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人権・差別・同和問題

320とはずがたり:2018/05/17(木) 18:27:49
>>319
「3月中には仮放免の申請が却下されていたのだが、彼はそれを4月12日に知ったようだ」

 インド・パンジャブ州でAFPの取材に応じたクマルさんの兄弟サンジュさんは、クマルさんの死に家族はショックを受けており捜査の開始を求めていると話した。

「彼には自殺する理由などない。クマルはちょっとやそっとのことではへこたれない人間だった」

「亡くなる前日に電話をくれた。そのときは上機嫌だった。5日後にまた電話すると言っていたのに」

 そして「当局は信用できない。なぜ亡くなったのか、捜査を要求している」と付け加えた。

 JARなど人権団体は、長年にわたり入管収容施設の運営について改革を訴えている。長期収容の中止、医療体制の改善、第三者機関による介入などだ。

 日本の難民政策も批判の対象だ。

 難民認定申請数は昨年だけで2万人近くに上ったが、認定されたのはわずか20人。申請者の大半は経済移民だというのが政府の主張だ。

 しかし支援団体や国連は、真に危険な立場にある難民申請者に対しても証明が極めて難しい認定要件が課されていると指摘する。

■「何も悪いことをしていない」

 クマルさんも難民認定申請を行っていたが、申請理由は不明だ。

 それでも「インドからの政治難民として入国してから1年、そのほとんどを収容施設の中で拘束されていた」(田中さん)ことは事実だ。

「日本の入管法・難民認定法の無慈悲さを改めて思い知らされる」

 被収容者らは、たとえ施設の職員らに体調不良を訴えても睡眠薬や抗不安薬を渡されるだけだと主張する。

 JARの石川代表理事は「被収容者の約20%が睡眠薬のような薬を渡されているのでは」と懸念する。「現状を把握するための独立した監視体制なども整っていない」と指摘した。

 退去強制令書を発布された難民認定申請者は無期限で拘束されることもあり、田中さんはこのような「長期収容は精神的にも肉体的にもダメージを与え続ける」と指摘する。

 これまでも、入管収容施設の被収容者らがハンガーストライキを行ったことはあったが、大きな変化にはつながっていない。田中さんによると牛久では、クマルさんの死と職員らの無関心ともとれる態度によって新たな怒りが広がりつつあるという。

 クマルさんの友人の一人は、自身には法的な滞在許可が下りているものの、当局による追求を恐れて匿名の取材のみに応じた。

「彼は何も悪いことをしていない。喧嘩もしていないし泥棒もしていない。それなのに1年も牢屋に入れられていたのはおかしい」 【翻訳編集】AFPBB News


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