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仙台・宮城・陸奥

1 とはずがたり :2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

3147 荷主研究者 :2018/06/21(木) 23:46:03

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31619080R10C18A6L01000/
2018/6/11 22:08 日本経済新聞 北海道・東北
仙台にサービスセンター SBI損保、東北の中核に

 SBI損害保険は8月にサービスセンターを仙台市に開く。顧客の電話に対応するほか、事故調査などを手掛ける。投資額は5400万円で、従業員60人は全て現地で採用する予定だ。東北6県初のセンターで、中核拠点としてサービスを提供する。

 青葉区のオフィスビルに入居する。同社はインターネット販売が中心の通販型損保だが、事故発生時の電話のやり取りや支払業務に対応する。これまでは東京で電話を受け、代理店を通じて事故調査などのサービスを提供してきた。仙台市に拠点を構えることでサービス向上を目指す。

 同社の担当者は「自社で対応することで安心感を与え、東北6県でもきめ細かいサービスを提供したい」と話す。

3148 荷主研究者 :2018/06/21(木) 23:47:08

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2018/06/12 建設信粉
ナイス 仙台市通町分譲マンションの新築 RC造14階建て、延べ4032㎡
エムズ企画の設計 8月末着工へ

 ナイス(横浜市鶴見区鶴見中央4の33の1 五十君康幸住宅事業部取締役)は仙台市青葉区通町で分譲マンション「通町二丁目計画」(仮称)の新築を計画しており、エムズ企画設計で設計を進めている。

 建設用地は仙台市青葉区通町2の205の1、205の3ほか地内で敷地面積は1344・20平方㍍。JR仙山線や仙台市地下鉄北の北仙台駅から徒歩圏内で、青葉神社や東昌寺からほど近く、自然豊かで落ち着いた環境。計画ではここに、RC造14階建て、延べ4032・60平方㍍、戸数50戸の分譲マンションを建設する。

 近く施工者を選定し8月末に着工、2020年3月末の完成を目指すとしている。

2018/06/12付一面に掲載。

3149 荷主研究者 :2018/06/21(木) 23:47:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180612_12003.html
2018年06月12日火曜日 河北新報
ゲストハウス、国際色豊かに 仙台の不動産業者、学生向け寮改装し低料金で開業

地元に根差した国際色豊かなゲストハウスを目指すキコ

 不動産賃貸業エステート斎藤(仙台市宮城野区)は、学生や社会人向けの寮として使われていた若林区東七番丁の建物を借り受け、ゲストハウスに改装して今月開業した。料金を低く抑え、国内外の若い旅行者らの需要取り込みを目指す。同社スタッフは「世界と仙台、東北をつなぎ、多くの交流が生まれる場所にしたい」と意気込む。

 ゲストハウスの名称は「Hostel KIKO(ホステル キコ)」で木造2階、延べ床面積約350平方メートル。クラウドファンディングで集まった約330万円の一部を活用し、築約30年の寮を改装した。

 定員は44人で相部屋と個室の計13部屋があり、部屋の壁には仙台のアーティストらによる絵が描かれている。シェアスペースも設け、宿泊者同士が親交を深めたり、観光地や飲食店の情報を交換したりする。

 運営も担うエステート斎藤は、旅館業法に基づき簡易宿泊所として市の許可を得た。同社は他のアパートの空き部屋をオーストラリアや台湾から来た人々に有償で提供した実績がある。

 施設の代表も務める同社の斎藤一郎社長は「仙台にゲストハウスは数軒しかない。世界から訪れるゲストと地元住民が交流を深める企画を提案したい」と話す。

 スタッフは、英語が話せるなど海外経験豊かな人材をそろえた。その一人、勝水与茶(かつみずあずさ)さん(27)がキコと名付けた。キコは、勝水さんが親しい人との会話だけで使う造語。家族と過ごすように自然体で滞在してほしい、との願いを込めたという。

 勝水さんは「訪れた人は第二、第三の家として戻ってきてくれるはず。仙台好きの外国人が増えて、地域が盛り上がってほしい」と望んでいる。

 料金は1人1泊2800円から。ホームページで予約の申し込みができる。アドレスはhttp://www.hostelkiko.com

3150 荷主研究者 :2018/06/21(木) 23:47:57

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180612_13048.html
2018年06月12日火曜日 河北新報
仙台唯一の地元資本映画館「仙台セントラル」月末で閉館 映画離れで赤字体質加速

映画監督や俳優らの寄せ書きが壁を埋めるロビー

 仙台市内で唯一の地元資本による映画館「仙台セントラルホール」(青葉区中央)が6月末で閉館することが12日、分かった。ミニシアター系の新作や旧作の上映に力を入れたが、インターネット動画の普及などによる映画離れが赤字体質を加速させ、40年の歴史に幕を下ろす。

 経営主体の合同会社仙台セントラル劇場の小野寺勉代表(63)は「東日本大震災で施設が一部損壊したのに加えて老朽化も進み、維持が困難になった」と閉館の理由を説明。会社解散も余儀なくされる。

 1979年、青葉区中央通沿いに新築されたビル内で、不動産会社が経営する日乃出セントラル劇場として開館。赤字などのため経営者は3回入れ替わった。2007年からビル所有者の名を冠して桜井薬局セントラルホールとして運営。今年2月、命名権契約が切れて現名称になった。落語家を招いた魅知国(みちのく)仙台寄席、在仙プロダクションによるお笑いライブなども開かれた。

 座席数は154。米映画「シンドラーのリスト」が大ヒットした94年の来館者は年間10万人を超えたが、近年は10分の1程度に落ち込んでいた。

 23日から「セントラル特選さよなら上映」と銘打ち、フィルム映写機による「楢山節考」など国内の8作品を上映する。

 セントラルの閉館により、市内の映画館はMOVIX仙台(太白区)、TOHOシネマズ仙台(青葉区)と、それぞれフォーラム運営委員会(山形市)が運営するフォーラム仙台(青葉区)、チネ・ラヴィータ(宮城野区)の計4館となる。

3151 荷主研究者 :2018/06/21(木) 23:51:21

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31722670T10C18A6L01000/
2018/6/13 22:00 日本経済新聞 北海道・東北
「少年ジャンプ」公式常設店、仙台パルコに 東北初

 仙台パルコは29日、集英社の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」シリーズの公式店舗「ジャンプショップ仙台店」を開く。東北初の常設店舗で、全国では11店目。同誌に連載中の作品を中心としたグッズをそろえる。

 仙台パルコはこれまで催事などを通してジャンプショップによる物販を複数回開催してきた。イベントごとに多くの集客があったため、常設店舗の誘致を進めていた。

 ジャンプショップは仙台パルコ本館8階に入り、店舗面積は211平方メートル。漫画キャラクターのタオルやキーホルダーなど約2000種類の商品をとりそろえる予定だ。運営はキャラクターグッズ販売のベネリック(東京・港)が担う。

 仙台店でしか手に入らない限定グッズも販売し、付加価値を高める。仙台パルコの担当者は「幅広い世代に人気があるジャンプを通して、多くの集客を期待している」と話す。

3152 荷主研究者 :2018/07/01(日) 23:22:29

http://www.sankei.com/region/news/180603/rgn1806030019-n1.html
2018.6.3 07:02 産経新聞
【ZOOM東北】宮城発 仙台港コンテナ貨物取り扱い好調 港湾機能強化へ新岸壁整備

 東北唯一の「国際拠点港湾」である仙台塩釜港仙台港区(仙台港)で、コンテナ貨物の取り扱いが好調だ。東日本大震災からの復興需要にも支えられ、取扱量は平成29年まで3年連続で過去最高を更新。貨物の増加を見据え、仙台港では荷さばきや保管のためのコンテナターミナルの拡張事業が進む。9日には国と宮城県が新たに岸壁を整備し、ターミナルを広げる工事に着手。東北の物流拠点としての機能を強化し、利用促進を図っていく。(石崎慶一)

 ◆輸入増が貢献

 仙台港のコンテナ定期航路は北米、中国、韓国、ロシアへの国際航路が9航路、京浜港で積み替えて輸出入する国際フィーダー航路が8航路の計17航路となっている。コンテナ船は湾口近くの高砂埠頭(ふとう)(仙台市宮城野区)に接岸する。

 県港湾課によると、仙台港のコンテナ貨物取扱量は平成22年に過去最高の21万6142TEU(1TEUは長さ20フィートのコンテナ1個)を記録。23年は震災の影響で前年の半分以下に落ち込んだが、24年は復興需要を背景に17万2665TEUと復調。新規の定期航路の開設などが後押しとなり、27年の22万5259TEUから29年の25万8千TEU(速報値)まで、3年連続で過去最高を更新、「V字回復」を果たした。

 回復基調に貢献したのは輸入の増加だ。県港湾課は「震災後は復興関連の住宅用の製材が堅調だったが、復興需要が契機となり、日用品、雑貨が伸びたほか、太陽光パネルも増えた」と要因を挙げる。

 今年に入っても好調さは継続している。仙台港で本船荷役や船社の代理店業務を行う三陸運輸(塩釜市)の国際コンテナ事業部部長代理の武田佳信さんは「いまのところ、取扱量は前年比でやや多い」と語る。

 ただ取扱量の増加に対応するには、コンテナターミナルは手狭となっている。「コンテナを3段まで積んでいるが、高く積むと出し入れの効率は下がる」と武田さん。そこで県はターミナルを6ヘクタール広げて27ヘクタールに拡張する事業を進めている。ターミナル付近ではコンテナ待ちのトラックが列をなすが、出入り口を増設するなど円滑に作業できるよう整備。31年度末に完了の予定で、年間30万TEUの取扱量に機能を拡充する。

 国土交通省によると、仙台港は東北全体の取扱量の約半数を占める。国際フィーダーの取扱量(28年)は約9万TEUと全国2位で、物流拠点としての比重は大きくなっている。

 さらに港湾機能を強化するため、国と県は岸壁を太平洋側に190メートル延伸、ターミナルを4ヘクタール拡張する事業に着手。コンテナの積み降ろしを行うガントリークレーンを1基増設する。9日に着工式があり、35年度に完成する予定だ。

 ◆「沖待ち」解消期待

 東北地方整備局塩釜港湾・空港整備事務所の遠藤直樹企画調整課長は「岸壁の延伸で、コンテナ船の『沖待ち』の解消が期待される。背後用地拡張により荷役も効率的になり、定期航路にとって重要な定時性の確保につながる」と信頼性が向上すると指摘する。

