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仙台・宮城・陸奥

1 とはずがたり :2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

2977 荷主研究者 :2017/12/02(土) 20:16:56

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171118_13038.html
2017年11月18日土曜日 河北新報
仙台駅西口のガス灯、風前のともしび 96%に不具合 市、改修計画

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171118kahoku02.JPG

故障のため、ランプのほやに当たる灯具が撤去されたガス灯(左)。右側は既にLED化されている=仙台市青葉区中央3丁目

 設置数が国内最多とされるJR仙台駅西口のガス灯117基のうち、96%に当たる112基に不点灯や灯具の腐食などが確認されたことが17日、分かった。管理する仙台市は9月に改修計画を策定。2018年度から4年間で発光ダイオード(LED)への変更や撤去を進める。

 ガス灯は1987年の市地下鉄南北線開業に合わせ、仙台駅前商店街振興組合が設置し、市に寄贈した。ここ数年で故障が多発するようになった。市によると、経年劣化で明かりのつかないガス灯が31基ある。腐食や損傷があったのは81基、正常と確認できたのは5基だけだった。

 計画では、愛宕上杉通の交差点2カ所でガス灯8基を残し、94基をLED電球に替える。以前に故障したガス灯の一部には既にLED電球を取り付けている。

 ペデストリアンデッキ直下のガス灯15基は「天井に埋め込んだダウンライトで明るさが確保されている」として撤去する。

 事業費は約3億円を見込む。2018年度後半に着工し、22年度内に完了の見込み。

 青葉区道路課の担当者は「地元の意向を受け、2カ所でガス灯を残すことにした」と話す。

 ガス灯がともる仙台駅西口の街並みは旧建設省が1990年度に主催した「街灯のある街角30選」に選ばれている。

2978 荷主研究者 :2017/12/02(土) 21:01:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171123_13018.html
2017年11月23日木曜日 河北新報
<三陸道>南三陸海岸IC-歌津IC間 来月9日開通

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171123kahoku02.JPG

 国土交通省は22日、南三陸町の三陸沿岸道南三陸海岸インターチェンジ(IC)-歌津IC(仮称)間4.2キロが、来月9日に開通すると発表した。

 開通区間には橋3カ所、トンネル1カ所がある。2013年3月に着工し、事業費は約180億円。走行時間で4分の短縮効果を見込んでいる。

 東日本大震災後、同町への三陸道の延伸は志津川IC(2016年10月)、南三陸海岸IC(17年3月)に続き、3カ所目。今回の延伸により、4月に開業した同町歌津の復興商店街「南三陸ハマーレ歌津」への観光客増加を期待する。

 佐藤仁町長は同日の定例記者会見で「仙台圏から足を延ばしやすくなる。歌津ICから近い平成の森野球場にもアクセスしやすくなるため、高校野球の大会も誘致したい」と述べた。

 国は復興の最優先事業として仙台港北(仙台市)-八戸ジャンクション(八戸市、JCT)間を復興道路と位置づけ、20年度までに開通させる方針。歌津北IC(仮称)は18年度に供用が始まる予定。

2979 荷主研究者 :2017/12/02(土) 21:02:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171123_13016.html
2017年11月23日木曜日 河北新報
<仙山線>愛子駅が来年1月にリニューアルオープン

JR仙山線愛子駅新駅舎の外観イメージ(JR東日本仙台支社提供)

 JR東日本仙台支社は22日、仙台市青葉区のJR仙山線愛子駅を来年1月20日にリニューアルオープンすると発表した。旧駅舎は築88年の木造駅舎で老朽化に伴い、今年5月末から新駅舎を建設していた。現在は仮駅舎で営業をしている。

 新駅舎は鉄筋平屋建てで床面積は140平方メートル。旧駅舎より約50平方メートル広くなる。外壁は同駅近くの諏訪神社、子愛子観音堂などのしだれ桜の幹をイメージし、茶系の色合いで統一した。

 同支社の坂井究支社長は「愛子駅は通勤、通学客が増え、毎年約2%ずつ伸びている。新駅舎はより快適に使ってもらえるはずだ」と話した。

2980 荷主研究者 :2017/12/02(土) 21:04:39
>>2765
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171123_12024.html
2017年11月23日木曜日 河北新報
<フォレストモール>東北初進出 仙台茂庭店きょうオープン

23日に開業するヨークベニマルなどが入る「フォレストモール仙台茂庭」

 ショッピングモール「フォレストモール」(東京)は23日、仙台市太白区茂庭に仙台茂庭店をオープンさせる。ヨークベニマルなど11店舗が入る。フォレストモールの東北進出は初。

 東北自動車道仙台南インターチェンジ近くの国道286号沿いに開設する。敷地面積は約3万3000平方メートル。店舗は鉄骨平屋で、総面積約8900平方メートル。440台分の駐車スペースを備える。

 ヨークベニマルのほか、100円ショップやドラッグストア、飲食店、美容室、歯科医院などが入る。12月にホームセンター「ダイユーエイト」が開業する。

 フォレストモールは関東、甲信越の5都県で計6カ所のショッピングモールを運営する。同社の担当者は「事業拡大のため東北進出を決めた。東北は関東と比べ不動産価格も抑えられ、事業を展開するには非常に有望な地域」と話した。

2981 荷主研究者 :2017/12/10(日) 10:54:27

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23944150X21C17A1L01000/
2017/11/27 23:00 日本経済新聞 北海道・東北
ミツバが仙台に研究開発拠点 18年4月稼働

 自動車部品大手のミツバは仙台市内に研究開発拠点を開設する。27日、仙台市役所で立地表明式を行った。新拠点では同社が扱う電装部品の制御技術などの研究開発にあたる。2018年4月から稼働する。

立地を表明したミツバの長瀬裕一社長(左)と郡和子市長(27日、仙台市役所)

 新拠点「ミツバ仙台研究開発センター」を同市宮城野区に開設する。電気自動車(EV)化など自動車業界の技術革新に対応するための開発拠点とする。初めは従業員6人で始動し、2年後に20人規模まで拡大する。

 長瀬裕一社長は立地の決め手として「優秀な人材が確保できる」と話した。グループ会社のソフトウエア開発、両毛システムズも16年に同市に拠点を開設し、規模を拡大しながら運営している。

 仙台市ではこれまでも、自動車を制御する組み込みソフト産業などを対象に企業支援を進めてきた。大学や専門学校が多く、人材を確保しやすい強みをPRしつつ、東北大学や県産業技術総合センターとの連携を取り持つなど、支援内容も充実させている。ミツバもすでに東北大との共同研究を計画している。

 郡和子市長は「仙台には学生が集まっているが、卒業後東京に出る人が多い。東北大学などからの人材を受け入れ育てる企業として期待している」と歓迎。自動車関連大手企業の進出で、市内の若者の地元就職や地場企業との連携などにも期待が高まっている。

2982 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:11:35
>>2981
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171128_12035.html
2017年11月28日火曜日 河北新報
ミツバ、仙台に拠点 群馬の自動車部品大手 電装品ソフト開発

立地表明書を郡市長(右)に手渡した長瀬社長

 自動車部品メーカー大手のミツバ(群馬県桐生市)は27日、仙台市宮城野区榴岡に研究開発拠点を設置すると発表した。長瀬裕一社長が市役所で郡和子市長に立地表明書を手渡した。

 来年4月に従業員6人で事業を始め、2年後に20人態勢を目指す。自動車や二輪車に使うモーターなど電装品のソフトウエアを開発する。

 長瀬社長は首都圏の人材難を挙げ、「仙台には優秀でまじめな若者が多い。大学との共同研究を進め、差別化できるような商品を開発したい」と意気込みを語った。郡市長は「仙台からいろいろと事業展開してほしい」と期待感を示した。

 ミツバはホンダや日産に電装品を供給している。子会社の両毛システムズ(群馬県桐生市)は昨年、宮城野区に「仙台開発センター」を設けた。

2983 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:12:15

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171128_12034.html
2017年11月28日火曜日 河北新報
<積水化学>東北初の高齢者住宅 介護スタッフ常駐

完成した高齢者向け賃貸集合住宅「ハイムガーデン仙台泉」

 大手住宅販売の積水化学工業住宅カンパニー(東京)は27日、仙台市泉区将監殿5丁目に整備した高齢者向け賃貸集合住宅「ハイムガーデン仙台泉」を12月7日に開業すると発表した。東北での高齢者向け住宅の展開は初めて。

 入居対象は基本的に60歳以上の高齢者。要介護向けの「一番館」(30戸)と、要支援向けの「二番館」(18戸)の鉄骨2階の2棟で構成する。一番館は介護スタッフが24時間体制で常駐し、食事を常時提供する。

 一番館は1部屋約18平方メートル、二番館は夫婦向け約43平方メートルと独居向け約33平方メートルがある。一番館には共用の食堂やラウンジを整備。二番館はトレーニングルームを設けている。

 同社の担当者は「介護だけでなく、独居の不安や防犯対策といった高齢者向けのサービスが必要と考えている。東北では今後も新たな住宅整備を検討している」と話した。

 ハイムガーデンは東京、愛知、千葉の3都県で展開している。

2984 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:16:45
>>2969
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171128_11033.html
2017年11月28日火曜日 河北新報
整備検討中の音楽ホール、有識者懇が初会合 18年度末報告へ 仙台市

 仙台市は27日、整備検討中の音楽ホールを巡る議論を本格化させるため、有識者による懇話会(会長・本杉省三日大理工学部特任教授)の初会合を市役所で開いた。ホールの機能や規模、立地などを検討し、2018年度末に報告書をまとめる。

 委員は学者や音楽団体、経済界の関係者ら9人。郡和子市長は「音楽ホールは市民が集い、奏で、交流を広げる場。仙台の街にふさわしいホールはどういうものか、知恵と力を貸してほしい」とあいさつした。

 市側は議論のたたき台として「主ホールは2000席規模の多機能ホール」などとする試案を提示。委員から「ホールで公演がないとき、どう活用をするのか。にぎわいや交流をつくり、街の魅力を高める活動を担ってほしい」「コンベンション機能を補完する施設がいい」などの意見が出た。

 市は懇話会の検討を踏まえ、19年度にも立地場所を選び、基本構想を策定する考え。整備手続きが順調に進んだ場合でも「開館は今から10年近くを要する」(市文化振興課)という。

 懇話会は今後5回の会合で、市内の他のホールとの役割分担や連携の在り方などについても議論する。

 本杉会長は「東日本大震災後、文化芸術が東北で果たしている役割を再認識した。地域の人たちの思いがホールに込められ、運営されていくだろう。(懇話会の議論を通じて)方向性を形にしたい」と述べた。

 市によると、全国20政令市のうち、2000席規模の大型ホールがないのは仙台市だけ。

 市は市民に関心を高めてもらおうと、来年度まで3回のシンポジウムを開く。第1回は「これからの仙台に望まれるホールと文化芸術振興」をテーマに、来年1月27日、青葉区の市青年文化センターで行われる。

2985 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:17:30

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00452029?isReadConfirmed=true
2017/11/27 05:00 日刊工業新聞
「光」で紡ぐ東北産業の夢(上)巨大な顕微鏡 新産業創出、東北の稼ぐ力に

建設候補地の東北大青葉山新キャンパスを視察する諮問委員会のメンバー

 巨大な顕微鏡は東北の産業にとってどんな存在になるのか―。産学官による東北発のプロジェクト、東北放射光施設(SLiT―J)計画が佳境を迎えている。国が建設の可否を審議しており、今年度内に結論が出る見通し。建設地に選ばれれば2021年度にも運用を開始する。産業振興に期待がかかるSLiT―J。地元は「稼働後」を見据えて動きだしている。(仙台・田畑元)

【建設費300億円】
 放射光施設とは何か。光速近くまで加速した電子を磁力で曲げた時に発する放射光を使い、ナノメートル(ナノは10億分の1)単位で物質の構造や性質を見られる装置。同様の施設にスプリング8(兵庫県佐用町)があり低燃費タイヤや燃料電池など身近にある技術や商品が生まれた。

 SLiT―Jの建設候補地は東北大学青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)。東京から最短で2時間弱と立地環境もよい。建設費用は推定約300億円で官民が負担する。

 東北経済連合会は国の18年度予算の獲得を目指し、民間資金の調達を東経連や東北大のほか、企業などで構成する推進母体の光科学イノベーションセンターが担う。企業や研究機関に1口5000万円の出資を募り、口数によって施設の優先利用権などを付与する。すでに三菱重工業やIHI、住友ゴム工業など50社近くが賛同の意向を示している。

【地域産業を発展】
 「立地によって新産業が生まれ、東北の稼ぐ力が高まる」(海輪誠東経連会長)。SLiT―J計画は地域産業発展の手段で、誘致を目的にしてはならない。東北発の成果創出はもちろん、地域企業が施設を生かしてこそ、地域の資本になる。

