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2004年米国大統領選スレ

4818チバQ:2018/01/16(火) 21:18:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180116X843.html
便所発言「ねじ曲げられた」=移民政策で民主党けん制―米大統領
08:05時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領がハイチやアフリカ諸国を「便所のような国」と侮辱したとされる問題で、トランプ氏は15日、発言したのは事実だと主張する民主党のダービン上院議員について、ツイッターで「完全にねじ曲げて伝えている」と非難した。

 その上で、子供時代に不法移民の親に連れられ渡米した若者を強制送還の対象から外す措置「DACA(ダカ)」に言及。「信頼がなければ合意はできない。ダービンはダカを台無しにした」と投稿し、ダカ延長を求める民主党をけん制した。

4819とはずがたり:2018/01/17(水) 16:25:42
バノン氏、“ロシア疑惑”で米特別検察官が召喚状 TBS News i 2018年1月17日 13時20分 (2018年1月17日 14時40分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180117/Tbs_news_122844.html

 
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 アメリカのニューヨークタイムズの電子版は、大統領選をめぐるロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官が先週、元首席戦略官のバノン氏に対し、大陪審で証言を求める召喚状を出したと報じました。モラー氏がトランプ大統領の周辺に対し、大陪審での証言を求めたのは初めてです。
 記事によると、バノン氏は現時点では捜査対象とはなっていない模様で、召喚状は捜査への協力を求める交渉戦術の可能性があるとしています。(17日10:30)

4820チバQ:2018/01/17(水) 19:08:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011700194&g=int

ロシア独立系機関、世論調査公表中止=「外国の手先」指定で-大統領選

 【モスクワ時事】ロシアの独立系世論調査機関レバダ・センターは16日、3月18日の大統領選に関する世論調査について公表を中止すると明らかにした。同機関は2016年に「外国のエージェント(手先)」に指定されたため、選挙期間中の調査公表が禁じられているという。
 レバダ・センターはロシアでも数少ない独立系機関として信頼を得てきた。同センターが調査公表を中止することによって「世論調査の比較ができなくなる」(専門家)と懸念する声が上がっている。他の著名な機関は政府系などのため、再選を目指すプーチン大統領に有利な調査結果を出す可能性が指摘されている。レバダ・センターの関係者は「調査活動は継続する。大統領選後に公表する」と述べた。(2018/01/17-06:23)

4821チバQ:2018/01/18(木) 23:20:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000123-mai-n_ame
<トランプ米政権1年>深まる分断 中道はもう歩けない
1/18(木) 23:17配信 毎日新聞
 ◇開拓一族の共和党議員、離反

 「大統領、もう十分だ」。米連邦議会上院で昨年10月24日、演説した共和党主流派のジェフ・フレーク上院議員(55)が指摘した。フレーク氏は、昨年1月に就任して以来のトランプ大統領の人種偏見に満ちた言動などを「無謀で非道でみっともない」と酷評。同僚議員に向かっては「民主的な価値観を日常的に傷つけるこの事態を受け入れて『当たり前』としてはいけない」と訴えた。

 さらに「自由貿易と移民を支持する伝統的な保守主義者が共和党内で生き残る余地は少なくなった」と続けたフレーク氏。11月の中間選挙に出馬せず、政界から引退すると宣言した。

 「率直な演説だった」。地元西部アリゾナ州東部スノーフレークで、弟のジョナサン氏(41)が兄を思いやった。「民主党と協力しようとすると、共和党の保守派からは『悪魔』呼ばわりされる。これだけ左右に分裂した米国で中道を歩くことは難しい。再選できたとしても、やりたいことを貫徹できないだろう」

 フレーク氏は2001年から下院議員を務め、12年に上院初当選。不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革法案を超党派で作成した共和党議員の一人で、不法移民を強制送還し、イスラム圏からの入国禁止令を出したトランプ氏と対立することも多かった。

 原点はメキシコ人と共に働いた農場だ。モルモン教徒の曽祖父が19世紀末に開拓した土地で、父とおじら4人は最盛期で数千頭の肉牛を放牧していた。フレーク氏は昨年8月、米紙ニューヨーク・タイムズに投稿。13歳で米国に不法入国し、農場で一緒に24年間働いたメキシコ人を取り上げ、「英語も話せず中卒で金もなかったが、白人が数日で音を上げるきつい労働をやり遂げた」と称賛し、彼のような移民こそが米国を支えると主張した。

 時代は変化した。トランプ政権下で、不法に滞在していた移民の約20家族が町から出ていった。当局に捕まって強制送還されるより、メキシコで米国の政権交代を待つためだという。

 「(大統領選で)トランプ氏に投票した私の判断は正しかったのかしら」。フレーク氏の母親ネリタさん(80)はつぶやき、憂えた。「オバマ前政権で左に振れ過ぎた(政策の)振り子が、トランプ政権で右に振れ過ぎている」

 トランプ政権を支えるのは、米社会に渦巻くエスタブリッシュメント(主流政治家や既存政治)への不満だ。その現場を歩いた。【スノーフレーク(米西部アリゾナ州)で國枝すみれ】

4822チバQ:2018/01/18(木) 23:21:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000105-mai-bus_all
<トランプ大統領1年>「経済で成果」も貿易赤字拡大続く
1/18(木) 21:34配信 毎日新聞
<トランプ大統領1年>「経済で成果」も貿易赤字拡大続く
トランプ氏就任前と直近の経済指標
 【デトロイト清水憲司】「自国第一主義」を掲げて約1年前に就任したトランプ米大統領は、昨年末に約30年ぶりの大型法人減税にこぎ着け、経済政策でようやく成果を上げた。ただ懸案だった貿易赤字の拡大は止まっていない。政権2年目に入るのを機に、通商問題で中国への制裁発動に踏み切る懸念が強まっている。

 「爆発的な株高。すべて『トランプ』によるものだ」。トランプ氏は株高を自らの成果と誇る書き込みをほぼ連日ツイッターに投稿している。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の離脱など保護主義的な政策で国内外の警戒と反発を呼びつつも、その自信を支えるのは就任以降、3割以上上昇した株価だ。

 「経済成長率3%超」との公約への期待が先行する形だったが、法人税率(連邦税)を35%から21%に下げる税制改革が実現すると、ダウ工業株30種平均の上昇が加速し、17日には終値で史上初めて2万6000ドルを超えた。

 とはいえ、好調な世界経済や企業業績、米連邦準備制度理事会(FRB)の慎重な利上げ姿勢によるところも大きい。支持率は低迷が続き、1年目最大の成果だった大型減税も企業減税が主軸なため、国民の間では不人気で、11月の中間選挙で与党共和党に有利に働くかは見えない。

 一方、トランプ氏が強くこだわる貿易赤字の削減は実行できず、拡大が続く。米通商法301条を根拠に中国に対する巨額制裁の発動のほか、中国製を中心に鉄鋼・アルミ製品、太陽光パネルの輸入制限を検討中で、1、2月に強硬策を次々に繰り出す可能性が強まっている。

 対メキシコの赤字削減を目指す北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉も山場を迎える。「離脱」の脅しをかけるものの、カナダ、メキシコ両国との溝は深まるばかりで着地点は全く見えない。トランプ氏は米メディアに「(結果を)急がない」と述べ、3月を目指す妥結時期の先送りを示唆して柔軟姿勢をのぞかせる半面、「離脱なら株高」と独自の見解も示すなど真意は読めず、経済界は警戒を強めている。

 ◇対日圧力、強化の恐れ

 トランプ政権に対し、日本政府や企業は米国経済に貢献する姿勢を示すことで良好な関係を演出してきた。ただ2018年は米国の中間選挙を控える。トランプ政権が有権者へのアピールを目的に対日圧力を強める懸念もくすぶる。

 「米国に建設しろ。さもなくば多額の関税を支払え」。トランプ氏は大統領就任直前の昨年1月、トヨタ自動車のメキシコ新工場建設計画をツイッターで批判した。

 日本メーカーが米国で年間約400万台の自動車を生産するなか、トランプ氏の発言は1980年代に深刻化した日米自動車摩擦への先祖返りを予感させ、日本政府と自動車メーカーに衝撃が走った。

 トヨタはすぐに5年間で米国に100億ドル(約1兆1000億円)規模を投資すると表明。その後、中西部インディアナ州や南部ケンタッキー州の工場への新規投資や、南部アラバマ州のマツダとの合弁工場建設を相次ぎ発表すると、トランプ氏の投稿内容は「攻撃」から「歓迎」へと変わった。

 日本政府も対応を迫られた。米国の16年の対日貿易赤字は689億ドル(約7兆7000億円)と中国に次いで世界で2番目に多い。米国の貿易赤字解消にこだわるトランプ政権からの通商圧力が予想されたためだ。

 日本政府は、自動車や農産物など個別分野の摩擦をさけるために、幅広い経済協力関係を協議する枠組みを提案。17年2月の日米首脳会談で、麻生太郎副総理兼財務相とペンス副大統領のもとに「日米経済対話」を設置する合意を取り付けた。

 過去2回の経済対話では、日本が輸入車の検査手続きを緩和するなど米国の関心に応えてきたが、いずれも対日貿易赤字解消に直結する内容ではない。昨年11月に訪日したトランプ氏は財界人との会合で「日米貿易は自由でも互恵的でもないが、今後そうなるだろう」と発言。対日貿易赤字の是正に依然強い関心を示している。

 この1年間のトランプ政権は、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉などに追われ、「日本との通商交渉は優先順位が低かった」(外交筋)。しかし、中間選挙など米国の事情で日本に矛先が向く可能性も否定できず、経済官庁幹部は「日米経済対話での建設的な議論がますます重要になる」と語る。【和田憲二、中井正裕】

4823チバQ:2018/01/18(木) 23:23:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000063-mai-n_ame
<米中間選挙>焦点は「共和が上下両院で過半数維持か否か」
1/18(木) 18:41配信 毎日新聞
 ◇トランプ大統領には「初の全米規模の信任投票」意味合いに

 【ワシントン高本耕太】米国では今年11月、中間選挙が実施される。大統領選の中間年にある連邦議会や州知事などの統一選挙で、トランプ大統領にとって初の全米規模の信任投票の意味合いを持つ。その結果は、今後の政権運営や再選戦略にも大きな影響を与える。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかが焦点だ。

 トランプ氏は中間選挙に向けて各地を回り、昨年末に成立した税制改革法など政策実績を訴える考えだ。17日のロイター通信のインタビューでは「政策実現のため、より多くの共和党議員が必要だ」と強調。候補者支援に「週4〜5日を費やすだろう」と深く関与する意欲を示した。

 議席数が共和51、民主49(無所属含む)で拮抗(きっこう)する上院(定数100、任期6年)は3分の1が改選される。補選と合わせて34議席の改選対象の現有議席の内訳は共和8、民主26。共和党が2議席以上減らせば多数派が逆転する。下院(定数435、任期2年)は全議席が改選対象。現有239議席の共和党が22議席以上失えば、過半数を割り込む。

 中間選挙は大統領選からの「揺り戻し」が生じ、歴史的に政権与党に不利な結果が出ることが多い。トランプ政権は、いわゆるロシア疑惑や人事の停滞で支持率が低迷。与党・共和党が議席を減らすとの見方が強い。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した17日時点の主要世論調査平均値は、民主党の支持率47.6%に対して共和党は37.1%と大きく差をつけられている。

 また、共和党内では、トランプ氏と距離を置く穏健派に対し、バノン前大統領首席戦略官が予備選で「刺客候補」を擁立、トランプ氏の米国第一主義を推進する保守強硬派が一定の勢力を拡大するとみられていた。だが、今月に入り、政権の暴露本出版を巡ってトランプ氏とバノン氏の関係が悪化。情勢は不透明になっている。

 民主党は昨年11月の南部バージニア、東部ニュージャージー両州知事選に続き、12月に南部アラバマ州の上院補選で勝利した勢いをつなげたい考えだ。ただ、上院では共和党より改選の現有議席が多く「守りの戦い」を強いられる。下院選でも多くの選挙区で共和党に有利な区割りになっているとの指摘があり、両院での過半数奪還は簡単ではない。2016年大統領選以来、リベラルな政策と経済利益のどちらを優先するかといった党内の路線対立も抱える。

 連邦法の規定で投票日は大統領選と同様、「11月の第1月曜日の次の火曜日」と決められ、今年は11月6日に実施される。

4824チバQ:2018/01/19(金) 08:55:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180119k0000m010134000c.html


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<トランプ米政権1年>日米協力、安保突出 経済分野はズレ

01月18日 21:59

 トランプ米政権発足後1年間の日米関係はおおむね良好だった。北朝鮮情勢の緊迫化や、安倍晋三首相がトランプ大統領との信頼関係を重視したことなどが要因と言われる。ただ、両国の連携強化では安全保障分野が突出しており、経済や地球温暖化などでは両国の足並みは必ずしもそろっていない。【高橋克哉、梅田啓祐】

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で「日米同盟は首脳間でいつでも何でも話せる関係に発展している。北朝鮮問題では両首脳は100%考え方が一致しており、相当中身の濃い議論を行っている」と強調した。

 トランプ氏が当選した直後の2016年11月、首相はニューヨークのトランプ氏の私邸を訪れ、各国首脳に先駆けて会談した。移民政策などをめぐりトランプ氏と対立する首脳がいるなかで、「リスクを覚悟の上」(政府関係者)の訪問だった。17年2月の日米首脳会談後には、米南部フロリダ州のトランプ氏の別荘近くでゴルフ外交も展開。トランプ政権発足後、両首脳の会談は5回行われ、電話協議は17回に上る。

 同年11月のトランプ氏の初来日の際には日本側が事前に働きかけ、安倍政権が提唱してきた「自由で開かれたインド太平洋戦略」を米政府が採用。日米主導でアジアからアフリカまで広範囲な協力を進める構想で、台頭する中国をけん制する狙いがある。官邸幹部は「日米の歴史を振り返っても、これほど絆が深まったことはない」と強調する。

 ただ、安保以外の分野で日米協力が顕著に進んだ例は乏しく、安保協力が貿易など他分野での政策的な違いを覆い隠してきたというのが実態だ。政府筋は「何とかだましだまし関係を築いてきた」と漏らす。「米国第一主義」を掲げるトランプ米政権と国際協調を重視する安倍政権との間にはそもそも本質的な立場の違いがある。政府関係者は「国際社会が顔をしかめるような問題がある場合に、安倍首相が『ドナルド、考え直してほしい』と言えるようになれるかどうかだ」と指摘する。

4825チバQ:2018/01/21(日) 21:26:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180122k0000m030019000c.html
<米国>反トランプ「女性の行進」 100万人超が参加
18:42毎日新聞

<米国>反トランプ「女性の行進」 100万人超が参加

「女性は投票を」「愛は憎しみに勝つ」と書いた紙を掲げて行進に参加する女性=米ロサンゼルスで2018年1月20日、長野宏美撮影

(毎日新聞)

 【ロサンゼルス長野宏美、ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領の就任1周年となった20日、米国各地でトランプ政権への反対を表明する「女性の行進」が行われた。就任に抗議し史上最大の約500万人が行進したとされる昨年1月の記録には届かないが、反セクハラ運動「MeToo(私も)」などが後押しし、ロサンゼルス、ニューヨークなどで100万人以上が参加する大規模なデモとなった。

 ロサンゼルスでは、ハリウッド女優らが登場し、セクハラ撲滅や11月の中間選挙での投票を訴えた。オスカー女優ナタリー・ポートマンさん(36)は市庁舎前を埋め尽くした群衆に「皆さんのおかげで、革命がうねりになっている」と呼びかけた。昨年のアカデミー賞で助演女優賞に輝いた黒人女優のビオラ・デービスさん(52)は自分もセクハラ被害者だと明かし、「性的暴行や貧困によるトラウマが今もあり、それが私を投票所に向かわせる」と述べた。大学生のアナ・カーターさん(18)は「有名人が声を上げ、勇気づけられている。女性や人権を軽視するトランプは米国を代表していない。私たちは抵抗を示すため、投票に行くことが重要だ」と語った。

 「もうたくさんだ」などのプラカードを掲げた市民が行進したニューヨーク市では、女性ら約200人が行進後、女性の政界進出を支援するNGOのイベントに参加した。中間選挙で連邦下院議員選に出馬するニュージャージー州在住のリンゼイ・ブラウンさん(29)は「『トランプ党』となった共和党を変えたい」と話した。

 中間選挙に出馬する女性の候補者数は前回2016年選挙の約2倍に増えるとみられる。NGOの広報担当によると、出馬を決意した女性の4割がアンケート調査にトランプ氏当選が「転換点」になったと答えているという。

4826チバQ:2018/01/21(日) 21:35:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801210004.html
【トランプ政権2年目】各国指導者、明暗くっきり 世界はトランプ氏とどう付き合う?
08:29産経新聞

 トランプ米政権は20日、発足2年目に入った。「米国第一」を掲げるトランプ大統領の「予測不能」な言動に、この1年間、世界各国が振り回される中、中国の習近平国家主席やイスラエルのネタニヤフ首相など利益を得た指導者もいた。世界は今後、トランプ氏とどう付き合うのか。

中国・習近平主席

「北」てこに対立回避、通商戦争リスクも

 「(中国の習近平国家主席は)非常に頭が良い。私は彼がとても好きだ。彼も私のことが好きだ」

 トランプ米大統領は昨年11月の初の中国訪問後にこう語った。就任前、「(中台の)『一つの中国』を含めてすべてが交渉対象だ」と息巻いていたトランプ氏だけに、その変わりようは米中関係のこの1年の変遷を象徴していた。

 貿易摩擦や為替操作、台湾、南シナ海問題を抱える米中が昨年、決定的な対立を回避できたのは皮肉にも北朝鮮危機のためだ。

 昨年4月、米フロリダ州で行われた初の首脳会談で、トランプ氏は「中国が協力しなければ米国は単独行動も辞さない」と習氏に対北圧力強化を迫った。裏を返せば、それだけ中国の助けを必要としていた。当時は何よりも北朝鮮問題で中国の協力を引き出すことを優先していたのである。

 習氏はそれを小出しにして時間を稼ぐ作戦に出た。中国共産党大会が秋に控えていたためだ。政敵に足をすくわれないように、習氏も米中の決定的対立を避けなければならなかった。

 「米国第一」のトランプ外交が中国を利した側面もある。習氏は1年前のスイス・ダボスでの講演で「中国は反保護主義の旗幟を鮮明にする」と表明、グローバル化の旗手として喝采を浴びた。その後も“力の空白”を埋めるように、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を掲げて、アジア、アフリカ、欧州各国に影響力を広げていった。

 中間選挙がある今年、対中貿易赤字に苦しむ米国が報復措置に踏み切る可能性が取り沙汰されている。その場合、党大会を乗り切った習氏も対抗措置を発動するとの見方が強い。朝鮮半島で緊張緩和の動きがみられる中、逆に“米中通商戦争”勃発の懸念が高まっている。(北京 藤本欣也)

露・プーチン大統領

孤立脱却の期待、霧消

 ロシアのプーチン大統領は、トランプ米大統領に対する最も大きな落胆を味わったに違いない。トランプ氏は大統領就任前、「プーチン氏とはうまくやっていける」「ロシアとは協力すべきだ」と親露的な発言を繰り返していた。しかし、ロシアがサイバー攻撃で米大統領選に干渉したとされる問題が予想外の広がりを見せ、米露関係改善への期待は霧消した。

 2014年のウクライナ介入でロシアは米欧の経済制裁を科され、主要8カ国(G8)からも事実上追放された。プーチン氏は、制裁解除をロシアから求めることはないと述べてきたが、それは「弱みを見せないための強弁」(在露外交筋)にほかならない。

 プーチン政権は、シリアでのイスラム過激派掃討で米国と協調し、制裁の緩和や国際的孤立からの脱却につなげるシナリオを描いていた。米国がロシアの「勢力圏」とみなす旧ソ連諸国などへの関与を減らすことも期待した。

 しかし、大統領選への干渉問題は誤算だった。トランプ氏は対露接近に動ける状況でなくなり、昨年8月には対露制裁強化法案に署名した。ロシアは在露の米公館に勤務する外交官や職員を755人削減するよう要求し、報復した。

 米国では今月末にも、同法に基づき、プーチン氏に近い政財界エリートの資産状況や制裁の効果に関する報告書が公表される。プーチン氏は、2年目のトランプ政権が制裁を拡大・強化するとみて警戒している。(モスクワ 遠藤良介)

4827名無しさん:2018/01/21(日) 21:36:10
独・メルケル首相

「反既存政治」の波で苦境に

 リベラリズムの「守り手」とも期待されたドイツのメルケル首相は苦境が際立つ。昨秋の総選挙後、政権を樹立できず、求心力に陰りが見える中、トランプ米大統領と再び渡り合えるのか。

 「2人の間の力学が驚くほど変わった」。独シンクタンクの専門家は、メルケル氏とトランプ氏の対照的な状況を指摘した。

 「破滅的な過ち」「欧州連合(EU)はドイツの道具」。トランプ氏は就任当時、難民政策や貿易でドイツを再三批判。一方、メルケル氏は対米関係の維持に腐心しながらも、「共通の価値に基づいて協力する」などと必要に応じ、トランプ氏と対峙してきた。ただ、選挙で反難民を掲げる右派政党が躍進し、首相与党は大幅な議席減。トランプ氏を大統領選で勝利に導いた「反既存政治」の波に自らも足をすくわれた。

 欧州で安全保障など過度の米依存から自立を目指す動きが出てきたのは、トランプ政権の「効用」ともいえるが、ドイツが機能不全ではEU強化もままならない。国際的課題をめぐる米国への対応にも影響しかねず、欧州はメルケル氏の“再登場”に首を長くする。

 ただ、政権ができても不安は残りそうだ。先の専門家は語る。「ボクシングでいえば、倒れてカウントを数えられている状態。再び立ち上がっても、従来ほどの力はないだろう」(ベルリン 宮下日出男)

イスラエル・ネタニヤフ首相

「首都エルサレム」の既成事実化に着々

 「エルサレムはイスラエルの首都だと認定する」。昨年12月上旬、トランプ米大統領が発したこの声明により、中東のみならず世界のイスラム諸国で抗議のデモが巻き起こった。

 イスラエルの「エルサレムは永遠に不可分の首都だ」との主張を国際社会は認めてこなかったが、トランプ政権がその一線を越え、「東エルサレムは将来の独立国家の首都だ」とするパレスチナ側に事実上、背を向けた格好だ。

 イスラエルのネタニヤフ首相が「和平に向けた重要な一歩だ」と高く評価したのに対し、パレスチナ自治政府のアッバス議長は「米国は和平の保証人として不適格だ」と主張し、パレスチナ問題における米国の調停を拒否した。トランプ発言が両者の明暗をくっきりと分けた。

 ネタニヤフ氏の与党はパレスチナ国家樹立を否定する極右政党などと連立を組んでおり、「首都エルサレム」の既成事実を着々と積み上げるとみられる。一方、アッバス氏が打てる手は国際社会に支援を呼びかけること以外、ほとんど見当たらないのが実情だ。

(カイロ 佐藤貴生)

4828チバQ:2018/01/21(日) 21:42:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180120k0000m030195000c.html
<トランプ政権>波紋呼ぶアリゾナの中間選挙
01月20日 01:28毎日新聞

 トランプ米大統領の就任から20日で1年。西部アリゾナ州では、不法移民の強制送還を強化しようとするトランプ氏と対立した共和党主流派のジェフ・フレーク上院議員が11月の中間選挙で再選を目指さずに引退すると宣言した。その空席をめぐり、既に選挙戦が始まっている。

 アリゾナでの上院議員選を巡り、全米に波紋を広げたのは、不法移民への厳しい取り締まりから「米国で最もタフな保安官」と呼ばれたマリコパ郡のジョー・アルパイオ元保安官(85)が出馬表明したことだった。

 アルパイオ氏は、中南米系の住民に対する不当捜査の停止を求める裁判所の命令を無視し続けた結果、昨年7月に法廷侮辱罪で有罪判決を受けたが、翌8月にトランプ大統領によって恩赦された。「英雄」と呼ぶ人もいれば、「人種差別主義者」と眉をひそめる人もいる人物だ。

 12日、アリゾナ州フェニックス郊外の事務所を訪れた。自分のことを報じた新聞記事を額に入れ、壁中に飾っている。「最も意地悪な保安官」という見出しの紙面もあり、悪く書かれても、うれしいらしい。

 「24年間保安官として働いた。これからも国境警備のために尽くしたい」。アルパイオ氏は力を込めた。85歳が上院議員の任期6年を務められるのかとの質問にも、「60代に見えるだろ?」と動じない。ひっきりなしに訪れる報道陣の取材を辛抱強く全部こなすスタミナは確かに尋常ではない。

 アルパイオ氏はトランプ氏が15年6月に国境の壁建設を宣言して大統領選に出馬した直後から支持してきた。「俺は勢いに乗っかろうとしているやつとは違う。最初から応援し、最後まで応援する。トランプ氏と彼の政策を支持する人物がワシントンには必要だ」

 アルパイオ氏は、不法移民は麻薬を米国に持ち込み、米国人の労働賃金を引き下げるとみており、国境を開ければテロリストが入ってくると主張する。

 「トランプと誕生日が同じなんだ」とうれしそうに話すアルパイオ氏。共通点は誕生日や率直な物言いだけではない。二人はオバマ前大統領が「米国生まれではないため、大統領になる資格はない」と主張する「バーサー運動」を支持していた。アルパイオ氏は今でも「(出生証明書を)見たわけじゃないから、(オバマ氏がどこで生まれたのか)分からない」と話す。

 インタビュー中、アルパイオ氏の携帯電話が鳴った。着メロはフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」。そういえば、1年前の就任を祝う舞踏会でメラニア夫人と踊るためにトランプ氏が選曲したのもこの曲だった。

 アルパイオ氏の出馬表明で青ざめたのは、主流派や既成政治(エスタブリッシュメント)を攻撃する「ミニトランプ」候補のケリー・ワード氏だ。アルパイオ氏と支持層が重なるため、8月の予備選で票を食い合う恐れがあり、そうなれば主流派のマーサ・マクサリー下院議員が漁夫の利で勝利する可能性が高くなる。

 アルパイオ氏の「参戦」で民主党も勢いづいている。北東部ナバホ郡のエリック・クレマー民主党代表(66)は、アルパイオ氏やワード氏のような極端に反移民強硬派のミニトランプ候補が共和党予備選で指名された場合、民主党が簡単に勝利できると話す。

 「民主党はトランプ支持者を翻意させる必要はない。16年大統領選で投票しなかった党員に投票させればよいのだ。そして、元保安官の出馬ほど、ヒスパニック系住民を投票に駆り立てるものはない」(クレマー氏)。

 クレマー氏によれば、温暖な気候を求めて引っ越してくる白人高齢者の影響でアリゾナ州は保守化しつつあるが、平均的な州民は壁建設や不法移民の一律的な強制送還に消極的だ。アリゾナ・リパブリック紙が昨年12月に行った世論調査によれば、州民の55%近くは国境警備強化のために壁を建設する必要は「全くない」もしくは「おそらくない」と回答している。

 アリゾナ州の上院選で民主党候補が勝利したのは1988年が最後。民主党は30年ぶりの上院議席奪還を視野に入れている。【フェニックス(米西部アリゾナ州)で國枝すみれ】

4829チバQ:2018/01/22(月) 11:43:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180122-00000508-san-n_ame
米政府機関閉鎖 前回は経済損失2.6兆円の試算…トランプ政権1周年に“泥” 長期化なら影響深刻
1/22(月) 9:03配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】米政府予算が失効した20日、政府機関が一部閉鎖に陥る状態が約4年ぶりに発生した。同日に発足1周年を迎えたトランプ政権に泥を塗った格好だ。つなぎ予算案の成立に失敗したのは、不法移民対策で対立する与野党が最後まで折り合えなかったためだが、双方の溝は一段と深まっている。問題が長期化すれば、国民生活や経済に深刻な影響を及ぼす恐れがある。

 政府閉鎖はこれまで18回発生。前回の2013年10月は16日間に渡り、80万人超の政府職員が一時帰休した。ただ、今回が「史上初めて」(米メディア)なのは、与党が上下両院で多数派を握る中で起きた点だ。過去の例では両院のいずれかで与党が過半数割れだった。それだけに政権・与党にとって手痛い失点だ。

 予算切れを招いた最大の要因は、不法移民対策での与野党の対立にある。共和党はメキシコ国境の壁の建設費用を予算計上するよう要求。民主党は予算案への賛成の条件として、子供のころ親に連れられて不法入国した若者の在留を認める制度の継続を求めていた。

 与野党双方が軟化する局面もあったが、トランプ大統領がアフリカ諸国などを誹謗したとする問題もあって対立が先鋭化した。20日も暫定予算案の成立に向けた協議は難航。予算協議に移民政策を関連づける民主党の手法に反発する共和党では「米国人が無責任な政治ゲームの犠牲になった」(マコネル上院院内総務)と歩み寄りの空気はない。

 政府閉鎖の初日となった20日は土曜で、国民の生活基盤にかかわる行政分野に深刻な影響は出ていない。ただ、前回13年には約240億ドル(約2兆6千億円)の経済損失が出たとの試算もある。問題の長期化は行政の停滞だけではなく、好調な景気の腰折れを招く要因にもなりかねない。

4830チバQ:2018/01/22(月) 20:27:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801180006.html
【トランプショック 就任1年(上)】「非常に安定した天才」トランプ大統領が自動車産業に“荒療治” 米国第一、復活のデトロイト
01月18日 07:54産経新聞

【トランプショック 就任1年(上)】「非常に安定した天才」トランプ大統領が自動車産業に“荒療治” 米国第一、復活のデトロイト

(産経新聞)

 米自動車大手のビッグスリーが拠点を置いた中西部ミシガン州デトロイト。金融危機後の2013年に財政破綻した自動車の街は約1年前まで、「ラスト・ベルト」(さびついた工業地帯)と呼ばれあえいでいた。

 「この街、そしてわが社は生き残るのに必死だった。だが今、デトロイトは米国の『カムバックした街』となった」。14日に開幕した世界最大級の自動車展示会「北米国際自動車ショー」で、フォード・モーターの新車発表に登壇した創業家会長、ウィリアム・フォードは米自動車産業の“再生”をそう宣言した。

 奇跡的ともいえるデトロイトの再生劇は、1年前に米大統領に就任したトランプが発した“大号令”から急激に展開した。

 「雇用を取り戻す」とのスローガンを掲げるトランプは、ツイッターを駆使し米国外への移転を表明した企業をののしった。矛先を向けられたくないビッグスリーは「つぶやき」に雪崩を打ったように応じた。

 昨年、メキシコ工場新設を中止したフォードは今年デトロイト近郊の工場の雇用拡大を表明。米欧連合フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は州内の2500人の新規雇用を発表した。ゼネラル・モーターズ(GM)も国内投資を10億ドル(約1110億円)引き上げた。

 人件費や立地、関税を考慮し、メキシコなど周辺国やアジアに工場を置いていた外国企業にも“トランプ砲”は向けられた。メキシコ工場の計画を「あり得ない!」と攻撃されたトヨタ自動車は今年に入りアラバマ州の工場新設を表明。トランプが唱える「米国第一主義」は「産業の論理」をもくつがえした。

 トランプ政権に関する暴露本「炎と怒り」などをきっかけに不安定な精神状態を危ぶむ声が高まる中、トランプはこう反論した。

 「私は非常に成功したビジネスマンからテレビスター、米国の大統領になった。賢いというより天才。非常に安定した天才だ!」

 トランプの「才」が最も発揮されるのは金もうけで、本質は変わらないとの指摘は多い。「米国」という企業の業績を上げるために必要なのは何か。トランプの答えは単純だった。

 トランプは昨年4月、法人税の税率を引き下げ、所得税も減税するとぶち上げた。そして昨年末、10年間で1兆5千億ドル(約170兆円)の減税を伴う税制改革法案に署名した。法人税率を現行の35%から21%に引き下げ、個人所得税の最高税率を下げる-。連邦政府の財政状態の悪化を懸念する声が共和党内でも強いが、己の嗅覚を過信するトランプは意に介さず、“トランプ流荒療治”は効果を上げているようにみえる。ただ、その直截(ちょくせつ)的な思考回路はときに波紋を呼ぶ外交政策などと同様、危険をはらむことも確かだ。

4831チバQ:2018/01/22(月) 20:27:59
 ■好況 オーバーヒート懸念

 トランプの経済政策で最大の成果となった税制改革で、陰の立役者となった政権幹部がいる。国家経済会議(NEC)委員長のゲーリー・コーンと、財務長官スティーブン・ムニューシン。ともに米ゴールドマン・サックスの出身者だ。

 「金もうけ主義」と批判されることもあるウォール街の代表格の投資銀行で、経営中枢を務めた2人について、トランプは「失敗したら彼らの責任だ」と述べたほど“司令塔”として税制改革の作業を任せた。

 レーガン政権の1986年以来、約30年ぶりとなった税制の抜本的見直しを指揮した2人は、不動産業出身のトランプの意向を反映した「ビジネス界寄り」の法案づくりを進めた。その最大の柱が法人税率の大幅な引き下げだ。日本やフランスなどより低くなり、米企業の国際競争力を一層、引き上げることになる。

 コーンやムニューシンに加え、退任した首席戦略官兼上級顧問のスティーブン・バノンもゴールドマン出身。商務長官のウィルバー・ロスは投資ファンド出身と、トランプ政権は元来、金融界経験者が多い。そんな政権の布陣から、景気刺激策の強い意向を読み取った株式相場が、政権が発足した昨年1月から上昇を続けてきたのは当然だった。

 法案は「年内成立は不可能だ」との見方が強かったが、上下両院の委員会通過などのハードルを次々と乗り越えた11月末、ダウ工業株30種平均は2万4000ドルを超えた。減税がさらなる経済効果をもたらすとの思惑から、今月16日、ダウ平均は一時2万6000ドルに到達した。1000ドル上昇するのに要した日数は2週間にも満たなかった。

 “トランプ相場”に沸くのは株価だけではない。戦後2番目に長い景気拡大に迫る中、成長率は2四半期連続で3%台に乗せた。

■   ■ 

 2008年のリーマン・ショック後、景気改善は決して平坦(へいたん)ではなかった。連邦準備制度理事会(FRB)は市場に資金を流す量的緩和を実施。政策金利をゼロに引き下げる異例の手段を断行したが景気は持ち直しと後退を繰り返した。

 超低金利で企業や消費者は借り入れしやすくなり、景況感は改善。やがて民間部門の足腰が強まる中で雇用も改善し、「適温相場」と呼ばれるゆっくりとした景気改善が続いている。

 トランプの経済運営が景気の腰折れを招かなければ、この流れがさらに続くとの見方が強い。だが、積極的すぎる経済運営には懸念もある。

 すでにFRB幹部からは景気が過熱しすぎる可能性が指摘されているが、トランプは税制に続く経済対策としてインフラ投資の拡大に意欲をみせる。経済の実力に見合わない高すぎる成長率を目指すことで、「適温」に変調をきたす恐れがある。政権2年目の経済政策は、微妙な手綱さばきも求められている。



 20日で発足1年を迎えるトランプ政権。経済や外交分野などでの成果と残された任期の課題を考察する。(敬称略)

4832チバQ:2018/01/22(月) 20:28:14
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801190003.html
【トランプショック 就任1年(中)】心の中に対北レッドライン 「負の遺産」清算に成果
01月19日 06:44産経新聞

【トランプショック 就任1年(中)】心の中に対北レッドライン 「負の遺産」清算に成果

トランプ政権の外交政策

(産経新聞)

 トランプが昨年1月に米大統領に就任して約1カ月半後の3月6日。外交・安全保障問題に詳しい米上院共和党の重鎮議員、リンゼー・グラムはホワイトハウスに招かれ、トランプと昼食を共にしながら新政権の最大懸案である北朝鮮の核・弾道ミサイル問題に関し意見を表明した。

 「大統領、北朝鮮には2つの対処法があります。第1は、米国への核攻撃能力を確保した北朝鮮に核を使わせないよう威嚇する『封じ込め』。第2は軍事力を行使してでも北朝鮮に米国を核攻撃する能力を持たせない『阻止』です」

 グラムはこれに先立つ大統領選の期間中、当時候補だったトランプの外交関連の発言を「酔っ払い運転のようにふらついている」と批判。怒ったトランプは選挙集会で聴衆にグラムの携帯電話番号を暴露して使えないようにするなど、険悪な関係に陥っていた。

 「政敵」であるグラムとの昼食は、北朝鮮を中心に外交・安保分野で山積みの難題をオバマ前政権から引き継いだトランプが、各界からあらゆる知恵を必要としていた表れだ。

 昼食の場で新しい携帯の番号を教え、関係を完全修復したグラムは今月17日、ワシントン市内での会合でこう賛辞を贈った。

 「彼は北朝鮮問題に真剣に向き合った初の米大統領だ。米国の外交・安保政策は、1年前に比べて劇的に良くなった」

 世界が注目するのは、米政権の次の一手だ。

 国務長官のティラーソンは16日、バンクーバーで日本を含む20カ国の外相による会合をカナダと共催し、北朝鮮が非核化に向けた不可逆的な行動をとるまで国際社会による締め付けを緩めないことを確認した。

 米政権は、東アジアの同盟諸国である日本と韓国との連携強化を基軸とし、現在の圧力路線を通じた核放棄を可能な限り目指す方針で一致している。

 しかし、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術の確立が「時間の問題」と見なされる一方、北朝鮮が核放棄の意思を一向に示そうとしない中、米政策決定サークルの間で「封じ込め」か「阻止」かの意見対立が激しさを増していくのは確実だ。

 論点の一つは、仮に軍事攻撃となった場合、米本土の数千万人を守るという大義の下、同盟国である韓国の住民や在韓米国人の被害をどこまで許容できるかだ。米国での軍事攻撃論の台頭を受け、ワシントンでは韓国関係者による「武力行使反対」の世論作りに向けた動きが活発化してきた、との指摘もある。

 グラムは「大統領には、私ならば北朝鮮が米国を核攻撃する能力を得るのを軍事力で『阻止』すると伝えた」と明かした上で、こう強調した。

 「彼は心の中で北朝鮮問題に関する『レッドライン』(金正恩体制が越えてはならない一線)を引いているのは確実だ。政権は(軍事攻撃の選択肢を)十分に考え抜いている」

4833チバQ:2018/01/22(月) 20:28:24
   ◇

 トランプは昨年12月18日、政権の安全保障政策の方向性を定める「国家安全保障戦略」を公表した。

 「この戦略に表れた、彼の1年目の外交政策に関する最も重要な点は、日本など友邦国との関係を強化する一方、敵国に対してはより厳しく対処していくとの毅然たる姿勢を打ち出したことだ」

 2016年大統領選でトランプ陣営の上級外交政策顧問を務め、現在も政権に非公式に助言している元国防総省監察総監のジョセフ・シュミッツはこう述べるとともに、トランプが「力による平和」を提唱して東西冷戦に勝利した元大統領のレーガンのような「真の指導者として立ち上がってきた」と評し、トランプ外交の滑り出しをたたえた。

 シュミッツは、トランプが大統領選期間中の一昨年4月、ワシントン市内のメイフラワー・ホテルで行った外交政策演説の作成に関わった。

 国家安保戦略が打ち出した自由や法の支配など、米国の建国以来の理念や価値観、そして米国益に基づく「原則ある現実主義」を掲げ、「米国第一」の立場から国際社会での米国の優位を回復する、とした政権の立場は、シュミッツによれば選挙当時から一貫していたという。

 米政治紙「ポリティコ」が今月上旬、調査分析会社と合同実施した世論調査によると、トランプの外交政策について5段階評価で上位2段階の評価をつけた共和党支持者は61%。また、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦などテロ対策での上位評価も同党支持者の間では71%に上った。

 トランプを支持する保守勢力がこの1年間のトランプの外交政策を肯定的に評価する理由の一つは、トランプがオバマ前政権が残した「負の遺産」の清算に向け、目に見える成果を上げていることだ。

 北朝鮮の核・弾道ミサイル開発を実質的に看過した「戦略的忍耐」政策を放棄し対北圧力路線に転換。加えて、前政権下がイラクから駐留米軍を撤収させたのを機に台頭したISに対しても、積極的な掃討作戦を展開。ISが首都と位置づけてきたシリア北部ラッカを制圧し、シリアとイラクのIS支配地域の98%を奪還した。

 また、エルサレムをイスラエルの首都に認定したり、気候変動に関するパリ協定から脱退したりして国際的な反発と波紋が広がっている問題も、トランプ支持層からすれば選挙公約を実行した「有言実行の男」として称賛の対象となる。

 元大統領のブッシュ(息子)のスピーチライターを務めた政策研究機関「アメリカン・エンタープライズ研究所」(AEI)の研究員マーク・ティエッセンは「もしイスラエルが(ブッシュ政権の了解で)2007年、北朝鮮の支援でシリアのアサド政権が建設していた核施設を空爆していなければ、今頃はISが核兵器を入手していただろう」と振り返り、米国とイスラエルの安保連携の強化こそが中東の安定化につながるとの認識を示した。(敬称略)

4834チバQ:2018/01/22(月) 20:28:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801200008.html
【トランプショック 就任1年(下)】「忘れられた」白人層へアピール 文化喪失に危機感を抱く支持者
01月20日 11:04産経新聞

【トランプショック 就任1年(下)】「忘れられた」白人層へアピール 文化喪失に危機感を抱く支持者

トランプ氏の姿勢に対する反応

(産経新聞)

 「私たちは米国を再稼働させ、『忘れられた人々』が二度と忘れられることがないようにする」

 米大統領トランプは18日、長女の大統領補佐官イバンカらを引き連れてやってきた米東部ペンシルベニア州コラオポリスでの演説でこう強調した。オバマ前政権下で「忘れられた」白人層がほとんどの会場では、社員や支持者ら数百人が、昨年12月に成立したレーガン政権以来の抜本的な税制改革法の成果を誇るトランプに盛大な拍手を送っていた。

 トランプは就任100日目にも同州を訪れている。ここを特別な土地と考えるのは卒業した名門ペンシルベニア大学があるからだけではない。2016年の大統領選で白人中間層を中心とした「ベース」(支持基盤)が民主党の元国務長官クリントンを退け、政権発足の原動力になったためだ。

 大統領選の激戦州ペンシルベニアは1992年の元大統領クリントン以来、民主党が制し、2016年も妻の元国務長官の勝利が予想された。トランプが全米での得票数で敗れながら、選挙人数でクリントンに勝ったのは、ペンシルベニアなど米東部を南北に貫く石炭の生産地で、生活に困窮した白人が多く住むアパラチア山脈の存在が大きかった。

 トランプは演説で「米国はワシントンの黒幕のものではない。米国はあなたたちのものだ」と、引き続き支持基盤に寄り添っていく姿勢を鮮明にした。会場で演説を聞いたクレーン技師の白人男性、ジョー・カンスコ(50)は「キリスト教、経済、安全保障といった全ての価値観でトランプと私は一致している。勝利は予想していた」と語った。

 今月、米キニピアック大が実施した世論調査によると、トランプの支持率は全体で38%だが、共和党支持層で83%、白人男性で5割以上の支持がある。

 3分の1の堅固な支持基盤を後ろ盾にワシントン、ウォール街、主流メディアといった既存秩序に対するアウトサイダーとして振る舞うトランプ。ときには外国を蔑視するような発言をしてまで、自国の雇用や安全を守る姿勢を強調する。大統領就任から1年、そのスタイルは変わらない。

 ペンシルベニア州の山間地で民兵組織を率いる機械技師、クリスチャン・インリン(45)はそんなトランプに新鮮な驚きを感じた一人だ。

 昨年8月、米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者と反対派が衝突した際、インリンは同州の民兵組織からの依頼で各地から駆けつけた民兵部隊32人の指揮をとった。どちらかに肩入れするのではなく、「(言論・報道の自由を規定する)合衆国憲法修正第1条を守るため」だという。

 湾岸戦争に派遣された経験を持つが、政治には関心が薄かったインリンが民兵を始めたきっかけは家を失った08年のリーマン・ショックだ。保守系サイトに触れるうち、オバマ前政権下で自国の文化やアイデンティティーが失われていると感じた。

 宗教意識や文化に関する米研究機関、公共宗教研究所(PRRI)によると、米国人の55%が米国が文化やアイデンティティーを喪失する危機にあると感じ、白人労働者層では68%に上る。経済的に困窮した同層の支持はクリントンに向かい、トランプは文化やアイデンティティーの面で強く支持されていた。

 PRRI調査部長のダニエル・コックスは「保護主義的な貿易政策が白人労働者層に支持されたと思われてきたが、むしろトランプはメキシコ国境への壁建設など文化的保護主義を象徴的に使った」という。

 不法移民などで発せられるトランプの激烈な発言もインリンには魅力で、「トランプは私たちの中の一人と感じる。政治から疎遠になっていた米国人の目を再び政治に向けさせてくれた天才だ」とたたえた。 (敬称略)

                  ◇

 この企画は塩原永久、黒瀬悦成、加納宏幸が担当しました。

4835チバQ:2018/01/23(火) 20:58:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180124k0000m030121000c.html
<米国>議会対立の火種残し つなぎ予算成立、閉鎖解除へ
20:45毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】米連邦政府の一部機関閉鎖は22日、与野党の間で一定の妥協が成立し、3日間で収束した。議会上下両院が閉鎖解除に必要な2月8日までのつなぎ予算案をそれぞれ賛成多数で可決し、23日から通常業務に戻る見通しだ。ただ11月の中間選挙で移民政策が焦点になるとにらむ与野党の隔たりは依然大きく、政府閉鎖再発の懸念は消えていない。

 約4年ぶりとなった政府閉鎖の原因は、子供時代に親に連れられ米国に不法入国した移民の強制送還を免除する制度(DACA)。トランプ大統領が昨年9月に制度撤廃を表明したため、約80万人が送還の危機にある。議会は今年3月上旬までに対応策を決めないといけない。

 残り時間が少なくなる中、対象者やその支援団体の支持を受ける野党・民主党は、つなぎ予算延長への賛成と引き換えに、対象者保護を確実にする対応策作りを主張。これに対し、厳格な移民政策が得票の鍵とみる与党・共和党は「一部の対象者のために民主党は政府閉鎖を画策している」と応酬した。支持層を意識して互いに譲歩が難しくなる中、つなぎ予算が失効し、20日未明から政府閉鎖に追い込まれた。

 政府閉鎖が平日に及び、国民生活への影響が懸念される中、今回は共和党が対応策の審議を約束して折り合ったが、共和党上院トップのマコネル院内総務は22日、「双方にとって公平な審議になる」と述べ、対応策の中身はあくまで審議次第と強調。民主党上院トップのシューマー院内総務は「双方が満足する結果にはならないだろう」と応じ、今後の対立激化を予感させた。

 さらに事態を難しくするのは、両党とも内部分裂を抱える点だ。対象者支援団体は22日、「民主党に落胆と怒りを感じる」として妥協を批判する声明を発表。つなぎ予算の採決では有力議員が相次いで反対票を投じた。共和党でもグラム上院議員らによる超党派の妥協案について、ホワイトハウス幹部が「トランプ大統領の公約であるメキシコ国境の壁建設費用が十分盛り込まれていない」と一蹴した。双方とも妥協を模索する中道派が強硬派に突き上げられる構図で、決着を一段と難しくしそうだ。

4836とはずがたり:2018/01/24(水) 18:38:19


米民主党、メキシコ壁建設に関する提案撤回 移民協議を再開
ロイター 2018年1月24日 11時33分 (2018年1月24日 16時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180124/Reuters_newsml_KBN1FD04I.html

[ワシントン 23日 ロイター] - 米野党民主党トップのシューマー上院院内総務は23日、トランプ大統領が求めるメキシコ国境の壁建設費用の予算措置に関する提案を撤回したと明らかにした。この日上院で再開した移民政策を巡る与野党協議への影響を懸念する声が上がった。
共和、民主両党は前日に2月8日までのつなぎ予算で合意し、3日間に及んだ政府機関の一部閉鎖は解除された。民主は当初、幼少期に親と米国に不法入国した「ドリーマー」と呼ばれる若者らの救済法案で合意しなければつなぎ予算を支持しない構えだったが、共和党から上院で移民政策を審議するとの約束を取り付けた上でつなぎ予算を受け入れた。
ドリーマーは移民救済制度「DACA」によって米在留が認められているが、トランプ大統領は昨年、同制度を撤廃すると表明している。トランプ氏は、メキシコ国境の壁建設費用の予算化を盛り込むのであれば、ドリーマー救済法案を支持する考えをこれまでに示している。
シューマー氏は、トランプ大統領と前週末に協議した合意案について、トランプ氏が約束を守らなかったため、提案を撤回したと説明。「新たな出発点から議論する必要がある。壁に関する提案は撤回した」と述べた。
政府は、メキシコ国境の壁建設費用は210億ドル以上に上ると推定している。民主党だけでなく多くの共和党議員は壁建設よりも効果的な国境強化策があるはずだと主張しており、壁建設費用の予算化は移民政策、ひいては連邦政府予算を巡る協議の進展を阻む大きな要因となってきた。上院民主党のナンバー2、ディック・ダービン議員は、シューマー氏がトランプ大統領に対し、壁建設費用として250億ドルの予算を認める提案をしたかどうかとの問いに対し、否定することなく「交渉の場で行ったことだ」と語った。
上院共和党のナンバー2、ジョン・コーニン議員は、シューマー氏が壁建設費用に関する提案を撤回したことを批判。「DACA関連協議の後退を意味する」と述べた。
トランプ大統領はメキシコ国境に壁を建設する方針を譲らない姿勢を示しつつも、ドリーマーを保護する「愛の法案」を策定するよう議員らに促してきた。
トランプ氏はツイッターに「共和党と民主党が2月8日までにDACAで合意できるかについて確実なことは誰も知らないが、全員で取り組むことになる」と投稿した。

4837チバQ:2018/01/24(水) 20:07:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-35113648-cnn-int
ロシア疑惑の特別検察官、司法長官を聴取 トランプ氏聴取にも意欲
1/24(水) 17:51配信 CNN.co.jp
ロシア疑惑の特別検察官、司法長官を聴取 トランプ氏聴取にも意欲
ロシア疑惑の捜査を率いるマラー氏(左)が、トランプ大統領の聴取に意欲を示した
ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選疑惑を捜査しているマラー特別検察官が最近、セッションズ司法長官から事情を聴き、さらにトランプ大統領の聴取にも意欲を示していることが分かった。

セッションズ氏の事情聴取についてはまず米紙ニューヨーク・タイムズが伝え、司法省報道官が23日、聴取は先週行われたと確認した。

情報筋がCNNに語ったところによれば、セッションズ氏が聴取を受けたのは初めて。召喚令状はなく、任意の聴取だった。

トランプ氏は23日午後の記者会見で、セッションズ氏がマラー氏のチームに語った内容については「何も心配していない」と述べた。

セッションズ氏は昨年、選挙期間中に駐米ロシア大使と接触していたことが報じられた後、ロシア疑惑の捜査から身を引くと表明した。トランプ氏はこの動きを繰り返し厳しく批判。セッションズ氏の更迭を視野に入れているとする見方もある。

この報道とほぼ同時に、米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官も昨年、マラー氏の聴取に応じていたことが明らかになった。

ニューヨーク・タイムズによると、コミー氏は在任中にトランプ氏との会話を記録していたメモについて質問を受けたとみられる。

コミー氏は昨年5月の解任直後にメモの存在を明かしていた。トランプ氏は会話の中で、ロシアとのつながりが疑われて事実上解任された側近のフリン氏に対する捜査を中止するよう要請していたとされる。

23日にはさらに、マラー氏がトランプ氏に対し、コミー、フリン両氏の解任について聴取したいとの意欲を示していることが、情報筋の話から明らかになった。

ただしある情報筋によれば、トランプ氏がマラー氏と直接対面するのか、あるいは書面で質問に答える形式がどこまで認められるかについての交渉は、今のところ予備段階とされる。

米紙ワシントン・ポストが同日伝えたところによれば、トランプ氏の弁護団は近く、対面式の聴取を一部のみに限定するための条件をマラー氏に提示しようとする可能性がある。

4838チバQ:2018/01/24(水) 20:19:29
間違えた
4042 :チバQ :2018/01/24(水) 20:18:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180123-00000139-mai-n_ame
<米国>議会対立の火種残し つなぎ予算成立、閉鎖解除へ
1/23(火) 20:45配信 毎日新聞
<米国>議会対立の火種残し つなぎ予算成立、閉鎖解除へ
つなぎ予算案可決に向けた協議で合意した後、報道陣の取材に応じる共和党のグラム氏(中央の男性)ら上院議員たち=ワシントンで2018年1月22日、AP
 【ワシントン清水憲司】米連邦政府の一部機関閉鎖は22日、与野党の間で一定の妥協が成立し、3日間で収束した。議会上下両院が閉鎖解除に必要な2月8日までのつなぎ予算案をそれぞれ賛成多数で可決し、23日から通常業務に戻る見通しだ。ただ11月の中間選挙で移民政策が焦点になるとにらむ与野党の隔たりは依然大きく、政府閉鎖再発の懸念は消えていない。

 約4年ぶりとなった政府閉鎖の原因は、子供時代に親に連れられ米国に不法入国した移民の強制送還を免除する制度(DACA)。トランプ大統領が昨年9月に制度撤廃を表明したため、約80万人が送還の危機にある。議会は今年3月上旬までに対応策を決めないといけない。

 残り時間が少なくなる中、対象者やその支援団体の支持を受ける野党・民主党は、つなぎ予算延長への賛成と引き換えに、対象者保護を確実にする対応策作りを主張。これに対し、厳格な移民政策が得票の鍵とみる与党・共和党は「一部の対象者のために民主党は政府閉鎖を画策している」と応酬した。支持層を意識して互いに譲歩が難しくなる中、つなぎ予算が失効し、20日未明から政府閉鎖に追い込まれた。

 政府閉鎖が平日に及び、国民生活への影響が懸念される中、今回は共和党が対応策の審議を約束して折り合ったが、共和党上院トップのマコネル院内総務は22日、「双方にとって公平な審議になる」と述べ、対応策の中身はあくまで審議次第と強調。民主党上院トップのシューマー院内総務は「双方が満足する結果にはならないだろう」と応じ、今後の対立激化を予感させた。

 さらに事態を難しくするのは、両党とも内部分裂を抱える点だ。対象者支援団体は22日、「民主党に落胆と怒りを感じる」として妥協を批判する声明を発表。つなぎ予算の採決では有力議員が相次いで反対票を投じた。共和党でもグラム上院議員らによる超党派の妥協案について、ホワイトハウス幹部が「トランプ大統領の公約であるメキシコ国境の壁建設費用が十分盛り込まれていない」と一蹴した。双方とも妥協を模索する中道派が強硬派に突き上げられる構図で、決着を一段と難しくしそうだ。

4839チバQ:2018/01/24(水) 20:19:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000109-mai-bus_all
<セーフガード>署名のトランプ氏「製造業が米国にくる」
1/24(水) 20:18配信 毎日新聞
 【ワシントン清水憲司】トランプ米大統領は23日、中国や韓国の企業を主な標的にした太陽光パネル、洗濯機に対する緊急輸入制限(セーフガード)発動を指示する布告に署名した。トランプ氏は署名にあたり「これで製造業が米国にやってくる。(政権が掲げる)公正な貿易という原則を進展させるものだ」と述べ、今後もこうした手法を通じ、米国内への工場設置を求めていく考えを示した。

 発動に先立ち、韓国のサムスン電子とLG電子が米国内に洗濯機工場の建設を表明しており、トランプ氏は「(セーフガードが工場建設の)約束をやり通す動機になる」と指摘した。「米国の労働者は、多くの雇用と古き良き米国製品を手にすることになる」とも述べ、国内製造業と雇用創出を優先する方針も改めて示した。

 また、セーフガード発動の方針発表後、保護対象となる米企業の株価が上昇したことを受け「貿易戦争にはならない。米企業の株価が上がるだけだ」と楽観的に語った。

4840チバQ:2018/01/24(水) 20:20:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000099-mai-n_ame
<米国>ロシア疑惑でコミー前司法長官も事情聴取
1/24(水) 19:57配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】ロシアによる米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」で、米紙ニューヨーク・タイムズなどは、モラー特別検察官が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官に事情聴取をしていたと報じた。セッションズ司法長官への聴取も既に明らかになっている。モラー氏はトランプ大統領からも直接聴取する意向を持っているとされ、捜査の焦点を昨年5月のトランプ氏によるコミー氏解任を巡る「司法妨害」の疑いに絞った可能性がある。

 米司法省は23日、モラー氏の捜査チームが先週、セッションズ氏を事情聴取したと毎日新聞に明らかにした。疑惑を巡り政権の現職閣僚が聴取を受けるのは初めて。最初に報じたタイムズ紙によると、モラー氏側は、2016年大統領選中、トランプ陣営の外交政策顧問として駐米ロシア大使と複数回接触したセッションズ氏に対し、ロシア政府との共謀容疑の有無をただしたほか、昨年5月にコミー氏が解任された経緯について事情を聴いた模様だ。

 またタイムズ紙は23日、コミー氏が昨年、捜査チームの聴取を受けたと報じた。FBI長官在任中にトランプ氏と接触した際の会話を記録したメモについて聴かれたという。トランプ氏は昨年1〜2月、コミー氏とホワイトハウスで2人きりで面会したり、電話で会話したりした際に、自らへの「忠誠」を求め、側近のフリン前大統領補佐官の捜査を「手放す」ことを要求したとされている。

 これらの発言や、セッションズ氏も関与したコミー氏解任は、疑惑捜査の進展阻止を狙ったトランプ氏による司法妨害にあたる可能性がある。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は23日、モラー氏はコミー氏解任の判断などについて、トランプ氏に直接事情を聴く意向だと伝えた。

4841チバQ:2018/01/26(金) 11:51:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000030-jij-n_ame
ウィンフリー氏、出馬に消極姿勢=次期米大統領選「興味ない」
1/26(金) 8:50配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年の米大統領選候補として待望論が出ている黒人女性司会者のオプラ・ウィンフリー氏が、出馬について「興味はないし、そのDNA(遺伝子)はない」と述べていたことが分かった。

 女性誌インスタイル(電子版)が25日、同氏とのインタビューを掲載した。

 インタビューが実施された時期は、ウィンフリー氏出馬の観測が一気に広がった今月7日のゴールデン・グローブ賞受賞スピーチの3週間前。同氏はこの中で「私は自分自身が何ができて、何ができないかを知っている」と語り、政治的な野心がないことを強調した。

4842チバQ:2018/01/30(火) 19:27:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00000002-jij_afp-int
FBI副長官が辞任 トランプ氏と対立のマケイブ氏
1/30(火) 6:07配信 AFP=時事
FBI副長官が辞任 トランプ氏と対立のマケイブ氏
米連邦捜査局のアンドリュー・マケイブ副長官。米議会で開かれた上院情報特別委員会で(2017年3月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領から民主党寄りの人物だとの批判を受けていた連邦捜査局(FBI)のアンドリュー・マケイブ(Andrew McCabe)副長官(49)が、辞任することが分かった。政府筋が29日、明らかにした。
 政府筋によると、マケイブ氏は直ちに職務を停止するが、退職手当を得るために3月までFBIとの雇用関係は維持する予定。マケイブ氏の退任は、FBIでの勤続期間が20年に達し完全な年金受給資格が得られる今年前半になると予想されていた。

 マケイブ氏については、妻が2015年にバージニア州上院議員選挙に出馬した際、トランプ氏と大統領選を争ったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を支持する政治団体から献金を受けていたことが発覚。これを受けトランプ氏はツイッター(Twitter)で、マケイブ氏に批判的な投稿を繰り返していた。

 マケイブ氏は、トランプ氏によってFBI長官を解任されたジェームズ・コミー(James Comey)氏とともに、2016年大統領選中に問題となったクリントン氏の国務長官時代の私用メールサーバー使用についての捜査で中心的役割を果たしていた。FBIは最終的に、クリントン氏の行為に違法な点はなかったとの結論に達している。

 両氏はまた、大統領選中にトランプ陣営がロシアと共謀関係にあったとの疑惑の捜査にも初期段階で関わっていた。マケイブ氏はコミー氏が昨年5月に解任された後、FBI長官代行に就任。その数日後に米議会で行われた公聴会での証言で、コミー氏がFBI職員の信用を失っていたとしたトランプ氏の主張を否定していた。【翻訳編集】 AFPBB News

4843とはずがたり:2018/01/31(水) 14:39:54
【映像】米警官が小学1年生に手錠 注意した教師に暴行で逮捕
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00010000-aptsushinv-n_ame
1/31(水) 12:43配信 AP通信

マイアミ、フロリダ州、1月31日 (AP)― 米東南部フロリダ州マイアミの小学校で1月25日、1年生の男子生徒が教師に暴力を振るったとして、警官に逮捕され、後ろ手錠で連行された。
 生徒の母親は、「逮捕は行き過ぎだ」として学校と警察を非難しているが、地区教育関係者は学校運営手続きに従っただけだと主張。
 マイアミ市内コーラルウェイの小学校のカフェテリアで、女性教師が1年生の生徒に食べ物で遊ばないよう注意したが、止めなかったため、教師が問題の生徒をカフェテリアから連れ出した。
 マイアミ・デード郡警察に提出された逮捕に当たった警官の報告書によると、この際生徒が廊下で繰り返し先生の背中を殴る蹴るなどしたという。
 学校関係者によると、生徒が取った行動を同州精神衛生法に照らし合わせて、生徒自身と周りの人間に危害を加える恐れがあるとみなし、一時的に市内の小児病院に収容した。
 同精神衛生法に従ってこの生徒が警官に手錠を掛けられたのは、これが2度目だという。
 生徒の母親は「息子に精神障害はない」と主張し、「行き過ぎだ」として警察を強く非難した。

(日本語翻訳 アフロ)

4844チバQ:2018/01/31(水) 20:04:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180131X794.html
トランプ氏、「融和」重視=中間選挙控え変化演出―一般教書演説
13:00時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日の一般教書演説で、特色だった既存政治の否定や反対勢力を非難する政治スタイルを封印し、野党民主党との「融和」を打ち出した。法人税率引き下げを軸にした税制改革など政権の実績を訴えながらも、苦戦が予想されている11月の中間選挙を控え、思うように政策の実現が進まない焦りがのぞく。

 大統領は演説で「あらゆる境遇、人種、信仰からなる米国民を守るため、共和、民主両党の全メンバーと手を携えたい」と表明。これに先立つ報道関係者との昼食でも「長きにわたってひどく分断されてきたこの国を、再び一つにしたい」と語った。

 トランプ氏が変化のそぶりを見せる背景には、支持率の低迷がある。民主党との対決姿勢が目立った政権1年目は、医療保険制度改革(オバマケア)の見直しに失敗。税制改革以外では際立った成果を残せなかった。

 トランプ氏は演説で、大規模インフラ投資や不法移民を防ぐ対メキシコ国境の壁建設など、公約実現への決意をアピール。実績を積み上げ、国民の再評価につなげる思惑からだ。だが、民主党の協力を得られなければ「絵に描いた餅」になりかねない。

 中間選挙で、現在共和党が多数派を握る上下両院のどちらかでも過半数を割れば、政権運営が不安定さを増すのは確実だ。一般教書演説がその分岐点となる可能性もある。

4845チバQ:2018/01/31(水) 20:05:10
http://www.sankei.com/world/news/180131/wor1801310027-n1.html
2018.1.31 12:21
【トランプ政権】
トランプ大統領、初の一般教書演説 経済成長の実績誇示、インフラ投資や移民政策呼びかけ

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は30日夜(日本時間31日午前)、上下両院合同会議で初の一般教書演説を行った。大型減税や規制緩和を進めて経済成長につなげた就任1年目の実績を誇示。インフラ整備や移民政策を内政の優先課題と位置づけ、超党派の協力を呼びかけた。外交面では「米国を危険に陥れた過去の政権が犯した過ちを繰り返さない」と述べ、北朝鮮問題などで厳しく対処する方針を鮮明にした。

 トランプ氏は演説で、就任後に「240万人の雇用が生まれた」と述べ、成果をアピール。昨年末に税制改革を実現した結果、「大規模な減税の恩恵が中間層に及ぶ」とし、今後の景気に自信を示した。法人税率を35%から21%に引き下げたことで「米企業はどのような相手に対しても勝つ」とも述べた。

 また、「安全で速く、かつ近代的なインフラ」の必要性を指摘し、老朽化した道路や橋などの再整備を進める方針を表明した。通商問題に関連し、「米国の企業や雇用の流出を招いた不公正な通商協定」を改めて批判。米国と相手国の互恵的な関係を強く求めた。

 新たな移民政策に取り組む決意も示し、幼少期に親と不法入国した若者らを対象に、一定期間を経て市民権を与える道を開く救済策を表明。メキシコ国境の壁建設を実現するため、建設費の予算計上をはじめとする協力を議会に要請。

 トランプ氏は「われわれはひとつのチームだ」として国民の団結を訴え、不法移民対策などで野党に歩み寄りを促した。

 安全保障面では、戦略的な競争相手と位置づける中国やロシアに厳しく対応する姿勢を強調。日本や韓国などの同盟国との連携を緊密化させていく方針を確認し、朝鮮半島の非核化に向けて「最大限の圧力」をかける決意を表明。

 また、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦で、米軍主導の有志連合が「イラクやシリアでISに奪われた地域を100%解放した」と述べ、ISを根絶させるテロとの戦いに引き続き傾注する方針。

4846チバQ:2018/02/01(木) 21:48:22
http://www.sankei.com/world/news/180131/wor1801310050-n1.html
2018.1.31 23:45
【米一般教書】
ケネディ家のホープが反対演説 「団結する人々に対抗できない」
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領の一般教書演説に対する野党の反対演説は次代を担う政治家の登竜門とされる。トランプ大統領による1月30日の一般教書演説に対する反対演説に、大統領や前駐日大使を生んだケネディ家のジョー・ケネディ3世下院議員(37)が挑んだ。

 ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官の孫で3期目のケネディ議員は地元の東部マサチューセッツ州で、トランプ氏を念頭に「いじめっ子はパンチを見舞えても、未来を守るため団結する人々の強さや精神に対抗できたためしはない」と演説した。

 演説では流暢なスペイン語を披露。進歩的な姿勢と毛並みの良さをあわせ持つケネディ氏への注目は大きく、医療保険制度改革(オバマケア)撤廃をめぐり共和党を批判する動画の再生回数は1千万回を超えた。

4847チバQ:2018/02/07(水) 15:58:15
http://www.sankei.com/world/news/180206/wor1802060009-n1.html
2018.2.6 07:47

米最高裁が下院区割り見直し命令維持 11月の中間選挙で民主に追い風も
 米連邦最高裁は5日、東部ペンシルベニア州の連邦下院選の選挙区割りについて、共和党に不当に有利だとして見直しを命じた同州最高裁の判断を維持した。AP通信などが報じた。区割りが見直されることになり、11月の中間選挙で多数派奪還を狙う民主党に追い風になりそうだ。

 米国には連邦と州それぞれに最高裁がある。同州最高裁は1月、州内の18選挙区は共和党を利する不公平なものだとし「州憲法に違反する」と判断。見直しを命じた。共和党側は連邦最高裁に対し、差し止めを求めていた。

 新たな区割りは、5月15日の同州予備選から適用される見通し。

 APによると、ペンシルベニア州は登録有権者数で民主党が共和党よりも約80万人多いが、共和党が州議会上下両院で多数を握っている。(共同)

4848チバQ:2018/02/12(月) 09:20:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180211k0000m030025000c.html
<米首席補佐官>「辞任用意」か DV疑惑の部下擁護で批判

02月10日 17:58

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政策顧問でホワイトハウス職員のトップに立つケリー首席補佐官が、配偶者暴力(DV)の疑いが浮上し辞任した部下の扱いなどを巡り、批判にさらされている。米主要メディアはケリー氏が周囲に「辞任の用意がある」と語ったと報道。トランプ氏が後任選びを始めたとの情報もある。

 ホワイトハウスでは7日、ケリー氏の側近で大統領が目を通す書類の管理を担当していたポーター秘書官が、元妻2人からのDVの告発を受け辞任した。ケリー氏は疑惑が報じられた6日、ポーター氏を「真に誠実な人物」などと擁護する声明を発表。疑惑を数カ月前から把握していた可能性も指摘され、問題視されている。

 ケリー氏は6日、子供時代に親に連れられ米国に入国した不法移民の救済策を巡り、記者団に「一部(の移民)は怠慢な連中だ」と発言。野党・民主党が反発している。

 1月には、ケリー氏がメキシコ国境に壁を建設するトランプ氏の選挙公約を巡り、「大統領は公約当時、知識がなかった」と語ったと報じられ、トランプ氏がツイッターで否定するなど両者の亀裂も表面化している。

 米メディアは9日、トランプ氏がケリー氏の言動に不満だと一斉に報道。ABCテレビは、トランプ氏と親交がある投資家トム・バラック氏が首席補佐官就任を打診され辞退したと報じた。後任には下院共和党のマッカーシー院内総務やマルバニー行政管理予算局長も浮上している。

 退役海兵隊大将のケリー氏は昨年7月、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの立て直しを図るためトランプ氏に請われて就任。軍隊式規律による組織運営で、ホワイトハウス職員とトランプ氏との接触を管理・制限し、政権に「秩序」をもたらしたとされた。

 ホワイトハウスは9日、ケリー氏の辞意表明を否定したが、政権内にはケリー氏の厳格な組織運営手法に反発もあるとされる。トランプ大統領就任から1年あまりで「影のナンバー2」の首席補佐官が2回目の交代となれば、政権運営に影響を与えることは必至だ。

4849チバQ:2018/02/14(水) 15:24:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000013-san-n_ame
予算教書 財政規律重視、薄れる 共和党「変貌」に懸念の声も
2/14(水) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領が公表した2019会計年度の予算教書は、財政収支の改善を後回しにしてでも、歳出を増額して高めの経済成長を目指す内容となった。すでに議会の与野党が合意した予算方針も歳出上限を大幅に引き上げている。赤字が積み上がる予算編成に際し、財政規律の重視を伝統とする共和党が「沈黙した」(米紙ワシントン・ポスト)と指摘され、財政懸念が深まっている。

 与野党は先週、18年度と19年度の歳出上限を計3千億ドル(約32兆7千億円)引き上げる方針で合意した。

 12日に議会に提出された予算教書は与野党合意に沿った内容となり、国防費の大幅増をはじめ歳出増加が鮮明だ。与野党合意は、インフラ投資や社会福祉関連の非国防費も増やし、秋の中間選挙を控え、与野党がともに「お手盛り」予算で手を結んだ格好となった。

 予算教書は、高齢者向け公的医療保険制度(メディケア)予算の削減などで、10年間で3兆ドル超の歳出を減らしたが、それでも7兆ドルを超す赤字が残り、財源確保に国債の増発は必至との見方が根強い。

 政権は10年間で1兆5千億ドルの大型減税を実施。インフラ整備にも2千億ドルを支出する。与野党が合意した歳出増の予算方針の法案には、下院の採決で共和党保守強硬派から反対票が投じられたが、多数の同党議員の賛成で可決した。

 米メディアでは「共和党が追求してきた緊縮財政の終焉(しゅうえん)は明白だ」(ウォールストリート・ジャーナル紙)として、トランプ政権のもと、上下両院で多数派を握る共和党の「変貌」ぶりに関心が寄せられている。

 共和党の保守派グループからは、「(財政規律を重視する)財政タカ派はますます絶滅危惧種になった」(ガエッツ下院議員)と自嘲気味の声も出ている。

4850チバQ:2018/02/15(木) 11:24:26
http://www.sankei.com/world/news/180215/wor1802150021-n1.html
2018.2.15 11:04
【米高校銃撃】
鳴り響く火災警報器、続く銃声 昼下がりの校舎パニック
 突然の銃撃にパニックとなった生徒らが両手を上げ、泣きながら校舎から逃げ出した。米南部フロリダ州の高校で14日の昼下がりに起きた乱射事件。「訓練であってほしいと願いながら教室内で隠れていた」と女子生徒は地元テレビに語った。容疑者は退学処分を受けた元生徒とされる。銃による悲劇が米国でまた起きた。

 犯行時、学校では火災警報が鳴り響いた。生徒らは当初、訓練だと思ったというが、その後、銃声が響き、大混乱となった。学校の敷地周辺では、迎えに来た両親と涙を流しながら抱き合う生徒もいた。

 地元テレビの映像からは、かばんを抱えたり、何人かで腕を組んだりしながら脱出する生徒や、別の生徒に手を引かれて泣きじゃくる姿も。救急車が続々と集まり、周囲の道路は封鎖され、多数のスクールバスや乗用車であふれた。

 米国で相次ぐ学校での発砲事件。地元の教育長は記者団に対し「脅迫など事前に異変はなかった」と述べ、犯行の予測は困難だったと主張した。この地域では今回の事件前から、全ての学校に警備担当者が配置されていたという。(共同)

4851チバQ:2018/02/15(木) 11:25:07
http://www.sankei.com/world/news/180215/wor1802150012-n1.html
2018.2.15 08:18

ジンバブエ元首相、モーガン・ツァンギライ氏が死去
 アフリカ南部ジンバブエの最大野党、民主変革運動(MDC)議長のモーガン・ツァンギライ元首相が14日、大腸がんのため南アフリカ・ヨハネスブルクの病院で死去した。65歳だった。ロイター通信などが報じた。

 昨年11月に辞任したムガベ前大統領(93)と長年対立し逮捕されるなど「抵抗の象徴」だった。ジンバブエでは今年半ばに大統領選が行われる予定で、野党は求心力の維持が課題となる。

 ツァンギライ氏は1952年、ジンバブエ中部グツ生まれ。鉱山で働き労働組合の活動に没頭。99年にMDCを結成し議長に就任した。

 2008年の大統領選で首位になったが、当選に必要な過半数に届かず決選投票に。与党がMDC支持者を弾圧、これに抗議して決選投票を辞退した。09年に連立政権の首相に就任したが、13年の大統領選でムガベ氏に敗北した。(共同)

4852チバQ:2018/02/15(木) 21:50:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180216k0000m030141000c.html
<米高校乱射>あふれる銃、規制不備 容疑者、身元調査パス
21:24毎日新聞

 米南部フロリダ州の高校で17人が死亡、15人以上が負傷した銃乱射事件が14日発生したが、米国で銃規制が進む可能性は薄いというのが一般的評価だ。同様の事件は頻発し、3億丁ともいわれる銃器は社会にあふれたままで、自殺を含め年間3万人が犠牲になる。なぜか。社会的、政治的背景を探った。【ワシントン高本耕太】

 銃規制を提唱する非営利団体によると、米国の学校で起きた発砲事件は今年だけで18件。今回、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた乱射事件も含め、銃犯罪は教育の場にもまん延している。

 フロリダの容疑者が事件に使用した銃は、AR15型半自動小銃だと米主要メディアは報じている。銃規制に強く反対するロビー団体の全米ライフル協会(NRA)などは「主に狩猟スポーツ用」と説明。しかし、米軍のM16型の市販モデルで、殺傷力は高く簡単に全自動小銃に改造できる。昨年10月に58人が死亡し米史上最悪の被害を出した米西部ネバダ州ラスベガスの乱射事件など、大量殺傷事件に繰り返し使われてきた。

 同型による乱射事件が起こるたび「戦場兵器は要らない」との議論が起こるが推定約500万〜1000万丁が米国内に流通する。

 銃規制法制も不備が目立つ。CNNテレビによると、今回の容疑者は過去1年以内に、銃を「正規に購入した」と伝えた。高校で他の生徒を脅迫するなど問題行動で退学処分になったとされるが、身元調査にも合格。購入当時、18〜19歳とみられる。CNNは、連邦法は拳銃の販売を21歳以上に制限するが、「(より殺傷能力の高い)ライフルは18歳でも合法的に入手できる」と指摘する。

 民主党のマーフィー上院議員は14日の事件後、議場で演説し、「米国でしか起こらない大量殺人のまん延だ。私たちの不作為の結果だ」と訴え、再発防止に向けた議会の行動を呼びかけた。同議員が選出された東部コネティカット州では、2012年に小学児童ら26人が犠牲になったサンディフック小学校銃乱射事件が発生した。当時のオバマ大統領は涙ながらに規制強化を訴えたが、具体的効果は今も見られない。

 ◇対策阻むロビー団体

 「学校での銃撃事件が絶えない。(昨年10月に58人が死亡した)ラスベガスの乱射事件以降、大統領は何をしてきたのか」

 1月24日のホワイトハウス記者会見で、そんな質問が飛んだ。サンダース大統領報道官は、「政権はギャング摘発など犯罪撲滅に力を入れている」などと繰り返したが、政権の銃規制への姿勢には言及しなかった。トランプ政権は銃乱射事件の直後に規制論議が高まるたび「今は犠牲者を悼む時で、政策を議論すべきではない」として、対応を避けてきた。「では、いつ議論するのか」。サンダース氏はその問いに答えぬまま、会見場を後にした。

 今回の事件後もトランプ氏は犠牲者らへの「祈り」はツイートしたが、銃規制への言及はない。

 米国で銃規制が進まない背景には、銃の保有や使用を推進し規制に徹底して抵抗するNRAのようなロビー団体の存在がある。さらに、銃所持の権利を「個人の主権」の象徴ととらえる国民感情も根強い。中間選挙を11月に控え、有権者や有力支援組織であるロビー団体の支持を失う危険のある政策に、与党共和党が本腰を入れるとは考えにくい。規制強化を支持する民主党の支持者にも規制反対論者は少なくない。

 NRAは絶大な資金力で米政界に影響力を誇ってきた。2016年大統領選では、トランプ陣営に3000万ドル(約31億円)を献金し当選に貢献した。NRAの支援が、共和党議員の当落を左右することがあるともいわれる。

 規制強化を掲げたオバマ前政権時(09〜17年)には「銃が買えなくなる」との懸念から駆け込み需要が増え、銃製造業界が活性化。NRAの会員数、資金力ともに上昇したとの皮肉な展開もあった。

 米国民の銃に対する意識には、自衛が原則だった開拓時代の伝統や、民兵組織で共同体を守り英国と独立戦争を戦った歴史も反映されている。

 ピュー・リサーチ・センターが昨年3月に行った世論調査では、銃保有者の74%、非保有者でも35%が、銃を保有する権利は個人の自由に欠かせないものだと答えた。

 自衛のための武器保有の権利を定めた合衆国憲法修正2条の否定は、米国の「価値観」の否定とも捉えられかねない。

 銃規制強化を唱える民主党でも、南部や西部など自衛・自助の意識が根強い地方では、銃規制に触れない議員が多い。

4853チバQ:2018/02/17(土) 10:49:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000022-mai-n_ame
<米国>ロムニー氏が上院選ユタ選挙区に出馬表明
2/17(土) 10:44配信 毎日新聞
<米国>ロムニー氏が上院選ユタ選挙区に出馬表明
ロムニー元マサチューセッツ州知事=AP
 【ワシントン高本耕太】2012年米大統領選の共和党候補で元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー氏(70)が16日、11月の中間選挙で上院選ユタ選挙区に立候補すると正式表明した。ロムニー氏は16年大統領選で同党候補だったトランプ大統領を「詐欺師」などと厳しく批判してきた人物で、20年の次期大統領選も見据えた「反トランプ」勢力の結集軸になるとの見方もある。

 ロムニー氏は16日に公表したビデオ演説で「ワシントンは移民排斥のメッセージを送っている。ユタは世界中から移民を歓迎する」と述べ、移民に寛容な政策を掲げる考えを示した。モルモン教徒のロムニー氏は同教徒の多い西部ユタ州で広く支持を得ており、出馬すれば当選の可能性は高いとみられている。

 トランプ氏はロムニー氏出馬を阻止するため、同選挙区現職で上院最古参のハッチ財政委員長に再選出馬を強く促していたとされるが、ハッチ氏は1月に8選を目指さず引退する意向を表明した。

4854チバQ:2018/02/17(土) 10:50:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000000-jij_afp-int
米、選挙介入でロシア人13人起訴 特別検察官が発表
2/17(土) 3:25配信 AFP=時事
米、選挙介入でロシア人13人起訴 特別検察官が発表
ロバート・モラー米特別検察官(2013年6月19日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ロバート・モラー(Robert Mueller)米特別検察官は16日、2016年の米大統領選に介入したとして、ロシア国籍の13個人と3企業を起訴したと発表した。

【写真】ニューヨークで行われた反トランプデモで、プーチン大統領のプラカードを掲げる参加者

 公開された起訴状によると、被告らは2014年から現在に至るまで「2016年の大統領選を含む米国の政治および選挙プロセス」への介入を共謀。米国人を装って社会的・政治的な分断を生む問題に焦点を置くソーシャルメディアアカウントを複数管理していた。

 被告らのグループはロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と親しい実業家エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏の指示に従い「多数の」米国人に影響を及ぼしたとされる。この作戦には数百万ドル(数億円)の予算が投じられ、シフト制で働く「数百人規模」が関与していたとされる。

 被告グループは「米国の政治体制に不和を生じさせるという戦略的目標」を持ち、2016年半ばまでには大統領選の共和党候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の選挙運動を支援する一方、民主党候補のヒラリー・クリントン( Hillary Clinton)元国務長官に対する中傷を行うようになった。

 グループはプーチン大統領の故郷であるサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)を拠点としていたが、被告の中には実際に米国へ渡航した者もいた。訪問先にはネバダ、カリフォルニア、ニューメキシコ、コロラド、イリノイ、ミシガン、ルイジアナ、テキサス、ジョージア、ニューヨークの各州が含まれていた。

 また、氏名は公表されていないものの、テキサス州を拠点とする米国人の政界関係者が被告らに対し、共和党と民主党の支持率が拮抗する激戦区の「パープル・ステート(紫色の州)」に注力するよう指示していたとされる。

 ただ、記者会見したロッド・ローゼンスタイン(Rod Rosenstein)司法副長官は、起訴状には「この違法活動に意図的に参加していた米国人がいたとの主張は含まれていない」と説明。また、介入行為によって大統領選の結果が影響を受けたとの結論も出されていないと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

4855チバQ:2018/02/25(日) 15:16:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00000036-mai-int
<米国>在イスラエル大使館、5月にエルサレム移転
2/24(土) 10:24配信 毎日新聞
<米国>在イスラエル大使館、5月にエルサレム移転
在イスラエル米大使館のエルサレム移転を決めたドナルド・トランプ米大統領に抗議するポスターを掲げるパレスチナの人々=ヨルダン川西岸地区で2017年12月6日、AP
 【ワシントン高本耕太】米国務省は23日、在イスラエル大使館を5月に現在のテルアビブからエルサレムに移転すると発表した。「イスラエルの建国70周年に合わせて開設する」としており、移転日はイスラエルの建国記念日の同月14日になる見通し。ペンス副大統領が1月のイスラエル訪問時に表明していた「2019年末までの移転」方針を大幅に前倒しした。

【エルサレム写真特集】キリスト教徒にとっても聖地

 米政府はクシュナー大統領上級顧問らホワイトハウスの中東和平交渉仲介チームが近く、イスラエルとパレスチナとの和平案を提示するとの観測もあったが、大使館移転に対するパレスチナ側の反発が強まるのは必至で、14年4月以降中断している中東和平交渉の再開はさらに困難になりそうだ。

 国務省によると、新大使館は、エルサレムのアルノナ地区にある領事館で業務を開始し、並行して最終的な移転先を探す。同省のナウアート報道官は声明で「歴史的な一歩を踏み出す5月の大使館開設を楽しみにしている」と述べた。

 トランプ米大統領は昨年12月、イスラエルとパレスチナ双方が領有を主張するエルサレムを「イスラエルの首都」と認定。大使館の移転準備も指示していた。米議会は1995年にエルサレムへの大使館移転を促す法案を可決したものの、歴代大統領は中東和平交渉への影響を考慮し、執行を延期してきた経緯がある。トランプ氏は23日の演説で、首都認定について「歴代大統領の誰もが選挙で公約しながら実行しなかったことを、私はやり抜く」と述べた。

 48年のイスラエル建国宣言を「ナクバ(大惨事)」と呼ぶパレスチナ側にとっては、移転のタイミングも容認しがたいもので、パレスチナをはじめイスラム社会の抗議が予想される。

4856チバQ:2018/02/27(火) 22:28:23
https://mainichi.jp/articles/20180228/k00/00m/030/111000c
米国
国務省のユン北朝鮮担当が辞任へ
毎日新聞2018年2月27日 20時37分(最終更新 2月27日 20時46分)
 【ワシントン高本耕太】米CNNテレビは26日、米政府の対北朝鮮関連交渉などの責任者を務める国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が、週内に辞任すると報じた。CNNの取材に「この時期に引退することは自分で決めたこと」と語った。後任は未定。平昌(ピョンチャン)冬季五輪を契機に米朝対話が模索されている時期の退任となり、対話実現に影響が出る可能性がある。

 国務省のナウアート報道官は声明で、ユン氏の退任理由は「個人的な動機」と強調、「(ティラーソン国務)長官は不本意ながら辞任を受け入れた」と説明した。そのうえで「ユン氏の引退は残念だが、北朝鮮が非核化に向けた誠意ある対話開始に応じるまで、最大限の圧力をかけ続ける取り組みは続く」と述べた。

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 ユン氏はオバマ前政権当時の2016年に就任。対北朝鮮政策の実務トップを担った。ニューヨークやオスロで北朝鮮の国連大使や政府高官とたびたび接触。17年6月には、北朝鮮当局に拘束されていた米男子学生ワームビア氏(帰国後に死亡)解放のため、医療チームを伴い平壌入りした。

 17年1月に発足したトランプ政権が、軍事オプションの検討も公言するなど対北朝鮮政策で強硬姿勢を加速させるなか、ユン氏はティラーソン長官の支援の下、一貫して北朝鮮との対話路線を主張。12月のワシントン市内の講演では「独自のチャンネルを通じ、北朝鮮と接触を続けている」と語っていた。

 ユン氏退任を巡っては、米朝対話が現実味を帯びた今、「一定の役割を果たした」との見方がある一方、政権内の強硬派との路線対立が要因との指摘もある。ワシントン・ポスト紙(電子版)はユン氏退任は「トランプ政権下で、政策権限を奪われた国務省内の不満の表れ」と指摘した。

4857チバQ:2018/02/27(火) 22:57:10
http://www.sankei.com/world/news/180227/wor1802270030-n1.html
2018.2.27 12:41

米のジョセフ・ユン北朝鮮特別代表が辞任へ 「対話路線」提唱、ホワイトハウスとの対立背景か

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務省のナウアート報道官は26日、ジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が「個人的な理由」で辞任し、退官することを決めたと明らかにした。ティラーソン国務長官も「仕方なしに」辞任を受け入れたという。米メディアによると、ユン氏は来月2日に正式に辞任する。

 ユン氏は、核・弾道ミサイル開発を進める北朝鮮への対応に関する国務省内の中心人物。実務レベルでの調整を担う一方、ニューヨークにある北朝鮮の国連代表部との通称「ニューヨーク・チャンネル」の米側窓口を務めていた。

 ユン氏はまた、トランプ政権が北朝鮮に「最大限の圧力」をかける路線を打ち出す中、早くから米朝対話の実施を積極的に提唱。このため政権関係者の一部からは対話路線に傾斜し過ぎとの見方も出ていた。

 米紙ワシントン・ポストは、ホワイトハウスが国務省を軽視する態度への不満が省内で広がっていることがユン氏の辞任の背景にあると指摘した。

 米朝対話の機運が浮上する中での米国の対北政策の外交司令塔が辞任することは、今後の米朝関係の展開に影を落とす恐れもある。

4858チバQ:2018/03/01(木) 20:38:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000003-jij_afp-int
ホワイトハウス広報部長が退任 トランプ氏側近
3/1(木) 7:16配信 AFP=時事
ホワイトハウス広報部長が退任 トランプ氏側近
ホワイトハウスのホープ・ヒックス広報部長(2018年2月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ホワイトハウス(White House)は2月28日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に最も長く仕えてきた側近の一人、ホープ・ヒックス(Hope Hicks)広報部長が退任すると発表した。


 ヒックス氏は前日、ロシアによる米大統領選干渉疑惑を調査している下院情報特別委員会で聞き取りに応じていたが、サラ・サンダース(Sarah Sanders)報道官は退任との関係を否定している。聞き取りの場では議員らの質問の多くに答えるのを拒否した。

 ヒックス氏は大統領選で重要な役割を担い、トランプ氏が最も信頼を置く側近ともみられる。

 トランプ大統領は声明で「ホープは極めて優秀であり、過去3年間、素晴らしい仕事をした」と称賛。「彼女がそばにいなくなるのは寂しいが、ほかの機会を追求したいと相談された時にはすべてを理解した。将来、また一緒に仕事ができると確信している」と述べた。

 ヒックス氏は「トランプ大統領には言葉で言い表せないほど感謝している」とコメントした。

 ヒックス氏は、元妻2人に対するドメスティック・バイオレンス(DV)疑惑が浮上して辞任したトランプ氏のロバート・ポーター(Rob Porter)秘書官と恋愛関係にあった。【翻訳編集】 AFPBB News

4859チバQ:2018/03/01(木) 20:39:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180228-00000011-jij-n_ame
トランプ氏、再選へ準備=選対責任者にパースケール氏起用
2/28(水) 6:25配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領の陣営は27日、2020年大統領選の再選に向けた選対責任者に選挙戦略家のブラッド・パースケール氏を起用すると表明した。

 トランプ氏は20年選挙への出馬を明言していないが、再選に向け事実上準備を始めた形だ。

 発表によると、パースケール氏は16年大統領選で陣営のデジタル戦略を担った。20年大統領選に加え、共和党が勝利を目指す今年11月の中間選挙でも候補者の活動を支援する。

 大統領の次男エリック・トランプ氏は「ブラッドはわれわれ一家の完全な信頼を得ており、運動のかじ取り役として完璧な人物だ」と語った。

4860チバQ:2018/03/02(金) 11:55:06
https://www.asahi.com/articles/ASL322TRHL32UHBI00F.html
米マクマスター大統領補佐官、「来月にも辞任」と報道
ニューヨーク=土佐茂生2018年3月2日11時32分
 米NBCニュースは1日、ホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が早ければ4月にも辞任すると報じた。ロシアが大統領選に介入した「ロシア疑惑」をめぐるマクマスター氏の対応に、トランプ大統領が不満を持っているという。

 NBCは、後任にホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の元スタッフで、米フォード・モーターのスティーブン・ビーガン副社長の名を挙げている。

 マクマスター氏は先月、ドイツで演説した際、ロシアの大統領選への介入は疑いないと主張。ところが、トランプ氏が直後にツイッターで「マクマスター氏は、選挙の結果にロシアが影響を及ぼすことはなかったことと、唯一の共謀はロシアと民主党だということを言い忘れた」と批判。関係が悪化したとされる。

 マクマスター氏は陸軍中将。ロシア疑惑をめぐり辞任に追い込まれたフリン前補佐官の後任に抜擢(ばってき)された。CNNは、マクマスター氏の辞任説は昨年からあったと指摘。軍はすでに、補佐官を辞めた後のマクマスター氏を受け入れるため、相応の役職を準備しているとも報じている。

 これに対し、ホワイトハウスは1日、「政府高官が辞任するうわさは多くあるが、現時点で人事の発表はない」と否定。また、政府高官がNBCに語ったところによると、トランプ氏は同日、マクマスター氏に「NBCの報道はフェイク(偽の)ニュースだ」と語ったという。(ニューヨーク=土佐茂生)

4861チバQ:2018/03/04(日) 09:44:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180303-17389078-bloom_st-bus_all
クシュナー夫妻、ホワイトハウス内で苦境に-側近らが相次ぎ退職
3/3(土) 4:03配信 Bloomberg
トランプ大統領の娘夫婦、ジャレッド・クシュナー氏とイバンカ・トランプ氏がホワイトハウス内で苦境に立たされている。過去数週間に側近らが相次いで退職し、米政界やホワイトハウス内のかじ取りで頼れる関係者がほとんどいなくなってしまったためだ。

トランプ政権は銃規制や移民など意見の分かれる問題を抱えつつ、重要な11月の中間選挙に向かっている。このような中で、クシュナー夫妻が政権中枢の地位を維持できるのか疑問が膨らんだ。

過去1週間にクシュナー氏は政権最高機密や会合へのアクセスを失い、平昌五輪で韓国政府要人と会談したイバンカ氏にもどの程度の国家機密に触れられるのかを巡り疑いが浮上している。2人にとっては信頼できるサポートが必要な状況だが、長期にわたり協力を得てきたホワイトハウスのホープ・ヒックス広報部長、クシュナー氏の個人的な広報担当だったジョシュ・ラフェル氏が今週相次ぎ辞任を表明。テクノロジー担当顧問のリード・コーディシュ氏、大統領副補佐官(国家安全保障担当)のディナ・パウエル氏も最近ホワイトハウスを後にした。

クシュナー氏に対しては、2016年の米大統領選ロシア介入疑惑を巡りモラー特別検察官の捜査が進んでいるほか、ニューヨーク州銀行当局が同氏一族の事業契約を調査。ワシントン・ポスト紙は今週、少なくとも4カ国が同氏をコントロールしようと積極的に動いていると報じた。

だが、夫妻が最も頼りとする大統領との絆は健在だ。家族経営の企業出身であるトランプ大統領は忠誠心を最も重視する。ヒックス氏ら共和党の大統領候補になる以前からの協力者が政権幹部からほとんどいなくなったこともあり、大統領にとって夫妻の重要性は増している。

原題:Kushner’s Influence in West Wing Wanes as Key Allies Depart(抜粋)

Shannon Pettypiece, Margaret Talev

4862チバQ:2018/03/06(火) 11:33:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000046-mai-n_ame
<米国中間選>テキサス州で6日予備選 政権運営に影響へ
3/5(月) 17:43配信 毎日新聞
 【サンアントニオ(米南部テキサス州)高本耕太】11月の米中間選挙に向けて、共和、民主両党がそれぞれ上下両院議員候補者らを選ぶ予備選が6日、南部テキサス州で実施される。今後、各州でも順次予備選が行われ、トランプ大統領の政権運営や再選戦略にも大きな影響を与える中間選への動きが本格化する。

 中間選は大統領選の中間年にある連邦議会や州知事などの統一選。上院(定数100)は3分の1、下院(同435)は全議席が改選され、与党・共和党が両院で過半数を維持できるかが焦点だ。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した1日時点の主要世論調査平均値は、民主党の支持率が45.9%で共和党の36.6%をリード。テキサス州では上院1、下院36議席が争われる。

 「反トランプ」の世論を追い風に両院で過半数奪還を目指す民主党は、共和党の地盤であるテキサス州でも伸長を図る。まずは予備選で支持層を活性化し、本選では同州で11にとどまる現有議席の上積みを狙い、四半世紀ぶりに全選挙区に候補を擁立する。

 カギとなるのは、州人口の半数超を占めるラティーノ(中南米系)の動向だ。低所得者層の割合が高く、社会保障重視の民主党支持者が多いものの、中間選では大統領選に比べ投票率が下がる傾向が指摘される。同党テキサス支部は4日、ホームページで「あなたの票はあなたの声。1票が未来につながる」と投票を呼びかけた。

4863チバQ:2018/03/07(水) 00:09:49
http://www.sankei.com/world/news/180306/wor1803060049-n1.html
2018.3.6 21:30

米中間選挙、候補者選び本格化 トランプ氏再選戦略にも影響
 【ワシントン=加納宏幸】今年11月6日に投開票される米中間選挙は、南部テキサス州で6日に実施される予備選を皮切りに共和、民主両党の候補を決める争いが本格化する。与党・共和党が上下両院の過半数を維持できるかはトランプ大統領の政権運営や再選戦略に影響する。野党・民主党はトランプ氏の不人気を勝利につなげるため、医療保険制度改革(オバマケア)見直しや移民制度改革で共和党批判を競い合っている。

 テキサス州では、連邦上院選で民主党のベト・オローク下院議員(45)が共和党のクルーズ上院議員(47)に挑むのが確実な情勢だ。

 「世論調査によると、現職の(クルーズ)上院議員との差は8ポイントだ。残り8カ月で1ポイントずつ奪えば、勝利することができる」

 オローク氏は2日、地元エルパソでの演説でこう訴えた。トランプ氏や強硬保守のクルーズ氏を意識し、医療保険制度の充実や移民への差別反対を訴えた。

 聴衆からは「ゴー・ブルー!」のかけ声が上がった。テキサスを民主党を象徴する「青」に染めようという意味だ。下院選でも四半世紀ぶりに36選挙区すべてに候補を立てるが、テキサス州は共和党が強い「赤い州」だ。トランプ氏も大統領選で民主党のクリントン元国務長官に10ポイント近い差を付けて勝利しており、容易な戦いではない。

 上院選は定数100のうち35議席(同時実施のミネソタ州補選、実施が予定されるミシシッピ州補選の計2議席を含む)を争う。CNNテレビの獲得議席予測は共和党49(うち非改選42)、民主党45(同23)で接戦州の6議席を奪い合う構図だ。共和党はペンス副大統領が上院議長として決裁票を投じるため1議席の上積みで上院を制することができるが、民主党は6議席すべてを取るか、「赤い州」を奪う必要がある。

 下院選は435議席すべてが改選され、過半数の218議席を競う。CNNの予測では共和党218、民主党197をそれぞれ固め、接戦区は20という。

 共和党の過半数維持は容易にみえるが、下院選で与党が議席を増やしたのは1938年以降ではクリントン政権の98年とブッシュ(子)政権の2002年の過去2回しかない。両政権は選挙時に60%以上の高い支持率を誇っていただけに、トランプ氏の40%前後の支持率が影を落とすのは確実だ。共和党は議席の減少幅をどれだけ小さくできるかが課題となる。

4864チバQ:2018/03/09(金) 00:32:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180309k0000m030104000c.html
<米中間選>「反トランプ」女性が先陣 民主候補乱立
03月08日 20:43毎日新聞

<米中間選>「反トランプ」女性が先陣 民主候補乱立

下院第23選挙区

(毎日新聞)

 11月の米中間選挙の上下両院候補者を選ぶ共和、民主両党の予備選が、全米のトップを切って南部テキサス州でスタートした。トランプ政権の信任投票の意味合いが濃いこの選挙で、野党・民主党は全米に「反トランプ」のうねりを起こすことで勝利を狙う。与党・共和党支持が強固な「(共和党カラーの)赤い州」で、民主党が重点的に議席獲得戦略を進める下院第23選挙区に入り、その戦いぶりを追った。【サンアントニオ(米南部テキサス州)高本耕太】

 「期日前投票に行ってくれたの? 素晴らしい。友達にも呼びかけてくださいね」。今月3日、州第2の都市サンアントニオ郊外の住宅。電話の受話器を手にジャネット・オグルソープさん(63)が笑顔で、小さく拳を握った。

 女性の元空軍将校で民主党予備選に名乗りを上げるジーナ・ジョーンズ候補の陣営ボランティアとして、戸別訪問や電話での投票依頼を行ってきた。選挙活動に関わるのは「今回が初めて」。共和党のトランプ候補が勝利した2年前の大統領選開票日に朝まで泣き明かし、「行動せず後悔するのは、もう最後」と自分に誓った。

 トランプ政権の低支持率の背景には、都市部周辺に住む高学歴層、特に女性からの「嫌悪」があると指摘される。トランプ氏の女性蔑視的で攻撃的な言動への反発と女性の政治意識の高まりを反映するように、今回、中間選挙予備選で民主党から立候補した女性は過去最多の約350人。テキサスでは約50人に上る。

 第23区は東西約770キロに及ぶ広い選挙区だ。サンアントニオなど都市圏もあれば、南部はメキシコと国境を接し、西部は広大な牧場地帯。軍関連施設も多くある。「多様性に富むこの地域を代表するのは、とても難しい」。元連邦検事の男性候補ジェイ・ヒューリングス氏の事務所で、選対本部長のクリス・クーブさん(45)が地図を手に語った。民主党支持者の中にも「(トランプ氏の掲げる)国境の壁建設に反対の人もいれば、賛成の人もいる」という。

 ヒューリングス氏の選挙CMは党内で争う予備選段階から「トランプを阻止する」と訴える内容。ジョーンズ陣営も「トランプは米国民を代弁していない」と連呼する。反トランプのメッセージは、関心や利害の異なる有権者を結束させる「最大公約数」と言える。

 クリントン民主党政権で財務省副次官補を務めたテキサス大サンアントニオ校のリンダ・デラビーナ教授は、「テキサスも1970年代までは民主党が強い州だった」と語り、同党への支持率が高いラティーノ(中南米系)が州人口の半数超を占める今、テキサスが再び民主党の青色に染まる「可能性はある」と指摘する。

 6日投開票された予備選の結果、ジョーンズ氏は得票1位で5月の決選投票に駒を進めた。勝利すれば11月の本選で共和党の現職ウィル・ハード議員に挑む。ジョーンズ氏は毎日新聞の取材に「有権者は変化に飢え、自分の価値観を反映する政治家を求めている」と手応えを口にした。

 しかし、今回の民主党下院予備選では州内36選挙区中、11選挙区で1位が過半数得票に達せず決選投票に持ち越された。強い候補を育てられるか、反トランプのスローガンを超えて多様な有権者を引きつける明確なビジョンを打ち出せるか、本選までの課題も多い。

4865チバQ:2018/03/09(金) 00:32:41
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180308X252.html
銃規制、深まらぬ議論=党派間の対立鋭く―米テキサス
03月08日 15:03時事通信

 【サンアントニオ(米テキサス州南部)時事】米中間選挙に向けテキサス州で6日行われた予備選は、フロリダ州の高校での乱射事件を受け、銃規制のあり方も争点になった。ただ、規制強化をめぐる賛成派と反対派の対立は鋭く、歩み寄りの難しさを浮き彫りにした。

 「銃が人を殺すわけじゃない。人が人を殺すんだ」。テキサス州南部サンアントニオの投票所で取材に応じたロバート・アマドーさん(79)は、民主党から出る銃規制強化論を強く非難した。

 サンアントニオ近郊サザーランドスプリングズの教会では昨年11月、妊婦を含む26人が犠牲となる乱射事件が発生したばかり。だが、銃を所持する権利へのこだわりが強いテキサス州では、規制強化はなお敏感なテーマだ。

 上院議員選挙の共和党予備選を制した現職テッド・クルーズ氏は7日公表したラジオ広告で、銃購入時の身元調査強化などを訴え民主党予備選で勝利したベト・オルーク氏を「われわれから銃を取り上げたがっている」と非難。ヒューストンのあるハリス郡で共和党地区議長のポール・シンプソン氏も取材に対し、「銃規制を争点化しようとしてもテキサスでは無駄だ。民主党の急進的な主張は、ここでは耳を傾けてもらえない」と語った。

 一方、民主党のハリス郡広報責任者を務めるオデュ・エバガル氏は、こうした主張に「銃を取り上げるとは誰も言っていない。悲劇を防ぐ方法が何かを議論している」と反論する。

 ヒューストン大のジェロニモ・コルティーナ准教授(政治学)は、身元調査強化などの対策は、規制強化反対派にも受け入れ可能とみる。ただ、「こと銃の問題では中間的な立場を取るのは容易ではない。政治家も自分の立場が有権者にどう映るかを考慮し、歩み寄りに慎重になっている」と分析する。

4866チバQ:2018/03/09(金) 00:35:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180308k0000m030093000c.html
<米中間選の予備選>民主「反トランプ」前面 テキサスから
03月07日 20:19毎日新聞

 【サンアントニオ(米南部テキサス州)高本耕太】11月の米中間選挙の上下両院候補者らを選ぶ共和、民主両党の予備選が6日、全米に先駆けて南部テキサス州で実施された。共和党の上院予備選では、前回大統領選に立候補した現職のテッド・クルーズ議員が、85%超の得票率で他の4人を退けた。11月6日投開票の本選で、民主党予備選を制したベト・オローク下院議員の挑戦を受ける。

 上下両院での過半数回復を目指す野党・民主党は、共和党が地盤とするテキサス州でも、勢力拡大を狙っている。大統領選で勝敗を決する選挙人の割当数で、同州はカリフォルニアに次いで2番目に大きい。ホワイトハウス奪還に向けた戦略上も、重要な地域と位置づけている。

 民主党は党候補者を選ぶ予備選段階から共通テーマとして「反トランプ」を掲げ、下院全36選挙区で候補を擁立し徹底して戦う選挙戦術が奏功。州内で支持が拡大し、党予備選に投票した有権者数は2002年以来初めて、100万人を超えることが確実な情勢だ。

 一方で、下院予備選では例年に比べ候補者が増え、11選挙区で1位が過半数得票に達せず、5月の決選投票に持ち越された。資金面も含め支持者の「選挙疲れ」を防ぎ、支持拡大の流れを本選まで持続できるかが民主党の課題だ。

4867チバQ:2018/03/09(金) 00:53:19
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180306X953.html
保守の牙城テキサスに異変=トランプ批判で「青い波」―米中間選挙の民主予備選
03月06日 16:24時事通信

 トランプ米政権の今後を占う11月の中間選挙まで8カ月。共和党が強い地盤を持つ南部テキサス州で、民主党の候補者を決める予備選が活況を呈している。政権批判を当て込んだ候補者が、一部の下院選挙区に大挙して出馬。有権者の関心も高く、米メディアは民主党のシンボルカラーから「青い波」と呼ぶ。

 ◇前回ゼロ、今回7人

 ダラス北部の下院第32選挙区に立候補したエド・マイヤー氏は9歳の娘ペネロペちゃんを連れて、土曜日の昼下がりに戸別訪問に出た。

 住民の意識は高い。「妊娠中絶をどう思うか」「銃規制強化は必要か」「地球温暖化対策の考えは」。矢継ぎ早の質問に、オバマ政権で国務省高官を務めたマイヤー氏はよどみなく答える。「いい会話ができた」と満足そうに次の家に向かった。

 この選挙区で民主党の予備選に名乗りを上げたのは7人。2016年の大統領選と同時に行われた前回選挙で一人も出馬しなかったのとは状況が一変した。大きな要因は、大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントン元国務長官の選挙区内での得票が、当選したドナルド・トランプ氏を上回ったことに、各候補が「勝機」を見いだしたことだ。

 さらに、マイヤー氏は「トランプ政権やワシントン政治への失望から、これまで民主党の予備選に参加したことのない人が投票している」と指摘する。州全体の予備選の期日前投票は、共和党が4年前の14年中間選挙と比べ約15%増の約42万人だったのに対し、民主党は4年前の倍以上となる約45万人に急増。マイヤー氏が「草の根」を重視するのも、有権者の不満をすくい取る狙いがある。

 一方、上院選や下院の多くの選挙区で現職議員を抱える共和党は、民主党ほど予備選に注目は集まっていない。共和党ダラス郡地区委員会の幹部は、トランプ政権が進める大型減税や規制緩和について「ここテキサスでは、ビジネスの機会を広げると好意的に受け止められている」と述べ、逆風との見方を否定した。

 ◇内部対立の火種

 16年大統領選の予備選で民主党は、クリントン氏に象徴される党のエスタブリッシュメント(体制派)と、最後まで指名を争ったバーニー・サンダース上院議員を支持する若者ら「草の根」勢力との分断が鮮明になった。ヒューストン郊外の下院第7選挙区ではその記憶を思い起こさせる争いが起きていた。

 民主党議会選挙対策委員会(DCCC)は2月下旬、7人の候補者の1人で女性活動家のローラ・モーザー氏を「ワシントン(政界)の内部関係者で、しぶしぶヒューストンに転居した」と批判する文書をウェブサイトに掲載した。党本部には、11月の選挙で共和党現職に勝つには、モーザー氏はリベラル過ぎるとの考えがある。

 「これまで何度も保守的な候補者を選んで、誰も共和党に勝てなかったじゃない」。事務所で取材に応じたモーザー氏はこう反論した。

 DCCCの「介入」以降、モーザー氏への献金が急増。モーザー氏は「ワシントンの党中央が誰を選ぶべきか指図する現状を変えよう」と呼び掛けるデジタル広告を作成し、党本部との対立を逆に利用している。

 ただ、大統領選では、サンダース支持者の一部がクリントン支持に回らず、民主党敗北の一因になったといわれる。モーザー氏は「われわれは一つになって前に進まなければならない。それが共和党に勝てる唯一の方法だからだ」と語り、予備選の結果を全ての関係者が受け入れるべきだと主張した。

 テキサス州の予備選は現地時間の6日投開票される。

4868チバQ:2018/03/09(金) 01:06:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000069-san-n_ame
米中間選挙 テキサスで候補選び幕開け 共和はクルーズ氏勝利
3/8(木) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】11月6日の米中間選挙に向けた共和、民主両党の候補者選びが6日、南部テキサス州予備選で幕を開けた。AP通信によると、同州の連邦上院選では、共和党の現職で2016年大統領選に挑戦してトランプ大統領に敗れたテッド・クルーズ上院議員(47)、民主党のベト・オローク下院議員(45)がそれぞれの予備選で対立候補を下して勝利し、本選で対決することになった。

 トランプ政権への信任を問う中間選挙は、共和党が連邦上下両院で過半数を維持できるかが焦点で、トランプ氏のその後の政権運営や20年大統領選での再選戦略にも影響を与えることになる。仮に両院を野党・民主党が制した場合、大統領弾劾に向けた動きが出てくる可能性もあり、トランプ氏としては決して負けることのできない戦いだ。

 民主党は全米で積極的に候補を擁立し、共和党の地盤にも切り込む考えで、テキサス州はその一つだ。同州では1988年を最後に、民主党が上院選で勝利していない。大統領選の共和党候補指名争いでトランプ氏と戦ったクルーズ氏は知名度が高く、優位に戦いを進めるとみられる。

 クルーズ氏は6日、声明を発表し、オローク氏を不法移民問題や国境警備に弱腰な「左翼でリベラルな民主党員」と攻撃し、トランプ氏が進めている税制改革や規制緩和に積極的で、銃保有の権利を守る自分こそがテキサス州の代表としてふさわしいと主張した。

 一方、オローク氏は声明で「最新の世論調査はクルーズ氏が射程内にいることを示している」とし、今後、教育問題や退役軍人に対する医療問題などを全州で訴える考えを強調した。支持率ではクルーズ氏が先行しているものの、大口献金を受けずに草の根から集めた選挙資金はオローク氏が大きく上回っており、共和党の牙城を崩せるかに全米が注目している。

4869名無しさん:2018/03/10(土) 16:58:37
https://www.cnn.co.jp/world/35115933.html

米、北との首脳会談で前提条件 非核化への「具体的な行動」要求

ホワイトハウスが米朝首脳会談の前提条件を示した
2018.03.10 Sat posted at 10:10 JST
ワシントン(CNN) トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談に応じる意向を示した件で、ホワイトハウスのサンダース報道官は9日、北朝鮮が非核化に向けた「具体的かつ検証可能な行動」を取るまで会談は行わないと述べた。

サンダース氏はこの中で、北朝鮮が非核化や核・ミサイル実験の停止を約束したと主張。「北朝鮮のこうした言葉に具体的な行動が伴うまで会談は行わない」と述べた。

サンダース氏の今回の発言は、トランプ氏が正恩氏との会談に同意したとの発表に疑問符を投げかけるものだ。ホワイトハウスは、前日にはなかった新たな条件を課しているようにも見える。

韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)国家安保室長は、正恩氏が「非核化に取り組む」姿勢を示したと述べたが、首脳会談実現のため非核化に向けた措置を取ると北朝鮮が約束した形跡はない。正恩氏が約束したのは核・ミサイル実験の停止のみで、米韓が合同軍事演習を今年実施することに理解を示したともされる。

サンダース氏の発言はまた、米朝首脳会談をめぐりホワイトハウスが初めて前提条件を課した形となった。

サンダース氏は前日夕の声明で、首脳会談の要請に応じるトランプ氏の意向を明らかにするととともに、米国は「北朝鮮の非核化を期待している」と述べていた。しかし今回は、北朝鮮が非核化を「約束した」と再三強調。北朝鮮政府は首脳会談実現に向けて「具体的かつ検証可能な行動」を取る必要があるとした。

サンダース氏の発言はホワイトハウスの立ち位置を調整し、トランプ氏が首脳会談に同意する前の政権高官の立場に合わせたものとも言えそうだ。ティラーソン国務長官はトランプ氏の同意の数時間前、直接対話に応じるにはまだ長い道のりが残されていると述べていた。

4870旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2018/03/13(火) 21:55:31
トランプ大統領 ティラーソン国務長官を解任
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180313/k10011363871000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
アメリカのトランプ大統領は、ティラーソン国務長官を解任し、後任にCIAのポンペイオ長官を指名すると、日本時間の13日午後9時45分頃、みずからのツィッターで明らかにしました。

4871とはずがたり:2018/03/13(火) 22:10:14
>>4757>>4781>>4856>>4857>>4869>>4870
割りと早くに解任だの辞任だのが取り沙汰されて来たけど,米朝会談となって手柄を独占したいトランプがトランプと巧く行ってないティラーソンをやっと解任って感じですかね?

4872名無しさん:2018/03/14(水) 00:13:24
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180313/k10011363871000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

トランプ大統領 ティラーソン国務長官を解任
3月13日 21時51分トランプ大統領
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アメリカのトランプ大統領は、日本時間の13日夜、ティラーソン国務長官を解任し、後任にCIAのポンペイオ長官を指名すると明らかにしました。トランプ大統領は、先ほど記者団に対してティラーソン国務長官とは考え方の違いがあったと認めた上で、「ポンペイオ長官はすばらしい国務長官になるだろう」と期待感を示しました。
トランプ大統領は、日本時間の13日午後9時45分ごろ、みずからのツイッターに「CIAのポンペイオ長官がわれわれの新しい国務長官になる。彼はすばらしい仕事をするだろう。ティラーソン氏のこれまでの仕事に感謝する」と書き込み、ティラーソン国務長官を解任し後任にポンペイオ長官を指名することを明らかにしました。

トランプ大統領は、記者団に対してティラーソン国務長官について感謝の言葉を述べる一方、「意見があわない点もあった。イラン核合意については私はひどいと考えたが、ティラーソン国務長官は大丈夫だと感じていた」と述べ、前のオバマ政権が結んだイランの核合意などをめぐって考え方の違いがあったことを認めました。

ティラーソン国務長官を巡っては、トランプ大統領との間で、イランの核合意に加えて北朝鮮の核・ミサイル開発問題などでも意見の食い違いが以前から指摘されていました。

アメリカ国務省のゴールドスタイン次官は、記者団に対して、「ティラーソン長官は、重要な安全保障上の問題で進展が見られるため、職務を続けたい意向だった。ティラーソン長官は、けさトランプ大統領と話をしておらず、解任の理由を知らない」と述べました。

一方、トランプ大統領は、CIAのポンペイオ長官に対して「われわれの関係はいつも良好で、それこそ私が国務長官に求めるものだ。彼はすばらしい国務長官になるだろう」と述べ、期待を示しました。

トランプ大統領は、これに先立ち、ホワイトハウスの報道官を通じて発表した声明でも「ポンペイオ長官は、世界でアメリカの立場を復活させ、同盟関係を強化し、われわれの敵に立ち向かい、朝鮮半島の非核化を求めていくというアメリカの取り組みを続けていく」としていて、北朝鮮の核問題などへの手腕に期待を寄せています。

トランプ大統領は、5月までに北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談する意向を示すなど、外交上の重要な局面を迎えますが、新しい体制で核問題などの課題に臨むことになりました。
国務長官の継承順位は4番目 閣僚で最高
国務長官は、アメリカの外交をつかさどるだけでなく、大統領が死去や辞任などで、突如、不在となった場合、大統領の職務を継承する可能性もある最重要閣僚の1人です。

大統領のポストが空席になった場合、継承順位がもっとも高いのが副大統領で、次いで上下両院の議長、その次が国務長官となっていて、国務長官の継承順位は4番目で、閣僚のなかでは最も高くなっています。
後任のCIAポンペイオ長官
マイク・ポンペイオ氏は54歳。

トランプ政権で、CIA=中央情報局長官を務め、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の情報収集などにあたってきました。

4873名無しさん:2018/03/14(水) 00:14:31
>>4872

陸軍に所属したあと、CIA長官就任まで与党・共和党の下院議員を務めました。前のオバマ政権がイランと結んだ核合意を強く非難し、対イラン強硬派として知られています。

アメリカメディアは、ポンペイオ氏がティラーソン国務長官の後任に浮上したのは、CIA長官として毎日のようにトランプ大統領に国際情勢に関する報告を行い、それを通じて厚い信頼を得たからだと伝えています。

専門家のあいだでは、ポンペイオ氏の指名が承認されれば、トランプ大統領と外交政策をめぐり意見の違いがあったティラーソン長官と比べて政権内の一体化が進む一方、対イラン政策などでの強硬な外交姿勢がより鮮明になるとの見方が出ています。
「世界最高の外交団率いることを楽しみに」
CIAのポンペイオ長官は、ホワイトハウスの報道官を通じて声明を発表し、「トランプ大統領による外交政策の策定や実行にあたって、世界最高の外交団を率いることを楽しみにしている」と述べました。
就任1年余の辞任は異例の短さ 120年前までさかのぼる
ティラーソン氏は、アメリカの第69代目の国務長官に去年2月1日、就任しました。任期は、およそ13か月になります。

国務長官の任期途中の辞任は過去にも事例があり、直近では、1992年、ブッシュ政権で、ベーカー国務長官が、大統領首席補佐官への就任に伴って辞任したケースがあります。

ただ、ティラーソン氏よりも任期が短かった国務長官は、120年前までさかのぼらなければ存在せず、就任から1年余りの辞任は異例の短さです。

ちなみに、その120年前の国務長官は、1898年の9月に、就任からおよそ5か月で辞任したデイ氏です。当時のマッキンリー政権の国務長官として、アメリカとスペインの戦争の対応に当たり、戦争終結の交渉団を率いるために職を辞しました。
大統領を「ばかだ」と批判したとの報道も
ティラーソン氏は、大手エネルギー企業、エクソンモービルのCEOを退任して、トランプ政権の国務長官に就任しました。

ティラーソン氏は、外交と行政経験がいずれもありませんでしたが、それでも起用されたのは、過去の政権で要職を担った、共和党の外交安全保障政策の重鎮による推薦がありました。

ティラーソン氏が、世界的企業のトップとして培った国際感覚、さらには、ロシアのようなアメリカと対立する国で厳しい交渉をまとめた手腕が、国務長官としてふさわしいとの意見がありました。

しかし、就任以降、外交政策をめぐり、ティラーソン氏とトランプ大統領の間では、意見の違いが目立つようになりました。ティラーソン氏は、トランプ大統領が選挙で訴えてきたパリ協定からの脱退やイランとの核合意の破棄、そして、エルサレムへのアメリカ大使館の移転に反対し、トランプ大統領は、ティラーソン氏を既存の秩序を重んじる「エスタブリッシュメント」とみなし、いらだちを強めていったと伝えられています。

ティラーソン氏もトランプ大統領の言動に不満を募らせ、大統領のことを「ばかだ」と批判したとの報道も飛び出しました。

さらに、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応をめぐっても、トランプ大統領とティラーソン氏が一枚岩ではないことを象徴するような出来事がありました。
去年9月、ティラーソン氏は、北朝鮮の対話の意思を探るために接触していることを明らかにしましたが、直後に、トランプ大統領がツイッターで「時間のむだだ」と否定。去年12月には、ティラーソン氏が、講演で、突如、北朝鮮と前提条件なしに対話に入ることも可能だとの考えを示し、政策転換との受け止めが出て、ホワイトハウスが北朝鮮政策は不変だと火消しに追われました。

歴代政権の中でも、大統領と国務長官の溝が何度もあらわになったのは異例です。

去年11月以降、ホワイトハウスがティラーソン氏の更迭を検討しているという報道が相次ぎ、ティラーソン氏が政権を去るのは不可避との見方が広がっていました。

4874チバQ:2018/03/14(水) 05:07:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000038-jij_afp-int
トランプ氏、ティラーソン国務長官を解任 後任に現CIA長官
3/13(火) 22:22配信
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は13日、レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)国務長官を解任し、後任に米中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)長官を充てると発表した。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)に、「マイク・ポンペオCIA長官が新たな国務長官になる。きっと素晴らしい働きをする!」と投稿。さらに「レックス・ティラーソンには尽力に感謝する!」と記した。

 トランプ氏は、新たなCIA長官としてジーナ・ハスペル(Gina Haspel)氏の就任を発表。女性としては初のCIA長官となる。

 ある政府高官によると、トランプ氏はリスクの高い北朝鮮との交渉開始に乗り出す前に、閣僚の交代を希望していたという。

 この高官は、「大統領は、予定されている北朝鮮との協議に先立ち、確実に新体制を整えておくことを望んでいた」と明かした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000107-mai-n_ame
<米国>ティラーソン国務長官解任 トランプ大統領が発表
3/13(火) 21:56配信 毎日新聞
<米国>ティラーソン国務長官解任 トランプ大統領が発表
レックス・ティラーソン米国務長官=AP
 【ワシントン高本耕太】米国のトランプ大統領は13日朝(日本時間同日夜)、自身のツイッターでティラーソン国務長官の退任を発表した。後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官が就く見通し。ホワイトハウスも同日、ティラーソン氏の退任を認めた。トランプ氏はツイッターでの発表後、ティラーソン氏との間に「意見の相違があった」と話しており、事実上の解任とみられる。国際協調路線を掲げてきたティラーソン氏の退場で、トランプ政権が外交・安全保障政策でより強硬な路線を進む可能性がある。

 アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「体調不良」を理由に10日のケニアでの日程をキャンセルしていた。政策面でトランプ大統領との亀裂が生じていたティラーソン氏にはたびたび辞任説が浮上していた。トランプ氏はツイッターに「ポンペオが新しい国務長官になる。彼は素晴らしい仕事をしてくれるだろう。ティラーソンの貢献に感謝する!」と投稿。その後、ホワイトハウスで記者団に対し「ティラーソンとはイラン核合意への対応などを巡り意見の相違があった。ポンペオと私は似た考えを持っている」と述べた。

 ロイター通信は、ホワイトハウス高官の話として、トランプ氏は米朝首脳会談に「新しい外交チーム」で臨みたいとの意向を持っていたと伝えた。トランプ氏はティラーソン氏に9日に解任を告げたとされる。一方、国務省はトランプ氏の解任判断について「長官から聞いておらず、理由は不明だ」とする声明を発表。また「長官自身は職務を続ける意思があった」と指摘した。

 ティラーソン氏は2006年から米石油大手エクソンモービルの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めた。実業家としてロシアをはじめとする各国の首脳と築いた人脈に期待され、17年2月に国務長官に就任。トランプ政権では閣僚らの辞任が相次いでいるが、米外交の顔である国務長官が政権発足から1年あまりで退任するのは異例だ。

4875チバQ:2018/03/14(水) 05:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000124-mai-n_ame
<米国務長官解任>政権の不安定化必至 関係修復できず
3/13(火) 23:56配信 毎日新聞
<米国務長官解任>政権の不安定化必至 関係修復できず
ポンペオCIA長官を新たに国務長官に起用するとの内容が書かれたトランプ米大統領のツイッター
 ◇「解任ドミノ」が現実味

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が13日、ティラーソン米国務長官の退任を発表した。筆頭閣僚の退任は以前からささやかれていたものの、トランプ政権内の外交・安全保障方針を巡る亀裂が修復しがたいレベルに達した証しであり、政権運営の不安定化は必至な情勢だ。

 「レックス・ティラーソンの貢献に感謝する」。トランプ氏のツイートでティラーソン氏への言及はたった一言。その後発表した声明でも、「彼と家族の今後の活躍を祈る」と素っ気なかった。米メディアは一斉に事実上の「解任」と伝えている。

 ティラーソン氏は、政治経験はないものの石油大手経営トップとして各国首脳との人脈を築いた。自由主義のもとでの国際秩序や米国の国際貢献の意義を重視する「国際協調派」(グローバリスト)の筆頭として、トランプ氏の奔放な言動をはじめ、不確定要因の多い政権内における「重し」になっていると評価されてきた。

 一方で政権発足初期から、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱や、エルサレムをイスラエルの首都と認定する決定など、多くの外交方針でトランプ氏との見解の相違が表面化。昨年10月には、国防関係者との会議の席でティラーソン氏がトランプ氏を「能なし」と呼んだと報道され、「関係修復は不可能」との観測が広がっていた。

 政権の最重要課題である北朝鮮情勢を巡っては、外交解決に向けた対話の重要性を一貫して唱えるティラーソン氏を、トランプ氏が「時間の無駄」と公然と批判するなど、米外交トップとしての信頼性が問われる事態に陥っていた。今月8日にはトランプ氏が一転、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に臨む考えを表明したが、アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「大統領自身が決断した」と述べ、決定過程に関与していなかったことをにじませた。

 トランプ氏はティラーソン氏解任を機に、ホワイトハウス主導の外交を強める考えとみられる。後任の長官に指名されたポンペオ米中央情報局(CIA)長官は、日常的にトランプ氏と面会して国内外の情勢を報告する立場で、トランプ氏の高い信頼を得ているが、金委員長の「排除」計画に言及したこともある強硬派だ。米朝対話が頓挫した場合、軍事オプション行使への傾斜など、米国の外交・安保政策が一気に不安定化する可能性もはらんでいる。

 政権内のグローバリストでは既に今月、コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任した。また、ティラーソン氏は、盟友とされるマティス国防長官やムニューシン財務長官とともに、誰か1人が退任する場合は他の2人も辞任することを誓う「スーサイド・パクト(心中協定)」と呼ばれる合意を結んでいると伝えられる。今後、閣僚の辞任・解任ドミノが引き起こされるとの観測も現実味を帯びている。

4876チバQ:2018/03/14(水) 05:08:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000101-asahi-int
蚊帳の外だったティラーソン氏 米朝首脳会談前に解任
3/13(火) 23:10配信 朝日新聞デジタル
蚊帳の外だったティラーソン氏 米朝首脳会談前に解任
トランプ氏とティラーソン氏との間であった反目
 トランプ米大統領が13日、米外交を取り仕切るティラーソン国務長官の交代に踏み切った。歴史的な米朝首脳会談の準備を始めたタイミングだった。北朝鮮との対話に強い姿勢で臨む意向を打ち出すとともに、外交・安全保障から通商交渉に至るまで、トランプ氏の意向に忠実に行動する人材を配置した形だ。


 「レックス(ティラーソン氏)とは本当にうまくやってきた。でも物の見方が違っていた。考え方が違っていた」

 13日朝、トランプ氏はカリフォルニア出張に旅立つ前、記者団にこう語った。

 米メディアは国務省高官の話として、ティラーソン氏は自身の解任をトランプ氏のツイッターで初めて知ったと報じた。引き続き国務長官の職を続けたい意向であることも伝えている。

 トランプ氏とティラーソン氏は、以前から確執が取り沙汰されてきた。

 オバマ前政権が合意したイラン核合意について、トランプ氏は「ひどい合意だ」として離脱を示唆。これに不満を募らせたティラーソン氏は辞任を検討し、会議でトランプ氏を「馬鹿」と呼んだとされる。このため昨年末には、米メディアがティラーソン氏が早期に解任されると報じた。

 北朝鮮問題でもティラーソン氏は蚊帳の外だった。

 トランプ氏は軍事的行動を排除することなく、最大限の圧力をかける強硬な路線をとってきた。対話路線を模索するティラーソン氏を「時間の無駄」と酷評したこともあった。

 一転して米朝首脳会談の受け入れが決まった時、ティラーソン氏はアフリカを訪問中。12日、ナイジェリアの首都アブジャでの記者会見では、首脳会談に向けた事前交渉について「とても初期の段階だ」と述べるなど、自ら交渉にあたる考えを示していた。しかし、その翌日に解任された。

4877チバQ:2018/03/14(水) 05:19:48
http://www.sankei.com/world/news/180314/wor1803140001-n1.html
2018.3.14 00:08
【トランプ政権】
ティラーソン米国務長官解任 修復不能な溝、安保チームを一枚岩に

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領がティラーソン国務長官を解任したのは、北朝鮮の核・弾道ミサイル問題やイラン核合意を含む外交・安全保障分野の懸案をめぐるトランプ氏とティラーソン氏との立場の相違が修復不能な対立に発展していたことが背景にある。

 ティラーソン氏は国際問題への知見に乏しいトランプ氏について、日頃から「愚か者」などと呼んでいると伝えられていた。

 また、北朝鮮問題に関しては、軍事的選択肢に傾斜しがちなトランプ氏に対し、マティス国防長官と連携して「外交・経済的圧力」路線を最後まで追求した上で軍事的選択肢を考慮すべきだと主張。イラン問題でも核合意の破棄に強く反対してきた。

 これに対し次期国務長官に指名された中央情報局(CIA)のポンペオ長官は、トランプ氏への忠誠心が比較的強い人物として知られ、トランプ氏としては北朝鮮問題が重大な局面を迎える中で安保チームを「一枚岩」にすることを図ったといえる。

 その意味で今回の更迭劇はティラーソン氏の解任にとどまらず、北朝鮮問題が劇的な転換を迎える中での安全保障チームの大刷新につながる可能性がある。実際、ホワイトハウスではトランプ氏との関係悪化がかねて指摘されているマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の辞任観測が強まっている。

 一方、ティラーソン氏と一緒に大統領の外交・安保政策を牽制(けんせい)する役割を任じてきたマティス氏に近いとされる、ケリー首席補佐官にも辞任説がつきまとう。

 ポンペオ氏は外交・安保問題に精通しており、今回の解任で外交に空白が生じる恐れは低いものの、政権の外交・安保政策がトランプ氏の主導で強硬路線に向かう可能性は高いとみられている。

4878チバQ:2018/03/14(水) 05:24:24
3/10の記事
http://www.sankei.com/world/news/180310/wor1803100055-n1.html
2018.3.10 23:53

ティラーソン米国務長官が体調不良で予定キャンセル アフリカ歴訪中
 アフリカ歴訪中のティラーソン米国務長官は10日、体調不良により、ケニアの首都ナイロビで予定されていた行事への参加を中止した。深刻な症状ではないという。ロイター通信が報じた。

 国務省の報道担当者は「(米朝首脳会談関連など)大きな案件にこの数日間取り組み、体調を崩した」と説明した。ティラーソン氏は6〜13日の日程でエチオピアやジブチなどを訪問。10日はエイズ関連のイベントなどに参加する予定だった。(共同)

4879とはずがたり:2018/03/14(水) 09:34:06
>ティラーソン氏は、盟友とされるマティス国防長官やムニューシン財務長官とともに、誰か1人が退任する場合は他の2人も辞任することを誓う「スーサイド・パクト(心中協定)」と呼ばれる合意を結んでいると伝えられる。今後、閣僚の辞任・解任ドミノが引き起こされるとの観測も現実味を帯びている。
suicide pact!

少なくともトランプが国全体のバランスではなく一部の熱狂的ファンに偏り過ぎてるからそろそろ弾劾あってもいいんちゃうか。心身の耗弱で執務に耐えられないクーデターでもいいけどこちらは早くしないとトランプが閣僚を偏執狂で固めて解任できなくなる。

<米国務長官解任>政権の不安定化必至 関係修復できず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000124-mai-n_ame
3/13(火) 23:56配信 毎日新聞

ポンペオCIA長官を新たに国務長官に起用するとの内容が書かれたトランプ米大統領のツイッター
 ◇「解任ドミノ」が現実味

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領が13日、ティラーソン米国務長官の退任を発表した。筆頭閣僚の退任は以前からささやかれていたものの、トランプ政権内の外交・安全保障方針を巡る亀裂が修復しがたいレベルに達した証しであり、政権運営の不安定化は必至な情勢だ。

 「レックス・ティラーソンの貢献に感謝する」。トランプ氏のツイートでティラーソン氏への言及はたった一言。その後発表した声明でも、「彼と家族の今後の活躍を祈る」と素っ気なかった。米メディアは一斉に事実上の「解任」と伝えている。

 ティラーソン氏は、政治経験はないものの石油大手経営トップとして各国首脳との人脈を築いた。自由主義のもとでの国際秩序や米国の国際貢献の意義を重視する「国際協調派」(グローバリスト)の筆頭として、トランプ氏の奔放な言動をはじめ、不確定要因の多い政権内における「重し」になっていると評価されてきた。

 一方で政権発足初期から、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱や、エルサレムをイスラエルの首都と認定する決定など、多くの外交方針でトランプ氏との見解の相違が表面化。昨年10月には、国防関係者との会議の席でティラーソン氏がトランプ氏を「能なし」と呼んだと報道され、「関係修復は不可能」との観測が広がっていた。

 政権の最重要課題である北朝鮮情勢を巡っては、外交解決に向けた対話の重要性を一貫して唱えるティラーソン氏を、トランプ氏が「時間の無駄」と公然と批判するなど、米外交トップとしての信頼性が問われる事態に陥っていた。今月8日にはトランプ氏が一転、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に臨む考えを表明したが、アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「大統領自身が決断した」と述べ、決定過程に関与していなかったことをにじませた。

 トランプ氏はティラーソン氏解任を機に、ホワイトハウス主導の外交を強める考えとみられる。後任の長官に指名されたポンペオ米中央情報局(CIA)長官は、日常的にトランプ氏と面会して国内外の情勢を報告する立場で、トランプ氏の高い信頼を得ているが、金委員長の「排除」計画に言及したこともある強硬派だ。米朝対話が頓挫した場合、軍事オプション行使への傾斜など、米国の外交・安保政策が一気に不安定化する可能性もはらんでいる。

 政権内のグローバリストでは既に今月、コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任した。また、ティラーソン氏は、盟友とされるマティス国防長官やムニューシン財務長官とともに、誰か1人が退任する場合は他の2人も辞任することを誓う「スーサイド・パクト(心中協定)」と呼ばれる合意を結んでいると伝えられる。今後、閣僚の辞任・解任ドミノが引き起こされるとの観測も現実味を帯びている。

4880チバQ:2018/03/14(水) 21:01:13
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180315k0000m030037000c.html
<米下院>大接戦 ペンシルベニア州第18選挙区補欠選挙
18:36毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米東部ペンシルベニア州で13日、下院第18選挙区の補欠選挙が投開票された。トランプ大統領が2016年大統領選で民主党のクリントン候補に得票率20ポイント差で大勝した選挙区だが、開票がほぼ終了した時点でも勝者が宣言されない大接戦となった。共和党が敗北すれば、11月の中間選挙への影響も大きい。

 補選は共和党議員が女性スキャンダルで辞職したことに伴うもの。この選挙区は、かつて鉄鋼で栄えたピッツバーグ近郊でラストベルト(さびついた工業地帯)の一角。トランプ氏当選の原動力となった白人労働者層が多く、中間選挙の前哨戦として注目された。

 トランプ氏は10日、共和党のサコーン候補の応援で現地入り。数千人を前にした演説で減税や新たな関税措置をアピールし、「鉄鋼が復活する」と訴えた。中間選挙に向けた労働組合の支持固めが課題の民主党は、ラム候補の応援にバイデン前副大統領を投入するなど総力戦を展開した。

 ラム氏は14日未明、支持者を前に「我々は成し遂げた」と勝利宣言したが、メディアは「勝者を断定できない僅差」と伝えている。今後、不在者投票の精査などが行われ、再集計の可能性も指摘されている。

4881チバQ:2018/03/14(水) 21:01:43
こっちだ・・・

2578 :チバQ :2018/03/14(水) 20:59:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803140039.html
米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」
19:19産経新聞

米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」

14日未明、ペンシルベニア州キャノンズバーグのホテルで支持者に挨拶する連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区補選の民主党候補、コナー・ラム氏(加納宏幸撮影)

(産経新聞)

 【キャノンズバーグ=加納宏幸】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13日、連邦下院第18選挙区補選の投開票が実施された。共和党議員の辞職に伴う補選では、トランプ大統領が支援する同党のリック・サコーン同州下院議員(60)と民主党のコナー・ラム元連邦検事補(33)が大接戦となった。トランプ氏が2回、現地に入りながら苦戦を強いられたことで、共和党は11月の中間選挙に課題を残した。

 CNNテレビによると、ほぼ開票は終わり、ラム氏11万3111票、サコーン氏11万2532票で579票差だが、14日に不在者投票の集計が終わるまでは勝者が決まらない僅差だ。それでも、ラム氏は同日未明、ピッツバーグ郊外キャノンズバーグのホテルで開いた集会で「思ったよりも時間はかかったが、私たちは成し遂げた」と“勝利”を宣言した。

 第18選挙区があるペンシルベニア州西部は鉄鋼業などが衰退した「ラストベルト」(さびついた工業地帯)だ。トランプ政権は今月、米国に輸入される鉄鋼に25%の関税を課す方針を表明しており、白人中間層をつなぎ留められるかも補選の焦点だった。2016年大統領選ではトランプ氏が同選挙区で民主党のクリントン元国務長官を約20ポイント上回る得票をしており、当初はサコーン氏が有利と予想されていた。

 ラム氏の集会には鉄鋼労組関係者が目立った。1983年に鉄鋼メーカーの職を失ったロバート・スペショクさん(70)は「トランプ氏が補選の1週間前に輸入関税を命じたのは政治的だ」と批判した。

 一方、投票所でサコーン氏に一票を投じた看護師のケン・ガンサーさん(49)は鉄鋼輸入関税を「成長を後押しする良いアイデアだ」と評価していたが、ラム陣営関係者は「地域で関税が雇用につながると考えるのは少数で、『経済大衆迎合主義』の影響は限定的だ」と解説した。

 実際、補選前にモンマス大が選挙区で実施した世論調査では、有権者の96%が投票行動に影響しないと答えた。地域経済のプラスになると答えたのは43%だったが、逆に損失になると答えた人も36%いた。

 ラストベルトや南部の白人中間層はトランプ氏が大統領選で勝利する原動力となった。しかし、共和党は昨年12月の南部アラバマ州での連邦上院補選で敗れた。トランプ氏はアラバマの敗戦を重くみて今回の補選にテコ入れした。

4882チバQ:2018/03/15(木) 19:51:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500879&g=int
トランプ氏、「圧勝の地」で苦戦=中間選挙に暗雲-ペンシルベニア補選

米ペンシルベニア州の下院補欠選挙に出馬した共和党候補のリック・サコーン氏(右手前)とトランプ大統領=10日、同州ムーンタウンシップ(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米東部ペンシルベニア州の下院補欠選挙は激しい接戦となり、結果確定を15日以降に持ち越した。この補選の選挙区はトランプ大統領が2016年の大統領選で20ポイントの得票率差をつけて圧勝した地。共和党の苦戦は11月の中間選挙に向けた政権の戦略に不安を残した。
CNNテレビによると、ほぼ開票が終了した14日夜現在、民主党のコナー・ラム氏(33)が11万3813票で、共和党のリック・サコーン氏(60)を600票余り上回る。ラム氏は14日、「われわれは勝利した」と宣言。多くのメディアが判断を保留する中、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「ラム氏勝利」と報じた。
 この選挙区が位置する、かつて鉄鋼業などが栄えた「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)は、大統領選勝利の原動力となった。低支持率に悩むトランプ政権にとって、ここで落とせば11月の中間選挙勝利への望みが遠のく。
 「忘れられた人々」と呼ばれる白人労働者層の支持をつなぎ留めようと、トランプ氏は8日、鉄鋼などに高関税を課す輸入制限措置に署名。10日には1月に続き2回目の応援に入り、「鉄が街に戻ってくる」と訴えるなど、懸命のてこ入れを図った。
 だが、結果は予想以上の接戦。敗北した昨年12月のアラバマ州での上院補選に続き、共和党の地盤で民主党が勢いを見せつける形となった。特に、政権の数少ない成果である大型減税に強い支持を得られなかったことは痛手だ。
 トランプ大統領は開票状況について口をつぐんでいる。共和党のライアン下院議長は14日の記者会見で「大統領はよくここまでの接戦に持ってきたと思う」と述べ、候補者に問題があったという認識をにじませた。(2018/03/15-16:08)

4883チバQ:2018/03/15(木) 19:57:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031400932&g=int
トランプ政権去る「国際協調派」=国益前面、さらに鮮明か-米

ティラーソン米国務長官(左)とポンペオ中央情報局(CIA)長官(AFP=時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が解任を発表したティラーソン国務長官は、先に辞任が決まった経済政策の司令塔コーン国家経済会議(NEC)委員長とともに、政権の「国際協調派」と見なされてきた。2人が去ることで、外交や通商で米国の国益を最優先させる姿勢が、さらに鮮明になる可能性もある。
 ティラーソン氏解任の理由について、トランプ氏は「考えに違いがあった」と説明。イラン核合意をめぐり破棄も辞さないトランプ氏と、現状維持を唱えるティラーソン氏との温度差を例に挙げた。
 地球温暖化の国際枠組み「パリ協定」では、離脱を決めたトランプ氏に対しティラーソン氏は残留を主張。対北朝鮮で政権が強硬方針を前面に出していた時期には、トランプ氏がティラーソン氏の対話模索を「時間の無駄」と切り捨てたこともある。
 コーン氏の辞任は、鉄鋼とアルミの輸入制限措置をめぐるトランプ氏との対立が、直接の引き金だった。コーン氏は保護主義に傾きがちなトランプ氏の「抑え役」と位置付けられ、輸入制限にも強く反対。辞任は経済政策での国際協調派の敗北と受け止められている。
 後任の国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官は、北朝鮮やイランへの強硬姿勢で知られ、トランプ氏も「考え方が(自分と)とても似ている」と評する。経済チームではコーン氏の辞任に伴い、ホワイトハウスのナバロ通商製造業政策局長ら保護主義派の発言力が強まると見込まれる。
 トランプ氏の主張を支える幹部が力を握ることで、政権が思い切った政策を迅速に打ち出すことが可能になるとの見方もできる。一方、同盟国を含む各国とのあつれきが増すのは避けられないほか、大統領が「暴走」した場合に、軌道修正が難しくなる恐れもある。(2018/03/14-16:21)


https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500207&g=int
米経済司令塔に保守派評論家=トランプ大統領が任命

米国家経済会議(NEC)委員長に就く経済評論家ラリー・クドロー氏=2018年3月(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは14日、トランプ大統領が先に辞任発表したコーン国家経済会議(NEC)委員長の後任に、保守派の経済評論家ラリー・クドロー氏(70)を任命したことを明らかにした。同氏は受け入れる意向を示した。今後、経済政策の司令塔として、インフラ投資計画など優先課題の実現に取り組む。
 クドロー氏は1981〜85年に行政管理予算局(OMB)の幹部を務めた。現在は米CNBCテレビに経済評論家として出演している。2016年の大統領選でトランプ氏の顧問を務めたほか、税制改革の策定にも関わったという。
 トランプ政権が発動を決めた鉄鋼とアルミニウムの輸入制限には当初、批判的な見解を示した。ただ、14日のCNBCテレビでは「米経済が打撃を受けるとは思わない」と輸入制限を擁護する姿勢に転じた。また、トランプ政権は強く安定したドルを望んでいるとの見方を示した。(2018/03/15-06:26)

4884チバQ:2018/03/15(木) 20:46:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000018-jij_afp-int
米ペンシルベニア州補選、民主党勝利の見通し 政権に痛手
3/15(木) 12:11配信 AFP=時事
米ペンシルベニア州補選、民主党勝利の見通し 政権に痛手
米ペンシルベニア州ピッツバーグの選挙集会で演説する下院補欠選の民主党候補、コナー・ラム氏(2014年5月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ペンシルベニア州で13日に投票が行われた下院補欠選挙は、大接戦の結果、民主党候補が勝利する見通しとなった。この選挙区は2016年の大統領選ではドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が圧勝していただけに、共和党にとっては手痛い敗北となった。

 選挙では有権者24万人余りが投票。当日投票分がすべて開票された時点で、民主党のコナー・ラム(Conor Lamb)候補が共和党のリック・サコーン(Rick Saccone)候補を579票差でリードし、得票率はそれぞれ49.8%、49.6%となっている。

 最終結果は不在者投票分などで確定する見通しだが、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は15日、ラム氏のリードは「覆せないようだ」として同氏の勝利と伝えた。

 これに先立ちラム氏は同日未明に早々と勝利を宣言していた。

 民主党全国委員会のトム・ペレス(Tom Perez)委員長は「2018年の中間選挙に向けて、各地の民主党候補に追い風が吹いているのは疑いない。ペンシルベニアはほんの始まりに過ぎない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

4885チバQ:2018/03/15(木) 20:47:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000027-mai-int
<米下院補欠選挙>トランプ氏地盤で民主先行の大接戦
3/15(木) 11:09配信 毎日新聞
<米下院補欠選挙>トランプ氏地盤で民主先行の大接戦
米東部ペンシルベニア州で投開票された下院第18選挙区の補欠選挙で、民主党のラム候補が先行=AP
 【ワシントン高本耕太】米東部ペンシルベニア州で13日、下院第18選挙区の補欠選挙が投開票された。トランプ大統領が2016年大統領選で民主党のクリントン候補に得票率20ポイント差で大勝した選挙区だが、14日に開票がほぼ終了した時点で民主党のラム候補が得票率0.2ポイントの小差で先行。米紙ニューヨーク・タイムズは同氏が「勝利」と報じたが「大接戦」との報道もある。共和党のサコーン候補は再集計を求める意向で、決着には時間がかかると見られる。

 連邦議会で与党の共和党が、「トランプ地盤」で結果的に敗北すれば、11月の中間選挙への影響も大きい。

 補選は共和党議員が女性スキャンダルで辞職したことに伴うもの。この選挙区は、かつて鉄鋼で栄えたピッツバーグ近郊でラストベルト(さびついた工業地帯)の一角。トランプ氏当選の原動力となった白人労働者層が多く、中間選挙の前哨戦として注目された。

 米主要メディアによると、得票数はラム氏11万3813票に対しサコーン氏11万3186票でわずか627票差。得票率では49.8%対49.6%だ。

 ラム氏は14日未明、支持者を前に「我々は成し遂げた」と勝利宣言したが、今後、不在者投票の精査などが行われる。

4886とはずがたり:2018/03/15(木) 21:20:16
未だ結果は予断を許さないけど鉄鋼輸入関税の効果がラストなペンステートをして限定的だったのは結構でかい。

【社説】トランプ氏の退潮示すペンシルベニア州補選
鉄鋼輸入関税、勝利に結びつかず
http://jp.wsj.com/articles/SB11324809692884693541404584102242789244168
2018 年 3 月 15 日 13:20 JST

 米東部ペンシルベニア州で13日に投開票した連邦下院第18選挙区の補欠選挙は、民主党のコナー・ラム候補が共和党候補に僅差で勝利したようだ。ドナルド・トランプ大統領の地盤での共和党候補の敗北は、同党が議会で過半数を維持できる可能性をますますあやうくする。共和党は11月の中間選挙に向け、関税を発動したり、民主党のナンシー・ペロシ下院院内総務を取り上げて脅したりするよりも、もっと効果的な戦略が必要になる。

 2016年の大統領選では、トランプ氏は同選挙区で民主党のヒラリー・クリントン候補に20ポイント近い差をつけて勝利した。しかし、今回の相手はクリントン氏ではない。民主党はより良い候補を擁立した。33歳の海兵隊退役軍人のラム氏は、反トランプ的な論調を抑え、減税をメディケア(高齢者向け医療保険)と社会保障費の削減に結びつけるというおなじみの手法で大衆の支持を狙った。

 まだ不在者投票の集計は終わっていないが、共和党のリック・サコーン候補がラム氏のリードを覆すのは難しいだろう。たとえ最終的にラム氏が敗れたとしても、今回の選挙の流れや投票数は11月に中間選挙を控えた共和党にとって不吉な前触れだ。

 最も重要なのは、民主党票が大幅に増えたのに対し、共和党票が大きく崩れたことだ。同選挙区の歴代の共和党候補は通常、15万を優に上回る票を獲得していたが、サコーン氏の得票数はわずか約11万3000だ。一方、ラム氏の得票数は約11万4000と、2000年以降では同選挙区のどの民主党候補よりも高い得票率だ。民主党員は非常にモチベーションが高いのに対し、共和党員はあまり熱心ではないようだ。こうした傾向は昨年の補選やバージニア州知事選から続いている。

 トランプ氏が鉄鋼・アルミニム関税で勝利を収められると考えていたとすれば、もっと優れた政治的アドバイスが必要だ。ラム氏は同関税のほか、天然ガスの掘削や炭鉱労働者の年金に対する連邦保証も支持している。同関税は米国経済にリスクとなり得るものの、民主党員の大半は同関税を受け入れ、11月には貿易問題を争点にはしないだろう。

 トランプ氏と共和党は10日にトランプ氏が同選挙区に乗り込み、今回の補選をペロシ氏の下院議長返り咲きに結びつけることで全米的な問題にしようとした。しかし、ラム氏はその餌には食いつかなかったた。「私はトランプ大統領と対立するつもりはない。私の選挙区の人々はトランプ氏と衝突する人物は求めていない」と表明。さらにペロシ氏の下院議長返り咲きを支持しないことを約束し、銃所有に対する新規制にも反対した。

 ラム氏はトランプ氏への反発を穏やかに売り込む余裕はあるかもしれない。民主党員はとにかくトランプ氏に反対票を投じたくてうずうずしていることを同氏は分かっているからだ。2010年の中間選挙で共和党員が当時のバラク・オバマ大統領にしたように、民主党員は反対の意思を示すためなら「割れたガラスの上でもはい回る(訳注:何だってするという意)」だろう――。共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)は最近、こう述べている。反トランプの波が勢いづきつつあり、共和党は下院だけでなく、上院でも過半数議席を失う可能性がある。

 共和党は税制改革と力強い経済を万能薬かのように宣伝しているが、関税はそうしたメッセージを混乱させており、ペンシルベニアでは減税策をうまく売り込めなかった。彼らはまた、ラム氏がメディケアと社会保障費の削減について共和党を非難するのを許した。だが共和党には、それら費用の削減に賛成票を投じる勇気はない。自分たちが実施するつもりのない政策が原因で選挙に敗れるというのは、なかなかの離れ業だ。

 共和党議員は、昨年の減税策での成功を頼りに今年をやり過ごそうとしているように見える。しかし、彼らが力説すべきなのは、有権者に共和党を議会多数派として維持したいと思わせるような問題なのだろう。

4887とはずがたり:2018/03/16(金) 13:35:59

トランプ大統領、マクマスター補佐官の解任を決断 米報道
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3167605.html
11:07AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領が、H・R・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の解任を決めた。米紙ワシントン・ポストが15日、報じた。トランプ政権では高官の解任や辞任が相次いでいる。

 同紙の報道によると、トランプ大統領はマクマスター氏の後任について協議しているが、マクマスター氏の面目をつぶさないようにするため、またすぐに後任が就任できるように時間をかけて候補者の選定を行うという。

 トランプ政権では2日前にレックス・ティラーソン国務長官の解任が発表されたばかり。トランプ氏はティラーソン氏の解任をツイッターで明らかにしていた。

 また米国家経済会議のゲーリー・コーン委員長も今月に入り辞任を表明している。トランプ氏の大統領就任以来、首席戦略官・上級顧問、首席補佐官などの高官が政権を去っている。【翻訳編集】AFPBB News

4888チバQ:2018/03/16(金) 22:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803160061.html
【トランプ政権】高官解任に2つのパターン「性格合わない」「恥かかされた」
22:29産経新聞

【トランプ政権】高官解任に2つのパターン「性格合わない」「恥かかされた」

(産経新聞)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が政権の外交・安保政策の要を担うマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の解任を決断したと報じられたことは、自身の意に沿わない部下を許容できない性格のトランプ氏が今後、一切の遠慮なく周囲を「忠臣」で固めるための人員刷新を決行する意向であることを示すものだ。

 ホワイトハウスでは、トランプ氏の白人至上主義者を擁護するような態度に嫌悪を示していたコーン国家経済会議委員長が今月6日、同氏による鉄鋼・アルミの輸入制限に反発して辞任を表明。13日には北朝鮮問題などでの路線を違いを理由にティラーソン国務長官が解任され、トランプ氏が昨年1月に大統領に就任して以降、これまでに40人を超える高官や閣僚が政権を去るという異例の事態となっている。

 トランプ氏が高官らを解任するパターンは大きく分けて2つある。

 一つは、コーン氏やティラーソン氏、マクマスター氏といった、政策面の考え方や性格が合わない人物を切るケース。ロシア疑惑の捜査への関与を忌避したとしてトランプ氏の怒りを買い、以前から解任が取り沙汰されるセッションズ司法長官もこの範疇に入る。

 もう一つは、スキャンダルや不祥事を起こしてトランプ氏が「恥をかかされた」と判断した者を更迭するケースだ。

 最近では米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が13日、トランプ氏がシュルキン退役軍人長官の更迭を検討していると報道。シュルキン氏は、昨年夏に欧州を公務で訪問した際の公費の不正使用疑惑やテニスのウィンブルドン大会の観戦チケットを贈答品として受領した問題で退役軍人省から調査を受けている。

 また、執務室の家具を公費3万1千ドルで購入しようとしたカーソン住宅都市開発長官や、執務室の扉を14万ドルで購入したとされるジンキ内務長官も更迭の対象になる可能性が指摘される。昨年9月には、プライス厚生長官が公務で高額なチャーター機を使って引責辞任している。

 11月の中間選挙で民主党の猛追が予想される中、トランプ氏としては忠誠心の強い腹心の登用で北朝鮮問題や貿易摩擦といった懸案への対処に結束して取り組む一方、政権のイメージ向上に向けて「問題閣僚」の一掃を図り、有権者にアピールしていく方針だ。

4889名無しさん:2018/03/17(土) 17:09:48
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180317/k10011368851000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

米 “台湾との往来促進”法案が成立 米中関係に影響か
3月17日 11時00分トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は、台湾との間でこれまで控えてきた閣僚や高官を含むあらゆるレベルの往来を促進する法案に署名し、「1つの中国」を主張する中国のさらなる反発が予想される中、圧力を強化していく構えで、北朝鮮への対応をめぐり協力が必要な米中関係にどのような影響が出てくるのかが焦点です。
トランプ大統領は16日、アメリカの上下両院が可決した「台湾旅行法」に署名し、法律として成立しました。

この法律は、アメリカと台湾の間でこれまで控えてきた閣僚や高官を含むあらゆるレベルの往来を促進するとし、「1つの中国」を主張する中国政府は「断固として反対する」として強く反発してきました。
アメリカ議会が今回の法律を制定した背景には、国防費を大幅に増やし軍備の増強を続けているうえ、貿易収支の不均衡な状態が改善しないなど、軍事、経済の両面からアメリカに対抗しようとする中国への警戒感が高まっていることがあります。

一方、中国が「米中関係の基礎だ」とする台湾への対応に変化をもたらす可能性のある法律の成立は、中国のさらなる反発が予想されます。

ホワイトハウスの高官は、今回の法律に続いて貿易の分野などで中国への圧力をさらに強化していく考えを示し、北朝鮮への対応をめぐり協力が必要な米中関係にどのような影響が出てくるのかが焦点です。
法案提案議員「“反中国的”な法律ではない」
法案の提案者の1人、与党・共和党のスティーブ・シャボット下院議員は、NHKのインタビューに答え、「閣僚などの訪問を控えてきたのは、アメリカ政府が、みずからに課してきた政策で、議会が制定した法律に基づくものではない」と述べました。

そして「共通の利益を持つアメリカと台湾の高官が、直接会談することは普通のことだ。この法律によって制約を取り除く」と述べ、その意義を強調しました。

そのうえで「良好な関係を維持しているアメリカと台湾の関係は、この法律によってさらに強化される。台湾はアメリカにとって、日本やイギリスのような強力な同盟だ」と述べ、この法律が成立したことでアメリカ大統領の将来の台湾訪問や、台湾総統のワシントン訪問を可能にするものだとして期待を示しました。

一方、シャボット議員は、予想される中国の反発について、「中国は、アメリカが台湾を支持する政策を実行すると、反中国的だと解釈するが、この法律はそうではない。あくまでもアメリカと台湾の関係に関するもので、中国についてのものではない」と述べました。
台湾「米議会とトランプ政権に感謝」
台湾の外交部は17日、「アメリカ議会とトランプ政権が台湾への支持を示してくれたことに心から感謝する」などとするコメントを発表しました。

外交部はこの中で、「トランプ政権が誕生して以降、アメリカの当局者が頻繁に台湾を訪れてビジネスや文化、教育などの催しに参加するなどし、台湾とアメリカの関係は、より緊密で強固なものになっている」としています。

そして、今後について、「アメリカと緊密に連携しながらあらゆる分野、レベルで双方の協力関係を深化させ、地域の平和と安定を促進していく」としてさらなる関係強化に取り組む姿勢を示しました。
中国「『1つの中国』原則に著しく違反」
ワシントンにある中国大使館は、報道官による談話を発表し、「『1つの中国』の原則に著しく違反している。中国は、強い不満と断固たる反対を表明する」と強く反発しています。

そして、「『1つの中国』の原則は両国関係の政治的な基礎だ」としたうえで、「アメリカには、『1つの中国』政策を守り、台湾との高官の往来を停止し、実質的な関係を高めず、慎重かつ適切に問題を処理して、中国とアメリカの協力に重大な損害を与えないよう求める」と強調しています。

4890名無しさん:2018/03/17(土) 17:15:01
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180317-OYT1T50025.html

「台湾旅行法」米で成立、米台首脳会談も可能に
2018年3月17日 10時43分

 【ワシントン=大木聖馬】トランプ米大統領は16日、米国と台湾の高官の相互訪問を解禁する「台湾旅行法案」に署名し、同法は成立した。


 米政府は1979年に台湾関係法を施行した後、政府高官の相互訪問を自主的に規制してきたが、法成立により、米台首脳の訪問が可能となる。中国が「一つの中国」原則への挑戦とみなして強く反発し、米中関係がさらに冷え込むのは必至だ。

 台湾旅行法は「あらゆるレベルの米政府当局者が台湾を訪問し、台湾当局者と会談すること」や「台湾高官が米国に入国し、国務省や国防総省を含む米政府当局者と会談すること」を認める。台湾の対米窓口機関である台北経済文化代表処などの台湾側組織が米国内で経済活動を行うことを促す内容も含まれている。

 法案は下院で1月に圧倒的多数で可決され、上院でも2月末に全会一致で可決された。トランプ氏が署名しなくても法案は17日未明に成立したが、トランプ氏は台湾との関係強化を求める議会の強い声に配慮し、自ら署名することを選んだとみられる。

 同法成立により、トランプ氏の台湾訪問や、台湾の蔡英文ツァイインウェン総統のワシントン訪問などが可能となるが、政府に対して台湾への訪問や会談を法的に強いるものではなく、米台間の交流の実態に変化は出ないとの見方もある。

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4891名無しさん:2018/03/18(日) 18:38:41
https://www.cnn.co.jp/usa/35116133.html

(CNN) トランプ米大統領は北朝鮮との首脳会談を控えたこの時期に突然、ティラーソン国務長官の解任を発表した。
ティラーソン氏はかねてトランプ氏との確執が伝えられながらも、職にとどまる意向を示していた。

トランプ氏は13日朝にツイッター上でティラーソン氏の解任を発表した後、
ホワイトハウスでの会見で同氏の「知性」に敬意を表し、「レックス(ティラーソン氏)とはうまくいっていた」と強調。
本人も解任を歓迎しているとの見方を示した。

一方、ティラーソン氏は同日発表した声明で、米国民や国務省職員、外交官らに向けて感謝の言葉を述べたが、
その中にトランプ氏の名前はなかった。声明でトランプ氏に言及したのは、
「正午すぎに大統領専用機から」解任の件で電話があったと述べた部分だけだった。

政権内部のある高官は、
トランプ氏が北朝鮮との首脳会談や貿易分野でのさまざまな交渉に向けて人事刷新のタイミングを計ったと指摘。
9日の時点でティラーソン氏に退任を求めていたと語った。

ホワイトハウスの別の高官は、ケリー大統領首席補佐官が本人に解任を伝えたと述べたが、具体的な日時は示さなかった。

ゴールドスタイン国務次官は声明で、ティラーソン氏が正式な解任を知ったのはトランプ氏のツイートからだとしたうえで、
「本人には職にとどまる意思が大いにあった」と述べた。この声明の数時間後に、ゴールドスタイン氏自身も解任された。

トランプ政権からはこの2週間で、
ゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長やホープ・ヒックス広報部長ら主要人物4人の辞任、解任が相次いでいた。

ティラーソン氏の後任にはポンペオ中央情報局(CIA)長官が指名された。
トランプ氏は13日、記者団に「ポンペオ氏とは波長が合う。非常にいい関係だ」と話した。
CNNが情報筋から得た情報によると、ホワイトハウスでは昨年の秋以降、
ポンペオ氏をティラーソン氏と交代させる人事が検討されていた。

トランプ氏とティラーソン氏は当初からさまざまな外交政策で意見が食い違っていた。
昨年秋、ティラーソン氏がトランプ氏を「間抜け」と呼んでいたと報じられて同氏の怒りを買ってから、
溝が埋まることはなかった。ティラーソン氏はこの発言をきっかけに、
ケリー氏をはじめとするホワイトハウス内の味方を失って孤立していたとされる。

トランプ氏に近い情報筋によれば、ティラーソン氏がトランプ氏を支持せず、
独断で外交政策を進めようとしていた姿勢は明白で、トランプ氏もそれを感じていたという。

トランプ氏の娘婿、クシュナー大統領上級顧問やヘイリー国連大使との対立も伝えられていた。
また、企業幹部出身のティラーソン氏が進めてきた国務省内の大胆なリストラに対し、
職員や外交官からの批判も強まっていた。

事情に詳しい人物2人の指摘によると、北朝鮮との首脳会談をいつ、
どのように開催するかをめぐる意見の対立が、解任の決定的な要因になったという。

ティラーソン氏は13日早朝にアフリカ歴訪から帰国したばかり。
帰国の機内では記者団との会話で、米朝首脳会談に向けた準備に強い自信と意欲を示していた。

4892チバQ:2018/03/18(日) 23:51:22
https://www.cnn.co.jp/usa/35115974.html
オプラ・ウィンフリー氏、大統領選に「出馬しない」
2018.03.12 Mon posted at 10:12 JST
(CNN) 人気女性司会者で実業家のオプラ・ウィンフリー氏は11日、CNNの番組の中で、2020年に行われる米大統領選について「出馬しない」と明言した。ただ、出馬する人に対してはアドバイスがあるという。

ウィンフリー氏は、出馬する人全員に対して、「エネルギーを反対側に向けないように」と語った。

ウィンフリー氏は「すべての時間を対立候補について話すことに費やさない。エネルギーをあなたが本当に信じていないことに振り向けない。そのことにわずかな時間も費やさない」と訴えた。

トランプ大統領は10日、共和党の選挙集会で、ウィンフリー氏について揶揄(やゆ)する発言もしていた。トランプ大統領は、20年の大統領選で最もくみしやすい相手に、「弱点を知っている」としてウィンフリー氏を挙げた。大統領選がウィンフリー氏にとって「つらい体験」になるだろうとも述べていた。

ウィンフリー氏は番組の中で司会者から「億万長者同士、有名人同士」のトランプ氏と10分間の時間があったら何を話すかと質問されると、自分の声が聞き届けられると感じた時には話すだろうとの考えを示した。

4893チバQ:2018/03/19(月) 17:19:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180318-00000016-san-n_ame
FBI前副長官、年金「満額」の2日前に免職 米政権との確執が原因か
3/18(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】セッションズ米司法長官は16日、連邦捜査局(FBI)のマケイブ前副長官を免職処分にした。1月末に副長官を辞任したマケイブ氏はFBIにとどまり、早期退職の利益を加えて年金を満額受給できる3月18日に退職する予定だった。その2日前の免職は、ロシアの米大統領選干渉疑惑の捜査をめぐるトランプ大統領との確執が原因とみられる。

 マケイブ氏は20年以上、FBIに勤務した。トランプ氏が昨年5月に解任したコミー前FBI長官を支え、ロシア疑惑や大統領選の民主党候補だったクリントン元国務長官の私用メール問題の捜査に携わった。

 だが、妻が民主党から州議会議員選挙に出馬した際、クリントン氏に近い州知事側から多額の献金を受け取ったことが分かり、トランプ氏が中立性に疑問を呈していた。マケイブ氏が免職になった直接の原因はクリントン氏の一家が手がける慈善団体への捜査に絡む米紙報道をめぐり、FBI職員に情報提供する権限を与えたこととされる。

 トランプ氏は免職を受け、ツイッターで「マケイブ氏がクビになった。勤勉なFBI職員にとって素晴らしい日だ」と書いた。これに対し、マケイブ氏は声明で「政権は大統領本人に動かされ、私の地位を奪い、評判を損ない、年金をはぎ取った」とトランプ氏を非難した。CNNテレビによると、マケイブ氏は18日に退職すれば年6万ドル(約636万円)の年金を受ける予定だった。

4894名無しさん:2018/03/19(月) 18:45:28
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180319-OYT1T50011.html

ヘルシンキの日本大使館か、米朝が非公式接触へ
2018年3月19日 09時48分

 【ソウル=岡部雄二郎】韓国の聯合ニュースは18日、北朝鮮外務省で米国を担当するチェ・ガンイル北米局副局長が同日、米国の元政府高官との非公式接触のためフィンランドに向かったと報じた。

 北京の空港での取材にチェ氏は「今は話すことはない」と語った。

 同ニュースは複数のフィンランドメディアを引用する形で、相手が米国のスティーブンス元駐韓大使で、ヘルシンキの日本大使館で接触するとしている。

4895チバQ:2018/03/19(月) 19:55:59
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/entertainment/fuji-ent1803195960.html
【聖林裏表】米・加州のリベラルな政治風土に真っ向から刃向かう 元俳優「女トランプ」が共和党から下院選出馬
17:05夕刊フジ

 リベラルな土地柄で知られる米カリフォルニア州。そうした政治風土に真っ向から刃向かうような発言で知られる元女優のテレビコメンテーターが今年11月の中間選挙で実施される連邦下院選に共和党候補として出馬することになり、話題となっている。

 元女優とは、かつて青春コメディー映画「クルーレス」に出演したステーシー・ダッシュ(51)。近年はテレビのFOXニュースで保守系コメンテーターとして活躍してきた。

 米誌「タイム」(電子版)によると、トランプ大統領の熱烈な支持者として知られ、2012年の大統領選では共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事を支持した。

 とりわけ議論を巻き起こしてきたのが、その過激な主張だ。

 その好例として、カリフォルニア州サンノゼの地元紙「マーキュリー・ニュース」(電子版)が紹介しているのが、出生時と同じ性別の公共トイレを使用するよう義務付けた南部ノースカロライナ州の通称「トイレ法」(州議会で撤回)をめぐる発言だ。

 心と体の性が異なるトランスジェンダーに対する差別だとする批判がわき起こったのに対し、保守派は「性犯罪者が女子トイレに侵入できる」などと反論。ダッシュも「少数者による専制だ」と非難した。

 ダッシュの発言はさらに先鋭化していった。この問題で声を上げていたモントリオール五輪の金メダリスト(十種競技)、ケイトリン・ジェンナー(68)=性同一性障害を公表してブルース・ジェンナーから改名=について、芸能番組のインタビューで言及。

 「草むらの中で用を足せばいいわ。私の子供を危険にさらしたくない。あなたは信念を貫いていい気分でしょうけど、私は信念と権利を曲げなければならないわけ? ごめんだわ」と言い放ったという。

 ダッシュが立候補を届け出たのはロサンゼルス近郊の選挙区で、2012年以来、民主党が議席を守っている。16年の大統領選ではヒラリー・クリントン元国務長官への支持が圧倒的だった。そこへ殴り込みをかける形だけに、厳しい戦いが予想される。

 ちなみに「マーキュリー・ニュース」の記事の見出しは、ずばり「ステーシー・ダッシュは米国一の嫌われ女か?」。ただ、女性蔑視など過激な発言で強い反発を受けながらもトランプ氏が勝利を収めたのは記憶に新しいところ。

 「嫌われ要素」を上回る魅力をアピールできれば、レーガン元大統領、シュワルツネッガー元カリフォルニア州知事ら俳優出身の共和党政治家に続くことができるかも!?(産経新聞ロサンゼルス支局長・住井亨介)

4896チバQ:2018/03/20(火) 15:02:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000008-asahi-int
シンシア・ニクソンがNY州知事選挑戦へ 米人気俳優
3/20(火) 5:46配信 朝日新聞デジタル
 米人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティー」に弁護士ミランダ役で出演した俳優シンシア・ニクソン氏(51)が19日、11月のニューヨーク州知事選に民主党から立候補を目指すと表明した。党の候補者を決める9月の予備選で、3選を目指す民主党現職のクオモ氏に挑戦する。

 ニクソン氏はこの日発表した動画で「ニューヨークは全国で最も貧富の格差が大きい州だ。変化が必要だ」と訴え、「庶民のことよりも(ニュースの)見出しや権力ばかりを気にする政治家にうんざりだ」とした。同氏の陣営はクオモ氏を中道と位置づけ、「汚職まみれ」などと激しく批判。ニクソン氏を進歩派の候補と主張している。

 民主党では2016年の大統領選予備選の際、中道路線のクリントン元上院議員と、草の根で支持を広げた進歩派のサンダース上院議員が激しく争った。ニクソン氏の表明前に行われたシエナ大学の世論調査では、民主党支持者の間では66%がクオモ氏を支持。ニクソン氏の支持は19%にとどまっているが、ニューヨーク州知事選の予備選も進歩派が中道派に攻勢をかける構図となりそうだ。(ニューヨーク=鵜飼啓)

朝日新聞社

4897チバQ:2018/03/20(火) 15:02:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000012-reut-ent
SATCミランダ役の女優C・ニクソン、NY州知事選に出馬表明
3/20(火) 8:21配信
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 1998─2004年に放映された米人気テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)で弁護士のミランダ役を演じ、リベラル派の活動家としても知られるシンシア・ニクソンさん(51)が、ニューヨーク州知事選に民主党から出馬すると表明した。

今年9月13日の民主党予備選で、3期目を目指すクオモ知事(60)に挑戦することになる。民主党予備選で候補に選ばれ、11月6日の知事選でも勝利すれば、ニクソンさんは初の女性、さらに、同性愛者であることを公表している初のニューヨーク州知事となる。

ニクソンさんはツイッターで「私はニューヨークを愛しています。きょう、知事選に立候補することを発表します」と述べた。

クオモ知事は、2020年の大統領選の民主党候補としてしばしば名前が挙がっている。

4898チバQ:2018/03/20(火) 15:15:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180320-00000520-san-n_ame
人気ドラマの女優、ニクソン氏が出馬表明 米NY州知事選
3/20(火) 10:08配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティー」の弁護士ミランダ役で知られる女優のシンシア・ニクソン氏(51)が19日、11月のニューヨーク州知事選に民主党から立候補を目指すとツイッターで表明した。9月に行われる民主党の予備選で、現職のクオモ知事(60)に挑戦する。

 ニクソン氏は、この日発表した動画で、生まれ育ったニューヨークについて「信じられない富裕層と、極度の貧困層がいる米国で最も不公平な州」と指摘。「われわれのことよりも、(ニュースの)見出しや権力ばかりを気にする政治家にうんざりだ」と訴えた。陣営はニクソン氏を進歩派の候補と位置づけ、中道派のクオモ氏と対決する構図を描いている。

 ニクソン氏は2012年に女性と同性婚し、教育問題の活動家としても知られる。ニクソン氏が当選すれば、ニューヨーク州では初の女性、同性愛者を公言している知事となる。AP通信によると、最近の世論調査では、支持率はクオモ氏の66%に対し、ニクソン氏は19%。

4899チバQ:2018/03/20(火) 22:59:02
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3168013.html

シンシア・ニクソンさんがNY州知事選に出馬へ 米人気ドラマ出演
08:54AFPBB News

シンシア・ニクソンさんがNY州知事選に出馬へ 米人気ドラマ出演

女優のシンシア・ニクソン。ニューヨーク市で(2017年6月11日撮影)。(c) AFP PHOTO / ANGELA WEISS

(AFPBB News)

【AFP=時事】米人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』にミランダ役で出演した女優のシンシア・ニクソンさんが19日、11月のニューヨーク州知事選に立候補すると表明した。より公平な社会の実現や大企業優先の是正といった進歩的な公約を掲げている。

 出馬の意向はツイッターに投稿した2分間のキャンペーン動画で発表した。その中では、同性婚をした夫人のクリスティン・マリノーニさんや子どもと家でくつろいだり、地下鉄に乗ったり、幼い子どもを学校に連れていったりする映像をまじえつつ、リベラルな政治信条を語っている。

 ニクソンさんはドナルド・トランプ大統領を厳しく批判しており、もし当選すればニューヨーク州で初の女性知事、同性愛を公表している初の知事となる。

 ニクソンさんをめぐっては、民主党現職のンドリュー・クオモ知事に挑戦するという観測が広がっていた。先週にマリノーニさんがニューヨーク市の教育関連の職を辞し、いよいよ出馬を決めたとの見方が強まっていた。

 ニューヨークで生まれ育ったニクソンさんはリベラル派の活動家としても知られ、同性婚のほか、公教育、女性のヘルスケアなどの問題に取り組んできた。

 動画の中では「私たちのことよりも見出しや権力を気にかける政治家なんてうんざり」とばっさり。またニューヨークは「全米で最も不公平な州」だとし、ヘルスケアの向上や大量投獄の終結、老朽化した地下鉄の改善などを訴えている。

 ニューヨーク州知事選は11月6日に実施される。ただ、ニクソンさんは主流派から外れた候補で、これに先立つ9月13日に行われる民主党予備選ではクオモ氏が優勢とみられている。【翻訳編集】AFPBB News

4900とはずがたり:2018/03/22(木) 12:15:04
トランプ氏、助言無視しプーチン氏に祝意 情報漏えいに怒りの声
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000000-jij_afp-int
3/22(木) 5:38配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との電話会談で、プーチン氏の再選に祝意を示すという衝撃的な決定に至った経緯に関する内部情報が漏えいした。面目をつぶされた形のホワイトハウス(White House)からは怒りの声が上がっており、ある高官は今回の漏えいが違法行為に当たる可能性もあると指摘している。

 プーチン氏との電話会談に備えトランプ氏が渡されていたメモには、「祝辞は述べないように」との警告も含まれていたが、トランプ氏はこれを無視。ホワイトハウス内では現在、このメモを流出させた人物の特定が進められている。

 側近の一部はプーチン氏に電話をかけること自体をすべきでないと助言していたが、トランプ氏はこれにも耳を貸さなかった。さらに、プーチン氏が通算4期目をかけ臨んだ大統領選では得票数の水増しの証拠やメディア検閲、政敵らの収監といった問題が影を落としていたのにもかかわらず、トランプ氏はプーチン氏の当選に祝意を示した。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)などの報道によると、側近らはトランプ氏に対し、プーチン氏に祝辞を述べるべきではなく、英国でのロシア人元スパイ殺害未遂事件を非難すべきだと明確に助言していた。だがホワイトハウスとロシア大統領府の説明によれば、トランプ氏は電話会談でどちらの助言も聞かなかった。

 大統領執務室(Oval Office)でのやり取りに関する重要情報が漏えいした事実は、トランプ氏の場当たり的なやり方や、側近らの助言を無視する姿勢に対し、ホワイトハウス内で不満が高まっていることを示している。この電話会談の詳細を知っていたであろう高官は非常に少なく、政権最高位の職員と大統領自身のみに限られる。

 匿名を条件にAFPの取材に応じた高官らによると、ホワイトハウスでは情報漏えい者捜しが開始されたという。ある高官は、電話会談用の文書は機密情報だった可能性があり、そうであれば漏えいは犯罪になると語った。【翻訳編集】 AFPBB News

4901チバQ:2018/03/22(木) 20:10:26
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3168364.html
米共和党の下院候補にホロコースト否定論者、イリノイ州
16:31AFPBB News

米共和党の下院候補にホロコースト否定論者、イリノイ州

極右に抗議する人々が掲げたナチス・ドイツのかぎ十字を否定するプラカード(2013年2月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / ROBERT MICHAEL

(AFPBB News)

【AFP=時事】ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を否定する白人至上主義者の男性が20日、米中西部イリノイ州の予備選で共和党の下院議員候補に選出された。

 元保険募集人で人種隔離を唱えるアート・ジョーンズ氏の公式選挙サイトには、「ホロコースト詐欺」と題したページもある。

 イリノイ州は民主党の地盤で、2005年から同党のダン・リピンスキー議員が下院の議席を保持している。このため共和党イリノイ州支部は勝ち目がないとみて対抗馬を擁立せず、共和党予備選にはジョーンズ氏のみが立候補していた。

 共和党はジョーンズ氏の立候補を非難するとともに、有権者にジョーンズ氏を候補として認めず否定するよう呼び掛けていた。共和党イリノイ州支部のティム・シュナイダー支部長は2月、ジョーンズ氏の本名に言及し「共和党イリノイ州支部にも米国にも、アーサー・ジョーンズのようなナチスの居場所はない。彼の人種差別的価値観と、あらゆる公職への立候補に強く反対する」との声明を発表した。

 しかし、予備選の結果を集計しているウェブサイト「イリノイ・エレクション・データ」のスコット・ケネディ氏によると、ジョーンズ氏は2万票を獲得したという。【翻訳編集】AFPBB News

4902チバQ:2018/03/22(木) 20:11:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL3Q412PL3QUHBI01J.html
共和党候補、敗北認める 大接戦の米ペンシルベニア補選
15:02朝日新聞

 大接戦となった13日の米東部ペンシルベニア州の下院第18選挙区の補欠選挙で、共和党候補のリック・サコーン氏(60)は21日、敗北を認める声明を出し、民主党候補の元連邦検事コナー・ラム氏(33)の勝利が確実となった。

 鉄鋼の街ピッツバーグ郊外に位置する同選挙区は、トランプ大統領の熱狂的な支持層である白人労働者が多いラストベルト(さび付いた工業地帯)の一角。共和党の敗北は、11月にある連邦議会中間選挙に向けて同党とトランプ政権の大きな打撃となりそうだ。

 13日に投開票された結果、ラム氏がわずか約600票差でサコーン氏を上回った。ラム氏は勝利宣言したが、地元選管が不在者投票の再集計を実施しており、最終結果が確定していない。サコーン氏は敗北を認めない構えだったが、21日になって一転、ラム氏に電話し勝利を祝福した。

 同州の最高裁は先月、共和党に有利とされていた下院の選挙区割りの変更を決定。11月の中間選挙では新しい選挙区が適用され、サコーン氏は新14選挙区、ラム氏は新17選挙区に移る見通し。サコーン氏は補選の結果に執着するより、新たな選挙区で活動を始めた方が得策と考えた模様だ。

 今回の補選をめぐっては、トランプ氏が18選挙区の白人労働者層を意識し、補選に合わせて鉄鋼の輸入品に関税を導入したほか、自ら地元に入って演説するなど、前面に立ってサコーン氏を支援した。(ワシントン=土佐茂生)

4903名無しさん:2018/03/23(金) 09:00:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180323-00000015-jij-n_ame

マクマスター米安保補佐官辞任へ=後任に強硬派ボルトン氏
3/23(金) 7:42配信

時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が4月9日に辞任すると発表した。

 後任には対外強硬派とされるボルトン元国連大使が就任する。マクマスター氏はホワイトハウスの外交・安保政策の取りまとめ役で、北朝鮮問題への対応などに影響が及ぶ可能性がある。

 マクマスター氏は現役の陸軍中将。補佐官辞任に伴い、軍からも退役する。

 マクマスター氏は昨年2月、ロシアによる米大統領選介入疑惑に絡み辞任したフリン前補佐官の後任に起用された。トランプ政権は発足から1年余りで、3人目の安保担当補佐官を迎えることになる。

 トランプ政権では今月、ティラーソン国務長官や、経済政策の司令塔だったコーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任も決まっている。

4904チバQ:2018/03/23(金) 15:01:12
https://www.asahi.com/articles/ASL3R2JCVL3RUHBI00J.html
米大統領、マクマスター氏解任へ 後任は北朝鮮強硬派
ワシントン=土佐茂生2018年3月23日12時08分
 トランプ米大統領は22日夕(日本時間23日午前)、自身のツイッターで、トランプ政権の外交・安全保障を取り仕切るマクマスター大統領補佐官を4月9日付で解任し、後任にボルトン元国連大使(69)を起用すると表明した。ボルトン氏は北朝鮮問題で武力行使も辞さない強硬派とされ、5月にも開かれる米朝首脳会談に影響を及ぼす可能性がある。

 トランプ氏はツイッターで「18年4月9日をもって、ボルトン氏が私の新しい国家安全保障担当補佐官に就くことを喜んで発表する」と述べた。続けて「優れた仕事を成し遂げ、常に私の友人であり続けるマクマスター氏の働きに大変感謝している」とした。

 国家安全保障担当の補佐官職をめぐっては、ロシア疑惑に絡んでフリン氏が1カ月足らずで辞任。後任として、陸軍中将のマクマスター氏が就いた。ボルトン氏はトランプ政権発足から約14カ月で3人目の就任となる。

 ホワイトハウス高官は22日、トランプ氏とマクマスター氏は辞任に関して何度か話し合い、円満に合意したと主張。2人の間に特定の問題があったわけではないことを強調した。

 だが、マクマスター氏が近く解任される可能性は、米メディアが繰り返し報じてきた。トランプ氏は周囲に、マクマスター氏が頑固すぎ、説明も長い上に的外れのように聞こえる、などと不満を漏らしていたという。国防総省がマクマスター氏の辞任に備え、受け入れる職務を用意していたとの報道もあった。ただ、マクマスター氏は今回、軍を退役することを明らかにしている。

 新たに就任するボルトン氏は、ブッシュ政権時に国務次官や国連大使を歴任。共和党内でも目立つタカ派で、新保守主義(ネオコン)の中心人物だった。現在はトランプ氏に近いFOXニュースでコメンテーターを務め、トランプ氏とも個人的に良好な関係だとされる。先月には米メディアに、北朝鮮に対する先制攻撃の正当性を訴えていた。

 トランプ氏は今月13日にやはりツイッターで、外交トップのティラーソン国務長官解任と、保守強硬派で自身に近いポンペオ中央情報局(CIA)長官の後任への就任を発表したばかり。わずか10日間で、外交と安全保障の要の交代を明かしたことになる。今後のトランプ政権の外交政策が変化する可能性がある。(ワシントン=土佐茂生)

4906チバQ:2018/03/23(金) 19:39:26
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180323X117.html
対北朝鮮超強硬派、多くの敵も=代表的「ネオコン」―ボルトン氏
08:44時事通信

 【ワシントン時事】対北朝鮮やイラク、イラン政策で強硬論を展開し、新保守主義(ネオコン)派の代表的人物とされる。2003年のイラク戦争では、同国が大量破壊兵器を隠し持っていると主張し、開戦を強く支持。ただ、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いや強引な仕事の手法から内外に多くの敵をつくった。

 「米国にとって、北朝鮮の核兵器がもたらす脅威に先制攻撃を加えるのは完全に正当なことだ」。今年2月末、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルにこう寄稿し、北朝鮮が核ミサイルを完成させる前に脅威を取り除く必要性を訴えた。

 03年には北朝鮮の故金正日労働党総書記を「専制的独裁者」などと呼び、北朝鮮側から「人間のクズ」と罵倒されたこともある。国連大使退任後の07年には、北朝鮮が核を手放すことはあり得ないと主張し、6カ国協議の合意を批判した。

 1948年、メリーランド州生まれ。エール大法科大学院修了後、弁護士を経て、ブッシュ(父)政権下で国務次官補(国際機関担当)、ブッシュ(子)政権下の01年に国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)に就任した。

 ただ、アーミテージ国務副長官をはじめとする穏健派と対立。05年に国連大使に指名されたが、過去の国連軽視発言などが問題視され、議会での承認審議が難航した。このため、ブッシュ大統領は大統領権限を行使し、議会の承認を得ないまま任命に踏み切った。

 トランプ政権発足時にも大統領補佐官(国家安全保障担当)や国務副長官の候補に名前が挙がっていた。グレチェン・スミス夫人との間に1女。

4907チバQ:2018/03/24(土) 07:25:02
これも間違えてた
2577 チバQ 2018/03/14(水) 20:59:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1803140039.html
米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」
19:19産経新聞

米ペンシルベニア州補選が大接戦 トランプ氏テコ入れも…鉄鋼輸入関税の効果は「限定的」

14日未明、ペンシルベニア州キャノンズバーグのホテルで支持者に挨拶する連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区補選の民主党候補、コナー・ラム氏(加納宏幸撮影)

(産経新聞)

 【キャノンズバーグ=加納宏幸】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13日、連邦下院第18選挙区補選の投開票が実施された。共和党議員の辞職に伴う補選では、トランプ大統領が支援する同党のリック・サコーン同州下院議員(60)と民主党のコナー・ラム元連邦検事補(33)が大接戦となった。トランプ氏が2回、現地に入りながら苦戦を強いられたことで、共和党は11月の中間選挙に課題を残した。

 CNNテレビによると、ほぼ開票は終わり、ラム氏11万3111票、サコーン氏11万2532票で579票差だが、14日に不在者投票の集計が終わるまでは勝者が決まらない僅差だ。それでも、ラム氏は同日未明、ピッツバーグ郊外キャノンズバーグのホテルで開いた集会で「思ったよりも時間はかかったが、私たちは成し遂げた」と“勝利”を宣言した。

 第18選挙区があるペンシルベニア州西部は鉄鋼業などが衰退した「ラストベルト」(さびついた工業地帯)だ。トランプ政権は今月、米国に輸入される鉄鋼に25%の関税を課す方針を表明しており、白人中間層をつなぎ留められるかも補選の焦点だった。2016年大統領選ではトランプ氏が同選挙区で民主党のクリントン元国務長官を約20ポイント上回る得票をしており、当初はサコーン氏が有利と予想されていた。

 ラム氏の集会には鉄鋼労組関係者が目立った。1983年に鉄鋼メーカーの職を失ったロバート・スペショクさん(70)は「トランプ氏が補選の1週間前に輸入関税を命じたのは政治的だ」と批判した。

 一方、投票所でサコーン氏に一票を投じた看護師のケン・ガンサーさん(49)は鉄鋼輸入関税を「成長を後押しする良いアイデアだ」と評価していたが、ラム陣営関係者は「地域で関税が雇用につながると考えるのは少数で、『経済大衆迎合主義』の影響は限定的だ」と解説した。

 実際、補選前にモンマス大が選挙区で実施した世論調査では、有権者の96%が投票行動に影響しないと答えた。地域経済のプラスになると答えたのは43%だったが、逆に損失になると答えた人も36%いた。

 ラストベルトや南部の白人中間層はトランプ氏が大統領選で勝利する原動力となった。しかし、共和党は昨年12月の南部アラバマ州での連邦上院補選で敗れた。トランプ氏はアラバマの敗戦を重くみて今回の補選にテコ入れした。

4908名無しさん:2018/03/24(土) 21:10:50
http://www.sankei.com/world/news/180324/wor1803240028-n1.html

米朝首脳会談、北が非核化に応じなければ「時間の無駄だ」 ボルトン次期補佐官
北朝鮮情勢2018.3.24 10:45

ジョン・ボルトン氏1/1枚
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領の国家安全保障問題担当補佐官に就任するボルトン元国連大使は米政府系放送「ラジオ・フリー・アジア」(RFA)とのインタビューに応じた。ボルトン氏は、5月末までに実施予定の米朝首脳会談について「真の目的は北朝鮮の非核化であるべきだ」と述べた上で、「もし北朝鮮が(非核化に向けた)真剣な議論をする用意がないのであれば、会談は極めて短時間で終わるだろう」と警告した。

 インタビューはボルトン氏が補佐官に指名される前の19日に行われ、RFAが23日に内容を公開した。

 ボルトン氏は、北朝鮮に対する軍事攻撃について「好ましくないし、誰も望んでいない」としつつ、「北朝鮮に核兵器を持たせたままにするのも誤りだ」と強調。米朝首脳会談の見通しについては「北朝鮮はこの25年間、約束を破り続けてきた。彼らが(非核化に)真剣なのかは疑わしい」との見方を示した。

 また、「北朝鮮はこれまで、交渉を核・弾道ミサイル開発の隠れみのに使ってきた。同じ策略に再びはまってはならない」と指摘。2003年にリビアのカダフィ旧体制に完全核放棄を受け入れさせたときと同様に、北朝鮮の核開発に関する全ての機器や資材を米政府が接収することを北朝鮮に認めさせるべきだと強調し、「それができないのであれば、会談は時間の無駄だ」と語った。

4909名無しさん:2018/03/25(日) 19:09:28
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/180325/wor18032514520007-n1.html

北朝鮮情勢 「北は本当の脅威」 来日中のオバマ前米大統領が発言
2018.3.25
産経新聞

 オバマ前米大統領(ロイター)1/1枚  米国のオバマ前大統領が25日、都内で開かれたイベントに出席し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「本当の脅威だ」と指摘した。オバマ氏は、米国が日韓などの同盟国と連携し、北朝鮮を国際的に孤立させるようプレッシャーをかける必要性について強調した。

 オバマ氏は、東京都新宿区で開かれた「第4回世界オピニオン・リーダーズ・サミット オバマ前大統領との対話」(NPO法人世界開発協力機構主催)にゲストとして出席。ブレンダン・スキャネル元駐日アイルランド大使との対談で、北朝鮮情勢や自身の広島訪問などについて語った。

 オバマ氏は、米国の対北政策について「私たちの見方はいつも変わっていない。できることならば、外交で平和的に解決したい」と指摘。その上で「非常に重要なのは、一国では(北朝鮮の)問題は解決できない」として、米国が国連や日本、韓国などの同盟国と連携して北朝鮮に圧力をかける必要性を訴えた。また「中国の習近平国家主席と会談して、一緒にプレッシャーをかければ、効果的に北朝鮮の政策を変えさせるのではないか」などとも指摘した。

 また、2016年5月に現職の米大統領として初めて被爆地・広島を訪問したことについて、「被爆者の方に挨拶をすることができた。非常に力強い影響を受ける瞬間だった」などと振り返った。

 オバマ氏の来日は、昨年1月の大統領退任後初めて。

4910とはずがたり:2018/03/29(木) 15:48:28

米、国境の壁建設に国防費転用?
大統領の「思いつき」不評
https://this.kiji.is/351979293225731169
2018/3/29 15:39

 【ワシントン共同】米主要メディアは28日、トランプ大統領がメキシコ国境の壁の建設費を捻出するため、国防費の一部を使ってはどうかとマティス国防長官やライアン下院議長らに提案したと報じた。壁建設の公約に固執し、国防費を転用しようという「思いつき」は不評を買い、実際に米軍が負担する可能性は低いとみられている。

 トランプ氏は23日に2018会計年度(17年10月〜18年9月)の支出を賄う歳出法案に署名したが、壁の建設費が16億ドル(約1700億円)にとどまったことに強い不満を示した。壁の建設には250億ドルが必要とされ、大きく不足している。

4911チバQ:2018/03/29(木) 16:13:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-35116893-cnn-int
時間外の仕事メールは禁止、米NY市議会に法案
3/29(木) 12:14配信 CNN.co.jp
(CNN) 時間外に上司から届く仕事関連のメールを常にチェックしなければならない――。もしニューヨーク市議会に提出された法案が通過すれば、ニューヨーカーはそんなわずらわしさから解放されるかもしれない。

法案はラファエル・エスピナル市議が先週、提出した。対象となるのは従業員10人以上の企業や事業所。電子メールやインスタントメッセージなどを通じて、勤務時間外や休暇を取得中の従業員と接触することを禁じる内容。

「ニューヨーカーはあまりにもスマートフォンに縛られていて、自分の仕事がいつ始まって、いつ終わるのか分からないという人が大勢いる」。エスピナル議員はCNN系列局のWCBSにそう語った。「もちろん仕事を続けることもできるし、上司と話すこともできる。ただ、もう限界、これ以上は無理、と思ったら、接続を断ってしばらくの間息抜きができるようにする」

違反した雇用主は、相手の従業員に250〜500ドル(約2万7000〜5万3000円)の罰金を払わなければならない。

ただし、時間外勤務の従業員や、24時間待機の従業員は例外となる。

法案は現在、市議会の消費者問題・ビジネスライセンス委員会で審議されている。同様の法律はフランスで制定され、時間外に届いた仕事関係のメールを従業員が無視できる権利を保証している。

エスピナル議員は過去にも斬新な法律を打ち出してきた。昨年は、ニューヨークのナイトスポットを管轄する「ナイトライフ局」を設置して同市初の「ナイトライフ市長」を任命する法案を起草。同法は昨年秋、デブラシオ市長の署名で成立した。

4912チバQ:2018/03/29(木) 18:27:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-00000007-asahi-int
トランプ氏、退役軍人長官を解任 ツイッターで発表
3/29(木) 7:52配信 朝日新聞デジタル
 トランプ米大統領は28日、自身のツイッターで退役軍人省のシュルキン長官を解任することを発表した。後任には大統領の主治医ロニー・ジャクソン氏を指名するとした。ジャクソン氏が議会で承認を得て就任するまではウィルキー国防次官が長官代行を務める。

 トランプ政権では政権幹部の辞任や更迭が相次いでいる。トランプ氏はツイッターで「私は非常に尊敬されているジャクソン氏を新たな退役軍人長官に指名するつもりだということを喜んで発表する」とつづった。その上で「シュルキン氏の米国と偉大な退役軍人への奉仕を感謝している」とした。

 退役軍人省は現役を終えた軍人らの医療や福利厚生などを担当している。

 シュルキン氏を巡っては、昨年7月に英国とデンマークに出張した際、妻を同伴させて観光に興じるなどして、公費を不正に使用した疑惑が内部調査で発覚。テニスのウィンブルドン選手権の高額なチケットを「知人」から不適切に贈与を受け、夫婦で観戦したという。同省がチケット代を支払うことや、妻の航空券代の返却を求めていた。この調査報告書が今年2月に公表されて以降、更迭観測が出ていた。

 トランプ政権では今月だけでも、ティラーソン国務長官や安全保障担当のマクマスター大統領補佐官、経済政策の司令塔のコーン国家経済会議(NEC)議長が相次いで交代している。(ワシントン=杉山正)

朝日新聞社

4913とはずがたり:2018/04/03(火) 21:38:52

4月の日米首脳会談でトランプが日本を切り捨てる可能性
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180331-00055065-gendaibiz-int
3/31(土) 10:00配信 現代ビジネス

「日本素通り」と経済摩擦は、20年前と同じ構図だ
 北朝鮮の金正恩労働党委員長の電撃訪中、そして習近平国家主席(共産党総書記)との中朝首脳会談という衝撃的な第一報に接し、筆者の頭を過ったのは「ジャパン・パッシング」(日本素通り)という言葉であった――。

 ほぼ20年前のことを思い出して欲しい。ビル・クリントン米大統領は1998年6月25日に中国を訪れ、9日間も滞在したにもかかわらず同盟国の日本に立ち寄らなかった。

 米国は80年代末から90年代初頭にかけて、対日貿易赤字解消=貿易不均衡是正を求めて対米自動車輸出規制や市場開放を日本に強く迫った。日米貿易摩擦のヒートアップである。

 こうした中で日米構造協議(SII)が始まり、米側は、当時の日本市場の閉鎖性(非関税障壁)は日本特殊の「政・官・業癒着のトライアングル」体制に起因すると、公然と批判したのだ。それが、「ジャパン・バッシング」(日本叩き)であった。

 そして第2期クリントン政権時の日米関係は、90年代前半までに米国内で定着した「日本異質論」があり、さらにクリントン・江沢民会談で日本に事前通告することなく「核ミサイル照準相互外し」合意をみた。まさに「ジャパン・パッシング」であり、"日本置き去り"であった。

 現在の日本が置かれている状況にアナロジーできる。韓国の文在寅大統領の特使団が訪米し、3月8日午後にホワイトハウス(WH)で北朝鮮の金委員長から託されたメッセージをドナルド・トランプ大統領に報告、同大統領は金委員長とのトップ会談を即決した。韓国特使団が同日夕のWH正面の車寄せで行った即席の記者会見で「5月までの米朝首脳会談」を発表、このニュースは世界中で驚きを持って迎えられた。

もちろん、北朝鮮は「食い逃げ」常習犯だが…
 その「金正恩メッセージ」の非公表部分には、(1)南北統一まで在韓米軍駐留を認める、(2)北朝鮮憲法に起草されている「核保有」の文言を「核廃絶を目指す」に書き換える用意がある、などがあったとされる。もちろん、その真偽を確認する術はない。

 ただ、今回の中朝首脳会談で金委員長が改めて米朝首脳会談に意欲を示した上で「朝鮮半島の非核化実現へ尽力する」と述べたことは、たとえ「段階的措置」という条件付きであったにしても、刮目すべきである。

 言うまでもなく、「日本経済新聞」(3月29日付朝刊)の見出し<「段階的非核化」空手形の恐れ―北朝鮮、支援食い逃げの歴史>にあるように、北朝鮮がこれまで非核化への行動を小出しにしながら制裁緩和や支援を引き出し、その間に核開発を続けてきたのは事実である。平たく言えば、北朝鮮に裏切り続けられてきた歴史なのだ。

 従って今回の「朝鮮半島非核化」提言も、そのプロセスに「北朝鮮への軍事的脅威の解消」や「体制の安全の保証」などが挙げられており、それをトランプ大統領がどのように受け止めるかがキーとなる。そもそも「5月までの米朝首脳会談」実現に疑問符をつける向きは少なくない。

 それにしても、である。4月27日の南北軍事境界線(DMZ)がある板門店での南北首脳会談と5月までの板門店か中国(北京、瀋陽)での米朝首脳会談を前に、これまでのクロノロジーを振り返ってみたい。

 金正恩委員長が1月の新年祝辞で韓国平昌冬季五輪への代表団派遣提案を皮切りに、正恩氏の妹・与正党第1副部長が2月9日の五輪開会式に出席(ペンス米副大統領とニアミス)→3月5日の韓国特使団が訪朝・正恩氏と会談→同8日の韓国特使団訪米・トランプ氏と面談→同26日の北京での中朝首脳会談、である。

 米・韓・中・朝4カ国主導で朝鮮半島を軸とする東アジアの平和と安定実現に"強い意欲"が各国の思惑と利害を別にしても醸成されつつあるのは事実だ。こうしたドラスティックな朝鮮半島情勢を巡る動きに日本は全く関与できていない。

4914とはずがたり:2018/04/03(火) 21:39:03
>>4913
次の日米首脳会談、アメリカは経済でせめてくる
 万が一、5月のトランプ・金正恩会談で朝鮮半島の非核化プロセスの基本合意を見た上で1953年7月の朝鮮戦争の休戦協定を平和協定にする、そして米朝国交正常化で一致したと発表するような事態が出来すればどうなるのか。

 「ジャパン・パッシング」では済まされない。「ジャパン・ディッシング」(日本切り捨て)になりかねない。

 そうした中、安倍晋三首相は4月17日に訪米、翌日に昨年2月に続きフロリダ州の大統領別荘「マーラ・ラゴ」でトランプ大統領と会談する。安倍外交の正念場である。

 「すわ米中貿易戦争か」と大騒ぎとなったトランプ政権の対中制裁課税1300品目発表後、日を置かずして水面下での米中貿易交渉が明らかになり、一方で日本に対して鉄鋼・アルミ輸入課税対象の日本除外見送り・日米自由貿易協定(FTA)交渉入り要請など厳しいスタンスを見せている。

 安倍首相は外交・通商政策の上でも「ジャパン・パッシング」を断固阻止するために相当タフな交渉を強いられることになる。

 確かに、安倍、トランプ両氏の信頼関係が盤石なものであることを認めることはやぶさかではない。だがしかし、トランプ大統領は決して「情の人」ではなく、優れて「利の人」であることを改めて肝に銘じておくべきではないか。

歳川 隆雄

4915とはずがたり:2018/04/05(木) 21:58:08

米国東部州の補選、民主党が勝利
共和党、中間選挙へ戦略立て直し
https://this.kiji.is/349367094448096353
2018/3/22 10:47
c一般社団法人共同通信社

14日、米ペンシルベニア州での集会であいさつする民主党のコナー・ラム元連邦検事(AP=共同)
 【ワシントン共同】大接戦となった米東部ペンシルベニア州第18選挙区の連邦下院補選は21日、トランプ大統領が支持した共和党のリック・サコーン州下院議員(60)が敗北を認め、民主党のコナー・ラム元連邦検事(33)が勝利した。AP通信が伝えた。13日の投票分の獲得票数でラム氏がわずかに上回ったが、勝利が確定せず、14日以降も期日前投票などの集計が行われていた。

 共和党は11月の中間選挙に向け、戦略の立て直しを迫られる。

 ピッツバーグ近郊の同選挙区は2016年の大統領選でトランプ氏がクリントン元国務長官に約20ポイント差で勝利したが、今回は民主党が勢いを見せた。

4916とはずがたり:2018/04/08(日) 18:15:10
メキシコから米国へ、国境の壁を2分足らずで突破
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3170410.html
13:37AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は不法入国者の取り締まり強化対策として米南部のメキシコ国境地帯に数千人規模で州兵を配備するよう指示した。だが、それも米国へ行きたいと強く願う1人の若者の決意を覆すことはなかった。このメキシコ人の若者は6日、仲間の助けを借りて米メキシコ間の壁をよじ登って越え、米国側に入ることに成功した。

 この若者の越境を手助けした男性は3人。2人は壁を登る若者を押し上げる役で、もう1人は見張り番だ。若者は友人の手を借りてさびついた金属製の壁をよじ登り、壁を越えてメキシコ側のシウダフアレスから米国側のニューメキシコ州サンランドパークに入った。わずか2分足らずの出来事だった。

 メキシコ南部出身だという若者は国境を越えた後、砂漠のかなたの地平線上にかすかに見える集落を目指して走っていき、姿が見えなくなった。

 越境を手伝った男性の一人は「実現するのはいつになるかわからなかったけど、あいつは諦めなかったんだ!」とAFPに語った。男性は、高さ6メートルの国境壁をたった1分でよじ登る人たちをたくさん見てきたと話すと、米税関国境警備局に見つかるのを恐れて走り去った。

 トランプ大統領は、報道で中米出身者ら1000人以上から成る移民「キャラバン(旅の一団)」が米国境に向かってメキシコ国内を移動中だと知ると、怒りのコメントを相次いでツイッターに投稿。さらに5日には州兵部隊2000?4000人を国境に配備するよう指示した。だがメキシコはトランプ氏の決定に反発している。【翻訳編集】AFPBB News

4917とはずがたり:2018/04/08(日) 18:16:28
米テキサス・アリゾナの2州、メキシコ国境に州兵派遣
http://www.afpbb.com/articles/-/3170357?utm_source=nttresonant&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_r1
2018年4月7日 15:09 発信地:ワシントンD.C./米国

【4月7日 AFP】米国のテキサス州とアリゾナ州は6日、南部のメキシコ国境に州兵を派遣する計画を発表した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は5日、麻薬密売と不法入国の取り締まりを強化するため国境地帯に最終的に2000〜4000人の州兵が配備されると述べていた。

 テキサス州兵のトレイシー・ノリス(Tracy Norris)准将は会見で、72時間以内にメキシコ国境に州兵250人をはじめ、航空機、地上監視車両などを配備する計画を発表。すでに軍用ヘリ「ラコタ(Lakota)」2機は配備済みだという。一方、アリゾナ州のダグ・デュシー(Doug Ducey)知事もツイッター(Twitter)で、来週150人の州兵を派遣すると述べた。

 トランプ大統領は、自身が公約に掲げたメキシコ国境の壁が建設されるまでは「恐らく」、州兵の多くの人員が駐留することになるだろうとの見通しを示している。

 トランプ氏の決定を受け、メキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領がトランプ氏の「威嚇的で無礼な態度」は正当化できないと非難するなど、米国とメキシコの間の緊張は高まっている。

 4000人規模の州兵が派遣された場合、その人数はシリアに現在駐留している米兵の約2倍となるが、州兵配備の費用を誰が捻出するかについては疑問視する声が上がっており、トランプ大統領もホワイトハウス(White House)が費用について検討中だと認めている。(c)AFP

4918とはずがたり:2018/04/08(日) 18:18:12
米各地で教員らがストなどの抗議行動、教育予算削減などに募る不満
2018年4月8日 17:04 発信地:オクラホマシティー/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3170417?cx_part=latest_article

【4月8日 AFP】米国各地で、教育予算削減や賃金の停滞などによる同国の教育に対する深まる不満を反映するように、数千人規模の教員たちがストライキなどの抗議行動を展開している。

 州議会において共和党の勢力が強い州では、政治家が選挙公約として減税を掲げ、一方で公立学校は深刻な予算削減に悩まされている。この傾向は2008年の金融危機以降に特に顕著となっている。

 中部オクラホマ州と南部ケンタッキー州では、生徒や親たちに支援された公立学校の教員数千人が、2日から州議会議事堂を占拠している。オクラホマ州での教員らによる抗議行動は1990年以来。当時の抗議行動は4日間で終結したが、今回は多数の学校が閉鎖され、ストライキは週が変わっても続く見通しだ。また、南西部のアリゾナ州でも教員らが今回の抗議行動に参加する予定だ。

 これらの州における抗議行動の先駆けとなったのはウェストバージニア州の教員らによる同様の抗議行動だ。同州の抗議行動では教員側が勝利した形となった。

 全米教育協会(National Education Association)のリリー・エスケルセン・ガルシア(Lily Eskelsen Garcia)会長は「今回のように(抗議行動が)飛び火するのはこれまでに見たことがない」と語った。

 こうした教員らの抗議行動に対し、学校運営側や生徒の親らの多くも支持している。また歌手キャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)さんら著名人もソーシャルメディアで教員らへの連帯を表明している。(c)AFP/Veronique DUPONT

4919チバQ:2018/04/10(火) 21:40:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000061-mai-int
トランプ政権 対北強硬派ボルトン氏、国家安保担当大統領補佐官に就任 先制攻撃主張 外交派との対立懸念
4/10(火) 6:02配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ブッシュ(子)米政権下で国連大使などを務めたジョン・ボルトン氏が9日、トランプ大統領の補佐官(国家安全保障問題担当)に就任した。5月末までに米朝首脳会談の実施が見込まれる中、北朝鮮やイラン、中国などに対して強硬論を唱えてきたボルトン氏が、政権を束ねる「調整役」として対北朝鮮政策などでどのような采配を振るうかが注目される。

 ■筋金入りの強硬派

 先に解任されたマクマスター氏の後任として迎えられたボルトン氏に対しては、賛否両論が噴出。特に民主党勢力からは「最悪の選択だ」(カーター元大統領)などとして、同氏の「タカ派的姿勢」を問題視する声が絶えない。

 しかし、ボルトン氏は国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)当時の2003年、北朝鮮の核関連物資の密輸阻止を狙った「大量破壊兵器拡散防止構想」(PSI)を始動させるなど、トランプ政権が最大懸案と位置づける北朝鮮問題で確固とした実績を持つ、指折りの安全保障の専門家であるのも事実だ。

 北朝鮮が核兵器で米本土を脅かすようであれば、先制攻撃を決行すべきだとする主張も、保守勢力の間では北朝鮮に明確なメッセージを送るものであるとして高く評価されている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(3月22日付)は社説で「(ボルトン氏の就任で)北朝鮮は、今や米国に対し虚勢は通用しないことを理解したはずだ」と歓迎の意を示した。

 ■マティス氏との関係

 問題となりそうなのは、「自分が常に正しい」として主張を押し通し、反論されれば進んで対決するという強い個性の持ち主とされるボルトン氏がトランプ氏の黒子に徹し、関係省庁との調整を踏まえて同氏に適切な政策案を提示するという、補佐官本来の役割を破綻なく実行できるかだ。

 その中でも特に注目されるのが、ボルトン氏とマティス国防長官との関係だ。

 強硬姿勢に傾きがちなトランプ氏の外交・安保路線の「修正役」を務め、北朝鮮問題で「外交解決優先」の立場を堅持するマティス氏と、北朝鮮への軍事攻撃を持論とするボルトン氏が「政策面で折り合えると思えない」(元米政府高官)との声は少なくない。

 マティス氏は先月29日、補佐官就任が決まっていたボルトン氏と国防総省で初めて会談した際、「あなたは悪魔の化身だと聞いていたので会いたかったんだ」と冗談を飛ばした上で、会談後はボルトン氏との政策遂行に「何の不安もない」と強調。ボルトン氏も補佐官として「公正な調停者」になりたいと表明した。

 周囲からの懸念の一掃を図った両氏の発言とは裏腹に、ワシントンの観測筋の間では、トランプ氏の腹心であるポンペオ次期国務長官(現中央情報局=CIA=長官)とボルトン氏が外交・安全保障政策の主導権を握り、マティス氏は孤立化の様相を強める恐れが高いとの見方も出ている。

 ■政策に変更なし?

 一方でトランプ氏は、「力による平和」を希求しつつ、地域情勢に関しては大規模かつ長期的な軍事介入の回避を図る、かつての「レーガン・ドクトリン」の信奉者でもある。

 また、ボルトン氏は北朝鮮やイラン問題に関してはトランプ氏と大筋で主張に違いはないとみられ、ボルトン氏の政権入りで方針が劇的に転換するとは想定しにくいとの指摘も多い。

 政策研究機関ヘリテージ財団のジェームズ・カラファノ研究員は「トランプ氏がボルトン氏を補佐官に招いたのは、現行の安保政策を変更するためではなく、政策判断と実行を迅速化するのが狙いだ」と指摘。これまでは海兵隊大将(退役)のマティス氏の上位となる国家安保担当補佐官が陸軍中将のマクマスター氏だったことで、ホワイトハウスがマティス氏に遠慮していた状況が解消されるとの見方を明らかにした。

4920とはずがたり:2018/04/10(火) 22:20:42
米の財政赤字試算 大幅減税で「2020年度以降 100兆円超」
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/business/nhknews-10011397111_20180410.html
08:22NHKニュース&スポーツ

アメリカの財政赤字はトランプ政権による大幅な減税などによって、2020年度以降、100兆円を超えるという試算が明らかになり、高い経済成長を持続させて税収を確保できなければ、財政の悪化に拍車がかかる懸念が出ています。

アメリカ議会予算局は9日、財政と経済見通しの試算を公表しました。

それによりますとアメリカの財政赤字は2020年度以降、1兆ドル、日本円にして100兆円を超える見通しだということです。

その結果、国の債務は2028年度には28兆ドル、3000兆円を超える規模にまで拡大するとしています。

これはトランプ政権による法人税の大幅な減税などによって税収が伸び悩む一方で、議会の与野党が、2年間にわたり、法律で定められた予算の上限を引きあげることで合意し、歳出が増える見通しになったことなどによるものです。

またアメリカのことし10月から12月のGDP=国内総生産の成長率は、大幅な減税などに後押しされてプラス3.3%と高い伸びになると見込んでいます。

しかし、減税効果は一時的で、その後はトランプ政権が目標としている3%を下回る見通しで、高い経済成長を持続させて税収を確保できなければ、財政の悪化に拍車がかかる懸念が出ています。

4921とはずがたり:2018/04/11(水) 09:03:58
特別検察官を解任できる、と主張 米大統領、ロシア疑惑で見解
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018041101000048.html
07:15共同通信

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスのサンダース報道官は10日の記者会見で、トランプ大統領はロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を解任する権限があると「確信している」と述べた。捜査への危機感を強めるトランプ氏はモラー氏への攻撃を強めているが、解任すれば公正な捜査の妨害だと批判が集まるのは確実だ。

 政権はこれまでトランプ氏はモラー氏解任を考えておらず、議論もしていないと説明してきた。議会などでは解任を懸念する声が高まっている。

 法律家の間では、トランプ氏はモラー氏を直接解任できず、任命したローゼンスタイン司法副長官だけがモラー氏を解任できるとの説が有力。

4922とはずがたり:2018/04/11(水) 16:11:23
IMF、米政権の通商政策を批判
高関税「最善策でない」
https://this.kiji.is/356678253387531361
2018/4/11 14:51
c一般社団法人共同通信社


47行政ジャーナル


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 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は11日、香港で講演し、トランプ米政権が貿易赤字の削減を掲げ、強硬な通商政策を連発していることを批判した。鉄鋼などの輸入制限に続き、中国製品に高関税を課す制裁措置の発動を検討していることを踏まえ「(貿易赤字のような)経済の不均衡に対処するための最善策は関税を課すことではない」と述べた。

 ラガルド氏は世界経済の動向を「引き続き楽観視している」としながらも、先行きには「暗い雲が垂れ込めてきた」と懸念を表明した。世界経済を低迷させかねないリスクとして、貿易摩擦などを挙げた。

4923チバQ:2018/04/11(水) 18:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000160-jij-n_ame
米国土安保補佐官が辞任=政権幹部の交代続く
4/10(火) 23:34配信 時事通信
 【ワシントン時事】サンダース米大統領報道官は10日、ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)の辞任を発表した。

 辞任理由や後任は明らかにされていない。ロイター通信は当局者の話として、辞任は9日に就任したボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の要請によるものと伝えている。

 ボサート氏は、サイバーテロ対策などでトランプ大統領を支えてきた。サンダース氏はボサート氏について「トランプ大統領は感謝している。テロリストの脅威から米本土を守り、サイバー防衛を強化し、自然災害に対処してきた」と述べた。

 ホワイトハウスでは今月、マクマスター前大統領補佐官(国家安保担当)が事実上更迭され、後任にボルトン氏が就任。国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官も辞任するなど、幹部の交代が続いている。

 米メディアによると、ボサート氏は国土安保長官からホワイトハウスに移ったケリー大統領首席補佐官に近く、マクマスター氏とも良好な関係を築いていた。

4924とはずがたり:2018/04/11(水) 19:38:45

米司法副長官解任も検討か
トランプ氏、捜査に不満
https://this.kiji.is/356718144834438241
2018/4/11 17:58
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】米CNNテレビは10日、トランプ大統領がローゼンスタイン司法副長官の解任を検討していると伝えた。ローゼンスタイン氏はロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を監督する立場にある。トランプ氏は疑惑捜査に不満を強めており、モラー氏の動きを抑え込む狙いとみられる。複数の政府当局者の話としている。

 ローゼンスタイン氏の解任はモラー氏の解任にもつながると指摘され、実行されればトランプ氏と捜査当局の対決は重大な局面を迎える。特別検察官を解任すると司法妨害の疑いが強まるとして、法律顧問や共和党の有力者らはトランプ氏に思いとどまるよう説得しているという。

4925チバQ:2018/04/12(木) 09:14:28
https://www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/CO201804122919174.html
米トランプ政権で高官また辞任 ボルトン氏就任で3人目
2018年04月12日 07:50

 【ワシントン共同】トランプ米政権のナディア・シャドロー大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が今月下旬に辞任するとCNNテレビなどが11日、伝えた。ボルトン大統領補佐官の政権入りに伴って辞任が明らかになる高官は3人目。タカ派のボルトン氏の意に沿わない高官が次々に排除されているもようだ。

 9日に就任したボルトン氏は北朝鮮や中国、ロシアなどへの厳しい姿勢で知られ、高官人事を通じて外交・安保政策が強硬路線に傾く可能性が指摘される。

 ホワイトハウスはボルトン氏就任前日の8日、国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官の辞任を発表。10日にはボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)の辞任を明らかにした。シャドロー氏を含め、いずれもボルトン氏の前任のマクマスター氏と関係が近い。

 アントン氏はボルトン氏から解任されるとのうわさを聞き辞意を表明。ボサート氏はボルトン氏が辞任を求めたとされる。シャドロー氏は10日、「ボルトン氏が自分のチームを結成できるようにするため」として辞表を提出したという。

 シャドロー氏は1月に副補佐官を辞任したパウエル氏の後任としてNSC幹部から昇格したばかりだった。ホワイトハウスは「政権はシャドロー氏の働きに感謝している」とコメントした。

4926名無しさん:2018/04/12(木) 11:16:06
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/12/2018041200998.html

記事入力 : 2018/04/12 09:51

トランプ大統領、北に1年以内の核廃棄求める方針


 米朝首脳会談に向け米国と北朝鮮による調整が最終段階に入り、早ければ来週ごろには具体的な場所や日時など基本的な条件の合意に至る可能性が高いことが分かった。

 ワシントンのある外交筋は10日(現地時間)「米朝首脳会談でトランプ大統領は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対し、核の完全廃棄を6カ月から1年以内に完了するよう求めると聞いている」とした上で、上記の内容について明らかにした。この消息筋によると、トランプ大統領は北朝鮮が主張する「段階的かつ同時的非核化」にははっきりと反対の考えを持っているという。段階的非核化はかつてのクリントン政権からオバマ政権に至るまで米国も採用していたが、結果的に北核問題の解決をかえって難しくしてしまい、最終的には失敗したというのがトランプ政権の考え方だ。そのため米朝首脳会談を通じトランプ大統領は「最短の時間で非核化を実現させる」とする強い意志を持っている。上記の外交筋は「トランプ大統領は核廃棄を今年中に終わらせるよう求めるかもしれない」との見方も示した。

 米国務省も「過去における北朝鮮との非核化交渉で段階的接近は全て失敗に終わった」とした上で「今は非核化に向けた大胆な行動と具体的な措置を取るべき時だ」とコメントした。米国務省東アジア太平洋担当のアダムス報道官はこの日米国のラジオ放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」に出演し「トランプ政権は北朝鮮に時間稼ぎを許すような交渉には関心がない」とした上で上記のように述べた。アダムス氏はさらに「北朝鮮の非核化が実現するまで、世界的レベルの最大限の圧力は続くだろう」ともくぎを刺した。

 一方で韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は11日から米国を訪問している。鄭室長はホワイトハウスのボルトン国家安全保障補佐官と会談し、南北首脳会談と米朝首脳会談に向けて意見を交換するという。

ワシントン=趙儀俊(チョ・ウィジュン)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

4927チバQ:2018/04/12(木) 19:18:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-35117634-cnn-int
ライアン米下院議長、引退を表明 中間選挙で再選目指さず
4/12(木) 13:07配信 CNN.co.jp
ライアン米下院議長、引退を表明 中間選挙で再選目指さず
ライアン米下院議長が引退を表明した
ワシントン(CNN) 米共和党のライアン下院議長は11日、今秋の中間選挙で再選を目指さず、年明けに議員を引退する意向を表明した。「自分の仕事はやり遂げたと思う」としている。

ライアン氏は記者団に、下院議長の職務について「大きな仕事であり、多くのものが肩にかかってくる。ただ、永遠に続く仕事ではない」と説明。2015年にベイナー前下院議長から職務を引き継いだ際は「気が乗らなかった」としつつも、後悔はしていないと述べた。

ライアン氏の引退は共和党にとって打撃だ。トランプ大統領の激動の政権運営に揺れる共和党内にあって、ライアン氏は安定した政策通の指導者とみられていた。中間選挙に向けた資金集めでもライアン氏が大きな役割を果たしている。

ライアン氏は自身の主要な功績として、昨年通過した税制改革法に言及。また地元ウィスコンシン州に戻り、家族と過ごしたい考えも明らかにした。引退表明を決断するにあたり、中間選挙のことや下院議長に再任されない可能性は全く考慮しなかったとしている。

ライアン氏の引退表明を受け、中間選挙を前に指導部ポストをめぐる競争が数カ月にわたり続く見通しとなった。ただ、ライアン氏はこれが雑音になるとの可能性は否定している。

トランプ氏はツイッターでライアン氏を称賛。「ライアン下院議長は本当に素晴らしい男だ。再選は目指さないものの、誰も疑いを挟むことができない功績を残すことになる」と述べた。トランプ氏はライアン氏ら共和党議員と対立したこともある。

4928チバQ:2018/04/12(木) 19:20:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000031-asahi-int
「父としての人生優先したい」48歳の米下院議長引退へ
4/12(木) 11:03配信 朝日新聞デジタル
「父としての人生優先したい」48歳の米下院議長引退へ
ポール・ライアン米下院議長=ロイター
 共和党のホープとされてきた米連邦議会のポール・ライアン下院議長(48)は11日に記者会見し、11月の中間選挙に立候補せず、来年1月までの任期で引退することを明らかにした。理由について「子どもと多くの時間を過ごせたと、人生を振り返ることができる人になりたい」と述べた。

 ライアン氏は会見で「議員という職は信じられない機会を与えてくれるが、人生から多くのものを簡単に奪うという現実もある。過ぎ去っていく人生には別の大きな名誉がある。夫として、父親としての時間だ」と切り出し、今期限りで引退する考えを示した。

 ライアン氏は1998年、当時最年少の28歳で当選。2012年の大統領選で、ロムニー候補から副大統領候補に指名され、オバマ大統領と激戦を演じた。15年に下院議長に就いた。

 この日の会見でライアン氏は「初当選の時、子どもはまだ生まれていなかった。3人の子どもはみな10代になった。10代にとっての理想の週末は、必ずしも両親とずっと過ごすことではない。もう1期、議員を務めたら、子どもは私のことを、週末だけいる父親としてしか知らないことになる。だから、人生において新たな優先事項を作ることにした」と語った。

 ライアン氏は16年大統領選で、異端児だったトランプ氏から距離を置いたが、当選後は税制改革などで大統領を支援した。会見では、トランプ政権が進める税制改革と軍事費拡大を実現させたことを成果に挙げた。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

4929チバQ:2018/04/12(木) 20:54:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201804/CK2018041202000137.html
司法副長官 解任検討か 米大統領 特別検察官処遇絡み

2018年4月12日 朝刊


 【ワシントン=石川智規】二〇一六年米大統領選のロシア政府介入疑惑を捜査するモラー特別検察官について、サンダース米大統領報道官は十日の記者会見で、トランプ米大統領がモラー氏を解任する権限を有するとの見解を示した。権限の根拠などは不明だが、与野党からは解任に踏み切らないよう、政権をけん制する声が上がっている。

 サンダース氏はモラー氏の解任権限について「大統領は確かにそれ(解任)を決める権限を持っている」と指摘したが「それ以上のコメントは控える」と述べるにとどめた。

 司法省の規則によると特別検察官の解任権は任命権者である司法長官にある。だが、セッションズ司法長官は自らも疑惑への関与を疑われ、捜査指揮や解任権を辞退。ローゼンスタイン司法副長官がモラー氏を任命したため、同副長官が特別検察官の解任権を持つ。

 米CNNテレビは十日、トランプ氏がローゼンスタイン司法副長官の解任を検討していると報じた。トランプ氏はモラー氏を直接解任できないが、副長官を解任し、後任者にモラー氏解任を間接的に指示することは理論的には可能だ。

 だが、共和党上院トップのマコネル院内総務は九日、記者団に「モラー氏は彼の仕事を完遂することを許容されるべきだ」と解任に慎重な姿勢を示した。民主党上院トップのシューマー院内総務はモラー氏解任を「レッドライン(越えてはならない一線)」と強くけん制した。

4930名無しさん:2018/04/13(金) 06:12:00
https://www.sankei.com/smp/world/news/180412/wor1804120030-s1.html

北朝鮮分析「38ノース」運営研究所を閉鎖へ 韓国政府の人事介入拒否で資金提供停止
激動・朝鮮半島2018.4.12 23:16

3月17日に撮影された北朝鮮・豊渓里の核実験場の衛星写真。西側坑道での掘削活動の動きがなくなっている。北朝鮮の動きを刻々と伝えてきた38ノースだが、今後の運営に支障が出るか。(デジタルグローブ/38ノース提供・ゲッティ=共同)1/1枚
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院(SAIS)の傘下にあり、北朝鮮分析サイト「38ノース」を運営する「米韓研究所」(USKI)が5月11日に閉鎖されることが決まった。研究所に資金提供をしていた韓国政府系研究機関「対外経済政策研究院」(KIEP)が提供停止を決めたことを受けた措置。研究所の理事長を務めるロバート・ガルーチ氏は米紙ワシントン・ポストに対し、韓国政府による研究所人事への介入を拒絶したところ閉鎖を告げられたと説明し、「極めて不適切な行為だ」と強く反発している。

 USKIは、朝鮮半島問題に特化した、ワシントン市内でほぼ唯一の研究機関で、2006年に同紙元記者のドン・オーバードーファー氏が設立。「38ノース」は、商業衛星画像などを使って北朝鮮の核開発や人権侵害の実態を暴いてきた。同サイトによると、研究所閉鎖後も他から資金提供を得て活動を継続する。

 USKIはこれまで、KIEPから年間約1900万ドル(約20億円)の資金提供を受けてきたが、昨年、韓国で文在寅(ムン・ジェイン)政権が誕生後、革新系の国会議員などの間で「研究所の運営が不透明」などとする批判が激化。昨年9月に代表に就任したガルーチ氏は内部監査を行い、「問題なし」と結論づけたものの、韓国政府関係者から研究所の役員2人を解任するよう、文書と口頭で圧力をかけられたとしている。

 役員のうち1人は保守的な政治思想の持ち主とされ、もう1人は38ノースの編集責任者を務めている。

 ガルーチ氏はかつて国務省高官として1994年の米朝枠組み合意の交渉代表を務めた。

 北朝鮮の核問題をめぐる交渉機運が高まる中での今回の決定についてガルーチ氏は同紙に対し「すさまじく愚かだ」と非難した。

4931チバQ:2018/04/13(金) 11:55:26
https://mainichi.jp/articles/20180413/ddm/007/030/040000c
米中間選挙2018
下院議長ライアン氏が不出馬 共和に動揺
毎日新聞2018年4月13日 東京朝刊
 【ワシントン高本耕太】米共和党下院トップのライアン議長(48)が11日、11月の中間選挙に立候補せず政界を引退する意向を表明した。来年1月までの任期は全うするとしている。2015年から党執行部を率いたライアン氏を失うことで、与党・共和党の資金集めに影響が出るほか、引退議員の連鎖を呼ぶ可能性も指摘されている。

 ライアン氏は議会で記者会見し「私が目指した成果をほぼ達成できた」と繰り返し、引退の理由を「家族と過ごす時間を大切にしたい」と語った。規制緩和や財政分野を専門にし、昨年末の大幅減税を柱とする税制改革法成立では党の中心としてとりまとめにあたった。中西部ウィスコンシン州選出で、1998年に初当選。12年大統領選では共和党の副大統領候補だった。

 中間選で苦戦が予想される下院共和党を率いるライアン氏を巡っては、少数派転落を前に引退するとの臆測があった。ライアン氏は会見で中間選との関連を否定したが、このタイミングでの正式表明に党内では動揺が広がっている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、昨年以降に引退・転身した共和党下院議員はライアン氏で40人目。勢いを強める民主党候補に対し苦戦が予想される改選議員を中心に今後、不出馬表明が相次ぐ可能性もある。

 一方、共和党のホープとして「将来の大統領候補」と目されてきたライアン氏が政界復帰し20年大統領選出馬を目指すとの観測も消えていない。しかし、昨年のトランプ政権発足以降、トランプ大統領と政策面で歩調を合わせてきたライアン氏が、直ちに反トランプ勢力の結集軸となる見込みは少ないとみられている。

4932とはずがたり:2018/04/13(金) 12:55:36

米安保高官、連日の辞任
ボルトン氏が人事刷新
https://this.kiji.is/357268646684296289
2018/4/13 05:57
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは12日、リック・ワデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任すると発表した。強硬派のボルトン大統領補佐官の政権入りに伴って高官が連日辞意を表明しており、これで4人目。ボルトン氏と考えの合わない高官らが政権を去っているとみられる。

 9日に就任したボルトン氏は国家安全保障会議(NSC)を支える高官らの人事刷新を進める方針。シリア情勢の緊迫や北朝鮮との首脳会談など重大懸案を控える中、NSCは陣容が固まるまで不安定な状態が続きそうだ。

4933とはずがたり:2018/04/13(金) 22:15:10
イケメン首相トルドーの人気に陰り ニューズウィーク 2018年4月13日 15時40分 (2018年4月13日 21時51分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180413/NewsWeekJapan_E211488.html

<不動の人気を謳歌してきたトルドー首相だが、観光旅行と揶揄されたインド訪問で墓穴を掘った>

政治家らしからぬルックスとリベラルな言動で好感度ナンバーワンを誇るカナダのジャスティン・トルドー首相。だが、これまで政治的危機と無縁だったわけではない。16年5月、最高裁判所が限定的な合憲判断を下し、期限付きで法制化を命じた安楽死法が議会で採決された日のことだ。

新民主党とカナダ保守党の2大野党は法案に反対し、牛歩戦術で成立を阻止しようとした。それにいら立ったトルドーが、ある野党議員を投票箱のほうに押し出そうとしたとき、誤って彼のひじが別の女性野党議員の胸に当たってしまった。

メディアはこの一件を「エルボーゲート」と命名。「テフロン大統領」の異名を取った故ロナルド・レーガン元米大統領並みに傷つかない人気を誇ってきたトルドーだが、さすがにこの一件は致命的と思われた。

ところが、直後に行われた世論調査の結果はセーフ。有権者はエルボーゲートなど意に介さなかったのだ。ほかにも支持率急落につながりそうな案件はあった。総選挙中に公約に掲げた選挙制度改革を断念したこと、多額献金者に自身や閣僚と面談する機会を与えたこと、キューバの前指導者フィデル・カストロの死に際して妙に親愛の情を込めたコメントをしたこと......。

これらも全てセーフ。発足後2年余り、トルドー政権は重力の法則に逆らうかのように高支持率を謳歌してきた。だがここにきて、ついにその人気に陰りが見えてきた。最新の世論調査では、トルドー率いる自由党政権の支持率は15年10月の総選挙以来最低の36%。一体何が起きたのか。

トルドー首相は2月、妻と3人の子供を連れてインドを公式訪問した。この訪問が2つの理由で物議を醸した。

1つは、一家がカラフルな民族衣装を着て世界遺産などの観光名所を次々に訪れたこと。これにはボリウッド映画のコスプレをして観光旅行を楽しみたいだけではないか、とインド人も首をかしげた。「トルドー首相、インド人だって普通そんな格好はしませんよ」――インドの有力議員はそうツイートした。

「ただの若造」との見方も

2つ目は、それよりもはるかに重大な失態だ。首相の訪問中にニューデリーのカナダ高等弁務官事務所で催された夕食会に、シーク教過激派のジャスパル・アトワルが招待されたのである。アトワルは86年に起きたカナダ訪問中のインド閣僚の暗殺未遂事件に関わり、カナダの刑務所で5年間服役した人物だ。

夕食会の前にアトワルの招待は取り消されたが、カナダ政府はこの一件で責任逃れを画策し、とんだ茶番劇を演じてしまった。トルドーの側近らは当初、与党・自由党のインド系議員ランディープ・サライがアトワルを招待者リストに入れたと主張。サライ1人に責任を押し付けて幕引きを図ろうとした。

その後、首相の国家安全保障担当顧問が、インド政権内の一部分子がトルドーに恥をかかせるためにアトワルをリストに入れたと、何の根拠もなくメディアに漏らした。当然ながらインド政府はこれに激怒。カナダの国民も信じなかった。この茶番劇は、トルドーとインドのナレンドラ・モディ首相の会談が1週間の訪問の最終日にようやく行われたことを内外に印象付ける結果となった。

4934とはずがたり:2018/04/13(金) 22:15:28
>>4933
エルボーゲートと違って、インド訪問のまずいお膳立てが大きな痛手となったのはなぜか。カナダの有権者はトルドーを支持しつつも、彼とその取り巻きに漠然とした不信感を抱いてきた。今回の一件でその感情が表面化したとみていい。

不信感の1つはトルドーその人に対するもの。首相の重責を担うにはまだ政治経験が足りない、パーティー好きの若造ではないかという見方があった。

トルドーは15年の総選挙でほぼ完璧な選挙戦を展開し、そんな見方を吹き飛ばした。さらに就任後は世界中にポピュリズムの嵐が吹き荒れるなか、分別ある冷静な姿勢で国政の舵を取り、内外の期待を一身に集めた。何よりもドナルド・トランプ米大統領の保護主義的な「貿易爆弾」の信管を慎重に抜こうとする姿勢が高評価につながった。

だが、インドの民族衣装を着て、ダンスのパフォーマンスまで披露したのは間が悪過ぎた。折しも、一部の外国メディアが彼をコケにし始めていたからだ。

大打撃を与えたのは英デイリー・メールの記事だ。カナダの首相は「世界一政治的に正しい政治家なのか」という見出しで、おバカなトルドーのモンタージュ写真を掲載。タブロイド紙の記事とはいえ、この写真はカナダのソーシャルメディアで広く拡散され、首相のイメージダウンにつながった。さらに「テロリスト招待」疑惑で、有権者の心にくすぶっていたもう1つの疑念が噴き出した。こちらはトルドーだけでなく、自由党全般への疑念だ。

一強の油断が落とし穴

自由党はかつて過激な民族的マイノリティーとつながりがあるとして、有権者の不信を買っていた。00年には自由党の有力議員がタミル人のテロ組織の資金集めとみられる夕食会に参加し、一大スキャンダルになった。

アトワルの一件は、票集めのため過激派にまで取り入ろうとした自由党の恥ずべき過去――トルドーが消したい過去を有権者に思い出させたのだ。

注目すべきは、最近のトルドーの失点が見たところ全てオウンゴールであること。インド訪問以外にも、近頃のトルドー政権は勇み足が目立つ。

17年12月には、雇用主が中絶の権利を認めなければ夏期の就労体験プログラムの補助金を出さないという方針を打ち出した。この決定は激しい批判を浴びたが、自由党政権は頑として譲らなかった。アメリカと違ってカナダでは保守VSリベラルの「文化戦争」が起きていないため、リベラルはやりたい放題だ。

議会の多数議席を握る自由党はおおむね野党の抵抗なしに、どんどん政策を実現できる。トルドー政権は怖いものなしのホッキョクグマのようなもの。政治家なら誰しもそうなりたいだろうが、天敵がいてこそ政治センスは磨かれる。

敵のいない世界でぬくぬくと冬籠もりを決め込んでいるトルドーと自由党。問題は次の選挙までに目覚めるかどうかだ。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2018年4月17日号掲載>

4935チバQ:2018/04/15(日) 21:25:35
https://www.sankei.com/world/news/180413/wor1804130020-n1.html
2018.4.13 07:23
【トランプ政権】
4人目の安保担当高官が辞任へ 強硬派のボルトン氏政権入りに伴い
【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは12日、国家安全保障会議(NSC)で西半球問題担当上級部長を務めるリック・ワデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任すると発表した。強硬派のボルトン大統領補佐官(同)就任前日の8日以降、安保担当の政権高官の辞任表明は4人目。

 ワデル氏は現役の陸軍少将で、昨年5月にマクマスター前大統領補佐官(同)の要請で副補佐官に就任した。具体的な辞任の時期についてホワイトハウスは「後任との引き継ぎが完了後になる」としている。

https://www.sankei.com/world/news/180412/wor1804120019-n1.html
2018.4.12 09:22
【トランプ政権】
米国家安保担当の副補佐官が辞任 ボルトン氏の補佐官就任で安保関連職員の辞任続々

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは11日、シャドロー大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が辞任したと発表した。ボルトン大統領補佐官(同)が9日に就任して以降、ホワイトハウスの安全保障関連の高官が辞任するのは、アントン国家安全保障会議(NSC)報道官、ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)に続き3人目となる。

 トランプ政権高官が明らかにしたところによると、シャドロー氏はボルトン氏の前任者であるマクマスター前補佐官の要請でNSC幹部としてホワイトハウス入りし、トランプ政権が昨年12月に発表した「国家安全保障戦略」の策定で中心的な役割を果たした。昨年辞任を表明したパウエル副補佐官の後任として1月に副補佐官に昇格していた。

 シャドロー氏は10日に辞表を提出したが辞任は27日付とし、それまで後任への引き継ぎを行う。後任の名前は明らかにされていない。

 ボルトン氏は、マクマスター氏に近かったとみられる安全保障関連の高官や職員を放逐して「人心一新」を図っているとされ、今後もさらなる高官や職員の交代が予想されている。

4936チバQ:2018/04/15(日) 21:26:10
https://www.sankei.com/world/news/180413/wor1804130054-n1.html
2018.4.13 20:47
【トランプ政権】
ポンペオ氏、強硬保守派だけど…「タカ派」は否定、ブレーキ役を強調
 【ワシントン=加納宏幸】米国務長官に指名されたマイク・ポンペオ中央情報局(CIA)長官(54)は12日、上院外交委員会で開かれた指名承認公聴会で大統領と一体で国務省を率いるとし、解任されたティラーソン前長官との違いを強調した。北朝鮮やイランへの強硬姿勢ではトランプ氏に負けないが、公聴会で強調したのはアクセルではなくブレーキとしての自らの立場だった。

 ポンペオ氏は公聴会に先立ち、ニクソン、フォード両政権のキッシンジャー氏をはじめとする歴代国務長官から意見を聴いた。

 「元長官たちは、『第一の仕事は大統領の代理となることだ』と一致して述べていた。私にとり、これは同盟国との堅固な関係を築くことを意味する」

 こう述べたポンペオ氏は、保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)ブームで共和党が躍進した2010年中間選挙で中西部カンザス州から茶会系として下院議員に初当選した強硬保守派だ。12年のリビア東部ベンガジでの米領事館襲撃事件をめぐり、民主党のクリントン元国務長官攻撃の急先鋒(せんぽう)だったが、ポンペオ氏はクリントン氏にも意見を聴いたという。

 トランプ氏は、CIA長官が大統領に対して行う「インテリジェンス・ブリーフィング」(情報説明)でほぼ毎日、ポンペオ氏と顔を合わせ、国際情勢だけでなく内政についても元下院議員としての意見を聴いている。「波長が合う」(トランプ氏)ため起用を決めた。

 陸軍士官学校を首席で卒業して5年間、陸軍に入隊した後、名門ハーバード大学法科大学院で学んだ輝かしい経歴も、トランプ氏の眼鏡にかなった。

 ポンペオ氏はかつてオバマ前政権によるイラン核交渉に反対し、同国への空爆を主張した。CIA長官として北朝鮮の体制転換を示唆したと取られる発言をしたこともある。

 しかし、公聴会ではイラン核合意は修正を目指し、北朝鮮の体制転換も求めないと明言し、「タカ派ではない」ことを印象づけようとした。ポンペオ氏は北朝鮮への「最大限の圧力」についても、「米国の若者を一人として危険にさらさずに米国の目標を達するためのものだ」とし、軍事行動を回避する外交努力の一環であると説明した。

 ポンペオ氏が承認後に乗り込む国務省はティラーソン氏の下、大幅な予算削減やそれを理由にした高官ポストの空席で士気が低下している。ポンペオ氏は早期に空席を埋めるとし、「大統領は価値があると考えれば、資源の提供をためらわない。CIAで彼を説得してきたのと同じことを国務省でもする」と述べ、トランプ氏との近さを同省改革に生かすと強調した。

4937チバQ:2018/04/19(木) 19:27:32
https://www.sankei.com/world/news/180418/wor1804180005-n1.html
2018.4.18 07:00
【アメリカを読む】
NY知事選出馬のセックス・アンド・ザ・シティ女優 「初」づくしで台風の目に? 
 次期ニューヨーク州知事選が注目を集めそうだ。1998〜2004年に放送された米人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の敏腕弁護士ミランダ役で知られる女優、シンシア・ニクソンさん(52)が民主党から立候補すると突然発表したためだ。米紙ニューヨーク・タイムズによると、当選すれば初の女性同州知事で、同性愛を公表した初の知事となるといい、昨今の女性の権利向上運動を追い風にできるかがカギとなりそうだ。
(ロサンゼルス 住井亨介)

旧来政治家にうんざり

 民主党候補を決める9月の予備選で、2020年大統領選への出馬が取り沙汰される現職、アンドリュー・クオモ知事(60)に挑むことになるニクソンさん。ツイッターで「ニューヨークを愛している。きょう州知事選に出馬することを表明する」と宣言し、出馬への思いを語った2分ほどのビデオを投稿した。

 ビデオでは、「指導者たちは私たちを落胆させ続けている。ニューヨーク州は信じがたいほどの富の一方で極端な貧困を抱えており、全国で最も不公平だ」「何かを変えなければならない」などとし、ヘルスケアの向上、老朽化した地下鉄システムの改善などをアピール。

 さらに「私たちへの施策より新聞の見出しや権力に関心を寄せる政治家にはうんざりだ」と強い調子で訴えた。

共演仲間がエール

 「セックス-」は、ニューヨークを舞台に30代キャリアウーマンの恋愛やライフスタイルを女性の本音で描いたとして世界的な共感を呼び、劇場版も公開されるなど社会現象化した。

 出馬表明には、かつての共演仲間がエールを送った。アートディーラーのシャーロット役だったクリスティン・デイビスさん(53)は「ニクソンは誇りだわ。彼女ほどすべての人が良い教育を享受できるよう心を砕いている人はいない。すばらしい知事になる」とツイート。

 主人公キャリーの親友、スタンフォード役だったウィリー・ガーソンさん(54)はインスタグラムで「彼女ほどさまざまな問題について準備、配慮し、学んだ人を知らない。この旅路を彼女とともに歩もう。彼女のような候補者となら物事を変えていける」と呼びかけた。

同性愛者から批判

 ニクソンさんはトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞するなど女優としての地位を確立する一方、リベラル派の活動家としても知られる。同性愛者であることを公表し、活動家の女性と結婚して3人の子供を育てている。

 だが、出馬への批判は他ならぬ同性愛者から上がった。同性愛を公表しているクリスティン・クイン元ニューヨーク市議会議長(51)が、「アンクオリファイド・レズビアン(知事選候補者にはふさわしくない同性愛者)」とニクソンさんを評したのだ。

 ニューヨーク・タイムズによると、クイン氏は「厳しい言い方が悪意を持って伝えられた」と弁明して謝罪したが、クオモ氏に近く、知事選での協力も取りざたされている人物だけに波紋は広がる。

 一方でニクソンさんは、「資格を与えられていない」といった意味もある「アンクオリファイド」の言葉を突く形で、「厳密に言えば彼女は正しいわね。(公的機関の)同性愛者の部署から何か証明書をもらっている訳じゃないし」とユーモアを交えて切り返し、逆に度量の大きさを示した。

 ニクソンさんの知名度は抜群ではあるものの、やはり現職の壁は厚そうだ。クオモ氏はすでに3千万ドル(約31億円)以上の選挙資金を集めているうえ、民主党員への世論調査では、支持率はクオモ氏の66%に対してニクソンさんは19%という。

4938チバQ:2018/04/19(木) 22:07:04
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/030/016000c
米国
次期国務長官ポンペオ氏、承認手続き曲折も
毎日新聞2018年4月19日 17時25分(最終更新 4月19日 21時00分)
 【パームビーチ(米南部フロリダ州)高本耕太】トランプ米大統領が特使として派遣したポンペオ中央情報局(CIA)長官について、次期国務長官としての議会上院の承認手続きでは曲折が予想される。

 承認権限を持つ上院外交委員会のメンバーは現在、与党・共和党が11人、野党・民主党10人。これまでに民主党の5委員が、同性愛者やイスラム教徒に対するポンペオ氏の厳しい姿勢などを理由に反対票を投じる方針を表明した。共和党からもポール議員が「情報機関による容疑者の拷問を容認した」などとポンペオ氏の資質を疑問視、承認に反対姿勢を示している。23日にも見込まれる委員会での承認可決が危うい状況だ。

 上院の規則では委員会での多数の承認を得られなくても、本会議採決が可能だ。共和党執行部は委員会での採決結果に関わらず本会議採決に持ち込むことを検討するが、米外交トップを務めることになるポンペオ氏の対外的な正統性への影響も出かねない荒業は避けたいのが本音だ。

 ホワイトハウスは、電撃訪朝でポンペオ氏の注目度が増した今が可決に向けた流れを作る好機と捉え、積極的な宣伝工作をしている。18日にはコンウェー大統領顧問が記者会見を開き「ポンペオ氏の経歴は申し分なく、承認しない理由はない」と民主党に呼びかけた。トランプ氏も南部フロリダ州で開かれた安倍晋三首相との首脳会談冒頭、「ポンペオは偉大な国務長官として歴史に名を刻むだろう」と語った。

4939とはずがたり:2018/04/20(金) 15:15:54
本来キューバなんてNAFTA入って米加墨経済と一体化してる位の地理感なんだけどね。

カストロ氏、首相職創設に言及
キューバ、退任演説で
https://this.kiji.is/359858962700715105
2018/4/20 13:47
c一般社団法人共同通信社

 【ハバナ共同】社会主義国キューバで19日、国家評議会議長(元首)を引退したラウル・カストロ氏(86)が人民権力全国会議(国会)で退任演説をし、憲法を改正して首相職を創設する可能性に言及した。閣僚評議会(内閣)議長は現在、国家評議会議長が兼務しており、首相の役割を果たすポストはない。

 これまで兄の故フィデル氏とラウル氏のカストロ兄弟に集中してきた権力を分散し、集団指導体制を強化する狙いとみられる。

 またキューバ共産党トップである第1書記の任期が満了する2021年に「一兵卒に戻る」と述べ、退任する意向を表明した。

4940とはずがたり:2018/04/23(月) 20:30:52
共同会見で案の定…トランプが安倍首相に兵器を押し売り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227620
2018年4月20日

 案の定だ。日米首脳会談後の共同会見で、トランプ米大統領が「同盟国になるべく早く軍事装備を渡せるようにする」と表明。安倍首相に兵器購入を露骨に迫った。

 トランプは会見で「米国は日本が防衛能力を高めようとしているのを助ける。米国はこの分野では優秀だ」と語り、「これまでは注文から引き渡しまで、何年もかかることがあった。国防総省、国務省の官僚的なやり方のためだ」と指摘。急増する対外有償軍事援助(FMS)を見直し、納期短縮によって日本に兵器を押し売りし、対日貿易赤字を大幅に削減する狙いだ。

 安倍首相は会談で「米国の装備品を含め高性能な装備品を導入することが防衛力強化に必要だ」と伝達。落ち目の安倍首相の“ノーガード”外交によって、1機150億円前後の最新鋭ステルス機「F35A」など、米国からの高額兵器の調達が、なし崩し的に拡大しかねない。

4941とはずがたり:2018/04/23(月) 22:31:10

米政権、北朝鮮に疑念
高官「わな」と指摘
https://this.kiji.is/360703038580687969
2018/4/22 17:24
c一般社団法人共同通信社

 【トロント共同】北朝鮮が核実験中止や核実験場廃棄などの決定を表明したことを巡り、トランプ米政権内部では北朝鮮が核放棄の約束を一切しておらず「核保有国」の地位を維持するつもりではないかと金正恩朝鮮労働党委員長の真意を疑う見方が強まっている。米主要メディアが21日、複数の政府当局者の話として伝えた。

 今回の決定を「わな」と指摘する米政府高官もおり、一連の動きは正恩氏が「理性的」で歩み寄る余地のある人物だと錯覚させる目的との見方も出ているという。6月上旬までに見込まれる米朝首脳会談の実現の可否や成果にも、影響を与える可能性がありそうだ。

4942チバQ:2018/04/24(火) 20:23:08
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00m/030/017000c
トランプ政権
対外強硬派チーム始動へ ポンペオ氏承認
毎日新聞2018年4月24日 17時19分(最終更新 4月24日 17時19分)
 【ワシントン三木幸治】米上院外交委員会は23日、ポンペオ中央情報局(CIA)長官の次期国務長官就任を小差で可決、週内にも上院本会議で正式承認される見通しだ。9日付で就任したボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とともに、トランプ政権の対北朝鮮、イラン外交を担う「対外強硬派」のチームが本格的に始動する。

 上院外交委員会は与党・共和党11人、民主党10人で構成。賛成11、反対9、無効1で可決した。民主党議員がポンペオ氏の「反イスラム」姿勢などを「外交トップにふさわしくない」と批判し、承認に反対した。

 共和党のポール議員も、ポンペオ氏が中東への武力介入に肯定的であることから反対を表明し、委員会での承認否決の見通しが強まっていた。だがポール氏は23日、突如、ポンペオ氏支持に回り、承認が可決された。トランプ大統領が説得したとみられる。

 トランプ氏は北朝鮮、イランとの外交交渉を踏まえ、自らと考えが近いポンペオ氏とボルトン氏を3月に指名した。ポンペオ氏の国務長官就任を受け、5月12日のイラン核合意の離脱期限と、6月初旬にも予定される米朝首脳会談に向けた準備を加速させる。

 ポンペオ氏とボルトン氏は、北朝鮮とイランに対し、軍事攻撃での政権転覆も辞さない姿勢を示すなど強硬派の筆頭格として知られる。ポンペオ氏は12日の承認公聴会で北朝鮮について「体制転換を求めていない。トランプ大統領も私も交渉に真剣だ」と述べ、米朝首脳会談の成功に尽力する構えをみせた。

 だがボルトン氏は「北朝鮮は差し迫った危機であり、先制攻撃をする法的な根拠がある」と主張。首脳会談の結果次第では、米国が強硬手段に出る可能性も消えていない。

 イラン核合意については、「破滅的な合意」(ポンペオ氏)、「核合意は戦略的な過ち」(ボルトン氏)とともに強く非難。トランプ氏も同様の考えで、英仏独などが「修正」に応じなければ、米国が核合意から離脱する可能性が高まっている。

4943チバQ:2018/04/24(火) 21:06:51
https://www.sankei.com/world/news/180424/wor1804240019-n1.html
2018.4.24 09:21
【トランプ政権】
ポンペオ次期国務長官の承認案を上院委が可決 土壇場で共和党委員が賛成に転じる 週内に承認の公算
 【ワシントン=加納宏幸】米上院外交委員会は23日、国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官の承認案を採決し、僅差の賛成多数で可決した。今週中に上院本会議での採決が行われる予定で、野党・民主党から複数の議員が賛成する意向を表明していることから指名人事は承認される公算が大きくなっている。

 委員会では、野党・民主党がイラン核関連施設の攻撃を主張したポンペオ氏の過去の強硬な発言などを批判し、共和党でもポール上院議員が国際紛争への介入主義的な姿勢に問題があるとして反対していた。しかし、ポール氏が23日になって採決直前の土壇場で賛成に回ったことで可決した。

 ポール氏は委員会採決前にツイッターで、採決に先立ってトランプ大統領やポンペオ氏と複数回、話し合ったことを明らかにした上で、イラク戦争が間違いだったとの認識や、アフガニスタンへの米国の関与を終わらせることで一致できたことから採決で賛成に回ると表明した。

4944とはずがたり:2018/04/25(水) 10:47:56
米、公式夕食会で野党外し
トランプ氏、慣例破る
https://this.kiji.is/361689397944796257
2018/4/25 10:43
c一般社団法人共同通信社

 【ワシントン共同】トランプ米大統領夫妻は24日、フランスのマクロン大統領夫妻をホワイトハウスに招き、公式夕食会を開いた。米主要メディアによると、国賓をもてなす公式夕食会には与党だけでなく野党の議会指導者も招くのが伝統だが、トランプ氏は野党民主党の議員らを外し、慣例を破った。

 出席者数は百数十人とオバマ前政権で開かれた夕食会より規模を半分程度に縮小。民主党関係者で招待されたのは南部ルイジアナ州のエドワーズ知事だけだった。

 夕食会にはペンス副大統領ら政権高官のほか、トランプ氏が外交政策で助言を仰ぐキッシンジャー元国務長官らも出席した。

4945チバQ:2018/04/25(水) 10:56:14
https://www.asahi.com/articles/ASL4T2528L4TUHBI00H.html
米政権、また異例人事か 駐韓大使に太平洋軍トップ検討
ワシントン=峯村健司2018年4月25日10時33分
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、トランプ政権が駐韓大使に太平洋軍トップのハリー・ハリス司令官(海軍大将)を指名することを検討している、と報じた。ハリス氏を駐オーストラリア大使に指名する人事が2月に発表されており、変更されれば異例の人事となる。

 6月初めまでに開く方向で調整している米朝首脳会談に向け、空白が続いている駐韓大使ポストを埋めることを急いだという。ハリス氏は、トランプ大統領の信任も厚いとされ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への軍事的選択肢の策定にも携わってきた。北朝鮮の非核化に向けた強い姿勢を打ち出す狙いがありそうだ。

 同紙はホワイトハウス高官の証言として、次期国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官がハリス氏と話し、承諾を得たと伝えた。トランプ氏の了承を得た上で、正式に指名される見通し。

 ハリス氏は2月、駐豪大使に指名され、豪政府も受け入れる意向を示していた。今月24日に任命に向けた上院外交委員会の公聴会が開かれる予定だったが、政権側の求めで延期されたという。ポンペオ氏は首脳会談の調整窓口として駐韓大使の人選を最優先にする考えを示していた。(ワシントン=峯村健司)

4946チバQ:2018/04/25(水) 16:38:51
https://mainichi.jp/articles/20180425/k00/00e/030/346000c
米NSA
次期局長に初の日系人ナカソネ氏 上院が承認
毎日新聞2018年4月25日 15時43分(最終更新 4月25日 15時52分)
 米上院本会議は24日、トランプ大統領が次期国家安全保障局(NSA)局長に指名した日系人のポール・ナカソネ氏(54)の人事を全会一致で承認した。アジア系米国人で初のNSA局長となる。

 NSA局長はサイバー軍司令官も兼務。ロジャーズ現局長の後任として、中国やロシアなどによるサイバー攻撃の脅威への対処を担う。3月の議会公聴会では、米国を標的としたサイバー攻撃に対し十分な措置が取られていないとの見方を示していた。

 ナカソネ氏は中西部ミネソタ州出身。2016年10月から陸軍サイバー部隊の司令官を務めたサイバー分野の専門家として知られている。(共同)

4947チバQ:2018/04/25(水) 17:04:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00000512-san-n_ame
トランプ政権 駐韓米大使にハリス太平洋軍司令官を指名か 駐豪大使に指名済みだが方針転換
4/25(水) 10:33配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信は24日、米政府高官の話としてトランプ政権がハリス太平洋軍司令官を駐韓国大使に指名する意向を固めたと報じた。ハリス氏は2月に駐オーストラリア大使に指名され、同日に上院外交委員会で承認公聴会が行われる予定だったが当日になって急きょ延期されていた。

 関係者によると、トランプ大統領から次期国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官がハリス氏に対し、駐豪州大使ではなく駐韓大使を務めるよう要請した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、ハリス氏は駐韓大使を引き受ける意向をポンペオ氏に伝えたという。

 ハリス氏は、太平洋軍司令官として北朝鮮問題への対応に深く関与。北朝鮮が核放棄する見通しについては「過度に期待すべきではない」と慎重姿勢を貫いてきた。ポンペオ氏はハリス氏を韓国に置くことで、米朝交渉が不発に終わった場合も含め、今後の情勢に柔軟に対応できる態勢を整えたい意向とみられる。

 ハリス氏は日系米国人初の太平洋軍司令官。駐韓大使をめぐっては、トランプ氏が昨年1月に就任以降、空席のままとなっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00000009-jij-n_ame
太平洋軍司令官、駐韓大使に? =駐豪指名から一転―米報道
4/25(水) 6:22配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、駐オーストラリア米大使として承認待ちのハリス太平洋軍司令官について、トランプ政権が駐韓大使への指名切り替えを計画していると報じた。

 ポンペオ次期国務長官が、空席になっている駐韓大使のポストを埋めることを優先した結果としている。

 ホワイトハウス高官によると、ポンペオ氏は既にハリス司令官と話し、承諾を得たとされる。トランプ大統領の了承を得た上で、正式に駐韓大使に指名される。ただ、日系人であるハリス氏が韓国でどのように受け入れられるかを懸念する声もある。

4948とはずがたり:2018/04/26(木) 14:28:55
米「黄金州の殺人鬼」逮捕
70〜80年代、DNA型一致
https://this.kiji.is/362075608581669985
2018/4/26 12:27
c一般社団法人共同通信社

米カリフォルニア州で起きた連続殺人・強姦事件で、殺人容疑で逮捕されたジョセフ・ディエンジェロ容疑者(同州サクラメント郡保安官事務所提供、ゲッティ=共同)
 【ニューヨーク共同】米西部カリフォルニア州で1970〜80年代に発生した連続殺人・強姦事件で、米司法当局は25日、4人を殺害した疑いで同州の元警官ジョセフ・ディエンジェロ容疑者(72)を逮捕したと発表した。遺留物と容疑者のDNA型が一致した。米メディアが報じた。

 犯人は当時「黄金州(カリフォルニア州)の殺人鬼」と呼ばれており、事件では少なくとも12人が殺害され、45人が強姦被害に遭っていた。当局は余罪を追及する。

 関係者によると容疑者は米海軍に入隊歴があり、カリフォルニア州内で70年代に警官として勤務していた。

4949とはずがたり:2018/04/27(金) 12:31:01
独占が進んで行き詰まっていたアメリカ経済の閉塞をぶち破ったのがT・ルーズベルトだとするならその後の大量生産大量消費の大衆消費社会をひっさげアメリカの世界大国としての覇権の準備をしたのが彼だったと云えるのかも知れない。

2018年3月5日 / 10:53 / 2ヶ月前
オピニオン:トランプ大統領はセオドア・ルーズベルトになれるか
https://jp.reuters.com/article/opinion-trump-bill-emmott-idJPKCN1GE09Q?rpc=135
ビル・エモット 国際ジャーナリスト/英オックスフォード大学客員研究員

[東京 5日] - トランプ米大統領が置かれている状況は、富の集中が進み、反競争的行為と金権政治が横行した19世紀後半に似ていると、英エコノミスト誌元編集長のビル・エモット氏は語る。

この「硬化症」に対する有効な処方箋は、イノベーション加速の裏側で進む大企業の巨大化と市場独占をけん制する競争政策の強化や、格差拡大に強い不満を抱く「忘れ去られた男女」に対する教育支援拡充だと指摘。20世紀初頭のセオドア・ルーズベルト大統領(在任期間1901―1909年)の改革路線が参考になると説く。

同氏の見解は以下の通り。

<「金ぴか時代」の教訓>

いわゆる米国の「忘れ去られた男女」が経済面でも人生の期待値でも苦戦し続け、強い不満を抱えていたことが、トランプ大統領誕生の原動力となったことはよく知られている。企業の富と権力が、ウォール街や一部のテクノロジー企業、一握りの金持ちに集中していることも、「忘れ去られた男女」の不満の種だ。その不満は、トランプ氏やサンダース上院議員によってあおられてきた。

私が、トランプ氏がセオドア・ルーズベルトのような大統領になるチャンスがあると言っているのは、今からおよそ100年前、よく似た事態に対処した代表的な指導者が共和党のセオドア・ルーズベルト大統領だったからだ。

当時の米国は、独占資本の形成が急速に進んだ19世紀後半の「ギルディッド・エイジ(金ぴか時代)」を経て、少数の巨大企業が主要産業を支配し、金権政治が横行、「ロバー・バロン(泥棒男爵)」と呼ばれた大資本家による行き過ぎた行為が問題視されていた。

1901年に大統領に就任したセオドア・ルーズベルトは、反トラスト法を盾に、独占資本を攻撃。寡占的石油企業だったスタンダード・オイルの解体に道筋をつけるなど、「金ぴか時代」に広がった不平等に対処し、富の集中と競争の停滞で「硬化症」に陥っていた米国を立ち直らせる政治を行った。

トランプ大統領も、過去の共和党大統領の優れた政策に見習うチャンスがある。具体的には、人工知能(AI)や自動化技術などイノベーション加速の裏側で進む大企業のさらなる巨大化と市場独占をけん制する競争政策の強化や、格差が広がる中で苦しい生活を余儀なくされ疎外感を抱く「忘れ去られた男女」に対する教育支援拡充などが有効だろう。

<トランプ大統領の落とし穴>

実際、巨大化するテクノロジー企業やウォール街のような権力の中枢を攻撃し、「忘れ去られた男女」が置かれた状況の改善を図り、不平等に対処しようという意欲を、トランプ大統領は持っているように見受けられる。

ただ、問題はその実現方法だ。トランプ大統領にとっての誘惑は、各国に貿易戦争を仕掛け、「米国に雇用を戻す」と言って、移民や貿易に対し門戸を閉ざすことだろう。特に白人の労働者階級を支援することを大義名分として、製造業など「過去の産業」を復活させることにエネルギーを注ぐ可能性はある。実際、折に触れてそうした姿勢を示しており、最近も鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動する方針を明らかにしている。

要するに、より閉鎖的で後ろ向きの、保護貿易の追求だ。「未来のアメリカ」を作るためには公平な競争を促進し、労働市場をよりよく機能させることが必要だが、その真逆を目指す政策となるため、米国経済の地力は弱まってしまうだろう。

4950とはずがたり:2018/04/27(金) 12:31:24
>>4949
また、トランプ大統領に関する懸念をもう1つ言い添えれば、法の支配と対峙し、この民主主義の大事な源泉に害をなす恐れがある点だ。特にモラー特別検察官が率いるロシアゲート(2016年米大統領選へのロシア介入疑惑)に関する捜査へのトランプ大統領の対応ぶりが、米連邦捜査局(FBI)による合法的な捜査の信頼性をいかに傷つけているかを考えると、米国における法の支配に対して長期的なダメージを与える可能性は否めない。

<トランプ大統領は「西洋」の破壊者か>

では、トランプ大統領の任期中に、先進諸国が共有してきた価値観や仕組みが崩壊するような事態はあり得るのか。その点については、私は比較的楽観している。

人工知能は高齢化先進国の救世主、ビッグブラザー化には注意(字幕・9日)
仮にトランプ大統領が内政面において第二のセオドア・ルーズベルトになれなかったとしても、世界に対するスタンスが積極的な敵対行為ではなく「ディスエンゲージメント(不関与)」にとどまる限り、「西洋」は存続できるだろう。なぜなら、保護主義的な色彩が強かったロナルド・レーガン大統領の在任中(1981―1989年)もそうだが、米国が不関与に傾き、西洋的な価値観から距離を置いていた時期は過去にもあったからだ。

ちなみに、私の定義では、西洋とは「イコーリティ(平等)」と「オープンネス(開放性)」という理念を、政治的、社会的、経済的なシステムとして採用している全ての国を指す。つまり、日本や台湾、韓国のような「東洋」の国々も含んでいる。

「開放性」とは、自由市場経済を採用していることだ。それは、貿易、資本フロー、技術、アイデアに対してオープンであり、従って、あらゆる種類の破壊的イノベーションに対してオープンであることを意味する。「平等」がなぜ必要かと言えば、破壊的イノベーションは社会の混乱と変動をもたらすからだ。

これは、すでに証明されていると思うが、市民が政治や意思決定に対し平等に参加しているという意識を持っている社会、言い換えれば本物の自由民主主義社会は、独裁者が率いる、権利において不平等で、分断されている社会よりも、社会的変動を巧みに吸収し、歴史問題も上手に乗り切っている。そして、これら西洋の国々は、開放性と平等を尊重する国際機構と国際法を通じて互いに結びつき、国家間の競争を組み立てている。

ビル・エモット氏 写真:John Cairns
トランプ大統領が西洋を破壊するかという質問に戻れば、米国が不関与ではなく、例えば世界貿易機関(WTO)のような国際機構に対し積極的な敵対行動をとるならば、つまり米国が西洋のために築き上げた構造物や仕組み、ネットワークを徹底的に破壊しようとするならば、西洋は生き残ることができない。だが、不関与にとどまるならば、さほど壊滅的な事態になるとは思わない。西洋の縮小はある程度進むかもしれないが、米国に次の大統領が3年後、あるいは7年後にやってきて、物事を再始動できるだろう。

(聞き手:麻生祐司)

4951チバQ:2018/04/27(金) 13:55:26
https://www.sankei.com/world/news/180426/wor1804260047-n1.html
2018.4.26 23:05

米大統領主治医が閣僚指名辞退 飲酒疑惑など受け
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が次期退役軍人長官に指名した大統領医務官のロニー・ジャクソン氏は26日、指名を辞退した。ホワイトハウスを通じて声明を発表した。公務中の飲酒疑惑や職員に睡眠導入剤などを大量に処方した疑惑が次々と浮上し、米議会などから適格性を問う声が出ていた。

 ジャクソン氏は声明で疑惑を「捏造(ねつぞう)」であるとして否定しつつも政権への影響を避けるために指名を辞退するとした。トランプ氏は同日のFOXニュース番組で疑惑を追及した野党・民主党を批判しつつも、他の人物を指名すると述べた。