 今後は復興需要の落ち着きを見据え、輸出の増加が課題となる。輸出は自動車タイヤが好調だが、震災前には主要な輸出品だった水産物が、東京電力福島第1原発事故の影響で中国や韓国などで輸入規制措置が取られている。「いつ、どのように規制が緩和されるのかに注目している。水産物が戻ってくると、輸出がにぎやかになる」と武田さんは話す。

 新しい岸壁整備や機能拡充について、村井嘉浩知事は「ポートセールスでも強みになり、復興に弾みがつく」と期待感を示す。

 その上で「今後は水産物の輸入規制の国へのアプローチもさることながら、それ以外の国にも販路を広げていきたい」と話している。

3153 荷主研究者 :2018/07/01(日) 23:36:16

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO31847890V10C18A6H91A00/
2018/6/18付 日本経済新聞 北海道・東北
身の丈100m「吸引力」抜群 仙台大観音(仙台市)
おもてなし 魅せどころ

 杜(もり)の都、仙台でじわじわと人気を集める観光スポットがある。観音像「仙台大観音」だ。高さ100メートルの巨大な像は市内各地から目に入り、不思議な磁力で観光客を吸い寄せる。住宅地を見下ろす場所でひときわ存在感を放つ像に仙台市も期待。外国人向けにアピールを始めた。

大観音像は多くの外国人観光客を引き付ける(仙台市)

 「こんなに大きかったんだ」。仙台大観音の足元にいたオーストラリア人男性が驚きの声を上げる。

 友人と東北を回っているサミート・アルボットさん(29)は「観音像のすぐ近くに住宅地がある。そのコントラストが面白い」と話す。仙台城跡を観光中に、遠くに見える大観音が気になった。「アレはなんだ?」とすぐに足を運んだ。

 大観音はJR仙台駅から北西に車で約20分の場所に立つ。近くにはゴルフ場やホテルがあり、住宅地も間近に迫る。建立は1991年。100メートルの高さは仙台市政100年を記念した。

 所有する大観密寺によると、仏像としては茨城県牛久市の「牛久大仏」に次いで日本で2番目の高さだ。近づくと大きさに圧倒される。500円を納めると観音像の中に入れることはあまり知られていない。

 地上68メートルまではエレベーターで上がれる。内部は約60メートルの吹き抜けで、らせん階段で12階に分かれている。各階に仏像を展示し全部で108体。観音像の胸あたりの窓からは、遠くまで見渡せる。

 住職代理の「院大」を務める鈴木興相さんは「建設当時は周辺の住民から不評だった」と話す。その後は国内外のテレビ番組などで取り上げられ、地元でも認知度が高まったという。「いまはシンボルとして地元の人の待ち合わせの目印になっている」。最近、目立つのが外国人観光客だ。

 その裏には仙台市のインバウンド(訪日外国人)誘致戦略がある。特に力を入れている国がタイだ。タイ映画「グラビティ・オブ・ラブ(愛の重力)」のロケ地誘致に成功。2017年11月に人気俳優らが大観音での撮影に訪れた。市は俳優の滞在費など約400万円を負担。「映画を見た人が訪れたいと思う効果が期待できる」(仙台市誘客戦略推進課)という。

 仙台市の17年の訪日外国人客数は約17万人と過去最多だった。このうちタイ人は9700人で前年比33%増と高い伸びをみせた。タイ語で発行した市のガイドブックでは1日市内観光のモデルコースの中で大観音を取り上げた。仙台城跡や伊達政宗の騎馬像と並んで仙台を代表するスポットとして存在感を増している。

(仙台支局 古山和弘)

[日経MJ 観光・インバウンド面 2018年6月18日付]

3154 荷主研究者 :2018/07/01(日) 23:39:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180619_13017.html
2018年06月19日火曜日 河北新報
<乗り合いタクシー>10月に試験運行開始 仙台・燕沢

乗り合いタクシーの試験運行を10月に実施する方針を決めた検討会の会合

 仙台市宮城野区の燕沢地区交通検討会は18日、会合を開き、定時運行型の乗り合いタクシーを10月から1カ月程度、地区内で試験運行する方針を決めた。7月に全3000世帯にアンケートを行い、利用ニーズや運行ルートの要望などを把握し、具体的な運行計画を策定する。

 想定するルートは地図の通り。燕沢コミュニティ・センターを起終点に、市バスが止まる東仙台営業所と鶴ケ谷七丁目を含め、計14カ所に停留所を設置。東仙台営業所先回り、鶴ケ谷七丁目先回りの二つの循環コースを設定する。

 10人乗りのワンボックスカーが平日の月、水、金曜の週3回、午前7、8時台〜午後3時台に8〜10便を運行する。運賃は片道100〜300円程度を想定する。

 試験運行は、市が創設した地域交通スタート支援事業を活用し、経費の補助を受ける。運賃や地域負担金などの事業収入が、運行経費の2割を超えれば3〜6カ月の試験運行、最大1年の実証運行に移行できる。

 アンケートは買い物や通院の移動手段、乗り合いタクシーのルート、車両、運賃の要望、利用の可能性を尋ねる。7月中に回収し、結果を踏まえ、8月に運行計画を確定する。運行事業者はタクシー会社3社に見積書の提出を求め、7月のヒアリングを経て決める。

 検討会は燕沢学区の6町内会や燕沢地域包括支援センターなどでつくる。同地区は丘陵地にあり、道が狭く急な坂が多いため、路線バスが通れず、公共交通の「空白地」となっている。

 大西憲三会長は「運転免許を返納する住民も増えており、移動手段の確保を急ぎたい。課題は多いが、何が何でも成功させるとの信念で臨みたい」と語った。

3155 荷主研究者 :2018/07/01(日) 23:42:18

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180620_12006.html
2018年06月20日水曜日 河北新報
<新参が挑む>EMデバイス独立1年(上)積極投資 車載リレー、アジア照準

24時間態勢でリレーを製造する白石工場

 電子機器を制御するリレー(中継)部品の製造大手であるEMデバイス(宮城県白石市)は昨年4月、NECトーキン(同)から独立して誕生した。初年度の2018年3月期売上高はNECトーキン時代より9%増えて約210億円。製造業界の世界的な活況に支えられ、上々のスタートを切った一方、今後の事業拡大に向けてはハードルも少なくない。新参メーカーの軌跡と課題を追った。(報道部・高橋公彦)

<シェア世界1位>
 白石市郊外の田園地帯にある同社工場。現在、24時間稼働態勢でサイコロほどの大きさのリレーを次々に生産する。

 電子機器を作動したり停止したりするスイッチの役割を担うリレーのうち、同社の主力は自動車のパワーウインドーやウインカーに使う車載リレーだ。顧客はアウディやBMWなどに部品を供給する1次メーカーが多く、売り上げの9割を海外向けが占める。シェア約30%は世界トップだ。

 電動スライドドアなど車の電装化や機能の多様化が進み、車載リレーのニーズは近年急増している。大衆車でも1台に20個程度使用し、高級車は100個前後に上る。同社の業績を押し上げている最大要因だ。

 小綿晶彦社長は「高級車は運転席だけだった電動シートが後部座席にも配されるようになった。小型車でも機能が多彩になり、車載リレーの使用は今後も増える」と手応えを語る。

<ライン増設急務>
 同社は中国やインドの成長を背景に旺盛な需要の継続を見込む。昨年7月には中期経営計画を策定し、22年3月期の売上高を16年度比1.5倍の300億円以上とする目標を掲げた。

 車載リレー製造を担うフィリピン工場はフル稼働を続け、同社は生産ラインの増設を迫られている。17年度、増産の設備投資に約20億円を投入。18年度はさらに2割増やす方針だ。

 NECトーキン時代もリレーは主力だったが、設備や開発への投資は他の事業に振り分けられ、ニーズに見合った規模は実現できなかったという。

 「設備投資額はNECトーキン時代の3倍。経営資源を集中投入することが可能になり、判断のスピードも速まった」。小野勉開発製造本部長は「独立はプラスに働いた」と明かす。

<EV向けが課題>
 今後の課題は電気自動車(EV)向けリレーの開発だ。パソコンなど弱電製品中心のNEC本体の流れをくむEMデバイスは、高電圧のリレーを扱うノウハウが少なく、EV向けで他社に出遅れた。同社は18年度の開発予算を従来の3倍に増やし、巻き返しを図る。

 リレー機能を代替する半導体からの攻勢もある。高価な半導体に対し、リレーは熱が出ない安全性やコストで立ち向かう。

 小野本部長は「市場の動きをいち早くつかみ、対応していかなければ生き残ることはできない。専業メーカーは、一つの判断の過ちが経営に直結する危機感と常に隣り合わせだ」と気を引き締める。

[EMデバイス]NECトーキン(現トーキン)の一事業部門だったが、経営基盤の強化などを目的にファンドに売却され、2017年4月独立。フィリピンのフィリピン工場で車載リレー、白石市の白石工場で通信機器などのリレーをそれぞれ製造している。

3156 荷主研究者 :2018/07/01(日) 23:42:49

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180621_12002.html
2018年06月21日木曜日 河北新報
<新参が挑む>EMデバイス独立1年(下)人材確保 命運懸けて技術者養成

担当者が就職活動中の大学生に業務内容を説明した=4月、白石市のEMデバイス本社

 電子機器を制御するリレー(中継)部品の製造大手であるEMデバイス(宮城県白石市)は昨年4月、NECトーキン(同)から独立して誕生した。初年度の2018年3月期売上高はNECトーキン時代より9%増えて約210億円。製造業界の世界的な活況に支えられ、上々のスタートを切った一方、今後の事業拡大に向けてはハードルも少なくない。新参メーカーの軌跡と課題を追った。(報道部・高橋公彦)

 「会社は昨年誕生したばかりだが、半世紀の実績がある。車載リレーのシェアは世界トップだ」

<世界トップPR>
 EMデバイス人事総務部の宮城裕シニアマネージャーは4月、白石市の本社で開いた会社説明会で熱弁を振るった。東北学院大4年の男子学生(21)は「製品が世界中で使われるのは魅力的」と関心を示した。

 主力の車載リレーの増産と電気自動車(EV)向け製品の開発を目指す同社にとって、最大の課題は人材確保だ。近年、新卒採用は空前の売り手市場が続いている。昨年4月に誕生した新参メーカーは、将来の命運を左右する採用に手探りで挑む。