 「どんな施設か。どう関係があるのか、実感がつかめない」と話す地元中小企業も多い。同センターは「ものづくりフレンドリーバンク」を用意する。地域企業に小口の加盟金を募って出資金に充てる仕組みで、東経連やみやぎ工業会などが地元企業に足を運んで理解活動を続ける。

【雇用創出】
 立地が実現すれば、最先端の施設に内外の研究者が集い、世界的な研究開発が進む。研究施設や生産拠点集積の呼び水となれば、東北で新しい産業を生み出すきっかけにもなる。

 スプリング8はスーパーコンピューター京などの施設誘致に成功し、県の製造業立地件数も増加するなどの副次効果を生んだ。

 東北大大学院はSLiT―Jの経済効果を「設置後10年で約3200億円。雇用創出効果は約1万4000人」と試算している。巨大な顕微鏡はどんな影響を東北産業にもたらすのだろうか。

(2017/11/27 05:00)

2986 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:17:53

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00452179
2017/11/28 05:00 日刊工業新聞
「光」で紡ぐ東北産業の夢(下)日本の「東海岸」に 産学官一体で革新起こす

放射光施設「SLiT―J」の完成イメージ図

【世界の先端拠点】
 「東北が日本の『東海岸』になる」。光科学イノベーションセンターの高田昌樹理事長(東北大教授)は、東北放射光施設(SLiT―J)がもたらす立地効果をこう表現する。半世紀前、米国の一地方大学だったスタンフォード大学による加速器産業の集積によって、西海岸にシリコンバレーが誕生した。東北でそんな革新が起こせると期待する。

 「西のスプリング8、東のSLiT―J」。日本に9カ所ある放射光施設は硬X線と呼ばれる領域を分析するもの。SLiT―Jは、より産業ニーズが高いとされる軟X線領域を得意にする。水や樹脂などの軽元素を見るのに最適で、建設候補地の東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)を世界をリードする先端拠点にする。

 「施設はモノを測る道具にすぎない。自分次第でいくらでも活用できる」(高田理事長)。SLiT―Jは研究者や大企業のものだけではなく、生み出される研究成果によるベンチャー、中小企業への波及も期待されている。

 施設を中心にする産学連携で新たな枠組みも提案する。コウリション(有志連合)・コンセプトは、企業と研究者1対1のユニットで製品開発するモデルで、施設の利用方法など学術的な知識を活用できる。このコンセプトを発展させて企業、大学、分析会社がそれぞれ入居するモール構想も盛り込むなど、高い自由度と実行性のある施設環境をつくり出す。

【次代を開く意思】
 SLiT―J計画が東北7国立大学によって提案されたのは2011年12月。東日本大震災の年に「技術による地域の復興と発展」の思いを託した。箱物の誘致ではなく、産学官が一体となった東北100年の計による壮大な計画と言える。

 東日本大震災で甚大な被害を受けた東北。中央依存ではなく、自立的な復興を目指して新しい将来像を描き出そうとする東北が、自ら次代を開こうとする意思が計画に込められている。

【将来への資産】
 大きな期待を背負う巨大な顕微鏡は東北産業のこれからをどう映し出すのか。

 推進組織による活動によって「こんな形で活用できるのか」と地域企業の理解も深まっている。

 プロジェクトを将来への資産にするため「立地、運用開始の先」を見つめた活動は続く。

 東北にはもう一つ、国際リニアコライダー(ILC)計画がある。大型加速器施設の立地価値をきっちりと地域に落とし込まなければならない。

 東北のプレーヤーみんなの知恵と工夫、行動に委ねられている。

(2017/11/28 05:00)

2987 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:29:56

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171129_12044.html
2017年11月29日水曜日 河北新報
米アウトソーシング アロリカ 仙台事業所 来月開設

郡市長(右)に仙台への立地を表明したボルハ氏

 コールセンター業務などを担うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス世界大手の米アロリカは28日、仙台市青葉区上杉に国内初の事業所「仙台サイト」を12月4日開設すると表明した。初年度は地元雇用を中心に50人でスタートし、将来は300人体制を目指す。

 同社アジア地区社長のボン・ボルハ氏が市役所で、郡和子市長に立地表明書を提出した。ボルハ氏は市内への大学や専門学校の集積などを挙げ「優秀な人材を採用できる」と強調した。

 同社の拠点は世界17カ国目。日本法人の本社を置く仙台サイトは顧客管理やマーケティングの代行、コールセンター運営、オペレーター教育などを手掛ける。従業員の研修を経て、来年1月に業務を始める。

 郡市長は「仙台の高いポテンシャル(潜在力)を世界に認識してもらう良い機会になる」と話した。

2988 荷主研究者 :2017/12/10(日) 11:32:22
>>2878
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171129_11029.html
2017年11月29日水曜日 河北新報
「新たな地下鉄厳しい」南北線名取・富谷延伸 仙台市長見解

 郡和子仙台市長は28日の定例記者会見で、市地下鉄南北線の延長について「名取市長、富谷市長とまだ具体的な話はしていない」と述べた上で、「新たな地下鉄建設となると厳しいものがある」として、地下鉄以外の交通方式を検討すべきだとの考えを示した。

 郡市長は地下鉄の高額な建設費や国の援助などに触れ「どういう交通ネットワークをつくっていくのか。必ずしも地下鉄だけではなく、いろいろな方策が考えられる」と話した。

 北隣の若生裕俊富谷市長は市内と泉中央駅のアクセス改善を掲げる。市が委託したコンサルタントは「地下鉄方式が優位」と報告した。南隣の山田司郎名取市長は昨年7月、南北線の南進を公約して初当選した。

 河北新報社が7月の仙台市長選で実施した有権者アンケートでは「延伸した方がいい」と「どちらかと言うと延伸した方がいい」を合わせ、67.5%が南北線延伸に賛成している。

2989 荷主研究者 :2017/12/20(水) 22:53:52

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171130_13017.html
2017年11月30日木曜日 河北新報
<仙台城大手門>復元へ17600人の署名提出 市民団体

大手門復元を要望したプロジェクトのメンバー(左)

 藩制時代の文化を生かした観光振興と歴史遺産の再生を目指す仙台市の市民団体「『政宗ワールド』プロジェクト」の古田義弘理事長(元東北福祉大教授)らが29日、市役所を訪れ、仙台城の大手門復元を求める約1万7600人分の署名簿を郡和子市長に提出した。

 古田理事長が「大手門は市のシンボルだった歴史遺産。復元整備をお願いしたい」とあいさつ。郡市長は「『はい分かりました』とはいかないが、どういう物が望ましいか、市民と一緒に考えたい」と応じた。

 大手門は1931年に国宝に指定されたが、45年の仙台空襲で焼失。跡地は戦後、市道交差点になった。

 市は2005年策定の仙台城跡整備基本計画の中期目標に大手門の復元を打ち出し、6〜15年後に着手する予定だった。

 市は30日、仙台城の保存活用をテーマにした検討委員会の初会合を開く。

2990 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:08:04
>>2984
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24140040R01C17A2L01000/?n_cid=TPRN0011
2017/12/2 0:00 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
仙台市の「音楽ホール」構想、ようやく動き出す

 仙台市に2000席規模の音楽ホールを作ろうという構想が、ようやく一歩を踏み出した。建設に向けた基本構想などを検討する有識者会議が11月末に議論を開始。1年程度かけて報告をまとめる。意外にも東北で同規模の音楽ホールがないのは宮城県だけで、関係者にとってホール建設は長年の悲願。しかし、実現までには調整が必要な項目も残されている。

 11月27日、仙台市役所で音楽ホールの機能や立地条件などを話し合う有識者会議が開かれた。会議のメンバーは、学識経験者や音楽団体、経済界の代表ら。会議の冒頭で郡和子仙台市長は「仙台市にふさわしい音楽ホールはどのようなものか、しっかり議論してほしい」と呼びかけた。

 仙台市は音楽と関係が深く、「楽都」ととも称される。仙台フィルハーモニー管弦楽団が本拠地を構え、仙台国際音楽コンクールが開催されているほか、仙台クラシックフェスティバル、定禅寺ストリートジャズフェスティバルなど市民参加型の音楽イベントも多い。

 その一方、市内の音楽ホールについては立ち遅れが指摘されてきた。仙台フィルが本拠地とする仙台市青年文化センターのコンサートホールは客席数が800程度。最大規模の宮城県民会館も1600席弱で、開館から既に50年以上が経過している。仙台サンプラザホールは座席数が2000を超えるが、イベントの利用が中心で、「音響面でクラシックコンサートなどには不向き」と音楽関係者はいう。

 こうした実情を踏まえ、市は以前から音楽ホール建設を模索してきた。1996年には「仙台市音楽堂」(仮称)の建設に向け基本計画を策定したが、その後の財政状況悪化で計画は凍結された。再び建設の機運が盛り上がったのは東日本大震災がきっかけだった。

 震災後、仙台フィルが中心となって「音楽の力による復興センター」を設立。これまで700回以上の復興コンサートを開催してきた。有識者会議の会長を務める日本大学理工学部の本杉省三特任教授も「震災後、文化や芸術が復興に果たす役割の大きさを再認識した」と話す。

 2014年には仙台経済同友会など経済界が中心となって「音楽ホール建設基金」が発足。翌年には音楽関係者らが建設を求める市民会議を立ち上げた。県吹奏楽連盟の三塚尚可会長は「これまで十分な設備を持つホールがないため、いろいろと苦労してきた。人が集う広場としての機能を持ったホールをぜひ、実現させたい」と期待する。

 実現までには調整を要する項目も残る。経済界はもともと音楽ホールを、震災から10年の象徴事業と位置づけ、21年の開業を要望してきた。経済界が設置した基金には約1億2000万円の寄付が集まっており、今後も協力は欠かせない。しかし、市の計画では開業にはこれから10年程度かかる。「早めたとしても6、7年は必要」と市幹部はいう。

 立地場所についても市は「中心部のにぎわい創出と一体で考えたい」とするが、様々な規制があり、建設可能な場所は限られる。有識者会議は来年度末をメドに報告書をまとめる予定で、市はその後検討を本格化させる。スピード感を持ち、市民が納得する計画をまとめるまでにはまだ曲折も予想される。

2991 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:16:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_11020.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
<仙台東西線>あす開業2年 利用者1日5万5100人 予測8万人には遠く

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171205kahoku02.JPG

6日に開業2年を迎える仙台市地下鉄東西線。利用客は1年目に比べ1割強増加した=仙台駅

 仙台市地下鉄東西線は6日、2015年12月の開業から丸2年となる。2年目は今年10月までに1日平均5万5100人(速報値)が利用、1年目の同期を12.2%上回った。利用者は全13駅で増えたが、初年度需要予測の8万人には及ばない。沿線まちづくりに加え、バスとの役割分担の明確化が改めて課題となっている。

 1日平均利用者数の1、2年目の月別推移はグラフの通り。2年目は12月を除き、1年目の実績を上回った。いずれも沿線にある学校の新入生が利用し始める4月の伸びが目立つ。

 駅別で増加率が最も大きいのは青葉山駅の20.4%。駅近くへの東北大農学部の移転(17年4月)が影響した。宮城野通駅(19.5%増)、六丁の目駅(18.0%増)も沿線開発などを背景に客足が伸びた。

 八木山動物公園駅は6.0%、国際センター駅は8.1%の伸び。近隣住民や行楽客、イベント参加者が徐々に地下鉄利用に移行する様子がうかがえる。駅周辺の大規模開発が進む荒井駅は8.6%増だった。

 仙台駅を境に東西をみると、都市基盤が成熟した西側6駅の1日の平均利用者数は3427人で12.0%の増。東側の6駅は2824人だが、沿線開発の伸びを反映し増加率は14.3%だった。仙台駅は1万7582人で10.2%増えた。

 開業効果で、薬師堂など駅周辺の住宅地の地価上昇率は全国有数となった。南北線利用者は16年度、乗り換え需要を取り込み、初めて1日18万人に達した。

 郡和子市長は、11月28日の定例記者会見で「東西線の利用者は着実に増えている。沿線は土地開発の可能性が高く、まちづくりに努めていきたい」と述べた。

2992 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:19:12

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_11019.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
<仙台東西線2年>仙台市バス赤字 改革遅れ収支悪化、青森や八戸と格差

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171205kahoku03.JPG

 仙台市地下鉄東西線開業に伴う路線再編で、市バスは2016年度、全46路線が赤字に陥り、危機に直面する。東北で独立採算の公営交通機関を有する青森、八戸、仙台3市の公営バス事業は過去5年間で利用者が12.5%減り、乗車料収入は計12億2000万円減少した。先行して路線や便数を削減した青森、八戸両市は経営が改善しており、改革の進度が経営を左右している。

 3事業者の12〜16年度決算によると、利用者は12年度の計5950万人から、16年度は計5205万人に減った。乗車料収入も11.6%減少した。

 100円の収入を得るために要する費用「営業係数」の推移は表の通り。仙台は市地下鉄東西線の開業で164に悪化した。青森は101と比較的良好。八戸は124で収支の均衡は大きくは崩れていない。