4952チバQ:2018/05/03(木) 06:28:01
https://www.sankei.com/smp/world/news/180502/wor1805020020-s1.html
ケリー米大統領首席補佐官に辞任論 トランプ大統領を罵倒報道…孤立化トランプ政権2018.5.2 00:25

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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権でボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やポンペオ国務長官などトランプ大統領に近い閣僚らの発言力が強まる中、ケリー首席補佐官の影響力が著しく低下しているとの見方がワシントンの政界関係者の間で強まっている。ケリー氏が補佐官に就任して7月で1年となるのを機に辞任するとの観測も広がり始めた。


 ケリー氏は、ホワイトハウスでの政策決定の混乱を避けるため、各省庁や政府機関などからの情報を自身の下に集約し、トランプ大統領に報告する体制の構築を目指した。

 しかし、トランプ氏は逆に、ケリー氏が重要情報を上げるのを制限しているとの疑念を強め、ケリー氏を素通りしてボルトン氏やクドロー国家経済会議(NEC)委員長から直接話を聞くことが増えたという。

 米NBCテレビが4月30日、当局者の話として報じたところでは、ケリー氏は今年2月の韓国・平昌五輪が開催される前、トランプ氏が在韓米軍の撤収を指示しようとしていたのを思いとどまらせた。

 ケリー氏はまた、ホワイトハウスでの自身の役割について、トランプ氏が常識では考えられない政策判断を次々と下すのを押しとどめる「唯一の防波堤」だと職員らに説明していたとしている。

 さらに、ケリー氏はトランプ氏のことを複数回にわたって「ばか」と罵倒していたという。

 一方、ケリー氏は声明でNBCの報道は「事実無根だ」と否定。ケリー氏は以前、自分から補佐官を辞任することはないと語っていたとされ、一連の観測や報道は、ホワイトハウス側がケリー氏を辞めさせるために意図的に同氏に不利となる情報を流している可能性もある。

4953チバQ:2018/05/05(土) 06:37:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050400404&g=use
米中間選挙、大統領弾劾に弾みも=トランプ氏、過半数割れに危機感

トランプ氏


3日、ホワイトハウスの式典で演説するトランプ米大統領(AFP=時事)

 【ワシントン時事】11月6日の米中間選挙まで半年。トランプ大統領の支持率が4割程度の低水準にとどまる中で、共和党は逆風と戦う。民主党が下院で過半数を制すれば、ロシア疑惑に絡んだ大統領弾劾に弾みがつく可能性があり、政権の命運をかけた与野党の攻防が本格化する。
 ◇政権批判で民主に勢い
 「民主党議員は『あいつを弾劾しろ』と触れ回っている。下院を死守しなければならない」。トランプ氏は先月下旬のミシガン州の集会で熱気を帯びた支持者を前にこう訴えた。
 中間選挙では下院の全435議席、上院は100議席のうち35議席(同時実施の2補選を含む)を争う。トランプ氏が特に危機感を持つのは、過半数の賛成で大統領の弾劾訴追が可能になる下院の動向だ。
 共和党の下院の現有議席は237で過半数を19議席上回る。だが、政権1期目の中間選挙は、大統領選の「逆バネ」で大敗するケースが多く、与党にとっては鬼門だ。ギャラップ社の調査によると、オバマ政権1期目の中間選挙半年前の支持率は48%でトランプ政権(42%)より高かったが、下院で63議席減らし、過半数割れした。
 共和党が総力を挙げた最近の補欠選挙も、不吉な兆候を裏付ける。共和党の圧倒的な地盤で敗北した3月のペンシルベニア州下院補選に続き、安泰と伝えられた4月のアリゾナ州下院補選も、ふたを開ければ5ポイント差の辛勝だった。
 民主党の勢いは候補者への献金額に表れている。下院の全候補者の集計では過去2回の中間選挙で共和党が上回っていたが、今回は民主党が共和党の2割増で推移し、特に小口献金の伸びが著しい。トランプ政権への「怒り」が原動力になっていると見られている。
 米メディアによると、ホワイトハウスのある高官は最近、トランプ氏に「下院の状況は絶望的」と警告したが、トランプ氏は「そんなことはない」と強がったという。
 ◇与野党対立で政策停滞か
 トランプ氏は1月の一般教書演説で「米国民のため与野党と手を携えたい」と述べ、分断の解消と与野党の融和を訴えた。しかし、その後は民主党が強く反対する中で不法移民対策としてメキシコ国境に州兵派遣を命じるなど、むしろ対立をあおる方向に進んでいる。
 中間選挙で上下両院のどちらかでも共和党が過半数を割れば、政治の停滞は避けられそうにない。
 上院は現在、51議席の共和党がかろうじて多数派。過半数を割れば、民主党の協力なしに人事は承認されず、昨年末の「大型減税」のような共和党単独の賛成で可決した看板政策の実現は望めなくなる。
 ロシア疑惑をめぐるモラー特別検察官の捜査は近く行われる見通しのトランプ氏への事情聴取でヤマ場を迎えつつある。民主党も現時点で弾劾の理由を明確に見いだしているわけではないが、下院で過半数を制すれば、弾劾論で政権を揺さぶることは可能だ。共和党関係者からは「残り2年の大統領任期が弾劾手続きに翻弄(ほんろう)される」と懸念する声が漏れる。(2018/05/04-14:19)

4954チバQ:2018/05/05(土) 06:45:35
https://www.sankei.com/world/news/180503/wor1805030025-n1.html
2018.5.3 18:17
【トランプ政権】
トランプ氏、口止め料払う ポルノ女優との不倫問題 弁護団に新加入のジュリアーニ元NY市長明かす
 トランプ米大統領との不倫関係を口外しないよう、弁護士がポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに13万ドル(約1400万円)の口止め料を払ったとされる問題で、ジュリアーニ元ニューヨーク市長は2日、口止め料は弁護士側がいったん支払い、トランプ氏が清算していたと明らかにした。FOXニュースの番組で述べた。

 ジュリアーニ氏はトランプ氏の顧問弁護団に加わったばかり。トランプ氏は不倫問題や口止め料について「知らない」と話しており、従来の主張との矛盾を追及する動きが強まりそうだ。ただ、ジュリアーニ氏は番組後、同ニュースに、トランプ氏は清算金の支出先を知らなかったと話した。

 口止め料は大統領選直前の2016年10月に支払われたとされ、弁護士は自身の個人的な資金を使ったと説明していた。ジュリアーニ氏は、トランプ氏が「数カ月にわたって(弁護士に)支払った」と述べる一方、「選挙資金には一切手を付けていない」と強調した。(共同)

4955チバQ:2018/05/05(土) 23:36:15
https://www.sankei.com/world/news/180504/wor1805040031-n1.html
2018.5.4 18:00
【トランプ政権】
トランプ氏が「口止め料」支払い認める 説明一転、違法献金に問われる恐れ
 【ワシントン=加納宏幸】米国のポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんがトランプ大統領と不倫関係にあったと主張している問題で、トランプ米大統領は3日、個人弁護士のコーエン氏が2016年11月の大統領選直前にダニエルズさんに「口止め料」を支払っていたことを知っていたとツイッターで認めた。知らなかったとの説明を一転させた。口止め料を毎月の報酬でコーエン氏に弁済したとも明らかにした。

 コーエン氏が大統領候補のトランプ氏に代わって13万ドル(約1400万円)の口止め料を支払ったとすれば、違法献金として扱われる恐れがある。弁済を公表することで選挙資金と無関係と強調したとみられる。

 コーエン氏は4月に連邦捜査局(FBI)による事務所の捜索を受け、選挙資金に関わる連邦法違反に問われる可能性もある。これに関連し、米NBCテレビは捜索に先立ち、コーエン氏の通話履歴を入手していたと伝えた。

 トランプ氏はツイッターで「コーエン氏が毎月受け取った報酬は陣営からではなく、陣営とは関係がない」と書いた。また、コーエン氏がダニエルズさんに対して口止め料を支払ったのは、「うそやゆすりを止めるためだった」とし、不倫関係を改めて否定した。

 トランプ氏は4月5日に口止め料の支払いを否定していたが、最近になってトランプ氏の弁護団に加わったジュリアーニ元ニューヨーク市長は3日のFOXニュース番組で、トランプ氏が詳細を知ったのは2週間ほど前のため当初の説明と矛盾しないと強調した。

 また、ジュリアーニ氏は「(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏との最後の討論会のさなかに(不倫報道が)出ていたらどうなっていただろうか。コーエン氏は独断で自分の仕事をしただけだ」と口止め料の支払いを正当化した。

4956とはずがたり:2018/05/07(月) 17:16:09
拷問関与か、米CIA長官候補が辞退示唆…米紙
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180507-OYT1T50042.html
2018年05月07日 16時52分このエントリーをはてなブックマークに追加
ハスペル氏(AP)
ハスペル氏(AP)

 【ワシントン=黒見周平】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、トランプ米大統領が次期米中央情報局(CIA)長官に指名したジーナ・ハスペル氏が4日、ホワイトハウス高官に対し、指名の辞退を示唆したと報じた。

 ハスペル氏を巡っては、CIAの捕虜収容所での水責めによる取り調べや、取り調べを記録したビデオテープの破棄に関わった問題が浮上している。野党・民主党からはハスペル氏の起用を疑問視する声が上がっている。

 同紙によると、ハスペル氏は9日に予定される米議会・上院の指名公聴会で非難にさらされ、自身やCIAの評判に傷がつくとの懸念を示し、身を引く考えを漏らしたという。

2018年05月07日 16時52分

4957チバQ:2018/05/08(火) 20:21:11
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/414126/
CIA長官候補が辞退を検討 テロ容疑者拷問関与の追及懸念か
2018年05月07日09時52分 (更新 05月07日 12時42分)
 ジーナ・ハスペル米CIA長官代行(CIA提供、AP=共同)
ジーナ・ハスペル米CIA長官代行(CIA提供、AP=共同)
写真を見る

 【ワシントン共同】米主要メディアは6日、トランプ大統領が次期中央情報局(CIA)長官に指名したジーナ・ハスペル長官代行が指名辞退を検討していると報じた。テロ容疑者の拷問に関わっていた可能性が指摘され、議会の指名承認公聴会で追及されることを懸念しているという。情報活動を支える重要官庁のトップに選んだ人物が指名を辞退すれば、トランプ氏に痛手となる。

 一方、ニューヨーク・タイムズ紙電子版はハスペル氏が指名を辞退しない考えを示したと伝えている。4月には退役軍人長官に指名されていたジャクソン氏が公務中の飲酒などの問題を追及され、指名を辞退したばかり。

4958チバQ:2018/05/11(金) 23:50:12
https://www.sankei.com/world/news/180510/wor1805100044-n1.html
2018.5.10 16:03
【激動・朝鮮半島】
解放の3人が米到着 トランプ大統領はシンガポールでの米朝会談に向け準備指示か
【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮に拘束されていた米国人3人が解放され、10日未明(日本時間同日午後)、ポンペオ米国務長官とともにワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に到着した。トランプ大統領はメラニア夫人と一緒に3人を出迎え、米政府機のタラップ上で笑顔で握手を交わした。

 トランプ氏は「今夜は3人にとって特別な夜だ」と述べた上で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に「感謝する」とした。

 また、6月初旬までに見込まれる米朝首脳会談を通じて「朝鮮半島全体を非核化させる」と改めて表明し、「人々が可能だと思っていなかったことができるかどうか、わかることになる」と会談の「成功」に強い自信を示した。さらに将来の訪朝の可能性について「あり得る」とも語った。

 解放された3人は、2015年10月にスパイ容疑で拘束されたビジネスマンのドンチョル・キム氏と、平壌科学技術大に勤めていたサンドク・キム氏、ハクソン・キム氏。3人は通訳を介して報道陣に「非常にうれしい」と語った。うち1人は北朝鮮での待遇について「多くの労働をさせられたが、病気の際は治療を受けた」と明かした。

 3人はまた、国務省を通じて声明を発表し、トランプ氏とポンペオ氏らに「深い謝意」を表明した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、米政権は3人の解放を米朝首脳会談を実現させる前提条件として突きつけていたという。

 一方、米CNNテレビは9日、米朝首脳会談について、トランプ氏がシンガポールでの開催に向け準備を進めるよう関係当局に指示したと報じた。

 トランプ氏は同日、首脳会談の日程と開催地を「3日以内に発表する」と表明。また、自身が有力候補として挙げていた、韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店での開催はなくなったと語ったことから、過去にトランプ氏が候補の一つとして言及したシンガポールが有力視されている。

 米政権内では、米朝双方と国交があり、比較的中立な第三国での開催を提唱する声が出ている。

 ただ、CNNは土壇場で開催地が変更される可能性もあるとしている。

 ポンペオ氏が北朝鮮から米国に戻る機中で記者団に語ったところでは、会談は原則として1日、状況によっては2日間を予定しているという。

4959とはずがたり:2018/05/14(月) 16:58:04
4月の記事

FBI、トランプ氏弁護士を家宅捜索 「口止め料」発端
https://www.asahi.com/articles/ASL4B3S2YL4BUHBI00K.html?iref=pc_rellink
ワシントン=土佐茂生2018年4月10日12時58分

 米連邦捜査局(FBI)は9日、トランプ大統領の個人弁護士を務めるマイケル・コーエン氏のニューヨークにある事務所や自宅を家宅捜索した。トランプ氏と不倫関係にあったと主張する元人気ポルノ女優に対し、コーエン氏が払ったとされる「口止め料」に関し、選挙資金を流用した疑いがあるという。

 捜索は、2016年の米大統領選に介入したロシアとトランプ氏陣営との関係をめぐる「ロシア疑惑」を捜査するマラー特別検察官の照会によって行われた。FBIは、コーエン氏とトランプ氏との個人的なやりとりの記録も押収した。マラー氏は、記録に「ロシア疑惑」やトランプ氏の脱税疑惑に関するものが含まれていないか、関心を持っているという。

 米メディアによると、元ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(本名=ステファニー・クリフォード)さんは06年7月、リゾート地でのゴルフ大会でトランプ氏と知り合い、その後、性的関係を持ったという。当時、トランプ氏のメラニア夫人は長男を出産したばかりだった。関係は07年まで続いたとされる。

 大統領選前の16年10月、コ…

残り:596文字/全文:1041文字

4960チバQ:2018/05/15(火) 18:53:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00000097-mai-int
<米大使館移転>パレスチナ猛反発 軍と衝突で52人死亡
5/14(月) 22:05配信 毎日新聞
<米大使館移転>パレスチナ猛反発 軍と衝突で52人死亡
在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するパレスチナ人=ガザ地区で14日、AP
 ◇イスラエル建国70年に合わせ 4万人が抗議デモ

 【エルサレム賀有勇】米国は14日、イスラエルの建国70年に合わせて在イスラエル大使館を商都テルアビブからエルサレムに移転した。東エルサレムを将来の独立国家の首都と想定するパレスチナは猛反発しており、パレスチナ自治区ガザでは14日、4万人が抗議デモに参加。ガザの保健当局によると、イスラエル軍との衝突で、少なくともパレスチナ人52人が死亡し、2000人以上が負傷した。1日の犠牲者としては、イスラエル軍がイスラム組織ハマスに大規模攻撃した2014年以降で最悪規模となった。

【動画】パレスチナ猛反発、死傷者多数

 米大使館移転はトランプ米大統領が昨年12月にエルサレムをイスラエルの首都と「認定」したことに続き、歴代の米政権が維持してきた中東政策を大きく転換するものだ。

 一方、パレスチナにとっては、15日はイスラエル建国により、パレスチナ人70万人が住み慣れた土地を追われ難民となった「ナクバ(大惨事)」を年に一度思い起こす日とされる。パレスチナ人とイスラエル軍との衝突はさらに激しくなる可能性がある。

 エルサレムのアルノナ地区で開かれた大使館開設式典にはトランプ氏の長女のイバンカ大統領補佐官、娘婿のクシュナー大統領上級顧問や、ムニューシン財務長官ら政府高官が出席。トランプ氏はビデオメッセージを寄せ、「エルサレムはユダヤの人々が古代に確立した首都だ」などと述べた。移転先は米総領事館の敷地内で、当面はフリードマン大使の執務室を置くなど、暫定的な機能にとどめる。

 イスラエルのネタニヤフ首相は式典で、「永遠で不可分なイスラエルの首都」とエルサレムを表現。「何代にもわたり国民の記憶に受け継がれる日となった」とトランプ氏の決断を称賛した。

 イスラエルは1948年の第1次中東戦争で西エルサレムを獲得。67年の第3次中東戦争で東エルサレムを占領し、80年にエルサレムを首都と宣言した。国連がイスラエルによる首都宣言の無効決議を採択したため、各国は大使館をテルアビブに置いてきた。

 米議会は95年にエルサレムへの大使館移転を促す法案を可決したものの、米国の歴代大統領は中東和平交渉への影響を懸念し大使館移転を延期してきた。しかし、トランプ氏は昨年12月、支持基盤であるキリスト教右派や親イスラエル勢力の意向を受け入れ、選挙公約だった大使館の移転を表明した。

 エルサレムは国際的にはイスラエルの首都とは認められていない。しかし、ネタニヤフ首相は最初に大使館をエルサレムに移した10カ国への「優遇措置」を明言し、米国の影響下にある国を中心に追随の動きが出ている。中米グアテマラは16日にエルサレムに大使館を移転予定。中米のホンジュラス、パラグアイ、東欧のチェコやルーマニアも移転を検討している。日本は同調しない方針。

4961チバQ:2018/05/17(木) 21:21:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00000032-mai-n_ame
<米国>CIA初女性長官誕生へ ハスペル氏を上院委承認
5/17(木) 16:46配信 毎日新聞
<米国>CIA初女性長官誕生へ ハスペル氏を上院委承認
ハスペルCIA長官代行=AP
 【ワシントン高本耕太】米上院情報特別委員会は16日、トランプ大統領が中央情報局(CIA)長官に指名したハスペル同局長官代行を10対5の賛成多数で承認した。上院本会議でも承認されることが濃厚で、1947年設立の同局で初の女性長官が月内にも誕生する見通しだ。

 指名はポンペオ前長官の国務長官就任に伴うもの。ハスペル氏は海外を中心に33年のCIA勤務経験を評価される一方、2001年の米同時多発テロ後に実施されたテロ容疑者の「拷問」に関与したとされ、野党・民主党を中心に承認には慎重な声が上がっていた。

 ハスペル氏は公聴会で水責めなどの「強化尋問」プログラムを再び導入しないと宣言。16日の採決では民主党7委員中、2人が賛成に回った。

 ハスペル氏の指名を巡っては、脳腫瘍で闘病中のマケイン議員(共和)が「不適格だ」と本会議での承認反対を呼びかけていることに対し、ホワイトハウス高官が「彼はどうせ死ぬのだから関係ない」と発言したことが報じられ、政権に非難が集中している。

4962チバQ:2018/05/17(木) 21:21:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180517-00000014-jij-kr&pos=2
ボルトン米大統領補佐官の影響力低下狙う=北朝鮮、嫌悪感あらわ
5/17(木) 7:11配信 時事通信
 【ソウル時事】北朝鮮の金桂冠第1外務次官は16日の談話で、対北朝鮮強硬派で核放棄を先行させる「リビア方式」の適用を唱えるボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)への嫌悪感をあらわにし、集中的に攻撃した。

 米朝首脳会談のキャンセルをちらつかせ、トランプ政権内でのボルトン氏の影響力を低下させようという狙いがありそうだ。

 金氏は「朝米首脳会談を控えた今、米国で、対話の相手を甚だしく刺激する妄言が次々と飛び出している」と主張した。

 具体的には「ボルトン(補佐官)らホワイトハウスと国務省の高官は『先に核放棄、後で補償』方式に言及し、『リビア核放棄方式』だの、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」だの、『核、ミサイル、生物・化学兵器の完全廃棄』だのと主張している」と不快感を表明した。

 今後についても「彼に対する拒否感を隠さない」と、ボルトン氏を相手にしない強硬な姿勢を打ち出した。「朝米首脳会談をはじめ全般的な朝米関係の展望がどうなるかは火を見るより明らかだ」とも警告している。

 さらに「核開発の初期段階にあったリビアを『核保有国』であるわが国と比べること自体が愚かだ」と開き直った。

4963とはずがたり:2018/05/18(金) 11:16:38

「英語話せ」と店員に激高、NY
弁護士に批判殺到
https://this.kiji.is/370021343968281697
2018/5/18 10:31
c一般社団法人共同通信社

 【ニューヨーク共同】米国でも最もリベラルな都市の一つとされるニューヨークの飲食店で、スペイン語で会話をしていた店員に対し、来店した弁護士の白人男性が「ここは米国だ。英語で話せ」と怒鳴りつける動画がネット上で出回り、男性への批判が殺到している。米CNNテレビなどが17日報じた。

 米メディアによると、この弁護士はアーロン・シュロスバーグ氏(42)。15日、店内で別の客が店員とスペイン語で会話しているのを聞くと突然激高し「マンハッタンで営業するなら店員はスペイン語でなく英語を話すべきだ。ばか野郎」と、ののしり始めた。

 一部始終がスマートフォンで撮影されていた。

4964チバQ:2018/05/19(土) 20:31:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051900218&g=int
退役軍人長官にウィルキー氏=米政権

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は18日、退役軍人長官にロバート・ウィルキー国防次官を指名すると表明した。
 同長官ポストをめぐってトランプ氏は、前任者のシュルキン氏を公金不正使用問題で3月に更迭。後任に主治医だったロニー・ジャクソン氏をいったん指名したが、ジャクソン氏も沈痛用麻薬を大量に処方して配った疑惑が浮上し、指名を辞退していた。(2018/05/19-06:21)

4965チバQ:2018/05/19(土) 23:53:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00000008-jij-n_ame
米高校で銃乱射、10人死亡=17歳男子生徒拘束―爆発物発見、ナチスの象徴も
5/19(土) 6:13配信 時事通信
米高校で銃乱射、10人死亡=17歳男子生徒拘束―爆発物発見、ナチスの象徴も
米南部テキサス州サンタフェの高校で18日朝、銃乱射事件があり、アボット州知事によると、生徒ら10人が死亡、10人が負傷した。発砲した容疑者は間もなく拘束され、同日、殺人容疑で訴追された。
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州ヒューストン近郊サンタフェの高校で18日午前7時半(日本時間同日午後9時半)ごろ、銃乱射事件があり、アボット州知事によると、生徒ら10人が死亡、10人が負傷した。

 発砲した容疑者として同校の男子生徒(17)が拘束された。現場や周辺で爆発物も見つかった。捜査当局は動機の解明を急ぐ。

 米メディアによると、捜査当局は男子生徒を殺人容疑で訴追するとともに、別の生徒1人も重要参考人として拘束、事件との関連を調べている。CNNテレビによれば、犠牲者は9人が生徒、1人が教師。

 知事によると、凶器は散弾銃と拳銃で、容疑者の父親が所有。容疑者の日記には、乱射後に自殺したいという趣旨の記述があったが、容疑者は自ら投降した。容疑者の自宅などからは火炎瓶を含む爆発物が発見された。CNNは、パイプ爆弾や圧力鍋が見つかったと報じた。

 地元テレビによると、容疑者はフェイスブックに「殺すために生まれた」と書かれたTシャツの写真や、ナチス・ドイツのシンボルなどが付いたコートの写真を投稿していた。

 事件があったのはサンタフェ高校で、米メディアによると、生徒数は約1400人。地元メディアが伝えた目撃情報では、発砲は1限目の美術の授業が行われていた教室で始まった。火災警報が鳴り、生徒は一斉に避難した。米メディアは容疑者を顔写真付きで実名報道した。

 在ヒューストン日本総領事館によると、日本人の被害は確認されていない。

 トランプ大統領は「とても悲しいニュースだ」と述べ、連邦政府も地元当局に協力していると説明。学校の安全対策に尽力する考えを表明した。

4966チバQ:2018/05/22(火) 15:58:01
http://www.sankei.com/world/news/180522/wor1805220006-n1.html
2018.5.22 06:34

米国防総省、「太平洋軍」を「インド太平洋軍」に改称へ
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のマニング報道官は21日、在日米軍や在韓米軍などを所管する太平洋軍を近く「インド太平洋軍」に改称する可能性があるとの見通しを明らかにした。

 改称は、中国が南シナ海やインド洋で覇権的姿勢を強める中、「開かれたインド太平洋地域」を掲げる米国の立場を強く打ち出す狙いがある。

 米下院外交委員会は2019会計年度(18年10月〜19年9月)の国防権限法案で20年1月から太平洋軍の名称をインド太平洋軍に変更することを求める条項を盛り込むなど、改称への機運が浮上していた。

 太平洋軍は、米軍が編制している6つの地域別統合軍の一つ。司令部をハワイ州のオアフ島に置き、米大陸沿岸を除く太平洋全域からインド沿岸までのインド洋を管轄し、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発や中国による南シナ海の軍事拠点化などに対処してきた。

 マニング氏は「最終決定があれば発表する」と述べつつ、「改称は、管轄(領域)をより適切に表わすものになる」との見通しを明らかにした。現行の太平洋軍の管轄領域に変更はないとしている。

4967チバQ:2018/05/24(木) 09:15:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00000509-san-n_ame

米共和党、強まるトランプ色 中間選挙まで半年、堅調経済で上院過半数維持か
5/24(木) 8:02配信

産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】11月6日の米中間選挙まで半年を切った。与党・共和党の勝利を2020年大統領選での再選につなげたいトランプ大統領は製造業の復活に期待する有権者に訴えるため、米中貿易摩擦の激化もいとわない。経済が堅調にある中で支持率は昨年12月に底を打って以来、回復基調にあり、上下両院の奪還を目指す民主党にとっては無党派層を引きつける経済政策を打ち出せるかが課題となる。

 「11月の前に追加減税を提案する。民主党のペロシ下院院内総務は(トランプ政権の)減税をなくし、増税しようとしているが、うまくいくわけがない」

 トランプ氏は22日、ワシントンで支持者らにこう訴えた。共和党内には、昨年12月に成立した大型減税のうち時限措置の個人所得減税の恒久化を公約とし、民主党を抵抗勢力として攻撃する案がある。

 現有議席は上院(100議席)が共和51、民主(無所属含む)49。下院(435議席)が共和235、民主193、欠員7。トランプ氏の「不倫疑惑」などで都市近郊の女性層や高学歴層が民主党に流れるとみられ、下院では同党が過半数を得る可能性がある。

 焦点は、上院で共和党が過半数を維持できるかだ。改選される35議席(補選の2州を含む)の現有議席は共和9に対し民主(無所属を含む)26。民主党が過半数を得るには現有に2議席を上積みする必要があるが、そう簡単ではない。

 オバマ前大統領の再選と同時に実施された12年上院選では共和党が強い州で多くの民主党議員が勝利した結果、改選される26州のうち10州は大統領選でトランプ氏が勝利した地盤での戦いとなるからだ。

 トランプ氏が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)を攻撃し、イラン核合意を離脱するなど同国への圧力を強めているのは大統領選の「公約」を守ることで共和党支持層を固め、民主党のオバマ前政権の「弱腰」に不満を持つ中間層を引きつける狙いがある。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、トランプ氏の支持率の平均値は大型減税成立前に37%で底を打った後、現在は43・4%。8日に3州であった上院選の共和党予備選ではいずれもトランプ氏の意中の候補が勝利しており、同党の「トランプ色」を強めるため民主党攻撃は勢いを増す。

 政治アナリストのスチュアート・ローゼンバーグ氏は「トランプ氏の支持者は党自体への愛着が強くないため、トランプ氏や共和党は中間選挙に向けて党派色を強める」とみる。下院で民主党が30議席以上を上積みして過半数を得る一方、上院では共和党が過半数を維持するというのがローゼンバーグ氏の見立てだ。

4968チバQ:2018/05/24(木) 18:42:24
https://www.sankei.com/world/news/180524/wor1805240015-n1.html
2018.5.24 07:15

米共和党、強まるトランプ色 中間選挙まで半年、堅調経済で上院過半数維持か
 【ワシントン=加納宏幸】11月6日の米中間選挙まで半年を切った。与党・共和党の勝利を2020年大統領選での再選につなげたいトランプ大統領は製造業の復活に期待する有権者に訴えるため、米中貿易摩擦の激化もいとわない。経済が堅調にある中で支持率は昨年12月に底を打って以来、回復基調にあり、上下両院の奪還を目指す民主党にとっては無党派層を引きつける経済政策を打ち出せるかが課題となる。

 「11月の前に追加減税を提案する。民主党のペロシ下院院内総務は(トランプ政権の)減税をなくし、増税しようとしているが、うまくいくわけがない」

 トランプ氏は22日、ワシントンで支持者らにこう訴えた。共和党内には、昨年12月に成立した大型減税のうち時限措置の個人所得減税の恒久化を公約とし、民主党を抵抗勢力として攻撃する案がある。

 現有議席は上院(100議席)が共和51、民主(無所属含む)49。下院(435議席)が共和235、民主193、欠員7。トランプ氏の「不倫疑惑」などで都市近郊の女性層や高学歴層が民主党に流れるとみられ、下院では同党が過半数を得る可能性がある。

 焦点は、上院で共和党が過半数を維持できるかだ。改選される35議席(補選の2州を含む)の現有議席は共和9に対し民主(無所属を含む)26。民主党が過半数を得るには現有に2議席を上積みする必要があるが、そう簡単ではない。

 オバマ前大統領の再選と同時に実施された12年上院選では共和党が強い州で多くの民主党議員が勝利した結果、改選される26州のうち10州は大統領選でトランプ氏が勝利した地盤での戦いとなるからだ。

 トランプ氏が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)を攻撃し、イラン核合意を離脱するなど同国への圧力を強めているのは大統領選の「公約」を守ることで共和党支持層を固め、民主党のオバマ前政権の「弱腰」に不満を持つ中間層を引きつける狙いがある。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、トランプ氏の支持率の平均値は大型減税成立前に37%で底を打った後、現在は43・4%。8日に3州であった上院選の共和党予備選ではいずれもトランプ氏の意中の候補が勝利しており、同党の「トランプ色」を強めるため民主党攻撃は勢いを増す。

 政治アナリストのスチュアート・ローゼンバーグ氏は「トランプ氏の支持者は党自体への愛着が強くないため、トランプ氏や共和党は中間選挙に向けて党派色を強める」とみる。下院で民主党が30議席以上を上積みして過半数を得る一方、上院では共和党が過半数を維持するというのがローゼンバーグ氏の見立てだ。

4969チバQ:2018/05/30(水) 17:25:00
http://www.sankei.com/world/news/180530/wor1805300018-n1.html
2018.5.30 11:09

米ミズーリ州知事が辞任 不倫女性のヌード写真をばらまくと脅迫か
 【ワシントン=加納宏幸】米中西部ミズーリ州のグレイテンズ知事(44)=共和=は29日、6月1日に辞任すると発表した。米メディアによると、知事就任前に不倫関係にあった女性に対し、同意を得ずに撮影したヌード写真を公表すると脅迫した疑いがあり、州議会で弾劾の動きが出ていた。

 海軍特殊作戦部隊ネービー・シールズ出身のグレイテンズ氏は2016年の州知事選で初当選した。一時は大統領も狙える存在として将来を嘱望されていたが、知事就任前の15年に自宅にヘアスタイリストの女性を連れ込み、わいせつな行為を強要したり、有権者リストを不正に入手したりした疑いが持たれ、辞任要求が強まっていた。

 グレイテンズ氏は29日の記者会見で「私は完璧ではないが、法を犯すようなことはしていない」と述べた。女性と不倫関係にあったことは認めている。

 米政界ではセクハラや不倫で辞任する議員が相次いでいる。共和党にとり、ミズーリ州は今年11月の上院選で過半数維持のカギを握る激戦州の一つであり、グレイテンズ氏のスキャンダルが選挙戦に影を落とす可能性がある。

4970とはずがたり:2018/06/05(火) 14:44:35
スタバのシュルツ会長が退任表明、大統領選出馬の臆測も
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3177227.html
07:37AFPBB News

【AFP=時事】コーヒーチェーン大手のスターバックスのハワード・シュルツ会長が4日、今月末をもって退任すると発表した。その後は同社の名誉会長になるという。

 シュルツ氏は米ワシントン州シアトルの小さなコーヒー店をスターバックスという世界的な大企業へと成長させた立役者。最高経営責任者として、またその後会長として40年近くにわたって同社に勤務。世界中に2万8000店近くのスターバックス店舗を展開し、社会・環境問題に取り組む企業という評判の確立に尽力した。今年4月に同社のCEOを退任し、会長となっていた。

 シュルツ氏は声明で「われわれは、収益性と社会的良心のバランスを取りながら(皆で)一緒に(事業を)やってきた」と表現した。

 シュルツ氏の会長退任発表直後から、同氏が政界進出を考えており、2020年の大統領選出馬の可能性もあるのではとの臆測を呼んでいる。

 米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、同氏は今後についてはまだ何も決定していないと説明しつつ「ここしばらくの間、私はわれわれの国について、つまり国内では亀裂が深まっていること、世界でのわれわれの立場について深く憂慮している」と表現している。

 シュルツ氏はドナルド・トランプ大統領を公然と批判してきたことで知られる。

 大統領選出馬の可能性について問われるとシュルツ氏は「幅広い選択肢を考えるつもりで、そこに公職も含まれる可能性がある」と説明。だが、「将来について決断するのはずっと先のこと」だとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

4971チバQ:2018/06/05(火) 18:18:12
https://www.asahi.com/articles/ASL652QT4L65UHBI009.html
米スタバのシュルツ会長退任へ 大統領選に出馬?
ニューヨーク=江渕崇2018年6月5日10時38分
 米スターバックスは4日、ハワード・シュルツ会長(64)が26日付で退任すると発表した。米シアトルの地元コーヒー店だったスターバックスを、世界的なカフェチェーンに育て上げた。米民主党に近いリベラルな政治姿勢で知られ、2020年米大統領選への出馬観測も出ている。

 シュルツ氏は名誉会長となり、後任会長には取締役で米百貨店大手JCペニー元会長のマイロン・ウルマン氏が就く。

 シュルツ氏は1982年にスターバックスに入社後、独立して87年に会社を買収し、最高経営責任者(CEO)と会長を歴任した。薄く酸味の強いコーヒーが主流だった米国に、イタリアのエスプレッソ文化を持ち込んだ。家庭と職場・学校に続く「第3の場所(サードプレース)」としてくつろげる空間もめざし、世界77カ国に計2万8千店超を展開する世界企業に成長させた。従業員に宛てた4日の手紙で、シュルツ氏は「利益と社会的な意義を両立することができた」と振り返った。

 米民主党支持者として知られるシュルツ氏は移民制限などトランプ政権の政策に異議を唱え、政治家への転身も取り沙汰されてきた。4日、米紙ニューヨーク・タイムズに「国内で分断を強め、世界で孤立する私たちの国を深く案じてきた」としたうえで、「恩返しに私が果たせる役割があるのか考えたい」と述べた。その選択肢に「公職」も含まれると認め、大統領選出馬の可能性を否定しなかった。(ニューヨーク=江渕崇)

4972チバQ:2018/06/08(金) 03:20:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-35120263-cnn-int
米スタバのシュルツ会長が退任、大統領選出馬の可能性も
6/5(火) 9:34配信 CNN.co.jp
米スタバのシュルツ会長が退任、大統領選出馬の可能性も
米スターバックスのシュルツ会長
ニューヨーク(CNNMoney) 米コーヒーチェーン大手スターバックスは4日、36年間にわたって同社の経営を率いてきたハワード・シュルツ会長(64)が、今月末で退任すると発表した。

写真特集:世界一すてき? 京都の和風スタバ

シュルツ氏は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、米大統領選への出馬を検討するかもしれないと表明。「私は以前から、国内で増大する分断と、世界における我々の立場をめぐり、我が国のことを深く憂慮していた」と語った。

CNNの取材に対しては、「幅広い選択肢について考える意向だ。それには公職も含まれるかもしれない。ただ、今後について決断するのはまだずっと先になる」と述べている。

シュルツ氏は米企業経営者の中でも特に積極的な政治的発言で知られ、過去には民主党の候補者になる可能性が取りざたされたこともあった。

2016年の大統領選挙では民主党のヒラリー・クリントン氏を支持。バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突に関して、双方に責任があるとしたトランプ大統領の発言を批判していた。

シュルツ氏は1982年にスターバックスを創業。1987〜2000年と、2008〜2017年に最高経営責任者(CEO)を務め、昨年からは会長職に就いていた。

同氏が経営を率いたこの36年の間にスターバックスは驚異的な成長を遂げ、チェーン店は1980年代初めの11店から、今では77カ国で2万8000店以上を展開。時価総額は780億ドル(約8兆5660億円)に達している。

4973チバQ:2018/06/12(火) 18:47:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180612-00000043-jij-n_ame
米政権の経済司令塔が入院=貿易協議に影響も
6/12(火) 10:50配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日(シンガポール時間)、ツイッターで、クドロー国家経済会議(NEC)委員長(70)が心臓発作に見舞われ、米国内の医療施設に入院したと発表した。

 トランプ政権の経済政策の司令塔としての役割を担っており、不在が長引けば、各国と摩擦が深刻化している貿易問題をめぐる協議にも影響が及びそうだ。

4974チバQ:2018/06/13(水) 18:52:45
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20180613044.html
米5州で中間選挙予備選、共和党の反トランプ候補敗れる
17:36ロイター

米5州で中間選挙予備選、共和党の反トランプ候補敗れる

 6月12日、11月の米中間選挙に向けた予備選挙が各地で行われ、サウスカロライナ州では、トランプ大統領を厳しく批判してきた共和党の現職マーク・サンフォード下院議員(中央)が敗れた。ワシントンで2014年9月撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

(ロイター)

[ワシントン 12日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けた予備選挙が12日に各地で行われ、サウスカロライナ州では、トランプ大統領を厳しく批判してきた共和党の現職マーク・サンフォード下院議員が敗れた。

トランプ氏は投票締め切りの数時間前に同氏は「ろくでなし」で「まったく私の役に立たない」とツイッターに投稿した。

サンフォード氏の「反トランプ」姿勢を選挙戦の争点にし、大統領支持を公言するケイティー・アーリントン州議会議員をトランプ氏は支援した。

アーリントン氏は開票がほぼ終了した段階で50.6%の票を獲得し下院の候補指名を決めた。得票率が50%を超えたため決選投票は行われない。サンフォード氏の得票率は46.5%だった。

サンフォード氏は保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバー。同氏の敗北は共和党内でトランプ氏の影響力が強まっていることを示している。

現職の共和党下院議員が今年予備選で敗れるのは、先月のノースカロライナ州予備選で敗北したロバート・ピッテンジャー氏に次いで2人目。サンフォード氏の選挙区は共和党の牙城で、中間選挙では共和党候補の勝利が確実視されているため、予備選の結果が影響することはないとみられている。

12日はこのほかバージニア、ノースダコタ、ネバダ、メーンの各州で予備選が行われた。

バージニアでは首都ワシントン郊外の選挙区で民主党の主流派から支持を得たジェニファー・ワクストン議員が混戦を制し、本選挙で共和党のバーバラ・コムストック下院議員と争う。

民主党は下院で過半数の議席を獲得するために共和党から23議席を奪う必要があり、コムストック氏は主要な標的となっている。

バージニアの上院予備選は保守強硬派で反移民を掲げるコーリー・スチュワート氏が共和党の候補に選ばれ、民主党の現職ティム・ケイン議員に挑む。

ノースダコタ州では共和党のケビン・クレーマー下院議員が上院予備選で危なげなく勝利し、民主党のハイディ・ハイトカンプ議員から議席奪取を狙う。

ネバダ州はジャッキー・ローゼン下院議員が民主党の上院予備選で指名を獲得し、共和党のディーン・ヘラー議員と議席を争う。

メーン州は有権者が1人の候補者を選ぶのではなく、候補者を順位付けする制度を州レベルで初めて導入した。最下位の候補を除外していき、1人の候補が過半数を獲得するまで投票を繰り返す。

4975とはずがたり:2018/06/14(木) 16:32:44
サンダース米報道官辞任の意向か=「今年末限り」と報道
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180614X022.html
09:46時事通信

 【ワシントン時事】米CBSニュースは13日、サンダース大統領報道官とシャー副報道官が辞任する方向だと報じた。

 CBSがホワイトハウス関係者の話として報じたところによると、サンダース氏は知人に対し、今年末限りで政権を去る考えを伝えた。シャー氏の辞任時期は未定という。

 サンダース氏は、前任のスパイサー氏の辞任に伴い、昨年7月に副報道官から昇格。トランプ氏からの信頼は厚いとみられている。ホワイトハウスでは今年に入り、トランプ氏側近のヒックス広報部長が辞任するなど、政権中枢を去る高官が相次いでいる。

4976チバQ:2018/06/15(金) 18:07:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00000021-jij_afp-int
米サンフランシスコに初の黒人女性市長、接戦の市長選制する
6/15(金) 11:25配信 AFP=時事
米サンフランシスコに初の黒人女性市長、接戦の市長選制する
米カリフォルニア州サンフランシスコのローザパークス小学校で記者会見する、同市初の黒人女性市長になるロンドン・ブリード氏(2018年6月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】リベラルな街として知られる米カリフォルニア州サンフランシスコで今月5日行われた市長選で、ロンドン・ブリード(London Breed)氏(43)が当選し、同市初の黒人女性市長が誕生することになった。

 サンフランシスコ市政執行委員会(San Francisco Board of Supervisors)委員長のブリード氏は選挙運動で「あなたの人生の結果を環境に委ねてはいけない。出自や過去にやったことにかかわらず、やりたいと思ったことは何でもできる」と訴えるとともに、白人とヒスパニック系が圧倒的多数を占め、アフリカ系の人口が減少しつつある同市の住宅危機に対処すると公約していた。

 投票は5日に行われたが接戦だったため開票結果が出るのが1週間遅れた。ブリード氏の得票率は50%をわずかに上回った。

 対立候補で、当選すればサンフランシスコ初の同性愛者であることを公表している市長になるはずだったマーク・レノ(Mark Leno)氏は13日に敗北宣言し、「彼女(ブリード氏)は優れた若い女性だ。とてもすばらしい仕事をするだろう。幸運を祈る。彼女の成功がサンフランシスコの成功だ」と語っていた。

 米国の公選された役職者約4万1000人のうち、黒人女性が占める割合は約2%と推定されている。【翻訳編集】 AFPBB News

4977チバQ:2018/06/15(金) 18:07:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000553-san-n_ame
サンフランシスコ市長選、女性市会議長が勝利宣言 「慰安婦像」には触れず
6/14(木) 13:31配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市で、慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像の寄贈を受け入れ、公共物化を承認したリー市長=当時=の死去に伴って行われた市長選(5日投票)で、市議会議長で元市長代理のロンドン・ブリード氏(43)が13日、「私は間もなくサンフランシスコ市の市長になる」と勝利宣言した。就任すれば同市では初の黒人女性市長となる。

 選挙には8人が立候補し、開票でブリード氏と首位を争っていた元州上院議員のマーク・レノ氏(66)が同日、敗北を宣言。これを受けてブリード氏が勝利宣言した。

 選挙管理当局による同日の発表では、ブリード氏とレノ氏との差は約2200票。開票作業は続いており、結果の発表にはなお時間がかかる見込み。

 会見したブリード氏は「私ができることは何でもする準備はできている」としてホームレス対策などに注力するとしたが、像などの公共物化を受けて大阪市が姉妹都市提携の解消を決定したことについては触れなかった。

 「(碑の記述が)不確かで一方的」と懸念を伝えていた大阪市の吉村洋文市長は昨年12月、「信頼関係が失われた」として姉妹都市提携の解消を決定したが、リー市長の死去を受けて提携解消の通知を「新市長に対して行う」としている。

 ブリード氏は議長として像と碑文の寄贈受け入れ決議案を全会一致で可決。決議案の共同提案者の1人だった市議で韓国系のジェーン・キム氏(40)も立候補していたが、選挙戦では候補の多くがホームレス対策や住宅政策に重点を置き、姉妹都市提携の問題は争点とならなかった。

 新市長の任期はリー氏の残り任期の2020年1月まで。就任には市議会事務局の認証などが必要で、就任日は今月末以降になる見込み。

4978チバQ:2018/06/15(金) 18:08:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180614-00000035-mai-n_ame
<慰安婦像>賛成議長が当選確実 米サンフランシスコ市長選
6/14(木) 12:18配信 毎日新聞
<慰安婦像>賛成議長が当選確実 米サンフランシスコ市長選
旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像=米サンフランシスコで、長野宏美撮影
 【オーランド(米南部フロリダ州)長野宏美】慰安婦を象徴する像の建立を巡り大阪市が姉妹都市提携の解消を決めた米サンフランシスコ市で市長選が行われ、米CNNなどは13日、ロンドン・ブリード市議会議長(43)が当選確実となったと報じた。同市では初の黒人女性市長となるという。

 開票作業は続いているが、2位につけていたマーク・レノ元州上院議員が同日、敗北を認め、ブリード氏が勝利宣言した。

 像は中国系の民間団体が設置し、同市議会が昨年11月に全会一致で寄贈を受け入れた。ブリード氏も像の寄贈に賛成しており、方針は変わらない見込み。大阪市の吉村洋文市長は提携解消について、新市長誕生後に通知する意向を示している。

 市長選は像の寄贈受け入れを承認したエドウィン・リー市長=当時=の死去に伴い実施された。ブリード氏はリー氏の死去後は一時、市長代理を務めた。

4979チバQ:2018/06/18(月) 17:43:44
https://www.sankei.com/world/news/180616/wor1806160012-n1.html
2018.6.16 09:59
【米朝首脳会談】
いらついたトランプ氏が1日前倒し開催を主張 ポンペオ氏らが視聴率低下の懸念を挙げて説得
 【ワシントン=加納宏幸】米紙ワシントン・ポストは15日、シンガポールでの米朝首脳会談まで時間があることにいらつき、退屈したトランプ大統領が会談を1日前倒しすることを周囲に求めていたと伝えた。ポンペオ国務長官らの説得で米朝の合意通り12日に行われて事なきを得たが、開催そのものが危ぶまれる事態に陥った。複数の関係者の話として伝えた。

 トランプ氏はシンガポールに10日に到着し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も着いていたため、いらついていたトランプ氏は「どうしてすぐにできないのか」と、周囲に首脳会談の前倒しを求めた。

 ただ、会談日程は一時中止されて再設定された微妙な問題とあって、簡単に動かせるものではない。ポンペオ氏とサンダース大統領報道官は米東部時間11日午後9時のゴールデンタイムにテレビでの生中継が予定されていることを挙げて、急な日程変更でメディアの注目度が低下する恐れがあることを伝え、予定通りの開催でトランプ氏を説得したという。

4980チバQ:2018/06/18(月) 19:42:06
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180618-00053335-jbpressz-n_ame
現実味を帯びてきた米カリフォルニア州3分割
6/18(月) 6:00配信 JBpress
 カリフォルニア州がまた揺れている。

 「また」と書いたのは昨年、同州が1つの国として独立する気運が高まり、今年になってからは同州を3分割する動きが出ているからである。

 昨年の独立運動のきっかけは、ドナルド・トランプ政権の誕生だった。

■ 独立から一転、3分割へ

 リベラル派の市民が多い同州では、トランプ氏の保護主義的な貿易政策から環境政策、移民政策に至るまで、反対意見が目立っていた。

 納得しがたい連邦政府に税金を納めるくらいならば、独立してリベラルな国家を樹立させようとの思いが独立運動につながったが、簡単には成就しない。だが今でも運動は継続されている。

 今年注目されている動きは独立ではなく分割である。実は分割案に賛成する州民の署名が、すでに40万以上も集まっている。

 この数字は、運動推進派としては大きな前進を意味する。というのも、今年11月6日の中間選挙で「分割か残留か」の選択を迫る住民投票を行える段階にまできたからだ。

 米国の投票用紙には多岐にわたる選択肢が記される。

 大統領選の年や中間選挙の年に限らず、連邦上下両院議員を選び、州議会議員や裁判官、そして保安官や郡の評議委員などを選ぶこともある。

 さらに住民投票として、州民にかかわる重要案件の選択もある。

 例えばカリフォルニア州では2016年の選挙で、娯楽用大麻の合法化を問うた。

 結果として2018年1月から大麻販売が解禁されている。そして同州での今年の目玉が分割案なのだ。

■ 推進派の中心人物はベンチャーキャピタリスト

 なぜいま同州を3分割する案が浮上しているのか。反トランプ政権という立場から独立運動が芽生えることは理解しやすいが、分割の意味は何なのか。

 推進派の中心人物を探ることで、分割の意味を考えてみたい。

 その人物はベンチャー・キャピタリストのティム・ドレーパー氏(60)で、ホットメールやスカイプといったIT企業の起業に出資してきた億万長者である。

 同氏が分割案を提唱した理由は、州政府に不満を抱いているからにほかならない。

 カリフォルニア州は人口が増え続けており、州政府の権限も肥大化。効率的な行政が行えなくなっていると主張する。

 道路や橋などのインフラの老朽化、義務教育の質の低下、州政府職員の年金支給額の増大など、多くの問題を解決できていないというのだ。

 それであれば、同州を3州に分けて規模を小さくし、地域に根ざした行政を行った方が合理的との考えである。

4981チバQ:2018/06/18(月) 19:43:24
■ 独占的な産業構造が発展の障害に

 ドレーパー氏は米メディアに述べている。

 「カリフォルニア州ほどの所帯になると、いくつかの分野で独占的な産業構造が生まれています。業界が寡占化され、行政と結びついてしまう」

 「そうなると市民へのサービスは悪化し、価格上昇を引き起こすという事態に陥るのです。それが今のカリフォルニアの姿です」

 ベンチャー企業を後押しする人物らしく、新しい州を作ることで行政にも新しい風を吹かせようというのだ。

 カリフォルニア州は全米50州の中では最も人口が多く(4000万人弱)、経済規模は世界で第6位。国家として十分に体裁が整う規模である。

 同氏が提唱するのは同州を次の3つに分ける内容だ。

 (1)北カリフォルニア州
(2)南カリフォルニア州
(3)カリフォルニア州

 北カリフォルニア州にはサンフランシスコや現在の州都サクラメントを含む40郡が入り、南カリフォルニア州にはサンディエゴやオレンジ郡などの12郡が、3番目のカリフォルニア州にはロセンゼルスを中心にした6郡が入る。

■ 分割後の州人口は1300万人前後

 3州ともに人口は1300万人前後となる。

 分割はもちろん簡単なことではない。仮に11月の住民投票で分割案により多くの賛成票が入っても、連邦議会で承認される必要がある。最終的にはトランプ大統領の署名が必要になる。

 3分割というのは、今よりも州が2つ増えることになり、上院議員は間違いなく4人(各州2人)増えて104人になる。

 上院は現在、共和党と民主党が拮抗しており、議員数は51(共和)対49(民主)。前述したように、カリフォルニア州はリベラル州のため民主党が議席を伸ばすことが考えられる。そうなるとトランプ大統領は分割案には反対してくるはずだ。

 しかし州の独立・分割は憲法で保証されており、正規の手続きを踏めば理論的には十分に可能である。

 合衆国憲法第4条第3節には新しい州について、「連邦議会の決定によって、連邦への加入を許されるものとする」とある。

 さらに、「憲法のいかなる規定も、合衆国または特定の一州の有する権利を損なうように解釈されてはならない」とある。つまり新しい州が誕生した時には、他州と同じ権利が与えられると記されている。

 ちなみに前回、州の分割が行われたのは1863年のことだ。

■ リーンカーン大統領が署名

 ウェスト・バージニア州がバージニア州から抜け出ている。両州は地理的、文化的にアパラチア山脈を起点に違いがあった。

 カリフォルニア州の住民投票と同じように、1862年にバージニア州で住民投票が行われ、可決されている。

 賛成票が圧倒的に多く、連邦議会でも新州が認められ、エイブラハム・リンカーン大統領が承認してウェスト・バージニア州は誕生した。

 分割はもちろん簡単なことではない。けれども分割することで行政がより円滑で効率的になるのであれば、賛成派の力が成功を呼び寄せることもあるかもしれない。

 前出のドレーパー氏は前向きである。

 「起業家が新しい会社を始める時、誰でも越えなければならない障害があります。でも今は、住民投票を行えるだけの署名が集まりました」

 「この流れは素晴らしい。新しい州の誕生は、米国だけでなく世界にも新たな政治の類型を示すことになると思います」

 もちろん反対派もいる。議会共和党だけでなく、政局の変化を好まない議員も少なくない。新たな州を作るためには州都を整え、州法を作り、州議会を招集しなくてはいけない。コストがかかりすぎるとの批判もある。

 少なくともトランプ大統領の任期中は日の目を見ないだろうが、何にでも新風を呼び起こす米国文化を考えると可能性がないことはない。

 そのうちに日本で「カリフォルニアに行ってくる」と誰かが口ずさむと、「北、南、それとも真ん中」という質問が普通になるかもしれない。

堀田 佳男

4982とはずがたり:2018/06/19(火) 15:36:09
「アパラチア山脈を起点に」とか「「カリフォルニアに行ってくる」と誰かが口ずさむ」とかこの堀田某の日本語なんか変だ。。

4983チバQ:2018/06/19(火) 16:39:25
http://www.sankei.com/world/news/180619/wor1806190008-n1.html
2018.6.19 07:23
【トランプ政権】
陸海空軍などに続く第6の組織「宇宙軍」創設を指示 トランプ大統領
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は18日、陸海空軍、海兵隊、沿岸警備隊に続く米軍の「第6の組織」として「宇宙軍」を創設するよう国防総省に指示したと発表した。衛星攻撃ミサイル実験など宇宙での軍事活動の加速化が目立つ中国やロシアに対抗し、宇宙での優位を確立するのが狙いだ。

 トランプ氏はホワイトハウスで18日開かれた国家宇宙会議で「宇宙で米国の存在感を示すだけでは不十分だ。宇宙で米国の支配を確立すべきだ」と強調。「中露に先を越されてはならない」とも訴えた。

 一方、国防総省のホワイト報道官は声明で、同省の政策委員会が創設に向けた取り組みを開始すると表明しつつ、今後については「議会と連携して複数の関係機関から意見を聴取して慎重に進める」とした。

 宇宙関連の軍事活動は現在、空軍が担っているが、国防総省では組織運営の効率化の観点から宇宙軍の創設には慎重論が根強い。また、新たな軍組織の創設について予算を承認する立場にある議会からは「空軍の解体につながる」(元宇宙飛行士のビル・ネルソン上院議員)として反対意見も出ている。

 米中露など100カ国以上が批准する宇宙条約(1967年発効)では、月などの天体の平和的利用が定められ、核兵器などの大量破壊兵器を地球の周回軌道や宇宙空間に配備することは禁じられている。

4984とはずがたり:2018/06/19(火) 18:49:44
何故だ!?
続きが気になるけど登録が必要だ。。

巨額の赤字を続ける米郵政公社が民営化できないわけ
損失をアマゾンのせいにするトランプ大統領だが、本当の理由は別に
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53099
2018.5.16(水) 堀田 佳男

 エッ、まだ民営化されていない――。

click here
 そんな声が聞こえてきそうなのが、米郵政公社(USPS:以下「米郵便局」)である。

 米国だからこそ、民間でできることは民営化するという動きがあるかに思えるが、米郵便局だけは今でも連邦政府によって運営されている。

累積損失は約7兆円
 しかも赤字が膨らんでいる。過去10年の累積損失は650億ドル(約7兆円)である。

 過去、債務不履行に陥ったこともある組織だが、いまだに民営化の道筋を辿れていない。

 日本が郵政民営化を行って日本郵政グループを発足させたのは2007年のことである。諸外国をみても、1995年のドイツをはじめ、オランダ、ベルギー、オーストリア、英国なども郵便事業を民営化させてきた。

 なぜ米国だけ民営化できないのか。

 その前に、記憶に新しいドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)の米郵便局擁護の発言を振り返りたい。昨年12月、トランプはこうツイートした。



4985チバQ:2018/06/19(火) 20:09:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180619-00000103-jij-n_ame
不法移民阻止の公約固執=「親子分断」身内から非難も―トランプ氏
6/19(火) 16:23配信 時事通信
 【ワシントン時事】不法移民の親子が引き離される事態が相次ぐトランプ米政権の移民政策に、身内からも「非人道的」という非難の声が上がり始めた。

 だが、11月の中間選挙を控え、トランプ大統領は不法移民をなくす公約の実現を重視。強硬な姿勢を崩していない。

 「残忍で非人道的で、胸が張り裂ける」。与党共和党のブッシュ(子)元大統領のローラ夫人は17日に米紙に寄稿し、子供を親から引き離す現政権の政策を批判。トランプ氏のメラニア夫人も「(親子の分断は)見たくない」と異例のコメントを出した。

 米政府は従来、メキシコ国境などで拘束した不法移民を、裁判所が本国送還か難民認定かを判断するまでいったん釈放していた。しかし、トランプ政権は4月にこの制度の停止を命じ、5月には成人の不法入国者全員に刑事責任を問う政策を導入。この結果、約2000人の子供が「保護者のいない未成年者」として、拘束された親から引き離され、別の収容施設で保護されている。

 主要テレビは、インターネット上に投稿された、収容施設でのものとみられる「パパ、ママ」と泣きじゃくる幼児の音声を繰り返し報道。その非人道性が日増しにクローズアップされている。

 「親子分断」政策には、不法入国を試みようとする人を思いとどまらせる狙いがあるようだ。ニューヨーク・タイムズ紙は、昨年3月に当時国土安全保障長官だったケリー大統領首席補佐官が不法移民の増加を「抑止するため」提起したのが始まりだと報じた。

 「世界最悪の移民制度を変えるために、民主党はなぜわれわれに協力しないのか」。トランプ氏は18日、ツイッターにこう投稿し、メキシコ国境に移民阻止の「壁」を建設する公約への協力を野党側に迫った。「親子分断」政策を「壁」実現の取引材料にしようとするトランプ氏の思惑も指摘されている。

4986とはずがたり:2018/06/19(火) 21:26:57
トランプの貿易・移民政策、減税の効果を帳消しに?
https://news.goo.ne.jp/article/forbesjapan/business/forbesjapan-21414
06月06日 07:30フォーブス ジャパン

ドナルド・トランプ米大統領は与党・共和党の協力を得て可決させた減税・雇用法(Tax Cuts and Jobs Act、TCJA)について、米国の実質経済成長率を今後、2017年の2.3%を上回る3%に引き上げ、それを持続させるものになると約束した。だが、貿易と移民に大幅な制約を課すトランプの政策が同国経済に及ぼす悪影響は、減税がもたらす恩恵を圧倒する恐れがある。

貿易戦争の影響

トランプ政権は5月31日、欧州連合(EU)とメキシコ、カナダから輸入する鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課すと発表した。これを受け、これら各国は米国への報復措置を講じる方針を明らかにしている。また、トランプは5月末、中国製品に対する追加関税の発動についても言及している。

ダラス連邦準備銀行は4月、米国が鉄鋼とアルミニウムに対して輸入関税をかけた場合の経済的コストに関する見通しを発表。直接的な影響として、長期的には米国の国内総生産(GDP)を約0.25%低下させるとの見解を示している。

報復措置がもたらす痛み

米国産の鉄鋼は20%以上値上がりし、生産コストも上昇すると見られる。また、生産性は全体として3%以上低下すると予想されている。生産量は15%以上増える一方、輸出量は5%減る見通しだ。

だが、こうした影響以上に米国に大きな痛みをもたらすのは、各国の報復措置だ。ダラス連銀は、EUと中国との貿易戦争は、長期的に見て米国の経済成長率を3.5%近く引き下げると推測している。

トランプは自らの望みをかなえるかもしれない。対中貿易赤字を解消できる可能性はある。だが、同時に米国の生産性は、EUと中国との貿易戦争の影響だけでも1.65%低下すると見込まれる。

労働力の供給源の今後

トランプは不法移民の取り締まり強化のほか、合法的な移民の受け入れ削減を目指している。これらの短期的な影響は、人手不足だ。長期的には、人口が急速に高齢化する米国において、新規労働力が急減することを意味する。

米調査会社マクロエコノミック・アドバイザーズの幹部はCNBCテレビに対して3月、米国経済は2%の成長が見込めるとの見方を示すと同時に、それは労働力人口の増加と生産性の上昇率によるものだと指摘した。現在の人口増加はその半分近くが移民に依存したものであり、2045年までの労働力人口の増加の80%は、外国人労働者によるものだという。

米国を「再び偉大に」する?

ホワイトハウスは移民に関して今年1月、新たな提案を公表した。米シンクタンク、ケイトー研究所によれば、この内容に従えば米国への合法的な移民は、向こう50年間にわたって毎年およそ50万人(約50%)減少することになる。

シンクタンクのタックス・ポリシー・センター(TPC)は、TCJAは2018年の経済成長率を約0.8%引き上げる効果があると見積もっている。これは主に、新たな法律が短期需要を押し上げるためだ。だが、経済面でのメリットは時間の経過とともに減少し、TCJA の経済成長への影響力は10年後にはなくなるという。

貿易と移民に関するトランプの政策の悪影響を考慮すれば、TCJAがもたらす恩恵の大半は短期的な効果も含め、ほぼ全て消えうせてしまうことになる。移民に関するホワイトハウスの案は、長期的には米経済に実質的な悪影響を及ぼすものだ。「米国を再び偉大に」することは、まずないと考えられる。
Howard Gleckman

4987チバQ:2018/06/20(水) 15:02:36
https://news.goo.ne.jp/topstories/world/164/753fb26407e4adb0fbe548717b384675.html
ヘイギン米大統領次席補佐官が退任へ、米朝会談の調整指揮
10:11ロイター

ヘイギン米大統領次席補佐官が退任へ、米朝会談の調整指揮

 6月19日、米ホワイトハウスは、ヘイギン大統領次席補佐官が退任すると発表した。ヘイギン氏は、今月シンガポールで行われた米朝首脳会談で先遣隊を主導し、会談に向けた調整を行った。写真はトランプ大統領に同行し専用機で帰路につく同大統領次席補佐官。昨年11月にマニラで撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)

(ロイター)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米ホワイトハウスは、ヘイギン大統領次席補佐官が退任すると発表した。ヘイギン氏は、今月シンガポールで行われた米朝首脳会談で先遣隊を主導し、会談に向けた調整を行った。

ホワイトハウス当局者によると、7月6日付で退任し、民間部門に戻るという。

トランプ大統領は、声明で「ヘイギン氏は政権の大きな財産だった。大統領による最も長く、歴史的な外遊を計画し、実現させた。しかも完璧に行った」と賞賛した。

ヘイギン氏はレーガン、ブッシュ父子の共和党政権でポストを担ったベテランで、トランプ政権では最も豊富な経験を持つアドバイザーの1人だった。トランプ氏初の外遊となった1年前のサウジアラビア、イスラエル、ベルギー、イタリア歴訪や昨年11月のアジア歴訪の調整にも当たった。

政権当局者によると、ヘイギン氏は数カ月前に退任の意向を申し出たが、ケリー大統領首席補佐官に慰留されていたという。

4988チバQ:2018/06/21(木) 10:39:00
http://www.sankei.com/world/news/180621/wor1806210010-n1.html
2018.6.21 09:04

カナダ、10月に大麻合法化 トルドー首相が発表 ウルグアイに続き2カ国目

 カナダのトルドー首相は20日、国内での大麻所持・使用を10月17日から合法化すると発表した。上下両院が既に関連法案を可決しており、同国総督の承認を経て正式に成立する。大麻使用を国家として合法化するのは南米ウルグアイに続き2カ国目で、先進7カ国(G7)では初めて。

 法案は成人に最大30グラムの乾燥大麻所持を許可し、一部地域を除き自宅で4株まで栽培を認める一方、未成年への販売・譲渡には最大14年の禁錮刑を科すとした。医療目的の大麻使用は既に認められている。

 トルドー政権は合法化によって密売をなくし、未成年が容易に大麻を入手できなくする狙いがあるとしている。(共同)

4990チバQ:2018/06/22(金) 21:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180622-00000512-san-n_ame
トランプ政権 米政権が政府再編案 労働省と教育省を統合「就職支援では同じ」
6/22(金) 9:23配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権は21日、労働省と教育省の統合を柱とする政府機関の再編案を発表した。複数の省庁にまたがる行政機能を一本化し、政府機関の効率化を目指す。ただ、省庁再編の実現に必要となる議会の法案化は難航が予想される。

 省庁再編案はトランプ大統領が行政管理予算局(OMB)に検討を指示していた。OMBのマルバニー局長は「職業に就く支援をする点で、(教育省と労働省が)同じことをしている」と述べ、両省の統合実現に意欲を示した。

 再編案では、米陸軍の一部組織の解体や、複数の機関が持つ食品安全検査の機能を農務省へ移管することなどが盛り込まれた。再編の影響を受ける政府職員らは数万人に及ぶとみられ、「11月の中間選挙を控える議員らが再編に動くとは考えにくい」(米メディア)との見方が出ている。

4991チバQ:2018/06/26(火) 20:50:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00000020-mai-n_ame
<米国>報道官利用拒否レストランにトランプ氏「汚れてる」
6/26(火) 10:42配信 毎日新聞
<米国>報道官利用拒否レストランにトランプ氏「汚れてる」
米国のサンダース大統領報道官=2018年6月25日、AP
 【ワシントン山本太一】米国のサンダース大統領報道官が、トランプ政権への反感からレストランの利用を拒否されたという問題があり、サンダース氏は25日、記者会見で「トランプ支持者が公共空間を避けることにつながる動きは容認できない」と店側の対応を非難した。

 サンダース氏は22日夜、南部バージニア州のレストランで家族と食事中、店主から退去を求められ、家族とともに退去。翌日、ツイッターで経過を明らかにしていた。

 米メディアによると、店主や従業員はトランプ氏の同性愛者への差別的発言や、不法入国した移民の親と子供を別々に収容する対策に批判的だった。

 サンダース氏は会見で「米国は偉大な国。違う意見にもかかわらず解決策をみつける能力が我々を独特の国にしている」とし、意見が異なる他人も幅広く受け入れるべきだと主張した。

 トランプ氏は25日、ツイッターで「(レストランは)汚れた扉や窓の掃除に集中すべきだ。外が汚れていると、内部も汚い」と独特の言い回しで利用拒否を非難した。

4992チバQ:2018/06/27(水) 19:06:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000059-reut-n_ame
米中間選挙予備選、下院民主党ナンバー4が指名獲得ならず
6/27(水) 12:51配信 ロイター
米中間選挙予備選、下院民主党ナンバー4が指名獲得ならず
 6月26日、11月の米中間選挙に向けた予備選挙が各地で行われ、米下院民主党ナンバー4で、11期目を目指していた現職のジョセフ・クローリー下院議員(ニューヨーク州)が、民主社会主義者のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(28)に敗れる番狂わせが起きた。写真はワシントンで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けた予備選挙が26日に各地で行われ、米下院民主党ナンバー4で、11期目を目指していた現職のジョセフ・クローリー下院議員(ニューヨーク州)が、民主社会主義者のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(28)に敗れる番狂わせが起きた。

党内で左派が伸張していることを示唆した形だ。クローリー氏はこの14年間、党内で対抗馬がいなかった。民主党内はペロシ下院院内総務率いる主流派と、2016年大統領選の予備選でヒラリー・クリントン氏と指名を争ったバーニー・サンダース上院議員の考え方に共感するリベラルな派閥とが対立しており、ニューヨーク州予備選の結果を受けて、さらに亀裂が深まる可能性がある。

中間選挙で民主が下院の過半数を奪取した場合、クローリー氏は下院議長の有力候補に名を連ねる可能性があった。この日の敗北を受けて、同氏は本選ではオカシオ・コルテス氏を支持すると表明した。

26日はニューヨーク州のほか、コロラド、メリーランド、ミシシッピ、オクラホマ、サウスカロライナ、ユタの計7州で共和・民主両党の候補者を決める予備選が行われた。

共和予備選では、トランプ大統領が支持を表明したサウスカロライナ州の現職知事、ヘンリー・マクマスター氏と、ニューヨーク州スタテン島下院選挙区の現職議員、ダン・ドナバン氏が指名を決めた。トランプ氏の党内の影響力を印象付ける結果となった。

トランプ大統領は「ニューヨークとスタテン島の友人たちは、自分たちがいつも誇りに思っている人を選んだ」とツイートしてドナバン氏を祝福した。

同選挙区では、民主が本選で共和から議席を奪う可能性もあるとみられている。

民主が下院(定数435議席)で過半数を獲得するには、中間選挙で23議席を積み増す必要がある。

コロラド州の民主予備選では、党の体制派であるジェイソン・クロウ氏が、バーニー・サンダース氏寄りのグループ「私たちの革命」を後ろ盾とするリベラル派のリーバイ・ティルマン氏を破り、下院選挙区の候補指名を決めた。本選は、現職のマイク・コッフマン共和党議員と争うことになる。

コロラド州知事選の民主予備選では、ジャリッド・ポリス下院議員が指名を獲得。本選で勝利すれば、米国で初めて、自分が同性愛者だと公表している州知事が就任することになる。

*内容を追加しました。

4993チバQ:2018/06/28(木) 13:04:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000038-reut-n_ame
アングル:米民主党予備選、NY州の重鎮敗北 反体制派に勢い
6/28(木) 12:03配信 ロイター
アングル:米民主党予備選、NY州の重鎮敗北 反体制派に勢い
 6月28日、26日に全米各地で行われた中間選挙の予備選挙では、ニューヨークの選挙区で下院民主党ナンバー4のジョセフ・クローリー下院議員(写真)が、左派の新人、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)に敗れるという番狂わせがあった。写真はワシントンで昨年11月撮影(2018年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 26日に全米各地で行われた中間選挙の予備選挙では、ニューヨークの選挙区で下院民主党ナンバー4のジョセフ・クローリー下院議員が、左派の新人、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)に敗れるという番狂わせがあった。

民主党内のリベラル派は、より革新的な優先課題を擁護しなければ、11月の中間選挙や2020年の大統領選で勝利できないと主張している。

今回の予想外の結果が民主党内で左派が伸張していること示しているのか、もしくは、特定要因によるものか、見方は分かれている。

クローリー氏は、11期目を目指していた現職下院議員で、この14年間、党内で対抗馬がいなかった。

同氏に勝利したオカシオコルテス氏は、2016年の米大統領選で民主党候補指名を争ったバーニー・サンダース上院議員の選挙運動に関わった。選挙戦では、クローリー氏の指導的立場が同氏の弱みだと指摘し、ここ数年、民主・共和の両党でみられる反体制派の勢いをうまく利用した。

民主党候補の当選がほぼ確実視されている選挙区で、高齢者向けの公的医療保険(メディケア)を全国民に提供すべき、などと訴え、リベラルなメッセージを掲げて選挙戦を戦った。

一方、クローリー氏は、オカシオコルテス氏との討論会に参加しなかったことから、党指導部は有権者の声に十分耳を傾けていない、とする彼女の主張が説得力を増した。

民主党のペロシ下院院内総務や一部の民主党下院議員は、党の独自性(アイデンティティー)が危うくなっているとの見方を否定している。ペロシ氏は、クローリー氏の敗北は、民主社会主義が党内で勢いを増していることを示しているかとの記者団からの質問に対して「民主社会主義は、恐らくその選挙区では勢いを増している」とコメントした。

両氏が戦った選挙区(ニューヨーク市)では、ヒスパニック系の人口が増加している。また年初から全米各地で行われている予備選では、民主党の女性候補が男性よりも優位となっている。

民主党のジョン・ヤーマス下院議員は予備選に対する評価を聞かれ「今年は、民主党の女性候補を相手には戦いたくない年だ」とコメントした。

一方、イリノイ州出身で民主党の新星と目されるシェリ・ブストス下院議員は、記者団に対して「進歩主義者と穏健主義者、もしくは、新参者とベテラン議員の戦いだとは思わない」と述べ、「選挙には多くの特異な要因がある」との見方を示した。

4994チバQ:2018/06/28(木) 13:05:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000517-san-n_ame
サンフランシスコ市長選、市議会議長の当選確定 初のアフリカ系女性
6/28(木) 11:16配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市で、慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像の寄贈を受け入れ、公共物化を承認したリー市長=当時=の死去に伴って行われた市長選(6月5日投票)について、市選挙管理当局は27日、市議会議長で元市長代理のロンドン・ブリード氏(43)の当選が確定したと発表した。

 ブリード氏はすでに勝利宣言をしており、同市では初の黒人女性市長となる。任期はリー氏の残り任期の2020年1月まで。市議会事務局の承認を経て近く就任する。

4995チバQ:2018/06/28(木) 13:06:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-35121549-cnn-int
米中間選挙予備選、NY州で番狂わせ 下院民主党の重鎮敗れる
6/27(水) 17:24配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米国内の一部の州で26日、共和、民主両党がそれぞれ中間選挙に向けた候補者を選ぶ予備選を実施した。ニューヨーク州の下院第14選挙区では、野党・民主党主流派の重鎮、ジョー・クローリー議員が左派の若手候補に敗れる番狂わせがあった。

現職のクローリー氏は下院民主党のトップ、ペロシ院内総務の後継者として有力視されていた人物。

同氏を破ったのは、中南米系の新人、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)だ。中間選挙で当選すれば、史上最年少の女性下院議員となる。

クローリー氏はただちに敗北を認め、オカシオコルテス氏への支持を表明した。オカシオコルテス氏は勝利演説で「きょう証明されたのは、真夜中の暗闇のような政治環境の中でも、この国にはまだ希望があるということだ」と語った。

下院民主党の内部からは、意外な結果に当惑する声が相次いだ。2020年大統領選に向けた予備選で、党内左派が主流派を脅かす兆しとの見方もある。

トランプ大統領はツイッターで、「反トランプ派の大物」が予備選に敗れたと宣言。「だれも予想しなかった一大事だ。かれは大統領の私に、もっと好意や敬意を示しておくべきだった」と書き込んだ。

一方、この日に行われた与党・共和党の予備選では、サウスカロライナ州の現職知事とニューヨーク州下院第11選挙区の現職議員が、ともにトランプ氏の推薦候補として指名を獲得する見通しとなり、同氏が党内に及ぼす影響力の大きさが浮き彫りとなった。

4996とはずがたり:2018/06/28(木) 18:23:34
麦なんかよりも人口涵養力の高い米食うアジア人の方が人口で有利やねん♪
これからかアジア人の時代が来るぞ☆まってろ白人。

【オピニオン】教育差別に立ち向かうアジア系米国人
有力公立高校や名門大学の入学選考でアジア系は不利な立場に
https://jp.wsj.com/articles/SB11074846559170153569704584281493668873908?reflink=fb
By William McGurn
2018 年 6 月 12 日 15:39 JST 更新

――筆者のウィリアム・マクガーンはWSJのコラムニスト。ジョージ・W・ブッシュ元大統領の首席スピーチライターを務めたこともある。

***

 米国の進歩主義者は「眠れる巨人」を目覚めさせたのか? ニューヨーク市民およそ1000人が10日、ニューヨーク市庁舎の前に詰めかけた。市内の有力公立高校の入学選考において、実力本位の学力テストの代わりに事実上の人種割当枠を導入するという、ビル・デブラシオ市長の方針に抗議するためだ。


 この抗議デモで特筆すべき点は2つある。第一に、デモ参加者がアジア系米国人であること。第二に、ニューヨーク・ポストを除いた地元日刊紙は全く報じなかったことだ。

 アジア系米国人がマイノリティーを支援する人種優遇策に強く反発しているのは、ニューヨークだけではない。4年前には、教育などの政府機能で人種への配慮を禁じる州法を撤廃させるはずだった憲法改正案が、カリフォルニア州のアジア系議員の猛反発によって廃案に追い込まれた。また、ハーバード大学に対しては、アジア系米国人の志願者に対する差別的な扱いが1964年公民権法(第6編:連邦の補助金を受け取る機関における人種差別禁止)違反にあたるとして訴訟が起こされた。

 「長年、アジア系米国人は『模範的マイノリティー』とみなされてきた。つまり、物静かで行儀がよいということだ」。ニューヨークの私立大学、ペース大学のチュンヤン・リー教授(会計学)はこう話す。「だが子どもたちの将来に対する社会の悪意ある影響が気になるとき、われわれも政治家に盾突く存在となりうる」

 当初の狙いはそうではなかった。理論上、マイノリティー優遇措置(アファーマティブ・アクション)によって不利な立場になるのは、白人中心の家父長制度だけであり、出自や社会経済的地位、成績などにかかわらず、全ての有色人種が同じ利害を共有するはずだった。

 だが米国の教育機関で現在実施されているマイノリティー優遇措置は、こうした想定を大きく覆すものだ。リー教授が指摘したように、多くのアジア系市民の家族は今や、1つのマイノリティーにとっての下限は、別のマイノリティーにとっての上限を意味し、人種に基づく入学制度が、あるグループと別のグループの対立関係を生み出すことに気づいた。その事実には、なおさら神経を逆なでするメッセージが込められている。すなわち、たまたま運の悪いマイノリティーに属する者は、猛勉強や優秀な成績によって逆に不利益をこうむるということだ。

 ニューヨークの人気公立高校8校の入学制度を改革しようとするデブラシオ市長の取り組みが、こうした意味合いをもつのは間違いない。これらの公立高校は今は「SHSAT」と呼ばれる特別選抜テストで入学者を決定している。進歩主義者の抱えるジレンマは、このテストによる選考結果が、彼らが望ましいと考える人種の比率と一致していないことだ。

4997とはずがたり:2018/06/28(木) 18:23:58
>>4996
 中でも名門とされるスタイベサント高校を例に取ると、アジア系の生徒は全体の72.9%を占めている。これに対し、中南米系は2.8%、黒人は0.7%だ。

 必ずしも一般的なイメージほど裕福とは限らないアジア系の親たちは、これが何を意味するかを十分理解している。実力以外の選考基準が導入されると、資格を満たさない黒人や中南米系の入学志願者が優先され、資格を満たしたアジア系の志願者がはじき出される。アジア系米国人が10日の抗議デモで掲げた「テストを続けろ」「優秀さは肌の色に関係ない」「私にだって夢がある」といったプラカードはこの見方を反映している。

 一方、入学制度の人種差別に反対する団体「スチューデンツ・フォー・フェア・アドミッション」はハーバード大を提訴した。それによると、名門私立大8校からなるアイビーリーグがかつてユダヤ人の入学を制限したように、同大は現在、アジア系米国人を不当に差別しているという。

 同団体によると、ハーバード大の入学者のうちアジア系米国人の比率は現在およそ20%で、1993年時点とほぼ同じだが、この間にアジア系米国人の人口は2倍に増えたという。人種を区別しない大学ではアジア系学生がより高い比率を占める(例えばカリフォルニア工科大学では43%)ことを考えると、ハーバード大は故意にこの数字を低く抑えてきたと思われる。米有力大学の入学に関する2009年のプリンストン大の調査では、アジア系学生が同じ入学チャンスを得るためには、大学進学適性試験(SAT)で白人学生より140点高いスコアが必要だったという。

 このほか、2015年には60を超えるアジア系米国人団体が合同で、ハーバード大の入学選考で差別が行われていると異議を申し立て、司法省公民権局が捜査に乗り出した。アジア系米国人は、人種優遇策の正統性に疑問を投げかけている。

 ハーバード大の主張は、私立大学の入学選考方法は「企業秘密」で、公開する義務はないというものだ。だが公民権法は公立校と同じく民間機関にも適用されるのであり、大学側の見解は虫がよすぎるだろう。同大は年間5億ドルの公的助成金を受け取っているにもかかわらず、入学資格があるアジア系米国人と実際に入学を認められたアジア系米国人の明白な差について説明する義務があると思っていないのだ。

 スチューデンツ・フォー・フェア・アドミッションは今週15日、略式判決を求める申し立てを行う予定だ。事実はもはや疑う余地がなく、公判を開くまでもないと主張している。連邦地裁は恐らく申し立てを退けるだろう。だが集中的な開示手続き――同団体は40件の宣誓供述書を入手し、数千件の内部資料を閲覧している――が行われたことを考慮すると、公判はアジア系米国人コミュニティーの強い関心を呼ぶとみられ、ハーバード大にとって非常に当惑する結果となる可能性がある。

 「われわれは成功したマイノリティーと思われているかもしれないが、政治的には依然、極めて小さなグループだ」とリー教授は言う。それは恐らく変化し始めている。アジア系米国人が自分たちの子供に対する到底容認できない人種差別に今はっきりと気づいたからだ。

4998チバQ:2018/06/28(木) 20:59:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00050033-yom-int
米連邦最高裁判事が退任へ…保守派候補を後任に
6/28(木) 18:16配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】米連邦最高裁のアンソニー・ケネディ判事(81)が27日、7月末での退任を表明した。ケネディ氏は穏健保守派で、同性婚や人工妊娠中絶問題などでリベラル寄りの判断を示してきた。トランプ米大統領は保守色の強い候補を後任に選び、最高裁の保守派優位を確実にする考えとみられる。

 ケネディ氏は同日、トランプ氏とホワイトハウスで会談し、退任の意向を伝えた。最高裁が出した発表文によると、ケネディ氏は理由として、家族とより多くの時間を過ごしたいとしている。

 トランプ氏は後任選びについて、「直ちに始める。25人のリストがあり、傑出した人物を選ぶ」と記者団に語った。

 与党・共和党は米議会上院で、後任候補の承認手続きを11月の中間選挙までに完了させる方針だ。ミッチ・マコネル同党上院院内総務は「秋に審議を行う」と記者団に語った。

4999チバQ:2018/06/28(木) 21:00:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000055-mai-n_ame
<米最高裁>ケネディ判事7月退任 後任は強硬保守派か
6/28(木) 17:32配信 毎日新聞
 【ワシントン山本太一】米連邦最高裁は27日、アンソニー・ケネディ判事(81)が7月31日付で退任すると発表した。判事9人の構成は現在、保守派5人、リベラル派4人だが、保守派でも穏健なケネディ氏は最高裁の判断のキャスチングボートを握る存在。トランプ大統領は後任により強硬な保守派を指名するとみられ、米社会を二分する問題で今後、最高裁の判断が右傾化する可能性がある。

 ケネディ氏は1988年、共和党のレーガン大統領の指名を受け最高裁判事に就任。声明で「最高裁で30年間にわたり我が国に奉仕したことは最高の栄誉だ」と述べた。退任は家族と過ごす時間を増やすためという。

 トランプ氏はホワイトハウスでケネディ氏と面会し、「すばらしいビジョンと心を示してくれた」と称賛。作成済みの25人のリストからすぐに後任を選ぶ考えを示した。

 最高裁は26日、トランプ政権によるイスラム圏などからの入国を規制する措置を認める判決を出した。賛成5、反対4で、ケネディ氏は他の保守派とともに措置を支持した。一方、最高裁が2013年6月、同性婚を事実上認める憲法判断を初めてした際、ケネディ氏が同性婚を禁じた法律を批判したことが、最高裁としての判断の決め手となった。

 後任の承認権限を持つ上院の100議席のうち共和党は過半数の51議席。野党・民主党の協力なしで承認が可能なため、共和党上院トップのマコネル院内総務は「今秋に承認のための投票をする」として、今年11月の中間選挙前に決める考えを示した。一方、中間選挙で議席増を目指す民主党の上院トップ・シューマー院内総務は「共和党は、選挙の年に最高裁判事を検討しないというルールに従うべきだ」と主張しており、議会での攻防が激化している。

5000チバQ:2018/07/02(月) 00:42:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000011-san-n_ame
米首席補佐官、近く辞任か トランプ氏、交代に含み
7/1(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ケリー米大統領首席補佐官が近く辞任し、トランプ大統領がケリー氏の後任候補について周囲に助言を求めているとの観測が米メディアなどの間で広がっている。トランプ氏は6月29日、記者団に「2人の関係は良好だ」と述べ、後任探しの事実を否定したものの、「(辞任は)よくあることだ」と述べ、交代の可能性に含みを残した。

 ケリー氏はプリーバス前補佐官の後任として国土安全保障長官から現職に転じ、7月31日に就任1年を迎える。

 しかし、米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、トランプ氏はケリー氏がホワイトハウスに集まる情報を自身に一元化し、トランプ氏と面会を希望する人物を制限したことに不満を募らせているほか、中間選挙に向けて国内政治に通じた人物を首席補佐官に据えるべきだと言い始めているという。

 一方、ケリー氏はトランプ氏が重要な政策決定で自身の意見を軽視するようになり、補佐官としての役割を果たせないとの思いを強めているとされ、トランプ氏が7月中旬に予定している北大西洋条約機構(NATO)首脳会議や米英、米露首脳会談の後にも辞任するとの見方が出ている。

 次期補佐官には、ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏や、マルバニー行政管理予算局(OMB)長官が取り沙汰されている。

5001チバQ:2018/07/02(月) 00:43:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180630-00000019-asahi-int
国際移住機関トップ、米政権が推す候補落選
6/30(土) 10:28配信 朝日新聞デジタル
国際移住機関トップ、米政権が推す候補落選
スイス・ジュネーブで29日、国際移住機関(IOM)の事務局長選で当選が決まり、演説するアントニオ・ビトリーノ氏=AP
 世界の移民動向の調査や国際協力の促進などを任務とする国連の国際移住機関(IOM)の事務局長選が6月29日、本部のあるスイス・ジュネーブで行われ、元ポルトガル副首相のアントニオ・ビトリーノ氏が当選した。米トランプ政権が推した米国人の国際人道支援団体幹部ケン・アイザックス氏が落選した。

【写真】スイス・ジュネーブで29日、国際移住機関(IOM)の事務局長選で敗れた後、演説するケン・アイザックス氏=AP

 ビトリーノ氏はグテーレス国連事務総長がポルトガル首相時代に副首相を務めた。IOM事務局長には10月に就く。任期は5年。

 IOMは増加する移民・難民への対応で国際協力の必要性が高まった2016年に国連機関となり、地中海を渡る難民や不法移民に関する調査や人道支援を担う。事務局長選は約170の加盟国による秘密投票で、当選には投票の3分の2が必要。前身機関が発足した1951年以降、最大拠出国である米国人の事務局長が多かった。

 アイザックス氏は、過去にSNSでイスラム教を嫌うと受け取られる発言をしたことが今回の選挙に際して問題視されていた。(ウィーン=吉武祐)

5002とはずがたり:2018/07/02(月) 12:49:19
左派ロペスオブラドール氏勝利確実に=メキシコ大統領選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070200233&g=int

メキシコ大統領選で勝利が確実となったロペスオブラドール元メキシコ市長=1日、メキシコ市(EPA時事)

 【メキシコ市時事】メキシコで1日、エンリケ・ペニャニエト氏の6年間の任期満了に伴う大統領選挙が行われ、現地メディアの出口調査によると、新興左派政党「国家再生運動(MORENA)」のアンドレス・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)の勝利が確実な情勢となった。
 ロペスオブラドール氏の得票率は5割に達する勢いで、2番手の中道右派・国民行動党のリカルド・アナヤ元下院議長(39)を大きく引き離した。
 アナヤ氏は出口調査などを受け「ロペスオブラドール氏の勝利を認め、祝意を表す。メキシコのために成功を収めてほしい」と敗北宣言。3位の中道連合のホセ・ミード前財務公債相(49)らも敗北を受け入れた。(2018/07/02-11:46)

5003とはずがたり:2018/07/02(月) 12:49:33
英政府、EU離脱交渉の期間延長求めるべき=ブレア元首相
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180628/Reuters_newsml_KBN1JO0AF.html
ロイター 2018年6月28日 12時15分

[ロンドン 27日 ロイター] - 英国で1997年から2007年まで労働党政権を率いたトニー・ブレア元首相は27日、合意に達しないままで欧州連合(EU)を離脱するリスクを避けるため、政府は離脱交渉の期間延長をEUに求める準備をすべきだとの見解を示した。
2016年6月の国民投票でEU離脱が決まってから2年が経過したが、メイ首相が来年3月になるとしている離脱計画を巡り、英政府内では深刻な分裂が生じている。賛成派と反対派はいずれも、離脱が英国にとって第2次大戦以来最も重要な地政学的変化だとの見方では一致しているものの、国内経済などに関する見通しは大幅に食い違っている。
この中でブレア元首相は、合意がまとまらないままでEUを離脱すれば、同国は「壊滅的打撃」を被ることになると主張。同国の将来について今ほど憂慮したことはないと述べた。
ロンドン中心部で行った講演で、元首相は「2019年3月という交渉期限を延長する可能性について、検討すべきだ。英国はいま、明確な交渉姿勢が定まらないまま、期限に向けて押し流されている」と指摘。「現状はまるで、高層ビルの最上階で交渉を行い、要求が通らないならここから飛び降りてやると『脅迫』しているようなものだ。すべてがだらだらと長期化したせいで、われわれの怒りはまひしてしまった」と話した。
元首相はこれまで何度も、EU離脱を撤回するよう呼び掛けている。

5004とはずがたり:2018/07/02(月) 12:51:43
CSUが抜けるだけで過半数割るなんて最早CDUとSPDの連立は大連立でもなんでもないやん。。これは衝撃だ。そんなにAfDが大量に議席とったんか!?
ドイツ政権、混迷続く=メルケル首相と対立の内相が辞意
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070200163&g=int

 【ベルリン時事】ドイツへの難民流入抑制策をめぐり、メルケル首相と対立している強硬派のゼーホーファー内相は2日未明、連立与党の一角、キリスト教社会同盟(CSU)の党首と、内相を近日中に辞任する意向を表明した。その上で、同日にメルケル氏と再度難民対策を協議する方針を示した。メルケル氏に捨て身で対策の変更を迫る構えで、連立政権の混迷が続く情勢だ。
 ゼーホーファー氏は長時間にわたる党派会合の後、記者団に「国家と連立政権の利益のため、(難民政策の)合意を目指す」と語った。
 CSUが連立から離脱すれば、メルケル氏率いるキリスト教民主同盟(CDU)と社民党の2与党では過半数に届かない。その場合、メルケル氏は政権発足からわずか4カ月で連立組み替えや、解散・総選挙につながる可能性がある信任投票などの判断を迫られる。(2018/07/02-10:47)

5005チバQ:2018/07/02(月) 18:23:17
https://www.sankei.com/world/news/180630/wor1806300015-n1.html
2018.6.30 17:01

東アジア担当高官辞任へ 米国務省のソーントン氏
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スーザン・ソーントン氏(AP)
スーザン・ソーントン氏(AP)
 米CNNテレビは29日、米国務省のスーザン・ソーントン次官補代行(東アジア・太平洋担当)が7月に辞任すると同僚宛てのメールで伝えたと報じた。ソーントン氏は昨年12月に国務次官補に指名されたが、人事は撤回される見通し。

 ソーントン氏は今年3月に解任されたティラーソン前国務長官が後ろ盾だったが、後任の長官に就任したポンペオ氏が体制刷新を図るため、人事が白紙に戻るとの観測が強まっていた。

 ソーントン氏は中国駐在経験が長く、習近平指導部とも太いパイプを持つとされる。共和党や通商政策で対中強硬姿勢に傾くトランプ政権の一部からは親中派と見なされ、2月に上院で指名承認に向けた公聴会が開かれて以来、手続きは進んでいなかった。

 国務省では3月、北朝鮮担当特別代表を務めたジョセフ・ユン氏、6月にはナンバー3のシャノン次官が辞任した。複数の米メディアによると、駐エストニア大使も6月29日、辞意を周辺に伝えたという。(共同)

5006チバQ:2018/07/02(月) 22:25:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201806/CK2018062902000144.html
EU向けハーレー 国外生産へ 米国の象徴受難 大統領保護主義が逆効果

2018年6月29日 朝刊


 【ワシントン=白石亘】米国を象徴するブランドのひとつである米二輪車メーカー、ハーレーダビッドソンの受難が続いている。欧州連合(EU)からの報復関税を避けるため、国外に生産の一部を移す方針に、トランプ大統領の怒りは収まらない。国内市場が縮小し、海外に活路を見いだすハーレーにとって、トランプ氏の保護主義は逆風だ。

 「ハーレーは百パーセント米国にとどまるべきだ。私がこれだけやっているのに、この仕打ちか」。トランプ氏は27日もツイッターでハーレーたたきを続けた。25日は「関税はハーレーの言い訳にすぎない。我慢しろ」と不満をつぶやいていた。政権発足直後の昨年2月には、トランプ氏は「ハーレーは米国の象徴だ」などと持ち上げていたが、様変わりだ。

 国内生産を守るため、外国製品に高関税を課すというトランプ氏にすれば、国外への生産移転は裏切りと映っているようだ。だが、米紙は「見当違いの復讐(ふくしゅう)に関しては(米テレビ人気ドラマに出てくる)バイクギャングも大統領には太刀打ちできない」(ウォールストリート・ジャーナル)と皮肉っている。

 ハーレーの決断の背景には海外市場が極めて重要になっている事情がある。米国内での主な購買層の米ベビーブーマー世代(1946〜64年生まれ)は高齢化が進み、国内の売り上げは年々減少。こうした中、同社は海外のバイクファンを顧客として開拓しており、現在は売り上げの4割が海外からだ。さらにこれを将来5割に引き上げる計画。ハーレーが米国の次に大きい欧州市場を守ろうと躍起になるのはこのためだ。

 同社はこれまでもトランプ氏の保護主義に振り回されてきた。米メディアによるとハーレーは昨春、タイでの工場建設を決定した。当初、同社は環太平洋連携協定(TPP)を前提に、米国工場から低い関税で東南アジアに輸出する計画だったが、トランプ氏がTPP離脱を決定。米国からの輸出だと現地価格が高くなってしまうためだった。

 トランプ氏はタイ工場についても「関税や貿易戦争を言い訳に使っているだけだ」と批判している。

5007チバQ:2018/07/04(水) 16:57:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000047-reut-ent
米女優O・ウィンフリー、大統領選不出馬の意向を改めて表明
7/4(水) 12:49配信 ロイター
米女優O・ウィンフリー、大統領選不出馬の意向を改めて表明
 7月3日、米女優でテレビ司会者やプロデューサーとしても活動するオプラ・ウィンフリーさんは、大統領選不出馬の意向をあらためて示した。写真は1月、ゴールデン・グローブ賞授賞式のバックステージで撮影(2018年 ロイター/Lucy Nicholson)
[ロンドン 3日 ロイター] - 米女優でテレビ司会者やプロデューサーとしても活動するオプラ・ウィンフリーさんは、大統領選に出馬したら「死んでしまう」として、不出馬の意向をあらためて示した。

ウィンフリーさんは、ゴールデン・グローブ賞の授賞式で行ったスピーチをきっかけに、2020年の次期大統領選への出馬の可能性が取りざたされている。

8月号の英ヴォーグ誌とのインタビューでウィンフリーさんは、「うそやでたらめ、意地悪などが渦巻く政界では生きていけないと思う。務まらない。綺麗な仕事ではない」と語った。

ヴォーグ誌は、インタビューの抜粋をウェブサイトに掲載した。

5009チバQ:2018/07/09(月) 19:02:20
https://www.sankei.com/world/news/180709/wor1807090001-n1.html
2018.7.9 08:00
【アメリカを読む】
「28歳・移民系・女性」が重鎮破る大番狂わせ NY民主党予備選で「反エリート」台風

 11月の米議会中間選挙で、与党共和党に挑む民主党が揺れている。6月26日にはニューヨーク州の同党予備選で、政治経験のないヒスパニック系女性候補(28)が、党下院ナンバー4の現職の白人男性候補(56)を破るという大波乱が起きた。勝因は、急進左派的な政策を掲げ、若者や移民、ワーキングクラス(労働者階級)の支持を掘り下げたことにある。米国の選挙史上でも珍しい“大番狂わせ”を受け、民主党内で急進左派が躍進する可能性も指摘されている。
(ニューヨーク 上塚真由)

 大波乱が起きたのは、ニューヨーク州の下院選14選挙区の予備選。1年前までレストランで働いていたアレクサンドリア・オカシオ・コルテスさんが、当選10回で1999年から議席を維持する民主党の重鎮、ジョセフ・クローリー氏を15ポイント差で破った。

 誰もが予想していなかった偉業を成し遂げ、「政界のロックスター」(米紙ニューヨーク・タイムズ)と全国区で注目を浴びるコルテスさん。CNNテレビの取材に、「若者や英語を母語としない人、ワーキングクラス、仕事を2つかけもちしていて忙しすぎて投票に行けないような人々の心に届くよう心がけた」と選挙戦を振り返った。

 約2分間の選挙活動のPRビデオでは、「私のような女性は選挙に出ないと思われている。私は、裕福な家庭や有力者の家庭に生まれなかった」と始まる。

 コルテスさんは、ニューヨーク市のブロンクス地区で生まれ、母親はプエルトリコ人。ボストン大で経営と国際関係を学んだ。卒業後は不景気や父親が病死したことで生活が苦しく、バスの運転手などで生計を立てる母親を助けるため、バーテンダーなどとして働いたという。2016年の大統領選では、民主党候補指名争いで旋風を巻き起こしたバーニー・サンダース上院議員(76)の 選挙運動に参加した。

 米メディアによると、14選挙区は1980年代には白人が多数派だったが、現在はヒスパニック系が5割近くを占める。アジア系は約17%と増える半面、白人は約23%に減っている。米紙ワシントン・ポストによると、サービス業に従事する人の割合が全米の選挙区で5番目に多く、平均通勤時間の長さでも7番目になるという。

 コルテスさんはPRビデオで、収入は上がらない一方で、家賃は高くなり、健康保険のサービスは悪化しているとワーキングクラスの窮状を訴え、「この選挙は人々とお金の戦いだ。民主党員でも同じではない。企業からお金を集め、この地に住まず、同じ水道水を飲んでいない人は、私たちの代表ではない」とし、バージニア州に居を構えるというクローリー氏を批判。クローリー氏はワシントンでの公務を理由に、2回の候補者討論会を欠席したことも響いた。

5010チバQ:2018/07/09(月) 19:02:39

× × ×

 コルテスさんの選挙戦は、サンダース氏の戦い方をならったものだ。

 企業からの大口献金を断り、反エスタブリッシュメント(支配者階級)の姿勢を鮮明にした。米最大の社会主義団体「米民主社会主義者(DSA)」からの支持を受け、公約も、国民皆保険や公立大学の授業無料化、最低賃金の時給15ドルへの引き上げなど労働者支援が柱だ。トランプ政権による不法入国の親子を分離して収容する政策に強く反対し、移民・税関捜査局(ICE)の廃止も訴える。

 ボランティアによる草の根運動を展開したコルテスさんの選挙事務所は、今も若者らの熱気に包まれる。大学生のダニエル・コスターさん(20)は「この選挙区は英語やスペイン語、中国語、ベンガル語などが共通語だ。英語しか話せないクローリー氏は地域の代表ではない」。俳優のトーマス・ムッチョーリさん(30)はコルテスさんの低所得者向け住宅支援政策を聞き、選挙活動に参加。「クローリー氏は下院議員だから尊敬していたけれど、彼はこの20年間で地域のために何をしたんだろう。答えは出なかった」と語った。

× × ×

 コルテスさんの勝利に動揺を隠せないのは、民主党主流派の幹部らだ。

 下院民主党トップのナンシー・ペロシ院内総務(78)は「一つの選挙区での選択だ」と発言。党内で民主社会主義が勢いを増しているとの指摘については、「おそらくあの選挙区では勢いを増している」と述べるにとどめた。

 民主社会主義を掲げる急進左派の政策は党のあり方を揺るがし、中道派との亀裂を生みかねない。特にペロシ氏らの世代は旧ソ連と対峙してきただけに、社会主義は受け入れがたい存在のままだ。

 ただ、トランプ大統領に対抗する民主党の選挙戦の方向性が定まらない中、課題であるミレニアム世代の票を掘り起こしたコルテスさんについて、党内では「民主党の未来」(トム・ペレス民主党全国委員長)と称賛する声も出ている。

 米民主社会主義者によると、中間選挙の予備選では、同団体の支援を受ける候補者58人(国政選挙14人、地方選挙44人)が立候補し、すでに18人(国政5人、地方13人)が当選。コルテスさんの勝利を受け、同団体には1日で通常の35倍となる約1150人が新規加入したという。

 さきの大統領選で起きた“サンダース旋風”は、若い女性のコルテスさんの登場によって息を吹き返し、台風の目となっている。

5011チバQ:2018/07/10(火) 14:51:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018071000387&g=use
トランプ米大統領、最高裁判事に保守派カバノー氏指名=司法の「右傾化」も
同性婚 最高裁判事


米連邦最高裁判事に指名されたブレット・カバノー連邦高裁判事(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は9日夜、引退表明したアンソニー・ケネディ連邦最高裁判事(81)の後任に、連邦高裁のブレット・カバノー判事(53)を指名する人事を発表した。カバノー氏はトランプ氏の考えに近い保守派で、最高裁の「右傾化」が強まるという見方が出ている。
 最高裁は終身任期の9人の判事で構成。引退するケネディ氏は共和党政権時代に指名されながら中絶や同性婚などでリベラル寄りな考えを示し、判決を左右してきた。50代のカバノー氏が就任すれば、今後20〜30年間の最高裁の司法判断に影響を与えると予想される。
 カバノー氏はブッシュ(子)政権の法律顧問などを経て、2006年から首都ワシントンの高裁判事を務めている。最終候補には女性を含む複数の連邦高裁判事の名が挙がり、ペンス副大統領が面接するなどして絞り込みを進めた。

 最高裁判事の就任には、上院の承認が必要。共和党は現在51議席で過半数を握っており、11月の中間選挙前に承認手続きを進める。トランプ氏は発表で「米大統領が行うあらゆる決定の中で最も重要なのが最高裁判事の指名だ」と述べた上で、迅速な承認に期待を示した。
 同席したカバノー氏は「私の司法哲学は明快だ。判事は法律を作ってはならず、書かれたままに法律を解釈しなければならない」と語った。(2018/07/10-11:24)


https://mainichi.jp/articles/20180710/k00/00e/030/236000c
米最高裁
保守化鮮明 トランプ氏、カバノー氏指名
毎日新聞2018年7月10日 11時07分(最終更新 7月10日 11時14分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は9日夜(日本時間10日午前)、今月末で連邦最高裁判事を引退するアンソニー・ケネディ氏の後任として、保守派として知られるカバノー連邦控訴裁(高裁)判事(53)を指名した。保守派の指名を公約してきたトランプ政権による2人目の判事指名。議会上院の承認を経て就任すれば、米国の政治・社会に大きな影響を与える最高裁判事の構成は保守派の明確な優位が確立する。

 ホワイトハウスで指名を発表したトランプ氏はカバノー氏について「明晰(めいせき)で効果的な文体を備えた卓越した法律専門家。同時代で最も優れた法律家の一人」と述べた。

 最高裁判事は事実上の終身制。保守派でありながらリベラル派の判断を支持することもあり「中間派」「穏健派」とも見なされてきたケネディ氏に代わりカバノー氏が就任することで、判事構成は保守派5人、リベラル派4人が明確になる。

 人工妊娠中絶や同性婚、雇用・入学選考での積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)など、米社会で進んできた少数派の権利拡大の動きが、今後停滞したり覆されたりする可能性が高い。

 トランプ政権はカバノー氏の早期の議会承認を目指すが、秋の中間選挙で議会の多数派奪還を狙う野党・民主党は、選挙前の承認プロセスに激しく抵抗する見通しだ。両党から党方針に背いて賛成・反対票を投じる造反議員が出る可能性があり、承認の行方は予断を許さない。

 トランプ氏は昨年1月、前任判事の急死で空席だった最高裁判事に保守派のニール・ゴーサッチ氏を指名。昨年4月に承認された。

5012チバQ:2018/07/10(火) 22:07:57
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-544990.html
トランプ支持者の牙城「ラストベルト」の真相 アメリカに2度棄てられた町
07:00デイリー新潮

トランプ支持者の牙城「ラストベルト」の真相 アメリカに2度棄てられた町

トランプ大統領

(デイリー新潮)

 トランプ大統領周辺が再び賑やかだ。米朝会談の成功を「演出」すると、ただちに新たな関税の導入を発表。EUや中国がこれに猛反発、報復合戦が加熱しているが、これは今年11月に行われる中間選挙を意識したトランプによるパフォーマンスとみる向きが強い。

 トランプの支持基盤といえばオハイオ州をはじめとするかつての工業地帯。アメリカは1990年代、工業や製造業に見切りをつけてITと金融に活路を見出し、結果シリコンバレーや金融街は次々と億万長者を生み出した。しかし、オハイオ州の人々は繁栄から見捨てられて「棄民」となり、町は「ラストベルト」=錆びついた工業地帯と呼ばれるようになった。トランプはその層を狙い撃ちにしたのである。


〈この50年のあいだに、国民の生活は大きく変わった。革命が起きたと言っていい。社会が工業中心へと変わっていき、それに伴ってありとあらゆる騒音が湧(わ)き起こった。海外から私たちのところにやって来た何百万もの新しい人々が金切り声をあげ、列車が行き来し、都市が発展した。都市と都市を結ぶ鉄道線路が建設されて縫うように都市に出入りし、農家のわきを走った。さらに時代が下ると、自動車が登場し、中部アメリカの国民の生活と習慣と思考にすさまじい変化をもたらすことになる〉

「工業」を「IT」や「金融」に代えれば現在でも通用しそうだが、これはトランプ大統領誕生からさかのぼること約100年前に書かれた、オハイオ州を舞台とした小説『ワインズバーグ、オハイオ』(新潮文庫刊)からの一節。1908年に製造が始まったT型フォードに象徴されるように、アメリカは19世紀末に農業国から工業国へと転換を図った。農業地帯だったオハイオ州は、100年前にも翻弄され、見捨てられたのである。

 評論家の川本三郎さんは同作をこう評している。〈一見、平穏に見えるスモールタウン、ワインズバーグだが、「革命」「すさまじい変化」にさらされようとしている。変革期は人の心を揺さぶる。これまでの生活が壊されてゆく。時代の変化に付いてゆけなくなる。ワインズバーグの「いびつな者たち」の孤独、不安、疎外感の背景には、この19世紀末にアメリカを襲った大きな変化がある。アンダーソンは、その変化を小さな町に暮す人々の心を通して、描くことに成功している〉(同書「解説」より)

 われわれがアメリカ人だと認識しているのは、東海岸や西海岸でITや金融など先進的な仕事に就き、SNSで発信する力のある一握りの都市生活者に過ぎない。トランプを大統領に押し上げた、この「棄民」のことを知らなければ、アメリカという国の真の姿は理解できないのである。

デイリー新潮編集部

2018年7月10日 掲載

5013とはずがたり:2018/07/11(水) 13:08:28
2018年6月14日 / 14:11 / 1ヶ月前
アングル:「トランプ党」化する米共和党、中間選挙では苦戦も
https://jp.reuters.com/article/us-gop-p-idJPKBN1JA0DM?rpc=135
2 分で読む

[ワシントン 13日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けた予備選挙は、トランプ大統領に盾を突いた候補が次々と苦しい立場に追い込まれる一方、大統領に忠誠を示した候補が優位に立ち、共和党は今や「トランプ党」の様相を呈している。ただ、トランプ支持の共和党候補が本選でも、トランプ氏を強力に批判する民主党候補に勝てるとは限らない。

12日にサウスカロライナ州で行われた予備選は、トランプ氏を批判してきた共和党現職のマーク・サンフォード下院議員が苦杯をなめた。アラバマ州では先週、女性蔑視の発言を理由に大統領選の際にトランプ氏の支持を取りやめたマーサ・ロビー下院議員が、決選投票に臨まざるを得なくなった。さらにバージニア州の上院予備選では、トランプ支持で反移民を掲げる保守強硬派のコーリー・スチュワート氏が共和党の候補に選ばれ、トランプ氏支持の有無が党候補になれるかどうかを左右する様相が一段と強まった。

予備選におけるトランプ氏の威光は際立っている。このため通商問題や財政赤字の面でトランプ氏の政策が党是と異なっていようとも、トランプ氏の人選や政策に異を唱えようとする他の共和党議員は考えを改めそうだ。

共和党ストラテジストのジョン・フィーヘリー氏は「今やトランプ党になっている。トランプ氏を批判すれば、大統領を支持する有権者の怒りを買う」と話す。

民主党が上下両院でトランプ氏の政策を阻止し、大統領に対する捜査の開始や弾劾に入るためには、11月の中間選挙において下院で23議席、上院で2議席をそれぞれ上積みする必要がある。

ただ、中間選挙が行われるのは、共和・民主両党の支持がきっ抗し、選挙ごとに勝利する政党が変わる「スイング・ステート」が多く、トランプ氏に忠誠を誓うことで本選でも必ず高い支持率が得られるとは限らない。

トランプ氏は共和党議員の間では支持が高いが、世論調査での支持率は40%台前半で推移している。

ギングリッチ元下院議長(共和党)の顧問を務めたリッチ・ガレン氏は「予備選でトランプ氏の威光を借りる共和党議員の多くは、11月の本選で代償を払うことになるだろう」と話す。

共和党のストラテジストのダグ・ヘイ氏も「何よりもトランプ氏支持の候補がスイング・ステートで候補の指名を獲得すると、本選で問題が起きそうだ」と述べた。

バージニア州は民主党の現職ティム・ケイン議員が共和党候補のスチュワート氏に圧勝するとみられている。しかしスチュワート氏のとげとげしい物言いは他の共和党候補の足を引っ張ることになりそうだ。

(John Whitesides記者)

5014とはずがたり:2018/07/12(木) 23:48:27
2018年7月12日 / 11:37 / 2時間前更新
コラム:トランプ貿易戦争の脅威に目覚めた米国、既に手遅れか
https://jp.reuters.com/article/us-tradewar-breakingviews-idJPKBN1K206O?rpc=135
Gina Chon

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 減税に浮かれていた米国が、ようやく「貿易戦争」の脅威に目を覚ましつつある。米政府が10日、追加関税を課す2000億ドル相当の中国製品のリストを公表すると、与党・共和党議員や企業が一斉に警鐘を鳴らした。

本来ならもっと早くそうできたはずなのに、彼らはトランプ大統領が打ち出した減税計画に酔いしれていたのだ。そして気が付けば、もう手遅れになっているのかもしれない。

トランプ氏はずっと前から不公正な貿易慣行をやめさせるために関税を利用するのが好ましいとの姿勢を表明していた。2016年の大統領選中には、中国やメキシコ、米国から生産拠点を海外に移した大手自動車メーカーに関税を適用すると示唆した。今回の追加分を含めると、制裁関税の対象にされる中国製品は総額2500億ドルに達する。


ところが共和党議員や企業は長らく、法人減税法案に目を奪われてきた。

昨年を通じて、トランプ氏が鉄鋼・アルミニウムの輸入状況や中国に盗用された知的財産について調査を命令していた間、共和党が多数を占める議会と企業の関心は、減税法案が可決するかどうかに集まった。

今年に入ってトランプ氏が太陽光パネルと洗濯機に輸入関税を発動した際にも、議会や企業が相当な落ち着きを維持していたのは、昨年12月に成立した減税の効果で説明できるだろう。その後3月には米政府が鉄鋼・アルミの輸入制限を発動し、6月には米国の同盟国に対する適用除外措置が解除され、4月には初めて中国を標的とした関税が発表された。

一方、議会は春頃になってトランプ政権の通商政策に関する公聴会を開催し始め、最近ではコーカー上院議員(共和党)が安全保障を根拠とする大統領の輸入関税導入には議会の承認を義務付ける法案を提出した。だがこうした取り組みは一向に進展していない。

ビジネス界も対応に本腰を入れ出した。

減税実現に熱心だった米商工会議所は今月、各国が報復措置を講じていることで米国の輸出が脅かされていると訴える活動を開始。小売業界などの団体も、懸念をあらわにしている。

それでも事態は全面的な貿易戦争に突入しており、米国も各国も後戻りする気配は見えない。

トランプ氏は、中国が報復するならさらに関税を拡大すると発言している。11月の中間選挙が近づいてきた以上、共和党議員も自分たちの選挙戦に忙殺され、一致団結して通商政策の行き過ぎた部分を元に戻そうとする余裕などないだろう。

5015ちばQ:2018/07/14(土) 23:00:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180714-00000518-san-n_ame
ロシアゲート疑惑 ロシア情報機関当局者12人を起訴 当局者の起訴は初
7/14(土) 12:26配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選干渉疑惑で、連邦大陪審は13日、2016年の大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営幹部らのメールをハッキングで不正入手してインターネットで暴露するサイバー攻撃に関わったとして、当時、情報機関のロシア軍参謀本部情報総局(GRU)当局者だった12人を起訴した。同疑惑を調べているモラー特別検察官が捜査していた。これまでに実業家らロシア人13人が起訴されているが、当局者の起訴は初めて。

 起訴状によると、当局者は16年11月の大統領選に先立ち、クリントン陣営幹部のメールアカウントや民主党全国委員会のコンピューターネットワークに侵入してメールなどの文書を不正に取得し、実在しない人格になりすまして数万通をネット上に公表させていた。選挙管理委員会から有権者約50万人の情報を取得していた。

 また、仮想通貨を使ってマネーロンダリング(資金洗浄)を行い、身元が判明しないようにしてサイバー攻撃に使うサーバーを確保するなどしていた。

 モラー氏の捜査では、クリントン氏に不利な情報を流してトランプ氏を後押しするロシアの大統領選干渉に、トランプ陣営幹部が関わっていたかが焦点だが、米国人は起訴されなかった。ロシア政府は選挙への干渉を否定している。

 欧州歴訪中のトランプ大統領は事前に起訴について報告を受けており、13日のメイ英首相との共同記者会見で、16日にプーチン露大統領と行う首脳会談で大統領選干渉疑惑を取り上げる考えを重ねて表明した。

 ただ、起訴を受けて野党・民主党首脳は首脳会談の中止を主張した。また、与党・共和党重鎮からも、首脳会談でプーチン氏の責任を強く追及するよう求める声が出ている。

5016チバQ:2018/07/16(月) 19:10:29
https://www.sankei.com/world/news/180714/wor1807140034-n1.html
2018.7.14 20:57

「犠牲者」か「言い訳」か ハーレーダビッドソン、生産の国外移転で論争 現地ルポ

 一方、同社従業員も加わる国際機械工労働組合のマルチネス委員長は「ハーレーは『米国製』の意味が分かっているのか」とかみつき、国外移転を批判するトランプ氏に同調。雇用を守るよう迫っている。

 そのハーレーが工場を置く東部ペンシルベニア州ヨーク。工場を見学に訪れると、多くのハーレー愛好家が集まっていた。

 「工場で使っている鉄鋼は全て米国製だ」

 工場見学者の案内役、ボブ・ヘスさん(75)はそう語って胸を張った。

 ヨーク工場は外国製を含めた部品組み立てが中心。同社は国内販売の減少から中西部ミズーリ州の工場閉鎖を今年初めに決定。逆にアジアの需要拡大からタイに工場を新設する。

 工場見学に訪れたバス運転手のDJ・ホールさん(66)は「もちろん『米国製』が好きだからハーレーに乗っている」と語る。トランプ氏を支持するホールさんだが、「国外移転はビジネス上の判断。どうしようもない」と淡々と話した。



【用語解説】ハーレーダビッドソン

 米国の二輪車メーカー大手。1903年に米中西部ウィスコンシン州で創業した。二輪車市場では、大型エンジンを搭載した高級車との位置づけで、昨年の世界販売台数は約24万3千台。同社製の二輪車で若者が旅する米映画「イージー・ライダー」(1969年公開)など映画やドラマに多く登場し、日本を含む世界中で根強い人気がある。

5017チバQ:2018/07/16(月) 19:11:26
貼り間違えたのでもう一度
https://www.sankei.com/world/news/180714/wor1807140034-n1.html
2018.7.14 20:57

「犠牲者」か「言い訳」か ハーレーダビッドソン、生産の国外移転で論争 現地ルポ

 トランプ米政権の「保護主義」が世界の企業を揺るがしている。米二輪車メーカーのハーレーダビッドソンが、生産の一部を国外移転すると表明したことが、米国で論争に発展。同社は「トランプ政権が発動した関税の悪影響を避けるため」と移転理由を説明するが、トランプ大統領らは「言い訳だ」などと真っ向から否定。論戦は政権の通商政策への賛否もからみ、議員や産業界を巻き込んで熱を帯びている。(米ペンシルベニア州ヨーク 塩原永久)

 「ハーレーは一部の生産移転を以前から計画していた。関税の結果ではない」

 ムニューシン財務長官は12日、下院金融サービス委員会でこう証言し、政権の通商政策を擁護した。

 米政権は鉄鋼やアルミニウムに関税を課す強硬策を実施。これに対し、欧州連合(EU)が6月下旬、報復関税を発動した。ハーレーは欧州での価格を引き上げない方針のため、「関税の影響で生産コストが1台約2200ドル(約25万円)上昇する」として、EU向けの生産を国外に移転すると発表した。

 米製造業の復活を公約とするトランプ氏は反発し、ツイッターや演説などで連日、「ハーレーが最初に白旗を上げるとは」「言い訳にするな。辛抱しろ」などと同社を攻撃している。

 ハーレーは「メード・イン・USA」を象徴するメーカー。産業界や米メディアは「ハーレーは貿易戦争の犠牲」(ウォールストリート・ジャーナル)と政権に批判的だ。

 一方、同社従業員も加わる国際機械工労働組合のマルチネス委員長は「ハーレーは『米国製』の意味が分かっているのか」とかみつき、国外移転を批判するトランプ氏に同調。雇用を守るよう迫っている。

 そのハーレーが工場を置く東部ペンシルベニア州ヨーク。工場を見学に訪れると、多くのハーレー愛好家が集まっていた。

 「工場で使っている鉄鋼は全て米国製だ」

 工場見学者の案内役、ボブ・ヘスさん(75)はそう語って胸を張った。

 ヨーク工場は外国製を含めた部品組み立てが中心。同社は国内販売の減少から中西部ミズーリ州の工場閉鎖を今年初めに決定。逆にアジアの需要拡大からタイに工場を新設する。

 工場見学に訪れたバス運転手のDJ・ホールさん(66)は「もちろん『米国製』が好きだからハーレーに乗っている」と語る。トランプ氏を支持するホールさんだが、「国外移転はビジネス上の判断。どうしようもない」と淡々と話した。



【用語解説】ハーレーダビッドソン

 米国の二輪車メーカー大手。1903年に米中西部ウィスコンシン州で創業した。二輪車市場では、大型エンジンを搭載した高級車との位置づけで、昨年の世界販売台数は約24万3千台。同社製の二輪車で若者が旅する米映画「イージー・ライダー」(1969年公開)など映画やドラマに多く登場し、日本を含む世界中で根強い人気がある。

5018とはずがたり:2018/07/17(火) 20:48:46
2018年7月13日 / 14:39 / 4日前
焦点:貿易戦争で設備投資控える米企業、減税分は自社株買いに
https://jp.reuters.com/article/us-funds-buybacks-analysis-idJPKBN1K30J2?rpc=135
[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米企業は米中貿易摩擦の激化で経営の先行きが不透明なため設備投資に後ろ向きで、トランプ大統領の大規模減税によって手にした現金を自社株買いに充てるとみられる。トランプ氏は減税による設備投資拡大をもくろんだが、思惑が外れそうだ。

パシフィック・オルタナティブ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プトリ・パスクアリ氏は、米国の対中制裁関税による実体経済への影響は小さいが、輸出入製品のコストを巡る先行きが不透明となり、企業は設備投資をある程度遅らせるとみている。

その結果、企業は減税で手にした潤沢な現金で自社株買いや事業買収を進め、売上高の増加や浮動株の減少によって企業の1株当たり利益は増加する見込みだという。

もっとも、自社株買い企業の株価の年初来の動きは目覚ましいものではない。自社株買い比率の高い100社を対象とするS&Pバイバック指数は年初来の上昇率が3.2%で、市場全体の3.9%に対してやや見劣りする。

しかしパスクアリ氏は、企業は自社株買いによる株価押し上げ効果が3年前に比べて薄れていることは分かっており、「対応としては自社株買いを止めるか、まだ大きな効果が出ていないとして拡大するかだが、(減税により)現金があるから自社株買いを増やすだろう」と予想した。

トリムタブスによると、S&P総合500種構成企業が第2・四半期に発表した自社株買い計画は過去最高の4366億ドルで、これまで過去最高だった第1・四半期の2421億ドルの2倍近くに急増した。

アップル(AAPL.O)は5月に米企業として過去最大となる1000億ドルの自社株買いを発表。シスコシステムズ(CSCO.O)は250億ドル、ナイキ(NKE.N)も150億ドルの自社株買い計画を公表した。トリムタブスによると、第1・四半期に10億ドル以上の自社株買い計画を発表した米企業は63社に上った。

一方、設備投資には既に減速の兆しが表れている。トムソン・ロイターのデータによると、S&P500種構成企業の第3・四半期の設備投資は前年同期比の伸び率が10.2%と第2・四半期実績の18.8%から鈍化する見込みで、第4・四半期には前年比の伸びがさらに1.7%に鈍る見通しだ。

トムソン・ロイターI/B/E/Sによると、減税の恩恵が大きい中小企業も第2・四半期と第3・四半期は設備投資の伸び率が1桁台となり、第4・四半期には11.7%のマイナスに転じる見通しだ。

ヘネシー・ファンズのポートフォリオマネジャーのデービッド・エリソン氏は「制裁関税が企業の景況感を悪化させているのは間違いない。先が見通せず、他の企業の動きも分からないからだ」と述べた。

一方、オッペンハイマーファンズのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・レビット氏は、「減税による設備投資の期待は行き過ぎだった」と述べ、米国は既に好景気が長期間続き、企業の手元現金は以前から豊富な点を考えると、たとえ米中間の貿易を巡る緊張が緩和しても設備投資が減少して自社株買いが増える流れは続くとみている。

(David Randall記者)

5019とはずがたり:2018/07/17(火) 23:06:06

2018年7月10日 / 18:22 / 6日前
コラム:米大統領の最高裁判事指名、ビジネス界への「贈り物」
Tom Buerkle
https://jp.reuters.com/article/column-trump-court-pick-idJPKBN1K00ZI?rpc=135

[ニューヨーク 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米大統領による最高裁判所判事の指名は、規制緩和面でビジネス界への贈り物となりそうだ。

指名されたブレット・カバノー氏は連邦高裁判事としてCFPBの構造は違憲との判断を示したほか、ネット中立性の規則は無効との見解を示した。頑強な保守主義を掲げる同氏の指名に民主党が抵抗することは必至だが、共和党議員から造反が出なければ、今後長年にわたり最高裁のバランスを右派優位に傾けることができる。

カバノー氏の司法界での保守的な経歴をトランプ大統領は気に入ったようだ。おそらくブッシュ(子)元大統領の秘書官だったという経歴よりもさらに魅力的に映ったとみられる。イェール大学卒のカバノー氏は2006年以降、米連邦高裁判事を務め、最高裁で審理される可能性のある問題についても見解を披露した。

ビジネス界は規制機関に対するカバノー氏の判断を歓迎することになるだろう。同氏は2016年に3判事による審理で、CFPBの構造は違憲との判断を示した。局長への権限に歯止めがないためで、そのため大統領は自在に局長を解任できると主張した。1月に高裁はCFPBの構造は合法と判断し、正当な理由がある場合のみ局長を解任できるとした。カバノー氏はこれに反対し、独立機関は証券取引委員会(SEC)のような構造にすべきと主張した。

またネットサービスプロバイダーに全てのコンテンツを平等に扱うことを義務付けたオバマ政権のネット中立性の規則について、これを支持する判断を示した高裁判決に対し、カバノー判事は連邦通信委員会(FCC)が議会を回避しているとして反対意見を示した。トランプ政権下でFCCのパイ委員長は、12月にネット中立性の規則の廃止を決定した。カバノー判事はまた、環境保護局(EPA)に批判的ないくつかの意見書を書いており、たとえばEPAは規制のコストを考慮する必要があるとの見解を示している。

ワシントンD.C.出身のカバノー氏は、オバマ大統領の医療保険制度改革(オバマケア)に対する提訴に過去2回、反対する意見を示した。この時の内容から保守派の一部は、同氏がロバーツ最高裁長官のように医療保険制度改革を支持し続けることになるのではないかと懸念している。しかし、退任するケネィー判事が同性婚の支持に回るなどリベラルな意見を示していたのと比べ、カバノー氏はより信頼できる保守派である可能性が高い。

興味深いのは、トランプ大統領弾劾を最高裁が判断する場合のカバノー氏の対応だ。同氏は1990年代にクリントン大統領(当時)の偽証疑惑を捜査したスター特別検察官の元で働き、国民をミスリードしているとして大統領を弾劾できると主張した。しかし2009年には、現職の大統領を起訴することは公共の利益にならないとの見解を示した。

短期的にはカバノー氏が上院で過半数を確保できるかどうかが問題となっている。もし確保できればビジネス界は生涯にわたる友人を得ることになるかもしれない。

5020チバQ:2018/07/19(木) 05:34:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000569-san-n_ame
米カリフォルニア、3州に分割? 住民投票実施へ
7/18(水) 21:42配信 産経新聞
米カリフォルニア、3州に分割? 住民投票実施へ
米カリフォルニア州の分割案
 【ロサンゼルス=住井亨介】全米最多の人口を抱えるカリフォルニア州を3分割する提案の是非を問う住民投票が、11月の米中間選挙に合わせて実施されることになった。巨大な経済規模を誇る同州の分割が国内外に与える影響は大きいが、州と連邦議会の同意を経なければならないなど、実現のハードルは高く成否は不透明だ。

 提案は、同州をサンフランシスコや州都サクラメントの「北カリフォルニア州」▽最大都市ロサンゼルスなどの「カリフォルニア州」▽サンディエゴなどの「南カリフォルニア州」-に分割にする内容。シリコンバレーのベンチャー投資家が、行政サービスを地域密着型に変えるべきだとして住民投票を呼びかけ、署名が40万件を超え州法で必要とされる数を超えた。

 州人口は約3981万人。総生産は2兆7470億ドル(2017年)で英国の国内総生産(GDP)を上回る経済規模を誇る。分割は税制を複雑化させ、企業活動を阻害するとの指摘もある。

 同州で伝統的に強い地盤を有する民主党も、分割案には否定的な立場とみられる。州南部には共和党が強い地域があり、分割で政治的影響力が低下する恐れもあるためだ。仮に住民投票で賛成が多数となれば民主党が多数を占める州議会にかけられることになり、否決される可能性が高い。

 ロサンゼルス・タイムズ紙によると、同州が合衆国に加入した1850年以来、分割や独立といった提案は200回以上持ち上がっては消えたという。

5021チバQ:2018/07/19(木) 05:36:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000122-mai-int
<米大統領>国内批判受け、急ぎ修正 露の選挙介入認める
7/18(水) 22:52配信 毎日新聞
 トランプ米大統領は17日の与党議員団との会合で、「ロシアが2016年の米大統領選に介入したと考える理由は見当たらない」と米露首脳会談後の共同記者会見で述べたのは、単に言い間違いだったと釈明し、発言を撤回した。「介入はあった」と見る米情報機関の判断に疑問を呈するトランプ氏の発言は米国内で強く批判されており、あわてて修正した形だ。

 トランプ氏が撤回したのは、16日の記者会見での「全ての米情報機関は介入があったと結論づけているが、ロシアのプーチン大統領は否定している。どちらを信じるのか」との質問に対する回答だ。その際に介入を否定するプーチン氏の発言を「極めて力強い否定だ」と称賛すらした。

 米CNNテレビによると、16日にプーチン露大統領との首脳会談を終えたトランプ氏は会談は成功したと確信している雰囲気だったという。ヘルシンキから帰国する大統領専用機の中や帰国後に、首脳会談を厳しく批判する報道に接したトランプ氏は17日、ツイッターで「プーチン氏との首脳会談は大成功だった。認めないのは偽ニュースを流すメディアだけだ」と不満を爆発させた。

 しかし、米露首脳会談での言動には、身内である共和党内部からも批判の声が高まった。共和党のマイク・ターナー下院議員は米CNNテレビに対し「これがいかに米国の外交を傷つけるか、トランプ氏は理解すべきだ」と語っている。

 こうした批判を受けて、トランプ氏は17日の会合で、「ロシアが介入しなかったと考える理由はないと言うつもりだった」と、正反対の意図だったと釈明。米大統領選にロシアが介入したとする米情報機関の結論を受け入れる考えも示した。一方で、ロシア当局との共謀については改めて否定し、11月の中間選挙でロシアによる選挙介入を阻止することに全力を挙げる考えを明らかにした。

 ただ、トランプ氏は発言撤回でも弱気にはなっておらず、18日にはツイッターで「知性の高い人たちの多くは私の記者会見を気に入っている」と主張した。【山衛守剛】

5022チバQ:2018/07/19(木) 15:24:16
http://www.sankei.com/world/news/180719/wor1807190015-n1.html
2018.7.19 11:13

米カリフォルニア州分割の住民投票、中止に 州最高裁が命令
 【ロサンゼルス=住井亨介】11月の米議会中間選挙に合わせて行われることになっていたカリフォルニア州を3分割する是非を問う住民投票をめぐり、同州最高裁は18日、投票を実施しないよう州当局に命令した。「(投票内容の)妥当性に重要な疑義が生じたため」としている。米メディアが伝えた。

 現在の州法が破棄されることによる環境への影響を懸念した環境団体などが、「州組織の変更には、住民投票の前に州議会での3分の2以上の賛成が必要」だとして提訴していた。

 最高裁の命令はこうした主張を認めた形だが、住民投票を先送りするか廃案とするかについては法的に検討することも命じた。

 住民投票はシリコンバレーのベンチャー企業投資家が提起し、40万を超す有効署名を集めて州当局に提出して認められていた。

5023とはずがたり:2018/07/23(月) 21:53:26
サンフランシスコでは年収1800万円でも「かろうじて食いつないでいけるレベル」の生活
https://businessinsider.jp/post-1135
Melia Robinson
Mar. 26, 2017, 12:30 PM TECH INSIDER709,584
Noah Berger/Reuters

サンフランシスコのベイエリアで暮らしていると、年収が1000万円を超えても貧乏と感じてしまうようだ。

Twitterの従業員が、匿名を条件にThe Guardianの取材に応じた。40代前半、サンフランシスコ在住のこの男性は、年収16万ドル(約1800万円)。だが、かろうじて暮らしていけるレベルだと語った。翌月まで「食いつなぐ」ために借金をしたこともある。

「ソフトウェア・エンジニアになったのに、家計に苦労することになるとは」。そう語る男性は、このエリアで家族と暮らしていくためには自分の収入は「かなり低い」と考えている。

家計のもっとも大きな支出は家賃。毎月3000ドル(約34万円)かかる。妻と2人の子ども。場所を考えるとこの家賃でも「ものすごく安い」と彼は言う。

サンフランシスコのベイエリアは、アメリカでもっとも人気が高いエリア。不動産サイト「Trulia」によると、家賃は平均月4200ドル(約48万円)。Google、Uber、Airbnb、Twitterなどに勤める中堅以上のエンジニアは、給料の40%?50%を勤務先の近くに住居を借りるために使っているという研究結果もある。

サンフランシスコの人口のおよそ30%を占めるミレニアル世代が家賃を高騰させている。節約のために大勢のルームメイトと一緒に暮らしている者も多く、住宅市場の競争を加速させている。

同エリアでフルタイムで働く18歳?34歳の人々の平均収入は、2013年に5万9000ドル(約671万円)だったと米国勢調査局のデータが伝えている。

[原文:A Twitter employee making $160,000 a year says he's only scraping by in San Francisco]

(翻訳者:にこぱん)

5024チバQ:2018/07/28(土) 18:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000024-jij-n_ame
米下院議長に保守強硬派名乗り
7/27(金) 8:20配信 時事通信
 【ワシントン時事】米各メディアによると、共和党のジム・ジョーダン下院議員(54)は26日、11月の中間選挙で同党が多数派を維持した場合、下院議長に立候補すると明らかにした。

 ジョーダン氏は保守強硬派グループ「ハウス・フリーダム・コーカス(下院自由議員連盟)」の創設メンバーで、同連盟代表も務めた有力議員。

5025 チバQ:2018/07/29(日) 12:53:34
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018072800309&g=use
トランプ氏、相次ぐ軌道修正=中間選挙控え、不満意識か

2018年07月28日14時36分

26日、米アイオワ州で開かれた集会に参加したトランプ大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が重要政策で軌道修正を図る場面が目立っている。鉄鋼などの輸入制限に端を発した欧州連合(EU)との貿易紛争は「停戦」にかじを切り、秋を目指したロシアのプーチン大統領との首脳会談も早々と見送りを表明した。中間選挙がおよそ3カ月後に迫る中、有権者の不満や批判に敏感になっている様子だ。<下へ続く>

 「あなた方農家のため、欧州の市場を開放した」。トランプ氏は26日に訪れたアイオワ州の集会で、前日の米欧首脳会談でEUが約束した米国産大豆の輸入拡大の成果を誇った。

5026チバQ:2018/07/30(月) 10:48:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018073000091&g=use
民主反対なら「政府閉鎖辞さず」=移民政策で強硬姿勢-米大統領
トランプ氏


トランプ米大統領=27日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、ツイッターに「民主党が国境強化に賛成しないのなら、政府閉鎖もいとわない」と投稿し、不法移民対策として公約するメキシコ国境への壁建設などを進めるよう訴えた。11月の中間選挙を前に、移民政策での強硬姿勢を改めて支持層にアピールした。

半数が「トランプ氏は人種差別主義」=移民政策に厳しい目-米世論調査

 米議会では1月、移民政策をめぐる与野党対立からつなぎ予算が成立せず、約4年ぶりに政府の一部機関が閉鎖。2月にも数時間にわたり閉鎖状態に陥った。現在の会計年度は9月末で終了するため、それまでに議会が10月以降の予算措置で合意できなければ、同様の事態が発生する可能性もある。
 トランプ氏はツイートで、永住権付与の対象をくじで選ぶ制度や、国境で身柄拘束した不法入国者をいったん釈放する制度も廃止すべきだと主張。「われわれは立派な人々に(移民として)来てもらう必要がある」と書き込み、米国にどれだけ貢献できるかで、移民として受け入れるか否か判定する仕組みを導入するよう求めた。(2018/07/30-06:04)

5027チバQ:2018/08/02(木) 11:19:26
http://www.sankei.com/world/news/180802/wor1808020001-n1.html
2018.8.2 08:00
【国際情勢分析】
民主・女性候補が米中間選予備選で躍進 党は左傾化強め“極端な戦い”
 11月の米中間選挙に向けた予備選で、女性候補者が躍進している。2016年の前回選に比べ、とりわけ野党・民主党で女性候補が増加し、その多くが本選進出を決めている。市民の関心が、米社会で暗黙のうちに“女性の領域”と捉えられる福祉政策に集まっていることが背景の一つといわれる。さらに、民主党内ではリベラルな主張を強める候補者が目立つ一方、共和党ではトランプ大統領の言動をまねる候補者が出るなど、両党が「極端な」戦いを展開している。
(外信部 岡田美月)

民主党で女性候補の躍進が際立つ

 米ラトガース大の米女性と政治センターの調査によると、上院議員選に立候補した女性は54人(民主党31人、共和党23人)で、8人(民主党6人、共和党2人)が予備選に勝利した。下院議員選の女性候補者は472人(民主党352人、共和党120人)で、155人(民主党120人、共和党35人)が本選進出を決めた。予備選の結果はいずれも7月18日現在。

 選挙分析に定評があるクック・ポリティカル・リポート社が5月に実施した予備選に関する分析によると、民主党で新人の男女だけが出馬した65選挙区の内、約7割に当たる45選挙区で女性候補が勝利。一方、共和党では、男女両候補が現職不在の議席を争った14選挙区の内、女性が勝利したのは約2割の3選挙区だった。

福祉政策には女性政治家?

 米政治に詳しい慶応大学の渡辺靖教授は7月、笹川平和財団主催の「トランプ時代の女性と政治」に関する都内での公開討論会で、「今回の中間選挙に関しては、米国民の中で医療保険、教育に関する関心が非常に高くなっている」と指摘した。

 同教授によると、16年の前回選挙では女性の比率は29%だったが、今回は43%に増加しており、しかも立候補した女性の半数近くが予備選で勝利。女性躍進の背景には、「医療、教育などの課題は“女性の領域”で(あると認識されており)、だから女性への信頼が高い」との事情があるという。

 一方で同教授は、内政よりも外交・安全保障が中間選挙の大きな焦点になっていた場合、「ここまで女性旋風みたいなものは起きてなかったのではないかという話もある」と強調。「外交・安保に関する著名な女性専門家は大勢いるが、一般的な雰囲気として安保に関しては『女性はあまり信用できない』という考えが米社会全体にまだはびこっている」と分析した。

“トランプの共和党”と“左傾化する民主党”両極端に

 女性に対する言動や厳格な移民政策をはじめとするトランプ大統領のこれまでの動向が、民主党内で左傾化の動きにつながっているとの指摘もある。

5028チバQ:2018/08/02(木) 11:19:56
 渡辺教授によれば、民主党では、トランプ政権下の米国が、1950年代から60年代にかけて盛り上がった公民権運動以降に推し進められてきた多文化主義の理念に逆行しているとの懸念が拡大。同党内の左派系には、女性や少数派(マイノリティー)の権利擁護や医療保険、教育拡充、環境保護といった分野でトランプ政権との違いを鮮明にすることが「米世論を引きつける正しい選択だと考える人が多い」。

 今回の女性候補の躍進は、「民主党の左派的な部分を強調して戦う姿勢」が反映された結果だとも考えられる。

 一方の共和党の中には、トランプ氏の発言や振る舞いをまねする候補者も出ており、共和党、民主党ともに「両極端なところで戦っている」(渡辺教授)格好だ。共和党内のトランプ氏支持は高く、安全保障分野で「力による平和」を提唱したレーガン元大統領時代の同党が「レーガンの党」と称されたのと同様、「トランプの党」との様相を呈しているという。

米政権の行方は…

 中間選挙での勝利を政権交代につなげたい民主党と、2020年の大統領選での再選につなげたいトランプ政権・共和党。渡辺教授は、そのイデオロギー面での特色を、欧州との比較でこう解説する。

 「欧州には右側に『保守主義』、真ん中に『自由主義』、左側に『社会主義』がある。だが、米国ではもともと貴族主義的な意味での保守主義は除外、社会主義は否定されており、自由主義の中での『保守』『リベラル』という考え方が用いられる」

 このため、民主党が政権を取ったとしても、「いわゆる社会主義になるわけではなく、自由主義の中の革新という形になるだろう」と指摘するが、このまま“両極端”な戦いが続けばどうなるのか-。今回の中間選挙は、そうした点からも関心が集まりそうだ。

 米中間選挙 4年ごとの大統領選の中間年に行われる上下両院議員や州知事などの選挙の総称。上院は任期6年で2年ごとに3分の1ずつ改選され、定数は各州2人の計100議席。今回は35議席が改選される。下院は任期2年で、定数435の全議席の選挙が行われる。

5029チバQ:2018/08/02(木) 22:01:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000007-jij_afp-int
オバマ氏、中間選で民主候補81人を支持 トランプ氏に対抗へ
8/2(木) 10:01配信 AFP=時事
オバマ氏、中間選で民主候補81人を支持 トランプ氏に対抗へ
訪問先の南アフリカ・ヨハネスブルクで講演するバラク・オバマ前米大統領(2018年7月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領は1日声明を出し、11月の中間選挙で連邦議会選や州知事選などに出馬する民主党候補81人を支持すると明らかにした。共和党ではドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が支持する候補の選挙遊説に乗り出すと予想される中、選挙戦を通じて自らが推す候補を積極的に応援していく考えだ。

【動画】オバマ氏、パン店に突然のご来店 バイデン氏と一緒に 米首都

 ここ数年で最も待望されている中間選挙を数か月後に控え、オバマ氏は次世代の指導者として支持する14州の民主党候補81人を公表。「各民主党候補がなぜ投票するに値する人物かを訴えていきたい」と意欲を示した。

 オバマ氏は「彼らが一緒になって、広く分かち合う機会を取り戻し、世界におけるわが国の同盟関係と立場を修復し、正義、公平、責任、法の支配への基本的誓約を守ることによって、われわれの愛するこの国を強くしていくことを確信している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

5030チバQ:2018/08/07(火) 17:23:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000007-jij-n_ame
支持層に固執、離れる無党派=共和、トランプ氏との距離悩む―米中間選挙
8/7(火) 7:05配信 時事通信
 米中間選挙まで残り3カ月を切り、トランプ大統領が遊説を本格化させている。

 「米国を再び偉大に」と2年前の大統領選挙戦と同様に訴え、視線を送るのはあくまで自身の支持基盤だ。だが、対立をあおる政治姿勢や反移民政策は穏健な無党派層を遠ざけ、民主党との戦いに影を落としている。

 ◇変わらぬ熱気
 トランプ氏は2日、東部ペンシルベニア州ウィルクスバリの1万人収容のスタジアムで集会を開いた。立ち見も出る熱気の中、トランプ氏と支持者の「共通の敵」が一体感を高める。「偽ニュースのCNNはトランプが(大統領選で)過半数を取るなんてあり得ないと言っていた」とトランプ氏が語ると、聴衆は報道陣席に向かって下に向けた親指を突き出し、「CNNは最悪だ」と連呼で応じる。

 トランプ氏の演説場所は共和党の地盤が圧倒的に多い。ウィルクスバリがあるルザーン郡も2年前、トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン候補に20ポイント差をつけて勝利した。「米国第一」の政策や民主党批判で支持者を鼓舞し、投票所へ足を運んでもらうのが基本戦略だ。

 会場にいたジェームズ・マリノさん(70)は、トランプ氏について「素晴らしい仕事をしている。米国は沈みつつあったが、経済は復活し、国民に愛国心が戻ってきた」と語った。

 もっとも、トランプ氏がこの日応援した上院議員候補は民主党現職を相手に苦戦、既に当選は困難とも伝えられる。トランプ氏が支持層を重視する真の狙いは「2020年大統領選への布石」(米メディア)という見方もある。

 ◇スイング州では異変
 7月下旬、一つの世論調査が米政界で話題となった。NBCテレビなどが中西部ミシガン州とウィスコンシン州などを対象に実施した調査で、両州のトランプ政権の支持率はいずれも36%、不支持は5割を超えた。共和、民主両党が勢力を競う「スイング・ステート(揺れ動く州)」の両州はトランプ氏がクリントン氏に小差で勝ち、勝利を決定付けた場所だ。

 カトリック大のジョン・ホワイト教授はトランプ氏への「無党派層、特に郊外地域に住む住民や、女性の支持が離れている」と分析。トランプ氏が「自分の支持層にこだわり、民主党にも無党派層にも支持を広げようとしていない」と語る。

 共和党候補者にとって、党内の8〜9割の支持を誇るトランプ氏とは、政策の考え方は違っても表立って対立しにくい。しかし、距離を置く動きも出始めた。

 スイング・ステートのフロリダ州で上院選に出馬するリック・スコット知事は7月31日、トランプ氏が同州タンパで開いた支持者集会に姿を見せなかった。スコット氏は大統領選でトランプ氏を最も早い段階で支持した政治家の一人だが、最近は移民問題や銃規制をめぐってトランプ氏への異論を口にすることが多くなっていた。

 「私はフロリダのためにいいことなら大統領を支持するし、そうでなければ反対する」。スコット氏は米メディアにこう語った。

5031チバQ:2018/08/07(火) 19:21:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3185119
ナチス信奉者に人種差別主義者、米中間選挙の過激な共和党候補たち
2018年8月6日 18:10 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【8月6日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)を公然と擁護するアート・ジョーンズ(Art Jones)氏、ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)は作り話だと主張するジョン・フィッツジェラルド(John Fitzgerald)氏、そして「米国を再び白人の国に」と呼び掛けるリック・タイラー(Rick Tyler)氏──前時代の遺物のような考えを信奉するこれらの人々は、いずれも米国で今年実施される中間選挙の共和党候補者だ。

 21世紀の米政界、そしてドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領政権下では、過激主義や偏狭な持論、さらにはあからさまな白人至上主義や反ユダヤ主義が息を吹き返し、ごく一部の知名度の低い変わり者が毒づいているだけとはもはや言えないような事態になってきている。

 彼らは今年、全米で近年まれに見るほどの露出度を高めている。一方で、保守派を中心としたヘイト勢力の出馬に、共和党が非常に困惑していることも分かってきた。

 民主党の地盤であるイリノイ州の予備選では、共和党から立候補したのがジョーンズ氏のみだったことから、同氏は共和党の下院議員候補に選出された。ジョーンズ氏はホロコーストを「史上最大で最悪のうそ」と呼び、大きなかぎ十字を中央に配した新聞広告を出したこともある。

 ノースカロライナ州の州議会選に立候補しているラッセル・ウォーカー(Russel Walker)氏は、「人種差別主義者でいることの何が悪い」「(ユダヤ人は)悪魔の子孫だ」と主張している。

 ウィスコンシン州では、引退を表明した共和党ポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長の後任を狙う同党主要候補者ポール・ネーレン(Paul Nehlen)氏が、「オルト・ライト」(オルタナ右翼)運動のリーダーと目されている。反対派から警戒されている同氏は、米国の文化や政治の場で白人ナショナリストや反ユダヤ主義者により強い地盤を提供することを模索している。

■トランプ大統領の擁護が暗黙のメッセージに

 またテネシー州で下院の予備選に出馬しているトランプ支持者のタイラー氏は、自身の選挙運動用のウェブサイトに、南北戦争(American Civil War)時代の南部連合の戦旗がホワイトハウス(White House)の上でたなびくデザインの画像を掲載している。同氏の選挙運動用の看板広告には、「米国を再び白人の国に」と書かれたものもある。

 専門家らは、今年は偏った意見を公言する候補者がかつてないほど多く、それを助長している主な要因は米国大統領本人にほかならないと指摘している。

 公民権擁護団体「南部貧困法律センター(SPLC)」の専門家で、1999年からヘイト(憎悪)グループの追跡調査を行っているハイディ・バイリック(Heidi Beirich)氏はAFPの取材に対し、「トランプ氏による人種差別的で反イスラム的、偏見に満ちた型破りな言葉遣いが、これまで政界に存在しなかった扉を開けてしまった」と話した。

「これまでにもネオナチの問題は少しはあったが、今は以前よりもはるかに状況が悪化している」

 バージニア州などでは、人種・民族間の分断が政治にはっきりと反映されている。同州の共和党上院議員候補で、反移民の立場を取る郡執行官、コーリー・スチュワート(Corey Stewart)氏は、物議を醸す人々と交流があるせいで激しい批判にさらされている。

 スチュワート氏は、ネーレン氏のことを「私の個人的ヒーローの一人」と称賛。昨年8月にバージニア州シャーロッツビル(Charlottesville)で死者を出した白人至上主義の集会を主催したジェイソン・ケスラー(Jason Kessler)氏と一緒に姿を見せたこともある。

 しかしスチュワート氏はその後、両氏との関係を否定。この行動に同氏への考えを改めた有権者もいたのか、6月20日の予備選では共和党候補者に選出された。

 スチュワート氏は先週、2016年の大統領選でヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の副大統領候補だったティム・ケーン(Tim Kaine)民主党上院議員との公開討論に臨んだが、そこでも「私の体に人種差別主義者の骨はない」と主張した。

5032チバQ:2018/08/07(火) 19:21:32
しかしバージニア州の「歴史的遺産」、南部連合の記念碑の熱心な保存推進派としての立場は維持しており、同記念碑の撤去には強く反対している。

 共和党は、ジョーンズ氏やネーレン氏をはじめとする過激な候補者数人を認めていない。

 しかしSPLCのバイリック氏は、物議を醸す共和党候補者をトランプ氏が擁護することが、党の非主流派に対して、政治的な議論の場に彼らの居場所があるという暗黙のメッセージになっていると指摘する。

 そうした非主流派の一人であるアリゾナ州のジョー・アルパイオ(Joe Arpaio)元保安官は、不法移民への強硬な取り締まりで有罪判決を受けた後トランプ氏に恩赦され、現在、上院議員選に出馬している。(c)AFP/Michael Mathes

5033チバQ:2018/08/08(水) 03:17:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180807-00000585-san-n_ame
2018米中間選挙 忍び寄る露の干渉 投票システム侵入で結果書き換え狙う
8/7(火) 20:39配信 産経新聞
2018米中間選挙 忍び寄る露の干渉 投票システム侵入で結果書き換え狙う
投開票システムがサイバー攻撃に弱い州
 7月13日。米首都ワシントンに隣接するメリーランド州で、有権者を驚愕させる出来事が発覚した。

 「州選管の票集計や有権者登録システムの運営を請け負う地元のソフトウエア企業が、ロシアの投資会社に買収されていた」

 州都アナポリスで緊急記者会見を開いたトーマス・ミラー州上院議長とマイケル・ブッシュ州下院議長によると、問題の投資会社は「アルトポイント」という名称で、2015年に地元ソフト企業「バイトグリッド」を買収した。

 州議会トップ2人が衝撃を受けたのは、投資会社の最大出資者がウラジーミル・ポターニン氏というロシアの大富豪であることが最近になって分かったためだ。

 選管関係者によると、ポターニン氏はプーチン露大統領と「親密な関係」にある。アルトポイントの業務執行役員もジェラルド・バンクス(旧名ゲルマン・アリエフ)氏という、姓名を米国風に変えた露大富豪だった。

 2人は連邦捜査局(FBI)に通報し捜査を依頼。ミラー氏は、ロシアが投資会社を通じて州選管に不正行為を仕掛けた証拠は現時点で見つかっていないとしつつ、こう訴える。

 「(米露の)冷戦は現在も続いている。ロシアは悪の帝国だ。私たちの選挙プロセスをカネで買い、玄関先まで押し寄せている」

 アナポリスでの記者会見と同じ日、連邦大陪審は16年の大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営幹部らのメールをハッキングで入手してネット上で暴露する「選挙干渉」に関与したとして、露軍情報機関「参謀本部情報総局」(GRU)要員だった12人を起訴した。

 米情報機関は、ロシアが16年の大統領選で、結果を人為的に左右し、有権者の対立をあおり民主制度への信任を低下させることを狙った、サイバー攻撃などによる「選挙干渉」を実行したと断定した。

 情報機関は一連の干渉が「選挙結果に影響を与えなかった」と結論づけたものの、トランプ政権の安全保障関連省庁や連邦議会、現場の選挙を取り仕切る州政府は、ロシアが今年の中間選挙に加え、20年の大統領選でも干渉行為を仕掛けてくることは必至とみて、対策強化を急ぐ。

 メリーランド州の一件をめぐっては7月下旬、同州選出の連邦下院議員らが連邦選挙のシステムを扱う業者を米国人所有の米企業に限定することを義務づけた法案を超党派で提出。上院では今月初旬、ロシアによる選挙干渉が判明した場合は一層厳格な対露制裁を科すことを盛り込んだ超党派法案も提出された。

 しかし、民主党のマカスキル上院議員の事務所がロシアにハッキングされるなど、複数の候補に対するサイバー攻撃が早くも表面化する中、具体的な対策には遅れも目立つ。

 ロシアの狙いの一つは、電子投票システムへの侵入による投票結果の書き換えだ。しかし、電子投票を導入している州のうち、デラウェアやジョージアなど5州は投票集計を紙に印字して記録として残していないため外部から票を操作されても分からず、「最も脆弱な州」と目されている。

 上院では7月中旬、電子投票を次の大統領選までに廃止して紙による投票を全面採用することを定めた法案を民主党議員5人が提出したが、費用面などの問題で消極的な州も多い。

 そして最大の懸念材料は、トランプ大統領が7月16日の米露首脳会談での記者会見でプーチン露大統領に干渉をやめるよう強く要請しないなど「対露融和」を疑わせる言動を繰り返してきたことだ。

 ロシアの干渉が「あったとは思えない」と述べて非難を浴びたトランプ発言の失地を挽回するかのように、最近のトランプ政権は厳しい対露政策を次々と打ち出した。しかし、当のトランプ氏からは、露の干渉を「いんちき」(3日のペンシルベニア州での集会)と断じるかのような発言がいまなお飛び出している。

5034チバQ:2018/08/09(木) 20:17:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000069-jij-n_ame
トランプ政権、差別助長か=米で憎悪集団・犯罪増加
8/9(木) 14:18配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領の人種差別的な言動が、米国社会の分断を助長していると批判されている。

 人権団体などによると、人権や宗教差別などに基づく「ヘイトグループ(憎悪集団)」や「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」は現政権下で増加した。それでもトランプ氏は意に介さず、新たに米プロバスケットボール協会(NBA)のスター選手にも侮蔑の言葉を投げつけた。

 トランプ氏は昨年1月の就任以降、白人至上主義者に肩入れするような発言で批判を浴びた。アフリカや中米諸国を侮辱し、ハイチからの入国者は「全員エイズ患者だ」と述べたとされる。

 カリフォルニア州立大サンバナディーノ校の調査では、米国の10大都市における2017年の憎悪犯罪件数は前年比12%増加し、過去10年間で最悪を記録。人権団体「南部貧困法律センター(SPLC)」によれば、17年に米国内で差別活動を行った憎悪集団も前年から4%増えた。

 公民権運動団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」は「トランプ大統領は選挙戦から分断と憎悪の言葉を吐き出してきた」と指摘。トランプ氏の言動や政策が憎悪犯罪の増加と直接関係があると批判する。

 トランプ氏は今月上旬、NBAのレブロン・ジェームズ選手をインタビューしたCNNテレビの黒人司会者ドン・レモン氏を「テレビ業界で最も愚かな男」と罵倒。さらに「彼はレブロンを賢くみせた。容易ではないことだ」と同選手にも矛先を向けた。

 レモン氏は「大統領は常に有色人種や女性をばかにしてきた」と反発。その上で「黒人は知性が劣っているとの中傷は、米国の人種差別の過去と現在において最も使い古されたデマだ」と非難した。

5035チバQ:2018/08/09(木) 20:19:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-35123793-cnn-int
オハイオ州補選が大接戦、中間選挙控えトランプ政権に逆風
8/9(木) 11:07配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米州西部オハイオ州で7日、下院12区補選が投開票された。30年にわたって共和党が維持してきた選挙区だったが大接戦となった。得票率では共和党候補がわずかにリードしているが、11月に中間選挙を控えるなか、共和党には厳しい選挙結果となった。

共和党は敗北を回避しようと、数百万ドルをつぎ込み、投票数日前にはトランプ大統領も現地入りした。これまでのところ、共和党のトロイ・ボルダーソン氏が民主党のダニー・オコナー氏を0.9パーセンテージポイントリードしている。

ただ、再確認が必要な票が8000票以上残されており、オコナー氏は敗北を認める予定はないとしている。

2016年の大統領選ではトランプ氏が、12年の大統領選ではミット・ロムニー氏が11ポイントの差をつけて勝利を収めており、オハイオ州が大接戦となったことは、中間選挙で共和党が下院での過半数を失う可能性があることの証左ともいえそうだ。

5036チバQ:2018/08/09(木) 21:24:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080900735&g=int
繰り返す人種差別の歴史=米、トランプ政権下で分断加速-強制収容の日系人が警鐘

人種差別


第2次大戦中、米ハワイ州オアフ島にあったホノウリウリ強制収容所の跡地。同収容所は2015年に国定史跡に指定された=17年8月

 【ワシントン時事】米政府が第2次大戦中の日系人強制収容の過ちを認め、公式に謝罪した「市民の自由法」成立から10日で30年。日本人の血を引くという理由だけで「敵性外国人」のレッテルを貼られ、仕事や財産を奪われた日系人。その差別の歴史は、トランプ政権下で繰り返されつつある。「二度とないように」。元収容者の切実な願いは、人種・民族の分断が加速する米社会にむなしく響く。
 ◇有刺鉄線からの解放
 対向車のほとんどない一本道の両脇には、見渡す限りトウモロコシが青々とした葉を茂らせていた。米東部ニュージャージー州にある人口約4万6000人の町シーブルック。「今も多くの日系人が暮らしているんですよ」。日系3世のスタンリー・カネシキさん(82)は笑顔を見せる。
 大戦末期、徴兵で働き手を失ったシーブルックの野菜加工工場は、日系人の元収容者を積極的に採用した。日系人約2300人が新たな生活を求めて移住。欧州や中南米からも多くの移民が集まった。
 1日12時間労働で、時給は35〜50セント。「風呂やトイレは共用で、居住環境は収容所と大差なかった」とカネシキさん。それでも「有刺鉄線の囲いから解放された自由は何物にも代え難かった」と振り返る。


米日系人強制収容所について語るスタンリー・カネシキさん(右)とアイリーン・カネシキさん=2日、東部ニュージャージー州シーブルック

 ◇強まる移民規制
 レーガン元大統領は1988年、市民の自由法に署名し、日系人の強制収容を「重大な過ち」と認めて謝罪。生存している元収容者に各2万ドルの補償金を支払った。
 それから30年、米社会における強制収容の記憶は薄れつつある。トランプ大統領は一部イスラム圏の国民の入国を禁止。アフリカや中米諸国を「便所のような国」と侮蔑し、さらなる移民規制を模索する。こうした風潮は社会にも拡散し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)は増加の一途をたどる。
 日系3世のアイリーン・カネシキさん(78)は「日本に対する恐怖から日系人を一律に敵対視し、権利を剥奪した戦争中と同じだ」と指摘。「米国は移民で成り立つ国。シーブルックはその良い例だ」と語る。


2000年に除幕された第2次大戦中の米日系人強制収容所の歴史を伝える記念碑=8日、ワシントン

 ◇政権の無関心
 トランプ政権は2019会計年度予算教書で、日系人収容所跡地と米先住民墓地の保存事業に交付される補助金を廃止した。さらに、国定史跡の見直し・縮小も進める。
 2015年に国定史跡に指定されたハワイ・オアフ島のホノウリウリ強制収容所も、将来の見直し対象になる可能性は否定できない。日系4世のハナブサ下院議員(民主党)は補助金廃止を「政権の宗教・人種差別に対する無関心さの表れだ」と批判する。
 首都ワシントンの連邦議会議事堂近くの公園には、2羽の鶴が自由を求め、体に巻き付いた有刺鉄線から脱しようともがく様子を表現した高さ約4メートルの銅像がある。日系人収容の歴史を伝える記念碑だ。
 日系の故ダニエル・イノウエ元上院議員の言葉も刻まれている。「いかなる人々に対しても二度と起きてはならぬことの教訓として引き継いでいかなければならない」。(2018/08/09-14:44)

5037チバQ:2018/08/09(木) 21:25:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080901197&g=int
カナダ首相、サウジへの謝罪拒否

サウジアラビア


カナダのトルドー首相=6月9日、東部シャルルボワ(AFP時事)

 【オタワAFP時事】カナダのトルドー首相は、サウジアラビアが人権侵害への非難に怒りカナダとの断交に向けた措置を進めていることに対し「カナダは常に強く明確に人権について発言していく」と表明し、サウジへの謝罪を拒否した。8日の記者会見で語った。
 一方で「サウジとの関係を悪化させたいわけではない」とも強調。カナダのフリーランド外相が7日、サウジのジュベイル外相と「長時間話し合った」と明らかにし「外交交渉は続いている」と述べた。(2018/08/09-20:23)

5038チバQ:2018/08/09(木) 21:27:38
>>5035
https://mainichi.jp/articles/20180809/k00/00m/030/093000c
関連ニュースはこちら 米中間選挙
前哨戦で共和苦戦 オハイオ補選、大接戦
毎日新聞2018年8月8日 21時05分(最終更新 8月8日 22時40分)
 【ワシントン高本耕太】米中西部オハイオ州で7日、連邦下院第12区(州都コロンバス郊外)補欠選挙が投開票された。与党・共和党の新人が勝利宣言したが、開票率100%でも当選者が確定しない大接戦となった。投開票まで3カ月を切った11月6日の中間選挙を占う最後の前哨戦とされ、トランプ大統領も党の顔として現地入り。だが、共和党が1983年から議席を維持する選挙区で苦戦したことに、共和党内で危機感が広がっている。

「嫌トランプ」進む
 補欠選挙は共和党現職議員の引退に伴うもの。共和党のボルダーソン候補、民主党のオコナー候補ともに知名度の低い新人同士の構図で、トランプ大統領の信任投票の性格が色濃い選挙となった。

 開票率100%の段階で、ボルダーソン氏の得票率は50.2%で、オコナー氏の49.3%を上回った。ボルダーソン氏は7日、支持者を前に勝利宣言し「この選挙区のために必死に働く。大統領に感謝したい」と語った。トランプ氏もツイッターで「私の演説で形勢が上向いた。すばらしい勝利だ」と自らの影響力を誇示した。

 だが、票差は2000票以内で、再確認の必要な票が約3400票あるとされる。再確認終了後も得票率差が0.5ポイント以内の場合は再集計を義務付ける同州の規定もあり、米主要メディアは当選確実を報じていない。

 オハイオ州は、2016年大統領選でトランプ氏を当選に押し上げた白人労働者が多いラストベルト(さび付いた工業地帯)の一つ。12区でもトランプ氏が民主党のクリントン候補に11ポイント差で勝利し、同時に実施された下院選では現職が36ポイント差で大勝した。トランプ氏は4日に現地で好調な経済など政権の実績を訴えたが、今回の結果は「トランプ旋風」の失速を印象付けた。

 また、12区は中間選主戦場となる「郊外型」選挙区でもある。米メディアによると人口の88%が白人で保守派が多いが、都市部周辺にはトランプ氏の排外・差別的な政策や言動に嫌悪を抱く高学歴層や女性が多いとされる。大統領選の共和党候補者選びでトランプ氏と戦ったケーシック・オハイオ州知事はトランプ氏の存在が「共和党支持者を不安にさせている」と指摘した。

 トランプ氏は中間選に向け今後も各地へ足を運びテコ入れをする構え。だが、トランプ氏の存在は、コアな支持層を活性化させる一方、女性らの支持を遠ざける可能性もあり、共和党は難しい戦略を迫られることになる。

共和の過半数が焦点
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙は与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかが焦点だ。野党・民主党がいずれかでも逆転すれば、トランプ大統領の今後の政権運営と再選戦略に大きな影響を与えることになる。

 上院(定数100、任期6年)は現在、共和51、民主49(無所属含む)で拮抗(きっこう)。3分の1が改選で、今回は補選と合わせ35議席が対象だ。現在の内訳は共和9、民主26で、民主が2議席を上積みすれば逆転する。選挙分析機関のクック・ポリティカル・リポート(今月3日付)によると、共和は6議席、民主は21議席を確保する見通しで、残り8議席が接戦となっている。

 一方、下院(定数435、欠員6、任期2年)は全議席が改選される。現有議席は共和236に対し民主は193。共和が19議席失えば過半数割れすることになる。クック(7月26日付)は共和が206、民主が192を確保する見通しで、37議席が接戦と伝える。

 中間選挙は、連邦議会や州知事などの統一選挙。投票日は「11月の第1月曜日の次の火曜日」と定められ、今年は11月6日となる。

5039チバQ:2018/08/09(木) 21:30:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000015-jij-n_ame
トランプ派議員を逮捕・起訴=インサイダー取引で―米検察
8/9(木) 7:42配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク南部地区検察は8日、クリス・コリンズ連邦下院議員(68)をインサイダー取引などの容疑で逮捕し、直ちに起訴した。

 共和党の同議員はニューヨーク州北西部選出で、2016年の大統領選では予備選の段階からトランプ候補支持を表明したことで知られる。

 起訴状によると、コリンズ議員は17年6月、自身が役員を務め、自身と親族が株式を保有するオーストラリアの医薬品メーカーから、新薬開発に失敗したとの内部報告を受け、この情報を直ちに息子に伝えた。株価は情報の公表後に90%超下落したが、親族らはその前に数回にわたって株式を売り抜け、少なくとも76万8000ドル(約8500万円)の損失を回避したという。

5040チバQ:2018/08/09(木) 22:21:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000601-san-n_ame
2018米中間選挙 怒りが女性を駆り立てる トランプ政権への「怒り」を票に結びつけられるか
8/9(木) 21:34配信 産経新聞
 トランプ米大統領の女性蔑視発言やセクハラ告発運動「#MeToo」(私も)が女性を選挙に駆り立てている。人工妊娠中絶に賛成する女性民主党議員を増やすための最大の政治資金管理団体「エミリーズ・リスト」に、11月の中間選挙を前に出馬希望者の女性が殺到し、2年前の大統領選前の40倍以上、約4万人になった。

 「大統領選で初の女性大統領の誕生を信じたが、勝ったのは女性蔑視発言のトランプ氏。喪失感と怒りが女性たちを動かしている」

 エミリーズ・リストの報道担当者、アレクサンドラ・デルーカ氏はこう分析する。

 この団体は、2016年大統領選で民主党候補のクリントン元国務長官が敗れた後、有力候補の勧誘に力を入れた。16年は大統領選や議会選などに過去最高の約9千万ドル(約100億円)を注いだが、中間選挙でもこれに匹敵する資金を投入し、上下両院選で69人、州議会選なども含め350人以上の女性を支援するという。

 ラトガース大の「米女性と政治センター」によると、今回は予備選を含め女性の候補者数が上院54人、下院476人と16年に比べて大幅に増加。1992年、前年に発覚した最高裁判事候補によるセクハラ疑惑への抗議活動で女性候補が増え、当選者が2倍近くになった「女性の年」になぞらえられる。下院選の民主党予備選ではニューヨークでアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(28)が党重鎮の男性を破ったことが注目を集めた。

 同センターのデビー・ウォルシュ代表は「今回はトランプ氏に反発した政治経験のない新人の出馬が多く、現職に勝つことは厳しい」と予測。現在約20%の女性下院議員を25%に増やせれば「女性たちの勝利」とし、こう付け加えた。

 「今回の選挙はあくまでも第一歩です。ソーシャルメディアなどで女性たちが政治に関心を持ち続けることが次につながる」

 ニューヨーク近郊の下院ニュージャージー州第11選挙区の民主党新人マイキー・シェリル氏(46)は女性の議席増を託される一人。4児の母で海軍ヘリパイロット、連邦検察官の経歴を持ち、エミリーズ・リストの支援も受ける。

 四半世紀近く議席を守った共和党現職の引退表明を受けた戦いは、民主党の下院奪還に直結する重要選挙の一つだ。世論調査で支持率が数ポイントリードしているとされるシェリル氏は、共和党新人ジェイ・ウェバー州議会議員(46)への攻撃を強める。

 「彼は女性の賃金を男性と同等にする州の法案に反対した数少ない議員だ」

 地元メディアによると、シェリル氏は7月の集会でウェバー氏の女性施策への姿勢をこう批判した。同月、施行された法律は男女差別を受けた従業員への賠償規定を充実させた「全米で最も厳格な同一賃金法」(地元メディア)。ウェバー氏は「企業経営が厳しくなる」と主張していた。

 ウェバー氏も負けてはいない。トランプ政権の税制改革が中間層の利益にならないと主張するシェリル氏を「米国の経済が上向いているのは最近の減税措置のおかげだ。シェリル氏は批判することしかできない。希望に満ちた状況でも悪いことを探そうとするのはやめるべきだ」と批判した。

 女性有権者の見方は分かれている。ヨガ講師エレイン・パターソンさん(63)はシェリル氏の勝利でトランプ氏に「ノー」を突き付けたい考えで、「トランプ政権の存在は女性や移民にとり大きな損失だ。選挙活動は何でも手伝う」という。一方、自営業の女性(52)は「経済が上向いているので、トランプ氏の実績を純粋に評価すべきだ」と語った。

 米公共ラジオ(NPR)の最近の調査では都市近郊で女性のトランプ氏への不支持率(68%)が男性(41%)に比べて突出して高い。女性に関心の高いテーマで政権への「怒り」を得票に結びつけられるかが、シェリル氏ら都市近郊で戦う女性や民主党の戦いの行方を左右する。

5041チバQ:2018/08/10(金) 09:05:12
https://diamond.jp/articles/-/177069
2018.8.9

米中間選挙へ天王山の夏、注目すべき予備選は
[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦議会における過半数と主要州の知事の座を争う選挙戦は、最後の天王山となるこの8月、重要な分岐点を迎えている。11月の中間選挙に向けて、14州で有権者によって党指名候補が選ばれるからだ。

 今月行われる党予備選のハイライトは、アリゾナ、ウィスコンシン、ミシガン、フロリダといった激戦州だ。ラスト5州の予備選は9月はじめに行われ、共和党のトランプ大統領就任以来、波乱に満ちた最初の19ヵ月間に関する国民的な審判と目される総選挙の幕が上がる。

 トランプ氏は最近行われた一連の予備選の勝者について支持を表明しており、共和党の指名争いの多くは、トランプ氏の忠誠心を争う、あるいはトランプ氏からの支持を奪い合う競争となっている。8月には、トランプ氏の影響力を測る機会がさらに多く得られるだろう。

 一方、民主党の側では、複数の指名競争が、党主流派候補と、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)の支持を受けた候補など党内の急進的反主流派との決戦の様相を呈している。

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2018.8.9

米中間選挙へ天王山の夏、注目すべき予備選は
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「トランプ氏による支持、あるいはその可能性だけであっても、どの程度の影響力があるのか、今月はそれがもっと分かってくるだろう」と、超党派の「クック・ポリティカル・リポート」でアナリストを務めるジェニファー・ダフィ氏は話す。「また、急進的なメッセージが民主党員にとってどれだけ強く訴えるかも見えてくる」

 民主党が連邦議会の各議院で過半数を占め、トランプ氏の政策実現にブレーキをかけるには、下院で23議席、上院で2議席を奪う必要がある。11月6日の選挙で争われるのは、下院の435議席すべてと上院100議席のうち35、そして50州のうち36州の州知事職である。

 以下に、8月に行われる予備選のうち重要なものをいくつか紹介し、今月答えが出そうな問題を2、3取り上げることにしよう。

 ●11月に向けた影響が最も大きい予備選はどれか

 アリゾナ州、ウィスコンシン州において上院共和党候補を決める予備選は、上院での優位を巡る争いにおいて非常に重要になる。

 アリゾナ州は、ネバダ州と並んで民主党が奪回する可能性が最も高い州であり、共和党の予備選は、党主流派が支持するマーサ・マクサリー下院議員と、2人の保守タカ派であるケリー・ワード元上院議員、元マリコパ郡保安官のジョー・アーパイオ氏の三つどもえとなっている。

 扇動的な保守派が2人出馬していることで、8月28日の予備選では、より穏健なマクサリー氏に対し、右派の票が割れてしまう可能性がある。引退する現職のジェフ・フレイク上院議員の後釜を争ううえで、民主党候補となる可能性の高いカイルステン・シネマ議員に対抗するには、この2人では勝ち目は薄いとみられている。

 トランプ氏はどの候補についてもまだ支持を表明していない。

5042チバQ:2018/08/10(金) 09:05:48
 また8月14日に行われるウィスコンシン州の共和党予備選においても、トランプ氏は主要な共和党候補者のいずれについても支持を表明していない。

 同州では現職の民主党タミー・ボールドウィン上院議員への挑戦権を争うことになり、2016年の大統領選挙ではトランプ氏は同州で辛勝している。リー・バクミア州議会議員、海兵隊出身で民主党から転じたケビン・ニコルソン氏がトランプ大統領への忠誠心を競い合っている。

 民主党も11月に激戦が予想される地区で下院議員選挙に向けたいくつかの予備選が行われる。注目されるのは、7日に行われるカンザス、ワシントン両州の予備選だ。

 ●トランプ氏の支持が重視されるのはどの州か

 共和党は重要な戦場であるフロリダ州において8月28日に予備選を実施するが、知事候補としての指名を目指す保守派のロン・デサンティス下院議員にとって、トランプ氏の支持表明は強い追い風になっている。上院選に出馬するリック・スコット現知事の後継を目指すデサンティス氏の対抗馬は、元下院議員のアダム・パットナム州農業委員だ。

 デサンティス候補の最近の選挙広告では、トランプ氏への忠誠が強調されており、幼児の娘にオモチャのブロックで「壁を築く」よう促し、彼女は「アメリカを再び偉大に」と書かれたベビー服を着ている。

 ●急進的な主張は民主党の大勝をもたらすか

 選挙で民主党急進派の実力が次に試されるのはミシガン州だろう。ここでは、デトロイト市保健局長だったアブドル・エルサイード氏が国内初のムスリム系州知事を目指して出馬している。

 エルサイード氏はサンダース氏の支持を受けており、最近はアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏とともに選挙運動を展開している。先日、ニューヨーク州の予備選で衝撃的な大番狂わせを演じてスターになった若手の民主社会主義者だ。

 エルサイード氏は州レベルでのシングルペイヤー方式による医療保険制度を支持しているが、選挙戦で優位に立つ元州上院院内総務のグレッチェン・ウィトマー氏は、これを現実的ではないと評している。

 フロリダ州では、やはりサンダース氏の支持を受けている民主党のタラハシー市長アンドリュー・ギラム氏が、穏健派のグウェン・グラハム元下院議員など多くの候補に互して知事を目指している。

 ●著名候補の出馬している予備選は

 知名度の高い共和党候補者2人が、地元州での知事の座を目指している。カンザス州のクリス・カバ氏、ミネソタ州のティム・ポーレンティー氏だ。

 不法移民の制限や制約の強い不正投票防止法制定に向けた保守派の運動の先頭に立ったカバ氏は、共和党知事候補としての指名を目指して現職のジェフ・コルヤー知事に挑戦する。

 世論調査によれば、トランプ氏が設置した不正投票調査委員会が解散するまで副委員長を務めていたカバ氏と、現職知事のコルヤー氏は、多くの候補者の先頭に立ってつばぜり合いを演じているようだ。

 かつて2期にわたって州知事を務め、2012年には大統領予備選に名乗りをあげたものの早々に撤退したポーレンティー氏は、8月14日に行われるミネソタ州の予備選において、郡政委員出身の候補を相手に回して返り咲きを狙っている。

(John Whitesides/翻訳:エァクレーレン)

5043チバQ:2018/08/11(土) 08:06:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180810-00000613-san-n_ame
2018米中間選挙 有権者「不法移民、微妙な問題」アリゾナ州上院選、最大の争点
8/10(金) 21:19配信 産経新聞
2018米中間選挙 有権者「不法移民、微妙な問題」アリゾナ州上院選、最大の争点
4日、米西部アリゾナ州・マリコパの高校で開かれたタウンミーティングで、中間選挙の共和党予備選に立候補しているケリー・ワード氏に質問を投げかける市民(住井亨介撮影)
 アリゾナの女トランプ-。11月の米中間選挙で西部アリゾナ州から上院議員を目指す共和党のケリー・ワード元州上院議員(49)を地元メディアはこう呼ぶ。厳格な不法移民対策を訴える主張はトランプ大統領とうり二つだ。

 「私たちには『壁』が必要だ。国境をしっかり守らなければならない」。メキシコと国境を接するアリゾナ州では、今月28日に上院選の共和党候補を決める予備選が行われる。その小さな街マリコパでの4日の公開討論会でワード氏がトランプ氏の唱える国境への壁建設を訴えると、会場から大きな拍手が湧いた。

 州選出の同党のフレーク上院議員はトランプ氏の強硬な移民政策を批判してきたが、昨年10月に引退を表明。ワード氏はそれまで、トランプ氏からフレーク氏を倒す反主流派の役目を期待されていた人物だ。

 予備選には他に元空軍パイロットで穏健派とされるマーサ・マクサリー下院議員(52)、不法移民への厳格な取り締まりに絡み法廷侮辱罪で有罪となりながらトランプ氏から恩赦を得た「米国一タフな保安官」ことジョー・アルパイオ元保安官(86)も出馬しているが、討論会には来なかった。

 「人々の代表となるにはさまざまな政治思想を持つ人の質問に答えなければならないのに勇気がない」

 取材に応じたワード氏は欠席した他の候補を挑発した。地元テレビ局の調査ではマクサリー氏が他の2人に先行するが、ワード氏が徐々に差を詰めている。

  ×  ×  ×

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査(6月)によると、最も多い19%の有権者が中間選挙候補に移民問題の議論を求めている。共和党の過半数維持がかかる激戦州アリゾナではトランプ氏の移民政策が最大の争点。「女トランプ」が議論をいとわない背景には、トランプ政権の誕生で、人々が不法移民による不安の声を高め出したことがある。

 「国境近くの農家は頻繁に違法薬物を売買する不法移民に侵入されている。ここは薬物と犯罪者だらけになってしまった」

 ワード氏を支持するキャロン・ケイコリーさん(71)は退職後の終の棲家として選んだマリコパの現状を嘆く。先祖がポーランド移民で民主党支持のケン・バラットさん(68)は移民への偏見に反対だが、「われわれは国境に接しており、不法移民は微妙な問題だ」と吐露する。

 米ケイトー研究所によると、不法移民の受刑者率は米国生まれに比べ約半分で2014年の0.85%から16年の0.8%へと微減。ウィスコンシン大マディソン校のマイケル・ライト助教らは論文で不法移民数と犯罪件数に相関性はないと指摘するが、マリコパ住民の実感は違うようだ。

 こうした住民感情を背景に、もともと不法移民に厳しいワード氏やトランプ氏が「愛国者」と呼ぶアルパイオ氏だけでなく、穏健派のマクサリー氏もトランプ氏の移民に厳しい「不寛容政策」に忠実な姿勢を示そうと必死だ。

 マクサリー氏はもともと、不法移民の親に連れられて入国した若者らの強制送還を免除する制度「DACA」の継続を訴えていたが、最近になって動画投稿サイトから関連動画を削除。“変わり身”の早さをワード氏は「信頼できない保守派」と揶揄(やゆ)した。

 共和党の内輪もめを尻目に、世論調査でいずれの同党候補よりも優位にあるのが民主党候補のキルステン・シネマ下院議員(42)だ。実はアリゾナ州はヒスパニック(中南米系)の人口が増加し、現在は約3割を占める。オバマ政権のDACAで保護されてきたドリーマーズと呼ばれる中南米系の若者を守ると主張し、支持されている。

5044チバQ:2018/08/11(土) 08:06:30
  ×  ×  ×

 米国人の政党帰属意識は7月現在で共和党26%、無党派41%、民主党30%(米ギャラップ社調査)で、ほぼ「3対4対3」の割合で構成されるのが最近の傾向だ。中間選挙の候補たちは3割の支持層を固めた上で厚い無党派層に浸透しなければライバルとの戦いを制することはできない。

 民主党は不法入国者の親子分離やDACAへの対応で政権を批判し、移民に同情する無党派層や存在感を増す中南米系の投票に期待する。トランプ氏は10月からの連邦政府機関閉鎖をちらつかせて議会に壁建設への十分な予算確保を迫る。

 共和党指導部の「無党派離れ」への懸念も意に介さず突き進むトランプ氏の視線の先には20年大統領選での再選があり、アリゾナでの戦いが試金石となる。

(ワシントン 加納宏幸、塩原永久、黒瀬悦成、ニューヨーク 上塚真由、ロサンゼルス 住井亨介)

5045名無しさん:2018/08/14(火) 00:01:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018081202000127.html
米キャンパス ヘイト横行 白人至上主義集会 衝突1年

2018年8月12日 朝刊


キャンパスの掲示板。反ヘイト集会の告知チラシ(左)の隣に「ここは白人歓迎」の張り紙があった

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 米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義の集会に抗議した女性が参加者の男に殺された事件から十二日で一年になる。差別をあおる言動が目立つトランプ大統領の下、米国ではヘイトクライム(憎悪犯罪)が増加。公立大学のキャンパスでは思想的な対立が先鋭化し、憲法が保障する「言論の自由」と安全対策の両立を巡る葛藤が続いている。 (西部カリフォルニア州バークリーで、赤川肇、写真も)

 「ここは白人歓迎」。二日、カリフォルニア大バークリー校(州立)の掲示板。反ヘイト集会の告知チラシの隣に、何の脈絡もなくこんな紙が張られていた。

 バークリー校は一九六〇年代、キャンパスでベトナム戦争反対を唱えた学生が締め出しに抗議し、フリースピーチ(言論の自由)運動の先駆けとなった。半世紀たった今、言論の自由を盾にヘイトスピーチが横行し、差別反対派と衝突が相次いでいる。

 トランプ氏が就任した翌月の二〇一七年二月、同大で予定されていた右翼扇動家の講演が反対派の暴徒化で中止された。トランプ氏はツイッターで、合衆国憲法で定める言論の自由に反するとして大学への予算差し止めを示唆。同大広報担当のダン・モグロフ氏(61)は「いわれなき非難だった。保守系メディアも、大学が講演を妨げたという筋書きに固執していた」と振り返る。

 大学は一七年九月、著名な保守評論家の講演時の警備に六十万ドル(約六千六百万円)を投じた。一連の騒動を目の当たりにしたインド出身の法科大学院生シャストリ・サルバさん(28)は「あらゆる声を聞くことは大切だ。しかし講演よりむしろ騒動が目的のようなヘイトスピーチのために、貴重な大学の資金を使う必要があるのだろうか」と首をひねる。

 カリフォルニア州立大「憎悪・過激主義研究センター」によると、全米十大都市で一七年に起きた憎悪犯罪は前年から12・5%増えた。背景に白人至上主義などを掲げるヘイト団体の増加や、キャンパスでの宣伝活動の活発化などが指摘されている。

写真
 バークリー校の教授らによる学長の諮問委員会は今年四月、衝突や暴徒化の一因を「大統領選をきっかけに注目された白人至上主義などの超保守主義的な言論が、新たな極右『オルト・ライト』の活動家たちを勇気づけ、時に極左勢力を刺激した」と分析している。

 米国では、人種や性的指向の動機に基づく憎悪犯罪という「行為」は連邦法で禁止されているが、ヘイトスピーチという「言論」そのものを直接取り締まる法律はない。

 実際、バークリー校の諮問委は四月の勧告で「ヘイトスピーチを含む言論の自由を守る」と明記。学生団体が外部から講演者を招く場合、事前に講演内容のふさわしさを大学側に説明させたり、特別な警備が必要な場合に人的な協力をさせたりするなど、間接的な対策にとどまった。暴力的な衝突が繰り返される恐れはくすぶったままだ。

<シャーロッツビル事件> 米南部バージニア州シャーロッツビルで2017年8月12日、白人至上主義者らの集会に抗議した群衆に車が突っ込み、弁護士助手のヘザー・ハイヤーさん=当時(32)=が死亡、19人が負傷した。憎悪犯罪行為罪などで起訴されたジェームズ・フィールズ被告(21)は事件前、インターネット上で、旧ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーへの支持や白人至上主義を唱えていた。

5046チバQ:2018/08/15(水) 19:03:00
バーモントはいわゆるスイングステーツ
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35124083.html
米中間選挙に向け4州で予備選、初のトランスジェンダー知事候補も
17:33CNN.co.jp

ワシントン(CNN) 今秋の米中間選挙に向け、全米各州で共和、民主両党が知事選や連邦議会議員選の候補を選ぶ予備選挙を実施している。東部バーモント州で14日に行われた民主党予備選では、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの知事候補が誕生した。

指名を獲得したのはクリスティーン・ハルクイスト氏。主要政党でトランスジェンダーを公表している知事候補が指名されたのは初めてだ。同氏は11月の本選で共和党の現職、フィル・スコット知事に挑む。

西部オレゴン州では3年前、両性愛者であることを公表している初の知事が誕生した。今年はすでにテキサス、コロラド両州の民主党予備選で、それぞれ同性愛を公表した知事候補が指名獲得を果たしている。

性的少数者(LGBTQ)の選挙戦を支援している非政府組織(NGO)、ビクトリー・インスティチュートによると、今年の中間選挙にはLGBTQの候補者が400人以上出馬しているという。

中西部ミネソタ州では14日、下院5区の民主党候補に、ソマリア系女性として初めて、左派のイルハン・オマル氏が指名された。

オマル氏は、中西部ミシガン州の下院13区で先週、民主党候補に選ばれたパレスチナ系のラシダ・トレイブ氏とともに、イスラム教徒の女性として史上初の下院議員となる可能性がある。

また東部コネティカット州の民主党予備選では、オバマ前政権下の2016年に全米最優秀教師に選ばれたジャハナ・ヘイズ氏が下院議員候補に指名された。本選を制すれば、同州選出の民主党下院議員として初めて黒人が送り出されることになる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081500650&g=use
性転換「女性」が知事候補に=主要政党で初-米バーモント州

知事選

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた予備選が14日、東部バーモント州などで行われ、男性として生まれて性転換した女性のクリスティーン・ハルクィスト氏が、同州知事選の民主党候補に決まった。米メディアによると、米国でトランスジェンダーの知事候補が主要政党から出馬するのは初めて。
 ハルクィスト氏はエンジニア出身で、エネルギー関係の元会社経営者。支援団体によれば、2015年に性転換した。予備選では3候補を抑えて勝利を決めた。11月の本選挙では共和党現職のスコット知事に挑む。(2018/08/15-14:44)

5047チバQ:2018/08/15(水) 19:03:26

http://www.afpbb.com/articles/-/3185986
14歳男子、米バーモント州知事選に立候補
2018年8月14日 15:49 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
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14歳男子、米バーモント州知事選に立候補
米バーモント州の国道(2007年10月5日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / STAN HONDA
【8月14日 AFP】米国の14歳男子のほとんどは野球や女の子たちに夢中になったり、どうやって宿題から逃れようかと頭を悩ませていたりするだろう。しかし、イーサン・ソナボーン(Ethan Sonneborn)君はそういう14歳とは違う。なんとバーモント州の知事選に立候補したのだ。

 のどかな田園が広がるバーモント州の憲法に州知事立候補者に関する年齢規制はなく、立候補の唯一の条件は州内に4年以上在住していることだけ。そして幸運にも14年の州在住歴があるソナボーン君は、ライバルとなる大人の候補者たちと共に14日の民主党の予備選に臨む予定だ。

 ソナボーン君が高校を卒業するまでまだ数年あることは一度置いておくとして、ウェブサイトによるとソナボーン君は中流層と労働者家庭の擁護者であり、医療制度改革、経済発展、教育について「正しい考え」を持っているという。

 指名獲得はならなかったものの同州選出のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員が2016年の大統領選で民主党の候補指名を目指して以来、米国では進歩派の人気が著しく高まっているが、ソナボーン君も自身を民主党の進歩派と位置付けている。

 ソナボーン君はテレビ放映もされた今月の市民との対話集会で、「私たちに必要な変化を最も代弁している候補者は自分だと思う」と語った。

 ソナボーン君と州知事の座を争うのは米国初のトランスジェンダー知事を目指すクリスティン・ホールクイスト(Christine Hallquist)氏、元海軍兵士で環境活動家のジェームズ・エーラス(James Ehlers)氏、ダンスフェスティバルの総監督であるブレンダ・シーゲル(Brenda Siegel)氏ら。

 ソナボーン君の「成熟ぶり」や政治意識は評判が高いものの、14歳での立候補については法の抜け穴をふさぐべきだとの声も上がっている。

 共和党のフィル・スコット(Phil Scott)現知事(60)は記者からソナボーン君の立候補について問われ、「知事になるには少なくとも運転免許証を取得できる年齢であるべき」だと述べた。(c)AFP

5048チバQ:2018/08/15(水) 21:10:28
https://www.asahi.com/articles/ASL812SV2L81UHBI00C.html
政界志す「科学者」続々 トランプ政権の研究費削減受け
ワシントン=香取啓介2018年8月13日05時13分
 研究予算の大幅削減を提案するなど科学界に厳しい米トランプ政権に対し、一線の研究者たちが声を上げ始めた。「科学に基づいた政治」を求め、今秋の中間選挙で議会を目指す科学者は、過去最大規模の150人に達している。

 首都ワシントンのパブ。仕事帰りに立ち寄る人たちに軽食を勧めるランディ・ワドキンスさん(53)の姿があった。

 ミシシッピ大教授でがん研究の専門家。今年11月にある中間選挙で、野党民主党候補としてミシシッピ州の選挙区から下院議員に立候補する。国政の中心地で資金集めの集会を開いた。

 「ワシントンを変えなければならない」。出馬を決めたのは昨年3月。トランプ政権による予算案の概要が発表され、がん研究をはじめとする研究開発費の大幅減が提案された。「科学を無視した政策に不満がたまっていたが、これが最後の決め手だった」。科学に関連する法案が議会にかかるときには、地元選出の共和党現職に何度も申し入れたが、ことごとく反対の票を入れられたという。医療保険問題やハイテク産業振興による雇用創出に取り組み、地元の人口流出を止めたいと訴える。

 連邦議会の上下両院535議席のうち、理系研究者を経歴にあげている議員は3人。ほかに医師やエンジニア出身が約30人いる。環境規制の撤廃・緩和などトランプ政権の科学を軽視した政策に対抗するために、自ら政界を目指す科学者が増えている。

 科学者を議会に送ろうという団…

5049チバQ:2018/08/15(水) 21:47:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3185606
米大統領夫人のスロベニア人両親が米国に帰化
2018年8月10日 9:50 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 スロベニア ヨーロッパ ]
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【8月10日 AFP】メラニア・トランプ(Melania Trump)米大統領夫人(48)のスロベニア生まれの両親が9日、ニューヨークで行われた帰化セレモニーに出席し、米市民権を取得した。両親の弁護人を務めるマイケル・ワイルズ(Michael Wildes)氏がAFPに対し、認めた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の義理の両親に当たるビクトル・クナウス(Viktor Knavs)さんとアマリヤ(Amalija Knavs)さんは、帰化宣誓を行った。

 ワイルズ弁護士は、ビクトルさんとアマリヤさんの市民権取得に要した時間や、メラニア夫人が両親の永住権のスポンサーになったかどうかについては明らかにしなかった。

 強硬な移民政策を取っているトランプ大統領は、帰化した米国人が近親者の永住権のスポンサーとなることを非難。こうしたシステムが米国人から職を盗み、国家安全保障を脅かすと主張し、教育水準が高く、英語を話し、専門的な技能を持つ人を優先する成果主義に基づくシステムの導入を求めてきた。

 いずれも70歳を超えており今は退職しているが、ビクトルさんはスロベニアでは自動車の営業をしていて、アマリヤさんは織物工場で働いていた。今は1年の大半を米国で過ごし、娘のメラニア夫人や孫のバロン(Barron Trump)君と定期的に会っている。(c)AFP

5050チバQ:2018/08/19(日) 22:14:54
ブルームバーグ氏は何度も名前が出てきますね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000012-reut-asia
前NY市長、大統領選出馬ならトランプ氏の難敵に=元選挙責任者
8/16(木) 6:46配信 ロイター
[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領の外部顧問であるコーリー・レバンドフスキー氏は15日、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が2020年の次期大統領選に民主党候補として出馬すれば、トランプ氏にとって難敵になる可能性があると述べた。

レバンドフスキー氏は16年大統領選でトランプ陣営の選挙責任者を務めた人物。ブルームバーグ氏について、ワシントンの政界に関わっていないという強みがあるほか、選挙資金を支える資産を持ち、政策的な立場も民主党員に人気があると指摘した。

ブルームバーグ氏は元民主党員で、01年にニューヨーク市長選に立候補する前に共和党に鞍替え。07年に共和党を離れて独立派となり、13年に市長を退任した。

5051チバQ:2018/08/20(月) 21:08:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-35124255-cnn-int
中国・イラン・北朝鮮も「中間選挙に介入」 米大統領補佐官が懸念
8/20(月) 11:13配信 CNN.co.jp
中国・イラン・北朝鮮も「中間選挙に介入」 米大統領補佐官が懸念
ボルトン大統領補佐官。ロシアとともに中国とイラン、北朝鮮による選挙介入について懸念を表明した
(CNN) 米ホワイトハウスのボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日、今秋行われる米中間選挙について、ロシアと同様に中国とイラン、北朝鮮も介入しようとしているという「国家安全保障上の十分な懸念」があると明らかにした。米ABCの番組で述べた。

ボルトン氏は、中国とイラン、北朝鮮の介入に対する国家安全保障上の十分な懸念があると断言できるとし、これを阻止するべく取り組みを進めているという。

トランプ大統領は18日午前、ツイッターに、選挙介入についてロシアにだけ注目している人々は「別の方向、中国にも目を向けるべき」などと投稿していた。

ボルトン氏は、トランプ大統領のこの投稿について尋ねられた際、ロシアと中国、イラン、北朝鮮の4カ国を懸念していると指摘した。

ボルトン氏は、中国による過去の介入について目にしたことがあるかについては明らかにしなかったが、今秋の中間選挙については、「我々が最も懸念しているのはこの4カ国だ」と指摘した。

ボルトン氏は今週、ロシア大統領府の当局者と協議を行うが、協議の場では、ロシアが中間選挙に介入しようとした証拠について取り上げる予定だという。

5052チバQ:2018/08/20(月) 21:23:24
https://www.sankei.com/world/news/180820/wor1808200020-n1.html
018.8.20 10:09
【トランプ政権】
白人至上主義の集会に参加し演説 大統領のスピーチライター解雇
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 米CNNテレビは19日、トランプ大統領のスピーチライターの1人だったダレン・ベイティー氏が、2016年に白人至上主義者の集会に参加し演説していたと報じた。ホワイトハウスは17日にベイティー氏を解雇した。

 ベイティー氏は、集会への参加を認め「不愉快なことは一言も言っていない。恐れを知らない米国の英雄であるトランプ大統領を敬愛している」とコメントした。ベイティー氏はトランプ氏の厳しい移民政策に共鳴し、ホワイトハウス入りした。

 ワシントン・ポスト紙電子版によると、CNNが先週、ホワイトハウスに事実関係を取材した。ホワイトハウスはベイティー氏に辞職を促したが拒まれたため、解雇に踏み切った。

(共同)

5053チバQ:2018/08/20(月) 21:24:32
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12168-08204993/
トランプ氏の追悼発言が炎上
2018年08月20日 10時15分 日刊スポーツ

トランプ大統領は「傲慢」フランクリンさん追悼炎上
ドナルド・トランプ米大統領(2017年10月1日撮影)

 ドナルド・トランプ米大統領が16日に逝去した歌手アレサ・フランクリンさんへの追悼メッセージを巡って、批判を浴びて炎上する騒ぎとなっている。

 ソウルの女王として知られたフランクリンさんは黒人女性シンガーとして公民権運動やフェミニズムに貢献し、70年に渡る歌手活動で18のグラミー賞を獲得している。

 トランプ氏は、「今日はまず私がよく知る家族へのお悔やみの意を表したい。彼女は何度も私のために働いた」と、記者会見の冒頭でフランクリンさんへの追悼を発表した。その後「彼女は素晴らしかった。素晴らしい偉業はこれからも生き続け、今後何世代にも渡って影響を与えるだろう」と続けたが、冒頭の発言が「まるで自分の使用人に対するものみたいだ」「奴隷の所有者みたいな傲慢(ごうまん)な態度」などと、SNSで批判を浴びている。

 フランクリンさんは、ブッシュ元大統領やオバマ前大統領ら過去3回の大統領就任式で歌を披露しているが、トランプ氏の就任式ではパフォーマンスを行っていない。米メディアは、フランクリンさんが80年代後半から90年代にかけてトランプ氏が所有するカジノリゾートで数回歌ったことがあるため、そのことを指しているのではないかと米ピープル誌は伝えているが、トランプ氏はこの件に関してコメントしていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

5054名無しさん:2018/08/21(火) 11:08:10
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180819-00053848-jbpressz-int

米国で日本叩き運動を先導、中国のスパイだった
8/19(日) 6:00配信

JBpress
米国で日本叩き運動を先導、中国のスパイだった
米国のベテラン女性議員の側近が長年にわたってスパイ活動を行い中国に情報を流していた(写真はイメージ)
 日本の慰安婦問題がまた国際的な関心を集めるようになった。韓国の文在寅大統領が公式の場で改めて提起したことなどがきっかけである。

【写真】側近に中国のスパイがいたことが明らかになったダイアン・ファインスタイン議員

 ちょうどこの時期、米国で慰安婦問題に関して注目すべき出来事があった。司法当局から中国政府のスパイだと断じられた中国系米国人が、米国における慰安婦問題追及の枢要な役割を果たしてきたことが判明したのだ。

 この人物は長年米国上院議員の補佐官を務め、現在は慰安婦問題で日本を糾弾する在米民間組織の中心的人物となっている。慰安婦問題への中国政府の陰の関与を示す動きとして注目される。

■ 中国のスパイがベテラン女性議員の補佐官に

 8月5日、連邦議会上院のダイアン・ファインスタイン議員(民主党・カリフォルニア州選出)が突然次のような声明を発表した。

 「5年前、FBI(連邦捜査局)から私の補佐官の1人が中国諜報機関にひそかに情報を提供し、中国の対米秘密工作に協力していると通告を受けた。独自調査も行った結果、すぐに解雇した。機密漏れの実害はなかった」

 ファインスタイン議員といえば、全米で最も知名度の高い女性政治家の1人である。サンフランシスコ市長を務め、連邦議会上院議員の経歴は25年になる。この間、上院では情報委員会の委員長のほか外交委員会の枢要メンバーなども務めてきた。民主党リベラル派としてトランプ政権とは対決姿勢をとり、とくにトランプ陣営とロシア政府機関とのつながりをめぐる「ロシア疑惑」でも活発な大統領批判を展開している。

 そんな有力議員がなぜ今になって5年前の不祥事を認めたのか。

 その直接的な契機は、7月下旬の米国のネット政治新聞「ポリティコ」による報道だった。ポリティコは、「上院で情報委員会委員長として国家機密を扱ってきたファインスタイン議員に20年も仕えた補佐官が、実は中国の対外諜報機関の国家安全部に協力する工作員だった」と報じた。FBIによる通告はそれを裏付ける形となった。

 ロシアの大統領選介入疑惑が問題になっている米国では、外国政府機関による米国内政への干渉には、官民ともにきわめて敏感である。また、中国諜報機関の対米工作の激化も、大きな問題となってきている。そんな状況のなかで明らかになった、ファインスタイン議員の側近に20年もの間、中国のスパイがいたという事実は全米に強い衝撃を与えた。

5055名無しさん:2018/08/21(火) 11:09:28
>>5054

デイリー・コーラー誌は、ロウ氏が中国政府の国家安全部にいつどのように徴募されたかを報じた。ロウ氏は、サンフランシスコの中国総領事館を通じて、長年にわたって同安全部に情報を流していたという。

 ファインスタイン事務所もFBIもこの報道を否定せず、一般のメディアも「ロウ氏こそが中国諜報部の協力者、あるいはスパイだ」と一斉に報じた。主要新聞なども司法当局の確認をとりながら、ロウ氏のスパイ活動を詳しく報道した。

 ただしロウ氏は逮捕も起訴もされていない。その理由は「中国への協力が政治情報の提供だけだと訴追が難しい」からだと説明されている。

■ 中国のスパイが日本糾弾活動を展開

 米国の各メディアの報道を総合すると、ロウ氏はファインスタイン議員事務所で、地元カリフォルニアのアジア系、とくに中国系有権者との連携を任され、中国当局との秘密の連絡を定期的に保ってきた。

 米国内での慰安婦問題を調査してきた米国人ジャーナリストのマイケル・ヨン氏によると、ロウ氏は、歴史問題で日本糾弾を続ける中国系反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」や韓国系政治団体「韓国系米人フォーラム」と議会を結びつける役割も果たしてきた。また、2007年に米国下院で慰安婦問題で日本を非難する決議を推進したマイク・ホンダ議員(民主党・カリフォルニア州選出=2016年の選挙で落選)とも長年緊密な協力関係を保ち、米国議会での慰安婦問題糾弾のキャンペーンを続けてきたという。

 ファインスタイン議員事務所を解雇されたロウ氏は、現在はサンフランシスコに本部を置く「社会正義教育財団」の事務局長として活動していることが米国メディアにより伝えられている。

 数年前に設立された同財団は「学校教育の改善」という標語を掲げている。だが、実際には慰安婦問題に関する日本糾弾が活動の主目標であることがウェブサイトにも明記されている。同サイトは「日本は軍の命令でアジア各国の女性約20万人を組織的に強制連行し、性奴隷とした」という事実無根の主張も掲げている。

 ロウ氏は2017年10月に社会正義教育財団を代表してマイク・ホンダ前下院議員とともに韓国を訪問した。ソウルでの記者会見などでは、「日本は慰安婦問題に関して反省も謝罪もせず、安倍政権はウソをついている」という日本非難の言明を繰り返した。

■ 米国に工作員を投入する中国当局

 今回、米国において慰安婦問題で日本を糾弾する人物が、実は中国のスパイだったことが明らかになった。つまり、中国当局が米国に工作員を投入して政治操作を続けている実態があるということだ。

 前述のヨン記者は「米国内で慰安婦問題を糾弾する反日活動は、一見すると韓国系勢力が主体のようにみえ、そのように認識する人は多い。だが、主役はあくまで中国共産党なのだ。長年、米国議会の意向を反映するような形で慰安婦問題を追及してきたロウ氏が実は中国政府のスパイだったという事実は、この中国の役割を証明したといえる」と解説していた。

古森 義久

5056とはずがたり:2018/08/21(火) 20:02:40
トランプ氏の顧問弁護士、「真実は真実ではない」発言を釈明
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3186630.html
07:20AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ氏の顧問弁護士を務めるルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は19日、テレビ番組に出演した際、トランプ氏がロシアによる大統領選挙介入疑惑の捜査を指揮する特別検察官の聴取を受けるべきではないとする理由を説明する際、「真実は真実はでない」との発言を行った。この発言は識者らを困惑させたことから、ジュリアーニ氏は翌20日、釈明を余儀なくされた。

 ジュリアーニ氏のこの発言は19日、米NBCの番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューの中で飛び出した。

 2016年大統領選におけるロシアの介入をめぐる捜査をトランプ氏が妨害したとする疑惑をめぐり、トランプ氏はロバート・モラー特別検察官の聴取に応じるべきかとの質問を受けたジュリアーニ氏は、「偽証罪に陥れられないよう、トランプ氏による証言を急がせるつもりはない」と答えた。

 その上で、「トランプ氏は真実を話すのだから心配する必要はない、証言すべきだと言うのは、あまりにばかげている。なぜならそれは真実の誰かのバージョンにすぎず、真実ではないからだ」と指摘した。

 これに対し司会者のチャック・トッド氏が「真実は真実だ」と反論すると、ジュリアーニ氏は「いや、真実ではない。真実は真実ではないのだ」と譲らなかった。

 この発言には冷やかしや嘲笑が集中。翌日ジュリアーニ氏はツイッターに、「私の発言は倫理心理学上のもったいぶった話を意図したものではなく、2人の人間が正反対の説を展開する状況に言及したまでだ」と投稿し、どのような状況においても、起こったことを異なる人が説明しようとすれば違った説明になると言おうとしたのだと釈明した。

 さらに、「突っ込んだ捜査で真実が判明することもあれば、そうでない場合もある」と記した。【翻訳編集】AFPBB News

5057チバQ:2018/08/22(水) 15:13:19
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180822k0000e030309000c.html
<米国>「トランプ氏口止め指示」元顧問弁護士が明らかに
11:47毎日新聞

 ◇司法取引に応じ、脱税など八つの罪状を認める

 【ニューヨーク國枝すみれ】米メディアによると、トランプ米大統領の元顧問弁護士のマイケル・コーエン氏(51)は21日、ニューヨーク市の検察当局との司法取引に応じ、脱税や選挙資金規制法違反など八つの罪状を認めた。その一つとして、トランプ氏と性関係を持ったと主張するポルノ女優や元プレイメイトに対する口止め料の支払いについて、トランプ氏の「指示」だったと明らかにした。

 コーエン氏は、モスクワのトランプタワー建設計画から女性問題の処理まで担当してきたトランプ氏の元側近。今後、米大統領選を巡るロシアの介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官にも協力し、トランプ氏に不利な証言をすれば、捜査が一気に進展する可能性もある。

 米メディアはコーエン氏側の情報として、トランプ氏の長男ジュニア氏とロシア政府に関係する弁護士が大統領選前の2016年6月、ニューヨークのトランプタワーで面会することをトランプ氏が事前に知っていたと報道。モラー氏はこの面会に重大な関心を持っているとされる。

 コーエン氏はスキャンダルの大統領選への影響を避けるため、ポルノ女優には「ポケットマネー」で13万ドル(約1430万円)、元プレイメイトにはトランプ氏に近い企業を利用して15万ドル(約1650万円)を支払った。こうした行為が、選挙資金規制法が定めた上限を超える違法な個人献金や企業献金とみなされた。

5058 チバQ:2018/08/26(日) 16:15:30
https://www.sankei.com/smp/world/news/180825/wor1808250025-s1.html
オハイオの米下院補選は共和党辛勝 中間選挙に課題残す

2018.8.25 20:01


 【ワシントン=加納宏幸】米中西部オハイオ州で7日に実施され、僅差のため勝敗が確定していなかった下院同州第12選挙区補選は24日、与党・共和党候補の州上院議員トロイ・ボルダーソン氏の勝利が決まった。選管の集票が確定し、民主党候補も同氏の勝利を認めた。ボルダーソン氏の任期は来年1月までで、両候補は11月6日の中間選挙で再び戦う。

 州都コロンバス郊外の同選挙区は30年来の共和党の地盤で、トランプ大統領も現地入りしてボルダーソン氏を支援した。11月の下院選で過半数維持を目指す共和党にとり、大都市郊外での勝利が重要となるだけに、同氏が僅差での勝利となったことは同党やトランプ政権に課題を残した。

5059 チバQ:2018/08/26(日) 18:28:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-35124573-cnn-int
共和党重鎮のマケイン上院議員が死去、81歳 脳腫瘍で闘病

8/26(日) 12:33配信��

ジョン・マケイン上院議員が死去した

(CNN) 悪性の脳腫瘍(しゅよう)で闘病中だったマケイン上院議員が25日、死去した。81歳だった。

昨年7月に脳腫瘍と診断され、地元アリゾナ州で療養生活を送っていた。

マケイン氏は1936年生まれ。ベトナム戦争で捕虜になった経験を持ち、下院議員を経て上院議員としては6期目。

2000年大統領選でブッシュ元大統領と共和党指名を争って敗れたが、08年には指名を獲得し、オバマ前大統領の対立候補として接戦を繰り広げた。

40年に及んだ政界でのキャリアを通じ、保守派、対外強硬派として知られる一方、党派を超えて信念を貫くことも多かった。

昨年夏には、共和党のトランプ政権が主導していた医療保険制度改革法(オバマケア)撤廃法案に反対票を投じて廃案に追い込んだ。

12月以降、首都ワシントンに姿を見せることはなかったが、最近もツイッターでトランプ大統領を激しく非難するなど、意見を発信し続けていた。7月にはトランプ氏とプーチン・ロシア大統領の会談を「悲劇的な過ち」と批判する声明を出した。

同氏はこの1年間、自身の葬儀の準備を進めていた。オバマ氏やブッシュ氏に弔辞を依頼する一方、トランプ氏には参列してほしくないとの意向を示していたという。

マケイン氏は今年5月に出版した回顧録の中で、波乱に富んだ人生を振り返っていた。この中で、03年のイラク戦争は重大な間違いだったとの見解を示し、開戦を支持した自身にも責任があると認めていた。

5060チバQ:2018/08/27(月) 21:33:30
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180827k0000m030029000c.html
<マケイン上院議員死去>ベトナム体験 不屈の原点
08月26日 19:24毎日新聞

 「理想に対する忠誠を共有していた」(オバマ前大統領)、「巨大なアイコン(偶像)、米国の英雄」(ゴア元副大統領)--。25日、共和党のマケイン上院議員の死が報じられると、対立する民主党の大物関係者らも次々、心情を込めた声明を発表し、悼んだ。

 ◇党派超え「理想」貫く

 正しいと信じることは共和党の利益にならなくても敢行し、時に党派を超えたマケイン氏を、人は「一匹オオカミ」と呼んだ。2008年大統領選では、対立候補のオバマ氏について「外国生まれで立候補資格がない」とのデマが一部で広がった。マケイン氏は選挙集会で、このデマを信じる女性に対し「彼(オバマ氏)はまっとうな米国市民だ。政治への考えが私と違うだけだ」と諭した。17年7月、医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃しようとした共和党の代替法案には反対票を投じ、オバマケア維持に貢献した。

 そのため、トランプ氏の支持者からは「裏切り者」と呼ばれて嫌われた。トランプ・グッズの店では、マケイン氏の顔を印刷したトイレットペーパーが売られていたほどだ。

 祖父も父も海軍大将という武人の家柄で、本人も海軍パイロットとしてベトナム戦争に従軍した。父が在欧海軍司令官だった1967年10月、ハノイ上空で撃墜され捕虜に。マケイン氏の素性を知った北ベトナムは「(米軍の)プリンスを捕まえたぞ」と喜んだ。その後、父がベトナムを管轄する太平洋軍司令官になると、北ベトナムは自国の人道的な扱いを宣伝するために早期解放をもちかけたが、マケイン氏は「自分より先に捕虜になった米兵を一緒に解放すべきだ」と主張して拒否。パリ和平協定調印後の73年3月まで獄につながれた。

 拷問は激しく、何度も腕を折られたため、後遺症で腕を肩より上に上げることができず、終生髪を自分でとかすことはできなかった。だが「他国で囚人になったとき、母国への愛に目覚めた」と語った。国のために尽くす不屈の精神の原点は、5年半の捕虜生活にあったのかもしれない。

 そんなマケイン氏に対し、古参政治家を目の敵にするトランプ氏は15年7月、「戦争の英雄じゃない。捕まったんだぞ。俺は捕まらないやつが好きだ」と侮辱した。17年10月、大統領の「口撃」が強まるなか、米テレビのインタビューで「トランプ氏が怖いですか」と聞かれたマケイン氏は笑いながらこう言った。「私はもっと大きな困難に直面したことがある」

 遺族はトランプ氏を葬儀に招かないという。マケイン氏は母校・海軍士官学校の墓地に埋葬され、戦友たちと共に永遠の眠りにつく。【ニューヨーク國枝すみれ】

5061チバQチバQ:2018/08/27(月) 23:05:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00000021-jij_afp-int
米中貿易戦争、カリフォルニア州の経済に影 農産物への関税が打撃
8/27(月) 15:08配信 AFP=時事
米中貿易戦争、カリフォルニア州の経済に影 農産物への関税が打撃
米カリフォルニア州サンタマリアにあるブドウ畑(2006年10月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米中が互いに関税をかけ合う貿易戦争の行方に、全米最大の経済規模を誇るカリフォルニア州の産業界が身構えている。ロサンゼルス圏の港にとって中国は最大の貿易相手国であり、中国が州内産の農産物などに課す関税によって輸出や雇用が危機にさらされているためだ。全米屈指の「反トランプ」州でもあるカリフォルニアが、トランプ氏の経済政策によって最大の打撃を受けるという皮肉な事態が懸念されている。

【写真】カリフォルニアでは州史上最悪の火災も発生

「私たち農家はたいへん気をもんでいる」。カリフォルニア州のアーモンド生産業者でつくるカリフォルニア・アーモンド評議会(Almond Board of California)のホリー・キング(Holly King)会長は顔を曇らせる。2016年に州から5億1800万ドル(約580億円)相当輸出されたアーモンドに、中国が50%の関税を課したからだ。

 アーモンドだけではない。中国はドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権が中国からの輸入品に関税を課したことへの報復として、カリフォルニア州から昨年5億3000万ドル(約590億円)相当が輸出されたピスタチオにも45%、ワインには35%の関税を設定。このほか、オレンジやクルミ、プラム、レモン、イチゴなどについても関税引き上げている。

 サンフランシスコの北に位置するナパバレー(Napa Valley)でワイナリーを営むマイケル・ホニグ(Michael Honig)さんも打撃を受けている一人だ。「私たちは10年以上前に中国への輸出を始めて、良い市場を築いていた。それなのに、今では何もかもが止まってしまっている」と不安げに語る。

 ホニグさんが取引するアジアのバイヤーは7月時点で、状況を把握するために注文を保留にしたという。

 トランプ政権は今月、中国による知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾として、中国からの輸入品160億ドル(約1兆7700億円)分を対象に25%の追加関税を発動。中国側も制裁への「報復措置」を続けると表明するとともに、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を示した。

 カリフォルニア農業事務局連合(California Farm Bureau Federation)のサラ・ニャグリード( Sara Neagu-Reed )氏は先月時点で、中国の報復関税についてこう話している。「カリフォルニアの農産物にどんな影響が出てくるかは分からない。しかし、われわれが中国市場を失えば他の国の業者がそこに入ってきて、長い目で見ればわれわれの農家が商機を失うことにつながるのは重々承知している」

 中国は2016年、カリフォルニア産の農産物20億ドル(約2200億円)相当を輸入し、州にとってカナダ、欧州連合(EU)に次ぐ3番目に大きな市場となっている。


■30万人近くの雇用に影響も

 カリフォルニアには農業だけでなく、半導体や自動車などさまざまな産業が集積。域内総生産(GDP)の規模は2兆7000億ドル(約300兆円)超と世界5位で、英国1国をもしのぐ。

「米中貿易戦争の影響を最も受ける地域を一つ挙げるならロサンゼルスだ」。そう危惧するのは、ロサンゼルス港(Port of Los Angeles)国際貿易部門の元トップで、現在はNGO「ワールド・トレード・センター・ロサンゼルス(World Trade Center Los Angeles)」の会長を務めるスティーブン・チャン(Stephen Cheung)氏。同氏によると、ロサンゼルス圏にある港と中国との昨年の貿易額は1700億ドル(約18兆9000億円)超に達した。「中国はわれわれの一番の貿易相手国だ」(同氏)

 雇用も減る恐れがある。NGOのカリフォルニア予算・政策研究センター(California Budget & Policy Center)は、米中貿易戦争によって影響を受けかねない州内の雇用が28万5000人余りに上ると警鐘を鳴らしている。

 カリフォルニア州に対する中国の投資も冷え込みかねない。チャン氏は現在の貿易摩擦によって「州の経済は既に打撃を受けている」と述べ、紛争が収まってきても通常の状態に戻るにはしばらく時間がかかるとの見通しを示している。【翻訳編集】 AFPBB News

5062とはずがたり:2018/08/28(火) 13:44:05

米中貿易戦争、カリフォルニア州の経済に影 農産物への関税が打撃
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3187374.html
15:01AFPBB News

【AFP=時事】米中が互いに関税をかけ合う貿易戦争の行方に、全米最大の経済規模を誇るカリフォルニア州の産業界が身構えている。ロサンゼルス圏の港にとって中国は最大の貿易相手国であり、中国が州内産の農産物などに課す関税によって輸出や雇用が危機にさらされているためだ。全米屈指の「反トランプ」州でもあるカリフォルニアが、トランプ氏の経済政策によって最大の打撃を受けるという皮肉な事態が懸念されている。

「私たち農家はたいへん気をもんでいる」。カリフォルニア州のアーモンド生産業者でつくるカリフォルニア・アーモンド評議会のホリー・キング会長は顔を曇らせる。2016年に州から5億1800万ドル(約580億円)相当輸出されたアーモンドに、中国が50%の関税を課したからだ。

 アーモンドだけではない。中国はドナルド・トランプ米政権が中国からの輸入品に関税を課したことへの報復として、カリフォルニア州から昨年5億3000万ドル(約590億円)相当が輸出されたピスタチオにも45%、ワインには35%の関税を設定。このほか、オレンジやクルミ、プラム、レモン、イチゴなどについても関税引き上げている。

 サンフランシスコの北に位置するナパバレーでワイナリーを営むマイケル・ホニグさんも打撃を受けている一人だ。「私たちは10年以上前に中国への輸出を始めて、良い市場を築いていた。それなのに、今では何もかもが止まってしまっている」と不安げに語る。

 ホニグさんが取引するアジアのバイヤーは7月時点で、状況を把握するために注文を保留にしたという。

 トランプ政権は今月、中国による知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾として、中国からの輸入品160億ドル(約1兆7700億円)分を対象に25%の追加関税を発動。中国側も制裁への「報復措置」を続けると表明するとともに、世界貿易機関に提訴する方針を示した。

 カリフォルニア農業事務局連合のサラ・ニャグリード氏は先月時点で、中国の報復関税についてこう話している。「カリフォルニアの農産物にどんな影響が出てくるかは分からない。しかし、われわれが中国市場を失えば他の国の業者がそこに入ってきて、長い目で見ればわれわれの農家が商機を失うことにつながるのは重々承知している」

 中国は2016年、カリフォルニア産の農産物20億ドル(約2200億円)相当を輸入し、州にとってカナダ、欧州連合に次ぐ3番目に大きな市場となっている。

■30万人近くの雇用に影響も

 カリフォルニアには農業だけでなく、半導体や自動車などさまざまな産業が集積。域内総生産の規模は2兆7000億ドル(約300兆円)超と世界5位で、英国1国をもしのぐ。

「米中貿易戦争の影響を最も受ける地域を一つ挙げるならロサンゼルスだ」。そう危惧するのは、ロサンゼルス港国際貿易部門の元トップで、現在はNGO「ワールド・トレード・センター・ロサンゼルス」の会長を務めるスティーブン・チャン氏。同氏によると、ロサンゼルス圏にある港と中国との昨年の貿易額は1700億ドル(約18兆9000億円)超に達した。「中国はわれわれの一番の貿易相手国だ」(同氏)

 雇用も減る恐れがある。NGOのカリフォルニア予算・政策研究センターは、米中貿易戦争によって影響を受けかねない州内の雇用が28万5000人余りに上ると警鐘を鳴らしている。

 カリフォルニア州に対する中国の投資も冷え込みかねない。チャン氏は現在の貿易摩擦によって「州の経済は既に打撃を受けている」と述べ、紛争が収まってきても通常の状態に戻るにはしばらく時間がかかるとの見通しを示している。【翻訳編集】AFPBB News

5063とはずがたり:2018/08/28(火) 13:47:11
ポンペオ長官の訪朝中止 トランプ大統領が発表、中国を批判
2018年8月25日 3:29 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 北朝鮮 韓国・北朝鮮 ]
http://www.afpbb.com/articles/-/3187194?utm_source=nttresonant&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_r2

【8月25日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、ツイッター(Twitter)への投稿で、来週予定されていたマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官の訪朝の中止を発表するとともに、北朝鮮の非核化の取り組みをめぐり中国を批判した。

 トランプ大統領は「マイク・ポンペオ国務長官に今の時点で北朝鮮を訪問しないよう求めた。朝鮮半島の非核化に関し十分な進展がないと感じているためだ」と説明。「また、われわれの中国に対する通商姿勢の大幅な厳格化を理由に、(現在科されている国連(UN)制裁にもかかわらず)中国はかつてほど非核化のプロセスを後押ししていないと考えている」とも書き込んだ。

 トランプ大統領は別の投稿で、ポンペオ長官は「近い将来」に訪朝する見通しだとした上で、その実現は米中通商関係が「解決」してからになるとの見解を表明。さらに、朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)委員長に向け「それまでの間、金委員長にはくれぐれもよろしくと伝えたい。近いうちに会えることを楽しみにしている!」と書き込んだ。(c)AFP

5064チバQ:2018/08/28(火) 18:44:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000067-mai-n_ame
<米国>マケイン氏に憧れ中間選挙で挑戦へ
8/28(火) 18:08配信 毎日新聞
<米国>マケイン氏に憧れ中間選挙で挑戦へ
ギリシャ・クレタ島の米海軍ソウダベイ基地に到着したマケイン議員(右)を出迎えるグライムス副司令官=2014年、グライムス氏提供
 ◇フロリダ州連邦下院で民主党予備選立候補のグライムス氏

 【マイアミ高本耕太】25日死去したジョン・マケイン米上院議員を心の師と仰ぎ、中間選挙で政界入りを目指す候補者がいる。フロリダ州の連邦下院第26選挙区で民主党予備選に立候補したディミトリス・グライムス氏(52)。マケイン氏と同じ海軍パイロットを務めた後、「軍役後も国に仕え続けた」というマケイン氏の生き方に感銘を受け、出馬を決意した。

 「昨夜、私たちは偉大な米国人を失いました。私が政治を目指すきっかけを与えてくれた人です」。26日、選挙区の教会で有権者にそう語った。

 グライムス氏はギリシャ・クレタ島米軍基地での副司令官時代、海外視察の途中で立ち寄るマケイン氏をたびたび出迎えた。議員は軍幹部から報告を受けるとすぐに飛行機に乗り込むのが通常だが、マケイン氏だけは必ず基地内のクラブに足を運び、コーラを手に兵士たちと言葉を交わした。「おい、水兵たちに会いに行くぞ」と肩をたたいてきたマケイン氏の笑顔が忘れられない。「礼節、品位、敬意を体現した人だった」

 グライムス氏は下院議員として医療保険制度や教育改革に取り組みたい考えだ。「社会の分断が進む今だからこそ、党より国を優先して考えたマケイン氏のような政治家になりたい」と語る。

5065チバQチバQ:2018/08/28(火) 21:06:03
https://www.sankei.com/world/news/180826/wor1808260010-n1.html
2018.8.26 10:31

米民主党が候補選出法改革 次期大統領選から
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 米民主党は25日、中西部シカゴで開いた党全国委員会の会合で、次期大統領選から、党の指名候補選出方法を改革することで合意した。党有力者で構成し、全国大会で個人の自由意思で投票できる「特別代議員」の投票権を制限する。米メディアが伝えた。

 16年の前回大統領選では、民主党全代議員約4700人のうち700人以上を占めた特別代議員は党主流派の意向を反映し大半がクリントン元国務長官支持だった。特別代議員は一般の代議員と異なり、各州の予備選や党員集会の結果に縛られず全国大会で好きな候補に投票できるため、クリントン氏と候補指名を争ったサンダース上院議員に不利に働いたとみられていた。

 新ルールでは党大会当日までに一般代議員の過半数を獲得した候補者がいない場合、特別代議員は大会での第1回投票には参加できない。これにより、各州の予備選や党員集会の結果がより強く党候補指名に反映するとされる。(共同)

5066チバQ:2018/08/28(火) 21:16:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000080-jij-n_ame
トランプ色、共和候補三つどもえ=アリゾナ州で予備選へ―米中間選挙
8/28(火) 17:10配信 時事通信
 【フェニックス(米西部アリゾナ州)時事】米西部アリゾナ州で28日、11月に行われる中間選挙の民主、共和両党の候補者を決める予備選の投開票が実施される。

 共和党支持層でトランプ大統領が高い人気を誇る中、上院の同党候補3人は、こぞってトランプ色をアピール。ただ、大統領と政策が近い候補は苦戦し、比較的穏健とされる候補の勝利が有力視されている。

 ギャラップ社の調査によると、全米の共和党支持者のトランプ氏支持率は8割を超える。今回の中間選挙の共和党予備選では、サウスカロライナ州など、トランプ氏に批判的な候補がトランプ派候補に敗れる例が相次いでいる。

 アリゾナ州も例外ではない。対メキシコ国境に接する同州の共和党支持層の最大の関心事は不法移民対策で、トランプ氏同様、強力な対策を訴える候補が台頭。政権に批判的な現職ジェフ・フレーク上院議員が引退を決めたのは、予備選の勝算が薄いと判断したためとみられている。

 アリゾナ州上院予備選では、ケリー・ワード元州上院議員と、不法移民取り締まりに関連して法廷侮辱罪で有罪となり、トランプ氏が恩赦を与えたジョー・アルパイオ元保安官の2候補がいずれも熱烈なトランプ氏支持者だ。こうした情勢下で、党主流派が推す支持率トップの元空軍パイロット、マーサ・マクサリー下院議員は、トランプ氏寄りの姿勢に軌道修正を余儀なくされた。

 「ジェフ・フレークを引退に追いやったのはケリー・ワードだ」。25日、アリゾナ州南部ユマのメキシコ料理店で開かれたワード氏の集会に参加した支持者の一部からはため息が漏れた。ワード氏は「トランプ氏の言うことに最も沿っている候補」(ワード氏支持者)にもかかわらず、世論調査ではマクサリー氏がワード氏を大幅にリードしているからだ。

 トランプ氏は支持候補を明確にせず、トランプ派の支持は分散。極右層がワード氏とアルパイオ氏で割れたのも響いた。3候補の中で、民主党に勝ち得る候補としてマクサリー氏に支持が集まった。

5067チバQ:2018/08/28(火) 21:20:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000617-san-bus_all
カナダ揺さぶるトランプ氏 「NAFTA」名称見直しも?
8/28(火) 20:42配信 産経新聞
 NAFTA再交渉は、トランプ米政権がメキシコとの2国間で先行合意し、今後はカナダの出方が焦点となる。米国は自動車輸入制限をちらつかせ、3カ国の最終合意に向けカナダに歩み寄りを迫る。

 「NAFTAという名前の響きが良くない。(協定で)米国が長年、傷つけられてきたからだ」。トランプ大統領は27日の合意発表で、「最悪の協定」と述べてきたNAFTAを改めて攻撃し、名称の廃棄すら辞さない姿勢をみせた。

 焦点となった自動車関税をゼロとする基準「原産地規則」をめぐり、域内の部品調達比率を高める米国の要求をメキシコがのんだのは、米政権が検討中の自動車・部品への追加関税で「適用対象となるのを避けるためだ」(通商専門家)。トランプ氏はカナダにも関税を課すと示唆し、米メキシコの合意内容で妥結するよう圧力をかける。

 一方で、米国は対メキシコとの協議では強硬に要求してきた「サンセット条項」を最終的に取り下げた。加盟国が5年ごとに合意しない限り協定が自動失効する仕組みで、メキシコとカナダは強く反発。米国は6年ごとに協定の再評価を行う内容に後退させた。

 こうしたトランプ政権の硬軟織り交ぜた交渉は、11月の中間選挙を見据えたものだ。鉄鋼などの輸入制限や知的財産権侵害をめぐる中国への制裁発動は反発も招いており、通商分野での政権の成果に結び付けたい思惑があるとみられる。

(ワシントン 塩原永久)

5068チバQ:2018/08/29(水) 23:11:16
>>5043>>5066
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00000603-san-int
アリゾナの「女トランプ」敗れる 米中間選挙の共和党予備選 穏健保守派が圧勝
8/29(水) 21:45配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権の信任を問う中間選挙を11月6日に控え、西部アリゾナ、南部フロリダ両州では28日、共和、民主両党の候補を選ぶ予備選が実施された。アリゾナ州の連邦上院選の共和党予備選では、穏健保守の下院議員が強硬な移民政策を唱える候補に圧勝した。フロリダ州知事選の民主党予備選では、同州で初めて主要政党の黒人知事候補が誕生した。

 アリゾナでは元空軍パイロットのマーサ・マクサリー下院議員(52)が勝利。トランプ大統領に近い姿勢で「アリゾナの女トランプ」と呼ばれたケリー・ワード元州上院議員(49)との女性同士の戦いを制した。不法移民への厳しい取り締まりに絡む法廷侮辱罪で有罪判決を受け、トランプ氏から恩赦を受けた「米国一タフな保安官」ことジョー・アルパイオ元保安官(86)も敗れた。

 トランプ氏はマクサリー氏への正式な支持表明は控えたが、終盤で同氏を「彼女は素晴らしい」と評価した。勝利が決まったのを受け、ツイッターに「マクサリー氏が大勝した。おめでとう」と書き込んだ。

 ワード氏は、共和党重鎮でアリゾナ州選出の上院議員だったマケイン氏が25日に死去する前日、家族が治療打ち切りを発表したことについて、自らの選挙戦にマイナスの影響を与える狙いがあるとの認識を示して批判された。マケイン氏の「弔い合戦」は、同氏と同じ穏健保守のマクサリー氏が制する形となった。

 マクサリー氏は11月に民主党候補と対決するが、これまでの世論調査では民主党が優勢にあり、選挙戦は予断を許さない。

 一方、フロリダ州知事選の民主党予備選では、黒人の州都タラハシー市長のアンドリュー・ギラム氏(39)が勝利。ギラム氏は医療制度の充実や銃規制の強化を主張する進歩派として知られ、16年大統領選を目指した進歩派のサンダース上院議員も支持する。黒人初のフロリダ州知事を目指すギラム氏は、トランプ氏の後押しで共和党予備選に勝利した候補と対決することになる。

5069チバQ:2018/08/29(水) 23:14:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-35124794-cnn-int
米中間選挙に向けた予備選、フロリダの知事候補に初の黒人
8/29(水) 19:07配信 CNN.co.jp
(CNN) 米フロリダ、アリゾナ、オクラホマの各州で28日、共和、民主両党がそれぞれ11月の中間選挙の候補者を選ぶ予備選を実施した。フロリダ州では知事候補に初めて黒人が選ばれた。

フロリダ州知事選の民主党予備選では、同州北西部タラハシーの市長で黒人のアンドリュー・ギラム氏が候補指名を獲得した。同州で主要政党の知事候補に黒人が選ばれたのは初めて。

当初は穏健派の元下院議員が有力とみられていたが、リベラル色の濃いギラム氏が逆転した。同氏は民主党左派の重鎮、バーニー・サンダース上院議員の支持を受け、サンダース氏と同じく国民皆保険を主張している。

一方の共和党予備選では、トランプ米大統領への熱心な支持で知られるロン・デサンティス下院議員が、党主流派の支持を得ていたベテラン農業委員を破って知事候補となった。

本選ではトランプ氏の弾劾(だんがい)を主張するギラム氏と、トランプ派のデサンティス氏が真っ向から対決する構図となる。

隣接するジョージア州でも、知事選の共和党候補を決める予備選の決選投票で、トランプ氏の支持を取り付けたブライアン・ケンプ州務長官が、ケーシー・ケーグル副知事を予想外の大差で破った。民主党予備選でもフロリダ州と同様、リベラル派の黒人が穏健派を退けて知事候補に選ばれている。

またフロリダ州南部の連邦下院第26選挙区では、エクアドルから十代の頃に米国へ渡った移民の女性、デビー・ムカーセル・パウエル氏が民主党の下院議員候補に指名された。

アリゾナ州では28日、共和党の連邦上院議員候補にマーサ・マクサリー下院議員が選ばれた。

マクサリー氏は選挙戦で保守系の対立候補らと争うため、従来の穏健路線からトランプ氏寄りの路線に転換する作戦をとっていた。移民や人工妊娠中絶で過去の立場から一転して強硬策を主張し、トランプ氏との近さを強調するテレビ広告を流した。

本選では、州内で近年増えている無党派層を取り込むことができるかどうかが大きな課題になりそうだ。

5070チバQ:2018/08/29(水) 23:16:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00000015-jij_afp-int
トランプ氏の共和党内での影響力、マケイン氏の死で増大か
8/29(水) 11:44配信 AFP=時事
トランプ氏の共和党内での影響力、マケイン氏の死で増大か
故ジョン・マケイン米上院議員(左)とドナルド・トランプ米大統領(2018年8月24日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】故ジョン・マケイン(John McCain)米上院議員の死によって共和党内でドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の非常に極端な発言や政策に立ち向かおうとする声がなくなり、共和党に対するトランプ氏の影響力はこれまで以上に高まるものとみられている。

 マケイン氏は党の信念に基づいてスキャンダルまみれの大統領を批判してきたが、同氏の死後、その役目を引き継ごうという意欲を見せる上院議員はほとんどいない。

 一方、トランプ氏は共和党の支持層に依然として高い人気を誇っており、また議会で多数派を占める共和党は11月の中間選挙を控えていることから、共和党の上院議員たちはトランプ政権と足並みをそろえるものとみられている。

 トランプ氏が2016年米大統領選へのロシア介入疑惑とその捜査をめぐって政治生命をかけた戦いを続ける中、マケイン氏の死により右傾化の進む共和党内においてトランプ氏の影響力がさらに高まる可能性もある。

 中間選挙に向けて共和党の候補を決める予備選では、トランプ氏は自身の発言が今も保守的な有権者に対し影響力を持っていることを示したが、上院(定数100議席)の約3分の1、下院(定数435議席)の全議席が改選となる11月6日の本選でどれたけの効力を発揮するかは未知数のままだ。

 民主党全国委員会(DNC)のトム・ペレス(Tom Perez)委員長は28日、「マケイン氏は政治家としての点数稼ぎではなく、民主主義を機能させるために投票していた」と賛辞を送った。

 共和党のジェフ・フレーク(Jeff Flake)上院議員は上院の議場で、「われわれは何者なのか、最良の時にわれわれは何者になれるのか、マケイン氏は指針であり続けており、今もわが国の政治に通用している」「私たちはもっと彼のようになるべく努力していく」と述べた。

 ただ、マケイン氏の後を引き継ぐ気構えのある人物がいるのかどうかは、依然として不透明なままだ。【翻訳編集】 AFPBB News

5071とはずがたり:2018/08/31(金) 18:15:24

トランプ大統領「真珠湾忘れぬ」と安倍首相に不満=7月に日朝高官が極秘接触
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082900182&g=use

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は28日、6月の日米首脳会談でトランプ大統領が「私は真珠湾を忘れない」と述べ、対日貿易赤字問題などをめぐり安倍晋三首相に強い不満を表明したと報じた。両首脳は北朝鮮問題でも対立したという。

 同紙はまた、7月に日朝情報当局高官がベトナムで極秘に接触し、事前に知らされていなかった米側が、不快感を示したとも伝えた。
 同紙によると、トランプ氏は安倍首相に対し、2国間通商協定の交渉を促したが、首相は断った。トランプ氏は牛肉と自動車の市場開放も求めた。貿易や対北朝鮮政策をめぐり日米の立場の違いが鮮明になる中、トランプ氏の不満が詳細に伝えられたのは初めて。
 6月の会談は、同12日の北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との初の米朝首脳会談に先立ち、ワシントンで7日に行われ、北朝鮮問題が焦点となった。安倍首相は、北朝鮮の非核化が具体化するまで、米韓合同軍事演習の中止や朝鮮戦争終結宣言を思いとどまるようトランプ氏に助言していたが、同紙は、首相に近い人物の話として「安倍氏の提案は完全に無視された」と指摘した。
 同紙によると、7月の日朝情報当局の極秘接触では、北村滋内閣情報官と、「キム・ソンヘ」という人物が会談したという。聯合ニュースは、キム・ソンヘ氏の肩書を統一戦線部統一戦線策略室長と伝えた。拉致問題について話し合ったとみられる。(2018/08/29-08:37)

政府「真珠湾」発言否定に躍起=揺らぐ日米蜜月
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082900916&g=use
トランプ氏 貿易収支 貿易赤字

 トランプ米大統領が6月の日米首脳会談で日本の通商政策をめぐり「真珠湾を忘れていない」と強い不満を示していたとする米紙ワシントン・ポストの報道を受け、日本政府は事実関係の否定に躍起になっている。日米関係の蜜月ぶりを誇ってきた安倍晋三首相の言葉に疑問符が付きかねない内容のためだ。

 「指摘のような事実はない」。菅義偉官房長官は29日の記者会見で、トランプ氏から批判を受けたのは事実か問われると、きっぱりと否定した。同じポスト紙が報じた日朝極秘接触の真偽をただされ、「報道の内容の一つ一つにコメントすることは控えたい」と論評を避けたのと対照的だ。
 ポスト紙によると、トランプ氏が不満を爆発させたのは、首相が史上初の米朝首脳会談を前に日本の考えを伝えようと6月7日にホワイトハウスを訪れた時のこと。トランプ氏はこの席で「私は真珠湾を忘れていない」と発言し、日本の通商政策に「辛辣(しんらつ)な批判」を浴びせた。
 トランプ氏は、米国が牛肉と自動車の輸出を拡大できる2国間貿易協定の交渉に応じるよう要求。虚を突かれた形の首相はいら立った様子を見せ、トランプ氏が発言を終えるのを待って、申し出を断ったという。
 会談後の共同記者会見で、トランプ氏は「貿易の不均衡はかなりの額に上る」と対日貿易赤字に不満を表明するなど多弁だった。これに対し、首相は通商問題には一切触れず、「トランプ氏とは北朝鮮問題に多くの時間を費やした。日米は常に共にある」とアピールしていた。
 トランプ氏との関係を売りの一つにしてきた首相は、9月20日投開票の自民党総裁選に向けた地方行脚でも「日米関係はかつてないほど強固」と繰り返している。首相の訴えの信ぴょう性が揺らぐ中、政府高官は「大統領が日本に不満なんてあるわけがない」と打ち消しに走っているが、日米関係が総裁選の主要な論点になるのは確実だ。(2018/08/29-17:55)

トランプ氏「真珠湾攻撃忘れていない」 対日貿易赤字への不満示す
8/29(水) 11:52配信 Fuji News Network
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180829-00399709-fnn-pol
フジテレビ

6月にアメリカで行われた日米首脳会談で、トランプ大統領が、「真珠湾攻撃を忘れていない」と述べ、対日貿易赤字への不満を示していたことが、FNNの取材でわかった。

日本政府関係者によると、会談で、トランプ氏は安倍首相に対し、「アメリカが日本の防衛費も負担して、対日貿易赤字も解消されなければ、ダブルパンチになる」と不満を示した。

そのうえで、「真珠湾攻撃を忘れていない。日本も、昔はもっと戦っていただろう。日本もアメリカと同じように、周辺国ともっと戦うべきだ」と述べたという。

これに対し、安倍首相は、「日米貿易は、アメリカにとってもプラスになっている」などと説明し、理解を求めた。

5072チバQ:2018/09/01(土) 18:09:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00050062-yom-int
トランプ氏、11月アジア歴訪中止…政局警戒か
9/1(土) 14:03配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】米ホワイトハウスは8月31日、トランプ大統領が11月半ばにシンガポールで開かれる米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議と東アジア首脳会議(EAS)、パプアニューギニアで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議をいずれも欠席すると発表した。代わりにペンス副大統領を派遣する。

 一連の首脳会議は、11月6日の米中間選挙の直後に予定される。トランプ氏は与党・共和党の敗北による米国政治の混乱を警戒し、遠距離のアジア歴訪を敬遠した可能性がある。

 トランプ氏の不在で「米国の存在感が薄れかねない」(在ワシントン外交筋)との懸念も出ている。ホワイトハウスは声明で「ペンス氏は『自由で開かれたインド太平洋』について、米国のビジョンを強調する」と説明した。

5073チバQ:2018/09/02(日) 23:28:19
https://www.sankei.com/world/news/180902/wor1809020006-n1.html
018.9.2 01:07

マケイン氏告別式、歴代大統領ら数千人が参列…トランプ氏は追悼式に続き欠席
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1日、米ワシントン大聖堂で行われたマケイン上院議員の告別式で、マケイン氏のひつぎを見つめる(後方手前左から)ローラ・ブッシュ元大統領夫人、クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、チェイニー元副大統領夫妻、ゴア元副大統領ら(AP)
1日、米ワシントン大聖堂で行われたマケイン上院議員の告別式で、マケイン氏のひつぎを見つめる(後方手前左から)ローラ・ブッシュ元大統領夫人、クリントン元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、チェイニー元副大統領夫妻、ゴア元副大統領ら(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】8月25日に死去した米共和党重鎮、マケイン上院議員の告別式が9月1日、ワシントン市内のワシントン大聖堂で行われた。オバマ前大統領夫妻や息子ブッシュ元大統領夫妻、クリントン元大統領夫妻ら数千人が列席し、党派を超えてマケイン氏に最後の別れを告げた。

 告別式ではマケイン氏の長女、メーガンさんが弔辞を読み上げ、生前のマケイン氏を中傷し続けてきたトランプ大統領を念頭に、「進んで自己を犠牲にしたこともない安っぽい言辞を弄する人物とは違う、米国の偉大さを体現する人だった」とマケイン氏をたたえた。トランプ大統領は式典に招待されなかった。

 前日には連邦議会議事堂で追悼式が行われた。マケイン氏の遺体を納めたひつぎは議事堂中央の円形大広間に安置され、市民らが弔問のため長蛇の列を作った。

 大広間に遺体が安置されるのは最大級の栄誉とされ、マケイン氏で31人目。

5074とはずがたり:2018/09/03(月) 16:11:30
2018.9.3 09:47
マイクロ波攻撃で脳損傷か キューバ駐在の米外交官
https://www.sankei.com/world/news/180903/wor1809030009-n1.html

 キューバ駐在の米外交官らが聴覚障害などの不調を相次いで訴えた問題で、米メディアは2日、「マイクロ波」による攻撃があった疑いが強まっていると報じた。脳に損傷を受けた可能性があるという。米政府は昨年9月、首都ハバナの大使館職員の多くを国外退避させ、原因究明を進めているが結論は出ていない。

 体調不良を訴えた人のうち21人を診察した専門家はニューヨーク・タイムズ紙に、外交官らはマイクロ波攻撃によって脳損傷を受けた疑いが強まっていると語った。当初、音響装置による攻撃の可能性が有力視されていた。

 同紙によると、携帯電話や電子レンジなどに使われるマイクロ波について、米国やロシアが兵器化を研究。マイクロ波は数ブロック離れた距離からでも対象を狙って照射できるという。2016年秋からキューバ駐在の米外交官が体調不良を訴えるケースが相次ぎ、米政府は計25人が何らかの攻撃を受けたとみている。(共同)

5075チバQ:2018/09/04(火) 16:48:45
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13663233.html?rm=150
(トランプの時代 2018中間選挙)「白人主体」共和党か、「少数派系」民主党か
2018年9月4日05時00分
 11月6日の米中間選挙では、上下院や州知事の候補者をみると、米社会で変わりゆく人種構成への共和党と民主党の対応ぶりで、2大政党の違いが色濃く出ている。共和党は白人候補者が依然として圧倒的に優勢である一方、民主党は黒人やヒスパニックなどマイノリティー(少数派)の候補者が増えて多様化がより鮮明になってログイン前の続きいる。

 ■ジョージア州 保守強調するトランプ似/初の黒人女性知事目指す

 南部ジョージア州の知事選は、共和党と民主党で対照的な争いになった。

 テレビCMが流れる。

 緑の芝生で突然、爆発が起きた。男性がライフルを構え、「誰も(私の銃を)奪うことはできない」。銀色の大型ピックアップトラックに乗り込み、「トラックを入手した。不法滞在の犯罪人を送り返す」。

 そして、誇らしげに言い切る。「あなたが政治的に正しくない保守派を求めているなら、それは私だ」

 共和党の知事候補で州務長官のブライアン・ケンプ氏(55)は、あえて公正中立な言葉遣い「ポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)」に縛られない姿勢を強調している。

 別のCMでは「私は『メリークリスマス』とも言う」。米国でクリスマスの時期にキリスト教徒以外に配慮して「ハッピーホリデー」という言い方が広まっていることに、地方の保守層では反発が根強いことを意識したメッセージだ。

 同州で共和党は、過去6回の大統領選で全勝。知事選も2002年以来、連勝している。7月の予備選でケンプ氏が勝利した際も、トランプ氏は「次は、国境を開いて犯罪を愛する民主党候補をやっつけろ」とツイッターで祝福した。

 ほかの共和党候補も負けていなかった。

 州副知事ケーグル氏は、トランプ氏も脅威を強調してきた凶悪なギャングの画像を使い、「不法滞在の犯罪人が全米を席巻中。だから私は全米で最も厳しい一斉検挙を指揮した」。州上院のウィリアムス議員は「強制送還バス」で一躍有名に。「このバスを不法入国者で満杯にして、出身国に送り返す」と訴えた。3氏とも不法移民対策の厳しさを競い合い、他国から逃れてくる人々を受け入れる寛容さは影を潜めた。

 一方の民主党。

 8月25日、州都アトランタで開かれた州の党大会。主人公は、知事候補の黒人女性ステイシー・エイブラムス氏(44)だった。当選すれば、全米初の黒人女性の知事となる。

 壇上は、さながら州の人口構成を反映するかのような顔ぶれ。エイブラムス氏を中心に、白人の副知事候補や10代でジャマイカから移住した保険局長候補、アジア系の支援者らが並んだ。公民権運動の英雄で黒人のジョン・ルイス下院議員も演説した。

 「とっくの昔に政治をあきらめてしまった有権者に、もう一度信じてもらう必要がある」。エイブラムス氏は、一人でも多くが投票所に足を運ぶよう働きかけることを訴えた。

 保守的な南部で、エイブラムス氏は黒人と女性という「二つのハードル」(支持者)を飛び越えなければならない。黒人の有権者からでさえ「オバマ前大統領は男だった。やはり女性は時期尚早だ。白人の有権者は納得しないだろう」「まずは副知事選に出るべきだった」との声が漏れる。

 同州は白人53%に対し、黒人32%。ヒスパニックは10%、アジア系は4%。少数派が州人口に占める割合は少なくない。民主党は投票率さえ上げられれば、勝機はあるとみている。

 (アトランタ=金成隆一)

5076チバQ:2018/09/04(火) 16:48:59
 ■人種多様化/トランスジェンダーの候補も

 白人が主流派という米国像は急速に変わっている。

 背景には1965年の移民法改正で出身国に対する割り当ての制限が撤廃され、ヒスパニック系やアジア系という新移民の流入が強まったことがある。ピュー・リサーチ・センターによると、米国における白人の割合は、65年は84%と圧倒的だったが、2015年は62%まで下がった。

 45年には白人が全体に占める割合が5割を切り、ヒスパニックが25%、黒人が13%、アジア系が8%になると予測されている。とくに18歳以下の白人は、早ければ2年後の20年には半数以下になってしまう。

 そうした流れの中で、2大政党の対応は正反対だ。

 共和党は「白人男性の政党」と言える。

 調査機関リフレクティブ・デモクラシー・キャンペーンが17年に行った調査によると、地方から連邦レベルの公選職のうち、共和党は97%が白人だった。民主党の73%に比べても非常に高い。さらに性別をみても共和党は76%が男性で、民主党の65%よりも10ポイント以上、男性率が高かった。

 12年大統領選で、オバマ氏に2連敗した後、共和党には多様化を模索する動きがあった。党全国委員会のプリーバス委員長(当時)は各地の党指導層と対話を重ね、敗因を探った。

 報告書では、過去6回の大統領選のうち5回、総得票数で負けたことを直視。白人の割合が低下していることも指摘し、「我々はヒスパニック、黒人、アジア系、ゲイの米国人に運動を展開し、共和党が彼らのことも気にかけていると示す必要がある」と支持層を広げる必要性を説いた。

 この流れの中、16年大統領選に向け、名門「ブッシュ家」3人目の大統領を狙った元フロリダ州知事のジェブ氏は、スペイン語の堪能ぶりをアピール。キューバ系のルビオ上院議員もバーテンダーの父の苦労話を前面に押し出し「アメリカン・ドリーム」を訴えた。

 しかし、「米国第一」を掲げ、白人労働者層を意識して選挙戦を展開したトランプ氏に、ブッシュ氏らは移民政策などで「弱腰」などと批判されて敗北。共和党の多様化を模索する動きは立ち消えてしまった。

 一方の民主党は、初のアフリカ系大統領となったオバマ氏が「多様性は強さだ」と繰り返し訴えたように、少数派を取り込んでいる。今回も元ソマリア難民の女性がミネソタ州で党の下院議員候補に選ばれた。

 さらに象徴的なのが、米東部バーモント州知事選の民主党候補だ。生まれた時の体と心の性別が一致しないトランスジェンダーのクリスティン・ハルクイスト氏(62)。15年に男性から女性に転換した。トランスジェンダーを公表した人が主要政党の知事候補になるのは米史上初という。

 ハルクイスト氏は朝日新聞の取材に「トランプ氏の『(米国を)偉大にする』という言葉は危険だ。偉大になる時点で、切り捨てられる人々が出てくる。偉大な米国とは、疎外された人々に光を当て、平等な機会をつくり出す国だ。民主党は多様性の党だ」と話す。

 (ワシントン=土佐茂生)

5079とはずがたり:2018/09/05(水) 09:37:02
死してかつての政敵を跪かせ、今の政敵に一矢を報いる見事な最期
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20180903-00095573/
田中良紹 | ジャーナリスト
9/3(月) 21:41 (有料記事)

長月某日

 故ジョン・マケイン上院議員は9月2日に母校であるメリーランド州アナポリスの海軍兵学校墓地に埋葬された。8月26日に亡くなってからの1週間、全米は故人への哀悼に包まれ、フーテンは大統領選挙に2度挑戦して敗れた「負け犬」が国葬級の扱いで見送られたことに深い感銘を受けた。

 昨年から重い脳腫瘍を患い、闘病を続けながらもトランプ大統領批判の手を緩めなかった共和党の重鎮は、自らが治療を中止する判断を下し、自らの意思であの世に旅立った。そのため棺を担ぐ人間、弔辞を述べる人間など葬式の一切を自らの意思で決めたと言われる。

 マケイン氏らしいと思ったのは、弔辞を読む人間に自分を大統領選挙で打ち負かしたブッシュ(子)、オバマという2人の「政敵」を指名したことである。「政敵」であるとはいえ、2人が自分を政治家として評価していることを知っているマケイン氏は、葬儀の場で歴代大統領を自分に跪かせ、一方ではそれを利用して現職のトランプ大統領に痛烈な批判の矢を放ったのである。

 米国政界の重鎮たちが一堂に会した追悼式典で、共和党のブッシュ(子)元大統領は「ジョンは何よりも権力の乱用を唾棄した。偏見と差別にまみれた人間や、えばり散らす暴君は全く受け入れなかった」と個人を偲んだ。

 民主党のオバマ前大統領は「この国の政治が意地悪でせせこましいものに見える。勇敢でタフなふりをしているが、恐怖から生まれている政治だ」と述べ、マケイン氏との間には「党派を超えた共通の信念があった」と追悼した。いずれもトランプ流政治を批判する弔辞だった。

 そして極めつけは娘のメ―ガン・マケインの弔辞である。彼女が涙ながらに「ジョン・マケインのアメリカは再び偉大にされる必要などありません。なぜならアメリカはいつでも偉大なのだから」と弔辞を読むと会場のあちこちから拍手が起きた。葬式で弔辞に拍手が起こることなどありえないが、その異例のことが起きた。

 追悼式典に招かれなかったトランプはその日ワシントン郊外で一人ゴルフに興じた。頭には「アメリカを再び偉大に」と自身のキャッチフレーズを書いた帽子をかぶっていたという。

 それをテレビの中継で見て「死してかつての政敵を跪かせ、それによって死ぬまで批判していた政敵に一矢を報いた。これぞ政治術の極意」とフーテンは思った。見事な政治家の最期であった。

 マケイン上院議員をフーテンが初めて胸に刻んだのは27年前の1月17日、湾岸戦争勃発の日である。フーテンが配給権を取得して提携を始めたワシントンのC-SPANという議会中継専門テレビ局にマケイン氏が出演し視聴者からの質問に答えた。

 マケイン氏が海軍のパイロットでベトナム戦争に従軍し、撃墜されて捕虜となった「戦争の英雄」であることや、軍事問題を専門にする「タカ派」の上院議員であることは予備知識として知っていた。

 その日の米国は現地から衛星で送られてくるバクダッド空爆のテレビ映像で異様な高揚感に包まれていた。視聴者も興奮気味に問いかけてくる。「いよいよ戦争が始まりましたね。国を挙げてみんなで勝利を目指そう。しかし戦争が始まったのにまだ戦争反対を叫んでデモをしている連中がいる。非国民と思いませんか」。

 「タカ派」だとばかり思っていたマケイン氏はこう答えた。「あなたの考えは間違っています。戦争をやりながらでも戦争反対の声を潰さない。それがアメリカなのです」。聞いた瞬間、フーテンにはその言葉がとても新鮮に聞こえた。

 日本なら戦争をするまでは賛成と反対で言い合うが、決まったらどちらか一方に統一される。それでも反対するとつまはじきされ誰からも相手にされなくなる。

 しかし決まっても反対が許される社会、賛成と反対が常に共存する社会、それがアメリカだと言われて目から鱗が落ちた。フーテンにとってマケイン氏は「民主主義政治とは何か」を教えてくれた教師である。

 フーテンは政治とは「与党と野党が激突するもの」と思わされてきた。そう思わされた理由の一つにNHKの国会中継がある。正確に言うと国会は「与党と野党が激突」する場ではなく、政府に対し野党が攻勢をかけていたのだが、メディアは国会の攻防を必ず「与野党激突」と表現した。

この記事は有料です。
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5080チバQ:2018/09/05(水) 20:26:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000068-mai-n_ame
<米中間選>共和、トランプ色前面に 激戦区では「毒」にも
9/5(水) 19:06配信 毎日新聞
<米中間選>共和、トランプ色前面に 激戦区では「毒」にも
トランプ米大統領(手前中央)の演説を聴く支持者ら=米中西部インディアナ州エバンズビルで8月30日、AP
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙(11月6日)まで6日で2カ月となり、各候補・陣営の動きが本格化している。トランプ大統領も与党・共和党の候補を応援する集会を各地で開催し、2020年の次期大統領選も見据えた支持基盤固めを精力的に展開。だが、「トランプ色」を全開にした選挙戦略は、対立をあおる政治姿勢に嫌悪を抱く党内穏健派や無党派層を遠ざけているとの指摘もある。

 「投票日までに40回の集会を予定している」。ホワイトハウス高官は8月下旬、記者団に対し、トランプ氏が歴代大統領の活動量を上回るペースで激戦州を行脚する方針であることを明らかにした。

 上院選で激戦が伝えられる西部モンタナ州でトランプ氏は6日、「米国を再び偉大に」集会を開催。その後も南部テキサスやミシシッピ、中西部ウィスコンシンなど、16年大統領選で勝利した州を中心に遊説を予定する。多忙な大統領日程の半分近くを選挙に充てる「野心的なスケジュール」(高官)で、共和党支持者の間で根強い自身への支持を、党候補への投票に結びつけたい考えだ。

 またトランプ氏は党候補を決める予備選段階から、ツイッターを介し約30人の候補への推薦を表明。トランプ氏の後押しを受けた陣営は「トランプ直系」をアピールし、選挙戦を戦っている。ホワイトハウス高官は「トランプ氏が共和党にとって一番の政治資産。現職大統領の出身政党が不利との歴史に挑戦する」と息巻く。

 ただ、下院選の激戦区は都市部の郊外型選挙区が多く、トランプ氏の排外的・差別的な言動に嫌悪を抱く高学歴層、特に女性が勝敗のカギを握るとされる。バージニア大政治センターのラリー・サバト所長は「これらの地域では、トランプ氏を前面に押し出すことは『毒』になりかねない」と米メディアに指摘している。

 上院(定数100、任期6年)の構成は共和51(死去したマケイン上院議員の後任を含む)、民主49(無所属含む)。3分の1が改選で今回は補選と合わせ35議席が対象だ。その内訳は共和9、民主26で、民主が2議席を上積みすれば逆転する。選挙分析機関クック・ポリティカル・リポート(8月24日付)によると、共和は6議席、民主は21議席を確保する見通しで、残り8議席が接戦という。

 下院(定数435、欠員6、任期2年)は全議席が改選対象。現有議席は共和236に対し民主193。クックは共和が202、民主が192を確保するとの見通しで、接戦は41選挙区と伝えているが、民主が多数派の座を奪還する可能性が高いとの見方を示す専門家も多い。

5081チバQ:2018/09/05(水) 20:28:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000070-mai-n_ame
<米中間選>トランプ対サンダース代理戦争 フロリダ知事選
9/5(水) 19:11配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】11月6日実施の米中間選挙で南部フロリダ州の知事選が注目されている。トランプ大統領への忠誠を誓う共和党候補に対し、民主党はバーニー・サンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受ける革新候補が党の指名を獲得。共に熱烈な支持層を抱えるトランプ対サンダースの「代理戦争」の構図となっている。

 「穏健派でないと勝てないと批判するが、我が党はこの州で20年間負け続けてきたではないか」。8月27日にマイアミ市郊外で行った演説で、民主党候補で州都タラハシー市長のアンドリュー・ギラム氏(39)は強調した。国民皆保険や銃規制強化を公約に掲げ、ロシア疑惑を巡るトランプ氏弾劾も支持。こうした主張が「革新的過ぎる」との批判に反論した形だ。フロリダは保守的な地域も多く2016年大統領選ではトランプ氏が制した。

 その大統領選でクリントン候補と民主党の指名を最後まで争ったサンダース氏らの支援を受け、事前の情勢調査で一時4位の劣勢をひっくり返し党予備選を制した。「すべての人々への政治を実現したい」とフロリダ州初の黒人知事を目指す。

 一方、共和党候補のロン・デサンティス下院議員(39)は、トランプ氏の強硬な移民政策やイラン核合意離脱を称賛。「親トランプ」を前面に押し出し、支持を広げている。党指名を獲得した8月28日の演説では「大統領に感謝したい」と繰り返した。トランプ氏もツイッターでデサンティス氏支持を表明、ギラム氏の市政運営を厳しく批判するなど、「参戦」している。

 歴史的に大統領選で激戦州となってきたフロリダ州の知事選は、両党にとって20年大統領選を見据えた足場固めの意味でも重要な選挙。また両候補は共に、それぞれの党で反主流派に属する勢力から支持を受けていることから、既存の政治システムに不満を抱く「アウトサイダー」同士の対決としても関心を集める。米紙ワシントン・ポストは「両党がそれぞれの許容度を試される選挙だ」と指摘した。

5082 チバQ:2018/09/06(木) 04:41:10
https://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S13664856.html?rm=150
(トランプの時代 2018中間選挙)大統領、早くも全開 8月だけで選挙集会・パーティー20回��

2018年9月5日5時0分

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 11月6日の米中間選挙に向け、トランプ大統領はすでにエンジン全開だ。選挙集会や資金パーティーを積極的にこなし、好調な経済や不法移民対策を前面に打ち出している。共和党の上下両院での過半数維持を目標とするが、過去の中間選挙を振り返ると、大統領の与党は圧倒的に不利だ。常識外れの大統領は歴史をも覆せるのか��。
 ■危機感の裏返し?
 「この選挙は、単に候補者に一票を投じるだけではない。どの政党が議会を主導するのか。とても大きな選挙だ」。トランプ氏は8月30日夜、インディアナ州での演説で訴えた。
 トランプ氏は選挙戦で、好調な経済を自分の実績として強調している。大減税策や規制緩和などで株価は高騰し、失業率も史上最低レベルを維持する。トランプ氏は「民主党が議会で過半数をとれば、税金は上がり、規制が増えて我々の仕事が無くなる」などとアピールする。
 さらに、熱狂的な支持層に受けが良い、不法移民への対策強化や、国境での壁建設も目玉政策の一つだ。
 なかでも狙いを定めるのが、国境周辺で不法移民の取り締まりにあたる「移民税関捜査局」(ICE)。一部の民主党左派候補が「ICE廃止」を訴えているが、トランプ氏はこれを民主党全体の主張だと強調。民主党は国境管理を緩め、中米の犯罪組織「MS13」を不法移民として米国に流入させていると攻撃を強めている。
 トランプ氏は就任以来、精力的に選挙活動を続けている。トランプ氏の選挙対策幹部によると、8月だけで選挙集会や選挙資金パーティーなどを約20回も開催した。選挙戦は9月3日の祝日「レイバーデー」(労働者の日)後に本格化するのが普通で、トランプ氏は突出している。
 この幹部は「8月から11月6日の投票日まで、少なくとも40日分は選挙応援にあてる」と意気込む。同幹部によると、オバマ前大統領は2010年の中間選挙は36日、14年は22日を選挙運動に使ったとしており、「トランプ氏はおそらく、史上もっとも積極的に選挙活動を行う大統領になるだろう」と話す。
 積極性は危機感の裏返しだ。トランプ氏は30日の演説で「議会はとても伯仲している。我々は上下両院とも過半数を持っているが、議席差はいくつか? ほとんどないぞ。誰かが風邪をひけば、過半数ではない。共和党の議席がもっと必要なんだ」とも語った。
 現在、上院は共和党50、民主党49、欠員1(共和党)で接近している。一方の下院は共和党235、民主党193、欠員7となっている。トランプ氏の別の選対幹部は「中間選挙では、下院で過半数を維持し、上院で共和党の議席を上積みすることが成功と言える」と述べ、両院での過半数維持を最低限の勝敗ラインに位置付ける。
 ■39回中、与党の議席減は36回 理由は「バランス」と投票率
 中間選挙の歴史をみると、大統領率いる与党は圧倒的に分が悪い。
 バージニア大政治センターの政治アナリスト、カイル・コンディク氏によると、共和党と民主党による二大政党制が確立されたのは1860年ごろ。それ以降に行われた計39回の中間選挙のうち、下院では実に36回も与党が議席を減らし、その数は平均で33議席になるという。

5083 チバQ:2018/09/06(木) 04:41:54
 なぜ、大統領の与党は負けるのか。理由の一つは、米国の有権者は、議会を、大統領をチェックする機関と見なし、中間選挙で野党に投じて「チェック&バランス」を図る傾向にある。
 コンディク氏は2016年の大統領選と同時に行われた議会選挙について「多くの有権者は民主党のヒラリー・クリントン候補が勝つと思い、議会選で共和党に入れた可能性がある。今年の中間選挙では、『まさかトランプ氏が勝つと思わなかった』という有権者の後悔が、民主党に向かうだろう」と指摘する。
 別の理由に、投票率の低さが挙げられる。コンディク氏によると、大統領選の投票率は55〜60%だが、中間選挙になると35〜40%に一気に下がる。その際、野党を支持する有権者の方が、現職の大統領に対する「怒り」「不満」などから投票に行く動機が強くなる傾向があり、与党への逆風となって表れるようだ。
 さらに今回、トランプ氏という特別な要因がある。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)がまとめた各種世論調査の平均では、トランプ氏の支持率は約42%。不支持は約54%で上回る。
 前回大統領選は、異例の「嫌われ者対決」ともいわれた。コンディク氏は「トランプ氏は『どちらの候補者も嫌い』という層をうまくすくい取った。彼らはトランプ氏を愛しているわけではなく、かなりの有権者が民主党に入れ直すだろう」と指摘する。(ワシントン=土佐茂生)
 ■<解説>議会、チェック機能保てるか
 米東部ニュージャージー州の宴会場に8月下旬、約80人が集まった。壇上で男性が声を張り上げた。
 「沈黙したり上品ぶったりすれば、悪魔がますますのさばります」
 人種差別は存在しない。イスラム教はがん――。物議を醸す発言を繰り返してきたこの男性は、共和党の予備選を勝ち抜き、11月の下院選に出馬する。目玉の公約が「トランプ大統領を支えよう」である。
 トランプ氏の米国第一主義に賛同し、忠誠を誓う「チルドレン」の候補が続々と誕生している。共和党支持者の間でのトランプ氏の支持率は8割を超す。
 一方、529人と記録的な人数の女性が上下院選挙を目指し、ほぼ半数が予備選を勝ち抜いた。8割が民主党候補だ。銃規制に賛同する候補を応援する若者の運動も活発だ。8月末の世論調査では、トランプ氏を「支持しない」とする回答が6割になった。
 この矛盾する現象、数字は何を意味するのか。「トランプ氏のなすこと全てに賛成する声と、批判する声が交わらずに増幅している」と政治学者のジェレミー・メイヤー氏はいう。
 米国の分断は何も最近の産物ではない。大きい政府か小さい政府か。キリスト教の価値観をどこまで政策に反映させるか。多くの論争が繰り広げられてきた。
 だが一貫した共通基盤もあった。法の支配や三権分立、言論の自由など民主主義を支えるシステムを尊重する態度だ。だが、トランプ氏が注力したのは、議会内の異論を「非愛国的」、司法機関を「陰謀をたくらむディープステート(国家内国家)」、メディアを「国民の敵」と攻撃し、信頼を損なわせることだった。
 こうした手法が一部で熱狂的な支持を集めている。
 経済は好調でも以前の安定雇用は保障されない。米社会の多様化で少数者の権利ばかり注目され、白人層が見過ごされている。トランプ氏はそんな漠然とした不安を駆り立て、既存システムへの不信や怒りに巧みに変えてその受け皿になった。政策の是非より、トランプ流を認めるか認めないかという構図が完成した。
 同じ価値観を持つ者が集まりがちなソーシャルメディアの普及、与党に都合良く各州の選挙区が引き直されてきたいびつな選挙制度が、分断をさらに広げる。
 議会までトランプ色に塗り固められるのか。チェック役の機能を保つのか。米国の民主主義の底力が試される選挙になる。(アメリカ総局長・沢村亙)

