出馬に一切の迷いはない」と覚悟を述べ、「知事が変わるこの時期だからこそ、引き続き大きな役割を託してほしい」と支持を呼び掛けた。
(文中敬称略)

6090OS5:2023/04/18(火) 08:03:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/27e0dbbf6fd2d9d130a131001539260eddfa520c
青森・むつ市長選 前市長の県議選対応が波紋 陣営つばぜり合い
4/18(火) 6:30配信


河北新報
候補者の訴えを聞き、拍手を送る有権者ら=16日午前10時15分ごろ、むつ市

 16日告示された青森県むつ市長選で、立候補したいずれも無所属新人で元県議の菊池憲太郎氏(54)と山本知也氏(40)の陣営が、前市長の宮下宗一郎氏(43)を巡り、つばぜり合いを演じている。市長選の前哨戦と目され、9日投開票された県議選むつ市選挙区(定数3)で、宮下氏が取った行動が波紋を呼び、その余波が市長選に及んでいる。(青森総局・伊藤卓哉、関根梢)

 今回の市長選は青森県知事選に立候補する宮下氏の辞職に伴い、実施される。菊池、山本両氏はともに宮下市政を基本的に継承する姿勢で、宮下氏も県議選と市長選で「中立」を掲げる。

■菊池陣営「信義に反する」反発

 「劇場型の市政運営はもう駄目だ。市の発展をしっかり考える候補者を選ばないといけない」。市長選が告示された16日、菊池氏陣営の選対本部長を務める大瀧次男市議会議長(74)が商業施設前の街頭演説で、宮下氏を痛烈に批判した。

 大瀧氏は知事選に挑む宮下氏を積極的に支援してきた一人。たもとを分かつとも受け取れる発言の真意は、宮下氏の県議選での対応にあったという。

 県議選に立った新人5人のうち、宮下氏が応援のマイクを握ったのは結果的に「山本派」とされる3人だけだった。支援を受けられなかった「菊池派」の2人は、市内の得票率で計3割にとどまり、落選した。

 大瀧氏は「(菊池派の2人は)宮下市政の発展に尽力してきた。(宮下氏の)応援がなかったのは信義に反する」と不快感を示す。

 菊池氏を支持する市議の一人は、県議選での「山本派」「菊池派」の得票状況が、市長選に直結する可能性が高いとみる。「宮下氏が中立を貫くとは思えず、しこりはさらに大きくなるだろう」と懸念する。

■山本陣営 「市長選は別物」かわす

 「宮下市政の後継者は山本しかいない。市長選を勝ち抜き、その勢いで下北から知事を誕生させよう」。山本氏陣営は16日、市役所前で上げた第一声の応援演説で、選対本部長に就いた越前陽悦元県議(77)が、こう声を張り上げた。

 山本氏は市職員時代に宮下氏の秘書を務めた。常に行動を共にした2人は「兄弟のような関係」(陣営関係者)。応援に駆け付けた下北地方の首長らも2人の関係の近さや、連携力の強さに期待を寄せる。

 越前氏は、県議選での宮下氏の行動を攻撃材料にする相手陣営を「自らの印象を悪くしているだけ。市長選は別物で正々堂々と戦えばいい」と意に介さない。

河北新報

6091OS5:2023/04/18(火) 08:05:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae30a02bc46befa256dd532d4a0185d564a62c29
「出馬は1万パーセントない」 佐竹知事…次期知事選への“不出馬”断言 秋田
4/17(月) 20:11配信
 自らの知事選への出馬は「1万パーセントない」と断言した。秋田県の佐竹知事は17日の記者会見で、2年後の知事選への対応について「自分の限界は分かっている」として、出馬しない考えを明確に示した。

 統一地方選挙の前半戦となる県議選が終わり、県政を巡る焦点が2年後の秋田県知事選に移る中、自身の対応を問われた佐竹知事は「自分の限界は分かるので、まず出馬することはない。1万パーセントない。良い人が何人か立候補して、その中で県民がしっかり選択できるような状態になってほしいと思う」と断言した。

 さらに、次の知事には「時代が変化する中、様々な事案を見極めながら県民目線に立って、ダイナミックに物事を進めてもらいたい」とした上で、「一番悪いのが国政の政党間の対決が県政に持ち込まれて、物事が進まない状態は困る。県民党的な立場で、しっかり聞いて、良いものは採用するというような態度で臨んでほしい」と付け加えた。

 また、2025年2月に開かれる「第79回国民スポーツ大会」の「スキー競技会」を、鹿角市の「花輪スキー場」で開催することが報告された。大会期間は4日間で、アルペンとノルディックの各競技が行われる。

秋田テレビ

6092OS5:2023/04/18(火) 21:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/40d70df510168672db5289507e4a4d1910a90000
元自民党県議の一騎打ち、弁士続々 青森・むつ市長選スタート
4/18(火) 9:04配信



 むつ市長選が16日告示された。ともに新人だが、3月上旬まで自民党県議として活動してきた共通項を持つ菊池憲太郎候補(54)と山本知也候補(40)の一騎打ち。9日投開票の県議選に続く選挙戦で、5月18日告示の知事選と関連付ける発言も飛ぶ。多くの応援弁士が駆けつけ、市内を二分する熱戦が火ぶたを切った。

 「人一倍思いを秘め、一度決めたらしっかり進んでいく突進力がある。むつの将来を開くのは憲太郎さんしかいない」。16日、菊池陣営は、自民・山田知県議(八戸市区)の発声によるガンバロー三唱で第一声を締めた。菊池候補の同僚だった自民3県議も並び、雨空に拳を突き上げた。

 冨岡宏風間浦村長もマイクを握り、県議3期の経験などを踏まえ「むつ下北をまとめ上げられるのは菊池候補ただ一人」と強調。遊説には支援する自民、立憲民主、無所属の市議が同行し、脇野沢地区の街頭には8人が姿を見せた。旧大畑町長の川端一義氏、旧脇野沢村長の山崎隆一氏もそれぞれ地元で応援に立った。

 「地域の未来をつくり出していくのが行政の役割」とし、各産業を下支えする支援の必要性を唱えた菊池候補。17日からは市内一円をつじ立ちして回り、物価高・燃料高騰などの対策を推し進める考えを示した。

 一方、山本陣営の弁士からは、知事選に出馬する宮下宗一郎前市長との関係を印象づける発言が目立つ。

 「宮下氏が築き上げたむつ市を、前に前に進めていかなければいけない。これは山本候補にしかできないことだ」。畑中稔朗東通村長は第一声で、繰り返し強調。選対本部長の越前陽悦県議は「宮下氏の後継者は山本候補。市長選を勝ち抜き、その後には大きな戦い、知事選が控えている」と声を張り上げた。

 山本候補自身も、「市民は家族」という宮下氏の言葉を引き合いに出しながら「市民の皆さまと一緒につくるまちづくりを目指す」などと訴えた。

 県議選むつ市区で山本候補が支援し初当選した吉田ゆかり氏、井本貴之氏、斉藤孝昭氏も告示日からそれぞれ同行。17日は、3人そろって街頭に並んだ。16、17日の2日間で野﨑尚文大間町長、太田直樹佐井村長も応援のマイクを握った。

6093OS5:2023/04/19(水) 20:14:27
https://news.goo.ne.jp/article/abanet/region/abanet-73508.html
「町内居住実態なし」として当選無効 青森・大鰐町の町議2人が決定取り消しを求め申し立て
2023/04/19 18:45
2022年12月の大鰐町議会議員選挙で、町の選挙管理委員会が2人の当選を無効とした決定についてです。決定を取り消す申し立てが2人からあり、県の選挙管理委員会が審査することになりました。

町の選挙管理委員会は3月、大鰐町議選で当選した幸山市雄議員と竹内富士子議員について、3カ月以上町内に住んでいた実態がないとして、当選を無効とする決定をしていました。

これに対して2人は、19日までに県の選挙管理委員会に、決定を取り消す裁決を求める審査の申し立てをしました。県の選挙管理委員会は、規定にのっとって、60日以内の裁決を目指して審査するとしています。

6094OS5:2023/04/22(土) 08:53:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/90cabf030346bd370bbd8c575366b54d85922627
青森県議当選の参政党・後藤清安氏の当選無効を求める異議申出2件 居住実態を選管が調査へ 
4/21(金) 19:06配信


ATV青森テレビ
青森テレビ

青森県選挙管理委員会は、4月9日に投開票が行われた県議会議員選挙の青森市選挙区で当選した参政党の後藤清安(ごとう・せいあん)氏について、当選無効を求める異議の申出が21日付であったとして、30日以内に後藤さんの居住実態を調査します。


青森県選挙管理委員会によりますと、後藤氏について「3か月以上の生活実態や居住期間の要件を満たさない」として、当選無効を求める異議の申出が21日付で有権者から2件ありました。選挙管理委員会は22日から30日以内に調査をして、当選を無効にするかどうかを判断します。後藤氏は青森市選挙区で5735票を集めて初当選し、参政党は青森県議会で初めて議席を獲得しました。

青森テレビ

6095OS5:2023/04/22(土) 08:54:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/aae53bbd562d0b373e8435b1092b1b24c3fb1396
自民党“単独過半数”維持 改選後の県議会…8会派構成に 秋田 
4/21(金) 19:36配信
 改選後の秋田県議会の会派の枠組みが決まり、21日、正式に結成届が承認された。8会派構成となり、最大会派の自民党は改選前と同様、単独で過半数を占めている。

 秋田県議会は、今回の選挙から議員定数が2議席減り、「43人」から「41人」に変わった。

 最大会派の自民党は、現職4人が落選したものの、党公認の新人1人と無所属で推薦を受けた2人、さらに、これまで1人会派で活動してきた無所属の現職1人が新たに会派入りしたことで改選前と同じ27人となり、引き続き単独で過半数を維持している。

 第2会派の「みらい」も現職4人が落選。新たに無所属の新人1人が加わり、改選前より3人少ない5人となる。

 一方、立憲民主党は、新たに党公認の新人1人が加わり、改選前より1人多い4人。

 改選前2議席だった社民党は、党公認の現職が落選したため、1人会派に。

 共産党と公明党は、改選前と変わらず1人ずつ。

 また、「秋田市選挙区」と「北秋田市・郡選挙区」でトップ当選を果たした無所属の沼谷純氏と佐藤光子氏は、それぞれ1人会派を立ち上げる。

 新たな県議の任期は4月30日からで、改選後初めての議会は5月15日に招集される。

秋田テレビ

6096OS5:2023/04/24(月) 19:40:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a31c4d2568dbc78d0ad9c5616f79e48119e195
板柳町長選 新人の葛西氏 現職やぶり初当選 青森県
4/24(月) 12:14配信
現職と新人の一騎打ちとなった青森県板柳町長選は23日投開票が行われ、新人の葛西健人氏が現職に1800票近い差をつけて初当選しました。

任期満了に伴い23日投開票が行われた板柳町長選挙は、元・町職員で新人の葛西健人氏が4614票を集め初当選しました。葛西氏は商工観光担当課の新設や道路の整備、除雪対策の充実を掲げて選挙戦を展開して支持を集めました。

※板柳町長選で当選した葛西健人氏
「町民みなさんの声を聞いて職員との話に耳を傾け対話を大切に豊かなりんごの里づくりをしていきます」

投票率は67.91%で、前回4年前を5.35ポイント上回りました。葛西氏の任期は4月30日から4年間です。

※葛西氏の「葛」の漢字は下の中の文字がヒです


葛西健人 4,614票 63歳 無所 新〈元〉町職員
成田誠  2,858票 70歳 無所 現〈元〉町職員

6097OS5:2023/04/25(火) 21:46:08
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20230424/6080019370.html
むつ市長選挙 山本知也氏が初当選
04月24日 07時28分
前の市長の辞職に伴うむつ市の市長選挙は23日投票が行われ、無所属の新人で元県議会議員の山本知也氏が、初めての当選を果たしました。

むつ市長選挙の開票結果です。
山本知也、無所属・新、当選、2万204票。
菊池憲太郎、無所属・新、1万456票。

自民党の元県議会議員どうしの争いとなったむつ市長選挙は、山本氏が初めての当選を果たしました。

山本氏は、むつ市出身の40歳。

市の職員を経て4年前の県議会議員選挙で初当選し、先月辞職して、今回の市長選挙に立候補しました。

選挙戦では、子育て世代への支援や子どもの教育環境の充実、それに、物価高騰への対策や災害に強いまちづくりの推進などを訴えたほか、市の職員時代に秘書を務めていたことなど、前の市長との関係の深さもアピールし、幅広い支持を集めました。

山本氏は「市民の皆さんに支えられて、きょうまでやってこられた。今度は私が市民の皆さんを支えていく。新しいむつ市を市民の皆さんと共に作って行きたい」と話していました。

投票率は、67.36パーセントで、直近で選挙戦となった9年前を14.38ポイント上回りました。



https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1541339
2023年4月23日
むつ市長、山本氏初当選/菊池氏に1万票差

初当選が決まり、妻・美知子さんと両手を上げて喜ぶ山本氏=午後10時14分、むつ市内のホテル
 青森県内の統一地方選後半戦の市町村選挙は23日、投開票を行った。前市長の辞職に伴うむつ市長選は、前青森県議で無所属新人の元むつ市職員山本知也氏(40)が2万204票を獲得し、同じく前県議で無所属新人のバス・タクシー会社社長菊池憲太郎氏(54)に1万票近い大差をつけ初当選を果たした。

 投票率は67.36%で、直近で選挙戦となった2014年を14.38ポイント上回った。05年の市町村合併以降では最も高い投票率となった。

 山本氏は、宮下宗一郎前市長との関係の深さをアピールしつつ、「新しいチャレンジをし続けた宮下氏の姿勢を引き継ぐ」と強調。市民と協働の地域づくりを基本とし、具体的な政策として子育て・教育や高齢者支援、物価高騰対策を掲げた。草の根活動を徹底した一方、ユーチューブや交流サイト(SNS)を積極的に活用。東奥日報電話世論調査や取材を総合すると、幅広い年代に浸透し、序盤からリードを築き押し切った。

 菊池氏は自民党県議として培った経験や人脈を訴え、豊かなまちづくりに向けた実行力をアピール。自身の後援会を固めつつ、幅広い支持層の結集を目指したが、広がりを欠いた。

 山本氏の任期は23日から4年間。24日午前に初登庁する予定。

【開票結果】(選管最終)
当選 20,204 山本 知也 40 無新
   10,456 菊池憲太郎 54 無新
▽有権者数 45,907 
▽投票率 67.36%
▽投票者数 30,923 
▽有効 30,660 
▽無効 264 
▽その他 1

6098OS5:2023/04/25(火) 21:48:48
https://www.daily-tohoku.news/archives/162556
【むつ市長選】ネット多用の山本氏完勝 組織重視の菊池氏に大差 – デーリー東北デジタル
23日に投開票が行われた宮下宗一郎前市長の辞任に伴うむつ市長選は、前青森県議の山本知也氏(40)が、同じく前県議の菊池憲太郎氏(54)に.

https://www.daily-tohoku.news/archives/162557
【青森県知事選】宮下氏、地元下北に火種 県議選、市長選でしこり – デーリー東北デジタル
統一地方選前半戦の青森県議選むつ市選挙区に続き、保守分裂となった23日のむつ市長選の結果は、前市長の宮下宗一郎氏(43)が臨む6月の知事選に...

6099OS5:2023/04/25(火) 21:51:57
https://www.sankei.com/article/20230423-XL3JA72IWJIU5FRZGXCC3TIPJI/?outputType=theme_localelection2023
秋田・大館市長に福原氏が3選
2023/4/23 22:36
統一地方選の後半戦で23日、秋田県では大館市長選と秋田市議選などの投開票が行われ、うち大館市長選は無所属現職の福原淳嗣氏(55)=公明推薦=が3選を決めた。

同市長選は福原氏と無所属新人で元雑誌編集長の麓幸子氏(61)が4年前と同じ一騎打ち。福原氏は同市を北東北の拠点にする構想や、市立扇田病院を無床化したうえで国や県と連携した医療体制構築などを訴え支持を広げた。

午後9時40分すぎ、開票速報で投票総数の過半数獲得が確実となって選挙事務所に姿を見せた福原氏は「この瞬間から3期目が始まった。子育てを支援する大館市家族会議を立ち上げ、また、ハチ公生誕100年を機に東京・渋谷区との連携を一層強めたい」などと抱負を語った。

麓氏は市立扇田病院の無床化撤回や若者の地元定住策などを訴えたが及ばなかった。


秋田市議選(定数36)は現職32人と元職2人、新人16人の計50人が競り合った。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230423/6010017427.html
大館市長選挙 福原淳嗣氏が3回目の当選
04月23日 23時48分

統一地方選挙の後半戦のひとつ、大館市の市長選挙は無所属の現職、福原淳嗣さんが3回目の当選を果たしました。

大館市長選挙の開票結果です。
▼福原淳嗣、無所属・現、当選。2万1132票。
▼麓幸子、無所属・新。1万4534票。

前回・4年前と同じ顔ぶれとなった今回、現職の福原さんが、元会社役員の麓さんを抑えて3回目の当選を果たしました。

福原さんは大館市出身の55歳。
大館市議会議員を務めたあと、平成27年の市長選挙で初当選しました。

選挙戦で、福原さんは新型コロナの大規模な集団接種を県内でもいち早く推し進めたとこれまでの実績を強調するとともに、交流人口の拡大や、物流拠点の整備などを訴えました。

福原さんは、「苦しい選挙だったが、この瞬間から次の任期の市政が始まっていると考えている。まずは、子どもを持つ家庭に光を当てた政策を展開していきたい。また、扇田病院のあり方が争点の1つとなったが、大学病院を持たない地方における医療環境の新しい形を議論する好機だと思っている。そして、経済活動と豊かな自然が共生するふるさとを作るために全力で走り抜けたい」と話していました。

投票率は、61.08パーセントで、前回4年前と比べて2.75ポイント低くなりました。



福原淳嗣 21,132票:59.25%55歳 無所現 推薦・支持:公明
麓幸子  14,534票:40.75%61歳 無所新

6100OS5:2023/04/25(火) 21:54:35
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20230424/6020017326.html
上山市長選挙 山本幸靖氏が初めての当選
04月24日 06時47分

統一地方選挙の後半戦は、23日投票が行われました。
このうち、上山市長選挙は新人の山本幸靖氏が初めての当選を果たしました。

上山市長選挙の開票結果です。
山本幸靖、無所属・新、当選、1万2097票。
石山正明、無所属・新、3357票。

新人2人の争いとなった上山市長選挙は、無所属で自民党、公明党上山支部、国民民主党が推薦した47歳の山本氏が73歳の石山氏を抑え、初めての当選を果たしました。

山本氏は名古屋市出身の47歳。

民間企業や国土交通省に勤務したあと、令和2年から2年半、上山市の副市長を務めました。

山本氏は選挙戦で人口減少対策として妊娠中の女性の相談に応じたり虐待を受けた子どもを支援したりする「子ども家庭センター」の設置やかみのやま温泉駅周辺の再開発、それに温泉街を中心とした観光産業の活性化などを訴えました。

初めての当選を果たした山本氏は「人口減少対策を進め、上山市に住んで良かったと市民に思ってもらえるようにしたい。教育の充実など課題はたくさんあるが、一つずつ着実に解決しながら目指すのは『日本で一番住みたい街』になることだ。この目標に向かって市民と一丸になって進んでいきたい」と話していました。

一方、敗れた石山氏は「やることはやりましたし、訴えることは皆さんに訴えてきました。この結果を真摯受け止めたいです。私の努力不足でした」と述べました。

今後について「現在、住んでいる地区で困っている人がいる。地区の人々のためにどのようなことができるのか模索していきたい」と話しました。

投票率は63.34%と、前回・4年前を0.82ポイント上回りました。


https://www.sankei.com/article/20230423-GYMZDU55VVMU5O6OUR35ZA6S6A/?outputType=theme_localelection2023

山形県上山市長選・山本氏が初当選
2023/4/23 22:52

山形県上山市長選は、無所属新人の元副市長、山本幸靖氏(47)=自民、国民推薦=が、無所属新人の元市議、石山正明氏(73)を破り、初当選を確実にした。

前市政の継承か刷新かで割れた選挙戦は、山本氏が、公明党上山支部の推薦を受け、若さと行動力を押し出し、地域振興や子育て支援、まちづくりを訴え、支持された。石山氏は、前市政からの刷新を訴えたが、及ばなかった。

山形市議選は定数33に現職25人と元職2人、新人12人の計39人が立候補し、開票が深夜まで及んだ。

山本幸靖 12,097票:78.28% 47歳 無所新 推薦・支持:自民 / 国民
石山正明 03,357票:21.72% 73歳 無所新

6101OS5:2023/04/25(火) 21:57:26
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230423/6050022474.html
玉川村長選挙 新人の須釜氏が初当選
04月23日 22時19分

任期満了に伴って23日、投票が行われた玉川村の村長選挙は、無所属の新人で元副村長の須釜泰一氏(63)が初めての当選を果たしました。

玉川村の村長選挙の開票結果です。
須釜泰一(63) 無所属・新 2224票、当選。
林芳子(68) 無所属・新 954票。
須藤安昭(67) 無所属・新 801票。

新人3人による争いとなった今回の選挙の投票率は76.14%と、選挙戦となった8年前と比べて6.84ポイント低く、過去最低となりました。

当選した須釜氏は、玉川村出身の63歳。昭和54年に県職員となり、総務部政策監などを務めたあと令和2年から玉川村の副村長を務め、今回の村長選挙に初めて立候補しました。

選挙戦では、人口減少と高齢化問題へ取り組むことや、デジタルを活用した住民の暮らしの構築などの政策を訴え、初当選しました。




須釜泰一 2,224票 63歳 無所新 〈元〉副村長
林芳子  0,954票 68歳 自民新
須藤安昭 0,801票 67歳 無所新

6102OS5:2023/04/27(木) 23:09:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c59eef8ce60789011cdae6adc9fd17f7615966c
県議会、自民が最大会派26人 県政ク、委員長ポスト増へ 
4/27(木) 7:37配信

 県議会は26日、改選に伴う会派結成届の提出を締め切り、会派構成が決まった。全43議席のうち、自民党が最大会派の26人で、知事与党の県政クラブが14人となり「所属議員5人以上」とする交渉団体の要件を満たした。委員会の委員長ポストはこれまで会派の所属議員の割合に応じて決められており、委員会の数が変わらなければ県政クのポストが増えるとみられる。

 自民は森谷仙一郎氏(天童市区)が代表を務め、現職17人に元職の能登淳一氏(村山市区)と、新人の伊藤香織(山形市区)佐藤正胤(鶴岡市区)石塚慶(同)佐藤文一(新庄市区)阿部恭平(寒河江市・西村山郡区)高橋弓嗣(東根市区)鈴木学(東村山郡区)相田日出夫(東置賜郡区)の8氏が加わった。会派所属の人数は改選前より2人多い。

 県政クは木村忠三氏(米沢市区)が代表で、立憲民主、国民民主、無所属の議員14人が名前を連ねた。前職の阿部ひとみ氏(酒田市・飽海郡区、無所属)のほか、新人の松井愛(山形市区、立民)江口暢子(酒田市・飽海郡区、無所属)石川正志(新庄市区、同)橋本彩子(寒河江市・西村山郡区、同)斎藤俊一郎(東根市区、同)の5氏が入った。改選前の11人から3人増え、2009年の結成以降で最多。

 交渉団体とはならないが、現職の関徹(鶴岡市区)と新人の石川渉(山形市区)の両氏が共産党県議団、現職の菊池文昭氏(山形市区)が公明党の会派届を出した。

 改選前は常任委や特別委など12の委員長ポストを自民9、県政ク3で分けていた。

6103OS5:2023/04/29(土) 08:11:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05a0263bd6cd86cbce988f115c2bcec932d363c
青森県知事選、いざ前市長対決へ 小野寺氏は辞職決定 宮下氏、40市町村巡る
4/29(土) 6:00配信

河北新報
㊧記者団の取材に応じる宮下氏=28日、青森市㊨花束を手に、市職員に見送られる小野寺氏=28日、青森市役所

 青森県知事選(5月18日告示、6月4日投開票)に立候補を予定する青森市長の小野寺晃彦氏(47)が、30日付で市長を辞職することが決まった。同じく立候補を表明している青森県の前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)は一足早く選挙準備に専念しており、いよいよ両氏の決選に向けた活動が本格化する。

■債務清算の実績を強調

 「たくさんの課題があったが、優秀な職員のおかげで一つ一つ乗り越えられた。感謝の思いでいっぱい」

 小野寺氏は28日、市役所本庁舎1階に集まった市職員を前に、時折言葉を詰まらせながら思いを語った。職員から花束を受け取り、青森ねぶたばやしの生演奏が響く中、笑顔で庁舎に別れを告げた。

 1月に知事選への立候補を表明した小野寺氏。「ぎりぎりまで市長としての責務を果たしたい」と、辞職時期を告示1カ月を切る4月末と決めた。政務に専念すべきだとの声もあったが、「これが私らしい」と信念を貫いた。

 この日開かれた市議会臨時会では、前任者から引き継いだ約240億円の債務を清算したことを実績に挙げ、県政運営でも生かせる経験だと強調した。

 閉会後の記者会見で、小野寺氏は「高揚感より責任感を感じている」と語り、「公務に使っていた時間も全て、新たな舞台へ臨むために使い尽くしていく」と気持ちを新たにした。

■県都での売り込み加速

 一方の宮下氏。28日は後援会関係者との打ち合わせに多くの時間を割いた。小野寺氏の市長辞職で選挙に向けた動きが加速するが、「周りの環境がどのように変化しても当初の気持ちが揺らぐことはない。自分の道をしっかり進んでいく」と冷静に話した。

 小野寺氏よりも2カ月ほど早く市長を辞職し、後援会活動に集中してきた。4月半ばまでに県内40市町村を全て回り、集会や街頭活動などを重ねてきたが、「厳しい感触なのは間違いない」と気を引き締める。

 全県を一巡し、さらに支持を広げる戦略を思案する宮下氏。「勝利に向かい、毎日が最終日のつもりで頑張りたい」と意気込む。

 大票田の青森市は小野寺氏のお膝元。ある陣営関係者は「相手は地元の経営者らとも付き合いが深い。宮下氏を県都で売り込んでいく必要がある」と危機感を募らせる。

 同知事選には、仙台市宮城野区在住の元会社員楠田謙信氏(66)も立候補を表明している。

河北新報

6104OS5:2023/04/29(土) 08:33:46
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1544188
2023年4月28日
八戸市議会与党会派二分化、市長選のしこり今も
拡大する
八戸市議選の当選者が一堂に会した当選証書付与式=25日午前、八戸市庁
 統一地方選が終わり、八戸市議会の自民系与党会派「自民・市民クラブ」で、会派内の溝が浮き彫りになっている。発端は、36年ぶりに自民勢力が分裂し、会派所属の議員15人が二分する争いとなった2021年10月の市長選。その後は会派内の協調を図ってきたが、統一選の青森県議選八戸市区(定数8)と八戸市議選(同28)で再び亀裂が表面化した。自民党県連が自主投票を決めた知事選でも対応は割れており、会派分裂の可能性もささやかれている。

6105OS5:2023/05/09(火) 20:40:19
https://news.goo.ne.jp/article/tuy/region/tuy-476031.html
町議選で2.55票差で落選の候補 得票と疑問票の再確認求め異議を申し出
2023/05/09 16:30テレビユー山形

町議選で2.55票差で落選の候補 得票と疑問票の再確認求め異議を申し出

町議選で2.55票差で落選の候補 得票と疑問票の再確認求め異議を申し出

(テレビユー山形)

先月23日に行われた山形県の河北町議会議員選挙で次点となり、落選した候補者が、最下位で当選した人と自身の票の再確認を求め異議申し出を行いました。

異議申し出を行ったのは、先月23日の河北町議会議員選挙で落選した斎藤隆さんとその支援者、合わせて3人です。

河北町議選では、定数14に対し16人が立候補し、斎藤さんは得票数15位で落選していました。

3人は、14位で当選した佐藤修二さんと、斎藤さんの得票差がわずかであることから、それぞれの得票と疑問票の再確認を求めています。

それぞれの得票数は、按分票を含め、佐藤さんが395票、斎藤さんが392.745票で、その差は2.55票でした。

河北町選挙管理委員会では、今後、票の再確認を行うかどうかを今月28日までに審理することになります。

6106OS5:2023/05/11(木) 18:29:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f39158d766ac9d3fb654d4734482a6b260310825
青森知事選 自民党県議有志が小野寺氏支援の会発足
5/10(水) 20:00配信

産経新聞
小野寺晃彦氏支援の会発足について記者会見する自民党の清水悦郎県議と阿部広悦県議(左から)=10日、青森市(福田徳行撮影)

青森県議会自民党会派の有志らが10日、任期満了に伴う知事選(18日告示、6月4日投開票)に出馬する前青森市長の小野寺晃彦氏(47)を支援する会を発足させた。今後、各県議らが自身の後援会、集会などを通して小野寺氏と協力態勢を構築していく。

会には同党会派の現職29人のうち17人と元職3人の計20人が名を連ね、代表世話人に同党県連幹事長の清水悦郎県議、相談役に同党県連筆頭副会長の阿部広悦県議が就いた。

同日、青森市内のホテルで開いた会合で小野寺氏の支援に向けて結束を確認。会合後の記者会見で阿部県議は「腹をくくるメンバーが集まった。短期決戦だが、全力で戦いを進めていく」と述べ、不退転の決意で選挙戦に臨む姿勢を強調した。

知事選には前むつ市長の宮下宗一郎氏(43)も出馬する。同党県連は既に自主投票を決めているが、一部県議らは宮下氏支援を鮮明にしている。保守分裂の様相の中、今後、旗幟(きし)を明らかにしていない県議らの動向も注目される。

6107OS5:2023/05/14(日) 12:28:11
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-20230512khn000092.html
岩手・盛岡市長選まで3ヵ月 熱帯びる3度目対決       
2023/05/13 06:00河北新報

岩手・盛岡市長選まで3ヵ月 熱帯びる3度目対決       

市政懇談会で「盛岡市は観光客の人気が高まっている」とアピールする谷藤氏(右)、「市民との連携」を掲げ、市政刷新への熱意を語る内舘氏

(河北新報)

 任期満了に伴う盛岡市長選は、8月13日の投開票まで3カ月となった。立候補を予定するのは、6選を目指す現職の谷藤裕明氏(73)と3度目の挑戦となる会社役員の内舘茂氏(56)。一騎打ちとなる公算が大きい。谷藤氏は分厚い後援会に自民党系市議団が加わり、組織戦の陣容が浮かぶ。対する内舘氏は連日の街頭活動のほか、市民有志の手作り支援で草の根戦を展開。対照的な動きが加速している。(盛岡総局・石沢成美、土屋聡史)

■谷藤氏、6選へ組織戦着々 

 「盛岡が世界的な話題になっている。移住定住の問い合わせが増え、街には多くの人が来ている。この機を捉え、あらゆる施策を積極的に展開したい」
 9日夜、盛岡市の中野地区活動センターであった市政懇談会。谷藤氏は市民約50人を前に、米紙ニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52カ所」に選ばれたことを挙げ、市政継続への意欲をにじませた。
 各種会合では必ずこの話題に触れ、自身の「追い風」に転化させる選挙巧者ぶりを示す。与党市議は「地道にまちづくりに取り組んだ市政への評価でもある」と強調する。
 支持基盤は約100の後援会組織だ。8日夜にはホテルで古くからの支援者でつくる「応援団」の会合があり約100人が参加。出席者によると、谷藤氏は5期20年の支えに感謝し「盛岡のために仕事をさせてほしい」と訴えた。
 自民系の市議会最大会派「盛友会」を中心とした市議22人も支援組織を設立。同日選となる市議選と連動して浸透する戦略だ。強力な組織戦の態勢が着々と固まりつつある。

■内舘氏、草の根で刷新訴え

 「谷藤さんは政治でも経済でも頂点の人。誰も挑戦できなかった。でも僕は2度も挑んだし、今回もやるんです」
 内舘氏は4月下旬、後援会事務所で支持者約50人に語りかけた。谷藤氏に敗れた2015年、19年の市長選を振り返り、挑む意義を強調。支持者はうなずきながら聴き入った。
 「CHANGE!」と記された2連ポスターに一緒に写るのは、政治家ではない。内舘氏と親交がある一般市民だ。農家や医師、自営業、学生など7人が政治理念に賛同し、ポスターへの登場を快諾したという。
 「強い経済、収入が上がる元気な街をつくっていかなければならない」
 大型連休中の3日午前、内舘氏はJR盛岡駅前で経済活性化の必要性を呼びかけた。各地での演説では、市民メンバーがマイクを握ることもあり「トップが代われば、政治も変わる」と市政の刷新を訴える。
 今月下旬にはミニ集会も始動させ「市民党」として浸透を目指す。陣営幹部は「従来の手法にとらわれず市民を巻き込んだ運動を展開する」と意気込む。

6108OS5:2023/05/15(月) 02:44:52
https://www.sakigake.jp/news/article/20230511AK0034/
秋田市議会、保守系の秋水会が分裂 新たに会派「自民党」発足
有料会員向け記事 2023年5月11日 掲載 2023年5月11日 更新
 4月に秋田市議選(定数36)が行われた市議会の新しい会派構成が11日、決まった。7会派が届け出た。秋水会、フロンティア秋田、新会派の自民党がそれぞれ8人構成の最大会派となった。

 改選前は15人で単独の最大会派だった秋水会は、現職2人が引退したほか6人が抜けて自民党を結成。一方で、元市民クラブの見上万里子氏を取り込んだ。自民党は元秋水会6人に、自民の推薦を受けて初当選した飯牟礼克年、工藤潤平の両氏を加えた。

6109OS5:2023/05/16(火) 17:27:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/108b5a1b158768cb57a59eb59696dc7c60916af9
青森知事選18日告示 保守2氏の対決が軸
5/16(火) 12:59配信
任期満了に伴う青森県知事選は18日、告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属新人で、前青森市長の小野寺晃彦(47)▽元損害保険会社社員の楠田謙信(66)▽元むつ市長の宮下宗一郎(44)▽元むつ市議の横垣成年(63)=共産、社民推薦=の4氏。三村申吾知事(67)の引退で20年ぶりに県政の新たなリーダーが誕生するとあって有権者の関心も高まる中、選挙戦は宮下、小野寺両氏の保守対決を軸に激しい舌戦が予想される。

今回の選挙戦は、県の最重要課題である人口減少対策や子育て支援、新型コロナウイルス禍で疲弊(ひへい)した経済の回復とコロナ後を見据えた地域振興策、物価高騰対策などが大きな争点になるものとみられる。

宮下、小野寺両氏は自民、公明両党に推薦願を提出したが、いずれも自主投票を決定。立憲民主党も自主投票とするなど政党対決の様相は薄れ、組織力を背景にした戦いとは一線を画した構図となる。さらに、各首長や県議、市町村議らも宮下氏と小野寺氏双方の陣営に分かれて支援する動きが表面化し、保守を二分した激戦が必至の情勢だ。

いち早く3月上旬にむつ市長を辞職した宮下氏は、青森市内に拠点を移して県内全域で対話集会やあいさつ回りを重ねるなど、精力的に活動を展開。

小野寺氏は公務の合間を縫って活動してきたが、4月末に青森市長を辞職した後、動きを加速させ、タウンミーティングなどを通して浸透を図っている。

仙台市在住の楠田氏は、4月下旬に立候補の意向を表明。妻の実家の青森市浪岡を拠点に津軽地方を中心に主に街頭活動で政策を訴える。

横垣氏は告示を間近に控えた今月9日に出馬を表明。共産、社民両党の共闘に加え、市民団体などとの連携も視野に支援態勢の構築を目指す。

6110OS5:2023/05/16(火) 23:53:59
https://www.daily-tohoku.news/archives/166401
【青森県知事選】宮下氏と小野寺氏 県議の支援17人で拮抗 – デーリー東北デジタル
18日に告示が迫る青森県知事選(6月4日投開票)で、立候補を予定している4氏に対する県議48人のスタンスをデーリー東北新聞社が独自に調べた...


★が宮下地盤の下北エリア選出

■宮下宗一郎
自民党  ★蛯沢正勝 谷川政人 菊池勲 大崎光明 工藤悠平 ★井本貴之 工藤貴弘
新政未来 田名部定男 今博 鶴賀谷貴 高畑紀子 夏堀嘉一郎
青和会  関良
無所属  ★斉藤孝昭 大平陽子 ★吉田ゆかり ★北向由樹

■小野寺晃彦
(全員自民党) 阿部広悦 清水悦郎 森内之保留 工藤兼光 山田知 
丸井裕 山谷清文 ★工藤慎康 高橋修一 寺田達也 齊藤爾 小比類巻正規 
和田寬司 ★木明和人 福士直治 成田陽光 大沢敏彦

■横垣成年
共産党 安藤晴美 吉俣洋 田端深雪
無所属 鹿内博

■中立
自民党 田中順造 櫛引ユキ子 夏堀浩一 花田栄介
公明党 伊吹信一 夏坂修
青和会 川村悟

■検討中
自民 三橋一三
新政未来 小笠原大佑
参政党 後藤清安

6111OS5:2023/05/17(水) 21:54:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d52a0baba5a101d7bf06abc23f5386680b9187
青森県知事選挙 勇退表明の現職・三村申吾知事が前青森市長・小野寺氏の支持表明
5/17(水) 12:19配信
18日告示される青森県知事選挙について、勇退を表明している現職の三村申吾知事は17日、前の青森市長・小野寺晃彦さんを支持すると明らかにしました。
※三村 申吾知事
「政策の具体性と率直さ、そして政策でどうなっていくかということがわかる県民目線の丁寧さというところが小野寺氏の政策の中にはあるとそういうふうに感じた」

三村知事は17日午前、県庁で取材に応じ、立候補予定者の政策を見比べた結果、前の青森市長の小野寺晃彦さんを支持すると明らかにしました。一方、後継者指名ではないとも述べました。小野寺さんの政策について、特に産業と雇用の面で「しっかり稼げる県」を第一に打ち出していて、年間の起業・創業400社を目指すなど具体性があると評価しました。

このほか知事選には、前のむつ市長の宮下宗一郎さんと、元会社員の楠田謙信さん、元むつ市議会議員の横垣成年さんの3人が立候補を表明しています。知事選は18日告示され、6月4日に投開票が行われます。

青森テレビ

6112OS5:2023/05/20(土) 14:01:29
ずいぶん直前の判断
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c1b30bc2defd3cdb213dc91ca0873143fd62f65
関良県議 立候補へ 青森市長選 (青森県)
5/20(土) 11:44配信


 28日告示、来月4日に投票が行われる青森市長選挙に県議会議員の関良さんが出馬を検討していることがわかりました。


 関良さんはきのう青森放送の取材に対し青森市長選挙に無所属での出馬を検討していることを明らかにしました。
 関さんは青森市出身の65歳で市内の社会福祉法人の理事長を務め、ことし4月の県議会議員選挙で4回目の当選を果たしました。
 後援会と協議した上で22日にも正式に立候補を判断するとしています。
 青森市長選挙にはいずれも新人で青森商工会議所副会頭の西秀記さん、青森市の会社役員の野崎小三郎さん、市民団体の共同代表・大竹進さんの3人が立候補を表明しています。

6113OS5:2023/05/21(日) 18:15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f765438187a7070c3bdbb070b245a81350095a8
宮下氏優位保つ 青森県知事選・序盤情勢調査 小野寺氏が追う展開
5/21(日) 8:45配信


 6月4日投開票の知事選について、東奥日報社は18、19の両日、JX通信社(東京)と共同で、青森県内有権者を対象に電話世論調査を実施し、東奥日報の取材や2月と4月に行った調査結果を加味して序盤情勢を分析した。前むつ市長の宮下宗一郎候補(44)=無所属新人、以下同=が告示前から先行して優位を保ち、前青森市長の小野寺晃彦候補(47)が追う展開となっている。元むつ市議の横垣成年候補(63)=共産、社民推薦=と、元損害保険会社社員の楠田謙信候補(66)は浸透していない。

 2月と4月の調査時点で投票先を決めていた有権者は7割弱だった。今回調査では8割強に増えたが、2割弱が投票先を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

 選挙戦は宮下氏と小野寺氏を軸に展開され、自主投票の自民、立憲民主両党ともに支持が分かれる分裂選挙となっている。

 20年ぶりに県政トップが交代するという局面を反映してか、知事選への関心度は2月、4月ともに「大いに関心がある」「ある程度関心がある」が合わせて9割を超えており、今回も計95.7%に上った。

 宮下氏は、自民支持層の5割、立民支持層の7割弱、公明支持層の5割から支持され、共産党支持層の3割にも食い込む。支持政党がない無党派層の6割に浸透している。

 小野寺氏は、自民支持層の4割、公明支持層の3割弱から支持を得ている。無党派層の支持は2割弱にとどまっている。

 横垣氏は、共産支持層の4割弱しか固めきれていない。

 6圏域別では、宮下氏がいずれの地域も優位で特に地元の下北では大きくリードしている。職業別では、宮下氏を支持しているのは学生、主婦・主夫、契約社員・派遣社員・アルバイト、正社員・正職員などが多く、小野寺氏を支持しているのは自営業・自由業、農林水産業、正社員・正職員などが目立っている。

 ◇

▼調査の方法 調査はJX通信社(東京)と共同で実施。18、19日の2日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で、固定電話を対象に自動音声で行い、全県の1012人から回答を得た。

6114名無しさん:2023/05/21(日) 22:31:40
宮下陣営、選挙の見せ方が上手いと思ったが
共産含めて満遍なく取ってるのは凄まじい…

6115OS5:2023/05/22(月) 20:57:40
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230522085102.html
青森県知事選序盤情勢 「優位」の宮下陣営、緩み警戒 「追う展開」の小野寺陣営は巻き返し誓う
2023/05/22 08:51東奥日報

 知事選の序盤情勢の調査結果を東奥日報が報じた21日、「優位」とされた前むつ市長の宮下宗一郎候補(44)の陣営は「油断大敵だ」として活動の緩みを警戒した。一方、「追う展開」とされた前青森市長の小野寺晃彦候補(47)の陣営は巻き返しを誓った。

 「新聞報道は(宮下候補が)優位という文字が出ているが、まだ何とも決まっていない。油断大敵だ」。同日、八戸市で宮下候補の応援演説に立った大崎光明県議は、こう聴衆に呼びかけて引き締めを図った。

 宮下候補自身は取材に「(情勢報道に関して)自分自身が何か申し上げることはない。これまでやってきた活動をこれからも積み上げ、さらに支援の輪を広げていきたい」と話した。

 一方の小野寺陣営。平田博幸藤崎町長は弘前市での応援演説で「新聞報道、あれが今の現状。あと14日、決して追いつかない差ではない」と支持を訴えた。

 ある陣営幹部は「むしろ奮い立つものがある。これから巻き返していく」。三村申吾知事が再度街頭に立つ予定も決まった。小野寺氏は取材に「政策で選んでもらう、ただそれだけです」と述べ、次の演説場所に向かった。

 苦戦が伝えられた元むつ市議の横垣成年候補(63)は「出馬表明が遅かったこともあり、浸透していないのは確か」と自認しつつ「まだ4日目。自民が支持する2人と違う、第三の勢力だということを馬力を出して訴えていく」と強調。選挙責任者の畑中孝之共産党県委員長は、今後の支持拡大へ「他党や市民団体の方にマイクを握ってもらうことを重視している」と戦略を語った。

6116OS5:2023/05/24(水) 07:34:57
年の差夫婦なんですね
https://news.yahoo.co.jp/articles/42f954a31ceaab441e100f4758f6356c0349825a
宮城県議選、愛知加奈絵氏出馬へ 愛知治郎氏の妻 青葉選挙区
5/24(水) 6:30配信
 新人の主婦愛知加奈絵氏(32)は23日、立候補の意思を明らかにした。元参院議員の愛知治郎氏(53)の妻。

 東京都出身、駒沢大卒、元客室乗務員。今期で引退する自民党現職の中沢幸男氏(82)=9期=の後継として自民に公認申請した。

 取材に「子育て世代として親の心のケアや、文化芸術の振興に取り組みたい」と語った。

河北新報

6117OS5:2023/05/24(水) 07:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/281b7b23ff7cd680efaa1deafc5d0987ba68f50f
青森知事選 2氏、一騎打ちの様相 熾烈な選挙戦を追う
5/24(水) 6:30配信
 18日告示された青森県知事選(6月4日投開票)は、戦いの火ぶたが切られてから1週間となった。いずれも無所属新人の4人が立候補し、前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)と前青森市長の小野寺晃彦氏(47)による一騎打ちの様相を呈す。熾烈(しれつ)な選挙戦を追った。(青森総局・伊藤卓哉、今愛理香)

■宮下氏 高まる熱、足元不安定 小野寺氏 組織色、強さと危うさ

 20日、弘前市。宮下を一目見ようと商業施設前は人でごった返した。

 応援演説を終えた外ケ浜町長の山崎結子がつぶやく。「こんなに人が集まったのは小泉進次郎さん以上かもしれない」。同じ場所で7年前、参院選の弁士として熱烈に歓迎を受けた姿と宮下を重ね合わせた。

▼アイドル並み

 宮下の演説に聴衆は心酔した表情で、手製のうちわやポスターを貼ったボードを手に黄色い声援を送る。サインを求める支持者もいて「アイドル並みだ」(後援会関係者)。

 老若男女が集まった街頭には、動員されたようなスーツ、作業服組はほぼ見当たらない。支援する津軽地方の市議は「浮ついた人気を越えた」と言う。宮下を見送った陣営スタッフも高揚感に包まれた。

 人気の陰で自陣の足元は安定さを欠く。18日、平川市。「3日前に申請していれば済んだ話だ」。陣営幹部がいらだつ。調整不足で選挙カーがショッピングモールに入れず、演説は図らずも土手の上から聴衆を見下ろす格好となった。宮下がこだわる「同じ目線」とはかけ離れた。

 陣営は、宮下を長く支えるむつ市の経営者や高校時代の知人に加え、県政与野党の地方議員の寄り合い所帯。政治経験の有無や考えの違いは、組織内の意思疎通に影を落とす。

 陣営幹部は焦りを見せる。「ばらつく集団のベストミックスを早急に探らないといけない」

 一方の小野寺。自主投票を決めた自民党の地方議員の多くが支持に回り、「横のつながり」が厚みを増した。

 「活動量で差を付けられていることは否めない。取り戻すためには、本人の力だけではいけない」

▼来賓がずらり

 18日、五所川原市の集会。衆院議員木村次郎(青森3区)が500人を超える支持者に向かい、結集を呼びかけた。

 会場には事実上の後継指名をした知事三村申吾、自民の県議や市町村議、周辺自治体の首長がずらりと並んだ。来賓の名前が読み上げられる度、聴衆の盛大な拍手が響き渡った。

 街頭には毎回のように各地の応援弁士が立ち、自民とのつながりの強さを印象付ける。

 政党対決の色が薄れた選挙戦で、保守系の「組織色」は強さと共に危うさをはらむ。

 20日、おいらせ町のショッピングモール前。小野寺が「組織戦は何一つできていない。今回は政策で判断する草の根選挙だ」と訴えるが、その隣には、三村と前県連会長の衆院議員江渡聡徳(青森1区)が顔をそろえた。

 小野寺の思いとは裏腹に、集まった聴衆からは「これが草の根なのか」との声も漏れる。

 十和田市の無職60代女性は、重鎮らが居並ぶ光景にため息をついた。「あんなに自民の人が並ぶと、『やっぱり組織』かと感じてしまう」

 知事選には、元むつ市議の横垣成年(63)=共産・社民推薦=と元会社員の楠田謙信(66)も立候補している。(敬称略)

 ◇青森県知事選立候補者

宮下宗一郎44 前むつ市長  無新
横垣成年63 元むつ市議  無新(共・社推)
小野寺晃彦47 前青森市長  無新
楠田謙信66 元会社員   無新

河北新報

6118OS5:2023/05/29(月) 19:55:11
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230529050101.html
青森県知事選 宮下氏が依然優位、小野寺氏懸命に追う 終盤情勢調査
2023/05/29 05:01東奥日報

青森県知事選 宮下氏が依然優位、小野寺氏懸命に追う 終盤情勢調査

東奥日報

(東奥日報)

 6月4日投開票の知事選について、東奥日報社は27、28の両日、青森県内有権者を対象に電話調査を実施し、取材結果を加味して終盤情勢を分析した。18、19両日の序盤情勢調査とは調査方法が異なるため単純比較はできないが、前むつ市長の宮下宗一郎候補(44)=無所属新人、以下同=が依然として優位に立ち、前青森市長の小野寺晃彦候補(47)が懸命に追い上げを図る展開が続いている。元むつ市議の横垣成年候補(63)=共産、社民推薦、元損害保険会社社員の楠田謙信候補(66)は支持が広がっていない。

 約1割が投票先を決めておらず、流動的な部分が残る。

 選挙戦は宮下氏と小野寺氏を軸とする激戦模様で、自主投票を決めた自民、立憲民主両党ともに支持が分かれる分裂選挙となっている。

 支持政党別に見ると、宮下氏は自民支持層の5割強、立民支持層の7割強から支持を得ている。共産支持層の5割弱にも食い込んだ。小野寺氏は自民支持層の4割弱に浸透。公明支持層の支持は両氏に割れた。支持政党がない無党派層は、7割が宮下氏を支持している。

