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Tohazugatali Tourist Bureau

1085チバQ:2011/07/07(木) 19:33:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110706-OYT8T01028.htm
平泉の観光客呼び込め! 横手が誘客プロジェクト
奥州藤原氏のゆかりPR


「後三年の役」の古戦場跡地に立つ「後三年の役金沢資料館」。あまり人けがなく、ひっそりとしている(5日、横手市金沢中野で) 「平泉の文化遺産」(岩手県平泉町)の世界文化遺産登録決定を受け、横手市は、平泉をつくった奥州藤原氏にゆかりのある市内の史跡を活用し、観光客を呼び込む計画に着手した。「奥州藤原氏のルーツは横手にある」として、平泉に押し寄せる観光客を、横手の関連史跡だけでなく、温泉や食で引き寄せようというもくろみ。関係者に力が入っている。

(西田道成)

 ■チーム結成

 横手市には、平泉に奥州藤原氏繁栄の礎を築いた藤原清衡が、異父弟の家衡と存亡を賭けて戦った「後三年の役」(1083〜87年)の古戦場が残っている。後三年の役で家衡に妻子を殺害された清衡は、家衡を倒した後、争いのない浄土思想の極楽浄土を平泉の地に具現化したとされる。

 平泉の世界文化遺産登録がパリで開かれた国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の委員会で決まったのは、6月25日(現地時間)。同市は「平泉を築いた清衡の精神的なバックボーンは横手にある」(五十嵐忠悦市長)とし、7月4日、市長公室と観光物産課、文化財保護課などで、誘客のためのプロジェクトチームを結成した。チームの5人は早速、4日に平泉町を訪れ、中尊寺金色堂などを視察し、観光面での連携について、同町と意見交換をした。

 ■平泉は宿泊施設不足

 同町などによると、同町の近年の年間観光客数は約200万人。東日本大震災の影響で激減した客足も戻り、世界文化遺産登録の決定後は、平年より1割近く多い1日平均7000〜8000人が訪れている。

 しかし、同町にホテルや旅館は5軒しかなく、宿泊できるのは380人程度。大半の観光客は、日帰りするか、仙台市などに泊まっているのが現状だが、同町は、景観を損なう恐れがあるため、大型の宿泊施設を誘致する考えはない。

 世界遺産登録を担当していた同町建設水道課の八重樫忠郎課長補佐は「横手は平泉との歴史的なつながりは申し分ない上、温泉もおいしい食べ物もある。受け入れ態勢を整えてもらい、お互いを高め合う観光促進ができれば」と話す。

 ■今月半ば初会合

 横手市には後三年の役の古戦場などとされる国指定史跡の大鳥井山遺跡(大鳥町など)や、沼柵推定地(雄物川町)、金沢柵推定地(金沢中野)などの遺跡群がある。遺跡の出土品は、「後三年の役金沢資料館」(同)に展示されているが、同館の入館者は月500人程度。平泉の世界遺産登録の決定後、入館者数に大きな変化はみられず、平泉とのつながりが周知されているとはいえない状況だ。

 その一方、市内の山内地区の温泉などにホテルや旅館が約20軒あり、総客室数は800室以上。「横手やきそば」や、ブドウ、リンゴなどといった観光資源もある。

 市のプロジェクトチームは、車で約1時間半の距離にある横手と平泉を結ぶ観光ルートをつくろうと、今月半ばにも初会合を開く。平泉とのゆかりのPR方法をはじめ、誘導看板の設置、首都圏の歴史愛好家を招くモニターツアーの実施、歴史解説ボランティアの育成などについて協議する。

 横手市の小松田文夫・観光物産課長は「お互いの良い面をPRし、質の高い観光を提供して双方の観光客を増やしたい」と意気込む。五十嵐市長は「横手に平泉のような華やかな文化遺産は残っていないが、歴史を深く掘り下げ、勉強したい人たちのため、観光振興を図りたい」と話している。

(2011年7月7日 読売新聞)


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