5084とはずがたり:2018/09/07(金) 09:25:07


https://twitter.com/rutaq_/status/1037729012619956224
るた / 情勢調査アナリスト ??
?@rutaq_
フォローする @rutaq_をフォローします
その他 るた / 情勢調査アナリスト ??さんがDaily Kos Electionsをリツイートしました
#アメリカ中間選挙 デイリー・コスによる情勢報道。
??オクラホマ州知事選は「共和党先行」から「やや先行」へ
??下院アリゾナ州2区は「横一線」から「民主党やや先行」へ
??下院バージニア州2区は「共和党やや先行」から「横一線」へ
※用語の和訳は参考程度
全体として民主党に風が吹く展開。るた / 情勢調査アナリスト ??さんが追加
Daily Kos Elections
認証済みアカウント

@DKElections
We've changed our race ratings on three contests:
??#OKGov: Likely R → Lean R
??#AZ02: Tossup → Lean D
??#VA02: Lean R → Tossup

8:47 - 2018年9月6日

5085とはずがたり:2018/09/07(金) 14:22:54
ドナルドはWSJに俺はシンゾーとtremendous(途方も無く大きい)関係を持ってると誇示し(brag),そして貿易政策に関しては「勿論それは私が日本の連中にどんだけカネを払わなければならないかを告げた途端に終了するだろう」と付け加えた。

あべちゃん外交すげえとか云ってるバカが多過ぎるが現実直視しろよなあ・・。

でもなんで後半出てくる代名詞が複数なんだ?

https://twitter.com/ShingetsuNews/status/1037925222047870976
SNA Japan
@ShingetsuNews

US President Donald Trump brags to the Wall Street Journal that he has a tremendous relationship with Prime Minister Shinzo Abe, then adds in connection to trade policy, "Of course that will end as soon as I tell them how much they have to pay." (MP) #Japan #Blackmail #Trade

21:47 - 2018年9月6日

5086とはずがたり:2018/09/08(土) 20:27:22
米中間選挙
オバマ氏参戦「トランプ氏は歴史の暗い一面」
毎日新聞2018年9月8日 12時21分(最終更新 9月8日 13時22分)
https://mainichi.jp/articles/20180908/k00/00e/030/299000c

 【ワシントン高本耕太】オバマ前米大統領は7日、中西部イリノイ州の大学で演説した。トランプ大統領を「米国の歴史の暗い一面」と批判したうえで、11月の中間選挙に「我々の民主主義の行方がかかっている」と述べ、投票を呼びかけた。米国で大統領経験者が現職大統領を明確に否定するのは異例。オバマ氏はこの日を皮切りに各地で民主党候補の応援に入る予定で、同党の上下両院での過半数奪還に向けたテコ入れを本格始動した。

 トランプ氏は、温暖化対策のパリ協定や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱、イラン核合意破棄など、オバマ前政権のレガシー(政治的遺産)とされる政策を次々と転換させている。昨年1月の退任後、公の場での政治的発信は避けてきたオバマ氏だが、沈黙を破りトランプ批判を展開した。

 オバマ氏は1時間超にわたる演説で、米国内で深刻化する党派対立や社会の分断を踏まえ、トランプ氏が「(従来の)政治家たちが扇動してきた『敵意』に乗じ、利用している」と述べ、「彼は病原なのではなく、症状なのだ」と指摘した。

 そのうえで「我々は、政敵を罰するため司法長官やFBI(連邦捜査局)に圧力をかけたりはしない。報道の自由を脅かすこともしない」と述べ、「科学や事実を否定している」とトランプ氏の政治姿勢を非難した。さらにオバマ氏は与党・共和党にも矛先を向け、「(大統領の)行為を擁護しようとしている。これは保守でも正常でもなく、過激主義だ」と主張した。

 中間選挙に向けオバマ氏は8月1日、前政権で役職にあった人物を中心に、連邦議会や州知事選の民主党候補81人を支援すると表明。今週末には西部カリフォルニア州で民主党下院選候補者7人のために遊説し、来週には中西部オハイオ州を訪問するなど、活動を活発化させる。

 前大統領から露骨な批判を浴びたトランプ氏は7日、訪問先の中西部ノースダコタ州で「オバマ氏の演説を聴いていたが、途中で寝てしまった」とやり返した。

5087チバQ:2018/09/09(日) 19:51:13
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1809080024.html
【トランプ政権】「敵意と恐怖で国民をあおっている」オバマ前大統領が痛烈批判 中間選挙まで2カ月、民主党応援へ全米遊説開始
09月08日 20:59産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ前米大統領は7日、中西部イリノイ州の大学で講演し、トランプ政権下での一連の政治的混乱を「正常でない」と断じ、トランプ大統領は「敵意と恐怖」で国民をあおっていると非難した。大統領を退任後、政治的発言を自制してきたオバマ氏がトランプ氏を公の場で批判するのは初めて。オバマ氏は中間選挙(11月6日投開票)を2カ月後に控え、議会での民主党の多数奪還を目指して投票を呼びかける全米規模の遊説活動を始動させた。

 オバマ氏は、トランプ氏の下で「健全な民主体制」を支える三権分立が機能しなくなっていると指摘。個別の政策でもトランプ氏と共和党が「同盟諸国との関係をないがしろにしてロシアとなれ合っている」「世界の国で唯一、(気候変動抑制に関する)パリ協定から脱退した」などと批判し、「共和党はもはや保守とはいえない。過激派だ」などと断じた。

 オバマ氏はその上で、「民主主義への最大の脅威は無関心であり冷笑主義だ」と述べ、支持者らに中間選挙で投票するよう要請。さらに、党派の別に関係なく「政府に誠実さと良識、正当性を回復させなくてはならない」と訴えた。

 米国では大統領経験者は後任の大統領の仕事ぶりを論評しないのが伝統となっており、オバマ氏による今回の批判は極めて異例。

 民主党は今回の中間選挙で、下院(定数435)で現有議席193に加えて25議席、上院(定数100)では同49に2議席を積み増せば多数を奪還できる。

 オバマ氏は8月、14州から出馬する計81人の民主党候補の「支持」を表明。8日には西部カリフォルニア州オレンジ郡、13日には中西部オハイオ州を訪れ、民主党候補の支援者集会で応援演説を行う。

 オバマ氏のミシェル夫人も今月下旬、西部ネバダ州ラスベガスと南部フロリダ州マイアミで市民らに有権者登録を呼びかける集会を主催する。

 一方、トランプ氏は、この日のオバマ氏の講演について「テレビで見たが寝てしまった。彼の演説は眠りに就くのに最適だ」と皮肉を述べるにとどめた。

 トランプ氏の支持層は、オバマ氏を「米国を悪くした元凶」とみなして敵視している。このため、同氏が表舞台に出ることで、かえって親トランプ派が奮起し、民主党には逆効果となるとの見方も出ている。

5088チバQ:2018/09/09(日) 19:55:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180908X976.html
「恨みの政治」とトランプ批判=オバマ氏、中間選挙へ始動―米
09月08日 07:57時事通信

 【ワシントン時事】オバマ前米大統領は7日、中西部イリノイ州で演説し、「政治家が長年あおってきた『恨み』を巧みに利用している」とトランプ大統領の政治姿勢を強く批判した。米メディアによると、オバマ氏がトランプ氏を公の場で名指しで非難するのは初めて。これまでは露出を控えていたが、11月の中間選挙での民主党勝利を目指し、事実上始動した。

 演説でオバマ氏は「差別と闘い、ナチス信奉者には明確に立ち向かわなければならない」と訴え、バージニア州で昨年起きた衝突で白人至上主義者の非を明確にしなかったトランプ氏を非難。ロシアのプーチン大統領に接近を図る外交姿勢についても「同盟を台無しにし、ロシアに擦り寄っている。共和党はどうなってしまったんだ」と疑問を呈した。

5089チバQ:2018/09/14(金) 17:59:57
https://www.sankei.com/world/news/180914/wor1809140018-n1.html
2018.9.14 14:00

NY州知事選の民主党予備選 セックス・アンド・ザ・シティ女優は敗れる
 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨーク州で13日、同州知事選の民主党候補を決める予備選が行われ、3期目を目指す現職のアンドリュー・クオモ氏(60)が、米女優のシンシア・ニクソン氏(52)を破り勝利した。11月の中間選挙で、クオモ氏は共和党候補のマーク・モリナロ氏と対決する。

 ニクソン氏は、1998年から2004年に放送された米人気テレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の弁護士ミランダ役で一躍有名となり、教育問題の活動家としても知られる。落選を受け、ニクソン氏は13日夜、支持者に向けて「私は落胆していない」と演説。潤沢な資金力を誇るクオモ氏に対し、自らは草の根の選挙活動を展開したとして「ニューヨーク州の政治風土を根本から変えた」と語った。

 選挙戦でニクソン氏は自らを進歩派と位置づけ、中道派のクオモ氏と対決する構図を描き、米最大の社会主義団体「米民主社会主義者(DSA)」の支持も獲得。都市部のリベラル層に収入や教育問題の格差解消などを訴えたが、主要な労働組合からの支持を取り付けるなど組織票を持つクオモ氏が終始、有利に選挙戦を進めた。

5090チバQ:2018/09/17(月) 17:17:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00000532-san-n_ame
NAFTA再交渉、カナダの譲れぬ事情 分離独立運動や対米「材木紛争」が反映
9/17(月) 16:24配信 産経新聞
 米国、カナダ、メキシコの3カ国で作る北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で、米国が要求する乳製品市場の開放や紛争解決制度の撤廃に対し、カナダが譲歩を拒むかたくなな姿勢を示している。こうした協議事項が、カナダにとっての「譲れぬ一線」であるためだが、その背景には、独立運動を抱えるカナダの国内事情や、米国との積年の貿易紛争の記憶がある。

■国益譲らない

 「悪い協定になるのならば、NAFTAがない方がましだ」

 米国とカナダが本格的な協議を再開した8月下旬以降、カナダのトルドー首相は、こうした発言を繰り返し、トランプ政権を牽制(けんせい)している。

 NAFTA再交渉は3カ国間の協議が停滞し、米政府は8月下旬、メキシコと先行して2国間協定の大筋合意に持ち込んだ。合意には、NAFTA加盟国間の紛争解決制度の廃止を盛り込んだほか、自動車部品の域内調達比率を引き上げる米国の要求項目が入った。

 その後、米国との協議に復帰したトルドー政権に対し、トランプ政権は、自国の要求が反映された米メキシコ協定に、カナダも合意するよう迫っている。

 トルドー氏は、外堀を埋める形で譲歩を迫った米政権の姿勢に対抗し、「国益を譲ることはない」との立場を鮮明にしている。

■翻弄されたカナダの歴史

 米カナダ協議で大きな争点となっているのは、米メキシコ間で撤廃が合意された紛争解決制度だ。

 NAFTA第19章は、反ダンピング(不当廉売)関税措置などを発動した相手国に対し、加盟国が「2国間パネル」に措置の妥当性の審査を訴えることができる仕組みを設けている。

 カナダは対米協議で、この紛争解決制度の存続を主張し、撤廃を求める米国への譲歩を拒否している。カナダをそうした強硬姿勢に突き動かしているのは、1930年代から米カナダ間で続いてきた製材をめぐる「材木紛争」の記憶だ。

 カナダの公有地から切り出され、輸出される針葉樹の「軟材」について、米製材業者は「政府補助に支えられ、価格が低く抑えられている」と不当性を訴えてきた。これを受けて米政府は、これまで幾度にもわたって、カナダ製に反ダンピング関税を課してきた。

 カナダは米国に対抗するため、19章の制度を含めた法的手続きを活用。ロイター通信によると、パネルがたびたび米国に不利な判断を示してきた経緯がある。

 カナダは紛争解決制度がなくなれば、軟材貿易をめぐって米国から押し込まれると懸念する。積年の紛争の記憶が、今回のNAFTA再交渉の対米協議でのカナダ政府の対抗姿勢にも、反映されていると指摘されている。

■ケベック州の独立運動

 米カナダ協議のもうひとつの争点が、乳製品を中心とした農産物市場の開放や、自国のメディア産業などへの一定の保護を認める「文化例外」の扱いだ。

 カナダはフランス語圏のケベック州を擁する。同州は独立運動を抱え、歴代政権は同州への配慮もあり、過去の通商協定で文化例外の規定を盛り込むよう求めてきた。そのケベック州は国内の酪農家の半数が事業を営む「酪農王国」でもある。

 カナダ政府は酪農家を保護するため、製品価格を下支えする「供給管理制度」を設けている。トランプ大統領は同制度を攻撃し、カナダ市場で米産乳製品の販売拡大を迫っている。

 ケベック州では、10月1日に州議会選挙が予定されており、トルドー氏は8月下旬、改めて「制度を守る姿勢は変わらなし、これからも守る」と表明。同州などの有権者の目を意識し、トランプ政権の圧力をはねのける姿勢を貫いている。

 米政府は貿易関連法の手続き上、9月中にNAFTA再交渉の協定内容を固める必要があり、妥結を探る米カナダ間の協議に残された期日は少ない。カナダが「聖域」とする紛争解決制度や乳製品市場の保護で着地点が見出せるのか、ぎりぎりの協議が続くとみられる。(ワシントン支局 塩原永久)

5091チバQ:2018/09/17(月) 17:22:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180916-00000509-san-int
大統領選の前哨戦 ポルノ女優弁護人のアベナッティ氏動く
9/16(日) 15:13配信 産経新聞
 トランプ米大統領との不倫関係を主張するポルノ女優の弁護人マイケル・アベナッティ氏(47)はこの夏、アイオワ、ニューハンプシャー両州を訪れた。大統領選で党の候補指名争いを左右する2つの序盤州でトランプ氏を激しく批判したアベナッティ氏が、2020年大統領選で野党・民主党候補の座を狙っていることは間違いない。

 アベナッティ氏が勝つわけがないという決めつけは禁物だ。14年中間選挙後に本格化した16年大統領選に向けた争いは当初、共和党ではブッシュ元フロリダ州知事が本命視され、トランプ氏は泡沫(ほうまつ)扱いされた。

 自戒を込めていうと、私はトランプ氏が15年6月の出馬表明で「南部国境に万里の長城を築く」と主張し、「東京でシボレーをみたことはあるか」と製造業の退潮による雇用流出を嘆いたことを「暴言」として記事にした。大統領になっても主張が変わらないところが面白いところで、支持者は批判するメディアを抵抗勢力として扱い、トランプ氏に熱狂する。

 11月の中間選挙まで2カ月を切った。上下両院の共和党の過半数がどうなるかはもちろん、再選を目指すトランプ氏が何をしかけ、どんな対抗軸やライバルが生まれるかに注目し、大統領選の前哨戦として中間選挙をみると興味深いものとなる。(加納宏幸「ポトマック通信」)

5092チバQ:2018/09/17(月) 17:57:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000094-mai-n_ame
<米国>元選対本部長、露疑惑捜査に協力へ トランプ氏打撃
9/15(土) 22:20配信 毎日新聞
 【ワシントン鈴木一生】2016年の米大統領選でトランプ氏の選対本部長を一時務めたマナフォート被告(69)は14日、ワシントン連邦地裁で、マネーロンダリング(資金洗浄)などの罪を認めた。司法取引に応じ、ロシアの米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官に協力する意向だ。トランプ氏の元顧問弁護士らも司法取引に応じており、トランプ氏への包囲網がさらに狭まった。

 マナフォート被告は、06〜15年、元ウクライナ大統領の親露派ヤヌコビッチ氏らへのロビー活動で得た巨額の報酬を国外口座に隠した罪などに問われた。弁護士は罪を認めた理由を「家族の生活を考え、責任を受け入れた」と説明した。

 判決は米中間選挙(11月6日投開票)後の同16日に言い渡される予定。選挙後の議会構成によっては民主党側が、ロシアゲートの追及に攻勢をかける可能性もある。

 マナフォート被告が認めた罪はロシアによる米大統領選介入とは直接的な関係はないものの、被告はトランプ陣営とロシア側との関係を知り得る立場だったと見られている。陣営の選対本部長だった16年6月には、ニューヨークのトランプタワーで、トランプ氏の長男とロシア人弁護士らとの会合に出席している。今後の証言で疑惑捜査が大きく進む可能性もある。

 モラー氏の捜査では、フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やトランプ陣営の選対幹部らが司法取引に応じている。8月にはトランプ氏の元顧問弁護士で不祥事対応を担ってきたとされるコーエン被告も取引に応じた。

 マナフォート被告は共和党のフォード、レーガン両政権でスタッフを務めるなどした政治コンサルタント。ロビイストとしても活動していた。16年8月、ウクライナ親露派との癒着が報じられて選対本部長を辞任した。これまでは一貫して無罪を主張して捜査協力を拒否し、トランプ氏は「勇敢な男」と称賛していた。

5093チバQ:2018/09/17(月) 17:57:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000059-jij-n_ame
トランプ氏支持、下落の兆し=無党派層が離反か―米中間選挙に影響も
9/15(土) 14:56配信 時事通信
トランプ氏支持、下落の兆し=無党派層が離反か―米中間選挙に影響も
各種の米世論調査で、トランプ大統領の支持率が下落する例が相次いでいる。政権内の混乱や政治手法への反発から無党派層が離れているという見方もある。残り2カ月を切った中間選挙に影響を与えかねない状況だ。
 【ワシントン時事】各種の米世論調査で、トランプ大統領の支持率が下落する例が相次いでいる。

〔写真特集〕トランプ大統領に切られた人々〜アノ人もコノ人も…〜

 政権内の混乱やトランプ氏の政治手法への反発から無党派層が離れているという見方もある。残り2カ月を切った中間選挙に影響を与えかねない状況だ。

 各社の平均支持率を算出する政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」によると、トランプ氏の支持率は13日に40.8%となり、3月以来半年ぶりに41%を下回った。ここ数カ月は43〜44%で安定的に推移していた。

 下落が顕著だったのが10日に発表されたCNNテレビで、支持率は前月比6ポイント減の36%となった。特に無党派層では前月比16ポイント減の31%で、政権発足後最低を記録した。トランプ氏の経済政策については半数近い49%が「支持する」と答えているものの、政権自体の評価には必ずしも直結していない。

 トランプ政権をめぐっては最近、著名ジャーナリストの内幕本や匿名高官による米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿で、政権内の混乱ぶりが露呈した。移民親子の分断に至った強硬な不法移民対策が、穏健な無党派層の離反を招いている可能性もある。

 トランプ氏の支持率低下は中間選挙で共和党候補を直撃しかねない。中間選挙で「共和、民主のどちらの候補に投票するか」を尋ねる世論調査(RCPの平均値)は、9月に入って以降、民主党が共和党を約8ポイント引き離している。

 トランプ氏に対して異論を唱えない共和党候補は多い。その結果「有権者にはトランプ氏と一体に映っている」(専門家)とも指摘されている。

5094チバQ:2018/09/18(火) 18:32:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3189917
ブルームバーグ前NY市長、20年米大統領選への立候補を思案
2018年9月18日 10:17 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
【9月18日 AFP】マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク市長(76)は、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が17日に掲載したインタビューの中で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を大統領の座から追い落とすべく次期大統領選に立候補するかどうか思案していると明らかにした。

 金融情報サービス大手ブルームバーグ(Bloomberg)の創業者で富豪のブルームバーグ氏は同紙に対し、2020年米大統領選への立候補は念頭にはあるが、まだ決めかねていると語った。

 ブルームバーグ氏は、現在は11月6日の中間選挙に集中しているため、自身の大統領選立候補についてはその後で検討するとした上で、多くの点で現在の共和党とは意見が合わないため「共和党からの立候補はあり得ない」と明言。すべての点で民主党と一致しているとは言えないが、立候補するなら民主党からになるだろうと語った。

 ブルームバーグ氏はニューヨーク市長を連続3期務めた後、2008、12、16年の米大統領選で独立候補としての立候補を検討したが、結局いずれの大統領選にも立候補しなかった。

 環境問題を自身の最優先課題としているブルームバーグ氏はトランプ氏の大統領就任後、共和党をあからさまに批判するようになった。過去の選挙ではさまざまな政治的立場の候補者を支援してきた同氏だが、今年11月の中間選挙では民主党が再び議会で多数を占めるよう資金面で民主党を支援している。

 だが、ブルームバーグ氏の民主党からの立候補を民主党が受け入れるかどうかは不透明だ。気候変動や銃規制などの問題でブルームバーグ氏と民主党は同じ立場だが、その一方で反エリート、反ウォール街(Wall Street)を掲げ、女性や少数派の候補を強く推す左派党員が大富豪のブルームバーグ氏を支持しない可能性がある。(c)AFP

5096チバQ:2018/09/18(火) 21:15:53
https://mainichi.jp/articles/20180918/k00/00m/030/029000c
米国
連邦最高裁判事候補が性的暴力か 女性が実名で告発
会員限定有料記事 毎日新聞2018年9月17日 18時32分(最終更新 9月18日 00時35分)

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ブレット・カバノー氏=ロイター
 米紙ワシントン・ポスト電子版は16日、トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏(53)に1980年代、性的暴力の被害を受けたとする女性(51)の告発を実名で掲載した。女性の弁護士は17日、女性が議会で証言する意向を示していると明らかにした。

 カバノー氏は17日、声明で告発内容を全否定し、議会で反論する考えを示した。米メディアでは、女性が被害を名乗り出たことで最高裁人事に影響が出るとの見方もある。上院本会議は月内にカバノー氏の人事承認を採決する見通しだが、野党民主党からは延期を求める声が上がっている。

 一方、コンウェー大統領顧問は17日、記者団に対し、女性が議会で証言できるかどうかは、カバノー氏の人…

5099チバQ:2018/09/24(月) 11:59:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180924-00000010-jij-n_ame
性暴行疑惑、中間選挙に影響も=告発女性が議会証言へ―米
9/24(月) 7:27配信 時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領が連邦最高裁判事候補に指名したブレット・カバノー氏(53)の性的暴行疑惑で、被害を訴えるクリスティーン・フォードさんが週内に議会公聴会の証言に応じる方向になった。

 疑惑収束の兆しは見えず、あと40日余りに迫った中間選挙に大きな影響を及ぼしかねない情勢だ。

 30年以上前の被害を告発したフォードさんに、トランプ氏は日増しにいら立ちを強めている。ツイッターで「ひどい被害があったなら、本人や両親によってすぐ告訴されるはずだ」「なぜ36年前にFBI(連邦捜査局)に通報しなかったのか」と疑問を呈したが、ネット上では性暴力への無理解を非難する声が相次いだ。

 NBCテレビなどがフォードさんの告発後に行った世論調査では、カバノー氏の承認に賛成34%、反対38%となり、告発前の調査から賛否が逆転した。特に無党派層や女性で反対への振れ幅が大きい。

 フォードさん側は当初、議会証言の条件としてFBIによる調査を要求し、政権に拒まれると、他の証人の証言を求めるなどした。客観性を確保する狙いからだが、公聴会の日程は当初予定された24日から後ずれした。フォードさんの背後には野党・民主党がついており、与党・共和党からは承認を遅らせるための「消耗作戦」(幹部)と反発する声が出ている。

 承認権限を持つ上院で51議席とかろうじて過半数を持つ共和党にとって、承認を中間選挙後に先送りすることはリスクが大きく、考えにくい。ただ、世論の批判の中で採決を強行すれば「無党派層や女性の怒りに油を注ぐ」(民主党議員)結果になりかねない。

5100とはずがたり:2018/09/25(火) 09:22:54

安倍氏:「通商で建設的な議論できた」トランプ氏と夕食会
毎日新聞社 2018年9月24日 18時39分
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20180924/Mainichi_20180925k0000m010018000c.html

トランプ米大統領の私邸があるニューヨークのトランプタワーで談笑する安倍晋三首相(左)とトランプ氏=2018年9月23日(日本時間24日)、内閣広報室提供

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 【ニューヨーク高山祐】安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日午前)、国連総会出席などのため米ニューヨーク入りし、トランプ米大統領との夕食会に臨んだ。首相は終了後、24日の日米閣僚級貿易協議(FFR)に向けて「大変建設的な議論ができた」と記者団に語った。また、両首脳は北朝鮮の非核化と日本人拉致問題の解決に向け連携を強化することを確認した。

 会談は約2時間半、トランプタワー内のトランプ氏の私室で、両首脳に通訳のみを交えて行われた。

 首相は「日米間だけではなく、さまざまな米国の通商に関わる話について率直な意見交換ができた」と述べた。対立が深まる米中の経済摩擦などについても意見を交わしたものとみられる。

 24日に予定されるFFRでは、茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表がそれぞれ両政府を代表し協議する。首相は、この協議を踏まえ、26日の日米首脳会談で「再び話をすることになる」と語った。日本側は、関税引き下げなどに関する新たな日米間交渉に入ることでの合意を模索している。

 一方、北朝鮮の非核化に向けては、6月の米朝首脳会談によって生まれた機運をさらに高める方針を確認。首相は、拉致被害者の早期帰国を求める被害者家族のメッセージを伝え、トランプ氏は「日本の考え方については強く金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に伝えた」と応じた。

 首相は記者団に「拉致問題の解決のために次は私自身が金委員長と向き合っていく。一日も早い拉致問題の解決のためにあらゆるチャンスを逃さない決意で取り組む」と強調した。

 今回の夕食会は、首脳会談とは位置付けないプライベートな社交形式で行われた。両首脳は26日午後(日本時間27日午前)に公式の首脳会談に臨む。

5101とはずがたり:2018/09/25(火) 10:17:12

2018.5.29 19:08
ロバート・ケネディ暗殺、真犯人は別にいる? 事件から50年、長男が「単独犯説」に疑義
https://www.sankei.com/world/news/180529/wor1805290023-n1.html

 【ワシントン=黒瀬悦成】ジョン・F・ケネディ元大統領の下で司法長官を務めた同氏の弟、ロバート・ケネディ上院議員(当時42歳)を1968年に暗殺したとして服役中のサーハン・サーハン受刑者(74)について、長男のロバート・ケネディ・ジュニア氏(64)は米紙ワシントン・ポスト(28日付)に「父を殺した真犯人は別にいる可能性がある」との見解を明らかにした。

 ロバート氏の暗殺事件をめぐっては、これまでもサーハン受刑者のほかに「第2の実行犯がいる」などとする説が取り沙汰されていたが、息子であるジュニア氏の発言を機に事件の真相解明を求める機運が改めて高まる可能性がある。

 ロバート氏は当時、68年大統領選で民主党の候補指名を争っていたが、同年6月5日、カリフォルニア州ロサンゼルスのホテルで同州予備選の勝利を祝う演説を行った直後、サーハン受刑者に拳銃で撃たれて死亡したとされる。サーハン受刑者は現場で取り押さえられた。

 しかし、サーハン受刑者がロバート氏の前方約1メートルにいたとする複数の証言がある一方で、地元の検視官が「致命傷となった頭部への銃弾は右耳の数センチ後方から撃たれた」と語ったことなどから、複数犯による犯行との見方が浮上した。

 また、サーハン受刑者は所持していた拳銃に装填(そうてん)されていた銃弾8発を全て撃ち尽くしていたが、事件が起きた瞬間に偶然録音されていた音声を専門家が解析したところ、計13発の銃声が確認されたという。

 サーハン受刑者はパレスチナ系で、犯行の動機について当初は「ロバート氏が親イスラエル的だったため」と供述。しかし、後に「銃撃の瞬間のことは覚えていない」と主張したことから、同受刑者を診断した心理学者などからは「何者かに催眠術で操られていた」とする指摘もある。

 サーハン受刑者は69年に死刑を宣告されたが72年に終身刑に減刑され、カリフォルニア州内の刑務所に収監されている。

 ジュニア氏は昨年12月に同受刑者を訪ね、約3時間にわたり面会。ジュニア氏はポスト紙に「父の殺害で間違った人物が有罪となっている恐れがあることを心苦しく思っている」と述べた上で、事件の再捜査を支持する立場を表明した。

5102チバQ:2018/09/25(火) 20:11:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180925-00000068-mai-n_ame
<米国>トランプ政権多難 中間選挙への影響回避に躍起
9/25(火) 19:12配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権は、最高裁判事に指名したカバノー連邦高裁判事の性的暴力疑惑など、内政面での打撃が相次いでいる。中間選挙まで40日あまり。ホワイトハウスは選挙への影響を回避するのに躍起で、ニューヨークで開催中の国連総会を通じた外交成果など政策実績アピールもままならない状況だ。

 「ローゼンスタイン氏を解任するのか」。24日の米韓首脳会談冒頭、記者団からトランプ大統領に飛んだ最初の質問は、北朝鮮問題ではなく、ロシア疑惑捜査を監督するローゼンスタイン司法副長官の処遇に関するものだった。米紙ニューヨーク・タイムズは21日、ローゼンスタイン氏が昨春、米国の憲法規定を使った大統領解任を画策、他の政府高官に持ちかけていたと報道。24日には、同氏が辞意をホワイトハウスに伝えたとの情報が流れ、米メディアの報道はこの話題一色になった。

 トランプ氏は「木曜日(27日)に会って話す」と答え、即時解任を否定した。同じ27日に控えるのが、カバノー氏とかつて同氏に性的暴力を受けたと名乗り出た大学教授、クリスティーン・フォード氏の議会証言だ。トランプ政権としては、早期に疑惑を払拭(ふっしょく)し、保守派の支持基盤が求める指名承認を中間選前に実現したい考えだが、カバノー氏による被害を訴える新たな女性が名乗り出るなど不透明感が増している。ホワイトハウスはカバノー氏を擁護する声明を相次ぎ発表。拡大する疑惑報道に懸命に対抗している。

 このほか、現職閣僚のトランプ氏への不信感を描いた著名ジャーナリスト、ボブ・ウッドワード氏の政権内幕本が出版されるなど、政権は9月に入ってから多難続き。疑惑や政権内不和に質問が集中することを嫌ってか、ホワイトハウス記者会見は月内に1度しか開かれていない。

5103チバQ:2018/09/25(火) 21:37:57
https://www.sankei.com/world/news/180925/wor1809250026-n1.html
2018.9.25 14:18

辞意報道の米司法副長官、トランプ氏と面談へ
 【ニューヨーク=黒瀬悦成】米主要メディアは24日、トランプ大統領の解任を画策したと報じられたローゼンスタイン司法副長官がケリー大統領首席補佐官に辞意を伝えたと報じた。トランプ氏は同日、ニューヨークで記者団に対し、国連総会関連の日程を終えた後の27日にホワイトハウスでローゼンスタイン氏と面談すると表明した。

 ローゼンスタイン氏は、モラー特別検察官による一連のロシア疑惑を統括する立場にある。一部報道は、同氏は自ら辞任する気はなく、トランプ氏から解任されるのを求めていると伝えているが、トランプ氏が解任に踏み切ればロシア疑惑の捜査妨害とみなされ、同氏に対する追及が一層強まるとの見方も出ており、米政権として慎重に対処する考えとみられる。

 ローゼンスタイン氏は昨年5月、トランプ大統領との会話を秘密裏に録音することや、大統領の事実上の解任手続きを定めた合衆国憲法修正第25条の発動に向けた計画を司法省高官らに提案したと報じられたが、同氏は報道を「不正確であり、事実と異なっている」と反論していた。

5104名無しさん:2018/09/28(金) 13:26:32
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180927/k10011646001000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

「中国は市場を開放していない」トランプ大統領 不満あらわに
2018年9月27日 11時20分米中貿易摩擦

アメリカのトランプ大統領はニューヨークで記者会見し、中国について「われわれは市場を開放しているのに、中国は開放していない」と述べて、貿易不均衡への不満をあらわにしました。11月に迫った議会の中間選挙を意識して、国内の支持者に中国に厳しく臨む姿勢をアピールする狙いもあるとみられます。
トランプ大統領は26日、ニューヨークで記者会見し、中国との貿易をめぐる問題について「われわれの農家や実業家、企業のために中国の市場を開放したい。われわれは開放しているのに、中国は開放していない」と述べ、貿易不均衡への不満をあらわにしました。

そのうえで「私は中国が好きだし、習近平国家主席のこともとても好きだ。彼のことを友人だと思っているが、もう友人とは言えないかもしれない」などと述べ、制裁措置の応酬で中国との貿易摩擦がエスカレートするなか、習主席に対する不満をにじませました。

さらにトランプ大統領は「中国は、私が選挙で敗れてほしいと考えている。なぜなら中国の前に立ちはだかっているからだ。干渉の証拠はある」と述べ、中国が中間選挙で与党・共和党の勝利を阻止するため選挙に干渉しようとしていると主張しました。

トランプ大統領としては11月に迫った中間選挙を意識して、アメリカ国内の支持者に、中国に対して厳しく臨む姿勢をアピールする狙いもあるとみられます。

5105チバQ:2018/09/29(土) 10:02:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000041-san-n_ame
判事候補の暴行疑惑に全米注視 中間選挙にらみ与野党攻防
9/29(土) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】米最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏の性的暴力疑惑が波紋を広げている。トランプ大統領による保守系のカバノー氏指名に野党・民主党が反発。与党・共和党は、中間選挙を前に民主党が疑惑に火をつけ、人事承認の遅延を狙っていると批判している。終身制の最高裁判事は、世論が割れる人工妊娠中絶や銃規制などの問題の行方に多大な影響を及ぼすだけに、全米の注目を集めている。

 上院司法委員会の27日の公聴会について、米公共ラジオ(NPR)などが事前に実施した世論調査では、米国民の約6割が「注意深く見守る」と返答。この日は多くの主要テレビ・ニュース局が生中継した。

 高裁判事を務めるカバノー氏は、引退したケネディ前最高裁判事の後任候補となる。穏健保守派のケネディ氏は重要裁判でしばしば革新寄りの判断を示し、バランスをとった。保守的とされるカバノー氏が就任すれば、9人で構成する最高裁判事が大きく保守系に傾くと民主党は危惧する。

 トランプ氏は、議会の構成が変わる11月の中間選挙前にカバノー氏承認を済ませたい。民主党は疑惑解明を優先するよう求めているが、トランプ氏は、承認作業を遅らせようと、民主党が疑惑浮上の糸を引いているとの疑念を強めている。

 ただ、女性らが暴行被害の経験を名乗り出る「#MeToo(ミー・トゥー)」運動が広がる中、クリスティン・ブラジー・フォード氏の訴えをないがしろにすれば女性票を失いかねない。この日の公聴会で、委員会所属の共和党議員はすべて男性であるため、同氏への与党側の質問は、同党が指名した性犯罪専門の女性検察官が担当。男性議員がフォード氏に質問を浴びせる構図を避けた。

 上院(定数100)で共和党は51議席を握る。最高裁判事の承認に必要な過半数は、党内から一人でも離反が出れば達しない。米メディアによると、共和党の2議員が賛否を保留しているという。上院本会議でのカバノー氏の承認手続きについて、政権・共和党は世論を見極めつつ慎重に進めることになりそうだ。

5106チバQ:2018/10/03(水) 15:06:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3191764
下戸のトランプ氏が自虐ジョーク、「飲酒していたら世界最悪」
2018年10月2日 18:41 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【10月2日 AFP】若い頃から飲酒習慣が全くないというドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は1日、普段から騒々しく、厚かましく、挑発的な性格の自分が、何杯か引っ掛けたとしたらいったいどうなってしまうか想像してほしいと冗談を飛ばした。

 1日の記者会見でトランプ氏が「私は酒を飲まない。生まれてこの方1杯のビールさえ飲んだことがないと断言できる──自分の数少ない美徳の一つだ」と語ると、会場は笑いに包まれた。

 さらに、「想像してみてほしい、私が飲んだ姿を。どんな醜態をさらすことか。世界最悪だろう」と自虐的に語った。

 トランプ氏のこのジョークは、自身が連邦最高裁判所判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏に関する質疑応答の最中に飛び出した。

 カバノー氏が指名通りに任命されれば、最高裁は今後何年も右傾化するとみられているが、同氏は現在、学生時代に深酒して女性に暴行を働いたというキャリアを無にしかねない疑惑の渦中に置かれている。

 トランプ氏は、カバノー氏が上院での証言で若き日の酒好きを隠し立てしなかったと擁護。同氏は「酒という点では非の打ち所がないとは言えない」と認めながらも、野党・民主党の上院議員らも「天使」とは限らないと指摘した。

 その発言を受けて、誰を念頭に置いているのかと尋ねられたトランプ氏は名指しは避け、「本を書く時のために取っておく、皆そうしているように。あなた方には教えませんよ」とはぐらかした。(c)AFP

5107チバQ:2018/10/04(木) 23:51:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00050125-yom-int

米中間選まで1か月…民主勢い・共和は巻き返し
10/4(木) 23:06配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領の今後の政権運営に大きな影響を与える米中間選挙は、11月6日の投開票まで今月6日で残り1か月となる。世論調査では、民主党がトランプ氏への反発を追い風に下院で過半数を得そうな勢いだが、トランプ氏は支持層を固め、2016年大統領選の逆転勝利を再現しようと巻き返しを図っている。

 「中間選挙は私への国民投票でもある。民主党が勝てば、この国は八方塞がりになる」

 トランプ氏は2日夜、南部ミシシッピ州の集会でこう強調した。最近は頻繁に遊説に出向き、好調な経済を自らの政策的な成果だとアピールする一方、民主党への攻撃を強めている。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は4日現在、定数435議席(現有=共和235、民主193、欠員7)を争う下院で、優勢の選挙区を民主206、共和189、接戦40と予想している。民主が過半数の218に迫る勢いで、徐々にリードを広げている。

5108とはずがたり:2018/10/05(金) 15:25:00
姉妹都市「一方的に解消できない」 サンフランシスコ市長が声明
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000525-san-n_ame
10/5(金) 9:24配信 産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】米サンフランシスコ市の市長室は4日、大阪市の吉村洋文市長が姉妹都市提携を解消したことについてブリード市長の声明を公表した。声明は「1人の市長が、2都市の市民の関係を一方的に解消することはできない。サンフランシスコと大阪の姉妹都市関係は人々のつながりを通じてなお続いている」とした。

 サンフランシスコ市が慰安婦像などの寄贈を受け入れて公共物化したことをめぐり、大阪市との姉妹都市関係に亀裂が入ったことに関して、「サンフランシスコは両都市の絆が強まることを願っている」と表明した。

 その一方で、慰安婦像について「奴隷化と性的目的の人身売買の恐怖を強いられてきた全女性の苦しみを象徴するもの」と主張。「像によって忘れてはならない出来事と教訓を思い起こすことができる」と指摘した。

5109 チバQ:2018/10/08(月) 08:19:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000535-san-n_ame
中間選挙まで1カ月 カバノー問題落着はトランプに吉と出るか 相次ぐ「女性」問題で下院失う見通し

10/7(日) 19:31配信��
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 【ワシントン=加納宏幸】11月6日に実施される米中間選挙まで6日で1カ月となった。2年近くの政権運営に審判を受けるトランプ大統領は上下両院で共和党の過半数を維持するため激戦州を飛び回り、実績を訴える。連邦最高裁判事に指名したカバノー氏が性的暴力をしたと告発された問題は人事案の承認でひとまず落着したが、トランプ政権にまつわる「女性」問題が影を落とし、下院選では野党・民主党が過半数を得る可能性がある。

 トランプ氏は6日、中西部カンザス州での州知事候補らの応援演説で「上下両院で共和党の議席を増加させる。ここ数週間(のカバノー氏をめぐる論争)で選挙は深刻な危機にあるとされたが、私たちは活力を与えられた」と述べた。

 演説では好調な経済、非核化をめぐる北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話、「史上最悪の協定」としてきた北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の合意も取り上げ、自らの交渉力をアピールしていた。

 カバノー氏の問題が中間選挙までくすぶり続けるというトランプ氏にとり最悪のシナリオは回避されたが、共和党は下院選で都市近郊の白人女性層の「トランプ離れ」を懸念する。トランプ氏の過去の女性蔑視発言、不倫関係にあったと主張する女性への口止め料支払いなど女性にまつわる問題が相次いだことは、都市近郊に集中する接戦区の勝敗を左右しかねない。

 2016年大統領選でトランプ氏を支持した都市近郊の白人女性層は下院選で民主党のイメージカラーになぞらえられる「ブルー・ウエーブ」(青い波)の原動力とされる。同党は下院選で勢いを増しており、選挙予測を手がけるバージニア大政治センターは4日、11選挙区の予測を民主党寄りに修正した。

 同センターのカイル・コンディク氏はカバノー氏をめぐる論争で「近郊に住む大卒女性はトランプ氏に激怒している」とする一方、民主党による争点化でトランプ氏の支持基盤を活性化する側面もあり、中間選挙への影響に関する「評価は難しい」とする。 南部テキサス州ヒューストン近郊で3日に開かれた共和党現職の集会に参加した女性(51)は「カバノー氏の問題が中間選挙にもたらす影響はとても大きいと思うが、それだけに私たち共和党支持者を燃え上がらせる」と述べた。

 10月5日現在のCNNテレビの議席予測では上院(定数100、非改選含む)は共和49、民主(同党系無所属含む)45、接戦6で、共和が副大統領の議長決裁票で過半数を確保できる50議席に届く勢い。下院(定数435)は民主206、共和201、接戦28で民主党がやや優位にあり、過半数218をうかがう。

5110 チバQ:2018/10/08(月) 08:23:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000040-mai-n_ame
<米国>カバノー氏の連邦最高裁判事承認、賛成50反対48

10/7(日) 16:57配信��
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ブレット・カバノー氏=米ワシントンで2018年9月5日、AP

 ◇共和党は2人が投票を棄権 民主党は1人が賛成に回る

 【ワシントン鈴木一生、高本耕太】米上院本会議は6日、性的暴力疑惑が浮上していた保守派のブレット・カバノー氏(53)を連邦最高裁判事に充てる人事を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。カバノー氏は同日就任した。人工妊娠中絶や同性婚など国論を二分する争点に重要な判断を示す最高裁は保守的傾向を強めそうだ。

 上院(定数100)の構成は与党・共和党51議席、野党・民主党49議席で拮抗(きっこう)。6日の採決で、共和党は投票を棄権したマカウスキ議員ら2人以外は賛成票を投じて結束。性的暴力疑惑を追及してきた民主党は保守的なウェストバージニア州選出のマンチン議員が賛成に回り、その他の全議員が反対したが押し切られた。

 トランプ大統領が指名した保守派判事の就任は2人目。11月の中間選挙が迫るなか、保守支持層へ「政治的成果」をアピールする狙いがある。トランプ氏は6日にカンザス州であった選挙集会で「歴史的な日だ。民主党の政治的な妨害や抗議行動に屈することなく、人事案を承認した共和党の上院議員に感謝したい」と述べた。

 最高裁判事は事実上の終身制。これまでの最高裁判事の構成(定員9人)は保守派とリベラル派が4人ずつで拮抗していたが、7月に中間派とされたケネディ氏が引退。カバノー氏が後任となったことで保守派が5人となった。

 カバノー氏を巡っては、3人の女性が9月に性的暴力の被害などを実名で告発した。カバノー氏は疑惑を全否定したが、就任に反対する声はセクハラ被害を訴える「#MeToo(私も)」運動の影響もあり、全米に拡大。就任の是非をめぐる米世論の分断が深まるなか、中間選を控えた共和と民主両党の対立に拍車がかかっている。

5111 チバQ:2018/10/08(月) 08:38:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00000002-jij-n_ame
カバノー米最高裁判事が就任=共和結束、僅差で上院承認―司法の保守傾向強まる

10/7(日) 5:14配信��
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米上院は6日、連邦最高裁判事に、性的暴行を訴えられていた保守派のブレット・カバノー氏を充てる人事を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。カバノー氏(中央)は同日、宣誓式を経て就任した=連邦最高裁提供

 【ワシントン時事】米上院は6日、連邦最高裁判事に、性的暴行を訴えられていた保守派のブレット・カバノー氏(53)を充てる人事を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。

 カバノー氏は同日、宣誓式を経て就任した。妊娠中絶の是非など米社会の在り方を大きく左右する最高裁は、カバノー氏の就任で保守的傾向を強めるとみられている。

 採決で共和党は結束を示し、51人いる議員のうち、投票を棄権したマカウスキ議員ら2人以外は、賛成票を投じた。民主党からは、保守的地盤のウェストバージニア州選出のマンチン議員が賛成に回った。

 トランプ大統領は6日、カンザス州の集会で「とてつもない勝利を成し遂げた」と支持者に報告。女性たちの性的暴行の訴えを念頭に「民主党による恥ずべき個人攻撃から、共和党議員は引き下がることを拒んだ」と同党の結束をたたえた。

 上院の議場では、傍聴席に陣取った市民から「恥を知れ」との怒号が飛び、投票が再三にわたって滞った。最高裁前にもプラカードを持った女性らが集結し、カバノー氏の就任に反対した。

 カバノー氏に対しては、大学教授のクリスティーン・フォードさんが上院司法委員会で30年以上前の性的被害を証言した。カバノー氏は否定し、トランプ氏の指示を受けた連邦捜査局(FBI)は急きょ調査を実施。共和党議員によれば、FBIの報告書には「暴行を裏付ける証拠はなかった」という。

 共和党にとって、問題を長引かせれば1カ月後に迫った中間選挙に悪影響を及ぼすのは避けられない。また、選挙後に承認投票を先送りすれば、人事が否決されるリスクもあった。これに対し、民主党はFBIの調査を「不十分」と断じ、採決を急ぐ共和党への批判を強めていた。

 終身制の9人の判事で構成する最高裁では7月末、中間派とされたアンソニー・ケネディ氏が引退。保守派とリベラル派が4人ずつの同数となる中、トランプ氏はカバノー氏を指名した。カバノー氏の就任は、今後長期にわたって最高裁が保守化する転換点となる可能性がある。

5112チバQ:2018/10/08(月) 21:58:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100700394&g=use
米中間選挙、女性候補が過去最多=「反トランプ」票狙う民主党-ミシガン州

トランプ氏

 【トロイ(米ミシガン州)時事】11月6日に投票が迫った米中間選挙では、過去最多の女性が上下両院の議席を争う。多くは野党・民主党の候補で、女性や少数派を蔑視する発言を繰り返すトランプ大統領に対し「反トランプ」票を取り込む戦略を描く。有権者が既存政治への反発を強める中、女性候補はその不満を吸収できる存在になるのか、中西部ミシガン州での動きを追った。
 ◇デトロイト郊外


米ミシガン州の下院11区から初出馬した民主党候補のヘイリー・スティーブンス氏(中央)(スティーブンス陣営提供)

 ミシガン州では、民主党の下院議員候補14人のうち女性が8人に上り、改選のある上院1議席にも女性の候補が選ばれた。デトロイト郊外の下院11区から初出馬したヘイリー・スティーブンス氏もその一人。トランプ氏を「偏見の多い差別主義者」と断じ、医療保険制度や教育の充実、雇用支援とともに、女性の権利保護や平等の実現を訴える。
 「2016年の大統領選から、女性は特にトランプ氏の発言に不快な思いをしてきた」。支援者の自営業サンドラ・バージスさん(65)はこの2年間を振り返った。現政権への不満が広がる中、民主党が勢いを取り戻しつつあると感じている。


デトロイト郊外の下院11区の共和党候補レナ・エプスティン氏の選挙事務所=5日、米ミシガン州トロイ

 一方、共和党候補のレナ・エプスティン氏は、前回の大統領選でトランプ陣営の州選対幹部を務めた。「トランプ派」として知られ、現政権の方針を全面的に支持する立場を取る。
 ハーバード大卒の優秀な経営者の側面を打ち出す一方、社会的弱者を代弁する活動「アイデンティティー政治」を嫌う党の方針に沿い、ジェンダー(性差)問題への立場を明確にしていない。女性票を引きつけられるかは不透明だ。
 11区は白人が8割を占め、所得・教育水準が高く、歴史的には共和党寄りとされる。しかし、トランプ氏に対する評価は共和党支持層の間でも分かれており、今年は接戦が見込まれる。
 元ミシガン州議会議員の政治評論家ビル・バレンジャー氏は、スティーブンス氏がやや有利と見る。しかし「結局はトランプ氏の人気がどれほどかということだ」と語り、大揺れの米国政治を見詰めている。
 ◇まだ何度も必要


 米ラトガース大学(ニュージャージー州)の「女性と政治センター」によると、11月の上院選には23人、下院選には239人の女性が立候補し、ともに過去最高を更新した。けん引したのは民主党で、前議会選(16年)の計132人から計202人に急増した。
 同センターのジーン・シンズダク副所長は、トランプ政権の発足が今回の「著しい増加」につながったと分析している。医療保険制度の見直しや移民政策への不満に加え、性被害を告発する「#MeToo」(「私も」の意)運動の広がりなど「政権発足後の約2年間で起こったあらゆる出来事が、少なくとも民主党では女性の政治参加を後押しした」と語る。
 ただ、女性候補の大量当選には懐疑的だ。米議会に占める女性議員は2割にとどまっており「男女が同等になるには、過去最高の更新がまだ何度も必要になるだろう」と述べた。(2018/10/07-18:11)

5113チバQ:2018/10/09(火) 21:32:40
https://this.kiji.is/422130661144790113?c=110564226228225532
米歌手スウィフトさんが民主支持
ファンらに投票呼び掛け

【ロサンゼルス共同】米人気女性歌手テイラー・スウィフトさん(28)が8日までに、11月の米中間選挙で野党民主党の候補に投票すると明言した。ファンらにも有権者登録を済ませ、選挙に出掛けるよう呼び掛けた。写真共有アプリ「インスタグラム」に書き込んだ。

 米メディアによると、スウィフトさんが政治的な立場を表明したのは初めて。性暴力疑惑が浮上した連邦最高裁判事候補ブレット・カバノー氏の人事承認で女性らの反発が強まる中、スウィフトさんの表明は多くの女性ファンらに影響を与えそうだ。

5115チバQ:2018/10/09(火) 22:18:58
https://www.asahi.com/articles/ASLB424LWLB4UHBI00B.html
トランプ氏、性被害訴えた女性を批判 共和党議員ら反発
ワシントン=香取啓介2018年10月4日08時03分
 米最高裁判事に指名されたブレット・カバノー氏(53)の性的暴行疑惑で、トランプ大統領が議会の公聴会で被害を訴えた女性を揶揄(やゆ)したことが波紋を呼んでいる。上院での指名承認のカギを握る与党・共和党の穏健派議員は、相次いで反発。疑惑を調査している連邦捜査局(FBI)は、近く調査結果をホワイトハウスと議会に提出する予定だ。

 トランプ氏は2日夜、ミシシッピ州の選挙集会で演説。高校時代にカバノー氏らに襲われたと公聴会で証言した大学教授の女性(51)について、「どうやって家に帰ったのかも覚えていない。どうやってそこに来たのかも覚えていない。知らない、知らない、知らない。覚えているのはビールを1杯飲んだことだけだ」とからかった。

 さらに、女性が虚偽の告発をしているとにおわせた上で、「(カバノー氏の)人生は台無しだ。彼の奥さんも傷ついている。人格攻撃だ」と批判した。

 トランプ氏の発言に対し、上院の指名承認でカギを握る共和党穏健派の議員は次々と不快感を示した。

 FBIの調査を求めたフレーク議員は「このような慎重になるべき話題を政治集会で取りあげるのはふさわしくない。ただただ、ぞっとする」と語った。マーカウスキー議員は「全く不適切で、受け入れがたい」と嫌悪感を示し、承認投票の際には「すべてのことを考慮に入れる」と話した。

 FBIの調査は5日が期限。米メディアは、議会やホワイトハウス筋の話として近く調査結果が提出されると報じている。共和党執行部は今週中の指名承認を目指している。

 一方、3日夕時点でカバノー氏やこの被害女性からの直接の聞き取りはされておらず、調査が不十分だとの指摘もある。野党・民主党は「信用できる調査でない」(ファインスタイン議員)と反発している。(ワシントン=香取啓介)

5116名無しさん:2018/10/10(水) 15:02:10
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181010/k10011665451000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006

“タコヤキも理由” 魅力的な世界の大都市 大阪がランクイン
2018年10月10日 8時20分

行ってみたい魅力的な世界の大都市を選ぶアメリカの旅行誌の調査で、1位に東京、2位に京都が選ばれたほか、初めて大阪が12位に入り、アメリカやカナダからの旅行客の増加につながるのではと関係者の期待を集めています。
北米の富裕層が主な読者層の、コンデ・ナスト・トラベラー誌は毎年この時期、読者を対象に北米を除く世界の旅行先で最も魅力的な都市を調査し、公表しています。

9日、発表されたことしの結果で大都市の部では、東京が3年連続で1位、京都が去年の3位から2位になったほか、初めて、大阪が12位に入りました。

旅行誌のウェブサイトには「東京や京都に押されてはいるが、大阪を訪れるべき理由は明快だ。ここにはタコヤキをはじめ、特別な食べ物が数多くある。プロ野球ファンもヤンキース並みの熱狂ぶりだ」と記されています。

アメリカから日本を訪れる観光客は去年は137万5000人と、前の年に比べ10.6%増えています。

今回、大阪がランク入りしたことについて日本政府観光局のニューヨーク事務所は「日本の大都市が画一的でなく多様だということが浸透するきっかけになれば」と期待を寄せています。

5117チバQ:2018/10/10(水) 20:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181011k0000m030075000c.html
<米国連大使>突然の退任発表 理由巡り飛ぶ憶測
19:40毎日新聞

 【ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスでヘイリー米国連大使(46)が年末に退任すると発表した。ヘイリー氏は共和党の有力若手政治家として注目され、2020年大統領選に出馬するとの観測もあったが、トランプ氏への書簡でそれを否定し、トランプ氏再選を支持する意向を示した。後任候補には、トランプ政権で中東政策に関わったパウエル元大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の名前が挙がっている。

 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身でインド移民を父母に持ち、11年に同州知事に就任。当時、全米最年少の知事だった。ティラーソン前国務長官らトランプ氏と対立して更迭された閣僚らと異なり、エルサレムへの米大使館移転やイラン核合意からの離脱などトランプ氏の「米国第一主義」外交を支えてきた側近。ヘイリー氏と共に記者団の前に現れたトランプ氏は「素晴らしい仕事をしてくれた」と感謝する一方、いずれ別のポストで政権に戻ることに期待を示した。

 退任は唐突に発表され、ポンペオ国務長官やグテレス国連事務総長にも知らされていなかった。ただ、ヘイリー氏はトランプ氏に対しては半年前に退任の意向を伝えていたという。ヘイリー氏がトランプ氏にあてた書簡(3日付)には「14年間政界にいたので、民間に移りたい」と記している。

 発表を受け、スウェーデンのスコーグ国連大使は「青天のへきれき」と語った。非公式の場ではヘイリー氏は他国外交官と関係が良かったとし、「社交のチャンピオンだった」とたたえた。また、公式の場で激しいやりとりを交わしたロシアのネベンジャ国連大使は「カリスマ性があり、我々みんなの友人だった」と述べ、「うれしいニュースではない」と残念がった。

 ただ、退任理由をめぐっては、さまざまな臆測が飛び交っている。

 米メディアは、トランプ氏側近として自由に発言できていたヘイリー氏が、ポンペオ氏やボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の政権内の影響力が強まったことに嫌気がさしたとの見方を伝えている。

 また、トランプ氏が11月の中間選挙の結果次第で弾劾される可能性もあるため、今から距離を置いた方が得策だと考えた可能性もある。

 さらに、自らのスキャンダルが露呈する前に退任を発表したとの説もある。ヘイリー氏が私的な旅行の費用を公費で支払った疑いがあるとして、非営利組織(NPO)「CREW」が国務省に調査するよう要求していたからだ。

 ヘイリー氏は、政権入り以前から共和党主流派の信任が厚く、党の未来を担う有力政治家と期待されてきた。将来の大統領候補との声も強く、9日の記者会見で「20年に出馬する気はない。(トランプ氏を指し示して)この人のために選挙キャンペーンをすることを約束する」と明言しているが、24年以降の大統領選に出馬する可能性は残る。

 後任に浮上しているパウエル氏は、エジプト生まれの45歳の女性で、大統領副補佐官を約1年で退任後、古巣の金融大手ゴールドマン・サックスに戻った。トランプ氏の長女イバンカ氏が任命されるとのうわさも流れたが、本人は否定。トランプ氏は9日、「イバンカがなれば素晴らしい。だが、家族を任命すれば『ひいき』と批判を受けるだろう。多くの候補者から探すことになる」と話した。

5118チバQ:2018/10/10(水) 20:14:08
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011665611_20181010.html
テイラー・スウィフトさん呼びかけ 米民主党 有権者登録急増
11:52NHKニュース&スポーツ

アメリカの中間選挙を前に、人気歌手のテイラー・スウィフトさんが民主党への支持を明らかにして、ファンにも投票に行くよう呼びかけた直後から、投票するのに必要な有権者登録をする人が急増しています。

若者を中心に世界的に人気が高いアメリカの歌手、テイラー・スウィフトさんは7日、インスタグラムで、来月の中間選挙では民主党の候補に投票することを明らかにしたうえで、ファンにも投票に行くよう呼びかけました。

選挙の啓発にあたる非営利団体によりますと、スウィフトさんがこうしたメッセージを投稿してから48時間で、全米で新たに24万人が有権者登録の手続きをしました。

これは、先月1か月間の有権者登録数19万人余りを超える数で、インスタグラムのフォロワーが世界で1億人を超えるスウィフトさんの絶大な影響力がうかがえます。

選挙啓発団体の担当者は「とてつもない出来事だ。スウィフトさんに感謝したい」と話しています。

一方、トランプ大統領は、みずからの支持者として知られる人気のラップ歌手、カニエ・ウェストさんを11日にホワイトハウスに招くことにしていて、中間選挙に向けて若者の間での支持拡大につなげたいものとみられます。

トランプ大統領は9日、ウェストさんについて「彼は賢い男だ。私がアフリカ系アメリカ人だけでなくアジア系やヒスパニックの雇用を誰よりも作り出したことを知っている」と述べました。

ウェストさんとスウィフトさんは犬猿の仲であることで知られていて、アメリカでは、そうした人気ミュージシャンどうしの言動が中間選挙にどう影響するのか関心が高まっています。

5119チバQ:2018/10/10(水) 20:16:13
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/p-so-tp0-181010-7509.html
L・ガガは反トランプの先頭に/セレブの政治的立場
08:44日刊スポーツ

L・ガガは反トランプの先頭に/セレブの政治的立場

16年に来日したときのレディー・ガガ(撮影・中島郁夫)

(日刊スポーツ)

米ポップス界のトップスター、テイラー・スウィフト(28)が、11月6日の米中間選挙で上下両院とも民主党の候補に投票すると、インスタグラムで表明し、米メディアが「テイラーが政治的沈黙を破った」とこぞって報道する騒ぎになった。

米国は政治的立場を明らかにするセレブが少なくない。2年前の大統領選ではレディー・ガガが反トランプの先頭に立ったほか、ビヨンセ、メリル・ストリープ、ケイティ・ペリー、マドンナ、ボン・ジョヴィ、ジョージ・クルーニーらがヒラリー・クリントン氏支持を明らかにした。一方、クリント・イーストウッド、ジョン・ボイド、デニス・ロッドマン、マイク・タイソンらはトランプ氏を支持した。

5120チバQ:2018/10/10(水) 22:03:03
https://jp.reuters.com/article/us-midterm-house-idJPKCN1MJ0AU
アングル:米下院選、民主党「青い波」は共和党の優勢区襲うか
2 分で読む

[スポットシルバニア(米バージニア州) 8日 ロイター] - 前回の米連邦議会下院選挙において、米バージニア中部地区のメグ・スニードさんは共和党現職のデーブ・ブラット議員に一票を投じ、友人のシェリル・レッサーさんは棄権した。

その2人は先週、そろって野党・民主党から出馬したアビゲイル・スパンバーガー氏の集会に参加して発言に耳を傾け、主張の大部分にうなずいている。ただ2人が民主党陣営にやってきた本当の理由は、トランプ大統領への嫌悪感で、ブラット氏を含めてトランプ氏を支持する人物に投票するつもりはない。

スニードさんはトランプ氏について「国内に政策よりも憎悪を育てている」と顔をしかめる。

11月6日の中間選挙で民主党が下院の過半数確保に必要な23議席以上の上積みが可能だとみなされているのは、こうした有権者の姿勢が大きな理由だ。一部の予想では、民主党はブラット氏の選挙区を含めて最大40地区で共和党から議席を奪う可能性もある。

今年序盤の分析では、ブラット氏の議席は安泰のはずだった。しかしいわゆる「ブルー・ウェーブ(青をシンボルカラーとする民主党の党勢大幅拡大)」が起きれば、ブラット氏の選挙区だけでなく共和党離れが進む郊外地域が次々とのみこまれていくことだろう。

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共和党全国委員会の元幹部は「共和党が守勢に陥る地域が増えていく一方だ。民主党(優勢の)地図が拡大し続け、共和党側はどんどん小さくなっている。これは本当に問題だ」と嘆いた。

民主党が下院を制すれば、トランプ氏が掲げる政策は実現を阻まれ、政権への監視も強まる。

民主党はブラット氏の選挙区以外にも、ペンシルべニアやノースカロライナ、南カリフォルニアなどの激戦区に人や資金を投じている。

バージニア州では先月から豊富な資金力を持つ団体が反ブラット氏のテレビCMを流し始めたり、カリフォルニア州の富豪トム・ステイヤー氏がこうした選挙区で若者に投票に行くよう呼びかける取り組みを開始するなど民主党を後押しする動きも相次ぐ。

特にブラット氏には、民主党が格好の標的とする理由がいくつもある。2014年の共和党予備選で当時のカンター下院院内総務を破って候補者となり当選して以来、同氏はトランプ政権の信頼すべき連携勢力となっている保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」と同一行動をとっている。さらに同氏からは昨年、女性への差別的発言も飛び出した。

16年の区割り変更で自宅がブラット氏の選挙区になったサラ・モンゴメリーさんは「ブラット氏が女性に何の敬意も持っていないのは秋からだ」と述べ、民主党のスパンバーガー候補の集会に参加した。

トランプ氏が最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏にセクハラ疑惑が浮上し、既に相当な女性有権者から厳しい評価を下されているブラット氏にとっては一層危機的な状況となっている。下院は判事指名承認権を持たないにもかかわらず、ブレット氏は強固にカバノー氏を擁護していたからだ。

その上トランプ氏が、カバノー氏を告発した女性を批判したことで、スニードさんとレッサーさんは怒りを禁じえない。レッサーさんは「とても不快だ」と話した。

反対にスパンバーガー氏は、女性を主体とするトランプ氏への抗議運動の顔となってもおかしくない情勢だ。

それでもスパンバーガー氏は、選挙で勝利するために必ず取り込まなければならない無党派層や穏健な有権者を離反させないよう注意を払っている。このためスポットシルバニアの集会でも、トランプ氏やブラット氏、カバノー氏は話題にせず、ヘルスケアや教育といった政策論に焦点を当てた。

カバノー氏の指名承認についても、スパンバーガー氏の陣営はコメントを拒否した。

(James Oliphant記者)

5121チバQ:2018/10/10(水) 22:06:53
https://www.asahi.com/articles/ASLBB25PJLBBUHBI00F.html
トランプ氏、パウエル氏を「候補だ」 ヘイリー大使後任
ワシントン=土佐茂生2018年10月10日12時08分
 トランプ米大統領は9日、ニッキー・ヘイリー米国連大使(46)が今年限りで辞任すると発表した。後任については「やりたいという人がたくさんいる」と述べた。記者団にディナ・パウエル元大統領副補佐官(国家安全保障担当)のことを尋ねられると、「彼女は候補だ」と語った。

 トランプ氏は9日にホワイトハウスでヘイリー氏と会談後に2人で会見し、「半年前、(ヘイリー氏から)少し休みたいと打ち明けられた」と語った。また、「我々は多くの問題を解決した。北朝鮮は当初、大きな問題だったが、今はうまくいっている」などと同氏の仕事を称賛した。

 ヘイリー氏はインド系で、元サウスカロライナ州知事。2017年1月のトランプ政権の発足に伴い、閣僚級の国連大使に就いた。共和党内では数少ない非白人の女性政治家で、将来の有力な大統領候補と目されてきた。

 ヘイリー氏は会見で、「育ててくれた国を導き、愛する国に奉仕できて、私は本当にラッキーガールだった」と述べ、「同じエネルギーと力を注げる人に交代する方が良いときもある」と語った。

 また、今後の進路について、「…

5122チバQ:2018/10/10(水) 22:07:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201810/CK2018101002000281.html
トランプ政権、初の核実験 昨年末 臨界前、米国5年ぶり

2018年10月10日 夕刊


NNSAが動画サイト「ユーチューブ」に投稿した、核実験が行われた米西部ネバダ州の核施設

写真
 米国が昨年十二月、プルトニウムを用い、核爆発を伴わない臨界前核実験を西部ネバダ州で実施していたことが十日、分かった。米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が四半期ごとの報告書で明らかにした。トランプ政権下で初の実験で、米国として五年ぶりで二十八回目。新たに開発した技術の性能を試す実験で、今年十二月にも別の新技術の性能を調べる実験を計画しているとしている。

 トランプ政権は今年二月、核兵器を「使える兵器」として役割の拡大を目指す方針を発表。今回の実験は、この構想を推進する姿勢を強く示したと言える。北朝鮮に非核化を迫る一方、国内では核兵器の役割を強化するトランプ政権に、反核団体からの批判が強まる可能性がある。

写真
 「ベガ」と名付けられた今回の実験は、オバマ前政権が実施した二〇一二年十二月以来。核反応を開始させる「爆縮」と呼ばれる過程に、通常の爆薬よりも反応が鈍く、偶発的な爆発の可能性を低くした「低感度爆薬」を採用し、その性能を試した。

 NNSAは、「新設計の核兵器の有用性を確認できた」とコメントしている。

<臨界前核実験> 核爆発の模擬実験の一つで核爆発は起きない。製造から時間が経過した核兵器の信頼性を評価することが目的。核分裂の連鎖反応が続く「臨界」にならないよう少量のプルトニウムなどの核物質に高性能火薬の爆発で衝撃を与え、反応を調べる。米国は1992年に地下核実験を停止。97年から臨界前核実験を開始した。包括的核実験禁止条約(CTBT)の対象外と主張している。オバマ政権は2010年9月から12年12月にかけて計4回行った。

5124チバQ:2018/10/10(水) 22:09:09
https://www.nikkansports.com/general/news/201810100000568.html
T・スウィフト反トランプ表明に白人至上主義者混乱
[2018年10月10日17時22分]
FacebookMessenger
テイラー・スウィフト(14年11月7日撮影)
テイラー・スウィフト(14年11月7日撮影)

米人気女性歌手テイラー・スウィフト(28)が性差別や人種差別を非難し、11月の中間選挙で野党民主党候補に投票すると初めて政治的立場を表明したことに対し、トランプ大統領ら共和党関係者だけでなく、スウィフトを「アーリア人の女神」とあがめてきた白人至上主義者らが反発している。米メディアが伝えた。

痴漢訴訟で昨年勝訴したスウィフトは7日、写真共有アプリ「インスタグラム」で性的少数者(LGBT)や女性への差別を批判した上で、「この国では有色人種に対する組織的な人種差別が広く行きわたり、ぞっとして吐き気がする」と書き込んだ。痛烈な白人至上主義批判だった。

米誌ローリングストーン電子版によると、ある交流サイトでは白人至上主義者とみられる参加者が「もう僕らの女の子ではない」と反発。「ゴーストライターが書いただけ」「彼女は白人至上主義者のレッテルを貼られたくなかった。金をもらって書かされたのだろう」などの投稿も相次いだ。(共同)

5125チバQ:2018/10/10(水) 22:10:10
https://mainichi.jp/articles/20181007/k00/00e/030/134000c
米国
トランプ氏支持の帽子着用で記者を解雇 地元テレビ
毎日新聞2018年10月7日 08時23分(最終更新 10月7日 09時35分)
 トランプ米大統領が4日出席した中西部ミネソタ州の集会を取材した地元テレビ局の記者が、トランプ氏の支持者がかぶるスローガン入りの赤い帽子を取材中に着用していたとの理由で解雇された。複数の米メディアが6日までに報じた。

 解雇されたのは地元テレビ局「KTTC-TV」のジェイムズ・バナー記者。同局は解雇理由について、取材中に政治キャンペーンに関わる衣服などの着用を認めない社内規定に反したためとしている。

 バナー記者は集会の取材中に「米国を再び偉大にする」とのトランプ氏のスローガンが刺しゅうされた帽子を着用していた。(共同)

5126チバQ:2018/10/11(木) 11:39:36
https://www.sankei.com/world/news/181010/wor1810100021-n1.html
2018.10.10 18:36

ヘイリー国連大使突然の辞任 トランプ氏と協調しつつ独自色 やまぬ大統領選への観測
 【ニューヨーク=上塚真由】米国のヘイリー国連大使(46)が9日、年内での退任を表明し、米政界や国連に衝撃が広がった。トランプ大統領との関係は良好とされ、北朝鮮問題などで高い外交手腕を発揮。知名度も高い。ヘイリー氏は2020年次期大統領選への出馬は否定するも、突然の辞任表明には憶測が広がっている。

 インド系米国人のヘイリー氏は、南部サウスカロライナ州知事を6年間務めた後、トランプ政権の発足に合わせて17年1月に国連大使に就任。9日の発表では辞任する理由を明確にせず「政治家は引き際を見極めることが非常に重要。すべて力を出し切った」と述べるにとどめた。

 国連外交筋は「北朝鮮問題で一切ぶれることなく、圧力強化を主張し、安保理をリードしてきた功績は大きい」と評価する。

 またトランプ政権の外交の「顔」としてイランへの強硬路線を打ち出し、イスラエル擁護の立場を鮮明にした。国際社会からは米国の孤立を招いたとの批判があがるが、国内の支持は高い。米キニピアック大学の4月の世論調査ではヘイリー氏の仕事ぶりを評価する有権者は全体の63%となり、民主党員でも55%が肯定的な見方を示した。

 トランプ氏に協調しつつも、要所で自分の信念を曲げない独自色を打ち出し、昨年12月には、トランプ氏からのセクハラ行為を告発した女性らについて「意見を聞くべきだ」と発言。ロシア問題ではトランプ氏よりも強硬な姿勢を貫いた。

 ヘイリー氏は9日、「20年(大統領選)に出ない」と次期大統領選の出馬の可能性を否定。ただ政治的野心が強いとされるヘイリー氏の辞任を「将来をにらんで、現政権と距離を置くことが得策と考えた」とみる米メディアは少なくない。

 一方、後任候補についてトランプ氏は9日、中東政策に関わった元大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)のディナ・パウエル氏ら5人に絞っていることを明らかにした。長女のイバンカ大統領補佐官については「縁故主義と批判されるため起用はしない」と否定した。

5127とはずがたり:2018/10/11(木) 13:47:08
NYダウ急落、米大統領が異例のFRB非難
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-102962/
2018年10月11日 11時47分 TBS

 10日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価は800ドル以上値を下げ、2万6000ドル台を割り込みました。トランプ大統領は急落の背景となっているFRB=連邦準備制度理事会を非難しています。

 10日のニューヨーク株式市場は、長期金利が高い水準にあることへの警戒感や米中の貿易摩擦に対する懸念から、ダウ平均株価の終値は、今年2月以来およそ8か月ぶりの下げ幅となる831ドル安の2万5598ドルで取引を終えました。

 「FRBは間違いを犯している、引き締めすぎだ。FRBは狂ってしまった」(アメリカ トランプ大統領)

 こうした中、トランプ大統領は金利の引き上げが続くという観測を背景にダウ平均株価が急落したことについて、このように述べ、FRBを非難しました。

 来月の中間選挙を控え、好景気を維持したいトランプ氏は「FRBがやっていることには全く同意できない」と強調。大統領が独立機関のFRBを名指しで非難するのは異例のことです。(11日10:51)

5128とはずがたり:2018/10/11(木) 13:50:13
関連ニュースはこちら 米国
国連大使、なぜ退任 唐突な発表、飛ぶ臆測 影響力低下に嫌気/トランプ氏弾劾見据え距離
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月11日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20181011/ddm/002/030/055000c#cxrecs_s

 【ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領は9日、ホワイトハウスでヘイリー米国連大使(46)が年末に退任すると発表した。ヘイリー氏は共和党の有力若手政治家として注目され、2020年大統領選に出馬するとの観測もあったが、トランプ氏への書簡でそれを否定し、トランプ氏再選を支持する意向を示した。後任候補には、トランプ政権で中東政策に関わったパウエル元大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の名前が挙がっている。

 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身でインド移民を父母に持ち、11年に同州知事に就任。当時、全米…

5129とはずがたり:2018/10/11(木) 13:51:25

ヘイリー米国連大使が年内で退任 20年大統領選への出馬観測否定
2018.10.11 06:07 メッセンジャー登録
https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/181011/cpd1810110607003-n1.htm

 トランプ米大統領は9日、ヘイリー米国連大使が年内いっぱいで退任すると発表した。ヘイリー氏は6カ月前に辞意を表明していたという。在任期間は約2年間。大統領は「立派な仕事ぶりだった。共に素晴らしい仕事を成し遂げた」と述べた。

 元サウスカロライナ州知事のヘイリー氏は自身の大統領選への出馬観測を繰り返し否定してきた。この日も「2020年の大統領選には出馬しない」と表明し、トランプ大統領の選挙運動に加わると述べた。

 ヘイリー氏は国連大使として、北朝鮮に対する制裁強化や同国政府に非核化協議で圧力をかける米国の取り組みを主導してきた。同氏は退任理由や退任後に何をするかについては明らかにしなかった。

 同氏が退任を決めたことは、ケリー米大統領首席補佐官やペンス副大統領らホワイトハウス当局者の多くにとっても予想外だった。複数のホワイトハウス高官は中間選挙まであと数週間というタイミングでの退任表明に疑問を抱いたという。

 トランプ大統領は2、3週間程度で後任を指名する考えを示した。関係者によると、後任候補の一人はゴールドマン・サックスのパートナー、ディナ・パウエル氏だ。また、グレネル駐独大使も候補と目されており、保守派コメンテーターのヒュー・ヒューイット氏や複数のトランプ大統領側近らは早速ツイッターで支持を表明した。

 複数の政府当局者とトランプ大統領のアドバイザーらは、ポンペオ国務長官と元国連大使のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)がヘイリー氏の後任選定で中心的役割を果たす見通しだと話した。(ブルームバーグ Jennifer Jacobs、Justin Sink)

5130チバQ:2018/10/11(木) 17:33:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000057-jij-n_ame
ブルームバーグ氏が米民主党員に=トランプ氏批判、大統領選布石か
10/11(木) 14:26配信 時事通信
 【ワシントン時事】前米ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(76)は10日、有権者登録を無所属から民主党員に変更したとツイッターで明らかにした。

 かねて大統領選への意欲を示しており、2020年に民主党から出馬を目指す布石と見られている。

 ブルームバーグ氏はトランプ大統領に批判的で、党籍の変更について「米国に今こそ必要なチェック・アンド・バランスを実行できる民主党員が求められている」と理由を記した。

 ロイター通信によると、米金融情報会社の創業者で富豪のブルームバーグ氏は、来月の中間選挙に向けて1億ドル(約112億円)を民主党に献金している。

5131チバQ:2018/10/11(木) 17:37:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000009-jij-n_ame
米政権の強硬路線加速も=ヘイリー国連大使辞任理由で臆測
10/11(木) 7:08配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】国連でトランプ米政権の「米国第一主義」を推進してきたヘイリー国連大使の今年限りでの辞任が9日、突然発表された。

 北朝鮮などの外交政策はポンペオ国務長官が主導しているため、辞任が政権の外交政策に大きな影響を及ぼすかは不透明だ。ただ、強硬な外交政策を代弁する一方で、調整能力も発揮して国連外交に臨んだヘイリー氏の後任次第では、トランプ政権の強硬路線が加速する可能性もある。

 「いつかの時点で(政権に)戻ってきてほしい」。ホワイトハウスで9日行われた辞任発表で、トランプ氏は同席したヘイリー氏に語り掛けた。同政権下で高官の辞任は珍しくないが、発表方法がここまで円満なのは異例だ。

 トランプ氏と関係が良好とみられていたヘイリー氏の辞任理由をめぐり米メディアでは、(1)ポンペオ氏とボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)に政権から追い出される前に辞任(2)多額の負債があり、当面民間で働くため(3)将来的な大統領選出馬のため―といった臆測が飛び交った。ヘイリー氏は「個人的な理由ではない」と話しつつ、2020年の大統領選出馬は否定している。

 ヘイリー氏は、ボルトン氏らに比べれば強硬色が薄い面もあり、共和党層だけでなく、民主党層の支持も一定程度得ていた。イラン核合意やパレスチナ問題では国連での孤立も際だったが、国連高官や外交官との関係を築いた。トランプ政権と国連の間で調整役として実績も上げた。

 国連内のヘイリー氏の評判は良く、辞任発表が報じられると、外交官からは立場の違いがあったことに触れつつ、「カリスマ性があった」(ロシアの国連大使)と評価する声も上がった。

 トランプ氏は後任人事を2、3週間以内に決める方針。後任がヘイリー氏よりも強硬一辺倒の人物となれば、米国と国連との関係が悪化する可能性もあり、元国務省当局者はワシントン・ポスト紙に「ボルトン氏が脱線を望んだら、止める人がいないかもしれない」と危機感を示した。

 国連安保理では対北朝鮮制裁で緩和を望む中国、ロシアと圧力維持を訴える米国が対立している。ただ、ポンペオ氏が北朝鮮の非核化交渉を主導しているため、「辞任自体が制裁に影響を与える可能性は低い」(外交筋)とみられる。

5132チバQ:2018/10/11(木) 17:42:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000043-asahi-int
ブルームバーグ前NY市長、また民主へ 大統領選に意欲
10/11(木) 13:05配信 朝日新聞デジタル
 ニューヨーク前市長のマイケル・ブルームバーグ氏(76)は10日、自身のインスタグラムで、民主党員に登録したことを明らかにした。2001年に共和党員として市長になったが、その後、無所属になり、最近は民主党寄りの姿勢をとっていた。同氏は20年大統領選に意欲を見せており、民主党から立候補するための動きとして注目される。

 同氏はインスタグラムに選挙登録の用紙に記入する写真を上げ、「今日、私は民主党員として再登録しました。私は人生のほとんどで党員でした。我が国に必要なチェック・アンド・バランスを手にしておくため、我々には民主党が必要だ」とコメントした。

 同氏は元々民主党員だったが、01年に共和党からニューヨーク市長選に立候補して当選。07年に共和党を離党して無所属となり、13年まで3期12年を務めた。12年と16年の大統領選ではいずれも民主党のオバマ氏、ヒラリー氏をそれぞれ支持。米有数の資産家で、今回の中間選挙では民主候補に多額の支援を行うなど、民主寄りの姿勢を強めていた。(ワシントン=土佐茂生)

5133チバQ:2018/10/13(土) 09:19:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00050007-yom-int
スウィフトさんに対抗?黒人ラップ歌手と面会
10/13(土) 8:45配信 読売新聞
 【ワシントン=海谷道隆】トランプ米大統領は11日、人気黒人ラップ歌手のカニエ・ウェストさんをホワイトハウスに招き、面会の様子を報道陣に公開した。ウェストさんはトランプ氏への熱烈な支持を表明した。11月6日の中間選挙を前に、民主党支持に流れがちなマイノリティー(人種的少数派)や、若者の支持を引き寄せる狙いがあるとみられる。

 ウェストさんは、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」と記された赤いキャップをかぶり、「トランプは今まさに英雄の旅路にいる」などと称賛した。「みんな、黒人は民主党支持でなければならないと思いがちだ」とも語った。トランプ氏も「特別な男だ」と応じ、抱き合う一幕もあった。

 中間選挙を巡っては、若者からの圧倒的な人気を誇るポップ歌手テイラー・スウィフトさんが7日、民主党候補を支持すると表明した。トランプ氏は不快感を示しており、面会の公開はスウィフトさんに対抗する意図も込められているようだ。

5134チバQ:2018/10/13(土) 09:19:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000013-jij-n_ame
最高裁判事承認、過半数が不支持=女性はより厳しい目―米世論調査
10/13(土) 7:34配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は12日、過去の性的暴行疑惑が取り沙汰されたカバノー連邦最高裁判事をめぐる上院での人事承認について、不支持が51%、支持が41%だったとする世論調査結果を掲載した。

 男性で支持が不支持を上回った一方、女性では不支持が58%(支持35%)に上り、より厳しく見ていることを示した。

 複数の女性が性的暴行を主張したカバノー氏に対しては、連邦捜査局(FBI)が調査を行ったが、疑惑を裏付ける明白な証拠はなかったとされる。世論調査では50%が「疑惑調査は不十分」と回答し、「十分」は41%にとどまった。

 11月の中間選挙への影響では、カバノー氏の承認プロセスによって33%が「民主党支持に傾いた」と答え、「共和党支持に傾いた」の27%を上回った。女性に限定すると、民主党支持に傾いた人が40%、共和党支持に傾いた人が26%と、明確な差がついた。

 調査はポスト紙と米ABCニュースが共同で、上院本会議での人事承認後の8〜10日、1144人を対象に電話で実施した。

5135チバQ:2018/10/13(土) 23:56:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000016-asahik-int
偽の政治ニュース、米で拡散 中間選挙控え「ロシア式」 人気装い、広告収入狙う
10/13(土) 16:00配信 有料 朝日新聞デジタル
偽の政治ニュース、米で拡散 中間選挙控え「ロシア式」 人気装い、広告収入狙う
9月5日、米議会上院情報特別委員会の公聴会で証言するフェイスブックのサンドバーグ最高執行責任者(COO)=ワシントン、ランハム裕子撮影
 11月の米中間選挙を前に、米国内で、根拠のない極端な政治ニュースを流して人々をひきつけようとする動きが目立っている。大量の偽アカウントを使って自分のページに人気があるように装い、偽ニュースを拡散する「ロシア式」が、米国内にも広がっている形だ。フェイスブック(FB)は11日、800を超える偽アカウントやページを削除したと発表した。

 「最近はセンセーショナルな政治的なコンテンツが使われる傾向が強まっている」
 FBが11日明らかにした手口はこうだ。FBのページ上に、人々の関心をひきそうな極端な内容の政治コンテンツや、外部サイトへのリンクを短時間のうちに大量にアップ。……

5136チバQ:2018/10/14(日) 22:53:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000047-jij-n_ame
20年米大統領選へ始動=民主「台風の目」現れるか
10/14(日) 18:10配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年の米大統領選を見据え、民主党では候補者の動きが活発になってきた。

 再選に意欲を示す共和党のトランプ大統領(72)を阻む「台風の目」は現れるのか。11月6日に投開票される中間選挙はその試金石となりそうだ。

 上院議員2年目ながら初の女性大統領を狙える候補として注目を集めているのがカマラ・ハリス氏(53)だ。アフリカ系とインド系の両親を持ち、上院公聴会ではカバノー最高裁判事候補を鋭く追及。答えに詰まらせる見せ場を作った。

 ハリス氏は25日、大統領候補の指名争い初戦となる党員集会が開かれるアイオワ州を訪問する。中間選挙の機会を利用して有力支援者らとの人脈をつくり、運動の土台を固める狙いがあるとみられている。

 中道派に根強い支持がある重鎮ジョー・バイデン前副大統領(75)も出馬を狙う。12日のケンタッキー州の演説で「問題はトランプが何者かでなく、われわれが何者であるかだ」と訴えると、聴衆は「ジョーよ、立て」の連呼で応えた。

 16年予備選でヒラリー・クリントン氏に敗れて以降、再出馬を見据えて国内を行脚してきたのがバーニー・サンダース上院議員(77)。左派系ではエリザベス・ウォーレン(69)、コリー・ブッカー(49)両上院議員も、各地で演説するなど準備を進める。

 ただ、「打倒トランプ」で衆目の一致する候補者はまだ現れていない。オバマ前大統領は、当選4年前の04年党大会の演説で彗星(すいせい)のごとくデビュー。その2年後の中間選挙直前には大統領候補として米誌タイムの表紙を飾っていた。

 「今のところ、彼らをみんな好きだ」。トランプ氏は先週のFOXニュースのインタビューで、名前の挙がっている民主党候補について、敵ではないと言わんばかりの余裕を見せている。

5137チバQ:2018/10/14(日) 22:56:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000047-jij-n_ame
中間選挙と経済再建=米トルコ、牧師釈放で思惑―ロシアめぐり確執も
10/14(日) 17:16配信 時事通信
中間選挙と経済再建=米トルコ、牧師釈放で思惑―ロシアめぐり確執も
トランプ米政権がトルコに釈放を求めていた米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の帰国が13日、実現した。写真は同日、ホワイトハウスを訪れたブランソン氏。
 【エルサレム時事】トランプ米政権がトルコに釈放を求めていた米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の帰国が13日、実現した。

 トランプ大統領は11月の中間選挙を前に有権者へのアピール材料を獲得。トルコは対米関係改善に経済再建の糸口を見いだそうとしている。ただ、両国間にはロシアとの距離感をめぐる確執など難題が残されており、関係修復が順調に進むかはなお不透明だ。

 米トルコ両国は、2016年にトルコで起きたクーデター未遂に関与したとして逮捕されたブランソン氏の処遇をめぐり対立を深め、最近は北大西洋条約機構(NATO)の同盟国でありながら互いに経済制裁を発動。異例の関係悪化を招いていた。

 ブランソン氏は12日、トルコの裁判所の判断で釈放され、同日中に出国した。トランプ大統領はツイッターで「取引はなかったが、米トルコ関係に良い関係をもたらす」とトルコへの謝意を表明。一方、エルドアン・トルコ大統領のツイッターには「司法は独立した形で決定を下した。米トルコが同盟国らしく協力を続けることを望む」と投稿された。

 両大統領とも釈放で取引はなかったと訴える。しかし、米NBCテレビは釈放に先立ち、両国間に「秘密の取引」が成立し、米側が見返りにトルコへの経済圧力を緩和させることも含まれると報じていた。

 ブランソン氏はキリスト教福音派の牧師。福音派はトランプ大統領や米共和党の支持基盤で、中間選挙前の釈放実現は大きな得点になる。一方、トルコにとっては、通貨リラの急落で窮地に陥った経済の立て直しが喫緊の課題で、米国の協力が不可欠。両国の利害は一致した。

 関係修復に向け、なお課題もある。トルコはロシア製ミサイル防衛システムの調達を進める一方、シリア内戦の和平協議を通じてロシアに接近し、米国はこうした状況を強く警戒している。

 トルコは「米ロ双方と協力関係を維持することが国益の最大化につながる」(トルコ政府関係者)という立場で、米側に一方的に配慮してロシアと距離を置くことはないとみられる。米トルコ間では今後も政治的な駆け引きが続きそうだ。

5138チバQ:2018/10/15(月) 10:40:17
https://www.asahi.com/articles/ASLBH1BMFLBGUHBI03H.html
トランプ氏「国防長官が政権去るかも」 以前から不仲説
ワシントン=園田耕司2018年10月15日06時39分
 トランプ米大統領は14日放送の米CBSのインタビューで、マティス米国防長官の交代について「可能性はある」と明らかにしたうえで、「彼(マティス氏)は民主党員みたいだ」という不満も述べた。トランプ氏がマティス氏の交代に直接言及したのは初めて。米政府関係者の間では、11月6日の米中間選挙後にマティス氏が交代するとの見方が強まっている。

 トランプ氏はインタビューでマティス氏の交代の可能性を問われ、「彼は(政権を)去るかもしれない。いつの時点かで、だれしも去るものだ。それがワシントンというものだ」と答えた。

 複数の米政府関係者によると、マティス氏の後任には、ジャック・キーン元陸軍副参謀総長を始め、共和党のトム・コットン上院議員やリンゼー・グラム上院議員の名前が挙がっている。

 ログイン前の続き元海兵隊大将のマティス氏は17年1月、トランプ政権発足時に国防長官に就任。ただ、政府関係者の間では、理論派で同盟重視派であるマティス氏と、感情的・即興的に物事を判断するトランプ氏は、不仲と見るむきが以前から強かった。

 米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード氏が著したトランプ政権の内幕本「FEAR(恐怖)」では、マティス氏がトランプ氏の振る舞いと理解力を「小学5、6年生並みだ」と憤る場面が記されている。

 マティス氏は勇敢に戦場で戦うという意味で「狂犬」、7千冊以上の蔵書を持ち、独身で仕事に打ち込む姿から「戦う修道士」という異名を持ち、軍内部では尊敬を集めている。

 トランプ氏は軍との対立を避けるため、ティラーソン前国務長官のような更迭という手段を取ることはできないとみられる。14日のインタビューでも「我々(トランプ、マティス両氏)はとてもうまくやっている」と述べ、両者の個人的な関係は良好だと強調した。

 米政府関係者の間では、トランプ氏は米中間選挙後、「就任から丸2年間勤めた」という理由でマティスを円満に交代させるとの見方が強い。

 トランプ政権幹部の人事をめぐっては今月9日、ニッキー・ヘイリー米国連大使が今年限りで辞任することが発表された。(ワシントン=園田耕司)

5139チバQ:2018/10/16(火) 01:40:33
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018101501002213.html
激戦州、5万人の有権者登録保留 米南部ジョージア、投票妨害か
10月15日 21:03共同通信

 【ワシントン共同】AP通信は14日、11月の米中間選挙を前に、南部ジョージア州で5万3千人分の有権者登録の申請が保留されていると伝えた。州議会多数派の共和党が導入した不正投票防止法に基づく措置だが、激戦となった州知事選はわずかな票差が勝敗を決するため、民主党側は投票妨害と猛反発している。

 ジョージア州では有権者登録の厳格化を目的に、申請内容を運転免許証など公的記録と照合するよう義務付ける法律が昨年制定された。申請が保留されている5万3千人のうち7割は黒人とされ、市民団体は施行停止を求め提訴している。

 米メディアによると、同州の登録有権者数は約690万人。

5140チバQ:2018/10/16(火) 22:02:27
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-1156690.html
米中間選挙でカニエとテイラーの因縁どうなる?
11:00東スポWeb

 11月の米中間選挙を前に、米黒人ラッパーのカニエ・ウェスト(41)が先日、ホワイトハウス内の執務室でドナルド・トランプ米大統領(72)と会談を行ったが、両者の“タッグ”結成の背景にはある因縁が見え隠れする。

 トランプ陣営の共和党に対しては、人気女性歌手テイラー・スウィフト(28)が今月上旬、民主党支持を表明。同党への投票をSNSで呼び掛けると、30歳以下の36万を超える人が有権者登録した。そこで、共和党の助っ人として若者と黒人層に絶大な人気を誇るカニエが登場したということだ。

 実はカニエとテイラーのバトルは、何年も前から続いてきた。きっかけは、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワード授賞式で、テイラーの受賞スピーチ中に起こった出来事だ。

 ステージに乱入したカニエがマイクを奪い「ビヨンセのビデオが一番、最高なんだ」と発言。これに当時19歳のテイラーは悲しみ、オバマ大統領(当時)は「カニエは大バカだ」と批判した。

 また、16年にカニエが発表した楽曲「フェイマス」のミュージックビデオには、カニエの脇に胸を丸出しの全裸で眠るテイラーが出現。これはろう人形なのだが、本人の承諾を取ったかは不明。歌詞も「オレとテイラーはまだやろうと思えばやれる仲なんだ。何でかって? オレがあのビッチを有名にしたからさ」という内容だ。

 2人の対決はまだまだ続きそうだ。

5141名無しさん:2018/10/17(水) 00:12:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181014-00000059-mai-int

<米国防総省アドバイザー>「体制変革まで米中対立続く」
10/14(日) 22:21配信

毎日新聞
<米国防総省アドバイザー>「体制変革まで米中対立続く」
インタビューに応じるエドワード・ルトワック氏=東京都内のホテルで2018年10月10日、古本陽荘撮影
 米国防総省のアドバイザーなどを務め、戦略論研究で知られるエドワード・ルトワック氏が来日し、毎日新聞のインタビューに応じた。貿易や知的財産権などを巡る米中対立について「長期間に及ぶことになる。対立は中国共産党政権が崩壊するまで続くだろう」と語った。

 米政界における親中派はもはや「壊滅状態」と指摘。現在は軍需産業や外交ロビーに加え、シリコンバレーなどのハイテク企業も対中圧力を求めるようになり、米政府の「締め付けが始まっている」と強調した。

 トランプ政権の発足直後、ハイテク産業は「自分たちのビジネスに干渉しないでくれという姿勢だった」が、中国による知的財産権の侵害事案が相次ぎ、現在は「ワシントンに来て、助けが必要だと要請するようになっている」という。

 米中両国が核兵器保有国であることから「米中が軍事衝突する可能性はない」とも強調。ただ、その結果、かえって対立は長引き、共産党支配が終わる「レジーム・チェンジ(体制変革)」まで収束しないと予測した。一方で「日米ともに中国とビジネスを続ける意欲を持っているという意味で、米ソ冷戦とは異なる」と指摘した。

 米政府による「締め付け」の一例として、最近、ワシントンを訪問した中国政権に近い中国人有識者が、出国間際の空港で米連邦捜査局(FBI)の捜査員に呼び止められ、誰とどこで会ったかすべて申告するよう求められた事案があったことを明かした。ルトワック氏は「米ソ冷戦もこうした締め付けから始まった」と指摘した。【古本陽荘】

5142チバQ:2018/10/17(水) 16:43:30
http://www.afpbb.com/articles/-/3193544
カナダ、きょう大麻解禁 主要国で初 ウルグアイに次ぎ世界で2国目
2018年10月17日 8:45 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]
【10月17日 AFP】カナダは主要国として初となる嗜好(しこう)用大麻の販売と利用の解禁を17日に控え、全土の大麻販売店が開店準備に追われた。

 カナダ最東部のニューファンドランド(Newfoundland)島にあるセントジョンズ(St. John's)は17日午前0時1分(日本時間同日午前11時31分)、カナダで最初に嗜好用大麻販売店の店内に大麻愛好家を迎えることになる。

 大麻販売店「THCディストリビューション」(THC Distribution)の所有者、トーマス・クラーク(Thomas Clarke)氏は、カナダ放送協会(CBC)のインタビューに応じ「闇市場のディーラーよりも多くの品種をそろえるので、当店では選択肢がもっと多くなる。価格はほぼ同等」だと語った。

 解禁の前夜、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)カナダ首相はこの歴史的だが論争を呼んだ決定を擁護した。大麻解禁はビジネス側からは歓迎されたものの、医療専門家からは強い疑問の声が上がっていた。

 議会に到着したトルドー氏は「われわれが大麻を合法化したのは、大麻が健康に良いと考えているからではなく、子どもにとって良いものではないと知っているからだ」と述べた。さらに「われわれは子どもを守るために、そして組織犯罪が得る利益を完全になくすか、あるいは大幅に削減するためにもっといい仕事をする必要があると分かっている」と語った。

 カナダの大麻法(Cannabis Act)により、トルドー氏の2015年の選挙公約が果たされると同時に、95年間に及んだ大麻使用禁止が解除となる。またカナダはウルグアイに次いで2番目に大麻を合法化した国となる。(c)AFP

5144チバQ:2018/10/18(木) 08:54:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000005-jij-int
米、万国郵便連合を脱退へ=中国が不当に安く配送と批判
10/18(木) 1:09配信 時事通信
 【ワシントン時事】米政府高官は17日、国際的な郵便ルールを定める国際機関の万国郵便連合(UPU、本部スイス)から脱退する準備に入ったことを明らかにした。

 国際ルールが、中国企業などに安い価格で米国に小型郵便物を配送するのを認めていると批判。これにより、海外の郵便物を米国内で配達する米郵政公社などが不当な負担を強いられていると訴えた。

 トランプ政権は発足後、環太平洋連携協定(TPP)や地球温暖化対策のパリ協定など多国間の枠組みから相次いで離脱を表明した。今回の脱退検討は、米中間で激しさを増す「貿易戦争」の新たな火種にもなりそうだ。

5145チバQ:2018/10/18(木) 09:02:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000097-mai-n_ame
<米中間選挙>対トランプ、割れた対応 改選の民主上院議員
10/17(水) 20:16配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】11月の米中間選挙では、2016年大統領選でトランプ大統領が圧勝した州から選出された2人の野党・民主党の上院議員が改選を迎える。トランプ氏が指名した保守派の最高裁判事ブレット・カバノー氏の本会議承認採決では、賛成と反対で2人の対応が割れた。トランプ政権への抱きつきか、抗戦か。どちらの姿勢が奏功するか注目される。

 ◇カバノー氏承認巡り、賛否分かれる

 カバノー氏承認を巡っては与党・共和党と民主党が激しく対立。6日の採決は賛成50、反対48の小差だった。

 民主党から唯一、賛成に回ったのが南部ウェストバージニア州選出のジョー・マンチン議員だ。これまでもトランプ政権の政策にたびたび賛成票を投じ、選挙広告では「私は両方の党と協力する」と主張。同州は16年大統領選でトランプ氏が民主党のクリントン候補に42・2ポイント差をつけて勝利した。マンチン氏がトランプ支持者を無視して選挙に当選することは不可能だ。

 マンチン氏は各種情勢調査で共和党候補をリードするが、指名承認賛成後はその差が縮まったとの分析もある。両党の支持者から「どっちつかず」のマイナスイメージを持たれた可能性がある。

 一方、中西部ノースダコタ州選出の現職、ハイディ・ハイトカンプ議員は反対票を投じた。この州も大統領選ではトランプ氏が36.8ポイント差で圧勝しており、民主党支持層の支援のみでは勝てないのが現実だ。ハイトカンプ氏は地元テレビのインタビューで、性的暴力疑惑の浮上したカバノー氏承認について「政治的な判断をすれば賛成すべきだろうが、自分にうそはつけない」と涙を流し語った。

 この映像は全米で報じられ、民主党支持者から称賛の声が上がったが、選挙区での人気は低下。情勢は当初、横一線だったが、最新調査では共和党候補に大きく水をあけられている。ただ、12年の前回選挙では大苦戦の直前情勢を覆し逆転勝利した実績があり、当落の行方は不透明だ。

 議会専門紙ヒルは、トランプ支持州の民主党議員にとって「カバノー氏承認の取り扱いは悪夢のようなもの」と指摘している。

5146とはずがたり:2018/10/18(木) 13:09:39

米中間選挙「下院で負けても責任なし」トランプ大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181017/k10011674561000.html
2018年10月17日 12時07分

アメリカのトランプ政権への審判の場とも位置づけられる来月の中間選挙について、トランプ大統領はメディアのインタビューに対し、「仮に共和党が議会下院で敗北したとしても自分のせいではない」と述べ、中間選挙の勝敗の責任は自分にはないという考えを示しました。

トランプ大統領に対する審判の場とも位置づけられる中間選挙の投票日まで3週間を切る中、トランプ大統領は16日、AP通信とのインタビューに応じました。

トランプ大統領は大統領としては異例の日程で全米各地を遊説していることに触れ「自分ほど影響力のある大統領はこれまでいなかった」と述べ、選挙戦への手応えを示しました。

一方で「私は候補者を助けているだけで、選挙結果はトランプ政権への人気投票ではない。仮に共和党が下院で敗北したとしても自分のせいではない」と述べ、中間選挙の勝敗の責任は自分にはないという考えを示しました。

今回の選挙について世論調査では議会上院では与党・共和党が有利だと見られている一方で、下院では野党・民主党が多数派を奪還する可能性が高いとも指摘されています。

民主党が多数派を奪還した場合、いわゆる「ロシア疑惑」などをめぐって議会でトランプ大統領に対する追及を強めるとみられていますが、トランプ大統領は「うまく対応できるだろう」と述べ、自信を示しました。

5147チバQ:2018/10/19(金) 18:47:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000070-jij-n_ame
民主が過去最高1200億円=選挙資金、小口で共和圧倒―米中間選
10/19(金) 14:55配信 時事通信
 【ワシントン時事】18日付のワシントン・ポスト紙によると、来月の中間選挙に向けて上下両院の野党民主党の候補者が9月末までに集めた資金総額が、10億6700万ドル(約1195億円)と過去最高に上ったことが分かった。

 トランプ政権への反発が一部で強まる中、下院の過半数奪還をうかがう民主党の勢いを資金面で裏付けた。

 連邦選挙委員会のデータをポスト紙が集計した。与党共和党候補の調達額は7億900万ドル(約794億円)。民主党が共和党を上回るのは2008年以来で、両党を通じたこれまでの最高額は12年に共和党が集めた8億9400万ドル(約1001億円)だった。

 民主党候補は、小口献金の多さが目を引く。特に200ドル(約2万2000円)以下では共和党候補の3倍の2億500万ドル(約230億円)を集めた。

 候補者別では、テキサス州の上院選で共和党の現職テッド・クルーズ氏を追う民主党のベト・オルーク氏が最高の6170万ドル(約69億円)を調達した。

5148チバQ:2018/10/19(金) 18:54:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000522-san-n_ame
ケリー氏とボルトン氏が激しい口論 トランプ政権に亀裂か 不法移民めぐり
10/19(金) 10:29配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビなど主要メディアは18日、複数の関係者の話として、ケリー大統領首席補佐官とボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスで同日、中南米からの不法移民流入問題をめぐって激しく怒鳴り合ったと伝えた。

 移民問題をめぐっては、国境警備を管轄するニールセン国土安全保障長官の対応が「手ぬるい」としてボルトン氏らから批判が出ている。ケリー氏とボルトン氏の口論は、移民問題をめぐりトランプ政権内部で大きな意見対立があることを浮き彫りにするもので、以前に取り沙汰されたケリー氏やニールセン氏の辞任説が再浮上する恐れもある。

 不法移民問題をめぐっては、中米ホンジュラスから徒歩でメキシコなどを通って米国入りを目指す数千人の移民集団が北上を続けている。移民対策で強硬論を唱えるボルトン氏がニールセン氏について「きちんと仕事をすべきだ」と批判したところ、同氏の前任の国土安全保障長官で、かつては同氏の上司だったケリー氏が憤激し、口論に発展した。

 トランプ大統領は双方のやり取りを聞いていたが、これに先立つ同日朝にツイッターで、不法移民集団の経由国であるメキシコに対し、移民集団の北上を阻止するよう要請した上で、「阻止できないのなら米軍を動員して国境を封鎖する!」と主張。口論でもボルトン氏に加勢し、ケリー氏の怒りに拍車をかけたという。

 これに関し、サンダース大統領報道官は声明で「私たちは移民問題の解決を熱烈に希求する一方、各人に対して怒りを抱いていない」とした上で、「民主党は政治的理由だけで国境開放を唱えており、恥を知るべきだ」と述べ、11月の中間選挙をにらんで不法移民問題の争点化を図る民主党を強く批判した。

 ポンペオ国務長官は19日にメキシコを訪れ、不法移民集団への対応を直接要求する。NBCテレビによると、13日に編成された不法移民集団はホンジュラスから隣のグアテマラに入り、18日までに約4千人規模に増大した。

5149チバQ:2018/10/21(日) 21:07:36
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181021X941.html

トランプ氏圧勝区、今や激戦区=ケンタッキー下院6区―米中間選挙
18:07時事通信

 2016年の米大統領選でトランプ氏が民主党候補クリントン氏に15ポイント以上の差をつけて圧勝した南部ケンタッキー州の下院6区が、11月6日の中間選挙では激戦になっている。共和党の現職アンディ・バー下院議員に元女性海兵隊員の民主党候補エイミー・マクグラス氏が挑む。トランプ氏の支持率低下を背景に民主党が勢いを増してきた。揺れ動く6区の有権者の声を聞いた。

 ◇不安漂う蒸留所

 バーボンウイスキー誕生の地ケンタッキー州は、欧州へのバーボン輸出拡大で自由貿易の利益を享受してきた。しかし、トランプ政権による鉄鋼などの輸入制限に対し、欧州連合(EU)などがバーボンへの報復関税を発動し、バーボン業界には不安が広がっている。

 同州バーボン郡で小規模なバーボン蒸留所を営むアンドルー・ブキャナンさん(37)もその一人だ。北欧3カ国のバイヤー団体との間で、年間9000本を計20万ドル(約2250万円)で輸出する取引を進めていたが、バイヤー団体から今夏、取引中止を通告された。報復関税の影響のようだ。生産前で実害はなかったが「取引の機会を失った」と肩を落とす。

 大手の蒸留所は関税引き上げ前に輸出した在庫が欧州にあるが、現状が続けば値上げが現実味を帯び、国外の消費者を失う恐れがある。大手が国外輸出分を国内で販売すれば、国内の価格は下がる可能性もある。対抗できず「われわれは取り残されるかもしれない」と不安は大きい。

 ブキャナンさんには、バー氏にビジネスで助けてもらった個人的な恩がある。一方でトランプ氏に抵抗するために民主党議員を増やす必要性も理解している。投票先は決断できずにいる。「投票したい人に投票できない」とブキャナンさん。トランプ氏を止めるために「投票したくない人に投票する立場に置かれていることにぞっとする」と話した。

 ◇女性の戦闘攻撃機乗り

 「あなた方が最前線」。マクグラス氏は17日、マディソン郡の事務所で、元軍人らしい語り口で共和党との対決姿勢を示し、ボランティアを激励した。事務所には高齢の女性らが集まり「トランプ氏の当選翌日から民主党のボランティアになった」と話す女性もいた。近くのバー氏の事務所は人けがない。対照的な光景だった。

 2年前、トランプ氏はマディソン郡では30ポイント以上の差でクリントン氏に勝利した。今も民家の庭に立つ候補者の広告はバー氏の方が多いようだ。

 それでもマクグラス氏がこれだけ勢いを得た理由について、ウエスタン・ケンタッキー大のラズリー教授は「大きな要因はマクグラス氏自身だ」と個人的人気に注目する。戦闘攻撃機乗りで3人の子供の母親でもあるマクグラス氏は、6区の最大都市レキシントンを中心に若者や穏健派の支持を広げ、資金集めにも成功している。

 米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査によると、6区のトランプ氏の支持率は45%で、不支持率の51%の方が多い。ただ、中間選挙での下院での多数派政党で「共和党が望ましい」は44%で、「民主党が望ましい」は46%と伯仲している。夫婦や親子で投票先が分かれる有権者もいる。

 「最後の最後に決める」。16年にトランプ氏に投票した元司書ジェニファー・マッキントッシュさん(67)は迷っている。「トランプ氏の資質に疑問がある」と断言する。「(閣僚の)解任やツイッターをやるのに忙しそうで、模範的な大統領ではない」と評価は厳しい。でも「国のために良いこともしている」と完全には嫌いになれない。

5150チバQ:2018/10/22(月) 11:35:57
https://www.asahi.com/articles/ASLBN2R1BLBNUHBI00B.html
「人種差別に遺伝学使うな」米学会、白人至上主義を非難
ワシントン=香取啓介2018年10月20日23時04分
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米人類遺伝学会(ASHG)の声明=学会誌のサイトから

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 遺伝学を人種の優劣に結びつけないで――。世界の8千人近い専門家が参加する米人類遺伝学会(ASHG)が19日、異例の声明を発表した。米国などで広がる白人至上主義に、遺伝学の誤った知識が使われているという。「遺伝学では人類を生物的に分けることはできない」としている。

 ASHGが学会誌に発表した声明は「白人至上主義の主張をするために遺伝的多様性の価値を拒否し、遺伝学の概念を傷つけ、ねじ曲げる集団に懸念がある」と指摘。「人種差別のイデオロギーに遺伝学を使うことを非難する」とした。

 背景には、極右勢力のインターネット掲示板などで学術論文を誤用し、遺伝的に人種が区別でき、優劣がつけられるといった主張が広がっていることにある。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、白人至上主義者の一部は、牛乳などに含まれる乳糖を消化する酵素(ラクターゼ)の働き方が民族や地域によって異なることに注目。白人の多くは牛乳を飲んでもおなかを壊さないが、それに比べアジア・アフリカ系では壊す人が多いことから、集会で牛乳を一気飲みする動画を撮影し、「牛乳を飲めないなら(米国から)立ち去れ」などと投稿しているという。

 ASHGによると、遺伝的な違いは緩やかで、集団ごとに明確な境界は作れないという。身体的な特徴に現れることはあるが、人種は社会的に作られたものだと指摘。「『種の純血』などという概念は科学的に全く無意味」としている。

 移民が集まる米国では、ルーツ…

5151チバQ:2018/10/22(月) 15:16:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102200580&g=int
米政権の黒人支持率低迷=トランプ氏言動に反発-中間選挙

 【ワシントン時事】米中間選挙まで2週間に迫る中、黒人有権者のトランプ米共和党政権に対する支持率が1ケタ台に低迷している。以前から黒人には民主党支持者が多いが、人種問題をめぐるトランプ大統領の言動への反発が、その傾向に拍車を掛けているとみられる。上下両院で多数派奪還を目指す民主党は、黒人やヒスパニックといった人種的少数派の候補を積極的に擁立している。
 米キニピアック大が10月上旬に公表した世論調査結果によると、トランプ氏の支持率は41%で、このところ4割前後で推移している。このうち黒人からの支持率はわずか8%(不支持率80%)で、白人の49%、ヒスパニックの24%と比べ際立って低い。
 議会選の投票先に関する意向調査でも同様の傾向がみられ「共和党に投票する」と回答した黒人は上院選で9%、下院選で10%。白人で共和党に投票する意向を示したのが両院選とも半数を超えているのと対照的だ。(2018/10/22-14:20)

5152チバQ:2018/10/22(月) 22:02:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-35127361-cnn-int
重要州フロリダ、上院選・知事選のいずれも民主候補がリード
10/22(月) 17:07配信 CNN.co.jp
重要州フロリダ、上院選・知事選のいずれも民主候補がリード
南部フロリダ州では、知事選、上院選ともに民主党候補がリードしている
ワシントン(CNN) 11月上旬に中間選挙を控える米国で、重要州のひとつであるフロリダ州では上院選、知事選ともに民主党候補がリードしていることが22日までにわかった。CNNの委託を受けた米世論調査企業SSRSの調査で明らかになった。

今回の世論調査によれば、知事選では、民主党候補のアンドルー・ギラム氏が共和党候補のロン・デサンティス氏に対して12ポイントリードしている。

ギラム氏は女性や非白人層からの支持が高い。ギラム氏を支持するとした女性は60%で、デサンティス氏支持の女性は34%。ギラム氏支持の非白人層は74%で、デサンティス氏支持は23%だった。若年層や無党派層でもギラム氏を支持する割合がデサンティス氏支持を上回った。

トランプ大統領に対する見方で支持が分かれているようだ。投票する可能性のある有権者のうち51%がトランプ大統領を支持していないが、このうちの92%がギラム氏を支持している。

投票する可能性のある有権者の43%がトランプ大統領支持だが、このうちの87%がデサンティス氏に投票するとしている。

上院選では民主党の現職ビル・ネルソン氏の支持率は50%と、共和党のリック・スコット同州知事の45%を上回った。

調査は10月16日から20日にかけてフロリダ州全域で無作為に固定電話もしくは携帯電話を通じて成人1012人にインタビューを行った。誤差の範囲はプラスマイナス3.6パーセントポイント。

5153チバQ:2018/10/22(月) 22:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000513-san-s_ame
移民集団、約5千人に メキシコ国内を移動
10/22(月) 8:30配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】中米ホンジュラスなどから米国を目指してメキシコに入った移民の集団が約5千人に増加していることが21日、分かった。AP通信が伝えた。集団はグアテマラとの国境から約30キロ離れた街タパチュラに向けて移動している。メキシコの警察当局が警戒に当たっているが、阻止する動きはないもようだ。

 移民はメキシコ当局の監視を避けるように、国境を隔てる川をいかだや徒歩で渡り、メキシコ側の街シウダードイダルゴに集結。前日は約2千人とみられていた。夜明けとともに移動を始めた集団の長さは約1・5キロにも延びているという。

 11月6日の中間選挙を控え、移民問題の争点化を図るトランプ米大統領は21日、ツイッターで「(移民は)まずメキシコで亡命申請をしなければならない。そうでなければ米国は彼らを送り返す」「移民集団のせいで民主党の面目は丸つぶれだ。すぐに移民法を改正しろ!」と書き込んだ。

5154チバQ:2018/10/22(月) 23:28:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181021-00000030-jij-n_ame
果たされぬ大統領の約束=GM一時解雇、元従業員「復帰したい」―米オハイオ州
10/21(日) 16:25配信 時事通信
 11月6日の米中間選挙まで約2週間。

 好調な米経済の陰で、「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる中西部オハイオ州では、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の工場従業員がレイオフ(一時解雇)の憂き目に遭っている。収入源を失った労働者の間では、雇用を取り戻すとの約束を実現していないトランプ大統領への不満が渦巻いている。

 ◇就任式当日に暗転
 「収入がなくなってそろそろ2年」。オハイオ州北東部ローズタウンにあるGM工場の従業員だったトミー・ウォリコーさん(36)は重い口を開いた。2008年7月からこの工場で働いていたが、皮肉にもトランプ大統領の就任式が行われた17年1月20日に一時解雇された。

 同工場で生産する車種の販売不振やメキシコへの生産移管が背景にあり、操業を続けているものの、これまでに約3000人が職場を離れたという。ウォリコーさんは「この辺で最も待遇の良い働き口の一つだった」と振り返り、「一時解雇は地域に弊害をもたらしている」と嘆く。

 その後、ディーゼル関係の技術者とトラック運転手になるための教育を受けた。ただ、「GMでの仕事が大好きで復帰したい」のが本音。「大統領はこの地域を見捨てず、支援してほしい」と懇願する。

 ◇市長、労組も嘆願
 「雇用を取り戻す」。トランプ大統領は昨年7月、ローズタウン近郊のヤングスタウン市で聴衆に訴えた。しかし、いまだに約束は果たされていない。同市のブラウン市長は今年8月、大統領に書簡を送り、「経済状況は悪化している」と説明。工場の閉鎖は「壊滅的な打撃になる」と警鐘を鳴らし、約束を行動に移すよう要請した。

 全米自動車労組(UAW)の地元組織代表も7月、大統領あての書簡で、「多くの労働者世帯の将来が危機にさらされている」と警告し、GMに地元への再投資を求めてほしいと呼び掛けた。

 ◇「忘れられている」
 ウォリコーさんの婚約者ロシェル・カーライルさん(28)も同じ工場に勤務していたが、同じ日に一時解雇された。当時の時給は約20ドル。今は4.50ドルの時給とチップが頼りのウエートレスとして働いている。

 カーライルさんは「完全に忘れられている」と大統領を批判。「GMの外国への生産移転を食い止められないトランプ政権の責任は大きい」と語気を強め、中間選挙では民主党候補に投票すると言い切る。

 大統領選では1964年以降、オハイオ州を制した候補が大統領になっている。「この問題に真剣に取り組まなければ、トランプ大統領は次の選挙で勝てない」。ウォリコーさんの父で、GMで約43年間働いたジョンさん(72)はつぶやいた。

5156チバQ:2018/10/23(火) 18:15:36
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/181023/mcb1810230609009-n1.htm
米中間選挙、最新世論調査で民主がリード保つ 鍵は投票率
2018.10.23 06:09
11月の米中間選挙で投票を予定している有権者に共和、民主のどちらの議会掌握を望むかと質問した場合、民主がかなりのリードを保っている。世論調査会社も指摘するように、鍵となるのは投票率だ。

 21日に発表されたNBCとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の世論調査結果によれば、投票を予定している有権者の支持率は民主が50%、共和が41%と、民主が9ポイント上回った。それによると、民主のリードを後押ししたのは女性、ラテン系、若年層だった。有権者登録を済ませた人を対象にした支持率では民主のリードは7ポイントに狭まる。

 ただ、中間選挙は通常投票率が低いものの、今回に限っては有権者の投票意欲は高い。登録有権者で中間選挙に強い関心を持っていると回答した割合は65%と、12年ぶりの高水準となった。支持政党別では民主が72%、共和が68%だった。

 一方、トランプ大統領の支持率は47%と、NBC・WSJ世論調査では過去最高となった。どちらの党が経済運営に優れているかという問いでは、共和党が民主党に15ポイントの差を付け、同調査では過去最大のリードとなった。(ブルームバーグ Ros Krasny)

5158チバQ:2018/10/24(水) 19:44:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000062-reut-n_ame
ネバダ州知事選の共和党候補、親戚が不支持 「地元育ちは虚偽」
10/24(水) 14:39配信 ロイター
[23日 ロイター] - 州知事選挙を11月6日に控える米ネバダ州で、共和党候補アダム・ラクソルト氏(40)の親戚が、同氏に投票しないよう呼び掛ける論説を地元紙に寄稿した。

ネバダ州司法長官のラクソルト氏は、過去に同州知事や上院議員を務め、レーガン元大統領に近かった大物政治家、故ポール・ラクソルト氏の孫。州知事選の世論調査では、支持率が民主党候補を僅差で上回っている。

アダム・ラクソルト氏のおばやいとこを含む親戚はリノ・ガゼット・ジャーナル紙の論説で、同氏がワシントンで育ち、2013年に政治活動のためネバダ州に移った外部の人間だと主張。「実際にネバダ州で育ったわれわれにとって、彼が地元育ちや地元市民との深いつながりを偽って主張し続けるのを耳にするのはつらい」とし、一族の名前が利用されるのを阻止せざるを得ないと感じたと説明した。

ラクソルト陣営の広報担当は発表文書で、同候補には多くの親戚がおり、一部の遠戚はリベラル派の活動家や献金者だとした。

5159チバQ:2018/10/24(水) 19:51:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000019-jij-n_ame
「うそつき」批判一転、称賛=トランプ氏、宿敵クルーズ氏応援―米テキサス上院選
10/24(水) 7:07配信 時事通信
 【ヒューストン(米テキサス州)時事】トランプ米大統領は22日、テキサス州ヒューストンで11月の中間選挙の応援集会に参加し、2016年の大統領選の共和党候補指名争いで「うそつき」とののしったテッド・クルーズ上院議員を称賛し、再選を目指す同氏への投票を呼び掛けた。

 共和党の地盤テキサスで対抗馬の民主党候補が善戦する中、両者は議席死守で利害が一致。中傷合戦を繰り広げた過去の「遺恨」を脇に置いた格好だ。

 「クルーズ氏以上に(政策遂行で)助けてくれた人はいない」。トランプ氏がこうたたえると最大1万9000人収容できる会場を埋め尽くした支持者は声援で応えた。大統領選の予備選でトランプ氏を「腰抜け」呼ばわりしたクルーズ氏も「20年の大統領選でトランプ氏再選を応援したい」と約束し、共和党支持者に絶大な人気を誇る大統領との蜜月ぶりをアピールした。

 クルーズ氏に対抗する民主党のベト・オルーク下院議員は、選挙資金調達で全米トップの6170万ドル(約69億円)を集め、「将来の大統領候補」ともささやかれる有望株。さわやかな弁舌で若者を中心に人気を集め、各種世論調査の平均支持率を算出する政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、9月中旬には、3.2ポイント差まで詰め寄り、共和党関係者を驚かせた。

 クルーズ氏の援護射撃を務めたトランプ氏はこの日の演説で、オルーク氏を「冷酷なペテン師」で「国境開放論者の左翼」と激しく罵倒。オルーク氏が勝てば不法移民の流入に拍車が掛かると共和党支持者の危機感をあおった。

 地元ライス大のマーク・ジョーンズ教授(政治学)は「テキサスはまだまだ生粋の共和党の州だ」と強調。オルーク氏の勝算について「若者の投票率が歴史的な水準になったとしても不十分」と語る。一方で、共和党が圧倒的に優勢だったテキサスでクルーズ氏に肉薄すれば、オルーク氏は将来の選挙で民主党の「希望の星」とみなされるだろうとも指摘した。

5160チバQ:2018/10/24(水) 20:09:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00000063-mai-n_ame
<米大統領>「中間層向け10%減税」中間選挙にらみ表明
10/23(火) 18:05配信 毎日新聞
<米大統領>「中間層向け10%減税」中間選挙にらみ表明
トランプ米大統領=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は22日、「中間所得層を対象に10%程度の減税を実施する」と表明した。昨年末に実現した大型減税に続く第2弾減税策との位置づけで、11月6日投開票の中間選挙を前に与党・共和党の支持拡大につなげる狙いがあるものとみられる。ホワイトハウスで記者団に語った。

 トランプ氏は「企業ではなく中間層向けだ」と強調。ただ、中間選挙の投票日前となる「1、2週間以内」に具体策をまとめると述べるにとどめ、内容や財源は明らかにしなかった。

 昨年成立した大型減税を柱とする税制改革法を巡っては、失業率低下や経済成長に寄与したとの評価がある一方、大企業や富裕層を優遇するためのものとの批判があった。中間層向けの追加減税策の表明には、こうした批判をかわす目的もある模様だ。

 税制改革法には個人所得税の減税も盛り込まれたものの、財源不足への懸念から2025年までの時限措置となった。今回の新たな措置では個人減税の恒久化を想定している可能性もある。

 しかし、減税法案の議会での審議は中間選後となる。選挙の結果次第では、上下両院で共和党が多数を握る現在の議会構成が崩れる可能性があり、その場合、実現の見通しは不透明になる。

 トランプ政権では大型減税に加え、国防費増などで歳出が拡大し、18会計年度の財政赤字が6年ぶりの高水準となった。トランプ氏は今月17日の閣議で、各省に一律5%の予算削減を指示している。

5162チバQ:2018/10/25(木) 20:18:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000061-jij-n_ame
「爆弾」事件、政治対立助長も=トランプ氏はメディア批判―米
10/25(木) 14:39配信 時事通信
「爆弾」事件、政治対立助長も=トランプ氏はメディア批判―米
24日、不審物が届いた米CNNテレビのニューヨーク支局が入るビル前で話し合う警察官。
 【ワシントン時事】米民主党のオバマ前大統領やクリントン元国務長官ら宛てにパイプ爆弾とみられる不審物が送られた事件は、中間選挙を2週間後に控えた米政界に大きな衝撃を与えた。


 事件の背景は不明だが、米国内を覆う政治対立の根は深く、さらなる不信を招きかねない状況だ。

 「いかなる政治的暴力も民主主義への攻撃だ」。トランプ氏は24日夜に開いた支持者集会で、犯行を非難した。だが、メディアや政敵を非難してきた自らの言動には触れず、「終わりのない敵意と絶え間なく続くうその攻撃をやめる責任がメディアにある」と主張した。

 一方、民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院院内総務は共同声明で「暴力を繰り返し許容し、自らの言動で米国を分断に追いやってきた」とトランプ氏を非難した。「テロ」に対して結束するというよりは、互いに相手の非をとがめようとする空気が色濃い。

5163チバQ:2018/10/25(木) 20:19:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000008-jij-m_est
カタール、人質解放に実績=過去に身代金、「テロ支援」批判も
10/25(木) 7:06配信 時事通信
 【カイロ時事】シリアで行方不明となり、約3年4カ月ぶりに解放された安田純平さん(44)をめぐる交渉では、トルコとカタールの仲介が実を結んだ。

 特にカタールはこれまで幾度も、シリアや各地でイスラム過激派組織に拘束された外国人の解放実現に尽力。豊富な天然資源収入を元手に、多額の身代金が支払われたとされる事例もあった。ただ、テロ組織に対しても金銭支払いを辞さずに影響力を強めようとする手法は、カタールを警戒する国々から「テロ支援」と批判も受けている。

 カタールはペルシャ湾岸の人口270万人の小国だが、世界有数の石油・天然ガス産出国。日本は原油の約8%、火力発電などで使う液化天然ガス(LNG)の約17%をカタールから輸入し、経済的な結び付きも強い。

 安田さんは、シリアで反体制派の最後の拠点となった北西部イドリブ県で拘束されていたとみられる。アサド政権と対立してきたカタールは、同様のトルコと共に反体制派に強い影響力を持つ。

 シリアで国際テロ組織アルカイダ系のヌスラ戦線に拘束され、2014年8月に解放された米国人記者の場合は、カタールが身代金を支払ったとされる。米メディアによると、米国側は支払わないよう促していたが、カタールは米国との関係強化を優先して解放実現を急ぎ、要請に従わなかったという。

 15年1月に解放されたイタリア人援助関係者の際も、ヌスラ戦線との交渉を仲介。1500万ドル(現在のレートで約17億円)の身代金支払いが報じられた。シリア以外にも、戦乱が続くイエメンで12年にアルカイダ系組織に拉致されたフィンランド人らの解放を実現し、隣国オマーンと協力して身代金2000万ドル(同約22億5000万円)を拠出したとされる。

 安田さんの解放に当たり身代金のやりとりがあったかは不明だ。在英のシリア人権監視団のアブドルラフマン代表は、100万〜300万ドル(約1億1300万〜3億3800万円)の支払いがあったと主張した上で「カタールとトルコの目的は、記者の生命を守り、解放に尽力した姿勢を国際的にアピールすることだ」と分析する。しかし、サウジアラビアなどのアラブ諸国は、カタールによる身代金が「テロ組織の資金源になっている」などと一斉に反発して昨年6月にカタールと断交。締め付けを図っているものの、カタールの姿勢に変化は見られない。

5164チバQ:2018/10/25(木) 20:20:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000539-san-n_ame
民主党政治家らに相次いで爆発物 反トランプ勢力を脅迫か
10/25(木) 12:35配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】民主党のオバマ前大統領とクリントン元国務長官の自宅や、米CNNテレビで不審な小包が押収された事件で、ニューヨーク市警は24日、中身はパイプ爆弾とみられると発表した。米メディアによると、24日に他にもオバマ前政権の閣僚や連邦議員ら民主党の有力政治家に宛てた不審物が相次いで発見された。けが人などは出ていない。

 11月6日の中間選挙を前に、トランプ大統領はCNNなどの報道機関を「フェイク(偽)ニュース」と攻撃したり、野党・民主党への批判を強めたりしている。犯行声明は出ておらず動機は不明だが、いずれもトランプ氏に批判的な民主党の政治家らが標的にされており、米連邦捜査局(FBI)などは慎重に背景を調べている。

 トランプ氏は24日、ホワイトハウスでの行事で「米国には政治的な暴力行為の居場所はない」と犯行を非難。ニューヨーク市のデブラシオ市長は「明らかなテロ行為だ」と述べた。

 一連の不審物の送付事件は、22日に米著名投資家で民主党を支援するジョージ・ソロス氏のニューヨーク州郊外の自宅に届いたことから始まった。当局によると、同州郊外のクリントン氏の自宅で23日、首都ワシントンにあるオバマ氏の自宅で24日、それぞれ本人に届く前に回収。CNNニューヨーク支局に24日に届けられた不審物は、パイプ爆弾のような爆発物のほか、白い粉が入った封筒が入っていたという。宛名にはオバマ政権下で中央情報局(CIA)長官を務めたジョン・ブレナン氏の名前が記されていた。

 このほか、オバマ前政権で黒人初の司法長官を務めたホルダー氏宛てにも不審物が送られたが、送り主となっていた民主党全国委員会元委員長のワッサーマンシュルツ下院議員の南部フロリダ州の事務所に返却された。住所に誤りがあったとみられる。また、トランプ氏が「知能指数(IQ)が低い」と中傷している民主党のウォーターズ下院議員のワシントンと地元の西部カリフォルニア州の事務所に宛てた不審物も押収された。

5165チバQ:2018/10/25(木) 21:11:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000072-mai-n_ame
<爆発物郵送>「トランプ氏の政治姿勢が誘因」指摘広がる
10/25(木) 19:04配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙の投票日まで2週間を切った24日、オバマ前大統領、クリントン元国務長官の私邸や米CNNテレビのニューヨーク支局など複数の宛先に爆発物とみられる不審物が送られていたことが判明した。野党・民主党関係者を標的にしたとみられる。トランプ大統領は同日、「民主主義そのものへの攻撃だ」と犯行を非難したが、国民の「怒り」に訴え、社会の分断を助長するトランプ氏の政治姿勢が誘因となったとの指摘も広がっている。

 連邦捜査局(FBI)によると、22〜24日に送られた不審物の宛名には他に、民主党を支援する投資家ジョージ・ソロス氏らが含まれる。バイデン前副大統領も標的だったとの情報もある。ニューヨーク市警は不審物の中身を「パイプ爆弾」のようなものとしている。一連の事件で人的被害は発生していない。

 トランプ氏は24日、中西部ウィスコンシン州での演説で、「政敵の人格を否定したり、歴史上の極悪人に例えたりすることはやめよう」などと訴えた。ただ、民主党を「犯罪の党」などと呼び、CNNを「国民の敵」と非難してきたのはトランプ氏本人。中間選が終盤戦に入り、相手陣営に対する過度に敵対的な主張や暴力を肯定する発言も目立つ。18日には西部モンタナ州での集会で同州選出の共和党現職、ジアンフォルテ下院議員について「(プロレス技の)ボディースラムができる男で私の好み。タフなやつだ」と語った。ジアンフォルテ氏は昨年、記者を投げ飛ばした暴行罪で執行猶予付きの有罪判決を受けている。

 トランプ氏は、中間選で民主党が勝利すれば「暴力が支配する」とも訴えている。一方、民主党側もオバマ前政権で司法長官を務めたホルダー氏が選挙集会で「相手が低俗な手段で来るのなら蹴り飛ばせ」と発言。直後に「暴力を助長したわけではない」と釈明したが、共和党から批判を浴びた。ホルダー氏は今回の不審物送付の標的となった。

 両党間で過熱する攻撃の応酬は無党派層の政治不信を招くとの指摘もある。ワシントン・ポスト紙は論説記事で「政敵に暴力が使われる社会は、民主主義でなく専制政治だ」と批判している。

5166チバQ:2018/10/25(木) 21:11:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-35127593-cnn-int
米大統領首席補佐官がつかみ合いのけんか、ホワイトハウスで
10/25(木) 19:00配信 CNN.co.jp
米大統領首席補佐官がつかみ合いのけんか、ホワイトハウスで
つかみ合いのけんかをしたと報じられたケリー氏(左)とルワンドウスキ氏
ワシントン(CNN) ケリー米大統領主席補佐官が今年2月、ホワイトハウス内で2016年の米大統領選でトランプ大統領の選挙対策本部長を務めたコーリー・ルワンドウスキ氏と取っ組み合いのけんかを演じていたことが25日までにわかった。

けんかの経緯に通じている2人の消息筋がCNNに確認した。この衝突を最初に報じた米紙ニューヨーク・タイムズによると、補佐官らはトランプ大統領の部屋に居て、大統領が電話を受けるため共に退室した際に口論が発生。ケリー氏がルワンドウスキ氏をホワイトハウス内から追い出すよう部下に指示したことが原因だった。

ルワンドウスキ氏が声を荒げる一方、ケリー氏はルワンドウスキ氏の襟首をつかんで体を壁に押し付ける振る舞いに出たという。ルワンドウスキ氏は反撃するような行動は示さなかった。

同紙によると、2人の確執はトランプ氏再選のための政治行動委員会と契約したルワンドウスキ氏が巨額の報酬を得ていることへのケリー氏の反発が一因。また、ルワンドウスキ氏がテレビ番組で家庭内暴力を理由にホワイトハウスを去った元職員に対するケリー氏の対応策を批判したこともあつれきの材料となった。

今回のけんかには大統領警護隊(シークレットサービス)要員が介入していたが、2人は問題を荒立てないことで合意したという。

軍人出身のケリー補佐官は昨年7月に就任。当初は混乱続きだったトランプ政権内を落ち着かせる人事との評価があった。ただ、最近は短気な性格を露呈する場面が表面化してもいた。今後、首席補佐官の職務にどれほど留まられるかとの臆測も流れている。

5167チバQ:2018/10/26(金) 20:56:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00000059-jij-n_ame
トランプ支持「間違っていた」=性転換した五輪金メダリスト
10/26(金) 12:20配信 時事通信
 【ロサンゼルスAFP時事】モントリオール五輪(1976年)の陸上男子十種競技金メダリストで、数年前に女性へ性転換したことで知られる「トランスジェンダー」活動家ケイトリン・ジェンナーさん(68)は25日、米紙ワシントン・ポストに寄稿し、トランプ米大統領を支持してきたことを「間違っていた」と告白した。

 
 2016年の大統領選挙戦中、トランプ氏は「LGBT(性的少数者)」に「Q(クエスチョニング=迷っている人)」を加えたLGBTQの人々のために「立ち上がる」と言って拍手を浴びていたとジェンナーさんは指摘。しかし「今の現実は、あの大統領からトランスジェンダーは絶えず攻撃されている」と訴えた。

5168とはずがたり:2018/10/26(金) 22:33:59
トランプ大統領の私用携帯電話 中国が盗聴 米紙が報道
2018年10月25日 10時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011684941000.html
アメリカの有力紙は、トランプ大統領が側近の忠告を無視して私用の携帯電話で友人との会話を続け、その内容が中国に盗聴されていると伝えました。

アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの電子版は24日、複数の政府関係者の話として、トランプ大統領が私用の携帯電話で会話している内容が中国に盗聴されていると伝えました。

それによりますと、トランプ大統領は、盗聴への対策が施されたホワイトハウスの執務室の固定電話を使うように求める側近の忠告を無視し、私用の携帯電話で頻繁にFOXニュースの司会者など親しい友人と会話を続けているということです。

またアメリカの情報機関がまとめた報告書の内容として、中国は盗聴した会話から、トランプ大統領が誰のどんな話に耳を傾けるのかを分析したうえで、その人物に対するロビー活動などを通じて、貿易問題でこれ以上、中国に厳しい姿勢を取らないよう働きかけていると伝えています。

トランプ大統領はおととしの大統領選挙で、民主党のクリントン氏が国務長官在任中に私用のメールアドレスを使っていたとして情報管理体制の不備を厳しく追及していただけに、今後批判が高まることも予想されます。

5169チバQ:2018/10/28(日) 15:27:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000045-jij-n_ame
共和党支える福音派=8割支持も「反トランプ」の動き―米中間選
10/28(日) 15:08配信 時事通信
 11月6日投開票の米中間選挙で、苦戦する与党の共和党を支えるのがキリスト教福音派だ。

 人工中絶反対など保守的な価値観や親イスラエルで知られ、トランプ大統領による在イスラエル米大使館のエルサレム移転は、福音派への配慮とされた。だがトランプ氏の強硬な不法移民政策などに反発し、「議会の共和党優勢を覆そう」と訴える福音派グループも現れた。

 ◇人格よりも保守的政策重視
 「投票に行こう。この中間選挙は(米国の)転換点になる」。南部テキサス州ヒューストンにある福音派のメガチャーチ(巨大教会)で21日行われた日曜礼拝で、エド・ヤング牧師(82)がこう訴えると、約5000席の会場を埋めた信者から一斉に拍手が響き渡った。

 福音派とは、聖書の記述を文字通り信じる熱心なプロテスタント信者だ。米国の全人口の約25%を占め、白人福音派の8割が2016年の大統領選でトランプ氏に投票した。モラルを重視する人々が、不倫疑惑の続出するトランプ氏を支持した理由は、人工中絶や同性婚などに消極的な立場を取る保守派の連邦最高裁判事指名を期待してのことだったとされる。

 トランプ氏は実際、ブレット・カバノー氏ら2人の保守派判事を指名して期待に応えた。礼拝に参加した男性弁護士(62)は「(キリスト教徒にとって)すべての人は罪人であり、完璧な人も完璧な大統領もいない」とトランプ氏の人格などは意に介さない。

 地元ライス大のマーク・ジョーンズ教授によると、政治色を強める福音派教会が、信者に投票を呼び掛けることで共和党候補への投票率向上に一役買っている。ヤング牧師は22日にヒューストンで行われたトランプ氏出席の選挙集会で「神の下で共和国であり続けるのか、それとも神のいない社会主義に向かうのか」と、暗に民主党への懸念をあおり、民主党候補の猛追を受ける共和党クルーズ上院議員を側面支援した。

 ◇草の根でトランプ氏批判
 一方で、福音派の中からも、メキシコ国境での不法移民親子の分断につながったトランプ政権の移民政策などをキリスト教の理念に反すると批判する草の根の声も上がり始めた。

 「(トランプ氏によって)道徳の羅針盤は壊れてしまった。民主主義は危機にひんしている」。21日夕方、ヒューストンの閑静な住宅街にある教会で始まったトランプ氏に批判的な福音派の野外集会では、ゴスペルやキーボードの弾き語りを間にはさみ、福音派の牧師や民主党系の候補らが次々に、トランプ政治への危機感を訴えていた。

5170チバQ:2018/10/28(日) 15:29:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000509-san-musi
米中間選、音楽界の大物2人が場外戦 民主テイラー・スウィフトvs共和カニエ・ウエスト
10/28(日) 11:00配信 産経新聞
 米トランプ政権に対する審判となる中間選挙が近づき、各地で共和、民主両党の候補者による戦いがヒートアップする中、音楽界でも大物2人が選挙をめぐって「場外戦」を演じて注目を集めている。人気女性歌手のテイラー・スウィフトさん(28)が民主党支持を表明し、投票を呼びかけると有権者登録が急増。一方、黒人大物ラッパーのカニエ・ウエストさん(41)はホワイトハウスにトランプ氏を訪問し、抱擁を交わした。2人の「助っ人」は、選挙結果にどんな影響をもたらすのか?

■「とにかく投票を」

 「以前は政治的意見を公にするのは嫌だったけど、(トランプ政権となった)過去2年間に私の人生や世界で起きたことを振り返ると、それってやっぱり違うって感じている」

 7日、写真共有アプリ「インスタグラム」でこう表明したスウィフトさん。それまでの政治的沈黙を破る宣言だった。

 「この国には有色人種に対する組織的な人種差別が広く浸透し、恐ろしく吐き気がする」とつづり、共和党の上院選候補が女性や性的少数者の権利向上に逆行する政治スタンスだと批判。さらに、「すべてのことに百%賛成できる候補や党は見つけられないかもしれないけど、とにかく投票はしなくちゃ」と訴えた。

 米芸能誌ハリウッド・リポーター(電子版)によると、この投稿から48時間で約24万人が有権者登録をしたといい、1億1200万人のフォロワーを持つスウィフトさんの影響力を再認識させた形だ。

 保守派に人気のあるカントリー音楽出身のスウィフトさんは、これまで政治的な発言を避けてきた。その姿勢を一転させたのは、トランプ氏が初当選した2016年の大統領選で支持候補を明確にしなかったことが、トランプ氏支持と受け止められたことがあるとみられている。

 発言はおおむね好意的に受けとめられたが、スウィフトさんを「アーリア人の女神」と呼ぶ白人至上主義者のファンからは批判が上がっている。米誌ローリングストーン(電子版)によると、ある交流サイトでは白人至上主義者とみられる参加者から、「ゴーストライターが書いた物のようだ」「彼女は白人至上主義者とみられたくなかったのだ。金をもらって書いたのだろう」「もう僕らの女の子ではなくなった」といった書き込みがあったという。

 実は当のトランプ氏もスウィフトさんの長年のファン。冗談めかして「彼女の音楽が25%好きではなくなったな」と語った。

■トランプ氏をハグ

 一方、ホワイトハウスに招かれたウエストさんは、「米国を再び偉大にする」というトランプ氏のスローガン入りの赤い帽子をかぶって登場。大統領執務室で約10分間にわたって社会問題について熱弁をふるい、いつもは持論をぶつトランプ氏は聞き役に終始した。

 トランプ氏が「彼はいつでも好きなときに私のことを代弁してくれる。頭の切れる奴だよ」と持ち上げると、ウエストさんはトランプ氏をハグして「この男が大好きだ」と、報道陣に親密ぶりを見せつけた。

 ウエストさんは「トランプ大統領は兄弟だ」と言い切るほどの「トランプ派」だが、過去の政治的スタンスは一定していない。

 米紙USAトゥデー(電子版)などによると、かつては「リベラル寄りの熱血漢」。05年に米国を襲ったハリケーン・カトリーナによる被害をめぐり、当時の息子ブッシュ大統領を「黒人のことを気に掛けていない」と批判したほか、民主党候補に献金したことがあるという。

 ところが今年に入ってからは「米国の奴隷制は選択だった」と主張したほか、最近は人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演して「差別のことを憂えているなら、とっくの昔に米国を脱出しているよ」と発言。物議を醸し続けている。

 スウィフトさんとウエストさんは、10年近くにわたって不和が取り沙汰されてきた間柄でもある。10日付の米紙ロサンゼルス・タイムズが「ウエストとスウィフトの不和は政治的なものに」との見出しで取り上げるなど、一般メディアの関心も高い。2人の支持はどれだけ両党の得票に結びつくのか。そうした分析は出ないだろうが…。(ロサンゼルス 住井亨介)

5171チバQ:2018/10/28(日) 15:32:02

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102800015&g=int

礼拝所で乱射、11人死亡=ユダヤ教徒狙い「突入」-投降の男、憎悪犯罪で訴追・米


米ペンシルベニア州のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で27日に起きた銃撃事件のロバート・バウアーズ容疑者(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で27日午前(日本時間同日深夜)、銃撃事件があり、11人が死亡し、警察官4人を含む6人が負傷した。米メディアによると、容疑者の男は礼拝中に押し入って「すべてのユダヤ人は死ね」と叫びながら、殺傷力の高い半自動小銃を乱射したという。容疑者は逮捕・訴追された。


 トランプ大統領は27日、インディアナ州での会合で「これは反ユダヤ主義に基づく犯行だ」と非難した。セッションズ司法長官は「すべての国民は安全に祈りをささげる権利がある。わが国の価値観に全く相いれない犯罪だ」との声明を発表した。
 男は白人のロバート・バウアーズ容疑者(46)で、駆け付けた警官らと銃撃戦を繰り広げた後に投降、拘束された。同容疑者は襲撃直前、インターネット交流サイト(SNS)に「(ユダヤ系難民保護団体が)侵略者を招き入れ、われわれを殺している。黙って虐殺を見過ごすことはできない。突入する」と投稿していた。


27日、乱射事件が起きた米ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)付近で警戒に当たる警官(AFP時事)

 連邦検察当局は27日夜、人種的・宗教的偏見に基づくヘイトクライム(憎悪犯罪)や銃犯罪など29件の罪でバウアーズ容疑者を訴追した。米連邦捜査局(FBI)などは、容疑者の自宅や車などを捜索し、詳しい動機を調べている。
 事件は午前10時ごろ発生。礼拝所ではユダヤ教の安息日の儀式が行われ、高齢者を中心に約100人の信者が集まっていた。入り口は自由に出入りできる状態で、バウアーズ容疑者は半自動小銃1丁と拳銃3丁を持って侵入。捜査当局は単独犯とみている。現場からは爆発物などは見つかっていない。市幹部は「今まで見た中でも恐ろしく最悪な現場だった」と語った。
 米メディアによると、バウアーズ容疑者が使用した半自動小銃は「AR15」。今年2月にフロリダ州の高校で17人が犠牲となった銃乱射事件でも使われ、米小売業界では販売中止の動きが広がっていた。
 現場はピッツバーグ中心部に近い住宅地で、昔からユダヤ系住民が多く住んでいる。事件発生後、警察は周辺を封鎖し、住民に屋内に避難するよう呼び掛けた。(2018/10/28-15:10)

5172チバQ:2018/10/28(日) 15:32:16


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000021-jij-n_ame
分断社会、相次ぐ事件=トランプ氏に批判も―米銃乱射事件
10/28(日) 8:56配信 時事通信
 【ニューヨーク、ワシントン時事】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で起きた27日の銃乱射事件。

 捜査当局はユダヤ教徒を狙った憎悪犯罪(ヘイトクライム)とみて、捜査を進めている。社会の二極化が進む米国では人種や宗教、政治などを背景とする事件が相次ぐ。トランプ米大統領による差別的な発言が二極化加速の一因との批判もある。

 「すべてのユダヤ人は死ね」。報道によると、逮捕されたロバート・バウアーズ容疑者(46)は犯行時、こう叫び、銃を乱射した。容疑者は極右系が使っているソーシャルメディアで、ユダヤ人が「悪」のイスラム教徒を米国に連れてきているという反ユダヤ主義の陰謀論を主張。トランプ氏に批判的な投稿もあった。

 連邦捜査局(FBI)の2016年の統計によると、憎悪犯罪事件の背景は人種問題が半数以上を占め、宗教は約2割。ケンタッキー州のスーパーマーケットでは24日にも黒人2人が白人に撃たれる事件があった。一方、米メディアが伝えたユダヤ系団体の集計では、反ユダヤ主義を背景とする事件は17年に前年比57%増加している。

 トランプ氏は事件を受け、インディアナ州でのイベントで、特定の宗教への憎悪犯罪に団結して反対するよう国民に呼び掛けた。また、記者団に、銃撃事件の再発防止へ「死刑執行の規則を厳格化すべきだ」と強硬姿勢も示した。長女イバンカさんとその夫クシュナー氏がいずれもユダヤ教徒で、トランプ氏は反ユダヤ主義の台頭に警戒を強めているもようだ。

 トランプ政権発足以前から米社会の二極化は進んでいた。しかし、一部イスラム圏の国民の入国禁止など、差別的な姿勢が目立つ中、公民権運動団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」は、トランプ氏の排外主義的な言葉や人種差別的な政策と憎悪犯罪の増加には「直接の関係がある」と批判している。

 一方、今回の事件を受け、再び銃規制を求める声が強まる可能性もある。これに対し、トランプ氏は事件と規制は「無関係」だと一蹴。「礼拝所に何らかの(武装などの)防御があれば、状況は全く違っていたかもしれない」と述べ、11月6日の中間選挙を控え、銃規制問題が再燃することに警戒感を示した。

5173チバQ:2018/10/28(日) 15:34:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000074-mai-n_ame
<米爆発物>民主中傷を度々投稿 容疑者、トランプ氏支持
10/27(土) 21:38配信 毎日新聞
<米爆発物>民主中傷を度々投稿 容疑者、トランプ氏支持
連邦捜査局(FBI)の施設から移送されるシーザー・セヨク容疑者(中央手前から2人目)をとらえた地元テレビの映像=フロリダ州ミラマーで26日、AP
 【ワシントン鈴木一生】米国の野党・民主党の有力政治家らに爆弾とみられる不審物が相次いで送られた事件で、米司法当局は26日、南部フロリダ州に住むシーザー・セヨク容疑者(56)を逮捕した。セヨク容疑者は熱狂的なトランプ米大統領の支持者で、政敵を激しい口調で批判するトランプ氏の手法が事件の誘因との見方もある。トランプ氏はセヨク容疑者について「私のことを他の人よりも好んでいたと聞いた」と述べつつ、「私には全く責任がない」と指摘した。

 米メディアによるとセヨク容疑者は、ツイッターなどにトランプ氏への支持や民主党に対する中傷を度々投稿。容疑者が寝起きしていたとみられる車には大量のトランプ氏やペンス副大統領の写真が貼られていた。また、過去にもフロリダ州の企業に対し爆弾を用いた脅迫事件を起こし、逮捕されたことがあるという。

 トランプ氏は26日、ホワイトハウスで記者団に対し、「(11月の中間選挙に向けて)与党・共和党は勢いがあったのに、話題が全てこの事件になってしまった。これからまた勢いを取り戻す」などと事件が選挙に与える影響を懸念した。

 連邦捜査局(FBI)によると、不審物はプラスチックのパイプに火薬やガラスを詰めた簡易な手製爆弾だった。

5174チバQ:2018/10/30(火) 17:54:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102900767&g=use
民主擁立「当選なら史上初」候補も=イスラム・黒人女性・性転換者-米中間選挙
同性婚 知事選 ケニア


米民主党から先住民女性初の連邦議会議員を目指すデブ・ハーランド候補=9月30日、ニューメキシコ州アルバカーキ(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月6日投票の米中間選挙では、下院(定数435)全議席と上院(同100)35議席のほか、全50州のうち36州で知事選が行われる。いずれも当選者1人の小選挙区制のため、社会的少数派が進出しづらいとも言われるが、上下両院の多数派奪還を目指す民主党は今回「当選すれば米史上初」という少数派候補を積極的に擁立している。
 下院のミシガン州13区で民主党から出馬したラシダ・タリーブ候補は、パレスチナ移民の娘。同選挙区には有力な対抗馬がおらず、イスラム教徒女性初の連邦議会議員となることが有力視されている。
 米メディアに「パレスチナから出て行かないという理由で、祖父は銃撃されたと聞いた」と話すタリーブ氏。2016年の大統領選では、トランプ大統領(当時は候補)の集会に乗り込んで強烈なやじを飛ばし、会場から追い出された「武闘派」でもある。
 下院のミネソタ州5区に民主党から挑むイルハン・オマル候補も、イスラム教徒の女性。8歳で内戦の祖国ソマリアから脱出し、ケニアの難民キャンプを経て渡米した苦労人だ。


米ジョージア州知事選に民主党から出馬するステイシー・エイブラムズ候補=7月27日、アトランタ(EPA時事)

 下院のニューメキシコ州1区のデブ・ハーランド候補とカンザス州3区のシャリス・デービッズ候補は、ともに民主党から先住民女性初の連邦議会議員を目指す。ハーランド候補は予備選の勝利演説で「トランプ大統領と富裕層は、私の勝利を警告射撃と受け止めよ」と気勢を上げた。
 ジョージア州知事選に出馬する民主党のステイシー・エイブラムズ候補は、初の黒人女性知事を目指す。下院議員からコロラド州知事への転身に挑む民主党のジャレド・ポリス候補は、当選すれば初めて男性同性愛者と公言した知事となる。
 バーモント州では、男性として生まれ15年に「女性」となった民主党のクリスティーン・ハルクィスト候補が、知事選で主要政党初となる、心と体の性が一致しないトランスジェンダー候補として注目を集めている。電力会社を経営した経験から、エネルギー問題や地球温暖化防止を公約に掲げるが、共和党現職相手に厳しい戦いが見込まれている。(2018/10/29-15:07)

5175チバQ:2018/10/31(水) 18:34:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103100208&g=use
トランプ氏、「出生地主義」廃止の方針=大統領令で憲法規定変更

30日、ワシントンのホワイトハウスで手を振るトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日に抜粋が掲載された米メディア「アクシオス」のインタビューで、米国で生まれた子へ自動的に国籍を付与する現行制度について、大統領令で廃止する意向を表明した。国籍認定で「出生地主義」を採用してきた米国の大きな方針転換となるが、憲法に基づく制度を大統領権限で廃止できるか、疑問視する声も上がっている。

トランプ支持「間違っていた」=性転換した五輪金メダリスト

 トランプ氏はインタビューで「入国して出産すれば子に国籍を与えるような国は、世界で米国だけだ」と主張。「ばかげている。終わらせなければならない」と述べた。トランプ氏と近い共和党のグラム上院議員は、大統領の主張に沿った法整備を目指す方針を表明した。
 トランプ氏の発言は、投票まで1週間に迫った中間選挙をにらみ、急増する中南米からの不法移民への強硬姿勢を支持層にアピールするのが狙いとみられる。同氏はこれまでも、永住権(グリーンカード)発給の見直しを打ち出すなど、途上国などからの移民に厳しく臨む方針を示してきた。
 米憲法修正14条は「米国およびその管轄地で生まれたか帰化した者は、すべて米市民権を有する」と規定している。市民団体「全米市民自由連合」(ACLU)はトランプ氏の主張を「反移民感情をあおるもので、あからさまな憲法違反だ」と批判。「大統領令で憲法(の条項)を消し去ることはできない」と反発した。(2018/10/31-06:26)

5176チバQ:2018/10/31(水) 18:35:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103100758&g=use
トランプ米大統領、中米移民に厳しい姿勢=中間選挙へ保守層にアピール

中米ホンジュラスなどから米国に向かう「キャラバン」と呼ばれる大規模集団=30日、メキシコ南部オアハカ州(AFP時事)

 【ワシントン時事】中米諸国からの不法移民の集団が大挙して米入国を目指す中、トランプ米大統領が移民政策で厳しい姿勢を相次いで打ち出した。メキシコ国境への壁建設など、もともと排外的傾向の強いトランプ氏だが、来週に投票が迫った中間選挙をにらみ、支持基盤の保守層にアピールする狙いがあるのは明らかだ。
 「わが国への侵略だ。軍が待ち構えている」。トランプ氏は29日のツイッターで、中米ホンジュラスなどから米国に向かう「キャラバン」と呼ばれる大規模集団に警告を発した。キャラバンに「大勢のギャング団メンバーに加え、何人もの極悪人が紛れ込んでいる」とも主張した。
 トランプ氏の指示を受け、米軍部隊の5200人超が週内にメキシコ国境へ展開する。北米を管轄する北方軍のオショーネシー司令官は30日、記者団に対し、さらなる部隊派遣もあり得ると説明した。ただ、軍による非戦闘員への実力行使が禁じられているため、派遣部隊は不法越境者の拘束には直接携わらないという。
 さらにトランプ氏は、30日に一部公表された米メディア「アクシオス」のインタビューで、米国内で生まれた子へ自動的に米国籍を付与する現行制度を「ばかげている。終わらせなければならない」と批判。大統領令で廃止する意向を表明した。国籍認定で「出生地主義」を採用してきた米国の従来方針を転換するものだ。
 ただ、出生地主義は憲法修正14条の規定に基づくもので、大統領権限で変更可能か疑問視する声も強い。ペンス副大統領は米メディアに、憲法規定を尊重するとしつつ「(米国籍付与が)不法入国者にも適用されるか、修正14条は明記していない」と述べ、「解釈改憲」は不可能でないという考えを示した。(2018/10/31-14:33)

5177チバQ:2018/11/01(木) 11:50:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000086-mai-n_ame
<米中間選挙>移民増え、接戦に 富裕層多い加州48区
10/31(水) 20:09配信 毎日新聞
 ロサンゼルスの南東の海岸沿いに広がるカリフォルニア州オレンジ郡。白人の富裕層が住む地域として知られ、共和党の地盤と考えられてきた。ここで15期にわたり下院議員を務めてきたのがレーガン元大統領のスピーチライターだった共和党のダナ・ローラバッカー氏(71)だ。

 ところが、今回の中間選挙では、民主党新人の実業家、ハーレイ・ルーダ氏(56)と互角の戦いとなっている。

 「今回は激戦だ。左派が宣戦布告し、政治の方向を変えようとしている」。電話で投票を呼びかけるボランティアの激励のため選挙区の共和党事務所を訪れたローラバッカー氏はそう語った。「以前は支持者に手紙を送れば済んだが、これほど熱心に地元で選挙運動をするのは初出馬以来だ」と言う。最も重視するのは移民問題だ。今では選挙区の人口の4分の1は外国生まれだが、不法移民に強硬な姿勢を貫いている。

 選挙ボランティアでインテリアデザイナーのレネット・クローンさん(55)は「私たちは以前にも増して燃え上がっている。移民は法的手続きを踏んで入国すべきで、対策強化は当然だ」と強調した。

 一方のルーダ氏のボランティア集合場所の公園には、接戦と聞き付けて選挙区外からも応援者が駆けつけていた。

 「皆さんどこから来ましたか?」。投票を呼びかける戸別訪問のボランティア約40人にルーダ氏が尋ねると「LA(ロサンゼルス)」「パサデナ」などと約4分の1が選挙区外から来たと答えた。

 5カ月の娘を背負ったメリッサ・ヘンリーさん(33)は環境コンサルタント。夫はアルゼンチン系移民だ。選挙区外に住むが「人種差別主義者で地球温暖化も信じないトランプ大統領には反対。自分の選挙区は民主党候補が安泰なので激戦区の応援に来た」と語った。

 ロサンゼルス・タイムズ紙の政治担当、クリスティン・マイデューク記者(32)は下院カリフォルニア州48区について「かつては強固な共和党の地盤だったが、今は中南米系やアジア系ら移民が増えてきた。激戦になった背景には人口動態の変化がある」と語る。

 カリフォルニア公共政策研究所(PPIC)によると、1980年の州の人種構成は白人66.8%、中南米系19.3%だったが、2015年には中南米系が白人を上回った。今後さらに白人の割合は減ると予測されている。マイノリティー(人種的少数派)の政治的影響力が拡大していくのは確実で、反移民政策は長期的には得策ではないとみられている。

 ところが、今回の選挙においては、移民に寛容な民主党の反発よりも、不法移民の取り締まり強化を掲げるトランプ政権を支持する共和党支持者の盛り上がりが目立っている。

 投票率の低い中間選挙では社会のどういう層が実際に投票するかが勝敗を決めると言われる。幅広い有権者の支持を求めるのではなく、不法移民への強硬姿勢で支持基盤を固め、接戦を制しようという共和党。民主党はそれに対抗する有効な戦略を打ち出せていない。【オレンジ郡(米西部カリフォルニア州)長野宏美】

 ◇下院議員候補(カリフォルニア州48区)

ダナ・ローラバッカー 71 共和 下院議員

ハーレイ・ルーダ  56 民主 実業家

5178チバQ:2018/11/01(木) 15:50:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLBH45KSLBHUHBI016.html
「トランプ離れ」ひたひた 激戦区、党名隠す候補者も
14:06朝日新聞

「トランプ離れ」ひたひた 激戦区、党名隠す候補者も

民主党候補アンディ・キム氏の応援に集まった支持者=8日、ニュージャージー州、金成隆一撮影

(朝日新聞)

 「女性と医療を軽視するトランプに危機感を覚え、初めて戸別訪問に参加した。政治には無関心だったので夫も驚いている」

 米ニュージャージー州の下院第3選挙区内に住む元大学病院の専門職ダイアン・ハーディーさん(72)は、11月6日にある中間選挙に向け、投票を呼びかけるTシャツを着て1日に80軒を訪ねる。「玄関先で『私も投票する』と言ってもらえると、変化を起こせていると実感する」と笑顔を見せた。

 2年前の大統領選で「あり得ない」と思っていたトランプ氏当選にショックを受け、自宅で寝込んだ。

 ところがトランプ政権下で、既往症のある人の保険加入や、女性が妊娠中絶を選ぶことが難しくなる恐れが出てきて「ふさぎ込んでいる場合ではない」と動き始めた。選挙運動の仲間には似た思いの女性が多い。

 同区は大都市フィラデルフィアの通勤圏。民主党のオバマ氏が2008、12年と連勝し、2年前は共和党のトランプ氏が勝った。典型的な「スイング(揺れる)選挙区」だ。

■攻勢をかける民主党

 家計所得の中央値は約8万2千ドル(約924万円)で全米の約5万5千ドルを上回る。大卒以上の割合34%も全米平均(30%)より高い。人口の8割超が白人だ。医療や年金、教育を重視する傾向が強く、トランプ氏の言動を不愉快に感じ始めている。下院で23議席を共和党から奪い返せば民主党が過半数を握るという情勢下、民主党は、この郊外選挙区を重点に定めた。

 3期目をめざす共和党の現職トム・マッカーサー氏に、オバマ前政権の国家安全保障顧問で民主党新人のアンディ・キム氏が挑む。キム氏はローズ奨学生として英オックスフォード大で学んだ韓国系米国人。

 8日、キム氏の集会が開かれたビール工房は支持者であふれ返った。キム氏が「万人に医療を手にする権利がある!」と叫ぶと歓声が沸き上がる。手厚い社会保障政策を訴え、トランプ氏から離れつつある穏健な保守層の取り込みを図る。

 会場にはゲストが送り込まれていた。2年前にクリントン氏を大統領候補に指名した民主党大会で、「トランプよ、米国憲法を読んだことがあるか?」と演説したイスラム教徒のキズル・カーン氏。04年にイラクで仲間の米兵を自爆テロから守ろうとして戦死したフマユン大尉の父だ。キズル氏も「医療を守るためアンディを議会へ」と訴えた。

 2年前の選挙で共和党候補に一票を投じたローレル・スミスさん(58)は「今回はアンディに投票する」と話す。難病の息子を育てる。車いすを福祉団体に寄付したというマッカーサー氏を支持していたが、同氏がオバマケア廃止に熱心に動いたと知り、民主党に移ることを決めた。

■防戦の共和党「トランプ隠し」

 同選挙区からデラウェア川を越えるとペンシルベニア州の下院第1選挙区だ。郊外型住宅街の代名詞、レビットタウンがある。共和党の現職ブライアン・フィッツパトリック氏が町中に掲げるプラカードには「共和党」の文字がなく、「無党派」とアピールする。

 トランプ氏が昨夏、白人至上主義者を擁護するような発言をしたため、有権者から厳しく追及された。フィッツパトリック氏は「迷うことなく悪事と呼ばなければならない」と応じるしかなかった。穏健な保守層をつなぎとめるため、「トランプ隠し」の選挙戦を強いられている。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの5月公表の調査によると、選挙登録した有権者のうち、都市部では「民主党支持」「民主党寄り」と答えた人が計62%にのぼり、「共和党支持」「共和党寄り」計31%の2倍。一方、地方では「共和党支持」「共和党寄り」と答えた人が計54%で「民主党支持」「民主党寄り」の計38%を上回った。

 90年代末から都市部で民主党の、2009年ごろから地方で共和党の優位が強まり、その傾向を転換させるのは難しい。激戦区は、都市部と地方の中間にある郊外に集中する。

5180とはずがたり:2018/11/03(土) 20:51:57
「オバマ再来」民主に新星 分断あおらぬ演説、聴衆熱狂
https://www.asahi.com/articles/ASLBR3FDCLBRUHBI011.html
テキサス州ヒューストン=土佐茂生2018年11月2日11時38分


 11月6日に実施される米国の中間選挙を前に、与党・共和党が圧倒的な強さを誇る南部テキサス州の上院選で異変が起きている。与党現職の大物テッド・クルーズ氏(47)を、野党・民主党新人のベト・オルーク下院議員(46)が激しく追いかけている。広大なテキサス州を車で回り、SNSを駆使し、演説では分断をあおらず聴衆を熱狂させる。民主党支持層は「未来のオバマ」と期待し始めた。(テキサス州ヒューストン=土佐茂生)

 「ベトに期待してるわ」

 9月13日、オハイオ州クリーブランド。オバマ前大統領が民主党への応援演説をした会場で、「2020年の次の大統領選でトランプ大統領と戦う民主党の候補は誰だと思う?」と尋ね歩いたところ、20代の女性がそう強調した。

11月6日へ、世界で動き 米中間選挙の特集はこちら
 ベトって誰だ?

 「テキサスで上院選に立候補しているベト・オルークよ。すごい人気なの」

写真・図版
オバマ前大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影

 オバマ氏はこの日、与野党の垣根を越えて共有する価値観を尊重し、話し合いで物事を決める民主主義の土台を守るように訴えた。女性はオバマ氏の演説に「希望を感じた」と高揚していた。同じような希望をベトに見いだしたのか?

 「その通りよ。ベトは未来のオバマなの」

 民主党の新星ベト・オルークとはいったいどんな人物なのか。

学生時代はパンクバンドでギターを奏で、スケボーも得意という米民主党の新星ベト・オルーク氏(46)。急速に支持を広げ、わずか3カ月で上院選史上最高となる43億円の選挙資金を集めました。「未来のオバマ」と支持者が熱狂する理由は何か。どんな人物か。選挙運動の現場を追いました。

■ネット動画で一…

5183 チバQ:2018/11/03(土) 22:22:46
トンプソン氏は企業献金を拒否し、国民皆保険やマリフアナ合法化などリベラルな政策を掲げる。7月には民主党左派の2大スター、サンダース上院議員とオカシオコルテス下院議員候補が応援に駆けつけ、約4千人を集めた。
共和党側はトンプソン氏を「過激な社会主義者」と攻撃するが、トンプソン氏は「労働者のための政策は右でも左でもないはず」と反論。「民主党は企業献金に頼るあまりに『労働者の党』の原点から離れてしまった。民主党が生き残るには、労働者の味方に回帰するしかない」と強調する。
2016年の大統領選では、主に中西部の白人労働者票がトランプ氏当選の原動力になった。労働者票の奪回は民主党にとって今回の中間選挙の大きな課題の1つだ。各地でトンプソン氏のように「ブルーカラーの代表」を名乗る民主党候補が立候補している。
中西部ウィスコンシン州では、退役軍人で鉄鋼労働者のランディ・ブライス氏(53)が引退する共和党のライアン下院議長の議席を狙う。国民皆保険などの政策を掲げ、サンダース氏の支持を受ける。南部ウェストバージニア州でも多数の勲章を受けた退役軍人のリチャード・オジェダ氏(48)が「新しい民主党の顔」を看板に善戦している。
ただ、労働者層の支持を取り戻すために、国民皆保険などのリベラルな政策を目指すのか、より中道の政策を目指すのか、民主党の軸足は定まらない。中間選挙での有権者の審判が1つの試金石となりそうだ。
(ワシントン=長沼亜紀、芦塚智子)

5184 チバQ:2018/11/03(土) 22:29:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3195718?act=all
米中間選挙、下院で民主勝利の見通し 上院は共和が死守か 世論調査

2018年11月2日 5:16 発信地:ワシントンD.C./米国 [��米国��北米��]

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【11月2日 AFP】米中間選挙が来週6日に迫り、選挙戦が最終盤を迎えている。多くの選挙区で接戦が見込まれ予測は困難だが、大半の世論調査では民主党が下院を制する一方、共和党が上院の過半数を死守すると見込まれている。
 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は上下両院で与党共和党の過半数維持を目指し、過激な言動で選挙活動を精力的に進めている。
 6日の選挙では下院全435議席が改選される。一方上院は100議席中35議席の改選となる。また36州では知事選も行われる。2010年の選挙で下院の議席数が過半数を割り込んだ民主党が中間選挙で下院を制するには、23の議席の純増が必要となる。
 下院民主党トップのナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)院内総務は今週、民主党が下院で勝利するとの見方を大胆にも明らかにした。CBSテレビのトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)」に出演し、「民主党は下院を制するだろう」と述べ、上院でも民主党が勝利するとの予想を示した。
 選挙予測サイト「ファイブサーティーエイト(538、FiveThirtyEight.com)」によると、民主党が過半数を制する確率は下院で85%だが、上院ではわずか15%となっている。(c)AFP/Chris Lefkow and Elodie Cuzin

5185 チバQ:2018/11/04(日) 14:09:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181104k0000m030072000c.html
女性候補、史上最多 差別的トランプ氏に反発

11月03日 22:47��

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黒人女性初の州知事を目指すステイシー・エイブラムズ氏(左)と、選挙集会の応援に駆けつけたオプラ・ウィンフリー氏=米南部ジョージア州アトランタ近郊で2018年11月1日、AP
(毎日新聞)

 【ロサンゼルス長野宏美】6日投開票の米中間選挙では、上下両院と州知事選にいずれも史上最多の女性候補が出馬している。この中には性的少数者(LGBTなど)や先住民らも含まれ、それぞれ「米史上初」の当選を目指す。トランプ大統領の差別的な言動に反発し、女性や少数派の権利が後退することへの懸念が多様な候補の出馬に反映されている。
 ◇イスラム教徒、先住民も出馬
 南部ジョージア州知事選ではステイシー・エイブラムズ候補(民主党)が黒人女性初の知事の座を狙い、共和党の白人男性候補と激戦を繰り広げている。2020年の次期大統領選への出馬待望論がある黒人女性の人気司会者、オプラ・ウィンフリーさんも1日、アトランタ近郊の集会に応援に駆けつけ、「歴史を作る絶好の機会だ」と訴えた。
 今回は上院(定数100)の35議席、下院(同435)の全議席、全50州のうち36州の知事選が改選される。現在の女性の割合は上院が23%、下院は19・3%、知事は12%だ。
 ラトガース大学「米国女性と政治センター」の調査では、今回の女性候補は上院選が22人、下院選が235人。このうち8割は野党・民主党が擁立した。女性候補が増えた背景には、トランプ氏の女性蔑視的な発言に加え、反セクハラ運動「#MeToo」があるとみられる。
 一方、米紙ニューヨーク・タイムズによると、上下両院選と知事選には、黒人や中南米系など白人以外の人種的少数派から215人、性的少数者も26人の候補がおり、同紙は「米史上最も多様な候補が出た中間選挙だ」と分析している。
 パレスチナ移民を親に持つ中西部ミシガン州下院選のラシダ・タリーブ候補(民主党)と、ソマリア難民だったミネソタ州下院選のイルハン・オマル候補(同)は、女性のイスラム教徒として初の連邦議会議員になる可能性が高まっている。
 また、西部ニューメキシコ州下院選のデブ・ハーランド候補(同)と中西部カンザス州下院選のシャリス・デービッツ候補(同)は、先住民女性初の連邦議会議員になるのが有力視されている。
 東部バーモント州では、男性から女性になったクリスティーン・ハルクイスト候補(同)が初のトランスジェンダー知事を目指す。
 少数派は民主党支持者が多く、多様な候補の擁立が議席増につながるか注目される。

5186チバQ:2018/11/05(月) 21:28:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000065-mai-n_ame
<米中間選挙>評価二分のトランプ政権、審判は 6日投開票
11/5(月) 19:05配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太、チャタヌーガ(米南部テネシー州)長野宏美】トランプ米大統領にとって初の全米規模の審判となる中間選挙が6日、投開票される。2017年1月の大統領就任以降、「米国第一主義」に基づきトランプ氏が推し進めた数々の政策により、国際的孤立と社会の分断が進んだ。一方で株価が史上最高値を更新するなど経済は好調が続く。評価が二分するトランプ政権に国民がどのような判断を示すか、注目される。

 中間選では米連邦議会上下両院議員や州知事、州議会議員などの選挙が一斉に実施される。トランプ氏は「共和党候補への投票は私への投票だ」と繰り返し、共和党の選挙戦をけん引した。16年大統領選で自身を支持した白人労働者中心の「岩盤支持層」にターゲットを絞り、大幅減税の効果や不法移民対策をアピールした。

 選挙戦が本格化した9月初旬のレーバーデー(労働者の日)以降、トランプ氏が4日までにこなした集会の数は27。上院選や激戦となっている知事選の候補の応援を中心に遊説した。ホワイトハウスは「歴代大統領で最多の集会数」としている。

 4日夜に訪れた南部テネシー州での演説では、雇用増や大幅減税など政権の経済政策の効果をアピールした。「繁栄を積み重ねるか、民主党に未来を壊させるのか、それが問われる選挙だ。我々は勝って、勝って、勝ちまくる」と気勢を上げた。選挙戦最終日には、上院選が激戦となっている中西部インディアナなど3州を回る過密スケジュールで票の掘り起こしを図る。

 大統領選キャンペーンをほうふつさせるトランプ氏の活動量を、米メディアは「トランプが中間選をハイジャックした」(政治メディア・ポリティコ)と報道。強硬な移民対策や通商政策に対する世論の評価が大きく割れるなかで、「トランプ色」を前面に掲げるホワイトハウスと共和党の戦術が奏功するかが焦点だと伝えている。

 【ことば】米中間選挙

 上院(定数100、任期6年)の構成は現在、共和党51、民主党49(無所属含む)。中間選挙では3分の1が改選され、今回は補選と合わせ35議席が対象。現在の内訳は共和9、民主26。民主が2議席を上積みすれば上院の過半数を占める。選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、共和は4議席、民主は18議席を確保する見通しで、残り13議席が接戦となっている。下院(定数435、欠員7、任期2年)は全議席が改選対象。現有議席は共和235、民主193。共和が197、民主が209を確保する見通しで、接戦は29選挙区とされている。

5187チバQ:2018/11/05(月) 21:29:17
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181105-00000055-ann-int
銃規制巡り対立 保守牙城のテキサスで民主党が勢い
11/5(月) 17:11配信 テレ朝 news

All Nippon NewsNetwork(ANN)

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 大統領の通信簿ともされるアメリカの中間選挙が、いよいよ6日に迫ってきた。トランプ大統領の2年間をアメリカ国民はどう評価するのか。早くも異例の事態が起きている。

 異例の過密スケジュールでラストスパートを掛けるトランプ大統領。そんななか、トランプ大統領のおひざ元、テキサス州が今、揺れているという。その理由は、銃。テキサス州では今年5月、高校で生徒10人が死亡する銃乱射事件が起き、17歳の男子生徒が逮捕された。相次ぐ乱射事件にトランプ大統領は…。
 トランプ大統領:「教師が銃を持っていれば事件はすぐに終わっていた」
 銃による自衛こそが最大の安全だとする銃規制反対派の声が根強いアメリカ。銃所有率全米トップのテキサス州ではなおさらだ。ファミリー層にも人気のこの店では事件後、教師らを対象にした乱射事件対応講座に受講希望が殺到したという。一方、銃のない社会を目指す規制派。決起集会で規制に向けた投票を呼び掛けた。中間選挙を巡ってはオバマの再来ともされる民主党候補が保守の牙城・テキサス州で攻勢を強めている。共和党候補は予想外の苦戦を強いられている状態だ。銃を規制するべきか否か。

5188チバQ:2018/11/05(月) 21:29:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000046-mai-n_ame
<米中間選挙>メディア攻撃、候補者もトランプ化
11/5(月) 17:03配信 毎日新聞
 【ロサンゼルス長野宏美】6日投開票される米中間選挙に向け、メディアを敵視するトランプ大統領の手法が候補者に使われている。社会が二極化する中、メディア不信をあおって支持拡大を狙い、候補者も「トランプ化」している。

 「極左団体と協力し、フェイク(偽)ニュースを助長している」。発言の主はカリフォルニア州下院の共和党候補デビン・ニューネス氏(45)だ。中間選挙向けのテレビCMで、地元紙フレズノ・ビーを攻撃した。

 州内は民主党が強いが、ニューネス氏の選挙区は共和党の地盤だ。2002年の初出馬から8回連続で同紙の支持を受けてきたが、批判的な記事に怒りを向けるようになったという。「フレズノ・ビー プロパガンダ・マシンの汚れた秘密」。表紙にこう書かれた約40ページの冊子も配られた。

 ニューネス氏はロシアによる米大統領選介入疑惑で、捜査の正当性を否定し、トランプ氏の称賛を得た。地元では論争的な質問を受けず、対立候補との討論会や取材を拒んでいるという。

 同紙のジョー・キエタ論説委員長(46)は「不都合なことには答えず、メディア攻撃をするトランプ氏の戦略が地方レベルでも使われている。熱狂的な支持者を投票所に向かわせることだけを狙っている」と分析する。

 「トランプ化」は地方議員にも及んでいる。州南部エルカホン市で再選を目指すベン・カラショー市議はソーシャルメディアで、都合の悪い報道を「フェイクニュース」と批判。「なぜ私がインタビューを受けないか? より多くのフォロワーがいる。偽記者は不要だ」などと投稿している。ツイッターを駆使するトランプ氏に刺激を受けたという。

 ニュースサイト「アクシオス」の調査によると、回答者の72%が主要ニュースについて「フェイクや間違い、意図的な誘導」だとして信用していない。

 選挙報道が専門のカリフォルニア大学ロサンゼルス校のティム・グロエリング教授(49)は「多くの人が報道機関は偏りがあると信じており、現状では政治家のメディア攻撃はマイナスにならない」と指摘している。

5189チバQ:2018/11/05(月) 21:30:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-35128104-cnn-int
米中間選挙 下院は民主が奪回か、上院は共和が維持の見通し
11/5(月) 16:52配信 CNN.co.jp
米中間選挙 下院は民主が奪回か、上院は共和が維持の見通し
各種世論調査では、民主党が下院を奪回する可能性が出てきた
(CNN) 6日に投開票が行われる米中間選挙で、各種世論調査の分析では、野党・民主党が下院で過半数をおさえる可能性のあることがわかった。予測される議席数は民主党が226議席、共和党が209議席。ただし、民主党の獲得議席の予測は203議席から262議席の間。

現在は上下両院とも共和党が過半数を握っている。

上院は引き続き、共和党が過半数を維持する見通し。予想される議席数は共和党が52議席、民主党が48議席。共和党の獲得議席の予測は48議席から56議席の間。

中間選挙最後の週末には、選挙結果について見通しが立つこともある。今回はそうではなさそうだが、民主党が下院で過半数を奪回する可能性が出てきている。

4日発表された2つの全体的な世論調査でもそれが示された。ABCとワシントン・ポスト紙が発表した世論調査では民主党が8ポイントリードしている。NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル紙の調査では民主党が7ポイントのリード。

全国的にみて7〜8ポイントの差は、下院の過半数を確実にしたい民主党にとっては、必要なリードをなんとか確保した形だ。必要な差は6ポイント程度とみられている。

世論調査の歴史的な正確性を踏まえると、2〜3ポイントの変動があってもおかしくはない。このため、共和党が上下両院で過半数を維持する可能性もありそうだ。

また、民主党が共和党に対してリードしていた支持率が前回調査から縮まりつつあるという。ABCニュースとワシントン・ポスト紙の調査では、民主党のリードが前回調査から5ポイント縮まった。NBCとウォールストリート・ジャーナル紙の調査でもリードは2ポイント縮まっている。

5190チバQ:2018/11/05(月) 21:32:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000055-jij-n_ame
民主、下院過半数の勢い=上院は共和現有増も―6日の米中間選挙
11/5(月) 15:23配信 時事通信
民主、下院過半数の勢い=上院は共和現有増も―6日の米中間選挙
トランプ米政権の命運を左右する中間選挙は6日、投開票される。各調査機関の情勢分析では、全435議席が改選される下院は野党民主党が過半数を奪還する勢い。写真は選挙集会に参加したトランプ氏=ジョージア州
 【ワシントン時事】トランプ米政権の命運を左右する中間選挙は6日、投開票される。

 各調査機関の情勢分析では、全435議席が改選される下院は野党民主党が8年ぶりに過半数を奪還する勢い。100議席のうち35議席が争われる上院は、与党共和党が多数を維持するとの公算が大きくなっている。

【図解】米中間選挙の仕組み

 バージニア大学政治センターによると、上院では非改選議席が42と多い共和が、8選挙区で有利に戦いを進め、50議席を確保する見通し。さらに西部のアリゾナ、ネバダ、中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダの5州で民主と接戦を繰り広げ、現有51議席を上回る可能性がある。

 反対に下院では、民主が212選挙区で優位に戦いを進め、202選挙区で優勢の共和を上回る公算。同政治センターのラリー・サバト所長は、五分五分の戦いを繰り広げる残り21選挙区についても「現段階では民主が12奪う」との見方を示し、最終的に民主が過半数を6上回る224議席程度になると推計している。

5191チバQ:2018/11/06(火) 10:59:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110500922&g=int
「郊外」の怒り、共和に?=米中間選挙の情勢左右

米バージニア州下院10区の民主党候補ジェニファー・ウェクストン氏(中央)=4日、マナサス

 【マナサス(米バージニア州)時事】6日投開票の米中間選挙で、民主党の強い都市部でも共和党の地盤の農村部でもない、郊外地域の有権者の動向に米メディアの関心が集まっている。強い党派性はないが、数が多く、微妙な振れ幅が選挙情勢を左右してきた。今回は社会の分断を進めるトランプ大統領への反発から、共和党に牙をむく可能性がある。
 「トランプ大統領の意向に沿う議員から、立ち向かう議員に代える時だ」
 首都ワシントン郊外のバージニア州マナサス。下院10区に挑む民主党の新人女性候補ジェニファー・ウェクストン氏(50)は、4日の集会で反トランプを前面に出した。選挙広告では共和党現職バーバラ・カムストック氏(59)をトランプ氏と重ね合わせ、「トランプストック」と呼ぶ。
 カムストック氏は2年前、トランプ氏がクリントン元国務長官に10ポイント差をつけられた同選挙区で当選を果たし、地力がある。それが今回、初挑戦のウェクストン氏にリードを許す展開。演説会場にいた女性(59)は「南北戦争以来の分断を米国にもたらした」とトランプ氏を非難し、チェック機能を期待して民主党に投票すると語った。
 郊外での共和党への逆風は全国的に見られる。米メディア「シティラボ」によると、共和党が議席を持つ74の郊外型選挙区のうち、接戦に持ち込まれているのは4割近い28に上る。民主党議席の90の郊外型選挙区で接戦区が1しかないのと比べ、情勢の違いは明らかだ。
 郊外住民は、教養があり裕福で、差別的発言や排外的政策に嫌悪感を抱く女性が多いとされる。トランプ氏が反移民で攻勢に出れば出るほど、「しっぺ返し」を受ける恐れがある。(2018/11/05-18:45)

5192チバQ:2018/11/06(火) 13:39:43
>中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダ、西部アリゾナ、ネバダ、モンタナの6州は支持率5ポイント差以内の接戦だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000546-san-n_ame
米中間選挙情勢 接戦6州が焦点 6日投開票
11/4(日) 19:01配信 産経新聞
米中間選挙情勢 接戦6州が焦点 6日投開票
米中間選挙 接戦の行方は?
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日に投開票される。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかどうかが焦点で、戦いの行方は2020年の大統領選で再選を目指すトランプ大統領の政権運営を大きく左右する。共和党は上院で優勢にある一方、下院では厳しい戦いを強いられており、トランプ氏の野党・民主党に対する攻撃は最終盤で過熱している。

 上院(定数100、任期6年)は35議席、下院(定数435、任期2年)は全議席が改選される。全米50州のうち36州では州知事選も行われる。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は2日現在、上院では非改選分も含めて共和が50議席、民主が44議席を獲得すると予測している。与党は採決で賛否同数の場合、副大統領が兼務する上院議長の決裁で法案を可決させられるため、50議席で議決権を握れる。

 中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダ、西部アリゾナ、ネバダ、モンタナの6州は支持率5ポイント差以内の接戦だ。トランプ氏は共和の現有51議席からの上積みを目指し、3日にモンタナ、フロリダ両州で演説するなど最終盤のテコ入れに努めている。

 一方、同サイトは、下院選では民主が203、共和が196の選挙区で優位にあり、過半数218をめぐる攻防は接戦36選挙区にかかっているとみている。

 下院については一時、民主の圧勝も予想されたが、9月後半から共和が追い上げている。民主が保守派のカバノー連邦最高裁判事の人事承認をめぐって女性暴行疑惑を追及し、トランプ氏の支持層が反発して結束したとみられている。

 最終盤でトランプ氏は、民主党が不法移民に寛容すぎると非難。中米から米国に向かう移民集団への対処のため、最大1万5千人の米軍部隊を国境地帯に派遣すると表明した。民主党候補を応援するオバマ前大統領は2日、「勇敢な兵士を国境での政治的な人気取りに使っている」と批判した。移民問題の争点化が、有権者の投票行動にどう影響するかも注視される。

5193チバQ:2018/11/06(火) 18:16:55
https://www.asahi.com/articles/ASLB05R8XLB0UHBI02Z.html
民主新星に焦る大物議員 旧敵トランプ氏に応援求めた
ヒューストン〈テキサス州〉=土佐茂生、フォートマイヤーズ〈フロリダ州〉=香取啓介2018年11月4日16時49分
 米中間選挙で、上院選(任期6年、定数100)が激戦だ。6年前に民主が大勝した反動で、共和が過半数を維持する可能性が高い。ただ、2年前の大統領選でトランプ氏が勝った州の多くで民主が優勢なほか、共和の「牙城(がじょう)」も接戦になっている。

 「リックはフロリダ史上最高の知事の一人だ。勝てば、フロリダの好景気はどんどん続くぞ」。トランプ氏は10月31日夜、フロリダ州フォートマイヤーズで、共和のリック・スコット上院候補を持ち上げた。

 同州は2年前、トランプ氏が約1ポイント差で民主のクリントン候補を制した。共和は、現職州知事のスコット氏を上院選に、下院議員のデサンティス氏を知事選に回して必勝体制を築いた。

 しかし、選挙予測で定評のあるサイト「538(ファイブサーティーエイト)」によると、上院選で民主の現職ネルソン氏が、州知事選でも同州初の黒人知事を目指す民主のギラム氏が、わずかにリード(11月3日現在)。2年後の大統領選を見据えると、大票田フロリダで連敗すれば、トランプ氏にとって打撃だ。11月3日に再びフロリダに入り、最後の支援を訴える。

 共和の地盤でも異変が起きている。

 「テッドの敵は急進的で、国境を開く左翼だ」

 トランプ氏は10月22日、テキサス州の最大都市ヒューストンで叫んだ。共和のテッド・クルーズ上院候補の応援だ。期日前投票が同州で始まる日に合わせたもので、中間選挙で最大規模となる約1万8千人が集まった。

 同州は共和の強力な地盤だ。大統領選では1976年にカーター大統領が勝ったのを最後に民主は勝っていない。2人いる上院議員も93年以来、共和が独占中だ。大統領がテコ入れするまでもなく、共和が無風で勝つべき地だ。

 クルーズ氏は、大統領選の党候…

5194とはずがたり:2018/11/07(水) 00:59:27
2018.11.05 更新
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第19回
2018年中間選挙、トランプ大統領がすでに事実上勝利していると言える、えげつない理由
http://www.gentosha.jp/articles/-/11590
渡瀬 裕哉

追い込みは、上院と州知事選の接戦州に力を入れたトランプ

3日、米フロリダ州の空港で演説するトランプ大統領(ロイター=共同)
 2018年11月6日中間選挙投票日まで残すところ後1日となった。10月・11月頭の急激な共和党の追い上げによって、上院は共和党の過半数維持が見えている状況となっている。上下両院多数党である共和党にとっての課題は下院での過半数維持である。

 しかし、トランプ大統領は上院議員選挙・州知事選挙にこだわりを見せるものの、下院議員選挙にはそれらと比べて関心を示していない。

 実際、トランプ大統領自身が「米中間選挙、下院で負けても責任なし」と下院敗北の予防線を既に貼っており、「米中間選挙、「トランプ集会」に望み託す共和党」のように選挙区回りは上院・州知事選挙中心となっている。下院の激戦選挙区にトランプ大統領が訪問しても敵対陣営を刺激するだけで意味がないという判断は妥当だと思う。

 上院議員選挙・州知事選挙の成否は、2020年大統領選挙の再選に関わるものだ。特に2018年中間選挙の上院選挙区のうちフロリダ州などは大統領選挙時の接戦州でもあり、それらの接戦州での上院勝敗は2020年大統領選挙でのトランプの強さを測る指標になる。したがって、共和党内に潜在的な反トランプ勢力を抱えるトランプにとっては自身への謀反を防止する上で接戦州での勝利を党内反乱分子に見せつける効果がある。

 また、接戦州に大統領選挙を支援する上院議員・州知事が存在する選挙戦略上のメリットも極めて大きい。州レベルの選挙戦を実施できる体制を維持することができるため、大統領選挙を極めて有利な状態で行うことが可能になる。地方の自党の現職政治家が存在することが選挙の足腰になるのは日本も米国も同じである。



下院での敗北は、2020年の大統領選に有利に働く可能性も
 一方、下院議員選挙については、民主党側が勝利した場合には大統領の個人の資質と結び付けた選挙結果の解釈を行うことは明白であるが、当落は個別の候補者の資質が大きく左右するため、中間選挙結果に対する評価が2020年の大統領選挙の見通しに直結するかどうかは疑問である。この点については、共和党側が議席を落とすことになる現有議席の性質を見極めることで、2020年の大統領選挙に向けた政局運営への影響をある程度推し量ることができるだろう。下院での敗北によって弾劾手続き開始の可能性もあるが、それらは上院で一蹴されるためさほど問題にはならない。

 逆の見方をすると、共和党側にとっては下院での敗北は2020年大統領選挙・下院議員選挙では有利に働く可能性がある。景気がピークを迎えつつある中で、今後予測される経済の鈍化を民主党による議会での抵抗のせいにすることができるからだ。また、選挙は守る戦いよりも奪う戦いのほうが勢いを得やすいということもある。また、景気刺激策として残されている巨額のインフラ投資は、公共事業などのバラマキ政策に反対する下院共和党の保守派が障害となって実行できていないため、同政策を実行しやすい環境を整えることで経済対策に強い大統領を演じることもできる。

 トランプ大統領にとっては上院議員選挙及び州知事選挙の重要州で勝つことができれば、下院議員選挙の勝敗がギリギリのラインでどちらに転んでも良いという状況だ。この中間選挙は既にトランプ大統領の手のひらの上で踊る戦いであり、既に決着がついていると言っても過言ではないだろう。

5195チバQ:2018/11/07(水) 09:48:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000094-mai-n_ame
<米中間選挙>投票始まる 「トランプ家」総出で活動展開
11/6(火) 20:30配信 毎日新聞
<米中間選挙>投票始まる 「トランプ家」総出で活動展開
トランプ米大統領(左)とイバンカ補佐官=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる中間選挙は6日朝(日本時間同日夜)、東部各州から投票が始まった。連邦上院35議席、下院435議席、知事36州の選挙のほか、各州で議会・公職選が一斉に実施される。トランプ氏は2020年大統領選もにらみ「トランプ家」を挙げた活動を展開し、与党・共和党候補への投票を呼びかけた。

【動画】米の反移民政策 親子再会に4カ月半

 中間選の共和党勝利を今後の施策推進と20年再選の弾みとしたいトランプ氏は、選挙最終盤に自身の選挙並みの過密日程を組み支持層のテコ入れを図った。選挙戦最終日の5日はオハイオ、インディアナ、ミズーリの中西部3州を大統領専用機で飛び回り集会を開催。好調な国内経済を実績としてアピールし、知事選や上院選候補への投票を呼びかけた。ワシントン帰着が6日未明となる強行スケジュールだった。

 「彼女が会場にいる。壇上に呼んだ方がいいかい」。この日1カ所目の集会となったオハイオ州での演説途中、トランプ氏が登壇を求めたのは長女のイバンカ補佐官だった。イバンカ氏が「父は『忘れられた人々』のために戦っている」と訴えると支持者から大歓声が上がった。イバンカ氏は今月2〜3日には中西部アイオワ州で知事選候補の集会に参加するなど、中間選で父親の援護役を果たしてきた。

 トランプ家で最も精力的に動いたのは長男ジュニア氏だ。5月以降、共和党候補の応援のため60回超の演説や集会をこなし、最終日の5日は5州で6会場を回った。またトランプ氏の集会では毎回、次男エリック氏の妻で元ニュースキャスターのララ・トランプ氏が大統領の「今週の功績」をリポートする映像が放映されている。

 信頼できる家族を表舞台に立たせ、共に活動するのは、16年大統領選からのトランプ氏のスタイルだ。候補者陣営からは、候補本人から注目を奪ってしまうトランプ氏よりも、「大統領のお墨付き」を印象付けながらも候補を引き立たせ、失言の少ない家族の選挙区入りを求められることも多いという。一方で、トランプ政権内で最も国民の支持率が高いとされる妻のメラニア氏は中間選関連の行事には一切参加しなかった。

5196チバQ:2018/11/07(水) 09:50:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000092-asahi-int
トランプ陣営の選挙CM、続々放送中止 保守系番組でも
11/6(火) 20:14配信 朝日新聞デジタル
 6日に投開票される米国の中間選挙で、トランプ大統領陣営の選挙CMが、移民と犯罪者を結びつける内容だと批判されている。CNNは「人種差別的だ」と放送を拒否。トランプ氏に好意的な保守系FOXニュースも放送の中止を決めた。

 問題のCMは30秒あり、中米から米国を目指す「移民キャラバン」の集団に続き、2014年にカリフォルニア州で警官2人を殺して有罪判決を受けた不法移民の男が映し出される内容。「米国は侵入を許すことはできない」として共和党への投票を呼びかける。

 4日夜にNBCがアメリカンフットボールの試合中継の合間に流すと、ネット上で批判が噴出。NBCは5日、「広告は無神経だと認められる。直ちに放送をやめることを決めた」との声明を発表した。

 FOXも同日、「検討の結果」放送を中止したと公表。フェイスブック(FB)は同社の広告基準に反するとして、同CMを削除した。CNNはCMが持ち込まれた段階で放送しないことを決めたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000016-jij-n_ame
政権是非問う「国民投票」に=「移民政策懸念」「国境管理支持」―米中間選挙
11/7(水) 7:34配信 時事通信
 【ニューヨーク、ワシントン、シカゴ時事】6日に全米各地で投票が行われた今回の中間選挙は、トランプ政権の是非を問う「国民投票」の様相を見せ、これまでにない関心を集めた。

 
 ニューヨークの投票所では雨脚が強まる中、早朝から通勤前の有権者らがひっきりなしに訪れた。マンハッタン中心部で民主党候補に投票した40代の夫婦は「米国が再び親切な国になってほしい」「中間選挙は、トランプ大統領の終わりの始まりになってほしい」と口々に語った。

 「トランプ政権に対して、議会を民主党優勢に変えることは本当に重要だ」。ハーレム地区で投票したタニア・サンティアゴさんは民主党候補を選んだ理由を説明した。「移民問題を懸念している。移民の人々がやって来る機会を与え、この国をより良い国にすべきだ」と訴えた。

 ワシントン郊外のバージニア州。自営業のポールさん(49)は「重要な争点は、国境管理や経済だ」と共和党に一票を投じた。「トランプ氏は傲慢(ごうまん)な人物だが、米国を愛し、守っている」と擁護した。年配の女性は「投票に来た大きな理由は、トランプ氏の存在。(トランプ政権下で拡大した)国の分断は投票によって解消できる」と語った。

 シカゴ近郊在住の元会社役員ジェフリー・ウィルシーさん(70)はこれまで民主党に投票してきたが、今回は共和党に投票した。カバノー連邦最高裁判事承認をめぐり、性的暴行疑惑を追及した民主党の攻撃的なやり方が「非常にショックで、失望した」と指摘した。

5197チバQ:2018/11/07(水) 09:51:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000020-jij-n_ame
「反トランプ」で民主攻勢=かすむ好景気―米中間選挙
11/7(水) 8:33配信 時事通信
 【ワシントン時事】6日投開票された米中間選挙は、トランプ大統領の政治姿勢そのものが事実上の争点になった。

 政権の命運を決する過半数ラインの奪還に向け、民主党が攻勢を強めている。

 米CNNの出口調査によると、トランプ氏の支持率は、4年前の中間選挙で大敗したオバマ前大統領と同水準の44%。不支持率は55%だった。

 調査では、投票する際に最も重視した要素について、トランプ氏への支持、不支持を挙げた人が、それぞれ26%、39%に上り、トランプ氏以外の要素と答えたのは33%だった。「私自身への国民投票」と語るトランプ氏の狙い通りに、米国民の3分の2が「トランプ」を争点と認めた形となった。

 共和党には、好調を持続する経済を追い風に選挙を戦うことへの期待があった。だが、トランプ氏は、選挙戦終盤で中米からの移民に対する排外的な姿勢をエスカレート。支持者の関心が低くなりがちな中間選挙で、「米国第一」を訴えて勝利した2016年大統領選の再現を狙った。

 一方、CNN調査では、「米国が正しい方向に向かっている」と答えた人が41%なのに対し、「間違った道に進んでいる」とした人が56%に上った。郊外地域の女性を中心に、分断や差別を助長するトランプ氏への反発が強まっているとされ、決戦の行方に大きな影響を与える可能性がある。

5198チバQ:2018/11/07(水) 09:51:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128223-cnn-int
女性票は?、上下両院を制するのは? 米中間選挙8つのポイント
11/7(水) 9:49配信 CNN.co.jp
女性票は?、上下両院を制するのは? 米中間選挙8つのポイント
現地時間6日に米中間選挙の投開票が行われる
ワシントン(CNN) 米国時間6日に投開票が行われる中間選挙は、2年前に就任したトランプ大統領に対する最初の「審判」となるとみられている。

選挙によって全ての疑問に答えが出るわけではない。また、全ての選挙は、24時間前には考えもしなかった新しい疑問を提示する。

以下に今回の中間選挙で注目すべき8つのポイントを挙げる。



1、トランプ大統領に対する女性票の反発は

2016年の大統領選ではトランプ氏は41%の女性票を獲得した。最新のCNNの世論調査では、女性層のトランプ氏に対する支持率は31%にとどまる。全体的に見て、女性層は民主党候補を共和党候補よりも支持する傾向があり、62%対35%の比率となっている。

2、トランプ氏の戦略は奏功するのか

トランプ大統領は、人種的な敵意をわずかに加えて選挙戦を締めくくった。このやり方は16年の選挙では支持基盤の掘り起こしにつながったが、再びうまくいくだろうか。

3、民主党は下院で過半数を奪還するのか

10年に失った過半数を取り戻すのに、わずか23議席を取り戻すだけでいいというのは民主党陣営にとってはうれしいことだろう。しかし、過半数ぎりぎりでは完全な議会運営が難しくなる。下院を本当に掌握するには35〜45議席が必要だ。

4、共和党は上院の過半数を維持できるのか

共和党は現在、上院で51議席を確保しているが、議席を増やすことができれば、トランプ大統領や共和党指導層にとっては大きな勝利となるだろう。

5、投票率で勝利を収めるのはどちらの党か

14年の中間選挙では有権者のうち実際に投票を行ったのは36.4%にとどまった。この数字は06年、10年をわずかに上回っただけだ。およそ20年にわたって中間選挙で投票率が40%を超えたことはない。今年はこの流れが破られるだろうか。

6、トランプ大統領は良い影響をもたらすか

共和党関係者によれば、今春の調査でわかったのは、トランプ大統領が候補者を攻撃すると大きなダメージにつながる可能性があるが、候補者に対する支持表明が支持拡大にほとんどつながらないということだという。

7、何が主要な争点か

民主党は医療保険改革を、トランプ大統領は移民政策を、共和党は経済を、選挙戦の争点にしたいと考えているだろう。

8、トランプ大統領は次に何をするのか

中間選挙は通常、大統領側の政党に厳しいものだ。1995年のクリントン政権や2011年のオバマ政権など多くの政権が、中間選挙後に立ち位置の修正を行っている。しかし、トランプ大統領は自らの過ちを認めない人物だ。敗北した場合は、どう対処するのだろうか。

5199チバQ:2018/11/07(水) 09:57:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000015-mai-n_ame
<米中間選挙>激戦区遊説トランプ氏「私の信任投票」鮮明に
11/7(水) 9:52配信 毎日新聞
 ◇共和党候補投票の呼びかけ、精力的に 新政策の表明も

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は中間選挙の期間中、精力的に全米各地の激戦区で遊説した。与党・共和党候補への投票は「私への投票だ」と繰り返し、今回の中間選挙が自身への信任投票との位置づけを鮮明にした。1年半の経済政策の成果を強調するとともに、下院で共和党の劣勢が伝えられた終盤には、不法移民対策など自らの支持層を意識した新政策を相次ぎ表明。政権を挙げてなりふり構わぬ選挙戦を展開した。

 選挙活動が本格化した9月初旬以降、トランプ氏が投票日までに開催した支持者集会は計30回。投票前6日間では、激戦の伝えられた8州で11集会をこなした。オバマ前大統領の進めた医療保険制度改革(オバマケア)維持を主張する民主党を「ベネズエラのような社会主義国を目指している」と厳しく批判。大規模減税や雇用増の成果を生み出したトランプ政権の成長路線継続のため、共和党候補への投票を呼びかけた。

 選挙戦終盤になって政権が繰り出したのが露骨な「選挙対策」ともいえる政策の数々だ。10月22日には「10%程度の所得税減税を実施する」と表明。昨年成立した大型減税に「大企業や富裕層優遇」との批判があることを意識し「中間層向け」を強調して家計への恩恵をアピールした。しかし、具体的内容や財源は不明で、関連法案の議会審議は選挙後。議会構成が変われば実現は危うい。

 同月25日には抗がん剤など、高齢者向けの公的医療保険「メディケア」が対象としている高額医薬品の価格引き下げ策を公表。オバマケアを骨抜きにしたトランプ政権の政策が、薬価や既往症患者の保険料高騰を招いたと主張する民主党の攻撃をかわす狙いがあるが、製薬業界の抵抗は必至だ。

 さらにトランプ氏は、ホンジュラスなど中米諸国から米国に向けてメキシコを北上する移民集団(キャラバン)について、支持者集会などで頻繁に取り上げた。国境への軍隊配備や、親の国籍に関係なく米国内で生まれた子には米国籍を与える「出生地主義」の転換、難民申請受理の制限など次々と構想を打ち出した。

 トランプ氏がキャラバン問題を頻繁に取り上げたのは「移民に雇用を奪われ、治安が脅かされている」と感じる白人労働者を中心とした支持層の不安と怒りをあおり、投票所に足を運ばせる狙いからだ。

 しかし、深刻な治安悪化や貧困から逃れ米国への移住を求める人々を「侵略者」と呼び、米社会の根幹である合衆国憲法や連邦法を軽んずる言動は反発も呼び、無党派層を遠ざけたとみられている。

5200チバQ:2018/11/07(水) 14:23:50
https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/030/288000c
関連ニュースはこちら 米中間選挙
下院は民主奪還へ 上下院に「ねじれ」
毎日新聞2018年11月7日 12時36分(最終更新 11月7日 13時25分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙が6日、投開票された。CNNなど複数の米メディアによると、改選前は与党・共和党が多数派だった上下両院のうち、下院(定数・改選435)は野党・民主党が議席数を伸ばし、過半数を獲得する見通しとなった。一方、上院(定数100、改選35)は共和党が多数派を維持することが確実となった。

 上下両院の多数派政党が異なる「ねじれ」が生じるのは8年ぶり。今回の選挙を「自らへの信任投票」と位置づけ、精力的に遊説してきたトランプ氏にとっては打撃となる。米国第一主義に基づく、排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策の路線は継続するとみられるものの、一院の支配を民主党に譲ったことで政策の停滞は必至だ。下院各委員長ポストを占めることになる民主党は、議会特権を行使して政権追及を展開する構えだ。また、「ロシア疑惑」を巡るトランプ氏に対する弾劾訴追の動きが具体化する可能性もある。

 下院(欠員7)の改選前議席は共和党が235、民主党が193。民主党は現有議席の大半を固めたうえで、現職が出馬せず新人同士の戦いとなった「オープンシート」選挙区でも着実に票を重ね過半数の218議席を上回る見通しとなった。ただ、選挙戦序盤で予想された圧勝の展開にはならず、9月後半からは共和党が急追。保守派のカバノー最高裁判事の議会承認を巡る与野党対立が、共和党支持層の結束を促し、投票意欲を高めたようだ。

 選挙前の上院の構成は共和党51、民主党49(無所属2含む)。補選と合わせた改選35議席の内訳は共和党9に対し、民主党が26。米メディアによると共和党が中西部インディアナ州で議席を奪還、激戦の南部テネシー、テキサス両州を制するなど順当に戦いを進め、50議席を確保した。上院では賛否同数となった場合、議長を務める副大統領が決裁票を投じるため、ペンス副大統領が属する共和党は50議席でも法案を可決することができる。

 選挙戦で共和党は、雇用増や減税による賃金上昇など好調な経済を強調、「トランプ政治の継続」を訴えた。一方の民主党は医療保険制度を主要争点に据え、オバマ前政権の進めた制度改革(オバマケア)をトランプ政権が骨抜きにしたことで、薬価や既往症患者の保険料高騰を招いたと批判した。選挙戦終盤には中米諸国から米国に向けてメキシコを北上する移民集団(キャラバン)が話題となり、移民政策も大きな争点となった。

https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/030/286000
米中間選挙
上院は与党・共和党が多数派を維持
毎日新聞2018年11月7日 12時22分(最終更新 11月7日 13時13分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙が6日、投開票された。米メディアによると、上院(定数100、改選35)は与党・共和党が多数派を維持することが確実となった。焦点の下院(定数・改選435)は野党・民主党が過半数獲得に向け、優位な戦いをしている。
 米国第一主義に基づき、排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策を推し進める「トランプ政治」そのものの是非が問われる選挙となった今回の中間選。トランプ氏は秋以降、中間選最優先の政治日程を組み、共和党候補の応援のため精力的に遊説した。演説では野党・民主党を「犯罪の党」などと激しく攻撃。選挙戦を通じ浮き彫りになった深刻な党派対立は、2020年大統領選まで米政界を覆う可能性が高い。

5202チバQ:2018/11/07(水) 16:25:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128273-cnn-int
民主党のオカシオコルテス候補が当確、29歳 最年少女性下院議員に
11/7(水) 15:32配信 CNN.co.jp
民主党のオカシオコルテス候補が当確、29歳 最年少女性下院議員に
29歳の民主党候補アレクサンドリア・オカシオコルテス氏が当選を確実にした
(CNN) 6日に行われた米中間選挙で、CNNの予測によれば、ニューヨーク州の下院選に出馬した民主党候補のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が当選を確実にした。

オカシオコルテス氏は10月に29歳になったばかり。29歳での当選は、女性下院議員としては最年少。

これまでの記録は共和党のエリス・ステファニク議員(ニューヨーク州選出)の30歳だった。

オカシオコルテス氏は今年の民主党予備選で現職のジョー・クローリー議員を破る番狂わせを演じて注目を集めていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000060-jij-n_ame
米コロラド州知事に初の同性愛公表男性=トランスジェンダー候補は敗北
11/7(水) 14:57配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】6日投開票の米中間選挙で、コロラド州知事選に立候補した同性愛者の民主党候補ジャレド・ポリス下院議員が当選を確実にした。

 米メディアが伝えた。男性同性愛者であることを公表している候補が州知事に選出されるのは、米史上初めて。

 一方、バーモント州知事選では、民主党のクリスティーン・ハルクィスト氏が共和党候補に敗れた。同氏は男性として生まれ、2015年に「女性」となり、知事選では主要政党初の心と体の性が一致しないトランスジェンダー候補だった。オレゴン州知事選ではバイセクシュアル(両性愛者)と公表している現職ケート・ブラウン知事が再選を確実にした。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-46121018-bbc-int
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
11/7(水) 14:18配信 BBC News
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
6日に投開票が行われている米中間選挙で、先住民女性の下院議員が初めて誕生した。

カンザス州3区の民主党候補シャリス・デイビッズ氏(38)は、現職の共和党ケビン・ヨーダー氏を破った。ニューメキシコ州1区では、同じく米先住民のデブラ・ハーランド氏(57)が当選した。

同性愛者で元格闘技選手のデイビッズ氏は米先住民ホ=チャンク・ネーションの出身で、米軍訓練官だったシングル・マザーの母親に育てられた。

選挙キャンペーンの宣伝で、デイビッズ氏はサンドバッグを殴っている。

デイビッズ氏はキャンペーン中、インスタグラムに「シャリスのようになりたい?  今すぐ『シャリスを下院へ』Tシャツを買ってください。※力こぶは付きません」と投稿していた。

https://www.instagram.com/p/BkntYgMAC5O/? utm_source=ig_web_button_share_sheet

(英語記事 US mid-term report)

5203チバQ:2018/11/07(水) 16:26:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-46120496-bbc-int
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
11/7(水) 14:00配信 BBC News
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
6日に投開票が行われている米中間選挙で、初のムスリム(イスラム教徒)の女性下院議員が2人誕生した。

ミシガン州13区で勝利した民主党ラシダ・タリーブ氏は元州議会議員。民主党予備選でブレンダ・ジョーンズ氏を破り、同党候補となっていた。同区では、共和党などから主要な対立候補が出ず、勝利が確実とされていた。

タリーブ氏はパレスチナ系米国人としても初の連邦議員となる。

<関連記事>
・【米中間選挙】カンザス州で先住民女性が下院議員に 史上初
・米中間選挙、女性候補が過去最多に

ミネソタ州5区では、ソマリア系米国人のイルハン・オマル民主党候補が圧倒的な得票率での共和党のジェニファー・ジーリンスキー氏を下した。

オマル氏は2016年、ミネソタ州議会下院に当選し、ソマリア系として米国史上初めて公職に就いた。

ソーシャルメディアでは、2人の勝利を祝う声が相次いでいる。

「イルハン・オマル氏はソマリアの難民キャンプで生まれ、12歳の時にアメリカに移民してきた。彼女はたった今下院の議席を手に入れた。ソマリア人は現在、ドナルド・トランプの渡航禁止令で米国への入国を禁じられている」とツイートする女性もいた。

https://twitter.com/GeorginaRannard/status/1060016106298109952

ジャーナリストのハナ・アラム氏はオマル氏の勝利を称える人たちの動画を投稿し、「ミネアポリスでは、イルハン・オマル氏の勝利を祝って人々が歌と踊りを披露している。正式に決まった。オマル氏とラシダ・ダリーブ氏は、下院初のムスリム女性議員となった」と書いた。

https://twitter.com/HannahAllam/status/1060002130629664768

(英語記事 US mid-term report)

5204チバQ:2018/11/07(水) 16:27:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050094-yom-int
「オバマの再来」候補破る…共和クルーズ氏再選
11/7(水) 13:50配信 読売新聞
 【ワシントン=金子靖志】テキサス州の上院選では、2016年大統領選の共和党予備選でトランプ大統領と指名獲得を争った現職テッド・クルーズ氏(47)が、「オバマ(前大統領)の再来」との呼び声がある民主党新人ベト・オルーク氏(46)との接戦を制し、再選を果たした。

 テキサス州は1993年以来、共和党が上院の議席を独占してきた。クルーズ氏は16年大統領選の予備選でトランプ氏と批判合戦を繰り広げたしこりがあるとされたが、選挙戦終盤ではトランプ氏の応援演説を受けた。

 オルーク氏は端正な顔立ちと演説の巧みさで民主党の「新星」と期待され、上院選では過去最高を上回る7000万ドル(約80億円)以上の選挙資金を集めた。世論調査では一時、クルーズ氏に1%差まで詰め寄る場面もあった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128266-cnn-int
フロリダ州知事選、共和党デサンティス氏の勝利確実
11/7(水) 13:50配信 CNN.co.jp
フロリダ州知事選、共和党デサンティス氏の勝利確実
ロン・デサンティス氏がフロリダ州知事選で勝利を確実にした
(CNN) 6日の米中間選挙で注目を集めていたフロリダ州の知事選は、トランプ米大統領に近い共和党のロン・デサンティス氏が当選確実となった。

民主党候補のタラハシー市長、アンドリュー・ギラム氏は同州初の黒人知事を目指し、デサンティス氏と接戦を繰り広げていた。

同州では共和党の知事が4人続くことになる。

トランプ氏は選挙戦終盤に2回も集会に駆け付け、デサンティス氏を熱心に応援していた。

5205チバQ:2018/11/07(水) 16:27:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000553-san-n_ame
イスラム教徒の女性2人と先住民族の女性1人が当選 米中間選挙
11/7(水) 13:44配信 産経新聞
 【ワシントン支局】米中間選挙で、米CNNテレビは6日夜(日本時間7日午後)、イスラム教徒の女性として初めて、ラシーダ・タリーブ氏とイハン・オマール氏の2人が下院で当選するとの見通しを報じた。

 またAP通信は、ネーティブ・アメリカン(米先住民)の女性として初めて、シャリス・デービッズ氏が下院で当選したと報じた。

https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/181107/wor18110712360011-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
米下院ニューヨークで注目の若手女性候補が当選 米中間選挙
2018.11.7 12:36
 【ワシントン支局】6日に投開票された米中間選挙の下院選ニューヨークで、民主党から立候補し注目を集めていた新人女性アレクサンドリア・オカシオコルテス氏が議席を獲得した。米CNNテレビが報じた。

 オカシオコルテス氏は、民主党予備選で党重鎮を破る番狂わせを起こして全米で注目を集めた。

 同氏は、不法移民の強制退去を執行する移民・税関捜査局(ICE)の廃止を主張する「米民主社会主義者」(DSA)のメンバーとして活動していた。

5206チバQ:2018/11/07(水) 19:43:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000585-san-n_ame
トランプ大統領の再選阻止へ民主動く バイデン前副大統領やサンダース氏ら出馬か
11/7(水) 18:03配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙で下院の過半数を制した民主党は、2020年大統領選でのトランプ大統領の再選阻止に向けて早くも動きつつある。出馬が取り沙汰される同党の主要候補らは、今月から来年初頭にかけて次々と態度表明を行う見通しだ。昨年1月の就任直後から各地で計53回の選挙集会を重ね、再選への布石を着々と打ってきたトランプ氏に対抗できる候補が果たして現れるのか、注目が集まる。

 米CNNテレビが10月14日に発表した世論調査によれば、次の大統領選でトランプ氏が「勝つ」とした回答は46%で、「負ける」47%とほぼ拮抗。ただ今年3月の調査では「勝つ」は40%、「負ける」は54%で、トランプ氏の再選を予想する有権者が確実に増えていることをうかがわせた。

 対する民主党に関し、ワシントンの政界関係者の間で出馬が取り沙汰されている有力候補は、バイデン前副大統領、前回大統領選の民主党候補指名争いで敗退した無所属のバーニー・サンダース上院議員、女性のカマラ・ハリス、エリザベス・ウォーレン両上院議員や黒人のコリー・ブッカー上院議員らだ。

 ロイター通信が今月7日発表した世論調査では、このうち最も人気があるのはバイデン氏(29%)で、2位のサンダース氏(22%)を引き離している。

 バイデン氏は先月10日、大統領選への出馬は「今はない」としつつ、同月31日には党の大統領候補指名争いの行方を左右する中西部アイオワ州を訪れ、集会でトランプ氏批判を展開するなど意欲をにじませた。

 ただ、バイデン氏は現在75歳で、トランプ氏より3歳年上であるため年齢が問題視される可能性もある。

 政治紙「ポリティコ」の調査では、全米の各種メディアで記事として扱われている量が圧倒的に多いのはサンダース氏で、前回の指名争いで同氏を支えた若者らによる「左派旋風」の再来を予想する声もある。

 一方、実業家で前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏も10月に民主党に党員登録し、同党からの出馬が取り沙汰されている。

5207チバQ:2018/11/07(水) 19:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000556-san-n_ame
セクハラへの問題意識、支持政党で差くっきり 民主党の過半数「深刻」、共和は 米中間選挙
11/7(水) 14:26配信 産経新聞
 米NBCテレビ(電子版)は、6日の中間選挙の出口調査の結果、共和党の支持者と民主党の支持者の間には、セクハラへの問題意識に大きな差があることが浮き彫りになった-と伝えた。

 それによると、民主党支持者では女性の66%、男性の59%が、セクハラを「非常に深刻な問題」だと回答。これに対し、共和党支持者で同様の認識を示したのは、女性で33%前後、男性では25%前後にとどまった。

 全体では、セクハラを「非常に深刻な問題」と受け止めているのは、女性で51%、男性で40%だった。

 米国では昨年、著名映画プロデューサーの長年にわたる性的暴力やセクハラが発覚。これを機に、性被害を受けた女性が加害者側を告発する「#MeToo」運動が広がりをみせるなど、セクハラ問題が大きな関心を集めている。(ワシントン支局)

5208チバQ:2018/11/07(水) 21:13:13
https://www.cnn.co.jp/usa/35128242.html
歌手ビヨンセさん、民主党候補を支持 地元テキサス州の上院選
2018.11.07 Wed posted at 11:13 JST
(CNN) 6日に投開票多行われる米中間選挙で、米歌手のビヨンセさんがインスタグラムへの投稿で、地元テキサス州の上院選に出馬している民主党候補のベト・オルーク氏への支持を表明した。

テキサス州上院選の共和党候補は、現職で、2016年の大統領選にも出馬したテッド・クルーズ氏で、選挙戦の行方に注目が集まっている。

ビヨンセさんは投票所が閉まる数時間前にオルーク氏を支持する画像を投稿。文章でオルーク氏を直接名指しはしていないものの、ビヨンセさんは、ベト氏を応援するキャッチフレーズの入った帽子をかぶっている。

ビヨンセさんは「わたしたち全員に声を上げる権利を与えるために激しく戦った、私の前の全ての人に感謝する」と指摘。投票がなくては間違っていることに対する不平や不満を声にすることはできないと訴えた。

5209チバQ:2018/11/08(木) 10:33:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050135-yom-int
民主躍進でも「顔」不在、次期大統領選に課題
11/7(水) 22:46配信 読売新聞
 【ワシントン=三井誠】6日投開票された米中間選挙では、民主党の急進左派やマイノリティー(人種的少数派)の候補が反トランプ票の受け皿となり、下院選での躍進に貢献した。だが、選挙戦では、党主流派と急進左派の対立に加え、党の顔が不在の現実も明らかになり、2020年の大統領選に向け、課題を残した。

 下院選ニューヨーク州14区では、民主党新人のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が約8割の得票で当選を決め、「これは正義を実現させるための社会的な運動だ」と喜びを語った。女性下院議員として史上最年少となるオカシオコルテス氏は政治団体「アメリカ民主社会主義者(DSA)」の一員だ。選挙戦では、公的医療保険の充実などを訴え、ほかの候補の応援演説にも飛び回った。

5210チバQ:2018/11/08(木) 10:34:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000126-mai-n_ame
<米中間選>トランプ政権に打撃 下院は民主、ねじれに
11/7(水) 22:13配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権の発足後、初の全国規模の審判となった中間選挙が6日、投開票され、野党・民主党が下院(定数・改選435)で8年ぶりに多数派の座を奪還した。一方で上院(定数100、改選35)は与党・共和党が多数派を維持し、改選前の51議席から上積みする見通し。上下両院で多数派が異なる「ねじれ」状態が生じることになり、トランプ大統領が厳しい政権運営を迫られるのは必至だ。

 民主党下院トップのペロシ院内総務は6日夜、下院多数派奪還について「明日は米国にとって新たな日だ」と述べた。トランプ氏はペロシ氏に電話して祝福する一方、「とてつもない成功だ。皆に感謝する!」とツイートし、応援に力を入れた上院選での勝利を強調。米国第一主義に基づき、今後も排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策の路線は継続するとみられる。

 下院(欠員7)の改選前議席は共和党が235、民主党が193。米CNNによると日本時間7日午後8時半現在、民主党は過半数(218)ラインを上回る222議席を確保した。トランプ氏に対する有権者の反発の受け皿として、多くの女性や社会的少数派候補を擁立。「社会主義者」を自称し、若者の支持を受けたニューヨーク州のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)も当選した。

 上院の選挙前の構成は共和党51、民主党49(無所属2含む)で、補選と合わせ改選35議席の内訳は共和党9に対し、民主党が26。共和党は中西部インディアナ、ミズーリ両州などで民主党から議席を奪還し、南部テキサス州では有力議員のテッド・クルーズ氏(47)が民主党の大統領候補として期待する声もあったベト・オルーク氏(46)を降した。

 政治メディア・ポリティコによると、上下両院で少なくとも計103人の女性候補が当選確実となっている。今回は非改選だった10人の上院議員と合わせ、女性議員数は過去最多の107人を上回る見通し。

 また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)の推計では、下院選の投票者数は約1億1400万人で前回2014年の8300万人を大きく上回った。約3分の1が改選された上院選も激戦を反映し各州で記録的な投票者数となった模様。通常は大統領選と比べ投票率が低い中間選挙だが、物議を醸すことが多いトランプ政権への審判とあって高い関心を集めたようだ。

5211チバQ:2018/11/08(木) 10:34:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000627-san-n_ame
米36州で知事選、共和党の「防衛戦」に
11/7(水) 22:09配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】6日の米中間選挙で、全米50州のうち36州で知事選が実施された。民主党が激戦州の中西部カンザス州などを制した一方、共和党も大統領選で重要州となるフロリダ州やオハイオ州などで勝利を確実にした。

 州知事は住民生活に直結する地方行政で強い権限を持つ。共和党は選挙前に33州を押さえていたが、今回の選挙では26州が改選を迎え、「防衛戦」に臨む形になった。

 カンザス州では共和党の州幹部、コバック氏が民主党の女性候補に敗れた。コバック氏はトランプ大統領が掲げる厳しい不法移民対策などを訴え、トランプ氏の支持層を取り込む戦略をとったが、州経済の立て直しを主張した対抗馬に及ばなかった。

 多くの大統領選で接戦となるフロリダ州では、最終盤まで厳しい選挙戦となったが、共和党のドサンティス氏が、同州初の黒人知事を目指したギラム氏を押し切った。2016年の大統領選で共和党の公認候補をトランプ氏と争ったウィスコンシン州の現職知事、ウォーカー氏は、苦戦が伝えられて最終盤にトランプ氏の応援演説を得たが、民主党候補に僅差で敗れた。

5212チバQ:2018/11/08(木) 10:34:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000115-mai-n_ame
<米中間選>州知事選 共和後退、民主が7州奪取
11/7(水) 21:35配信 毎日新聞
 【ワシントン鈴木一生】6日投開票された米中間選挙の州知事選(改選36州)は7日未明までの集計で、共和党が南部フロリダ州や中西部オハイオ州などで勝利し、非改選を含め全50州のうち半数の25州には達したが、選挙前の33州から後退するのが確実となった。知事は大統領選で州内の票をとりまとめる役割を担うため、知事選の結果は、2年後のトランプ大統領の再選にも影響を与えることになる。

 改選は、現職が共和党の26州、民主党の9州、無所属の1州が対象。米メディアによると、共和党は中西部アイオワ州などの激戦州を制したものの、中西部ミシガン州や西部ニューメキシコ州など7州を民主党に奪取された。民主党は激戦だった西部オレゴン州などはそのまま維持し、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などの地盤で着実に勝利。選挙前の16州から22州と勢力を拡大した。

 共和党の地盤の南部ジョージア州では、初の黒人女性知事を目指すエイブラムス候補(民主)がケンプ候補(共和)と接戦となっている。ケンプ氏は同州の州務長官で、選挙直前に同州の選挙登録システムがハッキングされようとしたとして、民主党に対する調査の開始を発表。民主党が「権力の乱用」と非難していた。南部フロリダ州ではサンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が、トランプ米大統領への忠誠を誓う共和党のデサンティス候補に敗れた。

5213チバQ:2018/11/08(木) 10:35:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000114-mai-int
<米中間選>閣僚交代続く恐れ 司法長官ら従順型へシフト
11/7(水) 21:32配信 毎日新聞
<米中間選>閣僚交代続く恐れ 司法長官ら従順型へシフト
米上院選結果
 【ワシントン高本耕太】下院で多数派を野党・民主党に奪われたものの、上院で共和党が多数派を維持したことで、トランプ政権は「大統領にとって大きな節目で勝利」(ホワイトハウスのサンダース報道官)と強気の姿勢を崩していない。トランプ氏が今後、政権中枢で現実主義的な施策を唱えてきたマティス国防長官やケリー首席補佐官を交代させ、閣僚らを自身に従順な側近タイプで固めて、政策を先鋭化する可能性もささやかれる。

 退任が確実視されるのがセッションズ司法長官だ。同氏はロシアによる米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑を巡り、選挙期間中の自身のロシア側との接触を理由に捜査から身を引いた。この判断が疑惑追及に拍車をかけたと考えるトランプ氏はセッションズ氏を「弱腰だ」などと繰り返し批判。疑惑を捜査するモラー特別検察官がまとめる報告書の提出のタイミングで、セッションズ氏が退任、あるいは更迭されることが既定路線となっている。

 一方、政権の安全保障政策を支えてきたマティス氏はトランプ氏との不仲説が伝えられる。アフガニスタンやシリアに駐留する米軍の早期撤退を求めるトランプ氏をマティス氏らが思いとどまらせるなど、国際協調や同盟関係を重視する同氏が政策決定に影響力を持っていた。しかし、最近は米韓合同軍事演習中止やイラン核合意離脱など、マティス氏が関与しないまま重要政策が決められる場面が目立つ。トランプ氏は10月、CBSテレビのインタビューで「彼は去るかもしれない」と発言。決別は近いとの観測が広がる。

 ケリー氏についても、近ごろはトランプ氏は聞く耳を持たず、孤立を深めているとの報道が相次いでいる。元部下のニールセン国土安全保障長官とともに政権を去るとの見方が多い。

 閣僚ではほかに、職権乱用の疑いで司法省の調査対象となっているジンキ内務長官、貿易交渉での手腕をトランプ氏が疑問視するロス商務長官の退任が取りざたされている。

5214チバQ:2018/11/08(木) 10:35:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000113-mai-n_ame
<米中間選>舌戦過熱、得票も拡大 激戦州、民主は倍増
11/7(水) 21:27配信 毎日新聞
<米中間選>舌戦過熱、得票も拡大 激戦州、民主は倍増
開票の途中経過を見て歓声を上げる共和党・ブラックバーン氏の支持者ら=米テネシー州ナッシュビルで2018年11月6日、AP
 上院で共和党が多数派を維持し、下院では民主党が多数派を奪還した米中間選。トランプ大統領の支持派と反対派が激しい舌戦を展開したことで選挙への関心が高まり、民主、共和両党ともに大幅に得票数を伸ばした。2016年の大統領選でトランプ氏が大勝したテネシー州はその典型例となった。【ナッシュビル(南部テネシー州)長野宏美】

 テネシー州選出の上院は共和党議員の引退に伴い、下院を8期務めた同党のマーシャ・ブラックバーン氏(66)がくら替え出馬。地元出身で若者に人気の女性歌手、テイラー・スウィフトさん(28)が「民主党候補に投票する」と表明して注目されたが、結果はブラックバーン氏が、民主党の元州知事フィル・ブレッドセン氏(74)を振り切った。

 しかし、ブレッドセン氏の得票は、直近の上院選である前回14年に敗北した民主候補の43万票に比べ、今回は開票率99%時点で98万票と倍以上、票を積み上げた。ただ、ブラックバーン氏も前回の共和党候補に比べて5割近く増えた122万票を獲得した。

 州都ナッシュビルにある民主党の選挙事務所でボランティアとして働く大学生のアマンダ・ノーランさん(18)は「テイラーの影響で初めて関心を持った人も多いと思う。若い世代の熱気を感じた」と語った。

 午後8時20分。ブラックバーン氏の「当選確実」が伝えられると、ビアホールのテレビで速報を見守っていた100人以上の民主党支持者から「ノー」という声が上がったが、ソフトウエアエンジニアのピーター・ハルバートさん(28)は「民主党支持者の方が若者が多い。未来は私たちの手にある」と、今後につながる結果だと手応えを強調していた。

5215チバQ:2018/11/08(木) 10:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050134-yom-int
知事選は共和党18州勝利、フロリダも押さえる
11/7(水) 23:52配信 読売新聞
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】全米50州のうち36州で争われた州知事選では、共和党が少なくとも18州で勝利した。非改選の7州と合わせ計25州を押さえ、計22州の民主党を上回った。州内で強い権限を持つ知事のポストを握った政党は、地元で有利に支持基盤を固められる。2020年の大統領選に向け、トランプ大統領と共和党には追い風となりそうだ。

 南部フロリダ州では、トランプ氏を信奉する「ミニ・トランプ」の代表格とされる共和党候補ロン・デサンティス氏(40)が当選を確実にした。トランプ氏は、大統領選で勝敗のカギを握る選挙人数の割り振りが多いフロリダ州を重視しており、選挙戦終盤に2度もフロリダ入りし、デサンティス氏を全面支援していた。

 今回当選した州知事は、20年の国勢調査を踏まえて実施される下院議員の選挙区割りの見直しでも、強い権限を持つ。特定政党に有利な「ゲリマンダー」と呼ばれる区割りが行われる可能性もある。

5216チバQ:2018/11/08(木) 10:40:29
httpsセッションズ司法長官が辞任 トランプ氏、不満あり更迭
11/8(木) 5:38配信 朝日新聞デジタル
セッションズ司法長官が辞任 トランプ氏、不満あり更迭
10月26日、司法省で会見をするセッションズ米司法長官=ワシントン、ランハム裕子撮影
 トランプ大統領は7日、自身のツイッターで、セッションズ司法長官が辞任したことを明らかにした。大統領選に介入したロシアとトランプ氏のロシア疑惑に関する対応で、トランプ氏はセッションズ氏が指導力を発揮しなかったとして以前から不満を持っており、事実上の更迭とみられる。

【写真】米司法省で会見に臨むセッションズ米司法長官=2018年10月26日、ワシントン、ランハム裕子撮影

 トランプ氏は6日に投開票された中間選挙の前から閣僚の交代を示唆。中間選挙では、上院は自ら率いる与党・共和党が過半数を維持したが、下院は野党・民主党に過半数を奪還された。トランプ氏は下院で民主党から政権の不祥事などを厳しく追及される前に、新たな体制づくりに乗り出したとみられる。

 トランプ氏は2017年1月に政権を発足させた際、セッションズ氏を司法長官に任命するほど信頼が厚かった。しかし、ロシア側と接触していたことを理由に昨年3月、セッションズ氏がロシア疑惑の捜査に関与しないと宣言したことに、トランプ氏は強い不満を持っていた。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000010-asahi-int

5217チバQ:2018/11/08(木) 10:41:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000011-jij-n_ame
民主、コネティカット知事選制す=米中間選挙
11/8(木) 6:13配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】6日投票の米中間選挙の州知事選は7日も結果未確定の州で開票作業が続けられ、米メディアによると、東部コネティカット州で民主党新人のネッド・ラモント候補が競り勝つ一方、西部アラスカ州では共和党新人のマイク・ダンリービー候補の当選が確実になった。

 
 これにより非改選を含め、全50州のうち共和党は26州(改選前33州)を押さえ、民主党は23州(同16州)に勢力を拡大した。残る未確定州は南部ジョージアのみ。

5218チバQ:2018/11/08(木) 10:41:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000018-jij-n_ame
「貿易戦争」の解決見えず=民主も対中強硬に理解―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン、北京時事】6日の米中間選挙で共和党は下院過半数を失った。

 しかし、トランプ政権の通商分野での対中強硬姿勢には民主党も一定の理解を示しており、「貿易戦争」解決の道筋は引き続き見えない。来年から始まる日本との貿易協定交渉にも厳しい姿勢で臨むとみられる。

 「中国と公正な合意ができる」。トランプ大統領は1日、自らの要請で習近平国家主席と半年ぶりに電話会談し、11月末からの20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開く米中トップ会談への期待を表明した。ただ、貿易に端を発した米中対立は、外交や軍事にまで戦線が拡大し、「停戦」には程遠い。

 貿易戦争の行方を占うのは、好況を謳歌(おうか)してきた米経済がどこまで持ちこたえられるかだ。トランプ氏は2020年の再選をにらみ、「株価低迷や景気後退の明確な兆しが見えるまで」(米シンクタンクの戦略国際問題研究所)、あらゆる手段を総動員して中国の封じ込めを図るとみられる。

 米政権の対中強硬策は既に「モノ」だけでなく、「カネ」や「ヒト」にも広がる。中国からの年間輸入実績の半分に当たる2500億ドル(約28兆円)に制裁関税を発動済みで、残る全ての輸入品への課税をちらつかせる。中国企業の対米投資規制や中国人研究者のビザ審査も厳格化した。

 米政権の最大の狙いは、軍事転用も可能なハイテク技術の窃取阻止や補助金を使う産業戦略「中国製造2025」を見直させることだが、官民一体で成長を目指す中国はこれらの要求を拒絶。対米輸入拡大や外資規制の緩和で批判をかわす構えだ。

 中国は7〜9月期に9年半ぶりの低成長に追い込まれた。中国の習政権は、長期戦を覚悟して景気優先の経済政策にかじを切った。習氏は5日の演説で、ハイテク技術をめぐる米強硬策を念頭に「弱肉強食」「勝者の総取り」「独り占め」を非難した。中国は、輸入博覧会開催や規制緩和を通じて米企業を取り込みつつ、対米協議での出方を決める目算とみられる。

5219チバQ:2018/11/08(木) 10:42:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000016-jij-n_ame
「生命線」の好景気に逆風=政策の停滞必至―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で共和党が下院で敗北したことで、トランプ政権の経済政策が停滞するのは必至だ。

 昨年末の大型減税に続く「第2弾」が困難となり、予算をめぐる民主党との対立は政府機関閉鎖を招きかねない。政権の「生命線」ともいえる好景気が傾けば、2020年に再選を狙うトランプ大統領には逆風だ。

 「経済は米国史上で最強」。トランプ氏の決まり文句だ。減税や規制緩和、歳出増が推進力となり、今年の成長率は13年ぶりの「3%超」が視野に入る。政権と下院共和党は、選挙直前に中間層への10%の所得税減税を柱とする「減税第2弾」をぶち上げた。だが下院での敗北で「実現はほぼ不可能」(エコノミスト)な情勢だ。

 今後の波乱要因として警戒されるのは、政権と民主党が鋭く対立する不法移民対策。トランプ氏はメキシコ国境の壁建設費が19会計年度予算で確保されなければ「政府閉鎖は小さな代償だ」と明言し、予算案への署名拒否をちらつかせている。今後、暫定予算が失効し、政府機関が閉鎖される恐れがある。民主党が訴えた医療保険制度の拡充も双方の溝が深い。

 歩み寄れる可能性があるのがインフラ投資だ。政権は10年間で1兆5000億ドル(約170兆円)規模のインフラ整備を掲げており、実現すれば双方が「手柄」としてアピールできる。民主党下院トップのペロシ院内総務は6日、下院勝利を受けて「超党派に向けて努力する」と表明し、協力を呼び掛けた。

 米経済は来年以降、減税効果が薄れ、成長の鈍化が見込まれている。貿易摩擦など政策の不確実性が増し、景気に不透明感が強まれば、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対するトランプ氏の攻撃が一段とエスカレートする可能性もある。

5220チバQ:2018/11/08(木) 10:42:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000017-jij-n_ame
パレスチナ系や先住民女性=民主、「史上初」議員多数誕生―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】6日投開票の米中間選挙では、パレスチナ系や先住民の女性ら「米史上初」となる社会的少数派の民主党下院議員が多く誕生した。

 米国の選挙は当選者が1人に限られる小選挙区制のため、少数派の進出は困難だとされてきたが、移民や少数派を軽視するトランプ政権に対する強い反発が、多様な背景を持つ候補者たちを後押しした。

 中西部ミシガン州13区でパレスチナ系として初めて当選したラシダ・タリーブ氏は、「企業や富裕層を優遇するトランプ政権と戦う」と宣言し、選挙戦を展開。8歳で内戦下の祖国ソマリアから脱出し、ケニアの難民キャンプを経て渡米したミネソタ州5区のイルハン・オマル氏と共に、米史上初のイスラム教徒女性の連邦議会議員になった。

 先住民女性も2人が初めて議席を獲得した。ニューメキシコ州1区からは、環境保護に力を入れるデブ・ハーランド氏が当選。カンザス州3区では、同性愛者であることを公言しているシャリス・デービッズ氏が、共和党の現職を破った。ハーランド氏は支持者を前に「連邦議会で戦ってくる」と意気込みを語った。

 一方、4年ぶりに女性下院議員の最年少記録を更新したのは、「社会主義者」を自称するアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(29)。現状に不満を感じる若者の心をつかみ、ニューヨーク州14区を制した。

5221チバQ:2018/11/08(木) 10:43:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000003-jij_afp-int
売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選
11/8(木) 7:36配信 AFP=時事
売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選
売春宿経営者のデニス・ホフ氏(2008年4月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】6日の米中間選挙の一環で行われた州議会選で、先月死亡した売春宿経営の候補者が当選を果たした。

【写真】売春宿を経営しリアリティー番組のスターでもあったデニス・ホフ氏

 公式集計結果によると、ネバダ州南部ナイ郡(Nye County)の選挙区で当選したのは共和党のデニス・ホフ(Dennis Hof)候補(死亡当時72)。同氏は得票率69.02%を獲得、得票率30.98%に終わった民主党候補のレシヤ・ロマノフ(Lesia Romanov)氏に勝利した。これにより共和党の代替候補が指名される見通しだ。

 売春宿を経営しリアリティー番組のスターでもあったホフ氏は先月16日、ネバダ州クリスタル(Crystal)で自身が所有する合法売春宿の一つ「Love Ranch」で、遺体で発見された。ホフ氏はポルノ俳優のロン・ジェレミー(Ron Jeremy)さんらを招待し、自身の誕生日パーティを行っていた。睡眠中に死亡したとみられている。

 ホフ氏は米ケーブルテレビ局HBOのリアリティー番組で、自身の売春宿で働く売春婦らを撮影した「キャットハウス(Cathouse)」に出演。今回の州議会選ではドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領風の共和党候補者として出馬していた。【翻訳編集】 AFPBB News

5222チバQ:2018/11/08(木) 13:55:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000008-san-n_ame
米中間選挙 議会、ねじれ状態に トランプ共和が下院敗北、上院勝利
11/8(木) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日(日本時間7日)、投開票され、野党・民主党が下院で8年ぶりに過半数を奪還した。上院は共和党が過半数を維持し、1月からの新議会は4年ぶりの「ねじれ議会」としてスタート。民主党はロシアの米大統領選干渉疑惑の調査を本格化させるなどトランプ政権に攻勢をかけて大統領の弾劾訴追も視野に置く構えで、トランプ大統領の政権運営や2020年大統領選の再選戦略に影を落としそうだ。

 トランプ氏は6日深夜、上院選勝利を受け、「とてつもない成功だ」とツイッターに書いた。下院選の敗北には触れなかった。民主党のペロシ下院院内総務も同党支持者との集会で勝利宣言。トランプ氏は勝利宣言を受け、ペロシ氏に電話で祝意を伝えたという。

 CNNテレビ(電子版)によると、7日午前10時(同8日午前0時)現在の獲得議席は、下院(435議席)が民主222、共和199。

 共和党は現有235議席から減らすが、中間選挙では与党が議席を減らすことが多く、第二次大戦後、与党の下院議席増はわずか2回だけだ。

 民主党は下院の議長と全委員長ポストを握ることになり、その権限を使ってロシア疑惑やトランプ氏の大統領権限とビジネスに関する「利益相反」の問題の解明を進めるとみられる。

 一方、上院(定数100)は共和51、民主45(無所属を含む)が固まった。

 米ラトガース大の7日朝現在の集計では、今回の選挙の結果、上下両院の女性議員は117人以上となり、現在の107人を上回って過去最高を更新する見通し。

 フロリダ大は、中間選挙で初めて1億人以上が投票し、投票率は47・3%になると予測した。

 共和党は中間選挙で、トランプ氏を中心に不法移民対策の強化や好調な経済の継続を訴えた。民主党は医療保険制度改革(オバマケア)の維持を求め、トランプ氏の大統領としての資質も争点化。中間選挙の投票率は通常40%前後だが、有権者の関心が高まった。

5223チバQ:2018/11/08(木) 14:16:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000547-san-n_ame
若年層、民主党を後押し 女性の共和党離れも浮き彫り
11/8(木) 13:00配信 産経新聞
 米CNNテレビが6日投開票の中間選挙に合わせて実施した出口調査で、2000年以降に成人したミレニアル世代と呼ばれる若年層が下院選で野党・民主党を後押ししている傾向が分かった。女性の共和党離れも浮き彫りとなっており、次期大統領選で再選を目指すトランプ大統領には気がかりな結果だ。(ワシントン 加納宏幸)

 ■大学めぐりも及ばず

 女性として史上最年少の下院議員となる見通しの民主党新人アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)の活躍や、女性歌手テイラー・スウィフトさん(28)の民主党候補への支持表明で、「若者」が中間選挙のキーワードとなった。

 出口調査では、すべての世代で民主党への支持が14年の前回中間選挙から上昇したが、その傾向は特に18〜29歳で著しく、前回の54%から67%へと13ポイント増えていた。他の世代に比べ、マイノリティー(人種的少数派)の比率が高いことも影響したとみられる。

 南部テキサス州で現職のクルーズ上院議員に挑んだオローク下院議員は、若者向けの選挙運動が好感され「オバマ前大統領の再来」ともてはやされた。州内の大学を飛び回り、各大学のロゴが入った帽子をかぶって支持を訴え、全体の13%に当たる18〜29歳の層で71%の支持を集めた。しかし、投票の6割以上を占める45歳以上の層でクルーズ氏の後塵を拝し、あと一歩、及ばなかった。

 ■女性が気がかり?

 中間選挙では、カバノー連邦最高裁判事の人事承認に際して飛び出した女性暴行疑惑やトランプ氏自身の女性をめぐる発言によって、前回大統領選で同氏を推した都市近郊に住む白人女性の「トランプ離れ」が話題となった。

 出口調査によると、男性の支持は共和、民主がほぼ半分ずつで大きく変わらなかったのに対し、女性では民主59%、共和40%と民主党への支持が大きく上回った。白人女性は10、14両年の中間選挙では共和党への支持が上回っていたが、今回は民主、共和両党に49%ずつに二分された。

 民主党のシューマー上院院内総務は7日、「共和党は全米で女性、マイノリティー、郊外居住者の票を失った。20年の共和党候補と(同年に大統領再選を目指す)トランプ氏には気がかりだろう」と推し量った。

 ■争点は「トランプ」

 有権者の26%がトランプ氏への「支持」、38%が「反対」の意思をそれぞれ表明するために下院選で投票したと答えた。「トランプ政治」の是非を投票の動機として答えたのは計64%で、投票要因ではないとしたのは33%だった。

 中国との貿易戦争などトランプ氏の通商政策が地域経済に与える影響を「有益」と答えた人のうち91%は共和党支持層で、「害する」と答えたうち89%は民主党支持層だった。

 また、モラー特別検察官によるロシア疑惑捜査を支持すると答えたうち79%が民主党支持層で、不支持と答えた71%が共和党支持層。政党支持によりトランプ氏の政策や政権にまつわる問題への評価がくっきりと分かれていた。

5224チバQ:2018/11/08(木) 18:03:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000063-asahi-int
女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
11/8(木) 16:00配信 朝日新聞デジタル
女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
米ミネソタ州で6日、親族に抱きしめられる民主党候補のイルハン・オマール氏。初の女性イスラム教徒の下院議員となる1人になった=ロイター
 今回の米中間選挙には、民主党を中心に過去最多となる女性が立候補した。米紙ワシントン・ポストの集計によると、下院では7日朝までに、これまでの記録を上回る95人が当選を決めた。イスラム教徒の女性が初めて下院に当選するなど顔ぶれも多彩だ。

【写真】民主党からコロラド州知事に当選したジャレッド・ポリス氏(中央)。同性愛者であることを公表している初めての知事となる=6日、ロイター

 女性の政界進出について研究するラトガース大学の米国女性と政治センターのまとめでは、上院で23人、下院で237人、知事選に16人と、それぞれ過去最多の女性が立候補した。ワシントン・ポストによると、下院で女性の議員数がこれまで最も多かったのは84人。女性の下院議員がいなかったアイオワ州でも、3区のアクシーン氏(民主)ら2人が当選した。

 「初」が付く当選者も多い。民主党から立候補したミシガン選出のラシダ・トレイブ氏、ミネソタのイルハン・オマール氏は、初のイスラム教徒女性の下院議員。トレイブ氏はパレスチナ移民の娘で、オマール氏はソマリア難民だ。米メディア・バズフィードによると、オマール氏は8歳のときに国を逃れ、ケニアの難民キャンプで4年間過ごしたという。

 先住民族の女性で初の下院議員も生まれた。こちらも2人同時で、ニューメキシコ州のデブ・ハーランド氏とカンザス州のシャリス・デービッズ氏。いずれも民主党だ。デービッズ氏はカンザス州選出では初めて性的少数者であることを公表した議員でもある。

 コロラド州知事に民主党から当選した男性のジャレッド・ポリス氏は、同性愛者であることを公表している初めての知事となる。(ワシントン=鵜飼啓)

5225チバQ:2018/11/08(木) 18:11:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000117-mai-n_ame
米中間選挙>史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…
11/7(水) 21:37配信 毎日新聞
<米中間選挙>史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…
初の女性イスラム教徒の下院議員となる民主党のイルハン・オマル氏=2018年11月6日、AP
 【ワシントン高本耕太】6日投開票された米中間選では、下院で史上初めて100人超の女性議員が誕生することが確実になったほか、多くの「史上初」当選が伝えられた。移民や同性愛者らに不寛容とされるトランプ政権への批判票の受け皿として、多様な背景を持つ少数派候補の擁立を進めた野党・民主党の戦略が一定の効果を上げた結果といえる。

 下院カンザス州3区で当選したシャリス・デービッズ候補(民主)は、同ニューメキシコ州1区のデブラ・ハーランド候補(民主)とともに、連邦議員として史上初の先住民女性となった。先住民居留地で生まれ育ったデービッズ氏は同性愛者であることも公言。LGBTなど性的少数者の権利や銃規制などを主要争点に戦った。

 下院ミシガン州13区で当選したラシダ・タリーブ候補(民主)、同ミネソタ州5区のイルハン・オマル候補(同)はイスラム教徒女性として初の連邦議会議員となった。タリーブ氏は親がパレスチナ移民。オマル氏は幼少時に内戦下のソマリアを逃れて渡米した。

 ニューヨーク州14区のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス候補(民主)、アイオワ州1区のアビー・フィンケナウワー候補(同)はともに29歳で女性下院議員当選の最年少記録を更新した。

 一方、コロラド州知事に当選したジャレド・ポリス候補(民主)は、同性愛者を公表している男性として史上初めて知事に選出された。

5226とはずがたり:2018/11/08(木) 20:04:34
州知事選 共和後退、民主が7州奪取
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181108k0000m030154000c.html
11月07日 21:35毎日新聞

 【ワシントン鈴木一生】6日投開票された米中間選挙の州知事選(改選36州)は7日未明までの集計で、共和党が南部フロリダ州や中西部オハイオ州などで勝利し、非改選を含め全50州のうち半数の25州には達したが、選挙前の33州から後退するのが確実となった。知事は大統領選で州内の票をとりまとめる役割を担うため、知事選の結果は、2年後のトランプ大統領の再選にも影響を与えることになる。

 改選は、現職が共和党の26州、民主党の9州、無所属の1州が対象。米メディアによると、共和党は中西部アイオワ州などの激戦州を制したものの、中西部ミシガン州や西部ニューメキシコ州など7州を民主党に奪取された。民主党は激戦だった西部オレゴン州などはそのまま維持し、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などの地盤で着実に勝利。選挙前の16州から22州と勢力を拡大した。

 共和党の地盤の南部ジョージア州では、初の黒人女性知事を目指すエイブラムス候補(民主)がケンプ候補(共和)と接戦となっている。ケンプ氏は同州の州務長官で、選挙直前に同州の選挙登録システムがハッキングされようとしたとして、民主党に対する調査の開始を発表。民主党が「権力の乱用」と非難していた。南部フロリダ州ではサンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が、トランプ米大統領への忠誠を誓う共和党のデサンティス候補に敗れた。

5227チバQ:2018/11/08(木) 20:39:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000147-jij-n_ame
「初のパレスチナ系」に歓喜=米下院議員当選タリーブ氏の故郷
11/8(木) 20:16配信 時事通信
 【ベイトオルアルフーカ(ヨルダン川西岸)時事】6日投開票の米中間選挙では、民主党候補のラシダ・タリーブ氏(42)が、パレスチナ系としてもイスラム教徒の女性としても史上初めて下院議員に当選した。

 タリーブ氏の故郷で、現在も親族が暮らすヨルダン川西岸の村では8日、「とてもうれしい。イスラム教徒やパレスチナの誇りだ」と歓喜の声が聞かれた。

 タリーブ氏の母親はかつて、パレスチナ自治区ラマラ郊外のベイトオルアルフーカで暮らしていたが、1970年代半ば、東エルサレム出身の夫と共に米国に移住。タリーブ氏は米中西部ミシガン州を拠点に社会的弱者の保護を主張し「富裕層を優遇するトランプ政権と戦う」と訴えてきた。当選はイスラエルの占領下で暮らす人々にとって「一筋の希望」となった。

 ベイトオルアルフーカはイスラエルとの境界沿いに位置する。住民はイスラエル軍による厳しい警備で道を自由に歩けないなど日常生活で困難に直面。米国で暮らすタリーブ氏やその家族はこれまでに何度も帰郷しており、その苦境を熟知している。

 同地で暮らすタリーブ氏のおじ、バッサムさん(52)は、トランプ米大統領がイスラエル寄りなのは「米国の人々がパレスチナに悪いイメージを持っていて、イスラエルを支持するからだ」と指摘。「ラシダには今後、下院議員としてパレスチナの困難な状況を米国の人々にしっかり伝えていってほしい。それが変化の始まりになる」と期待を語った。

5228チバQ:2018/11/08(木) 20:40:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110800820&g=int
民主の波、重要2州に届かず=トランプ氏再選に好材料?-米中間選挙

 【ワシントン時事】米大統領選の勝敗を分ける代表的なスイング州(揺れ動く州)のフロリダとオハイオ。6日投開票された中間選挙では、民主党の勢いが両州に届かず、共和党が底力を示した。2020年の再選を目指すトランプ大統領にとって好材料となる可能性がある。


 フロリダでは共和が知事選を取り、上院選も現職相手に勝利宣言。オハイオでは知事選や16ある下院選挙区の12を共和が制した。地元紙は「今や疑いなく(共和党が強い)赤い州だ」(フロリダ)、「赤い州に近づいた」(オハイオ)などと伝えた。(2018/11/08-15:00)

5229とはずがたり:2018/11/08(木) 22:12:44
米中間選挙“ねじれ状態” 中露の反応は?
11月07日 21:26日テレNEWS24
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/www.news24.jp-articles-2018-11-07-10408682-html.html

アメリカのトランプ政権への審判となる中間選挙で、反トランプを掲げた野党・民主党が躍進し、トランプ政権を支える共和党が議会の下院で敗北することが確実となった。この結果を受けた各国の反応。

貿易戦争で対立する中国外務省の華春瑩報道官は7日の会見で、「アメリカの内政にはコメントしない」として選挙結果には言及しなかった。

その一方で、「ともに努力して米中関係を正しい方向に前進させるべき」と改めて強調。今月末の国際会議にあわせた米中首脳会談を控える中、貿易戦争による対立関係の解消にむけ前向きなメッセージを送る狙いがあるとみられる。

一方、地元メディアによると、冷戦後最悪の関係ともいわれるロシアのメドベージェフ首相は、選挙結果について、「様々な評価があるだろうが、それはアメリカの内政問題だ」と具体的な論評は避けた。

また、ロシア下院で外交を担当する国際問題委員会の副委員長は、アメリカ議会がねじれ状態になったことについて、「民主党はトランプ大統領を親露的だと批判するだろう。すでに難しい両国関係はさらに困難になる」と指摘した。

5230名無しさん:2018/11/08(木) 23:23:36
https://www.foreignaffairsj.co.jp/theme/201705_ikenberry/

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トランプから国際秩序を守るには―― リベラルな国際主義と日独の役割

G・ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授(国際関係論)

The Plot against American foreign policy
―― Can the Liberal Order Survive?