 NECトーキン(現トーキン、白石市)から独立して間もない昨年の採用は苦戦した。活動を始めた6月時点で他社は既に内定を出しており、就職活動中の学生自体が少なかった。高専卒予定者は確保できたものの、内定を出した大卒予定者3人は全員が辞退。大卒は中途採用に切り替えた。

<知名度不足響く>
 同社のような売上高200億円超のメーカーは宮城県内に8社しかない。新卒者にとって有力企業に違いないはずだが、知名度不足が大きく響いた。

 今年の採用は昨年10月に準備を開始した。担当者が東北の大学を中心に就職担当の教員を回ったほか、各大学で開かれるセミナーにも出展。独自のインターンシップ(就業体験)も実施した。

 その結果、2人程度を予定する大卒予定者募集に大手就職サイトから60人以上のエントリー(応募)があった。宮城シニアマネージャーは「反応がいい。大学の求人票を持参する学生もおり、足を使った効果もあった」と語る。

<新人教育に注力>
 リレーの専業メーカーになったことで、採用後の人材育成の重要性はさらに増した。EV向けリレーなどの基礎研究や製品開発に携わる技術者の養成が、今後の業績維持と拡大に欠かせないからだ。

 昨年の唯一の新入社員である川崎晃伸さん(28)は開発部で車載リレーの新製品開発に携わる。山形大工学部で学んだ知識を生かしたいと配属を希望した。

 現在は先輩社員とともに製品を試作し、性能を検査する作業を重ねる。自動車部品に求められる性能基準や、製品の開発から量産に至る工程などを学ぶ。

 川崎さんは「EMデバイスも、技術者としての自分もようやくスタートしたばかり。一緒に成長し、社会に必要とされるものづくりをしたい」と意気込む。

3157 荷主研究者 :2018/07/01(日) 23:43:12

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180622_12031.html
2018年06月22日金曜日 河北新報
<新参が挑む>EMデバイス独立1年 小綿晶彦社長インタビュー 成長加速へ人材育てる

 電子機器制御のリレー(中継)部品の製造大手、EMデバイス(宮城県白石市)は、昨年4月にNECトーキン(同)=現トーキン=から独立した後、好調な業績を維持してきた。世界シェアトップを誇る車載リレーのニーズ急増に対応するため、設備投資や人材確保が喫緊の課題だ。小綿晶彦社長(51)に初年度の事業展開や今後の方針を聞いた。(聞き手は報道部・高橋公彦)

 -独立によって苦労したことは。

<技術革新が必要>
 「営業や人事、総務などの部門を自前で持たなければならなかった。私自身も事業部長から社長になった。営業部門の統括も兼務し、新しい分野にチャレンジしている」

 「基礎研究などはNECトーキン全体でやっていたので、自前の人材育成はこれから。東北大など産学の研究機関との協力も進めている。長期的な成長にはイノベーション(技術革新)が欠かせない」

 -独立後、設備や開発への投資額が3倍に増えた。

 「NECトーキンは素材の特性を生かした製造が特徴だが、EMデバイス事業部は素材を加工する業態であり、毛色が違った。独立してリレーに資源を集中配分できるようになった」

 -昨年7月策定の中期経営計画で売上高300億円以上の目標を掲げた。

<市場拡大に対応>
 「2018年3月期の売上高は約210億円。目標達成には成長を加速させなければならない。電気自動車(EV)の普及や自動運転技術の進展で、車載リレー市場の拡大は続く。当社は欧米に強いが、今後は経済成長するインドや中国などアジア圏に注力する」

 -製品開発の方向性は。

 「現在の車載リレーはパワーウインドーなど快適装備が主流だが、EVならばモーターやセンサーにもリレーが必要になり、市場が広がる。白石工場で生産する通信機器用のリレーは情報セキュリティー分野などに使えないか考えている」

 -リレー機能は半導体でも代替できる。

<上場態勢整える>
 「今はまだリレーより半導体の方が高価で、われわれに優位性がある。さらにリレーは安全性も高い。ただ、半導体はどんどん価格が下がっている。こちらも負けないよう新たな製品の開発を進める」

 -上場の検討は。

 「時期は未定だが、そうしたいと考えている。現在は総務や人事、経理などの各部門で上場に向けた態勢を整えている段階だ」

<こわた・あきひこ>日大卒。1989年NEC東北入社。2008年NECトーキンフィリピン法人ゼネラルマネジャー。15年EMデバイス事業部長。17年4月から現職。51歳。一関市出身。

3158 荷主研究者 :2018/07/07(土) 22:51:57

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2018/06/21 建設新聞
野村不動産仙台支店 分譲マンションの新築 RC13F、延べ4076㎡
エムズ企画設計で実施案作成

 野村不動産仙台支店(仙台市青葉区中央3の2の23 大矢寛之支店長)は、仙台市青葉区に建設する分譲マンション「本町三丁目Ⅲ計画」(仮称)について、実施設計の作成をエムズ企画設計に委託している。

 建設場所は、愛宕上杉通に面し、これまで同社のマンションモデルルームを置いていた仙台市青葉区本町3の5の15ほか地内の敷地面積648・52平方㍍。施設規模はRC造13階建て、延べ4076・9平方㍍で、総戸数は46戸を見込んでいる。

 着工は、9月初め、完成は2020年3月末をそれぞれ予定している。

2018/06/21付一面に掲載。

3159 荷主研究者 :2018/07/07(土) 22:52:16

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180621_13016.html
2018年06月21日木曜日 河北新報
<仙台市民会館>8月から休館 9ヵ月かけ大規模設備改修

8月から設備改修工事を行う仙台市民会館

 老朽化による設備改修工事に伴い、仙台市民会館(青葉区)が8月から9カ月間、全館で休館する。開館から45年近く経過しており、市は機能を維持するため排水管の更新や音響システムなどを入れ替える。

 市が20日の市議会6月定例会市民教育常任委員会で説明した。8月4日〜来年5月14日に休館し、改修費は7億9300万円。

 大小両ホールの音響システムや舞台照明などを入れ替えるほか、大ホール1階客席に車いすスペースを5席程度設ける予定。2階に上がる階段も補強する。

 水回り設備はトイレを洋式化する。排水管は劣化による水漏れや腐食が起きる可能性があるため、全館で一斉更新する。

 小山裕行・市地域政策課長は「老朽化でホールの舞台設備が機能しない不安がある。現状を維持するため、修繕を決めた」と説明。市が検討している音楽ホールの整備が実現するまで「一定期間、市民会館を使わなければならない」と理解を求めた。

 市民会館は08年に両ホールなどの耐震化工事を実施した。

3160 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:02:37
>>2512 >>2957
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180622_12005.html
2018年06月22日金曜日 河北新報
<ドン・キホーテ>仙台駅西口本店きょう開店 24時間営業、訪日客対応も万全

22日にオープンする仙台駅西口本店

 ディスカウント量販店のドン・キホーテ(東京)は22日、仙台市青葉区中央1丁目に仙台駅西口本店をオープンする。JR仙台駅に近接し、国内外の観光客の利用も見込む。

 鉄骨10階、地下1階の建物の1〜5階に同店の営業施設が入る。売り場面積は約3000平方メートル。日用品や食品など約6万点を扱う。全国のお土産コーナーも設け、英語や中国語などに対応するスタッフも配置する。

 同店の開業は駅周辺をさらに活性化させるとの期待がある一方、24時間営業による治安や生活環境への影響を懸念する声もある。

 ドンキホーテホールディングスの担当者は「住民の意見などを集約し、よりよい店舗づくりをしていきたい」と理解を求めている。

3161 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:03:27

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2018/06/22 建設新聞
エフェクト 仙台市荒巻・遊技場等の新築 S造地下1階地上4階、延べ1・9万㎡余
イトーの施工で9月着工へ

 エフェクト(静岡県浜松市中区板屋町663番 谷本賢太代表取締役)は、仙台市青葉区荒巻に「荒巻ワンダープラザ」(仮称)の新築を計画し、イトー(静岡県磐田市)の施工で9月上旬の着工を予定している。

 建設場所は、仙台市青葉区荒巻本沢3の55の1地内の敷地1万2082・52平方㍍で、荒巻セントラルプラザの跡地となるところ。

 計画によると、ここにS造地下1階地上4階建て、延べ1万9502・15平方㍍で建設。用途は遊技場、物販店、飲食店、駐車場としている。

 設計は坂井田建築設計事務所(名古屋市中村区)が担当。完成は、2019年1月末を予定している。

2018/06/22付一面に掲載。

3162 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:03:50

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180622_13011.html
2018年06月22日金曜日 河北新報
津波被災の仙台「冒険広場」が7月再開 市内の全海岸公園が復旧へ

利用が再開される海岸公園冒険広場。幼児遊具(手前)の奥に冒険遊び場や避難の丘がある

 東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区井土地区の海岸公園の復旧工事が完了し、7月8日に利用が再開される。震災前「ぼうひろ」の愛称で親しまれた冒険広場が、7年4カ月ぶりに復活する。市内4地区の海岸公園は利用が順次再開されており、井土地区の完成で全面復旧となる。

 再オープンするのは冒険広場、デイキャンプ場(54区画)、馬術場。冒険広場の冒険遊び場(プレーパーク)、大型遊具、幼児遊具、ふわふわドーム、プレーリーダーハウスは被災前とほぼ同じ姿で復活する。

 海が一望できる展望台は「避難の丘」に変わった。震災時、展望台に駆け上った5人が津波から逃れた教訓から、最大700人が避難できる1400平方メートルの広場を最上部に確保した。

 ヘリコプターで被災者を救出する2次避難も想定し、避難の丘の隣接地には離着陸ができる1600平方メートルのスペースを設けた。

 井土地区の海岸公園は約10ヘクタール。敷地全体を震災前より約6メートルかさ上げし、本年度末に完成する同じ高さの東部復興道路に出入り口を接続する。当面は現在の県道塩釜亘理線からの誘導路で出入りしてもらう。

 冒険広場とキャンプ場の指定管理は震災前と同様、市内のNPO法人「冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク」などの共同事業体が担う。遊びを見守る大人の「プレーリーダー」が常駐し、基地づくりや穴掘り、たき火など多彩な遊びが自由にできる。

 震災前の冒険広場は子どもに人気の遊び場で、年間16万〜20万人の利用があった。プレーリーダーの根本暁生さん(45)は「以前のように思い切り遊んでもらいたい。利用再開を機に沿岸部を訪れる人が増えればいい」と期待を寄せた。