 衆院選挙区別では、いずれの地域も宮下氏が先行した。年代別では、宮下氏が優位に立つ年代が多く、中でも20代は大きくリード。小野寺氏は80歳以上からの支持が比較的高かった。

 知事選の関心度は「大いに関心がある」が72.9%、「ある程度関心がある」が23.5%で計96.4%に上っている。

 投票先を決める時に最も重視することは「政策や主張」が最多で49.4%。「人柄や評判」が23.1%、「経歴や実績」が19.3%で続いた。

 新知事に最も取り組んでもらいたい課題は「経済・雇用対策」が36.8%で最も多く、次いで「医療・介護・福祉」24.6%、「人口減少対策」15.1%、「教育・子育て支援」12.3%などだった。

 調査は固定電話で719人、携帯電話で331人の計1050人から有効回答を得た。

6119OS5:2023/05/29(月) 19:56:52
>>6078 大澤祥宏が繰り上げ?
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8dde3d2b9b1f61b4c32c6390adf2b6048f9e193
青森市長選挙・4人が届け出 7日間の選挙戦スタート 青森県
5/28(日) 12:21配信
前の市長の辞職に伴う青森県青森市長選挙が28日に告示され、立候補を表明していた4人が届け出ました。

立候補したのは届け出順に、いずれも無所属の新人で前の青森商工会議所副会頭・西秀記候補59歳、前の県議会議員・関良候補65歳、開業医の大竹進候補72歳、会社役員の野崎小三郎候補44歳の4人です。立候補の届け出は午後5時まで受け付けていますが、ほかに動きはなく、4人での争いとなる見通しです。今回の選挙戦では、子育て支援や経済対策、除雪への対策が主な争点と見られます。
投票は6月4日に行われ、即日開票されます。青森市の選挙人名簿登録者数は27日現在、23万4853人となっています。

青森テレビ

6120OS5:2023/05/29(月) 19:58:31
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20230528-567-OYT1T50068.html
青森市長選が告示、新人4人の争いに…投開票は知事選と同じ6月4日
2023/05/28 17:26読売新聞

青森市長選が告示、新人4人の争いに…投開票は知事選と同じ6月4日

青森市役所 【読売新聞社】

(読売新聞)

 青森市長選は28日告示され、無所属新人4人による争いが確定した。前市長の知事選出馬に伴う選挙で、投開票は知事選と同じ6月4日。

 立候補したのは届け出順に、元青森商工会議所副会頭の西秀記氏(59)、前県議の関良氏(65)、市民団体共同代表の大竹進氏(72)(共産党、社民党推薦)、元お笑い芸人の野崎小三郎氏(44)。

 経済活性化や人口減少対策、市民病院と県立病院の統合問題などが主な争点となる。

6121OS5:2023/05/30(火) 11:41:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/0941aecc2bdb07b6f51a697848197e36a29b13a2
丸山至市長(山形県酒田市)今期限りでの勇退を表明
5/30(火) 11:06配信
テレビユー山形

山形県酒田市の丸山至市長は、30日の定例会見で、今年8月に告示される次の選挙に出馬せず、勇退する考えを示しました。


山形県酒田市の丸山至市長は、2015年に前の市長の死去を受け行われた市長選で、元衆議院議員の和嶋未希さんとの一騎打ちを制し、初当選を果たしました。

2019年には、元酒田市長の阿部寿一さんを破り再選。現在、2期目を務めています。
30日開かれた定例会見で、次の選挙への態度を問われた丸山市長は、このように述べました。

酒田市・丸山至市長「自分の年齢ですとかあるいは体調を考えますと、次の4年間、市長としての責務を果たすのは厳しいという判断をさせていただきました」

現在69歳の丸山市長。
このように述べ、今期限りで勇退する考えを示しました。

現時点では、後継候補を擁立する考えはないとしています。

酒田市長選挙は、今年8月20日告示、27日に投票と開票が行われる予定です。

テレビユー山形

6122OS5:2023/05/31(水) 16:40:38
https://www.sankei.com/article/20230531-OBSPGK3QONKZJIX44JTKHJWIXQ/
青森県知事選 新人4氏、舌戦過熱 自主投票の自民は保守分裂
2023/5/31 11:00


20年ぶりに新人4人が争う青森県知事選(6月4日投開票)は連日、人口減少対策や経済政策などを争点に、舌戦が繰り広げられている。自主投票の自民党県連は保守系2人に支持が割れ、分裂選挙を展開。青森のかじ取り役を誰に託すのか。刻々と近づく審判の日に向け、各陣営の訴えは熱を帯びる。

宮下氏
こぶしを突き上げて気勢を上げる宮下宗一郎氏=青森市(福田徳行撮影)
こぶしを突き上げて気勢を上げる宮下宗一郎氏=青森市(福田徳行撮影)
元むつ市長の宮下宗一郎氏(44)は「青森新時代」をキャッチフレーズに11項目にわたる政策を掲げる。街頭演説などで「時代が求めるのは実行力、発信力、スピード感。声なき声を拾い、力強く県政を前に進めていく」と力を込め、支持者は手製のうちわなどで声援を送る。

自主投票を決めた自民党や立憲民主党の一部県議らのほか、むつ市を中心とした下北地域の首長らが支援しているが、政党の垣根を越えた支援態勢を構築し、無党派層に支持を呼びかける。対話集会では車座になって支持者から質問を受け、政策を訴えるスタイルを貫く。交流サイト(SNS)も駆使し、陣営は「草の根の戦いで勝つ」と意気込む。

横垣氏
街頭で支持を訴える横垣成年氏=青森市(福田徳行撮影)
街頭で支持を訴える横垣成年氏=青森市(福田徳行撮影)
「憲法を守ってこそ、暮らしと平和を守ることができる。憲法を県政の中心に位置付けて運営する」

共産、社民の推薦を受ける元むつ市議の横垣成年氏(63)は「護憲」を前面に打ち出し、県政刷新を訴える。核燃料サイクル関連施設建設も批判し反原発を鮮明にする。

共産、社民両党の県組織の幹部や県議らが応援に駆け付けるほか、市民団体などとも連携。同日選の青森市長選の候補者とそろって各地を回り、ダブル選の相乗効果で票の上積みを狙う。選挙カーには「国にモノ言える知事を」「原発再稼働ストップ!」といったスローガンを掲示。共産党県委員会の畑中孝之委員長は「県政の転換か継続かを問う選挙だ」と強調する。


小野寺氏
有権者に支持を呼びかける小野寺晃彦氏=青森市(福田徳行撮影)
有権者に支持を呼びかける小野寺晃彦氏=青森市(福田徳行撮影)
「実行力を一番の武器に最大の課題である人口減少対策に立ち向かう」と力説するのは、前青森市長の小野寺晃彦氏(47)。経済対策、健康づくり、子育て支援などの72項目の政策を掲げ、ほとんどに数値目標を示している。

自民党の一部の国会議員のほか、県議会自民党会派29人の半数以上が小野寺氏を支援。津軽地方の大半の首長らも支持に回り、強固な保守層に支えられた組織戦の色合いが強い。

5期で引退する現職の三村申吾氏も事実上の後継指名の形で支持を表明し、各地の街頭演説で支持を呼びかける。1週間に全40市町村一巡を目標に東奔西走。陣営幹部は「政策を前面に打ち出していく」と強調する。

6123OS5:2023/05/31(水) 16:40:52

楠田氏
街頭で持論を展開する楠田謙信氏=青森市(福田徳行撮影)
街頭で持論を展開する楠田謙信氏=青森市(福田徳行撮影)
元損害保険会社員の楠田謙信氏(66)は、第1次産業の振興が県政発展の起爆剤になると訴える。「経済をよく知っている。県に大きな力を与えたい」と声をからす。具体策として農家の所得増や林業就業人口1万人、観光産業と1次産業を組み合わせた体験型の宿泊プランなどの公約を主張する。


「県内景気の悪さが身に染み、家族の反対を押し切って出馬した」と揺るぎない信念で出馬を決意し、妻の実家がある青森市浪岡を拠点に、津軽地方を中心に奔走する。支持組織や団体もなく、手探りの状況だが、「1次産業が発展すれば2次、3次産業が発展し、県経済全体の発展につながる」と各地で持論を説き、浸透を図る。

一方、県知事選を巡り県議会最大会派「自民党」(29人)の県議団は、宮下宗一郎氏と小野寺晃彦氏に支持がほぼ真っ二つに分かれ、保守分裂の様相を呈している。それぞれ支持する候補者の応援に入るなど実働部隊としてフル回転しているだけに、選挙後も尾を引く可能性があり、会派分裂の火種をはらむ。

「(知事選が)終わった後はコミュニケーションを図り、会長として責任を持ってノーサイドに取り組む」。自民党県連の津島淳会長は、分裂選挙に突入した知事選後に県連内でしこりが残らないよう、自ら汗を流す決意を示してみせた。

感情的なもつれが長引けば、次期衆院選に影響しかねない。阿部広悦筆頭副会長は「会派内のしこりを残さないことがわれわれの責務だ。選挙はケンカではない」と牽制し、知事選の結果にかかわらず、融和を図る考えだ。


広告


今回の知事選を巡っては小野寺、宮下両氏から推薦要請を受けた自民党県連の選考委員会が小野寺氏の推薦を決めた。ところが、宮下氏を支持する党員らが強く反発し、選考委の決定が覆される異例の展開に。もつれた末に自主投票で落ち着いたものの、ある自民県議は「ここまでこじれ、ボタンの掛け違いがなぜ生じたのかを検証する必要がある」と、一連の選考過程に疑問を呈した。(福田徳行)

6124OS5:2023/06/01(木) 21:45:25
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230601100801.html?_gl=1*17gyzgh*_ga*MTEyMTE0NTU4Ni4xNjg0MjQzMzI5*_ga_XJ5END643J*MTY4NTYyMzMyMy4yMzkuMS4xNjg1NjIzNDkzLjEwLjAuMA..
青森市長選、戦い方4者4様 市議が全面支援、商業施設で街頭活動、知事選と連動、草の根活動
2023/06/01 10:08東奥日報

青森市長選、戦い方4者4様 市議が全面支援、商業施設で街頭活動、知事選と連動、草の根活動

東奥日報

(東奥日報)

 6月4日投開票の青森市長選は31日、7日間の選挙戦の折り返しを迎えた。いずれも無所属新人の4候補は、企業回りや知事選との連動、商業施設を中心とした街頭活動、草の根活動といった「4者4様」の動きを展開。各陣営はさらなる票の掘り起こしに向けて、後半戦で動きを加速させる構えだ。

 西秀記候補(59)は企業へのあいさつ回りの合間を縫いながら、街頭演説をこなす。陣営の市議らが地盤を回って支持を取り付けるなどの全面支援も受ける。陣営幹部は「地元議員が応援していれば投票先に選んでもらう後押しになる」と期待する。

 関良候補(65)は出馬表明前に知事選の宮下宗一郎候補の応援に立ち、出馬会見で「できれば宮下氏と連携したい」としていたが、市長選の告示後、共に並ぶ姿は見られない。商業施設での街頭活動に重点を置くなど長男の関貴光市議と二人三脚で回っている。

 唯一、知事選との連動を見せているのは大竹進候補(72)。知事選の横垣成年候補と行った演説で、共産党の高橋千鶴子衆院議員は「市長選は大竹さん、知事選は横垣さんの勝利のため全力を尽くす。市政と県政を一度に変えるチャンス」と支持を呼びかけた。

 野崎小三郎候補(44)は第一声に奈良岡隆市議会議長が駆け付けたものの、「市民一人一人の応援が私の後ろ盾」と基本的に特定の政党や団体の支援を頼らない方針。街頭演説で一人でも多くの有権者と顔を合わせる姿勢を徹底し、幅広い世代への浸透を図る。

 ある陣営幹部は「士気は高まっている。残り3日しかないので、とにかく街頭で政策を訴え、支持を広げていくしかない」と気を引き締めた。

6125OS5:2023/06/05(月) 11:15:22
ダブルスコアで圧勝ですか
https://news.yahoo.co.jp/articles/527a9d34bbe16437276acc6599fafefbeb76706d
青森知事に前むつ市長・宮下宗一郎氏 保守分裂、小野寺晃彦氏ら破る
6/5(月) 6:00配信



 任期満了に伴う青森県知事選は4日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)が、いずれも無所属新人で前青森市長の小野寺晃彦氏(47)、元むつ市議の横垣成年氏(63)=共産・社民推薦=、元会社員楠田謙信氏(66)を破り、初当選を果たした。投票率は57・05%。知事選で50%台に達したのは2003年以来、20年ぶり。

【写真】支持者にお礼と今後の意気込みを話す宮下さん=4日午後8時10分ごろ、青森市本町のアップルパレス青森

 県政史上最多の5期にわたり知事を務めた三村申吾氏(67)の引退で、20年ぶりに県政トップが変わる選挙は人口減少や雇用創出、1次産業の活性化などが主な争点となった。

 宮下、小野寺両氏が自民党に推薦願を出し、党県連は異例の自主投票を決め、保守分裂となった。公明、立憲民主両党も自主投票で、候補者を擁立した共産党も推薦にとどめ、政党対決の色は限りなく薄かった。

 宮下氏は、県民の生活を圧迫する物価高騰に対応するため、県庁内にプロジェクトチームを発足させると明言。少子化対策を推進するため、子育てしやすい環境の整備なども訴えた。

 3月初旬にむつ市長を辞職。「草の根運動」を展開し、県内各地で対話型集会などを重ねながら知名度を高めた。県政与野党の県議らからも支援を受けるなど党派を超えた体制を整え、大きく支持を広げた。

 小野寺氏は、県内6圏域ごとの特性を生かした起業や創業支援を公約の柱に据えた。東北一の農業産出額3500億円、観光入り込み客数年間3500万人以上など具体的な数値目標も盛り込んだ。

 4月末に青森市長を辞職。「政治の師」と仰ぐ三村知事や県選出の自民党国会議員らの支援を受け、組織力を生かしながら巻き返しを図ったが、差を詰められなかった。

 横垣氏は、核燃料サイクル政策に反対の立場で、保守系との対立軸を鮮明にしたが、広がりを欠いた。仙台市宮城野区在住の楠田氏は浸透しなかった。

 当日の有権者は104万4657人。投票率は前回(19年)を16・97ポイント上回った。

青森県(1-4)開票終了

投票率=57.05%

当404,358宮下宗一郎 無新①
 174,155小野寺晃彦 無新 
  10,516横垣成年 無新 
   4,769楠田謙信 無新 

 [みやした・そういちろう] むつ市出身、東北大卒。国土交通省、外務省勤務を経て、父の元むつ市長死去に伴う14年の市長選で初当選。3期目途中の23年3月3日に辞職。44歳。当1。

6126OS5:2023/06/05(月) 11:15:34
■閉塞感打破、期待集める 問われる実行力

 現職の三村申吾知事が引退を表明し、4新人が争った青森県知事選は、保守分裂による事実上の一騎打ちとなり、前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)が前青森市長の小野寺晃彦氏(47)を圧倒した。県内に漂う閉塞感(へいそくかん)に不満を募らせる有権者が、「青森新時代」を掲げて県政の変革を明快に訴えた宮下氏に未来を託した。

 宮下氏は1月初旬、候補者の中で最も早く立候補の意思を表明。3月初旬にむつ市長を辞職後、郡部の隅々まで足を運んだ。対話を通して浮き彫りになったのは、生活や将来に対する県民の不安や怒りだった。

 吸い上げた声を訴えに反映させ、親近感を抱かせる言い回しで聴衆の心をつかんだ。選挙戦から見えたのは若い宮下氏への県民の期待感。それは終盤に向かって「熱狂」へと変貌した。

 政党と二人三脚で歩む選挙手法から脱却。「県民党」を旗印に戦い、地元の経営者や県政与野党の地方議員が混在する陣を張った。SNS(交流サイト)を駆使した戦略も功を奏し、若年層に限らず、中高年層も宮下氏の「空中戦」に加わり、支援の輪が広がった。

 その戦略は、従来の政党選挙に嫌気が差していた県民の心を捉え、県全域で大きな風を巻き起こすことにつながった。

 小野寺氏は、序盤から後手に回った印象が拭えない。宮下氏が知事選に名乗りを上げた後、「現職の三村氏が引退するなら」との条件付きで立候補の意思を表明した。表向きは政治の師と仰ぐ三村氏に配慮した形で「信義則」を強調したが、有権者の目には歯切れの悪さに映った。

 当てにしていた自民党の推薦を逃したものの、県選出の党国会議員や三村知事らが支持に回り、強力な支援体制を得た。ただ、旧態依然とした「組織色」がまとわりつき、小野寺氏が当初もくろんだ「草の根」が遠くにかすんだ。

 期待を一身に背負った宮下氏は今後、県民に約束した実行力、発信力、スピード感が問われる。それらが伴わなければ、期待が大きいだけに失望も一気に広がるだろう。青森再生の一手は待ったなしだ。(解説=青森総局・伊藤卓哉、今愛理香)

■市長時代に培った発信力が武器

 キャッチフレーズは「青森新時代」。むつ市長時代に培った発信力を武器に「県民の生活をよりよくするため、国、世界を動かしていきたい」と燃える。

 国土交通省に入り、外務省に出向時は米ニューヨークで領事を務めた。2014年、父で元むつ市長の順一郎氏が急逝し、政治家に転身。市長として使用済み核燃料中間貯蔵施設に絡む独自の「核燃税」導入にめどを付け、知事選への挑戦を決断した。「県民の、県民による、県民のための政治を取り戻したい」との思いがあった。

 後援会活動などを通じて聞いた県民の声を政策に反映させ、項目は90に及んだ。緊急を要する物価高騰や雇用創出の方策を提示。合計特殊出生率2以上を目指す「青森モデル」など中長期的な課題に取り組む意欲も示した。「光が当たらなかった人や団体、組織に手を差し伸べる」と決意する。

 高校時代はサッカー部に所属。得点の要となるポジションのフォワードを担ったが「決定力不足だった」と笑う。競技を通じ「緻密な戦略と戦術で成り立ち、ミスをどうカバーするかが大切と学んだ。政治、行政も同じで経験が生きている」と語る。

 青森市に拠点を移し、妻(44)と共に戦った。長女(14)、次女(8)はむつ市の自宅で父の活動を応援した。「選挙を勝ち切ったら家族で旅行したい。ゆっくり温泉に入り、みんなで夜中にカードゲームができればうれしい」と頬を緩めた。

河北新報

6127OS5:2023/06/05(月) 11:16:24
https://kahoku.news/articles/20230604khn000037.html
青森市長選、西秀記氏が初当選 元青森商議所副会頭 新人4氏の争い制す
2023年6月5日 6:00
 現職の辞職に伴う青森市長選は4日、投開票が行われ、無所属新人で元青森商工会議所副会頭の西秀記氏(59)が、いずれも無所属新人で会社役員の野崎小三郎氏(44)、元青森県議の関良氏(65)、市民団体「市民連合あおもり」共同代表で医師の大竹進氏(72)=共産・社民推薦=を破り、初当選を果たした。

 西氏は当選確実の一報を受け、市内の事務所に集まった支持者を前に「即戦力として、スピード感をもって市政運営にあたりたい」と決意を述べた。

 選挙戦では、2011年から約12年にわたり商議所副会頭を務め、まちづくりに尽力した実績を強調。新型コロナウイルス禍で疲弊した地域経済の活性化を優先課題に掲げ、産学官金の連携による雇用創出や給与向上などを訴えた。三村申吾知事や自民党県連会長の津島淳衆院議員(比例東北)、複数の市議らの支援を受けた。

 関氏は告示6日前の5月22日に立候補を表明。約20年間の議員経験をアピールし、物価高騰対策などを訴えたが、出遅れを取り戻せなかった。大竹氏は高校生までの医療費無料化などを掲げたが、広がりを欠いた。野崎氏は元お笑い芸人の知名度を生かし、草の根運動を展開したものの及ばなかった。

 当日の有権者は23万599人。投票率は58・86%で、前回(19年)を22・43ポイント上回った。

青森市(1-4)開票終了
投票率=58.86%
当57,062西秀記   無新①
 34,119野崎小三郎 無新 
 29,734関良    無新 
 11,419大竹進   無新

6128OS5:2023/06/05(月) 11:26:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/202517815d45587c3c7ba35efe3e8f18f3507075
西氏が5万7062票獲得し初当選/青森市長選
6/5(月) 1:54配信
 前市長の辞職に伴う青森市長選は4日、投票が行われた。即日開票の結果、無所属新人で青森商工会議所前副会頭の西秀記氏(59)が5万7062票を獲得し、不動産会社役員の野崎小三郎氏(44)、前県議の関良氏(65)、市民団体「市民連合あおもり」共同代表の大竹進氏(72)=共産、社民推薦=の無所属新人3氏を破って初当選を果たした。任期は同日から4年間。投票率は58.86%で前回2020年を22.43ポイント上回った。

 4日夜、当選確実の報を受けた西氏は「感謝の気持ちでいっぱい。『即戦力として使ってもらいたい』と訴えたことを行動で示せないといけない。明日から走っていきたい」とあいさつした。

 西氏は政党の推薦を受けず、知事選候補者とも連動しない戦いを展開。企業、地域回りと街頭演説をこなし、産学官金の連携による産業振興、人口減少や災害に対応したまちづくりを政策に訴えた。自民党の津島淳衆院議員らの支援を受けたほか、市議会の複数会派の市議とともに地域を回り、支持拡大を図った。

 野崎氏は吉本興業の元お笑い芸人という経歴から、知名度を生かして浮動票の取り込みを狙った。奈良岡隆青森市議会議長の後押しを受けつつ、「笑顔になれる街」を訴えた選挙戦を展開したが、及ばなかった。

 関氏は告示の6日前に出馬表明し「超短期決戦」となった。「物価高騰対策」を前面に押し出し、県議、市議の経験を生かして地盤の市西部地区を固めつつ支持拡大を狙ったが、出遅れを取り戻せなかった。

 大竹氏は整形外科の診療を続けながら「子どもが第一の青森市」を訴えた。共産、社民のほか、元市長の鹿内博県議が街頭でマイクを握るなどの支援を受けたが、自身の活動時間が限られ支持が広がらなかった。

【開票結果】(選管最終)

当選 57,062 西秀記  59 無新
   34,119 野崎小三郎 44 無新
   29,734 関良  65 無新
       (法定得票数未満)
   11,419 大竹進  72 無新
       (法定得票数未満、供託金没収)

▽有権者数 230,599
▽投票率 58.86%
▽投票者 135,730
▽有効 132,334
▽無効・その他 3,396

6129OS5:2023/06/05(月) 11:27:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b545d4972ce7d96f86f5f4667766f49a3a0b1739
新青森県知事に宮下氏/得票40万票超で大差
6/5(月) 0:50配信
 任期満了に伴う第22回知事選は4日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前むつ市長の宮下宗一郎氏(44)が40万4358票を獲得し、他の無所属新人3氏に大差をつけて初当選を果たした。5期20年務めた三村申吾知事は28日に退任。その後就任する宮下氏は青森県で戦後最年少の知事となる。前青森市長の小野寺晃彦氏(47)は17万4155票、元むつ市議の横垣成年氏(63)=共産、社民推薦=は1万516票、仙台市の元損害保険会社社員・楠田謙信氏(66)は4769票だった。

 投票率は57.05%で、前回2019年を16.97ポイント上回った。知名度のある市長経験者が出馬したことなどが関心を高めたとみられる。50%を上回るのは、三村氏が初当選した03年の選挙以来20年ぶり。40万票台の得票は木村守男氏が再選した1999年以来。

 宮下氏はむつ市生まれで、下北から知事が誕生するのは戦後初となる。東北大学法学部卒業後、2003年に国土交通省入り。外務省に出向し在ニューヨーク総領事館領事だった14年5月、当時むつ市長の父順一郎氏の急逝を受けて帰郷し、同年6月のむつ市長選で初当選した。市長3期目途中の今年1月に「県民主体の政治を実現する」と知事選出馬を表明した。3月に市長を辞職し、集会などの活動を全県に広げた。

 自民、立憲民主、公明の各党が選挙対応を自主投票とする中、宮下氏の街頭演説には自民、立民、無所属の県議が並び立ち、政党の枠を超えた支援態勢を築いた。「青森新時代」をスローガンに掲げ、県政刷新を求める有権者の思いを追い風に支持を大きく広げた。

 小野寺氏は今年1月、「三村県政を正しく引き継ぐ」と知事選出馬を表明。2期目途中の4月末に青森市長を辞職し、県内各地での活動を加速させた。

 自民党の江渡聡徳、木村次郎両衆院議員が小野寺氏支持を表明。政策を見比べて態度を決めるとしていた三村氏も、知事選告示直前に小野寺氏を支持すると明らかにした。このほか市町村長19人や大半の自民県議が支援に回る手厚い体制を築いたものの、宮下氏に及ばなかった。

 横垣氏は、宮下、小野寺両氏を「自民党の枠内の候補者」とし、原子力政策の転換を掲げ対立軸を示したが浸透しきれなかった。1次産業振興などを訴えた楠田氏は得票が伸びなかった。

【開票結果】(選管最終)

当選 404,358 宮下宗一郎 44 無新
   174,155 小野寺晃彦 47 無新
    10,516 横垣成年  63 無新
        (法定点未満、供託金没収)
    4,769 楠田謙信  66 無新
        (法定点未満、供託金没収)

▽有権者数 1,044,657
▽投票率 57.05%
▽投票者数 595,932
▽有効 593,798
▽無効・その他 2,134

6130OS5:2023/06/05(月) 21:27:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/e61e5a726419865e8ae2c8690f74fe155c43d884
保守分裂した青森県知事選 自民党内に衆院選への影響懸念する声も
6/5(月) 20:46配信

 保守分裂となった青森県知事選(4日投開票)を巡り、自民党内で次期衆院選への影響を懸念する声が上がっている。任期満了に伴う同県知事選は5期20年務めた三村申吾知事の後任選び。前むつ市長の無所属新人、宮下宗一郎氏(44)が前青森市長の無所属新人、小野寺晃彦氏(47)との保守分裂選挙を制した。

 知事選にあたり、宮下氏と小野寺氏は、いずれも自民に推薦を求めた。三村知事に加え、自民国会議員5人のうち江渡聡徳元防衛相(衆院青森1区)と木村次郎防衛政務官(同3区)は小野寺氏を支持したが一本化できず、県議や市町村議が入り乱れて宮下、小野寺両氏の支援に回った。結局、自民県連は自主投票となり、公明党、立憲民主党の県連も自主投票とした。

 知事選にはいずれも無所属新人で、元むつ市議の横垣成年氏(63)=共産、社民推薦=と元会社員の楠田謙信氏(66)も立候補した。

 自民の茂木敏充幹事長は5日の記者会見で、知事選が衆院選などに与える影響について「想定内だ。3月に県連も自主投票を決めたわけだし、選挙結果についてはよく分析してほしいと思うが、あまり先走らない方がいい。県政のさまざまな課題について県連には結束して対応してほしい」と述べた。

 一方、宮下氏を支援した自民県議は「選挙後はノーサイドとしたいが、少なからずしこりは残るだろう。県連の執行部が代わることもあるかもしれない」と懸念を口にした。別の県議は「ここまで割れてしまうと、すぐに結束するのは難しい」と不安を語る。

 小野寺氏を支援した県連幹部は衆院選への影響について「当然ある」と断言する。「県連が一枚岩ではないということが有権者に分かってしまい、この後どうまとまっていけるかが勝負どころだ」と話した。【江沢雄志、菊池陽南子】

6131名無しさん:2023/06/05(月) 21:34:45
>>6125
共産の支持層ですら半分近く切り崩されてる最強パターン
一応反原発・核燃系の面子もあるだろうから次の知事選は無投票にはならないだろうけど平井知事みたいな結果になりそう(大きな失点がなければ)

6132OS5:2023/06/06(火) 19:07:11
>>6119
https://news.yahoo.co.jp/articles/d09abc07031e1a16647c66492449a480be83cf05
青森県議会議員の繰り上げ当選 大澤祥宏氏に当選証書 青森市長選出馬で関良氏辞職のため
6/6(火) 18:53配信
4月に行われた県議会議員選挙。青森市選挙区で当選した議員が辞職したことに伴い、繰り上げ当選となった議員に、当選証書が交付されました。

繰り上げ当選したのは、青森市選挙区で立候補していた、連合青森事務局長の大澤祥宏さんです。

今回の繰り上げは、青森市選挙区で当選した関良さんが、青森市長選に立候補するため、5月27日付で議員を辞職。

4月に行われた県議選から3カ月以内に欠員が生じたため、公職選挙法に基づき、次点だった大澤さんの当選が決まりました。

【大澤祥宏氏】
「これまで、労働者に寄り添った立場での仕事を長年やってきたという状況もありますので、県民の視点に立ちながら、弱き者の立場に立ち、県政の発展に向けて歩みを進めていきたいと思います」

6133OS5:2023/06/06(火) 19:36:57
■鹿内博 脱原発
2009青森市長選当選 (自民系:佐々木誠造破る)
2013青森市長選当選
2016青森市長辞職(アウガ経営破綻)→渋谷哲一支援も落選
2019青森県議選当選 渋谷と2人会派 
2023青森県議選当選 会派無所属 
 知事選は共産系支援


■渋谷哲一
2009県議民主系会派入
2011青森県議選当選(民主公認)
2015青森県議選当選(民主公認)
2016青森市長選落選 鹿内博後継
2019青森県議選当選 鹿内と2人会派 
2023青森県議選落選

■関良
2009青森市長選落選 (鹿内が当選)
2011青森県議選当選 会派青和会
2011青森県議選当選 会派青和会
2019青森県議選当選
2023青森県議選当選 会派青和会(川村悟との2人会派)
 知事選は宮下宗一郎支援
2023青森市長選落選
   *共産系大竹進も出馬落選

6134OS5:2023/06/10(土) 19:25:54

815 :OS5 :2023/06/10(土) 19:25:16
>>666
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b85f04ddf04ee9a7bbb538d011db6edb7923470
自民が衆院岩手1区に米内紘正県議擁立へ 元首相のひ孫、公募で選考
6/10(土) 16:01配信



海軍大臣として日独伊三国同盟に反対し、戦争終結にも尽力したとされる盛岡市出身の米内光政元首相のひ孫に当たる岩手県議の米内紘正氏(36)が、国政に挑む見通しとなった。


自民党岩手県連は10日、公募していた岩手県第1選挙区支部長の第1次選考を通過した5人を対象にした党員選挙の結果、最多得票の米内県議を支部長として週明けに党本部に上申することを明らかにした。

同党の岩手県第1選挙区支部長は次期衆院選岩手1区(盛岡市・紫波郡)の同党公認候補となる。党員選挙の選挙人は436人で、有効数は275票、投票率は63・07%だった。

衆院岩手1区で自民党はこれまで議席を獲得しておらず、県連会長の藤原崇衆院議員(岩手3区)は「米内県議には今までの県議のキャリアを生かして、信任を得られるよう精力的に活動してほしい」と話した。

6135OS5:2023/06/19(月) 09:50:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cf6fea674ee01310f5d4168e589c6f989aa02b
中立一転、郡仙台市長が市議選現職の応援はしご 公務の合間に事務所開き3カ所
6/19(月) 6:00配信

河北新報
立候補予定者の事務所開きに駆け付け、あいさつする郡市長=18日、仙台市太白区

 仙台市議選(7月21日告示、30日投開票)の告示まで約1カ月となり、郡和子市長が立候補予定者の応援に奔走している。議会との良好な関係の継続に向け、市政を支える「与党」会派の現職を後押し。18日は公務の合間を縫って、同時刻にあった3人の事務所開きをはしごした。中立を掲げた前回2019年から一転、21年市長選で受けた支援の「恩返し」に懸命だ。

■「市政与党」固め 余念なし

 「発想力、調整力、企画力がある。議長の道を狙ってもらわないといけない」

 午前11時ごろに始まった自民党現職の事務所開き。郡市長はマイクを握った5分間、選挙戦さながらに声を張り上げ、最大会派「自由民主党」の幹部を務める現職を持ち上げた。

 市長の登場に約80人の支持者は驚きの表情を見せた。現職は「旧民主党出身の市長が来たのは画期的。市長が呼べるような立場にあることを支持者に示せた」と手応えを口にする。

 場を盛り上げた郡市長はすぐさま、立憲民主党現職の事務所開きに転戦した。到着早々、あいさつに立ち「クレバーさは議会で群を抜いている」と力説。2人の前には、別の無所属現職の事務所開きに出席した。

 前日深夜に青森市出張から戻ったばかりの郡市長。この日は午後に、市などが主催する全国都市緑化仙台フェアの閉会式があった。公務と政務を使い分け、日程を確保したのは「選挙の借りは選挙で返す」との姿勢からだ。

 前回、特定候補の応援を表立ってせず、当時「市政野党」だった自民、公明両党の会派の態度を軟化させた。市長選で両党の支援を取り付け、2期目は「ほぼオール与党」の体制を敷く。

 6月上旬の集会に郡市長を招いた公明現職は多忙な日程をこなす市長について「市長選で『国政野党系』から完全に脱皮した」とみる。ある自民現職は「政権与党とのパイプを重視する証し。市のためになると考えての行動だろう」と推し量る。

 議会対応で大きな支障がない郡市政。立候補予定のある新人は市長の存在感を意識し、あえて事務所開きに招待しなかった。「市長を呼んだら、自分がかすんでしまう。名前と顔を覚えてもらうことが先決と考えた」と明かす。

河北新報

6136OS5:2023/06/19(月) 10:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/d14bc43d93851ae43fda062e94d348ea372e78cd
岩手知事選まで2カ月切る 両陣営、政党との距離感で戦略が交錯
6/19(月) 6:00配信
 岩手県知事選(8月17日告示、9月3日投開票)は告示まで2カ月を切り、名乗りを上げた2陣営の動きが加速してきた。5選を目指す現職の達増拓也氏(59)は野党共闘で圧倒した前回と異なり、政党とやや距離を置く「県民党」を掲げる。新人の元県議千葉絢子氏(44)は自民党の支援を受けつつ「無所属」を前面に態勢構築を図る。解散政局で揺れた国政の動向も絡み、政党との距離感を測る戦略が交錯する。

【写真】後援会の会合で結束をアピールする千葉氏

(盛岡総局・横川琴実、石沢成美)

■現職達増氏 県民党を強調

 「野党共闘を超えた県民党的な『オール岩手』の連携の形ができた」。達増氏は17日に盛岡市内のホテルであった後援会会合で、態勢に自信をにじませた。

 自民による多選批判をけん制するように「5期目の知事は(岩手県政の)歴史上初めて。今までにない新しい発展をする岩手になる」とも言い切った。

 直前の事務所開きには立憲民主、共産、国民民主、社民の県議らが参加。達増氏は推薦は求めず「過去の蓄積で関係ができている」と繰り返し、暗に自主的支援を促してきた。

 国政では、立民が提出した岸田内閣に対する内閣不信任決議案に日本維新の会と国民が反対。野党間の分断を印象付けた。達増氏が「師」と仰ぐ小沢一郎衆院議員(比例東北)らは16日、次期衆院選での野党候補一本化を求める会の設立を発表。小沢氏は「野党間協力が大事だと思っている人は大多数だ」と強調した。

 こうした動きと直接的な連動はないものの、達増氏を取り巻く各党は「野党共闘の源流は岩手」との旗印を掲げる。共闘の核を担ってきた達増氏の下に結集するのは定石だ。

 政党色を抑えた態勢構築にも余念がない。同日設置された選対本部の本部長には国会議員ではなく、達増氏を衆院議員時代から支える後援会幹部の会社社長を起用した。達増氏は「オール岩手の態勢の中核に後援会がある。県民一人一人に働きかける選挙にする」と語った。

■新人千葉氏 無所属を前面

 「安心して暮らしていける岩手の実現のために、一緒に手を携えて取り組んでいきたい」。千葉氏は18日、盛岡市内のホテルで選対総会を開き、約200人の前で結束を呼びかけた。

 無所属での立候補を改めて確認。選対本部長の平野達男元復興相は「政党に関係なく連携し、県のためだけに仕事をする知事を作りたい」と力説した。

 「無所属」を目立たせて幅広い支持獲得を狙うが、屋台骨を支えるのはやはり自民だ。会場には党国会議員が並び、鈴木俊一財務相(衆院岩手2区)は「国会は来週が会期末。これからは一緒に頑張らせてもらう」と支援を約束した。

 自民党関係者が注視するのは岸田内閣の支持率だ。政務秘書官だった長男が昨年末に首相官邸で親族と忘年会を開いていたことが発覚。国民生活に深く関わるマイナンバーを巡る混乱も拡大し、世論調査の支持率には陰りがはっきりと見えている。

 首相が「解散風」をあおったことも、「おごり」と捉える有権者は少なくないとみられる。選対幹部は「知事選には全く影響がない」と平静を装うが、政権運営による余波は無視できない要素だ。

 「特定の政党にはよらない、県民のためになる政策を実行していきたい」。千葉氏は集会などでこう強調する場合がある。政権党の権力基盤から支援を受ける一方で、微妙な距離を取っているようにも映る。

河北新報

6137OS5:2023/06/23(金) 10:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f57609564afc87e1b5db799f1c4606efef4d50d9
福島県会津若松市長選告示まで1カ月 現新4人立候補表明 政党、団体動き活発化
6/23(金) 10:17配信
福島民報
 任期満了に伴う福島県会津若松市長選は7月23日の告示まで1カ月となった。4選を目指す現職室井照平氏(67)=無所属=と市議の新人目黒章三郎氏(70)=無所属=、元県議の新人水野さち子氏(61)=無所属=、自営業の新人長谷沼邦彦氏(56)=無所属=が立候補を表明している。各政党、団体の動きが活発化している。

 自民党の会津若松、河東、北会津の各支部は室井氏を推薦した。公明党会津総支部、連合福島も室井氏を推薦する方向で調整している。立憲民主党会津若松支部、国民民主党県連、共産党会津地区委員会はそれぞれ自主投票とし、社民党会津若松総支部は対応を検討している。

 室井氏は市内全域にある後援会組織をフル活用し、支持固めを進める。さまざまな企業、団体から推薦状を集めている。

 目黒氏は後援会組織の他に、環境保護団体や、まちおこし団体などを足掛かりとして、草の根戦術で浸透を図っている。

 水野氏は県議時代と参院選で広げた後援会の人脈を生かし支持拡大を目指す。街頭演説や、あいさつ回りを重ねている。

 長谷沼氏は居住する埼玉県春日部市と会津若松市を行き来しつつ、独自の政策を訴えている。

■市議選も同時に

 同時に行われる市議選(定数28)には、5月の立候補予定者説明会から新人に動きがあった。現時点で現職24人、元職2人、新人7人の計33人が立候補する見通しとなっている。

 市長選と市議選は7月30日に投開票される。有権者数は1日時点で、9万6706人(男4万5910人、女5万796人)。

6138OS5:2023/07/03(月) 18:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd300c3b11ff0bb1bb6c5c2a1604981ef2d97510
山形市長選まで2ヶ月 現職への対抗馬擁立難航
7/3(月) 17:40配信



任期満了に伴う山形市と新庄市の市長選挙の告示まで2か月に迫った。このうち山形市ではこれまでのところ3期目を目指す現職の佐藤孝弘市長のみが立候補を表明している。一方、対抗馬の擁立は難航していて、県都決戦の構図は見通せない状況となっている。

6月30日、山形市議会議員が市内のホテルに集まった。

山形市議会・武田新世議員「本会は佐藤孝弘山形市長が目指す健康医療先進都市・文化創造都市等の推進を図ることを目的とする」

質の高い医療と介護の環境を整備し街の発展を目指す「健康医療先進都市」づくり、そして文化・歴史を生かし魅力を高める「文化創造都市」づくりは佐藤市長が掲げ、推し進めてきた2大政策だ。
この日はその佐藤市長の取り組みを後押しする会を市議会議員の有志が立ち上げた。会で注目されたのは会員として名を連ねた26人の市議の内訳だ。佐藤市長を支持する自民・公明系の市議あわせて18人全員が参加した一方、8人の非自民系市議が。
市長選の告示まで2か月に迫る中、党派を超えて佐藤市長の政策を支持する動きも表れている。会の設立に参加した非自民系市議の1人は「選挙での支援は別の話」としながらも「健康医療先進都市などの政策は評価している」と打ち明けた。

佐藤孝弘市長「やるべきことはまだまだたくさんあると思っている3期目に向けて全力で頑張っていきたいと思っているので本日ご参会の議員の皆さまには最大限のご理解とご協力をたまわるようお願い申し上げる」

佐藤市長は2015年、非自民系の新人との事実上の一騎打ちを制し、初当選を果たした。続く2019年も共産党などが擁立した新人候補との一騎打ちで大差をつけ、再選を果たした。そして去年11月、3選を目指し出馬する意向を示した。

佐藤市長「来年9月に予定される山形市長選挙については立候補させてもらい、市民の皆様に信を問うた上で引き続き山形市の発展のため働いていきたい」

佐藤孝弘市長「どなたが出るかまだよくわからない部分もあるので私としてはこれまでの実績とこれからの市政のビジョン、政策を訴えることを続けていく」

党派を超えて実績や政策への理解を求め支持を広げていく考えだ。
佐藤市長を初当選の選挙戦から推薦し支援してきた公明党県本部は今回の選挙も支援に前向きな考えをにじませる。

公明党県本部・菊池文昭代表「具体的に党としてどのようにするかというところには至っていない。これまでも佐藤市長を推薦しているので私としてはこれまでの市長の結果、成果を評価しているでその点も含めて丁寧に話をしていきたい」

一方、非自民系を中心とした対抗馬の擁立は難航している。県都・山形市の選挙で無投票は避けたいという思いがあるものの、現職に“勝てる”候補の擁立は現時点では難しいとのムードも広がっている。

立憲民主党県連・石黒覚代表「佐藤市長はつつがなく県都・山形市の舵取りをしてきたところをもってするとこの時期から対抗馬を出して山形を変えていこうとどのくらい結集できるかなかなか難しい」
国民民主党県連・舟山康江会長「今のところ特に対抗馬はなにも決まっていない。首長選挙は与党野党の対決ではないと思う。政策を競うなかで今の現職の施策に対し私たちがどう考えていくのかそれに対し対立軸が必要なのかしっかりと県連内で議論をしていくなかで対応を決めていかなければならない」

共産党県委員会は今回、ほかの非自民系政党や団体との共闘を探っているが難航しているのが現状だ。場合によっては独自候補を擁立し、「無投票は絶対に避ける」としている。

共産党県委員会・本間和也委員長「例えば子育ての願いや働く人たちの賃上げをしてほしいという切実な願いに対して非常に冷淡、後ろ向きの政策をしてきた市政と考えている。野党共闘の形で多くの方々や市民の皆さんを代表する候補者を立てられれば一番いいと考えている」

告示まで2か月と迫る中、このまま「無風」の状況となるか一転、「選挙戦」の構図が生まれるか、見通せない状況が続いている。山形市長選は9月3日に告示され、選挙戦となった場合、10日に投開票が行われる。

6139OS5:2023/07/10(月) 19:31:00
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230709/6050023178.html
白河市長選挙 現職鈴木氏が5選
07月09日 22時02分

任期満了に伴う白河市長選挙は9日、投票が行われ、無所属で現職の鈴木和夫氏が5回目の当選を果たしました。

白河市長選挙の開票結果です。
鈴木和夫(73)無所属・現 2万2930票、当選。
▼国井明子(79)無所属・新 3543票。
鈴木氏が新人の国井氏を抑えて、5回目の当選を果たしました。
投票率は56.26%で前回4年前の選挙と比べて3.01ポイント下がり、過去最低となりました。

当選した鈴木氏は白河市出身の73歳。福島県の元職員で、企業局長などを歴任したあと、平成19年の市長選挙で初当選し、これまで4期16年にわたって市政を担ってきました。

今回の選挙戦では、人口減少に歯止めをかける移住者の呼び込みや子育て環境の充実のほか、地域の基幹産業の農林業の振興などを訴え、5回目の当選を果たしました。

6140OS5:2023/07/10(月) 19:55:15
https://www.iwate-np.co.jp/article/2023/7/6/145344
2023.07.06
盛岡市長選、前哨戦激しく 現新激突、告示まで1カ月
㊧谷藤裕明氏㊨内舘茂氏
 任期満了に伴う盛岡市長選は8月6日の告示まで1カ月となった。会社役員の新人内舘茂(うちだてしげる)氏(56)と6選を目指す現職谷藤裕明(たにふじひろあき)氏(73)がいずれも無所属で立候補を予定。「草の根」の活動に徹して支持層の広がりを狙う内舘氏に対し、谷藤氏は現職の強みを生かして市議グループと連携を図る。県庁所在地のリーダーの座を巡り、3度目の対決となる両氏の前哨戦は、日を追うごとに激しさを増している。(並びは表明順)

 19年の得票数は谷藤氏の5万4千票に対し、内舘氏が5万票、福井氏が2万1千票。2新人に票が分散し、浮上した。危機感を抱く後援会は主要ポストの世代交代を図った。知事選に関しては、千葉絢子(ちばじゅんこ)前県議サイドから「招かれれば参加する可能性もある」(陣営幹部)との姿勢で臨む。

6141OS5:2023/07/11(火) 11:05:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/34359f5b92ecc1e8d1072ae532730b790d024a17
変革を求めた青森県民、保守分裂の知事選で圧勝したのは自民色を薄めた元市長だった
7/11(火) 10:02配信
 まさに圧勝だった。自民党青森県連の支持が2人の元市長に分裂した6月4日の県知事選は、元むつ市長の宮下宗一郎氏(44)が元青森市長の小野寺晃彦氏(47)に23万票差をつけて当選した。県連内で有力幹部を含む多数が支援したのは小野寺氏で、宮下氏サイドは少数派だったが、選挙戦では宮下氏の強さばかりが目立った。

 取材を通して見えてきたのは、閉塞感強まる地元経済に対する県民の不満と、有効な手だてを打ってこなかった自民党や既存政治家への諦めだ。宮下氏は型破りの物言いで人気を集め、全国的に勢力を伸ばす日本維新の会と重ねてみる関係者もいた。青森県政に何が起きたのか。混乱の半年間を振り返る。(共同通信=清水航己)

 ▽現職知事の引退、水面下で進んだシナリオ

 2022年12月28日昼、青森市内の自民事務所。県連会長の津島淳衆院議員やベテラン県議らが知事選の「候補者選考委員会」を設置するため顔をそろえた。会合後、記者団に今後の対応を聞かれた津島氏は「主体的に候補者を選ぶ。当然、現職も入ってくる」と答えた。現職とは2023年6月に5期目の任期満了を迎える三村申吾知事。この時点で三村氏は進退を明らかにしていなかったので当然の発言だが、裏では別のシナリオが進んでいた。
 1カ月前の11月、三村氏は当時の県連会長だった江渡聡徳元防衛相にひそかに引退の意向を伝えていた。江渡氏の慰留にも意志は変わらなかったため、一部幹部は水面下で「ポスト三村」として、県内出身の官僚に接触を開始。蚊帳の外に置かれたある県議は、後に内実を聞いて「引退を知っていたなら情報共有すべきだ。知事と向かい合うのは県議会だろう」と声を荒らげた。知事選を巡る県連内部の不協和音はここから始まった。

記者会見で6選不出馬を表明した青森県の三村申吾知事=1月21日、青森市

 ▽「むつのスター」が出馬表明

 「宮下氏、知事選出馬へ」。県連幹部が官僚の説得を急いでいた2023年1月6日、地元紙が朝刊1面で大きく報じ、むつ市長の宮下氏は同じ日の定例記者会見で出馬の意向を表明した。市長を務める下北半島のむつ市は人口わずか約5万5千人。県内に40人いる首長の1人に過ぎず、自民の支援を受けて当選してきた保守系でもあるが、県連にとっては実に「厄介」な存在だった。
 一部の県民は宮下氏を「むつのスター」と呼ぶ。例えるなら、日本維新の会の顔とも言える吉村洋文大阪府知事のような印象の名物首長だ。新型コロナウイルス禍では政府の観光支援事業「Go To トラベル」を「感染拡大に歯止めがかからなければ政府による人災だ」と批判。テレビ出演などでインパクトのある発信を繰り返し、県内での知名度は極めて高い。出馬すれば大きな存在感を示すとの見方が一気に広がった。

 ▽ライバルの青森市長も出馬へ

 話はさらに複雑になる。1月9日、青森市長の職にあった小野寺氏が「三村知事が引退した場合は」という条件付きで、知事選への立候補を考えていると明らかにした。小野寺氏は元々、県政界の大御所である大島理森元衆院議長が青森市長にするとして連れてきた人物だ。三村氏のことは「政治の師」と仰ぐじっこんの仲でもあり、一部には「小野寺氏こそが三村知事の後継者だ」との見方もあった。
 なぜ小野寺氏はこのタイミングで事実上の出馬表明をしたのか。関係者は「宮下氏に対する強烈なライバル心」と分析する。2人はいずれも若手市長で、青森の将来を担うと期待されている。小野寺氏にしたら、目立っている宮下氏には負けられないというわけだ。

