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利水・治水スレ

1306とはずがたり:2017/07/19(水) 19:58:46
水道料金、6割の値上げ必要 政投銀が今後30年を試算
http://www.asahi.com/articles/ASK634JTBK63ULBJ004.html?iref=pc_rellink
福地慶太郎2017年6月13日05時05分

国内の1日あたり水道使用量の推移
http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/AS20170612004315.jpg

 人口減に伴う需要減や、老朽化した施設の更新に費用がかかるという課題に直面する水道事業。赤字を出さずに継続するには、約30年間で6割の水道料金の値上げが必要との試算を日本政策投資銀行がまとめた。水道網の維持のため、厚生労働省は事業の広域化を促している。

 主に市町村が担う水道の事業は、小規模のものも含めて全国に約7千ある。厚労省によると、人口減や節水機能付き家電の普及により、水の需要は減少。2060年ごろには、ピーク時の2000年から約4割減ると推計されている。

 経営状況の悪化のため、水道管の更新などへの投資ができず、老朽化が進む事例もみられる。日本水道協会によると、水道管が破裂して断水するなどの水道管トラブルは、14年度に約2万2千件あったという。

 同行は、人口予測をもとに水道料金の減収を推定。人件費や水質を保つための薬品の費用などは14年度並みとし、実情にあわせて60年で水道管を更新すると仮定した。事業者が毎年、赤字にならないよう、各家庭などから徴収する水道料金を値上げしていくと、14年度から46年度までに、全国平均で63・4%値上げされると推計した。

 事業の広域化を促している厚労省は、交付金のほか、連携・広域化を実施する事例集をつくるなどして自治体を支援している。水道課の担当者は「地域の実情に応じて取り組んでほしい」と話す。

 群馬県太田市など3市5町は昨…

1307とはずがたり:2017/08/11(金) 10:16:15

「切り通し、即時見直しを」 滋賀・姉川の氾濫で長浜市長
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/politics/kyoto_np-20170810000203.html
08月10日 22:10京都新聞

 滋賀県長浜市の藤井勇治市長は10日、台風5号による大雨で姉川が氾濫する一因になった堤防の切り落とし部分「切り通し」を「直ちに見直す必要がある」とし、河川管理者の滋賀県に堤防の閉鎖を求めた。16日夜に地元の大井町自治会と県、市による会議を開き、堤防閉鎖に向けて協議を始める方針を明らかにした。

 藤井市長はこの日、大津市の県庁を訪れて三日月大造知事に河川整備と台風被害の復旧支援を要望。姉川の「切り通し」については「今の仕組みを変えないと問題解決にはならない。地元の声を聞くことが前提だが、堤防を設置することが今回の災害の教訓だ」と強調。三日月知事は「被害の全容把握に万全を期すとともに、切り通しについては県、市、地元の会議で閉鎖に向けてどんな対応が有効か話し合いたい」とした。

 要望後、藤井市長は、姉川増水時に地元自治会の判断で切り通しをふさいできたことについて「行政が自治会と綿密に連絡をとる仕組みにはなっていなかった」とし、堤防が閉鎖されるまでは「自治会任せではなく、(水位などの)情報が入る市や県と自治会が連携して維持していくようにしたい」と述べた。

 藤井市長は、同市大井町の集会所で要望内容を同町自治会の饗場富蔵会長(59)に説明。饗場会長は「切り通しについては5年前の自治会総会で、全会一致で廃止すべきだという結論になっている」と述べ、市の方針を是認する考えを示した。

1308とはずがたり:2017/08/11(金) 10:17:09
2017.8.9 07:45
【台風5号】
堤防の切れ目から濁流 滋賀・姉川の氾濫
http://www.sankei.com/west/news/170809/wst1708090016-n1.html

 台風5号の影響で、7日夜から8日未明にかけて滋賀県内各地で激しく雨が降り続いた。長浜市では姉川が氾濫し、住民約550人が一時避難する事態となった。けが人はなかったが、県全体で建物2戸が一部損壊、16戸が浸水するなどの被害が出た。

 県災害警戒本部によると、倒木が屋根に直撃するなどして日野町の住宅と米原市の寺院が一部損壊したほか、姉川が氾濫した長浜市大井町では床上浸水1戸、床下浸水15戸の被害があった。

 各地で雨量が規制値を超えたため道路の通行止めが相次いだほか、長浜、米原両市では、土砂の流出や路面の冠水によって、国道や県道6カ所が全面通行止めとなった。

 6日午後11時から8日午前8時までの雨量は、高島市朽木平良の325.5ミリが最多で、米原市朝日(268.5ミリ)、長浜市余呉町柳ケ瀬(246.5ミリ)が続いた。

 一方、長浜市大井町では姉川が氾濫し、8日未明に避難指示が出された。

 県によると、氾濫場所は道路を通すために堤防が途切れており、増水時には住民があらかじめ用意した仕切り板や土嚢(どのう)などで切り通し部分をふさぐことになっていたが、今回は南側の切り通し部分から水が流れ出したという。

 長浜市によると、切り通しをふさぐのは、大井町の自治会が独自に危険性を判断して行う決まりとなっている。同自治会が8日未明から作業を始めたが、すでに川は氾濫していたため、作業が難航した。

1309とはずがたり:2017/08/26(土) 14:36:16
<秋田岩手大雨>「再建に踏み出したのに、むごすぎる…」2度目の浸水 落胆と困惑
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000009-khks-soci
8/26(土) 9:28配信 河北新報

 「やっと再建に踏み出したのに、むごすぎる」。東北地方北部に24〜25日に降った大雨で、大仙市内を流れる雄物川が3カ所で氾濫し、流域の住宅や工場、水田が浸水した。7月22、23日の大雨でも氾濫した場所で、復旧が進んでいた地域に落胆と困惑が広がった。

 同市神宮寺の建築業興栄建設神岡工場は、作業場や事務所など300平方メートル以上が1メートル程度水に漬かった。従業員によると、25日午前4時ごろに工場脇の小川が急激に増水し、濁流となって工場を襲った。午前11時半ごろに雄物川の水門が開いて水が引き、その後は従業員数人で角材などの資材が散在する工場内の後片付けに当たったという。

 7月の大雨では床上約1.5メートルまで浸水。加工機器8台やダンプカーなど5台が水に漬かり、被害総額は2000万円を超えた。2週間かけて泥かきや水抜きなどをし、今月初旬に営業を再開したばかりだった。

 高橋浄二取締役は「今後の生活は、今は想像できない」と肩を落とした。

 大仙市寺館と、隣接する大巻では、約20ヘクタールの水田が冠水した。「水害の常襲地帯だが、年に2回というのは記憶にない」。同市寺館の農業斉藤好夫さん(82)は困惑した表情を見せた。

 所有する0.9ヘクタールの水田は1.5メートルの深さまで冠水し、穂も水に漬かった。「今月上旬の開花時期と重なっていたら、壊滅的被害だった。冠水期間が長引かないか心配だ」と話した。

 7月の被害で相当な減収を覚悟したが、その後は水が引き、水田は元通りになった。「2度目の浸水は痛手だ。収穫が皆無にならなくても生育に響き、減収になる」と不安を口にした。

1310とはずがたり:2017/08/29(火) 17:09:35

〔秋田大雨〕大仙市の雄物川上流で氾濫発生 安全確保を(8/25)
https://news.goo.ne.jp/article/rescuenow/nation/rescuenow-00000005930589.html
08月25日 09:15レスキューナウニュース

湯沢河川国道事務所と秋田地方気象台は25日09:10、秋田県大仙市の雄物川上流で、両岸から氾濫が発生したとして、氾濫発生情報を発表しました。雄物川上流では7月23日にも氾濫が発生しています。
自治体からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとるよう呼びかけています。

【氾濫による浸水が想定される地区】
・秋田県大仙市:協和峰吉川、寺館、神宮寺

※氾濫による浸水が想定される地区については、一定の条件下に基づく計算結果での推定です。気象条件や堤防の決壊の状況によっては、この地区以外でも氾濫による浸水がおこる可能性があります。

※指定河川洪水予報は、流域面積が大きく洪水により大きな損害を生ずる指定河川について、「氾濫注意/警戒/危険/発生情報」の4段階で注意・警戒を呼びかける情報。市町村からの避難情報等に留意するとともに、急な浸水等に備えるため早期避難を。

1311とはずがたり:2017/08/29(火) 17:13:05
面白そうな番組だw

池の水をぜんぶ抜く大作戦
http://www.tv-tokyo.co.jp/ikenomizu/

1312とはずがたり:2017/09/13(水) 21:50:34
江戸が清潔だったのに対してパリもロンドンも糞尿まみれだったそうだしなー。

ロンドン下水管に「怪物級」の油脂の塊 重さ130トン、長さ250m
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000003-jij_afp-env
9/13(水) 6:40配信 AFP=時事

【AFP=時事】英ロンドン(London)のビクトリア時代に造られた下水管で、重さ130トン、長さ250メートルもの油脂の塊が見つかった。水道大手テムズ・ウォーター(Thames Water)が12日、発表した。

 下水管を詰まらせる油脂の塊は氷山(アイスバーグ)になぞらえて「ファットバーグ」と呼ばれるが、今回の塊は特に大きく、「モンスター(怪物)ファットバーグ」と呼ばれている。

 この塊が見つかったのは、ロンドン東部ホワイトチャペル(Whitechapel)の幹線道路の下を走る下水管。腐敗した食用油脂とウエットティッシュが混ざり合って岩のように硬くなっており、技師らによれば、除去作業には最長3週間かかる。

 テムズ・ウォーター廃棄物部門のマット・リマー(Matt Rimmer)部長は声明で、「このファットバーグは、われわれがこれまで見たものの中で最大だ。まさにモンスターで、あまりに硬くこびり付いているため、除去作業に多大な人手と機材とを要している」と明かした。

「要はコンクリートを壊そうとしているようなものだ。本来は避けられる状況なのに、台所のシンクから脂身や油を流したり、トイレでウエットティッシュを流したりするせいでこうなっているのだから、いら立たしい」と付け加えた。

 公開された画像には、ファットバーグが下水管を完全に塞いでいる様子が写っている。声明によると、現在は作業員8人が強力な高圧ホースで塊を崩してタンクローリーで吸い出し、連日平均20〜30トンを除去している。【翻訳編集】 AFPBB News

1313とはずがたり:2017/09/13(水) 21:58:27

アンゴラ最大の水力発電ダム、操業開始
http://www.afpbb.com/articles/-/3139503
2017年08月18日 12:00 発信地:ルアンダ/アンゴラ

【8月18日 AFP】アフリカ南西部アンゴラのジョゼ・エドゥアルド・ドスサントス(Jose Eduardo dos Santos)大統領(73)は4日、今月末の退任を前に同国史上最大となる水力発電ダムの開所式に臨んだ。

 操業を開始したのは、クワンザ(Kwanza)川流域に建設されたラウカ(Lauca)水力発電ダム。発電容量は2070メガワットで、主要産油国の一つである同国の停電解消が期待されている。

 ブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)によって総工費43億ドル(約4700億円、推定)で建設されたこのダムは、アフリカ大陸全体でも最大規模となる。

 クワンザ同川流域のダムとしては3番目で、4日には6つのタービンのうち2つが稼働。年内にフル稼働する。(c)AFP

1314とはずがたり:2017/09/17(日) 19:41:10
台風18号 大分県 井崎川で氾濫発生
tenki.jp 2017年9月17日 17時01分 (2017年9月17日 19時27分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/weather/20170917/Tenkijp_82051.html

台風18号の影響で大分県では大雨となっています。井崎川で氾濫が発生しました。

大分県で大雨 井崎川が氾濫
台風18号の活発な雨雲がかかり、大分県では大雨となっています。佐伯市付近や津久見市付近などで猛烈な雨が降り、大分県には4回も記録的短時間大雨情報が発表されました。
大分県内では複数の河川で氾濫危険水位を超えていて、大分県の佐伯市を流れる井崎川の稽古屋(右岸)で氾濫が発生しました。
自治体からの避難指示・勧告などの情報に注意し、危険を感じたら早めに避難するようにしましょう。
※追記:午後5時5分、大分市を流れる大野川の利光地区でも氾濫が発生しました。

1315とはずがたり:2017/09/17(日) 20:19:01
台風で氾濫の滋賀・姉川の「切り通し」を封鎖
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%A7%E6%B0%BE%E6%BF%AB%E3%81%AE%E6%BB%8B%E8%B3%80%E3%83%BB%E5%A7%89%E5%B7%9D%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%88%87%E3%82%8A%E9%80%9A%E3%81%97%E3%80%8D%E3%82%92%E5%B0%81%E9%8E%96/ar-AAs1nXF
産経新聞
11 時間前

台風で氾濫の滋賀・姉川の「切り通し」を封鎖: 姉川の堤防で行われた「切り通し」の封鎖作業=16日、滋賀県長浜市大井町c 産経新聞 提供 姉川の堤防で行われた「切り通し」の封鎖作業=16日、滋賀県長浜市大井町
 台風18号が接近するなか、8月の台風5号で姉川が氾濫した滋賀県長浜市の大井町地区で16日、氾濫の原因となった堤防の一部をふさぐ作業が行われた。

 台風5号で同地区では、道路を通すために堤防を途切れさせた「切り通し」と呼ばれる箇所から河川の水があふれたため、住民約550人が一時避難。住宅も浸水するなどした。

 県は南北2カ所の切り通しをふさぐことを決め、この日に作業が行われた。1個約1・8トンの大型の土(ど)嚢(のう)計約100個をショベルカーを使って切り通しに積み上げたほか、板なども使って閉鎖した。

 近くに住む饗場義博さん(66)は「台風5号のときは、玄関先まで水が入ってくるほどで、ボートで逃げて助かった。車も廃車になるなどの被害があった。切り通しをふさいでくれるのは安心だ」と話した。

 また、現場を訪れた藤井勇治市長は「台風18号に間に合ってよかった。スピード感をもって対応してくれた県に感謝している」などと話した。

 この日の作業は応急的な処置で、県は、切り通し部分を来年の夏ごろまでに完全に閉鎖する方針を示している。

1316とはずがたり:2017/09/17(日) 22:42:11
宇連ダムで小水力発電施設整備
東愛知新聞
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/1530

 水資源機構豊川用水総合事業部は、同用水の水がめで新城市川合の宇連ダムに小水力発電施設を整備している。放水する一部の水を発電に使う。駒場調整池(豊川市平尾町)でも工事を行っており、共に来年3月末までに完成させ、供用開始を目指している。完成すれば同用水で4カ所で稼働することになる。
 同機構は2008(平成20)年に地球温暖化対策実行計画を策定し、温室効果ガスの排出抑制などに向けた取り組みを進めている。東日本大震災の原発事故を受けて再生可能エネルギーの導入を目指そうと同事業部では12年度までに小水力発電施設導入に向けた調査を行い、採算性のある二川調節堰(豊橋市雲谷町)と大島ダム(新城市名号)の2カ所を整備して15年度に稼働させた。
 宇連ダムは高低差を利用して水を送って発電する仕組みになっており、計画する最大出力は約760㌔㍗。年間で一般家庭890世帯分の使用量を発電できるという。
 工事では放流管から分岐させる管を設置。横軸の水車2台を設けて発電させる。発電した電力はダム内の管理事務所の電源に使われ、今後、余剰電力は電力事業者に売電する。
 一方、駒場調整池では流入工部分に最大出力53・4㌔㍗の小水力発電設備を整備している。

1317とはずがたり:2017/09/17(日) 22:42:38
富県に小水力発電施設完成
春富水力発電所竣工式 60人が完成祝う
http://inamai.com/www/ictnews/detail.jsp?id=49184
 長野県などが農業施設の維持管理の負担軽減を目的に伊那市富県に建設を進めてきた春富水力発電所が完成しました。
 11日は、現地で竣工式が行われ、県や伊那市、地元の春富土地改良区の関係者およそ60人が見守る中、ボタンが押され発電が始まりました。
今回建設されたのは、農業用水路の22メートルの落差を利用した小水力発電施設です。
 春富土地改良区が管理する上段のかんがい用水路から取水し、長さ40メートルの導水管を通って発電所内の水車を回します。
 発電は、水路に水が通る農繁期の4月から9月にかけて行われ、発電出力は197キロワット、140世帯の1年間の電気を賄う規模だということです。
 事業費はおよそ4億円で、半分を国の補助、4割を県と市の補助で賄い、1割を春富土地改良区が負担します。
 今後は、春富土地改良区が維持・管理を行い、発電した電力は国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用して売電します。
 春富土地改良区では、かんがい用水路の建設から50年以上が経過し老朽化が見られることから、収入を整備費用にあてるということです。

1318とはずがたり:2017/09/19(火) 14:04:21

台風18号 大分 17か所の川の護岸壊れる
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011147561_20170919.html
12:44NHKニュース&スポーツ

台風18号に伴う大雨の影響で、大分県内では、川の護岸が壊れる被害が臼杵市や豊後大野市などを中心に17か所で確認されました。

大分県の災害対策本部は午前9時現在の県内の被害状況をまとめました。それによりますと、記録的な大雨に伴い河川が増水した影響で、これまでに川の護岸が壊れる被害が17か所で確認されています。

地域別では、臼杵市が田井ヶ迫川などで8か所、豊後大野市が酒井寺川などで4か所、大分市が寒田川などで3か所、佐伯市が暁嵐川などで2か所となっています。

大分県によりますと、いずれの川も現在は水がひいているということですが、川を管理する大分県などは、応急的な復旧を急ぐことにしています。

一方、道路が土砂に埋まるなどして車での通行ができず、孤立状態にある地域もあり、合わせて125世帯、221人が孤立しています。

地域別では、豊後大野市で52世帯99人、津久見市で49世帯79人、佐伯市で24世帯43人となっていますが、大分県によりますと、いずれも徒歩では行き来ができるということです。

このほか、住宅の被害は合わせて635棟に上り、このうち床上浸水が239棟、床下浸水は390棟で確認されています。

大分県や各自治体は現在も調査を進めていて、被害が大きかった津久見市などでは、今後、建物の浸水被害が大幅に増えるおそれがあるということです。

1319とはずがたり:2017/09/19(火) 19:05:56
【台風18号】九州、四国、本州、北海道の全てに上陸した初の台風に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-00000835-weather-soci
9/18(月) 17:27配信 ウェザーニュース
【台風18号】九州、四国、本州、北海道の全てに上陸した初の台風に
提供:ウェザーニュース
 3連休に全国各地へ影響をもたらした台風18号。史上初、日本の本土4島(九州・四国・本州・北海道)に全て上陸した台風となりました。

 台風18号は強い勢力で沖縄先島に接近後、17日の午前10時半頃に九州の鹿児島県に上陸、さらに午後には四国の高知県へと再上陸しました。進路をやや北に向け、夜のうちに今度は本州の兵庫県に再上陸。日本海へ抜けた後に日付をまたいで18日昼には北海道へ再上陸しました。(道内でも複数回上陸し今回の台風だけで5回も上陸しています。)

 日本の本土を構成する主な5つの島のうち、上陸と表現する4島(九州・四国・本州・北海道)に上陸するのは統計を開始した1951年以降初となります。※なお、沖縄先島の上空を台風が通過したとしても気象庁では「上陸」という定義は使わず「通過」と表現します。

◆秋の台風は日本列島を直撃しやすい

 台風は太平洋高気圧の縁に沿って北上します。秋になって太平洋高気圧の勢力が弱まると、台風の通り道となる太平洋高気圧の縁がちょうど本州付近となり、台風が本州を直撃しやすくなるのです。

 まだ今後も台風が生まれる可能性はありますので、このような台風の特徴を知り、備えなどに活用していただければと思います。

1320とはずがたり:2017/09/19(火) 19:06:59
「危機的状況」九州でエイズ感染急増 16年福岡は61%増 佐賀、熊本過去最多
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00010000-nishinpc-soci
9/19(火) 9:43配信 西日本新聞

 福岡県を中心に、九州でエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が増えている。東京や大阪など都市部を含めて全国的には減少か横ばい傾向にあるだけに、九州の増加が目立つ。専門家は、感染者の多いアジアとの往来が増えてウイルスが持ち込まれるケースや、予防啓発活動の不十分さが一因とみており「危機的状況で、より効果的な予防啓発が必要だ」と警鐘を鳴らしている。

 国のエイズ発生動向調査によると、2016年の福岡県のHIV感染者、エイズ患者の新規報告者数は、いずれも46人で計92人と過去最多。15年と比べて61%増えており、特に40代や50歳以上が増加している。佐賀計9人、熊本計19人も過去最多となった。16年の地域別では九州が計169人で32%増。これに対し、関東・甲信越は695人で4%増と横ばい、近畿は265人で11%減など、5地域は前年より減少していた(福岡県以外は速報値)。

 新規報告者数(15年)で全国の感染者・患者の内訳は、日本人男性が約9割、感染原因は同性間性的接触が最多の約6割だった。福岡県も全国と同様の傾向だが、患者が3割程度の全国データに対して、福岡県の患者比率はほぼ半数で、発症してから報告されるケースが際立っている。

 エイズ治療の九州ブロック拠点病院、国立病院機構九州医療センター(福岡市)のAIDS/HIV総合治療センターの山本政弘部長は「福岡での感染の広がりが九州全体に広がっている印象。患者の比率から、実際の感染者は報告よりもかなり多いはずだ」と指摘する。

 各自治体では無料検査を定期的に実施。山本部長は「感染、発症が分かっても、今は薬でウイルスの増殖を抑えられる。検査を受けて早期に発見・治療できれば、感染者自身の健康も維持でき、感染拡大のリスクも減らせる。心当たりがある人は早く検査に行ってほしい」と呼び掛けている。

=2017/09/19付 西日本新聞朝刊=

1321とはずがたり:2017/09/23(土) 22:46:49
国連軍(この辺を解放するのは中国の人民解放軍だらうな。。)に解放して貰ってから現代日本の技術で造ってやろう!
ダメな工業製品しか造れなかった戦前の帝國日本が造れなかったといっても戦後は土建国家日本として可成りの技術的進歩を遂げてきた訳だし♪

まあこれで政権崩壊が一番の良策だろうが,無理となったら平壌の高層ビルみたいに棚晒しになるんじゃない?

核で驕る北朝鮮 巨大ダム・水力発電所建設で「万人単位の死者」説
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170922-00530541-shincho-kr
9/22(金) 6:10配信 デイリー新潮

祖父から続く悲願
 端川市と言っても、知らない方が大半だろう。日本の街ではない。「タンチョン市」と読み、北朝鮮の北東部、日本海側に面している。地下資源に恵まれ、化学・工業地帯に位置付けられている。

 ***

 この端川市でダム・水力発電所の建設に関する巨大事業がスタートし、国内外の両方で多くの注目を集めている。無謀極まりない計画とされ、実際に建設が進めば、万単位の死亡者が出てもおかしくないという。最悪のシナリオが現実のものとなれば、金正恩体制が大きなダメージを受けるのは必定だ。北朝鮮の強制収容所問題を追及する宋允復氏が言う。

「計画は金正恩の祖父、金日成の頃から立案されていました。しかし建設に着工することさえできず、次代の金正日も基礎的なダムと発電所を一つずつ完成させるので精一杯でした。ところが、それが今になって、全計画を現実のものにすると言うのです。理解に苦しみますが、金正恩は、祖父や父でも成し遂げられなかった巨大事業を、自分が成功させてみせると意欲を燃やしているのかもしれません。ですが、それはあまりにも無茶です」

 まず北朝鮮の発表から見てみよう。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は17年5月19日、端川発電所の建設着工式が行われたと報じた。

《端川発電所の建設は、祖国の北部全域の険しい山を貫き、数百㎞の水路を形成して(略)河川の水を効果的に利用するための基本的なダムと発電所を建設する膨大な大自然改造戦である》

 いかにも北朝鮮のメディアらしい文章だが、この調子で延々と続いていくにもかかわらず、肝心の建設計画ついての説明は全く存在しない。ならば、今度はアメリカ政府系の「ラジオ・フリー・アジア」が5月26日に放送したニュースを引用してみよう。

《端川発電所が去る5月19日に着工式を行い、工事に入りました。この発電所は、総発電容量が200万kwのカスケード発電所です。端川発電所の建設は、北朝鮮建国以来最大の土木工事として知られています》

日本人には信じられない巨大計画
 報道では発電所の建設には、現時点で青年突撃隊約1万人と、従業員が3万人ほど従事していると明かし、その上で《端川発電所の建設が成功するかどうかが、金正恩政権の民心の行方を決定し得るし、したがって、金正恩体制の運命に影響を与え得る》と解説している。指導者層にとっても一種のギャンブルという巨大事業なのだ。

 別の消息筋は、そもそも端川発電所の設計は、植民地時代に日本側が手がけたものだが、《膨大な作業量と地理的不安定のために建設を放棄した》と証言。更に《金日成も1980年代に西海閘門、端川発電所のいずれを建設するのかをめぐりかなり苦心したと聞いている》とも明かしている。

 ラジオ・フリー・アジアが明らかにした建設計画を、箇条書きにしてみよう。

(1)端川発電所は160kmの水路を通し、落差を利用して電気を得る。8つのダムと発電所が建設される。

(2)一日平均の建設労働者は40万人。完成すると合計の発電容量は200万kw。

(2)2020年までに完成する計画だが、たとえ人材と資材が確保されたとしても2025年までに完成するのは難しい。

(3)建設に必要な人材とセメントの量も膨大だが、数十万トンを超える鉄筋を適時に確保できるか疑問。

(4)流動的な地質層と石灰岩層も工事中断の要因で、建設に失敗すれば、金正恩政権には大きな打撃。

 日本は島国であり、北朝鮮はユーラシア大陸に位置している。簡単な比較はできないが、それにしても示される数字は、我々にとっては信じられないものばかりだ。

1322とはずがたり:2017/09/23(土) 22:47:12
>>1321-1322
 まず総発電量200万kwと言うが、日本では揚水式の最大が奥多々良木発電所(兵庫県朝来市)で193万kw。揚水式を除くと、奥只見発電所(福島県檜枝岐村)で56万kwだ。ちなみに奥只見ダムは日本一高い重力式コンクリートダムで、小説『ホワイトアウト』(真保裕一・新潮文庫)のモデルという説もある。

原発を2基作れば終わり
 揚水式の水力発電は夜間の余剰電力を使って水をくみ上げ、日中に発電する。電力不足に悩む北朝鮮に余分の電力などないだろう。非揚水式と推測しても問題ないはずだ。

 ラジオ・フリー・アジアは、この巨大プロジェクトは「8つのダムと発電所を建設」した上で、合計の発電容量が200万kwと報じている。単純に割れば1つの発電所で25万kwとなる。

 日本の水力発電で、なおかつ揚力式でないもので探してみる。資源エネルギー庁の「水力ランキング」によると、手取川第一(石川県白山市)発電所が全く同じ25万kw。奥只見発電所が日本1位で、手取川第一は6位だ。

 6位とはいえ、観光などで訪れた方は、その巨大さに驚かれただろう。北陸地方では黒部ダム(富山県立山町)に次ぐ高さを誇り、北陸屈指のダムと評価されている。北朝鮮とは自然環境も異なるし、工法も違う可能性もある。もっと難易度の低いダムを選ぶかもしれないが、それにしても、これほどのものを8基作るとなると、日本だって簡単ではないだろう。北朝鮮に可能だとは到底思えない。

 更に水路の長さが160kmだという。日本の川なら蛇行しているとはいえ、荒川(173km)や十勝川(156km)というレベル。新幹線なら東京を出発し、新富士駅と静岡駅の間だ。北朝鮮側の言う《祖国の北部全域の険しい山を貫き、数百㎞の水路を形成する》のが本当だとすれば、これは確かに万単位の死者が出てもおかしくないと背筋が凍ってくる。宋氏が言う。

「北朝鮮の電力不足は深刻です。しかし火力発電所を作ろうと思っても、石油は中国やロシアからの輸入に頼っています。北朝鮮は核開発を強引に進めていますから、リスクはゼロにしたい。他国に頼らない発電となれば、確かに水力発電しかありません。その背景は分かります。とはいえ原子力発電所1基の発電量は100万kwとも言います。核兵器の製造に血道を上げず、核の平和利用を推進していたなら、原発を2基作ったら終わりです。水力発電と違って、原発建設なら死亡者は桁違いの少数にとどまるでしょう」

ダムによる権力瓦解が最高のシナリオ!?
 もし万単位の死者が出れば、大量の遺族が生まれる。彼らが金正恩体制を恨む。これは尾を引くに違いない。

「これまで北朝鮮は大量の餓死者を出しながら、国民が必死になって市場経済を成り立たせてきました。しかし政権は様々な規制をかけ、貴重な人民の富を今も吸い上げています。そして核兵器開発、ミサイル開発です。私が関わっている脱北者支援のルートからも、北朝鮮の国民が怨嗟の声を漏らしていることが伝わっています。その上でのダム、発電所建設ですから、国内外の注目が集まっているのです」(同)

 そんな脅威の中、北朝鮮が「亡国」のダム・水力発電所建設計画をスタートさせたのだから、これは喜ぶべきことであるという見方も可能になってくる。

「ダムと発電所の建設計画が失敗に終わり、金正恩政権の屋台骨が崩れて国が平和裏に瓦解するのが、最も理想的なシナリオではないかと考えることもあります。大量の難民が発生するなど、様々な問題が生じるでしょうが、核の恐怖に怯えることに比べれば、どうということはないのではないでしょうか」(同)

 ちなみに、ダムの建設現場は土壌が脆弱な場所もあり、植民地時代に建設計画が実現しなかった原因との証言は、先にラジオ・フリー・アジアの報道にあった。建設を強行し、奇跡的に完成したとしても、その後に瓦解する可能性があるわけだ。

 もし決壊すれば、まさに『ホワイトアウト』の世界だ。ダムが貯めた大量の水が濁流となって流れ落ちていく。その破壊力は想像を絶する。本当に迷惑な国家だと言わざるを得ない。

週刊新潮WEB取材班

2017年9月22日 掲載

1323荷主研究者:2017/10/01(日) 10:54:47

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170910/CK2017091002000090.html
2017年9月10日 中日新聞
明治の船宿を初公開 浜松・天竜

明治30年に田代家が造り、筏師らが利用した船宿=9日、浜松市天竜区二俣町で

 天竜川で木材を運んだ筏師(いかだし)らが使用した明治期の船宿が九日、浜松市天竜区二俣町鹿島の展示施設「筏問屋田代家住宅」に隣接する同所で初めて一般公開された。船宿は全国にもほとんど残っておらず、住民有志は地域の貴重な遺産として活用したいという。

 田代家は戦国時代、徳川家康の遠州侵攻に協力して税免除の特権を受け、天竜川の筏問屋で財を築いた。船宿は一八九七(明治三十)年に建設、木造瓦ぶき二階建てで十部屋ある。

 住民有志でつくる「鳥羽山城跡とまちづくりの会」が建物を調査、田代家の文書で確認した。

 筏師は山で切った木材で筏を組んで流し、江戸-明治期に集積地として栄えた河口の掛塚(磐田市掛塚)まで運び、戻ってくる際に船宿を利用した。昭和三十年代に佐久間、秋葉ダムが相次いで完成、輸送もトラックに置き換わり、天竜川で筏の運搬は姿を消した。

筏師が使用した道具を説明する曽我清臣さん(右)=9日、浜松市天竜区二俣町で

 同会は天竜川の歴史に触れてもらおうと、船大工の道具や、筏が天竜川を下る田代家所有の明治時代の写真など五十点を並べた。

 同会代表の曽我清臣さん(75)は「文化財として取り壊さず、地域のまちづくりに生かしたい」と話す。十一月十九日まで、土日祝日に公開。問い合わせは曽我さん=電053(925)6057=へ。

(島将之)

1324荷主研究者:2017/10/01(日) 12:00:56

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170927/CK2017092702000102.html
2017年9月27日 中日新聞
井川など「幻の工法」ダム 人気沸騰

◆コンクリ節約「中空式」誕生60年

中空重力式として日本で初めて完成した井川ダム=静岡市葵区で

 ダム本体の堤部分に空洞がある「中空重力式ダム」が日本に誕生して六十年になる。コンクリートの節約を狙った構造だが、工事に手間がかかるため建設した数は少なく、国内に約三千あるダムのうち中空式はわずか十三カ所。最近は珍しさからダムマニアの注目を集め、地域の観光資源としても活用されている。

 大井川上流の中部電力井川ダム(静岡市葵区)は一九五七(昭和三十二)年九月に完成し、堤の高さは百メートル余り。日本の中空式の第一号だ。水力土木の経験が長い水野明久会長(64)は「私たちの先輩が歴史を開いた」と胸を張る。

 戦後の電源開発で懸念されたのが膨大な建設費。中電建設部は中空式にすれば当時は貴重だったコンクリートの使用量を浮かし、費用を抑えられると考えた。中空式の先進国イタリアから技師を招いて研究し、社内の反対派を説得した。井川ダムに利用したコンクリート量は四十万七千六百立方メートルと、空洞のない重力式ダムと比べて20%もカット。建設費も16%減らした。

 しかし、中空式ダムはコンクリート原料を大量に流し込めず、型枠を一段ずつこしらえるなど人手がいる。高度成長期、原料が値下がりする一方、建設作業員の人件費は上昇。コンクリートよりも人手を節約する必要が出て、七〇年代前半を最後に造られなくなった。強度にも優れているが日本では今後、新規案件が出ない「幻の工法」と呼ばれている。

 中空式の特徴を肌で感じられるのが国土交通省管理の横山ダム(岐阜県揖斐川町、六四年完成)。前日までに予約すれば内部を見学できる。イベントホールに仕立てた高さ四十メートルもの空洞は音響効果に優れ、コンサートも開かれる。

 観光客らに事務所が配るダムカードの数も昨年度は約五千五百枚と、配布開始の二〇〇七年度と比べて十七倍に増加した。中川喜久・横山ダム管理支所長は「中空式は珍しい、と喜ぶ人が多い。ダム開発のスケールの大きさと中空式の大胆さが再評価されている」と分析する。

(名古屋経済部・小柳悠志)

1325とはずがたり:2017/10/09(月) 00:19:25
「黒部」など水力に脚光=発電増へ設備更新―大手電力
時事通信社 2017年10月8日 14時14分 (2017年10月8日 23時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171008/Jiji_20171008X140.html

 大手電力が、建設から年数がたった水力発電所の設備を更新するなど、発電量の増加に取り組んでいる。温室効果ガス削減が求められる中、二酸化炭素(CO2)を出さず、低コストで安定的に発電できる水力を有効活用する。関西電力は富山県の黒部川流域などで、水力の増強を進めている。
 黒部川流域には現在、12の発電所があり、発電出力は約100万世帯分に相当する計約90万キロワットという貴重な電源だ。映画の舞台になり、戦後日本の経済成長を支えてきた日本最大級の黒部ダムもこの流域にある。
 関電は5月、運転開始から80年が経過した黒部川第2発電所の1号機の水車や発電機を高効率なものに交換した。2、3号機も交換し、2021年11月までに総出力を従来比3.8%増の7万4700キロワットに高める予定だ。
 今年9月下旬には、1985年に廃止された黒部川水系の発電所で使用されていた堤や導水路を再利用し、出力1520キロワットの新たな発電所を設置すると発表した。関電は設備更新や既存設備の活用により、計約3万キロワットの水力発電量の増強を計画している。中部電力も水力発電の設備更新や運用見直しにより、16年度までに約5万5800世帯分に相当する発電量を増やした。

1326荷主研究者:2017/10/14(土) 22:15:12

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20171004/CK2017100402000086.html
2017年10月4日 中日新聞
大井川電源開発60年 枯れぬ情熱
◆水一滴もエネルギー

井川発電所建設の苦労を語る丹羽哲郎さん=名古屋市東区の中電本店で

 中部電力による静岡県の大井川電源開発で第一陣となった井川水力発電所(静岡市葵区)が、一九五七年九月の運転開始から六十年を迎えた。周辺工事を含めて七十二人の犠牲者を出して完成し、今では流域全体で六万世帯分の電気を生み出す。東日本大震災後に注目を集める再生可能エネルギーとして、発電量を増やす取り組みも進めている。

 井川発電所は山深い里にもかかわらず、建設が最盛期だった五三年ごろは全国から三千人以上の作業員が集まった。中電と施工業者、住民の間で一体感が生まれ、「逢う瀬 逢わぬ瀬 井川じゃひとつ 同じ想いのダムとなる」と井川地域の小唄にもなった。資材運搬のため大井川鉄道井川線も建設された。

 当時を知る元中電社員の丹羽哲郎さん(91)=名古屋市昭和区=によると、ダム建設には重機もなく、人海戦術に頼った。高価なコンクリートの使用量を減らすよう指示もあり、丹羽さんはセメントと砂利の配合を工夫するなどコンクリート強度の研究を重ねた。「戦後復興はエネルギーからとの思いで休みなく働いた」と懐かしむ。

 五〇年代の発電は水力がメイン。名古屋など都市部の電力需要に合わせ、中電はその後も大井川の開発を急ぐ。五七年には上流で畑薙第一水力発電所(葵区)の建設に着手。コンクリート節約のため、ダムの堤の内部を空洞にする中空重力式を採用し、この構造としては世界一の高さ(百二十五メートル)のダムとなった。

中空重力式として世界一の高さを誇る畑薙第一ダム=静岡市葵区で

 大井川水系には現在、十三の発電所があり、総発電能力は六十一万キロワットに達する。ダムの適地は開発され尽くしているが、中電は既存のダム横で放出されるわずかな水を利用し、今年二月からは十四番目の水力発電所を建設している。新たに三百五十世帯分の使用電力量を生み出せる見通しだ。

 井川発電所のダムなどでも、ためた水を無駄に下流に放水しないで済むようダムでの貯水と発電のタイミングの最適化を進めている。杉本公成・井川水力管理所長(57)は「貴重な純国産エネルギーの水を一滴も無駄にせず発電に活用したい」と話している。

(小柳悠志)

1329とはずがたり:2017/10/30(月) 20:45:12
場所が知りたい

全国の堤防 約20か所でかさ上げ不十分 会計検査院
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171026/k10011199031000.html
10月26日 18時59分

洪水対策を目的とした堤防の改修工事が進められている全国の川のおよそ20か所で、堤防の高さのかさ上げが不十分であることなどが原因で増水した際に水があふれるおそれがあることが会計検査院の調べでわかりました。
大雨による川の氾濫などの被害額は、ここ数年、年間3000億円を超えていて国土交通省は、毎年4000億円をかけて、全国の堤防の高さをかさ上げしたり川幅を広げたりするなどの対策を進めています。

会計検査院が対策の状況について全国800余りの川の堤防を抽出して調べたところ、およそ20か所で、堤防の一部がかさ上げされず低いままになっていたり、川が一部だけ拡幅されないままになっていたりして、5年以上にわたり水があふれるおそれがある状態になっていたことがわかりました。

このうち埼玉県内の荒川では、高さおよそ7メートルの堤防をおよそ10メートルにかさ上げする工事が進められていますが、古い橋の周辺だけがかさ上げされないままになっています。

ほかの場所でも古い橋が残っていたり周辺の土地を取得できなかったりしたことが、原因で堤防のかさ上げや川の拡幅ができていないということです。

背景には、橋を架け替える部署との連携不足や地権者との合意形成が難航していることがあるということで、検査院は国土交通省に対し改善を求めることにしています。

国土交通省は、NHKの取材に対し、「改修には時間がかかるため危険性の高い場所から順番に進めざるをえないのが現状だ。関係部署との連携などについては一層努力していきたい」としています。
堤防低い部分で水あふれる被害
古い橋があるために堤防が低くなっている部分から水があふれる被害は最近も起きています。

滋賀県長浜市の姉川では、ことし8月、台風による大雨で増水し、古い橋があり堤防が低くなっている部分から川の水があふれ、およそ20棟が浸水する被害が出ました。この橋は昭和8年につくられましたが、橋の部分だけが周りの堤防よりも1.5メートルほど低くなっていたということです。

この部分の対策として、大雨で増水するおそれがある場合には、住民たちが角材を積み上げて「せき」をつくり、水があふれるのを防ぐことにしていましたが、8月の台風では、水位が急激に上昇したため、間にあわなかったということです。
専門家「防災上 大きな問題」
堤防の整備に詳しい京都大学防災研究所の多々納裕一教授は「古い橋の周辺で堤防のかさ上げなどができていないことは防災上、大きな問題だ。洪水が起きやすい場所は緊急に対策を講じる一方で、そうでない場所は、堤防が低くなっている部分を閉鎖する「陸閘(りくこう)」と呼ばれる設備を整備し、とりあえずの対策をとることも一つの方法だと思う。抜本的な対策としては、堤防や橋の整備だけでなく、周辺の都市計画も含めて検討する必要があり、国土交通省内部の複数の部署をまたいだ取り組みが重要になる。河川を管理している国土交通省は、工事を行うべき場所の優先度を把握しているはずなので、ロードマップを作るなどしたうえで、市民も巻き込んで幅広く議論していくことが求められる」と話しています。

1330とはずがたり:2017/11/04(土) 14:07:01
水力発電、「純国産」で再び脚光 電力各社、相次ぎ設備増強
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/bsd171027007
06:17フジサンケイビジネスアイ

 電力各社が水力発電所の増強を進めている。発電容量は比較的小さいが、太陽光などを含む再生可能エネルギーの中で水力は供給が安定し、運転費用も安価に抑えられるためだ。大規模ダム開発が難しくなる中、既存設備の活用や更新で導入拡大を目指す。東京電力福島第1原子力発電所の事故後は原発稼働停止に伴い、安定的で安価な電力として石炭火力発電所の新設計画が相次いだが、環境省などが液化天然ガス(LNG)火力の2倍にも上る二酸化炭素(CO2)排出を問題視。計画の見直しや中止の動きが出る中、「大正・昭和の遺物」とみられていた水力が再び脚光を浴びている。

 採算性高く収益向上

 関西電力は9月、富山県黒部市の弥太蔵谷川(やたぞうだにがわ)に水力発電所を建設することを決めた。富山地方鉄道(富山市)が1985(昭和60)年に廃止した発電所の導水路などを活用し新設する。2021年4月に着工、22年12月の運転開始を目指す。

 年間発電量は一般家庭約3200世帯分の年1010万キロワット時。弥太蔵谷川は、関電が1961(昭和36)年に一部運転を始めた「くろよん」こと黒部川第4発電所(富山県黒部市)を皮切りに開発してきた黒部水系に位置する。関電は同水系の黒部川第2発電所(同)も2021年までに出力を現在比4%増の約7万5000キロワットに増強する。

 関電は30年に再エネを現在の33万キロワット(計画含む)から50万キロワットに引き上げる方針。15年6月に「水力事業本部」を新設し、増強を本格化した。再生可能エネルギー事業戦略室の谷川智樹副部長は「水力は燃料費がかからず、採算性が高い純国産エネルギー」と強調する。

 東北電力は9月、11年から改修していた鹿瀬発電所(新潟県阿賀町)の運転を再開した。発電機を6台から2台に減らしたが、高効率の水車を採用。最大出力は5万4200キロワットと従来比約5000キロワット増えた。「新規開発に適した地域が少なくなる中、更新で最大限活用したい」(広報担当者)

 北陸電力グループは新潟県糸魚川市に年約8500万キロワット時を発電する水力発電所を22年に新設する計画。CO2排出量を年約5万トン削減できると試算する。

 政府は30年度の電源構成のうち、水力の比率について「8.8?9.2%程度」とほぼ横ばいを想定した。設備老朽化が進む中、中長期指針のエネルギー基本計画は「(水力は)既存ダムの発電設備設置や、既に発電利用されている設備のリプレース(更新)などによる出力増強などを促進する」と明記している。

 東日本大震災を受け、国土交通省は13年、河川環境や河川使用者への影響が生じない場合に限り、水力発電所の新設・増強に必要な取水量を増やすための手続きの簡素化を打ち出した。これにより、電力各社は出力増強がしやすくなった。

 中小規模の市場拡大

 水力発電は燃料費がかからず、稼働率が上がるほど収益底上げにつながる。ただ、適地は少なくなっており、大規模ダムの新設は難しい状況だ。

 このため、既存河川の水流や高低差を活用した出力3万キロワット未満の中小水力発電所の建設市場が広がりつつある。矢野経済研究所は7月、固定価格買い取り制度(FIT)の30年度の中小水力発電買い取り金額は16年度比4倍超の2300億円に拡大するとの市場予測を発表。太陽光などの売電価格が下落する中、中小水力は高水準の価格が維持されており、今後も市場の伸びが見込めるという。

 FITでは新設した中小水力発電所の電気を1キロワット時当たり、規模に応じて24?34円で買い取っている。今年度から19年度にかけても20?34円での買い取りが決まっている。

 原発や火力発電の陰に隠れていた水力発電は平成の今、「純国産エネルギー」として再び注目され始めた。(会田聡)

1331とはずがたり:2017/12/08(金) 18:41:27
大阪が大災害なのと滋賀県が大災害なのとどっちを選ぶかという問題の時,明らかに大阪の被害総額の方が大きくなりそうだから全閉するってのは一つの考え方であらう。滋賀県がそれに納得出来ないのも当然であるが。

脱ダムは見識であるからダムに頼らない形での治水が望ましいんだけど。

瀬田川と合流する木津川の水,奈良県で貰ったるでぇ〜。もう遣ってるのかな??

琵琶湖:国が洗堰全閉、滋賀県反発 長時間なら大被害
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E5%9B%BD%E3%81%8C%E6%B4%97%E5%A0%B0%E5%85%A8%E9%96%89%E3%80%81%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E5%8F%8D%E7%99%BA-%E9%95%B7%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AA%E3%82%89%E5%A4%A7%E8%A2%AB%E5%AE%B3/ar-BBGnl0b#page=2
毎日新聞 6 時間前

 10月に台風21号が滋賀県内を襲った際、大津市の瀬田川にある瀬田川洗堰(あらいぜき)(同市南郷)を管理する国土交通省琵琶湖河川事務所が、堰を完全に閉じる「全閉」操作を実施し、県内の自治体首長や県議らに反発が広がっている。下流の被害抑止と引き替えに上流の琵琶湖で水位が上昇し、長時間に及べば県内で被害が懸念されるからだ。今回は短時間だったが、県は遺憾の意を国に伝え、7日の県議会本会議では三日月大造知事が「誠に残念だ」と改めて述べた。これに対して国側は「規則に従った」と説明し、両者の立場は平行線のままだ。【大原一城】

 瀬田川は琵琶湖から流れ出す唯一の天然河川で、宇治川、淀川と名前を変えて大阪湾に注ぐ。水量を調節するため、現行の洗堰は可動堰として1961年に設置。ただ、全閉操作は琵琶湖の水位上昇の「副作用」が大きいとされ、通常は実施せず、国も「将来は全閉操作を原則しない」との方針は定めている。それでも2013年には41年ぶりに実施し、今回は4年ぶりになった。

 国交省琵琶湖河川事務所によると、台風21号では下流の天ケ瀬ダム(京都府宇治市)で流入量が基準値を超え、10月23日午前1時52分に全閉を開始。同3時半までの約1時間半閉じた後、基準を下回ったことから再び開けた。

 この時、滋賀県は全閉前に同事務所から連絡を受け、電話や文書で回避を要請。全閉後も早期にやめるよう求めた。

 今回は短時間だったため琵琶湖の水位上昇は0.4ミリにとどまり、影響は限定的だったとみられる。ただ近年は実施されなかった操作が立て続けにあったことで懸念が広がり、県内市町の首長や県議らが激しく反発している。

 7日の県議会本会議では自民党の県議が「滋賀がいわばダム的存在を押し付けられている」と批判した。三日月知事は「全閉は沿岸部の浸水を助長し、県民生活に多大な影響を及ぼす」と答弁。今後は「国などに粘り強く、強く立場を訴えていく」ともした。

 三日月知事は、全閉の判断基準になっている天ケ瀬ダムの再開発に加え、瀬田川より下流の宇治川の改修などを国に要望し続けることが重要との立場だ。これに対して自民県議や首長らは、嘉田由紀子前知事から続く「ダムだけに頼らない流域治水」を掲げる三日月氏の政治姿勢を疑問視。嘉田氏が大阪府などと合意していったん凍結された大戸川ダム(計画地・大津市)の建設に結び付ける主張も強めている。来年7月に任期満了を迎える知事選もにらんださや当てが続きそうだ。

1332とはずがたり:2017/12/12(火) 20:41:18
ジャパネット 飲料水事業に参入 山梨のコウノウォーター買収
11:27長崎新聞
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/business/nagasaki-105396840.html

 通販大手ジャパネットホールディングス(佐世保市)は、ミネラル水製造・販売のコウノウォーター(山梨県山中湖村)の全株式を取得し飲料水事業に参入すると発表した。2018年1月9日付を予定。取得額は非公表。
 企業買収は5月に完全子会社化したサッカーのV・ファーレン長崎(諫早市)以来となる。「救済買収」の意味合いが強かったV長崎や、関連企業の統合を除けば初めて。これで傘下9社体制になる。ジャパネット社は「今後も新しいサービスを発掘する」としており、18年はさらなるグループ再編も計画しているという。
 コウノ社は05年に設立。資本金1千万円。天然水の製造・販売、OEM生産(相手先ブランドによる生産)を展開している。富士山北麓で採水した「スーパーバナジウム富士」はモンドセレクションで受賞歴があり、家庭用ウオーターサーバーで提供されている。
 ジャパネット社は13年からコウノ社の販売代理店としてウオーターサーバーを取り扱っていた。「ウオーターサーバーの日本での普及率は低い。自社サービスとして責任を持ち、品質の高いものをお届けしたい」としている。

1333とはずがたり:2018/02/07(水) 22:04:49
砂漠の国イスラエルが「水の超大国」に化けた理由
Forbes JAPAN 2018年2月7日 12時30分 (2018年2月7日 21時46分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20180207/ForbesJapan_19619.html

イスラエルでは水不足は語り尽くされたテーマだ。人々は水を無駄にしないよう幼い頃から教え込まれ、少雨でガリラヤ湖の水位が下がれば国内のムードも落ち込む。それがイスラエルだった。だが、イスラエルはもはや水に悩んでいない。それどころか、水資源分野で超大国になった。

米国のセス・M・シーゲルの著書でベストセラーとなった『水危機を乗り越える!砂漠の国イスラエルの驚異のソリューション』(草思社刊/秋山勝訳)によれば、イスラエルの変化の起源は建国以前の英国統治時代にまで遡る。

当時、英国政府はパレスチナで人口が増加すれば水不足が起きるとして、ユダヤ人の入植を制限する方針を提示。ユダヤ人共同体は、この方針に対抗するため、さまざまな取り組みに着手した。後にイスラエルとなる地域に居住できる人口は、英国の予測では最多で200万人だったが、今日イスラエルを含むヨルダン川西域の人口は1200万人に達している。

イスラエルの水資源戦略は水道から農業、技術からマネジメントまで多岐にわたる。1930年代にユダヤ人入植地域で始まった細流灌漑による農業生産の拡大が建国前の最大の成果だとすれば、建国後に最初の鍵となったのは排水処理だ。

50年代に構想が始まった下水処理場の建設が実現したのは73年。予算の制約などで遅れたものの、その後の進展は早かった。イスラエルではいまや、農業用水の85%が浄化水だ。この比率は世界2位のスペインで25%だから、イスラエルは大差をつけてのトップだ。…

新旧200社の”水企業”が世界を目指す

水産業が次に取り組んだのは海水の脱塩だった。半透膜によって塩分と水を分離する逆浸透膜方式による最初の海水淡水化施設は南部のアシュケロンに建設され、高品質の真水を低コストで生み出した。その後、逆浸透膜式淡水化施設は各地で民間企業によって建設、運営され、現在は国内の水消費量の70%近くを担っている。

イスラエルの水技術の恩恵は世界にも広まっている。多くのイスラエル企業が発展途上国のみならず先進諸国でも事業を展開しており、水関連産業の輸出額は年22億ドル規模まで膨らんだ。

水関連事業を国内外で展開しているイスラエル企業は200社近くある。古参の大手であるネタフィムやプラソン、アミアドに加えてスタートアップ企業も数多くある。

アクワイズは世界400カ所で淡水化施設を運営。エメフシーは電力使用量を約90%減らせる排水処理技術を持ち、中国やエチオピア、米国で事業を手がける。アラドの遠隔操作で情報収集が可能な水道メーター技術は60カ国で採用されているし、タコドゥは水道管の漏水の発見に有効な水流情報のマネジメント技術に強い。キュラパイプは地面を掘り返すことなく水道管の漏水ポイントを内部から修復できる流体補修によって世界各地で水道水の無駄を抑制している。

このほか、水道管の内部でごく小規模な発電を行い、その電力で流量などのモニタリングを行うハイドロスピンや、アフリカの僻村などでも安定した水供給が可能になる太陽光発電による井戸水の汲み上げシステムなど、イスラエル企業が生み出している新技術は枚挙に暇がない。

水についての知見が経済、政治、外交といった面で大きな可能性を持つことをイスラエル政府は認識しており、経済省は実用化に焦点を当てた技術育成や教育新興、研究助成などを進めている。こうした取り組みは、これから世界で水資源危機が深刻化していく中で大きな意味を持つことになる。
Forbes JAPAN 編集部

1334とはずがたり:2018/02/07(水) 22:06:16
2018/01/20 09:00
絶望的な水不足の南アフリカ、90日後には「枯渇都市」に
https://forbesjapan.com/articles/detail/19412

南アフリカのケープタウンが、映画「マッドマックス」のような危機に直面している。現在の状況が続けば、ほぼ90日間で水がなくなってしまうのだ。

ケープタウンは先日「デイ・ゼロ」と題した日を設け、病院などを除く全ての一般国民が水にアクセスできないようにした。現地では3年間にわたり干ばつ状態が続いており、ケープタウンは世界初の「枯渇都市」になってしまう可能性もある。

市は人々に節水を呼びかけ、一日あたりの水の使用量に制限を設けているが、54%の市民しかこれを守っていない。市は、シャワーを浴びる時間は2分まで、芝生の水やりや洗車は禁止、トイレは必要な時以外は水を流さないよう求めている。

ケープタウンの都市部に住む400万人が危機に直面している。4月22日には水道を止めて、水を給水ポイントから配布することも計画されている。実際のところ、ダムの貯水量が10%以下になると水道を通じた給水は難しくなる。市は残りの水が13.5%になった時点で、水道を止めて水を配給制にする計画だ。その際には治安維持のため武装した警備員たちが配置される。

富裕層の人々に向けて、法外な代金と引き換えにトラックで水を輸送するサービスも展開されている。一方で、水の配給を受けるために毎日、長い列に並んでいる人も多い。

今回の干ばつは1000年に1回のレベルだといわれている。気象学者らは干ばつの始まりは2015年のエルニーニョ現象と関わりがあると見ている。世界的に気温の上昇が続いているなかで、南アフリカは特に降雨量が減っている地域だ。これに対抗するため、市は海水を淡水化するプラントへの投資を始めたが、稼働が始まるのは都市が完全に乾ききってしまった後になりそうだ。

編集=上田裕資

1335とはずがたり:2018/03/19(月) 11:09:49
世界はインドネシアや伯剌西爾にカネ出して熱帯雨林の保護と開発の抑制をお願いしなければ成らなくなる日が来るであろう。もう十分お願いしないとヤバそうだが。

水資源確保へ植林推進=農家の安定収入にも貢献―ブラジル
時事通信社 2018年3月18日 15時45分 (2018年3月18日 23時57分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/economy_g/20180318/Jiji_20180318X518.html

 【サンパウロ時事】ブラジル政府が水資源の確保に向け植林事業に力を入れている。アマゾン川が流れ、世界の淡水の5分の1に相当する豊富な水資源を有するにもかかわらず、森林破壊や人口増加により国内の渇水問題が深刻化しているためだ。植林を通じ、農家の収入を安定させることも狙っており、効果が出始めている。

 「乾期でも川が干上がることがなくなった」。南東部ミナスジェライス州エストレマ市で牧場を経営するデパウラさんは目を細める。丘陵に放牧地が連なる同市では、伐採により雨が降っても水が地中にとどまらず、川の流量が一定しないのが悩みだった。

 エストレマ市は牧場主と契約を結び、国の制度を活用して広葉樹を植樹。牧場主に1ヘクタール当たり月280レアル(約9000円)支払う。デパウラさんが植林で得る月間の収入は、牧場経費の2割に当たる1500レアルに上る。牧場主にメリットの大きなこの事業は急速に普及。2016年末までに224戸が参加し、6378ヘクタールに130万本が植えられた。

1336とはずがたり:2018/03/24(土) 09:32:10

2016年07月08日 15時00分 公開
自然エネルギー:
インドネシアの再エネ普及を後押し、発電量46.7GWhの水力発電所を建設
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1607/08/news036.html

再生可能エネルギーの普及進めるインドネシアでは水力発電の設備容量を、現在の約4000MWから2028年には1万5000MWに増強する計画を掲げている。同国で50年以上にわたって水力発電設備の設計監理に携わってきた日本工営は、現地法人を通じて今年の夏から同国のFITを活用した水発電事業に本格的に乗り出す。
[長町基,スマートジャパン]

 電力・公共社会基盤整備などの総合建設コンサルタント事業を展開する日本工営(東京都千代田区)のインドネシア現地法人が、このほどジャワ島で水力発電施設の建設に着手した。

 西ジャワ州チカエンガン川で小水力発電の開発権を持つインドネシア現地法人の Cikaengan Tirta Energi(以下、チカエンガン社)は、インドネシアの国有電力会社であるPLNと売電契約を2016年5月に締結。これに合わせてチカエンガン社は水力発電施設の建設を開始するなど、インドネシア版FIT(固定価格買取制度)を適用した売電事業に本格的に乗り出す。

 水力発電設備の建設場所はバンドン市の南東約90kmに位置する西ジャワ州ガルット県(図1)。設備容量の合計は約7.2MW(メガワット)で、出力3.59MWの横軸フランシス型水車を2基設置する。発電方式は流込み式で、1秒当たり8.2立方メートルの水量と101.6メートルの有効落差を利用して発電する。設備利用率は74%、年間発電量は46.7GWh(ギガワット時)を見込んでいる。

 同事業では、日本工営グループが水力発電施設の施工監理を行うことで事業費節減に努め、水車・発電機など設備の一部についてリースファイナンスを利用することでリスク分散を図る。

 同社は中期経営計画で「新事業の創出と拡大」を基本方針の1つとしており、小水力発電だけでなく太陽光発電、地熱発電など長期的な成長が見込める再生可能エネルギー発電事業への投資を検討している。同事業は日本工営グループ第1号の海外水力事業案件となる。将来的には水力IPP(Independent Power Producer)事業のグローバル展開を視野に入れている。

 インドネシアでは増大するエネルギー消費に対し、省エネと再生可能エネルギーの利用促進が課題となっている。さまざまな再生可能ネルギーの中でも、特に水力発電の導入ポテンシャルは大きいとされており、普及に期待がかかっている。同国では現在の水力発電容量約4000MWを、2019年に6300MW、2028年には1万5000MWに増強する計画である。

 日本工営は50年以上にわたってインドネシア水力発電事業の計画・設計・施工監理を行ってきた。その実績と同国における降水量や河川流量、地質などに関する知見を生かし、引き続きインドネシア国電源開発に貢献してく方針だ。

1337とはずがたり:2018/03/25(日) 09:51:17
2018年03月23日 07時00分 公開
蓄電・発電機器:
水深10センチの水路でも発電、新しい小水力発電機を開発
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1803/22/news032.html

鉄建建設は小さな農業用水路などでも発電できる、新しい小水力発電装置を開発。新開発のタービンによって、少ない流量・流速でも発電できるのが特徴だという。
[陰山遼将,スマートジャパン]

 水深10cm(センチメートル)の水路でも発電を可能に――。鉄建建設は2018年3月15日、新型タービンを利用した小水力発電装置を開発したと発表した。小さな農業用水路やトンネルの湧水を排出する中央排水溝など、水量の少ない場所でも発電できるのが特徴だ。現在、茨城県石岡市の農業用水路で実証を行っている。

 全国で既設の農業用水路などに小水力発電を導入する事例が増えている。売電目的だけでなく、電力を確保しにくい山間部などで、農作物を守る電気柵や、雨量などの計測装置の電源として利用したいというニーズもある。だが、小規模な農業用水路や中央排出溝の場合、十分な水量・流速が得られず、導入を断念するケースもある。

 そこで鉄建建設では、NewAct、あき電器、久力製作所の技術協力を得て、こうした水量の少ない場所でも効率よく発電できる小水力発電装置の開発に取り組んだ。

 開発した小水力発電装置の核となるのが、新開発のタービンだ。回転体の周囲に水流によって開閉する16枚の可動翼か?付いている。この可動翼は、上流側では水流を受けて開き、水のエネルギーを受け止めるようにしてタービンを回転させる。反対に、下流側に移動すると水流を受け流すようにして閉じる。

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開発した小水力発電装置の断面図と、16枚の可動翼を持つタービンの概略図 出典:鉄建建設

 この可動翼タービンによって、水深10cm程度、水量1秒当たり0.02m3(立法メートル)以上、流速1.5m/s(メートル毎秒)以上といった条件であれば、小さな農業用水路や中央排水溝でも発電可能としている。流速や流量が極端に少ない水路の場合は、小さな落差を利用して集水加導水路を設置すれば発電が行える。

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茨城県で実証中の小水力発電装置 出典:鉄建建設

 石岡市の農業用水路で行っている試運転では、集水加導水路による流速2.0m/sの条件の下で、最回転度60rpm(1分当たり60回転)で、発電出力9.6W(ワット)を確認できた。発電した電力は、イノシシによる田んぼへの鳥獣被害対策として設置した全長2.2km(キロメートル)の電気柵の電力として活用している。この他、河川の水位計測データや、リアルタイム動画の送信といった防災用途にも向くという。

 鉄建建設では現在この小水力発電装置について特許出願中で、実用販売の可能性も検討するとしている。

1338とはずがたり:2018/03/25(日) 12:10:19
>翼径60cmの水車では1日当たり4.3kWh(キロワット時)、同90cmの水車では1日当たり12.0kWhを発電できることが分かった(図8)。
年間だとどんなもんだ?

地産地消とは云え大規模集中型発電よりもトータルで安くないと魅力半減だけどその辺のパリティはいつ実現(もしくはもう実現!?)すんねやろ?

2016年09月08日 06時30分 公開
自然エネルギー:
「水路で発電」を低コストに、3人で設置できるマイクロ水車
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1609/08/news044.html

日本の各地に広がる用水路。規模は小さいものの、その水流を活用して発電する取り組みが広がっている。NTNは農業・工業用水路に設置しやすい、プロペラ式の小水力発電機を開発した。このほど福島県須賀川市の「新安積疎水」での実証を終え、2016年12月から販売を開始する予定だ。
[陰山遼将,スマートジャパン]

 NTNは2016年9月6日、福島県須賀川市で同年6月から実施している小水力発電機の実証試験の様子を公開した。同社では新規事業の一環として、日本の各地に広がる農業・工業用水路に設置しやすい小型の小水力発電機の開発を進めている。須賀川市での実証試験は間もなく終了し、同年12月から販売を開始する予定だ。

 実証試験の場所は、須賀川市にある「新安積疏水(しんあさかそすい)」。日本三大疎水の1つである「安積疏水」から、新たな開拓地に水を引く幹線水路として1951年に開通した水路だ。

 今回の実証試験では普段農業用水路として利用されている部分に、約100m(メートル)にわたって10台小水力発電機を直列に設置した(図1・2)。実施については政府や自治体への申請の他、水路を管理する安積疏水土地改良区、周辺の農業従事者の協力を得た。

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/rk_161020_suiryoku03.jpg
図1 実証試験の様子(クリックで拡大)

 NTNが開発を進めている小水力発電機は流水でプロペラを回し、それと連動する発電機で発電するというシンプルな構成だ(図3)。翼径は60/90/120cm(センチメートル)の3種類を用意する。発電出力の参考値は翼径90cmのモデルで流速が2m/s(メートル秒)の場合で1.0kW(キロワット)。販売時は翼径の種類の他、発電機のグレードなどのカスタムも可能としている。


http://tohazugatali.dousetsu.com/news/l_rk_160907_ntn03.jpg
図3 水路から引き揚げた状態の小水力発電機

1台1時間、合計3人で設置可能
 NTNが同社の小水力発電機の大きなメリットの1つとするのが、設置コストの低さだ。小水力発電機の重量は130〜150kg(キログラム)。移動式クレーン車1台と3人の作業者のみで、1台当たり1時間程度で設置できるという。

 設置手順は以下の通り。まず発電機とプロペラ水車を支える2本を梁(はり)を、水路をまたぐように取り付ける。この梁は水路左右の基礎部分を挟むようにして固定する仕組みで、水路に対して何か工事を加える必要はない。

 梁を設置した後は、移動式クレーン車で発電機とプロペラ水車の部分をつるし、梁の上に置くだけ。設置のために一時的に用水路の水流をせき止める必要もない。

 用水路で小水力発電を行う場合、水路をせき止めて水位の落差を作り、水が落ちるエネルギーを使って発電する方式もある。こうした方法の場合、設置にある程度の工事費用が掛かる。NTNの開発する小水力発電機は、こうした落差形成のためのコストが必要ない。規模によって異なるが、人件費などを含め5〜10万円程度で設置できるという。

1339とはずがたり:2018/03/25(日) 12:10:39
>>1338-1339
 小水力発電機を設置できる水路の幅と水深は、翼径+10cmが目安になるとしている。翼径が60cmであれば、70cmの幅と水深を持つ水路であれば設置できる。販売する際は、設置する水路の幅に梁の長さを合わせ製作し、提供する。なお、設置後の日々のメンテナンスは不要だという。また、水車の回転を阻害しないよう水路内のゴミをろ過する除塵スクリーンもオプション製品として用意する。

さらなる直列設置を可能に
 小水力発電機は複数台を水路に直列に並べて設置することで、全体の出力や発電量を増やすことができる。しかし、流れの上流にある水車が回転すると、下流によどみが生まれる。このよどみによって、下流の水車の回転効率が落ちると、全体の発電効率が下がってしまう。そこでNTNでは実証試験の中で、なるべくよどみが生まれない水車の形状と、最適な水車と水車の距離も検証した。

 まず、水車の形状ではギアボックス部分に砲弾型のカバーを採用した。これにより水車の後方に生まれる水のよどみやうねりを少なくできるという。

 実証試験では水車と水車を10メートル間隔で設置していた。しかし実証を続ける中で、こうした砲弾型のカバーの採用などにより、実際には数m程距離を縮めても問題ないことが分かってきたという。設置できる間隔が短くなれば、水路長に対してより多くの小水力発電機を設置できる。NTNでは2016年12月の販売に向け、今後もギアボックス部分の形状などの改良を続けていくとしている。

1日1世帯分の電力を発電
 では一体どれくらいの電力を発電できるのか。3カ月にわたる実証試験の結果、翼径60cmの水車では1日当たり4.3kWh(キロワット時)、同90cmの水車では1日当たり12.0kWhを発電できることが分かった(図8)。90cm水車であれば、1日当たり約1世帯分以上の使用電力量を発電できる計算だ。これはNTNが事前にシミュレーションしていた通りの性能だという。

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/l_rk_160907_ntn08.jpg
図8 実証試験の結果にもとづく発電量の予測 出典:NTN

ターゲットはエネルギーの地産地消
 小水力発電機は系統接続し、再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)を利用して発電した電力を売電することも可能だ。2016年度の小水力発電の買取価格は1kWh当たり税別34円。今回の新安積疎水の実証試験のデータに基づいて簡単に試算すると、90cm水車の場合は1日当たり408円、1カ月当たり約1万2000円、年間14〜15万円程度の売電収入になる。

 NTNではより効率を高めるべく改良を続けた上で、小水力発電機を1台当たり130?150万円程度で販売する予定だ。売電用途での利用も可能だが、NTNが主な用途として想定しているはエネルギーの地産地消だ。

 NTN 執行役員 新エネルギー商品事業部 事業部長の石川浩二氏は「日本には約40万kmの用水路があるといわれているが、その多くはまだ活用されておらず、再生可能エネルギー源として大きなポテンシャルがある。また、既にある用水路を使い、小水力発電機を独立電源として活用したいというニーズはあると考えている。販売前だが既に複数の引き合いがある」と語った。

 このように独立電源として利用して利用するケースを想定し、パートナー企業と提携し蓄電池をセットにした提案も検討する方針だ。また、農業用水路だけでなく、工業用水や排水路、下水道などでの利用も提案していくとしている。

 NTNは2018年度までの中期経営計画において、新規事業の創出を掲げている。その1つがエネルギー事業だ。今回開発した小水力発電機は2016年7月に販売を開始した風力と太陽光で発電する「ハイブリッド街路灯」に続く、第2弾の製品となる。小水力発電機は2025年までに売上高50億円を目指す方針だ。また、2017年春をめどに、再び新安積疎水で小水力発電機の実証試験を再開する予定で、今後も製品改良を続けるとしている。

1340とはずがたり:2018/03/25(日) 12:11:19

2016年10月20日 09時00分 公開
蓄電・発電機器:
落差1メートルの水路でも発電可能、設置も簡単な小水力発電機
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/20/news051.html

協和コンサルタンツは新開発の用水路向けの小水力発電機の販売を開始した。同社独自開発の相反転方式を採用した発電機で、1メートルと小さな落差でも発電できるのが大きな特徴だ。
[陰山遼将,スマートジャパン]

 協和コンサルタンツは2016年10月から、新開発の小水力発電機の販売を開始した。用水路向けの小型の発電機で、1メートルと小さな落差でも発電できるのが大きな特徴だ。価格はオープンとしている(図1)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/rk_161020_suiryoku01.jpg
図1 開発した小水力発電機 出典:協和コンサルタンツ

 開発した小水力発電機は、相反転方式という構造を採用しているのが特徴だ。発電機では、中に入っている磁石を回転させて発電するが、この相反転方式は磁石の外側にあるコイルを磁石と逆方向に回転させる。これにより回転速度が倍増することで高起電圧化をはかり、小さな落差でも発電しやすくした(図2)。

 相反転方式の小水力発電機は、回転トルクが小さくなるという特徴もある。そのため設置する際の強固な据え付けが不要で、水路に直接設置することができる。発電機小屋などを設置する必要もなく、設置スペースを省略できると同時に土木工事のコストを抑えられるというメリットもある。

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/rk_161020_suiryoku02.jpg
図2 相反転方式の概要 出典:協和コンサルタンツ

 相反転方式の小水力発電機の重量は1台当たり200キログラムで、大きさは1930×930×500ミリメートル。発電に必要な流量の目安は1秒当たり0.15〜0.20立方メートルで、有効落差は0.7〜0.9メートル。発電機の出力目安は450〜600W(ワット)だ。1台で家庭1世帯分の発電量を見込めるとしている。

「水路で発電」が広げる可能性
 協和コンサルタンツは、この相反転方式の小水力発電機の開発に2012年から着手した。産学共同で複数の実証実験を重ねており、4年越しで商品化にこぎつけた。既に国内外の複数の特許を取得しているという。

 小水力発電を行う場合、もちろん固定買取価格制度を利用して売電を行うこともできる。しかしこうした小さな用水路への設置を想定した発電機の場合、それほど多くの発電量が見込めるわけではない。

 だが小規模ながら小さな用水路で発電が行えるようになれば、非常時の独立電源、または送電線を敷くことが難しい農地などでも電源を確保できるようになるといったメリットがある。国内には約40万キロメートルの農業用水路が整備されているものの、その多くはまだ活用されていないのが現状だ。

 その一方で、こうした農業用水路を再生可能エネルギー源として生かせる、高効率かつ小型の小水力発電機が少しずつ市場に登場し始めている。NTNは新規事業として用水路向けのプロペラ式小水力発電機の開発を進めており(とは註:>>1339-1339)、2016年12月から販売を開始する予定だ(図3)。

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/rk_161020_suiryoku03.jpg
図3 NTNの小水力発電機

1341荷主研究者:2018/03/26(月) 23:20:33

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20180315/CK2018031502000064.html
2018年3月15日 中日新聞
飛島に日光川の水閘門が完成 尾張西部治水の要

19日から運用される日光川の新しい水閘門。右奥に見えるのは旧水閘門=県提供

 県が、尾張地方西部を流れる日光川の河口(飛島村梅之郷)に建設していた水位調整施設「水閘門(こうもん)」が完成した。海抜ゼロメートル地帯が広がる流域一帯の治水の要として運用される。

 水閘門は全長百二十六メートル。五つの水門が稼働することで、高潮、津波が押し寄せた際は川への海水の流入を防ぎ、洪水時には河川の水を海に流して被害を防ぐ。平時も海の潮位と河川の水位差を調整し、船舶が航行できるようにする。

 日光川の水門はもともと、一九五九年の伊勢湾台風被害を受け、新しい水閘門のすぐ上流に六二年に設置された。運用から半世紀以上がたち、老朽化が著しいほか、地盤沈下により、高潮に対応する高さが不足していた。伊勢湾台風規模の高潮や南海トラフ地震に備えるため、県は耐震性を備えた新たな水閘門を二〇〇九年から建設していた。

 運用は十九日から。十七日午前十時半から現地で完成式典があり、関係者に事業の概要が説明される。

 (中尾吟)

1342とはずがたり:2018/03/27(火) 17:10:53
熊本・荒瀬ダムを完全撤去再生へ
国内初、清流生かし自然に戻す
https://this.kiji.is/351270873196495969
2018/3/27 16:48
c一般社団法人共同通信社

撤去前の県営荒瀬ダム=2011年、熊本県八代市
 熊本県が2012年から続けてきた八代市の県営荒瀬ダム(長さ約210メートル、高さ約25メートル)の撤去作業が完了し、同ダム近くで27日、県主催の式典が開かれた。県などによると、ダム本体を完全に撤去し自然の状態に戻したのは国内で初めて。

 ダムがあった球磨川の流域では、戻りつつある清流を活用した地域おこしの動きが始まっている。県はダムがあったことを後世に伝えるため、右岸の堤体の一部を遺構として残し両岸に展望スペースを設置。

 熊本県によると荒瀬ダムは1955年に県が建設した発電専用ダムで、洪水調節機能はない。完成後も度々、水害が起きた。

1343とはずがたり:2018/04/03(火) 16:26:20
2018年04月03日 13時00分 公開
自然エネルギー:
既設水力を改修して発電量アップ、北陸電力が目標を上方修正
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1804/03/news027.html

既設の水力発電所の改修による発電量の増強など、電源の低炭素化に取り組んでいる北陸電力。このほど、2025年度までに2.4億kWh/年拡大という目標をさらに上方修正した。
[長町基,スマートジャパン]

 北陸電力は、電源の低炭素化に向けた取り組みの1つとして、水力発電電力量の拡大を目指し、既設設備の改修などに積極的に取り組んでいる。このほど、「松ノ木発電所」(富山市)の発電所出力を増加させたことから、電気事業法に基づき発電事業変更届出書を経済産業大臣へ届出した。

 松ノ木発電所は、発電機の取り替えに伴う性能確認試験結果により、発電所出力を100kW増加できることを確認したことから、出力を変更。同発電所の最大出力は5900kWに増強され、年間発電電力量(増加量)は約50万kWhとなる。CO2排出量削減効果も年間約290トンに高まった。

 同発電所は1924年3月に運転を開始。横軸単輪複流うず巻フランシス水車、横軸三相交流同期発電機などを装備している。

 松ノ木発電所の出力増加により同社の水力発電電力量は2007年度対比で累計約1.49億kWh/年となり、水力発電電力量の2020年度までの中間目標1.5億kWh/年拡大(2007年度対比)を達成できる見込みとなった。そのため、北陸電力では従来の2025年度までに2.4億kWh/年拡大という目標を、同年度までに2.7億kWh/年拡大(中間目標2020年度までに1.8億kWh/年拡大)に上方修正している。

1344とはずがたり:2018/04/03(火) 16:27:29
2018年03月26日 07時00分 公開
太陽光:
ダムに浮かぶ5万枚の太陽光パネル、日本最大の水上メガソーラー完成
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1803/26/news021.html

京セラTCLソーラーは、千葉県市原市に建設していた日本最大の水上設置型太陽光発電所である「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」の竣工式を開催した。発電出力約13.7MWの同発電所は同年3月5日より運転を開始している。
[松本貴志,スマートジャパン]

270Wモジュール約5万枚をダム水面に浮かべる
 東京センチュリーと京セラの共同出資会社である京セラTCLソーラーは2018年3月20日、千葉県市原市に建設していた日本最大の水上設置型太陽光発電所である「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」の竣工式を開催したと発表した。同年3月5日より運転を開始している。


竣工式の様子 出典:京セラ
 2015年12月に着工した同発電所は、千葉県水道局が管理する山倉ダム(工業用水専用ダム)の水面約18万m2に京セラ製モジュール5万904枚を設置しており、発電出力は約13.7MW(メガワット)。

 年間予想発電量は、一般家庭約4970世帯分の年間消費電力量に相当する約1617万kWh(キロワット時)となる見込み。事業期間は20年で、発電電力は全量を東京電力エナジーパートナーへ売電する。


千葉・山倉水上メガソーラー発電所の概要(クリックで拡大)
 京セラTCLソーラーは2012年8月の設立以来、同発電所を含めて全国で61カ所、合計約184.7MWの太陽光発電所を開設し、水上設置型発電所は本発電所で7カ所目となる。同社は、日本国内に数多く存在するダムやため池の有効活用を図るとともに、再生可能エネルギーの普及・促進に努めるとしている。

1345とはずがたり:2018/04/03(火) 16:29:33
>そのメリットについては「水上設置による冷却効果で、発電量の拡大が期待できるという発電側のメリットに加え、貯水の蒸発抑制、藻類の異常発生の抑制効果および、水面使用に対する賃料で、貯水池を維持管理ができるという貯水池側のメリットがある


2016年09月29日 09時00分 公開
太陽光:
メガソーラー最後のフロンティアか、京セラが水上設置型を10カ所増やす
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1609/29/news021.html

最適立地が減少する中、国内のメガソーラーの最後のフロンティアとして見られているのがダムや貯水池などの水上を利用する「水上メガソーラー」である。京セラは東京センチュリーリースと共同出資している水上設置型太陽光発電所の建設状況を報道陣に公開した。
[長町基,スマートジャパン]

 京セラと東京センチュリーリース(東京都千代田区)が共同出資する京セラTCLソーラー合同会社は2016年9月26日、山倉ダム(千葉県市原市)のダム湖で水上設置型の太陽光発電所「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」の建設現場を公開した。同発電所は2015年12月に着工し、現在約6割が完成した。最終的に2017年度中の稼働を目指している(図1)。

今後3年間で10カ所の水上メガソーラーを拡大へ
 全国各地で太陽光発電所の建設が進み、事業用地が減少していく中、同社は、ダムやため池などの水上設置型に注目し、水上ソーラー発電所の整備と運営を手掛けている。そのメリットについては「水上設置による冷却効果で、発電量の拡大が期待できるという発電側のメリットに加え、貯水の蒸発抑制、藻類の異常発生の抑制効果および、水面使用に対する賃料で、貯水池を維持管理ができるという貯水池側のメリットがある」としている。

 2015年3月に兵庫県加東市で約1.7MW(メガワット)、同年6月には兵庫県加西市で約2.3MWなど、これまでにそれぞれ当時の世界最大となる水上ソーラー発電所を相次いで完成させてきた。ここまで4カ所の同発電所を運営し、今回の「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」が5カ所目となる。国内には、ダムやため池、調整池などが数多くあることから、引き続き水上ソーラー発電所の建設を積極的に進める方針で「今後3年間で10件程度を手掛けていく」と意欲を見せている。

水上から一般家庭5000世帯に電力を供給
 「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」は、千葉県企業庁が管理する工業用水専用の山倉ダムの水面約18万平方メートルを利用し、京セラ製太陽電池モジュール約5万1000枚を設置する計画。年間予想発電量は約1617万kWh(一般家庭約4970世帯分の年間電力消費量に相当)で、年間約8170トンのCO2削減に貢献する見込みだ。

 施工は、京セラコミュニケーションシステムが手掛け、稼働後の維持管理は京セラソーラーコーポレーションが担当し、京セラグループとして、水上ソーラー発電所の施工や維持管理に関する技術、ノウハウの蓄積を図っている。

 現在、工事はダム湖の湖岸に設けた作業場で太陽光パネルを12度の角度になるようフロートに取り付け、それを工事船がけん引し、湖面の所定の場所まで運んで、組み上げていくという作業を続けている(図2)。

 並行してパネルの安定性を保つためのアンカーボルトを湖底に打ち込む他、水底ケーブルを張り巡らす工事も実施中だ。なお、フロートはシエル・テールインターナショナル(フランス)の製品で、メインフロートとセカンドフローでソーラーパネルを支える仕組みになっている(図3)。

トータルコストは地上設置と同等
 施工コストについては「これらフロートなどが特殊になることもあり、部材費は若干割高になるが、トータルで見ると地上設置と比べてもほぼ同等だ」(京セラ広報課)という。また、台風などの災害に対しては「風速41.5メートルの強風が吹いても十分に耐えられる設計となっている」(京セラコミュニケーションシステム環境エネルギー事業部野田治孝事業部長)と強風や大波に対する耐久性について自信をみせた。

 今回の発電事業は、同ダムを管理する千葉県企業庁が、地球環境の負荷軽減などを目的に2014年10月に公募した案件。2014年11月に京セラTCLソーラーが事業候補者として決定され、その後、電力会社や関係行政機関などと協議を重ね、建設開始となった。また、発電所の建設や運営では、ダムを水源としている受水企業や地域住民の方々の協力を得るとともに、発電所周辺には環境学習施設を整備する他、近隣の小学校にて環境出前授業を計画している。

1346とはずがたり:2018/04/03(火) 16:30:51
2015年04月09日 11時00分 公開
蓄電・発電機器:
世界最大の水上メガソーラーが発電開始、ため池が日本で最も多い兵庫県で
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1504/09/news024.html

兵庫県の中部にある2つの農業用ため池で水上設置型のメガソーラーが運転を開始した。合計1万枚を超える太陽光パネルを池に浮かべて、920世帯分の電力を供給することができる。水上に設置するためのフロートには、紫外線や腐食に強い高密度ポリエチレンで作ったフランスの製品を採用した。
[石田雅也,スマートジャパン]

 水上設置型の2つのメガソーラーは、兵庫県の中でも農業が盛んな中南部の加東市(かとうし)に建設した。兵庫県には全国で最も多い4万近い数のため池がある。そのうちの2カ所の水上で3月30日に発電を開始した。

 1つ目のメガソーラーは発電能力が1.7MW(メガワット)に達して、現時点では水上式の太陽光発電設備で世界最大の規模になる(図1)。2つ目は少し小さくて1.2MWの発電能力で、両方を合わせると2.9MWの電力を供給することができる。

 2カ所の合計で1万1256枚の太陽光パネルを水上に設置した。年間の発電量は330万kWh(キロワット時)になり、一般家庭の使用量(年間3600kWh)で920世帯分に相当する。発電した電力は全量を関西電力に売電する予定だ。

 この水上設置型のメガソーラーは京セラと東京センチュリーリースの合弁会社である「京セラTCLソーラー」が建設して運転している。太陽光パネルは京セラ製で、パネルを設置する架台(フロート)にはフランスで実績のあるシエル・テール社の製品を採用した(図2)。

 水面に浮かべるフロートは2種類を組み合わせる方式だ。太陽光パネルを設置するために傾斜をつけた中空構造のメインフロートのあいだを、作業用の通路としても使えるセカンドフロートでつなぐ(図3)。素材は高密度ポリエチレンで作られていて、紫外線や腐食に強いため水上メガソーラーに向いている。

 京セラTCLソーラーは同様の方式で全国各地のため池などに水上設置型のメガソーラーを展開していく。千葉県では大規模なダムの水面に5万枚の太陽光パネルを設置する計画が決まっている(図4)。2016年3月に完成する予定で、発電能力は加東市のメガソーラーを大きく上回って13.4MWに達する見込みだ。

1347とはずがたり:2018/04/03(火) 16:33:39
2013年10月08日 09時00分 公開
エネルギー列島2013年版(28)兵庫:
ため池や田んぼでも太陽光発電、2020年までに100万kW創出
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1310/08/news015.html

通常は太陽光発電に使わないような場所にまで、兵庫県がメガソーラーを広げ始めた。農業用のため池や田んぼ、ダムの斜面にも太陽光パネルを設置する。2020年までに再生可能エネルギーで100万kWの電力を生み出して、県内の自給率を大幅に高める狙いがある。
[石田雅也,スマートジャパン]

 関西では大阪府に次いで人口の多い兵庫県の課題は、電力需要の大きさに比べて再生可能エネルギーの導入量が少ないことである。自給率は1%強しかなく、全国平均の約3%を下回る。この問題を改善するために、2013年に入って新たに「ひょうご100万キロワット創出プラン」を打ち出した。

 2012年度で46万kWだった再生可能エネルギーの導入量を、2020年度までに3倍以上の155万kWへ拡大するのが目標だ(図1)。100万kWを超える増加分の大半を占めるのは非住宅用の太陽光発電である。

 兵庫県は関西の中で面積が最も広く、大阪府の4倍以上ある。メガソーラーを設置できる場所は数多く残っている。県の企業庁が率先して直営のメガソーラーを拡大中で、2014年度までに10カ所に建設する計画だ(図2)。合計すると24MW(メガワット)になり、これだけで100万kW(1000MW)のうちの2%以上を満たすことができる。

 企業庁のプロジェクトで注目すべきは、一般には水力発電に利用するダムの設備でも太陽光発電を実施する点にある。6カ所ある県営ダムのうち3カ所で太陽光パネルを設置する計画を進めている。

 そのひとつである「権現(ごんげん)ダム」では1万9000平方メートルある側面に太陽光パネルを敷き詰める(図3)。太陽光発電に適した南向きの広い斜面を生かして、発電能力は1.7MW、年間の発電量は184万kWhを見込んでいる。一般家庭で約500世帯分の電力を供給することができる。ほかの2つのダムとともに、2014年度中に運転を開始する予定だ。

 これまで太陽光発電の設置場所として注目されなかったところでも、まだ大きな可能性が残っている。兵庫県が新たな対象として実験を開始したのが、ため池である。埼玉県の工業団地の中で池に浮くメガソーラーを稼働させた実績があるが、兵庫県の場合は農業用のため池を活用する。

 実は兵庫県内には全国で最も多い4万以上の農業用ため池が分布している。その水面に太陽光パネルを設置できれば、得られる再生可能エネルギーの量は膨大になる。瀬戸内海から20キロメートルほど内陸に入った小野市で、2013年7月から実証プロジェクトが始まっている。

 満水時には2万4000平方メートルの面積になる「浄谷新池(きよたにしんいけ)」を使って、パネル80枚で20kWの発電設備を2種類の方式で設置した(図4)。1つはパネルの設置角度を10度にして、陸地からワイヤーで係留する。もう1つは20度の角度に傾斜をつけたうえで、池底に沈めた重りで係留する方法だ(図4下)。

 それぞれの方法で得られる発電量に加えて、風や波の影響を比較する。発電した電力は売電して、収益性も評価する。実証結果をもとに、農業用のため池を太陽光発電の場に広げていくことができれば、100万キロワットの目標達成は早まる可能性がある。

 同様に農地の有効活用法を模索している姫路市では、田んぼに太陽光パネルを設置した実証研究を2013年度からの3か年計画で開始した。農業を営みながら売電収入も得られるようにして収益性を高め、遊休農地を増やさないようにすることが狙いだ。

 農地に適した太陽光発電の設備として、1本の支柱の上に4.4kW分のパネルを載せる方法を採用した。この方法ならば、パネルの下にある田んぼにも十分な太陽光が当たる(図5)。しかもパネルは太陽光の向きに合わせて自動的に動くようになっていて、メーカーの実験では通常の場合と比べてパネルあたりの発電量が1.5倍に増える。

 農作物に与える影響を少なく抑えながら、最大限の売電収入を得るための試みである。実証研究では4基の発電設備を設置して、年間の発電量や農作物の収穫量、農作業への影響などを調査することにしている。

 広大な空き地には通常の方法でメガソーラーを建設しながら、ため池や田んぼにも太陽光発電を展開することで、再生可能エネルギーの拡大と合わせて地域の活性化を図る。同様の課題を抱える全国の農業県に参考になる取り組みと言える。



1348とはずがたり:2018/04/04(水) 10:06:09
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0926_1j.html
<①弥太蔵谷発電所(仮称)の建設計画>
 当社は、純国産資源である水力エネルギーを有効活用しつつ、水力事業の持続的な成長を実現するため、平成27年6月に「水力事業本部」を新設し、同年11月に、同事業部内に水力開発地点の発掘・調査を行う「水力調査所」を新たに設置しました。
 本件については、本水力調査所が主体となって検討を進めてきた初の新設案件で、過去に廃止※1された旧弥太蔵発電所の導水路トンネル等の残存設備を有効活用することで、新たな地点の開発に至ったものです。出力は1,520kWであり、今後、必要な手続きを実施した後、平成33年4月に着工、平成34年12月に営業運転を開始する予定です。

※1:
昭和60年まで富山地方鉄道株式会社にて運営。

1349とはずがたり:2018/04/11(水) 21:45:30
http://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/kitahara/kitahara.htmlとか昔からあるやつかな

個人的には原発廃止の為に2010年以降にどんだけ増えたかに興味あるんじゃが。

富士宮市が「小水力発電日本一」標柱を設置
https://mtfuji.keizai.biz/headline/978/
2018年04月10日

 富士山麓の傾斜と豊かな水を利用した水力発電の盛んな富士宮市は、同市東京発電白糸発電所の前に「日本一の小水力発電のまち」をPRする標柱を設置した。

 同市にある25カ所の水力発電所のうち11カ所が1000キロワット以下の小水力発電所で、同小水力発電所の数が日本一。今年12月には全国小水力発電大会が行われる予定で全国の発電事業者や発電設備の事業者など関係者へのPRも狙う。

 標柱のデザインは公募する形を取り、デザインに込められた思い、意味、イメージなどのプレゼンテーションを審査の上、決定したという。

 富士宮市役所の担当の赤池厚司さんは「発電所があり、河川も流れている富士宮市の特徴が表れている場所で日本一の小水力発電所のまちをPRし、分かりやすいランドマークになるようなモニュメント的存在になってほしい。地元の人のみならず、そこを通りがかる人、観光客にも日本一の小水力発電のまちということを知ってもらい、なおかつ地元の人に日本一の町であるという誇りにつなげてもらいたい」と話す。

1350とはずがたり:2018/04/11(水) 21:49:12
>県内の小水力発電所は、5カ所目。県が管理するものとしては初の施設となる。
どこだ?

●生野ダム
事業費:7億円
定格出力:500kW
発電量:2,400MWh
稼働率:54.8%
2015事業化・2018.3運開

小水力発電所
完成 生野ダムで使用、余剰分は売電 県管理は初 /兵庫
https://mainichi.jp/articles/20180329/ddl/k28/020/518000c
毎日新聞2018年3月29日 地方版

 朝来市生野町竹原野の生野ダムに小水力発電所が完成し28日、内覧会が開かれ、県や朝来市などの関係者約30人が出席した。
 再生可能エネルギーの導入を推進するため、2015年から県や市などが共同で、同ダムの放流水を利用した小水力発電所の整備を進めていた。県内の小水力発電所は、5カ所目。県が管理するものとしては初の施設となる。

 事業費は約7億円。発電出力は約500キロワット。年間発電量は、一般家庭約700世帯分に相当するおよそ2400メガワット時。24時間、ダム管理に必要な電力を発電し、余剰電力は電力会社へ売電することで建設費や維持管理費をまかなうという。【中治愛美】
〔但馬版〕

1351とはずがたり:2018/04/23(月) 21:55:27
大胆に行きすぎやろ〜

平成30年度利賀ダム工事情報
http://www.hrr.mlit.go.jp/toga/kouji/index.html

1352とはずがたり:2018/05/08(火) 08:00:49
https://twitter.com/CybershotTad/status/993463036022112256
Tad
@CybershotTad

#週刊報道LIFE
水道事業の民間委託。パリでは、シラク市長(当時)が民間委託にしたが2010年に再公営化。当時の副市長のアン・ル・ストラさんは「水道料金が高くなり、市はコントロールできない状況になった」と。




5:10 - 2018年5月7日

1353とはずがたり:2018/05/15(火) 22:01:18
ためされる利水 マンホール

山梨のマンホールに…ひっそり千葉のふた 30年設置か
https://www.asahi.com/articles/ASL5G52WVL5GUZOB00D.html?ref=tw_asahi
野口憲太2018年5月15日12時45分

 ユーカリの木とコアラの親子がデザインされたマンホールのふた。長年、山梨県富士河口湖町の町道に一つだけ使われてきた。実はこれ、千葉県松戸市のふた。外部の指摘を受け、気づいた町は今月7日、その日のうちに町のふたと取り換えた。なぜこんなことが起きたのか。

 松戸市のマンホールのふたは、富士河口湖町勝山の旧勝山村役場から南に約50メートルの町道にあった。直径60センチ、重さ約40キロで、表にはユーカリとコアラの図柄、「まつどし」「おすい」の表記。裏を見ると1989年に製造されたことがわかり、30年近く設置されていた可能性もある。

 富士河口湖町は2003年と06年に旧勝山村など4町村が合併して誕生。町内で使われているマンホールのふたは、合併前の町村のものと、合併後の富士河口湖町のもの。旧勝山村で使われていたふたにはリスやフジザクラが描かれていて、松戸市のふたは本来、あるはずがない。

 松戸市によると、コアラがデザインされたふたは84年から9年間ほど使われていた。市がオーストラリアのホワイトホース市と姉妹都市関係だったことからコアラの図柄になったという。一方、旧勝山村や富士河口湖町と姉妹都市などの友好関係にはなく、市の担当者も「なぜそこにあったのかわからない」。

 ふたメーカーでつくる「日本グラウンドマンホール工業会」事務局長の大石直豪(なおひで)さん(53)は、「工事の際に松戸市のふたが仮置きされ、その後、交換を忘れてしまい、そのままになってきたのではないか」と推測する。

 マンホールのふたは、製造するのに1〜2カ月ほどの期間がかかる。穴がむき出しのままでは危ないため、メーカーに在庫がないなどの場合には、別のふたを仮置きする対応は珍しくなく、通常はその後、本来のものに交換する。

 今回のケースでは、たまたま在…

1354とはずがたり:2018/05/20(日) 11:22:45
>水道の場合、家に蛇口が2つあって『今月はA社のほうが安いからこっちを買おう』とは選べません。つまり水道の民営化は地域独占のまま行われ、市場経済ですらないのです。
給水事業者と排水事業者分けて競争させるか!大阪府と大阪市の水道事業団それぞれ民営化して地域の水道管网整備費に応じた妥当な托水料上乗せして水道料金何処からでも買えるようにすれば良いね。京都や滋賀の水道局も参入してさ♪

水道「民営化」から「再公営化」へ。パリ、市民参加で45億円のコスト削減、ウェールズ、非営利法人による運営
http://bigissue-online.jp/archives/1065126975.html
2018/01/06

老朽化する水道インフラに、国・自治体が直面する財政難―。その突破口として「日本の水道をすべて民営化しよう」と政府が動き始めている。しかし、水道を民営化した多くの国々では、水道の「再公営化」が湧き起こっている。海外の水道事情にくわしい佐久間智子さん(アジア太平洋資料センター理事)に話を聞いた。

※ビッグイシュー日本版 242号(2014.7.1)より記事転載

〝儲かる民営化〟最後は社会に依存、コレラが蔓延した南アフリカ
 今、ライフラインである水道が転換期を迎えている。
 たとえば、水道管。法律で定められた耐用年数40年を過ぎた水道管は「ほぼ地球一周分(3万8千キロメートル)」もあり、これは今後さらに増えていく。その他にも、老朽化した浄水場やダムを更新・修繕していくために、今後50年間で57兆円のお金が必要になるという。「…でも、税金や水道料金だってちゃんと払っているんだから、行政がちゃんとやってくれるんじゃない?」。そんな疑問をもつ人もいるかもしれないが、現実はすこし深刻かもしれない。

 今や人口が減って税収が減りつづける国にも自治体にも、お財布に余裕がない。すでに水源開発などで増えた水道事業の負債も11兆円近くある(ビッグイシュー日本版242号14ページ参照)。じゃあこの転換期をどう乗りこえる?といった時に、救世主のように語られているのが水道の「民営化」だ。つまり、これまで公的機関が担ってきた水道事業の運営を、私営企業に任せたほうが「行政より効率的な経営ができて、コストを削減しながら水道施設も直せるはず」というわけだ。

 しかし、話はそう簡単だろうか? 20年以上にわたって海外の水道民営化を観察してきた佐久間智子さんは「そもそも水道事業は、なるべく安い料金でサービスを提供するよう、基本的に〝儲けない〟ようにしてきた事業で、だからこそ公的機関が運営してきました。それを企業が〝儲かるモデル〟に変える時、そのやり方は限られます」と指摘する。

そのやり方は
①水道料金を値上げする。水消費を増やす
②労働者を減らす。非正規に置き換える
③税金で補填する。
この3つが民営化の実情です。南アフリカで起きた一番有名な例は、民営化された後、すべてのコストを水道料金に反映する『フルコスト・リカバリー』が採用され、貧困家庭の多くが収入の30%以上を水道代に割くようになりました。その結果、料金を支払えなかった約1千万人が水道を止められ、汚染された川から水をくみ、コレラが蔓延。クワズールーナタル州だけで12万人が感染、300人以上が死亡しました。その時に民間の水道会社は何もしなかった。結局、政府が給水車を出して、そのコストもぜんぶ補填したんです。何のための民営化か、ということですよ。

非市場、地域独占の民営化 パリ、水道料金265%上昇
 こうした話は、何も南アフリカのような途上国に限ったことではない。89年から水道の民営化を始めた英国では、その後の10年間で水道料金が値上がりし、水質検査の合格率が85%に低下。漏水件数も増え、何百万もの人々が水道を止められた。しかもその間「株主配当」や「役員特別報酬」は十分に支払われたという。

 また、二大水道メジャーと呼ばれる多国籍企業「スエズ社」「ヴェオリア社」の本拠地であるフランス・パリでは、85年から09年のあいだに水道料金が265%上昇した。

1355とはずがたり:2018/05/20(日) 11:23:31

水道の場合、家に蛇口が2つあって『今月はA社のほうが安いからこっちを買おう』とは選べません。つまり水道の民営化は地域独占のまま行われ、市場経済ですらないのです。企業が料金引き上げが必要だと言えば、規制機関はノーと言いにくくなる。ものすごい無駄があっても『これだけのコストがかかった』と上乗せすれば、それに応じた料金に改定されるわけです。
パリの場合、およそ30%の収益が企業内留保金に消えたそうです。当然、メンテナンスも縮小再生産になります。それでも効率よくできるとしたら、それはものすごく安く雇った人たちにやらせるから。しかし、非熟練のアルバイトのような人が増えれば、それだけ事故が増えてもおかしくありません。
 ちなみに英国では、99年のブレア政権となって水道料金の引き下げが行われた。それによって経営が悪化した民間企業は、次々に外国資本に買収・合併され、水道事業が〝金融ギャンブル〟の投機対象となっていった。
毎日24時間、水道事業は安全な水を出す必要があります。それがシナリオ通りにうまくいかなかった企業はぽんぽん撤退してしまう。そうした例がアフリカやアジアなど、海外でたくさん起きている。急に撤退された後の復旧は大変です。

「再公営化」世界86の地域で進むブラジル、市民による「参加型予算」モデル
 2013年、麻生副総理は「日本の水道をすべて民営化します」と宣言。その麻生氏が議長代理、安倍首相が議長を務める「産業競争力会議」では、竹中平蔵主査が水道の民営化に言及。さらに大阪市は、水道設備を保有しつつ、30年間の事業運営権を新会社に売却するかたちで民営化を進めようとしている。

 しかし、一足先に水道民営化を進めた国々では、むしろ水道の「再公営化」が進みつつある。フランス・パリでは、10年に水道を再び公営化。その際「Obsevatoire」という組織を設立し、市民が代表を担い、事業者のマネジャーや技術担当者が参加しながら、水道事業や水問題について議論する場をつくった。それまでは企業秘密によって不透明だった投資計画や財政報告も公開され、内部データベースにアクセスできる権限も与えられた。その結果、45億円のコストを削減し、水道料金を8%下げることに成功。効率化を〝再公営化〟で実現させた。こうした動きは、過去15年間に86以上の地域で生まれているという。

 実はこうした市民参加こそ、問題の解決につながると佐久間さんは考えている。

確かに、今までのように行政に甘えていてもお金は出てこないので、どう水道インフラを再構成していくのか。市民が知恵を出し、声をあげていかないと解決はむずかしい。たとえばブラジルのポルトアレグレでは『参加型予算』といって、市民たちが区域ごとに公共事業の優先順位を話し合って決めています。そうした市民参加は、スペインやインドの一部でも行われています。もし日本でも実現できたら『水は命にかかわることだから、一日一人100リットルまでは無料で使えるようにしよう。その代わり、市民ボランティアが一部の仕事を担って支出を削減しよう』など、優先順位を変更して効率化ができる。行政もどんな浄水システムを入れるかなどを市民にもっと相談していく必要があります。
 また英国のウェールズでは、地元投資家が設立した非営利事業団体(責任有限会社Glas Cymru)が水道会社(米国資本)を買収。非営利形態で「利潤をすべて再投資にまわす」運営を続けている。このように水という公共サービスの分野では「非営利の法人だけが参入できるようにする選択肢もある」と佐久間さんは言う。

一度民営化すると取り返しがつかない場合もあります。もし企業との契約を途中で破棄すれば『契約期間のあいだでどれだけ儲けるつもりだった』という企業側の試算を加味した価格で買い戻す必要があるからです。つまり、再公営化してもそのぶん高くなった水道料金は払わざるをえない。ドイツのベルリンなどで起きている現実です。安全な水道が安価に提供されるのが当たり前ではないという事実に、まず市民が気づかなければならないと思います。その上で、変化する地域の実情にあった水道をともにつくり直していく覚悟をもち、開かれた議論を求めていく必要があります。
 (土田朋水)

1356とはずがたり:2018/05/20(日) 11:23:36
>>1354-1356
参考文献
『全水道(なぜ、いま、水道民営化?)』全日本水道労働組合

『ウォーター・ビジネス』モード・バーロウ(作品社)

ウォーター・ビジネス――世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボトルウォーターをめぐる壮絶なる戦い
posted with ヨメレバ
モード・バーロウ 作品社 2008-11-29
『世界の〈水道民営化の実態〉』コーポレート・ヨーロッパ・オブサーバトリー
トランスナショナル研究所(作品社)
『世界の〈水〉が支配される! グローバル水企業の恐るべき実態』国際調査ジャーナリスト協会(作品社)

世界の“水”が支配される!―グローバル水企業(ウオーター・バロン)の恐るべき実態
posted with ヨメレバ
国際調査ジャーナリスト協会(ICIJ) 作品社 2004-08

1357とはずがたり:2018/05/30(水) 11:38:09

水道「民営化」から「再公営化」へ。パリ、市民参加で45億円のコスト削減、ウェールズ、非営利法人による運営
http://bigissue-online.jp/archives/1065126975.html
2018/01/06

1358とはずがたり:2018/07/01(日) 20:01:48

簡易水道、上水道への統合難航 国想定の2.5倍残る
https://asahi.com/articles/ASL6Q4KF6L6QULZU00H.html
編集委員・堀篭俊材2018年7月1日08時01分

 過疎地に多い公営の「簡易水道」を、同じ市町村の「上水道」に統合する計画が遅れている。国の試算では、2007年度から10年間で約800カ所に減る見通しだったが、朝日新聞が今春時点で調べたところ、回答があった38都道府県だけでも2千カ所を超えた。数十倍にも及ぶ料金格差が障害になっている。今後も統合が進まなければ、過疎地の水道をどう維持するかが問われる事態になりそうだ。

 水道事業は人口減少で料金収入が先細りする中、将来にわたって水道管など施設の更新や耐震化を迫られる。中でも、支え手が少ない過疎地ほど経営が厳しくなるとして、厚生労働省は簡易水道の再編を推進。07〜16年度の10年間で統合する計画を提出した簡易水道に限り、補助金を出す方針にした。

 同じ市町村の上水道との統合や簡易水道同士の再編が進めば、市町村が運営する公営簡易水道約7千カ所は、離島や遠隔地などで統合が難しい約800カ所に減ると厚労省は試算。その後、東日本大震災の影響などで統合が遅れることを考慮し、計画は19年度末まで3年間延長された。

 期限まで残り2年となった18年春の数を朝日新聞が調べると、昨年度に137カ所を6カ所に統合した島根など、再編をほぼ終えた県もあるが、38都道府県で計2014カ所あった。

 最大の「壁」が料…

1359とはずがたり:2018/07/07(土) 09:06:21
広島 呉市の野呂川ダム 満水で氾濫注意 大至急避難を
(NHKニュース&スポーツ) 06:54
https://news.goo.ne.jp/topstories/nation/36/e1f68a1d8069b04b7b82d44c604fdac5.html

広島県によりますと、呉市にある野呂川ダムでは、大雨の影響で午前5時50分ころ満水となりました。このため、ダムの水があふれて、下流の川が氾濫し、呉市の住宅地などに浸水被害が起きる危険性が高まっているとして県は、大至急、避難するよう呼びかけています。

広島県内の3ダム まもなく満水 あふれて河川増水のおそれ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011518371_20180706.html
07月06日 23:07NHKニュース&スポーツ

広島県によりますと、庄原市を流れる大戸川の上流の庄原ダムと、東広島市と三原市を流れる沼田川上流の福富ダム、それに呉市を流れる野呂川上流の野呂川ダムは自動的に放水が行われていますが、まもなく大雨で満水となり、あふれた水が下流に流れ出るおそれがあるということです。

このため大戸川と沼田川、野呂川では、水位の上昇がこれまでより速くなることが見込まれるとして、広島県は流域の住民に対し、自治体からの避難情報や最新の観測情報に注意するとともに、川の付近には絶対に近づかず、身の安全を確保するよう呼びかけています。

1360とはずがたり:2018/07/07(土) 10:45:14
愛媛 大洲市の肱川で氾濫発生
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011520001_20180707.html
09:39NHKニュース&スポーツ

愛媛県の大洲河川国道事務所と松山地方気象台によりますと、愛媛県大洲市を流れる肱川の阿蔵地区と東大洲地区で川の水があふれているのが確認され、午前9時20分、「氾濫発生情報」を出しました。

大洲河川国道事務所と松山地方気象台は、自治体の避難の情報を確認するとともに、身の安全を確保するよう呼びかけています。

1361とはずがたり:2018/07/08(日) 23:11:38

>永吉川水力発電所は、2017年に着工し、2018年6月に運転を開始。発電出力は44.5kWで、有効落差は8.65m、最大使用水量0.68m3/s(立法メートル毎秒)。約70世帯分に相当する年間発電量を見込んでいる。
44.5kW・70世帯分とはささやかだが,是非第2弾第三弾と弾を繋いでいって欲しい♪

自然エネルギー:
小水力発電でエネルギー地産地消、地域新電力が鹿児島で
http://itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1807/03/news026.html

鹿児島県日置市の地域新電力であるひおき地域エネルギーが手掛ける小水力発電所が稼働を開始。発電した電力は産地消の電気として地域内で使用する。
2018年07月03日 07時00分 公開
[長町基,スマートジャパン]

 ひおき地域エネルギー(鹿児島県日置市)が地元企業、自治体と開発を進めてきた「永吉川水力発電所」(愛称=水永吉(みなきち)君)がこのほど営業運転を開始した。

 新発電所は川や農業用水路などを流れる水の力を使って発電する小水力発電所で、大規模なダム型の水力発電に対して、流れている水をそのまま取り込み使うため、環境負荷が少ないなどの特徴がある。

 ひおき地域エネルギーは、出資者でもある地元企業とともに、自治体や地元金融機関の協力も得ながら、前身のひおき小水力発電推進協議会当時の2013年から小水力発電の開発を進めてきた。永吉川水力発電所は、2017年に着工し、2018年6月に運転を開始。発電出力は44.5kWで、有効落差は8.65m、最大使用水量0.68m3/s(立法メートル毎秒)。約70世帯分に相当する年間発電量を見込んでいる。発電した電気は地産地消の電気として地域内で使われる予定だ。

 発電所の仕組みは、まず、取水設備から水車を回すための水を取り込む。沈砂池・ヘッドタンクで、砂や石などを沈ませ、水車の羽根が壊れないように余計なものを取り除いた水を水車まで送る。発電所建屋には水車・発電機・配電盤などを装備しており、取り込んだ水が水車を回し、その回転力で発電機を動かし発電する。水車を回した水は放水路から川に戻す。

 永吉川水力発電所の水車は、クロスフローという種類の水車(独ヴァッサークラフトフォルク社製)で、二つのガイドベーン(案内羽根)の効率が落ちないよう水の量を自動調整する。水が少ない場合は片方のガイドベーンが閉じ、もう一方のガイドベーンのみが開いて水車を回す構造となっている。水車のサイズは約1.2×1.2m(メートル)。また、発電機には永久磁石発電機を採用した。

1362とはずがたり:2018/07/08(日) 23:18:22
>馬野川の中〜下流部分は三重県が管理しており、河川法上の扱いは一級河川となるため、水利権が発生する。そこで今回のプロジェクトに際し、三重県などと河川協議を行った結果、上流部分は伊賀市が管轄し、河川法の適用を受けない普通河川となることが決まった。

>三重大学と地元の建設会社であるマツザキが中心となり、地元の地域協議会と協力して2013年から取り組みを進めてきたプロジェクトで、数年にわたる事業性評価を経て、2017年秋に発電所の建設・運営を担う新会社、みえ里山エネルギーが立ち上がった。

>出力199kWの水車で発電を行い、約1010MWhの発電量を見込んでいる。

100年前の小水力発電を復活させて地域活性、導水にはパイプを使う新手法
http://itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1712/06/news042.html

三重県伊賀市で、民間主導で100年前の小水力発電所を復活させるプロジェクトが進行中だ。導水手法に低コストかつ高効率な新方式を導入するとともに、収益を地域に還元するという、注目の取り組みだ。プロジェクトの概要とともに、三重大学の坂内教授が考案した新しい導水方式を紹介する。
2017年12月06日 07時00分 公開
[陰山遼将,スマートジャパン]

 三重県伊賀市で、約100年前に稼働した小水力発電所を復活させる試みが本格的にスタートした。三重大学と地元の建設会社であるマツザキが中心となり、地元の地域協議会と協力して2013年から取り組みを進めてきたプロジェクトで、数年にわたる事業性評価を経て、2017年秋に発電所の建設・運営を担う新会社、みえ里山エネルギーが立ち上がった。民間主導の地域活性化を目的とした珍しい小水力発電事業であるとともに、エネルギー源となる水の輸送方式に新しい手法を取り入れるなど、注目のプロジェクトだ。

 三重県の伊賀地区には、大正初期に創業を開始した河川水を利用する小水力発電所が2カ所あった。そのうちの1つが、伊賀馬野川水電の小水力発電所だ。出力60kWのベルトン水車と50kWの発電機を利用するこの発電所は、1918年に稼働。しかし、老朽化などの理由によって、1958年に廃止となっていた。今回のプロジェクトは、この伊賀馬野川水電の小水力発電所があった場所に、新たに発電所を建設し、再生可能エネルギーを活用した地域活性化を目指すものだ。

http://tohazugatali.dousetsu.com/l_rk_171206_mie01.jpg
伊賀馬野川水電の歴史 資料提供:三重大学

発電出力は約4倍に
 新たに立ち上げる発電所は、旧発電所の約70m上流に建設する。馬野川の中〜下流部分は三重県が管理しており、河川法上の扱いは一級河川となるため、水利権が発生する。そこで今回のプロジェクトに際し、三重県などと河川協議を行った結果、上流部分は伊賀市が管轄し、河川法の適用を受けない普通河川となることが決まった。新たに建設する発電所は、この普通河川エリアから取水し、導水路を通してエネルギー源となる水を得る。出力199kWの水車で発電を行い、約1010MWhの発電量を見込んでいる。発電出力は旧発電所の約4倍だ。

http://tohazugatali.dousetsu.com/l_rk_171206_mie02.jpg
発電所の建設位置と設備の概要 資料提供:三重大学

 そして、今回のプロジェクトではこの導水路による水の運搬方法に、大きな工夫を凝らしている。旧発電所では、山中に建設された小水力発電所などでよくみられる、開水路とよばれるU字型の水路を利用していた。この方式の場合、水は緩やかな流速で、多くの水は流せない。工事も人手で行わなければならず、水中植物が発生しやすいため、保守コストも掛かるという課題があった。

1363とはずがたり:2018/07/08(日) 23:18:38
>>1362-1363
 そこで、今回の発電所には、三重大学の坂内正明特任教授が開発した、パイプ型の導水管の導入を決めた。

旧発電所が利用していたU字型の水路
http://tohazugatali.dousetsu.com/l_rk_171206_mie03.jpg

「パイプ型の導水管」、そのメリットとは?
 導水管として利用するのは、直径約50cmのパイプだ。この中に水を密閉するように、満水状態にして水を運ぶ。管内が液体で満たされていれば、圧力によって管の途中に出発地点より高い地点があっても、ポンプなどを利用せずに水を運搬できる「サイフォン効果」を生かした導水手法だ。U字型の水路より、多くの水を運べるだけでなく、ポンプ設備を利用しなくていいため、設置コストを削減できるメリットもある。今回のプロジェクトでは、長さ1080mのパイプ管を敷設し、約76.7mの落差を利用して発電する。

 この方式を考案した坂内教授によると、50cmというパイプの直径は、さまざまな問題を考慮して決められた大きさなのだという。

 「パイプ内を満水状態にして水を流すので、水を運ぶ距離が長くなると、パイプと水の間に摩擦が発生し圧力が少しずつ低下します。さらに、圧力がさらに低下し、飽和圧力より低くなると泡が発生してしまいます。この気体の泡は水が高所から低所に落ちる際に圧力が再び上がることで、再び水(液体)に戻ります。この現象が起きると高圧の圧力波が発生し、最悪の場合水車の羽根を損傷させてしまう場合がありました。そこで今回はこの現象を避けるため、気泡を発生させることなく、最小のパイプ径で最大限に水を流せるようにする計画を立てました。この工夫によって、パイプの材料費や工事費を削減するとともに、水量を増やして発電量を最大化できる最適な設計を行っています」(坂内教授)

馬野川小水力の水の運び方
http://tohazugatali.dousetsu.com/l_rk_171206_mie04.jpg

数年で黒字化、利益は地域活性化に生かす
 建設する発電所、2019年4月の稼働開始を予定している。発電した電力は、全量を「再生可能エネルギーの固定買取価格制度(FIT)」を利用して、中部電力に売電する予定だ。年間の売電収入は約3500万円を見込んでいるという。建設に掛かる総事業費は約3.7億円だが、坂内教授は「発電所の建設費と保守に要する費用と、馬野川からの取水量を元に試算すると、今回の発電所は発電から2〜3年後に単年度で黒字化となる計画」と話す。

 この売電収益を、出資者や地域に還元する取り組みも進める。新会社の、みえ里山エネルギーは、馬野川小水力発電を復活させるプロジェクト地域協議会などと共同で、発電所の稼働に合わせて一般社団法人を設立する。この一般社団法人を通して売電収益を、特産品などの形で出資者に還元する他、地域の活性化事業などに活用していく計画だ。

1364名無しさん:2018/07/09(月) 22:38:38

https://twitter.com/yoyunoyochangg/status/1015126296462950400
https://i.imgur.com/oc0CiRD.png
https://i.imgur.com/1kSgY9k.jpg

クレストゲート 「お腹がいっぱいだよ」 大洪水になりダムがいっぱいになった時このゲートを開き水を流します。でも安心。100年に一度の大洪水でもだいじょうぶ。

https://i.imgur.com/zmqo6c6.jpg

上の門が開くのが100年に1回あるかないからしく、上から放流してるらしい
https://twitter.com/yukiakixxx/status/1015164224140554240

1365名無しさん:2018/07/09(月) 22:42:49
https://www.asahi.com/articles/ASL784HCTL78PLBJ002.html

倉敷の浸水、河川改修予定だった 5m予測の地域が被害
後藤一也2018年7月8日15時40分

拡大する「まび記念病院」に避難していた人たちが、自衛隊によって救助された=2018年7月8日午後0時23分、岡山県倉敷市、山本裕之撮影
「まび記念病院」に避難していた人たちが、自衛隊によって救助された=2018年7月8日午後0時23分、岡山県倉敷市、山本裕之撮影
倉敷市真備町の決壊した川と浸水エリア 少しずつ水かさが低くなってきた道を歩く男性=2018年7月8日午前11時20分、岡山県倉敷市真備町川辺、竹花徹朗撮影 大規模な浸水被害が起こった岡山県倉敷市真備町では、消防隊員が救助した住民を担いで運んでいた=2018年7月8日午前9時6分、岡山県倉敷市、吉沢英将撮影 浸水した地区からポンプ車を使って排水する作業が始まった=2018年7月8日午後3時12分、岡山県倉敷市真備町、山本裕之撮影
 住宅地が大規模に冠水した岡山県倉敷市の小田川の決壊は、高梁川との合流地点付近が湾曲して水が流れにくくなっているため、水がたまって、上流側の水位が上昇する「バックウォーター現象」が原因とみられると専門家は指摘している。水害の恐れが高く、河川改修の工事が計画されていた。岡山大の前野詩朗教授(河川工学)は「改修後であれば洪水は防げたかもしれない」と話した。
倉敷市真備町、いまだ1千人孤立 新たに4人の遺体発見
各地の大雨情報はこちら
雨雲の様子
交通情報
 前野さんによると、家の2階部分まで浸水した倉敷市真備町は、地区の東側を高梁川、南側を小田川に囲まれている。川の合流地点は湾曲しているうえ、川幅も狭く水が流れにくい。流れなくなった水は勾配が緩やかな小田川のほうにたまりやすく、決壊したとみられるという。一度浸水すると排水されにくく、浸水地域の水位が高くなりやすい。倉敷市が作ったハザードマップでも、今回浸水した地区のほとんどを2階の屋根ぐらいまで浸水する5メートル以上と予測していた。
 国土交通省の資料によると、合流地点付近では1972年や76年などにも浸水が起きている。前野教授は「今回は過去最大級の被害だ」と話す。国交省によると、洪水を防ぐため、高梁川と小田川の合流地点を、湾曲している部分よりも下流側に付け替えて水を流れやすくする工事が計画されていた。今秋には工事用道路の建設を始める予定だったという。合流地点を下流に付け替えることで、小田川の水位が数メートル下がることが想定されていた。(後藤一也)

1366とはずがたり:2018/07/09(月) 23:06:16
定格出力は??

55.7mの落差で830世帯分の電力、長野県に小水力発電所
http://itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1807/04/news026.html

グリーン電力エンジニアリングが長野県塩尻市に小水力発電所を建設。55.7mの落差を利用して、約830世帯分の使用電力量に相当する発電量を見込んでいる。
2018年07月04日 07時00分 公開
[長町基,スマートジャパン]

 グリーン電力エンジニアリング(東京都千代田区)は、長野県塩尻市に「塩尻市奈良井川萱ヶ平小水力発電所」の建設に着工することを決定し、7月5日に起工式を行うと発表した。グリーン電力エンジニアリングによる初めての小水力発電所で、稼働は2019年秋ごろを目標にしている。

 同発電所は、信濃川水系奈良井川の流水を利用し、取水部流域面積は19.6平方キロメートルに及ぶ。総落差55.7m(メートル)を利用して、一般家庭の約830世帯分に相当する年間300万kWh(キロワット時)の発電量を見込んでいる。

 発電設備は、グループ会社の朝日機工(大阪府守口市)で製造したものを使用し、計画から供用開始までの期間短縮と発電設備の調達コストの低減化を可能にしている。


建設する発電所の概要 出典:グリーン電力エンジニアリング
 グリーン電力エンジニアリングでは、今後、自らが発電事業者として小水力発電所を展開する他、そのノウハウを生かし、小水力発電事業を検討している他事業者へのコンサルティング業務も積極的に行っていく考えだ。水車や水門扉、除じん機などの発電設備については、朝日機工と協働して同社製の設備の販売に取り組む。

 同発電所の計画は、塩尻市の新エネルギー計画に整合し、新エネルギー利用促進などの観点に一致した事業として、同市から河川の紹介などでの協力を得たという。塩尻市では、木質バイオマス発電所の整備を含む「信州 F・POWERプロジェクト」を推進しており、将来的には地域電力設立によるエネルギーの地産地消も検討するなど、再生可能エネルギーの利活用に向け積極的に取り組んでいる。

 グリーン電力エンジニアリングは、同市の取り組みに賛同し、同市地域電力との連携の他、発電プラント工事の地元企業への発注や雇用創出など、地域の活性化に貢献する方針だ。

1367とはずがたり:2018/07/10(火) 11:24:01
真備町はこの辺だったか。
また真備って<まきび>って訓(よ)むとばっかり思ってたけどなんで<まび>なんだ!?讃良@寝屋川を<さんら>と今は訓むようなものか。

豪雨死者66人、不明者捜索続く 特別警報3県、倉敷で千人超孤立
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2018070801001110.html
12:25共同通信

 活発な梅雨前線による西日本豪雨で8日、被害の大きい岡山、広島、愛媛の各県などでは警察や自衛隊が安否不明者の捜索を続けた。京都府と高知県で初めて犠牲者が確認され、死者は計66人となった。気象庁は、岐阜県に加え愛媛、高知両県に大雨の特別警報を出し、土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 岡山県倉敷市真備町地区では、川の堤防決壊で広範囲が水没。同県などによると、8日午前の時点で千人以上が病院や建物の屋上などに取り残され、孤立状態にあり、ヘリコプターやボートでの救助が続けられた。

 政府は8日、災害対策基本法に基づき、非常災害対策本部を設置した。

1368とはずがたり:2018/07/11(水) 12:04:13

被害甚大3県で断水25万戸 西日本豪雨、復旧見通せず
11:07共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2018071101001133.html

 西日本豪雨で甚大な被害が出た広島、愛媛、岡山の3県の計25万4084戸で断水が続き、大半の自治体で復旧の見通しが立っていないことが11日、各県や厚生労働省への取材で分かった。岡山、愛媛の両県は水道施設の被害状況を十分把握できていない。他9府県の1153戸も断水しており、市民生活への影響が長期化するのは確実だ。

 共同通信の各府県まとめで死者は12府県で計159人。依然56人が安否不明となっている。

 厚労省によると、断水は10日午後8時時点で広島県が21万1310戸、愛媛県は2万2757戸、岡山県が2万17戸。

1369とはずがたり:2018/07/11(水) 12:06:19
これは衝撃的な映像だ。。「
>穏やかだった水の流れが突然、激流に変わる。

上流で何があったの??

