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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

551チバQ:2009/10/26(月) 22:26:40
>>532-535>>546-547
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=177692
田岡氏が激戦制す 新宮市長選挙


 和歌山県で新顔4人が立候補した新宮市長選が25日、即日開票され、写真店経営の田岡実千年氏(48)が、前県議で自民党県連幹事長を務めた下川俊樹氏(66)に117票の小差で競り勝ち、初当選した。当日の有権者数は2万6710人(男1万2066、女1万4644)で、投票率は74・90%(前回72・23%)だった。

開票結果(選管確定)

当6,909  田岡実千年 48  無新
  6,792  下川 俊樹  66  無新
  4,071  岸  芳男   56  無新
  2,061  上野 哲弘  65  無新
   △有効19,833 △無効173

 現職が不出馬を表明した市長選には、田岡氏と下川氏のほか、元市職員の岸芳男氏(56)や合併前の元新宮市長の上野哲弘氏(65)が立候補し、4人による激戦となった。

 田岡氏は、理事長を務めた新宮青年会議所の後輩らから要請を受け、8月下旬に立候補を決意した。「改革」や「しがらみのない政治」「市民が主役の市政」の実現を強調。市民の意見を聞いたり、経費削減を推進したりする「みんなの課」の創設、福祉や教育施策の見直し、商店街の復活、特産品の開発企業の支援などを公約に掲げ、若者や女性の支持者らを中心に支援の輪を広げた。民主党県連の支持を受け、県議の山下大輔氏(真わかやま)が活動に加わり、後押しした。

 下川氏は7期務めた県議の実績をアピール。現佐藤市政の継承を示し、支持を訴えた。市議19人中、11人が支持したほか、現職の佐藤春陽市長や地元の須川倍行県議も応援に加わり、盤石とも思える選挙戦を展開したが、一歩及ばなかった。

 残りの2氏も田岡氏と同様、改革を訴えたが、苦戦を強いられた。

「みんなで新宮を変えよう」

 「改革」を訴える田岡実千年氏(48)が接戦をものにした。

 午後9時半ごろ、新宮市緑ケ丘の選挙事務所に当選の情報が入ると、支持者から一斉に「やったー」の歓声と拍手がわき起こった。

 まもなく田岡氏が事務所に登場。駆け寄る支持者と抱き合い、当選を喜んだ。

 妻のさゆりさん(47)や岡本豊後援会長らと一緒に何度も万歳三唱し、喜びを爆発させた。

 田岡氏は「このまちを本気で変えたい。一緒になって素晴らしいまちにしたい。そんな思いがわたしを勝たせてくれた。本気で頑張りたい。みんなで新宮を変えよう」と涙で声を詰まらせながら決意を語った。岡本後援会長は「田岡は市民の声を聞いて、よいまちづくりを目指す。どうか支えてやってほしい」と訴えた。

 田岡実千年氏 写真店経営(毎日放送報道局駐在員、新宮青年会議所理事長)大阪芸大卒、新宮市三輪崎

市民、新しい風に期待

解説
 市民が旧態依然の政治に「ノー」を突きつけ「改革」を訴えた田岡氏が勝った。8月の衆議院選挙で「チェンジ」を訴え、追い風に乗った民主党の躍進にも似た勝利だった。

 4人の候補者が行財政改革や産業振興などを争点にした今回の市長選。元県議や元市職員、合併前の新宮市長と多彩な顔ぶれの中で、市民が選んだのは、政治経験がなく一番若い田岡氏だった。

 田岡氏は行財政改革のほか、企業や観光支援による雇用の創出、福祉や教育の充実などを公約に掲げた。新宮青年会議所の理事長や小中学校の育友会長を務めたこともあり、若者や女性を中心に支持の輪を広げた。陣営幹部は「素人集団の陣営だったが、今のままでは駄目と思う若者や女性が応援してくれた。後半にはお年寄りの応援も増えてきた」と選挙戦を振り返った。民間の新鮮な感覚を市政に生かしてほしいという市民の思いが得票に表れた。

 新宮市を取り巻く環境は決して明るくはない。少子高齢化による過疎化、市街地の空洞化、地域経済の衰退などで市の財政状況は厳しさを増している。半数以上の議員が他候補を推した市議会とも協調し、地域活性化のための事業を展開していかなくてはいけない。新しいリーダーの手腕に注目したい。(山本敏弘)




【初当選を喜ぶ田岡実千年氏(25日、和歌山県新宮市で)】

(2009年10月26日更新)


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