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重工業・造船・航空機スレッド

110荷主研究者:2008/07/27(日) 23:36:04

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20080704001.htm
2008年7月4日16時39分 北國新聞■石川のニュース
◎コマツの金沢第2工場が着工 来年1月完成、8月稼動

くわ入れするコマツの坂根会長=4日午前10時5分、金沢市粟崎町4丁目

 コマツが金沢港粟崎地区で計画する金沢第二工場の起工式が四日午前、建設予定地で行われた。同港周辺では二〇〇六年十二月に稼働した第一工場に続く大型投資となる。第二工場は超大型油圧ショベルの生産拠点となり、来年一月末に完成、生産設備を整え、本格稼働するのは同八月になる。

 敷地面積は十万四千五百平方メートル。一階建てで、延べ床面積は約六千八百平方メートル。油圧ショベルは月一台のペースで生産する。総事業費は五十三億円。

 コマツは第二工場の稼働後、隣接する大浜地区の第一工場で生産している自動車向け大型プレス機械の製造工程を第二工場に移管する。第二工場で油圧ショベルとプレス機械の板金、機械加工を手掛け、第一工場は組み立て作業を担当。生産と組み立てで工場を使い分ける再編となり、建機と産機が同じ工場で生産されるのは、世界中に拠点を持つコマツとして初めての試みになる。

 式典であいさつしたコマツの坂根正弘会長は「金沢港から輸出できる体制が整うと思い、確信を持って先に第一工場を造った。建機の第二工場を着工することになったが、将来、鉱山向け建機を増産する際はまた金沢で、という話も出てくるかもしれない」とし、新工場建設の可能性を示唆した。

 森喜朗元首相、谷本正憲知事、山出保金沢市長が順に祝辞を述べた。紐野義昭県議会議長、中西利雄市議会議長らが出席した。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080705301.htm
2008年7月5日03時17分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎「建機新工場、金沢が有力 コマツ、金沢第2工場が起工

 金沢港周辺の工業用地で、コマツが建設機械を増産する可能性が膨らんできた。坂根正弘コマツ会長は四日、金沢第二工場の起工式で、世界的な建機需要に対応するため、増産体制を構築する必要があるとした上で、金沢が新工場建設の有力な候補地だとの考えを示した。金沢でさらなる設備投資が実現すれば、部品を供給する県内の協力企業にとっても強力な追い風となりそうだ。

 「建機の生産量が増えるという確信がある」。坂根会長は、世界的な資源高で産出国の建機需要が一段と高まっており、特に開発が進む中国市場では、少なくとも二〇二〇年まで拡大基調が続くと予測。増産対応に迫られた場合、新工場が必要だとの認識を示した。

 坂根会長が新工場立地の第一条件に挙げるのは港があることだ。現在の国内の建機拠点で港に隣接するのは、四百トンの超大型油圧ショベルを手掛ける金沢第二工場と、茨城工場(ひたちなか市)。坂根会長は「金沢は(国際的ハブ港の)釜山に近い」とし、日本海側という地理的な優位性を強調した。

 さらに坂根会長は増産対応に伴う国内工場の再編にも触れ、同じ建機拠点の六甲工場(神戸市)について「小さい工場であり、新たな製品を作ろうとすれば、現在生産している三百トンの油圧ショベルをどこかに移す必要が出てくる。それならば同じ油圧ショベルを生産する金沢に移した方がいい、となる。ここに土地があるのは知っている」と語り、大型油圧ショベルの生産集約も示唆した。

 ただ、金沢が建機生産の一大拠点となるには、船便の確保が課題となるという。同港から世界中の港につながる釜山港へは現在、フェリーも含め週四便。コマツは粟津工場生産分も金沢港から輸出したい意向があり、新工場をつくるにしても「毎日船便が出るような状況」(坂根会長)でなければ、不十分だと考えている。船を呼び込むには、それに見合う貨物の量が必要になってくるが、コマツだけでは不足する。

 金沢港は今秋、大水深岸壁が暫定供用され、大型船が入港できる環境が整う。さらなる投資を呼び込むには、コマツ以外の貨物量をどれだけ増やせるかが、鍵を握っている。東海北陸自動車道の全線開通で近づく中京圏での集荷拡大も必要になりそうだ。


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