濁流が橋乗り越え…広島・榎川 氾濫の瞬間
2018年7月10日 19:12ツイートするシェアする
http://www.news24.jp/articles/2018/07/10/07398319.html10日昼前に起きた広島県府中町の榎川が氾濫した瞬間の映像が入ってきた。

これは午前11時頃、府中町にある病院の防犯カメラの映像。画面上手が榎川の上流。穏やかだった水の流れが突然、激流に変わる。橋に大木がひっかかり、濁流が橋を乗り越えていく。周りにいた作業員や住民が一斉にその場から逃げる様子がとらえられていた。府中町では午後7時現在も避難指示が続いている。

1370とはずがたり:2018/07/11(水) 12:09:36

この辺かな?
https://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E133.19.23.366N34.26.41.202/q/%E7%86%8A%E9%87%8E%E7%94%BA%E9%AB%98%E4%B8%8B/zoom/9/?

ため池決壊のおそれ 避難指示 広島 福山
09:06NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011527731_20180711.html

広島県福山市の山あいにあるため池でひび割れが見つかり市は、決壊のおそれがあるとして、周辺の25世帯に避難指示を出しました。広島県によりますと、今回の豪雨で通常の放流量を上回る水の量がため池に流入したということで現在、排水作業を行っています。

広島県福山市によりますと、11日朝、市内の瀬戸町にあるため池で、管理人がひび割れを見つけました。

このため市は11日午前8時41分、ため池の東側の熊野町高下地区の25世帯に避難指示を出し、職員が対象の住宅に直接出向いて避難を呼びかけています。

このため池は、福山市の中心部から南西におよそ6キロ離れた山あいにあり、地元では小池と呼ばれています。
広島県によりますと、ため池は周辺の田んぼに水を供給するために整備され、およそ1万トンの貯水量があるということです。

今回の豪雨で通常の放流量を上回る水の量がため池に流入し、あふれ出るおそれが生じたため、現在、緊急バルブを開いて排水作業を行っているということです。

福山市は、職員を現地に派遣して詳しい状況を確認するとともに、今後の対応の検討を急いでいます。

1371とはずがたり:2018/07/11(水) 12:23:55
>>1369

広島 府中町 榎川が氾濫 上流で土石流か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180710/k10011527041000.html
2018年7月10日 18時37分

10日午前、広島県府中町を流れる榎川で、上流から流れてきた土砂や流木が川をせき止め、水があふれ出しました。上流で土石流が発生した可能性があり、町は住民に避難指示を出し、安全の確保を呼びかけています。

10日午前11時すぎ、府中町本町3丁目付近にある寺山橋で上流から流れてきた大量の土砂や流木が川をせき止め、水があふれ出しました。

水は近くの住宅街に流れ込み、町は1万377世帯、2万3516人に避難指示を出し、午後4時半現在、町内の7か所の避難所におよそ370人が避難したということです。

川の周辺には小学校や幼稚園などがありますが、子どもたちは、職員などの誘導で無事避難したということです。

これまでのところ、けが人の情報はありませんが、複数の住宅が水につかったということです。

府中町の住宅街を流れる榎川は、1級河川の太田川の支流にあたる全長4.8キロの川です。

県によりますと、10日午前、土石流が榎川の上流の砂防ダムを乗り越えたのが確認され、県は、さらに上流で土石流が発生した可能性があるとみて調べています。

県は、川にたまった土砂や流木の撤去を進めていますが、作業が終わるめどは立っていないということです。

榎川の砂防ダムの状況
広島県によりますと、府中町を流れる榎川には、大雨などで流れ出した土砂の勢いを食い止める「砂防ダム」が上流の7か所に設置されています。

今回、県の職員が土石流が乗り越えているのを確認したのは、7か所のうち最も下流側にある砂防ダムで、土石流はさらに上流側で発生したとみられますが、具体的な場所はまだ確認できていないということです。
住民が土砂の撤去作業
10日になって川が氾濫した広島県の府中町では、住民たちが街なかに流れ込んだ土砂の撤去作業に追われました。

このうち府中町本町にある鮮魚店では、店内は被害を受けていませんが流れてきた土砂が付近の道路を覆っていて、店の人たちがシャベルなどを使って取り除いていました。

鮮魚店で働く楠家正也さん(33)は「店のシャッターをすぐに閉めて避難しました。大きな被害がなかったのは不幸中の幸いでした。きのうから晴れていたので安心しきっていましたが、こんなことが起きるとは思わず驚いています」と話していました。

また、家族が理容店を営む木本朋美さん(53)は被害を防ごうと近所の人たちと協力して店の前に土のうを積みました。

川の水は店の手前まできたということで、木本さんは「ここからは川の様子が見えず、状況がわからなかったので怖かったです。川の流れがこのまま収まるのかわからず、とても不安です」と話していました。

1372とはずがたり:2018/07/11(水) 12:38:41

広島・福山でため池三つが決壊 避難指示、その後解除
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000040-asahi-soci
7/11(水) 11:37配信 朝日新聞デジタル

 広島県福山市神辺町西中条(かんなべちょうにしちゅうじょう)の三つのため池が決壊したとの情報が入ったとして、市は11日午前11時14分、周辺に避難指示(緊急)を発令したが、安全を確認し、まもなく解除した。人的な被害は今のところ入っていないという。

朝日新聞社

1373とはずがたり:2018/07/11(水) 12:41:04
水不足気味の瀬戸内地方は雨が降る対策より振らない対策の方が先行してるからこの惨状なんかな。。

雨量多いのに、発表は後? =特別警報、地域ごとに異なる基準―西日本豪雨
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000008-jij-soci
7/11(水) 4:43配信 時事通信

 西日本豪雨で、8日までの11日間に降った雨の合計量が高知県などで1000ミリを超えた一方、多くの死傷者が出た岡山県などは600ミリ以下だったことが、気象庁のまとめで分かった。

 両県の一部には大雨特別警報が発表されたが、先に発表されたのは岡山県。理由は警報の発表基準にあった。

 気象庁によると、6月28日〜7月8日の岡山県鏡野町の雨量は565.5ミリ。広島県東広島市では7日午前8時40分までの48時間に426.5ミリ降った。鏡野町や東広島市を含む両県の一部地域には6日夜、大雨特別警報が発表された。

 一方、高知県馬路村の6月28日〜7月8日の雨量は1852.5ミリで、岡山県鏡野町の3倍を超えた。しかし、同村など高知県東部には特別警報は出ず、同県宿毛市で3時間に263.0ミリの雨が観測された8日朝、県西部に発表された。

 大雨特別警報は48時間か3時間の降雨量が、その地域で「50年に一度」あるかが判断基準の一つだ。気象庁の担当者は「山陽地方に比べて高知県は平年でも雨量が多く、50年に1度の基準は相対的に高い」と説明する。

 警報の発表は、地面に雨が染みこむ量を示す「土壌雨量指数」も基準となる。土砂災害や浸水害の危険性は同庁ホームページの「警報の危険度分布」で、地図形式で確認できる。

1374とはずがたり:2018/07/12(木) 12:56:09
幾つか池があるけどどれかな。。
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E133.14.14.256N34.33.14.081/zoom/10/

広島 府中 用土町に避難指示 ため池が決壊のおそれ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011529421_20180712.html
10:19NHKニュース&スポーツ

広島県府中市は市内にあるため池「奥田池」が決壊するおそれがあるとして、午前9時55分に池の近くの用土町に避難指示を出しました。

1375とはずがたり:2018/07/12(木) 20:45:32
前以て放流して貯水量最小限にしたりしてたんやろうねえ!?

豪雨 8つのダムで“緊急的放流”
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011530151_20180712.html
16:49NHKニュース&スポーツ

国土交通省によりますと、今回の記録的豪雨では、全国の558の治水機能のあるダムのうち4割近くの213か所のダムで、下流の川の氾濫を防ぐためにダムに水をためる「洪水調節」が行われたということです。このうち8つのダムでは、満杯に近い状態になり、放水量をダムへの流入量とほぼ同じに近づける緊急的な措置の「異常洪水時防災操作」が行われたということです。

この操作が行われたのは、愛媛県の「野村ダム」と「鹿野川ダム」、兵庫県の「一庫ダム」と「引原ダム」、京都府の「日吉ダム」、広島県の「野呂川ダム」、岡山県の「河本ダム」、岐阜県の「岩屋ダム」です。

このうち、甚大な被害が出た愛媛県の大洲市や西予市を流れる「肱川」は、「野村ダム」と「鹿野川ダム」の下流にあります。

「異常洪水時防災操作」は関係する自治体などに通知した上で行われ、野村ダムでは、今月7日の午前6時20分、鹿野川ダムでは、午前7時半だったということです。

国土交通省によりますと、「異常洪水時防災操作」は、去年までの10年間に合わせて40回行われていますが、同じ時期に広い範囲の8か所のダムで行われるのは、異例だということです。

1377名無しさん:2018/07/12(木) 23:29:24
https://www.asahi.com/articles/ASL7956K2L79PTIL02N.html

ハザードマップと重なった浸水域、それでも犠牲者防げず
2018年7月10日5時0分

拡大する決壊した小田川の堤防(右下)と浸水した真備町周辺=2018年7月9日午後、岡山県倉敷市、遠藤真梨撮影
決壊した小田川の堤防(右下)と浸水した真備町周辺=2018年7月9日午後、岡山県倉敷市、遠藤真梨撮影
河川の付け替え工事の予定と被害状況 真備町を流れる、小田川(左上)と高梁川(中央上)の合流地点。手前は付け替えが予定されていた柳井原貯水池を含む区間=2018年7月9日午後、岡山県倉敷市、朝日新聞社ヘリから、遠藤真梨撮影 倉敷市真備町の浸水と倉敷市などの対応
 住宅地が大規模に冠水した岡山県倉敷市真備(まび)町は、過去にも同じ河川が繰り返し氾濫(はんらん)していた。危険を知らせる洪水ハザードマップは、今回とほぼ同じ浸水域を想定しており、河川改修も計画していた。予測していた災害で、なぜ30人近い犠牲者を出したのか。
列島各地の大雨被害の状況
被災者のためにできること…支援通信
真備町、水の流れにくい河川

 「一挙に水が出た。急激な水位上昇があった」
 8日夜、倉敷市防災危機管理室の河野裕・危機管理監は、想像以上の速度で河川の水位が上がっていった状況を記者団に語った。
 真備町は1級河川の高梁川へと注ぐ支流の小田川流域にある。住宅地や田んぼが広がるが、堤防の決壊で地区の約4分の1にあたる1200ヘクタールが浸水した。倉敷市はほぼ半数の住家が床上浸水したとみている。
 倉敷市は6日午前11時30分、真備町を含む市内全域の山沿いを対象に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令。午後10時には真備町全域に「避難勧告」を発令した。地域防災計画では、小田川の氾濫(はんらん)危険水位に達することなどが発令基準になっているが、見回りに出ていた市職員や消防団の情報から、早めに発令することにした。すぐにエリアメールや防災無線などで住民に情報を伝えた。
 しかし、その後も水位の上昇が続き、7日午前0時47分には国土交通省が小田川右岸で水流が堤防を越えたとの緊急速報を出した。倉敷市では、その約40分後までに真備町全域に避難指示を出した。国交省が堤防の「決壊」を把握したのはその約4分後だった。
 真備町は地区の東側を高梁川、南側を小田川に囲まれている。
 岡山大の前野詩朗教授(河川工学)によると、今回の決壊は、高梁川と小田川の合流地点付近が湾曲して水が流れにくくなっているため、上流側の水位が上昇する「バックウォーター現象」が起きたことが原因とみられる。流れなくなった水は勾配が緩やかな小田川の方にたまりやすく、決壊したという見方だ。
 国交省の資料によると、二つの河川の合流地点付近では、1972年や76年などにも大規模な浸水が発生していた。国交省は湾曲部分よりも下流側に合流地点を付け替えて水を流れやすくする工事を計画し、今秋には工事用道路の建設を始める予定だった。
 一方、倉敷市は洪水時の地区ごとの浸水域を色分けして示したハザードマップを作成していた。今回の水害後、国交省がドローンを飛ばして上空から確認すると、地区内の浸水被害は想定とほぼ重なっていた。倉敷市は全戸にハザードマップを配っていたが、住民の男性(48)は「そんなものがあったとは、知らなかった」と言う。
 想定されていたはずの災害。倉敷市の担当者は9日夜、「命を落とした方がいるということは本当に残念だ」と述べたものの、原因について問われると、「その質問に答えるにはまだ早すぎる」と語った。
ハザードマップ、1300市町村が公開

1378名無しさん:2018/07/12(木) 23:29:58
>>1377

浸水が想定される区域や避難場所などを住民に伝える洪水ハザードマップは、市町村が作成する。
 国や都道府県などの河川管理者が、流域に降る雨の量や堤防が切れる場所などを想定して浸水想定区域図をつくり、市町村が避難場所や経路を記入して完成させる。昨年3月時点で約1300市町村が公開している。倉敷市もその一つだ。
 約7万戸が浸水した2000年9月の東海豪雨やその後の水害で、多くの住民が避難場所を知らなかったことが問題になり、水防法が改正されて、大きな被害が予想される川について作成が義務づけられた。
 東京都荒川区は2016年、荒川で最大規模の洪水が起きた際の浸水想定を国土交通省が公表したことを踏まえ、ハザードマップを改定した。区内の11万5千世帯のうち、9万世帯が最大5メートル以上の浸水被害を受けると想定している。
 15年の関東・東北豪雨では、茨城県常総市を流れる鬼怒川の堤防が決壊した際に、多数の住民が自宅に取り残され、ハザードマップが避難行動に結びつかない実態が明らかになった。国交省は16年に手引を改め、「早期の立ち退き避難が必要な区域」も設定することを盛りこんだ。
 荒川や入間川が流れる埼玉県ふじみ野市では、昨年3月からハザードマップにこうした区域を明記している。担当者は「ただマップをつくるのではなく、中身を住民に知ってもらい、水害のリスクを実感してもらうことが重要」と話す。
 ただ、作成が義務づけられているのは一定規模以上の河川が対象で、中小河川では浸水想定区域図がなく、危険性が示されていない場合がある。昨年7月の九州北部豪雨では、浸水想定区域として示されていなかった筑後川の支流があふれて多くの犠牲者が出た。
避難「地域・個人の力も必要」

 住民に避難を呼びかける自治体の情報提供も、災害のたびに改められてきた。
 市町村長は、災害対策基本法に基づいて避難情報を出す。避難情報には、高齢者らが避難を始める目安の「避難準備・高齢者等避難開始」、住民に避難を促す「避難勧告」、さらに危険性が高まったときの「避難指示(緊急)」がある。
 内閣府は2005年、避難勧告などの判断基準や伝達方法に関するガイドラインをつくった。前年の04年に全国で死者・行方不明者98人を出した台風23号などの災害が相次いだためだ。
 09年に兵庫県佐用町などで死者・行方不明者27人を出した台風9号や11年の東日本大震災を受け、14年にガイドラインを改定。避難情報は空振りを恐れずに早めに出すことを強調した。14年に77人が犠牲になった広島土砂災害が起きると、避難準備情報の段階から「自発的に」避難を始めるという表現をガイドラインに盛り込んだ。
 16年の台風10号では、岩手県岩泉町で高齢者施設の入居者9人が死亡した。町は避難準備情報を出していたが、施設側は高齢者らが避難を始める目安という意味を理解していなかった。これを受け、内閣府は「避難準備情報」の表記を「避難準備・高齢者等避難開始」に改め、「避難指示」は「避難指示(緊急)」に改定した。
 それでも、被害は繰り返された。
 NPO法人のCeMI環境・防災研究所の松尾一郎副所長は「避難情報やハザードマップなど、行政は知らせる努力、住民は知る努力が重要。行政の力だけでなく、地域コミュニティーや個人がきっちり動くことが必要だ」と指摘する。

1379名無しさん:2018/07/12(木) 23:33:06
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180710/k10011525471000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

浸水「ハザードマップと重なる」専門家 倉敷 真備町
2018年7月10日 7時25分豪雨 検証

西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町、被害の発生前と後の様子を撮影した人工衛星の画像データからは、川の氾濫や浸水は少なくとも東西およそ7キロにわたっている様子がわかりました。専門家は「浸水が市のハザードマップに近い形で広がっている。こうした想定をしっかり周知する必要性を感じる」と話しています。
このデータは、JAXA=宇宙航空研究開発機構が、地球観測衛星から発信した電波を元に、倉敷市真備町の様子を画像化したものです。

ことし4月の画像データと、氾濫発生情報が発表されてからおよそ24時間たった今月8日の午前0時すぎの画像データを比較し、変化が見られる地点に赤い色がつけられています。

被害が出た後の今月8日の画像を見ると、東西に流れる小田川と南北を流れる高梁川の合流地点から、上流に直線距離でおよそ7キロにわたって赤い色が広がりJAXAは広範囲に浸水している様子が見てとれるとしています。

浸水は川の周辺の住宅地のほぼ全域にわたっていて、山間部にも赤い色が広がっています。

衛星画像を見た河川工学が専門の岡山大学の前野詩朗教授は「画像は浸水の状況を再現しているように見える。小田川の堤防はかなり高く住宅の2階の屋根と同じくらいあり、川の水位が上がる中、堤防が決壊して水が一気に流れ出し、短時間で広範囲に広がったと思う」と話しています。

そのうえで画像が洪水や土砂災害を想定した市のハザードマップの浸水区域とほぼ重なると指摘し「ハザードマップの想定を把握するとともに、行政としてもしっかりと周知していく必要性を感じる」と話しています。

1380名無しさん:2018/07/12(木) 23:36:08
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180711/k10011528881000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003

LIVE 西日本豪雨 各地の状況ライブ

愛媛 ダム放流「下流域の被害は予想もやむをえず」
2018年7月11日 19時33分豪雨 被害

愛媛県大洲市や西予市に甚大な被害をもたらした「肱川」の氾濫について、川の上流にあるダムを管理する国土交通省四国地方整備局の担当者らが会見を開き、「下流域の被害は予想されていたが、想定外の雨量で、放流はやむをえなかった。住民への情報周知については適切だった」などと説明しました。
愛媛県の大洲市と西予市では今月7日、2つの市を流れる「肱川」が氾濫したことで、広い範囲にわたって住宅などが浸水し、逃げ遅れや土砂崩れなどで9人が犠牲になるなど、甚大な被害をもたらしました。

11日は肱川の上流にある「野村ダム」と「鹿野川ダム」を管理している国土交通省四国地方整備局の担当者らが会見を開き、ダムの放流の操作や住民への周知について説明しました。

それによりますと、豪雨の影響でダムがいっぱいになったため、2つのダムでは入ってきた水の量と同じ量を放流する異例の措置を取ったということです。

このうち、鹿野川ダムでは一時、安全な放流の基準の6倍に当たる毎秒およそ3700トンを放流したということです。

このため下流域に被害が出ることは予想できていたということで、3台の車両や流域に設置されているスピーカーなどを使って、住民に注意を促していたと説明しました。

四国地方整備局の担当者は「下流域の被害は予想されていたが、想定外の雨量で、ダムの容量がいっぱいになり、放流はやむをえなかった。住民への情報の周知は適切だったと思う」と話しています。
下流では急激に増水 周知方法に疑問の声も
愛媛県大洲市では、市内を流れる肱川が氾濫し、住宅が浸水するなどして4人が犠牲になりました。

川の上流にある鹿野川ダムからは一時、基準の量の6倍の水が放流され、その後、急激に川が増水したということで、流域の人たちからは放流の周知などが適切だったのか疑問の声も出ています。

愛媛県大洲市では、市内を流れる肱川が氾濫して広い範囲にわたって住宅が浸水するなどして、4人が死亡したほか、合わせて4600棟の住宅に被害が出ました。

肱川の上流には、野村ダムと鹿野川ダムの2つのダムがあり、流域の住民によりますと、今月7日の朝、ダムの放流のあと川が急激に増水して、水があふれたと証言しています。

このうち、鹿野川ダムの1キロほど下流にある大洲市肱川町の下鹿野川地区に住む出水清志さん(61)は、7日の午前8時すぎに「水が来るぞ」という近所の人からの連絡で、初めて川に水が押し寄せていることに気づいたということです。

1381名無しさん:2018/07/12(木) 23:36:38
>>1380

その後、隣の建物の屋根に避難したということですが、出水さんが午前8時23分に撮影した写真では、高さ4メートルほどの自宅の2階まで水につかり、一帯が水没している様子が確認できます。

出水さんは「あっという間に水があふれていった。大量の水を放流するという周知があったかどうか覚えていないぐらいで、水没するなんて思いもしなかった」と話していました。

同じ地区に住む、橋本福矩さん(77)は午前8時ごろ、自宅に向かって津波のように押し寄せる水を見て、慌てて2階に逃げたということです。

橋本さんが午前8時44分に撮影した写真では、家の前のカーブミラーがほぼ水につかっている様子が確認できます。

ダムを管理する国土交通省四国地方整備局では、3台の車両や流域に設置されているスピーカーなどをつかって、住民に注意を促していたということです。しかし、橋本さんは「ダムの放流で起きた水害であることは明らかだと思う。自然災害はしかたないし、ダムの放流もやむをえないことだったとしても、住民への情報の伝え方はもっとやり方があったのではないか。人の命を軽視しているとしか思えない」と話しています。

また、地元の消防団の金野昭一さん(50)は「これは天災ではなく、人災だという住民も多い。行政にはきちんと検証をしてほしい」と話していました。

一方、大洲市は整備局からダム放流の連絡を受け、防災行政無線で住民に急な川の増水などに注意するよう呼びかけたとしています。大洲市役所肱川支所の篠原雅人支所長は「資料も流されていて、現段階では当時、どのような対応を行ったか詳細に答えられないが、今後、住民への情報提供の在り方を含め検証したい」と話しています。
専門家「ダムは避難の時間稼ぐ施設」
河川工学が専門の北海道大学大学院の山田朋人准教授によりますと、ダムは洪水の被害を軽減させ、下流の住民が避難する時間を確保する点で大きな効果があるとしたうえで、今回のように、貯められる量を超える雨が降った場合、ダムに流入した量と同じ量を放流するのは一般的な対応だとしています。

そのうえで、大雨で放流する場合には、下流の住民への情報伝達を徹底することが重要だと指摘しています。

具体的には、雨が強まっている時間帯は、情報が住民にうまく伝わらないことがあるため、国や自治体はサイレンや防災行政無線、インターネットなど、多角的に情報提供を行う必要があるとしています。

一方、情報の受け手側の住民は、川の水位が急激に上昇することを想定し、情報を積極的に入手して避難などの行動につなげてほしいとしています。

山田准教授は「今回のような豪雨では、ダムだけで洪水を防ぐのは難しく、むしろダムは避難のための時間を稼ぐ施設だという認識を持つ必要がある。ダムや川の水位の情報はホームページなどで入手することができるため、流域の住民は日ごろから情報に接して、いざという時に役立ててほしい」と話していました。

1382とはずがたり:2018/07/17(火) 00:36:37
<西日本豪雨>倉敷・真備町「堤防」の応急工事完了
https://excite.co.jp/News/society_g/20180716/Mainichi_20180717k0000m040037000c.html
毎日新聞社 2018年7月16日 19時27分

決壊した堤防の復旧工事が続けられていた=岡山県倉敷市真備町地区で2018年7月12日、本社ヘリから加古信志撮影


 岡山県倉敷市真備町地区に大規模な浸水被害を引き起こした堤防の決壊について、国土交通省は16日、小田川と高馬(たかま)川の3カ所の応急工事が完了し、堤防が元の高さでつながったと発表した。

 小田川の応急工事では、堤防の決壊箇所に高さ5?7メートルの盛り土をして、上からシートをかぶせた上で川側に大型の土のうを積み上げた。今後、盛り土を挟み込んだ高さ最大11メートル(地上部分は同7メートル)の鉄板で堤防の外を囲み、二重の堤防とする。国交省は「今週中には完了させたい」と話している。

 今回の豪雨では、小田川支流の末政川や真谷川の堤防も決壊しており、管理する県が応急工事をしている。【竹田迅岐】

1383とはずがたり:2018/07/17(火) 23:30:06
【西日本豪雨】肱川水系2ダムの放流で検証の場を設置 国交省
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807170011.html
11:14産経新聞

 石井啓一国土交通相は17日の閣議後の記者会見で、西日本豪雨により被災した愛媛県伊予、大洲両市で、肱川流域の2つのダムの放流により犠牲者や浸水被害が生じた問題で、住民への情報提供のあり方やダム操作について、学識者などによる検証を行うことを明らかにした。19日の初会合では現地調査を実施する。

 検証には学識者2人と河川管理者の県と国交省四国地方整備局、地元自治体の伊予、大洲両市が参加する。石井氏は「避難の実態や被害状況の分析に基づき、ハード・ソフトの両面から各種取り組みの実情を検討する」と述べた。

 肱川流域での被害をめぐっては、国交省は、上流の野村ダムと鹿野川ダムでは操作規則に基づく運用がなされ、下流にあたる自治体にはダムの状況などについて複数回にわたり情報を提供したとしている。石井氏は運用が適切だったのかとの問いに対し、「効果的な情報提供のあり方や住民に対する周知のあり方、より効果的なダム操作の技術的な考察を行う。しっかり検証したい」と述べるにとどめた。

1384とはずがたり:2018/07/20(金) 11:59:41

此迄洪水対策が主で土石流対策は何となく見過ごされてきた様に思う。
否,地方では治山事業散々やってきてもうお腹いっぱいなのに肝腎の都市近郊,それも新しく開発された近郊都市域が致命的に遅れているのではないか。。

<西日本豪雨>「ママ、寒いよ」土石流5歳児の夢奪う 広島
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000002-mai-soci
7/20(金) 1:21配信 毎日新聞

 豪雨で犠牲になった広島市安芸区矢野東7の幼稚園児、土井愛翔(まなと)ちゃん(5)の夢は警察官。来春に小学校に入るのを楽しみにしていた。「ママ、寒いよ」。保育士の母佳織さん(29)は、避難の際に聞いた愛翔ちゃんの最期の言葉が耳から離れない。濁流にのまれた母子は引き裂かれ、夢も希望も絶たれた。

 佳織さんは18日、親族とともに避難先から約1週間ぶりに地面がむき出しになった「梅河(うめごう)団地」の自宅跡に立った。あの豪雨まで、夫と愛翔ちゃん、次男(1)の4人で暮らしていた。最後に愛翔ちゃんと会話をした自宅2階は、約70メートル離れた場所まで押し流され、佳織さんと夫はその骨組みを見つめた。

 降り続く雨。6日午後7時半ごろ、突然、自宅1階に土石流が襲いかかった。勢いが強く、身の回りの物を取る暇もないほど。佳織さんは愛翔ちゃん、次男とともに2階へ避難した。ぬれた愛翔ちゃんを寝室の布団でくるむと、「ママ、寒いよ」と怖がっていた。

 濁流は容赦なく2階まで上がってきた。佳織さんは次男を抱いたまま屋外へと流されていく。そして次男は手から離れた。愛翔ちゃんはどこにいたのかさえ分からない。「このままでは子ども2人とも失ってしまう」

 佳織さんは気づくと暗闇に倒れていた。目の前の崖を懸命にはい上がった。すると、近くで赤ん坊の泣き声がした。泥だらけの次男だった。でも、付近を見回しても愛翔ちゃんの姿はなく、9日に遺体が見つかった。白い肌着が茶色に染まり、流された時間の長さを感じた。

 愛翔ちゃんは「色白で丸々として、かわいかった。幼稚園の制服がよく似合っていた」(地元住民)。来春に小学校入学を控えていた。佳織さんは黒色に青いラインの人気のランドセルを買おうと決めていた。愛翔ちゃんは学校生活を楽しみにし、佳織さんと同じくバレーボールをやりたいとも話していた。将来の夢はいつ聞いても警察官。白バイの模型を見ると、「乗りたい」とよく話していた。

 葬儀で佳織さんは泣き崩れた。愛翔ちゃんに掛ける言葉が見つからない。それでも次男、夫と一緒に、また前を向かなければと思う。「残った家族は頑張って生きていかんと」。佳織さんは自分に言い聞かせた。【松浦吉剛】

1385とはずがたり:2018/07/20(金) 23:03:23
偉いなあ。
燃料が補充出来たのはどういう仕組みだ?感動仕立ての筋も良いけどそういうリアルなディテールも知りたい。
>燃料は何度も補充した。

水上バイクで来たヒーロー 15時間かけ120人救う
https://asahi.com/articles/ASL7L3JDSL7LUTIL011.html?ref=goonews
河崎優子2018年7月19日05時03分

 西日本豪雨で甚大な浸水被害を受けた岡山県倉敷市真備(まび)町で、多くの住民が取り残される中、「どげんかしたらないかん」と、水上バイクで約15時間にわたり、約120人を救助した町出身の若者がいる。「町のヒーローじゃ」。救助された住民たちから命の恩人として感謝されている。

 「おかんが真備の家に取り残されとる。どうにか助けてもらえませんかね?」

 7日昼前、岡山県総社(そうじゃ)市の建設業、内藤翔一さん(29)は、同じ真備町出身の後輩で岡山市に住む上森圭祐さん(25)から電話で頼まれた。

 地元の浸水被害に、内藤さんは「なんかできんか」と思っていた矢先だった。趣味で水上バイクに乗ることがあり、免許も持っている。総社市の自宅から真備町はほど近い。

 「すぐ行っちゃるわ」

 水上バイクを友人から借りて、出発した。

 昼過ぎ、泥水は民家の2階ほどまで上がり、水かさは依然として少しずつ増していた。木やタイヤなど様々なものが流れ、油の臭いが鼻を突いた。ヘリの音が響く中、ベランダや屋根の上に避難している人々から救助を求める声が、数メートルおきに聞こえた。

 「助けて」「こっち回って!」

 「次行くけ、待っとって」と伝え、最初に上森さんの母親を救出した。

 取り残されている人々の多くが高齢者。自力でバイクに乗ることができず、抱きかかえる必要がある。途中から地元の後輩にも手伝ってもらった。助け出した人々は、高台にある森泉寺まで運んだ。

 近くの岩田忠義(ただよし)さん(73)夫婦も内藤さんたちのバイクに助けられた。軒下まで水が迫り、夫婦で屋根の上に避難した。昼過ぎに119番や110番で救助を頼んだが、助けは来なかった。ヘリが近くを飛ぶ度にタオルを巻いたさおを振って助けを求めた。

 数時間すると「ブーン」と鈍い音が響いた。「もしかして、やっと助けが来たのか」。近づいてきたのは水上バイク。内藤さんから「子どもを先に運ばせてな。絶対戻るけん、絶対間に合うけん、頑張って」と励まされ、ほっとした。

1386とはずがたり:2018/07/20(金) 23:03:37
>>1385
 しばらくして、約束通り内藤さんは来た。バイクに乗りながら「じいちゃん、命がけで助けたんじゃけ、長生きしてよ。絶対で」と肩をたたかれた。

 うれしくて、涙が出た。

 「内藤さんは、町のヒーロー。命の恩人じゃ」

「立て直したい」炊き出しも
 屋根の上に3時間以上立ち続けて足が動かなくなった高齢夫婦にも出会った。水は屋根の上に達していた。疲れ切った顔で「もうだめじゃ。わしらええけ、他行ったげて」と言った。

 「いや、絶対助けてやる」。水上バイクをロープで固定し、屋根まで歩み寄り、水につかりながらも、夫婦が呼吸できるように高めに抱きかかえて乗せた。

 日が暮れると、住民はライトを振ったり笛を鳴らしたりして存在を知らせていた。夜中には水深が浅くなり、水上バイクの底が何かにぶつかって何度も転倒したが、起き上がって救助を続け、午前4時までに計120人ほどを運んだ。途中から、避難先の森泉寺には内藤さんの後輩数人が集まり、バイクから住民を降ろす作業などを手伝った。

 森泉寺によると、7〜8日に100人ほどが境内に身を寄せた。寺以外にも、希望する場所まで送られた人が20人ほどいた。

 水上バイクは傷だらけになった。燃料は何度も補充した。必死に救助を続け、最後は全身がつって動けなくなった。後日、避難所で炊き出しのボランティアをしていると、救助した高齢者から次々と感謝の声をかけられた。「それだけで、やってよかったと思った」

 内藤さんに母親を救助してもらった上森さんも町に駆けつけていた。7日昼過ぎから深夜まで釣り用のボートで救出にあたり、約100人を避難させた。

 2人は現在も避難所での炊き出しや知人の家や店舗の片付けを手伝っている。実家の片付けも残っているが、「自分ができることを続けて真備町を立て直していきたい」と内藤さん。被災地を駆け回っている。(河崎優子)

1387とはずがたり:2018/07/20(金) 23:11:52
増水5人死亡も…ダム緊急放流は「必要だった」
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180720-567-OYT1T50037.html
10:19読売新聞

増水5人死亡も…ダム緊急放流は「必要だった」

ダムの操作に関する検証委員会による現場視察。堤防(草の茂る部分)から越流し、左手にある大洲市中心部が浸水した(19日、愛媛県大洲市で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 愛媛県内で今月7日、西日本豪雨のため満水となったダムの緊急放流の直後に川があふれ、死者が出た事態について、国土交通省四国地方整備局は19日、学識者らを集めた委員会による検証活動を開始した。

 緊急放流は、貯水量が許容レベルを超えないよう、流入量と同じだけ放流する「異常洪水時防災操作」というもので、同県西予市野村町にある「野村ダム」などで行われた。放流後、 肱川 ひじかわが増水し、野村町で5人が死亡。下流の 大洲 おおず市でも浸水被害が出た。

 委員らは現地調査後、放流が適切に行われたかどうかなどについて議論。放流の操作をしなかったとしても、最終的には同じ水量がダムを越えて肱川に流れ込むうえ、ダム施設が壊れる恐れもあったことから、委員の鈴木幸一・愛媛大名誉教授(河川工学)は「操作は必要だった」と話した。

1388とはずがたり:2018/07/22(日) 09:24:14
氾濫危険メール配信されず
岡山・倉敷の小田川
https://this.kiji.is/393057105210639457
 西日本豪雨で堤防が決壊して氾濫し、甚大な被害をもたらした岡山県倉敷市の小田川について、氾濫危険水位に達したことを知らせる緊急速報メールが国土交通省から配信されていなかったことが20日、同省中国地方整備局への取材で分かった。

 同整備局は、多くの河川で氾濫の危険が高まり、国交省が県や市町村に知らせる洪水予報の発表準備に追われる中、予報の内容を簡略化した緊急速報メールを配信する時間がなかったとしている。

 同整備局によると、水位などを知らせる小田川の洪水予報は6日午後10時20分に出されていた。

1389とはずがたり:2018/07/25(水) 02:04:24
2018年7月16日 / 22:03 / 8日前
焦点:岡山・真備町襲った洪水、現実となった住民の長年の懸念
https://jp.reuters.com/article/weather-japan-failures-insight-idJPKBN1K61KM?rpc=122

[真備(岡山県倉敷市) 16日 ロイター] - 今から45年前、芥川勲氏(79)が真備町に引っ越して来た時、この町は子育てに最適な場所だと思った。倉敷市まで車で通勤できて、土地は手頃な価格だった。小田川から2キロほど離れた土地に家を建てた際、その前年に洪水があったことは聞いていたが、地元の議員や長老が水害の危険性について警告を始めるまで、それほど気にはしなかった。…

西日本を襲った豪雨は、洪水や崖崩れを引き起こし、200人以上が死亡、数十人が行方不明という36年ぶりの大災害となった。

中でも真備町は最も被害の大きかった地域で、倉敷市全体の死者数51人のほとんどを占めた。真備の4分の1以上が浸水、水の深さは最大で4.8メートルに及んだ。

真備町の住民や自治体、専門家へのインタビューなどから、多くの死者を出した背景には、いくつもの原因が重なっていたことが分かってきた。

治水対策は最初の計画から何十年も経過したが実行されず、住民はリスクに関する警告を的確に理解できず、最も被害の大きかった地域に避難指示が出されたのは、堤防が決壊する4分前だった──。

「県議の方とか市議の方に一生懸命働いてもらって、何とか(川の)流れを変えようとしてきた」と芥川氏は言う。現在の河川整備計画は2010年に策定され、今秋に着工される予定だった。「もうちょっと早く、もう4─5年早かったらこういうことにはならなかった」と語った。

倉敷市では2005年以降、国土交通省に対し、整備工事を始めるよう毎年働きかけてきたという。しかし、国にとって優先度が高いとは認識されなかった。

倉敷市防災危機管理室は、ロイターの取材に対し、国交省は全国各地からのこうした整備事業の要望を受けて優先順位を判断しなければならない、とし、政府に理解を示した。

国交省中国地方整備局の山内洋志・河川調査官は、2014年の小田川付け替え事業について、適切な手続きに従ったとしたうえで大規模河川整備事業は、通常、長い期間がかかる、と述べた。

岡山県議会議長を勤める高橋戒隆氏は、河川工事が遅れた背景には、予算の縮小もあると指摘した。真備町で育った高橋氏は長年、洪水対策の重要性を訴えてきた。ロイターの取材に対し「自分が国を動かせなかったという無力感がある。住民の方々に対して申し訳ない。何とか間に合ったら、こんなことになっていなかったのに」と声を詰まらせた。

石井啓一国土交通相は13日の会見で、今回の豪雨で倉敷市に大きな被害が出たのは、与党の政策が間違っていたためで「人的災害」だったのではないかとの質問に、直接答えることはしなかった。…

<最初の計画から数十年も経過>

真備町の住民の多くは、大きな水害のあった1972年と76年以降に、2つの川にはさまれたこの地域に引っ越してきた。お年寄りは洪水のリスクを認識していたが、床上までの浸水は経験しなかったと言う。真備町は、倉敷市中心部に通う「新住民」のベッドタウンとして人口が増加した。

倉敷市の河川整備計画は、過去50年にわたり様々な経緯で変遷してきた。岡山河川事務所によると、最初の計画は1968年まで遡る。

小田川と高梁川の合流地点付近で、治水のために貯水池をバイパスとし、同時に堰を作って用水を確保する計画だった。

しかし、地元の一部の反対などがあり計画は進まず、2002年までには、用水の需要が減ったことから、いったんこの事業は中止となった。

過去20年間、全国的に公共事業への支出は大幅に削減されてきた。1999年度のピーク時には14.9兆円だった公共事業費は11年度に5.3兆円まで減少し、今年度は6兆円だった。

2014年にようやく280億円の予算がつけられた小田川と高梁川のバイパス事業は、完成まで10年が予定され、今年の秋から工事に入る予定だった。

1390とはずがたり:2018/07/25(水) 02:05:53
>>1389
<ハザードマップ>

政府は2005年、各地方自治体に浸水のリスクと避難所の場所を示す「ハザードマップ」の公表を義務付けた。

倉敷市でも2年前、ハザードマップが作られた。この地図上で、真備の大部分は紫色で塗られている。洪水が起きた場合、浸水する可能性が高いことを示す。

そして、この紫色の地域は、実際に今回の豪雨で浸水した地域とほぼ重なる。しかし、真備の住民に、このハザードマップは周知されていなかった。

気象庁によると、7月6日の1日の降水量は138.5ミリ、倉敷市としては観測史上2番目の多さだった。7日未明、小田川と高馬川の3カ所で堤防が決壊し、真備に水が流れ込んだ。

倉敷市のハザードマップは降雨量の少ない地域であることを前提に作られている。岡山県のホームページは「晴れの国、おかやま」として、年間を通じて雨が少なく、日照時間が多いとことを伝えている。

ただ、同時に河川が短く急な斜面を流れていることから、いったん大雨が降ると洪水が起こる危険があるとも示されている。 

Slideshow (8 Images)
浸水した家からボートで救助されたある80歳の男性は、ハザードマップについて「役所から来た何かのお知らせの1つだと思った」と話した。「水がすごい速さで上がってきた。警戒が足りなかった」。

<堤防決壊4分前の避難指示>

国交省は2015年に「水防災意識社会再構築ビジョン」を策定したが、避難勧告・指示に関しては地方自治体に任せられた。

伊東香織・倉敷市長が、最初の避難指示を小田川の南側の地区に出したのは7月6日午後11時45分。7日の午前1時30分には町の拡声器、携帯電話のメール、テレビ、ラジオを通じて小田川北側の住民に避難を指示した。

小田川北側の地区に避難指示が出されたのは、小田川に流れ込む高馬川の堤防が決壊する4分前だった。

伊東市長は会見で、避難指示のタイミングについて見解を聞かれ、河川の状況を見ながら基準に従って指示を出したと述べた。

真備の住民の1人、山下篤志氏(63)の家族は避難できたものの、近所に住む90代の男性に、小田川からわずか数十メートルの自宅から避難するよう説得することはできなかった。その後、この男性の死亡が確認された。

がれきの積まれた自宅の前で、山下氏は「また、同じようなことが数年であるかもしれない」と話す。「妻は、もうここには住めないかもしれないって言っている」と述べ、うつむいた。

インタラクティブ・グラフィックス:西日本豪雨

Mari Saito, Linda Sieg, 宮崎亜巳 編集:田巻一彦

1391とはずがたり:2018/07/25(水) 20:18:25

豪雨翌朝も土砂災害、専門家「警戒心薄らぐ」
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180725-567-OYT1T50057.html
17:39読売新聞

 西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県東広島市で、土砂災害の発生が集中したのは雨が激しかった6日夜ではなく、雨の弱まり始めた7日朝だったことがわかった。土砂災害の死者10人のうち9人は7日朝に犠牲になっていた。避難所から帰宅後に被災したケースもあり、専門家は雨の降り方で警戒心が薄らぐ危険性を指摘している。

 広島県内での土砂災害の犠牲者は24日現在、88人。災害の発生時刻を推測するため、読売新聞が死亡推定時刻や消防・警察への通報時間を分析した結果、59人は6日夜に、18人は7日午前5時頃以降に亡くなっていた(2人は7日未明、9人は死亡推定時刻が不明)。朝の死者の半数は東広島市だった。

 広島県には6日午後7時40分に大雨特別警報が出され、各被災地では6日午後5?10時に雨のピークが訪れた。その後、弱まり、7日未明に再び強まったが、明け方には小康状態となっていた。

1392とはずがたり:2018/07/28(土) 15:13:23

水道民営化、アメリカでは実際に何が起きたか
https://newsweekjapan.jp/reizei/2018/07/post-1018.php
2018年07月26日(木)16時40分

<日本の水道民営化議論は、地方自治体が設備維持コストに耐えられないという状況から出てきたが、先行したアメリカの例を見れば、経済合理性のなかで維持コストが利用者に転嫁されることは明らか>

水道の民営化という議論が進んでいます。この民営化を含む「水道法改正案」がすでに2017年に立案され、2018年7月22日に閉会した国会でも審議されました。この国会では成立しなかったのですが、秋の臨時国会で再び審議される見通しだと言われています。

アメリカはこの水道民営化が世界でも先行した地域です。17〜18世紀の開拓時代には、それぞれの入植地や市町村が水道を建設していたのですが、19世紀の後半から民営化の動きが進んだからです。

同時に広域化も進みましたが、そんな中から全米最大の「民営水道会社」であるアメリカン・ウォーター(AW)が出てきました。AWは水道と電気供給の企業として1880年代に設立され、その後1947年に水道専業に改組、現在は全米50州のうち46州に加えて、カナダのオンタリオ州でもビジネスを展開しています。

アメリカで水道民営化が進んだ事情は特殊です。広大な国土に、分散した形で入植が始まった経緯があり、バラバラに水道が建設されたのですが、個々の経営は零細でした。ですから入植後100年以上が経過して、設備の更新を進める必要が生まれたときには、市町村には負担が重かったのです。

一方で、アメリカの市町村というのは完全独立採算制で収支の透明性が要求されるため、納税者の意識は高かったのです。そこで、「民営化による広域化」か「個々の市町村による公営事業として設備投資の継続」かというと、後者はムリであって、必然的に民営化による広域化が選択されていったのでした。

もちろん大都市など規模の大きい自治体では公営も残りました。また、民営化されたとはいえ、水道というのは文字通りのライフラインですから州や市町村は水質管理や安定供給に関する監督権は有しており、とりあえず100年以上の民営化の歴史において水道供給の大破綻という事態は起きていません。

例えば、2014年にミシガン州のフリントで水道水の鉛汚染が問題になりました。これは自動車産業が繁栄していた時代の延長で「公共水道」のまま運営してきた一方で、周辺都市が準民営化に走った中で取り残されたための問題と言えます。仮の話ですが、もっと経済が回っていた時代に民営化していたら、万事うまく行っていたに違いありません。(ちなみに、このフリントの問題はまだ解決していません)

では、アメリカで水道民営化は成功しているのかというと、そう簡単な話ではありません。実際に民営化水道を経験してみると、企業によって様々な問題があることがわかります。

例えば、私の住むニュージャージー州の中部は、以前は「エリザベス・ウォーター社(EWC)」というのが水道を供給していました。ところが、取水しているラリタン川という河川が豪雨のために氾濫し、その泥水が浄水場に溢れるという事故が起きたのです。その処理費用の重さに耐えられなくなったEWCは、この地域の事業をAWに売却しました。

さすが全米最大の企業だけあって、AWによって浄水場の洪水対策は整備されましたし、定期的な水道本管の清掃作業なども行われるようになりました。では、良いことばかりかというと、そうではありませんでした。問題は、料金が高くなったことです。EWCからAWに移行したことで、水道料金は40%ぐらい跳ね上がったのを記憶しています。

1393とはずがたり:2018/07/28(土) 15:14:01
>>1392
また、AWは加入者との契約を変更してきました。EWCのときは、水道本管から各家庭への引き込み線までは、仮に損傷があった場合の修理は無償でした。ところが、AWになったら、各家庭の引き込み線の所有権は各家庭にあるとして、破損したら自己責任ということになりました。

その自己責任というのが問題で、仮に破損した場合に近所の配管工を呼んで修理していいのかというと、これが約款で禁止されているのです。どういうことかというと、本管に接続する部分の工事は、AWの指定業者しか認めないというのです。

では、その料金はというと、例えば1件1万ドル(110万円相当)という高額なものとなり、また呼んでもすぐに配管工は来ないという話もあります。どうすればいいのかというと、AWは「配管保険」というのを売っていて、「自己責任の引き込み線部分の損傷をカバー」という触れ込みで、かなりの保険料を取るのです。

実際に配管の事故を経験した人の話では、「AWの配管保険に入っていると、破裂しても無料でカバーされるだけでなく、修理も優先される」のだそうで、そうなると仕方なく保険に入らざるを得ないことになります。

別にAWが悪質なのではありません。民営化というのはそういうものです。水道事業というライフラインについて、その維持コストの全てが民間の経済合理性で回っていく、その中で転嫁できるコストは利用者に転嫁するというのが民営化です。

一方で、今回の日本の民営化議論というのは、人口縮小で需要が収縮する中で、巨大な設備更新コストには、脆弱な地方自治体の財政では耐えられないという危機的な状況の中で出てきたものです。ですからアメリカでまがりなりにも成功しているということは、比較にならないと思います。

日本の場合に懸念されるのは、民営化によってコストが顕在化し、それによって水道事業の破綻が早期化するという問題です。結果として、否応なしにコンパクトシティ化が進むということもあるかもしれませんが、国土のある部分について、最優先のライフラインである水道供給が破綻していけば統治の崩壊につながります。

となると、民営化しつつ相当部分の補助を公費で実施するという形になるのかもしれませんが、その場合は業者との癒着が起きないように監視体制が重要になります。その一方で、広域化を進めて効率を追求するというのは必要なことであり、現在の制度がこのまま維持できるとは思えません。

心配なのは、今回の西日本豪雨のような大災害で、水道インフラが破壊された場合です。民営の場合、リターンの期待できない修復コストの負担はしないかもしれません。では脆弱な各地方自治体の財政にその能力があるのかというと、これもないわけです。

この水道民営化法案ですが、大変に重要な問題であり、審議を尽くす必要があります。また決定後に「ご存知ですか?」などと告知をするのではなく、審議へ向けて賛否の議論を盛り上げていく必要があります。とにかく、実施可能な範囲での実務的な議論にしていかねばなりません。

1394とはずがたり:2018/08/01(水) 18:40:06
めざましテレビ
すべてを交換するには130年以上。なぜ、水道料金が値上がっているのか?
https://fnn.jp/posts/00336410HDK
2018年7月13日 金曜 午後0:20

「老朽化した水道管の破裂」が原因のトラブルが続発
老朽化した水道管を取り換える莫大な工事費用をまかなうための値上げ
値上げや工事を先送りにしたら「将来世代に大きなツケを残す」

今月4日、東京・北区のJR駒込駅近くの住宅街では、約150メートルに渡って、まるで川のような状態になってしまった。

この原因は「老朽化した水道管の破裂」で、今、こういったトラブルが全国で続発している。

水道料金が「過去最高」を連続更新
厚生労働省によると、年間で2万件を超える漏水・破損事故が発生しているという。

また、2006年以降、全国の水道料金が年々上がり続け、ここ4年は毎年のように「過去最高」を更新し、2017年の一般家庭の平均月額は3,228円(水 20立方メートル使用時の月額)に達した。

なぜ、水道料金が過去最高を連続更新しているのか。

老朽化した水道管を取り換える費用のため…
川崎市では現在、耐震化した水道管への交換を進めている。

水道料金の値上げはしないとしているが、今後5年間で交換工事には約325億円かかる見通しだという。

また、ことし、横須賀市で交換された水道管は、約46年もの間、地下に埋まっていたもので表面にはサビが多くみられる。

厚生労働省によると、現在の全国の水道管の総延長は約67万キロメートルで、そのうち、交換の目安とされる40年を超えた古い水道管は約10万キロメートル。

さらに、老朽化した水道管を新しくするには、推計で1キロメートル当たり、約1億5000万円もの費用がかかるといい、莫大な工事費用をまかなうために、水道料金を値上げせざるを得ないという。

東京などの都市部では、交換の際に地震に強い水道管を導入。

古くなった水道管は地震の揺れでつなぎ目が外れ、水が漏れだしてしまうが、地震に強い水道管は、つなぎ目が伸び縮みする仕組みになっているため、地震で大きく揺れても、つなぎ目が抜けないという。

1395とはずがたり:2018/08/01(水) 18:40:24
>>1394
だが、耐震化は全国で38%に留まり、すべての水道管を交換するには130年以上かかると見られている。

そして先月、震度6弱の地震に襲われた大阪府では、府内各所で水道管が破裂し、約10万戸が一時断水を余儀なくされた。

実は、大阪府の水道管の3割は耐用年数を超えており、老朽化率は全国ワースト1。

大阪府の一般家庭の水道料金をみると、月額で全国の平均より約400円ほど安い2,813円(水20立方キロメートル使用時の月額)。

比較的、水道代が安い反面、工事費用が不足し、水道管の交換が思うように進められないという。

「人口の減少」も影響…
さらに、全国で水道料金の値上げがされている理由はもう一つある。

神奈川県・大井町は、2018年4月から19年ぶりに水道料金を約2割引き上げた。

町の一般家庭で、月額573円(水50立方メートル使用時)の値上げとなる計算だが、その理由は日本全体で進行する現象にあった。

大井町生活環境課の香川倫幸さんは「人口減少に転じて、給水量や料金収入もどんどん減ってきたということが、一つ大きな要因」と話した。

水道施設の運営コストなどはほぼ一定だが、利用者の人口が減り続けることで、世帯当たりの負担が増加するという構図があるという。

大井町では今回の値上げで料金収入が月300万〜400万円ほど増加したが、香川さんは「正直、これでも足りてないです」と訴えた。

費用が足りないという自治体は多く、全国の約3割の自治体で、水道料金が原価割れを起こしているという。

私たちの生活に欠かすことができない「水道」。

この値上げの必要性について水ジャーナリスト・橋本淳司さんは「水道料金を上げずに修理を先送りにした場合、ある日突然いっぺんに工事ということになると、水道料金もそれに伴って一気に上がるので、その時の将来世代に大きなツケを残すことになります。少しずつ、値上げをしていく必要があるということです」と話した。

(「めざましテレビ」7月13日放送分より)

1396とはずがたり:2018/08/05(日) 11:04:37
<西日本豪雨>大雨特別警報、15県が「見直し必要」
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180805k0000m040050000c.html
08月04日 20:52毎日新聞

 ◇避難行動につながる改善求める

 西日本豪雨で11府県に出された大雨特別警報の発表方法について、毎日新聞が全都道府県にアンケートしたところ、15県が「見直しが必要」と回答した。「現状でいい」と答えた自治体は10府県にとどまり、どちらも選ばなかった自治体の半数以上が気象庁や被災自治体などの今後の検証を注視する姿勢を示した。特別警報が出されたものの220人以上が逃げ遅れなどで犠牲になっており、「住民に切迫感が伝わるよう検討が必要」(滋賀県)など避難行動につながる改善を求める声が多数上がった。

 特別警報は2013年8月に運用開始。警報の発表基準をはるかに超える大雨や津波などが予想される場合に気象庁が発表し、重大な危険が差し迫った異常な状況にあるとして最大級の警戒を呼びかける。今回は7月6?8日、過去最多の11府県186市町村に大雨特別警報が発表された。

 アンケートは、特別警報の発表方法について「見直しが必要」「現状でいい」の2択で聞き、理由も尋ねた。全47都道府県が回答。特別警報が出された11府県では、過半数の6県が見直しを求めた。

 愛媛県は「大雨が峠を越えた8日午前5時50分に特別警報が出たが、既に18人の死者が確認されていた。現実と制度に大きな乖離(かいり)がある」と指摘。さらに「住民に『特別警報が出るまでは大丈夫だろう』という意識もあり、文言や発表方法を検証する必要がある」と求めた。

 岡山県も「特別警報が発表される状況がどのような事態か住民に伝わっていない可能性があり、避難行動につながる発表方法を検討する必要がある」とした。

 この他に「市町村が避難指示を発令するトリガー(きっかけ)の一つ。精度を高く保ち、事前の発表が望ましい」(和歌山県)、「深夜や未明の発表となる場合はタイミングに配慮」(兵庫県や栃木県)、「従来と桁違いの豪雨で被害が繰り返し発生している。実情に合わせる必要がある」(佐賀県)などの指摘があった。

 一方、現状でいいとした自治体からも「避難情報が速やかに伝達されるような方法を検討する必要がある」(福岡県)、「特別警報など気象情報の受け手の認識に乖離があることが課題」(宮城県)との声が上がった。

 適切な選択肢がないとした22自治体には「国や被災自治体の検証で課題が明確になった段階で判断する」(愛知県)、「国の検証が済んでいない中で評価できない」(東京都)など現時点での判断を保留する回答が目立った。【根本毅】

1397とはずがたり:2018/08/22(水) 01:10:16
建設中に決壊したラオスのダムは、日本の資金によるものだった――韓国叩きに終始するメディアが報じるべきこと
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180821-00173229-hbolz-int
8/21(火) 15:40配信 HARBOR BUSINESS Online

◆ダム建設に韓国企業が加わっていたことで、韓国叩きの“燃料”に

 今年7月、東南アジアのラオスで起きたダム決壊事故。メコン河の支流セコン川水系に建設中のセピアン・セナムノイ・ダムの貯水池に設置した補助ダムが崩壊し、あふれ出た膨大な水が下流の6 の村を直撃。のべ13の村が浸水する大惨事となった。

⇒【画像】ラオスの人々は長年、小規模漁業などメコン河の恵みで生計を立ててきた。しかし、ダムによる水位の変化が生態系にも悪影響を及ぼしている(写真/Big Brother Mouse)

 現地報道によれば、数十人が死亡、約100人以上が行方不明、約6000人が家を失ったとされるが、調査も困難であるため詳しい状況は確認されていない。このセピアン・セナムノイ・ダム事業を実施している合弁会社にはSK建設などの韓国企業が加わっていたため、日本でも保守系メディアが大きく取り上げ、韓国企業を批判した。

 ネット上でも、韓国叩きの“燃料”としてネット右翼たちが大いに盛りあがった。だが問題のダムには、日本の公的機関や民間企業も資金面で関与しているのだという。東南アジアでの開発と人権について政策提言を行うNPO「メコン・ウォッチ」の木口由香事務局長は「日本の責任も大きい」と指摘する。

◆決壊したダムは日本の資金によるものだった

 日本の資金がどのようにセピアン・セナムノイ・ダム事業に関わっているのか。木口さんがこう解説する。

「同事業を実施しているのは、タイと韓国の民間企業、ラオスの国営企業による合弁会社です。この合弁会社に協調融資するタイ銀行団のうち、クルンシィ・アユタヤ銀行は現在、株式の76.88%を三菱UFJ銀行が保有し、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下にあります。融資決定は統合前となりますが、現経営陣には最高経営責任者(CEO)をはじめ多数の日本人が加わっています」

 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)もセピアン・セナムノイ・ダム事業に関わっている。

「GPIFは、クルンタイ銀行の株を時価総額で約14億8265万円の株を保有しています。また、GPIFは、合弁会社を構成するラオス国営企業に融資をしている韓国輸出入銀行の債権も時価総額で約62億6814万円を保有しています」(木口さん)

1398とはずがたり:2018/08/22(水) 01:10:29
>>1397
◆日本の支援で造られたダムが契機となり、急ピッチで進むラオスのダム開発

 現在のラオスでは、タイなど国外への売電を目的とした大規模水力発電事業が急ピッチで進められている。しかしラオスは一党独裁のもと、人々が自由に発言したり、集会を行ったりすることもできない国だ。

「事業が行われる現地の人々の安全や権利を軽視した性急なダム開発が、今回の決壊事故につながった」と木口さんは見ている。そして、ラオスがダム開発をその経済成長戦略の柱とした背景には、日本の影響も色濃くあるというのだ。

「日本政府が世界銀行(世銀)やアジア開発銀行(ADB)を通して支援を行い、『ラオスの貧困削減と環境保全につながる持続的な開発のモデル』として2005年に着工し、2010年から創業を開始したのがナムトゥン2ダムです。

 この事業を契機に、ラオス政府は急速なダム開発へと本腰を入れました。同事業の前に操業されていた1MW以上の水力発電事業はわずか10基でしたが、現在は操業13基、建設段階が22基、MOU(了解覚書)段階39基、事業開発合意の段階は23基、という水力発電ダム計画が進んでいます。

 しかしナムトゥン2ダム建設では、強制移住させられた約6200人の住民の生計回復が困難であること、ダム下流の水量の変化による洪水悪化などの問題が起きています。今後建設されるダムでも、同様の問題が起きる恐れがあるのです」(木口さん)

◆大規模ダム建設に依存するラオスの開発政策と、援助国や融資機関の役割を見直すべき

 木口さんは「今回の悲惨な事故に多くの人びとを巻き込んだのは、一義的には関連企業の責任です。しかし、企業のダム建設を可能にした融資機関、さらには大規模ダム建設に依存するラオス政府の開発政策とそれを後押ししてきた援助国・融資機関の役割についても検証する必要があります」という。

「昨今の予測不能な天候に対応できない可能性の高い既存のダムは、運営の停止を。環境・社会影響に比して収益の見合わないダム計画について、融資機関や援助国は中止を検討するよう求めること。大規模ダム建設を推進する、対ラオス開発援助政策自体を改めるべきでしょう」(木口さん)

 セピアン・セナムノイ・ダムの決壊を、格好の「嫌韓ネタ」として消費するのではなく、自国の政府や企業の姿勢も問われている問題として取り上げることが、日本のメディアに求められている。

<取材・文/志葉玲>

ハーバー・ビジネス・オンライン

1399名無しさん:2018/08/23(木) 06:58:11
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180822-OYT1T50093.html

都東部の250万人、他県に避難計画…大水害時
2018年8月22日 13時07分
 海抜ゼロメートル地帯が広がる東京都の江東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)は22日、大洪水を想定したハザードマップと、住民に近隣県への事前避難を求める広域避難計画を発表した。最悪のケースでは9割以上が水没すると予想し、約250万人を埼玉や千葉など他県に避難させる。水害での他県への避難計画は異例。区側は「被害を最小限にするため、避難の発想を転換した」としている。



 江東区など東京東部には荒川と江戸川に挟まれた地域が多く、死者・行方不明者が1900人を超えた「カスリーン台風」(1947年)でも甚大な被害を受けた。5区は2016年、共同で、水害を想定した「広域避難推進協議会」を結成。内閣府や国土交通省などとハザードマップと広域避難計画の作成を進めてきた。

 公開されたハザードマップは、巨大台風などで荒川と江戸川が同時に氾濫した場合、5区の人口の9割以上が住むエリアが水没すると指摘。約100万人が暮らす江戸川区西部と江東区東部などでは、2週間以上浸水が続くとしている。浸水の深さが最大10メートルに達する地域もあるという。

(ここまで464文字 / 残り800文字)

1400名無しさん:2018/08/25(土) 13:14:13
https://www.sankei.com/world/news/180823/wor1808230029-n1.html

ラオスのダム決壊から1カ月 避難者6000人、補償が焦点 建設企業の責任追及へ
2018.8.23 20:27

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 【シンガポール=吉村英輝】ラオス南部アッタプー県で建設中だった水力発電用ダムが決壊してから、23日で1カ月。洪水で家や農地を追われた住民への補償が今後の焦点となるなか、ラオス政府は日本を含む海外の専門家を招いて決壊原因の解明を進め、建設企業などの責任を追及する構えだ。

 ラオス政府が、国連機関などと16日付で発表した被害状況は死者39人、行方不明者97人、緊急施設への避難者6千人、影響を受けた被災者1万3100人。救援活動は大量の泥に阻まれ難航が続いているという。

 決壊したダムは、韓国のSK建設と韓国西部発電、タイのラチャブリ電力、ラオスの国営企業による合弁会社が建設中だった。

 ラオスの英字紙ビエンチャン・タイムズ(21日付、電子版)によると、SK建設の代表者は18日、ラオス政府に1千万ドル(約11億円)を救援資金として寄付し、「事故に見舞われた現地住民への深い追悼」を述べた。同社は200人で現地の救援にも当たり、仮設住宅も建設するという。

 ラオス政府は、新規ダム建設を全面中止し、決壊に関し、構造など原因究明と、決壊につながる関係者の汚職を調査する、2つの組織を8日に立ち上げた。

 トンルン首相は21日、現地調査した国際大ダム会議(本部パリ)のシュレイス会長や東京電力の技術者の表敬訪問を受けた。東電は「ラオス政府の要請を受け、調査団のサポートを実施した」としている。

1401とはずがたり:2018/08/26(日) 20:18:54
農家悲痛、困惑「まさかこんな事態に」 新宮川ダム貯水率ゼロ
08月24日 08:45みんゆうNET
https://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-FM20180824-300515.html

 「まさかこんな事態になるとは」「水の供給のために一日の大半を費やしている」。会津美里、会津坂下両町に農業用水を供給している新宮川ダム(会津美里町)の水が尽きた23日、農家は悲痛な表情を浮かべた。一部では渇水のため水田に地割れが起きたり、稲が枯れたりするなどの被害が出ているが、「自然」頼みが続くばかりだ。
 新宮川ダムの放流を調整している会津宮川土地改良区は、コシヒカリなど主要品種が最も水を必要とする「出穂期」を迎え、例年同様、7月下旬にダムの放流を開始した。だが、猛暑による予想以上の渇水で、すでに枯れている水路が多数あったため、水田に十分に水が行き渡らない事態に。その後、放流量を増やしたが、ダムの貯水量は減少し続け、今月4日からは放流量を抑制し、地区別に水を供給する輪番制とすることで農業用水の供給を維持、17日からは雨による流入量のみの放流に切り替わった。
 今後は、使用する水量が徐々に減る「成熟期」に移行するが、農家からは出穂期に受けた渇水や高温被害などの影響を懸念する声が上がる。水が比較的不足している用水路の末端に当たる会津美里町の下中川地区に水田を持つ農家、男性(39)は「今まででこんな対応に追われたことはない」と困惑し、「コメの質と収穫量が心配だ」と表情を曇らせた。現在も、一部の水田には十分に水が行き渡らず、揚水ポンプで用水路から水を水田に供給している。

1402とはずがたり:2018/08/27(月) 20:59:50
東京の目黒川が氾濫危険水位に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180827/k10011596141000.html
2018年8月27日 20時46分

東京都によりますと、この大雨で午後8時半現在、東京の目黒川は、目黒区青葉台の観測所で氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えました。急激に水位が上がっていて、川の氾濫に警戒が必要です。

1403とはずがたり:2018/08/27(月) 21:01:22
関東甲信 局地的に非常に激しい雨 川の急な増水などに警戒
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180827/k10011596081000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
2018年8月27日 20時51分

27日も東日本や西日本の各地で猛烈な暑さとなりましたが、気温の上昇や前線の影響で、関東甲信は大気の状態が不安定になり、局地的に雷や突風を伴って非常に激しい雨が降っています。川の急な増水や低い土地の浸水、土砂災害に警戒が必要です。

気象庁によりますと、27日も東日本や西日本を中心に高気圧に覆われて晴れて気温が上がり、各地で35度以上の猛暑日となりました。

関東甲信では、気温の上昇や前線の影響で、大気の状態が非常に不安定になり、夕方以降、局地的に雨雲が発達し、雷を伴って激しい雨が降っています。

午後8時までの1時間には、東京・練馬区で71ミリの非常に激しい雨を観測したほか、東京都が東久留米市に設置した雨量計でも71ミリの非常に激しい雨を観測しました。

激しい雨とともに急激に風も強まり、さいたま市では午後6時15分ごろには27.6メートルの、東京・練馬区では午後7時45分ごろに25.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。

これまでの雨で、東京都内の川が急激に増水し、午後8時40分現在、目黒区の目黒川と渋谷区の古川で氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えています。

関東甲信では、27日夜遅くにかけて局地的に雷や突風を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

気象庁は川の急な増水や低い土地の浸水、土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

1404とはずがたり:2018/09/04(火) 14:01:51
取水制限
大井川水系で開始 貯水率37%に /静岡
会員限定有料記事 毎日新聞2017年6月20日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20170620/ddl/k22/040/148000c

1405とはずがたり:2018/09/04(火) 17:05:28
今の環境で誇り持てないなら自衛隊員はやばいな。。

それにしても憲法無視の安倍は問題だ・・┐('〜`;)┌

2018.9.3 11:41
安倍晋三首相、自衛隊幹部らに訓示 「誇り持ち活動できる環境整備」 
https://www.sankei.com/politics/news/180903/plt1809030007-n1.html

 安倍晋三首相は3日午前、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同に出席し、「全ての自衛隊員が強い誇りをもって任務を全うできる環境を整えることは、今を生きる政治家の責任だ。私はその責任をしっかり果たしていく決意だ」と述べた。首相は憲法9条に自衛隊を明記する自民党憲法改正案を秋の臨時国会に提出する方針を示しており、あらためて決意を示した格好だ。

 首相は訓示で「サイバー空間や宇宙空間、電磁波など新たな領域で優位性を保つことがわが国の防衛に死活的に重要になってくる」と指摘した。年末に予定する防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」見直しに関し、「今後のわが国の防衛政策の確固たる礎となるよう全力を尽くしてほしい」と述べた。

 また、自衛隊による西日本豪雨などの救助活動に触れ、「自衛隊は被災された皆さんに寄り添い、心の支えとなった。今後ともリーダーたる諸君が先手先手で事にあたっていくことを期待している」と述べた。

1406とはずがたり:2018/09/04(火) 19:56:53
大雨に備え 二瀬ダムで放流 埼玉 秩父 午後7時半から
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180904/k10011608561000.html
2018年9月4日 19時00分

台風21号の接近による雨の影響で、国土交通省関東地方整備局は埼玉県秩父市にある二瀬ダムで水位の上昇に備えて午後7時半から放流を始めることにしています。

放流に伴って下流の荒川では水位が上昇することから、関東地方整備局は川に近づかないよう呼びかけています。

1407とはずがたり:2018/09/06(木) 11:06:13
ため池応急措置1540カ所必要
西日本豪雨で、農水省が緊急点検
https://this.kiji.is/410245701967135841
2018/9/6 10:29
c一般社団法人共同通信社

 農林水産省は6日、西日本豪雨で決壊が相次いだ、ため池の緊急点検で、応急措置が必要と判断されたため池が全国に1540カ所あったと発表した。対象のため池については、必要な整備を順次実施する方針。

 応急措置が必要なため池は36府県にあり、広島県の534カ所が最多だった。岡山が244カ所、兵庫が183カ所で続いた。西日本豪雨で被害を受けた地域に集中する結果となった。

 緊急点検は7月から8月末まで各都道府県が中心に実施し、亀裂や浸食がないか目視で確認した。被災地の広島、岡山、愛媛、福岡については国などが技術職員を派遣して集中的に調べた。

1408とはずがたり:2018/09/07(金) 12:40:01
震度7厚真町の厚真ダム決壊のおそれ 山が崩れ大量の土砂流れ込む 北海道胆振東部地震
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180907-00000007-hbcv-hok
9/7(金) 11:13配信 HBCニュース
北海道放送(株)

震度7を観測した厚真町の山の中にある厚真ダムに、山から崩れた大量の土砂や木が入り込んでいることが、JNNのヘリコプターの映像で分かりました。

「震源に近い厚真町の厚真ダムの状況です。かなり濁っています。茶色い山肌がみえています。大量に土砂が流入しています。水位の変化、流れ出る流木にも警戒が必要です」(アナウンサー)

農業用水用の厚真ダムでは、6日の地震で山が崩れ、大量の土砂や木が流れ込みました。
農林水産省は、厚真ダムで、周囲の山が崩れたことで水路が埋まり、今後さらに大雨が降れば決壊のおそれがあると警戒を呼びかけています。厚真町では7日の午後から雨の予報で、農水省は現場を確認し、対応を急ぎたいとしています。

北海道放送(株)

1409とはずがたり:2018/09/10(月) 22:58:38
こんなのがあったみたいだ。再生させよう♪

函館水電
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BD%E9%A4%A8%E6%B0%B4%E9%9B%BB

1410とはずがたり:2018/09/13(木) 21:50:38
すげえなあ

台風21号、琵琶湖の水動かす
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018091302000270.html

 各地で最大瞬間風速の記録を更新した台風21号が、四日午後に滋賀県に最接近した際、二時間半の間に琵琶湖の南部にある観測所で水位が一メートル以上も低下し、逆に北部の観測所で三三センチ上昇していたことが分かった。専門家らは「見たこともない現象」といい、台風によるかつてない強風が南から北へ向かって吹いたため、湖水が北側に吹き寄せられた可能性や、気圧差の影響を指摘する。

 国土交通省琵琶湖河川事務所(大津市)によると、湖の南部の三保ケ崎観測所(同)では基準水位との比較で、四日午後一時五十分にマイナス一七センチだった水位が、午後四時二十分には一〇五センチ低いマイナス一二二センチまで急激に下がった。これに対し、湖の北東部にある長浜市高月町の片山観測所では、ほぼ同じ時間帯に水位が三三センチ上昇した。

 この日、台風21号は琵琶湖の西側の兵庫県から福井県に抜ける進路を通り、風が強まる台風の進行方向右側となった滋賀県では、強い南風を観測。最大瞬間風速は彦根市で午後二時すぎ、観測史上一位の四六・二メートルを記録するなど、県内七地点で記録を更新した。琵琶湖の北西部の高島市マキノ町海津では、湖畔の料亭「湖里庵(こりあん)」が強風と波のため、ほぼ全壊。江戸時代から残る湖畔の石垣が破損したり、電柱が倒れて古い町並みが壊れるなど、大きな被害が出た。

 今回の水位データについて、琵琶湖河川事務所の担当者は「こんな現象は見たことがない。南から北へ風が吹いて、湖水が吹き寄せられる現象が起きたのではないか」と推測する。一方、滋賀県立琵琶湖博物館の戸田孝専門学芸員(56)は、強風に加えて台風の低気圧が北部の水を吸い上げた可能性も指摘する。「強風と台風の気圧差があれば、理論的には不思議ではない。それだけ今回の台風が強かったということ。今回と似たコースを通った一九六一年の第二室戸台風の際に、(琵琶湖の南端から流れ出る)瀬田川が一時的に干上がった写真を見たことがある」と語り、同様の現象が起きた可能性があるとした。

 (堀尾法道)

1411とはずがたり:2018/09/17(月) 20:07:11
西日本豪雨の土砂災害、危険箇所で死亡9割弱=警戒情報「空振り」も―国交省
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180917/Jiji_20180917X976.html
時事通信社 2018年9月17日 14時38分



 7月の西日本豪雨で発生した土砂災害による死者のうち、被災場所が判明したケースの9割近くが土砂災害警戒区域などの危険箇所だったことが国土交通省のまとめで分かった。早期の避難で被災を避けられた可能性もあり、国交省は「普段から自分の生活環境の特性を把握して、避難行動につなげてほしい」としている。

 同省によると、西日本豪雨による崖崩れや土石流によって死亡したのは8府県で119人。このうち、広島県内での死者が87人と最多だった。

 被災場所が判明した死者は107人で、そのうち土砂災害警戒区域にいたのは69人。自治体が調査中で警戒区域に未指定だったものの、危険箇所として把握されていた場所にいた人も25人いた。88%が土砂災害の発生する恐れが高い場所で被災したことになる。

 西日本豪雨では、気象庁などが34県の505市町村に土砂災害警戒情報を発表していた。ただ、実際に土砂災害の発生が確認されたのは208市町村で、対象自治体の41%にとどまった。6割近くの市町村では発生が確認されておらず、結果的に「空振り」だったところも多かったとみられる。

 国交省は「過去の豪雨と比べても、警戒情報が発表された自治体での土砂災害発生割合は高かった。空振りになることはあるが、危険性が認められて出されている情報なので、避難判断をためらわないでほしい」と強調する。

 西日本豪雨の土砂災害発生件数は今月5日時点で、31道府県から1748件が報告された。負傷者は29人、全半壊の家屋は553戸に上っている。

1412とはずがたり:2018/09/17(月) 20:07:41
想定外箇所からも土石流=豪雨災害の調査報告-地盤工学会など
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072501205&amp;g=oeq

 西日本豪雨の甚大な被害を受け、地盤工学会と土木学会は25日、高松市で緊急調査報告会を開いた。被災した各地域で調査を担う地元の学識者らが、自治体の想定していない箇所から土石流があったことなどを報告し、今後の課題について意見を述べた。
 学会の研究発表会の日程を一部変更し開催した。広島工業大の森脇武夫教授は、広島県熊野町で土砂災害警戒区域外の渓流から土石流が発生していたことを指摘。一方で愛媛大の森伸一郎准教授は、災害発生場所のほとんどは想定されていたとして、住民の認知と避難行動に結び付けることが課題だと述べた。(2018/07/25-20:59)

1413とはずがたり:2018/09/18(火) 12:32:37
不謹慎とお叱りを受けるのは承知で云うとこういう自然の猛威でダムが出来る(川が塞き止められて湖が出来る)のを聞くと太古から繰り返された自然の営みにロマンを感じてどきどきする。勿論自然の驚異に対する人間の血の滲むような努力の重みを考えるとわくわくと云ふよりは慄然とせねばならないのだらうがロマンの方が先に来てしまふ。これは感性の問題であってそう感じるからもっと起これと云ってる訳ではないのを解って欲しい。今自分が済んでる生駒が竜田川と天の川が閉塞して湖の底に沈んだらと考えてもわくわくするのである。実際はそれで多大な犠牲を多くの人が強いられるのは勿論解ってるけど。

それは兎も角こういう土砂ダムダム建設の適地で先ずは水を流して土石流防ぐとしてもコンクリートで固めて多目的ダム(砂防・発電など)として再利用できないのか?
この辺らしい。
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E141.58.57.188N42.45.28.083/zoom/7/
グーグルのストビューもここらで終点っっぽい
https://www.google.co.jp/maps/@42.7643012,141.9835944,3a,37.5y,74.19h,83.24t/data=!3m6!1e1!3m4!1sLg_khyn4neJUiDmNRgkYmg!2e0!7i13312!8i6656
畑はあるようだが余り人も居ないように見受けられるが。。
道道も未舗装になって川の切り替え工事してるようだ。

2018年9月12日 12時01分
土砂ダム、厚真川に4カ所発生 撤去に着手、土石流の恐れも
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018091201001368.html

 最大震度7を観測した北海道厚真町を流れる厚真川で、崩壊した土砂が流れ込み、水をせき止めてできる「土砂ダム」が4カ所に発生したことが12日、愛媛大の森伸一郎准教授(地震工学)への取材で分かった。航空写真を分析した。道が撤去を進めている。

 上流には、治水やかんがいなどを目的に建設中の「厚幌ダム」がある。当面の危険はないとみられるが、大雨などで川が増水して土砂ダムが崩壊した場合、土石流などが発生する恐れも。道は「数日中に作業を終えたい」としている。

 森准教授は「すぐに決壊するリスクは低い。大量の水が流入する前に、土砂を取り除くことが望ましい」と指摘している。

(共同)

1414とはずがたり:2018/09/20(木) 17:30:23
熊本県で1時間に100ミリを超える猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00010002-wmap-soci
9/20(木) 15:35配信 ウェザーマップ

 気象庁は、熊本県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。

【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
熊本県
 益城町付近 約110ミリ(午後3時20分)
 御船町付近 約120ミリ(午後3時30分)
 西原村付近 約110ミリ(午後3時30分)
 山都町矢部付近 約110ミリ(午後3時30分)

 日本付近は前線の活動が活発になっている。特に九州など西日本では湿った空気が集中しやすい状態が続く見込みで、あす21日(金)にかけて局地的に1時間に50ミリを超える非常に激しい雨の降るおそれがある。ゴーゴーと滝のような雨が降るなど、降り方に異変を感じた場合は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に注意が必要だ。

記録的短時間大雨情報とは
 1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。

1415とはずがたり:2018/09/21(金) 18:48:47

北海道京極町の「京極名水の郷発電所」 営業運転を開始
https://looop.club/articles/detail/1557?popin_recommend_link
投稿日2016年11月02日

10月27日に竣工式実施 発電所の安全運転を祈念
北海道電力のグループ企業で、再生可能エネルギー事業を主軸とするほくでんエコエナジー株式会社は10月28日、北海道虻田郡京極町に建設を進めていた「京極名水の郷発電所」が10月3日に営業運転を開始したと発表した。

また、10月27日には京極八幡神社と京極町公民館において竣工式を実施し、発電所の安全運転を祈念した。

発電量年間170万kWh CO2排出量年間約585トン削減
同発電所は、京極ダムから放流される自然放流水を有効活用する発電所だ。最大出力は410kW、有効落差は28.6m、取水量は1秒あたり最大で2.0m3となる。

発電量は年間170万kWhで、一般家庭約545世帯の年間消費電力量に相当する。また、同発電所の運転開始によって、CO2排出量が約585トン削減されると見込まれている。発電された電力は、全量北海道電力に販売する。

同発電所の運転開始によって、同社が保有する水力発電所は19か所、総出力は6万1685kWとなる。同社は、今後も水力発電所の安全運転に取り組み、環境に優しい社会作りに貢献していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ほくでんエコエナジー(プレスリリース)
http://www.hokuden-eco-energy.co.jp/file/p_161028.pdf

1416とはずがたり:2018/09/26(水) 19:21:34
自然エネルギー:
ダムの維持流量を有効活用、850世帯分を発電する水力発電所
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1809/25/news026.html

中部電力グループのシーテックが岐阜県下呂市に建設を進めてきた水力発電所が運転を開始。ダムから放流する河川維持流量を有効活用し、年間850世帯分の電力を発電する見込みだ。
2018年09月25日 09時00分 公開
[スマートジャパン]

 中部電力グループのシーテック(名古屋市)が、2017年8月から建設工事を進めてきた「さこれ水力発電所」(岐阜県下呂市)がこのほど営業運転を開始した。

 同小水力発電所は、中部電力が所有する東上田ダム(岐阜県下呂市)左岸に新設したもので、ダムから放流する河川維持流量を有効活用する。同ダム左岸にある既設取水口から維持流量分を取水し、新設した水圧管路で下流側に導水(サイフォン式)して、立坑内の水車・発電機で発電を行う。発電後の流水は、現状と同様にダム直下に放流する。


発電所の建設位置 出典:シーテック
 発電機の出力は380kW(キロワット)で、想定発電量は一般家庭約850世帯分の年間使用電力量に相当する266万kWh(キロワット時)を想定している。年間1260トン程度のCO2削減効果も見込んでいる。


発電所の外観 出典:シーテック
 シーテックが自社開発した小水力発電所としては、「秋神水力発電所」(岐阜県高山市、2016年5月営業運転開始、出力290kW)に次ぐ2例目となる。

1417とはずがたり:2018/09/30(日) 18:31:26
長良川河口堰に想定外高潮 台風21号、海水ゲート越え逆流
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180929/20180929-77766.html
2018年09月29日 09:09

台風21号に伴う高潮で海水が逆流していたことが分かった長良川河口堰。写真左側の下流側から約2時間にわたって海水が越流した=27日午後、三重県桑名市
台風21号に伴う高潮で海水が逆流していたことが分かった長良川河口堰。写真左側の下流側から約2時間にわたって海水が越流した=27日午後、三重県桑名市

 全国各地で甚大な被害をもたらした台風21号に伴う高潮で、長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市長島町)にも伊勢湾から想定以上の高潮が押し寄せ、台風が最接近した今月4日午後に約2時間、高潮を防ぐため全て閉めていたゲートを越えて海水が長良川上流側に逆流していたことが、28日までに分かった。海水は、その後に開いたゲートから河川水とともに流されたが、全て閉めたゲートを越えて海水が逆流するという河口堰の運用23年間で初めての事態が起きていた。

 河口堰を運用する水資源機構によると、運用を定めた管理規定は高潮の水位を2.1メートルまでしか想定していないが、4日午後2時50分には下流側の水位が最大2.43メートルに達していた。ゲートは全て閉めた状態だと2.2メートルあるため、約20センチ分の海水が滝のように上流側に逆流し、管理する同機構もその様子を確認した。

 管理規定では、2.1メートルを超える高潮が発生し、降雨に伴う上流からの流入量が毎秒800トンに達する場合はゲートを全開し、河川水で海水を押し出すことになっている。一方、今回のような高潮時にゲートを全て閉めるという操作については明確な規定はない。

 台風21号は、長良川流域での降水量が少なく、速い速度で接近したため、河川水の流入が少ないまま高潮が進行する想定外の事態となった。同機構の後藤孝副所長は「ゲートを開けるとどのような影響が出るか想像できなかった。河川管理者の木曽川下流河川事務所と協議しながら、大きな支障もなく淡々と管理できた」と説明。しかし、管理規定にない運用をしたことを重視し「規定の見直しに向け議論を始めるか検討したい」としている。

 一方、同機構は、運用には問題がなかったなどとして、管理規定にないゲート操作の事実などを公表していなかった。上流と下流の水質の分析では、同日午後7時ごろまでには開いたゲートから海水は全て下流側に流れたとみられるが、一時的に上流側の塩化物イオン濃度が通常の150倍前後となっていた。

 河口堰運用に詳しい識者は「塩水を上流側に入れないという河口堰の本来の目的に沿った運用だが、社会的に理由を明らかにする責任がある」と指摘している。

1418とはずがたり:2018/09/30(日) 21:47:21
https://www.asahi.com/articles/ASL8Y2J8WL8YTZNB002.html?ref=yahoo
入手困難すぎて人気?発電所カード 1枚求めて山奥へ
棚橋咲月2018年9月24日07時10分
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山口県の発電所カード。建設中の発電所を含む13枚と、金色のコンプリート認定カードがある

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 人気のない山あい、川の上流にぽつんと小さな発電所が立つ。その写真に添えて、「19500kW」と出力を示す文字。山口県内の水力発電所を紹介する「発電所カード」がじわりと人気を集めている。地味な見た目ながら、レアさと集めるまでのちょっとしたハードルで、コレクターのハートをつかんでいる。

 冒頭に紹介したのは新阿武川発電所(同県萩市)のカード。裏には出力や発生電力量に加えて、水車形式(立軸単輪単流渦巻フランシス水車)といったマニアックな情報や、「下流には発電放流を活用したカヌーコースが設けられ、国体でも使われた」といった豆知識が書かれている。

 2015年に、県内では23年ぶりの発電所建設となる平瀬発電所(同県岩国市)が着工したことを記念して、県企業局が全国で初めて作った。水力発電のPRがねらいで、国土交通省などが07年から発行している「ダムカード」をヒントに始めた。

 建設中の平瀬発電所を含めて13種類あるが、手に入れるのは簡単ではない。それぞれ、現地まで行って発電所の写真を撮影したうえで、発電所やダムの管理事務所といった指定場所で担当者に見せる必要がある。

 山奥の細い道を進んでようやくたどり着ける発電所もある。見た目はごく普通の建物なので、外からでは分かりにくい。見つけたときのうれしさも人気の要因になっている。

 完成するまでの限定カードとな…

1419とはずがたり:2018/10/03(水) 17:55:22

秋葉第一発電所
最大出力 45.3MW→46.25MW

Jパワー、静岡県浜松市の水力発電所を改修して出力増ー年間発電量はおよそ560万kWh向上
https://sgforum.impress.co.jp/news/3968
2017/06/05(月)
SmartGridニューズレター編集部

電源開発は、水力発電所「秋葉(あきは)第一発電所」の2号機の設備を更新し、運転を再開したと発表した。

電源開発(Jパワー)は2017年5月31日、同社が静岡県浜松市天竜区に建設し運営している水力発電所「秋葉(あきは)第一発電所」の2号機の設備を更新し、運転を再開したと発表した。秋葉第一発電所は1958年1月に運転を開始した古い水力発電所。今回は発電機を最新のものに更新したほか、運転開始以来使用していた水車を新設計のものに入れ替えた。この効果で、秋葉第一発電所の最大出力が従来の45.3MW(4万5300kW)から、46.25MW(4万6250kW)に向上した。

新しい水車を設計する際には、最新の解析、シミュレーション技術を駆使して、水の流れや、羽根が受ける水圧分布などを綿密に解析したという。その結果、水車の形状が元々使っていたものに比べると変化したという。

発電機と水車の更新により、最大出力が45.3MWから46.25MWと、およそ950万kW(とは註:950kWだと思う)向上したが、この分によって年間発電量がおよそ5.6GWh(560万kWh)向上したという。出力向上分だけで設備利用率を計算するとおよそ67.29%となる。改良後の最大出力46.25MWの発電設備が、この設備利用率で稼働すると想定すると、設備更新後の秋葉第一発電所の年間発電量はだいたい272.63GWh(2億7262万5435kWh)となる。

資源エネルギー庁が試算した一般世帯の年間電力消費量は、3600kWh。設備更新後の秋葉第一発電所の年間発電量の試算値にこの値を当てはめると、約7万5729世帯分に当たる。発電した電力は、従来と同じように各電力会社に卸売する。ちなみに、設備更新による出力増分で得られる年間発電量560万kWhだけでも、だいたい1556世帯分に当たる。

1421とはずがたり:2018/10/09(火) 11:22:50
呉市が直す代わりに水道代(簡易水道の水道代ってどうなってんの?)に工事費上乗せして償還するしかないやろ。

豪雨3か月も簡易水道復旧せず
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20181005/0002535.html
10月05日 08時44分

ことし7月の豪雨災害から6日で3か月ですが、広島県呉市の被災地では住民が管理する簡易水道の断水が続いています。多額の費用がかかるため復旧の見通しは立っていません。

呉市安浦町の市原地区では、公営水道が一部にしか敷かれていないため、住民が水道施設を管理する簡易水道が使われてきましたが、豪雨で水道管などが被災し23世帯ある住宅では、断水が続いています。
このほかの地区でも一部で簡易水道の断水が続いています。
復旧には多額の費用がかかるため住民は呉市に支援を求めていますが、呉市は、民間の水道の修理に原則として税金は使えないとしていて、復旧の見通しが立っていません。
このため、住宅に被害がなくても避難生活を続けている人や生活再建をあきらめ地区を離れる人も出ていて、地域の復興にも影響が出ています。
市原地区の中村正美自治会長は、「被災した人は、住宅や農地の復旧にも費用がかかる。市が一定の補助をして生活が破綻しないようにしてほしい」と話しています。
呉市上下水道局の道本幸雄部長は、「住民の負担で修理するのが原則で、税金を使うのは難しい。少しでも負担が軽くなるよう住民側と話し合いを続けたい」と話しています。

1422とはずがたり:2018/10/18(木) 08:36:47
>>1024
>これまでは東北電力が7.46円で買い取っていた。

>新潟県営の水力発電所…のうち固定価格買取制度の適用を受ける小水力発電の1カ所を除く11カ所を対象に、2つのグループに分けて入札を実施
>売電期間は2015年4月1日から2017年3月31日までの2年間
>1つ目のグループは…3カ所で、年間の発電量は約3億4000万kWh…日本テクノが1kWhあたり16.48円(税抜き、以下同様)
>2つ目のグループは残る8カ所…で、年間の発電量は約2億kWhを見込む。…日本ロジテック協同組合が1kWhあたり15.90円で落札した。これも現在の東北電力の単価と比べて2倍以上になる。

>新たにF-Power(東京都港区)と契約を締結した。落札金額は1kWh当たり13.02円(税抜)であった。売電期間は2016年4月1日〜2017年3月31日。

新潟県も日本ロジテックとの契約を解除 約25億円分の新たな売電先はF-Powerに
https://www.kankyo-business.jp/news/012337.php
2016年03月14日掲載

新潟県は、日本ロジテック協同組合との間に締結していた胎内第一発電所などの売電契約解除に伴って、3月10日に実施した入札で、新たな売却先を決定した。

新たにF-Powerと契約締結、期間は1年間
新潟県は、胎内第一発電所など水力発電所8か所の電力売却について、新たにF-Power(東京都港区)と契約を締結した。落札金額は1kWh当たり13.02円(税抜)であった。売電期間は2016年4月1日〜2017年3月31日。

(※全文:587文字 画像:なし 参考リンク:なし)

1423とはずがたり:2018/10/19(金) 16:34:55
【新潟県議会で波乱!】自民党が野党の「国の水道事業民営化法案に反対」意見書に賛成「民間参入による弊害から県民を守るという点で意見が一致した」⇒一方で公明党は賛成せず
投稿日:2018/10/18/ 09:03
http://xn--nyqy26a13k.jp/%E3%80%90%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%81%A7%E6%B3%A2%E4%B9%B1%EF%BC%81%E3%80%91%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E3%81%8C%E9%87%8E%E5%85%9A%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%B0%B4

1424とはずがたり:2018/10/27(土) 20:14:23
発電力が足りない北電管内。大震災後8.4MW程増設されて今後更に4MW強増強されて12.6MW程増える様だがまあ微々たるもんだ。。

朱鞠内発電所(1.12MW/2013.3運開)[+1.12MW]
滝上芝ざくら発電所※(0.112MW)→(0.26MW・2013.12運開)[+0.148MW/※0.148MW]
ユコマンベツ発電所(0.71MW・2014.6運開)[+1.978MW/+3.098MW]
くったり発電所■(0.47MW・夏季4.0m3/s、冬季2.0m3/s・2015.4運開)[+0.47MW/■0.47MW]
岩松発電所(12.6MW・1942運開)→新岩松発電所(16MW・2016.1運開)[+3.4MW/+6.498MW]
京極名水の郷発電所※(0.41MW・2016.10運開)[+0.41MW/※0.558MW]
洞爺発電所※(5.5MW)→(6.4MW・2018.6運開)[+0.9MW/※1.448MW]
●サンル発電所※(1.1MW・2019.2予)[+1.1MW/※2.548MW]
●上岩松発電所1号機(20.0MW・1956運開)→新得発電所(23.1MW・2021運開予)[+3.1MW/+9.598MW]

●…建設中

北海道電力:+9.6MW(+6.5MW)
※…ほくでんエコエナジー:2.55MW(+1.45MW)
■…電源開発:+0.47MW(+0.47MW[)
─────────────────────
合計(既増設済合計):+12.62MW(8.42MW)

電源開発、北海道の水力発電所を改築して出力を1.8MW引き上げ
https://sgforum.impress.co.jp/news/4423
2018/04/05
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

電源開発(Jパワー)は、北海道三笠市の水力発電所「桂沢発電所」を廃止し、「新桂沢発電所」を新設すると発表した。

電源開発(Jパワー)は2018年4月2日、北海道三笠市の水力発電所「桂沢発電所」を廃止し、「新桂沢発電所」を新設すると発表した。2019年4月に着工し、2022年6月の運転開始を目指す。

桂沢発電所の水源となっているのは桂沢湖。今回の工事は桂沢湖をせき止めている「桂沢ダム」を「かさ上げ」することがきっかけだ。かさ上げとは、ダムのコンクリート壁の高さを上げること。桂沢ダムには発電のほかに治水機能があるが、近年は桂沢ダムの下流で水害が発生し、治水機能が低下していた。今回のかさ上げ工事は、治水機能向上が主な目的だ。

今回はコンクリート壁の高さを11.9m上げる。その結果、桂沢湖の貯水量が増大する。これに合わせて桂沢発電所を廃止し、新桂沢発電所を新設する。廃止する桂沢発電所の最大出力は15MW(1万5000kW)。新桂沢発電所では、発電設備を最新のものに更新して発電効率が上がるため、最大出力は16.8MW(1万6800kW)となる。

そして、桂沢ダムのかさ上げにより、桂沢湖に注水している水力発電所「熊追発電所」が水没する。そこで、熊追発電所もかさ上げして設備を更新する。熊追発電所の最大出力は4.9MW(4900kW)だが、設備更新で5.1MW(5100kW)となる。この工事は2018年4月に着工し、2022年4月運転開始の予定だ。電源開発は今後も水力発電所の建設と設備更新に積極的に取り組み、CO2を排出しない電源を確保していく。

北海道の真ん中に水力発電所を建設、6400世帯分の電力を増やす
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1602/12/news041.html

水力発電所が数多く稼働中だ。そのうちの1つは北海道電力の「上岩松(かみいわまつ)発電所」で、1号機が1956年に、2号機が1953年に運転を開始した。

 2基の中で規模が大きい1号機を廃止して、新たに「新得発電所」を建設する計画だ。建設予定地は1号機の建屋に隣接している(図2)。既設の発電設備の一部を流用できるようにして土地の改変を最小限に抑える狙いがある。

1425とはずがたり:2018/10/29(月) 20:23:25
治山も此処へ

山梨県の14市町村、新たな治山対策へ
http://www.uty.co.jp/news/20181029/4928/
2018.10.29 18:50

今年7月の西日本豪雨を受け、山梨県が実施した緊急点検で、県内では14市町村、24地区で新たな治山対策が必要とする結果がまとまりました。
緊急点検は、甚大な被害が出た今年7月の西日本豪雨を受けたものです。
土砂の流出や斜面の崩壊などで、住宅や道路に被害の恐れがある山地災害危険地区、山梨県内3402地区を対象に、今年8月から9月にかけ現地調査などが行われました。
その結果、甲府市が1地区、南部町が4地区、身延町が3地区など、14の市町村の24地区が新たに治山対策を講じる必要があると判断されました。
24地区の周辺には、渓流内に不安定な土砂がたまっている場所があるということです。
県ではすぐに災害が起こるわけではないとしていますが、来年度以降、おおむね3年をめどに治山ダムの設置などの対策を行うことにしています。

1426とはずがたり:2018/11/02(金) 12:00:38
延命の滝http://www.suouoshima.com/old2013/kanko/shizen.htmlから取水はしてないのかな?

断水続く周防大島 手を洗えず のどの痛みなど訴え増加
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181031/k10011692151000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2018年10月31日 5時07分

ほぼ全域で断水が続いている山口県周防大島町の診療所では、のどの痛みなどの体調不良を訴え診察に訪れる人が増えています。診療所は断水で手洗いやうがいが十分にできていないことが原因だとみて、注意を呼びかけています。

周防大島町では今月22日、本州側の柳井市と結ぶ大島大橋に貨物船が衝突した事故の影響で、ほぼ全域のおよそ9000世帯で断水が続いています。

周防大島町外入の診療所では、30日一日だけでおよそ40人の患者が訪れ、断水が始まって以降は2割ほど増えています。

診療所によりますと、のどの痛みや鼻水などの症状を訴える人が多く、断水のため手洗いやうがいが十分にできていないことが原因とみられるということです。

水がなくてもできる対策として、アルコール消毒液で手のひらや甲、爪や指の間を丁寧に洗うほか、アルコール成分を含まないウエットティッシュで歯磨きをすること、さらに風呂に入ることができず体を拭う場合はお湯でぬらしたタオルを使い、必ず乾いた布できれいに拭き取ると体温の低下を防止できるということです。

川口新治院長は「病気の予防に努めることが大切ですが、異変を感じたらすぐに病院に行くようにしてほしい」と話しています。



断水続く周防大島町長、海運会社の謝罪に「賠償求める」
https://www.asahi.com/articles/ASLBW566HLBWTZNB00V.html
棚橋咲月、具志堅直
2018年10月27日21時40分

 山口県の周防大島(周防大島町)と同県柳井市を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突し、送水管が破断した事故で、貨物船を所有するドイツの海運会社オルデンドルフ・キャリアーズの幹部が27日、町役場を訪れ、椎木巧町長らに謝罪した。

断水の周防大島、消防ホース69本1380mつなぎ送水

 同社のスコット・ジョーンズ広報担当取締役は「皆さんの生活がどれほど困難を極めているか、目の当たりにした」と述べ、損害賠償について「法に従って対応する」と語った。椎木町長は「町の存続が危ぶまれるような危機的な状況だ」と指摘した。

 会談後、ジョーンズ氏は記者団に「自治体に支援を申し入れている。具体策については協議を続けていきたい」と話し、椎木町長は「当然損害賠償を求めていくことになる」と語った。

 島では、ほぼ全域の約9千世帯(約1万5千人)で断水が続いている。ジョーンズ氏はこの日午前、県庁で村岡嗣政知事にも謝罪した。(棚橋咲月、具志堅直)

1427とはずがたり:2018/11/02(金) 12:04:08
平成12年以前の簡易水道時代はどうしてたんだ?もう水源は使えないのか

周防大島町水道ビジョン
http://www.town.suo-oshima.lg.jp/data/open/cnt/3/416/1/2010_suido.pdf

旧久賀町の水道事業は、昭和30年度に同町中心部の久賀地区に久賀簡易水道が設立され、その後、昭和34年度に椋野簡易水道及び前島簡易水道を、昭和55年度に大崎・白石簡易水道が設置され、平成12年度より久賀簡易水道、椋野簡易水道においては水道用水供給事業者の柳井地域広域水道企業団(以下、「柳井広域水道」という)から水道用水の供給開始となりました。

旧大島町の水道事業の小松、屋代地区においては、昭和30年度に小松簡易水道と昭和58年度に奥畑簡易水道、引き続き昭和63年度に神領簡易水道が設置され、平成12年度に柳井広域水道からの給水開始に伴い、小松屋代簡易水道に統合されました。

沖浦地区においては、志佐簡易水道が昭和29年度に、日見簡易水道が昭和33年度に、戸田簡易水道が昭和55年度に、津海木簡易水道が昭和31年度に、出井簡易水道が昭和52年度に、家房簡易水道が昭和61年度に、大原簡易水道が平成2年度に、横見簡易水道が平成6年度にそれぞれ設置され、平成12年に柳井地域広域水道からの給水開始に伴い、沖浦簡易水道に統合されました。

三蒲地区においては、昭和31年度が三蒲簡易水道として設置され、平成12年に柳井広域水道から水道用水供給開始となりました。

離島である笠佐簡易水道については、昭和34年度に設置されました。

旧東和地区の水道事業の油田簡易水道が昭和33年度に、和田簡易水道が昭和49年度に、和佐・小泊簡易水道が昭和51年度に、小伊保田・情簡易水道が昭和53年度に、神浦簡易水道が平成2年度にそれぞれ設置され、平成12年に柳井広域水道からの水道用水供給開始に伴い、東部簡易水道に統合されました。

また、白木簡易水道が昭和29年度に、森野簡易水道が昭和30年度に、外入・船越簡易水道が昭和32年度に、伊崎簡易水道が昭和36年度に、家室簡易水道が昭和43年度に、大小積簡易水道が昭和52年度にそれぞれ設置され、平成12年に柳井広域水道からの給水開始に伴い、西部簡易水道に統合されました。

旧橘町の水道事業の安下庄地区においては、安下庄簡易水道が昭和29年度に設置、昭和53年度に拡張されました。また、大泊簡易水道が昭和35年度に、秋簡易水道が昭和56年度に、鹿家簡易水道が昭和63年度にそれぞれ設置され、平成12年度に柳井広域水道からの水道用水供給開始に伴い、安下庄簡易水道に統合されました。

また、日良居地区においては、島中簡易水道が昭和36年度に、油良簡易水道が平成6年度に設置され、平成12年度に柳井広域水道からの水道用水供給開始に伴い、日良居簡易水道に統合さました。
離島である浮島においては、江ノ浦簡易水道が昭和62年度に、樽見・楽ノ江簡易水道が昭和62年度に設置されました。
源明飲料水供給事業は、農村総合整備事業により平成8年度から行われ、平成10年5月に給水開始となりました。

本町の簡易水道の給水普及率は91.5%(平成22年3月末現在)となっています。現在は弥栄ダム都市用水を水源とする柳井地域広域水道用水供給事業に参画し、平成12年から受水を開始し、1日責任水量8,215m3、使用率は約67%となっています。
町内には本島の海岸沿いの平坦地に10の簡易水道事業が点在し、高地に1の飲料水供給施設、また、3の離島に4の簡易水道事業の計15の水道事業等があります。
行政区域内の水道普及率は高いものの、既存の各施設は設置後20年を越えているものが多数あり、施設の老朽化は大きな課題となっています。15の水道事業等の会計は統合できており、料金体系も統一されています。
このたび、簡易水道統合整備計画を策定したことに伴い、離島の内、人口が比較的多く、水源に窮している浮島については、2簡易水道を1簡易水道に平成22年度統合し、前島及び笠佐の2簡易水道事業については、地理的条件等から統合が困難であることから、そのまま存続します。また、その他本土の10簡易水道事業と1飲料水供給事業については、事業統合を行い、上水道事業に一本化することとしています。

1428とはずがたり:2018/11/02(金) 12:06:00
1月にも断水があったばかりなのか。。簡易水道の水源は高コストな上に水量も足りないんだろうなあ。。

周防大島町 送水管破断で1万世帯が断水 広域水道の弱点が浮き彫りに
https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/6743
山口県2018年1月19日

 山口県周防大島町で今月11日、柳井市から水道水を供給する送水管が破断し、町内全域約1万世帯以上に数日間にわたって水が届かない事故が起きた。13日に破断した部分の交換がおこなわれ徐徐に送水が再開し、18日現在、ほとんどの世帯に届くようになったが、場所によっては時間がかかった地域もあり、それまでのあいだ断水は続いた。再び水が来るようになり住民は安堵しているが、安定的な給水体制のあり方を考えさせるものとなった。

 破断が発見されたのは11日夜。大島大橋の真下を通る直径45㌢の送水管から水が漏れているのが見つかり、すぐに復旧作業に入った。住民には断水になると知らせが行き渡り、慌てて水をためるなどの対策を施したが、大島地区や久賀地区など世帯数が多い地域では、翌日から徐徐に断水が始まり、町内は大騒ぎになった。

 町内の学校では、12日に断水になるという知らせが来たが、早い地域ではその日の昼ごろに断水になった。給食の食器を洗っている最中に水が止まってしまったところもある。トイレや洗面所から水が出なくなったために教師たちがプールの水をバケツで汲んで用意したり、トイレ後に手が洗えず病気になることがあってはいけないと、全小・中学校に手洗い用のジェルが配布された。町内の小・中学校の給食は4つのセンターで作っているが、水が出なければ給食もつくれないため、15日分の給食は休止して弁当持参とした。しかし復旧に時間がかかる場合は家庭にも負担になるため、地域のスーパーに児童・生徒用の菓子パンを納入させるように手配した。幸い土日を挟んでいたために影響は少なく、月曜日以降の給食は再開できたが、復旧できなかった場合に備え、職員総出で学校にパンを届ける体制を整えていたという。

 各家庭では、断水直後から給水タンクの確保にみなが走り回った。県内各地から給水車がかけつけたが、水を汲むためのタンクが町内のホームセンターではすぐに売り切れになり、隣接の柳井市でも売り切れ状態。何軒もホームセンターを回って確保し、なかには平生町でやっと手にいれた人もいた。町外に買い出しに出る人人で橋は渋滞し、橋を渡り終えるのに1時間ほどかかったという。

 風呂もトイレも使えず、飲料水もないなかで、困り果てている高齢者の自宅には民生委員が水を届けた。柳井市が無料開放したウェルネスパークの風呂に入りに行った住民もいた。初めての経験ではあったが、小さな地域ならではの人の繋がりの強さで乗り切ったこと、また、県内の各自治体がそれぞれ迅速に給水車を派遣したことへ感謝の思いが語られている。

 周防大島町(平成16年に久賀町、大島町、東和町、橘町の四町が合併)は昔から水不足が深刻な地域で、住民の生活のために水の確保が長年の課題だった。島の中心に急傾斜の高い山があり、雨が降っても水がとどまらない。現在の広域水道(平成12年送水開始)になる前は、小さな集落規模につき一つの簡易水道を利用していた。しかし水は常に不足ぎみで、盆や正月など人が多くなる時期には足りなくなることもあった。その後、水洗トイレやシャワーの普及など生活様式の変化にともない水の需要はさらに高まっていった。

 現在使っている広域水道は弥栄ダム(山口県岩国市と広島県大竹市にまたがる)を水源としており、柳井市日積の浄水場を経て、由宇町、柳井市、周防大島町、平生町、上関町などへ3ルートで送水されている。周防大島に送水された水は、町内9カ所の貯水タンク(配水池)にたまり、さらに高い場所の配水池に送られるなどして家庭へ届く流れになっている。これまでの簡易水道から広域水道にしたおかげで水不足は解消され、安定供給が可能になったが、このたびの事故で浮き彫りになったのは、広域水道事業に潜む弱点や怖さでもあった。簡易水道時代であればリスクは分散されたに違いないが、ひとたび大島大橋なり給水管に問題が起きれば、たちまち町内全体が麻痺してしまうという、生活環境の変化である。

 送水管破断の原因はまだ明らかにされていないが、たった1本の送水管の破断で1万7000人の暮らしが脅かされる現実と、水が人人の暮らしにとってきわめて重要なライフラインであることを思い知らされる一件となった。予期せぬ地震や天災に備えて、離島が水を安心して確保できる体制をつくるためにはどうしたらいいか対策を練ることが求められている。

1429とはずがたり:2018/11/02(金) 23:49:44

>電力の需要が多い時間帯と少ない時間帯の電気料金の差が大きくなければ、揚水式発電システムのコスト効率は上がらない。だが、ここ数年の間に欧州では電力の過剰生産が頻繁に起きたため、この料金差は大幅に縮まっているのだ。
2016年のスイスの記事。巨大なコストのかかる揚水はペイしなく成りつつある様だ。欧州の再生エネの調整能力は凄いねえ。。

揚水式発電所「リンタール2015」
スイスで最大の揚水式発電所の開始 だが経済的リスクも
Armando Mombelli
https://www.swissinfo.ch/jpn/business/%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E5%BC%8F%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%95-_%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%A7%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E5%BC%8F%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%AE%E9%96%8B%E5%A7%8B-%E3%81%A0%E3%81%8C%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%9A%84%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%82%82/42513646

このコンテンツは2016/10/13 11:00に配信されました2016-10-13 11:00

「リンタール2015」のプロジェクトで壮観なのは、ムットゼーのダム壁面だろう。その長さは、スイス最長の1025メートルだ

(axpo.ch)
スイスの2大電力会社の一つであるアクスポ電力グループは9月9日、グラールス州でスイス最大の揚水式発電所の運転を開始した。新しい発電所は、欧州の風力発電と太陽光発電の生産量の変動を補う役を担う。だが、このプロジェクトは、赤字に陥るリスクも抱えている。 

 「リンタール2015」は、10年間に及んだ計画と工事の成果だ。さらに技術的な観点からは、スイスの水力発電開発において大きな第一歩を踏み出したことになる。

 水力発電は、20世紀のスイスの経済発展に大きく貢献してきた。現在でも国内で生産されるスイスのエネルギー・発電供給量の56%を水力発電が占めている。以下のグラフが示すように、欧州でスイスよりも水力発電の割合が高いのは、ノルウェーとオーストリアだけだ。

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発電所の出力は最大
 出力1000メガワットの「リンタール2015」は、スイス最大の揚水ポンプを使った貯水池式水力発電所になる。スイスには100近くの発電用貯水池があるが、揚水ポンプ・システムを備えた貯水池は15しかない。

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 揚水式と呼ばれるこの発電システムでは、上部と下部にある二つの貯水池を利用する。まず、上部の貯水池に溜まった水を下部の貯水池へと放流して発電させる。落ちてきた水は、もう一度ポンプで上部の貯水池まで汲み上げられる。この揚水式システムの重要な役割は、主に冬期の水が不足する時期に安定した電力供給を保証することだ。

1430とはずがたり:2018/11/02(金) 23:50:00
>>1429
貯水池の標高は最高
 下部の貯水池である人工湖のリマーンゼーは、半世紀前に標高1857メートルの場所に建設された。リマーンゼーはそれ自体で約500メガワットの発電能力を持つ。上部の貯水池は、9月9日に運転を開始したムットゼーで、こちらは海抜2474メートルに位置している。ムットゼーは、ヨーロッパで最も標高が高い人工池だ。ムットゼーの完成で、この水力発電所のエネルギー生産潜在能力は三倍に増えた。(つまり、リマーンゼーが500メガワット生産していたが、ムットゼーが1000メガワット生産するため総計1500メガワットの電力を生産できる)

 ダムや、グラールス・アルプスの二つの貯水池を連結する地下に設置された揚水ポンプ・システムの建設は、エンジニアたちにとって大きな挑戦となった。標高の高い場所に機械や道具を持ち込むために、巨大なケーブルカーを必要としたのだ。

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 揚水ポンプ用のトンネルやチューブに加えて、重さ200から300キログラムの変圧器と発電機を2つの洞窟の中に運び入れるために、長さ4キロメートルのトンネルが掘られた。結局、この新しい水力発電所の建設に費やされた費用は、総額で21億フラン(約2200億円)にのぼる。参考までに、今年6月に開通したゴッタルドベーストンネルの建設にかかった費用は120億フランだ。

ダム壁面の長さは最長
 最も複雑な工事が行われたのは地下部分だが、新設備の中で最も壮観なのは、紛れもなくムットゼーのダム壁面だろう。その長さは、スイス最長の1025メートルだ。このダムのおかげでムットゼーの水量は3倍に増やせる。今後は、2500万立法メートルまでの貯水が可能になった。

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 スイスの山岳部に人工ダムが建設されたのは、26年ぶりのことだ。1969年から1984年までの間は、5つの原子力発電所が次々に稼働開始したため、新たな貯水池建設は明らかに減少していった。だが、欧州における新しい再生可能エネルギー開発の展望に刺激されて、10数年前から再び水力発電への投資が行われるようになった。

 貯水池の中でも、特に揚水ポンプ・システムを備えた貯水池は、欧州内における風力発電や太陽発電の生産量変動を調整するための理想的な解決策になると思われる。上部の貯水池へ水が汲み上げられるのは、エネルギーの過剰生産で電気料金が下がっている時だ。他のエネルギー源による生産が不足して料金が上がっている時は、汲み上げておいた水で発電する。このようにして、揚水システムを備えた貯水池は、今後、スイスや欧州各国の「電池」の役割を果たしてくれるだろう。

経済的リスクも最大?
 揚水式発電システムは、現時点でスイスの発電供給量の5%を占めている。運転を開始した「リンタール2015」の他にも、アルピック社がヴァレ州のナント・ド・ドランスに、フォース・モトリス・オングリン・レマン社がヴォー州のヴェイトーに大規模な揚水式発電所を建設中だ。「リンタール2015」に加えてこの二つの発電所が完成すれば、発電供給量はこれまでの2倍以上に増えるだろう。

 しかし、こうした発電所の将来性については、数年前から深刻な疑問が持たれている。水を上部の貯水池に運ぶためには膨大なエネルギーが必要だが、電力の需要が多い時間帯と少ない時間帯の電気料金の差が大きくなければ、揚水式発電システムのコスト効率は上がらない。だが、ここ数年の間に欧州では電力の過剰生産が頻繁に起きたため、この料金差は大幅に縮まっているのだ。

 「リンタール2015」やその他の建設中の貯水池は、今日、スイスの電力会社にとって、非常にリスクが大きい財政投資のように思える。電力会社は、ここ数年、市場においてかつてないレベルの厳しい状況に陥っているからだ。アクスポ社の代表取締役、アンドリュー・ワロ氏は先日、「リンタール2015の採算を取るには、10年もしくはそれ以上かかる」ことを認めた。電力会社は、発電所開発のために2096年まで助成金を受けられる。つまり、これが計算違いではなかったと証明するのに残されている時間は80年だ。

(仏語からの翻訳・門田麦野 編集・スイスインフォ), swissinfo.ch

1431とはずがたり:2018/11/03(土) 00:23:56
ほんとこの頃の揚水って太陽光との関連の記述ないよなあ。瓦斯で調整してたのか?