 市内の海岸公園は被災後にがれき置き場となり、2014年に復旧工事に着手。16年の若林区藤塚地区に続き、17年に野球場がある宮城野区岡田地区、テニスコートなどがある若林区荒浜地区の整備が完了した。

3163 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:21:07

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180623_13005.html
2018年06月23日土曜日 河北新報
目指せプロゲーマー 仙台・専門学校に東北初の養成コース

姉妹校の東京アニメ・声優専門学校(東京都江戸川区)のプロゲーマー専攻コースで学ぶ生徒たち

 仙台コミュニケーションアート専門学校(仙台市若林区)は2019年4月、東北初のプロゲーマー養成の専攻課程を開講する。コンピューターゲームの腕を競うプロゲーマーの世界は「eスポーツ」と呼ばれ、五輪競技として採用される可能性もある。日本はeスポーツで出遅れており、同校は世界で通用する東北出身の人材育成を目指す。

 開講するのはプロゲーマー、イベントスタッフ専攻の2コースで共に3年制。プロゲーマー専攻は、eスポーツのプロからゲームプレーの向上法やメンタルトレーニングなどを学ぶ。イベントスタッフ専攻は、eスポーツのイベントの企画や運営手法などを教わる。

 校内にはゲームや映像、音響、照明機器など最新の設備をそろえ、実際のeスポーツが行われる空間を用意する。海外のeスポーツの先端企業を訪問し、特別講義を受けるプログラムも組んでいる。

 eスポーツは若者を中心に人気を集め、米国などでは高額賞金の大会が開催されるなど市場規模は拡大している。スポーツとしても22年の中国・杭州アジア競技大会の正式種目に採用された。

 仙台コミュニケーションアート専門学校の村山洋樹事務局長は「海外では、eスポーツの賞金で生計を立てるプロゲーマーが多数いる。国内でも将来性が見込める分野なので、第一線のプロゲーマーや関連スタッフを育成していきたい」と話す。

 同校は7月1日からAO入学の受け付けを始める。同校の系列では、東京と大阪の姉妹校で既にゲーマー専攻コースを設けている。

3164 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:39:18

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180626_11017.html
2018年06月26日火曜日 河北新報
地元経営者ら市長に訴え 仙台市経済成長戦略策定へ懇話会

新たな経済成長戦略策定に向けて開いた懇話会の初会合

 仙台市が新たな経済成長戦略を策定するために設けた地元の経済関係者との懇話会の初会合が25日、市役所であった。仙台都市圏の中小企業の経営者ら9人と郡和子市長が、経営課題や行政の支援策を巡って意見を交わした。

 2社が現状を説明。広告・印刷やイベント企画を手掛ける「ユーメディア」の今野彩子取締役は人手不足が深刻な状況を説明。「人材確保と事業の成長が両立できないのが課題だ。イベントに使う公園が利活用できるよう、規制の緩和も求めたい」と訴えた。

 情報通信サービス業「ワイヤードビーンズ」の三輪寛社長は「仙台に本社がある企業を『ひいき』しないで、支店経済のままであれば、優秀な人材が首都圏に流れてしまう。Uターン希望者を支援する施策に力を入れるべきだ」と提案した。

 意見交換では市の積極姿勢を求める声が上がった。製造業「東北電子産業」の山田理恵社長は「急速に進む人工知能(AI)などの技術開発を取り入れるにしてもお金がかかる」と、補助金制度の創設を求めた。

 運送業「塩釜港運」の徳永政男社長は「市の施策からは、仙台港、仙台空港を有効活用しようとする姿勢が見えない」と断じた。

 郡市長は終了後「市がやるべきことが見えてきた。人手不足の解消に向け、学生が地元企業の魅力を知る機会をつくることが必要だ。UIJターンを希望する人への対応策も探りたい」と述べた。

 懇話会は7月も3回開く。全35人から聞き取り、8月下旬に戦略の骨子案を公表する。2019年1月に正式決定し、19年度の施策に反映する。

 戦略は14年2月にまとめた仙台経済成長デザイン(13〜17年度)の後継計画の一つ。交流人口関連は「交流人口ビジネス活性化戦略」として別に策定する。

3165 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:39:44

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32219630V20C18A6L01000/
2018/6/26 1:00 日本経済新聞 電子版 北海道・東北
JR東、仙台支社建て替え 駅周辺再開発の呼び水に

 JR東日本は仙台支社を建て替える。築50年以上で老朽化が目立ち、同社はこれまで建て替えの検討を進めていた。耐震性能を高めることに加え、非常用電源が48時間対応できるようにする。事業規模は数十億円にのぼるとみられ、早ければ2019年7月にも工事を始める方針。同支社は仙台駅の西側に位置しており、同駅周辺開発の呼び水になりそうだ。

2019年7月にも解体を始める予定

 同社の仙台支社はJR仙台駅の南約600メートルに位置し、築50年以上。地下1階、地上6階建て。旧国鉄時代に職員数の増加に対応するため、7階にも一部スペースを増築しており、延べ床面積は約1万7000平方メートル。

 新しいビルは7階建てで、延べ床面積は約1万9000平方メートルとなる。隣接する物流などの業務を担うビルは支社に比べて新しいため、解体しない方向だ。

 耐震性能を高めることに加え、非常用電源の設備も更新する。現在の稼働時間は4時間だが、新しい設備では48時間まで対応できるようにする。

 総事業費は数十億円を見込む。詳細な設計を18年度中に終え、早ければ19年7月にも解体を始める予定。完成には2〜3年程度かかる見通しだ。

 同社は老朽化に対応するため、2000年代から建て替えの検討を進めてきた。しかし、周辺にマンションなどが増え、建て替え用地が少なくなり計画は難航していた。東日本大震災の時には一部の柱にヒビが入るなど、建て替えが急務となっていた。

 同社は現在、建て替え時の仮移転先を探している。仙台支社ビルの職員数は、JRバス東北などのグループ会社数社を除くと約800人。しかし、支社ビルと同規模のスペースが確保できないため、鉄道部門と事務部門を分散させるなど、数カ所に分けて移転することも検討している。

 関係者によると、当初は仙台支社から徒歩5分圏内で空きビルを探していたが、現在は徒歩10分まで範囲を広げて探しているという。グループ会社にも移転先を探すよう促しており、18年度内にも仮移転先を決める。

 仙台駅西口では22日に旧仙台東洋ビル跡地に「ドン・キホーテ」が開店した。一方、さくら野百貨店跡地は地権者間の交渉が難航している。青葉通をはさんで向かい側の仙台ホテル跡地と隣接するGSビルでも本格的な再開発が検討されている。

3166 荷主研究者 :2018/07/07(土) 23:54:30
>>3132
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=20884
2018/6/26 宮城版
パシコンと優先交渉 仙台東道路の計画検討(仙台河川国道)

 国土交通省仙台河川国道事務所は25日、「仙台東部地区幹線道路整備計画検討業務」の簡易公募型プロポーザルで、パシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)を優先交渉権者に特定した。来月には同社と委託契約を結ぶ見通し。同業務では、仙台東道路の整備計画を検討するとともに、検討に必要な道路予備設計をまとめる。

 同業務の具体的な内容は▽課題等に関する意見聴取と結果のとりまとめ▽道路整備計画の比較評価資料作成▽社会資本整備審議会道路分科会東北地方小委員会の資料作成▽延長9kmの道路予備設計──となっている。履行期限は31年2月28日。

 仙台東道路は、仙台市の中心部と東部地区を結ぶ地域高規格道路に指定されている。県や仙台市はこれまで、その整備実現に向けて国交省に対し、整備計画の作成を要望し続けてきた。

 県が構想する仙台東道路は、仙台市中心部から仙台東部道路までを結ぶ自動車専用道路。整備効果として、仙台市内の渋滞解消や物流面の強化、観光振興のほか、宮城野原地区に設ける広域防災拠点の機能強化をも視野に入れている。

 東北地方整備局ではこれまで、仙台都市圏の道路整備という位置付けで複数年にわたり調査を進めてきた。28年度には仙台都市圏の道路整備計画検討業務を日本工営(仙台支店・仙台市青葉区)に委託。29年度には仙台都市圏の幹線道路整備計画検討業務をパシフィックコンサルタンツに委託した経緯がある。

 本年度になって初めて「仙台東道路」の路線に限定した形で調査費が予算化されたことから、同線の計画段階評価に向けた検討を進める。

 今回の業務では、仙台東部地区で解決すべき道路交通と地域の課題や、仙台東道路の必要性と整備方針を整理し、具体的な道路整備計画を検討する。併せて、道路予備設計を作成する。予備設計では複数のルートを検討することになるが、仮のルートとして延長9kmが設定されている。

3167 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:31:07

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180626_12007.html
2018年06月26日火曜日 河北新報
<インバウンド>受け入れに新戦力 多言語タブレット開発 仙台・日東通信

自社開発のシステムを搭載したタブレット端末を紹介する高橋社長

 通信工事の日東通信(仙台市)が、訪日外国人旅行者(インバウンド)を受け入れる宿泊施設向けの多言語対応システム「インテリジェント・タブレット」を開発した。システムを搭載した客室のタブレット端末を母国語で操作でき、各種サービスの依頼や施設利用が容易になる。急増するインバウンドに言語対応が追いつかない施設が少なくない中、顧客サービス向上とともにスタッフの業務削減も期待できる。

 システムは必要な言語やサービスなど、搭載する機能を選べるオーダーメード式。翻訳は専門会社が担当し、100の国・地域の母国語に対応できるという。

 宿泊したインバウンドはシステムと接続された端末を使い、清掃や貸し出し備品の依頼、タクシーの配車要請などを母国語で申し込める。フロントとのメッセージのやりとりや周辺観光情報を知る機能も盛り込むことができる。

 端末と室内の照明やエアコンをつなぐ通信工事を行えば調光や空調の制御も可能。スタッフが使う場合は客室ごとの清掃や在室状況を一覧できる。

 高橋進太郎社長は「宿泊施設でインバウンドが母国語で過ごすことができればストレスが減り、満足度も向上する。問い合わせが少なくなればスタッフの負担も軽減できる」と話す。