 仙台は地下鉄とバスが客を奪い合う。市一般会計からバス事業への補助は30億4800万円(16年度)。政令市では名古屋市(34億4200万円)に次いで高い。12年度より20.7%増えるなど、さらなる市民負担が生じる懸念がある。

 経営健全性を示す資金不足比率は、仙台が2年前の0.4%から5.9%に悪化。健全化計画策定が義務付けられる「経営健全化団体」の基準「20%以上」が視野に入る。一方、八戸は16年度にゼロ、青森は17年度に解消する見込み。

 青森、八戸は近年、経営危機に陥り、資金不足比率が一時、青森が66.9%(08年度)、八戸は88.1%(02年度)に達した。青森は市が民間事業者に委託する「市民バス」を12年度にスタート。八戸は民間バス会社に路線移譲してスリム化するなど、早期の経営改善で復活した。

2993 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:19:47

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_13034.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
<仙台市バス>東西線開業で収支悪化 来年「範囲広く浅く」4月減便

 仙台市地下鉄東西線の開業で収支が悪化する仙台市のバス事業について、市交通局が来年4月のダイヤ改正で減便を実施する方針を固めたことが4日、分かった。向こう4年間で運行量の計5%の削減にとどめ、大幅減便は先送りする。

 市の西城正美交通事業管理者は、河北新報社の取材に「当面の危機を回避するため、あまり影響のない範囲で広く浅く、20本に1本の割合で減便する」と述べた。

 市バス事業は2016年度に全46路線が赤字となった。減便は、21年度までの経営改善計画期間中に段階的に減便する。均一料金制度「100円パッ区」や通学フリーパスの値上げなどの対策も進める。

 市交通局は、数年内に経営健全化団体に転落する懸念から減便を実施する方針を打ち出していた。西城氏は「今回は路線には手を付けないが、どこかの段階で抜本的な対策を講じなければならない」と語り、将来的な路線の削減を否定しなかった。

 郡和子市長は11月13日の定例記者会見で「市民の足を守るため持続的、安定的な経営努力をしてほしい。ドラスチック(抜本的)な減便は市民の利便性に大きく反する」と大幅減便に否定的な姿勢を示した。

2994 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:20:19

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_13003.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
<仙台東西線2年>バス減便へ実態を検証 地下鉄とともにトータルでの利便性示す

 仙台市地下鉄東西線の開業2年を機に、地下鉄やバスの役割分担、公営交通事業の経営の在り方が注目されている。西城正美市交通事業管理者、市民の安心安全の公共交通を考える会(仙台市)の石垣敦事務局長、福島大の吉田樹准教授(地域交通計画)に、それぞれの考えを聞いた。(報道部・野内貴史)

◎仙台市交通事業管理者 西城正美氏

 市地下鉄東西線は2年間、基本的に順調に運行できた。大きなトラブルがなくひと安心している。乗車人員は2年連続で4月に大きく伸びた。確実に乗客を増やし、一日も早く黒字にしなければならない。その過程としてはおおむね順調だろう。

 日本最初の地下鉄である(東京メトロ)銀座線は90年の歴史がある。われわれも100年、あるいはそれ以上のスパンで考えていかなければならない。

 バス事業は2016年度、全46路線が赤字となり経営危機にある。どこかで抜本的な対策をやらなければならない。まずは毎年の資金不足比率の上昇を止めたい。需要と供給のアンバランスが拡大している。待ったなしだ。

 本年度から5年間の経営改善計画で「8%相当の事業量調整」と説明してきた。8%に当たるコスト削減効果を狙う。

 減便で5%の支出を減らす。利用実態を踏まえ便数設定を考えたい。特定の時間帯、特定の路線ではなく、全般的に検証する。

 残りの3%は均一料金制度「100円パッ区」や通学フリーパスの値上げなどを組み合わせる。値上げ後も非常に低廉な料金だ。ご理解をお願いしたい。

 バス路線をたくさん作り、それを全部つなげるのは既に限界だ。仙台では従来、乗り継ぎの文化がなかった。抵抗感はあるかもしれないが、地下鉄とともにトータルでの利便性を示せるよう工夫していきたい。(談)

2995 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:21:15

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_13004.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
<仙台東西線2年>交通網整備へ対話を デマンド型交通システムや乗り合いタクシーも一案

 仙台市地下鉄東西線の開業2年を機に、地下鉄やバスの役割分担、公営交通事業の経営の在り方が注目されている。西城正美市交通事業管理者、市民の安心安全の公共交通を考える会(仙台市)の石垣敦事務局長、福島大の吉田樹准教授(地域交通計画)に、それぞれの考えを聞いた。(報道部・野内貴史)

◎市民の安心安全の公共交通を考える会事務局長 石垣 敦氏

 高齢者の運転免許の自主返納が話題になっている。80歳を過ぎても運転する気持ちは分かる。スーパーまで15分歩き、買い物袋を抱えて帰るのは大変だ。

 交通弱者は生活上も弱者である場合が多い。高齢者や障害者が自由に出歩ける社会になれば、街はもっと活性化する。市一般会計から年間30億円がバス事業に補助されているが、誰もが自由に移動できれば決して高くはない。

 東西線は乗り継ぎの不便さが目立つ。卸町駅や六丁の目駅で降りても、2次交通に当たる次の交通機関が乏しい。タクシーに乗ろうにも、交差点にあるので停車スペースがない。

 2次交通の確保として、地元の企業に一定の負担をしてもらい、通勤客を運ぶデマンド型の交通システムを導入するのも一案だ。マイカー通勤から東西線利用への転換を進めたい。

 東日本大震災の津波被災地や中山間地など、路線バスによる大量輸送になじまない地域もある。乗り合いタクシーなど小人数向けの交通方式を検討すべきだ。

 一人一人のニーズに応じた交通体系を構築するため、市や交通局は地域住民との話し合いを大切にしてほしい。町内会ごとに地域交通を考えるための集まりを開催すべきだ。地域の声に基づいて丁寧に交通網をつくるきめ細かさが必要だ。

 スーパーや病院への行き帰りに車以外の足が保障されるのなら、高齢者はマイカーと運転免許証を手放すことにも納得するだろう。(談)

2996 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:22:19

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_13005.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
<仙台東西線2年>末端路線の移譲が課題 「イクスカ」使用可能な民間パートナーを

 仙台市地下鉄東西線の開業2年を機に、地下鉄やバスの役割分担、公営交通事業の経営の在り方が注目されている。西城正美市交通事業管理者、市民の安心安全の公共交通を考える会(仙台市)の石垣敦事務局長、福島大の吉田樹准教授(地域交通計画)に、それぞれの考えを聞いた。(報道部・野内貴史)

◎福島大准教授(地域交通計画) 吉田 樹氏

 地下鉄の利用者数は沿線人口の張り付きに依存する。東西線の場合、荒井、六丁の目の両駅が核として育っていない。5年のスパンでみても、乗客はそんなに伸びないだろう。

 市バスの利用状況を分析すると、バスのサービスを1%削れば1.4%の利用者を逃すことが分かった。サービスの減らし方が問題になる。交通局は全ての路線を薄く削ることを考えているだろうが、客は逃げる。今まで通りのことをやっていたら状況は悪くなる。

 公営バスは悪く言えば丼勘定だ。路線ごとにどんな特徴があるのか、戦略的に捉えられていない。営業係数が1000を超えるようなバス路線の末端部は、輸送原価が高い公営交通としてやる必要があるのか。

 事業性の悪い地域でバス路線を維持するのは非効率だ。末端路線を移譲するタクシーやバス会社など民間のパートナー探しに取り組むべきだ。その場合でもICカード乗車券「イクスカ」や敬老乗車証が使えるよう仕組みを整えてほしい。

 東西線開業に伴うバス路線再編では、幹線と枝線の役割がうまく分担できなかった。乗り換え時間を含め、目的地までの所要時間が短くなるよう工夫すべきだった。バスは距離が短くなって増便できるはずだが、そうなっていない。

 バスプールがある八木山動物公園駅周辺でも利便性は高まっていない。東北工大がシャトルバスを走らせているが、市バスに乗せるべき客を奪われている。(談)

2997 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:25:25

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24244110U7A201C1L01000/
2017/12/5 1:00 日本経済新聞 北海道・東北
仙台空港国際線、東北企業の利用1割弱 政投銀調べ

 仙台空港発着の国際線利用促進に向け、空港運営会社や宮城県など官民が取り組みを加速させる。日本政策投資銀行などが4日発表した東北企業を対象にした調査で、海外出張の際に仙台空港を利用した割合は1割弱にとどまっていることが分かった。空港民営化から1年5カ月、出張需要取り込みへ路線拡大や空港アクセスの向上など、利用増へ連携して対応する。

国際線の路線開設や増便など利用者増に向けた取り組みを加速させる

 調査は政投銀などが東北6県に本社や工場などを持つ816社を対象に実施し、338社(41.4%)から回答を得た。

 海外出張者数は延べ3106人で、うち成田空港の利用者は70.4%、羽田空港は19.6%だった。これに対し、仙台空港は8.5%にとどまった。出張先別では中国や欧米では成田と羽田が約9割を占めた。仙台が健闘したのは韓国と台湾で、3割程度だった。どちらも定期直行便があることが寄与した。

 仙台からはソウル、台北のほか、北京、上海、グアムの5路線で運航している。ただ、成田や羽田に比べ少なく、調査でも半数の企業から新規就航や増便を要望する声が上がった。海外拠点がある企業で最も多かった就航路線はタイだった。

 仙台空港へのアクセス改善も要望が多かった。現在はJR仙台駅からの直通列車のほか、福島県や山形県からのバス路線がある。利用企業からは仙台市内からリムジンバス・直行バスの運行・増便、東北各都市からの鉄道の乗り入れなどを求める意見が多く出た。

【官民一体で新規路線誘致】

 仙台空港の利用促進に向け、空港を運営する仙台国際空港(宮城県名取市)は東北各県の商工会議所などと協力し、今年度中に企業を対象にした「サポータークラブ」(仮称)を立ち上げる。空港へのアクセス鉄道は増発され、待ち時間を短くするなど工夫する。空港会社は「利用増を通して新規路線開設など利便性の向上に結びつけたい」としている。

 サポータークラブでは利用促進に向け、企業側のニーズなどを収集し、対策に反映させる。併せて、会員向けの優遇措置なども検討する。

 空港会社は10月に開催した東南アジア地域などへの投資や企業進出を促すセミナーを、今後も継続して開いていく方針だ。第1回では豊田通商や七十七銀行が協力し、現地の経済状況や投資環境などを解説した。

 同社は「新規路線の開設など一段の利便性向上には、企業の利用促進が不可欠。経済界や行政などと協力して利用を促していきたい」(営業推進部)としている。ビジネス需要を重視するのは景気の影響を受けやすい観光客に比べ「比較的安定した利用が見込める」ためだ。

 宮城県も三セク鉄道である空港アクセス鉄道の運行本数を、1日6本増やした。空港会社と連携し、官民一体で新規路線の誘致や増便などを航空会社に働きかけている。県は「仙台空港を東北の拠点として広域的な利用を促す」ことで、利用者を増やすことを狙う。

 ただ各地の地方空港との間で、国際線の誘致競争は激しくなっている。空港会社は「民営化によって運営会社ができることは広がった」と、柔軟な対応が取れるとするが、具体的な成果が出てくるのはこれからだ。

2998 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:26:59
>>2997
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171205_12007.html
2017年12月05日火曜日 河北新報
東北からの海外出張 仙台空港利用1割にとどまる

海外出張者のビジネス需要拡大を狙う仙台空港。東北各地からのアクセス手段などが課題になっている

 日本政策投資銀行東北支店や仙台国際空港(名取市)などは、東北に立地する企業を対象に海外出張の回数や訪問先、利用空港などを初めて調査した。2016年度の出張者数は延べ3106人で、仙台空港からの出国は1割にとどまった。

 調査は海外出張需要を把握し、仙台空港への国際線の誘致や増便につなげる狙い。東北経済連合会、仙台商工会議所が協力した。

 出国した空港と出張の訪問先はグラフの通り。出国空港は成田が7割を占め、羽田、仙台、青森の順。訪問先は中国が最も多く、全体の3割を占めた。次いで米国・カナダ・中南米、台湾、欧州・ロシアが続いた。

 訪問先別に仙台からの出国割合(海外空港での乗り継ぎを含む)をみると、直行便が充実する韓国は44.6%に上る一方、台湾は羽田、成田に次ぐ27.2%にとどまった。中国は3.3%、米国などは8.3%。

 仙台空港に望む改善点は「東北各地からのアクセス手段」「国際線の運航時間帯」が多かった。就航を望む地域は米国・カナダ・中南米、シンガポール、タイの順に多かった。

 仙台からハブ機能を持つ仁川空港(ソウル)を経由すれば東南アジアや米国など多くの国に乗り継ぎできるが、利用経験がある企業は7.4%しかなかった。

 政投銀は「仙台空港が十分に活用されているとは言えないが、期待値は高く、伸びしろは大きい」と分析。仙台国際空港は「ビジネス需要は路線拡大に欠かせない。ニーズを把握できたので、路線誘致に生かしたい」と話した。