2つのダムで巨大な蓄電池になる「揚水発電」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1406/20/news017.html

夏の昼間の電力供給で重要な役割を果たすのが「揚水発電」である。日本の電力会社が運営する大規模な水力発電所の半数以上は揚水式を採用している。純粋な水力発電と違って、火力や原子力と組み合わせて発電する。夜間の余剰電力を利用することからから「巨大な蓄電池」とも呼ばれる。
2014年06月20日 15時00分 公開
[石田雅也,スマートジャパン]

 東京電力で最も新しい水力発電設備が2014年6月9日に営業運転を開始した。富士山から北に20キロメートルほどの山岳地帯にある「葛野川(がすのがわ)発電所」の4号機だ。出力は40万kWで、1基の水力発電設備としては最大級である。ただし発電する時間帯は1日のうちで電力の需要が大きいピーク時に限られる。

 葛野川発電所は「揚水(ようすい)式」と呼ぶ発電方法を採用している。発電には高低差のある2つのダムを組み合わせる必要があるために、設備全体は大がかりなものになる(図1)。2つのダムの間を地下の水路でつないで、水路の途中に発電所を設置する構造だ。夜のうちに下のダムから上のダムへ水をくみ上げて(揚水)、その水を日中のピーク時に一気に放流して大きな電力を生み出す(発電)。

 夜間に大量の水をくみ上げるために火力や原子力の余剰電力を利用する。火力発電や原子力発電は一定の電力を供給し続けることができる半面、需要に合わせて出力を調整することが難しい。夜間に余った電力を廃棄しないで揚水式のくみ上げに使えば、日中の需要が増える時に再び電力として送り出すことができる。ちょうど蓄電池の充電・放電と同じ働きをする。

 蓄電池では充電した電力をすべて放電できるわけではなく、1割くらいは損失する。揚水発電の損失率はもっと大きくて、3割程度の電力を失ってしまう。水をくみ上げるために利用した電力の7割くらいしか発電することができない。発電設備の規模と仕組みを考えれば当然である。

 葛野川発電所の場合には、2つのダムのあいだが東西に8キロメートルほど離れている(図2)。上部の「上日川ダム」から約5キロメートル東側の地下に発電所があって、そこから約3キロメートルで下部の「葛野川ダム」にたどり着く。上部のダムから水路を通って流れる水は、発電機までに落差が714メートルにもなる。その水力で水車発電機を回転させて、最大40万kWに達する電力を発生させる仕組みだ。

http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/kazunogawa3_sj.jpg
図2 「葛野川発電所」の位置。出典:東京電力
 発電設備はダムを除いて地下に造られていて、水車発電機も地下にある(図3)。葛野川発電所では「超高落差ポンプ水車」を採用している。1つの装置で回転方向を変えることによってポンプにも水車にもなり、水のくみ上げと発電の両方が可能だ。このポンプ水車は714メートルという大きな落差に対応できるもので、世界でも最大級の能力を発揮する。

 揚水発電は山岳地帯の地中で大規模な工事を実施する必要があるために、工事期間が長期に及ぶほか、環境保護の問題もあって計画通りに進めることが難しい。1993年に工事を開始した葛野川発電所は1〜4号機(各40万kW)のうち3号機が未完成の状態で、運転開始は2024年度以降にずれ込む。

 東京電力は群馬県と長野県の県境でも、葛野川発電所を上回る規模の「神流川(かんながわ)発電所」を揚水式で建設中だ。1〜6号機(各47万kW)のうち1・2号機は営業運転を開始したが、残る3〜6号機は2022年度以降に営業運転を予定している。火力と原子力に依存する「巨大な蓄電池」の役割は時代の流れで変わっていく。

1432とはずがたり:2018/11/08(木) 13:35:12
「異常放水」
死者50人を出した倉敷市真備地区の被害の要因!? 高梁川上流・河本ダムの「異常放水」
https://hbol.jp/171254
2018.07.25
横田一

河本ダムの「異常放水」疑惑について「石井国交大臣からは、検証の指示はない」(ダム管理事務所)

 堤防決壊で街全体が水没、死者50人という犠牲が出た倉敷市真備地区の西日本豪雨災害が、二重三重の意味で「歴代自民党政権の人災」(嘉田由紀子・前滋賀県知事のコメント)である可能性が出てきた。ダム優先で堤防補強を後回しにしたことに加えて、上流に建設したダムからの「異常放水」が堤防決壊を招いたとの疑いも強まっているからだ。
 ダム問題に長年取り組む「水源開発問題全国連絡会(水源連)」の嶋津暉之共同代表は、こう話す。

「西日本豪雨災害では、上流のダムからの放水で急激に下流の河川の水位が上がってしまい、被害を大きくした可能性がある。これも検証しないとなりません」

 疑いの眼差しが向けられたのは、倉敷市から北へ約40km、高梁川上流にある「河本ダム」(新見市)。このダムを管理する「岡山県高梁川統合管理事務所」(新見市)を訪ねて「石井(啓一)国交大臣から『ダムからの放水が被害の原因だったのかを検証するように』という指示はなかったのですか」と聞くと、担当の森本光信・総統括参事からは意外なコメントが返ってきた。

「石井大臣から『検証するように』との指示はありません」

ダムが放水量を上げるごとに水位が上がったことを示す「三本線」

 3連休(7月14〜16日)に広島・岡山・愛媛3県を視察した石井大臣は17日の会見で、愛媛県肱川上流の野村ダムや鹿野川ダムの放水について、検証の場を設けることを発表した。
 下流域の洪水被害が出た肘川上流にある両ダムの放水操作について、専門家がチェックすることになったのだ。それなのに、同じような「ダム放水起因説」が浮上した岡山県高梁川の河本ダムについては、なぜか検証対象外だったのだ。

 しかも複数のメデイアが、河本ダムからの異常放水と倉敷市真備町地区の堤防決壊のタイミングが一致したことを報じていた。

「西日本豪雨に見るダムの限界 放水急増平時の75倍 倉敷・真備『バックウォーター』に影響か」(7月15日付の『東京新聞』)や「もう放水はしないでくれ 水没の街にみたダム行政の“限界”(西日本豪雨)」(7月16日放送のFNN「報道プライムサンデー」)などだ。

 いずれも、上流に河本ダムがある「高梁川(本流)」と堤防が決壊した「小田川(支流)」の合流地点で「バックウォーター(逆流)現象)が起きたことに注目。「ダムからの異常放水で高梁川が増水(水位上昇)、流量の少ない小田川をせき止めて合流地点で逆流が発生、堤防決壊を招いた」というメカニズムを推定していた。

「報道プライムサンデー」では、河本ダムの異常放水時に高梁川流域にいた取材スタッフが“想定外の増水の恐怖”を現場ルポした後、後日、避難したホテルの窓に三本線が残っていたことも紹介。ダムの放水量を上げるごとに高梁川の氾濫が激しくなり、その水位が三本線として残った可能性を示唆した後、京都大学名誉教授(河川工学)の今本博健氏がこう解説をした。

「河本ダムはそれなりの働きはしているのです。だけど被害を食い止めることができなかった、これがダムの限界です。国交省は、ともかくダムを優先して造るということで、強い堤防を造ることを後回しにしてきているのです」

 これは二重の意味での「人災」なのではないか。人命を守る“最終防衛線”の堤防補強がダム優先で後回しになったうえ、ダムからの異常放水が脆弱な堤防決壊を招いたとの疑いが出てくる。

ダムが有効なのは上流域の大雨だけで、下流域には無力

 嘉田由紀子・前滋賀県知事は呆れていた。「日本は水害常襲国家でありながら、きちんとした対策を打たずに真備地区で50人の方が亡くなった。『日本は文明国なのか』と言いたくなります」。
 嶋津氏も、「鬼怒川上流の『湯西川ダム訴訟』で警告を発していたことが、実際に起きてしまった。堤防が決壊した2015年9月の鬼怒川水害のことです」と、聞く耳を持ってこなかった国交省の対応に怒りを露にしていた。

1433とはずがたり:2018/11/08(木) 13:35:25
>>1432
 鬼怒川水系の上流には川俣ダム・川治ダム・五十里ダム・湯西川ダムがあり、その一つである湯西川ダム建設の必要性をめぐって裁判が起こされており、2008年に嶋津氏は証言台に立ち、「巨額の河川予算が投じられている湯西川ダムを中止、その予算で鬼怒川下流部の河道整備をすみやかに進めるべき」と訴えていた。しかし、裁判所も国交省もダム建設を見直すことはなかった。

「ダムが有効なのは上流域に大雨が降った場合で、下流域の大雨には無力。それなのに国は膨大な予算をかけて、鬼怒川水系の湯西川ダムをはじめ全国各地で整備を続けている。鬼怒川水害は、効果が乏しくて高価で時間もかかるダムを優先した河川行政が招いた“人災”といえます」(嶋津氏)

 歴代自民党政権と二人三脚でダム優先の河川政策を続けてきた国交省こそ、西日本豪雨災害の要因を作ったのではないか。岡山県でも鬼怒川水系と同じように、治水効果が限定的なダムが次々と建設されている。先の「高梁川ダム統合管理事務所」のホームページを見ると、「河本ダム」以外にも「高瀬川ダム」「千屋ダム」「三室川ダム」などのダムがあることが紹介されていた。

自治体土木部は国交省の“植民地状態”になっている

「地方自治体の土木部は国交省の“植民地状態”になっています。そのため、全国各地で同じようにダム建設が進んできたのです」と知事時代の実体験を語るのは嘉田前知事。
「滋賀県の土木部もそうでしたが、各県の土木部長は国交省からの出向官僚の“指定席”。私が知事の時代は、ダムありきの河川政策から転換しようとする方針に出向官僚が抵抗したため、生え抜きの県職員に代わってもらいました。これは全国的に異例のことで、かなりたいへんなことでした」(嘉田前知事)。

※嘉田県政の継承を掲げて2014年7月の滋賀県知事選に出馬、自公推薦候補を破って当選した三日月大造・現滋賀県知事(今年6月の県知事選で再選)は、土木部長ポストを国交官僚に再び譲り渡し、河川政策もダム建設優先の方向に舵を切った。「4年後の知事選で自民党と“手打ち”をして対立候補擁立を回避するため、ダムありきの河川政策を受け入れた」と見られている。

 愛媛県も状況は同じだ。愛媛県大洲市で山鳥坂ダム建設に反対してきた有友正本氏はこう話す。

「いま山鳥坂ダム建設が進んでいますが、もっと早期に安価でできる治水対策を進めるべきでした。川底の土砂をさらって移動する『河床の掘削』『堤防強化』『宅地の嵩上げ(高台化)』をやるべきだ、と市や県や国交省に要請しても動いてこなかった。まさに“人災”です」

 西日本豪雨災害で甚大な被害を出した今こそ「ダム放水起因説」を徹底的に検証したうえで、歴代自民党政権と国交省が二人三脚で続けてきた「ダム建設優先で堤防強化が後回し」の河川政策を転換すべきではないか。

 それと同時に「人災の可能性が高い」という結論が出れば、倉敷市真備地区の被害に対しては国家賠償対象となるのは当然だ。再発防止と被災者救済の意味でも、“ダム放水起因説”の徹底的な検証、ひいては戦後の河川政策の総括は不可欠だ。

<取材・文・撮影/横田一>
ジャーナリスト。小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)に編集協力。その他『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数

1434とはずがたり:2018/11/15(木) 16:23:07
3年前の鬼怒川水害の時点で、堤防強化が急務なことはわかっていた
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現地視察中の草島進一市議撮影=倉敷市真備地区

 ちなみに国交省の緊急点検で強化が必要と判定された約2200kmのうち、現段階で工事が終了したのは半分にも満たない。
 石井国交大臣こそ、堤防決壊で多数の死者を出した倉敷市真備地区の豪雨災害を直視、公明党が連立を組む歴代自民党政権が続けて来た河川政策を反省・謝罪した上で、方針転換をする責務があるはずだ。しかし実際には、国民の生命財産が脅かされている現状から目を背け、米国益実現となるカジノ実施法案の審議に6時間も張りついていたのだ。

 3年前にも同じ水害が起きていた。2015年9月10日に堤防が決壊、2人が死亡、30人が重軽傷を負った鬼怒川水害のことだ。「10年に1回程度の大雨に耐えられない」と判断され、堤防強化が予定されていたものの、その工事を終える前に破堤してしまったのだ。

 代替策がなかったわけではない。堤防を安価で強化する方法はいくつかあるからだ。堤防の真ん中に「ソイルセメント(土とセメントが混じったもの)」を入れる工法や、真ん中に鋼矢板を入れる工法もある。そうすると、1m当たり50万〜100万円でできる。

 こうした方法を導入すれば、危ない堤防を安価で早く強化することができた。国民の生命財産を守ることからすれば、国交省は安価で迅速な堤防強化策を認めるべきなのに、その姿勢を改めようとしなかったのだ。


『ダムが国を滅ぼす』の著者で河川工学の専門家、今本博健・京都大学名誉教授もこう話す。

「ダム建設よりも堤防強化の方が重要であることを実証したのが鬼怒川の水害でした。早急にやるべき堤防強化の優先順位を低くして、ダムやスーパー堤防を優先したということです。国交省の弛みとしか言いようがない。長期間にわたって国交省の河川官僚が予算獲得できる巨大事業にこだわったためといえます」

 今本氏は、京都大学の土木の後輩である太田昭宏国交大臣(当時)にも助言しようとしたことがあった。「ダム偏重の河川行政に対する問題意識もなかった。太田大臣に『河川行政を改めてほしい』と思い、支持団体幹部を通じて面談を申し込んだが、拒否されました」(今本氏)。

 2012年12月に第2次安倍政権が発足して以来、国交大臣は2代連続で公明党が独占している。初代が今本氏との面談を拒否した太田大臣(2012年12月〜2015年10月)、2代目がカジノ実施法案も担当する石井大臣(2015年10月〜現在)である。歴代自民党政権の河川政策を主に引き継いでいるのが公明党の大臣であり、国民の生命と財産をおろそかにいている現況を作っているといえる。

<取材・文・撮影/横田一>
ジャーナリスト。小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)に編集協力。その他『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数

1435とはずがたり:2018/11/15(木) 16:42:11


豪雨が来たら気をつけたい。専門家が選ぶ「危険なダム ワースト10」
https://hbol.jp/173708
2018.08.30
横田一

 西日本豪雨災害で、“想定外”の豪雨があったとして上流のダムが大量放流、下流域に大きな被害を出した。再び“想定外”の豪雨があった場合、大量放流や決壊の可能性のあるダムは全国に数多く存在した!
 今回作成したランキングは、今本博健氏(京都大学名誉教授)、嶋津暉之氏(水源開発問題全国連絡会共同代表)、嘉田由紀子氏(前滋賀県知事、環境社会学者)らの評価を基に編集部で作成した。

ワースト10〜7位には堆砂でダム湖の体をなしてない例も

 まずは10位から見ていこう。危険なダム10位に選ばれたのは、和歌山県の殿山ダムだ。

10位 殿山ダム(和歌山県田辺市)

 関西電力の発電用ダム。’90年と’97年の水害で被害を受けた住民が、利水優先でほぼ満水だったのが原因ではと損害賠償訴訟を起こしたが、住民側が敗訴。管理者の運用が適切だったかは不明のままで、同様の水害が再び起こることが危惧されている。


 続いて9位。

9位 只見川水系のダム(福島県大沼郡)

 只見川流域にある4つの発電用ダム(本名・上田・宮下・片門ダム)は、ダムの堆砂が原因で洪水被害が出たとして、’11年の新潟福島豪雨災害の被災者から訴訟を起こされた。裁判は被災者側が敗訴したが、堆砂の問題や浚渫の遅れなどの問題は放置されたままだ。

 8位になったのはすでに洪水被害の前歴があるダムに新設されたダムが水害リスクが増してしまったというシロモノだ。

8位 平瀬ダム(山口県岩国市)

 錦帯橋のかかる清流・錦川に建設中の治水と利水のための多目的ダム(総事業費740億円)。既設の菅野ダムが’05年に洪水被害を拡大させた前例があり、さらに平瀬ダムの新規建設で水害のリスクが増大。森林整備や河川改修などの治水対策も後回しに…

7位 二風谷ダム・平取ダム(北海道沙流郡)
 100年間にたまると予測した土砂が5年でたまり、あと10年で埋まるとされているのが、北海道平取町の沙流川水系に建設された「二風谷ダム」(’97年完成)。

 堆砂で洪水調整機能をほぼ喪失、下流の洪水被害増大を招くのは必至。しかし北海道開発局(国交省の現地組織)は上流に平取ダム計画を推進。同じ問題が発生するのは確実だ。

西日本豪雨で高梁川水系の大被害最大の原因!?
 続いて6〜3位まで見ていこう。6位になったのは、長崎県の石木ダムだ。

6位 石木ダム(長崎県彼杵郡)

 川棚川水系の石木川に計画されているダム(事業費285億円)。目的は洪水調整と水道用水供給と流水の機能維持だが、激しい反対運動で’75年の事業採択から40年以上たっても着工に至らず、その間に水需要減少で利水の必要性が喪失、治水効果も極めて限定的。ダム建設が優先され、堤防補強や浚渫などの治水対策が遅れている。

 水没予定地の住民らが座り込みで工事に抵抗するも、周囲の山々はどんどん削られている状況だ。

 5位は首都圏への影響も予想される群馬県の下久保ダムだ。


 利根川水系神流川に’68年に完成した重力式コンクリートダムで、独立行政法人・水資源機構が管理。八ッ場ダムと同程度の大規模ダムであり、建設地が地すべり頻発地域であることも共通している。

1436とはずがたり:2018/11/15(木) 16:42:25
>>1435
5位 下久保ダム(群馬県藤岡市・埼玉県児玉郡)「地すべり資料館」がすぐ近くにあるほどの軟弱地盤に建設されたダム。豪雨時はダム湖へ大量の土砂流入の恐れ

 土砂大量流入・急激な放水・ダム決壊のリスクを抱え、想定外の豪雨で下流域の首都圏人口密集地帯に甚大な被害が出る恐れがある。
 4位は西日本豪雨で死者を出した肘川水系で建設中のダムだ。


 西日本豪雨で野村ダムと鹿野川ダムからの大量放水による死者が出た肘川水系で建設中のダム(事業費850億円)。利水と治水のための多目的ダムだったが、治水専用に計画変更。

4位 山鳥坂ダム(愛媛県大洲市)

 肘川水系ではダム建設ばかりが優先され、下流域の堤防補強や浚渫など、安価で即効性のある治水対策は後回しの状況が続いている。

4位 山鳥坂ダム(愛媛県大洲市)今回の豪雨災害で「ダムでは洪水を防げないのでは」と、住民のダム建設反対の声が強まっている

 そしていよいよワースト3。ここにランクインしたのは、西日本豪雨で高梁川水系の大被害最大の原因という可能性も指摘されている、岡山県の新成羽川ダムだ。

3位 新成羽川ダム(岡山県高梁市)中国電力管理の発電用ダムで岡山県内最大規模。今回の豪雨で大量に緊急放流し、下流域の水害の一因ではなかったかと疑われている

3位 新成羽川ダム(岡山県高梁市)
 倉敷市真備町地区など西日本豪雨で大きな被害を出した高梁川流域(水系)で最大規模のダム。高梁川支流の成羽川に位置する発電用ダムで中国電力が管理しているが、’72年の大水害でも「ダムからの大量放水が原因」として訴訟にまで発展。治水よりも利水を優先した電力会社が事前放水を十分に行わず、ダムをほぼ満杯状態にしていたのではないかと問題になった。

 今回も同じ過ちを繰り返した可能性が取り沙汰されている。

ワースト1になってしまったダムは……?
 2位になったのは、「無駄なダム」として有名になった八ツ場ダムがランクイン。

2位 八ッ場ダム(群馬県吾妻郡)

 事業費4600億円(国民総負担額約1兆円)で「日本一無駄で危険なダム」として民主党政権時代にいったん中止となったが工事を再開、安倍政権下で工事が着々と進む。

 しかし予定地一帯は地盤が不安定で地滑りが起きる恐れがあり、過去には浅間山大噴火も起きている。大規模な土砂崩れや噴火による土石流でダム決壊や大量放流が起こり、下流域の東京周辺に甚大な被害をもたらす可能性もある。

 そして、悲しいことに1位になってしまった危険なダムはここだ!

1位 天ヶ瀬ダム(京都府宇治市)

 ’64年、淀川上流に建設された高さ73mのアーチ式コンクリートダム。国内にはダム自身の重力で水圧に耐える重力式コンクリートダムが多いが、アーチ状に張り出した構造を利用し両岸で支える「アーチ式」の天ヶ瀬ダムはコンクリートが少なくて済む一方、両岸の地盤崩壊などによるダム決壊のリスクがある。

天ヶ瀬ダム(京都府宇治市)「このダムの下流には住むな」と専門家も危険性を口にしたとされる脆弱なアーチ型構造。想定外の豪雨で越水、決壊のリスクを抱えている

 決壊した場合、人口密集地帯である下流域の京都府・大阪府での被害は、西日本豪雨災害をはるかに超える規模になるのは確実。
 もちろん、何事もなければそれでいいし、いたずらに恐怖を煽るのは良くないと思う。しかし、再び“想定外”の豪雨があった場合、大量放流や決壊の可能性があることを下流域住民は心に留めておき、備えをきちんとしておいたほうがよいだろう。

取材・文・撮影/横田 一 写真/足立力也 時事通信社

1437とはずがたり:2018/11/15(木) 16:59:19

3か月過ぎても復興進まず。平成30年豪雨被災地、肱川水系の現在
2018.10.26
https://hbol.jp/177277
牧田寛

 去る2018年7月7日、未曾有の豪雨によって西日本広域で歴史的な大水害が発生しました。

 当日、高知県でも高知自動車道の流失と通信線切断による全県における電子決済(電子マネー、クレジットカード)の停止、一部河川の危険地域における氾濫が生じましたが、1998年の高知大水害(以下、98高知大水害)のような社会機能を破綻させる大きな水害は発生しませんでした。これは、98高知大水害を契機に中小河川での堤防かさ上げと補強、橋梁のかさ上げ、河道浚渫、排水ポンプの整備、水門の整備など、運用面を含めた過去20年間の地道な高知市・県による治水対策の結果と言えます。
 これらの治水対策は、華々しさに欠け、目立つものではありませんが、高知市大津、高須、葛島地区と言った、98高知大水害で2?3m浸水した人口密集地区で聞き取りをしても、かつては毎年何処かが浸水していたのに、最近は浸水しなくなったという証言が得られることからも妥当な治水事業であったと考えられます。

 そういった中、隣県の愛媛県で大水害が生じた、しかも伊方取材でいつも通過する肱川(ひじかわ)水系で死者の出る大水害が発生したと報じられました。最終的に野村町で5名、大洲市で4名の計9名の人命が失われたとの報です。

 私は、水郷延岡で育ち、治水ダムの存在しない五ケ瀬川・大瀬川の治水を基準に物事を考えますが、肱川水系には鹿野川ダムと言うデラックスな治水主体で県営水力発電も行う多目的ダムと、野村ダムと言う利水主体で限定的治水を行う多目的ダムがあり、大洲市街地の堤防はかなり立派なもの、菅田地区にも一部未完成ながらかなり立派な堤防を建設中です…

野村ダムから3km下流で一変した風景
1)野村ダム

 10月1日、台風一過の晴天の中、肱川の源流がある宇和から、肱川沿いに野村ダム、野村町、鹿野川ダム、大洲市菅田、大洲市街を取材に出発しました。

 道路などの破損は多くない野村ダム上流を快適にドライブし、第一の目的地は野村ダムです。野村ダムは、佐田岬半島先端から八幡浜市、宇和島市へ分水する国営南予用水土地改良事業の水源としての利水ダムで、無くてはならないものです。八幡浜市や伊方町での取材では、野村ダムが出来て以来、水で苦しむことがなくなり、特に農業(みかん栽培)への貢献は絶大であるとの意見が全てでした。

 野村ダムは利水ダムなのです。多目的ダムとして治水機能も持たされていますが、治水と利水は相反する機能であって、治水は限定的なものとなります。


2)野村町市街地

 野村ダムまでは、大きな災害跡は見られず、所々で道路の修復工事やがけ崩れの復旧工事を行っている程度でした。野村ダムから3km下流の野村町市街地に入ると様相が一変します。

 乙亥会館より250m上流まで歩くと、野村保育所と野村農村勤労福祉センター(体育館)、野村町児童館がありますが、全て被災により現在も機能を失っています。この一帯も平屋は全没、二階建てならば屋根の上に避難できたと言ったところです。

 肱川右岸の野村町三島地区に入ると被災状況は左岸より深刻です。これは、野村町市街地の手前で肱川が左に曲がっている為で、水は右岸へより強く押し寄せます。三嶋神社は社務所が流失し、付近の民家も激しく損壊しており、復旧は進んでいません。三島地区では、お年寄りが逃げ遅れ、水没した屋内で亡くなるなど、人命も失われています。

 野村町市街地では、野村ダムのただし書き操作(異常洪水時防災操作:緊急放流)開始後30分を待たずに肱川が氾濫し、逃げる間は殆ど無かったとのことです。緊急放流を告げる防災行政無線も豪雨の為に聞き取れず、消防団員が一世帯ごとに避難を呼びかけてまわりましたが、急激な肱川の増水によって呼びかけは間に合わず、消防団員も水に押し流され死を覚悟する有り様であったとのことです。

 野村ダムは、野村町市街地から上流僅か3kmに位置しますので、ただし書き操作をはじめればきわめて短時間で大水が押し寄せますので、ダムによる時間稼ぎ効果が失われるともはや時間稼ぎの術がないと言うのが現状です。



1438とはずがたり:2018/11/15(木) 16:59:31


ダムを境に被害が分かれていた肱川大水害。復興進まぬ肱川水系調査で判明
2018.10.31
https://hbol.jp/177608
牧田寛

被災箇所はあれど大きな氾濫跡は見られなかった黒瀬川流域
 愛媛県道29号線が災害により閉塞している為、愛媛県道35号野村城川線を経由して、黒瀬川沿いにでます。黒瀬川は肱川水系の支流で、鹿野川ダム湖に注ぎます。国道197号線は、県道35号線との合流点より15km程上流の城川町高野子(しろかわちょうたかのこ)から黒瀬川沿いに走ることが出来ますので、一旦黒瀬川上流まで遡りました。

 黒瀬川上流から川沿いに下ると、途中土砂災害による被災箇所を幾つも見ますが、黒瀬川そのものには大きな氾濫跡は見られません。地元の方にお話を伺うと、概ね次のような答えでした。

「あちこちで山が崩れて道路が寸断された為、避難はどこにも出来なかった」
「ものすごい雨音で、防災行政無線は聞こえなかった」
「三日ほど電気が来ずに情報が入らなかった」
「水道が長期間断水してたいへんだった」
「山から水と土砂が溢れてきたが、川(黒瀬川)からは水は溢れなかった」
「こんなことが起きるとは思いも寄らなかった。まさかこんな天災に見舞われるとは」
「野村と大洲はもっと酷い有り様で、こちらはまだましだ」

 前回お伝えした野村ダム下流の肱川では、二階まで浸水するような川の氾濫と土砂災害に見舞われていましたが、黒瀬川では主に山からの水と土砂に見舞われていたことが対照的です。

 増水していたとは言え、越水しない程度だった黒瀬川も、肱川との合流点が近づくと急速に水位をまして行きます。これは、肱川と鹿野川ダム湖によるバックウォーター(背水)の為と考えられます。


 黒瀬川は、上流にダムはなく、下流に鹿野川ダムがありますが、バックウォーターを生じていたと思われる地点を除き、大きな氾濫の痕跡は見られませんでした。

鹿野川ダムを境に明確に分かれていた被害
 国道197号線を更に西進すると、鹿野川ダムにたどり着きます。鹿野川ダムは、県営水力発電と治水を兼ねる多目的ダムで、治水機能強化の為の再開発事業が今年度完了する見込みです。

 肱川大水害では、鹿野川ダムは能力を遥かに越える流入量によって異常洪水時防災操作、業界で言われるところの「ただし書き操作」(※「ただし、気象、水象その他の状況により特に必要と認める場合」のダム操作手順のこと。2011年に国の通達で「特例操作」と呼び方が変わったが、まだ業界ではこの呼称が広く通用している)に追い込まれましたが、それは治水能力をその時点で失った事を意味します。

 ダム治水は、時間稼ぎがその本質ですので、ただし書き操作に入るまでの時間を稼いだことが治水機能を発揮したことになりますが、その後は本来ならばダムが無い状態と同等の洪水を生じることになります。簡単に言えば、ダム上流と同じ状態になるはずです。

 しかし、野村ダムの場合と同じで、鹿野川ダムの下流ではその上流(黒瀬川)と大きく様相が変わります。

鹿野川ダム直下には肱川大和集落という20〜25世帯程度の小集落がありますが、上流では見られなかった大きな打撃が今も残っています。また、目に見える範囲で鹿野川大橋、肱川町中心街、道の駅ひじかわなどがありますが、すべてたいへんに大きな洪水被害を受けています。

このように、鹿野川ダム上流の黒瀬川と異なり、20〜25mの洪水によって地形が変わるほどの大きな洪水被害が残っています。不幸中の幸いなことに、民家が流されることは避けられましたが、これもかなり危うい状態で避けられたものと考えられます。時間が無かったために、住民にお話を伺うことができ無かったことが悔やまれます。
 護岸が崩壊し、河川敷の地形が大きく変わるほどの水流で家屋が流されなかったことがたいへんに意外ですが、ダムから見て集落の手前に小高い丘の上の雑木林があり、私はこれが集落を守ったものと考えています。川に近い側の雑木林は丘ごとえぐられて流失しています。

1439とはずがたり:2018/11/15(木) 17:25:47
>>1435-1436

① 天ヶ瀬ダム(京都府宇治市:喜撰山ダムが1970年に完成し●喜撰山発電所と揚水発電(認可出力466MW)wiki,●天ヶ瀬発電所は認可最大出力:92MW・常時出力:6.6MW http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/amagase/amagase.html)国内にはダム自身の重力で水圧に耐える重力式コンクリートダムが多いが、「アーチ式」の天ヶ瀬ダムはコンクリートが少なくて済む一方、両岸の地盤崩壊などによるダム決壊のリスクがある。

② 八ッ場ダム(群馬県吾妻郡)予定地一帯は地盤が不安定で地滑りが起きる恐れがあり、過去には浅間山大噴火も起きている。

③ 新成羽川ダム(岡山県高梁市:ダムの型式は全国に12基しか存在しない重力式アーチダム。発電所である●新成羽川発電所は下流に建設された田原ダム(重力式コンクリートダム・41.0m)との間で自流混合式揚水発電を行い、認可出力は303MW,更に下流には放流した水量を調整し河川流量維持と発電を効率化するための逆調整池として黒鳥ダム(重力式コンクリートダム・15.5m)を設けた。)今回の豪雨で大量に緊急放流し、下流域の水害の一因ではなかったかと疑われている。洪水調節機能は持っていないため豪雨の際の緊急放流によって下流の水害を増幅したとして昭和40年代には「新成羽川ダム水害訴訟」が起こされている(判決は原告敗訴)[wiki]。
④ 山鳥坂ダム(愛媛県大洲市)肘川水系ではダム建設ばかりが優先され、下流域の堤防補強や浚渫など、安価で即効性のある治水対策は後回しの状況が続いている。今回の水害のコロラド博士のレポは>>1437-1438

⑤ 下久保ダム(群馬県藤岡市・埼玉県児玉郡)「地すべり資料館」がすぐ近くにあるほどの軟弱地盤に建設されたダム。

⑥ 石木ダム(長崎県彼杵郡)反対運動の中,建設中

⑦ 二風谷ダム・平取ダム(北海道沙流郡)100年間にたまると予測した土砂が5年でたまり、あと10年で埋まるとされているのが、北海道平取町の沙流川水系に建設された「二風谷ダム」。併し北海道開発局(国交省の現地組織)は上流に平取ダム計画を推進。

⑧ 平瀬ダム(山口県岩国市)既設の菅野ダムが’05年に洪水被害を拡大させた前例があり、さらに平瀬ダムの新規建設で水害のリスクが増大

⑨ 只見川水系ダム(福島県大沼郡) 4つの発電用ダム(本名・上田・宮下・片門ダム)は堆砂が進む

⑩ 殿山ダム(和歌山県田辺市:●殿山発電所に送水し、最大15MWを発電)殿山ダムにおけるドーム型アーチ式コンクリートダムの経験は、のちの黒部ダム建設で大いに役立てられることになる。・殿山ダム完成後も、当地は何度か台風による集中豪雨に襲われ、そのうち何度か流域に水害をもたらしている。1958年(昭和33年)8月、台風17号による洪水により死傷者は23名、流失もしくは全・半壊した家屋は合わせて380戸に上った。このとき殿山ダムは洪水吐ゲート全門を開放しており、行き過ぎた放流が水害の原因ではないかと社会問題化した。また、1990年(平成2年)および1997年(平成9年)の水害に対しては、被害に見舞われた流域住民が殿山ダムを管理する関西電力、そして日置川を管理する和歌山県を相手取り、損害賠償をめぐって訴訟を起こす事態になった。裁判では原告側の敗訴という結果となっているが、このように水害の度に殿山ダムの責任を問う声が上がるのは、殿山ダムが日置川水系唯一のダムであるためでもあり、関西電力も殿山ダムの改修や運用の見直しを行っている。

1440とはずがたり:2018/11/17(土) 19:46:32
予想より調整力デカイ!
日本の流込式水力発電を調整池式に造り直すだけで凄い調整力がつくんちゃうか?
>1日分あるいは1週間分程度の発電用水を調整池に溜めて、発電量を調整することができます。

調整池式水力発電
http://www.fepc.or.jp/enterprise/hatsuden/water/chouseichi/

調整池に水を貯水することで水量を調節し、発電する方法です。1日分あるいは1週間分程度の発電用水を調整池に溜めて、発電量を調整することができます。

そのため、短期間の天候の変化(晴れや雨)、電力需要の変化に対応でき、流れ込み式水力発電所よりも効率的な発電が可能です。

日本では、昼間の電力消費量が夜間の約2倍に達することもあります。しかし電気は蓄えることができません。そこで、昼間の電力需要を補うためにこのような発電方式が取り入れられています。

1441とはずがたり:2018/11/17(土) 22:11:51
連載:インフラ・イノベーション
日本を救う水力発電イノベーション
京都大学大学院教授・内閣官房参与
藤井 聡
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/wp-content/uploads/2017/03/H29.04%20%E9%80%A3%E8%BC%89%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E7%AC%AC7%E5%9B%9E%EF%BC%88%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%EF%BC%89.pdf

…エネルギー安全保障のみならず、デフレ脱却、経済成長のためにも、国産エネルギーの開発を通したエネルギー自給率の上昇は、極めて重要なのである。
そんな中で、わが国においてとりわけ有望な国産エネルギーが、水力発電である。


主要な水系の水力発電開発はおおむね完了しているとも言われることもしばしばだ。しかしそれでもなお、イノベーティブな新しいアイディアを導入すれば、まだまだ開発できる余地が膨大に残されている。

例えば、元建設省河川局長の竹村公太郎氏は、日本の水力発電は、金額に直して2兆円から3兆円分も増加させることができると指摘している(竹村、2016)1)。これは、現状の電力市場全体の規模の1割以上に相当する。現状の水力発電のシェアがおおよそ1割であることから、日本の水力発電の潜在能力をすべて発揮できれば、「2割」程度のシェアを占める状況を作ることができる、と指摘されているという次第である。

発電力を効果的に増強させる、ダムの「かさ上げ」

北海道の石狩川水系の上流部にある「桂沢ダム」は、約12m(約2割)かさ上げして「新桂沢ダム」にリニューアルするという「ダム再開発事業」が進められている(写真-1参照)。これにより、ダムの総貯水容量が約6割増強、発電容量は42%増強された(非洪水期は7,410千m3→10,530千m3、洪水期は6,570千m3→9,366千m3)。

そしてこのかさ上げ事業を通して、発電に関する能力は、(先に示したように)発電に使用する容量が42%増加すると同時に、最大出力も約1.7万kWへと約12%拡大した。こうしたかさ上げを通した「発電能力」の増強には、2つの明快な理由がある。

第一に、上述したように「わずか」なかさ上げでも、貯まる水の量(貯水量)は大きく増加するからである。

第二の理由は、ダムをかさ上げすれば、発電するための「落差」が大きくなり、より多くの発電が可能となるから、というものである。

既存ダムに、「逆調整池ダム」を新たに作る

「かさ上げ」に次ぐ、もう一つの効果的な既存ダムの活用方法が、「逆調整池ダム」を既存の発電ダムの下流につくるというもの。
これは、例えば宮ケ瀬ダム(神奈川県相模原市、愛川町、清川村)に実際に導入されているものなのだが、その概要を説明してみよう。
そもそも宮ヶ瀬ダムは発電も目的の一つとして計画されていたのだが、一つの問題があった。
それは、電力需要のピーク時点で求められる量の発電を行うには、「一気に大量の水を放出する」必要がでてくる。そのため、発電放流時とそうでない時で放流量の変動が大きく、そのままでは下流河川の水位が不安定となってしまい、さまざまな弊害が生じてしまう。しかも、一気に放流してしまうと貯水がなくなり、「ベース発電」を行えない時間ができてしまう。こうした理由から、大量の放出ができず、したがってピーク発電に対応できない、という問題があった。

1442とはずがたり:2018/11/17(土) 22:12:25
>>1441-1442
「逆調ダム」とは宮ヶ瀬ダムから放流された水の勢いを弱めるとともに一時的に「貯めておく」ことで、下流へ安定した放流を行うための小規模なダムだ。
この逆調ダムにも発電機をつけ、宮ヶ瀬ダムと合わせて一体的に次のように運用すると、「ピーク発電」と「ベース発電」の双方を実現することが可能となる。
まず、電力需要のピーク時間帯には、宮ヶ瀬ダムから、一気に大量の水を放流(最大22m3/sec)し、これによって「ピーク発電」を行う。一方で、そこで放流された水を一旦、直下の逆調ダムで貯める。そしてその水を逆調ダムから少量ずつ(7m3/sec)排出し、そこで「ベース発電」を四六時中行い続ける。
なお、こうしておけばピーク発電に伴い大量に放流をしても、下流側には逆調ダムによって調整された少量の水(7m3/sec)が放流されるだけとなり、下流側の推移の水位を安定化することができる。

なおこうした逆調ダムは、現在全国で数か所設置されている一方、逆調ダムが設置できるにもかかわらず未設置のままのダムはそれ以上に存在しているのが実状だ。

「採算性」という壁
以上の取組みは、 発電可能なダムポテンシャルの拡大を図るものであったが、それ以外の方法として考えられるのが既設の非発電ダムに発電機を設置して、水力発電を始める、というタイプのものだ。
そもそもダムというものはさまざまな目的で活用される。洪水対策や、生活用水や工業用水を確保するため等、水力発電以外のさまざまな用途のために作られている。
これは逆に言うなら、日本国内には、大量の水がたまっているにもかかわらず「水力発電」に活用されていないダムが数多く存在しているということを意味している。

しかし、これまでに、既存ダムに「大規模」な発電施設を新設する、というタイプのダム再開発事業は行われていない。
これはなぜかと言えば、さまざまな理由はあるものの、最大の理由はやはり、発電事業には「採算性」が不可欠だからだ、という点にある。
そもそも現状においても、「発電機の新設」を行うことで新たに電源を確保していくことが可能なダムは、全国各地に大量に存在している。しかし、それらがそのまま「放置」されているのは、ひとえに「採算性」が合わないからである。
「非発電ダム」の場合、通常はそのダムまでの送電線は整備されていない。だから非発電ダムで新たに発電事業を行おうとすれば、「発電機」だけでなくそれに付随して求められる新たな「放水路」や「取水設備」、さらには工事のための大規模な仮設備の設置や「送電線」の新設費用も必要となってくる。
そうなれば、コストが一気に高くなってしまい、電力ビジネスとして「採算が合わない」、という事態が生ずることになる。

ダムの「柔軟運用」による発電・治水能力の最大化
「発電」と「治水」の双方の目的を持った多目的ダムの場合、「発電」にはその水深の何メートル分を活用し、「治水」には何メートル分を活用する、という格好で明確に線引きされているケースがほとんどだ。

しかし「洪水のリスクが高い時」には「治水」を優先し、「洪水のリスクがほとんど考えられない時」には「発電」を優先して発電する、という運用方法を行うことができれば、既存ダムをさらに有効に活用していくことができる。

こうした「ダムの柔軟運用」には、さまざまな技術的課題を乗り越えながら現時点でも一部行われてはいるものの(例えば、雨季や夏期とそれ以外とで、両者の「線引き」を変える等)、その硬直性はまだまだ高い。結果、ダムの十分な柔軟運用は行われておらず、それぞれのダムの治水能力も発電能力も、最大化されてはいないのが実状である。

もしも、水力電力の開発に何の公益性もないというのなら、水力電源開発はすべて民間に任せっきりで行えばそれで何ら問題はない。しかし、繰り返し指摘したように、水力電源の開発は、エネルギー自給率を上げ、安全保障を改善すると同
時に、石油やガス等の資源輸入量を減らすことを通して日本経済を成長させる巨大なポテンシャルを持つ、極めて公益性の高い事業なのだ。そうである以上、政府が水力電源開発を支援する補助や、電線整備等についての公共投資を行うことは、国益の視点から極めて合理的だ。あるいは、再生可能エネルギーの普及のために作られたFIT制度の適用範囲を拡大したり、それと類似した制度を作り、本稿で述べたようなさまざまな再開発事業を支援していく新たな制度を構築することも有力なアプローチであろう。

1443とはずがたり:2018/11/17(土) 22:21:50
水力発電の方式
http://www.suiryoku.com/style/style.html

水力発電は、発電形式(落差を生じさせる方法)により以下の種類に分けられます。

水路式:水路で水を導き落差を得る方法
ダム式:ダムに依って落差を得る方法
ダム水路式:ダムに依って得られた落差+水路で導いて得られた落差の両方を利用する方法

また、発電方式(水の利用方法)によって以下の種類に分けられます。

流込み式:(一時的な変動分を除き)水を蓄えず、そのまま流す方式
調整池式:短期間の運転を賄う水を蓄える方式
貯水池式:長期間の運転を賄う水を蓄える方式

あくまでも水力発電所側から見た使用水量を基準としますので、仮に同じ大きさの水を蓄えていた場合、
使用水量が少ない水力発電所の場合は貯水池式に区分されますが、使用水量が大きい水力発電所の場合は流込み式や調整池式に区分される事があります。

水路式

発電方式(水の利用方法)との組合せによる区分

水路式-流込み式:
河川より直接取水又は(一時的な変動分を除き)貯水を行わない堰、ダムから取水します。
堰、ダムからの取水では堰、ダムによる落差の上昇分を考慮しない場合に水路式として扱われます。
取水設備が小規模で済みますが貯水されないため、天候(河川の水量)によって発電量が左右されるのが欠点です。
取水先にて貯水している場合であっても、発電所の都合で使用水量を変更できない灌漑水路直結型の水力発電所なども該当します。
水路式-調整池式:
短期間の運転を賄う水を導水途中で調整池を設けて貯水します。
ある程度(私見ですが最大出力運転で数十分〜十数時間程度分)の河川の水量変化に対応できます。
取水先にてダムによる水位(落差)増加分があっても途中に調整池がある場合はそこからの落差となるため水路式となります。

水路式-貯水池式:
長期間の運転を賄う水を導水途中で貯水池を設けて貯水します。
長期(調整池を超える運転時間分)の河川の水量変化に対応できます。

ダム式・ダム水路式

発電方式(水の利用方法)との組合せによる区分

ダム式-流込み式/ダム水路式-流込み式:
(一時的な変動分を除き)貯水を行わないダムより取水している場合及びダムの河川維持水(河川維持流量)を利用した場合が該当します。
ダムの貯水量と関係なく河川維持水は一定量を常時流すために発電所の都合で使用水量を変更できないので流込み式となります。
また、一箇所のダムより複数の水力発電所が取水している場合、一定流量にて運用される水力発電所も流込み式となります。

ダム式-調整池式/ダム水路式-調整池式:
短期間の運転を賄う水をダムに貯水します。
ある程度(私見ですが最大出力運転で数十分〜十数時間程度分)の河川の水量変化に対応できます。

ダム式-貯水池式/ダム水路式-貯水池式:
長期間の運転を賄う水をダムに貯水します。
長期(調整池を超える運転時間分)の河川の水量変化に対応できます。

1444とはずがたり:2018/11/19(月) 07:07:57
既存のダムの機能を生かす ―相原発電所―
https://www.kankyo-business.jp/column/012929.php
市川 倫也
2016年07月11日号掲載

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今回紹介する山口県萩市の相原発電所は、逆調整池の堰堤を活用して設置されている。逆調整池は、大規模な発電用ダムの下流に、小さな堰を設けてつくられた池で、発電所から放水される大量の水を一時的に貯め、水量を調整しながら放流することで下流の水位変動を安定させる機能がある。
工業地帯を支える企業局の新たな取り組み

中国山地に発し、萩市で日本海に注ぐ二級河川の阿武川。その中流域に、治水や発電などを目的に建設された阿武川ダム(堤高95m)があり、その5km下流に相原ダム(堤高7.8m)がある。ともに県によって1975年(昭和50)に建設された。この相原ダム(逆調整池)の機能を使って、山口県企業局によって建設されたのが相原発電所だ。

相原ダムと阿武川ダムの位置図

相原ダムと阿武川ダムの位置図。阿武川ダムの直下に、最大出力1万9500kWの新阿武川発電所がある

山口県企業局の発足は1965年。戦後日本で初めて、県の瀬戸内側が工業地帯特別整備地域に指定された翌年のことである。それから約50年、同局は工業用水道事業と電気事業を手がけてきた。現在では、1日あたりの工業用水の給水量が東京ドーム1.3杯分の160万m3と全国1位の規模を誇り、県内の約80の企業や自治体に送水している。電気事業においても、所有する12カ所の水力発電所の合計出力が約5万2000kWになり、送電電力量は年間1億7000万kWhになる。300kWh/月あたり1世帯とすれば、県内の総世帯数の12分の1にあたる約5万世帯分の電力を賄っていることになる。

その企業局が新たな水力発電所として相原発電所を建設したのは、実に20年ぶりのことだった。県では地球温暖化などの環境問題対策として、循環型社会の形成を図っており、企業局としても2009年頃より本格的に相原発電所の建設の検討が始まった。そんな折、固定価格買い取り制度が導入されたことで事業性が見通せるようになり、本格的な調査に踏み切ることができたのだった。

計画から竣工までの紆余曲折

しかし、20年ものブランクで発電所の建設を知る職員もほとんどおらず、建設までの道程は試行錯誤の連続だった。例えば、発電出力を極力大きくするためには、相原ダムが常時放流している5m3/s全量を使用したいところだが、コスト面やスペースの制約から取水量は3.2m3/sにとどまった。さらに逆調整のための堰堤はそれほど高いものではないので、落差が稼げず発電出力も限られてしまう。

相原発電所と相原ダム

上:相原発電所と相原ダム。水車発電機は河岸のコンクリートのボックス内に収められている。
右下:水車発電機。水車と発電機とはベルトによって連結されている。実質運転365日程度でベルトを交換しなければならいが、コスト面でメリットがある。
左下:サイフォン式の水圧鉄管。原理は灯油ポンプと同じ。設置場所が限られるが、土木工事費が削減できる。

建設工事でも壁があった。事前のボーリング調査では予測できなかった湧水をポンプで汲み上げながら作業したり、流量調整ゲートからの放流水によって土嚢の砂が流れ出してしまうため、矢板(板状の杭)による止水対策を迫られたりした。

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市川 倫也(いちかわ・みちや)
全国小水力利用推進協議会 運営委員

1975年栃木県生まれ。河川・水文化をテーマにした雑誌の編集部を経て、現在フリーランス。第1回全国小水力発電サミットや全国小水力発電大会にも携わる。

1445とはずがたり:2018/11/19(月) 23:18:18
大熊氏「新成羽川ダムの操作記録を見たが異常操作はしていない」!? 嘉田氏「河川法52条を活かしてほしい」〜8.23嘉田由紀子・前滋賀県知事、大熊孝・新潟大学名誉教授(河川工学)による記者会見 2018.8.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429987
記事公開日:2018.8.31取材地:東京都 テキスト動画
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 2018年8月23日(木)にて日本外国特派員協会(FCCJ)にて、嘉田由紀子・前滋賀県知事、大熊孝・新潟大学名誉教授(河川工学)による記者会見「河川行政転換、西日本豪雨災害からの教訓」が行われた。


 フリージャーナリスト・横田氏の「真備町地区上流の河本ダム、新成羽川ダムなどいくつかのダムの異常放流が、水害の原因になった可能性は?」という問いに対して大熊氏は「河本ダム、新成羽川ダムの操作記録を見たが異常操作はしていない。ただ現実として大きな被害はでている」と回答。

 嘉田氏は「河川法52条というのがあり、事前放流をしなかった中国電力に対して、国土交通省が事前放流を指示できたがしていない。今後は河川法52条を活かしてほしい」と語り、行政の不作為を指摘した。

河川法第52条【洪水調節のための指示】

 河川管理者は、洪水による災害が発生し、又は発生するおそれが大きいと認められる場合において、災害の発生を防止し、又は災害を軽減するため緊急の必要があると認められるときは、ダムを設置する者に対し、当該ダムの操作について、その水系に係る河川の状況を総合的に考慮して、災害の発生を防止し、又は災害を軽減するために必要な措置をとるべきことを指示することができる。

 IWJの西日本豪雨取材で、新成羽川ダムでは事前放流されておらず、上限(安全とされる放流量1秒間に1200トン)の3倍(事後の取材で最大で1秒あたり3700トン)という異常な水量を放流していたことが判明した。

 中国電力が事前放流をせずに、上限の3倍もの水量を放流したことは、人災ではないかという疑いが当然浮かび上がってくるが、責任は中国電力だけでなく、河川法52条を活用しなかった国土交通省にもあるということになる。の責任も追及せねばいけないだろう。復興作業によって新たな堤防が作られるが、堤防の高さや強度などは、上限の3倍の放流量に耐えれる設計になっているのか。また日本各地の現在のハザードマップは、ダムの異常放流も計算に入れて書き直すべきではないだろうか。

1446とはずがたり:2018/11/20(火) 09:40:33
窓竜湖→魚切発電所700kW→河内発電所200kWであるが需要調整とかダム湖つかって出来るんちゃうか。この規模ではなんかするだけ無駄かもしれんが調整力掻き集めたい。

再生可能エネ 出力:約37,000kW 23箇所 水力はあと2箇所3MW程不明の模様。
山野水力発電所:福山市山野町 出力:1,998kW 2017運開(ESSが開発?)
魚切発電所:広島市佐伯区 出力:700kW ダム式(窓竜湖) 八幡川水系八幡川(中電より譲受)
河内発電所:広島市佐伯区 出力:200kW 水路式 八幡川水系八幡川(中電より譲受)
布野発電所:広島県三次市布野町 出力:220kW 水路式 江の川水系布野川(中電より譲受予定)
出羽川発電所:島根県邑智郡邑南町 出力:670kW 水路式 江の川水系出羽川(中電より譲受予定)
川平発電所:鳥取県日野郡江府町 出力:1,300kW 水路式(川平取水ダム) 日野川水系日野川(中電より譲受予定)
川平第二発電所:同上 出力:120kW 水路式(川平取水ダム) 水路式 日野川水系 日野川(中電より譲受予定)
旭発電所:鳥取県西伯郡伯耆町 出力:2,000kW 水路式 日野川水系 日野川(中電より譲受予定)

平成29年03月28日
中国電力株式会社
株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
魚切発電所および河内発電所の譲渡に向けた設備調査の開始について
http://www.energia.co.jp/press/2017/10294.html

中国電力株式会社(以下「中国電力」という。)および(株)エネルギア・ソリューション・アンド・サービス(中国電力グループ,以下「ESS」という。)は,中国電力が所有する水力発電所「魚切発電所(所在地:広島市佐伯区,出力:700kW)」および「河内発電所(所在地:広島市佐伯区,出力:200kW)」について,ESSに譲渡する計画に合意し,本日,ESSが改修のための設備調査を開始しましたので,お知らせします。

このたびの譲渡計画は,経年化が進んだ両水力発電所について,将来にわたり,再生可能エネルギーを最大限に活用していく観点から,ESSにおいて設備改修を行ったうえで,FIT制度※を利用し,長期的に維持・運用していくこととしたものです。

ESSは従来から,太陽光や水力等の再生可能エネルギー発電事業に積極的に取り組んでおり,本譲渡が完了すれば,ESSが維持・運用する再生可能エネルギー発電所は21か所(合計約4万kW)となります。

平成30年02月22日
中国電力株式会社
株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
水力発電所(5カ所)の譲渡に向けた設備調査の開始について
http://www.energia.co.jp/press/2018/10986.html

中国電力株式会社(以下「中国電力」)および中国電力グループである株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス(以下「ESS」)は,中国電力が所有する水力発電所のうち,「布野発電所(広島県)」,「出羽川発電所(島根県)」,「川平発電所(鳥取県)」,「川平第二発電所(鳥取県)」「旭発電所(鳥取県)」の5カ所について,ESSに譲渡する計画に合意し,本日,ESSが改修工事のための設備調査を開始しましたので,お知らせします。

 このたびの譲渡計画は,将来にわたり,再生可能エネルギーを最大限に活用していく観点から,経年化が進んだ水力発電所について,ESSにおいて設備改修を行ったうえで,FIT制度※を利用し,長期的に維持・運用していくこととしたものです。

 ESSは従来から,太陽光や水力等の再生可能エネルギー発電事業に積極的に取り組んでおり,本譲渡が完了すれば,先行して譲渡準備を進めている「魚切発電所(所在地:広島市佐伯区,出力:700kW)」および「河内発電所(所在地:広島市佐伯区,出力200kW)」(平成29年3月28日 お知らせ済み)も合わせて,ESSが維持・運用する再生可能エネルギー発電所は,建設中および譲渡準備中を含め31カ所(合計約4.9万kW)となります。

1447とはずがたり:2018/11/21(水) 16:31:28

きたねえなあ自民党(半世紀ぐらい前のw)

九頭竜ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E9%A0%AD%E7%AB%9C%E3%83%80%E3%83%A0

補償

このほか、鉱業権の収容が行われた。当地は鉱山が多く、水没地点にも複数の鉱業権が存在した。鉱業権を握る交渉は難航し、やむなく強制収用に踏み切った。また、水面下では政治的な介入も行われ、児玉誉士夫の命を受けた読売新聞の渡邉恒雄が中曽根康弘らとともに、補償交渉を円滑に進めるための資金工作を行っていた。だがこの工作は失敗に終わり、資金は全額児玉誉士夫から返還されたという。この経緯は鉱山経営を手がける日本産銅の社長だった緒方克行が『権力の陰謀 九頭竜事件をめぐる黒い霧』(現代史出版会)につづっている。

入札
詳細は「九頭竜川ダム汚職事件」を参照

長野ダムの入札をめぐっては第1工区で最高額で応札した鹿島建設が落札、他の4社が最低落札価格を超えていないとして失格になった。池田勇人首相への政治献金を約束した鹿島建設と電源開発、政府が一体となって仕組んだ汚職だとの疑惑が広がり、衆議院決算委員会で田中彰治代議士らが追及した。だが、池田首相の秘書官だった中林恭夫と、決算委員会で証言した元朝日新聞記者、言論時代社主幹の倉地武雄が不自然な死を遂げ、事件はうやむやになった。この経緯は石川達三が『金環蝕』として小説化しており、大映によって映画にもなった。

1448とはずがたり:2018/11/27(火) 20:55:36
奥矢作の下池と上池の距離は5.5kmだそうな。

今,手取川ダム(標高447m)⇔大日川ダム(標高335m)が6km程,有峰ダム(標高1075m)⇔祐延(すけのべ)ダム(標高1401m)が4km程。
手取川ダムと大日川ダムは標高差足りないかな?有峰湖と祐延貯水池の間は高低差あるし揚水いけんちゃうの?

奥矢作第一・第二水力発電所!! 現場レポート
https://www.tokairadio.co.jp/program/392/report/entry-8753.html

豊田市にある「奥矢作第一・第二水力発電所」に行ってきました!!

豊田市と言えば「クルマの街」というイメージが強いと思いますが、
市内のおよそ7割を森林が占める緑豊かな街でもあり、
矢作川が貫く水資源の豊かな街でもあります。
そんな豊かな水を利用した発電所が「奥矢作第一・第二水力発電所」です!

こちらの発電所は、日本初・世界でも珍しい「二段式揚水発電」

上池の黒田ダムから下池の矢作ダムまで、およそ5.5キロの距離が水路で結ばれていて、
その間に2つの発電所があります。

上流から流れた水は、2つの発電所を通り、下流へ。。。
そして、下流へ行った水は上流へ汲み上げられ、また下流へ。。。
水がダムとダムの間を循環しています。
これが”揚水発電”。

そして、ダムとダムのあいだにある2つの発電所は、
水が流れると、同時に電気を作る・・・
例えば、第一発電所の発電機1号機と第二発電所の発電機1号機は、
同時に動くようになっている・・・これが”2段式”。

水は、常に循環されていて(同じ水が使われていて)、
1回水が流れてきたときに、2箇所の発電所で効率よく電気が作られています。

また、効率よく電気を作るために、さまざまな工夫が凝らされていて、
この施設の規模には圧倒されました!
(1番上の写真にあるサージタンクも、この発電所にはなくてはならないもの。
 発電機が止まった時に、トンネルの水圧を和らげるための調圧水槽です。
 この巨大なサージタンクが4棟あります。)

(こちらの写真は黒田ダム。貯水量は約1000万トン!!ナゴヤドーム6杯分です。)

そんな「奥矢作第一・第二水力発電所」の総出力は、109.7万キロワット。
(100万キロワットで、約36万世帯・100万人の電気を賄うことが出来ます。)

さらに、、、出力を100万キロワットまで上げるのは、わずか20分程度。
(火力発電所だと、丸1日かかる場合もあるので、とってもスピーディーです。)

電気は貯めておけないので、代わりに水を貯めておいて素早く発電する・・・
いわば大きな蓄電池のような存在。

特に、電気の需要がピークを迎える時期に、その実力を発揮する発電所ということで、
これから訪れるピークに対応するため、
私が取材に伺った時は、12年に1度の細密点検中でした。

発電機を全部分解し、細かく点検・部品交換をし、また組み立てる。。。
(部品の数は約1万点!)
しかも、髪の毛1本分ズレてしまうと作動しない程
精密な機械なので、万全を期した作業が続けられていました。

純国産自然エネルギーでCO2の排出量が少ない重要な発電システムである「水力発電」。
中でも、「奥矢作第一・第二水力発電所」は
矢作川水系に25か所ある水力発電所の中でも、
電力ピーク時に対応するという大切な役割を担っています。

この「奥矢作第一・第二水力発電所」のおかげで、
私たちは、安心して電気を使えるわけですが、
”日ごろから節電を心がけること”が、私たちの役割・・・
なのかもしれません。

皆様もご協力、よろしくお願いします!!!

1449とはずがたり:2018/11/28(水) 00:22:36
計画復活させようや!

1998年5月11日
新鳩谷水力発電所の建設申し入れ及び新鳩谷水力発電所に関する環境影響調査書ならびに環境影響評価準備書の提出について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/1998/0511-2j.html

 当社は、新鳩谷水力発電所について、本日、白川村及び庄川漁業協同組合に対し、建設申し入れを行いました。また、「新鳩谷発電所環境影響調査書(注1)」を資源エネルギー庁に、「新鳩谷水力発電所新設工事環境影響評価準備書(注2)」を岐阜県ならびに白川村に提出いたしました。
 なお、縦覧については、以下のとおり予定しております。
新鳩谷水力発電所について
 本計画は、庄川水系上流部の御母衣発電所から放流される水を有効活用するために新設するもので、既設鳩谷ダム左岸から最大190m3/sを取水し、ダム左岸直下に新設する発電所にて、最大出力約127,000kWの発電を行うものであります。これは、当社の庄川水系の発電所では最大規模です。これにより、純国産エネルギ-である水力の有効活用と合わせて、地球環境保全の観点からCO2発生削減に寄与できるものであります。
 また、この発電所は、電力需要のピーク対応を念頭に計画しており、夏期における昼間の急激な電力需要の増大に対応することが可能となるもので、一般水力発電所では、非常に貴重な10万kw台の規模であります。
 更に、この発電所は、環境に配慮して計画しております。

(1)自然環境に対する配慮

周辺環境に配慮するものとして、放水路トンネルをはじめとし、ほとんどの構造物を地下に設置します。
樹木の伐採面積が極力少なくなるよう、土捨場等の位置を選定しております。
(2)社会環境に対する配慮

放水路トンネルの掘削は、騒音や振動を抑制するために機械掘りで行うことにしています。
放水路トンネル等の掘削により発生する土砂の運搬は、集落内を通行しないよう、土捨場の位置を選定しています。
改変する場所は、集落から離れたところを選定しています。
 なお、今後の予定については、平成11年夏に電源開発調整審議会に上程し、平成12年8月に発電所工事に着工し、平成16年2月に運転開始を予定しています。

新鳩谷水力発電所の計画概要
発電所位置 岐阜県大野郡白川村大字大牧
発電所名 新鳩谷発電所
取水河川名 庄川水系 庄川
流域面積 580.00km2
ダ   ム 既設鳩谷ダムを共有
/ 1号機 2号機
有効落差 76.78m 49.85m
使用水量 188m3/s 2m3/s
発 電 力 126,000kW 800kW
127,000kW

1450とはずがたり:2018/11/28(水) 13:19:10
興味深いけど間歇性再生エネのアンシラリー(ancillary:補助的な,補助・ancilla:侍女,ちゃんとアンシラリーサービスとして周波数維持の為って書いた方がいいな。)には纏めた方がいいってのが確定した知見だから残念ながら的外れだな。揚水発電を可変速タイプに変更した方がいいね。

アルキメデススクリューを用いた揚水発電による風力発電の電力安定化
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jweasympo/35/0/35_276/_pdf
上原聡一郎 菅原晃

1451とはずがたり:2018/11/28(水) 13:27:47
>④タービン発電機に比較し,一般に短絡比が大きく,突極機のため固定子鉄心端部加熱の問題がなく,弱め励磁側の調相容量(無効電力調整容量)が大きい。
む。。文系(高校は理数科。当時は文系にも行列があったが複素数は理系でもちゃんとやらんかった)の俺にはなんど読んでもよくわからん無効電力(虚数方向側への電力らしい。長距離送電すると減少するみたい。知らんけど)だが,揚水発電で解決する様だ。

可変速揚水発電技術の現状について
J. IEIE Jpn. Vol. 35 No. 4
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/35/4/35_251/_pdf/-char/ja
名倉  理
日立三菱水力(株)エンジニアリング部
1955年9月生まれ,静岡県出身。1980年静岡大学工学部電気工学科修士課程修了,同年(株)日立製作所に入社。2011年日立三菱水力(株)設立に伴い(株)日立製作所から出向。可変速揚水発電システムの開発に従事,現在に至る


揚水発電所は,電力需要の少ない夜間に揚水し,昼間の需要ピークに発電することで他の発電所の稼働率を平準化し,全発電所の経済性向上を図る主目的の他に以下の特徴を活かし,発電所を含む電力系統の経済的運用に貢献している。

①河川の流量に因らず大容量化が可能で,最大単機出力で 500MWの実績があり,原子力,火力機と同等の大容量電源として位置付けられる。

②補機を含む完全停止状態から発電出力 100%まで 3〜4 分と起動時間が極めて短く,即応性に富む。

③発電出力調整速度が 30〜100%/60 秒と極めて速く,急激な電力需要変動に対応可能である。

④タービン発電機に比較し,一般に短絡比が大きく,突極機のため固定子鉄心端部加熱の問題がなく,弱め励磁側の調相容量(無効電力調整容量)が大きい。

⑤ブラックスタートや系統充電機能を有し,電力系統停電の復旧機能を有する。

一方で,大多数の揚水発電所では,固定翼ポンプ水車を採用していることから発電運転では出力調整が可能だが,揚水運転では入力調整ができないこと,エネルギー貯蔵効率を示す揚水電力量(充電量)に対する発電電力量(放電量)の比が 70 %程度であること,という課題があった。

二次励磁可変速揚水発電システム(以降可変速システムと表記)は,従来から使用されている回転速度が一定の同期機に代えて二次励磁非同期機*1(以降非同期機と表記)を採用することで,励磁装置により有効電力及び無効電力を制御し,回転速度の変化を可能とすると同時に系統周波数と同期して運転を継続することを可能としたシステムである。

可変速システムの採用により,揚水運転での入力調整が可能となり,発電運転における部分負荷効率が数%程度改善され,電力系統の経済的運用への貢献度が大幅に向上した。

1452とはずがたり:2018/11/29(木) 22:10:22
九頭竜湖に九頭竜川に急行くずりゅうと九頭竜がやたらブランド化してるがここ電発の発電所は長野発電所という地味な名前である。職人気質の電発(Jパワー?氏ね)の硬骨な感じが堪らないが,ここの220MWの発電機は110MWづつ2基あってそれぞれ陸電向けと中電向け発電を担当してるのだそうな。
片方を発電,片方を揚水には出来ないそうであるがその場合は揚水側から送電側へ電気を送って過不足を揚水なり発電なりして電発が抜き取ればええねえ。

惜しむらくはどっかで読んだ(確か陸電の資料だった)けどソースを失念してしまったことである。
更には高倉揚水は北電と電発の,徳山揚水は電発の事業だったようだがどういう構成だったのであろうか?

1453とはずがたり:2018/11/29(木) 22:11:06
>>1452
>惜しむらくはどっかで読んだ(確か陸電の資料だった)けどソースを失念してしまったことである。

これや!
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/5327

1454とはずがたり:2018/12/03(月) 22:19:43
愛本付近の錯綜。。。

関西電力歴史ある幹線鉄塔11
http://transmltkbr.sakura.ne.jp/soudennka24.html

柳河原線(愛本山線)

柳河原線(山線)は日本電力により建設され昭和2年2月に運開した送電線です。

当初区間は

柳河原水力発電所〜新愛本変電所・・柳河原線(山線)

新愛本変電所〜笹津変電所・・・・柳河原線(大阪里線)

新愛本変電所〜京南変電所・・・・東京幹線(東京里線)

となっていたようです。

東京幹線は昭和2年2月運開の黒部幹線(現在の東電の)です。

新愛本変電所の名称はこの当時、愛本変電所で新北陸幹線の完成時に

新愛本変電所と変更したようですが、新愛本変電所で統一しています。

新愛本変電所
http://trolco.web.fc2.com/kurobe/kurobe_kita10.html

もともと東京電力の黒部幹線と黒部北幹線、関西電力の柳河原線(山)は、一つの送電線で、名前を「東京幹線」と言ったそうです。

昭和年、当時の日本電力という会社が、黒部川水系に初めて作った水力発電所、柳河原発電所(今はもうありません)の電気を東京に送るため、 作った送電線が東京幹線で総亘長51kmの日本一長い送電線だったそうです。

そして日本電力が黒部川水系の開発を進め、黒部川、同第二、第三発電所を建設し、現在の関西電力の黒部幹線は、 これらの発電所の電気を送るため、昭和12年に作られたものだそうです。

その後、第二次世界大戦とともに日本電力は日本発送電という会社に吸収合併され、終戦後、この日本発送電が現在の東京電力と関西電力に分割 された際、この送電線も現在のように東京電力と関西電力に分割されたそうです。

http://burarisouden.blogspot.com/2016/07/blog-post.html

黒部川第四発電所から栗東変電所に向かう途中の1導体の275kV新北陸幹線と1導体1回線の275kV音沢線(音沢発電所〜新愛本変電所)、154kV黒部幹線(新柳河原発電所〜新愛本変電所)、154kV黒部笹津線(新愛本変電所〜笹津開閉所)などが接続しています。さらに154kV北陸電力新愛本黒部線(新愛本変電所〜黒部変電所)も接続しており、富山県報東部の電力供給も担っています。以前は関東方面に送電線がありましたが、撤去されています。(東京電力黒部北幹線)

黒部北幹線
http://transmltkbr.sakura.ne.jp/soudennrku00.html

黒部北幹線は黒部幹線から改名された線路で愛本変電所から新町開閉所までを約300基の鉄塔で

結んでいましたが平成13年に廃止され送電設備も除却されました。

http://transmltkbr.sakura.ne.jp/soudennrku10.html
黒部北幹線の最終314号鉄塔が繋がる新町開閉所です。

この先老番側の黒部幹線も黒部北幹線と連番になっています。

黒部北幹線・・ご苦労様でした・・

(長野県信州新町)

1455とはずがたり:2018/12/03(月) 22:25:58
なんかみつけたかも。ぐっしっしw
http://www.f-take.com/rotary-image/2003-kurobe-shiryo07.jpg

1456とはずがたり:2018/12/08(土) 20:35:20

IEA水力実施協定
IEA-水力実施協定とは
https://www.nef.or.jp/ieahydro/about.html

IEA(国際エネルギー機関)
IEA (International Energy Agency: 国際エネルギー機関)は、エネルギーの安全保障および持続可能なエネルギー需給構造の確立を目的として、1974年に設立された国際機関であり、OECD加盟35か国のうち29か国(2016年8月時点)が参加している。下図に示すように、IEAでは、理事会の下に5つの常設部会が設置されている。常設部会の一つであるエネルギー研究技術委員会(CERT : Committee on Energy Research and Technology)には,各種エネルギー技術の調査・研究開発に関する4つの作業部会が設けられており、各作業部会の中に組織された国際協働プログラム(実施協定)を支援している。実施協定では、OECD非加盟国や国際組織を含む各種機関と共同研究が推進されている。2016年現在、再生可能エネルギー作業部会(REWP :Working Party on Renewable Energy)で10の実施協定(Implementing Agreement)が、また、エネルギー研究技術委員会全体では40以上の実施協定が活動している。

水力実施協定
水力実施協定(水力技術と計画に係わる実施協定:Implementing Agreement for Hydropower Technologies and Programmes)は、再生可能エネルギー作業部会の中の実施協定の一つであり、1995年の締結以来、加盟国等がこれまでに蓄積した水力技術を集結し、世界レベルでの水力開発の更なる促進に資することを目的に活動を行っている。水力実施協定のミッションとビジョンは以下の通りである。

IEA 水力実施協定のミッション:
一般の理解、知識および支持を通じて、水力発電の開発と運用における、水資源の持続可能な利用を促進する。

IEA 水力実施協定のビジョン:
十分に確立されており、かつ社会的に好ましいエネルギー技術としての水力発電の世界全般の認識を助長することにより、水力発電の新規開発および既設発電所の近代化を推進する。

Volume.2 Case Histories Report好事例一覧
https://www.nef.or.jp/ieahydro/actresult_a11_report.html

1457とはずがたり:2018/12/09(日) 11:47:34
ささやかすぎるけどリプレースに併せて少しでも多くの電気をってことのようである。

北陸電力、富山県奥山発電所の出力を1万300キロワットに増強
https://looop.club/articles/detail/310?popin_recommend_link
投稿日2015年10月16日

約250世帯の年間使用量分の電力増加
北陸電力は5日、富山県富山市にある奥山水力発電所の出力を300キロワット増加させ、経済産業省へ届け出を行ったことを発表した。

神通川水系にある奥山発電所は、水車型式は立軸単輪四射ペルトン水車で、発電機型式は立軸三相交流同期発電機。昭和37年12月に運転を開始している。

今回、水車羽根車の取り替えによる設備改修を行い、性能確認試験結果によって、発電所の出力を300キロワット増加できることを確認した。

これにより、発電電力量は、一般家庭約250世帯の年間使用電力量に相当する90万キロワットアワーが増加され、年間550トンのCO2排出量削減効果が期待できる。

豊富な水資源を活用
北陸電力は、低炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入を推進しており、北陸地域の豊富な水資源の有効活用を図るため、水力発電所の導入拡大に力を入れている。

そのために、現在発電に使用されていない河川維持放流水の活用を進め、また、既存水力発電所の設備改修による出力増加や新規水力地点の開発にも取り組んでいる状況だ。

これらの取り組をさらに強化し、2020年度までに発電電力量を、2007年度対比で1億キロワットアワー/年拡大することを目標としていく意向である。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

北陸電力 プレスリリース
http://www.rikuden.co.jp

1458とはずがたり:2018/12/09(日) 15:48:29

刀利ダム→小矢部第一12.5MW
太美ダム(刀利ダム直下)→小矢部第二(標高191.4m)11.4MW
臼中ダム→臼中(標高290m)0.74MW
を見てて臼中発電所の水を小矢部第二に持ってけよなあと思ったけど既にやってるようだ(;´Д`)すげえぞ俺の利水眼力w

http://maps.gsi.go.jp/#15/36.498815/136.841635/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

1459とはずがたり:2018/12/12(水) 08:42:37
中滝発電所が完成
Posted on 2018年10月16日(火) 17:00
http://www.tym-midori.net/jyouganji-rengou/2018/10/16/%E4%B8%AD%E6%BB%9D%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%8C%E5%AE%8C%E6%88%90/

常願寺川沿岸用水土地改良区連合が富山県の事業受託協力を得て、富山市中滝で平成26年度より建設を進めてきた「中滝発電所」の完成式・発電開始式が、平成30年10月14日に現地において関係者約40人が出席して行われました。中滝発電所は国営事業で造成された左岸連絡水路橋からの落差約11mを活用し、最大出力470kW、年間電力供給量は221万kWhで一般家庭730世帯分に相当し、環境負荷の低減と土地改良施設の維持管理費の軽減に寄与するものです。

神事のあとの発電開始式では、中川忠昭理事長や奥村隆副理事長、石井隆一県知事、奥田透北陸農政局長、高野行雄県議会議長、福濱方哉富山河川国道事務所長、亀山彰県議会議員、朝倉正立山町副町長、永森雅之県土地改良事業団体連合会専務理事、山田彰弘北陸電力㈱富山支店長、村中正広㈱柿本商会富山支店長がボタンを押し、発電開始を祝いました。

続いて完成式典が立山町吉峰野開のグリンパルよしみねで約80人が出席して行われ、中川理事長の式辞、大橋雅樹県富山農林振興センター所長の工事経過報告、石井県知事、奥田農政局長、高野県議会議長、森雅志富山市長からの祝辞、さらに工事関係者への感謝状贈呈もあり、盛会に開催されました。

中滝発電所の概要はパンフレット(PDF)をご覧下さい。

1460とはずがたり:2018/12/15(土) 21:04:18
電力会社が全然使おうとせず苛々してたがLNG火発等で十分調整出来たからなんだな。それでは足りなくなったら使えというルールの下で必死で揚水今では動かしている。

揚水発電所が太陽光発電導入の支えに ただしコスト高、利用には工夫が必要
https://www.huffingtonpost.jp/shinrinbunka/power-20180426_a_23415009/
「自然エネルギーの導入を考える上でも重要だ」

森林文化協会ブログ 「山と木と人の共生」を基本理念とし、自然と人の絆を回復して緑を守り育てることを目標に、広範な活動を展開しています。
森林文化協会が発行している月刊「グリーン・パワー」は、森林を軸に自然環境や生活文化の話題を幅広く発信しています。4月号の「環境ウォッチ」では、天候などに左右される太陽光発電など、自然エネルギーによる発電量の変動をカバーできる「揚水発電所」の利用現状について、環境ジャーナリストの竹内敬二さんが報告しています。

     ◇

「変動する電気なので導入が難しい」と言われる自然(再生可能)エネルギー。その導入の切り札として、「揚水発電所」が注目されている。


揚水発電所は、流れ落ちる水で水車・タービンを回して発電する水力発電所の一種。発電所の上に池(ダム湖)を持つ普通の水力発電所と異なるのは、上の池、下の池と二つの池を持ち、発電に使う水をあらかじめ下の池から上の池にくみ上げておいて、必要な時に水を流下させて発電することだ。電気が余っている時にくみ上げで電気を消費し、ほしい時に電気をつくることができる。

従来は、夜間に余る原子力発電の電気を使って水を山の上の池にくみ上げておき、昼間に下の池に水を落として発電するのが主な役目だった。今は逆に、昼間に増える太陽光発電の電気を使って水をくみ上げている。余った電気を使うことで需給を調整し、太陽光発電の導入に貢献する形になっている。しかし、揚水発電は電力消費のロスが大きくコストが高くなるため、利用には工夫がいる。

 需要の7割に達した太陽光発電

昨年4月30日は日曜日で電力需要は小さかった。しかし、晴天だったため、九州電力管内では午後1時、電力需要770万kwに対して、太陽光による発電が565万kw(73パーセント)にのぼった。

この時、原子力、水力、地熱によって合計200万kw近く発電していた。大きく絞った火力発電も、まだ180万kwほどの出力があった。結局、昼過ぎに最高で220万kwほどが供給過剰になり、そのほとんどを揚水(水のくみ上げ)で消費してしのいだ。揚水は夕方に向けて少なくなり、午後6時頃には、夕食時となって電力需要が増え始めたので、一転、上の池の水を流下させて発電を始めた。

最近、太陽光発電が多く導入された電力会社の管内では、春の晴天日にこうした状況がしばしば起こる。


九州電力提供
小丸川発電所の全景。山の上にある「上の池」(左上)と、蛇行する川をせき止めた「下の池」の間で、水をくみ上げたり流下させたりする
揚水式の九州電力・小丸川(おまるがわ)発電所の場合、下の池は小丸川の途中に造ったダム湖で、上の池はそこから約650m高い山の上へ人工的に造った池だ。その池には620万tの水を貯めることができ、120万kwの出力で7時間にわたって電気を起こすことができる。

日本には約2700万kwの揚水発電所がある。多くが原発のバックアップを主目的に造られた。社会の電力需要は昼間に多くて夜間に少ないが、原発は同じ出力で運転せざるを得ないので、夜に電気が余る。その電気を使って水をくみ上げ、昼間に発電するという役割を担ってきた。

かつて電力会社が、調理、給湯、空調など全てを電気で賄う「オール電化住宅」の普及を進めていたのも、夜間に余る電気を有効利用するためだった。ほとんどの原発が止まっている最近は、電力会社に以前のような熱心さはみられない。

1461とはずがたり:2018/12/15(土) 21:04:28
>>1460
 くみ上げは夜から昼に逆転

そして今、新しい役割として、これまでとは逆の「昼間に水をくみ上げ、夜間に発電する」ことが注目されている。これは太陽光発電など自然エネルギーの導入促進に役立つ。例えば、東京電力管内には1100万kwの揚水発電所がある。これを電力需給の調整に使えば、使わない場合の2倍ほどの自然エネが導入可能だという。

しかし、揚水発電所の使い方は各電力会社で異なるようだ。認定NPO法人環境エネルギー政策研究(ISEP)は、電力会社のデータを使って、自然エネが比較的多く導入されている九州電力と東北電力の「太陽光発電が多かった日」を分析した。

それによると、九州電力は前述のように、自社の揚水発電所での水のくみ上げで、ほとんどの余剰を消費していた。隣の中国電力管内に流したのはいつもと同程度だった。一方、東北電力では、「需要が約700万kwで、太陽光と風力で約290万kwの発電があり、約300万kwが余剰になった日」を分析した。すると、その日は余った電気のほとんどを隣の東京電力管内に流しており、揚水発電所では22万kwほどしか使っていなかった。

ISEPの山下紀明主任研究員は「これにはコストが関係しているでしょう」と言う。揚水発電所では3割ほどの電力ロスが生まれるので、利用コストは高い。「連系線」を使って電気を隣接地域に送るのは安い。東京電力管内は巨大な需要地であり、東京電力と東北電力は送電線をほぼ一体で運用できるために、電力の融通は簡単だ。これに対して、九州電力から中国電力さらには関西電力など、西日本地域で電力会社をまたいで送電するには、連系線の運用容量や、その電気をどこの管内で消費するのかなど、まだ問題があるのかもしれない。

山下さんは「本来なら、まず連系線を使って電気を広域に送り、その次に揚水発電所を使うなど、全体として低コストになるように工夫した運用が必要ではないか。その上でかかるコストは需給調整に必要なコストとして、電力会社(送電会社)がきちんと回収できるようにすればいい」と話す。

最近は、太陽光発電などが急増し、「もうこれ以上の自然エネルギーはいらない」という締め出しが全国で起きている。だが、揚水発電所の利用や、連系線での全国融通などを併用すれば、まだまだ導入の可能性があるだろう。

 有効利用のための対策を

さらに近年、揚水発電の中でも「可変速揚水発電」が注目されている。この方法は、上の池へ水をくみ上げる時に、ポンプの回転数を変えることができる。それによって細かな需給の変動に対応する「周波数調整」が可能となり、そうした目的で運転していた火力発電所を止めて二酸化炭素排出量を減らせる。また、太陽光や風力による発電の変動を細かく吸収できるので、電力系統をより安定にし、自然エネの導入を増やせる。しかし、日本にある揚水発電所の多くはまだ従来型の「定速揚水発電」で、可変速は15㌫程度に過ぎない。

揚水発電は大容量の電力を蓄え、電力系統の需要の平準化、安定化に役立つ。蓄電池よりも規模が大きく、すでに存在する施設なので、もっと工夫して使えば大きな働きをするのは間違いない。

自然エネの導入、揚水発電に詳しい長山浩章・京都大学教授(エネルギー科学)はこう話す。

「揚水発電所は自然エネルギーの導入を考える上でも重要だ。揚水発電の価値を正しく認識し、有効利用の制度的枠組みをつくり、政策的な支援を考えるべきだ。定速揚水から可変速揚水への切り替えも検討したい。現状の制度下では、経済性確保が難しい設備は何もしないでいるとなくなっていくが、今後自然エネルギーがさらに増え、調整力がより必要になることは確実なため、なんとか対策を考えるべきだ」

1462とはずがたり:2018/12/16(日) 15:22:17
2014/05/09
富山県方針、達成の見通し 農業用水活用の小水力発電 【北国新聞】
http://j-water.org/news1/1510/

 富山県内の農業用水を活用した小水力発電で、県が農業農村整備実施方針で目標に掲げ る「2016年度までに県内で28カ所程度整備」が、5日までに達成の見通しとなった 。整備済みの14カ所と現在建設中の11カ所の計25カ所に加え、今年度新たに3カ所 で基本設計に取り組む。県は建設工事や設計作業を加速し、富山ならではの環境に優しい 小水力発電施設の普及に努める。

 県が今年度、基本設計に着手するのは常西幹線用水(富山市)舟子川用水(黒部市)三 合新用水(砺波市)。採算性や施工条件などを踏まえ、早期の事業化が可能と判断した。 今年度中に基本設計を終え、来年度以降に実施設計や施設建設に移り、早ければ16年度 中の完成にこぎ着けたい考えだ。

 この3カ所以外に、県は今年度から小川用水(朝日町)や黒谷(魚津市)、中滝(富山 市)など新規8カ所で工事に着手。ほとんどの施設が16年度に完成する計画で、中滝で は15年度の完成を予定している。

 農業用水を利用した小水力発電をめぐっては、売電収益の充当範囲が土地改良施設全体 の維持管理費に拡大したことや、固定価格買取制度が導入されたことに伴い、県内の土地 改良区で関心が高まっている。県が12年度に県内341路線で実施した適地調査では、 流れが急で水量が豊富など、小水力発電に適している農業用水が点在していることが判明 している。

 県は「今後も土地改良区など事業主体へのきめ細やかな支援を行いながら、小水力発電 の整備を加速させたい」(農村整備課)としている。

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20140506202.htm

1464とはずがたり:2018/12/16(日) 21:45:45


用水路を活用した小水力発電所、発電した電力は地域に供給
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1812/13/news019.html

自然電力グループが長野県小布施町で開発を進めていた水力発電所が2018年10月から稼働。発電した電力は地域新電力を通じて地域の需要家に供給する。
2018年12月13日 11時00分 公開
[スマートジャパン]
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 自然電力(福岡市)100%子会社である長野自然電力(長野県小布施町)が、小水力発電所「小布施松川小水力発電所」(同町)が完成し、2018年10月から運転を開始した。自然電力グループとして初の小水力発電所となる。

 同発電所は小布施町を流れる松川から取水する用水路を活用した流れ込み式発電所で、約190kW(キロワット)の発電出力を有している。発電所の最大使用水量は約1.5立方メートル/秒、有効落差約14.4メートルで、年間発電量は、一般家庭約350世帯分に相当する年間約110万kWh(キロワット時)の発電量を見込む。水車は、小水力発電事業におけるパートナーである豪GUGLER Water Turbines社のフランシス型水車を採用した。


完成した「小布施松川小水力発電所」 出典:自然電力

発電所の内部 出典:自然電力
 長野自然電力は、同発電所の建設にあたり、八十二銀行(長野市)からプロジェクトファイナンスで資金調達を行った。さらに、地域主導型の自然エネルギー発電事業を「収益納付型補助金」により支援する長野県公募事業「平成29年度自然エネルギー地域発電推進事業」を活用している。また、発電所用の水源の取得にあたっては、小布施町の協力を得た。

 また、自然電力、長野県北信地域でケーブルテレビ事業を展開するGoolight(須坂市)および小布施町の3者で地域新電力「ながの電力」(小布施町)を設立した。同発電所で発電された電気は、ながの電力が小売電気事業者である自然電力の取り次ぎとして需要家に販売し、自然電力が当該電気を需要家に供給する。

1465とはずがたり:2018/12/19(水) 16:55:05

嘗ては送電してたし(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/5357)地理的にも送電してて全く可怪しく無い御母衣は最近では全て関電向けで中電には送ってない様だ。
それともこの時は関電が原発停まってピンチだったので全部関電に送ってたのかな??

関西電力の電源設備
2011年10月末現在
http://www.meti.go.jp/setsuden/pdf/supply_2012summer_06.pdf
電源開発 尾上郷 2.0 ○
電源開発 御母衣第二 5.9 ○
電源開発 御母衣 21.5 ○

中部電力の電源設備
2011年10月末現在
http://www.meti.go.jp/setsuden/pdf/supply_2012summer_04.pdf
電発 湯上 5.4(注1) ○

1466とはずがたり:2018/12/21(金) 19:51:26
大洲講演会実行委
肱川整備計画見直しを 国に決議文提出
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201812210050
2018年12月21日(金)(愛媛新聞)

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肱川水系河川整備計画を住民参加でゼロから見直すことなどを求める実行委メンバーら=20日午後、大洲市中村

 1日に愛媛県大洲市であった西日本豪雨に伴う水害を検証する講演会を主催した実行委員会は20日、山鳥坂ダム建設を含む肱川水系河川整備計画を住民参加でゼロから見直し、新たな計画を構築することなどを国や県に求める決議文を国土交通省大洲河川国道事務所などに提出した。

 決議文は、2004年策定の整備計画に携わった肱川流域委員会の委員公募が実施されなかった経緯に触れ「住民参加が否定された。その結果成立したのが、ダム優先の整備計画だ」と指摘。堤防には「計画期間(おおむね30年間)の約半分がたっても3分の1しか完成していない」と主張。当面の洪水対策を河床掘削と堤防建設に限ることなどを求めている。

 決議文は国交省四国地方整備局長や大洲河川国道、山鳥坂ダム工事の両事務所長宛て。20日は、実行委の7人が両事務所を訪れ、手渡した。大洲市中村の大洲河川国道事務所では、市議会が18日に整備計画の「河道内掘削を行わず」の文言削除などを求める陳情を趣旨採択したことに言及し、山鳥坂ダムを建設せず、河床掘削や堤防完成を進めるよう訴えた。

 整備局と県は整備計画の変更内容を検討中で、両事務所は「整備局に報告する」とした。

1467とはずがたり:2018/12/21(金) 19:51:48
ホームニュース愛媛愛媛 記事一覧
愛媛豪雨災害
肱川氾濫、河川計画「変更必要」 国と県が学識者会議初会合
2018年10月19日(金)(愛媛新聞)
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201810190035?utm_source=article&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=osusume&amp;utm_content=news201812210050
大小文字保存印刷
肱川水系河川整備計画について「変更が必要」との意見が出た学識者会議=18日午前、大洲市東大洲

 西予、大洲両市に甚大な被害を出した西日本豪雨に伴う肱川氾濫を受け、国土交通省四国地方整備局と県は18日、肱川水系河川整備計画変更の検討に入った。大洲市で開いた学識者会議の初会合で、今回の洪水が計画規模を上回っていたと説明。学識者から「変更が必要」との意見を得た。具体的な変更内容や時期は学識者会議の意見を聞きながら、国や県が決める。素案段階で流域住民などを対象に意見公募を行う方針。



 河川整備計画は2004年策定で、おおむね30年で堤防やダムを整備する。同整備局大洲河川国道事務所によると、計画の目標流量(大洲第二観測所)は毎秒5千トンで、今回の洪水があるまで戦後最大だった1945年9月の洪水と同規模でも被害を出さない想定となっている。

 一方、西日本豪雨での流量規模は、ダムによる洪水貯留をせず、氾濫がない場合で6200トン程度(速報値)と推定。事務所は「計画通り整備していても、被害が出た可能性がある」と説明する。実際の流量は4442トン(同)だった。

 流域の大洲、西予両市や内子町からは、整備区間見直しや新計画策定の要望があった。



 学識者会議は環境や文化財などが専門分野の14人で構成。議長に鈴木幸一愛媛大名誉教授(河川工学)を互選した。初会合では、国や県が計画について▽治水▽利水▽河川環境―などの分野で現状を説明。鈴木氏は「整備を適切に実施していることは確認したが、7月の洪水は現行計画を大きく上回っており、早急な変更が必要」と述べた。

 事務所によると、国や県の肱川緊急治水対策には大洲市内の暫定堤防かさ上げなどで現行計画の範囲を超えるものがあり、実施のためには計画変更が必要という。

1468とはずがたり:2018/12/29(土) 19:39:46
発電所名:田口用水発電所
事業者:Misumi(嘗ての三角石油瓦斯・三住商事のミスミとは別w・2015年の南大隅町に引き続き2箇所め)
利水元:田口用水(田口土地改良区の用水路)
最大出力:39.6kW(ちいせえ。。)
年間出力:約30万kWh(300MWh)
スキーム:売電売り上げ(1千万程度の見込)の5%を施設使用料として土地改良区に還元とのこと。
運開:2018年12月10日

Misumi、鹿児島県霧島市に小水力発電所
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38744700Q8A211C1LX0000/?n_cid=SPTMG002
2018/12/10 17:33

1469とはずがたり:2019/01/18(金) 17:31:22
2019/01/17 17:45
福岡県内ダムが減水 貯水率50%割る 2018年夏の少雨が影響か 県が節水呼びかけ 
https://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2019011703297/

福岡県内のダムの水が減り、主要17ダムの平均で50パーセントを割り込んでいます。

このまま水不足になるのでしょうか。

【上空から記者リポート】
「那珂川市にある南畑ダムです。茶色の斜面がむきだしになっていて、水位が下がっていることが確認できます」

水は主に福岡都市圏の水道用水として使われていますが、貯水率は17.8パーセントまで落ち込んでいます。

県によりますと、県内にある主要17のダムの平均貯水率は48.1パーセントと過去20年の同じ時期の平均を20ポイント以上下回り、2003年についで2番目に低くなっています。

2018年の夏以降の雨量が平年より少ないことが影響しているとみられています。

県は「農業の繁忙期ではないので水が急激に減ることはない」としていますが「節水に努めてほしい」と呼びかけています。

1470とはずがたり:2019/01/27(日) 17:56:58

ダム決壊、行方不明300人近くか…ブラジル
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190127-OYT1T50071.html
2019年01月27日 17時42分

 【カラカス(ベネズエラ)=田口直樹】ブラジル南東部ミナスジェライス州で25日に鉱山のダムが決壊した事故で、消防当局は26日、死者は少なくとも34人に上ったと発表した。地元メディアによると、300人近くが行方不明になっているとみられ、死者数は増える恐れがある。

 現場周辺では建物や道路などが深い泥に覆われ、消防当局はヘリコプターを使って救助にあたっているが、活動は難航している。今回の事故を受け、ブラジルの環境当局はダムを所有する資源大手バーレに2億5000万レアル(約72億円)の罰金を科した。

2019年01月27日 17時42分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

1471とはずがたり:2019/03/03(日) 17:37:31

2019年2月20日
関西電力株式会社
山口維持流量発電所(仮称)の新設計画について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2019/0220_1j.html

 当社は、2030年に50万kWを目標として再生可能エネルギー電源の開発に取り組んでおり、水力電源開発にも積極的に取り組んでいます。その一環として長野県木曽郡南木曽町に当社が所有する山口ダムにおいて、河川維持流量※を利用した「山口維持流量発電所(仮称)」を新たに建設することとしました。
 ※:ダム下流の景観の保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量

 山口維持流量発電所(仮称)は、出力630kWの発電所として、年間発電電力量を450万kWhと見込んでおり、CO2排出量を年間約2,200t削減することが可能となります。

 2020年10月着工、2022年6月の営業運転を目指し、関係当局のご指導と地域の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に建設を進めてまいります。

 当社は、引き続き、S+3E(安全性、地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用し、電気の低炭素化を加速させてまいります。

以 上

【参考:山口維持流量発電所(仮称)の概要】
所在地 長野県木曽郡南木曽町なぎそまち
水系・河川名 木曽川水系 木曽川
発電所形式 ダム式(維持流量発電)
最大出力 630kW(1基)
発電電力量 450万kWh/年
最大使用水量 2.84m3/s
有効落差 27.39m
CO2削減量 約2,200t/年

1472荷主研究者:2019/04/21(日) 23:46:02

https://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20190328/CK2019032802000102.html
2019年3月28日 中日新聞
100年前の砂防設備 現存 立山カルデラで確認

本年度の現地調査の際に西五ノ谷で発見した石積砂防堰堤。石積形状から当時の写真正面に写っている砂防堰堤と確認=いずれも立山カルデラで(立山砂防事務所提供)

 国土交通省立山砂防事務所は二十七日、立山黒部アルペンルートの南にある巨大なくぼ地「立山カルデラ」で、百年以上前に県が造った砂防設備を確認したと発表した。国による工事が始まる前の明治-大正のもので、担当者は「このまま残っているのは奇跡に近い」と話す。

常願寺川氾濫、県が整備

 一八五八(安政五)年の飛越地震でカルデラの一角の大鳶(おおとんび)山などが崩れ、土砂にせき止められた常願寺川が氾濫する「鳶崩れ」が起きた。以来、暴れ川と呼ばれた常願寺川では、さらに洪水や土砂災害が相次いだ。県は一九〇六(明治三十九)年、川の下流にあたる富山平野を守るためにカルデラで砂防事業を始めた。二六年に国の直轄事業となった後、現在も工事は続く。

明治-大正期の西五ノ谷の砂防堰堤等の様子を写した写真

 立山砂防事務所は約十年前の調査で、鳶崩れ付近の谷筋に明治時代の砂防設備を発見。当時の工事を記録した文献資料の調査とともに、昨年六〜十月に西ノ谷や湯の谷の上流域を新たに重点的に調査。その結果、堰堤(えんてい)工や山腹工など計二十一の砂防設備を発見した。一部は石積みの様式の比較から、施工当時の写真に写っているものと同一と確認された。

 今回発見された設備の中には標高一、六〇〇メートルを超え、傾斜が三〇度にもなる場所もあり、砂防設備を現代まで残した当時の石工らの技術の高さを物語る。大坂剛事務所長は「大型機械もなくアプローチする道路もない時代。崩壊地の真下に、設備がそのまま残っているのはかなり貴重」と話した。今回の調査で発見した施設や資料は今後、世界遺産登録に向けた活用を目指す。 (柘原由紀)

1473とはずがたり:2019/06/04(火) 19:09:50

中部は意外な水大国 発電の岐阜、水道安い名古屋
https://www.nikkei.com/article/DGXNZO45444280X20C12A8L91000/
2012/9/9付

1474とはずがたり:2019/06/04(火) 20:43:59
川辺水力制御所に集約するとのこと。

中部電、岐阜県のダムを一体管理 まず木曽川水系
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42011750U9A300C1L91000/?n_cid=SPTMG002
2019/3/4 20:19日本経済新聞 電子版

1475とはずがたり:2019/06/22(土) 20:33:02
行ったのは20年位前だったかな〜

全国初 ため池が国の名勝に
06月21日 17時26分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190621/8030003936.html

香川県まんのう町にある全国最大規模の農業用のため池、「満濃池」が国の名勝に指定されることになりました。ため池が国の名勝に指定されるのは全国で初めてです。

讃岐山脈のふもとにある満濃池は、西暦700年頃に地元の国司が築いたとされ、弘法大師・空海が改修工事を行うなど古くから地域の貴重な水がめとして活用されてきました。

満水時の面積は138.5ヘクタールで、農林水産省によりますと農業用のため池としては、貯水量が全国一だということです。

その広大な水面と周囲の山並みが美しい景観を織りなしていることが評価され、21日、文化庁の文化審議会が国の名勝への指定を文部科学大臣に答申しました。

ため池が国の名勝に指定されるのは全国で初めてとなります。

また、県内の景勝地が国の名勝に指定されるのは、特別名勝の栗林公園を含めて6例目となります。

まんのう町生涯学習課の松下信重課長は「素晴らしい景観を未来につなげられるよう保存活用の計画を作るとともにより多くの人たちに魅力を知ってもらえるようPRの方法も考えていきたい」と話していました。

1476とはずがたり:2019/06/28(金) 15:38:16
「不明管」で高額の水道料金、兵庫の男性が提訴 各地に存在か
毎日新聞2019年5月25日 12時00分(最終更新 5月25日 13時18分)
https://mainichi.jp/articles/20190525/k00/00m/040/054000c?inb=ys

 地中に埋設された所有者の分からない「不明管」が原因で不当に高額な水道料金を支払わされた可能性があるとして、兵庫県西宮市の男性が上下水道を管理する同市に約240万円の損害賠償を求めて裁判を起こした。不明管の存在は各地で確認されているものの、全国でどの程度埋まっているか全容は明らかになっておらず、住民が被害を訴えて訴訟に発展するのは異例だ。

 4月26日付で神戸地裁に提訴した。訴状によると、男性は2004年、市内の中古の戸建て住宅を購入。17年6〜7月、水道を使っていない間も水道メーターが動いたり、止まったりしていることに気付き、男性側の要請で西宮市が原因を調べたが、漏水などは確認されなかった。

 男性は17年11月に水道管を自費で交換。以前は水道料金が平均で約1万円(2カ月分)だったが、約4000円に下がったという。昨年8月には、民間業者に自宅付近の道路の地中調査を依頼。レーダー探査の結果、所有者不明の配管が10本程度確認され、うち数本は近隣住宅から道路の下を通って男性宅の敷地内につながっていた可能性があることが確認された。

 このため男性は市に道路を掘削して調査するよう求めたが、市が応じなかったことから「異常を放置した」などとして市側の責任を問う裁判を起こした。

 一方、市は「不明管が埋まっている可能性だけでは対応していない」と説明し、提訴については「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。【岡村崇】

不明管とは
 水道管は、自治体側が台帳を作成してどこに埋設されているかを把握しているが、管理が不十分だった戦前の古い配管などが、道路工事などの際に「不明管」として見つかるケースが多いとされる。各地で地中調査を手掛ける業者は「請け負う案件の約1割で不明管が見つかる」と明かし、「工事中に傷付けて水の噴出などのトラブルにつながる可能性もある」と指摘する。

 国土交通省も、工事業者が地中から不明管を発見したような場合、役所に連絡し、誰が管理者か「明確にしなければならない」とルール化している。だが、訴訟を起こした男性のケースのように、存在が「可能性」レベルであれば、調査は義務ではないというのが自治体側の立場だ。

 水道管には、自治体側が公道などの下に埋設して管理する「配水管」と、配水管から住宅などに水を通す「給水管」があり、給水管は住民側が所有・管理する。ただ、今回は道路下に不明管がある可能性が指摘されており、男性の代理人弁護士は「民間人が勝手に道路を掘って調べるわけにはいかない。(異常の)原因を解明するため、市が柔軟に対応すべきだ」と話している。【岡村崇】

1477とはずがたり:2019/06/30(日) 23:11:57

>ほぼ全ての業者、全件で不正
ひでえな,維新の懐にかなりキャッシュバックしてんちゃうのこれ??

https://mainichi.jp/articles/20190210/k00/00m/040/072000c
大阪市水道工事、ほぼ全ての業者、全件で不正を確認
会員限定有料記事 毎日新聞2019年2月11日 06時00分(最終更新 2月11日 06時35分)

 大阪市発注の上水道工事を巡り、関わったほぼ全ての業者が不正な利益を得ていたことが、市関係者への取材で明らかになった。工事で道路を掘削した後、安全性の高い資材を埋め戻したと伝票上で偽り、実際には安価な砕石を戻す不正が横行していたことが毎日新聞の報道で発覚。これを受け、市水道局が2012年度以降に完成した約1100件の工事を調査したところ、全体の95%以上で不正が確認された。

 ほぼ全ての業者が不正を認めており、市は近く調査結果を公表し、計約400社を一斉に3カ月の指名停止処…

この記事は有料記事です。

1478とはずがたり:2019/07/03(水) 21:25:27

鹿児島 南さつま 大王川が決壊 市街地に水流入
2019/07/03 17:18NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011980801_20190703.html

鹿児島県によりますと、南さつま市大浦町を流れる大王川の右岸の堤防がおよそ20mにわたって決壊し、水があふれているのが3日午後、確認されたということです。

南さつま市の消防本部によりますとあふれ出した水は市街地にも流れ込み始めているということです。

消防は午後4時ごろ、「川の水が流れていて出られない」という通報を受け、付近にある銀行の中にいた3人を救助したということです。

消防は防災行政無線を使って大王川付近の住民に避難を呼びかけています。
【道路が浸水 ひざ下まで水】堤防が決壊した大王川のある鹿児島県南さつま市大浦町の周辺では、道路の一部が水につかり、人のひざ下当たりまでの深さになっているほか、周囲の田んぼも一面水につかっています。

1479チバQ:2019/07/10(水) 10:40:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201907/CK2019071002000177.html
<政治決戦ぐんま>争点の現場から ダム完成間近 八ッ場に翻弄 募る不信感

2019年7月10日


代替地から八ッ場ダムを見下ろす住民の高山彰さん(6月20日)

写真
 2009年の衆院選で当時の民主党が「建設中止」を公約に掲げて注目された八ッ場(やんば)ダム。同年9月の中止表明と2年後の中止撤回という混乱を経て、今年6月にダム本体がほぼ完成した。参院選群馬選挙区でも、完成間近のダムは争点ではなくなった。翻弄(ほんろう)された水没地の住民は「もう政治には期待できない」と、選挙戦に冷めた目を向ける。

 長野原町で、ダム代替地の高台に立つ真新しい家。「こんなものいらなかった。大切な故郷がダム湖に沈む悲しさには代えられない」と、町の元消防署員高山彰さん(65)は語る。二階の窓からは、高さ約百十六メートル、幅約二百九十メートルの巨大なダムの姿を一望できる。

 ダム計画が持ち上がった翌年の一九五三年に生まれ、住民が賛成と反対に分かれて争うのを見てきた。建設は仕方ないと諦めていたが、民主党の中止表明で「やはり造らなくていいんだと、目からうろこが落ちた」。ダム建設再開を要望する住民の中でも反対の立場を隠さず、家族からは「いつまでこだわってるんだ」「余計なことを言わないで」と止められた。

 一一年の中止撤回後も、水没予定地で最後まで移転を拒否。強制収用を可能にする、土地収用法に基づく国土交通省の事業申請を受け、一六年に移転契約に応じた。

 「家族の中でも移転するかしないかで意見が分かれ、ばらばらになってしまった。一人ならいつまでもいたかった」と振り返る高山さんは、介助が必要な兄と町外で暮らし、新居には引っ越していない。県によると、移転対象の四百七十世帯のうち、代替地に移ったのは一八年末で九十六世帯。多くは町を離れたとみられる。

 ダムは今年六月に本体のコンクリート打設が完了し、来年三月に完成予定。故郷を水没させてまで、本当に必要なものなのか。納得できる説明はなく、不信感だけが残った。

 「政治家は今からでも、一番犠牲になった住民に目を向けてほしい」。高山さんは、訴える。

1480荷主研究者:2019/07/10(水) 22:37:55

https://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20190618/CK2019061802000015.html
2019年6月18日 中日新聞
「八日市新川」が全体開通 東近江の蛇砂川と愛知川結ぶ

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/PK2019061702100235_size0.jpg
開通した八日市新川への分岐点。手前を流れる蛇砂川とは堰で隔てられている=東近江市尻無町で

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/PK2019061702100236_size0.jpg

 東近江市の永源寺地区から琵琶湖まで、市内を東西に流れる蛇砂川と愛知川を結ぶ「八日市新川(しんせん)」が17日、開通した。氾濫抑制の効果が期待される。

 蛇砂川では大雨による氾濫が古くから発生している。二〇一三年以降では川幅が狭くなっている今崎町と今堀町の境界付近で少なくとも三度、大型台風による氾濫があり、周囲の民家に浸水被害をもたらしている。

 八日市新川は、県が一九七四年から取り組む改修事業の一環で整備が進められてきた三・九キロの水路。川幅が狭くなっている地点の上流にあたる尻無町から、川合寺町の愛知川まで、新たに引かれた。用地取得などで難航していて、二〇一六年に一部の通水が始まり、今回ようやく全体が開通した。これまでに七十一億円が投入されている。

 蛇砂川との分岐点は堰(せき)で隔てられており、平時は水が流入しないが、大雨で水位が上昇すると、堰を越えて水が入り、愛知川へと逃がす仕組み。現状では毎秒十トンの水を流す能力があり、蛇砂川上流で氾濫ぎりぎりの水量が流れても、川幅が狭くなった地点であふれないだけの水量を受け止められるという。

 今後は、十年に一度の確率で降るような大雨に備えて毎秒百六十トンの水を流せるよう、三〇年の完成を目標に拡幅工事などを進める。蛇砂川全体の改修も並行して取り組み、流域全体の防災能力を高めていく。

 (小原健太)

1481とはずがたり:2019/08/06(火) 22:52:47

石木ダム問題とは
佐世保市民が353億円を負担するダムの建設計画が進んでいます。
http://ishikigawa.jp/what/

1482とはずがたり:2019/08/14(水) 00:02:36
原野谷ダム同様の防災用ダム。

今回もなかなか読ませる。山行がにはダムマニアは余り進出してないのかダムの謎は余り解けていない。

道路レポート 新潟県道246号西飛山能生線 飛山ダム区間 第1回
https://yamaiga.com/road/hiyama/

1483とはずがたり:2019/08/21(水) 20:57:19
気持ち悪いなぁ。。東京湾で取れた魚とか食べてないよねえ,我々。大阪とかも大丈夫か?

「残ったトイレットペーパーが泡のように…」「五輪には到底間に合わない」お台場の汚水に衝撃…今からでもできる東京湾の対策は
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00010013-abema-soci
8/21(水) 17:06配信 AbemaTIMES

 11日に行われた東京オリンピック・パラリンピックのオープンウォータースイミングのテストイベント。競技結果以上に注目が集まったのは、選手たちからの「トイレの臭いがする」「正直臭い」といった感想だった。そして17日、パラトライアスロンの前日水質検査では、ITU(国際トライアスロン連合)は最悪の「レベル4」に分類される、基準(100ml以下で250匹以内)の2倍の大腸菌が検出され、スイムは中止となった。

 開催まであと1年、東京の汚水の“不都合な真実“とは。20日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、その背景を探った。

■「検査方法が杜撰」…溶け残ったトイレットペーパーも浮遊!?
 国連テクニカルアドバイザーも務める吉村和就・グローバルウォータ・ジャパン代表は「これらは“糞便性“の大腸菌で、簡単に言えば人間が出したウンコなどが全部入っているということだ。赤痢、疫痢、チフス、レジオネラなど、人間の体内のあらゆるものの中で、ITUとしては大腸菌を指標にしましょうということにしている。250個の大腸菌を1000人に飲ませた場合30人がお腹を壊すというWHOの基準だ。身体が丈夫な人であれば問題ないかもしれないが、乳幼児には良くないし、身体に傷があれば破傷風になる可能性もある」と話す。

 さらに吉村氏は「糞便性の大腸菌の場合、44.5度で24時間培養し、その効果を確かめることになっているが、今回は16、17日の夕方に採取して、朝にはゼロだったという結果が出た。つまり、24時間やらなければいけないところ、12時間しかやっていない。検査方法が杜撰だし、一体何を信用すればいいのか」と指摘した。

「残ったトイレットペーパーが泡のように…」「五輪には到底間に合わない」お台場の汚水に衝撃…今からでもできる東京湾の対策は
榎本区議の映像が撮影されたのは…
 かねてから課題になっていたという東京湾の水質。その改善に長年取り組んできた港区議会議員の榎本茂氏(都民ファースト)は、「僕も年に100回を超える水質検査をやっているが、全て24時間待っている。手順を踏まなければちゃんとした検査はできないはずだ。なぜこんなに短時間でできるのかと思うし、身体から出ていくと3日以内に死ぬ弱い指標菌が存在しているということは、もっと強い菌が生きていることになる。大腸菌が翌日ゼロになったからいいというのは、そもそも論として違うと思う」と首をかしげる。

 榎本区議が一昨年5月に撮影した、生活排水が放出される様子を撮影した映像には、泡や色の着いた物体が水面に浮いている様子が収められている。この水が行き着く先には、 榎本区議が一昨年5月に撮影した、生活排水が放出される様子を撮影した映像には、泡や色の着いた物体が水面に浮いている様子が収められている。この水が行き着く先には、問題のお台場もある。

 「レインボーブリッジのループの付近にある、高浜水門の脇で撮影した。この後ろには広大な下水処理場があり、港区全域のトイレの水だけでなく、日本橋、銀座、新宿、渋谷、後楽園球場やサンシャインシティの水も来るし、国会議事堂の水は2時間でやってくる。ただ、建設されたのは昭和6年、今よりも人口は少なく、東京にビルなどもない時代だ。だからちょっと雨が降るともう流さなければいけない。多い年で年間120回。3日に1回くらい放出されるが、直後の水には、水中に分解されつつある状態の固形物がいっぱい混じっている。明らかにトイレットペーパーのようなものが、ふわふわの泡になって消えずに残っている。塩素も大量に混ぜているので、それと合わさった刺激臭と腐敗臭がした。すごい圧力で排水するので、お台場までは30分で到達する」。

1484とはずがたり:2019/08/21(水) 20:58:11

■汚水が混じる仕組み…「大会には到底間に合わない」
 映像の撮影と同じ年に行われた水質調査では、国際水泳連合の定める基準の7倍、ITUの定める基準の21倍の大腸菌を検出する日があったという。大会組織委の室伏広治スポーツ局長(当時)は「特に雨が降った後のデータがあまり良くないということもあるので、競技日程など、そういうことも踏まえて総合的に対応していくことになると思う」との見解を示していた。

 榎本都議と室伏局長の話にあった、“東京湾の水質は雨によって変わる“とはどういうことなのだろうか。

 東京の下水道は、生活排水や工業廃水などを1本の下水管に合流させて下水処理施設で浄化し、その後で川に流すと「合流式」を採用している。通常、3回の下水処理が3周行われているが、台風やゲリラ豪雨などで急激に雨量が増えて下水管に大量の雨水が入った場合、市街地の浸水被害を防ぐために1回の簡易処理のみで川に流すことがあるのだ。このことは東京都水道局のHPにも「一定量以上の雨が降った時に、汚水混じりの雨水が河川や海などに放流されます」と説明されており、都では降雨初期の特に汚れた下水を貯留する施設の整備、排水を貯める施設の拡大、雨水を地中に染み込ませる雨水浸透桝の設置などを進めてきた。ただ、小池百合子都知事が2016年、「昔はもっと汚かったけれど、だいぶ甦りつつある。だいぶ良くなってきたが、まだきれいにできるわね」と発言しているものの、効果のほどは未知数だという。

 吉村氏は「下水処理場の中には皆さんのウンコも食べてくれる、ありがたい生物処理の仕組みがあり、そこを通して、東京都では1日あたり450〜550万トンの水が東京湾に流れている。しかしゲリラ豪雨などで50〜75ミリ、つまり通常の60倍の水が入った場合、下水処理場に入る手前に設置されている800か所の越流堰から水を出さなければ、下水処理場がパンクしてしまう。もともと下水処理場の本来の目的には雨水の排除もあり、それによって都市型の洪水を防いでいたが、最近では100ミリを超える雨が増えており、10年前は年220回だったのが、都の試算で2050年には300回を超すと言われている」と説明。「とにかく雨水の排除を重要視していたこともあり、国際的に見てもロンドンやニューヨークも合流式で、東京は合流式が8割、分流式が2割だ。一方、後から下水が整備された横浜の場合は合流式が3割、分流式が7割で、非常にうまく言っている。東京でも同様にしたいが、それには10兆円の費用と50年くらいの時間がかかる。都が考えている対策も、全て完成したとして170万トン分だ。75〜100ミリの雨が降ると約1000万トンの水が出る計算になるし、絶対に開催には間に合わない」とした。

 榎本氏は「簡易処理の場合、殺菌と鉄格子で大きなゴミを取るという程度で、後は塩素消毒だけして流してしまう。台風やゲリラ豪雨の場合、簡易処理も省略となる」と実情を明かし、「都の対策も到底間に合わない。芝浦で初期雨水の貯留施設の工事が進められているが、深さ75mのところ、5、6年が経っているのにまだ20mしか掘れていない。そこで貯めきれなかったものを圧送する地下トンネルも8kmのうち3kmしかできていない。長期の計画と短期の計画は分けて考えなければいけない」と警鐘を鳴らす。

1485とはずがたり:2019/08/21(水) 20:58:24
>>1483-1485
■残り1年でできる対策は「有明水再生センター」「ヘドロ除去」
 では、あと1年で実行しうる対策にはどのようなものがあるのだろうか。

 吉村氏は「問題になっている場所は、都自身が遊泳禁止にして、2014年からは膝下までは入っていいが決して水に顔を付けてはいけないとしている場所だ。本来、トライアスロンなどやってはいけない。そもそもお台場はヘドロが江戸時代から溜まっているところで、湾の奥なので、汚水が入るとなかなか抜けない。本来、新島や八丈島など、東京都が島でやるべきだった」と指摘した上で、次のようなアイデアを披露した。

 「実はお台場から運河を挟んだ有明に最新鋭の水再生センターがあり、トイレ用水などを作っている。無色透明で完全殺菌され、透視度は2メートルある水なので、これを運河の下を通してお台場に配管し、お台場に流れ込む下水の流れを逆にしてやる。トライアスロン会場には100万トンの海水が必要だが、有明の水再生センターは1日で3万トンを処理できるので、約1か月できれいにできるのではないか。運河は河川局、港湾局といろいろなものがあり許認可が大変だが、このままでは水道の普及率98%、汚水処理率91%と、アジアで最も水のきれいな国だったはずの日本が、汚染された海で泳がせるとはどういうことなのか、ということで、汚染が“レガシー“となってしまう」。

 榎本氏は「会場になっているのは、普通の人の遊泳は禁止だが、国際大会に準じるものはOKと条例を変えた場所。水質だけ見れば、横浜などで開催するのが正しい。あえてここを会場にしたのは、私の推測では“景観“が理由だったと思う。レインボーブリッジも“封鎖“して、ビジュアル的にカッコいいコースを取る。しかしそのために定期バスも全部止まるし、マンション住民は車も駐車場の入口が全部塞がれてストップだ」としながらも、「2メートルの厚さでヘドロが堆積している。ここに嫌気性バクテリアがたくさんいて、硫化水素やメタンガスなどの嫌な臭いを出している。しかし数か月あれば、このヘドロは取ることができる。それはすぐにでもやってもらいたいと都議会にも申し入れている。その上でそこに砂を撒き、好気性のバクテリアを増やす努力をこの1年間はやるべきだ」と訴える。

 「今まで僕は議会質問の半分くらいを使って下水について質問してきた。“下水オタク“とか“票にならんだろう“と言われていた。しかし、下水の問題を改善することこそ“レガシー“だ。芝浦港南に高層マンションが立つようになって、クレームも来るようになった。下水の問題がこれだけ取り上げられ、議論が深まること地元住民としては千載一遇のチャンス。100年かかってもいい。次の世代のために、東京港をきれいにしたいのか、したくないのかを考える素敵な機会だ」(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

1486とはずがたり:2019/08/28(水) 22:06:20
集落全体が湖「一気に水が家に」住民、ボートで一軒ずつ救助 九州北部大雨
2019/08/28 20:12毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190828k0000m040255000c.html

集落全体が湖「一気に水が家に」住民、ボートで一軒ずつ救助 九州北部大雨

大雨で冠水し、ボートでの救出活動が続く住宅街=佐賀県武雄市で2019年8月28日午前11時57分、森園道子撮影

(毎日新聞)

 記録的な大雨となった九州北部では28日早朝から各地で市街地や農地が広範囲に冠水し、河川の氾濫などが次々発生した。「まさかここまでになるとは」。佐賀県の武雄市や隣接する大町町では、一気に浸水した自宅に取り残された人たちから救助要請が相次いだ。雨は29日も続く見込みで、住民らは不安な表情を浮かべた。

 大規模冠水し、順天堂病院が孤立して患者ら201人が取り残された大町町福母(ふくも)地区。28日午後、JR大町駅周辺では、佐賀市方面と武雄市方面を結ぶ国道34号とJR佐世保線の線路が完全に水没していた。町職員は救助要請があった地区の住宅をボートで一軒一軒回り、住民を助け出した。町を流れる六角川の堤防を記者が歩くと、1階部分が浸水した家々や、水面から上部だけ露出した樹木が見え、集落全体が湖に沈んだようだった。

 佐賀県によると、地区にある「佐賀鉄工所」のタンクが冠水し、最大約8万リットルの油が六角川などに流出した。周辺の水面はどす黒く染まり、油の強い臭いが鼻をつく。同社から南東に約1キロ地点で、油混じりの水面で孤立する順天堂病院が見えた。約100メートル離れた堤防から病院を心配そうに見ていた住民の女性は「中には多くの高齢者がいる。大丈夫だろうか」と話した。

 県によると、病院の敷地には老人保健施設(2階建て)と病棟(3階建て)があり、患者らはいずれも上階へ避難した。夕方には水道が止まったが、電気とガスは使え、タンクに1・5日分の上水の備蓄がある。ただ、入院患者は人工呼吸器を付けた重症者が多いため別の病院への避難が難しいといい、県は自衛隊などと連携して対応を検討している。

 一方、武雄市の朝日町甘久(あまぐ)地区も昼ごろには、近くを流れる高橋川があふれ、深いところでは水が腰の辺りまであり、危険な状況だった。

 住民らによると、早朝に激しい雨が降り、一気に家屋まで浸水した。現場では、自衛隊や消防がゴムボートによる救出作業を進めていた。

 佐賀県多久市の会社員、山崎高宏さん(60)は早朝、連絡が取れない1人暮らしの母ハルエさん(85)宅に向かったが、数百メートル手前から胸の高さまで冠水し、近づけなかった。

 2時間以上たって水位が腰の辺りまで下がり、ようやくハルエさんと再会。午後2時過ぎ、自衛隊に救助された。「まさかここまでになるとは。母親が無事で良かった」と胸をなで下ろした。

 「朝5時くらいから道が冠水し、一気に水が家に流れてきた」と話す甘久地区の会社員、藤崎肇さん(62)は23日に妻を亡くしたばかりで、その悲しみも癒えぬ時に被害に遭った。床上まで浸水したため、娘(20)らと妻の遺骨や貴重品などを持って2階に避難した。藤崎さんは「これ以上降らないことを祈るばかりだ」と話した。【樋口岳大、佐野格、竹林静】

1487とはずがたり:2019/09/10(火) 17:06:52
中国の飽くなき天然水需要、海外で反発も
By Lucy Craymer
2019 年 9 月 6 日 11:45 JST
https://jp.wsj.com/articles/SB10814821955818634058604585533173425627074

 ニュージーランド東岸で操業する中国系のボトル入り飲料水会社、ワンピュア・インターナショナル・グループは、旺盛な高価格天然水の需要を満たすため、当地の帯水層から水のくみ上げを拡大している。

 同社のボトル入り飲料水の販売は、5年前の創業時から急増している。製品の大半は中国をはじめとしたアジア諸国に出荷されている。同社は昨年、ニュージーランドの主要ワイン生産地の地下から300万ガロン(1135万リットル)の天然水をくみ上げており、一部で地元社会の反発を招いている

 ボトル入り飲料水は、多...

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1488とはずがたり:2019/09/12(木) 12:22:32
北陸電力 有峰第二発電所(富山市)120MW─(+3,000kW)→123,000kW +約3000MWh/年
北陸電力 称名川第二発電所(富山県立山町) 8100kW─(+300kW)→8400kW +1200MWh/年
北陸電力 松ノ木発電所(富山市)5800kW─(+100kW)→5900kW─(+300kW)→6200kW +900MWh/年(5.9MW→6.2kWで)
九州電力 新甲佐発電所(熊本県上益城郡甲佐町)3,900kW─(2018.8)→7,200kW +6000MWh/年

松ノ木発電所 最大出力上げ 北陸電
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43916690Y9A410C1LB0000/
日本経済新聞-2019/04/18

称名川発電所の最大出力上げ、北陸電
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48119900S9A800C1LB0000/
2019/8/2 19:33

九州電力、北陸電力 各社で水力発電所の最大出力を増加
https://www.kankyo-business.jp/news/022929.php
2019年08月09日掲載

九州電力(福岡県福岡市)は、水力発電所の再開発事業として取り組んできた「新甲佐発電所」(熊本県上益城郡甲佐町)の最大出力を3,900kWから7,200kWへ増加し、8月2日に営業運転を開始した。

また、北陸電力(富山県富山市)は8月1日、常願寺川水系の「称名川第二発電所」(富山県中新川郡立山町)について、水車・発電機の設備の改修により、最大出力を300kW増の8,400kWに変更したと発表した。
九州電力、高経年化対策と未利用水活用へ再開発

九州電力が実施した再開発工事は、1951年に運転を開始した甲佐発電所(最大出力3,900kW)の高経年化対策と、未利用水の有効活用を目的に取り組んできたもの。新たな導水路トンネルの増設に伴う最大使用水量の増加により、最大出力が増加した。

新甲佐発電所の最大使用水量は35.0m3/s(工事前19.3m3/s)、有効落差は24.46m、最大出力は7,200kW(工事前3,900kW)。年間発電電力量は約3000万kWh(工事前2400万kWh)で一般家庭約10,000世帯分に相当する。
北陸電力、設備改修で最大出力を300kW増加

北陸電力は電源の低炭素化の取組の一つとして、水力発電電力量の拡大を目指し、既設設備の改修などを積極的に推進している。今回、1960年に運転を開始した称名川第二発電所において、水車・発電機の設備改修に伴う性能確認試験結果により、発電所出力を300kW増加できることを確認した。この出力増により、年間発電電力量が約120万kWh(一般家庭約380世帯の年間使用電力量に相当)増加し、CO2排出量削減効果は年間約650トンになると試算している。

同社は2030年度までに、発電電力量1.4 億kWh/年の拡大(2018 年度比)を掲げている。今回の取り組みにより、2018年度比で累計約0.021億kWh/年の水力発電電力量が増加した。

北陸電力、水力発電の目標値を上方修正 大正時代の設備を更新
2018年03月28日掲載
https://www.kankyo-business.jp/news/020082.php

北陸電力(富山県富山市)は3月27日、大正時代に運転を開始した松ノ木水力発電所(同)の最大出力が、発電機の取替により100kW増加し、5,900kWになったと発表した。また、これら既設設備の改修などにより、2020年度までの水力発電電力量拡大の中間目標を達成できる見込みとなったため、目標値を上方修正した。…

大正時代の水力発電の出力を増加

松ノ木発電所は、1924年(大正13年)に運転を開始した。水車型式は横軸単輪複流渦巻フランシス水車で、発電機型式は横軸三相交流同期発電機。

今回、発電機の取替に伴う性能確認試験結果により、発電所出力を100kW増加できることを確認したため、出力を変更。電気事業法に基づき発電事業変更届出書を経済産業大臣へ届出た。

この出力増による年間発電電力量(増加量)は約50万kWhで、CO2排出量削減効果は年間約290トンとなる。

水車の設備改修では出力を3,000kW増

北陸電力は3月初めにも、常願寺川水系の有峰第二発電所(富山市)の最大出力が、水車の設備改修(水車羽根車の取替)により3,000kW増加し、123,000kWとなったと発表している。これに伴う年間発電電力量(増加量)は約300万kWhで、CO2排出量削減効果は年間約1,770トンとなる試算している。なお、この発電所は1981年に運転を開始した。

1489とはずがたり:2019/09/17(火) 19:06:03
北村地方創生相、「犠牲」発言撤回せず 「今後は注意」
2019/09/17 12:39朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASM9K3Q13M9KUTFK007.html

 北村誠吾地方創生相は17日の閣議後の記者会見で、石木ダム(長崎県川棚町)の建設計画をめぐり「誰かが犠牲に」などと発言したことについて、「閣僚としてではなく長崎出身の政治家として地元の問題について述べた」と語った。

 発言について、謝罪や撤回はしない考えを示す一方、「不快な思いをさせるような表現ということであれば、今後は十分注意していきたい」とも述べた。

 石木ダムをめぐっては、県の収用委員会が5月、建設に反対する13世帯約60人が暮らす水没予定地の明け渡しを命じる裁決を出した。今月19日を過ぎると、土地の所有権が国に移り、明け渡し期限の11月18日までに立ち退かなければ、行政代執行が可能になる。

 北村氏は14日、地元の長崎県佐世保市で記者会見した際、「みんなが困らないように生活するためには、誰かが犠牲(になり)、協力して、人のために役に立とうという精神で世の中は成り立っている」と発言した。

1490荷主研究者:2019/09/23(月) 16:04:10

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20190908201.htm
2019/09/08 01:32 北國新聞
神通川の堤防強化着手 富山市中心部、洪水防止 23年度までに完成

 国土交通省富山河川国道事務所は10月、全国有数の急流河川として知られる神通川の右岸堤防を強化する「富山市街地重点防御築堤事業」に着手する。県都中心部の約3・7キロ区間を対象に、最大で堤防を1・4メートルかさ上げし、4メートル拡幅する。民家や公共施設が軒を連ねる人口密集地域の洪水被害を防ぐ狙いで、2023年度までの完成を目指す。

 計画では、北陸新幹線が走る神通町から、有沢橋より上流の布瀬町まで、盛り土の工事が行われる。整備後の堤防は0・2〜1・4メートル高くなり、幅は1・5〜4メートル拡大する。

 全区間3・7キロのうち、今年度は神通町から、富山大橋がある安野屋町まで1・07キロ区間が整備対象になる。来年度以降は、安野屋町よりさらに上流区間で整備が進められる。

 堤防が強化される神通川の右岸側は木造住宅や学校、商店が並び、近くには県庁や富山市役所、県警本部などの施設も立地する。2004年10月の台風23号による洪水では、流域で全壊家屋7戸、半壊家屋21戸、床上浸水669戸、床下浸水860戸と、被害が広範囲に及んだ。

 神通大橋に設置されている水位観測所の記録では、04年10月の水位が8・33メートルと過去最高で、氾濫危険水位の8メートルを上回った。昨年7月には豪雨で7・22メートルと2番目の高さにまで上がり、神通川の氾濫や堤防の決壊を防ぐ取り組みが求められていた。

 富山河川国道事務所は「洪水の激甚化に備え、右岸の別区間や左岸の整備も計画的に進めたい」としている。

1491とはずがたり:2019/09/29(日) 14:33:32
バス釣り野郎め,身勝手過ぎる

用水路の水、ぜんぶ抜こうとしたら…ブラックバス釣り人から抗議殺到 茨城・潮来
https://mainichi.jp/articles/20190928/k00/00m/040/058000c
毎日新聞2019年9月28日 10時02分(最終更新 9月28日 16時01分)

 茨城県潮来市内の農業用水路で10月、テレビ東京系のバラエティー番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の撮影がある。市にとっては粗大ゴミを撤去し、バスなどの外来魚も駆除して水郷の原風景をよみがえらせる絶好の機会だ。だがバス釣りの愛好家たちは「外来種も生物」などとインターネット上で駆除に反発。市役所に抗議電話が相次いでいる。【根本太一】

1492とはずがたり:2019/09/30(月) 18:32:09
Jパワー、静岡県浜松市の水力発電所を改修して出力増ー年間発電量はおよそ560万kWh向上
https://sgforum.impress.co.jp/news/3968
2017/06/05
(月)
SmartGridニューズレター編集部
電源開発は、水力発電所「秋葉(あきは)第一発電所」の2号機の設備を更新し、運転を再開したと発表した。

電源開発(Jパワー)は2017年5月31日、同社が静岡県浜松市天竜区に建設し運営している水力発電所「秋葉(あきは)第一発電所」の2号機の設備を更新し、運転を再開したと発表した。秋葉第一発電所は1958年1月に運転を開始した古い水力発電所。今回は発電機を最新のものに更新したほか、運転開始以来使用していた水車を新設計のものに入れ替えた。この効果で、秋葉第一発電所の最大出力が従来の45.3MW(4万5300kW)から、46.25MW(4万6250kW)に向上した。

図 秋葉ダム。秋葉第一発電所のほか、秋葉第二発電所、秋葉第三発電所の水源となっている

図 秋葉ダム。秋葉第一発電所のほか、秋葉第二発電所、秋葉第三発電所の水源となっている

出所 電源開発

新しい水車を設計する際には、最新の解析、シミュレーション技術を駆使して、水の流れや、羽根が受ける水圧分布などを綿密に解析したという。その結果、水車の形状が元々使っていたものに比べると変化したという。

発電機と水車の更新により、最大出力が45.3MWから46.25MWと、およそ950万kW向上したが、この分によって年間発電量がおよそ5.6GWh(560万kWh)向上したという。出力向上分だけで設備利用率を計算するとおよそ67.29%となる。改良後の最大出力46.25MWの発電設備が、この設備利用率で稼働すると想定すると、設備更新後の秋葉第一発電所の年間発電量はだいたい272.63GWh(2億7262万5435kWh)となる。

資源エネルギー庁が試算した一般世帯の年間電力消費量は、3600kWh。設備更新後の秋葉第一発電所の年間発電量の試算値にこの値を当てはめると、約7万5729世帯分に当たる。発電した電力は、従来と同じように各電力会社に卸売する。ちなみに、設備更新による出力増分で得られる年間発電量560万kWhだけでも、だいたい1556世帯分に当たる。

1493とはずがたり:2019/10/11(金) 16:12:32
幌別川水力発電所
http://minami-siribesi.world.coocan.jp/contents/suttu_horobetukawa2.htm

は幌別川水力電気株式会社
1915.5.7〜1957.10.8廃止(『北海道電力の10年』)。
出力:100or150kW(『寿都町史』では100kW、『寿都外三郡大観』、『北海道電気事業史』では150kW)

北海道で13番目の電気事業会社であった。

http://www.town.iwanai.hokkaido.jp/?p=1000
https://840.gnpp.jp/hokkaidosuiryokuhatsuden/
岩内水力発電株式会社
1906〜
出力:120kW

幌内川河口近く
水の落差 44メートル

1494とはずがたり:2019/10/12(土) 15:10:33
【コラム】第15回 「越流」はこわい
http://kenbire.jp/column/detail?id=35


越流とは「堤防や防波堤の上を越えて水が流れ込んでくる」現象をいいます。

実は、この越流は構造物にとってはかなりこわいもので、

絶対に回避しなければならない現象です。


■河川堤防

河川堤防(の)…川側の側面にはコンクリートや石などで張りつめてあって、

流水によって側面が侵食されないようにされています。

では、堤防の天端(頂上の面)や陸地側の側面はどうなっているかというと、

基本的に川側のような侵食対策はされていません。

なぜかというと、そもそも天端や陸側側面は流水のないところですので、

侵食対策が必要ないという考え方だからです。

もちろん、天端や側面にもコンクリートなどを敷き詰めておけばより安心ですが、

そうすると工事費はどんどん上がってしまいますし、景観的にもあまり良くありません。

このような構造になっている河川堤防で一旦越流が発生した場合、

堤防は非常に脆く、あっという間に崩壊してしまいます。

堤防の材料である土は、水の浸透に対しては強いのですが、

表面を流れて削り込まれる現象に対してはほとんど抵抗力がありません。

越流が起こると、その場所からどんどん堤防が削られていいき、決壊範囲は広がっていきます。

この進行は水位が下がるまで止まりません。

1495とはずがたり:2019/10/12(土) 15:10:47
>>1494
■ダム

ダムには大きく分けて、コンクリートダムと、土でできたアースダムがあります。

いずれも越流が起きないように洪水吐というものが設けられており、

ダム湖が一定水位以上にならないようになっています。

しかし、まれに越流が発生するケースも世界的に起きています。

特に怖いのがアースダムです。

河川堤防と同じ理由で、ダムでも一旦越流が起きると数分間で一気に崩壊してしまいます。…

また、気を付けなければいけないのが「土砂ダム」と呼ばれるものです。

これは人工的に作られたダムとは異なり、

土砂崩れなどにより河川に堆積した土砂が自然のダムになっているものです。…

■防波堤

防波堤を越えて波飛沫が入ってくる様子は、台風や冬季によく見かける光景です。

しかし、津波のように大量の水が防波堤を越流すると防波堤は脆く崩壊してしまうメカニズムが、

東北大震災で明らかになりました。

具体的には、コンクリートそのものは津波に持ちこたえるのですが、

越流した水が防波堤の裏側の基礎石を削ってしまい、

本体のコンクリートが後ろ側に倒れてしまうという現象が分かったのです。

このような現象が起こらないように、防波堤の裏側の基礎石を厚くしたり、

大きな石(被覆石)でカバーしたりする改良工事が現在行われています。

1496とはずがたり:2019/10/12(土) 15:10:57

43万人!?
高層マンションの2階か3階以上に済んでる奴とかは勧告免除しないと収用しきれないんちゃうか!?