G.John Ikenberry
アメリカの政治学者で、現在はプリンストン大学教授(政治学、国際関係論)。ジョージタウン大学、国務省、ブルッキングス研究所を経て現職。戦後秩序に関する論文を数多く発表している。フォーリン・アフェアーズには「民主国家連合の可能性――第2のX論文を求めて」(2007年1月号掲載)、「アメリカ後の世界秩序―― 中国による新秩序模索も文明の衝突も起きない」(2011年6月号掲載)などを寄稿している。

トップページ 論文データベース トランプから国際秩序を守るには―― リベラルな国際主義と日独の役割
2017年5月号掲載論文
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古代より近代まで、大国が作り上げた秩序が生まれては消えていった。秩序は外部勢力に粉砕されることでその役目を終えるものだ。自死を選ぶことはない。だが、ドナルド・トランプのあらゆる直感は、戦後の国際システムを支えてきた理念と相反するようだ。国内でもトランプはメディアを攻撃し、憲法と法の支配さえほとんど気に懸けていない。欧米の大衆も、リベラルな国際秩序のことを、豊かでパワフルな特権層のグローバルな活動の場と次第にみなすようになった。すでに権力ポストにある以上、トランプがそのアジェンダに取り組んでいくにつれて、リベラルな民主主義はさらに衰退していく。リベラルな国際秩序を存続させるには、この秩序をいまも支持する世界の指導者と有権者たちが、その試みを強化する必要があり、その多くは、日本の安倍晋三とドイツのアンゲラ・メルケルという、リベラルな戦後秩序を支持する2人の指導者の肩にかかっている。・・・

5231チバQ:2018/11/09(金) 18:06:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000565-san-n_ame
中間選挙の開票続く 上院残り3議席
11/9(金) 17:57配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)は8日も一部の接戦州で開票が続いた。米CNNテレビ(電子版)によると、上院(定数100、非改選含む)の獲得議席は共和51、民主46で残りは南部フロリダ、西部アリゾナ、補選が行われた南部ミシシッピの3州となった。

 フロリダ州では州知事からくら替えした共和党スコット氏と民主党現職ネルソン氏が僅差で、スコット氏が勝利宣言したがネルソン氏は認めず、投票結果の再集計を求めている。ミシシッピ州の補選は4人が出馬して50%以上を獲得する候補がおらず、27日に決選投票が行われる見通し。

 下院(435議席)の獲得議席は民主225、共和200で10議席がまだ確定していない。

 全米50州のうち36州で実施された知事選の残りは民主党のエイブラムス氏が史上初の黒人女性知事になるか注目されている南部ジョージア州のみとなった。

5232とはずがたり:2018/11/09(金) 19:29:02
日本も狂ってるけどアメリカも狂ってる。。

ホワイトハウス 出入り禁止記者の映像改ざんし公開か
2018年11月9日 16時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181109/k10011704671000.html

アメリカのトランプ大統領と口論になってホワイトハウスへの出入りを禁じられた記者をめぐり、アメリカのメディアは、記者のふるまいが悪質に見えるよう、映像が改ざんされて公開された可能性があると伝え、物議を醸しています。

これは、7日、ホワイトハウスでの記者会見で、トランプ大統領とCNNテレビの記者が口論になり、記者が、マイクを取り上げようとしたインターンの女性の腕に触れたとして、ホワイトハウスが記者の入館証を無効にしたものです。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストなどは、8日、ホワイトハウスのサンダース報道官がツイッターに公開した、記者のふるまいを映した映像は、元の映像が、一部、改ざんされた可能性があると伝えました。

それによりますと、映像の専門家は、記者が女性に伸ばした手が実際よりも速く動いたように改ざんされていると指摘し、その結果、記者が女性の腕をたたき落としたように見えると伝えています。

これについて、サンダース報道官は、「問題は記者が女性に触れたかどうかだ」と述べるにとどまっています。

トランプ政権は、日頃、CNNテレビなどを「フェイクニュース」呼ばわりして敵視しているだけに、アメリカ国内では、改ざんされた映像をホワイトハウスの報道官が公開したのは問題だとして物議を醸しています。

5233チバQ:2018/11/10(土) 09:27:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000053-mai-n_ame
<キャラバン>トランプ氏 難民申請制限へ 法廷闘争発展も
11/9(金) 17:23配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権は8日、国境を違法に越えて米国に入国した者からの難民申請を拒否する措置の導入方針を発表した。トランプ大統領が9日に非常権限の行使を表明する。国家の難民保護義務を定めた国際法や米国内法に抵触する可能性があり、法廷闘争に発展するものとみられる。

 6日に投開票された中間選挙の期間中、トランプ氏は、中米諸国から米国を目指し北上中の移民集団(キャラバン)について「犯罪者がまざっている。真の難民ではない」などと指摘。「米国への侵略だ」と訴え、入国を阻止する考えを繰り返し強調した。

 今回の措置は、こうした主張の延長線上にあり、国境管理事務所の所在地以外で国境を越えた者による難民申請の受理を国境警備当局が拒否することを可能にする。国家の安全保障を理由に大統領権限で実施する。

 だが、戦禍や迫害に見舞われた人々が他国に逃れる権利は難民条約で定められ、米連邦法の移民国籍法は「外国人が入国方法・経路に関わらず難民認定を求めることができる」と規定している。新たな措置の合法性を問う訴訟が人権団体から相次ぎ提起される可能性が高い。

 米国では近年、不法入国者が国境で拘束された後に難民認定を申請。収容施設の不足から裁判官が認定の是非を判断する審問までに、いったん釈放され、そのまま公判日に出廷せず米国内で行方をくらませるケースが増加している。公判待ちの訴訟件数は現在、約75万件に上る。

 国境での拘束者についてトランプ氏は今月1日の記者会見で「釈放はしない」と強調。ワシントン・ポスト紙によると、国防総省が国境付近に最大8000人を収容できる拘束施設の設営を進めている。

5234チバQ:2018/11/10(土) 09:30:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000028-jij-int
分断の政治に怒り=妥協か強硬か-トランプ共和、険しい道・米中間選挙〔深層探訪〕
11/10(土) 8:29配信 時事通信
分断の政治に怒り=妥協か強硬か-トランプ共和、険しい道・米中間選挙〔深層探訪〕
トランプ米大統領=5日、インディアナ州フォートウェイン(AFP時事)
 6日の米中間選挙で、与党共和党は下院の多数派を失う敗北を喫した。保守色の強い州で底力を見せつつも、それ以外の地域では現職候補が相次いで倒れた。有権者が示した怒りを受け、民主党との妥協を探るのか、強硬路線を進めるか、トランプ政権は岐路に立たされている。

 ◇郊外住民の離反
 「現職大統領が中間選挙で上院の(与党)議席を増やしたのは105年間で5回だけだ」。トランプ氏は7日未明のツイートで、他人の発言を引用する形で、成果をアピールした。

 トランプ氏は選挙戦終盤6日間でテネシー、インディアナ、ミズーリなど11の保守州で集会を開催。「もっとキャラバン(移民集団)と犯罪が欲しいなら民主党に投票しよう」などと訴え、支持者の間にある反移民感情をあおった。

 だが、トランプ氏の神通力が効いたのは、自身の「縄張り」の中にすぎない。下院選ではトランプ氏の政治姿勢に対する、穏健な有権者の強い怒りがあらわになった。

 NBCニュースの出口調査によると、無党派層の投票先は2016年選挙では、共和党が46%で民主党を4ポイント上回っていたが、今回は民主党が54%で、共和党を13ポイント上回った。

 特に共和党が40年以上守ってきた議席を失ったイリノイ州6区をはじめ、逆風が吹いた下院選挙区は裕福な郊外型の選挙区が多い。米カトリック大学のジョン・ホワイト教授は「トランプ政権の下で共和党はより農村部中心の政党になった。郊外に住む比較的高学歴の白人、特に女性はトランプ氏に反対票を投じた」と指摘する。

 ◇不透明な再選への影響
 「民主党は(疑惑の)調査に時間を費やすべきではなく、国民が何を望んでいるかを考えるべきだ」。サンダース大統領報道官は6日夜の米テレビのインタビューでけん制した。

 単独で政治を前に進める道を絶たれたトランプ政権にとって、今後は野党との「ディール(交渉)」に活路を見いだす選択肢もある。クリントン元大統領は1994年の中間選挙で敗れた後、野党との妥協を探り、その実績が評価されて大統領再選につながったと言われる。

 だが、政権を待つ道は険しい。選挙後には、表立った動きを止めていたモラー特別検察官のロシア疑惑捜査が「再開」。トランプ氏が父から継いだ不動産業をめぐって脱税行為をしていた疑いも浮上し、民主党有力支持者からは「議会の調査権を使って問題を調べ、弾劾手続きを進めるべきだ」との声も出ている。

 トランプ氏は下院で有権者の不信任を突き付けられたにもかかわらず、中間選挙の結果を「とてつもない成功」と表現。米メディアによると、側近らと結果を祝い合ったという。

 与野党がすくみ合う展開となれば、「政策が進まない口実と、おあつらえ向きの『敵』をトランプ氏に与える」という見方も米政界関係者にある。20年大統領選に向けて、トランプ氏がさらに強硬路線を強める可能性も否定できない。(ワシントン時事)

5235チバQ:2018/11/10(土) 09:34:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000093-asahi-int
ジョージア州知事選、勝敗つかず 選挙の公正さに疑念も
11/8(木) 21:49配信 朝日新聞デジタル
ジョージア州知事選、勝敗つかず 選挙の公正さに疑念も
「素晴らしい夜になった」と事実上の勝利演説をするブライアン・ケンプ氏。現役のジョージア州務長官のまま知事選に出馬した=7日未明、米ジョージア州アセンズ、江渕崇撮影
 全米初のアフリカ系(黒人)女性知事をめざす民主党候補と、トランプ大統領に忠誠を誓う白人男性の共和党候補――。南部ジョージア州知事選は、投票翌日の7日になっても勝敗が決まらず、決選投票の可能性も出てきた。影を落とすのは、選挙の公正さそのものに対する疑念だ。

【写真】米アトランタの集会で6日夜、支持者たちに決選投票への期待を語るジョージア州知事選の民主党候補ステイシー・エイブラムス氏=AP


 「集計されるべき票が残っている」。民主党候補ステイシー・エイブラムス氏(44)は7日未明、最後の一票が明らかになるまで敗北を認めないと支持者らに告げた。

 同じころ、共和党候補ブライアン・ケンプ氏(55)は「勝利は近いと確信する」と演説。7日午後になり陣営が勝利宣言した。選挙から丸一日過ぎても勝敗をめぐり対立が続く異常事態だ。

 米CNNによると、7日夜時点(開票率99%)でケンプ氏は197万票余を集め、エイブラムス氏を6万票超リード。それでも新知事が決しないのは第3党「リバタリアン党」の候補が出馬したことと関係がある。得票率50%に達する候補がいない場合、上位2人による決選投票になるが、ケンプ氏の得票率は50・3%とギリギリなのだ。

 エイブラムス陣営は、黒人や移民など民主党支持者が多い地域で、集計されていない期日前投票などが数万票に上ると主張。ケンプ氏の得票率を引き下げて決選投票に持ち込もうとしている。

 エイブラムス陣営は州政府に対し、民主党支持層の票を公平に扱っているのかと不信感を募らせる。ケンプ氏が現役の州務長官のまま知事選に出たからだ。州務長官は副知事に次ぐ公選ポストで、州の選挙事務を取り仕切る。

5236チバQ:2018/11/11(日) 19:07:08
>>5228
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000001-jij_afp-int
米中間選挙、フロリダ州当局が再集計命じる
11/11(日) 6:51配信 AFP=時事
米中間選挙、フロリダ州当局が再集計命じる
米フロリダ州の州都タラハシーにある、同州最高裁(2018年11月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)今月6日の米中間選挙での南部フロリダ州の上院選と、中間選挙の一環で行われた同州知事選について、フロリダ州当局は10日、結果が僅差だったため機械による再集計を命じた。候補者の間では違反行為をめぐり非難の応酬が続いている。

 フロリダ州では2000年の米大統領選でも再集計が行われていたが、今回の再集計により同州の選挙結果に再び注目が集まっている。

 フロリダ州内の67郡は今月10日正午(日本時間11日午前2時)までに暫定結果を明らかにする必要があった。

 同州では選挙の得票数の差が総票数の0.5パーセント以下である場合、州法に基づき機械による再集計が行われる。

 上院選の暫定結果では、現フロリダ州知事の共和党候補リック・スコット(Rick Scott)氏と、再選を目指している民主党候補のビル・ネルソン(Bill Nelson)上院議員の得票数が僅差で、総票数約820万票のうちスコット氏のリードが1万2562票と、ネルソン氏との差はわずか0.15パーセントとなっている。

 州選挙当局ウェブサイトによると、州知事選では総票数820万票超のうち、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持を受けた共和党候補のロン・デサンティス(Ron DeSantis)氏のリードが3万3684票と、民主党候補のアンドリュー・ギラム(Andrew Gillum)氏との差は0.41パーセントとなっている。

 同州のケン・デッツナー(Ken Detzner)州務長官は声明で、機械による再集計結果は今月15日午後3時(日本時間16日午前5時)に得られる予定だと述べた。

 トランプ大統領はこの展開に不満を隠さず、訪問中のフランスからツイッター(Twitter)に「フロリダで大きな選挙2つが盗まれようとしている! 私たちは注意深く監視している!」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://www.sankei.com/world/news/181111/wor1811110008-n1.html
激戦フロリダ州で再集計 トランプ氏は反発
2018.11.11 08:03

 6日投開票した米中間選挙で、南部フロリダ州当局は10日、上院選と知事選の再集計を行うことを決めた。いずれも激戦で与党共和党候補が僅差でリードしているが、野党民主党の支持者らがデモを行うなどして再集計を要求していた。15日までに結果を発表する予定。

 共和党と民主党の支持が拮抗する同州は2020年大統領選の行方を左右する重要州の一つ。トランプ大統領はすぐにツイッターで「フロリダの二つの重要選挙を盗もうとしている。われわれは注視している!」と反発し、民主党が不当に共和党のリードを覆そうとしていると主張した。

 CNNテレビによると10日現在、上院選は共和党のスコット知事が民主党現職のネルソン議員を1万2500票(0・15ポイント)だけ上回っている。知事選は共和党のデサンティス氏が民主党のギラム氏を3万4千票(0・41ポイント)リードしている。

 両党の指導者らはフロリダ州の選挙を重視し、投票日直前にトランプ氏や民主党のオバマ前大統領が現地入りして集会を開くなど激しい選挙戦を行った。(共同)

5237チバQ:2018/11/11(日) 19:53:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000053-mai-n_ame
<米中間選挙>重要州で共和党善戦 トランプ氏再選に弾み
11/10(土) 18:16配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙で下院の多数派を野党・民主党に譲り渡したトランプ米政権だが、南部フロリダ、中西部オハイオ両州など大統領選で勝敗のカギとなる重要州で善戦した。2020年の再選を目指すトランプ大統領にとっては大きな弾みとなる。

 「私が応援に入って良いことが起きた。フロリダに素晴らしい知事が誕生する」。トランプ氏は7日の記者会見でこう語り、激戦となったフロリダ州知事選を制したデサンティス氏を祝福した。

 デサンティス氏は、トランプ政権の強硬な移民対策やイラン核合意離脱判断を称賛し、「親トランプ」を前面に掲げた。大統領選出馬が取りざたされるサンダース上院議員の支援を受けた民主党のギラム氏との対決は、20年大統領選の「前哨戦」とも評された。フロリダでは上院選でも大接戦の展開になり、結果は未確定だが、共和党候補が勝利宣言している。

 またオハイオでも、トランプ氏が現地に入り応援した共和党のデウィン氏が知事選を制した。フロリダ、オハイオともに過去の大統領選で勝利する政党が揺れてきた「スイング・ステート」の代表格だ。各州での選挙の勝者が獲得する選挙人(計538人)の数で決まる大統領選では、フロリダ29人、オハイオは18人の選挙人を擁する。

 州知事は強大な行政権限を持つ。有権者登録の規則や手続きに影響力を保持するとともに党の資金集めにも力を発揮する。これら重要州で与党共和党が知事ポストを確保したことは、トランプ氏の再選戦略に大きなプラスとなる。トランプ氏はフロリダ、オハイオに▽選挙人の多い南部ジョージア(16人)▽候補者選びの党員集会が他州に先がけて開かれる中西部アイオワ(6人)--の両州を加えた4州での知事選勝利(ジョージアは未確定)を「20年大統領選に向けて極めて大きな勝利だ」と胸を張った。

 中間選が終わり米政界は大統領選に向けた動きが一気に加速する。トランプ氏も再選出馬の意欲を繰り返し表明している。7日の会見では副大統領候補の人選について問われると、傍聴していたペンス副大統領に突然、起立と宣誓の挙手を求め、「一緒にまた戦ってくれるか」と早くも20年に向けて留任を要請。ペンス氏も笑顔で応じていた。

5238チバQ:2018/11/11(日) 19:54:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000057-jij-n_ame
「打倒トランプ」本命探る=米民主、大統領選候補者選びへ
11/10(土) 15:27配信 時事通信
「打倒トランプ」本命探る=米民主、大統領選候補者選びへ
米民主党では2020年大統領選に向けた候補者選びの動きが近く始まる。候補者として長く名前が挙がり、中間選挙で各地を応援に回って意欲を見せているのがジョー・バイデン前副大統領だ=10月撮影、ラスベガス
 【ワシントン時事】米民主党では2020年大統領選に向けた候補者選びの動きが近く始まる。


 中間選挙ではトランプ大統領に対する若者や女性の怒りを受け、下院で過半数を奪還した。既に再選へ動き始める共和党のトランプ氏に対し、頭一つ抜き出た候補はおらず、情勢は混沌(こんとん)としている。

 候補者として長く名前が挙がり、中間選挙で各地を応援に回って意欲を見せているのがジョー・バイデン前副大統領(75)だ。中道派の党支持者には「穏やかな弁舌や高い識見はトランプ氏の対極をなす」と評価する声がある。CNNテレビの世論調査では大統領選の候補として33%が支持し、トップを走る。

 中間選挙で若手の新星として注目を集めたのがベト・オルーク氏(46)。保守王国のテキサス州上院選で現職のテッド・クルーズ氏に3ポイント差まで詰め寄った。ワイシャツ姿での演説が「クールだ」と評判になり、クルーズ陣営幹部が「あんな力量の持ち主は民主党にはいない」と舌を巻いた。本人は出馬を否定するが4%の支持がある。

 左派では、16年大統領選の党指名争いで敗れたバーニー・サンダース上院議員(77)が若者を中心に13%の支持を受ける。ただ、中間選挙では応援した左派系候補が次々と敗れた。同じ左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)も含め、中道派が主導する党内でどこまで支持を広げられるかが課題だ。

 このほか上院司法委員会でカバノー最高裁判事候補を追及したカマラ・ハリス(54)、コリー・ブッカー(49)両上院議員も意欲を見せる。

 現時点の支持率は「知名度競争に近い」(識者)との指摘もある。各候補はいつ出馬表明するのが最も有利かタイミングを計っている段階とされ、早ければクリスマス前後にも号砲が鳴る見通しだ。

5239チバQ:2018/11/12(月) 14:09:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181112-00010000-wedge-n_ame
トランプに対抗できるのは?次期大統領選、元副大統領、女優、ケネディ・ファミリーらの名が
11/12(月) 12:13配信 Wedge
トランプに対抗できるのは?次期大統領選、元副大統領、女優、ケネディ・ファミリーらの名が
(AP/AFLO)
 中間選挙を受けて、米国ではちょうど2年後に行われる次期大統領選への動きがにわかに活発化しそうだ。中間選挙が終わったばかりなのにと思いたくもなろうが、むしろ終わったからなのだ。次のリーダー選びに名乗りをあげている“候補者の候補者”は、中間選挙が終わるのを待って本格的な運動を始めるのが常だ。

 共和党は現職、トランプ大統領が再選を狙うとして、焦点は民主党から誰が登場してくるかだ。元副大統領、元候補、トランプ氏と罵倒し合う女性上院議員――ら。これらに加え、人気女優、大統領の不倫相手の弁護士、さらにはケネディ・ファミリーのメンバーも取りざたされ、多彩な名があがっている。

トランプ氏は再選戦略に着手
 今回の中間選挙の結果については、米国だけでなく日本も含む各国のメディアが大々的に分析しているので、そちらに任せたいが、トランプ大統領にとっては決して残念な結果ではなかった。

 下院の過半数を失ったとはいえ、上院は多数を維持することになったし、フロリダ、テキサスなど自身が終盤に遊説した激戦区では 勝利している。“低空飛行”ながら、トランプ人気が相変わらず根強いことを物語っていると言っていい。

 トランプ大統領は、選挙翌日の7日、早速以前から関係の悪化が取りざたされていたセッションズ司法長官を解任、政権の新たな陣立てに着手した。政権内部の側近の何人かが近く辞任、大統領再選のための組織に異動するという観測もなされ、再選への準備をいっそう加速するとみられる。

バイデン前副大統領が最有力
 一方、民主党にとっては、大統領とは思えない異常な言動、強引な政策遂行を繰り返すトランプ氏の再選を許すことになれば、有権者の心を再び失いかねない。なんとしてもホワイトハウスを奪還したいところだ。

 民主党の候補として取りざたされる顔ぶれを米政治専門メディア「POLOTICO」は、

1.上下両院の議員
2.州知事ら首長
3.オバマ政権での政府高官
4. 政治とは関係のない「アウトサイダー」などのカテゴリーに分類。

 現職のトランプ大統領は「アウトサイダー」だが、ケネディ政権以降の大統領をみると、ほぼ全員が(1)から(3)のカテゴリーに当てはまる。

 今回の民主党もその例外ではないらしく、もっとも有力視されているのが、オバマ政権で副大統領(2009年―17年)を務めたジョー・バイデン氏(75)だ。

 上院当選7回、36年にのぼる活動の中で、司法委員長、外交委員長などを務めた超大物だ。

 2008年の予備選に出馬したが、バラク・オバマ氏とヒラリー・クリントン元国務長官の2強による争いの様相を呈してきた段階で撤退。オバマ政権の発足に伴って副大統領職に就いた。オバマ政権の任期切れに伴う前回2016年の選挙への出馬を検討したが、結局断念した。バイデン氏が出馬していたらクリントン候補指名に影響を与えた可能性も否定できない。

5240チバQ:2018/11/12(月) 14:09:25
 民主党中道を代表する政治家、副大統領時代に日本も何度か訪問、アジア情勢にも通じている。16年6月、中国の習近平国家主席に対して、北朝鮮の核開発に関連して「日本は一晩で核武装を実現させる能力を持っている」と伝えたことを明らかにした。同年8月には、クリントン候補への応援演説の中で「日本の核武装を防ぐために、米国が日本国憲法を書いた」と発言、いずれのケースも日本で物議を醸したことがある。

 筆者はワシントン特派員時代、議会での氏の活動ぶりを取材する機会があった。2代目ブッシュ政権2期目、コンドリーザ・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)が国務長官に指名されたとき。承認公聴会で、ライス氏が、2001年の同時多発テロを防げなかったことについて弁明を重ねたのに対し「あなたは他人のせいにばかりしている」と強い口調でたしなめ、ライス女史をシュンとさせた。多くの議員がその貫禄を圧倒されたようだった。

 今回の選挙でも各州を遊説、存在感を示したが、本人は、「来年1月1日以降、家族と相談して決める」と説明、態度を明らかにしていない。ただ、氏の弱点はやはり年齢だ。当選しても2期8年を全うできるか疑問視する向きも少なくない。

「民主社会主義者」も健在
 前回の予備選を脱落することなく戦ったバーニー・サンダース上院議員(77)も健在だ。バーモント州選出の無所属だが2016年の選挙では民主党予備選に出馬。下院議員8期16年の経験はあるが上院議員としては無名に近く、「民主社会主義者」を自認するという特異さもあって当初は“泡沫”とみられていた。しかし、多くの候補が途中で脱落する中で、クリントン候補相手に戦い抜き、旋風を巻き起こした。格差是正、教育支援制度の拡充、マイノリティの権利拡大などを掲げ、多くの若者の支持が原動力だった。

 今回出馬する場合も民主党からとみられ、中間選挙期間中も、アイオワ、ニューハンプシャーといった大統領選の早い時期に予備選が行われる州を中心に遊説を続けた。

 しかし、バイデン氏同様やはり弱点は年齢。自身も選挙戦を戦ううえで論議の的になることは認めている。「幸い私は健康だ」と自信を見せてはいるが、側近のなかには、前回の選挙でエネルギーを費やしたこともあって、本当に出馬に踏み切るか疑問視する向きもあるという。

5241チバQ:2018/11/12(月) 14:09:52
学者出身の女性議員も
 女性の有力候補の1人はマサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)。学者出身で法律、とくに破産法が専門で、ハーバード大学法科大学院などで教鞭を執っていた。消費者保護運動に奔走、オバマ政権では、これに関する大統領補佐官のポストにも就いている。かつては共和党に投票していたが、途中から主張を変え、民主党進歩派の代表格といわれる。

 前回の選挙期間中からトランプ大統領を激しく批判、大統領もウォーレン議員がかつて、アメリカ先住民の血を引くことを利用して有利なポストを得たなどと報道されたことを念頭に、侮辱的な言葉を浴びせた。ウォーレン議員は、普通の白人アメリカ人に比べ、先住民のDNAは少ないとする自らの検査結果を公表する騒ぎになった。

 中間選挙でオハイオ、フロリダなどの重要州の候補応援に駆けつけたが、外交、安全保障問題での経験が皆無に近いことが弱点となろう。

人気女優オプラ・ウィンフリーの名前も
 もう1人の女性は、「アウトサイダー」のカテゴリーに属する。女優、プロデューサー、トークショー司会者などとして活躍するオプラ・ウィンフリーさん(64)だ。

 1986年から2011年まで昼の時間帯に放映された「オプラ・ウィンフリー・ショー」は主婦層を中心に圧倒的な人気を誇った。民主党支持でオバマ大統領の応援演説を買って出たこともあり、そのことが彼女自身の大統領選出馬待望論につながっている。もっとも、本人は出馬を繰り返し強く否定しているが、期待感はなお少なくない。

暗殺されたR・ケネディ氏の孫も
 ケネディ・ファミリーからは、ジョー・ケネディ3世下院議員(マサチュ-セッツ州選出)だ。1963年に暗殺された故ジョン・F・ケネディ大統領の実弟で司法長官、上院議員をつとめ、やはり1968年に兄同様に暗殺されたロバート・ケネディ氏の孫という血筋。故大統領の長女、キャサリーン・ケネディ前駐日米大使は、父親のいとこになる。父親のジョー2世も下院議員をつとめた。

 38歳の若さながら、今回ですでに当選4回。2018年1月、トランプ大統領の一般教書演説に対する民主党の反論演説を任され、にわかに注目されはじめた。本人もまんざらではないらしく、大統領選で毎回全米のトップを切って予備選が行われるニューハンプシャー州でのイベントに出席、大票田のテキサス、フロリダを遊説するなどしている。

 米国民の間ではいまだにケネディ・ファミリーに対する憧憬、その人気は根強い。出馬すれば、大きな話題をさらうことは間違いない。

ポルノ女優の弁護士は?
 ちょっと目を引く候補の1人は、マイケル・アベナッテイ弁護士だ。といっても多くの人にはなじみがないだろうが、トランプ大統領と密かに関係を持っていたポルノ女優、ストーミー・ダニエルズさんの代理人弁護士と言ったらわかるだろう。

 トランプ大統領は、ダニエルズさんに日本円で1400万円にのぼる“口止め料”を2016年の大統領選前に支払い、ダニエルズさんが公開の場で発言することを阻止する法的措置をとるよう弁護士らに指示したという。

 一連の騒ぎの過程で、大統領の顧問弁護士が選挙法違反などの罪で起訴され、法廷でトランプ氏の指示を受け、選挙への影響を避けるために口止め料を支払った事実を認めた。

 トランプ氏側を敗北に追いやる手腕を見せたアベナッテイ弁護士は、“トランプ大統領にケンカを仕掛ける才能”を誇示、出馬に前向きの姿勢を見せている。

 政治経験はないが、実際に選挙戦に参入すれば、興味本位の有権者の関心を引くとみられる。

5242チバQ:2018/11/12(月) 14:10:11
ヒラリー、3度目の挑戦?
 笑われることを覚悟で、戯れ言をひとつ。前々回、予備選で撤退、前回は本戦でトランプ氏に敗北したヒラリー・クリントン元国務長官が三たび挑戦する可能性も否定できまい。もちろん、民主、共和いずれの政党から指名される可能性は限りなく低く、無所属での出馬、泡沫並の結果にとどまるかもしれない。しかし、並外れた権力欲、前回の選挙で、一般投票では勝利したものの選挙人数で敗北したという惜しい結果だったことを考えれば、あきらめきれずに出馬に踏み切ることもあながち否定できないのではないか。

 前回の敗者が次回の選挙で再び民主、共和党の候補に指名された例があることが筆者の想像をかき立てていることは事実だ。1944年と48年の選挙でそれぞれ民主党のフランクリン・ルーズベルト、ハリー・トルーマンに敗れた共和党のトーマス・デューイ、52年、56年に共和党のドワイト・アイゼンハワーに敗れた民主党のアドレー・スティーブンソン各氏らのケースがそれだ。あくまでも筆者個人の予想であって、ヒラリー再登場を待望しているわけではないことをあらためて断っておきたい。

 米大統領選の投票は11月の第一月曜日の次の火曜日と定められているので、次回選挙は、2020年11月3日だ。来年、19年のいま頃には顔ぶれがほぼ出そろい、20年の年明け早々から予備選が始まる。この間、候補者による討論、資金集めなどを通じて淘汰が進み、候補者は20年夏の党大会で決まる。この2年間,米国の政治は常に大統領選を展望しながら展開されることになる。

樫山幸夫 (産經新聞元論説委員長)

5243チバQ:2018/11/13(火) 00:52:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181113k0000m030025000c.html
「揺れる州」フロリダ再集計に全米が注目 
11月12日 18:02毎日新聞

 【ワシントン鈴木一生】6日に投開票された米中間選挙で大激戦となった南部フロリダ州の上院選と知事選について、同州は10日、機械による再集計の実施を決めた。いずれも共和党候補がリードしていたが、得票率の差が州法で勝利を決定付ける0.5ポイントに満たなかった。同州は大統領選のたびに勝利政党が変わる「スイング・ステート(揺れる州)」。2020年の大統領選でも激戦が予想され、再集計の結果に全米が注目している。

 トランプ大統領は10日、ツイッターで「(民主党は)フロリダの二つの重要な選挙(の勝利)を盗もうとしている! 我々は注視している!」と書き込み、再集計への不満をあらわにした。

 上院選は、州知事からくら替えした共和党のスコット候補と民主党の現職上院議員のネルソン候補の戦い。暫定的な得票率の差は0.15ポイント(得票差1万2500票)で、スコット氏が勝利宣言をした。だが、ネルソン氏は敗北を認めず、支持者も再集計を求めるデモを行っていた。

 一方、知事選の得票率の差は0.41ポイント(得票差3万4000票)。トランプ氏に忠誠を誓う共和党のデサンティス候補と、サンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が争った。ギラム氏は選挙直後に敗北を認めたが、再集計が決まり敗北宣言を取り下げた。

 再集計の結果は15日までに発表される予定だが、得票率の差が0.25ポイント以下だった場合は再度、手作業で集計がやり直される。

 米CNNによると、上院(定数100、改選35)の非改選を含めた獲得議席は共和党51、民主党46で、勝利者未決は3州。フロリダ以外では、南部ミシシッピ州補選で4候補者のうち50%以上を獲得する候補者がおらず、27日に上位2人による決選投票が行われる見通し。西部アリゾナ州は郵便投票の開票に時間がかかっているという。

5244チバQ:2018/11/13(火) 00:54:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811090012.html
中間選挙の開票続く 上院残り3議席
11月09日 17:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)は8日も一部の接戦州で開票が続いた。米CNNテレビ(電子版)によると、上院(定数100、非改選含む)の獲得議席は共和51、民主46で残りは南部フロリダ、西部アリゾナ、補選が行われた南部ミシシッピの3州となった。

 フロリダ州では州知事からくら替えした共和党スコット氏と民主党現職ネルソン氏が僅差で、スコット氏が勝利宣言したがネルソン氏は認めず、投票結果の再集計を求めている。ミシシッピ州の補選は4人が出馬して50%以上を獲得する候補がおらず、27日に決選投票が行われる見通し。

 下院(435議席)の獲得議席は民主225、共和200で10議席がまだ確定していない。

 全米50州のうち36州で実施された知事選の残りは民主党のエイブラムス氏が史上初の黒人女性知事になるか注目されている南部ジョージア州のみとなった。

5245チバQ:2018/11/13(火) 13:23:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000038-jij-n_ame
アリゾナ州上院、民主候補が勝利=米
11/13(火) 10:57配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で結果が未確定だったアリゾナ州の上院選で、民主党のシネマ候補が共和党のマクサリー候補を破り、当選を確実にした。

 米メディアが12日、伝えた。

 アリゾナの上院は共和党が長年議席を守ってきた。上院選はフロリダ、ミシシッピ両州の議席が依然未確定だが、シネマ氏の勝利で民主党は47議席となり、51議席の共和党との差を縮めた。

5246チバQ:2018/11/13(火) 20:24:16
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811130021.html
アリゾナ上院選で民主30年ぶり勝利
16:59産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)で大接戦となっていた西部アリゾナ州での上院選は、民主党のキルステン・シネマ下院議員が12日、共和党のマーサ・マクサリー下院議員との戦いを制した。マクサリー氏が12日、敗北を認めた。同州は共和党の地盤で、上院選で民主党が勝利するのは30年ぶり。シネマ氏は同州選出の初の女性上院議員となる。

 アリゾナ州では、トランプ大統領の強硬な不法移民対策を批判してきたフレーク上院議員(共和)が再選は困難とみて引退を表明し、同じ穏健保守でトランプ氏と対立したマケイン前上院議員(同)が8月に死去。もともと穏健派ながら、移民政策でトランプ氏に同調し、同氏が支持する中で戦ったマクサリー氏の戦いは、「トランプ政治」への審判の一つとしても注目されていた。

 シネマ氏はイラク戦争時に反戦運動を組織した活動家出身だが、下院では中道派として行動。フレーク氏の後任を選ぶ今回の上院選でも共和党支持層や無党派層の得票を重視した。

 上院(定数100)の議席配分はこれで共和51、民主47となり、未確定議席は得票の再集計が行われているフロリダ、27日に補選の決選投票があるミシシッピの南部2州だけとなった。

5247チバQ:2018/11/13(火) 20:30:49
もうすでに「両性愛者の女性が」なんてセンセーショナルに書くことが
古臭いかと思う。たぶん、特別なことじゃないでしょ、かの国では
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLCF3PL5LCFUHBI011.html
両性愛の女性、米国で初めて上院議員に 郵送投票で逆転
18:02朝日新聞

両性愛の女性、米国で初めて上院議員に 郵送投票で逆転

米アリゾナ州スコッツデールで12日、上院選での勝利宣言をする民主党の元ソーシャルワーカー、クリステン・シネマ氏=AP

(朝日新聞)

 米中間選挙で開票が続く南西部アリゾナ州の上院選で、民主党の元ソーシャルワーカー、クリステン・シネマ氏が、共和党の新人で元空軍パイロットのマーサ・マクサリー氏を破り、初当選を果たした。民主党が同州で議席を得るのは24年ぶりだ。同州初の女性上院議員で、両性愛を公表している初の上院議員となる。

 同州の上院2議席は1995年から、共和党が独占していた。今回の選挙は、トランプ氏の政治手法に批判的だったジェフ・フレーク氏の引退に伴うもので、連邦下院議員だった女性2人が立候補した。

 開票直後はマクサリー氏がリードし、トランプ大統領は「アリゾナはとてもうまく行っている。とても厳しい戦いだったが、彼女はよくやった」と勝利を確信していた。しかし、同州の投票の7割以上を占める郵送投票が遅れて開票され、シネマ氏が逆転。トランプ氏は「選挙不正だ」「民主主義を守れ!」などとツイートして批判していた。

 定数100の上院選はこれで共和51、民主47の議席が決まった。未確定のうち、フロリダ州では票差が規定に満たなかったため、15日までの期限で、機械で投票用紙の再集計をしている。補選があったミシシッピ州では、得票が過半数の候補がいなかったため、決選投票がある見通しだ。(ワシントン=香取啓介)

5248チバQ:2018/11/13(火) 20:31:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181113X702.html
クリントン氏、なお出馬意欲か=20年米大統領選で観測
15:31時事通信

 【ワシントン時事】2020年米大統領選をめぐり、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)が出馬するとの観測が浮上し、波紋を呼んでいる。クリントン氏の周辺にいた人物がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿。「再び出馬すると期待していい」と断言した。

 記事はクリントン氏の選挙アドバイザーなどを務めたマーク・ペン氏らが執筆し、11日に電子版へ掲載された。16年大統領選でのトランプ大統領への敗北後、「(クリントン氏は)2年にわたって思い悩み、解き放たれた」と指摘。有権者の目には「肝が据わり、経験豊富で、打倒トランプ氏を冷酷に狙っているように見えるはずだ」と強調した。

 クリントン氏は10月下旬の米メディアのインタビューで「大統領にはなりたいが、民主党が政権に再び就くには、なすべき仕事がたくさんある」と発言。出馬の可能性を排除しなかったことが一部で臆測を呼んでいた。

5249チバQ:2018/11/13(火) 20:33:13
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3197372.html
米上院選、アリゾナは民主が奪取 トランプ氏が「不正」非難
10:54AFPBB News

米上院選、アリゾナは民主が奪取 トランプ氏が「不正」非難

米アリゾナ州上院選の民主党候補、カーステン・シネマ氏。同州テンピで(2018年11月3日撮影)。(c)Christian Petersen/Getty Images/AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新)6日投開票の米中間選挙で大接戦となっていた西部アリゾナ州上院選は、共和党のマーサ・マクサリー候補が12日、民主党のカーステン・シネマ候補に敗北したことを認めた。

 ツイッターに投稿した動画で、シネマ氏に電話で祝意を伝えたことを明らかにした。

 シネマ氏は、アリゾナ州から選出された初の女性上院議員となる。

 FOXニュースやCNNテレビなど米放送各社もシネマ氏が勝利したと一斉に報じた。

 共和党は上院(定数100)の過半数維持を確実にしているが、民主党はアリゾナ州での勝利により重要な1議席を積み増した形だ。

 アリゾナ州上院選は、引退する共和党現職のジェフ・フレーク氏の議席を女性のマクサリー氏と下院議員のシネマ氏が争った。保守派のフレーク氏はドナルド・トランプ大統領に批判的なことでも知られる。

 トランプ氏は選挙後、アリゾナ州の上院選について、根拠を示さずに「アリゾナでは署名が整合していない。選挙不正だ」とツイート。選管が票の集計に何日もかけ、署名に不備があった場合に有権者が署名を確認できる手続きを用いていると批判していた。【翻訳編集】AFPBB News

5250チバQ:2018/11/14(水) 09:45:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000058-jij-n_ame
クリントン氏、なお出馬意欲か=20年米大統領選で観測
11/13(火) 14:54配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選をめぐり、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)が出馬するとの観測が浮上し、波紋を呼んでいる。

 クリントン氏の周辺にいた人物がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿。「再び出馬すると期待していい」と断言した。

 記事はクリントン氏の選挙アドバイザーなどを務めたマーク・ペン氏らが執筆し、11日に電子版へ掲載された。16年大統領選でのトランプ大統領への敗北後、「(クリントン氏は)2年にわたって思い悩み、解き放たれた」と指摘。有権者の目には「肝が据わり、経験豊富で、打倒トランプ氏を冷酷に狙っているように見えるはずだ」と強調した。

 クリントン氏は10月下旬の米メディアのインタビューで「大統領にはなりたいが、民主党が政権に再び就くには、なすべき仕事がたくさんある」と発言。出馬の可能性を排除しなかったことが一部で臆測を呼んでいた。

5251チバQ:2018/11/14(水) 18:11:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201811/CK2018111402000275.html
トランプ政権 相次ぐ更迭情報 中間選挙後混乱

2018年11月14日 夕刊


 【ワシントン=後藤孝好】米メディアは十三日、トランプ米大統領が側近のケリー大統領首席補佐官(68)の解任を検討していると報じた。ニールセン国土安全保障長官(46)も不法移民対策の不備を問われて週内に解任される見通しと伝えられている。トランプ政権ではロシア疑惑の捜査を巡る対立からセッションズ司法長官(71)が更迭されたばかり。中間選挙後も政権内の混乱が収まる気配はなく、大幅な人事刷新につながる可能性がある。

 ケリー氏はホワイトハウスに軍隊式の規律を導入して情報管理を厳格化し、大統領との面会を規制したことで、自由奔放なトランプ氏やその家族らとの関係が悪化。人事を巡ってトランプ氏のメラニア夫人と対立するなど、進退問題が繰り返し報じられていた。

 後任にはペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官(36)が浮上している。ケリー氏は昨年七月、解任された初代の大統領首席補佐官プリーバス氏(46)の後任として国土安全保障長官から横滑りで起用された。

 ニールセン氏はメキシコ国境の閉鎖など強硬な移民抑制策には法的な制約があるとして慎重な立場で、ケリー氏もこれに賛同。トランプ氏は中米から米国を目指す移民キャラバン(集団)にも強硬策で臨むよう求め、穏健姿勢の二人に不満を募らせているという。

 また、メラニア夫人は、リカーデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の解任や辞任を求める異例の声明を発表。中間選挙後、政権の体制の立て直しに向けてホワイトハウス内で人事対立が激化している。

5252チバQ:2018/11/14(水) 18:30:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811140012.html
トランプ氏、ケリー首席補佐官解任を検討 ニールセン氏も
09:49産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ウオールストリート・ジャーナルは13日、トランプ大統領がケリー大統領首席補佐官の解任を検討していると報じた。実際に解任されれば、ホワイトハウスの運営を統括する首席補佐官の更迭は政権発足後2度目となる。後任にはペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官が有力視されている。

 また、複数のホワイトハウス当局者が同紙に語ったところでは、トランプ氏はケリー氏に近いニールセン国土安全保障長官の解任を決め、後任が見つかり次第発表する見通しという。

 トランプ氏は、メキシコを北上する大規模移民集団への対応で、ニールセン氏が「法的制約」などを理由にメキシコとの国境閉鎖に消極的な姿勢を示したことに不満を強めていた。

 トランプ氏はさらに、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の最側近であるミラ・リカーデル副補佐官の解任も決断したとされる。トランプ氏のメラニア夫人は同日、リカーデル氏が夫人やその周辺を中傷するような噂を流したとして同氏の解任を要求する声明を発表していた。

 ボルトン氏周辺では、5月から同氏の首席補佐官兼国家安全保障会議(NSC)事務局長を務めていたフレッド・フライツ氏が先月、リカーデル氏と衝突するなどして辞任している。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLCG2H7YLCGUHBI00J
メラニア夫人まで「おまえはクビだ」異例の職員解任要求
12:57朝日新聞

メラニア夫人まで「おまえはクビだ」異例の職員解任要求

ホワイトハウスで演説するメラニア夫人=ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 大統領夫人も「おまえはクビだ」――。トランプ米大統領のメラニア夫人のオフィスは13日、ホワイトハウスの国家安全保障担当の副補佐官について「ホワイトハウスで働く栄誉に値しない」との声明を発表した。ファーストレディーが職員の解任を求めるのは極めて異例だ。

 解任を求められたのは、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の下で4月から副補佐官を務めるミラ・リカルデル氏。ウォールストリート・ジャーナル紙によると、先月のメラニア夫人のアフリカ訪問に同行した際、夫人付のスタッフと飛行機の席などをめぐってもめたという。また、トランプ氏やメラニア夫人に対する否定的な情報をメディアに流していたとも疑われたという。

 トランプ政権では中間選挙以降、セッションズ司法長官を更迭するなど、高官の解任や解任の観測が相次いでいる。ワシントン・ポスト紙は、トランプ氏が移民規制が不十分だと不満を持っていた国土安全保障省のニールセン長官を近く解任すると報道。ニールセン氏の前任の長官で、後ろ盾にもなっているケリー首席大統領補佐官も政権を離れるとの観測がでている。(ワシントン=香取啓介)

5254チバQ:2018/11/14(水) 20:07:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181115k0000m030087000c.html
トランプ政権 幹部人事入れ替えの動き激しく
19:42毎日新聞

 ◇「不法移民対策のニールセン氏、週内にも交代」一斉報道も

 【ワシントン高本耕太】米中間選挙が終わったことを受け、トランプ政権の幹部人事入れ替えの動きが激しくなってきた。米主要メディアは13日、不法移民対策を担っているニールセン国土安全保障長官を週内にも交代させると一斉に報じた。これに関連し、ニールセン氏の元上司のケリー大統領首席補佐官も近く政権を去るとの観測が強まっている。

 ニールセン氏はサイバーセキュリティーやインフラ政策の専門家。ケリー氏が国土安保長官を務めた際には筆頭補佐官を、大統領首席補佐官になった直後は次席補佐官として共にホワイトハウス入り。ケリー氏の側近として知られる。

 トランプ大統領は、不法移民流入阻止に向けた国境警備の対応で、ニールセン氏を「手ぬるい」と批判し、指導力を疑問視。こうしたなか、ケリー氏はニールセン氏を擁護してきた。

 ケリー氏は昨年7月、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの態勢立て直しを図るため、トランプ氏に請われ首席補佐官に就任した。政府高官やホワイトハウス職員とトランプ氏との接触を厳しく管理し、政権に一定の「秩序」をもたらしたとの評価もあったが、最近はトランプ氏と疎遠になっているとみられていた。

 ケリー氏の後任にはペンス副大統領の首席補佐官を務めるエアーズ氏が有力視されている。ほかにマルバニー行政管理予算局長、マッカーシー下院院内総務(共和党)らの名前が挙がっている。

 一方、米メディアは13日、トランプ氏がリカーデル大統領副補佐官(国家安全保障担当)を解任すると一斉に報じた。メラニア大統領夫人が報道官を通じ、リカーデル氏は「ホワイトハウスに仕えるに値しない」と非難する異例の声明を発表。解任方針には夫人の強い意向があった模様だ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、メラニア氏が先月、アフリカを訪問した際、メラニア氏のスタッフとリカーデル氏が航空機内の座席を巡って争うなど対立があったという。

 リカーデル氏はボルトン大統領補佐官の参謀的存在。安全保障政策を巡り国防総省などと対立することが多く、ケリー氏が解任を模索していたとも報じられていた。

5255とはずがたり:2018/11/15(木) 14:12:54


2018.11.13 更新
最終回
トランプ再選のひとつの死角ーーウィスコンシン州知事選 敗北の意味
http://www.gentosha.jp/articles/-/11643
渡瀬 裕哉

トランプ再選のひとつの死角ーーウィスコンシン州知事選 敗北の意味
大統領選では、民主党優勢のラストベルトで過半数以上、勝つ必要があるが…
 中間選挙は終わったものの、重要州であるフロリダ州の上院選・知事選での票の再集計が行われている。たしかに、米国では票の集計作業がいい加減なこともあり、筆者が受講した共和党保守派の選挙学校のプログラムでも投票結果の不正を徹底的に疑えと教えられている。結果が僅差であれば投票終了後まで抵抗することは共和党・民主党のどちらにとってもセオリーということだろう。したがって、これも十分に予想の範囲内の出来事だ。

「2018年中間選挙、トランプ大統領がすでに事実上勝利していると言える、えげつない理由」「民主党を差し切れなかった共和党。民主党は経験不足の新人らと、党の“顔”がいない不安からのスタート」ということで、「アメリカ中間選挙レポート」では2回に渡って将来予測をまとめてきた。

 中間選挙後に「下院敗北は好機」「民主党は下院勝利したものの次の選挙の顔がない」など、米国メディアがこの連載レポートと同じ論調を取ったため、日本のメディアや有識者も同様の分析を繰り返し始めている。現金なものだ。

 ただし、「トランプ大統領の再選可能性は高まった」という言説は、それなりに的を得たものであり、中間選挙後に後出しで発表するには手堅い内容だろう。

 そこで、この中間選挙レポートは「主流なメディアが触れない」独自のポイントから「トランプ再選の死角」についても触れておきたい。

 それはウィンスコンシン州の知事選挙の敗北である。ウィンスコンシン州では共和党現職のスコット・ウォーカー州知事が再選を目指して知事選挙に挑んで敗北した。同知事は茶会(ティーパーティー)運動の旗手として2010年に初当選、2012年に同州労働組合との激しいバトルに伴うリコール選挙で再選を果たしてきた強者であった。ウォーカーは保守派知事のリーダー格の人物であり、2016年大統領予備選挙候補者でもあった。


もともと民主党優勢のラストベルト(製造業地域、青い枠あたり)だが、共和党が今回の中間選挙で勝てたのは、オハイオ州知事とインディアナ上院のみ。共和党にとっては最低水準ラインしか勝ててない。

5256とはずがたり:2018/11/15(木) 14:13:06
>>5255
 ウィンスコンシン州は製造業地域のラストベルト(ウィンスコンシン、オハイオ、インディアナ、ミシガン、ペンシルベニア、ウェストバージニアなどの一部)に属する州だ。共和党が2020年の大統領選挙の勝利を得るためには、これらの州のうち最低3〜4州は手中に収める必要がある。

 中間選挙のラストベルトの主要選挙で、共和党は民主党にオハイオ州知事・インディアナ上院選挙以外で全て敗北している。オハイオ州知事選挙は穏健派で手堅い知事候補者、インディアナ州上院選挙はペンス副大統領の地元であり、同州らでの勝利は共和党にとって最低ラインの水準のものだ。

 しかし、プリーバス首席補佐官は初年度半ばで強引に辞任、ライアン下院議長は引退表明し、なおかつ鉄鋼・アルミ関税は選挙対策として十分な成果をあげることができなかった。つまり、トランプ政権のウィンスコンシン州死守の目論見は政権運営の過程で崩壊したことになる。元々民主党が優勢な環境にあるラストベルトで、ウィンスコンシン州知事という選挙の要を失ったトランプ政権は大統領選挙における戦略は根本から見直しということになるだろう。

「隠れトランプ」などいなかった。2016年はヒラリーの異常な不人気にあやかっただけ
 また、トランプに現職大統領として士気を上げる効果があったとしても、2016年大統領選挙の勝負を決めたとされた「隠れトランプ」の存在も大いに疑問符がつくことになった。NHKは「米中間選挙 “ラストベルト”で民主党が躍進」という記事で、「トランプ大統領の誕生を後押しした「ラストベルト」(略)では……」という説明から始まっているが、これは「隠れトランプ」支持者がいまだいると思い続け、その影響力を事実上前提とした話だろう。

 2016年大統領選挙でラストベルトでは「本当はトランプ支持だが、世論調査にはヒラリーと答えた」とされる「隠れトランプ」支持者が勝敗に大きな影響を持ったという仮説がまことしやかに語られた。しかし、米国世論調査協会が同仮説を否定する検証レポートを発表し、今回のラストベルトの敗北を受けて、同仮説は信憑性を失っている。(実際のところ、得票数を見れば一部地域を除いてヒラリーが敗北した原因は、2012年のオバマよりも著しく投票率が低下したこと(特に有色人種票)、第三極政党(リバタリアン党・緑の党)に票が流れた影響が大きいことは明らかだ。)

 トランプ陣営は「トランプ大統領の集票効果」、民主党は「反トランプの勢い」を強調して、各々上院・下院の成果を誇っているが、それは両者のポジショントークによる側面も大きいだろう。情勢分析の基本は米国政治関係者の言動をデータとして処理して真に受けないことである。2020年大統領選挙に向けたラストベルトの戦いは既に始まっている。

5258とはずがたり:2018/11/15(木) 16:10:12

 司法委員会の委員は40人。弾劾決議案は単純過半数(21以上)で可決でき、本会議に送付されます。下院本会議も単純過半数で可決でき、上院に送付されます。

──上院で可決するには3分の2(67)の賛成が必要です。下院が弾劾決議案を可決しても、共和党が過半数を占める上院で3分の2の賛成を得るのは困難です。
("How Many congresspeople it takes to impeach a President," Joseph Milord, Elite Daily, 5/25/2017)

 逆説的な言い方をしますと、ナドラー議員は大統領弾劾について、ある意味で慎重なのです。「弾劾を発議するなら本当に弾劾しなければ意味がない」という考え。下院で弾劾決議案を発議しても、それだけでは意味がないと考えているのです。

 今年2月に『ニューヨーカー』の記者とのインタビューでこう述べています。「大統領を弾劾するというのは単純なアリスマティック(算術)だ。下院で弾劾決議案を可決しても上院で3分の2を取らなければ弾劾は成立しない。トランプ大統領を弾劾するには共和党の中から賛成派が出てこなければだめだ」

 「それにはどうするか。<大統領を弾劾し、辞めさせなければ、国家は大変なことになる。米国憲法の精神が崩壊してしまう>という確固たる証拠を見つけ出し、共和党議員に同意させる。弾劾を発議するにはそれだけの準備と覚悟が不可欠だ」
("The New York Congressman who could lead an impeachment charge against Trump," Susan B. Glasser, The New Yorker, 2/26/2018)

やはり弾劾のカギを握るモラー特別検察官
──となると、注目されるのはロバート・モラー特別検察官の捜査がどんな結果になるかですね。

高濱:それがまさにナドラー新司法委員長が狙っている点です。トランプ大統領自身とロシアゲート疑惑の関係を立証する決定的な証拠が捜査で出てくれば、共和党上院議員の中にもトランプ大統領弾劾に賛成する者が出てくるでしょう。

 ナドラー議員が弾劾にそこまで慎重になるには理由があるのです。ビル・クリントン大統領(当時)*1がホワイトハウス研修生と不倫関係にあったことが1998年発覚。下院は弾劾決議案を可決したものの、上院が辛うじて否決しました。

 その時ナドラー議員は司法委員会の委員としてクリントン大統領の弁護に当たったことがあるのです。ですから大統領を弾劾することの重みと難しさを十分にわかっているのでしょうね。国民が選挙で選んだ大統領を議会がそう簡単に斬首するものではない、という信念なのでしょう。その信念がクリントン大統領を弾劾から守ったのです。

*1:上院は1999年2月12日、クリントン大統領の①司法妨害容疑②偽証罪容疑それぞれに対する弾劾決議案を採決し、前者は50対50、後者は55対45で否決した(可決には3分の2=67の賛成票が必要)。当時の上院は共和党55、民主党45、下院は共和党227、民主党207、無所属1だった。

シフ新委員長はロシア疑惑を徹底追及へ
──民主党が下院の過半数を占めたことでほかに注目される動きは出てきますか。

高濱:ロシア疑惑解明を続けている下院情報特別委員会の委員長に就任するアダム・シフ議員(カリフォルニア州第28区選出、58歳)の動きも目が離せません。

5259とはずがたり:2018/11/15(木) 16:10:29
>>5257-5259
 同議員は、スタンフォード大学を経て、ハーバード法科大学院で法学博士号を取得。米司法省の検事になり、その後政界入りした「民主党の新星」です。これまでもトランプ大統領のロシア・コネクションを厳しく追及してきました。

 下院情報特別委員会(これまで委員長はダビン・ヌーネス共和党議員*2=カリフォルニア州第22区選出)は今年4月、「トランプ大統領とロシア政府関係者との接触及び共謀はなかった」との結論を出しました。

*2:ヌーネス氏はトランプ大統領と近い関係にある。同委員会が入手した極秘情報を外部に流したとの疑惑が取りざたされた経緯がある。このため下院倫理委員会が同議員を調査。同議員はその間、委員長を休職していた。
シフ議員はロシア疑惑究明をめぐってヌーネス議員と真っ向から対立しました。8月には保守系『ワシントン・エグザミナー』とのインタビューで、こう述べていました。「情報特別委員会の結論には賛成しかねる。16年の大統領選の際にトランプ大統領とロシアとが接触したり、共謀したりした証拠がたくさんある(plenty of evidence)ことは丸見え(in plain sight)だ。目下のところ、モラー特別検察官が鋭意調査中だ」
("Adam Schiff 'Plenty of evidence' of Trump-Russia collusion or conspiracy 'in plain sight.'" Daniel Chaitin, Washington Examiner, 8/5/2018)

 シフ新委員長がどのような形でロシア疑惑を徹底究明するか。トランプ大統領は「眠れぬ夜」が続くかもしれません。(もしトランプ大統領が本当にロシアとの共謀を命じたり、許可したりしていたら、の話ですが)

トランプ大統領は外交では既定路線を突っ走る?
──民主党が下院の過半数をとったことで外交、軍事、財政、歳出、歳入といった主要委員会の委員長にはどんな議員が就任しますか。

高濱:以下列挙してみます。

外交委員長=エリオット・エンゲル議員(ニューヨーク第16区選出)
軍事委員長=アダム・スミス議員(ワシントン州第9区選出)
財政委員長=マキシン・ウォーターズ議員(カリフォルニア州第43区選出)
歳出委員長=ニタ・ローウィ議員(ニューヨーク第17選挙区選出)
歳入委員長=リチャード・ニール議員(マサチューセッツ州第1区選出)
 エンゲル新外交委員長はウクライナ系ユダヤ人で88年から連続当選しているベテラン議員です。外交委員会では中南米、カリブ海諸国を主に担当してきました。イランとの核合意については当初から反対。このため、トランプ大統領がイラン合意を破棄したことには賛成です。

 スミス新軍事委員長は民主党中道派の議員です。北朝鮮の核・ミサイル廃棄について強硬な立場をとっており、北朝鮮の核から日本や韓国を守るべきだと強調してきました。「北朝鮮が核開発を続けるのは中国が物心両面で支援しているからだ」と厳しく中国を批判しています。「強固な抑止力」こそ国防政策の基軸だというゆるぎない信念を持っています。

──最後に、今回の選挙結果はトランプ大統領の外交にどんな影響を与えそうですか。

高濱:直ちに影響が出てくるとは思えません。北朝鮮問題では、8日に米朝高官協議が予定されていました(急遽延期された)。対中国では、9日に米中の閣僚級による外交・安保対話があります。対日ではマイク・ペンス副大統領が13日に訪日し、安倍晋三首相らと日米間の諸問題を協議します。

 イランとの核合意破棄について、民主党のユダヤ系議員の大半は反イランです。したがって、対イラン政策では、民主党からも反論する声はそれほど出てこないのではないでしょうか。

 いずれにせよ、トランプ大統領としては当面、民主党に下院を奪取されても今まで通り突き進む以外に手はないようです。トランプ氏の辞書には「妥協」という字はないのでしょうから(笑)

5260チバQ:2018/11/15(木) 19:24:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00010008-fnnprimev-int
最重要州全敗の大ショック!トランプ再選に赤信号点滅
11/15(木) 18:04配信 FNN PRIME
最重要州全敗の大ショック!トランプ再選に赤信号点滅
(画像:FNN PRIME)
「引き分け」だったのか?
アメリカ中間選挙は「引き分け」だったのだろうか? 上院は共和党が過半数を維持し議席数を積み上げる見込みで、下院は民主党が奪還したが大勝ではないから‥というのが「引き分け」の理由だそうだが、それは数字を見れば誰にでも言えること。もう一歩二歩、踏み込んで分析すると、2020年の大統領選でトランプ大統領が再選されるのかどうか見えてくる。

(画像)勝っても負けても強気の表情

2年前に大統領選で勝った10州の結果は?
共和党が勝ったとみなされている上院議員選に着目する。改選議席数(補選2を含め全35)のうち民主党が保有するのは26、共和党は9なので、民主党にとっては26勝9敗であっても現状勢力の49対51(=過半数に届かない)をようやく維持という厳しさだ。しかも、民主党が議席を保有している26の州の内、10の州ではトランプ氏が2年前の大統領選でヒラリー・クリントン氏を破っている。その10州での戦いは、民主党にとってとりわけ難しいものになると投票前から指摘されていた。

それでは、その10州での勝敗はどうなったのか?
民主党は6勝3敗1未決(フロリダ州)だ。
トランプ大統領の立場から言えば、最大で10戦4勝。負け越し確定である。

3つの激戦州で共和党全敗
それだけではない。トランプ大統領にとってもっと悪い結果があるのだ。
それは2年前にトランプ大統領誕生を決定づけたとされる3つの激戦州で共和党が全敗したことだ。
その3州はミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンで、トランプ氏はそれぞれの州で0.2ポイント、0.7ポイント、0.8ポイントの僅差でヒラリー氏を破った。その結果、3州で46人(夫々16、20、10)の大統領選挙人を獲得し、過半数の271人を超えて305人とした。あくまでも IF の話だが、この3州でヒラリー氏が勝っていれば、大統領選挙人の獲得数が273人となり、ヒラリー大統領の誕生だったのだ。3州合計の票差は79,646票でしかなかった。

もつれようもない負け
では、中間選挙(上院)でこの3州の共和党の負けっぷりはどうだったかというと、ミシガン州6ポイント差、ペンシルベニア州13ポイント差、ウィスコンシン州10ポイント差の負けだった。もつれようもない負けである。

2016年大統領選でトランプ氏は、東海岸や西海岸の民主党の牙城地域は最初から顧みず、いわゆるスイング・ステイツと言われる勝てる見込みがある州だけを選り分けた上で、それらの州の白人労働者層にターゲットを絞った「選択と集中」型選挙活動で、まさか!の勝利を収めた。その鍵となったこれら3つの州は、2020年の再選選挙では絶対に負けられない州だ。だからこそ、大統領にとって赤信号点滅のバッド・ニュースなのだ。

5261チバQ:2018/11/15(木) 19:24:24
赤信号点滅でも「一対一の戦い」なら自信あり
とは言え、大統領はポジティブ・シンキングの人。「負けたのは共和党であってトランプじゃない!」と思っていることだろう。
あるいは「2年前はトランプかヒラリーかの二者択一だった。今回はトランプはYESかNOかという相手のいない選択。2020年はまたトランプかXかの戦いだ。それなら俺は誰が相手となっても負けない!」と考えているに違いない。

選挙資金は着々と貯め込み中。民主党側にスター候補者が見当たらない事情もトランプ大統領にはプラスだ。
恐怖と不満をあおり分断を深めるトランプ流は、支持層が広がらないという決定的な欠陥がある。しかし、2016年大統領選の成功体験は、小さくても固い支持層にこぞって投票してもらえば、大きいがゆるい支持層の民主党候補を凌駕できるということ。僅差であっても勝ちは勝ちだ!

赤信号が点滅しようが、トランプ流を貫く。再選をねらう大統領のデスクにはプランAしか置かれていない。
(執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋)

5262チバQ:2018/11/16(金) 16:53:46
https://www.asahi.com/articles/ASLCJ3J38LCJUHBI00X.html?iref=com_alist_8_01
アマゾン第2本社の都市、身もふたもない選択…拍子抜け
ニューヨーク=江渕崇2018年11月16日16時20分

アマゾンが第2本社を計画するロングアイランドシティー沿岸部。古い倉庫や工場があった場所に高層マンションが建ち始めた=2018年11月14日、米ニューヨーク・クイーンズ、江渕崇撮影

 ネット通販の世界最大手、米アマゾン(本社・シアトル)の「第2本社」探しが決着した。200以上の都市を巻き込んだ大狂騒曲の末、選ばれたのはニューヨークと首都ワシントン郊外の2カ所。「拍子抜け」ともいえる結末は、米経済に横たわる断裂の深さを示している。

 「新本社はニューヨーク・クイーンズ地区と、バージニア州アーリントンの2カ所」

 アマゾンが発表した13日、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、普段はいがみ合うニューヨーク州のクオモ知事と笑顔で席を並べた。

 「市と州の歴史のなかで、際立って大きな雇用につながる取引だ」

 新本社が来る2カ所には、平均年収15万ドル(約1700万円)を超える計5万人以上の働き口と、合わせて50億ドルの投資が新たにもたらされる。

 同社が昨年9月、本社の立地を「公募」するや否や、カナダ、メキシコを含む計238都市・地域が名乗りを上げた。

 米経済の牽引(けんいん)役に…

5263チバQ:2018/11/16(金) 17:04:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111500305&g=int
共和下院トップにマッカーシー氏=米

14日、ワシントンで、米共和党の下院院内総務に選出されたケビン・マッカーシー氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党は14日、少数派となる下院の院内総務にケビン・マッカーシー氏(53)を選出した。議員による投票で159票を獲得し、43票だった保守強硬派グループ「フリーダム・コーカス」元代表のジム・ジョーダン氏を破った。
 マッカーシー氏はトランプ大統領と近く、「私のケビン」と呼ばれることもあった。一方、下院議長には民主党からペロシ院内総務(78)の選出が有力視されているが、党内には刷新を求める動きが一部にある。(2018/11/15-08:31)

5264チバQ:2018/11/16(金) 17:22:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000103-kyodonews-int
共和党知事、次期出馬を否定せず
11/16(金) 17:09配信 共同通信
共和党知事、次期出馬を否定せず
米東部ニューハンプシャー州で記者団に話す中西部オハイオ州のケーシック知事=15日(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】2016年米大統領選で共和党候補指名をトランプ大統領と争った中西部オハイオ州のケーシック知事は15日、20年の次期選挙に出馬してトランプ氏に挑戦する可能性について「全ての選択肢がテーブルの上にある」と述べ、否定しなかった。保守系FOXニュースのインタビューに語った。

 ケーシック氏は共和党の有力政治家でトランプ氏に批判的な発言で知られる。同党では西部アリゾナ州選出のフレーク上院議員の出馬観測もくすぶる。トランプ氏に接近する政治家が目立つ党内で、トランプ氏打倒に向けた動きが本格化するか注目される。

5265チバQ:2018/11/18(日) 18:14:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811180011.html
【米中間選挙】フロリダ州知事選は民主敗北 全州で勝敗決まる
15:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)で大接戦となり、投票結果の再集計が実施された米南部フロリダ州知事選は17日、トランプ大統領が強く推した与党・共和党のロン・デサンティス前下院議員の勝利が決まった。民主党から同州初の黒人知事を目指した州都タラハシーのアンドリュー・ギラム市長がフェイスブックに投稿したビデオで敗北を認めた。

 フロリダ州では僅差となった知事選と上院選で機械による再集計が行われた。上院選の得票率差は手作業の再集計が義務づけられる0・25ポイント以下だったが、知事選は0・41ポイントだったため再集計が終わっていた。

 これにより、全米50州のうち36州で実施された州知事選は全ての勝敗が決まり、非改選の州を含めた新たな勢力は共和27、民主23となった。中間選挙前の勢力は共和33、民主16、無所属1だった。

5266チバQ:2018/11/18(日) 18:19:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181117X308.html
トランプ氏再選、カギ握る3州=中間選挙結果に厳しい評価
11月17日 18:28時事通信

 【ワシントン時事】米中間選挙は、上下院で勝者が異なる甲乙つけがたい結果となった。だが、2020年大統領選のカギを握る東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、同ウィスコンシンの3州で共和党は敗北。米専門家からは、再選を目指すトランプ大統領には厳しい結果だったという評価が目立つ。

 ◇保守州勝利は最低条件

 トランプ氏は16日、中間選挙について「フェイク(偽)ニュース・メディアは(民主党が勝利した)下院のことしか話さない」とツイッターで不満をぶつけた。

 共和党は上院の保守州で健闘。特に中西部インディアナ、ミズーリ、ノースダコタの3州で民主党から議席を奪い、トランプ氏が「勝利」を主張する根拠になっている。

 しかし、これら3州はもともと共和党の地盤で、再選を狙うトランプ氏にとっては最初から「落とせない州」と言える。

 ◇フロリダ、オハイオも「必勝州」

 より重要なのは、共和、民主が毎回競り合う、ペンシルベニアや南部フロリダ、中西部ミシガン、オハイオ、ウィスコンシンのスイング(揺れ動く)州だ。12年大統領選で206票でオバマ氏に敗れた共和党は16年、トランプ氏が306票を獲得。積み増した100票は、ほぼこれら5州の結果がひっくり返ったことによる。

 フロリダでは上院選、知事選で共和がリードし、オハイオでも知事選や16ある下院選挙区の12を共和が制した。優勢であることに間違いないが、12年選挙で獲得した基礎票と言える206票に両州の選挙人(47票)を加えただけでは、過半数(270票)に満たない。アメリカン大学のアラン・リクトマン教授は米メディアで「共和党候補がフロリダ、オハイオの勝利抜きで大統領になることはない」と述べ、両州も「必勝州」だと指摘する。

 ◇遠のく3州の支持

 残る重要州は、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州だが、中間選挙ではいずれの上院選、知事選とも共和党が敗北した。

 トランプ氏は16年大統領選で3州を制したが、すべて票差が1ポイント未満の薄氷の勝利だった。共和党の選挙コンサルタントのマイク・マーフィー氏はUSAトゥデー紙で「誰もトランプ氏が勝つと思っていなかったこれら『奇跡の州』は、再び民主党に向かっている」と指摘する。

 NBCニュースが今年夏にミシガン、ウィスコンシン両州で行った世論調査では、政権不支持が支持を15ポイント以上上回った。「反トランプ」に流れつつある3州の支持を再び集めることができるかは、トランプ氏の再選戦略にとって重要な意味を持つ。

5267チバQ:2018/11/18(日) 18:19:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181117X282.html
共和党が「勝者」=民主候補認める―米ジョージア州知事選
11月17日 09:00時事通信

 【ニューヨーク時事】6日投票の米中間選挙で結果が未確定だったジョージア州知事選で、民主党のステイシー・エイブラムズ候補は16日、トランプ大統領が支持した共和党のブライアン・ケンプ候補が「勝者と認定されることを認める」と表明した。米メディアが報じた。エイブラムズ氏は初のアフリカ系女性知事を目指していた。

 接戦となった同州知事選では、ケンプ氏が既に勝利を宣言。ただ、開票が進み、ケンプ氏の得票率が規定に満たなければ、決選投票になる可能性があったため、エイブラムズ氏は敗北を認めていなかった。

5268チバQ:2018/11/19(月) 14:12:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000000-jij_afp-int
米フロリダ州上院議員選、票再集計で共和党候補の勝利確定
11/19(月) 6:04配信 AFP=時事
米フロリダ州上院議員選、票再集計で共和党候補の勝利確定
米フロリダ州上院議員選を制した共和党所属で現州知事のリック・スコット氏(2018年10月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米フロリダ州で行われた上院議員選挙の票の再集計で、共和党所属でこれまで8年にわたって州知事を務めてきたリック・スコット(Rick Scott)氏が、再選を目指していた民主党の現職ビル・ネルソン(Bill Nelson)氏に僅差で勝利した。18日に発表された公式結果で明らかになった。

 これによると、スコット氏の得票率が50.05%だったのに対し、ネルソン氏は49.93%で、票数ではわずか1万票余りの差だったという。

 機械と手作業による再集計でスコット氏の勝利が確定したことで、ネルソン氏は2001年から3期にわたって維持してきたその議席をスコット氏に譲ることになった。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はスコット氏に祝意を示し、「彼は偉大な州知事だったが、これからはフロリダ州民を代表するさらに偉大な上院議員になるだろう」とツイッター(Twitter)に投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

5269チバQ:2018/11/19(月) 18:45:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00050110-yom-int
米知事選、共和6減…トランプ氏再選に影
11/18(日) 23:13配信 読売新聞
 【ワシントン=海谷道隆】6日投開票された米中間選挙で、36州で改選された知事選の結果が17日出そろった。共和党は所属知事の州を改選前の26から20に減らしており、2020年の大統領選でトランプ大統領の再選戦略にも影響を与えそうだ。

 南部フロリダ州で行われていた知事選の再集計では、共和党候補のロン・デサンティス氏の得票数が、民主党候補のアンドリュー・ギラム氏を上回った。ギラム氏は17日、敗北を宣言した。南部ジョージア州の知事選では、大量の不在者投票が集計されていないと訴えていた民主党候補が16日、共和党候補の勝利を認めた。結果判明が遅れていたフロリダ、ジョージア両州の知事選の共和党候補は、トランプ氏との近さを前面に出す「ミニ・トランプ」候補として注目され、トランプ氏がてこ入れを図っていた。

5270チバQ:2018/11/20(火) 15:05:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000073-jij-n_ame
「ペロシ議長」阻止へ16人署名=民主に反乱の芽―米下院
11/20(火) 14:16配信 時事通信
 【ワシントン時事】米民主党のモールトン下院議員ら16人は19日、次期下院議長が有力視される同党のナンシー・ペロシ院内総務(78)の選出に反対する文書に署名した。

 今後反乱の芽となる可能性がある。

 ペロシ氏は16年間民主党下院を率い、2007年から4年間、初の女性議長を務めた。議長に返り咲けば初のケースだが、16人は「(中間選挙で)われわれは刷新を訴えて勝利した」と、世代交代を強く求めている。

 議長選出は1月に行われるが、民主党メンバーが多数反対に回れば、過半数の要件を満たさなくなり選出を阻止できる。今月28日に民主党の下院メンバーが行う予備投票で、ペロシ氏の得票が予想外に少なければ「引きずり降ろす動きが出てくる」という見方がある。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000025-reut-n_ame
米下院民主党、ペロシ氏の議長就任に一部が反対 世代交代求める
11/20(火) 9:30配信 ロイター
米下院民主党、ペロシ氏の議長就任に一部が反対 世代交代求める
 11月19日、民主党の16人の下院議員は、ペロシ院内総務(中央)の次期下院議長就任に反対を表明した。ただ、ペロシ氏に対抗して議長ポストへの立候補を表明している議員はいない。ワシントンで15日撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)
[ワシントン 19日 ロイター] - 民主党の16人の下院議員は19日、ペロシ院内総務の次期下院議長就任に反対を表明した。ただ、ペロシ氏に対抗して議長ポストへの立候補を表明している議員はいない。

先の中間選挙で下院多数派を奪還した民主党は、次期議長候補の選出を進めているが、若手議員からは新たなリーダーが必要だとし、世代交代を求める声が上がっている。

一方、ペロシ氏は、78歳という年齢でも議長ポストに最も適していると主張。議長再任に意欲を示している。ペロシ氏は、2007─11年に初の女性下院議長を務めた。

現時点で有力な対抗馬は現れていない。唯一の対抗馬となる可能性があるマーシャ・ファッジ議員は先週、記者団に対して立候補するか決めかねていると明らかにした。

来年1月に開会する下院で議員となる民主党員は、28日に投票で次期指導部と下院議長候補を決定する予定。1月3日には下院全体の投票が予定されており、過半数を得た議員が議長として選出される。

今月末の党内投票でペロシ氏は圧倒的多数で候補に選出される見通し。一方、下院全体の投票では、435人の全議員が投票した場合、218の賛成票が必要となる。全共和党の反対が見込まれるため、民主党からも数名が反対すれば、選出が危うくなる。

下院議長は大統領が執務不能になった際の継承順位が副大統領に次ぐ要職。議会の議題を決める権限も持つ。

5271名無しさん:2018/11/23(金) 14:33:37
NHK 開票速報
https://www3.nhk.or.jp/news/special/us_election_2018/


開票状況 19日13時05分現在

残1
47 52

※民主 非改選23※共和 非改選42

51
49
残2
232 201

5272名無しさん:2018/11/23(金) 14:55:49
https://this.kiji.is/438535758922220641

トピック
国際
米、中国大手の機器不使用要求
日本など同盟国に
2018/11/23 12:12
©一般社団法人共同通信社


華為技術日本の新作スマートフォン「ファーウェイ ノバ3」について説明する担当者=10月2日、東京都千代田区
 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは22日、米政府が日本を含む同盟国に対し、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を使わないように求める説得工作を始めたと報じた。

 中国政府の影響下にある同社の製品が、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムなど、同盟国の重要インフラで普及した場合、不正な通信傍受や意図的な遮断など安全保障上の脅威にさらされかねないとの米側の懸念が背景にある。

 説得工作の対象には華為製品が既に広く使われている日本やドイツ、イタリアが含まれ、米政府当局者は各国の政府だけでなく通信関係企業幹部にも説明した。

5273チバQ:2018/11/26(月) 10:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000014-jij-n_ame
米ミシシッピ上院選、27日に決選投票=共和候補に人種差別批判
11/26(月) 7:05配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で決着がつかなかった南部ミシシッピ州の連邦上院議員選挙の決選投票が27日に行われる。

 最後の1議席を懸け、トランプ大統領は最終日の26日に現地入りし2回の演説会を開催。共和党現職を全面支援する構えだ。

 6日の1回目の投票では、共和党のシンディ・ハイドスミス氏(59)が民主党のマイク・エスピー元農務長官(64)を1ポイント上回ったが、過半数には届かなかった。この結果、上位2人の決選投票に持ち込まれた。

 トランプ氏は投票に先立ち「彼女のことをよく知っているが、ミシシッピの人々を愛している」と記者団に語り、エールを送った。

 だが、ハイドスミス氏は失言で逆風を招いている。6日投票の中間選挙を前にした選挙戦終盤の2日、集会の参加者に向かって「もし彼(支持者)が絞首刑に招いてくれるなら、最前列で見てもいい」と発言した。本人は支持者との絆の強さを示した表現だと釈明したが、6日の投票後に映像がソーシャルメディアで出回ると「(ミシシッピの)黒人リンチの負の歴史を思い起こさせる」と非難する声が相次いだ。

 ミシシッピ州はトランプ氏が2016年の大統領選で18ポイント差で勝った共和党の地盤。しかし、ハイドスミス氏の失言は黒人のエスピー氏に格好の攻撃材料を与え、小売り大手「ウォルマート」がハイドスミス氏に献金返還を求める事態に発展した。

 この補選を残した上院の確定議席は共和52対民主47。米メディアも「深く分断された中間選挙の最後を飾る選挙」と注目している。

5274チバQ:2018/11/26(月) 10:58:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000038-jij-n_ame
トランプ氏、財務長官に不満か=FRB議長人事や株安で―米紙
11/24(土) 10:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は23日、トランプ米大統領がムニューシン財務長官へのいら立ちを募らせていると報じた。

 ムニューシン氏がトップに推した連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、景気や株高にブレーキのかかる利上げを進めているため、不満をぶつけているという。

 トランプ氏を常に擁護し「忠誠」を示すムニューシン氏への不満が表面化するのは異例。ただ同紙は「必ずしも退任の危機にさらされているわけではない」と伝えている。

5275チバQ:2018/11/29(木) 22:02:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000069-mai-n_ame
<米中間選挙>上院が確定 共和2議席増の53議席に
11/28(水) 19:36配信 毎日新聞
 ◇ミシシッピ州で上院補選決選投票 共和党現職が当選確実に

 【ワシントン鈴木一生】6日に投開票された米中間選挙で接戦となった南部ミシシッピ州で上院補選の決選投票が27日にあり、共和党現職のシンディ・ハイドスミス候補が、民主党のマイク・エスピー候補を破って当選を確実にした。これで上院(定数100)の2補選を含めた全改選議席が確定し、共和党は改選前の51から議席を2増やした。来年1月から始まる新議会は、非改選を合わせて共和党53議席、民主党47議席の構成となる。

 補選には共和党2人、民主党1人、無所属1人の計4人が立候補。6日の1回目の投票では、ハイドスミス氏がエスピー氏に得票率で1ポイントの差をつけ、最多票を得た。だが、過半数には届かず、同州の規定で上位2人による決選投票に持ち込まれた。

 ミシシッピ州は2016年の米大統領選でトランプ大統領が民主党のクリントン元国務長官に約18ポイント差で勝利した共和党の地盤。今回も共和党が大きく優勢だと見られていたが、ハイドスミス氏の「(支持者に)招かれたら最前列で絞首刑を見てもいい」との発言が、ミシシッピ州で起きた黒人に対するリンチ殺人の歴史を想起させるとして激しい批判を浴びた。

 そのためトランプ氏は26日に現地入りし、2回の演説会を設けるなど最後の1議席獲得に全力を挙げていた。トランプ氏はツイッターに「ハイドスミス氏、大勝利おめでとう」などと書き込んだ。

 全議席改選の下院(定数435)は27日現在、残り一つの選挙区で結果が確定していない。改選前議席は共和235、民主193、欠員7だったが、これまでに民主党が234議席を獲得し多数派の座を奪還。共和党は200議席となっている。

5276チバQ:2018/11/29(木) 22:04:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000034-mai-n_ame
<米中間選挙>ミシシッピ上院補選は共和 決選投票
11/28(水) 13:10配信 毎日新聞
<米中間選挙>ミシシッピ上院補選は共和 決選投票
シンディ・ハイドスミス氏=AP
 【ワシントン鈴木一生】米中間選挙で決着していなかった南部ミシシッピ州の上院補選の決選投票が27日にあり、米メディアは同日、共和党現職のシンディ・ハイドスミス候補の当選が確実になったと報じた。これで上院(定数100)の全改選議席が確定し、来年1月から始まる新議会では共和党53議席、民主党47議席となる。共和党は改選前の51から議席を2増やした。

 補選には共和党2人、民主党1人、無所属1人の計4人が立候補。6日の1回目の投票では、ハイドスミス氏が民主党のマイク・エスピー候補に得票率で1ポイント差をつけ、最多票を得た。だが過半数には届かず、州の規定で上位2人による決選投票に持ち込まれた。

 ミシシッピ州は2016年の米大統領選でトランプ大統領が民主党のクリントン元国務長官に約18ポイント差で勝利した共和党の地盤。トランプ氏は今月26日に現地入りし、2回の演説会を設けるなど最後の1議席獲得に全力を挙げていた。

 下院選(定数435)は27日現在、残り一つの選挙区で結果が確定していない。

5277チバQ:2018/12/03(月) 18:05:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000039-mai-n_ame
<訃報>父ブッシュ元米大統領死去、94歳 冷戦終結を実現
12/1(土) 14:22配信 毎日新聞
<訃報>父ブッシュ元米大統領死去、94歳 冷戦終結を実現
ジョージ・ハーバート(H)・ウォーカー(W)・ブッシュ氏=AP
 【ワシントン会川晴之】米国で第41代大統領(1989〜93年)を務めたジョージ・ハーバート(H)・ウォーカー(W)・ブッシュ氏(共和党)が11月30日夜、南部テキサス州ヒューストンの自宅で死去した。94歳だった。死因は明らかにされていない。第43代のジョージ・ウォーカー(W)・ブッシュ氏の父で「父(パパ)ブッシュ」の愛称で知られる。米ソ冷戦終結(89年)時の大統領で、国連中心の国際協調を重視した。

【写真】米ソ冷戦時代に幕――1989年12月4日の毎日新聞

 近年は体調を崩すなどしてたびたび入院していた。今年4月には、70年以上連れ添ったバーバラ夫人を92歳で亡くしていた。

 24年、東部マサチューセッツ州生まれ。高校卒業後、海軍に志願し、第二次大戦中、パイロットとして太平洋戦線に出征した。日本軍の攻撃で乗っていた軍用機が炎上したが、パラシュートで脱出し九死に一生を得た。終戦後にエール大を卒業。テキサス州で石油ビジネスで成功を収めた後、66年に同州から下院議員に初当選した。

 71年からは共和党のニクソンおよびフォード政権で、国連大使▽共和党全国委員長▽駐北京連絡事務所長▽中央情報局(CIA)長官--などの要職を歴任した。81年にはレーガン大統領の指名を受け、副大統領を2期8年務めた。

 88年、大統領選に出馬、民主党のデュカキス氏を破り当選した。就任した89年にはマルタで当時のソ連のゴルバチョフ共産党書記長と会談し、米ソ冷戦の終結を宣言した。また91年の湾岸戦争では、サダム・フセイン大統領(当時)が率いるイラク軍に対し、米軍が主導する多国籍軍で攻撃。イラク軍に占領されていたクウェートを解放した。

 他にも、ノリエガ軍事独裁政権の打倒を目指し中米パナマに侵攻(89年)、イスラエルとアラブ諸国との対話の枠組みを始動させたマドリード和平会議(91年)の開催など、対外政策に積極的に関わった。湾岸戦争での勝利後、米世論調査で支持率89%を記録するなど国民の圧倒的な支持を得たが、拡大した財政赤字削減のため公約を破棄して増税したことなどから、92年大統領選では民主党のビル・クリントン氏に敗れ、再選に失敗した。

 ブッシュ家はケネディ家と同様、全米で最も有名な政治家ファミリーとして認知されている。長男のジョージ・W・ブッシュ氏は第43代大統領。次男ジェブ・ブッシュ氏は、南部フロリダ州の元知事で、2016年の大統領選の共和党候補指名争いでトランプ大統領に敗れた。

5278チバQ:2018/12/04(火) 18:57:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00000058-asahi-int
対中協議、強硬派が主導へ 米政権、通商代表を責任者に
12/4(火) 14:55配信 朝日新聞デジタル
 トランプ米政権は3日、関税の応酬を「休戦」して中国と通商協議にあたる90日の間、対中強硬派のライトハイザー通商代表が責任者となることを明らかにした。融和派のムニューシン財務長官は、中国側から米国産品の大幅な輸入拡大の提案があったと成果を強調したが、知的財産侵害などより難しい争点を巡る協議の行方は予断を許さない。

 カドロー国家経済会議議長が3日の電話会見で、「これから中国側に執行を促す段階ではライトハイザー代表が主導する」と説明した。今年半ばまでの対中協議はムニューシン氏が率いていた。ライトハイザー氏は知財問題などで中国に厳しい立場をとり、経済構造の変革を迫る強硬派の閣僚だ。

 1日の米中首脳会談では、米側が来年1月から予定していた対中制裁関税の10%から25%への引き上げを当面見送り、90日の期限を区切って中国による知財侵害などを協議することを決めた。中国側は農産品の輸入拡大など比較的受け入れやすい譲歩はのんだが、知財問題などの難しい争点は実質的に先送りにとどまっている。

 それでも、トランプ米大統領は3日、ツイッターで「習主席とは強い個人的な関係がある。すさまじくいい変化を起こせるのは私と習主席だけ!」「米農家は今回のディールで大きな利益を受ける。農家たち、愛しているよ!」などと投稿し、成果をアピールした。

5279チバQ:2018/12/05(水) 11:58:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00000009-kyodonews-int
バイデン氏、近く出馬決断
12/5(水) 6:01配信 共同通信
バイデン氏、近く出馬決断
米ミズーリ州の集会で演説するバイデン前副大統領=10月31日(AP=共同)
 【ワシントン共同】米民主党のバイデン前副大統領は3日、西部モンタナ州の大学で講演し「率直に言えば、私は大統領に最適だと思う」と述べ、2020年の次期大統領選への出馬に意欲を示した。2カ月以内に決断するという。米主要メディアが4日伝えた。

 中間選挙で下院多数派を奪還した民主党では、共和党のトランプ大統領の再選阻止に向けた動きが加速。大統領選候補として上院議員ら約30人の名前が挙がり、それぞれ立候補表明の時期を探っている。

5280チバQ:2018/12/06(木) 17:34:14
https://mainichi.jp/articles/20181206/k00/00m/030/047000c
米国、定番クリスマス曲、広がる自粛
毎日新聞2018年12月6日 09時54分(最終更新 12月6日 09時55分)

アメリカ
北米
国際
速報
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 クリスマスシーズンが到来した北米のラジオ局で定番のクリスマスソングの放送を自粛する動きが広がっている。男性が女性と一夜を共にしようと繰り返し説得する歌詞に苦情が寄せられたためで、セクハラ告発の「#MeToo」(「私も」の意)運動の影響を指摘する声も出ている。

 曲は「ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド(外は寒いよ)」で、1944年に作詞作曲された。人気歌手の故ディーン・マーチンさんや故レイ・チャールズさん、レディー・ガガさんらが歌ってきた。(共同)

5281チバQ:2018/12/07(金) 17:29:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-35129796-cnn-int
トランプ氏、国連大使にナウアート国務省報道官を指名へ
12/7(金) 13:30配信 CNN.co.jp
トランプ氏、国連大使にナウアート国務省報道官を指名へ
米国務省のナウアート報道官が国連大使に指名される見通しとなった
ワシントン(CNN) トランプ米大統領がヘイリー国連大使の後任として、国務省のナウアート報道官を指名する見通しであることが分かった。政権当局者らが明らかにした。米外交の顔となる要職に比較的経験の浅い人物が就くことになる。

当局者2人によると、発表は7日に予想されている。指名についてはブルームバーグ通信が最初に報じていた。

現職のヘイリー大使は率直な物言いで知られ、他の政権当局者との衝突が報じられてきた。

一方、ナウアート氏は米FOXニュースの元司会者。17年に国務省入りして以来、急速に昇進を重ねてきた。指名承認公聴会では、同氏の適性をめぐり民主党議員から厳しい質問が出る可能性が高い。

トランプ氏はFOXニュースの熱心な視聴者で、情報筋によると、経験よりもホワイトハウスへの忠誠心や女性であること、テレビでの洗練された物腰を重視しているという。

ナウアート氏はティラーソン前国務長官の在任期間中には冷遇され、辞任を検討したこともあった。ただ、ホワイトハウスとの連携は緊密で、現職のポンペオ国務長官とも良好な関係を築いている。

ポンペオ氏の就任以降は外遊に同行することを認められ、一時的に国務次官代行(公共外交・広報担当)の立場にも就いた。

ナウアート氏の指名により、安全保障チーム内の力関係は変化するとみられる。ヘイリー氏は国連大使を閣僚級のポストとすることにこだわったが、ポンペオ氏は格下げする方針を側近に表明。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)も格下げを希望しているという。

5282チバQ:2018/12/07(金) 17:33:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000021-jij-n_ame
米司法長官候補にバー氏浮上=父ブッシュ政権以来の再登板か―ワシントン・ポスト紙
12/7(金) 7:22配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、事実上更迭されたセッションズ前司法長官の後任候補として、1991〜93年にブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(68)が浮上していると報じた。

 トランプ大統領が数日中にも発表する可能性があるという。

 複数の関係者は同紙に「トランプ氏は最近、バー氏を指名するつもりだと顧問に話した」と明かした。ただ、最終決定には至っておらず、別の人物が指名される可能性もあると話す関係者もいる。バー氏以外では、共和党のラトクリフ下院議員が候補に挙がっている。

 長官人事は上院の承認が必要で、承認審議に数カ月を要する可能性もある。トランプ氏は中間選挙翌日の11月7日、セッションズ氏を事実上更迭し、司法長官首席補佐官だったマシュー・ウィテカー氏を長官代行に起用した。

5283チバQ:2018/12/07(金) 17:38:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000089-jij-n_ame
民主、下院で40増=残る1議席は再選挙も―米中間選挙
12/7(金) 14:38配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で未確定だった下院の西部カリフォルニア州第21選挙区で6日、共和党候補が敗北を認めた。

 民主党の議席は選挙前の195(欠員を含む)から40増え、235となった。2000年以降の中間選挙では、10年に共和党が記録した63議席増に次ぐ大勝となる。

 一方、当初共和党の勝利とされた南部ノースカロライナ州第9選挙区は不正投票の疑いで調査が行われ、主要メディアが当確判定を取り消した。共和党の議席は199。最後の1議席をめぐって再選挙が行われる可能性もある。

5284とはずがたり:2018/12/07(金) 17:48:03

“統一会派”呼びかけも平行線
https://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3543198.html

 旧民進党系勢力の再結集を目指す衆院会派「無所属の会」の岡田代表が6日、立憲民主党の枝野代表と会談し、来年の通常国会に向けて統一会派の結成を呼びかけていたことが分かりました。

 関係者によりますと、枝野氏は「理念が曖昧になるから永田町の合従連衡には与しない」というこれまでの主張を変えず、会派全体での合流に難色を示し、双方の主張は平行線のままだったということです。

5285チバQ:2018/12/08(土) 11:15:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000002-jij-n_ame
米司法長官にバー氏指名へ=国連大使にはナウアート氏―トランプ氏
12/8(土) 0:22配信 時事通信
米司法長官にバー氏指名へ=国連大使にはナウアート氏―トランプ氏
トランプ米大統領は7日、事実上更迭したセッションズ前司法長官の後任に、ブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(写真=1991年撮影)を起用する方針を明らかにした。
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、事実上更迭したセッションズ前司法長官の後任に、ブッシュ(父)元政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏(68)を起用する方針を明らかにした。

 また、年内に退任するヘイリー国連大使の後任に、国務省のヘザー・ナウアート報道官(48)を指名すると述べた。いずれも上院の承認が必要。

 トランプ氏はバー氏について、記者団に「素晴らしい人物、優秀な人物だ。共和党でも民主党でも尊敬されている」と語り、上院での早期承認に自信を示した。中間選挙投票翌日の11月7日にセッションズ氏が辞任後、長官首席補佐官だったマシュー・ウィテカー氏が長官代行を務めている。

 ナウアート氏に関して、トランプ氏は「ポンペオ国務長官らと共に(報道官として)見事な仕事をしてきた」と称賛した。ナウアート氏は保守系のFOXニュースのキャスター出身で、外交経験に乏しいため、民主党から懸念や反発が上がる可能性もある。

 一方、CNNテレビは7日、関係者の話として、ケリー大統領首席補佐官が近く辞任する見通しだと報じた。ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏が後任候補に挙がっているという。国土安全保障長官から首席補佐官に起用されたケリー氏をめぐっては、これまでもしばしば辞任観測が流れていた。

 トランプ政権ではこのほか、ニールセン国土安保長官も交代が取り沙汰されている。来年1月20日に政権発足2年を迎えるトランプ氏が、任期折り返しに合わせて高官の大規模な入れ替えを検討している可能性もある。

5286チバQ:2018/12/08(土) 11:19:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000218-kyodonews-int
ケリー米首席補佐官近く辞任か
12/7(金) 23:21配信 共同通信
ケリー米首席補佐官近く辞任か
ケリー米大統領首席補佐官(ゲッティ=共同)
 【ワシントン共同】米CNNテレビは7日、ケリー米大統領首席補佐官が近く辞任する見通しと伝えた。トランプ大統領との関係が「行き詰まっている」といい、両氏の関係悪化は修復が難しい状況だと報じた。後任はペンス副大統領の首席補佐官を務めているニック・エアーズ氏が有力候補とされている。

 元軍高官のケリー氏はホワイトハウスに厳しい規律を導入するなどし、政権運営の立て直しに尽力したが、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とも折り合いが悪いとされてきた。

 ケリー氏は政権発足当初に国土安全保障長官を務め、昨年7月に更迭されたプリーバス氏の後任に就いた。

5287チバQ:2018/12/10(月) 09:35:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181209-00000003-jij-n_ame
米大統領首席補佐官、辞任へ=後任候補にエアーズ氏ら
12/9(日) 5:08配信 時事通信
米大統領首席補佐官、辞任へ=後任候補にエアーズ氏ら
8日、ワシントンのホワイトハウスを出発する際、報道陣の質問に答えるトランプ米大統領。トランプ氏は同日、ケリー大統領首席補佐官が年末で辞任すると明らかにした。ケリー氏はトランプ氏との不和が伝えられていた
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、ケリー大統領首席補佐官(68)が年末で辞任すると明らかにした。

 ケリー氏は長くトランプ氏との不和が伝えられていた。年明けの議会で民主党が下院の多数派となることなどを踏まえ、体制刷新を図る。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「ジョン・ケリーは年末で去る。偉大な男だ」と述べた。後任は「1〜2日以内」に明らかにすると語った。ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズ氏(36)が有力視されている。

5289チバQ:2018/12/10(月) 18:01:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00000544-san-n_ame
米首席補佐官ケリー氏が年末に辞任 トランプ氏、大統領選に向け人事刷新
12/10(月) 16:45配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで記者団に対し、ケリー大統領首席補佐官が年末に辞任すると明らかにした。11月の中間選挙後、2020年の次期大統領選での再選に向けた主要閣僚や高官の大規模な人事刷新の一環。トランプ氏は自身の意に沿う人材で周囲を固め、選挙まで政権運営を乗り切りたい考えだ。

 海兵隊出身で南方軍司令官も務めたケリー氏は、昨年1月のトランプ政権発足時から国土安全保障長官を務めた後、同年7月に首席補佐官に就任していた。

 トランプ氏は8日、ケリー氏を「素晴らしい男だ」と述べた。だが実際は、ホワイトハウス運営の円滑化に向け、大統領に届ける情報を首席補佐官の下に一本化しようとしたケリー氏をトランプ氏が煙たがり、両者の関係は悪化していた。

 米ワシントン・ポスト紙のボブ・ウッドワード記者の著書によると、ケリー氏は仲間内でトランプ氏を「あほ」「情緒不安定」などと酷評し、自身の職務を「これまでで最悪の仕事だ」と嘆いていた。

 米メディアが9日伝えたところでは、トランプ氏はケリー氏の後任候補を4人に絞って人選を進めている。うち1人は保守派の有力下院議員のマーク・メドウズ氏(ノースカロライナ州選出)とされる。これまで有力候補として名前が挙がっていたペンス副大統領の首席補佐官、ニック・エアーズ氏だが、年末でホワイトハウスを離れることを9日、明らかにした。

 大統領首席補佐官は閣僚級の役職だが、就任に上院の承認は必要ない。

 トランプ氏は8日、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長の後任にミリー陸軍参謀総長を指名すると発表。7日には11月に更迭したセッションズ司法長官の後任に父ブッシュ政権下で司法長官を務めたウィリアム・バー氏を指名すると表明したほか、年末で退任するヘイリー国連大使の後任にはナウアート国務省報道官を選んだ。

 一方、ケリー氏に近いニールセン国土安全保障長官が、ケリー氏の後を追う形で辞任するとの見方が強まっているほか、トランプ氏から交渉能力を疑問視されているロス商務長官の解任も取り沙汰されている。

 辞任観測も流れるマティス国防長官に関し、ただちに政権を去る兆候はないとの見方が支配的。だが、マティス氏はトランプ氏との意見対立もいとわぬ姿勢を続けており、両者の関係が悪化すればマティス氏辞任の可能性も排除できない。

5290チバQ:2018/12/13(木) 18:11:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181213-00000065-jij-n_ame
民主ペロシ氏「議長は最長4年」=世代交代論に譲歩―米下院
12/13(木) 14:48配信 時事通信
 【ワシントン時事】米下院議長就任に意欲を示す民主党下院トップのペロシ院内総務(78)は12日、議長を務める期間を最長4年とする考えを示した。

 来年1月3日の議長選挙で選出を確実にするため、世代交代を求める党内の一部勢力に譲歩した。

 ペロシ氏は16年間民主党下院トップの座にあり、2007年から4年間議長を務めた。ただ、中間選挙で多数派を奪還した党内には、ペロシ氏の返り咲きを阻止する動きが出ていた。モールトン議員ら主な反対派はペロシ氏の12日の表明を受け、同氏の選出を支持する考えを示した。

 ペロシ氏は先月末の党内の予備投票の結果、賛成203票、反対32票で議長候補に選ばれた。ただ、賛成票は、議長選出に必要な共和党を含めた全議員(435人)の過半数(218票)に満たず、反対派の説得を続けている。

5291チバQ:2018/12/16(日) 20:36:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000506-san-n_ame
ジンキ内務長官が年末で辞任へ スキャンダルで資質問われ
12/16(日) 0:10配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は15日、ジンキ内務長官が年末で辞任するとツイッターで明らかにした。後任の内務長官は「来週に発表する」としている。就任には上院の承認が必要となる。

 ジンキ氏は下院議員(西部モンタナ州選出)などを経て昨年3月に内務長官に就任。司法省は今年、同氏がモンタナ州での土地開発計画や東部コネティカット州のカジノ計画などで職権を利用して個人的利益を得ようとした疑惑に関し捜査を始めるなど、同氏をめぐる複数のスキャンダルが表面化し、閣僚としての資質が問題視されていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000008-jij_afp-int
トランプ米大統領、ジンキ内務長官の年末辞任を発表
12/16(日) 12:26配信 AFP=時事
トランプ米大統領、ジンキ内務長官の年末辞任を発表
米上院エネルギー天然資源委員会の内務長官指名承認公聴会に出席したライアン・ジンキ下院議員(肩書きは当時、2017年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は15日、ライアン・ジンキ(Ryan Zinke)内務長官が年末に辞任するとツイッター(Twitter)で発表した。政治家としての資質を問われる疑惑に悩まされているトランプ政権では、高官の解任や辞任が相次いでいる。

 内務長官として国有地の保全と鉱物資源開発の監督責任を負ってきたジンキ氏は、トランプ大統領が押し進める環境規制の大幅な緩和やエネルギー生産の拡大を後押ししてきた。

 モンタナ州選出の下院議員だったジンキ氏は、同州にある自身の不動産会社絡みの疑惑や在職中の行動などをめぐり、さまざまな倫理調査の対象となっている。

 ジンキ内務長官は、支出をめぐり非難の的となっている米閣僚の一人で、オフィスの両開きのドア3組を約13万9000ドル(約1580万円)で改装したことなどを批判されている。この費用について、ジンキ氏は後に7万5000ドル(約850万円)に値切ったと釈明している。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によると、妻を公用車に乗せたり、トルコへの休暇旅行に警護部隊を同行させたりするなど、ジンキ氏は15件前後の捜査の対象となっている。

 また、ジンキ氏は昨年マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と乗馬をするためにワシントンに戻る際、米公園警察(US Park Police)のヘリコプターを使ったほか、複数回にわたって公用機を使用したとしても批判を浴びている。【翻訳編集】 AFPBB News

5292チバQ:2018/12/16(日) 20:42:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181215-00000035-mai-n_ame
マルバニー氏を「首席補佐官代行に指名」 ケリー氏後任
12/15(土) 12:44配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は14日、年内で退任するケリー大統領首席補佐官の後任として、行政管理予算局のマルバニー局長を「首席補佐官代行に指名する」とツイッターで明らかにした。議会承認を必要としない首席補佐官にあえて「代行」の肩書を加えた意図は判然としておらず、米メディアは「一貫性がなく混乱の続くホワイトハウス人事を象徴している」(CNNテレビ)と報じている。

 マルバニー氏は共和党下院議員出身で、トランプ氏の側近として知られる。2017年2月から連邦予算案編成や各省庁の予算執行を監督する行政管理予算局長を務めた。トランプ氏はツイートで、マルバニー氏を「政権で素晴らしい働きをしてくれた」と称賛。マルバニー氏は当面、行政管理予算局長を兼任するが、同局はボイト副局長が実務を取り仕切ることになる。

 首席補佐官は政策調整を主な任務とするホワイトハウス職員トップであり、政権の要のポスト。トランプ氏は今月8日、自身と意見が対立していたケリー氏を年内で交代させる考えを表明し、「一両日中に後任を発表する」としていた。

 トランプ氏は当初、選挙戦略にたけたペンス副大統領の首席補佐官のエアーズ氏を後任に想定。米メディアによると、エアーズ氏就任を発表する声明文まで用意していたが、短期間の起用を希望したエアーズ氏が土壇場で就任を拒否。その後、他の候補者が相次ぎ辞退したとの情報が伝わり、「希望者がおらず人選が難航」との見方が一気に広がった。

 トランプ氏は14日、マルバニー氏とホワイトハウスで面会。新ポスト受諾を取り付けた、間を置かずに自ら発表した。ホワイトハウス高官は記者団に、マルバニー氏の職務について「任期は限定されていない。彼が首席補佐官だ」と強調。代行職にした理由については「大統領がそうしたいからだ」としか説明できなかった。

 「ロシア疑惑」に揺れる政権の求心力低下を防ぐためにも、「とりあえず」の補佐官指名に追い込まれたとのメディアなどの分析に対し、トランプ氏は14日夜、「念のために言っておくが、この職を望んだ人間は多くいた」との反論をツイートした。

5293チバQ:2018/12/19(水) 11:30:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00000509-san-n_ame
トランプ財団、解散に同意 NY「衝撃的な違法行為の連続」
12/19(水) 9:19配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米ニューヨーク州のアンダーウッド司法長官は18日、トランプ大統領の慈善団体「トランプ財団」が司法当局の管理下で解散することに合意したと発表した。州側は、財団が2016年の大統領選に関与するなど違法行為を繰り返したとして、今年6月に財団の解散を求める訴訟を起こしていた。

 アンダーウッド氏は声明で財団をめぐって「衝撃的な違反行為」が繰り返されてきたと糾弾し、解散について「法の支配の勝利だ」と宣言した。保有資産は別の慈善団体などに移されるという。

 州検察当局は訴訟で、トランプ氏が大統領選の選挙活動や、自身の経営するホテルの宣伝、私物購入のために財団を私物化してきたと指摘。募金の使途についても不明で、財団はトランプ氏や会社の「小切手」となっていたと主張し、財団の解散のほか、約280万ドル(約3億円)の罰金支払い、イバンカ氏ら3人の子供が1年間、ニューヨーク州の非営利法人の責任者に就任できなくする措置なども求めた。財団側は違法性の程度について争っており、財団の解散以外についての審理は続いている。

5294チバQ:2018/12/21(金) 09:39:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000008-mai-n_ame
マティス米国防長官が2月末に退任 トランプ氏がツイート
12/21(金) 7:38配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は20日、ツイッターに「マティス将軍が2月末で退任する」と投稿し、マティス国防長官が辞任することを明らかにした。後任を近く発表するとしている。

 マティス氏は、19日にトランプ氏が突然発表したシリアからの米軍撤収に反対していた。

5296チバQ:2018/12/21(金) 17:13:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000025-mai-n_ame
マティス国防長官辞任 トランプ政権の不安定化加速か
12/21(金) 11:10配信 毎日新聞
 【ワシントン古本陽荘】「米国第一」を掲げ国際協調主義から距離を置いてきたトランプ米政権で、同盟国重視の姿勢を貫いてきたマティス国防長官が突然辞任を申し出たことにワシントンでは衝撃が広がった。政権がさらに不安定化するとの懸念の声も拡大している。

 民主党下院のペロシ院内総務は20日夜(日本時間21日朝)、記者団に「大統領はシリアからの米軍撤収について政権内のアドバイザーの意見も聞かなかった。軍はマティス氏をリーダーだと仰いできた。国家にとって深刻な状態になっている」と警鐘を鳴らした。民主党上院のシューマー院内総務も「マティス氏はこの政権の安定の象徴だった。この政権の混迷は極まっている」と語った。

 共和党のグラム上院議員はマティス氏の辞任表明前にシリアからの米軍撤収方針についてマティス氏と意見交換。CNNテレビに「マティス氏はシリアでの任務は終わっていないと強く信じている」と語った。その後、辞任が表明され、グラム氏はツイッターで「深い悲しみに包まれている。マティス氏は知性と清廉を兼ね備えた人物」と強調した。同じく共和党のコリンズ上院議員は「マティス氏の辞任は米国と軍、この政権にとって痛手だ」と指摘した。

5297とはずがたり:2018/12/27(木) 19:43:21

トランプ氏、ファーウェイ問題で米司法省に介入も
http://www.afpbb.com/articles/-/3201635?cx_part=topstory
2018年12月12日 12:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【12月12日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は11日、ロイター通信(Reuters)のインタビューに応じ、中国の華為技術(ファーウェイ、Huawei)の孟晩舟(Meng Wanzhou)最高財務責任者(CFO)を米国の要請に応じてカナダ当局が逮捕した事件について、中国との貿易関係促進を目的に米司法省に介入する可能性を示唆した。

 米当局は現在、孟容疑者が対イラン制裁に違反した詐欺の疑いがあるとしてカナダ側に身柄の引き渡しを求めている一方、中国政府は孟容疑者拘束に強い遺憾の意を表しており、貿易摩擦によって悪化した両国関係がさらに不安定化している。

 インタビューでトランプ氏は孟容疑者の事件で米司法省に介入する可能性を問われ、「この国にとって良いことであれば何でもする」と回答。また「確実に史上最大規模の貿易協定となるもの、国家安全保障のために良い、必要だと判断すれば当然介入もするだろう」と述べた。

 一方でトランプ氏は、孟容疑者の件について米政府高官が司法省や中国当局と協議したと述べ、自身は習近平(Xi Jinping)中国国家主席と直接協議していないと明らかにした。(c)AFP

5298チバQ:2018/12/31(月) 08:23:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000019-jij-n_ame
米政権に迫る疑惑捜査=民主は弾劾視野、対立が激化
12/30(日) 14:50配信 時事通信
米政権に迫る疑惑捜査=民主は弾劾視野、対立が激化
2019年のトランプ米政権は、ロシア疑惑をはじめとするスキャンダルへの対応が正念場を迎える。モラー特別検察官の捜査は終結に近づいているとされ、民主党は多数派となった下院で大統領弾劾を視野に追及を強める
 【ワシントン時事】2019年のトランプ米政権は、ロシア疑惑をはじめとするスキャンダルへの対応が正念場を迎える。

〔写真特集〕トランプ政権を去った人々〜更迭・解任、理由はさまざま〜

 モラー特別検察官の捜査は終結に近づいているとされ、民主党は多数派となった下院で、トランプ大統領弾劾を視野に追及を強める。

 ◇捜査報告めぐり綱引き
 一部米メディアは来年2月中旬にもモラー氏が捜査の最終報告書を司法省に提出すると報じた。フリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)ら元側近への取り調べがほぼ終わり、捜査が「仕上げの段階に入った」という見立てからだ。

 司法省の慣例に従えば、モラー氏は、現職大統領であるトランプ氏を刑事訴追できない。憲法上の弾劾の要件である「反逆罪、収賄罪その他の重大な罪または軽罪」に当たると議会が判断するかどうかは、モラー氏の報告書とそれを受けた世論にかかっている。

 ただ、報告書をどう公表するかは政権の一存で決まる。ここへきて、トランプ氏が息のかかったウィテカー司法長官代行を介して、公表を控えるのではないかという観測が浮上。これに対し民主党は、文書提出命令などの「あらゆる手段を駆使する」(シフ下院議員)とけん制している。

 トランプ氏の疑惑では、元弁護士のコーエン被告が「トランプ氏の指示」と明らかにした不倫女性への口止め料支払い問題もある。同疑惑を捜査するニューヨークの連邦検事はこの支払いについて、選挙資金法が届け出を義務付けた選挙関係支出に当たると認定した。違法行為と知りつつ指示したとすれば深刻で、民主党内ではこれを理由に弾劾を目指す動きもある。

 ◇85の疑惑追及
 一連の疑惑追及の舞台は年明け以降、議会に移る。民主党は1月3日から始まる新会期で下院の多数派となり、文書提出や証人喚問を命じる権限を手に入れる。米メディアが報じた「文書提出命令」リストは、トランプ氏が所有するホテルが外国政府から不当な利益を得ているとされる疑惑など85に上る。

 民主党は下院の過半数を得たことで、大統領を弾劾訴追し、審理を開始する要件を満たした。党内では20年大統領選候補者選びの論戦が活発化し、トランプ氏弾劾を求める党内の圧力は強まるとみられている。ただ、大統領を罷免するには最終的に上院の3分の2以上の賛成が必要だ。

 これに対し、トランプ氏や支持基盤が反発を強めるのは確実。対立は他の政策分野にも影を落とし、政治的な協調や妥協は、ますます困難になりそうだ。

5299チバQ:2019/01/01(火) 11:57:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000003-jij_afp-int
トランプ氏との対決で知られる民主党ウォーレン議員、大統領選出馬へ
1/1(火) 8:46配信 AFP=時事
トランプ氏との対決で知られる民主党ウォーレン議員、大統領選出馬へ
米マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅前で大統領選出馬に向けた準備委員会の設置を発表する民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(2018年12月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米民主党のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(69)は12月31日、
2020年大統領選挙への出馬に向け、準備委員会を設置すると発表した。

【写真】演説するウォーレン議員

 ウォーレン氏は金融業界に対する痛烈な批判ぶりや、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領との対決姿勢で知られる革新派議員。民主党予備選はトランプ大統領の再選阻止に焦点を当てることでまとまる見通しだが、候補者乱立の様相を呈しており、同氏は最初の主要候補となる。

 トランプ大統領は過去の支持者集会で、ウォーレン氏を実在の先住民女性の名前である「ポカホンタス(Pocahontas)」と呼び、先住民の血を引いているとする同氏の主張を冷やかしてきた。

 さらにトランプ大統領はウォーレン氏に向け、先住民であることを証明する検査を受けたら100万ドル(約1億円)を寄付すると発言。同氏は、大統領による冷やかしを止めるため実際にDNA検査を行った。しかし、同氏が先住民の血をわずかしか引いていないとの検査結果が出ると、大統領はそれを面白がる様子を見せた。

 一方、ウォーレン氏が別の有力男性政治家と対決した出来事は政界の語り草となっている。

 ウォーレン氏は2017年、ジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)氏の司法長官指名をめぐり、上院で共和党のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務と衝突。規則違反として発言を制止された際にも、一歩も引かず話を続けた。

 後にマコネル氏が「それでも、彼女は発言をやめなかった(Nevertheless, she persisted)」と批判すると、この言葉は瞬く間にフェミニスト層に浸透し、Tシャツや自動車のステッカーに使われるようになった。【翻訳編集】 AFPBB News

5300とはずがたり:2019/01/05(土) 15:56:41

壁建設へ非常事態宣言も=政府閉鎖「何年でも」―トランプ米大統領
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00000019-jij-n_ame
1/5(土) 7:18配信
時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は4日、ホワイトハウスで記者会見し、不法移民流入阻止を目的とするメキシコ国境の壁建設に向け、非常事態の宣言も検討していることを明らかにした。

 民主党が下院で多数派を握り、壁建設費を盛り込む予算編成が望み薄となる中、大統領権限を駆使して実現を目指す姿勢を示した。

 トランプ氏は会見で「非常事態を宣言し、極めて速やかに(壁を)建設することもできる。それも一つのやり方だ」と述べた。ただ、議会の承認を得ず、大統領権限で壁建設に予算を振り向けることができるかをめぐっては、専門家の間で疑問視する声が強い。

 これに先立ちトランプ氏は、ホワイトハウスで民主党執行部と会談。壁建設をめぐる対立でつなぎ予算が成立せず、一部政府機関で続く閉鎖の解除策を協議したが、合意に至らなかった。

 民主党のシューマー上院院内総務は、トランプ氏が会談で「(民主党が譲歩しなければ)極めて長期間、何カ月でも何年でも政府を閉鎖してやる」と述べたと明かした。トランプ氏も会見で発言内容を認め、「そう(長期間の閉鎖に)なるとは思わないが、その準備はしている」と語った。

5301チバQ:2019/01/06(日) 13:06:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190104X679.html
米下院議長にペロシ氏=トランプ氏弾劾「排除せず」
01月04日 12:30時事通信

米下院議長にペロシ氏

米国の第116連邦議会が3日招集され、下院議長に、昨年11月の中間選挙で8年ぶりに下院の多数派を奪還した民主党のペロシ院内総務(78)=写真=が選出された。【AFP時事】

(時事通信)

 【ワシントン時事】米国の第116連邦議会が3日招集され、下院議長に、昨年11月の中間選挙で8年ぶりに下院の多数派を奪還した民主党のペロシ院内総務(78)が選出された。上下院の多数派が異なる「ねじれ」の状態となり、トランプ大統領の政権運営は困難さを増しそうだ。

 ペロシ氏は2007〜11年に女性初の下院議長を務めて以来2度目の就任。党内には若返りを求める声もあったが、ペロシ氏は今後2期4年を超えて議長の座に就かないことを約束し、所属議員の支持を得た。

 トランプ氏が予算化を求めるメキシコ国境の壁建設をめぐる対立で始まった政府機関の一部閉鎖は13日目に突入。民主党は、壁を扱う国土安全保障省以外の予算を通年で措置する法案を下院で可決させた。だが、ホワイトハウスと上院で多数を占める共和党は壁予算を譲らず、打開のめどは立っていない。

 トランプ氏は3日、政府閉鎖について「(民主党の)20年大統領選対策が唯一の理由だ」とツイッターに投稿。壁予算を認めない民主党に責任を転嫁した。

 一方、ペロシ氏も同日朝のNBCニュースの番組で、ロシア疑惑などをめぐってトランプ氏弾劾へ動く可能性について「政治的な理由で目指すべきでないが、排除すべきでもない」と言及。対決姿勢を強めた。 


http://www.afpbb.com/articles/-/3204963
米ねじれ議会スタート、下院議長に民主党ペロシ氏
2019年1月4日 9:38 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【1月4日 AFP】米連邦議会の新会期が3日開会し、民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院院内総務が下院議長に選出された。ペロシ氏の下院議長就任は2度目。

 ペロシ氏は団結を呼び掛ける一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権下の共和党との協力に「幻想は抱いていない」と述べた。

 トランプ氏が再選を目指す次の米大統領選まで2年を切った中、民主党が下院議席の過半数を奪還したことで、連邦議会の勢力図は大きな変化を見せた。

 民主党は、混乱を引き起こすトランプ政権批判に余念がなく、新議会の開会は、米政府のねじれ時代の到来を改めて告げるものとなった。

 トランプ大統領は3日、ペロシ氏の下院議長就任に祝意を表し、協力に期待を寄せた。

 トランプ氏は、ペロシ氏の議長就任から数時間後に緊急記者会見を開き、ペロシ氏について「とても大きな偉業を成し遂げた」とたたえた上で、「願わくば協力できればいいのだが。インフラをはじめ、たくさんのことを片付けなければならない。彼らがとてもまずいやり方でそれをしたがっているのは分かっているが」と述べた。(c)AFP/Michael Mathes

5302チバQ:2019/01/07(月) 15:23:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190104-00050052-yom-int
次期米国防長官候補に元民主上院議員…米紙報道
1/4(金) 13:08配信 読売新聞
 【ワシントン=黒見周平】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3日、次期米国防長官の候補に元民主党上院議員のジム・ウェッブ氏(72)が浮上していると報じた。ペンス副大統領やマルバニー大統領首席補佐官代行がウェッブ氏に接触したという。

 ウェッブ氏は共和党のレーガン政権で国防次官補や海軍長官を歴任した後、民主党の上院議員に転じ、2016年大統領選の民主党指名候補争いに出馬したこともある。中国の軍拡を米国の脅威と位置付け、イラク戦争やイラン核合意には批判的な立場で知られる。

 辞任したマティス前国防長官の後任人事を巡っては、共和党タカ派のリンゼー・グラハム、トム・コットン両上院議員らも取りざたされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00000013-jijp-int.view-000
国防長官人事報道を否定
時事通信 1/5(土) 10:06配信

トランプ米大統領は4日、マティス前国防長官の後任にジム・ウェッブ元上院議員(写真=2015年)が浮上したとのNYタイムズ紙の報道について、ツイッターで「偽(フェイク)ニュースだ」と述べ、否定した。

5303チバQ:2019/01/09(水) 18:46:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000043-reut-s_ame
トランプ米大統領、国境の危機強調 非常事態宣言は見送り
1/9(水) 12:23配信 ロイター
トランプ米大統領、国境の危機強調 非常事態宣言は見送り
 1月8日、トランプ米大統領は演説で、メキシコとの国境における壁建設費用として57億ドルを認めるよう議会に求めた。ただ、国家非常事態の宣言は見送った。写真はホワイトハウスからテレビ演説をする同大統領。ワシントンで撮影(2019年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日の演説で、メキシコとの国境における壁建設費用として57億ドルを認めるよう議会に求めた。ただ、国家非常事態の宣言は見送った。

【映像】米議会民主党は早速反発

国民向けのテレビ演説で、メキシコ国境で安全に対する危機が増大していると強調した。

不法移民が殺人などの犯罪を犯しているとし、「米国民がどれだけ血を流せば議会は仕事をするのだろうか」と問いかけた。

大統領はここ数日、議会承認なしに費用の捻出が可能となる非常事態宣言の行使に言及してきたが、事態の打開に向け議会との交渉を続ける構えを示した。

大統領は10日に南西部の国境を訪れる予定だが、ここで国家非常事態宣言を選択するかどうかは不透明。

米議会は国境の壁建設費用を巡って紛糾し、主要政府機関が18日間にわたり閉鎖される事態となっている。

民主党および他の壁建設反対派は、トランプ氏は大統領選での公約実現に向け危機をつくり出していると批判し、非常事態宣言を行えば法的手段に訴えると主張していた。

トランプ氏は大統領選の際、壁の建設費用はメキシコが負担するとしていた。メキシコ政府は建設費の拠出を拒否している。

トランプ氏は演説で「民主党の要求により、コンクリート製ではなく鉄製の壁になる」と述べ、柔軟性を示すことに努めた。

ただ、民主党は壁の素材だけではなく、長期的に240億ドル超の費用がかかる可能性のあるプロジェクトの規模に反対している。国境地帯の多くで既に建設済みのフェンスやハイテクツールを組み合わせたほうが安価でより効果的だとも主張している。

民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院議長はテレビでトランプ大統領の演説に反論した。

ペロシ氏は、壁建設を巡って閉鎖に追い込まれた一部政府機関の再開に向けた超党派法案をトランプ大統領が拒否したとし、「高額の費用が掛かる非効果的な壁に税金を無駄遣いすることに大統領は固執している」と非難した。また、大統領は脅しの戦略を用いている上に、国境の状況について誤った情報を広めていると批判した。

シューマー院内総務は、移民政策を巡る議論を続ける一方で政府機関を再開するよう大統領に訴えた。

*内容を追加しました。

5304チバQ:2019/01/13(日) 10:56:57
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3206158.html
ハワイのガバード民主党議員、大統領選出馬へ 当選すれば史上最年少

01月12日 13:01AFPBB News


ハワイのガバード民主党議員、大統領選出馬へ 当選すれば史上最年少

米ペンシルベニア州のフィラデルフィアで行われた民主党大会で演説をする、ハワイ州のトゥルシ・ガバード下院議員(2016年7月26日撮影)。(c)Timothy A. CLARY / AFP

(AFPBB News)


【AFP=時事】米ハワイ州のトゥルシ・ガバード下院議員(民主党)は11日、来年行われる大統領選挙への出馬に乗り出すことを発表した。ガバード氏は、イラク駐留経験がある退役軍人で、シリアの内戦中、同国のバッシャール・アサド大統領と会ったこともある。

 ガバード氏は米CNNに対し、「出馬を決めた。来週中には正式に発表する予定だ」と述べた。

 ガバード氏は現在37歳。当選すれば、米史上最年少の大統領となる。ヒンズー教徒として議員になったのも、サモア系米国人で議員になったのも、同氏が米史上初。

 ガバード氏は、同国の医療アクセスや気象変動について触れ、「この決断をしたのには多くの理由がある。私が関心を持っている多くの課題が、今国民の前に立ちはだかっている。解決するために助力したい」と述べた。

 ガバード氏は米領サモア生まれ。ハワイ州で育ち、そこでサーフィンを始めた。同じくハワイ州で育った、民主党のバラク・オバマ前大統領は、同州出身者として初の大統領だった。 【翻訳編集】AFPBB News

5305チバQ:2019/01/13(日) 11:00:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3206212.html
カストロ氏が次期米大統領選出馬表明、オバマ政権で閣僚経験

07:16AFPBB News


カストロ氏が次期米大統領選出馬表明、オバマ政権で閣僚経験

米テキサス州サンアントニオで、次期大統領選への出馬を表明したフリアン・カストロ氏(2019年1月12日撮影)。(c) SUZANNE CORDEIRO / AFP

(AFPBB News)


【AFP=時事】米テキサス州サンアントニオの元市長で、バラク・オバマ前大統領政権で閣僚を務めたフリアン・カストロ氏が12日、初のヒスパニック系大統領就任を目指し、米移民問題の中心地である同州で次期大統領選への出馬を表明した。

 カストロ氏は、サンアントニオの歴史あるグアダルーペ・プラザに集まった多数の支持者を前に、大統領選への立候補を宣言した。熱狂的な支持者に自身が育った労働者階級地区を見渡すよう求め、「ここで生まれた有力候補はいない。しかし私は大きな夢を持ち懸命に働けば、この国ではどんなことでも可能だと常に信じてきた」と述べた。

 カストロ氏は演説で自らの移民の血筋を何度も引き合いに出した。大きな米国旗が掲げられた壇上の後方に座っていた祖母のビクトリアさんが1922年に7歳の孤児としてメキシコから米国に移住したことに触れ、移住した時に将来双子の孫の1人のホアキン・カストロ氏が同州選出の連邦下院議員に、もう1人が大統領候補になるとわかっていたら本人は驚いていただろうと付け加えた。

 民主党期待の星と呼ばれ、オバマ前政権では住宅都市開発長官を務めたカストロ氏は、2020年の大統領選でドナルド・トランプ大統領に挑む多数かつ多様な候補者の一人になるとみられている。

 次期大統領選ではジョセフ・バイデン前副大統領や、上院議員のエリザベス・ウォーレン、バーニー・サンダース、カマラ・ハリス各氏などの有力政治家、資産家のマイケル・ブルームバーグ氏などの出馬が見込まれており、カストロ氏は不利な立場からのスタートになる。 【翻訳編集】AFPBB News

5306チバQ:2019/01/14(月) 19:40:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00000022-mai-n_ame
民主党候補指名争い、カストロ氏が立候補 20年大統領選
1/13(日) 18:13配信 毎日新聞
民主党候補指名争い、カストロ氏が立候補 20年大統領選
米大統領選の民主党候補指名争いへの立候補を表明したフリアン・カストロ氏=南部テキサス州サンアントニオで12日、AP
 【ワシントン高本耕太】オバマ前米政権で住宅都市開発長官を務めたフリアン・カストロ氏(44)が12日、2020年大統領選の民主党候補指名争いへの立候補を正式表明した。カストロ氏はメキシコ移民3世で、ヒスパニック系として初の大統領を目指す。

 米国では、中南米系などの非白人層の人口が増加傾向にあり、次期大統領選でもヒスパニック票が重要性を増す見込みだ。

 カストロ氏は南部テキサス州サンアントニオの市長を経て、14〜17年に同長官を務めた。民主党の若手ホープとされ、16年大統領選では副大統領候補にも取りざたされた。

 12日にサンアントニオで開いた集会では、幼児教育拡充や最低賃金引き上げなどの政策を表明。メキシコ国境からの不法移民流入を「国家的危機」と呼び、壁建設を訴えるトランプ大統領に対しては、「今あるのは指導者の危機だ」と強調して対抗心をあらわにした。そのうえで「100年近く前に祖母がこの国にやって来たとき、2世代後に孫が大統領候補になるとは想像できなかった」と語り、正式に立候補を表明した。

 民主党では、党内左派の中心人物のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)が既に事実上の出馬表明をしており、ハワイ州選出のトゥルシー・ギャバード下院議員(37)も11日に立候補を表明。また、カリフォルニア州選出のカマラ・ハリス上院議員(54)の出馬表明が見込まれる他、ジョー・バイデン前副大統領(76)も出馬意欲があるとされるなど、動きが活発化している。

5307チバQ:2019/01/14(月) 19:45:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190113-00050005-yom-bus_all
トランプ氏長女、世銀総裁候補か…新興国対抗も
1/13(日) 9:23配信 読売新聞
 【ワシントン=山本貴徳】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は11日、2月1日付で辞任する世界銀行のキム総裁の後任候補として、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官やヘイリー前国連大使らが浮上していると報じた。世銀は2月上旬に候補者の受け付けを開始し、4月中旬までに選出する予定だ。

 世銀は貧困問題の解決や途上国の開発に資金支援を行っている国際機関。同紙によると、マルパス財務次官らの名前も挙がっているが、米国に対抗して、海外経験が豊富な人物を新興国から擁立する動きが出てくる可能性もあるという。

 歴代の世銀総裁は、最大出資国である米国の推薦で選ばれており、キム氏の後任もトランプ氏によって選ばれる公算が大きいとみられている。その場合、トランプ氏の意向をくんで、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」や地球温暖化対策に関連した世銀の融資は制限しようとする可能性があると同紙は指摘している。

5308チバQ:2019/01/15(火) 17:41:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000066-jij-n_ame
トランプ米大統領がNATO離脱意向=周囲に複数回漏らす―報道
1/15(火) 15:41配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は14日、トランプ大統領が昨年、複数回にわたって北大西洋条約機構(NATO)から離脱したいとの意向を周囲に漏らしていたと報じた。

 国際協調に背を向けるトランプ氏はかねて、NATO加盟国による負担不足を批判し、米国の関与縮小もほのめかしていた。

 複数の政権高官によると、トランプ氏は昨年7月にブリュッセルで開催されたNATO首脳会議の前後、軍事同盟の必要性に疑問を呈し、政権幹部らに離脱したいと語っていた。いずれも非公式の場での発言だった。

 マティス前国防長官やボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)はトランプ氏の説得に追われる一方、首脳会議開始前に加盟国間で合意文書を作り上げるよう急がせたという。

5309チバQ:2019/01/16(水) 10:37:15
https://www.asahi.com/articles/ASM1C34JXM1CUHBI00C.html
ハーバード大で入学差別か アジア系訴え、黒人にも波紋
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ボストン=鵜飼啓 2019年1月16日07時23分
 米大学の最高峰の一つ、マサチューセッツ州ボストン近郊のハーバード大学が入学選考をめぐって揺れている。アジア系米国人を差別していると訴えられているのだ。判決次第では、黒人ら少数派を優遇する「積極的差別是正措置」の撤廃にもつながりかねない。(ボストン=鵜飼啓)

 「高校の成績は常にトップクラス。討論や数学の全国、州の大会で何度も入賞した。それなのにハーバードを含めた上位30校全てが入学を認めなかった」

 ハーバード大を相手取った訴訟を支援する中国出身のジョージ・シェン氏(50)は米国生まれの長男が大学選びをした3年前の経験を振り返った。同大の入学選考を調べ始め、アジア系米国人への差別を確信するようになった。

 大学を訴えたのはNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)。主張はこうだ。アジア系米国人は「大学進学適性試験」(SAT)などで好成績を収める傾向がある。だがアジア系への入学許可枠が少なく、ほかの人種より合格率が低い――。

 米国の大学では選考で人種を考慮することは認められているが、人種枠の設定は違憲とされる。これに対しSFFAは、アジア系の受験者が増えているのに2006〜14年の合格者に占めるアジア系の割合が18〜20%とほぼ一定だと指摘。他人種の割合も変化がなく、実質的に人種枠があると追及する。

 裁判では、学業成績だけで選べば入学者の43%がアジア系になるというハーバード大の内部試算も明らかになった。米国では積極的に発言する生徒の評価が高く、SFFAは「アジア系はおとなしい」との先入観でマイナス評価され、合格率が落ちると訴えた。

 これに対し大学側は「人種を含めた志望者の全ての要素から柔軟に判定している」などと反論する。

 学生や同窓生の25団体は裁判で大学擁護の意見書を提出した。その一つ、音楽グループ「21カラフル・クリムゾン」代表のジェームズ・マシューさん(20)はインド系米国人。白人が大半だったシカゴ郊外で生まれ育ち、周りとの違いを常に感じていた。「この国ではアジア系への偏見は間違いなくある」と話す。

 だが、ハーバードは、肌の色や背景の異なる様々な学生が共に学び、刺激を与え合う。「ここは国のリーダーも輩出する学校だ。多様性のある環境での教育が極めて大事」。入学選考で人種への一定の配慮は必要、との考えだ。

■黒人ら優遇に「逆差別…

5310チバQ:2019/01/16(水) 23:07:41
https://mainichi.jp/articles/20190116/k00/00m/030/095000c
ジルブランド氏、米大統領選へ出馬表明 #MeTooや反トランプ運動で中心的役割
毎日新聞2019年1月16日 12時03分(最終更新 1月16日 12時27分)
 【ワシントン高本耕太】米上院民主党のキルステン・ジルブランド氏(52)は15日、2020年大統領選立候補に向けた準備委員会の発足を発表した。ジルブランド氏は近年、セクハラや性暴力被害を告発する「#MeToo」運動や反トランプ運動の中心として知名度を上げた。共和・民主両党の候補者選びが全米で最初に実施される中西部アイオワ州を今週末に訪問、活動を本格化させる。

 ニューヨーク州選出。09年に国務長官に転身したクリントン議員の議席を継いだ後、特別選挙(補選)を含め3回当選した。15日にニューヨークで収録されたトーク番組で事実上の出馬を表明した。「母親として、すべての子供たちのために戦う」と述べ、医療保険制度の拡充や、公立学校システムの改善などを主要政策に挙げた。

 ジルブランド氏は、トランプ大統領の女性蔑視的な言動への批判の急先鋒(せんぽう)。17年にはセクハラ問題の浮上した民主党の同僚議員の辞任を最初に求めたことで知られている。

5311とはずがたり:2019/01/17(木) 20:12:29

トランプ政権、給与停止の連邦職員に職場復帰命令-閉鎖の影響抑制へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-16/PLFEUO6JIJUY01
Jennifer A. Dlouhy
2019年1月16日 23:50 JST

税還付や航空機点検、食品検査を行う職員5万人足らずを呼び戻し
トランプ氏、遡及して給与を支払う法案に16日に署名する見通し

トランプ米政権は自宅で待機している5万人足らずの連邦職員に対し、給与が支払われないまま職場に復帰し、航空機の点検や税還付、食品の安全性検査、オフショア油田の採掘権売却手続きなどを行うよう命じた。

  15日公表された緊急計画の最新版によると、トランプ政権は自宅待機中の連邦職員約4万6000人を呼び戻した。多くは税還付に携わっている職員だが、これまで財務省は閉鎖で同業務を凍結させると決定していた。

  トランプ大統領はここ数日、連邦機関の一部閉鎖の影響を抑制しようと努めている。政府閉鎖は新型航空機の開発や株式の売り出し、地ビールにまで影響が及んでいる。

  南部国境の壁建設費用を巡りトランプ氏と議会民主党の間で政治的なこう着状態が続く中、政府機能の一部継続は連邦法の抜け穴をついているとの指摘がある。149年前に成立した連邦法では議会が承認していない資金の使用を政府に禁じているが、「人命の安全や資産の保護に関わる緊急事態」を例外として認めている。

  シンクタンクのアメリカ進歩センター(CAP)シニアアドバイザーで、オバマ政権下の行政管理予算局(OMB)で勤務経験があるサム・バーガー氏は「現政権は法を破り、その限界を試す能力という点で独創的だ」とし、「実際にその一線へと近づき、踏み越えた」と語った。

  米国では予算失効で連邦職員約80万人の給与支払いが停止されているが、このうち42万人前後はいや応なく働くことを余儀なくされている。トランプ氏は16日、職員に対して閉鎖終了後に未払い給与をさかのぼって払う法案に署名する見通し。

原題:Trump Pushes Limits on Unpaid Workers in Quest to Blunt Shutdown(抜粋)

5312名無しさん:2019/01/19(土) 02:09:40
日本人は「狂ったアメリカ」を知らなすぎる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190118-00260849-toyo-soci

5313名無しさん:2019/01/19(土) 23:18:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00452106-nksports-soci
パックンの分析、トランプ米大統領は「分裂の象徴」
1/19(土) 18:10配信 日刊スポーツ
20日に就任2年を迎えるトランプ米大統領(72)の動きが慌ただしくなっている。金正恩氏との2度目の米朝首脳会談を2月末に行うと18日に発表し、壁建設予算を巡る対立から過去最長の28日目に入った政府機関の閉鎖問題では「19日午後3時(日本時間20日午前5時)に重大な発表を行う」とツイートした。トランプ政権の2年を、大統領ウオッチャーとして知られるタレントのパトリック・ハーラン(48)に聞いた。

重大発表というのは、国家非常事態を宣言して壁建設予算を国防予算から回すということだと思います。でもこれは本当は法律違反。だって国家非常事態じゃないもの(笑い)。

これまでの大統領なら、しなかったことをトランプはしてきました。「ファースト」の連発です。歴代大統領は開示した納税申告書類を出さなかったし、反縁故法で禁じられている家族を側近に入れた。自分の国の情報機関より、対立する国の大統領の言うことを信じると言った大統領も初めてです。

こんなにスキャンダルが出た大統領もいません。5億ドル(約550億円)の脱税疑惑が報じられ、5人の側近が有罪判決を受け、20人近くが起訴された。14歳の少女をレイプしたとされる候補を支持するとも表明しました。他の大統領がやったら終わってしまうような問題なのに1日、2日で収束して、支持も下がらない。

この2年で実現した公約は、減税と最高裁判事に保守派のカバノーを起用したことぐらいです。何もできていない。じゃあ何? スタイル? レトリック? 僕が知っている中で大統領では断トツに面白いです。こんなにネタをくれる人はいません。有権者が強く反応するホットイシュー(ホットな話題)ボタンをうまく押しているんです。

トランプは米国で進んでいる分裂の象徴です。現実は1つしかないはずなんだけど、(保守系の)FOXニュースを見る人は(リベラルの)MSNBCは見ない。トランプに対する見方もほぼ180度違うんだけど、それぞれの世界に入って、ファクト(事実)を共有していない。共有していないから議論もできないんです。

英語に「最後のワラ1本がラクダの背中を折る(The last straw breaks the camel´s back)」ということわざがあります。蓄積して最後はワラ1本で崩壊するという意味です。でも僕はトランプには来ないと思う。普通だったらとっくに来ているはずです。ワラどころか、不祥事をがんがん載せているのに、不死身です。ロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官がトランプはクロという報告書を出しても、共和党は動かないと思います。

◆パトリック・ハーラン 1970年、コロラド州生まれ。ハーバード大卒業後、来日。お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンとして活動する一方、東工大非常勤講師として教壇に立っている。米大統領ウオッチャーとして知られ、「大統領の演説」(角川書店)などの著作もある。

5314とはずがたり:2019/01/20(日) 09:41:07
トランプ氏、米政府閉鎖解除へ新提案=「譲歩」アピールも民主拒否
08:03時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190120X334.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、国民向けにテレビ演説を行い、政府機関の一部閉鎖解除に向け、民主党が求める不法移民救済策を受け入れる代わりに、公約である国境の壁の予算計上を求める新たな提案を発表した。

 ただ、民主党は即座に「話にならない」(ペロシ下院議長)として拒否する方針を表明。トランプ氏としては、政府閉鎖が過去最長の29日目を迎え、政権への批判が強まる中、譲歩の姿勢をアピールする狙いがあるとみられるが、事態打開につながる可能性は低い。

5315とはずがたり:2019/01/20(日) 13:47:31
トランプ氏、米政府閉鎖解除へ新提案=「譲歩」アピールも民主拒否
08:03時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190120X334.html

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、国民向けにテレビ演説を行い、政府機関の一部閉鎖解除に向け、民主党が求める不法移民救済策を受け入れる代わりに、公約である国境の壁の予算計上を求める新たな提案を発表した。

 ただ、民主党は即座に「話にならない」(ペロシ下院議長)として拒否する方針を表明。トランプ氏としては、政府閉鎖が過去最長の29日目を迎え、政権への批判が強まる中、譲歩の姿勢をアピールする狙いがあるとみられるが、事態打開につながる可能性は低い。

5316チバQ:2019/01/22(火) 09:31:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190122-00000001-jij_afp-int
米民主党ハリス議員が出馬表明 黒人女性初の大統領目指す
1/22(火) 5:08配信 AFP=時事
米民主党ハリス議員が出馬表明 黒人女性初の大統領目指す
米民主党のカマラ・ハリス上院議員(2018年9月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米野党・民主党のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員(カリフォルニア州選出)は21日、次期大統領選への出馬を表明した。黒人女性として初の米大統領就任を目指す。

【写真】大統領選出馬を表明または検討している民主党の女性議員4人

 民主党では、2020年の大統領選で共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)現大統領に挑む候補者の指名争いが既に混戦状態となっており、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、ハワイ州のトゥルシ・ガバード(Tulsi Gabbard)下院議員、ニューヨーク州のキルステン・ジリブランド(Kirsten Gillibrand)上院議員、フリアン・カストロ(Julian Castro)元住宅都市開発長官らが出馬を表明、あるいは検討している。

 ハリス氏が出馬表明を行った21日は、米国の公民権運動を主導した故マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr.)牧師をたたえる祝日。ハリス氏は、自身の母親がキング牧師と面会したことがあると語っている。

 ABCテレビの番組「グッド・モーニング・アメリカ(Good Morning America)」に出演したハリス氏は、「両親は公民権運動で熱心な活動を行い、私はその運動の言葉を聞いて育った。その本質は、この国が崇高な理想に基づいて建国され、われわれはその理想の実現のために闘う時に最高の状態になれるという信念だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5317チバQ:2019/01/23(水) 17:32:11
https://www.asahi.com/articles/ASM1Q25FFM1QUHBI004.html
ポンペオ氏、上院選に出馬? 国務長官退任の可能性も
有料記事

ワシントン=園田耕司 2019年1月22日12時04分
 ポンペオ米国務長官が来年の米上院選で地元カンザス州からの出馬を検討している、と複数の米メディアが伝えた。出馬を決断すれば、選挙運動を行うために国務長官を退任する可能性が高いとみられ、トランプ政権の外交政策に大きな影響が出る恐れがある。

 複数の米メディアによると、ポンペオ氏は20日午後、共和党のコンサルタント、ウォード・ベイカー氏と会談。自身の上院選出馬の可能性について協議したとみられるという。

 ポンペオ氏の上院選出馬を積極的に推し進めているのが、与党・共和党上院トップのマコネル院内総務だ。カンザス州選出のパット・ロバーツ上院議員が不出馬を宣言したことを受け、ポンペオ氏に出馬を働きかけているという。

 ログイン前の続きポンペオ氏はもともと2010年の下院選でカンザス州から出馬して初当選した。計4回当選し、トランプ政権発足後に米中央情報局(CIA)長官に抜擢(ばってき)され、ティラーソン国務長官の解任後に後任として就任。トランプ氏が物議を醸す言動をしても、トランプ氏を常に支え続ける「忠臣」として知られる。

 米メディアによると、ポンペオ氏は出馬するかどうか決断するに至っていないという。仮に決断すれば、昨年末のマティス前国防長官に続き、外務・防衛担当という重要閣僚が2人そろって不在という事態となりかねず、政権に対して遠心力が強まるのは避けられそうにない。(ワシントン=園田耕司)

5318とはずがたり:2019/01/24(木) 16:07:43
予想以上に中国に浸蝕されてるカナダ?!

「引き渡し審理、華為側に有利」カナダの駐中国大使発言
https://www.asahi.com/articles/ASM1S2J52M1SUHBI00D.html?ref=tw_asahi
ニューヨーク=鵜飼啓 2019年1月24日15時56分

 カナダが逮捕した中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の米国引き渡しをめぐる審理について、カナダのマッカラム駐中国大使が「孟氏に有利な弁護材料がある」と述べた。カナダ紙グローブ・アンド・メールが23日報じた。

取材2年、ついに現れたボス 華為に見る中国企業の宿命
 発言は、引き渡しは司法判断と強調してきたカナダ政府の立場と食い違うと受け止められ、波紋を呼んでいる。マッカラム氏はカナダ帰国中の22日、中国語メディアと記者会見し、トランプ米大統領が「中国との通商交渉をまとめるのに役立つなら介入する」と述べたことに触れ、「政治介入の要素がある」などと指摘、審理で孟氏側に有利になるとの見方を示した。

 孟氏は昨年12月1日にカナダで飛行機を乗り換える際、米国の要請を受けたカナダ当局に逮捕された。米国は今月30日までにカナダに正式に引き渡し要請をするとみられており、カナダの裁判所が米側から提供される証拠などに基づき、引き渡しの是非を審理する手はずになっている。

 同紙によると、マッカラム氏は18年1月、「環境や地球温暖化、自由貿易などいくつかの重要政策で、カナダの政策は米国よりも中国に近い」などと述べ、物議を醸したことがある。(ニューヨーク=鵜飼啓)

5319チバQ:2019/01/25(金) 11:08:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1901230014.html
米民主党のカマラ・ハリス上院議員が大統領選出馬表明
01月23日 09:19産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のカマラ・ハリス上院議員(54)=カリフォルニア州選出=は21日、2020年大統領選に立候補すると表明した。ハリス氏はジャマイカ系とインド系の両親を持つ移民2世の女性。カリフォルニア州司法長官などを経て16年に上院選で当選。議員1期目の途中での出馬となるが、有力候補の一人と目されている。

 ハリス氏はツイッターでトランプ大統領を念頭に「正義や平等といった価値観が危機にひんしている。私は声を上げ、人々を束ねるために戦う」と訴えた。

5320チバQ:2019/01/25(金) 11:10:49
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3207898.html
同性愛公表の「神童」市長、米大統領選に出馬表明 37歳ブーティジェッジ氏
01月24日 16:49AFPBB News

同性愛公表の「神童」市長、米大統領選に出馬表明 37歳ブーティジェッジ氏

米インディアナ州サウスベンドのピート・ブーティジェッジ市長(2016年9月26日撮影)。(c)derek henkle / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米インディアナ州サウスベンドのピート・ブーティジェッジ市長が23日、2020年米大統領選に民主党から出馬すると表明した。同性愛者だと公表している人物として初の大統領候補指名獲得を目指している。可能性は低いものの、もし本選で勝利すれば米史上最年少の大統領となる。

 ブーティジェッジ氏は米海軍予備役で、市長の役職を休職してアフガニスタンに従軍した経験を持つ。生まれも育ちもサウスベンドで、米ハーバード大学で歴史の学位を取得したほか、ローズ奨学生として英オックスフォード大学に留学。29歳の若さで市長に当選し、「神童」の異名をとる。昨年、教師のチェイスン・グリーズマンさんと同性婚をした。

 ブーティジェッジ氏は23日、大統領選に向けた準備委員会を立ち上げ、次期米大統領選への出馬を正式に表明。インターネット上で公開した約2分の動画の中で、自身を実行力のある改革主義者だと表現し、「今まさにわが国は新たなスタートを必要としている」と訴えた。

 中規模都市のサウスベンドを復興したことで、ブーティジェッジ氏はミレニアル世代に評価が高い。動画では「現実の世界には、やり直しなどない。過去の素晴らしさにすがることはできない」と語り、幾多の困難に直面しながらも過去より未来を重視する新世代の一員として、自身をアピールした。

「われわれは学校乱射を生き延び、9.11(米同時多発攻撃)後の戦争に従軍した世代だ。親世代より少ない収入に甘んじなければならない最初の世代でもある──われわれが何か違うことをしない限りは」

 共和党のドナルド・トランプ大統領への言及はなかったが、首都ワシントンで行われている「ショー」について「汚職やけんか、うそつき、危機。こんなものは終わりにしよう」と呼び掛けた。

 ブーティジェッジ氏は将来の大統領候補として以前から名前が挙がっており、米紙ニューヨーク・タイムズは2016年6月、「初の同性愛者の大統領?」との見出しとともに同氏を紹介していた。

 ただ、民主党では次期大統領選への出馬表明が相次ぎ、マサチューセッツ州のエリザベス・ウォーレン上院議員、カリフォルニア州のカマラ・ハリス上院議員、ニューヨーク州のキルステン・ジリブランド上院議員、フリアン・カストロ元住宅都市開発長官ら、候補者レースは既に混戦状態となっている。 【翻訳編集】AFPBB News

5321チバQ:2019/01/25(金) 11:11:18
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190124X858.html
バイデン氏の共和候補支援が波紋=報酬得て絶賛―米紙
01月24日 14:21時事通信

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は23日、民主党のバイデン前副大統領(76)が、昨年の中間選挙で、報酬をもらって共和党候補を支援したと報じた。民主党内から批判が出ており、出馬に意欲を示す来秋の大統領選に向けて尾を引く恐れがある。

 同紙が内部文書などを基に報じたところによると、バイデン氏は昨年10月、20万ドル(約2200万円)の報酬を得て、ミシガン州で民主党候補と激戦を繰り広げていた共和党の現職下院議員アップトン氏を応援。壇上から「共に働いた中で最高の男の一人だ」と絶賛した。

5322とはずがたり:2019/01/25(金) 11:46:50

トランプ氏、政府再開に「壁の頭金」要求 姿勢軟化
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM1T23SCM1TUHBI005.html?ref=tw_asahi
ワシントン=土佐茂生 2019年1月25日11時03分


 米メキシコ国境の壁建設費をめぐる与野党の対立で米政府機関の一部が閉鎖されている問題で、トランプ大統領は24日、建設費の「頭金」を得られれば、一時的に政府を再開させる妥協案を支持する姿勢を明らかにした。ただ、野党・民主党は抵抗する態度を変えていない。

 トランプ氏はホワイトハウスで、記者団に「提示されたアイデアの一つは、壁の建設費の頭金に相当する額を支払うなら、政府を再開させるというものだ」と語った。これまで年57億ドルの建設費をかたくなに主張してきたが、長引く政府閉鎖の批判を受けるなか、やや軟化した形だ。

 政府閉鎖が続くなか、議会で妥協案が話し合われている。その一つが、頭金にあたる建設費を認める一方、3週間分の「つなぎ予算」で政府を一時的に再開させるもの。トランプ氏は「理にかなった合意ならば、私は支持する」と前向きな姿勢を見せた。

 これに対し、民主党のペロシ下院議長は「巨額の頭金を支払うことが、理にかなった合意とは思えない」と反発。政府閉鎖を「人質」にして壁の建設費を求めるトランプ氏の手法は一切認められないという姿勢を崩していない。

 これに先立ち、上院では与党・…

5323名無しさん:2019/01/26(土) 22:36:04
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190125-00000002-courrier-n_ame
FBIの平均年収は400万円─連邦政府封鎖で図らずも拡散されたその現実
1/25(金) 19:00配信 クーリエ・ジャポン
FBI捜査員に救いの手を…

いま米国で米連邦政府機関が一部閉鎖され、騒動になっていることは日本でも大きく報じられている。

その弊害は国民生活を直撃。空港のセキュリティ関係者や管制官などの空港職員、食料品や環境汚染をチェックする調査官らの多くが仕事を停止しており、証券取引委員会の貸付承認が遅れたり、政府の補助金を受け取る住民なら支払いできずに家を追い出される可能性もあるという。

英紙「ガーディアン」は「一般のアメリカ人にも封鎖の影響は日に日に影響が高まっている」と報じる。

ちなみに筆者の米国人の知り合いは、職場である日本国内の米政府機関も一部封鎖されたと嘆いていた。その影響は国外にも拡大しているようだ。

もっと深刻なのは、大統領を護衛するシークレット・サービスや刑務所の職員の給与も止まってしまうことだ。さらに米国民の生活と安全を守るFBI(米連邦捜査局)の捜査員にもその影響は及んでおり、協力者への謝礼や科学捜査の検査、職員のセキュリティチェックの遅延なども懸念されている。

FBIについては、今回の政府封鎖で図らずも苦境や内情が漏れ伝わっており、メディアで話題になっている。まず米TV「NBCニュース」によれば、FBIは政府封鎖によってどんな不利益を被っているのか、72ページの及ぶ報告書にまとめて公開した。

その報告書では、ギャング団を捜査中の捜査員が捜査費用がまったく使えない状態になっていたり、対テロ捜査の担当者もカネがなくデスクワーク以外の捜査を継続できないと声を上げているなど、現場からの嘆きの声であふれている。

問題なのは捜査だけではない。米ニュースサイト「ヤフーファイナンス」は、「ニューヨークのFBIは、政府機関封鎖によって給与未払いになっているほかの捜査員の食事を助けるために『フードバンク(食料品をシェアすること)』を始めている。同局は『一般大衆は連邦政府封鎖がFBIと職員の家族に与える影響を理解していない』とも述べている」とし、そのうえで、「他の連邦政府職員らと同じく、未払いのFBI捜査員に食事を与えよという要請は全国的に広がっている」と報じている。

映画などで見るFBI捜査員のイメージとはかけ離れているが、今回の騒動をきっかけに、FBIの給与があまりにも安く、多くがそもそも生活に窮するほどであることが改めて報じられている。

米ニュースサイト「クオーツ」はFBI捜査員の給与について、「FBIはエリート捜査機関として名声を得ているにもかかわらず、3万8000人いる職員の平均給与は、驚くなかれ、3万7118ドル(約400万円)と低い」とし、もっとも苦しんでいるのは中でも給与が低い事務系の職員たちだと指摘する。

ちなみにその能力にも関わらず、州や市の警察官らよりもFBI捜査員の給料が低いケースもあるという。

とにかく、米TV「CNBC」によれば、この封鎖により米国では「60億ドル以上の損出になる可能性がある」と指摘する。

誰も得をしない連邦政府の封鎖問題。米国は「Make America Great Again」どころか、日毎に弱体化しているのかもしれない。

Toshihiro Yamada

5324チバQ:2019/01/27(日) 11:00:44
https://www.cnn.co.jp/usa/35131761.html
スタバ前会長のシュルツ氏、米大統領選に独立候補で出馬か
2019.01.24 Thu posted at 19:00 JST
(CNN) 米コーヒーチェーン大手「スターバックス」のハワード・シュルツ前会長が2020年の米大統領選に独立候補として出馬する可能性を検討していることが24日までにわかった。

前会長の考え方などに通じている2人がCNNに明らかにした。シュルツ氏の顧問に近い1人は全ての選択肢が机上にあると指摘。前会長は自らの将来や米国に奉仕出来る最善の方途について深く考察していると述べた。

シュルツ氏は昨年、会長職を去る際、大統領選への出馬を考慮する可能性に触れていた。昨年6月のCNBCテレビとの会見では政権運営の在り方や法人税減税に触れてトランプ大統領を非難。また、「トランプ大統領は政界にいなかった者でも大統領に立候補し得ることを証明した」とも述べていた。

同時に、所得保障や単一支払い者制度に基づく医療保健制度など民主党の政策提案については余りにも左派主義的と批判もしていた。

5325名無しさん:2019/01/27(日) 19:23:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190126-00000004-courrier-n_ame
【全訳】米国史上最年少の女性下院議員がキング牧師ばりの演説
1/26(土) 19:00配信 クーリエ・ジャポン
女性、ヒスパニック系、民主社会主義者にして米国史上最年少の下院議員アレクサンドリア・オカシオ・コルテスが、2019年1月19日、ニューヨークシティーのウィメンズマーチで、キング牧師を彷彿とさせる演説をした。クーリエ・ジャポンが全訳でお届けする──。

こんにちは。ありがとう、ニューヨークシティー!
みんな、ありがとう! 

みんな、大騒ぎする用意はいい?
みんな、私たちの権利のために闘う用意はいい?
みんな、アメリカ合衆国では、私たちの国では、誰もが愛され、誰もが正義を受けるに値し、誰もが平等な保護と繁栄を受けるに値すると言う用意はいい?

ここに立ててとても光栄です。

今日、私たちがここに集まっているのが、マーティン・ルーサー・キング・デー直前の週末なのも偶然とは思えません。

というのも、この瞬間、そしていま私たちのいるところは、公民権運動が中断したところからの再開だからだと思うからです。

そのたいまつを前に運ぶため、私たちはここにいます。

というのも、私たちは人種的・経済的正義、人種的・社会的正義を、経済的正義・環境的正義の問題へ、そして私たちの闘いすべての交差性・相関性の課題へと広げはじめているからです。

正義は、本で読む概念ではない。
正義は、私たちが飲む水のこと。
正義は、私たちが吸う空気のこと。
正義は、いとも容易く投票できること。
正義は、女性たちの賃金がいくらかということ。
正義は、母たち、父たち、すべての両親が子供たちと一緒にちゃんと時間を過ごせること。
正義は、お行儀いいのと黙っているのは同じじゃないと確かめること。
事実、しばしば最も正しい行動は、テーブルを揺さぶること。

去年、私たちは投票の力を握りました。
今年、私たちは政策の力を握ろうとしています。
下院を取り戻したからです。
ただ、それは「ステップ1」でしかありません。

今年、私たちはまとまります。
今年、私たちは投票権のために闘います。
今年、私たちは前進しつづけます。

2018年、私たちは下院をとりましたが、これから2020年めがけて、ホワイトハウスと上院もとりにいきます。

誰もが歓迎され、誰も取り残されないところ、アメリカのために前進し、闘う必要があるからです。

今年は歴史的な年ではありますが、ここにはまだ連邦議員になる女性たちがたくさん残っています。市議会議員になる女性たちがたくさんいます。ビジネスを立ち上げる働き手がたくさんいます。未来の大統領もここにいるでしょう。

闘いとは、誰も取り残されないということだと思い起こしましょう。

黒人女性たちの直面する問題について人々が話すのをやめたがるとき、
トランス女性たち、移民女性たちの直面する問題について人々が話すのをやめたがるとき、
私たちは尋ねるべきです──「なんでそれでそんなに居心地が悪くなるんですか」

いまこそ、貧困に取り組むべきときです。
フリント(の水質汚染)に取り組むべきときです。
ボルチモアとブロンクス、山火事、プエルトリコについて話し合うべきときです。

これは単にアイデンティティについてのことではありません。正義についてのことなのです。
私たちがこの世界にもたらすアメリカについてのことなのです。

みなさん、ほんとうに、ほんとうにありがとう。みなさんのことをすごく誇りに思います。

5326チバQ:2019/01/28(月) 16:52:13
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190128X276.html
トランプ氏、再び政府閉鎖も=「壁建設」予算合意を疑問視
2019/01/28 14:17時事通信

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は27日、トランプ大統領が同紙とのインタビューで、与野党議員が「国境の壁」建設のための予算で合意する確率は低いとの見通しを示し、再度の政府閉鎖も辞さない姿勢を示したと報じた。

 トランプ氏は、25日に成立した暫定予算が切れる2月15日までに与野党が国境の壁予算で合意できる可能性について「5割以下だ」と悲観。自身が壁建設費として要求する57億ドル(約6200億円)を含まない予算案を受け入れるかと問われると、「疑わしい」と答えた。 

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1901280008.html
トランプ氏、壁建設実現できなければ「大統領権限を行使」へ
2019/01/28 09:24産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】マルバニー米大統領首席補佐官代行は27日、FOXニュースの報道番組に出演し、メキシコ国境の壁建設費の予算計上を米議会が今後も認めようとしない場合、「トランプ大統領は壁建設費確保のため大統領権限を行使する」と述べ、国家非常事態宣言などの措置に踏み切るとの見方を示した。

 マルバニー氏は「トランプ氏は、いずれにしても壁(の建設)を実現させる」と明言。トランプ氏が25日、議会民主党に譲歩する形で連邦政府機関の再開に応じたことについては、「トランプ氏はこの1週間に起きたことで評価されるわけではなく、一連のプロセスの結末によって最終的に評価される」と指摘し、壁建設をめぐる攻防が引き続き展開されるとの見通しを明らかにした。

 マルバニー氏はまた、トランプ氏が求める壁建設費57億ドル(約6200億円)は長さ約243マイル(約391キロ)の壁建設費として必要だと強調する一方、仮に57億ドルより少額でも同氏が同意するかどうかは明言せず、金額で交渉の余地があることに含みを残した。

5327チバQ:2019/02/03(日) 15:48:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000027-asahi-int
米民主党のブッカー上院議員、大統領選への立候補を表明
2/2(土) 11:14配信 朝日新聞デジタル
米民主党のブッカー上院議員、大統領選への立候補を表明
コリー・ブッカー米上院議員=ワシントン、ランハム裕子撮影
 米民主党のニュージャージー州選出のコリー・ブッカー上院議員(49)が1日、2020年の大統領選に立候補することを表明した。先日、立候補表明したカマラ・ハリス上院議員に続き、2人目の黒人候補者となる。

【写真】コリー・ブッカー米上院議員=ワシントン、ランハム裕子撮影

 ブッカー氏は「黒人歴史月間」の初日となる1日、同州ニューアーク市の自宅近くで記者会見し、「人々はかつて空を見上げ、月を指さし、そして夢を実現させた。そこには民主党も共和党もない。互いに争い、傷つけ合い、分裂していては絶対に成し遂げられない」と述べ、分断された米国社会の統合に力を注ぐことを訴えた。

 ブッカー氏は02年にニューアーク市長選に挑戦。わずかな差で敗れたものの、若い黒人候補者の選挙運動は、ドキュメンタリー番組にもなり、注目を浴びた。4年後の同市長選で圧勝すると、民主党内で未来の有力なリーダーの一人とみなされるようになった。

 13年に同州の現職上院議員が死去したことに伴い、くら替えして圧勝し、現在2期目。オバマ前大統領とよく比較されるが、オバマ氏は諭すように演説するのに対し、ブッカー氏は情熱的に訴えかけることで知られている。(ワシントン=土佐茂生)

5328チバQ:2019/02/04(月) 18:30:36
https://jp.reuters.com/article/us-election-democrats-idJPKCN1PT09P
アングル:米民主党、次期大統領選への出馬表明・準備者一覧
[1日 ロイター] - 2020年の米大統領選で政権奪還を目指す野党・民主党内で、出馬表明の動きが広がっている。4人の上院議員を含めた多様な人材が、共和党候補指名を受ける公算が大きい現職のトランプ氏に対する挑戦権をかけて、今後しのぎをけずることになる。

既に出馬を正式に明らかにしたか、資金集めやスタッフ採用などの出馬準備を始めた民主党員は次の通り。

<コリー・ブッカー氏>

49歳でニュージャージー州選出の上院議員。ニューアーク市長も務めた。ブレット・カバノー氏の連邦最高裁判事指名を巡る論戦で一躍知名度を上げた。1日に大統領選出馬を発表し、自身の家族がひどい差別を受けた経験を明らかにするとともに、良質な雇用の創出と刑事分野の司法制度改革に重点的に取り組む考えを示した。

<ピート・ブーティジェッジ氏>

37歳でインディアナ州サウスベンド市長。1月23日に出馬を表明し、同性愛者を公言する人物として初の大統領を目指す。経験不足を指摘されるものの、サウスベンドの経済を立て直した実績を強調して不安はないとアピールしている。

<フリアン・カストロ氏>

オバマ前政権で住宅都市開発長官を務めた44歳は、1月12日に本拠地のテキサス州オースティンで出馬表明。メキシコ移民の孫で、今のところ唯一の中南米系候補だ。トランプ氏の厳しい国境管理政策に関して、自身の家族の歴史を引き合いに批判を展開してきた。

<ジョン・ディレニー氏>

メリーランド州選出の元下院議員で55歳。ほとんどの候補よりずっと早い2017年7月に真っ先に出馬を表明した。一連の予備選・党員集会の第1弾が来年2月に行われるアイオワ州で重点的に選挙運動に取り組んでいる。

Slideshow (8 Images)
<タルシ・ガバード氏>

37歳、ハワイ州選出の下院議員で連邦議員として初めてのヒンズー教徒。1月11日に出馬の意向を明らかにしているが、過去に反同性愛運動に関与したことを巡り批判を受け、謝罪に追い込まれた。

<キルステン・ジルブランド氏>

性暴力や性的嫌がらせを糾弾する「#Me Too」運動を主導した1人で、ニューヨーク州選出の上院議員。52歳。1月15日に出馬準備を公表し、アイオワ州への遊説では自身がニューヨーク州北部の生まれだと述べ、保守的な傾向が強い地方の有権者も取り込める力があると訴えた。

<カマラ・ハリス氏>

1月21日に出馬を表明。54歳のカリフォルニア州選出上院議員でジャマイカとインドからの移民の間に生まれた。女性やマイノリティーの有権者の動向が大きく左右する民主党候補指名争いにおいて、同氏の出馬は早くも一定の影響を及ぼしている。出馬表明から24時間でインターネットを通じて150万ドルの資金を調達した。

<エリザベス・ウォーレン氏>

マサチューセッツ州選出の上院議員、69歳。リベラル派指導者の1人でウォール街の猛烈な批判者として知られ、消費者金融保護局(CFPB)設立に寄与した。昨年末に出馬準備を明らかにしており、予備選・党員集会が比較早い時期に開催されるアイオワ州やニューハンプシャー州で、富裕層に利する今の経済システムを改革すると主張している。

5329とはずがたり:2019/02/07(木) 16:19:53
こんまりとばっちり気味の批判受ける!

Author Barbara Ehrenreich is slammed as a racist for 'criticizing Japanese de-cluttering guru Marie Kondo for not speaking English' and says her popularity is a sign of America's decline as a 'superpower'
https://www.dailymail.co.uk/news/article-6667195/Barbara-Ehrenreich-tweets-Marie-Kondo-widely-condemned.html

5330チバQ:2019/02/07(木) 18:44:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190206-00000063-mai-n_ame
民主党のエイブラムス氏「米国は壁ではなく、移民で強くなる」トランプ氏一般教書に反対討論
2/6(水) 19:47配信 毎日新聞
民主党のエイブラムス氏「米国は壁ではなく、移民で強くなる」トランプ氏一般教書に反対討論
ステイシー・エイブラムス氏=AP
 【ワシントン古本陽荘】トランプ米大統領の一般教書演説に対する野党・民主党の反対討論演説は、昨年11月の中間選挙の南部ジョージア州知事選で惜敗したステイシー・エイブラムス氏(45)が地元の同州アトランタから行った。

 トランプ氏がメキシコとの「国境の壁」建設にこだわり連邦政府を一部閉鎖に追い込んだことについて「大統領によって操作された曲芸だ」と批判。そのうえで「連邦政府職員の生活を政治ゲームの担保にするとは恥知らずだ」と訴えた。

 また、「民主党は効果的に国境や港の警備を強化する準備ができている」と述べたうえで「米国は壁ではなく、移民によって強くなる」とも強調して、壁にこだわるトランプ氏を批判した。エイブラムス氏は黒人の女性で、民主党の多様性を象徴する存在として、次期上院議員選などへの出馬が取りざたされている。

 2020年大統領選への出馬の意向を表明しているカマラ・ハリス上院議員(54)は、トランプ氏が演説で人工妊娠中絶の規制緩和の動きを批判したことに対し「女性の体をどうしろと政治家が介入すべきではない」とツイッターで批判した。

 16年大統領選に立候補し、再出馬を求める声が出ているバーニー・サンダース上院議員(77)は「大統領が一般教書演説で気候変動に触れないとはどういうことか」と指摘。すでに大統領選に名乗りを上げているキルステン・ジルブランド上院議員(52)はトランプ氏の演説中、目を回すような仕草であきれた様子をみせたところをテレビがたまたま中継。この部分の映像を使ってツイッターで「同じ意見なら5ドル寄付を」と呼びかけた。

5331チバQ:2019/02/07(木) 18:45:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190206-00000561-san-n_ame
一般教書 トランプ氏「社会主義」批判
2/6(水) 17:43配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】「米国に社会主義を導入しようという声が上がっていることを警戒している」

 トランプ大統領の一般教書演説でベネズエラ情勢に言及した際、「社会主義が南米で最も裕福だった国を悲惨な貧困と絶望に陥れた」と指摘した上で、米国でも民主党勢力の間で「社会主義」に親近感を寄せる左派リベラル系の政治家が増えていることを間接的に批判した。

 トランプ氏は「米国は、(社会主義体制のような)政府の抑圧や支配、管理ではなく、自由と独立の上に成り立っている。私たちは生まれながらにして自由であり、その後も自由であり続ける」と述べた上で、「米国は決して社会主義国にはならない」と訴えると、与野党の議員の間から大きな拍手が起きた。

 ただ、トランプ氏の背後にいたペロシ下院議長が座りながら拍手をした一方、2016年大統領選の民主党候補指名争いで「民主社会主義者」を標榜(ひょうぼう)し、クリントン元国務長官に本選進出を阻まれたサンダース上院議員(77)は、拳を口に当てて憮然(ぶぜん)とした表情でトランプ氏の発言を聞いていた。

 民主党では、来年の大統領選に出馬を表明したカマラ・ハリス(54)、キルステン・ジルブランド(52)、コリー・ブッカー(49)上院議員らが高齢者向けの公的医療保険を全国民に広げる「メディケア・フォー・オール」の導入を提唱。また、エリザベス・ウォーレン上院議員(69)は超富裕層の資産を標的とした「富裕税」の導入に言及するなど、「大きな政府」志向の急進左派的な公約を主張する「大統領候補」が目立ち始めている。

 トランプ氏の発言は、こうした傾向に対する有権者の危機感をあおり、大統領選で自身の再選に有利な状況を作り出す狙いも込められているとみられる。

5332チバQ:2019/02/11(月) 11:06:06
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3210487.html
「先住民の血筋」で物議の米民主党ウォーレン上院議員、大統領選に正式出馬表明
2019/02/10 11:25AFPBB News

「先住民の血筋」で物議の米民主党ウォーレン上院議員、大統領選に正式出馬表明

米マサチューセッツ州ローレンスで、大統領選立候補を正式表明するエリザベス・ウォーレン上院議員(2019年2月9日撮影)。(c)Joseph PREZIOSO / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)が9日、2020年米大統領選挙への立候補を正式に表明した。米国人労働者を守ると声高に訴える一方、先住民の祖先がいるとの主張をめぐって物議を醸しており、選挙戦に悪影響が及ぶ恐れもある。

 ウォーレン氏はマサチューセッツ州ローレンスで歓声を上げる支持者らを前に演説し、「これは私たちの生活のための闘いだ」と述べ、「富める者や権力者、他人のことを顧みない者を支える不正に仕組まれたシステム」に反対すると訴えた。さらに、「やっとのことで生きている家族が何百万もいる」「これはおかしい」と威勢の良い演説で一般大衆に向けて積極的にアピールし、左派的な主張を全面的に押し出した。

 民主党からは、昨年の大みそかに出馬の意向を表明していたウォーレン氏のほか、ドナルド・トランプ大統領と争う次期大統領選への出馬表明が相次いでいる。候補者の顔ぶれは、性別、年齢、人種的背景で民主党史上最も多様で、これまで以上に進歩的となっている。10日に正式に出馬表明するとみられているエーミー・クロブシャー上院議員ら複数の有名女性議員も含まれている。

 ウォーレン氏が出馬表明を行ったローレンスは、かつて毛織物工業で栄えた町。1912年には、大勢の移民を含む女性労働者グループが、地域全体に広がることになるストライキを決行。賃上げと労働環境の改善を勝ち取り、女性と労働者にとっての歴史的勝利を収めた場所だ。

 用務員の娘として生まれたウォーレン氏は、一学期の学費が50ドルのコミュニティーカレッジに通い、最終的にはハーバード大学で法律を教えるまでになった。中産階級の権利を政治理念の中心に据え、擁護してきたウォーレン氏は、自身が貧しい生い立ちから現在の地位に就いたことに言及し、「アメリカンドリーム」の復活に一役買うことができると訴えた。

 しかし、自分には先住民の祖先がいるというウォーレン氏の主張をめぐる根強い議論が、ウォーレン氏の選挙戦にどの程度の悪影響を与えるのかは不透明だ。トランプ大統領はウォーレン氏を「ポカホンタス(先住民女性の名前)」と呼んで、やゆした。

 これを受けてウォーレン氏は昨年10月、事態の沈静化を図りDNA検査を受けて結果を公表した。しかし、先住民の血がごくわずかしか流れていないことが判明し、裏目に出た。最終的に、先住民の共同体「チェロキー・ネイション」に謝罪することになった。

 米紙ワシントン・ポストは先週、ウォーレン議員が1986年のテキサス州の弁護士登録の文書に自身の人種を「米先住民」と記載していたとする記事を掲載し、問題が再燃している。

5333チバQ:2019/02/11(月) 11:12:43
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190211X892.html
民主クロブシャー氏が出馬表明=中西部選出の穏健派―米大統領選
2019/02/11 10:01時事通信

 【ワシントン時事】米民主党のエーミー・クロブシャー上院議員(58)が10日、来年の大統領選に出馬表明した。左派が目立つ今回の候補者の中では穏健な政治スタンスが特徴。党派対立を打破し「前進させる政治」を訴える。

 女性の出馬表明は5人目。地元の中西部ミネソタ州で、雪が降りしきる中で出馬宣言し、「政府閉鎖も政治的なスタンドプレーもこりごりだ。われわれは混乱による支配を終えなければならない」と訴えた。地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」への再加入も公約した。

 検事出身で、2006年に上院議員に当選し、現在3期目。地元では保守層も含め幅広い支持を受ける。

5334チバQ:2019/02/13(水) 08:56:34
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019021201001890.html
米議会、国境の「障壁」建設合意 政府機関、再閉鎖回避も

2019年2月12日 13時23分


 【ワシントン共同】トランプ米大統領が主張するメキシコ国境の壁建設を巡る対立で、議会の共和、民主両党は11日、今秋までの予算措置で大筋合意した。米メディアが一斉に報じた。AP通信によると、国境地帯に何らかの「障壁」を建てる予算で一致したという。15日までに新たな合意がなければ、政府機関の一部閉鎖が再び起こる懸念があったが回避される見通しが出てきた。

 予算措置は大統領の署名が必要になる。トランプ氏は11日夜(日本時間12日午前)、メキシコと国境を接する南部テキサス州エルパソで開いた支持者集会で、報告を受けていないと語り、予算措置に同意するか明言を避けた。

https://www.sankei.com/world/news/190213/wor1902130001-n1.html
米与野党、メキシコ国境に「障壁」で合意 トランプ氏承認が焦点
2019.2.13 00:19国際米州
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米主要メディアは11日、メキシコ国境での壁建設問題の完全決着に向けて話し合いを進めてきた米与野党の協議委員会が、政府機関再閉鎖の回避に向け「原則合意」に達したと報じた。トランプ大統領が求める57億ドル(約6300億円)の壁建設費の予算計上は盛り込まれず、代わりに何らかの障壁を建てる費用として13億7千万ドルを認めるとした。

 現在のつなぎ予算が切れる15日までに正式合意に至れば、政府機関の再閉鎖は回避されるが、トランプ氏が合意内容を受け入れるかは定かでない。同氏が合意を不服とすれば、国家非常事態宣言などの大統領権限を行使し、議会の承認なしに未執行予算から壁建設費を確保する可能性も残されている。

 協議委員会は、トランプ氏と民主党指導部が先月25日、壁建設問題の対立で35日間にわたり閉鎖されていた連邦政府機関の再開で合意したのを受け、妥協点を探っていた。

 一方、トランプ氏は11日夜、メキシコと国境を接する南部テキサス州エルパソで今年初の支持者集会を開いた。来年の大統領選での再選をにらみ、内政分野での最重要懸案に位置づけるメキシコ国境での壁建設の重要性を強調した。

 次期大統領選への出馬が取り沙汰される民主党のベト・オローク前下院議員(46)もこの日、自身の地元であるエルパソでほぼ同じ時刻に集会を開いてトランプ氏への対抗姿勢を鮮明にするなど、大統領選の前哨戦が早くも本格化しつつある。

 トランプ氏は、「壁を完成させろ」と書かれた横断幕の前で「不法移民は全ての米国人に被害をもたらす」と述べた上で、「壁の建設を含む適切な国境警備」を導入する必要性を訴えた。

5335チバQ:2019/02/13(水) 18:42:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000052-mai-n_ame
地方アピール、格差是正……他候補との差別化に腐心 米大統領選、民主から候補続々
2/12(火) 19:12配信 毎日新聞
地方アピール、格差是正……他候補との差別化に腐心 米大統領選、民主から候補続々
米大統領選の民主党主要候補者
 【ワシントン高本耕太】2020年大統領選に向けた米民主党の予備選開始まで1年を切り、立候補の動きが活発になっている。9日には党内左派の中心人物エリザベス・ウォーレン上院議員(69)が候補者指名争いへの出馬を正式に宣言。10日には党内穏健派のエイミー・クロブシャー上院議員(58)も立候補を表明した。混戦模様のなか、候補者はそれぞれ自身の特色を前面に掲げ、他候補との差別化に腐心している。

 「鉱山労働者の孫として、教師と新聞記者の娘として、ミネソタ州で初めての女性上院議員として大統領選立候補を宣言する」。クロブシャー氏は地元の中西部ミネソタ州で支持者を前に演説した。会場に選んだのは米国中部を貫くミシシッピ川の河畔。中西部を意味する「ハートランド」の代弁者であることを再三強調した。

 「地理」を押し出すのは、東西海岸の大都市圏を地盤とする他の候補者との違いを強調するため。気候変動対策のパリ協定復帰を公約する一方、16年大統領選で共和党のトランプ氏支持に流れた中西部の保守的な労働者層を意識し、国民皆保険制度や移民・関税執行局(ICE)廃止など党内進歩派、急進左派が掲げる政策とは慎重に距離を置いている。

 ウォーレン氏は貧困家庭に育ちながら名門ハーバード大で教壇に立つ法学者となった生い立ちを背景に、格差是正を訴えの柱に据え、5000万ドル(約55億円)超の資産保有者に2%、10億ドルの保有者には3%の「富裕税」導入を公約する。

 18年中間選で上院選に立候補し、共和党が地盤とするテキサス選挙区で善戦し全国区の知名度を得たベト・オルーク元下院議員(46)は、月末までに出馬するか否かの判断を下す。11日は、地元のテキサス州エルパソを訪問したトランプ大統領の集会に合わせて、数百メートル離れた会場で演説し「壁で人々を追い返すのでなく、両手を広げ迎え入れよう」と訴えた。学生ら若者の支持を重視し、歯科医受診の様子など日常の動画をソーシャルメディアに公開し、賛否を呼んでいる。

 民主党の各候補が差別化に注力するのは、最終的には30人超が出馬するとも言われる大混戦の候補者指名争いで埋没を防ぐとともに、自身の支持層を強固にするため。ただ、特定層にターゲットを絞った訴えを強めれば、有権者全体への訴求力を失うジレンマも抱える。大統領選は全国レベルの選挙戦で、本選では与党・共和党の支持者から票を得ることも必要となる。米誌ニューヨーカーは「民主党の本命候補は見えてこない」と評している。

5336チバQ:2019/02/13(水) 22:01:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00000030-jij-n_ame
高速鉄道、全線開通を断念=コスト増で大幅縮小=米カリフォルニア州
2/13(水) 9:12配信 時事通信
 【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のニューサム知事は12日の演説で、同州の主要都市を南北に結ぶ高速鉄道の全線開通を断念する方針を表明した。

 同知事は「現行計画はコストと時間がかかり過ぎる」と語った。中部の農業地帯に区間を限定し、計画を大幅に縮小する。

 計画をめぐっては、安倍晋三首相が2015年に訪米した際に当時の州知事に新幹線の採用を売り込んでおり、川崎重工業などの日本企業連合が受注に興味を示している。

5337チバQ:2019/02/14(木) 13:26:36
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190213-OYT1T50284/
メキシコの「麻薬王」に有罪評決…終身刑の公算
15 時間前
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 【ニューヨーク=吉池亮】米ニューヨーク連邦地裁の陪審は12日、米国への麻薬密輸などの罪に問われた、メキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン被告(61)に対して有罪の評決を出した。判決公判は今年6月に開かれる予定で、法定刑の上限となる終身刑が言い渡される公算が大きい。

 グスマン被告はメキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」の最高幹部で、メキシコの政府要人に賄賂工作を行っていたとされる。公判では被告側証人がペニャニエト前大統領にも1億ドル(約110億円)を提供していたと証言したが、前大統領側は事実無根だと否定している。

 グスマン被告は脱獄を繰り返したことでも知られ、2015年にはメキシコの刑務所に服役中、地下に掘ったトンネルから逃走した。翌年に潜伏先で拘束され、米国に移送後、起訴された。

5338チバQ:2019/02/14(木) 18:02:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00010000-senkyocom-pol
スタバの元会長が大統領選に出馬へ アメリカ大統領選挙における独立候補とは何か
2/13(水) 18:50配信 選挙ドットコム
スタバの元会長が大統領選に出馬へ アメリカ大統領選挙における独立候補とは何か
スタバの元会長が大統領選に出馬へ アメリカ大統領選挙における独立候補とは何か
2019年に入ってアメリカ大統領選をめぐる報道は盛り上がっています。特に、民主党では、カマラ・ハリス氏が脚光を浴びています。その中で、米コーヒーチェーン大手のスターバックスのハワード・シュルツ前会長が2020年の米大統領選に出馬することを検討していることが報道されました。しかし、彼は民主党でも共和党でもなく独立候補として出馬することを目指していると伝えられています。

それでは独立候補とは何者なのでしょうか。そこからアメリカの政治制度を考えていきたいと思います。

二大政党優位の大統領選
 アメリカ政治の大きな特徴は民主党と共和党という二大政党による熾烈な競争にあります。1980年以降、民主党と共和党は、大統領選勝利、連邦上院過半数、連邦下院過半数という3つの勝利を目指して激しい競争を展開してきました。一方で、二大政党以外の勢力は基本的に十分に浸透することができませんでした。

 無論、人々の考えは必ずしも二大政党という枠に収まるわけではありません。実際には様々な政治家がいましたが、彼らは二大政党のいずれかからの出馬を目指してきました。そのことをよく示すのが、2016年大統領選です。トランプ候補は、保護貿易推進や人種差別的なレトリックなど、共和党エリートとは相いれない部分が大きいにもかかわらず、共和党から出馬し勝利しました。同様に、民主党から出馬したサンダース氏も、議員としては無所属であり国民皆保険を推進するなど異色の政治家でした。

第三候補の歴史
 それでは、過去にはどのような独立候補がいたのでしょうか。もっとも有名な例は、1992年大統領選挙におけるロス・ペロー氏の出馬です。当時は、共和党のジョージ・H・W・ブッシュ政権(2001年から2009年に大統領を務めたジョージ・W・ブッシュの父)に対して、民主党からはビル・クリントン氏(2016年大統領選挙でトランプ氏と戦ったヒラリー・クリントン氏の夫)が挑むという構図でした。しかし、当時は、二大政党への不信感の高まりから、知名度もあり当時問題となっていた財政赤字の削減や北米自由貿易協定批准への反対を主張して一躍脚光を集めました。結果、全体の18.9%もの票を集めたのです。

しかし、多くの場合独立候補はほとんど泡沫候補として終わってしまいます。理由はいくつか考えられますが、大統領選という典型的な勝者総取りのゲームでは二大政党による一対一という構図が分かりやすいことや、報道が予備選も含む二大政党に集中することが挙げられるでしょう。

「分極化」という問題
 このように、基本的には独立候補には勝算がありません。それではなぜ出馬するのでしょうか。それには、民主党、共和党の政策の違いが大きくなっているという問題があります。特に1980年以降、民主党と共和党との間では意見の隔たりが大きくなり、妥協が困難になるという問題が取りざたされています。これは分極化と呼ばれるもので、社会保障の在り方や同姓婚、避妊といった問題をめぐって、民主党と共和党は激しく対立してきました。

その中でシュルツ氏は昨年、昨年6月の会見において、政権運営の在り方や法人税減税に触れてトランプ大統領を非難しています。一方で、医療保健制度の拡大など民主党政治家の政策提案については余りにも左派主義的であると批判していました。

独立候補登場で得するのは誰か?
 大統領選の勝者は基本的に二大政党の候補者に限られるために、独立候補は常に「誰の票を食うか」という問題とともに捉えられてきました。たとえば、1992年選挙では「ペロー氏が本来ブッシュ氏支持に入っていた票を奪ってクリントン氏の勝利に貢献したのではないか」という「ペロー神話」が語り継がれてきました。(この説は近年では選挙専門家からあまり支持されていないようです。)

 2020年選挙においても同様で、シュルツ氏が出馬した場合、彼が勝てないことを前提としたうえで、民主党候補と共和党候補(おそらくはトランプ氏)とのどちらから票を奪うかという問題が議論されています。今のところ、シュルツ氏は民主党候補から票を奪うことが懸念されています。というのも、シュルツ氏は社会保障や増税という点では現在の民主党に批判的ながらも同姓婚などの問題においてはリベラルだからです。

 独立候補の重要性は、近年二大政党候補による接戦が増えていることからもより大きな問題になっています。シュルツ氏の動向は今後も注目を集め続けることでしょう。

5339とはずがたり:2019/02/15(金) 09:13:38

トランプ氏、非常事態宣言で壁建設へ 米政府発表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190215-00000003-jij_afp-int
2/15(金) 5:59配信

AFP=時事
トランプ氏、非常事態宣言で壁建設へ 米政府発表

米テキサス州エルパソで開かれた集会で演説するドナルド・トランプ大統領(2019年2月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米ホワイトハウス(White House)は14日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が議会の承認を得ずに対メキシコ国境での壁建設予算を確保するため、国家非常事態を宣言する意向だと発表した。

【写真】米・メキシコ国境のフェンスによじ登る中米移民

 トランプ氏は同時に、自身の要求よりも大幅に少額の壁建設費を承認する議会の予算案にも署名する予定。サラ・サンダース(Sarah Sanders)大統領報道官は「トランプ大統領は以前表明した通り、政府予算案に署名する。さらに、国境地帯での国家安全保障ならびに人道上の危機を止められるよう、国家非常事態を含むその他の大統領権限を行使する」と発表した。

 与党・共和党の上院トップ、ミッチ・マコネル(Mitch McConnell)院内総務はこれに先立ち、トランプ大統領との電話会談での内容として、大統領が政府閉鎖を回避するため予算案に署名するものの、国境壁の費用を賄うため非常事態宣言も同時に出す意向だと明らかにしていた。

 このような非常事態宣言は異例の措置。実行すれば、トランプ大統領は他の使途に割り当てられていた連邦予算を対メキシコ国境での壁建設費用に振り向けられるようになるが、その正当性をめぐる法廷闘争に発展することも予想される。【翻訳編集】 AFPBB News

5340チバQ:2019/02/15(金) 15:59:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190214k0000m030301000c.html
米上院 “急進”温暖化法案、審議入り 大統領選に向け共和党が揺さぶり
2019/02/14 23:17毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】米与党・共和党の上院トップ、マコネル院内総務が、野党・民主党の進歩派・急進左派がまとめた革新的な気候変動対策「グリーン・ニューディール法案」について「上院本会議で採決にかける」と表明した。与党が賛成する見込みのない野党法案を審議入りさせる異例の対応の背景には、2020年大統領選の民主党立候補予定者に「過激な法案」への態度表明を迫り、今後の攻撃材料にする思惑がある。

 法案は30年までに温室効果ガス排出量ゼロの実現を目指し、電気自動車普及促進など大規模な産業転換を促す極めて野心的なもの。「民主社会主義」を掲げ、昨年の中間選挙で初当選したオカシオコルテス下院議員が中心となり起案した。法的拘束力は伴わない決議案だが「非現実的だ」などの批判も上がっている。

 党内の路線対立や産業界の反発を招きかねない同法案について、民主党は多数を握る下院でも審議入りには慎重な姿勢。上院での共和党方針には虚を突かれた形だ。院内総務として日程やどの法案を審議するかに関し絶大な権限を握るマコネル氏は12日の記者会見で、「法案に多大な関心を持っている。全議員に公式な態度表明の機会を与える」と語った。共和党は全議員が反対とみられ、審議入りの目的は法案可決ではなく各議員の投票態度を記録に残すことであるのは明らかだ。

 上院民主党からはハリス、ウォーレン、ブッカー、ジルブランド、クロブシャー各議員が既に大統領選立候補の意思を示している。多くがグリーン・ニューディール法案の共同提出者に名を連ねているが、実現性への認識を巡っては温度差があるのが実情だ。マコネル氏の決定には、大統領選本選時の批判材料にするとともに民主党内の路線対立をあぶり出す狙いがある。

 ただ、同法案は10〜30代による支持は比較的高く、法案への反対表明は、共和党が無党派層や若者からの支持を落とすリスクも伴いそうだ。

5341チバQ:2019/02/15(金) 16:00:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190215X399.html
苦境打開へ「超法規」措置=トランプ氏、公約に固執―非常事態宣言
2019/02/15 09:35時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は14日、公約のメキシコ国境の壁建設を実現するため、非常事態宣言という強硬手段行使を明確にした。再度の政府機関閉鎖となれば批判は免れず、一方で支持基盤から「譲歩」とみなされる行動は避けなければならない。「超法規的措置」(民主党)という批判を覚悟で、政治的苦境の打開を狙った。

 「大統領は引き続き公約を果たす。国境を守り、偉大なる国の安全を守る」。サンダース大統領報道官は声明でトランプ氏の立場をこう強調した。

 大統領権限で他の予算を壁建設に振り向ける非常事態宣言には、共和党内からも強い反対意見があった。予算編成という議会の専権事項を大統領が奪うことが「あしき前例」となりかねないからだ。「将来の民主党大統領が地球温暖化対策や銃規制のために非常事態を宣言するかもしれない」と懸念する声もあった。

 しかし、過去最長の35日間続いた政府閉鎖は、壁予算を全く勝ち取れないまま終わった。今回、与野党が合意した「障壁」建設を一部認める予算案には、保守派から「ごみ」(コメンテーター)とこき下ろす声が出るなど、トランプ氏としても支持者の不満の高まりは無視できなかった。

 他方、トランプ氏が予算案に署名しなければ、再度の政府閉鎖で自身や共和党に非難が集中するのは確実。非常事態宣言に反対していた共和党上院トップのマコネル院内総務も、最後は首をたてに振らざるを得なかった。

 昨年の中間選挙で民主党が下院の多数派となり、トランプ氏の政策実現には今後も一層の困難が予想される。民主党のペロシ下院議長は声明で「議会は憲法で定められた権限を守る」と述べ、法廷闘争を辞さない考えを強調した。

5342チバQ:2019/02/15(金) 16:01:57
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM2H1SZRM2HUHBI008.html
トランプ氏、壁建設で国家非常事態宣言へ 野党は猛反発
2019/02/15 07:22朝日新聞

トランプ氏、壁建設で国家非常事態宣言へ 野党は猛反発

ホワイトハウスで記者からの質問に答えるトランプ米大統領=12日、ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 トランプ大統領が進めるメキシコ国境での壁の建設費をめぐり、米ホワイトハウスは14日、トランプ氏が大統領権限で不法移民問題に関する国家非常事態宣言を出すことを明らかにした。トランプ氏は、壁の予算をめぐる米議会の超党派による合意案には署名する方針で、新たな政府機関の閉鎖は回避される。ただ、野党・民主党は非常事態宣言に猛反発しており、司法に訴えて阻止する構えだ。

 ホワイトハウスのサンダース報道官は14日の声明で「以前から述べていたように、大統領は、国境における国家の安全上、また、人道上の危機を止めるため、非常事態宣言を含む大統領権限を行使する」と述べた。さらに「大統領は国境の壁をつくり、国境を守り、我が国を安全にするという選挙公約を果たす」とも強調した。

 これに先立ち、連邦議会の上院議場で、与党・共和党上院トップのマコネル院内総務が「たった今、トランプ大統領と話す機会があった。大統領は合意案に署名する用意がある。同時に国家非常事態宣言も出す。私は、宣言を支持することを伝えた」と語った。

5343チバQ:2019/02/17(日) 13:55:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000054-mai-n_ame

2020年大統領選、共和党から初の名乗り 元マサチューセッツ州知事ウェルド氏


2/16(土) 19:03配信





 【ワシントン高本耕太】2020年の米大統領選に向け、共和党の元マサチューセッツ州知事、ウェルド氏(73)が15日、立候補に向けた準備委員会の発足を発表した。再選を目指すトランプ大統領に対抗して同党指名争いに名乗りを上げるのは、ウェルド氏が初めて。東部ニューハンプシャー州での演説で「大統領の分断政治によって、社会の活力がむしばまれている」と対決姿勢を鮮明にした。

 ウェルド氏は16年には小政党のリバタリアン党の副大統領候補だった。小さな政府を志向する財政保守派である一方、同性愛者や中絶の権利を支持する共和党穏健派に分類される。米メディアによると、ウェルド氏がトランプ氏再選への大きな脅威となる見込みは薄いが、反トランプを掲げる他候補の出馬の呼び水となる可能性はある。

 共和党からはホーガン・メリーランド州知事やケーシック前オハイオ州知事、フレーク前上院議員らの立候補も取りざたされている。

5344チバQ:2019/02/18(月) 20:24:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-00000024-jij_afp-int
サンダース氏も次期大統領選に参戦か、出馬表明動画を撮影 米報道
2/17(日) 15:58配信 AFP=時事
サンダース氏も次期大統領選に参戦か、出馬表明動画を撮影 米報道
バーニー・サンダース米上院議員(2018年12月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米上院のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)議員(バーモント州選出、77)が2020年米大統領選への出馬を表明する動画を撮影していたと、米政治専門メディア「ポリティコ(Politico)」が16日、報じた。

【写真】トランプ米大統領の就任式の後、サンダース上院議員にあいさつするクリントン元国務長官

 立候補表明者が相次いで既に混戦の様相を見せている次期大統領選に、サンダース氏も参戦する計画があるものとみられる。ただ現時点では、実際に動画が公開されるのか、また公開されるなら時期はいつかなどは不明。ポリティコは以前に、サンダース陣営が幹部スタッフの採用面接を行ったとも報じている。

 無所属のサンダース氏は、2016年の米大統領選で民主党の指名獲得を目指した。当初はトランプ氏同様に泡沫(ほうまつ)候補の一人とみられていたが、民主党の予備選でヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官と指名を争い、番狂わせまであと一歩に迫った。クリントン氏はサンダース氏に勝利したが、本選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に敗れた。【翻訳編集】 AFPBB News

5345チバQ:2019/02/18(月) 20:25:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000027-kyodonews-int
非常事態宣言の不承認に拒否権 米国境の壁で大統領補佐官
2/18(月) 9:04配信 共同通信
非常事態宣言の不承認に拒否権 米国境の壁で大統領補佐官
フェンスの取り換え作業が進む米アリゾナ州の国境地帯=14日(UPI=共同)
 【ワシントン共同】メキシコ国境の壁建設費確保のためトランプ米大統領が出した「国家非常事態宣言」について、ミラー大統領補佐官(政策担当)は17日、議会が宣言の不承認を決議した場合、トランプ氏が拒否権を発動するとの見通しを示した。FOXニュースの番組で語った。米大統領は議会の決議や法案への拒否権を持つが、トランプ氏が発動すれば政権発足後初のケースとなる。

 トランプ氏は、米議会が可決した予算に盛り込まれた国境のフェンス建設費が自身の要求水準を大きく下回ったことから15日、非常事態宣言を出すことで必要額を確保する異例の措置に踏み切った。

5346チバQ:2019/02/20(水) 10:03:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000502-san-n_ame
民主「本命」のバーニー・サンダース上院議員が出馬表明 急進左派 米大統領選
2/20(水) 0:48配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】2016年大統領選で民主党候補指名をクリントン元国務長官と最後まで争ったバーニー・サンダース上院議員(77)が19日、来年の大統領選に民主党から出馬すると表明した。高い知名度から現時点では同党の「本命」候補の一人と目されており、「国民皆保険」などの急進左派的主張を掲げてトランプ大統領の再選阻止を目指す。

 サンダース氏は「民主社会主義者」を自称する民主党系の無所属議員として活動。19日に地元バーモント州の公共ラジオで放送された出馬表明のインタビューでは「私たちは16年大統領選の選挙運動で政治革命を始めた。今こそ革命を前進させるときだ」と訴えた。

 サンダース氏は以前から「メディケア(高齢者・障害者向け公的医療保険)への全員加入」「最低時給を15ドル(1660円)に」などを訴えて支持を広げ、今回出馬表明した他の候補も同氏の政策を採用するなど、民主党を左傾化させる原動力となってきた、

 ただ、サンダース氏だけが突出した主張をしていた16年大統領選とは異なり、他の候補も似たような政治的立場であることから、同氏が逆に埋没する恐れも指摘されている。

5347チバQ:2019/02/22(金) 14:30:25
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3212381.html
米ノースカロライナ州で下院選やり直し、共和候補陣営に不正の疑い
2019/02/22 12:47AFPBB News

米ノースカロライナ州で下院選やり直し、共和候補陣営に不正の疑い

米ノースカロライナ州で開かれた選挙集会で演説する共和党のマーク・ハリス候補(右)。左はドナルド・トランプ米大統領、左から2人目は同州第13選挙区で立候補した共和党のテッド・バッド候補(2018年10月26日撮影、資料写真)。(c)Nicholas Kamm / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米南東部ノースカロライナ州の選挙管理委員会は21日、昨年11月の連邦下院選で不正投票の疑いが持たれ、結果が確定していなかった同州第9選挙区の選挙をやり直しを命じた。

 同選挙区の予備段階の結果によると共和党のマーク・ハリス候補が民主党のダン・マクレディ候補にわずか905票差で勝利したとされていたが、ハリス氏側に不正投票の疑いが持たれ、調査が行われていた。5人から成る選挙管理委員会は、全会一致で選挙をやり直すと決めた。選挙日程は今後の選管の会合で決められる。

 報道によると、ハリス氏陣営の運動員、マクレー・ドーレス氏が少なくとも1つの郡で未記入の不在者投票用紙を集めていたという。ハリス候補はブレイデン郡で不在者投票の61%を集めたが、郵送票でハリス氏が優勢だったのは第9選挙区の中で同郡だけだった。

 選管の決定を受けて、ハリス氏は「第9選挙区の下院選に対する一般の人たちの信認は、新たな選挙が正当化されるほどにまで損なわれた、ということが明白になったと思う」と述べた。一方のマクレディ氏は「カロライナの民主主義にとって大きな一歩だ」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

5348チバQ:2019/02/27(水) 21:10:44
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190227X811.html
初の黒人女性市長誕生へ=米シカゴ
2019/02/27 14:44時事通信

 【シカゴ時事】任期満了に伴う米シカゴ市長選の投開票が26日行われ、上位2人にいずれも黒人女性候補が入り、4月2日の決選投票に進むことになった。米メディアによると、シカゴ市で黒人女性市長が誕生するのは初めて。

 今回の市長選は、オバマ前大統領の首席補佐官を務めた現職のラーム・エマニュエル市長(59)の不出馬で新人14人の争いとなった。警官の懲戒処分などを決定するシカゴ警察委員会の前委員長ローリ・ライトフット氏(56)が首位に立ち、イリノイ州クック郡トップのトニー・プレックウィンクル氏(71)が2位に滑り込んだ。

5349とはずがたり:2019/02/27(水) 21:34:43


米下院、非常事態宣言の無効可決 トランプ大統領に異議、壁建設
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2019022701001058.html
2019/02/27 12:17共同通信

 【ワシントン共同】米下院は26日、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設のため発令した国家非常事態宣言を無効にする決議案を245対182の賛成多数で可決した。下院多数派の民主党が提案し、非常事態宣言で議会手続きを経ずに壁建設予算を獲得しようとするトランプ氏に異議を唱えた。政権を支える共和党からも13人が造反して決議案に賛成し、トランプ氏の強引な手法への懸念が広がっていることを浮き彫りにした。

 決議案は上院に送られ、3月中旬までに審議される。上院の議席配分は共和53、民主系47だが、既に3人の共和議員が決議案賛成の意向を表明し、可決される可能性が出ている。

5350チバQ:2019/03/06(水) 11:38:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-21315096-bloom_st-bus_all
マイケル・ブルームバーグ氏、2020年の米大統領選に出馬せず
3/6(水) 6:28配信 Bloomberg
前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏は5日、2020年の米大統領選挙に出馬しないと発表した。トランプ大統領の再選阻止に向け既に多くの候補が出馬を表明しているが、有力候補と目された1人が消えることとなった。

ブルームバーグ氏(77)は米国社会の再生可能エネルギーへの移行支援など、自身が既に関与している取り組みの多くに自らの力を使うつもりだと述べた。

同氏はブルームバーグ・ニュースの親会社ブルームバーグ・エル・ピーの創業者で、過半数の株式を保有している。

ブルームバーグ氏はブルームバーグ・オピニオンの論説で、「ドナルド・トランプ氏を打ち負かし、米国を再び結束させるのに最も優位な立場に立つ民主党員をわれわれが指名することがぜひとも必要だ」とし、「予備選プロセスで、民主党の本選挙での勝利の確率が減り、トランプ氏再選につながるような極端な事態に陥ることは絶対避けるべきだ」と説明した。

ブルームバーグ氏は民主党候補として大統領選に出馬することを真剣に検討していると述べていた。同氏は16年大統領選でも無所属候補としての出馬を検討した後、断念した。

原題:Michael Bloomberg Decides Against Presidential Run in 2020(抜粋)

ブルームバーグ氏のコメントなどを追加して更新します.

Mark Niquette

5351チバQ:2019/03/06(水) 11:39:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-00000116-kyodonews-int
米上院、非常事態無効が可決濃厚 共和で造反続出
3/5(火) 15:58配信 共同通信
米上院、非常事態無効が可決濃厚 共和で造反続出
4日、米ワシントンのホワイトハウスで演説するトランプ大統領(AP=共同)
 【ワシントン共同】トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設のため発令した国家非常事態宣言を無効にする決議案が議会の上下両院で可決される可能性が4日、濃厚になった。民主党主導の下院で2月下旬に可決されたのに続き、上院でも多数派の共和党から造反議員が相次ぎ、同党のマコネル院内総務が可決の見通しとなったことを認めた。AP通信が伝えた。

 上院の採決は15日までに行われる見通し。可決されれば、ねじれ議会で支配政党が異なる両院がそろって大統領に異議を唱える異例の事態。トランプ氏は決議案が議会を通過しても拒否権を発動する構えだが「議会軽視」との非難が高まるのは必至だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000526-san-n_ame
非常事態宣言の無効を可決 米下院 国境の壁建設めぐり
2/27(水) 11:43配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設のため発令した国家非常事態宣言について、下院は26日、同宣言を無効にする決議案を賛成多数で可決した。壁建設に反対する野党・民主党が決議案を主導したが、採決では一部の与党・共和党議員も賛成に回った。

 上院は3月中旬までに同決議案の採決手続きに進む見込み。数人の共和党議員が賛成の意向を示唆しており、上院でも可決される可能性がある。ただ、トランプ政権の幹部は、決議案が議会で可決されても、大統領が拒否権を行使して宣言の無効を覆す方針だと明らかにしている。

 トランプ氏は15日、議会の承認を経ずに壁建設費を捻出(ねんしゅつ)するため、非常事態宣言を発令。反発する民主党は、上下両院で宣言の無効を決議すれば非常事態を終了させることができる法律の規定を活用し、同党が多数派を握る下院で決議案の審議を進めていた。

 壁建設を目的とした非常事態宣言には、「権力の乱用にあたる」として適法性を疑問視する見方がある。共和党内にも懸念の声があり、米メディアによると、下院の採決では同党から13人が賛成票を投じた。

 非常事態宣言をめぐっては、全米16州が憲法違反だとして、トランプ氏らを相手取って提訴し、法廷闘争に発展している。

5352チバQ:2019/03/06(水) 11:40:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000022-jij-n_ame
クリントン氏、出馬せず=ブルームバーグ氏も-米大統領選
3/6(水) 7:49配信 時事通信
クリントン氏、出馬せず=ブルームバーグ氏も-米大統領選
ヒラリー・クリントン元米国務長官=2017年6月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ワシントン時事】米民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)は4日、地元ニューヨークを拠点とするテレビ局「ニュース12」のインタビューで、来年の大統領選に「私は出馬しない」と表明した。

 
 ただ、民主党候補の支援などを通じ、今後も政治に関わる考えを強調。「米国に今起きていることに深く心を痛めている。民主党がホワイトハウスを取り戻すため、できることはすべてやる」と語った。

 クリントン氏は2008年の民主党予備選でオバマ前大統領に敗れ、16年大統領選も共和党のトランプ氏に苦杯をなめた。昨年の中間選挙後も再挑戦する可能性を否定せず、なお意欲があるとの見方が一部に出ていた。

5353チバQ:2019/03/06(水) 19:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-35133772-cnn-int
ブルームバーグ前NY市長、大統領選には不出馬 環境問題に注力
3/6(水) 17:01配信 CNN.co.jp
ブルームバーグ前NY市長、大統領選には不出馬 環境問題に注力
マイケル・ブルームバーグ前NY市長が大統領選への不出馬を表明した
(CNN) 米ニューヨーク市の前市長、マイケル・ブルームバーグ氏は5日、2020年に行われる米大統領選には出馬しない意向を表明した。ブルームバーグ氏はまた、環境問題に注力する新しいキャンペーンの立ち上げを発表した。

ブルームバーグ氏は、大統領選出馬の可能性を考えるなかで選択肢がはっきりしてきたと指摘。「今のところ、私の結論としては、我々の国を助けるための私にとっての最良の方法は、袖まくりをして、仕事をこなし続けることだ」と述べた。

ここ数カ月にわたり、ブルームバーグ氏については、大統領選への出馬が取りざたされていた。

ブルームバーグ氏は同日、「ビヨンド・カーボン」という新しいキャンペーンの立ち上げを発表した。米国での石油やガスの利用を可能な限り早く減らし、100%のクリーンエネルギー経済を目指すとしている。

ブルームバーグ氏は1月、CNNの取材に対し、「選挙戦への出馬という意味では、3度出馬した。自分の資金だけを使ったので、わたしは、寄付金の見返りに何を求めるか誰かに尋ねる必要はなかった。市民は毎回それを好み、わたしを選出した。もし再び出馬するなら、同じことをするだろう」と述べていた。

5354とはずがたり:2019/03/06(水) 19:54:48

クリントン、ブルームバーグ両氏が不出馬表明 民主党候補を支援へ
https://mainichi.jp/articles/20190306/k00/00m/030/190000c
毎日新聞2019年3月6日 19時00分(最終更新 3月6日 19時21分)

 米民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)は4日、米テレビ局のインタビューで、2020年大統領選に「私は出馬しない」と表明した。

 クリントン氏は16年大統領選の民主党候補として、共和党のトランプ大統領に敗北。大統領選への出馬は否定する一方、「私はどこにも行かない。民主党がホワイトハウスを取り戻すためにできることは何でもする」と述べ、民主党候補を支援し、政治活動も続ける意向を示した。

 また同党からの立候補を検討していたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)も5日、立候補を見送る考えを表明した。ウェブ上の声明で「トランプ氏が国家の脅威であるという考えを隠してこなかった」と強調し、引き続き民主党候補を支援し、トランプ氏の再選阻止を目指す考えを示した。
マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長=AP

 AP通信によると、バイデン前副大統領(76)が立候補した場合、穏健派候補を望む支持層がブルームバーグ氏と重なり、両者が指名を逃す恐れがあるとの判断があったという。【古本陽荘(ワシントン)、念佛明奈】

5355チバQ:2019/03/07(木) 11:15:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000587-san-n_ame
民主候補「急進左派」が主流 穏健派は危機感 米大統領選
3/6(水) 20:35配信 産経新聞
 【ワシントン=住井亨介】2020年11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名を目指す顔ぶれが「左傾化」の兆しを見せる。すでに14人が名乗りを上げたが、国民皆保険や税制の格差是正を訴える急進左派的な候補が目立ち、2016年大統領選の同党候補、クリントン元国務長官(71)やブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が出馬を取りやめるなど穏健派には厳しい展開となっている。

 「父からは豪華な高層ビル、カジノ、ゴルフ場を造る大金を受け継がなかった」。民主社会主義者を自称するバーニー・サンダース上院議員(77)は2日に開いた初の選挙集会でこう語り、トランプ大統領を当てこすった。

 サンダース氏は16年大統領選で国民皆保険や公立大学授業料無償化を掲げて注目され、民主党の候補指名をクリントン氏と最後まで争ったが、今回、急進左派的な主張を掲げるのはサンダース氏だけではない。

 エリザベス・ウォーレン上院議員(69)は超富裕層の資産に課税する「富裕税」を提唱。同党の議員有志が先月発表した、温室効果ガス排出量を実質ゼロにするため米国内の電力を再生可能エネルギーでまかなうなどの急進的な環境保護政策案「グリーン・ニューディール」には複数の候補が賛同する。

 ハーバード大の世論調査(2月19〜21日)では「民主党は社会主義を支持している」と見る米国民が64%にも上るという結果が出た。こうした動きをみて、トランプ氏は民主党の顔ぶれを「社会主義者」と批判し、支持者は喝采を送る。

 各種世論調査では近く出馬を判断するとみられる穏健派のバイデン前副大統領(76)が一番人気だが、サンダース氏が2位、ウォーレン氏が4位と存在感を示す。ブルームバーグ氏は急進左派が勢いづく中で候補指名を勝ち取るのは困難と判断して5日に不出馬の意向を表明。同氏は「党が急進的になれば大統領選で勝利する可能性は低くなり、(トランプ氏に)次の4年間を譲り渡す」と懸念する。穏健派が共通して警戒するのは左傾化による無党派層離れだ。

 そのため世論調査で3位につけるカマラ・ハリス上院議員(54)は国民皆保険を支持しつつも「私は民主社会主義者ではない」とし、エイミー・クロブシャー上院議員(58)はサンダース氏が訴える公立大学授業料無償化を支持しないと表明するなど、差別化に必死になっている。

5356チバQ:2019/03/10(日) 20:11:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-35133943-cnn-int
米歌手T・スウィフト、もっと政治的発言増やす 次期大統領選控え
3/9(土) 17:56配信 CNN.co.jp
米歌手T・スウィフト、もっと政治的発言増やす 次期大統領選控え
テイラー・スウィフトさん
(CNN) 米国の人気女性歌手テイラー・スウィフトさんは9日までに、次期米大統領選を2020年に控え、「自らの影響力を使う責任を自覚している」とし、大統領選へ向けた活動を強める考えを示した。

米誌エルへの「私が約30年の人生で学んだ30の事柄」と題する寄稿の中で述べた。スウィフトさんは数カ月後に30歳となる。

スウィフトさんは「政治の面で自分の声を見い出している」とし、十分な時間をかけて国民の日常生活に響く法案に署名する政治制度や政府の形態を勉強したと指摘。「我々の最大の弱者を危険にさらす多くの問題を目撃した」と指摘し、「声高に変革の実現を助けなければならないと感じる」と訴えた。

また、政治問題については事情を十分に把握したと主張し、今や自らの約1億1400万人のフォロワーに語りかけるのに十分な資格があると考えているとも述べた。「みえみえのベールをかぶせる形のメッセージで人種差別や恐怖感を植え付けるのは我々の指導者に求めていることではない」と暗にトランプ大統領を批判。「手助けするため私はより以上のことをする」とし、「我々には来年、大きな競争がある」とも続けた。

スウィフトさんは昨年11月の米中間選挙のテネシー州の連邦上下両院選挙で民主党候補を支持する政治的な意見の表明で話題を呼んだ。半面、政治的に保守的な立場にあるファン層からは批判もされていた。選挙では上院選候補が落選、下院では当選していた。

スウィフトさんは当時、政治的な立場表明を避けてきた自らの人生を認めながらも、過去2年間における個人的な生活や世界での幾つかの問題に直面し考えが変わったと主張していた。

5357チバQ:2019/03/10(日) 20:14:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000070-asahi-bus_all
カナダ首相、司法介入疑惑で打撃 否定するも支持率急落
3/9(土) 22:36配信 朝日新聞デジタル
カナダ首相、司法介入疑惑で打撃 否定するも支持率急落
トルドー首相の司法介入疑惑を巡る構図
 カナダのトルドー首相が大手建設会社の贈賄事件に介入しようとしたとの疑惑が持ち上がり、苦境に立っている。トルドー氏は「不適切なことはしていない」と否定するが、元閣僚が介入を認め、側近が辞任に追い込まれた。閣僚を男女同数にしたり、難民受け入れに積極的だったりと、リベラルな政策で国際的に認知されるトルドー氏。この問題を受けて支持率は急落し、10月までにある総選挙への影響も必至だ。

 問題になったのは、カナダの建設会社SNCラバランが、2011年まで続いたカダフィ政権下のリビアで贈賄を働いたとされる事件を巡る対応だ。有罪になると公共事業を10年間受注できなくなるため、同社は罪を認めて罰金などを払う代わり、裁判を打ち切る司法取引を希望。司法当局は裁判を続けることを決めたが、トルドー氏や首相秘書官らが当局に取引に応じるよう働きかけたとされる。

 政権にとって大打撃なのは、1月までトルドー内閣の法相兼司法長官を務めたウィルソンレイボールド氏が「介入があった」と証言したことだ。カナダ紙が同氏が事件をめぐって首相から圧力を受けていたと報道。同氏は内閣改造で格下の退役軍人相に横滑りしたが、2月12日にはこのポストを辞任していた。

 同氏は2月末に下院司法委員会に出席し、昨年9〜12月、首相や周辺の計11人から「司法取引をしなければSNC社の経営が悪化し、従業員の雇用に影響する」と働きかけを受けたと証言。同社が従業員を多く抱えるケベック州で、トルドー氏が「選挙が迫っている」と述べたとし、政治目的の介入だったことを示唆した。要求に応じなかったため、内閣改造でポストを奪われたとも主張した。

朝日新聞社

5358チバQ:2019/03/10(日) 20:24:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00000057-jij-n_ame
バイデン氏に根強い支持=激戦の民主、本人は熟慮-米大統領選
3/10(日) 14:32配信 時事通信
バイデン氏に根強い支持=激戦の民主、本人は熟慮-米大統領選
バイデン前米副大統領=2月16日、独ミュンヘン(AFP時事)
 【ワシントン時事】来年秋の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、ベテランのジョー・バイデン前副大統領(76)が支持率トップを走っている。

 バイデン氏はまだ出馬を表明していないが、リベラル色の強い候補が目立つ中で、中道派の期待を集めているようだ。

 民主党では先週、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クリントン元国務長官、ホルダー元司法長官ら「古参組」が相次いで不出馬を表明した。指名争いは既に14人が名乗りを上げ激戦を繰り広げており、ブルームバーグ氏は「民主党の指名を得るのは困難」と早々に白旗を揚げてみせた。

 こうした中、バイデン氏はほぼ一貫して支持率トップを維持している。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、各種調査の最新の平均値は約29%で、2位のサンダース上院議員(20%)、3位のハリス上院議員(12%)を上回る。

 バイデン氏の武器は上院議員を36年間、オバマ政権の副大統領を8年間務めた豊富な経験と知名度だ。サンダース氏やウォーレン上院議員ら左派が目立つ中で、中道派のバイデン氏には「民主党の地盤以外でもトランプ氏に対抗できる候補」と期待する声がある。

 一方、来年の選挙後に78歳になる高齢がネックであることに変わりはない。バイデン氏は先月下旬、「指名を得られる確かな見通しなしに、人々の時間や労力を無駄にしたくない」と心境を語っており、なお熟慮している。

5359チバQ:2019/03/10(日) 22:24:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019022200398&g=int
米ノースカロライナ州で再選挙=下院議席、共和陣営に不正
2019年02月22日10時08分


 【ワシントン時事】米南部ノースカロライナ州の選挙管理委員会は21日、昨年11月の中間選挙で大規模な不正投票の疑いがあった下院第9選挙区について、選挙のやり直しを命じた。米メディアが伝えた。
 同選挙区は共和党候補が約900票差で民主党候補を上回ったが、不正の申し立てを受け、3カ月以上たっても結果が確定していなかった。共和党陣営の運動員が、有権者の家を回って不在者投票の用紙を回収し、本人に代わって投票していたという。(2019/02/22-10:08)

5360チバQ:2019/03/13(水) 16:45:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00000024-jij-n_ame
「左派のトランプ大統領」=民主29歳女性議員に異例の注目
3/13(水) 7:09配信 時事通信
「左派のトランプ大統領」=民主29歳女性議員に異例の注目
米民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏=10日、テキサス州オースティン(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】昨秋の米中間選挙でニューヨーク選出の下院議員に初当選した民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が異例の注目を集めている。

【図解】トランプ政権2年の出来事と支持率(2019年1月)

 プエルトリコ系の家庭に生まれ、バーテンダーから最年少の女性下院議員に転身。「民主社会主義者」を自任する急進左派的で、型破りな姿勢から「左派のトランプ大統領」と評する米メディアもある。

 「富を生み出しているのは労働者。会社のトップじゃない」。オカシオコルテス氏は週末、南部テキサス州オースティンのイベントで、穏健派批判や民主社会主義の主張を展開した。米メディアによると、イベントには民主党の有力議員らが参加していたが、中でも来場者数の多かったのが同氏の参加した会合で、ウォーレン上院議員ら次期大統領選の立候補者を上回った。

 選挙区はニューヨーク市の移民が多く暮らす地域だ。中間選挙の民主党予備選では、地元ブロンクス区を中心に草の根運動を展開して若者らの支持を獲得。ベテラン現職議員に勝利し、民主党内で勢いを増す急進左派の新星として一躍有名になった。掲げるのは「メディケア・フォー・オール(米国版国民皆保険)」や、富裕層の増税、公立大学の授業料無料化といった政策だ。

 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが昨年11月、第2本社の設置先にニューヨークを選んだ際には、一部の地元住民から同社への税優遇措置などに批判が出たため、反対派の急先鋒(せんぽう)に立った。設置計画は今年2月、撤回に追い込まれ、同氏は「市民がアマゾンの強欲と労働者搾取を打ち負かした」と宣言。民主党のクオモ州知事やデブラシオ市長は誘致推進派で、党内対立も浮き彫りにした。

 「気候変動対策をしなければ世界は12年以内に終わる」と懸念するオカシオコルテス氏は2月、急進的な温暖化対策「グリーン・ニューディール」決議案を共同提案した。電力需給を100%再生可能エネルギーに切り替えるとともに、インフラ投資で温室効果ガスの排出をなくし、雇用も創出するとうたった。ただ具体的な計画は盛り込まれず、保守派は「不可能」と批判している。

5361チバQ:2019/03/14(木) 13:25:34
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20190314025.html
米民主党の若手オルーク氏、2020年大統領選に出馬へ=関係筋
2019/03/14 10:09ロイター

米民主党の若手オルーク氏、2020年大統領選に出馬へ=関係筋

 3月13日、米民主党の若手、ベト・オルーク前下院議員が2020年大統領選への出馬を決めたことが、同氏の陣営に近い関係筋の話で明らかになった。写真はテレビ番組に出演するオルーク氏。2月にニューヨークで撮影(2019年 ロイター/Carlo Allegri)

(ロイター)

[エルパソ/ワシントン 13日 ロイター] - 米民主党の若手、ベト・オルーク前下院議員が2020年大統領選への出馬を決めたことが、同氏の陣営に近い関係筋の話で明らかになった。

オルーク氏(46)は昨年11月の中間選挙でテキサス州選出のテッド・クルーズ共和党上院議員の対立候補となり、敗れたものの善戦したことから知名度が一気に上昇した。

関係筋によると、オルーク氏は東部夏時間14日午前7時半(日本時間午後8時半)にソーシャルメディア上のビデオ投稿で正式に立候補を発表する見通し。

同氏は発表後、20年2月に民主党の最初の予備選が開かれるアイオワ州を訪れる計画。

オルーク氏とトランプ大統領はメキシコと国境を接するテキサス州エルパソで2月の同じ日に開かれた別々の集会に登壇し、ともに大勢の聴衆を前に国境の壁建設を巡り全く異なる見解を示した。

トランプ氏はこの集会でオルーク氏について「素晴らしいファーストネームを持っているがそれ以外は何もない若者だ」と揶揄(やゆ)した。オルーク氏はトランプ大統領が移民について「誤った恐怖」をあおっていると主張した。

最初に同氏の出馬を報じたテキサス州のテレビ局KTSMによると、オルーク氏は同局宛てのテキストメッセージで自身の地元エルパソについて「ベストな状態にある米国の最も良い例だ」と称賛した。

次期大統領選に関するこれまでの世論調査でオルーク氏は一貫して、出馬を表明あるいは取り沙汰されてきた10数人の民主党候補のなかで支持率上位に食い込んできた。ただ、出馬するかどうかをまだ明らかにしていないバイデン前副大統領と前月に立候補を決めたバーニー・サンダース上院議員の支持率は下回っている。

*内容を追加しました。

5362チバQ:2019/03/15(金) 13:16:05
https://mainichi.jp/articles/20190314/k00/00m/030/271000c
「オバマの再来」 米民主党・オルーク氏 大統領選出馬へ
毎日新聞2019年3月14日 20時43分(最終更新 3月14日 21時46分)
【ワシントン高本耕太】米民主党のベト・オルーク元下院議員(46)が14日、2020年大統領選に立候補する意向を表明した。若者を中心に出馬を期待する声が高まっていた。公表した動画で「国家にとっての危機が、皆にとっての希望の時かもしれない」などと述べ「全員参加の社会」形成を訴えた。

 昨年11月の中間選挙では、共和党が地盤とする南部テキサス州の上院選で同党現職候補に小差で敗れた。だが、移民に寛容な姿勢を強調する演説などが注目を集め、「オバマ(前大統領)の再来」などと呼ばれ、全米規模で知名度が高まった。

 メキシコと国境を接する同州エルパソの市会議員を経て、13年から同州選出の下院議員を3期務めた。中間選挙では、個人献金を中心に史上最高の8000万ドル(約88億5000万円)を集めた。

 政策的には、国民皆保険や大学無償化を訴えるバーニー・サンダース上院議員(77)、「反ウォール街」を掲げるエリザベス・ウォーレン上院議員(69)らと類似点があり、差別化も課題となりそうだ。30日にエルパソで集会を開き、出馬を正式表明する。

https://www.sankei.com/world/news/190314/wor1903140043-n1.html
【米大統領選】民主若手有望株のオルーク氏が出馬表明
2019.3.14 21:56国際米州
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ベト・オルーク元米下院議員(AP)
ベト・オルーク元米下院議員(AP)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党の若手有望株と目されるベト・オルーク元下院議員(46)が14日、来年の大統領選への出馬を表明した。物腰や演説の口調などがオバマ前大統領や故ロバート・ケネディ元上院議員を連想させることから若者を中心に人気があるものの、昨年の連邦上院選(テキサス州)で現職のテッド・クルーズ氏に敗北しており、大統領選を勝ち抜く底力があるかどうかが試される。

 オルーク氏はメキシコ国境に近い南部テキサス州エルパソ出身で、市会議員などを経て同州選出の下院議員を2013年から3期6年務めた。政治的立場はリベラル派と評されるが、個々の政策での立場は必ずしも明確でなく、「イメージ先行」との見方も強い。

 14日に発表したビデオ声明では「経済と民主主義、気候(変動)の相互接続的な危機に取り組む」と表明した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、民主党からの出馬を表明または出馬が見込まれる候補の支持率を調べた各種世論調査の平均では6位につけ、1位のバイデン前副大統領に23ポイント以上の差をつけられている。

5363チバQ:2019/03/17(日) 15:01:16
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM3J24T9M3JUHBI00D.html
サンダース上院議員、浴室で7針縫うけが 選挙活動続行
2019/03/16 11:56朝日新聞

サンダース上院議員、浴室で7針縫うけが 選挙活動続行

サウスカロライナ州で15日、大きなばんそうこうを額に貼って、医療制度に関して発言するサンダース氏=AP

(朝日新聞)

 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いに立候補したバーニー・サンダース上院議員(77)が15日朝、宿泊先の浴室で、ガラス製の扉の角に頭をぶつけ、7針を縫うけがを負った。病院で処置を受けた後、予定通りに選挙活動を続けているという。

 米メディアによると、サンダース氏は病院で処置を受けたという。同氏の広報担当は「医師からは健康で大丈夫との診断結果を受けた。約20人の識者との朝食会にも参加するなど、すべての日程をこなしている」と強調した。

 77歳のサンダース氏は先月、大統領選に向けて2度目の挑戦を宣言。複数の州を精力的に回っている。(ワシントン=土佐茂生)

5364チバQ:2019/03/19(火) 15:09:52
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM3G45G1M3GUHBI013.html
候補乱立の米大統領選 「未来のオバマ」は流れ変える?
2019/03/19 14:25朝日新聞

候補乱立の米大統領選 「未来のオバマ」は流れ変える?

米テキサス州エルパソで演説する民主党のベト・オルーク前下院議員=2019年2月11日、タラ・フィッツマーティン撮影

(朝日新聞)

 昨年の米中間選挙でテキサス州から旋風を起こした民主党の「新星」ベト・オルーク前下院議員(46)が、2020年大統領選の民主党候補者指名争いに向けて立候補することを表明した。支持者から「未来のオバマ(前大統領)」などと待望論が強まっていた。候補者が乱立するなか、ダークホース的な存在として流れを一気に変える可能性がある。

 オルーク氏は14日朝、ソーシャルメディアのビデオ投稿で「我々一人ひとりから最高のものを引き出し、分断された国の統合を目指す前向きな選挙戦を行う。私たちはテキサスで、その力をすでに見ている」と述べ、正式に立候補を表明した。20年2月に、全米で最初に指名者争いの予備選・党員集会が開かれるアイオワ州を近く訪れる計画で、選挙戦を開始する。

 オルーク氏はメキシコとの国境の町、テキサス州エルパソを地盤として6年間、下院議員を務めた。昨年11月の中間選挙で上院へくら替えを目指し、16年大統領選で共和党候補者指名争いに出馬した大物テッド・クルーズ上院議員を相手に大激戦を繰り広げた。

 中間選挙ではテキサス州254郡全てを車で回る草の根選挙を展開。分断をあおらず、情熱的に政策を訴える姿勢や、選挙戦の様子をSNSで公開したことなどから人気に火が付いた。

5365チバQ:2019/03/19(火) 15:10:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASM3M242LM3MUHBI001.html
米大統領選へ民主5人目の女性 ジルブランド氏出馬表明
2019/03/19 12:50朝日新聞

米大統領選へ民主5人目の女性 ジルブランド氏出馬表明

18日、米ミシガン州であった交流会で話をする民主党のキルステン・ジルブランド上院議員。2020年大統領選の民主党候補者指名争いに立候補した=AP

(朝日新聞)

 2020年に予定される米大統領選にむけた民主党の候補者指名争いに、キルステン・ジルブランド上院議員(52)が17日、立候補することを表明した。出馬を正式に表明した女性の連邦議会議員は5人目だ。

 ジルブランド氏は、17日に出したビデオメッセージで「国歌は米国を『勇気の国』と呼ぶ。勇気は嫌悪を広げない。真実を曇らせない。壁をつくらない」と述べ、メキシコ国境に巨大な壁を建設する方針のトランプ大統領を批判した。その上で、「我々には大きな、大胆な、勇気ある決断をする指導者が必要だ。だから大統領選に立候補する」と語った。

 同氏は、ニューヨーク州選出。24日に地元でトランプ氏が所有するホテルの前で演説して、選挙活動を本格化させる予定だ。

 今回の民主党候補者指名争いに名乗りを上げた女性議員はほかに、カマラ・ハリス(54)、エイミー・クロブシャー(58)、エリザベス・ウォーレン(69)の各上院議員とトゥルシ・ガッバード下院議員(37)。コリー・ブッカー(49)、バーニー・サンダース(77)両上院議員、ベト・オルーク前下院議員(46)らも立候補を表明した。ジョー・バイデン前副大統領(76)も近く決断するとみられる。(ワシントン=土佐茂生)

5366チバQ:2019/03/29(金) 00:11:53
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190325/k10011859511000.html
特別検察官「トランプ陣営のロシアとの共謀確認できず」
2019年3月25日 6時43分

アメリカのトランプ大統領をめぐるロシア疑惑で司法長官が捜査結果の概要を記した書簡を議会に送付しました。最大の焦点となっているトランプ陣営とロシアとの共謀は確認できなかったとしていて、トランプ大統領は先ほど「完全な潔白が証明された」と主張しました。

アメリカのロシア疑惑を巡ってバー司法長官は24日、疑惑の解明にあたったモラー特別検察官の捜査結果の概要を記した書簡を議会に送付しました。

公表された書簡によりますと、2016年の大統領選挙でロシアがトランプ大統領の誕生を後押しするためサイバー攻撃などで干渉したとされる疑惑について、特別検察官は「トランプ陣営やその関係者がロシアと共謀したり協議したりしたことは確認できなかった」と結論づけたということです。

またトランプ大統領が捜査を妨害したという司法妨害の疑惑については、「特別検察官はどちらとも結論を出さなかったが、完全な潔白が証明されたとはしていない」としています。

ただ司法長官は書簡のなかで「捜査結果を精査し省内で検討した結果、司法妨害の十分な証拠は得られていないと結論づけた」としています。

これについてトランプ大統領は、先ほど記者団に対して「ロシアとの共謀はなかった。司法妨害もなかった。完全な潔白の証明だ。大統領がこのような捜査を受けなければならなかったのは国家の恥だ。私を引きずりおろそうとする違法な試みは失敗した」と述べました。

これに対し議会下院の司法委員会の委員長を務める野党・民主党のナドラー議員は司法長官が「司法妨害の十分な証拠は得られなかった」と指摘したことに疑問を呈したうえで、「モラー特別検察官はトランプ大統領を無実とはしていない」と強調し、今後、司法長官を議会に呼んで追及していく構えを明らかにしていて、トランプ政権と野党の攻防は一層激しさを増すことが予想されます。

サンダース報道官「大統領は完全潔白」
バー司法長官が議会に提出した書簡を受けて、ホワイトハウスのサンダース報道官はツイッターに「特別検察官はいかなる共謀も妨害もなかったと結論づけた。捜査結果によって大統領が完全に潔白であることが証明された」と書き込みました。

そのうえで「アメリカとトランプ大統領にとってすばらしい日だ。2年間にわたる野蛮でヒステリックなトランプたたきを経て、大統領と支持者の
正しさが完全に証明された」としています。
トランプ陣営「民主党はうそをついてきた」
また、来年のアメリカ大統領選挙に向けた準備を行っているトランプ大統領の陣営は声明を出し、「民主党はありもしない犯罪を主張して2年間にわたって陰謀に満ちた混乱のジェットコースターに連れ込みアメリカ国民にずっとうそをついてきた。トランプ大統領は経済を刺激し、国民をより安全にするため熱心に取り組んでいる」として疑惑の解明を求める野党・民主党を強く非難しています。
FBI前長官「多くの疑問がある」
ロシア疑惑の捜査のさなかにトランプ大統領から解任され、司法妨害の疑いを示唆していたFBI=連邦捜査局のコミー前長官は捜査結果が公表されたあと、ツイッターに「多くの疑問がある」と投稿し、疑惑は完全に解明されていないという見解を示しました。
民主党「司法長官は中立ではない」
野党・民主党は上院トップのシューマー院内総務とペロシ下院議長が共同声明を出し、バー司法長官の書簡について、「答えたことと同じくらい多くの疑問を生じさせた。モラー特別検察官の報告書は司法妨害の疑いについて大統領に罪がないとはしていないので、報告書の全文と関連の文書を速やかに公開することが必要だ」と述べました。

そのうえで、バー司法長官が書簡の中で「司法妨害の十分な証拠は得られなかった」と指摘したことについて、「バー司法長官は捜査に対してこれまでも偏った立場だったので中立的ではなく、報告書に対して客観的な決定をする資格はない」と批判しました。

また、バー司法長官の書簡を受け取った議会下院の民主党のナドラー司法委員長は24日、ツイッターに「モラー特別検察官は大統領に罪がないとはしていない。近いうちにバー司法長官に下院司法委員会での証言を求める」と投稿しました。
司法長官「どこまで公開か速やかに判断」
モラー特別検察官の捜査報告書をどこまで公開するかについて、バー司法長官は議会に通知した書簡の中で「人々の関心の高さは認識しており、法令や規則に基づき可能なかぎり報告書を公開したいと考えている。今後、法令に従って公開できない部分を特定する作業を進め、どこまで公開できるか速やかに判断したい」としています。

5367チバQ:2019/03/29(金) 00:12:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032700828&g=int
トランプ米大統領、対決路線加速=オバマケア全廃に言及
2019年03月28日07時10分



トランプ米大統領(中央)=26日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は、自らの罪を立証できなかったロシア疑惑の捜査結果を受け、一段と強気に出ている。26日には政権1年目に頓挫したオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)見直しに再び取り組む方針に言及。来年の大統領選に向け、野党民主党との対決色を強める構えだ。

「共和党はまもなく『医療(保険)の党』となる。見ているがいい」。
 トランプ氏は26日、政局の転機を捉えるかのように、こう宣言した。トランプ政権は2017年にオバマケア全廃に取り組んだものの、共和党内の造反に遭うなどして失敗。制度自体は存続している。
 司法省は25日、オバマケアについて「全廃されるべきだ」との立場を表明。与野党が鋭く対立するオバマケア廃止公約をトランプ政権が追求すれば、20年大統領選で争点化するのは確実だ。
 民主党からは即座に反発の声が上がった。大統領選に出馬表明しているハリス上院議員は「トランプ政権は何千万もの国民から医療保険を取り上げようとしている」と非難した。
 一方、オバマケア廃止の争点化は、トランプ氏弾劾の可能性が遠のいた民主党にとって「政治的プレゼント」(米メディア)になる可能性もある。疑惑追及偏重から政策本位の対決へ軌道修正を迫られており、渡りに船という見方からだ。
 民主党執行部は26日の非公式会合で、医療保険制度改革などの政策課題に、より力点を置く方針を確認。ペロシ下院議長は共和党議員の多くがオバマケアの存続を求めていると指摘し、「米国民に対して、声を大にして問うまたとない機会だ」と訴えた。

5368チバQ:2019/03/30(土) 21:41:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-00000017-jij_afp-int
米大統領選 根強い人気のバイデン氏を不適切な行為で女性元議員が告発
3/30(土) 13:22配信 AFP=時事
米大統領選 根強い人気のバイデン氏を不適切な行為で女性元議員が告発
米ネバダ州ラスベガスで、選挙運動の一環で行われた集会でジョゼフ・バイデン米副大統領(当時)を紹介するルーシー・フローレス氏(左、2014年10月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2020年米大統領選の民主党候補選びで支持率トップを走っているジョゼフ・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)が29日、ネバダ州議会の元議員から、5年前の選挙運動の際に頭にキスをされるなど不適切な行為を受けたと告発され、非難にさらされている。

【写真】当時の国防長官の妻の肩をもむジョゼフ・バイデン氏

 2014年にネバダ州副知事に民主党から立候補した同州議会のルーシー・フローレス(Lucy Flores)元議員(39)は米誌ニューヨークマガジン(New York Magazine)で、選挙集会のステージ脇で順番を待っていた際にバイデン氏が背後から肩に手を置き、体を寄せて髪の匂いを嗅いだことを明らかにしている。

 フローレス氏は「屈辱を覚えた」と当時を振り返り、「バイデン氏はその後、私の後頭部にゆっくり派手なキスをした」と続け、「何が起きているのか頭で処理し切れなかった。恥ずかしさとショックで混乱した」「とにかく、私から離れてあっちに行ってということばかり願っていた」と述べている。

 この告発がバイデン氏の正式な出馬表明にどう影響を及ぼすのかは今のところは不明で、側近の発言についての報道によれば、同氏は今後の予定を来月には発表するとみられている。

 バイデン氏の広報担当者、ビル・ルッソ(Bill Russo)氏は29日、バイデン氏は当時、フローレス氏の出馬を「喜んで」支持していたことを認める一方で、告発された内容通りの事実があったかどうかは記憶にないと述べた。

 バイデン氏の女性に対する無遠慮で過剰なスキンシップは、ここ数年たびたび話題に上り、同氏は上院議員の宣誓就任式などで議員らの妻や母、娘を不自然に触り、2015年にはアシュトン・カーター(Ashton Carter)元国防長官の妻の肩をもんだとして批判を受けた。【翻訳編集】 AFPBB News

5369チバQ:2019/03/31(日) 18:29:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000012-jij-n_ame
「モラー後」の攻撃対象探る=トランプ大統領、過激発言一段と
3/31(日) 7:23配信 時事通信
「モラー後」の攻撃対象探る=トランプ大統領、過激発言一段と
29日、米フロリダ州オキーチョビー湖畔で演説するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】ロシア疑惑の捜査で「潔白」が証明されたと主張するトランプ米大統領が、過激な発言を一段と強めている。

 支持者に戦う姿勢をアピールし続けるため、モラー特別検察官の次の攻撃対象を探し求めている節がある。

 「メキシコがそれ(不法移民)を止めないのなら国境を閉鎖する。遊びではない」。トランプ氏は29日、メキシコ国境を閉鎖する可能性に言及した。

 トランプ氏は捜査の結論が公表された翌25日、オバマ前政権が導入した医療保険制度改革(オバマケア)を完全撤廃する方針も表明。29日には「オバマケアは大惨事だ。われわれはもっと良いものをつくる」と訴えた。

 攻撃的な発言で支持者の共感を得ようとするのは、トランプ氏の見慣れた政治手法だ。昨年の中間選挙では、政権に立ちはだかるモラー氏の捜査もトランプ氏の標的の一つだった。

 そのモラー氏の捜査報告書をめぐり、トランプ氏は「美しい結論」と評価する側に回った。最近の発言からは、2020年大統領選に向け、「支持者を奮い立たせる激しい言葉」(米メディア)を探し求める姿が浮かぶ。

 ただ、過激な発言に実体が伴うかは定かでない。トランプ氏はこれまでも国境の閉鎖に言及したことはあるが、実際に踏み切ってはいない。オバマケアをめぐっても代替案を示しておらず、「ただ廃止するだけでは、米国民に大きな害をもたらす」(与党共和党議員)と困惑が広がっている。

5370チバQ:2019/03/31(日) 22:24:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190331-00000028-mai-n_ame
オルーク元下院議員が本格始動 米大統領選の民主党指名候補争い
3/31(日) 18:06配信 毎日新聞
オルーク元下院議員が本格始動 米大統領選の民主党指名候補争い
大統領選立候補を正式表明した演説後、支持者と言葉を交わすオルーク氏=エルパソで30日、高本耕太撮影
 【エルパソ(米南部テキサス州)高本耕太】2020年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、ベト・オルーク元下院議員(46)が30日、地元の南部テキサス州エルパソで開いた集会で出馬を正式に表明し、選挙戦を本格始動させた。トランプ大統領の「恐怖や分断を利用する」政治手法を批判。「私たちは何においても、まず米国人だ」と述べ、米社会の結束を訴えた。

 昨年の中間選挙の上院選で現職有力議員に肉薄、一気に注目を浴びたオルーク氏は、ソーシャルメディアを駆使した草の根選挙を展開する戦略で、陣営によるとこの日は全米1000カ所超で支持者が演説中継の「観戦パーティー」を開いた。エルパソ市中心部の演説会場にも数千人が集まり盛り上がりをみせたが、オルーク氏には政策の具体性がないとの批判もある。

 演説を聞いたエルパソの学校事務、シルビア・モラレスバイエスさん(56)は「今は有権者が何を望むのか、声に耳を傾けている段階。少し長い目で見るべきだ」と語った。

5371チバQ:2019/04/02(火) 17:12:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000059-jij-n_ame
バイデン氏に「セクハラ」非難=続く告発、擁護の声も-米大統領選
4/2(火) 14:11配信 時事通信
バイデン氏に「セクハラ」非難=続く告発、擁護の声も-米大統領選
女性の肩に両手をかける当時のバイデン米副大統領(左奥)=2015年2月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選への出馬に意欲を見せる民主党のバイデン前副大統領に対し、セクハラを受けたという告発が続いている。

 女性が性被害を訴える「#MeToo(私も)」運動が盛んな中、スキンシップを重視する同氏のスタイルに厳しい視線が注がれている。

 ネバダ州の女性は先週、数年前の選挙集会でバイデン氏から後頭部にキスされたと告発。「ぞっとした。一刻も早くその場を離れたかった」と語った。バイデン氏は「敬意をもって耳を傾ける。私の本意ではなかった」と釈明に追われた。

 1日にはコネティカット州の別の女性も「私の顔を引き寄せて、鼻と鼻をこすり合わせた」と「不適切な行為」を訴えた。

 バイデン氏が女性に示す親密な態度は、「政治的資産」(米メディア)と好意的に受け止められてきた面もある。かつて同氏に背後から肩に両手をかけられた写真が「セクハラでは」とネット上で話題になった女性は、今回のセクハラ告発を受け、「私を励まそうとしてくれた」と擁護した。

5372チバQ:2019/04/02(火) 17:13:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-35135127-cnn-int
バイデン氏の「不適切な接触」、2人目の女性が告発
4/2(火) 16:01配信 CNN.co.jp
(CNN) 2020年米大統領選の民主党候補として出馬が確実視されているバイデン前副大統領から、かつて不適切な接触行為を受けたとする2人目の女性が名乗り出た。

コネティカット州選出議員のスタッフを務めていたエイミー・ラッポス氏が1日、地元紙に語った。

ラッポス氏は、2009年に同州グリニッジで開かれた資金集めのイベントで、当時副大統領だったバイデン氏に頭をつかまれたと話している。同氏はラッポス氏の首に手をまわして引き寄せ、鼻をこすり合わせてきたという。「引き寄せられた時は口にキスされるのかと思った」と、ラッポス氏は振り返る。

バイデン氏をめぐっては先週、14年のネバダ州副知事選の民主党候補だったルーシー・フロレス氏が、当時の選挙集会で髪にキスされたと告発して波紋を呼んでいた。本人は31日の声明で、不適切な行動をとった認識は全くないと反論した。

ラッポス氏はこの件へのバイデン氏の対応に失望して、自身も告発に踏み切ったと述べた。

ラッポス氏は同紙とのインタビューで、バイデン氏が本当に男女平等を掲げるなら、出馬をやめて女性候補の支持に回るべきだと主張。すでに出馬を表明しているほかの男性候補も撤回し、女性を大統領にするべきだと語った。

バイデン氏は今月中にも大統領選への出馬を正式に表明する見通し。同氏に近い関係者は、こうした告発が出馬の意向に影響を及ぼすことはないとしたうえで、まだ最終的な決断には至っていないと述べた。

5373チバQ:2019/04/03(水) 15:55:52
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3219038.html
米シカゴ、初の黒人女性市長誕生へ 決選投票制する
2019/04/03 13:43AFPBB News

米シカゴ、初の黒人女性市長誕生へ 決選投票制する

米イリノイ州シカゴの投票所外で記者会見を行うローリ・ライトフット氏(2019年4月2日撮影)。(c)Kamil Krzaczynski / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】全米3位の人口を誇るシカゴで2日、市長選の決選投票が行われ、ローリ・ライトフット氏が黒人女性として初の当選を果たした。

 開票がほぼ終了した時点での初期集計によると、ライトフットは同じくアフリカ系女性の対立候補トニー・プレックウィンクル氏に得票率74%対26%と大差をつけ、勝利を手中にした。

 ライトフット氏は同性愛者であることを公表しており、連邦検事や弁護士としての経歴を持つ一方、選挙で選ばれて公職に就いた経験はない。1837年以降、シカゴではこれまで市長に当選した黒人および女性候補は1人ずつしかいなかった。

 ライトフット氏は記者団に対し、「市民はこれまでとは違った何かの到来を待ち望んでいる。そういったものに選ばれるということは感動的だ」と抱負を述べた。

 人口270万人を抱える大都市のシカゴでは昨年、ギャングによる暴力事件で550人以上が死亡。有権者は次の市長に対し、経済格差や銃犯罪といった問題に取り組むよう意思を示した形となった。 【翻訳編集】AFPBB News

5374チバQ:2019/04/05(金) 09:42:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190404-00000555-san-n_ame
米大統領選、民主党一番人気のバイデン元副大統領が「セクハラ疑惑」 出馬に踏み切るか注目
4/4(木) 18:18配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いで一番人気とされるバイデン前副大統領が、複数の女性から過去に「体を触られた」「後ろから髪の毛のにおいをかがれた」などとして追及され、窮地に立たされつつある。バイデン氏は現時点で指名争いに名乗りを上げておらず、出馬について「数週間以内に決断する」としているものの、突然の「セクハラ疑惑」浮上は出馬の是非をめぐる判断に影響を及ぼす可能性もある。

 バイデン氏の「セクハラ」に最初に声を上げたのは、ネバダ州議会のルーシー・フローレス元議員。フローレス氏は3月29日、米雑誌への寄稿で、2014年の自身の選挙運動の応援に訪れたバイデン氏に「後ろから髪のにおいをかがれた上、後頭部にキスされた」と明らかにした。

 これに対し、バイデン氏は3月31日の声明で「不適切な行動をとったことは一度もない」と釈明。しかし4月1日には、2009年10月に行われたコネティカット州選出の下院議員の資金集めの会合で同議員の側近を務める女性がバイデン氏に無理矢理引き寄せられ、鼻と鼻をこすり合わされたと主張した。

 その後も、同様の被害を受けたと訴える女性がさらに2人出現。バイデン氏は3日、ツイッターで「今後は他人との距離に気を遣うようにする」と事実上謝罪し、事態の収束を図った。

 バイデン氏は、急進左派的な政策を唱える若手候補がひしめく民主党の指名争いで、中間層や無党派層を取り込んでトランプ氏の再選を阻止し得る「経験豊富な中道穏健派」として出馬待望論が少なくない。

 バイデン氏が東部ペンシルベニア州生まれで「庶民派」のイメージが強いことも、次の大統領選で白人労働者層の票がカギを握る同州や中西部ミシガン、ウィスコンシンなどの重要州をトランプ氏から奪還できるとの期待を高めている。

 しかし、バイデン氏が女性の体に触ったり過度に接近したりする「癖」は以前から広く知られており、さらなる「被害者」が訴え出てくる事態も想定され、同氏は引き続き苦しい対応を迫られそうだ。

5375チバQ:2019/04/05(金) 17:56:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00000059-asahi-int
ラストベルト出身の民主党議員、立候補へ 米大統領選
4/5(金) 17:49配信 朝日新聞デジタル
 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いに向けて、オハイオ州選出のティム・ライアン下院議員(45)が4日、立候補することを表明した。トランプ氏を熱狂的に支持する白人労働者層が多い中西部の「ラストベルト」(さびついた工業地帯)出身が強みだ。これで民主党の候補者は17人となった。

 ライアン氏は米メディアとのインタビューで「(中西部の)ペンシルベニア西部やオハイオ、ミシガンで誰がトランプ氏に勝てるのか。私は労働者との話し方を知る革新候補だ」などとアピールした。

 トランプ氏は16年大統領選で、オハイオやペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンなど中西部の激戦州で、接戦を制したことが、大統領選の勝利につながったとされる。このため20年大統領選では、中西部でいかに支持をトランプ氏から奪い返すかが、民主党勝利のカギとされている。

 今回の民主党候補者指名争いでは、バーニー・サンダース(77)やカマラ・ハリス(54)ら各上院議員のほか、ベト・オルーク前下院議員(46)らが立候補を表明。世論調査でトップを走るジョー・バイデン前副大統領(76)も近く決断するとみられている。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

5376チバQ:2019/04/08(月) 17:08:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040800199&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
米国土安保長官が辞任=トランプ氏、不法移民対策で不満
2019年04月08日13時02分


ニールセン米国土安全保障長官=3月27日、ホンジュラスの首都デグシガルパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ニールセン国土安全保障長官の辞任をツイッターで発表した。トランプ氏はこれまで、中米からの不法移民対策をめぐって同長官に不満を表明し、更迭の観測が浮上していた。


 米メディアが報じたニールセン氏の辞表によると辞任は7日付。この後同氏は、引き継ぎなどのため10日まで職務を続ける考えを示した。同氏は辞表で「退くのは今が潮時と判断した。次の長官が、国境の安全確保の障害となる法律を見直す上で、議会や司法の協力が得られることを願っている」と述べた。トランプ氏は国土安保省傘下の税関国境警備局のケビン・マカリーナン局長が長官代行に就くと明らかにした。

5377チバQ:2019/04/09(火) 15:42:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00000035-asahi-int
民主のスウォルウェル下院議員が立候補表明 米大統領選
4/9(火) 12:49配信 朝日新聞デジタル
民主のスウォルウェル下院議員が立候補表明 米大統領選
エリック・スウォルウェル下院議員=AP
 2020年にある米大統領選の民主党候補者指名争いに向けて、カリフォルニア州選出のエリック・スウォルウェル下院議員(38)が8日、立候補することを表明した。

 スウォルウェル氏は8日の米CBSの番組で「米国は泥沼状態だ。外国からの脅威を解消できず、国民の生活をよりよくできていない。こうした問題を解決する用意がある」と述べ、出馬する考えを明らかにした。

 同氏は13年から下院議員を務め、現在は4期目。民主党の若手下院議員約50人で、00年以降に成人や社会人になる「ミレニアル世代」に向けた政策を検討するグループを主導している。選挙戦では、銃規制を政策の中心に掲げるという。

 今回の民主党候補者指名争いでは、バーニー・サンダース上院議員(77)や、カマラ・ハリス上院議員(54)、ベト・オルーク前下院議員(46)らが正式に立候補を表明。世論調査でトップを走るジョー・バイデン前副大統領(76)も近く決断するとみられている。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

5378チバQ:2019/04/10(水) 19:44:16
https://www.sankei.com/world/news/190409/wor1904090012-n1.html
米大統領選、民主に18人目の候補 スウォルウェル下院議員
2019.4.9 20:03国際米州

2月、米東部ニューハンプシャー州での行事に出席したときの民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(AP)
2月、米東部ニューハンプシャー州での行事に出席したときの民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(AP)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(38)=西部カリフォルニア州選出=は8日、来年の米大統領選の同党候補指名争いに出馬すると表明した。大統領選での民主党の立候補者はスウォルウェル氏で18人目。

 スウォルウェル氏は中西部ミネソタ州生まれで、2013年から下院議員を務めている。

 CBSテレビの深夜の政治コメディー番組で出馬を表明した同氏は「米国は泥沼状態に陥っている。私が問題を解決する」などと訴えた。

5379チバQ:2019/04/15(月) 10:31:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000014-jij-n_ame
37歳同性愛市長が出馬表明=支持率急上昇で注目-米大統領選
4/15(月) 8:44配信 時事通信
37歳同性愛市長が出馬表明=支持率急上昇で注目-米大統領選
米インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長=14日、サウスベンド(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党候補者選びで、インディアナ州サウスベンド市の市長で同性愛者のピート・ブティジェッジ氏(37)が14日、正式に出馬表明した。

 同氏はほとんど無名だったが、1月に出馬の意向を示してからは「切れ者」と注目が集まり、支持率が急上昇している。

 「『米国を再び偉大に』とは、別の話をするために私はきょうここにいる」。

 ブティジェッジ氏は14日、ラスト・ベルト(さび付いた工業地帯)の一角に位置するサウスベンド市で、トランプ大統領の選挙スローガンを引き合いに出馬を表明。「過去の政治と決別し、全く異なるものに向かって歩きだすときだ」と訴えた。

 ブティジェッジ氏はアフガニスタン戦争に従軍経験があり、大統領選で同性愛を公表した初の主要政党候補とされる。8カ国語に堪能なほか、ピアノもプロと共演する腕前という。

5380チバQ:2019/04/15(月) 10:32:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000003-jij_afp-int
同性愛公表の若き市長ブーティジェッジ氏、米大統領選の選挙運動開始
4/15(月) 8:40配信 AFP=時事
同性愛公表の若き市長ブーティジェッジ氏、米大統領選の選挙運動開始
米インディアナ州サウスベンドで開いた2020年米大統領選の選挙集会で、テキサス州オースティンのスティーブ・アドラー市長(中央左)から聴衆に紹介されるサウスベンドのピート・ブーティジェッジ市長(中央右)。ブーティジェッジ氏はこの日選挙運動を正式に開始した(2019年4月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米インディアナ州サウスベンド(South Bend)市長で同性愛者だと公表しているピート・ブーティジェッジ(Pete Buttigieg)氏(37)が14日、2020年米大統領選の選挙運動を正式に開始し、混戦状態の民主党候補指名争いに加わった。

【関連写真】演説するブーティジェッジ氏

 ブーティジェッジ氏はローズ奨学生(Rhodes Scholar)として英オックスフォード大学(University of Oxford)に留学し、アフガニスタンで従軍した経験もある、生まれ故郷のサウスベンドで2期目を務める左派寄りの市長。

 サウスベンド市は鉄鋼や自動車産業などかつての主要産業が衰退し地域経済が打撃を受けたいわゆる「ラストベルト(Rust Belt、さびの地帯)」にある。2016年の大統領選挙では、同じくラストベルトに位置するミシガン州やウィスコンシン州などの有権者がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の勝利を助けた。

 サウスベンド市立て直しの功績を認められているブーティジェッジ氏は、自らをあらゆる政治的立場の有権者と話ができる実行力のある改革者だとしている。

 同氏はサウスベンド市内の、かつて組み立て工場だったが現在はハイテク産業の拠点になっている場所で集まった支持者らを前に、「私の名前はピート・ブーティジェッジです。『ピート市長』と呼ばれています。インディアナ州サウスベンドの誇りある息子として、米国大統領選挙に出馬します」と表明した。

 同氏は「私がここにいる理由は、『米国を再び偉大に』とは違う物語を語るためです」とトランプ氏の大統領選でのスローガンに言及。「今回は選挙に勝つことだけが大事なのではありません。時代に勝つことが大事なのです」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5381チバQ:2019/04/15(月) 22:42:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190415k0000m030180000c.html
同性愛公表のブティジッジ氏が立候補 米大統領選民主党指名争い
2019/04/15 20:40毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選に向けた米民主党の候補者指名争いで、主要候補中で最年少の中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジッジ市長(37)が脚光を浴びている。「古い政治と決別するときだ」と世代交代を強調し、1カ月間で無名に等しい存在から有力候補の一角に躍り出た。ブティジッジ氏は14日、地元の集会で立候補を正式表明。この集会は注目を集め、全米400カ所で「観戦パーティー」も開かれた。

 ブティジッジ氏は衰退した人口10万の小都市のトップに29歳で就任、経済再建に成功した。米ハーバード大や英オックスフォード大で学び、アフガニスタン戦争で従軍経験を持つ。3月のテレビ対話集会での落ち着いた振る舞いが一気に評価を高め、自伝本が書店で品切れになるなど、人気が急上昇している。同性愛を公表していることでも知られる。

 地元サウスベンドでの集会でブティジッジ氏は「時計の針を巻き戻すことはできない。過去の幻想に偉大さを探すことはやめよう」と「米国再建」を掲げるトランプ政権を批判し、気候変動対策や医療保険制度拡充を主要政策に据える考えを示した。

 ワシントン近郊、南部バージニア州ビエナの住宅で開かれた支持者のパーティーには約30人が集まり、飲み物を口にしながらブティジッジ氏の出馬演説に耳を傾けた。陣営は集会を前に「観戦」に自宅を提供する「ホスト」をウェブサイトで募集。訪れる人の連絡先を把握することや演説中にソーシャルメディアに投稿するよう求めることなど、細かいガイドラインを用意した。今回の予備選で多くの陣営が用いる手法で、各地の有権者情報の把握や候補の評判が口コミで広がる効果を狙う。

 「ピート市長の魅力を知ってほしい」と今回のパーティー会場に自宅を提供した教師のバレリー・ジョーペックさん(49)は「草の根の支援をより多く集めた候補が有利になると思う」と話した。

5382チバQ:2019/04/16(火) 22:48:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00000025-asahi-int
トランプ氏に初の挑戦者 元州知事が共和党の指名争いへ
4/16(火) 10:22配信 朝日新聞デジタル
トランプ氏に初の挑戦者 元州知事が共和党の指名争いへ
2020年大統領選の共和党候補者指名争いに立候補表明したウェルド氏=16年9月、ロイター
 2020年の米大統領選に向け、マサチューセッツ州のビル・ウェルド元知事(73)が15日、共和党の候補者指名争いに立候補することを表明した。トランプ大統領に挑戦する同党の候補者は初めて。再選を目指すトランプ氏の圧倒的な優位は変わらないが、さらに別の挑戦者を誘う引き金になる可能性がある。

【写真】2020年大統領選の共和党候補者指名争いに立候補表明したウェルド氏=19年2月、AP

 ウェルド氏はこの日、CNNの番組で「過去2年間、ホワイトハウスがやってきたことがさらに6年間も続くなら、政治的な悲劇だ。私は共和党を心配している」とトランプ政権を批判し、トランプ氏に挑戦する考えを明らかにした。

 ウェルド氏は1991年から6年間、民主党の強い同州で共和党知事として2期務めた。その後、同州から上院選に出たが敗れた。16年には、政府の役割の極小化を求めるリバタリアン党に在籍していた。

 トランプ氏は共和党内で90%近い支持率を維持している。また、15日には1〜3月に約3千万ドル(約33億6千万円)もの政治資金を集めたことを発表。民主党候補者でもっとも集めたサンダース上院議員の約1800万ドルの倍近くを集めるなど、圧倒的な強さを誇っている。

 共和党ではこのほか、前回の大統領選にも立候補したケーシック前オハイオ州知事や、ホーガン現メリーランド州知事の出馬が取り沙汰されている。(ワシントン=土佐茂生)

5383チバQ:2019/04/17(水) 19:37:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-35135901-cnn-int
イスラム教徒への差別、米国民の82%が認識 黒人や同性愛者上回る 
4/17(水) 18:10配信 CNN.co.jp
イスラム教徒への差別、米国民の82%が認識 黒人や同性愛者上回る 
モスクで祈りを捧げるイスラム教徒の人々
(CNN) イスラム教徒について、米国民の82%が「差別に直面している」と考えていることが17日までにわかった。ヒスパニック系や同性愛者などを上回り、最も高い割合となった。米シンクタンクのピュー・リサーチ・センターが調査結果を明らかにした。

アフリカ系(黒人)が少なくとも何らかの差別に直面していると答えた人の割合は80%だった。

米国内のイスラム教徒をめぐっては、初の女性イスラム教徒の下院議員(民主)であるイルハン・オマール氏がイスラム教徒は「2流市民」として扱われているとの見方を示したことに対し、トランプ大統領がツイッターで、オマール議員発言の様子や2001年の米同時多発テロの映像とともに、「我々は決して忘れない!」と投稿するなど論争が起きている。

今回の調査によれば、民主党支持か民主党寄りの無党派層の4分の3がイスラム教徒に対して多くの差別があると回答した。これは、2013年の56%から上昇した。一方、共和党支持か共和党寄りの無党派層では13年の31%に対し34%と、ほとんど同じ割合にとどまった。

今回の調査ではまた、ユダヤ人が多くの差別に直面していると回答した人の割合が2016年に比べて大きく増えた。今回の調査では24%がユダヤ人が多くの差別に直面していると答えたが、これは2016年の調査から11パーセントポイントの増加だった。

今回の調査は3月20日から25日にかけて米国内の成人1503人を無作為に選出して固定電話もしくは携帯電話でインタビューした。誤差の範囲はプラスマイナス3パーセントポイント。

5384チバQ:2019/04/24(水) 13:22:41
https://www.sankei.com/world/news/190423/wor1904230020-n1.html
米大統領選にイラク帰還兵のモールトン氏 民主19人目
2019.4.23 17:23国際米州
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米大統領選に出馬表明した民主党のセス・モールトン下院議員=2月、米ワシントン(AP)
米大統領選に出馬表明した民主党のセス・モールトン下院議員=2月、米ワシントン(AP)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のセス・モールトン下院議員(40)=東部マサチューセッツ州選出=は22日、来年の大統領選に出馬するとABCテレビの番組で表明した。米メディアによると、民主党の大統領候補指名争いに名乗りを上げたのは19人目。トランプ大統領が当選した2016年大統領選の共和党候補指名争いでは17人が出馬したが、今回は当時を上回る激戦となりそうだ。

 モールトン氏はハーバード大を卒業後、01年に海兵隊に入隊。イラク戦争に計4回派遣され、武勲を認められて「青銅星章」などを授与された。15年から同州6区選出の下院議員を務める。ABCの番組では「米国史上最も国を分断させた(トランプ)大統領を倒し、米国を再び団結させたい」と訴えた。

 モールトン氏はまた、同じく同党候補指名争いに出馬表明済みのティム・ライアン下院議員(45)=オハイオ州選出=らと「世代交代」を主張。民主党が下院を奪還した昨年の中間選挙後はペロシ下院議長の就任に反対を唱えた。

 モールトン氏が候補指名を勝ち取る公算は現時点で小さいとみられるが、有力候補とされるバイデン前副大統領(76)やサンダース上院議員(77)らベテランではなく、30〜40代の若手を大統領に選ぼうという機運の盛り上げに寄与する可能性がある。

 同党指名争いに名乗りを上げた現職の下院議員はモールトン氏で4人目。過去に下院議員から大統領の座を獲得したのは、1880年に当選したガーフィールド大統領(81年に暗殺)の1人しかいない。

5385チバQ:2019/04/25(木) 19:08:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190425k0000m030175000c.html
米大統領選 民主の本命・バイデン氏が出馬へ 25日表明動画公表
2019/04/25 18:52毎日新聞

米大統領選 民主の本命・バイデン氏が出馬へ 25日表明動画公表

ジョー・バイデン氏=AP

(毎日新聞)

 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、ジョー・バイデン前副大統領(76)が25日、立候補を表明する動画を公表する。同党で想定される候補がほぼ出そろった形だ。バイデン氏は意向表明前から、各種世論調査で支持率のトップに位置してきた。主要候補20人が名乗りを上げる混戦のなか、指名レースの中心となる見通しだ。

 東部デラウェア州選出の上院議員を36年務めた後、09〜17年のオバマ政権で副大統領。外交や司法分野の政策で豊富な経験を持つ。他候補の多くが急進左派的な主張を展開し、貧困層対策やマイノリティー(社会少数派)層の権利向上に力を入れるなか、バイデン氏は「中間層の復興」を中心政策に据え差別化を図る。民主党の伝統的な支持層である労働組合にも浸透している。

 今回の予備選ではブルームバーグ前ニューヨーク市長やクリントン元国務長官ら中道系が相次ぎ「不出馬」を表明。バイデン氏への勢力結集の環境を整えてきた。今後は党支持者に大きな影響力を持つオバマ前大統領の支援をどこまで得られるかが焦点となる。

 飾らない性格から「アンクル・ジョー(ジョーおじさん)」の愛称を持ち、全国区の知名度を誇るバイデン氏だが、失言の多さでも知られる。先月には複数の女性から「不適切なスキンシップ」を告発された。上院司法委員長だった1991年の最高裁判事候補の指名公聴会で、セクハラを訴えた女性に十分な告発機会を与えなかったとの批判も再び蒸し返されており、76歳の高齢と相まって「古い世代」との評価も消えていない。

 立候補した過去2回の予備選ではいずれも初期に敗退していて、実力を疑問視する声もある。

5386チバQ:2019/04/29(月) 00:25:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00000053-kyodonews-int
トランプ氏、激戦州入り 米中西部ではや舌戦本格化
4/28(日) 15:13配信 共同通信
トランプ氏、激戦州入り 米中西部ではや舌戦本格化
27日、米ウィスコンシン州グリーンベイの支持者集会で演説するトランプ大統領(共同)
 【グリーンベイ共同】トランプ米大統領は27日、大統領選の重要激戦州である中西部ウィスコンシン州のグリーンベイで来年の再選を期した支持者集会を開き「共和党は決して米国を社会主義にしない」などと訴え、民主党への批判を繰り返した。対決する民主党もサンダース上院議員ら乱立する候補者が相次いで同州入りしており、中西部を舞台に舌戦が早くも本格化してきた。

 ウィスコンシン州は2016年の前回選挙で、トランプ氏が1ポイント以下の僅差で対抗馬のクリントン候補を破り、当選の最後の決め手となった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042600805&g=int
序盤はベテラン2人先行=民主党指名争い-米大統領選
2019年04月27日07時33分


左からトランプ米大統領、バイデン前副大統領、サンダース上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた野党民主党の公認指名争いは、25日に出馬を正式表明したバイデン前副大統領(76)が、世論調査の支持率で一歩先行している。リベラル層の支持を受けるサンダース上院議員(77)が追い、レース序盤戦はベテラン2人を中心に展開しそうだ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた世論調査の平均値を見ると、バイデン氏の支持率は出馬表明前から30%前後を維持。上院議員を経てオバマ政権の副大統領を8年間務めた知名度と経験を生かし、優位な状況で指名レースに参戦した。
 支持率20%台前半で追うのがサンダース氏だ。2016年大統領選の党指名争いで、若年層の支持を背景に旋風を巻き起こした草の根ネットワークは健在。今年1〜3月に小口献金だけで、バイデン氏を除いた他候補を上回る1820万ドル(約20億円)を集めた。
 上位2人は民主党支持層内での人気も高い。ともに白人男性で、米モンマス大の世論調査チームは「候補選びでキーワードといわれてきた人種や性の多様性は、民主党支持者にとってそれほど重要でないようだ」と分析している。
 一時は上位2人に迫る勢いだった黒人女性のハリス上院議員(54)は、ここに来て伸び悩み気味。リベラル派の旗手で女性のウォーレン上院議員(69)らと共に、支持率5〜10%前後で3位グループを形成している。
 そんな中、ほとんど無名だったインディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長(37)が、巧みな弁舌で急浮上。昨年の上院議員選で保守地盤のテキサス州で善戦して注目を集め、支持率3位につけていたオルーク元下院議員(46)は、ブティジェッジ氏のあおりを受ける形で、やや後退している。

5387 チバQ:2019/05/01(水) 05:22:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000039-mai-n_ame
バイデン前副大統領が初演説 「傷ついた中流階級を取り戻す」 ペンシルベニア州で

4/30(火) 18:30配信��
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米ペンシルバニア州ピッツバーグの選挙集会で演説するジョー・バイデン前副大統領=AP

 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選の民主党候補指名争いで、ジョー・バイデン前副大統領(76)が29日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグで出馬正式表明後初めての選挙集会を開いた。バイデン氏は「労働の尊厳」をテーマに演説。民主党の伝統的支持基盤である労働組合に焦点を絞り「傷ついたミドルクラス(中流階級)を取り戻す」と訴えた。

 ペンシルベニアは16年の前回大統領選で、鉄鋼産業などに従事する労働者ら従来の民主党支持者の多くが共和党候補のトランプ大統領の支持に流れた。今回も選挙の行方のカギを握る重要州の一つだ。バイデン氏は演説で「20年にトランプ大統領を倒せるとしたら、それはこの地で起こる」と強調。連邦レベル最低賃金の時給15ドル(約1670円)への引き上げや富裕層を優遇する税制の見直しなどを公約に据える考えを示した。

 一方、トランプ氏は29日朝からツイッターに、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ前政権が「仕事をしなかったから、私が今ここにいる」などとバイデン氏を攻撃する投稿を繰り返した。16年の前回選では中立的な立場を取った消防士組合がバイデン氏推薦を表明するなど、自身の支持層が切り崩されているとの強い懸念がある模様だ。

5388 チバQ:2019/05/01(水) 05:27:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190430-00000557-san-n_ame
ローゼンスタイン米司法副長官が辞表 5月11日に退任へ

4/30(火) 18:09配信��
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 【ピッツバーグ=黒瀬悦成】2016年米大統領選にロシアが干渉した疑惑の捜査を監督していたローゼンスタイン司法副長官が4月29日、トランプ大統領に辞表を提出した。5月11日に退任する。ローゼンスタイン氏の後任にはジェフリー・ローゼン運輸副長官が既に指名されている。

 ローゼンスタイン氏は17年4月に副長官に就任。同年5月にコミー連邦捜査局(FBI)長官がトランプ氏に解任された直後、ロシア疑惑を独立捜査する特別検察官にロバート・モラー元FBI長官を指名した。

 また、トランプ氏が司法長官代行にマシュー・ウィテカー氏を任命した昨年11月以降は、ロシア疑惑の捜査の監督役を退いていた。

 ローゼンスタイン氏は、疑惑の捜査が終結し、報告書が今月18日に公表されたのを受け、自主的に退任したとみられている。

5389名無しさん:2019/05/02(木) 01:08:07
MMT推進派のAOC(アレクサンドリア・オカシオ・コルテス)の記事まとめ

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5390 チバQ:2019/05/04(土) 13:18:03
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3223255.html
バイデン氏が最有力、米民主党の大統領候補指名争い 世論調査

2019/05/01 11:09��

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米ペンシルベニア州ピッツバーグで開かれた集会で演説するジョゼフ・バイデン前副大統領(2019年4月29日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP
(AFPBB News)

【AFP=時事】2020年米大統領選へ向けた民主党候補の指名争いで、バラク・オバマ政権下で副大統領を務めたジョゼフ・バイデン氏が最有力候補となっている。米CNNが4月30日に発表した世論調査で明らかになった。
 民主党の候補指名争いは20人が名乗りを上げる乱立状態だが、CNNの調査によると、バイデン氏は民主党員および同党寄りの有権者合わせて39%の支持を得て、その他の候補者を引き離している。前回3月の調査よりも支持率は11%伸びている。
 2番目につけたバーニー・サンダース上院議員でも支持率15%で、バイデン氏との差は大きい。また急進的なエリザベス・ウォーレン上院議員、インディアナ州サウスベンド市長で若手のピート・バティジーグ氏、テキサス州選出の下院議員だったベト・オルーク氏の支持率はそれぞれ8%、7%、6%との結果が出た。
 バイデン氏は先週、選挙活動を開始。30日には民主党予備選の初戦となるアイオワ州で2日間の初遊説に乗り出した。
 バイデン氏はキニピアック大学が行った調査でも、民主党員および民主党寄りの有権者から38%の支持を得てトップとなっている。同調査では以下、ウォーレン氏が12%、サンダース氏が11%、バティジーグ氏が10%の支持率となっている。
 しかし、CNNの世論調査からは、来年2月の民主党予備選開始まで、まだ時間があると有権者が考えていることがうかがえる。回答者のうち、現在支持する候補者に投票すると答えたのはわずか36%で、64%は心変わりするかもしれないと答えている。
  CNNの世論調査は1007人を対象に世論調査会社SSRSが実施。キニピアック大学の調査は、民主党員および民主党寄りの有権者419人を含む全米の有権者1044人を対象に実施された。 【翻訳編集】AFPBB News

5391チバQ:2019/05/08(水) 21:29:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190508-00000503-san-n_ame

米大統領選 民主党を悩ます「1972年の悪夢」
5/8(水) 10:00配信 産経新聞
 4年に一度の米大統領選で、11月の本選の投開票を翌年に控えた本当の序盤戦にあたるこの時期に、誰が両党の候補に指名されるか、あるいは最後に誰が勝つかについての「専門家」の予想ほど当てにならないものはない。

 例えば現在、民主党の候補指名争いで支持率トップを走っているのは、先月25日に出馬表明したバイデン前副大統領だ。

 しかし、筆者が直接取材した大統領選でいえば、2008年選挙では同じ時期、民主党候補はクリントン上院議員(当時)、共和党はジュリアーニ前ニューヨーク市長(同)が本命視されていた。

 一方で、最終的に選挙を制したオバマ氏に対しては「米国で黒人大統領は時期尚早」との下馬評がずっと根強かったし、共和党候補になったマケイン上院議員(同)についても07年の間は資金集めに苦しみ、「早晩撤退する」との見方が大勢を占めていた。

 こうした歴史に照らせば、バイデン氏の前途も決して安泰ではない。とはいえ、議会誌ヒルと調査会社「ハリスX」が今月3〜4日に民主党支持者を対象に行った世論調査では、バイデン氏を本選候補に推すとの回答は46%に上り、2位のサンダース上院議員14%を引き離すなど、バイデン氏が幸先の良いスタートを切っているのも事実だ。

 興味深いのは、サンダース氏を筆頭とする「急進左派」に位置づけられる候補が乱立し、民主党全体の左傾化が指摘される中で、いわゆる中道穏健派とされるバイデン氏がこれほどの人気を集めていることだ。

 こうした現象の根底には恐らく、1968〜72年の民主党にとっての「悪夢」の再来に対する強い恐怖があるのだろう。

 民主党は1968年大統領選で左派を退けて党主流派のハンフリー副大統領(当時)を本選候補に立てたものの、共和党のニクソン氏に僅差で敗北した。

 怒った党内の左派勢力は72年大統領選でリベラル派のマクガバン上院議員を本選に送り込むことに成功するものの、マクガバン氏は50州のうちマサチューセッツ州を除く49州で得票数が現職のニクソン氏を下回るという惨敗を喫した。

 一連の流れは、2016年大統領選で民主党のクリントン氏が「特別代議員」と呼ばれる党有力者の後ろ盾を得て左派のサンダース氏と同氏の支持層を押さえ込み、本選に臨んだもののトランプ氏に惜敗した構図と非常によく似ている。

 前回選挙での党主流派への反発からサンダース氏を軸とした左派勢力の動きが活発化している点も1972年とそっくりだ。

 一方でバイデン氏の人気が高いのは、民主党支持者の間で72年の失敗から学び、確実にトランプ氏を倒せそうな候補を選ぼうとする機運も同時に存在していることを示している。

 とはいえ、バイデン氏は今後、党内の左派勢力からの猛攻撃にさらされるのは確実だ。これまでの失言や76歳という高齢、女性へのセクハラ疑惑など、攻撃材料はいくらでもある。

 最初に書いた通り、誰が最終的な勝者となるのかを現時点で予想するのは難しい。ただ、少なくともトランプ氏にとって理想的なのは、72年の「ニクソン再選」を再現できる候補が勝ち上がってくることであるのは間違いない。(ワシントン支局長)

5392チバQ:2019/05/10(金) 19:58:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000006-jij-n_ame
米国防長官にシャナハン代行=ボーイング経営陣から転身-大統領が指名へ
5/10(金) 5:50配信 時事通信
米国防長官にシャナハン代行=ボーイング経営陣から転身-大統領が指名へ
シャナハン米国防長官代行=ドイツ・ミュンヘン、2月15日(AFP時事)
 【ワシントン時事】サンダース米大統領報道官は9日、トランプ大統領がシャナハン国防長官代行(56)を次期国防長官に指名する意向であることを明らかにした。

 昨年末にマティス長官がトランプ氏との「意見の相違」を理由に辞任して以降、シャナハン氏が代行を務めていた。就任には上院の承認が必要になるが、一部議員には軍歴や政治経験のないシャナハン氏の指導力を不安視する声もある。

 報道官は声明で「シャナハン氏は過去数カ月間にわたり、国防総省を率いる上で十分過ぎる能力があることを証明した」と強調。「国家に対する卓越した貢献と指導力に基づき、トランプ大統領はシャナハン氏を国防長官に指名する意向だ」と表明した。

 これを受けてシャナハン氏も声明で、「上院で承認されれば、引き続き国家防衛戦略の積極的な履行に尽力する。強力な軍を維持し、国の安全を守ることに専念し続ける」と決意を示した。

 国防総省によると、シャナハン氏はマサチューセッツ工科大で機械工学と経営学の修士号を取得。1986年に米航空大手ボーイングに入社し、ミサイル防衛システム関連や民間機部門の副社長のほか、サプライチェーン戦略を統括する上級副社長を務めた後、2017年7月に国防副長官に就任した。

 マティス氏の右腕として国防総省の組織改革などを担当。マティス氏は昨年12月、シリア駐留米軍の撤収を強行しようとするトランプ氏に反発して辞任を表明した。トランプ氏は後任人事にめどが立たないまま、マティス氏の辞任時期を当初予定より2カ月早め、シャナハン氏を長官代行に任命していた。

5393チバQ:2019/05/10(金) 19:59:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000011-asahi-int
米国防長官にシャナハン氏指名へ 元ボーイング副社長
5/10(金) 8:08配信 朝日新聞デジタル
米国防長官にシャナハン氏指名へ 元ボーイング副社長
シャナハン米国防長官代行=ワシントン、ランハム裕子撮影
 米ホワイトハウスは9日、トランプ大統領がシャナハン国防長官代行(56)を国防長官に指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。シャナハン氏は、マティス前国防長官が昨年末、シリアからの米軍の撤退に反対し、辞任したのに伴い、今年1月から国防長官代行を務めていた。


 ホワイトハウスのサンダース報道官は「国のための優れた仕事と指導力を示したことから、大統領はシャナハン氏を国防長官に指名する意向だ」と発表。シャナハン氏は「指名を名誉に思う。軍の近代化に全力で取り組む」と述べた。

 シャナハン氏は、米航空機大手ボーイングに30年超勤め、ミサイル防衛システムなどの軍事装備や航空分野などを担当し、上級副社長も務めた。2017年、トランプ政権から国防副長官に指名された。トランプ氏が意欲を示す武器輸出や宇宙軍創設を推し進め、トランプ氏からの評価が高いとされるが、軍や外交など政府部門で働いた経験は少ない。(ワシントン=渡辺丘)

朝日新聞社

5394チバQ:2019/05/15(水) 11:57:06
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190515/k10011916421000.html
22人が立候補表明 米大統領選の民主党の指名争い 大混戦に
2019年5月15日 7時44分

来年のアメリカ大統領選挙に向けて、アメリカ西部モンタナ州の知事が立候補を表明しました。これで民主党の候補者指名争いに名乗りを上げたのは22人になり、まれにみる混戦もようとなっています。

アメリカ西部モンタナ州のスティーブ・バロック知事は14日、ツイッターにビデオ声明を投稿し、来年の大統領選挙への立候補を表明しました。

声明でバロック知事は「アメリカでは誰もが成功するチャンスを与えられていると信じているが、そんな機会はもはやほとんどの国民には存在しない。だからこそトランプ大統領に勝たなければならない」と述べ、格差の是正などを訴える考えを強調しました。

民主党の候補者指名争いにはこれで22人が名乗りを上げたことになり、前回2016年の大統領選挙で共和党から17人が立候補したのを上回り、まれにみる混戦もようとなっています。

各種の世論調査では、オバマ政権で副大統領を務めたバイデン氏が抜群の知名度を背景にトップの支持を集めていて、前回の選挙でクリントン氏と最後まで民主党の候補者指名を争ったサンダース氏が続いています。

ただ、両候補とも高齢で、新鮮味に欠けるとの声もあり、決定的な本命候補の不在が候補者の乱立につながっています。

来月には民主党の候補者によるテレビ討論会も行われる予定で、政権奪還を目指す民主党の候補者選びの行方に関心が高まっています。

5395チバQ:2019/05/15(水) 11:59:06
https://www.businessinsider.jp/post-190574
2020年の米大統領選で民主党候補になりそうな有力候補ランキング トップ13
Grace Panetta
May. 14, 2019, 04:30 AM POLITICS
2020年の米大統領選に向け、これまでに20人以上が名乗りをあげている民主党候補の座をめぐる戦いは、近年まれに見る競争の激しい、予想の難しいものとなりそうだ。

これらの候補者のうち誰が戦いをリードしているのか、INSIDERでは世論調査を実施した。

ランキングを作るにあたっては、INSIDERの世論調査とモーニング・コンサルト(Morning Consult)が実施した調査の結果をまとめた。

その結果、現時点では元副大統領のジョー・バイデン氏、上院議員のバーニー・サンダース氏、上院議員のエリザベス・ウォーレン氏が戦いをリードしていることが分かった。

2019年5月10日現在の最新ランキングから、上位13人を見ていこう。

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13位 起業家、アンドリュー・ヤン氏
アンドリュー・ヤン氏

アンドリュー・ヤン氏。

AP Photo/Seth Wenig

12位 ハワイ州選出の下院議員、トゥルシー・ギャバード氏
トゥルシー・ギャバード氏

トゥルシー・ギャバード氏。

YouTube

11位 2018年の中間選挙でジョージア州知事に立候補した、ステイシー・エイブラムス氏
ステイシー・エイブラムス氏

ステイシー・エイブラムス氏。

Lawrence Bryant/Reuters

ロイターによると、アメリカ初の黒人女性知事を目指して、2018年の中間選挙でジョージア州知事選に立候補し、僅差で共和党候補に敗れた民主党のステイシー・エイブラムス氏は5月9日、2020年の大統領選への立候補を検討していることを明らかにした。

10位 元住宅都市開発長官、フリアン・カストロ氏
フリアン・カストロ氏

フリアン・カストロ氏。

Jae C. Hong/AP

9位 ニューヨーク州選出の上院議員、カーステン・ギリブランド氏
カーステン・ギリブランド氏

カーステン・ギリブランド氏。

Paul Sancya/AP Images

8位 ミネソタ州選出の上院議員、エイミー・クロブチャー氏
エイミー・クロブチャー氏

エイミー・クロブチャー氏。

AP Photo/Charlie Neibergall

7位 ニュージャージー州選出の上院議員、コリー・ブッカー氏
コリー・ブッカー氏

コリー・ブッカー氏。

Randy Shropshire/Getty Images for The Human Rights Campaign

5396チバQ:2019/05/15(水) 11:59:56
6位 インディアナ州サウスベンドの市長、ピート・ブティジェッジ氏
ピート・ブティジェッジ氏

ピート・ブティジェッジ氏。

Bebeto Matthews/AP Images

5位 テキサス州選出の元下院議員、ベト・オルーク氏
ベト・オルーク氏

ベト・オルーク氏。

Charlie Neibergall/AP

4位 カリフォルニア州選出の上院議員、カマラ・ハリス氏
カマラ・ハリス氏

カマラ・ハリス氏。

Chip Somodevilla/Getty Images

3位 マサチューセッツ州選出の上院議員、エリザベス・ウォーレン氏
エリザベス・ウォーレン氏

エリザベス・ウォーレン氏。

Hollis Johnson/Business Insider

2位 バーモント州選出の上院議員、バーニー・サンダース氏
バーニー・サンダース氏

バーニー・サンダース氏。

Hollis Johnson/Business Insider

1位 元副大統領、ジョー・バイデン氏
ジョー・バイデン氏

ジョー・バイデン氏。

Associated Press/Nati Harnik

5397チバQ:2019/05/15(水) 20:21:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000038-mai-n_ame
民主党予備選にモンタナ州知事 米大統領選へ立候補表明
5/15(水) 17:22配信 毎日新聞
民主党予備選にモンタナ州知事 米大統領選へ立候補表明
2020年米大統領選に向けた民主党候補指名争いで立候補を表明した西部モンタナ州のスティーブ・ブロック知事=AP
 【ワシントン高本耕太】2020年米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、西部モンタナ州のスティーブ・ブロック知事(53)が14日、立候補を表明した。選挙資金規制の強化を公約の柱に掲げる。同日公表したビデオで「トランプ大統領を倒し、大口献金が市民の声をかき消す腐敗した制度を打倒しなければならない」と訴えた。同党予備選の主要候補者は22人目となった。

 ブロック氏は州司法長官などを経て13年、知事に就任し現在2期目。長官時代から企業・団体の献金や政治活動を規制する立場で知られる。モンタナは16年の前回大統領選で、共和党候補のトランプ氏が得票率20ポイントの大差で勝利した州。ブロック氏は「自分に同意する人たちだけと対話していても物事は進まない」と述べ、低所得者・障害者向け公的医療保険「メディケイド」の拡大など、知事としての超党派協力による政策実現能力もアピールした。

5398チバQ:2019/05/15(水) 21:02:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000061-reut-n_ame
米ジョージア州民主党のエイブラムス氏、大統領選出馬を検討
5/10(金) 11:17配信 ロイター
米ジョージア州民主党のエイブラムス氏、大統領選出馬を検討
 5月9日、2018年米中間選挙のジョージア州知事選に米国初の黒人女性知事を目指して出馬した民主党のステイシー・エイブラムス氏(45、写真)は、2020年大統領選への出馬を検討していることを明らかにした。写真はジョージア州アトランタ で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Lawrence Bryant)
[ロサンゼルス 9日 ロイター] - 2018年米中間選挙のジョージア州知事選に米国初の黒人女性知事を目指して出馬した民主党のステイシー・エイブラムス氏(45)は9日、2020年大統領選への出馬を検討していることを明らかにした。

同氏はインタビューで、民主党予備選への立候補を検討しているかと質問され、「イエス」と答えた。

民主党の候補者氏名争いにはすでに22人が名乗りを上げている。

エイブラムス氏は昨年のジョージア州知事選で共和党のブライアン・ケンプ氏に僅差で敗れた。

https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20190419006/
米大統領選立候補の中国系起業家「当選したら全国民に毎月1000ドル配る」―米メディア
レコードチャイナ 2019年4月19日 07:20
米大統領選立候補の中国系起業家「当選したら全国民に毎月1000ドル配る」―米メディア
米CNNは14日、2020年の米大統領選に立候補している華人起業家のアンドリュー・ヤン氏が「当選したら全国民に毎月1000ドル(約11万円)を配る」ことを掲げていると伝えた。写真は米ドル。(Record China)
米CNNは14日、2020年の米大統領選に立候補している華人起業家のアンドリュー・ヤン(楊安澤)氏が「当選したら全国民に毎月1000ドル(約11万円)を配る」ことを掲げていると伝えた。17日付で、米華字メディア・多維新聞が報じた。

記事によると、米大統領選に中国系の立候補者が出るのはこの50年間で初めてのことだという。民主党の候補者であるヤン氏は「この国の政治家が目指すべきは、今後オートメーション化によって取って代わられる職業を保護することではなく、国民の生活をより良くすることだ」と述べ、「人工知能に対抗するために、全国民に毎月1000ドル払う」とした。

ヤン氏はアマゾン社が200億ドル(約2兆2300億円)を稼いでいる一方であちこちの実店舗が閉店していることを例に挙げ「人々が人工知能の領域に次々とお金をつぎ込むのを止めるのは難しい」と懸念する立場を示した。しかし、世間からは「共産主義社会に突入させようというのか」「こんなことを言うやつが当選する見込みはないだろう」といった批判が挙がっているという。
記事によると、1975年生まれのヤン氏は米国の起業家であると同時に、起業を支援する非営利団体ベンチャー・オブ・アメリカ(VFA)の創設者でもある。大統領選に立候補した際、主な目標として「成人以上の全ての米国民の収入を増やすことによって、急速に進む自動化に対応し、労働市場に挑戦すること」と述べていた。(翻訳・編集/岩谷)

5399チバQ:2019/05/15(水) 21:08:48
民主党 主な候補

ジョゼフ・バイデン元副大統領(76)【>>5390 39%】白人/男性/中道

バーニー・サンダース上院議員(77)バーモント州選出【>>5390 15%】白人/男性/左派>>5346

エリザベス・ウォーレン上院議員(69)マサチューセッツ州選出【>>5390 08%】白人/女性/左派
カマラ・ハリス上院議員(54)移民2世/女性 
  ジャマイカとインドからの移民の間に生まれた
ベト・オルーク 元下院議員テキサス州選出(46)>>5362>>5364>>5390 06%】白人/男性/中道
ピート・バティジーグ インディアナ州サウスベンド市長(37)【>>5390 07%】白人/男性/中道/同性愛者
  (ブティジッジ・ブーティジェッジ・ブティジェッジ の表記もあり)>>5379-5381

コリー・ブッカー上院議員(49)ニュージャージー州選出 黒人/男性/左派
エイミー・クロブシャー上院議員(58)ミネソタ州選出 女性/中道>>5333
キルステン・ジルブランド上院議員(52)ニューヨーク州選出/女性 >>5310>>5365 「#Me Too」運動を主導
フリアン・カストロ元住宅都市開発長官 ヒスパニック/男性>>5305-5306
ステイシー・エイブラムス ジョージア州知事選落選 黒人/女性
トゥルシ・ガッバード下院議員ハワイ州選出(37)ヒンズー教徒/女性
アンドリュー・ヤン アジア系/男性


その他
ティム・ライアン下院議員(45)オハイオ州選出>>5375
エリック・スウォルウェル下院議員(38)カリフォルニア州選出 >>5378
セス・モールトン下院議員(40) マサチューセッツ州選出>>5384 イラク帰還兵
スティーブ・ブロック モンタナ州知事(53)>>5394>>5397
ジョン・ディレニー元下院議員(55)メリーランド選出

5400チバQ:2019/05/16(木) 17:55:29
https://www.cnn.co.jp/usa/35137037.html
2020年の米大統領選、デブラシオNY市長が出馬表明へ
2019.05.16 Thu posted at 12:55 JST

ニューヨークのデブラシオ市長が大統領選への出馬を表明するという/Jose Luis Magana/AP

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市のデブラシオ市長が、16日午前にも2020年の大統領選への出馬を表明する見通しであることがわかった。事情に詳しいアイオワ州選出の民主党議員がCNNに確認した。

デブラシオ氏が出馬すれば、大統領選の候補者の総数は23人となる。大統領選は1回目の投票が約9カ月後に実施される予定。

デブラシオ氏はABCテレビの番組に出演後すぐアイオワ州とサウスカロライナ州に移動し、選挙活動を行うとみられる。

ニューヨーク市長として2期目を務める同氏は、この数カ月大統領選出馬について検討し、党員集会が早期に行われるアイオワやニューハンプシャーといった州を訪問してきた。

政治的には、かねてからトランプ大統領や共和党への対決姿勢を鮮明にしていることでも知られる。17年11月、2期目の市長当選を祝うパーティーの席上でトランプ氏に対し「ニューヨークの価値観と争って勝利することなど不可能だ。大統領」とメッセージを送った。

またアラバマ州で今週、中絶をほぼ全面的に禁止する法案が議会を通過した際には、ツイッターで「不道徳で非合法的」と非難。アイビー知事に対し、法案への拒否権を発動するよう呼びかけた。

5401チバQ:2019/05/16(木) 20:12:29
https://www.sankei.com/world/news/190516/wor1905160022-n1.html
【米大統領選】デブラシオNY市長が出馬表明へ
2019.5.16 10:08国際米州
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ニューヨーク市のデブラシオ市長(AP)
ニューヨーク市のデブラシオ市長(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米NBCテレビは15日、ニューヨーク市のデブラシオ市長(58)が16日に大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を表明すると伝えた。同党候補指名争いへの立候補者はデブラシオ氏で23人目となる。

 デブラシオ氏はニューヨーク市マンハッタン生まれで、同市議会議員などを経て2014年1月に市長に就任した。現職の同市長が大統領選に出馬するのは1972年のジョン・リンゼー氏以来。

 市長としては教育改革に取り組むなどして黒人層などに人気があり、全国的な知名度も一定程度はあるものの、ニューヨーク市民の間ではデブラシオ氏が大統領選に出馬するのは「市民を無視した行為だ」として反対論が圧倒的に多い。

 クイニピアック大が今年4月に実施した世論調査では同市の有権者の76%が出馬に反対したとしている。

5402チバQ:2019/05/20(月) 15:40:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000013-jij-n_ame
民主指名争い、バイデン氏に勢い=「勝てる候補」訴え-20年米大統領選
5/20(月) 7:09配信 時事通信
民主指名争い、バイデン氏に勢い=「勝てる候補」訴え-20年米大統領選
18日、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで演説するバイデン前副大統領
 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)時事】2020年米大統領選に出馬表明した民主党のジョー・バイデン前副大統領(76)が勢いを見せている。

 再選を目指す共和党のトランプ大統領に「勝てる候補」というアピールを前面に出し、民主党支持者の期待を集めている様子だ。

 「もし分断を深め、憎悪をまき散らす大統領がお望みなら、私は必要ない。トランプがいるじゃないか」。出陣式と銘打った18日のペンシルベニア州フィラデルフィアでの選挙集会。バイデン氏は民主党の候補者指名争いを無視するかのように、トランプ氏との対決構図を打ち出した。

 オバマ前大統領の副大統領を8年間務めた知名度や親しみやすい人柄から、バイデン氏が民主党候補者の支持率トップを譲ったことはない。先月25日の出馬表明後は、さらに約10ポイント上げ4割前後に上昇。2位のサンダース上院議員とは、今やダブルスコアに開いた。

 その勢いを支えているとみられるのが、トランプ氏に勝てる候補としての期待だ。キニピアック大が15日発表した世論調査では、本選で直接対決した場合、バイデン氏がトランプ氏を11ポイント差で破るという結果が出た。

 トランプ氏打倒をバイデン氏に託す声は演説会場でも目立った。共和党支持者だがトランプ政権に批判的なジム・ピータースさん(67)は、「バイデン氏なら共和党や無党派の一部からも支持を得て、トランプ氏をやっつけてくれる」とバイデン氏を応援する理由を説明した。長年バイデン氏を支援する女性(64)は「多くの女性候補が出ているが、彼女たちがトランプ氏に勝てるとは思わない」と語った。

 ただ、トランプ氏と戦う前に、バイデン氏が乗り越えなければならないのが、1年以上も続く党の指名争いだ。党内で発言力を増す急進左派は最近、バイデン氏の地球温暖化対策を「何十年も行動を拒んできた政治家(の案)」(オカシオコルテス下院議員)と酷評した。バイデン氏は「失言癖」でも知られ、候補者討論会が始まる6月以降、真価が問われそうだ。

5403チバQ:2019/05/21(火) 18:05:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000541-san-n_ame
トランプ氏、激戦州のペンシルベニア州で今年初の演説 民主バイデン氏を強く意識 米大統領選
5/21(火) 14:16配信 産経新聞
トランプ氏、激戦州のペンシルベニア州で今年初の演説 民主バイデン氏を強く意識 米大統領選
トランプ米大統領(黒瀬悦成撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領は20日、選挙の行方を左右する「激戦州」である東部ペンシルベニア州モントーズビルで今年初の支持者集会を開いた。同州フィラデルフィアでは民主党の候補指名争いで先頭を走るバイデン前副大統領が18日に初の大規模集会を開いたばかり。各種世論調査ではバイデン氏の人気はトランプ氏を上回っており、トランプ氏からはバイデン氏を意識した発言が目立った。

 トランプ氏は演説で、自身が大統領に就任以降、雇用が劇的に改善し経済も好調だと指摘した上で、「これでどうやれば選挙に負けるというんだ」と述べ、勝利への自信を表明した。

 一方でトランプ氏は、「中国はバイデン氏に大統領になってほしいと思っている。米国から多額の金を搾取できるからだ」と述べ、自らの中国に対する厳然とした政策が米国の製造業の再生につながると強調。また、「バイデン氏は『中国は競争相手ではない』と言った。米国経済に大打撃を与えたのに」などと批判し、同氏への対抗心をむき出しにした。

 バイデン氏は同州スクラントン生まれで、選対本部もフィラデルフィアに設置するなど、同州や中西部のミシガン、ウィスコンシン両州などの鉄鋼業や製造業が衰退した「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」を重視する選挙戦略を鮮明にしている。

 また、対中姿勢に関する先の「失言」を軌道修正するため、18日の集会での演説では中国のハイテク覇権や不公正な貿易慣行に対する懸念を表明した。

 対するトランプ氏は2016年の前回大統領選で伝統的に民主党の地盤とされてきたこれらの州を制して勝利したものの、各州での民主党候補のクリントン元国務長官との得票率の差は1ポイント未満で、今回も確実に勝てる保証はない。

 トランプ氏としては中国との貿易戦争を勝ち抜いて米国経済を名実ともに再建できるのは自分だけだと強調し、来年の大統領選の「主戦場」であるラストベルトの有権者をつなぎ止め、再選を確実にしたい考え。さらにはバイデン氏を「スリーピー(眠そうで活気のない)・ジョー」とあだ名をつけるなどして個人攻撃を強め、追い落としを図る構えだ。

 トランプ氏はこの日の演説の最終盤、バイデン氏が東部デラウェア州に移って上院議員を務めたことを念頭に「バイデン氏は君たちを見捨てて他の州に行った。君たちの雇用の面倒をみなかった」と述べた。

5404チバQ:2019/05/22(水) 15:35:19
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190517-OYT1T50215/
ジム通い役所来ず、NY市長出馬表明に「職務全うしろ」
2019/05/17 22:18
無断転載禁止
 【ニューヨーク=橋本潤也】2020年米大統領選の民主党指名候補争いで、ニューヨークのビル・デブラシオ市長(58)が16日、出馬を表明した。名乗りを上げた23人目の候補になったデブラシオ氏に対し、地元から非難の声が一斉に上がる異例の事態になっている。

 2期目のデブラシオ氏は、就学前教育の拡充などに取り組み、トランプ大統領の移民政策に批判的な姿勢も示してきた。ただ、ジム通いに熱心で役所に顔を見せないことや、特定企業の献金に依存していること、歴代市長に比べて存在感が薄いことなど批判も根強い。

 市内では16日、警察官でつくる組合が「自分の職務を全うしろ」などとデブラシオ氏を非難するデモを早くも実施した。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)も「ニューヨークで目立てないのに、なぜ全米で目立てるのか。トランプ氏に勝てないばかりか挑発すらできない」と酷評した。米キニピアック大の調査では、市内の民主党支持者の73%が出馬に反対しているという。

5405チバQ:2019/05/27(月) 22:36:31
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019050602000158.html
<メディアと世界>「町のニュース欄なくなった」 住民の政治分断加速も

2019年5月6日 朝刊


米ニュージャージー州ポールズボロ町で、「大きな事件でもない限り記者は来てくれない」と語るスティーブンソン町長=白石亘撮影

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 全米初の「ニュース補助金」をニュージャージー州が導入するのは、信頼できるニュースが消えれば、選挙など民主主義の基盤を揺るがしかねないとの危機感からだ。新聞など伝統的メディアの衰退は「政治の分断」にもつながった。ニュース制作をいかに支えるべきか、模索は始まったばかりだ。 (アメリカ総局・白石亘)

 「昔は議会が開かれれば記者が来てたし、地元紙にはうちの町のニュース欄もあった。でもどっちもなくなったよ」。州南部にある人口六千人のポールズボロ町のゲイリー・スティーブンソン町長(59)はこう嘆く。地元紙は経営難からリストラが進み、今は一人の記者が同町を含む二十六町村の人口二十九万人の地域をカバーしているという。

 同州最大手スター・レジャー紙は二〇一六年までの十年間で読者が65%減少。ニュースをネットで読む人が増え、広告収入もグーグルやフェイスブック(FB)に流れる。メディアを取り巻く構造の変化で、州内では五年間で千人以上の記者が解雇されたという。

 スティーブンソン町長は空き家の取り壊しなど治安対策に力を入れるが、「大きな事件でもない限り記者は来てくれない」と指摘し、代わりにFBでの情報発信を強化する。だがFBは偽ニュースが流されたり、大量の個人データを流出させるなどの不祥事が相次ぐ。住民には「FBはうわさも多く、投稿を信用できない」と懸念も多い。

 一方で、町でも多くの人がニュース専門局CNNやFOXで全米のニュースを見ているのが実情。町長は「トランプ大統領がくしゃみをしたといったたぐいの報道も多く、人々はスポーツ観戦のように共和党と民主党のどちらかを応援するようになった」とまくしたて、「嘆かわしいことだ」と吐き捨てるように言った。

 米国では地元ニュースが減った地域ほど、政治の分断が進んだとの研究がある。有権者が全国ニュースを基に政党名で投票する傾向が強まるためだ。知事選や上院議員選などを同時に行う中間選挙で、有権者が異なる政党に投票した割合は全米で一九九八年の27%から昨年は10%に低下。この割合が低下すれば有権者がより党派的になり、政治が二極化した目安とされる。

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 ローカルニュースを増やす補助金に新聞業界は反対だが、地元のモンクレア大メディア協力センターのステファニー・マリー所長は「人々はニュースを欲しがっているが、ニュースにお金を払おうとしなくなった。メディアは単独では生き残れない」と語る。ニュース制作が商業ベースで成り立たない以上、州政府の介入はやむを得ないとの立場だ。

 州議会多数派の民主党リーダー、ルイス・グリーンウォルド州下院議員(52)は「ニュースへの投資が民主主義を守ることにつながると信じている」と強調。「メディアの収入減を補うのが目標ではなく、テクノロジーの発展で変わらざるを得ないメディアがどうすれば経営を持続できるようになるのか、研究することに資金を使うべきだ」と語る。

5406とはずがたり:2019/05/29(水) 18:07:13

カーニー英中銀総裁を次期カナダ首相に検討との動き
https://m.finance.yahoo.co.jp/news/detail/20190529-04659044-klugfx-fx
みんかぶFX - 5/29 10:26

LINEで送る

 カナダのトルドー首相の後任候補について、与党自由党から来年1月で任期が終了するカーニー英中銀総裁(前カナダ中銀総裁)を公認候補として検討する動きが出ていると地元紙が報じている。トルドー首相は大手建設会社が絡む汚職事件に不当に介入した疑惑が生じており、進退問題について議論が出ている。

5407とはずがたり:2019/05/29(水) 18:46:47
https://twitter.com/305400042923/status/1133637319347527680
3054急行 三宮
? @305400042923

魚崎の延長ホームに点字ブロックついた 快急の8連化の為かな?