 そして両氏のライバル関係は自民に飛び火する。県連幹部が出馬を打診していた官僚が、2市長の様子を見て「保守分裂は望んでいない」と要請を断った。無風の選挙を望んでいた自民の計画は水の泡となり、幹部は「わんぱく坊主の宮下のせいでおかしくなった」と不満を隠さなかった。

6142OS5:2023/07/11(火) 11:05:17
 ▽波紋呼んだ「誓約書」

 宮下、小野寺両氏はいずれも自民に知事選での推薦を求めた。官僚擁立をあきらめた津島氏や江渡氏はどちらを選ぶか迫られたが、腹の中にあったのは小野寺氏だ。関係者によると、大きな理由は2人のキャラクターの違い。宮下氏は「中央政界に盾突いて何をするか分からない」と破天荒型の評価がもっぱらで、国会議員や三村知事と良好な関係を保ってきた小野寺氏の方が受け入れやすいのは間違いなかった。
 1月21日、選考委は両氏に「党本部、県連の決定後は、党推薦候補の当選に向け最大限の協力をする」という内容の「誓約書」への署名を求めた。宮下氏にしてみれば、県連が小野寺氏を選んだ場合は立候補を辞退するよう求められたに等しい内容で、当然署名を拒否した。後に誓約書について「民主主義の根幹を揺るがす暴挙」と批判している。逆に小野寺氏は署名し、2人の対立は決定的となった。

 ▽自民の迷走、推薦方針を撤回し分裂

 2月11日、選考委は大方の予想通り満場一致で「小野寺氏推薦」の方針を決定。小野寺氏周辺からは「当然の結果だ。これで党がまとまる」と安心する声が上がった。ところがこの一方的とも言える方針に、県連内部の不満が爆発する。推薦候補を最終決定するため多くの県議らも出席した2月19日の総務会では、宮下氏の支持派が猛反発した。2時間の会合は紛糾し、結論は持ち越しとなった。
 宮下氏支持派が引き下がることはなく、3月5日、2回目の総務会で県連は小野寺氏を推薦するとの方針を撤回、自主投票にすると決めた。津島氏は会見で「苦渋の思いもあったが、組織を分裂させてはならないと判断した」と述べた。

 関係者によると、分裂状態を見かねた党本部の幹部に「本当に小野寺氏で大丈夫なのか」と懸念を示されたという。青森は4月に県議選を控えており、複数の県議が人気のある宮下氏との連携を望んだため、むげにできなかったという事情も働いた。

街頭演説に訪れた人々に囲まれる宮下氏=5月31日、青森市

 とはいえ、多くの国会議員や県議が小野寺氏に近いという状況が変わるわけではない。県議選が終わると間もなく、宮下、小野寺両氏にとって地盤ではない衆院青森3区選出の木村次郎衆院議員が小野寺氏支持を明言した。さらに自民会派の県議29人のうち17人が小野寺氏を支えると表明。江渡氏も続いた。

 一方の宮下氏に対して国会議員の支持表明はなかった。ただ少なくとも7人の自民県議は支援に回り、小野寺氏を支えると明言した木村氏の選挙区でも有力県議が味方に付いた。自民は完全に分裂。党関係者は「こんなにばらばらになるのは初めてだ」と嘆いた。

6143OS5:2023/07/11(火) 11:05:32
 ▽午後8時に当確、23万票の大差

 5月18日、知事選が告示された。小野寺氏の街頭演説には連日、自民国会議員や県議が応援に入り、党本部からは知名度のある今井絵理子参院議員も駆け付けた。小野寺氏は「党、組織の支援はない。政策を競う選挙だ」と訴えたものの、周囲は「どう見ても自民の選挙だ」と冷笑した。
 一方、宮下氏はこの状況を逆手に取っているように見えた。自らを雑草と表現して「上から踏みつぶされそうだ」と連呼。街頭演説では自民県議も応援に立ったものの、最後まで政党色を出すことはなかった。知名度の高さが生きて街頭演説は連日お祭り状態。名前入りのうちわを持参する「追っかけ」の女性ファンも現れ、演説終了後には写真撮影しようと行列ができることも珍しくない。選挙戦最終日の訴えは市街地の交差点に人だかりができ、陣営関係者は「小泉進次郎さんを超えた」と鼻息を荒くした。

 一方、ここまでの集客力がなかった小野寺陣営の焦りは募る。木村氏は「知事選はアイドルの総選挙ではない」と宮下陣営の戦い方を暗に批判したが、熱気の差は隠しようがなかった。

 6月4日の投開票日、午後8時に投票が締め切られた瞬間、報道各社は出口調査結果などを基に一斉に宮下氏に「当確」を打った。最終的な得票数は宮下氏40万4358票対小野寺氏17万4155票。知事選は他にも新人2人が立候補したが、宮下氏は全市町村で最多得票だった。

 ▽「何かを変えてくれそう」

 なぜ宮下氏は圧勝したのか。有権者が口をそろえるのが県に漂う閉塞感だ。青森県は人口減少が著しく、コロナ禍や物価高が拍車をかけて繁華街では飲食店の閉店も相次いでいる。投票日前日、青森市のタクシー運転手は「青森がこんなになったのは、何もしなかった三村知事と自民のせいだ」と怒りをぶちまけた。そんな中で、今回は保守分裂選挙とはいえ「小野寺=自民、宮下=反自民」に見えたという。「自民ではだめだから、何か変えてくれそうな宮下氏に投票する」と言い切った。ある県議は、宮下氏の姿は全国的に勢いを増す日本維新の会と重なって見えたという。

 一方、自民関係者は「小野寺氏は自民議員が並べば並ぶほど票を落とした。選挙のやり方を変えなければいけない」と党の集票力低下に危機感をあらわにした。宮下氏は当選翌日の会見で、自民県連にあいさつに行く予定はあるか聞かれて「特にない」と突き放した。次期衆院選に向けて分裂のしこりが残るのは確実だ。

6144OS5:2023/07/11(火) 21:39:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3073d27c61b56cbbf3349c227c401116c2fd7eb8
福島・白河市長に現職・鈴木和夫氏5選 市政運営評価、大差で新人破る
7/11(火) 11:23配信


1
コメント1件


福島民友新聞
5選を果たし、万歳する鈴木氏(右)と妻ヒサ子さん=9日午後8時、白河市中町

 任期満了に伴う白河市長選は9日、投開票が行われ、無所属で現職の鈴木和夫氏(73)=4期=が、無所属で新人の元大信村議国井明子氏(79)を1万9387票差で破り、5選を飾った。任期は29日から4年。

 4年前の前回と同じ顔触れとなった選挙戦。2022年4月に表郷、大信の両地区が過疎指定を受けるなど人口減少が課題となる中、鈴木氏の4期16年の市政運営の評価に加え、人口減少への具体的な対応が争点となった。鈴木氏は子育て支援の充実など対策の継続を訴え、国井氏を大差で破った。

 投票率は56.26%で、前回の59.27%を3.01ポイント下回り、旧4市村が合併した05年以降、過去最低となった。当日有権者数は4万8843人(男性2万4301人、女性2万4542人)。

「信任投票」低関心際立つ

 【戦いの跡】「昨年度の県内移住者数が過去最多になった。白河市も、新幹線や高速道でのアクセスの良さを売り込み『転職なき移住』を促進していく。先日、市内の移住者から『思ったよりも住みやすい』との声をいただいた。自然に恵まれ、都市部より物価が安いこと、子育てのしやすさなどを積極的に周知していくことが重要だ」

 現職の鈴木和夫氏が5選を果たした白河市長選。4年前と同様、事実上の「信任投票」となったが、新人に大差をつけた結果は、有権者が4期16年にわたるこれまでの実績を評価した形だ。ただ、投票率は旧4市村が合併した2005年以降の最低を更新。選挙への関心の薄さも際立った。

 企業誘致や交通インフラの整備などを進めつつ、財政健全化に取り組んできた鈴木氏。その手腕が評価され、地元の商工、農林業など幅広い団体から支持を獲得。強力な組織力で終始、選挙戦を優位に進めた。

 新人の国井明子氏は、多選を阻止するとして告示直前に出馬を表明。市政刷新を訴え、交流サイト(SNS)などを活用した選挙戦を繰り広げたが、及ばなかった。

 一方、今回の選挙戦で鈴木氏は、投票率の低下を食い止めようと若者を中心とした浮動票の掘り起こしに奔走したが、前回から得票を減らすなど結果に結び付いたとは言えない。人口減少が著しく、若者の都市部への流出が進むなど課題が山積する中、「ピンチはチャンス」と言い続けた鈴木氏。難題を打破する市政運営を期待したい。(白河支社・小山璃子)

福島民友新聞

6145OS5:2023/07/17(月) 17:37:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c0a137cc1440fef62acdd19796cc6fcee126b89
「選挙協力難しい」宮下氏後援会、知事選総括なしに不満の声 自民青森県連定期大会
7/16(日) 10:52配信

Web東奥
 自民党青森県連は15日、青森市のアップルパレス青森で定期大会を開いた。新執行部体制や活動方針が決まった一方、知事選に関する明確な総括は示されなかった。県民目線での対応がなされるか注視していた宮下宗一郎知事の後援会幹部からは、納得できないとの声が聞かれた。

 後援会側は、選挙戦の最中、同党国会議員から「県庁職員を仕えさせるわけにいかない」など、宮下氏の人格を否定するような発言があったことを問題視。こうした議員の言動を県連としてどう認識し、総括するかを見定めていたため、「党風一新、改革と言いながら、問題の把握や検証をうやむやにしたまま進もうとしている。非常に残念」だとした。その上で「このままでは今後の国政選挙などで、協力関係を築いていくのはとても難しい」との見解を語った。

 また、新執行部についても「知事選で宮下候補と一緒に県内を回り、ともに県民の声を聞いた県議が一人も選ばれなかった。これでは県民の方を向いた人事と言えない」と指摘。別の幹部は「知事選で中立だった人が登用されたようだが、それも、宮下派、小野寺派双方に波風を立てないため、という党内論理でしかない」と疑問視した。

 宮下知事には県連定期大会の来賓出席の案内があったものの、公務を理由に欠席した。

6146OS5:2023/07/17(月) 18:15:03
https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20230711-OYTNT50286/
県会自民10人新グループ 会派内で結束知事と連携
2023/07/12 05:00
 県議会の最大会派「自由民主党」(29人)のうち、10人が会派内で政策研究や提言のためのグループとして連携したことが11日、分かった。

 複数の関係者によると、名称は「新時代グループ」。参加するのは高橋修一、夏堀浩一、蛯沢正勝、花田栄介、谷川政人、大崎光明、菊池勲、工藤貴弘、工藤悠平、井本貴之の10県議。蛯沢県議が代表世話人に就き、グループをまとめる。

 参加議員の多くは知事選で宮下知事を応援した経緯があり、グループは「青森新時代」を掲げて当選した宮下知事と連携する立場をとる。自民党県連会長の津島淳衆院議員(比例東北)は宮下知事に対し、「できるだけの協力」を表明しているが、グループはより踏み込んだスタンスで県政に臨む構えだ。

 一方、県連では現在、役員人事が進められており、幹部の幹事長に高橋県議、総務会長には夏堀県議がそれぞれ就任する見通しだ。いずれもグループ内からの起用という形となっており、県議会会派内でのグループの存在感が強まっていくことが予想される。

 グループは今後、結束を深めるとともに、参加する議員も増やしていきたい考えだという。

6147OS5:2023/07/17(月) 18:28:38
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20230716-791950.php
現新4人出馬へ、選挙戦の公算 会津若松市長選告示まで1週間
2023年07月16日  
 任期満了に伴い23日告示、30日投開票で行われる会津若松市長選は、告示まで1週間となった。4選を目指す現職の室井照平氏(67)=無所属、3期=といずれも無所属の新人で、元県議の水野さち子氏(61)、市議の目黒章三郎氏(70)、会社経営の長谷沼邦彦氏(56)=埼玉県春日部市=が立候補を予定しており、4人による選挙戦になる公算が大きい。


 12年間の室井市政への評価が最大の争点となる。会津若松市では年間1000〜1500人ほどの急速な勢いで人口減少が続いており、人口減対策も問われそうだ。

 室井氏は子どもの屋内遊び場の充実、学校給食の無償化などを打ち出す。

 水野氏は道の駅の整備、教育費の負担軽減などに取り組む考えを示す。

 目黒氏は屋内広場の建設や「花見山」「花見里」の整備を重点施策に掲げる。

 長谷沼氏は観光名所の新設、子どもの教育の充実を訴える。

会津若松市長選

(左から)長谷沼邦彦氏、目黒章三郎氏、水野さち子氏、室井照平氏

 市議選も同日程

 任期満了に伴う市議選(定数28)も同日選で行われる。現職24人、元職2人、新人7人の計33人が立候補を予定しており、選挙戦になる見通しだ。

 6月1日現在の選挙人名簿登録者数は9万6706人(男性4万5910人、女性5万796人)。

6148OS5:2023/07/23(日) 05:05:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0ba13de4902fccfafa60bb878bfb6d78b8b300
深層リポート 青森発 組織戦に一石を投じた6月の知事選、20年ぶりに新リーダー誕生
7/22(土) 19:00配信
産経新聞
政治決戦を制し、花束を手に青森県庁に初登庁する宮下宗一郎氏=6月29日(福田徳行撮影)

20年ぶりに県政の新たなリーダーを決める6月の青森県知事選は、宮下宗一郎氏(44)が元青森市長の小野寺晃彦氏(47)に約23万票の大差を付け圧勝した。主要政党が自主投票を決め、保守分裂の構図の中で接戦も予想されたが、結果は宮下氏が全40市町村を制する完勝。組織とは一線を画した戦略が有権者の政治に対する意識を変えた一方で、従来の組織戦の在り方に一石を投じた節目の選挙となった。

【写真】小野寺晃彦氏の第一声には自民党の県議がずらりと顔をそろえた

選挙戦序盤、週末の青森市の大型ショッピングセンター前で行われた宮下氏の街頭演説は異様な盛り上がりを見せた。宮下氏のイメージカラーである青色の小物やお手製のうちわなどを持った数百人の聴衆が盛んに声援と拍手を送っていた。スタッフとともに駆け足で聴衆の下へあいさつに向かうと握手攻めに遭い、スマホで一緒に写真を撮る人の姿も。「今まで県内にはいなかった政治家のタイプだ」。人気アイドルを彷彿(ほうふつ)とさせる光景に訪れた男性(58)は驚くしかなかった。

選挙戦を通して演説を聞く聴衆の中には明らかに組織の呼び掛けで集まったようなスーツ姿や作業着姿の人はほとんど見られず、幹部ら知名度の高い応援弁士の露出度も極力抑えたのも象徴的だった。

当初から独自の戦略を貫いた宮下氏。集会では自身を中心に円形に取り囲んだ有権者と対話を重ねるスタイルや一日の活動、裏方の様子なども小まめに交流サイト(SNS)で発信するなど「見かけではなく、話を聞くことに主眼を置いた。見せ方、巻き込み方など細部までこだわった」(宮下氏)。デジタル社会に呼応した巧みな戦略が時代の潮流にマッチし、若者を中心に関心を引き寄せた。

さらに、コロナ禍の3年前、感染拡大の懸念から政府の観光支援策「Go To トラベル」を批判するなど、むつ市長時代から行動力、発信力が衆目を集めていた。時に国、県にモノ申す姿がこれまでの政治家像に飽き足らなかった民意を呼び覚まし、次世代への期待が大きなうねりとなったといえる。

告示日の5月18日。小野寺氏の第一声には自主投票を決めた自民党の多くの県議が詰め掛けるなど、当初から〝党営選挙〟をうかがわせた。街頭演説でも組織戦で定番の党や業界団体が動員をかけて集まった人たちが目立った。「自主投票なのにあまり党が前面に出ると良くない。小野寺氏と宮下氏の個人戦に持っていかなければ…」。同党県議の一人が懸念していたことが現実となった。

今回の知事選では、盤石な組織に支えられた政党が後押しする候補が勝利してきた従来の地方選が通用しなかった。背景には強烈な個性を放つ政治家に対して既成政党と有権者の間に生まれた政治に対する意識の乖離(かいり)に加え、旧態依然の党主導の選挙への嫌悪感の表れともいえる。同党県連の重鎮は「今までの地上戦では勝てないし、反省点にしないといけない」と今後の戦略の練り直しを示唆した。

宮下氏の戦略が扇動的な広がりを見せた選挙戦を有識者はどう見たのか。青森中央学院大の山谷清秀講師(行政学)は「組織力を上回る戦い方だったが、宮下氏だからできた一過性の戦略なのかどうか。候補者が違うとまた旧来の先祖返りの(党主導の)選挙が主流になるのかどうか、もう少し見極める必要がある」と分析した。

青森県知事選の投票率 今回は57・05%と前回(令和元年6月2日投開票)の40・08%を16・97ポイント上回った。知事選の投票率が50%を超えたのは、新人4氏が争い三村申吾前知事が初当選した平成15年6月(52・46%)以来20年ぶり。今回は無所属新人4氏が立候補したが、ともに市長経験者で知名度のある宮下、小野寺両氏の事実上の一騎打ちとなったことが高い投票率になったものとみられる。

記者の独り言 68・10%と29・33%。この数字は宮下氏と小野寺氏の得票率だ。過去の青森県知事選取材の経験の中でも保守対決でありながらこれほどの大差が付いた選挙は記憶にない。ただ、敗れたとはいえ小野寺氏が実績、政策遂行力などで衆目を集める人材であることは確かだ。47歳とまだ若い。青森県の政治力を高めるためにも次なるステージをにらんだこれからの活躍に期待したい。(福田徳行)

6149OS5:2023/07/26(水) 11:58:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/77ed91aeaf1514ded2225e6f16c8a9ca68b57b3f
福島県会津若松市長選 室井氏優位、水野氏と目黒氏追う 「決めていない」4割 本社世論調査
7/25(火) 9:57配信

福島民報
(写真:福島民報)

 福島民報社は23、24の両日、福島県会津若松市長選の世論調査を行った。取材を加味した序盤情勢は、4選を目指す現職室井照平候補(67)=無所属=が優位に立ち、元県議の新人水野さち子候補(61)=無所属=、元市議の新人目黒章三郎候補(71)=無所属=が追っている。自営業の新人長谷沼邦彦候補(56)=無所属=は浸透していない。ただ、約4割が投票する候補者を決めていない。30日の投票に向け、中盤戦以降の選挙戦が結果を左右するとみられる。

 地域別にみると、室井候補は南部の大戸、西部の城西、東部の東山、中心部の地元・行仁などで安定している。水野候補は東部の出身地・湊、中心部の城北で支持を広げている。目黒候補は北部・高野で食い込んでいる。北部の町北は目黒、水野、室井各候補の接戦になっている。

 支持政党別は室井候補が自民、公明の半数超を取り込んでいる。立憲民主は水野、室井、目黒各候補に割れている。日本維新の会は室井、水野、目黒各候補が競っている。共産は室井、水野両候補が張り合っている。国民民主と社民、支持政党なしの「無党派層」は室井候補が先行する。

 男女別は、室井候補が男女とも水野、目黒両候補を上回っている。年代別では室井候補が各世代に浸透。水野候補は若年層女性を取り込み、目黒候補は高年層男性の支持が厚い。

 投票する候補者を「決めている」は39・8%、「だいたい決めている」は20・5%に上った。「まだ決めていない」は38・9%だった。

 長谷沼候補は減税や子どもの才能を伸ばす教育の推進などを主張している。

 室井候補は人口減少対策や県立会津総合病院跡地の利活用、JR会津若松駅前の整備事業に道筋を付けると訴えている。

 目黒候補は市街地への専門学校誘致や多子世帯の給食費減免、映画館・美術展示施設の整備検討委員会設置を公約に掲げている。

 水野候補は観光振興を切り口にした地域経済の活性化や子育て世代の負担軽減、医療福祉の充実を強調している。

■立候補者

(届け出順、敬称略)

長谷沼邦彦  56 無新

室井照平   67 無現

目黒章三郎  71 無新

水野さち子  61 無新

【調査方法】23、24の両日、会津若松市の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。有権者がいる世帯にかかったのは805件、うち536人から回答を得た。

6150OS5:2023/07/28(金) 16:23:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/730db339fd1f4c75263ff573757ccce76e7d4031
不祥事で「ポスト復興」争点ならず? 岩手・大槌町長選8月1日告示
7/28(金) 16:15配信
 まちづくりの前に立て直し――。東日本大震災で被災した岩手県大槌町の町長選が8月1日に告示される。現職に新人2人が挑む三つどもえの構図となりそうだ。震災から12年が過ぎ、他の被災自治体では「ポスト復興」を争点に首長選が展開されるようになった。ところが、同町の最優先課題は不祥事が相次いだ町政への信頼回復。度重なる行政事務の不備が、まちの未来を論じあうはずの選挙に影を落としている。

【GIF画像】船が打ちあげられた場所は今…

 ◇不祥事の話ばかり

 「このままでは終われない」

 現職の平野公三氏(67)は4月上旬の定例記者会見で出馬表明した際、3選を目指す決意をこう表現した。政策ビラにも同じフレーズを大書し、公約の一つに「信頼・信用される役場組織づくり」を掲げる。

 2期8年務めた現職が、実績や今後の展望よりも「巻き返し」を強調する――。まるで出直し選挙のようだが、背景には平野氏が無投票で再選した19年夏以降、行政事務の不備が相次いで厳しい批判を浴びたことがある。

 不備とは、2020〜21年に条例と規則計82件が未公布▽消防法で義務付けられている役場庁舎の消防計画が12〜22年に未作成▽20年春に町立図書館の運営を外部委託する際に条例を未改正――の3件。いずれも必要な手続きを欠いたため、行政上の効力がなかったり、防火体制が構築されなかったりした。

 どれも全国の自治体でほとんど例がないものばかりだ。消防計画は既に作成されたが、条例や規則の扱いは結論が出ていない。平野氏は6月から給与を3カ月間返上したものの、町議会では「在職中にどれだけの不祥事があったのか。このような町はそうそうない」と議員に問いただされる場面もあった。

 町は条例・規則の未公布と消防計画の未作成について、弁護士らによる第三者委員会を22年秋に設置。23年6月に提出された答申はいずれも上司の管理監督不足を指摘し「長年の行政事務の病理のようなもの」「行政実務が機能不全に陥っている」と厳しい言葉で町を批判した。

 答申は町政全般に責任を負う町長にも猛省を促したが、平野氏は取材に「長く役場に勤め行政を熟知する私だからこそ、立て直せる」と主張。職員時代から通算40年を超す在職経験を基に、続投への執念を燃やしている。

 一方、新人2人は不祥事への批判や役場改革の必要性を織り交ぜ、現職との「違い」を訴える。

 6月に出馬表明した食品製造販売会社社長の新谷(しんたに)洋一氏(70)は後援会報に「不祥事続き信用失墜」と掲載。事務所開きでは産業施策に絞って話した本人に代わり、後援会幹部が「本来果たすべき行政運営がおろそかになっている」と現町政を批判した。東京出身の新谷氏は震災後に大槌で起業しており「よそ者の民間人だから変えられる」を旗印に町政刷新を訴える。

 元中学校長の箱山智美氏(56)は7月上旬に立候補を表明した。地元出身で教育委員会勤務だった10年ほど前に町長を志したといい「不祥事が直接の動機ではない」という。

 しかし、事務所開きでは「組織改革は避けて通れない」と主張。取材に「役場の風通しの悪さが聞こえてくる。連携が取れた組織を作る」と語り、教育行政や管理職経験で磨いた手腕を発揮する考えだ。

6151OS5:2023/07/28(金) 16:23:29
◇有権者に“あきらめムード”も

 不祥事が町内外の注目を集める中、急速に進む人口減少や高齢化への対応など、今後を見据えたまちづくりは待ったなしだ。

 震災前年の10年に1万5200人だった人口は、22年に1万700人と約30%減少し、震災で被災した岩手県沿岸12市町村で最も減少率が高い。高齢化率も約39%と全国平均を10ポイント上回る。

 町は21年度から県立大槌高校への県外入学者の支援を始めた。産業振興のためサーモン養殖や野生のシカ肉を使ったジビエの販路拡大にも乗り出したが、取り組むべき課題は他にも山積する。

 にもかかわらず、地域の将来を論じあう場であるはずの町長選に向けた前哨戦で、中心的な話題といえばやはり一連の不祥事。有権者の間には重苦しさが漂う。

 70代男性は「(告示が近づいても)今までと違って選挙関連の話が耳に入ってこない。役場に関係することに嫌気が差したり、ばかばかしいと感じたりしている人もいるのかも」と“あきらめムード”の広がりを懸念する。

 40代女性は「町長は町民の暮らしを支え、発展させる基盤作りが仕事。行政の立て直しは途中経過のはずだが、今回はそれを判断基準とせざるを得ない」と話し、深まらない政策論議にもどかしさをにじませた。

 一方、「一連の不祥事は行政の指揮系統や職員教育の不十分さを示した。今は組織の統制を確立することが必要だ」(別の70代男性は)との声もあるが、いずれにせよ信頼回復への道のりは険しい。

 「震災対応をきちんと検証しなかったことから今回の不祥事に至るまで、指揮系統や責任の所在が不明確」。地元情報を発信している一般社団法人・大槌新聞社代表理事の菊池由貴子さん(48)は、震災後の町政についてそう指摘し、「産業や教育振興などの政策を実行するためにも、責任を持って明確な指示を出せる町長が求められている」と語る。

 大槌町長選は8月6日に投開票され、同日夜に大勢が判明する見通しだ。【奥田伸一】

 ◇大槌町(おおつちちょう)

 岩手県三陸沿岸南部にあり、三陸名産の新巻きザケ「南部鼻曲がり鮭(ざけ)」の発祥地とされる。1955年の町村合併で現在の町域(広さ200平方キロメートル)となった。高度成長期は近隣の釜石製鉄所への通勤者で人口が増加した。2011年3月11日の東日本大震災で、当時の町長ら人口の約8%に当たる1286人が犠牲となった。

6152OS5:2023/07/31(月) 07:51:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/c23cc6f73df27d915f8293010f7e7a73cc269479
仙台市議選、維新5新人全員当選 統一選の勢い継続、自民は議席減
7/31(月) 4:24配信


共同通信
 任期満了に伴う仙台市議選(定数55)が30日投開票され、日本維新の会は新人5人を擁立して全員が当選した。4月の統一地方選で躍進した勢いが継続した形だ。自民党は21から18に減少。参政党が初となる1議席を獲得した。

 市議選は5選挙区で計76人が立候補し、維新は各選挙区に1人ずつ立てた。政党別の当選者は自民18、立憲民主党11、維新5、公明党9、共産党6、参政1、無所属5人。投票率は34.3%で過去最低。

 自民は郡和子市長に協力的な会派と批判的な会派に分裂、共に議席を減らした。選挙戦では、子育て政策や、新型コロナウイルス禍でダメージを受けた地域経済の立て直しが争点となった。

6153OS5:2023/07/31(月) 08:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7328e90c0fab4c2c9b890c40fb7b63b62ed5b5ae
会津若松市長に現職・室井照平氏4選 新人3人退ける、組織力盤石
7/31(月) 8:13配信

福島民友新聞
万歳三唱して4選を喜ぶ室井氏(右)と妻陽子さん=30日午後8時15分ごろ、会津若松市蚕養町の選挙事務所

 任期満了に伴う会津若松市長選は30日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の室井照平氏(67)=3期=が元県議の水野さち子氏(61)ら無所属の新人3人を破り、4選を果たした。任期は8月7日から4年。

 このほか新人で元市議会議長の目黒章三郎氏(71)、新人で会社経営の長谷沼邦彦氏(56)が立候補した。

 室井氏は3期12年の実績をアピールするとともに、「選ばれるまちの実現」を掲げて子育て支援や観光誘客に力を入れる考えを強調し、新人3人を退けた。

 投票率は51.11%で、過去最低だった前回の53.41%を2.30ポイント下回った。当日有権者数は9万5362人(男性4万5251人、女性5万111人)。

 当選証書付与式は31日、市議会議場で行われる。

有権者、市政継続選ぶ

 【戦いの跡】会津若松市長選は、現職の室井照平氏が新人3人を退けた。明確な争点が浮かび上がらず、現市政への評価が問われた選挙戦で、有権者は市政継続を選んだ。

 室井氏は1月下旬、4選出馬を表明。強固な後援会組織をフル稼働させ、医療、農業、建設業など幅広い業種の企業・団体から700通以上の推薦状を集めた。「市民党」の立場で無党派層を取り込む一方、自民党の市内3支部、公明党の会津総本部から推薦を得たほか、連合福島からも推薦を受け、選挙戦を優位に進めた。

 現職の機先を制そうと、新人の水野さち子氏は昨年末に出馬の検討に入り、新人の目黒章三郎氏は年明けにいち早く立候補を表明。水野氏は県議2期の経験、目黒氏は市議6期、市議会議長3度の実績をアピールし、市政の刷新を訴えた。

 水野氏は県議時代からの支持者の一部や、所属する奉仕団体の会員を中心に後援会組織を再構築。目黒氏はまちおこし団体や環境保全団体で一緒に活動した仲間を中心に「応援団」を組織した。ただ、現市政への批判票が分散した上、組織力も及ばなかった。

 新人の長谷沼邦彦氏は独自の選挙戦を展開したが、浸透しなかった。

 市が進める大型事業を巡っては、JR会津若松駅前の再整備や県立会津総合病院跡地への複合施設整備がこれから本格化する見通しだ。デジタル技術を生活に取り入れる「スマートシティー」の取り組みは、室井氏肝いりで1期目から力を入れてきたものの、市民が利用できるサービスの導入は昨年度に始まったばかりだ。室井氏は次の4年で自らが手がけた取り組みの成果を着実に上げ、市民の負託に応えることが求められる。(若松支社・高崎慎也)

◇会津若松市長選開票結果(選管最終)
当23,231 室井 照平 67 無現
 13,738 水野さち子 61 無新
 10,481 目黒章三郎 71 無新
    546 長谷沼邦彦 56 無新

福島民友新聞

6154OS5:2023/07/31(月) 09:30:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f15d3fb0aa18b174c7d2d1955600873d6a183b81
仙台市議選 維新全区で当選 立民・自民は伸び悩む 投票率最低34・30%
7/31(月) 8:00配信

河北新報
 任期満了に伴う仙台市議選は30日投票が行われ、即日開票の結果、新議員55人が決まった。投票率は34・30%。前々回2015年の35・83%を1・53ポイント下回り、過去最低となった。前回19年は36・07%だった。当選者の政党別内訳は自民18人、立憲民主11人、日本維新の会5人、公明9人、共産6人、れいわ新選組0人、参政1人、無所属5人。

 8月に2期目の任期を折り返す郡和子市長を支える「市政与党」の動向が焦点だった。立候補者76人の9割近くが政党の公認や推薦を受け、維新、れいわ、参政の新興勢力が議席を得るかどうかが注目された。

 全5選挙区に新人を擁立した維新は全員当選の完勝を収めた。市議会では旧維新の党時代の15年以来、8年ぶりの議席獲得となった。春の統一地方選で支持を広げた余勢を駆り、既存の政党への批判票や無党派層の取り込みに成功した。

 選挙戦で郡市政への批判を展開した維新が、市議会に一定の議席を確保したことで、市当局と議会の緊張関係が高まることが予想される。10月の宮城県議選や秋以降とされる次期衆院選を見据え、東北で党勢を広げる足場も築いた。

 参政も宮城野選挙区(定数10)で新人が初議席。

 立民は19年の前回選後に国民民主、社民の一部が合流したため、前回比8人増の14人が立った。国政レベルで支持率が低迷する状況が響き、苦しい戦いを強いられた。泉選挙区(11)で前回トップ当選の現職が沈み、党の勢いを象徴した。

 前回比2人増の22人を擁立した自民も現職の落選が相次ぎ、厳しい結果となった。青葉選挙区(15)では最大会派代表の議長経験者が議席を失った。公明は現職9人全員が当選。7人を立てた共産は青葉選挙区で元議員が返り咲いた。

 新型コロナウイルスの5類移行後、市内で初めての大型選挙。コロナ禍後の地域経済活性化策、宮城県が主導する仙台医療圏4病院の再編構想が争点となった。マイナンバーカードを巡るトラブルなど国政課題も論戦テーマに浮上した。

 当日の有権者は89万1944人。新議員の任期は8月28日から4年間。

河北新報

6155OS5:2023/07/31(月) 10:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b550b7aecd140fad6468c6875304f7208ccb26c5
福島県会津若松市長に室井氏4選 水野、目黒氏ら破る 投票率51・11%で過去最低
7/31(月) 9:39配信

福島民報
4選を果たし、支持者と万歳する室井氏(中央右)。左隣は妻陽子さん

 任期満了に伴う福島県の会津若松市長選は30日、投開票され、現職室井照平氏(67)=無所属=が2万3231票を獲得し、元県議の新人水野さち子氏(61)=無所属=に9493票、元市議の新人目黒章三郎氏(71)=無所属=に1万2750票、自営業の新人長谷沼邦彦氏(56)=無所属=に大差をつけて4選を果たした。連続4選は公選制の導入以降、市で初めて。室井氏は人口減少対策などを訴え、幅広い支持を得た。室井氏の任期は8月7日から4年。当選証書付与式は7月31日午後2時から市議会議場で行われる。

■戦いの跡

 明確な争点がない中、室井氏の3期12年の評価と、市政の継続か刷新かを問う選挙となった。実質上、有力新人2人との三つどもえの争いとなったが、市民は室井氏に4期目のバトンを託した。

 室井氏は少子化・人口減少対策を重点課題に据えた。結婚や子育て、移住・定住支援を公約に掲げ、子育て世代など若年層に働きかけた。懸案である県立会津総合病院跡地の利活用や、JR会津若松駅前整備事業の着実な推進を強調。市民から要望のある映画館、屋内遊び場の建設にも意欲を示しながら、市内外から「選ばれるまち」の実現を訴え、幅広い層の取り込みに成功した。

 一方で、支持者の切り崩しを警戒。市内全域に張り巡らせた17の地区後援会をフル稼働させ、組織を引き締めた。自民党、公明党の他、連合福島からも支援を取り付けた。さらに建設や医療など幅広い業界団体から、2019年の前回選挙の倍近い約700の推薦状を集めるなどして強固な支持基盤を構築した。序盤から優位に戦いを進め、他の候補の攻勢を終始受け付けなかった。

 水野氏は観光を切り口とした地域経済の活性化、子育て支援、地域医療の整備・充実を公約に掲げ、所得制限を設けない0歳児から2歳児の保育料無償化、自宅で診察を受けられるオンライン診療の活用などを唱えた。県議時代や参院選立候補時の支持者を基盤に、観光業を中心に約50の企業・団体から推薦を受けた。唯一の女性候補であるのを強みに、母子支援団体などにも政策を訴えて女性票の獲得を狙ったが、広がらなかった。

 目黒氏は市政刷新の必要性を強調し、会津地方17市町村のリーダーにふさわしい都市機能の充実、商業施設や映画館整備など民間活力の導入、多子世帯の給食費減免などを訴え、幅広い世代に支持を求めた。市議6期24年の実績と、まちづくりや環境活動で培った広い人脈を武器に草の根的な運動で浸透を図ったが、組織力に勝る室井氏に及ばなかった。

 長谷沼氏は独自の政策を訴えたが浸透しなかった。 今回の選挙戦では水面下で目黒氏と水野氏の一本化を図ろうとする動きもあったが、実現せず、現職の批判票の受け皿をまとめ切れなかった。結果的に盛り上がりを欠く選挙戦となった。(会津若松支社報道部長・渡部総一郎)

当 23,231 室井 照平 67 無現

 ◎13,738 水野さち子 61 無新

  10,481 目黒章三郎 71 無新

     546 長谷沼邦彦 56 無新

 市長選の投票率は51・11%(男50・55%、女51・62%)で、2019年の53・41%を2・30ポイント下回り、過去最低となった。

 市議選の投票率は51・11%(男50・55%、女51・62%)で、2019年の53・40%を2・29ポイント下回った。

 市長選と市議選の当日有権者数は9万5362人(男4万5251人、女5万111人)。

6156OS5:2023/07/31(月) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b0b2c16acc1eeb5d9332c3254c85a5371d7fe26
風力発電「推進派」現職と「反対」の新人が激突へ 宮城・加美町長選
7/31(月) 16:36配信

産経新聞
任期満了に伴う宮城県加美(かみ)町長選は8月1日告示される。町内では5つの大規模風力発電事業が進んでおり、立候補を予定する現新2氏のうち、4選を目指す現職の猪股洋文氏(71)は推進派、新人で元衆院議員の石山敬貴(けいき)氏(53)=自民推薦=は未着工の4事業について白紙撤回を唱えている。両者とも「争点はまちづくりで、風力発電だけではない」としているものの、選挙結果はこれら事業の行方にも影響を及ぼしそうだ。

町では現在、山間部で来年4月の運転開始を目指し、風力発電施設10基の建設が進んでいる。これを含め、隣接自治体にまたがる形で、外資系を含む3事業者による5つの事業が町内へ集中。最大150基の風車建設が計画されている。

猪股氏は元県職員で、平成23年の町長選で初当選し3期目。風力発電をめぐっては、町が5〜6月、町内9カ所で開いた風力発電に関する「町民座談会」で自ら進行役を務め、「再生可能エネルギーを排除したら、原発に過度に依存する社会へ戻ってしまう」「環境保全との両立を図ることが大切だ」などと話した。

町は30年、自治体新電力会社「かみでん里山公社」を設立しており、猪股氏は「将来的には、地元の風車で作られた電気をかみでんで購入し、町内の家庭へ供給したい」と語る。

石山氏は同町の小野田地区出身。21年衆院選で旧民主党から旧宮城4区に立候補して初当選し、1期務めた。政界引退後は、東北大大学院農学研究科の助教を務め、町長選のため6月に退職した。

29日に町内で開いた総決起大会では、風力発電などについて「そんなことが争点ではありません」と述べる一方、「山々に150基もの風車が建設されたら、どんな景観になるか想像に難くない」「常に土砂災害の心配をしなければならなくなる」と指摘。「今後の計画については白紙、反対で通していく」と語った。

宮城県内では風力発電事業をめぐり、地域住民の反対を受けて首長が反対を表明することで、白紙撤回や見直しが行われる計画が相次いでいる。

投開票は8月6日。町選管によると、選挙人名簿登録者数は31日時点で1万8792人。地区別では中新田(なかにいだ)1万251人、小野田4870人、宮崎3671人。

6157OS5:2023/08/02(水) 10:30:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/58df86a79675fdc536c98592fc1265879305bc12
維新に東北でも勢い、仙台市議選で5新人全員当選…3議席減の自民は警戒強める
8/1(火) 10:30配信

読売新聞オンライン
 7月30日投開票の仙台市議選(定数55)で、日本維新の会は擁立した新人5人全員が当選した。4月の統一地方選で伸長した勢いを持続させており、活動基盤が弱い東北地方での勝利を「全国政党化」への弾みにしたい考えだ。

藤田幹事長「衆院選への大きな追い風」
(写真:読売新聞)

 維新の藤田幹事長は31日、「東北での活動に大きなプラスだ。衆院選への大きな追い風になる」と取材で強調した。別の幹部も「東北進出に確かな足場を築いた」と語り、次期衆院選での党勢拡大に強い意欲を示した。

 仙台市議選は任期満了に伴うもので、これまで議席のなかった維新は全5選挙区に新人を擁立した。前身となる維新の党時代を含めても2015年以来8年ぶりの議席となり、泉区ではトップ当選を果たした。

 東北では現在、維新の衆院議員は、前回衆院選の比例東北ブロックで復活当選し、「宮城維新の会」代表を務める早坂敦氏だけだ。このため、維新は幹部を連日投入するなど、総力戦で臨んだ。

 馬場代表は29日の応援演説で「身を切る改革」や教育無償化などをアピール。記者団には「東北での浸透は十分ではない」と認めた上で、「できるだけ多くの(衆院選)候補者を擁立していく」と訴えた。

 選挙戦では、食料品やガソリンの値上がり、マイナンバーカードを巡るトラブルが争点となった。早坂氏は「物価高などへの不満が維新への期待感につながった」と分析した。維新幹部は31日、投票率が過去最低の34・30%だったことに触れ、「投票率が上昇すれば、維新への追い風はもっと強まる」と述べた。

 一方、自民党は3議席減、立憲民主党は1議席減といずれも割を食う形となり、警戒を強めている。

 自民内からは、マイナカードのトラブル対応や性的少数者(LGBT)への理解増進法の成立を巡り、「不満に思う無党派層や保守層の自民離れが起きており、このままでは衆院選を戦えない」との声も出ている。

 擁立した9人全員が当選した公明党の東北方面本部長を務める庄子賢一衆院議員も31日、福島県郡山市での演説で「新しい風が吹いた。重鎮と言われる多くの議員が苦杯をなめた」と語り、危機感を示した。

6158OS5:2023/08/02(水) 18:30:57
https://www.sankei.com/article/20230801-ZKXYH6URQVMRJN4CS2YEXM56XA/
山形県米沢市長選 元市議の皆川氏も名乗り
2023/8/1 18:09
任期満了に伴う米沢市長選(11月19日告示、26日投開票)をめぐり1日、元市議で自営業の皆川真紀子(53)氏が記者会見で立候補を表明した。

市役所で会見した皆川氏は、米沢市の本質的な問題を解決していくことが立候補の理由だとして「市民一人一人に手が届く市政に変え、当選後は43億円の事業費で進められている学校給食共同調理場建設を白紙撤回したい」と強調した。

皆川氏は県立米沢東高卒で、平成27年の米沢市議選で初当選。今年4月の県議選に出馬し落選した。

市長選には元衆院議員の近藤洋介氏(58)、元市参与の伊藤夢人氏(38)も立候補を表明している。

6159OS5:2023/08/02(水) 18:56:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e7ef680f6af2df36c58713f082a3ec76a3e4b6
【山形/米沢市長選】元市議・皆川真紀子氏が立候補表明…近藤洋介さん・伊藤夢人さんと三つ巴か
8/1(火) 18:50配信
2023年11月に行われる米沢市長選挙に、元市議の皆川真紀子さんが立候補を表明した。市長選への立候補を表明したのは3人目となる。

(元市議・皆川真紀子氏)
「政治を変えたいというのが原点。一人ひとり平等に行き渡るような、普通の人たちの声を吸い上げるシステムを作っていきたい」

皆川さんは米沢市出身の53歳。2015年から米沢市議を1期務め、2022年7月の参院選では福島選挙区から出馬。また、2023年4月の県議選では米沢市選挙区で立候補し、いずれも落選している。
皆川さんは、市が計画している学校給食共同調理場の建設について、43億という事業費や民間企業が参入することの効果を疑問視し、計画の白紙撤回を主張している。また、待機者の多い特別養護老人ホームの増設など、福祉の充実も公約に掲げている。

米沢市長選には、元衆院議員の近藤洋介さんと、元米沢市参与の伊藤夢人さんが立候補を表明している。
現職2期目の中川勝市長は、自らの任期の上限を2期8年とする条例を制定していて、新人による三つ巴の公算が大きくなった。

さくらんぼテレビ

6160OS5:2023/08/06(日) 21:41:50
>>6156
2009年 宮城4区当選(民主党)
2012年 宮城4区落選(民主党)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c2053142f1c67e7b4fea68b269cd9e1be28f9c6
【速報】宮城・加美町長選挙 新人で元衆議院議員の石山敬貴氏(53) 初当選 「これ以上の風力発電は反対」と訴える
8/6(日) 21:06配信
加美町長選 石山氏当選

 風力発電の計画が争点になった宮城県の加美町長選で、「これ以上の風力発電設備は反対」と訴えた新人の石山敬貴さん(53)が当選しました。

 任期満了に伴う加美町長選が6日投開票され、新人で元衆議院議員の石山敬貴さん(53)が初当選しました。

 加美町周辺では、民間企業3社が風力発電用の風車を計画していて、合計の基数は建設中の10基を含め最大150基に上ります。

 石山さんは、未着工の最大140基について「反対」を掲げ、「風力との共存」を訴えて4回目の当選を目指した現職の猪股洋文さん(71)を破りました。

 石山さんは、建設中の風車の用地をめぐる町と事業者の契約についても見直すべき点がないか精査していく考えです。

【開票結果】

石山敬貴 7589票

猪股洋文 4926票

khb東日本放送

6161OS5:2023/08/07(月) 08:45:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/8500564eb2372404243ef535ca13eaf226379e84
宮城・加美町長に石山氏初当選 大規模風力発電「白紙撤回」
8/6(日) 21:34配信

産経新聞
石山敬貴氏=6月、宮城県加美町

任期満了に伴う宮城県加美(かみ)町長選は6日投開票され、無所属新人で元衆院議員の石山敬貴(けいき)氏(53)=自民推薦=が、4選を目指した無所属現職の猪股洋文氏(71)を破り、初当選を果たした。投票率は67・60%で、過去最低だった令和元年の前回を1・12ポイント上回った。

町内では5つの大規模風力発電事業が進んでおり、推進派の猪股氏に対し、石山氏は計画段階の4事業について反対、白紙撤回を唱えていた。

石山氏は平成21年衆院選で旧民主党から旧宮城4区に立候補して初当選し、1期務めた。政界引退後は、東北大大学院農学研究科の助教を務めていた。

当日有権者数は1万8628人。

◇加美町長選開票結果

当7589石山敬貴 無新

4926猪股洋文 無現

(選管最終)

6162OS5:2023/08/12(土) 23:53:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/4671340bfd78857bb7f263a27766a83c802aa7b0
山形市長選、元県議・渡辺氏が出馬表明 9月3日告示、10日投開票
8/12(土) 8:26配信

山形新聞
渡辺ゆり子氏

 共産系の政治団体「明るい民主市政をつくる会」副会長で、元県議の渡辺ゆり子氏(71)=山形市青田2丁目=は11日、任期満了に伴う山形市長選(9月3日告示、10日投開票)に立候補することを表明した。市長選には現職の佐藤孝弘氏(47)=同市双葉町1丁目=が3選を目指し立候補することを既に表明しており、選挙戦は現職と新人の一騎打ちが濃厚となっている。

 渡辺氏は11日、同市内で会見した。医療費や学校給食費の無償化による子育て支援を充実させる必要性を強調し、「市民と一緒に市政をつくっていきたい」と語った。

 無所属で立候補する予定。他党との選挙協力について、同席した共産党県委員会の本間和也委員長は「野党勢力に対し、市政転換を図るため協力を申し入れたい」と述べた。県委員会としては渡辺氏を推薦する方針だとした。

 渡辺氏は米沢市出身で山形大工学部卒。1987(昭和62)年から山形市議を5期務めた。2007年に県議選山形市区で初当選。今年4月に行われた県議選には出馬せず、勇退していた。

6163OS5:2023/08/14(月) 13:28:03
谷藤は自民県議出身だけど 比較的政党色薄い選挙だった?
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3ca52e5a15ef3586edc4cb35bed7097cc2e6eb8

【開票作業終了】盛岡市長選で無所属新人の内舘茂氏が初当選 現職谷藤氏に1万7000票差
8/14(月) 0:19配信

IBC岩手放送
IBC岩手放送

任期満了に伴う盛岡市長選挙は13日に投票が行われ、新人の内舘茂氏が初当選を果たしました。

【盛岡市長選開票結果】
当選 内舘茂  6万5701票
   谷藤裕明 4万8022票

新人の内舘氏が現職の谷藤氏に1万7000票あまりの差をつけ初当選を果たしました。内舘氏は盛岡市出身の56歳です。公約として高齢者向けにバスの1日100円パスの発行や4年間で1000社の新たな起業の促進などを訴えました。

(内舘茂氏)
「盛岡市長の役割は決断をすること徹底的に(市民の声に)耳を傾けて、その上で決断をしてスピード感を持って一緒に盛岡をつくっていきたい」

谷藤氏は6回目の当選を目指しましたが及びませんでした。

(谷藤裕明氏)
「市民の皆さんへのアピール度が足りなかったのかではないかということもあると思う、それらを含めてさまざまな問題点があるのかもしれない」

投票率は48.44%で、4年前の前回を4.19ポイント下回りました。

IBC岩手放送

6164OS5:2023/08/14(月) 13:29:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5f4eb4f7354cd49af87639bd64e53440c8ce230

盛岡市長選、新人内舘茂氏が初当選 現職谷藤裕明氏の6選阻む
8/13(日) 23:39配信

河北新報
当選確実の一報を受けて万歳する内舘氏(左から2人目)と陣営関係者=13日午後8時40分ごろ、盛岡市

 任期満了に伴う盛岡市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の会社役員内舘茂氏(56)が、無所属現職の谷藤裕明氏(73)を破り、初当選を果たした。内舘氏は脱政党を掲げ、無党派を含む幅広い層から集票。歴代最長を更新する6期目に挑んだ谷藤氏を突き放した。

 内舘氏は2015、19年に続いて立候補すると昨年11月に表明。「市民一人一人の声を集めて新しい盛岡をつくる」と訴え、公約には公共バスサービス拡充や除雪の徹底など生活密着型の項目を数多く挙げた。

 選挙戦では「チェンジ!」を合言葉に、市内全域で精力的に街頭活動を展開。政党から距離を置く姿勢をアピールする一方、交流サイト(SNS)での発信を徹底し、無党派を含む幅広い層に浸透した。

