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2004年米国大統領選スレ

486チバQ:2010/02/24(水) 22:19:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010022402000088.html
草の根“茶会党” 無党派支持拡大 ペイリン旋風再び?
2010年2月24日 朝刊

 二〇〇八年米大統領選の共和党副大統領候補として注目を浴び、次期大統領選への出馬が取りざたされるサラ・ペイリン前アラスカ州知事が共和党と一線を画し、「ティーパーティー」と呼ばれる草の根運動など無党派層を意識した政治活動を繰り広げている。ペイリン氏の“活躍”は、オバマ大統領への批判勢力を吸い上げきれない共和党のお寒い党内事情も露呈している。(ワシントン・岩田仲弘)

 ◆「ならず者」復活
 ペイリン氏は昨年七月、アラスカ州知事を突如退任。十一月には回顧録「ならず者で行く」を出版し、全国を宣伝行脚した。タイトルには大統領選で共和党陣営から「ならず者」扱いされたことへの皮肉が込められている。一月にはメディアで大統領の“天敵”とされる保守系ニュース専門局FOXニュースの解説者に就任した。

 この間、激しく大統領批判を展開。今月六日には、テネシー州ナッシュビルで開かれたティーパーティーの初の全米集会で基調演説し「日本はアジアの重要な同盟国なのに(日米関係は)最悪だ」「大統領とペロシ下院議長の政策は、負債を増やし、国を危険にさらしている」と徹底的にこき下ろした。

 ◆大きな政府嫌気
 ペイリン氏が共和党と一線を画すのは、無党派層への浸透を図る方が支持拡大に向けて得策と判断しているためだ。ニュージャージー、バージニア両州の知事選、マサチューセッツ州の連邦上院議員補選で共和党が相次ぎ勝てたのも、ティーパーティーなど無党派層が「反オバマ」で結束したからにほかならない。

 米誌ニューズウィークの直近の世論調査でも、連邦議会選挙が今行われたらどちらの政党に投票するか、との問いに共和党と答えたのは43%で民主党を2ポイント下回った。

 歳出削減、減税といったティーパーティーの主張は、民主党より共和党にはるかに近いが、ブッシュ前政権も未曾有の金融危機対策として税金を投入して大手銀行を救済。党の現状に不満は根強い。

 ペンシルベニア州でティーパーティー運動に参加するナンシー・ゴッドフレイさん(57)は「大きな政府に飽き飽きしている私たちの主張に、とにかく耳を貸してほしいだけ。党派なんて関係ない」と訴える。

 ◆独立ブランド?
 こうした声に配慮し、下院共和党のベイナー院内総務は「共和党がティーパーティーを取り込むなど、そんなばかげたことはしない。尊敬し、意見を聞いていく」と強調。だが十一月の中間選挙に向け、保守路線を徹底させるのか、中道寄りにも視野を広げるのか、腰が定まっていないのが実情だ。

 一方、ペイリン氏が本気で大統領選に出馬するのなら、共和党から立候補する他に選択肢はない。しかし、同党が「ならず者」を受け入れる展望は、開けているわけではない。

 ブッシュ前政権のホワイトハウス上級スタッフを務めた共和党有力アドバイザーのブラッドリー・ブレークマン氏は「ペイリン氏は一つの独立したブランド商品。政策通でもなく、人気がどれだけ続くかも分からない。共和党候補として成功するとも思えない」と厳しい見方を示している。

 <ティーパーティー> 「大きな政府」路線に反対する草の根抗議運動。昨年2月、オバマ米大統領が総額7870億ドルの景気対策法を成立させたことをきっかけに始まった。保守派の白人が主導し、インターネットを通じて急速に広まった。

 植民地時代の1773年、英国による紅茶税に反発した市民が茶箱を海に投げ捨て、独立運動につながった「ボストン茶会事件」に由来する。冒頭の「TEA」は「Taxed Enough Already(すでに十分課税されている)」の頭文字でもある。


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