5408チバQ:2019/06/02(日) 12:18:12
>>5382とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000018-kyodonews-int
米大統領選に出馬せず 共和のメリーランド州知事
6/2(日) 9:23配信 共同通信
 【ワシントン共同】米東部メリーランド州のラリー・ホーガン知事(共和党)は1日、来年の大統領選に出馬しない方針を表明した。米メディアが伝えた。トランプ大統領に批判的な共和党穏健派の間で動向が注目されていた。

 ホーガン氏は不出馬の理由について州政治に専念するためと説明。一方で、共和党支持者の間で依然、トランプ氏の支持率が高く、予備選で勝利する可能性が低いことも認めた。

 共和党ではトランプ氏に対抗してウェルド元マサチューセッツ州知事が出馬を表明している。

5409とはずがたり:2019/06/08(土) 23:44:54
米、メキシコの移民対策歓迎 協議は「長い道のり」=高官
ロイター 2019年6月8日 00:57
https://www.excite.co.jp/news/article/Reuters_newsml_KCN1T81XG/

[ワシントン 7日 ロイター] - 米ホワイトハウス高官は7日、不法移民や貿易を巡るメキシコとの協議について、メキシコ側が提案した移民対策は心強いとしつつも、なお「長い道のり」が残されているとの認識を示した。
また、交渉が順調に進捗すれば、トランプ大統領が週明け10日に発動される予定の関税措置を見送る可能性があると述べた。
ペンス副大統領のマーク・ショート首席補佐官はFOXニュースに対し、「一段の詳細の詰めに取り組んでいる」と説明。ペンス副大統領とポンペオ国務長官が5日行った提言に基づき、メキシコが前日示した提案は「心強い内容だった」とした上で「メキシコは問題を認め、解決策を提示している。しかし、なお長い道のりになるだろう」と語った。 さらに、トランプ政権が同日中に、週明け10日の対メキシコ関税発動に向けた「正式通告」と行う見通しとしつつも、「交渉が順調に進捗すれば、トランプ大統領は週末の間に取り消すこともできる」と述べた。

5410とはずがたり:2019/06/08(土) 23:46:18
米国とメキシコ、不法移民対策で合意 関税発動を停止
ロイター 2019年6月8日 19:38
https://www.excite.co.jp/news/article/Reuters_newsml_KCN1T904S/

[ワシントン/メキシコ市 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、不法移民対策を巡りメキシコと合意したことを明らかにし、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した。メキシコが不法移民対策を強化することで合意し、米・メキシコの「関税戦争」はひとまず回避された。
トランプ大統領は、ツイッターへの投稿で「米国はメキシコと合意文書に署名した。よって10日に発動する予定だったメキシコに対する関税は無期限で停止された」と述べた。
「メキシコは、同国を経由し米南部の国境に押し寄せる移民の波を阻止する強力な措置を講じることに合意した。これは、メキシコから米国への不法移民の大幅に減らす、または排除するための措置だ」としている。
トランプ大統領は5月末にメキシコの不法移民対策の不備を理由にメキシコ製品に最大25%の制裁関税を課すと表明。今週、ワシントンで米国、メキシコ双方の当局者が3日間にわたり協議していた。
米国とメキシコの共同声明によると、メキシコは米国に入国した難民申請者の審査が行われる間、メキシコに送還して待機させる措置を拡充することで合意。また、メキシコが国境警備要員の派遣など、不法移民対策を強化するとしている。
共同声明は「米国は南部国境における現行の移民保護手続きを直ちに拡充する」とし、「米南部国境を越えて入国した難民申請者はただちにメキシコに送還され、そこで審査を待つことになる」と説明。「メキシコは、これらの人々が難民審査を待つ間、国際的義務に則り人道的理由で入国を認める」としている。

一方、米国は、メキシコを「安全な第三国」に指定し、中米からの難民申請者の大半をメキシコが恒久的に受け入れることを要求していたが、今回の合意にそれは盛り込まれなかった。
共同声明によると、両国は不法移民に関する協議を継続し、今回の合意が「所期の成果をもたらさない場合は追加措置を講じる」方針で、それを90日以内に発表する。
ワシントンで米と協議していたメキシコのエブラルド外相は、10日から国境警備要員を派遣する予定としている。
エブラルド外相は、合意に満足していると評価。「交渉が始まった時点では、米国はより強硬な措置を提案していたが、最終的にはその中間をとった内容の合意となった。公平なバランスだと思う」とし「安全な第三国」が合意に盛り込まれなかったことの重要性を強調した。
外相はまた、中米移民の増加の背景にある要因に対して共同で取り組むというメキシコ側の提案を、米国が支持したことに言及した。
ポンペオ米国務長官は、別途、メキシコのエブラルド外相に謝意を示す声明を発表。「米国はメキシコと協力してこれらのコミットメントを履行し、米南部の国境から入国する不法移民の波を阻止して国境を強固で安全なものにすることを期待している」と述べた。 *内容を追加します。

5411とはずがたり:2019/06/12(水) 20:57:10
米下院、天安門事件の犠牲者追悼決議を採択 中国の人権侵害も非難
2019.6.5 19:27国際米州
https://www.sankei.com/world/news/190605/wor1906050019-n1.html
 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院本会議は4日、中国当局が民主化運動を弾圧した1989年の天安門事件から30年となったのに合わせ、事件の犠牲者を追悼する決議案を全会一致で採択した。決議は「民主化デモに参加したために殺害され、拷問を受け、投獄された人々の家族に同情と連帯の意を表する」とし、中国政府に対して「暴力的な弾圧の最中に政府が何を行い、何人が死亡したのか、全面的かつ明瞭で独立した報告を求める」と訴えた。

 決議はまた、イスラム教徒の少数民族ウイグル族への弾圧など現在の中国で横行している人権侵害を非難したほか、事件を受けて中国国外での生活を強いられている民主活動家らが帰国しても罰せられることがないように促した。

 ペロシ下院議長は採決に際し議場で演説し、「私たちは事件について忘れず、世界最大の人口を抱える中国が最大の民主体制になる日まで、天安門での活動家の精神を胸に刻んで頑張り続ける」と強調した。

 ワシントンの連邦議会議事堂前ではこの日、民主化運動の元学生指導者、王丹(おう・たん)氏らが集会を開き、中国民主化の実現に向けた国際社会の支援を訴えた。

 集会には天安門事件で走行する戦車の車列の前に立ちはだかり、後に「タンクマン」と名付けられた男性の像も運び込まれた。

5412とはずがたり:2019/06/14(金) 19:50:48

2019年6月14日 / 19:04 / 20分前更新
米上院議員、香港の自治権検証を義務付ける法案を提出
https://jp.reuters.com/article/hongkong-extradition-usa-congress-idJPKCN1TF13N?feedType=RSS&feedName=special20
Reuters Staff

5413 チバQ:2019/06/14(金) 21:23:31
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190614k0000m030051000c.html
「月末に退任」のサンダース米大統領報道官、アーカンソー州知事選出馬か

2019/06/14 09:57��

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サンダース報道官(右)に謝意を示すトランプ大統領=AP
(毎日新聞)

 トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスのサンダース報道官が月末に退任するとツイッターで明らかにした。「並外れた才能を持つ特別な人間。素晴らしい仕事をしてくれた」と謝意を示した。また、サンダース氏が故郷の南部アーカンソー州で「州知事選に出馬することを期待している」と述べた。
 CNNテレビもサンダース氏が2022年に予定される同州知事選への立候補を検討していると報道。サンダース氏は13日にホワイトハウスで記者団に「家族と過ごす時間を持ちたかった。大統領が本格的な選挙戦に入る時期によいタイミングだと考えた」と語った。トランプ氏は後任を明らかにしていない。
 サンダース氏は17年7月、女性として歴代3人目の報道官に就任したが、事実に基づかない発言が度々、米メディアから批判された。公表されたロシア疑惑の捜査報告書では、連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の解任を巡り、記者会見などで繰り返した「解任を求める現場の声が多く届いている」との主張が虚偽だったことが明らかになった。
 現政権ではトランプ氏本人が連日、記者団の前に立ち質問に答える機会が多い一方、正式な記者会見の回数は減っており、サンダース氏の定例会見は今年3月11日を最後に3カ月以上、開かれていない。【ワシントン高本耕太】

5414チバQ:2019/06/17(月) 10:19:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000003-jij_afp-int
バイデン前副大統領ら、トランプ氏をリード 2020年米大統領選 世論調査
6/17(月) 9:41配信 AFP=時事
バイデン前副大統領ら、トランプ氏をリード 2020年米大統領選 世論調査
米ホワイトハウスを出発するドナルド・トランプ大統領(左、2019年6月2日撮影)と、米ペンシルベニア州フィラデルフィアで2020年米大統領選の選挙運動を開始したジョー・バイデン前副大統領(右、2019年5月18日撮影)のコンボ写真(2019年6月11日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】保守系の米FOXニュース(Fox News)は16日、2020年米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が、ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領およびその他4人もの民主党候補者に有権者の支持率でリードを許しているという全米世論調査結果を報じた。

【関連写真】現時点で最有力とされるバイデン前副大統領

 今月9〜12日に実施されたこの世論調査で、仮に一騎打ちになった場合に誰を支持するかと質問したところバイデン氏と答えた人が49%、トランプ氏と答えた人が39%だった。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員とトランプ氏の組み合わせでも、49%と40%というほぼ同じ割合で、トランプ氏が劣勢に立っていることが分かった。

 この調査の誤差(3ポイント)の範囲内ではあるが、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員、現在インディアナ州サウスベンド(South Bend)市長を務めているピート・ブーティジェッジ(Pete Buttigieg)氏もトランプ氏を1〜2ポイント上回っていた。

 民主党を元気づけるニュースの一方、前回2016年の大統領選でトランプ氏が勝利したフロリダ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州を含む重要州でトランプ氏がバイデン氏に2桁の大幅なリードを許しているという世論調査結果が出たという情報もリークされた。

 トランプ氏本人はABCにそのような世論調査結果は存在しないと述べたが、トランプ陣営は後に世論調査結果が存在すること自体は認めつつ、今年3月の古いデータだとして影響は小さいという態度を示した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は16日、トランプ陣営がこの世論調査結果のリークに激怒し、関係のあった世論調査会社5社のうち3社との関係を断ったと報じた。関係を断ったうちの1社は、トランプ氏の上級顧問ケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)氏が以前務めていた会社だという。

 米CBSニュース(CBS News)と調査会社ユーガブ(YouGov)が先月31日〜今月12日に複数の重要州で行った別の世論調査でも、民主党支持者の間でバイデン氏の人気が高く、来年の大統領選でトランプ氏を破る可能性が最も高い候補者であることが分かった。

 2020年11月3日の次回米大統領選までまだ500日以上もある。先週よく見られたツイッター(Twitter)への投稿によると、ここ数十年の米大統領選では、選挙戦のこの時期に遅れをとっていた候補者が最終的には当選している。トランプ氏もそういった候補者の一人だった。

 トランプ氏はフロリダ州オーランド(Orlando)で18日に開く集会で2020年大統領選への立候補を正式表明する予定。【翻訳編集】 AFPBB News

5415チバQ:2019/06/23(日) 10:00:37
>>5392-5393
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000035-jij-n_ame
米国防長官にエスパー氏指名へ=陸軍長官から昇格
6/22(土) 10:04配信 時事通信
米国防長官にエスパー氏指名へ=陸軍長官から昇格
マーク・エスパー米陸軍長官=3月7日、ワシントン(CNP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日、マーク・エスパー陸軍長官を次期国防長官に指名する意向を明らかにした。

 昨年末にマティス長官がトランプ氏との「意見の相違」を理由に辞任して以降、国防長官職は空席になっていた。就任には上院の承認が必要になる。

 エスパー氏は1986年に陸軍士官学校を卒業後、空挺(くうてい)師団の兵士として湾岸戦争に従軍。退役後は上院議員時代のヘーゲル元国防長官の政策顧問などを経て、防衛大手レイセオンで政府交渉担当の副社長を務めた。2017年11月に陸軍長官に就任した。ポンペオ国務長官とは陸軍士官学校で同期だったという。

 国防長官職をめぐっては、トランプ氏がシャナハン国防長官代行を指名する意向を示していた。だが、シャナハン氏は今月18日、家族の問題を理由に突如として指名辞退を表明。24日付でエスパー氏が長官代行に就任することが決まっていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00000030-asahi-int
米国防長官にエスパー陸軍長官指名へ 長官不在を解消か
6/22(土) 12:28配信 朝日新聞デジタル
米国防長官にエスパー陸軍長官指名へ 長官不在を解消か
マーク・エスパー氏=米陸軍のホームページから
 トランプ米大統領は21日、国防長官代行に24日付で就任するマーク・エスパー陸軍長官を国防長官に指名する方針を表明した。就任には米議会上院の承認が必要になる。イランとの緊張が高まる中、国防トップの長官が半年近く不在という異例の状態を早期に是正する必要があると判断したとみられる。

 エスパー氏は1986年、米陸軍士官学校を卒業し、湾岸戦争にも参加した。議会スタッフや国防次官補代理を務めた経験もある。近年は、米大手防衛産業レイセオン社で対政府関係などを受け持つ幹部を務めた。2017年11月に陸軍長官に就任した。

 イラン情勢では、米国の無人偵察機が撃墜されたことへの報復攻撃をトランプ氏が20日に承認し、攻撃直前に撤回するなど、一触即発の状態が続く。米紙ニューヨーク・タイムズによると、エスパー氏も同日のホワイトハウスの高官会議に出席していたという。

 ホワイトハウスは5月、シャナハン長官代行を長官に指名する方針を発表したが、シャナハン氏は今月18日、家庭の事情を理由に指名を辞退した。トランプ氏は後任のエスパー氏を「傑出した男」と評価し、「間違いなく素晴らしい仕事をするだろう」と述べた。(ワシントン=渡辺丘)

朝日新聞社

5416チバQ:2019/06/24(月) 22:19:24
https://www.afpbb.com/articles/-/3231540
米民主党の大統領候補指名争い、また一人名乗り 退役軍人のセスタック氏
2019年6月24日 12:45 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【6月24日 AFP】既に多数が名乗りを上げ乱立状態となっている2020年米大統領選の民主党候補の指名争いに、また新たな候補者が現れた。ペンシルベニア州選出の元下院議員で30年以上の軍歴を持つジョー・セスタック(Joe Sestak)氏が23日、大統領選に立候補する意向を明らかにした。

 セスタック氏は出馬を表明するビデオメッセージで、「私はジョー・セスタック。ベトナム戦争(Vietnam War)から冷戦(Cold War)時代、アフガニスタンやイラク、そして中国の台頭に至るまで31年以上にわたり、平時も戦時も軍服を身にまとってきた」と述べた。

 退役海軍中将であるセスタック氏は2007年から2011年までペンシルベニア州選出の下院議員を2期務め、ビル・クリントン(Bill Clinton)政権下で国家安全保障のスタッフとして仕えた。

 また、海軍兵役中だった2002年には湾岸地域で司令官として空母打撃群を率い、軍事作戦に関わった。これまで米上院議員選に2度挑戦したものの、いずれも敗れている。

 セスタック氏は一匹おおかみとの評判で党では異端視されており、米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の記者は同氏の立候補について「疲れ知らずかのめり込んでいるだけといったところ」と厳しい評価をしている。(c)AFP

5417チバQ:2019/06/24(月) 22:20:04
https://www.fnn.jp/posts/00046933HDK/201906241900_tarokimura_HDK
米大統領選民主党トップランナーがつまづいた! バイデン氏の過去に人種差別の影
子息の金銭疑惑も波乱要素


木村太郎
カテゴリ:ワールド
2019年6月24日 月曜 午後6:05

黒人を意味する差別用語「ボーイ」

バイデン前副大統領
来年の米大統領選で、民主党側の候補者選びではジョー・バイデン前副大統領が優勢と伝えられるが、ここへきて過去の人種差別問題でつまづいた形になっている。

バイデン氏は18日ニューヨークで行われた支持者との会合で講演し「最近の政治には礼儀正しさが欠けている」と自分が上院の新人議員時代の経験を次のように話した。
「私はジェームズ・イーストランド議員と同じ派閥に属していたが、彼は私のことを『ボーイ』とは決して呼ばなかった。常に『サン(息子よ)』と言ってくれた。そこには礼儀正しさが残っていたので、私たちは意見の違いを乗り越えて仕事ができたのだ」

実は「ボーイ」という言葉は「少年」以外に「黒人」を指す差別用語として使われる。またミシシッピ州選出のイーストランド議員は、黒人を「劣等人種」とまで言った人種差別主義者として知られている。

コーリー・ブーカー候補「バイデン氏は、直ちに謝罪せよ」

コーリー・ブーカー上院議員(ニュージャージー州選出)
つまりバイデン氏は人種差別主義のベテラン議員が新人の自分を「黒人」扱いしなかったから、当時は「礼儀正しさがあった」と言ったと受け止められ、民主党の候補を争う相手から非難の声が上がった。

「黒人を『ボーイ』と呼ぶことは冗談にもならない。白人優越主義を永続化し、アフリカ系米国人から人間性を奪い取るだけだ。(中略)正直言って、バイデン氏が直ちに謝罪しなかったことに失望するばかりだ。彼の言葉は多くの米国人に不快な思いを蘇らせたからだ。謝罪すべきだ」

黒人の大統領候補のコーリー・ブーカー上院議員(ニュージャージー州選出)はこのような声明を発表したが、バイデン氏は「何に謝罪するのだ」と反発している。

人種差別撤廃に消極的だったバイデン氏
この問題は、バイデン氏自身の人種差別問題にも火をつけることになった。

バイデン氏は、新人上院議員時代の1977年に「反バッシング法案」を提案した。「バッシング」というのは、教育上の差別撤廃のために白人居住区の生徒を黒人居住区の学校に、黒人生徒は白人居住区の学校へバスで通学させるというもので、当時から「逆差別」との反対論が白人社会から上がっていた。

バイデン氏の法案は裁判所がバッシングを強制できないようにするというもので、上院で賛同者を集めるのに努力したが僅差で実現できなかったが、その過程で上院司法委員長だったイーストランド議員の助けを得たようで、最近同議員に当てたバイデン氏の手紙が発見されていた。

「今回の反バッシング法案について、委員会での審議にご助力賜ったことに心より御礼申し上げます」

この手紙は、バイデン氏が人種差別主義者のイーストランド議員とは立法の助けを得る仲で、自身も人種差別撤廃には消極的であったことを裏付けたことになり、これから本格化する民主党の候補選びに出足でつまづいた形になった。

バイデン氏をめぐっては、他にも二男のハンター・バイデン氏の中国やウクライナとの金銭疑惑も取りざたされており、今は支持率でトップを走るものの先行きは波乱含みのようだ。

5418チバQ:2019/06/24(月) 22:24:21
>>5399とか
ジョゼフ・バイデン元副大統領
バーニー・サンダース上院議員
エリザベス・ウォーレン上院議員
ピート・ブティジェッジ市長
カマラ・ハリス上院議員

https://jp.wsj.com/articles/SB11478348302550594552304585384272744669274
米大統領選、民主党レース序盤は先頭集団5人に
By Ken Thomas and Julie Bykowicz
2019 年 6 月 24 日 10:13 JST

 【ワシントン】現職ドナルド・トランプ大統領への挑戦権獲得を目指す民主党の候補者選び。異例の乱立状態となるなか、誰が混戦から抜け出すか、または落ちこぼれるかの分かれ目はこの夏に訪れそうだ。

 大統領選出馬を表明した24人の民主党候補のうち、今週のテレビ討論には20人が参加する予定。しかし現段階で、米国民の関心は5人に絞られている。

 オバマ前政権で副大統領を2期務め、デラウェア州選出の上院議員を6期務めたジョー・バイデン氏は自身の政治経験を武器に、世論調査で他の候補を引き離してトップに立っている。しかし、このところは、公費による妊娠中絶支援をめぐる方針転換、差別主義的な上院議員らと協力した過去を懐かしむ姿勢などが、長い議員生活の産物として関心を集めている。こうした状況は他の候補者にとって、バイデン氏との対立軸を示すチャンスを与えるものだ。

 バイデン氏に続く候補の中では、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)、インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州)が2位集団を形成している。6月に公表された全国規模の複数の世論調査では、この5人がほぼ上記の順番で他の候補者を引き離しているが、幾つかのケースではサンダース氏とウォーレン氏、ブティジェッジ氏とハリス氏の順番が入れ替わっている。

 グーグル検索、ケーブルテレビ視聴者数、早期の資金集めの状況など、他のデータからも、現時点での順位については似たような結果が得られている。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが今月実施した調査では、ウォーレン氏を強く支持する、もしくは同氏に満足しているとの回答は3月時点に比べ若干増えた。一方、バイデン、サンダース両氏に対して、強い支持か満足感を示した回答者は3月調査に比べ減少した。

 異例の混戦となっている民主党予備選にメディアの注目が集まることで、候補者の資金集めには追い風となる。資金集めが好調になれば、各陣営は有権者の関心を引き付けるための選挙広告や直接的な呼び掛けへの拠出が容易になる。

 26、27日の夜にマイアミで行われる討論会は、早期に支持率でリードしている候補者だけでなく、それほど人気の高くない候補者にも資金集めに向けた大きなチャンスを提供する。3日後には、第2四半期の資金集めのデータを公表して注目を集める機会も到来するが、各陣営は7月半ばまではその情報を連邦選挙委員会(FEC)に報告する義務はない。

5419チバQ:2019/06/24(月) 22:24:46
 民主党候補による2回目の討論会は7月終わりに行われる。9月終わりに次の資金集めの報告書が公表されるまでには、候補者はふるいにかけられ始めているかもしれない。

 民主党大統領候補のベテラン選挙スタッフで、ブティジェッジ氏を支援するスティーブ・エルメンドーフ氏は「9月か10月になって23人の候補者がいるとは思わない」と述べた。

 ニュースの見出しに割って入れない候補者は、夏の終わりまでに資金不足になる可能性がある。民主党のストラテジストらは、少なくとも来年2月以降早期に予備選ないし党員集会が行われる州(アイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナとネバダ)を切り抜けるのに十分な競争力を持つためには、陣営に5000万ドル(約53億5000万円)以上の運営費用がかかる可能性があるとみている。

 2016年大統領選でヒラリー・クリントン氏の選対責任者を務めたロビー・ムーク氏は、「現段階は全国的な選挙運動となっているが、ここでどれだけの注目を集められるかが、早期に予備選や党員集会が行われる州でうまくやれるかに関わってくる」と述べる。同氏によると、民主党全国委員会(DNC)は今月と次回の討論会の参加資格として、全国世論調査と6万5000人の寄付者の数値を利用することを決めており、これがそうした現実を一層際立たせるという。「つまり、最大の問いは誰がニュースをもたらすのか、誰が注目を集めるのかだ」

 ニールセンのデータによると、バイデン氏以外で大統領選に出馬経験がある唯一の候補であるサンダース氏は、4月にFOXニュースで放映された対話集会で推計260万人の視聴者を集めた。これは出馬表明した民主党候補者のケーブルテレビ視聴者数では最も多い。

 グーグルトレンドのデータによると、過去30日間の検索回数では、バイデン、ブティジェッジ、ウォーレンの各氏についての情報検索が他のどの候補よりも多かった。

 バイデン氏は4月26日の出馬表明以降、主として資金集めに焦点を当てている。先週にはニューヨーク市で4回予定されていた会合の一つで約100人の参加者に対し、「私はあなたたちを本当に必要としている」と訴えた。

 バイデン氏は資金提供者らに対し、資金集め戦略が成果を上げていると語り、献金の平均額や資金提供者の数を合わせると2000万ドル前後の選挙資金となると説明した。

 他の陣営は最新の資金獲得状況について明確にするのを控えている。ただ、事情に詳しい関係者2人によれば、ブティジェッジ氏は先月、資金提供者らへの電話で4月には1-3月に得たのと同規模の700万ドルの資金を集めたことを明らかにしている。この話はポリティコが最初に報じていた。

 ブティジェッジ氏は資金集めに奔走しているが、サウスベンド市で6月16日に白人警官が黒人男性を銃で撃って死亡させる事件があったため、先週は市長としての仕事にかかりきりとなった。

 多くの候補者は選挙運動への市民の関心を高め、新たな資金提供者を引き寄せるため、費用のかからないケーブルテレビニュースやポッドキャストへ出演、高額ではないデジタル広告を利用している。DNCは9月の討論会を行う上で、2つある数値上の参加基準を事実上2倍に引き上げた。それによれば、候補者は少なくとも4つの世論調査で2%の支持を獲得しているか、あるいは少なくとも13万人の寄付者を獲得していなければならない。

 この基準は、候補者が資金集めに引き続き焦点を当てなければならないことを意味している。夏の終わりまでに基準を満たせなかった候補者にとって、大統領選活動は終了することになるだろう。

5420チバQ:2019/06/26(水) 17:48:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000572-san-n_ame
候補乱立の異例討論会スタート 米民主党 バイデンVS左派候補
6/26(水) 16:50配信 産経新聞
候補乱立の異例討論会スタート 米民主党 バイデンVS左派候補
民主党のライバルたちが優位
 【ニューヨーク=上塚真由】来年11月の米大統領選に向けた民主党候補者指名争いの第1回テレビ討論会が26〜27日に南部フロリダ州マイアミで行われ、トランプ大統領への“挑戦権”をめぐる論戦がスタートする。民主党は予備選の活性化のため、討論会の参加基準を変更し、20人と異例の多さの候補が登場する。

 政策では「左傾化」する候補がひしめき、先頭に立つ中道穏健派のジョー・バイデン前副大統領(76)に舌戦を挑む構図が予想される。現時点の世論調査ではトランプ氏を上回る支持を受ける候補が多く、討論会は第1回から、大統領選で同氏に「勝てる候補」であることをアピールする場になりそうだ。

 民主党指名争いには主要候補だけで24人が出馬を表明。第1回討論会ではこのうち20人が参加し、2日間にわけて10人ずつ登場する。支持率上位者では26日にエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が登壇。27日にはバイデン氏のほか、バーニー・サンダース上院議員(77)、カマラ・ハリス上院議員(54)、中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ氏(37)が顔をそろえる。

 参加者の多さで「かつてない討論会」(米紙ニューヨーク・タイムズ)となるのは、党全国委員会が参加者の選考基準を変更したためだ。新基準は(1)世論調査で1%以上の支持率を3回獲得(2)個人献金者6万5000人以上-となり、支持率が1%に満たない候補でも個人献金が集まれば参加可能となった。

 泡沫(ほうまつ)候補にも全国にアピールできる機会が得られる一方で、「議論が深まらず、自らの主張を言い合うだけの演説会になりかえない」との懸念も噴出。9月の第3回討論会では、支持率「2%」、個人献金者「13万人」と基準が引き上げられた。

 黒人や女性など多様な顔ぶれで注目される今回の指名争いだが、国民皆保険の徹底を掲げるサンダース氏や、富裕層課税を提唱するウォーレン氏ら大半が左派や急進左派で、政策論議は広がりを欠く。

 有力候補では唯一の中道穏健派のバイデン氏への批判が集中する展開も予想され、米紙ワシントン・ポストは「バイデン氏にとって大きなテストとなる。他の有力候補の中でうまく立ち振る舞えば、(首位の)地位を確固たるものにできる」と指摘。今後を占う重要な討論会になると分析している。

5421チバQ:2019/06/26(水) 22:15:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000015-asahi-int
トランプ夫人の広報、政権の「顔」就任 グリシャム氏
6/26(水) 10:18配信 朝日新聞デジタル
トランプ夫人の広報、政権の「顔」就任 グリシャム氏
新しいホワイトハウス報道官に就任するステファニー・グリシャム氏=ロイター
 トランプ米大統領のメラニア夫人は25日、自身のツイッターで、政権の「顔」となる新しいホワイトハウス報道官に、メラニア氏の広報担当ステファニー・グリシャム氏(42)が就くと発表した。空席だった広報部長も兼務する。

【写真】新しいホワイトハウス報道官に就任するステファニー・グリシャム氏=ロイター

 メラニア氏は、グリシャム氏について「2015年以来、彼女は我々とともにある。大統領と私は、政権と米国のために働く上で、彼女以上に適任な人物を思いつかない」と投稿。現職のサラ・サンダース報道官は今月末で退任すると発表している。トランプ政権発足から約2年半で、グリシャム氏が3人目の報道官となる。

 米メディアによると、グリシャム氏は地元アリゾナ州で、共和党の政治家のために広報の仕事を務めていた。15年に大統領選候補だったトランプ氏の選挙演説を手伝って以来、トランプ氏の陣営に入った。選挙戦終盤ではトランプ氏にずっと同行して広報担当などを務めた。

5422チバQ:2019/06/28(金) 20:14:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000072-mai-n_ame
バイデン氏防戦で民主党候補指名は波乱含み 20年米大統領選
6/28(金) 18:20配信 毎日新聞
バイデン氏防戦で民主党候補指名は波乱含み 20年米大統領選
バイデン前副大統領=AP
 2020年米大統領選でトランプ大統領の再選阻止を狙う民主党候補の2日目のテレビ討論会が27日、南部フロリダ州マイアミで開かれた。現時点で支持率上位5人のうち4人が参加。支持率トップのバイデン前副大統領(76)が防戦に回る場面が目立ち、今後の候補者指名争いの波乱を予感させる展開となった。

 会場が最も張り詰めたのは、人種問題に関するやりとりの際だった。黒人女性のハリス上院議員(54)が「バイデン氏に言いたいことがある」と切り出し、「人種差別政策を進めていた上院議員2人をほめるようなことを語ったと聞き、心が痛んだ」と語気を強めて批判した。バイデン氏は18日にあった支持者集会で、他党とも協力できるという趣旨から「人種差別的な上院議員とも一緒に仕事をした」と語り、批判を浴びていた。ハリス氏はさらに、児童をバスで他地域の学校に通わせ人種の融合を進めた1970年代の政策にバイデン氏が反対していたこともやり玉に挙げた。

 これに対し、バイデン氏は「私の立場を正確に表現していない」などと反論したが、発言について謝罪はしなかった。

 ハリス氏は、銃規制や移民政策でも司会者の質問に明快に答え、米メディアの多くが「この日の勝者はハリス氏」と伝えた。

 サンダース上院議員(77)は「ウォール街、保険会社、製薬会社と戦うガッツがなければ何も変わらない」などと訴え、大企業批判を展開した。

 中西部インディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長(37)は「中国の挑戦を深刻に受け止めるべきだ」と語り、「米国の民主主義が揺らいでいるため、中国の権威主義モデルが注目されている」と懸念を示した。

 2日間の討論会には計20人が参加。回答時間が1分以内に制限されているため議論は深まらなかったが、今後の議論の骨格が見えてきた。民主党候補らは、連邦政府の力を強め、所得格差是正や医療保険制度改革を進める必要があるとの考えは共通している。ただ、どこまで政府が市場に介入し、企業を規制するかで割れている。サンダース氏やウォーレン上院議員(70)ら左派は、公的保険制度の確立のため民間保険会社を排除することまで提案している。移民政策では、トランプ政権の強権的な取り締まりに反対し、移民受け入れを進める必要があるとの認識では一致。だが、査証(ビザ)なしで入国することを刑事罰の対象とするかしないかでは、意見が分かれている。【ワシントン古本陽荘】

5423チバQ:2019/06/28(金) 20:15:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000039-jij_afp-int
米民主党公開討論会、首位候補のバイデン氏に集中砲火
6/28(金) 19:37配信 AFP=時事
米民主党公開討論会、首位候補のバイデン氏に集中砲火
米フロリダ州マイアミで行われた2020年大統領選に向けた野党・民主党の公開討論会に出席したジョー・バイデン前副大統領(左)とバーニー・サンダース上院議員(右、2019年6月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で27日夜、2020年大統領選に向けた野党・民主党の公開討論会の2日目が行われた。世論調査で首位を走るジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)は、打倒ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を目指す戦いを若い世代に託すよう求められるなど、多方面から集中砲火を浴びた。

【関連写真】米民主党の公開討論会

 全米にテレビ中継された討論会で、バイデン氏は視聴者へのアピールを試みる9人の候補と対峙(たいじ)。その中には世論調査で2位につけるバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(77)ら上位5人のうち4人が居た。

 バイデン氏は荒れ模様となった論戦で守勢に立たさされながらも、トランプ大統領に挑むのに誰よりも有利な立場にいるのは自分だと強調した。

 トランプ氏について、バイデン氏は「おぞましい」政策で所得格差を拡大してきたと批判。サンダース氏も「いんちき」大統領、「病的なうそつきで人種差別主義者」と非難した。

 しかし7年ぶりにテレビ討論会に参戦したバイデン氏は、自身の半分の年ほどの若い候補らから、冒頭から予想以上に痛烈な攻撃を受けた。

 エリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員(38)は、民主党指導部の新世代は気候変動対策や、健康保険の適用範囲拡大、銃暴力の削減などについて、旧世代よりも多くの知識を持っていると主張。バイデン氏に「バトンを渡す」よう求めた。

 また唯一の黒人女性候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員は、バイデン氏の最近の発言に、差別主義者の米上院議員らに対する批判を避けるような「人の心を傷つける」発言があったことを認めるよう迫った。

 会場が静まり返る中、バイデン氏は人種差別主義者を称賛したことはないと主張。黒人が多く居住する地区の子どもを、富裕地区のより良い学校に通学させる1970年代の試みに反対した事実はないと否定した。

 ハリス氏は、「カリフォルニアに、公立高校の統合が行われた二級市民とされた少女が居た。その子は毎日バスで通学していた」「私こそその少女だ」と訴えた場面は、今回の討論会のハイライトの一つとなった。

 バイデン氏は、新世代だけでなく古参のサンダース氏からも攻撃を受けた。サンダース氏が、米議会上院でイラク戦争に賛成票を投じたことについて問うと、バイデン氏はイラクから15万人の部隊を撤退させたことで責任を取ったと主張。

 この発言にサンダース氏がかみつき、「ジョーはあの戦争に賛成票を投じた。私は反対派を率いる支援をした。あの明らかに失敗した戦争のことだ」と責め立てた。【翻訳編集】 AFPBB News

5424チバQ:2019/06/29(土) 09:02:16
https://www.afpbb.com/articles/-/3232493
米大統領選の民主党候補者10人、初の公開討論 ウォーレン氏に脚光
2019年6月27日 21:05 発信地:マイアミ/米国 [ 米国 北米 ]
【6月27日 AFP】2020年の米大統領選へ向け、民主党候補の指名争いに名乗りを上げている10人が26日、初の公開討論(ディベート)を行った。優勢にあるエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(70)が、その立場をいっそう固める結果となった。遅れをとる候補者らは注目を浴びるために移民問題を取り上げる傾向が目立った。

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inRead invented by Teads
 前回の2016年大統領選以来、最大の政治討論会となる民主党候補らのディベートは二晩にわたってマイアミで行われている。論戦の口火を切ったのは、ベト・オルーク(Beto O'Rourke)元下院議員、コリー・ブッカー(Cory Booker)上院議員、テキサス州サンアントニオ(San Antonio)の元市長フリアン・カストロ(Julian Castro)氏、ニューヨーク市のビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長らで、医療制度から経済格差、気候変動に対する取り組み、銃問題、対イラン外交、移民問題まであらゆるテーマを活発に論じた。

 民主党の候補らは経済、そして移民問題でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を強く批判した点では共通したが、次期大統領が米国をどの程度、よりリベラルな路線に移すべきかについては見解が分かれた。

 移民問題に関する論戦の最中には、オルーク氏、ブッカー氏、カストロ氏がスペイン語を織り交ぜ、今や票田としてますます大きな影響力を持つようになっているヒスパニック系有権者に公然とアピールした。

 またデブラシオ氏は、移民が米国民に災難をもたらしたという言説に対し、「あなた方を痛めつけたのは移民ではない。大企業だ」と力説して拍手喝采を浴びた。

 中でも自らが大統領に就任した場合の具体的な優先政策を示したのはウォーレン氏で、富裕層への課税や巨大IT企業の分割などを掲げた。

 クライマックスとなるのは27日の討論で、首位を走っているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領とそれを追うバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員ら10人が対決する。

 一方、大阪で28日に開幕する20か国・地域(G20)首脳会議のためにアジアへ向けて出発したトランプ氏は、自分のライバルとなる相手たちをけなすチャンスを逃さず、大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)からツイッター(Twitter)に「退屈だ!」と投稿した。(c)AFP/Leila Macor, with Michael Mathes in Washington

5425チバQ:2019/07/09(火) 19:31:28
https://www.asahi.com/articles/ASM4N243RM4NUHBI008.html?iref=pc_rellink
同性愛者の米大統領誕生も? 今一番勢いある野党の若手
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サウスベンド〈インディアナ州〉=鵜飼啓 2019年4月29日11時00分
 ミレニアル世代で同性愛、人口10万人の中西部の市長――。2020年の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、異色の候補が脚光を集めている。インディアナ州サウスベンドのピート・ブダジェッジ市長(37)。1カ月ほど前はほぼ無名だったが、瞬く間に主要候補の仲間入りを果たした。今一番勢いに乗っている候補だ。当選すれば史上最年少、初の同性愛者の米大統領となる同氏にチャンスはあるのだろうか。

 「難しい話を聞く前に、一番気になる問題がある」

 米ケーブルテレビCNNが3月10日にブダジェッジ氏を招いて開いた市民対話集会で、司会のジェイク・タッパー氏がこう切り出した。

 「あなたとあなたの夫の間には、名前をどう発音するか意見の相違があるようだ。夫は『buddha-judge(ブダ・ジャッジ)』、あなたは『BOOT-edge-edge(ブート・エッジ・エッジ)』と説明している。どう発音すればいい?」

 「どっちでもいけますよ。地元ではメイヤー・ピート(ピート市長)と呼ばれています」

 全米テレビ中継されたこの集会での実直でさわやかなやりとりと鋭いトランプ政権批判が高い評価を得て、ブダジェッジ氏は一躍名前が知られるようになっていく。だが、この時点では候補者乱立の民主党予備選で「その他大勢」の一人。米メディアでさえ、父が地中海の島国マルタからの移民で、米国でも珍しい名字を持つ若き市長の名前の読み方が分からなかったのだ。(朝日新聞では米国駐在の複数の特派員が市長本人の発音を繰り返して聞き、カタカナ表記を「ブダジェッジ」とすることに決めました)

ノーマークから3位人気に

 この日以来のブダジェッジ氏の勢いには目を見張るものがある。

 主要テレビ局のトーク番組にひっぱりだことなり、娯楽メディアにも登場。集会には想定を大きく上回る参加者が詰めかける。16日にアイオワ州デモインで開いた集会には、参加者50人を想定していたところ1600人が集まったという。

 昨秋の中間選挙での健闘で民主党の「新星」との期待を集め、大統領選に名乗りを上げたベト・オルーク前下院議員もかすむ勢いだ。当初は各種世論調査で支持率が0〜1%と低迷していたが、エマーソン大学が11〜14日に行った世論調査では、オルーク氏や有力候補と目される女性のカマラ・ハリス上院議員らを上回る9%に急上昇し、3位に食い込んだ。

 前回の予備選でヒラリー・クリントン氏と激戦を繰り広げたバーニー・サンダース上院議員(29%)、ジョー・バイデン前副大統領(24%)とはまだ差があるものの、大健闘と言える。

 米大統領選では資金力が大きくものを言うが、ブダジェッジ氏は第1四半期に700万ドル(約7億8千万円)の献金を集めた。サンダース氏の1820万ドル、ハリス氏の1200万ドル、オルーク氏の940万ドルに次ぐ額だ。ブダジェッジ氏は14日に地元サウスベンドで大統領選への立候補を正式表明したが、陣営によると表明後数時間でさらに100万ドルが集まった。

「珍しいタイプ」
 なぜ、大統領選の被選挙権(35歳以上)を得たばかりのこの若者がこれほどまでに人を引きつけるのか。

 ワシントン・ポスト紙の政治分析コラムは理由の一つに「民主党にしては珍しいタイプであること」と挙げる。

 民主党は東海岸と西海岸の大都市に支持者が多いが、ブダジェッジ氏は製造業の衰退で長く停滞していたサウスベンドで生まれ育ち、市長として街の再興に尽力したという「中西部要素」を備える。市長在任中に海軍予備役として招集され、アフガニスタンで7カ月従軍したという経験もあり、こうした点は「発展に取り残されてきた」との不満を抱える層や、地方に多い共和党支持者からも共感を得やすいポイントだ。

 名門ハーバード大卒、難関のローズ奨学生としてオックスフォード大で学んだトップエリートでもあり、高齢層にも安心感を与える一方で、若い世代を中心にリベラル色を強める民主党支持者にアピールできる条件もある。

5426チバQ:2019/07/09(火) 19:32:03
 ミレニアル世代という若さと、同性愛者であるという点だ。

 「学校での乱射事件が当たり前になった世代で、米同時多発テロ以降、部隊に多くの人を送った世代に属している。一生にわたって気候変動の影響を受ける世代であり、根本的に変えない限り、親の世代よりも経済的に苦しいというこの国初の世代になってしまう」

 ブダジェッジ氏は14日の立候補演説でこう語り、「新しい時代の指導者が必要だ」と訴えた。若い世代に「自分たちと同じ目線で語れる政治家」を印象づける。

パートナーも人気
 自身が多様性の象徴でもある。リベラル派にとっては、LGBTQなど性的少数者の権利擁護や社会への包摂は重要なテーマの一つだ。

 ブダジェッジ氏が同性愛を公表したのは市長2期目を控えた15年。すでに30代で、比較的遅い公表だったが、18年にはデートアプリで知り合ったというチャスティン氏と結婚。演説でもチャスティン氏がしばしば話題に上る。

 「両親が闘病して大変だったとき、チャスティンも一緒にいてくれた。私の心の中だけでなく、病院や州、そして法律の立場から見ても、彼は法律にのっとって結婚した私の配偶者であり、家族の一員なのだ」

 ブダジェッジ氏の躍進とともにチャスティン氏もソーシャルメディア上での人気者に。14日の集会では演説を終えるとチャスティン氏が壇上に登場。大きな歓声の中、2人で手をつないで壇から降り、参加者と握手をして回った。

5日にニューハンプシャー州であった対話集会に参加した同性愛者のフィリップ・グロスマンさんはこう期待する。

 「同性愛を公表した候補者がここまで受け入れられるのを初めて見た。メイヤー・ピートの活躍でLGBTの仲間から選挙に出る人が増え、政治の場で中心的な地位を占められるようになればよいと願っている」

 人柄も好感されている。集会の参加者らに話を聞くと、多くの人が支持理由に挙げるのが「誠実な人柄」だ。オルーク氏が場を盛り上げるのがうまい政治家なのに対し、ブダジェッジ氏はむしろ冷静に対話をし、相手を引き込んでいくタイプだ。

「死にゆく10都市」で
 立候補表明に立ち会おうと車で約2時間のシカゴから駆けつけたITコンサルタントのケイティー・マーティンさん(25)は「メイヤー・ピートは米国民をいろんな意味で体現していて、この国のさまざまな層の人たちの心に声を届けることができる」と語る。大学院進学のためにフロリダ州からサウスベンドに引っ越し、街が気に入ってとどまっているというケイト・ミシュリーさんは「市長選などを手伝って本人と会ったこともあるけど、本当に良い人。見たとおりの人」と話す。

 市長選の討論会の司会や地元テレビ局のインタビューで何度もブダジェッジ氏と向き合ったことがあるというインディアナ大学サウスベンド校のエリザベス・ベニオン教授は、29歳で市長に初当選したときの選挙と現状を重ね合わせる。

 「最初の市長選の予備選には地元で知られた政治家やビジネスマンが複数立候補していて、無名のブダジェッジ氏は本命候補ではなかった。だが、経歴を見て少し関心を持ち、彼の主張に耳を傾けてみるとたちまち感心させられる。彼には『もっと話を聞いてみたい』と思わせる力がある」

 ベニオン氏は「スタイルと中身」の両方でブダジェッジ氏が支持者を引きつけていると話す。

 サウスベンドは1963年に最…こちらは有料会員限定記事です。

5427チバQ:2019/07/09(火) 19:32:55
https://www.asahi.com/articles/ASM74421KM74UHBI00Z.html?iref=pc_rellink
衝撃のしどろもどろ 対トランプ氏「勝てる候補」消えた
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マイアミ=土佐茂生 2019年7月5日20時20分
 マイアミの夜は暑かった。

 マイアミと言えば、1980年代の刑事ドラマ「マイアミ・バイス」がすぐに浮かんでくる。ヤン・ハマーの格好良い主題歌に乗せて、男前のドン・ジョンソンがさっそうとマイアミの町を駆け抜ける。

 青い海と白いビーチ。海岸に沿って立つ高層ビル。そして、センスの良いウォール・ペインティングが広がるんだけど、一瞬、危険な香りも漂うような地域が混在する町だ。

 と言っても、今回はまったくビーチは拝めなかった。2020年大統領選に向けて、誰がトランプ大統領と対峙(たいじ)するのか。その民主党候補者を決めるためのテレビ討論会が6月26、27日の2日間、このマイアミで開かれたのだった。

注目は2人のおじいちゃん
 民主党は大統領選で、計12回のテレビ討論会を開く予定で、マイアミは1回目だ。現在、民主党からは実に24人もの候補者が出馬している。過去最多だ。

 このため民主党は、今回と7月30、31日にデトロイトである2回目の討論会に関し、参加資格を(1)指定した複数の世論調査で、1%以上の支持率を3回獲得(2)献金を6万5千人以上から集める、という二つの条件のうち、どちらかをクリアすることとした。

 ただ、この条件は前回大統領選の時よりハードルが低い。党としては最初の2回の討論会は、候補者を絞り込むというよりは、有権者にできるだけ多くの候補者を知ってもらうことを重視した。党の多様性をアピールし、国民の生活に直結するような医療などの政策について建設的な議論を示すことで党全体の支持を広げたいという思惑があった。

 結果、24人のうち、20人が条件をクリア。10人ずつ2日間に分けて討論会を開くことになった。

 注目は2人の「おじいちゃん」だった。

 ジョー・バイデン前副大統領(…

5428チバQ:2019/07/09(火) 19:33:56
>>5377-5378
https://www.afpbb.com/articles/-/3234292
米大統領選、民主党候補指名争いで初の撤退 若手のスウォルウェル氏
2019年7月9日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【7月9日 AFP】2020年米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げていたエリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員(38)が8日、選挙戦からの撤退を表明した。混戦となっている民主党の候補指名争いで、撤退を表明したのはスウォルウェル氏が初めて。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(Real Clear Politics)」によると、スウォルウェル氏の支持率は、先月26、27の両日行われた民主党の討論会で現在支持率トップのジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)に対し、若い世代に「バトンを渡す」よう求めたことでわずかに上昇したが、最後まで1%を超えることはなかった。

 スウォルウェル氏の撤退後も、2020年大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の対抗馬となる民主党候補の指名争いには20人以上が残っている。

 バイデン氏は現在も首位を走っているが、リアル・クリア・ポリティクスによれば、32%あった支持率は討論会後、26%に下がった。

 一方、黒人女性候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員は、討論会でバイデン氏と人種差別をめぐり討論したことで支持率が7%から15.2%に上がり、2位に浮上した。(c)AFP/Elodie CUZIN

5429チバQ:2019/07/09(火) 19:35:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070900662&g=int
米大統領選、ウォーレン氏への献金急増=サンダース氏しのぐ-民主
2019年07月09日14時35分



米民主党のウォーレン上院議員=6月29日、シカゴ(EPA時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選に出馬表明している民主党のウォーレン上院議員の陣営は8日、4〜6月に同氏が集めた献金が1〜3月期の約3倍の1910万ドル(約21億円)に上ったと発表した。同じ左派のサンダース上院議員(1800万ドル)を上回り、同党の候補者では3位となった。


 ウォーレン氏は、政界に影響力を持つ「大口ドナー」の献金を受け取らない方針を表明しており、平均28ドル(約3000円)という小口の献金が中心。同氏の選対責任者は米メディアに「草の根の支援を受ける候補の中では、誰よりも多くの献金を集めた」とアピールした。

5430チバQ:2019/07/16(火) 10:49:37
https://www.afpbb.com/articles/-/3235261
トランプ氏、ロス商務長官の更迭を検討か 米報道
2019年7月16日 6:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【7月16日 AFP】米NBCニュース(NBC News)は15日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がウィルバー・ロス(Wilbur Ross)商務長官の更迭を検討していると報じた。来年実施される国勢調査で市民権について尋ねる質問を盛り込めなかった事態を受けた動き。

 米連邦最高裁判所は先月、米政権が国勢調査に市民権に関する質問を追加することを阻止。これを受けトランプ氏が11日、質問追加を断念すると表明した際、ロス氏はトランプ氏の隣にいた。

 NBCニュースの15日の報道によると、複数の匿名筋の話としてトランプ氏が側近らに対し「早ければ今夏にも」ロス氏を解雇するかどうか検討していると語ったという。

 商務省の報道官はAFPへの電子メールでの回答で、ロス氏が「商務省を新たな時代へと導き、大統領の指導と指示のもと、われわれは米国の諸事業を不公正な貿易慣行からよりよく支援し、ようやくわが国の国家・経済安全保障の強化」が完了したと述べた。

 国勢調査の一件は、ロス氏に打撃となったと広く見られていた。ロス氏は市民権の有無を尋ねる質問追加の根拠として、投票権法(1965年)を施行する取り組みの一環として、司法省から要請を受けたためと主張。最高裁判事らはこの主張が信頼性に欠けるとの判断を下していた。(c)AFP

5431チバQ:2019/07/16(火) 10:50:37
https://www.afpbb.com/articles/-/3208029
無給職員の苦境「理解できない」 富豪の米商務長官、ローン推奨し批判殺到
2019年1月25日 12:03 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【1月25日 AFP】米連邦政府機関の一部閉鎖が1か月以上に及ぶ中、富豪のウィルバー・ロス(Wilbur Ross)米商務長官が24日、無給の生活が続く連邦職員がボランティアの食料配給に頼っているのは「なぜなのか全く理解できない」と発言し、金融機関のローンを利用すればいいと主張して批判を浴びている。

 対メキシコ国境壁の建設費を連邦予算に盛り込むかどうかをめぐるドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と民主党の攻防に端を発する連邦政府機関の一部閉鎖は、34日目に突入した。給与支払いが滞っている連邦職員80万人の中には、ホームレス支援施設の食料配給で日々の食事をやりくりする人も出ている。

 米ニュース専門放送局CNBCのインタビューで、こうした状況を把握しているか問われたロス長官は「もちろん知っているが、なぜなのか全く理解できない」と答えた。

 ロス氏は、無給で働いている職員もいつかは未払い給与を受け取ると指摘。「職員らがそれ(未払い給料)を担保に借金してはいけないという理由は全くない」「給料か、何もなしかというのは、あまり妥当な発想ではない」と述べた。

 ロス氏は「困難な状況にある人たちについては、気の毒に思う」とも付け加えたが、一連の発言に、トランプ政権は政府閉鎖の及ぼしている影響を黙殺していると反発の声が上がっている。

 民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長は、「そんなことをすればその日暮らしになることを、彼らはまるで理解していない」と批判。「『(パンがなければ)ケーキを食べればいいじゃない』ということか」と記者団の前でロス氏の発言をやゆした。

 チャック・シューマー(Chuck Schumer)民主党上院院内総務も、「連邦職員を駒として扱うトランプ政権の冷淡な無関心さの表れ」だと非難。「ロス長官、株のブローカーにちょっと電話して持ち株を幾らか売るなどということは、彼ら(連邦職員)にはできないんだ。給与が必要なんだ」と述べた。

 批判は共和党内からも上がっている。ミット・ロムニー(Mitt Romney)上院議員は、「あのような発言が役に立つとは思わない」と一蹴。トランプ大統領も「たぶん違う言い方をするべきだった」と記者の質問に答え、無給のまま勤務する職員たちについて「私は彼らが大好きだ。尊敬している。素晴らしい仕事ぶりに本当に感謝している」と語った。

 トランプ政権高官が政府機関閉鎖に伴う連邦職員の待遇をめぐる発言で反感を買うのは、これが初めてではない。

 大統領経済諮問委員会(CEA)のケビン・ハセット(Kevin Hassett)委員長は今月、公共放送PBSのニュース番組「ニュースアワー(NewsHour)」で、政府閉鎖で一時帰休を強いられている連邦職員について「仕事に行かなくてもよい」「つまり、休暇を得たわけだ」と発言。「そして復職すれば、彼らは未払い給与を手にする。いっそう暮らし向きが良くなるようなものだ」と述べ、非難を浴びていた。(c)AFP/Chris Lefkow

5432チバQ:2019/07/16(火) 13:22:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000023-jij_afp-int
トランプ氏「嫌なら出ていけ」発言に非白人系女性議員ら反論、与党からも批判
7/16(火) 12:44配信 AFP=時事
トランプ氏「嫌なら出ていけ」発言に非白人系女性議員ら反論、与党からも批判
米首都ワシントンで、ドナルド・トランプ米大統領の「米国が嫌なら出ていけ」発言に抗議し、会見を開くイルハン・オマル氏(中央)ら民主党の非白人系女性議員(2019年7月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が、野党・民主党の非白人系の女性議員らを念頭に「米国が嫌ならば、出ていけばいい」と述べたことは極めて人種差別的だとして、民主党のみならず与党・共和党の一部からも批判を浴びている。

【写真】米国製品広報イベント「メード・イン・アメリカ」でのトランプ氏

 トランプ氏は14日にまずツイッター(Twitter)への連続投稿で民主党議員らを攻撃し、米国が嫌なら出身地に戻ればいい、と述べた。

 さらに15日、ホワイトハウス(White House)で行われた米国製品の広報イベント「メード・イン・アメリカ(Made in America)」に出席したトランプ氏は報道陣に対し、「彼らは文句しか言わない」と発言。「彼らは米国を嫌悪する人々だ」「ここが嫌ならば、出て行けばいい」などと語った。さらに「(国際テロ組織)アルカイダ(Al-Qaeda)のような米国の敵」を愛する者たちだとも述べた。

 記者から、発言を人種差別的と捉える人が多いが気にならないかと聞かれたトランプ氏は、「心配ではない。多くの人が私に同意しているから」と答えた。

 トランプ氏は議員の名前を挙げなかったが、同氏が念頭に置いていたのは、前回の下院選で初当選を果たした、プエルトリコ系のアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏、ソマリア生まれのイルハン・オマル(Ilhan Omar)氏、パレスチナ系のラシダ・タリーブ(Rashida Tlaib)氏、アフリカ系のアヤンナ・プレスリー(Ayanna Pressley)氏の4人とされる。いずれも民主党の女性議員だ。

 15日のトランプ氏の発言から数時間後、4人の議員は記者会見を開き反撃した。プレスリー氏は、トランプ氏のコメントは「ゼノフォビック(外国人嫌い)で偏見の塊」だと非難し、「私たちを黙らせることはできない」と語った。

 またオマル氏は、トランプ氏が4人の「有色」議員に「露骨に人種差別的な攻撃を行った」と述べ、「これは白人国家主義者の考え方だ」と述べた。さらにオマル氏とタリーブ氏は、トランプ氏の弾劾を求めるという従来の主張を繰り返した。

■冷徹で強硬な大統領選戦術?
 トランプ氏の一連のコメントの直後から民主党議員らは批判していたが、共和党議員らは当初沈黙していた。しかし15日になり、トランプ氏のお膝元である与党からも非難の声が上がり始めた。

 ツイートおよびホワイトハウスでのトランプ氏の言葉は「破壊的で人を卑しめ、不和をもたらすものであり、率直に言って非常に悪い」と批判したミット・ロムニー(Mitt Romney)氏、「大統領の悪意に満ちた発言は弁解のしようがない。絶対に容認できない」と断じたリサ・マカウスキ(Lisa Murkowski)氏ら上院議員が次々と批判を展開。下院では共和党唯一のアフリカ系議員であるウィル・ハード(Will Hurd)氏が米CNNテレビに対し、トランプ氏の振る舞いは「自由世界の指導者として不適切」だと述べた。

 トランプ氏のコメントは2020年の次期米大統領選へ向けて、白人を主とする自身の支持層へ向けてアピールする狙いがあるとみられ、人種間の緊張を引き起こし、また自らの政敵らの分裂をかき立てている。

 バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領の2回の大統領選で選挙参謀を務めたデービッド・アクセルロッド(David Axelrod)元大統領上級顧問はツイッターに次のように書き込んだ。

「一連の意図的な人種差別的投稿によって、@realDonaldTrump は標的(訳注 非白人系議員)に注目させ、民主党を彼らの擁護に走らせ、彼らを民主党全体の象徴とすることが狙いだ。これは冷徹で強硬な選挙戦術だ」「シートベルトを締めよう。大統領選が近づけば、もっとひどくなるだけだ」

「@realDonaldTrump 」はトランプ大統領のツイッターのアカウント。【翻訳編集】 AFPBB News

5433チバQ:2019/07/16(火) 20:30:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071600819&g=int
ハガティ米大使が月内辞任=上院選出馬の見通し
2019年07月16日17時37分



ハガティ駐日米大使=2日、東京都千代田区

 在日米大使館は16日、ハガティ駐日大使が月内に辞任すると発表した。トランプ大統領は12日、ハガティ氏が来年の上院選に、共和党の現職議員が出馬しない南部のテネシー州から立候補する見通しだとツイッターで明らかにしていた。


 ハガティ氏は2017年8月に着任し、約2年間大使を務めた。声明で「太平洋の平和と繁栄の礎である日米同盟を発展させる職務において、大統領と米国民を代表することができ光栄に思っている」と述べた。
 米大使館によると、ヤング首席公使が臨時代理大使を務める。

5434チバQ:2019/07/16(火) 20:31:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071600178&g=int
民主女性新人に「米国出て行け」=トランプ氏発言、非難決議の動き
2019年07月16日06時42分



15日、ホワイトハウスで発言するトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで記者団に対し、民主党のオカシオコルテス下院議員(29)ら非白人の女性新人議員を念頭に「米国が嫌いなら、出て行って構わない」と発言した。14日に「国に帰ったらどうか」とツイッターに書き込んで以降、攻撃はエスカレートしており、「差別的」と批判が強まっている。

 トランプ氏が攻撃したのは、プエルトリコ系のオカシオコルテス氏のほか、ソマリア生まれのイルハン・オマル氏(36)、パレスチナ系のラシダ・タリーブ氏(42)ら。オマル氏以外は米国生まれだ。
 トランプ氏は14日のツイートで「民主党の『革新的』な女性議員が世界で最も腐敗した、無能な国から来ているのに、世界で最も偉大な米国を罵倒している」と指摘。差別的との非難を受けると、15日には記者団に「恐らく共産主義者だろうし、間違いなく社会主義者だ。彼女たちと戦うことを政治家は恐れてはいけない」と主張した。
 左派的な主張を展開するオカシオコルテス氏らは、穏健な路線を探るペロシ下院議長と対立。トランプ氏は「(ペロシ氏に)敬意を払え」とも述べており、民主党の内部対立をあおる狙いも透ける。

5435チバQ:2019/07/17(水) 00:09:44
https://jp.reuters.com/article/us-orourke-idJPKCN1UB0S5
米民主党若手オルーク氏、選挙資金集めも苦戦 当初の勢い失う
[15日 ロイター] - 2020年米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指す若手のベト・オルーク元下院議員は15日、第2・四半期に調達した資金が360万ドルにとどまったと明らかにした。前期は選挙運動を始めて2週間で900万ドル強を集めたが、大幅な減少で先行きに黄信号がともった。

民主党の今回の候補指名争いでどの陣営にも属さない同党の戦略担当者であるカレン・フィニー氏は「オルーク陣営は窮地に立たされたようだ」と述べた。

オルーク氏は昨年の中間選挙で、保守層が強い地元テキサス州の上院議員の座を獲得するまであと一歩に迫り注目を集めた。ただ、世論調査では支持率が低いままとなっている。

同じく民主党の候補指名獲得を目指すコリー・ブッカー上院議員は同日、第2・四半期に450万ドルの選挙資金を集めたと明らかにした。

他の民主党候補の第2・四半期の調達額は、最有力候補のジョー・バイデン前副大統領とインディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長がそれぞれ2000万ドル強、バーニー・サンダース上院議員が1800万ドルとなった。エリザベス・ウォーレン上院議員の陣営は15日に連邦選挙委員会に提出した資料で、同期に1900万ドルを調達し、1100万ドルを支出したと明らかにしている。

最近の世論調査でウォーレン氏を追い抜き支持率3位に上昇したカマラ・ハリス上院議員は前週、約1200万ドルを調達したと明らかにしている。

5436チバQ:2019/07/17(水) 00:10:53
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201907/CK2019071602000102.html
非白人議員にも「国に帰れ」 トランプ氏が人種差別

2019年7月16日 夕刊


 【ワシントン=岩田仲弘、ニューヨーク=赤川肇】トランプ米大統領は十五日、ホワイトハウスで記者団に、政権の移民政策に強く反発するプエルトリコ系のオカシオコルテス氏ら、民主党の非白人の女性下院議員らに対し「米国が嫌いなら国を出て行っても構わない。彼女らは間違いなく社会主義者だ」と述べた。連邦議員に対する差別的な発言に民主党などから批判が噴出。十四日には、自ら予告していた移民・税関捜査局(ICE)による不法移民の一斉摘発に乗り出し、排外的な主張、政策がますます先鋭化している。

 トランプ氏が攻撃したのは、オカシオコルテス氏に加え、ソマリア生まれのイルハン・オマル氏、パレスチナ系のラシダ・トレイブ氏、黒人のアヤナ・プレスリー氏ら四人。いずれも昨年の中間選挙で当選した新人で急進的な主張で知られる。

 オマル氏以外は米国生まれだが、トランプ氏は十四日にもツイッターで、事実誤認に基づき「政府が完全に壊滅し、世界で最も腐りきった無能な国から来ているのに、世界で最も偉大で強力な米国をばかにしている」と批判。「国に帰って、犯罪がはびこる全壊した国家を立て直したらどうか」と書き込んだ。

 急進左派のオカシオコルテス氏らは、中道寄りのペロシ下院議長としばしば衝突しているが、ペロシ氏は十五日、トランプ氏のツイートを非難する決議を採択する方針を表明した。

 四人は同日、抗議の会見を開き、オマル氏は「トランプ氏の人種差別的な攻撃で、まさに白人至上主義者が意図しているものだ」と主張。トレイブ氏はペロシ氏ら下院指導部に「今こそ、無法者の大統領の弾劾を決議すべきだ」と求めた。

 トランプ氏は十五日、不法移民の一斉摘発について「非常にうまくいった」と述べた。ただ、米主要メディアは、対象とみられていた主要十都市で「大規模な摘発の動きはみられなかった」(AP通信)と伝えている。

 トランプ氏は十五日、報道陣の「(一斉摘発は)脅しだったのか」との質問に「日曜に多数が連行された。君たちが分からなかっただけだ」と強調。具体的な事実は明らかにせず、「日曜より何日も前から(摘発は)始まっていた」とも述べた。

 トランプ氏は十二日、ICEが十四日から一斉摘発を実施し「何千人も国に送り返す」と話していた。

5437チバQ:2019/07/17(水) 15:27:04
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201907/CK2019071702000134.html
非白人女性4議員に「国へ帰ったら」 人種差別的発言、トランプ氏加速

2019年7月17日 朝刊


15日、米ホワイトハウスで発言するトランプ大統領=AP・共同

写真
 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ米大統領が、民主党の移民系の非白人女性下院議員たちに対して「国に帰ったらどうか」などとの発言を繰り返し、人種差別的だとして批判を浴びている。民主党だけでなく共和党の一部からも「限度を超えている」と反発の声が上がっているが、トランプ氏は謝罪どころか発言をエスカレートさせており、波紋が広がっている。

 トランプ氏が攻撃したのは、プエルトリコ系のオカシオコルテス氏、元ソマリア難民のイルハン・オマル氏、パレスチナ系のラシダ・トレイブ氏、黒人のアヤナ・プレスリー氏の四人。昨年の中間選挙で初当選した急進左派の女性下院議員たちで、トランプ政権の移民政策を非難していた。

 トランプ氏は十四日のツイッターで「『進歩派』の民主党女性議員たちは、世界で最も腐りきった無能な国から来たのに、世界で最も偉大な米国の人々に、政府がどうあるべきか言う」と指摘。「帰って犯罪がはびこる全壊国家を立て直したらどうか」と言い放った。

 批判を受けた十五日も、「女性議員たちは、イスラエルの人々や大統領府に汚い言葉を使ったことを、いつ謝罪するのか」などと書き連ねた。記者団には「米国が嫌いで不満があるなら、出て行けばいい」と主張した。

 トランプ氏は大統領選に向け、左派の反発を引き起こすことで民主党全体を「左派の政党」と印象付け、保守層に自らをアピールする狙いがあるとみられる。

 ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、チャールズ・ブロウ氏は「われわれは、この国の歴史で最も汚点となる一章を見ている。トランプ氏は差別主義を強調し、支持者の中の差別主義者に訴えている」と痛烈に批判した。

 四人は同日、抗議の会見を開き「人種差別的攻撃だ」などと反発。民主党を率いるペロシ下院議長は非難決議を採択する方針を表明した。共和党議員は多くが沈黙する中、一部から「ツイートを削除すべきだ」(コリンズ上院議員)との意見も出てきている。

 また、トランプ氏は不法移民の一斉摘発を十四日から開始し、「何千人も送り返す」と表明していた。ただ、米メディアによると、今のところ大きな動きはみられないという。

米ワシントンで15日、トランプ大統領の発言を受け、抗議の会見をする(左から)トレイブ、オマル、オカシオコルテス、プレスリーの各氏=AP・共同

5438チバQ:2019/07/18(木) 11:16:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000003-binsider-int
【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に
7/17(水) 15:31配信 BUSINESS INSIDER JAPAN
【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に
【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に
アメリカでは2020年の大統領選の民主党候補指名をめぐり、20人以上が立候補しているが、事実上、5人の争いとなりつつある。

【全画像をみる】【米大統領選】民主党候補を目指し20人以上が立候補、だが事実上は「5人の戦い」に

世論調査や献金といった現実的な観点から、ジョー・バイデン候補、バーニー・サンダース候補、エリザベス・ウォーレン候補、カマラ・ハリス候補、ピート・ブティジェッジ候補が戦いをリードしている。

他の候補者たちは、予備討論会の参加条件をクリアするために必死だ。

2020年の大統領選でトランプ大統領から政権を奪い返そうと、民主党候補に名乗りを上げた候補者の数は、記録的な多さだ。現時点で25人が立候補しているが、現実的な観点から見れば、ジョー・バイデン候補、バーニー・サンダース候補、エリザベス・ウォーレン候補、カマラ・ハリス候補、ピート・ブティジェッジ候補の5人程度の争いだ。

それぞれの世論調査が示すのは(それが全国を対象にしたものであれ、特定の州を対象にしたものであれ)、事実上ごく一部の候補者の戦いとなりつつあることだ。

そしていずれの調査でも、フロリダ州マイアミで6月に行われた最初の予備討論会以降、多少、勢いが落ちているもののバイデン候補が圧倒的にリードしていて、ハリス候補、サンダース候補、ウォーレン候補がこれを追う形だ。無名だったブティジェッジ候補も躍進している。

RealClearPoliticsの世論調査まとめでは、バイデン候補を上回った候補はいない。サンダース候補を上回った候補もこれまではいなかったが、6月の予備討論会のあと、ウォーレン候補とハリス候補が上回った調査もあった。

ブティジェッジ候補も、9月の予備討論会の「党が認める4つの世論調査で少なくとも2%の支持を得る」という条件をクリアするために他の候補者たちが苦戦する中、5%以上の支持を得ている。テキサス州選出の元下院議員、ベト・オルーク候補は、初めこそ健闘していたものの、ここ数カ月は支持が広がっていない。

同じことが、献金にもあてはまる。ごく一部の候補者が四半期ごとに数百万ドルもの献金を集める一方で、残り大半の候補者は予備討論会の参加条件をクリアするのに必死だ。

もちろんこうした候補者たちにも、予備討論会で素晴らしいパフォーマンスを見せたり、その他の手段を通じて注目を浴びることで、支持を拡大する時間はまだ残されている。だが、民主党候補指名をめぐる戦いはすでに少人数の上位集団とその他大勢の下位集団とに分かれているようだ。

2016年の共和党候補指名をめぐる戦いも同じような状況だった。

16人が立候補したが、わずか数人の候補者が群を抜いていた。投票が始まる頃には事実上、ドナルド・トランプ候補(当時)、テキサス州選出の上院議員テッド・クルーズ候補、フロリダ州選出の上院議員マルコ・ルビオ候補、オハイオ州知事(当時)のジョン・ケーシック候補の戦いだった。

2020年2月に予定されている最初の党員集会および予備選挙までには、いろいろなことが起こり得る。だが、民主党の上位5人の候補者が世論調査でも献金でも、現在のリードを維持すれば、2016年の共和党候補指名を争った戦い同様、数多くの候補者が、脱落するために資金を枯渇させ、国中を飛び回ることになる。

[原文:There are 2 dozen 2020 Democratic presidential candidates, but it's really only a 5 person race]

(翻訳、編集:山口佳美)

5439とはずがたり:2019/07/22(月) 15:26:31
米国、不法移民の難民申請を禁止へ
2018年11月9日
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https://www.bbc.com/japanese/46147787

5440チバQ:2019/07/24(水) 09:46:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00010005-afpbbnewsv-int
米領プエルトリコ、知事辞任求め大規模デモ 歌手R・マーティンさんも行進
7/23(火) 14:00配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【7月23日 AFP】米自治領プエルトリコの首都サンフアンで22日、リカルド・ロセジョ(Ricardo Rossello)知事の辞任を求めるデモがこれまでで最大の規模に達し、数十万人が主要道路で怒りの声を上げた。

 同自治領では2017年、ハリケーン「マリア(Maria)」によって3000人近い死者が出た。抗議行動はその際の義援金をめぐる汚職疑惑を受け、10日余り前から行われている。赤、白のストライプと青地に一つ星を配した自治領の旗を持った大群衆は、歌い、叫び、踊りながら通りを練り歩いた。

 ロセジョ知事は他にも、ジャーナリスト、同性愛者、ハリケーン被災者らをからかう内容のテキストメッセージを複数の男性当局者と送り合っていたことが暴露され、民衆の怒りを買っている。メッセージは2週間前に数百ページ相当が漏えいしたもので、女性を侮辱する内容もある。

 デモにはリッキー・マーティン(Ricky Martin)さんらプエルトリコ出身の有名歌手も参加した。同性愛者であることを公表しているマーティンさんは、ロセジョ知事のテキストメッセージで標的とされた一人で、デモではゲイプライドの旗を掲げ、議会にロセジョ知事の弾劾を行うよう訴えた。

 またマーティンさんはデモの現場から、123万人のフォロワーを持つインスタグラム(Instagram)に投稿し、「汚職、ばかげている。もう、たくさんだ」「「いつもは米国に住んでいるが、世界に僕たちが変革を起こすことを知らせるために、プエルトリコへ来なくてはと思った。彼(ロセジョ知事)がやっていることはとても野蛮で、僕たちはうんざりしているし、怒っている」と語った。

 検察は今月上旬、政府当局者6人がハリケーン被害の復興資金1500万ドル(約16億円)を横領したとして逮捕を命じている。
 
 ロセジョ知事は今年3月、来年11月に予定される知事選で再選を目指すと表明したが、圧力の高まりを受けて今月21日に出馬の意向を撤回。さらに、新進歩党(PNP)党首を辞任すると表明した。

 同知事はフェイスブック(Facebook)に投稿した動画で「これまでもあなた方の声を聞いてきたし、きょうも聞いている」とし、「私は過ちを犯し、謝罪してきた」と述べたが、デモの収束にはつながっていない。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は一連の事態について、ロセジョ氏を「ひどい知事」と呼ぶとともに、ハリケーンの義援金が「不適格な人々、非常に腐敗した人々の手」に渡ったと述べている。

 映像は米CBSテレビが22日撮影・提供。(c)AFPBB News

5441チバQ:2019/07/24(水) 09:48:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000514-san-n_ame
エスパー氏が国防長官に就任 長官の長期不在解消へ
7/24(水) 9:28配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米上院本会議は23日、マーク・エスパー陸軍長官を国防長官に指名する人事を賛成多数で承認した。エスパー氏は同日、トランプ大統領の立ち会いの下、ホワイトハウスの大統領執務室で宣誓式を行い、正式就任した。昨年末にマティス前長官が辞任して以降、半年以上も続いた長官不在の状態が解消された。

 エスパー氏は、米防衛機器大手レイセオン幹部だった17年11月に陸軍長官に就任。1986年に陸軍士官学校を卒業した退役陸軍中佐で、91年の湾岸戦争に参加した。ポンペオ国務長官とは士官学校で同期。退役後は上院外交委員会のスタッフや上院議員時代のヘーゲル元国防長官の上級政策顧問なども務めた。

 トランプ氏は18日、過去の家庭の問題を理由に国防長官の指名を辞退し辞任を発表したシャナハン国防長官代行の後任にエスパー氏を指名。長官に指名された場合は代行職を務められないとの規定から、陸軍長官として承認手続きを受けていた。

5442チバQ:2019/07/26(金) 10:39:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000032-jij-n_ame
米上院、軍トップにミリー氏承認=陸軍出身、今秋に就任
7/26(金) 8:42配信 時事通信
 【ワシントン時事】米上院本会議は25日、米軍制服組トップの統合参謀本部議長にミリー陸軍参謀総長を充てる人事を賛成89票、反対1票の圧倒的多数で承認した。

 9月末に任期満了を迎える現職のダンフォード統参議長と交代する。

 ミリー氏はプリンストン大卒業後、1980年に陸軍入り。特殊部隊などで経験を積み、駐アフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)統合部隊の司令官も務めた。2015年の陸軍参謀総長就任後は、23日に国防長官に就任したエスパー前陸軍長官と共に、陸軍の即応能力向上に注力した。

5443チバQ:2019/07/28(日) 18:25:03
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190728-OYT1T50166/
反トランプ急先鋒の黒人議員に「選挙区ネズミだらけ」
1 時間前
 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領が27日、野党・民主党のイライジャ・カミングス下院議員に関し、「選挙区はネズミだらけでおぞましい」などとツイッターに書き込み、大きな非難を浴びている。


 カミングス氏は東部メリーランド州最大の都市ボルティモア市の選出で、下院監視・政府改革委員会の委員長を務める黒人有力議員だ。「反トランプ」の急先鋒せんぽうとして知られ、政権の不法移民対策やロシア疑惑などの問題を厳しく追及している。

 トランプ氏はツイッターで、「もっとボルティモアで過ごせば、非常に危険で不潔きわまる場所をきれいにできるのに」と皮肉った。

 これに対し、カミングス氏は「私は選挙区に毎日帰り、隣人のために奮闘している」とツイッターで反論し、民主党のペロシ下院議長は「カミングス氏への人種差別的な攻撃を拒絶する」とツイッターで強調した。

 トランプ氏寄りとされる米FOXニュースが27日朝の番組でカミングス氏を批判的に取り上げ、これを見たトランプ氏が反応したとみられる。

 ボルティモア市は人口の約6割が黒人で、治安悪化が課題となっている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、2017年の殺人件数は全米の同規模の都市で最多だった。

 トランプ氏は14日、非白人系の民主党女性下院議員4人に対し、「米国から出て行け」などと発言し、「人種差別だ」として物議を醸したばかりだ。

5444チバQ:2019/07/29(月) 23:47:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072700391&g=int
路線対立、大統領選にも影=急進派と「和解」アピール-米民主
2019年07月28日07時19分



米民主党のペロシ下院議長(左)が26日にツイッターに投稿したオカシオコルテス下院議員との写真

 【ワシントン時事】米民主党のペロシ下院議長は26日、対立が表面化している党内急進左派の若手オカシオコルテス下院議員と会談した。夏の議会休会を前に和解をアピールした形。ただ、トランプ大統領弾劾の是非や政策の方向性をめぐる党内の対立は収まる気配がなく、結束を迫られる来年の大統領選にも暗い影を落とす。
 「家族には違いがあるが、それでも家族だ」。ペロシ氏はオカシオコルテス氏との30分間の会談後、こう語った。2人が笑顔で並んだ写真もツイッターに掲載した。
 両氏の対立は、ペロシ氏が今月、移民政策をめぐる投票で党の方針に従わなかったオカシオコルテス氏ら4人の女性議員に対し「議会にフォロワー(追随者)はいない」と批判したのが発端。オカシオコルテス氏は「明らかに失礼だ」と反発した。
 トランプ氏は内輪もめに首を突っ込むかのように、プエルトリコ系のオカシオコルテス氏らに「国に帰ってはどうか」と非難。ペロシ氏としては融和を打ち出す必要に迫られていた。
 だが、足並みの乱れは隠せない。モラー元特別検察官の議会証言を受け、ペロシ氏は26日、弾劾に進むべきかの判断について「適切なタイミングでなされる」と改めて慎重な考えを表明。一方、オカシオコルテス氏は「(弾劾へ)確実に進んだ」と対照的な反応を見せた。
 党内対立は対トランプ氏で一枚岩となることが不可欠な大統領選にも波及する。左派筆頭格のサンダース上院議員は「ペロシ氏は少し厳し過ぎる」とオカシオコルテス氏擁護に回る。左派に支持を広げるウォーレン上院議員も24日、「政治的な理由でそれ(弾劾)を求めない人がいるが、政治を超越しなければならないこともある」と述べ、トランプ氏弾劾をためらうペロシ氏をあからさまに批判した。

5445チバQ:2019/07/29(月) 23:48:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072900122&g=int
トランプ米大統領、コーツ情報長官の辞任発表=後任に下院議員指名へ
2019年07月29日07時29分



コーツ米国家情報長官=2017年2月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は28日、ツイッターを通じ、コーツ国家情報長官(76)が辞任し、後任としてジョン・ラトクリフ下院議員(53)を指名すると明らかにした。辞任は8月15日付。コーツ氏は、ロシアによる選挙介入や北朝鮮、イランの情勢分析をめぐり、トランプ大統領と意見の相違が目立っていた。

 トランプ氏は昨年7月、ヘルシンキでロシアのプーチン大統領と会談後、記者会見で2016年の米大統領選介入を否定したプーチン氏に同調した。これに対し、コーツ氏は声明を出し「ロシアが介入したのは明白だ」と異議を唱えた。それ以来、トランプ氏はコーツ氏更迭の機会をうかがっていたという。

ジョン・ラトクリフ米下院議員=24日、ワシントン(AFP時事)

 コーツ氏は今年1月、上院情報特別委員会の公聴会で、北朝鮮の核放棄の可能性は低いと指摘した。この際にもトランプ氏は「非核化のチャンスは十分ある」と反論。また、コーツ氏が同じ公聴会で、イランについて、核兵器製造に必要な活動を進めていないと証言したことに対しても「とんでもなく消極的で甘い」と反発した。

5446チバQ:2019/08/01(木) 14:13:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000015-jij-n_ame
左派と穏健派の対立鮮明=対トランプ氏に不安-米民主討論会
8/1(木) 7:09配信 時事通信
左派と穏健派の対立鮮明=対トランプ氏に不安-米民主討論会
30日、米ミシガン州デトロイトで、民主党の大統領選候補者討論会の終了後、ウォーレン上院議員(右)の肩を抱くサンダース上院議員(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選に向け、民主党の2回目の候補者討論会が30日、ミシガン州デトロイトで2日間の日程で始まった。

 この日はサンダース上院議員(77)とウォーレン上院議員(70)の2人の左派候補が登壇。穏健派との間で激しい論争を繰り広げ、同党が抱える路線対立を浮き彫りにした。

 ◇サンダース氏らに集中砲火
 左派のサンダース、ウォーレン両氏は、世論調査の支持率でバイデン前副大統領(76)に次ぐ2位を争い、支持基盤が重なる。互いにどう差別化を図るかに注目が集まったが、思わぬ展開を見せる。穏健派候補が両氏の政策に集中砲火を浴びせたのだ。

 ディレイニー元下院議員(56)は「『何でもタダ』の不可能な約束は、無党派を遠ざけてトランプ大統領に再選をもたらす」と述べ、サンダース氏らが主張する国民皆保険など巨額の公費支出を伴う政策を批判。ブロック・モンタナ州知事(53)も、こうした政策は「欲しいものリストだ」とやり玉に挙げ、10人の候補者が参加した討論はさながら「2対8」の様相を呈した。

 2人も負けていなかった。ウォーレン氏は「『できない』『戦うべきでない』と言うために、なぜわざわざ大統領選を戦うのか理解できない」と切り返し、聴衆の喝采を浴びる。2人は共同戦線を張り、サンダース氏が「ウォーレン氏の考えは正しい」と擁護すると、ある場面ではウォーレン氏がサンダース氏の援護射撃に回った。

 ◇「共和党の台本」
 トランプ大統領は、民主党の「社会主義化」を標的にしており、穏健派のバイデン氏と比べ、2人はトランプ氏との対決で不利との見方も根強い。この点を問われたウォーレン氏は「われわれは他人に対して、信じていない候補者に投票してくれと頼むことはできない」と主張し、支持者の心を揺さぶる革新性こそがトランプ氏への勝利を生むとの信念をにじませた。

 ただ、民主党は16年大統領選の際、予備選で敗れたサンダース氏支持者の一部がクリントン元国務長官支持に回らず、トランプ氏に勝利を許した苦い経験がある。

 討論の最中、サンダース、ウォーレン両氏は政策の実現性を疑問視されると、異口同音に「それは共和党の台本(にあるセリフ)だ」と述べて議論をはねのけた。党内の溝の深さをうかがわせるやりとりに、米メディアでは「民主党は16年と同じ道をたどっている」(保守派コメンテーター)との声も漏れた。

5447チバQ:2019/08/08(木) 13:37:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190807-00000521-san-n_ame
ウォーレン氏がバイデン氏に追いすがる 米大統領選民主党候補指名争い
8/7(水) 10:31配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米キニピアック大は6日、来年の米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げている候補者の支持率に関する最新の世論調査の結果を発表した。

 7月30、31日に行われた第2回の同党候補者討論会を挟んで実施された、7月29日発表の前回調査と今回の結果を比較したところ、首位を走るバイデン前副大統領の支持率は32%(前回比2ポイント減)で、引き続き堅調ぶりを示した。

 一方、第2回討論会での健闘が評価された2位の急進左派、エリザベス・ウォーレン上院議員は前回比6ポイント増の21%で、バイデン氏との差を縮めた。同じ急進左派のバーニー・サンダース上院議員は3ポイント増の14%で3位につけた。

 6月の第1回討論会でバイデン氏を人種問題で追及し注目されたカマラ・ハリス上院議員は、第2回討論会で精彩を欠き、5ポイント減の7%で4位となった。

 中西部インディアナ州サウスベンドのピート・ブティジェッジ市長は5%、コリー・ブッカー上院議員とベト・オルーク前下院議員は各2%、残る18人は1%以下となっている。

 「誰が本選でトランプ大統領を破る可能性があるか」との問いには49%がバイデン氏、12%がサンダース氏、9%がウォーレン氏と回答した。

 本選候補を選ぶ基準としては、50%が「当選可能な人物」、46%が「政策に関する考え方が一致している人物」と答えた。

 調査は8月1〜5日、全米の民主党支持者と無党派の有権者計807人を対象に行われた。

5448チバQ:2019/08/09(金) 21:52:14
https://w1.onlineticket.jp/saison/T1U21P0421000120
駐ロシア米大使が辞任、地元州知事選に出馬の観測
8/8(木) 0:26配信 ロイター
[ワシントン 7日 ロイター] - 米国務省は7日、ジョン・ハンツマン駐ロシア大使が10月付で辞任すると発表した。

ハンツマン氏が過去に知事を務めた地元ユタ州のソルトレーク・トリビューン紙は、同氏がトランプ大統領に提出した5日付の辞表を掲載した。

ハンツマン氏は辞表で「今後、ロシアの行動が米国や同盟国に脅威をもたらせば、ロシアの責任を追及する必要がある」と主張。同時に「米ロを分断する要素の多くは妥協できないものだが、無視できない共通の利益も存在する」と述べた。

同紙によると、ハンツマン氏はユタ州知事選への再出馬を検討している。同氏は2009─11年にかけて駐中国大使を務めたほか、12年米大統領選の共和党候補指名争いに出馬した。

5449チバQ:2019/08/10(土) 08:29:37
>>5395-5396>>5399
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190810-OYT1T50138/
[米大統領選2020]混戦に挑む<5>候補者24人 反トランプ競う

支持率 上位10名
リアル・クリア・ポリティクスによる
31.0 ジョゼフ・バイデン元副大統領(76)
15.8 バーニー・サンダース上院議員(77)
15.5 エリザベス・ウォーレン上院議員(69)
08.3 カマラ・ハリス上院議員(54)
05.5 ピート・バティジーグ インディアナ州サウスベンド市長(37)
02.5 ベト・オルーク 元下院議員テキサス州選出(46)
02.3 コリー・ブッカー上院議員(49)
01.5 アンドリュー・ヤン
01.3 トゥルシー・ギャバード
01.0 フリアン・カストロ元住宅都市開発長官

5450チバQ:2019/08/12(月) 13:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190811-00000007-jij-n_ame
ウォーレン氏、じわり台頭=女性・若者に共感-米民主
8/11(日) 7:13配信 時事通信
ウォーレン氏、じわり台頭=女性・若者に共感-米民主
ウォーレン米上院議員=7月24日、ミシガン州デトロイト(AFP時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党の候補者指名争いで、ウォーレン上院議員(70)がじわりと支持を広げている。

 革新的な政策が女性や若者の共感を集め、左派の筆頭候補の座をサンダース上院議員から奪う勢いだ。

 6日発表のキニピアック大世論調査でウォーレン氏は、前週比6ポイント増の21%に支持率を上げた。サンダース氏(14%)を上回り、トップのバイデン前副大統領(32%)に次ぐ。7日発表のエコノミスト誌の調査でも、サンダース氏を5ポイント上回る18%の支持を獲得した。

 上り調子の背景には、相次いで打ち出す大胆な政策がある。富裕税の導入、「アマゾン解体」、学生ローン帳消しなどで、穏健派からは実現性を疑問視する声も根強い。だが、ウォーレン氏は7月末の討論会で「『できない』と言うために、なぜわざわざ大統領を目指すのか理解できない」と切り返し、喝采を浴びた。

 支持層別に見ると、特に女性と若者で伸びが著しい。いずれの層も3月の同大調査では1桁だったが、今月は、若年層(18〜34歳)で各候補者のトップの25%、女性もバイデン氏に次ぐ24%の支持を得た。

 若者や女性の投票は、昨年中間選挙で民主党の下院圧勝の原動力になった。リベラル化が進む民主党支持者のニーズを巧みに捉えるウォーレン氏に対し、トランプ大統領のある選対幹部は「バイデン氏やサンダース氏の勢いがなくなれば、今後さらに支持を獲得する」と警戒している。

5451チバQ:2019/08/12(月) 13:49:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00000013-mai-n_ame
駐日米大使にブラウンNZ大使浮上 いち早くトランプ氏支持し、親交
8/4(日) 14:15配信 毎日新聞
駐日米大使にブラウンNZ大使浮上 いち早くトランプ氏支持し、親交
新たな駐日米大使の有力候補のスコット・ブラウン駐ニュージーランド米大使=在ニュージーランド米大使館のホームページから
 米上院選に出馬するため駐日米大使を辞任したウィリアム・ハガティ氏の後任選びが本格化している。日米関係筋によると、有力案として、トランプ大統領と親交のある元上院議員のスコット・ブラウン駐ニュージーランド米大使を充てる案が浮上している。

 ブラウン氏は、テッド・ケネディ元上院議員の死去に伴う2010年1月の東部マサチューセッツ州上院補欠選挙で当選。民主党の地盤とみられていた同州で共和党候補として当選し、全米の注目を集めた。13年まで上院議員を務めた。

 16年大統領選では元上院議員として、いち早くトランプ氏支持を表明。トランプ政権下の17年6月から、ニュージーランド大使を務めている。

 トランプ政権は引き続き日米関係を重視する考えで、トランプ氏と気軽に連絡を取れる人物を後任大使に充てる方針。北朝鮮情勢への対応や日韓関係の悪化もあるため、速やかに後任人事を決定したい意向だ。現職の大使は、いったん上院で承認されているため、再承認を得やすいというメリットがある。ブラウン氏は、ニュージーランド大使として上院で賛成94、反対4で承認された。

 ブラウン氏以外にも、米海軍幹部だった日系のハリー・ハリス駐韓米大使を横滑りさせる案や、ワシントンの保守系シンクタンク「ハドソン研究所」のケネス・ワインシュタイン所長を充てる案などが取りざたされている。【ワシントン古本陽荘】

5452チバQ:2019/08/12(月) 17:34:42
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201908/CK2019080902000287.html
米情報副長官ゴードン氏、辞任へ 異例のトップ2人不在

2019年8月9日 夕刊


 【ワシントン=共同】トランプ米大統領は八日、ツイッターで、中央情報局(CIA)など各情報機関を統括する国家情報長官室のゴードン副長官が十五日付で辞任すると発表した。同日付で辞任するコーツ長官の代行職に、国家テロ対策センターのマグワイア所長を起用すると明らかにした。

 二〇一六年米大統領選への介入でロシアとトランプ陣営が共謀した疑惑を捜査していた米情報機関に対してトランプ氏は強い不信感を抱いており、自身の意向に沿わない二人を交代させるとみられる。

 マグワイア氏は海軍出身で、海軍特殊戦司令部の司令官などを務め、昨年十二月に国家テロ対策センター所長に就任。トランプ氏はツイッターで「輝かしい軍歴で、さまざまな組織を指揮してきた。素晴らしい仕事をしてくれると信じている!」と期待感を示した。

 八日に辞表を提出したゴードン氏は三十年以上、CIAなどで勤務。トランプ氏が七月下旬、北朝鮮の情勢分析などを巡って対立してきたコーツ氏の辞任を発表後、長官代行に昇格するとの観測も出ていた。だが米メディアによると、トランプ氏に批判的なブレナン元CIA長官に近いとして排除されたという。

 トランプ氏は七月下旬、コーツ氏の後任として、ロシア疑惑でトランプ氏を擁護した共和党のラトクリフ下院議員を指名したが資質を疑問視する声が上がり、わずか五日後に撤回に追い込まれた。

5453チバQ:2019/08/20(火) 10:35:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000030-jij-n_ame
「先住民」自称でウォーレン氏謝罪=米大統領選民主候補
8/20(火) 7:51配信時事通信
「先住民」自称でウォーレン氏謝罪=米大統領選民主候補
米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員=17日、ジョージア州アトランタ(EPA時事)
 【ワシントン時事】2020年米大統領選で民主党の候補者指名を争うエリザベス・ウォーレン上院議員は19日、根拠なく「米先住民」のルーツを自称してきたことを謝罪した。

 同氏は左派の有力候補として頭角を現しており、足かせとなってきた問題に決着を図った。

 ウォーレン氏は、アイオワ州で開催された先住民の集会で「誤りを犯した。私が与えてしまった苦痛に対して大変申し訳なく思う」と語った。先祖から口頭で伝えられた自分のルーツを信じていたと明かした。

 ウォーレン氏は、約30年前にハーハード大などで教職を得る過程で「先住民」の血を引いていることを主張。だがメディアで信ぴょう性に疑問が呈され、トランプ大統領は歴史上の先住民女性にちなんで「ポカホンタス」とやゆしてきた。昨年、「血筋の証明」としてDNA鑑定結果を発表したが、先住民の血は64分の1〜1024分の1の割合にすぎず、かえって批判を招いていた。

5454チバQ:2019/08/21(水) 21:09:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00050236-yom-int
「要衝の地」グリーンランド買収、トランプ氏が関心
8/19(月) 22:58配信 読売新聞オンライン
 【ワシントン=黒見周平】トランプ米大統領は18日、デンマーク領のグリーンランドについて、「大きな不動産取引になる。(米国が所有すれば)戦略的に素晴らしい」と述べ、買収に関心を持っていることを明らかにした。米ニュージャージー州で記者団に語った。

 トランプ氏は9月上旬にデンマークを訪問する予定で、首脳会談の議題になる可能性がある。

 グリーンランドを巡っては、ロシアや中国が北極へ積極的に進出していることを踏まえ、米国内で戦略的な関与を強めるべきだとの声がある。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は米FOXニュースのインタビューで「要衝の地だ」と評価し、「不動産買収の経験豊富な大統領が検討を望んでいる」と語った。

 1946年には、当時のトルーマン米大統領も買収をデンマークに提案したことがある。

 ただ、ロイター通信などによると、トランプ氏の関心に対し、デンマークは「グリーンランドは売り物ではない」と反発しており、買収が実現する可能性は低い。トランプ氏も「最優先事項ではない」と語り、具体的な検討は行っていないことを示唆した。

5455チバQ:2019/08/21(水) 21:10:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000015-asahi-int
「グリーンランド買いたい」トランプ氏、拒まれ会談延期
8/21(水) 10:48配信 朝日新聞デジタル
「グリーンランド買いたい」トランプ氏、拒まれ会談延期
ホワイトハウスで記者からの質問に答えるトランプ大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
 トランプ米大統領が、北極圏にあるデンマークの自治領グリーンランドを買収する構想を持っていることが明らかになった。しかし、デンマークのフレデリクセン首相は「売り物ではない」と拒否。これに腹を立てたトランプ氏は20日、来月に予定した同首相との首脳会談を延期することを明らかにした。

【写真】デンマークのフレデリクセン首相=ロイター

 米メディアによると、ロシアや中国が北極への進出をうかがう中、トランプ氏は周囲にグリーンランドを購入する方法があるか、検討するよう話したという。不動産ビジネスに関わってきたトランプ氏は、19世紀に米国がロシアからアラスカを購入したような成果にしたい考えもあるとされる。トランプ氏も18日、記者団に「戦略的に興味がある。デンマークと少し話してみよう」と買収構想を認めた。

 ところが、フレデリクセン首相は「グリーンランドは売り物ではない。トランプ氏が真剣に検討していないことを強く願う」と売却を否定した。

 これに対し、トランプ氏は20日にツイッターで「フレデリクセン首相は、グリーンランドの買収について話し合う気が無いと語った。2週間後に予定した首脳会談を延期する。首相がとても率直だったので、両国にとって多大な費用と労力を無駄にすることが避けられた」と皮肉り、不快感をあらわにした。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社

5456チバQ:2019/08/21(水) 21:10:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-35141559-cnn-int
トランプ氏、デンマーク訪問を急きょ中止 グリーンランド買収の構想めぐり
8/21(水) 13:10配信 CNN.co.jp
トランプ氏、デンマーク訪問を急きょ中止 グリーンランド買収の構想めぐり
米国のトランプ大統領がデンマーク訪問を取りやめると発表
(CNN) トランプ米大統領は20日夜のツイートで、来月初めにデンマークで予定していたフレデリクセン首相との会談を延期すると発表した。ホワイトハウス当局者はCNNに、トランプ氏のデンマーク訪問自体が中止されたことを確認した。

トランプ氏はかねてからデンマーク領グリーンランドの買収に興味を示し、18日には記者団の前で買収構想が浮上していることを確認。これに対してフレデリクセン氏が「グリーンランドは売り物ではない」と強調し、「馬鹿げた話」と一蹴(いっしゅう)していた。

トランプ氏はツイートで「デンマークは素晴らしい人々が住む特別な国。だがフレデリクセン首相はグリーンランド買収の話し合いに応じる気がないと言うので、これを受けて2週間後に予定していた会談を別の機会に延期する」と述べた。

トランプ氏はデンマーク女王マルグレーテ2世の招待を受けてメラニア夫人とともに同国を訪問し、当局者や財界人らと会談することになっていた。合わせて予定していたポーランド訪問に影響があるかどうかは明らかでない。

トランプ氏は18日の時点で、グリーンランド買収構想のためにデンマークを訪問するわけではないと述べ、同構想は最優先課題ではないとの考えを示していた。

フレデリクセン氏の発言が伝えられた後のツイートでは、グリーンランドの海岸の町と米ラスベガスにあるトランプ・インターナショナル・ホテルを合成した冗談画像を投稿し、「こんなことはしない」と約束していた。

5457チバQ:2019/08/22(木) 13:09:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000053-jij-n_ame
ワシントン州知事が撤退=民主党指名争い-米大統領選
8/22(木) 12:09配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党候補指名争いで、西部ワシントン州のジェイ・インズリー州知事は21日、MSNBCテレビの番組で「大統領になれないことが明らかになった」として、撤退を表明した。

 同党の指名レースに残っているのは22人となった。

 インズリー氏は地球温暖化対策を主張して指名争いに参戦。6月の候補者討論会では「安全保障に対する最大の脅威はドナルド・トランプ(大統領)だ」などと訴えたが、支持率が伸びなかった。

5458 チバQ:2019/08/25(日) 00:54:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190824-00000515-san-n_ame
米大統領選 モールトン下院議員も民主指名争いから撤退

8/24(土) 9:08配信��
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 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いに出馬表明していたセス・モールトン下院議員(東部マサチューセッツ州選出)は23日、選挙戦からの撤退を表明した。モールトン氏は退役海兵隊大尉でイラクに派遣された経験があり、安全保障問題などを重視する穏健派と見なされてきたが、支持率が終始低迷していた。今後は下院議員への再選を目指すとしている。

5459チバQ:2019/08/27(火) 19:25:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-35141815-cnn-int
2020年米大統領、民主党は3候補が頭一つ抜け出す
8/27(火) 17:56配信CNN.co.jp
ワシントン州シアトル(CNN) 2020年に行われる米大統領選で、民主党からの指名を目指している候補者のなかで、ジョー・バイデン前副大統領とエリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員の3人が支持率で頭一つ抜け出していることがわかった。米モンマス大学が26日に発表した世論調査で明らかになった。

ウォーレン議員とサンダース議員は進歩主義的な指導者とみられているが、2人は徐々にバイデン氏に迫りつつある。モンマス大の調査によれば、3人の支持率はサンダース氏20%、ウォーレン氏20%、バイデン氏19%と1パーセントポイント以内の差に収まっている。この差は誤差の範囲内だが、それでも全国規模の調査でバイデン氏以外の候補者が首位に立ったのは今回が初めて。

それ以外の候補者ではカマラ・ハリス上院議員の支持率8%が最高で、3人から大きく引き離されている。

ウォーレン議員はゆっくりとだが着実に支持率を伸ばしている。サンダース議員もマイノリティー(少数派)からの支持を増やしており、多くの人々が予想していたよりも立ち直りが早い候補者であることを示している。

バイデン氏の支持率の動きはより読みづらい。CNNやFOXニュースの世論調査ではバイデン氏は他候補よりも多くの支持を集めていた。ただ、選挙演説のパフォーマンスにむらがあり、好ましくない報道をされることで、バイデン氏の「当選能力」が弱まる恐れがある。

調査はモンマス大学が8月16日から20日にかけて、民主党または民主党寄りの登録有権者を対象に、全米の成人800人を無作為に抽出し実施。今回発表された調査結果はそのうち298人の回答に基づくもので、誤差の範囲はプラスマイナス5.7%。

5460チバQ:2019/08/29(木) 14:30:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000521-san-n_ame
米大統領選、民主ジルブランド上院議員が撤退表明 支持広がらず
8/29(木) 11:45配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いに出馬表明していたキルステン・ジルブランド上院議員(東部ニューヨーク州選出)は28日、ビデオ声明で選挙戦から撤退すると表明した。

 女性の権利拡大やセクハラ糾弾などを訴えたが支持は広がらず、9月中旬に予定される同党の候補者討論会への参加資格を満たす支持率や献金額を確保するのが絶望的となったため撤退を決めたとみられる。

5461チバQ:2019/09/02(月) 11:03:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190902-00000015-jij-n_ame
米農家、在庫急増に焦燥感=大豆収穫控え、大統領支持に陰り-米中貿易戦争
9/2(月) 7:09配信時事通信
 【シカゴ時事】米中貿易戦争の激化に、米農業界でも懸念の声が強まっている。

 中国が報復関税の対象とする大豆は、対中輸出の減少などで期末在庫が記録的な水準に積み上がる見通しで、価格は依然として低迷。秋の収穫期を控え、農家のトランプ大統領支持率にも陰りが見え始めている。

 「こうした状況が長引けば、昨年の在庫と今年の新穀を抱える農家の経営環境は悪化する」。米大豆協会のスティーブンス会長はこう述べ、終わりの見えない貿易摩擦に焦燥感をあらわにする。

 昨年の米大豆の対中輸出量は前年比74%減。中国でのアフリカ豚コレラのまん延もあり、飼料となる大豆は一段の需要減退が警戒されている。

 米穀倉地帯の中西部では貿易戦争などのあおりで、農家の破産件数が増加している。最近の農業情報誌の調査では、トランプ大統領の仕事ぶりを評価する農家は71%と、前回7月の79%から低下。米農産物に対する中国の報復関税が一向に撤廃されない現状に、強い不満を抱く農家が増えているとみられる。

5462とはずがたり:2019/09/05(木) 18:40:55
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全米ライフル協会を「国内テロ組織」に認定 サンフランシスコ市
https://www.bbc.com/japanese/49589270
6時間前

米カリフォルニア州・サンフランシスコ市管理委員会は3日、銃規制に反対の立場をとる全米ライフル協会(NRA)を、正式に「国内テロ組織」に認定する決議案を、満場一致で可決した。

決議案は、アメリカは「蔓延(まんえん)する銃暴力に苦しめられている」、NRAは「銃所有を促し、所有者に暴力行為をそそのかすために、相当な富と組織力」を使っていると非難している。

「あらゆる国家には、暴力的で嫌悪的な人間は存在する。しかし米国内でのみ、殺傷能力のある武器や、それに関連した雑誌が容易に手に入る。その大部分は全米ライフル協会の影響によるものだ」

また、NRAと取引している企業との関わりについて再考するよう、サンフランシスコ市と国に求めている。
「銃乱射をあおっている」

今回の措置は、今年7月、同州ギルロイで、毎年恒例の「ギルロイ・ガーリック・フェスティバル」開催中に銃乱射があり、3人が死亡したことを受けてのもの。

サンフランシスコは野党・民主党の強力な地盤で、1964年以降、歴代の市長には民主党が当選している。

民主党は普段から、NRAの発言が銃乱射事件をあおっているとして非難を続けている。

5463チバQ:2019/09/09(月) 06:36:07
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190908-00000001-jnn-int
スターバックス前会長、米大統領選への立候補を断念
9/8(日) 1:21配信TBS News i

Copyright(C) Japan News Network. All rights reserved.

[ 前の映像 | 次の映像 ]
 来年のアメリカ大統領選挙への立候補を検討していたスターバックスの前会長が立候補を断念することを明らかにしました。

 去年6月までスターバックスの会長を務め、スターバックスを世界的なコーヒーチェーンに育て上げたハワード・シュルツ氏。長年、民主党支持者として知られ、トランプ政権を厳しく批判してきましたが、現在の民主党は左傾化しすぎているとして、来年秋のアメリカ大統領選挙に無所属での出馬を検討していました。

 こうしたなか、シュルツ氏は6日、自身のウェブサイトで、「無所属で大統領を目指すことがアメリカのための最善の方法ではない」などとして、立候補を断念することを明らかにしました。第三極の独立候補として立候補することで、民主党の候補者と支持が分散し、再選を目指すトランプ大統領が有利になるのを避けた形です。(07日20:18)

5464とはずがたり:2019/09/10(火) 20:27:14

気象当局にハリケーン予想変えさせる=商務長官「トランプ氏主張と矛盾」-米紙
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000048-jij-n_ame
9/10(火) 14:51配信時事通信

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、ロス商務長官が海洋大気局(NOAA)幹部に対し、「ハリケーンが南部アラバマ州を通過する恐れがある」としたトランプ大統領の主張と矛盾する気象予報の撤回を迫ったと報じた。

 応じなければ更迭すると圧力をかけたという。

 トランプ氏は1日、バハマを襲ったハリケーン「ドリアン」の進路をめぐり、アラバマなど南部各州を「想定以上の勢力で直撃する恐れがある」とツイート。その数分後、同州バーミングハムの気象当局は「アラバマには何の影響もない」とツイッター上で否定した。しかしトランプ氏は主張を曲げず、4日には同州が進路に該当するようペンで描き足されたNOAAの予想図を記者団に示していた。

 同紙によると、NOAAを所管する商務省のロス長官は6日、出張先のギリシャからジェイコブズNOAA長官代行に電話をかけ、大統領の説明との矛盾の解消を指示。ジェイコブズ氏が異議を唱えたところ、状況が変わらなければ同氏を含む政治任用の幹部らを更迭すると告げたという。

5465チバQ:2019/09/10(火) 23:28:59
https://www.asahi.com/articles/ASM987X2NM98UHBI01N.html
トランプ氏に3人目の挑戦者 前下院議員が党指名争いに
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年9月9日10時30分
 2020年の米大統領選で、サウスカロライナ州知事などを務めたマーク・サンフォード前下院議員(59)は8日、FOXニュースの番組で、共和党の候補者指名争いに立候補することを明らかにした。トランプ大統領に挑戦する同党の候補者は3人目となる。

サンフォード氏は同番組で「我々は共和党員であることの意味を議論する必要がある。共和党は道に迷っている」と語り、トランプ氏に挑む考えを示した。

 サンフォード氏は1995年、サウスカロライナ州選出の下院議員に初当選。03年から同州知事を2期務めた。2期目の時、周囲にハイキングに行くと述べて数日間失踪。のちにアルゼンチンで不倫相手と会っていたことが発覚。結局、3選はあきらめ、11年に退任した。テレビのコメンテーターなどを務めたが、13年に下院議員に立候補し、返り咲いた。

 16年大統領選ではトランプ氏…

5466チバQ:2019/09/10(火) 23:31:46
https://www.asahi.com/articles/ASM8Z2HBBM8ZUHBI006.html
米大統領選民主候補20人→10人に「サバイバル突入」
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年9月10日10時08分
 2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、3回目となるテレビ討論会が12日に開かれる。最初の2回は20人が参加したが、今回は参加条件が厳しく、10人に半減。主要候補が初めて、直接意見を戦わせることになる。

 民主党は候補者指名に向け、最大で24人が立候補した。党も、多くの候補者を討論会に参加させることで多様性をアピールすることを狙い、最初の2回は参加条件を低めに設定したため、20人が2日間にわたって討論する状況だった。だが、今回は「四つの世論調査で支持率が2%以上に達し、13万人以上から献金を集めた」などと条件を厳しくした結果、10人だけがクリアし、1日で終わることになった。

 ログイン前の続き最大の注目は、各世論調査でトップ3を形成する、ジョー・バイデン前副大統領(76)、エリザベス・ウォーレン(70)、バーニー・サンダース(78)の両上院議員の3人が初めて、同じ壇上で討論することだ。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、直近の六つの世論調査の支持率の平均はバイデン氏が29・7%、ウォーレン氏が18・0%、サンダース氏が17・5%。穏健派のバイデン氏に対し、革新的な政策を打ち出す両上院議員がどう対峙(たいじ)するかが焦点だ。

 来年2月から始まる予備選・党員集会が近づくなか、支持率の低い候補者にとっても、アピールの機会となる。民主党系政治コンサルタントのジェームズ・デマース氏は、「夏休みが明け、有権者はよく知らなかった候補者の発言にも耳を傾け、真剣に吟味し始める」と話す。例として挙げるのは、08年の大統領選に向けた候補者選びで、オバマ前大統領が前年秋の演説を機に、本命とされていたヒラリー・クリントン氏を逆転したことだ。

 一方、基準に達せず、テレビ討論会に参加できなくなった候補者にとっては厳しい状況となる。実際、脱落者は相次いでおり、7、8月の2カ月間で5人が撤退を表明した。デマース氏は「サバイバルの秋に突入する」と語る。(ワシントン=土佐茂生)

民主党の第3回テレビ討論会に参加する候補者
ジョー・バイデン前副大統領

コリー・ブッカー上院議員

ピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長

フリアン・カストロ元住宅都市開発長官

カマラ・ハリス上院議員

エイミー・クロブシャー上院議員

ベト・オルーク前下院議員

バーニー・サンダース上院議員

エリザベス・ウォーレン上院議員

アンドリュー・ヤン氏(起業家)

5467チバQ:2019/09/10(火) 23:32:35
https://www.cnn.co.jp/usa/35142431.html
バイデン前副大統領、依然リードも一部で混戦 民主党指名争い
2019.09.10 Tue posted at 12:00 JST
ワシントン(CNN) 2020年に行われる米大統領選で民主党からの指名を争っている候補者のなかで、ジョー・バイデン前副大統領が依然として高い支持率を集めていることがわかった。ただ、党員集会や予備選が早期に開催される州のなかには、バイデン氏以外の候補者が支持を集めているところもある。

ABCニュースとワシントン・ポスト紙が8日に公開した世論調査によれば、民主党員あるいは民主党寄りの無党派層の27%がバイデン氏を支持した。バーニー・サンダース上院議員が支持率19%で2位に入った。サンダース氏の支持率は7月の23%からわずかに減少した。エリザベス・ウォーレン上院議員が同17%で3位につけた。ウォーレン議員は支持率を6パーセントポイント増やした。

カマラ・ハリス上院議員は支持率7%。インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏は支持率4%だった。

今回の調査結果では、バイデン氏が依然として民主党支持層から多くの支持を集めていることが示された。一方で、CBSニュースとユーガブによる世論調査では、党員集会が早期に開催される一部の州でバイデン氏がウォーレン議員やサンダース議員と接戦を繰り広げていることがわかった。

8日に発表されたCBSとユーガブによる世論調査によれば、バイデン、ウォーレン、サンダースの3氏はアイオワやニューハンプシャー、ネバダで接戦を繰り広げている。

投票が早期に行われる州のうちバイデン氏が大きなリードを保っているのはサウスカロライナだけだ。サウスカロライナ州でのバイデン氏の支持率は43%。サンダース議員とウォーレン議員はそれぞれ18%と14%。バイデン氏はアフリカ系(黒人)からの支持を集めた。

2020年早期に予備選や党員集会が行われる18州でみると、ウォーレン議員の支持率は26%とバイデン氏の25%とほぼ互角。サンダース議員が19%。上位3人をハリス議員(8%)とブティジェッジ市長(6%)、ベト・オルーク前下院議員(4%)が追っている。

ABCとワシントン・ポスト紙の調査は9月2日から5日にかけて英語とスペイン語で全米の成人1003人を無作為に選出して電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス5パーセントポイント。

CBSとユーガブの調査は8月28日から9月4日にかけて登録有権者1万6525人に話を聞いた。対象となったのは2月と3月初めに予備選や党員集会が開かれる18州。誤差の範囲はプラスマイナス1.8パーセントポイント。

5468チバQ:2019/09/10(火) 23:35:35
https://www.sankei.com/world/news/190830/wor1908300006-n1.html
米大統領選、第3回民主党候補者討論会の参加者10人決まる
2019.8.30 08:07
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党全国委員会は29日、来年の米大統領選に向け9月中旬に予定される第3回民主党候補者討論会への参加資格を得た候補者10人の名前を発表した。

 参加者は、バイデン前副大統領、サンダース、ウォーレン、ハリス上院議員、インディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長の上位陣に加え、クロブチャー、ブッカー両上院議員、オルーク元下院議員、カストロ元住宅都市開発長官、実業家のヤン氏。

 全国委は第3回討論会への参加資格として、「6月28日〜8月28日に実施された少なくとも4つの全国世論調査で支持率2%以上」「8月28日までに少なくとも13万人、また最低20州から少なくとも400人の献金を得ること」などの条件を課していた。

 同党の候補指名争いには20人以上が名乗りを上げているが、9月の討論会で絞り込みが進むのを機に選挙戦の継続を断念する候補が続出すると見込まれている。

 第3回討論会は9月12日、南部テキサス州ヒューストンの「テキサス・サザン大学」で行われる。

5469チバQ:2019/09/10(火) 23:43:53
>>5449
トゥルシー・ギャバード(ハワイ州選出の下院議員(>>5395)が消えて
エーミー・クロブシャー(ミネソタ州選出の上院議員>>5333)が浮上
他は変わりなし


29・7% ジョー・バイデン前副大統領

18・0% エリザベス・ウォーレン上院議員
17・5% バーニー・サンダース上院議員

カマラ・ハリス上院議員
ピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長


コリー・ブッカー上院議員
ベト・オルーク前下院議員

フリアン・カストロ元住宅都市開発長官
エイミー・クロブシャー上院議員
アンドリュー・ヤン氏(起業家)

5470チバQ:2019/09/11(水) 10:28:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000005-jij-n_ame
米大統領、ボルトン補佐官解任=対北朝鮮やイラン政策で対立
9/11(水) 1:14配信時事通信
米大統領、ボルトン補佐官解任=対北朝鮮やイラン政策で対立
トランプ米大統領(左)とボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)=5月13日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ツイッターで、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)を解任したと明らかにした。


 「ボルトン氏の多くの提案について意見が異なった」と指摘。「彼の任務はホワイトハウスで不要になった」と述べた。対外強硬派のボルトン氏が政権を去ることで、トランプ氏が北朝鮮やイランとの対話を積極的に進める可能性もある。

 安保補佐官の交代はボルトン氏で3人目。後任人事は来週発表するという。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、ビーガン北朝鮮担当特別代表らの名前が挙がっている。クッパーマン副補佐官が当面代行を務める。

 トランプ氏によると、9日夜にボルトン氏に解任を通告し、10日に辞表を受け取ったという。これに対しボルトン氏は10日、ツイッターで「私が昨夜に辞任を申し出た」と主張するなど経緯に食い違いが生じている。

 ボルトン氏は、トランプ氏が北朝鮮に融和姿勢を見せたり、イラン指導部との交渉に意欲を見せたりすることに否定的で、トランプ氏との関係が悪化していた。トランプ氏が8日にワシントン近郊で計画していたアフガニスタンの反政府勢力タリバンとの秘密会談をめぐる意見対立が解任劇への最後の引き金を引いたとみられている。

5471チバQ:2019/09/11(水) 13:18:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000055-jij-n_ame
米下院選、共和候補が勝利=トランプ氏支援
9/11(水) 12:41配信時事通信
 【ワシントン時事】昨年の米中間選挙で共和党陣営の不正投票が発覚して無効となった南部ノースカロライナ州の連邦下院第9選挙区で10日、やり直しの選挙が行われた。

 米メディアによると、トランプ大統領の支援を受けた共和党新人ビショップ州上院議員(55)が激戦の末、民主党候補を破って当選を確実にした。

 今回の選挙は、来年秋の大統領選の行方を占うものとして注目された。民主党新人で元海兵隊員のマクリーディ氏(36)は猛追を見せたが及ばなかった。

 同選挙区は50年以上にわたり民主党が議席を奪うことができていない保守の地盤。2016年大統領選でもトランプ氏が勝利していた。今回、民主党候補が勝利すれば、再選を目指すトランプ氏にとって打撃になるとみられていた。

5472チバQ:2019/09/12(木) 11:03:28
https://www.sankei.com/world/news/190911/wor1909110032-n1.html
ボルトン氏「解任」 米政権内で孤立 北朝鮮への圧力路線軟化に懸念 惜しまれる退場
2019.9.11 21:42国際米州
米朝会談
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ボルトン大統領補佐官(ロイター)
ボルトン大統領補佐官(ロイター)
 トランプ米政権の外交・安全保障政策を支える立場にあったボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスを去ったのは、トランプ大統領の意を体したポンペオ国務長官らとの外交方針をめぐる主導権争いに敗れた結果といえる。

 ポンペオ氏は10日、ホワイトハウスで記者会見し、米外交政策の進め方について「ボルトン氏とは考え方の違いがいくつもあったのは確かだ」と明かした。また、ボルトン氏の退場は「驚きではないね」と笑いながら語るなど、同氏がトランプ氏や政権高官から遠ざけられていたことを強く示唆した。

 また、ポンペオ氏は「世界各国の指導者たちは、一部の高官が去ったからといって、トランプ氏の外交政策が実質的に変化するなどと思い込まない方がいい」と述べ、米国と対立する国々への外交圧力を緩めない立場を強調した。

 しかし、ボルトン氏が唱えてきた北朝鮮やイランへの圧力路線が軟化に転じる恐れは否定できない。

 例えば、米政権が安全保障分野での懸案の筆頭に位置づける北朝鮮の非核化問題ではこれまでも、対北強硬派のボルトン氏を「人間のくず」と呼んで非難する北朝鮮へのトランプ政権の配慮が目についた。

 トランプ氏は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話機運を促進するため、昨年6月のシンガポールでの米朝首脳初会談の実現に合わせてボルトン氏を北朝鮮問題の最前線から退けた。今年6月の板門店での3度目の米朝首脳会談の際、ボルトン氏はモンゴルに派遣され、会談に立ち会えなかった。

 米政策研究機関「新米国安全保障センター」(CNAS)のクリスティン・リー研究員は、ボルトン氏を「敵対勢力」と見なす北朝鮮が今回の事態を受け、米政権との対話に傾斜する可能性があると指摘する。

 トランプ氏は最近の北朝鮮による短距離ミサイル発射を問題視しないとし、米韓合同軍事演習にも否定的。同盟重視をうたってきたボルトン氏の排除に伴い、日韓など同盟諸国の安全保障をないがしろにして北朝鮮との対話路線を進めていくことが懸念される。

 日米の北朝鮮問題関係者の間で、ボルトン氏は「金正恩体制を追い詰める、トランプ政権内部の頼みの綱」とみられていただけに、退場を惜しむ声が広がるのは確実だ。(ワシントン 黒瀬悦成)

5473とはずがたり:2019/09/12(木) 13:40:46
ボルトン氏「解任」 米政権内で孤立 北朝鮮への圧力路線軟化に懸念 惜しまれる退場
2019.9.11 21:42国際米州
https://www.sankei.com/world/news/190911/wor1909110032-n1.html

 トランプ米政権の外交・安全保障政策を支える立場にあったボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスを去ったのは、トランプ大統領の意を体したポンペオ国務長官らとの外交方針をめぐる主導権争いに敗れた結果といえる。

 ポンペオ氏は10日、ホワイトハウスで記者会見し、米外交政策の進め方について「ボルトン氏とは考え方の違いがいくつもあったのは確かだ」と明かした。また、ボルトン氏の退場は「驚きではないね」と笑いながら語るなど、同氏がトランプ氏や政権高官から遠ざけられていたことを強く示唆した。

 また、ポンペオ氏は「世界各国の指導者たちは、一部の高官が去ったからといって、トランプ氏の外交政策が実質的に変化するなどと思い込まない方がいい」と述べ、米国と対立する国々への外交圧力を緩めない立場を強調した。

 しかし、ボルトン氏が唱えてきた北朝鮮やイランへの圧力路線が軟化に転じる恐れは否定できない。

 例えば、米政権が安全保障分野での懸案の筆頭に位置づける北朝鮮の非核化問題ではこれまでも、対北強硬派のボルトン氏を「人間のくず」と呼んで非難する北朝鮮へのトランプ政権の配慮が目についた。

 トランプ氏は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との対話機運を促進するため、昨年6月のシンガポールでの米朝首脳初会談の実現に合わせてボルトン氏を北朝鮮問題の最前線から退けた。今年6月の板門店での3度目の米朝首脳会談の際、ボルトン氏はモンゴルに派遣され、会談に立ち会えなかった。

 米政策研究機関「新米国安全保障センター」(CNAS)のクリスティン・リー研究員は、ボルトン氏を「敵対勢力」と見なす北朝鮮が今回の事態を受け、米政権との対話に傾斜する可能性があると指摘する。

 トランプ氏は最近の北朝鮮による短距離ミサイル発射を問題視しないとし、米韓合同軍事演習にも否定的。同盟重視をうたってきたボルトン氏の排除に伴い、日韓など同盟諸国の安全保障をないがしろにして北朝鮮との対話路線を進めていくことが懸念される。

 日米の北朝鮮問題関係者の間で、ボルトン氏は「金正恩体制を追い詰める、トランプ政権内部の頼みの綱」とみられていただけに、退場を惜しむ声が広がるのは確実だ。(ワシントン 黒瀬悦成)

5474チバQ:2019/09/19(木) 00:43:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000079-jij-n_ame
バイデン、ウォーレン氏が引き離す=第3回討論会後の世論調査-米大統領選
9/18(水) 14:45配信時事通信
バイデン、ウォーレン氏が引き離す=第3回討論会後の世論調査-米大統領選
米大統領選に向けた民主党の第3回テレビ討論会に参加したバイデン前副大統領(左)とウォーレン上院議員=12日、テキサス州ヒューストン(AFP時事)
 【ワシントン時事】来年秋の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、NBCテレビなどは17日、先週の第3回テレビ討論会後に行った世論調査結果を伝えた。

 バイデン前副大統領が2カ月前と比べ5ポイント増の31%、ウォーレン上院議員が同6ポイント増の25%となり、他候補を引き離した。

 3位のサンダース上院議員は同1ポイント増の14%。それ以下では、ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長が7%と2カ月前の水準を維持。ハリス上院議員が同8ポイント減の5%と失速し、中華系起業家のヤン氏が同2ポイント増の4%に支持を伸ばした。

 一方、各候補に対する支持の度合いを測る質問では、ウォーレン氏に対して「情熱的」と答えた人が、3カ月前から9ポイント増の35%に上昇。サンダース氏の25%、バイデン氏の23%をそれぞれ上回った。

5475チバQ:2019/09/19(木) 10:48:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000519-san-n_ame
ケネディ元司法長官の孫が上院選出馬へ
9/19(木) 10:28配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】ボストン・グローブ紙など複数の米メディアは18日、故ロバート・ケネディ元司法長官の孫で民主党の「次世代の旗手」と目されるジョゼフ・ケネディ下院議員(38)が来年の大統領選と同時に行われる上院選に地元の東部マサチューセッツ州から出馬する意向を決めたと伝えた。21日に正式表明する。ケネディ元大統領を筆頭とする名門政治家一家である「ケネディ王朝」を継承する存在として注目を集めそうだ。

 マサチューセッツ州では民主党現職の長老、マーキー上院議員(73)が再選を目指し出馬する見通し。このためケネディ氏とマーキー氏はまず同党の候補指名を争うが、世論調査などではケネディ氏有利とみられている。

 過去の大統領ではオバマ前大統領、ニクソン元大統領など上院議員経験者が少なくなく、ケネディ氏も当選すれば大統領選出馬への期待が高まるのは確実だ。

5476チバQ:2019/09/19(木) 13:05:03
https://digital.asahi.com/articles/ASM9F52CKM9FUHBI022.html?rm=465
しどろもどろ返上? 米大統領選へ、民主トップ3が論戦
有料記事

ヒューストン=土佐茂生 2019年9月18日09時30分
 2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、3回目となるテレビ討論会が、テキサス州ヒューストンで開かれた。生き残りに向けた争いが激しくなるなか、世論調査でトップの3候補が初めて一堂に会した。(ヒューストン=土佐茂生)

 12日にあった討論会の最大の注目点は、各種世論調査でトップ3となっているジョー・バイデン前副大統領(76)、バーニー・サンダース上院議員(78)、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)が初めて、同じステージに並んだこと。特に、穏健派のバイデン氏が革新系の両上院議員とどう対峙(たいじ)するかがポイントとなっていた。

 そんななか、仕掛けたのはバイデン氏だった。「上院議員たちの主張は行き過ぎか」という司会者の質問に対し、オバマ政権時代の医療保険改革(オバマケア)の成功を維持しながら改革する自分の案を強調し、オバマケアを撤廃して全国民に公的保険を導入しようとする2人を牽制(けんせい)。「私の案は7400億ドルかかるが、(2人の案の)30兆ドルほどはかからない。どうやって財源を作るのか」と述べた。

 ログイン前の続きこれに対し、ウォーレン氏は「大金持ちや大企業に払わせ、中流家庭の負担を軽くする」と反論。サンダース氏も「必要なのは全国民に医療を保障する仕組みであって、製薬会社や保険会社に巨額の利益を与える仕組みではない」と言い返したが、バイデン氏は「質問に答えていない。結局、中流家庭の所得税は上がる」と負けていなかった。過去の討論会では答弁でしどろもどろになって不安視される局面もあったが、今回は安定していた。

 他の候補者も、2人の革新候補の案の方向性は賛同するものの、現行制度を徐々に改革させる考えを述べることが多く、バイデン氏の主張が説得力をもったように映った。

サバイバルの秋に突入
 トップ3に追いつきたい、下位グループの候補者も積極的に発言した。オバマ政権で閣僚だったフリアン・カストロ氏(44)はバイデン氏を「2分前に言ったことを忘れているのか」「私はオバマ氏が残した功績を全うしており、あなたは違う」などと攻めた。

 この発言にはインディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏(37)が「国民がワシントンの政治にむかついている点をまさに思い起こさせる。相手のあらを探し自分の得点を得ようとする」と批判した。カストロ氏は「これが選挙だ」と続けたが、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も「内輪で争う家は成り立たない。私たちが勝つのはそのような方法ではない」といさめた。

 もっとも、候補者の衝突は、今後も激化するとみられる。過去2回の討論会は20人が2日間に分けて登場したが、今回は参加条件が厳しくなり、クリアできたのは10人。その一方、7、8月の2カ月間で5人が選挙戦から脱落した。

 民主党系政治コンサルタントのジェームズ・デマース氏は、「夏休みが明け、有権者はよく知らなかった候補者の発言にも耳を傾け、真剣に吟味し始める。サバイバルの秋に突入する」と話す。

 これにほくそ笑むのはトランプ大統領だ。討論会後、選対陣営はすぐに「社会主義の民主党は、過激な政策で国民の税金を引き上げる。トランプ氏の実績は、弱小の民主候補を簡単に蹴散らすだろう。トランプ氏を利する宣伝をしてくれた民主党に感謝する!」と揶揄(やゆ)する声明を出した。

5477名無しさん:2019/09/19(木) 21:43:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000021-jij_afp-int
カナダ・トルドー首相、18年前の「人種差別」メークを陳謝 「千夜一夜」で仮装
9/19(木) 13:38配信AFP=時事
カナダ・トルドー首相、18年前の「人種差別」メークを陳謝 「千夜一夜」で仮装
カナダの首都オタワで記者会見を行うジャスティン・トルドー首相(2019年9月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相(47)が、18年前に教師をしていた学校で「千夜一夜物語(アラビアンナイト、Arabian Nights)」をテーマにしたパーティーの際、顔を茶色く塗るメークを施していたと米誌タイム(Time)が18日報じた。トルドー氏は同日、記者会見で「人種差別主義者がやるようなことだった」「深く後悔している」と陳謝した。

【特集】世界の「イケメン」「美人」政治家たち

 10月21日の総選挙を控え、倫理規定違反スキャンダルなどで批判にさらされているトルドー氏は厳しい選挙戦を強いられている。同氏率いる自由党は2015年の総選挙で圧勝したが、現在、支持率はアンドリュー・シーア(Andrew Scheer)党首の野党・保守党と拮抗(きっこう)している。

 タイム誌は、当時29歳のトルドー氏がターバンと丈の長い衣装をまとい、顔と首、手を茶色く塗っている写真を掲載した。写真の出典は、勤務先だった私立学校ウエスト・ポイント・グレー・アカデミー(West Point Grey Academy)の2000〜01年の卒業アルバムだという。

 タイム誌の記事は、自由党の広報部が写真の人物をトルドー氏本人と確認し、「アラビアンナイトを衣装のテーマにした学校の年次ディナーパーティー」で撮影されたものだと説明したと述べている。AFPはその写真について事実関係を独自に確認していない。

 トルドー氏は18日、選挙運動のため移動中の専用機内からテレビ会見し、問題の写真に写っているのは自分だと認めた上で、「私はこれまでの人生を通じて、人々に機会をもたらし、人種差別や不寛容と闘うことに努めてきた」と釈明。「若い時分に過ちを犯したといえるし、犯していなければ良かったと思う。あの頃もっと分別があれば良かったが、私にはなかった。その点について深く謝罪する」と述べた。

 さらに、「人種差別主義者がやるようなことだったと、今は理解している」「さまざまな社会的アイデンティティーが交差した社会で、差別に直面する人々を深く傷つける、重大な問題だ」との認識を示した。

 カナダの多文化主義を熱心に提唱するトルドー氏の内閣は、閣僚の半数が女性。また、閣僚6人がアジア系かアフリカ系の血を引いている。

 なお、奴隷制度と隔離政策の歴史を持つ隣国の米国でも今年、複数の政治家が若い頃に顔を「黒塗り」にしていたとされるスキャンダルが相次いでいる。米バージニア州のラルフ・ノーサム(Ralph Northam)知事は、顔を黒く塗った人物と白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の衣装を着た人物を撮影した卒業アルバムの写真について、うち一人は自分だと認めた翌日、いずれも自分ではないと否定して辞任を拒否している。【翻訳編集】 AFPBB News

5478チバQ:2019/09/23(月) 19:00:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00000174-jij-n_ame
ニューヨーク市長が撤退表明=米大統領選、民主党の候補選び
9/20(金) 22:38配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年の米大統領選に向け、民主党の候補指名争いに名乗りを上げていたニューヨーク市のデブラシオ市長は20日、MSNBCテレビで「選挙運動を切り上げ、ニューヨーク市長の職務を続ける」と述べ、撤退を表明した。

 指名争いに残った候補は19人となった。

 デブラシオ氏は5月に立候補を表明したが、支持率が低迷。世論調査の支持率や寄付金獲得実績に基づく要件を満たせず、今月開かれた第3回候補者討論会に参加できなかった。

5479チバQ:2019/09/23(月) 20:16:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190923-00000033-jij_afp-int
ウォーレン氏支持率、バイデン氏抜き初めてトップへ 米大統領選民主党候補争い
9/23(月) 16:02配信AFP=時事
ウォーレン氏支持率、バイデン氏抜き初めてトップへ 米大統領選民主党候補争い
米ニューヨーク市のワシントンスクエア・パークで演説を行う、米大統領選へ向けた民主党候補指名争いの有力候補、エリザベス・ウォーレン上院議員(2019年9月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2020年米大統領選へ向けた民主党候補指名争いの要所となるアイオワ州で、有力候補の一人であるエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員(70)の支持率がジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(76)を上回り初めてトップとなった。22日に公開された最新の世論調査結果で明らかになった。

【写真】米民主党候補者討論会、バイデン氏とウォーレン氏

 アイオワ州の地元紙デモイン・レジスター(Des Moines Register)と米CNNテレビが共同で行った世論調査によると、同州党員集会への参加が見込まれる有権者のうち22%がウォーレン氏を支持した。一方でバイデン氏の支持率は20%、もう一人の有力候補バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は11%だった。

 アイオワ州は大統領選の党候補指名争いの初戦となる重要州。候補者が乱立する民主党の指名争いで、バイデン氏はこれまで最有力候補だったが、今回の調査では同州でウォーレン氏の人気が急速に高まっていることが示された。

 バイデン氏は全国調査では依然、トップの支持率を維持しているが、今回の調査でサンダース氏がウォーレン氏に押されたことで、民主党の指名争いは2候補の対決に狭まりそうだ。

 ウォーレン氏は医療保険制度や教育に関する大胆な政策によって民主党急進派の票をサンダース氏と競り合っている一方、バイデン氏はドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を打ち負かす可能性が最も高い経験豊富な穏健派として選挙運動を進めている。【翻訳編集】 AFPBB News

5480チバQ:2019/10/03(木) 13:16:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00000017-asahi-int
サンダース上院議員が手術 大統領選挙戦を当面休止
10/3(木) 10:06配信朝日新聞デジタル
サンダース上院議員が手術 大統領選挙戦を当面休止
今年4月、米議会で国民皆保険制度へ向けた法案を発表するサンダース上院議員=ワシントン、ランハム裕子撮影
 2020年米大統領選で、民主党の候補者指名を目指すバーニー・サンダース上院議員(78)が2日、胸の痛みを訴え、動脈閉塞(へいそく)の手術を受けた。サンダース氏は会話ができる状態というが、治療と休養のため、選挙活動を当面休止するという。

 サンダース氏の選対本部のジェフ・ウィーバー上級顧問は2日の声明で「昨晩の選挙イベント中、サンダース上院議員は胸に違和感を覚えた。検査によると、動脈に閉塞が1カ所見つかり、ステント(医療器具の筒)2本が無事に挿入された」と説明した。会話ができ、気分も良好だという。

朝日新聞社

5481チバQ:2019/10/03(木) 13:27:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191003-00000518-san-n_ame
米大統領選 サンダース氏が緊急入院 血栓で手術
10/3(木) 9:11配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選で民主党候補指名を目指すサンダース上院議員(78)が1日、米西部ネバダ州ラスベガスで遊説中に胸の痛みを訴え緊急入院した。

 サンダース陣営が2日明らかにしたところでは、動脈に血栓が見つかり、ステント(血管を広げる網状の筒)を埋め込む手術を行った。陣営は、「手術は成功した」とする一方、向こう数日間は休養し、集会などの選挙活動も当面中止するとしている。

 サンダース氏は、大統領選に出馬を表明している主要候補の中では最高齢。ステント手術は米国では決して珍しくないものの、今後の党指名争いでは同氏の健康問題が攻撃材料となる可能性がある。

 ただ、党候補指名争いで支持率トップを争うバイデン前副大統領とウォーレン上院議員は、それぞれ76歳と70歳。共和党候補指名を確実にしているトランプ大統領は73歳で、不用意に健康や年齢の問題を持ち出すと、自身にも火の粉が降りかかる恐れがある。

 米メディアによると、サンダース氏は遊説中、ナッツ類やサラダ、果物などを好んで食べるとされ、健康に留意していることがうかがえるという。

5482chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:47:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-35143572-cnn-int
米下院民主党、ホワイトハウスに召喚状 ウクライナ文書の提出命令
10/5(土) 10:50配信CNN.co.jp
米下院民主党、ホワイトハウスに召喚状 ウクライナ文書の提出命令
米下院民主党がホワイトハウスに対し、ウクライナ絡みの記録の提出を命じた
(CNN) 米下院民主党は4日、ホワイトハウスにウクライナ関連文書の提出を命じる召喚状を出した。トランプ大統領に対する弾劾(だんがい)調査を加速させた形だ。

これとは別に、弾劾調査を主導する下院3委員会は、ペンス副大統領に文書提出を求める書簡を送った。書簡はトランプ氏個人およびウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談をめぐる調査の一環。

召喚状はカミングス監視委員長が出したもので、ホワイトハウスにウクライナ絡みの文書ややり取りの記録を求める内容。カミングス氏の今週のメモによると、7月25日に行われたゼレンスキー大統領との電話会談、対ウクライナ支援の保留、トランプ氏の顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏がウクライナにバイデン前副大統領と天然ガス会社ブリスマの調査を要請した件の関連資料が対象となる。

カミングス氏とシフ情報委員長、エンゲル外交委員長はホワイトハウスに宛てた書簡で、「トランプ大統領が我々と米国をこうした立場に追い込んだのは大変遺憾だが、彼の行動によって召喚状を出す以外に選択肢がなくなった」と述べた。

これに対し、ホワイトハウスは召喚状を重大視しない姿勢を示し、「この召喚状では何も変わらない。単にさらなる文書を要求し、時間を浪費し、税金を費やすだけであり、最終的には大統領の行動に不正な点がなかったことが示されるだろう」としている。

一方、ペンス氏への文書提出要求を受け、民主党が文書提出を求めている政権当局者やトランプ氏側近のリストに副大統領も加わる形となった。

3委員長はペンス氏に対し、今月15日までの文書提出を求める書簡を送付。自主的に提出しない場合、ペンス氏に対しても召喚状が出る可能性がある。

5483chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:48:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000019-mai-soci
即位の礼、米副大統領参列見送り ウクライナ問題が影響
10/5(土) 10:31配信毎日新聞
即位の礼、米副大統領参列見送り ウクライナ問題が影響
組み立てられる高御座。奥は御帳台=皇居・宮殿「松の間」で2019年9月6日午後1時26分(代表撮影)
 米政府は4日、22日に予定される天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に、イレーン・チャオ運輸長官を参列させると発表した。

 当初、ペンス副大統領の派遣も検討された。だが、トランプ大統領が政敵のバイデン前副大統領を捜査するようウクライナに圧力をかけた疑惑に関し、民主党は4日、ペンス氏にウクライナ政府との協議に関する資料の提出を要求。ペンス氏もウクライナ疑惑への対応を迫られており、影響したものとみられる。

 チャオ氏は台湾生まれで、ブッシュ(子)政権では労働長官を務めた。夫は、共和党上院のマコネル院内総務。【ワシントン古本陽荘】

5484chibaQ@Korea:2019/10/06(日) 08:48:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-00000005-jij_afp-int
選挙運動休止のサンダース氏は心筋梗塞、すでに退院 医師ら明かす
10/5(土) 9:31配信AFP=時事
選挙運動休止のサンダース氏は心筋梗塞、すでに退院 医師ら明かす
米首都ワシントンの連邦議会議事堂で記者会見するバーニー・サンダース上院議員(2019年4月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2020年米大統領選の民主党候補指名を目指すバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(78)について医師らは4日、今月1日に心筋梗塞を起こしたが、すでに米ラスベガス(Las Vegas)の病院から退院していると明らかにした。

【写真】米テキサス州で民主党の討論会に参加したサンダース上院議員

 同氏の医師らは、「サンダース上院議員は心筋梗塞と診断された」と発表。すぐに閉塞した冠動脈にステントを2本挿入したが他の動脈に異常はなく、「入院中は想定通りの穏やかな経過をたどり、予後も良好とみられる」と説明した。

 1日にラスベガスで胸部の不快感を訴え選挙運動を一時休止したサンダース氏は、「2日半入院して今はとても気分が良い。少し休んだ後に仕事に戻るのを楽しみにしている」と述べた。

 サンダース氏は今回の大統領選候補者で最高齢。今月15日にはオハイオ州で開かれる民主党の4回目の討論会に参加する予定になっている。【翻訳編集】 AFPBB News

5485チバQ:2019/10/12(土) 17:12:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000032-jij-int
トランプ氏、弾劾危機=ウクライナ疑惑解明本格化-「見返りと圧力」焦点〔深層探訪〕
10/12(土) 8:31配信時事通信
 トランプ米大統領がバイデン前副大統領に関する問題を調べるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけた疑惑で、野党民主党は大統領弾劾訴追に向けて本格的な調査に入った。政治経験の浅いゼレンスキー氏に対し、トランプ氏がお得意の「見返りと圧力」の手法を用いたかどうかが焦点だ。

 ◇「ひどい話」
 「バイデン氏が捜査をやめさせたなど、いろいろな事が言われており、多くの人が知りたがっている。私から見ると、ひどい話だ」
 米政府が公表した記録によると、トランプ氏は7月25日の電話会談で、ゼレンスキー氏にバイデン氏に関する調査を露骨に促した。

 トランプ氏が調査を求めたのは、バイデン氏が副大統領時代の2016年、当時のウクライナのショーキン検事総長の解任を要求した問題だ。ショーキン氏が汚職事件を捜査していたウクライナのガス会社「ブリスマ」は、当時バイデン氏の息子ハンター氏が役員に名を連ね、報酬を得ていた。ショーキン氏は腐敗対策に消極的として他の西側諸国も解任を求めていたが、トランプ氏はバイデン氏の要求が「息子の利益」のためだったという筋書きを描いた。

 ◇4億ドルの支援
 電話会談に関し、トランプ氏は「圧力も見返りもなかった」と主張する。だが、これまでの弾劾調査で浮上したのは、対ウクライナ軍事支援と、ホワイトハウスでの首脳会談という二つの外交的見返りの存在だ。

 「政治キャンペーンのために支援を凍結するなんてクレイジーだ」。下院委員会が3日公表した外交官のメールによると、在ウクライナ米大使館トップのテイラー臨時代理大使は9月9日、周囲に強い戸惑いを伝えた。4億ドル(約430億円)の支援凍結は、電話会談の1週間前の7月18日にトランプ氏が指示しており、これがウクライナに調査を促す目的だったという認識が現場にあったことをうかがわせた。

 ◇「成果物」を望んでいる
 電話会談直前の7月25日朝には、もう一つ重要なやりとりがウクライナ政府との間で交わされていた。当時のボルカー・ウクライナ担当米特別代表はウクライナのイェルマーク大統領補佐官にメールを送信。「ホワイトハウスの話では、ゼレンスキー氏がトランプ氏に調査を行うことを確信させれば、ワシントン訪問の日程を確定できる」と伝達した。

 コメディアンだったゼレンスキー氏は4月の大統領選で初当選したが、対ロシア国境地帯で紛争を抱え、腐敗や貧困に対応するという難題が待ち受けていた。「新参の大統領」にとって、軍事支援やホワイトハウス招待が魅力的だったことは想像に難くない。

 「トランプ大統領は成果物を望んでいる」。米国のソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は8月9日に同僚に宛てたメールで、日程確定に先立ち、調査開始の明確な意思表示が必要という認識を表明。その後も米政権は、ゼレンスキー氏が表明する調査開始の声明文案について内部で協議するなど、ウクライナ側から前向きな対応を引き出そうとする取り組みを続けた。(ワシントン時事)

5486チバQ:2019/10/13(日) 12:09:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00050232-yom-int
米、高官辞任止まらず…国土安全保障長官代行も
10/12(土) 18:37配信読売新聞オンライン
 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は11日、ツイッターで、マカリーナン国土安全保障長官代行の辞任を発表した。マカリーナン氏は4月にニールセン前長官が辞任したことを受け、代行に就いた。9月には、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が解任されており、高官の辞任や解任が止まらない状況が続いている。

 トランプ氏によると、マカリーナン氏は「民間に行き、家族とより多くの時間を過ごしたい」と申し出た。新たな長官代行は来週発表する。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、マカリーナン氏は移民問題を担当する他の政府高官と対立し、トランプ氏の信頼を得られずにいたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000533-san-n_ame
米国土安保長官代行が辞任 トランプ氏とそり合わず?
10/12(土) 13:56配信産経新聞
 【マイアミ=黒瀬悦成】トランプ米大統領は11日、マカリーナン国土安全保障長官代行が辞任したと発表した。マカリーナン氏から「家族との時間を増やし、民間企業に移りたい」との申し出があったとしている。新たな長官代行は近日中に発表するという。

 マカリーナン氏は、ニールセン前国土安保長官が4月に事実上解任されたのを受け、税関・国境警備局長から長官代行に就任した。

 トランプ氏はツイッターで、マカリーナン氏が代行に就任して以降、メキシコからの不法越境が大幅に減少したとして「素晴らしい仕事をしてくれた」と称賛した。

 ただ、米メディアによると、同氏は政権内でより強硬な移民政策を提唱する幹部らと意見が合わなかったほか、トランプ氏からもあまり評価されていなかったとされ、事実上の更迭との見方も出ている。

5487チバQ:2019/10/14(月) 22:32:47
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-191010X388.html
米アラバマ州モンゴメリーに初の黒人市長=公民権運動発祥の地
2019/10/10 06:29時事通信

 【ワシントン時事】米南部アラバマ州モンゴメリーで8日、市長選の決選投票が行われ、黒人のスティーブン・リード検認判事(45)が当選を決めた。モンゴメリーは人種差別撤廃を求める公民権運動発祥の地として知られ、人口の約6割を黒人が占めるが、200年に及ぶ市の歴史で黒人市長が誕生するのは初めて。

 地元メディアの集計によると、リード氏は約67%の得票率で、テレビ局オーナーの白人候補を下した。勝利宣言で「これは私や私の思想が問われた選挙ではなく、私たちが個人として、そして市全体として抱く夢と希望が問われた選挙だった」と語った。

 モンゴメリーでは1955年、バスで白人に席を譲ることを拒否した黒人女性が逮捕され、これに抗議するバス乗車拒否運動が公民権運動拡大のきっかけとなった。抗議を率いたキング牧師は公民権運動の指導者として頭角を現し、後の公民権法制定とノーベル平和賞受賞につながった。

5488チバQ:2019/10/18(金) 11:57:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00000031-mai-n_ame
米エネルギー省長官辞任へ ウクライナ疑惑に関与か
10/18(金) 11:06配信毎日新聞
米エネルギー省長官辞任へ ウクライナ疑惑に関与か
トランプ米大統領(代表撮影)
 米エネルギー省のペリー長官は17日、トランプ大統領に辞意を伝えた。理由は明らかになっていないが、ペリー氏は、トランプ氏が政敵のバイデン前副大統領を捜査するようウクライナに依頼した疑惑に関与していたとされる。野党・民主党が主導する大統領弾劾訴追に向けた下院委員会はペリー氏に資料提出を要求し、その期限が18日に迫っていた。

 ペリー氏は今年5月のウクライナのゼレンスキー大統領の就任式に出席し、会談していた。ウクライナ側に圧力をかけた疑いが持たれており、トランプ氏が7月25日にゼレンスキー氏と電話で協議したのも、ペリー氏がトランプ氏に勧めたためという報道もある。

 トランプ氏は記者団にペリー氏が辞任する話は「半年前からあった」と語り、年内には辞めるとの見通しを示した。ペリー氏は2000年から15年まで南部テキサス州知事を務め、17年3月から現職。【ワシントン古本陽荘】

5489チバQ:2019/10/18(金) 11:57:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000032-jij-int
トランプ氏、弾劾危機=ウクライナ疑惑解明本格化-「見返りと圧力」焦点〔深層探訪〕
10/12(土) 8:31配信時事通信
 トランプ米大統領がバイデン前副大統領に関する問題を調べるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけた疑惑で、野党民主党は大統領弾劾訴追に向けて本格的な調査に入った。政治経験の浅いゼレンスキー氏に対し、トランプ氏がお得意の「見返りと圧力」の手法を用いたかどうかが焦点だ。

 ◇「ひどい話」
 「バイデン氏が捜査をやめさせたなど、いろいろな事が言われており、多くの人が知りたがっている。私から見ると、ひどい話だ」
 米政府が公表した記録によると、トランプ氏は7月25日の電話会談で、ゼレンスキー氏にバイデン氏に関する調査を露骨に促した。

 トランプ氏が調査を求めたのは、バイデン氏が副大統領時代の2016年、当時のウクライナのショーキン検事総長の解任を要求した問題だ。ショーキン氏が汚職事件を捜査していたウクライナのガス会社「ブリスマ」は、当時バイデン氏の息子ハンター氏が役員に名を連ね、報酬を得ていた。ショーキン氏は腐敗対策に消極的として他の西側諸国も解任を求めていたが、トランプ氏はバイデン氏の要求が「息子の利益」のためだったという筋書きを描いた。

 ◇4億ドルの支援
 電話会談に関し、トランプ氏は「圧力も見返りもなかった」と主張する。だが、これまでの弾劾調査で浮上したのは、対ウクライナ軍事支援と、ホワイトハウスでの首脳会談という二つの外交的見返りの存在だ。

 「政治キャンペーンのために支援を凍結するなんてクレイジーだ」。下院委員会が3日公表した外交官のメールによると、在ウクライナ米大使館トップのテイラー臨時代理大使は9月9日、周囲に強い戸惑いを伝えた。4億ドル(約430億円)の支援凍結は、電話会談の1週間前の7月18日にトランプ氏が指示しており、これがウクライナに調査を促す目的だったという認識が現場にあったことをうかがわせた。

 ◇「成果物」を望んでいる
 電話会談直前の7月25日朝には、もう一つ重要なやりとりがウクライナ政府との間で交わされていた。当時のボルカー・ウクライナ担当米特別代表はウクライナのイェルマーク大統領補佐官にメールを送信。「ホワイトハウスの話では、ゼレンスキー氏がトランプ氏に調査を行うことを確信させれば、ワシントン訪問の日程を確定できる」と伝達した。

 コメディアンだったゼレンスキー氏は4月の大統領選で初当選したが、対ロシア国境地帯で紛争を抱え、腐敗や貧困に対応するという難題が待ち受けていた。「新参の大統領」にとって、軍事支援やホワイトハウス招待が魅力的だったことは想像に難くない。

 「トランプ大統領は成果物を望んでいる」。米国のソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は8月9日に同僚に宛てたメールで、日程確定に先立ち、調査開始の明確な意思表示が必要という認識を表明。その後も米政権は、ゼレンスキー氏が表明する調査開始の声明文案について内部で協議するなど、ウクライナ側から前向きな対応を引き出そうとする取り組みを続けた。(ワシントン時事)

5490チバQ:2019/10/18(金) 13:28:04
https://www.asahi.com/articles/ASMBL20G8MBLUHBI00J.html
バーニーズNY、米の全店閉鎖へ ブランド使用権も譲渡
有料記事

ニューヨーク=江渕崇 2019年10月18日06時37分
 経営破綻(はたん)した米高級百貨店バーニーズ・ニューヨークが、米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループなどに資産を売却することで合意した。米国内に残す予定だった7店をすべて閉鎖し、米同業のサックス・フィフス・アベニューにブランド使用権を与える方向という。

 米破産裁判所に提出された16日付の文書や、米紙ウォールストリート・ジャーナルの報道で明らかになった。売却額は2億7100万ドル(約290億円)。買い手が見つからずに清算される事態は回避したものの、ニューヨーク・マディソン街の旗艦店をはじめ、米連邦破産法の適用を申請した8月時点で営業を続ける予定だった既存店をすべて閉じる方向で合意した。

 米投資会社などと組んで資産を買い受ける予定のオーセンティック社は、「ノーティカ」「ナインウェスト」など約50ブランドを抱える。バーニーズのブランドは、同じくニューヨークを拠点とする高級デパートのサックスが自店舗内に専門店を設けるのに使うほか、オンライン店舗を引き継ぐことも検討しているという。

 22日までにほかの入札希望者…

5491チバQ:2019/10/18(金) 16:42:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-00000126-kyodonews-int
カナダ総選挙、大接戦 二大政党、単独過半は困難
10/18(金) 15:38配信共同通信
 【ニューヨーク共同】カナダ総選挙が21日に迫った。トルドー首相の与党で中道左派の自由党と、最大野党で中道右派の保守党の支持率はほぼ横並びで大接戦。どちらが最多議席を獲得しても下院総数338議席の過半数には届かず、小政党との協力を模索せざるを得ない可能性が高まった。

 カナダ放送協会(CBC)がまとめた17日現在の各種世論調査の平均値によると、保守党の支持率は32.1%、自由党は31.1%。左派の第2野党、新民主党が18.3%で追う展開になっている。

 過半数の170議席に届かなければ単独での政権発足は困難になる。

5492チバQ:2019/10/20(日) 20:31:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000016-jij_afp-int
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
10/20(日) 12:23配信AFP=時事
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
ドナルド・トランプ米大統領。ルイジアナ州にて(2019年10月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は19日、来年開催される先進7か国(G7)首脳会議(サミット)について、自身がフロリダ州に所有するゴルフリゾート施設では開催しない方針を明らかにした。

【関連写真】安倍首相と千葉県のゴルフ場を訪れたトランプ大統領

 来年6月のG7サミットの会場を「トランプ・ナショナル・ドラール・ゴルフクラブ(Trump National Doral Golf Club)」とする決定をめぐっては、職権乱用との批判が上がっていた。

 トランプ氏は、「メディアと民主党からの理不尽で頭のおかしい反対に基づき、今後はマイアミのトランプ・ナショナル・ドラール(・ゴルフクラブ)を2020年のG7サミット会場とはみなさない」「キャンプデービッド(Camp David、大統領専用別荘)で実施する可能性を含め、すぐに別の場所を探し始める」とツイッター(Twitter)で明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

5493チバQ:2019/10/20(日) 20:33:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000016-jij_afp-int
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
10/20(日) 12:23配信AFP=時事
トランプ氏、次回G7開催地を白紙撤回 マイアミの所有施設は使用せず
ドナルド・トランプ米大統領。ルイジアナ州にて(2019年10月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は19日、来年開催される先進7か国(G7)首脳会議(サミット)について、自身がフロリダ州に所有するゴルフリゾート施設では開催しない方針を明らかにした。

【関連写真】安倍首相と千葉県のゴルフ場を訪れたトランプ大統領

 来年6月のG7サミットの会場を「トランプ・ナショナル・ドラール・ゴルフクラブ(Trump National Doral Golf Club)」とする決定をめぐっては、職権乱用との批判が上がっていた。

 トランプ氏は、「メディアと民主党からの理不尽で頭のおかしい反対に基づき、今後はマイアミのトランプ・ナショナル・ドラール(・ゴルフクラブ)を2020年のG7サミット会場とはみなさない」「キャンプデービッド(Camp David、大統領専用別荘)で実施する可能性を含め、すぐに別の場所を探し始める」とツイッター(Twitter)で明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

5494チバQ:2019/10/20(日) 20:41:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102000188&g=int

サンダース氏支持表明=民主党ホープ、オカシオコルテス氏-米大統領選
2019年10月20日08時11分


19日、米ニューヨークの選挙集会で、サンダース上院議員(右)と手を携える民主党のオカシオコルテス下院議員(AFP時事)
19日、米ニューヨークの選挙集会で、サンダース上院議員(右)と手を携える民主党のオカシオコルテス下院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党急進左派のホープ、オカシオコルテス下院議員(30)は19日、ツイッターで、2020年大統領選の同党候補者指名を争うサンダース上院議員を支持する意向を表明した。その上で「私たちはドナルド・トランプ(大統領)を打倒するために団結しなければならない」と訴えた。
 78歳のサンダース氏は今月上旬に心臓発作で入院して健康不安を露呈した。人気議員の支持を得て、バイデン前副大統領やウォーレン上院議員に後れを取る指名争いで勢いを回復したい狙いがある。
 オカシオコルテス氏は18年の中間選挙で最年少の女性下院議員として初当選。「民主社会主義者」を名乗り、急進的な温暖化対策などで注目を集めている。

5495チバQ:2019/10/20(日) 21:05:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000539-san-s_ame
カナダ、トルドー首相与党と野党第一党が接戦 21日に総選挙 
10/20(日) 17:01配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】カナダで21日、総選挙(下院、338議席)が行われる。2期目を目指すトルドー首相(47)の信任を問う選挙となるが、司法介入疑惑などで厳しい選挙戦を強いられている。世論調査でトルドー氏率いる中道左派の与党、自由党と野党第一党の保守党の支持率が拮抗(きっこう)していて、両党とも単独過半数を得るのは難しいとの見方が強い。

 カナダ放送協会(CBC)の19日時点の世論調査によると、自由党の支持率は32%で、保守党の31%とほぼ並んでいる。野党第二党の左派、新民主党は18%となっている。自由党は2015年の前回選挙で当時のハーパー首相率いる保守党に圧勝し、約10年ぶりとなる政権交代を果たした。

 今回の選挙では、自由党か保守党の少数与党となる公算が大きく、単独での政権発足は難しい情勢。選挙後は小政党との連立協議が活発になると予想されている。トルドー氏は、保守党に第一党を奪われた場合でも、新民主党などからの支持をまとめて首相再任を目指すとみられる。

 トルドー氏は今年に入ってカダフィー政権下のリビアを舞台としたカナダの建設会社の贈賄事件に介入した疑惑が浮上した。9月には、顔を茶色に塗った約20年前の写真が発覚。直後に謝罪したものの、人種差別と受け止められ、清新なイメージが大きく崩れる事態に陥った。

 選挙戦でトルドー氏は、環境問題や移民受け入れの拡大などリベラルな政策を訴え、支持率の回復に躍起だ。「自国第一主義」を推し進めるトランプ米大統領への対立姿勢も打ち出し、政権の存在感をアピールしている。14日には東部オンタリオ州で記者団に「トランプ氏やポピュリズム(大衆迎合主義)の勢いに立ち向かう強い政府が引き続き必要だ」と語り、保守党を牽制(けんせい)した。

5496チバQ:2019/10/20(日) 21:07:21
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102002000136.html
カナダ総選挙 21日投開票 リベラル系与党、大幅減か

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2019年10月20日 朝刊


 【ニューヨーク=赤川肇】カナダ総選挙(下院三百三十八議席)が二十一日に投開票される。世論調査などによると、二〇一五年の前回総選挙で政権交代を果たしたトルドー首相(47)が率いる中道左派の与党・自由党は、中道右派の野党第一党・保守党と接戦の様相で、現有百七十七議席から大幅に減らして過半数を割り込む公算が大きい。

 先住民族出身者や女性の積極登用などリベラル色や若さを前面に出して支持を集めてきたトルドー氏だが、今年に入り自身の司法介入疑惑や政界入り前の人種差別的な振る舞いが相次いで発覚。米ギャラップ社の調査で、一六年に70%を超えた支持率は46%まで落ち込み、不支持率が52%と逆転している。

 選挙戦では、自由党が気候変動対策として五〇年までに炭素排出量実質ゼロを目指す目標や、低・中所得層や小規模事業者向けの減税策を主張。一方、トルドー氏より若いシーア党首(40)が率いる保守党は、トルドー政権が導入した連邦炭素税の廃止を掲げ、トルドー氏のスキャンダルを追い風に「腐敗に終止符を打つ」と政権交代を訴える。

 AP通信によると、カナダでは一九三五年以降、議会多数党の首相が二期目を目指して敗れた例はない。トロント大のドリュー・フェーガン教授(公共政策)は本紙に「全般としてトルドー氏個人への信頼が総選挙の争点だ」と指摘した。

 トルドー政権の存続が危ぶまれる中、オバマ前米大統領は十六日、「トルドー氏は気候変動のような大きな課題を引き受けている。世界は彼の革新的な指導力を必要としている」とツイッターで支持を訴えた。

 連邦選挙管理局の推計では、期日前投票者数は約四百七十万人で、四年前より29%多かった。

5497チバQ:2019/10/21(月) 11:11:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191020-00000056-asahi-int
批判集まるトルドー首相、2期目は? カナダ総選挙
10/20(日) 21:00配信朝日新聞デジタル
批判集まるトルドー首相、2期目は? カナダ総選挙
カナダの首都オタワ近郊のガティノーで10日、党首討論会に臨んだ自由党のトルドー党首(左)と保守党のシーア党首=ロイター
 カナダの下院議員を選ぶ総選挙(定数338)が21日、投開票される。世論調査では2大政党の自由党と保守党が接戦を演じ、両党とも単独過半数に達する見通しは立っていない。自由党党首のジャスティン・トルドー首相が2期目を迎えられるかが焦点になる。

 カナダの公共放送CBCによる各種世論調査のまとめでは、19日現在の獲得議席予測は、自由党141▽保守党121▽ケベック連合39▽新民主党34。単独過半数には170議席が必要で、選挙結果次第では、複数政党が協力関係を結ぶ可能性もある。

 トルドー氏は4年前の総選挙で、自由党にとって9年ぶりの政権奪取に貢献した立役者。女性を多数閣僚に登用した上、環境問題にも精力的に取り組み、リベラルな政策が高い評価を得てきた。経済も好調で、失業率も低下させた。

 ただ、今年に入り、大手建設会社の贈賄事件に介入しようとした疑惑が浮上。さらに、北米ではタブーとされる、顔を暗く塗るメイクを過去にしていたことが選挙戦直前に発覚した。

 そのため、選挙戦では政策面より、トルドー氏の人格に注目が集中。保守党のアンドリュー・シーア党首は「いんちきで、詐欺師だ」などとトルドー氏を攻撃。トルドー氏は「保守党のやっているのは、カナダ史上最も汚い選挙キャンペーンだ」と反発した。

 有権者の視線も厳しい。前回は自由党に投票したオタワ市民の美容師、アガタ・マチェジンスカさん(38)は「4年間で、トルドーはイメージだけいうことがはっきりした」と指摘。投票先を変えるという。

 一方の保守党も支持を広げるほどの決め手に欠く。2大政党の支持率がそれぞれ3割程度と伸び悩む中、東部ケベック州で分離独立を主張する地域政党、ケベック連合は、解散前の10議席よりも大幅に議席を伸ばしそうな情勢だ。

 また、自由党との協力に意欲を示す新民主党も終盤に支持率を大きく上げた。カナダメディアは、仮に自由党が第1党になれなくても、新民主党と協力関係を結ぶことで、トルドー氏が首相の座にとどまる可能性を指摘する。

 トルドー氏は新民主党との協力について、肯定も否定もしていない。保守党のシーア党首は「最も多くの議席を獲得した政党が政権を握るべきだ。それがカナダ政治の近年の慣習だ」と釘を刺している。(オタワ=藤原学思)

朝日新聞社

5498チバQ:2019/10/21(月) 11:12:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-35144104-cnn-int
オバマ前大統領、トルドー首相の支持を表明 カナダ総選挙控え
10/17(木) 14:30配信CNN.co.jp
オバマ前大統領、トルドー首相の支持を表明 カナダ総選挙控え
米国のオバマ前大統領(左)が、カナダのトルドー首相の再選支持を表明
(CNN) 米国のバラク・オバマ前大統領は16日、総選挙を控えたカナダのジャスティン・トルドー首相への支持を表明した。21日に行われる総選挙で再びトルドー氏を選ぶようカナダの人々に呼びかけた。

オバマ氏はツイッターに、大統領としてトルドー氏と働いたことを誇りに思うと投稿。トルドー氏について、「勤勉で、気候変動のような大きな問題に取り組む有能な指導者だ」と語った。

オバマ氏は、北の隣人たちがトルドー氏の続投を支持することを希望するとも述べた。

総選挙では、トルドー氏は保守党のアンドリュー・シーア党首と接戦を繰り広げている。トルドー氏に対しては過去に顔を黒く塗る「ブラックフェース」をしたことについて批判の声が出ている。

トルドー氏は9月、学校教師だった2001年に顔を茶色に塗った写真が米誌タイムに掲載されたことを受けて謝罪していた。

5499チバQ:2019/10/21(月) 15:58:02
https://www.sankei.com/premium/news/191020/prm1910200010-n1.html
【アメリカを読む】カナダの「イケメン首相」失速 総選挙で苦戦のワケ
2019.10.20 01:00
 カナダで2期目を目指すトルドー首相(47)の信任を問う総選挙(下院、338議席)が21日に行われる。トルドー氏が率いる中道左派の与党、自由党は2015年の前回選挙で劇的勝利を果たしたが、4年たった現在は支持率は低下し、選挙戦では苦戦を強いられている。さわやかな風貌と若さ、清廉なイメージで人気を博し、リベラルな政策を推し進めた「イケメン首相」が失速したワケとは-。
(ニューヨーク 上塚真由)

■オバマ氏が応援

 「トランプ米大統領や、ポピュリズム(大衆迎合主義)の勢いに立ち向かう強い政府が引き続き必要だ」

 トルドー氏は14日、遊説先の東部オンタリオ州ウィンザーで記者団にこう語った。「自国第一主義」を掲げるトランプ氏を引き合いに、多国間主義を重視するリベラルな指導者として自身をアピール。支持率が拮抗する第1野党の保守党の台頭を牽制した。

 16日には、カナダ国民に人気が高いオバマ前米大統領がツイッターに、「いま世界は彼の進歩的な指導力を必要としている。カナダ国民が2期目に向け、彼を支持するよう期待している」とトルドー氏を応援する書き込みを投稿。外野の味方の力も借りつつ、最終盤での支持獲得に躍起となっている。

■4年前は圧勝

 15年の選挙で自由党は、父親が元首相という名門出身のトルドー氏の人気にあやかり、解散時は36しかなかった議席を過半数の184(現在は177)まで増やして圧勝。当時のハーパー首相率いる保守党から政権を奪取した。

 だが、直近の世論調査では自由党と保守党の支持率はいずれも30%台前半で伯仲する。カナダ史上まれにみる接戦となっており、両党とも単独で過半数を獲得するのは難しい情勢だ。選挙後には、小政党との連立協議が必要となる可能性も指摘されている。

 現地の事情通は、「前回の選挙では、新しい政治や変革を訴えたトルドー氏に若い世代が熱狂したが、今回は選挙への関心が薄れている。トルドー氏は大麻合法化などの公約を達成したが、その一方で4年間でさまざまな失敗を重ね、自らの政治資産を切り崩してしまった印象だ」と解説する。

■疑惑や人種差別問題で自滅

 トルドー氏の“自滅”の始まりとされるのが、2018年2月に行ったインドへの公式訪問だ。家族とともに訪れたインドで、トルドー氏はさまざまな民族衣装に着替えて行事をこなした。

 しかし、インド映画の出演者のようにダンスを踊った姿に、カナダメディアは「家族旅行のようだ」「恥ずかしい」と批判。さらに、シーク教過激派の疑いがある人物を公式晩餐会に招待していたことが発覚し、インド国内からのバッシングを浴びて取りやめるという失態も重なった。

 また今年に入って司法介入疑惑も浮上。カダフィ政権下のリビアでの政府受注事業をめぐり、カナダの建設会社が贈賄容疑で訴追されたことに関連し、トルドー氏とその側近が、刑事裁判を打ち切る司法取引に応じるよう当時の法相兼司法長官(後に辞任)に圧力をかけた疑いが持たれたのだ。トルドー氏は「不適切なことはしていない」と主張してきたが、カナダの連邦倫理委員会は8月、トルドー氏の「不適切な」働き掛けがあったと認定した。

 追い打ちをかけるように9月には、顔を茶色に塗った約20年前の写真が発覚した。トルドー氏は直後に謝罪したものの、北米でこれは「ブラウンフェース」と呼ばれ、人種差別と受け止められる行為。カナダ国内にショックが広がった。

 トルドー氏は人権重視を第一に掲げ、移民の受け入れ拡大や、女性や少数民族の積極登用などを推し進めてきただけに、こうした“失態”が発覚するたびに「イメージ先行で中身がない」(カナダ在住の40代女性)という落胆の声が大きくなり、支持率が低迷した。

 ただ、移民受け入れ数の現状維持や、トルドー氏が導入した連邦炭素税の廃止などを公約に掲げる保守党も支持拡大には苦戦しているもようだ。保守党のシーア党首(40)は今月7日の党首討論会で、人種差別問題などが浮上したトルドー氏について「いんちきでペテン師だ。国を統治する資格はない」と激しく糾弾したが、逆に、政策的な新味に乏しく主張が稚拙だとの批判を浴びる結果となった。

 4年前とは異なり、“旋風”を巻き起こすことなく、選挙戦終盤を迎えたトルドー氏。仮に自由党が第1党となっても、政権運営には小政党との連立が必要となる可能性が高く、厳しいかじ取りが予想されている。

5500チバQ:2019/10/23(水) 15:16:23
https://www.asahi.com/articles/ASMBQ566WMBQUHBI00N.html
トルドー首相、続投へ カナダ総選挙、過半数は達せず
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モントリオール=藤原学思 2019年10月22日22時20分
 カナダのジャスティン・トルドー首相(47)の続投が21日、決まった。下院議員を選ぶ総選挙(定数338)がこの日投開票され、党首を務める自由党が第1党になった。ただ、単独過半数には達せず、安定した政権運営には他党の協力が必要になる。

 トルドー氏は22日未明、モントリオールの会議場で笑顔で勝利を宣言した。ただ、解散前は177で過半数を占めていた議席を157に減らし、単独で予算や法案を通すことは不可能になった。演説で「分断より団結」など、協調重視の姿勢を強調した。

 カナダ選挙管理局の開票率99%時点での速報によると、投票率は約66%。野党の獲得議席は、保守党121(解散前95)▽ケベック連合32(同10)▽新民主党24(同39)など。

 トルドー氏は、2016年に宗…

https://www.yomiuri.co.jp/world/20191022-OYT1T50107/
カナダ総選挙、与党が第1党確保…トルドー首相再選へ
2019/10/22 18:46
 【モントリオール=橋本潤也】カナダ下院の解散に伴う総選挙(定数338)は21日、投開票が行われた。カナダ公共放送CBCによると、ジャスティン・トルドー首相(47)が率いる中道左派の与党・自由党が第1党を確保した。中道右派の野党・保守党との接戦を制し、トルドー氏の首相再選が決まった。獲得議席数は過半数(170議席)に届かなかった。

 自由党は前回2015年に獲得した184議席から大幅に議席を減らしたが、保守党には30議席以上の差をつけた。トルドー氏が1期目に進めた気候変動対策や移民受け入れの拡大、女性や少数民族の登用などのリベラルな政策が、一定の支持を集めたとみられる。

 トルドー氏は22日未明(日本時間22日午後)、モントリオール市内で演説し、「今夜、我々はカナダを前に進める選択をした」と勝利を宣言した。

 保守党は、前回の99議席から20議席以上増やしたものの、政権交代の実現には至らなかった。選挙戦では、アンドリュー・シーア党首(40)がトルドー氏の政治家としての資質を批判して攻勢をかけ、事前の世論調査では接戦が予想されていた。

5501チバQ:2019/10/23(水) 15:29:22
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201910/CK2019102302000114.html
カナダ与党が辛勝 総選挙、単独過半数届かず

2019年10月23日 朝刊


22日、カナダ・モントリオールで、支持者らの声援に応えるトルドー首相(左)=赤川肇撮影

写真
 【モントリオール=赤川肇】カナダ総選挙(下院三百三十八議席)は二十一日、投開票され、選管によると、トルドー首相(47)率いる中道左派の与党・自由党が最多の百五十七議席を獲得し、トルドー政権が続投する見通しとなった。ただ、解散前の単独過半数を維持できず、今後の政権運営には、社会民主主義を掲げる新民主党など他党との協力を迫られることになる。

 トルドー氏は東部モントリオールで支持者らを前に「国民は分断や消極性を拒み、進歩的路線と気候変動に対する強力な行動を支持した」と勝利演説した。

 四年ぶりの政権奪還を目指した野党第一党の中道右派・保守党は、トルドー氏の公私にわたる醜聞を追い風に百二十一議席と大幅に伸ばし、得票率では34・4%と自由党を1・3ポイント上回った。シーア党首(40)は敗北を認めつつ、「トルドー政権は間もなく終わり、われわれが勝つだろう」と訴えた。

 トルドー氏は、移民や難民の積極的な受け入れや嗜好(しこう)用大麻の合法化といった公約を実現。気候変動対策にも積極姿勢を示し、温室効果ガスの排出規制を打ち出さない州を対象に炭素税を導入した。一方で、経済との両立を目指す立場から、環境負荷が大きいとされる原油パイプラインの拡張計画を認め、環境保護団体からの反発を浴びてきた。

 今年に入りトルドー氏の司法介入疑惑や政界入り前の人種差別的行動が相次いで発覚し、自由党の支持率は低下。投開票前の各種世論調査では、政党支持率で自由、保守両党が伯仲し、保守党が政権を奪還する可能性も出ていた。

https://www.afpbb.com/articles/-/3250698
トルドー首相、続投決定も議会過半数失う 連立協議へ
2019年10月23日 5:54 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]

【10月22日 AFP】(更新、写真追加)21日に投開票が行われたカナダ下院選挙(定数338)は、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相の与党自由党が第1党を維持したものの、単独過半数は確保できなかった。続投が決まったトルドー首相は今後、小政党と連立政権の樹立に向けた協議に臨む。

 公式集計結果によると、自由党は下院での獲得議席を177から157に落とした。一方、アンドリュー・シーア(Andrew Scheer)党首率いる野党保守党は121議席を獲得。投票前の世論調査では両党が拮抗(きっこう)する結果が出ており、自由党は議席こそ減らしたものの予想を上回る健闘を見せた。

 トルドー首相は勝利宣言の演説で「カナダ国民はきょう、分断と負の感情を拒絶した」と表明。「またカナダ国民は予算削減と緊縮を拒絶し、進歩的政策と気候変動に対する力強い行動に票を投じた」と指摘した。

 一方のシーア氏は、カナダの石油産業が気候活動家から「攻撃を受けている」と警告。自由党の環境政策によって同産業がさらなる打撃を受ける恐れがあると述べた。

 トルドー氏は1期目の4年間でカナダ政界を席巻。しかし、建設大手SNCラバラン(SNC-Lavalin)の贈賄事件に介入しようとしたとの疑惑や、18年前のパーティーで顔を茶色く塗るメークをした自身の写真が明るみに出たことにより、選挙戦では大きな逆風にさらされていた。(c)AFP

5502チバQ:2019/10/23(水) 18:39:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000067-mai-n_ame
カナダ トルドー首相続投へ 総選挙、与党自由党勝利 過半数は割り込む
10/22(火) 22:55配信毎日新聞
カナダ トルドー首相続投へ 総選挙、与党自由党勝利 過半数は割り込む
与党自由党が第1党となる見通しが伝えられ、歓声をあげる支持者=モントリオールで2019年10月21日、隅俊之撮影
 カナダ総選挙(下院、定数338議席)が21日、投開票された。2期目を目指すトルドー首相(47)の中道左派・自由党が最多の157議席(速報値)を確保し、トルドー氏の続投が決まった。「一国主義」に突き進む隣国のトランプ米政権と一線を画し、多国間主義を重んじてきたリベラル政権が維持される。ただ、相次ぐスキャンダルなどへの批判で20議席減となり、過半数(170議席)は割り込んだ。

 トルドー氏は22日未明、東部モントリオールで開かれた支持者集会で演説し「私たちはカナダを前進させることを選んだ」と勝利を宣言。推進する気候変動対策を念頭に「今回は次の4年ではなく、(次世代のための)次の40年を問う選挙だった」と意義を強調した。

 連邦選挙管理局によると、他党の獲得議席は▽保守党121議席(26増)▽ケベック連合32議席(22増)▽新民主党24議席(15減)――など。

 自由党は直前まで支持率が保守党と拮抗(きっこう)していたが、最後に引き離した。安定した政権運営は難しくなるが、政策ごとに新民主党などに協力を求めるとみられる。

 トルドー氏は国民の人気を誇った元首相を父親に持つ「カリスマ2世」。若さと清新なイメージで、2015年の前回選で当時のハーパー首相率いる保守党に圧勝し、政権を奪還した。

 今回の選挙戦では「トランプ大統領や世界で広まるポピュリズム(大衆迎合主義)に立ち向かう強い政府がこれからも必要だ」と強調。最大の争点となった気候変動対策では、50年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの達成などを掲げて支持を訴えた。

 ただ、カナダの建設会社の贈賄事件で司法介入しようとした疑惑が浮上したり、過去に仮装パーティーで顔を茶色く塗り人種差別だと非難されたりし、釈明に追われることも。

 オタワ市の会社員、アンドリュー・カスバーグさん(40)は「環境問題が重要だと言いながら、石油パイプラインの拡張計画を承認するなど矛盾も多い。言葉と行動の差が大きく、イメージだけの人だと感じた。ただ、保守党政権よりはましだと思い自由党を選んだ」と話した。【モントリオール隅俊之】

5503チバQ:2019/10/24(木) 13:29:37
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240009-n1.html
共和党議員20人が立てこもり 米弾劾証言 5時間遅れ
2019.10.24 07:22国際米州
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委員会の傍聴を求める米下院共和党議員ら=23日(AP)
委員会の傍聴を求める米下院共和党議員ら=23日(AP)
 トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査を進める下院3委員会が23日、国防総省高官の宣誓証言を非公開で始めようとしたところ、委員会に所属していない20人以上の与党共和党議員が傍聴を求めて室内に立てこもり、約5時間も開催が遅れる異例の事態となった。

 3委員会には野党民主党議員だけでなく共和党議員も所属しているが、証言は非公開で内容も公表されない。トランプ氏が高官の非公開証言が続いている状況に不満を示していることに呼応し、非所属の共和党議員らは傍聴を求めた。

 立てこもった下院議員の一人、ウォルツ氏は「われわれは静かに礼儀正しく入室し、座って証言を聞こうとした。弾劾手続きに透明性を求めようとしただけだ」と主張。証言内容がメディアにリークされることへの不満も口にした。(共同)

5504チバQ:2019/10/25(金) 11:08:15
https://www.sankei.com/world/news/191025/wor1910250007-n1.html
米大統領選、民主党ライアン候補が指名争いから撤退
2019.10.25 09:25
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年の米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げていたティム・ライアン下院議員(中西部オハイオ州選出)は24日、選挙戦から撤退するとツイッターで発表した。今後は、大統領選と同時に行われる下院選での再選を目指す。

 ライアン氏の撤退により同党の指名を争う候補は18人になった。ライアン氏は今年4月に出馬表明し、中西部の白人労働者層からの支持獲得を目指したものの知名度の低さが響き、9、10月の同党候補者討論会への参加資格も得られなかった。

5505チバQ:2019/10/25(金) 11:20:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102400721&g=int
背く高官、重要証言相次ぐ=米大統領の権力乱用浮き彫り-弾劾調査1カ月
2019年10月25日07時11分

会合で発言するトランプ米大統領=23日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)
会合で発言するトランプ米大統領=23日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐり、野党民主党が下院で弾劾調査を開始して24日で1カ月。政権の意向に反し、既に10人の政府高官や元高官が非公開の証言に応じた。ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、トランプ氏が権限を駆使して自身の政治利益のために圧力をかけた実態が浮き彫りになっている。

 ◇義憤駆られ
 22日にはテイラー駐ウクライナ臨時代理大使(72)が約9時間証言した。政権が凍結したウクライナ軍事支援の実施が、民主党のバイデン前副大統領に関する調査と交換条件だったと明言。「圧力も見返りもなかった」とするトランプ氏の説明と対立する「爆弾証言」(米メディア)となった。
 共和、民主両政権に仕え、既に退官していたテイラー氏は、ポンペオ国務長官に請われ6月に着任。だがほどなく、ロシアの影響下からウクライナを解放するという外交目標が、トランプ氏側近の「非正規の経路」によってゆがめられていることを知る。
 「いじめっ子(ロシア)との戦いで米国が支援しなければ、間違いなく多くのウクライナ人が死ぬ」。証言では、軍事支援凍結に抱いた強い戸惑いを吐露した。
 テイラー氏の前任の大使ヨバノビッチ氏(60)もトランプ氏側近らの動きを告発した一人。11日の証言で、自身が5月に解任されたのは「トランプ氏の意向」と明らかにした。
 トランプ政権は弾劾調査への協力を拒否し、証言を阻止しようと動いている。にもかかわらず、政権に不利な証言が続く背景には、民主党が召喚状を発行して出席を迫っていることに加え、外交官が抱く義憤もあるとみられる。
 ◇弾劾訴追、年末か
 CNNテレビによると、民主党が11月末の感謝祭休暇ごろを目指していた弾劾訴追の時期は後ろにずれ、「年末に近い時期」を視野に入れ始めている。共和党支持者も含めたより幅広い層の理解を得るためで、トランプ氏に9月に解任されたボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)ら「大物」の招致も検討する。
 一方、トランプ氏は相次ぐ重要証言に「リンチだ」と強く反発。23日の関係者の証言は共和党議員が実力阻止に出て開会が5時間遅れるなど、与野党の対立が激化している。

5506チバQ:2019/10/25(金) 11:21:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102400908&g=int
ケベック地域政党が躍進=背景に仏語存続への危機感-カナダ
2019年10月25日07時08分

カナダの地域政党ケベック連合のブランシェット党首=2日、モントリオール(AFP時事)
カナダの地域政党ケベック連合のブランシェット党首=2日、モントリオール(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】21日投開票のカナダ下院(定数338)選挙では、北米唯一のフランス語圏である東部ケベック州の利益擁護を訴える地域政党ケベック連合が議席を解散前の10から32に伸ばし、与党自由党の単独過半数維持を阻む一因になった。移民増加などを背景に州公用語としての仏語存続への危機感が強まっていることなどが、躍進の背景にあると指摘されている。

 ケベック連合は1990年代に創設され、州の分離独立を訴えてきたが、近年は支持率が低迷していた。地元メディアが3月に伝えた世論調査によると、ケベックの主権確立を過去のものと考える州民は「ある程度」を含めると55%に上った。
 同時に、仏語の存続が脅かされていると感じる人は70%に達し、2001年から10ポイントも増えた。トルドー政権の寛容な移民政策によって移民が流入し、「固有文化」が失われるという懸念は高齢層を中心に高まっているもようだ。
 ケベック州はトルドー首相の地元。しかし公共放送CBCによると、選挙戦終盤、地元紙にはトルドー氏を「過激な多文化主義へ進んでいる」「多文化原理主義の擁護者」と評する意見記事が掲載された。
 一方、今年党首に就任したブランシェット氏の指導力を選挙の「勝因」に挙げる向きもある。同氏は選挙戦で、分離独立の主張を封印。代わって、「州の利益を守る」として、移民管理や税制での州の権限拡大を訴え、支持拡大に成功した。
 自由党は議会運営では左派・新民主党と協力するとみられ、2党で議席数は半数を超えるため、ケベック連合の国政での影響は限定的だ。ただ、ケベック州は78議席と多くの下院議席を抱えており、トルドー氏も同州の動向を全く無視した国政運営はできないとの見方が大勢だ。

5507チバQ:2019/10/29(火) 13:52:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000520-san-n_ame
米大統領選、民主党で新たな中道候補の待望論 ヒラリー氏が色気か
10/29(火) 10:54配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、トランプ大統領(73)に勝てそうな新たな候補の登場を待望する声が党の有力支持者の間で広がりつつある。本命視された中道穏健派のバイデン前副大統領(76)の勢いが衰える一方、左派系のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が支持を拡大していることを受け、「現状ではトランプ氏に勝てない」との危機感が強まっているためだ。

 民主党支持者の間で話題に上っている「まだ見ぬ強豪候補」の筆頭格は、2016年の前回大統領選でトランプ氏に敗れたヒラリー・クリントン元国務長官(72)だ。

 クリントン氏は今月上旬、米公共放送PBSの番組で「トランプ氏と再び対決すべきかも。もちろん私が勝ちますが」と発言。口調は冗談めかしていたものの、クリントン氏が出馬に前向きであるとの観測が一気に高まった。

 同氏の夫、ビル・クリントン元大統領(73)の政策顧問だった政治評論家のディック・モリス氏は27日、ラジオ番組で「彼女は出馬したがっているし、計画も進めている」と述べた上で、「バイデン氏が途中で脱落し、中道穏健派の有力候補が消えたときにクリントン氏が名乗りを上げる可能性がある」と指摘した。

 一方、「クリントン氏では新鮮味に欠ける」として代わりに名前が挙がるのが、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(77)だ。知名度や資金力は申し分なく、「トランプ氏に対抗し得る」と推す声は多い。ただ、昔は共和党支持者だったことや金融界に近いことがネックとなり、民主党の指名争いを勝ち抜けないとの観測も根強い。

 ほかに出馬を期待する声が出ているのは、シェロッド・ブラウン上院議員(66)=中西部オハイオ州選出=や、04年大統領選の民主党候補だったジョン・ケリー氏(75)、オバマ前政権の司法長官だったエリック・ホルダー氏(68)、元マサチューセッツ州知事のデュバル・パトリック氏(63)など。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ブラウン氏やパトリック氏は友人や関係者から出馬を促す電話が相次いでいるという。

 ただ、民主党は前回大統領選の候補指名で一般の支持者から左派系のバーニー・サンダース上院議員(78)を推す声が強かったにもかかわらず、実質的に党指導部の意向を反映させる形でクリントン氏を候補に指名し、党の分裂状況を招いた経緯がある。

 前回大統領選での事態は民主党指導部がかつての掌握力を失っていることを示すもので、中道候補の擁立を狙った一連の工作が奏功するかは定かでない。

5508チバQ:2019/10/29(火) 16:24:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102900737&g=int
美術館に火の手、セレブも避難=米加州で山火事広がる
2019年10月29日15時03分

28日、米カリフォルニア州の山火事で上空から水をまくヘリコプター(EPA時事)
28日、米カリフォルニア州の山火事で上空から水をまくヘリコプター(EPA時事)

 【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州各地で先週から山火事が広がり、避難命令や通行止めなどで住民生活に影響が及んでいる。28日にはロサンゼルスの有名美術館ゲッティセンター近くまで火が迫り、高級住宅地に住むセレブ(有名人)も避難を余儀なくされた。州北部では計画停電を実施した電力会社に批判が集まっている。
 ツイッターでは有名人が避難を報告。家族と共に避難したプロバスケットボール協会(NBA)レーカーズのレブロン・ジェームズ選手は「しゃれにならない」とつぶやいた。俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー元州知事は「住民を守るために危険に突入する真のアクションヒーローだ」と消防士をたたえた。

5509チバQ:2019/11/01(金) 10:39:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000512-san-n_ame
ビーガン北朝鮮担当特別代表を国務副長官に指名
11/1(金) 8:13配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは10月31日、トランプ大統領がビーガン北朝鮮担当特別代表を国務副長官に指名したと発表した。上院の承認を経て就任する。サリバン現国務副長官は次期駐ロシア大使に指名されている。

 ビーガン氏は、米自動車大手フォードの副社長などを経て昨年8月に北朝鮮担当特別代表に就任。今年2月にハノイで行われたトランプ氏と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談の事前調整などを行った。

 国務省人事をめぐっては、ポンペオ国務長官が地元の中西部カンザス州から上院選に立候補するとの噂が広がっている。仮にポンペオ氏が出馬した場合、当面はビーガン氏が長官代行として米外交を仕切ることになる。

5510チバQ:2019/11/04(月) 16:11:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-35144824-cnn-int
ベト・オルーク氏、民主党指名争いから撤退 2020年米大統領選
11/2(土) 11:59配信CNN.co.jp
ベト・オルーク氏、民主党指名争いから撤退 2020年米大統領選
選挙戦開始時には高い期待が寄せられていたベト・オルーク前下院議員だが撤退の結末となった
(CNN) 米民主党のベト・オルーク前下院議員(テキサス州選出)は1日、2020年大統領選に向けた党指名候補争いから撤退すると発表した。

【映像】支持者に撤退を伝えるオルーク氏

オルーク氏は支持者に宛てたメールで、来年の選挙には出馬しないと表明。一部の民主党関係者からは、テキサス州上院選で共和党のジョン・コーニン上院議員に挑戦してほしいとの要請が出ていたが、その可能性もなくなった。

オルーク氏は声明で「受け入れるのは難しいが、この陣営には成功裏に前に進む手立てがないことがはっきりした」と述べた。

さらに「私の国への奉仕は候補者や党指名候補になることではない。今これを認めることが陣営関係者の最善の利益にかなう。指名候補者を中心に結束しようとする党の最善の利益、ひいては国の最善の利益にもなる」としている。

1日にアイオワ州で開かれる同州での今年最大の民主党イベントの数時間前の発表となった。イベント前の集会の壇上でも、支持者を前に直接撤退を告げた。中には州外から駆けつけた支持者もいて、肩を落とす様子が見られた。

オルーク氏は昨年オバマ大統領との私的な会談で激励を受け、著名テレビ司会者のオプラ・ウィンフリー氏とのインタビューでも称賛されるなど、選挙戦の開始時は多くの期待が寄せられた候補だった。

事情に詳しい関係者は撤退の判断について、オルーク氏の資金調達の不調が主因になったと明かした。

側近は現状の資金調達ペースを踏まえ、11月討論会の参加資格獲得に必要な広告費をねん出するためには、スタッフの大幅削減などの支出削減策を講じざるを得ないだろうと結論づけていた。オルーク氏の今年7〜9月の調達額は450万ドル(約4億8700万円)、期末の手元資金は300万ドルにとどまっている。

オルーク氏の選挙戦が勢いが変わったのは8月。地元テキサス州エルパソで死者22人を出す銃乱射事件が起きたのがきっかけだった。

オルーク氏は選挙戦を2週間近く中断し、復帰時にはアサルトライフルの強制買い取りを含む銃規制措置を強力に支持する立場を打ち出した。これにより伸び悩んでいた選挙戦に勢い出たが、混戦模様の民主党指名候補争いで抜け出すには至らなかった。

5511チバQ:2019/11/04(月) 16:11:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-00000049-mai-n_ame
米民主の新鋭オルーク元下院議員が撤退 大統領選指名争い
11/2(土) 12:46配信毎日新聞
米民主の新鋭オルーク元下院議員が撤退 大統領選指名争い
ベト・オルーク氏
 2020年米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いでベト・オルーク元下院議員(47)が1日、撤退を表明した。期待の新鋭として3月の出馬表明時には有力候補の一角と目されていたが、全国レベルでの浸透がはかれず、資金難も指摘されていた。米紙ニューヨーク・タイムズによると、指名争いレースに残る主要候補は17人となった。

 オルーク氏は支持者に宛てたメールで「選挙活動を続ける手段がなくなった」と吐露。「党指名候補が本選でトランプ(大統領)を倒すことができるよう努力する。誰が指名されようと、支援する」と述べた。

 オルーク氏は昨年11月の中間選挙で、与党・共和党が地盤とする南部テキサス州の上院選に出馬。小差で同党現職に敗れたが、移民への寛容姿勢や融和を訴える演説が注目を集め「オバマ(前大統領)の再来」などと呼ばれた。大統領選への立候補表明後の今年8月には地元エルパソ市で22人が殺害される銃乱射事件が発生。殺傷能力の高い戦闘用ライフルの規制など銃規制強化を訴えの柱に据えていた。

 予備選を管轄する民主党全国委員会のペレス委員長は1日、中西部アイオワ州で記者団に「選挙戦に活気と希望のメッセージをもたらしてくれたオルーク氏に感謝する」と語った。【ワシントン高本耕太】

5512チバQ:2019/11/04(月) 16:12:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000012-jij-n_ame
トランプ氏再選、疑惑・経済が影=「危機」逆手に攻勢狙う-米大統領選まで1年
11/3(日) 7:14配信時事通信
トランプ氏再選、疑惑・経済が影=「危機」逆手に攻勢狙う-米大統領選まで1年
1日、南部ミシシッピ州の選挙集会で演説するトランプ米大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領が再選を目指す来年の大統領選まで3日であと1年。

〔写真特集〕トランプ政権を去った人々

 ウクライナ疑惑では野党の弾劾調査を「クーデター」と断じ、強気を崩さない。だが、政権に不利な証言が相次ぎ、野党は年内の弾劾訴追を目指して追及を強める。再選の前提となる好調な経済も、米中貿易摩擦の影響で足元が揺らぎ、暗い影を落とす。

 「彼は『ミスター・ナイスガイ』ではない。しかし、ワシントン(の政治)を変えるには、時にドナルド・トランプが必要だ」。大リーグの王者を決めた10月30日のワールドシリーズ第7戦。勝負が佳境を迎える中、トランプ氏の30秒のテレビCMが初放映された。

 米メディアによると、選挙1年前のこの時期にCMを打つのは極めて異例という。数百万ドル(数億円)ともいわれる枠を買い取って演じたのは、野党民主党の抵抗に遭いながらも旧来の政治を打破する「タフな男」だ。

 大統領選の対抗馬となる可能性がある民主党のバイデン前副大統領のスキャンダルを調べるようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけた疑惑では、「圧力も見返りもない」というトランプ氏の主張と相反する証言が高官から続出。トランプ氏への包囲網は狭まっている。

 再選の前提となる景気の腰折れリスクも拭えない。前回大統領選で「米国の製造業を復活させる」と誓って仕掛けた中国との貿易戦争に、市場は動揺。トランプ氏は10月、中国と歩み寄りやすい分野で合意を発表し、守勢に回った。

 2016年の勝利の再現を期すトランプ氏が狙うのは、支持者の結束だ。1日には南部ミシシッピ州で選挙集会を開き、「もしわれわれが選挙に勝っていなかったら、株価は半分だった。間違った方向に向かっていた」と、堅調な米経済をアピール。弾劾調査に関して「民主党やメディアはわれわれを止めようと必死だ。私に対してではない。(前回トランプ氏に投票した)6300万人に対してだ」と訴え、反転攻勢を呼び掛けた。

5513チバQ:2019/11/07(木) 10:11:51
https://www.cnn.co.jp/usa/35145008.html
米地方選、ケンタッキー知事選は民主候補が勝利宣言
2019.11.06 Wed posted at 19:00 JST
(CNN) 米国各地で5日、来年の大統領選に向けた前哨戦と位置付けられる地方選が実施された。ケンタッキー州知事選では、与党・共和党の現職に挑戦した野党・民主党の候補が勝利を宣言。バージニア州議会選では民主党が上下両院で多数を制した。

ケンタッキー州知事選の民主党候補、ベシア州司法長官は5日夜、全選挙区の集計が出た時点で0.4ポイントのリードを維持し、勝利を宣言した。一方、現職のベビン知事は敗北を認めていない。

ケンタッキーは伝統的に共和党が強い州のひとつ。2016年大統領選では、トランプ氏が30ポイントの差をつけて同州を制していた。

ベビン氏は低所得者向けの公的医療保険「メディケイド」の拡大を拒否し、年金削減に抗議した教員らを「わがまま」と非難するなど強硬姿勢で知られる。世論調査では全米で最も支持率の低い知事の1人という結果も出ていた。

選挙戦ではトランプ氏やペンス副大統領が応援に駆け付け、共和党知事連盟はコマーシャルに数百万ドルを投じててこ入れを図った。

トランプ陣営の幹部は、ベビン氏が予想以上に健闘し、接戦に持ち込むことができたのは、トランプ氏の応援があったからだと主張する。一方でベビン氏の強硬姿勢はトランプ氏と重なる部分が大きいだけに、同氏の勝敗は来年の大統領選の行方を占う指標になるとみられていた。

来年の選挙では同州選出の共和党重鎮、マコーネル上院院内総務が7期目の当選を果たすかどうかも注目される。

バージニア州では同日の州議会選により、民主党が20年ぶりに知事ポストと上下両院の全てを掌握した。

同州議会ではこれまで共和党が両院の多数派だったが、今後はノーサム知事が掲げる銃規制強化や最低賃金の引き上げ、選挙区の区割り改定などが実現に近付くとみられる。

一方、ミシシッピ州では任期満了を迎える共和党のブライアント知事の後任に、共和党のリーブズ副知事が選ばれた。

ミシシッピも同党の地盤だが、民主党候補のフッド州司法長官がメディケイド拡大などを主張して善戦。トランプ氏は先週、ペンス氏や長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏とともに現地入りし、リーブズ氏の集会に参加していた。

トランプ氏は5日夜、リーブズ氏の当選を祝うツイートの中で、先週の大規模集会が互角の争いを圧勝に導いたとの認識を示した。

5514チバQ:2019/11/07(木) 10:12:55
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/557469/
トランプ氏再選に暗雲 州知事選で民主「勝利」 共和地盤のケンタッキー
2019/11/7 6:00
西日本新聞 国際面 田中 伸幸
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 【ワシントン田中伸幸】来年11月の米大統領選まで1年を切った5日、トランプ大統領率いる共和党が地盤とする南部2州で知事選があり、大接戦となったケンタッキー州で民主党新人が共和党現職に勝利宣言した。トランプ氏のウクライナ疑惑に関する弾劾調査が進むなど共和党側に逆風が吹く中、次期大統領選の行方を占う選挙になると注目され、トランプ氏も投票日直前の4日に現地入りし、てこ入れを図っていた。

 同州は前回大統領選でトランプ氏が民主党のクリントン元国務長官に30ポイント近い大差で勝ち、共和党の重鎮で議会上院トップのマコネル院内総務を選出する保守の強固な地盤として知られる。同日行われた南部バージニア州の州議会選挙でも長年、上下両院で多数派だった共和党に民主党が勝利し、過半数を獲得した。

 知事選など地方選はトランプ氏本人の選挙ではないとはいえ、大統領再選には保守層による支持継続と離反阻止が不可欠なだけに、不安を残す結果となった。

 ケンタッキー州の共和党現職は僅差を理由に敗北を認めていない。もう一つのミシシッピ州知事選では共和党候補が勝利した。

 共和党は昨年11月の連邦議会選挙でも下院で民主党に敗れるなど、苦戦が続いている。その一因として、前回大統領選でトランプ氏を支持した大都市郊外の中間層などの間で、トランプ共和党政権への不満が高まっているとの指摘がある。

 加えてトランプ氏のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査が加速しており、トランプ氏は投票日直前にミシシッピ、ケンタッキー両州を訪れて演説。疑惑を否定し、共和党支持を訴えていた。

 MSNBCテレビなどはケンタッキー州の共和党現職知事が社会保障の縮小などの政策で有権者の反発を買っていたのが苦戦の主因と報じた。一方、トランプ氏は過去の選挙で劣勢の共和党候補の応援に入って勝利につなげるなど、保守層の底堅い支持を誇っていただけに「トランプ氏が選挙応援すれば勝つという構図が絶対的ではなくなった」との指摘も上がった。

 トランプ氏は6日、ツイッターで「私の演説で共和党候補の支持は少なくとも15ポイント上がった」と投稿し、こうした見方に反論した。

5515チバQ:2019/11/08(金) 11:13:38
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191108/k10012169041000.html
米大統領選に前NY市長のブルームバーグ氏 立候補か
2019年11月8日 10時29分

アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びに、前のニューヨーク市長のブルームバーグ氏が立候補を検討しているとアメリカメディアが相次いで速報し、知名度の高さから、その動向が注目されています。

アメリカのメディアは7日、側近の話として、ブルームバーグ氏がアメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びに立候補を検討していると相次いで速報しました。

報道によりますと、ブルームバーグ氏は最終的な決断はしていませんが、届け出の締め切りが迫る一部の州で立候補に向けた手続きを進めているということで、今後の選択肢を残すためだという見方もあります。

ブルームバーグ氏は、アメリカの金融情報会社を創設した資産家として知られ、ニューヨークの市長を2002年から3期12年にわたって務め、トランプ大統領に批判的なことで知られています。

3年前の大統領選挙でも一時、立候補を検討しましたが取りやめ、今回の選挙についても、ことし3月、声明を出して立候補しないと表明していました。

民主党の候補者選びは17人の混戦となっていますが、これまでに飛び抜けた候補者はおらず、一部ではトランプ大統領に対抗するため新たな候補に期待する声もあっただけに、知名度の高いブルームバーグ氏が立候補するかどうか注目されています。

5516チバQ:2019/11/14(木) 18:52:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111301134&g=int
サンフォード元知事撤退 共和党指名争い―米大統領選
2019年11月13日19時45分

サンフォード元米サウスカロライナ州知事=9月16日、同州コロンビア(AFP時事)
サンフォード元米サウスカロライナ州知事=9月16日、同州コロンビア(AFP時事)

 【ワシントンAFP時事】トランプ米大統領の再選阻止のため来年の大統領選出馬を目指していたサンフォード元米サウスカロライナ州知事(59)は12日、与党共和党の候補指名争いから撤退すると発表した。フェイスブックに声明を掲載し「選挙運動を中止する。大統領が弾劾されてしまったら、私の目的である討論会ができなくなってしまう」と撤退の理由を説明した。
 トランプ氏に挑む指名争いには、ウェルド元マサチューセッツ州知事とウォルシュ元下院議員の2人が残っている。

5517名無しさん:2019/11/18(月) 10:59:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-35145513-cnn-int
初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い
11/18(月) 10:00配信CNN.co.jp
初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い
インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏
(CNN) 来年の米大統領選に向けて民主党からの指名争いが行われるなか、最初に党員集会が開かれるアイオワ州で、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏が支持率で首位に立っていることがわかった。CNNなどが行った世論調査で明らかになった。

今回の調査によれば、アイオワ州の党員集会に参加する可能性の高い人たちのなかでブダジェッジ氏を支持した人の割合は25%となった。9月に行われた調査からは16ポイント支持率が上がった。

ブダジェッジ氏の後ろには3候補が2位争いをしている。エリザベス・ウォーレン上院議員の支持率は16%。ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員の支持率はいずれも15%だった。9月の調査時と比べると、ウォーレン議員は6ポイント、バイデン氏は5ポイント支持率を下げたほか、サンダース議員は4ポイント支持率を伸ばした。

そのほかの候補者で支持率が2けたを記録した人はいなかった。エイミー・クロブシャー上院議員の支持率は6%。そのほか、5候補が3%の支持率だった。

ブダジェッジ氏は過去数カ月間にわたり、多くの時間と資金をアイオワ州に費やしてきた。ブダジェッジ氏のアイオワ州での支持率増加は、幅広い層から支持を受けたことが背景にある。

民主党員と自認する層と、無党派層との両方から同じように支持を受けた。また、都市部や農村部などでの支持もだいたい同水準にある。

2位集団のなかで最も支持層に偏りが大きいのはサンダース議員だ。自身を非常にリベラルと考える人のうち34%がサンダース議員支持で、全体の支持率を20ポイント近く上回った。

サンダース議員はまた若年層からの支持が高かった。35歳未満の層でサンダース議員を支持した人の割合は27%。同じく、ブダジェッジ氏支持は20%、ウォーレン議員支持は18%、バイデン氏支持は9%だった。

ブダジェッジ氏とバイデン氏は65歳以上の高齢者からの支持が高く、それぞれ28%と27%だった。

バイデン氏の強みは依然として選挙に勝てる候補とみられていることだ。バイデン氏がトランプ大統領に勝つことが「ほぼ確実」もしくは「かなり確実」と答えた人の割合は合計で52%に達した。

世論調査は11月8日から13日にかけて、党員集会に参加する可能性の高い民主党支持者500人を無作為に選び、固定電話もしくは携帯電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス4.4ポイント。

5518名無しさん:2019/11/18(月) 18:08:57
https://www.cnn.co.jp/usa/35145513.html
初戦のアイオワ州、ブダジェッジ氏が首位に 民主党候補指名争い
2019.11.18 Mon posted at 10:00 JST
(CNN) 来年の米大統領選に向けて民主党からの指名争いが行われるなか、最初に党員集会が開かれるアイオワ州で、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブダジェッジ氏が支持率で首位に立っていることがわかった。CNNなどが行った世論調査で明らかになった。

今回の調査によれば、アイオワ州の党員集会に参加する可能性の高い人たちのなかでブダジェッジ氏を支持した人の割合は25%となった。9月に行われた調査からは16ポイント支持率が上がった。

ブダジェッジ氏の後ろには3候補が2位争いをしている。エリザベス・ウォーレン上院議員の支持率は16%。ジョー・バイデン前副大統領とバーニー・サンダース上院議員の支持率はいずれも15%だった。9月の調査時と比べると、ウォーレン議員は6ポイント、バイデン氏は5ポイント支持率を下げたほか、サンダース議員は4ポイント支持率を伸ばした。

そのほかの候補者で支持率が2けたを記録した人はいなかった。エイミー・クロブシャー上院議員の支持率は6%。そのほか、5候補が3%の支持率だった。

ブダジェッジ氏は過去数カ月間にわたり、多くの時間と資金をアイオワ州に費やしてきた。ブダジェッジ氏のアイオワ州での支持率増加は、幅広い層から支持を受けたことが背景にある。

民主党員と自認する層と、無党派層との両方から同じように支持を受けた。また、都市部や農村部などでの支持もだいたい同水準にある。

2位集団のなかで最も支持層に偏りが大きいのはサンダース議員だ。自身を非常にリベラルと考える人のうち34%がサンダース議員支持で、全体の支持率を20ポイント近く上回った。

サンダース議員はまた若年層からの支持が高かった。35歳未満の層でサンダース議員を支持した人の割合は27%。同じく、ブダジェッジ氏支持は20%、ウォーレン議員支持は18%、バイデン氏支持は9%だった。

ブダジェッジ氏とバイデン氏は65歳以上の高齢者からの支持が高く、それぞれ28%と27%だった。

バイデン氏の強みは依然として選挙に勝てる候補とみられていることだ。バイデン氏がトランプ大統領に勝つことが「ほぼ確実」もしくは「かなり確実」と答えた人の割合は合計で52%に達した。

世論調査は11月8日から13日にかけて、党員集会に参加する可能性の高い民主党支持者500人を無作為に選び、固定電話もしくは携帯電話で話を聞いた。誤差の範囲はプラスマイナス4.4ポイント。

5519チバQ:2019/11/19(火) 10:36:37
https://www.asahi.com/articles/ASMB41R0FMB4UHBI005.html?iref=com_inttop_namerica_list_n
熱気なき本命バイデン氏 妻子失ったサバイバーの底力は
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年11月17日18時00分
 ジョー・バイデン氏(76)は民主党の重鎮議員として実績を上げ、オバマ政権では副大統領まで務めた。知名度や経歴は申し分なく、トランプ大統領を倒す本命とされる。だが、民主党内からは「大丈夫か」という不安の声が消えない。なぜなのか。

 「我々の憲法を、民主主義を、根本的な誠実さを守るため、トランプ氏は弾劾(だんがい)されるべきだ」

 10月9日、ニューハンプシャー州ロチェスターの選挙集会でバイデン氏が叫ぶと、観衆からは「We want Joe」の大合唱が起こった。

 2020年の大統領選に向けて、民主党支持者の最大の関心は「誰がトランプ氏に勝てるのか」と言っても過言ではない。そんななか、前副大統領として圧倒的な知名度を誇るバイデン氏は、「自分こそがトランプ氏を倒す」と意識した選挙戦を展開してきた。

 主要候補がほぼ出そろった後の4月25日、満を持して立候補を表明。ビデオメッセージで「米国の核心的な価値観が、世界における地位が、民主主義そのものが、そして米国を米国たらしめる全てのものが危機に陥っている。傍観するわけにはいかない」とトランプ政権を激しく批判した。

 5月18日にペンシルベニア州フィラデルフィアで、選挙戦を開始する大集会を開いた時も、トランプ氏を「分断最高司令官」と揶揄(やゆ)。「恐怖を吹き込み、分断をあおり、権力を監視するあらゆる機関をおとしめる。暴君や独裁者の使う手だ」と訴え、自らの政策をアピールするより、トランプ氏を攻撃することに時間を割いた。

 バイデン氏は同時に、「団結して(United)」というキャッチフレーズを掲げる。「トランプ氏によって進められた、米国の分断を修復できるのは、自分だ」というアピールだ。支持者にバイデン氏の魅力を聞いても、「癒やす(heal)」という言葉が返ってくる。

 9月上旬、ニューハンプシャー州で開かれたバイデン氏の集会でもその様子が現れていた。会場は、トランプ氏が選ぶような1万人以上が入るような巨大なスタジアムではなく、300人も入れば、いっぱいになる会議室。ただ、立ち見の人が出るほど満員だった。

 「25年前、私は『女性に対する暴力防止法』を書いた。虐げられてきた女性のためだと思われるかもしれない。しかし、本当は私の父のおかげだった。父が口を酸っぱく私に言ったのは、政治的だろうが、経済的だろうが、そして身体的であろうが、暴力による虐待こそ最悪の罪だということ。それを見て、黙っていることは許されない、と父は何度も私に諭した。現在の米国にも、正すべき偏見の問題は残っている。何とかしなければならないと思い、私の政治活動の多くを捧げてきた」

 演説には、トランプ氏のような熱狂を呼び起こすスローガンや、オバマ前大統領のような格調高い言葉はない。どちらかというと、優しいおじいちゃんが、孫に語りかけるような雰囲気だ。おじいちゃんの説教は、時には退屈だ。聴衆の中には、スマホをいじる人もいる。

 しかし、演説のあとには支持者が次々と近づく。

 ある女性はこう切り出…

残り:3732文字/全文:4988文字

5520チバQ:2019/11/20(水) 13:23:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019112002000131.html
<メディアと世界>米 新聞への関心、党派で二分 「財政難なら廃業を」共和党員76% 民主党員28%

2019年11月20日 朝刊


 【ニューヨーク=赤川肇】トランプ米大統領が既存メディアへの敵対姿勢を強める中、新聞に対する米国民の見方が党派間で大きく割れている現状が最新の世論調査で明らかになった。トランプ氏率いる共和党では、党員の76%が「財政的に自力で立ち行かない新聞は他産業と同じように廃業すればいい」との考えに賛意を示したのに対し、民主党では28%にとどまった。

 調査は米調査会社ギャラップと米ナイト財団が、財政難による地方メディアの衰退を主題に七〜九月に実施。無作為抽出した十八歳以上の計二千七百七十人を対象にインターネット上で行い、十七日に結果を公表した。

 何らかのニュースを購読していると答えたのは、民主党員では37%だったのに対し、共和党員は25%にとどまった。「過去の購読状況には党派による違いがなかった」(同財団)といい、トランプ政権下で共和党員のメディア離れが浮き彫りになった格好だ。

 地方メディアに関しては、全体の86%が「誰もが無償でも地方ニュースを得られるようにすべきだ」、59%が「地方紙は市民の誇りの重要な象徴だ」と答えるなど、大半が必要性そのものを認めた。一方で過去一年間で定期購読や寄付などで支出した人は20%だった。同財団は「今こそ私たちは、地方ニュースの価値とその未来への対策を自問すべきだ」と指摘した。

 米ノースカロライナ大が二〇一八年秋に公表した調査結果では、米国内には新聞七千百十二紙(うち日刊千二百八十三紙)があり、〇四年から二割減少。地方行政に対する監視機能の低下や民主主義の衰退といった悪影響が懸念されている。

5521チバQ:2019/11/21(木) 09:08:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00000016-jij-n_ame
香港法案、トランプ氏苦境 人権より貿易合意が本音 対中強硬・米議会が迫る
11/21(木) 7:06配信時事通信
香港法案、トランプ氏苦境 人権より貿易合意が本音 対中強硬・米議会が迫る
トランプ米大統領=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上院は19日、香港の自治と人権の擁護を目的とする「香港人権・民主主義法案」を満場一致で可決した。

 トランプ大統領が署名し、成立するかどうかが今後の焦点だが、2020年の大統領選再選に向け、中国との貿易協議の合意を実績にしたいトランプ氏は人権問題で中国を刺激したくないのが本音だ。対中強硬姿勢を強め、署名を迫る議会と、猛反発する交渉相手の中国の間で苦境に立たされている。

 香港人権法案は10月中旬に下院を通過した後、上院の採決が遅れていた。年内を目指す米中貿易協議の「第1段階」合意への影響を懸念するホワイトハウスが議会幹部に採決を遅らせるよう求めたからとされる。だが香港でデモ隊と警官隊の衝突が激化する中、「今こそ米国は中国に明確なメッセージを送らなければならない」(ルビオ上院議員)と、法案の早期可決を求める議会超党派の声が勝り、採決に至った。

 法案は「一国二制度」に基づく香港の自治が機能しているかどうかを検証するため国務省に年次報告書作成を義務付ける。香港で人権侵害に関わった中国当局者らへの制裁も可能にした。中国外務省は20日、法案が成立すれば「断固反撃する」と報復を示唆した。

 法案の成立には、上下両院がそれぞれの法案の内容を調整し、大統領の署名が必要になるが、トランプ氏は現時点で、署名するかどうかを明らかにしていない。ただ法案は両院とも超党派の圧倒的支持を得ており、トランプ氏が拒否権を行使するのは困難との見方もある。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「トランプ氏は人権問題が貿易協議に影響しないよう配慮してきた」と指摘。だが、トランプ氏はウクライナ疑惑をめぐる下院の弾劾調査の渦中にあり、弾劾阻止のカギを握る与党共和党との対立を避ける必要もある。香港人権法案をめぐり、中国の反発と米議会の突き上げの間で厳しい判断を迫られている。

5522チバQ:2019/11/21(木) 13:19:40
https://www.afpbb.com/articles/-/3255872
ユダヤ入植容認で米孤立=「違法」と懸念相次ぐ―国連安保理
2019年11月21日 10:16 発信地:イスラエル [ 例外 その他 ]
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【11月21日 時事通信社】国連安全保障理事会は20日、中東情勢に関する会合を開いた。トランプ米政権がイスラエルの占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植活動を事実上容認したことを受け、安保理は入植活動が違法かつ安保理決議違反とする見解の発表を調整したが、米国の異議で見送られた。非常任理事国クウェートなどが明らかにした。パレスチナ問題での米国の孤立が改めて際立った。

 米政府は18日、入植活動は「正当でない」としてきた方針を転換し、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地は「国際法に違反しない」と表明した。入植活動の容認につながるほか、イスラエルのネタニヤフ首相が打ち出した西岸の一部併合を後押しする可能性があり、この日の安保理会合では米国の名指しは避けつつ、国際法違反とした過去の決議に言及する国が相次いだ。

 英仏など欧州5カ国は安保理会合前、入植活動は「国際法違反で、2国家共存の実現性を損なう」と批判する共同声明を発表。ヨルダン川西岸の一部地域が併合される可能性にも懸念を示した。安保理の非常任理事国10カ国も同趣旨の共同声明を会合後に発表した。

 ロシアは安保理会合で、「現地の実情を認めたもの」という米政府の説明に触れ、「こうした措置は現地の緊張をさらに高める」と批判した。中国も、全当事者に「無責任な発言の自制」を呼び掛けた。(c)時事通信社

5523チバQ:2019/11/21(木) 16:30:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00000040-jij-n_ame
カナダ副首相にフリーランド氏 トルドー政権が内閣改造
11/21(木) 9:35配信時事通信
カナダ副首相にフリーランド氏 トルドー政権が内閣改造
カナダの副首相に起用されたフリーランド前外相=8月22日、オタワ(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】10月のカナダ下院選で少数与党政権となった与党・自由党を率いるトルドー首相が20日、内閣改造を行い、新内閣が発足した。

 外相だったフリーランド氏を副首相兼政府間関係相に起用。同政権下で副首相の任命は初となる。カナダメディアによると、首相に近いフリーランド氏は今後、米カナダ間の問題や、エネルギー、環境などの重要政策を担当する。

 トルドー政権はジェンダー平等を掲げており、閣僚36人は男女同数となった。シャンパーニュ氏がインフラ・地域社会相から外相に、ウィルキンソン氏が漁業海洋・沿岸警備隊相から環境・気候変動相にそれぞれ代わった。

5524チバQ:2019/11/22(金) 11:18:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191122-00000028-jij-n_ame
ブルームバーグ氏出馬準備 米大統領選の民主指名争い
11/22(金) 8:30配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党候補者指名争いで、前ニューヨーク市長で世界有数の富豪のマイケル・ブルームバーグ氏(77)が21日、連邦選挙委員会に出馬に必要な書類を届け出た。

 正式な出馬表明ではないが、既に17人が争う混戦に名乗りを上げる公算が大きくなっている。

 書類提出により大統領選の資金集めが可能になる。資産総額530億ドル(約5兆8千億円)のブルームバーグ氏は3月、「指名を得るのは困難」として不出馬をいったん表明していた。

5525チバQ:2019/11/23(土) 15:27:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112300318&g=int
ポンペオ氏辞任観測に拍車 上院転身、容認示唆―トランプ氏
2019年11月23日14時35分


トランプ米大統領(左)とポンペオ国務長官=10月21日、ワシントン(AFP時事)
トランプ米大統領(左)とポンペオ国務長官=10月21日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は22日、FOXニュースの電話インタビューで、2020年上院選で地元カンザス州からの出馬説が浮上するポンペオ国務長官について、「出馬すれば圧勝するだろう」と指摘した。米メディアは「トランプ氏が出馬を容認した」と報じ、ポンペオ氏が早期に辞任するとの観測に拍車が掛かっている。
 ポンペオ氏はこれまで「大統領が望む限り、国務長官を続ける」と繰り返し主張してきた。だが今年に入って4度もカンザス州を訪問したほか、同州のメディアのインタビューにたびたび応じていることから、上院転身説がくすぶり続けている。

5526チバQ:2019/11/25(月) 08:53:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000005-kyodonews-int
米大統領選ブルームバーグ氏出馬 民主党候補18人目、混戦に拍車
11/25(月) 0:39配信共同通信
米大統領選ブルームバーグ氏出馬 民主党候補18人目、混戦に拍車
ブルームバーグ前ニューヨーク市長(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】来年11月の米大統領選に向け、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、民主党の候補指名を目指して出馬すると表明した。米メディアによると、民主党候補は18人目で、混戦に拍車が掛かる。穏健派ブルームバーグ氏の参戦で、有力候補の中道バイデン前副大統領と票を食い合う可能性が指摘されている。

 ブルームバーグ氏は声明で「トランプ大統領を倒し、米国を再建するため立候補する。トランプ氏の向こう見ずで倫理観の欠けた行動があと4年も続くことは受け入れられない」と強調した。

5527チバQ:2019/11/25(月) 09:52:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000012-asahi-int
前NY市長、大統領選に出馬表明 民主党指名争いは混迷
11/25(月) 9:43配信朝日新聞デジタル
前NY市長、大統領選に出馬表明 民主党指名争いは混迷
マイケル・ブルームバーグ氏=AP
 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いで、世界屈指の大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が24日、正式に立候補することを表明した。豊富な資金力を持ち、中道派とされるブルームバーグ氏が加われば、同じ中道派の有力候補ジョー・バイデン前副大統領(77)の支持を奪う可能性がある。

 全米で党候補者を決める予備選挙・党員集会が来年2月初めにアイオワ州から始まるのを控え、この時期に出馬するのは極めて異例。民主党の候補者指名争いには同氏を含め18人が乱立しており、同党のレースはいっそう混迷しそうだ。

 ブルームバーグ氏は声明で「トランプ大統領の無謀で倫理に反する行動をさらに4年間も受け入れることはできない。彼が再選すれば、その打撃から回復することはないかもしれない」と述べ、大統領選に挑戦する考えを明らかにした。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASMC24RKPMC2UHBI01D.html?ref=yahoo
トランプ氏、珍しい支持率の動き 再選、厳しい水準でも
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トゥペロ=沢村亙、アイオワ州デモイン=土佐茂生 2019年11月3日07時30分
 2020年11月3日に投票される米大統領選まであと1年となった。最大の焦点は、トランプ大統領が再選を果たすかどうかだ。3年前の選挙で、排他的な移民政策や過激な言動を原動力に勝利したトランプ氏は、今回も分断をあおる戦略を描いている。

 「民主党とメディアとディープステート(闇の政府)が、我々を止めようとしている。『私を』じゃない。6300万人を、だ」

 1日、米南部ミシシッピ州トゥペロの選挙集会でトランプ氏は、2016年の大統領選での自身の得票数を強調しながら、米下院が「ウクライナ疑惑」をめぐって進める弾劾(だんがい)調査を批判した。

 3年前の選挙で、トランプ氏は「既得権にまみれたエリート政治から見捨てられてきた庶民の代弁者」を自演。政界アウトサイダーの立場を「武器」とした。

 今回も、ワシントンの主流派から不当な集中攻撃を受ける「被害者」に徹すれば、支持者はわがことのように危機感を深めるはず――。トランプ氏は疑惑を「逆風」でなく、「追い風」にしようともくろむ。

 口を極めて相手をののしるのも、変わらない。民主党のバイデン前副大統領は「ゴミためから拾われた」。ペロシ下院議長は「狂っている」。自分に批判的なCNNのキャスターは「三流で、ひどい視聴率」。そのたび、支持者は喝采を送る。

 就任から間もなく3年。トランプ氏の支持率の動きは、歴代大統領と大きく異なる。米国経済は好調で、歴史的な株高や低失業率だが、上昇しない。一方で、スキャンダルや疑惑が発覚しても、下がらない。支持する人が4割程度、支持しない人が5割台前半という状態で固定されている。

 過去の例をみると、再選が厳しいレベルだが、トランプ氏の強みは中西部などで、白人労働者を中心に熱狂的な支持を得ていることだ。大統領選は総得票ではなく、州ごとの勝敗で決まるため、民主党の支持者が多い両海岸で惨敗しても、中西部で辛勝を重ねれば当選できる。実際、前回のトランプ氏は総得票で民主党のヒラリー・クリントン氏に約300万票の差をつけられながら、中西部の州を制して大統領となった。

 今回も戦略は同じだ。中間層へ…

5528チバQ:2019/11/25(月) 10:09:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000506-san-n_ame
米大統領選 ブルームバーグ前NY市長が出馬表明
11/25(月) 8:19配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】来年11月の米大統領選の民主党候補指名争いへの出馬が取り沙汰されていたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、出馬を正式に表明した。同党の候補指名を争うのはブルームバーグ氏を含め18人となった。

 ブルームバーグ氏は中道穏健派で、最有力候補の一人とされるバイデン前副大統領(77)や、中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ氏(37)ら中道派候補と支持層を奪い合う展開が予想される。

 ブルームバーグ氏は声明で「ドナルド・トランプ氏を破り、米国を建て直すために立候補する。私たちには、あと4年もトランプ大統領の無謀で非倫理的な行動を許しておく余裕はない」と強調した。

 ブルームバーグ氏は今月21日、連邦選挙委員会(FEC)に大統領選への立候補に必要な書類を提出したほか、南部アラバマ州など5州の予備選に参加する手続きを行っていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000014-jij-n_ame
米大統領選、ブルームバーグ氏が出馬表明 富豪の前NY市長
11/25(月) 7:33配信時事通信
米大統領選、ブルームバーグ氏が出馬表明 富豪の前NY市長
ブルームバーグ前ニューヨーク市長=2013年5月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ワシントン時事】来年秋の米大統領選の民主党候補者選びに、前ニューヨーク市長で富豪のマイケル・ブルームバーグ氏(77)が24日、出馬表明した。

 異例の遅い参戦だが、並外れた資金力で指名争いに影響を及ぼす可能性がある。

 同氏は声明で「ドナルド・トランプ(大統領)を倒し、米国を立て直す。彼があと4年務めたら、われわれは立ち直れない」と訴えた。中道派のブルームバーグ氏は今年3月にいったん不出馬を宣言したが、最近は「今の民主党候補では、トランプを倒せない」と危機感を漏らしていた。

5529チバQ:2019/11/25(月) 18:50:39
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191125/k10012189871000.html
ブルームバーグ氏 民主党候補者指名争いに名乗り 米大統領選
2019年11月25日 6時10分

来年のアメリカ大統領選挙に向け、野党・民主党の候補者指名を目指し、前のニューヨーク市長のブルームバーグ氏が立候補すると表明し、知名度が高く、資金力もあるブルームバーグ氏が加わったことで、民主党の候補者指名争いは混戦に拍車がかかりそうです。

2002年から3期12年にわたってニューヨーク市長を務めたブルームバーグ氏(77)は24日、声明を発表し、野党・民主党の候補者指名を目指し立候補すると表明しました。

声明でブルームバーグ氏は「アメリカを再建するために立候補する。トランプ大統領に無謀で非倫理的な行動をさらに4年続けさせるわけにはいかない」と立候補を決めた理由を説明しました。

ブルームバーグ氏は世界的な金融情報会社の創設者で、アメリカの経済誌フォーブスがことし3月に発表した世界の富豪ランキングでは第9位につけ、資産の総額は555億ドル、日本円で6兆円余りと、トランプ大統領の31億ドルを大きく上回っています。

ブルームバーグ氏の陣営によりますと、選挙戦はすべて自己資金で賄い、外部からの献金は受けないということです。

これで民主党の候補者指名争いに立候補を表明しているのは18人となり、知名度に加えて資金力もある中道のブルームバーグ氏が加わったことで、同じく中道の有力候補、バイデン前副大統領と票を奪い合う可能性も指摘されており、混戦に拍車がかかりそうです。

5530チバQ:2019/11/26(火) 18:22:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112500298&g=int
米国防長官、海軍トップに辞任勧告 戦争犯罪の特殊部隊員処遇で
2019年11月25日10時33分

米海軍トップのスペンサー海軍長官=2017年7月、ワシントン(EPA時事)
米海軍トップのスペンサー海軍長官=2017年7月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米国防総省は24日、エスパー国防長官が海軍トップのスペンサー海軍長官に辞任するよう勧告したと発表した。戦争犯罪で訴追され、降格処分を受けた海軍特殊作戦部隊(SEAL)隊員の処遇をめぐり、「信頼を喪失した」ことが理由。米メディアによれば、スペンサー氏は同日、辞表を提出した。

 渦中の隊員ギャラガー氏は2017年、イラクに派遣された際、捕虜の過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員を惨殺した上、遺体と共に写真を撮影。さらに、この行為を報告すれば殺害すると同僚らを脅した疑いなどで軍法会議にかけられた。7月の判決では、遺体と写真撮影をした罪を除いてすべて無罪とされ、降格処分を受けた。
 国防総省によれば、スペンサー氏はギャラガー氏が除隊されずに退役できるよう、エスパー長官らに秘密でホワイトハウスに掛け合っていた。エスパー氏は声明で「このような行為は非常に遺憾であり、残念ながらスペンサー長官が私の信頼を失ったと判断した」と辞任を求めていた。

5531チバQ:2019/11/27(水) 21:04:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00000143-jij-n_ame
ブティジェッジ氏が2位浮上 民主党の大統領候補選び 米世論調査
11/27(水) 20:36配信時事通信
ブティジェッジ氏が2位浮上 民主党の大統領候補選び 米世論調査
米大統領選に向けた民主党の指名争いに出馬しているブティジェッジ・サウスベンド市長=25日、アイオワ州クレストン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米キニピアック大が26日に公表した世論調査結果によると、2020年の大統領選に向けた野党民主党の候補者選びで、ブティジェッジ・サウスベンド市長が支持率で2位に浮上した。

 10月の前回調査でトップに立ったウォーレン上院議員は3位に後退し、バイデン前副大統領が前回の2位から首位に返り咲いた。

 民主党支持者と民主党寄りの無党派層からの支持率は、バイデン氏が前回調査比3ポイント増の24%、ブティジェッジ氏が同6ポイント増の16%、ウォーレン氏が14ポイント減の14%。サンダース上院議員が13%で続いた。

 同大の分析担当者は「ブティジェッジ氏が上位陣に食い込み、現在のところ三つどもえの様相だ」と指摘。リベラル派のウォーレン氏の急落については「医療保険制度などの論点で、左寄り過ぎると攻撃された」ことが響いたと説明した。

 24日に出馬を正式表明したブルームバーグ前ニューヨーク市長の支持率は3%で、ハリス上院議員やクロブシャー上院議員と並び5位グループにつけている。

 支持候補決定で重視する資質としては、35%が「選挙に勝てること」を挙げ、ともに19%だった「正直さ」や「国民を大切にすること」を抑えて最多だった。「トランプ大統領に最も勝てそうな候補」では、バイデン氏が46%の支持を集め、10%だったウォーレン、サンダース両氏や6%のブティジェッジ氏を圧倒した。

 調査は21〜25日、1355人を対象に電話で行われた。調査対象のうち民主党支持者と民主党寄りの無党派層は計574人。

5532チバQ:2019/12/01(日) 22:26:24
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3256299.html
米国は同性愛者の大統領を受け入れる用意があるか
2019/11/29 13:32AFPBB News

米国は同性愛者の大統領を受け入れる用意があるか

ピート・ブーティジェッジ氏(左)とパートナーのチェイスン・ブーティジェッジさん。ニューハンプシャー州にて(2019年11月10日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】2020年米大統領選挙に向けた民主党候補指名争いで、若きホープ、ピート・ブーティジェッジ氏が頭角を現している。インディアナ州サウスベンドの市長である同氏は、同性愛者であることを公表している。だが、米国は同性愛者の大統領を受け入れる用意があるのだろうか。

 ブーティジェッジ氏が今年1月、大統領選に出馬する意向を表明した時、サウスベンド以外で同氏の名前を知る人はほとんどいなかった。だが、アフガニスタン従軍経験を持つ退役軍人でもあるブーティジェッジ氏は今や、民主党候補指名争いの先頭集団に属している。この集団にはジョー・バイデン前副大統領やエリザベス・ウォーレンおよびバーニー・サンダース両上院議員が含まれている。

 選挙遊説にいつも同行するパートナーの中学校教師、チェイスンさんは、米国初のファーストジェントルマンとなる可能性が出てきた。

 ブーティジェッジ氏は、自身の性的指向について多くは語らない。だが、4年前に同性愛者であることを公表すると決意したことや、2017年にチェイスンさんと婚約したこと、また子どもを持つことについて、率直に語っている。

 2009年以降、6か国が同性愛者の指導者を選出している欧州と異なり、米国では性的少数者や女性の大統領候補にはいまだ壁が存在する。

 バラク・オバマ氏は2008年に米国初の黒人大統領に選ばれた。だが、オバマ氏以前に米大統領の職に就いた43人の白人男性の中で、同性愛者だと公表していた人物は一人もいない。

 同性愛者であることを公表した最初の大統領候補はフレッド・カーガー氏で、2012年に共和党候補指名を目指したが、実現しなかった。

 米国で同性愛者の候補を支援する「ビクトリー・ファンド」の代表アニース・パーカー氏によると、近年、とりわけ同性婚が合法化された2015年以降は、「LGBTQの候補者を取り巻く状況は劇的に変わった」という。

5533チバQ:2019/12/01(日) 22:26:35

■同性愛公表は「強み」

 ビクトリー・ファンドはウェブサイトで、米国内の選挙で選ばれたLGBTQの公職者数を示す地図を公開し、定期的に更新している。現在その数は、サウスダコタ州とミシシッピ州を除く全州および政府レベルで、計762人となっている。

 最近の全米世論調査では、有権者がLGBTQの候補をこれまでよりも受け入れるようになっていることが分かっている。

 5月に行われた米調査会社ギャラップの世論調査では、回答者の76%が同性愛者の候補に投票してもいいと答えており、1978年に比べ3倍となった。共和党よりも少数派の権利に配慮することが多い民主党支持者に限ると、この数字は83%にまで達する。

 ハーバード大学公共政策大学院の政治研究所で有権者の投票行動を研究するジョン・デラ・ボルペ氏によると、2020年大統領選の有権者の大半、とりわけ若年層は、性的指向を気にしないという。「有権者は(大統領候補に)誠実さ、ビジョン、信頼性そして人生経験を求めている」とボルペ氏はAFPに語った。「年齢や人種、性別、性的指向に重きを置くのはリスクが高い」

 誠実さや信頼性という点では、同性愛公表は「強み」だという。さらに、ブーティジェッジ氏が「自己のアイデンティティーに苦悩した若者」であったという経歴には真実味があると、ボルぺ氏は指摘する。

 だが、反発も残っている。

 10月に発表された世論調査では、調査対象者の45%が、米国はまだ同性愛者の大統領に対する準備が「できていない」、または「あまりできていない」と回答している。

 メディアに流出した選挙チームの文書によると、ノースダコタ州の民主党支持の黒人有権者に対し7月に行った聞き取り調査では、ブーティジェッジ氏の性的指向に不快感を示す人もいた。だが、ブーティジェッジ氏の落ち着いた抑えた話し方を耳にし、同氏がキリスト教徒であることを知ると、大半の人の不快感は解消されたと文書には記されている。

 民主党はドナルド・トランプ米大統領を政権の座から引きずり下ろそうと、最良の大統領候補を立てようとしている。このような極端に分裂した国では、ブーティジェッジ氏の性的指向は不利になる可能性もある。

 T・J・スランさんは11月、ニューハンプシャー州の集会でAFPに、ブーティジェッジ氏は性的指向を理由に一部の労働者階級の支持を得られないかもしれないと懸念を示した。

 だがLGBTQの活動家らは、たとえブーティジェッジ氏が大統領候補指名を獲得できなくても、出馬自体が長く語り継がれる遺産になると指摘する。

 ビクトリー・ファンドのパーカー氏はブーティジェッジ氏について、「もうすでに壁を破っている」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

5534チバQ:2019/12/01(日) 22:50:47
https://digital.asahi.com/articles/ASMCT4VM6MCTUHBI010.html?_requesturl=articles%2FASMCT4VM6MCTUHBI010.html&pn=4
あの人がまさか…再出馬? 本命不在の民主、18人乱立
有料記事

ワシントン=土佐茂生 2019年11月29日06時00分
 2020年米大統領選に向け、民主党側の候補者乱立が止まらない。候補者選びが本格化する予備選挙の開始まで3カ月を切り、届け出を締め切る州も出ているにもかかわらず、新たな候補者が名乗りを上げ、計18人の争いとなっている。大物政治家に「再び」を期待する声も出ている。背景には、トランプ大統領に必ず勝てる本命候補の不在が大きい。

 「候補者として、勝つために幅広く多様な米国民を一つに結集させる。大統領として、偉大な国で壊れたものを修復する能力がある」。大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、立候補表明の声明で語った。

 米大統領選は長丁場だ。来年2月に始まる予備選挙・党員集会を見据え、多くの候補は今年初めに立候補を表明し、各地で選挙運動を開始した。民主党ではすでに5回のテレビ討論が開かれ、9人が撤退するなどレースの激しさが増している。

ここから続き
 それにもかかわらず、11月14日にはデバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が立候補を表明し、ブルームバーグ氏も続いた。結果的に、候補者争いは再び18人に膨らんだ。

不安だらけの「主要候補」
 原因は本命候補の不在だ。トップを走るジョー・バイデン前副大統領(77)は圧倒的な知名度があり、地域や人種に関係なく幅広い層から支持が得られると期待されている。しかし、演説で聴衆を熱狂させることは少なく、テレビ討論会では失言やちぐはぐな回答が目立つ。高齢への懸念もぬぐえない。加えて、息子がウクライナの国営会社の役員だったことをめぐってトランプ氏から攻撃を受けている。

 一方、バイデン氏を追いかけるエリザベス・ウォーレン(70)とバーニー・サンダース(78)の両上院議員は革新系の代表格。大富豪への課税や国民皆保険制度などを訴え、一部から強い支持を得ているが、穏健派や無党派層からは「急進的すぎる」という不安が尽きない。

 パトリック氏とブルームバーグ氏はともに、中道派だ。一部の予備選には届け出が間に合わないなど、不利な条件となるが、革新的な候補に不安を抱くバイデン氏の支持者を取り込む狙いがあるとみられる。

 また、全米で最初に党員集会が開かれる中西部アイオワ州では「次世代のスター」とされるピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長(37)が躍進をしている。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた、今月の同州の世論調査の平均では、支持率が23・5%で、ウォーレン氏(17・8%)やバイデン氏(17・0%)を抑えてトップに立った。

 ゲイだと公言し、従軍経験もあるブダジェッジ氏は演説の切れ味に定評がある。ただ、伸びの背景にあるのは、トップ集団の弱さの裏返しだと言われている。また、全米での知名度は低く、特に黒人からの支持に課題を抱える。

 どの候補も決め手を欠くなか、前回大統領選でトランプ氏と戦ったヒラリー・クリントン元国務長官(72)への待望論まで持ち上がっている。12日に英BBCのラジオ番組に出演したクリントン氏は立候補について「絶対にない、とは絶対に言わない」と否定しなかった。周辺から立候補に向けて「圧力を感じている」とも明かした。(ワシントン=土佐茂生)

5535チバQ:2019/12/04(水) 11:13:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00050130-yom-int
「黒人女性初」の米大統領目指したが…ハリス上院議員、資金不足で撤退
12/4(水) 10:32配信読売新聞オンライン
 【ワシントン=船越翔】2020年米大統領選で、カマラ・ハリス上院議員(55)は3日、民主党指名候補争いからの撤退を表明した。黒人女性初の大統領を目指していたハリス氏は、一時は支持率が2位になるなど注目されたが、資金集めに苦戦した。民主党の主要候補者は15人となった。

 ハリス氏は声明で、撤退の理由について「選挙活動に必要な資金が足りない。あらゆる角度から検討し、人生で最も厳しい判断に至った」と説明した。

 検事やカリフォルニア州司法長官の経験を持つハリス氏は、6月の第1回テレビ討論会で支持率首位のジョー・バイデン前副大統領(77)を人種問題で鋭く追及し、高い評価を得ていた。

5536チバQ:2019/12/04(水) 11:18:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191204-00000009-jij-n_ame
ハリス氏、米大統領選撤退 一時2位浮上も失速 民主
12/4(水) 6:14配信時事通信
ハリス氏、米大統領選撤退 一時2位浮上も失速 民主
米民主党のハリス上院議員=10月15日、中西部オハイオ州ウェスタービル(AFP時事)
 【ワシントン時事】米民主党のハリス上院議員(55)は3日、来年秋の大統領選の同党候補者指名争いから撤退を表明した。

 黒人女性で中道穏健派のハリス氏は一時、バイデン前副大統領に次ぐ支持率2位に躍り出たが、最近は低迷していた。

 ハリス氏は声明で「深い後悔と多大なる感謝とともに本日をもって選挙運動を中止する」と述べた。資金不足を撤退の理由に挙げた。

5537チバQ:2019/12/05(木) 11:36:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000532-san-n_ame
NATO首脳会議 トランプ氏、目立った「大人の対応」 NATO取りまとめに指導力発揮
12/5(木) 11:29配信産経新聞
 【ロンドン=黒瀬悦成】4日にロンドンで閉幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議は、欧州防衛に向けた同盟の結束は米国の指導力抜きにはあり得ない、という事実を改めて浮き彫りにした。会議の場で加盟各国に集団防衛体制の「責任ある分担」を求めたトランプ米大統領の取り組みは、ロシアに加え中国やイランといった新たな脅威への柔軟対応を求められているNATOの進化を促したといえる。

 トランプ氏は首脳会議を終えてワシントンに戻る直前、ツイッターで「NATOはこの3年間で著しく発展した。米国以外の加盟国の(国防費)支出は2024年までに総額で4兆ドル(436兆円)も上積みされる」と述べた上で、「NATOはかつてなく豊かで強力になる」と強調した。

 トランプ氏が加盟国に強く求めている「国防費支出の国内総生産(GDP)比2%への引き上げ」を達成している国は現在、加盟29カ国のうち9カ国で、達成国グループとして「2パーセンターズ」との名称が付けられた。トランプ氏は4日、これらの国の首脳らと実務朝食会を開き、取り組みへの謝意を表明した。

 国防費支出が2%を下回るドイツのメルケル首相との会談では、支出増に向けてやんわりと注文をつけるにとどめるなど「大人の対応」も見せた。

 また、ロイター通信によると、デンマークのフレデリクセン首相は4日、トランプ氏との会談後、今年から来年にかけてNATOに4機の航空機を拠出することを記者団に表明した。

 一方、トルコのエルドアン大統領が首脳会議前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で米軍と一緒に戦ったクルド人部隊「人民防衛部隊」(YPG)を、加盟国が「テロ組織」に認定するよう要求した問題は、結局は議題とならなかった。

 4日の全体会議前にエルドアン氏と会談しトランプ氏が、「同盟の結束」を優先させるようエルドアン氏を説得した可能性がある。

 トランプ氏が昨年、国防費支出をめぐる各国の「貢献不足」を理由にNATO脱退まで示唆し、加盟国に衝撃を与えたのとは一転し、同盟の取りまとめ役という米国本来の役回りに回帰したのは、各国が貢献強化に具体的に取り組み始めたのが大きい。

 トランプ氏としてはその上で、懸案の米露核軍縮を含めたロシアへの対応に加え、米国の脅威国である中国やイランを「NATOにとっての新たな挑戦」と位置づけ、NATOを活用していくことが得策と判断したとみられる。

5538チバQ:2019/12/11(水) 12:00:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000031-mai-n_ame
米民主党、トランプ氏の弾劾決議案公表 ウクライナ疑惑で「権力乱用」と「議会妨害」
12/11(水) 11:24配信毎日新聞
 トランプ米大統領のウクライナ疑惑で野党・民主党は10日、「権力乱用」と「議会妨害」を理由にトランプ氏を弾劾訴追する決議案を公表した。12日にも下院司法委員会で決議案を可決し、来週の下院本会議での弾劾訴追の成立を目指す。下院では民主党が多数派で、トランプ氏が訴追されれば米大統領としては史上3人目となる。

 トランプ氏はツイッターで「経済を強化し結果を出している大統領を、何も悪いことをしていないにもかかわらず弾劾訴追しようとするなど政治的な狂気だ」と反発した。

 決議案は権力乱用について、大統領の職権を不正に行使し、外国政府であるウクライナに2020年米大統領選への介入を求めたと明記。政敵であるバイデン前副大統領の捜査を公言するようウクライナに求めたのは、大統領選で自らを有利にするためだったと認定した。

 さらに、ウクライナが求めていた軍事支援継続とホワイトハウスでの首脳会談を実現するための条件として、バイデン氏捜査に加え、「16年米大統領選に介入したのはロシアではなく当時のウクライナ政府だった」という説の調査を公言するよう求めたことも公権力の乱用だと指摘した。

 議会妨害に関しては、憲法が「弾劾訴追の権限は下院に専属する」と明記しているにもかかわらず、トランプ氏は、政府職員に下院からの召喚状を無視し議会で証言しないよう指示したり、資料の提出を拒んだりしたことを挙げた。こうした行為は、下院の調査権限を侵害する議会妨害にあたると認定した。

 16年大統領選でトランプ陣営とロシアが癒着した疑惑の捜査を妨げた「司法妨害」を訴追理由に加えることも検討したが、議論が混乱することを防ぐためウクライナ疑惑に焦点を絞る方針とした。ただ、決議案には「米国の選挙に外国政府の介入を促したこれまでの行動と一致している」との記述があり、国名は避けながらもロシアとトランプ陣営の関係を暗に批判した。

 下院で弾劾決議案は可決され、トランプ氏は訴追される見通しだ。だが、弾劾裁判を行う上院は与党・共和党が過半数の議席を持つうえ、弾劾裁判で有罪とするには出席議員の3分の2の賛成が必要で、現状では困難とみられている。ホワイトハウスのグリシャム報道官は「誤った弾劾条項で傷つくのは大統領ではなく国民だ。大統領は上院でこれらの訴追理由の誤りについて説明し、無罪となると考えている」との声明を出した。【ワシントン古本陽荘】

5539チバQ:2019/12/12(木) 13:06:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000052-jij-n_ame
アジア担当の国防トップ退任へ 米政権、選挙前に進む空洞化
12/12(木) 10:52配信時事通信
アジア担当の国防トップ退任へ 米政権、選挙前に進む空洞化
米国防総省のシュライバー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)=5月9日、ソウル(EPA時事)
 【ワシントン時事】米国防総省のシュライバー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)が近く退任することが11日、複数の関係者への取材で分かった。

 北朝鮮情勢が緊迫する中、インド太平洋地域を統括する高官の退任が米国の安全保障政策に影響を与える可能性もある。トランプ政権では政府高官の辞任が相次いでおり、来年秋の大統領選を前に空洞化が一層進むとみられる。

 関係者によると、シュライバー氏は年内にも退任する意向を伝えた。国防総省は時事通信の取材に回答していない。同氏は2017年10月にトランプ大統領に指名され、18年1月に就任した。

5540名無しさん:2019/12/15(日) 23:08:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191215-00000032-mai-int
トランプ大統領弾劾反対の民主議員が共和入りへ
12/15(日) 17:49配信毎日新聞
トランプ大統領弾劾反対の民主議員が共和入りへ
トランプ米大統領=AP
 トランプ米大統領のウクライナ疑惑に関し、トランプ氏を弾劾することに反対してきた野党・民主党のバンドリュー下院議員(東部ニュージャージー州第2選挙区)が与党・共和党入りする意向を固めた。米紙ワシントン・ポストが14日報じた。下院本会議での弾劾訴追決議案の採決を前に民主党は勢いをそがれた形だ。

 同紙によると、バンドリュー氏は13日にトランプ氏と会談し、共和党に入るよう要請されたという。バンドリュー氏は、弾劾訴追の手続きに入ることを正式に決めた10月31日の下院の決議で、民主党から反対票を投じた2議員のうちの一人だった。

 同氏は昨年の中間選挙で初当選した。選出選挙区は2016年大統領選でトランプ氏が勝利しており、弾劾に反対する有権者が多数を占めている模様だ。トランプ氏の推薦を得て共和党から出馬すれば再選が確実になると判断したようだ。

 18日にも行われる下院本会議での弾劾訴追決議案の採決では、民主党からの造反は少数にとどまり、トランプ氏が弾劾訴追される見通しに変わりはない。【ワシントン古本陽荘】


https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121400334&g=int
米民主、世論取り込み苦戦 大統領弾劾で「造反」も
2019年12月14日20時34分