 同社は昨年10月にシステムを発売。東京や大阪のホテル約10軒が導入、または受注した。

 相手先ブランドによる生産(OEM)にも取り組み、大手電機メーカーがシステムの基本機能を盛り込んだパッケージ版を今月30日発売する。

 1971年創業の日東通信は2016年度の売上高が約31億円。2000年代に入り主力の電話交換機の売り上げが徐々に落ち、事業所内の通信ネットワーク工事に進出したが横ばいになった。新たな事業の柱を構築する狙いでソフトウエア開発に乗り出した。

 インバウンドの増加と宿泊施設の建設ラッシュは20年東京五輪まで続くとみられる。インバウンド対応の宿泊施設向けシステムは大手企業も参入し、主導権争いが始まっている。

 高橋社長は「日本の通信インフラ投資は10年間で4倍以上に伸びており、会社が生き残るためにも業態を変える必要があった。五輪に向けて盛り上がる商機をつかみたい」と意気込む。

3168 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:36:39

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180626_026.html
2018年06月26日火曜日 河北新報
<パークPFI>榴岡公園のにぎわい創出 仙台市、事業者の公募始まる 宮城県内初

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20180626kahoku02.JPG

県内初のパークPFIで再整備される榴岡公園の旧レストハウスの建物=仙台市宮城野区

 仙台市は25日、県内初のパークPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で、同市宮城野区の榴岡公園の旧レストハウス周辺を再整備し、施設を管理運営する事業者の公募を始めた。カフェの出店など民間ならではの飲食サービスの提供で、公園の魅力を高め、維持管理コストの縮減も図る。

 再整備するのは芝生広場南側で旧レストハウスを含む約2300平方メートル。建物は1981年完成で老朽化し、2002年の営業終了後、ほぼ使われていない。

 事業者は建物を改修するか建て替えるかして、来園者が飲食を楽しめる施設を整備し、管理運営する。売店や園内でジョギングする人向けの施設を併設するなど、飲食以外のサービスも展開できる。

 建物周辺は指定樹木16本を残し、来園者がくつろげる空間の整備を求める。周辺の設備は完成後、市に譲渡してもらう。飲食事業の収益性を高めるため、設備のデザインや配置を建物と一体にすることができる。

 地域の情報や自店の広告を掲示できる看板を園内に設置可能。公園使用料は市が最低額を示し、事業者が金額を提案する。事業期間は20年を基本にする。

 市は募集要項をホームページに掲載した。7月3日に説明会を開き、8月27〜31日に応募書類を受け付ける。外部有識者を含む選定委員会が事業者を決める。

 市公園課の岡田真之課長は「施設ができたことで、榴岡公園を訪れたいと思う人が増えることを期待したい」と話した。

[パークPFI] 民間事業者に公園施設を賃貸し、飲食店や売店などの施設を設置してもらい、収益の一部で公園の改修や維持管理を行う新たな整備手法。17年の都市公園法改正で創設された。民間投資を誘導して都市公園の価値を高め、管理者の財政負担を軽減する狙いがある。東北では盛岡、むつ両市が採り入れている。

3169 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:37:15

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180627_12034.html
2018年06月27日水曜日 河北新報
ICTで新たな医療を 東北大とフィリップスが共同研究へ

協定を結んだ(左から)大野総長、ホーテンCEO、堤社長

 東北大とオランダの医療機器大手フィリップスの日本法人は26日、情報通信技術(ICT)を活用して健康管理の手法などを共同研究する連携協定を結んだ。東北大病院の医療技術とフィリップスのICTを組み合わせて新たな医療を創造し、世界へ発信する。

 フィリップスは協定締結を機に、大学や医療機関、企業などと協力して研究開発に取り組む国内初の拠点を2019年3月、仙台市内に設置することを明らかにした。

 拠点にはフィリップスの社員約70人が常駐。東北大の研究者に加え、医療機器や製薬関係の社員らが集まり、新たな医療のアイデアを出し合う場とする。

 締結式には東北大の大野英男総長、フィリップスのフランス・ファン・ホーテン最高経営責任者(CEO)、同社日本法人の堤浩幸社長が出席。大野総長は「東北が抱える人口減少、超高齢化などの課題を、フィリップスのテクノロジーを用いて解決していきたい」と話した。

3170 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:38:47

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180627_12050.html
2018年06月27日水曜日 河北新報
仙台駅前GSビル解体開始 来夏完了予定も跡地利用は未定

http://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20180627kahoku02.JPG

 1月末で閉鎖したJR仙台駅西口の商業ビル「GSビル」(仙台市青葉区中央1丁目)で解体工事が始まったことが26日、分かった。2019年夏にも完了する見込み。跡地利用の方向性は固まっておらず、仙台駅前の一等地の再開発の行方が焦点となる。

 GSビルは鉄骨一部8階、地下2階で敷地面積は約1030平方メートル。オリックス(東京)が土地を、同社出資の合同会社「ジョイントアーク17」(同)が建物を所有する。関係者によると、解体工事は今月中旬に始まり、工期は約1年2カ月の見通し。

 GSビルは1957年に建設された「日乃出興業ビル」が前身。仙台市が2017年に公表した耐震診断結果で、震度6強〜7程度の地震で倒壊または崩壊の危険性が指摘され、ビル側の求めに応じて飲食店などのテナントが退去していた。

 解体後の跡地について、オリックスのグループ広報部は「利用計画は未定だが、開発も見据え解体している」と説明する。

 オリックスは、GSビルに隣接する同社関連の複合商業施設「EDEN(エデン)」との一体開発を視野に入れてきた。エデンのテナント契約は当初、期限が今年1月末までだったが、2年間延長した。

 仙台駅前では17年2月、GSビルから青葉通を挟んで向かいのさくら野百貨店仙台店が破綻。複数の地権者が解体の有無を含め再開発に向けた協議を続けているが、方針は定まっておらず、空洞化の懸念が強まっている。

3171 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:43:08

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180628_13029.html
2018年06月28日木曜日 河北新報
<NAViSビル>公募で売却 仙台市など来月に要項発表

 仙台市や県が出資し、3月末に解散したIT人材育成会社「仙台ソフトウエアセンター」(NAViS、仙台市宮城野区)のビルを公募で売却することが27日、分かった。7月に募集要項を発表し、年内にも売却先を決める。建物の売却益は出資者の清算に充てる。

 市によると、建物は1995年の完成で鉄筋鉄骨造6階。延べ床面積5190平方メートル。売却先は主に民間企業を想定する。市有地2257平方メートルにあり、売却後も市が引き続き賃貸しする。

 NAViSは93年、IT技術者の養成や中小・ベンチャー企業の経営支援を目的に設立。多くのベンチャー企業がテナントとして入居し、JR仙台駅東口にIT産業が集積するきっかけとなった。一時はプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する楽天野球団が事務所を置いた。

 技術者養成や経営支援を担う企業の増加を受け、第三セクターとしての役割を終えたと判断し、16年3月に解散方針を決めた。テナント企業は18年3月までに退去。現在、清算業務を行っている。

3172 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:43:30

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180628_12004.html
2018年06月28日木曜日 河北新報
<東洋刃物>震災越え10期ぶり復配 津波で工場被災、事業選別し効率化徹底

復配を達成し、社員と談笑する清野社長(左)

 産業用刃物メーカーの東洋刃物(宮城県富谷市)は28日の株主総会で、10期ぶりの復配を報告する。同社は2008年のリーマン・ショックで受注が減少。東日本大震災では主要施設が壊れ、上場廃止の危機にあったが、世界的な製造業の活況と業務効率化によって業績を改善させた。新たな資金調達方法で経営基盤も強化し、1株当たり10円となる18年3月期の年間配当を達成した。

 震災時は仙台市宮城野区の本社と、隣接する工場6棟が津波で損壊。被災施設の生産額は全社の3分の1を占めた。被災を免れた富谷工場に本社を移すなどして対応したが、受注量の半分を担うのが限界だった。

 11年3月期の連結決算で、営業損益は5600万円の黒字を確保したが、震災による損失約13億円を計上し、創業以来初めて債務超過に陥った。超過額は決算発表時点で4億6000万円に上った。

 同社は被災後に閉鎖した3棟があった土地と、鉄鋼用刃物を担う大阪工場(大阪府)を売却し、約12億7000万円を捻出。大阪工場の機能を宮城県内の工場に移管し、利益率が低い合板用刃物事業から撤退するなど生産機能集約と会社規模の縮小を断行した。

 16年に官民ファンドと資本・業務提携契約を締結。設備投資費など6億円を調達し、筆頭株主のファンドから取締役と監査役各1人を受け入れ経費削減や売上原価率の意識を徹底した。

 業務改善が進む一方、IT化の進展で主力製品の情報産業用刃物の受注も増えた。国内外の半導体製造装置や工作機械、電機などのメーカーの需要取り込みに成功。業績は回復を続けた。

 18年3月期の営業利益は前期比6.7%増の3億1200万円で、15年3月期から4期連続で黒字を確保。次期予想は18.3%増の3億7000万円とさらなる成長を見込んでいる。今後、部品加工により精度の高い刃物が必要となる電気自動車(EV)や自動運転技術の市場に注力する。

 清野芳彰社長は「わずか10円の配当を実現するまでに会社を去らざるを得なかった人もいる。増配はもちろん、内部留保を潤沢にするとともに経営再建を支えてくれた社員の所得水準も上げたい」と話した。

3173 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:44:15
>>3165
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180629_12001.html
2018年06月29日金曜日 河北新報
<JR東日本>仙台支社建て替え 21年夏完成、ジムも入居

新しい支社ビルの完成イメージ(JR東日本仙台支社提供)

 JR東日本仙台支社は28日、仙台市青葉区五橋1丁目の同支社ビルを取り壊し、現地で建て替えると発表した。建設から52年が経過し、耐震強度が不足していた。計画では2019年8月に着工し、21年夏に運用を始める。

 現支社はJR仙台駅から約600メートル南にあり、1966年に完成した。新しいビルは現状と同じく鉄骨7階、地下1階。延べ床面積は約1万9500平方メートルで、1割程度広くなる。48時間対応できる非常用電源を設け、災害時の機能を強化する。

 支社ビルにはグループ会社の社員も含め約1000人が勤務している。工事期間中は、周辺の賃貸ビル4カ所に分散して入居する計画で、19年1月ごろから順次引っ越しする。

 支社機能以外では、グループ会社のジェイアール東日本スポーツ(東京)が運営する「ジェクサー・フィットネス&スパ仙台(仮称)」が入る。ジムやスタジオ、スパなどを備えた総合型クラブで、新支社と同時に開業する予定。隣接するJR仙台病院と患者のリハビリ支援などで連携する。

