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スポーツ総合スレッド

273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/13(日) 08:33:31
こういう手法をとるとこうなる、ということは考えないんだろうか。
この世界はマスコミ含めたカネの源泉だから、危うい面のある世界ではあるのだろうが、それを改善するためになんでもかんでも手を突っ込めばよいわけではない。

日本高野連が特待生救済措置/指導から現場判断へ
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0510.html

 日本高野連は、学生野球憲章に違反しているスポーツ特待制度の救済措置として、現在の在校生に限り、校長判断で新たな奨学金を続けることが可能との見解を示した。「なぜ野球だけ駄目なのか」。スポーツ特待制度に対する日本高野連の強硬な対応に、ファンだけでなく一般の人も大きな関心を寄せたこの問題は“現状維持”という形で一応の収拾に向かうことになった。

 ▽さじを投げた

 記者会見で田名部和裕(たなべ・かずひろ)参事は「すべての保護者から解約同意書を取り付けたのは約50校。入学時の条件と違うという意見の保護者に、説明できないという声が各都道府県連盟に寄せられている」と、苦渋の表情で説明した。応援団の旗のサイズ、グラブの色まで事細かく指導する高野連が、今回の措置の運用については「校長の裁量に任せる。具体的な内容は問わない」(同参事)と、さじを投げた格好だ。

 日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度の全国実態調査の最終集計結果が発表されたのが三日。376校、該当選手が7971人という数字は衝撃を与えた。脇村春夫(わきむら・はるお)会長は「376校も出てきたのは予想していなかった」と実感を込めて話した。想像以上の数字に、事態収拾は容易ではないとの驚きが垣間みえる。

 ▽反響に戸惑い

 この問題は、大きな関心を呼び、テレビや週刊誌でも大々的に取り上げられた。学生野球憲章をよりどころに正論に終始した脇村会長、田名部参事は、週刊誌から「独裁者」呼ばわりされた。

 伊吹文明文部科学相も七日の衆院教育再生特別委員会で「できるだけ生徒に被害が及ばないよう話をしたい」と発言し、特待生が厳しい処分を受けることがないよう高野連側に要請する考えを示した。

 世間だけでなく、政治からの注視。今回の決定に影響があったのかとの質問に、脇村会長は「週刊誌でも随分批判されているのは重々承知している。でも批判されたから今回の措置をしたのではない。このままでは、現場が回っていかないという混乱があったから」と、あくまで選手、親の影響を最小限にとどめることが優先と説明した。

 ▽混乱に拍車

 今回の措置は救済になりうるのか。高野連の、「強硬な指導から現場判断」への方針転換は現場の混乱に拍車を掛けた。春夏通算5度の甲子園大会優勝の実績を持つ横浜(神奈川)の渡辺元智(わたなべ・もとのり)監督は「このままでは学費を払えず、退学する子が出てくるかもしれなかった。救済措置があって助かった」とほっとしながらも、校長らの裁量に任される救済のあいまいな境界線に「保護者に所得証明の提出を求めないといけないのか。いくら以下ならいいとかの線引きが難しい」と話す。

 学校は5月上旬に開いた野球部の父母会で約100人に特待制度の経緯を説明したばかり。部員の中には経済的に困窮している家庭も少なくなく、同監督は心を痛めていたという。保護者には新たな説明が必要となり、頭の痛い日々が続きそうだ。

 愛工大名電(愛知)の倉野光生(くらの・みつお)監督も高野連の転換に戸惑いの様子。「細かい指導がないので、待つだけです」と言葉少なに語るだけだった。ある有力校の関係者は「線引きの判断が難しいから、結局(特待生は)全員このままいくということになるんじゃないかな」と、迷走の果ての現状維持を皮肉った。


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