トランプ米大統領=12日、ワシントン(AFP時事)
トランプ米大統領=12日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追案が、18日にも下院本会議で可決されるのが確実な情勢となった。だが、大統領弾劾をめぐる世論は二分され、支持に広がりがない。トランプ氏や与党共和党は、保守層からも支持を受ける民主党議員をターゲットに、少しでも「造反」を引き出そうと攻勢をかけている。
 トランプ氏は13日、下院司法委員会の弾劾案可決を受け、「国民は飽き飽きしている」と語り、世論の支持に自信を示した。
 実際、世論調査の「弾劾・罷免」支持と不支持は真っ二つの状態が続く。米サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の平均値によると、わずかに上回っていた「支持」は12日、46.5%で初めて「不支持」と並んだ。
 こうした状況は、保守的な有権者の多い激戦区の民主党議員を動揺させている。NBCニュースによると、既に1人が本会議採決での反対を明言、態度を明らかにしていない議員は7人に上る。一方、共和党は10月の弾劾調査決議に全員が反対し、結束を見せている。
 トランプ氏を支える政治団体「米国第一政策」は10日、民主党議員27人の選挙区向けに230万ドル(約2億5000万円)の広告投入を開始した。ある議員の地元で打たれたCMは、議員事務所の電話番号と共に「魔女狩りをやめて米国を第一に置くよう彼に告げよう」と呼び掛ける内容だった。
 本会議の採決で造反が相次げば党へのダメージは大きく、来年の大統領選に向けた政治情勢にも影響しかねない。トランプ氏も態度保留の議員を念頭に「(議会で)何もしない民主党」「民主党は左派に乗っ取られた」と挑発を強めている。

5541チバQ:2019/12/19(木) 17:36:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000061-jij-n_ame
党派の溝、修復困難な領域に トランプ米大統領弾劾
12/19(木) 13:34配信時事通信
 【ワシントン時事】米下院はウクライナ疑惑をめぐりトランプ大統領を弾劾訴追した。

 「米史上3人目」という不名誉をトランプ氏に突き付けた今回の弾劾は、米社会の分断を背景にした党派対立が、修復の難しい領域に入ったことを意味している。

 トランプ氏は「インピーチメント・ライト(軽めの弾劾)」と切り捨てている。だが、この弾劾が及ぼす影響は決して軽くない。

 「不倫もみ消し疑惑」に問われたクリントン元大統領のケースでは、野党共和党の支持層も含め「弾劾に値する問題か」という世論があった。同氏の支持率は弾劾訴追後、逆に上昇し、7割を超えた。

 これに対し、トランプ氏弾劾の世論は真っ二つに割れる。民主党支持者は弾劾「支持」、共和党支持者は「反対」で凝り固まっている。共和党が多数派を占める上院の弾劾裁判では「無罪」となる公算だが、民主党支持者がそれで納得するとは考えにくい。

 さらにクリントン氏が弾劾訴追されたのは2期目の任期をあと2年残した時点のこと。「ウォーターゲート事件」のニクソン元大統領は弾劾訴追前に辞任した。トランプ氏はまだ1期目で、再選されれば「弾劾訴追された大統領」の任期があと5年続く。米政治を覆う不透明感は世界に影響を及ぼす。

 来秋の大統領選に向け、民主党は「罷免させられなかった大統領」を選挙で追い落とそうと、一層対決姿勢を強めるとみられる。これに対し、トランプ氏は弾劾騒動の犠牲者を演じ、支持者を奮い立たせようとしている。対立がさらにむき出しになる可能性がある。

5542チバQ:2019/12/19(木) 17:39:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191219-00000513-san-n_ame
トランプ米大統領 弾劾訴追 21年ぶり史上3人目、年明けに上院で裁判
12/19(木) 10:27配信産経新聞
 【ワシントン=住井亨介】米下院本会議は18日、トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。弾劾条項の「権力乱用」と「議会妨害」の2条項。トランプ氏を弾劾訴追(起訴に相当)した。米大統領の弾劾訴追は、1998年の第42代クリントン大統領以来、約21年ぶりで3人目となった。与党・共和党が多数を占める上院で来年1月上旬にも弾劾裁判が開かれるが、トランプ氏の罷免は現時点では困難とみられている。

 弾劾条項の採決は、トランプ氏がウクライナ政府に対し、軍事支援と首脳会談を引き換えに、来年の米大統領選の有力候補であるバイデン前副大統領に関する調査の開始を求めたとされる「権力乱用」で賛成230票、反対197票。下院委による弾劾訴追調査への協力を拒否し、政府高官の証言や政府機関の資料提供などを妨げたとされる「議会妨害」で賛成229票、反対198票となった。

 ペロシ下院議長(民主党)は審議で、「大統領は米国の安全保障、民主主義の基礎となる選挙の信頼性に対し、いまなお脅威となっている」と強調した。

 トランプ氏は下院本会議の審議中にツイッターへの投稿で「過激な左派で、何もしない民主党によるひどいでっち上げだ。米国、共和党に対する挑戦だ」と非難した。

 弾劾訴追の調査は、民主党が今年9月に開始を宣言した。下院委員会で公聴会を開催し、12人の現元職の政府高官らから証言聴取を重ねた。

 可決された決議は上院に送付され、弾劾裁判が始まる。上院の議席は共和党53、民主党45、無所属2議席となっており、共和党の大量造反が予想されていないことから「有罪・罷免」に必要な3分の2の賛成票の確保は困難との見方が強い。

 過去に弾劾訴追されたクリントン氏と第17代アンドリュー・ジョンソン大統領は上院で無罪になった。1974年、第37代ニクソン大統領がウォーターゲート事件で弾劾訴追審議にかけられた際は、下院司法委で弾劾訴追決議案が通過した段階で辞職。弾劾裁判は開かれなかった。

5543チバQ:2019/12/19(木) 18:13:38
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019112702100047.html
トランプ氏の論功人事 極まれり 100万ドル献金で大使ポスト 政治任用は歴代で突出

2019年11月27日 夕刊


20日、米下院情報特別委員会の公聴会に出席したソンドランド駐EU代表部大使=ロイター・共同

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 トランプ米大統領のウクライナ疑惑に対する議会下院の弾劾調査では、公聴会で証言に立ったベテランの職業外交官からトランプ氏と顧問弁護士のルドルフ・ジュリアーニ氏らによる「外交の政治利用」に対する懸念や抗議が相次いだ。同時に、前回大統領選の勝利に貢献した人物を政治任用で大使など重要ポストに起用するトランプ氏の論功行賞人事の弊害が浮き彫りになった。 (ワシントン・岩田仲弘)

【関連記事】「裏の外交ルート」ソンドランド氏がトランプ氏の指示を証言
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◆職業外交官たちの嘆き
 「大統領や議会が定めた国益を追求する外交政策を実行することが役割だと肝に銘じ、愛する国に三十三年間尽くしてきた」

 「党派政治は職業外交官の役割と相いれない」

15日、米下院委員会の公聴会に出席したヨバノビッチ前駐ウクライナ大使(左)=UPI・共同

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 トランプ氏の政敵である民主党のバイデン前副大統領の捜査に否定的だとしてジュリアーニ氏から中傷され、駐ウクライナ大使を解任されたマリー・ヨバノビッチ氏は、職業外交官としての自負を示した。

 大使館でヨバノビッチ氏に仕えたデービッド・ホルムズ氏は「ロシアの脅威に民主的に対抗するウクライナを支援する本来の目的が、ジュリアーニ氏らによる政治目的に覆い隠された」と悔やんだ。

AFSAのルービン会長=岩田仲弘撮影

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 国務省など外交関係の職員で構成する米外務職員組合(AFSA)のエリック・ルービン会長(元欧州・ユーラシア担当国務副次官補)は「職業外交官はみんな無党派で、政争などに巻き込まれたくないのに、弾劾という政治ドラマの中心で脚光を浴びてしまっている」と強く懸念する。

◆外交未経験、大統領の意のままに
 疑惑では、外交未経験の大使がトランプ氏の意のままに使われる実態もあらわになった。ゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)代表部大使は、大統領就任式のために百万ドル(約一億八百万円)を寄付した元ホテル経営者。本来、ウクライナは管轄外だが、解任されたヨバノビッチ氏の代わりに同国のゼレンスキー大統領がバイデン氏次男の捜査を表明するよう仕向ける立ち回りを指示された。

20日、米下院情報特別委員会の公聴会で証言するソンドランド駐EU代表部大使=ロイター・共同

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 ソンドランド氏は公聴会で「大統領から指名された者として大統領の指示に従った。ジュリアーニ氏と協力したのも大統領がそう言ったからだ」と、釈明に走った。一方、今年七月まで国家安全保障会議(NSC)で欧州・ロシア担当上級部長を務めたフィオナ・ヒル氏は、ソンドランド氏を「国内政治の用足しに巻き込まれた」と切り捨てた。

◆政治任用44%と突出 こぞって献金
 歴代米政権は大統領選での功労者に大使ポストで報いてきたが、トランプ政権の場合、その割合が突出して高い。AFSAの調べによると、現職大使百六十五人のうち、職業外交官は56%、政治任用職は44%。通常、政治任用は25〜35%にとどまり、これまではレーガン政権の37%が最高だった。

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 米NBCテレビ(電子版)によると、ソンドランド氏と同じく、ウッディ・ジョンソン駐英大使、ケリー・クラフト国連大使(前駐カナダ大使)も個人や家族で大統領就任式のためにそれぞれ百万ドルを献金した。

◆「派遣国に誤ったメッセージに」
 トランプ氏はまた、中東地域の専門性がより必要だとしてこれまで職業外交官が務めてきた駐アラブ首長国連邦(UAE)大使にも外交未経験の不動産開発業者を起用している。

 AFSAのルービン会長は「トランプ政権では職業外交官が無視される傾向にある。政治任用は時に、派遣国を軽んじているという誤ったメッセージを与えることになる」と批判。「大使の資格については、いろいろ議論があると思う。だが、少なくとも政治献金の額は資格に入らない」と懸念を示した。

<ウクライナ疑惑> ロシアとの紛争を抱えるウクライナに対し、トランプ米大統領が軍事支援や首脳会談開催の見返りに、来年の大統領選の民主党有力候補であるバイデン前副大統領の次男が役員を務めるウクライナのガス会社「ブリスマ」に対する捜査開始を表明するよう圧力をかけたとされる疑惑。

5544チバQ:2019/12/20(金) 15:00:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000035-asahi-int
トランプ氏弾劾訴追に反対の民主議員、共和党にくら替え
12/20(金) 13:51配信朝日新聞デジタル
トランプ氏弾劾訴追に反対の民主議員、共和党にくら替え
民主党から共和党へくら替えすることになり、ホワイトハウスでトランプ米大統領(右)と握手するバンドリュー下院議員=AP
 トランプ米大統領は19日、民主党のジェフ・バンドリュー下院議員(66)が共和党にくら替えすると発表した。バンドリュー氏は18日の下院本会議で、トランプ氏を弾劾(だんがい)訴追する決議案に反対票を投じた2人の民主党議員の1人。弾劾をめぐる党派色が改めて示された形だ。

 バンドリュー氏はニュージャージー州の議員などを経て、2018年に初当選した、1期目の下院議員。この日はホワイトハウスでトランプ氏と会談し、弾劾訴追の採決の前に、地元の民主党幹部から「反対票を投じたら、全力を使ってあなたを打倒する」と脅されたと発言。「かつては民主党に穏健派や保守派への寛容さがあったが、現在はなくなっている。共和党の方が私に合っている。これこそ本来の私だ」と述べ、トランプ氏に「永遠の支持」を誓った。

5545チバQ:2019/12/23(月) 09:30:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000019-jij-n_ame

サンダース前米大統領報道官、知事選に意欲 「真剣に検討」


12/23(月) 6:59配信

時事通信







サンダース前米大統領報道官、知事選に意欲 「真剣に検討」


サンダース前米大統領報道官=5月23日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】サンダース前米大統領報道官は22日、2020年の南部アーカンソー州知事選への出馬に意欲を表明した。

 CNNテレビが報じた。サンダース氏の父ハッカビー氏は元アーカンソー州知事で、16年大統領選ではトランプ大統領らと共和党の候補者指名を争った。

 サンダース氏は南部フロリダ州で開かれた学生運動関連のイベントで講演した際、知事選出馬について質問を受け、「アーカンソーを愛しているし、真剣に検討している」と回答。冗談交じりに、イベント参加者をボランティアとして募集する可能性にも言及した。

 サンダース氏は17年7月にスパイサー元報道官の退任を受け、副報道官から昇格した。記者会見で報道陣と激しいやりとりを繰り広げ、今年6月末に退任。その後、保守系テレビ局FOXニュースに入局した。

5546チバQ:2019/12/23(月) 10:08:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00000027-jij-int

大統領選へ攻防激化 トランプ氏、一歩も引かず 決着は来年11月〔深層探訪〕


12/21(土) 8:33配信

時事通信







大統領選へ攻防激化 トランプ氏、一歩も引かず 決着は来年11月〔深層探訪〕


18日、米ニューヨークの繁華街タイムズスクエアで、トランプ大統領の弾劾訴追の採決を伝えるニュース画面(AFP時事)


 トランプ米大統領がウクライナ疑惑で弾劾訴追され、史上3人目の「弾劾された大統領」として米国民に記憶されることになった。ただ、年明けに開かれる上院の弾劾裁判では、トランプ氏は「無罪」になる見通し。トランプ政権が増幅させた与野党の対立は、「決着」の場を来年11月の大統領選に移して一層激化しそうだ。

 ◇再選に執着、汚名残す
 今年5月から夏にかけ、トランプ氏は春先に出馬表明したばかりの民主党のバイデン前副大統領に猛烈な対抗意識を燃やしていた。

 5月下旬に国賓として来日した際も、滞在中にツイッターでバイデン氏を「低IQ(知能指数)」「ヘドロ男」などと繰り返し中傷。7月には、トランプ氏と直接対決すればバイデン氏が勝利すると予測するFOXニュースの世論調査に「寝ぼけた男に負けるはずがない」と怒りをぶつけた。

 その頃水面下で進んでいたのが、ウクライナ疑惑だ。5月にウクライナのゼレンスキー大統領が就任すると、バイデン氏の疑惑に関する捜査開始を宣言させようと、側近を使って工作を開始。7月25日の電話会談では「お願いがある」とゼレンスキー氏に直接要請した。

 下院委員会の弾劾調査報告書はトランプ氏の狙いについて、バイデン氏に打撃を与えることにあったと断定。捜査実現のためにトランプ氏が軍事支援を「取引材料」に使ったと指摘した。

 再選への強い執着は高い代償を伴った。トランプ氏はペロシ下院議長への書簡で「あなたは『弾劾』というとても醜悪な言葉を軽々しいものにした」と強い不満を表明。「史上3人目」の汚名が、ノーベル平和賞への意欲を隠さず、虚栄心が強いトランプ氏に大きな苦痛をもたらしたのは確実だ。ここ1週間は、ツイッターへの1日の投稿が転載を含め100件を超えた日もあった。

 ◇憤り利用し反転攻勢
 弾劾訴追により権威に癒やし難い傷を付けられたトランプ氏にとって、今後の政権運営はますます困難になるとみられる。だが、大統領選にどう影響するかはそう単純ではない。

 民主党指導部は、トランプ氏が弾劾裁判で「無罪」となることは織り込み済みで、むしろ「トランプ氏を選挙で追い落とすしかない」という強い思いを支持者の間に呼び起こし、選挙戦で勢いを得たいという計算がある。一方、トランプ氏にとっても、弾劾に対する自身の支持者の憤りが、資金獲得や投票所に足を運ばせる手段となる。

 米メディアによると、民主党が弾劾調査を開始した9月下旬の1週間、トランプ陣営はフェイスブックに過去最高の180万ドル(約2億円)を投入して「反弾劾」の広告を打った。その結果、ペロシ氏の弾劾調査表明後3日間で1500万ドル(約16億4000万円)の献金を獲得した。

 トランプ氏は弾劾訴追を受けた18日夜、大統領選の最重要州の一つ、ミシガン州で開いた集会で、「前回大統領選でどれだけの人が私に投票したか知っているか?  民主党は数千万人の愛国的米国人の票を(弾劾によって)無効にしようとしている」と約2時間にわたって独演会を続けた。さらに「この弾劾は、民主党にとって政治的自殺行為だ」と語り、反転攻勢に強い決意を示した。(ワシントン時事)

5547チバQ:2019/12/26(木) 11:22:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00050126-yom-int
トランプ氏腹心の前大統領報道官、アーカンソー州知事選に意欲
12/26(木) 10:23配信読売新聞オンライン
 【ワシントン=海谷道隆】米国のサラ・ハッカビー・サンダース前大統領報道官(37)が、2020年の南部アーカンソー州知事選への出馬に意欲を表明した。サンダース氏の父親はマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事で、6月の報道官退任時から出馬が取りざたされていた。

 CNNによると、サンダース氏は22日、フロリダ州で講演した際に知事選出馬の意向を聞かれ、「真剣に検討している。アーカンソーを愛している」と応じた。報道官在任中はトランプ大統領を徹底的に擁護する姿勢を貫き、トランプ氏の腹心の一人として知られた。

 報道官を退任する際は、家族と過ごす時間を増やしたいと理由を語っていた。知事選に出馬すれば、トランプ氏が全面支援する可能性が高い。

5548チバQ:2019/12/26(木) 16:57:16
https://digital.asahi.com/articles/ASMCT4VM6MCTUHBI010.html?pn=4
あの人がまさか…再出馬? 本命不在の民主、18人乱立
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ワシントン=土佐茂生 2019年11月29日06時00分

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写真・図版民主党の主要候補者の出馬表明日と主な選挙日程

 2020年米大統領選に向け、民主党側の候補者乱立が止まらない。候補者選びが本格化する予備選挙の開始まで3カ月を切り、届け出を締め切る州も出ているにもかかわらず、新たな候補者が名乗りを上げ、計18人の争いとなっている。大物政治家に「再び」を期待する声も出ている。背景には、トランプ大統領に必ず勝てる本命候補の不在が大きい。

 「候補者として、勝つために幅広く多様な米国民を一つに結集させる。大統領として、偉大な国で壊れたものを修復する能力がある」。大富豪のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は24日、立候補表明の声明で語った。

 米大統領選は長丁場だ。来年2月に始まる予備選挙・党員集会を見据え、多くの候補は今年初めに立候補を表明し、各地で選挙運動を開始した。民主党ではすでに5回のテレビ討論が開かれ、9人が撤退するなどレースの激しさが増している。

ここから続き
 それにもかかわらず、11月14日にはデバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が立候補を表明し、ブルームバーグ氏も続いた。結果的に、候補者争いは再び18人に膨らんだ。

不安だらけの「主要候補」
 原因は本命候補の不在だ。トップを走るジョー・バイデン前副大統領(77)は圧倒的な知名度があり、地域や人種に関係なく幅広い層から支持が得られると期待されている。しかし、演説で聴衆を熱狂させることは少なく、テレビ討論会では失言やちぐはぐな回答が目立つ。高齢への懸念もぬぐえない。加えて、息子がウクライナの国営会社の役員だったことをめぐってトランプ氏から攻撃を受けている。

 一方、バイデン氏を追いかけるエリザベス・ウォーレン(70)とバーニー・サンダース(78)の両上院議員は革新系の代表格。大富豪への課税や国民皆保険制度などを訴え、一部から強い支持を得ているが、穏健派や無党派層からは「急進的すぎる」という不安が尽きない。

 パトリック氏とブルームバーグ氏はともに、中道派だ。一部の予備選には届け出が間に合わないなど、不利な条件となるが、革新的な候補に不安を抱くバイデン氏の支持者を取り込む狙いがあるとみられる。

 また、全米で最初に党員集会が開かれる中西部アイオワ州では「次世代のスター」とされるピート・ブダジェッジ・サウスベンド市長(37)が躍進をしている。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた、今月の同州の世論調査の平均では、支持率が23・5%で、ウォーレン氏(17・8%)やバイデン氏(17・0%)を抑えてトップに立った。

 ゲイだと公言し、従軍経験もあるブダジェッジ氏は演説の切れ味に定評がある。ただ、伸びの背景にあるのは、トップ集団の弱さの裏返しだと言われている。また、全米での知名度は低く、特に黒人からの支持に課題を抱える。

 どの候補も決め手を欠くなか、前回大統領選でトランプ氏と戦ったヒラリー・クリントン元国務長官(72)への待望論まで持ち上がっている。12日に英BBCのラジオ番組に出演したクリントン氏は立候補について「絶対にない、とは絶対に言わない」と否定しなかった。周辺から立候補に向けて「圧力を感じている」とも明かした。(ワシントン=土佐茂生)

5549チバQ:2019/12/31(火) 21:12:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00000036-jij-n_ame
副大統領候補に共和党員起用も 民主バイデン氏 米大統領選
12/31(火) 15:44配信時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選に名乗りを上げているバイデン前副大統領は30日、民主党の公認指名を獲得した場合、共和党員を副大統領候補に起用する可能性に言及した。

 共和党支持者のうち、トランプ政権に不満を持つ層を取り込む狙いがあるとみられる。

5550チバQ:2020/01/05(日) 11:19:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00000042-jij-n_ame
再選へ「岩盤支持層」固め 福音派離反に警戒感 トランプ氏
1/4(土) 15:29配信時事通信
再選へ「岩盤支持層」固め 福音派離反に警戒感 トランプ氏
政治集会でキリスト教指導者らと祈りをささげるトランプ米大統領(右から4人目)=3日、フロリダ州マイアミ
 【マイアミ(米フロリダ州)時事】トランプ米大統領は3日、南部フロリダ州マイアミのメガチャーチ(巨大教会)で、11月の大統領選再選に向け、有力支持基盤のキリスト教福音派を集めた集会を開催した。

 詰め掛けた数千人を前に「2016年の大統領選で福音派は助けてくれた。かつてない票数を得た」と謝意を示し、「20年はこの記録を塗り替えるだろう」と述べ、協力を求めた。

 選挙イヤー最初の集会で福音派に焦点を当てた背景には、福音派の有力誌「クリスチャニティー・トゥデー」が先月掲載した社説で、ウクライナ疑惑で弾劾訴追されたトランプ氏の罷免を主張し、注目を集めた「福音派内の亀裂」への懸念がある。同誌は、トランプ氏が政敵の評判を落とすために外国首脳に働き掛けたことは「憲法違反というだけでなく、極めて不道徳だ」と批判した。

 福音派は、聖書の記述を文字通り信じる熱心なプロテスタント信者。有権者の25%を占めるとされ、16年の大統領選では白人福音派の8割がトランプ氏に投票した。人工妊娠中絶に反対する判事の任命などに期待したためとされ、最新の世論調査でも77%が支持する「岩盤支持層」の一つだ。

 親イスラエルの福音派に配慮し、トランプ氏は就任以来、在イスラエル米大使館のエルサレム移転など歴代政権以上にイスラエル寄りの政策を実行してきた。しかし、2度の離婚歴があるトランプ氏と倫理面では相いれない福音派から上がった批判の声が広がることをトランプ陣営は警戒。集会開催で支持固めを図った形だ。

5551チバQ:2020/01/05(日) 11:21:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00000513-san-n_ame
カストロ前住宅都市開発長官が指名争いから撤退 米大統領選
1/3(金) 16:27配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】今年11月の米大統領選の民主党候補指名争いに名乗りを上げていたフリアン・カストロ前住宅都市開発長官(45)は2日、選挙戦から撤退すると発表した。

 カストロ氏は指名を争う候補の中で唯一のヒスパニック(中南米系)。南部テキサス州サンアントニオの市長などを経てオバマ前政権で住宅都市開発長官を務め、民主党の「次世代の旗手」とみなされてきた。

 指名争いでは移民政策などでリベラルな主張を展開したが、知名度不足に苦しみ、支持率は1%台にとどまっていた。同氏の撤退で、指名争いに残る候補は14人となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00000000-mai-n_ame
米大統領選 カストロ氏撤退 民主党候補指名争い
1/3(金) 0:32配信毎日新聞
米大統領選 カストロ氏撤退 民主党候補指名争い
フリアン・カストロ氏=米ニューハンプシャー州マンチェスターで2019年1月16日(AP)
 米大統領選の野党・民主党候補指名争いに立候補していたフリアン・カストロ前住宅都市開発長官(45)が2日、撤退を表明した。メキシコ移民3世として中南米系初の米大統領を目指したが、支持率が伸び悩み、過去2回の候補者テレビ討論会では参加基準を満たせなかった。

 カストロ氏は2日に公表した動画で「(まだ)我々の時代ではないと判断した」と撤退理由を説明。「誰もが輝ける社会を目指す闘いは続ける」などと語った。

 南部テキサス州サンアントニオの市長を経て、オバマ政権下の2014〜17年に同長官を務めた。民主党の新鋭として、16年大統領選では副大統領候補にも取りざたされた。

 カストロ氏の撤退により民主党指名レースの主要候補は14人となった。【ワシントン高本耕太】

5552チバQ:2020/01/05(日) 21:51:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200105-00000023-asahi-int
司令官殺害、トランプ氏が決断するまで 国防総省に衝撃
1/5(日) 19:20配信朝日新聞デジタル
司令官殺害、トランプ氏が決断するまで 国防総省に衝撃
米フロリダ州マイアミで3日、演説するトランプ米大統領=ロイター
 米軍が、イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官(62)を殺害したことをめぐり、米メディアは相次いで、トランプ米大統領が殺害を急に決め、政権内にも驚きが広がった様子を伝えている。「司令官が米国の外交官と軍人を攻撃する計画を進めていたため、防衛措置として攻撃した」というトランプ政権の説明にも疑義が生じている。

 イラクでは数カ月前から、米軍などがロケット弾攻撃を受けており、米側は親イラン派の武装組織が行っていると抗議してきた。昨年12月27日、イラク北部のロケット弾攻撃で米国の民間人1人が死亡、米軍兵士4人が負傷したことで、一気に緊張が高まった。

 ニューヨーク・タイムズによると、この攻撃を受け、米軍幹部らはソレイマニ司令官の殺害を「最も極端な選択肢」としてトランプ氏に提示した。国防総省は歴代大統領に非現実的な選択肢を示すことで、他の選択肢をより受け入れやすくしており、今回もトランプ氏が選ぶことは想定していなかったという。

 実際、トランプ氏は昨年12月28日に殺害計画を拒否し、親イランの武装組織に対する空爆を承認した。だが、数日後に在バグダッド米大使館が親イラン派に襲撃される様子をテレビで見たトランプ氏はいらだち、その後に司令官殺害を決断した。国防総省幹部らは衝撃を受けたという。

5553チバQ:2020/01/06(月) 11:47:49
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202001/CK2020010302000122.html
<民衆の叫び 世界を覆うデモ>(2)米国 平等 社会主義に夢

2020年1月3日 朝刊


社会主義団体の地元リーダーとしてデモの先頭で気勢を上げるマイケル・エシールカさん(手前)

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 米南部ルイジアナ州の最大都市ニューオーリンズ。昨年十二月の夕暮れ時、市役所の広場に建設作業員ら二十代、三十代を中心に百数十人が集まった。近くで建設中の高層ホテルが崩壊し、作業員三人が死亡した事故を「資本主義の犯罪」と糾弾、市当局や市議会に対策を訴えるデモだ。

 「私たち一人一人のために団結しよう」。若い女性がメガホン代わりに両手を口に当て、先頭で声を上げた。主催した社会主義団体「米国の民主的社会主義者」(DSA)の地元支部代表マイケル・エシールカさん(26)だ。同様のデモは全米各地で相次いでいる。

建設中のホテルが一部崩壊し、作業員3人が死亡した現場=いずれも昨年12月

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 トランプ大統領は、政情不安が深刻な南米のベネズエラなどを引き合いに「米国は決して社会主義国にはならない」と警戒感をあおる。ただ、旧ソ連と対峙(たいじ)した冷戦を終えた後に生まれた世代を中心に「社会主義」への抵抗は薄れている。

 米ハミルトン大のモーリス・アイサーマン教授(米国史)は「旧ソ連や冷戦を知らない世代に社会主義は悪霊ではない」と話す。むしろ米国資本主義のひずみを是正する「平等」「公正」の代名詞のようにすら語られる。

 米調査会社ギャラップの世論調査(二〇一八年)によると、十八〜二十九歳で社会主義を肯定的に見る割合は51%に上り、資本主義の45%を上回る。六十五歳以上では60%が資本主義、28%が社会主義というのとは対照的だ。DSAの会員数も五万六千人と、トランプ氏が大統領に就任した三年前の四・五倍に増えた。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調べでは、世帯主(二十五〜三十七歳)の学歴で世帯収入を比べると、大卒以上と高卒の格差は一八年に二・一三倍に上り、半世紀前の一・四四倍から拡大。一方で大学の授業料は高騰し、米連邦準備制度理事会によると学費ローンの債務は一九年に一兆五千億ドル(百六十兆円)と十年前の二倍超に。進学せねば高収入を見込めず、進学すれば借金苦にあえぐという八方ふさがりの構図が色濃くなっている。

 エシールカさんもその一人。幼いころに両親が離婚、母子家庭で育ち「ずっと貧しかった」。低所得者向けの食料費補助を受け、高校卒業後は大学進学をあきらめ、親元を離れてワインバーやレストランの店員として働いた。二十キロ以上の食器や食べ物を抱えて階段を上り下りし、休憩時間もなく、客の食べ残しで空腹をしのぐ。それでも収入の半分は家賃に消えた。

 国民皆保険の実現や労働者の権利を主張するDSAを知ったのは、そんな時だ。「利益の追求が労働者の幸せより優先され、底辺の人が搾取される腐った経済の仕組み」に気づいたという。「飲食店員から抜け出すため」大卒の肩書を得ようと、今は働きながら公立大学に通うエシールカさんは「社会主義を知り、道筋が見えた。今は力強い気持ちです」と語る。

 若い世代に経済的な格差や苦境が広がるなか、アイサーマン教授は「資本主義に疑問を持てば、その代わりを探すのは当然」と語った。

 (ニューオーリンズで、赤川肇、写真も)

5554名無しさん:2020/01/06(月) 11:49:29
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202001/CK2020010502000115.html
「学生ローン重い鎖 車も家も持てない」 アイオワ 民主党員集会を前に

2020年1月5日 朝刊


息子コナー君をひざに抱え、学生ローンについて話すキャリー・レイノルズさん=昨年12月、米中西部アイオワ州コンロイで

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 「多額の学生ローンを返済できず、クレジットカードも車も家も持てない。何かあれば、ホームレスになるしかない」

 氷点下八度に下がった米中西部アイオワ州コンロイ。暗く狭いアパートの一室でキャリー・レイノルズさん(30)は、テレビアニメを眺める息子コナー君(2つ)を抱え、訴えた。

 就職を考え、州内の私大に通った。授業料のため借りた学生ローンは五万五千ドル(約六百万円)。卒業後は高校の補助職員として働いたが、産休中の病気で復帰が遅れると解雇された。その後良い仕事は見つからず、同居の婚約者の給与と低所得者向け食料支援でしのぐ生活。ローンは利息で七万ドルに膨らんでいる。

 学生ローンは破産法の規定で通常破産が認められない。「人生をやり直すことができない。学生ローンは足から外せない重い鎖のように感じる」

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 先の見えない中で出会ったのが、二〇二〇年大統領選に向けた集会で地元を訪れた民主党急進左派候補のウォーレン上院議員(70)。「I have a plan(私には解決策がある)」を合言葉に学生ローンの帳消しや大学無償化、公的医療保険の全国民への拡大、保育支援拡充などを提唱。財源は超富裕層への増税で賄うとする。

 「ウォーレンは中間層や低所得者のため戦っている。多くの政治家は私たちに起きていることを知らないが、彼女は知っている」。その言葉は四年前、トランプ氏が「忘れられた人たち」と呼び、支持を求めた中間層の白人労働者たちの声と重なって聞こえた。

 ◇ 

 米大統領選の年が幕を開けた。世界を振り回し続ける共和党現職トランプ大統領が再選を目指す一方、民主党では急進左派への支持が広がる。民主党の候補者争いの初戦となる党員集会が二月三日に開かれるアイオワ州を歩いた。 (アイオワ州で、金杉貴雄、写真も)

5555チバQ:2020/01/06(月) 11:56:35
https://digital.asahi.com/articles/ASN135630N13UHBI00V.html?pn=4
大胆と絶賛、無謀と批判 イラン要人殺害、割れる米政界
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ワシントン=土佐茂生 2020年1月3日20時40分

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写真・図版イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害に関し、トランプ米大統領はツイッターに星条旗の画像をアップした=トランプ氏のツイッターから

 米軍が、イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受け、米政界からは賛否が巻き起こった。大統領選がこれから本格化するだけに、与党・共和党は成果として評価し、野党・民主党は軍事衝突の可能性に危機感を示した。

米軍、イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害 高まる緊張感
「疑いなく反撃する」 イラン司令官殺害、米に報復予告
 トランプ米大統領に近い、共和党のリンゼー・グラム上院議員はツイッターで「イランの挑発に対するトランプ大統領の大胆な行動を評価する」「米国のために立ち上がってくれてありがとう」と絶賛。イランへの報復であることを強調した。同党のマルコ・ルビオ上院議員も「イランとの戦争は望まないが、敵対勢力が我々の軍を攻撃した場合、大統領は防衛し、可能であれば防ぐ義務がある」とツイートし、トランプ氏の行動を支持した。

 一方、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は声明で「挑発的で過剰な行動を取ることで、米兵や外交官、人々の生命を危険にさらすことは許されない。今夜の空爆は、さらに危険な暴力へとエスカレートする恐れがある」と非難。議会への通告無しに武力行使したことも批判した。

ここから続き
大統領選の候補者らから「非難の声」
 今年11月の大統領選に向け、名乗りを上げている民主党の候補者らも一斉に反応した。ジョー・バイデン前副大統領は「ソレイマニ司令官の死を悼む米国人はいない」としつつ、「トランプ政権は、イランによる将来の攻撃を阻止する目的だと言うが、逆効果だ。トランプ氏はダイナマイトを火薬庫に投げ入れた」と牽制(けんせい)した。

 バーニー・サンダース上院議員も声明で「トランプ氏は終わりなき戦争をやめると約束したが、今回の行動は、我々を別の戦争へと導いている」と批判。エリザベス・ウォーレン上院議員はツイッターで「この無謀な行動はイランとの緊張を高め、より多くの死と新しい中東紛争の可能性を高める」と訴えた。(ワシントン=土佐茂生)

欧州各国からは両国に自制を求める声
 イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害を受け、欧州各国からは、米国とイランに自制を求める声があがった。英国のラーブ外相は、「さらなる対立は望まない。すべての勢力に緊張緩和を求める」。フランスのドモンシャラン欧州問題担当相も「我々は何よりも安定と緊張緩和を求める」と話し、マクロン大統領が関係国と話し合うことになるとの見通しを示した。

 一方、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者ナスララ師は3日、米軍の攻撃を「大罪」と非難し、「ソレイマニ司令官の路線は我々が継続する」と述べた。ロイター通信などが伝えた。ナスララ師はソレイマニ司令官らに哀悼の意を示し、「彼らの血が無駄になることはない」と訴えたという。

 イランの支援を受けるシリアのアサド政権も同日、国営通信を通じ、「米国の犯罪的な攻撃を強く非難する。この攻撃は、米国の介入に抵抗する指導者たちの決意をより固めさせるものだ」との声明を出した。

 イランと友好関係にあるロシア外務省は、米国の行動が地域の緊張を高めるとして懸念を表明した。

5556チバQ:2020/01/07(火) 13:23:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00000044-reut-n_ame
米民主党の大統領候補指名争い、滑りだしのアイオワ州は混戦必至
1/7(火) 11:42配信ロイター
米民主党の大統領候補指名争い、滑りだしのアイオワ州は混戦必至
 米民主党の大統領候補指名に至る長い予備選の始まりとなるアイオワ州の党員集会が開かれる2月3日まで、あと数週間となったが、現時点では結果が読めそうにない。写真は1月5日、アイオワ州ダベンポートで撮影(2020年 ロイター/Daniel Acker)
[ダビューク(米アイオワ州) 6日 ロイター] - 米民主党の大統領候補指名に至る長い予備選の始まりとなるアイオワ州の党員集会が開かれる2月3日まで、あと数週間となったが、現時点では結果が読めそうにない。

この党員集会では少なくとも4人、つまりバイデン前副大統領、サンダース上院議員、ウォーレン上院議員、インディアナ州サウスベンド市のブティジェッジ市長のいずれにも勝機がある。もちろん4人とも自分が勝利するか、健闘を見せて候補指名獲得へ弾みをつけられるとそろばんをはじいている。

実際、最新の世論調査で、支持率が伯仲しており態度をまだ決めていない有権者も多いことが判明しているだけに、各陣営それぞれ、期待を持つのも当然だ。昨年第4・四半期の資金調達実績を見れば、彼らは選挙資金も潤沢だ。

5日に公表されたCBSニュース/ユーガブの世論調査によると、バイデン氏とサンダース氏、ブティジェッジ氏の支持率が23%で並び、ウォーレン氏とクロブシャー上院議員がこれを僅差で追っている。

アイオワ州の混戦予想に拍車をさらに掛ける要素として、上院議員の候補はトランプ氏の弾劾裁判のため近くワシントンに戻り、数週間は議会に釘付けとなる可能性が挙げられる。イランと米国の緊張激化で安全保障が争点となり、候補指名争いを不安定化させている面もある。

バイデン氏、サンダース氏、ウォーレン氏は前週末、アイオワ州東部のミシシッピ川沿いの市町村で、クロブシャー氏もその付近で遊説活動を行った。ただ有力候補のうちブティジェッジ氏だけは、やはり早い時期に予備選が開催されるニューハンプシャー州に足を運んでいた。

ダビューク郡の民主党委員長を務めるスティーブン・ドラホザル氏は「依然として驚くほど多くの人が誰に票を入れるか決めていない」と話した。

サンダース氏の集会にいた73歳の男性は、2016年の選挙で同氏を支持したものの、今回はより穏健なブティジェッジ氏に投票することを考えていると明かした。サンダース氏が掲げる全国民加入の医療保険制度が導入されると、民間保険がほとんど姿を消してしまうと懸念しているためだ。

バイデン氏の集会に参加した70歳の男性も迷っていると語り、ブティジェッジ氏を評価しながらもトランプ大統領に勝てるという点でバイデン氏が捨てがたいという。

比較的知名度が低いブティジェッジ氏、クロブシャー氏、ウォーレン氏は、アイオワ州で華々しい勝利を飾る必要があり、初戦の持つ意味は特に大きい。一方、バイデン氏とサンダース氏は相当な知名度があり、今後予備選があるネバダ州やサウスカロライナ州で強固な支持層を確保しているため、今回敗北しても致命傷にはならない。

5557チバQ:2020/01/08(水) 11:31:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200107-00000031-jij-n_ame
撤退のカストロ氏、ウォーレン氏支持 民主党指名争い 米大統領選
1/7(火) 8:19配信時事通信
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、先週撤退したカストロ前住宅都市開発長官が6日、ウォーレン上院議員への支持を表明した。

 ツイッターに投稿した動画で「米国内のどこに住もうが、一家がどの国から来ようが、成功の機会を確かなものとする候補はウォーレン氏だ」と訴えた。

 リベラル派のウォーレン氏は、支持率で一時首位をうかがう位置につけていたが、このところ失速気味。メキシコ移民3世のカストロ氏からの支持が、中南米系有権者の動向に影響する可能性もある。

5558チバQ:2020/01/08(水) 14:43:00
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/573439/
【あなたの米大統領選】トランプ支持が映す「分断」 米大統領選 データ分析
2020/1/6 11:56 (2020/1/7 12:24 更新)
西日本新聞 国際面 田中 伸幸
 4年に1度の米大統領選が11月3日に行われる。最大の焦点はトランプ大統領の再選がなるかどうか。昨年11月に実施した西日本新聞あなたの特命取材班の通信員アンケートでも「どんな人がトランプ氏を支持しているのか」という根本的な質問が多く寄せられた。そこで米国内の各種世論調査からトランプ氏の支持率を人種や年齢、地域別などで分析すると、米社会が抱える「分断」の現状が浮かび上がってきた。

 トランプ氏の各種調査の平均支持率は2017年1月の大統領就任直後を除き、常に「不支持」が「支持」を上回る。ただ、昨年12月に下院で弾劾訴追されるなど苦しい政権運営が続くにもかかわらず、支持率に大きな変化はなく、4割台を維持している。背景として指摘されるのが熱烈な「岩盤支持層」の存在だ。

 ▼人 種

 その代表格は「白人」。米紙ワシントン・ポストとABCテレビの世論調査によると、白人層の半数がトランプ氏を支持する一方、黒人など非白人層の支持は約2割にとどまる。

 米国では人口に占める白人の割合が減少し、40年代には非白人が白人を上回るとみられる。白人層には少数派に転じることへの懸念のほか「移民の流入で仕事が奪われた」といった不満もくすぶる。移民流入を厳しく規制するトランプ氏への白人の評価は高い。

 一方、トランプ氏の移民政策には人種差別との批判もあり、非白人層の反発は強い。トランプ氏は「黒人やヒスパニック(中南米系)の失業率は改善した」などとアピールするが支持は広がりを欠く。

 ▼男女、年齢

 性別でみると、トランプ氏支持の割合は男性の方が高い。女性スキャンダルの影響に加え、学校での乱射事件が頻発するなど子供の安全に関わる銃規制に消極的で、人工妊娠中絶に反対の姿勢を示していることも、女性からの厳しい評価につながっている。

 年代別では、株価の上昇や低い失業率など堅調な景気を反映し、働き盛りの中高年の支持率は4割を超える。これに対し「大学を出ても好待遇の仕事が少ない」などと不満を抱く若者らの支持は2〜3割で低迷する。

 ▼学歴、信条

 トランプ氏が16年の前回大統領選で勝利した要因として挙げられるのは、格差社会の不満をくみとり「既存政治の打破」を強く訴えた点だ。

 中西部などを中心に製造業の衰退が叫ばれて久しい。トランプ氏は特に地方に多い高卒の白人労働者層を念頭に「政治から見捨てられた人を忘れない」「工場を米国に取り戻す」と訴え、それが中国との貿易戦争にもつながった。こうした公約への期待は今も非大卒を中心に失われていない。

 保守を自認する層の支持は圧倒的だが、リベラル層の支持は1割前後。その傾向は高学歴や若者が多い都市部で支持率が低く、農村部や郊外では支持率が底堅い傾向と通底する。トランプ氏が地球温暖化対策を軽視することも、環境保護志向の強い若い世代の反発を招いている。

 一方でトランプ氏の経済政策は工場閉鎖や農家の自己破産を食い止めるには至っておらず「大企業、富裕層優遇」との指摘も。中低所得層の非支持率が6割を超えるのは、こうした現状への批判と言えそうだ。 (ワシントン田中伸幸)

5559チバQ:2020/01/08(水) 14:43:49
■「選挙人」獲得数で勝敗 鍵握る「揺れる州」 トランプ氏、総得票数少なくても勝利 米大統領選の仕組み

 あな特通信員からは「選挙制度がよく分からない」との質問も寄せられた。米国の大統領選は総得票数で勝敗を決めるのではなく、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」を奪い合い、270人以上を獲得した候補が当選する仕組みだ。

 2016年の前回大統領選で、共和党候補トランプ氏の総得票数は約6300万票。民主党候補クリントン氏より約290万票少なかった。しかしトランプ氏は計30州を制し306人の選挙人を獲得。232人にとどまったクリントン氏を破る番狂わせとなった。

 これは州・地域ごとの得票数が1票でも多かった方がその州・地域の選挙人を全員獲得し、負けた方は0となるからだ(一部を除く)。選挙人の数は人口に応じて配分され、最多はカリフォルニア州の55人、最少は首都ワシントンやアラスカなどの3人。

 今回の大統領選は2月から共和、民主両党の候補を州ごとに選ぶ予備選や党員集会が順次行われる。共和党はトランプ氏の圧勝が確実だ。対する民主党は中道派や左派などが乱立する大混戦。多くの州で予備選が実施される3月3日の「スーパーチューズデー」で誰が抜け出すか注目される。7月に民主党、8月に共和党が党大会を開催し、候補者を正式に決定する。

 大統領選の勝敗の鍵を握るのは選挙ごとに勝者が両党で入れ替わる「揺れる州」だ。今回はラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる中西部ウィスコンシン州、ミシガン州、東部ペンシルベニア州が最激戦地と目されている。この3州は前回、民主党優位の予想を覆しトランプ氏が制した。 (ワシントン田中伸幸)

5560チバQ:2020/01/08(水) 14:44:28
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/572780/
【あなたの米大統領選】トランプ氏、今も救世主? 米大統領選「揺れる州」ウィスコンシン
2020/1/1 6:00 (2020/1/7 12:26 更新)
西日本新聞 国際面 田中 伸幸
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ウィスコンシン州地図

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共和党支部で「すべきことがたくさんある。2020年はものすごく忙しくなる」と語るディトリッチさん=19年12月16日

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中西部の郊外の道路沿いには、トランプ大統領の支持者が2020年11月の選挙日を周知する掲示を始めていた=19年12月16日

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自宅で夫と選挙の行方について語るバールさん(右)。手にするカップや服に付けたバッジには「彼は私の大統領だ」と熱烈に支持するトランプ氏の文字があった=19年12月13日

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トランプ氏に対して駄目なものは駄目と言うべきだと訴えるネリさん=19年12月13日

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ウィスコンシン州地図

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共和党支部で「すべきことがたくさんある。2020年はものすごく忙しくなる」と語るディトリッチさん=19年12月16日






 米大統領選は11月3日の本選に向けた候補者選びが2月に始まり、いよいよ本格化する。トランプ大統領の再選には2016年と同様、衰退が叫ばれる地方を抱える中西部での勝利が必須だが支持者の心境は-。西日本新聞あなたの特命取材班に届いた質問に答えようと前回、トランプ氏が番狂わせを演じたウィスコンシン州を訪ねると「救世主」と今も信じる人々がいる一方、失望し離反に傾く人も。「大統領の命運はここで決まる」。激戦の地は覚悟と高揚感で満ちていた。

 最大都市ミルウォーキー郊外にあるウォーキショー郡。氷点下まで冷え込んだ年末の夜、レストランでパーティーが開かれていた。トランプ氏率いる共和党の地元支部の懇親会だった。

 集まった50人余りの多くは選挙活動の電話などをするボランティア。「住民は『株価は史上最高。仕事も増えた』と大喜びだ」とトランプ氏の功績を口々にたたえ、盛り上がった。

 「でも16年の選挙当時、勝てるとは誰も思わなかった」。支部長のテリー・ディトリッチさん(57)は苦笑交じりに述懐する。

 国政、地方を問わず選挙の勝敗が民主党との間で入れ替わる「揺れる州」。ただ、大統領選は12年まで7回連続で共和候補が敗れていた。しかもトランプ氏は“不動産王”として著名とはいえ、政治の素人だった。

 ところが投票日が近づくに連れ集会への参加者が増えた。ラストベルト(さびた工業地帯)に重なる郊外や酪農の盛んな農村が海外勢との競争で打撃を受ける中「米国を再び偉大に」と叫ぶトランプ氏の声は、苦境にあえぐ地方に響いた。

 当選後、トランプ氏は規制緩和や減税といった景気浮揚策を実行に移し、失業率は改善。中国などとの貿易協議も進めた。「次も勝てる」とディトリッチさん。ただ、こうも続けた。「共和党が強いこの郡で票が伸び悩めば厳しくなる」

5561名無しさん:2020/01/08(水) 14:44:41
  ★    ★

 前回、民主候補は優勢と過信したのか、本選前に一度も州を訪れず票を伸ばせなかった。わずか1ポイント弱の差で負けた民主は、候補者を指名する7月の党大会の州内開催を決めるなど、失地回復に躍起だ。

 共和陣営には離反への懸念がある。「株高はうれしいが次も投票するかは分からない。発言が愚かすぎて大嫌い」。無党派層の自営業女性(54)のように、トランプ氏の傍若無人な言動への批判は尽きない。

 不倫問題もあり女性の反発は根深い。最近の議会選や知事選では、トランプ氏を支持した郊外の高学歴の女性や主婦層らが民主支持に回り、共和候補が敗れたとの報告が相次いでいる。

 「民主は確実に票を伸ばす。大統領を嫌う人がいるのも事実。女性対策は重要だ」。ディトリッチさんは既に女性対象の会合を企画するなど、対応に忙しい。前回、郡がトランプ氏当選の原動力になったと自負するだけに緊張感がにじむ。

 大統領選が大接戦になるとの予想は田舎にも広がる。雪深い州北部フォレスト郡の共和党支部長テリー・バールさん(63)もそう。それでも離反が広がるとの見方は強く否定する。

 政治家を泥に見立て「たまった泥をかき出す」と訴え、常にけんか腰のトランプ氏は「閉塞(へいそく)した地方を強く立て直す時代の申し子」に映る。しかも好景気だ。「何で変える必要があるのか。支持は逆に増える」と言い切る。しかし-。

     ★    ★

 「批判された相手をあだ名で中傷するようなことは、大統領がすることではない」。かつてバールさんと同じ党支部の幹部で、トランプ氏に投票した家畜農家のジェニファー・ネリさん(64)は切々と訴える。

 大統領就任後の17年、ネット上で「もっと大統領らしく振る舞うべきだ」と発信すると、党の仲間から「大統領の悪口は一切駄目だ」と非難された。トランプ氏を崇拝するような風潮に嫌気が差し、離党した。

 「それに地方を良くするという約束はどうなったのか」。農機具メーカー勤務の親戚も養豚業の知人も、関税政策などのあおりで収入が減った。日本の「子ども食堂」のような支援活動もしているが「貧しい子は貧しいままだ」と憤る。

 トランプ氏が過去の納税情報の公開を拒否するのも「トランプブランドの名声を傷つけないようにするため」と思えてならない。

 今回は初めて民主候補に投票するつもりだ。その決心を、民主系の政治資金団体が作るテレビCMで近く宣言することにした。「20年は彼に投票しない」と。

 団体から、CMに出演した別の男性が脅迫電話などを受けたと告げられた。それでもネリさんは即答した。「覚悟はできている」

 トランプ氏支持を公言していても怒りを胸に秘め、投票しない人は少なくない-。そう確信している。 (ウィスコンシン州で田中伸幸)

5562チバQ:2020/01/08(水) 16:33:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200108-00000065-jij-n_ame
米世論、対イラン強硬論優勢 7割超が武力反撃支持 ロイター調査
1/8(水) 15:06配信時事通信
 【ワシントン時事】ロイター通信は7日、イランが米軍に先制攻撃を仕掛けた場合の対応で、米国民の7割以上が「軍事力で反撃すべきだ」と回答したとする世論調査結果を公表した。

 米軍によるイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害で現地情勢が緊迫する中、米世論も強硬論が優勢となっている。

 調査は3〜6日、イランによるイラク駐留米軍基地へのミサイル攻撃前、1005人を対象にインターネットを通じて行われた。それによると、イランの軍事攻撃に対し、34%が「軍事標的への空爆による限定的対応」、37%が「地上部隊派遣による全面的対応」をそれぞれ主張。「外交だけの対応」は8%にとどまった。

 今後数年以内にイランとの戦争に至る可能性については、31%が「大いにあり得る」、40%が「ある程度あり得る」と答えた。「大いにあり得る」は、15%だった昨年5月の調査から2倍以上に増えた。

 一方、ロイターが6、7の両日、1115人を対象に実施した調査では、トランプ米大統領の対イラン政策に関して53%が「支持しない」と回答。先月中旬の調査から9ポイント上昇し、事態悪化を招いたトランプ氏への不満が高まっていることも明らかになった。

5563チバQ:2020/01/14(火) 16:21:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000521-san-n_ame
米大統領選 民主候補争いでブッカー氏ら脱落 残るは12人 バイデン氏が人気トップ維持
1/14(火) 13:38配信産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、黒人のブッカー上院議員(50)=東部ニュージャージー州選出=が13日、撤退を表明した。10日には女性作家のマリアン・ウィリアムソン氏(67)も撤退を表明。正式に指名争いの火ぶたが切られる中西部アイオワ州の党員集会(2月3日)を前に、同党の候補は依然、12人がひしめく状況となっている。

 リベラル派のブッカー氏は国民皆保険制度の実現や司法制度改革を公約に掲げたが支持率は低迷。今月14日にアイオワ州デモインで開かれる同党の候補者討論会への参加資格も得られなかった。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率(13日現在)では、バイデン前副大統領(77)が28・3%で首位を維持。以下、サンダース上院議員(78)19・8%、ウォーレン上院議員(70)16%-の順となっている。

 一方、アイオワ州は首位のバイデン氏20・7%にサンダース氏が20・3%で肉薄している。3位は同州に近い中西部インディアナ州のピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(37)で18・7%。これを追うウォーレン氏16%の4人がアイオワ州で接戦を展開しそうだ。

5564チバQ:2020/01/14(火) 16:43:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00000017-jij_afp-int
米大統領選、民主党ブッカー議員が撤退 資金不足で 副大統領候補の可能性も?
1/14(火) 12:43配信AFP=時事
米大統領選、民主党ブッカー議員が撤退 資金不足で 副大統領候補の可能性も?
米大統領選に向け、民主党の候補指名を争っていたコリー・ブッカー上院議員(2019年10月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選に向けた民主党候補指名争いに名乗りを上げていたコリー・ブッカー(Cory Booker)上院議員(50)は13日、資金不足を理由に選挙戦からの撤退を表明した。


 ニュージャージー州選出のブッカー氏は、上院で予定されているドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の弾劾裁判で陪審員を務めることになっており、「弾劾といった急用ができたことで、当然のことながら首都ワシントンにとどまらざるを得ない」ため、資金集めはさらに難しくなるだろうと述べた。

 ブッカー氏は、刑事司法制度改革や銃規制強化を提唱し民主党支持者から称賛されていた。また高所得層の増税や医療保険制度改革も掲げていた。しかし同氏の選挙運動が勢いを得ることはなく、ここ数か月間の全国規模での支持率は2%程度に低迷していた。

 撤退を表明したブッカー氏には他の民主党候補者らから称賛と感謝の声が殺到。一部のコメンテーターは、同氏が副大統領候補に選ばれる可能性もあると指摘した。

 民主党の大統領候補指名争いは当初、史上最も多様性に富むと称賛されたものの、先月撤退を表明したカマラ・ハリス(Kamala Harris)米上院議員に続きブッカー氏も撤退することで、残る12人の候補者のうち黒人は前米マサチューセッツ州知事のデバル・パトリック(Deval Patrick)氏だけとなった。【翻訳編集】 AFPBB News

5565チバQ:2020/01/16(木) 13:10:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000516-san-n_ame
米大統領選 民主党、バイデン氏首位も指名争いは接戦模様
1/16(木) 7:08配信産経新聞
米大統領選 民主党、バイデン氏首位も指名争いは接戦模様
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いは、バイデン前副大統領とバーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン両上院議員、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長の4人を軸に接戦が展開される構図が浮かび上がりつつある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率(14日現在)ではバイデン氏が27・2%で首位を維持。以下、サンダース氏19・2%、ウォーレン氏16・6%、ブティジェッッジ氏7・2%-の順となっている。

 バイデン氏が一番人気を保っているのは、「国民皆保険」の実現を唱えるウォーレン氏や、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏などの左派系候補ではトランプ大統領に勝てない、とする見方が同党の穏健派支持者の間で広がっているためとみられる。

 ただ、バイデン氏も他候補を突き放すだけの支持を獲得するには至っておらず、党候補指名を確実に得られる保証はない。

 一方、昨年11月24日に出馬を正式表明したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)は6・2%で5位につけるなど健闘が目立つ。

 ブルームバーグ氏は2月3日にアイオワ州で開かれる党員集会には参加しないものの、2日に南部フロリダ州で開かれる米プロフットボールリーグ(NFL)の年間王者決定戦「スーパーボウル」の1分間のテレビCM枠を約1千万ドル(約10億9960万円)で買い取ったと報じられるなど、豊富な資金力で有権者へのアピールを図る。

 一方、アイオワ州に限れば、首位のバイデン氏20・7%にサンダース氏が20・3%で肉薄。3位のブティジェッジ氏が18・7%、ウォーレン氏16%で、各候補とも初戦のアイオワ州で好結果を出して弾みをつけ、その後の指名争いを有利に進めたい考えだ。

5566チバQ:2020/01/16(木) 13:11:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-35148044-cnn-int
民主党の主要6候補、アイオワで討論会 勝者と敗者は
1/15(水) 21:30配信CNN.co.jp
民主党の主要6候補、アイオワで討論会 勝者と敗者は
大統領選で民主党からの指名を目指す有力候補者6人による討論会が行われた
(CNN) 今秋の米大統領選で野党・民主党の候補者指名を目指す有力候補者6人によるテレビ討論会が14日、中西部アイオワ州で開かれた。同州は来月初めに、指名争いの初戦となる党員集会を控えている。CNNのクリス・シリザ編集主幹がこの日の勝者と敗者を分析した。

勝者の1人目として挙げられるのは、インディアナ州サウスベンドのピート・ブダジェッジ前市長だ。6人の中で討論に最も長けていることを証明しただけでなく、開始後30分のうちに自身の能力や堅実さ、知識の深さを見せつけ、軍最高司令官にふさわしいと思わせる従軍経験にも言及した。

トランプ大統領の対イラン政策を力強く批判し、議会が武力行使を承認する手続きを一から見直す必要があると訴えた。

最有力候補の立場にあるにもかかわらず、ほかの候補から攻撃を受ける場面がほとんどなかったことも注目に値する。

2人目の勝者はエリザベス・ウォーレン上院議員だ。檀上の男性4人は過去の選挙で計10回負けているのに対し、女性のエイミー・クロブシャー上院議員と自身は負けたことがないと指摘したのは、今回の討論会で一番の名言だった。

この発言は、「ウォーレン氏のリベラルな政策ではトランプ氏に勝てない」との批判に対する有効な反論にもなっていた。

冒頭の外交をめぐる議論ではやや頼りない印象だったものの、医療保険制度改革では堂々と高い目標を掲げ、現実路線派のジョー・バイデン前副大統領やブダジェッジ氏との差を見せつけた。

3人目の勝者はクロブシャー氏だ。討論会ではバイデン氏以外、あるいはブダジェッジ氏以外の現実路線派を求める有権者らにアピールすることを目指し、その目的を大方達成したといえる。前回ほどの注目は集めなかったものの、自身にとっても満足できるパフォーマンスとなっただろう。

さらにもうひとつの「勝者」として、「政策」も挙げておく。候補者討論会はとかく人格攻撃の応酬に終始し、政策をめぐる議論はなおざりにされがちだ。しかし今回は医療保険制度から子育て、外交政策、気候変動まで多岐にわたる政策が議論され、それぞれの問題に対する各候補の立場がよく把握できた。

一方で敗者の筆頭に挙がるのはバイデン氏だ。討論のうまさで順位をつければ、6人の中で最下位に位置する。要点を忘れたり間違えたりして言い直す場面が目立ち、力強さや自信に欠ける印象を残した。

上院議員時代にイラク戦争への賛成票を投じたことなど、自身の過ちを省みる発言に多くの時間を割いたのも失敗だったと思われる。

ただし、これで指名争いから外れるほどの大失敗とはいえず、レース緒戦の4州で同氏が得ている支持率も大きく落ちることはないだろう。

2人目の敗者となったのはバーニー・サンダース上院議員だ。サンダース氏はかつてウォーレン氏に対し、女性は大統領選に勝てないと語ったとされる問題で批判を浴びている。討論会で「そんなことは言っていない」と発言し、共和党やメディアによるでっち上げだと主張したが、これは説得力に欠け、得策とはいえなかった。

サンダース氏の公約の目玉でもある医療保険制度改革の議論は主にブダジェッジ氏とウォーレン氏の間で展開され、同氏は傍観者の立場に追いやられた形となった。

実業家のトム・ステイヤー氏も振るわなかった。外交分野での資質を強調しようと試みたものの、結局は多くの国を訪れたことがあると主張したにすぎなかった。主要5候補の舌戦に参加することができず、その場に立っているだけという印象だった。

5567チバQ:2020/01/16(木) 13:15:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-35148024-cnn-int
ウクライナ疑惑 新証拠を上院へ送付、ジュリアーニ氏と関係者の関与示す
1/15(水) 14:47配信CNN.co.jp
ウクライナ疑惑 新証拠を上院へ送付、ジュリアーニ氏と関係者の関与示す
選挙資金法違反の罪に問われているレブ・パーナス被告。同被告がウクライナ側とやり取りしていた文字メッセージや手書きのメモが新たな証拠として提示された
(CNN) トランプ米大統領が弾劾(だんがい)訴追されたウクライナ疑惑を追及する下院民主党は14日、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏らによるウクライナへの働き掛けを具体的に示した新たな証拠を上院に送付した。

新たな証拠資料は、ジュリアーニ氏の関係者で選挙資金法違反の罪に問われているレブ・パーナス被告が、ウクライナ側とやり取りしていた文字メッセージや手書きのメモ。被告の弁護士が下院情報特別委員会に提出し、同委員会が14日にその一部を公開した。トランプ氏がウクライナに対し、政治的ライバルのバイデン前副大統領とその息子の不正疑惑を捜査するよう圧力をかけた経緯の詳細が記録されている。

パーナス被告はウクライナのゼレンスキー大統領とジュリアーニ氏の会談を設定しようとしたり、同国の政府当局者らと連絡を取ったりしていたことがうかがえる。

パーナス被告がゼレンスキー氏の側近に送ったメッセージの中には、ジュリアーニ氏がゼレンスキー氏に会談を申し入れた書簡の画像が含まれている。ジュリアーニ氏は書簡の中で、5月半ばに30分ほど時間をもらいたいと伝え、トランプ氏もこの要請を承知し同意していると明記していた。

パーナス被告がウクライナ保安局の長官に、バイデン氏と息子による不正疑惑の記事を転送していたことも明らかになった。

同被告が手書きしたとされるメモには、「ゼレンスキーにバイデンの件を捜査すると発表させる」と書かれていた。

駐ウクライナ大使だったヨバノビッチ氏を、パーナス被告らが監視していた記録とみられるメッセージもある。ヨバノビッチ氏はジュリアーニ氏らに批判され、昨年4月に解任された。

トランプ氏の弾劾捜査が始まった当初、パーナス被告は下級の通訳者にすぎないとされていた。だがこうした資料から、同被告がゼレンスキー氏の周辺と直接接触し、ウクライナへの圧力に大きな役割を果たしていたことが判明した。

上院では来週、トランプ氏の弾劾裁判が始まり、下院情報特別委のシフ委員長らが起訴事実を提示する見通し。証拠は事前に提出しておく必要がある。

下院が昨年12月に弾劾決議案を可決した後、今回のように新たに出てきた証拠資料が、裁判で認められるかどうかは不透明だ。

5568チバQ:2020/01/16(木) 13:17:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00000037-jij-n_ame
米上院、戦争権限決議可決も 大統領に制約、共和党から造反
1/15(水) 8:58配信時事通信
米上院、戦争権限決議可決も 大統領に制約、共和党から造反
トランプ米大統領=13日、ルイジアナ州ニューオーリンズ(AFP時事)
 【ワシントン時事】米民主党上院トップのシューマー院内総務は14日、大統領による対イラン軍事攻撃実施に制約を加える決議案について、上院で可決できるとの見通しを示した。

 上院は与党共和党が過半数を占めているが、共和党議員4人が支持を表明。イラン革命防衛隊の司令官殺害をめぐり、議会に詳細な報告を行わないトランプ政権に対する不満の高まりが鮮明になった形だ。

 決議案は、議会が宣戦布告するか軍事力行使を承認しない限り、大統領がイランに対して軍事行動を取ることを制限する内容。民主党のケーン上院議員は、共和党からポール上院議員ら4人が支持に回り、「可決に必要な51票を確保した」と述べた。

5569チバQ:2020/01/17(金) 11:05:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000053-mai-n_ame

米大統領選、左派に亀裂 ウォーレン氏とサンダース氏が「ウソつき」と口論、マイクが音拾う


1/16(木) 17:58配信

毎日新聞







米大統領選、左派に亀裂 ウォーレン氏とサンダース氏が「ウソつき」と口論、マイクが音拾う


討論会終了後にバーニー・サンダース上院議員(右)に詰め寄るエリザベス・ウォーレン上院議員=米中西部アイオワ州デモインで14日、AP


 「全国中継で私のことウソつきと言ったでしょ」――。14日にあった米大統領選の民主党候補者テレビ討論会で、終了直後にエリザベス・ウォーレン上院議員(70)がバーニー・サンダース上院議員(78)に詰め寄る場面があった。主催者のCNNテレビが15日、報じた。急進左派の2人はこれまで共闘関係にあったが、党の指名争いが近づく中で対立が鮮明になってきた。

 CNNが13日、2018年に両氏が私的に会談した際にサンダース氏が「女性では次の大統領選に勝てない」と発言したと報道。ウォーレン陣営もそれを認める声明を出した。14日の討論会で事実関係を問われるとサンダース氏は「言っていない」と強く否定した。

 討論会終了後に各候補が壇上で健闘をたたえ合うなか、ウォーレン氏は怒った表情でサンダース氏に「私をウソつきと言った」と繰り返した。サンダース氏は「この場ではやめよう。君の方が私をウソつき呼ばわりしているんだ」と応じ、両者は握手をせずにステージを降りた。緊迫したやり取りをCNNの集音マイクが拾っていた。

 共に格差是正や腐敗撲滅を掲げる両氏は主要公約で共通点が多く、個人的にも友人同士。討論会では、一方が批判にさらされると、もう一方が擁護に回る場面も多かった。

 だが、指名争い初戦のアイオワ党員集会を来月に控え、両氏陣営の批判合戦が激しさを増している。【ワシントン高本耕太】

5570チバQ:2020/01/20(月) 20:44:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2001200015.html
上院の弾劾裁判日程、民主党のアイオワ党員集会の行方左右も
2020/01/20 14:19産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】21日に本格審理が始まる、ウクライナ疑惑をめぐる米上院の弾劾裁判が米大統領選の民主党候補指名争いの行方に影響する可能性が出てきた。指名争いに名乗りを上げている候補には民主党上院議員4人が含まれているが、裁判に出席している間は選挙運動が制約され、指名争いの初戦となる2月3日の中西部アイオワ州での党員集会に向けた選挙戦で後れを取ることが必至なためだ。

 民主党の指名争いに参戦している上院議員は、バーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン、エーミー・クロブシャー、マイケル・ベネットの4氏。

 このうちサンダース氏とウォーレン氏は、全国支持率1位のバイデン前副大統領、中西部インディアナ州のピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長と四つ巴の接戦を展開中だ。

 いずれの候補も初戦のアイオワ州で勝利し、続く全米各州での予備選や党員集会に向けて弾みをつけたいだけに、今後2週間にわたるアイオワでの選挙運動が正念場となる。

 しかし、弾劾裁判で陪審員役を務めるサンダース氏らは、開廷中はワシントンを離れることができない。仮に裁判が共和党の思惑通り2月4日の一般教書演説の前に終結したとしても、同氏らがアイオワで不利となるのは避けられない。

 サンダース氏は16日、ワシントンで記者団に「できればアイオワにいたい」と述べ、焦りをのぞかせた。

 選挙専門家の間では、ペロシ下院議長ら民主党指導部が中道穏健派のバイデン氏を党候補に仕立てたいとの思惑から、左派のサンダース氏やウォーレン氏を追い落とすために弾劾裁判の開始を引き延ばした、との見方が出ている。

 トランプ大統領も17日のツイートで、民主党が2016年の前回大統領選の指名争いでクリントン元国務長官を勝たせるため、党則などを盾にサンダース氏を押さえ込んだことを引き合いに「民主党がまた選挙操作をしている。不公平な手口だが、見ている分には楽しいね」とからかった。

5571チバ!:2020/01/30(木) 23:15:54
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200126X818.html
サンダース氏、じわり支持拡大=草の根に「変革」訴え―米大統領選
2020/01/26 17:31時事通信

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、急進左派のサンダース上院議員(78)がじわりと支持を広げている。若者を中心に草の根的な人気を集め、支持率トップのバイデン前副大統領を追走している。

 「本当の変革はトップからは起きない。それは常に草の根の人々から起こるものだ」。25日、中西部アイオワ州デモイン近郊の集会でサンダース氏がこう訴えると、ホールを埋め尽くした聴衆から大歓声が起きた。会場には2時間前から列ができ、数百人が別室で演説を聴いた。

 各種世論調査の平均値によると、25日時点の支持率は22.6%。昨年10月に心臓発作で倒れた際は14%台となったが、その後盛り返し、バイデン氏に7ポイント差に迫る。

 さらに25日公表のニューヨーク・タイムズ紙の世論調査では、指名争い初戦の党員集会が2月3日に開かれるアイオワ州でトップの25%。ブティジェッジ前サウスベンド市長(18%)、バイデン氏(17%)を大きく上回った。

 サンダース氏は党に属さず、アウトサイダーの立場で指名を争う。学生ローン全額免除などの急進的な政策が、穏健派を含め幅広い支持を得られるかは不透明だが、アイオワ州党員集会に続くニューハンプシャー州予備選(2月11日)の序盤戦で連勝し、一気に勢いをつける可能性も出てきた。

 会場にいた高校教師の女性(43)は「彼は他の候補と違い、主張を一切曲げていない。本物という感じがして信頼できる」と期待を示した。

5572チバ!:2020/01/30(木) 23:19:13
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200123-567-OYT1T50217.html
民主党指名争い、サンダース氏がバイデン氏抜き首位…CNN世論調査
2020/01/23 21:26読売新聞

 【ワシントン=海谷道隆】米CNNテレビによる米大統領選民主党指名争いの全米世論調査で、バーニー・サンダース上院議員(78)が、ジョー・バイデン前副大統領(77)を抜いて首位に立った。初戦となる2月3日のアイオワ州党員集会を前に攻防が激化している。

 サンダース氏の支持率は昨年12月時点より7ポイント増の27%で、バイデン氏は2ポイント減の24%だった。エリザベス・ウォーレン上院議員(70)が14%で3位につけた。サンダース氏は格差是正を訴える急進左派の代表格で、4年前の前回選ではヒラリー・クリントン氏と民主党指名を争った。

5573チバ!:2020/02/02(日) 21:12:57
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200201X574.html
民主候補、11人に=ディレイニー氏が撤退―米大統領選
2020/02/01 07:44時事通信

 【ワシントン時事】秋の米大統領選に向けた民主党候補指名争いに名乗りを上げていたディレイニー元下院議員(56)が31日、撤退を表明した。指名争い初戦となる2月3日のアイオワ州党員集会を控え、同党の候補者は11人となった。

 穏健派のディレイニー氏は主要候補ではいち早く2017年夏に出馬表明したが、支持率はほぼ0%が続いた。31日の声明で「民主党は非現実的で分裂をもたらす選挙公約をやめ、未来志向の常識的な政党にならなければならない」と述べた。

5574チバ!:2020/02/02(日) 21:35:04
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200202-00000031-jnn-int
米大統領選の候補者選び、野党・民主党は4人が接戦
2/2(日) 19:09配信TBS News i

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 11月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの初戦、アイオワ州の党員集会が3日、行われます。野党・民主党は最新の世論調査で4人が接戦を繰り広げています。

 「これはアメリカの労働者階級が立ち上がり、大きな声で『もう、うんざりだ!』とはっきり伝える活動だ」(サンダース上院議員)

 民主党の候補者指名争いの支持率の平均でアイオワ州でトップにたったサンダース氏。国民皆保険の導入や大企業への増税などを主張する左派で、前回の候補者選びでもクリントン氏と最後まで争いました。強みは若者からの熱烈な支持です。

 「彼は常に他人の権利を支持し、少数派を擁護してきた」(サンダース氏の支持者)
 「彼は政治家の中で最も誠実だ」(サンダース氏の支持者)

 それを追いかけるのがバイデン氏です。オバマ政権では副大統領を8年経験した実績を掲げ、中道派として幅広い層から支持を得ています。

 同じく中道派で支持率3位につけたのが、ブティジェッジ氏です。
 「大統領がすべきことは団結して、成功できるよう後押しすることだ」(ブティジェッジ氏)

 38歳と最も若く、世代交代と経済の構造転換などを訴えています。この3人にウォーレン氏を加えた4人が接戦を繰り広げています。対するトランプ大統領は、共和党の指名獲得が確実な情勢で、再選に向け支持固めを行っています。

 初戦で上位に入った候補者はその後、勢いに乗り選挙戦を有利に進められることから、アイオワでの結果が今後の候補者選びの行方を大きく左右することになります。(02日15:46)

5575チバQ:2020/02/02(日) 21:35:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00000541-san-n_ame
米大統領選 ブルームバーグ氏、圧倒的な資金力で存在感 スーパーボウルでテレビ広告
2/2(日) 21:23配信産経新聞
 【デモイン(アイオワ州)=上塚真由】米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、昨年11月に出馬表明がずれ込んだニューヨーク前市長で大富豪のマイケル・ブルームバーグ氏(77)が支持率を伸ばしている。指名争いの初戦となる3日の中西部アイオワ州の党員集会には参加しないが、2日に行われるアメリカン・フットボールのスーパーボウルでテレビ広告を展開するなど圧倒的な資金力で存在感をアピールする。

 「銃暴力は国家の危機だ。マイケルは銃器のロビー団体を恐れていない」。同氏の陣営がこのほど公表した1分間のテレビ広告は、20歳の息子を銃撃で失ったテキサス州の母親が登場。癒えることのない悲しみを訴え、銃根絶に取り組んできたブルームバーグ氏を紹介する。同氏は声明で、銃問題に関し「私が大統領として取り組む最優先事項となる」と強調した。

 スーパーボウルは毎年1億人ほどが視聴する一大イベントで、米メディアによると、ブルームバーグ氏の広告料は1100万ドル(約12億円)程度に上るという。総資産額が500億ドル以上とされる同氏は、「トランプ打倒」のため自己資産から10億ドルを費やすと表明。他候補を圧倒する資金力で「空中戦」を展開し、支持率は5位だったが、じわじわと上昇し、1月30日公表のロイター通信の調査では3位につけた。

 一方、トランプ大統領もスーパーボウルで30秒のテレビ広告を放映し、失業率の低下など功績をアピールする。スーパーボウルで2人の候補が選挙広告を放映するのは初となるとみられ、「政治を忘れて純粋にスポーツを楽しみたい」と批判の声も上がっている。

5576チバQ:2020/02/03(月) 18:34:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00000545-san-n_ame

米大統領選びは9カ月の長丁場 3日に始まる「予備選・党員集会」解説


2/3(月) 17:59配信

産経新聞



 米大統領選は中西部アイオワ州で3日に開かれる党員集会で正式にスタートし、本選の投票日である11月3日までの9カ月間で次期大統領にふさわしい人物を絞り込んでいく。

 党員集会や11日の東部ニューハンプシャー州を手始めに行われる予備選は、共和、民主両党の本選候補を選ぶ手続きだ。共和党はトランプ大統領の指名獲得が確実視されており、11人がひしめく民主党の候補指名争いに注目が集まる。

 民主党の11人は全米50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)などの予備選・党員集会を通じて7月の党全国大会に参加する代議員の獲得数を競う。代議員は州などを代表し、全国大会で指名候補を選ぶ。

 党員集会と予備選のどちらを実施するかは、州によって異なる。

 党員集会は党員同士の議論で最もふさわしい候補を選ぶ。政党が運営する私的な会合の位置づけで、学区など地域社会の単位で会場が設けられる。参加者は支持する候補ごとに集団を作って演説し、他候補の支持者や、まだ支持する候補を決めていない人を勧誘する。最後まで集団に残った支持者の数で各候補が獲得する代議員数が決まる。

 予備選は、党員が本選で自らの思いを代弁してほしい候補者に投票する。州や市の職員が運営にあたる。

 民主党全国大会に参加する代議員は計3979人。6月まで続く予備選・党員集会で過半数の1990人を獲得できれば、その時点で指名はほぼ確実だ。一方、誰も過半数を得られない場合、自由に投票先を決められる特別代議員も参加する投票が全国大会で行われることになる。

 もちろん、指名を獲得する上で、代議員数の多いカリフォルニア(415人)、ニューヨーク(274人)、テキサス(228人)、フロリダ(219人)各州は重要だ。しかしアイオワ(41人)、ニューハンプシャー(24人)両州は代議員数は少ないものの、序盤で選挙戦に弾みをつけられるかに直結するため各候補が重視する。

 全国大会では大統領候補が事前に発表した副大統領候補も正式に指名され、9〜10月の討論会を経て、本選に臨む。本選では全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「大統領選挙人」を取り合い、合計で過半数の270人を得た候補が当選する。(アイオワ州デモイン 平田雄介)

5577チバQ:2020/02/04(火) 18:12:07
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200204-00000047-jnn-int

米大統領選、初戦の民主党員集会で集計トラブル


2/4(火) 15:42配信

TBS News i





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 アメリカ大統領選挙で野党・民主党の候補者指名争いの初戦が、中西部アイオワ州で行われました。しかし、集計トラブルでいまだ結果が全く発表されず、大混乱となっています。現地からの報告です。

 こちらは世界各国の記者の取材拠点となっているメディアセンターです。本来であればモニターに開票の状況が随時表示されるはずだったのですが、いまだ、まったく表示されていない状況です。

 民主党は、「結果の報告に矛盾が見つかり、正確性を確認している」と文書で発表し、トラブルがあったことを認めました。各候補者の集会に集まった支持者も、まったく票の発表がないまま待ちぼうけの状態となりました。時間ばかりが過ぎるなか、候補者たちは1時間ほど前、午後10時半すぎに支持者の前に相次いで姿を見せ、結果がまったくわからない状態であいさつしました。

 「アイオワ州の民主党は今、結果の集計を行っている。慎重に集計をしてもらいたい。どうやら接戦になりそうだ」(ジョー・バイデン前副大統領)
 「結果が発表されれば、アイオワ州で私たちが勝利したことが分かるはずだ」(サンダース上院議員)

 民主党は「基礎となるデータと紙は無傷で、報告に時間がかかるだけだ」と説明していますが、世界が注目する大統領選に向けた初戦だっただけに、トラブルも世界中に発信される事態となってしまいました。(04日14:50)

5578チバQ:2020/02/04(火) 18:12:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000013-asahi-int

トランプ氏に誰が勝てる?悩む支持者 大統領選が本格化


2/4(火) 10:18配信

朝日新聞デジタル







トランプ氏に誰が勝てる?悩む支持者 大統領選が本格化


アイオワ州党員集会を前に集会で演説するバイデン前副大統領=1日、同州シーダーラピッズ、鵜飼啓撮影


 11月にある米大統領選に向けて、共和党のトランプ大統領に挑戦する民主党の候補者を選ぶプロセスが現地時間3日(日本時間4日)、アイオワ州の党員集会を皮切りに始まった。民主党内で中道・穏健派と革新系の路線対立も浮き彫りになりつつあるなか、支持者は「誰が勝てる候補か」について悩んでいる。

【特集】トランプ氏に勝てるのは誰? 民主党の候補者を紹介


 「この国には癒やしが必要だ。そのために死に物狂いで働く」。1日、アイオワ州シーダーラピッズで、ジョー・バイデン前副大統領(77)は力を込めた。

 全国的な世論調査の多くで、中道派のバイデン氏は支持率トップを維持するものの、他の候補を突き放すには至っていない。この日は、中学校の体育館に集まった支持者を前に、国をまとめる力を強調した。

 バイデン氏の念頭にあると見られるのは、急進的な主張を掲げるバーニー・サンダース(78)、エリザベス・ウォーレン(70)両上院議員ら、党内の革新系(プログレッシブ)だ。全国世論調査の平均ではサンダース氏が2位、ウォーレン氏が3位に続く。アイオワ州でも、ピート・ブダジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を含めた4人の混戦が続く。

 候補者選びは数カ月かかるが、最初に党員集会を行うアイオワ州は特に重要とされ、各候補が力を入れる。1月18日、ウォーレン氏は州都デモインの集会で訴えた。「株価、大企業の収益は上がっているが、中流や労働者階級、貧困層にどれだけ恩恵がいっているか。答えはゼロだ。経済の構造的な大転換しかない。この選挙は制御不能に陥った米国を取り返す戦いだ」

 革新系の両氏の目玉政策は、現在の民間医療保険制度を全廃し、公的な国民皆保険に切り替える「メディケア・フォー・オール」だ。10年で30兆ドル(約3300兆円)もかかる財源は、富豪や大企業への課税でまかなうと主張する。

 その理念は民主党でも支持が広がる。アイオワ州エイムズのコンサルタント、アン・キンゼルさん(63)はウォーレン氏を「米国の深い病根にどう立ち向かうか、ずっと考えてきた人。人々は死に物狂いで変化を求めている」と評価する。

 しかし、トランプ氏や共和党は「社会主義」「左翼」とレッテル貼りに余念が無い。大統領選では無党派層や中間層の取り込みがカギで、民主党内には、革新系の政策は「過激で実現不可能」との懸念がある。バイデン氏も公的な国民皆保険の財源は実現不能だとし、副大統領として関わった医療保険改革「オバマケア」の拡充を「今すぐ出来る政策だ」と主張する。

 デモイン郊外に住む理学療法士ダーク・スワンソンさん(57)は「原理主義的で妥協を許さない革新系は、理念が良くても結局は何も達成できない」と危機感を抱く。ウォーレン氏の集会に出席していた学生のイアン・クラインさん(21)は「希望とチェンジをもたらし、人々を鼓舞する候補者が必要だ。でも、共和党と協力して、分断を修復する候補者も必要。絞りきれない」と明かす。

 今回の大統領選で、民主党支持者の多くにとって最も大切なのは、トランプ氏を倒すことだ。それだけに、「好きな候補」よりも「勝てる候補」を優先させる傾向もある。民主党系コンサル会社が昨年行った世論調査では97%が「トランプ氏を倒すことが非常に重要だ」と回答。「ほとんどの政策で賛同できなくても、勝てる候補を望む」と回答した人も38%いた。

5579チバQ:2020/02/04(火) 18:18:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000566-san-n_ame

米大統領選 アイオワ党員集会、集計結果発表されず大混乱


2/4(火) 18:08配信

産経新聞







米大統領選 アイオワ党員集会、集計結果発表されず大混乱


民主党の党員集会=3日、米中西部アイオワ州デモイン(平田雄介撮影)


 【デモイン(米アイオワ州)=黒瀬悦成】米中西部アイオワ州で3日行われた、大統領候補指名に向けた民主党の党員集会は、当初は開始から約2〜3時間程度で判明する予定だった集計結果が全く公表されず、候補者やメディアの間で動揺が広がった。結果判明は4日にずれ込んだ。

 アイオワ州の民主党支部は3日深夜、「集計データに矛盾があり、確認作業に遅れが生じた」と説明。集計をめぐっては今回からスマートフォンのアプリを使って送信する方式が導入されたことから「アプリの不具合が原因」との見方も出た。ただ、党支部はこれを否定し、ハッキングなどもなかったと強調した。

 各候補は待ちきれなくなり、結果不明のまま「勝利宣言」ならぬ「健闘しました宣言」を発表して11日に予備選が行われる東部ニューハンプシャー州に移動。地元紙を含む新聞各紙も誰が勝者か判然としない紙面を作る羽目となった。

 トランプ大統領の陣営は「史上最もずさんな脱線事故だ。(候補指名)手続きの公平性が疑問視されて当然だ」と酷評する声明を発表した。

5580チバQ:2020/02/04(火) 18:19:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000564-san-n_ame

米大統領選 激突、サンダースvsバイデン 「打倒・トランプ」では一致


2/4(火) 18:03配信

産経新聞



 米中西部アイオワ州で3日行われた大統領候補指名争いの初戦、民主党党員集会は、接戦を展開する急進左派のサンダース上院議員と穏健派のバイデン前副大統領の激突が注目された。両氏は「打倒・トランプ大統領」に向け、続く11日にある東部ニューハンプシャー州予備選など指名争い序盤での躍進を誓った。(アイオワ州デモイン 上塚真由、黒瀬悦成)

 ■ぶれない政治姿勢

 「われわれは、アイオワでよい結果を出したと強く感じている。きょうはドナルド・トランプの終わりの始まりだ」。3日夜、デモイン市内のホテルで、支持者の前に姿を現したサンダース氏は、満面の笑みで初戦の手応えを語った。

 サンダース氏は「国民皆保険」や公立大学の授業料無償化、学生ローンの全額免除などを主張し、若者の熱狂的支持が目立つ。アイオワでも若者層に支持が広がり、CNNが3日に行った現地調査では、17歳から29歳の48%がサンダース氏に投票すると回答した。

 3日夜の集会に参加した大学生のメラニー・シュナーさん(20)は「他の候補に比べて主張が変わっていない。政策を公約通りに実現するのはサンダース氏だ」と語った。

 サンダース氏のぶれない姿勢は支持者には魅力的に映る一方、穏健派層にどれだけ浸透するかは不透明だ。同氏は「この国はわれわれのためにあって、1%の富裕層のものではない。アイオワのメッセージは全国に届いている」と支持拡大に自信をみせた。

 ニューハンプシャー州は革新派が強い土地柄とされる。サンダース氏は同州で他候補を引き離し、その後の指名争いを有利に展開し得るとの見方も多い。

 ■「勝てる候補」

 バイデン氏は、デモイン市内にあるドレーク大学の講堂にジル夫人と一緒に登場。快活な口調で「いい気分だ」と語り、今後の指名争いで着実に勝利していくことに自信を示した。

 東部ペンシルベニア州の中流家庭の出身で「労働者の味方」を自任するバイデン氏は「労働者と中流層は米国の屋台骨だ。額に汗水たらして働く一般の人たちのために戦う」と強調した。さらに、「米国の民主政治は危機に立たされている。トランプ氏の再選を阻止し、人種や性別、あらゆる社会階層の人々を連帯させていく」と訴えた。

 南スーダン出身の建設会社社員、ジェームズ・アグウェック氏(51)は「米国は世界で指導力を発揮する必要がある。それなのに、トランプ氏は同盟を弱体化させ、米国の安全保障を損ねた。外交分野で実績と経験のあるバイデン氏は、本選で勝つ可能性が最も高い」と語る。

 一方、バイデン氏は公民権運動に熱心に取り組んできたことから、黒人層からの人気が高い。教育コンサルタントのキーミー・ホーキンズ氏(43)は「仮にバイデン氏がニューハンプシャー州でサンダース氏に負けたとしても、29日のサウスカロライナ州予備選で十分に挽回できる」と黒人層の比率が多い同州での勝利に期待を表明した。

5581チバQ:2020/02/04(火) 18:19:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000560-san-n_ame

米大統領選 党員集会ルポ 「初デートの前に政治的立場を」暮らしと政治が直結


2/4(火) 17:57配信

産経新聞



 米大統領選は3日の中西部アイオワ州党員集会で口火が切られた。州都デモインのビル「キャピタル・スクエア」に民主党が設けた党員集会の会場を訪ねた。

 集会が始まったのは午後7時だったが、各陣営のメンバーは開場時間の6時を待たず、4時すぎに集まって打ち合わせを始めた。

 ウォーレン上院議員(70)の旗を持つゼニックさん(66)は西部ワイオミング州から引っ越してきたばかり。「初めてだから興奮しているわ」。

 受付の準備を手伝うボランティアのスミットさん(31)も、「全米で最初に大統領候補を選べるのはアイオワ人の特権よ」といきいきした表情だ。子どもの頃から両親に連れられて参加してきた「4年に一度のお祭り」だという。開場前に到着した男性(75)はブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)の支持者で「彼は若くて賢い。世代交代すべきだ」と話す。

 党員集会の会長を務めるボスさん(71)が開会を宣言した。参加者は1080人。吹き抜けの1階ロビーに詰めかけた党員の様子を、2階の回廊に陣取る各国メディアが見つめる。

 1回目の支持表明。有力候補のバイデン前副大統領(77)の陣地に集まる人が明らかに少ない。脱落となり、陣営のメンバーの男性が床に座り込んだ。

 早速、他陣営のスタッフがバイデン氏の支持者の勧誘を始めた。事前に「バイデン氏支持」と話していたマレンさん(67)がウォーレン氏の集団に加わった。「セカンド・チョイス(2番目の選択)は女性大統領の誕生」という。

 大規模な会場だが、参加者には顔見知りが多い。党員ばかりとはいえ、人前で政治信条を開陳することに抵抗はないのだろうか。

 婚約者と参加した、膠原病患者のピーターソンさん(27)は「初デートの前に彼の政治的な立場を確認したわ。気にかけてくれる人か分かるから」。2人とも福祉の充実を訴えるサンダース上院議員(78)を支持。暮らしと政治が密接につながっている。

 最終結果の集計前にブティジェッジ氏へのコールが起きた。続いてサンダース氏、最後にウォーレン氏。真剣勝負の最中でもどこか明るいのが米国流だ。

 ボス氏が「接戦のため集計が長引く」と報告すると、ほとんどの参加者が帰っていった。スミットさんは「結果は家で聞くのが合理的」と話した。(デモイン 平田雄介)

5582チバQ:2020/02/04(火) 18:26:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000078-jij-n_ame

共和党はトランプ氏圧勝 アイオワ州党員集会 米大統領選


2/4(火) 16:29配信

時事通信



 【デモイン時事】米大統領選に向けアイオワ州で3日開かれた共和党の党員集会では、再選を目指すトランプ大統領が順当に勝利を収めた。

 トランプ氏はツイッターに「アイオワで大勝利。ありがとう」と短く投稿した。

 共和党の候補指名争いには、トランプ氏のほかウェルド元マサチューセッツ州知事とウォルシュ元下院議員が名乗りを上げている。米メディアによると、トランプ氏は党員集会で約97%の支持を得て、アイオワ州に割り当てられた全代議員を獲得した。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000548-san-n_ame

米大統領選 トランプ陣営もアイオワで本選さながらの選挙運動 結束強化を図る


2/4(火) 16:18配信

産経新聞



 【デモイン(米アイオワ州)=黒瀬悦成】米中西部アイオワ州では3日、民主党だけでなく共和党も候補指名争いの初戦となる党員集会を行い、再選を目指すトランプ大統領(73)が勝利した。8月の党全国大会での指名は確実視されているが、「トランプ氏は大統領に不適切」と主張して、同党候補2人が対抗馬に名乗りを上げる。トランプ陣営は「党の結束は盤石」と誇示するため、閣僚や下院議員を同州に多数投入し、本選さながらの選挙運動を展開した。

 トランプ陣営は3日、デモイン市内のホテルで記者会見し、アイオワ州での選挙戦は「圧勝だった」と強調した。トランプ氏の次男、エリック氏は「政治資金は順調に集まっている。草の根の支持も強力だ。有権者は、父が偉大な実績を上げていることを理解している」と語った。

 共和党ではトランプ氏のほかに、ビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事(74)、ジョー・ウォルシュ元下院議員(58)の2人が全米で選挙運動を展開している。

 ウェルド氏は3日、デモイン市内の喫茶店を訪れ、市民らにトランプ氏の再選を阻止することの重要性を強調。産経新聞の取材に「トランプ氏の外交政策は最低だ。日本などの同盟国を軽視し、世界をより危険にした」と非難した。

 トランプ陣営は、ウェルド氏が指名争いの序盤で少しでも支持を広げた場合、トランプ氏の足元を脅かす「アリの一穴」となりかねないと警戒する。

 トランプ陣営のコリン・ルワンドウスキ元選対本部長は「党を完璧に引き締め、本選でも必ず勝つ」と言明した。

5583チバQ:2020/02/04(火) 18:26:55
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200204-00431514-fnn-int

“vsトランプ”本命に異変 アメリカ・アイオワ州


2/4(火) 12:28配信

Fuji News Network





フジテレビ

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アメリカ大統領選挙でトランプ大統領の対抗馬となる、野党・民主党の候補者選びがスタートした。

全米の世論調査でリードしているのは、前副大統領のバイデン氏と、候補者のうち、最高齢ながら若者の支持を集めるサンダース上院議員。

これを追うのが、初の女性大統領を目指すウォーレン上院議員と、38歳最年少の候補で、自らの同性婚を公表して注目を集めるブティジェッジ前サウスベンド市長。

アイオワ州のメディアセンターには、全米や世界各地から2,600人以上の報道陣が集結し、「初戦」を誰が制するのか、固唾(かたず)をのんで注目している。

党員集会は、有権者が州内の各会場で議論を経て、候補者を選ぶもので、最新の世論調査では、サンダース氏が23%、バイデン氏が19.3%で、全米レベルで「大本命」と見られているバイデン氏が、こちらでは後塵(こうじん)を拝する展開になっている。

サンダース氏の躍進のわけは、有権者の間で「バイデン氏が初戦のアイオワで力を抜いている」との不満が広がっていることを利用、きめ細かい選挙活動で支持拡大を図っていることにある。

しかし、全国での支持率はバイデン氏が依然トップで、「直接対決でトランプ大統領に勝てる最有力候補」と目されていることから、序盤戦で上位にとどまれば、続くネバダ州やサウスカロライナ州で挽回できるとの見方も出ている。

一方、共和党の候補になることが事実上決まっているトランプ大統領の選挙陣営も、アイオワ州に閣僚や2人の息子を投入する臨戦態勢で、民主党側の盛り上がりを警戒している。

「アイオワを制するものが大統領選を制する」ともいわれる初戦の軍配は、日本時間午後に判明する見通し。

(フジテレビ)

5584チバQ:2020/02/04(火) 18:27:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000025-asahi-int

大統領選「世界がアイオワを注視」 民主候補選び本格化


2/4(火) 12:00配信

朝日新聞デジタル







大統領選「世界がアイオワを注視」 民主候補選び本格化


党員集会でプラカードを掲げてアピールする、サンダース上院議員の支持者たち=2020年2月3日、アイオワ州デモイン、ランハム裕子撮影


 11月3日に投開票される米大統領選に向け、候補者選びの第一歩となるアイオワ州の党員集会が3日(日本時間4日)、始まった。共和党はトランプ大統領が指名されることが確実な情勢だが、民主党は11人が争う混戦が続く。党員集会では党員たちが「誰が勝てる候補なのか」をめぐり、真剣に議論を交わした。

【特集】トランプ氏に勝てるのは誰? 民主党の候補者を紹介


 3日夕、アイオワ州東部ダビュークの中学校。党員集会の開始2時間前から、会場となる講堂には続々と住民らが入っていった。

 「世界がアイオワを注視している。僕らには大いなる責任がある」。データアナリストのデービッド・マカロイさん(34)は言う。「いまの政治状況は最悪だ。きょうが米国を取り戻すための、第一歩なんだ」

 民主党の党員集会は州内外の学校や図書館など1700カ所余りの会場で開かれた。党員集会の結果によって、各候補者に割り当てられる「代議員」が選ばれる。代議員は夏の全国党大会における州代表となり、大統領候補を正式に指名する役割を果たす。代議員は得票率に応じて配分されるが、1位になる象徴的な意味合いは大きい。

 党員集会は大統領候補を決めるための第一段階だが、有権者が投票箱に票を投じる予備選と異なり、「ご近所さんによる票取り合戦」とも言えるプロセスだ。まず、各候補の代理人が演説し、アピールを行う。いわば「最後のお願い」で、言葉は熱を帯びる。その後、参加者は支持する候補ごとに集団を作る。

 1回目の支持表明で参加者の15%を獲得できなければ、その候補は原則として脱落する。党員集会のポイントはここからで、脱落した候補の支持者は、15分以内に2回目の意思表明を求められる。選択肢は(1)15%以上を獲得した候補を支持する(2)他の脱落候補の支持者と組んで、1人の候補を「復活」させる(3)誰も支持しない――。参加者は互いに説得を試み、1回目と違う順位につながることもある。これが各会場で行われていく。

 アイオワは6月まで「郡」「地区」「州」と対象地域を広くしながら党員集会を開くため時間がかかるとして、1972年に他州より早く開催した。その後、慣例として毎回のように最初に党員集会を開き、大統領選本格スタートの舞台となってきた。

5585チバQ:2020/02/04(火) 18:28:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00000045-jij-n_ame

サンダース氏軸に混戦 アイオワで民主党員集会 指名争い初戦・米大統領選


2/4(火) 10:18配信

時事通信







サンダース氏軸に混戦 アイオワで民主党員集会 指名争い初戦・米大統領選


3日、米アイオワ州デモインの高校で開かれた民主党の党員集会(AFP時事)


 【デモイン(米アイオワ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州党員集会が3日夜(日本時間4日午前)、始まった。

【図解】米大統領選の主な日程

 米メディアの調査によると、急進左派のサンダース上院議員(78)とブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)がトップの支持獲得を激しく競い、穏健派のバイデン前副大統領(77)は伸び悩んでいる。同日中にも大勢が判明する。

 再選を目指す共和党のトランプ大統領への挑戦権を懸け、民主党では11人の候補が争う。州内を対象にした直前の世論調査の平均では、サンダース氏が支持率23.0%でバイデン氏(19.3%)を約4ポイントリード。ブティジェッジ氏が16.8%、ウォーレン上院議員(70)が15.5%で続いている。

 ロイター通信などが行った集会所調査によると、党員集会参加者の6割が「トランプ氏に勝てる候補」かどうかを最も重視すると答え、「政策に共鳴できる候補」の4割を上回った。

5586チバQ:2020/02/05(水) 08:49:49
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273121000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

米大統領選 民主党アイオワ党員集会 ブティジェッジ氏がリード

2020年2月5日 8時35分米大統領選



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アメリカ大統領選挙に向けた野党・民主党の候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会で、民主党は4日、集計状況を初めて公表しました。AP通信によりますと、集計率62%でブティジェッジ前サウスベンド市長が26.9%と2位のサンダース上院議員の25.1%をわずかにリードし、全米の支持率で1位のバイデン前副大統領は15.6%で4位となっています。




11月のアメリカ大統領選挙で政権奪還を目指す野党・民主党は3日、中西部アイオワ州で党の候補者選びの幕開けとなる党員集会を開きましたが、集計にアプリを活用した新たなシステムを導入した結果、作業にトラブルが起き、結果の取りまとめが大幅に遅れていました。

これを受けてアイオワ州の民主党は1700の会場で紙に残された手書きの記録を確認する作業を進め、開始から21時間がたった4日午後4時ごろ、日本時間の5日午前7時ごろ、途中の集計状況を公表しました。

AP通信によりますと、集計率62%で、ブティジェッジ前サウスベンド市長が26.9%、サンダース上院議員が25.1%、ウォーレン上院議員が18.3%、バイデン前副大統領が15.6%で、新鋭のブティジェッジ氏が2位のサンダース氏を1.8ポイント、リードしています。

ブティジェッジ氏は候補者の座を争う11人中最年少の38歳で国政の経験はありませんが、初戦のアイオワ州で一気に勢いを得ようと、資金と人員を集中して分厚い選挙戦を展開していました。

一方、集計状況の公表に合わせてアイオワの民主党の代表が会見し、「深く謝罪する」と述べて混乱を謝罪したうえで、アイオワの集計への信頼性に疑念が出ていることを受けて、「最優先事項は正確性であり、このデータは正確だ」と強調しました。

ただ最終的な結果がいつ判明するかは「必要な時間をかける」と述べるにとどめ、見通しは明らかにしませんでした。

5587チバQ:2020/02/05(水) 15:11:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000504-san-n_ame

穏健派ブティジェッジ氏が首位 民主・アイオワ州党員集会中間集計 米大統領選


2/5(水) 8:37配信

産経新聞



 【カンザスシティー(米中西部ミズーリ州)=上塚真由】米民主党は4日午後、11月の大統領選に向けた候補指名争いの初戦となった中西部アイオワ州党員集会の中間集計結果を発表した。62%の会場を集計した時点で、穏健派のブティジェッジ・中西部インディアナ州サウスベンド前市長(38)が26・9%と首位に立った。

 中間集計結果によると、首位のブティジェッジ氏に対し、急進左派のサンダース上院議員(78)が25・1%と続き、左派のウォーレン上院議員(70)が18・3%、各種世論調査で本命視される中道穏健派のバイデン前副大統領(77)は15・6%の4位となった。今後の集計結果で順位が変わる可能性がある。

 アイオワ州党員集会は3日夜に行われ、同日中に結果が発表される予定だったが、集計作業にトラブルが発生し、翌4日にずれ込む異例の事態となった。同州の民主党支部は、最終結果について「必要な時間をかける」としている。

 ブティジェッジ氏は、民主党の候補指名争いに出馬している11人の中で最年少。同氏は4日、第2戦(11日)の予備選の舞台となるニューハンプシャー州に入り、集会で「アイオワでは多くの地区の結果でわれわれの陣営が首位に立っている」と述べ、勝利に自信をみせた。

 全米50州などで実施される予備選・党員集会は6月まで続き、7月の民主党全国大会で指名を受けた候補が、共和党の指名が確実視されるトランプ大統領と11月3日の本選を戦う。

5588チバQ:2020/02/05(水) 15:33:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000003-jij_afp-int

米民主党のアイオワ州党員集会、ブティジェッジ氏が首位 暫定結果


2/5(水) 7:20配信

AFP=時事







米民主党のアイオワ州党員集会、ブティジェッジ氏が首位 暫定結果


米アイオワ州の党員集会翌日、ニューハンプシャー州マンチェスターで集会を開いた民主党大統領候補のピート・ブティジェッジ氏(2020年2月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米大統領選の民主党指名候補選びの初戦、アイオワ州の党員集会の暫定結果が4日(日本時間5日朝)発表された。首位は中道派ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏、2位は急進左派のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員となっている。

【図解】2020年米大統領選、長く厳しい道のり

 全国規模では首位を走る穏健派のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は現時点では4位と出遅れた。

 62%の選挙区からの報告が集まった時点で、インディアナ州サウスベンド(South Bend)の市長を務めたブティジェッジ氏は26.9%、サンダース氏は25.1%、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員は18.3%、バイデン氏は15.6%となっている。

 党員集会が行われてからこの暫定結果が発表されるまでに、約21時間もかかった。

 暫定結果の発表を受けてブティジェッジ氏は4日、遊説先のニューハンプシャー州で、「次にどんなことが起きるにせよ、われわれの選挙運動が、そしてあなた方もその一部であるわれわれのビジョンが、驚くべき勝利を収めたことは事実が示している。これだけは否定できない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5589チバQ:2020/02/06(木) 13:23:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00010003-fnnprimev-int

アイオワ党員集会の結果から見える「本命不在の民主党予備選挙」 バイデンの去就が当面の焦点に


2/6(木) 11:42配信

FNN.jpプライムオンライン







アイオワ党員集会の結果から見える「本命不在の民主党予備選挙」 バイデンの去就が当面の焦点に


(画像)FNN PRIME online


予想外の展開から見えてきたもの

ブティジェッジ氏が予想外のトップ、バイデン氏は屈辱の4位低迷。
それぞれの候補者の支持率=獲得代議員数を競う党員集会なので、順位に注目が集まるのは仕方ない。しかし、民主党の現状や予備選挙の行方を見通すには全く別の分析をしてみるのも面白い。(数字は集計率86%時点のもの)

【図解イラスト】候補者別支持率からわかる分析結果をイラストで描いてみた

リベラルに力強さ:
サンダース氏とウォーレン氏の合計支持率は43.7% 。対して中道のブティジェッジ氏、バイデン氏、クロブシャー氏の合計は54.7%
大都市がなく農村部が広がるアイオワ州は、中道〜保守寄りといわれる。にもかかわらず、リベラル2人VS中道3人は10ポイント差。
リベラルの勢いをひしひしと感じる。

バイデンの弱さが際立つ:
中道の中でバイデン(15.9%)はブティジェッジ(26.7%)とクロブシャー(12.1%)の間に埋没した。前に11ポイント離されたのはショックだが、後ろに4ポイント差に詰め寄られたのも厳しい。全米支持率は高いのにアイオワで沈んだのは、知名度は高いが実際に会ってみたら期待ほどじゃなかったということ。ただし、クロブシャーの地元ミネソタ州はアイオワ州のお隣だし、ブティジェッジのインディアナ州もそんなに離れていない。地縁的親近感も働いたと思われる。

70代の年齢はマイナスじゃない:
サンダース(78歳)、ウォーレン(70歳)、バイデン(77歳)の合計支持率は59.6% 他に有力候補者がいないからだが、トランプ大統領も73歳。今回に限っては70代は弱みにならない。
ただし私個人の印象だが、バイデン氏は年をとったなーと思う。副大統領の頃に比べ、話し方も身のこなしもスローだ。そこをみとがめられて、トランプに“Sleepy Joe”「寝ぼけたジョー(バイデン)」と揶揄されているに違いない。
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2月これからの戦いの見どころ

2月の予備選挙は地理的にも人口構成面もばらけている
予備選挙は最初のアイオワ州が終わっただけだ。残る2月の戦いの見どころはというと;

ニューハンプシャー州予備選(11日)
アメリカ独立時の13州の一つ。
州のモットーは「自由に生きる、さもなくば死を」。
州人口の92%は白人。
独立自尊の気風とされ、選挙戦は典型的な「どぶ板選挙」だ。
サンダース(バーモント州)とウォーレン(マサチューセッツ州)の地元はいずれも隣の州なので知名度は高い。
1992年予備選挙では、アイオワ州で3位に終わったビル・クリントンが、続くニューハンプシャー州で同着1位に近い2位に入り復活。「カムバック・キッド」のニックネームを得て本選挙で大統領に当選した。
今回、アイオワ州で不本意な結果に終わった候補者は「カムバック」をかける。

ネバダ州党員集会(22日)
州人口のうち白人は51%、ヒスパニックが17%を占める。
年間の出生数は白人よりヒスパニックの方が多くなっている。
観光業やその周辺で働く労働者が多く、産業別労組や職域団体が党員集会のキー・プレーヤーに。
副大統領だったバイデンと2016年予備選を戦ったサンダースの知名度が高い。

サウスカロライナ州予備選(29日)
アフリカ系が州人口の27%あまりを占め、オバマ人気が根強い。
正副大統領コンビだったバイデン氏は、オバマ効果による支持率アップを期待したいところだ。

5590チバQ:2020/02/06(木) 13:23:29
バイデン「撤退」あるか・・・?

アイオワでトップを取ったブティジエッジ氏は、2月を通じて勢いを継続できるかどうかが勝負ポイント。

バイデン氏は「復活」に手間取ると「撤退」の可能性が取りざたされることに。

サンダース氏は2016年に予備選挙を最後まで戦い抜いたことが財産になっている。固い支持層を築いているのでどの州でも大負けしそうにないことが強みだ。

【執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋】

5591チバQ:2020/02/06(木) 13:24:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000002-asahi-int

バイデン氏苦戦、あの「新星」が首位に 米民主党員集会


2/6(木) 3:17配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏苦戦、あの「新星」が首位に 米民主党員集会


ピート・ブダジェッジ氏=ランハム裕子撮影


 11月の米大統領選に向けて、民主党の候補者選びの第一歩となる、アイオワ州党員集会の結果が4日、一部明らかになった。38歳の「新星」、ピート・ブダジェッジ・前インディアナ州サウスベンド市長がトップに躍り出る一方、全米の世論調査ではトップだったジョー・バイデン前副大統領(77)が苦戦する展開で、「本命不在」の状況が浮かんだ。

【写真】アイオワ州の民主党党員集会の途中結果

 アイオワ州は党員集会が3日に開かれたが、集計トラブルから結果の公表が遅れている。4日深夜に公表した、集計率約71%の結果では州代議員の獲得率はブダジェッジ氏が26・8%でトップとなり、バーニー・サンダース上院議員(78)が25・2%と小差で争っている。それに続くのはエリザベス・ウォーレン上院議員(70)の18・4%で、バイデン氏は15・4%と出遅れている。途中で公表した集計率62%の段階から、傾向は大きく変わっていない。AP通信は「勝者を判断するにはまだ早い」としている。

 今回の民主党の候補者選びでは、バイデン氏やブダジェッジ氏ら「穏健派」と、サンダース氏やウォーレン氏ら「革新派」のどちらがいいか、支持者の間で見解が分かれている。途中経過とはいえ、アイオワ州の「穏健派支持者」の多くは、バイデン氏よりブダジェッジ氏を選んだようだ。

 背景の一つは、世代とみられる。共和党から大統領の座を奪還した過去4人の民主党候補者はケネディ、カーター、クリントン、オバマの各氏。初当選の時は全員が40〜50代前半で、「ホープ(希望)」や「チェンジ(変革)」を訴えた。アイオワ州東部ダビュークの党員集会に参加したデニス・フランクさん(70)はブダジェッジ氏を支持した理由について「年寄りの白人候補が出る選挙戦にはこりごりだ。新しい、若者の力が求められている時代だ」と述べた。

 ただ、レースは始まったばかり。候補者たちは既に、11日に予備選が行われるニューハンプシャー州で選挙活動を行っている。

 人口10万人ほどの市長を務めた行政経験しかなく、知名度が低いブダジェッジ氏はこれまで重点的にアイオワ州で選挙運動を行ってきただけに、他州でも勢いを維持できるかが課題だ。4日の集会では「次に何が起きるか分からないが、驚くべき勝利を収めたことは否定できない事実だ」と述べた。
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朝日新聞社

5592チバQ:2020/02/06(木) 13:41:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000018-asahi-int

米共和党重鎮、一人きりの有罪表明 弾劾裁判で肩震わせ


2/6(木) 12:00配信

朝日新聞デジタル







米共和党重鎮、一人きりの有罪表明 弾劾裁判で肩震わせ


共和党のロムニー上院議員


 トランプ米大統領に対する米上院の弾劾(だんがい)裁判で5日、与党・共和党のミット・ロムニー議員(72)が「権力の乱用」について「有罪」と判断をした。共和党から有罪としたのは1人だけだが、ロムニー氏は2012年の大統領選で共和党候補となった重鎮だけに、波紋を広げている。弾劾裁判で、大統領と同じ党に所属する上院議員が有罪と判断したのは初めて。

【徹底解説】きっかけは内部告発 1からわかる、トランプ氏弾劾訴追

 議員たちが評決に入る約2時間前、ロムニー氏は上院本会議場で意見を表明した。「私は信心深い。信仰こそが自分が自分であるための中心にある」と語ると約10秒間、言葉に詰まり、肩がわずかに震えた。

 そして「憲法が上院議員に答えを出すよう課した重大な問題は、大統領の行為が、『重大な罪または軽罪』にあたるほどひどいものかどうかだ。イエス。彼はやった」と続け、トランプ氏の行為は罷免(ひめん)に相当すると明言した。

 弾劾裁判では、トランプ氏が今年の大統領選でライバルとなる可能性がある民主党のバイデン前副大統領に打撃を与えようと、ウクライナに対してバイデン氏に関する疑惑を調査するよう求めたことの是非が問われた。トランプ氏はこれまで、自分の行為は「何も悪くない」と主張している。

 これに対し、ロムニー氏は「大統領の目的は、個人的であり政治的だ。大統領には、国民の信頼を明確に裏切った罪がある」と批判した。評決でも、ロムニー氏は「権力の乱用」について有罪を投じた。一方、下院の弾劾調査に協力しなかったことをめぐる「議会の妨害」については「無罪」とした。
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朝日新聞社

5593チバQ:2020/02/06(木) 13:43:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000010-jij-n_ame

ブティジェッジ氏、小差でリード 96%集計、アイオワ民主党員集会 米大統領選


2/6(木) 6:53配信

時事通信







ブティジェッジ氏、小差でリード 96%集計、アイオワ民主党員集会 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争うブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(左)とサンダース上院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米民主党は5日、大統領選の党候補指名争いの初戦アイオワ州党員集会の最新の集計結果を発表した。

 CNNテレビによると、96%の集計時点で、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が各地区の代議員獲得率26.4%で首位を維持。2番手のサンダース上院議員(78)は25.7%で2人の差は0.7ポイントに縮まった。

 3位以下は、ウォーレン上院議員(70)が18.3%、バイデン前副大統領(77)が15.8%、クロブシャー上院議員(59)が12.2%で順位に変動はなかった。

5594チバQ:2020/02/06(木) 18:58:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000561-san-n_ame

米大統領選の民主党指名争い初戦 ブティジェッジ、サンダース両氏が大接戦


2/6(木) 17:31配信

産経新聞



 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会の集計作業は5日も続いた。集計率97%の時点で、中西部インディアナ州のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が26・2パーセント、サンダース上院議員(78)が26・1パーセントと0・1ポイントの僅差で首位を争う展開となった。11日の第2戦ニューハンプシャー州予備選へ向け両氏が勢いづいている。

 党員集会は3日夜に開かれた。システムトラブルで手作業での集計が続き、結果判明が遅れている。

 アイオワ州民主党の中間発表では、3位にウォーレン上院議員(70)、4位にバイデン前副大統領(77)、5位にクロブシャー上院議員(59)。6位以下は大差がついた。

 全国世論調査で支持率トップのバイデン氏は5日、市政経験しかないブティジェッジ氏を選ぶのは「危うい」と主張。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏では本選を勝てないと示唆し、巻き返しに出た。

 上院のトランプ大統領弾劾裁判が終了し、陪審員役を務めた上院議員の3候補もニューハンプシャーへ向かう。予備選を控えた7日の党討論会に向け、各陣営の活動が熱を帯びる。

5595チバQ:2020/02/07(金) 10:19:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000117-jij-n_ame

米共和、造反1人にとどまる トランプ氏が忠誠求め圧力 弾劾裁判


2/6(木) 20:33配信

時事通信







米共和、造反1人にとどまる トランプ氏が忠誠求め圧力 弾劾裁判


米共和党のロムニー上院議員=4日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判で、上院共和党は5日、ロムニー議員を除く52人が無罪に投票した。

 トランプ氏が党内に忠誠を求め圧力を加える中、造反は1人にとどまり、「結束」の強さを見せつけた。

 ロムニー氏は5日、議会での演説で、トランプ氏の行為を「痛ましいほどの誤り」と非難。「国家から課された義務を果たすため、最大限のことをしたと子や孫に伝えたい」と語った。

 ただ、ロムニー氏は党内で異色の存在だ。有名な資産家で大統領選の出馬経験があり、トランプ氏とは対立関係にある。1月末に上院で採決されたボルトン前大統領補佐官らの証人尋問でも賛成に回った。

 一方、トランプ氏は共和党への支配を強め、同党支持者の9割から支持されていると言われる。もし議員が有罪に投票すれば「次の選挙で選挙区の大半の有権者から見捨てられるか、予備選の対抗馬をぶつけられる」(専門家)と指摘され、デメリットは大きい。昨年12月の下院の弾劾訴追決議には、共和党議員全員が反対した。

 さらにトランプ氏の場合、忠誠を強く求め、逆らう議員にはツイッター攻撃を容赦しない問題が加わる。トランプ氏は、ロムニー氏の造反を受けた6日未明、「聖人ぶって私を攻撃するのと同じエネルギーを選挙で使っていたら大統領選に勝てたのではないか」と、早速攻撃を始めた。

5596チバQ:2020/02/12(水) 10:27:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000036-jij-n_ame

民主指名争い第2戦、開票始まる 米ニューハンプシャー州 大統領選


2/12(水) 9:26配信

時事通信







民主指名争い第2戦、開票始まる 米ニューハンプシャー州 大統領選


11日、米ニューハンプシャー州チチェスターで、民主党予備選の票を投じる住民ら(EPA時事)


 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選の民主党候補指名争い第2戦のニューハンプシャー州予備選の開票が11日夜(日本時間12日午前)、始まった。

 直前の世論調査では急進左派のサンダース上院議員(78)がリードし、初戦で躍進した最若手の穏健派、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が追っている。

 大勢は11日深夜(日本時間12日昼)にも判明する見通し。3日の初戦アイオワ州党員集会は集計トラブルから結果が確定しておらず、第2戦に勝利した候補者は、今後の指名争いで大きな勢いを得ることになりそうだ。

5597チバQ:2020/02/12(水) 15:36:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00050113-yom-int

[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す


2/12(水) 13:44配信

読売新聞オンライン




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[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す


11日、米ニューハンプシャー州で、予備選に投票する人々(ロイター)





[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す





 【コンコード(米ニューハンプシャー州)=橋本潤也】米大統領選の民主党指名候補争いで第2戦となるニューハンプシャー州の予備選は11日夜(日本時間12日午前)、投票が締め切られ、開票が始まった。米CNNテレビなど主要米メディアは左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が、中道派のピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を僅差で破ったと報じた。初戦のアイオワ州に続き、両氏が幅広い有権者の支持を得た形だ。

 米CNNテレビの11日午後11時15分(日本時間12日午後1時15分)現在の集計(開票率88%)によると、サンダース氏が得票率26・0%で首位に立っている。ブティジェッジ氏が24・3%と僅差で2位。エーミー・クロブシャー上院議員(59)が19・8%で3位につけた。エリザベス・ウォーレン上院議員(70)は9・4%、ジョー・バイデン前副大統領(77)は8・4%と、いずれも苦しい戦いとなった。

 サンダース氏にとっては、自らの地盤であるバーモント州に隣接するニューハンプシャー州は、長年の支持者も多い準地元州といえる。2016年大統領選の予備選でもヒラリー・クリントン氏を大差で破った。学生ローンの負債免除などの急進的な改革に対し、若者中心に熱狂的な支持が集まった。

 ブティジェッジ氏は富裕層からの寄付や経験不足が批判されたが、アイオワ州に続き、ニューハンプシャー州でも躍進し、今後の選挙戦に勢いがつきそうだ。

 苦戦が予想されたバイデン氏は投票終了に先立ち、ニューハンプシャー州を離れ、29日に予備選が行われる南部サウスカロライナ州に向かった。自らの支持基盤である黒人の人口が多いサウスカロライナ州で挽回を図る狙いとみられる。

 ニューハンプシャー州は、米北東部のニューイングランド地方にあり、北はカナダと接する。白人が9割以上と圧倒的多数を占める。無党派層の有権者が民主、共和いずれかの党の予備選に投票することができる仕組みのため、無党派層の動向が選挙戦のカギを握る。

5598チバQ:2020/02/12(水) 15:37:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名争い第2戦 ニューハンプシャー州予備選はサンダース氏勝利


2/12(水) 13:35配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】11日実施された米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員(78)が小差で勝利した。米主要メディアが伝えた。初戦の中西部アイオワ州党員集会でサンダース氏とほぼ互角の戦いを展開した中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は2位につけた。

 また、同州予備選の直前に支持が急伸したクロブシャー上院議員(59)は3位に食い込み、今後の選挙戦への展望を開いた。

 サンダース氏は11日深夜、同州マンチェスターで勝利演説を行い、「今回の勝利はドナルド・トランプの終わりの始まりを意味する」と述べ、トランプ大統領の再選阻止を誓った。

 指名争い初戦のアイオワ州党員集会(3日)は集計トラブルで結果が確定していない。サンダース氏とブティジェッジ氏が前回に引き続き互角に近い戦いを展開したことで、指名争いは序盤から混戦模様が色濃くなってきた。

 一方、初戦で大きくつまずいたバイデン前副大統領(77)は5位に終わり、今後への不安が強まった。左派のウォーレン上院議員(70)も4位にとどまり、サンダース氏との「左派対決」で劣勢に陥った。

 この日の結果を受け、支持率が低迷していたベネット上院議員(55)と実業家のアンドリュー・ヤン氏(45)が指名争いから撤退。残る候補は9人となった。

 ニューハンプシャー州の代議員数は24人。

 一方、共和党の予備選も同時に行われ、現職のトランプ大統領が圧勝した。

5599チバQ:2020/02/12(水) 15:37:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000040-jij-n_ame

台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に 米大統領選


2/12(水) 10:53配信

時事通信







台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争っていたアンドルー・ヤン氏=1月28日、アイオワ州(AFP時事)


 【ワシントン時事】米各メディアは11日、大統領選に向けた民主党の候補指名争いに名乗りを上げていた台湾系実業家アンドルー・ヤン氏(45)が、撤退を決めたと報じた。

 また、マイケル・ベネット上院議員(55)も撤退の意向を示した。

 両氏とも世論調査の支持率が5%に届かず、3日に行われた初戦のアイオワ州党員集会でも代議員を獲得できなかったとされる。2人の撤退により、指名レースに残る候補は9人となる。

 ヤン氏は最低所得保障制度の創設などを掲げ、米国初のアジア系大統領を目指していた。ロイター通信によると、支持者に「(撤退は)スタートラインだ。われわれの選挙運動は米国に根源的な何かを呼び覚ました」と語った。

 党内穏健派のベネット氏は、人工知能(AI)を活用した経済活性化などを提唱。昨年4月に前立腺がんを公表し手術を受けていた。

5600チバQ:2020/02/12(水) 16:16:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000535-san-n_ame

米大統領選 民主穏健派、サンダース氏に危機感 「左派ではトランプに勝てない」


2/12(水) 14:18配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】米大統領選の民主党指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員が小差で勝利したものの、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長が肉薄した。序盤の指名争いは両候補に加え、3位につけた穏健派のクロブシャー上院議員を加えた3人を軸に展開される公算が大きくなってきた。

 サンダース氏のニューハンプシャー州での勝利を後押ししたのは、格差解消や医療保険制度改革などの大幅な「変革」を求める若者や低所得者層らだ。

 米メディアが実施した合同出口調査によると、18〜29歳の民主党支持者の53%がサンダース氏に投票した。また、同氏に投票した31%が「医療保険」を、35%が「収入格差」を候補者選びの際に最重要視する政策上の懸案に挙げた。

 また、自身を「非常にリベラル」と位置付ける同党支持者の48%、「どちらかといえばリベラル」の26%がサンダース氏に投票。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は同じ左派のウォーレン上院議員を退け、党内左派の広範な支持を確保しつつある。

 しかし、調査会社ギャラップが11日発表した全国世論調査では「社会主義者の大統領候補に投票しない」との回答が53%に上った。「投票する」は45%。また、当選に向け支持獲得に不可欠な無党派層の45%が「投票しない」としており、サンダース氏が本選に進んだとしても苦戦を強いられるのは避けられない。

 実際、民主党の中道穏健派は、サンダース氏が本選候補に指名されればトランプ大統領に敗れる恐れが強い上、大統領選と同時に行われる上下両院選にも悪影響が出かねないとして危機感を募らせつつある。

 下院民主党の中道派議連の代表を務めるブリンディシ議員はニューヨーク州の地元紙に10日、「サンダース氏が本選候補になっても支持しない」と明言した。

 党の中道穏健派は今後、第3戦の西部ネバダ州党員集会(2月22日)以降の指名争いでブティジェッジ氏またはクロブシャー氏の躍進に期待をかける。

 ただ、3月からは穏健派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が予備選と党員集会に本格参戦してくる。このため、穏健派支持者の票が分散し、結果としてサンダース氏に有利な展開となる可能性も排除できない。

5601チバQ:2020/02/13(木) 08:47:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000602-san-n_ame

米大統領選 民主党支持層に亀裂 急進左派と穏健派


2/12(水) 19:31配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=平田雄介】米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦、東部ニューハンプシャー州予備選で支持者に話を聞くと、急進左派と穏健派の間だけでなく、穏健派内の亀裂も深まっていた。

 勝利宣言した急進左派のサンダース上院議員(78)がマンチェスターで開いた集会の会場では、11日午後5時ごろからニット帽をかぶり、コートを着込んだ人が列を作った。

 先頭で並んでいたクレイさん(42)はサンダース氏なら11月の本選でトランプ米大統領を破ることができると信じ、ボランティアで戸別訪問など草の根の選挙活動を行っている。

 「誰も私のことを気にかけてくれない。国民皆保険の導入を訴える彼だけが気にかけてくれるの」

 クレイさんは、涙ぐみながらサンダース氏と一緒に撮った写真を周囲に見せる。マッサージ師や清掃など複数の仕事を掛け持ちし、生活は苦しい。医療保険にも入れていない。

 サンダース氏のライバルで、躍進する中道穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)について聞かれると、「民間の医療保険を活用する考えだから大企業の味方。富裕層の献金も受けている」と語気を強めた。

 若者はサンダース氏が唱える国民皆保険、富裕層増税、大学無償化といった格差対策を熱狂的に支持するが、その矛先は富裕層に生ぬるいという理由で党内の穏健派にも向けられる。

 ブティジェッジ氏は「民主党員だけでなく、無党派層や共和党支持者も取り込んで米社会に一体感をもたらす」と語る。トランプ氏に勝利するには国民の糾合が必要と考えるからだ。

 しかし、本命視されながら緒戦2州で苦戦した穏健派、バイデン前副大統領(77)の支持者は、若々しく精力的に活動するブティジェッジ氏の登場に危機感を抱く。州北部の過疎の村に住むカールさん(73)はブティジェッジ氏を「いくら優秀でも市政経験だけでは不十分。バイデン氏の副大統領として外交を学ぶべきだ」と批判した。

 ニューハンプシャー州で3位に付けた穏健派のクロブシャー上院議員(59)は米社会に横たわる「分断」の解消を期待される。作家のクーマンさん(38)はバイデン氏からクロブシャー氏に支持を変えた。「超党派で100本を超える議案を成立させた彼女なら溝を埋められるかも」と期待したからだ。

5602チバQ:2020/02/13(木) 09:27:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000007-jij-n_ame

米大統領選、パトリック氏が撤退表明 民主指名争い、候補8人に


2/13(木) 6:56配信

時事通信



 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、デバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が12日、撤退を表明した。

 前日のニューハンプシャー州予備選で代議員を獲得できなかったことを受け、声明で「次のラウンドへ進む風を起こせなかった」として選挙運動の中止を宣言した。

 サンダース上院議員が勝利を収めた11日の予備選後、台湾系起業家のアンドルー・ヤン氏(45)とマイケル・ベネット上院議員(55)が相次いで選挙運動の中止を表明。パトリック氏の撤退で、指名レースに残る候補は8人となった。

5603チバQ:2020/02/13(木) 09:51:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000016-jij-n_ame

急進派サンダース氏に警戒感 大増税と規制強化 米大統領選


2/13(木) 7:11配信

時事通信



 【ワシントン時事】秋の米大統領選に向けた野党民主党の候補者指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選挙で、急進左派のサンダース上院議員(78)が接戦の末、中道派の最若手ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を下して勝利した。

 サンダース氏は格差是正を掲げて富裕層や大企業への増税を提唱。「反ビジネス」色が最も強く、民間の自由な経済活動が損なわれるとの懸念が台頭している。

 米投資調査会社の推計によると、国民皆保険制度の導入を目指すサンダース氏の政策実現に必要な増税額は10年間で約28兆ドル(約3075兆円)。「トランプ減税」を撤廃して連邦法人税率を35%へ戻すほか、富裕層に対して新たな課税を導入する。一方、政府の財政負担は他候補を圧倒。北欧諸国に匹敵する世界有数の「大きな政府」となる。

 銀行と証券業務を分離する「グラス・スティーガル法」復活、金融街の投機取引税、環境汚染につながるシェールガス採掘法や石炭輸出入の禁止―。訴える政策構想には規制強化がずらりと並び、議会を経ずに「大統領令」で強行するリスクもくすぶる。中国に対する制裁関税を支持しており、幅広い業種の株価に下落圧力がかかりそうだ。

 「未検証の大規模な実験は絶対にするべきではない」。民主党のオバマ前大統領の首席経済顧問を務めたサマーズ元財務長官は、サンダース氏の提案を「空想」と切り捨てた。経済界は「誰よりも踏み込んだ『革命家』」(ドイツ銀行のストラテジスト)と警戒する。アイオワ州の初戦に続いて第2戦も左派と中道派が接戦を繰り広げたため、先行き不透明な状況が続きそうだ。

5604チバQ:2020/02/13(木) 09:52:27
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200213-00330132-toyo-bus_all

アメリカ大統領選、大荒れニューハンプシャー


2/13(木) 8:01配信

東洋経済オンライン







アメリカ大統領選、大荒れニューハンプシャー


ニューハンプシャー州の民主党予備選では左派的な主張をしているサンダース候補が勝利(写真:REUTERS/Rick Wilking)


 「アイオワ州はトウモロコシをピック(収穫)する。ニューハンプシャー州は大統領をピック(選定)する」、ジョン・スヌヌ元ニューハンプシャー州知事はこのように大統領選における同州の重要性をアピールしている。

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 2月11日、民主党予備選でニューハンプシャー州民が最も多くピックしたのはバーニー・サンダース候補(78歳)で得票率26%、2位にはピート・ブティジェッジ候補(38歳)が同24%で入った。サプライズで、3位と先頭集団に入ったのが、穏健派のエイミー・クロブシャー候補(59歳)で20%の得票率だった。本命とされてきたジョー・バイデン候補(77歳)は5位で得票率8%と失速した(いずれも開票率96%時点)。
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 ニューハンプシャー州はプロのスポーツチームがなく、大統領選がそれに替わる州民の一大イベントともいわれる。ニューハンプシャー州で生まれ育った筆者の友人は、幼い頃から地域や学校の活動を通じて予備選を手伝い、同州に頻繁に足を運ぶ大統領候補を身近に感じていたという。政治意識の高い州民からなるニューハンプシャー州の予備選をメディアも大きく取り上げ、その後、全国で繰り広げられる選挙戦を方向づけてきた歴史がある。
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■「序盤戦の歴史」は繰り返すのか、今回は違うのか

 1972年にアイオワ州が民主党員集会を全国で最初に開催するようになって以降、アイオワ州とニューハンプシャー州の2つの州が、大統領候補をふるいにかけ、上位に入らなかった候補者を撤退に追い込む役割を担ってきた。歴代の民主党あるいは共和党の公認候補は、いずれも2つの州の予備選で1位または2位にランクインしている。1976年以降に実施されたニューハンプシャー州民主党予備選計9回のうち5回は同州勝者が、残り4回では2位の候補が、その後の党大会で民主党公認候補に指名されている。
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 民主党予備選の誓約代議員数は2州合計しても全国の2%も満たないが、その重要性を軽視した選挙戦略を組んだ候補は失敗してきた。

 2008年共和党予備選でルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は序盤戦4州での選挙活動をないがしろにし、代議員数がより大きいフロリダ州に焦点をあててキャンペーンを展開した。だが、序盤戦から数週間後のフロリダ州予備選で、ジュリアーニ氏は序盤での苦戦から立ち直れず撤退に追い込まれた。2020年民主党予備選では、長期にわたり全米支持率でトップを維持していたバイデン候補もアイオワで4位、ニューハンプシャーで5位と苦戦している。


 序盤戦2州の結果が重要であった歴史が2020年大統領選でも繰り返されれば、7月指名の民主党公認候補はサンダース候補とブティジェッジ候補のいずれかに絞られることになる。クロブシャー候補、バイデン候補、エリザベス・ウォーレン候補(70歳)、そしてまだ予備選に参戦さえしていないマイケル・ブルームバーグ候補(77歳)はいずれも撤退の運命にあるのだろうか。

 しかし、今回はこの歴史が繰り返されない可能性も大いにあるとみられている。サンダース候補とブティジェッジ候補は、いずれも本選では不安が残るというのがその理由で、今後、マイノリティが多い州での戦いでほかの候補が挽回する余地もある。また、序盤戦の順位以上に重視されるのが事前予想との比較で、サプライズで3位に入ったクロブシャー候補は今後の予備選でも注目を集めそうだ。
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 予備選は多種競技にたとえられることもある。2月初旬〜3月初旬にかけて行われる序盤4州での戦いとスーパーチューズデーは、陸上競技の5種競技(ペンタスロン)に似ているといわれる。

 初戦アイオワ州党員集会(2月3日実施)は熱意のある支持者が党員集会に集まるため、候補がどれだけ組織力を保持しているかを競う。次ぐニューハンプシャー州予備選(2月11日実施)は開放型予備選であることから、共和党および民主党の支持層を上回る数の無党派層の支持確保を競う。そして3つめのネバダ州党員集会(2月22日)は組織力に加えてヒスパニック系の支持確保を競う。4つめのサウスカロライナ州予備選(2月29日)では黒人の支持確保を競う。そして14州で同日実施のスーパーチューズデーでは、広範囲の民主党支持者にどれだけリーチできるかを競う。

5605チバQ:2020/02/13(木) 09:52:49
■「絶望的」の烙印が押されたバイデン氏

 バイデン候補は序盤戦の2州で勝てず、支持率ではトップを維持する月末のサウスカロライナ州予備選勝利で、挽回を狙っている。2月11日、ニューハンプシャー州予備選の集計が終わる前に、サウスカロライナ州に向けて飛び立った異例の行為も、それを象徴したものだ。サウスカロライナ州は窮地に陥っているバイデン候補にとり、命綱だ。

 だが、今や予備選でのバイデン氏の勝利は絶望的といえる。首都ワシントンで選挙分析で知られる政治アナリストのチャーリー・クック氏は、バイデン氏をすでに「ゾンビ候補」と称し、もはや勝ち目がないとの烙印を押している。


 苦戦したニューハンプシャー州予備選からサウスカロライナ州予備選までは、18日もあり、その間、ネバダ州党員集会そしてテレビ討論会が2回開催される。「勝てる候補」を売りにしてきたバイデン候補は序盤の2戦で信頼を失ったため、南部黒人票といった「ファイアウォール(防火壁)」も今や崩壊寸前だ。バイデン候補はネバダ州党員集会で上位につけ、翌週のサウスカロライナ州予備選で圧勝しなければ復活できないと思われるが、その可能性は遠のいている。ただ、選挙資金が続く限りは、予備選に残る可能性がある。
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 民主党予備選は今後、左派レーンと穏健派レーンの2つで争われる見通しだ。左派レーンはサンダース候補でほぼ固まった。主張の近いウォーレン候補はニューハンプシャー州で4位と、先頭集団に大差を付けられたからだ。今後、リベラル派のウォーレン支持者はサンダース支持にシフトすることが想定される。

 一方、穏健派レーンにはバイデンの急失速で新たな空間が生まれた。そこにはブティジェッジ候補とクロブシャー候補が食い込んだ。だが、ブティジェッジ候補はいまだに黒人からの支持がほとんど得られておらず、このままでは月末のサウスカロライナ州予備選で大敗し、その直後のスーパーチューズデーで失速するリスクもある。ブティジェッジ候補は地元サウスベンド市で黒人警察官トップの解雇や白人警察官が黒人男性を射殺した事件への対応などをめぐって、黒人からは批判を受けている。
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 しかし、ワシントンポスト紙の最新世論調査によると、クロブシャー候補への黒人からの支持もゼロ。ブティジェッジ候補の2%すら下回る。彼女も黒人問題ではスキャンダルを抱える。地元ミネソタ州の検察官であったころに無実の黒人青年に終身刑を科したと非難されており、地元黒人指導者らが現在、選挙活動の中止を求めている。また、知名度が低く、今後、予備選が行われる州での選挙キャンペーンも手薄であると懸念されている。

5606チバQ:2020/02/13(木) 09:53:01

■ワイルドカードはブルームバーグ氏

 こうした状況の中、3月3日のスーパーチューズデーから参戦予定のブルームバーグ氏が資金力そして大量の選挙スタッフを投じて、台頭する可能性が注目されている。つまり、5種目目から参加して追い上げを図り、スーパーチューズデー以降の選挙戦で大逆転する離れ業を狙っているのだが、民主党予備選で誰も大幅にリードしない状況が続けば、その戦略は功を奏するかもしれない。

 ブルームバーグ氏は穏健派レーンですでにバイデン支持の切り崩しを始めている。ブルームバーグ氏の黒人からの支持率は全国平均で上昇傾向にある。しかし、ニューヨーク市長時代の2015年に、黒人やヒスパニック系を標的にした警察官による取り締まりを擁護している講演の音声を、2月11日にサンダース陣営が公開。拡大してきた黒人による支持が止まり、今後、批判が広がるリスクがある。また民主党内で反富裕層の感情が高まっていることも、ブルームバーグ氏にはマイナスだ。
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 ブティジェッジ、クロブシャー、バイデン、そしてブルームバーグと候補の混み合う穏健派レーンは誰もが支持拡大で問題を抱えている。穏健派レーンで選ばれた候補で民主党支持者が団結しなければ、左派レーンを率いるサンダース氏が恩恵を享受することになる。

 アメリカ政治では大統領を国民が選ぶ際に「民主党支持者は(候補者に)恋に落ち、共和党支持者は共に並ぶ(Democrats fall in love, Republicans fall in line)」と言われている。これまで大統領選の本選を制してきた民主党候補は、ジミー・カーター大統領(1976年大統領選)、ビル・クリントン大統領(1992年)、バラック・オバマ大統領(2008年)など、いずれも、ワシントンを破壊しようとするアウトサイダーで民主党支持者が恋に落ちた結果であった。初当選時には、いずれも対抗馬よりワシントンでの経験は浅かったか、あるいはまったくなかった。

5607チバQ:2020/02/13(木) 11:08:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000137-kyodonews-int

米民主指名、非主流2候補好発進 重鎮バイデン氏は瀬戸際


2/12(水) 19:30配信

共同通信







米民主指名、非主流2候補好発進 重鎮バイデン氏は瀬戸際


11日、米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで、集会に出席する民主党サンダース上院議員。予備選に勝利した(ゲッティ=共同)


 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選でトランプ大統領(73)と対決する民主党の候補指名争いは11日、序盤2戦を終え、左派サンダース上院議員(78)と中道若手の前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)の非主流派2候補が好スタートを切った。第3戦となる22日の西部ネバダ州党員集会が試金石となる。本命視された主流派の党重鎮バイデン前副大統領(77)は序盤で振るわず、瀬戸際に立たされた。

 第4戦の29日の南部サウスカロライナ州予備選を含め、非白人層に支持を広げられるかどうかが鍵を握る。

5608チバQ:2020/02/16(日) 22:15:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2002140025.html
【米大統領選】民主序盤優位の2氏 非白人票の獲得が至上課題
2020/02/14 16:09産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争い序盤で健闘しているブティジェッジ前サウスベンド市長とクロブシャー上院議員が、中南米系や黒人といった人種的少数派の支持獲得という課題に直面している。第3戦の西部ネバダ州党員集会(22日)は中南米系票、続く南部サウスカロライナ州予備選(29日)は黒人票の行方が勝敗を分けるとされる。非白人有権者の間での知名度が非常に低い両候補にとって、両州で結果を残せなければ、急失速する事態にも陥りかねない。

 ブティジェッジとクロブシャー氏は13日夜、ラスベガス市内で開かれた有力中南米市民団体「統一ラテンアメリカ系市民連盟」(LULAC)の会合に出席し、出席者らに支持を訴えた。スペイン語を話せるブティジェッジ氏は、英語とスペイン語で司会者の質問に答えるなどして聴衆へのアピールを図った。

 ともに中西部出身の中道穏健派である両氏は、指名争いの初戦、アイオワ州党員集会と続くニューハンプシャー州予備選の突破を至上課題としてきたため、非白人有権者向けの選挙活動まで手が回っていない。

 また、ブティジェッジ氏とクロブシャー氏のそれぞれの出身州であるインディアナとミネソタは白人が人口の8割以上を占め、両氏は中南米系や黒人の地位向上に向けた政策にほとんど取り組んでこなかった。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめたネバダ州での平均支持率では、首位のバイデン前副大統領が21%、サンダース上院議員が17・5%なのに対し、ブティジェッジ氏は7%、クロブシャー氏は3%にとどまる。

 また、キニピアック大が10日発表した世論調査によると、黒人有権者の間でのブティジェッジ氏の支持率は4%、クロブシャー氏に至っては0%だった。

 3月3日に全米14州などで一斉に予備選・党員集会が実施される「スーパーチューズデー」では、国内でも最大規模の中南米系人口を抱えるカリフォルニア州とテキサス州でも予備選が行われる。他州でも、広範な層の有権者から支持を得られなければ勝利はおぼつかない。

 ネバダとサウスカロライナでの結果は、ブティジェッジ氏とクロブシャー氏がスーパーチューズデー以降の指名争いで躍進できるかどうかを占う重要な試金石となりそうだ。

5609チバQ:2020/02/16(日) 22:20:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200215X049.html
第3戦、サンダース氏勢い=ブティジェッジ氏は浸透遅れ―米大統領選・世論調査
2020/02/15 09:38時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦となる西部ネバダ州党員集会が22日、開かれる。地元紙ラスベガス・レビュージャーナルが14日発表した世論調査によると、第2戦を僅差で制した急進左派のサンダース上院議員に勢いがある。

 同紙は第2戦のニューハンプシャー州予備選があった11日から13日にかけて調査を実施。サンダース氏は支持率トップの25%で、ネバダ州でこれまで首位だったバイデン前副大統領(18%)を上回った。

 初戦、第2戦で躍進したブティジェッジ前サウスベンド市長は浸透が遅れ、クロブシャー上院議員とともに5位タイの10%。3位はウォーレン上院議員(13%)、4位は慈善活動家ステイヤー氏(11%)だった。

5610チバQ:2020/02/16(日) 22:35:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000015-asahi-int
「ゲイが大統領になる国でない」民主新星への発言に波紋
2/16(日) 12:00配信朝日新聞デジタル
「ゲイが大統領になる国でない」民主新星への発言に波紋
4日にあった一般教書演説の途中で、トランプ大統領の妻のメラニアさんから「大統領自由勲章」を贈られるラッシュ・リンボー氏=AP
 米大統領選に向けた民主党の候補者争いで、同性愛を公表しているピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)の支持が伸びるなか、トランプ大統領に近いラジオ司会者が、「米国はまだ、ゲイが大統領に当選できる国ではない」と発言し、波紋を広げている。発言に対しては民主、共和の両党から批判が出ているが、トランプ氏の周辺が今後もこうした攻撃をする可能性はある。

 発言をしたのは、トランプ氏の熱心な支持者として知られるラッシュ・リンボー氏(69)。12日、自らの番組でブティジェッジ氏の名を挙げ、「討論会のステージで、男の中の男、トランプ氏の隣で夫にキスをする男はどう見える?」などと語り、民主党の支持者が敬遠するのではないか、と推測。「米国はまだ、ゲイが大統領に当選できる国ではない」と述べた。

 リンボー氏の発言を受けて、ブティジェッジ氏と候補者指名を争うジョー・バイデン前副大統領は「(トランプ)政権の堕落の一端だ」と批判。共和党の重鎮、リンゼー・グラム上院議員もAP通信に、「米国の現状を見誤っている。この国は、性的指向を理由に、資格がないとみなすようなことはしない」と否定的な意見を語った。

 2年前に同性婚をしたブティジェッジ氏は、コメントを公表していない。ただ、13日の集会では、「私は、結婚にも夫にも誇りを持っている」と話した。

朝日新聞社

5611チバQ:2020/02/17(月) 08:54:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200216-00034137-bunshun-int

「出会い系で同性婚」「マッキンゼー出身」「アフガン従軍」民主党の新星ブティジェッジはトランプと戦えるか?


2/16(日) 6:00配信

文春オンライン







「出会い系で同性婚」「マッキンゼー出身」「アフガン従軍」民主党の新星ブティジェッジはトランプと戦えるか?


ブティジェッジはどこまで支持を広げられるか ©AFLO


 民主党出身のアメリカ大統領には共通する3要素がある。それは、若いこと、エリート中のエリートの学歴と経歴を持ち合わせていること、そして演説がうまいことだ。オバマ大統領も、クリントン大統領も、ケネディ大統領もこの3つを持ち合わせている。

【画像】同性婚した夫のチャスティン氏と壇上で見つめ合うブティジェッジ氏

 今回の大統領選挙でも、この条件にぴったり合う候補者が1人いる。それが、38歳のピーター・ブティジェッジである。

 アイオワ州の民主党予備選挙では、下馬評1位だったバーニー・サンダース(78)を押さえて1位。ニューハンプシャー州でも、サンダースに僅差で負けはしたものの2位につけ、一時は支持率でトップを走ったエリザベス・ウォーレン(70)を獲得率で3倍近く引き離した。
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「目を瞑って聞くとオバマのようだ」

 38歳という若さに加え、スマートな経歴とよどみない爽やかな演説で指名争いのトップグループに駆け上ってきたブティジェッジ。彼はどんな人物なのか。

 ブティジェッジは、ハーバード大を優秀な成績で卒業後、アメリカでもっとも優秀な学生が手にすると言われるローズ奨学金に選ばれ、英オックスフォード大学に留学する。ローズ奨学金はクリントン大統領も手にしているが、全米で選ばれるのは約30人。在学生が選ばれた大学は、その学生のために大学主催で盛大なパーティをするほど栄誉のある賞である。

 その後、ブティジェッジは、エリート集団のコンサルティング大手マッキンゼーで働く。趣味のピアノの腕前はプロ並みで、複数の語学も堪能だ。父親の母国語であるマルタ語をはじめ、ヨーロッパの言葉はほとんど話せると言われている。

 よどみない演説は、ハーバード大の先輩であるオバマ大統領を彷彿させる。「目を瞑って聞くとオバマ大統領のようだ」とインタビューで語る支持者もいるほどだ。ちなみに、クリントン大統領もオバマ大統領も、ブティジェッジと同じように、とても勝てるとは思えない位置から予備選の演説で支持者の心を掴んできた。

 今回の大統領選で名乗りを上げるまで、ブティジェッジは、インディアナ州の人口10万人ほどのサウスベンド市の市長をつとめる無名の政治家であった。

 そのため立候補当時、各メディアは共通して困ったことがあった。名字の発音の仕方がわからなかったのである。

 若者に一番人気のあるテレビ番組「デイリー・ショー」では、大統領選を伝えるキャスターやコメンテーターが、ブティジェッジの発音に困る動画を集めて特集を組んでいたほどだ。この番組は大学生の政治知識になっていると言われるほどの人気番組だ。

 徐々に注目を集めると、この番組で「ブティジェッジって誰?」という特集ビデオが作られた。そして、最後に司会者のトレーバー・ノアはこう語った。

「いくら探しても悪いところがないんだ! 完璧なんだ」

5612チバQ:2020/02/17(月) 08:55:06
ネットでパートナーと出会う

 彼の経歴を見ると、エリート街道を苦労なく歩いてきたようにみえるが、そうとも言い切れない部分がある。

 ブティジェッジは、ゲイであることを公表している。2019年4月に立候補宣言した時も、テレビ討論会に出た時も、同性婚をしたチャスティンが一緒にいた。会場ではハグし、キスもしあう。

 しかし、同性愛者であることを公表したのは2015年。ここに来るまでの道は容易ではなかったことが窺える。

「ニューヨークタイムズ」に掲載されたハーバード時代の同級生のインタビューによれば、当時はハーバードといえども、まだゲイ反対の空気が強かったという。そんな中、ブティジェッジは「男らしさ」に対して努力していた。例えば、低い声で演説する練習をしていたという。ガールフレンドがいたこともある。ブティジェッジによると、自分がゲイだと確信した20代の時から、ゲイであることがわかると自分が夢見る将来がなくなる、という恐怖を感じながら、もがいていたという。

 大統領選の中でも、難しい立場に置かれることもある。今年2月3日、アイオワ州の民主党予備選挙の際には、「ピート市長がゲイだとは知らなかった。私の票を返して欲しい」と語気を強める女性の姿が報じられて話題になった。対応した民主党のスタッフが「あなたは彼の政策が気に入って投票したんでしょ。ゲイかどうかなんか関係ないんじゃないの」と諌めた言葉も全米のニュースを駆け巡った。アメリカでは、宗教的な背景もあって同性愛は敏感な話題なのだ。

 最近では、映画だけではなくテレビドラマにも、同性婚の設定が出てくるようになった。それでも、アメリカの大統領が同性婚を認めたのはオバマ大統領の再選の大統領選時(2012年)で、ほんの8年前。その際もオバマ大統領は悩みに悩み、自分で演説原稿を書いたエピソードが知られている。

 1982年生まれのブティジェッジにとっても、カミングアウトは容易なものではなかったのだろう。政治的野心を持つ彼は、カミングアウトした上で有権者から「パーフェクト」と言われるために、それ以外の経歴を追求してきたかのようにも見える。

 その一つが、軍の経験だ。ブティジェッジは2009年に予備役に登録。2010年インディアナ州の財務長官に立候補して共和党候補に破れて落選するが、翌年にサウスベンド市長に29歳の若さで当選、1期目の任期中の2014年に7カ月の休みを取ってアフガニスタンに従軍する。ここでの経験から覚悟を決め、2015年に満を持してカミングアウトし、2018年に同性婚することになる。

 夫となるチャスティンと出会ったのは、出会い系アプリ「Hinge」だ。ブティジェッジがプロポーズをし、チャスティンはブティジェッジの名字を名乗るようになる。2019年5月には、2人は夫婦として「タイム」誌の表紙を飾っている。いま、ブティジェッジが演説をし、そして夫と抱き合いキスする姿や一緒にインタビューを受ける姿を見ると、今が一番彼にとって安らかな時間なのだろうな、と思えてしまう。彼の人生は、今始まったばかりとも言えるのだ。

5613チバQ:2020/02/17(月) 08:55:21
若者からの支持は低迷

 ブティジェッジは今後、支持を広げられるのだろうか。

 白人男性の有権者には、基本的に共和党が強い。民主党内では、若者、女性、人種・宗教といったマイノリティ票の獲得が重要になる。

 民主党の大統領候補のトップ4の候補者は、ブティジェッジ以外は、サンダースも、バイデン(77)も、ウォーレンも70歳代。コメディ・ショーでは、この3人の討論会でのやり取りは、物忘れする年寄りの茶飲み話として茶化されている。

 だが、21世紀になってから成人した「ミレニアル世代」の人気は、自らを「社会主義者」と言うサンダースが一番だ。この世代の旗手として知られる、史上最年少の女性下院議員、アレクサンドリア・オカシオ゠コルテスは、サンダースへの支持を公言し選挙イベントに帯同する。

 特に、若者には「大学授業料フリー」と声高に叫ぶ演説が圧倒的に支持されている。アメリカでは、大学生1人に年1000万円の教育費がかかると言われており、大学を卒業するときにはほとんどの学生が教育ローンを背負っている。中学校の卒業式で「この学校のシナモンパイは美味しい、フリーにすべき!」とサンダースを真似する演説動画が全米で話題になるほど、サンダースの演説は子供にまで理解されている。

 一方のブティジェッジは、ミレニアル世代からの支持は低く、どちらかというと、有権者の年齢を上がるほど支持が高くなる傾向がある。ミレニアル世代から見ると、エリートすぎて友達になりにくい「先生のお気に入り」のような存在と認識されてしまっているようだ。

 今回のニューハンプシャーの予備選挙で、ブティジェッジのライバルとして頭角を表したのは女性候補の1人、59歳のエイミー・クロブシャーだ。3期目の上院議員だが、ニューハンプシャー州の予備選挙の直前のテレビ討論会でディベート力を見せつけ、注目が集まっている。政策は、ブティジェッジと同じ現実的な中道派である。

5614チバQ:2020/02/17(月) 08:55:32

LGBTQグループはブティジェッジをどう見るのか

 最後に、ゲイをカミングアウトしているブティジェッジに対する、LGBTQグループの思いを紹介しよう。

 LGBTQグループの胸中は複雑だ。彼らにインタビューすると、カミングアウトした人が大統領候補の一角に入っていることに驚き、そして喜んでいる。だが、それを表現してはいけないのではないか、と思っている人も少なくない。カミングアウトしていない人にとっては、彼を支持していると自分自身のこともバレてしまうのではないか、という不安もあるという。

 ブティジェッジの政策は、社会主義者を自認するサンダースやウォーレンに比べると、マイノリティにそれほど優しいものではない。だが、ブティジェッジが政策について語らなくても、ゲイという背景から「マイノリティにとっては気持ちをわかってくれる人」という思いに繋がっている部分もあるだろう。

 ブティジェッジが序盤から順調なのは、12月までの世論調査では表に出なかった「隠れブティジェッジ票」があったのではないか。それが、アイオワ州、ニューハンプシャー州で、票として出現したのかもしれない。

 今後、予備選はマイノリティの多い州に移っていく。これからのブティジェッジへの支持の広がりに注目したい。
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横江 公美/週刊文春デジタル

5615チバQ:2020/02/18(火) 15:01:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00000008-jij-n_ame

ブルームバーグ氏を警戒 支持率3位に、主要候補ら批判強める 米大統領選


2/18(火) 7:17配信

時事通信







ブルームバーグ氏を警戒 支持率3位に、主要候補ら批判強める 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争うブルームバーグ前ニューヨーク市長=4日、中西部ミシガン州デトロイト(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争う主要候補はこの週末、支持率を急上昇させているブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)に対し、相次いで攻撃を仕掛けた。

 ブルームバーグ氏が参戦するのは3月からだが、その並外れた資金力に警戒感が強まっている。

 ブルームバーグ氏は1981年に米大手情報サービス「ブルームバーグ」を創業し、金融情報端末の販売などで富を築き、世界9位の資産家とされる。既にテレビCMに約400億円の私財を投入、序盤戦で戦力の多くを使い果たす他候補を尻目に、全国的な知名度を上げてきた。

 キニピアック大の今月の世論調査によると、支持率は前月比7ポイント増の15%となり、サンダース上院議員(25%)、バイデン前副大統領(17%)に次ぐ3位につけている。

 サンダース氏は15日の演説で、ブルームバーグ氏が過去に最低賃金引き上げや富裕層増税に反対してきたと紹介し、「トランプ大統領を倒すには高投票率が必要だが、そのための興奮や熱狂を生み出すことは彼にはできない」と批判した。

 バイデン氏は16日、ブルームバーグ氏がオバマ前大統領との近さを誇示するCMを流していることについて、「突然大親友にでもなったかのようだが、オバマ氏は彼を支持しないだろう」と指摘。ブティジェッジ前サウスベンド市長も、過去の女性差別的な言動をめぐる報道について「彼は答えなければいけない」と求めた。

 出馬表明の遅かったブルームバーグ氏は、14州の予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーから参戦する。バイデン氏がこのまま失速し、ブティジェッジ氏が勢いを全国に広げられなければ、サンダース氏に対抗する穏健派の軸として期待が集まる可能性もある。

5616チバQ:2020/02/18(火) 15:02:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000550-san-n_ame

米大統領選 民主ネバダ州、アイオワ混乱の「二の舞」懸念 電子集計の訓練なし


2/17(月) 17:48配信

産経新聞



 【ワシントン=平田雄介】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦となる22日の西部ネバダ州党員集会で、初戦のアイオワ州党員集会に続き集計トラブルが再発することへの懸念が出ている。ネバダ州民主党は、アイオワ州で混乱の原因となった集計アプリの使用を予定していたが、とりやめると説明。しかし、代替システムがどこまで整ったかは明らかでなく、関係者の間では不安が募る。

 3日のアイオワ州党員集会では、各会場の集計結果を送信するアプリの不調から開票結果の確定が遅れている。12日にはアイオワ州民主党のプライス委員長が責任をとって辞任すると表明した。

 アイオワ州での混乱を受け、ネバダ州民主党のマカディー委員長は4日、ツイッターで「アイオワのアプリは使わない」と発言。複数の米メディアは、ネバダ州では州民主党が購入したアップルの携帯型端末「iPad(アイパッド)」を各会場の責任者に配布し、集計結果を取りまとめるもようだと伝えた。

 ただ、iPadをどう使うのかについて州民主党の発表はない。事前搭載されたグーグルのアンケートフォームを使うとの見方もあるが、専門家は米紙ワシントン・ポストに「党員集会に合わせた仕様に作り替えるには向いていない」と指摘。党員集会運営ボランティアのモリソンさんは「集計作業の実地訓練もなされていない」と訴えた。

 ネバダ州では今回、期日前投票(15〜18日)を導入。22日の本番では、各会場の支持表明と期日前投票の結果を合わせて集計する。作業が複雑になるため、州民主党は電子集計で効率化したい考えだ。

 党員集会での支持表明は2度行う。1度目で全参加者の15%の支持を得られなかった候補は脱落する。脱落候補を支持した人は、2度目の支持表明で他候補の支持に回ることができる仕組みだ。

 米メディアによると、州民主党は集計トラブルに備え、集計した支持表明者の数を手元に記録し、電話で州全体の集計会場に伝える従来の方式も準備する。

5617チバQ:2020/02/18(火) 15:03:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000006-jij-n_ame

米民主新星、同性愛批判に反論 「家族観の説教受けない」 大統領選


2/17(月) 6:30配信

時事通信







米民主新星、同性愛批判に反論 「家族観の説教受けない」 大統領選


ブティジェッジ前米サウスベンド市長(左)と夫のチャスティンさん=3日、アイオワ州デモイン(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争う新星ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)に対し、トランプ大統領に近いラジオ司会者が「米国人はまだ同性愛者を大統領として受け入れられない」と発言し、波紋を呼んでいる。

 ブティジェッジ氏は16日、CNNテレビで「私は夫をとても愛している。家族観について説教を受けるつもりはない」と反論した。

 ブティジェッジ氏をめぐっては、保守系ラジオ司会者ラッシュ・リンボー氏が12日、「正真正銘の男であるトランプ氏の横で、ブティジェッジ氏が彼の夫と抱き合うのを見たら人々にどう映るか」などと述べた。これに対し、民主党の他候補からも「差別的な人格攻撃」などと非難が相次いでいた。

5618とはずがたり:2020/02/19(水) 18:49:21

2020年1月22日 / 11:47 / 1ヶ月前
ヒラリー氏、サンダース議員を批判 「誰からも好かれず」
https://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-idJPKBN1ZL085

5619チバQ:2020/02/20(木) 21:41:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00050141-yom-int
討論会に初参加、前NY市長「トランプ氏倒すのは私だ」…米民主指名争い
2/20(木) 11:47配信読売新聞オンライン
討論会に初参加、前NY市長「トランプ氏倒すのは私だ」…米民主指名争い
19日、米ラスベガスで、テレビ討論会に参加するブルームバーグ前ニューヨーク市長(左)。右はウォーレン上院議員=AP
 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選(11月3日投開票)の民主党指名候補争いで、第9回テレビ討論会が19日、主要候補6人が参加してネバダ州ラスベガスで開かれた。支持率が急上昇中のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参加し、「トランプ大統領を倒し、ホワイトハウスで最も良い仕事が出来るのは私だ」と聴衆にアピールした。

 大富豪として知られるブルームバーグ氏は、広告費に巨額の私財を投じて認知度を拡大させており、直近の世論調査で支持率は2位まで上昇している。討論会で、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は、「この党をカネで買おうとする候補者が選ばれるべきではない」と述べ、ブルームバーグ氏を強く批判した。

 ネバダ州では党指名候補争いの3戦目となる党員集会が22日に予定されている。世論調査で首位に立つバーニー・サンダース上院議員(78)は「国民皆保険を基本的人権として認めるべきだ」と持論を展開し、支持を訴えた。

 初戦のアイオワ州党員集会と2戦目のニューハンプシャー州予備選で振るわなかったジョー・バイデン前副大統領(77)は「私こそがトランプ氏を倒せる。世論調査もそれを証明している」と強調し、挽回に意欲を示した。

5620チバQ:2020/02/20(木) 22:18:41
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN20D2JW.html
米国防総省ナンバー3のルード次官が辞表、「大統領が要請と理解」
2020年2月20日04時02分
 [ワシントン 19日 ロイター] - 米国防総省は19日、同省のナンバー3であるジョン・ルード次官(政策担当)が月末に辞任すると発表した。同省は理由を説明していない。

 ロイターが入手した辞表によると、ルード次官は国防総省による「増大する中国の脅威」への注力を含め、主要な政策に関与できたことついてトランプ大統領に謝意を表明。「大統領が私の辞任を要請したと理解している」とした。

 米政府内では、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に対する輸出制限などを巡り見解が対立。中国への輸出の一段の制限を求める声が一部で上がる中、トランプ大統領は前日、国家安全保障を口実として米製品の国外での販売が制限されることはあってはならないとの考えを示した。 

 ルード氏は米ロッキード・マーチン<LMT.N>出身。国防総省政策担当国防次官に2018年1月に就任した。同省の声明によると、後任が決まるまで、政策担当副次官の任務を務めているジェームズ・アンダーソン氏が暫定次官を務める。

5621チバQ:2020/02/21(金) 11:20:55
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200216-00034034-bunshun-int

8カ国語、海軍従軍、同性愛告白……米民主党 有力候補ブティジェッジの華麗な経歴と急所


2/16(日) 18:30配信

文春オンライン







8カ国語、海軍従軍、同性愛告白……米民主党 有力候補ブティジェッジの華麗な経歴と急所


巧みな演説にも定評がある &copy;共同通信社


 アメリカ人ですら発音しづらい名前の持ち主が、米大統領選、民主党候補指名争いを席巻している。

【写真】この記事の写真を見る

 2月3日、初戦となったアイオワ州の党員集会で、ピート・ブティジェッジ氏(28)は世論調査3位の前評判を覆し、バーニー・サンダース上院議員(78)を0.1ポイントの僅差で抑え、暫定首位に立った(2月11日現在)。

「予想外の不人気に見舞われたバイデン前副大統領の票が、ブティジェッジ氏に流れた」(外信部デスク)という。

 70代がひしめく候補者レースで、その若さが際立つブティジェッジ氏は、インディアナ州の中都市サウスベンド市の出身。ハーバード大学と英オックスフォードで学び、大手コンサル「マッキンゼー」で勤務。8カ国語を操り、輝かしい経歴を引っ提げ、地元サウスベンド市の市長に当選したのは29歳の時だった。

 8年間の市政では、いわゆる「ラストベルト」の一角をなす町において、中心部の再開発と新興企業の呼び込みなどで半世紀ぶりに人口増加を達成。しかも、市長時代、海軍予備役の将校としてアフガニスタンで従軍した異色の経歴をもつ。また同性愛を公表。18年にデートアプリで知り合った男性と結婚し、選挙集会で「夫」と壇上でキスを交わす場面も珍しくない。
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最大の弱点は、マイノリティと若者の支持が集まらないこと

 そんな話題性には事欠かない経歴だが、政策についての評は聞こえてこない。

「その経歴から急進的なリベラルとみられがちだが、中道左派です。サンダースやウォーレン上院議員など、民主党の急進左派のお題目ともいえる国民皆保険はバラマキだと批判。その一方で、トランプ氏が実績としてアピールする連邦法人税の減税も批判し、時給15ドルへの最低賃金の引き上げを掲げるものの、目玉といえる政策がないのが実情です」(現地特派員)

 最大の弱点は、マイノリティと若者の支持が集まらないことだという。

「第3戦のネバダでは中南米系のヒスパニック、第4戦のサウスカロライナでは黒人の支持率が伸びていない。市長時代にマイノリティ対策を取らなかったと指摘されていますが、同性愛に不寛容な黒人が多いとも分析されている。またフォーブス誌の調査で18〜29歳の間での支持率はわずか3%。同性愛の公表もアピール材料に組み込む姿に鼻白むミレニアル世代が意外に多い」(前出・デスク)

「第3の男」の思わぬ躍進に混乱する民主党。皮肉にもトランプ再選に、また一歩近づいたのかもしれない。
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「週刊文春」編集部/週刊文春

5622チバQ:2020/02/21(金) 15:23:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000539-san-n_ame

米大統領選 ネバダ州で22日に民主党の党員集会 非白人の支持が焦点


2/21(金) 14:22配信

産経新聞



 【ラスベガス=黒瀬悦成】11月の米大統領選での民主党候補指名に向けた西部ネバダ州党員集会が22日に実施される。指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で1位となり、全国支持率でもトップを走るサンダース上院議員(78)が優位を確保できるかなど、選挙序盤の行方を決する重要な一戦として注目が高まっている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめたネバダ州での世論調査では、20日時点の平均支持率トップはサンダース氏の30%で、2位のバイデン前副大統領(77)=16%=に14ポイント差をつけた。

 複数の選挙専門家は、現時点ではサンダース氏に勝算があるとしつつ、同氏の急進左派的な公約が州内の民主党支持者から警戒されていると指摘する。

 ネバダ州で最も影響力が強い組織の一つとされ、最大都市ラスベガスなどのサービス業従事者が加盟する「料飲業者組合」(組合員数約6万人)は20日の集会で「どの候補も支持しない」と表明し、先頭走者のサンダース氏を拒絶する立場を打ち出した。同氏が唱える「国民皆保険の実現」が、組合が長年かけて雇用主から勝ち取った保険システムの撤廃につながると懸念を強めているためだ。

 こうした動きは他州の組合にも波及する可能性があり、サンダース氏には逆風となりかねない。

 バイデン氏は、同州で一時は32・5%の支持率を誇ったが、最近は同じ中道穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)やクロブシャー上院議員(59)らに食われる形で支持率を減らしている。

 ネバダ大のロバート・ラング教授(公共政策)は「バイデン氏がネバダ州で2位に滑り込むことができれば、29日のサウスカロライナ州予備選以降の展望が開ける。返り咲きも可能だ」と指摘する。

 一方、中西部出身で支持層が白人に偏っているブティジェッジ氏とクロブシャー氏は、党員集会でヒスパニック(中南米系)と黒人にどれだけアピールできたかが今後、非白人の比率が高い南部や西部で勝ち抜けるかの指標となる。

 2016年の前回大統領選でのネバダ州民主党党員集会では、参加者の19%が中南米系、13%が黒人だった。同州での平均支持率は、ブティジェッジ氏14%、クロブシャー氏10%となっている。

 ネバダ州党員集会の注目度が初戦のアイオワ州党員集会や第2戦のニューハンプシャー州予備選にも増して高まってきたのを受け、15〜19日に行われた党員集会の不在者投票には、16年の党員集会の総参加者約8万4700人に迫る、約7万7千人が参加した。

5623チバQ:2020/02/21(金) 17:22:05
■2月03日 アイオワ州 党員集会 >>5593
26.4%  ブティジェッジ
25.7%  サンダース
18.3%  ウォーレン
15.8%  バイデン
12.2%  クロブシャー

■2月11日 ニューハンプシャー州 予備選 >>5604 州人口の92%は白人>>5589
26% サンダース
24% ブティジェッジ
20% クロブシャー
 8% バイデン

■2月22日 ネバダ州 党員集会 白人は51%、ヒスパニックが17%>>5589 
>>5609支持率
25% サンダース
18% バイデン
13% ウォーレン
11% ステイヤー
10% ブティジェッジ
10% クロブシャー

■2月29日 サウスカロライナ州 予備選 アフリカ系が州人口の27% >>5589

■3月3日 全米14州「スーパーチューズデー」



現在残っている候補
ジョー・バイデン
マイケル・ブルームバーグ
ピート・ブティジェッジ
トゥルシー・ギャバード
エイミー・クロブシャー
バーニー・サンダース
エリザベス・ウォーレン
トム・ステイヤー

5624チバQ:2020/02/25(火) 16:18:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00000057-mai-n_ame

急進左派サンダース氏連勝か 米民主党ネバダ党員集会 中南米系に浸透


2/22(土) 18:54配信

毎日新聞







急進左派サンダース氏連勝か 米民主党ネバダ党員集会 中南米系に浸透


米・ネバダ州


 11月の米大統領選の野党・民主党の指名候補争いの第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が22日(日本時間23日)に行われる。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が中南米系にも浸透し、支持を広げており、東部ニューハンプシャー州予備選に続き連勝する見通しが強まっている。

【動画】トランプ大統領の演説原稿を破り捨てた下院議長の挑戦状

 初戦の中西部アイオワ州党員集会と2戦目のニューハンプシャーはともに州民の大多数が白人だったが、ネバダは約3割が中南米系で、約1割が黒人。民主党は多様性を売り物にしており、候補にとってはネバダでの勝利は全米での支持拡大に向けた弾みとなる。

 エマーソン大などが19、20両日に実施した世論調査では、サンダース氏が30%で首位。ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が17%、ジョー・バイデン前副大統領(77)が16%と穏健派の両氏がほぼ横並びで続いている。

 エリザベス・ウォーレン上院議員(70)も12%、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も11%と2桁の支持率で、2位以下は混戦状態となっている模様だ。

 2016年にも指名獲得を目指したサンダース氏は、ラスベガス周辺などに選挙活動の拠点となる事務所を早々に構え、草の根運動で、米国の好景気を実感できない中南米系も含めた中間層や貧困層への浸透を図ってきた。

 当初はネバダで優勢とみられていたのはバイデン氏だった。だが、ラスベガスなどの観光産業で働く約6万人の「ホテル従業員労働組合」が13日に特定の候補を推薦しない方針を決定。労組の支援を当て込んでいたバイデン氏には痛手となった。労組票はバイデン氏に集中せず、他候補にも分散しているとみられている。

 ネバダでの勝利に自信を持つサンダース氏は、21日は3月3日に予備選がある西部カリフォルニア州でも集会を開催。ネバダではサンダース氏を応援する他州の州議会議員らがラスベガス郊外の事務所でボランティアらと集会を開き、「最後まで手を抜かずに戸別訪問を続けよう」などと気勢を上げた。

 バイデン氏はラスベガスでの集会で、サンダース氏について「銃規制の法案に後ろ向きだった」と批判した。ブティジェッジ氏もラスベガスで「個人の選択を維持していこう」と訴え、サンダース氏提案の政府主導の国民皆保険導入に反対する考えを強調した。

 立候補表明が遅れたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はネバダ党員集会と29日の南部サウスカロナイナ州の予備選には正式には参加していない。【ラスベガス(西部ネバダ州)古本陽荘、福永方人】

5625チバQ:2020/02/25(火) 20:49:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3269972.html
サンダース氏がキューバ擁護、民主党内ライバルから批判殺到
2020/02/25 12:01AFPBB News

サンダース氏がキューバ擁護、民主党内ライバルから批判殺到

米ネバダ州ラスベガスで行われた民主党候補者討論会の様子。左から、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長、エリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員、ジョー・バイデン前副大統領(2020年2月19日撮影)。(c)MARIO TAMA / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】11月に行われる米大統領選へ向けた民主党の指名候補争いで現在トップを走るバーニー・サンダース上院議員が、23日放送のテレビインタビューでキューバの故フィデル・カストロ元国家評議会議長の政策を一部擁護したためにライバル候補らの批判にさらされている。

 社会民主主義者を自称するサンダース氏は米CBSの報道番組「60ミニッツ」のインタビューで、1959年のキューバ革命後にカストロ議長が率いた識字率向上事業はおおむね成功したと述べ、「フィデル・カストロがやったことだとしても、それは悪いことなのか?」と問いかけた。さらに、「キューバ政権の独裁的な性格」には反対すると強調しつつ、その政権が長年にわたり行ってきたこと全てを誤りだとするのは不当だと述べた。

 サンダース氏はキューバについて、反体制派を弾圧していると非難もしたが、ライバルらは、サンダース氏の社会民主主義路線を阻む批判の機会を逃しはしなかった。

 ジョー・バイデン前副大統領の選挙顧問クリストバル・アレックス氏は、サンダース氏には昔から独裁的な指導者たちの理念を信奉する傾向があると批判。「バーニー(サンダース氏)の発言は、フィデル・カストロ、ニコラス・マドゥロ(ベネズエラ大統領)、ダニエル・オルテガ(ニカラグア大統領)らが、今ここに米国人として住む人々を含む大勢に与えた痛みや苦しみを理解していないことを示している。さらに悪いことに、サンダース氏は自身のイデオロギーのために、そうした国々での生活の現実が見えなくなっている」と述べた。

 またマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長はツイッターへの投稿で、「フィデル・カストロは強制労働収容所や宗教弾圧、貧困のまん延、銃殺隊、大勢の自国民の殺害といった負の遺産をもたらした。だがそうだな、バーニー、彼の識字率向上事業についてならば話そう」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

5626チバQ:2020/02/25(火) 20:51:03
https://www.sankei.com/world/news/200225/wor2002250009-n1.html
【米大統領選】ネバダ党員集会、サンダース氏が圧勝 集計終了
2020.2.25 09:14
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向け22日に実施された民主党候補指名争いの第3戦、西部ネバダ党員集会は24日、全ての集計が終了し、急進左派のサンダース上院議員(78)が得票率46・8%で圧勝した。サンダース氏は第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選(11日)に続く連勝。3月3日に全米14州などで実施される指名争いの最大の山場、「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた。

 一方、バイデン前副大統領(77)は得票率20・2%で2位につけ、今月29日の南部サウスカロライナ州予備選に望みをつないだ。バイデン氏は党員集会で黒人票を最も多く獲得しており、黒人が人口の27%を占める同州で再起を期したい考えだ。

 ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は14・3%で3位、左派のウォーレン上院議員(70)が9・7%で4位となった。ニューハンプシャー州予備選で健闘が目立ったクロブシャー上院議員(59)は4・2%で6位に終わった。

 ブティジェッジ氏とクロブシャー氏は多様な人種を抱えるネバダ州で不振に終わり、民主党の重要な支持基盤である中南米系や黒人などの民族的少数派の間で支持が広がっていない現状を露呈した。ウォーレン氏は、サンダース氏との「左派対決」で劣勢が一層鮮明になってきた。

5627チバQ:2020/02/25(火) 20:52:38
https://mainichi.jp/articles/20200224/ddn/001/030/001000c
米大統領選 サンダース氏連勝 民主第3戦、バイデン氏に大差
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月24日 大阪朝刊
 11月の米大統領選に向けた野党・民主党候補の指名争いの第3戦・西部ネバダ州党員集会が22日、行われた。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が2位に大差をつけ勝利を確実にした。11日の東部ニューハンプシャー州予備選に続く連勝となった。(2面に「米国の選択」)

 従来の支持層の若年層だけでなく、中南米系の支持も得たサンダース氏は南部テキサス州で「ネバダで世代や人種を超えた支持を集めることができた。全米での勝利につながる」と勝利宣言。初戦の中西部アイオワ州党員集会は暫定結果で僅差の2位で、現段階で「フロントランナー」であることを印象付けた。

 ネバダ州の人口の約3割を占める中南米系は民主党の有力な支持層で、米メディアの入り口調査によると、サンダース氏がその過半数の支持を得た模様。中南米系の割合が比較的高く大票田の西部カリフォルニア州やテキサス州などの予備選がある3月3日のスーパーチューズデーに向け、弾みがついたことになる。

5628チバQ:2020/02/25(火) 20:54:21
https://www.cnn.co.jp/usa/35149827.html
次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード
2020.02.25 Tue posted at 15:35 JST

(CNN) 11月に行われる米大統領選で野党・民主党からの指名争いが行われるなか、4戦目となるサウスカロライナ州で、バイデン前副大統領とサンダース上院議員がリードしていることがわかった。NBCとマリスト大学が24日、調査結果を発表した。

投票する可能性の高い有権者の中でバイデン氏の支持率は27%、サンダース氏の支持率は23%だった。3位には支持率15%で実業家のスタイヤー氏が入った。2けたの支持率を得たのはこの3人だけだった。

以下、ブティジェッジ前サウスベンド市長が9%、ウォーレン上院議員が8%、クロブシャー上院議員が5%、ギャバード下院議員が3%となった。

今回の世論調査はサンダース氏が勝利した3戦目のネバダ州党員集会の前に行われた。

黒人層はまだバイデン氏を支持しているようだ。黒人層のうちバイデン氏支持は約35%。サンダース氏支持は20%、スタイヤー氏支持は19%だった。

今回の世論調査は、サウスカロライナ州でバイデン氏とサンダース氏が誤差の範囲内の接戦となっていることを示唆する3つ目の調査結果となった。これまでは、同州ではバイデン氏がリードを保っていた。

FOXニュースの1月の世論調査では投票する可能性の高い有権者のうち36%がバイデン氏を支持していた。しかし、その一部はサンダース氏支持に回っている。

NBCとマリスト大の世論調査は2月18日から21日の間にサウスカロライナ州の成人2661人に対して行われた。誤差の範囲はプラスマイナス2.4ポイント。

5629チバQ:2020/02/25(火) 20:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200224-00000070-kyodonews-int
サンダース氏、非白人票狙う 中道候補ら独走阻止へ懸命
2/24(月) 16:17配信共同通信
サンダース氏、非白人票狙う 中道候補ら独走阻止へ懸命
23日、米テキサス州オースティンの選挙集会で演説するサンダース上院議員(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤戦を優位に進める左派サンダース上院議員は23日、南部テキサス州ヒューストンでの集会で「黒人、白人、ヒスパニック(中南米系)、先住民、アジア系の労働者や若者が投票すれば、(共和党が強い)テキサスでも勝てる」と訴え、幅広い人種層に打倒トランプ大統領に向けた支持を求めた。

 29日の南部サウスカロライナ州予備選と、多くの予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーを控え、中道候補らはサンダース氏の独走を阻止しようと懸命だ。

5630チバQ:2020/02/25(火) 20:58:01
https://www.fnn.jp/posts/00050442HDK/202002251800_tarokimura_HDK
米民主党は48年前の記録的大敗を繰り返すのか トランプ大統領はサンダース氏との対戦を望む?

木村太郎
カテゴリ:ワールド
2020年2月25日 火曜 午後6:00

サンダース氏はジョージ・マクガバン氏の再来か

米民主党の大統領選候補者選びで躍進する左派のバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)は、48年前に歴史的大敗を喫した民主党左派のジョージ・マクガバン候補の再来なのだろうか?

マクガバン氏も上院議員(サウス・ダコタ州選出)で、1972年の大統領選で共和党のリチャード・ニクソン氏と戦ったが、全米51の州と地区の内、マサチューセッツ州とワシントンDCで勝利しただけで出身地のサウス・ダコタ州でも敗れ、選挙人の数で520対17という大差で敗れた。

当時はベトナム戦争末期で、マクガバン氏は「ベトナムからの米軍の即時撤退」や「軍事費の削減」を約束し、国内的にも「差別の廃止」や「大麻の合法化」さらには「全国民に1000ドル(当時の為替換算で約30万円)を給付する」ことなど米民主党としては極めて進歩的な政策を打ち出したが米国民には受け入れられなかった。

一方のサンダース上院議員は自ら社会主義者と自認しており、その政策も「国民皆保険」や「公立大学無料化」「大麻の合法化」など米民主党主流派からはかなり左側に寄ったもので、同上院議員が大統領候補になってもマクガバン氏同様に多くの国民の支持を得られないのではないかと危惧する声が民主党主流派から持ち上がっている。

二人の酷似点
そうした懸念を裏付けるように「バーニー・サンダースはジョージ・マクガバンである」と題した記事が、米国の有力な総合誌「ジ・アトランティック」電子版に掲載された。

筆者は同誌のスタッフライターのデレク・トンプソン氏で、実は「サンダース上院議員はマクガバン氏ではない」というテーマで執筆をしていった末、やはり二人は酷似しているとの結論に達したのだとか。

その理由としてトンプソン氏は、当初民主党の候補者選びで有力だったエドマンド・マスキー上院議員が夫人の問題で感情的になり涙を流して失脚したのでマクガバン氏が台頭したように、サンダース上院議員もジョー・バイデン前副大統領が息子の問題で勢いが失速した間隙を縫って躍進してきた経緯が共通しており、その支持母体も草の根の活動家であることも同じだとする。

また、政策的にも二人の主張はよく似ているだけでなく、マクガバン氏が「労働者たちは1932年(のルーズベルト大統領の)大改革の恩恵を被ってきた」と言えば、サンダース上院議員も「80年前、フランクリン・ルーズベルトは進歩的な改革をもたらした」とよく口にして二人ともルーズベルトの継承者であることを訴えている。

5631チバQ:2020/02/25(火) 20:58:19
トランプ大統領はサンダース氏との対戦を望んでいる?
違う点があるとすれば、マクガバン氏が戦ったニクソン大統領は当時60%もの支持率があったのに対し、トランプ大統領の人気はそこまで高くないので8年前のような大敗を喫する心配はないだろうとトンプソン氏は考える。

そのトランプ大統領は、22日(現地時間)のネバダ州の民主党党員集会でサンダース上院議員が勝利すると、次のようにツィートしている。
「クレイジーなバーニー(サンダース)が偉大な州ネバダでよくやっているらしい。バイデン や他の連中は弱いようだし、チビのマイク(ブルームバーグ元ニューヨーク市長)も大統領選討論史上最悪の出来から立ち直ることができなかったようだ。バーニーおめでとう。でも連中が邪魔しないように気をつけたほうがいいよ」

トランプ大統領は、サンダース上院議員との対戦を望んでいるように見えるのだが・・・

5632チバQ:2020/02/26(水) 13:24:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200225-35149827-cnn-int

次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード


2/25(火) 15:35配信

CNN.co.jp







次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード


サウスカロライナ州での支持率で首位を争うバイデン氏(右)とサンダース氏


(CNN) 11月に行われる米大統領選で野党・民主党からの指名争いが行われるなか、4戦目となるサウスカロライナ州で、バイデン前副大統領とサンダース上院議員がリードしていることがわかった。NBCとマリスト大学が24日、調査結果を発表した。

投票する可能性の高い有権者の中でバイデン氏の支持率は27%、サンダース氏の支持率は23%だった。3位には支持率15%で実業家のスタイヤー氏が入った。2けたの支持率を得たのはこの3人だけだった。

以下、ブティジェッジ前サウスベンド市長が9%、ウォーレン上院議員が8%、クロブシャー上院議員が5%、ギャバード下院議員が3%となった。

今回の世論調査はサンダース氏が勝利した3戦目のネバダ州党員集会の前に行われた。

黒人層はまだバイデン氏を支持しているようだ。黒人層のうちバイデン氏支持は約35%。サンダース氏支持は20%、スタイヤー氏支持は19%だった。

今回の世論調査は、サウスカロライナ州でバイデン氏とサンダース氏が誤差の範囲内の接戦となっていることを示唆する3つ目の調査結果となった。これまでは、同州ではバイデン氏がリードを保っていた。

FOXニュースの1月の世論調査では投票する可能性の高い有権者のうち36%がバイデン氏を支持していた。しかし、その一部はサンダース氏支持に回っている。

NBCとマリスト大の世論調査は2月18日から21日の間にサウスカロライナ州の成人2661人に対して行われた。誤差の範囲はプラスマイナス2.4ポイント。

5633チバQ:2020/02/28(金) 17:52:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000593-san-n_ame

米大統領選 トランプ陣営、黒人票取り込みに本腰 激戦州で


2/28(金) 16:49配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が11月の大統領選での再選の可能性を広げるため、黒人有権者の支持拡大に本腰を入れ始めた。民主党の伝統的な支持基盤である黒人層が大挙してトランプ氏に乗り換える公算は小さいものの、激戦州ではわずかな票の動きが選挙結果を左右するだけに、民主党から少しでも多くの黒人票を切り崩したい考えだ。

 トランプ氏は27日、米国での黒人の偉人の業績を振り返る恒例の「黒人歴史月間」(2月1日〜29日)の祝賀会をホワイトハウスで開催。同氏は「米国の歴史を通じ、黒人は平等と正義、自由のために戦ってきた」と称賛した上で「黒人の失業率は過去最低になった。黒人の給与も年間で2400ドルも上昇した」と政権の実績を強調した。

 トランプ氏は黒人向けの高等教育機関「歴史的黒人大学」に補助金を支給する法律に署名したほか、軽微な麻薬犯罪の服役囚を減刑・釈放する刑事司法制度改革に取り組むなど、黒人層を意識した政策を相次ぎ進めてきた。

 2016年の前回大統領選でトランプ氏の黒人の得票率は8%にとどまった。しかし、左派系の黒人政治団体「黒人の政治行動委員会(PAC)」が今月発表した世論調査では、黒人の12%が「トランプ氏に投票する」と回答した。トランプ陣営のパースケール選対本部長も26日、記者団に「黒人の支持率は前回選挙に比べ倍増した」と述べるなど、黒人層取り込みへの自信を強調した。

 陣営はトランプ氏の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問の指揮の下で「黒人戦略」を展開。26日には全米の激戦州の少なくとも15都市で黒人有権者向け広報センターを3月から開設すると発表した。

 センターが設置されるのは、トランプ氏の再選に向け勝利が義務づけられている南部フロリダ、ジョージア、ノースカロライナ、中西部ミシガン、オハイオ、ウィスコンシン、東部ペンシルベニアの各州。

 センターでは広報資料の配布や「ブラック・ボイセズ・フォー・トランプ(トランプ支持の黒人の声)」のロゴが入ったグッズの販売、有名人を呼んだイベントなどが行われる。また、トランプ氏は28日、民主党の予備選を翌日に控える南部サウスカロライナ州で支持者集会を開き、同州人口の3割近くを占める黒人へのアピールを図る予定だ。

5634とはずがたり:2020/03/02(月) 09:11:45

トランプに勝つにはなんらかのマイノリティの若手がいいんじゃないかなと思ってたけど残念だ。

米大統領選で民主党ブティジェッジ氏撤退へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000017-kyodonews-int
3/2(月) 8:31配信共同通信

 【ワシントン共同】米主要メディアは1日、大統領選の民主党候補指名争いで中道若手の前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)が撤退すると報じた。

5635チバQ:2020/03/02(月) 09:39:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000003-jij_afp-int

ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア


3/2(月) 8:47配信

AFP=時事







ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア


米サウスカロライナ州コロンビアで開いた選挙集会で演説するピート・ブティジェッジ氏(2020年2月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米メディアは1日、民主党の大統領選候補指名を争っていたインディアナ州サウスベンド(South Bend)の前市長、ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏(38)が、2月29日に行われたサウスカロライナ州予備選で低迷したことを受けて、大統領選からの撤退を決めたと伝えた。

【写真】演説するブティジェッジ氏

 米メディアによると、ブティジェッジ氏は3月1日中に選挙運動を正式に中止すると同氏の側近が語ったという。ほぼ無名だったブティジェッジ氏は急速に注目を集め、全国的な政治家になっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5636チバQ:2020/03/02(月) 09:45:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000005-jij-n_ame

バイデン氏、続くハードル サンダース氏なお有利 米民主指名争い


3/2(月) 7:05配信

時事通信







バイデン氏、続くハードル サンダース氏なお有利 米民主指名争い


2月29日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、バイデン前副大統領に声援を送る支持者(EPA時事)


 【コロンビア時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第4戦はバイデン前副大統領が圧勝し、今後に望みをつないだ。

 ただ、全国的には急進左派のサンダース上院議員がなお有利な状況。3日のスーパーチューズデーからは、バイデン氏と同じ中道派の大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長が参戦、「反サンダース」票を集約できるかも予断を許さない。

 「ほとんどの国民は『革命の約束』を望んでいない。欲しいのは約束でなく結果だ」。バイデン氏は29日の勝利宣言で、サンダース氏への対抗意識をむき出しにした。支持者からの「ジョー(バイデン氏)よ、行け」の連呼に、満面の笑みで応えた。

 バイデン氏にとって第4戦は「最後のとりで」だった。第2戦のニューハンプシャー州予備選で初戦に続く惨敗が濃厚になると、開票を待たずにサウスカロライナに飛び、この勝負に賭けてきた。

 サウスカロライナは黒人が多く、オバマ政権の副大統領だったバイデン氏への好感度は高い。州都コロンビアで投票を終えた黒人の男性(57)は「トランプ大統領を倒して全ての人を束ねてくれるのは彼しかいない」と期待を示した。

 だが、バイデン氏は14州の予備選が集中するスーパーチューズデーでは、大票田カリフォルニア州をはじめサンダース氏に後れを取っている。組織や資金力で上回るサンダース氏は29日夜、「たくさんの州がある。全てでは勝てない」と支持者に語り、最有力候補の余裕を見せた。

 突出した資金力でバイデン氏と中道派の票を争うブルームバーグ氏も、全国支持率で2位のバイデン氏に約2ポイント差に迫る。ブルームバーグ氏の陣営は29日、声明で「ブルームバーグは14州で活動してきた唯一の候補だ。火曜日を楽しみにしている」と述べ、これらの州の活動が限定的なバイデン氏との違いを強調した。

5637チバQ:2020/03/02(月) 09:50:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00000044-jij-n_ame

ステイヤー氏が撤退表明 米大統領選


3/1(日) 12:38配信

時事通信







ステイヤー氏が撤退表明 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名レースから撤退したトム・ステイヤー氏=2月25日、サウスカロライナ州チャールストン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、慈善活動家のトム・ステイヤー氏(62)は2月29日、撤退を表明した。

 大量の資金をつぎ込んだ29日のサウスカロライナ州予備選で伸び悩み、同州で支持者を前に「大統領選で勝利する道が見えない」と語った。

5638チバQ:2020/03/02(月) 17:15:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010006-fnnprimev-in

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化


3/2(月) 13:58配信

FNN.jpプライムオンライン







「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化


(画像)FNN PRIME online


スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

【画像】ブティジェッジ氏の撤退で中道派3候補の絞りこみが進む 果たして誰が次なる脱落者となるか・・・

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。
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選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

5639チバQ:2020/03/02(月) 17:15:37
大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)
サンダース 33.7
バイデン 15.3
ウォーレン 14.7
ブルームバーグ 13.3
ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率
サンダース 29.7
バイデン 20.8
ブルームバーグ 18.0
ウォーレン 12.7
ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

5640チバQ:2020/03/02(月) 17:19:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000074-jij-n_ame

選挙広告が過去最高額 半分は民主富豪候補から 米大統領選


2/29(土) 16:08配信

時事通信



 【ワシントン時事】米大統領選の予備選・党員集会に向け、各候補が広告に投じた費用が過去最高の10億ドル(約1080億円)に上ることが、広告調査団体アドバタイジング・アナリティクスの調査で明らかになった。

 米テレビFOXビジネスなどが28日報じた。

 広告費のうち9億6900万ドル(約1050億円)が民主党候補の陣営によるもので、トランプ大統領の再選出馬が確実な共和党は6800万ドル(約73億円)程度。FOXビジネスは「民主党では8候補が指名を争っており、(広告費が共和党を大きく上回るのは)驚きではない」と解説している。

 民主党候補では、ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、全体の半分に当たる5億ドル(約540億円)以上をテレビやインターネットの広告に投入。全米有数の富豪として知られるブルームバーグ氏は、出馬表明が他の候補より遅れたものの、広告を主体とした運動を繰り広げ、世論調査の支持率で上位をうかがう位置に付けている。

 広告支出が2番目に多かったのは、投資家で富豪でもあるステイヤー候補で1億8600万ドル(約200億円)。それ以外の候補はいずれも5000万ドル以下で、指名レース序盤で優位に立つサンダース上院議員は4900万ドル(約53億円)だった。

5641チバQ:2020/03/02(月) 18:19:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000017-jij-n_ame

好調サンダース氏に民主党内動揺 トランプ氏との戦い悲観 米大統領選


2/29(土) 7:31配信

時事通信







好調サンダース氏に民主党内動揺 トランプ氏との戦い悲観 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を目指すサンダース上院議員=27日、バージニア州リッチモンド(EPA時事)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争いで連勝して勢いに乗るサンダース上院議員(78)に対し、民主党内に動揺が走っている。

 急進的な政策が無党派層などに嫌われ、共和党のトランプ大統領に「勝てない」との観測が広がっているためだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、民主党の穏健派議員のグループは27日、ペロシ下院議長を囲んで、指名獲得が現実味を帯び始めたサンダース氏への懸念を伝えた。

 特に動揺しているのが、無党派の有権者が選挙区に多く、2018年の中間選挙で激戦を制した議員だ。下院は今年の選挙で全議席が争われるため、大統領選との「共倒れ」リスクがある。ブティジェッジ前サウスベンド市長ら中道派候補は、サンダース氏を選べば「トランプ政権があと4年続くばかりか、下院の多数派を失う」と党内の危機感をあおる。

 選挙区ごとの情勢を調査するバージニア大政治センターは27日、サンダース氏を候補に選んだ場合、「高学歴で裕福な住民の多い郊外の選挙区では、民主党がある程度支持を失う」と分析した。

 サンダース氏は「トランプ対サンダース」を想定した世論調査のほとんどで勝っているとして、こうした見方を否定。指名争い第4戦の予備選が29日に行われるサウスカロライナ州で支持者を前に「あなた方は党の体制派を大いに神経質にさせている。サンダースに投票させない理由として彼らが編み出したのが『トランプに勝てない』という理屈だ」と応酬した。

5642チバQ:2020/03/02(月) 18:20:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000531-san-n_ame

米大統領選 サウスカロライナ州予備選 バイデン氏の巻き返し焦点、サンダース氏優勢


2/29(土) 14:39配信

産経新聞







米大統領選 サウスカロライナ州予備選 バイデン氏の巻き返し焦点、サンダース氏優勢


28日、サウスカロライナ州サムターの支持者集会で実績をアピールするバイデン氏(大内清撮影)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)=大内清】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いの第4戦となる南部サウスカロライナ州予備選の投票が29日行われる。14州などの予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を3月3日に控え、緒戦で劣勢に立たされた中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が、強みとされる南部の黒人票を固めて勢いを取り戻せるかが焦点だ。

 選挙戦は、第2戦の東部ニューハンプシャー州、第3戦の西部ネバダ州を制した急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢を保っている。

 挽回を期すバイデン氏は投票5日前からサウスカロライナ州入り。2月28日の集会では、学生ローン全額免除などを訴えるサンダース氏の政策を「(非現実的で)約束などできない」と批判し、共和党のトランプ大統領に勝てるのは「経験がある自分だ」とアピールした。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた同州での民主党各候補の平均支持率(28日現在)はバイデン氏は36・8%でトップ。サンダース氏が24・3%で2位につけている。

 このほかの候補では、初戦のアイオワ州でサンダース氏とほぼ同率の首位だった中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は11・3%、左派のウォーレン上院議員(70)は7・5%などとなり、伸び悩んでいる。

5643チバQ:2020/03/02(月) 18:21:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00000013-jij-n_ame

土俵際バイデン氏、反転誓う 静かな「情熱」アピール 米民主


3/1(日) 7:19配信

時事通信







土俵際バイデン氏、反転誓う 静かな「情熱」アピール 米民主


米南部サウスカロライナ州で選挙運動をするバイデン前副大統領=26日(EPA時事)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争い第4戦を控えた南部サウスカロライナ州。

 序盤戦の失速で土俵際に立たされたバイデン前副大統領は28日、反転攻勢を誓った。

 「あなたがオバマ(前大統領)の業績について話すのはよく知っている。だが、あなたを心の底から突き動かすものは何なのか」。サウスカロライナ州での28日の集会で、中年女性から鋭い質問が飛んだ。富裕層や政治エリートに戦いを挑むサンダース上院議員やウォーレン上院議員と対比し、バイデン氏の「政治的情熱」の有無に迫った。

 「この国の良識と名誉、魂の回復だ」。バイデン氏が間髪入れずにこう答えると、多くの聴衆が立ち上がって拍手を送った。「サンダース氏らのように絶叫しないからといって、情熱がないことを意味しない」とまくし立てた。

 本命視されて指名争い開幕を迎えたバイデン氏は、序盤2戦で4位、5位といきなり失速。各地で開く集会でも、「政治革命」を訴えて若者の熱烈な支持を受けるサンダース氏と比べ、熱気のなさは否めなかった。

 だが、サウスカロライナの世論調査ではサンダース氏をリード。オバマ政権の副大統領という利点を生かし、同州に多い黒人から強い支持を受ける。

 3月3日のスーパーチューズデーでは大統領候補を選ぶ代議員の3分の1が決まり、サンダース氏に圧勝を許せば「取り返しのつかない差がつく」と言われる。黒人のアルバート・デービッドさん(74)は「ジョー(バイデン氏)は米国が偉大な国であることを知っている。トランプ(大統領)が破壊したものを取り戻してくれる」と再起に期待を示した。

5644チバQ:2020/03/02(月) 18:44:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000008-asahi-int

「新星」ブティジェッジ氏、山場目前に撤退 米大統領選


3/2(月) 9:21配信

朝日新聞デジタル







「新星」ブティジェッジ氏、山場目前に撤退 米大統領選


集会で演説するブティジェッジ氏=2月11日、ニューハンプシャー州ナシュア、ランハム裕子撮影


 米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、同性愛を公表し、「新星」ともいわれたピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が1日、記者会見を開き、選挙戦から撤退することを表明した。山場とされる3日の「スーパーチューズデー」を目前に、若手で穏健派の有力候補が撤退することは、選挙戦に大きな影響を与えそうだ。

 ブティジェッジ氏は地元サウスベンドでの記者会見で「我々の目標と理想を守っていく最善の方法は、候補者選びから退き、民主党と米国を団結させることを助けることだ」と述べ、選挙戦をやめることを明らかにした。同氏は「この戦いを続けることの影響を自覚する責任がある。我々の目標はトランプ大統領を倒し、米国を団結させることだ」とも訴えた。

 ブティジェッジ氏は米ハーバード大、英オックスフォード大の双方で学び、29歳の若さで地元・サウスベンド市の市長に当選。人口10万人の市を再興させながら、在任中には海軍予備役としてアフガニスタンに従軍もした。当選すれば史上最年少の大統領となる清新さや演説の巧みさなどから「新星」と期待されていた。
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朝日新聞社

5645チバQ:2020/03/02(月) 18:45:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000018-mai-n_ame

米民主ブティジェッジ氏 穏健派支持分散で「スーパーチューズデー」前に撤退決断


3/2(月) 10:53配信

毎日新聞







米民主ブティジェッジ氏 穏健派支持分散で「スーパーチューズデー」前に撤退決断


米民主党のネバダ州党員集会を前に、支持者に向けて演説するピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長=米西部ネバダ州ラスベガスで2020年2月21日、福永方人撮影


 米中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ前市長(38)は1日夜(日本時間2日午前)、大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いから撤退する意向を表明した。2月29日の南部サウスカロライナ州予備選で4位に低迷。同州で民主党支持者の約6割を占める黒人有権者に浸透できず、指名獲得は困難と判断した。

 穏健派では、サウスカロライナで大勝したジョー・バイデン前副大統領(77)に支持が集まりつつある。同じ穏健派のブティジェッジ氏が選挙戦を継続すれば、穏健派の支持が分散し、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)を利するという判断もあり、予備選・党員集会が集中する3日の「スーパーチューズデー」を前に撤退を決断した模様だ。

 ブティジェッジ氏は、最年少候補であるうえ、同性愛者であることを公言している候補として注目を集めた。初戦の2月3日の中西部アイオワ州党員集会では、サンダース氏に競り勝っていた。【ワシントン古本陽荘】

5646チバQ:2020/03/02(月) 18:46:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000529-san-n_ame

米大統領選 ブティジェッジ氏撤退はサンダース氏指名への党主流派の危機感反映 急がれる中道候補の一本化


3/2(月) 13:45配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤の予備選・党員集会で健闘した中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が撤退を表明したのは、中道系候補が乱立している現状では急進左派のサンダース上院議員(78)が指名される可能性が一層高まりかねないとする、議会民主党指導部など党主流派の危機感を反映したものだ。

 民主党では、14州などの予備選・党員集会が集中する3日の「スーパーチューズデー」を前に、サンダース氏が本選候補に指名された場合は穏健派や無党派の有権者の離反を招き、トランプ大統領に大敗するのは必至とみて、中道系候補を一本化させる必要があるとの声が相次いでいる。

 実際、ブティジェッジ氏は1日、サウスベンドでの支持者集会で撤退の理由について「展望が開けないまま指名争いに加わり続ける影響を考えた」と説明し、民主党の利益を考慮して身を引くのだと強調した。

 しかし、ブティジェッジ氏自身が指名争い序盤で頭角を現し、「新世代の期待の星」として注目されたことが指名争いの波乱要因となった側面も否めない。

 ブティジェッジ氏は、若さや討論会での明快な受け答えが白人の若者や高学歴層から注目され、初戦の中西部アイオワ州党員集会(2月3日)でサンダース氏と首位を争ったほか、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選(11日)でも1位の同氏に肉薄した。

 しかし、両州の有権者の大半が白人だったのに対し、民主党の有力支持基盤である中南米系が多い西部ネバダ州党員集会(22日)、黒人が人口の約3割を占める南部サウスカロライナ州予備選(29日)で振るわず、支持に広がりを欠くことが鮮明となった。

 また、同性愛者を公言していることや知名度不足が理由でスーパーチューズデーでも大敗する可能性が濃厚となっていた。

 当初本命視されながらバイデン前副大統領(77)の支持が急降下したのは、ブティジェッジ氏に加え、同じ中道系として善戦が目立つクロブシャー上院議員(59)の存在が大きい。しかも、スーパーチューズデーからはブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が本格参戦するため、中道派の同党支持者の票が分散し、サンダース氏に有利となる状況は直ちに解消されそうにない。

 選挙専門家のチャーリー・クック氏は3日の見通しについて「現状ではサンダース氏が各州の代議員の40〜45%を独占する公算が大きい」と指摘し、「(中道系候補が)1人を除き今すぐ全員撤退しなければ、サンダース氏が指名されることになる」と警告した。

5647チバQ:2020/03/02(月) 18:47:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010009-fnnprimev-int

ぬぐえぬ「同性愛者批判」と「経験不足」 ブティジェッジ氏撤退のワケと夫の“内助の功”


3/2(月) 17:54配信

FNN.jpプライムオンライン







ぬぐえぬ「同性愛者批判」と「経験不足」 ブティジェッジ氏撤退のワケと夫の“内助の功”


(画像)FNN PRIME online


アメリカ大統領選・民主党の候補者指名争いの序盤戦で善戦し、その名を世界にとどろかせた、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長。最大のヤマ場である「スーパーチューズデー」を目前に撤退を表明。同性婚を公表しているブティジェッジ氏が夫と一緒に臨んだ記者会見では、支援者たちから「2024年!」(24年の大統領の意)との歓声も上がった。早期の撤退は4年後を見据えたものなのか。ブディジェッジ氏の素顔からそのヒントを探った。

【画像】】ブティジェッジ氏の大好物「スコッチ・エッグ」表面はカリカリのソーセージ肉、中には丸ごと半熟卵が!

ブティジェッジ氏といえば、「38歳の若手」、そして「同性愛者」という異色のバックグラウンドもあって、注目度がグンと上がった。南部の州に住む民主党支持者の女性はこう表現した。「彼は未来のジョン・F・ケネディよ!」
華やかな経歴と力強いスピーチ、そして若さがそう見せるのだろう。

ブティジェッジ氏の地元を取材してみると、市民が口をそろえて言うのは「彼はシャイだ」ということ。意外な性格と、「夫」の内助の功が見えてきた。
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「スコットランド料理」大好物なのに”静かに食べる”

ブティジェッジ氏が2012年から8年市長をつとめたインディアナ州サウスベンド市。人口10万人ほどの小さな町で、目抜き通りもこぢんまりとした印象だ。そこに建つひときわ目立つ白い壁に、「South Bend for Pete 2020」(サウスベンド市は2020年の大統領選、ピートを応援します)と巨大な文字で書かれていた。街を挙げて応援している印象だ。

市民に印象を聞くと、みんな口をそろえて言うのは「頭がいい!」ということ。名門ハーバード大を卒業し、スペイン語やノルウェー語など8か国語を操る。アフガニスタンで従軍経験も持つ、スーパーエリートだ。

取材を進めるうちにブティジェッジ氏は、自信に満ち溢れ、社交的な性格だろう、と思ったが、意外とそうでもないらしい。ブティジェッジ氏が市長時代に、週に一度は通っていたというパブ・レストランの経営者、キャロル・ミーアンさんはこう語る。

「とても謙虚で静か。絶対に人におごらせないし、店では市長としてではなく客として静かにふるまっているわ」

ちなみにブティジェッジ氏の好物は、スコットランドの伝統的な料理「スコッチ・エッグ」。ソーセージ肉の表面をカリカリに揚げ、中には丸ごと半熟卵が入っている。イギリスの名門・オックスフォード大に留学した経験を懐かしんで食べているのかもしれない。

同性愛カミングアウトと”葛藤”

「物静か」な振舞いは、レストランだけではない。ブティジェッジ氏が10年来通っているという教会のブライアン・グランツ司祭が取材に応じた。

「教会の日曜ミサに来るときは毎回、後ろのほうの席に座って、静かに祈っているよ」
政治家なら教会でも、輪の中心で有権者にあいさつをしそうなものだが、やはりここでも控えめだったという。

この聖ジェームズ大聖堂は、ブティジェッジ氏が2018年、夫・チャスティン氏と結婚式を挙げた場所だ。結婚までのプロセスを、グランツ司祭はこう振り返る。

「同性愛者であることをカミングアウトしたのは2期目の市長選挙の直前で、とてもリスキーな時期だったはず。カミングアウトの直後は、安心した部分もあったと思うが、どこかで、まだ気持ちを整理する途中段階にあったようにも見えた」
カミングアウト直後の2期目の市長選では圧勝。その後、ブティジェッジ氏は、出会い系サイトで、未来の夫・チャスティン氏と知り合う。

グランツ司祭「この教会で、同性婚が認められるようになった時期に、ちょうどピートはチャスティンと付き合い始めた。だから僕は、『もし真剣に考えているなら、うちの教会なら結婚式ができるよ』と言ってみたんだ。その時は「ありがとう」と言っていた程度だったが、半年後、結婚の決意を聞いたよ」

多くのキリスト教の教会が同性婚を認めない中、司祭の一言がブティジェッジ氏の背中を押したのかもしれない。

5648チバQ:2020/03/02(月) 18:48:02
社交的な夫の”内助の功”

グランツ司祭は、2人についてこう分析する。
「ピートの性格は一言でいうと、内省的。自分の中で深く考えるタイプ。そして自分に正直な人。夫チャスティン氏はもっと明るくて社交的。二人は補い合っている」

たしかに、演劇の教師をしているチャスティン氏の明るい性格は選挙戦にも大きく貢献している。Twitterはフォロワー数40万、2人の飼い犬の動画を多数投稿し、SNS上での話題作りにも貢献している。初の「ファースト・ジェントルマン候補」として、選挙活動も二人三脚だった。

4年後には本命?ブティジェッジ氏の「2つの壁」

選挙戦において、同性愛者であることは差別や偏見を生まなかったのだろうか。グランツ司祭によると、まだまだ批判の声も多いという。

「ピートが結婚式を挙げた後、毎週のように教会の前で抗議活動が行われている。匿名の電話や手紙も来る」
実際に、アイオワ州の党員集会では、ブティジェッジ氏に投票した女性が、のちに同性愛者であることを知り、投票撤回を求める出来事も起きた。

サウスベンドLGBTQセンターの、H.R.ジャング氏も「同性愛者が大統領になるには高い壁がある」と指摘する。
「私たちは同性愛者が大統領になる準備はできているけれど、そうじゃない人がいるのも確か。でも、黒人の大統領が誕生する前だって同じ議論だったし、女性大統領が候補になるたびに反対する人はいる。私たちは深呼吸をして、新しい時代に飛び込むときが来ている」

サウスベンド市民は、同性愛者である市長の「仕事ぶり」を評価し、再選させた。しかし、今回、市民が大統領になることを“熱望”していたかというと、冷静な意見も聞こえてきた。

「大統領になる素質はあると思う。ただ、今はまだ経験不足だと思う」
「とてもいい市長だった。今回、でも民主党の候補者指名は得られないと思う…2024年に期待している!」
ブティジェッジ氏が直面した壁。「同性愛者である」という理由は、おそらく“見えない壁”として存在している。

そして、“見えていた壁“は、他の候補者に比べて若く、「経験不足」ということだ。これらの壁を克服し「2020年の新星」から「2024年の本命」になれるのか。「シャイな38歳」の4年後に注目したい。

(取材:中川真理子、平田デニス/撮影:森田アンドリュー)

5649チバQ:2020/03/02(月) 18:49:03
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00000041-sasahi-int

ブティジェッジ撤退 「中道派」は1つになれるか 米大統領選民主党候補者選び〈AERA〉


3/2(月) 17:41配信

AERA dot.



有力候補とみられていたピート・ブティジェッジ氏は、スーパーチュースデーを前に撤退を表明した (c)朝日新聞社


 米大統領選における民主党の候補者争いが激化するなか、若手有力候補として見られていたブティジェッジ氏が撤退を表明した。候補者選びに揺れる米国を取材した。

*  *  *
 毎朝メールを開くと、民主党候補者からの「寄付お願い」メールが数十通もずらりと並ぶ。

「バッドニュース。昨日は目標額に達しませんでした」「今日のテレビ討論会を乗り切るために5ドルの寄付を」「土曜日までにあなたの寄付で変化を起こして!」

 3月1日、米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が選挙戦からの撤退を表明した。3月3日にテキサス、カリフォルニアなど代議員数が多い州を含む14州で一斉に予備選が行われる「スーパーチューズデー」を目前にした有力候補の撤退に、衝撃が走った。

直前の2月29日、南部サウスカロライナ州の予備選でブティジェッジ氏は4番手と伸び悩んだ。大勝したのは、ジョー・バイデン前副大統領(77)。ブティジェッジ氏の撤退には、「中道派」が一つにまとまらなくては、本選でトランプ大統領に勝てない、という民主党内の焦りがある。

 バイデン氏はホースレースである予備選挙の第1弾、アイオワ州党員集会で4位でスタートしたが、尻上がりに勢いをつけている。サウスカロライナ州での支持率は、32.8%と、2位のサンダース氏(21.0%)を大きく引き離し、黒人有権者からの引きが強い(政治ニュースサイト、リアルクリアポリティクス調べ)。元上院議員、そしてオバマ政権の副大統領としての経験、実績だけでなく、柔軟性、人間性に定評がある。

 中西部ミネソタ州在住の支持者はこう話す。

「主要候補者の集会にすべて行ったが、トランプを破り、大統領になれる可能性が最も高いという意味で、バイデンを支持せざるを得ない。とにかくトランプを倒すことが重要だ。ただ、集会で原稿を読むなど、高齢による衰えは心配だ」

 予備選や党員集会で連勝を重ねてきたバーニー・サンダース上院議員(78)は若者に人気で、特に大学生の支持率は42.3%にも上る。トランプ大統領も学生に人気で19.9%だが、その2倍以上もある(調査機関カレッジ・リアクション調べ)。2016年大統領選挙で、ヒラリー・クリントン候補(当時)が若者層の獲得に苦戦したのは、同年の予備選挙でサンダース氏に投票した若者が、クリントン氏を嫌ったためでもある。

 だがサンダース氏はもともと無所属で、「民主社会主義者」を自任する。民主党にとってはつまり「部外者」で「急進過ぎ」という懸念がつきまとっている。若者層の支持は重要ではあるが、社会主義国から逃れてきた移民や中道派の市民は「若者はなぜ社会主義を支持するのか」と首をひねっている。サンダース氏は党内の深刻な分断を生んでおり、「これで本選挙でトランプ氏に打ち勝つことができるのか」という疑念が生まれている。

 もう一人、注目の候補者はハーバード大ロースクールの元教授、離婚歴1回、キレのよい発言で知られるエリザベス・ウォーレン上院議員(70)だ。

 若者や女性の支持者が多い。トランプ大統領と同世代の70歳ながら、スリムで健康な印象がある。テレビ討論会での言論もシャープで、どこか学校の先生のような印象もある。本選挙でトランプ氏と一騎打ちになった際にも、十分わたり合えるだろう可能性が感じられた。

 しかし、彼女の政策はサンダース氏に近い「急進派」。特に彼女の主要政策であるメディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)は、日本の国民皆保険のようなものを目指すが、そのために20兆ドル超の歳出を予測している。その上、数千万人の健康保険保持者が、現在の保険を返上し、彼女のメディケア・フォー・オールに切り替えることになるといい、果たして実現可能なのかという声があがっている。

「もう少し中道なら支持が増えるのに」(元ホワイトハウス上級職モー・ヴェラ氏)という周囲の声をウォーレン氏自身も理解しつつ、それでも急進的な政策を捨てずに突き進んでいるという状況だ。

 民主党候補者の顔ぶれを見ていると「帯に短し襷に長し」──という言葉が、頭に浮かぶ。支持者はみな、自分が支持する候補者は「大統領になれる」と信じている。しかし、共和党候補となるトランプ大統領に本当に勝利することができるのか。

 有権者の気持ちと共に、米国の目指す民主主義の姿そのものが、揺れている。

(ジャーナリスト・津山恵子=ニューヨーク)

※AERA 2020年3月9日号より加筆・修正

5650チバQ:2020/03/02(月) 23:43:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN326WNTN2XUHBI020.html
票と金、握る巨大2州 米大統領選へ「決戦の火曜日」
2020/03/02 22:07朝日新聞

票と金、握る巨大2州 米大統領選へ「決戦の火曜日」

カリフォルニア州サンタアナで、星条旗とカリフォルニア州旗をバックに、聴衆に訴えるバーニー・サンダース上院議員=2020年2月21日、尾形聡彦撮影

(朝日新聞)

 米大統領選に向けた民主党候補者の指名争いは3日、全米14州で同時に予備選が行われる「スーパーチューズデー」で天王山を迎える。中でも注目は、全米で人口最多のカリフォルニア州と2番目のテキサス州だ。それぞれ民主党、共和党の牙城(がじょう)だが、変化も見える。

■民主の牙城カリフォルニア、各候補注力

 「カリフォルニアの予備選で起きることは大変に重要だ。なぜならあなた方は国内で最大の州だからだ」

 バーニー・サンダース上院議員(78)は2月21日、カリフォルニア州南部のサンタアナの集会で声を張り上げた。

 民間の推計によると、サンタアナは33万人の人口のうち、半数近くが外国生まれ。それだけに、トランプ政権の移民政策への反発は強い。サンダース氏が「大統領になったら、その初日に、人種差別的な移民政策を無効にする」と訴えると、大きな歓声が上がった。サンダース氏は3月1日にも同州サンノゼ市での集会で「包括的な移民制度改革を実現する」とぶち上げ、喝采を浴びた。

 同州は全体でみても移民の割合が28%と、全米平均の14%の約2倍だ。地元警察による、入管当局への協力を制限する「サンクチュアリ(聖域)法」を定めている都市が各地にあり、トランプ政権が成立した2017年には、同様の州法も全米で初めて成立した。

 気候変動対策などでもトランプ政権との対決色を強める同州は、民主党の牙城(がじょう)。大統領選は1992年以来、必ず民主党の候補が勝利をしており、4年前は民主党のクリントン氏がトランプ氏に約30ポイントの差をつけた。勝敗が最初から決まっているとして、本選ではどちらの候補もほとんど遊説をしない。

 しかし、候補者指名では事情が異なる。民主党の候補となるためには、各州などに割り当てられた3979人の代議員の過半数を得なければならないが、約4千万人と全米最大の人口を誇る同州は415人と、全体の1割以上を占める。

5651チバQ:2020/03/03(火) 14:47:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000552-san-n_ame

米大統領選 サンダース氏、大票田カリフォルニアで中南米系に浸透


3/3(火) 13:59配信

産経新聞



 【ロサンゼルス=上塚真由】米大統領選に向けた民主党候補指名争いの序盤戦最大のヤマ場となる3日の「スーパーチューズデー」で、注目される州の一つが全米人口最多の大票田、西部カリフォルニア州だ。同州の人口の約4割を占めるヒスパニック(中南米系)から高い支持を得る急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、対抗する穏健派候補らがサンダース氏の独走を阻止できるかが焦点となっている。

 民主党の指名獲得には3979人の代議員の過半数を得なければならないが、同州は415人と約1割を占める。2016年の前回同州予備選は終盤の6月に実施。当時はクリントン元国務長官の指名獲得が確実視されており、候補者が資金集めパーティーのためだけに訪れ、「現金自動預払機(ATM)」とも揶揄(やゆ)された。だが、今回は指名獲得の流れをつくる重要州に位置付けられる。

 同州で際立つのは、サンダース陣営の徹底した組織戦術だ。州内20カ所以上に選挙事務所を設置。多様な人種に対応できるよう英語、スペイン語のほか中国語、韓国語など計6カ国語の選挙マニュアルを用意し、これまでに延べ650万人が電話作戦や戸別訪問に参加したという。

 中でも活発なのは中南米系の支持者だ。中南米系の人口が8割を占めるロサンゼルス東部地区にある選挙事務所には2日、大勢のボランティアが訪れ、スマートフォンの専用アプリを活用し、投票先を決めていない有権者のもとに最後のお願いに回った。

 サンダース氏は前回の同州予備選でクリントン氏に7ポイント差で敗北した。その直後から、中南米系の支持者は自主的にサンダース氏の支援組織をつくり、国民皆保険など政策の浸透など草の根運動を続けてきたという。メキシコ移民で陣営の地域責任者のスカーレット・ペラルタさん(27)は「他の候補と違うのは、サンダース氏の運動は4年前から始まっていることだ。前回の予備選は中南米系の関心が低かったが、今回は違う。不法移民にも公的保険を提供する政策はこの地域の住民にとって重要だ」と語った。

 一方、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)や、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はテレビやラジオの選挙広告を増やし、「トランプ大統領に勝てる候補」とアピール。カリフォルニア州では得票率が15%に満たない場合は代議員を獲得できないため、票の掘り起こしに躍起だ。

 資金、人員不足に悩まされたバイデン陣営は州内に1つしか事務所がない。ただ、陣営幹部のベダント・パテルさんは「地元議員や市長などから非常に多くの支持を受けている」と強調し、2月29日のサウスカロライナ州予備選の勝利で「勢いづいている」と手応えを語った。ブルームバーグ陣営は豊富な資金力を生かし、州内25カ所に事務所を持つ。広報担当のリズ・メンデスさんは「大統領選の候補者がこれまで訪れたことのない田舎にも事務所を構え、幅広い支持を得ている」と話した。

5652チバQ:2020/03/03(火) 19:31:24
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-00050545HDK.html
「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化
2020/03/02 13:55FNN PRIME

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

(FNN PRIME)

スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

撤退を表明したブティジェッジ氏

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。

【関連記事:ブティジェッジ氏が大統領選から撤退! サウルカロライナ州ではバイデン氏が初勝利 最新情報】

選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

中道派候補 バイデン氏(左)ブルームバーグ氏(中)クロブシャー(右)

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

5653チバQ:2020/03/03(火) 19:31:42
最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)

サンダース 33.7

バイデン 15.3

ウォーレン 14.7

ブルームバーグ 13.3

ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率

サンダース 29.7

バイデン 20.8

ブルームバーグ 18.0

ウォーレン 12.7

ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

【関連記事:「アイオワを制するものは大統領選を制す」のはなぜ? アメリカ大統領選挙の仕組みを9カ月かけて学ぶ】

アメリカ大統領選挙
ドナルド・トランプ

5654名無しさん:2020/03/04(水) 11:40:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-35150246-cnn-int

バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


3/4(水) 10:22配信

CNN.co.jp







バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


CNN予想でバイデン氏が3つの州で勝利が確実に


(CNN) 米大統領選に向けた民主党候補選びは3日、最大のヤマ場とされる「スーパーチューズデー」を迎えた。CNNの予想では、予備選が実施された14州のうち、バージニア、ノースカロライナ、アラバマでバイデン前副大統領、バーモントでサンダース上院議員が勝利する見通しとなった。

バーモント州には代議員16人が割り当てられている。2016年の前回大統領選では、民主党の予備選でサンダース氏、共和党予備選でトランプ氏が勝利を収めていた。

代議員99人が割り当てられるバージニア州ではバイデン氏が勢いを見せつけ、CNNは午後7時の投票締め切りと同時に勝利確実の速報を流した。

バイデン氏は同州で、黒人層と65歳以上の高齢層、「本選でトランプ氏に勝てる候補」を望む層を確実に押さえた。

早い段階の出口調査によると、黒人のうちバイデン氏に投票したと答えた人は3分の2近くを占め、後を追うサンダース氏の2割を大きく引き離した。65歳以上では7割がバイデン氏を選んだ。

本選に勝てる候補を望むとした人の中では、6割近くがバイデン氏、2割がサンダース氏に投票していた。

ノースカロライナ州、アラバマ州の代議員数はそれぞれ110人、52人。いずれの州も前回大統領選では民主党予備選でヒラリー・クリントン元国務長官、共和党予備選でトランプ氏が勝っていた。

5655名無しさん:2020/03/04(水) 11:43:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000506-san-n_ame

米大統領選 民主、14州で予備選など投開票 スーパーチューズデー サンダース氏優勢か


3/4(水) 7:58配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州の予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。米東部時間3日午後7時(日本時間4日午前9時)以降、各州で順次、投票が締め切られ、開票される。事前の世論調査では、左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、中道派のバイデン前副大統領(77)が追いかけている。

 出馬表明が遅れた中道派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参戦。テレビCMや選挙運動員の展開に巨費を投じて認知度を高めており、得票を伸ばすかが注目される。

 世論調査によると、サンダース氏は西部カリフォルニア(代議員数415人)や南部テキサス(同228人)の大票田でリード。バイデン氏やブルームバーグ氏が追う展開だ。

 中道派で撤退表明した前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)やクロブシャー上院議員(59)がバイデン氏支持を表明し、同氏は追い風としたい構えだ。

 国民皆保険をはじめ、抜本的な制度改革を訴えるサンダース氏に対しては、穏健な民主党員や無党派層の支持を得られないとの意見がある。また、バイデン氏とブルームバーグ氏の中道候補が票を奪い合うことへの懸念も根強い。

 左派のウォーレン上院議員(70)は伸び悩んでいる。

 スーパーチューズデーでは、全米各州に割り当てられた一般代議員の計3979人のうち、約3分の1の1357人が対象となる。指名獲得には一般代議員の過半数を得る必要がある。3日深夜から4日未明(日本時間4日午後)にかけて大勢が判明する見通し。

5656名無しさん:2020/03/04(水) 11:44:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000533-san-n_ame

米大統領選 黒人票どう動く? バイデン氏はなぜ人気?


2/29(土) 14:46配信

産経新聞



 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)=上塚真由】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いの第4戦が行われるサウスカロライナ州は、民主党の支持層の約6割が黒人で、黒人票の行方が勝敗のカギを握る。同州ではバイデン前副大統領(77)が黒人からの支持を幅広く集めて優勢な一方、サンダース上院議員(78)も若者層を中心に浸透している。

 同州で支持率トップのバイデン氏にとって大きな助けとなっているのは、初の黒人大統領のオバマ氏を副大統領として支えた実績だ。コロンビアでビル管理の仕事をするベッキー・ブリムフィールドさん(40)は「オバマ氏と近い存在で他の候補よりも信頼できる。バイデン氏が当選すれば、オバマ時代の続きのようなものだ」と語った。

 バイデン氏は同州選出の議員らと長年、懇意にしており、予備選直前の26日には民主党で黒人の大物下院議員、ジム・クライバーン氏が支持を表明。黒人社会で影響力が大きい同氏の登場で、黒人支持者らの引き締めにかかった。高齢有権者の中には「バイデン氏以外の候補はよく知らない」と語る人も少なくない。

 さらに南部は保守的な土地柄で、民主党支持者も左派ではなく穏健派の主張を好む傾向があり、黒人のメアリー・フィリップスさん(60)は「(国民皆保険で)政府が大きくなるよりも、さまざまな選択肢があったほうがよい」と語り「他の候補はアイデアはあるが、実践する手段が見えない。経験豊富なバイデン氏が一番だ」と話した。

 一方、バイデン氏の懸念材料は黒人の若者層で、格差解消を訴えるサンダース氏が取り込みを狙う。同氏は2016年の民主党候補指名争いで白人票以外の獲得に苦戦したが、今回はバイデン氏に次いで黒人党員からの人気を得る。サンダース氏の28日の集会に参加した黒人の大学生、ダミオン・ドラガンさん(24)は「両親はバイデン氏を支持しているが、サンダース氏に投票する。知名度ではなく、自分の生活のために力を尽くしてくれる人を選ぶ」と語った。

 黒人層は民主党の伝統的な支持基盤で、サウスカロライナ州で黒人に強い候補としてアピールすることは指名争いの行方も左右する。同州のファーマン大学のダニエル・ビンソン教授は「知名度と実績で黒人に人気のバイデン氏がどれだけサンダース氏を引き離すかが焦点だ。10ポイント以上の差であればバイデン氏の真の勝利といえるが、5ポイント以下に肉薄されれば、今後の指名レースに響くだろう」と指摘した。

5657チバQ:2020/03/04(水) 16:51:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000037-mai-n_ame

バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


3/4(水) 13:41配信

毎日新聞







バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


集会会場で支持者の声援に応えるサンダース候補=バーモント州で3月3日、AP


 米大統領選(11月投開票)に向けた野党・民主党の予備選が集中する「スーパーチューズデー」は3日、バイデン前副大統領が、南部諸州に加え中西部ミネソタ州や東部マサチューセッツ州でも勝利を確実にし、ロサンゼルスでの集会で「状況はとても良くなっている。いい夜だ」などと手応えを語った。

 米メディアはバイデン氏が事前の世論調査では苦戦が伝えられていた大票田の南部テキサス州でも勝利する可能性が出てきたと伝えている。一方、サンダース上院議員は大票田の西部カリフォルニア州での勝利が確実となった。この日は14州で予備選があり、バイデン氏は8州、サンダース上院議員は4州で勝利が確実と報じられている。【ロサンゼルス福永方人】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000541-san-n_ame

サンダース氏、代議員数積み上げも大票田で大差つかず スーパーチューズデー


3/4(水) 13:06配信

産経新聞



 【バーリントン(米バーモント州)=大内清】11月の米大統領選に向けた予備選などが集中する3日の「スーパーチューズデー」で、民主党の急進左派、サンダース上院議員(78)は各州で着実に代議員数を積み増している。ただ、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)に大票田の南部テキサス州などで期待されたほどの大差はつけられておらず、バイデン氏を推す党主流派からの反攻にさらされている。

 サンダース氏は3日夜(日本時間4日午後)、地元の東部バーモント州バーリントン郊外にあるイベント会場で演説。現職のトランプ大統領を「もっとも危険な大統領」と呼び、「これに勝つためにすべての世代や人種にまたがる運動が必要だ」と呼び掛けた。

 会場には支持者数百人が詰めかけ、サンダース氏の愛称「バーニー」を連呼。支持者の男性(27)は、「金持ち優遇の政治を変えられるのはサンダース氏しかいない」と興奮気味に話した。

 米主要メディアによると、バイデン氏は7州で勝利を確実にし、サンダース氏は地元の東部バーモント州と西部のコロラド州、ユタ州を制した。

5658チバQ:2020/03/05(木) 13:06:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000019-asahi-int

バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


3/5(木) 10:12配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


米ロサンゼルスで4日、選挙集会で話すバイデン氏(中央)=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、14州が一斉に予備選を行った「スーパーチューズデー」で、CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が北東部メーン州でも勝利を確実にした。バイデン氏は14州のうち10州で勝利し、事前の劣勢をはね返し、大きく躍進した。

 巨額の自己資金をテレビ広告などに投入し、スーパーチューズデーから参戦したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は伸び悩み、4日に選挙戦からの撤退を表明した。ニューヨークでの演説で「トランプを倒すには、最高の候補者のもとに団結する必要がある。それは友人であり、偉大なジョー・バイデン氏であることは明らかだ」と述べ、バイデン氏を支持することを明らかにした。これで、乱立していた中道・穏健派の候補者は完全にバイデン氏に一本化された。

 一方、これまでトップを走ってきた革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)はコロラド州を含む3州で勝利したほか、人口が最大のカリフォルニア州でリードを守っている。

 サンダース氏は4日、地元バーモント州バーリントンで記者会見を開き、同じ革新系で伸び悩むエリザベス・ウォーレン上院議員(70)と電話で話し、支持を要請したことを明かした。

 サンダース氏は「ウォーレン氏は今後の選挙戦について見直していると言った。今の時点でまだ何も決断していないようだ。彼女が必要な決断をするための時間を尊重したい」と述べ、革新系の候補者としてウォーレン氏の撤退を促した上で、自身に一本化させたい意向をにじませた。(ワシントン=土佐茂生)
.
朝日新聞社

5659チバQ:2020/03/05(木) 13:07:29
撤退はやっ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-35150316-cnn-int

ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


3/5(木) 10:09配信

CNN.co.jp







ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退し、バイデン氏を支持すると表明した


(CNN) 米大統領選の民主党候補指名を目指していたブルームバーグ前ニューヨーク市長は4日、選挙戦から撤退し、同じ穏健派のバイデン前副大統領を支持すると表明した。

【映像】ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退 バイデン氏支持

ブルームバーグ氏は巨額の私財を投じて選挙運動を展開したものの、初参戦となった3日の「スーパーチューズデー」では米領サモアで1勝を挙げたのみにとどまっていた。

ブルームバーグ氏は、選挙戦参加の目的を「ドナルド・トランプ(大統領)を倒す」ためだったと説明。「同じ理由から撤退する」と述べた。

声明ではさらに「打倒トランプの試みは最有力候補のもとに結集することから始まるとかねてから考えてきた。昨日の投票の結果、その候補とは私の友人で偉大な米国民、ジョー・バイデンであることが明らかになった」としている。

ブルームバーグ氏の側近によると、同氏とバイデン氏はこの日午前、電話でやり取りしたという。支持表明を受け、バイデン氏はブルームバーグ氏に謝意を示し、「銃規制改革から気候変動に至るあらゆる問題への尽力」に感謝すると述べた。

ブルームバーグ氏は民主党候補の中で群を抜く資金力を生かし、テレビやデジタルメディアの広告に巨額を投入するとともに、短期間のうちに2400人以上のスタッフを擁する陣営を築いた。

側近によると、陣営は投じた資金や支持動向を基に、オクラホマ、アーカンソー、ノースカロライナ、テネシーの各州とテキサス州の一部での躍進を見込んでいた。しかし、3日夜の時点で、想定していたほど支持が得られないことが明白になった。

バイデン氏はブルームバーグ氏と同様の穏健派層に訴える戦略を展開しており、同氏の撤退は追い風となる。

5660チバQ:2020/03/05(木) 13:09:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000505-san-n_ame

バイデン氏が10州で勝利 サンダース氏にリード広げる 米大統領選


3/5(木) 9:20配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名を争う予備選・党員集会が全米14州などで一斉に実施された3日の「スーパーチューズデー」で、集計が遅れていた東部メーン州で4日、バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。

 これにより、バイデン氏が勝利した州は南部テキサス州やノースカロライナ州など計10州となり、獲得代議員数でサンダース上院議員(78)とのリードを広げた。サンダース氏は西部カリフォルニア州など4州で勝利した。

 ロイター通信によると、バイデン氏は4日夜までの42時間にインターネットを通じて総額約710万ドル(約7億3630万円)の政治献金を集めた。一方、サンダース氏は3日までの2日間で22万人から計550万ドルを集めたとされ、政治資金の獲得競争でもバイデン氏が息を吹き返しつつあることが鮮明になった。

 一方、スーパーチューズデーから本格参戦したものの惨敗したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は4日、地元のニューヨーク市で支持者らを前に選挙戦からの撤退を正式に表明した。

 ブルームバーグ氏はスーパーチューズデーの結果について「私が候補指名を受ける展望はなくなった」とした上で、「トランプ大統領の打倒に向けた戦いはやめない。バイデン氏を次の大統領にするため共に頑張ろう」と述べ、バイデン氏への支持を呼びかけた。

 一方、トランプ氏は4日、ツイッターに「ミニ・マイク(トランプ氏が背の低いブルームバーグ氏につけたあだ名)が選挙戦をやめた。もっと前に私が『大統領の器ではないよ』と言ってあげれば大金を無駄にしなかったのに」と書き込み、巨額の選挙資金を使いながら敗退した同氏をからかった。

5661チバQ:2020/03/05(木) 13:09:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000503-san-n_ame

ブルームバーグ氏が撤退、バイデン氏支持を表明 民主候補者選び


3/5(木) 7:06配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州などの予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーで、穏健中道派のバイデン前副大統領(77)が南部テキサス州など9州を制して復活した。緒戦で首位を走った急進左派のサンダース上院議員(78)は最大票田の西部カリフォルニア州でリード。同日に参戦したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は振るわず、選挙戦からの撤退とバイデン氏支持を表明した。バイデン、サンダース両氏の対決構図が固まった。

 全米50州などに割り振られた代議員を奪い合う民主党の予備選・党員集会のうち、代議員数トップのカリフォルニア州(415人)、3位のテキサス州(228人)がスーパーチューズデーの舞台となった。

 米メディアによるとバイデン氏はテキサス、バージニア、ノースカロライナを含む南部7州などで勝利。サンダース氏は地元の東部バーモント州や西部のコロラド、ユタ両州で勝利し、カリフォルニア州で着実に代議員数を重ねている。

 出馬が遅れた穏健中道派のブルームバーグ氏は米領サモアを制したが伸び悩み、4日に撤退。左派のウォーレン上院議員(70)は地元の東部マサチューセッツ州でも勝利できず、勢いを欠いた。

 穏健中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)とクロブシャー上院議員(59)が撤退し、バイデン氏への支持を表明したことで、11月の本選でトランプ大統領に勝てる候補としてバイデン氏に中道系有権者の支持が集まったとみられる。米紙ワシントン・ポストの出口調査によると、「トランプ氏を打倒できる指名候補」を望んだ有権者の43%がバイデン氏を支持し、サンダース氏は23%だった。

5662チバQ:2020/03/05(木) 13:12:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00050226-yom-int

私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3/4(水) 17:39配信

読売新聞オンライン







私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3日、米フロリダ州で演説を終えてステージを後にするブルームバーグ氏(ロイター)


 【ウエストパームビーチ(米フロリダ州)=村山誠】スーパーチューズデーに照準を合わせ、巨額の私財を広告費に投入する戦略が注目されたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は、自身の初戦を惨敗で終えた。ブルームバーグ氏は4日、声明を発表し、指名候補争いから撤退する意向を表明した。

 ブルームバーグ氏は3日夜、フロリダ州ウエストパームビーチの集会で演説し、「フロリダなど(選挙のたびに勝利政党が変わる)スイング・ステートでトランプ(大統領)を倒せるのは私だ」と訴えた。しかし、各州の情勢が次第に明らかになる中、支持者からは「支持が伸びていない」と失望の声が上がった。

 昨年11月に出馬表明したブルームバーグ氏は、2月の党員集会・予備選には参加せず、広告で認知度を高める作戦を展開した。米非営利団体「責任ある政治センター」によると、陣営が投じた選挙資金は4億901万ドル(約437億円)で、うち99・92%を大富豪で知られるブルームバーグ氏自身が支出した。

 ブルームバーグ氏の資金力にものを言わせた選挙活動は、2月中旬の一部世論調査で支持率がバイデン氏を上回って2位に躍り出るなど一時効果を見せた。しかし、今回の惨敗に、各メディアは「失望の結果」「カネで大統領の座を買うのは難しいことが証明された」などと一様に厳しい評価を下した。

5663チバQ:2020/03/06(金) 13:42:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000001-mai-n_ame

ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


3/6(金) 1:20配信

毎日新聞







ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


ウォーレン上院議員=AP


 米大統領選の野党・民主党の候補指名を目指していた急進左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が、選挙戦から撤退する意向を固めた。5日中に正式表明する。複数の米メディアが伝えた。

 候補指名争いは、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との事実上の一騎打ちとなっており、ウォーレン氏がどちらの候補を支持するか注目される。

 ウォーレン氏は、破産法などを専門とする大学教授などを経て、上院議員に就任。大統領選に向けて数多くの政策を発表し、集会の後、聴衆との写真撮影に長時間応じることでも話題となった。支持率でトップに立った時期もあったが、予備選が集中した3日の「スーパーチューズデー」では、地元の東部マサチューセッツ州でも3位と低迷した。【ワシントン古本陽荘】

5664チバQ:2020/03/09(月) 14:55:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-35150506-cnn-int

撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


3/9(月) 13:29配信

CNN.co.jp







撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


ハリス上院議員。民主党指名争いでバイデン前副大統領への支持を表明した


(CNN) 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いで、撤退を表明していたハリス上院議員は8日、バイデン前副大統領を支持すると表明した。バイデン氏に対しては、クロブシャー上院議員やブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、オルーク前下院議員らが支持を表明している。

ハリス氏は「私が大統領選に出馬した時、私は米国が、米国民の品格と良識を反映した大統領、真実を語る大統領、見過ごされたり無視されたりすることがあまりにも多い声の人たちのために戦う大統領を必要としていると述べた。今日までそれを信じている」と述べ、バイデン氏を支持すると明らかにした。

ハリス氏は民主党の指名争いに出たものの、昨年12月に撤退していた。

バイデン氏はハリス氏の支持表明に対して謝意を明らかにした。

情報筋によれば、ハリス氏がバイデン氏支持を最終的に決めたのは7日だが、バイデン氏支持に傾いたのはウォーレン上院議員が撤退を表明した5日だという。ハリス氏は、ウォーレン氏やクロブシャー氏に悪影響を及ぼしたくないとして支持表明を遅らせていたという。

5665チバQ:2020/03/09(月) 19:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-35150453-cnn-int

トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


3/7(土) 14:04配信

CNN.co.jp







トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


CNNのインタビューに応じるマーク・メドウズ下院議員(左)=2019年12月


(CNN) トランプ米大統領は6日夜、マルバニー大統領首席補佐官代行が退任し、後任にマーク・メドウズ下院議員を起用すると発表した。

メドウズ氏は、トランプ政権発足から3年あまりで4人目の首席補佐官となる。マルバニー氏の場合、1年2カ月にわたる首席補佐官在任中に「代行」の肩書が取れることはなかったが、トランプ氏のツイートではメドウズ氏に関して「代行」の言葉は使っていない。

トランプ氏はフロリダ州の別荘に到着後、ツイッターでメドウズ氏の起用を発表。「マイクのことは長年知っており、一緒に仕事をしてきた。関係は非常に良好だ」と述べた。

マルバニー氏については、政権への貢献に謝意を示したうえで、北アイルランド問題担当の特別代表に起用する考えを示した。現時点では交代の理由を明かしていない。

突然の発表となったが、交代の観測自体は数週間前から出ていた。1カ月前に弾劾(だんがい)裁判で無罪を言い渡されて以降、トランプ氏は次々とスタッフの入れ替えを進めている。

マルバニー氏は過去3年にわたりトランプ政権の要職を歴任してきた。ただ、性格の不一致に弾劾裁判の対応への不満も重なり、トランプ氏は数カ月前にマルバニー氏への信頼をほぼ失っていた。

最近は米国西部への遊説やインドへの国賓訪問にも帯同せず、これまで解任されてきた前任者と同じパターンをたどっていた。

トランプ氏は幾度もマルバニー氏の解任を検討したものの、弾劾裁判中に指導部の入れ替えを行えば不必要な混乱を招きかねないと側近から説得され、思いとどまっていた。

メドウズ氏は6日夜の声明で、首席補佐官への起用は「名誉」だと述べた。同氏は2016年大統領選を前に他の共和党議員がトランプ氏と距離を取るなか、いち早くトランプ陣営と連携しており、その後は最側近の1人となっている。

同氏は昨年末、次期下院議員選挙には出馬しないと公表していた。

5666チバQ:2020/03/09(月) 19:27:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000015-jij-n_ame

サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


3/8(日) 7:42配信

時事通信







サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


演説するサンダース米上院議員=3日、バーモント州(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、10日に6州の予備選が行われる。

 3日のスーパーチューズデーでバイデン前副大統領(77)に後れを取ったサンダース上院議員(78)は、形勢逆転の試金石となる中西部ミシガン州(代議員数125)に照準を合わせ、巻き返しを狙う。

 サンダース氏は6日、予定していた南部訪問を取りやめ、ミシガン州で集会を開いた。大歓声で迎えた若者の支持者に「われわれはこの重要な選挙で最も危険な大統領を倒すためにここに集結した」と支援を求めた。

 サンダース氏は4年前のミシガン州予備選で、クリントン元国務長官を僅差で破った。ラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置し、大学のキャンパスが多い同州は、労働者と若者を支持基盤とするサンダース氏には強みがある。

 ミシガン州の戦いは、トランプ大統領との本選をにらんでも重要な意味を持つ。4年前、ラストベルトの労働者の支持を得たトランプ氏は同州を制し、クリントン氏への逆転勝利につなげた。サンダース氏陣営幹部は「トランプ氏に『勝てる候補』であることを実証する」と意気込む。

 ただ、バイデン氏の勢いはミシガン州にも及んでいる。同州の地元紙デトロイト・ニュースが2月28日〜3月3日に行った世論調査によると、バイデン氏は支持率29%でサンダース氏を6ポイントリードする。

 10日は他にも西部ワシントン州などで、17日には中西部イリノイ、オハイオなど4州で予備選がある。バイデン氏は南部に強く、サンダース氏は西部に強い。勝負を分けるのは中西部とみられ、選挙情勢を分析するバージニア大政治センターは「サンダース氏にとってはミシガン、イリノイ、オハイオの勝利が必要になる」と指摘する。

5667チバQ:2020/03/10(火) 18:40:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00050261-yom-int

米民主指名争い、撤退のハリス氏・ブッカー氏がバイデン氏支持表明


3/9(月) 19:03配信

読売新聞オンライン



 【デトロイト(米ミシガン州)=海谷道隆】米大統領選の民主党指名候補争いで、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)は8日、中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)を支持すると表明した。

 黒人女性初の大統領を目指したハリス氏はテレビ討論会で脚光を浴び、一時は有力候補と目された。9日に、予備選を10日に控えた中西部ミシガン州でバイデン氏の集会に参加する予定だ。

 黒人の中道派候補だったコーリー・ブッカー上院議員(50)も9日のツイッターで、バイデン氏を支持すると明らかにした。

 バイデン氏を追う展開となっている急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、公民権運動の代表的な黒人指導者で、1980年代に大統領選の党指名争いに挑んだジェシー・ジャクソン師(78)の支持を取りつけた。

 これまでは、バイデン氏が黒人有権者の圧倒的支持を得ている。サンダース氏は、ジャクソン師からの支持を黒人層浸透への足がかりにしたい考えだ。ジャクソン師は声明で「(経済面などで)大きく後れを取る人々は最も穏健な道筋を選んでいては追いつけない」と訴えた。

 民主党指名争いは10日、ミシガン州(代議員125人)など6州で予備選・党員集会が行われる。

5668チバQ:2020/03/11(水) 15:42:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000518-san-n_ame

バイデン氏、ミシガンでも勝利 3州制し大きく前進 米民主予備選


3/11(水) 11:00配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで10日、中西部ミシガン州や西部ワシントン州など6州で予備選・党員集会が実施された。米主要メディアによると、バイデン前副大統領(77)はミシガン州に加え、中西部ミズーリ州と南部ミシシッピ州で勝利を確実にした。

 バイデン氏は、票田の一般代議員125人を抱えるミシガン州で勝利を確実にしたことで、本選候補指名に大きく前進した。一方、同州での勝利で形勢逆転を狙っていた左派のサンダース上院議員(78)にとっては痛い敗北となった。

 主要メディアの出口調査によると、バイデン氏はミズーリ(一般代議員数68)、ミシシッピ(同36)両州で黒人の圧倒的な支持を得たほか、白人の支持でもサンダース氏を上回った。

 「ミニ・スーパーチューズデー」の第1弾となる10日の予備選・党員集会での一般代議員の総数は352人。本選候補に指名されるには、各州などに割り当てられた一般代議員3979人の過半数(1991人)を獲得する必要がある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると両候補の獲得一般代議員数(10日午後10時現在)は、バイデン氏777人、サンダース氏623人となっている。

5669チバQ:2020/03/11(水) 16:35:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000034-mai-n_ame

バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


3/11(水) 12:24配信

毎日新聞







バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


支持者を前に演説するジョー・バイデン前副大統領=米南部サウスカロライナ州コンウェイで2020年2月27日、古本陽荘撮影


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは10日、6州で予備選・党員集会が実施された。穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との一騎打ちの構図になってから初の対決。米メディアによると、バイデン氏が中西部のミシガンとミズーリ、南部ミシシッピの3州での勝利を確実とした。

 ミシガンは、現職のドナルド・トランプ大統領(73)との本選でも勝敗の行方を左右する激戦州となることが予想されている。2016年の前回予備選ではサンダース氏が制していただけに、代議員獲得数で先行するバイデン氏にとっては、指名獲得へ弾みとなる勝利といえる。

 ミシガンでの選挙戦でバイデン氏は、州の主要産業である自動車関連など製造業に従事する組合員ら白人労働者層に浸透。高所得の郊外有権者からも一定の支持を得たものとみられる。サンダース氏は学生ら若年層から強い支持を得たものの、労働者や高齢者層の共感が広がらなかった。

 指名争いは7月の党大会で候補に投票する代議員の数を競う。代議員は各州の人口に応じて割り当てられていて、選挙の得票率などに応じ各候補に配分される。10日の6州で配分される代議員数は計352人で、このうちミシガンが最多の125人。【クリーブランド(米中西部オハイオ州)高本耕太】

5670チバQ:2020/03/11(水) 19:06:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110032.html
【米大統領選】バイデン氏、民主支持層の「大連合」着々 「危機に強い候補」でも好感
2020/03/11 17:44産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、全米6州で予備選・党員集会が行われた「ミニ・スーパーチューズデー」は、バイデン前副大統領(77)が本選の激戦州であるミシガン州を含む少なくとも4州で勝利し、「本格候補」としての立場を一層強固にした。14州などの予備選・党員集会が集中した3日のスーパーチューズデーに続く敗北を喫したサンダース上院議員(78)に対しては、民主党指導部などからの撤退圧力が一層激しくなるのは確実だ。

 今回の選挙で明らかとなったのは、黒人などの人種的少数派や女性、45歳以上の男性、労組加入者といった、急進左派層を除く民主党支持者の大多数がバイデン氏の下で「大連合」を形成し始めたことだ。

 調査会社「エディソン・リサーチ」が6州で実施した出口調査によると、バイデン氏は黒人に関し、南部ミシシッピ州で86%、中西部ミズーリ州で69%、ミシガン州で66%の支持を得た。ミズーリ州では、サンダース氏の支持層とされる年収5万ドル(約522万円)以下の低所得者層の49%がバイデン氏を支持し、サンダース氏の42%を上回った。それ以上の所得層ではバイデン氏が圧倒的な強さをみせた。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、どちらの候補が危機への対処で信頼できるかとの質問には、ミズーリ州では約6割がバイデン氏と回答。ミシガン州でも約5割が同氏と答え、サンダース氏(約3割)を大きく上回った。

 サンダース氏は9日、FOXニュースの番組で外国から新型コロナウイルスの感染者が多数入国する恐れが強い場合でも「国境を閉鎖しない」と明言し、多くの専門家から危機管理能力を疑問視されていた。

 一方、バイデン氏と候補指名を争って敗退したブティジェッジ前サウスベンド市長、クロブシャー上院議員、ブルームバーグ前ニューヨーク市長ら7人は今月に入り、バイデン氏支持を相次いで表明した。

 バイデン氏は10日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの選対本部で演説し、敗退した7人の名前を挙げて「一緒に民主党をまとめ上げよう」と訴えた。また、サンダース氏や同氏支持者の熱意を称賛した上で「私たちにはトランプ大統領打倒という共通の目標がある」と語り、自陣営への合流を暗に呼びかけた。

5671チバQ:2020/03/11(水) 19:07:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110033.html
【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う
2020/03/11 17:44産経新聞

【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う

10日、米ミシガン州デトロイトの自動車関連工場で従業員に支持を訴えるバイデン前副大統領(中央)(ロイター)

(産経新聞)

 米民主党のバイデン前副大統領は11月の大統領選に向けた10日の指名争いで、共和党のトランプ大統領との本選を制する上で重要な州で勝利した。その一つが自動車産業の集積地、中西部ミシガン州。前回選で同州を含む「ラストベルト(衰退した工業地帯)」でトランプ氏に熱狂した層を取り戻すことが民主党にとり政権奪還への第一歩だ。

 バイデン氏は10日夜の勝利演説で「民主党の支持基盤を再建する」と誓った。その代表に挙げた「高卒の人々」「労働者」らは2016年の大統領選で民主党がトランプ氏に奪われた支持基盤だ。工場労働者が多いミシガン州は民主党の牙城だったが、前回選ではトランプ氏が勝利した。

 「トランプ氏にミシガン州で勝たせてしまったのは、有権者が民主党にウンザリしたからだった」。地域ラジオのDJ、ティム・ブラウンさん(62)は3年半前を振り返る。

 当時、ミシガン州の民主党予備選ではサンダース上院議員が勝利したが、党主流派が後押しするクリントン元国務長官が指名を獲得。ブラウンさんのリスナーには、これに失望し、本選でトランプ氏への投票や棄権を選んだ人が少なくなかった。白人労働者層の一部がトランプ氏になびいたことで、民主党は1988年以来で初めてミシガン州で敗北した。

 この層をつなぎとめたいトランプ氏は「米製造業の復活」を訴え、ミシガン州予備選があった10日にはツイッターで、自らが同州で新たな自動車工場を建設させたとの実績を強調した。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた538人の選挙人を奪い合う本選の激戦州は10州に満たないとみられ、多くが中西部に集中する。ミシガン州の選挙人数は全米8位タイの16人で、民主党にとり「ミシガン奪還」がトランプ氏の再選阻止のカギとなる。

 そのためバイデン氏は2008年の「リーマン・ショック」による世界同時不況の際、副大統領として手掛けた自動車産業救済の実績を強調。ミシガン州での出口調査では中間所得層の多い労組世帯の55%がバイデン氏を支持した。

 ただ、同州での各種世論調査ではバイデン氏とサンダース氏のどちらが指名を受けた場合でも、トランプ氏との支持率はほぼ拮抗(きっこう)している。民主党は十分に信頼を回復できていないのが実情だ。(米ミシガン州デトロイト 大内清)

5672チバQ:2020/03/16(月) 14:17:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-35150829-cnn-int

ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


3/15(日) 11:15配信

CNN.co.jp







ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


ルイジアナ州とジョージア州で大統領選候補指名に向けた予備選が延期される


(CNN) 米南部ルイジアナ、ジョージア両州で、米共和、民主両党の大統領選候補指名に向けた予備選が延期されることになった。新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強まっているためだ。

ルイジアナ州は13日、これから予備選が実施される州の中で初めて延期を発表。来月3日の予定を6月20日に延期した。

これに続いてジョージア州のラフェンスパーガー州務長官も14日に声明を出し、今月24日の予備選を5月19日に延期すると発表した。

同氏は声明で、ケンプ知事が14日朝に出した公衆衛生上の緊急事態宣言とトランプ米大統領の国家非常事態宣言を受け、投票所係員やその家族、地域社会全体の健康を第一に考えて延期を決めたと述べた。

ジョージア州当局者がCNNに語ったところによると、投票所に配置される高齢の係員から感染を懸念する声が数多く寄せられていた。「だからといって業務を新人に任せれば混乱が起きる恐れがある」と、同当局者は語る。

ジョージア州民主党本部の責任者によると、すでに郵便投票や期日前投票を済ませた有権者は5月に再び投票することもできるが、再投票しない場合は元の票が算入されるという。

5673チバQ:2020/03/16(月) 16:31:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000020-jij-n_ame

トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


3/14(土) 7:14配信

時事通信







トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


トランプ米大統領=12日、ワシントン(EPA時事)


 【ワシントン時事】好調な株価に支えられてきたトランプ米大統領の再選戦略に狂いが生じている。

【図解】米大統領選・トランプ政権の支持率と株価(2019年11月)

 新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退の懸念から12日の米株式市場は暴落。民主党候補指名争いでは、中道派バイデン前副大統領が優勢となり、「社会主義との戦い」としてきた選挙戦も前提が違ってきた。

 「タフな決断だった。市場がどう動こうと、人の生死ほど重要でない」。トランプ氏は12日、前日表明した欧州からの30日間の入国禁止が株暴落の一因になったとされることについてこう強がった。

 約1カ月前の時点で大統領当選時と比べ約61%上昇したダウ平均株価は12日、18%まで「貯金」を減らした。市場を落ち着かせようと臨んだ11日のテレビ演説は「真実を語らず、専門家を重用しない大統領」への不信を増幅させたという指摘が米メディアで出ている。

 トランプ氏はまた、大統領選を「自由を取るか社会主義を取るかの選択だ」と語り、無党派層を味方に付けようとしてきた。しかし、民主党候補指名争いで、民主社会主義者を自称するサンダース上院議員への支持は広がらず、バイデン氏への穏健・保守層の支持の厚さが目立つ。

 バイデン氏は12日の記者会見で、トランプ氏の入国禁止措置が偏見に基づいており逆効果だと指摘。「私は専門家の意見を聴き、それに従う。米国の指導力を再構築し、各国と脅威に立ち向かう」と違いを強調した。

 今週発表のキニピアック大世論調査では、トランプ氏のコロナウイルス対応を「支持しない」と答えた人は無党派層で50%に上った。この問題でのつまずきが接戦州などで致命傷になるという見方も出ている。

5674チバQ:2020/03/17(火) 19:06:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000024-jij_afp-int

米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


3/17(火) 13:25配信

AFP=時事







米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


米国で投票を終えた有権者に配布されるステッカー(2020年3月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米中西部オハイオ州の保健当局は17日に予定している大統領選の予備選投票について、州内の投票所を閉鎖するよう命じた。

【写真】米民主党テレビ討論会、バイデン氏とサンダース氏も肘であいさつ

 これに先立ちオハイオ州では投票の延期を求める訴訟が起こされていたが、地元メディアによると裁判所はこの訴えを退けた。マイク・デワイン(Mike DeWine)州知事はこれに公然と反発し、新型コロナウイルスの感染拡大に関する衛生上の緊急事態を宣言した。

 デワイン知事は16日夜、ツイッター(Twitter)に「明日の投票所は閉鎖されるが、投票を望むすべての有権者に(後日)機会が与えられるよう、フランク・ラローズ(Frank LaRose)州務長官が裁判所を通して投票方法を増やす救済方法を検討する」と投稿。

 また、現在の状況下で選挙を実施することは「投票所の係員と有権者を、新型コロナウイルスと接触するという受け入れ難い健康リスクにさらすことになる」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

5675チバQ:2020/03/18(水) 15:11:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000032-mai-n_ame

バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


3/18(水) 12:26配信

毎日新聞







バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


米大統領選に向けた民主党の候補者テレビ討論会で、新型コロナウイルス感染予防のため握手の代わりに肘をぶつけてあいさつするバイデン前副大統領(左)とサンダース上院議員=ワシントンで15日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、大票田の南部フロリダ州など3州で予備選が行われた。米CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)がフロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナのいずれの州でも勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でリードするバイデン氏が、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を大きく広げたことになり、指名獲得にさらに近づいた。

 一方、17日に予定されていた中西部オハイオ州の予備選は新型コロナウイルスの感染拡大を受け前日に延期が決まった。6月にずれ込む見通し。また、米メディアによると、フロリダでは複数の投票所で職員が現れず、投票ができなかった。イリノイでも、予定していた投票所の施設が直前に使用禁止になって混乱するなど、各地で新型ウイルスの影響が出た。【ワシントン古本陽荘】

5676チバQ:2020/03/18(水) 15:32:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名へ前進 バイデン氏に「左傾化」の懸念


3/18(水) 14:17配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いは17日、南部フロリダ州など3州で行われた予備選で勝利した中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が指名獲得に大きく前進し、今後は対抗馬である急進左派のサンダース上院議員(78)がいつ撤退を決めるかが注目点になってきた。一方、バイデン氏がサンダース氏の撤退を見越し、同氏の支持層を吸収したい思惑から政治的立場を急速に左傾化させており、今回の選挙を「資本主義対社会主義」の戦いと位置付けるトランプ大統領(73)の術中に自らはまり込む恐れも出てきた。

 バイデン氏は同日夜の結果を受けた「勝利声明」で、「サンダース氏は私とビジョン(将来への展望)を共有している」と述べた上で「私の目標は党を結束させ、米国をまとめ上げることだ」と強調し、同氏の支持勢力である若者層に合流を呼びかけた。

 ロイター通信と調査会社イプソスが12日発表した全米合同世論調査によると、民主党支持者の間で同党の大統領候補に求める要件として49%が「トランプ氏に勝てること」と回答。具体的に誰が勝てるかについては56%がバイデン氏、25%がサンダース氏と答えており、同党支持者の間でバイデン氏待望論が高まっているのは事実だ。

 一方、サンダース氏の支持者のうち、バイデン氏が本選候補に選ばれた場合は同氏に投票すると答えたのは51%にとどまり、党内の中道穏健派対急進左派の亀裂が深刻であることも改めて浮き彫りとなった。

 バイデン氏はこの日の予備選に先立つ15日の候補者討論会で、トランプ政権が進める厳格な移民政策に関連し、「大統領に就任後100日は(不法移民を)一人も国外退去処分にしない」との公約を発表。本国で罪を犯してから米国に不法入国した場合でも米国での犯罪歴がない場合は退去の対象にしないとの立場も示し、トランプ陣営から「米国を危険に陥れる政策だ」と非難された。

 バイデン氏はまた、エネルギー政策に関してもサンダース氏の支持勢力を意識して「化石燃料の廃止」を訴え、「石油・石炭・天然ガス業界への補助金を廃止し、国有地や沖合での掘削を禁止する」と言明。環境破壊が指摘される水圧破砕式のシェールガス開発では、当初は規制強化を唱えるだけだったのが、サンダース氏と同様に「全面廃止」を唱え始めた。

 バイデン氏としては、出身地ペンシルベニア州の石炭業界の票をトランプ氏から奪い返すことは、当選への重要なカギになるとみられている。党内の急進左派に引きずられて過激な環境政策を唱えれば、トランプ陣営からの絶好の攻撃材料になるのは確実だ。

5677チバQ:2020/03/18(水) 15:46:57
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200318/mcb2003181442048-n1.htm
海外情勢
米大統領選 民主党の「女性」副大統領候補は誰に 

2020.3.18 14:42

 【ワシントン=大内清】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いでトップを走るバイデン前副大統領(77)が「ランニング・メート」(副大統領候補)に女性を起用すると明言したことで、誰がその座を射止めるのかに注目が集まっている。当選すれば、米史上初の女性副大統領が誕生する。支持の裾野を広げるためバイデン氏が重視するのは、人種か、政策か、それとも本選で激戦が予想される州への影響力か-。

 取り沙汰される女性らの中には、今回の指名レースでバイデン氏と争った「元ライバル」たちも多い。その一人が、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)。ジャマイカ系の父親とインド系の母親を持ち、女性のみならず非白人層への支持拡大も期待されるとみられる。

 指名争いから今月撤退したばかりのエリザベス・ウォーレン上院議員(70)や、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も候補だ。

 学生ローンの一部免除などを主張する左派のウォーレン氏が指名されれば、バイデン氏の穏健路線に不満を抱く党内左派へのアピールとなる。

 予備選序盤で存在感をみせたクロブシャー氏は、バイデン氏と同じ中道派だ。バイデン氏には、自身が仕えたオバマ前大統領と“二人三脚”で政権運営にあたったとの自負があり、自分のランニング・メートとは政策理念を共有できることが望ましいとの考えを示したこともあることから、政治姿勢が近いクロブシャー氏を有力視する声もある。本選で激戦が予想される中西部ミネソタ州を地元とし、同州への影響力を持つことも有利な材料だ。

 このほか、本選での重要州である中西部ミシガン州の知事で、今年の一般教書演説で反論演説を任されたグレッチェン・ウィットマー氏(48)▽昨年の反論演説を行った南部ジョージア州の黒人指導者、ステイシー・エイブラムス氏(46)▽アジア系のタミー・ダックワース上院議員(52)▽黒人のバル・デミングス下院議員(63)らの名が挙がっている。

 過去の女性副大統領候補には、1984年に民主党のモンデール前副大統領(当時、以下同)から指名されたジェラルディン・フェラーロ下院議員や、2008年に共和党のマケイン上院議員から指名されたアラスカ州のサラ・ペイリン知事らがいるが、いずれも落選している。

5678チバQ:2020/03/18(水) 18:48:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000073-asahi-int

バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


3/18(水) 18:40配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


ジョー・バイデン前副大統領=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、トップを走る穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が17日、フロリダなど3州の予備選で大勝した。革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)に対し、獲得代議員数で圧倒的な差をつけており、指名獲得が濃厚となった。


 候補者指名争いは、各州などに割り当てられた計3979人の代議員の獲得数を競う。ニューヨーク・タイムズによると、バイデン氏は17日にフロリダ、イリノイ、アリゾナの3州で勝利したことで、獲得代議員が少なくとも計1147人となり、サンダース氏の861人に300人近い差をつけた。

 民主党の代議員は予備選などの得票率に応じて配分されるため、サンダース氏が今後の予備選を通じてよほどの大差で勝たない限り、逆転することはできない。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、選挙運動は実質休止状態にあり、民主党内からはサンダース氏の撤退を求める声も高くなっている。

5679チバQ:2020/03/18(水) 18:48:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000051-mai-n_ame

バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


3/18(水) 17:56配信

毎日新聞







バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


バイデン氏=AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、予備選があった南部フロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナの3州すべてで穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でバイデン氏は、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を拡大。残る州の情勢を考慮するとサンダース氏の巻き返しは困難で、バイデン氏が指名を獲得する流れが固まった。

 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東部デラウェア州の自宅からインターネットを通じてメッセージを発信。「公衆衛生と民主主義を守りながら、この危機を乗り切ることが重要だ」と指摘し、「党指名獲得により近づいた。よい夜になった」と語った。

 州ごとに人口比で割り当てられ、予備選の結果に応じて配分される代議員の総数は3979人で、党候補指名には過半数(1991人)の獲得が必要。ニューヨーク・タイムズ紙の推計(18日未明現在)では、バイデン氏が1147人で、サンダース氏の861人を上回る。既に半数以上の代議員が配分されており、選挙結果予測サイト「ファイブ・サーティー・エイト」によると、今後、東部ニューヨーク州やペンシルベニア州などの大票田でもバイデン氏が大差で勝利する見通しだ。【ワシントン古本陽荘、鈴木一生】

5680とはずがたり:2020/03/19(木) 23:58:35

素晴らしいなあ,議会とはかくあるべし。

しかしこれはクソみたいな総理がトップにいると何も出来なくなる本邦と違ってアメリカではCDC局長に可成りの裁量と権限が法律で与えられてクソみたいな国のトップが居る時でも粛々と政治決断出来る所が違う様だ。

https://twitter.com/brutjapan/status/1240548562909495297
Brut Japan
@brutjapan
アメリカ国内で蔓延しつつある新型コロナウイルス。健康保険を持たない国民が多いアメリカでは、高額な医療費を負担できずに病院へ行くことを躊躇う人々が多い。民主党下院議員ケイティ・ポーターは、アメリカ疾病管理予防センター局長への議会質疑応答で全国民へのウイルス検査無料化を勝ち取った。


call pay 出頭費用?>負担金と訳している
out of pocket typical cost 自腹で払う通常の費用
cannot even ** for にゃんのっといーぶんのふぉーと聴こえるけど**が何かわからん 英辞郎には can't even pay for an office in ならあったけど。。〜に耐えられないと字幕では訳されている。
isolation 隔離 受験時代には孤立って覚えた気がする。

5681チバQ:2020/03/22(日) 16:01:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5682チバQ:2020/03/22(日) 16:01:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5683チバQ:2020/03/22(日) 16:02:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000108.html

<米大統領選>民主党バイデン氏 大統領なら… 初の女性副大統領 誰に?

