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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4049OS5:2023/03/16(木) 23:23:02
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/276601
後継親族、覚悟の戦い 無投票公算の選挙区も【決別 金権政治】<2023統一選>(3)
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2023/3/2
(最終更新: 2023/3/3)
 広島市西区のJR横川駅前は、朝のラッシュで会社員や学生が行き交う。「おはようございます」と声をかけ、頭を下げる男性の姿があった。広島県議選西区選挙区(定数4、欠員1)に立候補を表明している無所属新人の砂原崇弘氏(40)。1月中旬から街頭に立ち始めた。

 曽祖父から続く政治家一家。県議だった父の克規氏(69)は2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、河井克行元法相(59)=実刑確定=から計50万円を受け取ったと認め、昨年3月に7期目途中で議員辞職した。公選法違反(被買収)の罪で罰金刑が確定している。

 「なんでそんなことに」。崇弘氏は当初、事実を受け止められなかった。もともと政界に出る考えはなかったが、父の支援者の一部から地盤を継ぐよう期待された。「住民の声を県政に届ける人間がいなければいけない」。父の辞職から3カ月後、県議挑戦の意思を固めた。14年勤めた会社は退職した。

 ただ、支援者も一様ではない。父は公民権が停止され、県議選への立候補はもちろん、一切の選挙運動ができない立場だ。その中で世襲としての立候補。地域を回ると「裏切られた。絶対許さん」「お前の話は聞かん」と怒りをぶつけられることもあるという。

 父に立候補の決意を伝えると「自分のようにはなるな。やるならしっかりやれ」と声をかけられた。「クリーンな政治を目指したい」との思いも胸に、街頭でのあいさつを続ける。

 西区ではもう1人、事件を受けて辞職した議員の親族が立候補を予定する。広島市議選西区選挙区(定数9、欠員1)に立つ無所属新人の豊島永子氏(44)。雑居ビル2階の事務所で取材に応じ「夫の政治活動を隣で支えてきた。他の政治家に任せるわけにいかない」と力を込めた。

 夫とは元市議の岩白氏(50)。河井氏から買収目的の現金50万円を受け取ったと認め、昨年3月に4期目途中でバッジを外した。公選法違反(被買収)の罪で罰金刑が確定し、公民権が停止されている。

 永子氏は事務所をそのまま引き継いだ。「夫は政治から完全に引退した」とし、「公民権停止が明けるまでの『中継ぎ』と言われることもあるが、全く違う」と強調する。

 リーフレットに記した英語のキャッチフレーズは「ノットイコール」。和訳すると「同じではない」になる。夫と同一視されないよう腐心したとの見方もあるが、永子氏は「常識は時代とともに変わる」という意味を込めたとする。同選挙区には定数9に12人が立候補を予定し、選挙戦が予想される。

 一方、崇弘氏が立つ県議選西区選挙区は定数4に対し、名乗りを上げているのは4人だけ。無投票の公算が大きくなっている。有権者の意思が示されないまま選挙が終わるかもしれない状況に、西区の自営業女性(59)は「大事件に絡んだ議員の親族が審判も受けず当選するなんて考えたくない」と、複雑な表情を浮かべた。(平田智士、川上裕)


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