3174 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:45:30

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180629_13017.html
2018年06月29日金曜日 河北新報
塩釜復興 新たな拠点に 海岸通再開発事業が着工

マンションや事務所棟が建設される海岸通1番地の更地

 東日本大震災の津波で被災した塩釜市海岸通地区の市街地再開発事業のうち、1番地の地鎮祭と着工式が28日、現地であった。市内の中心市街地の復興と再生の拠点に位置付けられる同地区の再開発が本格始動。関係者は曲折を振り返りながら工事の安全を祈った。2020年春の完成を目指す。

 地鎮祭には海岸通1番2番地区市街地再開発組合や国、県、塩釜市、工事の関係者ら約70人が出席した。

 続く着工式で、組合の鈴木成久理事長が支援や協力に感謝し「塩釜市の中心市街地として、未来の子どもに誇れるまちづくりになるよう取り組みたい」とあいさつ。祝辞で土井亨復興副大臣は「本当にご苦労されて、やっとここまで来たなという思い」、佐藤昭市長は「まだ困難、課題は山積している。市は組合と力を合わせて事業が期間内に完成するよう誓う」と述べた。

 再開発の区域は国道などを含むJR本塩釜駅西側の0.8ヘクタールで、総事業費39億6500万円。震災後の工事費などの高騰を受けて当初より0.2ヘクタール縮小し、総事業費も約50億4500万円から減額した。

 区域のうち、着工した1番地は国道45号を挟んだ南側で敷地面積約3360平方メートル。鉄筋14階の住宅棟、鉄骨3階の事務所棟、鉄骨5階の駐車場棟が建つ。

 住宅棟は1階に店舗が入り、2〜14階はマンション(63世帯)。事務所棟は1階が店舗で2、3階は市が取得して市子育て支援施設とする。新設の保育所(定員40人)が入り、子育て支援センターが移転する。

 残る2番地は敷地面積約1270平方メートル。1〜2階の低層の建物を整備し、「直会(なおらい)横町」をコンセプトに塩釜神社の門前町の風情を取り入れた専門店・飲食店街にする。19年3月をめどに工事の入札を行い、完成の目標は同じく20年春。

 再開発事業は、12年6月の地権者懇談会を機に検討が始まった。津波で商店街の40店が被災し、現地で再建したのは12店。高齢を理由に再開を断念した店もあった。

3175 荷主研究者 :2018/07/12(木) 22:52:10
>>3092
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180630_13049.html
2018年06月30日土曜日 河北新報
高齢者施設に保育園や飲食店併設 「街」として地域に開放 仙台「アンダンチ」7月オープン

広場を囲むようにサ高住(右)などが建つアンダンチ

 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と同じ敷地内に、保育園、飲食店などを併設する多世代複合施設「アンダンチ」が7月1日、仙台市若林区なないろの里にオープンする。医・食・住を組み合わせ、敷地を「街」として地域に開放する高齢者向け介護施設は全国で例がないという。

 地域、多世代の交流を育むことを目指し、若林区内で小規模多機能ホームを営む介護・メディカルサポート業「未来企画」が開設。施設名は仙台弁の「あなたの家」に「地」「知」の意味も込めた。

 敷地は約3300平方メートル。サ高住「アンダンチレジデンス」(鉄骨3階、50室)の他、デイケア、訪問看護などを手掛ける看護小規模多機能型居宅介護事業所「HOCカンタキ」(木造2階)、企業主導型保育所と和食レストラン「いろは」(同)、医療介護の相談窓口や障害者就労支援事業所を兼ねる「アスノバ」(木造一部鉄骨2階)の3棟が広場を囲んで建つ。

 地域の多様な世代が訪れやすいよう、サ高住に駄菓子屋を併設し、アスノバはレンタルスペースとしても活用。レストランは地元の食材を積極的に使い、サ高住や保育園の食事も提供する。

 「あらゆる人が気軽に集い交流する中で、それぞれが役割を持って心豊かに暮らすのが目標。多様性を認め合うまちづくりに貢献したい」と未来企画の福井大輔社長(34)。地域通貨の導入、地域住民との交流イベントも予定している。

3176 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:18:35

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180630_12004.html
2018年06月30日土曜日 河北新報
<セブン-イレブン>仙台に保育園 東北初、7月2日開園「待機児童多い自治体中心に貢献検討」

7月2日に開園するセブンなないろ保育園

 コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンは7月2日、企業主導型の「セブンなないろ保育園」を、仙台市青葉区一番町のセブン-イレブン仙台柳町通店の2階に開園する。同社社員や加盟店従業員のほか、地域住民の子どもらも受け入れ子育てと働きやすい環境づくりを支援する。保育園開園は東北初。

 保育スペースは約100平方メートルで、定員は0〜2歳児30人。保育サービス業のアイグラン(広島市)が運営を担う。なないろ保育園の栄養士で1歳の長女を預ける五十嵐玲名さん(23)は「子どもと一緒に出勤して、何かがあってもすぐに会えるのはいい」と話す。

 セブンの大村利彦取締役常務執行役員オペレーション本部長は「待機児童が多い自治体を中心に開園を検討している。七色の虹のように輝く子どもたちの個性を育み、女性の社会進出や住民の利便性向上に貢献したい」と意気込む。

 4月1日現在、市内の保育施設の待機児童は138人で、大半が3歳未満。29日に園を訪れた郡和子市長は「2020年度末までの待機児童ゼロを目標に掲げている。地域に開かれた園は大きな後押しになる」と述べた。

 開園時間は月-土曜日の午前7時〜午後8時。連絡先は同園022(797)4188。

3177 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:18:57

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180701_13011.html
2018年07月01日日曜日 河北新報
多賀城図書館ビル 4、5月の入館者が前年上回る カフェ、コンビニ入居

1階のカフェからは本棚を一望できる

 多賀城市立図書館が入居する同市の多賀城駅北ビルA棟の入館者数が2016年3月の開館以来、好調に推移している。17年度は年間で前年を下回ったが、下半期は前年比ほぼ同数。3年目となる18年4、5月は前年を上回った。市の文化交流拠点として定着しつつある。

 入館者は、16年度150万人。17年度は144万人で、6万人の減少は上半期に集中し、11、12月は前年を上回った。市は、注目度の高い1年目に比べ、2年目の利用者減が小幅に収まったとみている。

 駅北ビルA棟は、JR仙石線多賀城駅のそばにある立地の良さが魅力だ。図書館やカフェ、コンビニエンスストアなどが入居し、幅広い年代が利用する。吹き抜けのカフェは開放感があり、1〜3階の図書館の本棚を一望できる。

 飲み物を持ち込める図書館は学習利用が目立ち、学校の試験時期は開館前から行列ができるほど。企画展や講座、幼児向け読み聞かせも人気で、受付脇にイベント情報の掲示板を置くなど工夫も重ねている。

 図書館の中島順也館長は「本館で借りて、学校図書館や公民館などで返却できる利便性がある。今後は要望の強い郷土史に力を入れたい」と語る。

 一方、市文化センターなど周辺施設との連携は遅れ気味だ。図書館の指定管理料として「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(CCC)に年間2億7000万円を投じることに、疑問の声も根強い。

 中野裕夫・市生涯学習課長は「3年目の動向を注視している。地域や他施設と連携して人の流れを生み出し、まちの活性化につなげたい」と語る。

3178 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:19:59

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32515760S8A700C1L01000/
2018/7/2 22:00 日本経済新聞 北海道・東北
18年の東北路線価、宮城・福島上昇 オフィスや復興需要

 仙台国税局が2日発表した東北6県の2018年分の路線価(1月1日時点)は6県全体(標準宅地の平均値)で前年比0.6%上昇した。上昇は3年連続。宮城は仙台市のオフィス需要が寄与して3.7%上昇。福島は復興需要が落ち着くも1.3%上がった。他の4県は下落が続いているが、再開発など将来の地価上昇につながりそうな動きもある。

宮城県で最高路線価となった仙台市の「青葉区中央1丁目青葉通り」。中央の建物は閉店したさくら野百貨店

 宮城の最高路線価地点は「仙台市青葉区中央1丁目青葉通り」で、前年比12.4%上昇した。2017年2月に閉鎖したさくら野百貨店の前だが、駅近くの商業施設などの集客力が堅調で、影響はほとんどなかった。

 仙台市の中心部「青葉区本町2丁目広瀬通り」は前年比14%上がり、上昇率は県内首位。不動産サービス大手、CBREの稲毛敦士仙台支店長は「オフィス需要や投資マネーが増えている」と分析する。

 路線価は相続税や贈与税の算定基準となる。18年は相続税の評価ルールが変わり、三大都市圏以外の地域では千平方メートルを超える一部の宅地が実質増税となる。不動産鑑定士の高田康弘氏は「郊外に広い土地を持つ人は増税となるケースもある」と話す。

 福島は5年連続の上昇。最高地点は「郡山市駅前1丁目郡山駅前通り」の1平方メートル当たり29万円だった。東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故の被災者の住宅需要が山を越え、復興関連事業者の不動産利用も落ち着きつつある。原発事故避難者が多く住むいわき市の「平字三町目いわき駅前大通り」は17年に4.2%だった上昇率が0%となった。

 福島県不動産鑑定士協会の小椋満幸氏は「下降傾向はあるが、全体としては高い水準を維持しており、現状で極端な下落は考えにくい」と話す。

 宮城、福島以外の4県は下落傾向が続くが、地価上昇の兆しもある。

 青森は1.5%下がった。県内最高地点は「青森市新町1丁目新町通り」で3年連続同額の15万5千円だった。同地点は青森駅まで徒歩5分ほどと近い。20年度末にも青森駅が新駅舎になるのに合わせ、県と市、JR、青森商工会議所が連携して駅前地区のまちづくりに取り組む方針だ。

 岩手は19年連続の下落で0.9%下がった。一方、最高地点の「盛岡市大通2丁目大通り」は2.1%上昇した。上昇は26年ぶり。県宅地建物取引業協会によると、物販店から飲食店への転換が進んでおり、需要が増えているという。

 秋田は2.3%下がった。下落率は5年連続で全国最下位。県人口は昨年100万人を割り込み住宅需要は弱い。一方、最高地点「秋田市中通2丁目秋田駅前通り」は下げ止まり、25年ぶりに横ばいに転じた。秋田駅周辺は17年春以降の秋田駅の改修、JR秋田支社の建て替えに続き、商業施設「オーパ」開業など活性化が期待されている。