2020年3月22日 朝刊


(左上から時計回りに)カマラ・ハリス上院議員=ロイター・共同、ステイシー・エイブラムス氏=ゲッティ・共同、エリザベス・ウォーレン上院議員=ゲッティ・共同、エイミー・クロブシャー上院議員=AP・共同


写真


 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選に向けた民主党候補者選びで指名獲得が濃厚な中道派バイデン前副大統領(77)は、副大統領候補に女性を指名すると確約している。十一月の大統領選で勝利すれば「初の女性副大統領」が誕生するだけでなく、将来の大統領候補とも見なされることになる。現在は十人以上の名前が挙がっている。


 大統領が死亡や辞職などで欠けた場合、副大統領が大統領に昇格する。実際にトルーマン(三十三代)、ジョンソン(三十六代)、フォード(三十八代)の各氏らが副大統領から大統領に昇格。バイデン氏は大統領選で勝利しても任期途中で八十歳を超える。激務が健康に悪影響を及ぼす可能性もあり、副大統領候補選びは重要性を増している。


 真っ先に取り沙汰されるのは党候補者選びでライバルだった上院議員三人だ。


 ハリス上院議員(55)は父がアフリカ系、母がインド系の移民で人種的にも民主党が重視する「多様性」を象徴する。昨年の討論会では人種問題でバイデン氏を激しく攻撃して注目されたが、今月支持を表明した。


 クロブシャー上院議員(59)は三日のスーパーチューズデー前日、候補者選びからの撤退とバイデン氏支持に回ることを明らかにした。低迷していたバイデン氏の劇的な復活を導いた立役者で、地元ミネソタは大統領選のかぎを握る中西部の州でもある。


 左派ウォーレン上院議員(70)は政策面で隔たりがあるものの、バイデン氏は今月電話で協議してウォーレン氏の一部政策を受け入れた。左派票の取り込みのため協力を求める可能性も指摘されている。


 共和党が強い南部ジョージア州の二〇一八年知事選で激戦を演じ脚光を浴びた黒人指導者のエイブラムス氏(46)や、大統領選の重要州の一つ中西部ミシガン州のウィットマー知事(48)、中南米系でネバダ州選出のマスト上院議員(55)、フロリダ州選出でウクライナ疑惑の弾劾裁判で検事役を務めたデミングス下院議員(63)も有力視されている。


 オバマ政権時代のスーザン・ライス元大統領補佐官(55)やイエーツ元司法長官代理(59)など、ほかにも複数の候補が挙がっている。


 民主・共和の米二大政党で女性が副大統領候補になったのは過去二度しかなくいずれも本選で敗退。歴代の副大統領は大統領同様、全員男性が占めてきた。

5684チバQ:2020/03/23(月) 20:27:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003230001.html
【国際情勢分析】現地報告/サンダース氏を失速させた米国の価値観とは 大統領選民主党候補指名争い
2020/03/23 08:04産経新聞

 米大統領選に向けた民主党の候補指名争いは、2月の序盤戦で勢いをみせた急進左派のサンダース上院議員(78)と低迷していたバイデン前副大統領(77)の形勢が逆転した。3月に入り、分散していた中道穏健派の票がバイデン氏の下に集結したためだが、当初から有権者の間で「国民を一律に扱うサンダース氏の政策は社会主義的で、自己決定を尊ぶ米国の価値観を否定する」という警戒心がくすぶっていた。現地取材で聞いた話を基に逆転劇の背景を報告する。(外信部 平田雄介)

 「民主社会主義者」を自称するサンダース氏の公約のうち、代表的な政策が「国民皆保険の導入」だ。

 米国の公的医療保険には65歳以上の高齢者と65歳未満の障害者を対象とした「メディケア」と、低所得者向け「メディケイド」の2種類あるが、これらの対象とならない人は民間の医療保険への加入を検討することになる。ただ、民間の保険は掛け金が高いことも多い。国勢調査局の統計によると2018年の保険未加入者は2750万人、国民の8・5%に上る。

 サンダース氏は「先進国で国民皆保険を導入していないのは米国だけ」と問題視。集会では「破産の理由の第1位は高額な医療費」と指摘した上で、国民皆保険の導入を含む公約の実現に向け「富裕層や大企業への増税を行う」と主張し、喝采を浴びる。ただ、一歩陣営の外に出ると違和感を口にする人の方が多い。

 ニューハンプシャー州予備選(2月11日)の際、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)=撤退し、現在はバイデン氏を支持=の集会で話を聞いた作家のアダム・クーマンさん(38)は「サンダース氏の唱える政府が一元管理する公的医療保険制度の下で民間の保険は廃止されるかもしれない。それはサービスの手厚い民間の保険に入りたいと望む人の選択肢を奪うことを意味する」と話し、自らが加入する医療保険の質が低下することを心配していた。

 また、バイデン氏を支持する元エンジニアのカール・アズモンドさん(73)は、サンダース氏の目指す医療保険改革が実現すれば、「既に加入しているメディケアの内容も変更されるかもしれない。個々の事情を無視した改革には問題がある」と話していた。

 トランプ大統領の支持者になると、批判はさらに厳しい。西部ネバダ州のキリスト教福音派教会の幹部、サンディ・ホールさん(73)は「頑張っても、努力をしなくても、受けられる医療サービスの質が同じになってしまったら、国民は懸命に働くことを止め、堕落する」と切り捨てた。

 米国では、伝統的に、個人の自由と責任を重視し、政府の国民生活への関与は小さくあるべきという考え方が支配的だ。中西部アイオワ州で4代続く農家を営むブライアン・ビアードさん(44)は「移民として米国に来て、独力で農地を切り開いた曾祖父を尊敬している」として、「福祉を重視する民主党より雇用を増やすトランプ氏の考え方が好きだ」と話していた。

 一方、失速したとはいえ、2月の序盤戦でサンダース氏が優勢に立ったことは、移民国家の歴史を背景とした米社会の変容を示す。陣営ボランティアのジュネラ・クレイさん(42)は「マッサージ、高齢者の介護、清掃とパートタイムの仕事を3つ掛け持ちしても生活するのがやっと。医療保険にも入れない。英国から移民した祖母は『米国ではより良い明日を信じて生きられる』と話していたが、私はそんなふうに思えない」と記者に訴えてきた。

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大する米国において、医療格差の問題が深刻化すれば、米社会の変容は一層進むかもしれない。

5685名無しさん:2020/03/23(月) 20:53:06
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35151092.html
共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明
2020/03/19 12:55CNN.co.jp

共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明

ビル・ウェルド氏が米大統領選の候補者指名争いからの撤退を表明した/CNN

(CNN.co.jp)

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で与党・共和党の候補者指名争いに出馬していたビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事は18日、指名争いからの撤退を表明した。これより前、トランプ大統領は共和党からの指名に必要な代議員を獲得していた。

ウェルド氏は支持者への電子メールで、指名争いからの撤退を決断し、即座に実行すると述べた。

ウェルド氏は昨年4月のCNNのインタビューで、トランプ氏が再選されれば、共和党のことが心配になるなどと述べていた。

ウェルド氏の指名争いについては、ニューハンプシャー州で、共和党の穏健派から支持を得られるかどうかに注目が集まっていた。2月に行われたニューハンプシャー州予備選で、トランプ氏は85.7%の支持を得た。ウェルド氏の得票率は9.2%だった。

5686チバQ:2020/03/24(火) 11:37:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000028-kyodonews-int

在外票はサンダース氏が勝利 米大統領選の民主党候補者選び


3/24(火) 9:01配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党が23日に発表した大統領選の候補指名争いの在外投票結果によると、サンダース上院議員(78)が57.9%を得票して勝利した。バイデン前副大統領(77)は22.7%だった。投票率は前回2016年よりも15ポイント上昇したという。

 民主党候補選びは全体でバイデン氏が大きくリードし、サンダース氏が逆転できる確率は極めて低く、撤退時期が焦点になっている。ただ、サンダース氏は選挙戦継続の意思を示している。

 候補指名を得るには各州などに割り当てられた一般代議員のうち1991人を獲得する必要がある。

5687チバQ:2020/03/24(火) 16:18:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00050147-yom-int

「世界中のアジア系米国人保護が重要」…トランプ氏「彼らの過失ではない」


3/24(火) 11:17配信

読売新聞オンライン



 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は23日、新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、「米国や世界中で、アジア系米国人のコミュニティーを完全に守ることはとても重要だ。ウイルスの拡散は、彼らの過失ではない」とツイッターで呼びかけた。各地でアジア系住民らへの差別的な言動や暴力犯罪が相次いでいることに警鐘を鳴らしたものだ。

 トランプ氏は、新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、人種差別を助長するとして批判を浴びていた。そうした批判を意識し、差別の意図を否定する狙いがありそうだ。

 トランプ氏は「アジア系米国人は素晴らしい人々だ。ウイルスを一掃するために我々と緊密に連携している」とも強調した。

5688チバQ:2020/03/24(火) 16:32:03
https://mainichi.jp/articles/20200320/k00/00m/030/195000c?inb=ys

NY、解雇の嵐 営業禁止、消えた観光客… 「生き延びられるか分からない」
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会員限定有料記事 毎日新聞2020年3月21日 09時00分(最終更新 3月21日 20時32分)
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 新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えた米国で解雇の嵐が吹いている。800万人以上の人口を抱え、年間約6500万人が訪れる全米最大の都市ニューヨークは、レストランや劇場、美術館などが軒並み閉鎖。観光客の姿はほとんどない。レストランなどの営業中止で職を失う人が相次ぎ、経済の負の連鎖が広がっている。

 「9・11(米同時多発テロ)より悪い。あの時は世界中がこの街に思いを寄せてくれた。今はどの国でも自分のことを考えるので精いっぱいだ」。市内でメキシコ料理店を共同経営するルイス・アルセモタさん(51)は、店のカウンターでため息をついた。ニューヨーク州では16日夜から持ち帰りや宅配を除いて飲食店の営業が禁止になり、客足は途絶えた。

 約50人のウエーターやコックらには、持ち帰り用の料理を作る1人を除いて解雇を告げた。「あんなにつらいことはなかった。明日の朝はもう来ないのだとぼうぜんとしていた」。従業員の8割は同郷のメキシコやグアテマラなどからの移民。週給制で、母国の家族に送金している。だが、売り上げ減で運転資金が枯渇し、最後の給料だった総額1万6000ドル(約170万円)さえ渡せていない。

 全米レストラン協会は、閉鎖が3カ月続けば、レストラン業界で少なくとも500…

5689チバQ:2020/03/29(日) 04:10:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000140-kyodonews-int

米民主党の指名争い「休戦」 13州・地域で予備選延期


3/28(土) 19:31配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党の大統領候補指名争いで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため計13州・自治領が28日までに相次いで予備選の延期を決めた。重要州の予備選は当面予定がなく「休戦」状態が続く。米国の感染者数が世界最多となる中、候補を正式決定する7月の党大会や11月の本選への影響を危惧する声も出始めている。

 今月3日のスーパーチューズデーを境にバイデン前副大統領が一気に躍進し、指名獲得が濃厚となった。サンダース上院議員は劣勢を認めつつ「前例なき時代に国民は現状を変える考え方を欲している」と語り、国民皆保険といった自らの主張こそが求められていると訴えた。

5690チバQ:2020/03/29(日) 04:12:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000054-asahi-int

残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


3/20(金) 21:32配信

朝日新聞デジタル







残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


大統領選の候補者争いから撤退を表明したトゥルシ・ギャバード下院議員=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで19日、トゥルシ・ギャバード下院議員(38)が撤退を表明し、獲得代議員数でトップに立つジョー・バイデン前副大統領(77)を支持する考えを表明した。20人以上が名乗りを上げた指名争いで残るのは、バイデン氏とバーニー・サンダース上院議員(78)のみとなった。

 ギャバード氏は、ハワイ州選出のヒンドゥー教徒。非介入主義を唱え、中東やアフガニスタンからの米軍撤退などを主張していたが、これまでの党員集会・予備選での獲得代議員数は2人にとどまっていた。19日はツイッターに投稿した動画で撤退を表明し、「バイデン氏はアロハの精神、尊敬、共感を元にこの国をリードし、分断を癒やすと確信している」と述べた。

 AP通信によると、これまでの獲得代議員数はバイデン氏が1181人で、サンダース氏の885人を約300人リードしている。17日に3州であった予備選でもバイデン氏が大差で勝利しており、サンダース氏の陣営は18日、「支持者の意見を聞き、この先の選挙について判断する」という声明を出した。(ワシントン=香取啓介)
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朝日新聞社

5691チバQ:2020/03/29(日) 04:19:56
https://www.asahi.com/articles/ASN3X2JXTN3XUHBI001.html?iref=com_inttop_namerica_list_n
2兆ドル米経済対策法が成立 雇用危機と景気減速に対処


有料記事 新型肺炎・コロナウイルス

ワシントン=青山直篤
2020年3月28日 8時26分

 米下院は27日、新型コロナウイルスの打撃緩和を図る経済対策の法案を可決し、トランプ大統領が署名して成立した。米国の国内総生産(GDP)の1割に当たる2兆ドル(約220兆円)超に上る史上最大の財政出動で、移動制限や休業で著しく停滞した民間経済を補う。それでも、足元で起きている深刻な雇用危機と景気減速をどれだけ和らげられるかは見通せない。

 下院で野党民主党が多数派を占め、党派対立が激しい米議会だが、約10日で異例のスピード合意に至った。ムニューシン米財務長官は27日朝、米FOXビジネスで「これは戦争だ」と強調した。大規模な経済活動の停止が起こり、感染もさらに広がっている。金融市場の緊張も高まり、政府や中央銀行が家計や企業の資金繰りを一刻も早く支える必要性があった。

 夫婦2人、子ども2人の平均的世帯当たり計3400ドルの直接給付や、雇用支援のための中小企業向け融資(予算規模約3500億ドル)、失業給付の拡充(2500億ドル)、航空産業などの産業支援(5千億ドル)などが柱。雇用を維持する企業には8週間分の給与を返済不要で融資したり、フリーランスも含む労働者に、数カ月間は従来の給与に準じた失業給付を受けられるようにしたりする。

 ただ、21日までの1週間で3…

5692チバQ:2020/03/29(日) 04:25:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00050269-yom-int

米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


3/28(土) 23:54配信

読売新聞オンライン







米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


(写真:読売新聞)


 【ワシントン=船越翔】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米国のコロナウイルスの感染者数は27日、10万人を超えた。26日に中国を上回って世界最多となり、その後も感染拡大に歯止めがかかっていない。

 タイムズ紙の28日朝(日本時間28日夜)時点の集計では、米国内の感染者数は10万2636人、死者数は1646人にのぼっている。東部ニューヨーク州が4万4635人で突出して多く、隣接するニュージャージー州が8825人、西海岸のカリフォルニア州が4914人と続いている。

 患者の急増に伴い、ニューヨーク州の医療機関を中心に、治療に必要な機材の不足が深刻化している。

 トランプ大統領は27日、民間企業に重要物資の優先的な生産を要求できる「国防生産法」に基づき、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、重症患者に必要な人工呼吸器の製造を命じた。

 トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「米政府のすべての力を結集し、ウイルスを打ち破るまで戦い続ける」と語った。規制の緩和などで企業を支援し、今後100日以内に人工呼吸器10万台を準備する意向も明らかにした。

 トランプ氏は記者会見に先立ち、GMとの協議で時間を浪費したとしてツイッターでいら立ちをあらわにし、「工場を直ちに開き、今すぐ人工呼吸器を作れ!」などと書き込んでいた。

 米国内の州知事たちからは、トランプ政権のウイルス対策の不手際を指摘する声が上がっており、そうした批判をかわす狙いがあるとみられる。

 GMは27日、政府の要求に応じ、医療機器メーカーと協力して人工呼吸器の生産に乗り出すと発表した。

5693チバQ:2020/03/29(日) 11:46:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000012-jij-n_ame

戦後最悪危機、突破口見えず 米、最大の景気対策でも 新型コロナ


3/29(日) 7:32配信

時事通信



 【ワシントン時事】トランプ米大統領は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応した2兆2000億ドル(約237兆円)規模の経済対策法案に署名、同法が成立した。

 米史上最大の景気浮揚策となるが、景気後退入りが濃厚な世界経済を底上げするほどの力はなく、市場の不安も拭えないままだ。追加対策なしでは、戦後最悪の危機を乗り切る突破口は開けそうもない。

 「米経済は爆発的に上向く」。トランプ大統領は米国内総生産(GDP)の約10%に相当する大型対策を自賛した。目玉の一つは大企業支援や中小企業融資。2008年のリーマン・ショック当時に比べて金融機関の体力が強化されている一方、民間企業は借り入れに一段と依存しており、破綻リスクは08年より幅広い業種に広がっている。

 GDP、失業率、株価下落幅―。これら米国のデータは今年上半期に「戦後最悪の水準」(エコノミスト)を記録する恐れがある。秋の大統領選を見据えるトランプ氏には、巨額対策を講じたことを口実に、自粛を指示した経済活動を早期に再開させる思惑もありそうだ。拙速な再開は感染者の一層の増加を招きかねず、「選挙対策」(野党民主党のペロシ下院議長)とやゆする声も出ている。

 トランプ政権が内向き志向を強める中、医療物資不足に陥った他国も貿易制限に動いている。1930年代の世界恐慌ではインフラ投資を推進した米国のニューディール政策、リーマン危機後には中国が成長を後押しした。だが、国連貿易開発会議(UNCTAD)は「今回はけん引役が不在」と指摘し、各国の利害を超えた結束を呼び掛けている。

5694チバQ:2020/03/30(月) 16:33:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000003-jij-n_ame

トランプ氏、バイデン氏と支持率拮抗 新型コロナ危機下で 米大統領選


3/30(月) 5:45配信

時事通信







トランプ氏、バイデン氏と支持率拮抗 新型コロナ危機下で 米大統領選


トランプ米大統領=28日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は29日、大統領選の世論調査で、トランプ大統領と民主党最有力候補バイデン前副大統領の支持率が拮抗(きっこう)していると伝えた。

 
 有権者登録した人の間で、49%がバイデン氏を支持したのに対し、トランプ氏支持は47%だった。前回調査でトランプ氏は7ポイント引き離されていたが、差を縮めた。新型コロナウイルス感染が深刻化する中、トランプ氏の支持率が上昇している形だ。

 新型ウイルス対応への信頼性では、トランプ氏がバイデン氏をわずかに上回ったが、ポスト紙は「統計上は有意な差ではない」としている。経済政策の信頼性ではトランプ氏、医療制度改革への取り組みの信頼性ではバイデン氏がそれぞれ相手を上回った。

 調査は、ABCテレビと共同で約1000人を対象に22〜25日に行われた。2月の前回調査ではバイデン氏支持が52%、トランプ氏支持が45%だった。ポスト紙によると、大学を卒業していない白人女性や地方の有権者の間でトランプ氏への支持が伸びた。

5695チバQ:2020/03/30(月) 16:41:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000014-reut-bus_all

米国民の23%が失職か自宅待機、経済活動休止は圧倒的支持=調査


3/30(月) 8:56配信

ロイター







米国民の23%が失職か自宅待機、経済活動休止は圧倒的支持=調査


 3月27日、米国では新型コロナウイルスのために国民の4分の1近くが失職したか、一時的に働けなくなっているが、感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数に上っている。写真は米ワシントン州のシアトルの家族(2020年 ロイター/Jason Redmond)


[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国では新型コロナウイルスのために国民の4分の1近くが失職したか、一時的に働けなくなっているが、感染拡大を抑制するために経済活動を休むことに賛成する人が大多数に上っている。27日公表されたロイター/イプソスの世論調査でこうした結果が示された。

【図解】新型コロナ、世界の学校閉鎖状況

調査は26─27日に実施。新型コロナのせいで既に職を失った、あるいは勤め先の休業で働けない状態にあると答えた人の割合は全体の23%に上った。米経済が「適切な方向」にあると回答したのは30%と、2018年2月以降で最低を記録した。

10年余り前の「グレート・リセッション」時代に10%に達した米国の失業率について、多くのエコノミストは今回、それを超えると予想する。セントルイス地区連銀のブラード総裁は最近、失業率が30%になるかもしれないと発言した。

それでも大半の国民は、トランプ大統領が復活祭の4月12日までに経済活動を再開させたいと述べたことに、支持政党の区別なく反対している。

全体の81%は、経済的な悪影響があるとしても、いわゆる「ソーシャル・ディスタンシング(人の動きや社会活動を制限し、接触自体を減らすこと)」の取り組みを続けるべきだと主張した。この割合は野党・民主党支持者が89%、与党・共和党支持者が70%だった。

できるだけ早くソーシャル・ディスタンシングをやめて経済を正常化してほしいと回答したのはわずか19%にとどまった。

新型コロナに関してトランプ氏の助言に従う「可能性が非常に大きい」としたのは31%、一方で専門医師と疾病対策センター(CDC)の助言に従うと答えたのはそれぞれ66%と64%に達した。

5696チバQ:2020/03/30(月) 17:02:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00000507-san-n_ame

米大統領選に大きな影 忘れ去られる民主党候補指名争い 新型コロナ


3/30(月) 10:06配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】新型コロナウイルスの感染拡大が米大統領選に大きな影を落としている。民主党候補指名に向けた全米各州の予備選や党員集会は、延期されたり郵便投票に変更されたりする一方、同党の本選候補の座を争うバイデン前副大統領(77)とサンダース上院議員(78)は大勢の聴衆を集めての支持者集会を開くことができないなど、選挙運動を封じられた状況に追い込まれている。

 民主党の指名争いをめぐっては、感染者数が全米で最も多い東部ニューヨーク州が28日、予備選を4月28日から6月23日に延期すると発表した。

 また、4月4日に予備選・党員集会を予定していたルイジアナ、アラスカ、ハワイ、ワイオミングの4州が延期を決定。このうちルイジアナを除く3州は投票を郵送方式に切り替えた。

 延期措置をとった州は28日現在、これらの州を含め計14州およびプエルトリコ準州となった。日程変更の結果、6月2日に重要州の東部ペンシルベニアなど10州および首都ワシントンの予備選が集中することとなった。

 一方、疾病対策センター(CDC)が3月15日に50人以上の集会やイベントの開催を自粛するよう勧告したことなどを受け、バイデン、サンダース両氏は支持者集会を全面的に中止し、自宅からウェブキャストなどを通じた情報発信に切り替えた。

 両氏は連日、新型コロナ対策に関し提言などを発信しているものの、言動が主要メディアに取り上げられることが大幅に減少し、一気に影が薄くなった。

 特に、今月3日に14州などの予備選・党員集会が集中した「スーパー・チューズデー」で奇跡の復活を果たして上昇機運にあったバイデン氏は完全に勢いを減殺された。大規模集会による支持層拡大を身上としてきたサンダース氏にとっても痛手は大きい。

 ただ、サンダース氏にとっては民主党主流派からの撤退圧力が一時的に和らいだほか、バイデン氏も息子のハンター・バイデン氏とウクライナ企業をめぐる疑惑を共和党からあまり追及されなくなるなど、コロナ騒動から思わぬ恩恵を受ける形となった。

 一方、再選を目指すトランプ大統領は、新型コロナ対策に関し週末も含め連日ホワイトハウスで記者会見を行って指導力を誇示するなど、現職としての強みを最大限に活用している。

5697チバQ:2020/04/01(水) 09:40:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000002-jij_afp-int

CNNキャスター、コロナ感染を発表 NY州知事の弟


4/1(水) 4:19配信

AFP=時事







CNNキャスター、コロナ感染を発表 NY州知事の弟


米CNNのニュースキャスター、クリス・クオモ氏(2016年1月25日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米CNNのニュースキャスターで、ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事の弟のクリス・クオモ(Chris Cuomo)氏(49)は3月31日、新型コロナウイルスに感染したことを発表した。自身の番組は自宅で自主隔離をしながら放送を続けるという。

【写真】兄のアンドルー・クオモ知事

 クオモ氏はツイッター(Twitter)で、「私は最近、後に陽性の検査結果が出た人と接触しており、熱や悪寒、息切れがあった」と説明。妻子にウイルスをうつさなかったことを願うとし、「もしそうだったら病気より気分が悪くなる」と書き込んだ。

 クオモ氏は、平日夜に自身の名を冠したニュース番組「クオモ・プライムタイム(Cuomo Prime Time)」で司会者を務めている。同番組は、家族から自身を隔離するためにこもっている地下室から放送するという。【翻訳編集】 AFPBB News

5698チバQ:2020/04/02(木) 11:56:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000540-san-n_ame

NY州知事クオモ氏、感染の「震源地」でも支持率急上昇 人間味に共感


4/1(水) 13:22配信

産経新聞



 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増える米東部ニューヨーク州で、対策の指揮を執るアンドリュー・クオモ知事(62)の支持率が急上昇している。記者会見での発言が論理的で人間味があふれると共感を呼び、全米でも注目の的だ。ただ、たった1カ月で7万人超の感染者を出した責任を指摘する声も出始めている。

 米シエナ大が3月22〜26日に同州内で実施した世論調査によると、87%がクオモ氏の新型コロナへの対応を評価すると回答。トランプ米大統領を評価すると答えたのは41%だった。クオモ氏の支持率は71%で、前回調査(2月16〜20日)の44%から大幅にアップした。

 支持率急増の要因はコロナ禍が発生して以来、毎日開いている記者会見。米主要テレビ各局は連日、生中継し、トランプ氏の会見と同様の扱いだ。パワーポイントを用いて、感染者数や検査数、入院患者数、集中治療室(ICU)にいる人数まで詳細なデータを開示し、深刻な状況も率直に説明する。時折、「疲れたときは、医療関係者や食品店などで休みなく働く人のことを考えよう」(3月26日の会見)などと穏やかな口調で語りかける。

 31日には自身の弟で米CNNテレビのキャスター、クリス・クオモ氏(49)が感染したことを公表し、「賢さや裕福さ、年齢に関係なく、このウイルスは誰もが影響をうける」と強調した。外出が制限されている住民には「的確な情報は信用できるし、孤独感が増している中、知事の発言に勇気づけられている」(40代の女性)などと語る人も多い。

 民主党のクオモ氏は州司法長官をへて2011年に州知事に。新型コロナ対策ではトランプ氏への対応も「冷静」(米メディア)と一定の評価を得ており、30日にはトランプ氏が「大統領選に出ていれば、寝ぼけたジョー(民主党候補指名争いで最有力のバイデン前副大統領)よりも良い候補だっただろう」と発言。これに対しても、クオモ氏は「政治問題化している場合ではない」などとかわした。

 ただ、州内では3月1日に初めて感染が確認され、同31日時点の感染者は7万5795人に上る。同州の最初の措置は13日に500人以上の集会禁止を命令したことで、クオモ氏も当初から食い止め策に積極的だったとはいえず、一部の米メディアでは「国際都市としては、1月に中国で感染が始まった時点で何らかの計画を立てるべきだった」と初動の遅さを批判する声も上がっている。

5699チバQ:2020/04/04(土) 22:14:05
<新型コロナ>マスク着用に揺れる各国 欧州二分 米推奨へ






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https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040402000119.html

2020年4月4日 朝刊




◆米・トランプ氏一転、「スカーフの使用を」


 【ワシントン=岩田仲弘、ニューヨーク=赤川肇】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、トランプ政権が近く、感染していない人や、感染しても無症状の人が外出する際にも布マスクなどの着用を促す見通しとなった。マスク着用は症状が出ている感染者に限るべきだというこれまでの方針を見直す。ただ、感染予防の隔離政策がおろそかになることなどを懸念し、トランプ大統領は二日の記者会見で「強制はしない」と述べた。


 米疾病対策センター(CDC)の幹部は先月末、米公共ラジオのインタビューで、感染者の25%が無症状だという調査結果を明らかにし、広く布マスクを着用する必要性に言及。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、CDCは既にホワイトハウスに提言した。CNNテレビによると、米国科学アカデミーの感染症の専門家は一日、「ウイルスは、感染者がせきやくしゃみをするだけでなく、会話や呼吸をするだけでも拡散し得る」との研究結果を伝えた。


 ホワイトハウスはこうした提言を受けて対応を協議。医療用マスクがさらに不足することが懸念されるため、トランプ氏は会見で「スカーフ」の使用を推奨。対策チーム幹部のバークス氏は、隔離政策の徹底をあらためて訴え、マスク着用はあくまでも「追加的な措置」と強調した。


 一方、感染拡大が著しい東部ニューヨーク市のデブラシオ市長は二日、政府に先駆けて、外出時に「顔を覆うもの」を着用するよう訴えた。「マスク」という言葉を避けたのは、医療用や高機能マスクはあくまで「医療従事者や救急隊員らが使用するもの」だからだ。


 実際、市の刑務所職員らでつくる労働組合は二日、マスクや消毒剤の十分な供給がなく「不当に危険な労働環境」に置かれているとして市を提訴した。


 西部ロサンゼルス市も公共の場で「非医療用マスク」の着用を市民に促し、スカーフや余った布きれを用いた自作も呼び掛けている。

◆へシンガポール・「再利用可能」配布


 【シンガポール=共同】シンガポール政府は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国民に出していた「健康ならマスクを着けないで」との勧告を見直すと発表した。再利用可能なマスクを5日から全住民に配布する。同国保健省は1月、地元紙に広告を掲載し、熱やせきなどの症状があるか、病気療養中の人に限ってマスクを使うよう呼び掛けていた。


 一方、リー・シェンロン首相は3日、感染拡大を防ぐために7日から5月4日まで、急を要する場合を除き自宅にとどまるよう国民に求めると発表した。

5700チバQ:2020/04/05(日) 12:43:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000010-jij_afp-int

ケネディ家にまた悲劇、元司法長官の孫らカヌー中に行方不明 死亡か


4/5(日) 11:37配信

AFP=時事







ケネディ家にまた悲劇、元司法長官の孫らカヌー中に行方不明 死亡か


米ニューヨーク市でロバート・F・ケネディ人権賞の式典に出席した、孫娘のメーブ・ケネディ・マキーンさん(中央)、夫デービッドさん(左)、息子のギデオン君(右から2番目、2019年12月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米国のロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元司法長官の孫娘とその息子が、カヌーをしていた際に行方不明となり、生存が絶望視されている。家族が4日、明らかにした。

【関連写真】ジョン・F・ケネディ元大統領とロバート・F・ケネディ元司法長官

 ケネディ一家は、1963年にテキサス州ダラス(Dallas)でジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領が暗殺されて以来、若くして突然死亡する悲劇に次々と見舞われている。

 今回消息を絶ったのは、ケネディ元大統領の弟、ロバート・F・ケネディ元司法長官の孫に当たるメーブ・ケネディ・マキーン(Maeve Kennedy McKean)さん(40)とその息子のギデオン(Gideon McKean)君(8)。米メリーランド州のラリー・ホーガン(Larry Hogan)知事が3日に明らかにしたところによると、2人は2日、広大なチェサピーク湾(Chesapeake Bay)に近いサウス川(South River)でカヌーをしていた際に行方不明となった。沿岸警備隊や警察、消防隊員らがすぐに捜索を開始したが、2人は発見されなかった。

 メーブさんの夫デービッド・マキーン(David McKean)さんは4日朝、フェイスブック(Facebook)の投稿で「すでに24時間がたち、妻たちが生存している可能性は非常に低い。メーブとギデオンが亡くなったことは明らかだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5701チバQ:2020/04/05(日) 16:52:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000027-kyodonews-int
民主党のサンダース氏に撤退論 選対幹部が促す、陣営が分裂
4/5(日) 10:54配信共同通信
民主党のサンダース氏に撤退論 選対幹部が促す、陣営が分裂
サンダース米上院議員(左、ゲッティ=共同)、バイデン前米副大統領(右、ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは4日、大統領選の民主党候補指名争いを巡り、左派サンダース上院議員(78)に複数の選対幹部から撤退を検討するよう促す声が出始めたと報じた。一方で依然として選挙戦継続を主張する幹部もおり陣営が分裂、サンダース氏本人は最終決定していないという。

 指名争いは中道バイデン前副大統領(77)の勝利が濃厚な情勢。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響で各州の予備選が相次ぎ延期されており、選挙戦は3月半ば以降、事実上停止している。

 今月7日には、中西部ウィスコンシン州で3週間ぶりとなる予備選が予定されている。

5702チバQ:2020/04/05(日) 20:44:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000036-mai-n_ame
「ひどい仕事。面汚し」トランプ氏、ウクライナ疑惑告発を議会に通知した監察総監を解任へ
4/5(日) 19:48配信毎日新聞
「ひどい仕事。面汚し」トランプ氏、ウクライナ疑惑告発を議会に通知した監察総監を解任へ
アトキンソン氏=AP
 トランプ米大統領は、複数の情報機関を担当するアトキンソン監察総監を解任する意向を議会に通告した。アトキンソン氏は昨年、ウクライナ疑惑を巡る内部告発の内容を議会に通知。トランプ氏の弾劾訴追の発端となった。解任は報復人事とみられるが、トランプ氏は4日のホワイトハウスでの記者会見でアトキンソン氏について「まったくひどい仕事をした。面汚しだ」と批判。解任を正当化した。

 中央情報局(CIA)などを担当する情報監察総監室は2019年8月、トランプ氏が政敵のバイデン前副大統領親子を捜査するようウクライナに圧力をかけた、とする内部告発状を受理。翌月に議会に通知した。これを発端に野党・民主党が過半数を占める下院で弾劾審査が始まった。

 トランプ氏は4月3日、上下両院情報委員会の幹部に宛てた書簡で「(アトキンソン氏に)完全な信頼を置けなくなった」と説明。30日以内に解任する方針を通告した。4日の会見では「フェイクの告発を議会に持ち込んだ。私に確認することもなかった」と非難した。

 トランプ氏は上院の弾劾裁判で無罪となった今年2月以降、弾劾審査の公聴会で証言した陸軍中佐や駐欧州連合(EU)大使らを相次ぎ解任している。4日の会見ではウクライナ疑惑の内部告発者についても「誰か分かっている」とけん制した。【ワシントン高本耕太】

5703チバQ:2020/04/06(月) 21:41:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00129100-fnnprimev-int
「私たちは耐えうる限界を超えました」コロナ対応でNYクオモ知事の支持率急上昇! 人間味あふれる言動と存在感
4/6(月) 18:30配信FNN.jpプライムオンライン
「私たちは耐えうる限界を超えました」コロナ対応でNYクオモ知事の支持率急上昇! 人間味あふれる言動と存在感
FNNプライムオンライン
「クオモ2020担ぎ出し」新型コロナ対応で支持率上昇
「正直に言うと、アンドリュー・クオモ(ニューヨーク州知事)は、ジョー・バイデン(前副大統領)」よりも優れた大統領候補になると思うよ」

これは、他ならぬトランプ大統領の言葉だ。3月27日にフォックス・ニュースのインタビューで、大統領選に向けての見通しを聞かれるとこう言った。

これに対して、クオモ知事は報道陣にこう答えた。

「私は大統領選に出ていないし、将来出るつもりもない。この危機に当たって政治的に行動することもない。大統領はパートナーなのだから、ニューヨーク州に良いことをしてくれれば誰よりも先にサンキューと言うよ」

クオモ知事は、クリントン政権で住宅都市開発長官に任命された後、2011年からニューヨーク州知事を務めているが、やはり同州知事を3期務めた父マリオ・クオモ氏の血を引いて、政界で存在感を発揮している。根っからの民主党員で、弟のクリス・クオモ氏はCNN放送のキャスターで、同局でもトランプ大統領には一際手厳しいことで知られる。

2020年の大統領選でも立候補が噂されていたが、クオモ知事は親しいバイデン前副大統領への支持を表明して出馬を否定してきた。

しかし、その後巻き起こった新型コロナウイルス危機の被害が最も集中したニューヨーク州で、同知事の対応に称賛の声が高まり、シエナ大学が行った世論調査では支持率が87%に上っている。

こうした中、民主党の候補選びで残っているバイデン前副大統領やバーニー・サンダース上院議員は、イベントの自粛から選挙運動もできない状況で半ば忘れ去られた存在になっている。

そこで、民主党支持者の注目はクオモ知事に注がれることになり、大統領候補に推す声が高まって「クオモ2020担ぎ出し」と名付けたツイッター上の勝手連も出現し、賑やかなことになっている。

NYの状況を積極的に訴え勝ち取った信頼
その人気の理由だが、まず、ニューヨーク州民のためなら政治的には正反対のトランプ大統領には頭を下げても援助を乞い、果たしてもらえば最大限謝意を述べることも忘れない、現実的な対応があるだろう。

その結果、連邦政府軍の工兵隊によって数千床の野戦病院を建設させたり、人工呼吸器を他州に優先して配布してもらったり、米国に2隻しかない病院船の1隻をニューヨーク港に回航してもらうなど、目に見えた成果がある。

さらに同知事は、毎日午前11時(現地時間)から記者会見を行い、ニューヨーク州内の状況について詳しく説明すると共に、時にはこう訴える場面もある。

「ニューヨークを助けにきてください。私たちはもう耐えうる限界を越えました。ボランティアの医療関係者が必要です。どうかお願いします」

同知事は言ってみれば、政治家らしからぬ振る舞いと、結果を伴う決断、それに人間味あふれる言動で指導性を発揮して、新型ウイルスの脅威に怯える毎日を送るニューヨーク州民の信頼を勝ち取ったようだ。

米民主党の候補者選びは、すでに2人の候補の支持票の多くが確定しているので、今からクオモ知事が候補者に選ばれる可能性は低いと見られるが、その先、2024年に向けて大きな布石を打ったのではないか。

5704チバQ:2020/04/07(火) 20:55:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000037-jij_afp-int
コロナ流行で露呈、米国の深刻な経済格差
4/7(火) 17:36配信AFP=時事
コロナ流行で露呈、米国の深刻な経済格差
新型コロナウイルスの流行を受け、人けが少なくなった米首都ワシントンのナショナル・モール(2020年3月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】わずか3週間前、米首都ワシントンの郊外、メリーランド州の高級住宅街にあるフレンチ・レストラン「ラ・フェルム(La Ferme)」のウエーターだったミゲル・ロドリゲス(Miguel Rodriguez)さん(55)は人生を楽しんでいた。米経済は好調で、ロドリゲスさんの暮らしぶりも良かった。

 ところが一夜にして、すべては変わってしまった。新型コロナウイルス流行による州規模の封鎖に伴い、ロドリゲスさんが20年勤めてきた店は閉店を余儀なくされ、別のレストランでウエートレスをしていた妻も職を失った。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で米国では瞬く間に数百万人の労働者が収入を失い、貧困に陥った。この危機によって露呈したのは、世界一の経済大国・米国でますます広がる深刻な格差だ。

 真っ先に打撃を受ける中低所得家庭には、貯蓄というものがほとんどない。「2008年の金融危機からようやく立ち直った数百万人の米国人にとって、とてつもない打撃だ」と、米シンクタンク「外交問題評議会(Council on Foreign Relations)」のエドワード・オールデン(Edward Alden)氏は言う。

 同氏によると、実質賃金は経済危機後8年かかって回復したが、低所得労働者の間でも伸びるようになったのはここ2年ほどのことだ。昨年は一部の州が最低賃金を引き上げたことなどで、過去20年間で最も賃上げペースが加速した。だが、「今回の危機によって失業が大幅に増え、賃上げの効果は消えてしまうだろう」とオールデン氏は指摘する。

 3月の非農業部門の就業者数は前月比70万1000人減となり、約10年続いた伸びは突然止まった。失業率は過去45年で最高の4.4%に上った。3月の最後の2週間で1000万人近い労働者が失業保険を申請した。米国は社会的セーフティーネットが乏しく、貯蓄率は約8%と極端に低い。英拠点の民間調査・コンサルタント会社オックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)の首席エコノミスト、グレゴリー・ダコ(Gregory Daco)氏は「突然の失業は、サービス部門の低所得層に集中している」と話す。

■貯蓄はほとんどなし
 1983年にエルサルバドルから移住してきたロドリゲスさんは突然、初めて失業保険に頼らざるを得なくなった。だが、失業保険の給付額はロドリゲスさんの収入の大半を支えていたチップを考慮に入れずに決まるため、3人の子どもを養っていけるのか不安だ。「多少の貯金はあるが、数か月しかもたない」とロドリゲスさんはAFPに語った。

 ロドリゲスさんだけではない。オックスフォード・エコノミクスの調査によると米国人の半数は、予期していなかった経済的打撃に対処できる緊急時のための貯蓄を持たない。

 低所得世帯になると状況はさらに深刻で、4分の3はいざというときの蓄えがない。「最も必要な人々こそ、ほとんど何も持っていない」とダコ氏は指摘する。おまけに新型ウイルスの流行による経済の停滞はいつまで続くのか、全く見当もつかない。

 アメリカン大学(American University)のブラッドリー・ハーディー(Bradley Hardy)教授は、「雇用と賃金に対する影響は少なくとも2021年初めまで続くと考えて、備えなければならない」という。そして「米国の多くの家庭は、貯蓄率が低い一方で抱えているローンが多く、今起こりつつある経済的逆風を乗り切るために必要な備えがない」と指摘する。

■特に懸念される黒人中流層
 2008年の世界金融危機のときと同様、「今回も多くの米国人の脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにしている」とオールデン氏は言う。低所得層は痛ましいほど引退に向けた備えがなく、多くの米国人は70代、80代になっても働き続けなければならないだろう。

 セントルイス連邦準備銀行(Federal Reserve Bank of St. Louis)によると、高校を卒業していない人のうち引退後の貯蓄計画を持っている人はわずか22%で、しかも計画があったとしてもその中央値は3万5000ドル(約380万円)程度だという。

 ハーディー氏はさらに「今回の不況は一見、裕福に見える家庭も含めすべての所得層に打撃を与えるだろう」と予測する。「黒人の中流家庭への影響が特に大きいだろう」

 ロドリゲスさんは住宅ローンと自動車ローンを抱えているが、どうにか前向きでいようとしている。「この危機が去れば、経済はもっと良くなると思う」 【翻訳編集】 AFPBB News

5705チバQ:2020/04/07(火) 20:56:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000598-san-n_ame
NYでは非常事態宣言から1カ月 「医療崩壊」は現実に 新型コロナ
4/6(月) 22:01配信産経新聞
NYでは非常事態宣言から1カ月 「医療崩壊」は現実に 新型コロナ
主な国の病床数と新型コロナ感染による死者数
 7日にも新型コロナウイルスの感染拡大に備えて東京や大阪などで緊急事態宣言が発令される日本では、その効力に期待が集まるが、感染が米国で最も深刻ですでに1カ月前に非常事態宣言が出されたニューヨーク州では、「医療崩壊」が現実のものとなりつつある。(ニューヨーク 上塚真由)


 ニューヨーク州で初めて感染が確認されたのは3月1日。非常事態宣言が出された同7日時点では感染者が89人で、死者はゼロだった。それが約1カ月がたった4月5日時点で、同州の感染者は12万人を超え、死者は約4100人に達している。

 感染拡大のスピードに「医療体制は限界を超えている状態」(クオモ知事)。同州の病院には計約5万3000床あったが、ピーク時に必要となる病床は14万床と予測。また、重篤患者の生死を左右する人工呼吸器は約4000台を保有していたが、最大で3万〜4万台が必要と確保を急ぐ。

 臨時病院の設置などで病床不足は解消の見通しが立つが、問題なのは人工呼吸器だ。同州はすでに1万2000台以上を確保し、1万7000台を中国に発注。だが世界的な需要急増で生産が追い付かず、2週間以内で同州が入手できるのは約2500台にとどまるという。

 医療物資の生産、製造は中国に依存してきたのが現状で、これを各州と連邦政府が競って入手を図り、価格競争も招いている。クオモ氏によると、人工呼吸器は通常2万ドル(約218万円)だったが、5万ドルまで価格が高騰。58セントだった医療用マスクは約13倍の7・5ドルとなっているという。

 経済協力開発機構(OECD)によると、米国は人口千人当たりの病床数が2・77と、加盟国平均(4・7)と比べて少なさが際立つ。また、医療スタッフも不足し、全体の17%を移民に頼っているという実態がある。ニューヨーク州では退職者らを対象に医療ボランティアを募っているほか、今春卒業予定の医学生を即座に現場に投入する措置にまで踏み切った。

 欧州ではイタリアに次いでスペインで感染が爆発。両国ではすでに死者が1万人を超え、人工呼吸器が不足し、集中治療室では「患者の選別」が行われるという医療崩壊が起きた。両国とも医療体制の脆弱さは共通しており、OECDによると、千人当たりの病床数はイタリアが3・18床、スペインは2・97床と、他の先進国と比べて少なさが目立っている。

5706チバQ:2020/04/08(水) 21:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2df5e9bfaff005a25ccde228b01439903ab7097
中西部ウィスコンシンン州で予備選 新型コロナで選挙スタッフ集まらず 米大統領選
4/8(水) 13:05配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いで、中西部ウィスコンシン州の予備選が7日、行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同州でも自宅待機令が出る中での実施となったことから、感染を恐れて投票所を運営するスタッフが集まらず、選挙応援のため州兵部隊が動員されるなど各地で混乱が相次いだ。

 新型コロナの感染拡大で多くの州は予備選・党員集会の実施を延期。この日の予備選は3月17日に南部フロリダ州など3州で行われた予備選以来、3週間ぶりの実施となった。

 ウィスコンシン州の保健当局によると、同州での7日現在の感染者数は2578人、死者数は92人。

 最大都市ミルウォーキーでは、2016年大統領選の予備選で180カ所だった投票所が今回、人員不足で5カ所だけとなった。それでも人手が足らず、州全体で約2500人の州兵が動員され、投票事務に携わった。

 現地からの映像では、マスクを着けた有権者が6フィート(約183センチ)前後の「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」をとって並び、数百メートルの長い列をつくった。並んでから投票を終えるまで数時間かかった人もいたという。

 結果は郵便投票の到着期限の13日以降に発表される。事前の世論調査では、指名獲得が濃厚なバイデン前副大統領(77)が急進左派のサンダース上院議員(78)を大幅にリード。サンダース氏が大敗すれば同氏に対する撤退圧力が一層強まるのは必至だ。

 同州の予備選では、エバーズ知事(民主党)が6日、感染リスクを考慮して実施を6月に延期する知事令を出したが、州最高裁は州議会の共和党勢力からの提訴を受けて知事令は無効との判断を下した。

 トランプ大統領は7日の記者会見で、知事が予備選延期を発表したタイミングは、トランプ氏が予備選と同時実施の州最高裁判事選挙に出馬している共和党系のケリー判事の支持を表明した直後だったと主張。このまま選挙を実施してケリー氏が当選するのを恐れた知事が延期を画策したと強調した。

 トランプ氏はまた、民主党勢力などが11月3日実施の本選を郵便投票で実施すべきだと主張していることに関し「郵便投票は不正の温床だ」と語り、「本選は(通常の投票方式で)行われる」と言明した。

5707チバQ:2020/04/08(水) 21:47:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/83138337a90fc81e4dd00e4849c3b9607df1260e
ケリー・マッケナニー氏、4人目の報道官に就任 米政権
4/8(水) 14:12配信

CNN.co.jp
(CNN) 米ホワイトハウスの報道官にケリー・マッケナニー氏が就任したことが7日わかった。トランプ米政権としては4人目の報道官となる。

マッケナニー氏は与党・共和党とつながりがあるほか、テレビでの経験もあり、CNNのコメンテーターを務めたこともある。共和党との関係でいうと、高校生だった2004年の米大統領選で、フロリダ州タンパの選挙事務所でインターンとして働いた。その後、州知事選などにも参加した。

2010年にジョージタウン大学を卒業。ハーバード大学で法律の学位を取得して、FOXニュースでメディアでのキャリアをスタートさせた。2016年の大統領選では当時候補者だったドナルド・トランプ氏からも注目された。

トランプ政権ではこれまで、ステファニー・グリシャム氏、サラ・サンダース氏、ショーン・スパイサー氏が報道官を務めたが、いずれの報道官も従来とは異なった報道戦略を取り入れていた。マッケナニー氏が報道官の役割をどのように果たすのかは明らかではないが、前任者よりも公の場に登場する回数は増えそうだ。前任者のグリシャム氏は在任中に定例会見を一度も行わず、FOXニュースに時折登場するだけだった。

5708チバQ:2020/04/08(水) 23:47:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800689&amp;g=int
新型コロナ、黒人の感染割合突出 医療水準の低さ背景―米
2020年04月08日20時32分


7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)
7日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルス感染者が世界最多の米国で、黒人の感染者や死者の比率が他の人種と比べ突出していることが問題になっている。日常的に提供される医療水準の低さなどが背景にあるとみられる。米国に根強く残る人種間格差が非常事態下で露呈した形で、トランプ大統領も7日、対応に乗り出す考えを示した。

 7日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が伝えた州レベルの統計によると、中西部イリノイ州で黒人は人口の15%だが、感染者の28%、死者の43%を占める。人口の約3分の1が黒人の南部ルイジアナ州は、新型コロナウイルスによる死者の約7割が黒人だ。人種別の統計を公表していない州も多いが、全米で同様の傾向が出ているもようだ。
 自身も黒人のアダムズ米医務総監は7日、CBSニュースで「黒人には糖尿病や心臓病、呼吸器疾患を患っている人が多い」と指摘。黒人には貧困などの影響で持病を抱える人が多く、感染した場合に重篤化するリスクの高いことが、人口比の割に死者が多い一因だという見方を示した。
 米公衆衛生協会のベンジャミン常任理事は、AFP通信に「黒人にはバス運転手のほか福祉施設や食料品店勤務といった(外出規制下でも仕事を続ける)職種の人が多く、公共交通機関で通勤する人も多い」と説明。他人と接する機会が多い分、感染リスクも高くなると分析している。
 トランプ氏は7日の記者会見で「なぜアフリカ系米国人の(感染者の)比率が、それ以外の人々の何倍もあるのか、調べなければならない」と述べ、全力で対応する意向を表明。会見に同席したファウチ国立アレルギー感染症研究所長は「現状(の医療環境)からみて、感染したアフリカ系米国人が重篤化するパターンは続くと考えられる」と懸念を示した。

5709チバQ:2020/04/08(水) 23:48:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800703&amp;g=int
市長の妻、飲み会参加で摘発 新型コロナで外出制限の中―米
2020年04月08日15時00分


 【シカゴ時事】捕まったのは市長の妻―。米CNNテレビは7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出が制限されているイリノイ州で、バーでの飲み会に参加していた市長の妻が警察に摘発されたと伝えた。

 摘発されたのは、同州中部オールトン市のウォーカー市長の妻。地元警察が5日午前1時ごろ、州の自宅待機令に反して繁華街のバーで開かれていた集会を取り締まったところ、市長の妻も参加していた。
 同市長はこれに先立つ3日、「今は非常に深刻な時期。どうか自宅にとどまってほしい」と市民に呼び掛けた。ただ、これに従わない市民が相次いだため、市長は警察に逮捕権などを行使するよう命じた。
 妻の摘発を受け、ウォーカー市長は「警察署長には妻を自宅待機令に違反した一般市民として扱い、特別扱いしないよう指示した」と説明。警察は参加者全員を立件する方針で、有罪となった場合、最大364日の禁錮刑や2500ドル(約27万円)の罰金が科される可能性があるという。

5710チバQ:2020/04/09(木) 01:20:46
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200409-567-OYT1T50039.html
サンダース氏、米民主の指名争いから撤退表明…バイデン氏の指名獲得確実に
2020/04/09 00:50読売新聞

 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選の民主党指名候補争いで、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、選挙戦から撤退すると表明した。これで中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)が指名を獲得することが確実になった。

5711チバQ:2020/04/09(木) 02:53:47
https://www.sankei.com/life/news/200408/lif2004080005-n1.html
【アメリカを読む】新型コロナで「貧富の差」浮き彫り 貧困地区の地下鉄は大混雑 富裕層は別荘地へ
2020.4.8 06:00
 新型コロナウイルスの感染拡大防止に国を挙げて取り組む米国で、貧富の格差が浮き彫りとなっている。ニューヨーク市では別荘地へ退避する富裕層が続出する一方、市内の一部地域の地下鉄車内は、コロナ禍の最中でも出勤せざるを得ない人たちで混雑する状態に。低所得者層の割合が高い中西部ミシガン州デトロイト市の致死率が際立つなど、貧困層を直撃する実態が指摘され始めている。(ニューヨーク支局 上塚真由)

「不平等の象徴」

 ニューヨーク市中心部から30分ほどのブロンクス区。3月末のある日の朝、地下鉄の「170丁目」の駅ホームで電車を待つ人でごった返す様子がソーシャルメディア(SNS)に投稿された。市中心部の駅は閑散とする中、全く違う光景に衝撃が広がった。

 この周辺は、平均世帯収入が約2万2000ドル(約240万円)と州平均の3分の1程度で、所得水準が低いブロンクス区の中でも最も貧しい地域の一つ。コロナ禍の最中でも、生計を維持するため出勤せざるを得ない人たちは感染防止策として奨励されている「ソーシャルディスタンス(他人との距離)」を確保できない状態だ。

 州の自宅待機命令を受けて、ニューヨークの地下鉄を管轄する州都市交通局(MTA)は3月末から、本数を減らして地下鉄を運行している。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、平均世帯収入が約8万ドルのマンハッタン区では利用者が75%減少したものの、約3万8000ドルのブロンクス区は55%に。同紙は「地下鉄は、都市の不平等の象徴となっている」と指摘した。

 ブロンクス区の地下鉄が混雑する一方、ニューヨーク市の富裕層は、州外や市郊外の別荘地に退避する様子が報じられる。夏の別荘地として人気の同州ロングアイランドのハンプトンズには新型コロナを受けて富裕層が殺到し、物件の月額賃貸料が通常の3倍以上となっているという。

5712チバQ:2020/04/09(木) 02:54:10
水道代を払えず…

 また、新型コロナによる死者が急増しているミシガン州のデトロイト市では、貧困問題への対応が感染防止策の焦点となっている。新型コロナへの対策にはせっけんで手を洗うことが効果的だが、デトロイト市の貧困家庭にとってはそれすらままならない実情がある。

 世界的な自動車の町として知られるデトロイト市は産業の衰退や生産の海外移転などに伴い、雇用が失われ、2013年7月に財政破綻した。翌14年には、財政立て直し策として水道料金滞納世帯に断水を敢行。AP通信によると、19年末には累計で12万7500世帯が未納を理由に水道水の供給を絶たれたという。


 コロナ危機を受けて地元の市長は3月9日に、月額25ドルで水道の供給を復活させるプログラムを始めると表明。対象は数千世帯(地元メディア)にも上るとされ、23日には市長は「2週間以内にすべての世帯で復旧させたい」と対応を急ぐ考えを示したが、衛生環境の悪さが新型コロナの感染拡大につながったとする声も上がる。

 人口の約8割が黒人で、3割以上が貧困層とされる同市では健康保険の未加入者も多く、専門家は「デトロイト市の人口の3割は健康状態が悪く、基本的な医療機関を利用できず、交通手段もない」と指摘する。同市は、新型コロナに感染して重篤化するとされる基本疾患である肥満、糖尿病、高血圧の患者の割合が、全米平均と比べて高いことも特徴だ。

 4月3日時点でミシガン州の感染者は全米で3番目となり1万2700人を超え、死者数は479人。うち半数はデトロイト市周辺に集中している。同州の致死率は約3・8%と、全米平均の約2・6%を上回っており、深刻な貧困問題を抱える州が新型コロナの影響を大きく受けている実態が浮かび上がっている。

5713チバQ:2020/04/09(木) 02:55:19
https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20200408-00172210/
新型コロナ、米国の人種問題に飛び火か?
猪瀬聖 | ジャーナリスト
4/8(水) 19:36
新型コロナウイルスの犠牲者数が爆発的に増加している米国で、とりわけ黒人の間に深刻な影響をもたらしている実態が徐々に明らかになり、社会の関心が高まっている。人種間の格差は、一歩間違えば、米社会のアキレス腱である人種問題に火をつけかねないだけに、トランプ大統領も強い懸念を表明した。

犠牲者の72%が黒人
新型コロナによる死者数が100人を突破したシカゴ市のローリ・ライトフット市長は6日、新型コロナの人種別の感染者数と死者数のデータを公表。「(人種間の)平等と統合を実現するため、われわれは今すぐ行動を起こさなければならない」と市民に訴えると同時に、黒人の感染者数の増加を抑えるための対策を強化することを約束した。

同市の発表によると、黒人は市の人口の30%を占めるにすぎないが、市内の全感染者数の半分以上を占め、全死者数に対する割合は72%に達した。人口10万人あたりの感染率や致死率も、白人やヒスパニック系、アジア系に比べて3倍から7倍も高く、黒人の命がより危険にさらされている実態が明らかとなった。

シカゴ市だけではない。ワシントン・ポスト紙のまとめによると、デトロイト市を抱えるミシガン州は死者数がすでに800人を超えているが、その41%が、同州人口の14%にすぎない黒人だ。また、ニューオリンズ市を中心とするルイジアナ州は、全人口に占める黒人の割合が32%と比較的低いにもかかわらず、死者数全体の70%を黒人が占めている。

トランプ大統領も懸念
各自治体は、新型コロナの感染者数や死者数を毎日のように発表しているが、人種別のデータを公表しているところは少ない。各地から報告を受けている米疾病対策センター(CDC)も人種別のデータは出しておらず、マイノリティを支持基盤とする民主党の連邦議員や市民団体などは、人種に関する詳細なデータを公表するよう、要求を強めている。

こうした中、トランプ大統領は7日、会見で、新型コロナの犠牲者に黒人が多いとの認識を示した上で、「この問題に全力で取り組んでいく」と強調。人種別のデータを公開していく方針も明らかにした。

黒人の感染率や致死率が他の人種グループと比較して高いことに関し、米メディアは、基礎疾患の有無や、医療保険の未加入問題、過密な住環境、人との接触を避けるのが難しいサービス業に従事している割合の高さなどを理由として挙げているが、それらの根底にあるのは、貧困問題だ。

5714チバQ:2020/04/09(木) 02:55:30
貧困率は白人の2.4倍
カイザー・ファミリー財団がまとめた人種別貧困率データによると、人口の少ないネイティブ・アメリカン(先住民)を除けば、最も貧困率の高いのは黒人の22%で、最も低い白人の9%に比べ2.4倍も高い。貧困率は地域によっても大きく異なり、ルイジアナ州やミシシッピ州などでは、黒人の貧困率は30%を超えている。

黒人の貧困率が高いのは、親が貧困のため子どもが十分な教育機会を得られず、貧困が次世代に受け継がれる問題や、居住地域が限られているため周囲の社会環境の影響を受けやすい問題など、これも理由は様々だが、貧困は、個人の健康に大きな影響を及ぼしている。

新型コロナは、基礎疾患を持っている人のほうが重症化しやすく死亡リスクも高いことがわかっているが、米国では、糖尿病や慢性腎臓病、高血圧の持病を抱える人のリスクがより高いことが、データから徐々に明らかになってきている。

「私が象徴」
これらの基礎疾患の大きな原因が、米国の国民病と言われている肥満だ。実は、この肥満も、人種別で見ると黒人が一番多い。CDCによると、肥満の中でも最も健康リスクの高い「深刻な肥満」の割合は、黒人の場合、全黒人人口の13.8%。白人の約1.5倍だ。ちなみに、「深刻な肥満」はどれくらい太っているかというと、身長170センチの場合、体重115キロ以上が当てはまる。

貧困層は、日々の食事に十分な注意を払う余裕もなく、安価で高カロリー、高糖質のジャンクフードに頼らざるを得ない。子どものころからこうした食事を続けると、肥満になるリスクが高まる。貧困と肥満は互いに深くかかわっているのだ。

黒人のジェローム・アダムス公衆衛生局長官(45)は7日、出演したテレビ番組で、「私自身も高血圧だし、心臓病で1週間、集中治療室に入ったこともあるし、喘息持ちで、糖尿病予備軍でもある。私そのものが、米国の貧しい黒人社会で育った遺産の象徴だ」と語り、新型コロナを終息させるため、国民に協力を呼び掛けた。

5715チバQ:2020/04/09(木) 15:56:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000012-jij-n_ame

サンダース氏が大統領選撤退 民主、バイデン氏指名へ トランプ氏と対決構図固まる


4/9(木) 7:06配信

時事通信







サンダース氏が大統領選撤退 民主、バイデン氏指名へ トランプ氏と対決構図固まる


サンダース米上院議員(左)とバイデン前副大統領=2月25日、サウスカロライナ州チャールストン(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、急進左派サンダース上院議員(78)が8日、撤退を表明した。

 中道派バイデン前副大統領(77)が8月の民主党大会で指名を受けるのが確実となり、11月の本選で共和党のトランプ大統領(73)と対決する構図が固まった。

 サンダース氏はインターネットに掲載した動画で、逆転が「事実上不可能」になったと表明。新型コロナウイルスの猛威に触れて「この困難な時期に、私たち全員が必要とする重要な仕事を選挙運動で妨害するのは、良心が許さない」と撤退の理由を説明した。

 これを受けてバイデン氏は声明を出し、「国家の利益と打倒トランプを全てに優先してくれた」とサンダース氏の決断に謝意を示した。

 一方、トランプ氏はツイッターで、民主党主流派が「望む通りの結果になった」と同党内の不和をあおり、サンダース支持者に「共和党に来るべきだ」と呼び掛けた。

 サンダース氏は指名争いで、国民皆保険や大学無償化など経済的格差を解消する政策を掲げ、若者から支持を獲得。一時は最有力候補との見方もあった。しかし、3月に入り指名争いから脱落した中道派の候補者が相次いでバイデン氏支持を表明すると、党内の幅広い層の支持が同氏に流れ、大きく引き離された。

 共和党ではトランプ氏が再選に向け既に指名獲得を確実にしている。11月3日の本選に向けて、選挙戦では新型ウイルスや急速に悪化する経済への対応、トランプ政権が貿易などで進めた「米国第一主義」の是非が争点となる見通し。民主党は8月中旬、共和党は同月下旬に全国党大会を開いて候補者を正式決定する。

5716チバQ:2020/04/09(木) 18:06:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000093-jij-n_ame

バイデン氏、トランプ氏と対決 民主党が候補指名へ サンダース氏撤退・米大統領選


4/9(木) 17:52配信

時事通信







バイデン氏、トランプ氏と対決 民主党が候補指名へ サンダース氏撤退・米大統領選


トランプ米大統領(左)とバイデン前副大統領(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いは8日、バイデン前副大統領(77)が指名獲得を確実にした。

 これにより、11月3日の本選でバイデン氏が共和党のトランプ大統領(73)と対決する構図が確定。新型コロナウイルスが猛威を振るうという新たな政治状況の中、民主党がトランプ氏の再選阻止に向け挙党態勢を構築できるかが焦点となる。

 バイデン氏と一騎打ちを展開していたサンダース上院議員(78)は8日、ネット中継で「この困難な時期に、勝てない戦いを続けるのは良心が許さない」と新型ウイルスの危機に触れて撤退を表明した。

 バイデン氏は声明で「私たちは力を合わせればトランプを倒せる。この国を再建するだけでなく変革する」と述べ、サンダース氏に共闘を促した。選挙戦では、新型ウイルスや景気後退への対応、トランプ政権が貿易政策などで掲げる「米国第一主義」の是非が争点になるとみられる。

5717チバQ:2020/04/10(金) 15:09:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00000033-jij_afp-int

米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか


4/9(木) 20:37配信

AFP=時事







米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか


米首都ワシントンで、新型コロナウイルスの感染防止のためマスクをする人々(2020年4月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】新型コロナウイルスは誰にでも感染しうるのに、なぜ米国のいくつかの州のデータでは、パンデミック(世界的な大流行)の最大の被害者はアフリカ系米国人であると示されているのだろうか──。

【写真特集】新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た著名人
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 専門家らはその理由について、貧困に関連した基礎疾患からくる過度な影響、医療における差別、さらに黒人の多くが自宅以外で仕事をせざるを得ない点を指摘している。
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 ジェローム・アダムス(Jerome Adams)米公衆衛生局長官は7日、CBSニュース(CBS News)に出演し、「黒人の方が糖尿病、心臓疾患、肺疾患にかかりやすいことはみんな知っている」と語った。
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 これら慢性疾患は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を引き起こしやすい。
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 アダムス氏自身も黒人で、さらに高血圧やぜんそくがあり、「米国で貧しく育った黒人が引き継ぐものを私自身が表している」「そして、私やほかの多くの黒人は、COVID-19のリスクが高い」と語った。
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■新たな傾向
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 人種別の新型コロナウイルス感染者数を把握できる全国的なデータは今のところないが、感染者数を発表している州や地域では、黒人の感染者の割合が著しく高い傾向が示されている。
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 シカゴではアフリカ系米国人の全市民に対する割合はわずか3割ほどだが、新型コロナウイルスによる死者の68%はアフリカ系米国人が占めている。
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 この傾向はノースカロライナ、ルイジアナ、ミシガン、ウィスコンシン州のほか、首都ワシントンでも同様だ。
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 米公衆衛生協会(American Public Health Association)の理事を務めるジョージス・ベンジャミン(Georges Benjamin)医師はAFPの取材に応じ、この問題が社会的な階級とも関連しており、また黒人の多くが感染の可能性が高い環境に身をさらさねばならない仕事に就いていると指摘した。
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 ベンジャミン氏は黒人に「バス運転手や通勤に公共交通機関を利用する人、また老人ホームで働く人や食料品店で働く人が多い」と述べ、黒人の方が他人と接する機会が多いとの見解を示した。


■構造的偏見
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 この問題をさらに悪化させているのは、アフリカ系米国人が医療システムで直面している、あからさまで、そして潜在的な偏見だ。
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 アフリカ系米国人向けの大学として有名なテネシー州ナッシュビル(Nashville)のメハリー医科大学(Meharry Medical College)の総長、ジェームズ・ヒルドレス(James Hildreth)医師は「住んでいるコミュニティーはどこか、そして保険に入っているかどうかで、診察を受ける機会がずっと少なくなってしまう」と指摘する。
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 また、バージニア大学医療センター(University of Virginia Medical Center)の麻酔専門医であるエボニー・ヒルトン(Ebony Hilton)氏によると、黒人が治療を求めても症状を信じてもらえなかったり、適切な治療を受けさせてもらえなかったりすることが多いのは、論文などでも裏付けられているという。
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 人権団体「法の下の公民権を求める弁護士委員会(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law)」は今週、アレックス・アザー(Alex Azar)厚生長官に書簡を送り、「新型コロナウイルス感染症の検査や疾病負担、治療の結果に関する人種・民族の人口統計学的データを毎日発表する」よう求めた。
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 同委員会は、米疾病対策センター(CDC)はすでにデータを収集しているが、意図的に公表を控えていると主張している。
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 一方、罹患(りかん)率の高い心臓疾患やがんとは違い、新型コロナウイルスのアフリカ系やヒスパニック系への感染拡大は最終的にすべての人に影響を及ぼすことを理由に、先のヒルトン氏は、この問題に取り組むことはすべての米国人に利益になると指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

5718チバQ:2020/04/10(金) 17:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000022-jij_afp-int

民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


4/10(金) 15:35配信

AFP=時事







民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


米デラウェア州ウィルミントンで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】プライベートでは悲劇の傷痕を抱え、前回米大統領選では出馬に失敗、演説では言葉に詰まることもある77歳のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領。だが、対極に位置する政敵ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に嫌気がさした国民の心をバイデン氏がつかむとすれば、米政界での比類なき経験と一体となった、まさにこうした弱さだ。

【写真】サンダース氏と肘であいさつするバイデン氏
.

 トランプ氏がホワイトハウス(White House)に横柄さと大言壮語を持ち込んだとすれば、バイデン氏がもたらすのは安心感だ。
.

 白髪に仕立ての良いスーツ、あらゆる点でベテラン上院議員の風格を持つバイデン氏の売りは、神経衰弱の瀬戸際にある米国民を落ち着かせる父親や祖父のような姿だ。
.

 トランプ氏に「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」と呼ばれてもバイデン氏は、嵐のような共和党統治の後で国民が少しばかり休息を求めていることを確信しているのだろう。
.

■長い道のり
.

 73歳のトランプ氏に対し、バイデン氏は11月の大統領選後間もなく78歳になる。選出されれば史上最年長での大統領就任となる。そして上院議員初当選時は、史上最年少から数えられる若手だった。後に米国初の黒人大統領の下で8年間、副大統領を務めたバイデン氏は、生きた歴史のような人物だ。
.

 だがそうした成功の一方で、屈辱的な落選にも見舞われている。特に1988年と2008年の大統領選に向けた民主党候補指名争いでは、1州も勝利できなかった。
.

 今回の民主党候補指名争いでも、熱弁を振るうバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員にアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダの各州で敗北し、惨敗の運命かと思われた。
.

 だがバイデン氏は民主党支持者の最重要基盤であるアフリカ系有権者の圧倒的支持を得て、サウスカロライナ州予備選で返り咲いた。そして自分の選挙は「打ちのめされた人々、疎外された人々、取り残された人々のための運動だ」と宣言した。


■人間的側面

 バイデン氏のメッセージの根本に大きくあるのは、今もなお人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領とのつながりと、党派分断政治の時代における穏健な政治路線だ。
.

 だが、ワシントンのベテラン政治家らの中でバイデン氏が際立っているのは、トランプ氏の、すべてを征服し何の疑いも持たない姿勢とは全く対照的な、痛々しいまでもの人間的側面だ。
.

 1972年、バイデン氏の最初の妻、ネイリア・ハンター(Neilia Hunter)さんと当時1歳だった娘ナオミ(Naomi)ちゃんはクリスマスの買い物中に車の衝突事故で死亡した。バイデン氏がデラウェア州で予想を覆し、上院議員初当選を果たしてからわずか数週間後のことだった。
.

 その事故で生き残った息子2人、当時4歳のジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph "Beau" Biden III)氏と2歳のロバート・ハンター・バイデン(Robert Hunter Biden)氏はひどい重傷を負い、30歳だったバイデン氏は病院の息子らのベッドの脇で上院議員就任の宣誓を行った。
.

 1975年に2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブス(Jill Jacobs)さんと出会い、2年後に結婚。1981年に娘アシュリー(Ashley)さんが生まれた。
.

 最初の妻との息子2人のうちボー氏は、父親の後に続いて政治家の道に進んだ。デラウェア州司法長官となり、州知事選へ出馬するものとみられていたが、2015年に脳腫瘍のため46歳で亡くなった。

5719チバQ:2020/04/10(金) 17:22:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000022-jij_afp-int

民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


4/10(金) 15:35配信

AFP=時事







民主党バイデン氏、たそがれのキャリアから大舞台へ 米大統領選


米デラウェア州ウィルミントンで演説するジョー・バイデン前副大統領(2020年3月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】プライベートでは悲劇の傷痕を抱え、前回米大統領選では出馬に失敗、演説では言葉に詰まることもある77歳のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領。だが、対極に位置する政敵ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に嫌気がさした国民の心をバイデン氏がつかむとすれば、米政界での比類なき経験と一体となった、まさにこうした弱さだ。

【写真】サンダース氏と肘であいさつするバイデン氏
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 トランプ氏がホワイトハウス(White House)に横柄さと大言壮語を持ち込んだとすれば、バイデン氏がもたらすのは安心感だ。
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 白髪に仕立ての良いスーツ、あらゆる点でベテラン上院議員の風格を持つバイデン氏の売りは、神経衰弱の瀬戸際にある米国民を落ち着かせる父親や祖父のような姿だ。
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 トランプ氏に「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」と呼ばれてもバイデン氏は、嵐のような共和党統治の後で国民が少しばかり休息を求めていることを確信しているのだろう。
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■長い道のり
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 73歳のトランプ氏に対し、バイデン氏は11月の大統領選後間もなく78歳になる。選出されれば史上最年長での大統領就任となる。そして上院議員初当選時は、史上最年少から数えられる若手だった。後に米国初の黒人大統領の下で8年間、副大統領を務めたバイデン氏は、生きた歴史のような人物だ。
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 だがそうした成功の一方で、屈辱的な落選にも見舞われている。特に1988年と2008年の大統領選に向けた民主党候補指名争いでは、1州も勝利できなかった。
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 今回の民主党候補指名争いでも、熱弁を振るうバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員にアイオワ、ニューハンプシャー、ネバダの各州で敗北し、惨敗の運命かと思われた。
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 だがバイデン氏は民主党支持者の最重要基盤であるアフリカ系有権者の圧倒的支持を得て、サウスカロライナ州予備選で返り咲いた。そして自分の選挙は「打ちのめされた人々、疎外された人々、取り残された人々のための運動だ」と宣言した。


■人間的側面

 バイデン氏のメッセージの根本に大きくあるのは、今もなお人気の高いバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領とのつながりと、党派分断政治の時代における穏健な政治路線だ。
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 だが、ワシントンのベテラン政治家らの中でバイデン氏が際立っているのは、トランプ氏の、すべてを征服し何の疑いも持たない姿勢とは全く対照的な、痛々しいまでもの人間的側面だ。
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 1972年、バイデン氏の最初の妻、ネイリア・ハンター(Neilia Hunter)さんと当時1歳だった娘ナオミ(Naomi)ちゃんはクリスマスの買い物中に車の衝突事故で死亡した。バイデン氏がデラウェア州で予想を覆し、上院議員初当選を果たしてからわずか数週間後のことだった。
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 その事故で生き残った息子2人、当時4歳のジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph "Beau" Biden III)氏と2歳のロバート・ハンター・バイデン(Robert Hunter Biden)氏はひどい重傷を負い、30歳だったバイデン氏は病院の息子らのベッドの脇で上院議員就任の宣誓を行った。
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 1975年に2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブス(Jill Jacobs)さんと出会い、2年後に結婚。1981年に娘アシュリー(Ashley)さんが生まれた。
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 最初の妻との息子2人のうちボー氏は、父親の後に続いて政治家の道に進んだ。デラウェア州司法長官となり、州知事選へ出馬するものとみられていたが、2015年に脳腫瘍のため46歳で亡くなった。

5720チバQ:2020/04/10(金) 17:22:19

■次男

 バイデン氏の悲しみの深さは誰が見ても明らかだが、家族の悲劇はこれまで繰り返し語られてきたため、同氏の政治ブランドの一部にもなっている。
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 だが、次男のハンター氏については別だ。
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 弁護士でロビー活動家のハンター氏のキャリアは波乱に満ち、ウクライナのガス企業の取締役として多額の報酬を得ていた。だが、同社はバイデン氏が副大統領だった時期に汚職疑惑が浮上した。


 またハンター氏は自らのアルコールおよび薬物依存を認めているが、刑罰の対象となったことはない。
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 だがトランプ氏は米大統領選の投票日まであらゆる機会を捉えて、ハンター氏の問題を武器とするに違いない。
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 人間的な温かさと庶民的な振る舞いで「アンクル・ジョー(ジョーおじさん)」とも親しまれるバイデン氏だが、公の場で失態を演じがちでもある。
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 数十年の長期にわたるバイデン氏のキャリアの中から過失や失態、とりわけ今となっては非常に評判の悪いイラク戦争支持などを強調することは、トランプ氏にとっては容易だろう。
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 だがこの長さがまたバイデン氏を有利にもしている。隠された秘密などほぼ残っていないという点だ。そして今のような混迷の時には、バイデン氏がアピールする経験の豊かさは魅力となるかもしれない。【翻訳編集】 AFPBB News

5721チバQ:2020/04/12(日) 15:17:28
https://mainichi.jp/articles/20200408/k00/00m/030/208000c?inb=ys
3日違いの「外出禁止令」で明暗 3月19日の全米初の加州と22日のNY州
会員限定有料記事 毎日新聞2020年4月8日 17時19分(最終更新 4月10日 21時39分)
 新型コロナウイルスの感染者が世界最多の米国では、他州に先駆けて「外出禁止令」を出した西部カリフォルニア州が感染拡大を比較的鈍化させた一方で、数日遅れた東部ニューヨーク州では感染爆発状態が続く。外出禁止令の発令時期の違いが明暗を分けており、日本でも外出自粛の強化を議論する際の参考になりそうだ。

 カリフォルニア州のニューサム知事は6日、人工呼吸器が不足するニューヨーク州などに対し、500台を貸与すると発表した。自州の重症感染者が最悪の想定を下回り、州の所有台数に余裕が出たためだ。ニューサム氏は州民に向け「多くの人が外出禁止令を守り、他人との距離を取ってくれていることに感謝する。(感染者数増加の)曲線が急にならないよう、この状態を続けてほしい」と語った。

 全米最多の人口4000万人を抱えるカリフォルニア州では2月下旬、国内で初めて感染経路不明の「市中感染」が確認された。3月初めまでは西部ワシントン州に次いで感染者数が多かったが、4月9日現在の感染者は全米4番目の約2万人、死者は5番目の約500人だ。これに対し、ニューヨーク州では感染者約16万人、死者約7000人といずれも全米最多で、死者はカリフォルニアの14倍に達した。

5722チバQ:2020/04/12(日) 16:29:41
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020040902000126.html
<新型コロナ>米感染者、にじむ経済格差 黒人の割合突出

2020年4月9日 朝刊
【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルス感染者数が世界最多の米国で、黒人の感染率や死亡率の高さが明らかになってきた。背景に挙げられているのは、重症化につながりやすいとされる基礎疾患がある人の割合や、貧困率の高さ。新型ウイルスの世界的大流行は、経済格差などを生じさせる人種差別的な社会構造を浮き彫りにしている。

 「息をのむ数字だ」。中西部イリノイ州シカゴのライトフット市長は六日の記者会見で、市内人口の三割にすぎない黒人が新型ウイルスによる死者数の72%を占める現状を発表。「医療や仕事、地域投資の不平等を物語っている」と述べ、黒人集住地域への支援に乗り出す方針を示した。

 シカゴだけではない。イリノイ州全体で黒人比率は全人口の15%だが、州政府によると少なくとも感染者の28%、死者の43%を占める。南部ルイジアナ州では人口比33%の黒人が死者の70%に上る。黒人のほか、人口過密地域に住む中南米系移民の感染率の高さを指摘する報道もある。

 一方、最も感染者が多い東部ニューヨーク州や連邦機関の米疾病対策センター(CDC)は現時点で、新型ウイルスに関する人種別の統計を公表していないため、全米の状況は不明。ただ、アダムス米公衆衛生局長官は七日、CBSテレビで「米国の黒人は低い社会経済的地位に置かれやすい」と述べたほか、心疾患や糖尿病の罹患(りかん)率も挙げ、黒人の高リスクを指摘した。

 トランプ大統領は七日の記者会見で、黒人の新型ウイルス感染率の高さを「明白」と認め、数日中に全米の状況を公表すると表明。「良くないことだ」と述べたものの、対策の必要性には言及しなかった。

 CDCによると、米国の平均寿命(二〇一七年)は男性七六・一歳、女性八一・一歳。黒人は男性が四・二歳、女性が二・六歳それぞれ短い。

5723チバQ:2020/04/12(日) 16:30:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041202000125.html
<米大統領選>政治経験40年超 強みと弱みに 民主候補確実 バイデン氏

2020年4月12日 朝刊


写真
 【ワシントン=金杉貴雄】十一月の米大統領選に向け、再選を目指す共和党のトランプ大統領に挑戦する野党民主党の候補者に、ジョー・バイデン前副大統領(77)=写真、AP・共同=が指名されることが確実になった。上院議員や副大統領として四十年超の豊富な政治経験が強みだが、このキャリアが半面で攻撃や批判の材料にもなっている。

 「このパンデミック(世界的大流行)のあらゆる面で指導力を発揮する大統領が必要だ」。バイデン氏は十日のツイッターで、自らの経験がこの危機で必要だと強調した。

 バイデン氏は父親が中古車セールスマンの家庭で育ち、弁護士などを経て一九七二年に上院議員に当選。外交委員長や司法委員長を歴任し、オバマ政権では八年間副大統領だった。

 親しみやすい人柄で知られ、人脈は共和党を含め幅広く、党候補者選びで復活の原動力となった黒人有権者の人気は高い。

 だが、新鮮さには欠ける。当選すれば史上最高齢の大統領。民主党で大統領となったカーター、クリントン、オバマ各氏のような支援者拡大の勢いはなく、若者の支持をどこまで得られるか不安が残る。イラク戦争への賛成など、批判される過去の政治判断も多い。

 家族関係ではつらい思いをしている。上院初当選の直後、自動車事故で最初の妻と幼い長女を失った。

 この事故で大けがを負った二人の息子のうち、長男は五年前に病死。次男ハンター氏は、ウクライナの企業から多額の報酬を得ていた問題が指摘され、トランプ氏が同国に圧力をかけて捜査を求めたウクライナ疑惑の発端となった。

 米政治の中心に長年いたことは「国民を置き去りにしてきた政治エリート」を批判し、支持を拡大するトランプ氏にとって格好の標的だ。今後、批判をどうはね返すかが問われる。

■バイデン氏の経歴

年齢 1942年11月20日生まれ、77歳

出身 東部ペンシルベニア州

職歴 弁護士、上院議員6期、オバマ政権で副大統領

宗教 キリスト教カトリック

家族 交通事故で妻と長女死亡。ジル夫人と再婚

5724チバQ:2020/04/12(日) 21:40:48
https://digital.asahi.com/articles/ASN497FQ6N49UHBI01N.html?pn=13
4年前と違ったサンダース氏 「信念の人」屈したマスク
ワシントン=園田耕司、ニューヨーク=藤原学思

2020年4月10日 5時00分
 11月の米大統領選に向け、バーニー・サンダース上院議員(78)が民主党の候補者指名争いから撤退表明し、ジョー・バイデン前副大統領(77)がドナルド・トランプ米大統領(73)に挑戦する構図が固まった。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、異例ずくめの選挙となりそうだ。(ワシントン=園田耕司、ニューヨーク=藤原学思)

弱さにつながった「強み」
 「良いニュースを皆さんに届けたいが、皆さんは本当のことを知っていると思う。(我々の)勝利への道は事実上閉ざされた」。8日午前、サンダース氏はネット中継で、大統領選からの撤退を表明した。

 公的な国民皆保険の実現、公立大学の無償化、学生ローンの免除――。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は「バーニー旋風」を巻き起こした2016年の大統領選に続き、格差是正に焦点を当てた革新的な政策を打ち出し、若者らに絶大な人気を誇った。小口献金に支えられた草の根の選挙戦を展開し、2月下旬までの予備選ではバイデン氏に先行した。

 だが、熱烈な支持層という「強み」は、「弱さ」にもつながった。サンダース氏は候補者争いでリードしても民主党執行部を「エスタブリッシュメント(既得権益層)」だとして批判し続け、党内での支持を広げようとしなかった。

 民主党内でも、「サンダース氏の政策では無党派層や共和党穏健派が敬遠し、トランプ氏に勝てない」という懸念が強かった。2月末にあったサウスカロライナ州の予備選でバイデン氏が勝利すると、穏健派の候補は相次いで選挙戦からの撤退とバイデン氏への支持を打ち出し、サンダース氏への包囲網を作りあげた。

 3月3日の「スーパーチューズデー」を境に、サンダース氏は獲得代議員数でバイデン氏に逆転され、10日と17日にあった予備選の大半でも大差で敗れた。

 4年前の民主党の候補者争いでサンダース氏は、ヒラリー・クリントン元国務長官を逆転できる見通しがなくなった後も選挙戦を続け、「信念の政治家」をアピールした。米メディアによると陣営内には「今回もそうすべきだ」という意見もあったというが、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の危機がサンダース氏の行動を変えた。

バイデン氏、関係改善急務
 決定的になったとみられるのは、7日に中西部ウィスコンシン州であった予備選だ。民主党の州知事の延期要請を、州議会で多数を占める共和党が受け入れなかった結果、民主党支持者らはマスク姿で投票所に長蛇の列を作らざるを得なかった。この姿が繰り返し報じられた翌朝、サンダース氏は撤退を表明した。

 予備選がまだ終わっていない段階の撤退でもあり、サンダース氏の支持者には「民主党執行部によって追い込まれた」という感情的なしこりが残っている可能性がある。バイデン氏としては、関係改善が急務だ。

 サンダース氏は8日の撤退表明で「我々の選挙戦は終わるが、我々のムーブメントは終わらない」と述べ、引き続き政策の実現を目指す考えを強調した。バイデン氏も、サンダース氏の支持者に「皆さんが必要です。一緒にトランプ氏を打倒しよう」と呼びかけた。米メディアによると、両氏は近日中に政策合意を出すことを検討しているという。

5725チバQ:2020/04/12(日) 21:41:15
トランプ氏の「バーチャル選挙集会」
 大統領選が今後も、新型コロナウイルスによって大きな影響を受けるのは必至だ。感染拡大を防ぐため、選挙集会などはすべて自粛されており、再開できる見通しはまだない。そんななか、現職として再選を目指すトランプ氏と、挑戦する立場のバイデン氏は対照的な状況にある。

 トランプ氏は3月13日に国家非常事態宣言をして以来ほぼ連日、ホワイトハウスで記者会見を開催し、「戦時大統領」だとアピールしている。日によっては会見で2時間近く話し、民主党批判も展開するなど、「バーチャル選挙集会」に近い内容だが、テレビは中継を続けている。

 8日もさっそく、会見でサンダース氏の撤退について問われると「前回大統領選では、ものすごい割合のバーニー支持者が私に投票した。バーニーと私は通商政策で一致している」とサンダース氏支持者に揺さぶりをかけた。今後も、自らのリーダーシップを強調しながら、民主党支持者の分断を狙うとみられる。

バイデン氏、存在感発揮できず
 一方、バイデン氏はデラウェア州の自宅からインターネットを使って演説したり、メディアのインタビューに答えたりしている。ただ、新型コロナをめぐるトランプ氏の対応などを批判しても、その内容を伝えるメディアは少なく、存在感を発揮できていない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による全米の世論調査の8日現在の平均ではバイデン氏の支持率が49・7%、トランプ氏が43・4%で、バイデン氏が優位だ。しかし、調査によっては新型コロナの感染が深刻になってから、トランプ氏の支持率が上昇している。今回の大統領選は元々、トランプ氏の「信任投票」の性格が強いが、新型コロナによってその傾向はさらに強まりそうだ。

 選挙のあり方も変わる。民主党全国委員会は既に、7月に予定されていた全国党大会を8月に延期することを決めたが、例年通りに何万人も集まって実施することは極めて困難だ。バイデン氏は「バーチャル党大会」を提案しているが、具体的にどのように運営されるのかは不明だ。

 有権者や、投票所を運営するスタッフの安全確保も課題となる。予備選などは各州が相次いで延期をしているが、11月3日にある本選の日程は法律で決まっており、動かすことが難しい。過去も、戦中を含めて延期されたり、中止になったりしたことはない。

 一つの案として出ているのは、郵便投票の導入だ。既に一部の州が実施しており、民主党のペロシ下院議長らは「自宅待機が求められている現在、郵便投票で人々は投票できる」として拡大すべきだと主張している。ただし、郵便投票によって投票率が上がると民主党に有利とされ、共和党側は否定的だ。トランプ氏も8日、「不正の危険性があり、認めるべきではない!」とツイートした。

5726チバQ:2020/04/12(日) 21:42:13
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14436652.html?pn=2
(2020米大統領選)バイデン氏、華麗な経歴の陰に 3度目の挑戦、妻子は事故・病で他界
2020年4月10日 5時00分
 11月の米大統領選で、ジョー・バイデン前副大統領(77)が民主党候補になることが確実になった。上院議員を36年、副大統領を8年務めた華麗なキャリアを持つが、人生は苦労と悲劇の連続だった。▼1面参照
 ペンシルベニア州生まれのバイデン氏は幼いころ吃音(きつおん)に悩み、鏡の前で詩を朗読する練習をして克服した。弁護士を経て、1972年に29歳の若さで上院議員に当選した直後、悲劇に見舞われた。クリスマスの買い物のため、妻が3人の子どもを車に乗せて出かけたところ、交差点でトレーラーと衝突。妻と生後13カ月の娘が死亡し、長男と次男も重傷を負った。

 バイデン氏は息子たちが入院する病院で宣誓式を実施。それからも息子たちの面倒を見ながら、デラウェア州の自宅からワシントンの連邦議会まで片道約2時間をかけ、電車で通い続けた。上院議員としては中道・穏健派で、次第に司法委員長や外交委員長などの要職を務めた。88年と08年には大統領選に挑戦したが、支持を集められずに撤退をした。

 08年の大統領選で民主党の候補者に内定したバラク・オバマ氏が副大統領候補としてバイデン氏を指名したことで、知名度は一段と上がる。オバマ氏の後継として16年の大統領選に出ることを期待する声もあったが、長男が脳腫瘍(しゅよう)を患い、15年に46歳で死去。バイデン氏は「家族が悲しむなか、選挙に出る自信がない」と立候補を見送った。

 今回、改めて立候補をしたのは、トランプ政権への危機感からだ。立候補表明ではトランプ氏の差別的な発言などを批判し、「この国の魂をかけた戦いの最中にある」と訴えた。

 ただ、バイデン氏も弱みがある。庶民派で温厚な人柄で知られる一方、失言は多い。昨年には複数の女性が「選挙運動などで体を触られ、不快だった」などと訴え出て、釈明に追い込まれた。大統領に就任した場合、過去最高となる78歳の高齢もネックだ。世論調査では若者からの支持率が低く、選挙戦に向けたエネルギーをどれだけ巻き起こせるかも問われる。(土佐茂生)

 ■ジョー・バイデン氏の歩み

 <1942年> 東部ペンシルベニア州スクラントン生まれ

 <72年> 上院選で初当選

 <72年> 妻と長女が交通事故で死亡

 <87年> 大統領選に立候補も撤退

 <88年> 脳動脈瘤(りゅう)の破裂で危篤状態に。2度の手術を受ける

 <2008年> 大統領選に2回目の挑戦をするも撤退

 <2008年> オバマ氏から副大統領候補の指名を受ける

 <09年> 副大統領に就任

 <15年> 長男が脳腫瘍(しゅよう)で死亡。16年の大統領選への立候補を断念

 <20年> 3度目の挑戦で、大統領候補の指名を確実にする

5727チバQ:2020/04/12(日) 22:33:54
https://digital.asahi.com/articles/ASN496SC1N49UHBI018.html?pn=4
コロナ死者数、人種・民族に差 NY市長「不平等だ」
ニューヨーク=藤原学思

2020年4月9日 21時36分
 米ニューヨーク市は8日、新型コロナウイルスによる人種・民族別の死者数を初めて公表した。人口10万人当たりの死者数では、ヒスパニックと黒人(アフリカ系)が、白人とアジア系よりも2倍ほど多くなった。デブラシオ市長は「明らかな不平等だ」とし、対策に乗り出す方針を示した。

 市によると、6日までに死亡が確認され、人種・民族が判明したのは計1555人。ヒスパニックが521人、黒人428人、白人424人、アジア系112人だった。年齢を考慮した上で市内の人口比と照らし合わせて10万人当たりの死者を算出すると、ヒスパニックが22・8人、黒人19・8人、白人10・2人、アジア系8・4人となり、顕著な差が出た。

 市保健当局は「ヒスパニックや黒人は(重篤になりやすい)基礎疾患を抱えている率が高い」と指摘。デブラシオ市長は「医療格差や貧困と関係している。受け入れられない」と語り、公立病院の態勢の整備や、情報提供の徹底を進める考えを明らかにした。

ここから続き
 860万人の人口を抱えるニューヨーク市では、8日夕までに約8万人の感染が確認され、そのうち4260人が死亡。地区ごとに感染率の差が出ており、貧困層が多いブロンクス、クイーンズ地区の10万人当たりの感染数者は、富裕層が多いマンハッタン地区の2倍近くに上る。

 人種・民族や経済格差による「感染格差」は、他の都市や州でも報告されている。イリノイ州シカゴの黒人は全住民の3割ほどだが、新型コロナの死者の割合では7割に上る。ミシガン州では感染者の35%、死者の40%が黒人だが、黒人の住民に占める割合は15%に満たない。

 国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は8日の会見で「マイノリティー、特にアフリカ系のコミュニティーは、一般の人々よりもはるかに高いリスクにさらされている。今月、来月では解決できず、何年もかけて取り組むべき問題だ」と指摘した。(ニューヨーク=藤原学思)

5728チバQ:2020/04/12(日) 22:54:15
まぁ、人口比は考慮してあげる必要はあるかと
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041200056&amp;g=int
米死者2万人超、イタリア抜き最多 世界の感染者178万人―新型コロナ
2020年04月12日18時21分


米ニューヨーク市ブロンクスの病院の外で、電話連絡を受けて取り乱す家族=9日(EPA時事)
米ニューヨーク市ブロンクスの病院の外で、電話連絡を受けて取り乱す家族=9日(EPA時事)

 【ワシントン時事】米ジョンズ・ホプキンス大システム科学工学センター(CSSE)が12日公表した集計によると、新型コロナウイルス感染による米国の死者が2万人を超え、約2万600人に達した。約1万9500人のイタリアを上回って国別で世界最多となり、感染拡大に歯止めがかからない状態が続く。

 全世界の死者は約10万9000人。国別ではスペインが約1万6600人、フランスが約1万3800人で米伊両国に続いている。
 全世界の感染者は178万人を超えた。うち米国が最多の約53万人で、16万人超のスペイン、15万人超のイタリアが続く。
 米国の死者はここ数日、1日に約2000人のペースで増加。米政府と各州当局は集会の禁止をはじめ他人と距離を保つ「社会的距離」の徹底、休校や企業の出勤停止で感染拡大阻止を目指しているが、米政府は死者が最終的に20万人に上る可能性があると警告している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100268&amp;g=int
「ここは米国だった」 NY野営病院の現場―ICUの看護師語る
2020年04月12日07時18分


ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークに設けられた野営病院(慈善団体サマリタンズ・パース提供・時事)
ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークに設けられた野営病院(慈善団体サマリタンズ・パース提供・時事)

 【ニューヨーク時事】「周囲を見回したら、ここは米国だった」。高層ビルが立ち並ぶニューヨークのマンハッタンで「市民の憩いの場」となってきたセントラルパークに3月末、68の病床を持つ野営病院が開設された。発展途上国での活動経験がある看護師クリステン・ダークさんは、多忙を極める新型コロナウイルスの治療現場が米国にあるという現実にぼうぜんとなる。

 時事通信の電話取材に9日、語った。野営病院を地元の病院と協力して運営するのは、キリスト教系慈善団体サマリタンズ・パース。紛争地や感染症や災害に見舞われた発展途上国などで活動している。
 南部テキサス州を活動拠点とするダークさんは、バングラデシュでコレラ患者の対応に当たった経験がある。テントの中の緊張感は変わらない。しかし「最大の違いはテントの外に出て、周囲を見回すとここは米国で、それは今まで直面したことがない現実だ」と強調した。
 野営病院とはいえ、集中治療室(ICU)もある。ダークさんはICU担当だ。9日時点で52人が入院し、うち9人がICUにいる。最も若い患者は26歳だ。9日までに3人が死亡した。
 感染防止のため患者の見舞いは禁止され「大変なのは患者の家族とのやりとり」と話す。「患者自身で電話できる人もいるが(重症で)できない人もいる」と語る。深刻な患者の家族には早くから、病状が深刻で回復する可能性が低いことを伝えるようにしているという。
 日本に対しても「この病気の深刻さを見て言いたいのは、深刻に捉えてほしいということだ。あなたにリスクがなくても、隣にいる人の死につながるかもしれない」と強調した。十分な医療従事者を確保し、感染から身を守る個人防護具(PPE)を準備しておく必要性も訴えた。

5729チバQ:2020/04/13(月) 22:16:12
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2004130006.html
ブロードウェー閉鎖1カ月 再開のメドは…外出制限下でもオンライン公演 新型コロナ
2020/04/13 13:34産経新聞

ブロードウェー閉鎖1カ月 再開のメドは…外出制限下でもオンライン公演 新型コロナ

4月12日、新型コロナウイルスの影響で劇場が閉鎖され1カ月がたった米ニューヨークの繁華街・タイムズスクエア(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの影響でニューヨーク市の劇場街、ブロードウェーが興行を中止してから12日で1カ月がたった。劇場などでつくる業界団体はすでに6月7日までの閉鎖を発表。感染が爆発的に広がるニューヨークの中でも、観光客が中心の劇場街の再開は一層厳しい道のりとなっている。

 ブロードウェーは先月12日、ニューヨーク州による500人以上の集会の禁止措置を受けて41の劇場の全興行を中止。業界団体は当時、1カ月後の再開を目指すとしていたが、今月8日に「最優先事項は観客や、演劇業界で働くすべての人の健康だ」として6月7日までの閉鎖を発表した。

 また、ニューヨーク市内で6月7日に行われる予定だった米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞授賞式の無期限延期も決まった。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、業界関係者の話として「閉鎖期間はさらに長引く可能性がある」と指摘。早くても独立記念日の7月4日の週や、もしくは9月7日のレイバーデー(労働者の日)まで再開されない可能性がささやかれているという。

 密閉空間での大規模なイベントは、感染防止の観点から最も避けなければならない。さらにブロードウェーの観客には国内外からの観光客が多く、新型コロナの収束後もニューヨークの観光産業が回復するには時間がかかるとの見方があるためだ。クオモ知事は8日の会見で、ブロードウェーの再開見通しについて「人々は劇場に行く前に、いつ職場復帰できるのか、またいつ学校が再開されるのかと聞くだろう」と述べた。

 「キンキ・ブーツ」などを手掛けたブロードウェープロデューサーの川名康浩さんによると、2001年の米中枢同時テロの際は「ブロードウェーのあかりを消してはならない」と3日後に再開。組合のストライキで数週間、上演が中断されたこともあったが、前代未聞の事態という。

 劇場の閉鎖が続く中、オンラインで作品を発表する動きも出ている。4月11日にはユダヤ教のペサハ(過ぎ越し祭)を題材にした作品が公開された。有名女優のベット・ミドラーら数十人の出演者がそれぞれ自宅で撮影した動画を、製作陣が編集し、外出制限下でも公演を続ける取り組みが話題を呼んだ。

 また、全米で約5万1千人の俳優らが所属する労働組合は3月24日、生活が苦しくなった俳優やスタッフのためにファンドを設立し、一般からも募金を呼びかけている。

 川名さんは「長期間の閉鎖は厳しい状況だが、ニューヨークの象徴であるブロードウェーの復活が米国、世界の復活につながるように再開に向けて万全の準備をしたい」と語った。

5730チバQ:2020/04/14(火) 11:52:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000025-mai-n_ame

米アラスカ予備選もバイデン氏勝利 新型コロナ感染拡大で郵便投票に切り替え


4/13(月) 14:41配信

毎日新聞







米アラスカ予備選もバイデン氏勝利 新型コロナ感染拡大で郵便投票に切り替え


アラスカ州の予備選で勝利したジョー・バイデン前副大統領=米東部デラウェア州で3月12日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いで、同党アラスカ州本部は11日、同州予備選でジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今月4日の投開票を延期し、直接投票から郵便投票に切り替えて実施した。

 指名レースは8日にバーニー・サンダース上院議員(78)が撤退を表明し、バイデン氏の勝利が決まっているが、バイデン氏は正式指名に必要な獲得代議員数1991人に達しておらず、依然24州・自治領で予備選が残っている。

 アラスカ州本部では投票所での直接投票を取りやめ、同党に登録した有権者7万1000人超に郵便での投票を求めた。州本部は11日に開票結果を発表。投票総数約1万9800票のうち、得票率はバイデン氏55%、サンダース氏45%だったが、撤退表明後の候補への配分を減らす党規則が適用され、バイデン氏の獲得代議員は11人、サンダース氏は4人となる見通し。バイデン氏の獲得総数は現時点で1228人。

 州本部は声明で「有権者とスタッフの安全のため、すべてを郵便投票に切り替え成功した」と表明した。米国内では、残る予備選や11月本選で郵便投票を活用すべきだとの意見が強まっている。だが共和党のドナルド・トランプ大統領(73)は「投票不正が横行する」として強硬に反対している。【ワシントン高本耕太】

5731チバQ:2020/04/14(火) 17:30:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000004-asahi-sctch

「世界最強」CDC、コロナ封じ失敗 背景に米国第一


4/14(火) 5:00配信

朝日新聞デジタル







「世界最強」CDC、コロナ封じ失敗 背景に米国第一


3月6日、米ジョージア州アトランタにある米疾病対策センター(CDC)の本部を訪問したトランプ米大統領(中央)。選挙用の「Keep America Great(米国を偉大なままに)」の文字が入った赤い帽子をかぶっていた=ロイター


 新型コロナウイルスの被害で、米国は感染者、死者の数で世界最悪になった。疾病対策センター(CDC)による封じ込めは失敗し、収束の兆しは見えない。「世界最強」と言われたCDCに何が起きたのか。


 「へき地の村から始まったアウトブレーク(疾病の発生)が、36時間であらゆる大陸の大都市に届いて、世界危機を引き起こすことだってある。国境を越えなくても米国の経済に打撃を与える」

 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。

 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。

■専門家軽視の行動

 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。

 その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。

 ウイルスに国境はない。CDCは「国境到達前の闘い」を実践するため、世界60カ国以上に職員を派遣し、各国の専門家とも交流を重ねながら世界の牽引(けんいん)役となってきた。02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施し、中国が開発したワクチンが米国側に提供された。

 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。

 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語る。同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。ワシントン・ポストによると、米政府は武漢ウイルス学研究所と関係の深いテキサス大ガルベストン校経由で直接ウイルスの試料を入手しようともしたが、中国政府の介入で頓挫したという。世界保健機関(WHO)の調査団の一員として米国の専門家が中国入りしたのは2月半ばだった。

 SARSの流行期に北京の米国大使館で保健担当参事官だったデボラ・セリグソン・ビラノバ大学准教授は「医師同士、科学者同士の関係は今も良好だ。しかし、政府が互いを尊敬しあっているか、疑っているかで大きく変わる」と話す。「CDCの予算削減と米中関係(の悪化)のせいで、世界保健分野での協力は明らかに減っている」。ランド研究所のジェニファー・ブーイ氏は議会下院に提出した書面でこう指摘した。

 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。

 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。(ワシントン=香取啓介)
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朝日新聞社

5732チバQ:2020/04/15(水) 10:57:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000025-mai-n_ame

オバマ氏、バイデン氏を支持「副大統領指名は最良の選択」 資金集め後押し


4/15(水) 10:52配信

毎日新聞







オバマ氏、バイデン氏を支持「副大統領指名は最良の選択」 資金集め後押し


オバマ前米大統領=米中西部オハイオ州で2018年9月、高本耕太撮影


 オバマ前米大統領は14日、インターネットに公表した動画で、11月の大統領選に向け野党・民主党の候補指名獲得を確実にしている穏健派、ジョー・バイデン前副大統領(77)への支持を表明した。共和党のドナルド・トランプ大統領(73)からの政権奪還を目指す民主党コアリション(連合)の中核的存在として、オバマ氏の態度表明のタイミングが注目されていた。

 オバマ氏は2017年の退任以来、公の場での政治的発信は避けているが、依然として民主党内で最も人気のある一人だ。集金力も突出している同氏の支持表明は、バイデン陣営にとり後押しとなる。

 オバマ氏は動画で2009〜17年の前政権で副大統領を務めたバイデン氏について「大統領に求められる全ての資質を備えている」と述べた。

 また「彼を副大統領に指名したことは最良の選択だった」と振り返り、バイデン氏がリーマン・ショック後の経済再建や新型インフルエンザ流行への対応で大きな役割を果たしたと指摘。新型コロナウイルス危機にもふれ「暗黒の日々の中でも我々を導き傷を癒やす、人格と経験を持っている」と語った。

 オバマ氏は8日に指名争いを撤退した急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)にも言及。自身とサンダース氏の政策観の違いを認めつつ「より公平で公正な社会の実現を目指す信念を我々は共有している」と述べ、11月の本選に「オール民主党」で臨む重要性を強調した。

 オバマ氏は予備選開始前から、主要候補と個別に会談するなど各陣営と接触する一方、指名争いへの影響を避け、表向きは沈黙を保ってきた。

 サンダース氏の撤退表明で指名争いが事実上決着したことに加え、ウイルス感染拡大の影響で候補指名の党大会が8月に延期され、バイデン陣営の資金集めが難航していることなどを受け、このタイミングでの支持表明となった模様だ。

 オバマ氏は動画で、コロナ危機が終息したあかつきにはバイデン氏と共に遊説に回る考えを表明。当面は、ネットを介したバーチャル選挙資金集めや選挙広告でバイデン氏に協力するものとみられる。【ワシントン高本耕太】

5733チバQ:2020/04/15(水) 17:11:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000000-jij_afp-int

NY州「最悪脱した」と知事 コロナ死者、1万人超える


4/14(火) 1:59配信

AFP=時事







NY州「最悪脱した」と知事 コロナ死者、1万人超える


米ニューヨーク市で、マスクとイースター(復活祭)の飾りを着けて市内を歩く人(2020年4月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米国での新型コロナウイルス流行の中心地となっているニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は13日、州内のウイルスによる死者が1万人を超えたと発表した一方で、同州での状況は「最悪の状況を脱した」と述べた。
 同州では過去24時間で671人が死亡し、累計死者数は1万56人に増加。1日の死者数は今月5日以降で最低となった。

 クオモ氏は記者会見で、感染患者の入院と人工呼吸器装着の件数がいずれも下がっていることから、流行状況が変動の少ない時期に達したことが示唆されると説明。「正常化への道を進み始められる状況になった」とし、経済活動の段階的再開に向けた計画の策定を進めていることを明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-35152409-cnn-int

新型コロナ死者、1日で2129人と過去最多 米


4/15(水) 12:25配信

CNN.co.jp







新型コロナ死者、1日で2129人と過去最多 米


米国で新型コロナによる死者が1日の数として過去最多の2129人となった


(CNN) 新型コロナウイルスの感染が拡大している米国で14日、新型コロナウイルスによる死者は2129人となり、1日の死者数としては過去最多となった。これまで最も死者数が多かったのは4月10日で2074人だった。米ジョンズ・ホプキンス大学が集計した。

米国の感染者数は60万人を超え、死者数は2万5000人以上。

ニューヨーク市の保健当局は、新型コロナウイルスによって死亡した可能性がある死者についても報告を行うと明らかにした。新型コロナウイルスの検査を行ってはいないものの陽性だと推定される死者だという。

新しい追加のデータは3月11日から4月13日にわたって反映され、ニューヨーク市で確認された死者とは別にリスト化される。ニューヨーク市のウェブサイトによれば、4月13日までに新型コロナウイルスと確認された死者は6589人で、可能性のある死者は3778人だという。合計した死者数は1万367人。

5734チバQ:2020/04/15(水) 22:27:03
ホントは対立する概念じゃないんだけどなあ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041500776&amp;g=int
「経済再開」か「健康と安全」か 新型コロナで、大統領vs州知事―米
2020年04月15日20時33分


14日、ホワイトハウスの庭で記者会見するトランプ米大統領(中央奥)(AFP時事)
14日、ホワイトハウスの庭で記者会見するトランプ米大統領(中央奥)(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領が、新型コロナウイルス対策として各州で規制されている経済活動の再開に前のめりになっている。だが、感染の収束が見えない中、現場をあずかる一部の州知事は「州民の健康と安全」を優先すると反発。トランプ氏が主張する経済再開の判断をめぐる「全面的な権限」を無視する構えだ。
 トランプ政権は感染防止策として、4月末まで国民に外食や集会の自粛を求める「行動指針」を出している。トランプ氏は、14日の記者会見で「一部の州知事は期限より早く(経済を)再開するのではないか」と述べ、規制の早期緩和に強い期待を示した。
 大統領選を控えるトランプ氏には、政治的な打撃となる景気悪化を最小限に食い止めたいという切実な事情がある。13日の会見で「大統領には全面的な権限がある」と断言し、自身の指導力で経済再開の是非を判断するという姿勢をアピールしていた。
 これに対し、米国内で最多の死者・感染者を抱えるニューヨーク州のクオモ知事は14日、CNNテレビのインタビューで「われわれには憲法はあるが、(絶対的権力を持つ)王様はいない」と反発。「州民の健康を危険にさらすなら、経済再開を命じられても従わない」と言い切った。
 中西部イリノイ州のプリツカー知事も、同日の記者会見で「大統領が何と言おうと、私は州民の健康と安全を守るため最善を尽くす」と主張。西部カリフォルニア州のニューサム知事は、経済再開について「政治ではなく科学と公衆衛生(の観点)から決めるべきだ」と注文を付けた。
 連邦制を採用する米国では、経済再開の権限は知事が持つという憲法解釈が一般的だ。トランプ氏も14日の会見で「店を開くかどうかを決めるのは知事や市長だ」と発言をやや後退させたが、「私が個別の知事に再開を認める」とも述べ、あくまでも自らに主導権があることを強調した。

5735チバQ:2020/04/15(水) 22:28:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041400882&amp;g=int
米大統領、感染症権威にいら立つ 経済優先?解任の臆測も
2020年04月15日07時12分


記者会見に臨むファウチ米国立アレルギー感染症研究所長(右)とトランプ大統領=3月17日、ワシントン(AFP時事)
記者会見に臨むファウチ米国立アレルギー感染症研究所長(右)とトランプ大統領=3月17日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が、新型コロナウイルスへの政権の対応策を指南する国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長(79)に対し、いら立ちを隠せないでいる。感染症の権威であるファウチ氏が科学の知見に基づき直言する姿勢が、11月の大統領選を念頭に一刻も早い経済活動の再開を目指すトランプ氏にとって障害になっているためだ。

 「ファウチを解任する時だ」。トランプ氏が12日夕、こう訴える共和党関係者の投稿をツイッターで転載したことが波紋を呼んだ。ファウチ氏はこの日、テレビ番組で「より早く対策を進めていれば、もっと命を救えただろう」などと発言。トランプ氏は解任権をちらつかせ、政権の非を認めるようなファウチ氏をけん制したとみられる。
 レーガン政権から政府の感染症対策を助言してきたファウチ氏と、トランプ氏の関係は特異だ。気候変動などのテーマでは専門家を遠ざけるトランプ氏も、ほぼ毎日の記者会見にファウチ氏を同席させている。ファウチ氏は最近の世論調査で「支持率」が8割に上るなど国民の信頼が厚く、会見に欠かせない存在になっている。
 新型ウイルスの感染拡大が深刻なニューヨーク州で死者数がピークを迎える見通しが立ち、徐々に経済活動再開の局面に入っていくことも両者の関係に緊張をもたらしているようだ。5月の「経済再開」を視野に入れていると言われるトランプ氏に対し、ファウチ氏は「機が熟さないうちに慌てて事を起こしてはならない」と慎重だ。
 ファウチ氏は今月13日の記者会見で、前日の発言について「仮定の質問に答えた」と釈明。トランプ氏も「彼が好きだ。彼は素晴らしい」と、何事もなかったように解任観測を打ち消した。

5736チバQ:2020/04/15(水) 22:57:28
https://digital.asahi.com/articles/ASN4F6FWSN4FUHBI004.html?pn=9
「ご無事で」があいさつ 一変した日常、僕が暮らすNY

2020年4月15日 20時00分
 「なにもかもが変わりましたね」。僕が窓の外を見ながら言うと、「うん、それもすごい早さで」とタクシー運転手のフィル(33)。1カ月前までのにぎわいは、見る影もない。米ニューヨーク(NY)市で新型コロナウイルスの感染者が10万人を超えた12日、まちを歩いた。

ボタン押すのも服の上から
 市内の地下鉄やバスが乗り放題になる「30日券」が手元にある。3月11日、127ドル(約1万4千円)で買った。地下鉄の料金は定額で1回2.75ドルだから、47回乗れば元が取れる。通勤にも使うため、「それぐらいは乗るだろう」と思っていた。

 NY市で新型コロナの感染者が初めて確認されたのは3月1日。「30日券」を買った11日も、まだ100人以下だった。朝、バスに乗って国連本部に行き、昼は近くの飲食店で食べる。夕方にまたバスでタイムズスクエアの近くにあるニューヨーク支局に行き、夜は地下鉄で自宅に帰る。そんな日常は不変だと信じていた。

 だが結果的に、「30日券」は10回も使わないまま、期限が切れた。地下鉄やバスの利用は「必要不可欠」な業務の従事者に限られ、乗車率は1割まで落ち込んだ。国連の会合も取材もオンラインに切り替わり、飲食店は持ち帰りと配達のみになった。

 自宅アパートのエレベーターには、2人以上で乗り込むことはなくなった。金属製のボタンに手が直接触れないよう、服の上から押す。住民同士のあいさつは「ステイセーフ(ご無事で)」に変わり、すれ違う人と距離を置くようになった。

憩いの場が野戦病院に
 NY市の人口は860万人。一方、市内で確認された感染者は4月12日朝の時点で10万人を超えた。NY市の面積は、東京都の3分の1程度しかない。そんな人口密集地に暮らす人たちの、1%以上が感染している。そして、その数はまだ、増え続けている。

ここから続き
 NY州では3月22日以降、知事令によって原則としてすべての就業者に、在宅勤務が義務づけられた。報道は「必要不可欠な職種」として例外扱いだが、テレビ局もコメンテーターを自宅から出演させるなど、十分に注意している。僕たちもそうだ。インタビューは電話でする。

 一方、軽い運動や食料品の買い出しで、外に出ることは許されている。ただ、他人との距離は1・8メートル以上保たなければならない。守らなければ、最大1千ドル(1万700円)の罰金が科される。

 「うつされたくない。うつしていけない」。一歩外に出れば、過剰とも思えるほどのそんな危機感が、広く共有されていることがわかる。

 感染者が10万人を超えた12日は、昼すぎから空に晴れ間が広がっていた。メガネをぐっと鼻に押し込み、マスクを着け、外に出た。いつしか、コートのいらない季節になっていたことに気づく。しばらく歩き、市民の憩いの場、セントラルパークに着いた。

5737チバQ:2020/04/15(水) 22:58:56
静寂の街で捧げる祈り
 日光浴をする市民でにぎわうはずの芝生の広場が、三重に柵で囲われている。従来の医療機関だけでは患者に対応できず、ここは3月末に「野外病院」となった。

 現在は芝生の上に、大きな白いテントが14個設置されている。その一つの入り口に、ガウンを着た医療従事者らしき女性の姿が見えた。女性は頭を抱え、天を仰いでいる。

 マスク姿の家族連れ、ゴーグルに手袋も着けたジョガー。市民らは次々と僕の目の前を通り過ぎる。耳には救急車のサイレンがひっきりなしに響く。

 野外病院のすぐ横に、子ども向けの遊び場がある。だが、だれもいない。今月に入り、市内全ての遊び場にカギがかけられるようになった。学校も、子ども向けの施設も閉鎖され、行き場の減った児童たちが、一部でこれまで以上に集まってしまったからだ。

 様変わりした光景におののく。セントラルパークに野外病院ができるのは、1860年代の南北戦争以来だ。近くに住んでいるというルーは「これは歴史の教科書に載るだろうね」と言った。

「NYは逆境を乗り越える」
 セントラルパークからイエローキャブ(タクシー)を捕まえると、ドライバーのフィルは何度も、「乗ってくれてありがとう」と言った。

 「家にいなくていいの」と問うと、「家にいて、いくら稼げるんだよ」と笑う。「誰も乗ってくれないから、週5から週2に減らした。それでも、食わないといけないからさ」と。

 ふだんの日曜なら観光客や買い物客でごったがえす「五番街」。ティ.ファニーにカ.ルティエ、シャ.ネルにヴ.ィトンと世界の高級ブランドが並ぶ。ただ、今は全て閉まっていて、歩く市民はほぼいない。近くの路上にはパトカーが止まり、警官が見守る。

 この日はイースター(復活祭)で、キリスト教徒にとって特別な日曜日だった。だけど、五番街にそびえる全米最大級の教会、セント・パトリック大聖堂の前も、閑散としていた。

 だれかが花を供えた入り口の前で、5分ほど目をつぶり、両手を握り、祈りを捧げている男性がいた。グリエ・プロタシオ(54)。話しかけると、泣いていた。

 何を祈ったんですか。「とにかく、とにかくこのパンデミックがおさまるように、と」。声を震わせるグリエ。「9・11(同時多発テロ)みたいだ。無実の人が攻撃されて、こんなにも多く殺された」。12日朝までに亡くなった市民は5789人。「9・11」のテロの犠牲者のおよそ2倍に及ぶ。

     ◇

 このまま家に帰ると、落ち込んでしまいそうだった。だから、日系スーパーに食料品を買いに行こうと言い聞かせ、歩を進めた。

 すると、「ヘイ、ステイホーム」と笑って話しかけられた。その男性はレイチェルと名乗った。56歳で、ホームレスだという。マスクがないのか、口元はマフラーで覆っていた。

 タワーマンションの宣伝看板を背に、大きなポリ袋がいくつも入ったカゴを手前に、レイチェルはただただ、立っていた。段ボールにはこんなメッセージが書かれている。

 「NY市は逆境や困難を乗り越える。だからNY市なんだ。うちにいてくれ。これは命にかかわるほど、シリアスな状況だ」

 レイチェルは「お金が欲しくてここに立ってるんじゃないさ」と言う。「ただみんなに無事で過ごしてほしいから、そう訴えかけようと思ったんだ」

 未曽有の事態を乗り切るのは、行政としての「NY市」ではない。連邦政府でも、NY州でもない。フィルやグリエやレイチェルのような、名前と顔を持つニューヨーカー一人ひとりだ。そのはしくれとして、僕にできることはなんだろうか。

 「ステイセーフ」。レイチェルにそう告げ、僕はその場をあとにした。家を出てから1時間ちょっと。なまっていた体は、そろそろほぐれただろう。

 うちに帰ろう。うちで過ごそう。いまできることは、それしかないのだから。=敬称略(ニューヨーク=藤原学思)

     ◇

 新型コロナウイルスの脅威に、いま世界が直面しています。感染の状況や向き合い方が異なる各国の様子は、日本に住む私たちにとっても、危機を乗り越えるためのヒントとなるはずです。各地で暮らす特派員が、自らの体験を通して世界の現状を伝えます。

5738チバQ:2020/04/16(木) 19:40:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041501257&amp;g=int
ウォーレン氏もバイデン氏支持 民主「挙党態勢」構築―米大統領選
2020年04月15日23時22分


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争った左派ウォーレン上院議員(70)は15日、指名獲得を確実にしたバイデン前副大統領(77)への支持を表明した。ウォーレン氏は、同じく左派のサンダース上院議員(78)とバイデン氏の一騎打ちとなった後も支持候補を明言してこなかった。
 ウォーレン氏はツイッターで「この危機的状況で、次期大統領が善良な政府への信頼を取り戻すことはこれまで以上に重要だ。私はバイデン氏が国の再建を支援するのを見てきた」と指摘。共和党のトランプ大統領打倒に向け、挙党態勢を構築する必要性を訴えた。

5739チバQ:2020/04/17(金) 10:31:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000034-jij-n_ame

バイデン氏、左派懐柔強める 主要全候補から支持 米大統領選


4/17(金) 7:24配信

時事通信







バイデン氏、左派懐柔強める 主要全候補から支持 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(左)とウォーレン上院議員=2月7日撮影(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にした中道派バイデン前副大統領は15日、左派ウォーレン上院議員の支持を獲得した。

 これで指名を争った主要候補全てから支持を取り付け、形式上「オール民主」の態勢を整えた。ただトランプ大統領と戦う11月の本選で、相乗効果を発揮できる保証はなく、バイデン氏は左派の支持者を懐柔する動きを強めている。

 「バイデン氏は新しい事実や良い議論を受け入れることを恐れない人物だ」。ウォーレン氏は15日に投稿した支持表明の動画でこうバイデン氏を評価し、立場に隔たりのある医療保険制度改革などの争点で歩み寄りに期待を示した。

 バイデン氏は、サンダース上院議員やウォーレン氏が主張する国民皆保険案を「非現実的」と批判し、距離を置いてきた。ただ、7カ月後に迫るトランプ氏との戦いに勝つには、路線の違いを超えた支持の広がりは欠かせない。

 中道色の強いオバマ前大統領でさえ、挙党態勢構築へ左派取り込みをバイデン氏に促す。バイデン氏支持を正式表明した14日の動画で、自身が大統領に当選した2008年とは「世界が違う」と語り、大胆な構造改革が必要だと主張。サンダース氏支持者の「エネルギー」を称賛してみせた。

 バイデン氏自身、指名争いから撤退したサンダース氏の支持者に「あなた方をただ歓迎するのでなく、必要としている」とラブコールを送る。

 既に、高齢者向け公的医療保険(メディケア)の拡充や、中低所得世帯の大学ローン返済を免除する新たな政策を発表。サンダース氏とは六つの「タスクフォース」で政策を擦り合わせることで合意しており、11月に向け「鋭く左旋回」(保守系経済紙)するという見方がくすぶっている。

5740チバQ:2020/04/17(金) 21:00:57
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14440470.html?pn=2
(コロナ危機と世界)リーダーの不在:上 米国第一、感染拡大防げず 中国敵視、保健分野は冷遇


2020年4月14日 5時00分
「へき地の村から始まったアウトブレーク(疾病の発生)が、36時間であらゆる大陸の大都市に届いて、世界危機を引き起こすことだってある。国境を越えなくても米国の経済に打撃を与える」

ここから続き
 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)で世界保健担当上級顧問だったジョーダン・タッペロ氏が2017年に記した言葉だ。

 感染症対策の世界で「世界最強」の機関とされるCDCは、「国境に到達する前に疾病と闘う」ことを21世紀の使命の一つに掲げる。全米と世界各地に医師や研究者など1万4千人以上の職員を抱え、「米国の安全保障のため、世界中の新たな病原体や疾病に立ち向かう」としている。

 タッペロ氏の言葉からわずか3年後、新型コロナウイルスが世界中へ広がり、米国も直撃を受けている。トランプ米大統領が3月13日に国家非常事態宣言を発してからの1カ月間で感染者数、死者数がともに世界最悪となり、収束は見えない。その原因の一つとして指摘されるのは、米国の利益を最優先する「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げ、専門家の意見を軽視する政権の行動だ。

 ウイルスに国境はない。CDCは世界60カ国以上に職員を派遣し、世界の牽引(けんいん)役となってきた。02年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が中国を襲った際、米国がCDCの専門家40人を現地に送って支援したことをきっかけに、両国間の協力も加速した。13年にH7N9型のインフルエンザが中国で発生した際は米中が共同研究を実施した。

 だが、トランプ政権の下で国際保健分野は冷遇されている。政権はCDCの予算を削減しようとし、エボラ出血熱対策の教訓から設けられた国家安全保障会議(NSC)のパンデミック担当チームも18年に解体された。そこに、通商分野を中心とした米中対立が追い打ちをかけた。

 トーマス・フリーデン元CDC所長はロイター通信に「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語る。同通信によると、中国版CDCに派遣されていた米国の専門家ポストは昨年7月から空席だ。米国は今年初めに中国側から武漢での肺炎の集団発生を伝えられて専門家派遣を申し出たが、認められなかった。

 国際協力の代わりに、トランプ政権が1月末に打ち出したウイルス対策は、中国からの入国制限だった。だが、CDCが開発した検査キットの不備もあり、国内感染は止められなかった。

 3月に入ると米国内の各地で集団感染が判明。感染ルートをたどる「接触者追跡」が不可能になっていた。3月半ば、米下院公聴会に呼ばれたロバート・レッドフィールドCDC所長は「感染症対策にはいくつかの段階がある。我々は(感染の被害を)『軽減する』段階にある」と述べた。水際が突破されたと気づいた時には、米国内での封じ込めも失敗していた。(ワシントン=香取啓介)

 (2面に続く)

5741とはずがたり:2020/04/17(金) 22:08:44
「血まみれの計画だ」中国メディアがトランプ氏批判
https://news.livedoor.com/article/detail/18129310/
2020年4月16日 13時43分 テレ朝news

 アメリカのトランプ大統領がWHO(世界保健機関)への資金拠出を停止したことについて、中国メディアは「無数の命を政治闘争に利用する血まみれの計画だ」と批判しました。

 中国共産党系の環球時報は社説で、「『中国中心』で不公平だ」とWHOへの批判を強めるトランプ大統領について「WHOに矛先を向け、選挙に利用するのは非常にモラルに欠ける」と指摘しました。さらに、WHOへの資金拠出の停止について「無数の命をアメリカの政治闘争に利用する血まみれの計画だ」と痛烈に批判しました。また、国営中央テレビは「トランプの矛盾」と題して当初、ウイルスの脅威を軽視したトランプ大統領の言動が国民を混乱に陥れたと報じています。

トランプ氏「感染ピークを過ぎた」 経済活動再開に布石
https://news.livedoor.com/article/detail/18128214/
2020年4月16日 10時20分 朝日新聞デジタル

 トランプ米大統領は15日の記者会見で、世界最多となっている新型コロナウイルスの米国内での感染について「データは全国的にピークを過ぎたことを示している」と述べた。

 経済活動を再開するためのガイドラインを16日に発表するとしている。

 米ジョンズ・ホプキンス大によると、米東部時間15日夜時点で米国の感染者は63万人超。死者数は3万人を超えた。

 トランプ氏は、ニューヨーク都市圏で新規の感染者数が減り、デトロイトやデンバーで横ばい、首都ワシントンやフィラデルフィアで感染速度が遅くなっていると指摘。「まだ警戒しなければならないが、我々の積極的な戦略は機能している」と述べた。

5742チバQ:2020/04/18(土) 11:18:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/db87daf9a2d87cabba52db07e0dd9c4b5d7a621a
米各地で外出制限に抗議デモ、ミシガンではトランプ氏支持の右派集結
4/17(金) 16:31配信

AFP=時事
米ミシガン州の州都ランシングの州議事堂周辺で行われたロックダウン(都市封鎖)に対する抗議デモ(2020年4月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】新型コロナウイルスの感染拡大を受け全米各州で施行されている外出禁止令をめぐり、一部の市民がいら立ちを示し、抗議デモが相次いでいる。一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は16日、経済活動の再開へ向けた外出制限の緩和指針を発表した。

【関連写真】武器を持った外出制限抗議デモの参加者ら

 複数の州では今週、ロックダウン(都市封鎖)措置に対する抗議デモが各所で行われた。

 ミシガン州の州都ランシング(Lansing)には、民主党のグレッチェン・ホイットマー(Gretchen Whitmer)州知事が発令した厳しい外出制限に反発する約3000人が集結した。デモの参加者の一部は武器を携帯していた。

「グリッドロック作戦(Operation Gridlock)」と名付けられたこの抗議デモを主催したのは、「過度な隔離措置に反対するミシガン市民(Michiganers Against Excessive Quarantine)」と名乗る、複数の右派組織からなるグループ。デモ隊は「私たちは働きたい」「ロックダウンを解除しろ」といった標語を掲げ、ホイットマー氏をナチス・ドイツ(Nazis)の独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)になぞらえた参加者もいた。

 また多くの参加者がトランプ氏への支持を示すために、「アメリカを再び偉大に(Make America Great Again)」という前回大統領選での同氏のスローガンが書かれた共和党カラーの赤い帽子をかぶり、今年行われる次期大統領選のための「トランプ2020(Trump 2020)」と書かれた旗を振っていた。この抗議行動によって、ミシガン州議事堂の周囲では大規模な渋滞が起こった。

 ホイットマー州知事は先月24日に外出禁止令を施行し、その後、それを4月30日まで延長した。州知事はこれまでに、外出禁止令は憲法で定められた権利を侵害するものだとして、少なくとも2件の訴訟を起こされている。

 一方、大方の市民らはホイットマー州知事の新型ウイルス対策を好意的に評価している。【翻訳編集】 AFPBB News

5743チバQ:2020/04/19(日) 15:31:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041800314&amp;g=int
「女性副大統領」人選が本格化 トランプ氏攻略にも直結―米民主バイデン氏
2020年04月19日07時24分


米国のハリス上院議員(上段左)、ウォーレン上院議員(同右)、エイブラムス氏(下段左)、クロブシャー上院議員(同右)(AFP時事)
米国のハリス上院議員(上段左)、ウォーレン上院議員(同右)、エイブラムス氏(下段左)、クロブシャー上院議員(同右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)の副大統領候補選びが本格化している。女性の起用を明言し、既に人種や思想の異なる多くの候補が意欲を表明。新型コロナウイルスの影響で運動がままならないバイデン氏にとって誰を選ぶかは有権者への重要なメッセージとなり、トランプ大統領との戦いに影響しそうだ。

 「可能なら米国(の今)を映すような政権にしたい」。バイデン氏は16日のテレビ番組でこう述べ、人選で多様性を重視する考えを示した。近く委員会を立ち上げ、経歴審査を正式に始める。
 有力視されるのが、指名を争ったハリス上院議員(55)だ。黒人の父とインド系の母を持ち、州司法長官などを務めた経歴から、バイデン氏も「いつか大統領になる」と太鼓判を押す。ただ、指名争いで医療保険など重要政策のスタンスが定まらず、「日和見」との批判を浴びた。
 前回大統領選では黒人の9割近くが民主党のクリントン元国務長官に投票しており、非白人の投票率増加が勝敗に与える影響は大きい。2年前のジョージア州知事選で初の黒人女性知事を目指したエイブラムス氏(46)が「私なら素晴らしい副大統領になる」と自薦するほか、ラテン系のコルテズマスト上院議員(56)もバイデン氏が候補に挙げている。
 イデオロギー的な多様性を求めるなら、筆頭は左派ウォーレン上院議員(70)だ。同氏は15日、副大統領候補の要請があれば「受ける」と明言。女性に人気が高く、リベラル層の支持拡大が期待できる。ただ、指名争いでは同じ左派のサンダース上院議員と衝突し、自らの撤退後も支持しなかったことから、「サンダース派」の受けは必ずしも良くない。
 大統領選のかぎを握る中西部では、穏健な民主党支持者や無党派層へのアピールが重要になる。このため中道派のクロブシャー上院議員(59)も有力候補の一人。新型ウイルスへの対応で注目が集まるウィットマー・ミシガン州知事(48)も名前が挙がる。

5744 チバQ:2020/04/20(月) 00:20:44
3499 チバQ 2020/04/18(土) 11:27:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/856d3468a62b885a5372cd085b31d2efa3cdb78a
「州を解放せよ!」 トランプ氏がツイート、野党系知事に揺さぶり
4/18(土) 9:19配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は17日、中西部ミシガン州とミネソタ州、南部バージニア州で新型コロナウイルス感染の拡大防止策である自宅待機令の緩和と早期の経済再開を求める抗議デモが起きていることに関し、これらの州を「解放せよ!」とツイッターに書き込み、抗議デモを支持する立場を示した。

 3州は知事が野党・民主党系であるほか、11月の大統領選の行方を左右する激戦州に位置付けられている。特に、ミシガン州のホイットマー知事は民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領の副大統領候補にも取り沙汰されており、トランプ氏の発言には大統領選に向けて民主党勢力を揺さぶる思惑も込められているとみられる。

 ミシガン州では「感染者数がピークに達していない」として、5月24日まで自宅待機令などの措置を維持する考え。これに対し16日、州都ランシングの州議事堂前に、トランプ氏の名前入りの旗などを掲げた数千人が押し寄せ、経済再開などに加え「知事の拘束」を要求した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、デモはデボス教育長官の一族の政治顧問が設立した活動団体が企画したとされ、一連のデモはトランプ氏を支持する保守勢力が中心となっているのは間違いない。

 ただ、同州では就業人口の21%にあたる約100万人が失業保険を申請するなど「1930年代の世界恐慌並み」の景気悪化が懸念されており、経済再開は多くの州民にとって死活問題であるのも事実だ。

 一方、ミネソタ州では17日、デモ隊の要求を一部受け入れ、禁止されていたゴルフや釣りなどの野外活動を解禁すると表明した。

 抗議デモは、中西部ウィスコンシン州や東部ペンシルベニア州、西部アイダホ州でも予定されるなど、トランプ氏が16日に経済再開に関する新指針を発表したのを受けて多くの州で実施される公算が大きい。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが16日発表した世論調査では「州政府が外出制限を性急に解除することを懸念する」との回答が66%に上った。また、73%が「最悪の事態はこれから訪れる」と答えるなど、米世論の大勢は自宅待機令などで「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を維持することを支持する立場を示している。

5745チバQ:2020/04/22(水) 22:04:41
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200421/for2004210002-n1.html
米大統領選、バイデン前副大統領が予想外の求心力! 副大統領候補にはミシガン州知事が急浮上 (1/2ページ)
永田町・霞が関インサイド
2020.4.21
 外務省(秋葉剛男事務次官・1982年入省)に、在米日本大使館(杉山晋輔駐米大使・77年)から「米大統領選に関する最新情勢分析」が届いている。

 ワシントンの日本大使館政務班(班長・市川恵一駐米公使=政務担当・89年)が作成したものだ。

 もちろん、この報告書は「厳秘」であり、そのコピーが筆者の手元にあるわけではない。ただ、その概要については掌握している。

 結論を先に言えば、ドナルド・トランプ大統領再選は確定的とまで言えないというものだ。

 その理由は、民主党大統領候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領(77)が予想外の求心力を掌中にしたことである。

 最後まで熾烈(しれつ)な指名争いをしたバーニー・サンダース上院議員が「再選阻止のため、バイデン氏とともに戦う」と表明、さらにバラク・オバマ前大統領もバイデン氏支持を明らかにした。

 中道派・バイデン氏支持と、急進左派・サンダース氏支持の股裂き状態にあった民主党の挙党体制が見えてきたのだ。

 そうしたなかで、日本大使館政務班が注目しているのが、バイデン氏のランニング・メイト(副大統領候補)である。

 バイデン氏が大統領選で勝利するには(1)女性票(2)若年票(3)中西部の接戦州票-の3つが死活的なカギを握る。

 とりわけ、2016年の大統領選の勝敗を分けた「ラストベルト」の激戦4州(ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、オハイオ)を勝ち取らなければ勝算はない。

 こうしたなか、副大統領候補に急浮上したのはグレッチェン・ホイットマー=ミシガン州知事(48)だ。

 ホイットマー女史は18年知事選で州内83の全郡を制し、選挙戦で「完全試合」という偉業を成し遂げた。若年・女性票を総なめにしたのである。

 美人で頭脳明晰(めいせき)で雄弁であることは、今年2月に米議会上下院合同委員会での、大統領一般教書演説後に野党が行う「反論演説」を一任されたことでも分かる。

 11月3日の大統領選で激戦となるミシガン州の知事が副大統領候補というのは有力なカードとなる。隣のウィスコンシン州はミシガン州と波長が似ており、民主党ミシガン優勢となればドミノ化する可能性がある。

 つまり、トランプ=マイク・ペンス(副大統領)コンビは、バイデン=ホイットマーチームに苦戦するというのだ。トランプ氏が再選を果たすには「コロナ制圧」と「経済活動再開」に懸かっている。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

5746チバQ:2020/04/23(木) 09:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000011-jij-n_ame

NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく 自宅待機令から1カ月


4/23(木) 7:09配信

時事通信







NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく 自宅待機令から1カ月


米ニューヨーク市ブルックリンで、食料類の配布に並ぶ人々=20日(AFP時事)


 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州で新型コロナウイルス拡散防止のため自宅待機令が発令されてから22日で1カ月。

 外出規制や社会的距離を確保する政策が奏功し、感染拡大の「ピークは越えた」(クオモ知事)と推定されている。しかし、依然1000人以上が毎日新たに入院しており、経済活動の再開は見通せていない。急増する失業者が困窮する中、州内では再開を求める声も出始めている。

 ◇死者1万5000人に
 ニューヨーク州の感染者は25万1000人を超え、死者は1万4828人になった。感染者や死者の半数超が集中するニューヨーク市は外出規制を受けて風景が一変した。高級店が並ぶマンハッタンの五番街は店が閉まり、人や車両がほとんど通らなくなった。一方で外出規制の対象外であるスーパーへの買い物や運動で出歩く人は少なくなく、混雑防止へ入場規制をしているスーパー前の行列は今や日常的な光景になった。今ではほとんどの人がマスクやバンダナで口や鼻を覆い、ジョギングをする人もマスク着用者が増えてきた。

 コロナ感染による入院患者は当初、最大11万人になると予想されたが、外出規制を受け、約1万9000人をピークに減少に転じ、クオモ氏は「医療体制は安定してきた」とみる。ただ、多くの市民は「第2波」を警戒し、規制を守り続けているようだ。

 ◇食べ物求め2時間半
 「失業保険の申請が多すぎて、ウェブサイトや電話のシステムが崩壊した」。クオモ氏は21日の記者会見で、急増する申請に当局が圧倒されていると説明した。州では3月22日から必要不可欠ではない事業がすべて閉鎖になり、米メディアによると、州の失業保険申請者は約120万人に上る。州は1000人が電話対応に当たっているが追い付いていない。

 職を失い、食べるのに困る人も急増している。ニューヨーク市クイーンズで炊き出しや食料提供を行っている非営利団体の前には4月19日、長蛇の列ができていた。並んでいるのは英語を話せない移民とみられる人が多い。家政婦の仕事を失った女性(49)は「このままでは(家賃や光熱費などが)払えなくなる。政府は支払いは待ってもらえると言うけれど、請求は来る。食べ物とお金が必要だ」と訴えた。列の前方にいた人は2時間半以上並んでいると話していた。

 ◇州内でも抗議デモ
 州の感染者のほとんどはニューヨーク市のある南部に集中している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、州内の別の地域ではクオモ知事に経済再開を求める声が強まっており、州西部バファローでは20日、約150人が抗議デモを行った。クオモ氏はこれまで州全体として再開を判断する方針だったが、21日の記者会見では「一つの州として行動するが、違いも理解する必要がある。経済をできるだけ早期に再開したい地域で、州内の別の地域と根本的に状況が異なるなら、それも考慮する」と述べ、地域別に判断する姿勢に転じた。

 とはいえ、経済を再開するには大量の検査が不可欠だ。州は検査実施数を1日4万件に倍増させることを目指すが、態勢強化には「数週間」(知事)かかるという。

5747チバQ:2020/04/23(木) 21:29:13
https://digital.asahi.com/articles/ASN4R52PBN4QUHBI00H.html?pn=4
「犬食うのやめろ」 NYのアジア系差別、コロナで急増
ニューヨーク=藤原学思

2020年4月23日 17時00分
 新型コロナウイルスの感染が広がる米ニューヨーク(NY)市で、アジア系市民への差別的な行動が急増している。背景には、新型コロナが「アジアから持ち込まれた」との偏見があるとみられ、市は対策チームを立ち上げて対応に当たっている。

 NY市マンハッタンで韓国レストラン「済州ヌードルバー」を営むダグラス・キムさん(41)は4月10日、客から1枚の写真をネット上で受け取った。

 「犬を食うのはやめろ」

ここから続き
 店の入り口に、黒のペンでこう落書きされていた。米国では以前から、アジア系の人に対してこうした言動が差別的に用いられてきた。ただ、新型コロナが中国・武漢の海鮮市場から広がったという指摘が出てから、さらに増えているとも言われる。

 キムさんは10代半ばで米国にやってきた移民。20年以上NY市で働き、2017年にレストランを開店。翌年には、ミシュランガイドで一つ星を獲得した。「差別はこれまでもあったが、これほどむき出しのものは初めて」と残念がる。

 NY市は860万人の人口の3分の1以上が外国生まれ。近年はアジア系の市民が増加しており、人口の約14%を占める。こうした人口構成もあり、米国内でも厳しい差別禁止条例があることで知られる。

 だが、新型コロナの感染拡大は、アジア系市民への差別を浮き彫りにした。NY市人権委員会によると、2月1日から4月16日までに、248件の差別の申し立てがあり、約4割の105件がアジア系市民に対する内容だった。前年同期のアジア系市民への差別はわずか5件で、21倍にも膨れあがったことになる。

 また、NY市警によると、19年に3件だったアジア系市民へのヘイトクライム(憎悪犯罪)は、20年3月7日から4月2日だけで11件を記録。バスに乗っていた51歳の女性がマスクを着けていないことをとがめられ、10代の少女4人から傘で殴られるなどの事例があったという。

 NY市はこうした事態を重く受け止め、アジア系市民への差別を専門に扱う対策チームの設置を4月19日に発表。「パンデミックのただ中であろうと、差別やハラスメントは許されない」としている。

ヘイトクライム増加の可能性も
 こうした傾向は、NY市だけの問題ではない。米国でアジア系市民への差別の報告を受け付けている民間プロジェクトによると、3月19日からの2週間で1135件の報告が寄せられたといい、差別は全米に広がっている。

 捜査当局も状況を注視している。CNNによると、連邦捜査局(FBI)のレイ長官は20日、司法関係者に「マイノリティーにウイルスの拡散に責任があると信じる個々人やグループが、ヘイトクライムを起こす可能性がある」との書簡を送り、懸念を示した。

 また、ABCが入手したFBIの内部資料によると、テキサス州では3月14日、2歳と6歳の児童を含むアジア系家族3人が「新型コロナをうつす中国人だと思ったから」との理由で刺された。資料には「アジア系米国人コミュニティーを危険にさらすようなヘイトクライムが、全米で増加するとみられる」との記載があったという。(ニューヨーク=藤原学思)

5748とはずがたり:2020/04/25(土) 01:04:38

アメリカ広いからな。。カジノの街になるって事はこういうことかもしれんがね。

米ラスベガス市長、経済再開の根拠は「市民全員が無症状の保菌者だから」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200423-00033702-rolling-int
4/23(木) 6:15配信Rolling Stone Japan

米ラスベガスのキャロリン・グッドマン市長は、州全域を封鎖したネバダ州の新型コロナウイルス感染症対策を「正気の沙汰ではない」と呼んで話題になったばかりだ。だが、現地時間21日のケーブルTV局のニュース番組とのインタビューを見た後では、市長の正気こそ疑いたくなる。

MSNBCのケイティ・トゥール氏とのインタビューで、無党派の市長はラスベガス市の経済再開を主張するとともに、驚愕の衛生論をぶちまけた。「私は、全員がコロナウイルスの保菌者だと――100%の市民が無症状の保菌者だと想定しています」。グッドマン市長はさらにこう続けた。「私の意見はただひとつ、市民を職場に戻すべきです」

市は封鎖を解除すると同時に、市民の健康を守らねばならない、と市長は述べ、さらにこう付け加えた。「もっとも重要なのは高齢者へのケアです。一番感染しやすい人々ですし、恐ろしいこと、ひょっとすると死に至ることもありますから。ラスベガスは高齢者を大切にしています。私も高齢者ですしね!」

具体的にどのような保護対策があるか、とトゥール氏が尋ねた。ベガスの街が開放されて経済的に潤うということは、カジノに喫煙者があふれ、大勢の人々がスロットマシンに触れ、よどんだ空気の中で呼吸することになる。どう見てもコロナウイルスにかかりやすくなるのは必須だ。

「どのように市民の安全を維持するおつもりですか? 可能だとお思いですか?」とトゥール氏。

「ええ、もちろんです」とグッドマン市長は答え、さらに何の脈絡もなく、コロナウイルスの極めて高い感染力と比較する理由も説明せずに、市の封鎖に至らなかった過去の感染症をずらずら並べた。

「我々は西ナイル熱、SARS、鳥インフルエンザ、大腸菌、豚インフルエンザ、ジカ熱を乗り越えてきました」と市長。

トゥール氏が口を挟み、「これらの感染症は、感染力も感染規模も、今我々が目にしているこの病気ほどではありませんよ」

これに対し、グッドマン市長は驚いたようすでこう答えた。「まあ、事実は後からわかるでしょうね。残念ですが、結果で判断するしかありません」

「ですが、これがまさに事実なんです。死者の数が証明しています」とトゥール氏は応戦した。

5749とはずがたり:2020/04/25(土) 01:04:50
>>5748
トゥール氏が反撃を続ける中、グッドマン市長はネバダ州の感染者数を軽くあしらい、300万人以上の市民に対して「151人の方々が残念ながら命を落とされましたが、ほとんどは持病をお持ちの方です」と言った。

その後グッドマン市長は、ソーシャル・ディスタンシングのおかげで州の感染者数はこの程度に抑えられているのではないか、というトゥール氏の指摘に食ってかかった。にわか保健専門家の市長は、アンソニー・ファウチ博士を引き合いに出した。博士は市長の意見とは正反対の提言をしてきたが、「博士のご意見には従います」と市長は言った。

だがグッドマン市長は、コロナウイルスが来年まで猛威をふるう可能性があるとファウチ博士が主張している、と述べ、これを理由に経済再開を擁護した。「ウイルスとの戦いで手一杯だからといって、人々をずっと職場から遠ざけて、市民の生活や、次の世代の子供たちの生活までだめにしろというのですか?」とグッドマン市長。

ここでトゥール氏は一歩退き、そのすきにグッドマン市長は今後ラスベガスが取るべき対策について(そもそも、市長にはそんな権限はないのだが)非情かつバカげた解釈を延々と語った。

「全員が保菌者だと仮定してお話ししているんです。前に進みましょう、街を開放して、誰でも自由に、ただし責任をもって、慎重に再開していきましょう」とグッドマン市長。

市長はその後、高齢者と児童の保護について改めて語ったが、具体的な施策については触れていない。だが、それには理由がある。彼女の理屈がより陰険な方向に向かったのだ。

「全員が保菌者だと仮定しましょう。全員が同じ土俵からスタートすることになりますね。ああしましょう、こうしましょう、と指示を出して、いざ企業活動を再開させます。仮に企業に感染者がいることが明らかになれば、競争原理でその企業は廃業です。いたってシンプルでしょう」

トゥール氏はもはや呆れた口調で、インタビューを締めくくった。「以上が、市長がラスベガスで展開しようとしている現代の適者生存原理です」

「全員が保菌者」というグッドマン市長の推測は、もし全員が保菌者ならば誰も感染しようがないのだから、全く意味をなさない。だがそれ以上にもっと重要なのは、彼女が文字通り――さながら大規模な人体実験のように――死亡率が成功の物差しになることを前提として、企業活動の再開を支持している点だ。グッドマン市長にはそうした改革を施行する権限はないものの、これだけは言える。彼女がこうした考えを抵抗もなく口にできるとは、なんと恐ろしいことだろう。

Translated by Akiko Kato

5750チバQ:2020/04/26(日) 18:32:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500326&amp;g=int
猛反発の中、経済再開 米ジョージア州、企業は慎重―新型コロナ
2020年04月26日07時11分


24日、営業を再開した米ジョージア州アトランタの美容院(AFP時事)
24日、営業を再開した米ジョージア州アトランタの美容院(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、南部ジョージア州が24日、制約していた経済活動の一部を再開させた。科学軽視との強い批判を押し切る形で、感染拡大を防ぎつつ経済の痛みを和らげるという「実験」に動きだした。
NY州、経済再開見通せず 失業者は困窮、食べ物もなく―自宅待機令から1カ月

 米メディアによると、州都アトランタ近郊のボウリング場ではこの日、開店を待つ人の列ができた。ある男性は感染リスクについて「外出するしないは自由だ」と自己責任を強調した。美容院では、従業員がマスクと手袋を着け、来店した客には検温が行われた。
 経済再開に動いた各州の中で、ジョージアは最も再開の幅が広い。27日からは映画館やレストランの営業も可能になる。
 同州では5日連続で死者が20人を超え、連邦政府が求める「感染者数の2週間に及ぶ低下傾向」という基準を満たさないまま、経済活動再開に踏み切った。
 「安全な職場へ戻ろう」と訴えるケンプ知事(共和党)は、人と人との距離を保つことや、健康状態の確認により「リスクを最小化」すると主張する。
 ただ、営業再開が可能となる業種にはマッサージ店なども含まれ、無症状の感染者を通じた感染拡大リスクが残る。「数週間後には感染者が急増する」(アトランタ市長)という懸念は根強い。
 企業や商店も慎重だ。米メディアの取材に応じた理髪店主は不安を感じながらも「従業員の生活のため」と営業再開を決めた。ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、百貨店大手メーシーズなど、州内での営業再開を控える企業が目立つ。安全性のリスクに加え、入場制限で十分な利益が見込めない事情も影響しているという。
 経済活動再開の旗を振ってきたトランプ大統領も及び腰だ。24日のツイッターでは「彼(ケンプ知事)にはOKだとは一言も言っていない」と距離を置く姿勢を示した。

5751チバQ:2020/04/27(月) 09:46:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000010-reut-asia

イエメンの分離派、南部の自主支配を宣言 内戦深刻化も


4/27(月) 9:04配信

ロイター







イエメンの分離派、南部の自主支配を宣言 内戦深刻化も


 4月26日、内戦が続く中東のイエメンで、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する分離派「南部暫定評議会」(STC)が南部アデンなどを自主支配すると宣言した。写真はSTCのエンブレム。2019年8月、イエメンのアタークで撮影(2020年 ロイター/Ali Owidha)


[アデン 26日 ロイター] - 内戦が続く中東のイエメンで26日、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する分離派「南部暫定評議会」(STC)が南部アデンなどを自主支配すると宣言した。これに対し、サウジアラビアが支援するハディ暫定政権は「悲惨な結果」を招くことになると警告した。

イエメンではハディ暫定政権と親イラン武装組織フーシ派との対立による内戦状態が続いており、サウジ主導のアラブ有志連合が暫定政権の後ろ盾となってきた。UAEもサウジと共闘してきたが、STCと暫定政権の対立によって争いは三つ巴の様相を呈している。一方、国連は、新型コロナウイルス感染拡大に対応するため、停戦を呼び掛けている。

STCは26日、ハディ暫定政権が拠点とする港湾都市のアデンに進攻。同政権はフーシ派によって首都サヌアから追放されている。

STCは声明で、アデンと南部の全ての行政区域を自主支配すると宣言。ハディ暫定政権と政権の支配下にある南部の少数の地域はこれを拒否する声明をそれぞれ出した。

暫定政権のハドラミ外相は、STCは、昨年の停戦と権力分担に関する合意から完全離脱し、武装反乱を再開させたも同然だと批判。「このような宣言の危険で悲惨な結果に自らが直面することになる」と警告した。

STCの幹部は、ハディ暫定政権が同合意を骨抜きにしたと主張し、同政権は腐敗し、政権運営を誤っていると改めて指摘した。

ハディ暫定政権は国連の要請を受け、新型コロナ感染拡大への対応に注力するために一方的な停戦を宣言。24日に停戦期間を延長したが、国内の大半の主要都市を掌握するフーシ派はこれを受け入れておらず、戦闘は続いている。

5752チバQ:2020/04/27(月) 16:56:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000504-san-n_ame

米大統領選 バイデン氏に再びセクハラ疑惑 左派勢力から候補指名辞退を求める声


4/27(月) 9:59配信

産経新聞







米大統領選 バイデン氏に再びセクハラ疑惑 左派勢力から候補指名辞退を求める声


米カリフォルニア州ロサンゼルスでの集会で、支持者を前に演説するバイデン前副大統領(上塚真由撮影)


 【ワシントン=黒瀬悦成】11月実施の米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に再び女性に対するセクハラ疑惑が浮上した。しかし、民主党陣営は「バイデン氏に落ち度はなかった」(ペロシ下院議長)として黙殺する構えを示しており、左派勢力からは「民主党は女性のセクハラ被害を告発する『ミー・トゥー』運動を後押ししてきたのに、調査もせずにバイデン氏を免罪するのは二重基準だ」と反発の声が上がっている。

 問題の疑惑は、バイデン氏が上院議員だった当時の1993年、同氏の事務所職員をしていたタラ・リード氏が訴え出て発覚した。リード氏はバイデン氏に議会の部屋に呼び出され、壁に押し付けられて下着の中に手を入れられるなどしたという。リード氏が抵抗すると、バイデン氏は「私のことが好きかと思ったのに」と話したとしている。

 リード氏は今月9日に首都ワシントンの警察に刑事告訴した。

 バイデン氏は昨年、リード氏を含む計8人の女性からセクハラで訴えられ、謝罪を強いられた。リード氏はこのときは「首や髪の毛を触られた」と述べるにとどめていたが、民主党系有識者などから「バイデン氏を陥れることを狙ったロシアの工作員」などと個人攻撃を受けたことから、今年に入って「真実」を話すことを決めたとしている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、当時の関係者への取材でリード氏の主張を裏付ける証言は得られなかったと報道。だが、93年8月に放映されたCNNテレビのトーク番組で、リードさんの母親とされる女性が「著名な上院議員の下で働いていた娘が問題を抱えて辞めた」と相談する動画が見つかり、真相究明を求める声が強まった。

 民主党指名争いで敗れたサンダース上院議員(78)の支持者らからは「今からでも本選候補の変更は遅くない」として候補指名の辞退を求める声も広がり始めている。

5753チバQ:2020/04/27(月) 17:12:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000024-jij_afp-int

米先住民ナバホ居留地でコロナ流行、「手洗い」できず…歴史的な格差浮き彫りに


4/27(月) 15:40配信

AFP=時事







米先住民ナバホ居留地でコロナ流行、「手洗い」できず…歴史的な格差浮き彫りに


米ユタ州のモニュメントバレー・ナバホ・トライバル公園で、観光客向けのアトラクションで馬に乗る米先住民ナバホの男性(2015年5月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米国最大の先住民居留地、ナバホ・ネーション(Navajo Nation)で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。感染者が急増する中、かつて入植者が持ち込んだ伝染病によって大勢が犠牲になったこの地で、長年にわたる格差が表面化している。

【図解】手洗いがほぼ不可能な国も…せっけんと水の普及状況
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 砂岩の卓上台地(メサ)がそびえ立ち、雄大な渓谷や遺跡を有するナバホ・ネーションは米南西部3州にまたがり、英スコットランドと同程度の面積に約17万5000人が暮らす。
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 3月17日に居留地内で新型ウイルス感染が初めて確認されて以降、感染者数はたちまち1282人に膨れ上がった。人口当たりで比較すると、米国最大の被害が出ているニューヨーク州、ニュージャージー州に次いで感染率が高い。死者数は今のところ49人にとどまっているが、重症患者が命を落とすケースが今後増加すると予想されている。
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 ナバホ指導部や専門家は感染拡大の要因として、先住民を対象とする医療体制が慢性的な資金不足に陥っていることや、貧弱な電話・インターネット環境が情報格差を深刻化させている点を挙げる。
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 中でも顕著な原因の一つが、感染予防に欠かせないと保健当局が繰り返し強調する「手洗い」のための流水にアクセスできない住民が多いことだ。
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■手洗いは「手の届かないぜいたく」
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 ナバホ・ネーション大統領のジョナサン・ネズ(Jonathan Nez)氏は、「住民の(最大)3割が水道を利用できず、飲料水や生活用水を得るため20〜30マイル(約32〜48キロ)離れた場所まで水くみに行かなければならない」とAFPに語った。
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「世界最強の国である米国のまさにど真ん中のこの地に暮らしながら、ナバホの人々にとって、蛇口をひねって水とせっけんで手を洗うことは手の届かないぜいたくなのだ」
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 それは、約100年前に米国の水道・衛生インフラが拡充されていった際、先住民居留地の多くが見過ごされたためだと、水資源関連の支援を行う米NPO「ディグディープ(DigDeep)」は最新の報告書で指摘している。


 また、先住民は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化につながるとされている心臓病やぜんそくなどの貧困関連疾患の罹患率が目立って高いと、アパッチ(Apache)やトホノ・オオダム(Tohono O'odham)といった先住民の治療に当たってきたトゥーソン医療センター(Tucson Medical Center)のマシュー・ハインツ(Matthew Heinz)医師は言う。
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 米疾病対策センター(CDC)も、先住民は他の米国人種に比べて糖尿病リスクが特に高いとしている。糖尿病は新型コロナに感染した場合、命に関わる免疫系の過剰反応を引き起こす要因とみられている。
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■果たされなかった約束

 ナバホ・ネーションは1868年に結ばれた条約に基づいて設立され、その4年前に強制移住させられていたナバホの人々は父祖の地に帰還した。
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 米ジョンズ・ホプキンス・センター・フォー・アメリカンインディアン・ヘルス(Johns Hopkins Center for American Indian Health)のアリソン・バーロー(Allison Barlow)氏によれば、ナバホの人々は他の米先住民と同様、連邦政府の出資で医療と教育が永続的に無償提供されることを条件に、先祖代々の広大な土地を手放したという。
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 だが、この約束は十分に果たされたとは到底いえない。たとえば、7万平方キロに及ぶ居留地には、たった12か所しか医療施設が存在しない。
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「インディアン保健局(IHS)の医療費支出は現在、一人当たり平均3333ドル(約36万円)だ。これに対し、(高齢者医療保険制度の)メディケア(Medicare)は一人当たり1万2744ドル(約137万円)、退役軍人向け医療保険制度は同9404ドル(約101万円)を支出している」とバーロー氏は説明する。
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 米議会は、新型コロナ流行で影響を受けた米先住民の救済に相当額を確保し、近く80億ドル(約8600億円)が拠出される見通しだ。だが、バーロー氏は「世界で医療機器と医療従事者が不足していることを鑑みると、救済金を必要なことに当てられるかどうかが喫緊の課題だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

5754チバQ:2020/04/27(月) 17:50:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042600108&amp;g=int

米厚生長官に更迭観測 新型コロナ対応遅れに批判


2020年04月26日14時39分
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 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は25日、関係者6人の話として、米政権内でアザー厚生長官の更迭が検討されていると報じた。新型コロナウイルスの感染者数や死者数で米国が世界最多となる中、早期の対応に失敗したとして長官への批判が高まっているという。

 同紙によると、ホワイトハウス内には感染拡大が続く中での厚生省のトップ交代に後ろ向きな声もあり、実際に長官が更迭されるか否かは不透明。大統領報道担当官は「人事に関するいかなる臆測も無責任で、政権を挙げて新型コロナ対策を進めているという事実からかけ離れている」と否定している。
 同紙は一方、政権内でこのところ、アザー氏への不満が広がっているとも指摘。トランプ大統領は今月、政権の対応が遅れたと批判する報道に反論する形で、ツイッターに「アザー長官が後になるまで(事態の深刻さを)知らせてくれなかった」と投稿している。

5755チバQ:2020/04/27(月) 17:52:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042600106&amp;g=int

NY、規制で一変した風景 増える店外行列、マスク露天商も


2020年04月27日07時07分
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米ニューヨーク・マンハッタンのマスクの露天商=25日

米ニューヨーク・マンハッタンのマスクの露天商=25日

 【ニューヨーク時事】米国で最も新型コロナウイルス感染が深刻なニューヨークで住民の外出が規制されてから1カ月以上がたった。感染拡大防止へ社会的距離の確保やマスク着用の義務化などさまざまな政策が導入され、ニューヨークの風景や市民の暮らしは2カ月前とは一変している。

 ◇カートは毎回消毒
 ニューヨークで現在も営業を続ける店は、厳しい入店規制を設け、スーパーや薬局に限らず、ハンバーガー店(持ち帰りと配達のみ)やパン店などでも外に行列ができている店を見かける。特に狭い店や飲食店では、一度に入店できる客を1人に制限したり、入り口で対応して店内に客を入れないようにしたりしている。そして、会計後は「ステイ・セーフ(安全でいて)」と店員に言われるようになった。
 記者が住むアパートに近い人気スーパー「トレーダー・ジョーズ」の店外にもやはり行列があり、行列沿いにある飲食店が「スーパーまでは45分、この飲食店までは45秒」と記した看板で持ち帰りを宣伝するほどだ。45分も並んだことはないが、このスーパーではレジ前に並ぶ時の立ち位置のほか、店員のレジ打ち中に客が待つ位置も床に貼られたテープで指定され、社会的距離を客に確保させている。使用したカートやかごは会計後に回収し、毎回消毒する徹底ぶりだ。
 また、アパートでは「エレベーターは一度に2人まで、乗る時は常に顔を覆う」など数十の規則が設けられ、住宅でも対策が強化されている。


25日、混み合う米ニューヨークのワシントンスクエア公園

25日、混み合う米ニューヨークのワシントンスクエア公園

 ◇マスクを売るコーヒー店
 ニューヨーク州では社会的距離が確保できない場合のマスク着用が義務化され、今ではほとんどの人がマスクや布で顔を覆っている。地下鉄で数えると、1車両に乗っていた15人中、非着用は1人だけだった。道で人とすれ違う前にポケットから取り出して着ける人もいた。
 「マスクあります」と手書きの紙を店先に提示する店もたまに見るようになった。食料雑貨店のほか、コーヒー店でも売っている店がある。マンハッタンには25日午後、マスクの露天商がさまざまな種類のマスクを販売し、ひっきりなしに市民が購入していた。ほぼ誰もマスクをしていなかった2カ月前なら想像できなかった光景だ。普通のマスクは1枚1〜3.99ドル(107〜428円)で売られ、店により価格に幅があった。
 一方、晴天の25日午後、市内は散歩などで多数の人が出歩いていた。雨だった前日に外出を控えた人が多かった影響もあるとみられるが、マンハッタンのワシントンスクエア公園は人があふれ、地元住民も驚く混み具合だった。
 公園のベンチに座っていた男性(40)は「こんなに混んでいるのは見たことがない。クレイジーだ」と絶句。毎日運動で外出しているというこの男性は自宅待機は「全く好きでないし、ストレスもたまる。早く解除してほしいけど、どうなるか」と語った。ビンテージ時計を販売店に卸す仕事をしているが取引先の店がすべて閉まり、収入は激減したといい、「仕事がなくなり、時間を持て余している」と話していた。

5756チバQ:2020/04/30(木) 14:46:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020043000227&amp;g=int
ユダヤ教葬儀散会させる NY市長、差別と批判も―新型コロナ
2020年04月30日06時47分


ニューヨーク市のデブラシオ市長=10日、ニューヨーク(EPA時事)
ニューヨーク市のデブラシオ市長=10日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】外出規制下のニューヨーク市ブルックリンで28日夜、新型コロナウイルス感染で死亡したユダヤ教超正統派の指導者の葬儀に大勢が集まっていたところ、デブラシオ市長が現地に乗り込み、市警が散会させるのを監督する騒ぎがあった。市長はツイッターでユダヤ人社会に「警告の時は過ぎた。大勢で集まる人を召喚あるいは逮捕するよう市警に指示した」と強調。これに対し、ユダヤ人社会への「差別」という批判が出ている。

 ソーシャルメディア上の画像では、ユダヤ教徒の市民が道路を埋め尽くし、パトカーや警官が割って入っている。市長は29日の記者会見で「数千人」がいたと主張。「危険性は計り知れない」と指摘した。市警のシア本部長も「警官の命を危険にさらしている」と訴えた。
 一方で、地元の市議会議員からは、他の地域でも違反者がいる中で、ユダヤ人社会だけを取り上げるのは「反ユダヤ主義をあおる」と批判が飛び出した。こうした批判に市長は会見で「これほどの集まりは少ないし、続いてはならない」と反論している。

5757チバQ:2020/04/30(木) 15:10:07
https://digital.asahi.com/articles/ASN4Y4VTBN4YUHBI015.html?pn=4
米副大統領、マスクつけず病院視察 ルール違反に批判も

ワシントン=園田耕司

2020年4月29日 15時34分
 米国のペンス副大統領が28日、新型コロナウイルスの対応にあたる病院を視察した際、病院のルールに反してマスクを着用しなかった。ペンス氏は「検査を受けており、感染していないと分かっている」と釈明したが、ホワイトハウスで新型コロナの対策を担っているだけに、米メディアなどで批判が上がっている。

 ペンス氏が視察をしたのは、米国を代表する病院の一つで、ミネソタ州ロチェスターにあるメイヨー・クリニック。同病院は、新型コロナの感染拡大を防止するため、すべての患者、職員、訪問者がマスクを着用することをルールとしている。

 米メディアが報じた映像では、ペンス氏が院内を視察した際、周囲の人は患者やスタッフを含めて全員がマスクを着けていたが、ペンス氏だけはしていなかった。AP通信によると、同病院が行っている検査や研究をめぐる話し合いでは、米食品医薬品局(FDA)のトップや地元の州知事らもマスクを着けて参加したが、やはりペンス氏だけしなかったという。

 ペンス氏は視察後、マスクを着用しなかった理由を記者団に問われ、「私は副大統領として定期的に新型コロナの検査を受けている。ウイルスに感染していないので、研究者らに面と向かってお礼を言ういい機会だと思った」と語った。病院側はいったん、「ペンス氏には来訪前、マスク着用のルールを伝えた」とツイートしたが、しばらくして削除された。

 米疾病対策センター(CDC)は感染拡大を防ぐ措置として、布マスク着用を推奨しているが、トランプ大統領は「自分が着用するとは思わない」として着けていない。ペンス氏の今回の行動も、政権幹部の「ルール無視」の振る舞いとして不信の声が高まりそうだ。(ワシントン=園田耕司)

5758チバQ:2020/04/30(木) 16:53:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020042902000126.html
<米大統領選>NY州、民主予備選中止 影響力示したい サンダース陣営反発


2020年4月29日 朝刊
 【ワシントン=金杉貴雄】米東部ニューヨーク州選挙管理委員会は二十七日、六月二十三日に予定していた大統領選に向けた同州民主党予備選の中止を決めた。新型コロナウイルスの被害が甚大なのに加え、同党ではバイデン前副大統領の指名が確実なため。ただ、選挙戦から撤退後も影響力を示したい左派サンダース氏陣営は反発しており、他の州でも中止が続けば挙党態勢に影響が出かねない。

 中止はニューヨーク州が全米で初。州選挙管理委員会は、新型ウイルスの感染拡大が終息せず「公衆衛生上の緊急事態だ」と指摘。民主党の候補者選びではバイデン氏の勝利が確実で「人気投票にしかならず、不必要だ」と説明している。

 これに対しサンダース氏の陣営は、新型ウイルスを理由に共和党のトランプ大統領が十一月の大統領選を延期する可能性をバイデン氏が懸念していることを踏まえ、「予備選の中止はトランプ氏に口実を与える」と批判。「民主主義への打撃だ」として中止の撤回と郵便による投票への変更を求めている。

 民主党候補者選びは四月八日のサンダース氏撤退で事実上決着したが、同氏は国民皆保険などの左派政策をバイデン氏の政策に反映させるため、残りの各州予備選の候補者名簿に名前を残し、代議員獲得を続けることを表明していた。

 同党の各州予備選は新型ウイルスの感染拡大で三月半ばから延期が相次ぎ、東部ペンシルベニア州など二十州近くが残っている。党大会直前の八月半ばまで続き、ほとんどの州が郵便での投票に変更したり、変更を検討したりしている。

 若者の支持に支えられていたサンダース氏は、撤退後にバイデン氏支持を表明している。だが、予備選が実施されなくなると民主党の勝利に不可欠な若者の関心が薄れ、投票率が下がるとの懸念も出ている。

 一方、ニューヨーク州の新型ウイルス被害は深刻で、二十七日現在で全米の死者約五万五千人のうち二万二千人以上を占めている。

5759チバQ:2020/04/30(木) 17:00:54
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020042901000922.html
米大統領選、第3党から出馬準備 反トランプの与党離党議員
 【ワシントン共同】米与党共和党を昨年離党し、無所属となったジャスティン・アマーシュ下院議員(40)は28日、11月の大統領選出馬に向けた準備委員会を設立したと発表した。第3政党リバタリアン党の候補指名を目指す。出馬すればトランプ大統領が支持基盤とする保守票を一部奪う可能性がある。

 アマーシュ氏は昨年、トランプ氏のロシア疑惑報告書を受けて離党した後、ウクライナ疑惑を巡る弾劾訴追に賛成票を投じており、反トランプ色を鮮明にしている。

 CNNテレビによると、リバタリアン党は5月末に党大会を開いて大統領選の候補指名を行う予定だが、コロナの影響で延期の可能性もある。

5760チバQ:2020/05/01(金) 13:50:42
https://digital.asahi.com/articles/ASN4Z3TGMN4TUHBI00L.html?pn=5
感染怖い…けど休めない 米国の貧困層、死亡率にも格差
有料記事 新型コロナウイルス

ワシントン=渡辺丘、ニューヨーク=藤原学思 2020年5月1日 6時30分
 新型コロナウイルスの感染者と死者が、ともに世界最悪となっている米国。中でも深刻なのは、黒人やヒスパニック系らのマイノリティーや貧困層の状況だ。背景にあるのは、米国内の深刻な格差の問題だ。

 米首都のワシントンはホワイトハウスから車で15分も走ると、落書きであふれた、古びた低層アパートが立ち並ぶブライトウッド地区に到着する。この地区を含め、黒人が多く暮らす北部地域の新型コロナの感染者は700人を超え、ワシントンで八つある行政区で最多だ。

 この地区で、ネケイシャ・ポープさん(37)は時給制の郵便局職員として働く。勤務時間は午前1時から午前9時半までで、主に局内で郵便物の仕分けにあたる。郵便局に届くまでの間、だれが触れたかわからない郵便物を取り扱うことには感染リスクがつきまとうが、「マスクも手袋も支給されない。危険手当もない」という。ポープさんが働く郵便局の約200人の職員は、数人を除いて黒人。これまでに、2人が感染し、1人が死亡した。

 でも、休めない。月額約1600ドル(約17万円)の住宅ローン、私立高に通う長女(15)の月額700ドルの学費をまかなう必要があるためだ。ぜんそくを患う娘への感染だけは避けようと、在宅勤務の妹宅に預けた。

ここから続き
 ネット通販で商品を注文する人が増え、郵便物の量は平時より多くなった。「不要不急と思えるものもたくさん配達している。正直、控えてほしい」

 ワシントンでは人口の46%を占める黒人が、新型コロナの死者の約8割となっている。同じような傾向は、全米各地で起きている。イリノイ州は、人口の15%の黒人が死者の43%、感染者の28%を占める。ミシガン州やルイジアナ州でも、黒人の人口の割合と比べて死者の割合が2倍以上と際だって高い。

 住む地域による差も顕著だ。米国で最も感染が深刻なニューヨーク(NY)市では、白人を中心とした富裕層が多く住むマンハッタン地区(人口約160万人)は感染者が約2万人、死者が約1500人だ。同市が公開している、郵便番号ごとの感染者の人数をみると、マンハッタンの中の感染者も、黒人らが多く住むハーレムなどに集中している。

 一方、マンハッタンの北側に位置し、マイノリティーや貧困層が多いブロンクス地区(同約140万人)は人口規模がほぼ同じであるにもかかわらず、感染者は約3万5千人、死者は約2500人に上る。人口比でみると、感染者はマンハッタンの2・3倍、死者は3・0倍だ。

 なぜ、これほど差があるのか。まず、マイノリティーは感染リスクが高い。自らも黒人のジェローム・アダムス米医務総監はホワイトハウスの会見で「在宅勤務ができる仕事についている黒人は5人に1人、ヒスパニックは6人に1人だ」と述べた。現在、全米で9割以上の人々の外出が制限されているが、テレワークができる業種に就いている人は限られている。

 特にマイノリティーの場合、仕事で外に出ざるを得ない人は多い。米コーネル大のアダム・リトウィン准教授(労使関係論)は「貧困層はリスクを負いつつ、仕事をせざるをえない状況にある」と話す。例えば、米国では感染リスクを減らそうと、食料品の配達サービスに頼る人が増えているが、それを可能にするのは配達する人たちの存在だ。「どうすべきか。私も答えはわからない」とリトウィン氏は語る。

 感染してから重症化する危険も高い。マイノリティーらは日頃から栄養問題も指摘されており、新型コロナが悪化しやすいとされる糖尿病などの基礎疾患を抱える割合が高い。地域に十分な医療施設がないケースや、医療保険がないため医師にかからない人も多い。

 こうした格差の問題は以前から指摘されながら、解決が先送りされてきた。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「何年もかけて取り組むべき問題だ」と述べている。(ワシントン=渡辺丘、ニューヨーク=藤原学思)

5761チバQ:2020/05/02(土) 09:36:12
https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010012-n1.html
【新型コロナ】米、全米各州が続々と経済再開へ トランプ政権、外出自粛の行動指針を再延長せず
2020.5.1 08:10
 【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビは4月30日、全米50州のうち少なくとも31州が5月1日からの数日間のうちに、新型コロナウイルス対策の自宅待機令などを緩和し、経済活動の部分再開に踏み切る見通しだと伝えた。

 トランプ大統領は3月16日、米国民に外出の自粛やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保などを求めた行動指針を発表し、同月末に4月30日まで延長した。だが、29日には再延長しない方針を打ち出していた。

 トランプ政権は4月16日、ウイルス感染収束に伴う経済再開に関する指針を発表し、各州に対して経済活動を3段階に分けて徐々に再開するよう求めた。

 米国では保健衛生などに関する権限を各州が握っており、自宅待機令などの感染防止策のあり方に加え、経済再開のタイミングや手順に関しても各州知事が政権の指針を参考にしつつ独自に判断する。

 全米では現在、3000万人以上が失業状態にあるとされ、トランプ氏としては1930年代の大恐慌時代以来と危惧される景気後退の影響を最小限に食い止めるため、早期の経済再開を目指したい考え。11月の大統領選での再選をにらみ、5月5日に西部アリゾナ州の医療器具製造工場を視察するなど、事実上の遊説を再開する方針も示した。

 南部ジョージア州やテキサス州では早くも飲食店や小売店などの営業再開が許可される一方、感染被害が最も深刻なニューヨーク州は5月15日が期限の外出制限の延長を決めている。

https://www.sankei.com/world/news/200501/wor2005010015-n1.html
ニューヨーク市の地下鉄、感染で運休 1世紀超す歴史で初
2020.5.1 10:28
 米ニューヨーク市の地下鉄が新型コロナウイルス感染防止の消毒作業のため、6日から当分の間、未明の時間帯に運休することになった。地元メディアによると、24時間運行を誇った同市地下鉄が自然災害やストライキなどの理由以外で運休するのは115年の歴史で初めて。

 ニューヨーク州のクオモ知事と同市のデブラシオ市長が4月30日、合同で発表した。運休するのは午前1時から5時まで。これまで3日に1度だった車内清掃を毎日にし消毒を実施する。

 同市地下鉄は感染拡大後、1日の利用客約550万人が9割減の約45万人まで落ち込んだ。深夜や未明には感染を恐れるホームレスが集まり、車内の衛生状況が「耐えがたい」(同知事)レベルとなっていた。

 密閉され、社会的距離も取りにくい地下鉄は感染の温床との見方もあり消毒強化が迫られていた。運営する都市圏交通公社(MTA)では90人を超す感染死者が出ている。(共同)

5762チバQ:2020/05/03(日) 01:04:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bce293a75b7d599287c060c45a3306b10249231
米各地で経済再開要求デモ 「貧困はウイルスより怖い」 新型コロナ
5/2(土) 14:06配信

産経新聞
5月1日、米東部ニューヨーク州オールバニの州議会議事堂前で、経済再開を求めデモを行う人たち(上塚真由撮影)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの感染者が110万人を超えた米国の各地で1日、感染拡大を防ぐための自宅待機命令に反対し、経済活動の再開を求める抗議デモが開かれた。米国では自宅待機命令を支持する国民が6割に上る一方、長引く規制に不満が高まっており、世論が二分している。

【図】新型コロナウイルスが生む「負の連鎖」

 米国で感染者が最も多い東部ニューヨーク州では州都オールバニに約300人が集まり、「働かせろ」などと声をあげながら、クオモ州知事に対し、外出制限措置の解除を求めた。

 抗議デモは保守系団体が主催した。参加者の多くは星条旗を手にし、「貧困はウイルスよりも恐ろしい」などと書かれたプラカードを掲示。外出制限の解除に慎重なクオモ氏を「憲法で保障された自由を奪っている」と批判した。

 ニューヨーク州では感染の9割がニューヨーク市など南部に集中し、オールバニなど他の地域は感染者が少なく、「長期の行動制限は不要だ」と不満が募る。子供向けのダンススクールを営むメラニー・カセッラさん(32)はコロナ禍で失職し、「食料を買うことさえも難しくなった。経済を早く再開しないと、健康な人まで生活ができず、殺してしまうことになる」と訴えた。

 米国では南部ジョージア州が4月24日に経済活動を一部再開させるなど、保守色の強い州を中心に動き出しているが、大都市を抱えるニューヨーク州などは感染拡大を恐れて早期再開には慎重姿勢を貫いている。米紙ワシントン・ポストによると、週末にかけて、全米の32州で100以上の経済再開を求める抗議デモが開かれるという。

5763チバQ:2020/05/03(日) 09:55:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c1b4838b2cdd044bef35b912c1d72897032c86
トランプ氏、高齢層の支持離れ危機感 バイデン氏、熱気乏しく 米大統領選まで半年
5/3(日) 7:22配信

時事通信
トランプ米大統領(左)とバイデン前副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選まで3日で半年。

 再選を目指す共和党のトランプ大統領(73)と民主党の候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)の攻防が静かに動きだした。2人にとって新型コロナウイルスで健康を脅かされる高齢者は重要な支持層を占める。政権の対応に厳しい評価が寄せられる中、一部世論調査では高齢層の支持離れが見られ、トランプ陣営は危機感を募らせている。

 ◇逆効果の記者会見
 「バイデンに負けるはずがない」。米メディアによると、トランプ氏は4月下旬、激戦州の多くで後れを取るとの陣営の情勢分析に声を荒らげた。劣勢の大きな要因として指摘されたのは、3月以降、トランプ氏が「戦時大統領」と称してほぼ毎日開催してきた記者会見だ。

 高齢層は新型ウイルスの情報に敏感でテレビ中継される会見をよく見る。ところがトランプ氏は、殺菌剤投与のウイルスへの「効用」を主張するなど、信ぴょう性の乏しい情報発信を連発。会見は批判を浴び、4月27日を最後に途絶えた。

 保守層が多い高齢者の支持は、2016年大統領選でトランプ氏勝利に大きく貢献した。だが、4月に行われたCNNテレビなど複数の世論調査によると、バイデン氏は65歳以上の支持が過半数に上り、トランプ氏に10ポイント以上差をつけている。大統領選は再選を目指す現職が一般的に有利とされるが、トランプ氏にとっては「穏健派に支持を広げない限り状況は厳しい」(マシュー・グリーン・カトリック大教授)という見方がある。

 ◇セクハラ疑惑で逆風
 一方、バイデン氏は新型ウイルスで集会を開けず、自宅地下からインターネット上で支持者と対話する異例の選挙戦を強いられている。候補指名を確実にしたばかりだが、話題性と支持者の熱気は乏しい。

 バイデン氏は、4年前にトランプ氏に敗れたクリントン元国務長官と比べ、世論調査の好感度は高い。激戦州フロリダの政治に詳しいノースフロリダ大のマイケル・バインダー准教授は「4年前は民主党候補が『嫌われ者』のクリントン氏だったからこそ、穏健な共和党員や無党派層がトランプ氏に投票した」と指摘。バイデン氏なら支持獲得が可能と分析する。

 だが、バイデン氏は、元スタッフの女性から27年前の「性的暴行」を訴えられ、1日に否定の声明を出した。徹底調査を求める声は党内外から強まり、今後も火種がくすぶる気配だ。

 新型ウイルスの収束が見えない中、11月の選挙の投票率が低迷し、熱狂的な支持者がいるトランプ氏が相対的に有利になる展開も想定される。バインダー准教授は「バイデン氏も、投票に値する候補であることを民主党支持者や無党派層に信じ込ませなければならない。そのためのエネルギーが必要になる」と指摘する。

5764チバQ:2020/05/03(日) 20:50:51
https://www.sankei.com/world/news/200503/wor2005030010-n1.html
米大統領選まで半年 トランプ氏、バイデン氏の性的暴行疑惑で攻勢
2020.5.3 15:01
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選は11月3日の投開票まで6カ月となった。再選を目指すトランプ大統領(73)は、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に対し、最近浮上したバイデン氏の性的暴行疑惑をめぐる同氏や野党・民主党の不透明な対応をやり玉に上げて攻勢をかける考えだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた、トランプ氏とバイデン氏の対決を想定した場合の両者の平均支持率は、トランプ氏42・1%、バイデン氏47・4%。本選の行方を左右する激戦州の中西部ウィスコンシン、東部ペンシルベニア、南部フロリダでもバイデン氏が支持率で先行している。

 ただ、ここへきて浮上したバイデン氏の性的暴行疑惑が、同氏への打撃となる可能性も強まってきた。

 バイデン氏は1日、MSNBCテレビの報道番組で疑惑は「真実ではない」と述べて全面否定した。

 性的暴行疑惑は、バイデン氏が上院議員だった1993年、同氏の事務所職員だったタラ・リード氏(56)がバイデン氏から下着に手を入れられるなどしたとして刑事告発したもので、現在までに真偽は明らかになっていない。

 民主党はこれまで、女性のセクハラ被害を告発する「ミー・トゥー」運動を全面的に支援。2018年には保守派のカバノー最高裁判事(55)の承認公聴会で、カバノー氏による昔の性的暴行疑惑を徹底追及するなど、「女性の権利を守る党」の立場を強く打ち出してきた。

 バイデン氏自身も同年、カバノー氏の疑惑に絡み「女性からの性的暴行被害の訴えは真実と推定すべきだ」と主張していた。


 ところが、ペロシ下院議長をはじめとする民主党指導部は、カバノー氏に対しては「刑事捜査を行うべきだ」などと唱えていたにもかかわらず、バイデン氏については「問題は見つからない」としてリード氏の訴えを事実上黙殺。保守勢力から「民主党寄り」と目されている主要テレビ各局も、疑惑に関しほとんど報じてこなかった。

 民主党は18年の中間選挙で郊外に住む高学歴の白人女性層を取り込み、下院での過半数奪回を果たした。大統領選でもトランプ氏の再選阻止に向け女性層の確保は不可欠なだけに、以前も数々のセクハラまがいの行為が問題視されたバイデン氏が再び女性絡みの醜聞に巻き込まれるのは避けたいのが本音だ。

 しかし、トランプ氏の支持勢力は「保守派のカバノー氏を攻撃し、バイデン氏は見逃すのは二重基準だ」と反発。民主党内でも「対応を誤れば党のイメージダウンにつながる」として、公正な調査を求める声が出ているという。

5765チバQ:2020/05/03(日) 21:12:23
https://www.asahi.com/articles/ASN5361C8N4WUHBI02J.html
トランプ氏「信任」が一変 米大統領選、バイデン氏優勢

ワシントン=園田耕司

2020年5月3日 18時46分
 11月3日に投票が行われる、米大統領選まで半年。新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、最大の争点は共和党のトランプ大統領(73)による対応の評価となっている。トランプ氏は悪化の一途をたどる経済の復調に期待を込めるが、現段階の支持率では民主党のバイデン前副大統領(77)にリードを許している。

 「我々は力強く、復活しつつある。世界でもっとも素晴らしい経済を築いた。それを再び、築く。非常に早くだ」

 4月28日、トランプ氏はホワイトハウスで中小企業支援のためのイベントを開き、こう語った。「専門家は、我々がパンデミックの最悪の日々から抜けたと考えている」とも述べ、経済が上向きになると強調。続いて、政権の支援を受けたというレストラン経営者らが登壇し、「危機の中での大統領のリーダーシップに感謝している」と語った。

 今回の大統領選は元々、再選を目指すトランプ氏の「信任投票」の色合いが濃い。トランプ氏は数々の問題発言やスキャンダルを抱えながらも、記録的な平均株価などを実績として掲げ、有権者にアピールするつもりだった。ところが、新型コロナによって好調な経済はすっかり消えてしまった。1〜3月期の実質国内総生産(GDP)の速報値は、年率換算で前期比4・8%減で、6年ぶりのマイナス成長となった。歴史的に低かった失業率は逆に、1930年代の世界恐慌の水準まで悪化する可能性すら指摘されている。

遅れたコロナの初期対応
 新型コロナをめぐるトランプ氏の対応も、追い打ちをかけている。米国では危機の際には政治指導者の支持率が上がる傾向にあり、トランプ氏も一時的に上昇した。しかし、トランプ氏は2月末まで「ある日になれば、(ウイルスは)奇跡のように消える」など発言しており、初期対応が遅れたとの批判が強い。最近も消毒液がウイルスを殺すことに触れ、「体の中に注入できないか」と発言したことが物議を醸している。この間、米国内は新型コロナの感染者数が110万人、死者数が6万人を超え、ともに世界最悪だ。トランプ氏の支持率も、コロナ危機の前の水準に戻った。

 米国では再選を目指しながら敗れた大統領は、歴史上も「失敗者」と評価される。それだけに、トランプ氏は早く経済活動を再開させたいとみられる。歴代大統領に詳しいダグラス・ブリンクリー米ライス大教授は、「トランプ氏にとって今回の大統領選は、世界恐慌の対応に失敗して1期で終わったフーバーになるか、大恐慌を克服したルーズベルトになるか、という分かれ目だ」と語る。

5766チバQ:2020/05/03(日) 21:12:39
 一方、民主党側はサンダース上院議員が4月8日に大統領候補者争いから撤退表明し、バイデン氏が候補に内定した。そのバイデン氏は自宅にこもった生活が続いており、インターネットを使った演説などをしているが、メディアへの露出は少ない。ただ、サンダース氏やオバマ前大統領らは次々と支持を表明しており、党内は固まりつつある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による全米の世論調査の1日現在の平均では、バイデン氏の支持率が47・4%で、トランプ氏の42・1%をリードしている。もっとも、大統領選は全米の総得票ではなく、州ごとの結果によって決まる。4年前もトランプ氏は民主党のクリントン元国務長官に総得票で300万票以上の差をつけられながら、中西部の複数州を小差で制したことで当選した。

 バージニア大政治センターのカイル・コンディック氏は「バイデン氏のリードは堅調だが、この傾向がずっと続くかはわからない。また、トランプ氏の支持率は約4割にとどまるが、安定している。選挙は五分五分の勝負だ」とみる。(ワシントン=園田耕司)

新型コロナ、投開票にも影響か
 新型コロナによる、投票への影響も懸念されている。中西部のウィスコンシン州では4月7日に大統領選の予備選が行われたが、州当局によるとこの日に投票したり、投票所で働いたりしていた人で、新型コロナの感染が確認された人は50人超いるという。

 同州の予備選では、投票した約155万人のうち、約110万人が不在者投票の手続きを取り、投票用紙を郵送するなどした。米メディアによると、4年前の予備選の約5倍の人数で、多くの有権者は投票所に行くことを避けた形だ。ただ、こうした不在者投票や郵便投票の制度が全州にあるわけではない。

 また、米国の郵便投票は当日消印有効となることが多く、数が増えれば開票作業にも影響する。今回のウィスコンシン州の予備選は裁判所の決定により、投票から1週間後の4月13日まで開票されなかった。こうした事態が起きれば、11月の大統領選の結果もすぐに判明しない可能性がある。

5767チバQ:2020/05/05(火) 21:40:15
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35153312.html
バイデン氏の副大統領候補、選考委員が「12人以上の女性」を検討
2020/05/04 14:30CNN.co.jp

バイデン氏の副大統領候補、選考委員が「12人以上の女性」を検討

バイデン前副大統領/Gabriella Demczuk for CNN

(CNN.co.jp)

ワシントンDC(CNN) 11月に行われる米大統領選で、野党・民主党からの指名を確実にしているジョー・バイデン氏が本選の副大統領候補として「12人以上の女性」を検討していることがわかった。そのうちの1人以上がアフリカ系(黒人)だという。

バイデン氏がMSNBCの番組の中で明らかにした。外部のグループから黒人女性を副大統領候補として選出するよう要請を受けているという。

バイデン氏は以前、女性を副大統領候補に選ぶと明言していた。バイデン氏によれば、自身と同様の考えを持つ人物を選出するという。バイデン氏はまた、バラク・オバマ前大統領から最近、弱点を補ってくれるような人物を選ぶべきとのアドバイスを受けたと明らかにした。

副大統領候補の可能性があり、新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでバイデン氏が定期的に連絡を取っている女性は複数いる。そうした候補者は、エイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州選出)や、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事、カマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)、ジョージア州議会のステーシー・エイブラムス前下院院内総務、キャサリン・コルテス・マスト上院議員(ネバダ州選出)など。

バイデン氏はかねて、米国のような多様性のある政権にするとの考えを示していた。

バイデン氏が選挙資金の支援者に語ったところによれば、副大統領候補の身元調査については7月までに終わらせたいと考えているという。

5768チバQ:2020/05/06(水) 11:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b4ce9cf56b6c3cb5b7d4b89143f770226f1e39c
中国を激怒させるポンペオ米国務長官、コロナめぐり貫く強硬路線
5/5(火) 23:47配信

AFP=時事
米首都ワシントンで記者会見を行うマイク・ポンぺオ米国務長官(2020年4月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米国のマイク・ポンぺオ(Mike Pompeo)国務長官は、新型コロナウイルスの大流行をめぐり、率先して対中強硬路線を貫いている。中国国営メディアからは「狂気の沙汰」と非難される一方で、米国の保守派からは称賛されている。

 ポンペオ氏は、昨年新型ウイルスが最初に発生した中国・武漢(Wuhan)にあるウイルス研究所からこの感染症が広がったとする説を主流言説に持ち上げた筆頭格の人物だ。

 同氏は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の政権下ではまれな偉業を成しえてもいる。その偉業とは、気まぐれな大統領と良い関係を保ち続けるということだ。トランプ氏が最側近のポンペオ氏について、批判的な言葉を発したという話は一つも知られていない。

 米政府のアナリストらは、トランプ大統領への忠誠が、ポンペオ氏の絶対原則であるとみている。ポンペオ氏の政界における将来は、トランプ氏に寄り添い、11月の大統領選挙で再選を助けることに懸かっている。

 米シンクタンク「カーネギー国際平和財団(Carnegie Endowment for International Peace)」の研究員で、かつて共和党政権でアジア担当の上級顧問を務めたダグラス・パール(Douglas Paal)氏は、ポンペオ氏がパンデミック(世界的な大流行)における中国の役割に焦点を置くことは、トランプ大統領の再選戦略に合致していると指摘。

「経済が落ち込み、株式市場が落ち込み、では選挙で他に何を持ち出せばいいか? では中国をたたこう、となる」というのが、パール氏の見方だ。

 かつて米中央情報局(CIA)の長官を務めたポンペオ氏は3日のABCのインタビューで新型ウイルスについて、大半の科学者らが指摘している生鮮市場からではなく、武漢の研究所から発生したことを示す「大きな証拠」があると明言。

「思い出してほしい、中国には世界を感染させた過去があり、基準以下の研究所を運営してきた過去がある」と述べた。

 中国国営メディアは4日、北朝鮮が用いる乱暴な言い回しを想起させる厳しい言葉で応酬。ポンペオ氏の発言を「狂気の沙汰」と非難し、「邪悪なポンペオ氏、気まぐれに毒を吐き出し、うそを広める」との見出しで論評を掲載した。

 この論評では、世界保健機関(WHO)のマイク・ライアン(Mike Ryan)氏と、米コロンビア大学(Columbia University)のウイルス学者のイアン・リプキン(Ian Lipkin)氏による、新型ウイルスは自然起源であり、人工ウイルスでも、ある研究所から流出したものでもないとする指摘を引用。

 その上で、「米国の政治家らによる、こうした誤った理不尽な発言は、『証拠は存在』しないということをますます多くの人に対して明示している」と論じている。

「いわゆる『武漢の研究所から流出したウイルス』という妄言は全くもって完全なるうそである。米国の政治家らは、自国内でのウイルス感染対策が紛糾しており、責任を転嫁して票をだまし取り、中国を抑えようと躍起になっている」と訴えた。

 4日にはWHOも、新型ウイルスが研究所から発生したとの証拠はないとする考えを表明したが、ポンペオ氏はトランプ氏と共に、WHOを攻撃している。

 ポンペオ氏は今年、出身地であり共和党支持層の厚いカンザス州から上院議員に立候補することを辞退して、識者らを驚かせた。上院議員になれば、仮にトランプ氏が選挙で勝てなくても、政界に居場所を確保できるからだ。

 ポンペオ氏は、2024年の大統領選で自ら立候補するという野心を抱いているとの見方が広がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

5769チバQ:2020/05/06(水) 17:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/81b6c56573d657609b8a0ec783f81d366af1ad61
ヒーロー運ぶNYの地下鉄、夜間運休 職員96人が犠牲
5/6(水) 15:00配信

朝日新聞デジタル
米ニューヨーク市中心部を走る地下鉄の車内では、全員がマスクを着けていた=2020年4月30日午後6時3分、藤原学思撮影

 眠らない街・ニューヨーク(NY)の象徴で、24時間運行を続けてきた地下鉄が6日から当面の間、午前1〜5時の運行をやめる。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためで、車両の消毒などにあてるという。

 NY市の地下鉄は計472駅あり、コロナ禍以前は平日に平均で約550万人が利用していた。大半の路線は24時間運行で、米メディアによると過去10年で完全停止したのは、ハリケーンが接近した2回だけだ。

 3月22日にはNY州内全域で、原則在宅勤務が義務づけられたことなどから、乗車率は1割弱に減少。それでも、「必要不可欠」な職種として出勤が必要な医療従事者や食料品店の従業員らのために、24時間運行を続けてきた。

 一方、地下鉄の車両や改札には、ウイルスが長時間生き延びる金属やプラスチック、ガラスが使われており、感染が広がった要因の一つと指摘されてきた。地下鉄を運行する大都市交通公社(MTA)は72時間ごとに車内を消毒してきたが、乗客の安全確保のため、今後は24時間ごとに改める。運行停止中に移動する必要がある医療従事者らについては、タクシー代などを支給する方針という。

 今回の措置は、乗客の減少に伴い、地下鉄の車両内で過ごすホームレスが増えていることも影響している。4月30日の会見で運行停止を表明したNY州のクオモ知事は地元紙が掲載した、車内で多数の人が寝ている写真などについて「おぞましい」と表現。ホームレスの人たちの健康のためにも、対策が必要だと述べた。(ニューヨーク=藤原学思)


■「ヒーロー運ぶヒーロー」

 4月30日夕、NY市中心部のグランドセントラル駅。平時なら帰宅する通勤客で混み合うはずのホームは、がらんとしていた。

 公共交通機関では顔を覆うことが義務づけられており、乗客はほぼ全員がマスク姿。黒人やヒスパニック系が圧倒的に多い。空席が目立つが、感染を警戒してか立っている客もいる。

 「ヒーロー(英雄)を運ぶヒーロー」。駅の電光掲示板にはそんな文字とともに、地下鉄を運行する大都市交通公社(MTA)職員の黒人男性の姿が映し出されていた。

 地下鉄やバスは、米国で「ヒーロー」とたたえられる医療従事者らを、職場や自宅へと運ぶ不可欠な手段だ。だが、様々な人と接触せざるを得ない、MTAの職員らの仕事も命がけだ。計7万2千人の職員中、4月30日までに約3500人が新型コロナウイルスに感染し、96人の命が奪われた。死者のうち、94人が地下鉄やバスで働いていた。

朝日新聞社

5770チバQ:2020/05/06(水) 18:13:12
https://www.afpbb.com/articles/-/3281801?cx_part=top_category&amp;cx_position=5
KKKの覆面でコロナ対策? 買い物客を捜査 米サンディエゴ
2020年5月6日 12:18 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
【5月6日 AFP】米カリフォルニア州の当局は、同州サンディエゴ(San Diego)のスーパーで、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の覆面をかぶり買い物をした男性客について捜査を開始した。

 男性は新型コロナウイルスの感染対策として覆面をかぶっていたとみられ、レジでスーパーの従業員らに覆面を脱ぐよう言われると従ったという。

 サンディエゴ保安官事務所によると、KKKの覆面をかぶった男性が同市郊外のスーパー「ボンズ(Vons)」に現れたのは今月2日。別の買い物客が撮影した画像が拡散すると、見た人の間で怒りが広まった。当時、保安官が現場に出動することはなかったが現在、刑事罰を問う方向で捜査が行われている。

 反ユダヤ主義監視団体「名誉毀損(きそん)防止同盟(Anti-Defamation League)」の地域リーダー、タミー・ジリーズ(Tammy Gillies)氏はこの事件についてツイッター(Twitter)に「サンディエゴは、ヘイトの場所ではない(#NoPlaceForHate)」と投稿した。

 また自身が撮影した写真を「非常に不快」な出来事としてフェイスブック(Facebook)でシェアしたユーザーは、「多くの意味で問題。いまだこんなことが、サンティー(Santee)のボンズで起きている」と述べた。

 サンディエゴ郡では先週から、公共の場で顔を覆うマスクを着用することが義務付けられており、男性はこの条例に従ったものとみられている。(c)AFP

5771とはずがたり:2020/05/06(水) 18:53:57
うっかり過ぎるだろw

>1929年、アメリカ側とこの地を結ぶ吊り橋が完成し、現在のリオ・リコよりやや北側に町が形成された。国境の町として女、酒、ギャンブル等の娯楽施設が作られ賑わった。
この時から忘れられてたのか??

リオ・リコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リオ・リコ(スペイン語: Rio Rico)は、現在のリオグランデ川南岸にあるメキシコ合衆国北東端部のタマウリパス州の町である。1970年の米墨国境条約でアメリカからメキシコに割譲された。人口は267人(2010年国勢調査[1])

歴史
リオグランデ川流路変更
1848年のグアダルーペ・イダルゴ条約により、この付近の米墨国境はリオグランデ川と定められた。なお、この付近は、リオグランデ川の最下流部に当たり、その流路には蛇行が幾つも見られる場所である。テキサス州のヒダルゴ郡に属する「ホーコン・トラクト(Horcon Tract)」と呼ばれたこの地域は、リオグランデ川がナスの実のような形状で南側に蛇行してメキシコ領に食い込んだ部分にあった。1906年、この土地に灌漑用ポンプ場を所有していたアメリカの「リオグランデ土地灌漑会社 (Rio Grande Land & Irrigation Co.)」は、洪水により川の流路が変わりポンプ設備が使えなくなるのを心配し、ナスのヘタの部分に相当する位置を開削して、リオグランデ川をショートカットさせた。このことにより、元々の流路で囲まれた 165 ヘクタール程の土地がリオグランデ川の南側に孤立した飛び地となった[2]。

国際国境水利委員会はこれに対して、川の流路変更に伴う領土の割譲は、その変更が自然に生じた場合に限るという1884年のメキシコとの合意に反するという理由で提訴を行い、この会社は罰金 10,000 ドル以上と、国境線であることを明示するために元の流路に沿って標識を設置することを命じられた。しかしこの国境線標識の設置は実際には行われなかった[2]。

そして、川に遮られて行くことのできなくなったホーコン・トラクトは人々から忘れ去られてしまった。

禁酒法時代の繁栄
1929年、アメリカ側とこの地を結ぶ吊り橋が完成し、現在のリオ・リコよりやや北側に町が形成された。国境の町として女、酒、ギャンブル等の娯楽施設が作られ賑わった。アル・カポネもこの町に出資し、しばしば訪れたといわれる[2]。この時代、アメリカ領土である筈のホーコン・トラクトを思い出すものは既に皆無になっていた。

没落と洪水による移転再建
しかしながら、1933年に禁酒法が廃止された頃からこの町の没落が始まった。更に1941年のリオグランデ川の洪水で橋や護岸が流失してしまい、代替の橋は8キロメートル下流に作られることとなったため、この没落は決定的となった。

メキシコ当局は洪水の影響を少なくするためリオ・リコの町をやや南に再建した。この場所はまさにかつてのホーコン・トラクトそのものであったが、もはやアメリカから訪れる者はほとんど無く、アメリカ人からは再び忘れ去られた存在となった[2]。

再発見、そして割譲へ
1967年、アリゾナ州立大学の地理学者であるジェームズ・ヒル(James Hill)によるホーコン・トラクトの履歴に関する発見は米墨両政府を驚かせた。紛れもないアメリカ領土でありながら、長年にわたりメキシコの完全な管轄権の下に置かれていたということに住民も驚いた。

1970年の米墨国境に関する条約でこのリオ・リコは正式にメキシコに割譲されることになり、1977年に完全実施された。割譲以前のこの地域は公式にはアメリカ領土だったことになり、ここで出生した(あるいはそう主張する)人々によるアメリカ市民権獲得の裁判が相次いで起こされ、最終的には家族を含めておよそ1,000人に市民権が認められた[2]。

5772チバQ:2020/05/06(水) 22:02:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/39408f547016b526033b5b9b7be50b32425368a0
米小売り、コロナで深まる苦境 破綻続く恐れも
5/5(火) 20:34配信

時事通信
経営破綻した米衣料品大手Jクルーの店舗のショーウインドー=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの感染拡大で、米小売業界の苦境が深まっている。

 インターネット通販の台頭で経営環境が既に悪化していたところへ新型コロナによる店舗閉鎖が追い打ちをかけ、大手企業の破綻が続く恐れがある。

 衣類チェーン大手Jクルー・グループは4日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を裁判所に申請した。新型コロナ流行以降、全米規模で展開する小売企業では初の倒産。同社は感染防止のため全店舗を一時閉鎖しており、資金繰りが悪化していた。同じく苦境にある百貨店のニーマン・マーカス・グループやJCペニーも、破産申請に向けて準備しているとされる。

 外出規制や店舗閉鎖の拡大で、3月の米小売売上高は前月比8.7%減と過去最大のマイナス幅となった。中でも百貨店は19.7%減、衣料品店が50.5%減と大きく落ち込み、影響が如実に表れた。

 一方、米国の一部の州では経済活動再開の動きも出ており、百貨店大手メーシーズは4日、一部店舗で営業を再開した。ただ、感染リスクが依然ある中、客足が戻るまでには時間がかかる見通し。業界アナリストからは「客足の回復が遅れたり、店舗閉鎖が夏まで続いたりする場合、百貨店業界で債務不履行の恐れがさらに高まる」との見方も出ている。

5773チバQ:2020/05/07(木) 18:40:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000512-san-n_ame

「反封鎖デモ」にみる米国 規制に反発「補助金じゃなく、仕事がしたい」


5/6(水) 21:00配信

産経新聞







「反封鎖デモ」にみる米国 規制に反発「補助金じゃなく、仕事がしたい」


5月1日、米東部ニューヨーク州オールバニーの州議会議事堂前で、経済再開を求めデモを行う人たち。カードには「貧困はウイルスよりも危険だ」と書かれている(上塚真由撮影)


 新型コロナウイルスの感染者が110万人を超えた米国では長引くロックダウン(都市封鎖)措置に反対し、経済活動の再開を求めるデモが広がっている。パンデミック(世界的な大流行)の最中に人々はどうして集まり、何を訴えているのか。ニューヨーク州北部にある州都オールバニで1日に開かれた抗議デモで参加者を取材した。(ニューヨーク州オールバニ 上塚真由)

 ■「マスクが必要なのはニューヨーク市だけ」

 1日にデモが行われた州都オールバニは、ニューヨーク市内から車で2時間半北上したところにある。

 コロナ禍の「震源地」となっているニューヨーク州だが、30万人を超える感染者の9割は、ニューヨーク市を中心とした州南部に集中。南北に約530キロの長さがある広大な州の大半の郡では、感染者が数十人から数百人程度だ。

 州都といえども、周りはのどかな田園地帯に囲まれるオールバニも、感染拡大で緊迫化するニューヨーク市内とは全く異なる風景が広がっていた。

 雨が降る中、州議会議事堂の前に集まったのは約300人。「仕事をさせろ」などと声をあげながら、クオモ州知事に対し、外出規制の解除や、経済活動の再開を要求。参加者の多くは星条旗を手にし、「貧困はウイルスよりも怖い」などと書かれたプラカードを掲示していた。

 デモ集団で最初に目に入ったのは、「マスクはニューヨーク市のためで、アップステート(州北部)では必要ない。われわれは6フィート(約1・8メートル)を保っている」というメッセージを書いたプラカードを掲げた親子。人口密度が低いオールバニでは、感染防止のためのソーシャルディスタンス(社会的距離)は自然と維持できているという主張だろう。親子はマスクも着用せず、デモに参加している。

 「ニューヨーク市内から来たのならば、取材はお断りよ」。40代と思われる母親はこうそっけなく語ったが、長引く外出制限について聞くと、怒りをあらわにした。

 「6週間もの隔離が必要なのは、ニューヨーク市だけ。なぜ、北部に住んでいる私たちまで縛られなければならないのか。ここでは、都市封鎖は全く必要ではない」

 ■「個人の自由守る」

 抗議デモは保守系の団体が主催。フェイスブックなどで「グリッド・ロック」(交通渋滞)作戦と称し、人々に州都まで車で出かけ、クラクションを鳴らすことを呼びかけている。同様の抗議活動はニューヨーク州だけでなく、中西部ミシガン州などでは数千人が集まった。経済再開に慎重姿勢を貫く民主党系の知事の各州で広がっている。

 参加者の主張はさまざまだが、共通するのは、厳しい行動制限を強いる州知事に対する反発だ。スローガンは「自由を取り戻せ」。感染拡大防止のための規制措置は、合衆国憲法で保障されている人民の権利を危うくする行為だと訴え、クオモ知事に対し、「専制政治だ」「独裁者を許さない」などと激しい言葉で批判する人も目立った。

 参加者はトランプ大統領の支持者が多いが、一方で、熱狂的なトランプ氏の支持者とひとくくりにされるのを嫌う人も。技師として働くマーク・バックレーさん(63)はこの日、約240キロ離れた州北部の町から車で参加。「私のまわりは、みんな日に日に生活が困窮している。仕事先のレストランやホテル、パン屋などはあと数カ月もすればすべて倒産するだろう」と語った。

 バックレーさんをかき立てるのは、生活への不安に加え、州政府の規制自体への抵抗感だ。「トランプ氏は関係ない。わたしは、米国人の個人の自由を守るために、ここにやってきた」と言い切り、「若者では、コロナよりも交通事故で亡くなっている人数が多いだろう。交通事故を防ぐために、道路を封鎖するのか。安全か安全でないかは個人が判断する。コロナ禍の経済活動についても、それぞれの事業によりけりで、個人の裁量に任せるべきだ」と訴えた。

5774チバQ:2020/05/07(木) 18:41:11
 ■「健康な人まで犠牲に」

 デモの参加者たちは、州議会議事堂前に車で集結したり、1時間ほど抗議活動を行ったりした後、15分ほど街を練り歩いて、クオモ知事の公舎前にたどりついた。マスク姿の警察官が見守る中、大した混乱もなく、米国への愛国心を歌う「ゴッド・ブレス・アメリカ」を大合唱して、抗議デモを楽しむような雰囲気も漂う。

 取材を続けると、コロナ禍で仕事を失った人にも多く出会った。州北部のショッピングモール内で、子供向けのダンス教室を営むメラニー・カセッラさん(32)は、車で約1時間半離れた町から参加。コロナ禍で教室は閉鎖に追い込まれ、住んでいるアパートの家賃を払えず、急きょ両親と同居することにしたという。

 「ショッピングモールは夏過ぎまで再開しないと思う。金銭的な余裕を失った親たちが、子供をダンス教室に通わせるのはいつになると思う? 来年になっても無理かもしれない。私がすべての財産をささげてきたものは、すべて失われてしまった。経済を早く再開しないと、健康な人まで生活ができず、殺してしまうことになる」

 「今は食料品を買うことさえも難しくなった」と明かすカセッラさんに「政府から補助金をもらえば、生活は維持できるのでは?」と問うと、強い口調でこう言い切った。

 「わたしは、政府の補助金や援助がほしいのではない。早くビジネスを再開して、自分で稼ぎたい。社会主義のようになった国には住みたくない」

 世論調査では、米国民の約6割が、感染防止対策としての外出制限などの措置を支持。経済再開を求めるデモは各地に広がっているとはいえ、参加者は少数派といえる。ただ、コロナ禍において、生活の不安や焦りを訴えるだけでなく、建国時の精神である「自由」を模索しようとする米国人の姿がそこにあった。

5775チバQ:2020/05/07(木) 22:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbc5162f4e9c48fa33e8233cd65bea873292320f
共和党・民主党以外の第三政党、リバタリアン党の予備選挙
5/7(木) 17:48配信

ニューズウィーク日本版
──11月の大統領選挙では米国の底流に流れるリバタリアン思想の力強さを再確認する貴重な機会となるかもしれない......
リバタリアン党予備選挙への立候補を検討と報道されたジャスティン・アマッシュ下院議員

米国は二大政党の国だと日本では紹介されている。しかし、実は米国にも共和党・民主党以外の小政党が存在している。それら小政党のうち最もイデオロギー的に突き抜けており、かつ規模が大きい政党が「リバタリアン党」である。

2016年大統領選挙では、共和党・トランプ、民主党・ヒラリーを嫌った多くの人々がリバタリアン党に投票した。そのため、通常の場合は大統領選挙では1%未満の得票しかできない同党候補者が州によっては3〜6%台の記録的得票を得ることになった。大統領選挙の勝敗を決する接戦州の勝敗差は1%前後であり、前回の選挙ではリバタリアン左派の傾向がある人々が同党に流れた結果が及ぼした影響は極めて大きいものだった。

実際、同党得票数とヒラリーの得票数を合計した場合、全ての接戦選挙区でヒラリーはトランプに勝利していた。前回の投票結果はこの地味な第三政党・リバタリアン党の動向が2020年の大統領選挙の結果を占う上で重要な要素であることを示唆している。

■ リバタリアン党とはどのような政党なのか

そもそもリバタリアン党とはどのような政党なのか。リバタリアン党の公式HPを見てみると、政党の紹介項目には「We are the only political organization which respects you as a unique and responsible individual.」と掲載されている。つまり、個人の権利及び責任を尊重する唯一の政党だということだろう。その上で、個人、家族、およびビジネスの決定に対する政府の干渉に強く反対し、すべての米国人は、他人に害を及ぼさない限り、自分の人生を生き、自分の利益を追求する自由があるべきだと明記されている。

彼らは、自己決定権を重視し、表現の自由を尊重し、プライバシー侵害を拒否し、個人の様々な志向に対する制限を否定し、妊娠中絶の自己判断を肯定し、子どもの権利が尊重されている限り保護者の権利を擁護し、法律の過剰な適用を防止し、死刑制度に反対し、自己武装を容認する。

また、経済政策としては、政府からの財産権の保護、私人による環境保護の権利と責任の確立、エネルギー産業に対する助成の否定、増税への反対(歳入庁廃止含む)、憲法に基づかない政府プログラムの廃止、支出削減による財政均衡、公務員労組への強制加入停止、自由市場の重視、中央銀行によるインフレ政策否定、許認可の廃止、労働自由化、教育・医療・高齢者福祉の自由化、売春合法化なども掲げている。

外交防衛政策としては、外国からの侵略から守るための軍事力保持(事実上の専守防衛)、国民の自由を制約しないように政府機関(諜報機関も含む)への透明性の確保要求、軍事援助・対外援助の停止による不介入、自由貿易推奨と圧政から逃れる移民の肯定などを謳っている。

5776チバQ:2020/05/07(木) 22:52:47
■ 米国人から見ても過激な自主独立思想

彼らの主張は米国人から見ても過激な自主独立思想であり、リバタリアン党は毎回の大統領選挙では1%未満の得票しか得ていない。しかし、前述の通り、トランプVSヒラリーという特殊な対立構造の中で、前回の大統領選挙では全米で3%以上の得票を得て大統領選挙の結果を左右した。そして、実は今回の大統領選挙でも決定的な影響を及ぼす可能性が出てきている。

それはジャスティン・アマッシュ下院議員(ミシガン州)が大統領選挙に向けたリバタリアン党予備選挙への立候補を検討している報道がなされたからだ。アマッシュは元共和党議員であり、下院の自由主義傾向が強い保守強硬派グループのフリーダム・コーカスの創設者の一人でもある。その政治的傾向はリバタリアンそのものであり、リバタリアン勢力とは政治的に敵対することが多いトランプ大統領の弾劾に際し、共和党所属時代に公然と弾劾支持の声を上げた人物だ。その言動が度々メディアに取り上げられてきたことから、リバタリアン党の大統領候補者として最低限の知名度がある人物だと言えるだろう。

現在、リバタリアン党の予備選挙では10名程度がノミネートされている。アマッシュ以外の最有力候補者は、リバタリアン思想を啓発する財団創設者であるジェイコブ・ホーンバーガーである。同氏はテキサス生まれ、弁護士であり、思想家として、一見すると共和党に近いリバタリアン右派の候補者のように見受けられる。おそらくアマッシュがリバタリアン党の大統領候補者に名乗りを上げた場合、予備選挙はホーンバーグとの事実上の一騎打ちということになるだろう。

■ 米国の底流に流れるリバタリアン思想の力強さを再確認?

最大のポイントは、アマッシュとホーンバーグのいずれも共和党票の一部を食う可能性がある候補者だということだ。トランプ大統領は共和党支持者からの熱烈な支持を受けているように見えるが、既に共和党から距離を取っている元共和党支持のリバタリアン勢力からは強い反感を持たれたままの状態だ。アマッシュらはバイデンを支持する反トランプ票の一部も取り込むだろうが、共和党側にとってはそれ以上の問題がある対立候補者だと言えるだろう。まさに喉に刺さった魚の骨のような存在である。

まして、新型コロナウイルス問題に起因する政府の巨額の財政出動や都市封鎖などはリバタリアンが最も嫌う政府の政策が実行さている中、共和党・民主党の両党に対してリバタリアンの潜在的な憤りは非常に高まっているものと予想される。11月大統領選挙では米国の底流に流れるリバタリアン思想の力強さを再確認する貴重な機会となるかもしれない。

5777チバQ:2020/05/10(日) 17:39:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050900297&amp;g=int
先住民居留地にコロナ直撃 貧弱な医療、支援の輪―米
2020年05月10日07時22分


伝統の踊りを演じてみせる先住民ナバホ族の少年=2003年7月、西部ニューメキシコ州(AFP時事)
伝統の踊りを演じてみせる先住民ナバホ族の少年=2003年7月、西部ニューメキシコ州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国に広がる新型コロナウイルス感染が、先住民居留地を直撃している。貧弱な医療体制を背景に、感染者や死者の比率は全米平均を大きく上回る。苦境に直面する先住民救済を呼び掛ける声が国内外に広がり、連邦政府も支援に本腰を入れ始めた。

 アリゾナ、ユタ、ニューメキシコの3州にまたがる先住民ナバホ族の居留地「ナバホ・ネーション」。居留地自治政府によると、人口約17万5000人のうち、7日時点で2700人以上の感染が確認され、88人が死亡した。人口当たりでは全米平均をはるかに超える。
馬に乗って渓谷を見詰める先住民ナバホ族の男性=2015年5月、西部ユタ州(AFP時事)
馬に乗って渓谷を見詰める先住民ナバホ族の男性=2015年5月、西部ユタ州(AFP時事)

 背景には、居留地内に医療機関が少なく、持病を抱える住民も多いため、感染後に重篤化しやすいという環境がある。居留地政府のネズ首長はロイター通信に「疾病対策センター(CDC)や専門家たちは(感染防止のため)手を洗えと言うが、水道を使えない住民もいる」とインフラ整備の遅れを嘆く。
 ナバホ族の支援団体「プロテクト・ザ・セークリッド」は、居留地への支援を呼び掛ける動画を公開。俳優マーク・ラファロさんやコメディアンのエレン・デジェネレスさんが、居留地の医療関係者増員などを訴えた。
米俳優マーク・ラファロさん=2月5日、ブリュッセル(AFP時事)
米俳優マーク・ラファロさん=2月5日、ブリュッセル(AFP時事)

 米ABCニュースによれば、国内芸能人らの活動とは別に、アイルランドからも飲料水や食料、マスクなどの購入用に260万ドル(約2億8000万円)の寄付が寄せられた。19世紀にアイルランドが飢餓に見舞われた際、米先住民から義援金が送られたことへの「返礼」という。
 こうした動きに歩調を合わせるように、5日にアリゾナ州を訪れたトランプ大統領は現地関係者との会合で、先に署名した新型コロナ対策に80億ドル(約8500億円)の先住民支援が盛り込まれたと説明。先住民の自治体への支援としては「過去最大だ」と誇示し、うち6億ドル(約640億円)をナバホ・ネーションに振り向けることを明らかにした。

5778チバQ:2020/05/10(日) 21:35:16
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200509-567-OYT1T50222.html
ペンス氏報道官、イバンカ氏個人秘書も…ホワイトハウス関係者感染続く
2020/05/09 19:15読売新聞

 【ワシントン=海谷道隆】米ホワイトハウスで新型コロナウイルスの感染が続いている。7日にトランプ大統領の世話係の感染が判明し、8日にはペンス副大統領の報道官が検査で陽性と判定された。接触のあった政府高官が自宅隔離を決めるなどし、影響の広がりが懸念されている。

 感染したケーティー・ミラー報道官は他の高官との接触も多い。夫は、トランプ氏の側近でスピーチライターを務めるスティーブン・ミラー大統領上級顧問だ。食品医薬品局(FDA)のスティーブン・ハーン長官は検査で陰性だったものの、接触があったとし2週間の隔離措置を取ることを決めた。ペンス氏が8日、アイオワ州に向かう際には、離陸前の副大統領専用機からミラー報道官と接触があった6人が降ろされた。

 トランプ氏とペンス氏は現在、毎日検査を受けており、8日も陰性だった。

 CNNテレビによると、大統領の長女イバンカ大統領補佐官の個人秘書も感染が確認された。秘書は在宅勤務を続けていて、ここ数週間イバンカ氏と接触はなかったという。

5779チバQ:2020/05/11(月) 17:00:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-35153565-cnn-int

営業再開の店にルール守らない客が殺到、1日で再び休業 米


5/11(月) 14:00配信

CNN.co.jp







営業再開の店にルール守らない客が殺到、1日で再び休業 米


アイスクリーム店の「ポーラー・ケイブ」は再開初日にルールを守らない客が殺到したため、1日で休業を余儀なくされた


(CNN) 米マサチューセッツ州で新型コロナウイルス対策規制の緩和を受けて営業を再開したアイスクリーム店が、わずか1日で再び休業に追い込まれた。米国では週末にかけてほぼ全州で部分的に経済活動が再開されたが、こうした事態は現実がまだ平常とは程遠い状況を見せつけている。

マサチューセッツ州マッシュピーにあるアイスクリーム店「ポーラー・ケイブ」は営業を再開した翌日の9日、再び閉店せざるを得なくなった。客が互いに距離を置くソーシャル・ディスタンシングを守らず、店員に暴言を吐くなどしたことが原因だった。

経営者のマーク・ローレンスさんはCNN系列局WFXTの取材に対し、「いちばんよく働いてくれた従業員の1人は昨日、シフトが終わるとやめてしまった」と打ち明けた。「彼女は男性のロッカールームの中でさえ口にできないような言葉を浴びせられた。相手は17歳の子どもだ。恥を知るべきだ」と憤る。

同店は営業を再開する場合の指示に従って、客全員に対し、1時間以上前の事前注文を要請していた。

ところがこの要請を無視して大勢の客が予約なしで店に詰めかけたことから、店内が込み合い、客が従業員に怒りをぶつける事態になった。

「みんな自宅にこもっていた6〜7週間の間に、他人との接し方を忘れてしまった」とローレンスさんは嘆く。

8日の営業を終了すると、ローレンスさんはフェイスブックに「19年間やってきた中で最低の気分を味わった」と投稿。やむなく翌日の営業は中止を決めた。

しかし悪いことばかりではなかった。この投稿が地元のニュースで取り上げられると、市民から応援の声が相次いだ。

10日には営業を再開でき、今度は客もルールに従って事前に注文してくれたとローレンスさんは伝えている。

5780チバQ:2020/05/12(火) 18:55:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000063-asahi-int

自画自賛続けるトランプ氏 死者数はベトナム戦争上回る


5/12(火) 18:46配信

朝日新聞デジタル







自画自賛続けるトランプ氏 死者数はベトナム戦争上回る


11日、ホワイトハウスで会見するトランプ米大統領=AP


 米国で、新型コロナウイルスの死者数が8万人を超えた。ベトナム戦争で亡くなった米軍の兵士よりも多い人数だが、トランプ米大統領は「他の国よりも対応が進んでいる」と自画自賛を続けている。11日には、追及する記者の質問にいら立ち、会見を打ち切る場面もあった。



 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国内の死者は11日に8万人を超えた。10年以上にわたった戦闘で、約6万人の米兵が亡くなったベトナム戦争の死者を大きく超え、世界的にも突出している。

 一方、トランプ氏は11日、新型コロナの検査について会見を開き、「我々の検査システムは世界中のどの国と比べても最も進んでいる」と主張。さらに、「我々はこの状況に直面し、勝った」と述べた。

 これに対し、アジア系の記者は「検査態勢が他の国より優れていると繰り返すが、それに何の意味があるのか? 米国人が毎日、亡くなっているのに、なぜあなたにとっては世界の競争なのか」と質問。そうすると、トランプ氏は「世界中で人は死んでいる。私ではなく、その質問は中国に聞け」と語気を強め、間もなく会見を打ち切った。

 ホワイトハウス内では感染者が続出しており、トランプ氏の危機管理能力も問われている。米メディアによると、大統領の執務室近くで働くスタッフはこの日からマスクの着用が義務づけられており、11日の会見の出席者もほとんどがマスクを着けていた。これまで着用を義務づけなかった理由を問われたトランプ氏は「私は全員からかなり距離をとっている」と釈明。また、自身は引き続きマスクを着けておらず、矛盾した対応となった。(ワシントン=園田耕司)
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朝日新聞社

5781チバQ:2020/05/12(火) 18:56:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000114-kyodonews-int

米NY州、営業規制を一部緩和 15日から、都市部は対象外


5/12(火) 17:43配信

共同通信







米NY州、営業規制を一部緩和 15日から、都市部は対象外


米ニューヨーク州で記者会見するクオモ知事=7日(ロイター=共同)


 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は11日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大に伴い3月下旬から実施してきた営業規制について、州西部など人口密度が低い一部地域で今月15日以降の緩和を認めると表明した。

 一方、感染者が集中するニューヨーク市など都市部は対象外で再開時期は見通せない。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、世界全体の感染者数は約410万人で、うち米国が約130万人と最多。特にニューヨーク州で被害が出ている。

 同州で営業規制が緩和されるのは、病床の空き割合や検査態勢など州が独自に設定した数値目標を満たした地域。

5782チバQ:2020/05/13(水) 09:34:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000013-jij-n_ame

失業保険届かない米貧困層 コロナ禍「誰も助けてくれない」 経済活動停止で困窮


5/13(水) 7:06配信

時事通信







失業保険届かない米貧困層 コロナ禍「誰も助けてくれない」 経済活動停止で困窮


米ニューヨーク市で低所得者向けに食料購入費を補助するフードスタンプの電子カード取得のため並ぶ人々=7日


 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルス感染拡大阻止へ経済活動を停止した米国で、失業者が急増し、失業保険をもらえないなど、貧困層がさらに困窮する事態になっている。

 失業して3月に政府から支援を受けられた人は3割以下との分析もあり、アフリカ系の女性は取材に「(最初は)親族に助けてもらっていたけど、最近は誰も助けてくれなくなった。皆大変になっている」と途方に暮れた。

 「(失業保険を申し込むウェブサイトが)途中で止まってしまい、完了できない」。オフィスビルの清掃など維持管理の仕事に就いていたニューヨーク市に住むアフリカ系の女性(59)は7日、3月に失業して以来、失業保険を申請しようとしているが、申し込むたびに途中でニューヨーク州のウェブサイトがダウンし、いまだに申し込めていないと語った。州で失業保険の申請が殺到しているためだ。

 労働省によると、全米で経済活動の落ち込みが本格化した3月中旬以降の7週間で、失業保険申請件数は3300万件を超えた。各州とも申請が殺到する中、保険の申請すらできない人もいる。一方、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが4月下旬に発表した分析によれば、失業者のうち3月に支援が実際に受けられたのは約29%にとどまったという。

 このアフリカ系女性は失業保険が申し込めず、1カ月以上前に低所得者向けに食料購入費を補助する「フードスタンプ」の受給を申し込んだ。申請者には、食料品の支払いに使える電子カードが送られてくるはずだが、届かない。どうしても食料が必要になってカードを直接受け取るため7日、市内の政府庁舎前に並んだ。庁舎前には約30人が列をつくっていた。

 一方、失業保険の基準を満たさず、申請できなかった人もいる。フリーランスで塗装業を営む中南米系の男性(54)は「米国ではフリーランスだと基準を満たすのが難しい」と話す。景気刺激策としてトランプ政権が各世帯に配る小切手もまだ届かず、家賃も滞納している。ニューヨーク州は6月までは家賃を滞納しても入居者を立ち退かせないよう大家に求めているが、いずれは家賃を支払う必要がある。

 「働いているのに支援が受け取れない人もいれば、働いていないのに小切手を受け取る人がいる。本当に(社会から)取り残されているようだ」。男性は肩を落とした。

5783チバQ:2020/05/13(水) 10:35:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000059-jij-n_ame

「中国に聞け」と会見打ち切る トランプ氏、女性記者に逆上


5/12(火) 12:33配信

時事通信







「中国に聞け」と会見打ち切る トランプ氏、女性記者に逆上


会見場を立ち去るトランプ米大統領=11日、ホワイトハウス(EPA時事)


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日の記者会見で、中国系米国人の女性記者が行った質問に対し、「それは中国に聞くべき質問だ」と逆上した。

 トランプ氏は直後に会見を打ち切った。

 質問したのはCBSテレビの記者。トランプ氏が米国の新型コロナウイルスの検査件数は世界一だと豪語したのに対し、「それがなぜ重要なのか。毎日多くの感染者が出て米国人が命を落としているというのに」と詰め寄った。

 さらに、トランプ氏が中国を持ち出したことに対し、記者は「なぜ特に(中国系の)私に対してそう言うのか」と詰問。トランプ氏は「そういうけがらわしい質問をする者には誰であれそう答える」と切り捨て、ぶぜんとした表情を見せた。

5784チバQ:2020/05/13(水) 18:31:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00000126-kyodonews-int

トランプ氏、大統領選の接戦州へ 東部ペンシルベニア、再選に向け


5/13(水) 17:29配信

共同通信



 【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、ツイッターで、東部ペンシルベニア州を14日に訪問すると明らかにした。同州は11月の大統領選で勝敗の鍵を握る接戦州の一つ。ホワイトハウスではスタッフの新型コロナ感染が相次ぎ防止策を強化したばかりだが、トランプ氏は再選に向けて早期の経済活動再開を促すため全米各地への行脚を続ける意向だ。

 地元紙によると、トランプ氏は同州でマスクなどの医療品を取り扱う施設を視察、演説で経済再開を訴えるとみられる。11日にも「人々は仕事に戻りたがっている」と主張、同州のウルフ知事(民主党)の経済再開への取り組みが遅すぎると批判した。

5785チバQ:2020/05/14(木) 15:48:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000005-jij_afp-int

米でまた警官が黒人を射殺、誤った住所に踏み込み8回発砲


5/14(木) 8:34配信

AFP=時事







米でまた警官が黒人を射殺、誤った住所に踏み込み8回発砲


米ケンタッキー州ルイビルで卒業式に出席したブリアンナ・テイラーさん。テイラーさんの家族提供(撮影日不明)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米ケンタッキー州で今年3月、26歳の救急救命士が自宅アパートで警察官に銃で撃たれて死亡した事件をめぐり、アフリカ系市民に銃を向ける警官への抗議が米国で再び強まっている。

【関連写真】黒人男性が警官に撃たれて死亡した事件に抗議する人たち(2016年)

 非武装のアフリカ系米国人が警官から銃で撃たれる事件をめぐっては、人種的偏見に基づいた蛮行だとして多くの人が警察を批判しており、2012年以降「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」のスローガンのもと、何度も抗議行動が発生している。

 3月13日、救急救命士のブリアンナ・テイラー(Breonna Taylor)さんとその交際相手が就寝中に警察が踏み込み、テイラーさんに8回発砲した。

 事件について明らかにしたテイラーさんの弁護士、ベン・クランプ(Ben Crump)氏によると、無警告で破壊器具を使用し、ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のアパートに突入。しかし警官らが持っていた住所の情報は不正確で、警察が行方を追っていた容疑者はすでに拘束されていたという。

 テイラーさんの交際相手は現在も拘束されている一方、テイラーさんの死をめぐる容疑で訴追された警官はいない。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によると、警官らは先月、不法行為による死亡、過度の暴力、そして重大な過失で提訴された。

 最近、米南部ジョージア州でジョギングをしていた黒人青年のアマード・アーベリー(Ahmaud Arbery)さん(25)が白人の男2人によって銃殺される事件が発生。警官による殺害ではなかったものの、これをきっかけに米国では白人による黒人への銃撃をめぐり、怒りの声が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5786チバQ:2020/05/15(金) 13:32:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000126-reut-cn

トランプ氏、中国のコロナ対応に「心底失望」 関係断つ可能性も示唆


5/14(木) 20:10配信

ロイター







トランプ氏、中国のコロナ対応に「心底失望」 関係断つ可能性も示唆


5月14日、トランプ米大統領は、FOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、中国には非常に失望したと発言した。ホワイトハウスで13日撮影(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)


[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、新型コロナウイルスを巡る中国の対応に非常に失望したと述べるとともに、現時点で習近平国家主席との対話は望んでいないとし、中国と関係を断つ可能性も示唆した。

【写真記事】行き場失ったクルーズ船、マニラ湾に群れなし停泊

トランプ大統領はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで「中国には非常に失望した。中国は(新型コロナの流行を)なすがままに任せるべきではなかった」と言明。「せっかく素晴らしい通商合意を結んだのに、今はそう感じられない。協定署名のインクが乾かないうちに新型コロナの感染が広がったからだ」とし、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が米中通商合意に暗い影を落としているという認識を示した。

米中は今年1月に「第1段階」の通商協定で署名したが、その直後に新型コロナの感染が拡大した。

習近平国家主席との関係は良好だが「今は彼と話したくない」とし、通商協定の再交渉には関心がないと強調した。

さらに、中国に対し「われわれには多くの措置を講じることが可能だ。関係を完全に断ち切ることもできる」と発言。中国から年間輸入額に言及し、「関係を断絶すれば、5000億ドルを節約できる」とも言明した。

また、トランプ大統領は新型コロナについて、発生源よりも中国の対応を重視するとし「ウイルスの発生源が研究所だろうがコウモリだろうが、中国であることに間違いはない。中国はそれを阻止すべきだったし、できたはずだ」とした。

ムニューシン米財務長官はフォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで「大統領は非常に懸念しており、全ての選択肢を検討している。ウイルスが米国の経済や雇用、国民の健康にもたらす影響をわれわれは心配している。大統領は米国の雇用と労働者を守るため全てのことを行う」と強調した。

さらに「非常に難しく複雑な問題で、より多くの情報が必要であることを大統領は明確にしている」とし、何が起こっているかを中国側はわれわれに理解させなかったが、米国民には全ての事実を知って理解する権利があると指摘した。

一方、シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)のスコット・ケネディー氏は、トランプ大統領の発言を「危険な虚勢」と指摘。「対話を避けることは、世界的な協調が必要とされる危機の解消において効果的な戦略ではない。ましてや中国との経済関係の断絶は米経済に大きな打撃を及ぼす」と警鐘を鳴らした。

*見出しと本文中の一部表現を修正しました。

5787チバQ:2020/05/17(日) 09:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0bd41a715a4c85a3e2452466936de54d13e882
ブルームバーグ氏、大統領選でバイデン氏支援へ 200億円超拠出か 米報道
5/16(土) 14:51配信

時事通信
ブルームバーグ前ニューヨーク市長=3月4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNBCテレビは15日、大富豪のブルームバーグ前ニューヨーク市長が、11月の大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に資金援助する意向だと報じた。

 事情を知る関係者によると、支援額は2億5000万ドル(約267億円)を上回る規模になるとみられ、バイデン氏には強力な援軍となりそうだ。

 ブルームバーグ氏の報道担当者はCNBCに「トランプ大統領を倒す戦いを支援する。現在どのような支援が最良かを検討している」と語った。

5788チバQ:2020/05/17(日) 09:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3621dddb0b65ae4b932efe7ea9316533d3f4850
第3の候補、出馬意向撤回 米大統領選
5/17(日) 6:09配信

共同通信
 【ワシントン共同】11月の米大統領選に向け、第3政党リバタリアン党の候補指名を目指して準備委員会を立ち上げていたジャスティン・アマーシュ下院議員(40)は16日、出馬の意向を撤回した。ツイッターで「今年の大統領選で候補者として成功できる状況にない」と説明した。

 アマーシュ氏は昨年、トランプ大統領のロシア疑惑捜査報告書が出た後に共和党を離党。トランプ氏のウクライナ疑惑を巡る下院の弾劾訴追決議にも賛成票を投じ、反トランプ色を鮮明にしていた。

5789チバQ:2020/05/17(日) 20:49:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051600326&amp;g=int
経済再開、影響見えず 米各州、感染爆発なし―2週間経過、増減ばらつき
2020年05月17日07時15分


15日、米東部ペンシルベニア州ハリスバーグで、経済活動再開を求めるデモ隊(EPA時事)
15日、米東部ペンシルベニア州ハリスバーグで、経済活動再開を求めるデモ隊(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米各州が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため停止していた経済活動の一部を再開し始めてから2週間以上が経過した。今では大半の州が規制の一部を緩和したが、米メディアによると、再開を受けて感染者が爆発的に増えた州はなく、感染者の増減の傾向も州ごとにばらつきがある。州や自治体は手探り状態で再開を段階的に進めているが、再開による感染拡大への影響はまだ明確には見えていない。影響が出るまでに数週間以上かかる可能性も指摘されている。
 各州が経済再開に動きだしたのは4月下旬。「パッチワーク」(米メディア)のように州や自治体によって緩和の程度や検査数が異なっている。新規感染者について「14日間の減少傾向」などと規定した米政府の再開基準を満たさずに再開した州が多く、州が再開を認めても慎重な対応を取る事業者も少なくない。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「手の付けられない感染拡大の引き金になりかねない」と警告する。
経済活動を再開させ、自らも宗教行事に参加する米南部ジョージア州のケンプ知事=4月27日、アトランタ(EPA時事)
経済活動を再開させ、自らも宗教行事に参加する米南部ジョージア州のケンプ知事=4月27日、アトランタ(EPA時事)

 再開を受け、ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)は4日、新型コロナによる8月までの米国の死者数をこれまでの倍近い13万4475人へと予測を上方修正した。携帯電話の位置情報を調べたメリーランド大の分析では、再開後に外出や州外への移動が増えていた。
 一方、CNNテレビの15日の分析によると、新規感染者が減少傾向にあるのは28州に上り、増加傾向にあるのは7州。15州は横ばいになり、爆発的な増加は見られない。
営業を再開した米南部テキサス州のネイルサロン=8日、オースティン(AFP時事)
営業を再開した米南部テキサス州のネイルサロン=8日、オースティン(AFP時事)

 減少傾向にある州の一つ南部ジョージア州は、4月24日に理容店やスポーツジム、同27日に飲食店の店内飲食の再開を認めた。全米の中でも早い段階から幅広い業種を再開したため、動向が注目されている。
 一方、増加傾向にあるのは5月1日に飲食店の店内飲食などを再開した南部テキサス州だ。同州では14日に1日の死者数として最多の58人が死亡した。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長=4月4日、ワシントン(EPA時事)
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長=4月4日、ワシントン(EPA時事)

 減少している州も、傾向を今後も維持できるかは分からない。ジョンズ・ホプキンス大のタラ・カーク・セル博士はアトランティック誌に「うまくやって良い結果が出るまでには3〜6週間かかる。今、適切に対処しない場合、逆の結果を見るまでにもしばらくかかる」と指摘している。

5790チバQ:2020/05/18(月) 17:44:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-35153940-cnn-int

バイデン氏の優位歴然、州レベルの世論調査を分析 米大統領選


5/18(月) 17:30配信

CNN.co.jp







バイデン氏の優位歴然、州レベルの世論調査を分析 米大統領選


州レベルでの世論調査を分析した結果、ジョー・バイデン前副大統領が全国的にリードを維持していることがわかった


(CNN) 11月の米大統領選に向けて、与党・共和党のトランプ大統領と野党・民主党の候補指名が確実なバイデン前大統領の支持率を調べた州単位の世論調査を、CNNの政治アナリスト、ハリー・エンテン氏が分析した。バイデン氏の優位がはっきり表れているという。

州レベルでは先週、ウィスコンシンでマーケット大学法科大学院が実施した世論調査の結果、バイデン氏の支持率が46%と、トランプ氏の43%を上回っていることが分かった。

4月初め以降に発表された全国規模の主要調査をみると、バイデン氏はトランプ氏を平均で約6.6ポイント上回っている。エンテン氏は現状をより正確に把握するため、同じ期間に実施された州単位の全調査結果を分析し、各州での前回大統領選の結果と比較した。

対象となった調査は20件余り、聞き取り件数は計1万5000を超えた。

前回大統領選では民主党候補、ヒラリー・クリントン元国務長官の最終的な支持率がトランプ氏を約2ポイント上回っていた。今回の調査では、バイデン氏がそれをさらに6ポイント上回り、全米レベルでトランプ氏に約8ポイントの差をつけていることがうかがえたという。

ただし前回大統領選に向けた世論調査では、対象の各州でトランプ氏の支持率が実際よりも1〜2ポイント低く出ていたとの報告がある。これを基に修正しても、バイデン氏のリードは6〜7ポイントに達するはずだ。

エンテン氏によると、現時点で大統領選が実施された場合、バイデン氏は当選に必要な選挙人270人のラインを突破すると推定できる。

ただし本選までにはあと約6カ月という期間があり、トランプ陣営が選挙戦の進め方を変えることも十分可能だと、同氏は指摘している。

5791とはずがたり:2020/05/18(月) 20:46:21
2020年5月15日 / 13:30 / 3日前
米当局、中国生まれの米研究者を逮捕 中国との関係を虚偽申告
Reuters Staff
https://jp.reuters.com/article/usa-china-crime-idJPKBN22R0HB

[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)は14日、米政府から360万ドルの研究助成金を受けていたにもかかわらず、中国の研究機関での自らの役職を開示しなかった虚偽申告の疑いで、オハイオ州のクリーブランド・クリニックに最近まで所属していた中国生まれの研究者を逮捕したと発表した。

FBIなどの連邦当局はチン・ワン容疑者の州内にある自宅を家宅捜索し、虚偽申告と通信詐欺の疑いで逮捕した。

検察当局によると、同容疑者は中国の華中科技大学の生命科学技術学部長を同時に務めていた事実を開示せずに、米国立衛生研究所(NIH)から助成金を受け取っていた。これは助成金の規定違反だという。

当局によると、同容疑者は米国の市民権を持ち、クリーブランド・クリニックには1997年から所属していた。専門は遺伝学と心疾患。

FBIによると、同容疑者は中国政府が海外の優秀な人材を支援する「千人計画」に参加していた疑いが持たれている。米当局者らは、同計画は海外の技術や高価値のデータを使用できる立場にある個人と関係を結ぶ目的があると指摘する。

捜査当局によると、ワン容疑者の千人計画参加の見返りとして、中国政府は同容疑者が所属していた中国の研究機関に300万ドルの研究助成金を提供していた。

弁護士によると、同容疑者は無罪を主張している。

クリーブランド・クリニックは、中国との関係について開示を怠っていたことが判明したため、ワン容疑者を解職したと述べた。

5792チバQ:2020/05/18(月) 21:59:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c39a974c13883bbd5b94c97f243c5d603dfb1e0
米国務省の監察官解任、トランプ政権が「闇の政府」持ち出し批判に反論
5/18(月) 15:31配信

AFP=時事
(左から)米国のドナルド・トランプ大統領、マイク・ペンス副大統領、ピーター・ナバロ大統領補佐官。首都ワシントンのホワイトハウスにて(2020年4月2日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米国務省のスティーブ・リニック(Steve Linick)監察官の解任をめぐり激しい批判にさらされているドナルド・トランプ(Donald Trump)政権は17日、リニック氏について、トランプ氏の失脚を企てている集団だと政権が主張するいわゆる「ディープ・ステート(闇の政府)」のメンバーだと暗に示唆し、批判に強く反発した。

【特集】トランプ政権を去った高官たち

 今年4月以降、トランプ氏が監察官を解任したのはリニック氏で4人目。監察官は政府の不正行為や職権乱用を監視する役割を担っており、こうした動きには共和党内からも批判が上がっている。民主党議員らによると、リニック氏はマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官に対する調査を開始していた。

 トランプ氏や側近らは常々、党派性がないはずの官僚組織内にトランプ氏を失脚させようとする「ディープ・ステート」という影の力が存在すると激しく批判しているが、その存在を証明する証拠はない。

 トランプ政権で通商顧問を務めるピーター・ナバロ(Peter Navarro)大統領補佐官は米ABCのインタビューに応じ、官僚機構の「多くの人々」が「トランプ氏ではない別の大統領に仕えていると考えている」と批判。

 また「われわれは『ディープ・ステート』と呼ばれる大きな問題を抱えている。自分はその考えが当然だと考えており、官僚機構を去った人々を惜しんでいない」と述べた。

 ナバロ氏はさらに、トランプ政権を去った幹部の後任には常により「忠実な」人物が就任すると語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5793チバQ:2020/05/21(木) 09:16:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000021-kyodonews-int

NY、低所得地域で陽性43%も 抗体検査で平均の2倍


5/21(木) 6:29配信

共同通信



 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は20日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査の結果、ニューヨーク市内の低所得者が多く住む地域で陽性率が最高43%に達したと明らかにした。市内の平均約20%の2倍超。市民の経済・社会格差が改めて浮き彫りになった。

 低所得者地域で約8千人に実施した抗体検査の結果、平均陽性率は27%。市北部ブロンクスは34%に達し、その中でも43%だった地域では、ヒスパニック(中南米系)の陽性率が56%を記録した。市南部ブルックリンでは、黒人住民の80%が陽性という地域もあった。

5794チバQ:2020/05/23(土) 18:50:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddfe3dae7e3e6cedf852780c9ceebfb3bd469fe1
トランプ氏、激戦州巡り本腰 視察名目、屋外集会も意欲 米大統領選
5/23(土) 7:05配信

時事通信
21日、米中西部ミシガン州イプシランティで、フォードの工場を視察するトランプ米大統領(右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が11月の大統領選に向け、地方遊説を本格化させている。

 新型コロナウイルスに関連した視察が名目だが、民主党のバイデン前副大統領との激戦が予想される州をあえて選び、なりふり構わず支持拡大に努める。

 「民主党の知事が大勢いるのは不幸だ。彼らは経済を閉じ続けるのが良い政治だと思っている」。トランプ氏は21日、中西部ミシガン州の自動車大手フォード・モーターの工場を視察に訪れた際、経済再開に慎重な民主党知事を批判した。

 ミシガン州の女性知事ウィットマー氏もその一人。来週期限が切れる外出禁止令を延長する考えを示す。規制に反対する武装市民が州庁舎でデモを行うなど保守勢力とは緊張が生じており、トランプ氏もその対立をあおる側に回る。

 トランプ氏は14日に訪れた東部ペンシルベニア州でも、同州の民主党知事を「動きが遅過ぎる」と批判。5日に訪れた西部アリゾナ州、19日にペンス副大統領が入った南部フロリダ州を合わせ、いずれもトランプ氏再選のためには落とせない州だ。

 一方、トランプ氏と対照的な運動を展開するのがバイデン氏だ。2カ月以上自宅にこもり、インターネットで支持者と交流。各州の経済再開の動きには「専門家の意見を聞くべきだ」と自重を促す。世論調査ではトランプ氏の支持を上回るが、消極的な活動に党内の不満も強い。

 トランプ氏は既に政治集会の開催を検討するよう陣営に指示。ロイター通信によると、早ければ6月にも屋外などで開催が検討され、トランプ氏は21日、記者団に「選挙集会を再開しなければならない。再開は意外に早い」と予告してみせた。

5795チバQ:2020/05/24(日) 21:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/075c95f602ce0949d467ef61d6dd7e742dfc09b1
米ニューヨーク市感染、格差が影 富裕層は避難、貧困層に被害
5/24(日) 15:16配信

共同通信
傘を差して歩く人々=23日、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク市で、新型コロナウイルスの感染拡大に貧富の格差が影を落としている実態が明らかになってきた。富裕層が3月ごろから市外に避難する一方、逃げ道がない貧困層の感染率は極めて高い。格差社会の縮図と言えそうだ。


 スマートフォンの位置情報によると、市民の5%に当たる約42万人が3月1日〜5月1日に市を離れた。マンハッタンなどの高級住宅地では住民が40%超減少した。

 ニューヨーク州で感染歴を調べる抗体検査を低所得者地域で実施した結果、陽性率は市内平均の約20%を上回る27%。黒人やヒスパニックが多い市北部ブロンクスでは43%だった。

5796チバQ:2020/05/24(日) 21:39:03
https://www.sankei.com/world/news/200523/wor2005230017-n1.html
「迷うなら黒人じゃない」 バイデン氏失言で釈明
2020.5.23 18:27
 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)は22日、ラジオ番組に出演し、黒人司会者に「私かトランプ(大統領)か投票に迷っているようなら、君は黒人じゃない」と発言した。軽口をたたいた可能性もあるが人種差別などと波紋が広がり、「配慮に欠けた」と釈明に追い込まれた。

 バイデン氏はオバマ前政権で8年間、副大統領を務めた経歴などから黒人の間で支持が高いが、懸念されていた失言癖が露呈。今後の選挙戦に不安を残した。

 黒人司会者は番組で、バイデン氏の発言を受け「トランプは関係ない。私は自分(黒人)のコミュニティーのためになるものが欲しいだけだ」と反論すると、バイデン氏は自分がいかに黒人社会の発展に貢献してきたかアピールした。

 ワシントン・ポスト紙の黒人コラムニストは「明らかな冗談」と擁護したが、トランプ陣営は「人種差別だ。バイデンは黒人が自主的に物事を考えることができないと思っている」と批判した。(共同)

5797チバQ:2020/05/25(月) 13:06:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200525-00000017-jij_afp-int

トランプ氏vsバイデン氏、見えないコロナ後の米大統領選


5/25(月) 12:43配信

AFP=時事







トランプ氏vsバイデン氏、見えないコロナ後の米大統領選


米国のドナルド・トランプ大統領(左)とジョー・バイデン前副大統領(2020年3月4日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(73)が再選を狙う11月の米大統領選は、民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)氏(77)との波乱含みの戦いとなるはずだった。ところが、そこに勃発した新型コロナウイルスの流行は、米国で9万人以上を死に至らしめ、経済を停滞させ、二人のレースをシュールな混乱の中に投げ込んだ。


 大統領選まで半年を切ったにもかかわらず、両氏とも通常の選挙運動は行えていない。有権者たちは身の安全に不安を抱いており、トランプ氏は突如、世紀に一度の危機への対応力を問う国民投票に直面したような格好だ。
.

 ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の政治学教授、クリストファー・アータートン(Christopher Arterton)氏はAFPに「ここからどう展開するか全く読めない」と述べた。
.