 調査は4、5月、東経連と仙台商議所の会員を中心に、東北に本社や工場、支店などがある816社を対象に郵送で実施。回答率は41.4%。

2999 荷主研究者 :2017/12/28(木) 22:36:40

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171206_12004.html
2017年12月06日水曜日 河北新報
<東新住販>社宅を改装、マンションに 仙台の一等地に新築並みの部屋 安価で販売

東新住販が大手企業の社宅をリノベーションした分譲マンション=仙台市青葉区上杉6丁目

 住宅販売の東新住販(東京)は、大手企業の社宅を大幅に改装し、新築並みの分譲マンションとして販売するリノベーション事業を仙台市中心部で始めた。大手企業の社宅は一等地にあることが多く設備も整っているが、新築でないため販売価格を抑えられるメリットがある。高騰する同市中心部のマンション購入希望者にとって朗報となりそうだ。

 同社のリノベーション事業第1弾は青葉区上杉6丁目の大手ビールメーカーの社宅2棟。市中心部にありながら閑静で、文教施設や公園にも恵まれた人気の住宅地だ。

 築20年の物件を今年6月に工事開始し、キッチンやバス、トイレ、床、壁、玄関などを全て最新設備に取り換えた。同社は「部屋は新築同様。外観も洗浄の上で補修もした」と語る。

 完成した分譲物件は7階建て13戸、8階建て15戸の計28戸。いずれも納戸付きの3LDKで、専有面積は89.15平方メートル。販売価格は約3800万円からで、同地域、同規模の新築で想定される6000万円台より大幅に安く抑えた。11月に申し込み受け付け開始、引き渡しは来年3月。

 「支店経済」の仙台には首都圏や関西の大手企業が社宅を多く建設したが、近年はプライバシー重視の傾向から利用率が低下。対応に苦慮している企業が少なくないという。今後、東新住販は仙台圏を中心にリノベーション事業を展開していく方針。

 同社東北支店(仙台市)の田中賢一支店長は「大手企業の社宅は耐震面などで安全性が高い。立地も良い場所にあり、基本的には大手しか請け負わない。仙台市中心部のマンションは高騰が続いており、安価なリノベーションマンションの需要は高いはず」とみる。

 首都圏では、社宅や中古マンション全体のリノベーションが増えている。

3000 荷主研究者 :2017/12/30(土) 20:20:45

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171212_12011.html
2017年12月12日火曜日 河北新報
<FDA>仙台-出雲線、来春就航 出雲大社参拝など通年の観光需要見込む

 地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は11日、仙台-出雲線を来春に就航すると発表した。出雲大社(島根県出雲市)への参拝など通年の観光需要が見込めると判断した。昨年7月の仙台空港民営化後、新たな就航地への路線開設は初めて。

 運航開始は来年の夏ダイヤが始まる3月25日以降。1日1往復で片道約90分。使用機材は76人乗りと84人乗り。搭乗率65%、年間約4万人の利用を見込む。

 出雲大社は縁結びの神様として知られ、2016年の観光入り込み客数は605万8000人。松江城や世界遺産の石見銀山遺跡、美肌の湯と言われる玉造温泉も近く、女性を中心に観光地として人気が高い。

 FDAが仙台空港発着の定期路線を運航するのは初めて。担当者は「仙台乗り入れは以前から検討していた。競合しない空白エリアで就航を考え、観光地の出雲に決めた」と説明した。

 これまで東北から山陰への旅行は、羽田や伊丹空港を使うケースが多かった。近畿日本ツーリスト東北(仙台市)の担当者は「出雲は安定した観光需要が見込める。当面は人気路線になるだろう」と期待する。

 民営化後の仙台空港ではスカイマーク(東京)が7月、神戸線の運航を再開したが、新たな就航地への路線開設はなかった。仙台国際空港(名取市)は「新しい目的地への直行便が一つ実現した」と歓迎した。

3001 荷主研究者 :2017/12/30(土) 20:21:11

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24542650S7A211C1L01000/
2017/12/12 22:00 日本経済新聞 北海道・東北
MAKOTO、東北テクノアーチと技術移転で連携

 ベンチャー支援を手がける一般社団法人のMAKOTO(仙台市)は、技術移転機関(TLO)の東北テクノアーチ(同)と大学の持つ特許活用で業務提携した。東北大学などが開発した技術をベンチャー企業が利用できるように支援する。大学の特許を使った起業家も育成し、大学発ベンチャーの底上げをめざす。

 東北テクノアーチは大学の持っている特許や著作権など知的財産の技術移転を手がける。東北大学の特許を中心に年間50件以上の特許移転の契約を結んでいる。従来は大企業向けの移転支援が多かった。ベンチャー企業でも大学の特許の利用ニーズは多いため、積極的に移転を進める。

 MAKOTOはベンチャー企業に対し、経営コンサルティングや資金調達の支援などを手がけてきた。幅広い人脈で起業家と投資家との人材マッチングを提供している。この豊富なネットワークを生かし、大学の特許をベンチャー企業に紹介する。企業は技術を外部調達することで、製品開発の期間短縮ができる。

 東北は全国的にベンチャー起業数が少ない地域とされる。大学の特許を使うことで起業しやすい環境を整えるほか、ベンチャー企業の成長後押しにもつなげる狙い。東北大は数千件の特許を管理しているという。大学にとっては抱える特許を有効活用することで、ライセンス収入が見込める。

3002 荷主研究者 :2017/12/30(土) 20:40:52

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171213_13047.html
2017年12月13日水曜日 河北新報
<仙台東西線>開業から2年…待望の地下歩道 八木山動物公園駅に完成、横断便利に

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171213kahoku01.JPG

15日に利用が始まる八木山動物公園駅の中央2出入り口

 仙台市地下鉄東西線八木山動物公園駅(太白区)から市道川内旗立線をくぐる地下歩道が完成した。同駅では5カ所目となる出入り口が設置され、15日午前10時に利用が始まる。駅南東の住民にとっては横断歩道で信号待ちをする必要がなくなる。

 地下歩道は幅3メートル。市道の地下約10メートルをくぐり、駅から南東に24メートル延びる。新しい地上の出入り口は「中央2」と呼び、15人乗りのエレベーター1基を設けた。階段やエレベーターは外光を採り入れるデザイン。夜は出入り口の照明が周囲に届き、防犯効果を狙う。事業費は4億円。

 当初は2015年12月の東西線開業に間に合わせる予定だった。用地の調整に時間がかかり、入札は3度不調が続いて完成が2年遅れた。

 近くの市八木山市民センターによると、地下歩道は駅南東に広がる八木山団地の住民や東北工大の学生が利用するとみられる。団地や東北工大と駅を行き来するには、どこかで横断歩道を渡らなければならなかった。

 駅近くの信号は間隔が長く、地元住民からは「駅は直結する動物園の客にとっては便がいいが、住民には案外不便」と不満の声が出ていたという。

 センターの並河浩一館長は「寒い中、横断歩道で信号待ちをする必要がなくなる。本格的な冬の前に完成し、駅利用者は助かるのではないか」と話した。

3003 荷主研究者 :2017/12/30(土) 20:51:45

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171214_13047.html
2017年12月14日木曜日 河北新報
<週刊せんだい>シニア世代の移動手段(2)バス路線不便さ際立つ 地下鉄東西線の影響

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171214kahoku01.JPG

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171214kahoku02.JPG
屋内待合室設置を望む声も上がる東西線薬師堂駅のバス乗り場。右端が地下鉄口=仙台市若林区

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乗り継ぎ時間を生かせる商業施設が少ない東西線八木山動物公園駅付近=仙台市太白区

乗り継ぎ時間の設定などに課題が残る「バスのりつぎ時刻表」

◎中心部直行できず 乗り継ぎもネック

 2015年12月、仙台市地下鉄東西線の開業に伴い、沿線の市バス路線が大規模に再編された。利用促進をもくろみ、バス乗客を地下鉄に一律誘導する方策は高齢者の外出をかえって遠ざける結果を招いている。

<30分待ち時間発生>
 「2年がたち、街中に繰り出す機会がすっかり減ってしまった」。若林区沖野の無職菊地享子さん(83)がため息をつく。

 近くのバス停から市バスで真っすぐ中心部に出掛け、同世代の友人と音楽や食事を楽しんできた。だが、慣れ親しんだ路線が薬師堂駅行きになり、地下鉄への乗り継ぎを強いられるようになった。

 帰り道、薬師堂駅のバス乗り場で30分前後の待ち時間が生じることがある。寒空の下、風邪などひいたらたまらない。思わずタクシーに乗り込む。「年金暮らしでの出費は手痛いし、家にこもりがちになれば今度は健康を損ねてしまう」

 丘陵地にある太白区緑ケ丘3丁目から中心部まで直行していた「緑ケ丘線」は大半がルート途中の八木山動物公園駅行きになった。3キロほどの区間を走るバスは空席が目立つ。緑ケ丘の主婦三品悦子さん(72)は「路線が寸断され、買い物や通院に使いづらくなった。八木山動物公園駅周辺は店が少なく、乗り継ぎ時間の活用も難しい」と指摘する。

 市バス事業は昨年度、全46路線の営業係数=?=が100を超え、赤字となった。市交通局は来年春から段階的に減便する方針を示す。

<遠回り変則ルート>
  若林区若林の無職加藤武彦さん(80)が利用するバス停は、薬師堂駅行きがほとんどになった。中心部に向かう路線は平日だけ1日5便残るものの、方角の異なる薬師堂駅まで遠回りし、若林区役所前を2度通る変則ルート=図=。以前より20分ほど余計にかかってしまう。

 加藤さんは中心部に直行するルートの復活を要望する。「利便性を検証しないまま、減便ありきで進められては困る。地下鉄を優先するあまり、乗り継ぎが大変な高齢者の暮らしを軽視してはいないだろうか」

 市交通局も策を講じてはいる。地下鉄からバスへの接続便を案内する「バスのりつぎ時刻表」(八木山動物公園、薬師堂、荒井の3駅)を作って4月から3駅に配置した。時刻表は乗り継ぎに要する時間に5分を見込む。だが、地下鉄やエスカレーターの混み具合、エレベーターのタイミングに左右されるため、足腰が弱る高齢者にはもっと余裕が必要で、厳しい設定になっている。

 「高齢者が気軽に外出できる環境を整えてこそ、公共交通の役目と言えるはず」。3人の切実な思いだ。

[営業係数] 100円の収入を得るのに要する費用を示す指数。主に鉄道やバス路線の経営効率を表す。100を下回れば黒字、上回れば赤字。仙台市若林区などを運行する市バス「大和町線」は2014年度は89と、同年度で唯一の黒字路線だったが、市地下鉄東西線開業に伴う路線再編後の16年度は338に悪化した。

3004 荷主研究者 :2017/12/30(土) 20:52:59

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171214_12025.html
2017年12月14日木曜日 河北新報
センサー開発の電磁研 来月富谷移転、仙台の施設老朽化

 人工衛星やロボットに使うセンサーなどの開発、研究を行っている公益財団法人・電磁材料研究所(電磁研)は13日、研究施設を現在の仙台市太白区八木山南から富谷市成田へ全面移転し、来年1月1日に事業を開始すると発表した。

 荒井賢一理事長が富谷市役所で記者会見を開き、概要を説明した。電磁研は同市成田9丁目の旧YKK金属材料研究所の建物(築23年、鉄骨3階、延べ床面積約3700平方メートル)と跡地(約1万5000平方メートル)を取得。クリーンルーム棟増設と改装は11月末までに終えた。移転費は約19億円。現施設は解体し跡地(約4万平方メートル)は売却する。

 荒井理事長は「八木山の施設は築42年で、東日本大震災でも大きな被害を受けた。地域の発展性や交通の利便性を考え、富谷市を移転先に決めた」と話した。

 電磁研は1944年、旧東北帝国大金属材料研究所内に財団法人・航空計器材料試作研究所として、本多光太郎氏を理事長に発足。45年に財団法人・電気磁気材料研究所に改称し、2011年に公益財団法人の認可を受け現名称に改めた。4月現在の職員は32人。

 会見に同席した若生裕俊市長は「歴史ある研究機関を迎えることができて喜びでいっぱいだ。市の発展にも大きな力になる」と語った。

3005 荷主研究者 :2017/12/30(土) 21:07:37

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171216_13021.html
2017年12月16日土曜日 河北新報
<JR東>来春ダイヤ改正「はやぶさ」増発、仙山線朝の3本を4両に 仙台支社

 JR東日本仙台支社は15日、2018年3月17日のダイヤ改正の概要を発表した。東北新幹線は利用が好調な「はやぶさ」を上下1本ずつ増発するのに加え、盛岡が終点だった下り1本を新青森まで延長運転する。「はやて」(東京-盛岡)上下計4本をはやぶさに変え、速達性も高める。