東京 江戸川区の一部 43万人余に避難勧告
2019年10月12日 12時36分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012125171000.html

東京の江戸川区は、台風による雨で荒川流域の平均雨量が500ミリを超えると想定されることから、浸水のおそれのある地域の21万4000世帯、43万2000人に避難勧告を出しました。

5段階の警戒レベルのうちレベル4にあたる情報で、江戸川区は区内の小学校と中学校65校を避難所として開設し、速やかに全員避難するよう呼びかけています。

1497とはずがたり:2019/10/12(土) 15:11:40

https://twitter.com/aoa30/status/1182896520695181312
いけち
@aoa30
城山ダムの現在の放流量は2000m3/sに達してる!!城山ダムの常用洪水吐の最大流量は2000m3/s、つまり17時から予告されてる緊急放流ってのは、クレスト放流だ!マジか! http://pref.kanagawa.jp/sys/suibou/web_city/suibou_joho/html/sagami/dam/c30201_15.html
午後2:51 ・ 2019年10月12日・TweetDeck

1498とはずがたり:2019/10/12(土) 15:12:04

http://kanagawa-dam.jp/web_data/genkyo_kokai/mizugame_h.html
ダム放流情報(現況図)
神奈川県が管理する主なダムの放流状況についてお知らせしています。

1499とはずがたり:2019/10/12(土) 15:53:15

相模川の城山ダム 12日午後5時から緊急放流へ 神奈川県「早めに避難を」
https://www.excite.co.jp/news/article/Mainichi_20191012k0000m040151000c/
毎日新聞社2019年10月12日 15:11

 神奈川県は相模川の城山ダム(相模原市緑区、総貯水容量約6230万立方メートル)で12日午後5時から緊急放流を実施する見通しを明らかにした。城山ダムでの緊急放流は初めて。相模川や、相模川に流れ込む河川の水位が急激に上昇し、流域で浸水などの大規模な水害が発生する恐れがあり、県は「流域の方々は早めに避難してほしい」と呼び掛けている。

 城山ダムは県や横浜市、川崎市、横須賀市の共同事業で建設されたダム。台風19号による激しい降雨が予想され、洪水調節容量(約2750万立方メートル)を超える水がダムに流れ込む可能性があることから、流入量とほぼ同量を下流に流す「異常洪水時防災操作」を実施する見込みという。【木下翔太郎】

1500とはずがたり:2019/10/12(土) 15:59:38

250MWの純揚水かっ!!

http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/midoriku/1009256/1009264.html

城山発電所(神奈川県企業庁発電総合制御所)

このページの情報をツイッターでツイートできますこのページの情報をフェイスブックでシェアできますこのページの情報をラインでシェアできます印刷大きな文字で印刷ページ番号1009264城山発電所(神奈川県企業庁発電総合制御所)の写真
城山発電所は、日本初の大規模な純揚水式発電所で、本沢ダム(城山湖)と城山ダム(津久井湖)の高低差を利用して発電しています。夜間の余剰電力を利用して、津久井湖の水を城山湖に汲み上げ貯留し、電力需要の多い時間に、城山湖から津久井湖への放流により発電します。
公営電気事業唯一の純揚水発電所で、最大出力は250,000kW。地下230メートルにある発電機室などを見学することができます。

1501とはずがたり:2019/10/12(土) 21:12:49

https://twitter.com/NishijimaLaw/status/1182978640096579585
西島和
@NishijimaLaw

国営の川治ダム・川俣ダムにいたっては、10/1〜12/31は「非洪水期」という設定で、洪水容量はなし。気候危機で災害の規模・発生態様が変わっているのだから、こういった設定も見直すべきと思いますし、緊急放流が深夜にならないよう備えられなかったのか疑問。国は流域の安全を第一に考えてほしいです

鬼怒川流域 栃木 日光の2ダム 緊急放流の可能性
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012126251000.html
2019年10月12日 19時25分

国土交通省関東地方整備局は、台風19号の接近に伴う大雨で栃木県日光市の川俣ダムと川治ダムの水位があがり、12日夜遅くから13日未明にかけて緊急放流を始める可能性があると発表しました。

緊急放流は「異常洪水時防災操作」と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

このうち川俣ダムは午後10時以降、川治ダムは、13日午前0時ごろから緊急放流を始める可能性があるということです。

鬼怒川の下流にあたる宇都宮市や、さくら市では水害が発生するおそれがあるとして住民に対し命を守る行動を取るよう厳重な警戒を呼びかけています。

国土交通省では、2つのダムについて緊急放流を行う場合、実施する3時間前に改めて発表するとしています。

1502とはずがたり:2019/10/12(土) 21:14:12
水沼ダムで緊急放流 北茨城
2019年10月12日 21時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012126601000.html

茨城県によりますと台風19号の影響で北茨城市にある水沼ダムは水位があがり、午後8時20分から緊急放流が行われています。

緊急放流は「異常洪水時防災操作」と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

下流の花園川とその先の大北川が氾濫するおそれがあるとして県は下流の北茨城市の住民に対し命を守る行動を取るよう厳重な警戒を呼びかけています。

1503とはずがたり:2019/10/12(土) 21:16:06
午後10時から城山ダムを緊急放流
https://this.kiji.is/555721051390919777?c=39546741839462401
2019/10/12 20:56 (JST)10/12 21:15 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 神奈川県は12日、相模原市の城山ダムで水位が上昇し、貯水量を超える可能性が高まったため、午後10時から緊急放流を開始すると発表した。

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トピック
社会

「私は日本人」念願の祖国へ

1504とはずがたり:2019/10/12(土) 21:23:14
https://twitter.com/BB45_Colorado/status/1182989617991045126
Hiroshi Makita Ph.D.
@BB45_Colorado
今大事なことは、関東一円で多くのダムが一斉に但し書き操作に入っている可能性があって、それは河川計画が破綻したことを意味するのです。

だから、今は戦時下であれば焼夷弾が降り注ぎはじめたという状態です。

ダムプロパガンダは、まさに「逃げるな火を消せ」そのものです。
午後9:01 ・ 2019年10月12日・Twitter Web App

https://twitter.com/BB45_Colorado/status/1182991315635585024
Hiroshi Makita Ph.D.
@BB45_Colorado
「緊急放流」=「但し書き操作」=「災害時ナンチャラ操作」

これはダムが治水機能を放棄してダムを守ること以外何もできなくなったことを意味し、治水上の最大級の緊急事態を意味します。

極めて高い確率で大氾濫が起こりえますので、「緊急放流」の予告が入ったら、6m以上の高台に避難しましょう。
午後9:08 ・ 2019年10月12日・Twitter Web App

関東4ダム緊急放流の可能性 神奈川 栃木の一部で水害のおそれ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012126461000.html
2019年10月12日 20時42分

台風19号の接近に伴う大雨でダムの水位が上がり、ダムの機能を確保するため、関東の4つのダムで緊急放流が行われる可能性があります。下流の神奈川県や栃木県の一部で水害が発生するおそれがあります。

緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、通常の放流と異なって、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れこんでくる大量の水を下流に流す操作です。

神奈川県
神奈川県によりますと、相模原市緑区にある●城山ダムの緊急放流によって相模川や相模川に流れ込んでいる川の水位が急激に上昇して、大規模な水害が発生するおそれがあるとしています。

神奈川県は緊急放流の1時間前には周知するとしていて、流域の、
▽相模原市、
▽平塚市、
▽茅ヶ崎市、
▽厚木市、
▽海老名市、
▽座間市、
▽寒川町、
▽愛川町に住む人たちに命を守る行動を取るよう警戒を呼びかけています。

栃木県
▽国土交通省関東地方整備局は、栃木県日光市の●川俣ダムの緊急放流について、12日午後10時以降に始める可能性があるとしていましたが、予定より遅くなる見通しだということです。

▽13日午前0時から緊急放流を予定していた●川治ダムについても、予定より遅くなる見通しだということです。

ダムに流入する雨の量が想定を下回っているためだとしていて、現時点で緊急放流の具体的な時間は決まっていません。

放流の3時間前には周知するとしています。
埼玉県 群馬県
埼玉県と群馬県の境にある●下久保ダムでも13日午前1時ごろから緊急放流を始める可能性があるということです。

下流にあたる神流川流域の群馬県藤岡市、高崎市、埼玉県神川町、上里町の住民に、低い土地の浸水への警戒を呼びかけています。

国土交通省は緊急放流を行う場合、実施する3時間前に改めて発表するとしています。

1505とはずがたり:2019/10/12(土) 21:32:54
岩淵水門へ隅田川への流入を防いで荒川流域を犠牲にする仕組みに成っているらしい。
上流の二瀬ダムの緊急放流も始まるようだ。。

https://twitter.com/search?q=%E5%B2%A9%E6%B7%B5%E6%B0%B4%E9%96%80&amp;src=recent_search_click

Mr.たりん
@Mr_Tarinn
ついに岩淵水門閉門!!!!#隅田川 #荒川 #台風19号

午後9:00 ・ 2019年10月12日

国土交通省 荒川下流河川事務所
@mlit_arakawa_ka
#台風第19号 の接近に伴い、岩淵水門地点の水位がAP+4.0mに達しました。
このため、岩淵水門を閉鎖し、隅田川の水位上昇を防ぎます。
今後の台風情報等にご注意ください。#荒川 #岩淵水門

午後9:19 ・ 2019年10月12日・

たき
@taki_road
とうとう岩淵水門が閉鎖されました、22時からは二瀬ダムの緊急放流も始まります
荒川流域周辺の方は直ちに非難を
午後9:13 ・ 2019年10月12日

タケルんるん
@jakotiben83
今日、国交省の人と話ししてたんだけど隅田川って基本的に氾濫することってないんだって??

理由は隅田川が氾濫しそうになると赤羽にある岩淵水門っての閉めて全部荒川に流しちゃうから??

荒川流域に住んでる人は気を付けて??
午後6:35 ・ 2019年10月11日・Twitter for iPhone


mii
@xox_0_0_
荒川が決壊するか全ては、隅田川と荒川の分岐点にある「岩淵水門」に掛かっています。上流の川の水位が4mを越えたら、この水門が閉められ全ての水が荒川に流されるということ。東京の予想総雨量は1000ミリ。先程大雨特別警報が初めて東京に出ました。
早めの判断と行動が大切です。#台風
午後4:03 ・ 2019年10月12日

蒼封
@y_miyata

21:00頃の岩淵水門ライブカメラ画像
って水門しまってるーーーー!、隅田川への水量少なくなるけど荒川に水集中するから荒川流域の江戸川区・墨田区・江東区は危険だ。


フォンテーヌ春日
@oauKs58jejOMqEF
軟弱地盤の岩淵水門を完成させて荒川放水路を造った土木技師=青山士(あきら)。クリスチャンであった青山は軍国主義に反対し「軍艦一隻の建造費があれば放水路を造れる」と言って軍部を敵に回すが、東京を守ったのは荒川放水路であり戦艦大和ではなかった。バカな軍国主義者は台風より危険!

午後7:53 ・ 2019年10月12日

1506とはずがたり:2019/10/12(土) 22:14:21
福島 高柴ダムで緊急放流 いわき 鮫川で大規模水害のおそれ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012126841000.html
2019年10月12日 22時12分

福島県によりますと、いわき市にある高柴ダムは記録的な大雨の影響で水位が上がり、午後10時から緊急放流が行われています。

県は放流によって、いわき市を流れる鮫川で大規模な水害が発生するおそれがあるとして、流域の住民に命を守る行動を取るよう呼びかけています。

1507とはずがたり:2019/10/12(土) 22:16:07
栃木県佐野市で秋山川が氾濫
2019/10/12 22:11 (JST)10/12 22:13 (JST)updated
https://this.kiji.is/555740049364829281?c=39550187727945729
c一般社団法人共同通信社

 栃木県河川課などによると、同県佐野市で12日夜、秋山川が氾濫した。

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1508とはずがたり:2019/10/12(土) 22:16:22
福島県相馬市で宇田川が氾濫
2019/10/12 22:08 (JST)10/12 22:15 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555739168497943649

 福島県によると、12日夜、相馬市を流れる宇田川が氾濫した。

1509とはずがたり:2019/10/12(土) 22:16:39
神奈川県箱根町で総降水量が千ミリ超える
2019/10/12 22:07 (JST)10/12 22:15 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555738915240592481

 気象庁によると、神奈川県箱根町で10日からの総降水量が千ミリを超えた。

1510とはずがたり:2019/10/12(土) 22:17:16
長野で千曲川氾濫
2019/10/12 21:21 (JST)10/12 21:50 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555727263329633377

 国土交通省千曲川河川事務所によると、12日夜、長野県の上田市と長野市で千曲川が氾濫した。

1511とはずがたり:2019/10/12(土) 22:17:53
埼玉・秩父のダムで放流量増やす
2019/10/12 20:39 (JST)10/12 21:05 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555716818456822881

 国土交通省関東地方整備局は12日午後8時ごろ、埼玉県秩父市にある荒川水系の二瀬ダムで放流量を増やした。

1512とはずがたり:2019/10/12(土) 22:18:28
東京都内の2河川が氾濫
2019/10/12 20:13 (JST)10/12 22:16 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555710228466222177

 東京都によると、12日午後、八王子市の南浅川と青梅市の成木川が氾濫した。

1513とはずがたり:2019/10/12(土) 22:19:16
車ごと橋壊れて転落しても助かるなんて凄い!

長野で車3台が転落、5人救助
2019/10/12 20:14 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555710349950256225

 長野県東御市によると、12日午後7時ごろ、同市の千曲川に架かる橋の近くの道路が陥没し、車3台が転落した。計5人が乗っていたが全員救助され、命に別条はない。

1514とはずがたり:2019/10/12(土) 22:27:33
栃木県佐野市で秋山川が氾濫
2019/10/12 22:11 (JST)10/12 22:25 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/555740049364829281

 栃木県河川課などによると、同県佐野市で12日夜、秋山川が氾濫した。

1515とはずがたり:2019/10/12(土) 22:48:57
福島 南相馬 新田川で氾濫発生
2019年10月12日 22時42分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012126971000.html

福島県と福島地方気象台は午後10時半、南相馬市原町区を流れる新田川で氾濫が発生したと発表しました。

氾濫が発生した場所は原町区の大谷地区と北新田地区の付近だということです。

自治体からの避難情報を確認するとともに、安全の確保を最優先に進めてください。

1516とはずがたり:2019/10/14(月) 18:35:23
ええっ!?これらのダムは少なくともまともに対策とろうろしてなかったことじゃね??

なんか城山ダムとか擁護ツイート一杯見たけど現実はこれかい。

ダム緊急放流、水位調節は実施されず 国交省、対応調査へ
https://www.kanaloco.jp/article/entry-201951.html?fbclid=IwAR3HzJ8GStnVzBjqql0erkEi1tbk7ZEDN2ZbdN-HlC1eOsU3BzjWZj_FZ2U
社会 共同通信  2019年10月14日 14:5

 台風19号で茨城など4県と国は12日夜から13日未明にかけ、治水機能を持つ6カ所のダムで満杯近くになった水を緊急放流した。国土交通省は決壊を防ぐためやむを得なかったとの見解だが、昨年の西日本豪雨の教訓として有識者から提言されていた事前の水位調節は、6ダムとも実施していなかった。同省は対応が適切だったかどうか調べる方針だ。

 6ダムは、国が管理する美和ダム(長野県)、県が管理する高柴ダム(福島県)、水沼ダム、竜神ダム(ともに茨城県)、塩原ダム(栃木県)、城山ダム(相模原市緑区)。国交省はいずれも規則に基づき、自治体や警察、消防などに通知したとしている。

 緊急放流は流入量と同量の水を放出する操作だ。

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1517とはずがたり:2019/10/14(月) 20:04:36
ここか。
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E138.15.8.625N36.37.18.708/zoom/8/

長野新幹線の基地はこの辺。そもそも川が一杯で低湿な感じ
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E138.16.24.375N36.41.51.417/zoom/8/

千曲川の決壊地点は古くから洪水の常襲地帯 犀川と合流
有料記事 台風19号
https://www.asahi.com/articles/ASMBG3GHNMBGULBJ001.html
小林舞子 2019年10月14日19時21分

 台風19号による大雨で堤防が決壊し、大きな被害が出た千曲川。専門家によると、長野市の浸水エリアの一帯は古くから洪水の常襲地帯として知られている場所だった。国土地理院が推定した浸水の深さは最大で4・3メートルに達した。

 信州大の吉谷純一教授(河川工学)によると、千曲川は決壊地点の約8キロ上流で犀川と合流している。千曲川の源流は、長野、山梨、埼玉の県境の山岳地帯。犀川の源流は北アルプスの山中。二つの流域に降った雨が集まり、もともと水量が多くなるところだ。

 さらに、約5キロ下流では川幅…

残り:289文字/全文:518文字

1518とはずがたり:2019/10/14(月) 20:44:00
埼玉・川越で堤防の復旧開始 本格着工は来年の可能性も
有料記事 台風19号
https://www.asahi.com/articles/ASMBG525QMBGUTNB006.html?ref=tw_asahi
宮脇稜平、西堀岳路 2019年10月14日19時59分

 台風19号による大雨で複数の堤防が決壊した埼玉県内では、復旧工事が急ピッチで進められている。

 同県川越市平塚新田では越辺(おっぺ)川の右岸の堤防が決壊し、付近の航空会社倉庫に水が流れ込んだ。14日午前中から国土交通省のポンプ車3台などが排水作業を行っていた。荒川上流河川事務所によると、応急処置は10日ほどで完了するが、本格的な工事は来年にずれ込む可能性もあるという。

 同事務所によると、荒川水系の河川で堤防が決壊したのは越辺川と都幾(とき)川の計4カ所で、緊急復旧工事を14日中に開始するとしている。大型ブロックで作った土台に土砂を盛り、遮水シートやブロックで表面を覆う措置で、1週間から10日程度で完了するという。

 ただ本格的な工事がいつから始められるかは未定だ。台風シーズンが当面続くとみられることから、着工は雨が少なくなる来年1月以降になることもありうるという。工事期間は長いもので半年ほどといい、堤防の完全復旧までには時間がかかりそうだ。

 なぜ決壊したのか。同事務所の…

残り:526文字/全文:954文字

1519とはずがたり:2019/10/15(火) 08:02:52

どこだ?
この辺https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E140.23.22.089N36.50.28.012/zoom/9/かな??

唯一の橋が崩落し孤立 不通の鉄道橋を緊急利用 福島 矢祭町
2019/10/14 23:12NHKニュース&スポーツ
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10012131231_20191014.html

台風19号の大雨で福島県矢祭町の山に囲まれた集落では、外につながる唯一の橋が川の増水で崩落し、住民30人が孤立状態になっています。

1520とはずがたり:2019/10/15(火) 16:37:25
>決壊したのは長野市穂保(ほやす)地区の千曲川左岸の堤防で、1984年に完成し、2007年に幅を7メートルから2倍超の17メートルにまで広げる工事をしたばかりだった。
https://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E138.16.36.563N36.40.46.486/zoom/8/?order=1&amp;qo=%E9%95%B7%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%A9%82%E4%BF%9D

>決壊地点は、約7キロ下流の中野市立ケ花(たてがはな)で川幅が狭くなるため遡上(そじょう)流が入り込みやすい地形だった。
https://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E138.18.41.063N36.43.31.944/zoom/8/?order=1&amp;qo=%E4%B8%AD%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%AB%8B%E3%82%B1%E8%8A%B1

千曲川決壊、過去最大の水量による水圧 越水も重なる 台風19号
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000002-mai-soci
10/15(火) 8:29配信毎日新聞

千曲川決壊、過去最大の水量による水圧 越水も重なる 台風19号
台風19号の大雨で決壊した千曲川=長野市穂保で2019年10月14日午前10時30分、本社ヘリから
 台風19号で長野市の千曲川の堤防が決壊した原因について、国土交通省千曲川河川事務所は、過去最大の水量による水圧と越水が重なった可能性があるとみている。

【写真特集】千曲川決壊 何もかも流され…

 決壊したのは長野市穂保(ほやす)地区の千曲川左岸の堤防で、1984年に完成し、2007年に幅を7メートルから2倍超の17メートルにまで広げる工事をしたばかりだった。河川事務所や市などによると、13日早朝、約70メートルにわたって崩れ、同地区を中心に広範囲に浸水被害をもたらした。

 決壊地点は、約7キロ下流の中野市立ケ花(たてがはな)で川幅が狭くなるため遡上(そじょう)流が入り込みやすい地形だった。

 決壊地点は左岸と右岸の幅が約1000メートルあるが、立ケ花付近は約200メートルしかないため水位が上がりやすく、83年の台風の際は水位が最大11.13メートルを観測した。立ケ花で水位が上がれば上流側にも相当な水圧がかかる。今後予定していた川の掘削工事が完了すれば過去最高水位だった83年時に相当する水量でも耐えられる想定だった。しかし、今回はその水位をも超え、13日午前3時20分に12.46メートルに達した。

 決壊地点では水位の上昇とともに堤防に水圧がかかり、13日午前0時55分ごろから越水が始まり、それによって堤防の外側が削られた。さらに水量が増え続けて水圧が増し、午前3時20分から5時半の間に決壊したとみられる。河川事務所の吉田俊康副所長は「川は難しい。具体的な原因について調査を進めていきたい」と話した。【ガン・クリスティーナ】

1521とはずがたり:2019/10/15(火) 17:04:02
試験湛水中でまさかの役立ちを見せた八ッ場ダム。試験中だけに貯めっぱなしには出来ず早くも放流。

発電所は併設されてないの?ここ

八ッ場ダム 16時から放流
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00010000-gtv-l10
10/15(火) 16:02配信群馬テレビ

 国土交通省八ッ場ダム工事事務所は、群馬県長野原町の八ッ場ダムで水位低下のための放流操作をすると発表しました。発表によりますと、10月15日16時頃から放流するということです。下流の河川の水位上昇が見込まれるため、注意を呼びかけています。

最終更新:10/15(火) 16:02

1522とはずがたり:2019/10/15(火) 19:34:29

https://twitter.com/NishijimaLaw/status/1183528445852020736
西島和
@NishijimaLaw
ダムが治水効果を発揮したといえるのは
・降雨の場所(ダムの集水域)
・降雨の規模、時間分布(ピークが河道で流せない)
が想定通りで、かつ、ピークカットできるタイミングで洪水調節できた場合に限られる。
だから、ダムの治水効果はきわめて限定的なのです。まずこの基本を理解してくださいね


ttps://twitter.com/NishijimaLaw/status/1183650375980568576
西島和
@NishijimaLaw
そうなんです。ダムも堤防もおもしろいし、私たちの生命財産にかかわる大事なことなので、専門家にまかせておかないで、もっとみんなで議論したいですね。
「堤防にソイルセメントをいれて強化する技術は、海外ではふつうなのに、なぜ日本ではほとんど実施されないのか?」とか、不思議がいっぱいです


tps://twitter.com/NishijimaLaw/status/1184044510927392768
西島和
@NishijimaLaw
そうですよね。ところが、国土交通省には「土堤(どてい)原則」という古(いにしえ)の技術指針がありまして、堤防にセメントや鋼矢板をいれることはまかりならん!となっているらしいです。それで、全国で土まんじゅうの堤防が決壊するひどいことになっております…


tps://twitter.com/tohazugatali1/status/1184052899619303424
とはずがたり
@tohazugatali1
堤防が一番重要な機能である"流水、雨水の浸透・浸食に極めて脆弱"なのに"メリット大きい"って意味がわからんですねえ。。

tp://nilim.go.jp/lab/fag/data/seminar150302/150302_toya.pdf
河川施設管理の現状と課題
堤防を中心として
公益財団法人 河川財団 研究フェロー
戸谷 英雄

① 土堤原則(河川管理施設等構造令)
・土堤であることのメリットは、大きい
・その反面流水、雨水の浸透・浸食に極めて脆弱

ttps://twitter.com/tohazugatali1/status/1184053157652910081
とはずがたり
@tohazugatali1
しかもそんな古いものでもないのか。

ttp://blog.livedoor.jp/ohta_geo/archives/51875987.html
「堤防は土で作るのが原則で、異物を入れるととんでもないことが起きるから絶対にダメだ」というのが土堤原則だと言われています。これは昔からずっとそうだった、決して侵してはならないルールなのだ、、、と言われます。

実際には戦後の短い期間にしか存在していなかった終身雇用・年功序列が日本の伝統だという「嘘」と同様に、土堤原則も「原則」という古さはないのかもしれません。

1981年と1986年に小貝川であった堤防決壊では、剛な基礎形式の樋管が原因となったわけですが、このことが「土堤原則」が声高に言われるようになったきっかけのようです。

1523とはずがたり:2019/10/15(火) 21:56:16
う〜ん。。。

どうしたら良いんだろうねえ。。

>堤防に面する住宅は東日本大震災で押し寄せた津波は最大でも床上までの高さでしたが、今回の台風では多くの住宅が2階近くまで水につかった

100年に一度の大地震より毎年来るなんなら複数回来る過去最大級の台風の方が目の前の危険だよな。。

山田町船越の田の浜地区はこの辺かな??
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E141.59.37.004N39.25.0.325/zoom/10/

この辺は浸水しそうだけど今のところ全部空き地っぽいし。。
https://www.google.co.jp/maps/@39.4190126,141.985842,3a,75y,47.64h,84.58t/data=!3m6!1e1!3m4!1s1zp-_NKzLAPijbYu-54ghg!2e0!7i13312!8i6656


津波堤防雨水せき止め浸水か 町が住宅被害の調査 岩手 山田町
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133151000.html
2019年10月15日 19時58分

岩手県山田町で、東日本大震災のあとに整備された堤防が台風の雨水などをせき止めたため住宅が浸水したと住民が指摘している問題で、町は15日から住宅被害の調査を始めました。

山田町船越の田の浜地区では、台風19号の豪雨で水につかり、およそ50棟が浸水などの被害を受けました。

この地区には、東日本大震災の津波で被害を受けた低地部の空き地に、緑地や盛り土の堤防を備えた津波を防ぐための公園が整備されています。

今回の台風に伴う浸水被害について地域の住民からは、流れてきた雨水などを堤防がせき止める形になったという指摘が出ています。

このうち、堤防に面する住宅は東日本大震災で押し寄せた津波は最大でも床上までの高さでしたが、今回の台風では多くの住宅が2階近くまで水につかったということです。

また堤防も一部が決壊しました。

町では15日から住宅被害の調査を始めていて、今後、地区が水につかった経緯も調べることにしています。

1524とはずがたり:2019/10/15(火) 23:41:20

2つの河川で氾濫相次ぎ浸水被害拡大か 福島 本宮
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132881000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2019年10月15日 19時00分

今回の台風で7人が亡くなった福島県本宮市では阿武隈川と支流の安達太良川の2つの川が短時間のうちに相次いで氾濫し、市街地の広い範囲が浸水したと見られることがわかりました。

本宮市では市の中心部で東西を流れる支流の安達太良川が南北を流れる阿武隈川へと流れ込んでいて、合流地点の周辺に住宅地や商業地域が広がっています。

安達太良川では12日の夕方ごろから水かさが急激に増し、夜のうちに氾濫したとみられています。

福島県によりますと、安達太良川では合流地点から500ートル余り上流で左岸側の堤防が15メートルほどにわたって決壊していて、ここから川の北側の市街地に一気に水が流れ込んだとみられるということです。

一方、阿武隈川では13日の午前0時時点で合流地点にある観測所で氾濫危険水位を越え、午前1時ごろに水があふれてJR本宮駅がある西側へ流れ込んだとみられています。

2つの川の氾濫地点は600メートルほどしか離れておらず、短時間のうちに相次いで川が氾濫したことで市街地に大量の水が押し寄せ、浸水被害が拡大したとみられるということです。

1525とはずがたり:2019/10/23(水) 12:29:56
はやい。。

もともとなんか計画あったのかな??


大郷・中粕川、新街区で再建へ試案 水害リスク避け移転
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191022_13022.html
2019年10月22日 火曜日

 台風19号の豪雨で吉田川が決壊し、広範囲に浸水した宮城県大郷町粕川の中粕川地区の再建に向け、町は21日、集落の移転を柱とする新街区形成の試案を明らかにした。次世代に残せる地域づくりを住民と考えようと、たたき台として示した。

 被災地域の再建案を災害発生からわずか9日目で示すのは異例。

 試案によると、新街区は現在の集落を吉田川からやや離れた北側に移す。20ヘクタールほどのエリアに住宅再建用地や公民館などの複合型公共施設、農業施設、公園などを整備する。

 今回、大きな浸水被害を受けた川沿い一帯は再開発エリア(約13.5ヘクタール)として更地にして防災・減災のための区域に指定し、サイクリングコースやイベント会場などとして活用する。

 町は21日夜、町公民館中粕川分館で説明会を開催。住民約20人を前に田中学町長は「水害リスクが高まる中、今回のような事態がまた起きては困る。若い世代が地域で頑張っていこうと思える環境をつくるのは今だと考えた」と述べた。

 住民からは「まだ考えられる時期ではない」「結構な案だ。早く方向性を決めたい」などの声が出た。

 田中町長は今後、協議会組織をつくり、住民との話し合いを進めたいとの考えを示した。

1526とはずがたり:2019/10/26(土) 17:43:42
小水力は建設中のようだ。

ここ
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E140.53.33.938N37.37.36.486/zoom/8/

諸元(ダム便覧)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0516
諸元(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E3%81%AE%E5%80%89%E3%83%80%E3%83%A0
>現在は当ダムの水路を利用した小水力発電の計画がなされている[3]。

福島・高の倉ダムで緊急放流 命守るための行動を[2019/10/25 23:31]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000167721.html

 福島県南相馬市の高の倉ダムでは25日午後8時55分に緊急放流が実施されました。

 この緊急放流によって影響を受けるのは新田川、水無川だということです。周辺にお住まいの人たちは地元自治体からの情報に注意するなど十分に警戒して下さい。また、福島県内は浜通りと中通りを中心に激しい雨が降っていて、いわき市で3つの河川が氾濫したほか、各地で避難に関する情報が出ています。いわき市によりますと、午後7時半ごろに内郷地区の宮川が、午後8時すぎに大久地区の大久川が、午後9時ごろに夏井川が氾濫しました。近くに住んでいる人は直ちに建物の2階以上に避難して下さい。命を守るためにできる最大限の行動を取るようにして下さい。このほか、いわき市と南相馬市の全域、相馬市の小泉川と宇多川の流域の地域に避難指示が出されたほか、新地町の一部、楢葉町、広野町に避難勧告が出されています。また消防によりますと、いわき市常磐湯本町で崖崩れによって住宅が巻き込まれ、73歳の男性が閉じ込められましたが、約1時間後に救出されて意識はあるということです。

2017年10月8日 高の倉ダム
https://blog.goo.ne.jp/match1128/e/aee4e6a5a20ef8c751158f0b51f83a46

高の倉ダムは福島県南相馬市原町区の新田川支流水無川にある灌漑用重力式コンクリートダムです。
新田川および右支流の水無川は流域農地の貴重な水源となっていましたが、扇状地形のため中流域は伏流水となり渇水のたびに干ばつ被害が頻発し安定した灌漑用水源の確保を求める声が高まっていました。
そこで福島県は同地区の県営かんがい排水事業を採択、1972年(昭和47年)に建設着手、1976年(昭和51年)に竣工したのが高の倉ダムです。
運用開始後は原町市がその後の町村合併により現在は南相馬市が管理を行い、原町区831.5ヘクタールの農地に灌漑用水の供給を行っています。
また現在小水力発電所の増設工事中で、工事終了後はダムの目的はAPに変更となる予定です。

1527とはずがたり:2019/10/26(土) 18:04:22
>>1526
①横川(南相馬市)…早期着工を目指す
②松ヶ房(相馬市・宮城県丸森町)…非潅漑期の取水量不足
③高の倉(南相馬市)…早期着工を目指す>>1526
④滝川(富岡町)…旧警戒区域内
⑤坂下(大熊町)…旧警戒区域内
⑥山ノ入(二本松市)…堰堤が低く事業の実現性が低い
⑦岳(二本松市)…早期着工を目指す

先行3ダムの合計で約450kWか。少ないな…。

旧警戒区域とは原発関係の様だ。。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/cat01-more.html

2014/01/17
【福島】農業用ダム小水力発電/県、来年度から実施設計
http://www.senmonshi.com/archive/02/02A9GJVb3RHVIK.asp

 県農林水産部は、県有の農業用ダムで小水力発電調査事業を進めているが、24年度に導入可能性調査を実施した7ダムのうち、ほぼ年間を通して発電が可能と判断した3ダムの概略設計に今年度着手。年度内に出力規模や概算工事費算出などの概略発電計画を作成し、26年度には実施設計に着手したい考え。並行して許認可申請・協議を進め、早期着工を目指す。可能性調査を実施した7ダムのうち、堤高が低く取水量が少ない山ノ入ダムは事業の実現性が低いことから除外し、6ダムで小水力発電事業の実現を目指す。

 農業用ダムの小水力発電可能性調査を実施したのは①横川(南相馬市)②松ヶ房(相馬市・宮城県丸森町)③高の倉(南相馬市)④滝川(富岡町)⑤坂下(大熊町)⑥山ノ入(二本松市)⑦岳(同)―各ダム。堤高や落差、流量などから実現可能性を検討し、山ノ入を除く6ダムについて実現可能性有りと結論付けた。うち旧警戒区域内の滝川と坂下の2ダム、非かんがい期の取水量不足が指摘された松ヶ房ダムを除く横川・高の倉・岳の3ダムについて、先行して概略設計に着手した。業務はエイト日本技術開発が昨年10月に着手し、3月末納期で進めている。

 3ダムの発電量は、合計で約450㌔㍗を想定。概略設計では、土木工事性、周辺状況などの基本調査を実施した上で、発電機の設置地点を選定。発電設備の構成や概算工事費を算定し、概略の発電計画を作成する。今年度は河川法に基づく水利使用許可申請等のための事前協議にも着手した。
 26年度からは、実施設計の中で事業計画の策定、事業性・経済性の評価、資金調達計画の策定を進めるほか、水利権と電気事業法に基づく許可申請、電力会社との系統連系協議も並行して行う予定。発電量は全量売電する計画だ。

 小水力発電は、県復興計画の重点プロジェクトである「再生可能エネルギー推進」を実現するための柱の一つ。県有施設では、農林水産部がダムや用水路など農業用水利施設で導入へ向けた調査を実施しているほか、土木部が四時ダム(いわき市)でESCO事業を実施する。また、県は地域主導による導入を推進するため、県内市町村と法人を対象とした地域主導型小水力発電導入支援事業を創設し、事業計画や詳細設計に係る費用の一部を補助している。
 小水力発電導入を計画している農業用6ダムの諸元(①竣工年②型式③堤高④堤長⑤最大取水量)は次の通り。
▽横川ダム①昭和59年②重力式コンクリート③78・5㍍④200㍍⑤3・964立方㍍/秒
▽松ヶ房ダム①平成9年②中心遮水型ロックフィル③46㍍④242・5㍍⑤4・594立方㍍/秒
▽高の倉ダム①昭和50年②重力式コンクリート③54・2㍍④124・4㍍⑤2・56立方㍍/秒
▽滝川ダム①平成22年②重力式コンクリート③74・3㍍④213㍍⑤2・187立方㍍/秒
▽坂下ダム①昭和48年②重力式コンクリート③43㍍④215㍍⑤1・04立方㍍/秒
▽岳ダム①昭和54年②重力式コンクリート③60㍍④215㍍⑤1・699立方㍍/秒

1528とはずがたり:2019/10/30(水) 11:13:26

「緑のダム」はムダ? それとも……最新科学から考える森林の治水機能
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/2512-2513
田中淳夫 | 森林ジャーナリスト
10/29(火) 11:50

 国交省のHPでは、「森林は、中小洪水に一定の効果を有するものの、治水計画の対象となるような大雨の際には、森林域からも降雨はほとんど流出することが観測結果からも伺えます(原文ママ)」とある。

 大雨が降ると、土壌内の間隙に水が飽和してしまい、雨水は地表面流として流れるから治水機能は限界に達するというわけだ。だから緑のダムに、それほど期待しない方がよい、コンクリートのダムも築かなくてはならない……と暗に匂わせているようでもある。

 しかし、水文学が専門の人間環境大学の谷誠・特認教授は、それを「俗説」とした。

 そもそも森林の持つ治水機能とは、単に森林地域が水を溜めて河川の流量を減らすことではない。山に降った雨が河川に流れ出すまでに時間差をつけて、ピーク流量を減らすことにある。すると水位が急激に上がることを抑制できる。
土壌は大雨になると含水率を増やす

 そこで重要なのは、水を溜める土壌内の間隙だ。そのサイズは大小さまざまだが、すべての間隙に水は入らないという。細かい間隙ほど毛細管現象による力で水を吸引して貯留しやすいが、大きな間隙には通常水は溜まらない。いくら降雨量が多くなっても、すべての間隙が完全に飽和までには至らないのだという。

 ただ降雨が強まると、土壌間隙の含水率(貯水量に連動する)は上がる。これまで水が入らなかった大間隙にも水が溜まり始めるからだ。土壌は、たくさん雨が降ると溜められる水の量(間隙)も増やすというのだ。これは盲点だ。

 たとえば0.5%土壌の含水率が上がるだけでも、広い流域の土壌の量からすると流量を大きく変える力がある。とくに土壌層が厚ければ含水率の変化も大きくなり、貯水量は増加する。そして流出するまでに時間差を生み出す。それが河川流量のピークを引き下げることで洪水を起こりにくくするというのだ。

 付け加えれば、森林、つまり草木が生えていると光合成で常日頃から土壌水分を吸収して蒸散させるから、全体に土壌を乾燥させる効果がある。これは降雨時の水を貯留できる間隙を増やしていることになるだろう。

 この理論に沿えば、森林(の土壌)には洪水の規模を抑える効果があると言えるのではないか。

森林整備しても治水効果は疑問

 やはり洪水など水害を防ぐには、「緑のダム」を充実させることが重要だと思わせる。

 そこで林野庁などは「森林整備」を進めて森林の治水機能を高めようと呼びかけるわけだが……これまた「俗説」となる。

 森林整備と言えば、植林や下草刈り、間伐などを林業的な作業を指すことが多い。しかしそれが「緑のダム」を強める効果につながるだろうか。

 森林整備の名の元に、林内に道を伸ばし車両などを入れると、森林土壌がえぐれて斜面が傷つくことも増える。昨今、進めている主伐(という名の皆伐)は森をなくしてしまうのだから、雨が降れば土壌を流し去ってしまいかねない。むしろ逆効果だ。間伐で地表を明るくし草を生やす効果もあるが、それは治水機能とは別の役割だろう。

田中淳夫 森林ジャーナリスト

日本唯一にして日本一の森林ジャーナリスト。自然の象徴としての「森林」から人間社会を眺めたら新たな視点を得られるのではないか、という思いで執筆活動を展開。森林、林業、そして山村をメインフィールドにしつつ、農業・水産業など一次産業、そして自然界と科学(主に生物系)研究の現場を扱う。自然だけではなく、人だけでもない、両者の交わるところに真の社会が見えてくる。著書に『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』(築地書館)『森は怪しいワンダーランド』『絶望の林業』(新泉社)など多数。Yahoo!ブックストアに『ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実』あり。

1529とはずがたり:2019/12/28(土) 21:26:14
199 名前:とはずがたり[] 投稿日:2019/09/06(金) 09:26:46
処理水→簡易処理水→未処理水の3段階。

もし東京五輪に開催の意義があったとしたらこういう雨降ったら糞尿海へ垂れ流しの古い下水処理システムが解消されることとかだったんちゃうの?


五輪が照らす下水問題
お台場の海、降雨で水質悪化 「選手本位の大会」懸念
2019/9/6付日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO49477820V00C19A9EA1000/

1530とはずがたり:2020/01/24(金) 20:17:11
緊急放流の6ダムで事前放流せず 国交省・自治体に重大責任
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263355
公開日:2019/10/16 15:00 更新日:2019/10/16 15:36

1531荷主研究者:2020/01/26(日) 12:10:42

https://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20200110/CK2020011002000014.html
2020年1月10日 中日新聞
水月湖にトンネル放水路整備を計画 三方五湖洪水対策

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/PK2020010902100301_size0.jpg

 県は、美浜町と若狭町にまたがる三方五湖の洪水を防ぐため、水月湖と日本海をつなぐトンネル型の放水路を整備する方針を固めた。昨年末に策定した「早瀬川水系河川整備計画」に盛り込んだ。他の湖も含め、湖岸堤のかさ上げも行う。着工・完成時期は未定だが、地元の理解を広げながら準備を進めていく。

 放水路は水月湖の西側から山を貫き、世久見湾に注ぐ構造とする。距離は約九百五十メートルで、直径十メートルほどのパイプを埋め込む計画。三十年に一回程度の大雨で湖に流れ込むと想定される水量(毎秒四百五立方メートル)のうち約四割を海に流せるとしている。

 早瀬川水系は、はす川と高瀬川が合流して湖に流れ込み、早瀬川となって日本海に流れる。水は、五湖のうち「三方湖」「水月湖」「菅湖」「久々子湖」に注ぎ込む。大雨が降ると湖の水位が上昇し、五湖周辺での浸水被害を度々起こし、洪水対策が求められていた。

 県は昨年五月に早瀬川水系河川整備基本方針をまとめ、平常時は標高〇・三メートルの水月湖の水位を一・一メートル以下に抑える目標値(計画高水位)を設定していた。放水路を整備することで達成できるという。

 また五湖周辺のいくつかの箇所で、湖岸堤をかさ上げする。現在はコンクリート製だが、国指定の名勝・三方五湖にふさわしい原風景を感じられる湖岸堤に改良する考え。

 今回の整備計画は、おおむね三十年間で行うとの位置付け。放水路から世久見湾に浮遊物質や濁り水が流れ出る可能性もあるため、漁業者らの理解を得ながら着工に向けて進めていく。用地取得も必要になる。県河川課の担当者は「放水路などが整備できれば、三方五湖全体で洪水が起こりにくくなる」と話している。

 (尾嶋隆宏)

1532とはずがたり:2020/03/23(月) 23:08:52
蓮ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%AE%E3%83%80%E3%83%A0
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

所在地 三重県松阪市飯高町森
位置 北緯34度22分37秒
東経136度12分32秒座標: 北緯34度22分37秒 東経136度12分32秒
河川 櫛田川水系蓮川
ダム湖 奥香肌湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 78.0 m
堤頂長 280.0 m
堤体積 484,000 m3
流域面積 80.9 km2
湛水面積 120.0 ha
総貯水容量 32,600,000 m3
有効貯水容量 29,400,000 m3
利用目的 洪水調節・不特定利水
上水道・発電
事業主体 国土交通省中部地方整備局
電気事業者 三重県企業庁
発電所名
(認可出力) 蓮発電所
(4,800kW)
施工業者 飛島建設・大日本土木
着手年/竣工年 1971年/1991年
テンプレートを表示
蓮ダム(はちすダム)は三重県松阪市飯高町森地先、一級水系櫛田川水系蓮川(はちすがわ)に建設されたダムである。

国土交通省中部地方整備局によって建設された特定多目的ダム法に基づく特定多目的ダムで、櫛田川水系に建設された唯一の多目的ダムである。また、三重県内では唯一となる国交省直轄ダムでもある。櫛田川および蓮川の治水と、松阪市を始めとした南勢地域および志摩半島とその周辺島嶼部への利水を目的としている。ダム湖の名称は奥香肌湖(おくかはだこ)。

沿革
三重県南勢地域を流れる櫛田川は、宮川等と同じく日本有数の多雨地帯である台高山脈を水源とする。この為梅雨の末期や台風襲来時には度々集中豪雨が流域を襲い、そのたびに甚大な被害を受けた。特に1959年(昭和34年)の伊勢湾台風では宮川流域は昭和32年に完成していた宮川ダムの洪水調節により大きな被害が出なかったが、櫛田川は過去最悪の洪水被害を出し、死者16人・重軽傷者248人、浸水家屋3,814戸という莫大な被害であった。この為建設省(現・国土交通省)は櫛田川の緊急的な治水対策に乗り出し堤防補強・延伸の他、河水流下阻害の要因となっていた固定堰・櫛田川頭首工の可動堰化を1964年(昭和39年)より行い、1969年(昭和44年)に櫛田可動堰として改築された。

その後櫛田川水系は1967年(昭和42年)5月に一級水系に指定され、翌1968年(昭和43年)2月8日には河川整備の基準計画である『櫛田川水系工事実施基本計画』がまとめられた。この中で総合的な治水対策として櫛田川上流にダムを建設する計画が持ち上がった。一方志摩半島の鳥羽市、志摩市、南伊勢町の地域は交通網の発達により観光客と水需要が増加し、これに伴う上水道整備が課題となった。特に大河川の無い志摩半島や離島においては、渇水時には深刻な水不足を招いていた為、新規の水資源開発が叫ばれるようになった。志摩半島北部を流れる宮川の水は豊富であるが、水力発電に用いた後で大部分が熊野灘に流され、流域以外へ給水する余力が不足していたことから櫛田川が注目された。

こうして治水・利水の必要性が櫛田川水系で求められ、多目的ダムの建設が要望された。だが櫛田川本川はダムを建設する適地が無かった為、支流の蓮川に特定多目的ダムを建設する事で治水・利水に供する事となった。そして1971年(昭和46年)、建設省中部地方建設局(現・国土交通省中部地方整備局)は『櫛田川総合開発事業』の一環として蓮ダムを建設する計画を発表した。

1533とはずがたり:2020/03/23(月) 23:11:59
>>1532
蓮は廃村に成ってゐるらしい。

>特に大河川の無い志摩半島や離島においては、渇水時には深刻な水不足を招いていた為、新規の水資源開発が叫ばれるようになった。志摩半島北部を流れる宮川の水は豊富であるが、水力発電に用いた後で大部分が熊野灘に流され、流域以外へ給水する余力が不足していたことから櫛田川が注目された。
これが気になって調べてたら引っ掛かった記事。この記事だと三重県企業局から中電に発電所は移管になってるようだが。。

水力発電所を三重県で増強、中部電力が2か所を譲り受け
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1304/04/news016.html

中部電力は三重県企業庁が運営する10か所の水力発電所のうち2か所を譲り受けた。残る8か所も2015年4月までに譲り受けることで合意しており、合わせて9万8000kWの水力発電設備を増強する。今後は設備の更新・追加などによって発電規模を拡大することが可能になる。
2013年04月04日 13時00分 公開
[石田雅也,スマートジャパン]

 これまで中部電力の水力発電所は岐阜県や愛知県が中心で、三重県には火力発電所しかなかった。4月1日付で三重県企業庁から譲り受けるのは「青連寺(しょうれんじ)発電所」と「比奈知(ひなち)発電所」の2か所で、最大電力が2000kWと1800kWの小規模の水力発電所である(図1)。このほかに三重県内の8つの水力発電所と2か所のダムも譲り受けることが決まっていて、譲渡額は105億円にのぼる。

淀川水系
青蓮寺発電所 2MB 1970.6運開 名張市中知山 ダム式 2013.4.1譲渡
比奈知発電所 1.8MB 1998.12運開 名張市上比奈知 ダム式 2013.4.1譲渡

櫛田川水系
蓮発電所 4.8MB 1990.4運開 松阪市飯高町森 ダム式 2014.4.1譲渡
青田発電所 2.8MB 1995.10運開 松阪市飯高町青田 水路式 2014.4.1譲渡

宮川水系
長(なが)発電所 2.6MB 1954.1 多気郡大台町長ケ 水路式 2014.4.1譲渡
宮川第一発電所 25.6MB 1957.4 北牟婁郡紀北町紀伊長島区島原 ダム水路式 2014.4.1譲渡
宮川第二発電所 28.6MB 1958.1 北牟婁郡紀北町紀伊長島区三浦 水路式 2014.4.1譲渡
宮川第三発電所 12MB 1962.3 多気郡大台町大杉 ダム水路式 2015.4.1譲渡
三瀬谷発電所 11.4MB 1967.4 多気郡大台町菅合 ダム式 2015.4.1譲渡
大和谷発電所 6.4MB 1985.6 多気郡大台町久豆 水路式 2015.4.1譲渡
合計  98MB
出典 中部電力

 譲り受ける水力発電所の中には古いものが多く、運転開始から40年以上を経過している発電所が6か所ある。古い設備を改修・更新することで発電能力を増強できるほか、未利用の水流を活用した小水力発電も可能になる。すでに中部電力はダムからの水流を生かした小水力発電所の建設を岐阜県内で進めている。

 10か所の水力発電所とダムは三重県内を流れる「淀川」「櫛田川」「宮川」の3つの水系にある(図2)。譲渡の1回目は最も規模が小さい淀川水系の発電所で、2回目の2014年4月には県内で最大規模の「宮川第一発電所」と「宮川第二発電所」を含む3か所が中部電力に移管される。残る5か所の発電所と2か所のダムを2015年4月に移管すると、三重県企業庁の水力発電事業が完全に中部電力に移る。

1534とはずがたり:2020/03/25(水) 20:07:34
山行が掲示板より

岡山で用水路事故が起きて人が死んだりするのはこのせいか。。。

http://yamaiga.com/comment/road/mumyo/
34,176
2020-03-23 11:37:59

水が速やかに浸透してしまうカルスト地形の岡山においては
水面(みなも)や川面(かわも)には神が宿るとされており、
水神様がお通りになる水面や川面との間に垣根を設ける行為は
水神様との関わりを拒絶するに等しい禁忌となっております。

県外から来た物知らずの政治家が事故率の高さを憂い
身の程知らずにもガードレールの設置を企てると
「掃除がやりにくくなる」「洗濯がやりにくくなる」
などと住民の激しい反対運動巻き起こります。

路肩に白線があれば立派、デリニエータで高規格、
ガードロープやガードレールは過剰で税金の無駄遣い、
とされています。

「人食い用水路」などで検索していただければ
その伝統が令和の現在まで続いていることがおわかりいただけるでしょう。

民明書房刊「吉備の国の水神様」

1535とはずがたり:2020/04/26(日) 17:14:33

2020/04/26 12:23BBC News
家で「手洗い」ができないアメリカ国民 料金未払いで水道停止
https://news.goo.ne.jp/article/bbcworldnewsjapan/world/bbcworldnewsjapan-52410595.html
(BBC News)
アリーム・マクブール、BBCニュース(米ワシントン)

欧州諸国で市民の水道を停止するのは違法だが、アメリカでは料金未払いの世帯は、水道を止められてしまう。

そのため、手洗いの重要性が強調されているこの時期に、多くのアメリカ人が水道を使えなくなっている。

「もう半年くらい水がない状態です」とアキヴァ・デュアーさんは言う。

2人の娘がいる彼女は、デトロイトだけでなく全米でも特に貧しい地域で暮らしている。

「いまはストレスがものすごい。でも自分で除菌剤をつくったんです」とアキヴァさんは話す。子どもを新型コロナウイルスから守るため、アロエのジェルとアルコールで間に合わせたという。

世界的流行(パンデミック)の前は、アキヴァさんは近所の家や友人から水をもらい、子どもを風呂に入れていた。

「1日おきに風呂にするか、水を節約するためにスポンジで体をふいてました」と彼女は言う。「気がめいります」。

いまや近所の家を訪ねるのも難しくなった。しかしこの時期、水がない人にとって生活がいっそう厳しくなったのは、それだけではない。

「水道を止められた人の多くは、あなたや私と変わりません」と、ロズリン・ブイアー牧師は言う。

「みんな毎日仕事に行くし、子どもは学校に行っています。そうすることで、家以外でトイレを使い、水を飲み、手を洗うことができました」

「いまは『屋内退避』しているので、そういう人たちは水道のない家に閉じこもっています。外出してトイレを使うこともできなくなり、ごみ箱に汚物を捨てなくてはなりません」

ブイアー牧師は、デトロイトの食料支援所ブライトムアー・コネクション・フードパントリーの責任者だ。貧しい人に食べ物を配っている。だが近年は、水道を止められた家に水を届けることに力を入れているという。

「家に悪臭がする」
アメリカでは、水道が使えなくなる世帯は年間推定1500万軒にも上り、全国的な現象といえる。それでもデトロイトは、軒数が特に多いことで注目されている。

貧困と失業は高水準だが、デトロイトの水道利用率は比較的高い。

「水道を止められる比率が最も高いのが黒人の女性です。赤ちゃんがいる有色人種の女性です」とブイアー牧師は言う。そして、健康だけでなく、自尊心に及ぶ大きな影響について説明する。

「支援所の利用者には、水道を止められていて、合計11人の孫と子どもと一緒の家で暮らしている人もいます。それなのに水道を止められているんです」

「彼女は電話してきて、娘に(新型ウイルスの)症状が全部出ていると言いました。そして、水を取りに行けないけど水を届けてもらうのも困ると言っていました。自分の家の悪臭がひどくて、恥ずかしいからだと」

ブイアー牧師によると、デトロイトでは水道が止められている世帯が多い地域で、コロナウイルスの感染者数が最も多いという。

今週になっても、彼女とボランティアたちは食料支援所でせっせと水を車に積み込んでいた。いまも水道が使えない人々に届けるためだ。

デトロイト市はCOVID-19(新型ウイルスの感染症)危機の間、全世帯で水道を使えるようにすると約束した。それから数週間たったのに、この状態だ。

市水道局のギャリー・ブラウン局長は、水道の再開を必要としている何千もの世帯を特定していると話す。

「デトロイト市の全員が、自分への供給中断を回避できる。ただしそれには、自分から助けを求め、進んで声を上げる必要がある」とし、影響を受けている人は名乗り出るよう奨励していると説明する。

そもそも、国連も基本的人権とみなしている水道を止めるのは倫理上どうなのか。その問いに対しブラウン氏は、デトロイトで未払いを理由に退去を命じられた人はいないと述べる。

「アメリカの他の都市と違い、デトロイトの市民は、水道料金が未払いだからといって家を失うことはない。市内の92%の世帯は期日どおりに料金を払っている。とはいえ8%がたいした数字じゃないということではない。1.8万人から2万人が苦労している」

アメリカ各地の多くの都市は、今回の危機でも水道を再開させるとは約束していない。水道局の中には、新たに未払いを理由に水道を止めることはないと言明していないところもある。

このことが、最貧困層のアメリカ人の多くを水が使えない状況に置いている。それらの人々は、現在の危機において公衆衛生当局が発する大事なメッセージに従えず、新型ウイルスに翻弄されるかもしれない。

デトロイト水道局は、アキヴァさんの水道を元に戻すと約束した。ただ彼女は当面、子どもを友人の家に一時的に滞在させている。

新型コロナウイルス特集

1536とはずがたり:2020/05/08(金) 17:09:14

休業中なのに水道100トン!? 大量無断使用か
2020年5月8日 15時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200508/k10012422151000.html?utm_int=error_contents_news-main_001

新型コロナウイルスの影響で営業自粛が続く中、茨城県内の休業中のカラオケ店では、店の外に設置された水道から100トン以上もの大量の水が無断で使用されていた疑いのあることがわかりました。水道局でも休業中の店舗では注意するよう呼びかけています。

1537とはずがたり:2020/05/21(木) 22:36:22
米ダム決壊で数千人避難 新型コロナ感染懸念 車中で過ごす人も
2020年5月21日 12時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012438791000.html

アメリカ中西部ミシガン州で19日、豪雨でダムが決壊し下流の住民数千人が避難を余儀なくされていて、避難先での新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されています。

ミシガン州中部のミッドランドで19日、豪雨で2つのダムが決壊して下流の広い範囲が浸水しました。

地元政府によりますと、この影響で住民数千人が自宅を離れて学校などの公共施設に避難したということですが、ホイットマー知事は、避難先の住民に感染の拡大を防ぐためマスクを着用するとともに、人との距離を保つよう呼びかけました。

ミッドランドの行政担当者は「避難所での感染をおそれて、車の中で過ごしている人たちもいる」と述べ、多くの人が集まる避難所での感染をおそれる住民も相当数いると指摘しています。

20日時点で感染者が5万3000人を越えているミシガン州では、新型コロナウイルスに伴う外出制限が今月28日まで延長されることになっていますが、大規模な洪水の発生で避難先での感染を防ぐという新たな課題に直面しています。

1538とはずがたり:2020/05/31(日) 20:56:09
なんと!水害で鉄砲水かなんかで全て流された様だ。

『廃道をゆく4』読んでて気付いた。

水害に飲み込まれた水力発電所を復旧せよ!
https://www.kepco.co.jp/brand/mirai_switch/vol5/
2018年2月28日掲載

奈良)大水害から6年ぶり復旧 関電長殿発電所で見学会
福田純也
https://www.asahi.com/articles/ASL7B4R64L7BPOMB009.html
2018年7月11日 3時00分

 2011年の紀伊半島大水害で全壊した奈良県十津川村の関西電力長殿(ながとの)発電所(水力)が6年9カ月ぶりに復旧し、10日に地元関係者らの見学会があった。同発電所は落差190メートル余りの水路式で、県内に12ある同社の水力発電所で規模は2番目。13年12月に復旧に着手し、今年6月上旬に新しい2基の発電機が相次いで運転再開した。

 新発電所は出力は計1万6200キロワットで復旧前より900キロワット向上。敷地(1・2ヘクタール)を地盤改良して4メートルかさ上げし、発電施設を地中に収容して耐水機能を高めた。総事業費は公表していない。

 大水害では横を流れる熊野川(十津川)が下流の土砂崩れで水かさを増し、建屋が水没して流失した。全壊した発電所の復旧は関西電力で今回が初めてという。(福田純也)

関西電力株式会社 長殿発電所
所在地:奈良県吉野郡十津川村長殿
交通:JR和歌山線 五条駅より約37km
http://www.suiryoku.com/gallery/nara/nagatono/nagatono.html

発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:15300kW(被災前)→16200kW(復旧後)
  常時出力: 4030kW(被災前)

河川
取水:和田発電所→舟ノ川(小原川)
放水:十津川

1539とはずがたり:2020/06/02(火) 17:32:23
「見えないものが見える川?奇跡の清流 銚子川?」
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/WLW8195JKJ/
三重県南部に「見えないものが見える川」と呼ばれる清流がある。源流から河口まで完璧に透き通る銚子川。その透明な水ゆえに、普通の川では見られない不思議な光景や生き物たちのドラマを見ることができる。淡水と海水がつくる蜃気楼のような境界。絶滅危惧種ニホンウナギの素顔。透明度のカギを握る“地下の川”からは新種の生物も発見された。奇跡の清流、銚子川。本来の自然のままの川とはどんなものか、その姿を明らかにする。

1540とはずがたり:2020/06/08(月) 23:10:36
537 自分:とはずがたり[] 投稿日:2020/06/08(月) 22:46:39
【「隧道レポート 七泰の滝の下の謎の穴」に関連して判明した十津川第1発電所に関わる取水路の謎】

隧道レポート 七泰の滝の下の謎の穴 後編
http://yamaiga.com/tunnel/nanatai/main3.html
「建設の機械化1960年6月号」より
十津川第1発電所計画一般図



国土地理院地図
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.062732/135.800813/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

には乖離がある。

滝川沿いの水路管と村道との交点https://www.google.co.jp/maps/@34.062605,135.8014323,3a,75y,193.56h,86.44t/data=!3m9!1e1!3m7!1sAI4iUkxD6DPMLgcrDiRPVA!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i30には手持ちのマップルにも導水路前BSがあって此処から伸びる滝川の取水口が奥里取水口であるのは間違いない。

一方で,この付近は「機械化1960年」だと栗平川取水口との分岐点となっていて一気に風屋貯水池へ流出してるっぽいが,現在の国土地理院では此処には分岐はなく寧ろ栗平川取水口(計画地?)付近へ一旦大回りして栗平川取水口計画地辺りで分岐して奥里取水ダムの更に奥の取水口へ伸びてる支線(「機械化」には記述無し)と一緒になって風屋調整池へ流れ込んでいるとなっている。導水路前バス停付近が標高280m,栗平川取水口(計画地)付近の分岐点の標高が304mとなっているから(分岐部は地下っぽいけど)この経由はなんか可怪しい。

と,此処でググると新たな情報が。

紀伊山系直轄砂防事業の対応状況について
https://www.kkr.mlit.go.jp/river/iinkaikatsudou/ol9a8v000000s9n4-att/14_shiryou3-2.pdf

長殿>>1538谷砂防堰堤群の対応状況と並んで栗平川砂防堰堤群の対応状況があってどうやら大規模な土砂崩れが此処でも起きたらしい。もしかして栗平川取水口も呑み込まれた!?と思って更に調べを進める。

https://www.kkr.mlit.go.jp/kiisankei/map/8.html
栗平川・滝川の水位・定点カメラ画像

に拠ると平成23年(2011年)紀伊半島大水害で上流で大規模な土砂崩れが発生して湛水池が出来てるそうな。

ゼンリン切って独立独歩のグーグルは国土地理院も描いてない土砂ダムをしっかりと描いちゃってる。
国土交通省へ対する挑戦状か!?(笑)
https://www.google.co.jp/maps/@34.0733493,135.8251596,15z

どうやら2007年度版の県別マップルには載ってないこのトンネルhttps://www.google.co.jp/maps/@34.063381,135.795878,3a,75y,11.99h,102t/data=!3m9!1e1!3m7!1sZbWGGjOr-bLKw1PBFsoX4g!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i30はこの災害復旧工事の為に建設されたものらしい。

栗平川取水口がこの災害に呑み込まれた可能性は位置的に否定された。
と,此処へ来て新証言キター!!

これだと機械化1960と同じ経路で水路が描かれている。
国土地理院が敗北(水路経路が間違い)との意外な結末となった。
https://www.kkr.mlit.go.jp/river/iinkaikatsudou/qgl8vl0000004aue-att/40_4.pdf

風屋貯水池の水質混濁が問題になっているようであるが,まあそれとは関係なく我が奥栗平川ダム構想いけんちゃうか。
まあ山体崩壊とか簡単にするような地質だとやばいかね,常考・・・日本の技術力を信じたいとこ。

1541とはずがたり:2020/06/08(月) 23:34:42

電源開発株式会社 十津川第一発電所
所在地:奈良県吉野郡十津川村小原
http://www.suiryoku.com/gallery/nara/totugaw1/totugaw1.html

発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
出力
認可最大出力:75000kW(75MW)
  常時出力:21000kW(21MW)
水量
最大使用水量:60.00立方メートル毎秒
(内、  滝川 4.7立方メートル毎秒)
(内、芦廼瀬川 4.7立方メートル毎秒)
落差
有効落差:144.23m

河川
取水:十津川+滝川(奥里取水堰・栗平取水堰)[風屋ダム]、芦廼瀬(あしのせ)川(大野取水堰・小川取水堰)
放水:十津川

1542荷主研究者:2020/06/21(日) 22:03:46

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=633075&amp;comment_sub_id=0&amp;category_id=112
2020/4/13 中国新聞
太田川の河原、変わる表情 広島市流域で土砂・雑木の撤去進む

【20年3月】河原の雑木や堆積した土砂の一部が撤去され、砂地や草むらが目立つようになった太田川。右岸は安佐南区、左岸は手前が安佐北区で奥が東区=3月6日(撮影・高橋洋史)

【18年1月】河川敷から1段低い河原に雑木などが生い茂る太田川=1月6日(撮影・高橋洋史)

 広島市を流れる太田川の太田川橋(安佐北、安佐南区)付近から下流の祇園新橋(安佐南、東区)までの約8キロ区間で、洪水対策として河原に茂る雑木や土砂の撤去が進んでいる。この間にある安佐大橋付近から安芸大橋にかけての約3キロでは、両岸を雑木が覆っていた以前に比べて砂地や草むらが目立つようになり、空から見る景色も様変わりしている。

 洪水を防ぐ緊急対策工事は、国土交通省太田川河川事務所が取り組む。昨年6月から、柳や竹などの雑木や堆積した土砂を取り除いており、伐採面積はマツダスタジアム15個分の約20万平方メートル。増水時の流量を確保し、中小河川からの流入を妨げないためという。

 一帯は散策やレジャーを楽しむ人も多い。安佐北区口田南1丁目の無職飯尾俊一さん(83)は「昔に比べ土砂がたまって河床も高い。防災対策は安心できる。ただ、木々がなくなって野鳥も減ったようだ」と話す。

 計画では安佐北区を流れる支流の三篠川を含め、2020年度も土砂撤去を中心に継続する。全体の土砂撤去量は約40万立方メートル、総事業費は二十数億円を見込む。同事務所は「作業は鳥や魚類の専門家の意見も聞いて進めている。継続的に災害時の安全性を高めていく」としている。(広田恭祥)

1543とはずがたり:2020/06/21(日) 23:06:04
>(北陸電力は)水力発電電力量の拡大を目指し、…目標として、2030年度までに2018年度比で年間の発電電力量1.4億kWhの拡大を目指す。
とのこと。

1万kW=10,000MW=10MWであるから4000万は40,000MW=40GWか。
1.4億kWh=1億4000万kWh=140,000MWh/年である。

140,000MWh÷365=388.9MWh/日

388.9MWh=388,888kWh÷24h=16,200kW

稼働率100%のベース電源16MW分しか減らせられない??こつこつ水力の増分蓄積していってもこんなもんかな。。

自然エネルギー:
北陸電力が水車改修で出力を増強、年間90世帯分の発電量アップに
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2002/25/news047.html

北陸電力は福井県敦賀市の水力発電所「疋田(ひきた)発電所」の設備改修で出力を50kW増強。一般家庭約90世帯の年間使用電力量に相当する年間発電量アップを見込んでいる。
2020年02月25日 07時30分 公開
[スマートジャパン]

 北陸電力は2020年2月5日、福井県敦賀市の水力発電所「疋田(ひきた)発電所」の設備改修により発電所出力を50kW(キロワット)増加させ、電気事業法の規定に基づき、発電事業変更届書を経済産業大臣へ届けたと発表した。

 疋田発電所において、水車・発電機の設備改修に伴う性能確認試験を行い、その結果、最大出力が50kW増の580kWになったことが分かった。増分発電電力量は年間約30万kWh(キロワット時)で、一般家庭約90世帯の年間使用電力量に相当する。CO2排出量削減効果は年間約150トンである。

 疋田発電所は笙ノ川水系にあり、大正12年9月に運転を開始した歴史ある発電所である。水車型式は横軸単輪単流渦巻フランシス水車、発電機型式は横軸三相交流同期発電機。


 同社は、電源の低炭素化の取り組みの1つとして、水力発電電力量の拡大を目指し、既設設備の改修などに取り組んでいる。今回の出力増により、2018年度比で年間で累計約0.024億kWhの水力発電電力増加になるという。目標として、2030年度までに2018年度比で年間の発電電力量1.4億kWhの拡大を目指す。

1544とはずがたり:2020/06/24(水) 16:29:10
中国24の省で大規模な洪水 三峡ダムへの懸念が高まる
https://news.livedoor.com/article/detail/18455716/
2020年6月22日 13時18分 大紀元


6月に入ってから、中国各地で集中豪雨による大規模な洪水が発生した。中国当局の15日の発表では、国内24の省で850万人が被災した。17日早朝、中国の三峡ダムの上流にある四川省カンゼ・チベット族自治州丹巴県の発電所の施設と周辺の村が洪水で流された。三峡ダム決壊への懸念が再燃した。

中国メディアの報道によると、6月16日以降、中国南部、中部と西南部で豪雨が24時間にわたって継続的に降り続いた。17日、四川省の丹巴県内で13カ所以上で土砂崩れや地すべりが確認された。県内の発電量2000キロワットの梅龍発電所と発電量3200キロワットの阿娘溝発電所が、土石流によって崩壊し、一部の村が飲み込まれた。梅龍発電所の地元である梅龍溝では、大規模な堰止湖が発生した。中国メディア「天気網」によると、堰止湖の容量は1234万立法メートルだ。

中国国内ネット上で、四川省などの水害で各地の小型ダムが決壊すれば、湖北省宜昌市にある三峡ダムは崩壊する可能性があるとの心配の声が上がった。17日、中国人ネットユーザーは海外ツイッターで、「宜昌市より(長江の)下流にいる市民、早く逃げなさい」との国内専門家の警告を相次いで転載した。この専門家は、中国建築科学研究院の研究員である黄小坤氏だ。同氏は、SNS微信のグループチャットで警告を書き込んだ。

三峡ダムに詳しい中国人の水利専門家、王維洛氏は大紀元の取材に対して、「三峡ダムが崩壊すれば、(長江の中下流にある)宜昌市や湖南省岳陽市から、長江の入り江に位置する上海市まで、甚大な被害をもたらす」と強く懸念した。

王氏は「峡谷(三峡)が形成されたのは、この地域の地盤が弱いからだ」と述べ、同地域の住民も土砂災害に見舞われるリスクが大きいとの見方を示した。同氏によると、三峡ダムの建設に伴い、多くの住民が新しい町へ立ち退かされた。新しい団地の大半は、山の斜面や山の上に建てられており、耐震補強工事が施されていないうえ、今は土石流に飲み込まれる恐れがある。


中国水利部(省)の葉建春次官は6月11日の記者会見で、「中国は全面的に洪水期に入った。計148本の河川で警戒水位を超え、洪水が発生している」と明らかにした。葉氏によると、中国国内にある9万8000基のダムのうちの9万4000基は小型ダムだ。次官は「一部のダムに決壊のリスクがある」と警告した。

また、葉次官は、水害防止のための施設や設備の対応基準を超える大規模な洪水、ダム決壊事故と土砂災害といった「3大リスク」を防ぐことが、今年の重要任務だとした。同氏は、「対応基準を超える洪水が、今年のブラック・スワン(予想外の出来事)になりうる」との考えを示した。

王維洛氏は、葉次官が指した「ブラック・スワン(めったに起こらないが、壊滅的被害をもたらす事象)」は長江上流および三峡地域の集中豪雨で三峡ダムに大きな問題が起きることだと分析した。しかし、三峡ダムが建設される前から、毛沢東を含む最高指導部の高官や専門家がその危険性を指摘したため、「ブラック・スワン」ではなく、「グレーリノ(灰色のサイ・大問題に発展する確率が高いのに、軽視されたリスク)」だと強調した。

王氏が得た情報では、国内9万8000基のダムの4割が「安全ではない」という。

(翻訳編集・張哲)

1545とはずがたり:2020/06/25(木) 00:22:49

四国電力、水力発電所の出力増加に向けた取り組みを発表
投稿日2017年03月29日
https://looop.club/articles/detail/2158

水力発電所の出力増加に向けた取り組みなど発表
四国電力株式会社は3月28日、水力発電所の出力増加に向けて行った、設備更新による高効率化と設備余力活用の取り組みを発表した。

一つは、高効率水車の導入による出力増加の取り組みで、同社には運転開始から100年を超える水力発電所も存在することから、老朽化が進んだ発電所では設備更新の機会を捉えて、高効率の水車に取り替えることでの出力増強を図っている。


平成12年度以降の高効率化による増出力量は約2万5千kWで、今後3か年の運転開始予定分を含めると約3万kWになる。なお、増加電力量は年間7千万kWh程度を見込んでいて、これは一般家庭約2万2千世帯の消費電力量に相当する。

また現在、高知県いの町の分水第一発電所にて、背後斜面の地すべりによる損壊リスクを回避するため、これまでの地上発電設備を全て地下に移設するほか、高効率水車への取替を4年間かけて行う大型工事を実施しており、この4月には全ての試験を終了して3,300kWを増加させて発電を開始する予定とのこと。

大橋ダムと稲村ダムの2か所のダムカードを新たに発行
また、設備余力を活用した出力増加への取り組みでは、設備容量に余裕のある水力発電所の最大取水量を変更する「水利使用許可手続き」が簡素化されたことから、増取水による出力増加が可能な発電所の精査を進めた結果、小村発電所と出合発電所が有望と判明した。

このため両発電所では、河川環境への影響を踏まえつつ実証試験と出力増加手続きを完了し、今年から運用開始している。同社は今後も引き続き、有望な発電所数か所での検討を進めていくとしている。

なお水力発電は、再生可能エネルギーとして電力の需給運用上、重要な役割も担っていることから、ダムのことをより知ってもらうべく国土交通省などが「ダムカード」を発行している。同社はこの4月から、大橋ダム(高知県いの町)と稲村ダム(高知県土佐町)の2か所のダムカードを発行することとしている。

(画像はプレスリリースより)

1546とはずがたり:2020/06/25(木) 00:23:00

四国電力、新たな水力発電所建設に着手 久万高原町新設計画
2020年03月18日掲載 印刷記事を保存
https://www.kankyo-business.jp/news/024521.php

愛媛県久万高原町の面河第三ダム(出所:四国電力ウェブサイト)

四国電力(香川県高松市)は3月16日、愛媛県久万高原町黒藤川の前川(仁淀川水系)に新設する水力発電所の建設計画を取りまとめたと発表した。

同社によると、新たな水力発電所は最大出力1,900kWで、年間の発電電力量は約2,700世帯分に相当する850万kWhを見込んでいる。2021年6月着工予定で、24年6月の運転開始を目指すとしている。

1547とはずがたり:2020/06/25(木) 02:22:38
新坂上の設備利用率は34,5%,新打保は40.0%となかなかのもの。

ダムに合計約1メガの水力発電所を新設、関電が岐阜県の2カ所で
関西電力は、同社が岐阜県飛騨市宮川町に所有している坂上ダムおよび打保ダムの直下に「新坂上発電所」「新打保発電所」をそれぞれ新設する。両発電所ともにダムの水を利用するもので、最大出力は合わせて9240kWとなる計画である。
2020年06月24日 15時00分 公開
[スマートジャパン]
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2006/24/news112.html

 関西電力は2020年6月10日、同社が岐阜県飛騨市宮川町に所有している坂上ダムおよび打保(うつぼ)ダムの直下に「新坂上発電所(仮称)」「新打保発電所(仮称)」をそれぞれ新設すると発表した。

 両発電所では、坂上ダムと打保ダムの豊富な水を利用する。最大出力は新坂上発電所が4300kW、新打保発電所が4940kWとなり、発電電力量は新坂上発電所が1300万kWh/年、新打保発電所が1600万kWh/年となる計画である。

 新坂上発電所は2021年3月に着工し、2024年8月に運転を開始する予定で、新打保発電所は2021年8月に着工し、2025年4月に運転を開始する予定となっている。CO2の削減量は新坂上発電所で約6000t/年、新打保発電所で約7400t/年が見込まれる。

1548とはずがたり:2020/06/27(土) 18:16:10

リニア中央新幹線工事 「大井川の水問題」ってなに?
静岡新聞社
2019/12/27
https://www.at-s.com/news/special/oigawa.html

常態化する取水制限

 大井川では渇水が頻発し、近年は水利用者に求められる節水期間が長期化しています。直近では2018年12月から19年5月にかけて147日間に及びました。1994年には節水率が50%に達し、牧之原台地の茶が枯れてしまいました。工業用水もあるため、節水は企業の生産活動も左右します。気候変動で時期によって降水量に偏りが出て、水量の調整が難しくなっていると指摘する利水者もいます。

水返せ運動

 明治時代から水力発電所が次々と建設されたため、大井川中流域の表流水は導水管に消えて河原に水が流れない状況となり、「河原砂漠」と呼ばれるようになりました。旧川根3町(本川根、中川根、川根)では80年代後半、官民による「水返せ運動」が熱を帯び、デモ行進や河川敷での決起集会につながりました。運動は国も動かし、発電ダムの水利権更新に合わせた河川維持流量の確保が求められるようになりました。水利権の更新年だった89年、中流部の塩郷えん堤から一定量の放流が決まり、2006年には上流部の田代ダムから富士川水系に流れ出ていた水の一部も取り戻しました。そうした歴史的経緯から、水問題に対する流域住民の意識が高いとされています。

1960年 塩郷堰堤が完成,川口発電所へ送電開始。下流で水枯れ,上流では堆砂などが問題となる。
85年 川根3町による陳情や要望が活発化
88年 塩郷堰堤からの放流を求め,河川敷での住民集会やデモ行進を実施
89年 水利権更新,通年放流量毎秒3トン義務付け。(県,中電の覚書で冬場以外は同5トンを放流)
97年 河川法改正。河川環境の整備・保護の観点が加わる。
2000年 大井川流域8町(当時)の首長らが「大井川の清流を守る研究協議会」を結成
03年 国や県,流域市町と電力会社による「大井川水利流量調整協議会」が設立
05年 田代ダムからの河川維持流量を毎秒0.43〜1.49トンとすることで合意

水枯れの教訓

 掛川市では1999年、新東名高速道路粟ケ岳トンネルの工事中に出水が発生し、周辺で農業用水を採っていた沢が枯れたり、地下水を源とする簡易水道が断水したりしました。地元住民は工事後に十分な補償は得られなかったと感じていて、トンネル工事に関しては「補償の決め事なしに工事をすべきでない」との教訓を生かすよう求める声が上がっています。

1549とはずがたり:2020/06/29(月) 13:58:08
「スリット式砂防ダム」九州に続々 流木や土石受け止め、流域守る
2020/6/24 13:42 (2020/6/24 13:42 更新)
西日本新聞 くらし面 長谷川 彰
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/619794/

 福岡県朝倉市などを襲った九州豪雨から間もなく3年。大量の流木が川をせき止めて被害を広げた様子は記憶に新しい。こうした流木や大きな土石を受け止めつつ水を下流に通し、激流の制御を狙うのがスリット式の砂防ダムだ。九州でも設置された場所は多い。どれほどの効果が期待できるのだろうか。

 霧島火山の一つ、新燃(しんもえ)岳の西側に位置する宮崎県高原町で今年1月、防災啓発イベントがあり、国土交通省宮崎河川国道事務所の協力で、いくつかの砂防ダムがお披露目された。

 一つは御池川のスリット式砂防ダム。行政用語では透過型砂防堰堤(えんてい)と呼ばれるダムの一種で、鋼製の柱で柵をこしらえた構造になっている。

 ふだんは水も土砂も下流に流れていくが、豪雨時に上流で土石流が発生した場合、大きな岩や流木はこの柵に引っ掛かり、水や小さな土砂は流れ下る。

 スリットがない不透過型のダムでも岩や流木は受け止められるが、大量の水もせき止められ、脇からあふれ出て周辺に被害を及ぼしてしまう。スリット式は、これを防げるため、民家などが比較的に近い場所に設置すると効果的だという。

 蒲牟田川には、少し小型の流木捕捉工と呼ばれるスリット式の設備も採用されていた。

 さらに下流域ではコンクリート製のダム本体にスリットが設けられていた。上流部で大きな土石や流木を止められていることを前提に、ここでは一定の貯水機能を果たしながら下流の水量をコントロールする。

 小さな土砂まで完全にせき止めると、川下の河川環境に影響が出るため、必要最小限の土砂は通す工夫がなされているという。

   ◆    ◆

 九州地方整備局河川工事課によると、スリット式砂防ダムは、九州北部を横断して各地に甚大な風倒木被害をもたらした1991年台風19号を受け、整備が進むようになった。

 被災後の復旧事業で採用されることが多く、今のところ九州で効果が明白に実証された例は見当たらないという。ただ、2013年台風26号の際、東京・伊豆大島で土石流が発生した際、大金沢本川に設置されていたスリット式ダムが大量の土石と流木を受け止めて下流を守った事例がある。

 新燃岳周辺の施設は、11年1月以降の噴火を踏まえ予防的に建設された、前向きな取り組みだ。同河川工事課は「これからも流木被害などが予想される場所のうち、効果が高そうな所で採用していく」と説明。一方で「ハード事業が万能ではないのも現実。砂防施設があれば避難時間を稼げるので、早めの避難を促すソフト対策を併せた総合防災が大切だ」と話している。

(特別編集委員・長谷川彰)

1550とはずがたり:2020/07/01(水) 17:43:17
静岡と愛知など記録的大雨 すでに“1カ月分の雨量”
7/1(水) 6:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/38bbdfc658cc6e151622d962b558b56a96a2af48
フジテレビ系(FNN)

FNNプライムオンライン

大雨が続いている東海地方では、静岡県と愛知県、長野県などで、すでに、雨量が平年の1カ月分に匹敵する記録的な大雨となっている。

6月30日から7月1日朝にかけては、西日本や東日本の太平洋側を中心に大雨になった。

長野・大鹿村では1日未明、7月としては観測史上1位となる、1時間に38.5mmの激しい雨を観測した。

また、1日午前5時すぎまでの24時間雨量は、愛知・豊根村で331.5mmに達した。

このあとも、静岡を中心に活発な雨雲がかかる予想。

午後にはいったん雨が弱まるが、夜遅くには再び、線状の雨雲が東海や関東にかかってくる。

東日本の太平洋側では、局地的に雷をともなった非常に激しい雨の降るおそれがある。

特に東海地方では、降り始めからの総雨量が600mmに達するところもあるとみられる。

2日午前6時までに予想される降水量は、いずれも多いところで、東海地方で200mm、関東甲信地方で120mmとなっている。

土砂災害、低い土地の浸水や川の増水に厳重な警戒が必要となる。

1551とはずがたり:2020/07/05(日) 15:29:41
川辺川ダムで殆ど発電力は増えない様で,これはダム意味ないな〜,民意が示された時点で河川改修なんかに舵を切らなかった国交省や自公政権や樺島県政の不作為ですな。

川辺川ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E8%BE%BA%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0

沿革

熊本県南部を流れ、最上川・富士川と並んで「日本三大急流」とも称される日本有数の急流河川・球磨川水系は、年間降水量が2,000~3,000ミリに及ぶ日本有数の多雨地域で台風の常襲地帯であること、及び球磨川の持つ地形的要因により古くからたびたび洪水の被害を受けていた。球磨川は中流部の人吉市から八代市に掛けてのおよそ60キロメートル区間が狭い峡谷を形成し、その上流部に人吉盆地がある。このため大雨が降ると球磨川上流部及び川辺川流域の洪水は人吉盆地に集まるが、中流部の渓谷によって洪水の流下が阻害され、人吉盆地に洪水が滞留するという「バックウォーター現象」が起こる。こうした地形は例えば北上川流域の岩手県一関市など全国に多いが、こうした地域は洪水常襲地帯となっており、人吉盆地も度々浸水被害を受けてきた。
一方人吉盆地は肥後南部の穀倉地帯ではあったが土壌は「イモゴ」と呼ばれる火山灰性の地質であり、かつ扇状地でもあったことで農業用水の確保が困難な地域でもあった。人吉藩政期には二代藩主相良頼寛・三代藩主相良頼喬の時に幸野溝や百太郎溝が整備されたが、旱魃の際には用水不足が深刻となった。

地理
流路延長は約67キロメートル、流域面積は約542平方キロメートルで、球磨川水系全流域面積(1,882平方キロメートル)の三分の一を占めている。ダムは川辺川の中流部、五木村と相良村の村境付近に建設が予定されている。

川辺川はアユの漁場としても名高く、四万十川などと並んで「日本最後の清流」とも称されている。

治水
最大の論点となったのは治水効果についてである。反対派は国土交通省が定めた計画高水流量が過大であるとし、川辺川ダム建設を前提にした空論であると指摘した。また昭和40年の豪雨は市房ダムの放流が被害を拡大させたとして、「ダムが水害を招いた」と非難した。実際人吉市では市房ダム完成以前はせいぜい膝までしか浸水しなかったのが、ダム完成以後人の背丈以上に浸水するようになったという被災住民の話を紹介し、水害を招くダムは不要であると説いた。また、下流の八代市についても萩原にある通称「萩原堤防」は200年以上も破堤していないとし、球磨川の治水にはダムは不要であると論じた。そして球磨川のこれからの治水についてはヨーロッパ型のダムに拠らない治水対策[17] を図るのが最良として森林の整備による保水力の増強で計画高水流量が30パーセント減少するとしたほか、未改修部分への堤防整備と河岸補強、遊水池の人吉盆地への建設、そして球磨川水系における全てのダム撤去を行うべきと主張した。

一方国土交通省は計画高水流量については過去の降雨量や洪水量、地形を分析した結果算出したとしてデータを提示して反論。またダムによる水害増幅についてはダム単独での治水には限界があると認めながらもそれを防止するために川辺川ダムの建設は必要とし、その上で堤防の増強や河岸補強を実施するとしており、河川改修だけでは洪水被害を回避できないとした。また森林整備については間伐の必要性は認めたが森林整備だけでは水害を防止できないとした。そして遊水地建設とダム撤去については多大な費用や補償案件の発生、環境への影響が未知数であるとして非現実的と一蹴した。

発電
水力発電について反対派は、川辺川ダムに水没する水力発電所の総出力数は15,900キロワット、一方川辺川ダムによって新たに生み出される電力は16,500キロワットでありダム建設によって生まれる新しい電力はわずか600キロワットにしかならず、電源開発を行う意味がないと主張した。また水力発電用ダムが球磨川の環境を破壊していると指摘、ダムを撤去してよりクリーンな太陽光発電や風力発電を積極的に導入すべきだとした。しかしながら上記の発電所とは、チッソが水俣工場に送電するための私企業の発電所であり住民用の物ではない。

環境
環境については反対派が最も強調するところであり、ダム建設は河川環境・生態系を根本的に破壊し、川辺川のアユを死滅させると非難した。またアメリカ合衆国内務省開拓局長官であったウィリアム・ビアードの言を引き合いに「アメリカではダム建設の時代は終わり、ダム撤去が主流になっている[18]。日本でもダム撤去を促進すべきだ」と主張。川辺川ダム建設などもってのほかとした。この時期の熊本県知事であった潮谷義子が2010年(平成22年)に水利権が失効する荒瀬ダムを、失効後撤去すると発表した[19] ことから反対派はさらに勢いづき、次は瀬戸石ダムを撤去して最終的に球磨川からダムをなくすべきと現在でも主張している。

1552とはずがたり:2020/07/06(月) 18:59:12

球磨村の200人、壁と床ない避難所で2晩 役場も孤立
2020/07/06 17:31朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/region/ASN765QVQN76PTIL016.html

 記録的豪雨で大きな被害が出た熊本県球磨(くま)村では、200人を超える被災者が、屋根だけの避難所で2晩を過ごした。村役場も孤立し、被災者支援が十分にできない状況にある。

 村によると、指定避難所だった多目的集会施設は、14人が心肺停止で見つかった特別養護老人ホーム「千寿園」の近くにあり、4日午前に浸水。村民らは自主的に、地区の高台にある村総合運動公園内の「さくらドーム」に避難した。ドームには屋根はあるが、壁も床もない。避難者は地面に敷いたブルーシートの上で過ごした。5日夜は強風で雨が入り込んだため、シートを壁代わりにしたという。

 ドームに避難していた淋(そそぎ)剛さん(83)は4日午前5時半ごろ、自宅の玄関口まで水が入ってきたため、隣家の2階に避難。同日夕、自衛隊のヘリコプターで救助された。自宅は10年ほど前に4メートルのかさ上げ工事をしていたが、屋根まで沈んだ。「こんなことになるとは、夢にも思わんかった」

 村役場の牛塚友紀・村長公室長(40)によると、5日夜から6日朝にかけ、職員や保健師が避難者の体調確認やトイレ介助にあたったという。ドームを訪れた医師からは「高齢者や子どもには適さない環境」との指摘を受けた。村は6日、全員を約6キロ離れた人吉市立第一中学校などに再避難させることにした。

 ドームそばの高台にある「寿泉寺」にも5日、近隣住民約30人が避難していた。住職の勝枝之総(ゆきのぶ)さん(66)は、避難者が身を寄せてきた4日朝から備蓄の米でおにぎりを作って配った。電気も水道も復旧しておらず、「水、米も底をつきそう。公的支援がなければいつまでもつか」と話していた。

1553とはずがたり:2020/07/07(火) 11:58:43
電柱には55年前の「洪水痕跡」 氾濫繰り返す球磨川
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN755S6QN75TIPE016.html?iref=com_rnavi_arank_nr04
神野勇人、松本江里加
2020年7月6日 7時00分

 記録的豪雨により、中心市街地が水没するなど大きな被害が出た熊本県人吉市。電話がつながりにくいなど通信環境が厳しい中、消防隊員が一軒ずつ安否確認にあたる場面もあった。

 5日正午ごろ、ヘルメットをかぶり、上下オレンジ色の制服を着た4人の消防隊員が乗った消防車が、同市下薩摩瀬町の路地に止まった。4人は泥でぬかるむ道を進み、民家敷地内に入っていった。

 民家は氾濫(はんらん)した球磨川の堤防沿いの道路に面して立つ。その道路の一部から、民家の敷地内にかけて崩落していた。木造一部2階建てとみられる民家が半分ほどに割れた状態で残り、陥没してできた穴には泥水がたまっていた。

 「いたら返事してください!」…

1554とはずがたり:2020/07/07(火) 12:16:41
この辺らしい。
https://www.google.co.jp/maps/@33.3216745,130.9010415,16.83z
>氾濫が発生したのは日田市の中心部に近い、北友田の筑後川と花月川が合流する場所の北側付近だということです。

北側
https://www.google.co.jp/maps/@33.3230158,130.902019,3a,75y,199.66h,76.15t/data=!3m6!1e1!3m4!1sS5cfPRFHU0cUAOULeDduBw!2e0!7i13312!8i6656
南側
https://www.google.co.jp/maps/@33.319512,130.9047532,3a,75y,314.98h,75.57t/data=!3m7!1e1!3m5!1sohOfI0fXUG5P5_Q7bfpSMg!2e0!6s%2F%2Fgeo1.ggpht.com%2Fcbk%3Fpanoid%3DohOfI0fXUG5P5_Q7bfpSMg%26output%3Dthumbnail%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26thumb%3D2%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D197.25116%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656

南側の方が堤防薄いような。

あとこの辺三隅川っていうのか?しらべたら「みくま」と訓むらしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%9A%88%E5%B7%9D
三隈川(みくまがわ)は、一級河川筑後川本流の上流部のうち、大分県日田市内の玖珠川との合流点より下流で、夜明地区周辺(主に大肥橋)より上流の区間の呼び名[1]。なお、筑後川本流のうち、三隈川より上流の区間は大山川と呼ばれる。

googleは夜明ダム辺りから上流を三隈川と書いている。大山川と玖珠川に岐れるけど大山川の方が本流なのか。google地図だと玖珠川の方が広く見える。


筑後川 大分 日田で氾濫が発生 厳重な警戒呼びかけ
2020年7月7日 9時21分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200707/k10012500641000.html
国土交通省と福岡管区気象台によりますと、この大雨で大分県や福岡県を流れる筑後川は大分県日田市で氾濫が発生し、国土交通省と気象台は午前8時35分、「氾濫発生情報」を発表しました。

警戒レベル5にあたる情報で、周辺自治体の住民に対し、自治体からの避難情報を確認するとともに、安全確保をはかるよう厳重な警戒を呼びかけています。

浸水が想定されるのは、
▼大分県日田市、
▼福岡県の久留米市、小郡市、朝倉市、うきは市、大刀洗町となっています。
氾濫は花月川合流地点付近
国土交通省筑後川河川事務所によりますと、氾濫が発生したのは日田市の中心部に近い、北友田の筑後川と花月川が合流する場所の北側付近だということです。

周辺には住宅や商店などがあります。

1555とはずがたり:2020/07/07(火) 23:02:12
熊本・人吉の水害「過去最大級」 55年前の浸水高超え
2020/07/07 16:39朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN775606N76ULBJ015.html
熊本・人吉の水害「過去最大級」 55年前の浸水高超え

電柱に残った痕跡から、55年前の倍以上浸水したことがわかった(熊本大提供)

(朝日新聞)

 豪雨で広く浸水した熊本県人吉市の市街地の浸水高が、昭和40年代にあった二つの水害よりもはるかに高かったことが、熊本大くまもと水循環・減災研究教育センターの現地調査で分かった。浸水した範囲も広く、今回の水害は過去最大級だったとみられるという。

 センターは5日、球磨川北岸にあたる人吉市上青井町や宝来町などを調査。下青井町の電柱には、洪水の浸水高を記録した旧建設省名のプレートが取り付けられており、55年前の昭和40(1965)年に2・1メートル、昭和46年に1・1メートルとあった。今回は4・3メートルの高さまで水が達しており、2倍以上の浸水高だった。

 松村政秀教授(橋梁(きょうりょう)工学)は「川から離れた場所まで水が来ていて、浸水域の広さに驚いた。過去最大級の被害だ」と話した。

 小規模な氾濫(はんらん)の場合、あふれた水は川から離れる方向に流れるが、今回調査した地域では、球磨川の流れに沿う方向に物が流されていた。石田桂助教(水文気象学)は「あふれた水の量がかなり多く、まるで川幅が広がったように物を押し流していったか、支流も氾濫していた可能性がある」とした。

 センターは暫定の調査結果を速報としてホームページ(https://cwmd.kumamoto-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/report_20200706.pdf)で公開した。(藤波優)

1556とはずがたり:2020/07/10(金) 10:53:28
中電は調整池式は持ってるけど貯水池式の水力発電は持ってない様で唯一供給を受けるのが山口県企業局保有の菅野ダムからの菅野発電所。15MWである。

発電設備一覧(中国電力)
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/shin_energy/keito_wg/pdf/018_s01_00.pdf
2018.11.12現在

山口県企業局 菅野発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/yamaguti/sugano/sugano.html
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):貯水池式

出力
認可最大出力:14500kW
  常時出力:    0kW

水量
最大使用水量:21.00立方メートル毎秒

落差
有効落差:81.60m

https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E131.54.15.563N34.7.51.875/zoom/8/

1557とはずがたり:2020/07/10(金) 11:01:40

地図見てると阿武川ダムの阿武川湖も佐々並川ダムの佐々並湖もでかいぞ,と調べてみた。
なんでこれが載ってないんだ?どっか新電力に入札で取られた?佐々並川発電所は中電直営だけど調整池式だそうな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%AD%A6%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
http://www.suiryoku.com/gallery/yamaguti/n_abugaw/n_abugaw.html
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2081
新阿武川発電所

歴史
所有:山口県企業局[運開]-山口県企業局[現在]
昭和50(1975)年3月:運用開始
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
出力
認可最大出力:19500kW
  常時出力: 4500kW
年間発生電力量:約80000MWH(8千万キロワット時)
水量
最大使用水量:30.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:76.75m

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E4%B8%A6%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
http://www.suiryoku.com/gallery/yamaguti/sasanami/sasanami.html
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2070
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):調整池式
出力
認可最大出力:14200kW
  常時出力: 3200kW
水量
最大使用水量:10.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:165.50m

1558とはずがたり:2020/07/10(金) 11:06:39
菅野ダムより佐々並ダムの方が貯水量多そうなのにねえ。。

山口県企業局 菅野発電所 14.5MW 貯水池式
山口県企業局 新阿武川発電所 19.5MW 貯水池式
中国電力 佐々並川発電所 14.2MW 調整池式

http://www.suiryoku.com/gallery/yamaguti/sugano/sugano.html
名称
菅野(すがの)ダム
容量
 総貯水容量:7,030,000立方メートル
有効貯水容量:6,863,000立方メートル 6.8Mm^3

http://www.suiryoku.com/gallery/yamaguti/n_abugaw/n_abugaw.html
名称
阿武川(あぶがわ)ダム
容量
 総貯水容量:153,500,000立方メートル
有効貯水容量:131,500,000立方メートル
 治水容量: 65,000,000立方メートル(有効貯水容量の内)
 発電容量: 58,000,000立方メートル(有効貯水容量の内、 6月16日〜9月30日)58Mm^3
 発電容量:113,000,000立方メートル(有効貯水容量の内、10月 1日〜6月15日)113Mm^3
不特定容量: 85,000,000立方メートル(有効貯水容量の内)
  死水容量: 9,000,000立方メートル
  堆砂容量: 13,000,000立方メートル

http://www.suiryoku.com/gallery/yamaguti/sasanami/sasanami.html
名称
佐々並川(ささなみがわ)ダム

容量
 総貯水容量:20,100,000立方メートル
有効貯水容量:16,000,000立方メートル 16Mm^3

1559とはずがたり:2020/07/10(金) 12:32:44
自社且つ流込式案件だと最大の新熊見P/S。23MWもある。
水力.comだと生田川と江の川から取水となってるけど生田川と江の川の合流点よりも上流に取水用の江の川ダムはある。。

まあでもこの発電所の規模をでかくして生田川https://maps.gsi.go.jp/#15/34.801629/132.774796/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1<標高144.1m>や名称不詳のこの川https://maps.gsi.go.jp/#16/34.817943/132.759218/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0<標高241.2m>や香淀川https://maps.gsi.go.jp/#16/34.827843/132.737117/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0<標高190m>辺りもこまめに取水して発電量倍増できひんかな?利水権も過疎化などで随分取りやすくなってるのではないか?

因みに名称不詳の川の上流には東地なる聚落があってr436が伸びている。

発電設備一覧(中国電力)
2018.11.12現在
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/shin_energy/keito_wg/pdf/018_s01_00.pdf
流込み式
新熊見 1号機 2.3

中国電力 新熊見発電所
所在地:広島県三次市作木町香淀
http://www.suiryoku.com/gallery/hirosima/n_kumami/n_kumami.html
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式

出力
認可最大出力:23300kW
  常時出力: 2300kW

標高
取水位標高:141.30m
放水位標高:107.00m

河川
取水:生田川→江の川[江の川ダム]
放水:江の川

https://maps.gsi.go.jp/#15/34.806545/132.772908/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

1560とはずがたり:2020/07/10(金) 13:09:42
>>1559
>水力.comだと生田川と江の川から取水となってるけど生田川と江の川の合流点よりも上流に取水用の江の川ダムはある。。
謎が解けた,かも!?

取水の項には中国電力も生田川の名が挙がっておりhttps://www.energia.co.jp/energy/energy/location/hiro71.html更には江の川と生田川の合流点の下流地点にある唐香には中国電力の旧江の川発電所跡があるらしいhttps://www.google.co.jp/maps/@34.8088641,132.7534378,16.42zhttp://tkmov-t.hatenablog.com/entry/2017/09/23/005940に拠るとこれを増強したのが熊見発電所だそうなのでこれがレプレースでもされて今の新熊見になったのであろう(検索を掛けてみると新熊見発電所建設所だより 中国電力K.K.新熊見発電所建設所などが引っ掛かる)。

利水権的には未だ残ってて残してあると云う感じか?若しくは生田川から江の川の取水堰辺り迄,水管が伸びてたり位はするのかも

1561とはずがたり:2020/07/10(金) 14:34:03
この事業http://tohazugatali.web.fc2.com/epower/suiryoku31.html#Y

3つは完成竣工発電運開してるようだ♪

●温見ダム小水力発電所の最大出力は49.5kW(当初見込110kW)。運転開始当初の年間見込み発電量は約370.863MWh(37万863kWh)。設備利用率を計算すると、約86%。稼働日:2019.2.1〜

●山の口ダム小水力発電所の最大出力は40kW(当初見込40kW)。年間発電量の見込みは215.846MWh(21万5846kWh)。設備利用率は約62%。稼働日:2018.3.30〜

●内日ダム小水力発電所の最大出力は49.5kW(当初見込88kW)で、年間発電量の見込みは154.8MWh(15万4800kWh)。設備利用率は約36%となる。稼働日:2018.8.22〜

>3カ所ともダム設備の一部を借りて、小水力発電所を建設運営するのは、大晃機械工業となっている

>大晃機械工業は売電収入の一部をダムの設備管理者(温見ダムは下松市、山の口ダムは萩市、内日ダムは下関土地改良区)に支払う。

しかしいずれも県の出力を下回る形での運開。。また5箇所としてたけど3箇所だけだ。

山口県で、県有の農業ダム設備を民間業者が賃借して運営する小水力発電所が稼働開始
https://sgforum.impress.co.jp/news/4809
2019/02/04(月)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

山口県は、県有の農業用ダム「温見(ぬくみ)ダム」(山口県下松市:くだまつし)に付設する形で建設が進んでいた「温見ダム小水力発電所」が完成し、運転を始めたと発表した。

山口県は2019年2月1日、県有の農業用ダム「温見(ぬくみ)ダム」(山口県下松市:くだまつし)に付設する形で建設が進んでいた「温見ダム小水力発電所」が完成し、運転を始めたと発表した。この発電所は、県が所有する農業ダムの一部設備を民間業者に貸し出し、業者が発電所を建設、運営する方式を採用している。業者は売電収入の一部をダム管理者に納付する。山口県はこの方式を「新たな発電施設導入モデル」と呼んでいる。

山口県は、2018年3月30日と8月22日にそれぞれ運転を始めた「山の口ダム小水力発電所」と「内日(うつい)ダム小水力発電所」でも、今回と同じ方式で小水力発電所を稼働させている。3カ所ともダム設備の一部を借りて、小水力発電所を建設運営するのは、大晃機械工業となっている。

温見ダム小水力発電所の最大出力は49.5kW。運転開始当初の年間見込み発電量は約370.863MWh(37万863kWh)。設備利用率を計算すると、約86%。すでに運転を開始している山の口ダム小水力発電所の最大出力は40kW。年間発電量の見込みは215.846MWh(21万5846kWh)。設備利用率は約62%。内日ダム小水力発電所の最大出力は49.5kWで、年間発電量の見込みは154.8MWh(15万4800kWh)。設備利用率は約36%となる。大晃機械工業は売電収入の一部をダムの設備管理者(温見ダムは下松市、山の口ダムは萩市、内日ダムは下関土地改良区)に支払う。

どの発電所も規模は小さいが、24時間ほぼ常時流れる流水を利用するため、設備利用率が高まり、その結果小規模ながらかなりの量を発電する。再生可能エネルギーの中でも効率が高い方式と言えるだろう。

山口県は県内に農業ダムを10カ所保有している。そのうちの3カ所の一部設備を貸し出して、小水力発電所が運転を始めた。今後、ほかの農業ダムでも同様の方式で小水力発電所を導入することも検討しているという。

1562とはずがたり:2020/07/11(土) 23:47:32

「生殺しのよう」「なぜ水引かぬ」住民ぼうぜん…対策追いつかず 福岡・久留米
7/9(木) 10:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/75a6e4ed46d14e6f7fdddd19d9be55e560b19078
西日本新聞

 福岡県久留米市では、筑後川支流の下弓削川や山ノ井川の周辺で雨水が本流にはけずにあふれる「内水氾濫」が起きた。同様の被害は2012年の九州北部豪雨や18年の西日本豪雨でも発生。「またか」の思いとともに、住民が感じるのは「なぜ、こんなに水が引かないのか」との疑問だ。今回は上流の雨量が特に多く、排水が一向に進まなかった。近年の異常な雨量に、対策は追いついていない。

【写真】冠水した「ゆめタウン久留米」=8日

 下弓削川、山ノ井川と本流の合流点にはそれぞれ水門がある。本流の水位が上がると閉じ、水が支流に逆流して水害が起きるのを防ぐ。本流の水位が下がれば開けて支流の水を流す。

 水門を閉めると、支流の水はポンプで本流に送ることになるが、流量がポンプの排水能力を超えると周辺に水があふれる。

 久留米市の7日の24時間降水量は360・5ミリで観測史上最大となり、支流の流量は増えた。しかし上流で記録的な大雨が降った筑後川本流も、片ノ瀬観測所(同市)で同日午前11時に過去最高の水位10・52メートルを記録。堤防決壊の恐れがある氾濫危険水位(8・50メートル)を超えた。水門とポンプを管理する久留米市は難しい運用を迫られた。

 下弓削川流域の同市東合川などは国道210号が走り、「ゆめタウン久留米」や飲食店などが並ぶ商業地域だが、市は下弓削川の水門を6日午後3時34分に閉鎖。支流からあふれた水で周辺は冠水した。7日午後10時50分に一度は開けたが、上流の大雨で本流の水位が再び高くなり約2時間後に閉鎖。その後、8日午前3時以降は雨がほとんど降らず晴れ間ものぞいたが、本流の水位は高いまま。そのため、市が水門を開けたのは8日昼すぎになってからだった。

 引かない水に住民は苦しめられた。近くの中古車販売会社「くるま村」は、従業員が事務所や整備場の水を掃き出し、店舗前の道の水も手作業で川に流した。隠塚尚高社長は「今回はなかなか自然に水が引かない」とこぼした。

 同市城島町でも住宅地や農地が水に覆われた。町内を流れる山ノ井川の水門も6日午後11時15分に閉じて以降、8日午後0時半まで開けられず、冠水が長引いた。避難した中園みつえさん(73)は「恐らく自宅は床上浸水している。水門を閉める理屈は分かるが、排水がほとんど進まないのは生殺しのよう」。

 県は19年度から山ノ井川の堤防かさ上げに着手。下弓削川も国、県、市がポンプ増設などを計画する。国土交通省筑後川河川事務所の坂本誠吾地域防災調整官は「今回の内水氾濫の原因は異常な雨の降り方に尽きるが、できる限りの対策を取るしかない」と語った。 (野津原広中、片岡寛、糸山信)

40時間ぶり浸水解消 大牟田
 大規模冠水に見舞われた福岡県大牟田市の三川地区では8日、浸水が6日昼すぎに始まってからおよそ40時間ぶりに水が引き、住民たちは後片付けに追われた。地区内では2人の高齢者が命を落としており、消防隊員らが一軒一軒を訪ねて安否確認を行った。

 住民らによると、一時は首の位置まで増した水は8日午前5時ごろにほぼ引いた。朝になって避難所などから自宅に戻った住民らは清掃などに追われた。

 家族7人総出で作業に汗を流していた飲食店経営、末信博信さん(70)は「1メートルほどかさ上げして建てた家だが、それでも約30センチ床上浸水した。家財道具の一部を急いで2階に上げたが、あっという間に浸水してほかは漬かってしまった」と悔やんだ。

 消防などによる安否確認は約800世帯が対象で、8日夕までに新たな人的被害は確認されなかった。 (吉田賢治)

浸水は水深最大5メートル 国土地理院推計
 国土地理院は、記録的豪雨が降った福岡県大牟田市の浸水状況を地図に落とした「浸水推定図」を公表した。最も深いところで、4〜5メートル程度に達していた。

 7日午前7時までに会員制交流サイト(SNS)に投稿された画像と、標高のデータを組み合わせて推計した。市内を流れる堂面川の北側の唐船地区が標高が低く、広範囲で浸水していた。河口付近の工場や畑があるエリアは水深4〜5メートルに達していたとみられる。 (御厨尚陽)

1563とはずがたり:2020/07/12(日) 15:41:36
人吉で1m嵩上げで済むなら割と良い感じなのではないか??

球磨村(人口4千人弱)に関しては,一部川沿い住民の村内高台への立ち退きも要るかもしれぬが,万江川→油谷ダム→油谷川→坂本付近球磨川,更には葉木付近→日奈久付近八代海放水路・一部常時放水で発電,吉尾付近→田浦付近八代海放水路・一部常時放水で発電などと組み合わせてなんとかならんのか??

2020年07月05日
球磨川の堤防をどれだけ高かったら氾濫を防げたか
https://seisenudoku.seesaa.net/article/476076939.html?seesaa_related=related_article

堤防が1m強の嵩上げされていれば、今回、人吉水位観測所で球磨川の氾濫を防げただろうことがわかります。
下流の球磨村などは、狭い所を通るので、1mでは全く足りないでしょう(そもそも嵩上げするだけの土地的余裕があるのか?)。

1564とはずがたり:2020/07/12(日) 16:13:35
宮崎兼椎葉村にある大河内発電所12MW。

http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0246/3887/pdf_hydroelectric-power-plant_202005.pdf
この様に九電の地図には2箇所取水堰があるように描かれてるけどもう一箇所,
(A) http://maps.gsi.go.jp/#15/32.360479/131.112986/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
ここにもひょっとすると
(B) http://maps.gsi.go.jp/#16/32.379826/131.127298/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
ここにもあるっぽい。ストビューでも存在確認!
https://www.google.co.jp/maps/@32.3793241,131.1276351,3a,75y,311.52h,75.79t/data=!3m6!1e1!3m4!1set6-8EPSejC8nSL4S14-vg!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja

ということで計4箇所から取水。

川はそれぞれ(A)矢立川・(B)板谷川・(C)多分一ノ瀬川本流・(D)大藪川源流である。全て標高700m超。水を集めて一気に落として発電する様だ。

1565とはずがたり:2020/07/12(日) 16:27:45
球磨川水系
白水滝P/S 4.1MW

http://maps.gsi.go.jp/#15/32.375377/131.032734/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0246/3887/pdf_hydroelectric-power-plant_202005.pdf
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E131.1.29.040N32.22.10.564/zoom/9/
https://www.google.co.jp/maps/@32.3733839,131.0304669,16.44z?hl=ja

白水滝P/S338←[池]774←[取水堰]朴の木谷781(一寸した池あり?)←[取水堰]白水川822←)-(-[取水堰]平谷川938

こちらは3箇所。3箇所から集めても4MW程度なんだなぁ・・・水力開発もなかなか大変だ。

1566とはずがたり:2020/07/12(日) 16:40:24
球磨川
古屋敷P/S 10MW

http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0246/3887/pdf_hydroelectric-power-plant_202005.pdf
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.381601/131.013508/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E131.1.18.576N32.22.35.031/zoom/10/

古屋敷P/S←─[取水堰]球磨川源流←※─[取水堰]横才川←[取水堰]横才川支流

※:ここ,黒尾谷からも取水して出力増やせないかなあ。。流域面積的に小さそうだけど・・
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.401931/130.994153/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1567とはずがたり:2020/07/12(日) 18:18:01
>>1567

球磨川
古屋敷P/S 流込式 10MW 4600m^3/s

https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/qsr.pdf
http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0246/3887/pdf_hydroelectric-power-plant_202005.pdf
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.381601/131.013508/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E131.1.18.576N32.22.35.031/zoom/10/

古屋敷P/S←─[取水堰]球磨川源流←※─[取水堰]横才川←[取水堰]横才川支流

※:ここ,黒尾谷からも取水して出力増やせないかなあ。。流域面積的に小さそうだけど・・
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.401931/130.994153/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

取水堰6箇所,だと?!
https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/qsr.pdf

1568とはずがたり:2020/07/12(日) 19:43:10
>>1567修正
球磨川
古屋敷P/S 流込式 10MW 4.6m^3/s

>>1565追記

球磨川水系
白水滝P/S 流込式 4.1MW 1.2m^3/秒

https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/qsr.pdf

1569とはずがたり:2020/07/12(日) 19:43:49
九州地区は流石の巨匠の水力.comも罔羅してない様だ。。

1570とはずがたり:2020/07/12(日) 22:35:40
チッソの発電所の取水口っぽいんだけど,どんな機能かは不明。農業用水??
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.449512/130.784919/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

同じく。国土地理院には載ってない
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.46.51.631N32.26.39.868/zoom/10/
これか?
https://www.google.co.jp/maps/@32.4479594,130.7785736,3a,56.2y,317.55h,77.99t/data=!3m9!1e1!3m7!1syXudMBvu1c_Zp0ciefVj9w!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i32?hl=ja

川の向こうに導水管。国土地理院には記載無し。gooにはあり
https://www.google.co.jp/maps/@32.4481642,130.7797032,3a,90y,169.51h,97.96t/data=!3m9!1e1!3m7!1s3CBLgsRb04dZNjaNLzAMVA!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i32?hl=ja


同じく国土地理院には載ってない
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.47.29.311N32.27.12.963/zoom/10/
現存してる。使われているものなのかは不明。。
https://www.google.co.jp/maps/@32.4571237,130.7891656,3a,54.7y,214.21h,95.12t/data=!3m9!1e1!3m7!1sDCdURXwHBmizNR-Z3ZBq6g!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i32?hl=ja

これはいかにも発電用っぽい
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.464666/130.790563/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
飯干第1取水口で確定
https://www.google.co.jp/maps/@32.464434,130.7906812,3a,32.6y,309.37h,77.11t/data=!3m9!1e1!3m7!1s_RTcNeIgzhFjY54It2D08g!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i32?hl=ja

なぞ
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.47.35.101N32.27.47.574/zoom/10/
何も無さそう
https://www.google.co.jp/maps/@32.4665617,130.7904901,3a,51.8y,10.97h,74.74t/data=!3m10!1e1!3m8!1sH4x4J-f0_cbgQJ86wOxXjw!2e0!6s%2F%2Fgeo3.ggpht.com%2Fcbk%3Fpanoid%3DH4x4J-f0_cbgQJ86wOxXjw%26output%3Dthumbnail%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26thumb%3D2%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D63.707474%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i32?hl=ja

1571とはずがたり:2020/07/12(日) 22:39:13

ダムごはん☆2
656 内谷第一発電所 飯干第一取水堰G
http://kirihoshi.blog.fc2.com/blog-entry-371.html

1572とはずがたり:2020/07/13(月) 20:47:05
熊本 豪雨被害 10集落の約300人 孤立状態続く
2020年7月12日 7時20分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/k10012510751000.html

一連の豪雨から1週間すぎましたが、熊本県内は今も4つの町村の合わせて10の集落で孤立状態が続いています。これについて熊本県の蒲島知事は復旧には相当な時間がかかる可能性があるという見方を示しました。

熊本県によりますと、11日午後7時の時点で車両が通行できずに孤立状態となっているのは、4つの町村の10の集落、合わせて合わせておよそ300人に上るということです。

具体的には、
▽芦北町の6集落で149人、…5聚落確認(残り1)
▽球磨村の2集落で7人、…全聚落確認
▽多良木町の1集落で105人、…全聚落確認
▽五木村の1集落で22人となっています。…0聚落確認(残り1)

熊本県は徒歩で救援物資を届けるとともに、国などの支援を受けながら進入路の確保を急いでいます。

復旧の見通しについて蒲島知事は「道路の損壊などがあり、通行が可能となるまで相当な時間がかかる可能性がある。復旧作業を終えるまでに今後、1週間以上かかるところについては、住民に集落からの避難をお願いすることも検討したい」と話しています。

https://mainichi.jp/articles/20200712/k00/00m/040/077000c
町役場から東約10キロの白石地区は氾濫した球磨川沿いの山あいの集落だ。国道219号が土砂崩れで寸断され、JR肥薩線も不通となっている。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200713/k10012512661000.html
2020年7月13日 17時21分
熊本県によりますと、県内では今回の記録的な豪雨の影響で道路が寸断されるなどしたため、9つの集落の合わせて142人が孤立状態となっています。
9世帯の23人が孤立しています。

https://www.asahi.com/articles/ASN7F3Q13N7DTIPE12J.html
記録的豪雨で孤立した熊本県芦北(あしきた)町の吉尾集落にある小学校が13日、「再開」した。

https://kumanichi.com/kumacole/gouu2020/1516387/
孤立した芦北町伏木氏地区に続く崩落した道路=6日午後4時20分ごろ、芦北町宮浦

https://www.fnn.jp/articles/-/59817
020年7月6日 月曜 午後12:05
伏木地区と箙瀬地区、大岩地区、吉尾地区、この4つの地区に住まう、あわせておよそ150世帯320人が孤立状態になっているという。

https://www.youtube.com/watch?v=mLJ0_QWUD6g
熊本豪雨 孤立する球磨村神瀬

https://kumanichi.com/kumacole/gouu2020/1522359/
7月12日 11:30
熊本県球磨村で最後まで孤立状態が続いていた横井集落の住民17人が11日、広島県に本部を置くNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のヘリコプターに偶然救助された。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200712/k10012511191000.html
孤立状態続く熊本 多良木町槻木地区の区長

孤立聚落情報
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&amp;id=34110&amp;sub_id=10&amp;flid=241371

1573とはずがたり:2020/07/13(月) 20:51:50
>>1572

芦北町
白石21人 http://maps.gsi.go.jp/#16/32.305144/130.607529/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
伏木 http://maps.gsi.go.jp/#15/32.328192/130.519037/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
箙瀬(えびらせ) http://maps.gsi.go.jp/#16/32.340122/130.600576/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
大岩112人 http://maps.gsi.go.jp/#16/32.351180/130.584269/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
吉尾35人 http://maps.gsi.go.jp/#15/32.331637/130.591178/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1574とはずがたり:2020/07/14(火) 17:48:31


島根・江の川で氾濫 3200世帯6千人に避難指示
九州豪雨
https://www.asahi.com/articles/ASN7G3CSTN7GPPTB002.html
2020年7月14日 11時24分

江津市の川平地区と桜江町田津地区を流れる2カ所のいずれも左岸で氾濫した。

川平地区 標高10mぐらい
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.997475/132.280701/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

桜江町田津地区 標高19mぐらい
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.952288/132.383806/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

河川の切り回しトンネル?が目に付くような。内水氾濫に悩まされた川なのかも
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.023477/132.544706/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

http://maps.gsi.go.jp/#15/34.967509/132.342317/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1575荷主研究者:2020/07/14(火) 20:42:33

https://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20200522/CK2020052202000033.html
2020年5月22日 中日新聞
豆谷大橋が田中賞 土木学会選出 利賀ダム工事用道路

景観に配慮した豆谷大橋=南砺市利賀村大豆谷で(土木学会提供)

 利賀ダム(南砺市)の工事用道路として建設された豆谷(まめだに)大橋(利賀村大豆谷)が景観に調和し、豪雪地帯に対応した優れた橋として二〇一九年度の土木学会(東京)田中賞に輝いた。

 豆谷大橋は長さ二百五十九メートルのアーチ橋。利賀川につながる渓谷に架かる。国土交通省・利賀ダム工事事務所と県が三十億円をかけて建設し、一九年に完成。工事用のため一般車は通れず、将来的には現在建設中の国道471号バイパスの一部になる。

 アーチ部の片方の端が地山に、もう片方が支柱につながり、アーチが左右非対称なのが特徴。谷の形状に合わせて力学的な安定感を醸し、白い外観と相まって山深い周辺の環境に溶け込んでいる。路面への落雪を防ぐため、橋桁上部にはアーチ部以外の部材はなく、アーチの上面も外側に傾けて積もった雪を谷に落とす。

 田中賞は関東大震災後の首都復興で隅田川に架けられ、現在は国重要文化財になっている永代橋や清洲橋を手掛けた技術者田中豊に由来。土木学会が優秀な新設の橋に贈る。五十年以上の歴史があり、橋の世界では名誉ある賞とされる。

 工事を請け負った建設会社の一つ、川田工業富山本社(南砺市)の担当、泉谷(いずみや)智之さんは「景観にマッチした設計で、五年をかけて造った。受賞は驚きで、大変光栄」と話している。 (松村裕子)

1576とはずがたり:2020/07/15(水) 00:02:44
物資も情報もない 岐阜・長野集落孤立
https://www.chunichi.co.jp/article/86511
2020年7月10日 05時00分 (7月10日 05時02分更新) 会員限定

 記録的な大雨の影響で道路が寸断されるなどした岐阜、長野両県内では、九日も各地で孤立状態が続いた。物資や情報が不足し、十日には再び大雨も予想される中、住民らの表情に不安の色が浮かぶ。観光地で、山あいの集落で、懸命な復旧作業が進められている。

 「こんなにひどかったとは」。土砂崩れで県道がふさがれ孤立した岐阜県下呂市小坂町の湯屋地区に住む上野一美さん(69)は九日午前、サイクリングロード経由で届けられた二日分の新聞の写真に目を疑った。見慣れた街並みが土砂に埋もれていたからだ。
 九十世帯が暮らす地区で唯一の商店には商品の補充がない上、住民らの買いだめでカップ麺などの保存食品が品薄に。停電で冷凍庫が止まり、約五十個のアイスを近所に配った。九日夕にようやく電気が復旧。店を切り盛りする岩島隆さん(58)は「良かった。風呂にも入れず困っていた」と、ほっとした表情を見せた。
 一時は、ほぼ全地域が孤立し...

