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国道・県道スレッド

1829荷主研究者:2017/10/01(日) 10:58:16

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2017/09/11 建設新聞
福島県・白河BPの整備 新田町大橋は下部工に着手
今月下旬にも大断面のTN公告へ

 福島県は国道294号白河バイパスの整備事業について、早ければ今月下旬にもWTO対象で大断面の五郎窪トンネル(仮称)工事を公告する見通しだ。新田町大橋(仮称)の架設に向けては下部工を公告中で、来年度以降に上部工を発注する。

 白河市中心部を通る国道294号は、江戸時代に城下町を通る奥州街道として整備されたルートがほぼ現存しているが、市街地は道路幅が狭くクランクが多いことから円滑で安全な交通に支障を来している。このため、市街地東側に総延長4120m、幅員13〜15mのバイパス整備を進めている。

 整備は全体を南北2工区に分割して実施。延長2480mの南側の工区は南湖公園西側の国道289号から北上し、続く山間部に五郎窪トンネルを構築する。その北側で当初はトンネルを計画していた区間はオープンカット工法で掘削。一部整備済み区間を経てJR東北本線と交差する。

 JR交差部の北側からは延長1640mの北工区となる。現在の国道294号から北西側に分岐し、阿武隈川を渡河する新田町大橋(仮称)を架設。葉ノ木平復興記念公園付近を通過して国道4号と交差し、東北自動車道白河中央スマートIC付近に至る。さらに北側は現道拡幅の別事業(豊地工区延長1800m)が連続し、国道289号から工業の森・新白河まで約6㌔m弱にわたり道路改良が施されることになる。

 南湖公園北西側の山間部を掘削する五郎窪トンネルは延長474m。幅員は車道6.5mに両側歩道(3m×2)など全幅13.5mを確保するため、内空断面積が約110平方mに及ぶ。北側坑口からNATM機械工法で掘削する計画。また、地層が入り組んでいることから複数の補助工法の採用が想定されている。詳細設計は当初パシフィックコンサルタンツが作成し、昨年度に追加解析などを建設技術研究所に委託した。工事は今月下旬から10月上旬ごろにも公告し、12月の入札を予定している。発注見通しによると概算規模は40億〜60億円。

 五郎窪トンネル北側に位置する山間部では、区間北側の切土工は藤田建設工業の施工が決まった。区間南側の切土工も本年度に発注する予定だ。JR線交差部に設ける跨道橋は橋長約30mの規模でJRが整備を代行し、昨年度に奥村組で着工している。

 北工区内で阿武隈川を跨ぐ新田町大橋は、橋長192m、幅員14.5mの3径間連続鋼非合成箱桁橋で、東京建設コンサルタントが設計を作成。河川内に構築する橋脚2基は渇水期施工になる。現在は北側のA2とP2の2基を施工する初弾下部工を公告中で、あす(12日)に開札する。南側のA1とP1および上部工は来年度以降に公告を見込む。架設工法はクレーン架設を想定している。

 新田町大橋の北側に当たる葉ノ木平地区では昨年度から地盤改良に着手した。本年度も深層混合処理を行い、年度後半には改良済み区間の上層部分を対象とする道路改良工事を発注する予定だ。

 なお、白河バイパスのCM業務はオリエンタルコンサルタンツ・日本振興JVが担当。全体完成は平成30年代前半を予定している。

http://tohazugatali.web.fc2.com/road/170911-ShirakwBP-b.jpg
※白河バイパスのルート図。

2017/09/11付一面に掲載。


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