 仙台空港アクセス線(仙台空港-仙台)は、列車時刻を見直して日中時間帯(午前9時〜午後4時)の運転間隔を30分未満とし、利便性を向上させる。

 仙石東北ラインは、夕方時間帯の停車がなかった石巻あゆみ野駅(石巻市)に午後6時台に上下1本ずつを停車させる。周辺で宅地造成が進み、利用客が増加しているため設定した。

 仙山線(仙台-愛子)は朝の通勤通学時間の混雑緩和のため、上下計3本の車両数を4両に倍増する。

3006 荷主研究者 :2017/12/30(土) 21:24:44

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171218_13045.html
2017年12月18日月曜日 河北新報
<JR福田町駅>エレベーター未設置 通行幅狭い自動改札...バリアフリー熱望9000人署名

早期改修を求めた意見交換会=11月30日、仙台市宮城野区

 バリアフリー化が遅れている仙台市宮城野区のJR仙石線福田町駅を巡り、早期改修を望む住民組織が集会の定期開催や署名活動の展開など、運動を活発化させている。住民側の熱意を受け、JR東日本も改修に前向きだ。

 線路をまたいで南北をつなぐ自由通路を併設する現在の駅舎は、1987年に改築された。JR東日本によると、昨年度の同駅の乗車人員は1日平均4010人に上るが、線路のカーブに沿ったホームの形状や駅舎の狭さなどからエレベーターは未設置。三つある自動改札機も通行幅が狭く、車いす利用者は通れない。

 地元住民によると、周辺に住む高齢者の中には、電車に乗るため、エレベーターのある約2キロ離れた小鶴新田駅までタクシーを利用せざるを得ない人もいるという。

 改善を求めるため2015年10月、田子地区などの町内会関係者を中心に「みんなにやさしい福田町駅をつくろう会」(野口健三会長)が発足。東北運輸局鉄道部の担当者を講師役にバリアフリーの勉強会を開いたり、約9000人分の署名をJR東と市に提出したりするなどの活動を続けている。

 11月末には、JR東日本仙台支社と市当局を招いた3回目の意見交換会で、支社担当者から「工事をやるべきだという立場で課題の検討を行っている」という前向きな発言を初めて引き出した。市公共交通推進課の担当者も「JRと同時期に、市が管理する駅前駐輪場などを再整備したい」と述べた。

 つくろう会の副会長兼事務局長の木村秀三さん(66)は「『整備困難駅』というこれまでの位置付けからは大きく前進したと思う。1年後にまた開く予定の意見交換会では、実現へ向けてより進展した話が聞けるように、会としても機運を高める運動を展開していきたい」と先を見据える。

3007 荷主研究者 :2017/12/30(土) 21:34:54

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171219_11010.html
2017年12月19日火曜日 河北新報
<仙台市営バス>来年4月2.4%減便 1路線廃止

 仙台市交通局が来年4月1日の市バスのダイヤ改正で、運行便数を1日平均2.4%削減する方針を固めたことが18日、分かった。通学定期乗車券「学都仙台フリーパス」と均一料金制度「100円パッ区」は来年10月1日に値上げする。

 交通局は2021年度までの経営改善計画期間中に運行量を段階的に計5%削減する方針を示している。

 運行便数の総数は85便減の1日3531便となる。利用者の少ない最終便、地下鉄駅間や特定の施設向けのバスなどを減便する。

 路線廃止は泉松陵高校線(泉松陵高校入口-旭ケ丘駅)の1路線。これまで廃止はないと説明してきたが「特定施設を結ぶ路線で需要が少なく、例外的な扱い」(輸送課)と理解を求めた。

 フリーパスは市バスに乗れる種類をそれぞれ月800円引き上げる。市バス単体は5940円、市バスと南北線、市バスと東西線に乗れるタイプは1万1080円、市バスと地下鉄全線は1万2260円となる。地下鉄フリーパスは現行料金を据え置く。

 100円パッ区は100円の運賃を120円に値上げする。02年から市中心部1.5平方キロメートルを対象に宮城交通(仙台市)などと共同で実施している。

3008 荷主研究者 :2017/12/30(土) 21:42:56
>>3003
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171221_11034.html
2017年12月21日木曜日 河北新報
<仙台市バス>若林区役所前の変則ルート解消へ 来年4月

 仙台市議会12月定例会は20日、各常任委員会を開いた。都市整備建設常任委員会で、市交通局は若林区役所前をループ状に2度通る市バス南小泉線の変則ルートを2018年4月に解消する方針を明らかにした。

 霞の目営業所前と交通局東北大学病院前を結ぶ南小泉線の上下20本を、市地下鉄東西線薬師堂駅を経由せずに直行させる。薬師堂駅経由では20分ほど余計にかかるため、住民らが改善を要望していた。

 交通局は市バスの運行量を2段階に分けて減らす方針も示した。2.4%削減する18年4月のほか、20年4月にも実施する。これまで交通局は21年度まで段階的に計5%削減すると説明してきた。

 また、18年3月末には「乗務員の確保が困難」として貸し切りバス事業を休止することも明らかにした。貸し切りバスは学校の社会見学や東日本大震災の津波被災地視察、若林区の深沼海岸を訪れるツアーなどに利用されている。

3009 荷主研究者 :2018/01/02(火) 10:40:13

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171221_13049.html
2017年12月21日木曜日 河北新報
荒井駅周辺の医療整備進む 新病院が開業、医療モールも建設中 人口増のニーズに対応

13日に開業した葵会仙台病院=仙台市若林区荒井東

 仙台市若林区の市地下鉄東西線荒井駅周辺で医療機関の整備が進んでいる。荒井東1丁目には13日、「葵会仙台病院」(125床)が開業した。駅隣接地では医療モールが来年9月開業を目指して建設中だ。荒井地区は2015年の東西線開業以降、宅地や商業地などの開発が進み人口が増加。医療・保健サービスの高まるニーズに対応する。

 仙台病院は内科、消化器内科、循環器内科、リハビリテーション科、アレルギー科の5診療科を持つ。医療法人社団葵会(東京)が「仙台・太白病院」(太白区富沢)と「仙台・富田病院」(同区富田)を統合し、荒井東に移転した。

 5階建て、延べ床面積7300平方メートル。常勤8人、非常勤11人の医師を含め約160人の職員が勤務する。隣接する介護老人保健施設「葵の園・仙台東」、4月に開学した葵会仙台看護専門学校(同区伊在)のグループ2施設と連携する。

 義江修病院長は「地域住民の健康と健やかな長寿を支えたい」と話している。

 別の運営主体がオープン予定の医療モールは、荒井駅に隣接する8階建ての新築マンションの2、3階に入る。内科や小児科、耳鼻咽喉科など複数の診療所の入居を想定する。駅周辺には、ほかに1986年開院の仙台整形外科病院(179床)があり、医療機関の集積が進む形だ。

 市によると、荒井、荒井東、荒井南3地区の人口は計1万2734(10月1日現在)。地元の中荒井町内会の庄子正信会長(67)は「地域に病床数の多い大きな病院や身近なクリニックができれば安心だ」と期待する。

3010 荷主研究者 :2018/01/02(火) 10:43:03

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171221_13027.html
2017年12月21日木曜日 河北新報
<検証 さくら野仙台破綻>(上)暗雲/最大支援者撤退で窮地 震災倒産免れるも売上高減

無人のままのさくら野仙台店ビル。にぎわうJR仙台駅前にあって異様な存在だ

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が、今年2月に自己破産申請してから約10カ月がたつ。負債額約32億円は、今年の東北の小売業で最大の倒産劇だった。路線価が東北トップの一等地にあり、70年にわたって仙台市民に親しまれた百貨店が突然の破綻に至った背景は何か。伏線はあったのか。関係者の証言などを基に検証した。(さくら野仙台店問題取材班)

<救いの手>
 2011年4月5日、東日本大震災で損壊したさくら野仙台店が早々に全館営業を再開した。復旧工事は4週間程度で完了。経営規模で大きく勝る仙台三越、藤崎に先んじたオープンに驚きの声が上がった。だが、異例の早期再開には理由があった。

 「もう終わりだな」

 震災当日、エマルシェの佐々木敏夫社長(当時)はつぶやいたという。仙台店は八つのビルをつなぎ合わせた複雑な構造。震度6弱の強烈な揺れは、その要となるビル同士の連結部を全て破壊した。

 仙台店は02年、親会社マイカルの破綻から民事再生で再建を果たしたが、信用面の不安からメインバンクを持てなかった。

 日々の売り上げが運転資金だった。土地と建物が多くの所有者に分かれた同店の復旧には各段階で全員の同意が必要とみられた。長期休業は避けられず、運転資金が途絶えて破綻することは目に見えていた。

 救いの手を差し伸べたのは、東急不動産(東京)だった。

<費用負担>
 同社は06年、JR仙台駅前の大規模再開発に着手。権利関係が複雑な仙台店の土地と建物をまとめて開発する青写真を描きつつ、エマルシェから不動産賃料を得て資産運用していた。

 震災当時、仙台店の建物と土地の約8割を持つ法人のさくら野DEPT仙台合同会社に出資しており、事実上、仙台店を所有する最大のオーナーだった。

 震災翌日、東急不動産は早々に仙台店の復旧工事を大手ゼネコンに発注。工事費はほぼ負担した。

 同社関係者は「(さくら野DEPTの)出資者として分不相応との指摘もあったが、少しでも賃料を得られることが最善であり、顧客のことも考えた。倒産すれば何も残らない」と振り返る。

 早期再開にこぎ着けたものの、震災の影響は大きかった。被災者が求めた生活必需品の仕入れは、営業を再開した仙台三越や藤崎だけでなく、全国に流通網を持つ大手スーパーにも歯が立たなかった。

<関係悪化>
 売上高は震災1年後の12年2月期で、前年より4億円減の82億円に悪化。エマルシェは仙台店維持のため、運転資金を委託店舗への売掛金や従業員の賃金に優先して充てた。土地、建物の賃料は後回しにせざるを得なかった。

 「エマルシェは(賃料不払いの)不義理を続け、(支援する)東急はどちらの味方なんだ」

 さくら野DEPT以外のあるビルオーナーは不信感を募らせ、再開発に当たって同等の立場で協力関係にあるべき東急不動産にも疑いの目を向けた。

 14年12月、同社はさくら野DEPTの出資から手を引き、8年間関わった駅前再開発から撤退。エマルシェの支援も終えた。

 東急不動産は「事業の収益確保が難しくなった」と説明するが、関係者によると他のビルオーナーとの関係が悪化し、再開発の協議が厳しくなったことが一因と言われる。

 絶体絶命の窮地を脱したかに見えた仙台店に、再び暗雲が垂れ込めた。

3011 荷主研究者 :2018/01/02(火) 10:43:32

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171222_13011.html
2017年12月22日金曜日 河北新報
<検証 さくら野仙台破綻>(中)変容/失われた経営の独立性 匿名ファンドオーナーに

最大出資者が東急不動産から匿名投資ファンドに代わったさくら野DEPTの本社が登記されている東京・銀座の路地裏のビル

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が、今年2月に自己破産申請してから約10カ月がたつ。負債額約32億円は、今年の東北の小売業で最大の倒産劇だった。路線価が東北トップの一等地にあり、70年にわたって仙台市民に親しまれた百貨店が突然の破綻に至った背景は何か。伏線はあったのか。関係者の証言などを基に検証した。(さくら野仙台店問題取材班)

<突如通知>
 カリブ海に浮かぶ英国領ヴァージン諸島。タックスヘイブン(租税回避地)として知られ、世界中の富裕層を顧客とする投資ファンドやペーパーカンパニーが幾つも登記されている。

 「ヴァージン諸島クレイグミュアー・チェンバーズ・ロードタウン・トルトラ・ブイジー1110」

 登記簿にこう住所登記する匿名投資ファンドが2014年12月5日、さくら野百貨店仙台店(仙台市)の土地と建物の8割を持つ法人「さくら野DEPT仙台合同会社」(東京)の所有者となった。さくら野DEPTの最大出資者、東急不動産(東京)がJR仙台駅前の再開発を断念したため、譲渡した。

 仙台店の運営会社エマルシェ(仙台市)は当時、譲渡を全く知らなかった。数日後、さくら野DEPTから文書が届いた。

 「長年の賃料未払いが7億円以上に上る。もはや信頼関係はない」

 賃貸借契約の解消を求める突然の通知。エマルシェ幹部は、二人三脚で東日本大震災からの復旧と再開発に取り組んできた東急不動産が姿勢を急変させたと思い込み、動揺した。

<法廷闘争>
 確認すると、さくら野DEPTの所有者が匿名投資ファンドに変わっていた。出資者の匿名性が担保される仕組みとヴァージン諸島での登記。どんな人物が運営しているのか分からず、意図を測りかねた。ただ、新たなビルオーナーが東急不動産とは全く異質の存在であることは確信できた。