 谷藤氏は5期20年の実績を前面に、行財政改革の成果や国とのパイプの太さなどを強調。出身の自民党を軸とした市議有志と連動する組織戦を展開したが、支持者の高齢化や多選批判もあり、及ばなかった。

 当日の有権者は23万7539人。投票率は48・44%で、19年の前回を4・19ポイント下回った。

盛岡市(1-2)開票終了

投票率=48.44%

当65,701内舘茂 無新①

 48,022谷藤裕明 無現 

河北新報

6165OS5:2023/08/15(火) 19:35:42
https://mainichi.jp/articles/20230420/k00/00m/010/099000c
80歳の「祝い金」 廃止案なぜ否決? 市長と議会側の真意聞く
政治

速報

秋田
毎日新聞 2023/4/22 15:00(最終更新 4/22 15:10)

 秋田県仙北市議会は3月、80歳に5000円を支給する敬老祝い金や、消防団員が退職する際に家族に支給してきた慰労金を廃止する条例制定案を反対多数で否決した。財政難に悩む市はこうした予算を少子化対策に充てようとしたが、高齢者層を支持基盤にする議会側が退けた形だ。自治体が高齢者向けに割いてきた予算を若年層に配分することを巡り賛否両論が噴出。双方の真意を改めて聞いた。【聞き手・工藤哲】

「どこかを削らなければ」田口知明市長(52)
 ――否決への思いは。

 80歳の方々や消防団員の家族をないがしろにするつもりは一切ない。現在の厳しい財政事情や減る予算で何とかやりくりする中で、どこかの予算を削らなければ、遠からず市の貯金は底をつき、行政サービスは手薄になる。内部で事業評価を繰り返した末に議会に提案した。だが否決は重く、改めて丁寧な説明や議案の再検討をしたい。

 ――市の財政事情は。

 財源不足に備えるために積み立ててきた財政調整基金が2016年には約27億円あったが、近年は3700万円にまで減った。国の交付金が減る中、老朽化のため新庁舎を建設した。税収増には一定の人口が不可欠だが、合併した05年には約3万3000人だったが現在は約2万4000人に減った。

 財政は年々厳しさを増しているが、生活のために必要な予算は削れない。例えば除雪費だ。市内の8割は森林で豪雪地域でもある。人口は減っても住民がいる限り除雪は必要で、上下水道や病院なども維持しなくてはならない。そうなると1人あたりの負担額は次第に膨らむ。心苦しいが、インフラ存続のためには市民も痛みを分かち合ってもらう必要がある。これを理解してほしい。

 ――市の将来をどう見るか。

 ここ1年の出生数は70人を下回った。私が幼いころの約10分の1だ。一方で65歳以上の高齢化率は45%に迫っている。市の現状は「少子化」ではなく既に「少子」の状態だ。子供が減るスピードは予想を大きく上回り、40年には人口が1万5000人ほどにまで減るとの見方もあり、行政サービスの維持や市の存続自体が厳しくなりかねない。

 若者1人が高齢者1人を支えるような状況が迫っている。行政の運営が苦しくなれば周辺自治体とのさらなる合併の可能性もある。利用者が減れば路線バスなどの公共交通機関の維持も難しくなり、仮に企業を誘致できても働ける人が足りないという状況になる。市外からの移住者は限られるので、地元の若者にいかにとどまってもらうかが非常に重要になっている。

 一方で65歳以上の市民の健康寿命も延ばしたい。70、80歳でもいきいきと生活し、元気に体を動かしてほしい。高齢者が元気な街は素晴らしく、元気なお年寄りの姿は若い世代の励みにもなるはずだ。

 ――条例案の狙いは。

 子育て世帯が「もう1人ほしい」と思ってもらえるような街づくりをしたい。そのためには今より踏み込んだ財政改革が必要で、今回の提案も一つだ。今手を打たないと、ますます事態は深刻になる。高齢者と若者世代のどちらを優先するか、はかりにかけるものではない。

 祝い金廃止は高齢者に不人気な提案なのは十分承知しているが、現実を冷静に直視すれば、次の世代にバトンを渡すためには避けて通れない。否決するならより前向きで建設的な提案をしてもらいたい。

「生きがい踏みにじる」熊谷一夫副議長(70)
 ――採決の時、最も長く反対意見を述べていた。

 議員の中には「市民の声を聞いた方がいいのでは」という声もあった。地元の老人クラブの関係者などに聞いてみたところ「そこまで削ってしまうとは」「何としても残してほしい」という声が多かった。「祝ってあげたらいいのでは」という声が若者世代からも出ていた。多くの議員がそうした事情を考慮して否決につながった。

 ――反対した理由は。



6166OS5:2023/08/15(火) 19:44:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e393e56569884597ab216a15a23bbfb77c89761
岩手知事選、事実上の与野党一騎打ち 影落とす「国政」 17日告示
8/15(火) 18:33配信

毎日新聞
 任期満了に伴う岩手県知事選は17日、告示される。これまでに5選を目指す現職の達増拓也氏(59)と元県議で新人の千葉絢子氏(45)が立候補を表明。ともに政党推薦を受けず無所属で臨む見通しだが、野党各党は達増氏を、自民・公明両党は千葉氏をそれぞれ支援しており、事実上の与野党一騎打ちの構図となりそうだ。人口減少対策などが争点とみられ、両陣営の思惑が交錯した動きが激しさを増している。【湯浅聖一、釣田祐喜】

 ◇現職・達増氏 強調する「県民党」

 「県民を大切にし、民主主義的な政治に基づく行政を実現するため『県民選対』が立ち上がった」。盛岡市で5日に開かれた選対会議。達増氏は自身の支援態勢をこう誇った。

 前回2019年の知事選では立憲民主、国民民主、共産、社民の4党から推薦を受けたが、今回は推薦を要請せず「県民党」を強調する。代わりに野党各党には「旧に倍する協力を」と自主支援を求め、政党色を薄める戦略だ。国会議員の就任が慣例の選対本部長には小中学校の同級生の会社社長を起用。草の根活動を印象づけた。

 達増氏が政党と距離を置くのは、行動を共にしてきた立憲の小沢一郎衆院議員(比例東北ブロック)が21年の衆院選岩手3区で敗北し、22年夏の参院選でも小沢系の立憲現職候補が敗れるなど、「王国」の影響力低下が背景にあるとみられる。

 さらに、ある野党幹部は「参院選での野党共闘の『ぶれ』が尾を引いているのでは」と危惧する。昨夏は共産との協力に否定的な連合が支援する国民民主が立憲候補を推薦せず、足並みが乱れた。今回の知事選では立憲と国民民主、連合岩手が連携を決めたが、連合や各党本部の動向次第では共闘に微妙な影を落とす恐れもある。

 ◇新人・千葉氏 自民が公認並み支援

 一方の千葉氏は10日、同県紫波町であった県議選立候補予定者との合同総決起大会に参加。「所得向上につながる仕組みをつくって担い手を確保することが大切だ」と県の農業施策を批判し、達増氏への対抗心をにじませた。壇上には自民県連会長の藤原崇衆院議員(岩手3区)や、昨夏の参院選岩手選挙区で30年ぶりに自民議席を奪還した広瀬めぐみ参院議員の姿があった。

 千葉氏は自民県連などの要請を受けて出馬を表明した。自民は衆院選と参院選で連勝した勢いに乗って公認候補並みの支援態勢を構築しており、公明県本部も支持を決めた。

 陣営はこれら政権与党との連携をアピールしつつ、党派を超えた幅広い浸透を目指す。2月には超党派の政治団体「新しい岩手をつくる会」を設立。会員は発足当初の55人から約270人に増えた。

 ただ、自民との距離感には苦心している模様だ。13日に投開票された盛岡市長選では、千葉氏が自民系現職の谷藤裕明氏と市議選候補者の合同個人演説会で応援演説した際、遅れて会場に現れた谷藤氏と入れ替わるように退場するなど、神経を使うような場面がたびたび見られた。

 ここに来て広瀬氏も参加していた自民党女性局のフランス研修が物議を醸したことで、知事選への影響を懸念する声も漏れる。

   ◇

 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、盛岡地区合同庁舎で。投開票は9月3日。6月1日現在の選挙人名簿登録者数は102万2262人。

6167OS5:2023/08/15(火) 19:44:54
https://mainichi.jp/articles/20230601/k00/00m/010/200000c?inb=ys
「小沢王国」存亡懸けた前哨戦激化 岩手県知事選、投開票まで3カ月
釣田祐喜 湯浅聖一

毎日新聞 2023/6/3 10:30(最終更新 6/3 10:30) 有料記事 3222文字
2022年9月に開かれた立憲民主党岩手県連の会合に出席する小沢一郎氏(右)と達増拓也氏。会合では小沢氏から達増氏に知事選出馬を促す発言が飛び出した=盛岡市で2022年9月3日午後3時58分、湯浅聖一撮影
 岩手県知事選(9月3日投開票)まで、3日であと3カ月となった。これまでに元県議で自民党県連が全面支援する新人の千葉絢子氏(44)と、5選を目指す達増拓也氏(58)の2人が立候補を表明。事実上、与野党による一騎打ちの様相だ。立憲民主党の小沢一郎衆院議員(比例東北ブロック)が築いた「王国」で2021年衆院選、22年参院選と連勝した自民県連は、知事選を王国打倒への“最終戦”と位置づける。対する立憲県連は威信をかけた戦いとなり、両陣営の思惑も絡んだ前哨戦は早くもヒートアップしている。

自民が狙う参院選の…

6168OS5:2023/08/17(木) 10:51:17
知事選と市長選。同日選挙にできないんですかね
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55ccd8e3bfb95dff5f9e4e0b13eb48bc1a2a33c
岩手知事選告示、現新2氏が立候補 与野党対決の構図
8/17(木) 10:00配信
産経新聞
任期満了に伴う岩手県知事選は17日告示され、いずれも無所属で、5選を目指す現職の達増拓也氏(59)と、新人で元県議の千葉絢子氏(45)の2人が立候補した。投開票は9月3日。

4期16年の達増県政への評価が主な争点。達増氏は立憲民主、共産、国民民主、社民の各党が支援、連合岩手とも政策協定を結び、事実上の野党共闘態勢を取る。一方の千葉氏は自民、公明両党が支援し、事実上の与野党対決の構図となっている。

達増氏は2月の県議会で与党会派の代表質問に答える形で出馬表明。「いわて県民計画の第2期アクションプランを自ら主導し実現する」と理由を説明した。野党共闘による圧倒的な強さを誇り、今回は政党推薦を求めないものの、立憲民主、共産、国民民主、社民の各党が支援。連合岩手などと政策協定を結び、事実上の野党共闘を維持する。

千葉氏は、所属していた県議会野党会派のいわて県民クラブと自民党県連が擁立。公明党県本部も支援に回る。昨年12月の出馬表明では「震災以降の沈滞ムード、停滞感、閉塞(へいそく)感を打ち破りたい」と県政刷新を訴え。県議を辞し、自民のお膳立てで精力的に県内を回るなど、政治団体「新しい岩手をつくる会」の代表として全県で浸透を図る。

岩手県政界は長く、立民の小沢一郎衆院議員(81)の「小沢王国」と称されるが、小沢氏は前回衆院選の小選挙区で敗北。求心力が低下する中、小沢氏のまな弟子、達増氏は王国の屋台骨を背負う存在だ。対する千葉氏は元民放アナウンサーとして知名度もある。

王国の存亡がかかる今回の知事選は激戦が予想されている。

6169OS5:2023/08/17(木) 10:56:39
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E-%E6%94%BF%E7%95%8C%E5%BC%95%E9%80%80-%E3%81%AB%E7%81%AB%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%9C%B0%E5%85%83-%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E3%81%AE%E5%A4%A7%E9%80%86%E9%A2%A8/ar-AA1fmKXg?ocid=entnewsntp&amp;cvid=323cfe21479441458f27326f1ebfae77&amp;ei=7

アサ芸プラス
小沢一郎「政界引退」に火がつく地元・岩手県知事選の大逆風
アサ芸プラス によるストーリー •
4 時間

岩手県知事選(8月17日告示、9月3日投票)で、立憲民主党の小沢一郎衆院議員が支援する現職知事が厳しい戦いを強いられそうだ。現職知事が破れれば小沢氏自身の「政界引退説」に火がつきかねない。

今回の知事選は現職の達増拓也知事と、元岩手めんこいテレビアナウンサーで前県議の千葉絢子氏の事実上の一騎打ちと見られている。岩手の小沢氏支持者が言う。

「小沢さんの国家老で右腕と言われる達増知事は5期目に挑むことになりますが、過去は圧勝。しかし今回は相当厳しい戦いを強いられそうで、原因はバックアップする小沢氏への逆風です。例えば2021年の総選挙では選挙区で屈辱の敗北。昨年の参院選でも小沢さんの推す候補は破れていますからね」
岩手県議会議員が説明する。

「千葉さんは地元自民党が昨年と一昨年の国政選挙の勢いを受け全面支援する。一方の達増さんは今回の知事選を想定し、昨年の参院選で自身の選対と小沢氏の選対をフル稼働させ、小沢氏の元秘書で現職候補を全面支援した。それにもかかわらず自民の推す女性候補に2万票もの大差で敗れたんです。そんな状況だけに、もともと知事選は苦戦が予想されています」

かつて岩手では無敵を誇っていた小沢氏だが、いよいよその影響力に陰りが見え始めているということだ。選挙アナリストの話。

「小沢さん自身がすでに81歳。そして後援会の幹部も高齢化で、パワーダウンは否めない。加えて11年、東日本大震災時に小沢さんが岩手県沿岸部を視察に訪れたのは震災発生からだいぶ経ってからだった。その時の地元の不信感が根強いんです」

そんな中、小沢氏は最近、立憲民主党内で「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を立ち上げ泉健太代表への牽制を始めている。また再び政策グループ「一清会」(15人)を旗揚げし政権獲りに打って出る動きを見せている。

「小沢さんが『反泉』に舵を切ったのは、泉さんが野党共闘に消極的なため。それでは政権は獲れないというのが小沢さん主張で、泉さんと対立する日本維新の会幹部や共産党幹部とも会談を重ね総選挙対策に余念がない。ただ、それもこれも地元岩手で達増知事に勝ってもらわなければ始まらない。もしここで負ければ小沢さんが中央で進める動きも一気にしぼみ、雲散霧消となりかねないのです」(前出・選挙アナリスト)

岩手県知事選は小沢氏にとって、政治生命を賭けた死闘となる。

(田村建光)

6170OS5:2023/08/18(金) 10:22:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/533a71928aa5ecf15aa36c40f2293a86f331ec52
全国知事会の新会長に村井・宮城知事就任へ 東北から半世紀ぶり
8/14(月) 15:35配信

朝日新聞デジタル
全国知事会長選に立候補する意向を表明した村井嘉浩・宮城県知事=2023年8月9日、宮城県庁、平川仁撮影

 全国知事会の新会長に村井嘉浩・宮城県知事(62)が選ばれることが14日内定した。会長選の候補者推薦が同日締め切られ、村井氏以外に届け出がなかった。24日の全国知事会議で正式に選任される。任期は9月3日から2年間。東北の知事会長は木村守江・福島県知事(1975年5月〜76年8月)以来となる。


 2021年9月から会長を務める平井伸治・鳥取県知事が次期会長選に立候補しない意向を示した後、副会長を務めている村井氏が立候補を表明していた。村井氏を推薦した知事は12人だった。

 村井氏は陸上自衛隊や宮城県議などを経て05年11月に知事に就任し、現在5期目。

朝日新聞社

6171OS5:2023/08/29(火) 07:06:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c65b5c31922b213bffa44e1fbfeb17ee54470cb7
新庄市長選挙 自民党新庄市支部が対応一転、「自主投票」から「新人・津藤氏の推薦」へ方針変更
8/28(月) 12:29配信
山形放送

来月(9月)3日に告示される新庄市長選を巡り、これまで自主投票としていた自民党・新庄市支部は27日、方針を変更し、新人の津藤真知子さんの推薦を決定しました。

新庄市長選に立候補を表明しているのは現職で5選を目指す山尾順紀さん、前の県議会議員の山科朝則さん、もがみ物産協会の前の社長、津藤真知子さんの3人です。

新庄市長選を巡っては、現職の山尾さんと新人の津藤さんの2人が自民党新庄市支部に推薦願を出していました。

新庄市支部は役員会を開き、2人とも推薦せず、8月10日付けで自主投票とすることを決めましたが、その後、党員から自主投票とした経緯の説明や推薦候補を統一することを求めるため臨時総会の招集を求める嘆願書が提出され、27日、臨時総会が開かれました。

臨時総会は非公開で行われ、事務局によりますと、総会では党員から津藤さんの推薦について決議を採ることが発議され、過半数の賛成で津藤さんの推薦が決まったということです。新庄市長選は9月3日に告示され、10日に投開票が行われます。

6172OS5:2023/08/29(火) 07:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffaa3b2ae028df3dd6644296d6760cf360aa2a95
自民支部再協議、津藤氏を推薦 新庄市長選
8/28(月) 8:32配信
山形新聞
新庄市役所(資料写真)

 任期満了に伴う新庄市長選(9月3日告示、10日投開票)に関し、自民党新庄市支部が自主投票としたことに反発した多数の支部員からの嘆願書を受け、同支部は27日、市民文化会館で臨時総会を開き、新人でもがみ物産協会の前社長津藤真知子氏(60)の推薦を決めた。同支部への推薦願は、津藤氏と、現職で5期目を目指す山尾順紀氏(70)が提出していた。

 総会は非公開で開かれた。関係者によると、同支部の党員数は336人。48人が出席、130人が委任状を提出し、総会の開催要件(構成員の3分の1以上)を満たした。出席者から津藤氏の推薦を求める発議が出され、起立採決を行ったところ、委任状を含む出席者の過半数が賛成した。伊藤誠之支部長(元県議)は体調不良で欠席し、山科正仁市議が議事を進めた。

 推薦願の取り扱いを巡り、今年7月の総会で対応がまとまらず、今月10日の役員会で無記名投票を行い、自主投票を決めた。これに対し、多数の支部員が再協議を求める嘆願書を提出した。同支部は2019年の前回市長選で山尾氏を推薦した。

 新庄市長選には、新庄市区選出の前県議山科朝則氏(57)も立候補を表明している。

6173OS5:2023/08/29(火) 07:10:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9517644e94cdcd75f1d51659fbed4dc068acd51e
現職の達増氏リード、千葉氏追う 岩手県知事選情勢
8/27(日) 17:54配信

共同通信
 共同通信社は26、27両日、任期満了に伴う岩手県知事選(9月3日投開票)の電話調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。5選を目指す現職達増拓也氏(59)が幅広い支持を得てリードし、元県議の新人千葉絢子氏(45)が追う展開となっている。

 回答者の1割強は投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

 両氏とも無所属で、立憲民主など野党が達増氏を支援し、自民、公明両党は千葉氏を推す事実上の与野党対決。

 政党別では、立民、共産、社民を支持すると答えた人のそれぞれ8割を達増氏が固め、千葉氏は自民支持層の6割に浸透した。「支持する政党はない」とした無党派層からの支持は達増氏が6割弱で、千葉氏は2割台にとどまった。

 男女別で見ると、達増氏は男女それぞれ5割台の支持を得たのに対し、千葉氏は男性3割台、女性2割台だった。

 電話調査は、岩手県の有権者と答えた人を対象に実施。固定電話で723人、携帯電話で314人の有効回答を得た。

6174名無しさん:2023/08/29(火) 08:44:33
https://www.asahi.com/articles/ASR8P00C5R8LUZHB00N.html
酒田市長選、前副市長の矢口明子氏が無投票で初当選
清水康志2023年8月21日 10時45分

無投票で酒田市長選に初当選し、万歳する矢口明子氏(中央)=2023年8月20日、山形県酒田市、清水康志撮影

[PR]
 【山形】酒田市長選は20日告示され、無所属新顔で前副市長の矢口明子氏(56)以外に立候補の届け出がなく、無投票で矢口氏の初当選が決まった。同市長選が無投票となるのは記録が残る1955年以降で初めて。また、県内で初めて女性市長が誕生した。(清水康志)

 立候補の届け出が締め切られた20日午後5時過ぎ。矢口氏の無投票当選が陣営から報告されると、酒田市内の事務所に集まった支持者から拍手と歓声が湧いた。事務所には自民党の加藤鮎子衆院議員や丸山至市長のほか、平田牧場(同市)の新田嘉一会長らの姿もあった。

 矢口氏は約4カ月前の出馬要請を「その時は現実ではない話だと思った」と振り返り、「選挙のことが右も左もわからない私を一から導いて下さり、みなさまに心から感謝申し上げたい」とあいさつ。「これからが本番。安心安全、豊かに市民が暮らせるにはどうしたらいいか、一緒に意見交換しながらまちづくりを進めていけることが大変楽しみ」と述べた。

 その後の報道陣の取材には「人口減少を少しでも緩やかにする政策に力を入れたい。そのために、若い女性が地方都市で働きたいと思える環境をつくっていきたい」などと話した。

 県内初の女性市長になる矢口氏。「今回はむしろ女性の方がいいと言う方がたくさんいて、時代が変わったと思った。家事をするなど生活実感を持ちながらの仕事になり、そういう面でも政策に違いが出てくる」と述べた。

     ◇

 東京都出身で慶応大経済学部を卒業後、神奈川県庁などをへてニュージーランドのビクトリア大行政大学院で公共政策を学んだ。

 帰国後の2001年、酒田市に同年開学した東北公益文科大へ。地方で働くのが長年の夢だった。初めて訪れた酒田には鳥海山や日本海の夕日、庄内平野の田んぼが広がっていた。「こんなに美しい町があったのか」と心を奪われてから22年。今もその思いは変わらない。夫、小学5年の娘との3人家族に猫2匹。「ここで暮らせるのは本当に幸せ」

 昨年12月末、7年近く務めた副市長を退任。今年4月に大学に戻り、教育研究やまちづくりに関わろうとしていた矢先、現職の丸山至市長が不出馬を表明した。そのころ、地元経済界や市民、女性から「ぜひ市長に」との声がかかり、驚き迷った末に立候補を決めた。

 考えの根底には、長年研究してきたニュージーランドの行政のあり方がある。「国民、市民の声を行政に反映させる仕組みをしっかり整えるのが行政改革。酒田市役所をそんな風にしていきたい」

     ◇

 酒田市長選はこれまで保守勢力が二分するなどして激しい選挙戦を繰り広げてきた。今回、記録が残る1955年以来初めての無投票となった背景には、「人口減少や市街地の衰退に対し『オール酒田』でないと乗り切れない」(陣営関係者)との危機感があった。

 市議会や市の関係者によると、現職の丸山至市長は以前から疲れなどを訴えていたという。安川智之副市長を後任にとの話もあったが、民間から出そうという声などもあって立ち消えに。丸山市長の不出馬が濃厚になった頃、地元経済界や女性らから、幅広い支持が期待できるとして、矢口明子氏を推す声が上がったという。

 市議会も、矢口氏が副市長当時の昨年12月に策定した市総合計画(後期計画)を承認した経緯も踏まえて、前回はそれぞれ別の候補を支援した二つの保守系会派が矢口氏支援でまとまった。6月1日の矢口氏の出馬会見には二つの会派代表らが同席し、「オール酒田」をアピールした。

 ある市議は「市長選はこれまで大きな戦争みたいで政策的な課題での選挙にならず、議員間の対立で物事が進まないなどしこりも残った」と振り返り、「今後は議会としてスピード感をもって政策推進にあたることができる」と語った。

     ◇

 酒田市議補選(被選挙数2)も20日、告示された。無所属前職3人、日本維新の会新顔1人の4人が立候補し、選挙戦になった。投開票は27日。19日現在の選挙人名簿登録者数は8万4259人。

6175OS5:2023/08/30(水) 10:32:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8674b80ffffb3fb3feab0b160475181d71022a1
野党共闘の岩手知事選 小沢一郎氏が活動活発化 悲願の政権交代
8/29(火) 19:36配信

産経新聞
小沢一郎衆院議員

かつて政界の実力者として一世を風靡(ふうび)した立憲民主党の小沢一郎衆院議員が行動を活発化させている。次期衆院選に向けて本格的な野党候補の一本化に踏み出さない泉健太代表に苦言を呈し、地元の岩手県知事選(9月3日投開票)では共産党も推す現職の野党系候補を懸命に支援している。81歳となった大ベテランが改めて存在感を見せつけられるかが焦点になる。

立民の岡田克也幹事長は8月29日の記者会見で、衆院選の野党間の候補者調整に関して「各党にそれぞれ主張があり簡単ではない。信頼関係の問題ではなく路線の問題だ」と述べた。小沢氏が27日放送のBS朝日番組で、泉氏が他党から信頼を得られていないとし、「この状況を見て、変心してくれるのが一番良い」と発言したことが背景にある。

小沢氏は一昨年の代表選で泉氏を支援した「製造責任者」の一人だが、最近は距離を置いている。立民関係者によると、「泉氏を引きずり下ろすつもりはない」との立場を示しつつ、野党共闘の再構築に慎重な党首に満足している様子はないという。

一方、小沢氏は猛暑が続く中、お膝元の岩手県知事選に挑む現職を応援するために現地でマイクを握ってもいる。事務所発信の短文投稿サイト「X(旧ツイッター)」でも「この闘いには、全国から参加できます。全国各地の皆さんからの応援のメッセージは日々、非常に心強いです」などと支援を訴えている。

自民党幹事長などを歴任した小沢氏は平成5年の初の非自民政権である細川護熙内閣、21年の民主党政権の誕生に貢献した〝政権交代の申し子〟だ。しかし、前回衆院選では牙城の岩手3区で敗れ、比例復活を余儀なくされた。3度目の政権交代という悲願成就に向けては、事実上の与野党対決となった地元の知事選を制することが、その第一歩になりそうだ。(児玉佳子)

6176OS5:2023/09/03(日) 10:18:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/baab5133111eb507397a29ed8ddb6f5e91b35446福島県議選2023 立候補予定69人、最少か 告示まで2カ月 いわき激戦の見通し
9/3(日) 9:39配信


0
コメント0件
福島民報
 任期満了に伴う福島県議選(総定数58)は11月2日の告示まで2カ月となった。県内各党が臨戦態勢に入る中、2日時点の立候補予定者数は、現行制度で最少だった前回2019年の75人を6人下回る69人となっている。選挙区別で、いわき市が定数10に対し、14人が立候補を予定し激戦となる見通し。全19選挙区のうち、8選挙区で選挙戦が確実な情勢だ。都市部を中心に立候補を模索する動きがあり、実戦となる選挙区は増える可能性がある。

 立候補予定者は【表】の通り。総定数58に対する立候補者数は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が発生した2011(平成23)年の88人をピークに2015年は79人、2019年は75人と減少傾向にある。県内各党の候補者擁立の動きは大詰めを迎えているが、現状の立候補予定者はこれまでよりも少ない。県内政党や県選管委の関係者は政治への関心の低さなどが背景にあると見ている。

 選挙区最多の14人が立候補予定のいわき市(定数10)は前回より2人多い。前回は現職10人と新人2人が争ったが、今回は現職10人と新人3人、元職1人による実戦となる見通し。政党支持が複雑に入り組んだ地域性などを背景に、県議会に議席のない政党を含め候補者擁立が活発になっている。

 大沼郡は2003年以来20年ぶり、河沼郡は2011年以来12年ぶりにそれぞれ選挙戦になる見通し。いずれも1議席を巡って現職と新人による一騎打ちとなる公算が大きい。

 県内各党は現職のいない空白区で新人擁立を模索しているが、実現に至らないケースも散見される。

 県議会最大会派の自民党は17選挙区に現職29人、新人3人の計32人を公認、新人2人を推薦した。単独過半数の現有31議席からの拡大を狙う。相馬市・相馬郡新地町(定数1)は空白区となっている。

 立憲民主党は12選挙区で現職8人と新人5人の計13人を公認した。立民現職11人、無所属現職7人で構成する県議会第2会派「県民連合」としては、現有18議席を上回る20議席以上の獲得を目標に掲げる。

 共産党は5選挙区で現職5人、新人1人を公認した。候補者がいない会津若松市で新人擁立を探る。

 公明党は福島市、郡山市、いわき市の3選挙区で、現職4人の全員当選に向け党勢拡大を図る。

 県議会に議席のない政党のうち、日本維新の会がいわき市に元職を立て、れいわ新選組はいわき市で新人1人を推薦した。国民民主党や社民党は都市部での新人擁立を検討している。

 福島市や会津若松市、郡山市で諸派や無所属の新人が立候補を探る動きがある。

6177OS5:2023/09/03(日) 10:25:54
■各選挙区の立候補予定者(2日現在、総定数58) 

 福島市(定数(8)―9) 
西山尚利 58 自現(4)
佐藤雅裕 57 自現(3)
渡辺哲也 47 自現(1)
誉田憲孝 48 自新 
高橋秀樹 58 立現(4)
半沢雄助 37 立新 
宮本しづえ71 共現(3)
伊藤達也 52 公現(2)
大場秀樹 53 無現(2)

 会津若松市(定数(4)―4)
佐藤義憲 48 自現(2)
佐藤郁雄 60 自現(1)
宮下雅志 68 立現(4)
渡部優生 62 無現(2)

 郡山市(定数(10)―10) 
佐藤憲保 69 自現(7)
長尾トモ子75 自現(5)
山田平四郎70 自現(3)
山口信雄 57 自現(1)
鈴木優樹 39 自現(1)
佐藤徹哉 55 自現(1)
神山悦子 67 共現(6)
今井久敏 69 公現(4)
佐久間俊男68 無現(3)
椎根健雄 46 無現(3)

 いわき市(定数(10)―14)

青木稔  77 自現(9)
矢吹貢一 68 自現(3)
鈴木智  50 自現(3)
坂本竜太郎43 自現(2)
木村謙一郎48 自新 
古市三久 74 立現(4)
宮川絵美子77 共現(4)
吉田英策 64 共現(2)
安部泰男 66 公現(3)
真山祐一 42 公現(1)
西丸武進 78 無現(7)
鳥居作弥 49 維元(1)
安田成一 55 無新 
山口洋太 33 無新

6178OS5:2023/09/03(日) 10:26:10
 白河市・西白河郡(定数(3)―3)
満山喜一 71 自現(5)
渡辺義信 60 自現(5)
三村博隆 52 立現(2)

 須賀川市・岩瀬郡(定数(3)―4)
渡辺康平 38 自現(1)
水野透  56 自現(1)
吉田誠  47 立新 
丸本由美子61 共新 

 喜多方市・耶麻郡(定数(2)―2)
江花圭司 48 自現(1)
瓜生信一郎74 立現(9)

 相馬市・相馬郡新地町(定数(1)―1)
荒秀一  72 無現(2)

 二本松市(定数(2)―3)
高宮光敏 52 自現(2)
鈴木雅之 45 立新 
石井信夫 57 無新 

 田村市・田村郡(定数(2)―2)
先崎温容 49 自現(3)
三瓶正栄 62 立現(2)

 南相馬市・相馬郡飯舘村(定数(2)―2)
太田光秋 55 自現(6)
高野光二 71 立現(3)

 伊達市・伊達郡(定数(3)―3)
佐々木彰 58 自現(2)
亀岡義尚 60 立現(5)
大橋沙織 32 共現(1)

 本宮市・安達郡(定数(1)―1)
佐藤政隆 69 自現(4)

 南会津郡(定数(1)―2)
渡部英明 56 無新 
大桃英樹 48 無新 

 河沼郡(定数(1)―2) 
小林昭一 71 自現(3)
猪俣明伸 39 立新 

 大沼郡(定数(1)―2) 
山内長  62 自現(1)
加藤志津佳45 立新 

 東白川郡(定数(1)―1)
宮川政夫 64 自現(2)

 石川郡(定数(1)―2) 
武田務  42 自新 
山田真太郎39 無新 

 双葉郡(定数(2)―2) 
佐々木恵寿65 自現(1)
橋本徹  47 無現(2)

※敬称略。掲載順は県議会の議席の多い政党順、期数順。氏名の右は年齢、政党、現・新・元、期数。自は自民、立は立憲民主、共は共産、公は公明、維は日本維新の会、各政党の公認。無は無所属。

6179OS5:2023/09/03(日) 22:27:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/13c60e2dd0ca888733273a4e5456426b91611ace与野党対決の岩手県知事選、現職・達増氏が大きくリード 朝日出口調査
9/3(日) 20:00配信

朝日新聞デジタル
岩手県知事選の出口調査

 3日に投票された岩手県知事選は、朝日新聞社の当日出口調査によると、無所属現職の達増拓也氏(59)が大きくリードし、無所属新顔で前県議の千葉絢子氏(45)を引き離している。


 今回の選挙は、5期目をめざし、立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党などから支援を受けた現職の達増氏に、自民・公明の各県組織が支持する千葉氏が挑む、事実上の与野党対決となった。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3efe400e733723ed42b6c147c65c11e52e2341e7
「小沢王国」踏みとどまる 岩手県知事選で立民・小沢一郎氏に近い達増拓也知事が5選
9/3(日) 20:22配信


75
コメント75件


日刊スポーツ
達増拓也氏(2022年9月撮影)

 任期満了に伴う岩手県知事選は3日、投開票され、立憲民主党の小沢一郎衆院議員に近く、野党各党の支援を受けた現職の達増拓也氏(59)が5選を果たした。自民、公明両党が支援した元地元局アナウンサーで元県議の新人、千葉絢子氏(45)は及ばなかった。

 「小沢王国」と呼ばれる岩手で、与野党一騎打となった激戦。結果は小沢氏の影響力や「王国」の今後を左右するとみられる中、達増氏は知名度など現職の強みを生かし支持を広げた。

 岩手で強固な地盤を誇った小沢氏は、21年衆院選では無敗を続けた小選挙区で初めて敗れ、比例復活。昨年の参院選では、小沢氏の側近議員が自民新人の広瀬めぐみ氏に敗れ、参院岩手で30年ぶりに自民党に議席を奪われた。「3度目の勝利」と息巻く自民党に対し、小沢氏は告示前から地元を回り、スニーカーをはいて街頭に立ち、支持を訴えた。達増氏は「小沢王国の最後の砦(とりで)」といわれただけに「小沢さんはなんとか踏みとどまった」(立民関係者)。小沢氏は「復権」に向けて活動を活発化させるとみられる。

 自民党は岸田政権の支持率低迷に加え、広瀬氏がSNS投稿を批判された自民党女性局のフランス研修に参加し、マイナス要素になるとの見方も出ていた。

6180OS5:2023/09/03(日) 23:07:01
仙台市議会

■自由民主党(12人)21年市長選郡再選支持
野田譲
加藤和彦
高橋卓誠
佐々木心
内藤良介
猪又隆広
千葉修平
赤間次彦
鈴木勇治
西澤啓文
庄司俊充
橋本啓一

■公明党仙台市議団(9人)21年市長選郡再選支持
鎌田城行
佐藤幸雄
小野寺利裕
小田島久美子
佐藤和子
佐々木真由美
竹中栄雄
嶋中貴志
鈴木広康

■市民フォーラム仙台(9人)21年市長選郡再選支持
加藤健一
沼澤真也  立憲公認
郷古正太郎 国民推薦
貞宗健司  立憲公認
安孫子雅浩
村上一彦  立憲公認
鈴木澄恵  立憲公認
山下純   立憲公認
後藤咲子  立憲公認

■せんだい自民・参政の会(6人) >>5767郡和子批判的
跡部薫
菊地崇良
田村勝
大河原芙由子 参政党
斎藤範夫
佐藤正昭

■日本共産党仙台市議団(6人)
花木則彰
古久保和子
高見紀子
菅野直子
高村直也
吉田剛

■立憲民主党仙台(5人) 旧社民フォーラムが中心>>5772 21年市長選郡再選支持
石川建治
辻隆一
樋口典子
猪股由美
大沼悦子

■仙台維新(5人)
関戸努
仁平覚子
福田陽輔
早坂千亜紀
東城広巳

■心豊かな社会をつくる会(1人)
大草芳江

■市民の会(1人)
伊藤優太 >>3890 元維新

■自由民主党フォーラム(1人)
渡辺博

6181OS5:2023/09/04(月) 13:53:31
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699167?display=1
岩手県議会議員選挙 盛岡選挙区は現職8人、新人2人、元職1人が当選
岩手県議会議員選挙 盛岡選挙区(定数11、立候補14人)

当選 上原康樹(無・現)16,490票
当選 吉田敬子(無・現)12,319票
当選 小西和子(立憲・現)10,373票
当選 高橋但馬(無・現)9,414票
当選 斉藤信(共産・現)9,002票
当選 軽石義則(国民・現)8,830票
当選 高橋康介(自民・現)8,286票
当選 福井誠司(自民・元)8,252票
当選 小林正信(公明・現)7,977票
当選 鈴木亜希子(自民・新)7,184票
当選 村上貢一(無・新)7,086票
   中村力(維新・新)7,064票
   阿部盛重(立憲・元)5,157票
   西舘淳也(無・新)3,413票

6182OS5:2023/09/04(月) 13:54:50
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699148
岩手県議会議員選挙 花巻選挙区は現職4人が当選
2023年9月3日(日) 23:31
岩手県議会議員選挙 花巻選挙区(定数4、立候補5人)

当選 川村伸浩(自民・現)12,233票
当選 名須川晋(立憲・現)9,248票
当選 佐々木順一(立憲・現)8,814票
当選 木村幸弘(社民・現)8,291票
   大森博文(無・新)4,496票

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699156
岩手県議会議員選挙 北上選挙区は現職4人が当選
岩手県議会議員選挙 北上選挙区(定数4、立候補5人)

当選 関根敏伸(立憲・現)11,552票
当選 佐藤ケイ子(立憲・現)11,090票
当選 高橋穏至(自民・現)9,789票
当選 髙橋元(参政・現)5,716票
   髙橋孝眞(無・元)5,341票

6183OS5:2023/09/04(月) 13:56:30
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699159
岩手県議会議員選挙 紫波選挙区は現職の臼澤氏と新人の村上氏が当選
2023年9月3日(日) 23:59
国内

岩手県議会議員選挙 紫波選挙区(定数2、立候補3人)

当選 臼澤勉(自民・現)10,874票
当選 村上秀紀(無・新)8,340票
   戸塚美穂(無・新)8,122票



https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699153
岩手県議会議員選挙 滝沢選挙区は現職2人と新人1人が当選
2023年9月3日(日) 23:51
国内

岩手県議会議員選挙 滝沢選挙区(定数3、立候補5人)

当選 ハクセル美穂子(無・現)9,060票
当選 柳村一(無・現)7,682票
当選 松本雄士(自民・新)6,374票
   菅野雄太(無・新)3,949票
   田中亜弓(無・新)2,442票

6184OS5:2023/09/04(月) 13:58:19
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699146
岩手県議会議員選挙 奥州選挙区で現職と新人の5人が当選

2023年9月3日(日) 23:28
国内

岩手県議会議員選挙 奥州選挙区(定数5、立候補6人)

当選 郷右近浩(立憲・現)14,833票
当選 菅野博典(立憲・現)12,343票
当選 千葉秀幸(無・現)10,149票
当選 菅原亮太(自民・新)8,707票
当選 佐々木努(無・現)8,447票
   千田美津子(共産・現)8,428票

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699141?display=1
岩手県議会議員選挙 久慈選挙区で現職の工藤氏、中平氏が当選
岩手県議会議員選挙 久慈選挙区(定数2、立候補4人)

当選 工藤大輔(無・現)9,459票
当選 中平均(無・現)6,998票
   岩城元(無・現)5,826票
   二子賢一(自民・新)3,945票

6185OS5:2023/09/04(月) 13:59:37
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699150
岩手県議会議員選挙 釜石選挙区で現職の岩崎氏と新人の大久保氏が当選
2023年9月3日(日) 23:38
国内

岩手県議会議員選挙 釜石選挙区(定数2、立候補4人)

当選 岩崎友一(自民・現)7,773票
当選 大久保隆規(無・新)6,879票
   小野寺有一(無・元)4,790票
   大林正英(無・新)2,684票


https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699133
岩手県議会議員選挙 二戸選挙区で現職の五日市氏と新人の田中氏が当選
2023年9月3日(日) 22:57
国内

岩手県議会議員選挙 二戸選挙区(定数2、立候補3人)

当選 五日市王(無・現)11,094票
当選 田中辰也(無・新)6,605票
   山下正勝(自民・現)5,343票

6186OS5:2023/09/04(月) 14:01:04
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699135
岩手県議会議員選挙 八幡平選挙区で新人の工藤氏と現職の千葉氏が当選
2023年9月3日(日) 22:59
国内

岩手県議会議員選挙 八幡平選挙区(定数2、立候補3人)

当選 工藤剛(無・新)7,466票
当選 千葉伝(自民・現)7,198票
   阿部文子(無・新)5,854票

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699143
岩手県議会議員選挙 大船渡・陸前高田選挙区は現職の千葉氏と佐々木氏が当選
2023年9月3日(日) 23:12
国内

岩手県議会議員選挙 大船渡・陸前高田選挙区(定数2、立候補3人)

当選 千葉盛(無・現)16,383票
当選 佐々木茂光(自民・現)8,721票
   畠山恵美子(無・新)7,469票

6187OS5:2023/09/05(火) 09:15:32
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/ibc/699137?display=1
岩手県議会議員選挙 一関選挙区で現職の5人が当選
岩手県議会議員選挙 一関選挙区(定数5、立候補6人)

当選 神崎浩之(自民・現)13,075票
当選 岩渕誠(立憲・現)10,474票
当選 佐々木朋和(無・現)9,659票
当選 飯沢匡(無・現)9,134票
当選 高田一郎(共産・現)8,465票
   藤代崇(立憲・新)6,440票

6188OS5:2023/09/05(火) 13:40:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/baa3b3bec5af8d42a90fcfcc754f7d9017ddeb07
最激戦区の盛岡 明暗分けた自民と維新の新人候補者 岩手県議会議員選挙
9/4(月) 21:23配信
岩手県議会議員選挙で11の議席を14人で争った盛岡選挙区は最激戦区となりました。当落線上で明暗が分かれた2人の候補を取材しました。

初当選を果たした自民党の新人・鈴木亜希子氏(55)。
定数11の盛岡選挙区で7184票を獲得。10番目に滑り込み、歓喜の涙を流しました。

初当選 鈴木亜希子氏(自民・新)
「最後の最後になってしまったが本当に皆さんの支えがあって、きょう良い報告をできてよかった。ホッとしている」

実は投開票日の9月3日は55歳の誕生日、祝福を受け二重に喜びに浸りました。
盛岡市内の神社の宮司をしていて保育士をしていた経験もある鈴木氏は、子育て環境の充実などを公約に掲げています。

初当選 鈴木亜希子氏(自民・新)
「子どもたちが岩手・盛岡で安心して暮らせることができるように、色々なことを整えていきたい」

一方、県議選では初めて日本維新の会から立候補した元衆議院議員の中村力氏(61)は7064票を獲得しましたが、11番目の候補に22票及ばず落選しました。

落選した 中村力氏(維新・新)
「僅差で負けても本人が悪い。改めて一票の大切さを痛感した」

知事や議員の報酬カットなど身を切る改革を訴えた中村氏、早くも4年後の県議選に挑戦する意欲を示しました。

中村力氏(維新・新)
「維新の会の身を切る改革の岩手版、僕は自信がある。4年後は100%(当選)、まだ65歳だから、あすから頑張る」

岩手めんこいテレビ

6189OS5:2023/09/05(火) 17:16:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/60441ee6dc53609dc4cf1e8c2ab53445c27572f2
「蓮舫氏の元夫」前面アピール 村田信之氏が釜石市議選でトップ当選
9/5(火) 12:31配信

朝日新聞デジタル
村田信之氏の応援演説をする蓮舫氏=2023年9月1日、岩手県釜石市、東野真和撮影

 3日投開票された岩手県釜石市議選(定数18)で、蓮舫参院議員の元夫で、一般社団法人代表・村田信之氏(57)がトップで初当選した。

 村田氏は長崎県佐世保市出身。フリーライターの傍ら、早稲田大客員准教授として公共経営学を教え、東日本大震災後に学生を連れてボランティアのために沿岸に来たのがきっかけで釜石市とつながりができた。

 蓮舫氏と「嫌いで別れたわけでなく、人生観の違い」で離婚したのを機に、2020年8月、同市に移住。代表を務める人材育成の一般社団法人も東京から釜石に移転し、まちづくりを考える市民団体に参加、市議を目指した。11年に東京都目黒区議選に立候補したが落選した経験がある。

 今回の市議選では、知名度を上げるために「蓮舫氏の元夫」を前面に出した。「心から応援する」などと語る蓮舫氏から送られてきたメッセージを選挙カーから流したり、インターネットのサイトで紹介したりした。今月1日には蓮舫氏自身が応援演説に立ち、「よそ者だから、何のしがらみもない」などと支持を訴え、知事選候補者をしのぐ聴衆が集まった。

 村田氏は政党の推薦を受けず、ラグビーをいかした教育などを公約に掲げて、1日20カ所で街頭演説を繰り返して浸透を図った。村田氏の教え子だった東京都区議らも手伝った。(東野真和)

朝日新聞社

6190OS5:2023/09/11(月) 09:15:59
現職が最下位で落選??
https://news.yahoo.co.jp/articles/27e35e81d9f59bfecea8f5f73de5b0b0e9575458

山形・新庄市長に山科氏が初当選 「道の駅」推進派
9/10(日) 22:41配信

産経新聞
新庄市長選で初当選を果たし、支持者から花束を贈られる山科朝則氏=10日夜、山形県新庄市(柏崎幸三撮影)

任期満了に伴う山形県新庄市長選は3日投開票され、無所属新人で元県議の山科朝則氏(57)が、5選を目指した無所属現職の山尾順紀氏(71)と無所属新人で元会社役員の津藤真知子氏(60)を破り、初当選を果たした。主な争点は東北中央自動車道新庄インターチェンジ付近の「道の駅」構想の規模で、山科氏は推進の立場で現新三つどもえの選挙戦を制した。

投票率は68・57%で、前回を6・3ポイント上回った。

山科氏は選挙戦で、中断している道の駅構想の検討会を再開し、「この地域に必要な道の駅の姿を議論したい。民間の活力を重視したい」とし、推進の立場で訴えた。また、今秋開院の県立新庄病院を核にした地域医療の充実や、来春開学する東北農林専門職大学と小中学校との教育連携を訴え、支持を広げた。

山尾氏は、財政再建の実績や子育て施策の推進など4期16年の実績を強調。給食費補助や医療費の無償化などを訴えたほか、道の駅については、コンパクトな道の駅にするとして、消極的な立場だったが、広がりを欠いた。

津藤氏は自民の地元支部の推薦を受け、道の駅構想については推進の立場。「国との太いパイプを活用し、地元の財政負担を最小限にし、地域活性化に生かすべきだ」と強調したが、山科氏に及ばなかった。

▽新庄市長選開票結果

当9545山科朝則 無新

5649津藤真知子 無新

3916山尾順紀 無現

(選管最終)

6191OS5:2023/09/11(月) 09:16:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d540a7772e590813edde0bcafbfef113adacea2
山形市長に佐藤氏3選 共産系との一騎打ち制す
9/10(日) 20:49配信

産経新聞
当選確実の報が伝わり、支持者らと万歳三唱する佐藤孝弘氏(中央)=10日、山形市(柏﨑幸三撮影)

任期満了に伴う山形市長選は10日投開票され、無所属現職の佐藤孝弘氏(47)が、無所属新人で元県議の渡辺ゆり子氏(71)=共産推薦=を破り、3選を果たした。投票率は39・10%で、前回を0・02ポイント上回った。

佐藤氏は当選確実の報を受け、「市民目線の行政、チャレンジする山形市政をこれからも進めたい。3期目は持続可能なまちづくりを進めていきたい」と述べ、その上で「免許返納後に必要となる公共交通の充実を図りたい」と語った。

主な争点は2期8年の佐藤市政への評価。佐藤氏は自民、公明両党の推薦を受けなかったものの、自民が実質的に支援した上、公明県本部の支持を得るなどし、終始優位に立った。

選挙戦では、「山形市を積極的な市政に変えた」と実績を強調。中心市街地の再開発や公共交通の充実、新産業団地の造成による企業誘致により雇用を生み出すと訴えた。

一方、渡辺氏は出馬表明が8月と出遅れ、「物価高騰の中、安心な市民の暮らしにするため市政を刷新しよう」と訴えたが、及ばなかった。

当日有権者数は20万1788人。

▽山形市長選開票結果

当66670佐藤孝弘 無現

11436渡辺ゆり子 無新

(選管最終)

6192OS5:2023/09/12(火) 06:26:47
https://www.yamagata-np.jp/news/202309/11/kj_2023091100267.php
山科氏が大差で初当選 新庄市長選、津藤氏と山尾氏破る
2023/9/11 07:14

初当選し万歳三唱する山科朝則氏(中央)=10日午後9時25分、新庄市下金沢町の選挙事務所
 任期満了に伴う新庄市長選は10日、投開票が行われ、新人で新庄市区選出の前県議山科朝則氏(57)=下金沢町=が、新人でもがみ物産協会の前社長津藤真知子氏(60)=自民党県連推薦、堀端町=と、現職で5選を目指した山尾順紀氏(71)=五日町=を大差で下し、初当選した。投票率は68.57%で、前回を6.3ポイント上回った。