 山形は0.5%下落したが、最高地点の「山形市香澄町1丁目山形駅前大通り」は3%上昇した。上昇は25年ぶり。山形市内では中心市街地が七日町エリアから駅前地域に移っている。地元不動産会社によると、駅周辺では入札に東京の大手デベロッパーが参加することもあるという。

3179 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:20:24

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180704_12008.html
2018年07月04日水曜日 河北新報
パック詰め用充填機メーカー「ナオミ」 仙台に営業所開設 東北への売り込み強化、製造の自動化支援

仙台営業所で製品を調整する駒井社長(右)ら

 小型充填(じゅうてん)機の国内シェアトップのナオミ(大阪府)は3日、東北初の拠点となる仙台営業所を仙台市若林区に開設した。人手不足や従業員の高齢化に悩む東北の食品業者への売り込みを強化し、製造の自動化を支援する。

 営業所は木造平屋で床面積約30平方メートル。社員1人が常駐する。所内には売れ筋の製品約10機種をそろえ、顧客は自社商品を実際に充填して性能を確認できる。

 同社によると、充填機の取引先約5000社のうち東北の割合は15%程度で、アカモクやイクラなど粘度の高い水産品のパック詰めなどに使われるという。東北では手作業で充填する業者が多く、省力化や高齢者の作業負担を軽減するため、需要は高いとされる。

 駒井亨衣(きえ)社長は「東北の顧客へのアフターサービスも充実できる。東北の課題となっている人手不足を軽減する製品の開発を続け、売り上げも増やしたい」と話した。

3180 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:20:56

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180704_13009.html
2018年07月04日水曜日 河北新報
<次世代型放射光施設>仙台に整備決定 物質解析で高性能な触媒や磁石、新薬など開発貢献に期待

 文部科学省は3日、国内初となる次世代型放射光施設を整備運営するパートナーとして、宮城県の産学官組織を選定したと発表した。施設は東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)に整備する。2019年度着工、23年度の運用開始を目指す。

 パートナーは産学連携組織の光科学イノベーションセンター(仙台市)。宮城県、仙台市、東北大、東北経済連合会が加わる。国側の運営主体となる量子科学技術研究開発機構(千葉市)と近く、施設設計や運営に関する協議を始める。

 文科省科学技術・学術審議会の小委員会が6月28日、仙台への整備案を妥当と判断したことを踏まえ正式決定した。同省は19年度政府予算の概算要求に関連経費を盛り込む。 施設は円形の加速器で円周が325〜425メートル、直径は100〜135メートル程度を想定。電子を高速で回し、方向を曲げた時に発する放射光を使ってナノレベルの物質解析をする。高性能の触媒や磁石、新薬などの開発が期待される。

 整備費用は約360億円で国は最大200億円を拠出する。イノベーションセンターと宮城県、仙台市などは加速器本体を収容する建屋、研究棟の建設などに最大170億円を負担。うち約72億円は企業出資で賄う方針。

 林芳正文科相は「わが国の科学技術の進展と国際競争力の強化に貢献する施設。知の拠点として、東日本大震災からの復興に役立つことを期待する」と述べた。

[放射光施設]リング型加速器で電子を光速で回し、方向を曲げた時に発する放射光を使い、ナノレベルの物質解析をする。巨大な顕微鏡とも言われ、国内に「スプリング8」(兵庫県)など9施設ある。次世代型施設は物質の機能を見る「軟エックス線」領域に強みがあり、スプリング8の100倍明るい光を使う。高性能の触媒や磁石、新薬などの開発が期待される。

3181 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:25:19

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180705_12029.html
2018年07月05日木曜日 河北新報
<放射光が照らす未来>次世代型施設仙台へ(上)宿願/産業構造転換 熱意実る

次世代型放射光施設の建設用地(右下)とイメージ図(左上、光科学イノベーションセンター提供)

 「放射光」という強力な光でナノ(10億分の1)の世界を解析し、あらゆる物質を原子レベルで観察できる次世代型放射光施設が東北に誕生する。文部科学省は3日、放射光施設を官民で整備運営するパートナーとして宮城県内の産学官を選んだ。東北の産業構造を変える可能性を秘める施設が仙台に選定される経緯をたどり、今後の課題を探る。(報道部・高橋鉄男)

<世界リード>
 「企業が利用しやすい地域だ」

 今年5月、東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)を訪れた文科省小委員会の審査担当者が感嘆の声を上げた。次世代型放射光施設建設用地の同キャンパスはJR仙台駅から市地下鉄で10分。アクセスの良さが際立った。

 施設は建設費の約360億円を国と産業界、地域が共同で賄う。民間資金を取り込み、主目的が学術研究ではなく産業利用となる国内初のケースでもある。

 全国に9カ所ある既存施設に比べ、次世代型は物質の機能を分析する光の明るさが100倍超。新材料開発や創薬への期待がさらに高い。それを裏付けるように構想を主導する産学連携組織、光科学イノベーションセンター(仙台市)には大手メーカーなど約50社が1口5000万円の出資要請に賛意を示す。

 センターの理事長を務める高田昌樹東北大総長特別補佐は「大企業がこぞって使い、世界をリードする研究開発拠点になる」と自負する。

 東北の産学官が次世代型施設の誘致を目指した契機は東日本大震災にある。2011年末、東北7国立大が「復興の研究拠点に」と構想を提言。14年に宮城県の村井嘉浩知事が6県の産学官組織を設け、誘致に動きだした。

 当初の計画では建設費の全額を復興予算で賄う算段だったが、文科省が巨額の地方負担を示唆。15年に村井知事は「とても負担できない」と退き、構想はしばらく棚上げになった。

 「諦めきれない」「企業で資金を集めることはできないか」。東北大や東北経済連合会は16年から、水面下で三菱重工業や日立製作所など大手30社以上のトップと面会を重ねた。

 この場で「企業は建設を待望している」との感触をつかみ、財源を国丸抱えでなく企業からも募る仕組みに転換した。経済産業省OBは「東北の熱意が文科省の背中を押した」と語る。

<下請け脱皮>
 財源スキームの転換には別の狙いもあった。企業が資金を負担して産業利用が主目的となれば、研究開発拠点の集積や新商品開発を通じた地場の中小メーカーの急成長につながる可能性が大きい。

 東北の政財界は長年、大企業の業績に左右される下請け型から自立型の産業構造への脱皮を目指し、実現できなかった。

 07年には次世代スーパーコンピューター誘致競争で仙台市が神戸市に敗れ、大卒の人材が首都圏に流出し続けた。今回は宮城県と仙台市が文科省に「若者の定着につながる」と財政支援を表明し、産学官の一体感を強くアピールした。

 16年の就任から次世代型施設誘致に取り組んできた東経連の海輪誠会長は「産学官で産業構造を転換する東北の宿願をかなえ、多様な波及効果をもたらさなければならない」と語る。正念場はこれからだ。

[次世代型放射光施設]リング型の加速器を光の速さで回る電子が、方向を曲げた時に発する光(エックス線)を使い、ナノレベルで物質を分析する。次世代型は物質の構造を解析する軟エックス線領域に強みがあり、円周は325〜425メートル、ビームラインは当初10本造る。官民共同で整備運営し、国側は量子科学技術研究開発機構(千葉市)、民間側は光科学イノベーションセンターと宮城県、仙台市、東北大、東北経済連合会が5者連名で提案した。2019年度着工、23年度の運転開始を目指す。

3182 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:25:36

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180706_12007.html
2018年07月06日金曜日 河北新報
<放射光が照らす未来>次世代型施設仙台へ(中)土台/産学連携 西に手本あり

世界最高性能の大型放射光施設のスプリング8。稼働から20年になった=兵庫県佐用町(理化学研究所提供)

 「放射光」という強力な光でナノ(10億分の1)の世界を解析し、あらゆる物質を原子レベルで観察できる次世代型放射光施設が東北に誕生する。文部科学省は3日、放射光施設を官民で整備運営するパートナーとして宮城県内の産学官を選んだ。東北の産業構造を変える可能性を秘める施設が仙台に選定される経緯をたどり、今後の課題を探る。(報道部・高橋鉄男)

 中国山地に抱かれた兵庫県佐用町。山あいを抜けた広大な敷地に大型放射光施設「スプリング8」の1周約1.4キロのリング型加速器が姿を現した。放射光(エックス線)を取り込むビームライン57本が稼働し、それぞれ実験ブースを併設する。誕生から20年がたった今も連日、研究者約300人が泊まり込む。

 「世界で勝ち抜く産業技術が生まれている」。運営する理化学研究所放射光科学研究センターの石川哲也センター長は誇る。

<産業用2割>
 ナノ(10億分の1)レベルの物質の変化を捉えて材料開発に生かし、ビームラインの2割が産業利用となっている。その比率は海外の類似施設より高く、東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)に整備される次世代型放射光施設が目指す産業利用のモデルケースでもある。

 2008年、素材メーカー19社と東大、京大など10以上の大学の研究者が結成した「フロンティアソフトマター開発専用ビームライン産学連合体」。スプリング8のビームライン1本を共同整備し、10年に運用を始めた。

 この連合体から、低燃費タイヤや自動車向け樹脂材料、世界シェアトップを誇る炭素繊維といった高機能商品が続々と生まれた。

 大手メーカーには放射光施設による分析結果を評価できる人材が少なく、新材料開発につなげるのが難しかった。連合体は装置や測定に強い研究者が企業と対になって共同研究し、産学連携で研究力の底上げを図った。

 低燃費タイヤを生んだ住友ゴム工業(神戸市)の中瀬古広三郎技監は「企業は幅広い学術知見を融合させることでイノベーションが生まれ、国際競争を勝ち抜くことができる」と産学連携の重要性を説く。

<人材育成を>
 連合体の設立には、東北の次世代型施設構想を主導した光科学イノベーションセンター(仙台市)理事長の高田昌樹東北大総長特別補佐が理化学研究所在籍時に尽力。高田氏は「経験を土台に、さらに企業にとって使い勝手の良い施設に発展させる」と語る。

 国と施設の整備や運用を担うセンターは、周辺に企業、大学、分析会社が入居する施設を整備。企業と研究者が一緒に製品開発に取り組み、分析会社に実験を任せることができるようにする。企業ニーズに沿うよう、放射光の利用申請もスプリング8の半年ごとから1カ月ごとに短縮を図る。