 賃貸借契約が解消されれば店舗は運営できない。エマルシェは東急不動産時代のさくら野DEPTや他のオーナーと結んできた20年までの賃貸借契約を盾に、要求を拒んだ。

 さくら野DEPTはさらに矢を放った。15年3月、未払い賃料など計約10億円の支払いと建物明け渡しをエマルシェに求め、仙台地裁に提訴した。

 震災後に落ち込んだエマルシェの業績は改善していなかった。直近の15年2月期本決算は3期連続の純損失を計上。売り上げ頼みの運転資金はさらに窮迫していた。10億円の支払いが認められれば即破産となる。

 「突然の賃貸借契約解消の申し出は、仙台店を強制的に破綻させて、すぐに再開発相手に土地を売却する意図しか考えられない」

 エマルシェ幹部らは裁判で訴え、原告を批判した。

<苦い和解>
 一方、賃料未払いは事実で、裁判は敗訴が濃厚だったが、提訴から1年後の16年3月、突然の和解決着。10億円支払いも建物明け渡しも猶予され、仙台店は営業継続となった。

 表向きはエマルシェが得をしたように見えた。だが、内実は違うことが次第に明らかになっていく。

 双方とも和解条件は明らかにしていないが、関係者によると、エマルシェは経営権をさくら野DEPTが推薦する法人に譲渡することが条件とされたという。

 翌4月、10年からエマルシェ社長に就いていた佐々木敏夫氏が退任した。エマルシェの経営の独立性が失われたことを意味した。

3012 荷主研究者 :2018/01/02(火) 10:44:05

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171224_13014.html
2017年12月24日日曜日 河北新報
<検証 さくら野仙台破綻>(下)終焉/不透明な人事 不信増幅 一等地の老舗 廃墟と化す

突然の破綻となったさくら野百貨店仙台店。多くの人が閉店の通知に見入った=2月27日、仙台市青葉区

<寝耳に水>
 2016年4月19日、さくら野百貨店仙台店(仙台市)の運営会社エマルシェ(同)の臨時株主総会が開かれ、新体制が発足した。

 社長をはじめ役員は、仙台店の土地と建物の8割を所有する「さくら野DEPT仙台合同会社」(東京)が推薦したとされる投資ファンド「東北リテールマネジメント」(同)の関係者でほぼ占められた。

 東北リテールは株主総会の2カ月ほど前に設立されたばかり。エマルシェに新社長として送り込まれた岡田英樹氏は米国在住だった。株主総会で一部社員とあいさつしただけで、以降は「誰も会ったことがない」(仙台店従業員)。

 現場の運営は仙台店の前身、丸光時代からの生え抜きである安藤俊店長(常務)が担ったが、突然の社長交代は取引先も寝耳に水だった。

 「社長は仙台にいないが問題はない。その件はあまり外部に触れ回らないでほしい」。ある取引先は、あいさつ回りに来た安藤氏から懇願されたという。

<閉店宣言>
 経営陣が変わっても業績改善の兆しはなかった。新体制の発足直前まで1階正面に入居していた主力テナントの大手アパレルが撤退。その後も目玉の店舗を入れることができなかった。

 国内大手家具販売の誘致に動いたものの、交渉はまとまらなかった。外資系も検討したが、20年までしかない賃貸借契約がネックとなり、話は進まなかった。

 エマルシェの幹部は「経費もシビアになり、営業や広告で新たな試みができなかった」と明かす。

 閉塞(へいそく)感が覆う中、追い打ちが掛かる。16年8月、別のビルオーナーが未払い賃料の支払いなどを求め、仙台地裁に提訴した。

 2カ月後の10月28日、大半の社員に公表されない人事が行われた。岡田氏が就任半年で社長を退任し、安藤氏が昇格。経営権は東北リテールが握ったままだった。安藤社長は就任直後の11月上旬、ビルオーナーら関係者に通知書を送った。

 「賃料訴訟の取り下げがなければ、17年5月末で建物の賃借契約を解除する」

 関係者によると、通知書にはこう書かれていた。条件付きとはいえ、17年5月末の閉店宣言だった。だが、老舗百貨店の余命は経営陣の想定より短かった。

<商標切れ>
 「さくら野」商標を無償で貸与してきたさくら野百貨店(青森市)が17年1月、エマルシェに4月末以降の商標使用を認めないと伝えた。経営方針が不透明で表に出ない東北リテール経営陣への不信が理由だ。

 訴訟の取り下げはなく、裁判は17年2月9日に結審。判決日は3月27日と決まった。

 エマルシェの元社員は「商標契約が切れる4月末が危機と考えていた」と振り返るが、そこまで持たなかった。2月26日夕、8階事務所に集まった従業員に、同社代理人が同日付の解雇と店舗閉鎖を通告。終焉(しゅうえん)を迎えた。

 仙台店が入った建物は現在、外壁の看板が取り外されたが、解体されるかどうかさえ決まっていない。路線価が60年連続東北トップの一等地に似つかわしくない廃虚がたたずむ。

3013 荷主研究者 :2018/01/02(火) 10:44:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/12/21 建設新聞
仙台市 宮城野区東仙台の市有地売却 社会医療法人・康陽会の落札を決定
面積4657㎡、医療・介護施設として利用へ

 仙台市は、宮城野区東仙台地内にある市有地売却の入札を20日に行い、10億0039万円で応札した社会医療法人・康陽会(仙台市宮城野区)の落札を決めた。

 入札には同法人のほか1者が参加した。最低売却価格は6億5207万円。

 対象物件は宮城野区東仙台4の104の1地内の宅地4657.63㎡。用途地域は近隣商業地域、第一種住宅地域、第二種住宅地域。同法人では、取得用地を医療・介護施設として利用する方針を示している。ただ、許認可事業となるため認可までの間は暫定的に職員等の駐車場として使用する場合があるとしている。

 宮城野区東仙台4丁目地内の同用地は、1971年に完成した旧仙台市宮城野図書館のほか仙台原町市街地住宅(SRC11/PH2F延べ1万1546.22㎡)があったが、旧耐震基準の建築物で老朽化が著しく、また、東日本大震災で被災したため建物を解体した跡地。

 社会医療法人・康陽会では、仙台市宮城野区大梶地内で中島病院を経営し地域医療、救急医療を行っているほか、介護老人保健施設などの高齢福祉事業を展開している。

2017/12/21一面に掲載。

3014 荷主研究者 :2018/01/02(火) 11:19:56

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171224_12036.html
2017年12月24日日曜日 河北新報
<仙台空港アクセス線>利用者3000万人達成

利用者3000万人達成を祝ったセレモニー

 仙台空港アクセス線の利用者が23日、3000万人に達し、記念のセレモニーが仙台空港駅であった。

 節目の利用者となったのは仙台市青葉区の佐々木岩男さん(67)。長女と孫を見送りに空港を訪れた佐々木さんは「光栄です。より多くの観光客がアクセス線で仙台を訪れるようになってほしい」と話した。

 仙台空港-仙台間を結ぶアクセス線は2007年に開業した。仙台空港の運航便数増加などから16年度は過去最多の約345万人が利用。今年4〜9月の1日の乗客は1万85人で、前年同期より6.1%増えた。

 JR東日本と共同運行している仙台空港鉄道(名取市)の渋谷浩社長は「訪日外国人旅行者の拡大に加え沿線住民も増えている。今後も地域に愛される鉄道を目指す」と話した。

3015 荷主研究者 :2018/01/02(火) 11:20:26

http://yamagata-np.jp/news/201712/24/kj_2017122400470.php
2017年12月24日12:00 山形新聞
食品「地元」他は「仙台」 県内の消費動向調査

 山形銀行のやまぎん情報開発研究所の2017年消費動向調査によると、主に買い物をする場所について「地元市町村」と答えた割合が最も高かったが、前回調査と比べ、食料品や身の回り品を除いた多くの品目で低下した。食料品は地元購入の割合が高まる一方、それ以外の購入先は仙台市や通販などとする消費場所の二極化傾向が見られた。

 地元市町村での購入割合は、食料品と日用雑貨が8割を超えているが、婦人服や紳士服、子供服、家具は5割を切った。特に衣料品は仙台市での購入割合の上昇が目立つ。仙台へ買い物に出掛ける回数について、「1年に1回以上」と答えた割合は昨年9月の調査比で2.7ポイントアップの58.5%となり、現在と同様の選択肢で調査を開始した2005年以降で最も高い水準を示した。

 主な購入店舗を品目別に見ると、食料品は「地元スーパー(地域チェーン)」、婦人服と身の回り品は「大型総合スーパー(全国チェーン)」、紳士服や子供服、家具、家電製品は「郊外型専門店」、日用雑貨は「ドラッグストア」が最も高い割合を占めた。品目別に上位3店舗の変化を見ると、子供服で初めてインターネットなどの通販がデパートを上回って3位に入り、日用雑貨は8年ぶりに「大型総合スーパー」が「地元スーパー」を超えて3位となった。

 商品購入時の店舗の選定理由については、食料品が「家に近い」の割合が最も高く、日用雑貨は「価格が安い」、その他の品目は「品ぞろえが豊富」とする傾向が示された。リーマン・ショックや消費税引き上げを機に商品価格を重視する傾向が強まっていたが、その節約志向は徐々に和らいでいる。

 同研究所は耐久消費財の購入状況を踏まえ、「堅調な消費マインドの下、買い換え時期が到来している耐久消費財を中心に、県内世帯の購買行動は当面底堅く推移することが予想される」としている。調査は同行の本支店に来店した2千人を対象に行い、62.1%に当たる1242人から回答を得た。

3016 荷主研究者 :2018/01/02(火) 11:22:26
>>3010-3012
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171225_12035.html
2017年12月25日月曜日 河北新報
<ニュース深掘り>さくら野仙台店跡地の今後 再開発、市が積極関与を

破綻から約10カ月が経過し、さくら野百貨店仙台店が入っていた建物は劣化が進んでいる

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)が今年2月、運営会社の破綻で店舗を閉鎖して10カ月近くになる。JR仙台駅前には無人の建物が残されたまま。複数の地権者の思惑が異なり、再開発が容易に進む状況ではないが、駅前の一等地を放置していても誰も得をしない。最終的には行政が第三者の立場で仲介し、前進させる以外に道がないように思える。

 建物の解体と再開発は避けられないだろう。老朽化と耐震性の問題に加え、八つのビルをつなぎ合わせた複雑な構造であるため、使い勝手が悪い。無人の状態が長く続いて劣化が進み、「現状のままで入居する業者はいない」(不動産関係者)のが実情だ。

 東北一の地価を誇る跡地だけに、地元資本による再開発は望めない。資金の豊富な首都圏などの大企業主導にならざるを得ない。

 大手デベロッパーは跡地の再開発に高い関心を示す。先行きが判明すればすぐにでも参入したいが、不透明な状態にあるため様子見を続ける。周辺の再開発に8年間携わった東急不動産(東京)が2014年に撤退したことも大手を尻込みさせ、事態が進まない要因となっている。

 さくら野仙台店は八つのビルを6オーナーが所有する。最大のオーナーは「さくら野DEPT仙台合同会社」(東京)。跡地のビルと土地の全体の約8割を持つ。

 さくら野DEPTが建物解体と再開発を主導しているが、関係者によると、他のオーナーは一等地の権利の確保を重視。さくら野DEPTとの協議は難航しているという。

 8割を持つオーナーであっても、強引に再開発は進められない。仙台店の建物はマンション管理に適用される区分所有法の対象。建物全体の解体は原則、全てのオーナーの同意が必要で、他のオーナーを説得するしかない。

 たとえ、さくら野DEPTが自身の持つビルを解体できたとしても、次は所有する土地がネックとなる。敷地全体の中心部分は他のオーナーが所有していて、8割の土地は東西に分割された状態になっている。

 ある不動産関係者は「分割状態で再開発すれば、土地の価値は半減する」と明かす。こうした事情があり、さくら野DEPTは8割を持っていても強気な交渉に出られない。

 いったん大手主導による再開発が決まれば、持ち分の少ない他のオーナーも反対しにくくなる。その前に再開発を巡って有利な条件を引き出すことは当然の権利で、非難されるものではない。

 それでも駅前の一等地を長期間放置したままにすることは、全オーナーにとって何の利益も生まない。打開策となるのは、再開発の際に建物の容積率の許認可などで関わる仙台市が仲介に乗り出すことではないか。

 市は「地権者の意向が先」(市街地整備事業課)との姿勢を崩さない。だが、利害の当事者でない第三者の立場で交渉できるのは市しかない。民間の交渉事とはいえ、仙台の顔ともいえる一等地に廃虚が立ったままであることは誰も望まないはずだ。(報道部 山口達也)

[さくら野百貨店仙台店]前身の丸光は1946年創業。2001年に親会社のマイカルが破綻し、翌02年に民事再生手続きを経て再建。同9月に運営社名を「さくら野百貨店」とした後、10年に「エマルシェ」に変更。16年6月で創業70周年を迎えた。06年に売上高約200億円を誇ったが、近年は業績が悪化。建物賃料の未払いも恒常化し、負債額約32億円を抱え、17年2月末に破綻した。