 山科氏は来月移転開院する県立新庄病院や来春に開学する東北農林専門職大学(新庄市)など、県の重要事業との連携策を訴えた。新庄インターチェンジ(IC)付近への道の駅設置構想に関し、議論が中断している検討会を早期に再開すべきだとした。告示前に吉村美栄子知事の来援を受け、県政とのつながりをアピールした。2月の出馬表明以降、小まめに支援者を回るなど地道な活動も実った。

 津藤氏は告示前の総決起集会に自民党の遠藤利明総務会長(衆院県1区)と加藤鮎子衆院議員(同3区)を迎え、選挙戦でも加藤氏が選挙カーに同乗するなど与党とのパイプを強調した。新庄IC付近への道の駅設置による地域振興を訴えたが、涙をのんだ。

 山尾氏は組織に頼らず草の根運動に徹した。新庄IC付近への大規模な道の駅新設は市の財政圧迫につながるとして反対姿勢を打ち出すも浸透せず、5選を逃した。

 山科氏は当選の一報を受け、後援会事務所で支援者を前に「新庄の未来を担う責任を果たしたい」と語った。

6193OS5:2023/09/12(火) 19:18:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/58e9687a70c17dca9e0d5100bbdae0eba3e0939e
「希望いわて」「自民党」が同数の16人 岩手県議会議長選をめぐり多数派工作激化
9/12(火) 19:02配信
改選後の岩手県議会で達増知事を支える議員グループと対抗する勢力が議長選挙をめぐっ攻防を繰り広げています。選挙が行われる20日の臨時議会に向けて多数派工作が激化します。
県議会は12日、要件である5人以上を満たす4つの交渉会派から議員合わせて4人が出席して今後の議会運営について話し合いました。今月8日に提出期限だった会派構成届けの結果、改選前の第1会派で達増知事を支える「希望いわて」と第2会派だった対抗勢力の「自由民主党」がそれぞれ16人の同数で並んでいます。今月3日の県議選の結果、定数48に対して達増知事を支えるグループと対抗する勢力はどちらも過半数に達しませんでした。このためそれぞれ議長選の行われる20日の臨時議会の開催までに第3会派の「いわて新政会」、第4会派の「いわて県民クラブ・無所属の会」を巻き込んで中立の無所属議員の取り込みといった多数派工作が行われる見込みです。

IBC岩手放送

6194OS5:2023/09/21(木) 18:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/56e08849b6c16bcfbad9a3589f427d89a98e5ccb
岩手県議会 異例の展開に 議長は第3会派 副議長は第4会派から選出
9/20(水) 21:17配信
岩手めんこいテレビ

改選後初めてとなる岩手県議会の臨時会が9月20日に開かれました。
新しい議長は第3会派から、副議長は第4会派から選出する異例の人事となりました。

20日の本会議では議員48人の無記名投票によって、議長と副議長の選出が行われました。

議長は第1会派から、副議長は第2会派から選ぶのが慣例となっていましたが、今回は達増知事に近い「希望いわて」と、一線を画す「自民党」の所属議員が16人で並び、共に第1会派となったため異例の展開となりました。

投票の結果、議長には29票を獲得した第3会派「いわて新政会」の工藤大輔議員が選ばれました。

第3会派・いわて新政会 工藤大輔新議長
「議長に選任いただいたことについては、感謝している。(議会運営を)協力して進めていけないかということで、自民会派から話があった」

また副議長には、27票を獲得した第4会派「いわて県民クラブ・無所属の会」の飯澤匡議員が選ばれました。

正副議長の選挙には希望いわても候補を立てましたが、自民党が中立の立場を取る第3・第4会派に働きかけた結果、こうした人選になったということです。

岩手めんこいテレビ

6195OS5:2023/10/01(日) 10:31:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/73b134db982a913faee9572ae40f3f130e60051f
【2023 県議選】10選挙区で実戦確実 告示まで1カ月各党、動き活性化
10/1(日) 10:03配信


0
コメント0件
福島民報
 任期満了に伴う県議選は11月2日の告示まで1カ月となった。告示2カ月前と比べ、新たに会津若松市、郡山市の両選挙区で選挙戦となる見通しで、全19選挙区(総定数58)のうち、10選挙区で実戦入りが確実な情勢だ。立候補予定者は2人増え、計71人となり、構図がほぼ固まってきた。県内各党は勢力拡大を目指し、臨戦態勢に入った。

 30日現在の立候補予定者は【下記】の通り。総定数58に対し、現職53人、新人16人、元職2人が立候補表明や政党の公認を受けるなどして選挙の準備を進めている。実戦入りが見込まれる選挙区数は現時点で、前回2019年と同じ10選挙区となる可能性が高い。福島、会津若松、郡山、いわきの主要4市全てで選挙戦となるもよう。

 10選挙区のうち、新たに実戦入りする見通しとなった会津若松市は定数4に対して現職4人、元職1人の計5人、郡山市は定数10に対して現職10人、新人1人の計11人がそれぞれ競う情勢となっている。

 立候補予定者が最も多いいわき市は定数10に対し、現職10人、新人3人、元職1人の計14人が争う構図。大沼郡は2003(平成15)年以来20年ぶり、河沼郡は2011年以来12年ぶりに選挙戦になる見通し。いずれも1議席を巡り、現職と新人による一騎打ちとなる公算が大きい。

 県議会最大会派の自民党は30日、県連の選対本部を設置した。18選挙区で現職29人、新人3人の計32人を公認、新人2人を推薦した。単独過半数の現有31議席からの上積みを狙い、今回初めて「重点選挙区」を設けた。現職引退に伴い新人を擁立した二本松市と南会津郡、現職のいない空白区の石川郡、無投票当選が続いてきた河沼郡と大沼郡の計5選挙区を重点とした。近く県選出国会議員、隣接区の県議らによる支援態勢を固める。

 立憲民主党は12選挙区で現職8人と新人5人の計13人を公認した。立民、無所属の議員で構成する県議会第2会派「県民連合」としては、立候補する無所属の現職7人と新人3人を含む23人全員の当選を目指す。会派の現有18議席を上回ることで、標ぼうする「県政与党」としての存在感を高める考え。新人を擁立する選挙区を中心に、連合福島など支援団体との連携を強化する。立民県連は10月4日に選対会議を開く。

 共産党は5選挙区で現職5人、新人1人を公認した。候補者がいない会津地方では会津若松市での新人擁立に向け、最終調整を進めている。

 公明党県本部は福島市、郡山市、いわき市の3選挙区で現職4人全員の当選を目指す。党本部は激戦が予想されるいわき市を「超重点区」に位置付けた。

 県議会に議席のない政党のうち、日本維新の会がいわき市に元職を立て、れいわ新選組はいわき市で新人1人を推薦した。国民民主党は都市部での新人擁立を検討している。この他、福島市や郡山市で諸派や無所属の新人が立候補を探る動きがある。

6196OS5:2023/10/01(日) 10:34:49
■各選挙区の立候補予定者

(30日現在、総定数58)

福島市(定数(8)―9)
西山尚利58自現 (4)
佐藤雅裕57自現 (3)
渡辺哲也47自現 (1)
誉田憲孝48自新 
高橋秀樹58立現 (4)
半沢雄助37立新 
宮本しづえ71共現 (3)
伊藤達也52公現 (2)
大場秀樹53無現 (2)

会津若松市(定数(4)―5)
佐藤義憲48自現 (2)
佐藤郁雄60自現 (1)
宮下雅志68立現 (4)
渡部優生62無現 (2)
水野さち子61無元 (2)

郡山市(定数(10)―11)
佐藤 憲保69自現 (7)
長尾トモ子75自現 (5)
山田平四郎70自現 (3)
山口 信雄57自現 (1)
鈴木 優樹39自現 (1)
佐藤 徹哉55自現 (1)
神山 悦子67共現 (6)
今井 久敏69公現 (4)
佐久間俊男68無現 (3)
椎根健雄46無現 (3)
高橋翔35諸新 

いわき市(定数(10)―14)
青木稔77自現 (9)
矢吹貢一68自現 (3)
鈴木智50自現 (3)
坂本竜太郎43自現 (2)
木村謙一郎48自新 
古市三久74立現 (4)
宮川絵美子77共現 (4)
吉田英策64共現 (2)
安部泰男66公現 (3)
真山祐一42公現 (1)
西丸武進78無現 (7)
鳥居作弥49維元 (1)
安田成一55無新 
山口洋太33無新

6197名無しさん:2023/10/01(日) 10:35:03
白河市・西白河郡(定数(3)―3)
満山喜一71自現 (5)
渡辺義信60自現 (5)
三村博隆53立現 (2)

須賀川市・岩瀬郡(定数(3)―4)
渡辺康平38自現 (1)
水野透56自現 (1)
吉田誠47立新 
丸本由美子61共新 

喜多方市・耶麻郡(定数(2)―2)
江花圭司48自現 (1)
瓜生信一郎74立現 (9)

相馬市・相馬郡新地町(定数(1)―1)
荒秀一72無現 (2)

二本松市(定数(2)―3)
高宮光敏52自現 (2)
鈴木雅之45立新 
石井信夫57無新 

田村市・田村郡(定数(2)―2)
先崎温容49自現 (3)
三瓶正栄62立現 (2)

南相馬市・相馬郡飯舘村(定数(2)―2)
太田光秋55自現 (6)
高野光二71立現 (3)

伊達市・伊達郡(定数(3)―3)
佐々木彰58自現 (2)
亀岡義尚60立現 (5)
大橋沙織32共現 (1)

本宮市・安達郡(定数(1)―1)
佐藤政隆69自現 (4)

南会津郡(定数(1)―2)
渡部英明56無新 
大桃英樹48無新 

河沼郡(定数(1)―2)
小林昭一71自現 (3)
猪俣明伸39立新 

大沼郡(定数(1)―2)
山内長62自現 (1)
加藤志津佳45立新 

東白川郡(定数(1)―1)
宮川政夫64自現 (2)

石川郡(定数(1)―2)
武田務42自新 
山田真太郎40無新 

双葉郡(定数(2)―2)
佐々木恵寿65自現 (1)
橋本徹47無現 (2)

※敬称略。掲載順は県議会の議席の多い政党順、期数順。氏名の右は年齢、政党、現・新・元、期数。自は自民、立は立憲民主、共は共産、公は公明、維は日本維新の会、各政党の公認。諸は諸派、無は無所属。   は選挙戦となる見込みの選挙区

6198OS5:2023/10/03(火) 14:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/7323c2c239b822007d6a5da2862dd4bb0abbc65f
ポスター、選挙カーなしで初当選 39歳高橋氏、ブログとXで853票 青森・むつ市議選
10/3(火) 10:03配信

Web東奥
むつ市議選で初当選した高橋氏。選挙期間中、家事をこなしながらブログとXで発信を続けた=2日、むつ市

 1日投開票のむつ市議選で初当選した無所属新人の高橋征志氏(39)は、ポスターを張らず、選挙カーも使わずに、主にブログとX(旧ツイッター)だけで主張を毎日発信する独自の選挙活動で、当選した22人中14番目の853票を獲得した。高橋氏は2日の取材に、「まとまったお金を用意することが難しい若者でも、選挙に出られるというロールモデルを示すことができた」と語った。

 市職員などを経て、現在は「専業シュフ」の高橋氏。「自ら行動して変えていく必要があるけど、一市民として動くには限界がある」と考え、立候補を決意した。PTAからの退会支援など、教育と議会に関する四つの公約を掲げた。

 ブログとXは市議選前から開設していたが、選挙期間中にブログは新たに約2千人がアクセスし、Xのフォロワーは100人ほど増えた。「選挙に関心がない若者に訴求したかった。『疑問に感じていても言えなかったことを、この人なら言ってくれるかも』という市民の期待があったのではないか」と、責任の重さを実感しているという。

 市議会の会派には属さない考え。「型にはまらない議員として市民の思いに応えていきたい」と決意を新たにした。

6199OS5:2023/10/08(日) 21:34:53


1273 :OS5 :2023/10/08(日) 21:34:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/98c762653ba74d1bf9a6a6b0b8b57f528abfbb33
自民党県連 次の衆議院選挙秋田2区に福原淳嗣大館市長を擁立へ(秋田県)
10/7(土) 18:00配信


ABS秋田放送
自民党県連 次の衆議院選挙秋田2区に福原淳嗣大館市長を擁立へ

自民党秋田県連は次の衆議院選挙秋田2区の公認候補となる支部長に、大館市長の福原淳嗣氏が内定したと発表しました。

秋田2区の公認候補をめぐっては、現職の金田勝年氏が先月、次期衆院選の立候補を見送ると表明したことから自民党秋田県連が選考委員会を立ち上げ、候補者の選定を進めていました。

県連の公募には各支部から大館市長の福原淳嗣氏、元参議院議員の中泉松司氏、能代市・山本郡選挙区選出の県議会議員佐藤信喜氏の3人が推薦されていました。

自民党県連で開かれた選考委員会には金田氏をはじめ、県選出の国会議員も加わり、全会一致で福原氏を支部長に内定したということです。

自民党秋田県連の御法川信英会長は「秘書をやってた時期もあり、一方で地方自治も経験がある」「2区の地域への関わり合い、度合い、そういう部分」と選考理由を述べました。

福原氏は故・野呂田芳成氏や金田氏の秘書、大館市議会議員を経て2015年に大館市長に初当選し現在3期目です。

自民党秋田県連によりますと来週15日に開く県連の総務会を経て党本部に上申し、正式に福原氏の支部長就任が決まる見通しです。

一方、秋田3区では新たに2人が立候補を表明しました。

元衆議院議員の村岡敏英氏は国民民主党公認で出馬します。村岡氏は2年前の知事選挙と去年の参議院選挙には無所属で出馬していました。

元大仙市議会議員の藤田和久氏は共産党公認で立候補します。2010年に行われた参議院選挙以来、2度目の国政選挙挑戦です。

6200OS5:2023/10/15(日) 22:13:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21e7597183bb8da7893fbdd95474b039762ffa55
大石田町長選、激しさ増す前哨戦 12年ぶり選挙戦へ
10/15(日) 13:51配信
山形新聞
事務所開きに臨む村岡藤弥氏(左から2人目)と鈴木憲和農林水産副大臣(右から2人目)=9月30日、大石田町

 大石田町長選(31日告示、11月5日投開票)は、現職で再選を目指す村岡藤弥氏(63)=鷹巣=と、新人で醸造会社社長の庄司中(あたる)氏(45)=大石田丙=が出馬の意向を示し、12年ぶりの選挙戦が濃厚となっている。告示が約2週間後に迫る中、村岡氏は鈴木憲和農林水産副大臣(衆院県2区)、庄司氏は吉村美栄子知事の来援を受けるなど、前哨戦は激しさを増している。

 同町長選で選挙戦となれば、新人2人が争った2011年以来。15、19の両年は無投票だった。今回は現新による一騎打ちの構図がほぼ固まった。

 2期目を目指す村岡氏は自民党大石田町支部の推薦を受ける。同町を含む県2区を衆院選挙区とする自民現職の鈴木氏は、先月30日に行われた事務所開きに駆けつけ、村岡氏を支援する立場を鮮明にした。「20年後、30年後を見据え、次の4年間を一緒に頑張っていきたい」と言葉に力を込め、同支部幹部を含む支援者ら約60人とともに気勢を上げた。

事務所を訪れ、庄司中氏(左)を激励する吉村美栄子知事(右から2人目)=14日、大石田町

 庄司喜與太前町長を父に持つ庄司氏は先月、立候補の意思を固めた。吉村氏は今月14日、事務所を訪れて庄司氏を激励した。吉村氏は、喜與太氏が自らの後援会支部代表を務めたことへの「恩返し」を来援の理由に挙げ、支援者約100人を前に「勇気を持って出馬を表明した行動は町の希望。その可能性に懸け、新しい風を吹かせてほしい」とエールを送った。

6201OS5:2023/10/19(木) 14:12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e8fe61fc8480099329e79b11a16d9bf723087cc
米沢市長選、告示まで1ヵ月 新人3人が出馬意向
10/19(木) 8:40配信


5
コメント5件


山形新聞
米沢市役所(資料写真)

 任期満了に伴う米沢市長選は11月19日の告示(26日投開票)まで1カ月となった。いずれも新人で元衆院議員の近藤洋介氏(58)=舘山1丁目、元市SDGs推進参与の伊藤夢人氏(38)=金池5丁目、元市議の皆川真紀子氏(53)=笹野=の3人が出馬の意向を示している。他に出馬の動きはなく、激しい前哨戦が繰り広げられている。

 近藤氏は昨年12月15日に立候補を表明した。木村忠三県議が選対本部長に就き、政党の推薦は受けずに態勢を固める。子育て支援・教育の充実などを掲げ、企業関係者や地区単位の座談会を小まめに重ねる。今月24日に吉村美栄子知事を招いた集会を開く。

 伊藤氏は昨年12月18日に出馬表明した。自民党県連の推薦を受け、鈴木憲和農林水産副大臣が選対本部長を務める。人工知能(AI)を使ったデマンドバスの導入などを訴える。9月に佐藤孝弘山形市長らを招いた集会を開催。来月9日に総決起大会を予定する。

 皆川氏は今年8月1日に立候補の意思を明らかにした。今春の県議選と同様、政党の公認、推薦は受けない。後援組織を持たず、草の根で街頭演説などの活動を展開している。市が進める学校給食共同調理場整備の計画撤回を最重点に訴えている。

 9月1日現在の有権者数は6万5425人(男3万1986人、女3万3439人)。

◆立候補予定者(敬称略)
近藤洋介  58 元衆院議員 無新
伊藤夢人  38 元市参与 無新
皆川真紀子 53 元市議 無新

6202OS5:2023/10/23(月) 10:23:03
https://www.sankei.com/article/20231023-HRWSM5XQTRJX5FJLXWE5H56224/
宮城県議選 女性が過去最多の10人当選 維新も初の議席
2023/10/23 08:04
任期満了に伴う宮城県議選(定数59)は22日投開票され、自民党の5人が落選し、1増で4人が当選した公明党と合わせても過半数を割り込んだ。ただ、無所属の当選者のうち数人は自民会派入りするとみられ、与党会派としては過半数を維持する可能性がある。投票率は35・93%。

女性は立候補した14人のうち、10人が当選。過去最多だった前回の8人を上回った。

日本維新の会は4人の新人候補のうち2人が当選し、初めて議席を獲得した。立憲民主党は立候補した10人が全員当選。共産党は改選前の5議席を維持した。

6203OS5:2023/10/23(月) 16:08:55
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20231023/6000025407.html
県議選 選挙区ごとの開票結果
10月23日 13時29分

22日に投票が行われた宮城県議会議員選挙の開票結果を、選挙区ごとにお伝えします。

定員7の青葉選挙区の結果です。
▼遊佐美由紀、立民、現。当選。1万4783票。
▼村岡貴子、自民、新。当選。1万222票。
▼佐藤道昭、無所属、新。当選。1万221票。
▼遠藤伸幸、公明、現。当選。1万59票。
▼吉川寛康、無所属、現。当選。9189票。
▼金田基、共産、現。当選。7892票。
▼石森悠士、維新、新。当選。6365票。
▼福井崇正、自民、現。6323票。
▼ローレンス綾子、参政、新。4556票。
▼大平伸一、無所属、新。2088票。

定員4の宮城野選挙区の結果です。
▼佐々木奈津江、立民、現。当選。1万1412票。
▼大池康一、公明、新。当選。8943票。
▼石川光次郎、自民、現。当選。8114票。
▼松本由男、自民、現。当選。7660票。
▼大内真理、共産、現。7174票。

定員3の若林選挙区の結果です。
▼渡辺勝幸、自民、現。当選。8999票。
▼三浦奈名美、立民、現。当選。8945票。
▼高橋克也、自民、新。当選。7522票。
▼福島一恵、共産、現。7207票。

定員5の太白選挙区の結果です。
▼甲地恵、立民、新。当選。1万4697票。
▼舩山由美、共産、新。当選。1万1345票。
▼横山昇、公明、現。当選。9893票。
▼佐々木幸士、自民、現。当選。9570票。
▼渡辺拓、自民、現。当選。8477票。
▼石田一也、無所属、現。7967票。

定員5の泉選挙区の結果です。
▼小畑仁子、立民、元。当選。1万3413票。
▼遠藤隼人、自民、現。当選。9125票。
▼小野寺健、維新、新。当選。8766票。
▼伊藤和博、公明、現。当選。8381票。
▼外崎浩子、自民、現。当選。7848票。
▼中嶋廉、共産、元。7557票。
▼庄田圭佑、自民、現。6479票。

6204OS5:2023/10/23(月) 16:09:11
定員4の石巻・牡鹿選挙区の結果です。
▼本木忠一、無所属、現。当選。1万3545票。
▼佐々木喜藏、自民、現。当選。9677票。
▼坂下賢、立民、現。当選。8220票。
▼三浦一敏、共産、現。当選。6876票。
▼佐藤雄一、維新、新。6682票。
▼橋浦清紀、無所属、新。2827票。

定員2の塩釜選挙区の結果です。
▼阿部眞喜、無所属、新。当選。6466票。
▼天下みゆき、共産、現。当選。5194票。
▼柏佑賢、自民、現。4310票。

定員2の気仙沼・本吉選挙区の結果です。
▼熊谷一平、無所属、新。当選。1万2328票。
▼守屋守武、自民、現。当選。9584票。
▼畠山和純、自民、現。6185票。

定員2の白石・刈田選挙区です。
▼横山隆光、自民、現。当選。6651票。
▼菊地忠久、無所属、新。当選。5244票。
▼大野栄光、無所属、新。4845票。

定員2の名取選挙区の結果です。
▼荒川洋平、立民、新。当選。8587票。
▼村上久仁、自民、現。当選。7062票。
▼大友康信、無所属、新。5080票。

定員1の角田・伊具選挙区の結果です。
▼八島利美、自民、現。当選。8609票。
▼武田曉、無所属、新。8249票。

6205OS5:2023/10/23(月) 16:09:22
定員2の多賀城・七ヶ浜選挙区の結果です。
▼伏谷修一、自民、現。当選。8190票。
▼藤原益栄、共産、新。当選。6151票。
▼渡辺淳、無所属、新。5785票。
▼仁田和広、無所属、現。2685票。

定員1の岩沼選挙区の結果です。
▼村上智行、無所属、元。当選。7823票。
▼佐藤剛太、無所属、現。7076票。

定員2の栗原選挙区の結果です。
▼熊谷義彦、無所属、現。当選。1万754票。
▼瀬戸健治郎、自民、現。当選。9477票。
▼加藤義弘、無所属、新。5894票。

定員3の富谷・黒川選挙区の結果です。
▼中山耕一、自民、現。当選。9714票。
▼平岡静香、立民、新。当選。6379票。
▼藤倉知格、自民、現。当選。6162票。
▼三浦かおり、維新、新。4568票。
▼宍戸一博、無所属、新。1184票。

定員1の亘理選挙区の結果です。
▼渡辺重益、無所属、現。当選。9894票。
▼高橋浩二、自民、新。4163票。
▼亀井大輔、無所属、新。808票。

定員2の宮城選挙区の結果です。
▼柚木貴光、無所属、新。当選。8620票。
▼杉原崇、無所属、新。当選。4506票。
▼安部孝、無所属、元。3537票。

定員1の加美選挙区の結果です。
▼高橋啓、無所属、現。当選。8229票。
▼猪股豪、無所属、新。3968票。

6206OS5:2023/10/23(月) 16:09:59
https://www.rab.co.jp/news/news108nn0dpve3mvws7ujq.html
新人を80票差で退ける 平内町長選挙 現職の船橋茂久さんが4期目の当選果たす

青森 2023.10.22 20:16

平内町長選挙 開票率100%
当選 船橋茂久 3,218 票
   田中大  3,138 票 

現職と新人の一騎打ちとなった平内町長選挙は開票が終わり現職の船橋茂久さん74歳が新人を80票差で退け4期目の当選を果たした。
投票率は前回を7.96ポイント下回る72.13%だった。

6207OS5:2023/10/23(月) 16:12:12
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20231023/6000025388.html
県議選 自公に無所属加え過半数へ 立民全員当選 維新初議席
10月23日 12時29分

22日投票が行われた宮城県議会議員選挙で、自民党は選挙前から議席を6減らし、村井知事を支える自民・公明両党では過半数に届きませんでした。
ただ、自民党の会派入りが見込まれる無所属の当選者を加えれば、過半数の勢力は確保できる見通しです。
一方、立憲民主党は全員が当選を決め、日本維新の会は初めて議席を獲得しました。

【選挙結果】
宮城県議会議員選挙の結果です。
自民党は24議席で選挙前と比べて議席を6減らしました。
立憲民主党は10議席で全員が当選を決め、議席を1増やしました。
共産党は5議席で選挙前と同じでした。
公明党は4議席で全員が当選を決め、議席を1増やしました。
日本維新の会は2議席で宮城県議会で初めて議席を得ました。
無所属は14議席でした。
また、当選した女性は10人で、これまでで最も多くなりました。
この結果、村井知事を支える自民・公明両党では、過半数に届きませんでしたが、今後、自民党の会派入りが見込まれる無所属の当選者を加えれば、過半数の勢力は確保できる見通しです。

【一夜明けた当選者は】
22日投票が行われた宮城県議会議員選挙で、自民党は選挙前から議席を6減らし、村井知事を支える自民・公明両党では過半数に届きませんでした。
ただ、自民党の会派入りが見込まれる無所属の当選者を加えれば、過半数の勢力は確保できる見通しです。
一方、立憲民主党は全員が当選を決め、日本維新の会は初めて議席を獲得したほか、女性は10人当選してこれまでで最も多くなりました。

自民党の現職で、若林選挙区で3回目の当選を決めた渡辺勝幸氏は、一夜明けて街頭で当選を報告していました。
そして「物価高騰対策や岸田総理大臣への批判も含めて、自民党には非常に厳しい意見が多かった」と選挙戦を振り返りました。
その上で、争点の1つとなった県が進める病院の再編計画については「村井知事の進め方や、移転そのものに反対という厳しい声が多かった。人口減少が進むなか、病院の経営は考えないといけないが、知事の進め方には大きな問題があり、丁寧な議論を求めていきたい」と話していました。
一方、立憲民主党の現職で、青葉選挙区で8回目の当選を決めた遊佐美由紀氏は、立憲民主党が全員、当選を決めたことについて「『立憲民主頑張れ、自民はだめだ』という声が選挙戦後半にかけて次第に強くなった。政治に不満を持っている方々がいまの暮らしを変えようとした結果だ」と述べました。
その上で「期待に応える野党として、県民の視点で政策を提言していく。県政に不安と課題が多い中で解決に向けて取り組んでいきたい」と抱負を述べました。
また、県議会で初めて議席を得た日本維新の会は、泉選挙区で当選を決めた小野寺健氏が党所属の仙台市議会議員に当選を報告し、連携して活動していくことを確認しました。
小野寺氏は「『少しでも変えたい』という方々が私に投票してくれた。日本維新の会の全国的な追い風もあった」と選挙戦を振り返りました。
そして、村井知事の県政運営への向き合い方について「改革を進めるのであれば、同じ方向を向いていくと思うが、個別の事業や案件ではさまざまな考え方がある。是々非々の対応でいく」と述べ、政策ごとに対応を検討していく考えを示しました。

6208OS5:2023/10/26(木) 07:57:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/6520c781bdbb37399eae41b0cc1e2685e8619143
自民はなぜ分かれた?「いったん解散しリセット」「他政党とタッグ」「考え方の違いから1人会派選ぶ」大きな岐路迎えた自民系3会派 仙台市議会・会派結成の裏側(1)
10/26(木) 6:02配信
tbc東北放送
東北放送

仙台市議会は、9月12日から10月13日までの32日間に渡って9月定例会が行われました。7月の市議選後はじめてとなる議会。当選した55人の市議は、10の会派に分かれて活動をスタートしました。このうち、大きな岐路を迎えた4つの会派があります。自民党議員による3会派と初めての議席を獲得した新興勢力、日本維新の会による新会派です。結成の裏側、それぞれの思惑とは。


■そもそも会派って?

会派とは、政策や主義など、志を同じくする議員が活動を共にするグループのことです。市議選前の議会は「7」つの会派に分かれて論戦が交わされましたが、選挙後に自由民主党の会派が1つ増えたことにより「8」に。その後、新しい会派が発足し最終的に「10」となりました。

特に大きな変化があったのが、自民党議員が所属する会派です。

改選前は最大会派で郡市長を支える「自由民主党」と、郡市長と距離を置く「せんだい自民党」の2会派に分かれて活動していましたが、選挙の結果を受け「自由民主党」「せんだい自民・参政の会」「自由民主党フォーラム」の3会派となりました。なぜ3つに分かれたのでしょうか?

■選挙結果を受け「リセット」新たな仲間も迎えて

自由民主党は、12人が所属する最大会派。

7月の市議選後、前の会派を一旦解散して、再び”同じ名前”で新会派を結成し、新会長には野田譲市議が就任しました。なぜ、わざわざ会派を解散し、また同じ名前で会派をスタートさせたのでしょうか。

自由民主党 野田譲 会長:
「7月の市議選の結果は非常に厳しかった。わが会派の前会長・幹事長2人が残念ながら落選した。その結果を受けて、会派として新しくリセットしていこうという声が出たので、それぞれ今まで分かれていた会派も含めながら今後について確認した。多くの議員が、今の会派の中で整理していこうということで、違う会派の佐々木議員もこちらに参加して、まっさらな形でスタートしたのが今回の会派の成り立ち」

幹事長や政調会長などの役職には、2期目・3期目の議員が就きました。

その一人が、3期目の佐々木心市議です。市議選前は「せんだい自民党」に所属していましたが、選挙戦の結果を受け、新会派の自由民主党に移ることを決断しました。

自由民主党 佐々木心 政調会長:
「自由民主党を立て直さないといけないと思った。その中で第一会派が解散したということは、今までの考えはリセットされたと受け止めた。私がどの立ち位置にいたほうが良いのか判断し、会派を移る結論に至った。前の会派の方々に対しては、時間はあまり長くはなかったが説明をした。自民党としての郡市政との距離感については、ダメな所は当然ながら第一会派にいてもダメと言い切る。いま政調会長という役職をもらっている。様々な政治家がいるなかで一丁目一番地のいろいろな政策を立案したりできると受け止めている」

立ち位置を変え、新会派では政調会長に就任した佐々木市議。子どもたちのための政策の立案などを積極的に進めたいと意気込みます。

6209OS5:2023/10/26(木) 07:57:42
方、会長の野田市議は”与党第一会派”として引き続き郡市長を支えるとしていて、今議会での市長の答弁についても「前向きだった」と支持します。

自由民主党 野田譲 会長:
「会派一丸となって郡市制の取り組みをしっかり支えていく思いでこれからもやっていく。(今議会の市長の発言について)代表質疑で答弁したことにおいては、もう非常に前向きに答弁しているので、それを今度は市民にきちんと説明責任を果たして進めていかなければならないと感じる。中でもパートナシップ制度については、これまで議会側も少し後ろ向きなところもあったが、仙台市側も前に進んでくれたと思う」

■他政党とタッグ組み "是々非々"で郡市政と向き合う

一方、せんだい自民・参政の会は、郡仙台市長と距離を置く「せんだい自民党」だった5人と、参政党の新人・大河原芙由子市議で結成されました。他政党の新人を迎えた理由とは。

せんだい自民・参政の会 菊地崇良 幹事長:
「私たちの会派は良いものは良い、質すべきものは質す”是々非々”のスタンスで活動してきた。また、保守政党として市民感覚を大事にする姿勢がある。参政党の大河原市議が同じ考え方を持っていたので合流した。大河原市議が入ったことで、より市民目線に近くなり、また母親の目線で市政に感じることなど、新たな視点での気付きがあると思う。これから議会がどう変化するのか、市民の皆さんにも定点観測していただきたい」

党の垣根を超え、再スタートを切った「せんだい自民・参政の会」。会長を務める跡部薫市議は、代表質疑で”市民に寄り添う姿勢”を強調し、市職員の相次ぐ不適切な事務処理やそれに対する市長の責任・対応などを厳しく追及しました。

せんだい自民・参政の会 跡部薫 会長:
「わが会派としては市民に一番近い存在でありたいということをスタートの理念にしているので、市民の皆さんがどう考えるかを大切にしながら、保守政党・保守系会派として取り組んでいきたい。街づくりもそうだし、役所の中のミスの件などもしっかり追及していきたいと思っている。」

6210OS5:2023/10/26(木) 07:58:07
■1人会派で新たなスタートを切ったベテラン

そして、自由民主党フォーラムは、渡辺博市議による1人会派。

渡辺市議はもともと、第一会派「自由民主党」に所属していました。10期目のベテランは、なぜ会派を離れたのでしょうか。

自由民主党フォーラム 渡辺博 市議:
「1人会派を選んだ理由は、基本的には市長と議会との距離感の問題。第一会派・自由民主党との二元代表制に対する姿勢が違った。与党野党をはっきりする=市長を応援した人は与党、野党は別という考え方は私は違うと。市長は与党野党の別なく市民の代表の提案や指摘にはきちんと答えてくれれば良いし、要望には答えていくべきだと思っている。1人会派で二元代表制の想定している議会と市長との適切な距離感を持っていくとこれこそ是々非々だと思っている。」

現職の中で最もキャリアの長い渡辺市議ですが「当選回数で議員の重さは変わらない。互いに有権者に選ばれた責任を同じ重さで議論を大いにすべき」と襟を正し、子育て政策やいじめ対策などに率先して取組みたいと決意を新たにしていました。

市議会の中で最も多い議席を持つ自由民主党。3会派それぞれのスタンスを主張しながら、どれだけ市民の声を市政に反映できるのか注目です。

※会派名と所属人数は次の通りです。
自由民主党(12)公明党仙台市議団(9)市民フォーラム仙台(9)日本共産党仙台市議団(6)せんだい自民・参政の会(6)立憲民主党仙台(5)仙台維新(5)心豊かな社会をつくる会(1)市民の会(1)自由民主党フォーラム(1)

東北放送

6211OS5:2023/10/26(木) 21:04:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/14cf1b73ee62e9cca2dda26bcdcdfe1a31e45bad
失言知事 地元で「殿」と 職員かばい強い言葉も
10/26(木) 19:43配信


25
コメント25件


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

25日、謝罪のための会見を開いた秋田県の佐竹敬久知事。

秋田県・佐竹敬久知事「クマ、あるいは災害等で非常時ですので、なんとか仕事の面で挽回するよう努力しますので、そういうことでここに立っています。いろいろな面でお騒がせして申し訳ありませんでした」

失言は、地元で行った講演で飛び出した。

佐竹知事「四国なんかもう大変ですよ。酒もうまくないし、メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」

じゃこ天とは、小魚のすり身を揚げて作る愛媛県のソウルフード。
それを、秋田県のトップが貧乏くさいとけなしたのだ。

この佐竹知事、どんな人物かというと、2009年に初当選して以来、14年余り知事の座に。

先祖は源氏の名門。
ウェブサイトには、「佐竹氏ゆえに、一部の秋田県民からは『殿』のニックネームで呼ばれることがある」という表記もある。

クマの駆除をかわいそうだと感情的に批判する電話に、県の職員が困り果てていることについては、職員をかばい「はい、すぐ切ります。ガチャン」と断言。

一方、“無類の猫好き”で、飼い猫たちとの生活をYouTubeで公開。
その中には、秋田犬を贈ったお礼としてプーチン大統領から送られたシベリアネコもいる。

今回の発言について佐竹知事は、「会場を盛り上げようという思いもあったが、悪い例えだった」と平身低頭。

11月の全国知事会で、四国4県の知事に謝罪するとしている。

(秋田テレビ)
(テレビ愛媛)

6212OS5:2023/10/29(日) 19:33:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe2fe3fdf75172609fdfe97dae8d00b5163b4a30
「もう1期だけ」無罪を主張しながらの選挙戦 73歳宮城県議の戦いを追った
10/29(日) 6:00配信

河北新報
落選が決まり、事務所の前で記者の質問に答える仁田さん=22日夜

 22日投開票された宮城県議選の多賀城・七ケ浜選挙区(定数2)で、無所属現職の仁田和広さん(73)が9選を逃した。被災企業支援のグループ補助金を巡るあっせん利得処罰法違反(利益収受)罪で起訴されたまま挑んだ9日間の選挙戦。無罪を主張し、地元の七ケ浜町を中心に奔走したベテランの苦闘を追った。

【写真】文字が崩れて読めなくなったたすき

(報道部・関川洋平)

■今まで以上にやりきった

 投開票日の22日深夜、七ケ浜町の事務所。敗戦の弁を聞こうと外で待ち構えていた報道陣の前に、濃紺のダブルのスーツに赤いネクタイ姿の仁田さんが現れた。

 「今までの選挙以上にやりきった」。深いしわが刻まれた表情に、逆風下の選挙戦で味わった苦悩と戦い抜いた自負がにじんだ。

 告示日の13日早朝。仁田陣営が必勝祈願をする多賀城市の陸奥総社宮に、支えてきた約25人が集まった。

 「無実」。支持者の一人が手作りのプラカードを掲げると、別の支持者は「こんなの見たら、涙が出っぺや」と声を震わせた。

 境内で、主役は決意を述べた。「大変な逆境だが、心に一点の曇りもない」

 地元の海沿いを選挙カーで回ると、数分おきに支持者が玄関先に出てきた。

 「先生しかいない」。声をかけられるたびに乗り降りし、車のシートでたすきの文字がすれて、だんだんと読めなくなった。

■肌感覚が心の支え

 夏に始めたあいさつ回りは七ケ浜で7000軒、多賀城で3000軒。朝のつじ立ちも欠かさなかった。

 「七ケ浜で俺を悪く言う人は一人もいない」との肌感覚が心の支えだった。

 事件後の昨年10月に自民党を離党した。以前は張り切れないほど届いたため書きは、県議時代に机を並べた自民の衆院議員から送られた1枚きりだった。

 「何枚あっても票にはならない」。殺風景な事務所で不安そうにする陣営の幹部たちを何度もなだめた。

 個人演説会は開かず、街頭演説に注力したのは、応援弁士がいない事情もあった。動員はせず、人がいなくてもとうとうと訴えた。

 「変わったよ」。初当選から支える選対幹部はどこかさびしそうに見つめた。

 かつては演説に人が集まらないと不機嫌になることもあったという。「今回は『どこかで聞いている人がいるからいい』と。いい変化なのかどうか」(幹部)

6213OS5:2023/10/29(日) 19:34:03
■「信じたいね」

 事実無根との主張は揺るがなくても、事件をどう語るかは悩んだ。弁護士とのやりとりまで説明するよう求める人も、一切触れないでいいと言う人もいた。

 唯一の日曜日だった15日、事務所を訪れた高齢の女性に話しかけられた。

 「『心配かけた』の一言が大事じゃない? 難しい言葉はいらないから」

 古参の支持者の言葉が、胸に響いた。

 「んだね、心配はかけたからね」

 大票田の多賀城は苦戦が続き、中盤以降、街頭演説の回数を増やした。1日20カ所以上、街頭に立つ日もあった。73歳の体にはこたえたが、かすれ始めた声で自身に言い聞かせた。

 「必死になった分、票がどれだけ伸びるか。(有権者を)信じたいね。信じざるを得ないんだ」

■「もっと恩返しがしたい」

 手応えが乏しいまま迎えた終盤、後援会の役員会で「手薄の多賀城に攻め入ってほしい」と頭を下げた。

 だが、頼みの綱の組織は高齢化が著しかった。最終盤の20日、電話かけで使われたのは2015年の支持者名簿だった。

 「おかけになった番号は使われておりません」。10軒に1軒の割合で解約のメッセージが流れた。

 「仁田、仁田、仁田」

 21日夜、七ケ浜のスーパー前で最後の演説をした。涙声で名前を連呼した運動員にうなずきかけ、マイクを受け取った。

 立ち止まる人はいなかったが、拡声器が使える午後8時までの秒読みを聞きながら、最後に叫んだ。

 「もう1期だけやらせてください。もっともっと恩返しがしたい」

■4人中最下位

 仁田和広 2685票。

 法定得票数に届かず4人中の最下位に沈んだ。盤石と信じていた七ケ浜で伸びず、事件の影響は予想を超えた。

 取材の対応が終わり、事務所に戻るとスタッフが黙々と後片付けをしていた。日付が変わるころ、がらんとした室内に1人残った。

 「全身全霊をかけた。さっぱりした気持ちだよ」

 自ら事務所の電灯を消した。政界引退を決めた。

河北新報

6214OS5:2023/11/05(日) 22:26:46


https://news.yahoo.co.jp/articles/4e8501bc6aabd4d0b67553b271a3f92cb2a0d5f3
釜石市長選、20年ぶりの選挙戦 新人2候補が届け出
11/5(日) 19:27配信

産経新聞
任期満了に伴う岩手県釜石市長選は5日告示され、いずれも無所属新人で自営業の神山正行氏(43)と元県議の小野共氏(54)の2人が立候補を届け出、20年ぶりの選挙戦に突入した。投開票は12日。

4期16年を務めた野田武則市長(70)が勇退を表明。新たなにぎわいの創出などが争点。

4日現在の選挙人名簿登録者数は2万6506人。

6215OS5:2023/11/05(日) 22:27:24
https://www.asahi.com/articles/ASRC36RH9RC1ULUC00B.html
釜石市長選あす告示、20年ぶりの選挙戦へ 縮むまち、その間に何が
東野真和2023年11月4日 10時45分
 20年前。私が盛岡に勤務していた時代に取材した岩手県釜石市は、すでに製鉄所の高炉の火が消え、新たな活力を探しあぐねている状態だった。「鉄のまち」として知られたその釜石で、市長選が5日に告示される。20年ぶりの選挙戦になる見込みだ。無投票選挙が続いたその間、政策論争の機会はなく、目の前にあるのは、さらに衰退したまちだ。なぜこうなったのか。関係者に聞いてみた。(東野真和)

 2003年は、市のシンボルの一つだった「橋上市場」が橋の老朽化でJR駅前に移転した年だった。私がその取材をしたころの市の人口は、すでに全盛期の半分以下の約4万5千人。市街地は「シャッター通り」になり始めていた。

 11年、東日本大震災が沿岸を襲い、市街地の店は津波に流された。新たな街には空き地が目立ち、一度は復活したが閉めてしまった店も増えてきた。

 市内の事業所数は、21年には1681軒に減少した。調査手法が変わったため単純には比べられないが、01年に比べ4割近く減り、震災直後の12年の水準にまで減った。人口はまもなく3万人を切りそうだ。

 そんな釜石で、なぜ市長選の無投票が続き、市民生活に直結する政策論争は行われなかったのか。

 市議、県議を務め、20年前の市長選に立候補して惜敗した長谷川忠久さん(82)を訪ねてみた。

 長谷川さんは落選後、体調を崩して政界を引退し、現在は社会福祉法人理事長を務めている。

 「当時の選挙はまだ製鉄所の影響が強かった。労使を味方につけた陣営が有利だった」。対して自民党の組織力は弱かったが、影響力のある労組の力も弱まっていき、「市長候補を擁立する大きな勢力はなくなってしまった」と振り返る。

 なくなったのは「みこし」だけではないとも言う。「製鉄所頼みの時代が長かったので依存体質が今も抜けず、リーダーシップのある政治家が育たなかった」

 今回は、現職の野田武則市長は立候補せず、いずれも無所属新顔で、前県議・小野共氏(54)と車サービス業・神山正行氏(43)が立候補する予定だ。

 この2人以外にも、複数の人が立候補を視野に入れながら、県議選への挑戦と両にらみで、野田氏の動向を見守っていた。しかし、野田氏はなかなか進退を明らかにせず、9月に投開票された県議選に流れる動きが加速し、結局は前回から検討していた小野氏だけが市長選への立候補を表明。そこに県議選で新顔陣営を手伝っていた神山氏が告示直前に名乗りをあげ、何とか選挙戦に持ち込まれる。

     ◇

 この20年の間に、市は「右肩下がり」から脱することはできなかった。

 07年に釜石港公共埠頭(ふとう)が拡張され、新仙人トンネルを含む新仙人峠道路が開通した。同時期にあった釜石湾口防波堤の建設と合わせ、市の「3大基盤」と言われるインフラが整い、市は製鉄所に代わる企業誘致に力を入れた。

 だが、不運も重なった。

 釜石のセールスポイントは海上輸送に便利なことだ。震災前、トヨタは釜石から完成車を搬出し、北米への輸出拠点にしようと内々に決めていた。しかし、08年のリーマン・ショックで計画は消滅。さらに11年の震災で、搬出は仙台港に移ってしまった。

 市の営業努力でコンテナの取扱量は震災前の約80倍にもなったが、今度はコロナ禍が直撃し、誘致を十分には果たせていない。市は20年で13社を誘致したが、うち8社が撤退し、誘致で増えた雇用は361人にとどまる。

 震災後、釜石は復興事業の拠点になり、事業所は一時的に増えたが、根付く産業はなかった。

     ◇

 「復興事業で造った施設の維持などで苦しい財政の中、何ができるか。次の市長は大変だ」。市街地のにぎわい創出を担う釜石まちづくり株式会社の谷沢栄一社長(64)は同情する。

 震災前、市内で日用品の卸売業をしていた。この20年で経営が悪化し、震災で店舗が流されたのを機に廃業した。まちづくり会社が市から委託された市街地の駐車場の売り上げも減り続けている。だが、こう語る。「自分も含め他力本願な市民性はあるが、知恵を出し合えば再生への『ネタ』を探せるはず」

 震災直後から3年間、妻の実家がある静岡県富士宮市で街おこしNPOに勤めた。その代表は「富士宮焼きそば」を市職員と広めた人だった。「2人が組んで全国的なブランドに育てた。釜石でできないことはない」

 新市長は、こうした官民連携の試みを推し進める人であってほしいと願う。

6216OS5:2023/11/05(日) 22:37:48
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231103-816435.php
大熊町長選2人立候補 12日投票、現新の争いに
2023年11月03日  
(左から)小西彦治候補、吉田 淳候補

 任期満了に伴う大熊町長選が2日告示され、届け出順にともに無所属で、新人で元兵庫県議の会社役員小西彦治氏(52)と現職の吉田淳氏(67)=1期=が立候補し、12日の投開票に向け10日間の選挙戦に入った。

 町は東京電力福島第1原発事故による全町避難を経て大川原、中屋敷両地区で2019年4月に避難指示が先行して解除され、昨年6月にはJR大野駅周辺の特定復興再生拠点区域(復興拠点)でも解除された。

 大川原地区を復興の足掛かりとして地域再生の取り組みが進められてきた中、東日本大震災前までの中心部だった大野駅周辺の整備や住む場と働く場の確保、今なお残る帰還困難区域の再生などが争点となる。

 期日前投票は3〜11日、町役場や出張所など県内8カ所で受け付ける。12日の投票は町役場で午前7時〜午後7時、会津若松市の町会津若松出張所といわき市の町いわき出張所、郡山市の町中通り連絡事務所では午前7時〜午後5時に行われ、午後8時から町内の教育施設「学び舎(や)ゆめの森」で開票される。

 1日現在の選挙人名簿登録者数は8440人(男性4205人、女性4235人)。

◇大熊町長選立候補者(届け出順、敬称略)
小西彦治 52 無新
吉田淳  67 無現
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231102-816249.php
元兵庫県議が出馬意思...大熊町長選、一転選挙戦か
2023年11月02日  
 任期満了に伴い2日告示、12日投開票で行われる大熊町長選で、新人の会社役員小西彦治氏(51)=無所属=が1日、立候補の意思を示した。町長選を巡っては現職の吉田淳氏(67)=無所属、1期=が立候補を表明しており、無投票の公算が大きかった情勢が一転、選挙戦となる可能性が出てきた。

 小西氏は福島民友新聞の取材に対し「大熊には未来の可能性がある。町の再建に向け、若者が活躍できる場について行政が手厚く投資していくまちづくりを目指していきたい」と語った。

 小西氏は兵庫県伊丹市出身、同市在住。神戸大大学院修了。2011年に同市議に初当選して通算2期。兵庫県議を1期務めた。

 立候補の届け出は2日午前8時半〜午後5時、町役場で受け付ける。

 1日現在の有権者数は8440人(男性4205人、女性4235人)。

6217OS5:2023/11/05(日) 22:38:32
https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2023/11/2023110200000009.html
《福島・県議選》19選挙区のうち9つは無投票 17人が当選 次の4年に向け意気込み示す
2023年11月02日 18:40
任期満了に伴う福島県議会議員選挙が11月2日に告示され、9つの選挙区は立候補者が定数を超えなかったため無投票となった。当選となった候補は、早速次の4年間に向けた意気込みを示している。

<本宮市・安達郡選挙区>
「定数1」の本宮市・安達郡選挙区で、無投票で5度目の当選を決めた自民党の現職佐藤政隆氏(70)。今回の選挙では、健康・福祉の充実や観光業の強化などを公約に掲げた。佐藤氏は「福島県のエンジンになるのは、中通り地域。中通り地域にエンジン部分を作ることによって、浜通りそして会津地方が栄えていく。そして全体として福島県の底上げをしていく」と語った。

<その他の無投票となった選挙区>
【東白川郡選挙区(定数1)】自・現 宮川政夫氏(64)
【相馬市・新地町選挙区(定数1)】無・現 荒秀一氏(72)