1577とはずがたり:2020/07/16(木) 00:35:24
幻の堤防「今こそ」 越水備え強化 増える豪雨災害で再評価
2020/6/29 6:00
西日本新聞 社会面 御厨 尚陽
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/621196/


 かつて全国で計画されながら、ほとんど未整備に終わった「幻の堤防」がある。フロンティア堤防と呼ばれ、川から水があふれても決壊しにくいよう補強する構想だった。1990年代に整備推進を明言した建設省(現国土交通省)は、熊本県の川辺川ダム建設の反対運動が強まり「堤防ができればダムは不要」との意見が噴出した2002年に突如撤回した。その幻の堤防が、近年の豪雨災害を受けて再評価されている。

 水害防御の要の堤防をフロンティア堤防として整備する必要があります-。九州地方建設局八代工事事務所(当時)が毎年度発行していたパンフレットにはこんな文言があった。一連の記述は02年度から消える。

 02年6月。川辺川ダム建設を巡る住民討論会では異論が相次いだ。「なぜ目玉事業が削除されたのか」「ダムを造るためにやめたなら問題だ」。国交省は当時「1億円予算がついていた。結果的にできなかった」と答えるにとどめた。

 討論会で質問した「美しい球磨川を守る市民の会」の元事務局長二見孝一さん(56)=同県八代市=は「住民の命よりダム事業を守ることしか頭にないと思った。堤防の強化は必要なのに、全国で計画が消えて驚いた」と振り返る。

    ◆    ◆ 

 フロンティア堤防は、川の水があふれる越水が起きた場合でも決壊による甚大な被害を抑えるため、堤防自体やのり面を補強する計画だった。建設省は1996〜2000年の建設白書などに整備方針を明記。00年には全国の出先機関に設計指針を出したが、整備されたのは筑後川など4河川計13キロだけだった。改めて撤回理由を国交省に聞くと「技術が確立されていなかったため」と回答した。

 OBは異論を唱える。06年まで約30年間同省に勤め、河川行政に携わった宮本博司さん(67)=京都市=は「川辺川ダム推進のため、反対理由になるフロンティア堤防が消えた。越水対策そのものが省内でタブー視され、堤防強化の機会が失われた」と指摘する。

 1991年まで旧建設省で働いた元土木研究所次長の石崎勝義さん(81)=茨城県つくばみらい市=は現役時代、同僚が堤防強化の技術開発に尽力する姿を見てきた。「壊滅的被害を防ぐために計画されたのに、技術が確立されていないからといって堤防決壊のリスクを放置するなんてあり得ない。行政の不作為ではないか」と疑問視する。

    ◆    ◆ 

 川辺川ダムは当初「80年に1度の洪水を防ぐために必要」と計画された。しかし近年は想定を超す豪雨が相次ぎ、ダムの治水能力の限界も露呈。「200年以上に1度」の雨量を記録した2018年の西日本豪雨では愛媛県の肱川上流にある二つのダムが満杯近くになり、緊急放流に伴う肘川の氾濫で8人が死亡した。

 国交省は15年の茨城県の鬼怒川堤防決壊を受け、改めて「越水対策」に乗り出した。20年度までに全国の1級河川約1800キロで、フロンティア堤防でうたわれた補強工事を進める方針を示し、他の河川でも対策が必要な危険箇所を調べて整備するとしている。

 川辺川ダムに反対する熊本県の住民団体「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」は昨年6月、同省にフロンティア堤防の復活を求める要請書を提出した。土森武友事務局長(58)=同県玉名市=は言う。「失われた時間は多大だが、今度こそダムにこだわらず住民の安全を一番に考えた堤防強化策に取り組むべきだ」 (御厨尚陽)

 ◆川辺川ダム 熊本県南部の球磨川の洪水防止を目的に国が1966年7月、建設を発表。事業費約3300億円で九州最大級だった。水没予定地とされた五木村からは約500世帯が移転したが、反対運動の広がりを受けて2008年に蒲島郁夫知事が建設反対を表明。翌年、民主党政権が計画中止を表明した。現在、国が検討中のダムに代わる治水策はまとまっておらず、建設計画自体の廃止手続きは取られていない。

1578とはずがたり:2020/07/19(日) 23:31:14
既存の砂防ダムごときで発電できるとは!!

関電工、既存の「砂防ダム」を活用した水力発電所を開設 運転開始
2020年07月16日掲載
https://www.kankyo-business.jp/news/025596.php

関電工(東京都港区)は7月13日、新潟県中魚沼郡で、「上結東水力発電所」(最大出力990kW)の運転を開始したと発表した。自社開発の水力発電事業としては2例目。

年間約6,500MWhの電力を発電。これは一般家庭約1,200世帯分の年間消費電力量に相当するという。また、…


中部電力、7.5MWの「流れ込み式水力発電」を安倍川で建設 24年末稼働
2020年07月15日掲載
https://www.kankyo-business.jp/news/025585.php

中部電力は7月13日、再生可能エネルギーのより一層の拡大に向け、静岡県静岡市で「安倍川水力発電所」の建設工事に着手した。

発電出力7,500kWの流れ込み式水力発電所で、2024年12月の運転開始を予定。想定年間発電量は

1579とはずがたり:2020/07/19(日) 23:35:20
出力:7.5MW
発電量:39,000MWh

安倍川水力発電所、着工 中部電力、24年の運転開始目指す
(2020/7/14 08:10)
https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/786403.html

 中部電力は13日、静岡市葵区の安倍川上流に整備する中規模の水力発電所「安倍川水力発電所」の建設工事を開始した。再生可能エネルギーの拡大に向けた事業で、年間発電量は一般家庭約1万2500世帯分に相当する約3900万キロワット時を想定。2024年12月の運転開始を目指す。
 中電によると、安倍川の本流に水力発電所が建設されるのは初めて。17年の計画時よりも詳細に設計して効率の高い水車や発電機を採用し、発電出力は400キロワット多い7500キロワットに増加した。年間発電量も当初計画より100万キロワット時多くなった。
 同発電所は葵区入島に幅65メートル、地下4メートル、地表4メートルのえん堤を建設し、最大毎秒7トンを取水する。約4・8キロの導水路トンネルで同区有東木の発電施設まで水を送り、約123メートルの落差を利用して水車を回し発電する。利用した水は発電施設から本流に戻す。
 中電によると、同発電所は規定よりも規模が小さく、環境影響評価(アセスメント)の適応対象ではない。ただ、河川法に基づき国と協議し、えん堤から発電所までの本流の流量について毎秒0・41トンを維持することを決めた。静岡県とは6月に県自然環境保全条例に基づく協定を結んだ。

1580とはずがたり:2020/07/19(日) 23:43:49
「壊滅的不漁へ影響当然」 雨畑ダム、知事初視察
(2019/12/16 07:25)
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/008/716569.html?news=696199
 駿河湾産サクラエビの不漁を契機に注目される雨畑ダム(山梨県早川町)の堆砂問題について川勝平太知事は15日、不漁問題の深刻化後初めて現地視察した。目的について「サクラエビのためだけに来た。濁りは壊滅的不漁に当然影響している」と述べ、県として事態打開に全力を挙げる考えを示した。
 川勝知事は同町の辻一幸町長の案内で早川本流や支流の雨畑川にある日本軽金属管理の同ダムなどを訪れた。砂利プラントやリニア中央新幹線工事など人の手が多く入る本流は降雨後1週間たっても濁り続けることがある。ただ、渇水期の晴天続きで濁りが薄く「見たところ清流だ」と述べた。
 この日、ダム湖や台風19号で被災したダム上流の濁りは著しかった。川勝知事は「下流の濁りはダム上流から来ているようだ。周囲の山の大規模な土砂崩れや最近の集中豪雨で目も当てられない状況になった」との認識を示した。一方、台風被災前から続くダム上流の濁りについては地元住民の間で「雨畑川最上流部から取水する東京発電の水力発電施設用導水管が工事で稼働しておらず、長年水に漬かっていなかった川岸などに水が触れ続けているから」との見方があった。
 川勝知事は「濁りはサクラエビの餌の植物プランクトンの光合成に影響を与える」と指摘。ダム湖にたまった堆砂を静岡県内の防潮堤に利用することが可能か検討する意向を示し、「運搬費は管理者の日軽金に出してもらう」とした。

1581とはずがたり:2020/07/19(日) 23:44:57

雨畑ダム、土砂搬出先決まらず 日軽金、検討会で説明
(2020/2/5 07:36)
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/007/733774.html?news=716569

 駿河湾産サクラエビの不漁を契機に注目されている雨畑ダム(山梨県早川町)の堆砂問題で、日本軽金属は4日、甲府市内で雨畑地区土砂対策検討会の第3回会合を開き、国や県の担当者に対して土砂の搬出先がいまだ決まっていないことを明らかにした。
 取材に応じた同社の敷根功蒲原製造所長によると、搬出先候補地を本県内にも拡大して選定を行っているが見つからない状況。静岡県の川勝平太知事は防潮堤への受け入れ方針を表明しているが、本県から同社に対して具体的な提案はないという。
 敷根所長は「一度ダムの外に仮置きし、その後搬出することも一つの案」と述べた。
 ダム周辺の道路は狭く、ダンプカーの往来により住民生活に支障が出る懸念も出た。同社はベルトコンベヤーをダム下流の早川本流などにも設置する案を示したが、山梨県は景観上の問題などがあり、地元の了解が必須との考えを示した。
 同社は今月、昨年の台風で被災したダム上流の雨畑地区の川沿いに高さ6メートル以上、長さ約900メートルの鉄板製の浸水防止堤防を着工する意向も示した。

1582とはずがたり:2020/07/19(日) 23:47:14
雨畑ダム土砂撤去へ 日軽金、5年かけ堆積4割分
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/008/718736.html?news=733774
(2019/12/21 07:15)

 駿河湾産サクラエビの不漁を契機に注目される雨畑ダム(山梨県早川町)の堆砂問題で、ダムを管理する日本軽金属は20日、甲府市で開いた2回目の雨畑地区土砂対策検討会で、同地区の水害対策を念頭に5年ほどかけ堆積土砂の4割に当たる600万〜700万立方メートルの土砂を撤去する方針を示した。同社が堆砂対策を明示したのは初めて。ただ、土砂の搬出先は「探している状況」(敷根功蒲原製造所長)とし、将来的なダムの維持管理の具体策には踏み込まなかった。
 ダムは日軽金の自家発電用。取水した水は導水管を通り、複数の水力発電施設を経て静岡市清水区の蒲原製造所放水路から駿河湾奥に注ぐ。放水路周辺の海域はサクラエビの産卵場で、漁師から不漁とダムの濁りの関係を危惧する声がある。
 会議の冒頭、杉山和義常務が「住民に多大なる損害を発生させたことをおわび申し上げる」と国や山梨県の関係者らに謝罪した。
 会合は非公開で行われ、同社は▽雨畑地区に梅雨までに堤防を造る▽2021年度末までに湖面から露出した土砂300万立方メートルを撤去▽24年度末までに湖内を300万〜400万立方メートル掘削-などの計画を示した。約5年間で東京ドーム5杯分の土砂を搬出する計画という。
 ダムには、年間数十万立方メートルの土砂が流入するとみられ、同社側はこれについても撤去する意向を示したが、土砂の搬出作業について山梨県の幹部は「ダンプの往来は住民生活に支障を来す。日軽金の100%負担で新たな搬出用道路を造成する必要があるかもしれない」と指摘した。
 国は8月、同社に対して堆砂状況を抜本的に改善するよう行政指導。同社はこれまで対応を明らかにしてこなかった。

1583とはずがたり:2020/07/19(日) 23:47:29
中部横断道開通、2021年夏ごろに 山梨・下部温泉早川IC―南部IC間遅れ
(2020/7/18 08:22)
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/788022.html

 国土交通省甲府河川国道事務所は17日、中部横断自動車道のうち、山梨県身延町の下部温泉早川インターチェンジ(IC)と同県南部町の南部IC間(13・2キロ)の開通が、2020年内から21年夏ごろに遅れると明らかにした。静岡と山梨を結ぶ南側区間のうち、最後の区間だった。
 同事務所によると、地盤が想定より悪く、工事の見直しが必要になったため。事業費に大きな変更はない。
 中部横断道は、長野県小諸市と静岡市清水区を結ぶ全長132キロの高速道路。途中、山梨県の中央自動車道を経由する。
 川勝平太知事は「開通見通しの延期は大変残念だが、安全確保が第一であり、工事の安全に留意の上で、一日も早い開通を祈念する」とのコメントを出した。

1584とはずがたり:2020/07/25(土) 15:13:01
球磨村神瀬と川内川
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.313531/130.613784/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E130.36.59.600N32.18.36.515/q/%E7%90%83%E7%A3%A8%E6%9D%91%E7%A5%9E%E7%80%AC/zoom/9/?order=1&amp;qo=%E7%90%83%E7%A3%A8%E6%9D%91%E7%A5%9E%E7%80%AC

俺の球磨川綜合開発計画♪
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/kumagawa00.html#p

この辺(標高96m)にダムでも造って海路駅〜瀬戸石ダム間ぐらいに放流する発電所どうだろう??
勿論普段は水流少なすぎそうだけど,,

https://twitter.com/otMOZ4yCygfGAGa/status/1286835222458195968
大岩敏道
@otMOZ4yCygfGAGa
返信先:
@E9V9CF30PzJKm2b
さん
突然すみません。球磨村神瀬の住民です。川内川という川の川底が埋まっていて土砂をなんとか除去しないと何度でも浸水します。地元の業者さんたちが頑張っていますがとても手が足りません。
午前10:26 ・ 2020年7月25日

1585とはずがたり:2020/07/26(日) 17:44:42
「なんでまた…」再浸水に住民悲嘆 球磨村神瀬地区
7/26(日) 8:07配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d11cd019c43a7e5732025a1911b33055c9a09be
熊本日日新聞
24日の大雨で土砂が再び積もった自宅の玄関前に座り込む有田和生さん=25日午前10時50分ごろ、球磨村神瀬(後藤仁孝)

 「なんでまた…」「最初からやり直しだ」-。熊本県南部を襲った4日の豪雨による球磨川の氾濫で、甚大な被害を受けた球磨村の神瀬[こうのせ]地区。24日の大雨で、今度は支流の川内川から濁流が集落に流れ込み、再び大規模な浸水に見舞われた。再起を目指して片付けを進めていた住民は、無情な現実を前に涙した。

 前日の荒天から一転、晴れ間ものぞいた25日。八代市に避難する高校講師の有田和生さん(65)は、土砂が1メートルほど積もった自宅の玄関前で立ち尽くしていた。

 4日の氾濫でたまった土砂を、床が見えるまでようやく片付けたばかり。軒下に置いていたスコップやくわなどの道具も全て流された。「梅雨が明けてからやり直さんと…。道具はまた買わんといかん」。悔しさとやり切れなさで、目に涙が浮かぶ。

 24日、球磨川の水位にはまだ余裕があった。ところが、4日の豪雨によって転がってきた大きな岩や土砂が川筋を埋めていた川内川の水が、流れを変えて集落にどんどん流入。60軒ほどが連なる中心部の神瀬郵便局周辺が浸水した。自営業の上蔀[うわしとみ]忠成さん(46)によると、水は一時、へその辺り(約1メートル)まで達したという。

 村中心部や人吉市へつながる国道219号が寸断された同地区。多くの住民が避難する人吉市からは、八代市や芦北町を経由して約3時間もかかる。片付けに通うのも容易ではないため住民の姿はまばらで、民家の屋根や庭には野生の猿が出没する。

 上蔀さんは「高齢世帯が多く、雨が降るたびに浸水するなら誰も帰って来られない。復旧作業もなかなか進まない」と肩を落とす。

 24日の大雨は、地区内の道路にも新たな被害をもたらした。郵便局から約4キロ山あいにある集落への村道は、4日の豪雨で土砂が堆積してふさがれた。地元の建設会社が仮設道路を造る作業を進めていたが、勢いを増した川内川が長さ約100メートルにわたって、造成中の仮設道路をえぐり、開通は遠のいた。

 「25日に完成するはずだったのに」と社長の和田洋一さん(62)。「まずは川内川の岩や土砂を取り除かんと、どうにもならん。途方もなか」と目を伏せた。(植木泰士、中島忠道)

1586とはずがたり:2020/07/26(日) 17:46:57

神瀬(こうのせ)と川内川
https://www.google.co.jp/maps/@32.3140339,130.61498,3a,75y,44.6h,87.04t/data=!3m9!1e1!3m7!1spQbIU0SJ4nMepYKhuKbduw!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i30?hl=ja

https://twitter.com/o5x17/status/1286839227372589059
izchiO5x17
@o5x17
・ 7月25日
昨日の雨で4日の時と同じ光景に。
川に土砂がありすぎて道よりも高くなってるから、道が川になってる。この地域は国道が寸断され、復旧がほとんど進んでいないし、まだ土砂に家が埋まったまま。
とりあえず、川を作って。道を取り戻して。
#球磨川#球磨村神瀬#令和2年7月豪雨

1587とはずがたり:2020/07/26(日) 20:28:06

「徳之島ダム発電所」も完成
http://amamishimbun.co.jp/2017/08/21/2501/
2017年8月21日

徳之島通信

国営事業は「徳之島ダム発電所」(左側・水車と発電機、右側・入口弁)の完成で実質完工に=21日、天城町
国営徳之島用水土地改良事業
着手21年、実質完工 10月「完工式」へ

 【徳之島】国営徳之島用水土地改良事業では、「徳之島ダム」(貯水量730万㌧)の維持管理費の軽減を図るための小水力発電所「徳之島ダム発電所」の発電機器類すえ付け工事もこのほど完成。1997年度の事業着手から21年、総事業費約590億円を投じた国営事業が事実上完工した。農水省九州農政局徳之島用水農業水利事業所は10月に「完工式」を行う。

 徳之島用水土地改良事業は、同島の全耕地の約半分に当たる約3500㌶を対象に、経営規模の拡大や担い手農家の育成、生産性向上などで地域農業の振興を図るのが目的。天城町秋利神川水系への徳之島ダムや揚水機場、島内全域へのファームポンド(水槽)12カ所、総延長128㌔におよぶ幹線水路などを整備してきた。

 国営事業で造成整備したこれら施設の管理は、3町の受益農家でつくる徳之島用水土地改良区(組合員対象約3750人)が行う。揚水機場のポンプ稼働電力など相当な維持管理費の分担が必要になる。小水力発電所は、同ダムから放流される未利用の水力エネルギーで発電して、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用して九州電力㈱に売電して経費を軽減させるのが目的(現在、経産省と調整中)。

 14年度にダム放流口近くへの発電所建屋など建設で着手。製作発注していた水力発電機器(フランシス水車形式)の搬入、すえ付け工事もこのほど無事終了。事業所は21日、県徳之島事務所や徳之島3町、徳之島用水土地改良区、九州電力新徳之島発電所など関係者を「徳之島ダム発電所」に招き概要を説明した。

 同事業所の寺村伸一所長はあいさつで「施設の維持管理費の捻出のみならず、離島の電力が化石燃料に頼らざるを得ない中でクリーンなエネルギーを供給する義務も」とも強調。「ダム式(流れ込み式)」による最大取水量は毎秒1・3㌧、総落差44・10㍍(有効同42・92㍍)、最大出力438㌔kw、年間発電電力は2169Mwh(一般住宅の数百件分)。事業費は約3億9千万円。

 10月の「完工式」の日時・場所などは近く公表。事業の完工により同現地事業所(天城町)も来年3月末をもって廃止される。

1588とはずがたり:2020/07/26(日) 21:47:49
球磨村の国道219号、27日に一部復旧 人吉市─芦北町が通行可能に
7/26(日) 19:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1510fcd3d3551e83658498a889d9be5305efbce
熊本日日新聞
(写真:熊本日日新聞)

 熊本県は26日、豪雨災害で甚大な被害が出た球磨村の国道219号で一部区間の仮復旧が完了し、27日午前8時から人吉市─芦北町の車両通行が可能になると発表した。

 仮復旧が完了したのは球磨村役場(同村渡)─大野大橋(同村神瀬)の約6・8キロ。緊急車両のほか、村が許可証を発行した一般車両に限って通行することができる。

 18日には球磨村役場と人吉市方面を結ぶ約4・6キロの通行規制が解除されており、人吉市方面と芦北町方面は県道芦北球磨線を通じて往来が可能になる。

 仮復旧区間には、1車線や砂利舗装の箇所もある。24時間通行が可能だが、県は天候や球磨川の水位の状況によって通行規制を実施する場合もあるとしている。

 国道219号は、大野大橋─鎌瀬橋(八代市坂本町)などが依然として不通。復旧工事を代行する国は、並行する県道と組み合わせて八代市と人吉市を結ぶルートを8月上旬までに確保する計画だ。(田上一平)

1589とはずがたり:2020/07/27(月) 19:05:29
避難「指示」に一本化 「勧告」を廃止へ―内閣府
2020年07月27日10時35分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072700263&amp;g=soc

 内閣府は27日までに、市町村が住民に出す避難情報のうち、「避難勧告」を廃止し「避難指示」に一本化する方針を固めた。避難情報の明確化を図り、逃げ遅れを減らすのが狙い。今秋までに見直し案を取りまとめ、来年の通常国会に災害対策基本法改正案を提出したい考えだ。
 政府は3月、昨年の台風19号などの被害を受けた検証結果を取りまとめ、避難情報の抜本的な見直しに向け検討を開始。同法に基づく勧告、指示の見直しは、1961年の制定以来初めてとなる。

1590とはずがたり:2020/07/28(火) 16:32:50
山形市 須川が氾濫のおそれ
警戒レベル4相当の氾濫危険情報発表
https://weathernews.jp/s/topics/202007/280245/
2020/07/28 15:55 ウェザーニュース

梅雨前線と低気圧の影響で、東北地方では昨日から断続的に強い雨が降っています。

山形県と山形地方気象台は、大雨の影響で山形市内を流れる須川(すかわ)の水位が上がり、氾濫により浸水するおそれがあるとして、氾濫危険情報【警戒レベル4(避難)相当】を発表しました。

氾濫危険水位に到達したのは須川上流の坂巻水位観測所(山形市)で、浸水のおそれがある地域は山形市、上山市となっています。

増水した川や水路等に近づくと危険です。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがあります。むやみな外出は控えてください。
≫ 雨雲レーダー
≫ 大雨警戒レベルとは レベル5を待たずに避難を
山形市では24時間で平年の1か月分の雨
山形県内では、ほとんどのアメダスで48時間に100mm以上の雨を観測する大雨となっています。

山形市でも24時間雨量160.5mmを観測していますが、山形の平年7月の雨量は157mmなので、1日で1か月分の雨が降ったことになります。

この雨は夕方までをピークに次第に弱まる見込みですが、気象庁の予想では少なくとも3時間先までは水位の上昇が続く予想となっています。

雨がやんでからも数時間から数日は水位の高い状況が続くため、様子が気になっても見に行ったりしないようにしてください。また、支流の河川でも排水が悪くなり増水や氾濫が発生するおそれがあるため、本流から離れた場所でも警戒が必要です。
≫ 河川水位観測状況

1591とはずがたり:2020/07/28(火) 16:33:15
山形県で激しい雨 東北南部や新潟 土砂災害などに厳重警戒を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200728/k10012535861000.html
2020年7月28日 16時02分

前線や低気圧の影響で、山形県では激しい雨が降り続き、川の氾濫や土砂災害の危険性が非常に高まっています。東北南部や新潟県では、29日朝にかけて非常に激しい雨が降る見込みで、厳重な警戒が必要です。気象庁は「雨の降り方次第では特別警報の発表基準に達する可能性もあるが、発表を待つことなく、早めの行動をとってほしい」と呼びかけています。

気象庁によりますと、前線や低気圧に暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が不安定になっていてこの時間は、山形県を中心に発達した雨雲が流れ込み、激しい雨が降り続いています。

午後3時までの1時間には、いずれも山形県の大蔵村肘折で36ミリ、
西川町大井沢で31.5ミリの激しい雨が降りました。

山形県では、午後2時までの24時間に降った雨の量が200ミリを超えているところがあります。

山形県では最上川の流域で激しい雨が続き、本流や周辺の川が増水していて、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えているところがあります。

「特別警報の発表基準に達する可能性も」
これまでの雨で各地で土砂災害の危険性が非常に高くなり、山形県、宮城県、新潟県、長野県、岐阜県、それに長崎県では、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

このあとも前線は停滞し、東北南部と新潟県ではあす朝にかけて、雷を伴って激しい雨が降る見込みで、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

29日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽東北南部の日本海側と新潟県、それに東海で150ミリ、
▽東北南部の太平洋側で120ミリ、
▽関東甲信で100ミリなどと予想されています。

東北の日本海側や北陸では、この1日から2日の雨量が平年の7月1か月分に匹敵する大雨となるところもある見込みです。

気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁は「雨の降り方次第では暗くなるころに特別警報の発表基準に達する可能性もある。しかし、発表を待つことなく、自治体からの避難情報などをもとに早めの行動をとってほしい」と呼びかけています。

1592とはずがたり:2020/07/28(火) 16:49:46
山形 大江町の月布川と山辺町の小鶴沢川で水あふれる
2020年7月28日 16時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200728/k10012536771000.html

山形県によりますと、大江町を流れる月布川では上流の荻野観測所の付近と、下流の左沢地区の2か所で川から水があふれているのが確認されたということです。

また、山辺町を流れる小鶴沢川でも水があふれ、周辺の県道や町道の一部が冠水しているということです。

1593荷主研究者:2020/07/28(火) 23:04:34

https://www.sanyonews.jp/article/1026455?rct=m_seiji
2020年06月30日 23時04分 山陽新聞
倉敷の小田川付け替え33%進行 23年度完成へ工事本格化

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/20200630sanyo01.JPG
小田川と高梁川の合流部付け替え事業で掘削が進む南山=6月23日(国土交通省提供)

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/20200630sanyo02.JPG

 西日本豪雨から2年を迎えるのを前に、国土交通省は、豪雨で被災した倉敷市真備町地区を流れる小田川と、高梁川との合流地点を下流部に付け替える治水対策の進ちょくをまとめた。工事予定地で最も大掛かりな南山(標高76メートル)の掘削は3分の1程度終了。進行度は33%で予定通りといい、2023年度の完成に向けて工事を本格化する。30日には報道陣に現地公開した。

 事業は、柳井原貯水池(同市船穂町柳井原)などを通るバイパス(約3・4キロ)を新設。合流地点を約4・6キロ下流に移すことで水の流れをスムーズにし、増水した本流の高梁川に支流の小田川の水が流れ込みにくくなる「バックウオーター現象」の影響を抑える。事業費は約380億円で、19年夏に着工した。

 国交省によると、山城跡も含めて南山は全て取り除くとともに約10メートル掘り下げ、新たな水の通り道をつくる。1月に削る作業を本格スタートし、山頂から20メートル程度削った状態となっている。

 このほか、既存の合流地点を閉じる締切堤防は上流側が完成し、柳井原貯水池周辺につくる堤防も着工。新たな合流地点近くに設ける橋は橋脚部分がほぼ完成した。20年度中には下流側の締切堤防の建設にも入る。

 計画当初は28年度としていた完成予定時期を豪雨を踏まえて5年間短縮。予算の集中投資に加え、工程を簡略化する最新技術の導入や、複数箇所の工事の同時進行によって急ピッチで進めている。

 この日は南山の掘削現場で、重機を使って地面を砕き、削った土砂を運ぶ様子を公開した。国交省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所の正木俊英副所長は「課題が生じれば工法の工夫などでクリアしていく。住民の安全を守るため、何としてもスケジュール通りに進めたい」と話した。

1594とはずがたり:2020/07/30(木) 23:09:00

熊本 球磨川 約60キロの範囲で氾濫 半日近く氾濫続いた所も
2020年7月23日 4時36分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200723/k10012529231000.html

熊本県の「球磨川」では、川の長さの半分にあたるおよそ60キロもの範囲で氾濫が相次ぎ、場所によっては半日近く氾濫が続いていたことが専門家の分析でわかりました。

河川氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授は、球磨川沿いに設置された水位計のうち18か所のデータを使って水位の変化を分析しました。

それによりますと、球磨川の上流と中流では雨が強まった今月4日の未明から急激に水位が上昇し、午前4時前には「中流」で堤防を越え2時間後の午前6時ごろには「上流」でも堤防を越えて氾濫が発生しました。

その後も水位は上がり、午前7時すぎには分析した18か所のうちの14か所、距離にしておよそ60キロの範囲で氾濫が相次いだとみられます。

これは、全長110キロ余りある球磨川の半分の長さにあたり、分析した中では水位が最も高い場所では、堤防を5メートルも上回っていたうえ、氾濫していた時間は、最も長い場所で半日近い11時間半にわたっていました。

二瓶教授は「堤防を大きく越えて水があふれる状態が、広範囲で長時間続いていたため川沿いの地域では被害が大きくなった可能性がある」と指摘しています。

1595とはずがたり:2020/08/02(日) 01:06:20
九頭竜川水系水力発電
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/kuzuryu.html

1596とはずがたり:2020/08/02(日) 08:52:28
平成21年度 生息環境向上技術検討業務
第2章 小水力発電の基礎知識の整理
http://www.city.itoigawa.lg.jp/secure/16567/suiryoku_h2.pdf

1597とはずがたり:2020/08/02(日) 22:31:14
上打波・下打波・東勝原各水力発電所の増強で17.8MW→32.6MWの計画案★
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/kuzuryu.html#kamiuchinami

1598とはずがたり:2020/08/03(月) 12:52:41
「みどり環境研究所」福井市の再生可能エネルギー専門企業
黒谷川小水力発電所
大野市上大納
黒谷川堰堤
七千万円
落差十七メートル
最大出力は四二・七キロワット
年間電力量は一般家庭八十二軒分の年間消費量に相当する。
使用水量は毎秒〇・五二立方メートル。
自然災害などで上大納区に電気が供給されなくなった場合は、非常用電源としてこの発電所から集落に送ることも可能

此処かな?
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.874863/136.601944/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

近くには中竜鉱山跡(アドベンチャーランド跡も)がある。
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&amp;q=%E4%B8%AD%E7%AB%9C%E9%89%B1%E5%B1%B1

2019/01/19
大野で小水力発電所が開所 砂防ダム放水を活用【中日新聞】
http://j-water.org/news1/
9021504/
2019年1月19日掲載

砂防ダムの放水を生かした県内初の小水力発電所が、大野市上大納の黒谷川堰堤(えんてい)近くで稼働を始め、十七日、市和泉体育館で開所式が開かれた。災害時の非常用電源として地域への送電も可能で、関係者が再生可能エネルギーの普及と地域の活性化を願った。
 地域の特色を生かした県の再生可能エネルギー事業「一市町一エネおこし」の取り組みが始まり、福井市の再生可能エネルギー専門企業「みどり環境研究所」が七千万円を投じて設置。黒谷川小水力発電所として十五日に稼働を始めた。
 落差十七メートルの堰堤を流れ落ちる水の力で発電し、最大出力は四二・七キロワット。年間電力量は一般家庭八十二軒分の年間消費量に相当する。使用水量は毎秒〇・五二立方メートル。自然災害などで上大納区に電気が供給されなくなった場合は、非常用電源としてこの発電所から集落に送ることも可能だという。

 県環境政策課などによると、砂防ダムを生かした小水力発電所はこれまでにも計画はあったが、採算が取れないことや安定的な水量を確保できないことなどから実現に至らなかった。黒谷川小水力発電所は黒谷川堰堤の立地条件や水量から事業性が高いと判断。発電した電力は北陸電力に売電し、試算では年間千二百万円の売り上げを見込む。
 開所式には関係者や地元住民ら三十人が出席。前田初蔵社長(70)は「長きにわたり安定的発電量を目指して努力していきたい」とあいさつ。上大納区の長崎吉久区長も「限界集落の上大納区で新しい事業展開は活力になる」と喜んだ。
 (山内道朗)

1599とはずがたり:2020/08/03(月) 17:35:35
>>1598
30年後のリプレース時の増強案♪

<第一案>
藤倉谷567m(中竜鉱山下流)

黒谷川堰堤538m・0.52m3/s・有効落差17mで42.7kw

早稲谷(二俣)516m

●510m←大納越戸谷520m

下大納(二俣)466m

水量を2m3/s・有効落差45m程で行けるのではないか??
効率75%で660kW程見込める。

<第二案>
藤倉谷567m(中竜鉱山下流)

黒谷川堰堤538m・0.52m3/s・有効落差17mで42.7kw

├早稲谷奥の沢①540m・早稲谷奥の沢②540m

●535m←大納越戸谷540m

下大納(二俣)466m

水量を2m3/s・有効落差70m程で行けるのではないか??
効率75%で1000kW程見込める。

1600とはずがたり:2020/08/04(火) 10:47:31
蔭平は元々46.5MWのなかなかでかい一般水力発電所と思ったら混合揚水だった。揚水発電所にしては小さいな。。
増強も出来そうだ。
http://tohazugatali.dousetsu.com/soden/yosui00.html#yonden

平成21年09月28日
四国電力株式会社
蔭平発電所における河川維持流量を利用した発電設備の増設について
https://www.yonden.co.jp/press/re0909/1175001_1244.html

 当社は、低炭素社会の実現に向けた取組みを進めておりますが、この一環として、徳島県那賀郡那賀町に当社が所有する蔭平発電所(認可出力:46,500kW)において、河川維持流量を利用した水力発電設備の増設を行うこととし、9月15日に着工いたしました。

 河川維持流量とは、ダム下流の河川環境を維持するためにダムから放流する水のことで、貴重な水資源を有効に活用する観点から、この河川維持流量を発電に利用することとしたものであります。

 具体的には、蔭平発電所上流にある小見野々ダムの導水路から分岐した放水管により河川維持流量を放流しておりますが、この放水管に最大出力150kWの小規模な発電設備を設置し、発電を行うものです。

 本発電設備による発電量は、年間約97万kWhを見込んでおり、CO2排出量を年間約320トン削減することが可能となります。
 今後、平成22年4月の営業運転開始を目指し、安全を最優先に、本工事を進めてまいります。

 当社としましては、今後も引き続き、CO2排出削減の目標達成に向けた取り組みを着実に推進してまいります。

以   上

1601とはずがたり:2020/08/04(火) 13:45:36
安本3案,電発2案の合計5案並立とかめちゃあちいww

ともあれ大歩危・小歩危の景観が破壊されなかったのは何よりである。

小歩危ダム計画
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%AD%A9%E5%8D%B1%E3%83%80%E3%83%A0%E8%A8%88%E7%94%BB

1602とはずがたり:2020/08/06(木) 01:54:07
本日奥大井逍遙。此処迄の所特に増強の可能性に関して思いつくところなし。。

大井川水系川口発電所関連設備
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/oigawa01.html

1603とはずがたり:2020/08/07(金) 09:40:48
法制度・規制:
追い風が吹く小水力発電、20kW未満が設置しやすく
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1501/27/news043.html

土地改良区が管理する農業用水路、排水路に設置する小水力発電設備について、経済産業省が規制を緩和する。20kWという出力と最大使用水量を組み合わせていた規制から、最大使用水量の条件を取り除く形だ。
2015年01月27日 07時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]


 小水力発電に追い風が吹いた。経済産業省は2015年1月20日、土地改良区が管理する農業用水路、排水路に設置する小水力発電設備について規制を緩和することを発表した(図1)。
図1 用排水路の区分 出典:農林水産省

 従来、農地用用排水路にある程度の規模の水力発電設備を設置すると、「一般用電気工作物」ではなく、「自家用電気工作物」と見なされた(図2)。自家用電気工作物を設置・運用する場合には、さまざまな条件を満たす必要があった。保安規定や主任技術者の選任、工事計画書を届け出る必要がある。小水力発電が広がりにくくなる規制だ。

 そこで、今回、2種類の電気工作物を区別する基準が緩和された。

 従来は2つの基準を満たしていた小水力発電だけが一般用電気工作物となった。出力20kW未満、最大使用水量1m3/秒である*1)。新しい基準では最大使用水量を問わない。出力が20kW未満であれば一般用電気工作物として扱えるようになる。

*1) 1995年に改正された電気事業法施行規則第48条第4項には、一般用電気工作物の定義が記されている。小水力発電については「水力発電設備であって出力二十キロワット未満及び最大使用水量毎秒一立法メートル未満のもの(ダムを伴うものを除く。)」とある。なお、「太陽電池発電設備であって出力五十キロワット未満のもの」も一般用電気工作物だ。
図2 自家用電気工作物と一般用電気工作物の区分 出典:経済産業省

 今回の規制緩和は産業競争力強化法に基づく「企業実証特例制度」を活用したもの。2015年4月をめどに電気事業法施行規則の改正手続きなどが公布される予定だ。

1604とはずがたり:2020/08/09(日) 14:23:42
これが原因でこの資料http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/totsukawa00.htmlが手に入ったんだな。。

2014.10.4 08:08更新
ダム設備破損で「世界遺産」熊野川が濁る、Jパワーが発電一時停止
https://www.sankei.com/west/news/141004/wst1410040016-n1.html

川の濁りがみられる十津川第2発電所前=和歌山県新宮市

 三重と和歌山の県境を流れる熊野川で、9月下旬ごろから水が濁った状態が続いていることから、上流部で水力発電を行う電源開発(Jパワー)は3日、風屋ダム(奈良県十津川村)の設備が破損するトラブルがあり、仮復旧される今月中旬ごろまで十津川第1発電所(同村)の稼働を一時停止したと発表した。ただし、台風などの影響で水量が増えた場合は、災害対応を優先させるため放流・発電を行うとしている。

 同社によると、破損したのは、取水する高さを調整するゲートに張られたゴムシート(縦40メートル、横4メートル、厚さ5ミリ)。亀裂によって一部が切断された状態になっていたことに気づかず、発電を続けていたという。

 普段は、ダム湖表層のきれいな水を使って発電するが、ゴムシートが破損していたため、下層の濁水が導水管を通って約8キロ下流の十津川第1発電所に流れ込んだという。同社が風屋ダムの設備を点検したところ、9月20日にゴムシートの破損が分かった。ゴムシートは平成21年に取り替えられ、耐用年数は10年ほどあるといい、「原因は調査中」としている。

 風屋ダムのトラブルによって第1発電所の水が濁ったが、現在は軽減。第1発電所より下流にある二津野ダム(十津川村)や十津川第2発電所(和歌山県新宮市熊野川町)でも濁水がみられるが、「1、2週間たてば順次解消に向かうと考えている」としている。

 熊野川では23年9月の紀伊半島豪雨による土砂崩れ以降に濁りがひどくなり、今年9月下旬ごろからさらに深刻化。観光などへの影響が懸念されている。

 今月1日には、河口に位置する新宮市の市議会災害復興対策特別委員会が、風屋ダムのトラブルについて電源開発担当者を呼んで審議。田岡実千年市長は「風屋ダムの濁水を使って発電が行われていたことは残念。不信感を持っている」と厳しい口調で批判した。

 同社西日本支店の殿村敦典支店長は「ダム施設の損傷のためご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ありません」と謝罪した。市議からは「世界遺産でもある熊野川が濁っているのはイメージを損なう」「抜本的な濁水対策を」など、早期の対応を求める意見が相次いでいた。

1605とはずがたり:2020/08/09(日) 23:09:53
■穴吹川源流域(美馬市)水力開発計画

①この辺にダム建設(709m)http://maps.gsi.go.jp/#16/33.874923/134.125128/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1…穴吹川の源流,富士の池谷から集水
②R438・R439・R492の改良
③この辺で●発電と取水(565m)[=有効落差144m]http://maps.gsi.go.jp/#15/33.884632/134.136672/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
④この辺で取水(563.1m)http://maps.gsi.go.jp/#15/33.886128/134.150662/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1…屋根又谷
⑤この辺でも取水(563.0m)http://maps.gsi.go.jp/#16/33.892202/134.161284/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1…谷名不明
⑥この辺に上部池設置(563m)http://maps.gsi.go.jp/#16/33.903067/134.169717/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
⑦この辺に●発電所と取水堰設置(429m)[=有効落差134m]http://maps.gsi.go.jp/#16/33.905702/134.167786/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
⑧この辺で取水(429m)http://maps.gsi.go.jp/#16/33.907145/134.181218/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1…弓道谷
⑨この辺で取水(431m)http://maps.gsi.go.jp/#15/33.906041/134.194694/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1…内宇夫谷
⑩この辺に上部池設置(430.8)http://maps.gsi.go.jp/#15/33.922352/134.201260/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
⑪この辺で●発電(324.8m)[=有効落差106m]http://maps.gsi.go.jp/#15/33.925023/134.201517/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

3箇所で発電と思ったがこんなの推してるらしい。。一寸反対が出るかなあ。。但し穴吹川潜水橋も剣峡(紅葉)も閑場の滝(かんじょうのたき)も 清流の郷 ブルーヴィラあなぶきももっと下流域である。

“日本一の清流”穴吹川
http://www.city.mima.lg.jp/kankou/kankouannai/asobu/0021.html

清流域の水量が減る訳ではないけど濁った水が下流に流れることは避けたいけど。。

有効落差は十分なんであとは水量確保。最低量の2m3/sを最上流で確保して徐々に増えるとして,また発電効率係数0.85とする。

P (kw)=9.8(係数)*Q(流量m3/s)*He(有効落差m)*η(係数60〜85%)

より
③発電所2m3/s P=2.4MW
⑦発電所3m3/s P=3.3MW
⑪発電所4m3/s P=3.5MW
である。

ダムを建設して流れを平準化して安定的に発電出来る様にしてやる必要がありそう。

流域面積28km2の名頃ダムで3.50m3/sの流量を確保出来る様だ。

こちらは精々16km2程度である。。3.50m3/sは厳しいかも知れんなあ。。

1606とはずがたり:2020/08/10(月) 11:25:24

三江線愛は宮脇俊三含めて強すぎる♪この話し俺も記憶に強いw

高梨
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.982718/132.618799/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

三江線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B1%9F%E7%B7%9A
三江線は浜原ダムを回避する沢谷駅付近を除くと、北方が頂点となる「へ」の字状に流れる江の川に沿って狭い平地を縫うように建設された。当初は、江の川の蛇行部分(粕淵駅、浜原駅付近など)をトンネルでショートカットする計画であったが、地域からの猛運動により断念[7]。結局、川に沿った迂回するルート(全長108kmだが、直線距離なら60km足らずである)となり、両都市間の短絡路としては機能していない。また拠点都市間ルートとしても、島根県東部の主要都市である出雲市・松江方面、西部の主要都市である浜田方面と、広島県との連絡にはいずれも迂回路となってしまい、陰陽連絡路線としての機能を果たせるものではなかったという指摘がある[誰によって?]。

急行「江の川」
1988年(昭和63年)から1994年(平成6年)まで臨時列車ではあるが、浜田駅 - 広島駅間を山陰本線・三江線・芸備線経由で運行する急行「江の川」(浜田駅 - 三次駅間は快速扱い)が運行された。紀行作家の宮脇俊三は三江線全通の前に、新幹線連絡列車として浜田駅 - 岡山駅間を山陰本線・三江線・芸備線・福塩線・山陽本線経由で運行する急行「ごうがわ」を構想しダイヤを作成したが、実際には急行どころか、全通後しばらくは全線を直通する列車すらなかった(『最長片道切符の旅』に記述あり)。「江の川」の運行により、ルートは違うものの宮脇の構想が結果的に現実化した形となった[要出典]。

江の川下流域の電源開発
江の 川橋梁群調査研究部会
西田修三
http://peshimane.net/wp/wp-content/uploads/2016/01/2015-29%E6%B1%9F%E3%81%AE%E5%B7%9D%E4%B8%8B%E6%B5%81%E5%9F%9F%E3%81%AE%E9%9B%BB%E6%BA%90%E9%96%8B%E7%99%BA_%E8%A5%BF%E7%94%B0%E4%BF%AE%E4%B8%89.pdf

昭和26年(1951年)には 60億?貯留の 桜江ダム 、 27(1952)年に は中国電力に よ る 出力14万kW(140MW)の発電計画、 30 年(1955年)には旧大和村高梨地区に電源開発会社に よ る 高さ 94m、 出力9万kW(90MW)のダム計画 が持ち上がった。この うち高梨ダムは水没家屋7 百戸、工事中の 三江南線が 8kmに わ た り 水没するというものであり、これの反対運動などもあって 三江南線の開通は昭和38年(1963年)となった。


表 主要 1 な発電所
発電所名 ダ ム 名 経営主体 最大出力 kW 開始年月
粕淵第二 早水川取水 中国電力 1,200 昭和 2 年 5 月
明塚 浜原 中国電力 25,000 昭和 28 年 11 月
潮 来島 中国電力 36,000 昭和 31 年 4 月
八戸第一 八戸 島根県 6,300 昭和 33 年 1 月
八戸第二 八戸 島根県 2,500 昭和 51 年 4 月



三江線は浜原ダム付近では建設の重複を避けて江の川を 離れて 大き く山側に 迂回し て い る 。こ の よ う に 電源開発と の 紆余曲折の た め 三江線が全線開通し た の は江津ー浜原間が 開通し て か ら 38年後の 昭和50年8月であった。 またこの間粕淵地区と大田市を結ぶ 「大滝線」 敷設計画もあった。
このように電源開発計画と三江線の誘致は当時のこの地域を揺るがした大問題で あ っ た 。

1607とはずがたり:2020/08/14(金) 11:05:15
これは有効落差なんかだけではなく降水量迄計算に入れた力作w

ここまで計算に入れると確かに巨大ダム欲しくなるし,形から入った有効落差,使用水量,流域面積なんかも成る程全部必要になってくる。

室戸岬東部水力開発
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/yonden10.html#z-murotoE

1608とはずがたり:2020/08/15(土) 11:12:52
>>1607
難しいしこっちの方がぐっと来るので名前変えた♪

阿佐地区水力開発
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/yonden10.html#asa

1609とはずがたり:2020/08/15(土) 12:17:01

明谷(みょうだに)堰堤+切越発電所

https://www.yonden.co.jp/assets/pdf/corporate/yonden/brochure/index/hydro_power_station.pdf[巨大pdf注意]によると四電切越発電所に水を送る明谷ダムは老朽化(wikiに拠ると四国最古級のコンクリートダムとのこと)でダム高を切り下げて堰堤化する工事が行われたそうな。切越発電所そのものは4.5MWと小さいけど再エネ利用が叫ばれる今日に堰堤化はちと残念だが。。

四国堰堤ダム88箇所巡りhttps://dam88.info/index.cgi?Sshop=9さんに拠ると
>よる年月の上流からの土砂の堆積についに耐えきれなくなり、
とのこと。

水力.comさんhttp://www.suiryoku.com/gallery/tokusima/kirikosi/kirikosi.htmlの記述は改修前のものの様で,有効貯水量3.8万立米(小さいw)だがこれも(更に)減少したであろう。。

それにしても88箇所巡りさんによると明谷ダムでの取水量が2.78m3/sとなってるけど,これがそのまま水力.comの切越発電所の使用水量と成ってゐる。明谷ダムの水源は本流の貞光川のを加えてるから明谷川の使用水量じゃないのではないか,って感じもするけどそれはまあ良いとして(貞光川本流の利水権は本流から明谷川へ運び水量増やす権利なのであろう),片川での取水流量はどうなってんだ?

更にはそっちの支流には内山谷川http://maps.gsi.go.jp/#16/33.949937/134.039437/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1でも取水出来そうだけどどうだろう。

1610とはずがたり:2020/08/15(土) 16:52:49

福井ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E4%BA%95%E3%83%80%E3%83%A0
総貯水容量 4,750立米
有効貯水容量 4,000立米

天端付近?…56.8m
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.813982/134.589568/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

さて此処から何処へ注水するかである。

また地図上で見るよりは貯水量が少ない。。

小水力発電が精々である。。

1611とはずがたり:2020/08/19(水) 19:14:58
https://eneken.ieej.or.jp/data/5459.pdf

水力発電も一寸ずつ発電量さがっていくのか。。

1612とはずがたり:2020/08/20(木) 15:39:48
奥泉発電所。
沢の関川のこの辺から取水出来そう。
長島ダムの水量が減るけど発電には使ってへんし大丈夫やろ。
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.205549/138.184469/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
標高的にはこの辺か?
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.210423/138.185370/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
なんなら奥泉ダムに一旦送水してもええし関の沢川にダム作っても良さそう。

1613とはずがたり:2020/08/20(木) 22:23:26
ダム、必要以上に下流へ放流か 豪雨時に4基で水位低下
山本孝興
https://www.asahi.com/articles/ASN8L63K2N83UTIL021.html
2020年8月18日 21時37分

 西日本豪雨などがあった2018年、19年の2年間に、台風などの際に緊急放流をしたダムは全国に14基あり、少なくとも4基のダムが必要以上の水を下流に放流していたとみられることが、管理者の国や県への取材でわかった。見極めが難しい流入量を放流量が上回る「過放流」だった可能性がある。

ダムに過放流の可能性 「流入量の計算にタイムラグ」
 緊急放流は、大雨でダムが満水に近づいたとき、流入量と同じ量まで放流して水位を一定に保つ操作。この際に過放流をした場合、必要以上の水が下流に流れることになり、浸水被害につながる可能性もある。

 国土交通省によると、2018年7月の西日本豪雨で8基のダム、昨年10月の台風19号では6基で緊急放流が行われていた。朝日新聞は、ダムを管理する国交省や県への情報公開請求などで、当時の放流量や流入量、水位などが記された「操作記録」を入手した。

 それによると、西日本豪雨時の「鹿野川(かのがわ)ダム」(愛媛県大洲市)と「野村ダム」(同県西予市)、台風19号時の「塩原ダム」(栃木県那須塩原市)と「高柴ダム」(福島県いわき市)で、緊急放流中にダムの水位が下がっていた。

 4基のダムでは緊急放流の開始から約25分〜2時間後、放流量が流入量に追いつき、水位の上昇が止まった。その後は流入量にあわせた放流が続いており、水位は一定のままになるはずだった。だが、水位は塩原ダムの約1・65メートルのほか、3基のダムでも約1メートル〜約0・35メートル低下。貯水量では約166万5千〜約33万トン(東京ドーム1杯分が約124万トン)減っていた。

 国交省や各県の担当者によると、緊急放流の操作は、ダムを管理するコンピューターが算出した数値に従って職員が行う。水位は実測値を元に算出され、放流量も正確に把握されている。これに対し、支流などあらゆる所から流れ込む流入量は正確に測れないため、直近10分〜1時間単位の流入量を元に「想定値」を算出している。

 西日本豪雨時に国交省四国地方整備局の河川管理課長だった渡辺健二氏は「(想定した)流入量が実際の現象を表していなかった可能性がある。結果として、放流量が上回ったかもしれない」と説明。国交省河川環境課も「算出システムの精度が大規模な雨に追いついていない部分はある。今後、何らかの対策をとる必要がある」と話す。

    ◇

 愛媛県の肱川(ひじかわ)流域にある鹿野川、野村両ダムをめぐっては、緊急放流中にダム下流域の大洲市と西予市で約3500棟が浸水し、8人が死亡。下流域の住民らは今年1月以降、「浸水被害が広がったのはダムの緊急放流が原因」として、国などに損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こしている。(山本孝興)

1614とはずがたり:2020/08/20(木) 22:26:47
>>1612
国土地理院の地図には載ってないけど実際は取水堰堤があるみたいだ(;´Д`)
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/oigawa00.html

1615とはずがたり:2020/08/20(木) 22:29:36

結局この人も見付けておらず。。

296 関ノ沢堰堤FG
http://kirihoshi.blog.fc2.com/blog-entry-7.html

1616とはずがたり:2020/08/20(木) 22:33:55
場所は明記されて居らず。。

2009年3月 7日 (土)
未知の領域 関の沢下流
http://amenomaru-turi.cocolog-tnc.com/tyoukoukiroku/2009/03/post-1cde.html

関の沢へは林道を利用して中流域や源流域へは入っているが、下流域は入っていないので7月に釣行した。関の沢橋梁の傍らから中電の取水堰堤への巡視道を行く。1時間位歩く。所々熊避けなのか一斗缶が吊る下げてあり、叩いた跡がある。熊がでるのかな〜〜。取水堰堤に着き昼飯を食べていると上流から釣り師現れる。朝一で入ったらしい。魚は居るが小型が多いとの事。上流へテン場を設けようとしたが、増水した時の事を考え堰堤の所をテン場とした。過去に増水で静岡市役所の職員が渓流で流され大井川まで流され死んだ事もあった。夕方を堰堤下でテンカラ遊び、水は少なくポイントも小さいが魚は居る。数匹を1人宴会の刺身にキープする。1人チビチビテントの中で川の音をBGMに宴会である。翌日はテンカラで上流へ、堰堤のすぐ上で、昔通らずだった「彦次の瀬戸」があるが浅くなり膝の高さで楽に通過する。上流も河原は広く明るい渓相。テンカラでまあまあの反応はあり20cmクラスが上がって来る。大物が出ないのが気に入らない。お昼に河原でラーメンを食して終了。帰路はじめじめと湿った巡視道をヒルの歓迎を受けつつ帰る。立ち止まって休む暇がない程、ヒルに圧倒される。

1617とはずがたり:2020/08/24(月) 16:29:27
ほんならもっと南側からもダム作って水とればええが〜と思ったがちゃんと気田川辺りからも取水してた。

後は翁川辺りからも取水出来そう。

水窪河内川(513m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.142468/137.899801/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
気田川(515m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.127473/137.926462/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
灰の沢(514m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.173080/137.924016/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
水窪川(518m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.217839/137.919488/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
●翁川(520m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.219600/137.894726/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

水窪ダム (静岡県)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%AA%AA%E3%83%80%E3%83%A0_(%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C)

戦後、日本全国各地で主として水力発電所の開発を進めていた電源開発は、天竜川において1956年(昭和31年)に佐久間ダムを、1958年(昭和33年)には秋葉ダムを完成させた。その後、天竜川の支流・水窪川の上流部にも開発の手が伸ばされる。1969年(昭和44年)5月24日、水窪川の支流・戸中川をせき止めるようにして高さ105メートルの巨大なロックフィルダムが完成した。総工費は110億円。


湖水はダムでせき止めた戸中川の水と併せて、同じく水窪川の上流・白倉川の水も取り入れ導水路を通じて送水されている。ダム湖に貯えられた水は左岸に設けられた取水口より導水路を通じて下流の水窪発電所に向け送水され、最大5万キロワットの電力を発生したのち佐久間ダム湖(佐久間湖)に放流される。水窪発電所では年間1億5,800万キロワット時という電力量を発生している。

もともと水窪川は佐久間ダムよりも下流で天竜川に合流する河川であるため、佐久間ダム下流の佐久間発電所では水窪川の水を利用できずにいた。新たに水窪発電所が完成したことで、同発電所で利用された水窪川の水が佐久間発電所においても利用できるようになった。これによる佐久間発電所の発生電力量の増加量は、年間1億2,300万キロワット時であるという。

電発水窪発電所…50MW
http://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/misakubo/misakubo.html
出力
認可最大出力:50000kW
  常時出力: 7600kW
常時出力:8300kW(初掲載時データ)
年間総発電量:141000MWH(1億4100万キロワット時)
年間総発電量:158000MWH(1億5800万キロワット時、初掲載時データ)
水量
最大使用水量:26.50立方メートル毎秒
(内、気田川取水堰:8.5立方メートル毎秒)
常時使用水量: 5.65立方メートル毎秒(初掲載時データ)
落差
最大出力時有効落差:219.50m
常時出力時有効落差:221.95m(初掲載時データ)

1618とはずがたり:2020/08/25(火) 00:05:32
中電:豊岡発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/toyooka/toyooka.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-150/data/documents/06_4_electric_27.pdf
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/keta00.html#toyookaPS
3月なんかは効率的に(1.4百立米しか放流せずに)4.8百立米使い切って発電しているのに4月や12月は何やってんだ?
めっちゃ発電量少ないのに結構放水しちまっている。。流込式で殆ど溜め込み出来ないから一気に流れる時に流れて後は川が干涸らびてたってことか??
豊岡堰堤の増強が欲しいなあ。
7月と9月の堰放水量は合計で49.1百立米ある。これを貯留量85.72百万立米の豊岡堰堤に溜め込んで平準化してじっくり使えば(出来る筈なのに何故しない??)一ケ月辺り4.1百立米の使用となり,恰度10月の使用水量と同じなので発電量も1,526.9千kWh(1,526.9MWh,152.7万kWh)/月増強出来よう。12カ月の合計で18,322.8MWhを余分に発電できて稼働率も倍増出来る筈である。

1619とはずがたり:2020/08/25(火) 01:31:55
水利使用標識,惜しい,ぎりぎり見えん(;´Д`)
https://www.google.co.jp/maps/@35.1086249,137.9159482,3a,15y,302.8h,85.96t/data=!3m9!1e1!3m7!1s6Avm-u-GawS0KlQn1_v-yA!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i30?hl=ja

1620とはずがたり:2020/08/25(火) 01:32:49
>貯留量85.72百万立米の豊岡堰堤
orz…間違えた。。8.5千立米だ。。

全然足りん。此処にダム作り直しじゃw

1621とはずがたり:2020/08/27(木) 19:24:58

基本高水(きほんたかみず)
http://www.nilim.go.jp/lab/rcg/newhp/yougo/words/027/027.html

基本高水とは、洪水を防ぐための計画で、対策の目標とする洪水のハイドログラフ(流量が時間的に変化する様子を表したグラフ)のことです。
基本高水流量は、基本高水の最大流量から決めた流量です。


基本高水流量は、流域に降った雨がそのまま川に流れ出た場合の流量のことです。
基本高水流量からダムや調節池などの洪水調節の量を差し引いて、川を流れる流量のことを計画高水流量といいます。

1622とはずがたり:2020/08/27(木) 19:26:33
小仁熊ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BB%81%E7%86%8A%E3%83%80%E3%83%A0

流域面積 21.6 km2
湛水面積 25 ha
総貯水容量 1,930,000 m3
有効貯水容量 1,610,000 m3
利用目的 洪水調節・不特定利水・上水道
事業主体 長野県
備考 愛称: 富蔵ダム
総事業費: 約215億円

小仁熊ダム(おにくまダム)は、長野県東筑摩郡筑北村(旧本城村)富蔵地先、信濃川水系犀川の支流麻績川に注ぐ東条川の治水も兼ね、並行して流れる別所川の支流小仁熊川に建設されたダム。

富蔵ダム(とくらダム)という愛称をもつ、高さ 36.5 メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節、不特定利水、周辺地域への上水道用水供給を目的とした多目的ダムである。


歴史
筑北村(旧本城村・坂北村・坂井村)が位置する筑北盆地は、長野県内でも比較的降雨量の少ない地域ではあったが、台風の接近などにより大雨が降ると東条川が出水、しばしば水害をもたらしてきたことから、かねてより治水対策が求められてきた。また、長野自動車道が開通し麻績インターチェンジの設置に伴って松本市、安曇野市等からのアクセスが向上したことにより、宅地開発が進み、上水道用の水源確保も急務とされた。

長野県はこれを受け、筑北ダム建設事務所(のちの奈良井川改良事務所)を置き筑北盆地の抜本的な治水・利水事業を計画。麻績川を境として以南では小仁熊川に小仁熊ダムを、以北では宮川に北山ダムの建設に着手した。

東条川総合開発事業としては、ダムを東条川の本線上ではなく、並行して流れる別所川の支流、小仁熊川に建設。その上で東条川に分水ぜきを設け、東条川を流下する大水の一部を総延長2.8kmの導水路で小仁熊ダムへと導くことで複数の河川の治水を行う。このトリッキーな治水計画の背景として、東条川流域がすでに集落が密集しており、さらにJR 篠ノ井線が並行して走っているとあって大規模なダム建設はおろか河川改修すら容易ではなかったことが挙げられる。

1983年(昭和58年)から1988年(昭和63年)にかけて実施計画調査が行われ、1989年(平成元年)より建設工事着工。東条川分水ぜきと、導水路2,808m(うち開水路2,133m、JR線をくぐるトンネル675m)の建設工事、そしてダム湖に沈むことになる道路の代替となる新道の敷設工事が並行して行われ、1998年(平成10年)3月ダム本体工事に着手、1999年(平成11年)9月よりコンクリートの打設を開始し、11月9日に関係者170名を招き定礎式が執り行われた。コンクリート打設工事は2000年(平成12年)12月に完了し、平成14年10月8日より試験湛水開始。2003年(平成15年)8月に完成した。

諸問題
2000年(平成12年)10月26日に長野県知事に田中康夫が就任し、多くのダムを始めとする公共事業の凍結・見直しが行われたが、小仁熊ダムはその本体工事着手が1998年であったことから、脱ダム宣言後も順調に建設工事が続けられた。 ダム建設地点はちょうど旧炭坑跡地であり、コンクリート充てんによる止水対策が急所となったが、この作業に労を費やすこととなり、工期は延長、事業費は1989年当初の見込み62億円の3倍以上、215億円となった。

また、試験湛水時にダムより上流300メートル先でクラック(ひび割れ)が発生し、道路が一部通行止めとなったというアクシデントも発生している。

場所(標高616m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/36.418943/138.000072/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

東条川からの取水堰はこれか?
http://maps.gsi.go.jp/#16/36.401139/138.024770/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
そうみたいだ♪
https://blog.goo.ne.jp/match1128/e/fe1e12b4c8714fe312fa8be25d94f6a4

1623とはずがたり:2020/08/28(金) 01:18:19
場所…この辺っぽい。有効落差もまあまあ。

堰堤(408m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.238907/138.347343/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
発電所(283m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.198851/138.359145/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

安倍川(あべかわ)水力発電所の建設計画について
https://www.chuden.co.jp/publicity/press/3263334_21432.html
2017年03月02日
中部電力株式会社

当社は、安倍川水系安倍川の流水を利用した安倍川水力発電所の建設を計画いたしましたので、お知らせいたします。

安倍川水力発電所は、発電出力7,100kWの流れ込み式水力発電所で、2019年度に工事に着手し、2022年度に運転を開始する予定です。

今後、当社は地域や地元自治体をはじめ関係者の皆さまにご理解とご協力をいただき、自然環境へ配慮をしながら、開発を進めてまいります。

当社は、エネルギー自給率の向上と温室効果ガスの削減に貢献するため、再生可能エネルギーの開発を積極的に進めています。

なかでも水力発電は、安定した発電電力量を期待できることから、当社は引き続き、一般水力や維持流量発電所の開発に努めてまいります。

また、既設水力発電所の設備改修による出力および発電電力量の向上についても計画的に進めてまいります。

【計画概要】

発電所名 安倍川水力発電所

所在地 静岡県静岡市葵区

水系・河川名 安倍川水系・安倍川

発電/運用方式 水路式/流れ込み式

発電出力 7,100kW

最大使用水量 7.00m3/s

有効落差 約121m

想定年間発電量 約3,800万kWh
(一般家庭 約11,700世帯分の年間使用電力量に相当)

CO2削減量 年間18,000トン程度

工事着手予定 2019(平成31)年度

運転開始予定 2022(平成34)年度

1624とはずがたり:2020/08/28(金) 01:26:39
>>1623
増強プラン♪

巨大なダムのない安倍川なので利水に萌え萌えだけえが,欲張りたい。

ここhttp://maps.gsi.go.jp/#15/35.224798/138.359606/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高420m]やここらhttp://maps.gsi.go.jp/#15/35.201727/138.369691/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高420m]やここらhttp://maps.gsi.go.jp/#16/35.197904/138.374788/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高222]辺りにも取水堰作ってもう一寸強化できひん??

全部で最大利用水量を8m3/sにすれば出力も8.1MW位には出来そう。

まあこれは20年位経ってリプレースする時の課題かな。。

更に渡本(発電所付近・標高282m)から取水して,この辺http://maps.gsi.go.jp/#15/35.116539/138.356688/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高156m]まで持ってきてもう一発発電かましたい。

高低差は矢張り130m程あるので,支流の中河内川のこの辺http://maps.gsi.go.jp/#15/35.160302/138.325317/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高284m]からも取水して使用水量9m3/s位に増やして9.5MW位はいけんちゃうか。

1625とはずがたり:2020/08/28(金) 11:03:03
>>1625
更に梅ヶ島発電所構想!

発電所は取水口に近いここらhttp://maps.gsi.go.jp/#16/35.222870/138.352665/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高355m]

取水は以下の3箇所ほど
藤代堰堤http://maps.gsi.go.jp/#16/35.228409/138.365303/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高502m]
梅ヶ島堰堤http://maps.gsi.go.jp/#15/35.242184/138.355701/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高501m]
孫佐島堰堤http://maps.gsi.go.jp/#16/35.255853/138.331958/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1[標高500m]

取り逃がす支流は三郷川と濁川だけなので,使用水量は6m3/sは行けるであろう。

標高差145mとまずまず。

想定発電容量は6.1MWってとこ☆

梅ヶ島堰堤辺りを改造してダムにして調整池作りたいけど安倍川本流を堰き止めるだけで結構水は貯められそう。

孫佐島堰堤は梅ヶ島ダムとして孫佐島聚落が沈まない程度に川原一杯に貯水するのも手だな〜♪

1626とはずがたり:2020/08/28(金) 14:35:43
秋葉第二発電所 一括更新工事の完了・増出力運転の開始について
https://www.jpower.co.jp/news_release/2016/05/news160530.html
平成28年5月30日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下、Jパワー、本社:東京都中央区、社長:北村雅良)は秋葉第二発電所において、平成27年10月より主要設備の一括更新工事を実施してきましたが、このたび法定使用前自主検査を終了し、5月27日(金)より、出力を34,900kWから35,300kWに増出力して運転を開始いたしました。

秋葉第二発電所

水車ランナ吊り込みの様子(平成28年2月)

秋葉第二発電所(静岡県)は、昭和33年の運転開始から50年以上が経過しており、経年により老朽化した機器を更新し、設備信頼度の向上と合理化・省力化を目的として、水車、発電機、主要変圧器等の主要設備の一括更新工事を行っておりました。
工事では、最新の解析・設計技術を用いて水車ランナ羽根形状を改良するなどにより、出力が400kW増加し、35,300 kWとなりました。

これにより、Jパワーが保有する水力発電所の最大出力合計は8,571,070kWとなりました。
Jパワーは、秋葉第一発電所の1号機と2号機についても、今年の10月から水車及び発電機などの一括更新工事により、出力を45,300kWから47,200kWに増加させる計画です。今後もCO2フリーの再生可能エネルギーである、水力発電所の一括更新による増出力運転など、積極的に推進して参ります。

【秋葉第二発電所概要】

所在地:静岡県浜松市
出力:35,300kW
最大使用水量:110?/s
ダム:秋葉ダム(堤長 273.4m、高さ89m)
運転開始:昭和33年6月

1627とはずがたり:2020/08/28(金) 14:36:45
Jパワー、静岡県浜松市の水力発電所を改修して出力増ー年間発電量はおよそ560万kWh向上
2017/06/05
(月)
SmartGridニューズレター編集部
https://sgforum.impress.co.jp/news/3968

電源開発は、水力発電所「秋葉(あきは)第一発電所」の2号機の設備を更新し、運転を再開したと発表した。

電源開発(Jパワー)は2017年5月31日、同社が静岡県浜松市天竜区に建設し運営している水力発電所「秋葉(あきは)第一発電所」の2号機の設備を更新し、運転を再開したと発表した。秋葉第一発電所は1958年1月に運転を開始した古い水力発電所。今回は発電機を最新のものに更新したほか、運転開始以来使用していた水車を新設計のものに入れ替えた。この効果で、秋葉第一発電所の最大出力が従来の45.3MW(4万5300kW)から、46.25MW(4万6250kW)に向上した。

図 秋葉ダム。秋葉第一発電所のほか、秋葉第二発電所、秋葉第三発電所の水源となっている

図 秋葉ダム。秋葉第一発電所のほか、秋葉第二発電所、秋葉第三発電所の水源となっている

出所 電源開発

新しい水車を設計する際には、最新の解析、シミュレーション技術を駆使して、水の流れや、羽根が受ける水圧分布などを綿密に解析したという。その結果、水車の形状が元々使っていたものに比べると変化したという。

発電機と水車の更新により、最大出力が45.3MWから46.25MWと、およそ950万kW向上したが、この分によって年間発電量がおよそ5.6GWh(560万kWh)向上したという。出力向上分だけで設備利用率を計算するとおよそ67.29%となる。改良後の最大出力46.25MWの発電設備が、この設備利用率で稼働すると想定すると、設備更新後の秋葉第一発電所の年間発電量はだいたい272.63GWh(2億7262万5435kWh)となる。

資源エネルギー庁が試算した一般世帯の年間電力消費量は、3600kWh。設備更新後の秋葉第一発電所の年間発電量の試算値にこの値を当てはめると、約7万5729世帯分に当たる。発電した電力は、従来と同じように各電力会社に卸売する。ちなみに、設備更新による出力増分で得られる年間発電量560万kWhだけでも、だいたい1556世帯分に当たる。

1628とはずがたり:2020/08/30(日) 00:50:10
ええもんめっけ☆

資料5-1 江の川水系河川整備基本方針
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/070810/pdf/s5-1.pdf

1629とはずがたり:2020/08/30(日) 01:54:32
>>1628
ガチガチに固められててなかなか水力発電増強する術ないなあ。。

浜原ダムと江の川取水堰の湛水区間延ばして貯留量増やして増水時の水を貯めとけるようにするぐらいかなぁ。。生田川にも堰作って調整したい。

http://www.suiryoku.com/gallery/shimane/akatsuka/akatsuka.html
明塚発電所
認可最大出力:25.0MW
最大使用水量:110.00m3/s
水車:14.5MW*2

浜原ダム(調整池)
有効貯水量260万立米
湛水面積:1.49平米

http://www.suiryoku.com/gallery/hirosima/n_kumami/n_kumami.html
新熊見発電所
認可最大出力:23.3MW
最大使用水量:90.00m3/s
水車:24.0MW*1
取水位標高:141.30m
放水位標高:107.00m

北側では割りと良く雨が降るようだ。
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/070810/pdf/ref1-1.pdf

1630とはずがたり:2020/08/30(日) 02:02:54
生田川側の風景。田圃潰せばOK
https://www.google.co.jp/maps/@34.8011387,132.7741211,3a,75y,42.47h,86.82t/data=!3m6!1e1!3m4!1sJGVg0DXrdbFAsHkU9Pjy-w!2e0!7i13312!8i6656

1631とはずがたり:2020/08/31(月) 13:13:51
>これに伴い、小又川第一および第二発電所については今後の維持管理費用増加も踏まえ、小又川新発電所の完成を機に、その役目を終えることとしました。
未だ使えるなら使え〜や。水取られるのか?

小又川新が10.326MWで,トータルで2.86MW増って事は廃止される小又川第一第二合計で7.466MWあったっちゅうこんか。

2018年12月25日
2019年5月、秋田県で66年ぶりに新たな水力発電所「小又川新発電所」を着工
https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2018/18-1225.html

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/18-1225a_large.jpg

三菱マテリアル株式会社(取締役社長:小野 直樹、資本金:1,194億円)は、秋田県北秋田市小又川水系において、1953年(昭和28年)に完成した小又川第四発電所以来の新規水力発電所となる「小又川新発電所(出力10,326kW)」を2019年5月に着工しますので、お知らせいたします。

…当社は、再生可能エネルギー固定価格制度(FIT)の施行を機に、森吉ダムを中心とした小又川水系にて営業運転中の小又川第一、第二および第四発電所の効率的運用による電源増加策、ならびに小又川第一および第二発電所の経年対策について検討を進めてまいりました。その結果、森吉ダム直下の小又川第四発電所の放流口から直接取水(取水量13.0m3/s)し、ずい道により約8.5km下流に水を導き、有効落差約90mを確保して10,326kWの発電をする新発電所の建設を計画し、FIT認定を受けました。本建設に併せ、河川環境保全と維持のために正常流量の放流も設定しました。これに伴い、小又川第一および第二発電所については今後の維持管理費用増加も踏まえ、小又川新発電所の完成を機に、その役目を終えることとしました。

新発電所の完成は2022年12月を予定しております。新発電所の完成により、小又川水系の発電能力は2,860kW、年間発電量は約13,400MWhの増加となり、…

<小又川新発電所概要>

1)
名称及び位置
名称:小又川新発電所
位置:秋田県北秋田市森吉字桐内沢外30国有林1048林班イ小班 地先
   (米代川水系阿仁川支川小又川)
2)
出力、発電量
最大出力:10,326kW(水車容量5,339kW×2台)
年間発電量:約48,500MWh
3)
使用水量
最大使用水量:13.0m3/s(6.5m3/s/台)、 常時使用水量:4.17m3/s
4)
有効落差
最大使用水量時有効落差:91.50m、 常時使用水量時有効落差:94.32m
5)
ずい道のこう長
こう長:8,489m(在来工法:849.1m、TBM工法:7,639.9m)
6)
工事計画
着工予定:2019年5月、 竣工予定 :2022年12月

1632とはずがたり:2020/08/31(月) 13:14:43

https://www.mmc.co.jp/chinetsu/suiryoku03.html
小又川第四発電所
 1953(S28)年に森吉ダムの建設に併せて運転を開始(立軸フランシス水車)した当所水力発電所の中では最大規模であり、基幹場所の一つですが、当時の建設工事は資材運搬道路も無く相当難工事であったとの記録が残されております。
 1999(H11)年に無人化を図り、現在は小又川第一発電所で遠方監視制御を行っており、2015(H27)年にFIT認定設備として水車(立軸フランシス)・発電機を更新しております。

小又川第二発電所
 1944(S19)年に運転を開始(横軸フランシス水車)し、当初流れ込み方式でしたが、森吉ダム・小又川第四発電所の 完成に伴い、放水路より直接取水する方式に改造され現在に至ります。

小又川第一発電所
 1号機(横軸フランシス水車)が1930(S5)年に運転開始。その後1963(S38)年に2号機(立軸フランシス水車)を増設し 出力増強を図り現在に至ります。
 1999(H11)年小又川第四発電所の無人化に伴い、小又川系全ての水力発電所の集中遠方監視制御をしております。

三菱マテリアル株式会社 小又川第一発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/akita/komata1/komata1.html
昭和 5(1930)年 3月  :運用開始
認可最大出力:5720kW
  常時出力:1750kW
水量
最大使用水量:13.51立方メートル毎秒

三菱マテリアル株式会社 小又川第二発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/akita/komata2/komata2.html
昭和19(1944)年10月  :運用開始
認可最大出力:1750kW
  常時出力:1540kW
水量
最大使用水量:5.20立方メートル毎秒


三菱マテリアル株式会社 小又川第三発電所 跡
http://www.suiryoku.com/gallery/akita/komata3/komata3.html
昭和18(1943)年     :運用開始
平成12(2000)年     :廃止

本発電所は森吉山ダムの建設に伴い廃止されました。

三菱マテリアル株式会社 小又川第四発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/akita/komata4/komata4.html
昭和28(1953)年12月  :運用開始
出力
認可最大出力:6500kW
  常時出力:1450kW
水量
最大使用水量:16.50立方メートル毎秒

1633とはずがたり:2020/08/31(月) 14:56:59
こんなとこにトンネル??
https://maps.gsi.go.jp/#16/40.084729/140.420251/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

1634とはずがたり:2020/08/31(月) 20:35:36

おいおい迂闊にも見逃してて知らんかったぞ。。
しらんかった。豊田通商と東電の提携は風力に注力するユーラスにばっか目を取られてたけど水力でも全面提携か〜。
2018年に豊田通商が東京発電に出資。2019年に豊田通商から株を譲り受ける形でユーラスが東京発電に出資。

株式会社ユーラスエナジーホールディングス
https://www.eurus-energy.com/company/outline/
豊田通商株式会社 60% / 東京電力ホールディングス株式会社 40%

東京発電株式会社
http://www.tgn.or.jp/teg/company/outline.html
東京電力リニューアブルパワー株式会社 / 豊田通商株式会社 / 株式会社ユーラスエナジーホールディングス

国内の中小水力発電事業をてがける東京発電株式会社に出資
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/181219_004307.html
2018年12月19日

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)は、本日、東京電力ホールディングス株式会社の子会社である東京発電株式会社(以下、東京発電)が実施する第三者割当増資を引き受けましたのでお知らせ致します。

国内の中小水力発電事業をてがける東京発電株式会社に出資
https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?IMNEWS1=1399660
2019/04/01  株式会社 ユーラスエナジーホールディングス 

2019年04月01日 - 国内の中小水力発電事業をてがける東京発電株式会社に出資

当社は2019年3月29日、豊田通商株式会社が保有する、東京発電株式会社(以下、東京発電)の発行済株式の一部について譲渡を受け、東京発電へ出資参画いたしましたのでお知らせ致します。

1635とはずがたり:2020/09/01(火) 17:16:33
すげえわ。

四国電力 東豊永発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/kouchi/hgtoyona/hgtoyona.html

https://www.yonden.co.jp/assets/pdf/corporate/yonden/brochure/index/hydro_power_station.pdf
当社で落差最大の一般水力発電所;東豊永発電所(405.7m:6,500kW)

1636とはずがたり:2020/09/01(火) 17:21:59
>>1635

此処
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.785907/133.793660/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

700m位から300m位迄一気に落とす!

流石にこんだけ高所だと水を集めるのに苦労するが物部川側のオモ谷http://maps.gsi.go.jp/#15/33.738045/133.831136/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1や楮佐古川http://maps.gsi.go.jp/#15/33.757956/133.856242/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1やその支流http://maps.gsi.go.jp/#15/33.753568/133.847959/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1からも取水出来ないやろか??

沖野々川辺りに一寸した調整池を設けてもええんちゃうか。

1637とはずがたり:2020/09/01(火) 17:24:30
物部川→吉野川の導水は物部川側が多雨地帯で水が使い切れないと云う前提で,東豊永,名頃辺りに少々水引っ張れないかと思っている。

高知側への配慮とメリットが必要である。

1638とはずがたり:2020/09/02(水) 22:52:30
おお,結構水量でかい!
下流には軸丸発電所があってこの放流水が行くようだ。そっちの使用水量も増強しないのかな?!

水利用の方法
https://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/pdf/oono-4-5.pdf

2019年10月29日
九州電力株式会社
新竹田発電所の新設工事を開始します
-既設竹田発電所の再開発により、最大出力が7,000kWから8,300kWへ増加-
http://www.kyuden.co.jp/press_h191029-1_smt.html

 水力発電所の「竹田発電所」は、運転開始から64年が経過し、施設の老朽化が進行していることから、当社は同発電所を廃止し(2019年10月28日)、「新竹田発電所」を新設する計画を策定しておりました。(2019年3月1日お知らせ済み)
 この度、工事に向けた準備が整ったため、10月29日から、新竹田発電所の新設工事を開始いたします。

 本工事は、水車・発電機、導水路等の高経年化対策並びに未利用水の有効活用を目的とした再開発工事であり、最大使用水量の増量及び発電機の効率向上により、最大出力と発電電力量の増加を図るものです。
 また、同工事と並行して、竹田調整池堰の改造工事も実施予定です。

 なお、新竹田発電所は2022年3月に運転開始する予定です。

 当社は、今後も地球温暖化への対応や国産エネルギー有効活用の観点から、再生可能エネルギーの積極的な開発、導入に努めてまいります。
新竹田発電所の概要
発電所の所在地 大分県竹田市
水系及び河川名 大野川水系大野川
最大使用水量 26.0?/s 〔22.0?/s〕
有効落差 37.4m 〔37.4m〕
最大出力 8,300kW 〔7,000kW〕
年間発電電力量 約3,600万kWh※ 〔3,200万kWh〕
工事期間 2019年10月〜2022年3月
主な工事設備 導水路、水車・発電機、調整池堰 等

注:〔 〕内は既設発電所の諸元
※一般家庭約12,000世帯分に相当
(一家庭あたり年間使用量3,000kWhで算定)

場所
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.972677/131.416494/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1639とはずがたり:2020/09/02(水) 22:53:20
>>1638
>総貯水容量 752 m3
とのこと。ちいせえ(;´Д`)

2020年8月5日
九州電力株式会社
竹田発電所 竹田調整池堰(ちょうせいちぜき)の改造工事を開始します
http://www.kyuden.co.jp/press_h200805-1.html

 当社は、現在実施中の「新竹田発電所新設工事」と並行して同発電所の竹田調整池堰の改造工事を実施する予定としておりました。 (2019年10月29日お知らせ済み)

 この度、工事に向けた仮設などの準備が整ったため、本日から改造工事を開始いたします。

 本工事は、2012年の九州北部豪雨において過去最大流量を記録したことを踏まえ、豪雨による洪水に備えた堰の安全性向上を目的として実施するものです。
 なお、本工事の完了時期は、新竹田発電所の運転開始時期と同じ2022年3月を予定しております。

 当社は、今回実施する改造工事によって、竹田調整池堰の更なる安全かつ確実な運用を図ってまいります。

堰の諸元
河川名 大野川水系大野川
堰の型式 コンクリート重力式
堰の高さ 10.2m
堰の長さ 108.0m
ゲートの数 8門
別紙
http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0252/5502/nj57dk3t.pdf

竹田調整池堰
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E7%94%B0%E8%AA%BF%E6%95%B4%E6%B1%A0%E5%A0%B0
流域面積 326 km2
総貯水容量 752 m3

竹田調整池堰(たけたちょうせいちぜき)は、大分県竹田市の大野川にある九州電力の発電用の堰である。魚住堰堤とも呼ばれ、竹田ダム、魚住ダム等の通称でも呼ばれるが、堤高が15m未満であるため河川法上のダムには該当しない。

平成24年7月九州北部豪雨
2012年(平成24年)7月中旬の九州北部豪雨では、玉来川が氾濫して竹田市に広範な被害をもたらした。その一因として、竹田調整池堰によって上流部の水位が上昇したのではないかとの指摘があったが、後の検証では堰の影響は限定的だったとされた[1]。また、竹田発電所が浸水して発電設備が冠水したため使用不能となり、復旧したのは約半年後の2013年(平成25年)1月30日であった[2]。
場所
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.958347/131.390766/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1640とはずがたり:2020/09/03(木) 19:23:57
なんと。。たまたま増水中だったのかもしれぬが勿体ない。5MW位迄は認めてやれよな〜。。>富士緒井路第2発電所…小水力発電とは1500KW以下であることが条件になっております。そこでそれを超える水は導水管の横にある水路で放水するということをやっております。

シニアの独り言
https://hirose580.exblog.jp/20887169/

富士緒井路第2発電所

富士緒井路第2発電所に行ってきました。第1発電所に比べ相当大きい発電所です。小水力発電とは1500KW以下であることが条件になっております。そこでそれを超える水は導水管の横にある水路で放水するということをやっております。全部を発電に利用するならばさらに発電量も増えるものをと思いますが、仕方がないことなのでしょう もったいないことです。
昭和59年に工事費7億7760万円で完成しました。導水管の長さは255Mあります。
富士緒井路の設立に関して後藤鹿太郎翁の大変な努力の積み重ねがあってできたということが言われております。土地改良区の前には鹿太郎翁の銅像が立っております。

1641とはずがたり:2020/09/04(金) 10:44:42
そうなのか。。

https://yamba-net.org/39142/
(ちなみに、同じ大野川上流には、事業着手から30年以上たっても使い物にならない水漏れダムとして有名な九州農政局の大蘇ダムがあり、受益者とされる大分県と竹田市は大蘇ダムの漏水対策の追加負担を求められています。)

1642とはずがたり:2020/09/04(金) 11:06:22
ここは発電を計画に入れて九電の参加を要請すべき。まあ嫌がりそうだな。国策の電力会社が必要だな。新電源開発だっ。

誰も責任をとらず、湯水のように注がれる修復費用
“底抜け”大蘇ダムに振り回される住民たちの失意
相川俊英:ジャーナリスト
https://diamond.jp/articles/-/21290
社会 相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記
2012.7.10 0:00 会員限定

山奥に造られた巨大プールの愚
水の貯まらない「底抜けダム」
 まるで山奥に巨大なプールを造るようなものだ。農水省九州農政局は6月18日、水漏れにより利用ができずにいる大蘇ダム(熊本県産山村)を全面補修する案を発表した。

 ダムののり面や底面など地盤全体にコンクリートを吹き付け、水漏れを防ぐという。コンクリートで巨大な器を造り、その中に水を貯めるというものだ。工事費は約100億円にのぼる見込みで、九州農政局ではダム水を利用する地元の自治体にも追加負担を求める方針だという。

 日本は世界に冠たるダム大国で、建設の実績と技術力の高さで他国を圧倒している。しかし、その一方でとんでもない欠陥ダムを生み出していた。代表事例が、水の貯まらない底抜けダムだ。ダム湖の底やのり面から水が漏れ出し、計画通りに貯水できないという欠陥品である。

「まさかそんなバカなことが」と思うだろうが、本当に漫画みたいなダムが日本社会に存在している。それも2つもである。

 熊本県の大蘇ダムと北海道の東郷ダムが、その「底抜けダム」である。いずれも農水省が農業用ダムとして建設したもので、完成後に水漏れが発覚し、水利用ができずにいる。

 大蘇ダムは、熊本県産山村を流れる大蘇川をせき止めて造られた。農水省九州農政局が「大野川上流農業水利事業」として建設したもので、計画上の有効貯水量は約390万トンとなっていた。

 受益地は大分県と熊本県に広がり、延べ2158ヘクタール。畑作が中心で、受益地の7割以上を大分県竹田市が占める。ハウスでのトマト栽培を手がける農家が中心だった。

 大蘇ダムの堤本体が完成したのは、今から8年前の2004年のこと。工事は基礎掘削時に亀裂が見つかるなど、難航を極め、1979年の事業着手から4半世紀もの時を要した。計画変更は2度に及び、事業費は約595億円と当初(約130億円)の4.6倍にまで膨れ上がった。

2019年3月7日
水漏れ問題かかえる農水省の大蘇ダム、2020年度の供用開始後は地元管理へ
https://yamba-net.org/46299/

 1979年に本体工事に着手し、当初計画では1986年の供用開始が予定されていましたが、基礎掘削時に亀裂が見つかるなど、本体工事は難航を極め、4半世紀もの時間を要しました。
 さらに、2005年のダム本体完成後、試験湛水を行ったところ、ダム湖の底やのり面から漏水が発生。当初、農水省はこのことを伏せていましたが、土地改良区の関係者が試験湛水のデータが示されないことに不審を抱き、水漏れの事実を突き止めました。計画通りに水が貯まらないダムとしてテレビでも取り上げられた大蘇ダムでは、2013年から100億円以上をかけて漏水対策工事を進め、2020年度からの供用開始を目指しているとのことです。

1643とはずがたり:2020/09/04(金) 11:06:37
>>1642
★農水省九州農政局サイト
 (大蘇ダムの漏水対策工事は「浸透抑制対策」と書かれています。)
 http://www.maff.go.jp/kyusyu/seibibu/kokuei/24/jigyounogaiyou/jigyounogaiyou.html

 昨日の地元紙によれば、熊本県と大分県の地元自治体は、ダム完成後も水漏れの心配があるため、大蘇ダムを国直轄管理にするよう要望してきたとのことですが、国がこれを受け入れないことから、維持管理を行う方針に転換しました。
 2012年の以下の記事によれば、大蘇ダムによる灌漑用水を求めている農家の大半は大分県側にあります。水が足りている熊本県側では、国の欠陥ダムの対策工事費を地元が負担することに対して、当時でも大きな不満があるとのことでした。完成が何十年も遅れたため、当初はダムを望んだ農家も、大蘇ダムなしで生活を営むようになっているということです。
 計画通りに運用できないダムは、地元民にも国民にも過大な負担を強いますが、計画を策定したダム起業者が責任を取ることはありません。

●「誰も責任をとらず、湯水のように注がれる修復費用
“底抜け”大蘇ダムに振り回される住民たちの失意」(週刊ダイヤモンド、2012年7月10日、相川俊英:ジャーナリスト)

●「“底抜け”大蘇ダムの修復はきちんと進んでいるのか?
再び現地で見た“ぼったくり工事?”の迷走としわ寄せ」(週刊ダイヤモンド、2012年9月25日、相川俊英:ジャーナリスト)

◆2019年3月6日 熊本日日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000015-kumanichi-l43
ー大蘇ダム、3市村管理に転換 漏水対策後の監視は国費でー

  2020年度の供用開始を目指し国が漏水対策を進めている大蘇ダム(熊本県産山村)について、阿蘇、産山、大分県竹田の受益地域3市村は、ダム本体の維持管理を担う方針を決めた。国直轄を要望していたが、工事完了後も当面は効果や安全性の監視に国費が充てられることを確認できたとして、方針転換する。

 同ダムは1979年に事業着手。2005年に本体が完成したが、08年に漏水が発覚し、13年から7年計画で対策工事を進めている。

 土地改良法は、ダム本体など基幹施設の管理費は地方公共団体が負担すると定める。しかし3市村は、対策工事完了後に再び漏水が発生した場合の補修費負担を懸念。常駐職員の監視など、国の直轄管理を求めていた。

 これに対し国は、漏水対策完了後もダム本体の監視を100%国費で実施し、補修工事が必要になった場合は地元負担の軽減を検討すると回答。監視期間は学識者らの意見を基に決めるとしている。

 維持管理に伴う負担は事業費の4割で、阿蘇市は年間137万円、産山村は172万円を見込む。

 3市村は3月定例議会に関連議案を提出。3議会の可決を経て、受益農家3分の2以上の同意取得の手続きに入る。熊本側の対象農家は16年時点で199戸。

 同ダムは、事業着手後3回の計画変更で完成時期がずれ込み、漏水発覚で事業費は720億円に膨らんだ。

 漏水対策に関し、国は17〜18年に試験湛水[たんすい]と検証を実施したが、貯水量の減少は確認されなかったとしている。(中尾有希)

1644とはずがたり:2020/09/04(金) 18:36:50
日本軽金属、国制度で売電か 富士川水系の水利権目的外使用問題
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/007/804448.html
(2020/9/3 16:00)

 アルミ製錬を前提に富士川水系の水利権を許可された日本軽金属波木井発電所(山梨県身延町、設備・能力2万1900キロワット)が、国の水利権更新許可が認められないまま稼働している問題で、同社が同発電所について、再生可能エネルギー普及のため国が導入した固定価格買い取り制度(FIT)に申請し認定を受けていたことが、2日までの経済産業省などへの取材で分かった。“売電そのものを目的にした発電”に本格的に乗り出していたことが判明し、住民は反発を強めている。

 静岡新聞社が水利権の目的外使用を指摘した1月1日付の報道を受け国土交通省は同月、売電の有無や発電の目的と使用実態の相違などを確認した。発電所は3月末に水利権更新期限を迎え今月で半年経過するが、いまだ水利権許可の審査中だ。水利権は失効しておらず、取水を続けている。

 1939年に完成した同発電所は、同社が富士川沿いなどに持つ六つの発電所で最古。太平洋戦争期にゼロ戦用航空機素材の製造を支えた同発電所も現在では、支流の雨畑川に不法投棄された凝集剤入り汚泥などに起因するとみられる強い濁りが、発電用導水管を経てサクラエビの主産卵場になっている駿河湾に流れ込む事実上の起点といえる。日軽金はFITによる売電のため2017〜19年にかけて巨額を投資し改修工事を行った。
 日軽金は売電収入について決算関係書類に明示していない。

 ■「聞いていない」流域反発

 日本軽金属が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けていることが2日までに分かった。情報公開資料によると、同社は山梨県にFITの利用を報告していたとみられるが、流域の市町には説明がなく、住民は反発を強める。
 山梨県内の富士川最下流に位置する南部町の佐野和広町長は「どう売電しているか全く聞いていない」とし、「住民は地震で導水管が破裂しないか心配。富士川に水を戻してほしい」と求める。林業家でサクラエビ漁師の佐野文洋さん(48)=富士宮市=は「日軽金は自社の利益だけでなく、海や川に向き合ってほしい」と憤る。

 売電した場合、一カ月に数億円規模の収入になるとみられる。近藤千鶴富士宮市議は「川は地域の共通資本。売電でいくら稼いでいるのか。説明と対策を求めたい」と強調する。
 日軽金は静岡新聞社の取材に、FIT認定を受けた事実を認めつつ、売電実績については「経営に関わる事柄であり、回答は差し控える」としている。

 ■FITの趣旨に反する 諸富徹 京都大大学院教授(環境経済学)
 少なくとも水利権の更新期限を過ぎても更新されていないのであれば、失効状態であることは間違いない。現在は河川法の運用で、日軽金と関係者の間で水利権が認められているにすぎないだろう。
 FITの根拠となる再生可能エネルギー特措法の趣旨は、福島の原発事故という大きな環境リスクを一つの出発点に、環境に良い電源に変えること。それが富士川の河川環境やサクラエビに損失を与えているとすれば、本来的な矛盾だ。波木井発電所の水利権が正当性を疑われる状態ならば、なおさらFITの趣旨に反しているとも言える。

 違法な土地利用の発電所からの電力など明らかに問題があれば話は別だが、今回のように(違法性を帯びていなくても正当性を失ったような)グレーなケースの場合、現行法に基づくFITは問題のある発電所として排除する仕組みになっていないのでは。
 ただ、今は個別条文に反していなくても、問題点が明らかになると、経産省が後付けで規制するケースがFITでは多く起こってきた。太陽光パネルで環境問題が起こり、事業者に役割を終えた設備の撤去を含めて義務を負わせたことなどだ。問題が大きければ、法の改正や政省令の見直しが行われるべきだ。

 <メモ>再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度 再エネ特措法に基づき、水力や太陽光、風力などを用いて発電した電気について、国が定める一定価格で一定期間、電力会社による買い取りを約束する制度。新規発電事業者が収益の見込みを立てやすく、東日本大震災後に多くが参入した。水力発電の場合、買い取り期間は20年間。

1645とはずがたり:2020/09/04(金) 18:38:30

投棄コンクリ8割下流に 山梨・雨畑川、くず4700トン流出か
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/007/739538.html
(2020/2/22 07:33)

 駿河湾産サクラエビの不漁をきっかけに静岡、山梨両県が濁りの実態を調査した雨畑川(同県早川町)で昨年7月、大量のコンクリートくずの不法投棄が見つかった問題で、早期撤去を行政指導されたコンクリートくずの約8割が回収できないまま撤去作業が終了、下流や海に流出した可能性があることが21日、明らかになった。流出量は約4700トンに上るとみられる。山梨県環境整備課が同日、発表した。
 同課によると、日本軽金属が一部出資し、近くに砂利プラントのあるニッケイ工業など3社に対し同県は昨年10月、不法投棄くずの早期撤去を行政指導。ニッケイ工業などは約3800立方メートル(国の基準で約6千トン)をことし3月までに撤去する計画を示したが、2割しか回収でなかったという。
 不法投棄は2015年4月〜19年3月、10トンダンプで計633回に及んだとされる。回収できなかったコンクリくずについて同課の河西博志課長は、日軽金が現場上流で自家発電用に管理する雨畑ダムの放水などにより流出した可能性が高いと分析した。
 昨年9月、国土交通省に環境への影響を調べるよう要望書を提出した山梨本流釣同好会の40代の男性会員は、生コンには六価クロムなど有害物質が含まれていると懸念し「近年、富士川本流のアユやアマゴは壊滅的だ。影響は計り知れない」と述べた。

1646とはずがたり:2020/09/04(金) 18:39:30
雨畑川汚泥投棄、計画的か 山梨の採石業者 土管埋設、流れ変え
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/008/660940.html?news=739538
(2019/5/16 13:27)

 山梨県早川町の雨畑川に採石業者が汚泥(ヘドロ)を不法投棄していたとみられる問題で、投棄現場付近で違法に川の流れを変える「瀬回し」が行われていた疑いが判明し、同県が計画的投棄の可能性を視野に現地調査を続けていることが15日までに分かった。
 雨畑川は、駿河湾のサクラエビの不漁を受け静岡、山梨両県が5月以降に濁りの合同調査を実施している早川水系にある。下流域で富士川に合流するほか、発電用の導水管を通って駿河湾に注ぎ込む。
 同県治水課によると、現場は無許可でコンクリート製の土管が埋設され、川の流れが改変されていた。河川法違反の恐れがあり、同課はヘドロ投棄をしやすいよう周辺を造成していた可能性があるとみている。
 同課の担当者は「埋設された土管の上はダンプカーの進入路が作られている。(約1キロ上流の)雨畑ダムは雨期には放水する。その際にヘドロが下流に一緒に流れる構造になっていた可能性もある」と指摘した。
 同県によると、聞き取り調査に対し業者は「一時的に保管するつもりだった」と説明。ただ、外部に搬出した痕跡が見当たらないことから、治水課や環境整備課は「汚泥が産業廃棄物であるという認識を持ちながら、雨畑川に投棄していた可能性が非常に高い」とみている。
 現場周辺には、本来砂利プラント内に設置されているはずのヘドロ沈殿装置の一部も確認された。2011年夏ごろ、ダムの放水によりプラントから流出したままといい「装置は再稼働しておらず、これ以来投棄が繰り返された」との指摘もある。

1648とはずがたり:2020/09/04(金) 19:10:26
>投棄された場所から約1・5キロ下流の瀬には今も汚泥が残る
下流に流されたヘドロも撤去義務負わせりゃいいんちゃうの?!

投棄汚泥の撤去完了 山梨・雨畑川 下流の瀬、依然残留
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/008/660949.html?news=660940
(2019/6/15 13:32)

 山梨県早川町の雨畑川でニッケイ工業(東京都)が産業廃棄物の汚泥(ヘドロ)を不法投棄したとみられる問題で、同県は14日、野積みされた汚泥の撤去が完了したと発表、検討した刑事告発を見送る方針を示した。一方、下流の瀬には依然汚泥が残ったままで、流出した全てのヘドロの回収は困難な状況となっている。
 ニッケイ工業は当初示した5月末の撤去期限が守れず、14日まで先送りしていた。同日午後、同県職員が同社幹部の説明を受けながら野積み現場を見て回った。同県の説明によると、搬出した汚泥は約4400立方メートル(国の目安で換算すると約4840トン)。無許可で埋設された土管は近く撤去させる。
 同県環境整備課によると、不法投棄とみられる行為は約10年前には始まり、これまで外部に搬出された形跡は見当たらないという。関係者によると、投棄された汚泥の総量は数万トン以上に上る。
 さらに、ニッケイ工業が汚泥投棄直前に混入させた化学物質が、河川環境に悪影響を与えた可能性も否定できない。同社の高橋広明常務は取材に、不法投棄とみられる行為を行う直前、汚泥に3種類の凝集剤を混ぜていたことを認めた。「凝集剤は汚泥から水を分離させるためだった」などと説明した。
 雨畑川は駿河湾サクラエビの不漁などを受け静岡、山梨両県が濁りの実態調査を進める早川水系にある。  (「サクラエビ異変」取材班)

1649とはずがたり:2020/09/04(金) 21:11:32
大蘇ダムに新しい水源を追加しつつ発電!

乙宮川693m
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.027861/131.210918/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

産山川687m
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.027690/131.201026/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

南谷684m・無人の谷なので調整池造れそう。
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.022617/131.197786/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

田尻680m
2545mm(年間降雨量・田尻)http://www.pref.oita.jp/uploaded/life/116567_134920_misc.pdf
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.020224/131.185126/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
田尻流域年間総降雨量
1500*600=900,000m2=90万平米
90万*2.5=225万立米/年

田尻ダム(仮称)
200m*20m*800m=320万立米

年間200日,1日4時間稼働=200*4*60*60=288万秒。

年間288万秒で320万立米使うと云う事はダムがあれば1m3/s位は開発できると云う事。

田尻より上流の取水量含めて1.5m3/sは使えそう。

ここから大蘇ダムへ注水。
一日4時間とすると,夕方から日没に掛けてでも十分余裕あり。雨降って太陽光発電の発電量が減った時は余計に発電も可能。
良さそうだ。

1650とはずがたり:2020/09/05(土) 23:46:03
大蘇ダムへ導水する平川頭首工

平川頭首工だっ!ここか〜。
https://www.google.co.jp/maps/@33.020163,131.1786705,3a,75y,183.89h,77.28t/data=!3m9!1e1!3m7!1sM9AHzkxB5g42R5dBZo8dPA!2e0!7i13312!8i6656!9m2!1b1!2i31?hl=ja

写真より古びてるw
完成時の写真か。
https://www.maff.go.jp/kyusyu/seibibu/kokuei/24/sisetunogaiyou/attach/pdf/sisetunogaiyou-2.pdf

此処。681m
http://maps.gsi.go.jp/#17/33.020157/131.178303/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1651とはずがたり:2020/09/06(日) 18:07:29
完成かな??

<玉来魚住ルート>
玉来ダム・玉来取水工(347.8)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.969049/131.307564/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
七ツ森取水工(342.3)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.958464/131.314387/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

滝水川取水工(342.8)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.944311/131.312327/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

藤渡川取水工(342.1)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.938801/131.315417/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

山ノ口川取水工(341.5)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.938945/131.321039/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

山ノ口川第二取水工(340.1)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.937576/131.325245/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

矢倉川取水工(341.3)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.934010/131.337004/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

上部水槽(343.7)
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.937603/131.360435/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

竹田南発電所(268.8)
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.940754/131.370113/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1652とはずがたり:2020/09/06(日) 22:58:07
>>1651
あれ,稲葉ダムから玉来ダムが抜けてる。。

とは言え近いのでほぼ直送だけど。米山川沿いは山裾に水田が拡がってる感じ。買収して小さな調整池作っても良さそう。

稲葉湖取水工(430m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.988850/131.295033/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

米山川取水工(429.1m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.975926/131.301942/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
この河川名が如何しても判らず執念で見付けたw
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2030548.pdf

玉来湖発電所(349)
http://maps.gsi.go.jp/#15/32.969085/131.307650/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1653とはずがたり:2020/09/07(月) 12:23:15
2m3/sを設備稼働率80%で確保したい。
使用水量(m3/s) 2
設備稼働率 0.8
一日使用水量(万立米) 13.824
週間使用水量(万立米) 96.768

大体100万立米の貯水容量があれば1週間の日照りに耐えられる。

どんだけの長さのダムが必要か考える。
川幅は100mで一定。堰堤部分は高さ5m,横幅200mの台形として,ダム湖の範囲はダム地点で水深5mが一定と仮定される河川勾配の元で0mになる箇所。ダム長xとする。
三角錐と三角柱に分けられるので計算する。
三角錐は100*5*(1/2)*(1/3)*x,三角柱は5*100*x*1/2
この和が1,000,000なのでx=3.00。

大体5km上流迄水を溜めとく必要がある。ダム堰堤高を倍の10mに川巾を50mとすれば2.00km。
これくらいなら整備可能か?
こんな計算でええんかいな(;´Д`)

1654とはずがたり:2020/09/07(月) 12:25:06
>>1653
これをみて考えた所。


流域及び河川の概要大野川水系玉来川資料-3大 分 県
http://www.pref.oita.jp/uploaded/life/116567_134920_misc.pdf
川床地点の正常流量と自然流量の比較

1655とはずがたり:2020/09/08(火) 11:02:39
室戸岬にある佐喜浜川。辺境の地であり,川も未利用の様である。

2019年11月30日
佐喜浜川 最後の楽園か荒廃した山里か
http://soratoumi2.sblo.jp/article/186867401.html

■佐喜浜ルート
佐喜浜川ダム(121m) 流域面積18km2
年間流域予想降水量:平均3000mmとして5千4百万立米。
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.458101/134.194951/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

佐喜浜発電所(16m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.406600/134.197912/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
川を堰き止めるので気張って10m3/s位使いたい。(将来的には増設して2倍も視野)
P=9.8*10*105*0.85=8,746.5kW(8.7MW)

稼働率80%とすると年間61GWh(61,000MWh)。1kW=26円(1MW=26,000円)として売上は1,585,209,600円(15.8億円)!?こんな儲かるのか??

この場合使用水量は2億5千2百万立米。あかん,水が降雨量の5倍程必要で足りひんww一寸欲張りすぎたか…orz

稼働率を10m3/sの侭だと1/5の16%位迄おとさんとあかん。。
使用水量を5m3/sとして発電力を4.3MWとすると稼働率は32%位迄上がる。売上は3.1億円程度。パッとせんのぉ。。

1656とはずがたり:2020/09/08(火) 12:02:06
■羽根川ルート

羽根川ダム(189m) 流域面積22.5km2
年間流域予想降水量:平均3000mmとして6千7百万立米。
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.423553/134.114828/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
羽根川発電所(8.4m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.365177/134.067578/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
さて,今回は最初から控えめに行く。
最大使用水量は5m3/s
P=9.8*5*181*0.85=7.5MW

まあまあではないか。6千7百万を使い切ると稼働率は56%。発電量は36,792MWh=36GWh,売上は26円/kWで9億5千万円。

■西ノ川ルート

畑古矢ダム(250m) 流域面積:18km2
年間流域予想降水量:平均3000mmとして4千8百万立米。
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.412502/134.146006/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
新吉良川発電所(7.2m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.333056/134.104700/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
さて,今回も控えめに行く。
最大使用水量は3m3/s
P=9.8*3*242.8*0.85=6.0MW

4千8百万立米を使い切ると稼働率50%である。

まあ羽根川でも云えるけど降雨量を全部使い切るのは可成り厳しいんだけどね。。(;´Д`)

1657とはずがたり:2020/09/08(火) 12:13:54
■B案・羽根川・西の川ルート

畑古矢ダム(250m) 流域面積:18km2
年間流域予想降水量:平均3000mmとして4千8百万立米。
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.412502/134.146006/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
羽根川発電所[羽根川ダム付近](189m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.423553/134.114828/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
最大使用水量は2m3/s
P=9.8*2*242.8*0.85=4.0MW

羽根川ダム(189m) 流域面積22.5km2
年間流域予想降水量:平均3000mmとして6千7百万立米。

羽根川発電所(8.4m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.365177/134.067578/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
最大使用水量は2+4=6m3/s
P=9.8*6*181*0.85=9.0MW

畑古矢ダムは小さくしても良いかも知れない。その分羽根川ダムでしっかり貯めれば。また小さくするなら使用最大水量増やす方が水を有効活用できる。

西の川にある最大使用水量0.42m3/sの吉良川発電所は廃止で良いだろう。

1658とはずがたり:2020/09/08(火) 12:29:53
■B案・野根川ルート

佐喜浜川ダム(121m) 流域面積18km2
年間流域予想降水量:平均3000mmとして5千4百万立米。
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.458101/134.194951/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

東洋川口発電所(54.5m)・取水口
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.542915/134.231901/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
控えめに4m3/s
P=9.8*4*66.5*0.85=2.2MW

樫地川取水口(54.7m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.522524/134.230528/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
押野川取水口(54m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.508212/134.233704/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
別所取水堰(53m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.494470/134.228597/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
別所川ダム(50m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.485988/134.236107/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

東洋海岸発電所(1.3m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.478722/134.252071/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
控えめに6m3/s
P=9.8*6*53.2*0.85=2.6MW

う〜む,出力が上がらんね。。

1659とはずがたり:2020/09/08(火) 17:49:11
物部川水系まとめた!
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/mononobe00.html

ざっくりだけど小さめのダムを造って流域面積(km2)の1/10が使用水量だと安定しそう!?

佐喜浜は18km2では小さくて1.8m3/s程度で,それでは1.5MW程度か。。厳しいな。。

1660とはずがたり:2020/09/09(水) 14:43:34
走りながらめっちゃ水力発電所出来そうやんと思ってるうちにちらっと水路っぽいのも見えて,調べて見ると実際に発電所あったw
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.000666/135.262685/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
関西電力株式会社 羽束川発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hyogo/hatukagw/hatukagw.html
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:450kW
  常時出力: 81kW
水量
最大使用水量:1.15立方メートル毎秒
落差
有効落差:54.39m
面積
流域面積:32.5平方キロメートル

ちいせえ(;´Д`)

川を堰き止めて使用水量2倍ぐらいに増やすとともに場所もこの辺(206.6m)で発電と倍増させよう。1.5MW位にでは出来る筈だ。
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.978050/135.264573/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1661とはずがたり:2020/09/09(水) 15:25:48
なんだ,ここ!?
ダムはあるけど水は貯まってない??
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.252401/134.724784/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1662とはずがたり:2020/09/09(水) 15:27:26
近くにはこんなものがあるようだ。。

神子畑川の鋼製透過型砂防堰堤(流木止め)
2014年11月24日(月)
https://ameblo.jp/misako-taka/entry-11956168138.html

1663とはずがたり:2020/09/09(水) 15:30:23

これか!?

http://h-2a-go.sakura.ne.jp/benri/damu_4/tori.html
 廃鉱山のダム

明延鉱山、神子畑選鉱所の選鉱で出た廃石、廃泥の堆積用ダム跡

廃ダム跡 神子畑選鉱所跡 / 鳥ノ奥ダム跡 、間歩谷ダム跡

1664とはずがたり:2020/09/09(水) 19:31:43

揖保川水系はこんな感じで発電所がある。
http://www.suiryoku.com/w_system/kinki/ibo/ibo.html

細かく見ていくと
●草木発電所と安積発電所揖保川取水口の間の落差約60mが未利用
●原発電所放流の5.5m3/sが下流の野尻(2.5m3/s)・上野(3.14m3/s)で未利用分がある。
●神野発電所放流の約132m・10.2m3/sがこのまま未利用で放水してしまっている。

これらに直ぐ気付く。

可能性として以下の様な対策があり得る。
①福知川上流から草木ダムへ導水。増強。1m3/s・有効落差も草木ダム付近で取水すれば+20m程伸びる。1,400kW→1,700kW程に。
②草木発電所放流口(1.3m3/s)・公文川(0.8m3/s)・阿闍梨川(0.4m2/s)から取水して2.5m3/s・標高差60mで安積揖保川取水口付近で発電。1,250kW
③野尻発電所の最大使用水量を6.0m3/s,上野発電所を6.65m3/sに増強。1,120kW→2,700kW,780kW→1,650kWに増強
④神野発電所揖保川放水口132m・高尾川・梯川で取水した10.7m3/sで発電し揖保川94m付近で放水する山崎発電所3,200kWを新設
⑤黒原川・倉床川・公文川の400m付近で取水,公文川の300m付近で発電。1m3/s程度か。1,100kW程。この場合,安積揖保川取水口付近での発電の使用水量をもう一寸増やせる。3m3/sとすると1,500kW程になるか。

可能性が高いのは④③当たり。④は途中の河川での取水を省略して3,000kW位でも良さそう。

1665とはずがたり:2020/09/10(木) 09:57:04

2020/3/17 05:30神戸新聞NEXT
宍粟・引原ダムかさ上げへ 西日本豪雨級に対応、県計画
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202003/0013197665.shtml

堤体を2メートルかさ上げし、洪水調節能力を増強することになった引原ダム=宍粟市波賀町日ノ原(県提供)


 兵庫県は、引原ダム(宍粟市波賀町日ノ原)の堤体を2メートルかさ上げし、現在の放流口の下にゲートを新設するダム再生計画をまとめた。洪水調節容量が約240万立方メートル増の805万立方メートルになり、緊急放流に踏み切った2018年7月の西日本豪雨と同じ雨量にも対応できるという。国の許可が得られれば20年度から事業に着手する。総事業費は約200億円と見込まれ、29年度の完成を予定する。

 引原ダムは1958年に完成し、治水や発電、工業用水などに使われている。近年は記録的な豪雨が増え、2011年9月の台風12号では完成後初めて、規定の放水上限以上の水を流す緊急放流を実施。西日本豪雨では事前放流で水位を大きく下げていたにもかかわらず、2度目の緊急放流を迫られた。

 再生事業では、2メートルのかさ上げでダムの容量が約90万立方メートル増加。さらに、現在の放水口の下端より深い場所にゲートを新設することで、事前放流で確保できる容量が約150万立方メートル増えるという。同様の事業は全国15カ所で進行しており、県内では初めて。

 かさ上げに伴い、ダム沿いの国道29号は堤体の前後約300メートルを高い場所に付け替える。ダム管理事務所も移転する。引原ダムの湖面はカヌー競技場に利用されているが、県によると、平常時の水位は現在と同じため影響がない見込みだという。

 堤体にゲートを新設する際は水中に防水壁を設けるなどして施工するため、ダムの水を抜く必要はなく、発電や工業用水に影響はないとみられる。また新ゲートは26年度の完成予定で、工事全体の完了前から洪水調節に利用できる可能性があるという。

 県は20年度に測量やボーリング調査を行い、21年度から設計に着手するとしている。(古根川淳也)

1666とはずがたり:2020/09/10(木) 12:27:18
段々作成が手慣れて来て,必要な情報のポイントも解って大量生産になってきたぞ♪

揖保川水系発電開発(+10.25MW)
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/ibogawa00.html

1667とはずがたり:2020/09/10(木) 17:01:25
なかなか素敵っす☆
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.330182/134.412575/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1188630/2br.pdf
舂米発電所
舂米発電所は、千代川水系八東川の上流部に位置するダム水路式の水力発電所である。八東川の支流舂米川に位置する茗荷谷ダムより取水し、舂米川左岸の圧力トンネルを経過し、調圧水槽、水圧管路を経て発電所まで導水する。なお、茗荷谷ダムは、舂米川本川の他、舂米川右支沢の宮の谷川本流及び宮の谷川支流からも取水し、貯水池内へ注水している。また、八東川の上流とその支流の羽佐利川からも取水しており、無圧トンネルにて八東川右岸を経由し、途中、久曽木谷川、カジナミ川、大瀬谷川、若浪川、根安川の各支流からも取水し、無圧トンネルに合流のうえ、茗荷谷ダムからの圧力トンネルへ立坑により接続する。これら取水設備から合計4.000m3/sの最大使用水量にて、有効落差242.160mにより最大出力7,900kWの発電を行っている。発電後は、放水路トンネルにより舂米川が八東川に合流する付近まで導水し放流している。

1668とはずがたり:2020/09/10(木) 20:35:29
結局実現せず??

小水力発電事業への補助金、1次審査分が決定 事業性評価・実証事業など7件
2015年06月23日掲載
https://www.kankyo-business.jp/news/010750.php

新エネルギー導入促進協議会(NEPC)は、平成27年度「小水力発電事業性評価調査」「小水力発電導入促進モデル事業」について、一次先行審査分の補助金交付先を発表した。

「小水力発電事業性評価調査」は、事業化に向けた事業性評価を実施するために必要不可欠な諸調査、設計および調査結果をもとに事業性の評価までを実施する事業者に対して補助金を交付するもの。今回は、兵庫県宍粟市の「仮)西河内市民発電所事業性評価調査」、三峰川電力の「思川第一発電所事業性評価調査」の2件が採択された。

http://www.nepc.or.jp/topics/pdf/150728/150728_2_12.pdf

http://www.nepc.or.jp/topics/pdf/160816/160816_9.pdf

1669とはずがたり:2020/09/11(金) 22:35:48
関電の純揚水発電所奥吉野。

その下池の旭貯水池であるが,旭川を堰き止めて作られている。

が,旭川の本流をトンネルで切り回してる様だ。
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.120474/135.828395/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

折角ダムあるんだし,旭川本流や今も流入している槁谷に加えて上池を構成する瀬戸谷(527.5m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.127579/135.805478/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1辺りや小原川(467m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.155817/135.815349/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1辺りから導水してその範囲で発電出来ひんやろか??

送水は450mの天端付近で溢れそうな水で発電するイメージ。
放水は風屋ダム付近(295.2)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.086751/135.755181/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1とでもすれば標高差150m程とれて,例えば3m3/sで発電出来ると3,700kW程

1670とはずがたり:2020/09/11(金) 22:39:41
>>1669
このトンネル排砂バイパスらしい。
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/07/24/0724_1j_01.pdf

1671とはずがたり:2020/09/12(土) 13:53:20
>>639
> 整備局は15日、5カ所のうち最後に見つかった奈良県野迫川(のせがわ)村北股のダムについて、「今後50ミリの夕立程度の降雨量があればあふれ出す恐れがある」と発表した。堤の高さは25メートル、満水時の水量は4万立方メートルで、現在2万立方メートルの水がたまっている。住民は避難しているという。【堀江拓哉、酒井祥宏】

ダムの貯水量にきりきり舞いしてる俺としては魅力的だな〜。
これを奇貨にそのまま法面固めて堤高25m,総貯水量4万立米の発電用調整池に出来ないものか??

奈良県野迫川村北股はこの辺。
https://map.yahoo.co.jp/maps?type=scroll&amp;lat=34.13855512528526&amp;lon=135.75472796481932&amp;z=16&amp;mode=map&amp;pointer=on&amp;datum=wgs&amp;fa=ks&amp;home=on&amp;hlat=33.71293693&amp;hlon=135.61538139&amp;layout=&amp;ei=utf-8&amp;p=
聚落は標高750m程のとこにある。
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.145482/135.638924/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
住民は避難しているとのことだからこれより上流なのであろう。
10km2以下ではあるけど1m3/s弱取れるとして川原樋川発電所の取水堰の一つ,北又川取水堰(655m) http://maps.gsi.go.jp/#15/34.125590/135.641928/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1迄まで引っ張って来ると標高差100m,1m3/sとして833kWである。ふうむ。

まあわざわざ造るかと云ったら微妙だけど,ダムを安価に出来ると思えばやってみる価値もあるのでは無いか。
勿論,強度に問題はあるだろうからどうやって強度を確保するかと云う課題はあるけど。。ロックフィルダムみたいなもんではないか位で話し進めてみたけど,まあ偶々土砂崩れでできた土砂ダムと一緒にされたらロックフィルダムも怒るだろうなww

1672とはずがたり:2020/09/13(日) 10:43:25
すげえww
有効落差が減った(一般に水位が上がれば減る)のに最大出力が27.5MWも増えるなんてどんだけ使用水量増やすんだ!?

→調べてみた。これはすげええええw
もともと165.83m3/sと云う大容量だったけど更に261.00m3/sだとよ。
揚水発電所かYOw

関西電力、笠置発電所の最大出力を27,500kW増へ 新丸山ダム建設で
https://www.kankyo-business.jp/news/023022.php
2019年09月02日掲載 印刷記事を保存

関西電力(大阪府大阪市)は8月29日、笠置発電所(同恵那市)の最大出力を27,500kW増加させると発表した。国土交通省の新丸山ダム(岐阜県加茂郡)建設に伴い、既設の丸山ダムの水位が6.5メートル上昇する計画であることから、影響を受ける笠置発電所の機能を回復するため、最大使用水量を変更するとともに、水車・発電機取替えなどの工事を実施する。

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/4H8phXkMEvANMfPEVHjPrFJrH0yZjubay0bzNvlj.jpeg

2019年8月29日
関西電力株式会社
国土交通省 新丸山ダム建設事業に伴う笠置発電所の最大出力の増加について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2019/0829_1j.html

 当社は、国土交通省の新丸山ダム建設に伴い、既設の丸山ダムの水位が6.5m上昇する計画であることから、影響を受ける当社の笠置発電所の機能を回復するため、最大使用水量を変更するとともに、水車・発電機取替え等の工事を実施し、最大出力を27,500kW増加させることとしました。

 当社は、2016年12月から、新丸山ダム建設に伴う対策工事を進めてまいりましたが、この度、国土交通省と笠置発電所に関する補償契約が締結され、笠置発電所の機能回復のため最大使用水量を増加することになりました。また、2019年7月から道路拡幅等の準備工事を行っており、9月から笠置発電所の水路工作物の補強および防水壁設置ならびに水車・発電機取替えといった工事を実施してまいります。

 今後、2029年度に国土交通省の新丸山ダムが竣工予定であり、当社は、それまでに関係者のご指導と地元の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に工事を進めてまいります。

<笠置発電所の概要および対策工事の概要>
所在地 岐阜県恵那市
水系・河川名 木曽川水系 木曽川
発電所形式 ダム式
最大出力(現在) 41,700kW(3基)
最大使用水量  165.83m3/s(現在)
⇒261.00m3/s(竣工後)
対策工事の概要 ・水路工作物の補強および防水壁設置・水車発電機取替え

1673とはずがたり:2020/09/13(日) 10:51:13
最近,2度3度通る度に気にはなってたけどちゃんと売電してる様だ。

一庫ダム物語
https://www.water.go.jp/kansai/hitokura/gaiyou/monogatari/dam/dam6/0309.htm
 一庫ダムの管理用水力発電は、放流水を利用して最大出力1,900KWの電力を発生します。 この電力はダム管理用として使用するとともに、余った電力は関西電力へ売電することにより、管理費用の節減をはかっています。

独立行政法人水資源機構 一庫発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hyogo/hitokura/hitokura.html
兵庫県川西市一庫
所有:水資源開発公団[運開]-独立行政法人水資源機構[現在]
昭和58(1983)年 5月:運用開始
平成15(2003)年10月:独立行政法人水資源機構法により所有者変更(水資源機構)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
認可最大出力:1900kW  常時出力:  95kW
最大使用水量:4.20立方メートル毎秒
有効落差:59.00m
水車:出力2010kW×1台
流域面積:115.1平方キロメートル
取水:一庫大路次川[一庫ダム](149.00m)
放水:一庫大路次川(85.15m)

ダム諸元
一庫(ひとくら)ダム
昭和51(1976)年12月:着工/昭和57(1982)年 3月:竣工

総貯水容量:33,300,000立方メートル
有効貯水容量:30,800,000立方メートル
    洪水調節容量:17,500,000立方メートル(有効貯水容量の内)
   洪水期利水容量:13,300,000立方メートル(有効貯水容量の内)
  堆砂容量: 2,500,000立方メートル
標高
     堤頂標高:154.0m
 洪水時満水位標高:152.0m
  常時満水位標高:149.0m
   最低水位標高:108.0m
  計画堆砂位標高:108.0m
     河床標高: 83.5m
     基礎標高: 79.0m
面積
流域面積:115.1平方キロメートル
湛水面積: 1.4平方キロメートル

1674とはずがたり:2020/09/13(日) 11:57:14
大路次(おおろじ)川電源開発

上流の様子(流域面積)を見るに,メインの大路次川ともう一箇所の取水は田尻川ではなく山辺川。
と云う事で発電所場所は一庫湖西側湖畔。

■発電所・放水
一庫湖畔142.5m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.926185/135.407417/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

民田の谷は大回りするより鉄管て跨いだ方が良いかな?210mちょい。
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.934400/135.399821/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

下の山田川の分岐を参考に長谷川でも取水230.8m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.965575/135.378942/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

山田川の分岐点233m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.976300/135.379457/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

山辺川234m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.983799/135.386817/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
まあ大丈夫そうw
https://www.google.co.jp/maps/@34.9835143,135.3874419,3a,75y,193.39h,89.44t/data=!3m7!1e1!3m5!1sI9MUTS681CIZ71wTYTIR0Q!2e0!6s%2F%2Fgeo0.ggpht.com%2Fcbk%3Fpanoid%3DI9MUTS681CIZ71wTYTIR0Q%26output%3Dthumbnail%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26thumb%3D2%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D168.62946%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656?hl=ja

面倒くさくなったので一気に大路次川。233.7m
堰設置。
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.997537/135.438080/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
この辺。まあ良し。
https://www.google.co.jp/maps/@34.9975558,135.4377282,3a,75y,73.27h,95.16t/data=!3m6!1e1!3m4!1s-t3ykBIRX4fV2oIwuGH-yg!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja

山辺川も大路次川も結構取水地点で流域面積あるので合計3〜4m3/sは欲しい。。

有効落差が110m程取れるとすると
P=9.8*4*110*0.85=3,600kWとなる。

導水管張り巡らせて強気の4m3/sとした割りにはショボいし,オオサンショウウオも棲んでるみたいで配慮は不可欠である。

1675とはずがたり:2020/09/13(日) 12:19:23
>>1673-1674
ダム発電所が4.2m3/sなのに上流で4m3/sも取るのは無謀かな!?