 産学連携の充実は、企業の研究開発拠点の集積に直結する。材料や生命科学分野の研究で実績のある東北大の矢島敬雅理事は「われわれ東北大が放射光利用に向けてしっかり準備するのはもちろん、東北をはじめ全国の他大学にとっても使いやすい環境を整えることが使命だ」と話す。

 兵庫県の幹部は「各大学は今から人材育成に力を注ぐべきだ。稼働後すぐ使いこなし、産業界にきちんと成果を示すことが東北の次世代型施設の立ち位置を決める」と指摘する。

[スプリング8]1997年に兵庫県佐用町で運用を開始した理化学研究所の大型放射光施設。円周1.4キロのリング型の加速器に、世界最高クラスの放射光を取り込む57本のビームラインが稼働する。建設費約1100億円。物質の構造の解析に強みがあり、国内外の研究者ら年間約1万6000人が利用する。探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星の微粒子の解析にも活用されている。

3183 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:25:55

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180708_13016.html
2018年07月08日日曜日 河北新報
<放射光が照らす未来>次世代型施設仙台へ(下)課題/中小企業利用、支援が鍵

次世代型放射光施設に期待する赤羽社長

 「『放射光って、利用したら得するの?』。そう疑わず、ぜひ試してほしい」

 東京都内で4月にあった次世代型放射光施設の企業向け説明会。精密加工のティー・ディー・シー(宮城県利府町)の赤羽優子社長が講演し、中小企業の不安を払拭(ふっしょく)するように語った。

 同社は金属の研磨技術が評価され、大型放射光施設のスプリング8(兵庫県佐用町)に部品を納入。しかし赤羽氏は当初、効果に懐疑的だった。

 考えが変わったのは、試しにスプリング8を実際に利用してから。ナノ(10億分の1)レベルの技術で同様に磨いたはずの2種の金属に、研磨精度のわずかな違いが見つかった。赤羽氏は「中小企業も自社の強みをさらに磨ける」と話す。

<なじみ薄く>
 東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)に整備する次世代型施設で、東北の産学官はビームライン10本のうち5〜7本を1口5000万円の施設利用権付き出資で建設。中小企業向けに1口50万円で利用時間の短い枠も設け、既に35社が応じる方針を決めた。

 国内には現在9カ所の放射光施設があるが、東北では仙台の次世代型が初めての施設になる。放射光施設は地場の中小企業になじみが薄い。

 佐賀県の放射光施設のビームライン設計に携わった秋田県産業技術センターの近藤祐治主任研究員は「放射光施設を使う材料開発は中小企業にはハードルが高いが、製品不良の原因特定なども可能になり製造工程を見直せる。地域に理解を広めなければならない」と語る。

<行政工夫を>
 東北大は施設の周囲にサイエンスパーク(4ヘクタール)の建設も計画。自治体は企業の研究開発拠点や工場の集積を期待するが、不安材料もある。

 スプリング8を含む一帯は兵庫県が「播磨科学公園都市」として整備した。県は実験結果やデータを分析する研究開発型企業の進出を見込んでいたが、開設から20年がたった現在は放射光と関係のない工場ばかり並ぶ。

 想定外の現状を招いた原因は、インターネットの急速な進展にあった。ネットで膨大なデータのやりとりが可能になり、施設近隣に研究開発拠点を置く必要がなくなった。山間部というアクセスの悪さもマイナスとなった。

 一方、仙台の次世代型施設は交通の利便性が極めて良い。国と共に整備運営を担う光科学イノベーションセンター(仙台市)は海外の企業集積の事例を挙げながら「研究開発環境が整っていれば企業はやがて集積する」と言う。

 施設を利用したり、周辺に進出したりする企業を支援するためには自治体の工夫も欠かせない。仙台市は施設利用権付き出資を5億円分取得し、地元企業に利用権を分割付与する方針を決めた。

 文部科学省が2019年度に事業化すれば、次世代型施設は22年にも稼働することになる。課題解決に残された時間は長くない。

[施設利用権付き出資]次世代型放射光施設の建設費360億円のうち、地域や企業が負担する最大約170億円を確保するため光科学イノベーションセンターは10年間、年200時間ずつ利用できる1口5000万円の出資を募っている。東北経済連合会が公募する「フレンドリーバンク」は1口50万円で年2時間だが、光が強力な次世代型は既存施設の100分の1の時間で分析が済むため効果を期待できる。

3184 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:26:17

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180708_13015.html
2018年07月08日日曜日 河北新報
<次世代型放射光施設>世界と技術力競う礎に/理研・放射光科学研究センター長・石川哲也氏に聞く

精密機器が並ぶスプリング8の内部

石川哲也氏

 世界最高性能の大型放射光施設のスプリング8は稼働から20年を迎え、用途は学術研究から産業利用に広がる。運営する理化学研究所放射光科学研究センターの石川哲也センター長に、次世代型放射光施設が東北にできる意義を聞いた。(聞き手は報道部・高橋鉄男)

 -次世代型の必要性は。
 「スプリング8は1日当たり平均で約300人の研究者が訪れ、世界初の光合成のタンパク質構造解析や新たな創薬、ゴム、食品の開発など世界の第一線で戦ってきた。利用希望が殺到し現在、受け入れは限界に近い」
 「世界では、スプリング8より一歩進んだ施設の建設競争が進んでいる。日本の科学技術に次世代型は不可欠になっていた。東日本大震災以前から求められていた構想がようやく実る」

 -西のスプリング8、東の次世代型の位置付けはどうなるのか。
 「互いに補完し、進化できる存在になる。20年がたったスプリング8はレベルアップのため1年休止して改修したい。次世代型が動いてくれれば産業界も利用を止めずに済む」
 「次世代型は『軟エックス線』で物質の機能を分析し、光がスプリング8の約100倍明るい。一方、スプリング8の『硬エックス線』は物質の構造を調べるのに強みがあるが、次世代型も性能は代替できる。東西で地理的なリスク分散も可能だ」

 -中小企業の利用は。
 「兵庫県専用のビームラインで菓子のパッケージや酒米が研究された。先端技術が必要な企業は大小を問わずにある。中小企業には敷居が高いが、行政が『できる、できない』を助言したり、学術に橋渡したりする支援をしてほしい」

 -東北の産学官は研究開発拠点の集積を掲げる。
 「スプリング8のように小さなブランチ(出先)はできると思うが、企業には拠点を設ける余力はないのではないか。ただ未知の分野の融合で、新たなものが生まれる可能性はかなりある。東北大など大学が施設を使い倒して新しい結果をいち早く示し、企業が追随する形ができればいい」

 -放射光施設の使命は。
 「日本の技術力全体が低迷し、世界のスピードについていけずにいる。われわれが目指すのは、世界と戦う『日本株式会社』の分析部門。スプリング8と東北の次世代型施設が二人三脚となり、日本の科学技術を支えていけると確信している」

[いしかわ・てつや]東大大学院工学研究科博士課程修了。東大工学部助教授、理化学研究所主任研究員などを経て2006年から現職。専門はエックス線光学。15〜17年日本放射光学会長。64歳。静岡県出身。

3185 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:26:52

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180706_12005.html
2018年07月06日金曜日 河北新報
脳科学で身体機能回復 東京のベンチャーが仙台にジム開業

健康増進を目的とするシニアやスポーツ関係者の利用を見込むジム

 脳科学に基づいたトレーニングで身体機能を回復させる新形態のジムを、フィットネスベンチャーのトライリングス(東京)が仙台市泉区高森にオープンさせた。体や循環器への負荷が少ない特殊なマシンを使用することで、リラックスしながら筋肉を動かすことができる。肩こりや腰痛の改善、スポーツ障害の予防などにつなげる。

 ジムは延べ床面積約120平方メートルで、三菱地所が運営する「ショッピングガーデン・キャラウェイ」に1日開業した。10種類以上のマシンを備え、肩甲骨の動きを軽やかにしたり骨盤の位置を整えたりする。

 利用した泉区の60代女性は「無理のない運動で胸の筋肉が伸び、股関節が広がった」と話した。

 トライリングスは2017年8月、東大大学院・身体運動科学研究室の研究者や元メジャーリーグのトレーナーらが創業。関東でジム2店舗を展開し、マシン開発も手掛ける。

 マシンはプロ野球チームにも導入され、選手のけが予防やパフォーマンス向上にも活用されている。脳梗塞で立てなくなった男性がトレーニングを重ね、脚を動かせるようになったケースもあるという。

 田沢優代表は「脳から筋肉までに至る運動指令のメカニズムを正常化させることで、汗をかかずにしなやかな体をつくることができる」と説明する。

 仙台泉店は会員制。営業時間は午前10時〜午後8時。不定休。連絡先は同店022(341)9540。

3186 荷主研究者 :2018/07/16(月) 23:31:45
>>3062
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180710_12038.html
2018年07月10日火曜日 河北新報
<東北大雨宮キャンパス跡地>マンション2棟計400戸超建設へ 野村不動産と住友不動産

野村不動産のマンション建設予定地

 東北大雨宮キャンパス跡地(仙台市青葉区)の再開発計画で、住宅敷地に大規模分譲マンション2棟が建設されることが9日、分かった。野村不動産と住友不動産が1棟ずつ手掛ける。仙台市中心部の好立地に加え、再開発区域内に大型商業施設や医療・福祉施設の整備が検討され、両社は幅広い世代の入居を見込む。

 マンション2棟が建設されるのは、雨宮キャンパス跡地約9.3ヘクタールのうち、北東部にある住宅敷地で、ともに敷地面積は約8000平方メートル。

 野村不動産のマンションは免震構造の13階、供給戸数は209戸。同社のウェブサイト「みんなのイゴコチ会議」を活用して共有スペースの使い方などを参加者と議論し、意見を反映させる。6月下旬に着工しており、秋以降に販売を開始する見込み。2020年3月の完成を予定している。

 住友不動産のマンションも13階で供給戸数は204戸。用地は取得したが、着工や販売の時期は未定。

 雨宮キャンパス跡地は13年10月の一般競争入札で、イオンモール(千葉市)が約220億円で落札した。イオンの商業施設、仙台厚生病院(青葉区)を運営する一般財団法人厚生会の医療・福祉施設も整備される見通し。周辺では新築マンション建設が相次いでいる。

 野村不動産仙台支店の担当者は「衣食住が身近にあり、安心を支える高度医療も受けられる」とPR。住友不動産東北支店の担当者は「住宅エリアとして人気が高く、文教施設に恵まれ、ブランド力もある地域」と話す。


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