【白河市・西白河郡選挙区(定数3)】立・現 三村博隆氏(53)、自・現 満山喜一氏(72)、自・現 渡辺義信氏(60)
【田村市・田村郡選挙区(定数2)】立・現 三瓶正栄氏(62)、自・現 先崎温容氏(49)
【伊達市・伊達郡選挙区(定数3)】自・現 佐々木彰氏(58)、共・現 大橋沙織氏(32)、立・現 亀岡義尚氏(60)
【喜多方市・耶麻郡選挙区(定数2)】自・現 江花圭司氏(48)、立・現 瓜生信一郎氏(74)
【南相馬市・飯舘村選挙区(定数2)】立・現 高野光二氏(71)、自・現 太田光秋氏(55)
【双葉郡選挙区(定数2)】自・現 佐々木恵寿氏(65)、無・現 橋本徹氏(47)

6218OS5:2023/11/05(日) 22:40:12
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20231022111586
【福島県議選・最新情勢】(1)浜通り いわき市 全現職に元職・新人挑む 相双3選挙区 無投票の見通し
2023/10/22 09:30

Facebookで共有
Twitterで共有

 任期満了に伴い11月2日告示、12日投開票で行われる福島県議選の告示まで2週間を切った。21日現在、全19選挙区(総定数58)に現職53人、元職2人、新人17人の計72人が立候補の意思を示しており、10選挙区で実戦入りが濃厚だ。臨戦態勢に入った各選挙区の最新情勢を地域ごとに紹介する。(文中敬称略)

 

■いわき市 定数(10)―14人

 現職10人、元職1人、新人3人の計14人が立候補を予定し、激戦となる見通し。現職が全員立候補する予定で、元職と新人が挑む構図となる。現職は支持拡大を目指し、元職と新人は現職の支持層の切り崩しを狙う。立候補予定者は全選挙区で最多となる見込みだ。

 自民は現有4議席の積み上げを狙う。県内最多の10期目を目指す青木稔は平地区を拠点に企業や団体に支援を呼びかける。県連政調会長の矢吹貢一は地元の北部を軸に、平地区中心部などでも浸透を狙う。鈴木智は地元の小名浜地区の企業などを中心に回り、経済界の支持拡大に取り組む。県連青年局長の坂本竜太郎は地盤の南部から、幅広い世代への支持拡大に努める。木村謙一郎は漁業関係者の支援を受け、地盤である北部や沿岸部で浸透に努める。

 立憲民主は1議席の維持を期す。県連副代表の古市三久は支援体制の点検を進めながら、企業の労組の支援取り付けを目指す。

 共産は2議席の維持を狙う。宮川絵美子は唯一の女性として南部などを軸に、特に女性層への浸透を目指す。吉田英策は地盤とする北部の党支持者の支援を取り付け、経済団体にも支持を呼びかける。

 公明は前回獲得した2議席の死守を目指す。南部を地盤とする安部泰男は若者との意見交換を行うなど幅広い層の取り込みを狙う。真山祐一は台風13号による大雨被害を受けた内郷地区を拠点に組織固めに注力する。

 前回、旧国民民主から立候補した鳥居作弥は維新の公認を受け、南部を中心に支持拡大を進める。

 無所属の西丸武進は地盤である常磐地区などをくまなく回り、支持層を固める。安田成一は連合福島加盟労組と出身母体である東北電力労組を軸に支持拡大を図る。れいわ推薦の山口洋太は北部を拠点に、平地区や小名浜地区などで浸透を目指す。

6219OS5:2023/11/05(日) 22:40:24
■相馬市・相馬郡新地町 定数(1)―1人

 無所属の荒秀一は地域をくまなく回り、支持を呼びかける。他に立候補の動きはない。

 

■南相馬市・相馬郡飯舘村 定数(2)―2人

 自民の太田光秋と立民の高野光二が立候補を予定している。前回、前々回とも無投票だった。

 太田は地盤の南相馬市原町区を拠点に回り、商業団体などへの浸透を図る。

 高野は避難区域だった同市小高区を中心に農業団体などに支持を呼びかける。

 

■双葉郡 定数(2)―2人

 双葉地方は東京電力福島第1原発事故の影響で今なお、多くの住民が避難生活を余儀なくされている。現職2人が古里の復興に向けて立候補を表明している。

 自民の佐々木恵寿は地元浪江町の他、住民の避難先で支援を呼びかける。

 無所属の橋本徹は地盤の楢葉町を中心に南部の支持拡大を図る。

6220OS5:2023/11/05(日) 22:40:51
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20231023111624
【福島県議選・最新情勢】(2)会津若松市 若松市少数激戦、無党派層が鍵
2023/10/23 09:55

Facebookで共有
Twitterで共有

■会津若松市(定数(4)―5)

 現職4人による無風とみられていたが、7月の市長選に立候補した元職が名乗りを上げ一転、5人が立候補した前回に続き少数激戦となる見通しだ。注目を集めた市長選が終わったばかりで盛り上がりに欠ける面があり、各立候補予定者は無党派層をどう取り込むかが支持拡大の鍵になるとみている。

 自民は2議席の維持を期す。佐藤義憲は後援会組織の拡充を重視し、地元西部地区で足場を固めて中心部などで浸透を狙う。佐藤郁雄は城西地区が地盤で出身母体の総合病院から支援を受ける他、若年層の支持獲得を目指す。

 立憲民主は1議席の死守を目指す。宮下雅志は中心部を拠点に後援会組織の引き締めを図りながら、全域で支持拡大を狙う。

 無所属の渡部優生は地元の河東町で支持を固め、連合福島傘下の労働組合に働きかけを強める。水野さち子は一箕地区を軸に市長選で支援を受けた団体などを回り、子育て世代への浸透に努める。



■喜多方市・耶麻郡(定数(2)―2)

 自民の江花圭司と立民の瓜生信一郎の現職2人が立候補を予定。他に立候補の動きはなく、2015(平成27)年以来8年ぶりの無投票となる公算が大きい。

 江花は商工業団体などから推薦を受け、地盤の塩川地区を軸に足固めを狙う。

 瓜生は地元熱塩加納地区を軸に、農業団体からの支持を生かして浸透を図る。

6221OS5:2023/11/05(日) 22:41:08
■南会津郡(定数(1)―2)

 いずれも無所属で南会津町職員出身の新人2人による一騎打ちとなる見込み。4年前は今回引退する現職と新人の選挙戦となった。

 渡部英明は地元の南会津町田島地区を中心に浸透に努め、郡全域への支持拡大を目指す。

 大桃英樹は地盤とする南会津町南郷地区を軸に、人口が多い田島地区での支持を呼びかける。



■河沼郡(定数(1)―2)

 自民の現職小林昭一と立民の新人猪俣明伸による実戦入りが濃厚だ。選挙戦になれば2011(平成23)年以来、12年ぶりとなる。

 小林は地盤の会津坂下町を中心に支持層を固めながら、郡全域で新たな支持獲得を目指す。

 猪俣は出身地の会津坂下町などで支援を求め、支持層の開拓と現職の地盤の切り崩しを狙う。



■大沼郡(定数(1)―2)

 自民の現職山内長に立民の新人加藤志津佳が挑む構図となる。2003(平成15)年以来、20年ぶりの選挙戦となる見通し。

 山内は地盤の会津美里町を中心に回り、農業や商工業団体などの支持取り付けを狙う。

 加藤は出身地の会津美里町を拠点に、子育て世代や若者らへの支持を呼びかける。(文中敬称略)



■立候補予定者

会津若松市(定数(4)―5)

佐藤 義憲48自現 (2)

佐藤 郁雄60自現 (1)

宮下 雅志68立現 (4)

渡部 優生62無現 (2)

水野さち子61無元 (2)

喜多方市・耶麻郡(定数(2)―2)

江花 圭司48自現 (1)

瓜生信一郎74立現 (9)

南会津郡(定数(1)―2)

渡部 英明56無新 

大桃 英樹48無新 

河沼郡(定数(1)―2)

小林 昭一71自現 (3)

猪俣 明伸39立新 

大沼郡(定数(1)―2)

山内  長62自現 (1)

加藤志津佳46立新 



※敬称略。掲載順は県議会の議席の多い政党順、期数順。氏名の右は年齢、政党、現・新・元、期数。自は自民、立は立憲民主、各党の公認。無は無所属。年齢は22日現在。喜多方市・耶麻郡以外は選挙戦となる見込みの選挙区。

6222OS5:2023/11/05(日) 22:41:44
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20231024111684
【福島県議選・最新情勢】(3)県北 自民、立民が県都・福島市で躍進狙う 二本松市は8年ぶり与野党実戦
2023/10/24 10:16

Facebookで共有
Twitterで共有

■福島市 定数(8)―9人

 8議席を現職7人、新人2人が争う構図となる。自民と立憲民主が新人を擁立し、県都で勢力拡大を狙う。共産、公明は現職1議席を死守する構えで、激戦が予想される。

 自民は現有3議席からの積み上げを狙い、新人を擁立する。西山尚利は事務所を構える西部地区を中心に、組織や団体の足場固めを進める。佐藤雅裕は地盤の西部地区を軸に、商工関係者や医療関係者らへの働きかけを強める。渡辺哲也は事務所を置く御山地区や飯坂地区を中心に回り、農業や医療団体の支持拡大に努める。新人の誉田憲孝は本内地区を軸に市議時代に培った人脈を生かし、子育て世代への浸透を目指す。

 立民は2議席の獲得を目指し、現職と新人を擁立する。高橋秀樹は南向台地区や渡利地区を中心に、出身労組を足掛かりに支持拡大を図る。今回引退する現職の後継である半沢雄助は自治労の支援を受け、地元の松川地区を中心に浸透に努める。

 共産の宮本しづえは渡利地区を軸に党の支持層に訴え、選挙区唯一の女性として支持拡大を目指す。

 公明の伊藤達也は泉地区を拠点に後援会組織を引き締めつつ、無党派層への浸透を狙う。

 無所属の大場秀樹は笹木野地区を拠点とし、子育て世代や若年層を中心に支持を呼びかける。

6223OS5:2023/11/05(日) 22:41:57
■二本松市 定数(2)―3人

 前回の無投票から一転し、与野党による8年ぶりの選挙戦となる見通し。現職と新人で2議席独占を目指す自民に対し、立憲民主の新人が風穴を開けられるかが注目される。

 自民現職の高宮光敏は旧二本松市が拠点で、組織固めを進めて幅広い世代への勢力拡大を目指す。

 立民新人の鈴木雅之は旧二本松市を軸に党支持層への働きかけを強め、若い世代への浸透に努める。

 自民推薦の石井信夫は東和、岩代、安達地区を足掛かりに、無党派層の取り込みを目指す。



■伊達市・伊達郡 定数(3)―3人

 現職3人の他に立候補の動きはなく、前回に続いて無投票が濃厚となっている。

 自民の佐々木彰は地元の伊達市を拠点として、支持層の拡大を目指す。

 立民の亀岡義尚は桑折町や国見町を中心に足場固めを進める。

 共産の大橋沙織は伊達市を拠点に党支持層や若年層に支持を呼びかける。



■本宮市・安達郡 定数(1)―1人

 自民の佐藤政隆は地元本宮市と大玉村で支持固めに力を入れる。他に立候補の動きはなく、前回と同様に無投票となる公算が大きい。(文中敬称略)



福島市(定数(8)―9)

西山 尚利58自現 (4)

佐藤 雅裕57自現 (3)

渡辺 哲也47自現 (1)

誉田 憲孝48自新 

高橋 秀樹58立現 (4)

半沢 雄助37立新 

宮本しづえ71共現 (3)

伊藤 達也53公現 (2)

大場 秀樹53無現 (2)

二本松市(定数(2)―3)

高宮 光敏52自現 (2)

鈴木 雅之45立新 

石井 信夫57無新 

伊達市・伊達郡(定数(3)―3)

佐々木 彰58自現 (2)

亀岡 義尚60立現 (5)

大橋 沙織32共現 (1)

本宮市・安達郡(定数(1)―1)

佐藤 政隆69自現 (4)



※敬称略。掲載順は県議会の議席の多い政党順、期数順。氏名の右は年齢、政党、現・新、期数。自は自民、立は立憲民主、共は共産、公は公明、各党の公認。無は無所属。年齢は23日現在。福島市と二本松市は選挙戦となる見込みの選挙区。

6224OS5:2023/11/05(日) 22:42:31
https://www.minpo.jp/news/detail/20231025111710
【福島県議選・最新情勢】(4)県中・県南 須賀川市・岩瀬郡、石川郡は与野党激戦必至 郡山市は現職に新人が挑む
2023/10/25 09:55

Facebookで共有
Twitterで共有

■郡山市 定数(10)―12

 現職10人全員が立候補を予定し、新人2人が挑む構図となる。現職は支持層固めを進め、新人は無党派層への働きかけを強める。全19選挙区の中で最多の有権者約26万7千人を抱える一方、投票率は2019年の前回、最も低い35・61%だった。告示後、関心を高められるかが焦点の一つとなる。

 自民は6議席の堅持を狙う。佐藤憲保は地元の北部地区などに張り巡らせた後援会組織を軸に、支持固めを進める。長尾トモ子は富田地区を中心とした北部をはじめJR郡山駅前などで幅広く浸透を図る。山田平四郎は地元の田村地区など東部を足掛かりに、全世代への支持拡大に努める。山口信雄は地盤の安積地区を拠点に、東部地区などで子育て世代への食い込みを目指す。鈴木優樹は地元の安積地区など全域の企業や自身が顧問を務める団体などに支援を呼びかける。佐藤徹哉は中心部を拠点に建設業界などを中心に支援を訴え、足場固めに力を注ぐ。

 共産は1議席の死守を目指す。神山悦子は党支持者に加え、地元の中田地区などで幅広い世代への支持を呼びかける。

 公明は1議席の維持を期す。今井久敏は芳山地区をはじめとした中心部を重点に、党組織などの引き締めに取り組む。

 無所属の佐久間俊男は労組票をまとめつつ、富久山地区などをくまなく歩き、浸透を図る。椎根健雄は日和田地区をはじめ全域に張り巡らせた後援会をフル稼働させ、支持拡大を狙う。

 諸派の高橋翔は中田地区に事務所を構え、SNS(交流サイト)で若い世代への食い込みを目指す。

 無所属の二瓶陽一は中心部に近い山根地区を拠点に、SNSを活用し無党派層の取り込みを狙う。

6225OS5:2023/11/05(日) 22:42:44
■白河市・西白河郡 定数(3)―3

 自民と立民の現職3人が立候補を予定している。この他、新人が立候補を模索する動きがある。2019年の前回は告示直前に新人1人が立候補を表明し、実戦入りした。

 自民の満山喜一は地元の白河市を拠点に幅広い世代への浸透を図る。渡辺義信は地盤の白河市東地区を中心に全世代への支持拡大を狙う。

 立民の三村博隆は地元の矢吹町を拠点とし、足場固めを進める。



■須賀川市・岩瀬郡 定数(3)―4

 前回は現職2人と新人4人が争う激戦となった。今回は自民の現職2人と、引退する立民現職の後継となる新人1人、共産の新人1人が立候補する見通し。

 自民の渡辺康平は須賀川市中心部や西袋地区を重点に、支持層を広げて全域への浸透を図る。水野透は市東部が地盤で、組織を固めながら、鏡石町、天栄村でも支持拡大を狙う。

 立民の吉田誠は市中心部や東部地区を拠点に、党支持層の支援取り付けを目指す。

 共産の丸本由美子は地元の市向陽地区、季の郷地区を中心に党支持層を固め、支援を呼びかける。



■田村市・田村郡 定数(2)―2

 自民の現職先崎温容と立民の現職三瓶正栄が立候補を予定しており、前回と同じ顔ぶれとなる見込み。

 先崎は田村市船引町を中心に地盤を固め、他の地域への支持拡大を目指す。

 三瓶は地元の三春町を拠点に後援会を引き締め、幅広い浸透に努める。



■東白川郡 定数(1)―1

 自民の現職宮川政夫は棚倉町を拠点に組織固めを進めて支持を呼びかける。他に立候補の動きはなく、前回に続き無投票となる公算が大きい。(文中敬称略)=おわり=



■石川郡 定数(1)―2

 立民の現職が今回引退し、後継の無所属新人と自民新人による一騎打ちとなる見通し。新人同士の選挙戦は2011(平成23)年以来、12年ぶりになる。

 自民の武田務は出身地の石川町を拠点に、組織を固めながら無党派層の掘り起こしを目指す。

 無所属の山田真太郎は出身地の石川町を中心に、特に若い世代に支持を呼びかける。



■立候補予定者

郡山市(定数(10)―12)

佐藤 憲保69自現 (7)

長尾トモ子75自現 (5)

山田平四郎70自現 (3)

山口 信雄57自現 (1)

鈴木 優樹39自現 (1)

佐藤 徹哉55自現 (1)

神山 悦子68共現 (6)

今井 久敏69公現 (4)

佐久間俊男68無現 (3)

椎根 健雄46無現 (3)

高橋  翔35諸新 

二瓶 陽一71無新 

白河市・西白河郡(定数(3)―3)

満山 喜一72自現 (5)

渡辺 義信60自現 (5)

三村 博隆53立現 (2)

須賀川市・岩瀬郡(定数(3)―4)

渡辺 康平38自現 (1)

水野  透56自現 (1)

吉田  誠47立新 

丸本由美子61共新 

田村市・田村郡(定数(2)―2)

先崎 温容49自現 (3)

三瓶 正栄62立現 (2)

東白川郡(定数(1)―1)

宮川 政夫64自現 (2)

石川郡(定数(1)―2)

武田  務42自新 

山田真太郎40無新



※敬称略。掲載順は県議会の議席の多い政党順、期数順。氏名の右は年齢、政党、現・新、期数。自は自民、立は立憲民主、共は共産、公は公明、各党の公認。諸は諸派、無は無所属。年齢は24日現在。郡山市、須賀川市・岩瀬郡、石川郡は選挙戦となる見込みの選挙区。

6226OS5:2023/11/05(日) 22:43:31

1359:OS5:2023/11/05(日) 22:36:12
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231028-815087.php
郡山市は選挙ムード低調、各陣営が盛り上げに躍起 福島県議選
2023年10月28日  

 郡山市は現職10人に新人2人が挑む。9月下旬まで無投票とみられていたこともあり選挙ムードは低調。8月の市議選は投票率が過去最低を更新しており、各陣営は盛り上げに躍起だ。

 自民は現職6人全員が出馬を予定、引き続き過半数の議席を目指す。佐藤憲は地元北部を軸に7期の実績を踏まえ、全域で支持拡大を図る。長尾は地盤の富田や北部に加え、郡山駅前に事務所を置き、若年層に訴える。山田は田村、中田、西田の東部を固めながら、勢力拡大を狙う。山口は地元安積を中心に回りつつ、東部など他地区でも票を掘り起こす。鈴木は全域を巡り、企業のほか、女性、子育て世代など幅広く浸透を目指す。佐藤徹は支持母体の建設業界を固め、若年層への食い込みも狙う。

 共産、公明は1議席の堅持を図る。共産の神山は支持層に加え、政治に関心のある学生や青年層を取り込む。公明の今井は支持基盤を固め、地域の高齢者との共生社会実現を訴える。

 無所属の佐久間は支持基盤の労働組合を固めながら、支援を広げる。同じ無所属の椎根は中小企業振興、物価高騰対策などを訴え幅広い支持を狙う。諸派の高橋はインターネットを活用し、若年層取り込みを図る。無所属の二瓶はオンライン教育普及などを訴え、無党派層への浸透を狙う。

 現新4人の選挙戦見通し 須賀川市・岩瀬郡

 現新6人の激戦となった4年前に続く選挙戦になりそうだ。自民現職2人と引退する立憲民主現職の後継1人、共産新人1人の計4人が争う見通し。

 自民の渡辺は須賀川市中心部や西部を拠点に浸透を図り、各種団体の人脈を生かして若年層にも訴える。水野は地元の市東部を中心に支持拡大を図る。組織力などを活用し、天栄村や浮動票の獲得も狙う。

 立民の吉田も地盤は東部。夕刊紙記者時代の人脈と衆院議員秘書の経験から党支持層を軸に取り込む。

 地元の市北部で支持拡大を図る共産の丸本は支持層を固め、女性目線の政策で支持を訴える。

 田村市・田村郡

 田村市・田村郡選挙区(定数2)は現職2人が立候補を表明。前回に続く無投票が濃厚だ。

 自民の先崎は田村市船引町に事務所を設け、党支持層などに支持を呼びかける。立民の三瓶は三春町を拠点に後援会の引き締めを図り、支持拡大を目指す。

 2新人の争い12年ぶりか 石川郡

 立民現職が引退し、40代の新人2人による争いになりそうだ。新人同士の選挙戦となれば12年ぶり。

 自民の武田は党県連職員として培った経験や国、県とのパイプを強調。石川町を軸に組織を生かして浸透を図る。

 無所属の山田は立民現職の後継として支持層を固めるとともに、石川町を拠点に商工関係者らの取り込みを進める。

 白河市・西白河郡

 自民の満山、渡辺と立民の三村の現職3人が立候補を予定する。このほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 満山は5期20年の実績を強調、旧白河市内を中心に支持拡大を図る。渡辺は県議会議長としての実績を訴え、出身の旧東村地域から票を固める。三村は暮らしや防災の充実を訴え、地元矢吹町を拠点に支持を呼びかける。

 東白川郡

 自民現職の宮川が3期目を目指し立候補を表明している。ほかに立候補の動きはなく、無投票の可能性が高い。(敬称略)

6227OS5:2023/11/05(日) 22:43:44

1360:OS5:2023/11/05(日) 22:36:37
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231029-815236.php
会津若松、無風一転...4議席争う激戦へ 福島県議選・直前情勢
2023年10月29日  

 現職4人に元職1人が加わり、無風の見通しから一転して4議席を争う激戦となりそうだ。現職4人は前回選挙から票の上積みを図り、7月の市長選を戦った元職は知名度を得て返り咲きを狙う。立候補者がいない共産党の票の行方にも注目が集まる。

 自民は現職2人を擁立し、前回12年ぶりに確保した2議席の維持を目指す。過去2回トップ当選の佐藤義は40代の若さをアピールし、地元の市西部、北会津地区を固める。佐藤郁は勤務する会津中央病院関係を中心に、草の根で幅広い浸透を図る。推薦状の数は前回の2倍を超えた。

 残る3人は「非自民」票を激しく奪い合う構図。立憲民主現職の宮下は衆院副議長を務めた故渡部恒三の支持層を中心に働きかけを強め、反自民票の集約を狙う。地元河東町に拠点を置く無所属現職の渡部は連合福島、県電力総連の支援を受け、労働組合などに支持拡大を図る。無所属元職の水野は唯一の女性候補。市長選の支援団体を改めて固め、地元の一箕町、出身の湊町などを中心に回る。

 喜多方市・耶麻郡

 定数2に対し自民、立民の現職2人が立候補を予定する。8年ぶりの無投票となる公算が大きい。

 県議会第2会派の県民連合会長を務める瓜生は耶麻郡で票を固め、10期の大台を目指す。前回初当選の江花は農業、商工業団体などの支持を受け、地盤の喜多方市から広がりを狙う。

 ベテランに新人挑む構図 河沼郡

 自民現職のベテランに立民の新人が挑み、12年ぶりの選挙戦となる見通し。

 小林は3期12年で培った地盤を基に後援会をフル稼働。交流サイトも活用して新たな支持層獲得をにらむ。猪俣は30代の若さと刷新感を前面に出して街頭などでの演説を重ね、課題の知名度向上に全力を注いでいる。

 20年ぶり選挙戦支持交錯 大沼郡

 自民現職と立民新人が立候補を予定し、20年ぶりの選挙戦が確実視される。

 元JA職員の山内はJAなどの協力を取り付け、組織力を最大限活用する。元NPO職員の加藤は草の根活動を通じ、女性や子育て世代の支持を仰ぐ。ともに票田の会津美里町が地元で支持層が入り乱れている。

 無所属新人の一騎打ちか 南会津郡

 自民現職が引退を表明し、ともに南会津町を地盤とする無所属新人2人の一騎打ちが予想される。

 大桃は自民の推薦を受け、地盤の同町南郷から選挙区全体への浸透を狙う。渡部は同町田島から支持を広げ、74票差で敗れた前回の雪辱を期す。(敬称略)

6228OS5:2023/11/05(日) 22:44:07

1361:OS5:2023/11/05(日) 22:37:00
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231030-815412.php
いわき、坂本氏出馬取りやめ...構図一変 福島県議選・直前情勢
2023年10月30日  

 最多13人が立候補を表明している。前回トップ当選した自民現職の坂本竜太郎が出馬を取りやめ、戦いの構図が一変した。現職に元職と新人が挑む様相に変わりはないが、各陣営は坂本が地盤とする南部を中心とした票の行方に神経をとがらせる。

 自民はいずれも現職の青木が平、矢吹が市北部、鈴木が小名浜を中心にそれぞれ地盤を固め、新人の木村は北部や漁業者層を中心に態勢づくりを急ぐ。当初は半数の5議席獲得を掲げたが、候補者増加による票の奪い合いが懸念された。

 坂本がほかの自民候補の支援に回ることで「現有4議席の維持は盤石」との見方は強い。ただ、市南部に候補者の空白が生じ、反自民層への票の流出に対する警戒感も広がっている。

 立民の古市は5選を期す。県連副代表として党支援者の票をまとめ、労組の支援拡大も進める。

 共産は宮川が党支持層に加えて南部の個人票を固める。吉田も北部で攻勢を強め、2議席死守を目指す。

 公明は4選を目指す安部と再選を狙う真山が、南部と北部ですみ分けを図ることで組織票を囲い込む。

 維新から挑む元職の鳥居は地盤の南部に加え、2022年参院選比例で出た維新票の取り込みを目指す。

 無所属の西丸は8選に向けて地盤とする常磐を中心に小名浜、遠野なども精力的に回り、浸透を図る。新人の安田は出身の電力労組やいわき地区連合の組織的支援を受け、支持拡大を狙う。れいわの推薦を受ける新人の山口は北部に拠点を構えた。草の根の運動を展開し、支持拡大を狙う。

 南相馬市・飯舘村

 7期目を目指す自民現職の太田、4期目を狙う立民現職の高野のほかに立候補の動きはなく3回連続の無投票となる公算が大きい。

 県連副会長の太田は、後援会や支援企業など組織の引き締めを進める。高野は市小高区が地盤。商店街などを回り、着実な支持へとつなげる。

 相馬市・新地町

 5年前の補選、前回と自民系候補を退けた無所属現職の荒だけが立候補を表明している。ほかに動きはなく、無投票が濃厚だ。

 双葉郡

 3期目を目指す無所属現職の橋本と再選を狙う自民現職の佐々木のほかに立候補の動きはなく、3回連続で無投票となる見込みだ。

 橋本は南双、佐々木は北双を地盤とする。郡内の多くの住民は避難生活を続けており、帰還や生活再建、産業振興など復興に向けた課題は山積している。震災と原発事故からの復興途上で住民避難が続いている状況を考慮し、定数2が維持されている。(文中敬称略)

6229OS5:2023/11/06(月) 08:22:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf88bcd72150fab3cbee29eeaa82bd7c61f02d83
新人庄司氏、167票差で現職村岡氏破る 大石田町長選
11/6(月) 7:43配信


0
コメント0件
山形新聞
庄司中氏

 任期満了に伴う大石田町長選は5日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で醸造会社社長の庄司中(あたる)氏(45)=大石田=が、現職で再選を目指した村岡藤弥氏(63)=鷹巣=を167票差で下し、初当選を果たした。投票率は79.52%で選挙戦となった2011年(83.63%)を4.11ポイント下回った。

 15年、19年の過去2回は無投票で、12年ぶりの選挙戦は現新による一騎打ちとなった。

 庄司氏は「次世代へ虹をかける」を合言葉に町政の転換を訴えた。町議5人が支援に回り、吉村美栄子知事が告示前に来援した。同級生らを中心に草の根運動を展開し、大票田の大石田地区などで浸透した。現職批判票や浮動票も取り込み、初陣を制した。

 村岡氏は自民党大石田町支部と公明党県本部の推薦を受け、町議4人が陣営に加わった。鈴木憲和農林水産副大臣(衆院県2区)の支援を受け、後援組織を軸に支持拡大を図ったが、地元の亀井田地区以外で苦戦を強いられた。

 初当選を果たした庄司氏は大石田の事務所で「子育てするなら大石田と言われるよう、皆が明るく元気なまちづくりを進める」と決意を述べた。

16年ぶり選挙戦、新町議10人決定
 一方、任期満了に伴う大石田町議選も5日に投開票が行われ、新町議10人が決まった。

 前回まで3回連続無投票で選挙戦は16年ぶり。現職7、新人4の計11人が出馬した今回、新人が全員当選し、現職1人が落選した。

 投票率は79.52%で、選挙戦となった07年(85.07%)を5.55ポイント下回った。

 当日有権者数は5444人(男2708人、女2736人)。

◆町長選の開票結果(選管最終)
当 庄司中 無新 2,232
  村岡藤弥 無現 2,065 

◆町議選の開票結果(定数10-11、選管最終)
当 609 芳賀清 74 無現
当 543 川崎義治 72 無新
当 495 村形昌一 53 無現
当 477 海藤義則 65 無新
当 438 大山二郎 68 無現
当 352 二藤部冬馬 41 れ現
当 338 遠藤和好 55 無新
当 305 小玉勇 72 無現
当 287 今野雅信 49 無現
当 209 大野達也 37 無新
▽ 205 岡崎英和 58 無現
(当は当選。▽印は法定得票数に達した人)

6230OS5:2023/11/09(木) 21:05:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6b055100b482fd2826abfae203aa5a5019b6add
《福島県議選》継続か変化か…20年ぶり選挙戦・大沼郡選挙区 地域を元気にしてくれる人に託したい
11/9(木) 19:50配信
福島テレビ

11月12日に投開票が行われる、福島県議会議員選挙。大沼郡選挙区は20年ぶりの選挙戦、現職と新人の一騎打ちとなる。有権者が一票に託す願いとは?

<人口減少・少子高齢化>
会津美里町は、大沼郡選挙区の有権者の8割が住む大票田。それでも、郡内の他の町村と同じく人口は減少していて、前回県議選が行われた20年前と比べると当時の約3割・8000人余り減っている。
昭和村の「からむし織」や三島町の「会津桐」、外国人観光客にも人気の只見線沿線など魅力も多くある一方、約2人に1人が高齢者という高齢化が深刻な地域でもある。

<一票を託したいのは…>
20年ぶりに投票の機会を得た有権者からは「少子化対策」や「産業の活性化」など、地域を元気にする政策に取り組む人へ一票を託したいとの声が聞かれた。
専業農家の女性は「資材高騰だし、機械を大型化するにも投資も大変だし、コメの値段が下がる一方だし。農業関係にももっと目を向けてもらいたい」と話し、商店街で暮らす男性は「選挙があると違います。みんなの意識も違うと思うし、私自身も選挙だなっていう思いで当日投票に行きます」と話した。

<継続か変化か>
大沼郡選挙区に立候補したのは2人。現職と新人の一騎打ちとなる。

《自由民主党・現職 山内長候補(62)》
「会津地方、どんどん道路整備が進んでいます。しっかりとこの流れを止めずに、自民党、政権与党、しっかりと頑張ってまいります」
2年前の補欠選挙で当選し、2期目を目指す自民党の山内長さんは、政権与党の候補として地域の声を国や県に届けてきたと実績をアピール。地域の活性化には、“継続”して実績をさらに積み上げることと、農林業への支援が必要だと訴える。
「やはり基幹産業、農林業をしっかりと生業のある持続可能なものにしていくことが基本的には大切だなと。そこが、やはり基本的にはこの地域の人口減少の解決にもつながっていきますので」

《立憲民主党・新人 加藤志津佳候補(46)》
「私たち子育て世代が当事者として県政を担うことで、きめ細やかな子育て支援、若者支援、そして高齢者の皆様の豊かな老後づくりが可能になると私は考えています」
立憲民主党の新人加藤志津佳さん。NPO法人で地域づくりをサポートした経験を持ち、子育て世代の視点で妊娠・出産にかかる費用の助成や、障がいがある子どもの学習支援といった、子育て環境の整備などを訴える。
「私たちは子育てもしてきたし、自分たちの親世代は高齢者世代なので、すべての世代の懸け橋になれるのは、私たち子育て世代だと私たちは思っているので、子育て世代による政権運営を実現したいと思っております」

福島テレビ

6231OS5:2023/11/09(木) 21:24:42
https://kahoku.news/articles/20231107khn000091.html
宮城県議会 自民会派33人で単独過半数確保 無所属新人ら9人合流
2023年11月8日 5:00 [有料]



 県議会(定数59)で、最大会派の「自民党・県民会議」は計33人で、単独過半数を確保したことが7日、分かった。10月22日投開票の県議選で議席を獲得した党公認24人に、推薦の無所属新人ら9人が合流する。

 同日までに、いずれも無所属新人の熊谷一平氏(44)=気仙沼・本吉=、菊地忠久氏(48)=白石・刈…

6232OS5:2023/11/10(金) 11:34:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ceb34bfb78a5f32d856f7f70b957c5e08820f474
早坂千亜紀仙台市議 収支報告書提出遅れを謝罪 公職選挙法違反に抵触する可能性
11/9(木) 19:29配信
khb東日本放送
早坂千亜紀仙台市議

 今年7月の仙台市議選の選挙費用をまとめた収支報告書について、初当選を果たした仙台維新の早坂千亜紀市議は、選挙管理委員会への提出期限を過ぎていたことを説明し謝罪しました。

 早坂千亜紀仙台市議「本当に申し訳ございませんでした」

 仙台市選挙管理委員会によりますと、仙台市議選で印刷費や人件費などの選挙費用をまとめた収支報告書の提出について、早坂市議が期限を4日過ぎた8月18日に提出していたということです。

 早坂市議は、提出期限を過ぎた理由について、期限後の8月18日まで経費の支払いが残っていて、その領収書を添付するため収支報告書の作成ができず、提出できなかったと説明しました。

 選挙費用に関する収支報告書の提出遅れは公職選挙法違反に抵触する可能性があります。

 仙台市選管は「収支報告書の提出期限は立候補者説明会などで告知している」として早坂市議の対応について検討中としています。

khb東日本放送

6233OS5:2023/11/10(金) 11:39:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2405c132cb3d74dc7223595441349ef60314c44b
【福島県議選 10選挙区ルポ】 大沼郡 会津若松市
11/7(火) 10:49配信


1
コメント1件


福島民報
(写真:福島民報)

 第20回福島県議選(定数58)は無投票の9選挙区17人を除く10選挙区で、立候補者54人が12日の投開票に向け論戦を繰り広げている。1人区の勝敗が今後の勢力図を左右するとみられ、与野党対決が激しさを増している。衆院小選挙区の区割り改定で、県内選挙区が大幅に再編されるため、今回の県議選が次期衆院選を占う前哨戦としての様相を強めている。激戦区の最新情勢をルポする。(文中敬称略)

■支持複雑、争い激化 大沼郡(1)―2(三島町、金山町、昭和村、会津美里町=有権者2万297人)

山内長 62自現(1)[公]

加藤志津佳 46 立新

(届け出順、[公]は推薦)

 2003(平成15)年以来、20年ぶりの選挙戦は与野党の全面対決となっている。次期衆院選を見据えた自民党衆院議員の菅家一郎と立憲民主党衆院議員の小熊慎司による「前哨戦」としての側面があり、郡内の有権者の8割を占める大票田の会津美里町を主戦場に、戦いは激化している。

 2021(令和3)年の会津美里町長選の影響も尾を引く。現町長と、前町長の流れを引き継いだ対立候補の戦いは800票余りの僅差だった。町を二分した選挙戦が町民の間にしこりを残していると見る向きもあり、支持動向は複雑化している。

 「暮らしを守れるのは自民党だ。なんとしても議席を守り抜く」。山内は6日、街頭演説の最後に声を張り上げた。

 山内は自民県議5期目だった現町長の町長選出馬を受け、地盤を引き継いで2021年県議補選で無投票当選した。県議選での実戦は初めてで、自民が20年間守り続けた議席の維持を掲げる。菅家の後援会組織の支援を受け、自民の県議らが連日応援に入っている。

 会津美里町と昭和村を結ぶ博士峠バイパスの開通、JR只見線の全線再開通などに携わった実績を強調している。元町議、元JA職員としての人脈などを生かし、農商工関係者らの支持固めを進めている。陣営幹部は「1期目は県議の仕事を覚えるのに必死で管内をくまなく回れていなかった。盤石とは言えないが、組織力がある」と集票に力を入れる。

 「子育て世代だからこそできる政治がある。若者の力で変えていく」。加藤は6日、有権者らを前に支持を訴えた。

 加藤は衆院選で小熊の政策調査担当として陣営を支えてきた。自身の陣営の基盤は小熊の後援会組織で、女性集会などを重ねてきた。会津美里町長選で現町長の対立候補が集めた票が、非自民の支持者の獲得に直結するとみて囲い込みを進めている。

 中学生と高校生の息子を育て、NPO法人で地域づくりに携わった経験を生かし、少子高齢化が進む郡内で子育て世代や若年層にアピールしている。交流サイト(SNS)を活用し無党派層への浸透も目指している。陣営幹部は「知名度の低さは否めないが、女性である点と若さは、20年間も無風だった大沼郡で武器になる。勝機はある」と言葉に力を込める。

◇2019年県議選結果

大沼郡(定数(1)―1)無投票

杉山純一 62 自現(5)

6234OS5:2023/11/10(金) 11:39:56
■現職4人と元職混戦 会津若松市(4)―5(有権者9万6066人)
水野さち子 61 無元(2)
佐藤義憲 48 自現(2)[公]
佐藤郁雄 60 自現(1)[公]
渡部優生 62 無現(2)
宮下雅志 68 立現(4)

(届け出順、[公]は推薦)

 選挙戦が折り返しを迎えた6日、中心部などに5台の選挙カーが行き交い、各候補者のお願いの声がこだました。ある陣営の関係者は「票の動きが読めない」と表情を曇らせる。支持動向が複雑に交錯する中、福島県政界復帰を目指す無所属の元職が食い込みを狙い、自民党、立憲民主党、無所属の現職が自身の支持層の流出を防ごうと躍起で、混戦模様となっている。

 「台風の目」とされるのは無所属の元職水野だ。参院選で市内の2万7819票、今夏の市長選で1万3738票を集めた。知名度があり、無党派層などの支持獲得に力を入れる。前々回からトップ当選を続ける自民の現職佐藤義憲と、再選を狙う現職佐藤郁雄は警戒を強める。女性票の動きが読みにくいと分析し、農業団体や医療団体などを丁寧に回る。5選を目指す立民の現職宮下と、前回2番目の票を獲得した無所属の現職渡部は同じ県議会会派「県民連合」に所属。ともに実績を強調して後援会組織を固め、新たな支持獲得を狙う。

 公明党は自民の現職2人を推薦し、共産党は自主投票としている。

 ある現職陣営の関係者は「水野の(参院選と市長選の)票がそのまま県議選の票につながるわけではない」とする。各陣営は日々刻々と変わる情勢を注視している。

 前回の投票率は38・23%で過去最低だった。票の奪い合いは激しさを増しているが、顔触れに真新しさはなく盛り上がりに欠ける。共産や社民、無党派層の票の行方が注目される。

 水野は地元の一箕地区を軸に、女性や子育て世代に支持を呼びかける。

 佐藤義憲は西部地区を足掛かりに、中心部などで若者らへの浸透を進める。

 佐藤郁雄は城西地区が地盤で、会津中央病院の支援で票の上積みを目指す。

 渡部は地元の河東地区で票を固め、連合福島傘下の労組に働きかけを強める。

 宮下は地盤の中心部を拠点として幅広い世代に支持拡大を図る。

6235OS5:2023/11/10(金) 11:40:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c08ea656cbf60cb99be510e8032e8f5c0f77f1f
【県議選2023 10選挙区ルポ】“野党色”を薄め激戦 南会津郡(1)―2
11/8(水) 9:45配信

福島民報
(写真:福島民報)

(下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町=有権者2万570人)

 大桃英樹 48 無新 自民推薦 
 渡部英明 56 無新 

(届け出順、敬称略)

◇2019年県議選開票結果

 南会津郡(定数(1)―2)

 投票率75・16%

当 8,337星公正 66 自現 (3)

◎ 8,263渡部英明 52 無新 

 定数が1に減った1979(昭和54)年以来、新人同士の一騎打ちは初。ともに無所属の大桃、渡部は南会津町生まれ、町職員出身で人間関係も複雑に絡み合っている。両陣営とも自らの“野党色”を薄め、大桃は保守層の支持固め、渡部は切り崩しに注力し、激戦を繰り広げている。

 「皆さんの声を県政に届け、生まれ育った南会津を豊かにしたい」。大桃は7日、南会津町で開いた個人演説会で声を張り上げた。

 南会津町議を3期務めた経験がある。一方で、これまで所属してきた政党は国民民主、立憲民主など。自民の推薦を受けて県議選に立候補するに当たり、立民衆院議員の小熊慎司とたもとを分かった。

 告示前まで各所に張られた大桃の「2連ポスター」には自民衆院議員の菅家一郎が写る。自民支持層には、小熊と大桃が政治的に近かった過去に反発する有権者もいる。ただ、陣営は大桃への野党系の印象は次第に薄れ、今期で引退する自民現職の議席を死守しようと結束する動きが強まってきたとみる。

 自民支持層の票固めを急ぎながら、無党派層の取り込みも狙っている。後援会長の星公正は「まだ決めていない有権者が多数いる。政権与党とのパイプを地道に訴えていくしかない」と集票に力を入れる。

 「地域の代弁者として暮らしや未来を守る“住民党”として戦う」。渡部は7日、下郷町を中心に回り、有権者に支持を訴えた。

 前回、立憲民主、国民民主、社民の各党から推薦を受けたが、自民公認候補に74票差で敗れた。今回はあえて政党から推薦を受けず、出身母体の自治労県本部や連合福島などの推薦にとどめた。

 南会津町職員を30年以上務め、組合活動などで地元に貢献した実績がある。前回のリーフレットには自治労県本部や連合福島で活躍した経歴を記載したが、今回は行政区長や行政書士などの肩書を記した。政党色を出したくないという陣営の意向もあり、事務所開きや出陣式には小熊ら国会議員の姿はなかった。

 自民支持層が一枚岩ではないとみて、建設業者らへの食い込みを図っている。後援会長の細井信浩は「党派を問わずに幅広い支持を得られるよう選挙戦を展開していく」と攻めの姿勢を見せる。(文中敬称略)

6236OS5:2023/11/10(金) 11:41:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c08ea656cbf60cb99be510e8032e8f5c0f77f1f
【県議選2023 10選挙区ルポ】“野党色”を薄め激戦 南会津郡(1)―2
11/8(水) 9:45配信

福島民報
(写真:福島民報)

(下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町=有権者2万570人)

 大桃英樹 48 無新 自民推薦 
 渡部英明 56 無新 

(届け出順、敬称略)

◇2019年県議選開票結果

 南会津郡(定数(1)―2)

 投票率75・16%

当 8,337星公正 66 自現 (3)

◎ 8,263渡部英明 52 無新 

 定数が1に減った1979(昭和54)年以来、新人同士の一騎打ちは初。ともに無所属の大桃、渡部は南会津町生まれ、町職員出身で人間関係も複雑に絡み合っている。両陣営とも自らの“野党色”を薄め、大桃は保守層の支持固め、渡部は切り崩しに注力し、激戦を繰り広げている。

 「皆さんの声を県政に届け、生まれ育った南会津を豊かにしたい」。大桃は7日、南会津町で開いた個人演説会で声を張り上げた。

 南会津町議を3期務めた経験がある。一方で、これまで所属してきた政党は国民民主、立憲民主など。自民の推薦を受けて県議選に立候補するに当たり、立民衆院議員の小熊慎司とたもとを分かった。

 告示前まで各所に張られた大桃の「2連ポスター」には自民衆院議員の菅家一郎が写る。自民支持層には、小熊と大桃が政治的に近かった過去に反発する有権者もいる。ただ、陣営は大桃への野党系の印象は次第に薄れ、今期で引退する自民現職の議席を死守しようと結束する動きが強まってきたとみる。

 自民支持層の票固めを急ぎながら、無党派層の取り込みも狙っている。後援会長の星公正は「まだ決めていない有権者が多数いる。政権与党とのパイプを地道に訴えていくしかない」と集票に力を入れる。

 「地域の代弁者として暮らしや未来を守る“住民党”として戦う」。渡部は7日、下郷町を中心に回り、有権者に支持を訴えた。

 前回、立憲民主、国民民主、社民の各党から推薦を受けたが、自民公認候補に74票差で敗れた。今回はあえて政党から推薦を受けず、出身母体の自治労県本部や連合福島などの推薦にとどめた。

 南会津町職員を30年以上務め、組合活動などで地元に貢献した実績がある。前回のリーフレットには自治労県本部や連合福島で活躍した経歴を記載したが、今回は行政区長や行政書士などの肩書を記した。政党色を出したくないという陣営の意向もあり、事務所開きや出陣式には小熊ら国会議員の姿はなかった。

 自民支持層が一枚岩ではないとみて、建設業者らへの食い込みを図っている。後援会長の細井信浩は「党派を問わずに幅広い支持を得られるよう選挙戦を展開していく」と攻めの姿勢を見せる。(文中敬称略)

6237OS5:2023/11/10(金) 11:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c08ea656cbf60cb99be510e8032e8f5c0f77f1f
【県議選2023 10選挙区ルポ】“野党色”を薄め激戦 南会津郡(1)―2
11/8(水) 9:45配信

福島民報
(写真:福島民報)

(下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町=有権者2万570人)

 大桃英樹 48 無新 自民推薦 
 渡部英明 56 無新 

(届け出順、敬称略)

◇2019年県議選開票結果

 南会津郡(定数(1)―2)

 投票率75・16%

当 8,337星公正 66 自現 (3)

◎ 8,263渡部英明 52 無新 

 定数が1に減った1979(昭和54)年以来、新人同士の一騎打ちは初。ともに無所属の大桃、渡部は南会津町生まれ、町職員出身で人間関係も複雑に絡み合っている。両陣営とも自らの“野党色”を薄め、大桃は保守層の支持固め、渡部は切り崩しに注力し、激戦を繰り広げている。

 「皆さんの声を県政に届け、生まれ育った南会津を豊かにしたい」。大桃は7日、南会津町で開いた個人演説会で声を張り上げた。

 南会津町議を3期務めた経験がある。一方で、これまで所属してきた政党は国民民主、立憲民主など。自民の推薦を受けて県議選に立候補するに当たり、立民衆院議員の小熊慎司とたもとを分かった。

 告示前まで各所に張られた大桃の「2連ポスター」には自民衆院議員の菅家一郎が写る。自民支持層には、小熊と大桃が政治的に近かった過去に反発する有権者もいる。ただ、陣営は大桃への野党系の印象は次第に薄れ、今期で引退する自民現職の議席を死守しようと結束する動きが強まってきたとみる。

 自民支持層の票固めを急ぎながら、無党派層の取り込みも狙っている。後援会長の星公正は「まだ決めていない有権者が多数いる。政権与党とのパイプを地道に訴えていくしかない」と集票に力を入れる。

 「地域の代弁者として暮らしや未来を守る“住民党”として戦う」。渡部は7日、下郷町を中心に回り、有権者に支持を訴えた。

 前回、立憲民主、国民民主、社民の各党から推薦を受けたが、自民公認候補に74票差で敗れた。今回はあえて政党から推薦を受けず、出身母体の自治労県本部や連合福島などの推薦にとどめた。

 南会津町職員を30年以上務め、組合活動などで地元に貢献した実績がある。前回のリーフレットには自治労県本部や連合福島で活躍した経歴を記載したが、今回は行政区長や行政書士などの肩書を記した。政党色を出したくないという陣営の意向もあり、事務所開きや出陣式には小熊ら国会議員の姿はなかった。

 自民支持層が一枚岩ではないとみて、建設業者らへの食い込みを図っている。後援会長の細井信浩は「党派を問わずに幅広い支持を得られるよう選挙戦を展開していく」と攻めの姿勢を見せる。(文中敬称略)

6238OS5:2023/11/10(金) 11:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b0e2c6fda03d15912d571c6beee9ac543dd841b
【県議選2023 10選挙区ルポ】熾烈極める一騎打ち 河沼郡(1)―2
11/8(水) 10:13配信
(会津坂下町、湯川村、柳津町=有権者1万7712人)
 猪俣明伸 39 立新 社民推薦 
 小林昭一 71 自現(3) 公明推薦 

(届け出順、敬称略、□は推薦)

◇2019年県議選結果

河沼郡(定数(1)―1)無投票

小林昭一 67 自現 (3)

 選挙戦が後半に入った7日、立憲民主党の新人猪俣と自民党の現職小林はともに郡内で選挙カーを走らせた。2011(平成23)年以来、12年ぶりの選挙戦で、一騎打ちは熾烈(しれつ)を極めている。出身地はともに会津坂下町。郡内の有権者の7割を占める大票田だ。

 「厳しい戦いであるのに変わりはないが、背中は見えてきた」。猪俣の選挙事務所に出入りする会津坂下町議の一人は、日に日に増す手応えを口にした。

 猪俣は大学進学で上京し、首都圏や海外で民間企業に勤務した。帰郷して日が浅く、政治経験や知名度は現職に及ばない。ただ、郡内でつじ立ちや座談会などを重ね、地道に「新顔」を売り込んできた。