3017 荷主研究者 :2018/01/02(火) 11:35:57

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25153450X21C17A2L01000/
2017/12/27 22:00 日本経済新聞 北海道・東北
日本積層造形、宮城・多賀城に3Dプリンター新工場

 双日子会社の日本積層造形(JAMPT、東京・千代田)は27日、宮城県多賀城市に新工場を建設すると発表した。同市の工業団地に約5000平方メートルの土地を取得し、延べ床面積約1400平方メートルの工場を建設、2018年7月の稼働を目指す。3Dプリンターを使って複雑な形の金属製品が製造でき、軽さと強度が求められる自動車関連部品や航空機エンジンなど向けに供給する。

 同日、宮城県庁で立地協定式が開かれた。3Dプリンターを使った製造工場の進出について、村井嘉浩知事は「県内のものづくり産業が新たな飛躍のステージに入った」と期待感を示した。3Dプリンターは金属の粉末を溶かして一層ごとに重ねて部品をつくる。従来の鋳造に比べて設計の自由度が高まるため、世界で市場が拡大している。

 JAMPTは双日が自動車部品製造のコイワイ(神奈川県小田原市)と組み、10月に設立。双日が66%、コイワイが34%を出資している。同社によると、東北大学と共同開発に取り組んでいるため、大学に近い宮城県内で用地を探したという。

3018 荷主研究者 :2018/01/02(火) 11:46:55

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171228_12020.html
2017年12月28日木曜日 河北新報
仙台・循環器病センター跡地、大河原の業者ら取得 宅地開発軸に検討

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20171228kahoku01.JPG

 不動産開発会社「ケイワイティ」(宮城県大河原町)と住宅メーカー「トヨタウッドユーホーム」(宇都宮市)が、仙台市泉区本田町の仙台循環器病センター跡地を取得したことが27日、分かった。両社は住宅分譲地としての開発を軸に検討している。

 関係者によると両社は9月、センター跡地約5万平方メートルと、隣接地で仙台市の建設コンサルタント会社が所有する山林約8000平方メートルを取得した。取得額は不明。10月にセンターの解体工事が始まった。

 ケイワイティは八重樫工務店(大河原町)の関連会社で、トヨタウッドユーホームはトヨタ自動車の子会社。両社は仙台市内の一戸建て住宅の需要が依然として高いと判断し、センター跡地の共同開発に乗り出したとみられる。

 センターは宮城県成人病予防協会が運営。2016年10月、施設の老朽化などを理由に仙台市地下鉄南北線の泉中央駅近くに移転した。跡地の周辺には東北学院大泉キャンパスや仙台白百合女子大、東北学院榴ケ岡高といった教育施設が立地している。

3019 荷主研究者 :2018/01/02(火) 11:58:46

www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/12/28 建設新聞
宮城県内の主要土木事業計画
仙台市と川崎町境のR286は設計着手

 仙台市と川崎町の境界の国道286号改良事業は、仙台市太白区赤石〜川崎町支倉の約2.7㎞が対象で、川崎町分は県が整備する。本年度は主な構造物の予備設計を仙台市と県が発注した。起点(仙台市)側で碁石川を跨ぐ橋梁約200mは復建技術コンサルタント、仙台市側の約400mと、川崎町側の約650mのトンネルはともに大日本コンサルタント、川崎町側の橋梁2本は復建調査設計がそれぞれ受注している。

 ◎仙台市宮沢橋上流に新橋・国際航業に設計委託

 仙台市は、都市計画道路南小泉茂庭線の宮沢橋工区について、現在の宮沢橋上流側に架設する広瀬川を跨ぐ橋梁などの設計を国際航業に委託した。橋長は140m程度、幅員は26m。この区間が供用すれば、変型四差路になっている根岸交差点の北東方向の幹線道路が通じることになり、交通の円滑化が期待される。

 石巻市は、中心部の慢性的な渋滞解消を企図して整備中の七窪蛇田線について、市役所西側でJR線をオーバーパスする橋梁約293mの下部工を構築中。本年度はP2躯体とP3基礎を施工したほか、JR工事委託予定区間の検討などを行う業務を発注している。

 宮城県・仙台市・国土交通省・NEXCO東日本が協議していた仙台東道路の整備計画は、今後も事業化に向けた調査や検討に取り組む。想定されているルートは、県が宮城野原総合運動公園一帯に計画している広域防災拠点と、仙台東部道路付近を結ぶ7㎞程度。本年度は東北整備局仙台河川国道事務所が事業の課題整理、効果検討、基本構造の検討といった業務をパシフィックコンサルタンツに委託している。

3020 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:18:26

www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180101_13014.html
2018年01月01日月曜日 河北新報
<みやぎの平成30年>(1)政令市・仙台市誕生 リーダー都市、期待担う

東北のけん引役となるべく、平成と共に歩みを進めてきた政令市、仙台。この29年間で1.2倍に増えた人口は2020年以降、減少に転じる見通しだ

仙台市の政令市移行を記念して実施されたケヤキの植樹=1989年4月1日、青葉区の勾当台公園

 新年は「平成30年」の節目の年。バブル経済真っ盛りに始まった「平成」は来春、天皇陛下の退位によって幕が引かれようとしている。「平成」はわれわれにとってどんな時代だったのか? 宮城県内であったこの29年の出来事を振り返りながら、今を見つめて、次代へとつなごう。

◎〜結ぶ、つながる〜 ◆平成元年

 平成は政令指定都市、仙台の歩みと共にあった。それは、大都市のステータスの獲得だけでなく、日本のリーダー都市への名乗りを上げる意味があった。

 「視点を東北に向け、さらには世界にも向けるようなポジションに置かれた」

 2004年10月、当時の藤井黎仙台市長は市議会で1989(平成元)年の政令市移行の意義を高らかに振り返った。

 市が86〜88年度に設置した指定都市推進事務局で政令市移行の戦略を立てた佐々木謙・元副市長(70)。その先の狙いは東京一極集中の打破だったという。

 「明治以来、中央に搾取されてきた東北を21世紀の日本のリーダーにする。そのために仙台の都市機能を高め、東北を引っ張る機関車にする必要があった」

 市などは87年、産学官で技術革新を図る東北インテリジェント・コスモス構想を策定。佐々木氏は「仙台に株式市場を開き、東京に代わる金融の中心にする計画まで練った」と明かす。

 副知事から転身した石井亨市長は84年の市長選で、公約に政令市移行を掲げ初当選。古巣の県庁だけでなく、国、経済界などと連携して実現に突き進んだ。

 仙台主導の急速な動きに反発もあった。旧泉市の市民らは87年4月「泉市を守る会」を結成。会長を務めた河相一成東北大名誉教授(85)は「泉市の自治権が侵害されているという怒りが根底にあった」と語る。

 仙台市議会で政令指定都市促進調査特別委員長だった大泉鉄之助元市議(76)は「東日本大震災からの復興を順調に進められたのは政令市として蓄えた力のたまもの。当時の選択は正しかった」と話すが、一片の後悔がある。

 「大都市の看板に満足し、分権の前提となる財源を確保しなかった。国ともっと交渉すべきだった」

 人口108万を擁する仙台市。河相氏の目には住民との距離が広がっているように映る。「住民が主人公の自治とはどうあるべきか。合併は市民を幸せにしたか」。地方創生、人口減少…。こうした命題に住民が真剣に向き合う時が来ている。(報道部・関川洋平)

[メモ]仙台市(人口71万5000)は87年合併の旧宮城町(2万9000)に続き、旧泉市(13万6000)、旧秋保町(5000)を合併し、88年3月に新しい仙台市が誕生した。人口は88万5000になり、政令市の要件とされる85万人を超え、89年4月に政令市移行が実現した。合併協議の最大のヤマ場は、旧泉市が87年11月に実施した市民意向投票。投票率74.24%で、賛成(得票率52.58%)が反対(46.85%)を僅差で上回り、合併の流れが決定的になった。

3021 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:22:23

www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180103_13025.html
2018年01月03日水曜日 河北新報
<みやぎの平成30年>(2)大学開学 地域の人づくり掲げる

学生が行き交う宮城大大和キャンパス本部棟エントランスホール=大和町

宮城大の第1回入学式。野田一夫初代学長が新入生一人一人と握手した=1997年4月14日

 新年は「平成30年」の節目の年。バブル経済真っ盛りに始まった「平成」は来春、天皇陛下の退位によって幕が引かれようとしている。「平成」はわれわれにとってどんな時代だったのか? 宮城県内であったこの29年の出来事を振り返りながら、今を見つめて、次代へとつなごう。

◎〜結ぶ、つながる〜 ◆平成元、9年

 1997(平成9)年4月1日。宮城大が、県で初めての公立四年制大学として宮城県大和町に開学した。東北、宮城の発展を担う人材の育成を目的に、県が約213億円を投じた。

 開学前から波乱の連続だった。2学部構想を打ち上げた知事がゼネコン汚職で逮捕され、開学は1年延期。目玉の観光系学部や少子化時代の大学新設を巡り、国との協議も難航した。観光系学部の名称は二転三転し、認可申請直前に「事業構想学部」に決定した。

 「教員確保、入試と最後まで綱渡りだった。無事開学にこぎ着けた時は感慨深かった」。93年の県立大学設置準備室発足時から室長を務めた小出恭さん(70)は思い起こす。

 事業構想学部の教員はパソコン通信で実務経験者を募った。建設コンサルタント会社から転じた蒔苗(まかなえ)耕司教授(52)は「教員たちは理想の大学像を追って熱く議論した。衝突もあったが面白かった」と振り返る。

 初年度の志願倍率は前期30.7倍、後期40.4倍と高騰した。1期生で学生自治会の初代委員長を務めた仙台市青葉区の一般社団法人理事長渡辺一馬さん(39)は「とんがった学生が集まり、教職員と試行錯誤しながらハードに魂を吹き込んでいった」と語る。

 東北では92〜2004年、公設大10校が相次いで誕生した。高度化する看護への対応に加え、地域振興や若者の定住を促す自治体戦略の一環だった。

 「開学から20年たち、宮城大は岐路に立っている」と川上伸昭理事長・学長(61)。大学は17年度、学群制の導入、基盤教育の充実、AO入試の新設を柱とする改革に踏み切った。「社会が大きく変転する中、県内へ優秀な労働人口をどう供給していくか。教育の質の向上に徹底的に取り組む必要がある」と強調する。

 地域に根差した大学を旗印とする石巻専修大(石巻市)は89(平成元)年の開学。地元の強い要望で誘致され、学生は初年度から青年会議所や市役所と共にまちづくりに関わってきた。

 1期生で就職進路支援を担当する同大職員猪瀬寿人さん(47)は当時の経験が今に生きると感じる。「飲みに行くと『学生か』と声を掛けられ、ごちそうになった。人が人を支え、育てることの大切さを地域から教わった」と懐かしむ。(報道部・上村千春)

[メモ]宮城大は1997年4月、看護、事業構想の2学部で開学。2001年大学院設置。05年に県宮城農業短大を統合し、食産業学部を仙台市太白区に設置した。09年法人化。17年5月現在の学生数は1783人、大学院生102人。卒業生の累計は6683人。県内就職は4割以上。

 石巻専修大は89年4月、理工、経営の2学部で開学。93年に大学院、13年に人間学部を設置。学生数は1182人、大学院生13人。卒業生の累計は約1万人。県内就職は約4割。

3022 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:26:43

www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180104_12029.html
2018年01月04日木曜日 河北新報
<変貌 仙台中心部>大規模再開発は足踏み

 JR仙台駅周辺で完全に取り残された区域がある。破綻したさくら野百貨店仙台店が入居していた巨大な建物=写真=は、路線価が東北トップの地に建つ廃虚だ。

 複数の地権者が解体の有無を含め再開発に向けた協議を続けるが、方針は定まっていない。再開発を側面支援する仙台市は地権者の全員同意を求めており、実現のハードルは高い。

 青葉通を挟んで向かい側の商業ビル「GSビル」は耐震性に問題があり、17年8月末にテナントがほぼ撤退。今月末で完全に閉鎖される。

 GSビルを所有するオリックス不動産(東京)は隣接する複合商業施設「EDEN(エデン)」との一体開発を視野に入れてきたが、計画は進んでいない。

 エデンは当初、今月末までのテナント契約だったが2年延長した。エデンを残したままGSビル解体など大規模再開発は難しく、少なくとも今後2年は大きな動きはないとみられる。

 さくら野仙台店の隣にあった旧仙台東洋ビル跡地には、商業ビルが建設中。ディスカウント量販店ドン・キホーテ(東京)が入り、4月下旬にオープンする予定となっている。

 駅東口で、家電量販店大手ヨドバシカメラ(東京)が旧店舗跡の駐車場に計画する店舗兼商業ビル「ヨドバシ仙台第1ビル」は動きが見られない。仙台市に16年4月に環境影響評価準備書を提出し、18年10月開業を計画していたが着工に至っていない。

