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北海道 国政・地方政治スレ

1529OS5:2023/03/21(火) 21:08:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817961
<統一地方選2023 攻防の構図>4 道議選名寄市 厚い保守地盤、
2023年3月17日 21:37
中野秀敏 66 自現《3》

 「相手は見えない状況だが、しっかり気を引き締めていこう」
 9日夜、名寄市内で開かれた自民党現職道議中野秀敏の後援会拡大役員会。中野は冒頭のあいさつを済ませると、道議選名寄市(定数1)で4選に向けた選挙活動に関する議事を後援会幹部に託して退席。同じ時間帯に同市内で開かれていた陸上自衛隊第2師団幹部を囲む会に向かった。
 2月中旬の選対本部の事務所開きでも中野は自身の3期12年間の実績や政策を訴えることはしなかった。もっぱら、道議選と同じ4月9日投開票の道知事選で再選を目指す鈴木直道を支えるべく協力を支持者に呼び掛けた。陣営関係者は「うちの選挙活動は1日で終わる。その分の余力を知事選に回す」と言い切った。
 選挙戦となった前回と異なり、今回の道議選名寄市は中野以外に出馬を表明した候補はおらず、中野の無投票当選の可能性が高まっている。
 名寄市内は陸上自衛隊名寄駐屯地関係者や農業者らを中心とした保守層が厚い。同じ保守系で昨年4月の名寄市長選で3回連続無投票で4選を果たした加藤剛士(52)の後援会組織と支持基盤は重なり合い、盤石の選挙態勢が敷かれている。
 立憲民主党や連合名寄などは昨年夏から連合内の組合員をはじめ独自候補の擁立を模索してきたが、選考作業は難航。国政や道政、市政との連携を掲げる中野陣営を崩せるだけの若くて知名度のある人材を見つけられず、連合内には厭戦(えんせん)ムードも漂っていた。3月中旬、中野陣営が見切っていたように同党は対立候補の擁立断念に追い込まれた。
 取材に対し、同党道6区総支部関係者は「戦える態勢になかった」と述べた。中野後援会関係者も「向こうの人材不足は分かっていた。対立候補が出そうな時は気配が伝わってくるが、今回はそれが一切なかった」と指摘する。
 中野の無投票当選の公算が高まる中、両陣営関係者が意識するのが、名寄市単独で維持していた道議選の選挙区が人口減で消滅するかもしれないことだ。2月末現在、2万5937人である市の人口が2025年の国勢調査で公選法が定める道議選1選挙区を維持する上で必要な議員1人当たりの人口基準を下回れば、次回27年選挙から上川管内区(定数3)と合区の可能性が出てくる。
 ある連合関係者は「上川管内区にはすでに士別の北口雄幸道議がいる。上川北部最大の都市である名寄から候補を出したいが、労組関係から2人も道議を出せるだろうか」と気をもむ。中野の後援会幹部も上川中南部で保守系候補3人が争う現状を念頭に「上川北部から自民党道議を出さないわけにはいかない」と厳しい選挙を覚悟している。
 無風選挙に終わりそうな道議選名寄市。関係者の関心は早くも4年後に向かっている。=敬称略=
(統一地方選取材班)


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