3m3/sとするとP=2,700kW程度。

宿野川(仮称・234m)でも取水すっか。
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.981786/135.413275/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

猪名川の支流,鎌倉川(仮称・235m)からも支線延ばして引っ張って来るかねえ。。猪名川変電所もあるし。
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.982067/135.344739/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

後は初谷川(178m)からも引っ張って来て,鎌倉川含め,増えた分で一庫発電所の発電力を増やすか。
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.909285/135.443187/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

両河川の増加で4.2→4.5m3/s位にすると2,000kWにはなる。

水車の出力は2010kWなので更新も不要♪

1676とはずがたり:2020/09/13(日) 21:13:52

【長良川電力開発】
未だ殆ど未利用の長良川。
http://www.suiryoku.com/w_system/chuubu/kiso/kiso.html#NAGARAGA
検討してみた。

吉田川・奈良井川・松谷川・西俣川…約18km2
明宝(649.5m)取水堰…取水量1m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.912664/137.060962/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://www.google.co.jp/maps/@35.9119149,137.0614417,3a,75y,326.29h,81.87t/data=!3m7!1e1!3m5!1syqfvWStsiFWXUMNV20rmtQ!2e0!6s%2F%2Fgeo0.ggpht.com%2Fcbk%3Fpanoid%3DyqfvWStsiFWXUMNV20rmtQ%26output%3Dthumbnail%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26thumb%3D2%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D26.144072%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i13312!8i6656

気良発電所(416m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.850852/137.030128/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
水量1m2/s・落差233m・出力1,900kW

吉田川・寒水川・洞野川・気良川・下谷川・相谷川・奥長尾川…60km2
明宝(380m)取水堰…取水量4m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.835340/137.022555/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
小駄良川(382.1m)取水堰
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.809565/136.980200/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

郡上八幡発電所(219m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.764190/136.939937/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
水量4.0m3/s・落差169m・6,600kW

長良川・吉田川
郡上取水堰(210)…取水量10m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.746202/136.946524/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
亀尾(きび)島川(210)堰堤…亀尾島川
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.723131/136.937143/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
那比川(210m)堰堤…那比川
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.719427/136.929658/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

木尾(こんの)発電所(104m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.603719/136.936503/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
水量11.0m3/s・落差106m・9,500kW

長良川ダム…以下既設

長良川発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/nagaraga/nagaraga.html
事業者:中部電力株式会社
運開:1910年
水路式・流込式
認可最大出力:4,800kW 常時出力:2,200kW
最大使用水量:22.24m3/s
有効落差:26.77m
水車:出力5100kW×1台

1677とはずがたり:2020/09/14(月) 00:06:07
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/asa01.htmlの続きで佐喜浜川迄終わったので次に野根川の開発(妄想)を考えてるけど反対出そうだなあ。。

河口付近から14キロ付近牛ケ石馬ケ石だそうだが,たぶんこれ
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.567771/134.218179/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

我が野根川ダム計画は此処
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.548942/134.224434/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

もう一寸人跡未踏のこの辺(186m)に建設しよっかねえ
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.607007/134.213823/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
発電所はこの辺(50m)に
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.540429/134.244454/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

野根川リバーウォーク
http://nonegawa.com/
東洋町はNPO法人「ウォーターズ・リバイタルプロジェクト」との連携により
流域の景観ポイントを「野根川八景」として整備。
約14kmのコースを設定し、巨石の峡谷から海に注ぐまでの川の流れを
一日で体感することができる「野根川リバーウォーク」が完成しました。

カワリバとは?
http://kawariva.com/about/
「清流の保全」と「地域の活性化」を考える「NPO法人 ウォーターズ・リバイタルプロジェクト」が運営するサイトです。

発電所前に魚道完備の堰を作ってもう一遍取水。
この辺(50m)に上部水槽作って
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.526460/134.271737/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
この辺に発電所(5m)。水は生見川から海へ放水。
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.526460/134.271737/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1678とはずがたり:2020/09/14(月) 01:42:54
こんなクソダムがあったなんて!!!宝箱みたいや。活用したい。

此処(上津ダム・319m)から布目ダム(278.2m・約4.5km)に送るか高山ダム(127m・約4km)に送るか。
高山に送るとそれで終わりだけど布目だと更に高山に送ったり色々楽しめそうw
とは言え開発費が幾らでも有る訳では無いので,高山へ送ってそれ以下を増強した方が良いかな?!

上津ダム [奈良県](かみつ)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1577
用途: 灌漑用水・上水道用水
流域面積/湛水面積 18.9km2 ( 全て直接流域 ) /33ha
総貯水容量/有効貯水容量 560万m3/512万m3
ダム事業者 近畿農政局
着手/竣工 1975/2000
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/34.671697/136.027393/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 (319m)

http://pcpulab.dip.jp/main/kamitsudam.htm
上津ダムは、近畿農政局が管理する灌漑用水・上水道用水を目的とする重力式コンクリートダムです。
ところが困ったことにこのダムの水が有効に活用できないでいるのです。
具体的には、350haの畑に水を供給する計画だったものが25haの畑しかこの水を利用されていないのです。
なぜそうなったのか。1998年の公共事業見直しが原因のようです。
当初、幹線水路と畑をつなぐ末端の水路やスプリンクラーなどの施設も、同事業で全面的に整備する計画だったのですが、国は希望者だけに県や市村の補助事業で整備する方針に変更したのです。
県市村は既に水の利用を呼びかける説明を始めていますが、時既に遅し。
現在、国営事業の償還が始まっていて、事業費の3〜16%の支払いが必要なのですが、農家が水路から水を引き込めば整備費用の5〜15%を負担しなければならず、余裕はないのが現状なのです。
つまり茶の価格自体が下がっていて、スプリンクラーを設置する必要性も乏しいのに新規投資する意欲が持てないわけでしょう。これは、ダム計画の時点と現在の状況が変化してしまったために起こった悲劇とも言えます。
しかしダムの建設費は200億円とのこと。厳しいようですが、むだ使いのそしりは免れません。

18.9km2しかないのでまあ取れても1.9m3/s程度である。
更に他の用途もあるようであるし。。
とは言え畑に関しては予定の1/10以下なので1m3/s程度を発電に転用しても大丈夫であろう。

有効貯水量に関しては結構でかい。

笠間川(331m)…間接流域面積15m2程度
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.606897/136.021557/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
などから雨天増水時に2m3/s等多めに取れる様措置しておいても良いのではないか。

これらの措置で月ヶ瀬発電所を建設。

■月ヶ瀬発電所
有効落差:188m
最大使用水量:2m3/s
認可最大出力:●3,100kW

まあまあだ。

この後,高山発電所等を増強。今でも上野ダムからの水は高山ダムのある名張川に流れ込んではいるのだけど。。一応目的外利用と云う事で使えてないのでは無いかと推定。

高山発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/takayama/takayama.html
有効落差:53.70m
最大使用水量:14m3/s→16m3/s
認可最大出力:6,000kW→6,800kW(●+800kW)

大河原発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/ohgawara/ohgawara.html
有効落差:21.50m
最大使用水量:18.16m3/s→20.16m3/s
認可最大出力:3,200kW→3,500kW(●+300kW)

相楽発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/souraku/souraku.html
有効落差:3.30m→4.30m
最大使用水量:27.80m3/s→29.80m3/s
認可最大出力:710kW→990kW(●+280kW)
取水位標高:52.41m
放水位標高:47.17m

水量が増えた分,取水側を0.5m高くし,放水側を0.5m分遠くして落差を稼ぎに行きたい。

布目川流入

布目川発電所放水
最大使用水量:1.39m3/s

白砂川流入

■恭仁発電所
有効落差:5.0m
最大使用水量:32m3/s
認可最大出力:●1,300kW
取水(40m):https://maps.gsi.go.jp/#16/34.761931/135.887403/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水(33.8m):https://maps.gsi.go.jp/#16/34.762178/135.872147/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

これで+5.7MW

1679とはずがたり:2020/09/14(月) 02:07:44
結構でかい!

白砂発電所
事業者;関電
出力:600kW
使用水量:0.64m3/s
有効落差:約127m
廃止:1967年

>現在は奈良県水道局が0.64m3/sの水利権を取り使用しており、ここの流域面積だととてもじゃないけど新規の発電計画は成り立ちません。

廃止発電所シリーズ10
https://sakoda-water.c-co.jp/pages/70.html

 3年ほど前に趣味の旧発電所探索に出かけました。
 大分前ですのでとても懐かしいですわ。
 それは奈良県木津川水系の白砂川にかってあった「白砂発電所」です!

 関西地方電気事業百年史などから、白砂川に最大出力600kWの小水力があったことが分っていました。最大使用水量は、0.64m3/s、有効落差約127mです。
 木津川右岸を上がってゆくと笠置町で奈良方面に分かれる橋が見え、それを上がり右側に行くと白砂川が見えてきます。
 ちょいと上流行くと見つけ難いのですが、白砂川本流へゆく橋がありました。
 そこの狭い道路を当時乗っていた車高の低い車で上がってゆくと、奈良県の水道施設があり、水利使用の看板も確認出来ました。
 ここが旧発の取水口かなー と思いつつ少し上がるといかにも怪しい取水えん堤が現れましたよ!!
 やな場の様なものが設置されている以外は農業用水のものもないし、これが多分旧発の取水えん堤だと確信しました。
 水路は下流の斜面沿いに延々と設置されているようですが、私の脚では無理と判断し、怪しく思っていた発電所地点へ移動しました。
 
 怪しい地点に到着しましたが、そこは左岸です。取水口は右岸だなー。。。
 となると、河を渡る高度な技術が必要だなー と思いつつ周囲を観察。。
 左岸にある何かの工場でしたが、思い切り声を掛けてみると「知ってるで!ここの地下に発電所があったんや!出口は見えるで。」とのことで、即座に見せてください! とお願いし放水路トンネルに潜入しました!
 それが下の写真です。
 確かに放水路ですよ!!! その後対岸にも水圧管路を発見!
 間違いなく、ここが旧「白砂発電所」だと確信しました。

 ここが廃止されたのは、昭和42年です。
 現在は奈良県水道局が0.64m3/sの水利権を取り使用しており、ここの流域面積だととてもじゃないけど新規の発電計画は成り立ちません。
 
 仕方ないですがねぇ。昔のええ思いででしょうか。

1680とはずがたり:2020/09/14(月) 02:37:06

ご近所の(とは言え車は小一時間はかかる)布目ダムだが,洪水調整や不特定利水の非電源ダムだった。
改造計画しちゃる♪

基本資料:水資源機構https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/pdf/pamphlet2.pdf

●水道用水
奈良市に最大1.1263m3/s、
山添村に最大0.0097m3/sを供給。
奈良市の水道使用量年間約4,800万m3 ※ のうち
布目ダムから約3,000万m3(63%)を供給

ダムの取水レベルは270mぐらいか?

布目ダム(278.2m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.700254/135.977697/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

下流172.6m付近には笠置発電所の取水口があって悩ましいが,下水道の取水口までは1.1263m3/sの流れがある様だ。
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.760310/135.953858/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

因みにここ(興ヶ原(おくがはら)地点というらしい)https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/pdf/pamphlet2.pdfで1.1253m3/s取水した後に,白砂川の取水口で0.64m3/sを取水しhttps://sakoda-water.c-co.jp/pages/70.html http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-344.html,更に須川ダムで取水して緑ヶ丘浄水場へ流れていくhttp://www.h2o.nara.nara.jp/introduce_154.html http://www.h2o.nara.nara.jp/file_library/591533374.pdfのだそうな。

所が,布目ダムにも発電施設があったw

放流水の流込2.2m3/sを利用しての発電だそうな。

http://www.suiryoku.com/gallery/nara/nunome_d/nunome_d.html
布目ダム
歴史
昭和50(1975)年:着手
平成 7(1991)年:竣工
種類
越流型重力式コンクリート+ロックフィル複合ダム
大きさ
堤高:72.0m、堤頂長:450.0m、堤体積:601,000立方メートル
 コンクリート部 堤高:72.0m、堤頂長:322.0m、堤体積:330,000立方メートル
 ロックフィル部 堤高:18.4m、堤頂長:128.0m、堤体積:271,000立方メートル
容量
 総貯水容量:17,300,000立方メートル
有効貯水容量:15,400,000立方メートル
面積
流域面積:75  平方キロメートル
湛水面積: 0.95平方キロメートル


独立行政法人水資源機構 布目ダム発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nara/nunome_d/nunome_d.html
所有:水資源開発公団[運開]-独立行政法人水資源機構[現在]
平成 7(1991)年   ?:運用開始
平成15(2003)年10月:独立行政法人水資源機構法により所有者変更(水資源機構)
ダム式
発電方式(水の利用方法):流込み式
認可最大出力:990kW
水量
最大使用水量:2.2立方メートル毎秒
落差
有効落差:56.87m
河川
取水:布目川[布目ダム]
放水:布目川(231m)

因みに興ヶ原より下流に取水口がある布目川発電所のすペックは以下の通り

布目川発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/nunomega/nunomega.html
事業者:関電
運開:1908年
形式:水路式・流込式
認可最大出力:1,110kW・  常時出力:330kW
最大使用水量:1.39m3/s
有効落差:111.05m(事業者様データ)
有効落差:111.00m(水力発電所データベース)
水車:2台 総出力1500kW
流域面積:87.2km2
取水:布目川(169.17m)https://maps.gsi.go.jp/#16/34.744213/135.961196/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:木津川(53.48m)https://maps.gsi.go.jp/#17/34.760711/135.952302/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

関電で1.39m3/sであり,奈良市1.1263m3/sを加えると2.516m3/sであり,発電に使わず流している量もあると云うことになりそうだ。
今,ダム直下で1.1263m2/sを取水し,更に途中の打滝川(233m)https://maps.gsi.go.jp/#15/34.739796/135.951090/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1で水を加え(まあ極小0.3m3/sとする)と以下のスペックに増強可・

布目川発電所
最大使用水量:1.69m3/s
有効落差:180m
最大出力:2,100kW(●+990kW)

1681とはずがたり:2020/09/14(月) 19:42:58
布目ダムインフォメーション
https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/index.htm
布目ダム パンフレット
布目ダム パンフレット表紙画像布目ダムパンフレット(PDF:2.83MB)

布目ダム フライヤー画像布目ダム フライヤー(PDF:4.18MB)

1682とはずがたり:2020/09/16(水) 00:33:10
水不足に苦しむ香川なのに上水道の有効容量すくなっ!!

https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/etc/subsite/kagawa_dam/takamatsu/07naiba.shtml
内場ダム
公開日:2017年5月11日
写真

香東川は讃岐山脈の大滝山(標高 944m)に源を発し、高松市を北流して瀬戸内海に注ぐ流域面積 113.2km2、流路延長 33.0kmの二級河川です。その規模は香川県を代表する河川の一つです。

内場ダムは、香東川の治水安全度の向上、流域における水不足の解消、水道用水の補給を目的として、昭和13年に築造工事に着手しました。19年に戦争のため一時中止していましたが、24年に工事を再開し、27年度に完成しました。

貯水池
総貯水容量:8,175,000 m3
有効貯水容量:7,975,000 m3
洪水調節容量:2,500,000 m3
不特定容量:4,025,000 m3
上水道容量:1,450,000 m3
堆砂容量:200,000 m3

1683とはずがたり:2020/09/16(水) 01:00:40
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.616000/136.399963/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
なんだこの地形。気になるw

1684とはずがたり:2020/09/16(水) 01:03:22
スキー場と砂防ダムのコンボか?

https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E136.24.20.722N35.36.41.820/zoom/10/

https://www.google.co.jp/maps/@35.6155049,136.4015183,607m/data=!3m1!1e3?hl=ja

1685とはずがたり:2020/09/16(水) 01:05:18
横山ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E3%83%80%E3%83%A0

揖斐川のダムには本ダムのほか、上流に徳山ダム、下流には中部電力管理の久瀬ダム・西平ダムがある。支流の根尾川には中部電力の金原ダム(小堰堤)、上大須ダムがあり、坂内川にはイビデン株式会社所有の神岳ダムがある。なお、本ダム上流の杉原地先には徳山ダムの揚水発電施設として中部電力によって杉原ダム(高さ58.0m、重力式コンクリートダム)が、坂内川には日本国内最大の2,280,000kWの認可出力を誇る金居原揚水発電所の上部ダム(高さ148.5m、重力式コンクリートダム)が関西電力によって建設予定であったが、電力需要の伸び悩みから新規供給は難しいとの判断で中止となっている。

1686とはずがたり:2020/09/16(水) 01:05:47

調べてみるとイビデンの発電所はどれも最大水量が大きいぞ。。
34km2で4.7m3/sはなかなか
民間の貪欲な姿勢を見倣いたい♪

<坂内川>

イビデン 神岳(かみがたけ)ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1062
昭和10(1935)年:竣工
 総貯水容量:215,000立方メートル
有効貯水容量:150,000立方メートル
流域面積:34  平方キロメートル
湛水面積: 0.05平方キロメートル
此処かなhttp://maps.gsi.go.jp/#15/35.646242/136.348143/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

イビデン株式会社 川上発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/kawakami/kawakami.html
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:4000kW
  常時出力: 960kW
最大使用水量:4.70立方メートル毎秒
有効落差:105.22m
取水位標高:525.50m
放水位標高:409.00m
流域面積:33.9平方キロメートル
取水:坂内川[神岳ダム]
放水:坂内川

イビデン株式会社 広瀬発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/hirose/hirose.html
水路式・流込式
認可最大出力:8000kW
  常時出力:3240kW
最大使用水量:8.36立方メートル毎秒
有効落差:119.96m
水圧鉄管:2条
取水位標高:364.23m
放水位標高:233.91m
流域面積:120.2平方キロメートル
取水:坂内川(+八草川)、浅又川http://maps.gsi.go.jp/#16/35.592971/136.366339/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1,白川(殿又川)http://maps.gsi.go.jp/#16/35.569813/136.410413/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:坂内川

<揖斐川>
横山ダム

中電横山発電所

イビデン株式会社 東横山発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/hgyokoya/hgyokoya.html
水路式・流込み式
認可最大出力:12100kW(運開当時6400kW?)
  常時出力: 5300kW
最大使用水量:16.70立方メートル毎秒
有効落差:95.66m
水圧鉄管:4条
取水位標高:226.67m
放水位標高:123.55m
流域面積:270.4平方キロメートル
取水:揖斐川
放水:揖斐川

1687とはずがたり:2020/09/16(水) 17:24:12

結構あるんだな。惜しむらくは画像が粗くて取水量が不明,利水標は写ってたりするんだけどなあ

http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-513.html
深河谷川取水堰堤
三方川取水堰堤
谷川取水堰堤。
引原川の取水、西谷取水口。右岸側にはかんがい用の取水あり。

1688とはずがたり:2020/09/16(水) 17:40:43
>>1687

https://maps.gsi.go.jp/#16/35.139265/134.595501/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
深河谷川取水堰堤

>三方川取水ダムは、揖保川の支流三方川の一宮町西深地区に設置
ここか?
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.152705/134.609106/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

https://www.kkr.mlit.go.jp/himeji/iin/ibo_iinkai/03/6_iinkai/6sanko2.pdf
H15.2.20

[関西電力:三方ダム取水ダムによる取水について]
(第3回治水・利水・自然環境分科会での委員の発言に対する回答として送付された文書:原文を掲載)

前略 先日の揖保川流域委員会 第3回 治水・利水・自然環境分科会において標記に関する発言がありましたので書面で失礼かとは思いますが説明させていただきます。
当山崎電力センターでは揖保川流域に5カ所の発電所と2カ所のダム(三方川取水、草木)を運用・保全しています。
三方川取水ダムは、揖保川の支流三方川の一宮町西深地区に設置されている「※1ゴム引布製起伏堤(ファブリダム:風船ダム)」で引原川との合流部にある安積発電所の取水用として活用されています。

さて、三方川取水ダムによる止水ですがこのダムに関わらず、全てのダムは法律で河川維持流量を確保することが義務づけられており三方川取水ダムの場合、通年で毎秒0.254m3 の水量を左岸に設置されている魚道から放流しています。
必然的に河川流量が渇水等により毎秒0.254m3 を下回る場合は、発電所への取水は停止し魚道からの通水のみとなります。
また、発電所の下流には水が流れていないとの発言もございましたが、この状況は減水区間のことではないでしょうか。減水区間とは取水箇所から発電所(放水箇所)の間のことで本来河川に流れている流量から発電使用水量分が減水されている区間のことです。渇水時以外は河川維持流量以上が流れることとなります。もちろん、発電所の下流は取水した量をそのまま放水していますので揖保川全体としては減水することはありません。
最後に、揖保川水系の5カ所の発電所は1913年から1939年の間に兵庫県や姫路水力等の民間電力会社により建設されました。その後統合等により現在は関西電力(株)の所管になっていますが90年もの長きにわたり運転しています。
水力発電は、再生可能な純国産エネルギーとしてまた、※2 地球温暖化防止への貢献という命題も与えられ今後とも運用していきたいと思っております。
草々

※1三方取水ダム:三方川地点周辺における過去の浸水を発端に従来の堰にかわり「ダムの可動化」の要請があり1980年に完成した起伏堰。
断面はかまぼこ状で内部は水圧で保持しています。
ゴム引布製起伏堰 幅41m、高さ2m
倒伏:上流水位が3mに達した場合 40分で倒伏
起立:上流水位が90cm以下 30分で起立

1689とはずがたり:2020/09/16(水) 17:49:02
>>1687
三方川取水堰堤263m

深河谷川取水堰堤245m

谷川取水堰堤。244m
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.139678/134.562671/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

西谷取水堰堤251m
https://maps.gsi.go.jp/#17/35.161231/134.543874/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1



揖保川水系河川整備基本方針
流水の正常な機能を維持するため
必要な流量に関する資料(案)
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/shaseishin/kasenbunkakai/shouiinkai/kihonhoushin/070119/pdf/s6-2.pdf

1690とはずがたり:2020/09/17(木) 14:13:46
高山発電所を増強したくて・・・

木津川134m(久米川合流部)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.755982/136.117516/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
三軒家川134.9m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.769753/136.077733/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
松林坊川134.8m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.759754/136.062035/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
広沢川136m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.758196/136.047778/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
(無名沢)135m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.749466/136.032732/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

むずw

松林坊川と広沢川と名無し沢(ホントに名前不詳でワロタhttps://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/ )では水量しれてるやろしなあ・・
精々8km2ってとこか。

1691とはずがたり:2020/09/17(木) 14:38:37

>>1690
寧ろ高山に拘らず木津川の流込式でOKか。

取水
木津・服部川堰堤131m(木津川・服部川合流部)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.779080/136.103662/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
三軒家川131.2m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.770084/136.077656/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
松林坊川131.6m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.760043/136.061760/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
広沢川130.2m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.758125/136.047993/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

南山城発電所
発電力3,000kW
有効落差:45m
最大使用水量:8m3/s(最低ラインとして大河原-高山の4m3/sだがもっと行けるであろう
。あんま取りすぎると岩倉峡の水量が減ってしまうけど。)

放水
木津川86m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.756544/136.033565/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

う〜む,割と大がかりに作ってみた割にはこんなものか。。

これが左岸経由だとする(どっちが左岸でどっちが右岸かよく解ってないw)と右岸経由の方が取水先が多くて有望かも。

東高倉川132.2m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.781315/136.101276/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
宮谷川132.6m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.780920/136.087921/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
西出川132.3m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.780300/136.085140/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
相田川131.8m
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.780271/136.067184/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
木戸川131.5m
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/8606040625/
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.780037/136.060515/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
大谷川130.9m
https://maps.gsi.go.jp/#17/34.774377/136.056449/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
小山川130.2m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.774415/136.042834/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

発電所
島ヶ原発電所
発電力3,000kW
有効落差:43m
最大使用水量:8.5m3/s

放水:木津川89m
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.758575/136.028265/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1692とはずがたり:2020/09/17(木) 15:35:13
云われなくなったし収まったかな?

2020年7月15日10:54 午前2ヶ月前更新
中国三峡ダムの治水効果に疑問の声、大雨で長江流域が最高水位
https://jp.reuters.com/article/china-floods-threegorges-idJPKCN24G067

[上海 14日 ロイター] - 中国で記録的な大雨による洪水や土砂災害の被害が広がるなか、長江にある巨大な三峡ダムの治水効果に改めて懐疑的な目が向けられている。

7月14日、中国で記録的な大雨による洪水や土砂災害の被害が広がるなか、長江にある巨大な三峡ダムの治水効果に改めて懐疑的な目が向けられている。写真は三峡ダム。2012年8月撮影(2020年 ロイター/Carlos Barria)
中国政府は三峡ダムが洪水を抑制しているおかげで、経済的損失は最小限にとどまり、死者や避難者の数も少なく収まっていると主張。しかし、専門家などは、長江やその流域にある大きな湖が観測史上最も高い水位を記録しているのは、同ダムが所期の目的を果たしていないからだと指摘する。

米アラバマ大学で中国の洪水を研究する地理学者のデービッド・シャンクマン氏は「三峡ダム建設の主な目的の1つは、洪水の抑制だったが、完工から20年も経っていないのに近年の最高洪水量が記録された」と述べ、「結局、今回のような異常な事象は阻止できない」とした。

一方、中国水利省の葉建春副大臣は13日のブリーフィングで今年は三峡ダムなどの貯水施設からの「綿密なスケジュール」に沿った放水が洪水の抑制で効果を表してきたと述べた。

同氏によると、647億立方メートルに上る洪水の水が2297カ所の貯水池にためられており、このうち29億立方メートルは三峡ダムにあるという。

三峡ダム事業の運営会社も11日に、7月6日以来、下流での放水量を半分に絞っており、「長江の中流および下流域での水位上昇のスピードと範囲を効果的に抑制してきた」と説明。洪水による貯水量は三峡ダムの貯水容量の88%に達したことも明らかにした。

しかし、放水量の調節にもかかわらず、長江流域の一部とその支流、?陽湖や洞庭湖のような大きな湖の水位は観測史上最高に達した。

巨大ダム事業に批判的な中国の地質学者、Fan Xiao氏は三峡ダムの貯水容量は、平均的な洪水量の9%未満にしか満たないと指摘。

「上流の洪水を部分的かつ一時的に抑えることしかできず、長江の中流や下流で大雨による洪水が起きても何の助けにもならない」とした。

さらに、三峡ダムなどの大規模ダムは、長江下流で土砂が堆積する流れを変えることで洪水を悪化させる可能性もあるという。三峡ダムで行われている水力発電も洪水を抑制する機能を弱めているとした。

アラバマ大学のシャンクマン氏は、気候が正常な年は三峡ダムは洪水の抑制で効果を発揮するが、異常気象への対応力は十分でない可能性は以前から明らかだったと語った。

1693とはずがたり:2020/09/17(木) 18:02:58

さて雲出(くもず)川水系の君ヶ野ダムhttp://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hatemata00.htmlに引き続いて安濃(あのう)川の安濃ダムhttp://tohazugatali.dousetsu.com/risui/anou00.htmlも完成。

残る三重県営ダムhttp://www.pref.mie.lg.jp/common/06/ci500003577.htmの主な3ダムの内2つが完了☆
残るは宮川ダムと相成った。

さて此処ではどんな感じかなと覗いて見ると,おお,結構でかい規模で発電してるぅ♪♪

宮川ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0_(%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C)
流域面積 125.6 km2
湛水面積 200.0 ha
総貯水容量 70,500,000 m3
有効貯水容量 56,500,000 m3
利用目的 洪水調節・不特定利水
かんがい・発電
事業主体 三重県
電気事業者 三重県企業庁
発電所名(認可出力)
 宮川第一発電所 (25,600kW)
 宮川第二発電所 (28,600kW)
着手年/竣工年 1952年/1955年

と云う事でどんな感じか探してみる。ダム堰堤の側に取水口がないなあと思ってると,なんと南の端の方にあるではないか。。

https://maps.gsi.go.jp/#16/34.262617/136.187178/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

何処行くねん,宮川とは逆だぞ,と思ってると,なんと海辺に着いた!!!!
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.158817/136.272933/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

俺の阿佐での海辺まで持ってって発電は荒唐無稽でもなかったんやな!!!!

これは素晴らしい☆

1694とはずがたり:2020/09/17(木) 18:32:15
>>1693
うほっ24m3/s使い切りだ♪

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagaw1/miyagaw1.html
中部電力株式会社 宮川第一発電所
所在地:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区島原
交通:JR紀勢本線 紀伊長島駅より約18km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和32(1957)年4月15日:運用開始
平成 4(1992)年3月   :設備改修
平成26(2014)年4月 1日:所有者変更(中部電力)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):貯水池式
出力
認可最大出力:25600kW
  常時出力: 7000kW
水量
最大使用水量:24.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:121.666m
設備
水車:立軸フランシス水車 出力14600kW×2台
発電機:立軸三相交流同期発電機 容量16000kVA×2台
主変圧器:1次10.5kV/2次77kV、(恐らく容量31000kVA)×1台
導水路:総延長6365.50m、主要導水路 圧力トンネル 口径3.6m、延長6365.50m
調圧水槽:差動式サージタンク? 高60.5m
水圧鉄管:内径3100〜1600mm、板厚11〜22mm、延長133m×1条
入口弁:バタフライバルブ
放水路:幅3.6m×高3.6m、総延長416m
標高
取水位標高:280.00m
放水位標高:147.05m
面積
流域面積:125.6平方キロメートル
河川
取水:宮川水系宮川[宮川ダム]
放水:宮川第二発電所
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)


http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagaw2/miyagaw2.html
中部電力株式会社 宮川第二発電所
所在地:三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区三浦

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和33(1958)年1月23日:運用開始
平成 4(1992)年3月   :設備改修
平成26(2014)年4月 1日:所有者変更(中部電力)

発電の区分
水路式
流込み式

認可最大出力:28600kW
  常時出力: 8100kW

最大使用水量:24.00立方メートル毎秒

有効落差:134.736m

水車:出力15100kW×2台

標高
取水位標高:138.65m
放水位標高:  1.35m

流域面積:128.6平方キロメートル

河川
取水:宮川第一発電所
放水:太平洋(三浦湾)

1695とはずがたり:2020/09/17(木) 18:34:56

うほっ。凄い水圧鉄管♪高低差公営発電所最大だったそうな(今は中電)
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.234220/136.168488/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagaw3/miyagaw3.html
中部電力株式会社 宮川第三発電所
所在地:三重県多気郡大台町大杉
交通:JR紀勢本線 三瀬谷駅より約40km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和37(1962)年3月28日:運用開始
平成27(2015)年4月15日:所有者変更(中部電力)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
発電方式(水の利用方法):調整池式
出力
認可最大出力:12000kW
  常時出力: 1100kW
水量
最大使用水量:3.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:477.179m
設備
水車:立軸4射ペルトン水車 出力12500kW(定格12000kW)×1台
発電機:三相交流同期発電機 容量14000kVA×1台
主変圧器:1次6.6kV/2次77kV、容量14000kVA×1台
導水路:無圧トンネル 延長2705.6m
上部水槽:梯型断面横溢流型
水圧鉄管:内径1600〜700mm、板厚9〜26mm、延長1379.55m×1条
入口弁:ロータリーバルブ
放水路:高1.87m、総延長25.0m
標高
取水位標高:779.00m
放水位標高:280.00m
面積
流域面積:28.6平方キロメートル
河川
取水:与八郎谷→堂倉谷(宮川)→小不動谷→不動谷川[不動谷ダム]
放水:宮川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

ダム諸元
名称
不動谷(ふどうだに)ダム
歴史
昭和33(1958)年:着手
昭和36(1961)年:竣工
種類
越流型重力式コンクリートダム
大きさ
堤高:20.5m、堤頂長:44.0m、堤体積:6,000立方メートル
容量
 総貯水容量:71,000立方メートル
有効貯水容量:40,000立方メートル
面積
流域面積:27.8 平方キロメートル
湛水面積: 0.01平方キロメートル
流量
計画高水流量:190立方メートル毎秒

1696とはずがたり:2020/09/17(木) 18:35:54
流石多雨地帯。その辺の沢をぐるっと回るだけで3m3/sぐらい直ぐ集まっちゃうようである。
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.294931/136.150110/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


http://www.suiryoku.com/gallery/mie/yamatoda/yamatoda.html
中部電力株式会社 大和谷発電所
所在地:三重県多気郡大台町久豆
交通:JR紀勢本線 三瀬谷駅より約34km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
昭和60(1985)年5月   :運用開始(水力発電所データベース)
昭和60(1985)年6月 1日:運用開始(事業者様データ)
平成27(2015)年4月15日:所有者変更(中部電力)
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:6400kW
  常時出力: 180kW
水量
最大使用水量:3.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:262.00m
設備
水車:立軸4射ペルトン水車 出力6700kW(定格6400kW)×1台

標高
取水位標高:557.80m
放水位標高:298.30m
面積
流域面積:17.9平方キロメートル
河川
取水:地池谷→大和谷→焼山谷→三滝谷
放水:大和谷

1697とはずがたり:2020/09/17(木) 18:36:43


宮川ダムには河川維持流量を用いた小水力が県営発電で残っているようだ。

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/miyagawd/miyagawd.html
宮川(みやがわ)ダム[三重県管轄]

歴史
昭和27(1952)年7月:起工
種類
越流型直線重力式コンクリートダム
大きさ
堤高:88.5m、堤頂長:231.0m、堤体積:388,583立方メートル
堤体幅:76.62m(上流10.73m+下流65.89m)、ダム敷幅:118.74m(上流10.73m+下流108.01m)
容量
 総貯水容量:70,500,000立方メートル
有効貯水容量:56,500,000立方メートル
 洪水調節容量:24,500,000立方メートル(有効貯水容量の内)
堆砂死水容量:14,000,000立方メートル

標高
     堤頂標高:289.50 m
     天端標高:284.50 m
 洪水時満水位標高:283.00 m(サーチャージ)
  常時満水位標高:280.00 m
 洪水吐越流頂標高:265.50 m
放流管呑口中心標高:240.381m
    低水位標高:240.00 m
    堆砂位標高:240.00 m
放流バルブ中心標高:226.750m
 左岸導流堤頂標高:215.00 m
   水車中心標高:214.50 m
 左岸導流堤頂標高:212.00 m
     河床標高:200.00 m
     基礎標高:196.00 m

流域面積:125.6平方キロメートル
湛水面積: 2.0平方キロメートル

灌漑
灌漑面積:5430ヘクタール
灌漑供給水量:750万立方メートル/年

三重県企業庁 宮川ダム発電所
所在地:三重県多気郡大台町久豆
交通:JR紀勢本線 三瀬谷駅より約30km

発電所諸元
歴史
所有:三重県企業庁[運開]-三重県企業庁[現在]
平成15(2003)年:運用開始
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:316kW
水量
最大使用水量:0.500立方メートル毎秒(以前は0.277立方メートル毎秒)
設備
発電機(以前):150kVA×1台
面積
流域面積:125.60平方キロメートル
河川
取水:宮川[宮川ダム]
放水:宮川

1698とはずがたり:2020/09/17(木) 19:26:14

宮川ダム(280m)から三瀬谷発電所(83.0m)まではがら空きである。

水量豊富なせいか,この程度では無視ってなスタンスを感じるw

犂(からすき)谷(279m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.321588/136.223795/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
大熊谷(279m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.329917/136.212595/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

■大熊谷口(149m)発電所・
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.327578/136.236069/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
有効落差130m
水量:5m3/s
発電量:5,400kW

宮川水系 (850513) | 国土数値情報河川データセット
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/850513/

雲母取水口(139m)5.5m/3
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.331999/136.253504/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
始神谷(140m)0.5m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#16/34.342010/136.280390/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
栗谷川(139m)3m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.374630/136.303532/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
浦谷(138.8m)3m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.382351/136.344860/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

■新三瀬谷発電所
最大使用水量:12m3/s(直下の三瀬谷P/Sは40m3/s)
有効落差:52m
認可最大出力:5,200kW

宮川(87m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.375905/136.368077/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1699とはずがたり:2020/09/17(木) 21:05:07
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000062874.pdf
大内山川は、三重県の南勢地域に位置し、大紀町の春日越に発して、宮川に合流する総延長 31.0km、流域面積 134.36kmの一級河川です。…全体を通じて豊かな環境が保全されており,アユ等川魚の良好な漁場となっており,天然記念物ネコギギの生息地でもあります。

中部電力株式会社 長ヶ発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/mie/naga/naga.html
流域面積:140.5平方キロメートル
水路式
発電方式(水の利用方法):調整池式
出力
認可最大出力:2600kW(改修前2400kW)
  常時出力:  61kW
水量
最大使用水量:6.00立方メートル毎秒
落差
有効落差:51.34m(改修前50.37m)
取水位標高:93.30m
放水位標高:40.77m

取水:大内山川https://maps.gsi.go.jp/#17/34.349748/136.401299/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 100.1m→八谷川(調整池)https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/850513/ https://maps.gsi.go.jp/#16/34.377862/136.443897/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 97m
放水:宮川

八谷川の流域面積そんな広くないし,流域面積の表記が三重県の大内山川全体の面積より大きいの可怪しく無いか?

1700とはずがたり:2020/09/18(金) 10:03:48
<野洲川>

野洲川ダム(381.2m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.976740/136.351361/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%B4%B2%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
戦後の混乱期、極めて厳しい食糧需給状況は餓死者を生む悲惨な状態であった。こうした切迫した状況を改善するため農林省(現・農林水産省近畿農政局)は全国4水系・流域において「国営農業水利事業」を発足させた。水系を一貫して開発し、系統的な農業用水整備を行うことで食糧増産を図るのが目的であり、農林省版「河川総合開発事業」とも言えるものである。1947年(昭和22年)より開始された事業の対象として大井川・九頭竜川・加古川水系そして野洲川が選定され、同年から「国営野洲川農業水利事業」が施工された。

この根幹施設として野洲川ダムは着目され、事業は滋賀県から農林省へ移管された。建設工事は再開され、1951年(昭和26年)完成し流域の悲願が実現した[1]。

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=3195
建設:着手/竣工 1939※/1951
※建設開始(県営ダム),1944年戦争激化により一旦中断。1947年国営野洲川農業水利事業として再開
改修:着手/竣工 2001/2009
目的:農業
流域面積/湛水面積:32.5km2(全て直接流域) /50ha
総貯水容量/有効貯水容量:850万m3/728万m3
ダム事業者:近畿農政局

青土(おおづち)ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.956413/136.303854/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

野洲川ダムは洪水調節機能を有していないため根本的な治水整備は遅れていた。滋賀県はダム下流の甲賀郡土山町青土地先に1987年(昭和62年)、補助多目的ダムである青土(おおづち)ダム(中央土質遮水壁型ロックフィルダム、43.5m)を建設し、野洲川流域の治水と甲賀市等への上水道、湖南工業地域への工業用水供給を図った。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%9C%9F%E3%83%80%E3%83%A0
滋賀県で最初の多目的ダムである[2]
ダム管理用の水力発電設備(最大250キロワット)も備える[3]。

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1364
目的:洪水・不特定利水・水道用水・工業用水
流域面積/湛水面積:54.3km2(全て直接流域) /62ha
総貯水容量/有効貯水容量 730万m3/660万m3
ダム事業者:滋賀県
着手/竣工:1966/1987

水口頭首工(180m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.958136/136.197102/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
1955年建設
野洲川ダムの放流水取水

石部頭首工(116m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.025287/136.044474/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
1954年建設
野洲川ダムの放流水取水

1701とはずがたり:2020/09/18(金) 10:29:37
>>1700
調べれば判明するもんだ。インターネット時代は趣味者にも優しいねえ。。
野洲川ダムの最大取水量は10.3m3/sとなっている。
所が水口頭首工の最大取水量は6.143m3/s,石部頭首工の最大取水量は6.813m3/s。合計12.956m3/sもある。
水源の筈の野洲川の放流量(供給量)を超えて取水する慣行水利権みたいなものも含まれているのか?

野洲川ダム(381.2m)
[1]https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%B4%B2%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0
[2]https://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/yasugawa/yasugawa05.html
建設:着手/竣工 1939※/1951
※建設開始(県営事業),1944年戦争激化により一旦中断。1947年国営野洲川農業水利事業として再開
改修:着手/竣工 2001/2009…国営総合農地防災事業
目的:農業
流域面積/湛水面積:32.5km2(全て直接流域) /50ha
総貯水容量/有効貯水容量:850万m3/728万m3
ダム事業者:近畿農政局
取水施設(放流施設兼用):多孔式(6孔) 最大取水量 10.3 ?/s

水口頭首工(180m)
1955年建設
野洲川ダムの放流水取水

http://reiki.city.koka.lg.jp/reiki_int/reiki_honbun/r055RG00001057.html
○甲賀市水口頭首工管理規則(抜粋)
計画取水位は、頭首工の水位で標高182.20メートルとする。
制限水位は、頭首工の水位で標高183.787メートルを上限、181.90メートルを下限とし、ゲート操作によってこの範囲を超えてはならない。
管理責任者は、前項に規定する水位の範囲内でかんがい用水等の取水を行い、かつ、河川の流量を努めて恒常的に維持させるものとする。
頭首工地点からのかんがい用水の取水量は、次に掲げる量を基準とする。
単位:m3/s
4月25日〜5月1日:6.143
5月2日〜9月20日:5.650
9月21日〜4月24日:1.466

石部頭首工(116m)
https://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/yasugawa/yasugawa05.html
1954年建設
野洲川ダムの放流水取水

取水口(位置):最大取水量 取水口
右岸:2.425m3/s 2.0×1門
左岸:4.388m3/s 3.5×1門

1702とはずがたり:2020/09/18(金) 11:29:40
これhttp://maps.gsi.go.jp/#15/34.956747/136.347349/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1結構大きいように見えるけど下に転載した只の砂防堰堤かね?

滋賀県砂防年表
2015年9月24日
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/sabou/19718.html
1951 昭和26 土木部に砂防課を新設
1982 〃 57 うぐい川砂防堰堤工事(重力式H=24.0m湛水)着工。S62竣工。

1703とはずがたり:2020/09/18(金) 11:54:29
>>1700-1703
さて,発電所である。

野洲川ダム導水:
うぐい川(384.9m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.960475/136.363184/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
田村川(385m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.944409/136.363088/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

発電取水:野洲川ダム・右岸・370m程度
発電所立地:■青土発電所:青土ダム・右岸
放水:青土ダム湖・292m程度

有効落差:78m
使用水量:10m3/s
最大認可出力:6,500kW

青土ダム導水:
音羽谷川(295m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.969830/136.291859/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
北砂川(295.3m)http://maps.gsi.go.jp/#15/34.979008/136.285036/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
※:下流の農繁期には慣行水利権等に配慮。この時期はダム本体からの放流水も増えるから大丈夫かと思われる。

発電取水:青土ダム左岸(280m程度)
上部水槽:この辺http://maps.gsi.go.jp/#16/34.941858/136.285647/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
発電所立地:■土山発電所・甲賀市土山北土山地先
放水:野洲川(223m)http://maps.gsi.go.jp/#16/34.942984/136.273159/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
有効落差:58m
使用水量:12m3/s
最大認可出力:5,800kW

1704とはずがたり:2020/09/18(金) 12:54:01
すげえw

6地域水利への誇り ...犬上川流域
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/4040474.pdf

最後の水利紛争

昭和7年の6月から7月にかけて降った大雨によって、一ノ井堰の一部が決壊したため、一ノ井堰の復旧工事が着手されました。一ノ井は、過去の明治・大正にかけて、同様の状況で違法工事を行っており、今回もその兆候が一部で見られたとして、二ノ井側の70人が現場に急行し、河原へ下り、竹槍を振りかざして、石合戦を展開しました。さらに、土を運搬するトロッコのレールを、川に投げ込んで引き揚げました。他方の一ノ井側も、数百人を集めて工事を続行しました。二ノ井側も数百人が集結し、再び竹槍を振りかざした石合戦となりました。夜を迎えて警官約200人が出動し、事態の鎮静にあたりました。

…地元と県は争いを根絶するためには、水不足の原因を取り除くほか無いことを確認しました。

ダムと頭首工の建設

昭和7年にいち早く着工した金屋頭首工は、昭和9年に完成しました。翌10年には幹線水路も完工し、昭和11年に使用が開始されました。犬上川の騒動の直接の原因となった水配分の問題を解消するため、一ノ井、二ノ井の反別、石高に応じて、用水配分量をおおむね8:2に確定し、その割合に応じて頭首工の左右に水門を設けました。昭和14年の大干ばつでは、他地区が用水に苦労し、争いも起きていましたが、この地域はそのような争いと無縁であり、以降も水争いが起きることはありませんでした。

…昭和9年には、当時としては最大の農業用ダムとなる、犬上川ダムの建設に着工しましたが、太平洋戦争によって進捗が遅れ、完成を見たのは、計画から遅れること9年後の昭和21年でした。その後、末端部分の水路改修や排水路改修、堰の改良が行われ、昭和32年に全ての事業が完成し、流域の全地域で用水が確保されて、二毛作も可能となりました。

http://www.jsidre.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/07/88-4-19.pdf
「村の堰(金屋頭首工)─滋賀県犬上郡多賀町地先─」(株)三東工業社北川 孝 Water,LandandEnviron.Eng.Apr.2020
金屋頭首工(表紙写真)は,当初,昭和8年に県営犬上川農業水利改良事業によって施工されたが,その後平成18年に,県営かんがい排水事業により全面改修が図られた。この基幹水利の抜本的な改良により,地域の水利用の効率化と,近代農業経営の確立に大きく寄与することとなった。…

金屋頭首工

所在地:滋賀県犬上郡多賀町富之尾地先 ここか?http://maps.gsi.go.jp/#17/35.199745/136.289628/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
当初施工年度: 昭和7?8年度
改修年度:昭和27年,50年,平成18年
受益面積:723ha
取水量:
左岸 3.407m3/s
右岸 0.683m3/s

犬上川ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1351
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.170862/136.339130/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
目的:潅漑・発電
流域面積/湛水面積:31.2km2 ( 全て直接流域 ) /35ha
総貯水容量/有効貯水容量 450万m3/370万m3
ダム事業者:滋賀県
着手/竣工:1934※/1946
※ダム建設に着工。第二次大戦の戦局悪化で完成は遅れる

犬上発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/shiga/inugami/inugami.html
事業者:関西電力(株)
運開:1954年
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:1100kW   常時出力:   0kW
最大使用水量:3.20m3/s
有効落差:43.32m
流域面積:32.3km2
取水:犬上川(南谷)[犬上ダム](252.5m)
放水:犬上川(南谷)(206.55)

1705とはずがたり:2020/09/18(金) 13:14:41
>>1704
流域面積が32.3km2なので使用水量3.2m3/sはほぼ物部川の法則に从っている。
しかし金屋頭首工の取水量は4.9m3/sである。もう一寸水量増やして放水地点も下流で良い筈。

と云う事で犬上発電所は廃止。

新規取水:犬上川(北谷)(253m)http://maps.gsi.go.jp/#15/35.209161/136.348486/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
取水:犬上川(南谷)[犬上ダム](252.5m)
新規取水:大杉川(253m)http://maps.gsi.go.jp/#15/35.193082/136.341984/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 名称:https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860604/

谷越部:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.195905/136.320870/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 …此処らで谷を越えないと難しい。

上部水槽:http://maps.gsi.go.jp/#15/35.191942/136.307459/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
新犬上発電所
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:4,600kW
最大使用水量:5.2m3/s
有効落差:107m
流域面積:32.3km2+α
放水:犬上川(145m)http://maps.gsi.go.jp/#15/35.188365/136.304712/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1706とはずがたり:2020/09/18(金) 15:17:24
なかなか凄いぞ三重用水。

それにしても牧田川取水工何処にあんねん!

牧田川─牧田川取水工→牧田トンネル→打上ダム(水嶺湖)─[岐阜三重県境・分水嶺]→中里ダム(鈴養湖)→三重用水らし。

https://twitter.com/saber_a9_zc6/status/1289903585791074307
RSF?聖婆@WIN A9
@saber_a9_zc6
本日の散策①「牧田川取水工」
三重用水の始まりの地
ここから取水したのが 打上調整池へ送られます
堰堤の水が流れているところは呼水式魚道
ローラーゲート部は土砂吐きらしいです

https://twitter.com/search?q=%E7%89%A7%E7%94%B0%E5%B7%9D%E5%8F%96%E6%B0%B4%E5%B7%A5&amp;src=typed_query
moto
@nyaaaaaaauo

2019年6月5日
牧田トンネルfrom牧田川取水工to牧田導水路@一昨日

打上ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.241080/136.476181/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

中里ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.222887/136.478541/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

三重用水事業の概要
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/ayumi/index.html
 これらの施設計画により4市2町(いなべ市、桑名市(旧多度町を含む)、四日市市(旧楠町を含む)、鈴鹿市及び菰野町、東員町)の農地約7,300haに対する農業用水として最大5.99m3/s、三重県企業庁により浄水後、水道用水として四日市市、鈴鹿市、菰野町の各家庭に最大0.668m3/s及び工業用水として最大0.194m3/sの供給を行う総合的な利水事業です。

三重用水の特徴
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/tokuchou/index.html
5つのダムで水の安定供給を行っています。
(打上調整池・中里貯水池・宮川調整池・菰野調整池・加佐登調整池)

渓流取水に就いて
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/keiryuu/images/syogen.jpg
三重用水関係説明図
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/tokuchou/index.html
https://www.water.go.jp/chubu/mieyosui/tokuchou/images/setumeizu.pdf

1707とはずがたり:2020/09/19(土) 23:18:10

安積発電所各取水口,取水量調査断行!

<揖保川側>
揖保川(三方川取水ダム)…4.56m3/s(起伏ゲート用水0.158m3/s含む)
深河谷川…0.17m3/s

<引原川側>
谷川…0.22m3/s
引原川(西谷取水口)…3.95m3/s

安積発電所…8.90m3/s・5,000kW

三方川取水ダムで起伏ゲート用水に使う0.158m3/sはこの目的の他,ゲートを立て終わったら発電にも使っている様だ。
そうすると全て和すと恰度8.9m3/sとなる。(何処かが最大量取水したら他が取れないという十津川第一的な運用はしていない模様)

深河谷川→水量豊富だったし倍増以上の0.37m3/s(+0.2m3/s)ぐらいは余裕で行けそうだった。(勿論河川維持水量以下に成った場合は取水は止める)

谷川…めっちゃ小川と云うか沢だったwまあこれはこのままでOK。

引原川→取水設備の整備が必要だが原発電所で使用の5.5m3/s,野尻発電所から上野発電所への間での増分0.65m3/s(広路川など?),原発電所から赤西川等分(未詳)等を考えると現行3.95m3/sから5.95m3/s(+2.0m3/s)は行けるであろう。

揖保川→水量豊富である。取水量倍増ぐらいは出来そう。少なくとも6.56m3/s(+2.0m3/s)位は可能であろう。

合計して+4.2m3/s,最大使用水量13.1m3/sが可能っぽい。
この場合,7,300kW位には増強出来そうな感じ。

1708とはずがたり:2020/09/20(日) 19:59:39
この辺か?
https://maps.gsi.go.jp/#16/33.085007/129.886926/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

ダム建設予定地で田植え 立ち退き反対「住み続ける」
原口晋也
https://www.asahi.com/articles/ASN6700FBN66TOLB005.html
2020年6月7日 0時51分

 長崎県などが洪水防止や水道水供給のため川棚町に計画する石木(いしき)ダムの建設予定地で6日、田植えが始まった。土地収用法に基づき、一帯の土地の所有権が昨年すべて国に移って初めて迎えるシーズン。立ち退きを拒む川原(こうばる)集落13世帯の住民らは、父祖の開いた田で親族の手も借りながら汗を流した。

 水を張った田んぼの周りにはダム反対の決意を記した看板が立つ。周りには草が生い茂った荒れ地も点在。立ち退いた住民の田や畑だったところだ。

 県は家屋の強制撤去などの行政代執行も辞さない構えでいる。川原集落の総代、炭谷(すみや)猛さん(69)は「『ここに住み続ける』と言い続けている私たちにとって、田植えは当たり前の日常だし、住んでいるあかし。みんな気負いはない」と語った。(原口晋也)

1709とはずがたり:2020/09/20(日) 21:37:48
舂米P/Sに引き続き中電・三峰電その他連合が優先交渉権獲得って感じか。

鳥取県営舂米水力発電所、来月運営開始 中部電
https://estate.nikkan.co.jp/news/2020/09/q3atmbyiwrbylnau
【2020年8月28日付 建設・生活・環境・エネルギー面 日刊工業新聞電子版】

【名古屋】中部電力は27日、鳥取県営舂米(つくよね)水力発電所(鳥取県若桜町)の運営を9月1日に始めると発表した。発電出力は7890キロワット。国内初の水力発電施設でのコンセッション方式によるPFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業。今後、老朽化した鳥取県の3水力発電所を2021年度から再整備し、23、24年に運営を始める予定。

運営は中部電、丸紅子会社の三峰川電力(東京都中央区)、美保テクノス(鳥取県米子市)、チュウブ(同琴浦町)が設立した特別目的会社のM&C鳥取水力発電(同)が行う。

鳥取県が50年以上経過した県営水力発電所の再整備と…

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/756755.htm#itemid756755
舂米(つくよね)発電所…令和2年9月1日から運営を移行しました
舂米発電所水車発電機舂米発電所外観最大出力 7,900kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和35年12月9日
工事着手年月日 昭和33年8月1日
河川名 八東川
位置 八頭郡若桜町大炊


鳥取県営水力発電所再整備・運営等事業に係る優先交渉権者の選定について(令和2年3月5日)
https://www.pref.tottori.lg.jp/290296.htm

 運転開始後半世紀を超える小鹿第一発電所、小鹿第二発電所及び日野川第一発電所の3発電所の再整備業務と舂米発電所を含めた4発電所の運営維持業務をPFI(コンセッション)方式で実施する鳥取県営水力発電所再整備・運営等事業について、公募型プロポーザル方式で事業者選定を行ってきたところですが、2月22日、23日に開催した同事業事業者選定審査会の審査結果に基づき、このたび次の事業者を優先交渉権者として選定しました。

1 優先交渉権者

コンソーシアム名:アクエリアス

構成員:

三峰川(みぶがわ)電力株式会社 (東京都)※代表企業

中部電力株式会社        (愛知県)

株式会社チュウブ        (琴浦町)

美保テクノス株式会社      (米子市)

1710とはずがたり:2020/09/20(日) 21:41:47

丸紅、中部電 鳥取県営水力発電所の運営開始へ 民間資本で国内初
https://www.sankei.com/economy/news/200827/ecn2008270016-n1.html
2020.8.27 12:56経済産業・ビジネス

 丸紅、中部電力などは27日、鳥取県営の水力発電所の再整備・運営事業者に選定され、9月1日から事業を開始すると発表した。国内の水力発電では、初の民間資金活用による社会資本整備(PFI)事業となる。

 同事業は、丸紅の100%子会社・三峰川電力(東京)、中部電などの企業連合が、県が保有する春米(つくよね)発電所、小鹿(おしか)第1発電所、小鹿第2発電所、日野川第1発電所の4つのダム水路式水力発電所を20年間にわたって運営する。資金面では、三井住友銀行を主幹事としたシンジゲート団から環境融資を受ける。

 丸紅では、気候変動対策として再生可能エネルギー事業の拡大を進めている。特に、三峰川電を通じ、水力発電事業や太陽光発電事業の強化を進めており、今回の4発電所を加えると、国内で25カ所の水力発電所を運営することになる。

1711とはずがたり:2020/09/20(日) 21:45:15

何故か日野川第二はない。

水力発電所ギャラリー 日野川水系
http://www.suiryoku.com/w_system/chuugoku/hino/hino.html#HINOGAW1

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/756755.htm#itemid756755
小鹿(おしか)第一発電所

小鹿第一発電所写真最大出力 3,600kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和32年10月23日
工事着手年月日 昭和28年4月15日
河川名 小鹿川
位置 東伯郡三朝町神倉

小鹿第二発電所
小鹿第二発電所写真最大出力 5,200kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和33年4月30日
工事着手年月日 昭和31年9月26日
河川名 小鹿川
位置 東伯郡三朝町三朝

日野川第一発電所
日野川第一発電所写真最大出力 4,300kW
発電所型式 ダム水路式
水車型式 フランシス水車立軸単輪単流渦巻型
発電開始年月日 昭和43年1月30日
工事着手年月日 昭和39年1月30日
河川名 印賀川
位置 日野郡日野町福長

1712とはずがたり:2020/09/20(日) 21:47:14
明電舎の紀要かな?激萌え☆(;´Д`)ハアハア

https://www.meidensha.co.jp/rd/rd_01/rd_01_02/rd_01_02_12/rd_01_02_12_01/__icsFiles/afieldfile/2015/02/03/article-201002-0013.pdf
「最近の工事 ― 水力発電所の建設 ―」
今岡宣普
明電時報 通巻327号 2010 No.2

置賜野川には管野ダムと木地山ダムが建設されており,それぞれ野川第一発電所と野川第二発電所に発電用送水を行っている。1979年4月,「新野川ダム開発事業」が事業採択され,置賜野川に新たにダムを建設する計画が発足した。この新野川ダムは長井ダムと名称を変え,東北地方整備局の施工の下,2010年完成予定である。長井ダムの建設のため,旧野川第二発電所はダム湖に沈むことになり,同規模の発電所を新たに建設することとなった。

1713とはずがたり:2020/09/21(月) 23:25:13

草木発電所から三方川取水ダムの間の50mの有効落差の検討。大掛かりになったw

水量的には公文川と草木発電所だけ位の方がすっきりするんだけど。。

草木発電所放流口302m
http://maps.gsi.go.jp/#17/35.194090/134.649607/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-Genryu00.png
40.33km2
3.0m3/s

・東公文川303.4m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.201911/134.632398/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-HigashiKumon00.png
4.6km2
0.345m3/s

・公文川303m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.206653/134.622066/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-Kumon00.png
28.6km2
2.15m3/s

・阿闍梨川301m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.189768/134.615865/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-Ajari00.png
9.2km2
0.69m3/s

南阿闍梨谷(仮称)303.7m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.183911/134.609621/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
Ibo-MinamiAjari00.png
1.83km2
0.137m3/s

高野川303m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.180561/134.611251/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
6.8km2
0.51m3/s

から取水して標高差50mで安積発電所三方川取水ダム付近で発電。

揖保川三方発電所(252m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.157056/134.613998/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
最大使用水量:6.832m3/s
最大出力:2,800kW
有効落差:50m

メリハリ付けて集水した心算だけど結構でかいな。。(;´Д`)
三方川ダムでの取水量6.56m3/sを想定してたけどもっと行けるかも。。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/ibogawa00.html

1714とはずがたり:2020/09/21(月) 23:48:45

いっそのこと草木発電所廃止して下流まで落差確保して発電がええんちゃう??

取水:

草木ダム537m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.186401/134.661698/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
13.4 km2
0.89m3/s

福知川取水工537m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.153407/134.662664/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
9.9km2
0.65m3/s

発電

福知発電所
最大出力:3,600kW
有効落差:287m
最大使用水量:1.54m3/s
放水:揖保川250m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.160074/134.614749/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

草木発電所
出力:0kW(▲1,400kW)

これや!(・∀・)b
Simple is Best !
合計+2.2MW

1715とはずがたり:2020/09/22(火) 16:43:50
関電の草木発電所を調べてて気付いたけど,関電所有の導水路が草木川になってて,草木川本流は横住川となっている。何故だ?!(因みに上流はちゃんと草木川になっている)

https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/860606/

1716とはずがたり:2020/09/23(水) 20:00:24

明谷ダム再々開発・有効貯水量計算。

取水口EL=470m
放水口EL=500m

470m面積…20,903m2(20千平米)=2ha
500m面積…80,839m2(80千平米)=8ha…明谷ダムが1ha,九尾ダムが堤高26.5m・湛水面積9ha・有効貯水量64.8万立米,大井川ダムが堤高33.5m・湛水面積13ha・有効貯水量50.3万立米

簡略化の為にダムが円錐形であると仮定する。底面が80千平米の円錐V_1にすっぽりはまりこんでいて高さが30m低い円錐V_2の底面が20千平米とする。
(1)それぞれの円錐の底面の半径r_1,r_2を求めよ。

r_1=(80千/π)^(1/2)≒160m
r_2=(20千/π)^(1/2)≒80m

(2)円錐V_1の高さhを求めよ。

h:h-30=160:80

これを解いてh=60

(3)円錐V_1とV_2の体積の差Vを求めよ。

V=V_1-V_2=(1/3)*60*80,000-(1/3)*30*20,000=1,600,000-200,000=1,400,000m3=140万立米

こんなごついダムの心算はなかったんじゃが。。
でかすぎ??
三角錐の仮定がダメ??

1717とはずがたり:2020/09/23(水) 20:11:03
500mは満タン時で普通は余裕を持たして490mぐらいを運用上限にするかな?

490mの三角錐をV3とするとh=50の三角錐がV3で有効貯蓄量はV3-V2か。

これを計算する。
r_3=133

底面積は凡そ55.8

V=V_3-V_2=(1/3)*60*55,822-(1/3)*30*20,000=1,116,444-200,000=916,444=91万立米

結構でかいな。。

堤高は底面が455mで天端標高が500mだから45m。そか面積は小さくてもそこそこでかいダムになるのかな?

九尾ダムも大井川ダムも小ぶりな発電専用ダムではあるけど。。

ライバル松尾川ダムの有効貯水量は圧巻の1260万立米。12倍超。

1718とはずがたり:2020/09/23(水) 20:24:43
ダムの諸元が定まったのでこれで概ね作業完了。

ダム上流集水
瀬開谷川・貞光川・法正谷川では標高490m水準で取水。

明谷(ダム谷)
標高453m水準で取水

ダム後集水
内山谷川・片川・大惣谷川・大藤谷川で470m水準で取水

上部水槽
舞山http://ishildsp.life.coocan.jp/tokusima.htmの470m付近に設置

発電所
気田・久保地先

放水
吉野川53.6m付近に放水

有効落差410m程確保。
後は最大使用水量である。1m3/sで3,415kW程確保出来る。

1719とはずがたり:2020/09/23(水) 21:25:33
内山谷川→未調査
片川→15.9km2→1.6m3/s
大惣谷川4.5km2→0.5m3/s
大藤谷川7.7km2→0.8m3/s

は既存の概算流用(一寸ズレる)

明谷ダム…14.16km2→1.4m3/s
川又ダム…28.4km2→2.8m3/s

全部足して2.8+1.4+0.8+0.5+1.6=7.1

全体で24.2MWやな♪なかなかの大規模開発☆

これに伴い切越発電所▲4.5MWは廃止。
また吉良発電所の半田川29.3km2の内,12.2km2は新発電所が利用。とはいえ控えめな取水なので変更はまあ良いだろう。

1720とはずがたり:2020/09/25(金) 01:17:29

なんか凄そうな場所めっけ。
真砂鬼丸谷。449m
http://maps.gsi.go.jp/#17/34.172391/136.167533/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
真砂鬼丸谷→往(おお)古川→船津川→相賀

450mを維持したまま此処http://maps.gsi.go.jp/#16/34.135323/136.194592/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1迄来れるので,ここから一気に発電して7mのここhttp://maps.gsi.go.jp/#16/34.141699/136.206758/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1で放水。

有効落差435mは固い。

調べてみると流域面積は1.9km2。多雨地帯なので0.19m3/sとする。

[仮称]船津発電所
最大出力:680kW
有効落差:435m
最大使用水量:0.19m3/s

ちいせえw

328mでやってみる
真砂鬼丸谷に加えて小木森谷や往(おお)古川源流も入る。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/S/Funatsu-onimaru01.png

今度は5.3km2なので0.53m3/s

[仮称]船津発電所
最大出力:1,400kW
有効落差:320m
最大使用水量:0.53m3/s

まあまあまともな出力になってきたぞ。

ふと気付くと直ぐ隣の銚子川第二発電所。これはコラボしなくてはw
嘗ては銚子川(不動谷)1600kWと岩井谷800kWから取水して最大2400kWだったが電発尾鷲第一の開発で不動谷の取水口(清五郎取水堰堤)は使用不能http://maps.gsi.go.jp/#16/34.128059/136.139102/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1になり1号機1600kWは廃止,残った2号機の増強に努め,1600kWから1900kWに増強されたが,2004年の台風災害にあって1000kWで復旧という事になってしまったそうな。
どうやら取水量を半減させた様だ。小さめの鉄管で復旧した感じかな。

銚子第二発電所
出力:1,900kW→1,000kW
水量:1.13m3/s→0.62m3/s(流域面積9.06km2)
取水:銚子川(不動谷)・岩井谷→岩井谷375m

http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-801.html
http://www.suiryoku.com/gallery/mie/chosigw2/chosigw2.html
http://netishim.seesaa.net/article/243668560.html

いっそのこと,岩井谷1.13m3/s,鬼丸・往(おお)古川322m,http://maps.gsi.go.jp/#16/34.179128/136.182232/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1等0.53m3/sを船津で纏めて発電とか。

船津銚子川発電所
出力:4,300kW
水量:1.63m3/s
有効落差:320m

なかなかまともな規模の発電所になってきたじゃあないかw

1721とはずがたり:2020/09/25(金) 01:25:06
>>1720
廃と云えばここの廃ダムっぽい施設は何だ??標高220m
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.133618/136.151376/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

グーグルhttps://www.google.co.jp/maps/@34.1380924,136.1543378,16.96z?hl=ja…何もなし
https://www.google.co.jp/maps/@34.1336871,136.1509876,89m/data=!3m1!1e3?hl=ja

goomap https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E136.9.42.750N34.8.4.695/zoom/9/

http://www.suiryoku.com/gallery/mie/chosigw2/chosigw2.html
廃止になった銚子川第一発電所でも又口川発電所でも位置や川筋の関係からないようだし。。

それにしても尾鷲の四通八通ぶりよ。松尾川と云い40MWクラスになればこの位可能だって事で,俺の計画みたいに5MWとかでやると赤字なんだろうなああ。。(´・ω・`)

1722とはずがたり:2020/09/25(金) 18:36:53
>それにしても尾鷲の四通八通ぶりよ。松尾川と云い40MWクラスになればこの位可能だって事で,俺の計画みたいに5MWとかでやると赤字なんだろうなああ。。(´・ω・`)
二軒程ピックアップ。

導水路と発電力

川迫D─川合PS:7.0MW・4.9km
和田PS─長殿PS:16.2MW・9km

もしかすると発電力(MW)>距離(km)が一つの目途か!?

あかん,完全に無視してたわ。。

1723とはずがたり:2020/09/26(土) 02:04:54
遂に着手w

原野谷ダム
http://maps.gsi.go.jp/#17/34.857455/138.010962/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1170
目的/型式 FA/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 31m/90m/23千m3
流域面積/湛水面積 17.9km2 ( 全て直接流域 ) /19ha
総貯水容量/有効貯水容量 1252千m3/1207千m3
ダム事業者 静岡県
本体施工者 佐藤工業
着手/竣工 /1970

純防災用で普段は空っぽである。
便覧には原野谷川ダムとなってて吃驚である。阪奈道路の辻町インターが辻インターだと云われた時ぐらいのショックである。
また農業も目的に入ってることも軽くショック。

流域面積17.9km2,最大利用水量1.8m3/sで計画しみる。

先ずは丹間(たんま)川からの導水。
大した水量ではないので大井川川の大代川から峠越えで導水も可。

もっと云うと太田川ダムから持ってくれば良い。

太田川ダム [静岡県](おおたがわ)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=3014
目的/型式 FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 70m/290m/238千m3
流域面積/湛水面積 20km2 ( 全て直接流域 ) /56ha
総貯水容量/有効貯水容量 11600千m3/10800千m3
ダム事業者 静岡県
本体施工者 大成建設・大林組・日本国土開発
着手/竣工 1986/2008

この谷を架空で越えてこの辺(134m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.821008/137.986865/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
に上部水槽。
此処ら(30.6m)の放水http://maps.gsi.go.jp/#16/34.810526/137.984655/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

地獄沢→中村沢→吉川(太田川ダム)
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.936537/137.964420/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.936924/137.975192/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://maps.gsi.go.jp/#15/34.918276/137.984977/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

太田川ダム・明ヶ島川(仮称)1.5m3/s・265m→原野谷ダム・147m
萩間発電所
1,500kW

原野谷ダム・2.0m3/s・140m→垂木川30m
垂木発電所
2,300kW

合計 3,800kW

この後,大池にでも供水するかねえ

1724とはずがたり:2020/09/26(土) 09:43:29
>>1722
大丈夫だっ!関電伊吹発電所は5.4MWに9.6kmの導水路だっ

1725とはずがたり:2020/09/26(土) 10:35:15

砂防ダムを利用した水力発電所、米原で起工 22年稼働へ
https://www.chunichi.co.jp/article/97086
2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時00分更新) 会員限定

 二〇二二年六月の稼働を目指す水力発電所の起工式が二十九日、米原市甲津原のグランスノー奥伊吹敷地内で行われた。工事を行うのは発電所建設などを行うKANSOテクノス(大阪市)とグランスノーを運営する奥伊吹観光(米原市)の合同で設立した奥伊吹水力発電合同会社。
 発電所が設置されるのは同市甲津原の姉川支流の瀬戸谷川。砂防ダムを利用し、水が通る部分に取水設備を設置。下流に向け全長一・一キロ、高低差百五メートルのパイプを埋設し、高低差を利用した水圧で発電を行う。
 発電所の工事は既存ダムを利用しているため掘削などはなく濁水の流出もない。年間可能発電量は一千三百五十メガワット時で、一般家庭四百五十軒分に相当し、奥伊吹観光の年間消費電力一千百五十メガワット時を超える。奥伊吹観光の草野丈太社長は「環境負荷を抑えるゼロ・エミッションの取り組みとしてやりがいがある。今後も地域に眠る電源を開発したい」と話した。 (磯貝元)

1726とはずがたり:2020/09/29(火) 22:24:43
https://blog.goo.ne.jp/nekodam2014/e/888883754828e64289fdae42f83c880d
黒川ダムと城山発電所

1727とはずがたり:2020/09/29(火) 22:25:15
https://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/pdf/h22_iwaya-dam.pdf
岩屋ダムフォローアップ

1728とはずがたり:2020/09/29(火) 22:26:18
穴内川文水系統図 分水やろw
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no11/text11-5-3-4.pdf

1729とはずがたり:2020/09/29(火) 22:26:35
https://www.pref.nagano.lg.jp/naraigawa/jimusho/kanridam/narai.html
奈良井ダム

1730とはずがたり:2020/09/29(火) 22:27:22
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/river/resource/850509/
木曽川水系 (850509) | 国土数値情報河川データセット

1731とはずがたり:2020/09/29(火) 22:31:50
https://www.kkr.mlit.go.jp/wakayama/ryuiki_iinkai/ryuiki/comm02/pdf/chapter3/3_01_12.pdf
水道用水、工業用水の大部分が岩出から新六ヶ井堰の間に集中しています。

紀ノ川

1732とはずがたり:2020/10/01(木) 20:04:05
ヨッキもまた濃いいとこへ足を踏み込んだなw

利水マニア化してる俺の開発魂に火が着いたぞw

あかん,下流の島々谷が2.23m3/sしか使ってへん。。4.1も取水できひんか。。2.0m3/sだと出力2,000kWってとこ。

島々二俣発電所
発電ポイント:953.1m(島々谷PS二俣取水口付近)
https://maps.gsi.go.jp/#17/36.226139/137.757150/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

取水ポイント:1079m
北沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.241046/137.763104/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
一ノ沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.231492/137.737699/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
南沢
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.227840/137.730253/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
流域面積
43.447km2

最大使用水量…4.1m2/s

有効落差:120m

最大出力:4,000kW

東京電力リニューアブルパワー株式会社 島々谷発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/simasima/simasima.html
認可最大出力:2700kW  常時出力:2100kW
最大使用水量:2.23立方メートル毎秒

隧道レポート 島々谷のワサビ沢トンネル 第1回
http://yamaiga.com/tunnel/shimashima/

真夏の上信越を行く②
島々谷川の砂防ダム現地視察
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col2846.htm
 しかし、砂防ダム工事で土砂が大量に持ち込まれたことにより、上高地の天然記念物であるニオイヤナギが島々谷川の川沿いに立派に成長していたり、外来種やこの地域には本来生息していない植物も多数繁殖している様子が見られ、すでに環境破壊・生態系破壊が明らかとなっている。

 3号から4・5号ダムまでの間にも度重なる洪水で削り取られた自然の川辺を「修復」したところが多数あった。まるで都会の河川のようにコンクリートで直線的に護岸してある島々谷川は痛々しくさえ見えた。それでも、水は澄み切って美しく夏の光にはじけている。

 また、道路整備により湧き水や山水の流れ方が変わり、道路に大量の土砂が流れ出て、扇状に広がっている様子が見られた。

 沢水が流れおちる沢の底部には蛇篭を積み上げたり、コンクリートの小さな砂防ダムと道路の下を通して川に水を流す暗渠も作られており、島々谷川はまるで土木工事の見本市のようでもあった。

https://blog.goo.ne.jp/nekodam2014/e/f67f3d51070ccd77c89b02825a266c89
↓島々谷第三号砂防ダム周辺地図(電子国土web)。

1733とはずがたり:2020/10/03(土) 00:02:33

日本初の市民出資による小水力発電!小早月発電所(富山)
http://communitypower.jp/996

今回取り上げる小早月発電所は、地域の民間企業主導で全国で初めて市民出資により富山県滑川市で建設・設置された小水力発電所です。

拠点:富山県滑川市
事業主体:株式会社アルプス発電
ステータス:実績あり
設立の経緯

「小早月発電所」は、立山連峰から流れる豊富な水を活かす小水力発電所で、2012年4月から稼働をはじめました。この発電所は、最大出力990キロワットで、年間で約5,464メガワット時(一般家庭約1500軒分の電力)を発電しています。

発電所を建設した小早月川(こはやつきがわ)は、立山アルプスの名峰、剱岳を水源とする二級河川早月川の支流です。早月川とその支流は水量が豊富なうえに急勾配で、小水力発電には向いている地域といえます。そのため、付近には北陸電力が建設した水力発電所が多数設置されています。

株式会社アルプス発電の取り組みは、故古栃一夫さんのイニシアチブのもとにはじまりました。この地域で生まれ育った元県会議員で社長の古栃さんは、子どもの頃からここに水力発電所をつくることを夢見ていました。古栃さんは、地元の土木建設業の技術・ノウハウを活かせる新しい事業として小水力発電事業の実現を志し、10年以上かけて全国各地の発電所を見て回り、地元の水系を調査してきたのです。そうした開発調査のなかで、全国小水力利用推進協議会の事務局長中島大さんや、自然エネルギーの地域事業を応援しているISEP(環境エネルギー政策研究所)所長の飯田哲也さんがアドバイスに入り、本格的に事業を進めることになりました。

2005年に富山県内の地元経済人からの資本金出資の協力を得て、株式会社アルプス発電を設立。資金調達や技術面の困難を乗り越え、やっと建設が始まった頃、残念なことに古栃さんは亡くなくなられてしまいました。その後、次男である古栃均(現社長)さんが中心となり、創業メンバーがその遺志を継いで小早月発電所を完成させました。
小早月発電所の発電機(写真:高橋真樹)

小早月小水力発電の仕組み

小早月小水力発電は、小早月川の砂防堰堤(えんてい)から取水し、約3キロ下流に位置する発電所へ水を流し、発電した電気はPPS(特定規模電気事業者)に販売しています。 発電に使った水は、放水口から再び川に合流させています。

厳しかった資金調達

発電所建設に際してまず苦労したのが資金調達です。総額約10.5億円のうち、およそ半分を環境省の補助金でまかなえることになりましたが、残る半分について銀行からの融資を得ることができませんでした。理由のひとつには、北陸地域での自然エネルギー事業が少ないことが挙げられます。銀行としては経験がないので、どのように評価すればよいのかわからないのです。また、ある程度の採算が見越せるFIT制度も事業の計画時点では始まっていなかったので、採算が取れるという証明が難しかったということもありました。

そこで、足りない資金を長野県飯田市の太陽光発電事業で実績のあったおひさまファンドを通じて、市民出資という形で集めることになります。市民出資では、プロジェクトの資金をまかなう5億円分と、工事のつなぎ資金(必要な資金が調達できるまで一時的に借り入れる資金)となる2億円、合せて7億円を募集しました。市民出資の募集は2010年9月から始まり、つなぎ資金の2億(一口300万円、年利7%)は比較的早く集まりました。また、5億円の方は一口50万円で7年で年利3%の利子をつけて返済するものでした。こちらは口数が多かったこともあり、募集当初はそれほど伸びませんでしたが、東日本大震災を受けて、自然エネルギーへの関心が高まったことで、結果として1年もかからずに集めきることができました。出資者は全国から合計で530人余りに上りました。2012年に小早月発電所が稼働すると、順調に発電がおこなわれ、出資金は予定通り返済されています。



1734とはずがたり:2020/10/03(土) 00:03:32
農業用水でクリーン発電 新早月発電所が運転開始
https://webun.jp/item/7174368
2015.04.10 17:09

 早月川電力(滑川市野町)が同市蓑輪で建設していた小水力発電所「新早月発電所」が完成し、営業運転を10日開始した。早月川…

1735とはずがたり:2020/10/04(日) 13:48:47
此処http://maps.gsi.go.jp/#16/34.252117/135.745139/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1,道のすぐ脇に凄い水量の滝があった。
これは使える。(有名な滝でも無さそうだし・・)

宗川野発電所
出力:550kW
水量:0.5m3/s
流域面積:5.36km2←狭い。。
有効落差:135m
取水:永谷川472m
放水:宗川332m

流石にすくねw

一寸(4.5km)導水管を延ばして204mで放水すると

宗川野発電所
出力:1,000kW
水量:0.5m3/s
流域面積:5.36km2
有効落差:260m
取水:永谷川472m
放水:大和丹生川204m
導水路:4.5km

厳しいな(;´Д`)

紀伊丹生川から取水すると行けるかも。

1736とはずがたり:2020/10/04(日) 18:03:37

千代川ルート

http://www.suiryoku.com/gallery/tottori/oouchi/oouchi.html
大内発電所
中国電力(株)
出力:1,450kW 常時410kW
水量:3.90m3/s
有効落差:50.0m
取水:北股川、千代川(276.82m)
放水:北股川(千代川直近)(223.88m)(地理院だと229m)

千代川(北股川合流部)(228m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.260776/134.274216/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

土師川(232m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.232457/134.227223/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
新見川(232m)
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.255905/134.202247/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

西ヶ谷川(234m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.297781/134.172721/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
中津美川(234m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.304313/134.168215/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
安蔵川(236m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.314556/134.164374/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

佐治川ルート

http://www.suiryoku.com/gallery/tottori/saji/saji.html
佐治発電所
鳥取県企業局
出力:5,000kW 常時0kW
水量:3.60m3/s
流域面積:30.0km2
有効落差:164.8m
取水:(397.5m)
放水:佐治川(224.00m)(地理院だと235m)

取水:佐治川(235m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.326864/134.093306/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

上部水槽(233m)
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.334812/134.193642/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

放水:
佐治川(千代川合流部)70m
http://maps.gsi.go.jp/#16/35.339468/134.198470/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

[試案]用瀬発電所
出力:9,700kW
水量:7.50m3/s以上
有効落差:165m

なかなか♪

これ安蔵川発電所の為に取水される西ヶ谷川,中津美川,安蔵川は0.00としても,千代川1.0,土師川1.0,新見川0.8ぐらいで10.3m3/sとかにすると10メガ越えんで♪

計算してみると13,300kWになるヽ(゚∀゚)ノ

ちゃんと流域面積計算してみないとな♪

1737とはずがたり:2020/10/04(日) 18:08:54
ダメだ,中電が既にやっとるww

http://www.suiryoku.com/gallery/tottori/motigase/motigase.html

1738とはずがたり:2020/10/06(火) 19:42:08
全部ほすぃ(;´Д`)ハアハア

https://www.kosho.or.jp/products/list.php?mode=search&amp;search_only_has_stock=1&amp;search_word=%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

1739とはずがたり:2020/10/07(水) 19:03:13

https://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:2/36/view/5120
二 水力発電

 黒川水系の電源開発

 高知県中央部を貫流する仁淀川の上流域の面河川や黒川は、南予の肱川とならんで愛媛県の水力発電の最も重要な河川である。愛媛県における電力供給は、水力発電から着手されたが、これは四国で最初の事業でもあった。水力発電は、水量が豊かで勾配のある河川が選ばれた。本県最初の電力供給は、伊予水力電気による石手川上流の湯山発電所(出力二六〇kW)によって、明治三六年(一九〇三)一月に営業開始した。
 県内で現存する発電所で、最古のものは上浮穴郡柳谷村の黒川第一発電所(最大出力一二〇〇kW)である(図7-11)。これは明治四四年(一九一一)の竣工で、仁淀川の支流の一つである黒川の最下流部に建設されている。面河川と黒川が合流する地点に面河第二発電所(昭和三六年竣工、一六〇〇kW)とならんであり、国道三三号からよく見える。当時の建設費は四四・六万円で、発電機と水車がセットになったドイツ製の発電機(一台六〇〇kW)が二台あり、七二年間も力強く回り続けている。
 このほか、黒川水系には黒川第二・第三発電所、小村(黒川第四)発電所をはじめ、この水系最大出力の第五黒川発電所(五三〇〇kW、写真7-12)の五つの水路式発電所が建設されている(図7-11)。すべての発電所が水路式であることは自然景観をそこなわなかった点では良い結果となったが発電出力はいずれも小さい。大きなダム(貯水池)をつくるほどの土木技術が進んでいなかったことも水路式発電形式をとらざるを得なかった要因であった。なお、四国電力は、最大出力二〇万kWの揚水発電所の建設計画を五六年五月に発表した。これは、現在面河川に建設中の新面河第三発電所のダムを下池としてそのまま利用するもので、新たに建設する必要があるのは上池で、黒川水系の八釜甌穴群の上流付近にダムを設け、さらに下池への導水管を建設するものであった。電力需要は昼間に多く、夜間は少ない。原子力発電や大型火力発電は一定の出力で運転するほうが効率的で経済的なため、夜間もフル運転を続けている。このため夜間は電力が余ることになり、揚水はこの余剰電力を利用できるのと、昼間のピーク需要(特に夏季)を緩和できる一石二鳥のメリットがある。水力というクリーンエネルギーであり、過疎地であることなどから環境面への影響はあまりないとみられ、地元や県でも地域開発に貢献するものとして大きな期待をよせていた。しかし、五八年四月にこの計画は、地質上の問題と需要の低迷とによって中止が発表され、同じ場所で小規模の一般水力(二万kW)を建設することが公表された。


 面河川水系の電源開発

 仁淀川の上流面河川水系には、昭和三年竣工の面河第一発電所(七〇〇〇kW)をはじめ面河第二(一六〇〇kW)・第三発電所(七一〇〇kW)の三つの小規模な水路式発電所があった(表7-29)。そのうち昭和一二年に県境付近の仁淀川に建設された面河第三発電所(七一〇〇kW)は、五五年三月に下流に完成した大渡ダムの建設により水没のため廃止された。そこで代わりの新面河第三発電所が旧面三から約二・五㎞上流の柳谷村旭地区に建設中である。総工事費二一七億円で五九年春完工の予定である。県内の水力発電所としては最大規模で二・二万kWとなる。発電所は高さ五〇mのうち三〇mは地下となり、ここで発電機を回した水は全長一七九五mの放水路トンネルで仁淀川へ放水される。

1740とはずがたり:2020/10/07(水) 19:10:14
第三発電所しかない謎だった仁淀川。

>仁淀川「第三」発電所という名称から、仁淀川「第一」・「第二」発電所の存在が推測されるが、いずれも欠番である。かつて筏津ダムの上流には仁淀川発電所(1万500キロワット)が存在したが、大渡ダム(国土交通省直轄ダム)の建設に伴い廃止され、大渡発電所(3万3,000キロワット)として生まれ変わった。大渡発電所から仁淀川第三発電所の中間にも加枝発電所(9,700キロワット)があるのみで、仁淀川第二発電所は存在しない。

嘗ては仁淀川発電所が第一で今は大渡発電所が第一相当で,第二が加枝発電所相当なんだな。

ひょんなことから第四発電所を構想(妄想)したw
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tosa-shinjo.html

第四部分は妄想度低めで良さそうなんじゃ無いかと思ってるんだけど。

筏津ダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8F%E6%B4%A5%E3%83%80%E3%83%A0
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

筏津ダム(いかだづダム、いかだつダム、いかなづダム[1])は、高知県高岡郡越知町野老山(ところやま)、一級河川・仁淀川水系仁淀川に建設されたダム。野老山ダムともいう。高さ25.5メートルの重力式コンクリートダムで、四国電力の発電用ダムである。同社の水力発電所・仁淀川第三発電所に送水し、最大1万キロワットの電力を発生する。

歴史

愛媛県から高知県へと流れる仁淀川では、古くから愛媛県側を伊予鉄道電気が、高知県側を高知県営にて、それぞれ水力発電所の建設を進めたことで、一大電源地帯が形成されていた。これら仁淀川の水力発電所は戦後になって四国電力が継承。同社は仁淀川中流部において、既存の仁淀川発電所、加枝発電所の下流に仁淀川第三発電所の建設を計画した。1955年(昭和30年)に漁業および公共補償問題を解決させ、1956年(昭和31年)5月1日に着工。現場はたびたび洪水に襲われ、仮設備のみならず作業員までもが濁流の中に消えていった。こうした難工事の中にあっても新工法の導入によって工期の延伸は抑えられ、完成した発電所は1958年(昭和33年)8月9日に運転を開始した。

周辺

越知町役場前から仁淀川沿いに敷かれた国道33号を上流に向かって進むと筏津ダムに至る。筏津ダムに貯えられた水は仁淀川第三発電所に送水され、最大1万キロワットの電力を発生したのち、鎌井田の放水口から仁淀川に放流される。この放水口の周辺はアユの釣り場として有名である。仁淀川第三発電所はダムの高さによって落差を得るダム式の水力発電所であるが、その建屋をダムの付近で見つけることはできない。それもそのはず、発電所は筏津ダムに内蔵されているからである。これは建屋建設に適した平地がダム周辺に見あたらなかったためで、コンピュータのない当時のこと、技術者たちは手動計算機を用い、この奇抜なダムの設計を行った。

仁淀川「第三」発電所という名称から、仁淀川「第一」・「第二」発電所の存在が推測されるが、いずれも欠番である。かつて筏津ダムの上流には仁淀川発電所(1万500キロワット)が存在したが、大渡ダム(国土交通省直轄ダム)の建設に伴い廃止され、大渡発電所(3万3,000キロワット)として生まれ変わった。大渡発電所から仁淀川第三発電所の中間にも加枝発電所(9,700キロワット)があるのみで、仁淀川第二発電所は存在しない。

[1] ^ 筏津ダムの「筏津」の読みについて、ダム便覧[1]は「いかだづ」、『四国電力50年のあゆみ』では「いかだつ」、『角川日本地名大辞典』では「いかなづ」としている。なお、現地地名としての「筏津」の読みは「いかなづ」である[2]。

1741とはずがたり:2020/10/07(水) 23:10:24
手許の2007年版の鳥取県版マップルには整合性の就かない水路が色々描かれていて私を混乱させたがどうも苫田ダムの建設に伴い羽出発電所と久田発電所が奥津第二発電所に統合されたと云う所にあるらしい。

更には井坂発電所なんかもあったようで,水力.comさんが罔羅してないと途端に暗中模索になってしまう俺。。

また入発電所は何かの文化財に指定されてるそうだ。色々歴史や変遷はあるようですなあ。

羽出発電所と井坂発電所の遺構
http://dampswatch.blog.fc2.com/blog-entry-794.html
2015.4.15 撮影

現在の奥津第二発電所の2ヶ所の取水、実は羽出発電所の取水だったそうで。
二つの川から有効落差に差がある2系統の水車を回してたそうで。
こちら4月の羽出発電所遺構の様子。…
二つの橋の下にそれぞれ水圧鉄管があったんですね。上部水槽も残って
ますが登るのは結構大変でした。まあかなりの回り道になりますが発電所前の
道を進めば着く事は判りましたが。

以前載せましたこの画像、実は井坂発電所の取水堰堤の遺構らしいです。
久田発電所が出来る前に作られた発電所だとか。久田発電所と重複するんで
廃止されたようですがこちらも発電所の跡地、上部水槽の遺構がありましたが…

羽出、久田発電所とも割と最近廃止になった発電所ですが既にこの様子。
廃止直後の記録が大事なんだなあ、と改めて考えております。
まあ個人の趣味なんで役には立たないと思いますが。

https://www.energia.co.jp/isan/iri_history.html
[発電所概要] 平成23年3月31日現在
■ 水系河川 吉井川水系 吉井川
■ 発電開始年月 大正9(1920)年5月
■ 発電所形式 水路式
■ 最大出力 1,600kW
■ 最大使用水量 8.348m3/s
■ 最大有効落差 26.37m

[建設当時から現在までの変遷]
入発電所年表
大正9年5月
(1920) 吉井川電力が入発電所(出力700kW)の運転を開始。
大正15年3月
(1926) 山陽中央水電が吉井川電力を合併。入発電所を山陽中央水電へ移管。
昭和10年2月
(1935) 山陽中央水電は,出力を900kW増加し,合計1,600kWとする。
昭和16年5月
(1941) 中国合同電気と山陽中央水電の合併により山陽配電が発足。入発電所を山陽配電へ移管。
昭和17年4月
(1942) 中国配電が発足。山陽配電は入発電所を中国配電へ移管。
昭和26年5月
(1951) 中国配電と日本発送電の合併により中国電力が発足。入発電所を中国電力へ移管。
平成18年10月
(2006) 国土の歴史的景観に寄与しているものとして,国の登録有形文化財に登録。

1742とはずがたり:2020/10/08(木) 16:21:44
Jp.09_奥吉野
IEA 水力実施協定 ANNEX 11 水力発電設備の更新と増強
第二次事例収集(詳細情報)
https://www.nef.or.jp/ieahydro/contents/pdf/4th_a11/jp/09.pdf

1743とはずがたり:2020/10/08(木) 21:21:39
新宮川水系の中に熊野川圏域という奴があるらしい。十津川・天川を除いた熊野川と北山川を中心とした水域のようだ。

新宮川水系熊野川圏域河川整備計画
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080400/keikaku/seibikeikaku_d/fil/kumanogawa.pdf

1744名無しさん:2020/10/10(土) 03:30:01
(あくまで主観です)
東洋経済のような歴史ある媒体がこのような文章を採用したことは失望極まりません
話題は鉄道スレの方が適切なのかも知れませんが、大井川を見て育った者の1人として、
このような同調圧力は断じて受け入れられないものです


県とは対照的、静岡市は「JRリニア工事」許可へ
河川法管理権限を市に移せば問題は解決する
https://toyokeizai.net/articles/-/379656

1745とはずがたり:2020/10/13(火) 08:28:55
斯界の巨星,水力.comさんは

名称の判らないダム、堰
http://www.suiryoku.com/dam/d_tokusi.html



吉野-祖谷 取水堰 一宇発電所

を挙げてるけど

http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no11/text11-5-3-4.pdf

一宇PS H3.7.22 栗寄取水ダム

がそれではないか?

ここhttps://maps.gsi.go.jp/#16/33.891668/133.850545/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1が栗寄なのかどうかってことだと思うが

栗寄
徳島県三好市西祖谷山村善徳
バス停

https://www.navitime.co.jp/maps/poi?id=00303395

と確かに云う様だ。

1746とはずがたり:2020/10/13(火) 08:34:45
>>1744
川勝知事は一寸やり口がエキセントリックな所もありますが,大井川用水の水を飲んで育った者としても,脱原発の為に水力開発を推進してるマニアとしても,鉄道ファンではありますが,安易に水や水力発電を犠牲にして大量の電力を喰うリニアを推進して欲しくないと思って居る者としても知事にはガンガンやって欲しいと思ってます。。

寧ろ,市外の下流民の水を犠牲にして静岡市長が許可を出せるならそれこそ問題でしょうね。

川勝知事が田辺市長を排斥しすぎて拗らせて知事が反対なら市長としては賛成という感じに追い込んでしまってるなら問題でしょうけどどうなのかなあ。。

1747とはずがたり:2020/10/13(火) 12:03:12
今,秋葉ダム地点での集水面積は4490.0km2でhttp://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/akiha23/akiha23.htmlで佐久間ダム地点では4156.5km2であるhttp://www.suiryoku.com/gallery/shizuoka/sakuma12/sakuma12.html

その差は333.5km2。

この差から漏れ出る水量に豊川用水がある。佐久間ダムからは最大5,000万m3/年であるが更に振草導水分もある。

今,http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-150/data/documents/06_4_electric_27.pdfに拠ると

佐久間ダムと秋葉ダムの水使用量・放水量を比較すると佐久間より秋葉では約13億m3程増えている。

豊川用水に流す量は佐久間ダムから取水されてるから結局関係ないのか?

とりま無視すると自然に13億m3程度333.5km2で増えてるって事になる。

333,500,000m2で1,350,000,000m3だから年平均降水量は3.90m=3,898mmとなってしまう。明らかに大杉。2倍弱(https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/think/landform.htmlから平均2200mmだとすると1.7倍)ぐらいある。。何処かにミスがある筈。

秋葉の流域面積が過少で佐久間の流域が過大っぽい?

佐久間第二から下流,水窪の発電所以下を集めると167.717km2・佐久間第二の集水域153.8km2(振草以遠など除く)で少なめに見積もって足すと確かに322.5km2と面積はあってるっぽい。。

う〜ん,謎だ。。

1748とはずがたり:2020/10/20(火) 00:33:36
水力.comに拠る吉野川利水量

大森川発電所 12.00
長沢発電所 9.50
分水第一発電所 11.13
大橋発電所 9.74
住友共電高藪発電所 10.94
天神発電所 6.00
電発早明浦発電所 65.00
穴内川発電所 22.00
平山発電所 21.50
大田口発電所 0.60
東豊永発電所 2.10
白川発電所 0.61
住友共電東平発電所 4.00
住友共電別子山発電所 0.10
住友共電小美野発電所 1.32
愛媛県富郷発電所 4.00
愛媛県銅山川第一発電所 7.80
愛媛県銅山川第二発電所 5.80
愛媛県銅山川第三発電所 8.00
伊予川発電所 17.35
名頃発電所 3.50
祖谷発電所 3.70
高野発電所 8.80
一宇発電所 9.46
出合発電所 9.461
池田発電所 62.00
松尾川第一発電所 6.30
松尾川第二発電所 6.30
切越発電所 12.78
吉良発電所 3.80

1749とはずがたり:2020/10/20(火) 00:56:58
>>1748
三縄発電所 7←抜けてた
合計352.591

1750とはずがたり:2020/10/20(火) 18:12:59
地図でみっけてダムというか池やん,って思ったけど,なんと元々あった溜め池をぐるっと堰堤で囲んで容量を3倍に増やしたらしいw
堰堤の長さ日本一だそうな♪

大谷内(おおやち)ダム
http://maps.gsi.go.jp/#15/36.971307/138.695977/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0795

1751とはずがたり:2020/10/20(火) 20:06:06
容量いっぱいになった。。

onikuma00.html
tenryu12.html
totsukawa-kinokawa10.html
futai.html

S/
S/TR
S/C

1752とはずがたり:2020/10/21(水) 15:29:56
山中に堰(用水)が張り巡らされてる箇所があってどれくらい取水出来るかよくわからんけど8%でとれるとしてみた。
雨しか降らない地方よりはゆっくり流出してくるから取水しやすのではないだろか??

取水
樽川発電所直下 EL=450m 64.1km2 5.0m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.827235/138.424119/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
馬曲川 EL=450 19.8km2 1.5m3/s
https://maps.gsi.go.jp/#15/36.852806/138.424494/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水
信濃川(樽川合流部) EL=307m
https://maps.gsi.go.jp/#15/36.891840/138.404067/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

有効落差:138m
導水距離:9.0km

関沢発電所
出力:7,450kW

1753とはずがたり:2020/10/21(水) 15:31:29
放水路から農業用水っぽいのに水を半分程取られて行く樽川P/S
http://abe-sin.com/suiryoku/tyuubu/tarukawa.htm

1754とはずがたり:2020/10/25(日) 21:00:19
なんと芦生に揚水ダムを造ろうという愚行だったのか。
ダム計画が実現しなかったというと残念な気持ちになる俺だがまあ良しだな。
それにしてもあちこちで揚水発電計画中止になってんだなあ。全部出来てたらだいぶ太陽光発電の発電を吸収できてたんちゃうか。

この辺か〜。出合と挙原は見つからず。

永谷
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.377259/135.742187/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0


全住民退去もダム計画が消滅…水没しなかった「悲哀の廃村」無人化から“35年目の世界”
鹿取 茂雄2020/10/24
https://bunshun.jp/articles/-/41080?utm_source=twitter.com&amp;utm_medium=social&amp;utm_campaign=socialLink

 福井県の山深い場所に、その集落はある。京都府、滋賀県との県境に近く、県道35号から南に伸びる頼りない一本道しか交通手段はない。都会の喧騒とはかけ離れたこの場所に、かつて9世帯が暮らす永谷集落があった。

 その平穏な村にダム計画が持ち上がったのは、今から40年前の話だ。ダムが完成すれば、集落は水没して消滅する。穏やかな日々を過ごしていた住民たちは、賛成派・反対派に分かれて対立したが、最終的には全世帯が移転し、集落は無人となった――。

 ここまでは、ダム建設の時によくあるエピソードかもしれない。しかし、話はこれで終わらなかった。無人集落となったあと、なんと計画が根底から見直され、結局、ダムは建設されなかったのだ。そして、ダム計画に翻弄され続けた廃集落は、今も山奥にひっそりと佇んでいる。



80年代に持ち上がった“2回目のダム計画”
 この集落を二分したダム計画というのは、当時日本で最大級となる揚水式水力発電を建設しようというものだった。揚水発電は、電力需要の少ない夜間に電力を使って水を高所に汲み揚げ、その水を昼間の電力需要ピーク時に放流して発電する。発電というよりかは、蓄電という意味合いが強い。この揚水発電を行うには、揚げた水を貯めておく上部池と、放流した水を貯めておく下部池の2つの池が必要になる。

 1960年代に持ち上がった計画では、由良川の上流、京都府の山林に上部池のダムを造り、三国峠を隔てた福井県名田庄村(ここに永谷集落も含まれる)に下部池のダムを建設する予定だった。しかし、山林は貴重な原生林であり、所有する京都大学や地元住民が猛反発したため、計画は一旦見送られた。

 1980年代になって再びダム計画が持ち上がると、地元も誘致を進める推進派と反対派の二派に分かれ、争いを繰り広げた。だが結局、名田庄村では永谷、出合、挙原の3集落が水没予定地となり、多くの世帯が転居を余儀なくされた。

なぜダム計画は白紙に戻されたのか?
 永谷集落では反対派の住民が最後まで残ったが、1985年、ついに無人となった。しかし、反対運動の広域的な盛り上がりや、町長の改選といった政治的な動きによって、やがてダム計画は再び白紙に戻された。その後、現在に至るまで、ダムを建設しようとする動きは全くみられない。



永谷(ながたに)
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/18.Fukui/Natasho_Nagatani.html
所在:おおい町名田庄永谷
地形図:久坂/小浜
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:多くが集落整備事業。

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=251424&amp;id=8094945
mixiユーザー
2006年06月28日 21:54
関西電力が芦生研究林と名田庄村に建設しようとしていた揚水式発電ダムは昨年末、関電側から旧美山町に対し計画中止を申し入れ、覚書を交わしていたことが明らかになりました。
この計画は1966年に上部ダムを芦生に下部ダムを名田庄村に建設する計画でした。
しかし芦生の貴重な自然に対する社会的関心の高まり、用地買収の難航、電力需要の低下などを背景に今回の措置に至ったものとみられます。
旧美山町としては大きな財源としての期待もありましたがダム建設に対する住民の不安もあり、中止することで関電と合意したそうです。(6月28日・京都新聞朝刊)

2002年11月19日
金居原発電所(仮称)建設計画の中止について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2002/1119-4j.html

1755とはずがたり:2020/10/25(日) 21:05:21

降雨量少なく海水遡上…由良川に3年ぶり「防潮幕」設置 京都・舞鶴
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/343098
2020年8月31日 10:41

 京都府舞鶴市の上水道の主水源になっている由良川への海水遡上(そじょう)を防ごうと、市は取水場付近に防潮幕を張った。3年ぶりの設置で塩分濃度上昇を防ぎ、水道水の安定供給につなげる。

 舞鶴市は約8割の世帯の水道水を、隣接する福知山市大江町二箇の二箇取水場で由良川からまかなう。取水場は河口から約17キロの地点にあるが、川の水量が減少すると、海水が遡上する現象が発生。最近では2017年に7月21日から13日間、防潮幕を張った。

 今年は梅雨明け以降、降雨量が少なく、8月中旬には二箇取水場の塩分濃度が基準値を超えて取水ができなくなり、1・7キロ上流の補助取水場で水道水をまかなっている。

 防潮幕は取水口から約370メートル下流の舞鶴市桑飼上と福知山市大江町高津江を結ぶラインに設置。帆布製で長さ約百メートル、深さ2〜3メートル。市水道整備課は「補助取水場での塩分濃度上昇を抑えたい。台風や河川の水量の状況を見て、取り外しの時期を決める」としている。

1756とはずがたり:2020/10/25(日) 22:31:13
廃村紀行
http://www.medical-law.jp/sub2-4.htm
秋のある日、名田庄村の永谷地区の廃村を訪ねました。
この地区は、関西電力が計画した京都府と福井県の両府県にまたがる100万キロワット級の揚水発電所の下部貯水池の予定地とされ、いずれ水没する地区として立ち退きになりましたが、その後ダム計画は白紙となり、今はむなしく廃村となってしまったのです。

揚水発電所は、福井県の原発で発電した夜間のあまった電力を使って、モーターを動かし、下部貯水池の水を上ダムまで汲み上げ、電力の需要の多い昼間に再び水を落とし、落差を利用して発電するというもので、いわば巨大な蓄電池のようなダムです。
 水没地となる出合、挙原、永谷には20戸ほどの人家がありましたが、半ば強制的に立ち退きとなり、最後まで残った永谷地区は村を二分する行政の強引なやり方に反発し、9戸のうち4戸が最後まで抵抗したようですが、ついに1985年ころ村を捨てざるをえなかったものです。

上ダムは美山町の芦生の京大演習林内の上谷地区に予定されていましたが、原生林の残る貴重な環境を破壊するものだという地元住民と京大の強い反対運動が起こり、結局ダム計画は白紙になってしまったものです。

1757とはずがたり:2020/10/30(金) 20:40:37

すげえ,俺ww
佐梨川は新潟県の信濃川のトップ支流である魚野川(千曲川のトップ支流は犀川かな〜)の支流である佐梨川の電源開発妄想してたんだけど,中止になった発電構想と取水標高点(320m)だいたいダム地点で,出力規模(4.4MW)が偶然ほぼ一致w
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/uono.html#sanashi

国土交通省の河川官僚どもとシンクロ出来てるww

ここは揚水は中止で良いから一般水力発電所だけでも作ろうよ。。

1758とはずがたり:2020/11/03(火) 18:10:11
桃山と須原の導水路に余裕があるか調べたかったが行き詰まる。。

桃山発電所

導水路:総延長4305.4m、主要導水路 幅4.55m×高4.55m、延長4305.4m
有効落差:79.55m
取水位標高:647.42m 放水位標高:561.98m 無効落差:5.89m

断面20.7m2で37.57m3/sを流している。1.81(m3/s)/m2
平均勾配0.13cm/m

須原発電所

導水路:総延長3845.7m、主要導水路 幅5.15m×高4.85m、延長2356.5m
有効落差:34.90m
取水位標高:561.93m 放水位標高:524.50m  無効落差:2.5m

断面24.98m2で36.16m3/sを通している。1.44(m3/s)/m2
平均勾配0.065cm/m

水路の勾配が須原の方が緩いのか?と思ったが怪しい推論では須原の方が確かに緩そう。

寝覚発電所

導水路(王滝川→発電所):総延長4535.8m、主要導水路 幅6.08m×高5.79m、延長4406.4m
有効落差:64.29m
取水位標高:739.5 m(王滝川) 放水位標高:670.62m 無効落差:4.59m

断面35.2m2で65.8m3/sを通している。1.87(m3/s)/m2

平均勾配0.10cm/m

http://29.pro.tok2.com/~bye01354/hotei-HP/isahayabosai2/isahaya/flood/hydrolog/manning.htmlだと平均勾配に対する用語として水面勾配と云うらしい。m/mで出すようだ。殆ど0.0やん。

となるとあんま勾配に関して気にせんでよし??

で,潤辺なんて概念が必要になってくるのかw
>流れの断面のうち,空気と接する部分を除いた,水路の壁や底に接する部分の長さを潤辺といい,記号はSで表わします.

1759とはずがたり:2020/11/03(火) 18:13:28

もう工学部の世界やねw (高校向けと書いてあるけど工業高校でもやるのかな??)

水理設計
http://www.asahi-net.or.jp/~YM7K-INUE/~ym7k-inue.htm

1760とはずがたり:2020/11/08(日) 17:27:18
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191161933/599で凄い山道を見せられたところで検討

七川貯水池(標高92m)
https://maps.gsi.go.jp/#15/33.601109/135.696516/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

全くの山中かと思うと結構低い。
周囲の山々はそれ程高くなくて350mを連続して維持は出来なさそう。

250mで取水するとしてもメインの古座川上流が


211mで行く。湖面の91mに対して115mは行ける。

大桑谷
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.603200/135.737522/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

大桑谷支流

成川
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.648976/135.732586/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

大屋谷
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.668622/135.721171/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

古座川
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.677265/135.712931/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

栃ノ谷
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.660943/135.686753/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

平井川
http://maps.gsi.go.jp/#15/33.661693/135.685337/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

導水延長は15.6kmとなる。

大桑谷・同支流 4.4km2

成川・大屋谷・古座川・栃ノ谷・平井川47.0km2

合計51.4km2

5.1m3/s取れるとすると4,880kWとなる。15.6kmの導水路だと効率指数0.31。。
厳しいな。。

1761とはずがたり:2020/11/08(日) 17:55:50
>>1760
次は平井川と古座川のみで行く。
平井川と古座川には堰堤を設置,221mで取水。有効落差は125m。
今回は10.5km。
導水路は短く出来たが堰堤建設分をほんとは計算に入れないと行けないんだけど未だ何の推計式も持ち合わせていない。。

42.3km2だ。

4,370kW

導水路効率は0.4166とまあ及第点。15m程度の取水堰堤を建設する予定だけどその辺はコストにどう影響するかねぇ。。

古座川上流部開発はこれで行く☆

1762とはずがたり:2020/11/18(水) 23:12:13
祝!自主開発水力電源2GW突破!!!これで原発2基は止められる♪
5GWぐらいかな。。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/suiryoku00.html

記念すべき2GWは只見川(その1)。奥只見や田子倉辺りで…と思ったがその手前で到達。
寧ろダムと水発多すぎて奥只見まで辿り着かなかったw
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tadami00.html

とはいえ,重要な河川は開発し尽くしてなかなか良好案件残って無さそう。。

1763荷主研究者:2020/11/21(土) 22:29:18

https://www.sakigake.jp/news/article/20201106AK0022/
2020年11月6日 12時21分 秋田魁新報
17年に氾濫の横手・上溝川、年度内に治水工事の大半完了へ

治水対策工事が進む横手市大森町の上溝川

http://tohazugatali.web.fc2.com/risui/20201106akita02.JPG

 2017年7月の記録的大雨で氾濫した秋田県横手市大森町の上溝川で、浸水被害を軽減させるための治水事業が着々と進んでいる。事業は国の補助を受けて県が実施し、進捗(しんちょく)率は約80%(9月末現在)。護岸整備や川幅拡幅など延長約5キロを対象にした主要な工事は年度内に大部分を終える見込みだ。

 県管理の上溝川は延長約12・3キロ。1級河川の雄物川の支流で、大森町の中心部近くや田んぼの間を流れる。1959年以降も段階的に河川改修が行われていた。

 しかし記録的大雨が降った2017年7月22日の夜にあふれた。県平鹿地域振興局によると、上溝川氾濫により500戸以上の家屋が浸水被害に遭い、浸水面積は約430ヘクタールに上った。

 上溝川での治水事業は雄物川の合流付近から八沢木地区に向かう延長約5キロ区間が対象。17年度に始まり、本年度の完成を見込む。メインとなる工事は順調に進んでいるという。総事業費は約88億円。

 17年と同レベルの大雨に見舞われた場合でも氾濫を防ぐことができるように、工事では川底を掘って流れを良くして流量を向上させる河道掘削や築堤などを行っている。護岸用のコンクリートブロックを設置し、川幅も場所によって従来の1・5〜2倍に広げる。

 記録的大雨では、護岸がえぐられるなど流水による被害も確認されていた。

 同振興局建設部は「今回の工事で前回の規模の雨に見舞われても、堤防の超水、家屋への浸水被害は抑えることが期待できる。ただ、いつ想定以上のことが起きるか分からないので、備えはしっかりとしてほしい」としている。

 17年の記録的大雨に関して県は上溝川だけでなく、大仙市の河川でも、堤防整備や河道掘削、橋の架け替えなどの事業を進めている。

1764とはずがたり:2020/11/22(日) 22:28:42
やられたっっ,ここらで100MWの巨大ダム作ろうとしてたのに関電に先をこされたっ!!!…orz

流石に1MWではなく(表題まちがえとる)10MW弱の様だが,逆に1メガならただの河川維持用水だから大勢に影響ないぐらいだけど。。


ダムに合計約1メガの水力発電所を新設、関電が岐阜県の2カ所で
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/2006/24/news112.html

関西電力は、同社が岐阜県飛騨市宮川町に所有している坂上ダムおよび打保ダムの直下に「新坂上発電所」「新打保発電所」をそれぞれ新設する。両発電所ともにダムの水を利用するもので、最大出力は合わせて9240kWとなる計画である。
2020年06月24日 15時00分 公開
[スマートジャパン]

 関西電力は2020年6月10日、同社が岐阜県飛騨市宮川町に所有している坂上ダムおよび打保(うつぼ)ダムの直下に「新坂上発電所(仮称)」「新打保発電所(仮称)」をそれぞれ新設すると発表した。

 両発電所では、坂上ダムと打保ダムの豊富な水を利用する。最大出力は新坂上発電所が4300kW、新打保発電所が4940kWとなり、発電電力量は新坂上発電所が1300万kWh/年、新打保発電所が1600万kWh/年となる計画である。

 新坂上発電所は2021年3月に着工し、2024年8月に運転を開始する予定で、新打保発電所は2021年8月に着工し、2025年4月に運転を開始する予定となっている。CO2の削減量は新坂上発電所で約6000t/年、新打保発電所で約7400t/年が見込まれる。

1765とはずがたり:2020/11/22(日) 22:31:05
くそっ30m3/sの水使った本格的なやつやん。。・゚・(ノД`)・゚・。
これで暫く(30年位?)此処の計画無理になったな

くっそー,俺ならもっと巨大な発電所作ってガンガン発電するのに。。関電の馬鹿野郎め。原発に回すカネ有るならもっと水力ふやせっちゅうねん( ゜д゜)、 Peッ

新坂上(しんさかがみ)発電所(仮称)および新打保(しんうつぼ)発電所(仮称)の新設について
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2020/0610_1j.html

 当社は、この度、岐阜県飛騨市宮川町に当社が所有する坂上ダムおよび打保ダムにおいて、それぞれのダム直下に「新坂上発電所(仮称)および新打保発電所(仮称)」を新設することとしました。

 本計画は、水資源が豊富な坂上ダムおよび打保ダムの水を有効活用するものであり、両発電所あわせて最大出力9,240kWの発電所を新設するものです。

 新坂上発電所(仮称)は2021年3月着工、2024年8月の運転開始、新打保発電所(仮称)は2021年8月着工、2025年2月の運転開始を目指し、関係当局のご指導と地域の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に建設を進めてまいります。

 当社グループは、「低炭素」のリーディングカンパニーとして、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万kWを目標に、200万kW以上の新規開発に取り組んでおり、今後も引き続き、地域の皆さまのご理解を賜りながら、再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献してまいります。

【参考:新坂上発電所(仮称)・新打保発電所(仮称)の概要】
新坂上発電所(仮称) 新打保発電所(仮称)
所在地 岐阜県飛騨市宮川町 岐阜県飛騨市宮川町
水系・河川名 神通川水系 宮川 神通川水系 宮川
発電所形式 ダム式 ダム式
最大出力 4,300kW 4,940kW
発電電力量 1,300万kWh/年 1,600万kWh/年
最大使用水量 30.0m3/s 33.3m3/s
有効落差 16.4m 17.2m
CO2削減量 約6,000t/年 約7,400t/年
以 上

添付資料1:「新坂上発電所(仮称)・新打保発電所(仮称)」の計画概要 [PDF 671.58KB]
添付資料2:関西電力グループの再生可能エネルギーの導入状況および開発計画 [PDF 231.57KB]

1766とはずがたり:2020/11/24(火) 16:27:59
[試案]浦野川発電所
出力:3,4100kW
落差:121m
水量:2.43m3/s+0.235m3/s+0.72m3/s=3.385m3/s
流域:48.65km2+4.72km2+14.41km2=67.78km2
導水:8.89km (0.38)→まあなんとかOK
取水:浦野川(526m) https://maps.gsi.go.jp/#15/36.368989/138.137575/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・阿鳥川(530m) https://maps.gsi.go.jp/#15/36.378733/138.144605/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・室賀川(526m) https://maps.gsi.go.jp/#16/36.405606/138.153188/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:千曲川(399.7m) https://maps.gsi.go.jp/#15/36.430785/138.182962/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

この辺は小雨なので水量が余り期待できないのが痛い。。

1767とはずがたり:2020/11/24(火) 18:18:11
[私案]奥佐久発電所

出力:23,100kW[+23.0MW]
水量:10.2m3/s
落差:272m

取水:栗生川(1220m)http://maps.gsi.go.jp/#16/36.019644/138.586489/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・南相木川(1220m)http://maps.gsi.go.jp/#15/36.002469/138.599074/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1・千曲川(1223m)http://maps.gsi.go.jp/#16/35.972979/138.612474/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:相木川(943m)http://maps.gsi.go.jp/#18/36.045206/138.533733/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
導水路:7.9km(千曲川含む12.676km)

流域:
千曲川:116km2→少し雨も降る様なので8.7m3/s(一応下流に海ノ口発電所がある。。)
その他:29.7km2→1.5m3/s

1768とはずがたり:2020/11/24(火) 18:39:23
台風の雨が危険な千曲川と阿武隈川、そして狩野川の共通点
饒村曜 | 気象予報士
2019/10/17(木) 5:01
https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20191017-00147094/

台風19号の雨
 令和元年(2019年)10月6日3時にグアム島のあるマリアナ諸島の東海上で発生した台風19号は、西進しながら発達し、7日18時にはマリアナ諸島において大型で猛烈な台風に発達しました。

 台風は、その後北西に進路を変え、予報通りに日本へ接近し、12日17時前に静岡県の伊豆半島に上陸しました。

 台風の強さは、上陸寸前に猛烈から非常に強い台風に落ちましたが、依然として大型の台風でした。台風の北側に分厚い雨雲が広がっており、この雨雲が台風前面の東よりの風によって伊豆半島から関東西部の山地に吹き付けられました。

 このため、伊豆半島から関東西部の山地では、台風19号の接近前から強い雨が降り続け、これに台風中心付近の激しい雨が加わって記録的な雨となりました。

 11日〜13日の降水量は、神奈川県箱根994.5ミリ、埼玉県浦山683.5ミリ、群馬県田代442.5ミリ、宮城県筆甫607.5ミリでした(図1)。

図1 全国の3日間の降水量(11月11日1時から13日24時)
 箱根の雨はほとんどが12日に降っており、12日の922.5ミリは、これまでの日本記録であった高知県魚梁瀬の851.5ミリ(平成23年(2011年)7月19日)を上回っています。

大雨特別警報
 令和元年の台風19号により広い範囲で記録的な暴風や大雨となる恐れがあることから、気象庁では10日には東海から関東などの都県に大雨特別警報を出す可能性に言及した情報を発表しました。

 また、昭和34年(1959年)に伊豆半島から関東西部で大雨が降って、伊豆半島を中心に1000名以上が亡くなった狩野川台風に似ているとも発表しました。

 気象庁は、12日15時32分に東京都と群馬、埼玉、神奈川、山梨、長野、静岡の各県に大雨特別警報を発表し、その後も大雨特別警報の発表が相次いで、広域関東圏と東北の13都県で発表になりました。

 平成30年7月豪雨(通称:西日本豪雨)のときの11府県での特別警報を上回り、過去最多の発表となりました。

南から北へ向かって流れる川
 夏の大雨は、太平洋高気圧の強まりによる前線の北上や、台風の北上などで雨域が北上してくる場合が多くあります。

 北から南に流れる川の下流では、降り始めた雨がそのまま海に流れた後に、上流に降った雨が流れてきます。

 しかし、南から北へ流れる川の下流では、上流に降った雨が流れてきているときに雨が強まります。

 つまり、同じ雨量であっても、南から北へ流れる川の方が、北から南へ流れる川より水害の危険性は高いのです。

 台風19号の記録的な大雨で、多くの河川の堤防が決壊しましたが、被害が大きかった千曲川や阿武隈川は南から北へ流れる川です(図2)。

図2 特別警報を発表した13都県と千曲川、阿武隈川、狩野川
 昭和34年(1959年)の狩野川台風のときに、大きな被害が発生した狩野川も、南から北に流れる川です。

1769とはずがたり:2020/11/25(水) 09:01:05
奥米川発電所…米川発電所の取水口の上流で

放水:676m http://maps.gsi.go.jp/#16/35.418407/137.878343/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
取水:870m
沢1 http://maps.gsi.go.jp/#15/35.430935/137.896335/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢2 http://maps.gsi.go.jp/#15/35.435830/137.902429/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢3 http://maps.gsi.go.jp/#15/35.431774/137.909424/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
米川(ダム) http://maps.gsi.go.jp/#16/35.427185/137.912418/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢4 http://maps.gsi.go.jp/#16/35.424282/137.909735/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
沢5 http://maps.gsi.go.jp/#16/35.416990/137.907289/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
落差:189m
導水:5.98km
水量:10.462km2(細かい導水路を追加して)
出力:1,310kW

厳し,,

1770とはずがたり:2020/11/27(金) 00:17:44
旭化成、稼働100年近い自前の老朽水力発電所を「最新の水力発電」に改修する費用調達で、グリーンボンド100億円発行へ。発電電力はすべて自社の工場等で使用(RIEF)
2020-05-14 08:00:37
https://rief-jp.org/ct10/102400#:~:text=%E8%B3%87%E9%87%91%E4%BD%BF%E9%80%94%E5%85%88%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8B,%E3%81%AE%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%A0%E3%80%82

 旭化成は、宮崎県と熊本県に所有する古い水力発電所を改修して、再エネ電力として活用するため、100億円のグリーンボンドを発行する。発行は6月にも実施する。両発電所はともに大正年間に完成した老朽設備。これらの発電設備を更新し、高効率化することで、今後、数十年から100年にわたって、再エネ電力を供給できる。「大正の水力発電」が「令和の最新再エネ」として蘇るわけだ。

 資金使途先となる水力発電所は、宮崎県西臼杵郡にある五ヶ瀬川発電所と熊本県の馬見原(まみはら)発電所。五ヶ瀬川は、宮崎県北部を流れ、一部、熊本県阿蘇地方を通って、延岡市から日向灘に流れ込む一級河川。両発電所はともに五ヶ瀬川の水資源を活用した取り込み式の水力発電所だ。五ヶ瀬川発電所は、大正14年(1925年)の完成、馬見原発電所は大正15年(1926年)完成で、ともに、間もなく100年歳になろうかという老朽発電所だ。発電量は5MW〜20MW。

 旭化成は、創業以来、五ヶ瀬川水系の水力発電所からの送電で事業活動をしている。現在は合計9カ所(最大出力合計 56.84MW)の水力発電所を所有(他に火力発電所5カ所)している。いずれの設備も完成後70年以上を経過しており、これまでは補修工事で支えてきた。しかし、老朽化が目立っているうえ、耐震性の面から除却・撤去の判断も迫られる状況にある。そこで、大正年間に稼働した2カ所の発電所を「再生」することとした。

産業遺産化した馬見原発電所
産業遺産としても人気の高い馬見原発電所
 五ヶ瀬川水系の水量は変わらず豊富なことと、いったん改修整備すると、また100年ぐらいは発電を続けることができ、安定的な再エネ電源とみなせる。発電した電力は旭化成の宮崎県延岡地区の工場群に引き続き供給することで、同社の消費電力のグリーン化とCO2削減に貢献する。また大規模なダムだと、環境破壊等の課題が生じるが、同発電所は20MW以下で環境省のアセスメントの対象外で、追加的な環境負荷等は最小限に抑えられる見通しという。

 6月にも発行するグリーンボンドは期間5年。野村證券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券の4社が主幹事を務める。野村證券はグリーンボンド・ストラクチャリング・エージェントも務める。ボンドのグリーン性については、Sustainalyticsが国際的なグリーンボンド原則(GBP)への適合を評価するセカンドオピニオンを付与した。

1771とはずがたり:2020/11/27(金) 00:33:41
>>1770
>。五ヶ瀬川発電所は、大正14年(1925年)の完成、馬見原発電所は大正15年(1926年)完成で、ともに、間もなく100年歳になろうかという老朽発電所だ。発電量は5MW〜20MW。

なぞだ。この書き方だとどっちかの発電所が5MWでどっちかが20MWに読めるけど,五ヶ瀬川発電所は13.5kWで,しかも既に着工されていて,リプレース後は14.5kWになるらしい。。


旭化成延岡地区における水力発電所改修について
2018年11月12日
旭化成株式会社
https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2018/ch181112.html

 当社は創業以来五ヶ瀬川水系の水力発電所からの送電で事業活動をしており、現在は合計9カ所(最大出力合計 56,840kW)の水力発電所を所有し、当社の延岡地区の工場群などに電力を供給しています。それぞれの設備は竣工後70年以上経過しており、これまでも計画的に補修工事を行うことで水力発電所を維持・保全し、安全な操業を続けてきました。

 このたび、持続的成長に向けたESG経営の一環として、水力発電所の設備信頼性をいっそう強化し、今後も長期にわたって安定したクリーンなエネルギーの供給を継続するために、大規模改修工事の実施を決定しました。
2.内容

◆五ヶ瀬川発電所

所在地
宮崎県西臼杵郡
水系・河川名
五ヶ瀬川
発電所形式
流れ込み式
最大使用水量
29.7m3/sec

1772とはずがたり:2020/11/27(金) 00:35:01
【お知らせ】馬見原発電所改修工事に伴う五ヶ瀬川への自然放流について
https://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/kiji0036329/index.html
最終更新日:2020年9月23日

馬見原発電所改修工事に伴い、取水堰からの自然放流が行われます。

五ヶ瀬川の河川水位が変動しますのでご注意ください。



放流場所

  山都町馬見原442番地の2先(馬見原発電所取水堰堤)から  

    放流箇所位置図(PDF:323.4キロバイト) 別ウインドウで開きます




放流期間

  令和2年9月29日(火曜日) 午前9時から

  令和5年1月31日(火曜日) 午後4時まで



放流量

  5.0m3/s  ※流域の雨量により変動があります。



問い合わせ先

  旭化成株式会社延岡支社 水力課
  TEL:0982-88-1035

1773とはずがたり:2020/11/27(金) 00:36:48
[九州ヘリテージ]
2010.11.21 Sunday
馬見原発電所
http://blog.kyushu-heritage.jp/?eid=953248

 もう5年も昔のことになりますが、チッソの前身である日本窒素肥料株式会社の鏡工場(熊本県鏡町・現八代市)について当サイトで紹介しました。明治から昭和初期の九州南部で、一民間企業が化学工場と水力発電所をセットで造りながら成長し、ついには朝鮮にまで進出する巨大化学企業となる歴史はとても興味深いものでした。

 その日窒の鏡工場は大正15年にはなくなりますが、取って代わるように当時最新の技術を使った工場が宮崎県延岡市に建設されます。日窒が延岡市に工場の建設を決めた理由のひとつに、五ヶ瀬川水系の豊富な水資源があったといわれています。実際に大正14年から昭和2年の間に、五ヶ瀬川発電所・馬見原発電所・川走川第一発電所・川走川第二発電所などが五ヶ瀬川水系に作られて延岡工場に電力を供給します。ちなみに延岡工場は後に日窒から独立し、旭化成株式会社のルーツとなっています。

 熊本県にある馬見原発電所、川走川第一発電所、川走川第二発電所は、建設当時の古い建屋を残しており、日窒に絡む発電所建築として私にとっては非常に気になる存在でした。いつか見に行こうと思って延び延びになっていたところ、当サイト掲示板に馬見原発電所の写真がUPされているではありませんか!これは見に行かなくてはと、一気に日窒(旭化成)関連の発電所巡りをした次第です。

 その中から、今回は馬見原(まみはら)発電所を紹介。大正12年に設立された阿蘇水力電気株式会社により建設されたもので、大正15年2月に完成。翌年の昭和2年には阿蘇水力電気は解散し、馬見原発電所は日窒へと譲渡されました。

馬見原発電所
馬見原発電所

 馬見原発電所は、五ヶ瀬川本流と三ヶ所川の合流地点から僅かに上流の三ヶ所川左岸に位置しています。上写真は三ヶ所川右岸より撮影。白川発電所や緑川発電所などの、日窒の他の発電所とよく似た意匠の外観でコンクリートブロック構造。最大出力は5,000kwです。しかしまあ、よくこんなギリギリの場所に建設したものですね。

1774とはずがたり:2020/11/27(金) 00:38:33
>発電出力を1.35MW(1万3500kW)から、1.45MW(1万4500kW)引き上げる。
はいダウト。13.5MWから14.5MWね。なんで1.35MWから1.45MWに引き上げて1MW向上やねん。
記者解らずにかいとるやろ

旭化成、宮崎県に保有する水力発電所の大規模改修実施へ―出力が1MW向上
https://sgforum.impress.co.jp/news/4705
2018/11/12
(月)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

旭化成は、宮秋県に保有する水力発電所「五ヶ瀬川(ごかせがわ)発電所」の大規模改修工事を実施すると発表した。

旭化成は2018年11月12日、宮崎県に保有する水力発電所「五ヶ瀬川(ごかせがわ)発電所」の大規模改修工事を実施すると発表した。工事は2019年10月に開始し、2021年10月の稼働開始を予定している。

図 旭化成の「五ヶ瀬川発電所」

図 旭化成の「五ヶ瀬川発電所」

出所 旭化成

五ヶ瀬川発電所の所在地は宮崎県西臼杵郡(にしうすきぐん)の五ヶ瀬川流域。上流の取水口から発電に必要な水を取り込み、導水管を通して運び、落差を付けて発電所に流し込んで発電用水車を回す「流れ込み式」の発電所だ。水車には最大で1秒当たり29.7m3の水が流れる。

五ヶ瀬川発電所は1925年運転開始の古い発電所だ。旭化成はこれまで計画的な補修工事を実施して、発電所の能力を維持し、安全操業を続けてきた。今回の大規模改修では、発電機をより効率が高いものに入れ替え、発電出力を1.35MW(1万3500kW)から、1.45MW(1万4500kW)引き上げる。旭化成は水力発電所設備の信頼性を強化し、今後も長期間にわたってエネルギーを供給を続けるために、大規模改修を決定した。旭化成によると、今回の大規模改修によって現状に比べて年間CO2排出量を約1.1万トン削減できると見積もっている。

旭化成は五ヶ瀬川発電所周辺の「延岡・日向地区」で9カ所の水力発電所と、5カ所の火力発電所を運営している。それぞれの発電所が発電した電力は、延岡・日向地区の工場などの事業拠点に供給しており、この地区の事業拠点が消費する電力のうち90%を自家運営の発電所による電力で自給しているという。

旭化成は延岡・日向地区で運営している残り8カ所の水力発電所の改修も検討するとしている。

1775とはずがたり:2020/11/28(土) 16:11:26

https://www.maff.go.jp/j/nousin/mizu/shousuiryoku/attach/pdf/rikatuyousokushinn_teikosuto-47.pdf
小水力発電の事例(湖北中央幹線3,4号発電施設)

取水:高時頭首工
ここ:https://maps.gsi.go.jp/#17/35.500989/136.248348/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
水量:4月 Q=10.189m3/s 5月〜9月前半:Q=11.276m3/s 9月後半〜12月前半:Q=2.490m3/s 12月後半〜3月:

施設管理者:湖北土地改良区
: 22kW
: 98MWh
: 2.0m3/s
: 2.0m(1.0m+1.0m)
: 9,800万円
:平成28年10月
:地域用水環境整備事業
(湖北地区)


高時頭首工で最大11.276m3/s水が採れる。
今,高時川発電所で流域112.0km2に対して使用している5.56m3/sは矢張り過小であろう。
しかもこの最大11.276m3/sは余呉湖からの導水よりぎり上流で取水しているので余呉サポート無しで実現している。

と云う事で高時川発電所リプレース
取水:
 (支水路)高時川(181m)https://maps.gsi.go.jp/#15/35.571157/136.224911/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 刷墨川(192m)https://maps.gsi.go.jp/#16/35.566619/136.221939/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 1.82km (支水路)余呉川(180m)https://maps.gsi.go.jp/#17/35.570485/136.192526/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 2.55km (支水路)杉野川183m https://maps.gsi.go.jp/#16/35.555639/136.251251/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 高時川渡河(サイフォン+水路橋) 2.46km 本導水路:△483.8─△450.0─発電所(高月町洞戸or尾山119.7m)https://maps.gsi.go.jp/#16/35.496893/136.242775/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 湖北中央用水放水(高月町保延寺119.2m) https://maps.gsi.go.jp/#16/35.493311/136.243762/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 7.67km

落差:56m
水量:11m3/s
出力:5,100kW

1776とはずがたり:2020/12/02(水) 13:47:10
「小学生、全員助かってよかった!」 いやいや、船に揚げるってそんなに簡単じゃありません
斎藤秀俊 | 一社法人水難学会会長、国大法人長岡技術科学大学大学院教授
12/1(火) 7:00https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20201201-00210378/

1777とはずがたり:2020/12/04(金) 18:29:15
水害対策に使えるダム貯水量が倍増、八ツ場ダム50個分
谷川 博 日経クロステック/日経コンストラクション
2020.06.09
有料会員限定
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/00755/

1778とはずがたり:2020/12/05(土) 23:43:22
丹生ダム建設予定地現地視察
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1335221723541606400
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1335229430776483840

1779とはずがたり:2020/12/07(月) 20:07:11
2020年12月4日
漏水の大蘇ダムめぐり、農水省九州農政局長が熊本県知事に陳謝、技術的検討へ
https://yamba-net.org/53838/

 大蘇ダムの再三にわたる大量の水漏れを隠蔽していたことについて、ダムを管理する農水省九州農政局の横井績局長が熊本県知事らに陳謝したとのことです。

 熊本県産山村に建設された大蘇ダムは、大分県竹田市と熊本県阿蘇市、それに産山村に水を供給します。12/2付けの毎日新聞大分版によれば、横井局長は12月1日に大分県竹田市を訪れ、首藤勝次市長らに「地元の方に不安や懸念を抱かせてしまい申し訳ない」と謝罪した上で「対策工事の前は1日4万〜5万トンが漏れていた。現状は1万5000トンなので工事の効果は出ている」と強調、「漏水は徐々に減少する。4月の水利用に足りると思う」と釈明、「漏水について農業用水の供給には影響がない」と説明したとのことです。2日に熊本県庁を訪れ、知事との面談の際には、「十分な説明ができていなかった。反省し、事業に当たっていく」と謝罪し、地元の産山村と阿蘇市も訪れたとのことです。

 関連記事をまとめました。

◆2020年12月3日 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/669806/
ー農政局長、知事に謝罪 国営大蘇ダム漏水 専門家派遣、技術的検討へー

 大分、熊本両県に農業用水を供給する国営大蘇ダム(産山村)で想定の7倍以上の漏水が発生している問題で、九州農政局の横井績(いさお)局長は2日、県庁で蒲島郁夫知事と面談し、「十分な説明ができていなかった。反省し、事業に当たっていく」と謝罪した。地元との情報共有の緊密化と点検監視の強化を約束し、来週にもダムの専門家を現地に派遣して技術的検討を行う考えを明らかにした。

 横井局長は蒲島氏に対し「責任を持って技術的な検討を行い、丁寧に説明していきたい」と述べた。「ダムそのものの安全性に問題は確認されていない」としているが、週1回だった点検監視を毎日実施するよう改めたという。

 蒲島氏は「受益農家が安心して営農できるよう必要な用水を確実に確保してほしい」と注文。ダム本体がある産山村や下流域に広がる懸念についても「安全性を調査し、不安を払拭(ふっしょく)してほしい」と要望した。

 一方、同席した木村敬副知事は「このままでは(ダムは)空になるのではないか。農家の不安には的確に応えてほしい。私たちは完成していないと思っている。省の責任で調査し、データを示してほしい」と強く求めた。

 農政局によると、昨夏ごろの試験湛水(たんすい)段階の漏水量は、最大で1日当たり2万8千トン。その後、ダムが満水状態となると想定通りの同2千トン程度で安定した。だが、現時点では同1万5千〜1万6千トンと多い状態で推移しているという。

 同局は11月25日に完工式を実施したが、阿蘇市の佐藤義興市長らは事前に漏水の連絡を受け欠席した。横井局長は報道陣の取材に「そこはまさに組織として反省すべき点。十分な説明ができておらず、理解も得られていなかった。それを看過していた」と述べた。 (古川努)

1780とはずがたり:2020/12/07(月) 21:14:52
八ッ場ダム建設で下流の水力発電の発電量が減ってしまうらしい…(実際,国が東電に補償もする様だ…)

が,貯めた水は蒸発させる訳では無く使う為に下流に流すのだから大雨時の流量が安定化するプラスはあっても利用可能総量が減る事は無いと思うのだがどうなってんだ?