 東二番丁通沿いでは、NTT東日本が旧電報サービスセンターの再開発を検討している。

 仙台のシンボル的景観となる定禅寺通沿いにあった三井アーバンホテル跡地は、宗教法人の真如苑(東京都立川市)が取得した。

 ◇

 仙台市中心部が変貌を続けている。2015年12月の市地下鉄東西線開業などの動きに呼応し商業施設やマンションが相次ぎ誕生、東北各県からの人口流入が進む。JR仙台駅周辺は様相が一変した。16年3月に駅構内の東西自由通路が拡幅され、エスパル仙台東館がオープン。同7月には仙台パルコ2が開業し、一番町周辺をしのぐ一大商業地になった。対照的なのはさくら野百貨店仙台店の周辺だ。同店は17年2月破綻し、近隣の商業ビル「GSビル」は今月末に閉鎖。ともに再開発の見通しは立たない。中心部はIT企業進出が続くなどオフィス需要が伸びる半面、供給は滞る。床面積1万平方メートル超のオフィスビルは17年5月以降、この先2年はないとみられ、発展への重い課題となりそうだ。

3023 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:27:03

www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180104_12028.html
2018年01月04日木曜日 河北新報
<変貌 仙台中心部>回遊性高まり「駅」活況

 かつて「駅裏」と呼ばれた面影は消えうせた。仙台駅東口=写真=は東西線の開業効果と相まって再開発の機運が高まる。17年9月発表の基準地価で上昇率は20%近くに達した。

 東口には同6月、ホテルメトロポリタン仙台イーストが開業。貸会議室大手TKP(東京)は今年10月、鉄骨13階、客室305室のホテルをオープンさせる。

 にぎわいの象徴が、ともに16年開業の駅構内の東西自由通路と仙台パルコ2だ。

 「狭い」「暗い」と言われた通路が大幅に拡張され、「エスパル仙台東館」が併設された。パルコは2店体制となり、駅前の「顔」になりつつある。

 集客力と回遊性は格段に高まった。市商工会議所が行った17年の市中心部8地点の歩行者通行量調査で、東西自由通路は日曜、平日ともトップ。パルコ2と駅を結ぶペデストリアンデッキは平日2位に入った。

 駅西口では、青葉区中央3丁目の南町通沿いにオリックス不動産による仙台南町通商業ビル(仮称)が今月開業する。近隣の商業ビルに入っていた飲食店などが移る。

 オフィスビルは16年5月、野村不動産の仙台青葉通ビル(青葉区中央3丁目)が稼働。中心部で延べ床面積1万平方メートル以上のオフィスビル新設は、駅東口のヨドバシカメラ仙台第2ビル(12年4月、宮城野区榴岡1丁目)以来だった。

 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店によると、オフィスビルは主にIT系企業の進出が相次ぎ、17年11月の空き室率は6.79%に改善。97年12月以来の6%台となった。

 老舗百貨店も変化している。藤崎は16年、増加する訪日外国人旅行者(インバウンド)向けの観光案内所を開設し、街歩きツアーなどを企画する。仙台三越は17年、地下食品売り場のテナントをリニューアルした。

 東西線の青葉通一番町駅開業に伴い、商業施設とマンションを併設する「THE SENDAI TOWER」がオープン。地下鉄工事でケヤキが一部伐採された青葉通には若木が植栽され、復元が進んでいる。

 不動産業者の間では「晩翠通の東側はオフィス・商業地域、西側はマンションなど居住地域」と言われてきたが、近年は晩翠通東側へのマンション建設が目立っている。

 東北最大の歓楽街国分町は東日本大震災後、復旧、復興関連で訪れた客で活況を呈したが、当時ほどのにぎわいはない。

 ◇

 仙台市中心部が変貌を続けている。2015年12月の市地下鉄東西線開業などの動きに呼応し商業施設やマンションが相次ぎ誕生、東北各県からの人口流入が進む。JR仙台駅周辺は様相が一変した。16年3月に駅構内の東西自由通路が拡幅され、エスパル仙台東館がオープン。同7月には仙台パルコ2が開業し、一番町周辺をしのぐ一大商業地になった。対照的なのはさくら野百貨店仙台店の周辺だ。同店は17年2月破綻し、近隣の商業ビル「GSビル」は今月末に閉鎖。ともに再開発の見通しは立たない。中心部はIT企業進出が続くなどオフィス需要が伸びる半面、供給は滞る。床面積1万平方メートル超のオフィスビルは17年5月以降、この先2年はないとみられ、発展への重い課題となりそうだ。

3024 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:27:35

www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180104_12030.html
2018年01月04日木曜日 河北新報
<変貌 仙台中心部>需要喚起 鍵は官民協力

[もりもと・やすし]高千穂大卒。91年入社。本社東京営業部、大阪支店、本社国際営業部課長などを経て14年から仙台支店長。48歳。東京都出身。

◎三幸エステート仙台支店長・森本泰史氏インタビュー

 仙台市中心部の現状と将来の課題について、不動産仲介・コンサルタント三幸エステート(東京)の森本泰史仙台支店長に聞いた。(聞き手は報道部・山口達也)

 -現状をどう見るか。

 「JR仙台駅を中心とした開発が進み、集客力が高まっている。エスパル仙台東館や仙台パルコ2は主に若者を対象にした店舗構成で、人の流れが大きく変わった。今後も駅前の集客力は変わらないだろう」
 「オフィスビルの空き室率は6%台に改善した。仙台市のIT系企業に対する補助金などの効果もあり、東京のITベンチャー企業の進出が相次いでいる。空き室率1〜2%の東京に比べると、仙台は確保しやすい状況にあり、さらに改善する可能性がある」

 -開発の行方をどう見ているか。

 「商業面で駅前周辺のポテンシャルは高いが、西口前は旧さくら野百貨店仙台店跡地やGSビル、東口前はヨドバシカメラの新ビル計画など先行きが不透明だ。これらの地区に存在感がある施設が整備されれば、さらに盛り上がる」

 -札幌や福岡、名古屋といった地方の主要都市と比べ、仙台の課題は何か。

 「大規模な商業開発の計画が不透明な上、新規のオフィスビルも2020年まで供給がない。名古屋におけるトヨタといった日本を代表する企業がなく、支店経済の側面が強いため、民間主導の大規模開発がなかなか進まない。オフィスビルは空き室率が改善したとはいえ、まだ6%台だ。札幌や福岡は2%以下で名古屋も4%を切っている」
 「福岡では中心商業地の天神地区で官民一体の再開発が進む。仙台市も手を携え、積極的に再開発に協力することが求められる」

 -仙台が発展するために何が必要か。

 「仙台は東北大など大学が多く、優秀な人材がそろっている。その点が評価され、東京のIT系企業が関心を持ち、仙台に進出している。日本のシリコンバレーを目指すのもいい」
 「東京との時間距離の近さは大きなメリットだ。東京から仙台に転勤した人も実際に住んでみて、近さと住みやすさを知ったという声が多い。企業が活動しやすいと認識されれば、オフィスビル需要も高まり、新たな建設が進むだろう」

3025 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:27:54

www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180104_11023.html
2018年01月04日木曜日 河北新報
榴岡公園にパークPFI 仙台市再整備 民間事業者公募へ

榴岡公園のいこいとにぎわいのテラス。仙台市がパークPFI方式で再整備する方針だ

 仙台市は宮城野区の榴岡公園の老朽施設をパークPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で再整備する方針を固めた。民間事業者に賃貸する施設に飲食店や売店などを開いてもらい、利用者の増加を目指す。民間の創意工夫を生かし、仙台の魅力向上につなげる。新年度に事業者を公募する方向で、実現すれば東北初となる。

 パークPFIは、民間資金による公園活性化を目的に2017年5月改正の都市公園法に盛り込まれた。

 民間事業者との契約期間は最長20年を想定。公園北側の「いこいとにぎわいのテラス西側エリア」、南側の「旧レストハウス」を主な対象とする。事業収益を施設の改修や維持管理に充てるほか、イベントや植栽管理、清掃といった公園の運営に幅広く参画してもらう。

 同テラスの西側には鉄骨平屋の休憩所が2棟ある。広さは各約75平方メートル。旧レストハウスは鉄筋平屋の約70平方メートルで、01年度まで営業していた。いずれも1980年ごろの建設で老朽化が進み、更新時期を迎えている。

 榴岡公園は1902年の開園でJR仙台駅の東約1キロ。約11ヘクタールの面積に芝生広場や野外音楽堂などがある。桜の名所として知られ、1日3500人が訪れる。

 市は2017年5月、公園を都市の重要な資源と捉える「市公園マネジメント方針」を策定。榴岡公園や青葉区の勾当台公園、西公園などに民間活力を導入し、快適性向上やにぎわい創出につなげる構想を打ち出した。

 同12月には、関心を持つ事業者に意見や提案を求める「マーケットサウンディング」を実施した。

 市公園課の岡田真之課長は「民間の活力を導入し、おしゃれなカフェの開設など魅力的なサービスを提供したい。新たな公園の利用者を発掘できるのではないか」と話す。

 東北ではむつ、盛岡両市もパークPFIの導入に向けて検討を進めている。

[パークPFI]民間事業者に公園施設を賃貸し、飲食店や売店の収益を施設の改修や維持管理に充てる仕組み。公園に民間投資を誘導して都市公園の価値を高め、管理者の財政負担を軽減する狙いがある。

3026 荷主研究者 :2018/01/14(日) 23:29:58

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180105_13019.html
2018年01月05日金曜日 河北新報
<みやぎの平成30年>(4)仙台市地下鉄南北線全通、東西線開通 街づくり貢献 なお余地

南北線八乙女駅に入る泉中央発の列車。開業によって、泉区沿線の都市化が進んだ

南北線泉中央駅の一番列車出発式。左から2人目は一番乗りを果たした学生=1992年7月15日

 新年は「平成30年」の節目の年。バブル経済真っ盛りに始まった「平成」は来春、天皇陛下の退位によって幕が引かれようとしている。「平成」はわれわれにとってどんな時代だったのか? 宮城県内であったこの29年の出来事を振り返りながら、今を見つめて、次代へとつなごう。

◎〜結ぶ、つながる〜 ◆平成4、27年

 東北初の地下鉄は仙台市に大都市の風格をもたらしただけでなく、泉中央や長町の副都心形成を促し、ビル群を出現させた。

 仙台市地下鉄南北線泉中央-富沢間が全通した1992年。泉中央駅前に7月15日、泉区の団体職員大友誠さん(60)が仲間と屋台を出店した。駅前の商業集積は途上で、多くの市民が店に詰め掛けた。

 泉中央駅は北のターミナルとして成長。駅周辺の住宅地は拡大し、2016年度は仙台駅に次ぐ1日2万6029人(決算値)が利用した。

 泉中央を含む七北田地区は70年代まで棚田が連なっていた。大友さんは「高校生の頃までは現在の泉中央で田植えや稲刈りを手伝った。風景の変貌には驚くばかりだ」と語る。

 南北線の全通から23年後、東西線が開通した。

 東のターミナル荒井駅。周辺に水田が広がる。利用者は1日2311人とやや期待外れ。ライブホールや病院、マンションなどができつつあるが、まちづくりは緒に就いたばかりだ。

 十文字の地下鉄は整ったが、生活に溶け込むのは容易ではない。住民の交通習慣はすぐには変わらない。

 愛宕橋駅は1日2424人が利用し、南北線の最少。東西線大町西公園駅は1920人にとどまる。仙台駅からそれぞれ2駅目だ。

 愛宕橋駅近くで生花店を経営する女性(45)は「仙台駅まで200円かかる。徒歩や自転車で行くことが多い」と言う。徒歩やバスなど、地下鉄に頼らなくても暮らせる地域。周辺にマンションが立ち並ぶが、乗客増につながらない。

 仙台は地下鉄駅を中心としたまちづくりの歴史が浅く、各駅に集客施設が集積していない。運賃の高さも市民の足を遠ざける。

 富谷市の会社員及川正人さん(51)は乗用車で西公園を訪れ、芝生で孫を遊ばせた。最寄りは大町西公園駅だが「家族3人が乗ると運賃はかさみ、なかなか乗れない」と話した。

 それでも1日の利用者は南北線が16年度、初めて18万人に達した。東西線も開業2年で1割以上増えた。

 仙台がさらに都市の魅力を向上させるためには、地下鉄の潜在力を生かす必要がある。郊外の拠点以外の駅でいかに利用してもらえるかが課題だ。

(報道部・野内貴史)

[メモ]仙台市地下鉄南北線八乙女-富沢間は1987年7月15日に開業。92年7月、北に1.2キロ延び、泉中央-富沢間(全17駅、14.8キロ)が全線開業した。2000年にはJR仙石線あおば通駅が開業し、南北線仙台駅ホームとの乗り継ぎ改札口を設けた。09年度、南北線全17駅にホームドアを設置。15年には2路線目となる東西線(全13駅、13.9キロ)が開業した。16年度は1日平均、南北線18万6797人、東西線6万2263人(ともに決算値)が利用した。


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