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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ
394
:
とはずがたり
:2009/02/25(水) 00:59:02
>>342-346
>>349
>>355
>>367
>>392
選挙:前橋市議選 反市長派が過半数維持 市政運営に影響厳しく /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090216ddlk10010145000c.html
◇投票率55.22%、過去最低
任期満了に伴う前橋市議選(定数40)は15日投開票され、現職33人、新人5人、元職2人の当選が決まった。高木政夫市長を支持する勢力と批判する勢力が激戦を展開したが、反市長派が過半数の22議席を獲得、市長は今後、厳しい市政運営を強いられそうだ。
当日有権者数は25万7143人(男12万4071人、女13万3072人)。投票率は55・22%で過去最低だった前回(55・23%)を下回った。
市議選には▽現職41人▽新人12人▽元職2人−−の55陣営が立候補した。前回市議選(05年)では、04年に合併した大胡、粕川、宮城の旧3町村にそれぞれ選挙区が設けられたが、今回は市内全域を舞台に議席を争う合併後、初の選挙となった。定数も6減の40議席となり、各候補とも地元だけでなく市全域での支持拡大を目指し激戦を展開した。
当選者の会派別内訳は、入会見通しの新人なども含めると、市長派が▽前光クラブ10人▽フォーラム前橋7人−−の計17人。反市長派が清新クラブ11人▽共産党5人▽公明党4人▽真澄会2人−−の計22人。中間派が1人だった。
会派構成は再編含みで、新しい市議会の発足時には会派の分裂や合併などもありそうだ。ただ、各市議の市長に対する姿勢は変わらないとみられ、市長派と反市長派の勢力は選挙結果がそのまま維持される見通しだ。
今回の市議選は期日前投票で、前回市議選の2・45倍に当たる2万2301人が投票した。市長派対反市長派という分かりやすい対立構図や、定数40に対し55人が出馬するというまれに見る激戦で出足は早かったが、大きな政策的争点に欠け有権者の関心が高まらなかったようだ。【杉山順平】
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■解説
◇対立超えて真剣な議論を
前橋市議選は反市長派が過半数を獲得、市長派が敗れる結果となった。今後、高木市長は予算や政策決定で、厳しい市政運営を強いられるが、景気後退で税収が大幅に落ち込むなど、市には課題が山積している。市長と市議会は対立するだけでなく、対話を深めて迅速に施策を遂行することが求められる。
昨年2月の前橋市長選以来、市議会では高木市長を推した勢力と、自民・公明推薦候補らを推した勢力との間で、対立が続いてきた。12月市議会では、県立前橋工業高校跡地の土壌汚染問題をきっかけに、市長の辞職勧告決議案が可決される事態となった。反市長派の過半数維持で、今後も同様の事態が生じる可能性がある。ただ、反市長派も市長不信任決議案の可決に必要な4分の3以上の勢力(30議席)を獲得できたわけではない。
前橋市の抱える課題は深刻だ。景気後退で市税収入は数十億円規模の落ち込みが確実なほか、県都にもかかわらず中心市街地の衰退ぶりは目を覆うばかり。09年度からの中核市移行や5月5日の富士見村との合併を控え、厳しい財源の中で、いかに効率よく行政サービスを実施するか、行政、議会ともに重い責任を背負っている。
市幹部は「感情的な対立から政策が決まらなくなるのは前橋のためにならない」と指摘する。投票率が過去最低を更新したのも、有権者が政治的、感情的な対立に冷ややかな目を向けている証拠といえる。執行部は議会の主張に耳を傾けると同時に、市議会も市長派と反市長派の対立を超え、市の将来について真剣に議論することを期待したい。【杉山順平】
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