引っ掛かる記事は悉くダム批判の色彩を帯びている。

冷静な記事,じゃなくても良いから最終的にどういう判断になったのかの事実を述べた記事が欲しい。

1781とはずがたり:2020/12/08(火) 20:38:21

https://twitter.com/syouwahiryou/status/1336229036729614338
ジャスコ峰子
@syouwahiryou

どーして、関西電力が万波川の上流にポツンといるかわかった。
万波川電源開発で、本当は大規模なダムを造る予定が頓挫して、それに引きずられて、万波川を宮川に放流する流域変更工事の中止になって・・・・
そのダム式を水路式に変更して万波川開発を引きずったから、関西電力があそこにいるわけだ。

https://twitter.com/syouwahiryou/status/1336231167205380098
ジャスコ峰子
@syouwahiryou

予定では大谷に万波第一發電所、第二發電所を建設して、そこから蟹寺發電所の取水口に連結させる予定だったわけね。

https://twitter.com/syouwahiryou/status/1336232072365522944
ジャスコ峰子
@syouwahiryou
確かに、万波峠を中心に流域変更工事をすれば、簡単に落差600mは得られるし、隧道は500m前後のもので充分貫通できる。
そこからの発電量は変動式であれば、10000kWは軽くできるのに・・・戦後の日本はそう言った開発を無駄にする条例ばかり作って、日本を潰しているな・・・・。
午後5:52 ・ 2020年12月8日・Twitter Web App

https://twitter.com/syouwahiryou/status/1336232072365522944
ジャスコ峰子
@syouwahiryou

確かに、万波峠を中心に流域変更工事をすれば、簡単に落差600mは得られるし、隧道は500m前後のもので充分貫通できる。
そこからの発電量は変動式であれば、10000kWは軽くできるのに・・・戦後の日本はそう言った開発を無駄にする条例ばかり作って、日本を潰しているな・・・・。

1782とはずがたり:2020/12/08(火) 21:08:08
>>1781

万波発電所直下の久婦須川第二取水口の地点で流域面積40km2しかないので,余り水量は確保出来そうにないかな。。
下小鳥が186km2で巨大ダム作って65m3/sなので多くても14m3/s程度か。
いや万波発電所は流込式で20km2で5m3/s確保しているので流込式だと10m3/s程度で結構大きめだ!!
http://www.suiryoku.com/gallery/toyama/kubsuga2/kubsuga2.html
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/simokoto/simokoto.html

また万波発電所の放水位が636mなので蟹寺付近181mで放水すると有効落差450m程。
ざっくりで最大52MWってとこかな。ダム無しだと10m3/s程度でその場合は37MWって所か。

この辺http://maps.gsi.go.jp/#16/36.433014/137.154082/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1で取水だと万波川758m・30km2となるので流込式でも15m3/s程度か?
宮川309m辺りに落として発電すると落差330m。出力41.2MW。此処から宮川の未利用分30m3/sと一緒にして45m3/s程度で蟹寺辺り迄落とすと落差115m程。43.1MWで合計82.3MWの開発となる♪

現行の取水口948mから万波峠を越えて打保発電所付近(蟹寺堰堤)329m付近に落とすとすると落差614m!
出力は20.4MWとなる。その後,合わせて35m3/sで蟹寺まで落とすと落差135m程度で出力39.3MWとなる。合計59.7MWとなるな。

1783とはずがたり:2020/12/17(木) 20:06:37
千葉 南房総 断水のおそれ 県内から給水車派遣 給水始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201217/k10012768791000.html?utm_int=all_side_ranking-social_004
2020年12月17日 12時47分

千葉県南房総市でダムの貯水率が低下し断水のおそれが出ている問題で、県内の自治体から派遣された給水車による給水活動が病院などで始まりました。

この問題を受けて、給水車10台が千葉県内の自治体から南房総市に派遣され、このうち市内にある中原病院では3台の給水車が給水活動に当たっています。

この病院では大量の水が必要な人工透析の治療を受けている患者が100人余りいることから17日一日でおよそ30トンの給水が行われるということです。

また、病院では入院患者の入浴回数を週1回に減らすなどして、節水に協力しているということです。

中原病院の座間弘枝理事は「人工透析の治療だけではなく、新型コロナ対策の手洗いにも影響が出るおそれがあるので、給水活動を続けてほしいです」と話しています。

南房総市は、水源となっている小向ダムの貯水率が20%を切った場合断水を始める方針ですが、市によりますと住民の節水への協力とほかの地域の水源からダムに車で水を運び込むなどしたことで、17日現在の貯水率はおよそ30%と低下に歯止めがかかってきているということです。

市は引き続き、節水への協力を呼びかけています。

小向ダム [千葉県](こむかい)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0670

河川 三原川水系三原川
目的/型式 W/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 37m/106m/54千m3
流域面積/湛水面積 11.3km2 ( 全て直接流域 ) /10ha
総貯水容量/有効貯水容量 950千m3/750千m3
ダム事業者 朝夷水道企業団
本体施工者 清水建設
着手/竣工 1972/1975

場所
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.065822/139.997312/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
標高:63m 流域:11.3km2

安房中央ダム [千葉県](あわちゅうおう)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0667
河川 丸山川水系丸山川
目的/型式 A/アース
堤高/堤頂長/堤体積 32m/110m/198千m3
流域面積/湛水面積 14.9km2 ( 全て直接流域 ) /20ha
総貯水容量/有効貯水容量 2113千m3/2096千m3
ダム事業者 千葉県
本体施工者 東亜道路工業
着手/竣工 /1972
ダム湖名 丸山湖 (まるやまこ)

場所
https://maps.gsi.go.jp/#15/35.075112/139.961967/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
標高:87m

http://awatoti.sakura.ne.jp/damudeta.htm
貯水率:1% (20.12.8現在)
ダムは8月20日で取水を完了し、現在は工事のために落水中です。


増間ダム [千葉県](ますま)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0665
河川 平久里川水系増間川
目的/型式 W/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 34m/145m/36千m3
流域面積/湛水面積 2.2km2 ( 全て直接流域 ) /54ha
総貯水容量/有効貯水容量 520千m3/500千m3
ダム事業者 三芳水道企業団
本体施工者 飛島建設
着手/竣工 1966/1969

場所
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.069774/139.929111/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
標高:102m

1784とはずがたり:2020/12/17(木) 20:32:59

こんな凄い施設持ってるのに南房総市は旧富浦町・三芳村以外は自主水源でカネを出し惜しんだか?
で,小向ダムを利用してるのは丸山町・和田町らしい。

三芳水道企業団
館山市と南房総市の富浦・三芳地区へ安全でおいしい水をお届けします
https://miyoshisuido.jp/%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%9b%a3%e3%81%ae%e7%b4%b9%e4%bb%8b/%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%9b%a3%e3%81%ae%e4%b8%bb%e3%81%aa%e6%96%bd%e8%a8%ad/

南房総広域水道企業団(用水供給事業)
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丸山、和田地区 断水の恐れ 南房総市、年明けにも 小向ダムの水量激減で
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74355
2020年12月15日 07時32分

 南房総市和田町上三原の小向ダムの水量が著しく減少しているため、市は貯水率が20%を下回った場合、丸山、和田地区の約三千二百世帯を対象に断水することを決めた。十四日午前九時現在の貯水率は30・6%。このまま減少が続けば来年一月六日にも断水を始める。老朽化した水門の交換工事のため、水位を下げたところに記録的な少雨に見舞われた。関係地区で開かれた住民説明会では「ダム工事は必要だったのか」などと批判が相次いだ。 (山田雄一郎)
 市によると、小向ダムは両地区と千倉地区の一部にまたがるエリアに水道水を供給。水門工事のため五月から水位を50%に下げていた。例年十一月は約一八〇ミリの雨量があるが、今年は三七ミリと約五分の一しかなかった。
 今月三日の市渇水対策本部会議で、石井裕市長は「今後二?三カ月はまとまった降雨が期待できず、このままでは長期にわたり断水せざるを得ない」と危機感をあらわにした。九日からは市職員が散水車数台で別のダムから小向ダムまで水を運び、河川からの取水にも取り組んでいる。当面、貯水率50%を目標とする。一方で市は、丸山、和田地区の住民に風呂やシャワー、洗濯の際、節水するよう訴えている。
 丸山地区の体育館で十一日に行われた説明会には住民約百人が出席した。石井市長はダムの水位を下げたのはやむを得なかったとして、「想定外の雨量の少なさが今回の渇水を招いた」と釈明。住民からは「十分な手洗いができなくなる」と新型コロナウイルスの感染予防に影響が出ないか懸念する声も上がった。
住民説明会終了後、地図で給水区域と断水区域を確認する丸山地区の人たち=南房総市岩糸の丸山体育館で
住民説明会終了後、地図で給水区域と断水区域を確認する丸山地区の人たち=南房総市岩糸の丸山体育館で

 県は十四日、渇水対策本部を設置。南房総市からの支援要請に基づき、断水が見込まれる地域の水道使用量の多い施設に、二十一日までに給水車を派遣する応援給水を行う。各家庭への応急配布用として、県と県企業局で備蓄している五万八千本の飲料水(五百ミリリットルペットボトル)を市に無償提供する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%88%BF%E7%B7%8F%E5%B8%82#%E5%90%88%E4%BD%B5%E3%81%AE%E7%B5%8C%E7%B7%AF
2006年(平成18年)3月20日に安房郡富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町が合併し、南房総市が発足した[9]。

1785とはずがたり:2020/12/17(木) 23:51:42

>市では、貯水率を増やすため、ダム近くの丸山川と三原川からポンプを使って水をくみ上げ、ダムへの放水を開始した。

三原川は小向ダムのある川。意味が解らない。水量が増える下流で汲み上げて長々とホース繋いで喞筒アップしてるってこと?

丸山川は安房中央ダムのある川。

一緒に書いてあるって事は,給水車に詰めてダム湖に放水してるのかな?

確かに大きな川が無くて大変そうだ。

南房総 河川から水のくみ上げ開始 小向ダム渇水対策(千葉県)
12/16(水) 20:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/46ee760023678732eab5d0bff3b9a1bbc4e25687
房日新聞

引き続き節水を呼び掛け
南房総市和田町上三原の「小向ダム」の貯水量減少を受けての、同市の「渇水対策会議」が15日、同市役所で開かれた。断水させないために、近くの河川から水のくみ上げを開始したことや、引き続き、散水車による水の運び入れを行っていることが報告された。16日現在の貯水率は30.7%。

会議では冒頭、本部長である石井裕市長が「断水をさせないということが第一の目標で、原水の確保に全力を挙げてほしい」と、参加職員に呼び掛けた。

市では、貯水率を増やすため、ダム近くの丸山川と三原川からポンプを使って水をくみ上げ、ダムへの放水を開始した。また、散水車10台が富山浄水場などから水をくみ、ダムに運び入れているという。

さらに貯水量を増加させるため、他の水源からの取水についても検討している。

また、市は14日に県に支援を要請。断水が見込まれる地域の水道使用料が多い施設に、21日から給水車による応援給水が行われることも報告された。

この日の会議には、国の担当職員も参加しており、市は必要に応じて協力を求めることも確認した。

市では「給水エリアの住民の方の節水の協力により、貯水率の減少を抑えることができている。市としても断水にならないように、全力を挙げて対策に取り組んで行くので、引き続き、節水に協力していただきたい」と呼び掛けている。

1786とはずがたり:2020/12/28(月) 19:25:21

凝集剤入り汚泥残留か 雨畑川不法投棄現場の下流 静岡新聞社記者ルポ
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/008/812233.html
(2020/9/25 13:30)

 アルミ加工大手日本軽金属出資の採石業者ニッケイ工業による富士川水系雨畑川(山梨県早川町)での凝集剤入り汚泥の不法投棄。昨年6月、山梨県は河川内に野積みされた汚泥約4840トンを撤去させ、刑事告発を見送った。しかし河川内には雨畑ダムの放水に合わせ、少なくとも約8年にわたり流し続けた総量数万トン以上の凝集剤入り汚泥を含む可能性のある“謎の泥”がこびり付いたままだ。8月下旬、現地を見た。
        ◇
 川に大量の油でも流出したような異様な光景。静岡新聞社が昨年5月に実態を特報し、発覚したニッケイ工業による不法投棄現場のすぐ下流。河原をびっしり覆った凝集剤入り汚泥を含む可能性がある泥の表面はつやつやとして固く、触ると指先にピリピリと刺激を感じた。川に生き物の気配は感じられない。
 堆砂率9割を超え国土交通省から行政指導を受けた日軽金雨畑ダムの土砂を搬出しているとみられるダンプカーがガタガタと砂ぼこりを立て、ひっきりなしにそばを通る。いぶかしげに見つめる運転手。こちらがひょいと手を上げると、手を上げて応えてくれた。
 雨畑川と早川の合流点では、灰色の雨畑川が青く澄んだ早川に流入し、白い帯となって下流に吸い込まれていた。合流点から約2キロ下った早川の河原にも、つやつやした見覚えのある泥。増水などで押し流されたとみられ、くぼみに“たまって”いた。泥に片足を乗せると、プリンのように弾力があった。河原には付近の住民が供えたとみられるナスの盆飾りが置かれ、住民の精神文化と不可分の「川」を感じさせた。
 静岡・山梨両県民が環境復元のために今年立ち上げた市民団体富士川ネットの青木茂代表幹事(65)=山梨県富士川町=は「川が窒息しているように思える。過去に流した汚泥を全て撤去しなければ意味がない。行政、企業、住民が一緒に川の再生に取り組まなければいけない」と話す。
 <メモ>静岡新聞社が入手した情報公開資料によると、ニッケイ工業は都内の企業が製造した3種類の凝集剤を、採石を洗った際に発生する濁水に混ぜていた。凝集剤は濁水に段階的に投入し、水と濁り成分を分離する。沈降した成分(汚泥)は通常、脱水ケーキと呼ばれる固形の物質に濃縮され、焼却の後、産業廃棄物として埋め立て処分されるなどの流れをたどるが、ニッケイ工業は産廃の適正な手続きに基づいた処理を行わず、そのまま川に投棄していたとみられる。汚泥には生物に有害な凝集剤成分が残留する可能性があり、環境への影響を危惧する専門家もいる。

1787とはずがたり:2020/12/30(水) 00:22:15
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1343938904160800773
東京発電大滝発電所
認可最大出力:4000kW
  常時出力:2000kW
水量
最大使用水量:6.10立方メートル毎秒
落差
有効落差:1号 90.36m
     2号 90.52m
設備

1788とはずがたり:2021/01/22(金) 11:43:19
水道事業が立ち行かなくなって民営化なんて声も上がっていくのではないか。

水道料金、コロナ支援で各地で減免 「事業立ちゆかない」懸念の声も
1/22(金) 9:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a81f075e52c637136a66c8b8832500a1ee307c4
朝日新聞デジタル

老朽化が進み、建て替えが予定されている妙高市の杉野沢浄水場。1969年度に建設された=2020年11月、新潟県妙高市、藤山圭撮影

 コロナ禍の支援策として、自治体などの水道事業者の4割近い498事業者が、水道料金を無料にしたり減額したりしていることが厚生労働省の集計でわかった。減免額は計約547億円で、月20トン使う平均的な家庭の料金に換算すると、約140万世帯の年間水道使用料金に相当する。「第3波」の感染拡大で減免期間を延ばす自治体もある一方、収益悪化などへの懸念から値上げに踏み切る自治体も出てきている。

 水道は自治体の公営事業のため、首長の判断で料金の減免がしやすい。そのため一般家庭や飲食店など個人事業主への支援策として拡大。厚労省が昨年12月15日時点で全国約1300の水道事業者にアンケートをしたところ、1258事業者から回答があった。

 コロナ禍の支援策としてこれまでに減免したか、現在も減免を続けているのは483事業者と、昨年5月下旬から約2・7倍に増加。今後実施するとした事業者も15事業者あった。

 減免対象は、一般家庭が2501万件で計488億円、家庭用以外は136万件で計59億円。規模別では、給水人口が25万人未満の事業者が447事業者と9割を占めた。

 給水人口が100万人以上となる大都市の事業者は14あるが、減免を実施したのは大阪市、名古屋市、仙台市と、厚木市や鎌倉市などに供給する神奈川県営水道の計4事業者。

 給水人口が50万人以上100万人未満は4事業者、25万人以上50万人未満では28事業者が減免を実施していた。

■コロナ長引き、減免期間も延長

 厚労省によると、減免は多くの自治体で昨夏ごろに実施。だがコロナ禍の長期化で期間を延長する自治体もあり、茨城県古河市は昨年8月までの予定だった基本料金の減免を3カ月延長。一般家庭向けの基本料金を7〜9月に無料とした大阪市も、売り上げの減少が大きい飲食店などで12月〜今年2月に減免する。

 一方、静岡市は昨年10月、基本料金を平均14・8%値上げした。当初は6月に値上げする予定だったが、コロナ禍で延期。「老朽化対策などへの影響を考えると延期は4カ月が限界だった」(担当者)という。今年4月からの値上げを見送った横浜市も、7月から水道料金を平均12%値上げする。

 全国の自治体に水道事業の経営を助言しているEY新日本監査法人の福田健一郎シニアマネージャーは「地方の小さな自治体は経営基盤も弱い。施設更新のための蓄えを使って減免に取り組むケースもあり、さらに収益が悪化すれば水道事業が立ちゆかなくなる懸念もある」と指摘している。

1789とはずがたり:2021/01/22(金) 11:53:24

発電しろよなあ

大戸川ダム、大阪府が容認へ
吉村知事「前向きに検討」
2021/1/21 18:55 (JST)1/21 19:11 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/724925543222706176

 大阪府の吉村洋文知事は21日、国が事業を凍結している大戸川ダム(大津市)について「府民の命を守る効果があるのであれば前向きに検討しなければならない」と述べ、建設を容認する意向を明らかにした。府の有識者会議が20日に「十分な治水効果がある」との答申案をまとめたことを受け、府庁で記者団に述べた。

 大戸川ダムは滋賀県南部を流れる淀川水系の大戸川に国が計画した治水専用ダム。2008年に三重、滋賀、京都、大阪の4府県の知事が建設中止を求め、国が09年に事業を凍結した。滋賀県の三日月知事が19年に「一定の治水効果がある」として容認を表明、大阪府が効果を検証していた。

1790とはずがたり:2021/01/28(木) 13:39:52
ダム貯水率十分に回復 節水解除
01月28日 13時23分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210128/1000059578.html?utm_source=dlvr.it&amp;utm_medium=twitter
ダムの貯水率が低下したため断水のおそれが出ていた千葉県南房総市は、26日から降った雨で貯水率が十分回復したとして、住民への節水の呼びかけを解除しました。

南房総市では、水源の小向ダムで去年の秋、貯水率を下げて水門の工事を行ったあと雨が少ない状態が続いた影響で、貯水率が先月30%まで下がり、水道が断水するおそれが出ていました。
市は年末年始も住民への節水の呼びかけや散水車によるダムへの放水などを続けてきましたが、26日から27日にかけて65ミリのまとまった雨が降り、28日の貯水率は84%まで回復しました。
このため市は、貯水率が十分回復したとして渇水対策本部を解散して、住民への節水の呼びかけを解除しました。
南房総市の石井裕市長は記者会見で「断水にならないように大勢の方々に協力いただきお礼申し上げます。今後も起こりうる渇水に備えて2次的な水源確保を考えていきたい」と述べました。

1791とはずがたり:2021/02/06(土) 20:11:14
排水弁閉め忘れ、水道代600万円 “水に流せぬ”事態に 兵庫県庁
https://www.sankei.com/west/news/210206/wst2102060005-n1.html
2021.2.6 12:00産経WEST

 兵庫県庁の本庁舎(神戸市中央区)で貯水槽の排水弁を閉め忘れたため約1カ月にわたって水道水が流れ続け、多額の水道料負担が生じていたことが6日、分かった。通常時より余分に請求された金額は約600万円。年間水道料の半額近くに及ぶ損害で“水に流せぬ”事態となった。

 同県によると、閉め忘れがあったのは県庁西館地下にある貯水槽。一昨年の11月初め、管轄する神戸市水道局から「検針で水道の使用量がものすごいことになっている」と連絡があり、県庁内の複数の貯水槽を見回ったところ、西館貯水槽で漏水が起きていたことが判明した。

 その1カ月前の10月初め、委託業者が年1回の点検で貯水槽内の水を抜き、清掃・消毒を実施。終了後に底部の排水弁を閉じるのを忘れ、県側も最終的に見落としていたという。

 貯水量は15トンで、使用分は自動的に水道水が補われる仕組み。排水弁が開けっ放しだったため水がたまらず、水道水が補給され続ける事態となった。

 流出分相当の水道代は約600万円。通常なら2カ月分で平均200万円余のため、半年分を無駄にした計算になる。県庁本庁舎の年間水道料は平成30年度が約1400万円だったが、令和元年度は約2100万円に増加した。

 県はこれを受け、点検後の確認の徹底や異常な流量が発生していないか、月2回、水道メーターをチェックするなど再発防止に取り組んでいる。県は「もちろん故意ではないが、水道代は税金であり、申し訳ない」としている。

1792名無しさん:2021/02/09(火) 07:30:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c52d884a73a6dc86516214d8dd9bc1fa16498c03
多額水道代で担当職員が300万円支払い 兵庫県知事「おわびする」
2/8(月) 17:42配信
産経新聞
 兵庫県庁の貯水槽で排水弁の閉め忘れがあったため水道水が補給され続ける状態となり、約600万円の水道代が余計にかかった問題で、井戸敏三知事は8日の会見で、「職員のミスで損害を与え、県民におわびしたい」と陳謝した。このうち約300万円は、点検に立ち会った担当職員が負担したという。

 県によると、閉め忘れがあったのは、神戸市中央区の本庁舎西館の貯水槽(貯水量約15トン)。令和元年10月初め、委託業者の年1回の点検後に閉め忘れがあり、約1カ月にわたりそのことに気づかなかった。

 点検に立ち会った50代の男性職員が「あと(のチェック)は私が行う」と業者を帰しながら、排水弁を閉め忘れていたといい、県は職員の責任は重いと判断。昨年11月に訓告処分にするとともに、裁判例などをもとに県が半額について職員個人に賠償を請求し、同年内に約300万円を支払った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7584733dd99d7f5c4cba31322951f79d97f101d5
県職員のミスで水道料金600万円の損害、50代職員本人は300万円の弁償…「納得」か「同情」か
2/8(月) 21:01配信
FNNプライムオンライン
県職員のミスで1カ月間の水漏れが発生、損害額は約600万円に。弁を閉め忘れた職員は、その半分にあたる約300万円を弁償したという。

この300万円を県の職員が弁償したことに賛否の声が上がっている。

「弁閉め忘れ」で県に約600万円分の損害
2月8日、兵庫県のトップは、まさかの水トラブルを謝罪した。

兵庫県・井戸知事(午後):
結果として、1カ月水漏れを防ぐことができなかったという結果を生じてしまった。県民の皆さんには、率直におわびを申し上げなきゃいけない。

水漏れが起きたのは、兵庫県庁西館の地下にある受水槽。

兵庫県によると、2019年10月、県から委託された業者が受水槽を清掃。

その際、本来なら業者が排水弁を閉めるところを、県の50代男性職員が「自分で閉める」と言って業者を返し、そのまま閉め忘れてしまったという。

関西テレビ 鈴木祐輔アナウンサー:
扉の向こうに受水槽があります。たまっては流れ、たまっては流れを繰り返し、水道料金にして約600万円分が流れ出たということです。

清掃作業から約1カ月後、神戸市水道局から「水道料金がものすごいことになっている」と指摘され、事態が発覚。

無駄になった水道料金・約600万円は、兵庫県本庁舎で使われる水道の半年分に相当する額だという。

兵庫県民:
ミスで済まされる金額なのかな、どうなのかなというところはありますけど。

兵庫県民:
率直にもったいないですよね。水もやしお金もやし、なんでそんな点検がされてないのか?

「職員が300万円弁償」に賛否
兵庫・井戸知事(午後):
(約600万円の損害について)2分の1の損害賠償していただくことにしました

県は弁を閉め忘れた職員を、比較的軽いとされる「訓告処分」とするとともに、被害額半分の約300万円の賠償を求め、すでに支払い済みだという。

残りの300万円は県の負担となった。

この措置に対しネット上では・・・
「閉め忘れた職員が全額払うべき」という声もあれば、「ミスは誰にでもある 水に流そう」と職員を擁護する声も上がっている。

兵庫県・井戸知事(午後):
点検度合いが緩かった、頻度が少なすぎたというのがあるので、今後は十分(点検の)頻度を上げるなり、対応の仕方を気をつけてくれることになる。

兵庫県はこのトラブルの後、水道メーターを月2回確認するなどの再発防止策に取り組んでいるという。

県民が納得する形が重要
加藤綾子キャスター:
今回は閉め忘れというミスなんですが、弁済額が300万円ということで、VTRにもさまざまな声が上がっていることが分かりましたけれども、責任の所在をどこまでどこにというのは難しいところだと思います。

パトリック・ハーラン氏:
まず職員さんの方に感情移入してしまいますね。僕も浴槽の排水口を閉めずに、お風呂自動ボタンを違う部屋で押して、数十分流しっぱなしにすることが多々ある。でも、税金というのは県民が支払っているものであって、その県民が納得するような形で落としどころを見つけなきゃいけないと思う。半額責任を持つのはいいのです。ただこの先、どこまで責任所在があるのかはっきりしておいたほうがいいですよ。

加藤綾子キャスター:
それから同じことがないように、チェック体制もきっちりしないといけないですね

(「イット!」2月8日放送分より)

イット!

1793とはずがたり:2021/03/24(水) 20:18:55

もう火山灰のスカスカの地面の上につくっちゃったのがそもそもダメって認めちゃいなよ。てか,一旦水抜かないと根本原因は解らないのでは無いの?一旦水抜いたら農業用水に困るのか?原因特定出来ずに責任棚あげに出来て良いっすねえ,農政局さん。

大蘇ダム漏水 九州農政局「原因特定できず」 受益の市は憤り
https://mainichi.jp/articles/20210324/k00/00m/040/069000c
毎日新聞 2021/3/24 10:11(最終更新 3/24 10:11) 601文字

 大分県竹田市などに農業用水を供給する大蘇ダム(熊本県産山村)の漏水問題で、九州農政局の大内毅・農村振興部長らが竹田市を訪れ、1日約1万トンの水が漏れている原因が特定できていないと首藤勝次市長に報告した。報告を受けた首藤市長は「ダムは完成しておらず、市が払った負担金27億6000万円を返してほしい」と不満を示した。九州農政局は今春以降の農業用水は足りるとしている。

 九州農政局によると、大規模な漏水が2020年11月に発覚して以降、水中ドローンなどを使って原因調査をしているが、その特定には至っていない。

 一方で、4月1日時点で、ダムの貯水量は約150万トンで、貯水率は約35%になる見通しを示した。農業用水として足りるとする一方で、不足すれば周囲の池などからポンプを使って補うとした。

 九州農政局は大内農村振興部長らが竹田市を訪れ、首藤市長とダムの受益地の荻柏原土地改良区の佐藤慶一理事長らに非公開で説明。その後、公開された会合で市議にも説明した。市議からは「農家のことを何も考えていない」「責任を取ってほしい」などと憤りの声が噴出した。

 説明後、取材に応じた首藤市長は「今の貯水量では農業用水には足りないんじゃないか。受益者の間に失望感が広がっている」と不快感を示した。大内・農村振興部長は「(受益者の間に)不安があることに申し訳なく思っている。なるべく早く原因を特定したい」と述べた。【石井尚】

底抜けダム ムダ底なし? 完成に41年 また水漏れ、想定の10倍 熊本・大分県境、農業用
https://mainichi.jp/articles/20201127/ddp/012/010/008000c
毎日新聞 2020/11/27 西部朝刊 有料記事 909文字

対策かさみ 事業費5倍超の720億円
 大分県竹田市と熊本県阿蘇市、産山村に農業用水を供給するため農林水産省が同村に建設した大蘇(おおそ)ダムで、最大で想定の10倍もの漏水が起きていることが九州農政局などへの取材で明らかになった。2005年にいったん完成したが漏水が判明したため改修工事を実施し、今年4月に本格的な供用が始まったばかりだった。

 農政局によると、大蘇ダムは堤防の高さ約70メートル、長さ約260メートル、総貯水量430万トン。1979年に事業着手し88年の完成を予定していたが、阿蘇火山由来の地質や想定外の亀裂などで05年にずれ込んだ。その後、試験供用中の08年に大規模な水漏れが判明したため、ダムの側面にコンクリートを吹き付けるなどの対策工事を進め昨年6月までに終了。当初約130億円だった総事業費は約720億円に膨らんだ。

1794とはずがたり:2021/04/10(土) 21:37:56


久瀬ダム
揖斐川
取水量 58.00m3/s
貯留量 94.7万m3

久瀬発電所
出力 17.0MW
取水 揖斐川他

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1380783228848467968

http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/kuze/kuze.html

1795とはずがたり:2021/04/10(土) 23:19:45
イビデン広瀬発電所
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1380886226832564227

広瀬発電所にはもう一つ謎があって坂内川以外に白川から取水していると水力.comさんは記載してるけど国土地理院には白川の支流の殿又谷にのみ取水堰が描かれている。。

https://maps.gsi.go.jp/#15/35.569649/136.410421/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

1796とはずがたり:2021/04/12(月) 01:13:17
徳山ダムには徳山発電所が設けられていて1号機(出力139.0MW/落差181.96m/水量82.38m3/s)と2号機(出力24.3MW/落差145.41m/水量18.97m3/s)と違うタイプの発電機である(同じ発電機の発電所が多い)。
ダム水路式とダム式なのだが,1号機も2号機もダム直下にあって
http://www.suiryoku.com/gallery/gifu/tokuyama/tokuyama.html
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1381244627445895171

1号機の放水地点はこちら。
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1381247431401041925

途中にある取水堰はイビデン東杉原堰堤というようだ。その手前付近
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1380760515140448259

1797とはずがたり:2021/04/16(金) 10:36:35
島本町長選絡み
https://twitter.com/nesipink/status/1382862830253199360
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1382865464280326146

有権者のための選挙への道 その11 水の議論をする前に読んでおきたい水道の年報
http://chominnokai.livedoor.blog/archives/26935236.html
2021年04月15日

「島本町下水道事業経営戦略(案)」に関するパブリックコメントを提出しませんか? (2021年2月16日号)
http://chominnokai.livedoor.blog/archives/26335445.html
2021年02月16日

1798とはずがたり:2021/05/07(金) 00:12:05
小田井用水路は小田井堰(小田頭首工)からの取水をする用水路の様だが,取水量は決まってない様だ。
江戸時代からある慣例利水権って奴か。

小田井用水路
https://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/minami-kinki/attach/pdf/index-1.pdf
紀の川土地改良区連合
http://www.kinokawa-rengo.or.jp/facilities/

取水地点は67m
http://maps.gsi.go.jp/#16/34.297235/135.564401/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

どっかで小水力発電に利用出来ないかな??

1799とはずがたり:2021/05/15(土) 19:42:50
>>1781-1782
峰子さん,消しちゃったみたいだ。情報源不確かだったのか?

ただとあって水力発電構想はあったみたいだ。
>かつては万波集落が存在したが、豪雪などの厳しい自然環境故に戦前には離村、無住化した。戦後には農地開拓がされた他、万波高原一帯に水力発電所用ダムを作る計画もあったが実現しなかった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E6%B3%A2%E9%AB%98%E5%8E%9F


大谷林道(小坂谷林道)
http://www.rindo21.com/hokuriku/gihu_miyagawa/gihu_ootani/
朴ノ木林道・万波下林道?
http://www.rindo21.com/hokuriku/gihu_miyagawa/toyama_gihu_bokunoki/

1800とはずがたり:2021/05/17(月) 18:05:28
なかなか面白い資料をめっけ♪

選択取水設備,ダム群運用方法
中部電力
https://www.nef.or.jp/ieahydro/contents/pdf/a8/60ex/05-02.pdf

最上流部に位置する高根第一発電所は揚水式発電所で,4台の発電機を有しており,このうち3号機は貯水池の表層または中層から最大75m3/sを取水できる選択取水設備を有している。この3号機は,取水口が表層取水状態の場合,揚水運転はできない。また,朝日ダムは貯水池の表層または中層から取水できる選択取水設備を有しており,この取水塔内に秋神ダムで取水した水を注水し,朝日ダムで取水した水と混合して発電に使用する形になっている。この秋神ダムで取水した水は同ダムの取水口(選択取水設備はない),連絡水路を経て,朝日ダムに注水される。この流水は秋神ダムと朝日ダムの貯水位の差によって流下する。(許容水位差:12m,最大流下能力:12.5m3/s)朝日発電所で発電に使用された流水は,下流の久々野ダム,久々野発電所ならびに小坂発電所を経て東上田ダムに流入している。東上田ダムを含めてダム群としてとらえ,これらの発電運用調整により,東上田ダム放流水の濁度を,出水時を除いて15ppm以下,努力目標10ppm以下とするべく,濁水軽減対策を行っている。この濁度値の設定は,東上田ダム下流域における,鮎の友釣りを主体とする漁業活動に対する影響,ならびに下呂温泉等の観光に対する景観に対する配慮から設定したものである。

1801とはずがたり:2021/05/17(月) 18:28:55
>>1800
水力.comさんには載ってなかった有効貯水量(貯留量)判明!!!
https://www.nef.or.jp/ieahydro/contents/pdf/a8/60ex/05-02.pdf

上麻生ダム(細尾谷ダム含む?→上麻生PS)
25.1万m3

名倉ダム(→名倉PS・新上麻生PS)
38.2万m3

七宗ダム(→七宗PS)
31.2万m3

大船渡ダム(→大船渡PS・新七宗PSへ送水)
貯留量:41.5万m3(水力さんでは41.2万m3)

下原ダム

瀬戸ダム

東上田ダム(→東上田PSへ送水)(中呂PSには記載無し!?余剰水のみで発電なのか?)
貯留量:56.1万m3(水力さんでは38.7万m3)

小坂ダム

久々野ダム

秋神ダム

朝日ダム


高根第一ダム

高根第二ダム

1802とはずがたり:2021/05/18(火) 15:04:52
十和田発電所すげえw
流れ込む大きな川がない十和田湖の水位が下がると発電止めて,普段は発電用に取水している本来十和田湖には流れ込まない渓流の水を十和田湖に流し込める仕組みを実装してるのだそうな。
https://www.tohoku-epco.co.jp/power_plant/pdf/water_towada.pdf

1803とはずがたり:2021/05/22(土) 14:07:10
どうやら水路には圧力と無圧力の2種類があって,ダムの水中から取水する場合圧力がかかるらしいがそれを無圧にする工夫が水路式からダム式に変更になった読書ダムにはあるらしい。詰まり無圧の水管に圧力掛けるとまずいことになる様だ。

Jp.05_木曽川水系IEA水力実施協定ANNEX 11水力発電設備の更新と増強第二次事例収集(詳細情報)
https://www.nef.or.jp/ieahydro/contents/pdf/4th_a11/jp/05.pdf

大同電力(株)は木曽川一貫開発の要として最上流王滝川に三浦ダム(高さ83.2m)を計画し、昭和10年(1935年)着工したが、電力国家管理時代を迎え、日本発送電(株)がこれを引継ぎ、昭和17年(1942年)完成した。当時東洋一と言われた貯水量(総貯水量6,222万m3)によって後述の牧尾ダムとともに木曽川の流況を改善し、下流発電所群の増強を促すものとなった。日発は上流部に常盤発電所(昭和16年)、三浦発電所(昭和20年)、御岳発電所(昭和20年)、上松発電所(昭和22年)を開発し、下流部に兼山発電所(昭和18年)を完成した。下流部の残存落差と流量の有効利用という面から注目されていた丸山発電所は日発によって昭和18年(1943年)着工されたが、電力再編成によって関西電力に引き継がれ、昭和29年(1954年)4月完成した。これによって木曽川の全落差利用という成果をあげた。

…牧尾ダム(高さ104.5m)は愛知用水公団(現在水資源機構)により愛知用水の貯水池として昭和36年(1961年)王滝川に建設された。愛知用水は名古屋を中心とする上水・工水の需要、および岐阜県から尾張東部と知多半島の農業用水充足のために用水を供給する事業で、兼山発電所地点で取水しているが、取水地点での不足量を補給するために設けられたダムである。三浦ダムによる貯水池の流況改善を図-2に示す。また図-3に、発電所をバイパスして再開発された木曽発電所、新たに建設された読書第二発電所(読書発電所4号機)の事例を示す。

<図>木曽川のデュレーションカーブ



2-b)保全と制御に関するシステムの改良
木曽ダム(王滝川)の下流では、王滝川は木曽川と合流しており、そこには王滝川堰堤と木曽川堰堤から無圧トンネルで取水し水槽で合流させ更に無圧トンネルで上水槽に導入する寝覚発電所が存在している。木曽調整池の新設に伴い、木曽調整池に設けられた上下2段の取水口の上段からは寝覚発電所へ、下段からは木曽発電所へと改造された。この結果通常は効率の良い木曽発電所を優先し、流量が豊富なときやピーク時には2つの発電所が同時に運転できるようになった。

2-c)土木建築分野の技術革新、適用拡大、新材料木曽川の再開発においては、読書第一発電所(現読書発電所1〜3号機)の取水堰堤下流にダムを建設して調整池を設け、読書第二発電所(現読書発電所4号機)が増設された。既設の読書第一発電所(現読書発電所1〜3号機)は水路式からダム式に変更となったが、読書第一発電所(現読書発電所1〜3号機)の導水路トンネルは無圧で設計されている。図-5に示すように取水口位置に垂れ壁と空気孔を設置して新たな圧力が導水路トンネルにかからないようにして、無圧で設計された導水路トンネルを改造することなくそのまま使えるように工夫した。

1804とはずがたり:2021/05/26(水) 19:36:51
2020年8月2日 ジャーナリスト浅野詠子
地下水100%の水道消滅か 県域一体化で奈良・大和郡山市 利き水大会で高評価得たことも
http://voiceofnara.jp/20200802-news679.html

1805とはずがたり:2021/05/27(木) 13:59:12


地滑りで抛棄(廃止)された大所川第三発電所。勿体ないけどなあ。

国や地方が地滑り対策してくれへんのか。

https://blog.goo.ne.jp/michi1975217nagano/e/bc251504ab02d1d4ca4b6264c8fd81c5

1806とはずがたり:2021/05/28(金) 16:03:28
これは素敵だ(;´Д`)はあはあ

河川整備基本方針・河川整備計画
一級水系の河川整備基本方針策定状況(平成28年7月14日現在)
https://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/

1807とはずがたり:2021/05/31(月) 10:32:53
発電力を積み上げて行けば送電罔の増強も必要になってくるなあ。。

2021年3月1日
電源開発株式会社足寄発電所2号機一括更新工事の完了と運転開始について
https://www.jpower.co.jp/news_release/pdf/news210301.pdf

電源開発株式会社(以下、Jパワー、本社:東京都中央区、代表取締役社長社長執行役員:渡部肇史)は2019年4月より足寄発電所(北海道足寄郡足寄町)2号機の主要設備の一括更新工事を実施してきましたが、このたび各種試験・検査を終了し、2021年2月19日より運転を開始しました。

足寄発電所は、1955年の運転開始から60年以上が経過しているため、設備信頼度の向上と合理化・省力化を目的として、水車及び発電機等の主要設備の一括更新工事を行ってきました。工事では、最新の解析・設計技術を用いた水車ランナ羽根形状の改良などにより、2号機の出力が1,150kW増加し、21,150kWとなりました。1号機についても、来年度から水車及び発電機等の主要設備の一括更新工事に着工する計画であり、1号機竣工後の1・2号機合計の設備出力は42,300kWとなる予定です。現在、足寄発電所が接続されている電力系統は空容量が無いため、既設容量40,000kWを超える出力を送電することはできませんが、将来的には、ノンファーム型接続※により最大42,300kWの出力を送電できるようにする計画です。

Jパワーは今後も、CO2フリーの再生可能エネルギーである水力発電所の一括更新による出力増強などを積極的に推進していきます。

※電力系統の送変電設備は常に最大容量を使っているわけではありません。送変電設備の容量が空いている時の空容量を活用し、増出力分(2,300kW)を出力するのがノンファーム型接続であり、送変電設備の最大容量を超える場合は出力が抑制されます。足寄発電所は40,000kWの送変電設備容量は確保しているため、増出力分(2,300kW)のみノンファーム型接続となります。

1808とはずがたり:2021/05/31(月) 10:34:27

ランナーって要するに羽根車の事だよな。

令和3年2月15日四国電力株式会社
伊予川発電所の発電出力増強について
https://www.yonden.co.jp/press/2020/__icsFiles/afieldfile/2021/02/15/pr006.pdf

当社は、エネルギー自給率の向上やCO2排出量抑制の観点から、再生可能エネルギーの有効利用を積極的に推進しており、水力発電についても、設備更新の機会を捉えた高効率の水車ランナの導入や設備余力の活用による発電出力増強に取り組んでおります。このたび、伊予川発電所に高効率の水車ランナを導入し、発電出力を増強したことから、本日、電気事業法に基づき発電事業変更届出書を経済産業大臣へ届け出ました。当社としては、これからもクリーンで経済的な水力エネルギーの有効活用を推進してまいります。発電所名(所在地) 水系・河川名出力(kW)増強前増強後増出力伊予川発電所(徳島県三好市) 吉野川水系銅山川 3,100 3,400 300

1809とはずがたり:2021/05/31(月) 10:35:12
令和2年2月14日四国電力株式会社
広野発電所の出力増強について
https://www.yonden.co.jp/press/2019/__icsFiles/afieldfile/2020/02/14/pr004.pdf

当社は、エネルギー自給率の向上やCO2排出量抑制の観点から、再生可能エネルギーの有効利用を積極的に推進しており、水力発電についても、設備の改修に合わせた発電出力の増強に取り組んでおります。このたび、広野発電所に高効率の水車ランナーを導入し、発電出力を増強したことから、本日、電気事業法に基づき発電事業変更届出書を経済産業大臣へ届け出ました。当社としては、これからもクリーンで経済的な水力エネルギーの有効活用を推進してまいります。発電所名水系名・河川名出力(kW)増強前増強後増出力広野発電所(徳島県那賀町)那賀川水系坂州木頭川35,70036,500800

1810とはずがたり:2021/05/31(月) 10:36:29
クーデターでどうなった?

関西電力、ミャンマーで水力発電所を建設・運営へ―2022年に運転開始の予定
2018/08/17
(金)
インプレスSmartGridニューズレター編集部
https://sgforum.impress.co.jp/news/4592

関西電力は、ミャンマーで計画していた水力発電事業について、同国の電力エネルギー省から排他的権利の付与を受けたと発表した。

関西電力は2018年8月17日、ミャンマーで計画していた水力発電事業について、同国の電力エネルギー省(MOEE:Ministry of Electricity and Energy)から排他的権利の付与を受けたと発表した。この計画は2017年からオーストリアの水力発電機メーカーであるAndritz Hydro(アンドリッツハイドロ)、ミャンマーの建設事業者であるShwe Taung Group(シュエタングループ)と共同で準備してきたもの。関西電力はこれから、Andritz Hydro、Shwe Taung Group、MOEEと共同で発電所の建設と運転保守を担当する会社を設立するための協議を始めるとしている。

発電所の建設予定地は、ミャンマー北部にあるDeedoke(ディードック)と呼ぶ場所。同国第二の都市であるMandalay(マンダレイ)から南東に30kmほど離れた地点だ。ここに、出力56MW(5万6000kW)の流れ込み式水力発電所を建設する。発電した電力はミャンマー発電公社(EPGE:Electric Power Generation Enterprise)に売電する予定。

ミャンマーは急速な勢いで経済的な発展を続けており、電力需要が増え続けているが、供給力は十分とは言えない。関西電力は今回建設する発電所が供給力不足解消につながると考えているという。水力発電所の建設は2019年に開始し、2022年に運転を開始する予定となっている。

関西電力は8月13日に、イギリスの洋上風力発電所事業に参加することを明らかにするなど(参考記事)、海外事業に積極的に取り組んでいる。今後も海外事業をグループの収益の柱とすべく、積極的に海外事業に乗り出す方針を示している。

1811とはずがたり:2021/05/31(月) 10:39:39

岩見ダムについて
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/718

旭川ダムについて
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/717

1812とはずがたり:2021/06/01(火) 00:28:19
山形県企業局 出力増強
https://www.pref.yamagata.jp/500015/kurashi/kankyo/energy/denkijigyou/syuturyokuup.html

1813とはずがたり:2021/06/04(金) 20:53:18
> 一九九〇年代には二十キロ上流にある矢作川の支流、上村川(恵那市)で上矢作ダムが計画されたものの、国交省は〇八年に建設を見合わせて代替策の検討を開始。
>下流の河道掘削などと比較し、今年八月に「矢作ダムの放流機能を強化するのが最適」と結論づけ、事業化に着手した。

上矢作ダム要るやろ。。まあ一旦整備してからだな。



2017年12月27日
矢作ダム、再生事業に390億円
https://yamba-net.org/40468/

 2018年度政府予算案の閣議決定で、今年6月に策定された「ダム再生ビジョン」に基づき、雨竜川ダム(北海道)、矢作ダム(愛知県)、早明浦ダム(高知県)の再生事業も実施計画調査の予算が盛り込まれました。

 このうち、矢作ダムについての記事をお送りします。このようなダム再生事業が各地で進められていくようです。

◆2017年12月23日 中日新聞
ー矢作ダム放流量を増強 政府予算案、計画の調査費盛るー

 二十二日に閣議決定された二〇一八年度政府予算案で、恵那市と愛知県豊田市にまたがる矢作川の矢作ダム=写真、国土交通省提供=の放流設備増設に向けた実施計画調査費七千六百万円が、新たに計上された。〇〇年の恵南豪雨などで大規模な水害があり、一時はダムの増設が計画されたが、費用対効果の問題などから国交省が見直しを進めていた。

 国交省中部地方整備局によると、矢作ダムの脇に放流用の管を通し、最大で毎秒千三百立方メートルだった放流量を、同二千五百立方メートルに増やす。総事業費は三百九十億円を見込む。

 矢作川水系は、一九五九年の伊勢湾台風で四千棟超の民家が全壊流失するなど、水害が多かった。

 七一年に矢作ダムが完成したが、七二年の台風では四百棟以上、恵南豪雨でも二十六棟が流失した。

 一九九〇年代には二十キロ上流にある矢作川の支流、上村川(恵那市)で上矢作ダムが計画されたものの、国交省は〇八年に建設を見合わせて代替策の検討を開始。下流の河道掘削などと比較し、今年八月に「矢作ダムの放流機能を強化するのが最適」と結論づけ、事業化に着手した。

 放流設備増設により、恵南豪雨と同レベルの雨量にも対応できるという。(鈴木智行)

1814とはずがたり:2021/06/19(土) 09:07:35
北海道電力株式会社 富村発電所
所在地:北海道上川郡新得町トムラウシhttp://maps.gsi.go.jp/#15/43.362021/142.924597/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/tomura/tomura.html
https://www.hkd.mlit.go.jp/ob/tisui/kds/pamphlet/kurashi/kurashi/ctll1r000000cc1i-att/ctll1r000000cc51.pdf
昭和53(1978)年8月:運用開始
ダム水路式/調整池式
認可最大出力:40000kW  常時出力: 6500kW
最大使用水量:33.50立方メートル毎秒
有効落差:140.50m
水車:立軸フランシス水車 出力42300kW×1台
導水路:総延長14393.6m
取水位標高:526.00m
放水位標高:369.50m
流域面積:330.0平方キロメートル
取水:十勝川[シイ十勝ダム]http://maps.gsi.go.jp/#16/43.413426/142.817534/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1、トノカリウシュベツ川[トノカリダム]http://maps.gsi.go.jp/#15/43.420152/142.831600/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1、ポントムラウシ川[ポントムラウシダム]https://www.google.co.jp/maps/@43.4382321,142.8939953,728m/data=!3m1!1e3?hl=ja[富村ダムに導水?]、トムラウシ川[富村ダム]http://maps.gsi.go.jp/#15/43.433180/142.884600/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1、他
放水:十勝川http://maps.gsi.go.jp/#15/43.353659/142.933309/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1815とはずがたり:2021/06/19(土) 11:08:31
富村変電所
https://www.google.co.jp/maps/@43.3642544,142.9160305,2451m/data=!3m1!1e3?hl=ja

上岩松ダム
https://www.shintoku-town.net/news/2019/images/kamiiwamatu.pdf
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/kamiiwmt/kamiiwmt.html
http://maps.gsi.go.jp/#15/43.334746/142.943265/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://www.google.co.jp/maps/@43.3351132,142.9414497,515m/data=!3m1!1e3?hl=ja
北海道電力株式会社
堤高:14. 3m
総貯水量:72万m3
取水位:363.0m

十勝ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0112
河川 十勝川水系十勝川
目的/型式 FP/ロックフィル
堤高/堤頂長/堤体積 84.3m/443m/3715千m3
流域面積/湛水面積 592km2 ( 全て直接流域 ) /420ha
総貯水容量/有効貯水容量 112000千m3/88000千m3
ダム事業者 北海道開発局建設部
本体施工者 大成建設・鹿島建設・伊藤組土建
着手/竣工 1970/1984
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/tokachi/tokachi.html
 洪水期発電容量: 8,000,000立方メートル(有効貯水容量の内、7月1日〜9月30日)
非洪水期発電容量:76,000,000立方メートル(有効貯水容量の内、10月1日〜6月30日)
 天端標高:343.00m
    常時満水位標高:337.00m
  洪水期制限水位標高:313.20m

1816とはずがたり:2021/06/19(土) 11:08:56


北海道電力株式会社 十勝発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/tokachi/tokachi.html
所在地:北海道上川郡新得町トムラウシ
昭和60(1985)年5月:運用開始
ダム式/貯水池式
認可最大出力:40000kW  常時出力: kW
最大使用水量:94.00立方メートル毎秒
有効落差:49.50m
水車:立軸フランシス水車 出力41000kW×1台
流域面積:592.0平方キロメートル
取水:十勝川[十勝ダム]320.00m
放水:十勝川[岩松ダム]266.50m

北海道電力株式会社 上岩松発電所1号機
所在地:北海道上川郡新得町トムラウシ
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/kamiiwmt/kamiiwmt.html
昭和31(1956)年8月:運用開始
水路式/調整池式
認可最大出力:20000kW  常時出力:     kW
最大使用水量:28.60立方メートル毎秒
有効落差:90.18m
水車:立軸フランシス水車 出力22000kW×1台
導水路:総延長12059.8m
流域面積:549.0平方キロメートル
取水:十勝川[上岩松ダム]、ピシカチナイ川
http://maps.gsi.go.jp/#15/43.309831/142.944939/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 https://www.google.co.jp/maps/@43.3094887,142.945421,258m/data=!3m1!1e3?hl=ja
、他363.0m
放水:十勝川[岩松ダム]263.8m

1817とはずがたり:2021/06/19(土) 12:48:02
然別湖
http://maps.gsi.go.jp/#16/43.267792/143.101248/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

北海道電力株式会社 然別第一発電所
所在地:北海道河東郡鹿追町北瓜幕
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/sikarbt1/sikarbt1.html
昭和28(1953)年8月:運用開始
水路式/貯水池式
認可最大出力:13500kW  常時出力:     kW
最大使用水量:6.00立方メートル毎秒
有効落差:265.80m
水車:ペルトン水車 出力14250kW×1台
導水路:総延長4780.0m
流域面積:48.1平方キロメートル
取水:トウマベツ川(然別湖) 804.0m
放水:然別第二発電所、シイシカリベツ川512.5m

オソウシュダム
オソウシュ川
取水量:0.5m3/s
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/sikarbt2/sikarbt2.html
http://maps.gsi.go.jp/#16/43.254260/143.010417/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://simo4000.exblog.jp/240617890/

海道電力株式会社 然別第二発電所
所在地:北海道上川郡新得町トムラウシ
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/sikarbt2/sikarbt2.html
https://www.hkd.mlit.go.jp/ob/tisui/kds/pamphlet/kurashi/kurashi/ctll1r000000c46o.html
昭和28(1953)年8月:運用開始
水路式/調整池式
認可最大出力:7100kW  常時出力:    kW
最大使用水量:8.50立方メートル毎秒
有効落差:102.61m
水車:立軸フランシス水車 出力7800kW×1台
導水路:総延長7612.2m
流域面積:166.8平方キロメートル
取水:然別川[トウマベツダム] http://maps.gsi.go.jp/#16/43.254260/143.010417/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 →(然別第一発電所+シイシカリベツ川)→オソウシュ川[オソウシュダム]512.5m http://maps.gsi.go.jp/#16/43.254260/143.010417/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
放水:上岩松発電所(2号機)、オソウシ川402.0m http://maps.gsi.go.jp/#16/43.242358/142.961665/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

北海道電力株式会社 上岩松発電所
所在地:北海道上川郡新得町トムラウシ
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/kamiiwmt/kamiiwmt.html
昭和28(1953)年8月:運用開始
水路式/調整池式
認可最大出力:10400kW  常時出力: 2800kW
最大使用水量:9.20立方メートル毎秒
有効落差:131.90m
水車:立軸フランシス水車 出力10700kW×1台
導水路:総延長1624.7m
流域面積:183.3平方キロメートル
取水:然別第二発電所、オソウシ川402.0m
放水:十勝川[岩松ダム]263.95m

1818とはずがたり:2021/06/19(土) 12:58:58


十勝毎日新聞 電子版
20216.19土曜日
新得に水力発電新設 21年稼働、上岩松1号機廃止 北電
2016/02/10 13:14
http://kachimai.jp/article/index.php?no=333852&amp;display=pc

 北海道電力は9日、新得町トムラウシにある水力発電所「上岩松発電所1号機」(最大出力2万キロワット)を廃止し、同「新得発電所」(同2万3100キロワット)を新設すると発表した。2021年8月の稼働を目指す。総事業費は非公表。

 「上岩松」は1956年に稼働。老朽化が進んだため、20年11月に廃止する。「新得」は上岩松に隣接し、18年12月に着工予定。放水路の一部などは既存設備を活...

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新得発電所建設計画の概要
https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/info/2017/__icsFiles/afieldfile/2018/02/01/171201a.pdf

新得発電所建設計画は、老朽化した上岩松発電所(1号)を廃止するとともに、流用可能な既設設備は極力活用した上で、これまで利用していなかった融雪期等の上岩松取水堰からの放流水を有効活用することにより発電電力量を増加させる計画であり、環境負荷低減ならびに未利用の再生可能エネルギーの有効活用に資するものです。

最大使用水量 31.80m3/S
最大出力 23,100kW
工事着工 2019年4月(予定)※
営業運転開始2022年6月(予定) ※

※17年2月公表の電源開発計画における工事着工時期(2018年12月予定)、営業運転開始時期(2021年8月予定)および廃止時期(2020年11月)から変更しています

https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1602/12/news041.html
年間の発電量は2000万kWh(キロワット時)増える見込みだ。

新旧の発電所を比べると、発電に利用する水流の落差は新得発電所のほうが1メートル低くなるが、水量は毎秒3.2立方メートル多くなる。これまで利用していなかった融雪期の放流水を加えることで水量を増加させる。どちらの発電所も十勝川の上流から導水路で水を取り込む方式は変わらない(図4)。

1819とはずがたり:2021/06/19(土) 13:35:31

岩松ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0038
河川 十勝川水系十勝川[十勝発電所94.0m3/s・新得発電所31.8m3/s・上岩松発電所9.20m3/s]
目的/型式 P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 37.2m/190.5m/78千m3
流域面積/湛水面積 788km2 ( 直接:605km2 間接:183km2 ) /102ha
総貯水容量/有効貯水容量 9026千m3/4131千m3
ダム事業者 北海道電力(株)
本体施工者 鹿島建設
着手/竣工 1939/1941

北海道電力株式会社 新岩松発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/iwamatsu/iwamatsu.html
所在地:北海道上川郡新得町屈足
平成28(2016)年1月27日:運用開始 (岩松は昭和17(1942)年1月  :運用開始[日本発送電(株)])
ダム水路式/調整池式
認可最大出力:16000kW(+3,400kW)  常時出力:   kW
最大使用水量:45.00立方メートル毎秒
有効落差:40.30m
水車:立軸フランシス水車×1台
導水路:総延長1817.5m
流域面積:788.3平方キロメートル
取水:十勝川(+然別川)[岩松ダム]263.5m
放水:十勝川216.5m(旧)http://maps.gsi.go.jp/#16/43.180599/142.925595/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%9D%BE%E3%83%80%E3%83%A0

1938年(昭和13年)4月の国家総動員法発令直後に電力統制のため日本発送電株式会社が発足し、北海道内での最初の発電所建設を行ったのが当所であった。このため全国から優秀な技術者が集められて建設に当たったが、当時の劣悪な作業環境により事故が多発して多くの人命(約80名)が失われ、初代所長が更迭されるなど困難な建設であった。また当初はドイツから発電機を輸入して総発電量33,000kwを計画していたが、両国とも戦時体制となって輸入できず、また水量計算の間違いも発覚したことから、能力を下げて国内メーカーの発電機を使用することとなった。戦後北海道電力に移管後はトムラウシの電源開発計画にしたがって1953年(昭和28年)から上流に設けられた全国でも最初の無人発電所である然別第一、然別第二や上岩松の親発電所として各発電所の遠隔制御を行っていたが、1978年(昭和53年)10月より当発電所自体も帯広電力所で制御されることになり、無人発電所となった。

ダム本体としては老朽化対策として、1970年(昭和45年)に本体コンクリート補修工事、1995年(平成7年)から1998年(平成10年)にかけて水門新替工事が行われている。

発電を主目的として建設されたダムだが、上流に十勝ダムがなかった頃は上流からの土砂の流入が激しく、昭和50年代末には湖の水量が1/3ほどになってしまい、発電量も70%ほどに落ちてしまった。そのため大規模な浚渫工事が行われ、発電量はなんとか回復したが、湖にいた魚にかなりの被害がおよび、昔は「ヤスで突くほどいた」というイトウの姿がほとんど見られなくなってしまった。

老朽化した岩松発電所の代替として北海道電力は新岩松発電所(1万6,000キロワット)の建設を推進し、2013年(平成25年)7月着工、2016年(平成28年)1月27日より運転を開始した[2]。

1820とはずがたり:2021/06/19(土) 14:07:28

屈足ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2912
河川 十勝川水系十勝川
目的/型式 AP/ロックフィル
堤高/堤頂長/堤体積 27.5m/220.1m/216千m3
流域面積/湛水面積 940km2 ( 直接:773km2 間接:167km2 ) /49ha
総貯水容量/有効貯水容量 3130千m3/844千m3
ダム事業者 電源開発(株)・北海道開発局農水部
本体施工者 大成建設
着手/竣工 1983/1988

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%88%E8%B6%B3%E3%83%80%E3%83%A0
利用目的別貯水容量は発電69.0万?、かんがい15.4万?となっており

https://shintoku-town.jp/file/contents/1396/12822/h30-7.pdf
くったり発電所     ??
平成27年:運転開始
470kW:出力
形式: ダム式
有効落差:13.40m
使用水量:4.40m3/s
未利用の河川維持流量(夏期4.00m3/s、冬期2.00m3/s)を活用
着工:平成25年10月
運開:2015年4月1日

電源開発株式会社 熊牛発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/kumaushi/kumaushi.html
所在地:北海道上川郡清水町熊牛
昭和62(1987)年11月:運用開始
ダム水路式:貯水池式
認可最大出力:15400kW
  常時出力: 5200kW
最大使用水量:41.00立方メートル毎秒
有効落差:44.50m
水車:立軸カプラン水車 出力16000kW×1台
導水路:総延長6318.6m
取水位標高:206.00m
放水位標高:153.20m
流域面積:940.0平方キロメートル
取水:十勝川(+然別川)[屈足ダム]
放水:十勝川

1821とはずがたり:2021/06/19(土) 15:23:19
力尽きて屈足・熊牛より下流の十勝川・支流は合流後遡上,本流は流下。
〜十勝川〜

〜佐幌川(左)〜
佐幌ダム

〜美生川(左)〜
美生ダム

〜然別川(右)〜
然別湖

〜音更川(右)〜
糠平発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/nukabira/nukabira.html

糠平ダム

幌加発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/horoka/horoka.html

〜札内川(左)〜

〜戸鳶別川〜

(札内川)
札内川ダム

1822とはずがたり:2021/06/19(土) 15:23:34


〜利別川(右)〜

本別発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/honbetsu/honbetsu.html
取水:仙美里ダム

〜美里別川〜
活込ダム
送水:足寄ダム(本別川)

芽登第二発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/metou2/metou2.html
芽登第一発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/metou1/metou1.html
取水:糠南ダム

〜ヌカナン川〜
糠南ダム
送水:芽登第一

(利別川)
仙美里ダム
送水:本別発電所

足寄発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/hokkaido/asyoro/asyoro.html
取水:活込ダム

〜足寄川〜

(利別川)
源流

(十勝川再)
河口

1823とはずがたり:2021/06/19(土) 16:31:37
>>1821
〜戸鳶別川〜

発電所名:川西発電所(かわにし)
事業者名:帯広川西農業協同組合
出力(kW):160
開始年月:昭和28年1月
http://kisnet.dip.jp/~aika/hatuden/hokkaido.htm

1824とはずがたり:2021/06/20(日) 23:35:19

謎のJNC(チッソ)内谷第一発電所,徐々に明らかになってきた。

飯干第一堰堤(取水口)
https://www.google.co.jp/maps/@32.4644978,130.7907206,3a,38.3y,251.76h,77.41t/data=!3m6!1e1!3m4!1sShrUZzy3x8x7iVFmuA2p-g!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja

http://kirihoshi.blog.fc2.com/blog-entry-371.html
取水量:3.60m3/s

http://maps.gsi.go.jp/#16/32.464576/130.790702/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
取水位:631m

http://www.jepoc.or.jp/hydro/index.php?_w=usData&amp;_x=detail2&amp;pp=4&amp;OwnerNo=511&amp;AreaNo=09&amp;RiverSys=9340&amp;fd=2
取水箇所数 (箇所) 41→笑
(主要取水設備) 取水河川 万江川
(主要取水設備) 型式 取水堰(飯干第一)
(主要取水設備) 材質 コンクリート
(主要取水設備) 高さ (m) 2.90
(主要取水設備) 堤頂長 (m) 16.00

1825とはずがたり:2021/06/29(火) 12:31:14
忠別川
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hokkaido/chubetsu.html

江卸18.6MW→新忠別10MW・(新)江卸13.8MW(計23.8MW[+5.2MW])→エコマンベツ0.69MW[+5.89MW]

新忠別発電所新設工事・江卸発電所移設工事の電気設備の特徴安井順司(北海道電力)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejjournal/126/5/126_5_301/_pdf
新忠別発電所は,国土交通省北海道開発局が石狩川総合開発計画の一環として建設中の忠別ダムに発電参加し,新設するダム式水力発電所である。最大使用水量25.0m3/sを取水し,有効落差48.1mで最大出力10,000kWを発電する。2003年7月に着工し2006年10月の運開を目指している。なお,2月時点での建設総合進捗率は86%である。

一方,江卸発電所(既設:18,600kW)は,1945年8月に運転開始した流れ込み式の発電所であるが,忠別ダム建設のため,移設する発電所である。取水口および最大使用水量15.0m3/sは既設と変わりないが,既設の導水路の7.5km地点から分岐し,新たに新設する約730mの導水路,水槽,水圧管路を経て発電所に導水する。移設する発電所は,有効落差108.9mで最大出力13,800kWを発電した後,忠別ダムに放水する計画である。2002年8月に着工し,新忠別発電所と同様,2006年10月の運開を目指している。なお,2月時点での建設総合進捗率は89.9%である。

日本の朝鮮人強制動員、北海道・水力発電建設にも
https://twitter.com/North_ern2/status/1409707680730554393
記事一覧 2010.11.01 13:52

【ソウル1日聯合ニュース】太平洋戦争当時、日本が水力発電所建設工事に朝鮮人を強制動員したことが、政府調査で初めて確認された。

 国務総理室所属の「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者など支援委員会」は1日、2006年6月から文献確認、生存者の証言聴取、現場調査などを行い、報告書「北海道東川町・江卸発電所の強制動員被害真相調査」を発刊したと明らかにした。

 日本の国策事業だった江卸発電所は1939年に着工し、1945年8月に完工。朝鮮人は1940年ごろから、毎年4〜5月に100〜200人単位で日本に連行され、労働を強いられた被害者は1000人余りに達すると推定された。

 忠別川の最上流に位置した同発電所は、約150メートルの落差を利用して発電するため、山を削り12キロメートルのトンネルを作らねばならないなど建設が難しく、敗戦まで工事が続いた。

 朝鮮人は主に水道建設、トンネル掘削など危険な工事に動員され、30分の食事時間、5〜10分の休憩2回を挟み、1日13〜15時間の重労働を強いられた。また、1室に100人が詰め込まれ、軍隊式の団体生活を強要された。当時の日本では、人権問題のため囚人の強制労働はなくなりつつあったが、朝鮮人は収容された状態で強制動労を余儀なくされた。

 一方、9月までに委員会が確認した江卸発電所の強制動員被害者は15人で、このうち生存者は9人だった。確認された被害者数が少ないのは、動員事実を裏付ける関連名簿などがまったくないため。 

 委員会関係者は、土木工事に対する訓練もなく、事故に関する措置もなかったと指摘。劣悪な生活環境などで病気を患い、死亡した朝鮮人労務者もいるだろうと話した。

1826チバQ:2021/06/29(火) 15:15:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/e35e191fef9932255aafe48d04714e7a0ee9b0ff
「やばい…280m超える」寸前で回避された緊急放流、緊迫の所長メモが歴史公文書に
6/29(火) 9:06配信
 昨年7月4日の九州豪雨で緊急放流が寸前で回避された熊本県営市房ダム(水上村)について、塚本貴光・管理所長(50)が記していた当時のメモが残されていることが分かった。予測を超える雨量で水位が増す中、放流をぎりぎりで実施せずにすんだ緊迫した様子などを伝えている。県は今春、メモを永久保存に向けて「歴史公文書」に指定した。(丸山一樹)

 市房ダムは、九州豪雨で氾濫した球磨川の上流にあり、総貯水量は4020万トン。治水ダムで、発電などにも活用されている。

 メモは塚本所長が、雨の状況が変わっていくなか、事務所のパソコンを確認しながらダムの水位などを書き留めていった。事前にダムの容量を確保する「予備放流」の実施を決めることになった3日昼頃から、緊急放流を中止した4日昼頃までの記載。メモ紙4枚にペンで書かれ、水位上昇が始まった4日未明以降、殴り書きされている。

(写真:読売新聞)

 <やばい 280m超える>

 7月4日午前4時頃、塚本所長が見つめたパソコンの画面には、ダムに流れ込む流量が同9時までの3時間で想定される最大値(毎秒1300トン)を50トン上回るとの予測がコンピューターで算出されていた。緊急放流を実施する水位の目安(280・7メートル)に迫ることを意味していたのだ。

 3日昼の段階では、流量のピークを毎秒約700トンと見込んでいたが、線状降水帯が停滞し、大幅に予測を上回った。

 特別警報が発表されたのは午前4時50分。バケツをひっくり返したような雨の状況を<雨の降り方が異常>とつづった。

 治水ダムは雨水を一時的にため、下流側の増水を抑えるのが役割。ダムから水があふれると、大洪水につながりかねないため、水位が限界に近づくと緊急放流が必要だ。ただ緊急放流は下流に大規模な浸水被害を引き起こす危険があり、細心の注意が求められる。

 水位上昇が続き、所長らが緊急放流を行わざるを得ないと判断したのは午前6時頃だった。県河川課に連絡し、<防災操作の手続き→河川課 部長 決裁>とメモ。30分後には、県が同8時半から緊急放流を行うことを発表した。

 <2h後、8時30分開始 早めの避難行動へ!>という記述も。

「緊急放流を回避したい一心だった」。当時の状況を語る市房ダムの塚本所長(25日、熊本県水上村で)

 だが、その後の予測で同7時頃には、ダムでためられる最高水位となる「洪水時最高水位」(283メートル)を超えないことが判明。<流入量大幅減 283m超えない>と書き留めた。

 同7時半頃に放流が1時間後に延期された。8時頃には雨脚が弱まり流量が減ると算出。8時45分頃に放流は見合わせとなり、10時半頃に中止が決まった。水位のピークは280・6メートルで緊急放流の目安まで10センチ。塚本所長は取材に「流域住民に不安を与えないため回避したい一心だった。本庁と協議し、ぎりぎりまで見極めた」と振り返った。

緊迫状況を記録、次世代の教訓に
 熊本県は豪雨後、塚本所長が書き留めていたメモの存在を把握。緊迫した状況がわかり、歴史的に価値がある貴重な資料だと考え、4月1日付で「歴史公文書」に指定した。

 歴史公文書は災害などの教訓を生かそうと、知事が重要と判断した文書を指定する県の独自制度。所長メモは保存期間が30年で、その後、永久保存される仕組みとなっている。

 歴史公文書にはこれまでハンセン病や水俣病、熊本地震などのテーマが指定されていた。九州豪雨などが加わり16テーマとなったが、個人のメモが指定されるのは珍しいという。県は「時間ごとの状況や県の意思決定を図った瞬間などが記録されていて重要。今後の災害対応に生かすことができる」と説明している。

 ◆緊急放流=「異常洪水時防災操作」と呼ばれる操作で、ダムへの流入量とほぼ同量の水を放流する。2018年の西日本豪雨では6府県の8ダムで行われ、愛媛県を流れる肱(ひじ)川の野村、鹿野川両ダムの下流域で大規模な浸水被害が起きた。市房ダムは過去に3度行われた。

1827とはずがたり:2021/07/06(火) 13:29:36
これブランド力ある土地ではかなり広汎にやられてる筈だし中には手抜き工事業者が混じってる可能性高いし全面的に点検する必要あるねぇ。

勿論,開発業者とんづらしてて税金で補強とかしなきゃいけなくなる可能性高いけどこれだけ下流に被害が出るとやらなしゃーないわ。。

>盛り土は一般に自然の状態より強度は低いが、井良沢道也・岩手大教授(砂防学)によると、重機で締め固めるなどすれば簡単には流れ出さない。ただ「盛り土内部に大量の水が流れ込み、強度が落ちていた疑いもある」と話す。

盛り土崩、落被害拡大 残土持ち込み、規制自治体任せ 熱海土石流
https://www.chunichi.co.jp/article/285458
2021年7月6日 05時00分 (7月6日 05時01分更新)

 静岡県熱海市で起きた土石流は、山間上部の盛り土崩落が被害を大きくしたとの見方が強まってきた。盛り土は建設残土が持ち込まれたとみられている。国は相次ぐ土砂災害を受け、居住区域の開発制限を強化しているが、残土処分の規制は事実上、自治体任せ。リニア中央新幹線建設など残土を出す大型工事が相次ぐ中、国主導のルールづくりが求められそうだ。

■発端
 「まさに天変地異。山が水をもちきれず、盛り土を押し流して被害を大きくした」。五日、現場を訪れた静岡県の川勝平太知事は記者団に、山の土壌が雨を吸収できずに崩れ、盛り土も流れ出たとの見解を示した。
 県などによると、土石流の起点付近には約五・四万立方メートルの盛り土があり、これを含む十万立方メートルの土砂が流出した。建設残土による盛り土とみられ、住民は「ダンプカーが十年以上、頻繁に土を運んでいた」と証言。近くでは太陽光発電施設も開発されていた。
 盛り土は一般に自然の状態より強度は低いが、井良沢道也・岩手大教授(砂防学)によると、重機で締め固めるなどすれば簡単には流れ出さない。ただ「盛り土内部に大量の水が流れ込み、強度が落ちていた疑いもある」と話す。
 堀田紀文・...

1828とはずがたり:2021/07/06(火) 23:58:46
利根川の支流吾妻川のそのまた支流の鳴沢川にあったようだ。
http://www.suiryoku.com/w_system/kanto/tone/tone.html#HAKOJIMA

鳴沢川の箱島湧水は日本百名水だそうな。
https://www.google.com/maps/place/%E7%AE%B1%E5%B3%B6%E6%B9%A7%E6%B0%B4/@36.5415948,138.9251389,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x8372be048c4867bf!8m2!3d36.5377675!4d138.9287009

此処。
http://maps.gsi.go.jp/#17/36.537937/138.928530/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

発電が検討されてる!?
http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/www/contents/1412819413994/files/jissihousin.pdf
6基本計画(1)平均流量0.2783m3/s(2)取水位373.0m(3)放水位287.5m(4)総落差85.5m7水利権群馬県所有、従属発電として登録見込8系統連携東京電力と協議中

2011年10月18日
箱島発電所取水堰
http://sight-doboku.blogspot.com/2011/10/blog-post_18.html

群馬県の旧箱島発電所の取水堰跡です。
箱島湧水を水源にして水力発電を行っていましたが、現在は廃止されて堰堤だけ残っています。現地の説明板によれば群馬県初のアースダムとかなんとか。

1829とはずがたり:2021/07/07(水) 08:01:48

意宇川が氾濫してここ松江市八雲町日吉に緊急安全確保が出てるそうな。こんな細そうな川なのにねえ。
http://maps.gsi.go.jp/#15/35.415862/133.095610/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
https://www.google.co.jp/maps/@35.4192978,133.0949054,3a,75y,52.71h,98.67t/data=!3m7!1e1!3m5!1sBVWXWkcSAVOy59g7tjj1kQ!2e0!6shttps:%2F%2Fstreetviewpixels-pa.googleapis.com%2Fv1%2Fthumbnail%3Fpanoid%3DBVWXWkcSAVOy59g7tjj1kQ%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D180.54953%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i16384!8i8192?hl=ja

緊急安全確保 命を守る行動を 松江 八雲町日吉地区755世帯に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013123571000.html
2021年7月7日 7時43分

松江市は、意宇川が氾濫するおそれがあるとして午前6時50分に八雲町日吉地区の755世帯、1884人に「緊急安全確保」を出しました。警戒レベルで最も高いレベル5の情報で、周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。


松江 湖北地区 橋北地区 橋南地区の14万人余りに避難指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013123511000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
2021年7月7日 6時57分

松江市は、大雨で浸水の被害が発生するおそれがあるとして、午前6時に宍道湖の北側にある●湖北地区と松江市中心部を流れる大橋川の北側にある●橋北地区の3万4048世帯、7万2410人に避難指示を出しました。

松江市ではこのほか、大橋川南側の●橋南地区の3万4173世帯7万1490人にも避難指示が出ています。

5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。


島根 雲南市大東町と加茂町の3814世帯 1万792人に避難指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013123551000.html?utm_int=detail_contents_news-related_004
2021年7月7日 6時45分

島根県雲南市は、大雨で土砂災害のおそれがあるとして、午前5時57分、大東町の●幡屋地区、●春殖地区、●海潮地区、加茂町●加茂地区の合わせて3814世帯、1万792人に避難指示を出しました。5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

島根 出雲 4万2463世帯 11万352人に避難指示
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013123541000.html?utm_int=detail_contents_news-related_004
2021年7月7日 6時23分

出雲市は、大雨で土砂災害が発生するおそれがあるとして、午前5時53分、●平田地域、●大社地域、●斐川地域、●高浜地区、●鳶巣地区、●大津地区、●塩冶地区、●高松地区の4万2463世帯、11万352人に避難指示を出しました。5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。


松江 意宇川が氾濫危険水位に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013123531000.html?utm_int=detail_contents_news-related_005
2021年7月7日 6時18分

国土交通省によりますと、松江市にある意宇川は神納橋観測所で「氾濫危険水位」に達しています。

1830とはずがたり:2021/07/07(水) 08:35:40
https://twitter.com/ntvnewszero/status/1412081927922749443
news zero
@ntvnewszero
【「盛り土」誰が?何のため?】
今回、被害が拡大した原因とみられるのが、
#土石流 が起きた最上部にあった
大量の「 #盛り土 」です。
誰が何のために置いていたのか、
カギを握る会社を訪ねると。
#newszero

1831とはずがたり:2021/07/07(水) 09:24:08
https://dam88.info/index.cgi?
四国堰堤ダム88箇所巡り

1832とはずがたり:2021/07/07(水) 09:28:08

探し求めている各堰堤毎の数値が大井川に関して載ってる資料めっけた!!
今思案しているのは大井川の流量を安定させるには貯水池のない寸又川の安定化である。井川ダム・畑薙第一ダムで余裕があるっぽい長島ダム迄大間ダム辺りから導水して貯めとけないだろうか。
https://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/kokuei/oigawa/attach/pdf/index-3.pdf

前から知りたかったんは大井川ダムと寸又川ダムでの取水量。大井川発電所使用量72.35m3/sに対して寸又川ダム72.35m3/sに大井川ダム60m3/sである(大井川ダム傍にある奥泉発電所の使用水量も60m3/s)。

大井川ダムの水は一旦寸又川ダムに流れるのでその差12.35m3s/sが寸又川と云いたいとこだけど寸又川側の大間発電所の使用量が23.1m3/sであるから奥泉・大間両発電所がフル稼働してる時は大井川発電所をフル稼働させても10.75m3/sは使い切れず両ダムに貯まって行く計算になる。

大井川ダムと寸又川ダムの合計貯留量は102.5万m3だから26hで一杯になる計算である。まあ十分な時間か。

http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/oigawa05.htmlにも上げておいた。

関の沢川堰堤[農水省]
取水量:2.3m3/s(奥泉発電所)
維持流量:0.32m3/s
流域面積:

栗代川堰堤[農水省]
取水量:2.2m3/s(奥泉発電所)
維持流量:0.3m3/s
流域面積:

久野脇 16億7,340万m3/5,600万m3/年
塩郷 推定取水量12億2,990万m3/12億4980万m3/年
川口 18億5220万m3

1833とはずがたり:2021/07/09(金) 17:30:33
鳥取市 吉成南町 1529人に緊急安全確保 命を守る行動を
2021年7月7日 13時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210707/k10013124201000.html
鳥取市は、清水川の水があふれたとして、7日午後1時26分、吉成南町1丁目と2丁目の合わせて697世帯1529人に「緊急安全確保」を出しました。

警戒レベルで最も高いレベル5の情報で、周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。

1834とはずがたり:2021/07/10(土) 08:56:53

【詳しく】気象庁会見「大雨特別警報の3県 直ちに安全確保を」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131211000.html
2021年7月10日 7時17分

鹿児島県、熊本県、宮崎県の3県で大雨の特別警報を発表したことについて、気象庁の黒良龍太予報課長は、午前6時半から記者会見を開き、「特別警報を発表した3県ではこれまでに経験したことのないような大雨となっている。特に土砂災害や浸水が想定されている地域では、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、指定された避難場所への避難が危険な場合には、崖から離れた場所や浸水しにくい場所などに避難してほしい。ふだん災害が起きないと思われているような場所でも最大級の警戒が必要で、自治体からの避難の情報に直ちに従い、安全を確保してほしい」などと呼びかけました。
「特別警報を待たないで」
気象庁の黒良龍太予報課長は今後の見通しについて「今後、ほかの市町村にも大雨特別警報を発表する可能性があるが、発表されてからの避難は手遅れになる。特別警報の発表を待つことなく地元市町村からすでに発令されている避難情報に従い、身の安全を確保してほしい」と呼びかけました。
「雨弱まっても警戒続けて」
また、黒良予報課長は「梅雨前線が東シナ海から対馬海峡をとおり東日本に伸びている。太平洋高気圧のふちをまわる暖かい空気が九州付近に流れ込む気象状況は今晩まで続く見通しで、雨が終わると思っても、次々に雨雲が湧き出して長く続く可能性がある。警戒を緩めることなく、新しい情報を確認してほしい」と呼びかけています。
「遠隔地からも早めの避難の声がけを」
さらに黒良予報課長は「今後も大雨が続くおそれがあり、自分の命や大切な人の命を守るため、直ちに身の安全を確保してほしい。もし離れて暮らす家族などが災害の危険性の高い地域にいる人は、遠隔地から早めの避難の声がけなどもしてほしい」と呼びかけています。

1835とはずがたり:2021/07/10(土) 08:57:17

鹿児島 伊佐 市内全域に「緊急安全確保」命が助かる行動を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131191000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
2021年7月10日 6時34分

鹿児島県伊佐市は、大雨特別警報が発令されたため、午前6時15分、市内全域の1万3123世帯2万4696人に、「緊急安全確保」を出しました。

警戒レベルで最も高いレベル5で近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など周囲の状況を確認し、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。

1836とはずがたり:2021/07/10(土) 08:57:56

宮崎 えびの市 全域に「緊急安全確保」命を守る行動を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131371000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
2021年7月10日 8時31分

宮崎県えびの市は午前8時6分に市内全域の8304世帯、1万7794人に出していた避難指示を緊急安全確保に切り替えました。

警戒レベルで最も高いレベル5で近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など周囲の状況を確認し、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。

1837とはずがたり:2021/07/10(土) 08:58:57
鹿児島 出水 市内全域に「緊急安全確保」命を守る行動を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131341000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2021年7月10日 8時17分

鹿児島県出水市は、午前7時45分に出水市全域に出されていた2万5299世帯5万2547人の避難指示を緊急安全確保に切り替えました。

警戒レベルで最も高いレベル5で近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など周囲の状況を確認し、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。

1838とはずがたり:2021/07/10(土) 13:19:35
洪水対策専業の高松ダム。頑張って欲しい。緊急放流ってなんだダムのせいで異常出水するみたいに聞こえかねないけど今迄耐えて貯めてきたけどこれ以上は貯められない量まで水が貯まってしまったということだからね。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/kyushu/hokusatsu.html#Takamatsu
結構容量あるし,普段はダムを空っぽにしてるくさいんだけど。。

鹿児島 阿久根 高松ダム「緊急放流」の可能性 下流の高松川に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210710/k10013131581000.html
2021年7月10日 11時53分

鹿児島県阿久根市は、市内にある高松ダムで水位が上がっていることから、下流の高松川に「緊急放流」を行う可能性があると発表しました。

「緊急放流」は異常洪水時防災操作と言われ、通常の放流と異なってこれ以上ダムに水をためられないと想定される際、ダムに流れ込んでくる水とほぼ同じ量の水を下流に流す操作です。

「緊急放流」が行われると、下流では川が増水して氾濫が起きるおそれがあり、市は警戒を呼びかけています。

1839とはずがたり:2021/07/11(日) 19:02:55
2系統・異落差からの発電で有名な(?)四電東豊永発電所だけどなんと水車は2つでも発電機は1台で両掛けして発電してるのだそうな。で,阿武隈水系の七ヶ宿ダム管理発電所も2系統の送水に対して発電する際に似たような(ただしもっと複雑な)機構を採用したらしい。

https://jstage.jst.go.jp/article/jsde1991/6/22/6_22_57/_pdf

1840とはずがたり:2021/07/12(月) 12:26:47
むむぅ。。恰度吉野川綜合開発調べてるとこでタイムリーな。

こんなあちこちで豪雨に見舞われてるのに香川は早明浦ダム一点に頼り切りすぎている部分はあるんだよなぁ。。

もう一箇所ぐらい巨大なダムが欲しい。小歩危にダムを造らなかったのは見識ではあるんだけど。

渇水が起きる夏には概ね早明浦ダムからの期待される給水量は池田ダム地点に於いて3億3,400万m3である(=43m3/s*90日)。
これが足りなくなる。
21.7現在22m3/sを流して11m3/sしか流入して無くて貯水量がガンガン減っている状態である。

少なくとも11m3/s*90日=8,500万m3程貯留量を確保したい所。

個人的には敷岩ダム3,650.0万m3・赤野ダム480.0万m3・新三縄ダム50万m3/s程度に増強で合計4,000万m3程度は確保。
これには早明浦からの水を貯めてもしゃーないし,それ以外の流域からの確保に使いたい所。

2年ぶりに香川用水の「第1次取水制限」 早明浦ダムの貯水率低下受け14日から
7/7(水) 18:14配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/175b2b93deaac6baa8f07c33bead224e9b4ca763
KSB瀬戸内海放送

 高知県の早明浦ダムの貯水率低下を受け、7月14日から2年ぶりとなる香川用水の第1次取水制限を行うことが決まりました。

 早明浦ダムの7日午前0時現在の貯水率は80.1パーセントで、平年を8.2ポイント下回っています。

 ダムの上流では6月と7月、雨が少なく、この先1週間もまとまった雨は降らない見通しです。

 吉野川水系水利用連絡協議会は、貯水率が60パーセント程度になる7月14日の午前9時から、香川用水への供給量を20パーセント削減する第1次取水制限を行うことを決めました。

 これを受け、7日午後、香川県庁で連絡会議が開かれ、県民や県有施設の利用者に節水を呼び掛けたり、県庁などで雨水や排水を再利用したりすることを確認しました。

(香川県政策部/桑原仁 次長)
「コロナ関係もありますので、手を洗ったりとかそういうことについてはやっていただく」

KSB瀬戸内海放送

1841とはずがたり:2021/07/12(月) 14:25:34
なかなか謎の多いチッソ(JNC)内谷第一発電所。

一番混乱させるのは内谷発電所と繋がっててJNC下中村揚水場の存在である。
https://www.google.co.jp/maps/place/%EF%BC%AA%EF%BC%AE%EF%BC%A3%EF%BC%88%E6%A0%AA%EF%BC%89%E4%B8%8B%E4%B8%AD%E6%9D%91%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E5%A0%B4/@32.4494906,130.7589389,2477m/data=!3m1!1e3!4m12!1m6!3m5!1s0x354081be70a7f7e9:0x8f01b356524096d9!2z77yq77yu77yj77yI5qCq77yJ5YaF6LC356ys5LiA55m66Zu75omA!8m2!3d32.4750934!4d130.7041454!3m4!1s0x0:0xdc7f5690d212b4f4!8m2!3d32.4467436!4d130.7680807?hl=ja

てっきり初心者として踏み込んだ私はここでもサブ的に発電しているのかと思いこんでたけどなんとここ(EL=481.2m)から内谷第一の本来の取水位630m迄水を喞筒アップしているようなのだ!
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.446795/130.767785/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
最終的な放水位は201m程なのでそれでも引き合うというのことのようである。すげえなあ。

因みにこのレベルでの取水は同じ場所にある下中村堰堤(推定)
http://kirihoshi.blog.fc2.com/blog-entry-372.html

下岩戸堰堤(飯干川・てっきり飯干第二取入口かと思ってたけど)からも
http://maps.gsi.go.jp/#16/32.449475/130.785037/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
恐らく下中村堰堤の取水量だが0.50m3/s
http://kirihoshi.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/k/i/r/kirihoshi/DSCN6595.jpg

ここの場所がよく解らん。中村第二砂防ダム近くのようだが
http://kirihoshi.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
https://blog-imgs-44-origin.fc2.com/k/i/r/kirihoshi/DSCN6615.jpg

いずれにせよ余り大量の水って感じでは無いのにそれでも揚水する価値があるのか??

1842とはずがたり:2021/07/18(日) 08:59:13
放流設備増設ってなんの為になるんだ??
大雨前にダムを空にしておく??発電も増設すべき。

国交省/ダム再開発、新規候補に3件選定/岩瀬ダム(宮崎県)は放流設備増設 [2018年7月30日4面]
https://www.decn.co.jp/?p=101442

 国土交通省は27日、既設ダム再開発の新規事業着手を目指す候補案件として3件を抽出した。対象は「北上川上流ダム再生事業」(盛岡市)、「藤原・奈良俣再編ダム再生事業」(群馬県みなかみ町)、「岩瀬ダム再生事業」(宮崎県小林市、都城市)。19年度予算に計上する新規事業として採択されれば、3件とも国の直轄事業として整備を進める予定。19年度から再開発工事の調査などに着手する。
 ダム再開発の新規事業候補として3件を選んだのは、いずれも近年に下流域で洪水による浸水被害などが発生したためだ。
 北上川上流ダム再生事業では、国が管理している四十四田ダムの堤体を現在より2メートルかさ上げし、ダム高を50メートルから52メートルへと見直す。洪水調節容量は現在の3390万立方メートルから4140万立方メートルに増える。全体事業費は約300億円。東北地方整備局が施行する予定だ。
 藤原・奈良俣再編ダム再生事業では、国が管理している藤原ダムで放流設備の改築などを行い、洪水調節容量を2120万立方メートルから2359万立方メートルに増やす。水資源機構が管理している奈良俣ダム(同)の放流設備の改築なども実施。利水容量は7200万立方メートルから7439万立方メートルに増える。全体事業費は約17億円。いずれも関東地方整備局が施行する予定。
 岩瀬ダム再生事業では、宮崎県が管理している岩瀬ダムの放流設備を増設する。洪水調節容量は3500万立方メートルから5000万立方メートルに増える。全体事業費は約500億円。九州地方整備局が施行する予定だ。
 3件とも事業スケジュールは未定。今後の19年度予算新規事業採択時評価で示す。

1843とはずがたり:2021/07/19(月) 11:11:06

利水・治水・治山・砂防スレに拡充。

見抜けなかった盛り土不備 業者に措置命令出さず―解明の鍵は副知事・熱海土石流
2021年07月18日07時13分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071700316&amp;g=soc

 静岡県熱海市の土石流災害は、開発業者が搬入した大量の盛り土が崩落した疑いが浮上し、住民から「人災」を指摘する声が出ている。一方、県や市は業者側に行政指導を繰り返しながら危険な状態を解消できず、被害の発生を防げなかった。同県の難波喬司副知事(64)は行政の責任に言及し、複合要因による災害の様相も呈しつつある。
 県などによると、崩落した土地は神奈川県小田原市の不動産管理会社が2006年に取得し、07年に土の採取計画を市に届け出た。しかし、同社は届け出を超える面積の森林を伐採したほか、盛り土に産業廃棄物が混入していたことが発覚し、県から少なくとも5回の行政指導を受けていた。
 届け出では、盛り土は高さ15メートル、約3万6000立方メートルのはずだったが、実際は高さ35〜50メートル、約7万立方メートルで県の基準を超過した疑いがある。同社は工事の中止要請にも従わず、11年に土地を個人に売却していた。
 基準を超える盛り土が見過ごされた背景に、何があったのか。鍵を握るのが、盛り土に関して「適切な工法が取られていなかった」と記者会見で断じた難波副知事だ。
 難波副知事は名古屋大大学院で土木工学を学び、1981年に運輸省(当時)入り。修士論文は「降雨時の斜面安定の不確実性について」だったという。国土交通省では技術総括審議官を務め、静岡県の川勝平太知事に請われ副知事となった。
 災害発生後は連日会見を開き、3時間に及んだこともある。歯に衣(きぬ)着せぬ発言を繰り返し、「われわれが何をチェックしていたのか問われる」と行政の責任に触れる一幕もあった。
 県庁内からは「捜査当局でもないのに、原因を追及しすぎる」と懸念する声が上がり、古巣の国交省幹部は「何を根拠に言っているんだ」と危ぶむ。
 被災した伊豆山地区の男性は「5〜6年前に危険性を指摘したが、行政は動いてくれなかった。もっと早く対策を取れば、こんな大災害にならなかった」と訴える。
 これまでの県の調査では、不動産管理会社への対応は行政指導にとどまっており、罰則もある措置命令は出されなかった。県は専門家らを集めたチームを立ち上げて検証作業を進める予定だが、返り血を浴びる覚悟が問われる。

1844とはずがたり:2021/07/26(月) 01:18:56

立入を禁止するのでは無く遊んでも溺れないようにして欲しいね。。岸から数mのとこにフェンス立てておいて其れより深くは行けない様にするとか色々策はあろう。

後絶たぬ「ため池」転落死、10年間で255人…全体の9割が自治体の管理外
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210726-OYT1T50004/
2021/07/26 00:58

 ため池への転落事故で死亡した人が、昨年度までの10年間に全国で255人にのぼることが農林水産省のまとめでわかった。中でも7月は41件で、月別で最多。農水省は各自治体に安全対策の徹底を繰り返し通知しているが、自治体が管理していないため池が約90%を占め、管理者任せになっているのが実情だ。2年前から可能になった自治体による安全対策工事の代執行の活用も広がらず、どう命を守るかが課題だ。

10年前にも

 香川県丸亀市のため池で5月、釣りに来ていた男児(6)と父親(33)が死亡した。池の周囲にはロープが張られていたが、簡単に立ち入ることができる状態で、誤って転落したとみられる。

 市によると、池は地元の水利組合が管理。2011年にも転落死亡事故があり、組合がロープを張ったという。今回の事故後、組合は「釣り禁止」の看板を設置。市も組合と協議し、周囲の一部に鉄柵を取り付けた。

夏場に集中
 農水省によると、ため池では11〜20年度に年11〜33人が死亡。夏場に集中し、釣りや水遊び中が多い。60歳代以上が55%を占め、20歳未満は13%にのぼった。

 ため池は全国に約16万か所あり、自治体が管理するのは約10%。残りは農家らでつくる水利組合や個人が管理するほか、管理者不明が約3%ある。

 農水省は各自治体に繰り返し、警告の看板設置などを通知してきたが、どこまで安全対策を取るかは管理者に委ねられる部分が多い。管理者不明のため池については宙に浮いている。

 19年7月に施行された農業用ため池管理保全法で、自治体が管理者らに代わって安全対策工事を実施することを可能にする代執行の仕組みが導入されたが、農水省は実施例を把握していないとする。

 農林中金総合研究所の亀岡鉱平・主事研究員は「代執行は最終手段で、行政も財産権を飛び越えることに慎重なのだろう」と指摘。「まずは地元での管理が重要だ。水利組合が大学や自治会と連携している地域もある。国が各地の成功例を調査し、各自治体と共有してほしい」と語る。

1845とはずがたり:2021/07/31(土) 00:11:00
手許の2007年度版県別マップル奈良県版に関屋発電所なんてのを見付けた。そんなとこに発電所があるとは聞いてないのだが。。
と調べてみると随分昔に小さな発電所があったらしい。なんでそんなのが表記として残ってるんだ?!

https://ameblo.jp/mttell/entry-12530884539.html
http://e-egao.blogspot.com/2013/01/blog-post_23.html

1846とはずがたり:2021/08/10(火) 16:08:38

洪水の報あったしな。。

青森 国道279号線 易国間地区と大畑町間で通行止め 大雨影響
2021年8月10日 15時42分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/k10013192611000.html

大雨による土砂崩れなどの影響で、青森県の下北半島北部の海沿いを走る国道279号線が、風間浦村の易国間地区とむつ市大畑町の間で通行止めになっています。

風間浦村役場によりますと、このため通行止めの区間に含まれる下風呂地区と桑畑地区は、ほかの地区や隣接するむつ市への移動ができず孤立状態になっているということです。

村によると、この2つの地区には合わせて324世帯721人が住んでいるということです。

村役場では、こうした地区に備蓄している食料や水などを輸送するため、県による自衛隊の派遣要請を依頼するかどうか検討しているということです。

この影響で温泉街の下風呂地区にあるホテルは、帰宅できなくなった宿泊客や避難を希望する地区の住民合わせて30人余りを受け入れているということです。

受け入れをしている「ホテルニュー下風呂」に勤務する横浜力さんはNHKの電話インタビューで「現在は雨は小康状態だが早朝から経験したことのない雨が続いていた。ホテル近くの川の周辺では、流木が散乱している。電気や水道が止まっていて、今はホテルや旅館にあるペットボトルの水などでしのいでいるが長期戦になれば厳しい」と話していました。

1847とはずがたり:2021/08/10(火) 16:56:11
https://twitter.com/gby_drn/status/1424933089092935680
なお
@gby_drn
まさか自分の地元がこんな事になるとは思ってなかった…易国間も凄いらしいけど下風呂の被害が半端じゃない汗マーク

1848とはずがたり:2021/08/10(火) 16:56:29
https://twitter.com/sattooo06/status/1424953996171628544
さっち。
@sattooo06
現在の状況
ショベルカーが土砂除去してくれてる。

1849とはずがたり:2021/08/10(火) 17:07:12

https://maps.gsi.go.jp/#16/41.453591/141.115630/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
災害が心配なむつ市大畑町赤川。氾濫したのは小赤川との報道だが調べてみると大赤川もあるらしい。赤川の西側の下風呂も被害が大きかった様だがそちらは原発で潤う予定の大間との合併を目指すも断られて残った風間浦村域だ。


【動画】青森 むつ 小赤川があふれ 住宅地浸水
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210810/k10013192191000.html
2021年8月10日 10時45分

青森県のむつ市大畑町赤川地区では、近くを流れる小赤川があふれ、住宅地が浸水しています。

赤川地区に住む女性がけさ7時すぎに高台から撮影した映像では、茶色く濁った水が住宅の間を流れ、広い範囲で浸水している様子が確認できます。
また、流木とみられる木材が建物でせき止められ、屋根付近の高さまで積み重なっている様子も確認できます。

1850とはずがたり:2021/08/13(金) 13:18:59
川氾濫、車流されたか 湯崎知事「大変危険な状況」―広島
2021年08月13日12時22分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081300566&amp;g=soc

 大雨特別警報が13日に出された広島市では、川が氾濫し、車が流されたとの情報が寄せられ、広島県などが確認を急いでいる。
広島市に大雨特別警報 安佐北区など「緊急安全確保」―前線停滞、広域で警戒

 湯崎英彦知事は県の対策本部会議後、記者団に「命に危険を及ぼす災害がいつ発生してもおかしくない大変危険な状況になっている」と話し、警戒を呼び掛けた。
 広島市消防局によると、午前9時30分ごろ、鈴張川付近の住民から「道路が崩れて車が流された」との通報があった。車に人が乗っていたかは分からず、県警や消防が確認している。
 県によると、鈴張川を見に行き、帰って来ない人がいるとの情報がある。広島市や呉市、三次市などには土砂災害警戒情報が出されている。
 広島市安佐北区の鈴張川、北広島町の冠川、安芸高田市の多治比川で氾濫危険水位を超え、各流域には5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が発令された。
 鈴張川流域では約60人が市内の避難所に入った。避難の長期化が見込まれることから、県は災害救助法の適用に向けて調整している。

1851とはずがたり:2021/08/14(土) 09:32:13
<大雨特別警報 佐賀>本部ダムと狩立・日ノ峯ダムの緊急放流見送り
9:03
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/723738

 佐賀県は14日、降雨に伴って満水になった本部ダムと狩立・日ノ峯ダム(いずれも武雄市)で予定していた緊急放流について、ダムへの流入量が低下したとして、見送る方針を発表した。

1852とはずがたり:2021/08/14(土) 10:57:38

佐賀 六角川で氾濫が発生
https://weathernews.jp/s/topics/202108/140085/
【警戒レベル5相当】身の安全の確保を
2021/08/14 10:28 ウェザーニュース

非常に激しい雨の降っている九州北部では各地で川の水位が上昇しています。

国土交通省と気象庁は、佐賀県内を流れる六角川(ろっかくがわ)で氾濫が発生したとして、氾濫発生情報【警戒レベル5相当】を発表しました。

氾濫が発生したのは六角川左岸(武雄市大日、橘町)付近で、浸水のおそれがある地域は佐賀県武雄市です。(※14日10時15分、橘町を追記)

六角川が流れ込む有明海は正午過ぎに満潮を迎えるため、今後も水位の下がりにくい状況が続く予想です。

増水した川や水路等に近づくと危険です。また、冠水した道路等では側溝などとの境目がわかりづらくなり、車や人が転落して流されるおそれがあります。不要な外出は控えてください。

もしご自宅で浸水が始まってしまった場合は、上階など少しでも高い場所に避難するようにしてください。

佐賀県を流れる六角川に河川氾濫発生情報
8/14(土) 7:16配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/076d8857d0921c97123cc56a557d5f2383a825b0
日本テレビ系(NNN)
Nippon News Network(NNN)

14日午前7時0分、佐賀県を流れる六角川に河川氾濫発生情報が発表された。

武雄河川事務所、佐賀地方気象台の発表内容は以下のとおり。
【警戒レベル5相当情報[洪水]】六角川では氾濫が発生。

「【警戒レベル5相当】災害が発生しています。六角川では、六角川左岸(武雄市大日)付近において氾濫が発生しました。
直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください。」

佐賀県を流れる六角川の水位は14日午前6時40分現在、次のとおり。

潮見橋で4.79m
(氾濫の危険がある水位超過)

14日午前6時40分から14日午前9時40分までの佐賀県を流れる六角川流域の流域平均雨量は30ミリの見込み。

**参考:水位(流量)危険度レベル**

■レベル5 氾濫が発生
■レベル4 氾濫の危険がある水位(流量)超過
■レベル3 地元自治体が避難勧告を発表する判断水位(流量)超過
■レベル2 地元自治体が避難準備情報を発表する判断水位(流用)超過
■レベル1 水防団待機判断水位(流量)超過
■レベル0 水防団待機判断水位(流量)未満

【動画】佐賀 武雄 氾濫した六角川の周辺で床上浸水
2021年8月14日 9時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013201621000.html
【動画 17秒】
14日午前7時すぎ、佐賀県武雄市朝日町の住宅の2階から撮影された映像です。氾濫した六角川の近くの住宅地に茶色く濁った水が流れ込み、多くの住宅が床上まで浸水している様子がわかります。

撮影した男性によりますと、午前7時半の時点で、雨足は弱まっているということですが、六角川の排水ポンプが止まっている影響で、水かさはさらに増しているということです。

男性は「2年前の大雨でも同じような状況になったので『またか』という思いです。今後の片づけなどを考えると絶望的な気持ちです」と話していました。

1853とはずがたり:2021/08/14(土) 13:58:59
【日本のヴェネチア】豪雨のたびに水没していた小郡イオンが止水扉や防水壁を築き周辺が水没する中で小郡イオンだけ生き残って「モン・サン・オゴオリ」が爆誕
2021.08.14
https://matomebu.com/wadai/aeon-ogori20210814/

https://twitter.com/mui_king/status/1426343173295534081
今日のむいむい
@mui_king
4時間
豪雨のたびに水没していた小郡イオンが止水扉や防水壁を築き、水害時に超速で土嚢積み上げる自衛隊並みのオペレーション力を鍛え上げた結果、周辺が水没しても小郡イオンだけ生き残るようになったのを小郡市民が「モン・サン・オゴオリ」って言ってて爆笑した。

場所
http://maps.gsi.go.jp/#16/33.408920/130.564238/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

1854とはずがたり:2021/08/14(土) 15:51:23
山口 宇部 厚東川ダム 午後3時半から緊急放流へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202321000.html
2021年8月14日 15時27分

山口県は大雨で宇部市にある厚東川ダムの水位が上がっているとして午後3時半から下流の厚東川に「緊急放流」することにしています。

厚東川が増水するおそれがあるためすでに避難指示が出ている流域の宇部市厚東地区の住民に対して改めて避難を呼びかけています。

「緊急放流」が始まると下流では氾濫のおそれも
「緊急放流」は、川の増水を抑える機能があるダムで行われる放流で、異常洪水時防災操作と呼ばれ、大雨で流れ込む水の量が多くなり貯水できない状態に近づいた場合に流入する水と同じ程度の量を放水する緊急的な操作です。

ダムにため込んでいる水を一気に流すわけではありませんが、「緊急放流」が始まると下流では氾濫のおそれが出てくるため、川の近くにいる人は避難を心がけてください。

1855とはずがたり:2021/08/14(土) 15:58:56

みんな(ダムマニア連中?)が既に散々指摘してる事だけど緊急放流って用語は一寸悪くて,この洪水しそうな肝心な時にダムが態々水流しやがってって住民が思いかねないけど今迄ダムが頑張って耐えて水溜めて満水になってこれ以上はもう無理ってなった状態である。厚東川に限らず皆さんご安全に。

山口 宇部 厚東川ダム 午後3時半から緊急放流へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202321000.html
2021年8月14日 15時27分

山口県は大雨で宇部市にある厚東川ダムの水位が上がっているとして午後3時半から下流の厚東川に「緊急放流」することにしています。

厚東川が増水するおそれがあるためすでに避難指示が出ている流域の宇部市厚東地区の住民に対して改めて避難を呼びかけています。

「緊急放流」が始まると下流では氾濫のおそれも
「緊急放流」は、川の増水を抑える機能があるダムで行われる放流で、異常洪水時防災操作と呼ばれ、大雨で流れ込む水の量が多くなり貯水できない状態に近づいた場合に流入する水と同じ程度の量を放水する緊急的な操作です。

ダムにため込んでいる水を一気に流すわけではありませんが、「緊急放流」が始まると下流では氾濫のおそれが出てくるため、川の近くにいる人は避難を心がけてください。

1856とはずがたり:2021/08/14(土) 22:31:40

湛井堰(たたいぜき)
https://www.pref.okayama.jp/page/269434.html
 総社市井尻野(いじりの)にある高梁川合同堰は、それまでの湛井堰(たたいぜき)と上原井領堰(かんばらいりょうぜき)の合同堰として昭和40年に完成したもので、約1万2千haの農地を潤しています。

http://saigyo.sakura.ne.jp/tataizeki.html
もともと高梁川はこの辺りから東へ分流していたことがあり、用水はその川筋を利用しているらしい。

水土里ネット
高梁川用水だより
http://t-midori.net/midorinetdayori2018.pdf

https://twitter.com/souichikataoka/status/1426477496673865733
岡山県総社市長片岡聡一
@souichikataoka
高梁川の水位が9mになりました。未明に豪雨が予措され、土砂災害の恐れから、川西地区全域と池田地区に避難指示を発令します。避難場所は、サントピア、西公民館、神在小学校、久代分館、新本分館、池田分館です。コロナ感染対策に万全を期し、ペット同伴避難所は併設しますのでご安心ください。

1857とはずがたり:2021/08/15(日) 09:51:26
「氾濫危険水位」を超えている全国の河川(14時30分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013201651000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2021年8月14日 15時17分

国土交通省のデータによりますと、午後2時30分現在、全国で氾濫危険水位を超えているのは次の川です。

長野県・岐阜県
▼長野県南木曽町や岐阜県中津川市を流れる木曽川
岐阜県
▼下呂市を流れる飛騨川
島根県
▼川本町や江津市、それに美郷町を流れる江の川
▼益田市を流れる高津川
岡山県
▼高梁市を流れる高梁川
広島県
▼東広島市を流れる沼田川
▼尾道市を流れる御調川
▼三次市を流れる美波羅川
▼安芸高田市を流れる多治比川
▼安佐北区を流れる三篠川
山口県
▼岩国市を流れる錦川
▼宇佐川
▼周南市を流れる夜市川
▼下松市を流れる末武川
▼山口市を流れる島地川
▼仁保川
▼今津川
▼前田川
▼吉敷川
▼宇部を流れる厚東川
▼下関市を流れる木屋川
▼萩市を流れる大井川
▼原中川
▼明木川
▼田布施町を流れる灸川
福岡県
▼久留米市を流れる大刀洗川
▼金丸川
▼山ノ井川
▼巨瀬川
▼鞍手町を流れる西川
▼飯塚市を流れる庄内川
▼八女市を流れる横山川
佐賀県
▼佐賀市を流れる巨勢川
▼武雄市を流れる高橋川
▼六角川
▼小城市を流れる牛津江川
▼福所江
▼みやき町を流れる通瀬川
▼寒水川
▼神埼市を流れる城原川

1858とはずがたり:2021/08/15(日) 10:26:13

小水力発電所を65年ぶりに全面改修、別荘地の自家用から売電用へ転換
https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1608/03/news027.html

日本有数の避暑地で知られる長野県の軽井沢町に、1951年に運転を開始した小水力発電所がある。別荘地に電力を供給するための自家用の発電所だったが、新たに発電設備を全面的に改修して、売電用の小水力発電所として再スタートを切った。一般家庭の400世帯分に相当する電力を供給する。
2016年08月03日 07時00分 公開
[石田雅也,スマートジャパン]

 軽井沢町にホテルや別荘地を展開するプリンスホテルが8月1日に「プリンスエナジーエコファーム軽井沢水力発電所」を稼働させた(図1)。別荘地の一角にある発電所は、65年前の1951年に運転を開始した「軽井沢湯川第二発電所」の設備を全面的に改修したものだ。

 発電能力は199kW(キロワット)で、年間に148万kWh(キロワット時)の電力を供給できる。一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算して400世帯分に相当する。発電した電力は全量を固定価格買取制度で中部電力に売電する計画だ。発電能力が200kW未満の小水力発電の買取価格は1kWhあたり34円(税抜き)になるため、年間の売電収入は5000万円を見込める。

 この小水力発電所では別荘地の東側を流れる一級河川の「湯川」から水を引き込んで発電する。発電設備の改修と合わせて、川から発電所まで水を流すための導水路や圧力管路も新たに造り直した(図2)。改修工事を開始したのは2015年2月で、完了までに1年6カ月かかった。


図2 発電所に水を引き込む圧力管路。出典:プリンスホテル
→次ページ30年前に周波数を50Hzから60Hzに変更

1859とはずがたり:2021/08/15(日) 21:00:04
山口 宇部 厚東川ダムで緊急放流始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202321000.html
2021年8月14日 16時25分

山口県は大雨の影響で宇部市にある厚東川ダムの貯水量がいっぱいになったため、午後3時半から下流の厚東川に「緊急放流」を始めました。

ダムの下流にある厚東川の末信橋観測所ではきょう午前8時すぎ「氾濫危険水位」を超えその後も徐々に水位が上がっていますが、宇部市によりますと、午後3時50分現在、川の水が堤防を越えるなどの被害は確認されていないということです。
「緊急放流」が始まると下流では氾濫のおそれも
「緊急放流」は、川の増水を抑える機能があるダムで行われる放流で、異常洪水時防災操作と呼ばれ、大雨で流れ込む水の量が多くなり貯水できない状態に近づいた場合に流入する水と同じ程度の量を放水する緊急的な操作です。

ダムにため込んでいる水を一気に流すわけではありませんが、「緊急放流」が始まると下流では氾濫のおそれが出てくるため、川の近くにいる人は避難を心がけてください。

1860とはずがたり:2021/08/15(日) 21:27:35

熱海土石流、住民が週明け告訴へ 200億円賠償求め9月提訴
https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2021081301000536/?tpgnr=poli-soci
共同通信 / 2021年8月13日 12時21分
写真 写真を拡大する

大規模土石流起点の土地の現所有者と前所有者を刑事告訴する方針を明らかにした「被害者の会」会長の瀬下雄史さん(右)ら=13日午前、静岡県熱海市

 静岡県熱海市の大規模土石流で、伊豆山地区に住む被災住民らが13日、市内で記者会見し、起点の土地で行われた不適切な盛り土が原因の可能性があるとして、週明けにも土地の現所有者と前所有者を熱海署に刑事告訴する方針だと明らかにした。また、両者を相手取った損害賠償請求訴訟を9月中にも静岡地裁沼津支部に起こす。請求額は計200億円前後になる見通しという。

 被災住民らによると、現所有者の男性は重過失致死傷容疑で、2011年まで土地を所有していた神奈川県小田原市の不動産管理会社は業務上過失致死傷容疑でそれぞれ告訴する。

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共同通信

1861荷主研究者:2021/08/15(日) 21:34:16

https://kahoku.news/articles/20210713khn000028.html
2021年07月13日 11:55 河北新報
旧北上川を「北上川」に 石巻市、本流の名称取り戻す

 宮城県石巻市中心部を流れる「旧北上川」について、市は本年度、表記を地域呼称の「北上川」に変えた。住民の愛着があるとされる名前を使う試み。市内では正式な変更を求める声も出ているが、国が管理する1級河川の名称は地元の意向だけでは変えられず、実現へのハードルは高い。

(石巻総局・樋渡慎弥)

 明治から昭和戦前期までになされた治水事業の改修工事の関係で、市内には旧北上川と北上川がある。市が使う地域呼称は地図の通り。登米市津山町柳津付近から石巻湾まで南下する旧北上川を「北上川」、石巻市相野谷付近で北東に流れを変え、追波湾に注ぐ北上川を「新北上川」とした。

 市は4月から転入者に配る「いしのまき案内地図」で、前年までの表記を北上川、新北上川にそれぞれ変更した。

 地域呼称の採用は3月、亀山紘前市長が打ち出した。亀山氏は当時、東日本大震災の復興事業で旧北上川河口の堤防整備が進んだことに触れ「川のイメージが新しくなった。本流としての名称を取り戻したい」と強調した。

 市によると、二つの河川について市議会と市民団体から名称変更を求める要望が以前から寄せられていた。今年2月には市議、県議、市民団体の3者が市として地域呼称を使うよう申し入れた。

 市民団体は旧北上川に関し、住民が幼い頃から北上川と呼び親しんでおり「旧北上川という名称ではなじめない」と理由を挙げる。ある市議は「(中心部を流れる川を)誰も旧北上川と呼んだことはない」と名称変更の必要性を強調する。

石巻市の「いしのまき案内地図」。河川の表記は前年までの「旧北上川」(左)が今年から「北上川」(右)に変わった

 だが要望実現は国の制度上、容易ではない。

 国などによると、1級河川の名称変更は河川法に基づき、国の社会資本整備審議会での議論が必要。流域が登米市や涌谷町にも及ぶため、地域の意向を国に伝える際は県による意見集約と県議会の議決が求められるという。

 市は国への要望や災害時の情報提供といった公的文書では正式名称を使い続けるため、表記を巡ってちぐはぐな対応が続く。

 震災から10年を迎え「市民が復興の先に目を向ける余裕が出てきた」(市関係者)とみる向きもある。市河川港湾課の担当者は「法的制約もあり、市民の声にできることから対応した」と説明。名称変更の手続きについては今のところ静観の構えを見せている。

[メモ]二つの河口と名称がある北上川は国の第1期改修工事(1911〜34年)で生まれた。工事では柳津付近で川の流れを二分。相野谷付近までの約12キロの区間を新たに掘削するなどした。地図などに記される正式名称は新河川法施行に伴い1965年に定められた。

1862とはずがたり:2021/08/15(日) 22:01:54
佐賀 武雄 4平方キロが浸水か SNS画像などで推定 国土地理院
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013203021000.html
2021年8月14日 21時06分

浸水被害が出た佐賀県の六角川沿いにある武雄市の浸水の状況について、国土地理院がSNSに投稿された画像などから推定したところ、浸水の範囲はおよそ4平方キロメートルにわたっているとみられることがわかりました。

国土地理院は、14日正午までに収集できたSNSの投稿や報道機関の放送した画像や動画などと、標高のデータを使い、六角川沿いで被害が大きい佐賀県武雄市の浸水の範囲や深さを推定しました。

その結果、浸水は六角川沿いの田んぼを中心に市内の朝日町や北方町の住宅地や中心部にも広がり、およそ4平方キロメートルにわたって広がっているとみられることがわかりました。

浸水が最も深かったのは、北方町の田んぼが広がる場所で、深さはおよそ3メートルに達していたとみられるということです。

また、
▽朝日町の県道24号線に面した住宅地では、最大で深さ1メートル程度、
▽北方町の国道34号線に面した会社や飲食店、住宅などが並ぶ中心部でも、50センチ程度の浸水が広範囲で発生したとみられるということです。

国土地理院は「推定のため、実際にはさらに浸水が広がっている可能性があるが、救助活動や復旧活動などの参考にしてほしい」としています。
雨水排水できず「内水氾濫」発生か
国土地理院が推定した佐賀県武雄市の浸水被害について、国土交通省は、雨水が排水できなくなって「内水氾濫」が起きたことが原因だとみています。

国土交通省によりますと、もともと武雄市の周辺は、土地の傾斜が緩やかで水はけが悪いため、雨が降ると、住宅地にたまった雨水をポンプを使って六角川に排水しているということです。

ただ、六角川の水位が上がった際は、排水を続けると水位がさらに上がって堤防の決壊につながる危険があるため、ポンプを停止する「運転調整」を実施することがあります。

雨が強まった14日も、午前3時過ぎから7つのポンプを停止していました。このため国土交通省は、雨水の排水ができなくなるなどして、「内水氾濫」が発生し、浸水が広がったとみています。

佐賀県が北方町に設置した雨量計では、14日午前6時までの3時間に127ミリの雨が降っていました。14日午前には、市内を流れる六角川の2か所で相次いで氾濫が発生しましたが、朝日町や北方町からはいずれも離れていました。

また、現地の巡視員からの情報では、朝日町や北方町などで六角川の氾濫は起きていなかったとみられるということです。

停止していたポンプは、14日午前10時半にすべて稼働を再開し、排水作業が行われています。

1863とはずがたり:2021/08/15(日) 22:02:44
九州大雨、各地で起きた「内水氾濫」 なぜ繰り返されるのか?
https://mainichi.jp/articles/20210814/k00/00m/040/197000c
毎日新聞 2021/8/14 19:20(最終更新 8/14 19:20) 895文字

 佐賀県武雄市や福岡県久留米市などで発生した内水氾濫は、河川の本流の水位が支流の水位より高くなることで、本流の水が支流に逆流したり、支流や水路、側溝などの水(内水)が本流に流せなくなったりして、付近の住宅地などにあふれ出す現象だ。低地に1級河川が流れ、支流や水路も多い両市などは大雨が降る度に内水氾濫に悩まされてきたが、毎年のように起きる記録的な大雨に対策が追いつかないのが現状だ。

 2019年8月の豪雨で六角川が内水氾濫し、広範囲に浸水した武雄市と隣接する下流の大町町では、2年前とほぼ同じ地域で被害が発生した。国土交通省武雄河川事務所によると、佐賀平野を流れる六角川は勾配が緩く、有明海に注ぎ込む速度が遅い。さらに潮の満ち引きの影響を受けやすく、満潮時に大雨が降ると川の水位が上昇して本流への排水が滞り、内水氾濫につながりやすいという。有明海の14日の満潮は午前0時20分ごろで、大雨が潮位の高いタイミングと重なったとみられる。

 武雄市は2年前の豪雨後の19年12月、国などとともに遊水地の整備や排水設備の強化、六角川の川底を掘る河道掘削などの治水計画を策定。このうち河道掘削は計画区間の大部分が完了していた。それでも内水氾濫を防げず、同事務所の担当者は「今回は雨量が多い上に、降り続く時間が長かった。掘削の効果は今後検証したい」と話した。

 18年7月の西日本豪雨から4年連続で浸水被害に見舞われた久留米市も、筑後平野を貫く九州最大の1級河川・筑後川に多くの支流が注ぎ込むため、内水氾濫が発生しやすい地形だ。市は12日午前以降、筑後川本流の水位が支流より高くなった場所では、支流への逆流を防ぐため合流部の水門を順次閉鎖し、支流の水をポンプで排水。国や県から排水ポンプ車の派遣も受け、自然流下できる時には水門を開けるなどして対応しているが、少なくとも四つの支流があふれた。

 西日本豪雨を受けて筑後川の支流でも護岸のかさ上げなど対策工事が進む。国交省筑後川河川事務所は「排水ポンプの増強も進めているがまだ完成していない。降雨が激甚化し、対策が追いつかない」としている。【中里顕、高芝菜穂子】

1864とはずがたり:2021/08/15(日) 22:04:20
こんな流域面積狭くても緊急放流に追い込まれるのか。。

【速報】矢筈(やはず)ダム(武雄市) 緊急放流へ
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2021081406819
2021/08/14 (土) 06:01

六角川の上流にある矢筈(やはず)ダム(武雄市)は、このあと6時過ぎ頃、ダムの緊急放流を行い、下流に流れる水量が増えるおそれがある。

矢筈ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2558
目的/型式 FNWI/重力式コンクリート
流域面積/湛水面積 2.1km2 ( 全て直接流域 ) /13ha
総貯水容量/有効貯水容量 1390千m3/1310千m3

1865とはずがたり:2021/08/15(日) 22:13:15
http://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/jigyo/sabo/bousai/nagichizu.html
黒薙川砂防えん堤-砂防事業

1866とはずがたり:2021/08/15(日) 22:27:49
氾濫地点…ずたずただな。。

島根県
江津市松川町長良地区(18:10)
江津市川平町(15:50)
江津市桜江町田津地区
江津市桜江町大貫地区(16:10)
邑智郡川本町谷地区
邑智郡美郷町港地区
広島県
三次市粟屋町市場地区
三次市粟屋町米丸地区

中国地方「江の川」氾濫箇所相次ぐ 広島 三次や島根 江津など
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202431000.html
2021年8月14日 16時50分

国土交通省浜田河川国道事務所と松江地方気象台は午後3時50分、江の川下流の島根県江津市川平町でも氾濫したと発表しました。

江の川は、これまでに下流の江津市桜江町田津地区や川本町谷地区、それに美郷町の港地区でも、氾濫が発生しています。

また、上流でも広島県三次市の粟屋町市場地区と粟屋町米丸地区で氾濫が発生しています

中国地方「江の川」氾濫箇所相次ぐ 広島 三次や島根 江津など
2021年8月14日 19時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202431000.html

島根県江津市桜江町の大貫地区(16:10)
さらに国土交通省浜田河川国道事務所と松江地方気象台は午後4時10分、島根県江津市桜江町の大貫地区でも江の川が氾濫したと発表しました。

島根県江津市松川町長良地区で氾濫(18:10)
そして、午後6時10分、国土交通省浜田河川国道事務所と松江地方気象台は、江の川が島根県江津市松川町の長良地区で新たに氾濫が発生したと発表しました。

島根 江津 川平地区に「緊急安全確保」江の川の氾濫で
2021年8月14日 17時16分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210814/k10013202531000.html

島根県江津市は市内を流れる江の川で氾濫が発生しているとして、午後4時、川平地区の83世帯136人に出していた避難指示を「緊急安全確保」に切り替えました。

これは警戒レベルの中で最も高いレベル5の情報で、周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。

1867とはずがたり:2021/08/16(月) 00:17:28
この水殿ダムの余水吐。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/azusa00.html#midono-D

https://twitter.com/____No_Face____/status/1426760807090573314
雪山のカオナシ
@____No_Face____
豪快な滑り台

@水殿ダム

1868とはずがたり:2021/08/16(月) 17:37:23
こっちにも。
阿蘇山火口付近年間3000mmあるのか〜。もっと水力発電開発出来そうやな♪

湯だまり消失、2年以上 阿蘇中岳、火口底の穴埋まらず? 噴火予知に影響なさそう
2021/8/10 10:00 (JST)
c株式会社熊本日日新聞社
https://nordot.app/797631001228492800

 熊本県の阿蘇中岳第1火口の湯だまり(火口湖)の消失が2年以上続いている。火口地下の浅い場所で多発する地震が原因とみられ、専門家は「噴火期以外で、これだけ長期間の消失は珍しい」と話す。古来、湯だまりの色や水量が火山観測指標の一つとされてきたが、2000年以降、火山ガスや地殻変動を計測する機器が進化。データの蓄積も進んでおり、噴火予知に重大な影響はなさそうだ。
      
 湯だまりの大部分は地下から噴出する水蒸気。京都大火山研究センターの大倉敬宏教授は「火口底にたまった雨水などで水蒸気が冷やされ、湖水が維持されている」と説明する。これまでの噴火活動で湯だまりは、(1)静穏期の低温緑色(2)火山活動の活発化で水温が上昇(3)白濁化(4)黒濁化(5)消失(6)噴火(7)活動が静穏化し再生─というサイクルを繰り返してきた。

 しかし、気象庁が最後に湯だまりを観測したのは19年6月19日。噴火は20年6月まで頻発していたが、以降は確認されていない。湖水供給源の一つの降水も、19、20年ともに年間平年値の3009ミリ(阿蘇乙姫)と大きく変わっていない。

1869とはずがたり:2021/08/18(水) 17:26:13
治山・林業もこっちでやるか。

土砂崩れの9割は林業が原因 政府が誘発する皆伐を推奨
2021/07/07 07:00
|https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%9c%9f%e7%a0%82%e5%b4%a9%e3%82%8c%e3%81%ae9%e5%89%b2%e3%81%af%e6%9e%97%e6%a5%ad%e3%81%8c%e5%8e%9f%e5%9b%a0-%e6%94%bf%e5%ba%9c%e3%81%8c%e8%aa%98%e7%99%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e7%9a%86%e4%bc%90%e3%82%92%e6%8e%a8%e5%a5%a8/ar-AALR0en?ocid=wispr

 令和2年7月豪雨では、熊本県の球磨川の氾濫(はんらん)などで九州や中国地方を含め80人以上の死者を出した。この時、九死に一生を得た熊本県人吉市在住の70代女性が言う。

「駐車場に水が来ていると思ったら、一気に水位が上がり、あっという間に首の高さまで水が来た。救助隊の人と携帯電話がつながり『部屋の外と中の水位が一緒になったら窓が開くから、落ち着いて外に出て』と言われた。それで外に出られて、何とか助かりました」

 球磨川は「暴れ川」と呼ばれるほど氾濫を繰り返してきたが、昨年7月の豪雨は経験したことのないものだったという。

「水が黄色かった。私は1982年の水害も経験していますが、その時の水は透明でした。こんなに泥が混ざった雨は経験したことがありませんでした」(前出の女性)

 なぜ、泥の混ざった水が大量に発生したのか。球磨川流域の豪雨被害について調査している自伐型林業推進協会の中嶋健造代表理事は言う。

「土砂崩れが始まった場所のほとんどは森林が大規模に伐採された『皆伐(かいばつ)』の跡地。森が保水力を失って表土がむき出しになり、土砂災害を誘発したと考えられます」

 皆伐跡地から土砂災害が発生した痕跡は、グーグルマップの衛星写真でも確認できる。中嶋氏は衛星写真を精査し、球磨村内の土砂災害の発生源をすべて調べた。その結果は驚くべきものだった。

「日陰の影響で確認が難しい箇所を除くと、崩壊箇所は183。そのうちの9割以上が、皆伐地や林業をする時に使用する林道や作業道を起因とする崩壊でした」(中嶋氏)

 なぜ土砂崩れを誘発する皆伐が横行しているのか。背景には、政府が「林業の成長産業化」と称し木材自給率50%達成を目標に掲げていることがある。19年の自給率は37.8%。前年比で1.2ポイント上昇したが、目標である25年までの達成は困難な見通しだ。中嶋氏は言う。

「自給率目標を達成するため、政府は巨大な高性能林業機械に多額の補助金を出し、事実上、皆伐を奨励しています。高性能林業機械を使うには幅の広い林道や作業道が必要で、それが崩壊の原因の一つになっています」

 豪雨の発生は防げないものの、それに伴う土砂災害には「人災」も含まれる可能性があるのだ。

※週刊朝日  2021年7月16日号

1870とはずがたり:2021/08/20(金) 00:14:12
福岡、佐賀、長崎、広島4県の家屋被害約3600件 記録的大雨
8/15(日) 20:07配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2e36bc4e544c4e14bea2d113cf954ad63412763
毎日新聞

 大雨特別警報が出され、14日に記録的雨量を観測した福岡、佐賀、長崎、広島4県の家屋被害が15日夕の時点で約3600件に上ることが各県への取材で明らかになった。犠牲者や行方不明者は長崎県雲仙市の死者1人の他、行方不明が3人、負傷者は重傷1人を含め5人となっている。

 4県の家屋被害は計3601件で、内訳は、福岡3213件▽佐賀267件▽広島102件▽長崎19件。床上・床下浸水は3479件で、土砂崩れなどによる全半壊、一部損壊は計122件だった。

 福岡県では久留米市などを流れる1級河川・筑後川の水位上昇に伴い、支流や用水路の水が本流に流れず宅地などにあふれ出る「内水氾濫」が発生。久留米市で床上653件、床下2516件の浸水被害が出た。佐賀県も武雄市などを流れる1級河川・六角川が氾濫し、流域の大町町で床上、床下計188件の浸水被害が発生した。武雄市の件数は確認中で、被害規模は更に膨らむとみられる。

 犠牲者・行方不明者は、13日未明に起きた土砂崩れで長崎県雲仙市の森文代さん(59)が死亡し、同居の夫保啓(やすひろ)さん(67)と長女優子さん(32)の安否が不明。東広島市では田んぼの様子を見に行った80代男性が行方不明になっている。【中里顕、松村真友】

1871とはずがたり:2021/08/21(土) 15:46:29

気象庁のホムペが通常時にただでサービス垂れ流しててこれ広告いれられるやんとか云う発想を今の政府はしてるようだけど,命の危険が迫った危機時に揺らぎなく情報発信し続けられるのが本来の使命ってのをまるで理解してへん。。

https://twitter.com/KoheiMorinaga/status/1428869896180441089
森永康平 / 経済アナリスト
@KoheiMorinaga
最も確認しなければいけない時に確認できない。。。

その理由が経費削減っておかしいと思わんのかね?