 選対本部長の佐藤英は「(有権者の反応が)『若いあの人』から『猪俣候補』に変わってきた。知名度は相手が上回っているが、12年間無競争だったことで世代交代という雰囲気にもなりやすい」とみる。

 地盤の弱さや知名度の低さを補うため、立民衆院議員の小熊慎司が自身の後援会組織で足元を固め、連合福島や社民系が支援する。元参院議員の和田洋子もバックに付いた。猪俣自身と同じ子育て世代の票を見据えつつ、幅広い世代への食い込みを目指している。

 「培ってきた政治経験や人脈がある。すぐに有権者の役に立てる」。推薦状やため書きが壁を埋める小林の選挙事務所で、選対関係者の一人が強調した。

 新人が名乗りを上げた当初は楽観視する向きがあったが、自民県連は河沼郡を重点選挙区の一つに位置付けた。直近の衆院選、参院選で郡内の自民票がいずれも数百票ほど野党票を下回った結果などを踏まえた。

 小林の初当選時から選対本部長兼連合後援会長を務める渡部三郎は「12年間、選挙を経験していない。当初はやりづらさがあった」と認める一方、「組織が手薄になったということは決してない」と強調する。

 会津坂下町議時代から小林の政治経験は約25年に及び、現在は自民県連総務会長の要職にある。後援会組織をフル稼働させ、自民衆院議員の菅家一郎の支援も受ける。農商工団体などの票固めを進めつつ、SNSを活用し新たな支持層の取り込みにも注力している。

(文中敬称略)

6239OS5:2023/11/10(金) 11:43:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fd86668128a4f671ae8f006df3ed321423d9a5a
【県議選2023 10選挙区ルポ】自民と立民 攻防火花 二本松市 (2)―3
11/9(木) 9:59配信
(有権者4万4463人)
 石井信夫 57 無新 [自]推薦
 高宮光敏 52 自現(2)[公]推薦
 鈴木雅之 45 立新 

(届け出順、敬称略、[]は推薦)

◇2019年県議選結果

二本松市(定数(2)―2)無投票
遊佐久男 60 自現 (3)
高宮光敏 48 自現 (2)

 2議席を無所属で自民党推薦の新人石井、自民公認・公明党推薦の現職高宮、立憲民主党公認の新人鈴木の3人が争っている。自民は2議席独占の維持を目指し総力戦を展開する一方、立民は前々回の2015(平成27)年に失った非自民の議席の奪回を狙っている。前回は無投票で、8年ぶりの実戦は激しさを増している。

 初陣の石井は8日、市内で行った街頭演説で「古里の皆さんに寄り添う。その声を県政にしっかりと届ける」と支持を訴えた。

 自民の議席を3期守り、引退する現職の後継で東和、岩代、安達地区で足場を固める。引退県議の後援会組織、推薦を受ける農業や商工業などの団体と連動し支持拡大を狙っている。

 引退県議が8年前に集めた1万票が目標だ。陣営幹部は「各陣営がしのぎを削っている。保守同士が競り合う地域もあるが、支持層を広げたい」と集票を急いでいる。

 高宮は8日、市内で有権者を前に「経験を生かし、震災復興に加え、新たな課題の解決に力を入れていく」と声を張り上げた。

 大票田の旧市内が地盤で、全域に設けた後援会組織をフル稼働させている。支援を受ける農業や商工業などの団体を中心に組織固めを進め、自民市議も脇を固めている。

 得票目標を1万3千票に設定している。陣営幹部は「非自民が、どこまでまとまっているのかは未知数だ。情勢を分析しながら票を上積みする」と支持拡大を狙っている。

 鈴木は8日、市内で遊説し「誰一人取り残さない社会の実現に向け、県民に寄り添う政治を目指す」と支持を呼びかけた。

 前々回以来、2度目の挑戦だ。立民所属の国会議員らが付き、連合福島が支援する。共産、社民系の後押しも受ける。旧市内を足掛かりに全域で攻勢を強めている。

 1万2千票の得票を目標に掲げている。陣営幹部は「自民支持層を切り崩したい。動画配信などを活用し、無党派層や若年層にも支持を広げる」と戦略を描いている。(文中敬称略)

6240OS5:2023/11/10(金) 11:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/0531a60cf09ff982172ddbea87c2cda6165b7b2d
【県議選2023 10選挙区ルポ】引退議員票奪い合い 福島市 (8)―9
11/9(木) 10:17配信

福島民報
(写真:福島民報)
(有権者23万299人)
 誉田憲孝 48 自新
 佐藤雅裕 57 自現(3)
 大場秀樹 54 無現(2)
 高橋秀樹 58 立現(4)[社]推薦
 宮本しづえ 71 共現(3)
 半沢雄助 37 立新
 伊藤達也 53 公現(2)
 渡辺哲也 47 自現(1)
 西山尚利 58 自現(4)

(届け出順、敬称略、[]は推薦)

◇2019年県議選開票結果

福島市(定数(8)―10)投票率41.47%
当13,371 西山尚利 54 自現 (4)
当11,167 宮本しづえ 67 共現 (3)
当10,836 伊藤達也 49 公現 (2)
当10,220 紺野長人 64 社現 (3)
当10,146 佐藤雅裕 53 自現 (3)
当 8,507 高橋秀樹 54 立現 (4)
当 8,347 渡辺哲也 43 自新 (1)
当 8,112 大場秀樹 50 国現 (2)
◎ 8,049 丹治智幸 48 自現
◎ 7,171 誉田憲孝 44 自新

 選挙戦後半の8日、ある陣営の選対幹部は「空白地帯を狙う。絶対に票を奪う」と戦略の練り直しに頭をひねる。

 県都の8議席を争うのは自民党の現職3人と新人1人、立憲民主党の現職1人と新人1人、共産党の現職1人、公明党の現職1人、無所属の現職1人の計9人。自民と立民がそれぞれ新人を擁立し、勢力伸長を巡る攻防が激化している。鍵になるのは前回落選して引退した元自民県議の約8千票と、社民党公認で当選し今期限りで引退する立民現職の約1万票の行方だ。各陣営は元自民県議の地元の南部・松川地区と立民現職が拠点を置く北西部・大笹生、笹谷地区に狙いを定め、票を奪い合っている。

 自民は現有3議席からの議席増を狙っている。ある陣営幹部は「松川地区の票は取りこぼせない。なんとしても守らなくてはならない」と支持層の流出防止を強く意識する。新人誉田は鎌田地区を拠点に松川地区への浸透を視野に入れ、大笹生、笹谷地区で攻勢を強めている。現職佐藤は中心部を拠点に地盤の西部や南部・大森地区で集票を加速。現職渡辺は出身地の川俣町に近い飯野地区を足掛かりに松川地区を攻めている。現職西山は中心部に近い方木田地区で足場を固め、全域で浸透を狙っている。現職が業界団体の組織票を押さえている面があり、新人は支持を広げようと躍起だ。

 立民も議席の積み上げをもくろんでいる。引退県議の地盤の大笹生、笹谷地区の票を守り抜く方針だ。ある陣営幹部は「各陣営から切り崩しを受けている。守り切った上で攻める」と支持者にげきを飛ばす。後継の新人半沢は侵食を防ごうと注力している。松川地区は出身地でもあり、版図の拡大を図っている。現職高橋の拠点は南向台と渡利地区で、地元を中心に票固めを急いでいる。ただ、半沢と高橋の南部の地盤が一部重なる。両陣営は組織票となる労組の支援の取りまとめにも力を入れている。引退県議が、かつて所属していた社民の票の囲い込みや非自民票の取り込みも狙っている。

 共産は1議席の維持を期す。現職宮本は地盤の渡利地区を中心に、党支持層の票固めを進めている。

 公明は1議席の死守を狙う。現職伊藤は支持団体の組織力を背景に、泉地区などで支持を訴えている。

 立民から無所属に転じた現職大場は地盤の方木田、笹木野地区から北部にかけて浸透を図っている。(文中敬称略)

6241OS5:2023/11/10(金) 11:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e45340113cf5796e58a621473f1bb51561cb47
福島県議選2023/10選挙区ルポ 「坂本票」争奪戦激化 いわき市
11/10(金) 9:37配信

福島民報
(写真:福島民報)
 (10)―13 (有権者26万2929人)
 安田成一 55 無新
 鳥居作弥 49 維元(1)
 吉田英策 64 共現(2)
 真山祐一 42 公現(1)
 西丸武進 79 無現(7)
 宮川絵美子 77 共現(4)
 矢吹貢一 68 自現(3)
 安部泰男 66 公現(3)
 古市三久 75 立現(4)
 鈴木智 50 自現(3)
 青木稔 77 自現(9)
 木村謙一郎 48 自新
 山口洋太 33 無新 [れ]

(届け出順、敬称略、[ ]は推薦)

 「自民党候補の当選を確実なものにしたい」。9日、告示8日前に立候補を取りやめた現職坂本竜太郎が応援演説でマイクを握った。

 前回、坂本は南部を拠点に約1万2千票を集めてトップ当選した。ただ、地盤が違う北部を拠点とする自民候補への票の振り分けは難しいとみる向きもあり、ある自民陣営幹部は「坂本の票は個人票も多い。自民以外に流れてもおかしくない」と分析する。有力候補の立候補見送りで「坂本票」の争奪戦となり、情勢は混沌(こんとん)としている。

 自民は現有4議席の維持を目指し、南部の支持層流出を防ぐ構えだ。現職矢吹は平地区中心部など北部の票固めに奔走している。現職鈴木は小名浜や泉地区で支持を固め、南部で浸透を狙っている。現職青木は平や常磐地区の他、中山間地の支持層を固めている。北部が地盤の新人木村は南部の沿岸部でも支持を呼びかけている。

 南部を拠点とする共産党と日本維新の会の陣営は自民支持層を切り崩す好機とみて攻勢を強めている。共産の現職宮川は党支持層を固めながら、無党派層の取り込みを狙う。維新の元職鳥居は個人票の取り込みを図り、支持を広げようと注力している。

 立憲民主党は1議席の維持を期している。現職古市は北部を中心に党支持層や支援を受ける労組票を固めている。

 共産の現職吉田は地盤の北部の支持を固めつつ、全域で支援を訴えている。

 公明党は2議席の死守を狙い、南北ですみ分けを図る。現職真山は北部を軸に支持団体の組織票固めを急いでいる。現職安部は南部を拠点に若年層への浸透を目指している。

 無所属の新人安田は労組の支援を受け、中央台地区などで浸透を進めている。現職西丸は地盤の常磐の他に小名浜地区などで支持固めに注力している。新人山口は北部を軸に全域での浸透を目指し、独自の戦いを続けている。

 立候補した現職9人中7人が60〜70代のベテラン。30〜50代の元職と新人計4人が現職に挑む構図で、世代交代を問う戦いでもある。有権者が若返りを望むかも焦点となっている。(文中敬称略)

◇2019年県議選開票結果

いわき市(定数(10)―12)投票率39.13%
当11,828 坂本竜太郎 39 自現 (2)
当11,690 矢吹貢一 64 自現 (3)
当 9,240 真山祐一 38 公新 (1)
当 8,930 安部泰男 62 公現 (3)
当 8,913 古市三久 71 立現 (4)
当 8,882 宮川絵美子 73 共現 (4)
当 8,846 青木稔 73 自現 (9)
当 8,676 鈴木智 46 自現 (3)
当 8,294 西丸武進 75 無現 (7)
当 7,395 吉田英策 60 共現 (2)
◎ 6,595 鳥居作弥 45 国現
◎ 5,408 狩野光昭 67 社新

6242OS5:2023/11/10(金) 11:47:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b84f84c7a4430d5f991a81971c042097f768c4
福島県議選2023/10選挙区ルポ 衆院選占う前哨戦に 石川郡 
11/10(金) 9:41配信
(1)―2 (石川町、玉川村、平田村、浅川町、 古殿町=有権者3万1414人)
 武田務 42 自新 [公]
 山田真太郎 40 無新

(届け出順、敬称略、[ ]は推薦)

 自民の武田と無所属の山田が2011(平成23)年以来、12年ぶりに新人同士で争っている。ともに40代前半、石川町出身で共通点が多く、支持獲得を巡る戦いは激化している。衆院小選挙区の区割り改定により石川郡は郡山市、須賀川市、田村市などと合わさり新2区となる。武田には自民党衆院議員の根本匠、山田には立憲民主党衆院議員の玄葉光一郎が付き、次期衆院選・新2区の勢力図を占う前哨戦にもなっている。

 武田は9日、玉川村で街頭演説に臨み、「政権与党の力で活力を取り戻す。国や県を動かし、発展につなげる」と主張した。自民議席の12年ぶりの奪還を狙っている。

 武田は元自民党県連職員。地元を離れていた時期があり、当初は知名度不足を懸念する声があった。根本が選対本部長となり、二人三脚で顔と名前を売り込んできた。根本としては新たな地盤となった石川郡での支持拡大につながる。

 選挙事務所の壁一面に、建設業や医療など幅広い団体からの推薦状が並ぶ。県連の支援・友好団体などをフル稼働させる組織戦を展開している。陣営幹部は「玄葉の牙城に食い込んで支持を伸ばしたい」と鼻息が荒い。

 山田は9日、石川町で有権者を前に「石川地方を元気にしたい。古里の住民の声を県政に届ける」と訴えた。引退する立民現職円谷健市の後継として議席の維持を目指している。

 山田は町商工会青年部役員などを務め、知名度が売りだが、政治経験はほとんどないため円谷が選対本部長を務めている。玄葉は山田の出陣式に駆け付け、旧知の郡内を一緒に回った。玄葉にとっては自らの新2区での地固めにもなる。

 現職の地盤を引き継いだが、政党公認は受けず、連合福島の支援にとどめた。野党色を前面に出さずに保守票を切り崩し、無党派層を取り込む戦略を描く。陣営幹部は「石川では根本も新人だ。負けるわけにはいかない」と気を吐く。

(文中敬称略)

◇2019年県議選開票結果
石川郡(定数(1)―3)投票率59.88%
当 9,376 円谷健市 65 無現 (3)
◎ 9,176 大野峯 64 自新
  1,161 野崎正夫 69 無新

※「◎」は法定得票数獲得者

6243OS5:2023/11/10(金) 11:49:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/96e018a40ebcee7b31f80b382e4e134a21a506cd
福島県議選2023/10選挙区ルポ 争点見えず論戦低調 郡山市
11/10(金) 9:41配信
 (10)―12 (有権者26万7209人)
 今井久敏 70 公現(4)
 山田平四郎 70 自現(3)
 佐藤徹哉 55 自現(1)
 高橋翔 35 諸新
 佐藤憲保 69 自現(7)
 二瓶陽一 71 無新
 神山悦子 68 共現(6)
 鈴木優樹 39 自現(1)
 佐久間俊男 68 無現(3)
 長尾トモ子 75 自現(5)
 椎根健雄 46 無現(3)
 山口信雄 57 自現(1)

  (届け出順、敬称略)

 「こんなに静かな選挙は初めてだよ」。9日、ある陣営の選対幹部は選挙戦が終盤に差しかかっても論戦が盛り上がらない現状を嘆いた。現職10人に、8月の市議選で落選した新人2人が挑む構図だが、明確な争点は見えない。ある現職陣営の関係者は「今回の結果が実績評価の指標になる。それによって今後の県議会での立場が変わる」とする。現職は実績を強調して票を積み上げ、当選順位を上げようと力を注いでいる。

 2021(令和3)年の市長選立候補のため辞職した元自民党県議は前回約9600票を集めた。今回は目立った支援の動きを見せていない。地盤が重なる陣営などが支持者を取り込もうとする動きがある。

 投票率は過去最低だった前回の35・61%を下回り、30%台前半と予想する陣営が大半を占める。各陣営が政策の違いを打ち出し、無党派層の関心を高められるかも焦点となる。

 自民の山田は防災・減災対策を掲げ、田村地区などで票固めを進めている。佐藤徹哉は中心部などをくまなく回り、教育環境の整備を訴えている。佐藤憲保は北部や企業を中心に回り、県土の強靭化など呼びかけている。鈴木は安積地区などを軸に、子育て・教育の充実を主張している。長尾は中心部を軸に若者や女性への支援をアピールしている。山口は安積地区を拠点に住みやすいまちづくりを訴えている。

 共産党の神山は中田地区を拠点に幅広い世代への支援策充実を主張している。

 公明党の今井は中心部を拠点に生活に根付いた政策を呼びかけている。

 無所属の佐久間は富久山地区を軸に人口減少対策を訴えている。椎根は中小企業支援を柱に据え、日和田地区を中心に浸透を急いでいる。

 新人はSNS(交流サイト)で政策を発信し、現職陣営の切り崩しを図っている。諸派の高橋は中田地区を拠点に子育て世代支援などを主張している。無所属の二瓶は山根地区を拠点に新たな交通網整備などを強調している。

(文中敬称略)

◇2019年県議選開票結果

郡山市(定数(10)―13)投票率35.61%
当10,546 今井久敏 65 公現 (4)
当10,298 鈴木優樹 35 自新 (1)
当 9,761 神山悦子 64 共現 (6)
当 9,630 勅使河原正之67 自現 (4)
当 8,666 佐藤憲保 65 自現 (7)
当 7,714 山口信雄 53 自新 (1)
当 7,710 長尾トモ子 71 自現 (5)
当 7,190 椎根健雄 42 国現 (3)
当 6,064 佐久間俊男 64 国現 (3)
当 6,016 山田平四郎 66 自現 (3)
◎ 5,829 飛田義昭 67 社新
◎ 3,531 久保木豊 46 国新
  1,297 高橋翔 31 無新

※「◎」は法定得票数獲得者

6244OS5:2023/11/10(金) 11:50:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/38324b3d0e2f526197fcd14678f127f2053b6e3b
福島県議選2023/10選挙区ルポ しのぎ削る少数激戦 須賀川市・岩瀬郡 
11/10(金) 9:43配信
福島民報
(写真:福島民報)

(3)―4 (須賀川市、鏡石町、天栄村= 有権者7万7585人)
 丸本由美子 61 共新
 水野透 56 自現(1)[公]
 渡辺康平 38 自現(1)[公]
 吉田誠 47 立新

(届け出順、敬称略、[ ]は推薦)

 9日、各陣営は須賀川市を中心に、遊説や個人演説会などで、それぞれ支持を呼びかけた。

 定数3に対し、自民党現職2人、立憲民主党新人1人、共産党新人1人の計4人がしのぎを削る少数激戦となっている。6期務めて引退する立民現職の宗方保が地盤とする大票田の須賀川市中心部の支持動向が注目される。各陣営は中心部に選挙事務所を置き、立民の後継は支持拡大に努め、自民と共産は切り崩しを狙っている。

 衆院小選挙区の区割り改定で郡山市などと合わさり新2区となるため、次期衆院選を見据えた衆院議員の勢力争いも背景にある。情勢は複雑化し、ある陣営幹部は「ふたを開けるまで予想がつかない」と票の動きが読みにくいと話す。各陣営はそれぞれの組織を引き締めつつ、相手の地盤に切り込んでいる。

 8年ぶりの実戦となった前回は宗方が7326票でトップ当選した。自民の渡辺が7093票、水野が6736票で続いた。共産の丸本は5018票で涙をのんだ。当選するには前回から2千票前後の上積みが必要とみる向きがある。直近の須賀川市議選では投票率が45・28%となり、各陣営は同じ水準か、さらに下がると想定している。

 丸本は党支持層を固め、子育て世代などに支持を訴えている。

 水野はインターネットを活用し浮動票の取り込みに力を入れている。

 渡辺は実績を強調しながら、支持層固めを急いでいる。

 吉田は後援会組織を引き締め、幅広い世代への浸透を狙っている。(文中敬称略)

◇2019年県議選開票結果

須賀川市・岩瀬郡(定数(3)―6)

投票率44.48%
当 7,326 宗方保 71 国現 (6)
当 7,093 渡辺康平 34 自新 (1)
当 6,736 水野透 52 自新 (1)
◎ 5,018 丸本由美子 57 共新
◎ 4,679 川田昌成 76 無現
◎ 3,593 吉田孝司 41 無新

※「◎」は法定得票数獲得者

6245OS5:2023/11/11(土) 21:47:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e474eddf0acd8a443dc2c200c3e420b9be8da5f
【福島県議選2023】与野党一騎打ち熾烈 12日投票 市部は当落線上で混戦
11/11(土) 9:43配信

福島民報
(写真:福島民報)

 第20回福島県議選(定数58)は12日、投開票される。全19選挙区のうち無投票となった9選挙区(17人当選)を除く10選挙区で、立候補者54人が41議席を争い、最後の追い込みをかけている。福島民報社が期日前投票の出口調査に取材などで得た情報を加味した最終盤情勢は、与野党の一騎打ちとなった南会津郡、河沼郡、大沼郡、石川郡の4選挙区で熾烈(しれつ)を極めている。こうした1人区の勝敗が今後の勢力図を左右するとみられる。市部の福島市や会津若松市、郡山市、いわき市、須賀川市・岩瀬郡、二本松市は当落線上で複数の候補が競り合い、混戦の度合いを増している。

 現行の定数1となった1979(昭和54)年以来、初めての新人対決となった南会津郡では、自民推薦の新人が保守層の支持固めに全力を注いでいる一方、連合福島の支援を受ける新人は無党派層などへの食い込みに躍起になっている。

 2003(平成15)年以来、20年ぶりに舌戦入りした大沼郡では、「継続」を掲げる自民現職と「刷新」を訴える立民新人が、大票田の会津美里町などで激しい論戦を展開している。

 2011年以来、12年ぶりの実戦入りで現新対決を繰り広げている河沼郡、12年ぶりに新人同士が争う石川郡にはそれぞれ、閣僚や政党役員、本県選出国会議員らが相次いで応援に入り、次期衆院選をにらんだ前哨戦も激化している。

 少数激戦の福島市、会津若松市、郡山市、いわき市、須賀川市・岩瀬郡、二本松市では地盤や支持動向が複雑に絡み合う中、政党票や団体票などを固めながら集票合戦が熱を帯びている。都市部ならではの無党派層の浮動票をより多く取り込むことができれば当落線上から抜け出せるとみて、交流サイト(SNS)や動画配信などでの発信を強化している陣営もある。

 気象庁によると、投開票日の12日は県内全域で雨や曇りの予想で、強い寒気が流れ込んで気温が低下する見通し。山沿いや標高の高い地域では降雪の可能性もあるという。過去のさまざまな選挙結果をみると、投開票日が悪天候だと投票率が下がる傾向にあり、11日までの期日前投票をどれだけ徹底できたかも勝敗の鍵となりそうだ。

6246OS5:2023/11/12(日) 10:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/59a98290f7d83313a15de724a381d20d3e23d751
米沢市長選、新人3氏の争い濃厚 告示まで1週間
11/12(日) 7:51配信
山形新聞
 任期満了に伴う米沢市長選は19日の告示(26日投開票)まで1週間に迫った。現職の中川勝氏は勇退を表明しており、いずれも新人で、元衆院議員の近藤洋介氏(58)=舘山1丁目、元市SDGs推進参与の伊藤夢人氏(38)=金池5丁目、元市議の皆川真紀子氏(53)=笹野=が立候補を表明している。他に出馬の動きはなく、3氏による選挙戦となる公算が高い。

 近藤氏は昨年12月15日に出馬を表明した。木村忠三県議が選対本部長を務め、舟山康江、芳賀道也両参院議員の支援を受ける。子育て支援・教育環境の充実などを公約とし、先月24日の集会で吉村美栄子知事が激励した。今月24日に決起集会を予定する。

 伊藤氏は昨年12月18日に立候補を表明した。自民党県連、公明党県本部の推薦を受け、鈴木憲和農林水産副大臣が選対本部長に就く。人工知能(AI)を活用した公共交通の充実などを訴える。9日の総決起集会には茂木敏充自民党幹事長が来援した。

 皆川氏は8月1日に出馬の意思を示した。今春の県議選と同様、政党の公認、推薦は受けない。後援組織を持たず、草の根で街頭演説や座談会などの活動を展開する。学校給食共同調理場の計画撤回を最重点公約に掲げている。

 9月1日現在の有権者数は6万5425人(男3万1986人、女3万3439人)。

◇立候補予定者(敬称略)

近藤洋介 58 元衆院議員 無新
伊藤夢人 38 元市参与 無新
皆川真紀子 53 元市議 無新

6247OS5:2023/11/13(月) 08:27:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/be4e11f2c0575b80836e3edbf7ee2aaafe9c0787
福島県議選、自民も立憲も共産も敗北 躍進したのは若手と無所属
11/13(月) 0:38配信

朝日新聞デジタル
福島県議選に当選した党公認候補にバラの飾りを付ける西山尚利・自民党県連幹事長(右から2人目)ら=12日、福島市中町

 福島県議選(定数58)が12日、投開票され、県議会で第1党の自民、第2党の立憲民主、第3党の共産のいずれもが現有議席を減らす異例の結果となった。代わりに非自民系の無所属候補らが躍進し、高齢の現職の落選も目立った。ベテラン議員を中心とした既成政党への有権者の不信が表れたかたちだ。

 19ある選挙区に、自民は33人(現職28人、新顔5人)を擁立したが、県連の総務会長を務める当選3回の小林昭一氏(71)と、当選9回の元・党県連副会長の青木稔氏(77)を含む4人が落選した。議席を改選前の31から29に減らし、単独過半数には届かなかった。国政では岸田文雄内閣の支持率が低迷し、党県連幹部は選挙中に「岸田首相への不信が広がり、都市部を中心に自民に相当逆風になっている」との厳しい見方をしていた。

 ところが、逆風が吹いたのは自民だけではなかった。新顔5人を含む13人を擁立した立憲も、11あった現有議席を10に減らした。県連幹事長で当選4回の高橋秀樹氏(58)も、定数8の福島市選挙区で最下位の9位で落選した。次の衆院選で県内の選挙区が5から4に減り、区割りが大きく変わることから、長年無投票だった選挙区に候補を立てるなどし、自民との対決構図に持ち込んだものの、支持は広がらなかった。

 共産も、いわき市選挙区で当選2回の男性現職(64)が落ち、現有議席を5から4人に落とした。公明は現有4議席を維持した。

朝日新聞社

6248OS5:2023/11/13(月) 09:38:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b83dcb0c79c5a7c02534d38ce44765ed2059824
町民9割は町外の福島・大熊町 町外遊説なし、特異な選挙戦
11/12(日) 23:16配信
毎日新聞
福島県大熊町長選で大差で再選した現職の吉田淳氏=同町で2023年11月12日午後8時49分、尾崎修二撮影

 ほとんどの有権者が町にいない選挙が終わった。東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町は今も半分が事故に伴う帰還困難区域で、町民の9割超が町外で暮らす。12日投開票された町長選で再選した現職は選挙期間中、一度も町外で遊説や集会をしなかったことから、避難先の町民からは政治姿勢を疑問視する声も出ている。

 町は2019年4月に一部の避難指示が解除され、22年6月には帰還困難区域の一部も解除された。だが、町内の病院やスーパーは再開しておらず、基幹産業だった原発関連の雇用も縮小。11月1日現在、町民9969人のうち、町内在住は6%に当たる603人だけで、同県いわき市(4422人)や郡山市(970人)など大半の町民が避難先で暮らしている。

 一般的に町長選の選挙運動期間は5日間だが、町は前回と同様、10日間で行った。町外に避難する町民が遠方の投票所に出向いたり、郵送による不在者投票を利用したりする十分な時間を確保するためだ。

 町長選は当初、現職の吉田淳氏(67)のほかに出馬の動きがなく、無投票再選の公算が大きかった。町出身の吉田氏は町総務課長などを経て16年から副町長を務め、前町長が不出馬だった19年の前回、新人同士の一騎打ちを制して初当選した。

 新人の元兵庫県議、小西彦治氏(52)は告示日(11月2日)前夜に出馬を表明したが、町に来るのも初めてで、「笑顔と人情あふれる町を目指し積極的な投資をする」などと主張する選挙公報を提出し、選挙ポスターを掲示板に貼ると、そのまま兵庫県の自宅に戻り、インターネットでの情報発信もなかった。

 一方、吉田氏は告示から4日間、町内を遊説し、その後の5日間は公務をこなし、投票前日の11日も町内を選挙カーで回った。同じ日程で行われた町議選の候補者が県内各地で暮らす有権者のもとを訪ね歩く姿とは対照的だった。前回は町民の99%が町外に暮らしており、吉田氏も町外の公営住宅などを回っていた。

 吉田氏の後援会は、町外で選挙運動をしなかった理由について「町外の被災者向け公営住宅には大熊町以外から避難してきた住民も多く、選挙カーでは入りづらい。都市部は(地元選挙区の)県議選の真っ最中ということも踏まえ、今回は町外での選挙活動はやめた」と説明した。

 町から西に約100キロ離れた同県会津若松市に暮らす70代女性は、吉田氏の選挙運動について「異例の選挙だとは思うが、何千人もの有権者が町外にいるのだから、数カ所でも顔を出してほしかった」と残念がった。

 県内の除染で出た土壌を原発周辺の帰還困難区域に保管する中間貯蔵施設に自宅を残す男性(いわき市に避難)も「大勢が集まらなかったとしても避難先を回ってほしかった。町外で暮らす人たちの思いも大事にしてほしい」と望んだ。

 町長選の投票率は過去最低だった前回(53・00%)を下回る45・34%だった。得票は吉田氏が3307票、小西氏が394票だった。

 12日夜、町内の事務所で支持者と当選を祝った吉田氏は報道陣の取材に「選挙期間中、電話などで戻った人からも戻れない人からも要望が寄せられた。それぞれの課題を解決し、町の存続を図っていきたい」と抱負を述べた。【尾崎修二】

6249OS5:2023/11/14(火) 00:30:14
福島市と会津若松市で野党系票割り大失敗
いわき市がスゴイ。坂本竜太郎出馬しなかったのに自民落選するか


https://news.yahoo.co.jp/articles/c4da1c53fe3c5dcdd61b9ee29cfec5d2be3cf2fa
福島県議会議員選挙、あなたの選挙区の当選者一覧まとめました 分かりやすい地図付き
11/13(月) 15:13配信

河北新報
12日に投開票が行われた福島県議選

 福島県議選は12日、投開票が行われ、10選挙区計41人の当選者が決まりました。便利な地図を添え、無投票の9選挙区計17人を含め、当選者58人を紹介します。(編集局コンテンツセンター)

https://public.flourish.studio/visualisation/15722754/

※投票日12日基準の満年齢、肩書、党派、現職・元議員・新人の分類、当選回数―の順番に記載

■【福島】(定数8―立候補者9)投票率=39.41%
当14,912半沢雄助  立新①
当12,007西山尚利  自現⑤
当11,597大場秀樹  無現③・・・2019年国民民主公認で当選
当10,911宮本しづえ 共現④
当 9,909伊藤達也  公現③
当 8,288佐藤雅裕  自現④
当 7,949渡辺哲也  自現②
当 6,901誉田憲孝  自新①
  6,330高橋秀樹  立現 ・・・立憲票割り失敗
半沢雄助  37 元医療技師  立民新人(1)
西山尚利  58 会社役員   自民現職(5)
大場秀樹  54 NPO理事長 無所属現職(3)
宮本しづえ 71 党県副委員長 共産現職(4)
伊藤達也  53 党県幹事長  公明現職(3)
佐藤雅裕  57 党県役員   自民現職(4)
渡辺哲也  47 会社役員   自民現職(2)
誉田憲孝  48 元福島市議  自民新人(1)

■【会津若松】(定数4―立候補者5)投票率=40.74%
当12,044水野さち子 無元③・・・2019年参院選出馬(野党系)落選
当 6,851佐藤義憲  自現③
当 6,689佐藤郁雄  自現②
当 6,604宮下雅志  立現⑤
  6,090渡部優生  無現 ・・・2019年国民民主公認で当選
水野さち子 61 元ラジオアナ 無所属元議員(3)
佐藤義憲  48 元衆議員秘書 自民現職(3)(公明推薦)
佐藤郁雄  60 病院職員   自民現職(2)(公明推薦)
宮下雅志  68 党県総務会長 立民現職(5)

■【郡山】(定数10―立候補者12)投票率=32.37%
当11,526椎根健雄  無現④・・・2019年国民民主公認で当選
当10,671神山悦子  共現⑦
当10,422今井久敏  公現⑤
当 9,557鈴木優樹  自現②
当 7,866佐藤憲保  自現⑧
当 7,012長尾トモ子 自現⑥
当 6,684佐久間俊男 無現④・・・2019年国民民主公認で当選
当 5,665佐藤徹哉  自現②
当 5,516山田平四郎 自現④
当 4,886山口信雄  自現②
  2,776高橋翔   諸新
  1,544二瓶陽一  無新
椎根健雄  46 元参議員秘書 無所属現職(4)
神山悦子  68 党中央委員  共産現職(7)
今井久敏  70 党県代表   公明現職(5)
鈴木優樹  39 元衆議員秘書 自民現職(2)
佐藤憲保  69 元県議会議長 自民現職(8)
長尾トモ子 75 保育園理事長 自民現職(6)
佐久間俊男 68 元郡山市議  無所属現職(4)
佐藤徹哉  55 元郡山市議  自民現職(2)
山田平四郎 70 会社役員   自民現職(4)
山口信雄  57 会社役員   自民現職(2)

6250OS5:2023/11/14(火) 00:30:37

■【いわき】(定数10―立候補者13)投票率=39.54%
当10,278矢吹貢一  自現④
当10,277山口洋太  無新①
当 8,350安田成一  無新①
当 8,130真山祐一  公現②
当 7,960木村謙一郎 自新①
当 7,894鳥居作弥  維元② 2019国民民主落選 2021立憲衆院選比例出馬落選(共産との選挙区調整)
当 7,884鈴木智   自現④
当 7,812安部泰男  公現④
当 7,629古市三久  立現⑤
当 7,484宮川えみ子 共現⑤
  6,533西丸武進  無現  元社民
  6,066青木稔   自現
  5,722吉田英策  共現
矢吹貢一  68 社団法人理事 自民現職(4)
山口洋太  33 医師     無所属新人(1)(れいわ推薦)
安田成一  55 東北電力社員 無所属新人(1)
真山祐一  42 元衆院議員  公明現職(2)
木村謙一郎 48 元いわき市議 自民新人(1)
鳥居作弥  49 元衆議員秘書 維新元議員(2)
鈴木智   50 元いわき市議 自民現職(4)
安部泰男  66 党県代表代行 公明現職(4)
古市三久  75 党県副代表  立民現職(5)
宮川えみ子 77 党県委員   共産現職(5)

■【須賀川・岩瀬】(定数3―立候補者4)投票率=43.46%
当11,629吉田誠   立新①
当 8,102渡辺康平  自現②
当 7,777水野透   自現②
  5,425丸本由美子 共新
吉田誠   47 元衆議員秘書 立民新人(1)
渡辺康平  38 元航空自衛官 自民現職(2)(公明推薦)
水野透   56 行政書士   自民現職(2)(公明推薦)

■【二本松】(定数2―立候補者3)投票率=51.24%
当 8,511石井信夫  無新①
当 7,707高宮光敏  自現③
  6,067鈴木雅之  立新
石井信夫  57 農業     無所属新人(1)(自民推薦、公明支持)
高宮光敏  52 会社会長   自民現職(3)(公明推薦)

■【南会津】(定数1―立候補者2)投票率=73.93%
当 8,114渡部英明  無新① 2019年自民公認に敗れる
  6,496大桃英樹  無新
渡部英明  56 行政書士   無所属新人(1)

■【河沼】(定数1―立候補者2)=投票率61.18%
当 5,646猪俣明伸  立新①
  4,993小林昭一  自現
猪俣明伸  39 会社社長   立民新人(1)

■【大沼】(定数1―立候補者2)=投票率60.58%
当 6,457山内長   自現②
  5,586加藤志津佳 立新
山内長   62 保護司    自民現職(2)(公明推薦)

■【石川】(定数1―立候補者2)=投票率63.48%
当 10,374山田真太郎 無新①
   9,149武田務   自新
山田真太郎 40 会社役員   無所属新人(1)

6251OS5:2023/11/14(火) 00:30:53

■無投票当選者
■【白河・西白河】(定数3―立候補者3)
三村博隆  53 元県職員   立民現職(3)
満山喜一  72 党県顧問   自民現職(6)(公明推薦)
渡辺義信  60 会社役員   自民現職(6)(公明推薦)

■【喜多方・耶麻】(定数2―立候補者2)
江花圭司  48 会社役員   自民現職(2)(公明推薦)
瓜生信一郎 74 元衆議員秘書 立民現職(10)

■【相馬・新地】(定数1―立候補者1)
荒秀一   72 農業     無所属現職(3) 野党系無所属

■【田村】(定数2―立候補者2)
三瓶正栄  62 元三春町議  立民現職(3)
先崎温容  49 元田村市議  自民現職(4)(公明推薦)

■【南相馬・飯舘】(定数2―立候補者2)
高野光二  71 元南相馬市議 立民現職(4)
太田光秋  55 党県副会長  自民現職(7)(公明推薦)

■【伊達】(定数3―立候補者3)
佐々木彰  58 会社役員   自民現職(3)(公明推薦)
大橋沙織  32 党県役員   共産現職(2)
亀岡義尚  60 党県副代表  立民現職(6)

■【本宮・安達】(定数1―立候補者1)
佐藤政隆  70 会社役員   自民現職(5)(公明推薦)

■【東白川】(定数1―立候補者1)
宮川政夫  64 社福法人役員 自民現職(3)(公明推薦)

■【双葉】(定数2―立候補者2)
佐々木恵寿 65 元浪江町議  自民現職(2)(公明推薦)
橋本徹   47 元新聞記者  無所属現職(3)国民民主系

河北新報

6252OS5:2023/11/14(火) 00:33:28
https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231109-817656.php
いわき市、南部票の争奪激化 福島県議選・終盤の情勢
2023年11月09日  
▽党派の略称 自=自民党、立=立憲民主党、共=共産党、公=公明党、維=日本維新の会、れ=れいわ新選組、諸=諸派、無=無所属。四角の枠囲いは推薦

 任期満了に伴う県議選は12日の投開票に向けて終盤に差しかかり、選挙戦となった10選挙区では各候補者が訴えの声を一層強めている。定数10に最多の13人が立候補する激戦となったいわき市では、告示直前に現職が立候補を辞退した影響などから各陣営が票を読み切れないままの戦いを強いられる。

 現職9人、新人3人、元職1人が立候補、元職や新人が世代交代をうたい現職に挑む構図。2019年の前回県議選でトップ当選した自民現職坂本竜太郎の出馬辞退により、地盤としていた南部を中心に票を巡るせめぎ合いは激しさを増している。告示直前の構図の変化で票読みの見直しを迫られた陣営もあり、ある陣営は7千票台とみていた当選ラインを千票引き上げた。「8千票を取れない候補から落ちていく」。陣営関係者の言葉には危機感がにじむ。

 自民は現職3人と新人1人で現有4議席の維持を目指す。最終盤に向けていずれも現職の矢吹貢一が平など北部、鈴木智は小名浜や泉、青木稔は平、常磐と各自の地盤を着実に固める。新人の木村謙一郎は北部を巡り、各漁港での演説も予定する。各候補が南部入りする際には、坂本が並んでマイクを握る一幕もある。ただ、各陣営からは「元々地盤がある地域ではない。実際にどれだけの票が入るか...」との声が漏れる。

 "南部票"の奪い合いには非自民の陣営も躍起だ。元々勿来地区が地盤の陣営幹部は「坂本の支持者は自民関係者だけではない。積極的に狙う」と息巻く。今回公認候補を見送った社民党票の行方も含め、しのぎを削り合う。

 立憲民主現職の古市三久は党支持層への訴えを続けてきた。終盤は地盤の平北部を中心に票固めを図る。

 共産は党幹部を応援演説に投入。県議会の交渉会派維持へ、2議席の死守は不可欠だ。北部に注力してきた吉田英策は豪雨被害を受けた内郷に重点を置き、宮川絵美子は地盤の南部中心地を強化する。

 公明はいわき市を最重点区に設定しており、党代表が現地入りするなど2議席確保に全力を挙げる。真山祐一は地元内郷を中心に水害対策を訴え、安部泰男は最終盤では勿来、植田地区を中心に遊説する。

 維新の元職鳥居作弥は地盤の勿来や平、小名浜に注力。終盤は南部で攻勢を強め、党支持層にも訴える。

 無所属の西丸武進は個人演説会を強化し、終盤は常磐や小名浜を中心に遊説する。電力労組やいわき地区連合の支援を受ける安田成一は企業や郡部を巡り、終盤は地元中央台を重点とする。れいわ推薦の新人山口洋太は、拠点の四倉を中心に北部の住宅地などを遊説し支持を訴えている。(敬称略)

6253OS5:2023/11/15(水) 19:37:39
4450 OS5 2023/11/14(火) 11:03:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ff7e784d1f33ad9aa1ba1e17309c47b1ea900f4
福島県議選、自民過半数割れ 維新初議席、立民と共産1議席減
11/14(火) 8:08配信

福島民友新聞
新議席数

 第20回県議選(定数58)は12日、無投票となった9選挙区を除く10選挙区で投票が行われ、即日開票の結果、現職29人、元職2人、新人10人の計41人の当選が決まった。無投票当選の17人を加えた党派別は自民29、立憲民主10、共産4、公明4、日本維新の会1、無所属10。最大会派の自民は推薦も含めて改選前から2減となり、単独過半数には届かなかった。

 立憲民主と無所属でつくる第2会派「県民連合」は改選前と同じ18議席だった。1減の共産は代表質問などができる交渉会派(5議席以上)を維持できず、公明は改選前の議席を守った。いわき市選挙区で元職が当選した維新は県議選で初の議席を獲得、同選挙区でれいわ新選組推薦の無所属山口洋太氏も初の議席を得た。

 公認、推薦計33人を擁立した自民は、選挙戦となった10選挙区のうち与野党対決色の濃かった四つの1人区で3敗を喫したほか、いわき市選挙区で現職1人が落選した。ただ福島市といわき市で公認、二本松市で推薦の新人各1人が当選を果たすなど定数の半数を確保し、引き続き県議会の主導権を握ることになった。

 立民は福島市で県連幹事長を務める現職が落選したが、現職が引退した福島市、須賀川市・岩瀬郡で後継候補が議席を守り、河沼郡では自民現職と争った新人が当選した。立民としては1減だが石川郡と南会津郡、いわき市では連携する無所属新人が当選し、県民連合としては、改選前の議席を維持する結果となった。

 現新6人を擁立し、議席拡大を狙った共産はいわき市で現職、須賀川市・岩瀬郡で新人が落選。公明は2019年の前回県議選で一つ上積みした4議席を死守した。初議席を得た維新は、県内での勢力拡大の足掛かりにする考えだ。

 議会勢力は増減があったものの、3期目を迎えた内堀雅雄知事にとって共産などを除いた県議会の「オール与党」の構図に大きな変化はない見通しで、「内堀県政」にとっては引き続き県政運営の安定基盤を得た形となった。新県議の任期は20日から4年。

福島、郡山、いわきの3市投票率40%割れ

 県議選の投票率は40.73%となり、2019年の前回を0.95ポイント下回って過去最低を更新した。

 男女別の投票率は、男性40.43%、女性41.02%だった。立候補者数が過去最少となる71人にとどまるなどしたことで論戦は盛り上がりに欠け、特に福島市、郡山市、いわき市の各選挙区では投票率が40%を割り込んだ。

福島民友新聞

6254OS5:2023/11/20(月) 22:22:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5d795e3117c543865d37282a840d0e76a4df0ed
【福島県議選・勝者なき戦い】立民、「非自民票」受け皿なれず
11/15(水) 10:08配信
福島民友新聞
県議選を振り返る金子代表(右から2人目)。現職幹事長が落選して議席を減らした結果に表情は硬いままだった=12日深夜、福島市・立憲民主党県連

 「こうして花(当選者に付けるバラ)が咲いているが、満開ではない」。現有11議席から一つ減らした福島県議選を終え、福島市の立憲民主党県連事務所で12日深夜に記者会見した県連役員の表情は一様に硬いままだった。現職県連幹事長が議席を失い「県議選の結果は衆院選にも大きく影響を与える」とした県連代表の金子恵美の言葉が事態の深刻さを物語った。

 立民は現職と新人計13人を擁立し、新人が挑むなど選挙戦となる七つの選挙区を「重点地区」に設定。党代表の泉健太をはじめとする幹部を次々と送り込んだ。衆院小選挙区の区割り改定後、初の県議選となり、各選挙区には党所属の本県国会議員も姿を見せ「先(衆院選)を見据えた戦いになる」と今回の県議選を定義付ける陣営もあった。

 各候補は、県民生活を圧迫する物価高対策など暮らしに寄り添った政策を提示。岸田政権の支持率低迷など「自民の逆風は追い風になる」(県連幹部)と勢力拡大を期したが、議席減という結果は、立民に非自民票の受け皿とはなり切れなかった現実を突き付けた。金子は力不足を認めつつ「われわれの考え方を多くの方に伝えられなかった。厳しい目がこちらにも向けられている」と楽観視できない状況に危機感を示した。

 ただ、福島市と須賀川市・岩瀬郡の両選挙区で引退する現職の後継がいずれもトップ当選。連携する無所属新人も含め「与野党対決」となった四つの1人区のうち三つで勝利し「新しい風を吹かせることができた」と光明も見えた選挙だった。

 自民、立民とも議席を減らし「痛み分け」(県連幹部)との評がある一方、非自民・非共産を旗印に立民と無所属の議員で構成する第2会派「県民連合」は現有18議席を維持。ある会派幹部は「善戦だろう」ときっぱり言った。

 会派を主導する立民の議席減の影響は大きいとする金子。それでも「県議選と衆院選は全く同じではない。政策が間違っているとは思っておらず、県議選の課題を基準にして、しっかりと前進する」と次なる戦いを見据えた。(文中敬称略)

福島民友新聞

6255OS5:2023/11/20(月) 22:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/966d52928b6057f7c19b7832f5310e85792bd1f4
【福島県議選・勝者なき戦い】共産、戦略練り直しへ 公明も焦燥感
11/16(木) 10:25配信


 「今の政治を変えたいという声を受け止めきれなかった」。県議選の結果が出そろった12日夜、共産党県委員長の町田和史は改選前から1減となった県議選の結果に肩を落とした。共産は、現有5議席からの伸展を狙い5選挙区に現新6人を擁立した。しかしいわき市で現職、須賀川市・岩瀬郡で新人が落選し、12年ぶりに交渉会派(5議席以上)の立場を失った。

 与党への逆風がささやかれる中での厳しい結果に町田は「これまで当たり前だった戦い方が少しずつ変わってきている」と語った。選挙戦では従来同様、街頭宣伝を中心に支持拡大を図った。しかし、交流サイト(SNS)を積極活用した候補者が上位に入るなど「変化」の兆しを感じたという。党は今後、戦略の練り直しを視野に入れる。

 候補者全員が当選し現有4議席を確保した公明も勝利の色は薄い。「最低でも1万票は取れると思っていた」。12日深夜、当選に沸く福島市の選挙事務所で陣営幹部は漏らした。候補者の伊藤達也は党県本部幹事長の要職だが、目標の1万2千票を2割近く下回った。

 公明は、選挙戦で現職4人全員が焦燥感を前面に打ち出した。党は4月の統一地方選で過去最多の12人が落選するなど「異常事態」(県内陣営)の渦中にあったためだ。ある陣営は期間中、「千票は簡単に動く」と繰り返した。党幹部が相次いで応援に入ったが、前回トップ当選した党県本部代表の今井久敏を除く3人は、各千票前後を減らした。今井は「政権批判の風を感じる選挙だった」と胸の内を告白。県政発展に尽くす姿勢を強調した。

■新たな勢力、足掛かり

 既成政党がいずれも「勝利」を手にできない結果となった中で、新たな勢力が県内での党勢拡大に向けた足掛かりを得た。日本維新の会はいわき市で県内初めての議席を獲得。県総支部幹事長を務める山口和之は「県政改革への大きな一歩」と手応えを語り、今後も各選挙で議席獲得を目指す考えだ。同じいわき市ではれいわ新選組推薦の新人も初当選。新たな県議会でどれだけ存在感を示せるかが注目される。(文中敬称略)

福島民友新聞

6256OS5:2023/11/20(月) 22:23:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f43f2e031f422aafe368aed09025da4fec765a9
【福島県議選・勝者なき戦い】自民、吹いた「逆風」 議席減らす
11/14(火) 11:17配信

 第20回県議選が終わった。既成各党はそれぞれ課題に直面し「勝者なき戦い」といえる結果が突き付けられた一方、県政界で新勢力の台頭が見られた。各党の動きを追った。

          ◇

 「獲得した議席以上に、内容は厳しい結果と言わざるを得ない。自民党に対する"逆風"の表れだ」。県議選の開票結果が出そろった12日深夜、福島市の自民党県連会館の壁には擁立候補29人の当選を示すバラが並んだが、結果を待つ役員らは終始硬い表情を崩さなかった。

 自民は、党勢拡大を狙い推薦を含めて現新33人を擁立したが、県連三役の要職にある現職や当選9回のベテランを含む4人が落選。議席を改選前の31から29に減らし、単独過半数に届かなかった。候補者の得票数は全体で約4万7000票減り、得票率は42.5%と前回から約4ポイント低下した。