なんで、気象庁のHPを職員に製作させて、運用費用を稼ぐために民間の広告を載せるのさ?

必要な予算すら削って、仕事してるアピールしてる連中がいると思うと頭痛がマスクをした顔

https://www.news24.jp/articles/2021/08/20/07926761.html
気象庁HP不具合“厳しい財政状況”背景に|日テレNEWS24
HPが閲覧しにくくなった問題で気象庁が謝罪し、要因を「これまでを大きく上回るアクセスが集中したため」と説明。気象庁は経費削減のため、HPを職員自らが制作し、運営費用の一部を民間の広告を掲載してまかなうなど、厳しい財政状況が続いています。
news24.jp
午前9:01 ・ 2021年8月21日・Twitter Web App

1872とはずがたり:2021/08/23(月) 12:46:23
8/15
牧尾ダムからの放流量が1000tを超え1,400t迄の放流量になる見込みとのこと。
約2時間で中津川に到達とのこと。
https://twitter.com/FreeFormRider/status/1426652475050790913

8/15
https://twitter.com/E127like/status/1426691195023986691
Kazu@エミュー
@E127like
国道153号 辰野〜塩尻間(善知鳥峠)
小野川は越水寸前、支流の沢は氾濫し土砂が道路に流れて冠水しています。

1873とはずがたり:2021/08/26(木) 12:19:40
上流の大蘇ダムは漏水でとんでもないことになっているけどこちらは大丈夫だろうねえ。。とまれ先ずは完成をお祝いしたい。

洪水専用穴あきダムとして完成するが貯水できるように改造できないかな?

玉来ダムの堤体完成 竹田市で式典、22年秋から試験湛水
8/25(水) 10:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c1ac01a9c275af3fa7676623a77b3537ac741d1
大分合同新聞

 大分県竹田市川床に建設中の玉来ダムで24日、水をせき止める堤体が完成し、現地で式典が開かれた。1991年度の事業採択から30年。ダムは2023年の完成を目指し、22年秋から試験湛水(たんすい)が始まる予定。
 県や市、工事関係者ら約50人が出席した。県河川課の成瀬哲哉課長が「堤体の完成で一定の治水効果が発揮されるようになった。今後も工事を円滑に進めたい」とあいさつ。県玉来ダム建設事務所の梶原修治所長の合図により、大型クレーンでつり上げた容器から最後のコンクリートを投入。万歳を三唱した。
 ダムの整備を求めてきた竹田水害緊急治水ダム建設促進委員会の丹統司会長(75)=市内玉来=は式典の様子を対岸から見守り、「設備の全体像が見えてきた。大変うれしい」と涙を浮かべた。
 玉来ダムは1990年の豊肥水害を受け、稲葉ダム(2010年完成)と共に事業採択された。普段は本体下部の開口部から水が流れ、洪水時には堤内に貯水する。堤体は高さ52メートル、頂上部の長さが145メートル。約18万8千立方メートルのコンクリートを流し込んだ。総事業費は約310億円。

1874とはずがたり:2021/09/06(月) 18:28:03

富士北麓の「幻の湖」、実は雨水だった 定説を覆す分析結果
https://mainichi.jp/articles/20210906/k00/00m/040/172000c
毎日新聞 2021/9/6 18:14(最終更新 9/6 18:15) 600文字

 山梨県富士山科学研究所(富士吉田市)などは6日、富士五湖に次ぐ「第6の湖」として大雨の後、まれに富士河口湖町に出現する「赤池」について「主に直近の降雨で形成されていた」とする分析結果を公表した。これまでは、地下で精進湖(同町)とつながり、水位上昇に伴って現れるとされてきたが、従来の定説に科学的根拠を突きつけた形だ。

 赤池は、大雨が降ると精進湖から東側に約1キロ離れた国道139号の瀬々波橋付近に出現する湖沼。普段はくぼ地だが、地下でつながっているとされる精進湖の水位が上昇すると現れる「幻の湖」と伝わる。過去40年間に出現が報告されたのは計9回で、直近では8月に確認されていた。

 同研究所は山梨大や立正大と連携し、2020年7月に9年ぶりに発生した「赤池」の水を採取し、水質や分子構成に伴うわずかな重量の違い(安定同位体比)を分析した。

 その結果、安定同位体比は、同じ時期に採取された精進湖の湖水と明らかに異なり、直近の降雨に由来すると判明。また、水中のカルシウムイオンや重炭酸イオンの濃度が湖水に比べて低いことから、地下に浸透した雨水が地表近くを流れ、数日程度でくぼ地に流入したことも分かった。

 同研究所の山本真也研究員(41)によると、赤池の水質やデータを詳細に分析したのは初めてで、定説を覆す重要な成果という。今後、赤池のでき方について「より研究を深めていきたい」と話している。【梅田啓祐】

1875とはずがたり:2021/09/06(月) 20:16:04

富士北麓の「幻の湖」、実は雨水だった 定説を覆す分析結果
https://mainichi.jp/articles/20210906/k00/00m/040/172000c
毎日新聞 2021/9/6 18:14(最終更新 9/6 18:15) 600文字

 山梨県富士山科学研究所(富士吉田市)などは6日、富士五湖に次ぐ「第6の湖」として大雨の後、まれに富士河口湖町に出現する「赤池」について「主に直近の降雨で形成されていた」とする分析結果を公表した。これまでは、地下で精進湖(同町)とつながり、水位上昇に伴って現れるとされてきたが、従来の定説に科学的根拠を突きつけた形だ。

 赤池は、大雨が降ると精進湖から東側に約1キロ離れた国道139号の瀬々波橋付近に出現する湖沼。普段はくぼ地だが、地下でつながっているとされる精進湖の水位が上昇すると現れる「幻の湖」と伝わる。過去40年間に出現が報告されたのは計9回で、直近では8月に確認されていた。

 同研究所は山梨大や立正大と連携し、2020年7月に9年ぶりに発生した「赤池」の水を採取し、水質や分子構成に伴うわずかな重量の違い(安定同位体比)を分析した。

 その結果、安定同位体比は、同じ時期に採取された精進湖の湖水と明らかに異なり、直近の降雨に由来すると判明。また、水中のカルシウムイオンや重炭酸イオンの濃度が湖水に比べて低いことから、地下に浸透した雨水が地表近くを流れ、数日程度でくぼ地に流入したことも分かった。

 同研究所の山本真也研究員(41)によると、赤池の水質やデータを詳細に分析したのは初めてで、定説を覆す重要な成果という。今後、赤池のでき方について「より研究を深めていきたい」と話している。【梅田啓祐】

1876とはずがたり:2021/09/07(火) 14:50:12
横川川に引き続いて茅野でも。長野4区危うし。

茅野市で下馬沢川の水があふれ道路に大量の土砂
09月06日 11時26分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210906/1010019778.html

県内は5日、大気の状態が不安定になって諏訪地域や上伊那地域を中心に大雨になり、茅野市では川に土砂が流れ込んで川の水があふれ大量の土砂が道路などに流れ出ました。
県や市が、被害状況の確認や土砂の撤去作業を行っています。

県内は、5日、大気の状態が不安定になり諏訪市、伊那市、茅野市、箕輪町に土砂災害警戒情報が出されました。
このうち、茅野市宮川に市が設置した雨量計では6日午前0時までの24時間に135.5ミリの雨を観測しました。
この影響で、近くを流れる下馬沢川に土砂が流れ込んで川の水があふれ、大量の土砂が道路などに流れ出ました。
市によりますと、5日の大雨でどの程度の被害が出ているのかまだまとめきれていないということで、県と市は被害状況の確認を進めるとともに土砂の撤去作業を行っています。

水があふれた下馬沢川の近くの県道と市道では、県などが川の流れをせき止めた土砂や道路にあふれた泥水などを取り除く作業を進めています。
正午前には、市道の橋の橋桁などにたまった土砂などを作業員が重機を使って撤去していました。
さらに上流の川のそばでは、トラックや車が畑に流されるなどしていました。

茅野市宮川のひばりヶ丘では高台に建つ住宅の裏ののり面が崩れて、下の住宅2棟の敷地に流れ込んでいました。
市内は今後も雨が降ることが予想されるため、現場では市に依頼された作業員が崩れた場所にシートをかけるための作業を急ピッチで進めていました。

1877とはずがたり:2021/09/12(日) 20:39:39
南摩ダム本体、年内着工へ 鹿沼の思川開発事業 展望広場を一般開放へ【動画】
2020/10/29
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/377834

 調査開始から半世紀が経過した鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)で、国土交通省と水資源機構が年内にもダム本体工事に着手することが28日、分かった。2度の政権交代に伴う凍結期間などを経て、16年8月に同省が事業継続を決定してから4年あまり。2024年度完成に向けた工事が、より本格化する。本体着工を前に、同機構はダムの建設現場を一望できる展望広場を整備し28日、報道陣に公開した。11月1日からは一般開放する。

 ダムの本体工事は、工事受注者を11月までに決定し、12月中に契約を結び着工とする考え。実質的な工事も本年度中に始まる見通しという。

 事業は思川支流の南摩川に南摩ダムを建設し、付近の黒川、大芦川とダムを地下トンネルで結び水を融通させる計画。思川や利根川の洪水被害の軽減、流域自治体への水道用水の供給などが目的で、1969年度に実施計画調査が始まった。

 ダム本体は高さ86.5メートル。現地で掘削した岩石を積み重ねる「ロックフィルダム」形式で、貯水池側の壁面をコンクリートで覆う。総貯水容量は5100万立方メートルで、五十里ダムの5500万立方メートルに迫る。

 事業継続の決定後、19年度にダム本体の準備工事が始まり、現在はダム両端に位置する山の斜面を掘削している。水没予定地にある県道上久我-栃木線の付け替え道路は、延長約6.4キロのうち83%に当たる約5.3キロが完成し、21年度上半期中の全面開通を目指している。新型コロナウイルス感染拡大に伴う進捗(しんちょく)への影響はないという。

 水資源機構は、付け替え道路沿いのダム管理所の建設予定地にダムサイト展望広場を整備した。11月1日からの開放時間は午前9時〜午後4時半。初日のみ現地で南摩ダムのダムカードを配布する。

 水資源機構思川開発建設所の小宮礼行(こみやひろゆき)総務課長は「移転者や土地提供者をはじめ多くの皆さまのご理解、ご協力の下で事業を進めている。多くの方に訪れてもらい事業目的を知ってほしい」と話した。

1878とはずがたり:2021/09/26(日) 00:01:37
凄い!

「おかしい」70歳技士の直感 川に入り、古地図も調べた“土木魂”
2021/9/16 6:00
水山 真人、あなたの特命取材班
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/801301/?fbclid=IwAR1poFxPW4iCEsUP7oSxJl7kRnZJVtHBxj3NOG3yiiroOs8ah04jPFQlJIA

 福岡市南区的場の那珂川で福岡県が新設した護岸壁で、完成から2年余りで見つかった工事の不備。近所の元土木業の男性(70)が発見し、自ら調査を始めたのがきっかけだった。2020年5月以降、県に3回メールして対応を求めたが、目立った動きがなく、西日本新聞「あなたの特命取材班」に今年5月、投稿した。

 男性は工事の現場監督を担う1級土木施工管理技士。公共工事に40年以上携わり、15年に引退。19年10月、散歩中に完成したばかりの護岸後背の地面のひび割れ、護岸壁の亀裂を発見。「何かおかしい」と直感したという。

 地面のひび割れは雨が降った後、約50メートルに及んでいた。護岸の排水パイプの状態を見るため、自ら川の中にも入った。護岸の傾きの影響からか、パイプが十分に機能せず、行き場を失った水がブロックの隙間から染み出している区間が約100メートルに及んだ。

 その後、情報公開請求で県が開示した工事中の写真から、護岸の後背地の造成で、軟弱な土砂層を目にした。1926年の現場付近の地図も手に入れ、工事区間が、土質の悪い埋め立て部分だと考えた。

 男性は「このような工事後の現象は見たことがなく、原因を知りたくて『土木魂』に火が付いた。税金を使うなら、きちんとした仕事をするべきだ」と話している。(水山真人)

なぜ?完成2年余の護岸に亀裂や傾き 専門家「崩壊する恐れ」
2021/9/16 6:00 (2021/9/16 16:13 更新)
水山 真人、あなたの特命取材班
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/801317/

 福岡市南区的場の那珂川に福岡県が整備した護岸壁に、完成からわずか2年余りで多数の亀裂や傾きが数十メートルにわたって発生していることが分かった。西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられた情報を基に取材を進めると、軟弱地盤が影響した可能性が浮かび上がった。同県は工事に問題はなかったとの立場の一方、「補修か再工事が必要」と認める。専門家は「護岸が崩壊する恐れもある。早急な調査を行うべきだ」と指摘する。

 問題の工事は「那珂川護岸工事2工区」。河岸160メートルに、コンクリートブロックを張り詰めた護岸を設けるもので総工費約8千万円。同県春日市の建設会社が請け負い、2018年9月に着工し、19年3月に完成した。

 取材班は今年5月から取材を開始。福岡県那珂県土整備事務所は当初、「監視を続けているが、護岸の大きな変化は確認されておらず問題はない」と説明していたが、その後、「深い亀裂が見つかり、幅広く対応を考えたい」と補修などを行う方針に転換した。

 県は亀裂や傾きの原因について「結果的に護岸の背後地の土質が悪かった」との見解を示し、軟弱地盤を前提とした対処が必要だった可能性を認めた。

 投稿を寄せたのは、1級土木施工管理技士で春日市の男性(70)。取材班と共同で県に情報公開請求を行ったところ、県の監督員による工事後の「成績採点」が開示されたが、全項目で最高評価だった。

 県によると、土質調査は今回の工事の必須条件にはなっていない。このため、県は亀裂などは「不可抗力だった」として、一連の工事過程に関しては問題ないと結論づけた。

 8月には、九州大の安福規之教授(地盤工学)が取材班と現地を視察した。安福教授は「護岸ブロックの傾きに加え、基礎沈下の両方が起きている可能性がある」と指摘。「工事による地盤の締め固め不足に加え、さらに緩い地盤へ水が浸透して地盤内の水位が上がり、内側から護岸を圧迫したなど複合的な原因が考えられる」と述べた。

 今回の工区は、もともと曲線だった部分をまっすぐに埋め立てた地形。九大の小松利光名誉教授(河川工学)は「一般的に埋め立てた場所は、地盤が緩いことが多い。今後調査する必要があるが、工事途中でも気付くことができたのではないか」と、県に施工管理の徹底を要望している。 (水山真人)

1879とはずがたり:2021/10/01(金) 22:54:38
水道管交換の民営化「採算取れない」と業者辞退、大阪市「一から見直し」
2021/10/01 11:39
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211001-OYT1T50097/

 政令市で水道管の老朽化が最も進んでいる大阪市で、来年4月を目標に水道管交換事業を民間移譲する計画が頓挫したことがわかった。市の公募に応じた事業者2グループが9月、いずれも採算が取れないとして辞退した。全国の市町村に先駆けて水道事業を民間移譲するコンセッション方式を導入する試みだっただけに、他の自治体の動きにも影響を与えそうだ。(梅本寛之)

大阪市役所
 全国の自治体では人口減少に伴って水道の料金収入が減り、水道管の更新が遅れている。こうした状況を打開するため、2019年にコンセッション方式の導入を柱とする改正水道法が施行。民間のノウハウを活用した水道の維持や補修の効率化が期待されていた。


 上下水道の歴史が古い大阪市では、市内の水道管(全長約5100キロ)のうち、40年の耐用年数を超えた割合(老朽管率)は51%(21年3月時点)と政令市でワースト。交換作業が追いつかず、老朽水道管の破裂などの事故が毎年、100件以上発生しており、市は昨春、民間に運営権を移して水道管の更新を迅速化する方針にかじを切った。

 従来の事業ごとに発注する手法では25〜30年かかるが、市はコンセッション方式の導入で、22年度からの16年間で計1800キロ以上の水道管の交換を計画。事業計画策定から施工まで一括して移譲し、入札の手間を省いて更新作業を倍速化することで、37年度までに老朽管率を34%に下げることを目標にしていた。

 昨年12月締め切りの事業者公募には、水道事業者でつくる2グループが応募。市と意見交換を重ねてきたが、今年9月上旬に2グループとも辞退する意向を示した。

 関係者によると、市は「スケールメリット(規模効果)が生かせる」として、16年間の事業費総額を上限で3750億円と想定。しかし、2グループとも全体の企画調整にかかる費用なども含めて見積もりをした結果、最終的に採算が取れないと判断したという。

 市は2グループの事業者から聞き取りを行い、市の計画について検証する。

 市は年内に事業者を決め、来年2月の議会で承認を得る予定だった。市幹部は「この時期から新たに公募するのは不可能で、来年4月の民間移譲は難しい。水道管更新のあり方を一から見直すしかない」と話した。

 厚生労働省によると、全国の水道管の総延長は18年度で約72万キロ。老朽管率は17・6%で、今後20年間のうちに全体の約4分の1を更新する必要があるが、現状のペースはその半分程度にとどまる。このため国は今年9月以降、希望する自治体に経営コンサルタントなどを派遣し、民間のノウハウを活用した水道の維持や補修の効率化に取り組んでいる。

 ◆ コンセッション方式 =施設や土地の所有権は国や自治体に残したまま、民間事業者に一定期間、運営権を移す手法。行政は低コストでサービス向上が図れ、民間企業側は新たな商機につながる。PFI(民間資金を活用した社会資本整備)の一つで、空港や高速道路など料金徴収のある公共施設で活用されている。

1880とはずがたり:2021/10/03(日) 17:08:45

https://www.google.co.jp/maps/@34.2534702,135.1992589,3a,20y,20.19h,92.44t/data=!3m6!1e1!3m4!1sy-NCUrC7EMGpttP_rSnE1Q!2e0!7i16384!8i8192?hl=ja
この水道橋。紀ノ川大堰(一応多目的ダムとして建設された)の直ぐ上流。利水マニアの私だけどどっち向けた水なのか等知らないのが看板には和歌山市水道局とあるので(工業用ではなく)水道用水。

調べてみると和歌山市企業局が水道事業をしててこんな感じ。紀ノ川北岸で断水か?
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/032/465/05vision_d3.pdf

https://twitter.com/kyabetu58788043/status/1444559744874647553
づっきー
@kyabetu58788043
六十谷橋付近の下水菅が…

1881とはずがたり:2021/10/03(日) 18:36:55

和歌山市 紀の川にかかる水道橋の一部が川に崩壊
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211003/2000052075.html
10月03日 17時42分

3日午後、和歌山市の北部を流れる紀の川にかかる水道橋の一部が川に崩れ落ちました。
和歌山市によりますと、水道橋には、紀の川の南から北側に上水を送る水道管が通っているということです。
水道管から水が漏れている様子が確認でき、和歌山市が詳しい状況や原因を調べています。

水道橋が破損し、紀の川に落下 和歌山市北部で断水のおそれも
2021年10月3日 18時00分
https://www.asahi.com/articles/ASPB35V3LPB3PXLB00K.html?ref=tw_asahi

 和歌山市によると、3日午後4時前、市内を流れる紀の川にかかる「六十谷(むそた)水管橋」の水道管が破損した。川の南部にある加納浄水場(和歌山市松島)で異常を検知し、確認したという。水管橋は、この浄水場と川の北部を結ぶもので、市内北部で断水のおそれがあるという。

1882とはずがたり:2021/10/04(月) 21:48:29
すげえ,崩壊の瞬間が撮れてる

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211004/k10013290941000.html
和歌山 6万戸断水 崩落した送水用の橋 復旧工事の方針決定へ
2021年10月4日 18時55分

和歌山市で3日、水道水の送水用の橋が崩落し市内の4割近くにあたるおよそ6万戸が断水していて、今も復旧の見通しは立っていません。市は応急の復旧工事の方針を4日夜中にも決めることにしています。

3日午後4時ごろ、和歌山市の「紀の川」にかかる「水管橋」と呼ばれる送水用の橋の一部が崩落しました。

橋は長さ500メートル余りで直径90センチほどの水道管が2本通っていて、「紀の川」の南側にある浄水場から北側に水道水を送る唯一の供給路のため、和歌山市の北部で、市内の4割近くにあたるおよそ6万戸が断水しています。

断水した地域では、4日朝から人工透析の患者を受け入れている病院や、小学校で給水車による給水が行われています。

市によりますと橋は昭和50年に設置され、平成27年から翌年にかけて落下を防止する耐震補強の工事が行われたほか、先月までの月1度の目視点検で異常は見られず、今のところ原因はわかっていないということです。

市は応急的な復旧の方法として、落下した橋を架け直して水を送るか、水道管を隣の橋にう回して送水する方法の2つを検討しているということで、4日夜中にも復旧工事の方針を決めることにしています。

“水管橋が崩落する瞬間” カメラが捉えた
紀の川に設置された国土交通省の管理用のカメラが、水管橋が崩落する瞬間を捉えていました。

画面奥側、左から右にかかっているのが水管橋です。

崩落の瞬間、中央部の水道管の一部が真下の川に落ちていくのが分かります。

続けて、上部のアーチ部分も折り畳まれるように落下しました。

わずか数秒の出来事だと見られます。

映像には、崩落の前、数分間の映像もありますが水管橋には特に異変は見られません。

カメラの機能上、崩落の正確な時間は分かりませんが、国土交通省によりますと、3日の午後3時台の後半と見られるということです。

1883とはずがたり:2021/10/06(水) 09:55:26

「老朽化とは考えられない」 水管橋落下、和歌山市長が会見
https://www.asahi.com/articles/ASPB43SDHPB4PTIL00K.html
2021年10月4日 11時34分

 和歌山市内の紀の川にかかる「六十谷(むそた)水管橋」(上水道)が破損して一部が落下した事故で、和歌山市の尾花正啓市長は4日に会見を開き、「(耐震化)工事をしたばかり。老朽化そのものが落橋につながったとは考えられない」と述べた。

 市によると、耐震化工事を2015年度に実施したという。尾花市長は「大きい地震が来ても落ちないようにしっかりやっていた」と述べた。考えられる原因について問われ、2本並んでいる管のうち北側は完全に切れて落ち、南側はぶら下がった状態だと説明し、「何らかの原因があったのでは」と語った。「落橋防止装置が働いた」とも述べた。

 この落下事故の影響で、紀の川北部の地域では4日も断水など混乱が続いている。市によると、この地域の約6万世帯(約13万8千人)で断水しており、復旧のめどは立っていない。

 尾花市長は「市民の皆さんには大変なご迷惑をおかけしている。心からおわびしたい。一日も早い復旧を目指している」としている。

1884とはずがたり:2021/10/08(金) 18:15:21
和歌山市北部の断水について 仁坂知事「リスクに備えた二重化」が重要
10/5(火) 16:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e9fed5e2ae6c6e1028a4d6272a33399b3e7244b

和歌山市の紀の川にかかる水管橋の一部が崩落し、市の北部地域で断水が続いている問題で、仁坂知事は、水道だけでなく、ライフラインの「リスクに備えた二重化」が重要との認識を示しました。これは、今日の定例会見で仁坂知事が述べたものです。

「崩壊した時にこの水道ネットワークは何だったんだということもある。今回の事件で思い知ったのは、1つのあの橋が落ちたことによって、13万人余りの方が一気に水を失ったということになる。複数のルートがなかったのかというようなこともある。それは水道に限らず広い意味でのライフライン、リダンダンシー(リスクに備えた二重化)がきちんとしているか調べておかないと。施設が落ちるとか落ちないというだけの問題ではない」

仁坂知事はこのように述べた上で、県としても全庁で調査する体制を整えるよう、指示したと述べました。

ところで和歌山市は、応急復旧のため隣接する県道の六十谷橋に仮の水道管を設けることにしています。このため仁坂知事は、明日の朝から通行止めの規制が始まるとの見通しを示しました。

和歌山市が、応急復旧工事を始めるタイミングに合わせて、市と協議して通行止めの開始時間を決定するということですが、県道に仮の水道管を設置して送水が始まった場合、橋に相当な荷重がかかるとして、県は、本格復旧するまでの間は通行止めを続ける予定だとしています。

テレビ和歌山

1885とはずがたり:2021/10/08(金) 18:19:17

崩落水道橋、「つり材に異常な腐食」…復旧は年明け以降か
10/6(水) 17:52配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/791a5bab09087badf1d5d972b9ac0b32fa02c4d1
読売新聞オンライン

 和歌山市の紀の川にかかる水道橋「六十谷(むそた)水管橋」の一部が崩落し、市北部の約6万世帯が断水している問題で、水道橋東側を走る県道「六十谷橋」に仮の水道管を設置する工事が6日、始まった。現場を訪れた尾花正啓市長は、水道橋のアーチと水道管をつなぐ「つり材」に「経年劣化ではない異常な腐食」が見つかったと明らかにした。崩落原因の可能性があるとみて今後、専門家を交えて調査する。

【動画】和歌山市の「水管橋」一部崩落の瞬間…提供動画

 6日午前10時過ぎから、現場に仮の水道管(直径70センチ、長さ6メートル)約100本をトラックで搬入する作業を始めた。工事は8日夜に完了する予定で、市は9日朝の断水解消を目指す。水道管は路面上に設置されるため、水道橋の全面復旧まで六十谷橋は通行止めとなる。市は水道橋の復旧について年明け以降にずれ込む可能性があるとしている。

1886とはずがたり:2021/10/11(月) 22:31:44
トンネル工事で減水 水源確保、水田に送水
諫早市多良見町井樋ノ尾地区
https://nordot.app/514795843809494113
2019/6/22 00:03 (JST)

 九州新幹線長崎ルートの久山トンネル工事の影響で、長崎県諫早市多良見町井樋ノ尾地区の川の水量が減少した問題で、諫早市の宮本明雄市長は21日、代替水源用に掘削した井戸2本で一定の水量があり、水田に送水されていることを報告した。宮本市長は「地元の意向に沿い、恒久的な対策に向けた問題解決に取り組む」と述べた。
 定例市議会一般質問で木下政儀議員(市民ネット諫早)に答えた。
 同市によると、同地区住民が昨年2月、減水調査を同市に要望。工事発注元の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は南に1.4キロの同トンネル工事の影響と認めた。井戸2本を昨年、掘削したが水量が足らず、今年2、5月に別の井戸2本を掘ったところ、毎分300リットルの水量が確認され、井戸から貯水槽と仮設ポンプを経て水田に送水しているという。
 同地区では渇水前、農家6世帯(水田面積約1.5ヘクタール)が稲作をしていたが、昨年は一部が断念。今年は2世帯が見送り、4世帯が作付けする予定。田植えを始めた男性(65)は「米作りに大量の水が必要な夏場を乗り越えるには不安があり、7〜8割程度しか田植えができない。以前の通り、十分な水量が確保されることを求めていく」と話した。

1887とはずがたり:2021/11/05(金) 17:03:37
[泉北]大蓮池に汚水 市が点検不備を認める 下水管の腐食想定せず
2021.11.04
https://www.community2525.net/1111-senboku-4/
記者・山本裕

 昨年9月、大蓮池に架かる白鳥橋の下の下水管から汚水が漏れていた問題で、市上下水道局は「点検の方法を工夫していれば、もっと早く漏水を見つけられたかもしれない。反省している」と対応の甘さを認めた。市は、昨年1月から市民から「管から漏水している」との通報を受けていたにもかかわらず、市の点検では発見できず、9月になって
ようやく漏水を確認した。

 上下水道局によると、昨年1月に通報を受け、南区内の下水道管の管理を担当する南部下水道サービスセンターが現地を確認したが、漏水を確認できなかったという。ところが、同じように市民から通報を受けた泉ヶ丘公園管理事務所では、水滴のようなものが漏れ出しているのを確認し、同センターにも通報していた。

 同センターは、その後も月1回、現地を確認していたが漏水を確認できず、ドローンやカメラによる検査を検討していたが、新型コロナの影響で準備が遅れていたという。

 その結果、9月に水滴が絶え間なく滴り落ちるようになるまで、漏水を確認することができなかった。

 市が下水管を調べたところ、下水管の底の部分がところどころ錆びており、漏れていた部分には藻のようなものが生えていた。藻のようなものは管の他の場所でも確認された。これにつ幸浩参事は「藻の生えている部分で、以前から漏水していた可能性は否定できない。通常、下水管の底が腐食することはあまりなく、点検で詳しく調べていなか
った」としている。

来年に新しく敷設
 市は来年、新たな下水管を敷設し、橋の下の下水管を撤去する予定。

1888とはずがたり:2021/11/07(日) 19:47:33
便覧間違えてて,昭和池は支流の 
>昭和池の直接集水面積176ha(1.76km2)のみではかんがい期前に満水しないため、非かんがい期に図2に示す馬瀬地内の五所ヶ谷(流域320ha[3.2km2])及びトヤ谷(流域180ha[1.8km2])の水を引水することとし、導水路約2.6ka(2.6km?)を新設し、最大毎秒1.1m3(1.1m3/s)の水量を引水する。

御所谷取水口
http://maps.gsi.go.jp/#18/34.957120/135.034780/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

昭和池 [兵庫県](しょうわいけ)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1471
河川 加古川水系三草川
目的/型式 A/アース
堤高/堤頂長 29m/205.4m/248千m3
流域面積/湛水面積 6.7km2 ( 全て直接流域→直接流域1.76km2・間接流域5.0km2[五所ヶ谷(御所谷)3.2km2・トヤ谷1.8km2]) /5ha
総貯水容量/有効貯水容量 1502千m3/1500千m3
ダム事業者 兵庫県
着手/竣工 /1932

https://www.hyogo-tameike.com/introduction/2402/
ため池の紹介
昭和池

2021年04月22日

(一) 所在地 加東市社町山口(旧福田村三草山)

(二) 型式と規模
   型式 中心刃金式土堰堤
   堤高 205.0m
   堤長 29.0m
   満水面積 14.7ha
   貯水量 1,500,000m3
   (注、ため池の諸元は県ため池台帳による)

(三) かんがい地域とその面積
 加東市社町の内279ha、滝野町の内172ha計451haの水田(注、現況)

(四) 築造の経緯
 昭和池は昭和3年9月、県営事業として着工され、同9年3月に完成した土堰堤である。

 関係地域は加東郡の北部、加古川の東岸滝野町(旧滝野町、加茂村)、社町(旧社町、福田村、上福田村)の一千余ヘクタールの美田で、良質な酒造米の産地である。かんがい用水は河川水利に恵まれないため大小百余個ため池に依存しているが、これらのため池は貯水量が小さく地区水田用水量の4分の1を満たすのみで、不足量は降雨または、降雨による河川流水に頼っていた。かんがい期の降雨が不順の年は干ばつの被害をうけていた。

 このような現状から古来再三用水源の計画をたて加古川上流(西脇市)に取水堰を設けて加古川の水を導水する案、また、三草川上流五所ヶ谷にため池を築造する案を計画したがいずれも実現しなかった。たまたま大正13年に播州地方は希有の大干ばつに見舞われ、とくに加東郡一帯は被害激甚を極め収穫皆無の地域もあった。幸に農林省で農業水利制度(大正12年、用排水改良事業補助要項)が創設されたのを機に、昭和3年より県営事業として用水補給を目的とするため池の築造に着手した。

(2) 引水路
 昭和池の直接集水面積176haのみではかんがい期前に満水しないため、非かんがい期に図2に示す馬瀬地内の五所ヶ谷(流域320ha)及びトヤ谷(流域180ha)の水を引水することとし、導水路約2.6kaを新設し、最大毎秒1.1m3の水量を引水する。

(3) 幹線水路
ため池の支配面積は1000haとし、その延長約8.1km、内隧道17ヵ所、サイホン工5ヵ所、最大流量を毎秒1.1m3としている。
 以上ため池、引水路及び幹線水路工事はこれを県営とし、末端配水支線その他工事は組合事業として施工する。

1889とはずがたり:2021/12/19(日) 10:36:44
うぉっ〜,最近醒めて来て忙しくもあって利水趣味ご無沙汰してるけど纏めてえー!!

道志ダム・牧野取水堰(せき)
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/vh6/cnt/f8018/p11505.html
道志第1・第2・第3・第4発電所
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/e4b/ps/dos/1805.html

1890とはずがたり:2022/01/02(日) 20:29:42
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/river/event/yoshikouza/no11/text11-5-3-4.pdf
(4)発電用水
① 吉野川水系における水力発電所の建設

1891とはずがたり:2022/01/12(水) 09:50:15

水力.comさんhttp://www.suiryoku.com/gallery/mie/mie.htmlに載ってない発電所めっけ♪

千草発電所
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/31/3/31_214/_pdf
https://www.chuden.co.jp/energy/renew/water/wat_chuden/wat_list/
http://www.jepoc.or.jp/hydro/index.php?_w=usData&amp;_x=detail2&amp;pp=1&amp;OwnerNo=004&amp;AreaNo=04&amp;RiverSys=4110&amp;fd=1

中部電力(株) 千草発電所
朝明川水系朝明川
水路式流込式
最大認可出力:530kW 常時出力:192kW
運開:1907.4[四日市電灯(株)・350kW]・1914.8北勢電気(株)が継承・1951.5電力再編により中部電力が継承・1977.5増強工事完成500kWに
最大使用水量:0.54m3/s
有効落差:121m
導水路亘長 994.65m
水圧鉄管長 527.297m
水車: ベルトン型
発電機:横軸回転界磁形三相交流同期発電機(GE製)
送電:6.6kV配電系統
取水堰堤:発電所2km上流
取水位 (m) 301.53
放水位 (m) 174.6
流域面積 (km2) 10
現行施設運転開始年月 (西暦年.月) 2004.12 →2004年530kW増強?
発電所所在地(市町村) 菰野町

1892とはずがたり:2022/01/12(水) 09:51:39

これも纏めないまま3四半期経っちゃってる。。

徳山ダム・揖斐川上流
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1380753055600107522

1893とはずがたり:2022/01/29(土) 23:42:26
https://www.onken.odawara.kanagawa.jp/hotspring/20200601-01.html
芦ノ湖の水収支に関する研究(板寺・吉田、2020)

1894とはずがたり:2022/01/30(日) 02:24:29

おお,伊南川開発http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/inami00.htmlが判るぞ!内川発電所がダム式・貯水池式で辰巳山発電所が水路式・流込式か?

福島県史14巻か〜。

復興期における只見川電源帰属問題と - 東北開発(中)
https://tohoku-gakuin.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&amp;item_id=149&amp;item_no=1&amp;attribute_id=22&amp;file_no=1
仁昌寺正一 著 ? 山. ⑪. ⑫. ⑬. ⑭. ⑮. 辰巳山 ... “本流案"で計画されていた伊南川上流部でのダム・発電所の建設,及び本. 流沿いの 9カ所の発電所の建設も計画されていた。

1895とはずがたり:2022/01/30(日) 10:11:43
>>1894

職場に置いてあって手許で確認出来ないけど東北開発120年史?と同じ様に(書き手側の)東北vs中央の構図,弱者で搾取される側としての東北とその抵抗の姿をここでも見られる。

アツい!

1896とはずがたり:2022/01/31(月) 22:38:46
2005年のことかな?ちょっとした豪雨ぐらいで大放水するとは情けないのぉ。。貯水量足りてへんのか?

http://www.tonjiro.com/2005news/0704/ootori0703.html
6/27日
午後から降り出した雨、一晩で371mmを観測したとのこと。奥只見ダムの大放水はすさまじい迫力です。ワカサギやへらも空中遊泳していました。

1897とはずがたり:2022/02/03(木) 11:20:33

>「解説・河川管理施設等構造令」の堤防の余裕高0.8m
こんなのがあるのか。0.8mの余裕ってめっちゃ少なく思える。。

壁高は,流量,放流方法,堆砂位の組合せによる複数のケースの中で各部位で発生する最高水位
に「解説・河川管理施設等構造令」の堤防の余裕高0.8mを加味し,決定した。(第16 図)

『滝波川第一発電所 小原ダム水理実験』
髙澤 英樹
http://www.rikuden.co.jp/kenkyu/attach/nenpou045-19.pdf

1898とはずがたり:2022/02/15(火) 01:24:09

なんで太田川を差し措いてお前が一級河川なんだよと思ったけどやはり小さい方らしい。
水害が多かったんだな。。それにしても昔は大井川だったなんてえ

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E5%B7%9D

古代においては大井川(古大井川)の流路のひとつとして大井川とつながっていたが、その後上流から運ばれた土砂の堆積と地盤の隆起により牧之原台地が形成され、これにより大井川が北に進路を変えたために大井川から分離してできた川であると考えられている。

流域は牧之原台地と小笠山に挟まれた低平地であり、また蛇行が激しいため過去にたびたび水害をもたらしてきた。しかし流域は幕府直轄領や大名・旗本の領地が交錯する権利関係の複雑な場所であったため、本格的な河川改修が行われるようになったのは明治維新以降のことである。現在では一級河川の指定を受け、国の管理のもと河川改修事業が行われている。菊川水系全体としてみた場合でも一級水系としては小規模な河川の部類に入るため、都道府県が管理する二級河川への指定替えが議論されたこともあるが、国土交通省は「引き続き国の管理のもと河川改修を行う必要がある」としている。

1899とはずがたり:2022/02/15(火) 01:34:34
>>1898

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E7%B4%9A%E6%B0%B4%E7%B3%BB
静岡の菊川,香川の土器川,長崎の本明川と並んで最弱級の一級河川じゃんか。。

菊川照明は大東,菊川という地名は金谷なのに堀之内の癖に菊川町を名告り,嶺田や平川の癖に郡名の小笠を僭称した小笠町と合併して菊川市になったおまいに良く似合うわ〜。

1900とはずがたり:2022/02/18(金) 10:51:08
観音寺から伊予三島までは鉄道貨物輸送だったのかな?」

国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所
@mlit_toukan
https://mobile.twitter.com/mlit_toukan/status/1490596404892344325

国土交通省 吉野川ダム統合管理事務所@mlit_toukanQ1 #柳瀬ダム が建設されていた昭和25年当時、コンクリートに必要な骨材は、主に河床砂礫を活用していました。(添付画像は建設当時の貴重な写真です??)
柳瀬ダムではどのように堤体のコンクリートを作成したでしょうか?



ダムコンクリートは、膨大な量の骨材を必要とするため、基本的にできるだけ近場で調達しますが、銅山川は狭い河川で、骨材となる砂礫が少なかったのです。そのため、骨材の大半は現場から直線距離で約25kmにある香川県の財田川から採取し、鉄道や索道を使って運搬しました。

1901とはずがたり:2022/02/25(金) 18:12:29
凄い資料めっけた。
(8) 年平均流入 量 (106m3) (9) 回転率 (年-1) (10) 貯留時間 (月)辺りがすげえ。
選ばれてる79ダムはどんな基準??
https://staff.aist.go.jp/nagao-masayuki/siryou/table1.pdf
産総研の長尾正之研究室の資料らしい
https://staff.aist.go.jp/nagao-masayuki/

1902とはずがたり:2022/03/05(土) 23:47:00

三峰川総合開発事業
(美和ダム再開発)
説明資料
令和2年度第2回
天竜川水系流域委員会
資料-3

1903とはずがたり:2022/03/14(月) 13:30:08
2年間分ではなく18日分
>だがメーターが上がっているのは検針日の昨年9月15日から、新メーターに取り換える10月2日までの18日間。男性は「計算が合わない」と主張する。

なんか交換前にエラーがあったとしか思えない。

なぜ?長期出張中なのに…「水道代を17万円も請求された」 2年分の水はどこへ
3/14(月) 9:52配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/238465ea54f6b454497ae95957d13868e14d1313
西日本新聞

昨年末、投稿者に届いた水道料金の納入通知書(男性提供)

 「アパートは、ずっと不在だったのに水道代を17万円も請求された」。福岡市東区にアパートを借りている男性から、西日本新聞「あなたの特命取材班」に投稿が寄せられた。男性は長期出張しており、水は使っていないという。市水道局が調べても水道メーターに異常はない。それならば漏水が疑われるが、メーターが示すのは水量にして281立方メートル。1人世帯の2年分を大幅に超える量だ。わずかの間に、水はいったい、どこへ消えたのか-。

 「家の中で漏水があったのかもしれない」

 福岡市水道局東営業所から、男性に電話がかかってきたのは昨年11月19日。近くで暮らす妹に連絡し、すぐにアパートを確認してもらったが、異常はなかった。後に送られてきた請求書には、上下水道料金が17万3379円と記載されていた。

 5日後、水道局とアパート管理会社、妹が立ち会い、点検した。水道メーターには漏水を知らせる「パイロットメーター」という機能があるが、同メーターは動かず、水道局は漏水はなかったと判断した。

 建設コンサルタント会社で働く男性は福岡出身で、年中、各地に長期間出張している。アパートの管理を任せている妹も年に数回、アパートを訪れる程度という。

 請求の対象期間(昨年9月15日-同11月16日)も不在で、同8月末に妹が郵便受けの整理のために1度立ち寄っただけという。

家の中や周辺に水漏れの痕跡なし
 まず考えられるのはメーターの誤作動だ。

 実は水道メーターは有効期限が切れ、対象期間途中の同10月3日に取り換えられている。市水道局は取り外した旧メーターの性能試験を実施し、「異常なし」と結論づけた。試験中の動画は男性にも送られた。

 メーターは「羽根車式」と呼ばれるもので、配水管を巡る水で羽根車が回り、水量を計測する仕組みだ。大手メーカーの担当者に取材すると、水を全く使っていない時に空気で回転することはあり得るが、「その場合、空気孔が存在する可能性が高い」と解説する。空気孔は確認されていない。

 家の中や周辺に水漏れの痕跡はなかった。281立方メートルもの水が短期間に漏れ出せば周囲に異常が分かるはずだ。取材班はアパートの住民に尋ねたが、地面から水が湧き出るような現象はなかったという。

 水道局側は、水洗トイレの水が出しっ放しだった可能性があるとみていた。

 そこで、男性は妹と独自に試算した。

 約8リットルのトイレタンクが満水になるまでに55秒かかった。絶えず水が流れれば、日々に約12.5立方メートル。請求書にあった281立方メートルに達するには約22日必要になる計算だった。

 

電気とガス料金で長期不在を証明
 男性は市民オンブズマン福岡や福岡市議にも相談し、水道局に改めて請求の見直しを要求した。

 男性は長期不在を証明するために、電気とガス料金の明細を提出。市水道局は現地調査も踏まえて「男性の説明に食い違いはない」との結論に至った。

 2月下旬、市水道局は水の使い道が分からない「不明水量」の扱いにして、男性に基本料金のみの支払いを求めることを決めた。

 水道局に聞くと、これまで人が住んでいる家で「不明水量」の扱いにした例は、ほとんどないという。

 いったい、なぜ。男性の疑問はいまだ解けないままだ。(竹次稔)

1904とはずがたり:2022/03/15(火) 09:09:45

分水界とか探訪するなんかマニアックなページみっけた♪
生駒でも大和川と淀川の分水界を探訪したいと思って居る所である。
写真が綺麗やなあと思ってたら写真集も出版しているプロの?写真家の方の様である。

野洲川流域分水嶺峠道探訪 目次
http://omfuji.jp/yasugawa/bunnsuirei/mokuji.html

1905とはずがたり:2022/03/23(水) 13:05:29
神東塗料最悪やな〜。水道の安全性をなんだと思っとんねん。住友化学系らしい。日経によると衛生面の問題なしだそうだが,,勿論,規制そのものがどの程度合理的だったかの検証もあっていい(日本水道協会とか天下りの巣窟ちゃうか)けど,企業側にも懲罰的罰金みたいなの課す制度導入してもええんちゃうか。

神東塗料で不正が発覚した製品とは 水道管塗料の規格「K139」を逸脱
https://smbiz.asahi.com/article/14523129
杉本崇
2022.01.17

 塗料メーカー「神東塗料」(しんとうとりょう、本社:兵庫県尼崎市)の水道管用の合成樹脂塗料に、検査機関である日本水道協会の認証規格「K139」で認めていない原料を使っていたことなどがわかり、全国の自治体の水道管の更新工事に影響が出ました。対象となる製品が公表されました。(1月31日更新)

日本水道協会の認証規格「K139」とは
 日本ダグタイル鉄管協会の公式サイトによると、日本水道協会の認証規格「K139」とは、水道用ダクタイル鋳鉄管に使用する合成樹脂塗料について組成、品質(物性、浸出性等)、試験方法、検査などを決めている認証です。

 ダクタイル鋳鉄管は、鋳鉄のなかに含まれる黒鉛の成分を球状にすることで、強度などを大幅に改良した「ダグタイル鋳鉄」を使用した管のことです。さびや腐食に強く、耐震性にも優れているため、水道管を更新するときは、ダクタイル鋳鉄管を使うことが主流になっています。

 合成樹脂塗料は、ダグタイル鋳鉄の腐食を防ぐために使われます。塗料は水が直接触れる接合部に使われています。

不正が発覚したダクタイル鋳鉄管用の合成樹脂塗料
 神東塗装の公式サイトによると、社内調査で明らかになった不正はおもに2つあります。

K139取得時に、規定の試験条件と異なる条件で得られた試験結果で認証を取得した
K139規格認証品の中に指定外の原料が使用されているものがある
 神東塗装は、不正のあった製品についての出荷を停止しました。1月31日にも5製品を追加しました。水道協会は不正が確認されたK139認証品について認証マークなどの使用停止を検討しています。

不適切塗料、20年間販売 無届け原料、08年から使用 水道管
https://www.asahi.com/articles/DA3S15241960.html
2022年3月23日 5時00分

 水道管に不適切な塗料が使われていた問題で、塗料メーカーの神東塗料(兵庫県尼崎市)が品質試験のデータを偽装したのは2001〜11年で、それらの塗料は最長で約20年にわたり販売されてきたことが、同社と日本水道協会(東京)への取材で分かった。また、塗料に無届けの原料を使う不正は、08年に始まったことが判…

…08年に安全性の規定が強化され,塗料の原料は境界に届けて認められたのものしか使えなくなった。だが,同社は16製品で無届けの原料を使っていた。

神東塗料、7製品「衛生面の問題なし」 認証不正疑い
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF226YJ0S2A320C2000000/
2022年3月22日 18:40

1906とはずがたり:2022/03/26(土) 23:15:39
https://twitter.com/t6Mtgjatg2mqYyq/status/1507714076113211397
田村谷第三取水設備
@t6Mtgjatg2mqYyq
名称不明(広島県庄原市)
今月訪。落合発電所堰堤の1つ。前回は草で全く見えなかったのでこの時期に。と思ったら、今まで見た中電堰堤としては過去イチ小さい堰堤!そら見えんわ。何やら水中に穴の開いた蓋渠のようなモノがあり、そこから取水している模様。熊野川の堰堤・六の原堰堤を経由し発電所へ

1907とはずがたり:2022/03/27(日) 09:35:11

水道民営化とは何の関係もないようだ。

「もうカラカラ」断水の復旧いつ 住民と管理会社が協議へ 西仙台ハイランド団地で断水が続く〈仙台市〉
3/24(木) 19:55配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1f08f5f8799b348b981c6525c4457e2aff4c7dd
仙台放送

3月16日の地震によって水道管が壊れたため仙台市青葉区の「西仙台ハイランド団地」では断水が続いています。水道管を管理する会社はこれまでのところ修理に難色を示していて、復旧のめどはたっていません。

仙台市青葉区の西仙台ハイランド団地に夫婦2人で暮らす増山百合子さん。16日の地震の翌日から断水が続いています。

増山百合子さん
「まったくくダメです。もうカラカラ。風呂やトイレなど全部に関わってくる。洗濯とか。それが一番困ります」

西仙台ハイランド団地では給水槽から住宅につながる大きな水道管が地震で破損。57世帯のうち52世帯で断水が続いていて、住民の中にはビニールプールで雨水を貯める人も。住民は復旧を求めていますが、水道管を管理する会社は費用の問題で難色を示しているということです。増山さんも先が見えない暮らしに不安を感じています。

増山百合子さん
「復旧のめどが立たないのがちょっと。市に言ってもタッチしないということだった。そのときはがっかりしました」

市は住民から相談を受け給水用のタンクを貸し出すなど対応していますが、まずは会社が考えるべきという立場です。住民と会社は近く対応を協議することにしています。

1908とはずがたり:2022/04/03(日) 22:58:29
【宮城県】仙台市の民営水道、1週間経っても今もなお断水続く 管理者の民間事業者が対応できず復旧の見通し立たず
2022年03月24日
最新ニュース
https://tsuisoku.com/archives/59142708.html

自治会と市によりますと、被害を受けたこの団地一帯の水道設備は、水道法上で民間の管理者が供給する「専用水道」とされているため、復旧も民間の管理者が担うとされています。

しかし、この団地の管理者は、復旧に手が回っていないということです。

1909とはずがたり:2022/05/10(火) 14:17:28
祖谷発電所と松一を間違えてそう

https://minkara.carview.co.jp/userid/1161056/spot/829767/

1910とはずがたり:2022/05/20(金) 10:22:55
【大規模漏水】東海農政局の会見【リアルタイム速報】
【大規模漏水】東海農政局の会見【リアルタイム速報】
愛知県庁 中部主要 自動車・部品 農林水産 自治体・官公庁
2022年5月18日 11:11(2022年5月18日 12:17 更新)




 豊田市の「明治用水頭首工」での大規模漏水を巡って東海農政局は18日午前11時から記者会見を開き、小林勝利農政局長は「一刻も早く取水できるよう対応したい」と語った。10時現在、仮設の応急ポンプ25台を設置して水の確保を進めている。

【11:09】小林局長は漏水の原因について「分かっていない」と説明した。

【11:11】工業用水の確保には毎秒3立方㍍の水を確保する必要がある。小林局長は「仮設ポンプを増設し、工業用水を優先的に確保する必要がある」と語った。

【11:12】18日中に工業用水に必要な水の確保を目指す。

【11:16】農政局は15日に漏水を把握しており、小林局長は「これほど急激に水が抜けることは想定していなかった。対応が後手に回り、発表がきょうになってしまった。結果的に遅くなってしまったように見える点は申し訳ない」と語った。

【11:22】東海農政局は、現場周辺で耐震化に関する工事をしていたが、漏水が起きた場所に直接影響のある掘削はしていないという。因果関係について小林局長は、関係が薄いとの認識を示しつつ「周辺で工事をしているので、まったく因果関係が無いと言い切るのは難しい」と説明した。

【11:37】農業用水について、小林局長は「工業用水の確保後、なるべく早急に確保出来るよう対策をする」と語った。

【11:39】16日に、上流側の中部電力のダムに放水量を増やすよう依頼していた。

【11:45】小林局長は東海農政局の責任について「水を安定供給する責務がある。こういう事態になり、大変申し訳ない」と語った。

【11:48】農業用水としては、毎秒5立方㍍の水をくみ上げる必要がある。小林局長は「いつまでにとは申し上げられないが、なるべく早く対処する」と語った。

【11:50】「明治用水頭首工」では昨年12月にも小規模な漏水があり、石の投入などで対応していた。

【12:07】会見終了

 ※時間はBIZナビへのアップ時間です。

豊田の「明治用水」で大規模漏水 自動車関連企業など131事業
愛知県庁 中部主要 自動車・部品 農林水産 自治体・官公庁
2022年5月18日 11:11(2022年5月18日 12:17 更新)




 豊田市の「明治用水頭首工」での大規模漏水を巡って東海農政局は18日午前11時から記者会見を開き、小林勝利農政局長は「一刻も早く取水できるよう対応したい」と語った。10時現在、仮設の応急ポンプ25台を設置して水の確保を進めている。

【11:09】小林局長は漏水の原因について「分かっていない」と説明した。

【11:11】工業用水の確保には毎秒3立方㍍の水を確保する必要がある。小林局長は「仮設ポンプを増設し、工業用水を優先的に確保する必要がある」と語った。

【11:12】18日中に工業用水に必要な水の確保を目指す。

【11:16】農政局は15日に漏水を把握しており、小林局長は「これほど急激に水が抜けることは想定していなかった。対応が後手に回り、発表がきょうになってしまった。結果的に遅くなってしまったように見える点は申し訳ない」と語った。

【11:22】東海農政局は、現場周辺で耐震化に関する工事をしていたが、漏水が起きた場所に直接影響のある掘削はしていないという。因果関係について小林局長は、関係が薄いとの認識を示しつつ「周辺で工事をしているので、まったく因果関係が無いと言い切るのは難しい」と説明した。

【11:37】農業用水について、小林局長は「工業用水の確保後、なるべく早急に確保出来るよう対策をする」と語った。

【11:39】16日に、上流側の中部電力のダムに放水量を増やすよう依頼していた。

【11:45】小林局長は東海農政局の責任について「水を安定供給する責務がある。こういう事態になり、大変申し訳ない」と語った。

【11:48】農業用水としては、毎秒5立方㍍の水をくみ上げる必要がある。小林局長は「いつまでにとは申し上げられないが、なるべく早く対処する」と語った。

【11:50】「明治用水頭首工」では昨年12月にも小規模な漏水があり、石の投入などで対応していた。

【12:07】会見終了

 ※時間はBIZナビへのアップ時間です。

豊田の「明治用水」で大規模漏水 自動車関連企業など131事業

1911とはずがたり:2022/05/20(金) 10:23:23
明治用水で大規模漏水 豊田など、131事業所で給水停止の恐れ
https://www.chunichi.co.jp/article/472229
2022年5月18日 05時05分 (5月18日 11時41分更新)

明治用水頭首工(右側)の下流左岸寄りで、漏れた水が噴き出ている=17日、愛知県豊田市で

 愛知県は十七日、矢作川から用水を取水する堰(せき)の施設「明治用水頭首工」(同県豊田市)で大規模な漏水が起きたため、周辺の自動車関連企業など百三十一事業所への工業用水の供給ができなくなる可能性があると発表した。同日夜の時点で漏水の復旧のめどは立っていない。
【中日BIZナビ速報】東海農政局の会見
 県の説明では、漏水の影響で、県所管の安城浄水場(同県安城市)で必要な水量が確保できない状態になっている。
 浄水場への水の供給が完全になくなった場合、四時間程度で各事業所への工業用水の供給が停止するという。
 安城浄水場はトヨタ自動車の本社や主要工場がある豊田市をはじめ岡崎市や刈谷市、安城市など九市三町が給水区域となっている。県の説明では一般住宅の給水に影響は出ていない。
 県によると、十七日午前三時半すぎに漏水の状況を把握。同日午後六時ごろには、矢作川からの取水ができない状態になった。今年四月の安城浄水場からの一日平均の給水量は約十四万三千立方メートル。
西三河の田植えピンチ 「大事なときに」
 愛知県豊田市で矢作川から明治用水の水を取るための堰(せき)「明治用水頭首工」で大規模な漏水が発生した問題は...
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1912とはずがたり:2022/05/20(金) 10:24:27
愛知 取水施設「明治用水頭首工」で大規模漏水 影響広がる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220518/k10013631061000.html
2022年5月18日 12時37分

愛知県中部の131の事業所に工業用水を供給している水道の川にある取水施設「明治用水頭首工(めいじようすいとうしゅこう)」で大規模な漏水が起こり、県によりますと18日5時前から全く取水ができなくなりました。今のところ復旧のめどは立っておらず、県は浄水場にためている水がなくなり次第、給水が止まる見込みだとしています。

愛知県によりますと17日未明、愛知県豊田市にある矢作川から水を引き込む県の工業用水の取水施設で大規模な漏水が起こり、仮設のポンプを設置するなどして対応に当たってきましたが、18日4時45分ごろには全く取水ができなりました。

県によりますと、今のところ復旧のめどは立っておらず、下流にある浄水場に、ためている水がなくなると、事業所への給水が止まる見込みだとしています。

この水道は、豊田市や刈谷市、安城市など西三河地域の12の自治体にある131の事業所に工業用水を供給していて、多くは自動車関連の大企業の事業所だということです。

愛知県は、取水口を管理する東海農政局に対して、十分な取水量を確保できるだけの仮設ポンプの設置を求めるとともに、水道を利用している事業所に影響が出ないか、把握を急ぐことにしています。

【影響】自動車メーカーや部品メーカー
愛知県で発生した工業用水の供給トラブルを受けて、自動車メーカーや部品メーカーでは、工場で使用する水に井戸水を活用するなどの対応をとっています。
このうち「トヨタ自動車」は、工場で製品の洗浄などにこの工業用水を使っていますが、現在は井戸水を活用して工場を通常どおり稼働させているということで、18日の生産に影響はないとしています。一方、18日以降の工場の稼働については状況をみて判断したいとしています。

また節水につなげようと愛知県豊田市の本社や市内の工場などで働く事務職の従業員に対し、18日以降できる限り在宅勤務を行うよう呼びかけました。

自動車部品メーカーの「デンソー」は、刈谷市や安城市などにある6つの生産拠点でこの工業用水を使用していますが、現在はためている水や井戸水などを活用し、生産は通常どおり行っているとしています。

自動車部品メーカーの「豊田自動織機」も5つの工場でこの工業用水を使っていますが、現在はタンクにためている水を使っていて、工場は通常稼働だとしています。
【影響】発電所では運転停止するところも
トラブルは発電所にも影響が及んでいます。愛知県武豊町にある大阪ガスの「名古屋発電所」と「名古屋第二発電所」では給水ができないため、18日午後、運転を停止する予定だということです。

いずれの発電所も石炭とバイオマスを燃料とする火力発電所で、中部電力の管内に電力を供給しています。経済産業省は2つの発電所は出力が大きくないことに加えて、電力の需要が多い時期ではないため、電力需給に影響はないとしています。

また、火力発電事業者JERAが運転する愛知県碧南市にある「碧南火力発電所」でも給水が止まっているということです。ただ発電所で貯めているタンクの水を使うことで5日間程度は運転を続けられるため、今のところ発電に影響はないとしています。

1913とはずがたり:2022/05/20(金) 10:24:41
>>1912
【影響】農業用水も供給停止 田植え前の時期に
この場所では西三河地域の8つの市、合わせておよそ4500ヘクタールの農地向けの農業用水も取水していて、愛知県によりますと、今回の漏水ですでに供給が完全に止まっているということです。

この地域は稲作が盛んで、田植え前の水が必要な時期に供給が止まったということで、県などで対策を進めています。
【仕組み】問題が起きた取水設備とは
今回、問題が起きているのは、愛知県豊田市水源町の矢作川に設置されている「明治用水頭首工」と呼ばれる取水設備です。

「頭首工」は、水位を調節する水門で、これを閉じることで川の流れをせき止めて水位を上昇させ、水門の手前にある取水口に水を流し込む役割を果たしています。

しかし、17日未明に水門の下の川底に何らかの原因で穴が空き、大量の水が、水門の下をくぐるように下流に流れ出ている状態になったということです。

このため、水門を閉じても水位が上がらず、取水口で水をくみ取れなくなっているということです。
【原因は】東海農政局次長“川の地下に水通る道できた可能性”
今回の漏水の対応にあたっている東海農政局農地防災事業所の大坪寛次長は「去年12月に、せきの下流側で水が噴き出しているに気付き、穴を塞ぐなどの対策をとっていた。しばらくは安定していたが、この日曜日に水が濁っているのに気付いた」とこれまでの経緯を話しました。

そのうえで「川の地下に水が通る道ができてそこに水とともに土砂が流れ込みだんだん大きくなったのではないか」と話し、水の道を防ぐための対策については「検討中で一日も早く行いたい」と話すにとどまりました。

1914とはずがたり:2022/05/22(日) 22:58:09

笹川小水力発電所
運開:2023.6(売電開始・北陸電力FIT)
出力:196.8kW
年間見込発電量:約1370MWh
収益:年間四千万?五千万円(見込)
売電単価:34円/kWh
落差:約90m(総落差は88.86m)
水車:縦軸フランシス水車[オーストリアのググラー(GUGLER Water Turbines)製]
導水:約1km
取水:笹川?
放水:笹川?
スキーム:朝日町笹川地区(人口243人)で、1925年に朝日町で水力発電所の建設を主な事業として創業した建設会社「深松組」(仙台市)は、信託会社「すみれ地域信託」(岐阜県高山市)と笹川沿いに小水力発電所を建設し、売電の収益を地区の簡易水道の改良(2024年度完成予定)、保全に充てる。朝日町が水道設備新設費用を補助金で約3割負担し、地域住民および笹川生産森林組合が発電所や配管の用地に協力、北陸銀行が優遇利率を適用した。

国内初・信託方式 小水力発電 朝日・笹川で起工 23年売電開始
https://www.chunichi.co.jp/article/243798
2021年4月27日 05時00分 (4月27日 10時15分更新)

収益で簡易水道を改良保全
 朝日町笹川地区で創業した建設会社「深松組」(仙台市)は、信託会社「すみれ地域信託」(岐阜県高山市)と笹川沿いに小水力発電所を建設し、売電の収益を地区の簡易水道の改良、保全に充てる。信託方式による国内初の取り組みで、二十六日、発電所建設と簡易水道改良の起工式が現地であった。 (松本芳孝)

 笹川地区は、人口二百四十三人の山あいの集落。この十年で人口が四分の三になるなど、過疎化が進んでいる。簡易水道は一九五九(昭和三十四)年に開設し、八三年に大改修されたが、近年は老朽化。改良工事費の約三億円を地区で捻出することは困難になっていた。
 深松組の深松努社長が自社の源流である地域のインフラを持続可能な形で守る枠組みについて、すみれ地域信託の井上正会長兼社長らに相談。深松組から委託を受けて同信託が発電事業と水道施設改良の費用負担を一括して担うことにした。信託方式の利点は万一、両社が破産しても倒産隔離機能で地区が不利益をこうむらないことという。
 小水力発電所は建設地の約一キロ上流から取水し、約九十メートルの落差を利用して水車を回して発電し、北陸電力に売電する。最大出力は一九六・八キロワット。再生可能エネルギー固定価格買い取り制度によって年間四千万?五千万円の収益になり、信託期間の二十年間でほぼ発電所建設、簡易水道改良の費用が得られる見通し。水力発電管理業務を地元に発注することで新たな地域での雇用も見込めるという。
 発電所は二〇二三年六月から売電を開始。簡易水道改良工事は二五年三月末に完成する。
 起工式で井上会長兼社長は「出身地域に恩返ししたいという深松社長の考えを信託で実現できるのは誇り。住民がこれからも安心して地区に住めるよう協力していきたい」とあいさつ。深松社長は「町は水道設備更新の補助率を上げ、地域住民らが発電設備の用地について協力し、北陸銀行が低利で融資してくれたから実現できた」と話した。 

過疎地域に小水力と水道施設、FITと信託で事業維持
2021/04/27 23:46
工藤宗介=技術ライター
https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/01696/?ST=msb

1915とはずがたり:2022/05/22(日) 22:58:30
>>1914-1915

朝日町に小水力発電所 笹川、5月着工 売電水道管管理へ 県目標 26年度までに60か所
2021/10/19 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20211018-OYTNT50052/

 地域のインフラを維持するために売電収入を活用することを目指す小水力発電所の建設が朝日町で進んでいる。豊富な水資源と落差のある県内の地形を生かした再生可能エネルギーとして注目され、設置が相次ぐ中、専門家は「今後は、地域の存続のためなど、公共性の高い小水力発電がさらに推進されるのでは」と予測する。(柏木万里)

 6月中旬、朝日町笹川地区に流れる笹川の上流では、小水力発電所の建設が着々と進んでいた。発電に必要な水を発電所に取り込むための取水口の取り付けのため、ショベルカーを使って川の流れを変える工事だ。

 工事を担うのは、仙台市に本社がある建設会社「深松組」。北陸支店(朝日町)の深松隆支店長(60)は「この地区の十分な高低差と水量が発電に向いている」と話す。目指すのは、売電収入を地域の水道管の維持管理に充てることだ。

 約240人の住民が暮らす同地区の人口は10年前から約25%減少し、過疎化が顕著だ。地域の簡易水道は老朽化し、ここ数年は水道管が何度も破裂し、補修を繰り返してきた。大規模な改修は約40年前が最後。約4キロにわたる水道管の全面改修には総額3億円もかかる。地元で負担しなければならないが、笹川自治振興会の竹内寿実会長(69)は「とても小さな地区ではまかなえない」と危機感を抱いていた。

 そんな中、笹川の地形を利用した小水力発電所を建設し、売電することで、水道管の工事費用を捻出することを同社が提案。地元と協議を重ね、5月下旬に着工した。信託会社を窓口に、2023年6月頃の売電開始を目指す。竹内会長は「人が減る一方の現状で、我々だけでは難しい取り組み。とてもありがたい」と話す。

 ■適地に53か所

 県商工企画課によると、県内は標高差が大きく、川の流れが急で、小水力発電に適した地形という。発電に使える水量が全国で2番目と、水資源にも恵まれる。

 12年に国が再生エネルギーの買い取り制度を開始して以降、県内では小水力発電所の建設が加速した。県内の小水力発電所の数は16年度は39か所だったが、現在は53か所。県政運営の指針となる新総合計画で定めた「21年度までに45か所」とする目標を達成した。「26年度までに60か所以上」とする最終目標に向け、県は引き続き、建設を促す方針だ。

 ■地域の豊かさ追及型に

 小水力発電に詳しい富山国際大の上坂博亨教授(地域エネルギー学)によると、小水力発電はこれまで、土地改良区が農業用水を利用し、売電収入を管理費などに回すケースや、民間や地域住民が出資し、自然河川を活用した発電所を建設して売電収入を得るケースなどが中心だった。今後、自然河川を生かした小水力発電に民間企業のさらなる参入が期待されるという。

 ただ、国は22年度までに、再生エネルギーの買い取り価格が市場価格と連動する新制度への移行を決めている。現行の安定した収益が見込める固定での買い取りとは異なり、売電収入の計画が立てにくく、大きな利益を上げられるかは不透明だ。

 上坂教授は「出資者が経済的な利益を得るための大電力というよりは、笹川地区のように、地域の豊かさの追求のために小水力発電を『利用する』あり方が今後は求められていくのではないか」と分析する。

1916とはずがたり:2022/05/24(火) 18:29:13

アユ遡上 漏水後ゼロ 明治用水 上流の生態系に影響も
https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20220520-OYTNT50138/
2022/05/21 05:00

 矢作川の取水施設「明治用水頭首工」(豊田市)の大規模漏水で、取水口わきに設けられている魚道に水が流れず、天然アユなどの 遡上そじょう が出来ない状態になっている。関係者によると、アユ以外の希少な水生生物も魚道を通っており、上流部の生態系に影響するのは避けられない状況という。

 同市の環境団体「矢作川天然アユ調査会」などによると、天然のアユは卵から 孵化ふか した後、海に下って冬を過ごし、成長すると春に再び川を遡上して産卵する。同施設の両岸には1か所ずつ魚道があり、右岸側は幅約2メートル、左岸側が同3メートルで、アユはこの魚道を通って遡上する。

 アユの遡上は例年4月上旬から6月上旬が中心。最も多いのは5月前半で、東海農政局では毎日、何匹が魚道を通過したかを調査しており、そのデータを同調査会などがサイト上で公表している。

 データによると、昨年は4月2日から6月30日までに約91万匹の遡上を確認した。今年は4月6日が初遡上で、魚道の水が枯れる5月15日までに60万匹が遡上したが、16日以降はゼロになった。魚道に水が流れるには、抜本的な復旧工事を終え、取水口付近まで水位を回復させる必要がある。

 同調査会によると、魚道はアユ以外にもモクズガニやハゼの仲間のヨシノボリ、希少なサツキマスなども遡上するという。会長の新見克也さんは「例年だとアユはゴールデンウィーク前後に大きいものは遡上を終えているが、このまま魚道に水が流れない状況が続くと、上流の生態系への影響は避けられないだろう。一日も早く魚道に水が流れる状態が求められる」と話す。

 東海農政局は、現在、ポンプで水をくみ上げ工業用水などに使う応急措置を進めているが、魚道に水を回すことは現実的には難しいという。同局は「生態系にどれほどの影響があるか、現時点ではなんとも言えないが、速やかな復旧を目指したい」としている。

1917とはずがたり:2022/05/24(火) 18:29:56
水量確保へ全国からポンプ続々 明治用水漏水、組織の枠超えて集う
https://www.chunichi.co.jp/article/475259
2022年5月23日 05時05分 (5月23日 08時57分更新)
明治用水頭首工の上流側に新たに設置されたポンプ=22日午後、愛知県豊田市水源町で
明治用水頭首工の上流側に新たに設置されたポンプ=22日午後、愛知県豊田市水源町で

 大規模漏水が起きている明治用水頭首工(とうしゅこう)(愛知県豊田市)の現場では二十一、二十二日の土曜、日曜も応急措置で矢作川から用水に水をくみ上げる作業が続いた。各地からポンプ車が集まり、水資源機構やゼネコンも協力。二十二日には愛知県が管理する河川から用水への取水も始まった。組織を超えた総動員態勢で水の確保に動いている。
【関連】農業用水を近く試験通水 明治用水漏水、月内の供給再開目指す
 「国土交通省 中部地方整備局」「近畿農政局」「北陸農政局」…。矢作川の川岸には、さまざまな所属のポンプ車が並んだ。ナンバーを見ても埼玉県の「川口」から「京都」「金沢」まで幅広い。
 特に、矢作川を管理する国交省は水害時に使う排水ポンプ車二台を派遣し、ポンプ二十四台を設置して存在感を発揮。さらに現場を二十四時間体制で監視するためカメラを三カ所に置き、ライブ画像を中部地方整備局ホームページで公開している。
 「正直言いまして、(ポンプが)何台あるのか、数えるのも難しい状態です」
 二十二日に記者会見した東海農政局の小林勝利局長は、予想以上に集まった驚きをこう表現。「各方面から協力をたまわり、感謝申し上げたい」と...

1918とはずがたり:2022/07/02(土) 12:33:57

大野の渇水 真名川からの取水再開 清滝川など流れ戻る
https://www.chunichi.co.jp/article/370681
2021年11月23日 05時00分 (11月23日 10時01分更新)
真名川頭首工の水門が開き、農業用水に流れ込む水=大野市五条方で

真名川頭首工の水門が開き、農業用水に流れ込む水=大野市五条方で

 大野市で清滝川などが渇水して地下水位も観測史上最低まで下がる中、真名川から清滝川方面に流れる農業用水の取水が二十二日、再開した。
 渇水は記録的な少雨に加え、真名川にある堰「真名川頭首工」の改修工事に伴い農業用水への取水を十月中旬から止めていたことが一因。発注者の県奥越農林総合事務所によると、取水しても影響がないまでに工事が進んだことで、市の求めに応じて予定の十二月一日を前倒しして再開した。
 二十二日は雨が降り続けたこともあり、一部で渇水していた清滝川の大半と木瓜(ぼけ)川全域で流れが戻った。管理者の県奥越土木事務所は雨が一番の要因とし、担当者は「今回の雨で流れが維持できるのでは」と話す。しかし、取水再開前の雨では水量が大きく回復しておらず、予断を許さない状況だ。
 一方で地下水位は下がり続けている。二十日に地表から測った地下水位が観測史上最低の八・〇六メートルを記録した市の基準井(せい)「春日公園観測井」で二十二日は八・二二メートルとさらに悪化した。市環境・水循環課は「これから二週間、雨が続く予報があり、回復につながってほしい」と取水再開とともに期待する。
 しかし「雪が降ると除雪で地下水位が大幅に下がる」とも話し、雪に備えて節水協力を呼び掛けていく。 (山内道朗)

1919とはずがたり:2022/07/02(土) 13:18:16

大野・清滝川と木瓜川渇水 一部で半月・県など対策難航
https://www.chunichi.co.jp/article/359250
2021年11月3日 05時18分 (11月3日 15時19分更新)

10月の少雨と工事一因

 大野市を流れる清滝川(きよたきがわ)と木瓜川(ぼけがわ)の一部で半月にわたって流れが消えている。清滝川の渇水は十月の記録的な少雨に加え、真名川から取水している農業用水が取水口施設工事によって供給停止となっていることも一因とみられる。工事はすぐに止めることができず、県関係者らの対策は難航。市民の生活や生態系に大きく影響する問題ながら雨頼みの状態が続いている。 (山内道朗)
 渇水は十月二十日ごろから始まり、今月二日までに清滝川の同市猪島?友江間の三・五キロ、木瓜川の若杉町と隣接の桜塚町で水が流れていない状況を本紙でも確認した。地理的に木瓜川は少雨の影響とみられる。
 両河川の管理者、県奥越土木事務所は、十月の少雨を大きな要因としている。福井地方気象台によると、十月は高気圧に覆われた影響で大野の降水量は五七・〇ミリ。過去三十年間の平均「平年」の一五一・九ミリの38%で、過去三十年でも「かなり少ない」という。
 真名川から農業用水を取水する「真名川頭首工」改修工事は二〇一七(平成二十九)年から始まり、最終年の今年は十月十九日に再開。真名川頭首工は、農業用水の取水口に設ける堰(せき)で、ここから市南部の農地千二百八十ヘクタールに毎秒三・五トンの水を供給し、清滝川へと流れる。
 工事発注者の県奥越農林総合事務所によると、工事は毎年農閑期に実施しており、今月末に完了予定。一八年には水を送るための導水路の工事が始まったため、工事期間中は農業用水を止めている。ただ、昨年まで清滝川が渇水することはなかった。
 清滝川には流量を調整する施設がないため、現状では真名川からの農業用水がなければ回復できない状況だ。同気象台によると、八日には雨となる予報だが、現状を変えるほどの降水量は期待できそうにない。
 渇水の緊急事態は続くものの農業用水への通水はすぐに再開できない事情がある。現在の工事は真名川発電所の定期検査に伴う運転停止に合わせないといけない場所で工事が今月末に終わらないと発電所の運転再開に影響する。また、工事延長は工事費増となり、受益者である農家の負担増にもつながる可能性がある。
 両事務所は「通水したとしても、清滝川に届くまでに水が地面にしみこんでしまい、すぐに流れが戻らない可能性もある」との認識を示すが、考えられる対策は通水しかなく、両事務所の模索が続いている。
清滝川 大野市宝慶寺から市街地東側を通って同市土布子の真名川下流に流れる。木本から下流16・69キロは一級河川で、県奥越土木事務所が管理する。主要河川との位置付けではないため、環境保全などを目的に水を流し続ける維持流量の設定はない。

1920とはずがたり:2022/07/18(月) 22:11:32
■…改訂済
□…未改訂
×…未調査

■大坊谷
■久々野ダム
■朝日ダム
■秋神ダム
■高根第二発電所
■高根第二発電所
■黍生谷
■高根第一ダム
□末川取水口①
□西野川堰堤②
×管沢
□床並
□鹿ノ瀬川(取水口)③
□湯川④
×寒原
□白崩川⑤
□白川⑥
□御岳発電所
□牧尾ダム
×薮原
×三郎沢⑦
×鱒沢⑧
×大又沢⑨
×溝口川⑩
□鈴ヶ沢⑪
×千沢⑫
□(無名の沢・氷ヶ瀬)(19)
×小俣川⑬
×?川⑭
□?川導水路導水橋
×小谷沢⑮
□濁川取水堰⑯
□下黒沢⑰
■王滝川ダム管理所
×王滝川ダム⑱
□滝越発電所
□白川林道
■三浦ダム・三浦発電所入り口
□常盤ダム
□三尾発電所
□常盤発電所
□黒川ダム

1921とはずがたり:2022/07/23(土) 14:38:41

加藤乙三郎と四つの発電所
『土木史研究』(22)2002.5
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalhs1990/22/0/22_0_215/_article/-char/ja/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalhs1990/22/0/22_0_215/_pdf/-char/en

1922とはずがたり:2022/07/24(日) 09:04:26
■…改訂済
□…未改訂
×…未調査

■大坊谷
■久々野ダム
■朝日ダム
■秋神ダム
■高根第二発電所・ダム
■黍生谷
×黍生谷取水堰
×小長谷
×塩蔵川
□高根第一ダム湖
×高根第一ダム
×高根第一発電所
■日和田川
■末川取水口①
■西野川堰堤②
×管沢
□床並
□鹿ノ瀬川(取水口)③
□湯川④
×寒原
□白崩川⑤
□白川⑥
□御岳発電所
□牧尾ダム
×薮原
×三郎沢⑦
×鱒沢⑧
×大又沢⑨
×溝口川⑩
□鈴ヶ沢⑪
×千沢⑫
□(無名の沢・氷ヶ瀬)(19)
×小俣川⑬
×?川⑭
□?川導水路導水橋
×小谷沢⑮
□濁川取水堰⑯
□下黒沢⑰
■王滝川ダム管理所
×王滝川ダム⑱
■滝越発電所
■白川付知林道
■三浦ダム・三浦発電所入り口(三浦滝越林道)
×三浦ダム・三浦発電所
■三尾発電所取水口(牧尾ダム内)
■常盤ダム
■三尾発電所
■常盤発電所
■三尾発電所放水口(木曽ダム内)
■黒川ダム

1923とはずがたり:2022/07/26(火) 15:12:54
>>1920

■…改訂済
□…未改訂
×…未調査

■大坊谷
■久々野ダム
■朝日ダム
■秋神ダム
■高根第二発電所
■高根第二発電所
■黍生谷
■高根第一ダム
■末川取水口①
■西野川堰堤②
×管沢
■床並
■鹿ノ瀬川(取水口)③
■湯川④
×寒原
□白崩川⑤
□白川⑥
□御岳発電所
■牧尾ダム
×薮原
×三郎沢⑦
×鱒沢⑧
×大又沢⑨
×溝口川⑩
□鈴ヶ沢⑪
×千沢⑫
□立間沢(19)
×小俣川⑬
×?川⑭
■?川導水路導水橋
×小谷沢⑮
□濁川取水堰⑯
□下黒沢⑰
■王滝川ダム管理所
×王滝川ダム⑱
■滝越発電所
■白川林道
■三浦ダム・三浦発電所入り口
■常盤ダム
■三尾発電所
■常盤発電所
■黒川ダム

1924とはずがたり:2022/08/11(木) 19:22:40

子供3人川に流される…小学生2人意識不明 熊本
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-2022081104638466.html
2022/08/11 18:44日テレNEWS

11日午後、熊本県甲佐町で子供3人が川に流され、小学生2人が意識不明となっています。

3人が流されたのは熊本県甲佐町の津志田河川自然公園付近の緑川です。

警察と消防によりますと11日午後4時50分ごろ、「数名が緑川に流されたようだ」と消防に通報がありました。流されたのは子供3人でこのうち1人は自力で岸にたどり着きました。残る2人は小学生で消防と近くにいた人たちで救助されましたが、いずれも意識不明だということです。

警察によりますと、現場に保護者はいたということですが、家族で来ていたのかや人数などはわかっていません。

1925とはずがたり:2022/08/28(日) 20:24:16
馬込川起点が浜名用水終点らしい。
両者の合流点はこの辺
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.801876/137.775736/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

2016年06月24日20:54
馬込川起点≫
https://wakakusasimai.hamazo.tv/e6895878.html
ここは浜北緑化木センター西の農業用水。
浜名用水の終点であり、馬込川の起点でもあるこの地点。

浜北緑化センターhttps://jatopia.ja-shizuoka.or.jp/event/ryokkabokuはここ
https://www.google.co.jp/maps/place/%EF%BC%AA%EF%BC%A1%E3%81%A8%E3%81%B4%E3%81%82%E6%B5%9C%E6%9D%BE+%E6%B5%9C%E5%8C%97%E5%96%B6%E8%BE%B2%E7%B7%91%E8%8A%B1%E6%9C%A8%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/@34.8119681,137.7865137,17.54z/data=!4m5!3m4!1s0x601b1fc72e3681ed:0xa29c43e0d75baea2!8m2!3d34.8123642!4d137.7874819?hl=ja

浜名用水っぽい(google mapにも明記されてる),合流点以北の何処かに実際の境界点はあるらしい

1926とはずがたり:2022/10/12(水) 20:35:31
松阪 田んぼダムで治水検証 県内初の大規模実証実験 三重
https://www.isenp.co.jp/2021/10/15/65822/
2021-10-15 中勢, 地域

【松阪】水田の保水機能を生かした治水対策「田んぼダム」の実証実験が14日、三重県松阪市清水町で始まった。櫛田川流域の約20ヘクタールで取り組む。大規模な田んぼダムは県内で初めて。

田んぼダムは水田の排水升のせきの上に、高さ10センチで穴が空いたせき板を追加する。豪雨時に水田の貯水機能を増強するとともに、ゆっくり排水して、一度に川に流れ出す水量を減らす仕組み。下流域の洪水被害の軽減を図る。

平成28年度から始まり、今年度は他に安濃川、雲出川、三渡川流域の津、松阪両市、計4地区で実施するが、大規模な実験は初めてとなる。水位計を設置して流量を測定し、今月中に効果を検証する。

この日は関係団体でつくる県農地・水・環境保全向上対策協議会が清管SHKクラブ(安達正昭代表)に田んぼダム用せき板110枚を譲渡した。県は多面的機能支払交付金で支援し、同クラブには500万円を交付する。

安達代表は「4年前に管生町で床上浸水の被害が出たので田んぼダムを試す」と話した。

1927とはずがたり:2022/11/08(火) 17:01:40

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejhe/68/4/68_186/_pdf/-char/ja
排砂に関する論文みっけ♪
Aとぼかしてあるが,電発所有という点とダム湖の形状から新宮川水系の二津野ダムであろう。
>A調整池は電源開発株式会社が保有する池タイプの調整池で唯一堆砂対策を必要としている地点
だそうで,意外に排砂は課題と成って居ないようだ。
また二津野Dだとすると
>ダム上流5,000mの地点に顕著な土砂流入をもたらす支川が流入している
というのは西川であろう。西川は上湯川や今西川等の支流があるがどの支流からの土砂の流入が深刻なのかは不明。
西川を遡るのはR425で牛廻越を経て田辺市に到る所謂酷道の1つである。

1928とはずがたり:2023/01/20(金) 13:53:25
毎年・神奈川県が水不足にならない,渇水しない理由は?最強説!
https://hon-tou.com/2022kanagawa-water/

1929とはずがたり:2023/01/20(金) 13:54:19
横浜水道みちを行く
横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその取水源を探訪します。

其の269 相模川の水が東京へ・東京分水の話
http://doushigawa.blog.fc2.com/blog-entry-274.html

1930とはずがたり:2023/02/02(木) 18:07:08
引原ダム 常時満水位:472.0m

現行音水川導水…間接流域:9km2(9.8km2程度?) 取水位:475.8m
https://maps.gsi.go.jp/#16/35.233214/134.521444/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

導水路増強
日ノ原川(仮称)・赤西川からも導水…15.3km2

既存と併せて24.3km2

上流から取水して引原ダム端で発電。
750m取水
取水域12.3km2

落差:270m 取水量:1.2m3/s 発電量:2,700kW →少ないな,,不可。

1931とはずがたり:2023/02/03(金) 11:30:12
>>1930
更に上流からも取水。

円山川水系大屋川からも取水して12.2km2

併せると水量を倍増出来て2.4m3/s・5,400kWとそこそこの規模に。


難点
大屋川の下流には発電所あり。(取水量は大したことない)
大屋川は円山川で水系を跨いでの導水には反対も強く出ること多い。
但し水不足の山陽側に導水出来ると云うメリットはある。

1932とはずがたり:2023/03/06(月) 21:21:46

1976年制定の河川管理施設等構造令に拠るとサーチャージ水位+2mが非越流部の高さの基準らしい(SWL+2,0mとある)

https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/happyou/thesises/2019/ol9a8v000004c43g-att/anzen2-19.pdf
一方で,引原ダムは,河川管理施設等構造令が制定さ
れた昭和51年7月以前の昭和33年に完成したダムであり,
河川管理施設等構造令に準拠できていない.(図-9)
・上限水位からの放流能力ではダム設計洪水流量(クリ
ーガー曲線)に対して不足
・非越流部高さが不足(SWL+2.0mに対して0.70mの不足)
・放流水脈とのクリアランスが不足
以上より,河川管理施設等構造令適合に1.5mが必要と
なり,洪水調節容量の拡大にかかる必要な嵩上げ高さは
0.5mで、90万m3の洪水調節容量増となる.

1933とはずがたり:2023/03/06(月) 21:26:07
>>1932
こいつのことか。
>Hn+hw+he+0.5(hw+he<1.5のときは、Hn+2)

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=351CO0000000199

(堤体の非越流部の高さ)
第五条 ダムの堤体の非越流部の高さは、洪水吐きゲートの有無に応じ、コンクリートダムにあつては次の表の下欄に掲げる値のうち最も大きい値以上、フィルダムにあつては同欄に掲げる値のうち最も大きい値に一メートルを加えた値以上とするものとする。


洪水吐きゲートを有するダム
Hn+hw+he+0.5(hw+he<1.5のときは、Hn+2)
Hs+hw+(he/2)+0.5(hw+(he/2)<1.5のときは、Hs+2)
Hd+hw+0.5(hw<0.5のときは、Hd+1)

この表において、Hn、hw、he、Hs及びHdは、それぞれ次の数値を表すものとする。
Hn 常時満水位(単位 メートル)
hw 風による波浪の貯水池の水面からの高さ(単位 メートル)
he 地震による波浪の貯水池の水面からの高さ(単位 メートル)
Hs サーチャージ水位(単位 メートル)
Hd 設計洪水位(単位 メートル)

1934とはずがたり:2023/03/06(月) 21:27:23
ダムの貯水位についての用語集
https://www.ktr.mlit.go.jp/kinudamu/wording/01chisuichi/

1935とはずがたり:2023/03/18(土) 17:53:01

最上川は真室川流域のダム建設が課題。

石小沢川
https://river.longseller.org/rc/8202110367.html

「特定都市河川」指定へ連携 中山・石子沢川を巡って国、県、町が勉強会
2023/3/17 08:19
https://www.yamagata-np.jp/news/202303/17/kj_2023031700386.php

石子沢川について、2023年度内の「特定都市河川」指定を目指し取り組むことを確認した勉強会=中山町役場
 国土交通省山形河川国道事務所、県、中山町による流域治水勉強会の会合が16日、町役場で開かれ、2020年7月豪雨で内水氾濫した同町の石子沢川について、23年度内の「特定都市河川」指定を目指し、連携を強化していくことを確認した。

 指定を受ければ、県内初となる。河川改修などのハード対策、浸水リスクの高い土地利用規制などのソフト対策をより強力に進めることができる。一定規模以上の開発を行う事業者には雨水の貯留・浸透対策が義務化される。流域水害対策計画の策定後は、雨水をため、浸透させる施設整備の際、国の補助を受けられるようになる。

 会合では特定都市河川の制度活用や今後の検討体制などについて意見を交わした。勉強会は21年12月に設立し、流域治水対策を検討してきた。

1936とはずがたり:2023/03/25(土) 20:34:22
おお,俺の構想,既に実現してたw

2020年6月28日 (日)
伊奈川第二発電所の取水堰と越百側の取水堰
PATHpilotのブログ
http://www.pathpilot.jp/blog/2020/06/post-0d065b.html

大桑村村史には伊奈川発電所と伊奈川第二発電所の開発経緯が詳しく書かれていた。

福栃沢に取水堰があった。けさざわ取水堰の真南に1.1kmほどのところ。福栃沢の水をけさがわに導水していて、けさざわ取水堰の上流で放水しいる。

越百側取水堰があった。伊奈川ダムの真南の越百側にあって、伊奈川発電所への導水路に水を供給している。…
ダムをよく見るとダム湖の南側に流入口がある。越百川の水は、取水堰から真っすぐ北上してダムに水を供給しているのだ。

しかしなぜ越百川取水路が国土地理院の地図に掲載されていないのか。。。そのヒントが大桑村村史にあった。昭和52年11月15日付の広報おおくわ93号によると、越百川取水路は伊奈川ダム竣工から1年程遅れて完成したそうだ。ここから、国土地理院の地図は伊奈川ダム竣工時の状態を描いたもので、それから遅れて竣工した越百川導水路は描かれることはなかったということだろう。

1937とはずがたり:2023/03/25(土) 20:35:18
おお,俺の構想既に実現してた2w
>支流伊那川橋場発電所の放水(取水堰上流へ放流)を集める。

大桑発電所
ウィキペディア フリーな 百科事典
https://www.wikiwand.com/ja/%E5%A4%A7%E6%A1%91%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

取水堰は1か所あり、その高さ(堤高)は7.12メートル、長さ(頂長)は138.47メートル。堰のゲートは2門の土砂吐のみで、右端に設置。堰右端にはゲートのほか魚道と流木路も備わる。取水口も右岸にあり、上流須原発電所の放水(放水路に直結)と支流伊那川橋場発電所の放水(取水堰上流へ放流)を集める。

1938とはずがたり:2023/04/07(金) 17:51:31
未整理河川

・伊南川発電所大倉取水堰・只見川[滝ダム他]
・時山第二発電所・幾里谷林道
・吾妻川(佐久発電所・渋川発電所・金井発電所・箱島発電所)
・鬼怒川[湯西川ダム・川治ダム・五十里ダム・川俣ダム・鬼怒川発電所]
・矢作川[越戸・阿摺・百月・矢作第二・笹戸・時瀬・矢作第一]
・飛騨川[大船渡・金山・七宗・菅田川・新上麻生・馬瀬第二]
・日高川[越方・椿山]

1939とはずがたり:2023/04/16(日) 19:06:15
中部電力の水力発電所、企業6社が改修費用 再エネ調達
カーボンゼロ
2023年1月25日 19:59
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD258L50V20C23A1000000/

1940とはずがたり:2023/06/13(火) 22:20:58
[廃止]上小阿仁発電所


https://minkara.carview.co.jp/userid/1644328/blog/40703186/
2017/11/03 ? 大正11年(1922年)に上小阿仁発電所が操業し、昭和41年(1966年)に発電所が廃止された事は分かっていますので、築90年程で廃止歴50年程というところで ...


上小阿仁村議会議事録
https://www.vill.kamikoani.akita.jp/div/gikai/pdf/gikai/H29-3/29-3-a.pdf
(7)小水力発電ポテンシャル調査について
萩形ダム建設以前は、大錠地区に水力発電所が建設されておりましたが、ダ
ム建設に伴い昭和 34 年に廃止されております。
水力発電所は、北海道電力により大正時代に建設が始まり、昭和の初期に発
電が開始されました。
県道杉沢上小阿仁線の八木沢集落手前の番鳥橋付近から頭首工により取水し、
ずい道と灰内導水橋、大錠導水橋を経て発電し、後に東北電力へ移管後廃止さ
れたもので、廃止時に各入口はコンクリートで封鎖されております。ダム建設
により取水が困難になるとのことから廃止されたものと思われますが、平成 26
年に萩形ダム下流に小水力発電所が建設され、一定量が小阿仁川に放流されて
おりますので、旧水力発電施設の利活用及び小水力発電事業の可能性を検討す
るため調査をするものであります。


橋梁レポート 上小阿仁村南沢の廃水路橋 第3回
https://yamaiga.com/bridge/kamikoani/main3.html
https://yamaiga.com/bridge/kamikoani/map_7.gif
なんでもこの水路、建設されたのは戦時中とのことで、目的は予想通り発電用。

小阿仁川の水を八木沢集落のすぐ下流で分水し、左岸の地下にほぼ水平の水路を掘ってこれを導水。約4.5km下流の大錠(おおじょう)地区で再び小阿仁川に水を落すが、このときの落差(推定50m)で発電所のタービンをまわして発電を行っていたというから、これは典型的な水路式発電所だったようだ。

実際、稼動していた当時、八木沢集落の人々もこの保全に携わったとのことで、秋場など大量の落葉が導水路に入り込んで水の流れが悪くなると、一時的に水門を閉めて水を止め、カンテラを持って隧道に潜っては、つまりの除去を行うような事もあったという。(あれだけ巨大な水路が落葉で詰まるというのもにわかには信じがたいが、長野県の別の発電水路では、ミズゴケの除去のために導水隧道の清掃をかつて定期的に行っていたという話しを聞いたことがある。或いはそういうこともあったかも知れない)
そしてしばらく水を止めていると、発電所の方から電話が掛かってきて、「水を流してくれ」と催促されるような事もあったと言うから、この通りならば些かのどかな風景を連想する。

しかし、少なくとも戦時中の建設当時は、苛烈な統制下の突貫工事が行われたそうで、朝鮮の人たちが大勢働いていたと仰っていた。当時の秋田県は全国有数の鉱産県であり、山をひとつ挟んだ所に阿仁銅山、また県北部には有名な尾去沢や花岡、小坂といった鉱山もあった。おそらくはこうした鉱山への電力供給を目処とした発電所だったのだろう。しかし、事業者が誰であったかは覚えていないという。

建設の当初には集落の盛衰にも多少の関わりを持ったであろう発電所であり発電水路であったが、その終焉は以外に早く訪れ、県営第一号となる萩形ダムが上流に完成した昭和41年に廃止された。これは同ダムが小阿仁川の水の大半を別の河川に導水するものであったため、流下する水量が極端に減少した事が原因だった。(現在も小阿仁川は川幅の割に水量が少なく、洪水時にのみ大河の様相を呈するが、この人工的な河川争奪の影響があるといわれる)

…こんな風に古老の証言は、件の水路橋にまつわる謎を、ほぼ全て解き明かしてくれた。

1941とはずがたり:2023/07/04(火) 10:12:47
【JR美祢線またも被害】今回の大雨でJR美祢線の線路ふたたび崩落・流出
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee91fc9c17edc91c165d7ac92a965188b6f06bbd?source=sns&amp;dv=pc&amp;mid=other&amp;date=20230701&amp;ctg=loc&amp;bt=tw_up
7/1(土) 13:11配信
KRY山口放送

KRY山口放送

30日から降り続く雨で美祢市を流れる厚狭川が増水し、JR美祢線の線路と橋が崩落、運行ができない状況となっている。

現場は、南大嶺駅と四郎ヶ原駅の間で川幅約70mの厚狭川をまたぐ線路。JR西日本によると、いつ崩落したかは不明だが、運休中で人的被害はないという。

美祢線は、2010年7月にも大雨被害で線路と橋脚が流出。およそ13億円をかけて1年あまりで復旧させた。現在は、利用者数の低迷が課題となっている。

1942とはずがたり:2023/07/04(火) 11:12:03
補強工事中の堤防が決壊、約50戸に浸水被害 兵庫・伊丹市の天神川
鈴木春香2023年5月8日 10時54分(2023年5月8日 13時07分更新)
https://www.asahi.com/articles/ASR583HRNR58PIHB003.html

1943とはずがたり:2023/07/21(金) 23:29:07

済:滝波川
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hokuriku/kuzuryu/takinami.html

済:真名川
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hokuriku/kuzuryu/managawa00.html

済:只見川下流
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tadami00.html

1944とはずがたり:2023/07/21(金) 23:29:46
>>1938

未:下荒井堰・壁倉PS・富田PS
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hokuriku/kuzuryu10.html

未:庄川(成出・椿原・赤尾・小原・合口)
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/shokawa00.html

未:早月川(中村PS・小早月川・蓑輪付近)
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/hokuriku/ecchu/hayatsuki00.html

1945とはずがたり:2023/07/21(金) 23:30:05
>>1944-1945

未:吾妻川
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/agatsuma01.html

未:阿知川
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tokai/achi00.html

未:矢作川(越戸ダム・百月発電所・ダム)
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tokai/yahagi00.html

1946とはずがたり:2023/07/29(土) 18:33:04
過疎地への配水はタンク車で…老朽化した水道管の維持難しく厚労省が指針
2023/07/29 15:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230729-OYT1T50255/

 人口減が続く過疎地への新たな配水手法として、厚生労働省がタンク車で運ぶ「運搬送水」の指針をとりまとめたことがわかった。運搬送水は水道管や施設の維持、改修が不要で費用が安くすむ。2029年までに全国で400超の小規模集落が消滅する可能性があり、厚労省はこうした地域での導入を想定している。
大学生で妊娠出産、就活で30社落ちても「早く子どもを産んで良かった」

 全国の上水道事業は、自治体など約1300事業者が運営している。人口減少の影響で、20年の全国の水道料収入は2兆2000億円と、ピークだった01年から1割減った。給水人口が5000人以下の小規模な簡易水道事業者は、人口の減少率が高く、さらに厳しい経営を強いられている。

 一方、高度経済成長期に整備された水道管や施設は老朽化が進む。改修費には年間1兆3000億円が投じられ、上水道事業者の4割超が赤字だ。小規模な自治体ほど水道料収入は少なく、改修費の負担は重い。

 日本水道協会(東京)によると、タンク車での運搬にかかる費用や住民が使用する水量を考慮すると、運搬送水は数十人規模の集落に適しているという。すでに宮崎県や静岡県の小規模集落で導入されている。

 総務省が19年に行った全国の自治体への調査では、過疎地域のうち「10年以内に消滅する可能性がある」のは454集落に上り、ほとんどは住民が25人に満たない。地域別で最多は四国の162か所。東北、中国、九州でも50か所を超える。

 人が住み続けるか見通せない集落の水道設備については対応に悩む自治体が多く、厚労省には、数年前から運搬送水に関する相談が寄せられていた。

 厚労省が近く公表する指針では、運搬送水は地中の水道管に比べて気温の影響を受けやすく、タンク車や一時的に保管する配水池で水が長期間滞留することがあることから、塩素濃度の管理を徹底する必要があるとしている。

 確実に水を届けるため、事故や故障を想定した代替車両の確保のほか、積雪や凍結のリスクが少ないルートを選定しておくことを推奨。配水池で漏水が起きた場合に備え、リモートで水量を把握できるシステムの導入が望ましいとした。

 浦上拓也・近畿大教授(公益事業論)は「運搬送水は過疎集落を抱える自治体の新たな選択肢になり得る。人口減の加速は確実で、水道施設を維持すべきか、費用対効果の観点から慎重に検討しなければならない時期にきている」と話した。

  ◆運搬送水 =水道施設から遠距離にある集落に、タンク車などで定期的に生活用水を運ぶ。水は配水池やタンクで保管し、水道管などを通じて各戸に届ける。施設からの長い距離を管路でつなぐ必要がなく、設備投資費用が安くなる。

1947とはずがたり:2023/08/05(土) 10:37:32
2020年の記事だが,石木ダムこじれてるなあ。。

https://nordot.app/639006284154111073
まるでゾンビ、45年間本体未着工のダム計画 徹底抗戦13世帯、長崎県「実力行使も選択肢」
石川 陽一

 82年5月、小学2年生だった松本さんは初めてダム問題を意識することになる。県が県警機動隊を動員し、建設予定地の強制測量に踏み切ったのだ。

 強制測量後、県側は動きを控える。「ダムのことは忘れて日常生活を送っていた」(松本さん)という92年7月、豪雨で石木川の本流の川棚川が氾濫し、町中が浸水。94年8月から95年4月にかけては、佐世保市で最大43時間連続断水、給水制限264日に及ぶ大渇水が起こった。

 石木ダムは佐世保市への給水と川棚町の治水対策が目的だ。県関係者は「ダムがあれば氾濫は防げたし、渇水の被害も緩和できた。行政としては痛恨の出来事だった」。建設計画は息を吹き返す。当初は反対で一致団結していた住民側からも用地買収に応じる人が出始め、97〜2004年度に計54世帯が立ち退きに同意した。


反対運動も再び活発化した。10年3月に水没予定道路の付け替え工事が始まると、反対住民は抗議して連日、重機の周辺に座り込んだ。「命を懸けた」行動で一時は工事を中断させ、中村法道知事と4回面談したが、決裂。両者が歩み寄ることは無かった。13年9月、国がダム建設に「お墨付き」を与える事業認定を告示し、翌年から県は土地の強制収用に向けた手続きに入った。19年9月、ついに県側は全予定地の権利を取得し、松本さんら残る13世帯は、法的には「国有地を不法占拠する元地権者」となった。

 ▽人口減でも需要増

 県側が石木ダム建設の根拠とするのは大きく2点。一つは、佐世保市の水需要がこれから緩やかに増加していくという市水道局の予測だ。今から18年後の38年には、最大で1日当たり約10万6500トンの水需要を見込み、予備の10%を加味した約11万7000トンが必要と推計。佐世保市が保有する年間355日以上水を供給できる「安定水源」は、1日当たり約7万7000トンにとどまるため、ダムで残りの約4万トンを補うつもりだ。

 市水道局によると、09〜18年の1日最大給水量の実績値は約10万7600トン。この年は寒波で家庭用の配管が破裂する事故が起きており、残りの年は約7万7000〜約8万2000トン。安定水源の供給量を超えた場合は、天候によっては取水できない「不安定水源」の約3万トンや民間の農業用水などを組み合わせて対処しているという。水道局の担当者は「水道事業者は常に水を安定供給できる施設の整備を水道法で義務付けられている。需要予測は必要最小限にとどめており、石木ダムを造ればギリギリ足りるという状況だ」と説明する。

▽100年に1回の大雨

 県側の2点目の論拠は、川棚町の治水対策でダム建設が最も費用対効果が高いとの試算だ。県河川課が19年に作成した資料によると、堤防のかさ上げや河道の掘削など7種の方法を検討した結果、ダム中止に伴って発生する費用約62億円を含めて210億〜433億円程度かかる。このままダムを造れば、治水面に限ると今後50年の維持管理費を含めて約77億円で済むという。

1948とはずがたり:2024/01/06(土) 19:39:19
びわ湖水位 渇水対策本部の目安まで下がる 知事“年明け判断”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231226/k10014300441000.html
2023年12月26日 16時41分

滋賀県のびわ湖の水位が、節水の呼びかけなどを行う「渇水対策本部」を設置する目安となっているマイナス75センチまで下がっていて、三日月知事は会見で、「引き続き注視する」としたうえで、来年1月4日時点の水位を見て、本部を設置するかどうか判断する考えを示しました。

びわ湖の水位は、12月26日午前6時の時点で基準となる水位からマイナス75センチとなり、例年のこの時期の平均を40センチ下回って、滋賀県が「渇水対策本部」を設置する目安まで下がりました。

「渇水対策本部」を設置すると節水の呼びかけなどを行うことになりますが、三日月知事は26日の会見で「場合によっては年末に設置するということも選択肢としてあったが、年末から年始にかけては雪どけ水で水位が回復する傾向にあるので、引き続き注視していきたい」と述べました。

そのうえで、年明けの1月4日時点の水位を見て、「渇水対策本部」を設置するかどうか判断する考えを示しました。
約1450万人が水を利用 びわ湖からのルートは

滋賀県のほか、大阪府や京都府、兵庫県に住むおよそ1450万人がその水を利用しているびわ湖。

湖から水が流れるルートは3つあります。

1つは琵琶湖疏水で、大津市中心部から京都市へ一日およそ160万トンの水が流れ出ています。

もう1つは大津市南部の南郷から流れる宇治発電所導水路で、ここから一日に数百万トンの水が流れ出ています。

そして、最も水量が多いのが、びわ湖から流れ出る唯一の川、瀬田川です。

この瀬田川に設けられた瀬田川洗堰という施設に国土交通省の職員などが常駐して、びわ湖の水位や川の水の流量などを調節しています。

昭和36年に完成した現在の本堰には10の水門があり、上段、下段と呼ばれる2段のゲートが上下に動いて1門ずつ「全開」から「全閉」まで細かく調整することができます。

▽上下段のゲートがともに上に上がると「全開」、
▽上下段のゲートが上下に分かれて流れをせき止めると「全閉」です。

ことし8月の台風のあとは10の水門すべてが開かれ、画像からも洗堰下流の水位が高かったことがうかがえます。

一方、ことし12月の画像ではすべての水門が閉じられていて、本堰の下流は川底が見える状態になっています。

琵琶湖河川事務所によりますと、現在はバイパス水路と呼ばれる別の水路から放流していて、必要とされる量に応じて放流する量を調整しているということです。

国土交通省琵琶湖河川事務所の原田豊彰副所長は「節水を心がけていただいて、びわ湖の水を大切に使っていただきたい」と話しています。
過去の水位低下と取水制限は

びわ湖の水位が平成以降で最も低くなったのは、平成6年9月のマイナス123センチでした。

この時はびわ湖にせり出した「浮御堂」と呼ばれる大津市の景勝地の周辺でも水がなくなったほか、ふだん沖合にある長浜市の奥の洲は、現在よりさらに陸地化が進んでいました。

この影響で、京都府、大阪府、兵庫県では最高で20%の取水制限が実施され、減圧給水で水道の水が出にくくなったほか、滋賀県でも最大で10%の取水制限が行われました。

そのあとも、
▽平成7年12月に、マイナス94センチ
▽平成12年9月に、マイナス97センチ
▽平成14年10月に、マイナス99センチとなるなど、
マイナス90センチ台となる水位低下が3回あり、平成12年と14年には5%から10%の取水制限が実施されています。
漁業も水位低下による被害

びわ湖の水位が低下したことで、湖の南部では場所によって湖底の石に漁船がぶつかり、スクリューが傷つくなどの被害が出ています。

30人の漁業者が所属している滋賀県守山市の玉津小津漁業協同組合では、びわ湖に仕掛けた「エリ」と呼ばれる伝統的な定置網を使った漁をしていますが、水位が下がったことで魚がかからなくなり、仕掛けの網を片づけたということです。

また、湖岸や港には大量の水草が流れ着くようになっていて、船を出すと、湖面に浮かぶ水草で浅くなった湖底の石が隠れて船のスクリューがあたって壊れる被害が、これまでに5隻相次いだということです。

このため漁協では、大量に流れ着く水草を週に1回から2回、組合員に呼びかけて除去しています。

玉津小津漁業協同組合の田中善秋組合長は「やはり船がないと仕事にならない。通常の水位でも浅いので、これだけ水位が下がってしまうと、限られた船しか出られない」と話していました。


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