 選挙期間中、政務三役の相次ぐ不祥事や物価高対策への批判などを背景とした岸田内閣の支持率低迷から「逆風」を感じる候補者は多かった。複数の陣営からは「有権者の反応に敏感な車上運動員が途中から『自民党』と言わなくなった」との声も漏れ聞こえていた。

 県連は、都市部を中心にこうした世論が非自民系の無所属候補らの高い得票につながったと省みる。

 「非自民票」は立憲民主や共産など県議会に議席を持つ既成政党ではなく、無所属や若手の候補に流れた向きもあった。「保守であれ革新であれ、有権者が今までと違うことを求めている表れかもしれない」。県連幹事長の西山尚利は悔しさをにじませる。

 告示1週間前に現職が出馬を辞退し、構図が一変したいわき市でも現職の票を短期間に振り分けることは難しく、保守層の票を守り切れずに議席を4から3に減らす結果になった。

 衆院小選挙区の区割り改定後初めてとなった今回の県議選は、与野党の一騎打ちとなった1人区を中心に次期衆院選の前哨戦の色合いも濃く、各地で地元選出議員らがしのぎを削る場面が見られた。自民が重点区に設定した二本松市、石川郡、河沼郡、大沼郡、南会津郡の5選挙区には地元議員や無投票当選の県議らが連日応援に入った。てこ入れが奏功し、定数58の半数を確保できた側面も大きいが「2勝3敗の非常に厳しい結果だ」と西山。「県議選の結果は衆院選に直結する。しっかり立て直しを図らなければ」と強い危機感を示した。(文中敬称略)

福島民友新聞

6257OS5:2023/11/20(月) 22:38:59
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a39d7c5f369ba783e3804dc7ea887ab542f768ab
与野党対決の山形・米沢市長選 近藤氏と伊藤氏が競り合う=JX通信社 情勢調査

米重克洋JX通信社 代表取締役
11/20(月) 21:50
11月26日に投開票される山形県米沢市長選挙について、JX通信社は17日から19日までの3日間、米沢市内の有権者を対象に、電話とインターネットによる独自の情勢調査を実施した。その結果、立憲民主党・国民民主党・共産党が支援する無所属新人で元衆議院議員の近藤洋介氏と、自民党・公明党が推薦する無所属新人で元市参与の伊藤夢人氏が競り合う情勢となっていることがわかった。無所属新人で元市議の皆川真紀子氏は伸び悩んでいる。

今回の選挙は、2期8年市長を務めた現職の中川勝氏が再選不出馬を決めたことにより、国政における与野党がそれぞれ新人を擁立する構図となった。中川氏はこれまで自民党などの支援を受けて市長選を戦ってきたが、中川市政への評価が高い層では自民・公明両党が推薦する伊藤氏を、評価が低い層では国政野党が支援する近藤氏を支持する傾向が強い。同様に、岸田内閣を支持する層では伊藤氏を、支持しない層では近藤氏を支持する傾向が強い。

支持政党別では、近藤氏は立憲・共産・れいわの各党支持層のそれぞれ7割を固めたほか、伊藤氏を推薦する自民党の支持層の約2割も取り込んでいる。対する伊藤氏は、自民支持層の6割弱と公明支持層の9割をから支持を得ている。無党派層では、半数近くが近藤氏、約3割が伊藤氏をそれぞれ支持している。皆川氏は国政野党支持層の一部から支持がある。

電話調査、ネット調査ともに、投票態度を明らかにしていない有権者が一定数おり、今後情勢は変る可能性がある。

調査の方法

11月17日(金曜日)から19日(日曜日)までの3日間、米沢市内の有権者を対象に、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式の電話調査と、大手リサーチ会社に登録したモニターを対象としたインターネット調査を実施した。電話調査では301人、インターネット調査では171人(計472人)から有効回答を得た。

6258OS5:2023/11/27(月) 10:36:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3cc9813dfd819b0a4d2baeaf8fb6e3c039b7bc6
山形県米沢市長に近藤氏 自公推薦候補破る 前回惜敗乗り越え
11/27(月) 9:29配信
産経新聞
任期満了に伴う山形県米沢市長選が26日投開票され、いずれも無所属新人で、元衆院議員の近藤洋介氏(58)が、元市参与の会社役員、伊藤夢人氏(38)=自公推薦=と元市議の皆川真紀子氏(53)を退け、初当選を果たした。投票率は63・12%(前回60・57)%だった。

「24票差の悔しさを忘れない」のスローガンが掲げられた事務所で開票作業を見守った近藤氏は、26日午後10時過ぎ、当選確実の一報が入ると、支持者から「近藤、近藤」のコールが沸き起こった。目頭に涙を浮かべながら支持者約150人の1人1人と握手してまわった。

「これから近藤市政が始まります」の呼びかけに近藤氏は「この4年間、皆さんから激励やお叱りをいただいた。公約に掲げたことを進め、米沢に住んでよかったと言える米沢に皆さんと一緒にしていきたい」と力強く述べ、妻の珠実さんとともに深く頭を下げた。

近藤氏は、衆院議員を5期14年、旧民主党政権で経済産業副大臣を務めた。4年前に臨んだ前回市長選で24票の僅差で敗れ、落選後の4年間、市内を回り、市民約6万人と対話を重ねた。

今回選では、「こんどこそ」を合言葉に「人やお金が出ていく米沢から子供が増え、稼ぐ力のある『好循環の米沢』をつくると主張。県立中高一貫校の実現、子育てを応援し米沢に人を呼び込めば経済が動くと訴えた。政党・団体の推薦を受けずに吉村美栄子知事や舟山康江、芳賀道也の両参院議員、非自民系議員・組織の支援を受けて戦い、支持を拡大した。

伊藤氏は、事務所で支持者と開票作業を見守り、落選の報が入ると深く頭を下げ、「米沢はもっといいまちになる」と、民間の立場でまちづくり続けていくと約束した。

伊藤氏は、元外務官僚のネットワークを生かし、まちづくりの専門家を全面に打ち出し、自公が組織的に応援した。AIを駆使した公共交通の充実や除雪を含めたスマートシティーの実現、給食の無償化などを訴えたが及ばなかった。

皆川氏は、学校給食共同調理場整備計画の撤回を最重要の公約に掲げ、予算編成過程の公開や除雪や雪下ろしの援助拡大などを訴え独自の戦いを進めたが、支持は広がらなかった。

当日の有権者数は、6万4653人だった。

6259OS5:2023/11/27(月) 10:37:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/de6c0c02b44624e6b8facb27775c3f559a788f84
米沢市長に近藤氏 伊藤氏、皆川氏を退け初当選
11/27(月) 8:04配信
山形新聞
初当選が決まり、支援者と万歳三唱する近藤洋介氏(中央)=26日午後10時30分、米沢市城西3丁目

 任期満了に伴う米沢市長選は26日、投開票が行われ、いずれも無所属新人で、元衆院議員の近藤洋介氏(58)=舘山1丁目=が、元市SDGs推進参与の伊藤夢人氏(38)=金池5丁目、元市議の皆川真紀子氏(53)=笹野=を退け、初当選を果たした。任期は12月22日から。投票率は63.12%で前回(60.57%)を2.55ポイント上回った。

 近藤氏は24票差で敗れた前回市長選から4年間、市内をくまなく回った。衆院議員時代からの後援組織を軸に「市民党」を掲げ、吉村美栄子知事、舟山康江と芳賀道也の両参院議員が支援した。除排雪の効率化や中高一貫校の整備などを訴え、中高年層を中心に支持を集め、伊藤氏の猛追を振り切った。

 北海道出身で元外務官僚の伊藤氏は自民党県連、公明党県本部の推薦を受け、鈴木憲和農林水産副大臣の全面支援を受けた。若さを前面に出し、組織力を生かして追い上げたが、課題の知名度不足を解消できなかった。

 皆川氏は後援組織をつくらず、学校給食共同調理場の整備計画撤回などを訴えたが、広がりを欠いた。

 当選の報を受け、近藤氏は「米沢の復活に向け、死力を尽くし、精いっぱい働かせていただく」と決意を述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce9981641e33ea29d5a16b972c88f859d49fd8b8
米沢新市長に近藤洋介氏、自公推薦候補ら破る 元衆院議員で前回惜敗
11/26(日) 22:39配信

朝日新聞デジタル
初当選を果たし、万歳する近藤洋介氏=2023年11月26日午後10時12分、山形県米沢市、坂田達郎撮影

 山形県米沢市長選が26日投開票され、無所属新顔で元衆院議員の近藤洋介氏(58)が、元市SDGs推進参与の伊藤夢人氏(38)=自民県連、公明県本部推薦=、元市議の皆川真紀子氏(53)の無所属新顔2人を破り、初当選を果たした。投票率は63・12%(前回60・57%)だった。


 当選確実の一報が入ると、近藤氏は事務所に詰めかけた支持者らの拍手と歓声に包まれ、頭を下げて感謝を表した。

 衆院議員を5期14年務め、旧民主党政権で経済産業副大臣を務めた。前回市長選に挑んだが、24票差で惜敗。悔しさを胸に、この4年間は市内を一軒ずつ訪ね歩き、市民との対話を重ねてきた。

 子どもの数が減る中、「好循環の米沢」をうたい文句に小中学校の給食や学童保育の無償化、県立中高一貫校の実現を主張。「県内最高の教育環境をつくろう。子育て世代を応援し、米沢に呼び込めば経済は動く」と訴えた。

 新産業・流通団地の開発で雇用を増やし、デマンドタクシーを市内全域に拡充する政策も掲げた。吉村美栄子知事や舟山康江、芳賀道也の両参院議員らが支援。22、23日には立憲民主党の野田佳彦元首相が応援に駆けつけるなど、非自民層の票を取り込んだ。

 一方、元外交官の伊藤氏は「食や自然、歴史・文化などの地域資源がある米沢を世界が憧れるまちにする」と訴えた。「呼べば来るバス」を提唱し、小中学校給食の無償化や、将来米沢に住めば返済不要となる高校・大学生向け奨学金制度の導入も掲げた。現職の後継に位置づけられ、告示前には自民党の茂木敏充幹事長が来援し、鈴木憲和衆院議員が選対本部長を務めるなど自公が組織的に支援。県内の40代の首長らも応援に駆けつけたが、知名度不足が響いた。

 皆川氏は市議1期4年の経験があり、「予算編成過程を公開する」などと主張。市の学校給食共同調理場の建設計画の撤回を最重点公約に掲げた。SNSで政策を発信するなど草の根の運動を展開したが、支持が広がらなかった。(坂田達郎)

朝日新聞社

6260OS5:2023/11/27(月) 10:38:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcb98883db8083ce58a45425d0b6d95f6299ddae
米沢市長選挙 元衆議院議員の近藤洋介さん初当選 前回は24票差で涙も今回は自民系支援の新人に3151票差で勝利
11/26(日) 22:11配信
テレビユー山形
テレビユー山形

任期満了に伴う米沢市長選挙は無所属の新人で国民民主党などの支援を受けた、元衆議院議員の近藤洋介さんが初当選しました。近藤さんは4年前の前回市長選で、自民系の支援を受けた現市長に24票差で敗れましたが、今回は同じく自民系の支援を受けた新人候補に3151票差で勝利しました。


米沢市長選挙結果 
当選 近藤洋介 21,308
   伊藤夢人 18,157
   皆川真紀子 1,126

テレビユー山形

6261OS5:2023/11/27(月) 13:25:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac78fe165fd48185ee83ab6abef748e781740aee
山形・米沢市長選 前回24票差で敗れた元衆院議員の近藤洋介氏が初当選 自民系ら2人破る
11/26(日) 22:07配信

河北新報
初当選を決め、万歳する近藤氏(中央)=26日午後10時10分ごろ、米沢市城西3丁目の事務所

 任期満了に伴う米沢市長選は26日投開票され、国民民主党などが支援する無所属新人の元衆院議員近藤洋介氏(58)が、元市参与伊藤夢人氏(38)=自民・公明推薦=ら無所属2新人との戦いを制し、初当選した。地方選で苦戦が続いている自民党は、事実上の与野党対決で敗北を喫した。

 民主党政権で経済産業副大臣を務めた近藤氏は、学校給食の無償化や医療体制の拡充などを主張した。国民の舟山康江参院議員会長(山形選挙区)ら非自民勢力が支え、吉村美栄子知事も支持。24票差で敗れた2019年の前回市長選の雪辱を果たした。

 2期で退く中川勝市長の後継として臨んだ元外務省職員の伊藤氏は、自民の鈴木憲和衆院議員(山形2区)や地方議員らと組織戦を展開したが、及ばなかった。元市議皆川真紀子氏(53)は支持に広がりを欠いた。

 当日の有権者は6万4654人。投票率は63・12%で、前回を2・55ポイント上回った。

米沢市(1-3)開票終了

投票率=63.12%

当21,308近藤洋介  無新①
 18,157伊藤夢人  無新 
  1,126皆川真紀子 無新 

河北新報

6262OS5:2023/12/12(火) 20:55:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/afc26274d7169a46b4aba76803ae216d2be2a206
「認識不足を深く反省する」宮城・村井知事が「印刷した喪中はがき」を有権者に送る 公職選挙法で禁止
12/12(火) 20:45配信ミヤギテレビ

宮城県の村井知事が、公職選挙法で禁止されている「の印刷した喪中はがきを有権者に送っていた」ことが分かった。

知事は「認識不足を深く反省する」と、県民に謝罪している。

これは、12日午後 村井知事が発表したもの。

村井知事は、今年9月に母親が亡くなり喪中であるため、先週 印刷した喪中はがきを県内外に500通程度送ったという。

公職選挙法では、有権者に返礼のための政治家・自筆によるものを除き、年賀状などの挨拶状を出すことを禁止している。

知事は、喪中はがきが対象に含まれる認識がなかったとして、「認識不足を深く反省し、県民の皆様にお詫び申し上げます」とコメントしている。

また、塩釜市の佐藤光樹市長も父親の死去を受けて、12月印刷した喪中はがきを市内の有権者に送っていて「自分自身の認識の甘さを猛省し心からお詫びする」とコメントしている。

6263OS5:2023/12/14(木) 15:42:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d7f499d999d277d2050f68499280bae5f270a1b
町長が町議をスマホで無許可撮影、「寝てる議員も‥」とSNSにアップ 山形・西川
12/14(木) 14:51配信

河北新報
 山形県西川町の菅野大志町長が本会議中の町議会の議場内をスマートフォンで無断撮影し、画像を交流サイト(SNS)で発信していたことが14日分かった。議会側の指摘を受け、画像は削除された。

 町議会事務局によると、菅野町長は10日の町議会12月定例会の一般質問で、議場の自席に座っていた町議を撮影。短文投稿サイト「LINE(ライン)」の自身のオープンチャットに投稿し「町の議会開会中!寝てる議員もおられますので、頑張ってほしいですね!」とのコメントも添えた。

 オープンチャットは町内外の約1600人が参加。投稿画像を町職員らが見つけ、本会議終了後に議長、副議長が口頭で町長に注意した。事務局によると、撮影された町議は「寝ていない」と話し、菅野町長は「議会の許可が必要と知らなかった」と釈明した。

河北新報

6264OS5:2023/12/17(日) 18:41:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c267210e1383303418e4d2fb9fe32d2721a3aff
立民秋田県連が次期衆院選秋田3区に小川氏擁立
12/17(日) 17:44配信
産経新聞
次期衆院選秋田3区に出馬する小川幾代氏

立憲民主党秋田県連は17日に開いた常任幹事会で、次期衆院選秋田3区に由利本荘市議の小川幾代(のりよ)氏(38)を擁立することを決めた。

小川氏は同市出身で山形大卒。司法書士事務所勤務などを経て令和3年の同市議補選で初当選し、現在2期目で同県連幹事長代理。

「政治へのあきらめの声を耳にするが、すくい上げられていない声に耳を傾けて政治を変えていきたい」などと訴えた。

同県連の緑川貴士代表は「これでようやく秋田3区に旧民主党議員の流れをくむ野党候補を立てられる」と述べた。

同区では共産党秋田県委員会委員の藤田和久氏がすでに立候補を表明。自民党現職の御法川信英氏や、元衆院議員で国民民主党秋田県連幹事長の村岡敏英氏も出馬する見込み。

6265OS5:2023/12/22(金) 10:29:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/6de0cb7016f7bc9d4db3a12fb3aed6ae58926110
市長の説明申し出、いわき市議会拒否 一般質問で不適切な発言
12/22(金) 10:26配信

福島民友新聞
 いわき市の12月議会の一般質問で内田広之市長から不適切な発言があったとして、市議会が議事録から答弁の削除を求めた問題で、市議会は21日、発言の趣旨を説明する機会を求めた内田市長の申し出を拒否すると決めた。内田市長が発言を取り下げない意向を示しており、市議会は「説明を受ける意味がない」と退けた形だ。一連の問題を巡り関係者から「しこりが残る結果」と今後の審議への影響を危惧する声も聞かれた。

 同日の最終本会議前に開かれた議会運営委員会で、内田市長から説明を受けるべきか否かについて採決が行われた。「発言の削除を求めているのに、取り下げないという内容の説明を受ける必要はない」「趣旨を説明する機会を設けるべきだ」などと4対4で意見が分かれ、最終的に委員長判断で拒否を決めた。

 内田市長は「説明の機会をいただけなかったことは致し方ないと受け止めている。今後の議会答弁では誤解を与えるような発言がないよう注意したい」とコメントした。質問した狩野光昭議員の所属会派は「市長として申し入れを重く受け止めるべきだった。広報紙の編集方針について今後も問いただしたい」とした。

 議会内からは賛否両論が上がった。ある議員は「削除するほどの発言ではなかった」と理解を示す一方、別の議員は「一連の対応には不信感しかない」とし、来年2月に始まる来年度当初予算案の審議などに影響が及ぶ可能性を示唆した。

福島民友新聞

6266OS5:2024/02/01(木) 13:34:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/d059784475c0e81cf461110c23a4d8e8b2dc566f
山形県知事任期満了まで1年余り 「なんとも言えない」吉村知事出馬の明言避ける 自民党県連は擁立準備
1/31(水) 17:56配信
吉村知事の任期満了まであと1年余りとなっています。次の山形県知事選挙を巡っては吉村知事が明言を避け続ける一方、自民党県連が候補の擁立に向け準備を進めています。

現在4期目の吉村知事の任期は来年の2月13日までとなっています。任期満了まで1年余りとなった31日、定例の記者会見で吉村知事は、この3年間の成果として2021年の農作物への霜被害やおととし8月の豪雨への対応のほか、新型コロナへの対策などを挙げました。

吉村知事「感染拡大防止と地域経済の回復に努めてきた。県民会議などを何回も行いオール山形で取り組んできたからこそ乗り切ることが出来た」

また、残り1年の任期でデジタル化の推進や多様化する価値感を取り入れた県づくりに取り組む姿勢を示しました。
一方で、次の知事選に出馬するかどうかは明言を避けています。

吉村知事「課題山積の状況でありますのでしっかり全力で取り組んでいきたい。その先に5期目がどういう風になるのか。現時点では目の前の課題にしっかり取り組んでいく。『もう1期やってくれ』という声はいろいろなところに行く度にお聞きします。大変ありがたく受け止めて私のエネルギーにさせてもらっている」(出馬に前向き?)「いや、なんとも言えないです」

一方、自民党県連は2013年と2017年の知事選で対立候補を立てられず、3年前の前回は、支援した元県議の大内理加さんが大差で敗れています。また、大内さんは来年の参議院議員選挙への出馬に意欲を見せていて、知事選の候補者選びが急務となっています。

自民党県連遠藤利明会長(具体的な候補者の名前は?)「それはまだ。いろんな人がこれから話になると思うがこれから国会議員や県議会議員のみなさんと話をする。自民党が責任を持つことは当然だが自民党だけがやる選挙では成しえないと思うので広く県民党として活躍できる人に出てもらえればありがたいし人選していきたい」

吉村知事は出馬するのか、また、自民党の候補者擁立はどうなるのか、注目されます。

6267OS5:2024/02/20(火) 22:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ae69f6c3cdca11f1fd68721cbecd84e6258e80
次期秋田県知事選 鈴木健太県議が出馬を検討 佐竹知事「後継指名は考えていない」
2/20(火) 19:31配信

秋田テレビ
秋田テレビ

 開会中の2月秋田県議会は20日、代表質問が行われ、2025年春で任期を終える佐竹知事は、後継者を指名しない考えを改めて示した。こうした中、鈴木健太県議会議員は「次の知事選挙に立候補を検討している」と述べた。

 20日行われた2月県議会の代表質問で、みらい会派の佐藤正一郎議員は、「後継指名」について知事の考えを質した。

 今期限りで退任する意向を示している佐竹知事は、「後継者はあくまでも県民が主人公となって選択するものであり、個別の後継者を指名することは考えていない」と述べた。

 これまでに、次の知事選への立候補を表明した人はいないが、自民党の鈴木健太県議が出馬を検討している。

 自民党・鈴木健太県議:
「多くの人に背中を押していただいている状況で、大変ありがたいと思っているが、大きな話なので、今まさに検討しているところ」

 鈴木県議は、神戸市出身の48歳。2015年の県議選で初当選し、現在3期目。前回・2021年の知事選では立候補を検討したものの、見送った。

 なお、鈴木県議は、秋田テレビの取材に対し「出馬する場合は自民党を離党し、無所属で立候補する」と話した。

秋田テレビ

6268OS5:2024/02/25(日) 20:00:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7609b57654c57b1ade47cd3427088c6a5037d0a5
石井副議長対象に政倫審設置を請求 鶴岡市議会、会計巡り
2/23(金) 9:33配信


山形新聞
鶴岡市役所(資料写真)

 鶴岡市議会の旧会派「市民クラブ」の政務活動費(政活費)に関する会計処理に疑義があるとして、同市議会の3議員が会計担当者だった石井清則副議長(市民フォーラム)を審査対象に、政治倫理審査会(政倫審)の設置を求める請求書を提出、尾形昌彦議長が受理したことが22日、関係者への取材で分かった。提出と受理は21日付。

 関係者によると、請求書では旧市民クラブの政活費を管理していた通帳記録を基に、当時の所属議員への未精算分があるなどと指摘。通帳解約時の残額約90万円の処理について不明な点があるとした。

 山形新聞の取材に対し、石井副議長は「残金は各所属議員による立て替え分で、既に自分以外の精算は終えている」と説明。残りの現金は保管しているといい「自分の立て替え分の処理について、当時の代表にダブルチェックをお願いしている状況。やましいことはない。求められればしっかり説明する」と語った。

 審査請求したのは、いずれも創政クラブの五十嵐一彦、佐藤昌哉、佐藤博幸の3議員。今後、委員選任後、審査会が設置される。

6269OS5:2024/02/25(日) 20:43:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/389948237c36fa1c59c9bfedb421065981517759
中村力・元衆院議員を傷害容疑で逮捕 女性を殴ってけがをさせた疑い
2/24(土) 22:40配信
朝日新聞デジタル
傷害容疑で逮捕された中村力・元衆院議員

 盛岡市内で女性を殴ってけがを負わせたとして、岩手県警は24日、元衆議院議員の無職中村力容疑者(62)=盛岡市=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。盛岡東署によると、中村容疑者は「殴っていない」と容疑を否認しているという。

 発表によると、中村容疑者は24日午前9時ごろ、盛岡市内の雑居ビルで市内の30代女性を殴り、擦り傷などのけがを負わせた疑いがある。女性からの110番通報で駆けつけた署員が緊急逮捕した。女性とは面識がないという。署は、詳しい経緯などを調べている。

 中村容疑者は1993年の衆院選で旧岩手1区に無所属で立候補して初当選。1期務めたのち、2023年9月の岩手県議選盛岡選挙区に日本維新の会から立候補したが、落選した。

朝日新聞社

6270OS5:2024/03/07(木) 23:35:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2f3d0e3e0b4d1bfb0f73fab69d999afa6284896
鹿角市長が公選法違反の疑いで書類送検 選挙前の禁止期間に自身の後援会に寄付 秋田
3/7(木) 19:38配信
秋田テレビ

 2021年6月に行われた秋田県鹿角市の市長選挙の際、禁止されている期間に後援団体に寄付をしたとして7日、鹿角市の関市長が、公職選挙法違反の疑いで検察に書類送検された。

 7日付で検察に書類を送られたのは、鹿角市の関 厚 市長。

 関市長は、2021年6月20日投開票の鹿角市長選挙の前に、自身が代表を務める「関厚後援会」に2度にわたって現金 計57万6000円を寄付したとされている。

 公職選挙法では、資金管理団体の指定を受けていない自身の後援団体に寄付する行為は一定期間禁止されている。

 関市長については、公職選挙法違反の疑いがあるとして2023年10月、鹿角市議会の議員14人が警察に刑事告発していた。

 関係者によると、7日、警察から「書類を検察に送った」という趣旨の連絡を受けたという。

 関市長は「これまでも捜査には事実に基づいて協力してきた。今後も真摯に対応していく」とコメントしている。

6271OS5:2024/03/08(金) 20:25:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3bd057d1067fda368633800230d62db4cc47992
秋田県大館市長選に麓幸子氏が出馬表明 日経BP社で雑誌編集長、執行役員を歴任
3/8(金) 16:30配信

産経新聞
秋田県大館市長選への出馬を表明した麓幸子氏

現職市長の次期衆院選秋田2区くら替えで予想される秋田県大館市長選で、元雑誌編集長の麓幸子氏(62)が8日、無所属での立候補を表明した。

同市出身の麓氏は法政大大学院修士課程修了。日経BP社(東京)で雑誌編集長、執行役員を歴任して同市に回帰。平成31年、令和5年の同市長選に出馬し、いずれも現職の福原淳嗣氏(56)と一騎打ちとなって落選した。

麓氏は「深刻な少子高齢化への取り組みが遅い。私は社会福祉士として障害者の就労支援や高齢者の通所介護に取り組んでおり、この経験を生かした地域コミュニティー作りを進める」などと訴えた。

福原市長は次期衆院選秋田2区の自民党公認候補予定者で、しかるべき時期に市長を辞任するとしている。市長選にはすでに同市議の石田健佑氏(26)が出馬を表明。さらに別の市議も立候補の意向を見せており、選挙は三つ巴となる公算が大きい。

6272OS5:2024/03/13(水) 19:39:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a00256d67af466a5b318ccb7fbb40290dc30370
宮城県の病院再編関連議案が可決成立 野党は賛否分かれる 反対住民は運動継続を確認
3/13(水) 18:31配信
 宮城県が進める4病院再編構想の2病院の統合に向けた予算案は、自民党・県民会議や公明党などの賛成多数で可決成立しました。一方、野党の賛否は分かれ、反対住民らは運動の継続を確認しました。

 県政与党は最大会派の自民党・県民会議に加え公明党と21世紀クラブも賛成しました。

 自民党・県民会議守屋守武会長「課題をしっかりと付帯意見の中に盛り込んでお示しした形になります」

 一方の野党は、共産党と立憲・無所属クラブが反対。日本維新の会は、賛成と退席が1人ずつでした。みやぎ県民の声は10人中8人が反対した一方、統合新病院の予定地、名取市選出の議員を含む2人は賛成しました。 みやぎ県民の声坂下賢会長「それぞれに地域で抱えている立場であったり、ご自身の政治政策の信条であったり」

 可決の後、現在の病院の近くに住み再編に反対している住民は議員らと意見交換しました。

 八木山連合町内会広瀬博会長「あの病院が5年先、名取市に行ったら、我々の医療環境はどうなるのか」

 4病院再編の反対運動を継続していくことを確認しました。

khb東日本放送

6273OS5:2024/03/19(火) 15:53:57
宮城県議会は立憲が2会派に割れてるんですね
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20231113/6000025666.html
県議会 自民に無所属加わり単独過半数維持
11月13日 07時37分

10月の県議会議員選挙で当選した議員の任期が13日から始まり、議会の構成が固まりました。
自民党は、選挙で議席を6つ減らしていましたが、県議会の会派では無所属の議員が加わって単独で過半数を維持する見通しです。

10月の県議会議員選挙で、自民党は、議席を6つ減らし、村井知事を支える自民・公明両党は過半数を割り込みました。
ただ、議会では政策や考え方が近い議員が「会派」を作って対応をとることになっていて、13日までに定員59の新しい宮城県議会の構成が固まりました。
「自由民主党・県民会議」は、自民党で当選した24人全員と無所属で当選した9人であわせて33人の最大会派となり、単独過半数を維持します。
2番目に大きい立憲民主党などで作る「みやぎ県民の声」は10人、次いで「共産党県議団」が5人、「公明党県議団」は4人となります。
また、立憲民主党などで作る「立憲・無所属クラブ」は3人無所属で当選した議員で作る「21世紀クラブ」は2人となります。
宮城県議会で初めて議席を獲得した「日本維新の会」は政党と同じ名前の会派を当選した2人で作ります。
県議会議員の任期は13日から4年間で、新しい県議会は、今月28日に開会して新しい議長や副議長が選出される予定です。

6274OS5:2024/04/05(金) 20:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f83e579e3da5a7a4378046f192ce754aba1b168
来春の秋田県知事選 卓球Tリーグ・琉球アスティーダ早川社長が出馬検討
4/5(金) 17:47配信
来年春の秋田県知事選に秋田市出身で卓球Tリーグ・琉球アスティーダの運営会社社長早川周作さん(47)が立候補を検討していることがわかりました。

秋田朝日放送の取材に早川さんは「自分の故郷でもある秋田の衰退を見過ごすことができない」などとしたうえで「知事選での立候補を検討している」と話しました。早川さんは「秋田の経済成長と人口を増やすためにベンチャーやスタートアップなど300社の企業を誘致する自信がある」と話していて、知事選には無所属で立候補したい考えです。来年春の知事選には、自民党の県議会議員で副議長の鈴木健太さん(48)が立候補を検討しています。現職の佐竹知事は来年春での退任を表明しています。

秋田朝日放送

6275名無しさん:2024/04/07(日) 22:13:27
早川周作氏選挙歴
2005衆院選 鳥取1区(民主)
2014衆院選 比例東京(民主)

6276OS5:2024/04/09(火) 00:00:51
福島県議会

令和5年11月20日現在

                                             (期別・五十音順)
自由民主党福島県議会議員会 (29名)
1期(3名)石井信夫 木村謙一郎 誉田憲孝 
2期(10名)江花圭司 佐々木恵寿 佐藤郁雄 佐藤徹哉 鈴木優樹 水野透 山内長 山口信雄 渡辺康平 渡邊哲也
3期(4名) 佐々木彰 佐藤義憲 高宮光敏 宮川政夫 
4期(5名) 佐藤雅裕 鈴木智 先崎温容 矢吹貢一 山田平四郎 
5期(2名) 佐藤政隆 西山尚利
6期(3名) 長尾トモ子 満山喜一 渡辺義信
7期(1名) 太田光秋 
8期(1名) 佐藤憲保

福島県議会県民連合議員会 (18名)
1期(6名) 猪俣明伸 半沢雄助 安田成一 山田真太郎 吉田誠 渡部英明
3期(5名) 荒秀一  大場秀樹  三瓶正栄  橋本徹  三村博隆 
4期(3名) 佐久間俊男  椎根健雄  髙野光二  
5期(2名) 古市三久  宮下雅志
6期(1名) 亀岡義尚  
10期(1名) 瓜生信一郎

日本共産党福島県議会議員団 (4名)
2期(1名) 大橋沙織
4期(1名) 宮本しづえ
5期(1名) 宮川えみ子
7期(1名) 神山悦子

公明党福島県議会議員団 (4名)
2期(1名) 真山祐一
3期(1名) 伊藤達也
4期(1名) 安部泰男
5期(1名) 今井久敏

日本維新・無所属の会(2名)
2期(1名) 鳥居作弥
3期(1名) 水野さちこ 2019参院選落選(民主系)

ONE for ALL ふくしま(1名)
1期(1名) 山口洋太

6277OS5:2024/04/09(火) 00:06:35
宮城県議会
自由民主党・県民会議(33名)
藤倉知格/中山耕一/本木忠一/中島源陽/石川光次郎/佐々木喜藏/菊地恵一/髙橋伸二/佐々木幸士/村上智行/
外崎浩子/守屋守武/佐々木賢司/横山隆光/渡辺勝幸/遠藤隼人/高橋啓/高橋宗也/村上久仁/瀨戸健治郎/
八島利美/伊藤吉浩/渡邉 拓/渡辺重益/松本由男/伏谷修一/村岡貴子 /杉原崇/菊地忠久/熊谷一平/
佐藤道昭/高橋克也/柚木貴光

みやぎ県民の声(10名)
遊佐美由紀/坂下賢/佐々木功悦/佐藤仁一/枡和也/三浦ななみ/小畑仁子/佐々木奈津江/荒川洋平/平岡静香

日本共産党宮城県会議員団(5名)
三浦一敏/天下みゆき/金田もとる/藤原益栄/ふなやま由美

公明党県議団(4名)
伊藤和博/横山のぼる/遠藤伸幸/大池康一

立憲・無所属クラブ(3名)
熊谷義彦/渡辺忠悦/甲地恵

21世紀クラブ(2名)
吉川寛康/阿部眞喜

日本維新の会(2名)
小野寺健/石森ゆうじ

6278OS5:2024/04/09(火) 00:09:08
山形県議会

令和5年5月17日現在(議席順による)

任期:令和5年4月30日〜令和9年4月29日


自由民主党(26)
阿部恭平  鈴木学  伊藤香織  石塚慶  高橋弓嗣 
佐藤文一  相田日出夫  佐藤正胤  遠藤寛明  相田光照
遠藤和典  梶原宗明  五十嵐智洋  能登淳一  柴田正人
渋間佳寿美  矢吹栄修  小松伸也  加賀正和  森谷仙一郎
楳津博士  奥山誠治  伊藤重成  舩山現人  田澤伸一
森田廣

県政クラブ(14)
齋藤俊一郎  橋本彩子  松井愛  石川正志  江口暢子
阿部ひとみ  梅津庸成  今野美奈子  髙橋淳  青木彰榮
石黒覚  吉村和武  髙橋啓介  木村忠三

日本共産党山形県議団(2)
石川渉  関徹

公明党(1)
菊池文昭

6279OS5:2024/04/09(火) 00:14:12
秋田県議会

自由民主党(27人)
鈴木洋一 鶴田有司 川口一
柴田正敏 加藤鉱一 工藤嘉範
原幸子 竹下博英 北林丈正
髙橋武浩 今川雄策 佐藤信喜
鈴木健太 杉本俊比古 佐々木雄太
鈴木真実 小野一彦 小山緑郎
児玉政明 住谷達 宇佐見康人
島田薫 瓜生望 髙橋豪
小棚木政之 武内伸文 高橋健 

みらい(5人)
三浦英一 渡部英治 三浦茂人
佐藤正一郎 山形健二

立憲民主党(4人)
石田寛 小原正晃 薄井司
櫻田憂子

社会民主党(1人)
加藤麻里

次の世代につなぐ会(1人)
沼谷純  2021年秋田市長選落選(立憲支持)

日本共産党(1人)
加賀屋千鶴子

公明党(1人)
松田豊臣

きらり(1人)
佐藤光子

6280OS5:2024/04/09(火) 00:20:24
岩手県議会


希望いわて
佐々木順一
関根敏伸
五日市王
髙橋はじめ
小西和子
郷右近浩
軽石義則
名須川晋
岩渕誠
佐藤ケイ子
柳村一
菅野ひろのり
上原康樹
千葉秀幸
大久保隆規
畠山茂


自由民主党
千葉伝
岩崎友一
佐々木茂光
城内愛彦
神﨑浩之
川村伸浩
福井せいじ
臼澤勉
佐々木宣和
高橋穏至
高橋こうすけ
はぎの幸弘
鈴木あきこ
松本雄士
村上秀紀
菅原亮太


いわて新政会
工藤大輔
中平均
髙橋但馬
吉田敬子
佐々木朋和
千葉盛


いわて県民クラブ・無所属の会
飯澤匡
佐々木努
ハクセル美穂子
工藤剛
村上貢一


日本共産党
斉藤信
高田一郎

社民党
木村幸弘

公明党
小林正信

無所属
田中辰也

6281OS5:2024/04/09(火) 00:24:32
https://www.iwate-np.co.jp/election/kengi2023

盛岡選挙区(定数11, 立候補14人)
当 16,490 上原康樹 無所属・現
当 12,319 吉田敬子 無所属・現
当 10,373 小西和子 立 民・現
当 9,414 高橋但馬 無所属・現
当 9,002 斉藤信 共 産・現
当 8,830 軽石義則 国 民・現
当 8,286 高橋康介 自 民・現
当 8,252 福井誠司 自 民・元
当 7,977 小林正信 公 明・現
当 7,184 鈴木亜希子 自 民・新
当 7,086 村上貢一 無所属・新
7,064 中村力 維 新・新
5,157 阿部盛重 立 民・元
3,413 西舘淳也 無所属・新


大船渡・陸前高田選挙区(定数2, 立候補3人)
当 16,383 千葉盛 無所属・現
当 8,721 佐々木茂光 自 民・現
7,469 畠山恵美子 無所属・新


花巻選挙区(定数4, 立候補5人)
当 12,233 川村伸浩 自 民・現
当 9,248 名須川晋 立 民・現
当 8,814 佐々木順一 立 民・現
当 8,291 木村幸弘 社 民・現
4,496 大森博文 無所属・新


北上選挙区(定数4, 立候補5人)

当 11,552 関根敏伸 立 民・現
当 11,090 佐藤ケイ子 立 民・現
当 9,789 高橋穏至 自 民・現
当 5,716 高橋元 参 政・現
5,341 高橋孝真 無所属・元


久慈選挙区(定数2, 立候補4人)
当 9,459 工藤大輔 無所属・現
当 6,998 中平均 無所属・現
5,826 岩城元 無所属・現
3,945 二子賢一 自 民・新


一関選挙区(定数5, 立候補6人)
当 13,075 神﨑浩之 自 民・現
当 10,474 岩渕誠 立 民・現
当 9,659 佐々木朋和 無所属・現
当 9,134 飯沢匡 県 民・現
当 8,465 高田一郎 共 産・現
6,440 藤代崇 立 民・新


釜石選挙区(定数2, 立候補4人)
当 7,773 岩崎友一 自 民・現
当 6,879 大久保隆規 無所属・新
4,790 小野寺有一 無所属・元
2,684 大林正英 無所属・新


二戸選挙区(定数2, 立候補3人)
当 11,094 五日市王 無所属・現
当 6,605 田中辰也 無所属・新
5,343 山下正勝 自 民・現

八幡平選挙区(定数2, 立候補3人)
当 7,466 工藤剛 県 民・新
当 7,198 千葉伝 自 民・現
5,854 阿部文子 無所属・新


奥州選挙区(定数5, 立候補6人)
当 14,833 郷右近浩 立 民・現
当 12,343 菅野博典 立 民・現
当 10,149 千葉秀幸 無所属・現
当 8,707 菅原亮太 自 民・新
当 8,447 佐々木努 県 民・現
8,428 千田美津子 共 産・現


滝沢選挙区(定数3, 立候補5人)
当 9,060 ハクセル美穂子 県 民・現
当 7,682 柳村一 無所属・現
当 6,374 松本雄士 自 民・新
3,949 菅野雄太 無所属・新
2,442 田中亜弓 無所属・新

紫波選挙区(定数2, 立候補3人)
当 10,874 臼沢勉 自 民・現
当 8,340 村上秀紀 無所属・新
8,122 戸塚美穂 無所属・新


以下は、無投票の選挙区。届け出順)
宮古選挙区(定数3, 立候補3人)
当 - 畠山茂 立 民・新
当 - 城内愛彦 自 民・現
当 - 佐々木宣和 自 民・現

遠野選挙区(定数1, 立候補1人)
当 - 萩野幸弘 自 民・新

6282OS5:2024/04/09(火) 00:32:29
青森県議会

更新日付:2023年6月13日 
自由民主党(29人)
田中順造
阿部広悦
清水悦郎
森内之保留
工藤兼光
三橋一三
山田知
丸井裕
山谷清文
櫛引ユキ子
夏堀浩一
工藤慎康
高橋修一
蛯沢正勝
寺田達也
齊藤爾
花田栄介
谷川政人
菊池勲
小比類巻正規
和田寬司
木明和人
大崎光明
福士直治
成田陽光
大澤敏彦
工藤悠平
井本貴之
工藤貴弘

新政未来(6人)
田名部定男
今博
鶴賀谷貴
高畑紀子
夏堀嘉一郎
小笠原大佑

オール青森(5人)
川村悟
斉藤孝昭
大平陽子
北向由樹
大澤祥宏 >>6132関良氏辞職のため繰り上げ当選

日本共産党(3人)
安藤晴美
吉俣洋
田端深雪

公明党(2人)
伊吹信一
夏坂修

参政党(1人)
後藤清安

無所属(2人)
鹿内博  元青森市長(野党系)
吉田ゆかり 自民系(むつ市) >>6079

6283OS5:2024/04/09(火) 00:38:10
https://www.rab.co.jp/senkyo2023/
青森開票率100.0%
定数10
当高橋修一自・現11,042
当鹿内博無・現11,033
当伊吹信一公・現9,049
当小笠原大佑立・新9,041
当森内之保留自・現8,797
当花田栄介自・現7,457
当吉俣洋共・現7,165
当関良無・現6,452 →青森市長選落選
当後藤清安参・新5,735
当山谷清文自・現5,382
大澤祥宏無・新5,198 →繰り上げ当選
渋谷哲一無・現5,127


弘前開票率100.0%
定数6
当谷川政人自・現11,812
当安藤晴美共・現8,682
当菊池勲無・元8,387
当斉藤爾自・現7,020
当川村悟無・現6,588
当鶴賀谷貴立・現6,029
今泉昌一無・新5,345
小野真稔無・新2,386


八戸開票率100.0%
定数8
当山田知自・現10,837
当高畑紀子立・新10,441
当夏坂修公・新9,434
当田名部定男立・現7,803
当工藤悠平無・新7,202
当大崎光明自・現6,643
当清水悦郎自・現6,600
当田端深雪共・新5,788
田中満立・現4,621
金濱亨無・新2,416


黒石開票率100.0%
定数1
当大平陽子無・新6,492
鳴海惠一郎自・現6,204


五所川原無投票当選
定数3
当寺田達也自・現
当今博立・現
当櫛引ユキ子自・現


十和田開票率100.0%
定数2
当田中順造自・現6,566
当丸井裕自・現6,030
杉山道夫無・新4,605

6284OS5:2024/04/09(火) 00:38:23

三沢無投票当選
定数1
当小比類巻正規自・現


むつ開票率100.0%
定数3
当吉田ゆかり無・新10,210
当井本貴之無・新6,690
当斉藤孝昭無・新4,821
木村努無・新4,698
原田敏匡無・新4,160


つがる無投票当選
定数1
当三橋一三自・現


平川開票率100.0%
定数2
当工藤貴弘自・新5,652
当大澤敏彦自・新5,540
渡辺果歩立・新3,573


東津軽郡無投票当選
定数1
当福士直治自・現


西津軽郡開票率100.0%
定数1
当工藤兼光自・現5,458
小野信吾無・新3,314


南津軽郡開票率100.0%
定数1
当阿部広悦自・現4,995
鈴木和久無・新2,626


北津軽郡開票率100.0%
当成田陽光無・現7,557
斉藤直飛人無・元4,235


上北郡開票率100.0%
定数4
当工藤慎康自・現9,243
当蛯沢正勝自・現8,045
当木明和人自・現7,590
当北向由樹無・新7,349
西舘秀雄無・新4,264
原子秀夫立・新4,060


三戸郡開票率100.0%
定数3
当夏堀浩一自・現8,479
当夏堀嘉一郎無・新7,081
当和田寛司自・現5,211
寅谷正無・新2,257

6285OS5:2024/04/10(水) 22:18:13
秋田県議選(2023)
https://www.sakigake.jp/special/senkyo/2023kengi/result.jsp


秋田市(定数12-15)
沼谷純 無元 22761
鈴木健太 自現 16884
松田豊臣 公現 8348
武内伸文 無新 8168
桜田憂子 立新 7687
加賀屋千鶴子 共現 6518
工藤嘉範 自現 6326
竹下博英 自現 6079
宇佐見康人 自現 6052
三浦茂人 無現 5998
今川雄策 自現 5976
島田薫 自現 5484
==以下落選==
鳥井修 無現 5463
石川ひとみ 社現 4426
北林康司 自現 442

鹿角市・郡(定数2-3)
児玉政明 自現 6809
川口一 自現 5564
安保誠一郎 無新 2823

大館市(定数3-4)
小棚木政之 無新 8955
鈴木洋一 自現 8681
石田寛 立現 7394
佐藤賢一郎 自現 5988

北秋田市・郡(定数2-3)
佐藤光子 無新 6149
北林丈正 自現 5948
近藤健一郎 自現 5560

能代市・山本郡(定数3-5)
高橋武浩 自現 8175
薄井司 立現 8047
佐藤信喜 自現 7919
吉方清彦 無現 7861
佐藤智一 無新 6281

由利本荘市(定数3-4)
加藤鉱一 自現 10533
三浦英一 無現 9410
小野一彦 無現 7916
岡見善人 立新 6175

大仙市・仙北郡(定数4-6)
加藤麻里 無現 10677
原幸子 自現 8735
渡部英治 無現 8593
小山緑郎 自現 7365
小松隆明 自現 6631
藤田和久 共新 1708

横手市(定数4-5)
鶴田有司 自現 9653
小原正晃 立現 7548
柴田正敏 自現 7249
山形健二 無新 7073
土谷勝悦 無現 6235

湯沢市・雄勝郡(定数3-4)
住谷達 自現 8367
佐藤正一郎 無現 7765
高橋健 自新 7223
東海林洋 無現 5003


無投票当選
男鹿市(定数1)
杉本俊比古 自現

潟上市(定数1)
瓜生望 自現

南秋田郡(定数1)
鈴木真実 自現

にかほ市(定数1)
佐々木雄太 自現

仙北市(定数1)
高橋豪 自現

6286OS5:2024/04/11(木) 19:20:13
宮城県議会。立憲民主党の会派が割れている理由が見つからない。
立憲無所属は旧社民系のメンバー色が強いかな?くらい


みやぎ県民の声(10名)
遊佐美由紀 19年立憲公認会派県民の声 24年4月時点立憲所属
坂下賢   19年立憲公認会派県民の声 24年4月時点立憲所属
佐々木功悦 19年無所属当選会派県民の声
佐藤仁一  19年立憲公認会派県民の声 24年4月時点立憲所属
枡和也   19年国民公認会派県民の声 24年4月時点立憲所属
三浦奈名美 19年立憲公認会派県民の声 24年4月時点立憲所属
小畑仁子  19年立憲公認会派県民の声
佐々木奈津江19年落選 24年4月時点立憲所属
荒川洋平  19年落選 24年4月時点立憲所属
平岡静香   24年4月時点立憲所属



立憲・無所属クラブ(3名)
熊谷義彦 19年社民推薦会派社民  24年4月時点立憲所属
渡辺忠悦 19年無所属当選会派無所属の会
甲地恵  24年4月時点立憲所属 岸田清実(社民系)後継

6287OS5:2024/04/12(金) 17:43:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/f10da9cc8b83c09621bb9ce8d71ebf683297ab36
自民党・高橋康介県議の60代女性運動員が公職選挙法違反の罪で略式起訴 罰金50万円の略式命令 2023年の岩手県議会議員選挙で別の運動員に報酬として現金渡す
4/11(木) 14:39配信
IBC岩手放送
IBC岩手放送

2023年の岩手県議会議員選挙で自民党・高橋康介議員の運動員が別の運動員に報酬として現金を渡したとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴されていたことが分かりました。

公職選挙法違反で略式起訴されたのは、自民党・高橋康介県議(盛岡選挙区)の選挙運動を行った60代の女性運動員です。起訴状によりますと、2023年の県議選で別の運動員3人に電話で投票を呼びかけた報酬として合わせて16万8000円を渡したとされています。
盛岡簡易裁判所は4月4日、罰金50万円の略式命令を出しました。
高橋議員の事務所は「多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわびいたします」とのコメントを出しました。

IBC岩手放送

6288OS5:2024/04/17(水) 22:52:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/786f9c963558d31186d728b6383b9061202e5509
白河市議がストーカー、パワハラか 辞職勧告決議案提出へ
4/17(水) 9:40配信

福島民友新聞
 白河市職員にストーカー行為やパワーハラスメント行為をしたとして、同市の男性市議に対する議員辞職勧告決議案が市議会に提出される見通しであることが16日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、男性市議は特定の職員に個人的な手紙を渡して返事を求めたり、職員の自宅に手紙やプレゼントを届けたりするストーカー行為をしたほか、業務中の職員に対面や電話越しで怒鳴りつける威圧的な言動があったという。

 男性市議は福島民友新聞社の取材に対して「手紙などについては、職員に謝罪したくて連絡した。(言動については)ハラスメントではなく注意したつもりだった」と弁明した。

 関係者によると、一部市議が3月5日に政治倫理審査会を設置し、男性市議についての調査を開始。今月16日の市議会全員協議会で審査会の内容が報告されたという。議員辞職勧告決議案は、24日に開かれる市議会の臨時会に議員発議で提出される予定。

福島民友新聞


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板