 4か月前、2020年米大統領選のストーリーは明白に見えていた。
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 トランプ氏は過去最低の失業率と堅調な国内総生産(GDP)成長率を喧伝(けんでん)しながら、押しの強い実業家としてのキャリアから転身した大統領職をあと4年続けると誓っていた。
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 一方、バラク・オバマ(Barack Obama)前政権下で副大統領を務めたバイデン氏は、今から思えば穏やかだったオバマ時代への郷愁を誘い、リアリティーショー・スタイルのトランプ政権がもたらすスキャンダルや分裂に終止符を打って「アメリカの魂」を復活させると誓っていた。
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 世論調査ではバイデン氏がリードしていたが、11月3日の大統領選当日にはトランプ氏が優勢になっているだろうと大方の人が思っていた。
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 だが、コロナウイルスがこの台本を引き裂いた。
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 米国が自らの勝利をたたえる夢を描いていたトランプ氏は代わりに、新型ウイルス流行という危機への自分の対処能力を、国民がどう判定するかに運命を委ねることとなった。


■国民投票の様相
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 過去の米大統領選の結果を正確に予測してきたことで知られるアメリカン大学(American University)の大統領史専門家、アラン・リヒトマン(Allan Lichtman)氏は「今回の大統領選は主として、トランプ大統領に対する国民投票になるだろう」という。
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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機は、2001年9月11日に起きた米同時多発攻撃や2008年の大不況と同じくらい高度なリーダーシップが試される事態だ。
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 そしてトランプ氏自身は、点をつけるとしたら何点かと尋ねられた際、「10点満点だと思う」と述べて、優に合格水準を超えていると信じている。
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 しかし、多くの人はそう思っていない。分裂を招くトランプ氏の政治スタイル、共感を示すことの少なさ、何かを試してはその処理に当たる場当たり的な連邦リソースの動員──米CBSの最新の世論調査によると、トランプ氏の仕事ぶりはまずいとする回答は、3月の47%から57%に増えている。
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 この状況は新型ウイルスの流行下、多くの国民同様、自宅待機を続けてきたバイデン氏にとって千載一遇のチャンスに見えるかもしれない。
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 トランプ氏はいつも熱心に行ってきた支持者集会はあきらめねばならなくなったが、大統領専用機エアフォースワン(Air Force One)で度々出かけ、夜のニュースはホワイトハウス(White House)からの会見で頻繁に独占している。
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 対照的にバイデン氏はデラウェア州にある自宅の庭より遠くへは外出せず、発信をアマチュア動画に頼っている。

5798チバQ:2020/05/25(月) 13:06:27

■ワイルドカード=不確定要素

 最近の世論調査ではまだバイデン氏が全国的にリードしているが、米大統領選は選挙人団の投票によって決まる。つまり、フロリダやウィスコンシンのような一握りの接戦州に結果が左右されやすい。
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 そうした州での状況はより拮抗しており、トランプ氏は2016年にヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官と対戦したときのように、全国レベルの獲得票の総数でバイデン氏を下回っても勝利する可能性がある。


 大統領選の行方は、いくつかある「ワイルドカード」のうち1枚がめくられただけでも結果が変わり得る。
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・トランプ氏が予測するように、第3四半期に景気は回復し始めるのか? それによってトランプ氏は再び力強いメッセージを有権者に売り込むことができるか?
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・北朝鮮との核兵器をめぐる対決やイランとの衝突など、外交ドラマはあるのか?
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・2016年の大統領選で対立と誤情報の種をまいたロシアは、どのような役割を果たすか?
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・トランプ氏が私的な時間を費やしてまで、新型ウイルスをもたらしたと攻撃する中国との緊張は、新たに破滅的な貿易戦争の引き金となるのか?
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 だが最大のワイルドカードはほぼ間違いなく、トランプ氏自身だろう。土壇場の戦いで、トランプ氏はどこまで行くだろうか?
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 すでにトランプ氏は昨年、有罪とはならなかったものの、バイデン氏とウクライナに絡むスキャンダルをかき立てるために大統領職権を乱用したとして議会で弾劾されている。そして現在は「オバマゲート」と呼ぶ新たな陰謀論を持ち出し、オバマ前大統領やバイデン氏が自分を大統領職から追い落とそうとしたと主張している。
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 最終的にはすべては一つの単純な問いにかかっていると、アータートン氏はいう。それはこの極端な大統領を崇拝する人が多いのか、それとも嫌う人が多いのかという問いだ。
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「トランプ氏が共和党員の投票を引き出せるのと同じくらい、多くの穏健派……無党派層や民主党員に不快感を抱かせ、彼らの投票率が伸びるかどうかだ」 【翻訳編集】 AFPBB News

5799チバQ:2020/05/25(月) 13:47:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052500111&amp;g=int

トランプ氏大敗観測も 米失業率、選挙時なお高く


2020年05月25日11時20分

 【ワシントン時事】ハセット米大統領補佐官(経済担当)は24日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて悪化している雇用情勢は改善が鈍く、大統領選挙が行われる今年11月時点でも失業率は2桁に高止まりするとの見方を示した。景気拡大による雇用増を訴えるトランプ大統領が、歴史的な大敗を喫するとの予測も出ている。
 補佐官はCNNテレビのインタビューで、来月に発表される5月の失業率は「20%を超える」と予想。戦後最悪となった4月(14.7%)よりもさらに悪化するとの見通しを明らかにした。11月時点でも失業率は2桁にとどまるかとの問いには、「そう思う」と明言した。

5800チバQ:2020/05/25(月) 13:48:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052400185&amp;g=int

対中政策が争点化 バイデン陣営攻勢強める―米大統領選


2020年05月25日07時04分
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トランプ米大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(AFP時事)

トランプ米大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が新型コロナウイルスへの対応をめぐり中国への強硬姿勢を強める中、11月の大統領選で対中政策が争点に浮上している。トランプ氏は、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領を「中国寄り」と攻撃。これに対しバイデン陣営は「トランプ氏の方が弱腰だ」と反論している。

 バイデン氏の副大統領候補に推す声もあるライス元大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日付のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に寄稿し、「トランプ氏は新型コロナの危険性を軽視し、(中国の)習近平国家主席への称賛を重ねた」と主張した。ウイグル族弾圧など人権問題で対中批判を避けているとも強調。「中国に弱腰だとバイデン氏に汚名を着せようとしているが、真実は逆だ」と訴えた。
 バイデン陣営の外交アドバイザー、サリバン元副大統領補佐官(国家安保担当)はロイター通信のインタビューで、バイデン氏が近く対中政策を公表すると明かし、「トランプ氏の強気な発言と弱腰な行動の大きなギャップを問うことになる」と語った。1月の米中貿易合意を守るために中国の新型コロナ対応を称賛し、米国の対策が遅れたことを問題視するとみられる。
 新型コロナをめぐる初動対応の遅れへの批判を懸念するトランプ陣営は、中国を発生源と非難し、「責任転嫁」を図ってきた。バイデン氏を「北京バイデン」と呼び、「親中派」のレッテルを貼るのもその一環だ。テレビ広告では、バイデン氏が「中国の台頭は前向きな進展だ」と語る映像などを繰り返し流している。
 バイデン陣営も、トランプ氏が新型コロナ対策で「中国は良い仕事をするだろう」と楽観的な見通しを示す映像を用いた広告で応酬。ワシントン・ポスト紙は「誰が中国に甘いかを訴えるのが選挙広告の中心になっている」と指摘する。最新の米世論調査で中国に「好意的でない」との回答が66%に急上昇するなど反中感情の高まりも相まって、両陣営の中国をめぐる非難合戦はさらに激化しそうだ。

5801チバQ:2020/05/25(月) 21:04:49
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35154262.html
ビーチやバーに賑わい戻る米国 感染者急増の州も
2020/05/25 12:13CNN.co.jp

ビーチやバーに賑わい戻る米国 感染者急増の州も

ミズーリ州で開催されたプールパーティーに集まった人々/Jodi Akins

(CNN.co.jp)

(CNN) 米国内の各地で25日のメモリアルデー(戦没者追悼記念日)前から経済活動が再開し始め、ビーチやバーに賑(にぎ)わいが戻ってきた。一方で感染者が急増している州もある。

メモリアルデーの連休に各地で多くの人出が見込まれるなか、米食品医薬品局(FDA)のハーン長官は、新型コロナウイルスが封じ込められたわけではないと改めて強調。「自分自身と地域社会を守るのは一人ひとりの力。対人距離の確保と手洗い、マスク着用が全ての人を守る」と呼び掛けた。

ミズーリ州では23日、湖畔のプールで開催されたパーティーに大勢の人が詰めかけ、その光景がツイッターに投稿された。一方、アーカンソー州のハッチンソン知事は同日、プールでのパーティーで数人が感染した事例を発表した。

ニューヨーク州では規制を緩めたレストランが22日夜、雨の中で持ち帰り客を店内に入れていたことが分かり、クオモ知事の側近が24日の会見で「顧客にとっても店にとっても愚かなこと」と厳しく非難。レストラン側はインスタグラムに謝罪文を投稿した。

米国内で新たに確認された感染者は21日に2万人超、22日も2万4000人超に上っていた。

ノースカロライナ州では23日、新規感染者がこれまでで最も多い人数を記録。アーカンソー州のハッチンソン知事も、同州に「第2波」が来ているとの見方を示した。

ホワイトハウスのバークス新型コロナ対策調整官によると、バージニア、メリーランド、ネブラスカ、イリノイ各州や首都ワシントンでも感染者が急増している。

最近の研究によるモデルでは、今後さらにテキサス州ヒューストン近郊やフロリダ州南部、アラバマ、テネシー各州の一部でも感染者が増えることが予想される。

5802チバQ:2020/05/27(水) 18:26:00
https://digital.asahi.com/articles/ASN5T4J3VN5QUHBI00G.html?pn=6
実は選挙遊説? トランプ氏のコロナ視察、激戦州ばかり


会員記事 新型コロナウイルス

ワシントン=園田耕司
2020年5月26日 14時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国で、トランプ米大統領が各地の視察を始めている。訪問先として選んでいるのは、11月の大統領選でかぎとなりそうな激戦州で、実態は選挙遊説に近い。大統領選の民主党候補に内定したバイデン前副大統領も、自宅内に設けたスタジオから激戦州向けにバーチャル選挙戦を展開しており、両陣営の活動が加速しつつある。(ワシントン=園田耕司)

 トランプ氏は21日、ミシガン州にあるフォード・モーターの自動車工場を訪れた。新型コロナの被害を受けて、現在は人工呼吸器などを生産中だ。

 工場視察後、トランプ氏は従業員を前に「私は自動車工場の労働者のために戦い続ける。今こそ経済再開の時だ」などと、約30分間演説。「我々が(大統領選で)再び勝利することはとても重要だ」と訴えた。

 ミシガン州は4年前の大統領選で、トランプ氏がわずか1万票差で制しており、今回も勝敗のカギを握る州の一つだ。トランプ氏はこれまでも、民主党のホイットマー州知事による自宅待機令への抗議デモを支持するなどしてきた。

 トランプ氏は新型コロナの感染が拡大した3月中旬以降、ホワイトハウスから離れることが少なかった。しかし、5日にアリゾナ州のマスク工場を訪れたことを機に視察を開始し、14日はペンシルベニア州の医療用マスク配送センターを訪問。両州もやはり、大統領選で激戦が予想される。


ここから続き

 こうした動きの背景には、経済再開に向けたアピールをしたいという、トランプ氏の思惑がありそうだ。一時はホワイトハウスで連日のように記者会見を開いていたが、「体内に消毒液を注入できないか」といった発言に批判が集中したこともあり、視察に切り替えたとみられる。

 ただ、大統領としての公的な視察を、選挙に利用することにはリスクもある。世論調査では、新型コロナについてのトランプ氏の対応に否定的な人が多く、イメージを下げかねない。

 また、トランプ氏は視察でもなかなかマスクを着用しようとしない。21日の訪問に先立ち、ミシガン州の司法長官は「法的責任がある」として公開書簡で着用を要請。トランプ氏は工場視察で一時的に着用したが、記者団の前ではマスクを着用しなかった。

バイデン氏はバーチャル選挙戦

 一方、バイデン氏は遊説を再開しておらず、デラウェア州の自宅内に設けたスタジオから、選挙戦を展開している。20日は激戦州のウィスコンシン州の有権者との対話集会をオンラインで2回開催し、トランプ政権のコロナ対応を「リーダーシップ不足だ」「素早い対応を取ることに失敗した」などと批判した。

 バイデン氏は集会で、新型コロナの影響を訴える有権者の声に耳を傾けて熱心にメモをとり、「(コロナで)とくに農村部の抱える苦しみは深い」と発言。自らが大統領になれば、地方の人々に配慮した政策を取る構想を説明した。これまでにも、フロリダ州の住民を対象に同様のバーチャル集会を開いている。

 ただし、陣営にはまだ不慣れな面も見られる。20日の集会は、いずれも30分前後遅れで開始。時間通りに視聴しようとサイトを訪れた人たちには説明もなく、ひたすら静止画像が画面に流れ続けた。

5803チバQ:2020/05/28(木) 11:58:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9deba49e78d882e4c2990460c7375b4d95782835
米ミネソタで警官4人解雇 黒人男性死亡、抗議も




5/27(水) 15:00配信


【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリス市当局は26日、白人警官が容疑者の黒人男性を逮捕する際、行き過ぎた暴力行為があったとして関係する4人の警官を解雇した。

 4人のうち1人の白人警官が25日、詐欺容疑でジョージ・フロイドさん(46)を同市近郊で逮捕する際、膝でフロイドさんの首を地面に押し付け、フロイドさんが「息ができない」と訴える様子が動画で拡散した。フロイドさんはその後、死亡した。

 26日には現場近くで警察に抗議する数百人が「息ができない」などと書いた紙を掲げるなどして抗議、一部が警察車両の窓ガラスを壊すなどした。


https://news.yahoo.co.jp/articles/4b5b3912914ae7aa03ce19e71d7d3f0bc7eb780c

黒人男性の死亡事件で連日の抗議デモ、市長が警官の訴追求める 米ミネアポリス




5/28(木) 11:09配信


CNN.co.jp







黒人男性の死をうけて抗議デモを行う人々=26日、ミネソタ州ミネアポリス
ミネアポリス(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリスで警官に首を押さえつけられた黒人男性が死亡した事件で、ミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長は27日、男性を押さえつけた警官を訴追すべきだとの認識を示した。地元警察と米連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出し、市民らは連日の抗議集会を展開している。

この事件では、路上に組み伏せられ、警官の膝(ひざ)で首を押さえつけられていたジョージ・フロイドさん(46)が意識を失い、病院に搬送されたが間もなく死亡した。

フレイ市長は27日の記者会見で、「ジョージ・フロイドさんの首を膝で押さえつけていた警官は、罪に問われるべきだ」と語り、立件するかどうかを判断するヘネピン郡の検察官に意見を伝えたことを明らかにした。

ミネアポリス警察は26日、フロイドさんの首を押さえつけていたデレク・ショーバン警察官など、今回の事件にかかわった警官4人の免職処分を発表している。

警察署の周辺では2日連続で抗議デモが開かれ、27日には数百人が集まった。26日に市内で開かれた抗議デモでは、参加者が「正義がなければ平和はない」と声を上げ、フロイドさんが最後に訴えた「息ができない」という言葉で抗議した。

ミネアポリス警察の広報によると、26日のデモでは一部が暴徒化したために、警察が催涙ガスを使って解散させた。

FBIミネアポリス支部は、フロイドさんが死亡した経緯をめぐり、米国憲法や法律で守られたフロイドさんの権利を、警官が故意に奪ったかどうかに重点を絞って捜査していると説明した。

5804チバQ:2020/05/29(金) 14:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/e872075c23c34489a7ddbad2f4f802d9c1bbc43c

警察署で火災、非常事態宣言 黒人暴行死に抗議 米ミネソタ州




5/29(金) 12:53配信


時事通信







28日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官による黒人男性の暴行死事件に抗議するデモ隊(EPA時事)
 【ニューヨーク時事】米メディアによると、中西部ミネソタ州ミネアポリスで28日、白人警官によって拘束時に首を圧迫され、後に死亡した黒人男性の事件に抗議する多数のデモ隊が警察署に押し寄せ、警察署で火災が発生している。

 暴行死をめぐってデモが州内外に広がり、略奪や放火が起きており、ワルツ州知事は先にミネアポリスなどで非常事態を宣言。州兵を招集するなど緊張が高まっている。警察署の警官は既に全員避難したという。

 事件は25日に発生し、拘束時の動画が拡散。動画では路上にうつぶせになった黒人男性の首を白人警官が膝で圧迫し、黒人男性が「息ができない」と繰り返し、途中で動かなくなる様子が映っている。

 関わった警官4人はすぐに解雇されたが、警官の責任追及を求めるデモが続き、一部は暴徒化。28日のデモでも警官隊がデモ隊に催涙スプレーを発射するなどした。

5805チバQ:2020/05/29(金) 16:53:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/33c34d6e2428be189026df5425a7cea6e0dac9aa

コロナ陽性の米共和党議員、民主党に1週間伝えず ペンシルベニア州




5/29(金) 16:41配信


AFP=時事







米ペンシルベニア州の州都ハリスバーグで、州による封鎖措置の解除を求めて抗議デモを行う人々(2020年5月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ペンシルベニア州議会の共和党議員が新型コロナウイルスの検査で陽性と判明したにもかかわらず、その事実を民主党議員らに1週間近く公表していなかったとして、民主党側は共和党指導部の議員辞職を求めている。

【図解】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の3つの「T」

 陽性が判明したのは共和党のアンドルー・ルイス(Andrew Lewis)下院議員。ルイス氏は27日の発表で、自身の陽性が分かったのは20日で、その後すぐに自主隔離に入ったものの、プライバシーへの懸念から公表を控えたと説明した。

 しかし民主党は、ルイス氏が公表をしばらく拒み続け、共和党指導部も発表しようとしなかったと主張。民主党の議員らは自身や家族の健康が脅かされたと怒りをあらわにしており、また会期中であるにもかかわらず情報の公表を控えていたとして、共和党指導部を「無神経なうそつき」だと批判している。

 ルイス氏は今月14日まで議会に出席しており、共和党指導部はルイス氏と接触のあった一部の同党議員らに自主隔離を促す一方、民主党には一切情報を伝えていなかった。民主党によると、ルイス氏と接触があった共和党議員3人は自主隔離に入るまでに、複数の会議や委員会で民主党議員らと同席していたという。

 民主党はマイク・ターザイ(Mike Turzai)下院議員を含む複数の共和党指導部の辞職を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News

5806チバQ:2020/05/29(金) 16:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb90cb24c6fca5197a83128cd66c990bf2a0ea4f

米黒人拘束死、地元の抗議行動が暴動化 知事は非常事態を宣言




5/29(金) 16:17配信


毎日新聞







量販店に押し入り、レジを破壊しようとする人=ミネソタ州ミネアポリスで5月27日、AP
 米中西部ミネソタ州ミネアポリス市で黒人男性が白人警官に首を押さえ付けられ死亡した事案で、人種差別と公権力による暴力に反対する同市での抗議行動は27日夜、参加者が数千人に膨らみ、店舗の破壊や略奪、放火が広がるなど暴動状態となった。28日も抗議デモが続き、ウォルツ州知事は非常事態を宣言、州兵を派遣し沈静化を試みている。

【動画】米国で白人警官が黒人男性の首押さえ死亡

 黒人男性、ジョージ・フロイドさん(46)は25日、ミネアポリスで白人警官に首を押さえ付けられるなどし、その後、死亡が確認された。地元警察は、偽造紙幣が使われたとの通報を受け現場に駆けつけ、フロイドさんを拘束したという。

 抗議行動は26日に始まり、当初は穏やかだったが、一部の参加者が投石するなどして次第に過激化。警察が催涙ガスやゴム弾を発射して対応した。27日夜には大型スーパーや飲食店など多くの店のドアや窓のガラスが割られ、商品が略奪された。放火も相次ぎ、一帯は激しい炎に包まれた。AP通信によると、混乱の中で男性1人が銃撃され死亡した。その後も抗議デモは続き、28日夜には警察署も放火され、炎上した。

 関与した警官4人は解雇され、連邦捜査局(FBI)が捜査を進めている。遺族は殺人罪での訴追を求めており、ミネアポリスのフレイ市長も「首を押さえ付けた警官は罪に問われるべきだ」としている。地元警察の署長は同日、遺族に謝罪した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、ミネアポリスの黒人は人口の約2割だが、白人に比べ逮捕や強制捜査の件数が多いほか、2019年5月までの約10年間で警察による銃撃被害者の6割以上を占めるという。

 抗議行動は27日に西部カリフォルニア州ロサンゼルスでも過激化したほか、南部テネシー州メンフィスや東部ニューヨーク市でも開かれ、各地に波及しつつある。【ロサンゼルス福永方人】

5807チバQ:2020/05/31(日) 14:05:38
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-200530-202005300000225.html
T・スウィフト「落選させる」トランプ大統領を批判
2020/05/30 13:36日刊スポーツ

T・スウィフト「落選させる」トランプ大統領を批判

テイラー・スウィフト(14年11月撮影)

(日刊スポーツ)

米歌手テイラー・スウィフト(30)が、ミネソタ州で白人警察官が無抵抗の黒人男性を殺害した事件を巡るドナルド・トランプ米大統領のツイートに対し、「11月の選挙で落選させる」と公然と批判した。

トランプ大統領は、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警察官によって殺害されたことを受けて全米各地で抗議デモが起こり、ミネソタ州ミネアポリスでは過熱したデモ隊によって暴動にまで発展していることを受け、「略奪が起きれば銃撃が始まる」と武力制圧も辞さない構えをツイート。スウィフトはこの投稿に対し、「大統領になってからずっと白人至上主義や人種差別主義の火種をまいていたくせに、ずうずうしくも武力で脅して道徳的に優れているふりをするの? 11月の選挙であなたを辞めさせる」と投稿した。

これまで政治的発言を避けてきたスウィフトだったが、2018年の中間選挙で初めて民主党支持を表明して話題になっていた。

フロイドさん殺害事件を巡っては、歌手ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデら多くのセレブがSNSに抗議のメッセージを投稿している。トランプ大統領の投稿に対してツイッターは、暴力の賛美についてのルールに違反するとしてクリックしない限り内容が表示されない措置を取ったことを表明している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

5808チバQ:2020/05/31(日) 14:07:02
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3285692.html
テイラー・スウィフトさん、黒人男性死亡めぐりトランプ氏を批判
2020/05/30 11:40AFPBB News

テイラー・スウィフトさん、黒人男性死亡めぐりトランプ氏を批判

米歌手のテイラー・スウィフトさん。米ニューヨークで(2019年12月16日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米北部ミネソタ州ミネアポリスで警察に身柄を拘束された黒人男性のジョージ・フロイドさんが死亡した事件をめぐり、米人気ポップ歌手のテイラー・スウィフトさんが29日、抗議のデモ参加者への発砲を示唆したドナルド・トランプ米大統領を批判した。

 スウィフトさんはツイッターで、「就任してからずっと白人優位主義と人種差別の火をたきつけてきた。厚かましくも道徳的優越感を装った後に暴力で脅すのか」と述べた。スウィフトさんはツイッターで8600万人のフォロワーを持つ。

 トランプ氏は「略奪が始まれば、銃撃が始まる」とツイッターに投稿し、物議を醸している。この発言に対してスウィフトさんは「私たちは11月に投票によってあなたを退陣させる」と明言した。

 トランプ氏は、ミネアポリスで発生している警察に対する暴力的な抗議デモについて、デモ参加者を「略奪者」と呼び、軍隊を送ると警告していた。

 この投稿に対してツイッターは、「暴力の賛美」に当たり、自社の規則に違反するとして非表示にするという前例のない措置を取った。

 アフリカ系米国人に対する警察の暴行に抗議する暴動は29日、3日目の夜を迎え、ミネアポリスとセントポールに数百人の兵士が配備された。

 抗議活動の起点となった事件が起きたのは25日。手錠をかけられ地面に横たわったジョージ・フロイドさんが、警官から5分以上も首を膝で押さえつけられて死亡した。この時の様子が動画に撮影されていた。 

 若くして大きな名声を獲得したスウィフトさんは、数年前から政治的発言をするようになり、過去にもトランプ氏を批判。2018年の中間選挙ではテネシー州の民主党候補への支持を表明した。 【翻訳編集】AFPBB News

5809チバQ:2020/05/31(日) 14:23:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020053000320&amp;g=int
黒人暴行死、デモ全米に拡大 相次ぐ差別に不満噴出
2020年05月30日16時28分


30日未明、米ワシントンのホワイトハウス前で、黒人男性死亡事件に抗議し、警官隊ともみ合うデモ隊(EPA時事)
30日未明、米ワシントンのホワイトハウス前で、黒人男性死亡事件に抗議し、警官隊ともみ合うデモ隊(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで25日、黒人男性が拘束時に白人警官に首を圧迫されて死亡した事件をめぐり人種差別に抗議するデモは全米に広がった。免職となった元警官は29日、殺人などの容疑で逮捕されたが、米国で相次ぐ人種差別を背景に市民の不満は収まらず、デモは30日も続いた。

 米メディアによると、夜間の外出が禁止になったミネアポリスでは29日深夜以降もデモが続き、放火とみられる火災や略奪が再び起きた。ミネソタ州は動員する州兵を1700人以上に拡大する。元警官の逮捕後も首都ワシントンのホワイトハウス前やニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタなど米各都市でデモが起き、一部は暴徒化した。デモ隊からは、死亡した黒人男性が拘束時に繰り返した「息ができない」や、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」のシュプレヒコールが起こった。

 捜査当局などによると、逮捕された元警官はデレク・ショビン容疑者(44)。偽札使用の疑いが持たれたジョージ・フロイドさん(46)の拘束時に首を8分46秒にわたり膝で圧迫。フロイドさんの反応がなくなってからも2分以上圧迫し続けたとされる。フロイドさんは搬送先の病院で死亡が確認された。
 米国では今月、白人による黒人に対する暴力などが相次ぎ報じられ、人種差別に抗議する動きが相次いでいた。ジョージア州で2月、ジョギング中の黒人男性が撃たれて死亡する事件があり、今月に入り白人父子による襲撃を撮影した動画の存在が判明し、父子は逮捕された。ニューヨークでも最近、引き綱を外して飼い犬を散歩させていた白人女性が黒人男性に注意を受け、「アフリカ系の男が私の命を脅かしている」と通報。この様子が収められた動画が拡散し、女性は人種差別的言動を理由に勤め先から解雇された。
 白人警官による丸腰の黒人への過剰な暴力も後を絶たず、2014年には白人警官が相次ぎ不起訴になったことで全米で大規模デモが起きた。うちニューヨークの事件では問題の警官が懲戒免職になったのは19年。フロイドさんの事件では事件翌日に関わった警官4人が免職になり、うち1人は「異例のスピード」(当局者)で逮捕に至った。ただ、今回の事件で一気に噴出した差別問題への不満が収束する見通しは立っていない。

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5810チバQ:2020/05/31(日) 14:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9034e14efe40ca4ee7c0e3f5daebc2b12a9e8576
黒人死亡事件めぐるデモが激化、25都市で夜間外出禁止令 米
5/31(日) 13:19配信

CNN.co.jp
黒人男性が警官に首を圧迫され死亡した事件への抗議をきっかけとしたデモが各地に広がり、少なくとも25都市に夜間の外出禁止令が出された

(CNN) 米ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性が警官に首を圧迫され死亡した事件への抗議をきっかけとしたデモが全米各地に広がり、30日には少なくとも25都市で夜間外出禁止令が出された。

事件翌日から5日連続でデモが続いたミネアポリスのフレイ市長は30日夜、市民は略奪や放火に備えて家にいる必要があると呼び掛けた。

このほかジョージア州アトランタ、ペンシルベニア州フィラデルフィア、コロラド州デンバー、ウィスコンシン州ミルウォーキー、オハイオ州シンシナティの各都市が夜間の外出禁止を発表した。

またミネソタを含む少なくとも6州と首都ワシントンが州兵の出動を要請した。

ミシガン州デトロイトの中心街では29日夜、デモの最中に21歳の男性が銃で撃たれ死亡した。デモ参加者だったかどうかは確認されていない。

カリフォルニア州ロサンゼルスの警察は、29日夜のデモで500人以上を拘束したと発表。ニューヨーク市警の幹部によると、同市ではデモに関連して200人以上が拘束され、警官十数人が重傷を負った。テキサス州ヒューストンでも、交通妨害などの疑いで約200人が拘束された。

事件の抗議から始まったデモを、外部の勢力があおっているとの指摘もある。

ミネソタ州のワルツ知事は30日の記者会見で、デモ参加者の多くは外部から流入していると語り、州内の住民は2割程度にすぎないとの推計を示した。同州セントポールのカーター市長は、29日夜に同市内のデモで拘束されたのは全員が州外からの参加者だったと述べた。

バー司法長官は、平和的なデモが暴力的な「極左の過激派」に乗っ取られていると主張したが、具体的な証拠は示していない。

5811チバQ:2020/05/31(日) 14:47:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0b56f80a57afea4f0a3c1b44e1a56665a221a28
黒人男性死亡事件、暴動で州兵増派 各地に夜間外出禁止令
5/31(日) 12:13配信

AFP=時事
米ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんの死に抗議するデモに参加し、燃える家の前でこぶしを突き上げる人(2020年5月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で29日夜、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが死亡した事件をめぐり再び暴動が発生して警察が圧倒される事態となり、同州知事は30日、州兵を増派し、暴徒を「弱体化」すると警告した。警察の残虐行為に対する抗議活動は国内各地に広がっており、複数の都市に夜間外出禁止令が出た。

  フロイドさんが25日にミネアポリス警察の手にかかって亡くなったことを受け、アフリカ系米国人に対する警察の不当行為への怒りが噴出。多くの都市はさらなる暴動の発生に備えている。

 29日夜は、米国で過去数十年間に起きた市民による暴動としては最悪の規模となった。

 ミネソタ州のティム・ワルツ(Tim Walz)知事は、ミネアポリスとセントポール(St. Paul)地区で店舗を略奪したり放火したりする暴徒らに対処するため、同州兵計1万3000人を出動させると発表。こうした動きは第2次世界大戦(World War II)後では初めて。

 ワルツ氏は、米兵を治安維持に当たらせることについて国防総省と協議したことも明かした。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の命令により憲兵がここ数十年で初めて出動に備えていると報じた。

 ワルツ氏は、アフリカ系米国人がフロイドさんを追悼している中、日中に行われる平和的な抗議行動は今後も支持すると表明。しかし、抗議活動の参加者らが夜間外出禁止の始まる午後8時を過ぎても屋外にとどまり、「理不尽な破壊行為」をするのはフロイドさんとは無関係だと非難した。

 30日夜は、フロイドさんの死を受けて米国の複数の都市で抗議行動の参加者と治安部隊の衝突が発生し、カリフォルニア州ロサンゼルス、米ジョージア州アトランタ(Atlanta)、ペンシルベニア州フィラデルフィア(Philadelphia)などでも夜間外出禁止令が出た。【翻訳編集】 AFPBB News

5812チバQ:2020/05/31(日) 15:55:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f7a951da29acae2489ab21408e59149608fff7
対中強硬姿勢に拍車 香港特権撤廃、WHO脱退 米政権
5/31(日) 7:08配信

時事通信
29日、ホワイトハウスで対中政策に関し記者会見するトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は29日、中国による香港への統制を強める「国家安全法」導入への対抗措置を打ち出した。

 香港に認めてきた優遇措置の撤廃に加え、「中国寄り」と非難してきた世界保健機関(WHO)脱退の意向も表明。対中強硬姿勢に拍車が掛かっており、米中対立が一層深刻化するとの懸念が高まっている。

 トランプ氏の強硬姿勢の背景には、11月の大統領選での再選をにらみ、「中国たたき」に活路を見いだしたい思惑がある。29日の記者会見でも「中国は数十年間、米国を略奪してきた」と非難。その上で歴代大統領とは異なり、「公平で相互的な扱い」を受けるために中国と交渉し、戦ってきたと自賛した。

 ワシントン・ポスト紙によると、新型コロナウイルスをめぐる中国の対応への不信感が高まる中、ポンペオ国務長官ら対中強硬派とムニューシン財務長官ら穏健派に割れていた側近グループの間に「中国には攻撃的なアプローチを取るべきだ」という新たな共通認識が生まれているという。

 トランプ政権が21日発表した議会向けの対中戦略報告書は、中国の挑戦に対抗するため「競争的アプローチ」を採用すると表明。歴代米政権の「関与政策」を批判した上で「外交の効果がなければ、米国の利益を守る行動を取る」として、対決姿勢を打ち出している。

 今月に入って商務省は中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)に対する輸出禁止措置を強化。新疆ウイグル自治区のウイグル族弾圧に関与したとして、中国の33団体への禁輸制裁も発表した。また、国務省は中国人記者の報道ビザの有効期間を90日間に制限することを決めた。

 ただ、外交実績である米中貿易合意を維持したいトランプ氏は、中国との決定的な対立は望んでいないとみられている。対中批判を繰り広げた29日の記者会見でも習近平国家主席の名前は出さず配慮を見せた。会見後に記者団に「私たちは米中『新冷戦』の開始を目の当たりにしているのか」と問われ、「中国には本当に不満だ」と述べるにとどめた。

5813名無しさん:2020/05/31(日) 21:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/515e18271de83240c710b25b40294a481e2ce944
トランプ米大統領「軍出動の用意」 黒人男性死亡事件、抗議デモ暴徒化で
5/31(日) 9:37配信

時事通信
30日、ホワイトハウスで、記者団に語るトランプ米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性の首を圧迫して死亡させた事件をめぐり、抗議デモの一部が暴徒化したことを受け、「現地が要請すれば、軍を出動させる用意がある」と記者団に語った。

 野党・民主党の州知事や市長の対応を非難し、連邦政府からも軍を派遣する方針を示した。

 全米各地に広がった抗議デモは30日も続いた。トランプ氏はツイッターで、州をまたいで暴動をあおる行為は「連邦法上の犯罪に当たる」と強調。地元当局に「もっとしっかりしろ」と檄(げき)を飛ばし、連邦軍の派遣も辞さない姿勢を見せて厳しい対応を迫った。

 首都ワシントンでもデモ隊がホワイトハウス周辺に集まった。トランプ氏はホワイトハウスの一時封鎖を決めた大統領警護隊(シークレットサービス)の対応を「さすがプロだ」と称賛。敷地内では「凶暴な犬と恐ろしい武器」が待っていたなどと脅し、抗議デモを逆なでした。

5814チバQ:2020/06/01(月) 09:01:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/286ec57c7a5a7be36eddaec2cd93c5ca2b2150f5

全米各地で警官隊と衝突 黒人拘束死デモ、75都市に拡大 トランプ氏「背後に極左」




6/1(月) 6:39配信


時事通信







31日、米ミネソタ州セントポールで、白人警官による拘束時に黒人男性が死亡した事件に抗議するデモ隊(EPA時事)
 【ワシントン時事】米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官による拘束時に死亡した事件に端を発する抗議デモは31日も全米各地で続き、暴徒化した参加者による店舗の略奪や放火が繰り返された。

 警官隊はゴム弾や催涙弾を発射し、ニューヨーク市だけで暴徒ら約340人を逮捕。警官にも少なくとも33人の負傷者が出た。平和的に始まったデモは数日間で暴力的な波となって全米をのみ込んだ。

 米メディアによると、ミネソタ州ミネアポリスを震源とするデモは少なくとも75都市に飛び火した。31日未明も警察車両や政府庁舎が放火や破壊の対象となっただけでなく、多くの店舗で略奪行為が発生。東部フィラデルフィアでは日中にもかかわらず人々が日用品店に侵入し、商品を持ち去る様子がテレビで放映された。

 こうした事態を受け、西部カリフォルニア州はロサンゼルス郡に非常事態を宣言した。15州と首都ワシントン(コロンビア特別区)では州兵計約5000人が動員された。

 トランプ大統領はツイッターで「(暴徒化したデモ隊は)無政府主義者だ。すぐに州兵を動員しろ」といら立ちをあらわにした。さらに極左集団「アンティファ」が暴動の背後にいるとして、「アンティファをテロ組織指定する」と宣言した。

 バー司法長官も声明で「アンティファや類似集団によって扇動された暴力は国内テロ行為であり、適切に対処する」と同調した。

 ミネアポリスやアトランタ、ロサンゼルスなど少なくとも25都市が夜間の外出禁止令を発出した。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、これだけ多くの都市が同時に外出禁止令を出すのは、公民権運動を率いたマーティン・ルーサー・キング牧師が1968年に暗殺されて以降初めてという。

5815チバQ:2020/06/01(月) 10:41:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020053100189&amp;g=int

「100年堂々巡り」 消えない差別に変化訴え―米黒人拘束死


2020年05月31日20時39分
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30日、米ニューヨーク市で、人種差別に抗議するデモ

30日、米ニューヨーク市で、人種差別に抗議するデモ

 【ニューヨーク時事】米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束された際に首を圧迫され死亡した事件で、全土に広がった抗議デモは5日目に突入した。「白人の沈黙は暴力」「100年堂々巡り」。デモ参加者は人種差別を背景とする暴力と抗議の繰り返しで長年何も変わらない社会の変化を求めている。

 新型コロナウイルスの感染拡大で依然外出規制下にあるニューヨークでは30日、マンハッタン南部などでデモが起きた。参加者は若者が圧倒的に多く、段ボールに手書きしたサインを手に「白人の沈黙は暴力」「手を挙げろ。撃たないで」「正義なければ平和もなし」などと叫びながら行進した。多くは平和的だが、一部は警官を執拗(しつよう)に罵倒したり、暴徒化したりして、拘束される人もいた。
 「多くの白人、特に警察が黒人を支配するために力を行使している。もうたくさんだ。声を上げるほど、聞いてもらえる」。デモに参加した銀行で働く黒人のプリンス・ティマシさん(22)はこう訴える。


30日、米ニューヨーク市で、警官とにらみ合うデモ参加者

30日、米ニューヨーク市で、警官とにらみ合うデモ参加者

 米国では丸腰の黒人への白人警官による暴力が後を絶たない。近年は目撃者が拘束時の様子をスマートフォンで撮影したものがインターネット交流サイト(SNS)で拡散され、表面化するようになったが、暴力が続く状況は変わっていない。ティマシさんは「この100年ずっと堂々巡りだ。このままであっていいわけがない」と強調。「白人と同じ権利が必要だ。米国では白人がすべてを手に入れ、悪いことをしても処罰されない。黒人は何か一つでも悪いことをすれば殺される」と語った。
 米国ではコロナ禍で低所得者の多い黒人やヒスパニックが最も影響を受けている。ニューヨークをはじめ各地で、人口に占める感染者の割合は白人を大きく上回り、ここでも格差が浮き彫りになっている。低所得者向けの公営住宅で隔離が難しいことなどが背景にある。
 家庭教師の黒人アレグザンドリア・トーマスさん(21)は「(外出規制下でも家で)座って『黒人の命も大切』と訴えるだけで、立ち上がって闘わなかったら偽善だと思った」と話す。「ウイルスの流行が続いているのに(警察が事件によって)私たちがここに来る状況を引き起こした」と批判。「黒人は恵まれていない人が多いから病気になる人も多い。それなのに(事件で)黒人をまた殺して私たちを(デモのために)外出させるようあおっている。私たちの同胞を殺す新たな戦術よ」と警察への不信感をあらわにした。
 一方、デモには白人やヒスパニック、アジア系も参加していた。非営利団体で働くヒスパニックのサマンサ・ロドリゲスさん(28)は「沈黙は暴力。沈黙を選ぶなら抑圧者と同じになる」と強調。ミネソタ州の事件については「(動画で)注目されただけで、殺されているたくさんの黒人の一人にすぎない」と語り、法律や警察制度の変更を訴えた。

5816チバQ:2020/06/02(火) 11:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bea7254a17bfb4f1035be31f848b6ba1654b951

大多数は平和的 暴動に一線、募る怒り 米抗議デモ


6/2(火) 7:16配信


時事通信


5月31日、ニューヨーク市ブルックリンで、抗議デモに参加する人々
 【ニューヨーク時事】抗議デモの本当の目的が奪われているようだ―。

 米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を圧迫され、その後死亡した事件を機に全米に広がった人種差別や警察の暴力への抗議デモ。暴徒化した一部の集団による放火や略奪が注目されているが、実際にはデモ参加者の大多数は平和的だ。参加者は暴動とは一線を画しつつ、デモ隊に力を行使する警官への怒りも募らせている。

【写真】ホワイトハウス前で警官隊ともみ合うデモ隊

 デモが連日行われているニューヨーク市ブルックリンの屋内競技場バークレイズ・センター周辺では5月31日、ショーウインドーが割れた店や、略奪対策として、窓ガラスに板を張る店があり、混乱の爪痕が残っていた。集まった数千人のデモ隊はこの日、同センターの周囲を練り歩き、手を挙げ、「撃たないで」と叫びながら行進した。

 近くを通る車両はクラクションを鳴らして連帯を示し、沿道の住宅の窓やベランダからは住民の声援が上がる。暴動とは無縁のような光景だ。しかし、時折一部が警官とにらみ合いになり、ペットボトルが警官隊に投げられると、参加者からは「やめて」という声も漏れた。

 ニューヨーク市では連日複数の場所でデモが行われている。夜になると過激化する傾向があり、30日夜には350人近くが拘束され、警官30人以上が負傷した。31日夜も放火が起きている。米メディアによると、これまでに高級ブランドのシャ.ネルの店舗なども略奪の標的になった。教師の黒人女性(23)は「暴徒化する人は、抗議者ではなく、この機会を利用して、暴力を振るいたいだけ。(黒人の命も大切と訴える)抗議デモの本当の目的が奪われているように感じる」と語った。

 一方、ブルックリンで30日に行われたデモで、デモ隊と対峙(たいじ)していた警察車両が、群衆に突っ込む動画が拡散。デブラシオ市長は「数百人のデモ隊が自分に向かって集まってきたらどう思うか想像してほしい」と擁護したが、さらなる不信感を生んでいる。

 インド系女性(34)は「警察は平和なデモ隊に車で突入した」と主張し、「テロ」と非難した。白人女性(30)は「警察は処罰を受けることなく暴力的でないデモ参加者をたたき、催涙ガスを発射している。そうなったら抵抗する人もいる」と指摘。「暴力というけど、私たちは武装した警官と違って、段ボールしか持っていない」と語り、威圧的な警官に問題があると訴えた。

5817チバQ:2020/06/02(火) 16:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/efb22025566b31b7bc549815a2c1a1f4ebf9e327

NY中心部、百貨店などで略奪相次ぐ 外出禁止令を発令




6/2(火) 13:29配信


朝日新聞デジタル







ニューヨーク・マンハッタンで1日、商店に押し入って略奪する人たち=ロイター
 白人警官が黒人男性を死なせた事件に対する抗議のデモが米国各地で続く中、ニューヨーク市中心部では1日夜、デパートや電化製品店などを狙った略奪が相次いだ。略奪は他の場所でも以前から起きており、同市のデブラシオ市長は1日から、午後11時以降の外出禁止令を出した。


 デモは日中はおおむね平穏に行われているが、夜に激化する傾向がある。地元メディアによると、1日夜はマンハッタンの中心部にある老舗百貨店メーシーズで略奪行為が発生。周辺では電化製品店ベストバイやナイキなどの衣料品店、時計店なども襲われており、群衆がショーウィンドーを割って中に入り、商品を奪っているという。

 こうした行為はデモ参加者ではなく、略奪を目的にしたグループが、デモの警戒にあたる警察が手薄になっていることに乗じて行っている可能性が強い。ニューヨーク・ポスト紙によると、店に押し入ろうとするグループをデモ参加者が制止する場面もあった。「一人が窓を割ると、自転車でほかの人が駆けつけて盗みを働く。組織的だ」との目撃者の話も伝えた。(ニューヨーク=鵜飼啓)

5818チバQ:2020/06/02(火) 16:27:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060200237&amp;g=int

全米デモ、収束の兆し見えず 黒人男性死亡から1週間


2020年06月02日12時47分
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1日、米ニューヨークで、黒人男性が白人警官に拘束され死亡したミネアポリスの事件への抗議デモに参加する人々(EPA時事)

1日、米ニューヨークで、黒人男性が白人警官に拘束され死亡したミネアポリスの事件への抗議デモに参加する人々(EPA時事)

 【ワシントン時事】米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束された際に死亡してから1日で1週間が経過したが、抗議デモは全米約140都市に飛び火し、暴徒化した一部のデモ参加者による略奪や放火も相次いでいる。人種差別や人種間格差など米社会に横たわる「闇」を改めて浮き彫りにした騒乱に収束の兆しは見えていない。

 CNNテレビが当局者の話として報じたところによると、首都ワシントン(コロンビア特別区)に現役の軍警察部隊が配備される見通し。200〜250人規模の部隊は暴徒らの逮捕などは行わず、治安維持任務に就く。23州と首都で州兵が動員されているが、現役の軍部隊が展開するのは初めてとみられる。
 連日暴動が発生するニューヨーク市のデブラシオ市長は1日、同日深夜から2日朝まで外出を禁止すると発表。市長はツイッターで「平和なデモを守り、支持する」と強調した。1日夜も略奪が発生したため、この後、外出禁止を2日夜も開始時間を早めて実施すると発表した。外出禁止令はこのほか、首都ワシントンを含む40都市以上で発令された。

5819とはずがたり:2020/06/02(火) 17:31:41
https://twitter.com/zellieimani/status/1267057207172050944

Seattle police maced a child

Then refused to give his badge number.

https://twitter.com/MoeLaPointe/status/1267276423670136840

A policeman appears to be planting drugs ond black man before realizing that he is being filmed.

https://twitter.com/gloomynews/status/1267646924179386371
deepthroat
@gloomynews
「アンティファ」所属を自称し暴力を扇動するTwitterアカウントが実際には白人至上主義団体によって運営されている事実が判明、アカウントを凍結したとTwitter広報が発表。

トランプ氏「ワシントンに軍派遣」緊急演説
6/2(火) 8:22配信日テレNEWS24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200602-00000114-nnn-int
Nippon News Network(NNN)

アメリカのトランプ大統領が日本時間の午前7時45分から緊急の演説を行いました。

黒人差別に対する抗議デモが全米に広がる中、トランプ大統領は、首都ワシントンへの軍の派遣を表明しました。兵士数千人を送り込む、ということです。

ワシントンでは、ホワイトハウスの前で大勢のデモ隊が火を放ち、市内でも略奪や破壊行為が横行しています。大統領は、「昨夜の状況は非常に不名誉だった。暴力は終わらせる」と強調しました。

黒人差別に対する抗議デモが全米に広がる中、トランプ大統領は、首都ワシントンへの軍の派遣を表明しました。

https://twitter.com/tkatsumi06j/status/1267673772342968326
T.Katsumi #TakeBackOurDemocracy はかり
@tkatsumi06j
ミリー陸軍大将兼統合参謀本部議長、「市民には平和的に抗議する権利がある」と憲法上の権利を尊重することを表明。これは自衛隊の統合幕僚本部議長が官邸前の抗議デモに出てくるようなもの。さらに大統領個人でなく合衆国憲法への忠誠を誓ったと…映画かよ。

5820とはずがたり:2020/06/02(火) 18:40:07

弱い大統領

トランプ氏、地下に避難
抗議デモ激化受け一時
https://this.kiji.is/640105347811198049?c=39546741839462401
2020/6/1 17:35 (JST)6/1 17:43 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

南側の庭を歩くトランプ大統領=5月30日、米ホワイトハウス(AP=共同)
 【ワシントン共同】米メディアは1日までに、ワシントンのホワイトハウス前で白人警官による黒人男性暴行死事件に対する大規模な抗議デモが起きた5月29日夜、トランプ大統領が地下に一時避難したと報じた。大統領警護隊(シークレットサービス)の判断だったとしている。「バンカー」と呼ばれる地下室は核シェルターにもなる。

 ニューヨーク・タイムズ紙は実際に危険が迫ったという事実はないが、トランプ氏やその家族はデモに「動揺した」と伝えた。CNNテレビによると、近くで炎が上がった31日夜にも避難したという。米誌アトランティックは「トランプ氏は怖がっている」などとやゆした。

5821チバQ:2020/06/02(火) 19:46:40
https://www.asahi.com/articles/ASN624F5DN62UHBI01D.html
NY中心部、百貨店などで略奪相次ぐ 外出禁止令を発令
ニューヨーク=鵜飼啓

2020年6月2日 13時29分
 白人警官が黒人男性を死なせた事件に対する抗議のデモが米国各地で続く中、ニューヨーク市中心部では1日夜、デパートや電化製品店などを狙った略奪が相次いだ。略奪は他の場所でも以前から起きており、同市のデブラシオ市長は1日から、午後11時以降の外出禁止令を出した。

 デモは日中はおおむね平穏に行われているが、夜に激化する傾向がある。地元メディアによると、1日夜はマンハッタンの中心部にある老舗百貨店メーシーズで略奪行為が発生。周辺では電化製品店ベストバイやナイキなどの衣料品店、時計店なども襲われており、群衆がショーウィンドーを割って中に入り、商品を奪っているという。

 こうした行為はデモ参加者ではなく、略奪を目的にしたグループが、デモの警戒にあたる警察が手薄になっていることに乗じて行っている可能性が強い。ニューヨーク・ポスト紙によると、店に押し入ろうとするグループをデモ参加者が制止する場面もあった。「一人が窓を割ると、自転車でほかの人が駆けつけて盗みを働く。組織的だ」との目撃者の話も伝えた。(ニューヨーク=鵜飼啓)

5822とはずがたり:2020/06/02(火) 20:33:58
>>5820
大統領選もあるのに地下室で震えてた弱い大統領だってのバレて対策取ったんだな・・。

https://twitter.com/RawheaD/status/1267609529669181440
Dr. RawheaD@家
@RawheaD
これマジか……ホワイトハウスからセント・ジョンズ教会まで「歩いて」行くことで「勇敢な大統領」を演じるために、催涙ガスでデモしてた人たちを追い払ったのか!!!!! 

マジキチだぞ、この状況……

5823チバQ:2020/06/02(火) 23:42:44
https://www.cnn.co.jp/usa/35154680.html
オバマ氏、政治参加による「変革」呼び掛け 黒人男性死亡の抗議デモ受け
2020.06.02 Tue posted at 14:05 JST
ワシントン(CNN) 米ミネソタ州で黒人男性が死亡した事件への抗議デモが激化し、暴動が各地に拡大するなか、オバマ前大統領は1日、ブログサイトに論説を投稿し、市民らの政治参加による問題解決を呼び掛けた。

オバマ氏は先週、事件について「2020年の米国でこれが普通のことであってはならない」とコメントしていた。

新たな論説では「暴力を容認したり正当化したり、自ら加担したりするのはやめよう。刑事司法制度や米国の社会全体がもっと高い倫理性に基づいて動くことを望むなら、私たち自身でそれを形にしなければ」と訴えた。

トランプ大統領の名前を出してはいないが、人種問題に取り組もうとする人が大統領や連邦議会議員、司法当局者らになるよう、市民の力で戦うべきだと主張。「真の変革を起こしたいなら、抗議活動か政治かを選ぶのでなく、両方やる必要がある。結集して関心を高めたうえで、変革に取り組む候補者が選ばれるよう、まとまって票を投じなければならない」と結論付けた。

トランプ氏は1日、暴動をめぐって国民向けに演説した。オバマ氏はこの後さらにツイッターへの投稿で、死亡した男性の弟が平和的な行動を訴え、投票で戦おうと呼び掛けた映像を共有した。

5824チバQ:2020/06/02(火) 23:47:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060201019&amp;g=int
米大統領選にらみ、強さ演出 トランプ氏「法と秩序回復」
2020年06月02日20時30分


1日、聖書を手にホワイトハウス近くの教会を訪れるトランプ米大統領(EPA時事)
1日、聖書を手にホワイトハウス近くの教会を訪れるトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は1日、全米に広がる人種差別への抗議デモに対し、事態の鎮圧に軍の投入を辞さない立場を明確にした。差別の解消や分断の修復を訴えるのではなく、法と秩序を回復する「強い指導者」を演じることに重きを置いた。11月の大統領選に向けて、支持基盤の白人にアピールしたい思惑がにじんだ。
 治安維持は原則各州に責任があるが、1807年に制定された反乱法により、暴動などに際し連邦政府が陸軍を動員できる。トランプ氏は米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長を抗議デモ対応の責任者に据え、その「本気度」を印象づけた。
 トランプ氏はこの日、平和的なデモを排除し、放火被害に遭った付近の教会を徒歩で訪れて聖書を片手に「治安回復」を誓うパフォーマンスを披露。デモの危険から逃れるためホワイトハウスの地下壕に一時退避したと報じられたことに激怒したといい、「毅然(きぜん)とした姿」を訴えた。
 ただ、実際に軍を投入すれば反発が一層強まる恐れもあり、「政治的ポーズ」だったとの見方が強い。ここ数日、トランプ氏にはテレビ演説などで明確な対応を打ち出すよう周辺や保守派から圧力が強まっていた。
 演説では、抗議デモの暴徒化を「国内テロ」と非難する一方、人種差別の問題には深く触れなかった。
 トランプ氏は4月、新型コロナウイルスの外出禁止措置に反対する白人中心の抗議行動を称賛。3年前にバージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突事件では「両方に責任がある」と述べて批判を浴びており、白人と黒人の「二重基準」を指摘する声もある。
 大統領選に向けて、抗議デモの拡大をさらに許せば、白人支持層の離反も招きかねない。この日の電話会議でトランプ氏から抗議デモへの対応を「弱腰」と攻撃されたイリノイ州のプリツカー知事(民主)は、CNNテレビで「新型コロナの失敗と抗議デモの騒動から話をそらすことに目的がある」とトランプ氏の腹積もりを推し量った。

5825チバQ:2020/06/03(水) 00:16:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb4c66e9cb21f07eeaf9b0b2a0242ae62b8297a3
2年暴動の再来警戒 米ロサンゼルスに州兵動員
6/1(月) 20:33配信

時事通信
5月31日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスの広場で見張る州兵(EPA時事)

 【ロサンゼルス時事】米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官による拘束時に死亡した事件への抗議行動の過激化を受けて、西部カリフォルニア州では1992年のロサンゼルス暴動の再来に警戒が高まっている。

 当時は、白人警官による黒人男性への暴行が無罪となり、60人以上が犠牲になったとされる暴動に発展。ロサンゼルスには31日、治安維持のため州兵が動員された。

 「92年とは違う」。ロサンゼルスのガルセッティ市長は当初、「当時起きたことを想起させるようなことはしない」として州兵の出動に否定的だった。しかし、一部の過激化を受けて500〜700人の派遣要請に踏み切った。商店の略奪や破壊行為を「明らかに正義とは無関係だ」と非難した。

 州内各地でも抗議活動が続き、夜間外出禁止令の地域が拡大。サンフランシスコ市警幹部は記者会見で、自身が92年の暴動が始まった日にロサンゼルス市警で任務に就いていたと明かし、多くの犠牲者が出たと指摘。「家にいてほしい」と強い口調で自制を呼び掛けた。

5826チバQ:2020/06/03(水) 17:41:33
https://www.sankei.com/world/news/200603/wor2006030025-n1.html
【米大統領選】トランプ大統領、共和党全国大会の開催地変更へ


2020.6.3 16:10|
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は2日、大統領選の共和党の正副大統領候補を正式指名する8月24〜27日の全国党大会の開催地について、当初予定した南部ノースカロライナ州シャーロットから別の州に変更するとツイッターで表明した。

 トランプ氏は、米国が新型コロナウイルス危機を克服したと誇示する意図から、アリーナを全米各州からの代議員で満員にする通常通りの開催方式を希望していたが、同州のクーパー知事(民主党)がウイルス感染の拡大を懸念して規模の縮小を強く求めていた。

 トランプ氏は「当初想定されていたように会場を使用することが許されなくなった。別の州を探さなくてはならない」と指摘。クーパー氏の判断については「開催していれば何億ドルもの経済効果と雇用が期待できたのに」と批判した。

 代替の開催地について、米紙ワシントン・ポストは共和党関係者の話として南部フロリダ州のジャクソンビルまたはオーランド、テネシー州ナッシュビル、西部ネバダ州ラスベガスなどが候補に挙がっていると伝えた。

5827とはずがたり:2020/06/03(水) 20:21:00

難しい質問ではあるな。。

20秒以上の沈黙 カナダのトルドー首相、トランプ氏について意見求められ
https://www.bbc.com/japanese/video-52901260
1時間前

黒人男性が白人警官の暴行によって死亡したことに全米各地で抗議が相次ぎ、暴力的な衝突や破壊行為も続く中、カナダのジャスティン・トルドー首相は2日の記者会見で、ドナルド・トランプ米大統領の対応について意見を求められ、20秒以上にわたり黙り込んだ。

5828チバQ:2020/06/04(木) 00:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb0d40a01274c211336bbd0c095cca3e9defb8d2
小売業者、二重の打撃 コロナと略奪で 米
6/3(水) 20:36配信

時事通信
夜間の略奪被害の跡を、板で覆った米百貨店メーシーズの旗艦店=ニューヨーク、2日(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】全米に広がっている黒人男性暴行死への抗議デモに伴い、店舗の破壊や略奪が相次いでいる。

 小売業者らは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための店舗閉鎖で大きな痛手を被った。再開に向けて動きだしたばかりだが、デモに便乗した破壊行為が続けば、二重の打撃となりかねない。

 ニューヨークの中心部マンハッタンにある百貨店メーシーズの旗艦店では1日夜、侵入者らが商品を略奪した。同社は「複数の店舗が被害を受けた。全体的な影響を調べている」と明らかにした。

 米メディアによれば、マンハッタンでは高級ブランド店やスポーツ用品店などでも略奪が相次いだ。ユニクロやアップルの店舗では、被害防止のため板などで周囲を覆う措置が取られた。

 デモの発端になった、白人警官による黒人男性の暴行死が起きたミネソタ州ミネアポリス。事件現場に近い小売り大手ターゲットの店舗が略奪に見舞われた。店舗の損壊は激しく、再開は年末になる可能性もある。運営会社はデモの影響で、一時175店の閉鎖に追い込まれた。

 トランプ大統領はデモ鎮圧に軍の投入すら辞さない姿勢を示すものの、米国中を覆う人種差別に対する怒りは収まる気配がない。日系証券関係者は、「暴動が長期化すれば、飲食店や小売店舗を再開させようとする州で、かなりの影響が出る恐れがある」と指摘した。

5829チバQ:2020/06/04(木) 00:19:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/86b7c2e0a4cad7728bad880e39959c60510dd361
NY、経済再開へ懸念広がる デモ被害店舗が続出
6/3(水) 17:54配信

産経新聞
2日午前、米ニューヨーク中心部の店舗では、窓ガラスが割られたため、ウィンドーを板で覆う工事が行われていた(上塚真由撮影)

 【ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルス感染拡大のピークを過ぎた米東部ニューヨーク市では、白人警官による黒人男性死亡事件を受けた暴動で破壊される店舗が続出し、8日からの経済再開計画に影響が出る懸念が高まっている。抗議デモでは人々が密集する状況が生まれていることから、感染の再拡大も危惧されている。

【写真】荒らされたスーパーに自転車で乗り込む男

■老舗の百貨店も標的

 ニューヨーク市内では1日夜から2日朝にかけて店舗の破壊や略奪行為が相次ぎ、市当局は約700人の暴徒を逮捕した。中心部にある老舗百貨店「メイシーズ」も標的となり、2日午前にはショーウインドーの修理などの工事が各所で行われた。

 市内で宝石店を40年以上営む男性店主(70)は窓ガラスを割られ、「店の再開が遠のいた。こんな状況では店をやってられない。危険すぎる」と途方にくれた。

 同市の新型コロナウイルスの新規感染者数は、4月上旬のピーク時と比べて、10分の1程度に減少。5月末に、6月8日から第1段階として建設業や製造業のほか、小売店の店頭での受け取り販売などの営業許可を発表したばかりだった。

 デブラシオ市長は2日の記者会見で「6月8日から再開する」と方針変更を否定したが、店舗側は破壊対策に追われている。

 大手も被害を受け、対応を迫られた。アップルストアは一部の州で再開していたが、「従業員の安全を守る」ために店舗の閉鎖を決定。スポーツ用品大手のアディダスも当面、全店舗を閉鎖すると発表した。

■デモで密集、感染再拡大の懸念

 市内では連日、さまざまな人種差別撤廃の抗議デモが計画され、それぞれのデモ会場では数千人が密集。感染抑止に効果的とされるソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保できていない状態だ。参加者は黒人だけでなく、白人、ヒスパニック(中南米)系と多岐にわたるが、同市では黒人の死亡率が白人の2倍と高く、コロナ禍が一層、黒人社会に打撃を与える恐れも指摘される。

 市の保健当局は5月31日、ツイッターで、マスクの着用や、大声で叫ばないことなど注意点をデモ参加者に喚起。デブラシオ氏は2日、「ここ数日で、デモ活動から感染が再び拡大することを非常に懸念している」と指摘。連日の抗議デモで訴えは浸透したとして「自宅に留まるときだ」と呼びかけたが、デモが収束する見通しはない。

5830 チバQ:2020/06/04(木) 00:45:35
7653 チバQ 2020/06/02(火) 23:46:08
https://www.cnn.co.jp/usa/35154639.html
バイデン氏、引き続きトランプ氏を大幅リード 米世論調査
2020.06.01 Mon posted at 15:52 JST
米紙ワシントン・ポスト(WP)とABCニュースが実施した最新の世論調査で、大統領選の民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領が、トランプ大統領を大幅にリードしているとの結果が出た。バイデン氏は各社調査の平均でも、現職大統領に挑む新人候補として異例の優位に立っている。

WP/ABCの調査ではバイデン氏を支持する人が53%を占め、トランプ氏の43%を大きく上回った。

トランプ氏かバイデン氏かを問う全米規模の世論調査は今月40件以上実施され、バイデン氏はその全てでトランプ氏を上回る支持を得ている。

大統領選の新人候補が5月時点の全調査で現職を上回ったのは、1976年のカーター氏以来初めて。同氏が当選したことは言うまでもない。

統計学に基づく世論調査は1930年代に始まったが、大統領選の年に毎月、各社による世論調査の平均支持率が現職を上回っているのはバイデン氏が史上初。トランプ氏との差は4ポイントを下回ったことがなく、今月も6ポイントの水準を維持している。

この1年間に、携帯電話を含む電話での調査でバイデン氏がトランプ氏を下回ったことは一度もない。昨年1月にさかのぼっても同様で、安定したリードを保っている。

その背景にはトランプ氏の不人気があるとみられる。トランプ氏の支持率から不支持率を差し引いた数字は、WP/ABCの最新調査でマイナス8ポイント。各社の平均でもマイナス10ポイント前後で、過去3年間ずっとプラスに転じたことがない。

差し引きの数字が現時点でこれほど低かった歴代大統領の例としては80年のカーター氏と92年の父ブッシュ氏が挙げられるが、いずれも再選を果たすことができなかった。

5831チバQ:2020/06/04(木) 11:35:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc68c7f7a152d0d28e949b039a0f27d0a399c74

ミネアポリスの元警官、より重い罪名に 4人全員を起訴




6/4(木) 5:31配信


朝日新聞デジタル







道路に片ひざをつき、抗議の意思を示すデモ隊=2020年6月3日午後7時29分、米ニューヨーク、藤原学思撮影
 ミネソタ州司法当局は3日、すでに起訴されていた元警官のデレク・チョービン被告(44)=懲戒免職=の罪名を、第3級からより重い第2級の殺人罪に変更した。また、同じく免職となった他の3人の元警官について、第2級殺人の幇助(ほうじょ)罪で起訴した。これにより、現場にいた4人全員が罪に問われることになった。


 エリソン州司法長官は、今後も徹底的に捜査すると宣言した。当局としては素早く事件を処理することで事態の沈静化に努めたい思惑があるとみられるが、全米に広がったデモが落ち着くかは見通せない。

5832チバQ:2020/06/05(金) 16:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/661f9d524080d0014b365ef3a38ffaa7d6737fbe

米軍、トランプ氏と一線 暴動鎮圧への動員で対立 「支持しない」と国防長官




6/5(金) 7:08配信


時事通信







トランプ米大統領とエスパー国防長官(大統領の後方中央)=1日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】全米で人種差別への抗議デモの一部が暴徒化している事態の対応をめぐり、米政権内で亀裂が生じている。


 「暴動制圧」に連邦軍動員も辞さない姿勢を示すトランプ大統領に対し、エスパー国防長官は「支持しない」と明言。マティス前国防長官も軍を使って国民の権利を踏みにじる行為だと批判した。米軍内部でも自国民に銃口を向ける可能性に戸惑いが広がっている。

 「連邦軍動員は最後の手段だ」。エスパー氏は3日、騒乱対応に軍を動員することに反対した。トランプ氏はこれに先立つ1日、「州当局の対応が不十分なら、連邦軍を動員する」と宣言。さらに、州知事らとの電話会議では、軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長をデモ対応の責任者に据えると表明していた。

 国民に冷静な対応を呼び掛けるのではなく、強硬手段で不満を抑え込む手法に政権内や州知事らから批判が続出した。政治専門紙ポリティコによると、国防総省高官もミリー氏の責任者起用に「驚いた」と述べ、「軍を政治的に利用することが正しいとは思えない」と戸惑いをあらわにした。

 一方、マティス前長官は米誌アトランティックに寄せた声明で「米国の都市が『戦場』であり、『制圧』するために軍を動員するという考えを持つべきではない」と批判。その上で、全米に広がった抗議デモは「過去3年間、成熟したリーダーシップが欠如していた結果だ」とトランプ氏をやゆした。

 マティス氏は2018年12月、トランプ氏がシリアからの米軍撤収を強行しようとしたことに反発して辞任した。それ以降、トランプ氏批判を口にすることを避けてきたが、トランプ氏による軍の政治利用を阻止し、国民の軍に対する信頼を守るために沈黙を破ったとみられる。

 首都ワシントン周辺には既に陸軍部隊約1600人が集められ、「高度警戒態勢」を維持して待機している。今後、この部隊が実際に動員されるかどうかは不明だが、トランプ氏が国民の不満を力で抑え込もうとする限り、それに反発するデモは収束しそうにない。

5833チバQ:2020/06/08(月) 08:55:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f934f1f4f4768a044aee236bb5419e32675ff3b7

パウエル元国務長官、バイデン氏支持 共和有力者に離反の動き 米大統領選




6/8(月) 6:52配信


時事通信







コリン・パウエル元米国務長官=2014年9月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米共和党のブッシュ(子)政権で国務長官を務めたコリン・パウエル氏(83)は7日、CNNテレビのインタビューで、11月の大統領選で民主党のバイデン前副大統領を支持する考えを表明した。

 人種差別への抗議デモに威圧的な対応を取るトランプ大統領に対し、共和党政権の有力者から批判が相次いでいるが、公然と対立候補を支持したのはパウエル氏が初めて。

 パウエル氏は抗議デモに関し、「今私たちがすべきは人々に手を差し伸べ、彼らを受け入れ、自分たちが何をなすべきか理解することだ」と指摘。トランプ氏の再選について「国家のために良いことなのか、常識で考えるべきだ」と語り、反対する考えを表明した。

 トランプ氏はこの後、軍トップの統合参謀本部議長も務めたパウエル氏を「過大評価された堅物」とツイッターで応酬。「悲惨なイラク戦争にわれわれを巻き込んだ非常に大きな責任を負っている」と非難した。

 パウエル氏は2016年の大統領選でも対立候補のクリントン元国務長官を支持した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ブッシュ元大統領もトランプ氏再選を支持しない方針という。

5834チバQ:2020/06/08(月) 09:00:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/1426e8fc2d5cdd1660717552729776d6ae85330e

強硬なトランプ氏に猛反発 抗議デモめぐり民主党の州知事ら 米




6/8(月) 7:12配信


時事通信







米中西部イリノイ州のプリツカー知事=2018年3月、シカゴ(EPA時事)
 【シカゴ時事】全米に広がった人種差別への抗議デモで一部参加者が暴徒化した事態の対応をめぐり、連邦軍動員も辞さない強硬な姿勢を示すトランプ大統領に、野党民主党の各知事が猛反発している。

 11月の大統領選を見据え、トランプ氏には支持基盤の保守層に「強い指導者」を印象付ける狙いがあるとみられるが、対立は法廷闘争にも発展しかねない雲行きだ。

 「ホワイトハウスから出ている言葉遣いは事態を悪化させている」(イリノイ州のプリツカー知事)。「私もあなたの言葉遣いが好きではない」(トランプ氏)。

 米メディアによると、1日開かれたトランプ氏と州知事らとの電話会議では、こうした丁々発止のやりとりが展開された。トランプ氏は暴徒を「制圧する必要がある」と繰り返し強調。プリツカー氏に対し、新型コロナウイルス対応で「もっと良い仕事ができたはずだ」と皮肉る場面もあった。

 ミシガン州のウィットマー知事は声明で、「大統領の危険な発言は、この政権が憎悪と分断の種をまくことを決意している明確なシグナル」と痛烈に批判。トランプ氏は1日の演説で「地元当局の行動が不十分なら軍を動員する」と訴えた後、デモ隊を強制排除してホワイトハウス近くの教会を訪れており、ニューヨーク州のクオモ知事はツイッターで「恥ずべきだ」とこき下ろした。

 軍投入に関しては、エスパー国防長官やマティス前国防長官が否定的な考えを表明。政治専門紙ポリティコによれば、トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問も、演説で強権的な姿勢を示せば、大統領選で重要な黒人票などを遠ざける恐れがあると懸念していたという。

 全米第3の都市シカゴで初の黒人女性市長となったライトフット氏は、トランプ氏が軍を動員しようとした場合、「彼とは法廷で会うことになる」と提訴する意向を表明。ロサンゼルス・タイムズ紙は社説で、トランプ氏の一連の発言に関し、「現在の危機を選挙の年に政治的な点数を稼ぐ機会と見なしている印象」と論評している。

5835とはずがたり:2020/06/08(月) 20:07:11

米ミネアポリス市警「解体」へ 黒人男性暴行死事件で「過剰な警察力」に反発
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月8日 11時42分(最終更新 6月8日 11時42分)
https://mainichi.jp/articles/20200608/k00/00m/030/096000c?cx_testId=81&amp;cx_testVariant=cx_2&amp;cx_artPos=1&amp;cx_type=trend#cxrecs_s

ホワイトハウス北側の「16番通り」にペイントされた「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」の巨大な黄色い文字=米首都ワシントンで7日、AP
 黒人男性が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件で7日、地元の米中西部ミネソタ州のミネアポリス市議会が、同市警察を「解体」し、新たな組織を設置する見通しとなった。「現行組織を改革する方法では、抜本的な改革には至らないと判断したため」という。ニューヨーク・タイムズ紙などが伝えた。同市議会の定数は13人で、同日までに9人が市警解体案に賛成の意向を表明。9人が賛成した場合、市長が拒否権を行使してもそれを否決できる仕組みだ。

 同市にとどまらず、拘束死事件を受けて、警察の抜本的な改革を求める声が全米に広がっている。各地の抗議デモでは、「差別のない社会の実現」の訴えに加え、「ディファンド・ザ・ポリス(警察予算を打ち切れ)」のシュプレヒコールが目立つようになった。

5836チバQ:2020/06/08(月) 22:07:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/726a7fbd318b797baafcc9a2c9a37347699698c0
全米デモ 暴動鎮圧のための米軍投入、過半数の52%が支持
6/8(月) 10:02配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米ABCテレビと調査会社イプソスは7日、抗議デモが暴動に発展した場合に米軍部隊を投入するかどうかに関し、過半数の52%が「支持する」と回答したとする世論調査結果を発表した。「支持しない」は47%だった。白人の56%、中南米系の60%が支持するとした一方、黒人の不支持は73%に上った。

 党派別では共和党支持者の83%、無党派層の52%が支持、民主党支持者の72%が不支持だった。

 調査は今月3〜4日、全米の有権者706人を対象に実施された。

5837チバQ:2020/06/09(火) 18:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f42364217178c156081fd7b7753e008738dabb8

米民主党、黒人男性死亡受け警察改革法案 トランプ氏は警察擁護姿勢




6/9(火) 17:38配信


毎日新聞







ホワイトハウス北側の「16番通り」にペイントされた「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」の巨大な黄色い文字=米首都ワシントンで7日、AP
 米議会民主党は8日、米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件を受けて、過剰暴力の禁止や警察官による不正行為の訴追を容易にする警察改革法案を発表した。過半数の議席を持つ下院で月内の可決を目指すとともに、与党・共和党が主導権を握る上院でも7月上旬の採決を求めている。

 法案は、今回の事件でジョージ・フロイドさんの死につながった、膝で首を押さえつけることを含めた「首を絞める行為」の禁止や、殺傷能力の高い武器使用の制限などを明記。不正な行為をした警察官が他の自治体警察に異動することで処分を逃れることを防ぐための監視強化なども盛り込んだ。

 民主党のバス下院議員は8日の記者会見で「人を殺す力を持つ職業には、より高度な訓練と説明責任が求められる」と指摘。同党下院トップのペロシ議長も「抜本的な変革以外に選択はない」と訴えた。全米で人種差別と警察暴力への抗議活動が続くなか、同党は世論の後押しを受けて法案成立を目指す。

 一方、トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスで全米の警察代表者らと面会。警察官の「99・9%は素晴らしい人々だ」と述べた。また各地のデモで「ディファンド・ザ・ポリス(警察予算を打ち切れ)」の声が出ていることを念頭に「警察の予算削減も解体もない」と明言し、擁護する姿勢を改めて示した。警察予算の打ち切りは民主党の改革法案には含まれていないが、トランプ氏としては「過激な急進左派が無秩序な社会を作ろうとしている」と強調することで、穏健派の支持を取り込む狙いがある。

 トランプ氏と11月の大統領選を戦う民主党のジョー・バイデン前副大統領は同日、フロイドさんの追悼式が行われた南部テキサス州ヒューストンで遺族と約1時間面会した。バイデン氏はCBSテレビのインタビューで、フロイドさんの6歳の娘が「パパは世界を変える」と話したと明かし、「私もそう思う」と語った。【ワシントン高本耕太】

5838チバQ:2020/06/09(火) 18:50:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/44956db1000872799eec37cc07c3264efc0d73d5

米デモ ミネアポリス市で「警察解体」 全米で警察予算打ち切りを求める声




6/9(火) 15:31配信


産経新聞







首都ワシントンで「警察予算を打ち切れ」のプラカードを掲げて行進するデモ参加者(黒瀬悦成撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミネソタ州ミネアポリス市での白人警官による黒人男性暴行死事件を受けて全米に抗議デモと暴動が広がった問題で、同市議会(定数13)の議員9人が8日までにミネアポリス市警を解散させると表明した。今回のデモを受けて警察予算の打ち切りまたは大幅削減を進める動きは全米の大都市に広がっており、法執行能力の低下により治安が急速に悪化するとの懸念が強まっている。

 ミネアポリス市議会は5日、警官が容疑者の首を圧迫することを禁止し、目撃時には速やかな報告や介入を義務付ける修正規定を可決承認した。ただ、左派系市民らは「措置として不十分だ」として警察自体の解体を要求していた。

 フレイ市長は解体に反対の立場だが、市議会では9人が賛成すれば市長の拒否権行使を阻止できる。市議会の構成は12人が民主党、1人が緑の党。議員らは警察解体後の治安維持の方策に関し具体的な展望を明らかにしていない。

 「警察解体」は、今回の抗議デモを暴動に発展させた黒幕として米政権が名指しで非難している暴力的極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」の主要目標の一つでもある。

 また、全米の抗議デモを牽引する黒人社会運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」は警察予算を打ち切り、社会福祉に回すことを提唱。首都ワシントンなどでのデモも「警察予算を打ち切れ」のスローガンが一気に目立つようになった。

 事態を受け、野党・民主党系が市長を務める自治体を中心に全米で警察予算削減の動きが活発化した。

 ニューヨーク市は市警の予算を10億ドル(約1095億円)削減すると表明。ロサンゼルスは1億〜1億5000万ドル、西部アリゾナ州フェニックスも1億8600万ドルを削減する方針だ。

 しかし、警察問題の専門家の間では、警察予算を減らせば治安が一気に悪化し、逆に黒人の市民の命を危険にさらすのは過去の同様の試みからも明白だとして反対意見が相次ぐ。

 調査会社ユーガブが5日発表した全米世論調査(5月29〜30日実施)で、警察予算の打ち切りを「支持する」としたのは16%にとどまり、「支持しない」は65%。11月の大統領選で再選を目指すトランプ大統領の陣営は、民主党が「警察予算打ち切り」に前向きだとして攻撃を強める構えだ。

5839チバQ:2020/06/09(火) 19:48:07
https://www.sankei.com/world/news/200609/wor2006090013-n1.html
米首都デモに黒人過激組織「新ブラックパンサー党」が参加
2020.6.9 08:55
【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミネソタ州での白人警官による黒人男性暴行死事件を受けた首都ワシントンでの抗議デモに、1960〜70年代に米国内で武装闘争を展開した黒人解放過激派組織、ブラックパンサー党の流れをくむとされる「新ブラックパンサー党」が参加していることが分かった。

 ワシントンのホワイトハウス前のデモ現場で組織の構成員が8日までに産経新聞に明らかにした。

 構成員によると、組織は6日から首都でのデモに参加した。組織の人数や、全米で起きた暴動に関与したかなどは答えなかった。

 バー司法長官は4日の記者会見で、極左勢力「アンティーファ」(ANTⅠFA)を含むさまざまな主張の過激勢力がデモに入り込み暴力を扇動しているとして警戒を強めている。

 新ブラックパンサー党は1989年に設立。反白人・反ユダヤ主義を掲げ、2008年の大統領選では幹部らが東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの投票所前に陣取り、白人有権者に嫌がらせを行う事件を起こした。16年には元構成員が南部テキサス州ダラスで警官5人を射殺した。

 米政府の公民権委員会と複数の米人権団体は新ブラックパンサー党を人種差別団体に認定している。

5840チバQ:2020/06/09(火) 20:28:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34434?rct=world
トランプ氏、支持率38%に急落 デモ拡大やコロナまん延、CNN
2020年6月9日 18時42分 (共同通信)
 8日、米ホワイトハウスで開かれた警察関係者との会合で話すトランプ大統領(AP=共同)
 8日、米ホワイトハウスで開かれた警察関係者との会合で話すトランプ大統領(AP=共同)

 8日、米ホワイトハウスで開かれた警察関係者との会合で話すトランプ大統領(AP=共同)
 【ワシントン共同】米中西部ミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、全米に広がった抗議デモに強硬姿勢を示したトランプ大統領の支持率が急落した。新型コロナウイルスを巡っても政権の甘い対応が感染拡大を招いたとの批判が強い。11月の大統領選まで5カ月を切る中、与党共和党重鎮も再選不支持を表明。トランプ氏は失地挽回に躍起だ。
 米CNNテレビの8日発表の全米世論調査では、支持は事件前の前回5月から7ポイント下落して38%、不支持は57%に上った。軍動員示唆やデモ敵視を繰り返したトランプ氏の対応を「有害」とした人は65%に上った。

5841チバQ:2020/06/09(火) 20:29:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34385?rct=world
ニューヨークで経済活動再開 日常はほど遠く
2020年6月9日 13時56分 【ニューヨーク=赤川肇】米国で新型コロナウイルス感染が集中した東部ニューヨーク市は八日、州政府指針に基づく経済活動再開の「第一段階」に入った。二カ月半ぶりに建設業や製造業、小売業の一部営業が認められた。
 二十万〜四十万人の職場復帰が見込まれる第一段階では、小売業はインターネットなどで事前注文した商品の受け取りのみが認められた。
 中心部マンハッタンでは、防犯対策のため木板で覆ったまま開店を見合わせた店が目立ち、日常にはほど遠い状況だった。
 量販店でTシャツや短パなどの夏着を買った男性警備員エレン・グラントさん(53)は「早く以前の日常に戻ってほしいけど、いつになるかは想像もつかない」と話していた。
 新型ウイルスによる市内の犠牲者は二万二千人に上り、ピーク時の四月上旬には一日最大五百九十人が死亡したが、ここ数日は一日数人に減少。小売店の店内営業や飲食店の屋外営業などが可能な「第二段階」への移行時期について、デブラシオ市長は七月上旬を目標に掲げている。

5842チバQ:2020/06/09(火) 20:42:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a2d572e89df27753a998cc79cdf42ff27897e86
米国で黒人であることは「息が詰まる」 デモ参加者が苦悩や恐怖を告白
6/9(火) 11:42配信

AFP=時事
米首都ワシントンのホワイトハウス付近で写真撮影に応じるモア・ポーラスさん(2020年6月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】「いても立ってもいられなかった」。新卒のアフリカ系米国人、モア・ポーラス(Moah Pollas)さん(21)は、米首都ワシントンで体系的な人種差別に反対する抗議デモに何日間も参加せずにはいられなかった理由を話した。場合によっては逮捕されるか、さらにひどい目に遭う懸念もあった。だが人種差別を受けてきた立場として、家の中でじっとしているわけにはいかなかったという。

 差別を受けたのは子どもの頃からだ。7歳か8歳の頃、校外学習の帰りに歩道を歩いていると、通り過ぎて行くスクールバスの窓から誰かが怒鳴った。

「お前の黒いケツをアフリカに持ち帰れよ!」と少年が叫び、バスに乗っている他の子どもたちがどっと笑った。

「その出来事を伝えた白人の女性の先生の反応の方がもっと傷ついた」と、ポーラスさんはAFPに語った。「先生が返したのは、くよくよしないで忘れてしまいなさいという言葉だった」

「あのときの経験は」と、大学で政治学を専攻したポーラスさんは続けた。「僕のその後の人生の中で、白人や有色人種の人々とのあらゆる経験に影響を与えている」

 カリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランス生まれのポーラスさんは、2歳のときに家族と共に米国に移住した。政治的な迫害から逃れた両親が選んだのは、白人が圧倒的に多いカリフォルニア州バーバンク(Burbank)だった。

「自分の肌の色のせいで、人がより威嚇的で、より危険で、より暴力的な方法で僕を受け止めることを身をもって知りながら育った」

「黒人なら、24時間365日のペースで自身の行動に問題がないかチェックするようになる」と、ワシントン北東部にある、他の学生たちと暮らすシェアハウスの裏庭でAFPの取材に応じたポーラスさんは話した。

 米国で、黒人であることは「息が詰まる」と言う。

 通りを歩いている場合、「自分と同じ方向に歩いている白人がいれば、恐らく通行を妨げないようにする……できるだけ地面を見ようとするはずだ。なるべく静かにしていようとするだろう」。

■警察に止められた父から感じ取った恐怖心
 13歳のある日、医薬品業界で仕事をしていた父親と車に乗っていると、警察に止められた。

「警察官は、黒人だからというだけで四六時中、車を止めさせる」「警察官に止められたとき、父の中の恐怖心を感じ取れた。僕や家族をずっと守ってくれていた父の中に、そんな恐怖を見たのは初めてだった。その瞬間、その恐怖心が僕にもうつった。正直、その恐怖心はずっと僕に居座っている」とポーラスさんは話した。

 そして5月25日、米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で白人警官がアフリカ系のジョージ・フロイド(George Floyd)さんの首を9分間近く膝で押さえつけ、窒息死させる事件が起きた。

「(フロイドさんが映っている)あの動画を見たとき……フロイドさんの顔だけでなく、父の顔も見えた。叔父の顔も、弟の顔も、いとこの顔も、友人たちの顔も見えた」

「僕自身の顔も見えた」と、ポーラスさんは感情をあらわにした。「僕だって、いとも簡単にあの立場に置かれることはあり得た。僕の大事な人たちが同じ立場に置かれることだってあり得た」

 黒人学生が大半を占めるワシントンの名門校、ハワード大学(Howard University)を卒業して間もないポーラスさんは、政治の分野でキャリアを築くことを夢見ていたが、最近は教育に関係した職に就くことを考えるようになった。心境の変化が訪れたのは、ワシントンで代行教師として働いていたときのことだ。

「ワシントンで目の当たりにしたのは、黒人が大半を占める学校が資金不足の影響をもろに受けていることだ」とポーラスさん。米国の制度を変える一助になりたいと話す。

「僕は、この国の人種と人種政策、政治制度について文章を書き続ける。そして、真の活動家で革命家になる方法を見つけ出す努力を続けていく」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

5843とはずがたり:2020/06/09(火) 21:03:54
トランプ大統領の支持率、危機的水準に、CNN世論調査
6/9(火) 14:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d2ddb16005d0e6672f0e5402ea960518fe90cf
CNN.co.jp
トランプ大統領の支持率が再選を目指すうえで危機的水準となっていることが分かった

(CNN) 米ホワイトハウス周辺で抗議デモが行われ、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、米国民のトランプ米大統領に対する見方が厳しくなっていることがわかった。トランプ氏に対する支持率は先月、7ポイント減少した。CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSの調査で明らかになった。

トランプ氏に対する支持率は38%、不支持率は57%だった。支持率は2019年1月以降で最低の水準。この支持率は、再選を目指していたカーター大統領やブッシュ(父)大統領の同時期と同様の水準で、2人とも再選は果たせなかった。

今回の調査によれば、国民の過半数が人種差別について現在の米国で最大の問題であると感じているほか、米国の刑事司法制度は黒人よりも白人に有利と考えている。

黒人男性のジョージ・フロイドさんがミネアポリスで警官によって死亡した事件の後に全米に広がった平和的な抗議活動について、8割以上が理にかなったものだと考えていることがわかった。経済や医療保険制度と並んで、人種間の関係が大統領選の重要な争点ともなっている。

登録有権者の中の支持率では、トランプ氏は民主党からの指名を確実にしているバイデン前副大統領に対して、支持率で14ポイントの差をつけられている。トランプ氏を支持する割合は41%で、2019年4月までさかのぼる中での最低の水準。バイデン氏に対する支持率は55%で、これまでで最高の水準。

63%がトランプ氏の人種間問題への対応について不支持を表明した。65%がトランプ氏の抗議デモへの対応について有益ではなく害になると答えた。

84%が黒人男性の死亡を受けて広がった平和的な抗議デモについて理解を示した。警察がアフリカ系米国人に対して害を及ぼしたり殺害したりすることに関して暴力的な抗議におよぶことについても27%が理解を示した。

今回の世論調査は6月2日から5日にかけて無作為に成人1259人を選び、固定電話あるいは携帯電話でインタビューした。誤差の範囲はプラスマイナス3.4ポイント。

5844チバQ:2020/06/10(水) 19:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/eba515643b549f43c78329bd095f0787dec805dc
米軍に黒人初の参謀総長 上院が承認、ブラウン氏
6/10(水) 7:39配信

共同通信
チャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院は9日、空軍の参謀総長に黒人のチャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官(空軍大将)を充てる人事を98対0で承認した。米メディアによると、黒人が参謀総長に就くのは初。8月6日に就任式が行われる。

 ブラウン氏を指名していたトランプ大統領はツイッターで「黒人初」の参謀総長が承認され「米国にとって歴史的な日となった」と強調した。白人警官による黒人男性暴行死事件への抗議デモが拡大する中、黒人社会にアピールした。

 米軍によると、ブラウン氏は1984年に入隊し、戦闘機パイロットとして経験を積み、現在は太平洋空軍トップを務める。

5845チバQ:2020/06/10(水) 21:22:59
https://www.sankei.com/world/news/200610/wor2006100021-n1.html
ニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か 米大統領選
2020.6.10 20:16
 米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、人種問題が11月の大統領選の主要争点に浮上してきた。再選を目指すトランプ大統領(73)が「法と秩序の回復」を掲げて治安悪化への不安を抱く世論に訴えかける一方、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)はトランプ氏のデモ対応を「強権的」と非難。「大統領は人種対立を激化させている」とも主張し、警察の暴力に憤る世論の矛先を「打倒トランプ」に向かわせようと図っている。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

 CNNテレビが8日発表した全米世論調査によると、大統領選の争点として「人種問題」を重視するとの回答は68%に上り、「経済」77%、「医療」69%に続く上位につけた。

 大統領選で人種問題がここまで注目されたのは、公民権運動の嵐が吹き荒れた1960年代以来。当時も、人種問題にどう向き合うかが選挙の行方を大きく左右した。

 民主党のケネディ、共和党のニクソン両上院議員が対決した60年の選挙では、公民権運動指導者のキング牧師が抗議活動中に逮捕・勾留された際、ケネディ氏がキング氏の釈放に尽力したのに対し、ニクソン氏は積極的に動かなかった。この対応の差で黒人票が一気にケネディ氏に流れ、同氏の当選を決定づけた。

 一方、68年の大統領選では、同年4月にキング氏が暗殺されて全米で大規模暴動が起きたのを受け、ニクソン氏が「法と秩序」の回復を訴えて当選した。

 対照的な2つの事例は、大統領選において人種問題への対応に決まった正解はないことを示している。


 トランプ氏は、ニクソン氏ばりに「法と秩序」を打ち出し、平和的なデモを「国民の当然の権利」としつつ、暴徒による略奪や破壊行為は決して容認しない方針を鮮明にした。

 対するバイデン陣営や民主党指導部は、トランプ氏が1日にホワイトハウス前のデモ参加者を強制排除して教会を訪れたことを根拠に、同氏が暴徒だけではなく抗議デモ自体を敵視しているとの印象づけを図る。

 バイデン氏は9日、暴行死した黒人の葬儀にビデオメッセージを送り、ケネディ氏のひそみに倣うかのように黒人の差別解消と生活向上に向け寄り添っていく姿勢を強調した。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、両者の対決を想定した平均支持率(10日現在)はバイデン氏49・6%、トランプ氏41・6%。先のCNN調査では、65%がトランプ氏のデモ対応を支持しないと答えた。

 これだけ見ると、流れはバイデン氏有利にもみえるが、トランプ氏の熱烈な支持層も依然、強固な結束を維持している。

 事件を機に民主党の急進左派などが唱える「警察解体」や「警察予算打ち切り」は今後、治安悪化を恐れる郊外在住者など穏健な無党派層の投票動向に影響を及ぼす可能性も高い。

 果たして勝つのはニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か。人種という米国の重い懸案をめぐる戦いの行方は、まだ見えない。

5846チバQ:2020/06/10(水) 21:23:43
https://www.sankei.com/world/news/200610/wor2006100007-n1.html
米大統領、国防長官解任を一時検討 米紙が報道
2020.6.10 07:40
 白人警官による黒人男性暴行死事件を受けて全米に広がる抗議デモを巡り、ウォールストリート・ジャーナル紙は9日、トランプ大統領がデモ制圧に軍を投入する自身の強硬論に反対を表明したエスパー国防長官を解任しようとしたが、周囲から反対されて思いとどまったと伝えた。

 トランプ氏は3日、エスパー氏が記者会見を開き、軍投入を支持しないと表明したことに激怒。同日中に解任しようとしてメドウズ大統領首席補佐官やポンペオ国務長官らに相談したが、11月の大統領選を前に政権が難しい立場に立たされるなどの理由で反対された。

 当局者の一人は「大統領はエスパー氏への信頼を失いかけたが、最終的には留任させることを決めた」と説明。保守系の一部下院議員らはトランプ氏に解任を促していたという。

 一方、エスパー氏もトランプ氏の怒りを認識。軍の役割について大統領と考えが合わないことへの不満から辞表の準備を始めたが、周囲から引き留められたという。(共同)

5847チバQ:2020/06/10(水) 22:03:12
二期満了できなかった戦後大統領
68年ジョンソン(民主)出馬できずニクソン(共和)当選
   *ケネディ大統領暗殺からの繰上げアリ
76年フォード(共和)vsカーター
   *ニクソン大統領辞任からの繰上げアリ
80年カーター(民主)vsレーガン
92年ブッシュ(共和)vsクリントン

5848チバQ:2020/06/11(木) 13:06:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce347046e110b096deab05ae67910b0645512902

米空軍に黒人初の参謀総長 制服組トップ 上院が承認




6/10(水) 16:53配信


毎日新聞







黒人として初めて米空軍の参謀総長に就任するチャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官=米首都ワシントンで5月7日、AP
 米上院は9日、空軍制服組トップの参謀総長に黒人のチャールズ・ブラウン太平洋空軍司令官を充てる人事を全会一致で承認した。陸、海、空、海兵隊など六つの軍種の制服組トップに黒人が就任するのは初めて。8月6日に宣誓就任式が行われる。米軍全体の制服組トップは統合参謀本部議長で、黒人のコリン・パウエル氏が1989年に就任したことがある。

 米軍によると、ブラウン氏は84年に入隊。2018年に日本や韓国などをカバーする太平洋空軍司令官に就任した。

 ブラウン氏は、ミネソタ州の黒人男性暴行死事件を巡る抗議デモについてツイッターに「空軍全員が多様性の価値を理解し、自らの可能性を最大限に発揮できる環境で働くために個人的、職業的、組織的にどのような改善ができるかを考えている」と投稿していた。【ワシントン鈴木一生】

5849チバQ:2020/06/11(木) 13:26:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/62e3ca1491778cb65bf7a311636ddbbd79b5178f

南軍由来の基地「改称、検討すらしない」 トランプ氏が投稿 米黒人男性暴行死




6/11(木) 12:33配信


毎日新聞


 米南北戦争(1861〜65年)で黒人奴隷制度の存続を掲げた南部連合軍に由来する米軍基地の名称変更を巡り、トランプ大統領は10日、「我が政権は改称を検討すらしない」とツイートし、拒否する姿勢を示した。白人警官による黒人男性暴行死事件を発端とする、南軍に関係する名称や象徴を見直す動きに対し反発した。「見直しは歴史遺産の破壊だ」とする一部支持層の意向に沿った形だ。

 陸軍は8日、米軍最大級のフォートブラッグ基地(南部ノースカロライナ州)など南軍戦士に関連する名を持つ10基地すべてについて「改称に向けた超党派の協議を受け入れる用意がある」との意向を表明していた。これに対しトランプ氏は「これらの基地は米国の偉大な遺産で、数々の英雄を送り出してきた」と指摘。「歴史の改ざんはさせない。軍に敬意を払え!」とツイートした。ホワイトハウスのマケナニー報道官は記者会見で、同様の声明を読み上げたうえで「基地名が差別的などと指摘することは、国家のため命をささげた兵士たちへの侮辱だ」と語った。

 だが、黒人男性暴行死事件を機に、南軍の象徴に対する米社会の抵抗感は強まっている。トランプ氏の支持者集会で多く掲げられる南部連合旗は、南部地方の生活様式や誇りを示すととらえる国民がいる一方、黒人抑圧や白人至上主義と関連づけ忌避する動きが拡大している。このため米海兵隊は、旗が「部隊の分断」を招くとして、基地など公的空間で南部連合軍旗の掲揚を禁止。海軍や陸軍も同調の動きをみせている。

 国内最大のレース団体、NASCAR(全米ストックカーレーシング協会)も10日、すべてのレース会場で南軍旗の掲揚を禁止するとの声明を発表した。7000万人超ともいわれるファン層は南部在住の白人男性が多くトランプ支持者との親和性が高いとされ、トランプ氏も「NASCARファンは国を愛する真の米国人だ」といった発言を繰り返していたが、南軍への批判の高まりを配慮した。【ワシントン高本耕太】

5850さがら療法(さがらセラピー)心の健康法うつ病の予防と改善:2020/06/12(金) 11:48:45
うつ病の予防と改善の他、引きこもり不登校いじめパニック障害潔癖症摂食障害睡眠障害不安悩みイライラストレス自信がない勇気がないなどの改善方法や人材育成の方法を紹介しています

5851チバQ:2020/06/13(土) 22:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2002df5552ee7ca1e61498bb31a21f4303af0899
トランプ氏、黒人奴隷解放記念日の集会延期 人種対立あおる「挑発」と批判され
6/13(土) 20:36配信

毎日新聞
トランプ米大統領=ホワイトハウスで2020年6月10日、AP

 トランプ米大統領は12日、11月の大統領選に向け19日に南部オクラホマ州タルサで予定していた大規模支持者集会を、翌20日に延期すると発表した。米国で6月19日は黒人奴隷の解放記念日「ジューンティーンス」にあたる。白人警官による黒人男性暴行死をきっかけに人種差別への抗議デモが全米で続く中、同日に集会を開催するのは人種対立をあおる挑発的な行為との批判が上がっていた。

【ジョージ・フロイドさんの追悼集会に集まった市民ら】

 新型コロナウイウルス感染拡大の影響で3月以降中断していた選挙イベントの「再開第1弾」を解放記念日に設定したことについて、トランプ氏は12日のFOXニュースで「集会を祝祭と捉えるべきだ」と説明。これに批判が噴出し、夜になり「この記念日に敬意を示し、この日が持つ重要な意味を尊重して延期を決めた」とツイートした。【ワシントン高本耕太】

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf4f783be7e293c111cf7db649eca62ec6a4044e
トランプ氏、選挙集会を20日に変更 「奴隷解放日」反発受け 米大統領選
6/13(土) 20:38配信

時事通信
会合に臨むトランプ米大統領=11日、南部テキサス州(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日、南部オクラホマ州タルサで19日に開催予定だった選挙集会を20日にずらす考えを明らかにした。

 19日は「奴隷解放記念日」に当たり、白人支持者が大挙して押し寄せる同氏の集会開催には「黒人の怒りを逆なでしている」と反発する声が上がっていた。

 トランプ氏はツイッターで「多くのアフリカ系の友人や支持者が、この祝日を尊重して日程をずらすよう提案してきた」と理由を説明した。

 トランプ氏は12日放送のFOXニュースのインタビューで、19日の開催を偶然と主張した上で「お祝いと考えてくれればいい。私の選挙集会はお祝いだ」と語っていた。

 開催地のタルサは99年前に歴史的な黒人虐殺事件が起きたことで知られる。この土地と日程を選んだ意図をめぐって「白人至上主義者にウインクを送るどころか、歓迎パーティーを開こうとしている」(ハリス上院議員)と強い批判の声が上がっていた。

 トランプ氏の選挙集会は3カ月半ぶり。ツイッターでは「既に20万人の申し込みがあった。(20日の)開催を楽しみにしている」と書き込んだ。

5852チバQ:2020/06/15(月) 18:01:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/656c39994a196abba45140ce8c4063d5340c0b0f

トランプ氏、健康不安説が再燃 スロープ下りる足取りが話題に




6/15(月) 13:29配信


AFP=時事







米ニューヨーク州ウエストポイントの陸軍士官学校で行われた卒業式で演説するドナルド・トランプ大統領(2020年6月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選で再選を狙って過酷な選挙運動を開始しようとしているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に、再び健康不安説が浮上している。74歳の誕生日を迎えた前日の13日、陸軍士官学校の卒業式に出席した際に足元がおぼつかない様子を見せたからだ。

【写真】トランプ氏の足取りが話題になったスロープ


 大統領の健康は常に厳しく詮索されるものだが、トランプ氏は普段、年齢の割には元気そうで、今月初めに発表された定期健診の結果も、体重が約110キロと太り過ぎだった以外は特に異常なしとされた。


 しかし13日、ニューヨーク州ウエストポイント(West Point)にある陸軍士官学校の卒業式に出席したトランプ氏は、足取りがおぼつかず、演説での発話にも問題がある様子で、不調を示す証拠ではないかと新たな疑問が投げ掛けられている。中でも広く拡散された動画には、スピーチを終えて壇上から降りようとするトランプ氏が、長いスロープをたどたどしく歩く姿が捉えられていた。


 トランプ氏は、11月の大統領選で対立候補となる3歳年上の民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏の健康や認知力を常日頃冷やかしてきたが、選挙戦を展開していく上で自らの体力問題が重くのしかかる可能性がある。


 トランプ氏は、話題になったこの動画にツイッター(Twitter)で反論し、「ウエストポイントの卒業式のスピーチの後に下りたスロープは、非常に長く(角度が)急で、手すりもなく、何よりまず、とても滑りやすかった」「絶対に避けなくてはならないことは転ぶことだった。『フェイクニュース』に格好のネタを提供することになる。最後の10フィートは駆け降りたよ、勢いで!」と、自らの足取りのおぼつかなさを説明した。だが現場にいた記者らは、天気は晴れていて湿気はなく、スロープも特に急ではなかったと述べている。


 トランプ氏は同じく13日、水の入ったグラスを片手で持ち上げて口元まで運ぶのに苦労する様子を見せ、最初に右手でグラスを上げながら、途中でそれを支えるように左手を添えた。


■初期の認知症から軽度の脳卒中までさまざまな臆測が
 また今に始まったことではないものの、演説の中でも南北戦争(American Civil War)のユリシーズ・S・グラント(Ulysses S. Grant)将軍や第2次世界大戦(World War II)後の連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー(Douglas MacArthur)元帥など、著名な米国人の名前をいくつか間違えて発音しているように聞こえた。


 トランプ氏の健康状態が疑問視されたのは今回が初めてではなく、特に批判勢力の間では、初期の認知症から軽度の脳卒中まで、さまざまな臆測が飛び交ってきた。


 先月末も、首都ワシントン近郊のアーリントン国立墓地(Arlington National Cemetery)で行われた献花式で、トランプ氏はじっと立っているのに苦労しているように見えた。一部のコメンテーターは単に疲れていただけだろうと評したが、その頃のトランプ氏は、新型コロナウイルスに有効という医学的証拠がないにもかかわらず、予防効果があるかもしれないとして抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」を服用していると述べていた。この薬の副作用にはめまいや吐き気などがある。


 昨年11月、トランプ氏がワシントン郊外のウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)を突然訪れたときも、健康不安説に拍車がかかった。ホワイトハウス(White House)はこのときの訪問を「中間検査」と称し、いかなる「緊急性もない」として臆測を否定したが、前回の定期検査から9か月しかたっていない中での訪問は異例の事態だった。【翻訳編集】 AFPBB News

5853チバQ:2020/06/15(月) 22:06:14
https://www.asahi.com/articles/ASN6H3G2DN6HUHBI00F.html
全米で広がる警察への不信 黒人撃たれ、デモ再び暴徒化
会員記事

ニューヨーク=藤原学思

2020年6月15日 11時23分

 米国でまた、黒人男性が警察官によって命を奪われた。南部アトランタに住むレイシャード・ブルックスさん(27)。先月には中西部ミネアポリスで、ジョージ・フロイドさん(46)が死亡する事件があり、全米のみならず、世界各地で人種差別に抗議の声が上がる中、さらなる火種となる可能性もある。

 「命を奪うような武力行使として、これは正当化できない」

 米南部ジョージア州アトランタ市のボトムズ市長は13日、会見でそう話し、厳しく警察を批判した。「我々が警官の地域への関わりに期待していることと、その実態の間に断絶がある」

 この前日の夜、黒人男性のブルックスさんが警官に撃たれて死亡。州捜査当局や市警が報道陣に公開した映像によると、その経緯は以下のようなものだった。

 午後10時半ごろ、ハンバーガー店のドライブスルーレーンに長く止まっている車が、他の車の邪魔になっていると通報があった。

 市警の警官1人がまず到着。窓ガラスをたたき、ドアを開け、運転席で居眠りをしていたブルックスさんを起こした。映像では、酔っているように見える。

 警官もう1人が到着し、ブルックスさんに対する聴取を続けた。ブルックスさんは飲酒量について「1杯半」とくり返し、娘の誕生日を祝っていたなどと告げた後、歩行確認や呼気検査を受けた。

 聴取は計40分間。おおむね平穏に行われていたが、警官が手錠をかけようとすると、状況は一変する。ブルックスさんは体をひねって激しく抵抗し、警官が持っていたスタンガンの一種「テーザー銃」を奪った。

 ブルックスさんはその銃を手に、ハンバーガー店の敷地内を走った。逃げながら、警官に向けてテーザー銃を放つと、警官は拳銃で3発を発射した。

 ブルックスさんは病院に運ばれたが、死亡した。市警のシールズ本部長は「法の執行機関と地域社会の間に信頼を醸成すべきときだ」として、発生から24時間以内に辞任。撃った警官は懲戒免職、テーザー銃を奪われた警官は現場を離れる配置換えとなった。(ニューヨーク=藤原学思)

5854とはずがたり:2020/06/16(火) 16:57:06

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1271023117150937089
ロイター
@ReutersJapan
米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。

5855とはずがたり:2020/06/16(火) 16:58:15

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1271023117150937089
ロイター
@ReutersJapan
米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。

5856とはずがたり:2020/06/16(火) 16:59:29

https://twitter.com/ReutersJapan/status/1271023117150937089
ロイター
@ReutersJapan
米南部バージニア州のリッチモンドで、コロンブス像が火を付けられ、池へ投げ込まれた。

5857とはずがたり:2020/06/16(火) 17:00:15
バイデン氏の副大統領候補? 米アトランタ市長に脚光
https://www.afpbb.com/articles/-/3288557
2020年6月16日 15:45 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【6月16日 AFP】米ジョージア州アトランタ(Atlanta)のケイシャ・ランス・ボトムズ(Keisha Lance Bottoms)市長(50)が、人種差別に対する抗議デモから発展した混乱の収拾手腕で称賛を浴び、米大統領選で民主党候補指名が確実となったジョー・バイデン(Joe Biden)氏の副大統領候補としてにわかに注目を集めている。副大統領になれば、米国の黒人女性としては初。

 ボトムズ氏は2018年初め、米国でも最も多民族な大都市の一つ、南部ジョージア州のアトランタ市長に就任し、強力な政治勢力を率いてきた。ここ最近では、共和党のブライアン・ケンプ(Brian Kemp)同州知事とドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に対し、新型コロナウイルスの感染が拡大している時期に企業や州内の自治体の活動再開を急ぐことに異議を唱え、波風を立てた。


 全国的に一躍有名になったのは5月29日。ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で丸腰の黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官に首を膝で押さえつけられ死亡した事件に端を発した抗議デモがアトランタで破壊行為に発展した際に、人の心に訴える演説を行ったときだ。

「この街のことを大事に思っているなら、家に帰りなさい」。ボトムズ氏は、略奪している人々だけではなく、平和的に抗議運動を行っている参加者に対しても訴え、この呼び掛けはたちまち広まった。

「アメリカで変化を望むなら、有権者登録を行い、選挙に行ってください」とボトムズ氏は声を強めた。「それが、この国で私たちが必要としている変化です」

 ボトムズ氏が言う「無秩序状態」は収まり、その後アトランタで行われた抗議デモの大多数は平和的な空気を保った。同氏は、市内の路上でデモ隊にも加わった。

■「これまでの死を無駄にはしない」

 そうした中でボトムズ氏は突然、バイデン氏の副大統領候補として取り沙汰されるようになる。同じく名前が挙がっている黒人の女性政治家は、カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員、バル・デミングズ(Val Demings)下院議員、バラク・オバマ(Barack Obama)政権時に国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライス(Susan Rice)氏ら、そうそうたる顔ぶれだ。

 ボトムズ氏は、今は新型ウイルスの流行緩和と、抗議運動および警察改革を求める声への対処に全力を注いでいるため、名前が挙げられていることについてはあまり考えていないと話す。一方で、「11月の大統領選でバイデン氏が勝利するために私に協力できることがあると(同氏に)思われるなら、そして私がその任に最も適しているなら、間違いなく真剣に検討すべき事柄だ」と先週、米ニュースサイト「アクシオス(Axios)」に答えている。

 ボトムズ氏がこれらの発言をしてから、新たな問題が浮上した。12日、当のアトランタで黒人男性が警官に発砲されて死亡する出来事が起きたのだ。

 緊張が高まる中、アトランタ市警の署長が辞任。発砲した警官は、ボトムズ氏の意向を受け免職処分を受けた。ボトムズ氏は、死に至らしめる力の使用が正当化されたとは思わないと発言している。

 ボトムズ氏は地元で政治経験を積んできたが、三権全ての部門で働いたことを誇りに思っている。十数年前に非常勤の判事を務めた後、アトランタ市議会議員として初当選。2017年にアトランタ市長選の決選投票を制した。

 そして次々に危機的な状況が起きている2020年。新型ウイルス、その影響による景気の悪化、そして今は警察改革と人種的公平性を求めて吹き荒れる声への対処を迫られている。

 黒人の市民運動指導者が集まり、テレビ放送もされた14日のタウンホール・ミーティングに出席したボトムズ氏は、人種的不正に立ち向かう取り組みについて、「自分の個人的な怒りと悲しみを脇に置いて」市民に聞いてもらうべきことを明確に語るのは難しいと発言。

「全国で運動が起こり、あらゆる街に変化をもたらしつつある」として、「これまでの死を無駄にはしない」と誓った。(c)AFP/Michael Mathes

5858チバQ:2020/06/16(火) 21:10:18
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/ntv_news24-662648.html
米連邦最高裁判所 LGBTなど差別を禁止
2020/06/16 19:54日テレNEWS24


アメリカの連邦最高裁判所は15日、LGBTなど性的マイノリティーの人たちに対する職場での差別が、公民権法に違反するとの初めての判断を示しました。

アメリカ連邦最高裁判所は、同性愛者や心と体の性が一致しないトランスジェンダーなど、性的マイノリティーであることを理由にした解雇は、公民権法に違反するとの判断を下しました。

公民権法は、性別や人種、宗教などを理由にした職場での差別を禁じていますが、この対象を性的マイノリティーにも広げた形です。

今回の判断には、最高裁判事9人のうち、トランプ大統領が指名した判事ら保守派の2人を含む6人が支持に回りました。

トランプ大統領「連邦最高裁判所の判断に従う。とても強力な決定だ」

アメリカメディアは、性的マイノリティーを保護する「歴史的な判断」だと伝えています。

5859チバQ:2020/06/19(金) 15:33:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8e6f5b8997a28d8c3e7ea49bc7de21464f5ac58

米シアトルに「自治地区」出現 警官は撤退、市民が自警




6/18(木) 11:54配信


朝日新聞デジタル







シアトル市内に出現した、「CHAZ」や「CHOP」と呼ばれる「自治区」=14日、ロイター
 米国で人種問題への抗議活動が拡大するなか、西部のワシントン州シアトルに出現した「自治地区」が注目を集めている。付近の警察署から多くの警官が撤退し、市民が自警をしながら、抗議を続けているためだ。これまでに大きな混乱は起きていないが、トランプ大統領も「介入」をちらつかせている。

【写真】米シアトルに出現した「CHAZ」や「CHOP」と呼ばれる「自治区」で15日、無料配布される食料を運ぶ人たち=ロイター

 米国では5月25日、ミネソタ州で白人警官が黒人男性を死なせた事件を機に抗議活動が広がり、地域によってはデモ隊と警察の衝突が起きた。シアトルでもデモ隊と警察の小競り合いが続き、市内の東管区警察署が抗議活動の中心的な場所となった。

 市警は6月8日、この警察署から大半の警察官を撤退させた。そうすると、抗議活動を続ける市民は、デモ隊と警察隊の間に置かれていたバリケードを利用し、周辺の交通を遮断。「キャピトル・ヒル」という地域の名前にちなんで、一帯を「キャピトル・ヒル・オートノマス・ゾーン(キャピトル・ヒル自治地区、CHAZ)」と呼ぶようになった。最近は「キャピトル・ヒル・オルガナイズド・プロテスト(キャピトル・ヒル組織的抗議)」または「キャピトル・ヒル・オキュパイド・プロテスト(キャピトル・ヒル占拠抗議)」の頭文字から「CHOP」とも呼んでいる。

 米メディアが報じている映像では、地区内にいる市民は抗議集会を開いたり、瞑想(めいそう)したりし、自由に過ごしている。内部では寄付された飲料や食料品が無料で配られ、自警団も存在する。シアトルのジェニー・ダーカン市長(民主党)は「近所のパーティーのような雰囲気だ」と理解を示している。


朝日新聞社

5860チバQ:2020/06/21(日) 21:29:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b743f0df231337571235f690b94f98b914232a8
クロブシャー議員、副大統領候補からの辞退を表明 「非白人を」

6/21(日) 15:53配信

ワシントン(CNN) 今年の米大統領選で民主党候補の指名を争い、副大統領候補としても浮上していたエイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州選出)は21日までに、副大統領候補の辞退を表明し、白人でない女性を選ぶべきだとの考えを示した。

米MSNBCテレビとの会見で述べた。自らも白人であるクロブシャー上院議員は副大統領候補から退く理由として、人種的な不公平さと警察の横暴さについて全米規模での議論が続く社会状況に触れた。

民主党の大統領候補に内定しているバイデン前副大統領とも電話で話し合い、有色人種の女性を副大統領候補に選ぶべき時機が来たと述べたとした。

資格のある非常に多くの女性がいるとも指摘。この国を今すぐ癒やしたいと考えるなら、民主党はそうするべきだとも説いた。

クロブシャー上院議員はここ数カ月間、中道路線を唱える政治的な立場や知名度から有力な副大統領候補と目されていた。ただ、白人警官が黒人男性を死なせた事件を契機に人種問題が改めて注目を浴びるなかで、バイデン氏は白人でない女性を副大統領候補にすべきとの声も強まっていた。

バイデン氏は8月1日ごろに副大統領候補を決める日程を示している。

5861チバQ:2020/06/21(日) 21:30:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd21eefb39e17804c9e4562ceb9a240c8c4021b
デモ隊設置の「自治区」で銃撃、2人死傷 警察は立ち入れず 米シアトル




6/21(日) 17:02配信

【AFP=時事】米西部ワシントン州シアトル(Seattle)で20日、男性1人が射殺され、別の1人が重傷を負った。現場はデモ隊によって設置され、警察が立ち入れない「自治区」内にあり、警官らは被害者らの元へ駆けつけることを妨げられたという。当局が明らかにした。

 自治区は、非武装のアフリカ系米国人ジョージ・フロイド(George Floyd)さんを白人の警察官が死亡させた事件を受け、全米規模で繰り広げられた抗議運動の一環で設置されたもの。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、この自治区を何度も批判し、自治区の設置は「大惨事」であり、区域内の人々は「極左勢力」のアナキストだと主張した。

 ここ2週間近くにわたり、デモ隊や活動家らはシアトルのキャピトルヒル(Capitol Hill)周辺を占拠。祭りのようなムードで行われている社会実験では、「警察官なし」と称されるエリアが設置された。

 シアトル警察は今回の事件について、「警官たちが撃たれた犠牲者を見つけようと試みたが、暴力的な集団に遭遇し、安全に被害者らの元に駆けつけることを妨げられた」と発表。

 20日午前2時半(日本時間同日午後6時半)ごろに現場に到着した警官によると、被害者2人が自治区内の「医療従事者」によって病院に搬送され、19歳の男性1人が死亡したと確認された。別の被害者の男性は「今も命の危険のあるけがで入院している」という。

 警察は、銃撃犯は今も逃走中で、容疑者とみられる人物の特徴は分からないと説明。地元紙シアトル・タイムズ(Seattle Times)は、発砲が抗議デモとは関連がないとみられると報じている。

 警官が装着していたカメラの映像では、警官らが自治区への立ち入りを妨げるデモ隊と対峙(たいじ)する姿が捉えられていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5862チバQ:2020/06/21(日) 21:46:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/30cb46526c523062bbffc6fccce1d4646923e064
「共和党は法と秩序の政党だ」 トランプ氏、選挙活動本格再開 差別抗議デモに「強い姿勢」

6/21(日) 18:07配信
 ドナルド・トランプ米大統領(74)=共和党=は20日、南部オクラホマ州タルサで約3カ月半ぶりとなる支持者集会を開催し、11月の米大統領選での再選に向けた選挙活動を本格的に再開した。民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)を「左翼の過激派に党を乗っ取られた」と批判。「共和党は法と秩序の政党だ」と述べ、全米で続く黒人差別への抗議デモに強い姿勢で臨む考えを強調した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断していた集会の開催は3月2日以来。トランプ氏は冒頭、保守派の連邦裁判事の指名が「300人近く」に上ることや、イラン革命防衛隊司令官の殺害などを政権の成果に挙げた。自らが再選を果たせば、新型ウイルス感染拡大で落ち込んだ国内経済が「来年は米国史上最高の水準に戻るだろう」と宣言。9月からの学校再開を求める考えを改めて表明するなど、社会の早期正常化を訴えた。

 各地から支持者が集まり屋内施設で行われる大規模集会には、感染予防対策が不十分として、開催延期を求める声が地元当局から上がっていた。来場者は陣営が当初想定した「施設内に2万人、屋外に4万人」を大きく下回り、空席が目立った。ただ、マスク着用は義務づけられず、集団感染の発生も懸念されている。陣営は集会の直前に準備にあたったスタッフ6人の感染を確認し、隔離措置をとったと発表した。【タルサ(米南部オクラホマ州)高本耕太】

5863とはずがたり:2020/06/22(月) 19:34:26
米、日本に年間8500億円要求 ボルトン氏、回顧録で証言
2020/06/22 15:45共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020062201001471.html
米、日本に年間8500億円要求 ボルトン氏、回顧録で証言

ボルトン前米大統領補佐官の著書の表紙(AP=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】ボルトン前米大統領補佐官は23日出版の回顧録で、昨年7月に訪日した際、トランプ大統領が防衛費の分担金として年間約80億ドル(約8500億円)の負担を求めていると日本政府高官に伝えたと証言した。在日米軍を撤収させると脅して交渉を優位に進めるようトランプ氏から指示を受けたことも明らかにした。共同通信が回顧録を入手した。

 80億ドルは日本が現在、負担している在日米軍の駐留経費負担の4倍以上に相当する。日本政府はこれまで米側の負担増要求の報道について「そのような事実はない」(菅義偉官房長官)と否定していたが、米側の当事者本人が明確に認めた形だ。

5864チバQ:2020/06/22(月) 22:36:33
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-55094.html
劣勢のトランプ大統領に挽回の余地はあるのか 狙いは「“寝ぼけたジョー・バイデン”の墓穴」?
2020/06/22 19:01
「虚弱性が露呈された」
トランプ米大統領は11月の大統領選を目指して選挙運動を再開し、20日オクラホマ州タルサ市で集会を開いたが思わぬ低調さに終わった。

トランプ選対は来場者を10万人と予想し、会場の19000人収容の屋内競技場では収容できない聴衆のために屋外にモニターも準備したが、実際に集まったのは、地元消防局の調べでは6200人にすぎず、会場には空席も目立った。

コロナウイルスの感染を恐れてトランプ支持者の足が遠のいたとも考えられたが、ビデオ中継でみる限りは会場内では大歓声こそ上がったものの、聴衆が同大統領に取り憑かれるようないつもの空気は影を潜めたように感じた。

「トランプの集会は大統領選へ向けての虚弱性を露呈した」

AP通信はこういう見出しの記事を配信し、大統領はコロナウイルス問題や警察官による黒人射殺に端を発した人種差別問題などに触れることなく、中間派の有権者特に女性票を失った。今後何か劇的なことがない限り再選の道は険しいと伝えた。

現在の選挙情勢
そこで現在の選挙情勢だが、米国の大統領選挙は49州+二つに分割されたメイン州の選挙区+ワシントンDCの合計52選挙地区で、それぞれに割り当てられた総数538人の過半数を獲得することで決することを承知した上で、定評あるReal Clear Politicsの分析を参照したい。

それによれば、22日現在民主党のジョー・バイデン前副大統領が大票田のカリフォルニア州やニューヨーク州など19選挙地区で222選挙人の獲得を確実もしくは優勢としており、過半数の270人まで48人と迫っている。

これにに対して、トランプ大統領が勝てそうなのは同じ19選挙地区でも割り当てた選挙人の少ない州なので、今のところ獲得が期待できるのは125人にすぎない。

残り14選挙地区の選挙人191人の行方次第だが、その中の選挙人38人のテキサス州では同州出身の共和党のジョージ・ブッシュ元大統領がバイデン氏を推薦すると伝えられるので、テキサスの他一州で勝敗を決する可能性もある。

トランプ陣営に挽回の余地はあるのか?
一方のトランプ大統領は、集会で「11月の投票日にバカなこと(バイデン 氏に投票すること)をしなければ、来年は米国史上最高の経済になる」と訴えた。現実に議会予算局などが、今年第3四半期ごろから経済がV字回復するという見通しを立てているのであながち過度な期待でもなさそうだ。

また、人種差別に対する抗議行動がエスカレートして再び略奪や放火などが広がった場合、大統領が掲げる「法と秩序の回復」に期待する票が戻るかもしれない。

さらにトランプ陣営が期待するのが、バイデン氏が墓穴を掘ることだ。バイデン氏は最近もコロナウイルスの米国内の被害を「85000人の失業者と数百万人の死者」と失業者と死者の数を逆に言うなど失言が多く「初期の痴呆症」とも言われている。このため民主党ではコロナウイルス対策を理由にバイデン氏が人前に立つことを極力避けているとされるが、トランプ陣営は公開のテレビ討論を少なくとも4回は実施するよう要求してバイデン氏の失言を引き出すことを狙っているようだ。

いずれにせよ、トランプ大統領は現時点で選挙が行われれば2期目の可能性は薄いと考えざるを得ないが、今後4ヶ月余りで挽回する余地も十分ある状況と言えるだろう。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
【表紙デザイン・図解イラスト:さいとうひさし】

5865チバQ:2020/06/24(水) 21:28:28
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240018-n1.html
トランプ氏、再び移民を大統領選の争点化 「壁」320キロの成果強調 ビザ発給停止も
2020.6.24 11:23
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日、メキシコとの国境に近い西部アリゾナ州ユマを訪れ、不法移民の流入阻止に向け国境警備を厳格化していくと強調した。トランプ氏は22日、企業駐在員や特殊技能職など一部の就労ビザ(査証)の発給を今年末まで停止すると発表するなど、11月の大統領選での再選に向けて移民問題を主要争点に改めて位置づけ、米国人の雇用と安全を外国人から守っていく姿勢を打ち出していく考えだ。

 アリゾナ州は共和、民主両党の勢力が拮抗(きっこう)する激戦州に位置付けられ、2016年の前回大統領選ではトランプ氏が僅差で制した。最近の世論調査では、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領がわずかにリードしている。

 トランプ氏はこの日、メキシコ国境の壁建設が200マイル(約320キロ)を超えたことを記念する式典に出席し、「壁は不法移民も新型コロナウイルスも阻止した」と強調した。トランプ氏がメキシコ国境地帯を訪れるのは今年初めて。

 一方、トランプ氏は22日、特殊技能を持つ人や企業内の転勤者など一部の就労ビザの発給を年内は停止すると発表した。新型コロナの感染拡大で失業者が急増したのを受け、米国民の雇用確保を優先するための措置としている。

 発給停止の対象となるビザは企業内転勤者の「L」、IT技術者など特殊技能職の「H-1B」、熟練・非熟練労働者の「H-2B」、外国人労働者の同行家族の「H-4」、交流訪問者の「J」で、24日から実施される。4月に導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置も年末まで延長する。


 クチネリ国土安全保障副長官代行は23日、FOXニュースの番組で、ビザの発給停止で「約52万5千人の米国人の雇用を確保できる」と説明した。

 トランプ氏は、前回大統領選での勝利は、厳格な移民政策と米国人の雇用保護を掲げたことが要因であると確信しており、今回の大統領選でも移民問題をめぐる1期目の成果を強調していく方針だ。

5866チバQ:2020/06/24(水) 21:29:34
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240018-n1.html
トランプ氏、再び移民を大統領選の争点化 「壁」320キロの成果強調 ビザ発給停止も
2020.6.24 11:23
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日、メキシコとの国境に近い西部アリゾナ州ユマを訪れ、不法移民の流入阻止に向け国境警備を厳格化していくと強調した。トランプ氏は22日、企業駐在員や特殊技能職など一部の就労ビザ(査証)の発給を今年末まで停止すると発表するなど、11月の大統領選での再選に向けて移民問題を主要争点に改めて位置づけ、米国人の雇用と安全を外国人から守っていく姿勢を打ち出していく考えだ。

 アリゾナ州は共和、民主両党の勢力が拮抗(きっこう)する激戦州に位置付けられ、2016年の前回大統領選ではトランプ氏が僅差で制した。最近の世論調査では、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領がわずかにリードしている。

 トランプ氏はこの日、メキシコ国境の壁建設が200マイル(約320キロ)を超えたことを記念する式典に出席し、「壁は不法移民も新型コロナウイルスも阻止した」と強調した。トランプ氏がメキシコ国境地帯を訪れるのは今年初めて。

 一方、トランプ氏は22日、特殊技能を持つ人や企業内の転勤者など一部の就労ビザの発給を年内は停止すると発表した。新型コロナの感染拡大で失業者が急増したのを受け、米国民の雇用確保を優先するための措置としている。

 発給停止の対象となるビザは企業内転勤者の「L」、IT技術者など特殊技能職の「H-1B」、熟練・非熟練労働者の「H-2B」、外国人労働者の同行家族の「H-4」、交流訪問者の「J」で、24日から実施される。4月に導入した米国永住権(グリーンカード)の発給停止措置も年末まで延長する。


 クチネリ国土安全保障副長官代行は23日、FOXニュースの番組で、ビザの発給停止で「約52万5千人の米国人の雇用を確保できる」と説明した。

 トランプ氏は、前回大統領選での勝利は、厳格な移民政策と米国人の雇用保護を掲げたことが要因であると確信しており、今回の大統領選でも移民問題をめぐる1期目の成果を強調していく方針だ。

5867チバQ:2020/06/25(木) 20:08:04
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250019-n1.html
黒人暴行死事件から1カ月 警察改革で米議会の党派対立が深刻に
2020.6.25 18:16
 【ワシントン=黒瀬悦成】米議会では、白人警官による黒人暴行死事件を受け、再発防止に向けた警察改革法案が与野党から提出された。だが、与党・共和党が上院に提出した法案に関し、野党・民主党は24日、「内容が不十分だ」として審議入りを拒否。民主党が下院に提出した法案に対しては、共和党が「警察の法執行能力を低下させる」と拒否する構えを示すなど、法案通過の見通しが立たない状態だ。

 上院ではこの日、法案の最終審議入りの是非をめぐる採決で民主党が反対に回ったため、賛成55、反対45と賛成票が審議入りに必要な60票に届かなかった。

 両法案の最大の違いは、事件で問題となった、警官が容疑者の首を圧迫して拘束する「チョークホールド(首絞め)」の扱いだ。

 民主党案が「禁止」を明記したのに対し、共和党案は、警官訓練の課程で首絞めを教えるのを抑止することを主眼とし、教えた警察署は連邦政府の補助金を打ち切るとした。事前通知なしの家宅への立ち入りも連邦補助金打ち切りの対象になるとしている。

 また、共和党案には民主党案のような殺傷性の高い武器の使用制限や、警官の不正を提訴しやすくする条項が設けられていない。

 民主党が多数を占める下院は、同党提出の法案を25日にも採決する予定。法案は可決の見通しだが、上院トップのマコネル院内総務(共和党)は民主党案を阻止する意向を示している。

 一方、東部ニューヨーク州では12日、首絞め禁止などを盛り込んだ州独自の警察改革法が成立。暴行死事件が起きた中西部ミネソタ州ミネアポリスの市議会は同日、市警を解体して地域参画型の治安組織に置き換える決議を採択した。


 一連の動きに対し、保守勢力からは「治安の悪化につながる」として慎重論や懸念の声が強い。

 トランプ氏は24日、ホワイトハウスで記者団に「民主党は警察を弱体化させようとしている」と非難し、「警察を犠牲にする(立法)措置には応じない」と述べて議会での民主党の動きを牽制(けんせい)した。

5868チバQ:2020/06/25(木) 20:08:46
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250018-n1.html
黒人男性暴行死事件から1カ月 最大規模の抗議デモで変革も スポーツ、ファッション、企業 
2020.6.25 17:36
 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を膝で圧迫され、死亡した事件から25日で1カ月となる。黒人差別や警察の暴力を訴える抗議デモは「範囲、期間ともに数十年間で最大規模」(米メディア)となり、企業やスポーツなど幅広い分野に社会変革を迫った。

 米メディアによると、抗議デモはこれまでに全50州で実施された。6月中旬の米FOXニュースの調査によると、18%が「自身、もしくは家族が抗議デモに参加した」と回答し、現在も各地で抗議デモは続く。

 多くは警察との激しい衝突後に平和的なデモに移行したが、西部ワシントン州シアトルでは8日、警察改革を求めるデモ隊が警察署周辺を「自治区」として占拠。域内では20日以降、発砲事件が相次ぎ、1人が死亡するなどして緊迫感が高まっている。

 抗議は企業活動にも向けられ、食品大手のペプシコは17日、黒人女性のイラストを起用した歴史ある食品ブランド「アント・ジェミマ(ジェミマおばさん)」の名称と商品デザインを「人種的な固定観念(ステレオタイプ)」に基づくと認め、変更すると発表。同社は黒人社会の支援のため、5年間で500万ドル(約5億3千万円)を寄付する方針も明らかにした。

 スポーツ界では米プロフットボールNFLのコミッショナーが5日、人種差別に抗議してきた選手を支持しなかったことを謝罪した。また、白人ファンが大半の自動車レース「NASCAR」も10日、南北戦争で奴隷制度を擁護した南軍の「南軍旗」を会場内で掲げることを禁止した。

 米メディアによると、ファッション業界でも、米誌「ヴォーグ」の編集長で業界大物のアナ・ウィンター氏が、黒人の従業員の雇用やデザイナーの起用が少なすぎたと認め、「不寛容」な行為が横行していたと謝罪。メディア界では黒人従業員が不当な扱いを受けたとの告発が相次いでいる。

 警官の行き過ぎた取り締まりに批判が高まり、各地で警官の懲戒処分も急増。南部ジョージア州では2月にジョギング中の黒人男性が射殺された事件をめぐり、今月24日、白人の男3人が殺人罪などで起訴された。被告の1人は、黒人男性を近所で相次いだ不法侵入事件の容疑者と思ったと供述。起訴を受け、担当検事は「地域社会の正義を見いだすため、大きな一歩となる」と述べた。

5869チバQ:2020/06/25(木) 20:11:19
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250006-n1.html
【新型コロナ】米、新規感染者過去最多に  NYなど東部3州は感染拡大州からの訪問者隔離 
2020.6.25 08:45

 【ニューヨーク=上塚真由】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、米国内で同日の新型コロナウイルスの新規感染者が3万6千人を上回り、過去最多を記録したと報じた。世界で最も被害が深刻な米国で、感染の勢いはなお衰えていないことが鮮明となった。また、ニューヨークなど東部3州は同日、感染率が高い他州からの訪問者を対象に、14日間の自主隔離を義務付けると発表した。

 米メディアによると、経済活動を早期に再開した南部や西部を中心に20州以上で新規感染者が増加。ワシントン・ポストは各州保健当局に寄せられた報告に基づいて集計し、これまでは4月25日の3万4203人が最多だったという。

 他州からの訪問者に自主隔離を義務付けるのは他に、ニュージャージー州とコネティカット州。25日午前0時(日本時間25日午後1時)から適用される。

 対象となるのは、人口10万人当たりの1日の新規感染者数が7日間の平均で10人、または、ウイルス検査の陽性率が同10%を超える州。24日時点で対象に入るのはアラバマ、アリゾナ、フロリダ、テキサス、ワシントンなど南部や西部の9州。フロリダ州などは3月下旬、米国内の一大感染地だったニューヨーク州周辺からの訪問者に対し、同様の隔離措置を導入した。

 対象州は感染状況に基づき随時見直され、東部3州の在住者も対象州を訪れた場合には隔離が義務付けられる。ニューヨーク州では隔離要請に違反した場合、1度目には2000ドル(約21万円)の罰金が科せられる可能性がある。

 ニューヨーク州は、事業規制緩和を慎重に進め、感染者・死者ともに減少傾向が続き、陽性率も1%前後まで改善している。他州からの訪問者を原因とする「第2波」への懸念が高まっており、クオモ知事は、「われわれはウイルスが再び飛行機に乗らないようにする必要がある」と述べた。

5870チバQ:2020/06/25(木) 20:14:02
https://www.sankei.com/world/news/200624/wor2006240017-n1.html
米大統領選 オバマ氏がバイデン陣営イベントに初参加 支持層の活性化図る
2020.6.24 10:58
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選の民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は23日、ネット上の資金集めイベントにオバマ前大統領を初めて招いた。バイデン氏は支持率で共和党現職のトランプ大統領を上回るものの支持層が熱気に乏しいと指摘されており、民主党支持者の間で人気の高いオバマ氏を活用して選挙運動を活性化させたい考えだ。

 バイデン氏はイベント開始直後、17万5千人から計760万ドル(約8億円)が瞬時に集まったと強調。オバマ氏は一緒に政権を担ったバイデン氏について「この国を立て直す人物だ」と述べ、支持を訴えた。

 バイデン陣営と民主党全国委員会は5月、月間で過去最高となる計8080万ドルを集め、トランプ陣営と共和党全国委への献金の合計7400万ドルを初めて上回った。

 トランプ氏は20日から大規模集会を約3カ月半ぶりに再開させ、23日も西部アリゾナ州フェニックスで集会を実施した。対するバイデン氏は新型コロナウイルス感染への懸念からネットを通じた情報発信にとどまっており、両者の違いが支持率の推移にどう影響するかが注目されている。

5871とはずがたり:2020/06/25(木) 23:49:30
中国に懇願「選挙で勝てる保証を」 トランプ外交の裏側
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN6R6HT2N6RUHBI006.html?ref=goonews
ワシントン=渡辺丘、青山直篤、園田耕司 ソウル=鈴木拓也
2020年6月23日 22時00分

 ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)が23日、回顧録を出版した。政権の中枢で関与した外交の裏舞台を詳述しつつ、トランプ大統領を痛烈に批判する異例の「暴露本」では、トランプ氏が多くの首脳と交わしたやりとりが描かれている。

 ボルトン氏は、トランプ氏が最も個人的関係が良かった首脳は、ゴルフ仲間でもある日本の安倍晋三首相だった、としている。その一端は、2019年6月にあった安倍首相のイラン訪問で表れた。

 ボルトン氏によると、イランと米国の対立が深まるなか、トランプ氏は安倍首相に仲介を依頼。安倍首相はボルトン氏に「トランプ氏の求めであり、役に立つ可能性があれば引き受ける」と述べ、19年5月の日米首脳会談では安倍首相が「トランプ氏のメッセージを伝える」ことが決まったという。

 しかし、安倍首相が実際にイラ…

5872とはずがたり:2020/06/25(木) 23:53:36
ニクソン流のトランプ氏か、ケネディ流のバイデン氏か 米大統領選
2020.6.10 20:16国際米州
https://www.sankei.com/world/news/200610/wor2006100021-n1.html
 米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、人種問題が11月の大統領選の主要争点に浮上してきた。再選を目指すトランプ大統領(73)が「法と秩序の回復」を掲げて治安悪化への不安を抱く世論に訴えかける一方、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)はトランプ氏のデモ対応を「強権的」と非難。「大統領は人種対立を激化させている」とも主張し、警察の暴力に憤る世論の矛先を「打倒トランプ」に向かわせようと図っている。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

 CNNテレビが8日発表した全米世論調査によると、大統領選の争点として「人種問題」を重視するとの回答は68%に上り、「経済」77%、「医療」69%に続く上位につけた。

 大統領選で人種問題がここまで注目されたのは、公民権運動の嵐が吹き荒れた1960年代以来。当時も、人種問題にどう向き合うかが選挙の行方を大きく左右した。

 民主党のケネディ、共和党のニクソン両上院議員が対決した60年の選挙では、公民権運動指導者のキング牧師が抗議活動中に逮捕・勾留された際、ケネディ氏がキング氏の釈放に尽力したのに対し、ニクソン氏は積極的に動かなかった。この対応の差で黒人票が一気にケネディ氏に流れ、同氏の当選を決定づけた。

 一方、68年の大統領選では、同年4月にキング氏が暗殺されて全米で大規模暴動が起きたのを受け、ニクソン氏が「法と秩序」の回復を訴えて当選した。

 対照的な2つの事例は、大統領選において人種問題への対応に決まった正解はないことを示している。

 トランプ氏は、ニクソン氏ばりに「法と秩序」を打ち出し、平和的なデモを「国民の当然の権利」としつつ、暴徒による略奪や破壊行為は決して容認しない方針を鮮明にした。

5873チバQ:2020/06/27(土) 09:48:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c36066ce06954a924ce54d37653a52f9476eef0
米下院、首都の州昇格案可決 上院反対で実現望み薄
6/27(土) 9:13配信

時事通信
 【ワシントン時事】米下院は26日、首都ワシントン(コロンビア特別区)に州の地位を与える法案を採決し、賛成232、反対180の賛成多数で可決した。

 成立すれば米国で51番目の州が誕生することになるが、上院で多数派を占める共和党やトランプ大統領は反対しており、実現する可能性はほぼない。

 CNNテレビによると、法案はワシントンに上院議員2議席を新たに割り当てるほか、地元選出の下院代表1人を投票権のある正式な議員とする内容を盛り込む。ワシントンは圧倒的に民主党が強い地域で、同党の勢力拡大につながりかねない州昇格には共和党が強く反対している。

5874チバQ:2020/06/27(土) 20:34:51
https://www.sankei.com/world/news/200627/wor2006270012-n1.html
トランプ氏、銅像引き倒しに厳罰の大統領令 司法省は過激派対策の専門チーム設立
2020.6.27 13:50
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、白人警官による黒人暴行死事件への抗議として全米各地にある歴史的な像や記念碑が次々と引き倒されている問題で、実行犯に厳罰を科すことなどをうたった大統領令に署名した。

 大統領令は、歴史的な記念碑や銅像、政府の施設を破壊した者に対し、現行法が定める枠内で厳しく処断する方針を示したほか、一連の破壊行為を防止できなかった州政府や自治体、市警などの法執行機関に対する連邦政府の補助金を停止するとした。

 記念碑や像の引き倒しをめぐっては、奴隷制を支持した南部連合政府に連なる人物だけでなく、南北戦争で北軍総司令官を務めたグラント元大統領についても、過去に奴隷を所有した記録があるとして像が引き倒されるなど、対象が拡大し続けている。

 一方、バー司法長官は26日、抗議デモの裏で極左や極右の過激勢力が暴力行為を扇動しているとの認識に立ち、司法省内に反政府過激派対策の専門チームを設置するよう指示した。

 対策チームは特に、無政府主義を奉じる極左勢力「アンティーファ(ANTIFA)」と、米国で内戦を起こすことを画策しているとされる極右運動「ブーガルー」を重点対象に、動向を監視し当局間の情報共有を進めるとしている。

 レイ連邦捜査局(FBI)長官はFOXニュースの番組で、略奪や破壊行為は「違法であり、阻止しなくてはならない」と明言した上で、一連の暴動で破壊行為に加担した数百人に対する刑事捜査を進めていることを明らかにした。

5875チバQ:2020/06/27(土) 21:56:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd6463ed0649a332448ab8379209edfefdc701c2
謎の武装極右、混乱で勢い 米大統領選の前後にテロ懸念
6/27(土) 15:03配信

共同通信
米ニューハンプシャー州で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済自粛に反対する武装極右「ブーガルー」の人々ら=5月(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国で「ブーガルー」と呼ばれる謎の武装極右が勢いを強めている。内戦や革命も究極の目標とみられるが、インターネットを通じひそかに連帯するため実態が把握しにくい。新型コロナウイルスの感染拡大にも乗じ、政治的緊張が高まる11月の大統領選前後に本格的なテロを起こす可能性が指摘されている。

 1980年代のダンス映画に語源を持つ「ブーガルー」は、2010年代前半に白人至上主義らのネット上の隠語となったとみられている。

 米メディアによると、個人が銃を持つ権利を重視、政府による干渉を否定する共通点があり、一部は武力による政府転覆も狙っているとみられる。

5876チバQ:2020/06/29(月) 14:37:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dff4f9c3dc0c7a92c3bd8c93c8340479ace15c23

白人至上主義「素晴らしい」 トランプ氏ツイートし削除




6/29(月) 13:43配信


朝日新聞デジタル







白人至上主義者のスローガンが含まれる動画をコメントつきで紹介した、トランプ米大統領のツイート。トランプ氏は批判を受けた後に削除した=ツイッター利用者の画面から
 トランプ米大統領は28日、白人男性が「ホワイト・パワー(白人の力)」と叫ぶ様子が撮影された動画に、「素晴らしい人たち、ありがとう」とコメントをつけてツイッターに投稿した。「ホワイト・パワー」は白人至上主義者が使うスローガンで、与党・共和党からも批判が出るなか、トランプ氏も数時間後にツイートを削除した。


 トランプ氏が投稿した動画は、トランプ氏の支持者たちがゴルフカートに乗って行進するのに対し、抗議する人たちが「人種差別主義者」などと叫ぶ様子が撮影されている。その中で、ゴルフカートに乗った年配の白人男性が拳を突き上げながら「ホワイト・パワー!」と2回叫ぶ様子が映っている。

 動画が撮影されたのは、トランプ氏の支持者が多く住む、フロリダ州の退職者コミュニティー「ザ・ビレッジズ」だとみられる。トランプ氏はこの動画に「ザ・ビレッジズの素晴らしい人たち、ありがとう。極左の民主党は秋にはだめになる」とコメントをつけ、投稿した。

 ただ、「ホワイト・パワー」は白人至上主義者たちが使うスローガンのため、投稿の直後から批判が続出。共和党の黒人上院議員のティム・スコット氏はCNNで「間違いなく、投稿すべきでなかったし、削除すべきだ。弁解の余地はない」と語った。スコット氏の発言からまもなく、ツイートは削除された。ホワイトハウスの報道担当者は「トランプ氏は動画の中での発言が聞こえなかった」と釈明した。トランプ氏がこうした形で内容を批判され、ツイートを削除することは珍しい。

 トランプ氏は以前から、人種差別的な言動が目立つ。2017年にバージニア州で白人至上主義者らの集会の参加者のことを「とてもいい人たちだ」と表現したほか、最近も全米各地に広がった抗議デモをめぐって「略奪が始まれば、銃撃が始まる」と、歴史的に差別的な文脈で用いられてきたフレーズをツイートした。(ワシントン=園田耕司)

5877チバQ:2020/06/29(月) 22:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f083d35b2beb492c46ddb6111b87d63ba8dc04df
トランプ氏を待ち受ける選挙の“ジンクス” 60年ぶり、カトリック系大統領誕生の現実味
6/28(日) 7:02配信

47NEWS
6月1日、米首都ワシントンの教会前で聖書を掲げて記念撮影するトランプ大統領(ロイター=共同)

 11月の米大統領選の結果は、言うまでもなく、多数の要因が絡み合って決まる。その意味で、予測は難しい。候補者の支持率についての世論調査もあてにならないことがある。すっきりした説明は、どこか怪しげだ。

 ただ、これだけは言える。経験的に言えば、国民の22%を占めるカトリック教徒の過半が「選好した」候補は大統領になり、逆に、かれらが「見限った」候補は大統領になっていない、と。つまり、カトリック教徒の選好ぶりと選挙結果は、ある程度つながりがあると言うことだ。(文明論考家、元駐バチカン大使=上野景文)

 より具体的に言おう。

 この20年間に実施された5回の大統領選では、カトリック票の過半は、2000年(ブッシュ候補がゴア候補に勝利)を除き、常に「勝ち馬」を支持して来た。

 すなわち、2004年には52%が共和党のブッシュ候補を、2008年には54%が民主党のオバマ候補を、2016年には52%が共和党のトランプ候補を支持し(クリントン候補支持は45%)、勝利を支えた。カトリック票の過半を集めながら、選挙で敗北した事例は、2000年を除き、ない(表1)。

(写真:47NEWS)

 その意味で、カトリック票は、大統領選の結果を支配する「キャスチングボート」的役割を担っているように見える(あくまで、見えると言うことに過ぎないが)。「ベンチマーク」的と言うことだ。

 もちろん、米国のカトリック教徒は多様であり、決して一枚岩ではない。つまり、「ひとつの意思」で動いている訳ではなく、バラバラな集団である。保守、リベラルの間の「綱引き」もある。が、かれらの票の過半を取り込めた候補は当選し、取り込めなかった候補は敗れると言うジンクスがあることは、見逃がせない。因果関係に基づく法則と言えるようなものでは全くないが、経験知ではある。

 ちなみに、2016年にカトリック教徒はクリントン候補を「見限った」(支持率45%)が、この数字は、歴代民主党候補者の中で最低であった。同性婚、LGBTなどの活動家が多いクリントン陣営へのカトリック保守層の反発が強かったことの反映と解される。もしクリントン候補が2008年のオバマ同様カトリック票の54%を獲得していたら、数の遊びになるが、勝利したものと想定される。

 もう1点、補足する。私が、カトリックより人口比率が高いプロテスタント諸派(人口の52%)の票でなく、カトリック票(同22%)に着目するのはなぜか、との疑問があり得よう。もっともな疑問だ。

 が、あの福音派を含むプロテスタント諸派の54―59%はこの20年一貫して共和党候補者を支持して来ており、その姿勢には揺らぎがない。と言うことは、かれらは米国全体の姿を映し出してはいない、と言うことだ。

 これに対し、カトリック教徒の構成を見ると、人種、学歴、職業、所得、宗教心の濃淡などの観点から見て、米国全体の姿を色濃く反映していると言われている。「米国の縮図」と言う訳だ。この20年間、カトリック票は、民主・共和両党間の往復を繰り返して来た(スウィング票)が、それは米国人全体の姿を映し出したものなのだ。

 カトリック系の人たちの選好の行方が選挙の勝敗につながるのは、そういった背景による。

 では、現状はどうか。統計機構によりデータに食い違いがあるが、ピュー・リサーチ・センター、PRRIなどのデータを参考に再整理すれば、この3年間におけるカトリック教徒によるトランプ支持率は、およそ以下のようなものであった(表2)。

6月3日、米首都ワシントンのホワイトハウス周辺で、黒人男性暴行死事件に抗議する人たち(ロイター=共同)

 既述のように、2016年の選挙で、トランプ候補はカトリック票の52%を集めたが、これは、クリントン候補の不人気(白人層に限れば何と37%しか集められなかった)に助けられたものであり、「出来過ぎ」であった。

 本来の実力は、表にあるように、36―37%と言ったところかも知れない。ただ、白人層に限って言えば5割内外の支持がある。このことは、トランプ陣営から見ると、今後に望みをつなげる要素と言えよう。

5878チバQ:2020/06/29(月) 22:01:41
 ところが、この6月に入ると、事態は急展開を見せた。

 すなわち、コロナ禍の改善が進まないこと、経済の低迷に加え、5月25日の黒人男性ジョージ・フロイドさん殺害事件が全米規模の抗議活動に拡大したことなどを反映してか、CNNによる全米世論調査(6月8日)によれば、トランプ候補の一般国民の間での支持率は41%に低下し、バイデン候補との差は前月の5ポイントから14ポイントに急拡大した。

 こうした流れの中で、カトリック教徒のトランプ支持率も急落。特に、白人カトリック教徒の支持率は55%から37%に急落し、全カトリック教徒の支持率も33%前後に落ち込んだものと推計される。

 上述のように、この20年について見れば、勝者は、2000年を除き、カトリック票の過半を得ている。カトリック教徒の支持が3割台前半に割り込むということは、危険信号そのものだ。

 それ故、トランプ陣営は、カトリック票の取り込みに躍起だ。

 同陣営の選対本部を指揮するぺイボン神父は、中絶問題に焦点を当て、「民主党の思想はカトリックの教えと相いれない。カトリック教会と親和するのは共和党だ」と強調。民主党への攻撃を強めるとともに、「トランプを守るカトリック教徒連合」(the Catholics for Trump)などの運動体を総動員して、臨戦態勢を敷いた。

 中絶問題と言う単一テーマだけで投票態度を決めるカトリック教徒は全体の1/4にとどまると見られているが、一定の効果はあるだろう。

 それに、6月の急落への反動も相まって、カトリック教徒のトランプ支持率はいずれ3割台後半から4割前後までは回復するであろう。

 しかしながら、民主党の候補指名が確定したバイデン前副大統領は、カトリック信者であることと、アイルランド系であることが「売り物」だ。カトリック票を巡るせめぎあいにおいて、4年前のクリントン氏よりはるかに手ごわい相手である。このため、トランプ陣営にとって、カトリック教徒の支持率を50%に戻すことはもちろんのこと、45%に戻すことすら容易ではないだろう。

 さらに、今回も大接戦が予想されるペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンなどのいわゆるラストベルト諸州。この3州で勝利すれば、大統領選勝利は濃厚と言われているが、いずれも、カトリック教徒に占める白人比率が8-9割ととても高い。そのかれらの間でトランプ人気が後退しているようで、トランプ陣営にとり頭痛の種となっている。

 重ねて言う。カトリック教徒による支持が40ー45%にとどまりながら、勝利した候補はこの20年出ていない。

 論理性、法則性はないものの、過去20年の経験はそう語る。今後4カ月の間に何が起きるか分からないが、トランプ候補にそうした歴史的経験をひっくり返す「怪力」はあるだろうか。

 ケネディ大統領以来60年ぶりに、米国にカトリック系大統領が登場するかもしれない。

 なお、カトリック系大統領登場の暁に大切なことは、その新事態が、米国社会、米国外交にとり、国際社会にとり、さらには、バチカンにとり、いかなる意味を持つかと言う点だ。新事態が到来する場合には、しっかりと考究したい。

5879とはずがたり:2020/06/30(火) 18:41:47
トランプ政権、抗議活動を促す投稿を禁止するように要請していた…主要なソーシャルメディアに
Aaron Holmes
Jun. 30, 2020, 03:30 PM TECH INSIDER
Twitter

https://www.businessinsider.jp/post-215596

5880チバQ:2020/07/01(水) 21:18:46
https://www.sankei.com/world/news/200701/wor2007010028-n1.html
米大統領選 トランプ氏、激戦州でバイデン氏に後れ 再選に黄信号か
2020.7.1 16:00
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選が4カ月後に迫る中、再選を目指すトランプ大統領(74)が、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)に勝敗の行方を左右する激戦州で後れをとっていることが各種世論調査で鮮明になってきた。トランプ氏は2016年の前回大統領選で大幅な劣勢を覆して当選しただけに、現時点で「再選困難」と断じることはできないものの、陣営は反転攻勢に向けた態勢の立て直しを迫られている。

 米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた全米世論調査の平均支持率(今月1日現在)はバイデン氏50%に対しトランプ氏は40・4%。同氏の低迷の要因として、専門家の間では新型コロナウイルスの感染拡大を食い止められないトランプ氏に対する有権者の不満が背景にあるとの指摘が多い。

 ロイター通信と調査会社イプソスが6月24日に発表した世論調査では、トランプ氏の新型コロナ対策を「支持しない」との回答は58%に上っている。

 バイデン氏は30日、地元デラウェア州で開いた約3カ月ぶりの記者会見で「戦時大統領を自称するトランプ氏は(新型コロナに)降伏した」と主張し、同氏を激しく攻撃した。

 トランプ氏にとっての懸念材料は、前回の選挙で同氏が勝利した中西部ウィスコンシン、ミシガン、東部ペンシルベニア、南部フロリダ、ノースカロライナ、西部アリゾナといった激戦州でバイデン氏が軒並みリードしていることだ。

 しかも、FOXニュースが25日に発表した世論調査では、1980年以降の大統領選で共和党候補が勝利してきた南部テキサス州でバイデン氏が1ポイント差でトランプ氏を上回った(45%対44%)。ジョージア州でもバイデン氏が2ポイント先行する(47%対45%)など、従来は共和党の有力地盤とされてきた州でのバイデン氏の健闘が目立っている。



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 世論調査で数ポイントの差は誤差の範囲内とされる。ただ、FOXニュースが両州に加えフロリダ州とノースカロライナ州の有権者の動向を調べたところ、当選に不可欠な無党派層の支持率でバイデン氏が17〜22ポイント差でトランプ氏を引き離していることも分かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日の社説で、トランプ氏の支持率が過去に再選を果たせなかったカーター、父ブッシュ両元大統領と同様の水準に陥りつつあるとし、「再浮上に向けてトランプ氏に残された時間は少ない」と指摘した。

5881チバQ:2020/07/06(月) 23:09:44
https://www.sankei.com/world/news/200706/wor2007060009-n1.html
【米大統領選】トランプ氏とバイデン氏の選挙資金獲得競争が過熱 健闘目立つバイデン氏
2020.7.6 14:07
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選に向け、トランプ大統領(74)と民主党の大統領候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)との選挙資金の獲得競争が激しさを増してきた。両陣営の集金ペースはオバマ前大統領が再選された2012年大統領選の同時期を大きく上回っているとされ、新型コロナウイルス禍で選挙運動が大きく制約される中で選挙戦自体は過熱の様相を強めている。

 バイデン陣営と民主党全国委員会は1日、6月の集金額が計1億4100万ドル(約152億円)に上ったと発表した。対するトランプ陣営と共和党全国委員会も同日、計1億3100万ドルを集めたと発表。いずれも月間の額としては今年に入って最高だった。

 バイデン陣営が集金額でトランプ陣営を上回るのは2カ月連続。

 バイデン陣営は、元大企業経営者などの大富豪からの大口献金が目立ってきたが、陣営幹部は、6月の平均献金額は34ドルで、献金者の68%が初めて献金を行ったと指摘し、「バイデン氏を大統領にしようとする有権者の機運の高まりを示すものだ」と主張した。

 両陣営は今年第2四半期(4〜6月)の調達額でも過去最高を記録。バイデン陣営は2億8210万ドルで、トランプ陣営の2億6600万ドルを上回った。

 バイデン氏は6月23日、オバマ氏が初参加したオンラインの資金集めイベントで1100万ドルを調達している。トランプ氏も14日の誕生日に行ったオンラインのイベントで1400万ドルを集めた。

 バイデン氏は元来、資金集めが苦手とされ、苦戦が目立った民主党候補指名争いの序盤では選挙資金の枯渇で撤退する可能性が指摘されていた。ただ、その後の巻き返しで党候補指名が確定的となり、指名を争った他の候補らが軒並み同氏支持に回ったことで資金繰りが一気に好転した。


 ただ、トランプ陣営は手持ち資金で約2億9500万ドルを確保しているとしており、資金面でバイデン陣営は依然不利とされる。バイデン陣営は手持ち資金の全容を公表していない。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両氏の全国平均支持率(7月4日現在)はバイデン氏49・6%、トランプ氏40・9%。バイデン氏は新型コロナ対策を理由に大規模集会を封印すると表明したのに対し、トランプ氏は5日、東部ニューハンプシャー州で11日に屋外で選挙集会を実施すると発表するなど、支持者の前に姿を現すことで支持固めを図りたい考えだ。

5882チバQ:2020/07/07(火) 11:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bc1829e7e28fcfe25d1ba9e486722afac2b8502
アトランタ市長がコロナ感染 民主党副大統領候補の一人 米
7/7(火) 9:06配信
 【ニューヨーク時事】米南部ジョージア州の州都アトランタのボトムズ市長は6日、新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにした。

 ツイッターで「症状はなかったが、陽性だった」と説明した。ジョージア州は感染対策で規制していた経済活動の再開を早くから積極的に進めた州の一つで、このところ感染者が増えている。

 ボトムズ氏は黒人女性。米国では白人警官による黒人暴行死事件を機に、人種差別への抗議デモがアトランタを含め全米に広がった。こうした中、11月の大統領選の民主党候補指名が確定したバイデン前副大統領の副大統領候補選びで、黒人起用の観測も強まっており、ボトムズ氏の名前も挙がっている。

5883チバQ:2020/07/07(火) 18:47:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d2c5f7bae6d2630bf58af4eaad29ec2d65a318

51番目の州を目指す首都ワシントンの知られざる苦悩




7/7(火) 17:04配信


ニューズウィーク日本版



連邦議会へ代表者を送る権利が奪われてから200年以上、不平等はなぜ続くのか

私は、連邦議会のプログラムでワシントンに招待された国内外の訪問団に講演する機会がよくある。そうした講演では、アメリカという国の基本理念は「機会の平等」を大切にする精神だと説明する。全ての国民は、民主的な政府に自らの意思を反映させる権利を等しく保障される、と。

こうした高邁な理念を述べるとき、私はいつも矛盾を感じずにいられない。その矛盾は、その日訪問団を乗せてきたタクシーのナンバープレートを見れば分かる。

アメリカの首都ワシントンは、州としての地位を認められていない。これはアメリカ建国の理念に反し、70万人の住民の主権者としての権利を侵害するものだ。ワシントンがアメリカの首都になったのは1790年。このとき、この町の住民は議会選と大統領選の投票権を奪われた(1961年の憲法修正により大統領選の投票権は認められたが、議会に代表を送る権利は認められていない)。

当時、懸念されたのは、首都に州としての地位を認めた場合、連邦政府の公職者が地元の利害を偏重するのではないか、ということだった。こうして、フランスのパリ以上の面積と、アメリカの50州のうち2州より多くの人口を擁し、22州より多くの連邦税を納めている都市の住人は、立法府に代表を送れなくなったのである。

<トランプと共和党は「州」化に反対>

大半の住民はこの状況に不満を募らせている。それを知っているので、私は講演をするとき、この町を走る自動車のナンバープレートを思い出して心が痛む。

ワシントンは2000年11月、不満を表明するために、ナンバープレートに「代表なくして課税なし」という言葉を記すようにした(アメリカ独立戦争のスローガンになった言葉だ)。17 年には、より強いメッセージを打ち出すために「代表なき課税に終止符を」という表現に変更された。

なぜ、このような時代錯誤がまかり通っているのか。理由はおそらく3つある。

第1に、ワシントンに州としての地位を認めることに反対する人たちは、ワシントンが連邦政府の資金に大きく依存しているので、連邦政府の監督が必要だと主張する。しかし、現在ではワシントン以上に連邦資金に依存している州が21もある。


全米の世論調査結果は……
第2に、ワシントンを州と位置付けることには共和党の反対も強い。ここでは圧倒的に民主党が強いからだ。トランプ大統領は最近、「ワシントンが州になることは決してない。民主党の上院議員が2人、下院議員が5人も増えるなんてごめんだ」と言っている(後述の法案が求める議席数は、上院が2人、下院が1人だが)。しかし、ワシントンが議員を選べるようにしつつ、共和党が強い州の下院議席を多くして、バランスを取ることも可能だ。

そして第3に、昨年のギャラップ社の全米世論調査によれば、回答者の約3分の2はワシントンを州として扱うことに反対していた。

だが、ワシントンは黒人住民が多いことで知られている町だ。人種差別が有権者の関心時になっている今、現在の扱いはひときわ時代遅れに感じられる。

6月26日、連邦議会の下院はワシントンを51番目の州とする法案を可決した。共和党が多数を占める上院では、この法案が可決されることはないだろう。

それでも、最近トランプと共和党の人気が下がり、民主党への支持が高まっている。11月の大統領選と同時に実施される議会選で、下院に加えて上院でも民主党が多数派になれば、私の生まれ故郷であるワシントンがついに正当な権利を手にできる日が来るかもしれない。

<2020年7月14日号掲載>


サム・ポトリッキオ(本誌コラムニスト)

5884チバQ:2020/07/07(火) 20:34:34
https://www.sankei.com/world/news/200707/wor2007070034-n1.html
米大統領選、バイデン氏の女性副大統領候補は? ライス元国連大使が急浮上
2020.7.7 19:19
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日の米大統領選での民主党の正副大統領候補を正式指名する党大会(8月17〜20日)を約1カ月半後に控え、党の大統領候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)による副大統領候補選びが大詰めを迎えつつある。5月の白人警官による黒人暴行死事件を受け、民主党支持勢力からは有色人種の女性を起用するよう求める声が一層強まってきた。

 バイデン氏は4月末、ドッド元上院議員ら4人を副大統領候補選定委員会の共同議長に任命した。委員会は、バイデン氏が3月15日の民主党候補者討論会で「副大統領候補は女性にする」と述べたのを受け、女性政治家を中心に十数人と面接を重ねたとされる。

 一般に副大統領候補に求められる資質は、第1に大統領候補との相性、第2には万一の際に大統領の代行を務め得る統治能力だ。特に、バイデン氏は高齢で、共和党陣営が「認知症疑惑」を追及しており、副大統領が円滑に大統領職を担えるかは、これまで以上に重視される要件となる。

 また、再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)が熱狂的な支持層に支えられているのに対し、バイデン氏は有権者への訴求力が弱い。副大統領候補には、同氏を補完して有権者を活性化できるアピール力が求められている。

 黒人暴行死事件を受けて人種問題が大統領選の主要争点に浮上する中、民主党支持勢力はバイデン陣営に対し、有色人種を起用するよう圧力を強め、下馬評でも複数の黒人女性が有力候補に浮上してきた。

 米紙USAトゥデーとサフォーク大が1日発表した世論調査での有力候補の支持率は、エリザベス・ウォーレン上院議員38%、スーザン・ライス元国連大使35%、カマラ・ハリス上院議員33%、南部ジョージア州議会の元下院議員ステイシー・エイブラムス氏29%、同州アトランタのキーシャ・ボトムズ市長28%で、ウォーレン氏以外は全員黒人などの有色人種だ。


 加えて、黒人のバル・デミングス下院議員や、タイ出身でアジア系のタミー・ダックワース上院議員も有力視されている。

 この数日間で、特に「注目株」とみなされ始めたのがライス氏だ。

 最有力とされる候補のうち、ウォーレン氏は白人であるため今回は対象外、ハリス氏は自己主張が強く「黒子役」の副大統領に不適任-との見方が出る中、ライス氏はオバマ前政権下でバイデン氏と強固な関係を築いているためだ。

 ただ、ライス氏は大使在任中の2012年、駐リビア米大使が死亡したベンガジの米領事館へのテロ攻撃を「自然発生的なデモ」と述べて批判を浴びた過去があり、指名されればトランプ陣営からの猛攻撃にさらされるのは確実だ。

 バイデン氏は6月30日の記者会見で、副大統領候補の決定は当初予定の8月1日から「8月上旬になる」との見通しを明らかにし、慎重な選考を進めていることをうかがわせた。

5885チバQ:2020/07/09(木) 11:18:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/0af992c815d4f189484ea1c022142987ea994d47

米国のコロナ感染300万人に 南・西部で拡大に拍車
7/8(水) 11:20配信
共同通信
米テキサス州ヒューストン市内で、新型コロナウイルスの検査を受けるため、長い列をつくっている住民が乗った車=7日(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズの集計によると、米国の新型コロナウイルスの累計感染者が7日、300万人を超えた。死者は13万人超で、いずれも世界最多。南部や西部を中心に広範囲で感染拡大に拍車が掛かっており、収束の兆しは見えない。

 感染が広がる州の多くは、早期に経済活動を再開させた。11月の大統領選再選に向けて経済再開にこだわるトランプ大統領の姿勢も影響し、感染抑止策が後手に回っている。

 米メディアによると、約40州で感染が拡大しており、南部のテキサス州やフロリダ州、西部カリフォルニア州などで顕著だ。

5886チバQ:2020/07/09(木) 11:20:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/51a9bf32a892494147b4a17a12ae430427422eef
出馬表明のカニエ・ウエスト氏、トランプ氏支持を撤回 コロナ感染の体験語る

7/9(木) 10:55配信
(CNN) 米ラップ歌手カニエ・ウエスト氏が米誌フォーブズのインタビューの中で、トランプ大統領に対する支持撤回を表明した。今年2月に新型コロナウイルスに感染したとも語っている。

インタビューは7日に行われ、8日に公開された。ウエスト氏はこれまでトランプ氏支持を理由に批判の的になっていたが、今回のインタビューでは、軍の最高司令官としてのトランプ氏を見損なったと述べ、「地下壕(ちかごう)に隠れたという話が気に入らない」とした。

トランプ大統領は6月、ホワイトハウス前で人種差別や警察の暴力に対する抗議デモが行われた際に、一時地下壕に避難したと伝えられていた。

ウエスト氏は今月4日、11月の米大統領選に出馬を表明。フォーブズのインタビューでは、出馬表明は売名行為ではないと強調した。ウエスト氏が出馬すれば野党民主党のバイデン氏の票が奪われ、トランプ氏の再選を手助けすることになりかねないとの指摘については、問題はないとの認識を示した。

多くの州で立候補者の届け出が締め切られているにもかかわらず、この段階で出馬を表明したことについては、2月に新型コロナウイルスに感染したことが理由の1つだったと説明。当時の様子について、「寒気がして、ベッドの中で震え、熱いシャワーを浴び、どうしたら克服できるか教えてくれるビデオを見ていた」と振り返った。

ウエスト氏がウイルス検査や抗体検査を受けたのかどうかは不明。治療法については「我々は祈る。自由のために祈る。神が全てだ。神を怒らせることはやめなければならない」と述べ、ワクチンの可能性については懐疑的な見方を示した。

5887チバQ:2020/07/09(木) 11:23:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070800896&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_auto

WHO脱退、大統領選の結果次第 バイデン氏「復帰」約束―米

2020年07月08日20時37分

 【ワシントン時事】米政府は7日、世界保健機関(WHO)脱退を国連事務総長に正式に通知したことを明らかにした。これに対し、11月の米大統領選をトランプ大統領と争う民主党のバイデン前副大統領は、「WHOへの復帰」を明言。米国が実際にWHOを脱退するかどうかは、大統領選の結果次第ということになりそうだ。


中国、米のWHO脱退を批判 「大国の責任担え」

 トランプ氏は、WHOの新型コロナウイルス対応について、中国に配慮して緊急事態宣言が遅れたなどと批判。WHOを「中国の操り人形」と指弾してきた。4月に資金拠出の停止を表明して以降も、WHOは米国より拠出金がはるかに少ない中国に支配されているなどと主張し、5月29日に脱退の意向を表明していた。
 新型コロナ感染者数が世界最多となった米国で、トランプ氏は被害の深刻さを軽視し対応が遅れたと非難されている。大統領選に向けて支持率が伸び悩む中、トランプ氏は中国の初動対応のまずさが世界的な感染拡大を招いたと責任転嫁を図っており、WHOも「中国たたき」の余波を浴びた形だ。
 ただ、国連によると、正式な脱退は通知から1年後になる。バイデン氏は7日、ツイッターで「米国が国際公衆衛生の強化に関与することで、米国民はより安全になる」と強調。大統領選で勝利すれば、来年1月の就任1日目にWHO復帰を表明すると述べ、「私は国際舞台でのリーダーシップを回復する」と訴えた。
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は「公衆衛生の専門家や法学者、米議会から、(米国のWHO脱退が)国連に対する中国の影響力を増大させると非難する声が上がっている」と指摘した。トランプ政権の中国たたきは、中国台頭の促進という皮肉な結果を招きかねない。
 バイデン氏は既に、トランプ氏が離脱を表明した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を公約に掲げている。WHO脱退問題では、国際機関や同盟関係を軽視する「米国第一」のトランプ氏と、「国際協調への回帰」を唱えるバイデン氏という対立軸が改めて鮮明になった。

5888チバQ:2020/07/09(木) 19:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6555bcb9829005bd8c46600fddfbb93554c2bac
米オクラホマでの感染急増、トランプ氏集会の影響「ほぼ確実」 保健当局
7/9(木) 13:07配信

AFP=時事
選挙集会のため米オクラホマ州タルサのBOKセンターに到着したドナルド・トランプ米大統領(2020年6月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米オクラホマ州タルサ(Tulsa)郡で今週に入って新型コロナウイルスの新規感染者が急増していることについて、現地の保健当局は8日、先月20日に開催されたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の選挙集会などの大規模イベントが「ほぼ確実に」影響していると述べた。


 タルサ郡の新規感染者数は過去2週間は減少しつつあったが、今週になって過去最多を更新している。8日には266人の感染が確認された。

 タルサ郡保健局のブルース・ダート(Bruce Dart)局長は、感染増加の原因はトランプ氏が6月20日に実施した選挙集会かとの問いに、「ここ数週間以内の大規模イベント」が「ほぼ確実に」寄与したと回答。「ここ2日間で約500人の新規感染者が報告されており、2週間余り前に大規模イベントが幾つかあったことが分かっている」「点と点をつなげればいい」と述べた。

 トランプ陣営はタルサの集会を、11月の大統領選に向け、新型コロナ流行で中断されていた選挙活動の再開を盛大に記念する場と位置付けていた。

 参加者数はトランプ陣営の予想をはるかに下回ったものの、屋内の会場には数千人の支持者が集結。感染リスクがあるにもかかわらずソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)が呼び掛けられておらず、トランプ氏をはじめ参加者の大多数がマスクを着用していなかったことに批判の声が上がっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5889チバQ:2020/07/09(木) 19:34:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/2295053b2fc261a2baa70e0dc58ce99e7d344de8
対照的な選挙運動 トランプ氏はコロナ危機構わず大規模集会 「高齢」バイデン氏は健康配慮の「穴熊戦術」 
7/9(木) 12:32配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は11日、東部ニューハンプシャー州ポーツマスで大規模な選挙集会を開く。トランプ氏が新型コロナウイルス危機が起きる前と同様の選挙活動を積極的に展開していく意向を打ち出す一方、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領(77)は「ウイルス対策」を理由に屋外の集会を一切行わない「穴熊戦術」に徹すると表明。両者の対照的な手法が有権者の支持動向にどう反映されるか注目が集まっている。

 トランプ氏の選挙集会は、新型コロナ危機で約3カ月半にわたり中断していた集会を6月下旬に南部オクラホマ州タルサで再開させて以降2回目。同氏はこの他にも今月3日に中西部サウスダコタ州での米独立記念日の花火大会に出席するなど、支持者に直接語りかけて支持率の浮揚を図りたい考えだ。

 トランプ氏は4日にホワイトハウスで行った演説では、新型コロナ感染の「99%は完全に無害だ」と主張し、大きな危機は去ったとの見方を示した。

 対するバイデン陣営はトランプ氏の「無害」発言を「大嘘だ」と批判。当のバイデン氏はウイルス対策として自宅地下室などからネットを通じた情報発信に徹し、トランプ陣営からは「引きこもりの『バンカー(えんたい壕)・バイデン』」のあだ名をつけられた。

 バイデン氏の全米平均支持率(8日現在)は49・6%で、トランプ氏の40・9%を引き続き上回っている。

 また、調査会社ユーガブが6月28〜30日に実施した全米世論調査では、大統領候補が人前で選挙運動を実施すべきかについて、52%が「すべきでない」と答え、「すべき」の28%を上回った。

 バイデン陣営は「今のままで支持率を維持できる」として、人前での集会を最大限回避していく方針だ。

 一方で、バイデン陣営が集会に慎重なのは、失言癖に加え高齢による衰えが目立つバイデン氏が「ぼろを出す」のを避けるためとの見方も強まっている。

 バイデン氏は6月30日、地元デラウェア州で一部の記者を集めて約3カ月ぶりに会見を開いたが、ときに発言が明瞭でなく、老いを隠せなかった。

 調査会社ゾグビーが6月17日に公表した世論調査では、55%が「バイデン氏は初期の認知症だと思う」と回答。トランプ氏もたった3歳違いの高齢だが、表に出てこないバイデン氏を「健康問題」に結びつけて攻勢をかける構えだ。

5890とはずがたり:2020/07/10(金) 20:11:30
6358 名前:チバQ[] 投稿日:2020/07/10(金) 18:04:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1480a31ba233d73da5ea14def33f3e206e8316

「民主党副大統領候補」に急浮上した「スーザン・ライス元大統領補佐官」

7/10(金) 15:00配信


新潮社 フォーサイト

 7月を迎えて米国大統領選挙の投票が行われる11月3日まで4カ月足らずとなった。

 民主党は8月17日から、また共和党は8月24日からそれぞれ全国党大会を開催するが、民主党はジョー・バイデン前副大統領を、共和党は現職ドナルド・トランプ大統領をそれぞれ大統領候補に指名し、2人は正式に指名を受諾することになる。

 民主党全国党大会委員会は、全国党大会のほとんどのイベントはオンライン上での開催となることを明らかにしているが、バイデン氏は副大統領候補について、8月上旬にも正式に発表する意向を最近示している。

 従って、約1カ月後にはバイデン氏とともにホワイトハウス奪還を目指す民主党の副大統領候補が明らかになるが、現在、バイデン氏らによる候補の選考はかなり絞り込まれてきており、非常に重要な局面にある。


■「女性の副大統領候補」の指名方針

 バイデン氏は大統領候補指名獲得争いがまだ行われていた3月15日にバーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州選出)と2人で行ったテレビ討論会中、自らが候補指名を獲得した場合、副大統領候補には女性を指名する方針を突然明らかにした。

 その後、バイデン氏が指名する可能性がある女性政治家で注目を集めてきたのは、ともに大統領候補指名獲得を争ったカマラ・ハリス上院議員(カリフォルニア州選出)とエリザベス・ウォレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、ヘリコプターの操縦士としてイラク戦争に従軍中に負傷して両足を失ったタイ系米国人のタミー・ダックワース上院議員(イリノイ州選出)、2016年大統領選挙でトランプ候補(当時)が勝利した「激戦州」の1つである中西部ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事、2018年中間選挙でのジョージア州知事選挙に出馬したアフリカ系女性のステイシー・エイブラムス氏らである。


■「フロイド事件」の影響

 だが、女性の副大統領候補というバイデン氏の指名方針にさらに大きな影響を及ぼしかねない出来事が、メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の5月25日に起こった。それは、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性ジョージ・フロイド氏を暴行死させた事件である。

 事件を契機として、全米各地で「黒人の命は大切(Black Lives Matter)」をスローガンに掲げた人種差別に反対する抗議デモが展開され続ける中、バイデン氏は非白人の女性を副大統領候補に指名するべきだと求める意見が高まった。

 そして実際、バイデン氏とともに党内の穏健中道派に属し、大統領候補指名獲得争いにも出馬していたエイミー・クロブチャー上院議員(ミネソタ州選出)が、副大統領候補には非白人女性が指名されるべきであるとして、自らが指名を受けることを辞退した。


■オバマ外交を中核で支え

 こうした中、最近になって、バラク・オバマ前政権でバイデン氏とともに数多くの外交案件について緊密に取り組んでいた1人の元政府高官が指名される可能性があるのではないかとの憶測が急速に広がりつつある。急浮上してきたのは、スーザン・ライス氏である。

 同氏はビル・クリントン政権で若くして国務次官補(アフリカ問題担当)などの要職を経験し、2008年民主党大統領候補指名獲得争いでは、元政府高官や外交専門家らの圧倒的多数がヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州選出、当時)の選挙キャンペーンに加わる中、サマンサ・パワー氏(第2期オバマ政権で国連大使)らとともにオバマ陣営に加わった。そしてオバマ上院議員(当時)が2009年1月に大統領に就任すると、第1期政権では国連大使、第2期では国家安全保障問題担当大統領補佐官を務め、政権2期8年間を通じてオバマ外交を中核で支えた。


■オバマ前大統領の全幅の信頼

 オバマ大統領(当時)はライス氏に対して全幅の信頼を寄せており、クリントン国務長官(当時)の後任にライス氏を指名しようとしたが、2012年9月11日に発生した在リビア・トリポリ米国総領事館襲撃事件での対応が共和党上院議員らに問題視され、米議会上院での次期国務長官指名承認は困難と判断したオバマ大統領は、上院の指名承認プロセスを必要としない国家安全保障問題担当大統領補佐官としてライス氏を厚遇した。

 このような、外交関連の要職を歴任したライス氏の経歴とオバマ前大統領との緊密さは、バイデン氏の副大統領候補の「ショートリスト」にライス氏を急浮上させる要因の1つとなっている。実証済みのライス氏の経験は、副大統領候補として名前が浮上している他の各氏には欠如しており、ライス氏には到底及ばない。

5891とはずがたり:2020/07/10(金) 20:11:56
>>5890

6359 名前:チバQ[] 投稿日:2020/07/10(金) 18:05:01
■前例のない副大統領職の重要性

 バイデン氏は1942年11月20日生まれで現在77歳であるが、大統領選挙で勝利した場合、大統領就任時には78歳となり、従来までの大統領就任時の最高齢であったロナルド・レーガン大統領の70歳を大きく上回ることとなる。このことは、バイデン氏自身も示唆しているように、政権は1期限りとなり、副大統領が2024年大統領選挙での民主党の「表の顔」となり、民主党政権の継続を有権者に訴える可能性が高いことを意味するのである。

 その場合、バイデン氏の副大統領は従来までの副大統領よりもはるかに重要な役割を求められることになり、そうした役割を担える資質が必要とされることになる。


■副大統領以外でも

 バイデン氏は政治の哲学も変革の方向性も一致できる人物を副大統領候補として指名したい意向を明確にしているが、こうした点でも、オバマ前政権で2期8年間をともに支えたライス氏は、他の女性政治家に対しても優位な立場にあると考えられる。

 だが、ライス氏が副大統領候補として指名されない場合でも、オバマ前政権の要職で培った経験やネットワークは、政権交代が実現してバイデン政権が2021年1月に始動した場合、新政権の中枢で再び求められる可能性がある。

 ライス氏自身は7月5日に出演した米『NBC』の日曜政治討論番組『Meet the Press』のインタビューの中で、副大統領に指名されようが、指名されずに有権者の個別訪問でバイデン氏の次期大統領当選のために有権者に支持を求めてドアを叩くスタッフとして活動しようが、当選のためにできるすべてのことを行う意向を明確にしている。

 民主党支持者の間でオバマ前大統領の影響力がビル・クリントン元大統領を大きく凌駕する中、オバマ氏に非常に近く、55歳と若いライス氏が副大統領候補に指名されるか、あるいはバイデン民主党政権でいかなる役割を果たすことになるか、注視する必要がある。


住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト 足立正彦

5892チバQ:2020/07/12(日) 18:39:00
https://www.sankei.com/world/news/200712/wor2007120005-n1.html
盟友刑免除「歴史的腐敗」 米与党重鎮が大統領批判
2020.7.12 09:33国際米州
ロシア疑惑

トランプ米大統領の盟友として知られるロジャー・ストーン元被告=2019年3月(ロイター)
トランプ米大統領の盟友として知られるロジャー・ストーン元被告=2019年3月(ロイター)

 米与党共和党重鎮のロムニー上院議員は11日、ロシア疑惑を巡る偽証罪で有罪が確定し収監直前だった盟友ロジャー・ストーン元被告の刑をトランプ大統領が免除したことについて「前例のない歴史的な腐敗」とツイッターで激しく批判した。

 ロムニー氏は「大統領は、自分を守るためにうそをついて有罪判決を受けた人の刑を免除した」と腐敗ぶりを指摘。野党民主党からも「権力乱用」などと批判が相次ぐ中、トランプ氏は11日のツイッターで、ストーン氏について「違法な魔女狩りの対象にされた」と主張、ロシア疑惑捜査の犠牲者との見方を示して自らの決定を正当化した。

 これに対し、疑惑捜査を率いたモラー元特別検察官は米紙ワシントン・ポストへの寄稿で「捜査は最も重要なもので、ストーン氏は今も有罪判決を受けた重罪犯のままだ」と異例の反論を展開した。(共同)

5893チバQ:2020/07/13(月) 15:17:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d16adf94ab87481ae5c5a036015e8233f4f2cb6

ハリケーンで被害のプエルトリコ、トランプ大統領が「売却」を検討 米紙報道

7/13(月) 13:05配信
CNN.co.jp

ハリケーン「マリア」で被災したプエルトリコ。トランプ米大統領がプエルトリコの「売却」について言及したという
ワシントン(CNN) 米国土安全保障省の元高官は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、2017年のハリケーンで壊滅的な被害が出た米自治領プエルトリコについて、トランプ大統領が売却案を検討していたと語った。

写真特集:ハリケーン被害を受けたカリブ海の島々

プエルトリコがハリケーンに直撃された2017年9月当時に国土安全保障省の長官代行だったエレイン・デューク氏のインタビューは、10日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載された。この中でデューク氏は、「大統領の当初の考えは、どちらかといえば実業家的だった」と振り返っている。

デューク氏によれば、トランプ大統領は「電力を外注できるのか。あの島を売却できるのか。あるいはあの資産を処分できるのか」と語ったとされる(同氏によると、トランプ大統領が持ち出したプエルトリコ売却案は、その後真剣に検討されたことも、論議されたこともなかった)。

プエルトリコはハリケーン「マリア」の直撃で壊滅的な被害が発生し、大規模な停電などの影響も続いた。死者は3000人近くに上った。

トランプ大統領は過去に、政権が災害復旧のために割り当てた数十億ドルの支援の管理をめぐってプエルトリコ政府を批判していた。2018年11月にはホワイトハウス当局者が議会指導部などに対し、大統領はプエルトリコ支援のための追加拠出を望んでいないと説明した。

トランプ大統領は一貫して、ハリケーン被害に対する政権の対応に問題はなかったと強調し、「素晴らしい成功だった」との認識を示していた。

5894チバQ:2020/07/15(水) 13:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff9ad9d644458fe8e8e40427b5aec89f3b846ba9
保守派でもトランプ氏に忖度せず 米最高裁判事の存在感

7/15(水) 11:00配信
 米連邦最高裁が9日、トランプ米大統領の納税記録について、検察官が捜査のために提出を求めることができるとする判決を言い渡し、今期(今年度)の審理を終えた。最高裁はこれまでも米国を二分するテーマに判断を下しており、トランプ氏は就任以来、保守派判事の指名を重視してきた。しかし、今期は政権に厳しい判決が相次いでおり、11月の大統領選では判事指名が再び重要な争点となる。(ワシントン=香取啓介、園田耕司)

【写真】ポール・シフ・バーマン米ジョージ・ワシントン大教授=本人提供


 納税記録をめぐる訴訟は、トランプ氏がポルノ女優に口止め料を払った疑惑などの捜査に関連して起こされた。トランプ氏は「現職大統領は刑事捜査を受けない」と主張したが、最高裁は「刑事手続きで求められた場合、大統領であっても証拠提出の義務から逃れられない」と述べた。そのうえで、会計士事務所に記録提出を求めた召喚状の詳細について審理するよう、下級審に差し戻した。9人の判事のうち、7人が結論に賛成した。検察官が記録を入手できても捜査資料として機密扱いになるため、11月の大統領選前に公開される可能性は低い。

 また、米下院の3委員会が同様に納税記録の提出を求めたことをめぐる訴訟では、「三権分立についてさらなる検討が必要」として下級審に差し戻した。


朝日新聞社

5895チバQ:2020/07/15(水) 14:55:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071500677&amp;g=int

前米司法長官、上院復帰ならず トランプ氏支援候補に敗北―共和党予備選

2020年07月15日14時17分
.
 【ワシントン時事】米上院議員からトランプ大統領に抜てきされ、その後更迭されたセッションズ前司法長官(73)が14日、秋の上院選候補の座を争う南部アラバマ州の共和党予備選で敗北した。トランプ氏は更迭後もセッションズ氏の政界復帰を「災難だ」と妨害し、勝利した対立候補を支援していた。

 米メディアによると、勝利したのは元フットボールコーチで新人のタバビル氏(65)。セッションズ氏を大きく上回る6割の票を獲得し、11月の上院選の挑戦権を得た。セッションズ氏は政界を引退する見通し。
 セッションズ氏は20年間上院議員を務め2016年大統領選でトランプ氏を真っ先に支持した功績から司法長官に起用された。だが、トランプ氏に浮上した「ロシア疑惑」の捜査監督から身を引き、トランプ氏をかばわなかったことで怒りを買い、18年の中間選挙後に更迭された。

5896とはずがたり:2020/07/15(水) 17:51:20
サンダース氏ら米リベラル系と連携へ 日本の野党が議連
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN7F6T29N7FUTFK00Y.html
山下龍一
2020年7月13日 20時52分

 日米それぞれのリベラル系議員の連携を目的として、日本の野党超党派の議員たちが「日本プログレッシブ議連」を立ち上げた。米民主党議連との間で、基地や環境問題をめぐり議員外交を進めるねらい。月内にも日米合同のオンライン会合を開く方向だ。

■月内にも日米でオンライン会合
 設立総会を6月上旬に開き、約40人の国会議員が参加した。議連の目的に「すべての国民の経済・社会的な豊かさと幸福を実現する政治を志向する、中道リベラル議員の連携・連帯を図ることが必要不可欠」とうたった。秋の米大統領選を念頭に、米民主党の主張や運動を日本の野党の活動にも生かしたい考えだ。

 議連の会長には立憲民主党の中川正春・元文部科学相、副会長に立憲の逢坂誠二、国民民主党の泉健太の両政調会長が就いた。社民党の福島瑞穂党首、国民の原口一博国会対策委員長らも名を連ねた。

拡大する写真・図版

 上下両院で約100人が所属する米民主党最大規模の議連「プログレッシブ議連」(CPC)の日本版との位置づけだ。米議連には、米大統領選の予備選に出たバーニー・サンダース上院議員、史上最年少の女性下院議員として注目されたアレクサンドリア・オカシオコルテス氏らがいる。

■■米国で政策論争をリードする…

5897チバQ:2020/07/16(木) 18:00:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e634a6f72167fdfe5b39c3d6c752f624653dbc98

トランプ氏、選対本部長を降格 支持率低迷に不満か 米大統領選
7/16(木) 17:31配信
毎日新聞
トランプ陣営の選対本部長を務めてきたブラッド・パスケール氏=中西部アイオワ州デモインで1月30日、高本耕太撮影
 11月の米大統領選で再選を目指すドナルド・トランプ大統領(74)は15日、陣営のブラッド・パスケール選対本部長を降格させ、副本部長のビル・ステピエン氏を新たな本部長に起用する人事を発表した。民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)にリードを許す情勢調査は「フェイクだ」と主張して、自らの優位を訴えてきたトランプ氏だが、苦戦する現状を認めてテコ入れに踏み切った形だ。

 パスケール氏は2016年の前回大統領選で陣営のデジタル戦略を統括し、18年2月に本部長に昇格した。「日常的にトランプ氏やクシュナー大統領上級顧問に情勢を報告する役割」(陣営関係者)を担ったが、最近は支持率低迷や、会場が埋まらなかった6月の南部オクラホマ州での支持者集会を巡り、トランプ氏から不満をぶつけられることが多くなっていたという。

 昇格するステピエン氏はクリスティー前ニュージャージー州知事の補佐官を務めた後、前回選でトランプ陣営に参加した。トランプ氏は15日の声明で、パスケール氏が引き続き陣営に残りデジタル・データ戦略を担当すると明らかにし「両氏と共に2度目の勝利を収めることを楽しみにしている」と述べた。【ワシントン高本耕太】

5898チバQ:2020/07/16(木) 18:09:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/62eeeca229b6ce7bfd74fba03cb58596fc0b8b4c

米ツイッター乗っ取り、SNSもろさ露呈 大統領選へ影響懸念 
7/16(木) 18:05配信

産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】多数の米著名人が短文投稿サイト・ツイッターのアカウントを乗っ取られた事件は、外部から攻撃を受けやすい会員制交流サイト(SNS)の脆弱(ぜいじゃく)さを示した。新型コロナウイルス感染収束の見通しが立たない米国では、11月の大統領選に向けオンラインの選挙活動の重要性が増しており、選挙戦自体にも影響を与えかねない危険性をはらむ。

 スマートフォンの普及で米国ではデジタル広告が浸透。米調査会社「イーマーケター」によると、2016年の前回大統領選で各陣営がSNSなどデジタル広告に費やした資金は4億4000万ドル(約470億円)だったが、今回は約3倍の13億4000万ドルに増えると試算される。

 新型コロナの影響で個別訪問などが困難な事情もあり、トランプ大統領、民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領ともに、SNSを使ったデジタル戦略を活発化させている。

 米メディアによると、トランプ陣営は今年に入り、フェイスブック上の政治広告に約2千万ドルを投入。5月には、中国の習近平国家主席がバイデン氏を操り人形のように動かす動画を流し、「バイデン氏は中国の言いなりだ」と揶揄(やゆ)した。

 バイデン陣営もトランプ氏の新型コロナ対策をデジタル広告を使って集中攻撃。6月には「コロナがきて、トランプ氏は車のヘッドライトに照らされた鹿のようにかたまった」と批判する動画を流した。

 だが、SNSの盲点は外部の不当介入やデータ流出の恐れが拭えないことだ。前回大統領選ではトランプ陣営が有権者をデータによって細分化し、効果的なメッセージを送るなど、SNSを駆使した戦術で勝利したが、ロシアが米国内の政治不和を狙って組織的に介入したことも問題化した。

 選挙戦に欠かせないコミュニケーションツールとなる一方、SNS運営会社とトランプ氏との対立も深まる。ツイッターは5月以降、トランプ氏の投稿に対して「暴力の賛美を禁止するルールに違反した」などと相次いで警告を出し、同氏は「言論の自由を無視している」と猛反発。政治的な摩擦に発展している。

5899チバQ:2020/07/19(日) 22:47:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f545a87116ae174a544479ce972293770db0064
ジョン・ルイス氏が死去 公民権運動指導者の民主党長老議員 ホワイトハウスで半旗
7/19(日) 10:20配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国での黒人差別解消に向けた公民権運動の指導者の一人として知られる民主党の長老下院議員、ジョン・ルイス氏が17日死去した。80歳。昨年末に末期の膵臓(すいぞう)がんと診断されたと公表していた。

 1940年、南部アラバマ州生まれ。公民権運動では、学生非暴力調整委員会(SNCC)の創設に関与し、63〜66年に委員長を務めた。公民権運動指導者のキング牧師が主導した63年のワシントン大行進にも参加し、「米国よ、目覚めよ」などと演説した。

 その後、86年に南部ジョージア州選出の下院議員として初当選し、連続17期務めた。

 最晩年はトランプ大統領批判の急先鋒(せんぽう)としても知られ、2017年1月のトランプ氏の就任式を欠席した。

 トランプ大統領は18日、ルイス氏の議員としての長年の貢献に敬意を表し、ホワイトハウスや政府施設などで半旗を掲げるよう指示した。ツイッターには「公民権運動の英雄の死去を知って悲しんでいる」と書き込んだ。

 ペロシ下院議長はウェブサイトやツイッターで「ルイス氏の善良な人柄、信念と勇気はこの国を変えた」と述べ、故人をしのんだ。

 オバマ前大統領も声明で「ルイス氏は、自由と正義といった大義に全身全霊で取り組んだだけでなく、同氏が示した模範に応えて生きていこうとする何世代もの人々を奮い立たせた」と称賛した。

5900チバQ:2020/07/19(日) 23:10:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44288c2aa7b4a1e38c58b407b6246524205c1d8
米失業、激戦州高止まり トランプ氏に逆風強く
7/19(日) 7:11配信

時事通信
造船所で演説するトランプ米大統領=6月25日、ウィスコンシン州(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選でトランプ氏再選のカギを握る激戦州で、経済活動の再開後も失業率が高止まりしている。

 与党共和党が基盤を固めてきた南部や西部では新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、失業の増加が懸念される。中西部も回復は鈍く、雇用拡大をうたうトランプ氏への逆風が強まりそうだ。

 米労働省が17日発表した6月の州別失業率によると、全米50州の半数以上で失業率が全米平均の11.1%を下回った。トランプ氏は、新型コロナで縮み上がった経済が急回復し「来年は今まで見たことのない良い年になる」と主張。政権幹部も「力強くV字回復する」と早期の雇用改善に自信を示す。

 だが2016年の大統領選でトランプ氏を勝利に導いた「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる、中西部および周辺の激戦州では、失業率の改善が遅れている。ミシガン州は14.8%、ペンシルベニア州は13.0%と全米平均を上回る。ウィスコンシン州は8.5%に改善したものの、製造業の就業者数の伸びは5月から横ばいだ。

 ここに来て感染者が急増している西部アリゾナ州は10.0%と1.0ポイント悪化。南部のフロリダ、テキサス両州でも最近、バーなどの営業が再規制され、失業の増加が懸念されている。共和党支持者が多いこうした州で「経済政策に強いトランプ氏」への支持がぐらつく恐れがある。

 トランプ氏は、感染拡大抑止の不手際をめぐり、野党民主党の候補指名を固めたバイデン前副大統領に支持率で水をあけられている。今月末に終わるコロナ対策の失業給付制度をめぐる対応を誤れば、一段と厳しい局面に追い込まれかねない。

5901チバQ:2020/07/21(火) 15:54:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072000553&amp;g=int
マスク論争、米社会分断 「個人の自由」譲らない保守層―緊急事態3カ月
2020年07月21日07時08分


米南部フロリダ州マイアミビーチ市でドライブを楽しむ人々=14日(AFP時事)
 【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染が再び拡大する米国で、マスクをめぐる論争がやまない。マスク着用が感染拡大を和らげる効果は理解されるようになったが、着用義務化には保守層を中心に「個人の自由だ」として強い抵抗があるのが現状。マスク論争が米社会をさらに分断させ、着用義務化に反対するトランプ大統領の下で政治問題化している。
【緊急リポート】マスク戦争勃発? なぜアメリカ人はマスクを嫌がるのか
 ◇義務化に異論
 「ここは米国だ。中国とは違う」。新たな感染震源地となった南部フロリダ州のオーランド近郊のレストランで今月中旬、郡のマスク着用令を守るよう行政指導に入った職員に対し、「反マスク」活動家の男性が詰め寄った。男性は地元メディアに「自分の健康は自分で決める権利がある」と反論した。
 6月以降の感染急増は共和党地盤の南部を中心に深刻な影響をもたらしたが、マスク強制への反発は相変わらず強い。ギャラップ社が今月13日発表した世論調査によると、72%が日常的にマスクを着用すると答える一方、共和党支持層に限れば46%にとどまる。
 南部ジョージア州では16日、独自にマスク着用を市民に義務付けたアトランタ市のボトムズ市長(民主)に対し、ケンプ州知事(共和)が「州命令違反」だとして提訴した。
 マスク強制への感情的な反発について、心理学者のエミリー・クロスカ・アイオワ大学准教授は、パンデミック(世界的流行)下での心理的抑圧との関係を指摘する。「この生活がいつまで続くのか、何かに支配されるのではないかという不安が影響している」と解説した。

マスクを着用したトランプ米大統領=メリーランド州ベセスダ(AFP時事)
 ニューヨーク大学のジェイ・バベル准教授(心理学)は二大政党が激しく対立する状況が、マスク着用論争を政治問題化させていると分析する。「トランプ氏はマスクを軽蔑するコメントを通じ、共和党支持者に強いサインを送り、乾いた森に火をつけるように対立をあおった」と見る。
 ◇「最強の武器」
 米国で最初の感染例が報告されて20日で半年。マスク着用の有効性をめぐって、当初は一般人の着用を不要としていた米保健当局の姿勢は大きく変わった。米疾病対策センター(CDC)の最新の報告によると、ミズーリ州の美容院で2人の美容師がコロナに感染したが、マスクを着用していたために139人の客から一人も感染者が出なかったという。
 CDCのレッドフィールド所長は14日の声明で、マスクをウイルスに対抗する「最も強力な武器」だと主張した。仮に米国民全員が着用すれば、1〜2カ月で「制御可能」という認識も示す。
 最近初めて公の場でマスクを着けたトランプ氏は19日に放送されたFOXニュースのインタビューで「私はマスクの信奉者だ」と言い放った。だが、着用義務化については「ある種の自由」があるべきだと反対した。
 バベル准教授は「米国よりはるかにうまく対処した国は、指導者が国民に正しいメッセージを送っている」と指摘し、政治指導者がマスク着用をきちんと指示することがコロナ克服の第一歩だと訴える。

5902チバQ:2020/07/21(火) 16:01:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072000095&amp;g=int
バイデン氏が15ポイントリード コロナ影響、トランプ氏支持率低迷―米大統領選
2020年07月20日05時49分

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、11月の大統領選の世論調査で、トランプ大統領が民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領に15ポイントのリードを許しており「重大な挑戦に直面している」と報じた。新型コロナウイルス感染拡大などが影響したとみられる。
 有権者登録をした人の間で、55%がバイデン氏を支持したのに対し、トランプ氏支持は40%だった。5月末に公表された前回調査ではバイデン氏が53%、トランプ氏が43%で、差はさらに広がった。

5903とはずがたり:2020/07/22(水) 14:39:36
米抗議デモを謎の治安部隊が鎮圧、地元政府が反発強める
7/21(火) 10:16配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/71501ef63ce838a307044b4e68ac7fc4e3e09ebb
ロイター

 人種差別に抗議するデモを巡り、米連邦政府と地元当局との間で対立が深まっている。先週末オレゴン州ポートランドで起きたデモに対し、連邦政府は所属不明の治安部隊を送り込み、逮捕理由も十分説明しないまま一部の参加者の身柄を拘束した。これに対し同州の司法長官は、連邦政府を提訴。一方、トランプ大統領は民主党の市長が務める都市に、さらに多くの治安部隊を送り込む考えを示した。

 先週末、人種差別に抗議するデモ隊と、連邦政府の治安部隊との間で激しい衝突が起きたオレゴン州ポートランド。トランプ大統領は20日、こうしたデモが発生している米主要都市に連邦政府の治安部隊を増員すると述べた。当該都市はいずれも民主党の市長が務めている。

 トランプ米大統領
 「ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィア、デトロイト、ボルチモア、オークランドはひどい有様だ。米国でこんなことが起こるのを許すつもりはない。民主党の市長の町ばかりだ」

 記者「治安部隊を送るのですか」

 トランプ氏「連邦政府の部隊をもっと送る」

 ポートランドで先週、警察の暴力と人種差別に抗議するデモが行われた。これに対し、迷彩服を着用した所属不明の治安部隊が、鎮圧に乗り出した。催涙ガスを発射し、デモ隊の一部は説明もなく所属不明の車両で連行された。

 19日夜、連邦裁判所の前におよそ1500人のデモ隊が集結。互いに腕を組んで人間の鎖を作っていた。警察によるとデモ隊が裁判所内に火をつけ始めたうえ、建物の周囲に設置された大きな鉄製フェンスの一部を倒したため、治安部隊が催涙ガスを発射したという。

 だがこの取り締まりは全米各地で反発を招いた。オレゴン州の司法長官は、連邦政府が正当な理由なく市民を拘束したとして提訴した。

 オレゴン州 ローゼンブルム司法長官
 「ポートランドで起きていることにすべての米国人は懸念する必要がある。これらの連邦政府機関は透明性が全くなく、地元指導者たちの意思に反して行動している。ほかの州でも同じことが起きる」

 こうした批判に対し国土安全保障省の高官は20日、謝罪したり方針を撤回するつもりはないと述べた。

5904チバQ:2020/07/26(日) 16:45:58
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295642.html
米大統領選まであと100日 激動の国内、窮地に立つトランプ氏
2020/07/26 01:41AFPBB News

米大統領選まであと100日 激動の国内、窮地に立つトランプ氏

ドナルド・トランプ米大統領(2020年7月7日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】2020年米大統領選挙は26日、11月3日の投票日まであと100日となった。ドナルド・トランプ大統領は世論調査での支持率が落ち込み、目玉イベントである共和党大会中止を強いられた上、対立候補に打撃を与えられずにおり、再選の雲行きは怪しい。

 トランプ氏は23日夜、南部フロリダ州で来月予定していた共和党全国大会を、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から中止すると発表した。だが米国の新型ウイルス流行は、トランプ氏から派手なパフォーマンスの場を奪ったのみならず、経済への深刻な打撃と、14万人を超えて増え続ける死者、政府に対する国民の信頼喪失ももたらしている。

 これに、人種差別や警察の暴力に抗議し爆発的に広がったデモ、極左グループ主導の暴動、右翼の陰謀論活発化、ロシアによる選挙干渉の恐れも重なり、米国は今や、激動の1960年代以降で最も深刻な社会不安に見舞われている。

「勝つこと」には飽きないと豪語するトランプ氏はここにきて、大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領に敗北する屈辱を味わう可能性に直面している。トランプ氏はバイデン氏を「寝ぼけている」だとか、知能がないとこき下ろしているが、複数の世論調査ではそのバイデン氏に支持率で10ポイント以上引き離されている。

 米国で人種差別と性差別に対する歴史的な抗議運動が巻き起こった2020年に、74歳のトランプ氏と77歳のバイデン氏が対戦することは時宜にかなっていないようにも思える。

 トランプ氏は極端に恵まれた環境に生まれた大富豪であり、対するバイデン氏は上院議員を約30年、バラク・オバマ前政権で副大統領を2期務めた典型的な職業政治家だ。

 だがトランプ氏とバイデン氏の戦いはそれでも、混乱と怒りを抱えた米有権者が耐えうる限りの動乱をもたらすだろう。

■支持率低迷も望みは消えず

 トランプ氏は、新型ウイルスの流行に伴う経済活動の停止による雇用の大量喪失、人種問題をめぐる情勢不安、政府に対する信用低下への対応を迫られている。目下最大の問題である新型ウイルス流行については、米国人の3人に2人がトランプ氏の指導力を信頼していないことが世論調査で示されている。

 おまけに、トランプ氏は弾劾訴追された後に再選を目指す初の米国大統領でもあり、支持率は一貫して40%前半にとどまっている。

 しかし、再選の望みが絶たれたと考える人はいない。

 笑いものにされていた2016年の大統領選では、共和党の主流派候補らをやすやすと抑え、同党の候補指名を獲得。本選では当初、遅れを取ったものの、民主党の経験豊富なヒラリー・クリントン候補を打ち負かした。

 トランプ氏は今回の選挙戦についても自信を見せる。先週末、米FOXニュースに出演した際「私は負けない。世論調査はフェイク(偽)だからだ」と発言。「世論調査は2016年もフェイクだったし、今はもっとフェイクだ」と述べた。

5905チバQ:2020/07/26(日) 16:47:14

■2つの「見えない敵」

 トランプ氏が「見えない敵」と呼ぶ新型コロナウイルスは、高層ビルなどの大きく形あるものの扱いに慣れている不動産王の同氏にとって、やっかいな問題だ。

 しかしトランプ氏は、対立候補のバイデン氏の扱いにも同じように苦戦している。

 バイデン氏は東部デラウェア州の自宅を離れることのないユニークな選挙戦を展開。選挙集会は開かず、インタビューもほとんど受けず、記者会見の開催はさらに少ない。

 当初は新型ウイルス対策でのソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)措置として始まったこの手法は、失言で有名なバイデン氏に図らずも有利に働き、今では「地下壕(ごう)戦法」とやゆされるまでになった。

 バイデン氏はこの戦法により、リスクを冒すことなく、「#HidenBiden(隠れるバイデン)」のハッシュタグを使った嘲笑の声を無視しながら、トランプ氏が墓穴を掘る様子を傍観していられる。

■恐怖をあおり再選狙う

 新型ウイルスの懸念により、トランプ氏の政治的アイデンティティーの要である大規模な選挙集会が立ち消えになると同時に、同氏のトレードマークである虚勢や他人への中傷も、死者の増加や経済危機に直面する国民には以前のように受けなくなっている。

 追い詰められたトランプ氏は恐怖をあおる策に出ており、暴力犯罪が多発する混沌とした未来像を描き、ツイッターへの投稿でバイデン氏が「米国人の生き方を破壊」しようとしていると主張した。

 11月の選挙では、新型ウイルスの感染予防策や郵送投票により投票が複雑化し、集計が遅れる見通しだ。先週、FOXニュースに出演したトランプ氏は「選挙を不正操作する」試みが続いていると改めて主張。

 さらには、歴代大統領全員がしてきたように選挙結果を受け入れるかとの問いに対し「結果を見る必要がある」と答えた。 【翻訳編集】AFPBB News

5906チバQ:2020/07/26(日) 16:52:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-200724X058.html
給与税減税を断念=与党内の反発根強く―トランプ氏
2020/07/24 14:15時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、ホワイトハウスで記者会見し、与党共和党と協議中の1兆ドル(約107兆円)規模に上る新型コロナウイルス追加経済対策に関し、給与税減税の撤回を表明した。大統領選前に「減税」をアピールする狙いだったが、与党内で反発が強く、断念に追い込まれた。

 トランプ氏は給与税減税がなければ「(追加策)法案に署名しないことも検討する」と強気だったが、失業者へのメリットや景気浮揚の即効性がないといった批判が共和党内から続出していた。

5907チバQ:2020/07/26(日) 16:52:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200724k0000m030045000c.html
米共和党大会、フロリダ開催断念 感染拡大で「バーチャル形式」中心に
2020/07/24 10:42毎日新聞

米共和党大会、フロリダ開催断念 感染拡大で「バーチャル形式」中心に

ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領=2020年7月23日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は23日の記者会見で、8月24〜27日に開かれる共和党の全国党大会について、メイン会場として想定していた南部フロリダ州ジャクソンビルでの行事を取りやめると発表した。同州は新型コロナウイルスの感染が急速に拡大するホットスポットの一つ。「大規模な集会を開く時ではない」と述べ、出席者の安全が確保できないことを理由に挙げた。

 全国党大会は、トランプ氏を11月の大統領選の共和党候補として正式に選ぶ場。トランプ氏は、インターネット回線を通じた「バーチャル形式」が中心になるとの考えを示したが、具体的な開催方法については「数日以内に発表する」と述べるにとどめた。

 共和党大会をめぐっては当初、南部ノースカロライナ州シャーロットで開催する予定だった。しかし、新型コロナの感染拡大を受け、同州知事が共和党側に、シャーロットで党大会を開催する場合、他人との距離を2メートル弱確保するソーシャルディスタンス(社会的距離)を徹底することなどを要求した。

 だが、経済活動の再開を優先する考えだったトランプ氏は、この求めに反発。従来通りアリーナ会場を満席にし、マスク着用も求めない形での開催にこだわり、メイン会場をジャクソンビルに変更した経緯がある。

 結局は、ジャクソンビルでの大規模集会も断念せざるをえなくなり、新型コロナへの対応で失敗していることを改めて露呈した形となった。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると22日に報告されたフロリダ州の1日の新規感染者は9785人で、死者は139人。

 一方、民主党は6月24日に、大半をオンラインで実施する方法に切り替えると発表。8月17〜20日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われる全国党大会は、当初5万人が参加する予定だったが、実際に会場へ足を運ぶ参加者は、候補指名される予定のバイデン前副大統領を含め300人程度になる見通しだ。【ワシントン古本陽荘】

5908チバQ:2020/07/26(日) 16:53:47
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200723X014.html
郵便投票、4人に3人可能に=新型コロナで導入進む―米大統領選
2020/07/23 15:52時事通信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は22日、秋の大統領選で郵便での投票を認める州が増え、少なくとも有権者の76%が利用可能になるという調査結果を伝えた。新型コロナウイルスの感染が拡大する米国では、投票所での感染リスクへの懸念から郵便投票の導入に関心が集まっている。

 同紙によると、新型コロナの大流行を受けて、十数の州が郵便投票を新たに導入するか制度を利用しやすくした。その結果、コロナ感染の懸念を郵便投票の理由として認めない州は、テキサスやニューヨークなど9州のみとなった。

 「原則郵便投票」となるのは、カリフォルニアなど7州と首都ワシントン。こうした地域では申請しなくても、送られてくる投票用紙に記入して投函(とうかん)すれば投票が済む。

5909チバQ:2020/07/26(日) 16:55:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007230013.html
トランプ政権、治安悪化の全米大都市に連邦政府要員を派遣 民主党系市長は反発
2020/07/23 12:29産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は22日、全米の大都市で過激勢力などによる暴力犯罪が多発し、治安が急速に悪化している問題で、連邦政府の治安要員数百人を犯罪件数が特に深刻な中西部イリノイ州シカゴと西部ニューメキシコ州アルバカーキに派遣すると発表した。

 トランプ政権は、西部オレゴン州ポートランドと中西部ミズーリ州カンザスシティーにも要員を派遣済み。政権は治安回復に向けた一連の措置を「レジェンド作戦」と名づけ、シカゴやアルバカーキでは連邦捜査局(FBI)や連邦保安官を殺人事件の捜査や暴力組織の壊滅に当たらせるとしている。

 一方、市内の一部が暴動状態と化したポートランドでは、国土安全保障省の要員が投入されたものの暴徒らの激しい抵抗に遭い、衝突が拡大している。

 これらの都市は、いずれも民主党系が市長を務めており、「政権の措置は専制的で不必要だ」(アルバカーキのグリシャム市長)などと反発を強めている。

 対するトランプ氏は「混乱の原因は民主党系市長の無能さにある」と主張し、11月の大統領選をにらんで「法と秩序」を取り戻す立場を強く打ち出した。

 同氏はまた、民主党系の市長が暴徒らを「野放し」にしているのは、白人警官による黒人暴行死事件を受けた、過激勢力による「警察解体運動」に加担しているのと同じだと指摘し、連邦政府による介入の必要性を強調した。

5910チバQ:2020/07/26(日) 16:55:46
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295271.html
シカゴなど「暴力犯罪」都市に連邦要員増派、トランプ氏 市長らは違憲指摘
2020/07/23 10:36AFPBB News

シカゴなど「暴力犯罪」都市に連邦要員増派、トランプ氏 市長らは違憲指摘

米オレゴン州ポートランドの裁判所前で、抗議デモ参加者を逮捕するよう同僚に指示する連邦捜査官(2020年7月21日撮影)。(c)Nathan Howard/Getty Images/AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は22日、全米第3の都市シカゴなどで暴力的な犯罪が増加しているとして、連邦捜査官を「大幅に増派する」と発表した。11月の大統領選で再選を目指すトランプ氏は、支持率が低迷する中、「法と秩序」のスローガンを前面に押し出す姿勢をますます強めている。

 ホワイトハウスでウィリアム・バー司法長官や連邦捜査局・国土安全保障省のトップら同席のもと記者会見したトランプ氏は、「暴力犯罪に悩まされている地域に派遣する連邦法執行機関(の要員)を大幅に増やす」と発表。ただちにシカゴに連邦捜査官を増派すると付け加えた。

 バー司法長官は、今月初めに発足した作戦「オペレーション・レジェンド」の一環として、シカゴに約200人、ニューメキシコ州アルバカーキに30人の連邦要員を新たに派遣すると説明した。同作戦では既にミズーリ州カンザスシティーに200人が派遣されている。

 米国では今夏、複数の都市で銃撃事件が多発しており、司法省によればシカゴでは先週末だけで60人以上が撃たれ、うち14人が死亡した。

 トランプ氏は20日、連邦政府の関連施設を保護するためとして、ニューヨークなど市長が民主党所属の都市に連邦治安要員を派遣すると警告していた。

 これに先立ち、オレゴン州ポートランドでは軍装の連邦要員がデモ隊の鎮圧に乗り出す異例の事態が起きている。首都ワシントン、アトランタ、シアトル、シカゴ、ポートランド、カンザスシティーの各市長は20日、連名でバー氏やチャド・ウルフ国土安全保障長官代行に当てて書簡を送り、市当局の要請なしに連邦部隊を派遣するのは違憲だと指摘していた。 【翻訳編集】AFPBB News

5911チバQ:2020/07/26(日) 16:56:28
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200722X895.html
トランプ米大統領、コロナ会見再開=感染急増で迷走
2020/07/22 16:37時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は21日、新型コロナウイルスに関する定例記者会見を約3カ月ぶりに再開した。大統領選で民主党のバイデン前副大統領に劣勢を強いられる中、陣頭指揮を執る姿勢をアピールする狙いからだが、逆効果となる恐れが否定できず、戦略は迷走気味だ。

 トランプ氏は21日、これまで「消えてなくなる」と述べていた米国のコロナ感染の状況を「良くなる前に悪くなる」と率直に認めた。着用を拒んできたマスクも「好むか好まざるかにかかわらず、効果がある」と国民に着用を呼び掛けた。

 トーンが変わった背景には、経済再開を前面に出す戦略の行き詰まりがある。6月以降、感染が急増。米国の1日当たりの死者数は21日、約1カ月半ぶりに1000人を超え、目の前の感染急増をどう収束させるかは、あと100日余りに迫った大統領選に向けて避けられない課題となった。

 州知事が対応の前面に出る中、トランプ氏が指導力を発揮する場面は見られず、周辺からも「毎日会見をやっていた時の方が良かった」(コンウェー大統領顧問)という声が強まった。

 トランプ氏は「記録的な数の人がこれまで会見を見てきた」と語り、視聴者の多さを再開の理由に挙げている。ただ、ほぼ毎日開いていた会見を4月下旬に中断したのは、トランプ氏がコロナ治療で「消毒剤」の注射を提案したことなどが国民の強い不信を招いたためで、今回成功する保証はない。

 バイデン氏は21日の演説で、トランプ氏のコロナ対応について「国民を大切にするという大統領として最も重要なテストに落第した」と非難し、信頼は戻らないという認識を示した。

5912チバQ:2020/07/26(日) 16:59:37
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295111.html
トランプ氏、3か月ぶりのコロナ会見 大統領選にらみ論調に変化
2020/07/22 11:36AFPBB News

トランプ氏、3か月ぶりのコロナ会見 大統領選にらみ論調に変化

米ホワイトハウスで、3か月ぶりに新型コロナウイルスに関する会見に臨むドナルド・トランプ大統領(2020年7月21日撮影)。(c)JIM WATSON / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ大統領は21日、新型コロナウイルスに関するホワイトハウスでの公式会見を約3か月ぶりに開いた。

 トランプ氏は4月、新型ウイルス患者の治療法として家庭用消毒液を注射してはどうかと提案して冷笑を浴び、コロナに関する定例会見を中止。また、これまで新型ウイルス流行を軽視する発言を何度も繰り返してきた。

 だが、11月の米大統領選で自らの敗北が予想される世論調査の結果などを受け、新型ウイルス流行をめぐる発信の主導権を取り戻す狙いで会見を再開させたものとみられる。

 21日の会見では、トランプ氏は今までにない真剣な口調で、新型ウイルスの流行は「悪化する」恐れがあると認め、「わが国の一部の地域は本当に良くやっている」が、「あまりうまくやっていない地域もある。残念ながら恐らく状況は、良くなる前に悪くなるだろう」と述べた。

 新型ウイルスの流行により、米国ではこれまでに約14万人が死亡している。だが、国家的な対応に一貫性がなく、最近では南部から南西部で感染者数が新たに急増している。

 世論調査では、米国人の3分の2が、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐるトランプ氏の指導力に不信感を持っていることが示されている。トランプ氏のパンデミック対応が原因で、米大統領選へ向けた有権者の支持が、対立候補のジョー・バイデン前副大統領に大きく傾いていることも示唆された。

 数か月にわたりマスク姿での写真撮影を拒否していたトランプ氏だが、今回は、ウイルスの拡散を防止するためにマスクの着用は極めて重要だとする医師らの忠告に従い、「人と人の間に距離を取ることができない場合、すべての人にマスクを着用するよう求める」と国民に呼び掛けた。

 一方、ワクチン開発については朗報を強調し「誰もが思っていたよりもずっと早く」完了すると述べた。

 トランプ氏はまた、保健当局のトップらを伴わずにこの会見に現れ、周囲を驚かせた。新型ウイルス流行の経過について予測が慎重なために、トランプ政権から攻撃されている感染症専門家で米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ氏は、会見に招かれてさえいなかった。 【翻訳編集】AFPBB News

5913チバQ:2020/07/26(日) 17:00:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2007220018.html
トランプ氏 一転、マスクを奨励 大統領選前に信頼回復目指す  
2020/07/22 10:14産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は21日、ホワイトハウスで新型コロナウイルス対策に関する定例記者会見を約3カ月ぶりに再開した。

 トランプ氏は感染拡大を防ぐためのマスク着用について「他者とのソーシャルディスタンス(社会的距離)が保てない場合は着用してほしい」と提唱。同氏自身はこれまで着用に消極的だったが、感染者数が再び増加する中、この数日間で着用を積極的に奨励する立場に転じた。

 トランプ氏は「マスクが好きか嫌いかは関係ない。マスクは(感染防止に)効果がある。あらゆる対応が必要なのだ」と訴えた。

 ロイター通信の集計によると、米国ではこの日、1日の死者が千人を超えたほか、西部カリフォルニア州での感染者数が累計40万人を超えるなど、感染者、死者数ともに再び急増傾向にある。

 トランプ氏は「事態は良くなる前に恐らく悪化するだろう」と述べるなど、これまで経済再開を急ぎたい思惑から繰り返してきた楽観的な発言を封印した。

 同氏は「米国民の命を守るため、あらゆる手立てを取る」と語り、政権が「一丸となってウイルス撲滅に取り組んでいる」とも強調。治療薬やワクチンが近いうちに実用化されるとの見通しも示した。

 米国民が新型コロナ危機を「国内情勢で最大の懸案」と位置付ける中、トランプ氏はコロナ対策が「一貫性に欠く」などとして批判され、11月の大統領選に向け支持率で劣勢に立たされている。この日の記者会見では、危機に正面から取り組んでいく態度を示すことで信頼回復を図る狙いがあったとみられる。

 記者会見には、政権の新型コロナ対策チームの専門家は同席しなかった。

5914チバQ:2020/07/27(月) 09:55:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7688fdaaf179a10c239855d118924cf4ec8b636
米副大統領候補、選考大詰め 女性起用へ、黒人有力か バイデン氏
7/27(月) 7:11配信


(左上から時計回りに)ハリス氏、ライス氏、バス氏、ダックワース氏、ウォーレン氏、デミングス氏、ボトムズ氏(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月の米大統領選の民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領(77)の副大統領候補選びが大詰めを迎えている。

 バイデン氏は女性の起用を明言。反人種差別の機運が高まる中、党内では黒人を推す声が強まっている。

 バイデン氏は8月上旬にも最終決定する方針。最近のインタビューで4人の黒人が最終選考に残っていることを明かし、「私の政権は米国らしいものになる」と多様性を重視する考えを示した。

 本命視されてきたのが黒人の父とインド系の母を持つハリス上院議員(55)だ。穏健派だが、リベラル層にも一定の支持を持つ。大統領候補指名争いの討論会ではバイデン氏をやり込めるなど、元検事らしい攻撃的な追及に定評がある。

 これに対し、オバマ政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めた黒人のライス氏(55)が急浮上してきた。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、危機管理に通じた実績が買われている。補佐官時代には中国に近く、日本に冷たい対応を取ったことで知られる。

 支持拡大へリスクを取るなら、大統領候補指名を争った白人の左派ウォーレン上院議員(71)だ。革新的若者や女性層の支持が期待できる一方、「穏健層の離反を招く」という懸念がある。バイデン氏が最近出した政策にウォーレン氏の影を指摘する声がある。

 黒人ではほかに黒人議員連盟会長のバス下院議員(66)、フロリダ州の元警察署長デミングス下院議員(63)、アトランタ市長のボトムズ氏(50)が有力。アジア系ではタイ人を母に持つダックワース上院議員(52)も下馬評に上る。

 副大統領候補は大統領に万一の事態があれば大統領に昇格するため、高齢のバイデン氏の人選は特に注目が集まる。過去には副大統領候補選びがあだとなって支持層の離反を招いた例もあり、バイデン氏にとって失敗できない決断となる。

5915チバQ:2020/07/29(水) 10:30:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/b24087bb3925ba6eae0ee2e73fa424abd142bceb
米大統領補佐官オブライエン氏、コロナ検査陽性 政府高官の感染は初
7/28(火) 10:10配信
ロバート・オブライエン氏=AP
 米ホワイトハウスは27日、オブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が新型コロナウイルスの検査を受け、陽性の結果が出たと明らかにした。「軽い症状があり、離れた場所で自主隔離しながら勤務している」という。
 トランプ大統領は27日、ホワイトハウスで記者団に「最近は彼に会っていなかった」と語った。

 ホワイトハウスのスタッフや大統領の警護にあたるシークレットサービスのメンバーが感染した例はあるが、政府高官の感染例は初めて。ホワイトハウスは「大統領、副大統領に危険は及んでいない」と説明しているが、オブライエン氏の感染時期や最後にいつトランプ大統領と接触したかなどは明らかにしていない。

 米CNNテレビによると、オブライエン氏は23日までホワイトハウスで勤務していたという。大統領補佐官は1日に複数回、大統領に面会し、国際情勢などについて説明するのが通例だ。オブライエン氏は今月中旬にはフランスを訪問し、同国や他の欧州各国の高官と会談していた。【ワシントン古本陽荘】

5916チバQ:2020/07/29(水) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf347ca2aea32bdd1d73d9f110e94e645742f70
民主副大統領候補、来週発表へ バイデン氏、非白人か
7/29(水) 10:49配信


選挙集会で話すバイデン前米副大統領=28日、デラウェア州ウィルミントン(AP=共同)
 【ワシントン共同】11月の米大統領選で民主党の候補指名が確定したバイデン前副大統領は28日、東部デラウェア州で記者会見し、副大統領候補を「8月第1週に選ぶ」と明らかにした。具体的な人選には触れていないが、バイデン氏は副大統領候補に女性を選ぶことを明言しており、人種差別問題が争点となる中で非白人を推す声が強まっている。

 バイデン氏は会見で大統領選への出馬理由について「トランプが大統領だからだ」と説明。「民主主義が危機にひんしている」と打倒トランプ氏を掲げた。「私のことを好きでもそうでなくても、多くの米国民がトランプと正反対だと見ているようだ」とも強調した。

5917チバQ:2020/07/29(水) 19:15:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/37c25e7ef2dee682be847863c1cc932bd5d3b87b
米議会選候補者、黒人・女性が増加 現職白人敗退の波乱 人種差別デモ背景・NY
7/29(水) 7:11配信

時事通信
米民主党のジャマール・バウマン氏=1日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選と同時に行われる連邦議会選で、民主党を中心に黒人など非白人候補が増加する見通しだ。

 5月以降、米各地で活発化した人種差別抗議デモの盛り上がりを背景に、ベテランの現職白人候補を予備選で下す波乱もあった。とりわけ非白人の女性候補は過去最多となる勢いで、立法府の「多様性」が、議会選の焦点に浮上している。

 6月下旬にニューヨーク州で行われた民主党予備選では、再選を目指す現職のエンゲル下院議員が、新人の黒人男性ジャマール・バウマン氏に敗れた。エンゲル氏は議員歴30年以上で、下院外交委員長も務めるベテラン。バウマン氏は勝利確定後、声明で「世界は変わった。議会も変わらなければならない」と、政界の変革に取り組む決意を示した。

 民主党では2018年の中間選挙で、イスラム教徒の女性が初めて下院議席を獲得。人種・民族・性別の面で多様性を示した。大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は、副大統領候補に女性の起用を公約しており、黒人女性を推す声も強い。

 ロイター通信の集計では、少なくとも122人の非白人女性が今秋の議会選に名乗りを上げた。48人だった12年選挙と比べ、着実に増加している。ただ60人近くは党の予備選を控えており、最終的に何人が勝ち抜けるかは未定だ。

 予備選を制して候補に選ばれたとしても、本選挙で勝ち残れるかは別問題だ。非営利団体「責任ある政治センター」は、「米史上で最も多様性のある現在の議会ですら、人口比率で60%の白人が議員の78%を占め、女性議員の比率は24%にすぎない」と指摘。現職有利とされる議会選で、人種的少数派や女性が議席を得るのは容易でないと予想している。

5918とはずがたり:2020/07/30(木) 21:11:11
もはや人災 感染拡大止まらぬ米国
政治優先し対策置き去り トランプ政権
https://this.kiji.is/659330750356948065
2020/7/27 10:30 (JST)
c株式会社全国新聞ネット

米テキサス州オースティンの議会前で、州の外出禁止令に抗議する人々(ロイター=共同)=4月
 米国は南部、西部を中心に新型コロナウイルスの感染が急増し、いくつかの州では再び医療崩壊に直面している。筆者の住むテキサス州も、1日の新規陽性者数が1万人を超える日が増え、病院には遺体を冷蔵保管するトラックが到着しはじめた。4月にテレビ画面で見ていたニューヨークの危機的状態が、今や筆者の目の前で再現されつつある。トランプ政権と公衆衛生当局、州知事の足並みがそろわないといった状況も同じだ。ワシントン大学の数理モデルは、今のままだと10月末までに全米で22万人 近くが死亡すると予測している。米国のコロナ禍は、政治的な不協和音の中で、統一的な対策を実施できない指導者と市民自身による人災になりつつある。(テキサス在住、ジャーナリスト=片瀬ケイ)

 ▽マスク着用が政治の踏み絵に

 米疾病対策センター(CDC)は7月14日、最新の科学的データにもとづき、新型コロナウイルスの感染抑制のためのマスク着用を、改めて市民に呼びかけた。今春、ニューヨーク州などを中心に感染が蔓延した際には、医療者のマスクが不足することを懸念し、CDCはマスクの使用を感染者に限って勧めた経緯がある。

 その後、無症状の感染者が多いことがわかり、CDCは布製のマスク着用を広く一般に推奨しはじめたのだが、これが政治論争の種になってしまった。トランプ大統領を筆頭に、個人の自由を重視する保守派らは、「政府によるマスク着用義務は自由の侵害だ」という立場をとっている。

米オクラホマ州タルサで、マスクを着けずにトランプ大統領の集会に参加する支持者(ロイター=共同)
 一般市民の間でも、政府はできる限り個人の生活に口出しすべきでないと考える保守派と、公共の利益のためなら政府による多少の行動制限も容認するというリベラル派でしばしば衝突する。ソーシャルメディアには、「マスク着用は反トランプ」、「マスク着用の強要はファシズムだ」などの投稿が飛び交い、「反マスク」の抗議デモまで行われるように。公衆衛生の問題であるはずのマスクの着用が、政治的立場を示す踏み絵になってしまった。

 筆者の住むダラスやヒューストンなど民主党優勢の都市部では、郡や市がマスク使用を勧めたが、共和党のテキサス州知事は州内の自治体によるマスク義務化を禁じてきた。しかし新規感染者の急増に直面した7月2日、同州知事も店舗内や公共の場でのマスク着用の義務化に踏み切らざるを得なくなった。

 日に日に感染が広がる中、他の共和党知事の間でもマスク着用方針に切り替える例が出はじめている。が、感染が爆発的に広がっていても、トランプ大統領との絆が強いフロリダ州、アリゾナ州の共和党知事は今もマスクの義務化を認めていない。ジョージア州の共和党知事に至っては、7月15日、州内の郡や市によるマスク着用命令を無効とし、翌日には、市内でのマスク着用を義務づけていた民主党のアトランタ市長に対し訴訟を起こした。

 トランプ大統領自身は、7月12日にはじめてマスク姿で公の場に姿を現し、その後、マスク着用を勧めるようになった。しかし最近のFOXニュースのインタビューでは、「全員がマスクを着用すれば、問題がすべて消えるとは思わない。(以前は)マスクはするなと言われていたじゃないか」と発言し、全米でマスク着用を義務づける考えは否定している。

 マスク反対派の政治家は、「義務付けに反対しているだけで、市民は自主的にマスクを着用すべき」と主張する。現在のところ、全米でのマスク着用率は40%程度。公衆衛生当局と指導者らの方針が異なることで、マスクの重要性が市民に浸透しない現実がある。

 ▽何のためのコロナ対策本部?

 全米規模のロックダウン(都市封鎖)を行った今春、ニューヨーク州を中心に5万人以上の死者を出したが、内陸の州では感染者数も死亡者数もそれほど多くなかった。このため「経済に大打撃を与えるロックダウンが本当に必要だったのか」という疑念とともに、経済再開を求める声が高まった。

5919とはずがたり:2020/07/30(木) 21:11:27
>>5918
 ことし4月、公衆衛生の専門家を集めた連邦政府のコロナ対策本部とCDCは、各州がそれぞれのペースで安全な経済再開をするためのガイドラインを作成。しかし「経済再開」にかじを切ったトランプ大統領は、ガイドラインの説明もそこそこに、4月後半には、それまで毎日行っていた対策本部の記者会見もやめてしまった。

 ガイドラインでは、経済再開を3段階にわけ、それぞれ次の段階に移る前に2週間にわたり新規陽性者数や陽性率、新型コロナ関連の救急室利用数などが下降傾向にあることを確認することになっていた。しかしテキサスを含む共和党知事の州は、4月末から競い合うように経済再開をはじめ、2週間の観察期間を短縮し、次々とレストラン、娯楽施設、バーの再開に突き進んだ。

 コロナ対策本部の要でもある国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は「人が動けば必ず感染は広がる。ガイドラインを無視して急ぎすぎて爆発的な感染を起こさないように」と注意を喚起した。しかし5月末の連休には、感染脅威が消えたかのように若者らが混雑したビーチやプール、パーティへと繰り出した。それから3週間後、経済再開を急いだ州では若年層を中心に爆発的に感染が増加し、バーの再閉鎖や店内飲食の再制限、遅まきながらのマスク着用を呼びかける状況に陥ったのだ。

 こうした状況下で、目下の焦点は秋から安全に学校を再開できるかどうかだ。CDCは各地域が事情にあわせて、ソーシャルディスタンスをとりながら、小規模クラスや時間差、オンライン学習を組み合わせて再開するというガイドラインをまとめた。しかしトランプ大統領はこのガイドラインについても、「非現実的で、費用が掛かりすぎる」と批判し、さらに「秋から学校を再開しないなら、財源を減らす」と発言。対面式授業の再開を強く求めている。

 感染の拡大を背景に、7月21日からコロナ対策の記者会見が再開された。が、コロナ対策委員会の専門家の姿はなく、大統領が米国を称えるアドリブを交えつつ、さまざまなデータが散りばめられた原稿を読み上げるだけ。国としてのコロナ対策の方向性がみえないまま、感染と不信感がだけが広がっていくかのようだ。

 ▽繰り返す光景

 テキサス州やアリゾナ州の日中の気温はすでに40度近い。深夜からドライブスルーのPCR検査場に向けて、長い長い車の列ができる。検査を受けるのに車で8時間並んだという人もいる。それだけ待っても、検査キットが足りずに検査を受けられなかったという人も少なくない。運よく検査を受けられても、試験機関でも処理能力や必要な試薬の不足で、結果が出るのに1週間以上かかることが多い。

 検査体制確立が遅れ、結局、米国が春に直面していた状況の繰り返しになってしまっている。確かに当時とは異なり、現在は1日あたり70万件以上のPCR検査を実施している。しかし市中感染がこれだけ広がると、現状を維持するだけでも1日に100万件以上、感染を抑制するにはその何倍もの検査をしなければ追いつかないと言われている。

 ロックダウン解除後のコロナ対策本部の戦略は、徹底検査による感染者特定と接触者追跡による感染疑い者の一時隔離で、クラスターを潰すことだった。検査結果を得るのに何日もかかり、無症状の感染者が感染を広げている状況では、接触者追跡も隔離も満足にできない。結果として経路不明の感染が増えていく。

 一方、新型コロナ患者用の病床やICUが満床に近い病院では、医療者の防護具が不足し、ガウンやマスクも頻繁に取り換えられず、医療者の疲弊が著しいといったニュースが流れている。他州や軍の医療部門から応援が始まったが、これも春と同じ状況の繰り返しである。

 今回の感染増加では、比較的若い患者が多いことや、重症患者向けの治療薬ができたことなどで、春ほどは死亡者数が増えないかもしれない。それでも高度な科学力や医療水準を誇るはずの米国で、すでに14万人以上の人を死なせてしまった。

 人は自分にとって不都合なニュースには耳を傾けない。多くの市民は、公衆衛生の専門家が提示する「きわめて不便な日常生活」よりも、トランプ大統領の「コロナなど夏になったら、自然に消える」というツィートを歓迎した。政治家も市民も、自らの目先の利便性や従来の考え方に固執することで、ウイルスが蔓延する環境を作り出している。米国の感染拡大はもはや人災といえるだろう。

5920チバQ:2020/08/02(日) 20:45:09
https://www.sankei.com/world/news/200801/wor2008010018-n1.html
【米大統領選】景気失速、誤算のトランプ氏 バイデン氏には左派の陥穽
2020.8.1 18:04
 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領が誇った「史上最高の米経済」が、新型コロナウイルス流行で急失速し、好景気を訴える再選戦略は瓦解(がかい)した。政策総動員で経済救済に乗り出したが、大統領選までの3カ月でV字回復する期待は薄い。民主党のバイデン前副大統領は製造業支援などの政策案を次々と発表。コロナ禍が直撃した雇用の再建を打ち出し、トランプ氏の支持基盤である労働者層への浸透を図る。

 「米国のエネルギー産業を廃絶させようともくろむ政治家に言ってやる。テキサスには手を出すなと」

 トランプ氏は7月29日、訪問先の南部テキサス州の原油掘削施設で、そう力を込めた。化石燃料からの転換を促す環境政策を掲げるバイデン氏を念頭に、石油産業を守る姿勢を示した。

 トランプ氏は規制を緩和してエネルギー業界を支援し、原油掘削場の集積地である同州で人気は根強い。だが、共和党の牙城であるはずの同州で、バイデン氏のリードを許す世論調査結果が相次ぐ。異変の背景には、コロナ禍が招いた再選戦略の誤算がある。

 トランプ氏は2月の一般教書演説で「米国衰退の精神を打ち破った」と述べ、大型減税や規制緩和で、戦後最長の景気拡大や半世紀ぶりの低失業率に導いた手腕を前面に再選を目指した。だが、直後のコロナ危機で「すぐにウイルスは消える」と繰り返し、対応が後手に回った。

 30日発表された4〜6月期の実質国内総生産(GDP)は、年率換算で前期比マイナス32・9%と過去最悪を記録。都市封鎖など厳しい感染防止策が響いた。さらに、経済再開を急いだ大統領の掛け声に呼応し、早期に防止策を緩和したテキサス、フロリダなどの南部州を中心に今も感染者が増え、景気に再びブレーキがかかる兆候が出ている。

 一方、バイデン氏は「ビルド・バック・ベター(より良き再建を)」というスローガンを唱え、雇用の立て直しや環境・エネルギー分野の政策集を公表。「バイ・アメリカン(米国製品を買おう)」を旗印に米国製品の製造や販売を促す優遇策を打ち出した。

 「米国第一」を掲げ、製造業が盛んだった中西部の労働者の心をつかんだトランプ氏の支持層を、切り崩そうとの思惑が透ける。

 バイデン氏の政策には党内で存在感を増す左派への配慮もうかがえる。政策集は脱炭素社会の早期実現や幼児教育の無償化も盛り込んだ。党候補指名を争った左派のウォーレン上院議員らが「指南した」(党関係者)とされる。

 バイデン氏は「勤労者世帯に焦点をあてる」とし、トランプ氏の減税の恩恵が富裕層や大企業に偏っていると批判。製造業支援に7千億ドル(約74兆円)を投じる大型政策の財源には、法人税の増税方針を示した。

 ただ、バイデン氏の増税案がGDPを「1・5%引き下げる」(米税制財団)との分析もあり、産業界には警戒感もある。トランプ氏は「民主党は極左に乗っ取られた」と語り、穏健な有権者が民主党支持に流れるのを牽制(けんせい)。バイデン氏が思惑通りに支持者を手繰り寄せられるかは見通せない。

5921チバQ:2020/08/02(日) 20:46:39
https://www.sankei.com/world/news/200801/wor2008010014-n1.html
【米大統領選】ルポ・白人高齢者層の投票行動に注目 トランプ氏から支持離れも
2020.8.1 16:58
 11月の米大統領選に向けて、新型コロナウイルスで健康を脅かされる高齢者の投票行動が注目されている。特に白人高齢者は2016年の前回大統領選でトランプ大統領(74)の勝利を支えたとされるが、感染拡大が収まらない中、一部で支持離れも見られる。激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州で有権者の声を聞いた。(ペンシルベニア州ノーサンプトン郡 上塚真由)

 かつてセメント産業で栄えたノーサンプトン郡。16年、トランプ氏の同州での勝利を後押しした白人高齢者層からも、支持離れの声は聞かれた。

 スーパーでの買い物帰りの白人女性、バーバラ・スミスさん(76)は4年前、民主党候補だったクリントン元国務長官を嫌い、トランプ氏を選んだ。しかし、今回は同党のバイデン前副大統領に投票する。

 スミスさんはぜんそくの持病を持つ。新型コロナの治療法として「殺菌剤投与」を口にしたトランプ氏に対し「科学を無視し、いい加減な発言ばかり。トランプ氏が大統領でなければ、ここまで感染が広がらなかった」と憤り、「感染すれば私だって命が危ない。トランプ氏にあと4年間も任せられない」と語った。

 ただ、岩盤支持層は揺らいでいないようだ。同郡の飲食店の前で出会った白人女性、シェリン・ジートさん(65)は「トランプ氏は最高の指導者だ」と話した。自身は新型コロナの影響で解雇されたが「トランプ氏は中国が世界に感染を拡大させた責任を追及し、できる限りのことをしている」と忠誠心をみせた。

 保守志向の強い白人高齢者層は共和党候補に傾く傾向があるが、今回は逆転現象が起きている。7月の米キニピアック大の全米調査によると65歳以上の支持率は、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を14ポイントもリードする。

 同州のミューレンバーグ大学、クリストファー・ボリック教授は「4年前にトランプ氏に投票した白人高齢者のうち、支持離れを起こしているのは一部だ」としつつ、「トランプ氏は前回ペンシルベニア州で1ポイント未満の僅差で勝利した。新たに穏健派への支持が広がっておらず、白人高齢者票をわずかでも失うことは大きく響く」と指摘した。

 同州をはじめ、南部フロリダ州など激戦州の多くは高齢者の割合が2割前後と高い。全米でも「高齢者の動向が勝敗のカギとなる」(ボリック氏)とみる専門家は多く、高齢者層の支持率低下に悩むトランプ陣営の危機感は強い。

 トランプ政権は、高齢者の新型コロナ対応への不満に神経をとがらせている。15万人を超える米国の死者は65歳以上が8割を占め、高齢者は感染対策を重大視する傾向が強いからだ。

 そのためトランプ氏は7月24日、高額な処方箋薬の価格引き下げを促す大統領令に署名。糖尿病治療に使われるインスリンについて薬価が安いカナダからの再輸入を認め、「高齢者のための大胆かつ歴史的な措置だ」とアピールした。

5922チバQ:2020/08/02(日) 21:05:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080100352&amp;g=int
対中強硬姿勢、競い合い 米大統領選の争点に浮上―トランプ、バイデン両陣営
2020年08月02日07時10分
 【ワシントン時事】11月の米大統領選で、対中政策が争点に浮上している。トランプ米大統領は「中国たたき」を再選戦略に掲げ、ウイグル問題での中国高官に対する制裁や香港への優遇措置の廃止など強硬姿勢を誇示し、民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領を「中国に甘い」と非難。バイデン陣営は、同盟軽視のトランプ政権下で「米国の中国に対する立場は弱体化した」と応戦し、強硬姿勢の競い合いの様相を呈している。

 ◇「新冷戦」あおる
 トランプ政権は7月に入り、ウイグル族弾圧をめぐる中国共産党幹部への制裁、中国による南シナ海の領有権の主張否定、香港に認めてきた優遇措置の廃止などを相次いで打ち出した。さらにポンペオ国務長官は演説で、中国の習近平国家主席を「全体主義の信奉者」と批判。「新冷戦」をあおるかのように、中国とのイデオロギー対決に踏み込んだ。
 一連の「中国たたき」は、新型コロナウイルスへの対応の遅れや景気後退から有権者の目をそらすトランプ氏の選挙戦略の一環と見なされている。中国に働き掛けて民主化や国際協調路線への転換を期待する「関与政策」を取ってきたオバマ前政権の副大統領だったバイデン氏を、「弱腰」と印象付ける狙いもある。
 ◇同盟軸に圧力
 これに対し、バイデン陣営は「トランプ政権下でこそ、中国に対する米国の立場は弱まった」と反論する。外交アドバイザーのブリンケン元国務副長官は講演で、トランプ氏の政策は同盟国との関係を弱め、「中国の利益追求を手助けしてきた」と指摘。「バイデン政権が立て直す必要がある」と強調した。
 バイデン陣営は、トランプ氏が「米国第一」を掲げて同盟関係を軽視してきたことや、外交実績として執心する中国との貿易合意への影響を考慮し、ウイグル族弾圧などの人権問題批判をトランプ氏自らが口にしない点を追及。同盟国とともに対中圧力を強化し、人権侵害での中国批判を強めていく考えだ。
 ◇対決の構図不変か
 バイデン氏は1月に発表した外交論文で、気候変動や不拡散、国際公衆衛生など利害が一致する問題では「中国と協調を模索したい」という意向も示している。だが、対中政策が争点化した選挙戦を通じて強硬姿勢を押し出し続ければ、これらの問題での連携が困難になる恐れもある。
 ニューヨーク・タイムズ紙は、世論調査でトランプ氏の劣勢が伝えられる中、政権内のタカ派は強硬策を繰り出していくことで、選挙結果にかかわらず対中政策の「後戻りできない転換」を図ろうとしていると指摘する。トランプ氏が敗北したとしても、現在の米中対決の構図は大枠で変わらない可能性がある。

5923チバQ:2020/08/03(月) 17:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9e8975007de8e5bcc46d39bf3ebefa7338375a3

招いたコロナ禍、トランプ氏誤算 バイデン氏は討論に不安 米大統領選まで3カ月




8/3(月) 7:09配信


時事通信







トランプ米大統領(右)とバイデン前副大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領が再選を目指す11月3日の大統領選まで3カ月。

 早過ぎた経済再開が招いた新型コロナウイルスの再拡大は、与党共和党の地盤である米南部を直撃した。トランプ氏は戦略の修正を迫られ、民主党のバイデン前副大統領を相手に苦しい展開に追い込まれている。

 ◇弱気見せる
 「誰も私のことを好きではない。ひとえに私の性格だろう」。トランプ氏は先週の記者会見で、自身の支持率がコロナ対策を政府に助言するファウチ国立アレルギー感染症研究所長の信頼度より低いと嘆き、珍しく弱気をのぞかせた。

 4月以降、旗を振ってきた経済再開路線は、6月の感染再拡大とともに頓挫。コロナは民主党が強いニューヨークなどで下火になる一方、フロリダやテキサスなど、再選のために落とせない南部各州で猛威を振るっている。

 選挙情勢分析に定評がある「クック・ポリティカル・リポート」は7月下旬、フロリダの情勢を「五分」から「バイデン氏やや有利」に変更。バイデン氏の選挙人の獲得予想数は過半数に当たる270を上回る308に達した。

 フロリダでの共和党大会開催は中止に追い込まれ、支持者の「熱狂」度でバイデン氏と差別化を図る思惑も外れた。過激な反人種差別デモが続く地方都市に連邦治安要員を派遣し、「法と秩序」の回復を訴えるが、反転の手掛かりはつかめていない。

 ◇活動限定、失言に懸念
 バイデン氏は7月、「より良き再建を」をスローガンに製造業復活への巨額投資を発表し、トランプ氏のお株を奪った。40年間民主党が勝利していないテキサス州でテレビ広告を打つなど南部に戦線を拡大し、攻勢に出る。

 ただ、ネットやテレビ出演が多く、記者会見などで厳しい追及を受けない「温室」での活動が続く。9月下旬以降3回の討論会が予定され、失言癖で知られるバイデン氏がトランプ氏と互角の勝負を展開できるか不安視する向きもある。

 前回大統領選の予想を的中させたことで知られるニューヨーク州立大の政治学者ヘルムート・ノーポス教授は「大統領選史上、春までのリードが秋に灰と化した例は枚挙にいとまがない」と指摘。「多くの人はバイデン氏が選挙の試練に耐えられるリーダーかをよく見ている」と語り、予断は禁物だと強調した。

5924チバQ:2020/08/03(月) 22:07:33
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008030020.html
【米大統領選】バイデン氏が対中強硬打ち出す 「中国に手ぬるい」批判に対抗 
2020/08/03 18:39産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領が、中国の不公正な経済慣行や人権抑圧を非難する姿勢を意識的に打ち出し始めた。共和党のトランプ大統領の陣営がオバマ前政権当時のバイデン氏の言動などを理由に「バイデン氏は中国に融和的だ」とする批判を活発化させているためだ。米専門家の間では、バイデン氏は大統領になった場合でも対中強硬姿勢を貫くとの意見がある一方で、「当選すれば民主党の伝統的な対中融和路線に回帰していく」との見方も根強い。

 バイデン氏は7月、中国によって打撃を受けた米製造業の復活に向け「バイ・アメリカン(米国製品を買おう)」政策を発表した。

 また、中国政府による香港国家安全維持法制定に関しては「中国政府が香港問題で米企業や米国民に圧力をかけてきた場合は制裁を科すべきだ」と強調。新疆ウイグル自治区での少数民族弾圧では「自治区での強制労働でつくられた製品の輸入規制を強化せよ」と主張した。

 バイデン氏による一連の発言は、同氏を「北京バイデン」とのあだ名で呼び、覇権的姿勢を強める中国に手ぬるい態度をとってきたとするトランプ陣営からの宣伝攻勢をかわす狙いがあるのは明白だ。

 実際、バイデン氏は大統領選に出馬表明後の昨年5月、「中国は米国とは勝負にならない」と述べ、中国の脅威を過小評価した。同年7月にはオバマ政権下で国務省高官などを務めた約100人が「中国は敵でない」と題した、トランプ政権の対中政策を批判する公開書簡を発表している。

 一方、米調査機関ピュー・リサーチ・センターが今年7月30日に公表した全米世論調査では、中国が「好ましくない」と答えた人は73%に上り、2018年調査から26ポイントも上昇していることが分かった。

 貿易問題や新型コロナウイルス禍などで米世論の対中認識が急速に厳しくなったのを受け、民主党の外交政策関係者の間では、従来の対中姿勢の修正を図る動きも目につき始めた。

 バイデン陣営の外交政策上級顧問を務めるブリンケン元国務副長官は7月、政策研究機関ハドソン研究所の外交問題の大家、ウォルター・ラッセル・ミード氏との対談で、中国が米国に「数々の新たな挑戦を突きつけている」と認め、中国の不公正な商行為や貿易慣行を「このままにしておけない」と強調した。

 問題なのは、こうした民主党の態度変更がトランプ政権からの「対中弱腰」批判に対抗する目的で出てきたことだ。民主党が政権奪取を果たせば、対中強硬姿勢が途端に薄れていく可能性は排除できないとの指摘は少なくない。

 また、台湾問題に関しては、台湾支援の立場を明確にするトランプ政権とは対照的に、バイデン氏周辺の外交専門家は「一つの中国を尊重すべき」とする民主党の伝統的立場を打ち出しており、中国に付け入る隙を与える恐れが強い。

5925チバQ:2020/08/04(火) 15:11:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/720e92f1fee73561bce68a3a500f89a48cf36d02
【解説】副大統領から大統領へ バイデン氏の勝算は?
8/4(火) 12:02配信


米デラウェア州で行われたイベント中に笑顔を見せるジョー・バイデン前副大統領(2020年7月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】11月の米大統領選で現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と対決する民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏は、自らとペアを組む副大統領候補を間もなく発表する予定だ。

 副大統領職の実際は、米テレビドラマシリーズ「ヴィープ(Veep)」で俳優ジュリア・ルイスドレイファス(Julia Louis-Dreyfus)が演じるほど、ストレスに悩まされたり、困惑したりすることはないかもしれない。
 副大統領とは、大統領を盛り上げる存在だ。国中を回り、大統領がいかに偉大かを人々に説きはするが、副大統領の名前が通りに付けられることはあまりない。
 トランプ政権の副大統領、マイク・ペンス(Mike Pence)氏は典型的なナンバー・ツーだ。
 ペンス氏は、ホワイトハウス(White House)の新型コロナウイルス対策本部を率いるなど重責を任されているが、主な仕事はトランプ氏を賛美するための司令官であるように見えることが多い。
 一方、バラク・オバマ(Barack Obama)政権下で2期連続、副大統領を務めたバイデン氏は、異なる副大統領像を描いている。
 バイデン氏は2009年の大規模な経済救済策を率いた点など、副大統領時代の自分の功績を懐かしみながら強調し、大統領を目指す今、副大統領候補には自分と「同じ気質の」人物を選びたいと述べている。
「バイデン氏が求めているのは、政治的パートナーだ」と言うのは、米セントルイス大学(St. Louis University)のジョエル・ゴールドスタイン(Joel Goldstein)教授(法学)だ。「深いレベルで互いに本当の信頼関係が築け、助言者として本当に機能する最側近を求めていると考えられる」
■米史上初の女性大統領への道?
 当選した場合バイデン氏は就任時78歳で、自らのことは次へつなげるための存在だと考えていることは明らかだ。バイデン氏が選ぶ副大統領候補は、おそらくもっと若く、実質的に民主党の次の大統領候補と目される人物となり得る。バイデン氏が女性を副大統領候補に選ぶことを宣言していることを考えると、その女性は仕事ぶりにかかわらず、歴史をつくることになるだろう。

 米史上、大政党の副大統領候補となった女性は、1984年のジェラルディーン・フェラーロ(Geraldine Ferraro)氏と2008年のサラ・ペイリン(Sarah Palin)氏の2人だけで、どちらもホワイトハウスまではたどり着けなかった。
 バイデン氏が勝利すれば、同氏が選ぶ副大統領候補は米史上初の女性副大統領となり、さらに米史上初の女性大統領となる可能性も生まれる。

5926チバQ:2020/08/04(火) 15:11:44
■選挙を通じてはわずか9人
 副大統領は上院議長であると憲法で規定されており、採決が可否同数の場合に決済票を投じるという重責がある。より非公式なレベルでは、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権下のディック・チェイニー(Dick Cheney)氏のように影の実力者と呼ばれることもある。
 だが一般的に思われているように、副大統領職が大統領を目指す上で最適な踏み台になるかというと、実はそうは言い切れない。
 米史上、大統領になった副大統領はわずか14人だ。しかもうち9人は、選挙で選ばれたわけではない。暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)の後任を含め大統領が任期中に死亡した例の他、ウォーターゲート(Watergate)事件によりリチャード・ニクソン(Richard Nixon)大統領が辞任しジェラルド・フォード(Gerald Ford)氏が就任した例がある。
 副大統領を務めた後に選挙で勝利し大統領になった例は、1989〜1993年に大統領を務めたジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏で途絶えている。
 大統領とは異なり、人々の記憶に残る副大統領は少ない。近年では前述したチェイニー氏以外では、ビル・クリントン(Bill Clinton)政権で不可欠の存在だったアル・ゴア(Al Gore)氏の名前が挙げられるだろう。ゴア氏は2000年の大統領選では僅差で敗れたものの、環境活動家として新たに名をはせるようになった。

 そして今、ジョー・バイデン前副大統領がいる。
 バイデン氏がトランプ氏に勝利するという世論調査の結果が正しければ、バイデン氏は今後何年にもわたって歴史の教科書に不可欠な存在となるだろう。【翻訳編集】 AFPBB News

5927チバQ:2020/08/04(火) 17:46:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080300525&amp;g=int
激戦州をコロナ直撃 トランプ氏支持低下に影響―米大統領選まで3カ月
2020年08月04日07時16分

トランプ米大統領=7月11日、メリーランド州(AFP時事)


 【ニューヨーク時事】米大統領選まで3カ月に迫る中、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の激戦が予想される州で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、トランプ氏の支持率低下に影響を及ぼしている。トランプ氏の新型コロナ対応に批判的な有権者が増えたのが背景にあるとみられ、2016年の大統領選でトランプ氏が奪還した大票田フロリダ州でも劣勢になっている。
 米国では3〜4月にニューヨーク州など民主党支持者の多い大都市を抱える州で感染が拡大。さらに、感染抑制のため規制していた経済活動の再開を受け、6月以降は特にカリフォルニア、フロリダ、テキサス、アリゾナの西部と南部の4州などを中心に急拡大した。
 民主党が強いカリフォルニア州以外の3州は知事がいずれも共和党で、トランプ氏の方針に従って経済活動再開を積極的に進めていた。CBSニュースなどの世論調査によると、3州では有権者の6割程度が、再開が早過ぎたと回答し、このうちの大半が背景に「トランプ氏の圧力」があると考えている。
 3州は前回大統領選ではトランプ氏が勝利。ただ、選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」の2日の世論調査平均によると、3州ともにトランプ氏の支持率が3月に比べてやや低下。2日時点でバイデン氏がフロリダで5.9ポイント、アリゾナで3.9ポイント、テキサスで0.6ポイントそれぞれリードしている。さらにミシガンやペンシルベニアなど他の激戦州でもトランプ氏は劣勢になっている。
 背景にあるのが、迷走しているトランプ氏の新型コロナ対応だ。ワシントン・ポスト紙などの7月の世論調査によると、トランプ氏の対応への不支持は3月の45%から60%に上昇。逆に支持は51%から38%に低下した。共和党層の支持は8割近くと根強いが、トランプ氏の地盤とされる非大卒の白人男性の支持が15ポイント減の56%となり、地方居住者も11ポイント減の48%に落ち込んでいる。
 フロリダなど4州は、新規感染者が鈍化する兆しが見える一方、中西部では増加が続く。ホワイトハウスのバークス新型コロナ対策調整官は2日、CNNテレビに「今日の状況は3〜4月とは異なる。驚くほど拡散し、都市部と同様に地方にも広がっている」と警告した。激戦州での劣勢を受け、トランプ氏は国民にマスク着用を要請するなど、相次ぎ方針を転換させているが、11月までに盛り返せるか予断を許さない。

5928チバQ:2020/08/06(木) 16:41:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/34edd7b6044d96df6d2a70b14793cfb505c98039
バイデン氏、ネットで指名受諾 民主党大会現地入りせず 米大統領選
8/6(木) 11:12配信


ジョー・バイデン氏
 11月の米大統領選で野党・民主党の候補指名を固めたジョー・バイデン前副大統領(77)は、今月17〜20日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される党全国大会で現地入りせず、地元の東部デラウェア州で指名受諾演説をする。党全国委員会が5日発表した。新型コロナウイルスの感染予防措置。党幹部や著名人の演説や各州代議員の投票も遠隔地から実施し、事実上の全面バーチャル開催となる。

 登壇者の会場入りを見送ったことについて、民主党は声明で「ミルウォーキー市民や関係者の感染リスクを避けるためだ」と説明。「我々は新型コロナ危機の発生当初から、米国民の健康と安全を最優先させ、科学や専門家に従ってきた」と強調した。

 ◇トランプ氏「ホワイトハウスから生中継」

 一方、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)は5日、FOXニュースに電話出演し、24日に予定される共和党候補指名を受けた受諾演説について「ホワイトハウスからの生中継になると思う」と述べた。

 党関連行事にホワイトハウスを使うことは、歴代大統領の慣例から逸脱し、批判が上がることは必至。トランプ氏は「経費や警備の面でも理想の会場だが、問題視する者がいるなら他に移してもいい」と語った。

 通常の大統領選では、候補を正式指名し選挙公約となる政策綱領を決議する共和、民主両党の全国大会は、挙党一致の態勢を確認し本選に向け勢いをつける大きな節目のイベント。だが今回は、両党の候補者が会場で演説をしない異例の展開となった。【ワシントン高本耕太】

5929チバQ:2020/08/07(金) 18:12:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e24ae2b4abbd83b7663a9b23cc684ec39162515
上院目指すハガティ前駐日米大使、共和党予備選に勝利
8/7(金) 13:13配信

 【ワシントン=平田雄介】ハガティ前駐日米大使は6日、今年11月3日の大統領選と同時に行われる上院選に向け、地元の南部テネシー州の共和党予備選で勝利した。トランプ大統領が全面的に支持。11月の本選で、民主党候補の環境活動家、ブラッドショー氏と対決する。

 ハガティ氏は昨年7月に大使を退任。テネシー州の共和党現職が今期限りで引退するのに伴い、同9月に上院選への出馬を表明していた。ハガティ氏は同州経済地域開発局長を経て、2016年大統領選でトランプ陣営に参加。17年8月から大使を務めた。

5930チバQ:2020/08/11(火) 09:58:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98136a496a5984452f3523208266830142330a9
「司法の壁」打破の思惑 判事保守化進めるトランプ米大統領
8/11(火) 7:12配信

時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は就任以来、何度となく裁判所の判決によって政策の実現を阻まれてきた。

 手間のかかる議会審議を省略するため、大統領令などの権限を駆使する政治手法が一因だ。トランプ氏には、最高裁をはじめとする連邦裁判事に保守派を送り込み、そうした「司法の壁」を突き崩したいという思惑がある。

 トランプ氏は2017年1月の就任直後、テロリストの入国阻止を理由に、イスラム圏の一部の国からの入国を一時的に規制する大統領令に署名。ところが「憲法違反だ」と主張する西部のワシントン州などの訴えを受け、同州の連邦地裁が執行の一時差し止めを命じた。

 トランプ氏は、地裁命令に「何か起きたら判事と裁判制度のせいだ」と反発。大統領令は修正を余儀なくされたが、これも法廷闘争に持ち込まれ、連邦最高裁が最終的に容認したのは同年12月だった。

 不法移民の流入阻止を目的に選挙公約で掲げたメキシコ国境の壁建設も、司法に「待った」をかけられた。建設費の予算計上が議会で認められなかったことを受け、トランプ氏は19年2月に国家非常事態を宣言し、国防総省予算の転用を命令。これに対し市民団体が「議会の予算編成権の侵害に当たる」として提訴し、高裁で政権側が敗訴した。最高裁が転用を認めたのは同年7月だ。

 ただ、保守派の判事を送り込んでも、政権に有利な判決が下るとは限らない。両親らに連れられ不法入国した人の救済措置をめぐる裁判で、最高裁は今年6月、制度廃止を目指すトランプ氏の主張を認めなかった。

 また、トランプ氏が拒んできた納税申告書開示の是非が争われた裁判で、最高裁は7月、検察当局からの開示要求は拒否できないとする判決を下した。判決では保守派とされるロバーツ長官に加え、トランプ氏に指名されたゴーサッチ判事もリベラル派の判事に同調し、トランプ氏が主張する「大統領の免責特権」を認めない立場を示した。

5931チバQ:2020/08/12(水) 15:24:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6ad3fb3d68aa5231a3afded54349f69e3ab472f

副大統領候補に黒人女性のハリス氏 バイデン氏が発表 米大統領選




8/12(水) 5:26配信


時事通信







バイデン前米副大統領(左)とカマラ・ハリス上院議員(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を固めたバイデン前副大統領(77)は11日、黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を副大統領候補に決めたと発表した。


 ハリス氏はジャマイカ系とインド系の両親を持ち、将来の大統領候補の一人。政権の新鮮さをアピールする狙いがある。

 バイデン氏はツイッターで「恐れを知らない闘士であり、米国における最良の公僕の一人」とハリス氏を称賛した。ハリス氏も「バイデン氏は米国民を一つにできる。副大統領候補として加わることができ光栄だ」と投稿した。

 ハリス氏は、検事やカリフォルニア州司法長官を歴任し、昨年、大統領選の党候補指名をバイデン氏と争った。黒人男性ジョージ・フロイドさんの死を受けて人種差別への怒りが全米に広がる中、民主党内では非白人の起用に期待が高まっていた。

 副大統領は大統領に万一のことがあれば昇格する。当選すれば米史上最高齢となるバイデン氏の人選は「事実上の後継者」という点でも注目された。バイデン氏自身、「いつでも大統領が務まる人材」を候補の要件に挙げていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/62037f85c232619210e863fb93f38a5612128a93

鋭い追及に持ち味 副大統領候補のカマラ・ハリス氏




8/12(水) 11:02配信


時事通信







カマラ・ハリス米上院議員=6日、ワシントン(EPA時事)
 ジャマイカ出身の経済学者の父とインド系の母の間に生まれ、女性としても黒人としても米史上初の副大統領就任を目指してバイデン前副大統領とタッグを組むことになった。

 検事やカリフォルニア州司法長官を歴任。上院議員として、トランプ大統領が指名した連邦最高裁判事候補らを司法委員会の指名公聴会で鋭く追及してきた。

 その矛先はバイデン氏本人に対しても向けられたことがある。昨年6月の民主党指名争いの討論会で、人種差別解消を目的に黒人居住区の子供を白人居住区の学校に通わせるバス通学制度について、バイデン氏がかつて反対していたことを批判。「そのバスに乗って毎日通学していた少女は私よ」と訴え、有権者の共感を誘った。

 バイデン氏が「予期していなかった」この攻撃でハリス氏は注目を集め、一時支持率2位に浮上した。一方で米メディアによると、バイデン陣営内にしこりを残し、ハリス氏に対して「野心家過ぎて信頼できない」と否定的な意見が最後まであったという。

 バイデン氏は11日のツイッターで、デラウェア州司法長官を務め、5年前に死去した長男ボー氏とハリス氏との親交に言及。「彼らが働く人々を助け、女性や子供を虐待から守るのを見て誇らしく思っていた」と語り、早くからその将来性に注目してきたことを明らかにした。

5932チバQ:2020/08/12(水) 15:25:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9745ee014e763363f0111c5e9a6388e3503d1ac2

民主党の副大統領候補に黒人女性 カマラ・ハリス上院議員




8/12(水) 7:27配信


産経新聞


 【ワシントン=平田雄介】11月3日投開票の米大統領選で民主党の候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)は11日、選挙戦をともに戦う副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだ。バイデン氏がツイッターで発表した。

 ハリス氏は17日に始まる民主党全国大会で正式指名を受け、19日に指名受諾演説を行う。女性が副大統領候補に指名されるのは米国史上3人目。黒人女性としては初めて。共和党はトランプ大統領(74)とペンス副大統領(61)の候補指名が確定しており、対決の構図が固まった。

 バイデン氏はツイッターに「ハリス氏を副大統領候補として発表できることを光栄に思う」と投稿した。

 これを受けてハリス氏はツイッターで「指名されて光栄だ。バイデン氏当選のためにすべきことをする」と決意を語った。発表前、ハリス氏は「黒人や有色人種の女性は長い間、公選の職業に就く機会を十分に得られなかった。この状況を11月に変えよう」とツイッターで呼びかけていた。

 同氏は西部カリフォルニア州選出で現在1期目。昨年1月に今回の大統領選への立候補を表明し、トランプ大統領への激しい批判を展開した。バイデン氏らと民主党の指名候補を争い、同12月に撤退した。

 バイデン氏は今年3月、副大統領候補に女性を選ぶと表明していた。また、5月の白人警官による黒人男性暴行死事件以降の差別解消運動の拡大を受け、民主党内で黒人女性を副大統領候補に擁立する機運が高まっていた。

 過去の女性副大統領候補は2008年大統領選のサラ・ペイリン氏(共和党)と1984年大統領選のジェラルディン・フェラーロ氏(民主党)の2人。バイデン氏が当選すれば、ハリス氏が米国史上初の女性副大統領となる。



 カマラ・ハリス氏の略歴 元検事。黒人女性として初めて、西部カリフォルニア州の司法長官を務めた。2017年から同州選出の上院議員(民主党)。父はジャマイカ系、母はインド系の移民2世。1964年10月20日、同州オークランド生まれ。歴史的黒人大学として知られる全米屈指の名門ハワード大学を卒業、カリフォルニア大学法科大学院修了(法務博士)。

5933チバQ:2020/08/12(水) 15:57:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fceeca15bb4dcda25eef2d7025b23f3d4e977ae

米国初の女性副大統領になるか?「先駆者」 民主党ハリス氏




8/12(水) 15:35配信


AFP=時事







米大統領選で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデン前副大統領が副大統領候補に指名したカマラ・ハリス上院議員(2019年11月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】11月の米大統領選挙で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)が、選挙戦を共に闘うパートナーである副大統領候補に選んだのは、黒人女性のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員(55、カリフォルニア州選出)だった。

 ハリス氏はこれまでの人生を通じて常に「先駆者」であり続けてきた。「子どものころ、母親から『あなたは色々なことを最初に成し遂げる人になるかもしれない。でも、あなただけでそれが終わりにならないようにしなさい』と言われた」とハリス氏は懐かしそうに振り返る。


 カリフォルニア州で黒人としても女性としても初の州司法長官を務め、南アジア系のルーツを持つ女性として初の米上院議員となった。そして、ハリス氏は今、米史上初の女性副大統領を目指している。


 現在77歳のバイデン氏は、大統領に選ばれても1期のみしか務めないものと予想されている。すると4年後の2024年米大統領選では、ハリス氏が民主党の指名争いを勝ち抜く可能性も出てくる。そうなれば、ハリス氏はさらに大きな歴史を作ること、すなわち米国初の女性大統領の座を狙うだろう。


 ハリス氏は今年、民主党指名争いから撤退し、バイデン氏支持を表明して以降、現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の政策への批判をいっそう強めている。


 最近のツイッター(Twitter)投稿でハリス氏は、「トランプ氏は人種差別発言を繰り返して、新型コロナウイルス対応における失敗の責任を自分以外の誰かに転嫁しようとしている」と批判。「それは危険であり、誤っている。そしてアジア系米国人やアジア系移民の実生活に重大な影響を及ぼす」と糾弾した。


 ハリス氏の両親も移民だ。父親のドナルド・ハリス(Donald Harris)氏は経済学者で、ジャマイカからの移民だった。母親のシャマラ・ゴパラン(Shyamala Gopalan)氏は乳がんの研究者で、インドからの移民だった。


■州司法長官同士 バイデン氏の亡き息子と良好な関係
 カマラ・ハリス氏は1964年10月20日、カリフォルニア州オークランド(Oakland)で生まれた。5歳のとき両親が離婚し、ハリス氏は妹と共に母親に育てられた。


 ハリス氏は三権分立の司法府、行政府、立法府のすべてにおける経験の持ち主だ。


 教育は黒人が通う大学として伝統のある首都ワシントンのハワード大学(Howard University)から、カリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院(University of California Hastings College of the Law)に進学。卒業後は検察官となり、サンフランシスコ地方検事を経て、2010年にカリフォルニア州司法長官に任命された。


 州地方長官時代はバイデン氏の息子で、デラウェア州で同じ役職にあった故ボー・バイデン(Beau Biden)氏と職務上、良好な関係を築いたが、ボー・バイデン氏は2015年にがんで死去した。


 2016年に黒人女性として米史上2人目の上院議員となったハリス氏は、検察官として磨いた鋭い質問スキルを駆使し、その舌鋒は特に、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏の性的暴行疑惑をめぐる上院審議で遺憾なく発揮された。



■「その少女は私」
 ハリス氏は民主党の大統領候補指名争いに名乗りを上げ、昨年1月、マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr)牧師の誕生日に選挙運動を開始した。民主党候補の第1回討論会では、バイデン氏が1970年代に人種別学校の撤廃・統合を目指したバス通学プログラムに反対したことを取り上げてバイデン氏を攻撃した。


 その際にハリス氏は、「その頃カリフォルニアには、公立学校に統合されることになった二つ目の学年に小さな少女がいて、彼女は毎日、バスで学校に通っていた」「その小さな少女は私だ」と語った。


 その後、昨年12月に民主党指名争いから撤退したハリス氏は今年3月、バイデン氏支持を表明した。バイデン氏は候補者討論会でハリス氏と激突したにもかかわらず、わだかまりはないと明言し、ハリス氏を「第1級の知性の持ち主であり、第1級の候補であり、真のライバルだった」と称賛した。


 トランプ氏の弾劾裁判の採決で有罪票を投じたハリス氏は、トランプ氏を倒すためにはバラク・オバマ(Barack Obama)政権を実現したアフリカ系、ヒスパニック系、女性、無党派層、ミレニアル世代による「オバマ連合」の再構築が必要だと訴えている。【翻訳編集】 AFPBB News

5934チバQ:2020/08/13(木) 15:51:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cafaeefd2a5450ecdb42be9273510d3d199c3d1
民主ハリス氏、経済手腕未知数 重要政策にぶれも 米副大統領候補
8/13(木) 7:05配信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党副大統領候補に決まった黒人女性のハリス上院議員。

 訴える経済政策は中道派バイデン前副大統領に近い。だが、同党が重視する医療保険改革で急進左派が提唱する「国民皆保険」を一時支持し、発言がぶれたことも。こだわりのなさを「無難」と評価する見方がある一方、戦後最悪の経済危機を克服する手腕は未知数だ。

 企業増税、規制強化、格差是正―。民主党正副大統領の候補指名を固めたバイデン、ハリス両氏は、これら主要な論点でトランプ政権との違いを鮮明に打ち出す構え。中国に対する制裁関税にも否定的だ。財政拡張を伴う「大きな政府」を志向しつつ、新型コロナウイルス流行下で経済の活力をそがない慎重な政策運営が求められる。

 「その瞬間に妥当かどうかが大事」。ハリス氏は自らの政治信条の柔軟性をアピールする。今年の大統領予備選に出馬した際、路線対立の激しい民主党内の融和を優先。財源問題を棚上げして国民皆保険に言及し、党内左派への配慮をのぞかせた。環太平洋連携協定(TPP)や北米自由貿易協定(NAFTA)にも反対した。

 バイデン、ハリス両氏の「中道寄り」コンビは、米経済界で「トランプ大統領と真逆で予測可能」(商社幹部)と安心感を誘ったもよう。ただ、分断が深まる米国ではリベラルな左派の主張をどう取り込むかも焦点で、市場の関心は「バイデン政権」の経済閣僚の顔ぶれに移る。民主党内には「反ビジネス」色の濃いウォーレン上院議員を財務長官候補に推す声もあるといい、大増税で民間の自由な経済活動が損なわれるとの懸念が台頭している。

5935チバQ:2020/08/13(木) 16:23:43
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081200965&amp;g=int
バイデン氏、黒人支持強化狙う 副大統領候補にハリス氏―米
2020年08月12日20時13分

米民主党のバイデン前副大統領(右)とカマラ・ハリス上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党のバイデン前副大統領(77)は11日、秋の大統領選でタッグを組む副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだ。ハリス氏が「将来の大統領候補」という条件を満たしたことに加え、黒人支持層の強化を狙った。
鋭い追及に持ち味 副大統領候補のカマラ・ハリス氏
 バイデン氏が女性を充てると明言した副大統領候補選びは、5月下旬に全米に広がった反人種差別デモで大きく変質し、非白人を選ぶことへの有権者の期待が高まった。
 黒人は一般的に民主党支持者が多いが、トランプ大統領に敗れた4年前の大統領選は黒人の投票率が下落し、激戦州を落とした一因とも指摘される。バイデン氏は6日のインタビューで黒人が多様性に欠けるかのような失言で批判を招いており、投票率を再び上昇させられる保証はない。
 10日には著名ラップミュージシャンら100人超が声明で「われわれは二つの悪のうち小さな悪を好んで選ぶようなことはしない」と述べ、大統領選での投票棄権をちらつかせて黒人女性選定へ圧力をかけていた。
 黒人民主党議員を支援する政治団体「ブラックPAC」幹部はロイター通信に「今回の発表は旋風を巻き起こす」と評価。ハリス氏選定が情勢にどれだけ影響するかは不透明だが、もし白人を選んでいれば黒人の反発は必至で、少なくとも「安全な選択」(米メディア)だったと言える。

5936チバQ:2020/08/13(木) 20:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/44cc24469325f9fac268e0f754222255e63a227c
民主党副大統領候補ハリス氏、米大統領選の波乱要因
8/13(木) 17:51配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選で民主党候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)が副大統領候補に起用したハリス上院議員(55)をめぐっては、同党関係者が「無難な選択」と評する一方、その存在感の強さから党内の急進左派や共和党のトランプ大統領(74)の陣営から批判や攻撃の標的にされる可能性が指摘される。バイデン陣営の思惑とは裏腹に、ハリス氏は選挙の波乱要因になりかねない。

 バイデン氏の「相棒」が過去の大統領選の副大統領候補に比べて注目を浴びたのは、高齢のため1期4年で退任する公算が大きいバイデン氏を継ぐ形で、2024年大統領選の民主党候補に擁立される可能性が極めて高いためだ。

 ハリス氏はバイデン氏と比較的良好な関係にあるほか、西部カリフォルニア州司法長官や上院議員を歴任しており、バイデン氏が「ハリス氏ならば後を任せられる」と見込んで選んだとの観測が支配的だ。

 英誌エコノミストと調査会社ユーガブによる最新の世論調査では、バイデン氏支持者の51%がハリス氏について「バイデン氏勝利に貢献する」と回答。「貢献しない」は12%だった。

 ただ、民主党関係者の一人は「ハリス氏は元来、大統領を目指す野心が強く、もし副大統領になれば、4年後に確実に大統領候補に収まるため、バイデン氏のために困難な仕事を引き受けるようなことはしないだろう」と指摘する。

 一方、ジャマイカ系を父に、インド系を母に持つハリス氏を選んだのは、黒人に南アジア系なども加えた人種的少数派への広範なアピールを目指したものでもある。

 ただ、党内の急進左派勢力の間では、ハリス氏がカリフォルニア州サンフランシスコの地方検事と同州司法長官時代、多数の人種的少数派を麻薬所持などの比較的軽い罪で次々と監獄に送ったほか、法執行の透明化に向けた改革に反対したとして、同氏に対し懐疑的な見方が根強い。

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(12日付)などがハリス氏を「現実主義的な穏健派」と評するのに対し、再選を目指すトランプ氏および陣営は、ハリス氏が総額32兆ドル(約3400兆円)を要する医療保険制度改革法案を急進左派のサンダース上院議員らと共同提出したほか、経済活動を停滞させる極端な環境保護政策「グリーン・ニューディール」の支持者であることなどを根拠に「米国史上最も過激で極左的な副大統領候補」と位置づけ、攻勢をかける構えだ。

5937チバQ:2020/08/13(木) 22:44:15
https://www.sankei.com/world/news/200813/wor2008130003-n1.html
民主副大統領候補のハリス氏、黒人票獲得は微妙 米大統領選の構図確定
2020.8.13 01:45
 【ワシントン=黒瀬悦成、平田雄介】11月3日実施の米大統領選で民主党候補指名が確実なバイデン前副大統領(77)は11日、副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)を起用するとツイッターで発表した。米国の主要政党で女性の副大統領候補は3人目で、黒人女性では初めて。大統領選は、共和党現職のトランプ大統領(74)、ペンス副大統領(61)コンビとの対決の構図が確定した。

 バイデン氏は「ハリス氏を副大統領候補として発表できることを光栄に思う」と強調。ハリス氏もツイッターで「バイデン氏当選のためになすべきことをする」と表明した。

 ハリス氏は父はジャマイカ系、母はインド系の移民2世で、西部カリフォルニア州サンフランシスコの地方検事、同州司法長官などを経て2017年から同州選出の上院議員。昨年1月に民主党候補指名争いに出馬し、討論会でバイデン氏を激しく攻撃して注目されたが、12月に撤退した。

 バイデン氏は今年3月、副大統領候補に女性を選ぶと表明。高齢の同氏は、副大統領候補の選考に際し、自身が1期で退任した場合に次の大統領候補として務まるかどうかに加え、2年前の中間選挙で民主党の下院での躍進を支えた、大卒以上の女性層への訴求力を重要視した。

 さらに、5月の白人警官による黒人男性暴行死事件を受けた差別解消運動の拡大で、黒人を選ぶよう求める圧力が左派勢力などから強まったことが決め手になった。

 バイデン陣営としては、ハリス氏起用で黒人層へのアピールを図りたい考えだ。ただ、民主党関係者は「ハリス氏はこれまで黒人問題に真剣に取り組んだことがない」と指摘しており、黒人票の獲得につながるかは微妙だ。

5938チバQ:2020/08/13(木) 23:14:53
https://mainichi.jp/articles/20200812/k00/00m/030/237000c
バイデン氏が自分を批判し選挙に有利でないハリス氏を選んだ理由 副大統領候補を読む
会員限定有料記事 毎日新聞2020年8月12日 18時16分(最終更新 8月12日 21時39分)
 11月の米大統領選で政権奪還を目指す民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が自身の副大統領候補に指名したのは、非白人女性のカマラ・ハリス上院議員(55)だった。共和党現職のドナルド・トランプ大統領(74)を支持率でリードすることから、選挙戦のカギを握る州で有利になる人選を配慮せずに済んだ形だ。党内の融和を目指すとともに、米国社会の多様性を反映する党のイメージも優先した。【ワシントン高本耕太】

 「国を率いるうえで最適の人物だ」。バイデン氏は11日、ハリス氏指名を伝える支持者宛てのメールでそう説明した。今年3月のテレビ討論会で、副大統領候補に女性を起用する意向を明言。その後、新型コロナウイルス危機や白人警察官による黒人男性暴行死事件で米社会の人種間格差に焦点が当たるなか、非白人の女性を選ぶとの観測が広がっていた。

 副大統領候補はランニングメートと呼ばれ、選挙戦を共に戦う伴走者を意味する。苦戦を強いられている陣営は、特定の有権者層からの支持が期待できる人物や、激戦が予想される重点州にゆかりの深い人物など「選挙に有利か」という点を重視して人選するケースが多い。

 その基準からいえば、ハリス氏はもともと民主党勝利が確実なカリフォルニア州を地盤として、得意分野の司法改革がバイデン氏と重なるため対象とならない。だが現在、南部フロリダなど接戦6州で軒並みトランプ氏をリードするバイデン氏…

5939チバQ:2020/08/13(木) 23:15:26
https://www.cnn.co.jp/usa/35158129.html
米共和党の上院の過半数、11月の選挙で失われる可能性も
2020.08.13 Thu posted at 19:45 JST

(CNN) 今年行われる選挙で、共和党が過半数を押さえる米上院を民主党が奪還する可能性が出てきた。政界の情勢分析で知られる「クック・ポリティカル・リポート」が指摘した。

クックの編集者ジェシカ・テイラー氏は、トランプ大統領が新型コロナウイルスへの対応で方針変更を拒んでいることから、トランプ大統領は自身の再選の可能性を台無しにするだけでなく、共和党が過半数を確保している上院をも一緒に失う可能性を高めていると指摘。民主党が1〜3議席を獲得して過半数にわずかに及ばないという状況よりも5〜7議席増やす可能性のほうが高いとの見通しを示した。

クックの分析では、アリゾナ州の共和党候補は劣勢となっている。共和党が議席を確保しているコロラド、ジョージア、アイオワ、メーン、モンタナ、ノースカロライナの各州は五分五分という状況だという。
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一方で、民主党が確保している議席で劣勢なのはアラバマ州だけとなっている。11月の選挙で民主党がホワイトハウスだけでなく上院も獲得するほどの大きな情勢変化が起きる可能性は強調しすぎることはない。もしそれが実現すれば、民主党は2009〜11年のオバマ大統領の1期目以来、上下両院を押さえることになる。

もし、このような共和党にとって悪夢のシナリオが現実となれば、すでに起きているトランプ大統領後の共和党の在り方についての話し合いは活発化するだろう。共和党にとって残念なことに、そうした話し合いは共和党が政界での権力を失った後で行われる可能性が高そうだ。

5940チバQ:2020/08/13(木) 23:15:52
https://www.cnn.co.jp/usa/35158068.html
バイデン氏はなぜハリス議員を副大統領候補に選んだのか
2020.08.12 Wed posted at 18:06 JST
(CNN) ジョー・バイデン氏は84日後、米大統領選に勝利すると考えている。

それが、副大統領候補としてカマラ・ハリス上院議員を選出したと発表した東部時間午後4時直後にバイデン氏から送られた明白なメッセージだった。

ハリス氏は今年初めの民主党内での大統領選の候補者指名争いに出馬したものの成功しなかったが、何カ月もの間、バイデン氏の副大統領候補として先頭を走っていた。それは、実に理にかなっていた。

ハリス氏は自身が出馬した2020年大統領選の指名候補争いのおかげで全国規模の厳しい目にさらされていた。

ハリス氏は、カリフォルニア州司法長官を経験したほか、2017年からは上院議員を務めており、政府での経験がある。

ハリス氏は55歳で、より若い世代の指導層を代表している。バイデン氏は2021年の大統領就任時には78歳となるが、こうしたことが選択の際の大きな要素となると述べていた。

ハリス氏は歴史的な選択であり、主要政党の全国規模での候補者リストでは、アフリカ系および南アジア系の女性としては初の選出となる。

ハリス氏はカリフォルニア州選出で、同州は民主党の投票者と民主党の寄付者が数多くいる。

ハリス氏は、黒人男性のジョージ・フロイドさんが5月に死亡し、その後全国規模の抗議デモが起きたことを受けて、人種問題と警察改革の必要性について積極的に発言している。

これほど多くのチェックマークが入る、バイデン氏の副大統領候補は誰もいなかった。

今回の選択からわかるのは、バイデン氏とバイデン氏の選挙陣営がより予想しにくい候補者の選出をする必要性を感じなかったということだ。彼らはハリス氏の選出が大きな注目を集めることを知っていると同時に多くの人々がそうするだろう予測していた。ハリス氏を選択したという歴史的な意味合いにもかかわらず、バイデン氏とその顧問は、ハリス氏の選出が一部からは驚くにあたらないと指摘される可能性があることもわかっていた。

しかし、ある人にとって「驚くにあたらない」ことは別の人にとって「安全」を意味する。まさしくハリス氏がそれで、バイデン氏が必要と考えているものでもあった。

もしあなたがバイデン氏で、これが3度目となる大統領選への出馬であり、事実上すべての接戦州と全国規模の世論調査でドナルド・トランプ大統領をリードしているなら、これから本選の11月3日まで毎日、大統領選の基礎的な力学を変更するような脅威を引き起こしたくないと考えるだろう。そうした基礎的な力学とは今回の大統領選はトランプ大統領の1期目に対する国民投票であり、それはより具体的に言えば、米国の新型コロナウイルスの感染拡大に対応するトランプ氏の場当たり的で誤った方法に対する投票だ。

この考え方でいくと、バイデン氏が必要としているのはトランプ氏が解任に値すると有権者を説得するために多くの時間を費やすことであり、自身が大統領職に適していると信じさせることに費やす時間は比較的少なくなる。

これが意味するのは、バイデン氏は大統領選では自身に関する話題をできるだけ少なくしたいということだ。バイデン氏は2016年の大統領選の再現は望んでいない。2016年の大統領選ではヒラリー・クリントン元国務長官は国務長官時代の出来事や電子メールについてトランプ氏からの防戦を余儀なくされた。バイデン氏は大統領選を言葉の応酬や、個人攻撃という点からどちらがより低俗になれるのかを見る戦いにしたくないと考えている。

バイデン氏のしたことは今回の副大統領候補選出を通じて、大統領選を引き続きトランプ氏に対する国民投票となる機会を最大化することであり、また、もしバイデン氏が退任する際にはその後を継げるだれかを選出したということだ。

5941チバQ:2020/08/13(木) 23:16:52
https://www.cnn.co.jp/usa/35157619.html
トランプ氏、「必勝」のノースカロライナ州でも劣勢 米大統領選
2020.08.03 Mon posted at 11:18 JST
(CNN) 11月に行われる米大統領選の接戦州とみられているノースカロライナ州で、ドナルド・トランプ大統領が厳しい戦いとなっていることがわかった。CBSニュースとユーガブの世論調査で明らかになった。

投票する可能性の高い有権者の中で民主党からの指名を確実にしているジョー・バイデン前副大統領を支持する人の割合は48%とトランプ氏の44%を上回った。NBCニュースとマリスト大学が先ごろ発表した世論調査ではバイデン氏が7ポイントのリードだった。

はっきりさせておかなくてはならないのは、ノースカロライナ州での勝利なくして、トランプ氏が大統領選に勝利する道はほとんどないということだ。加えて、バイデン氏がノースカロライナ州で勝利すれば、上院で民主党が過半数を獲得する手助けとなる可能性がある。

ノースカロライナ州は典型的な接戦州で、共和党寄りとなっている。トランプ氏は前回の2016年の大統領選では4ポイントの差をつけて勝利した。

バラク・オバマ前大統領は2012年の大統領選では2ポイントの差で敗れている。オバマ氏は一般投票では4ポイント上回る得票を得ていた。実際のところ、過去40年間でノースカロライナ州で勝利した民主党候補は2008年のオバマ氏だけで、このときも0.3ポイント差の勝利だった。

もし、バイデン氏が現在の世論調査通りの結果を得られれば、1976年にジミー・カーター氏が11ポイントの差をつけて勝利して以来、民主党としては最良の結果となるかもしれない。

バイデン前副大統領。ノースカロライナのほか、フロリダやミシガンなどの州でも堅調だ/Spencer Platt/Getty Images
バイデン前副大統領。ノースカロライナのほか、フロリダやミシガンなどの州でも堅調だ/Spencer Platt/Getty Images
ノースカロライナ州で勝利せずに大統領選を勝った共和党員は1956年のドワイト・アイゼンハワー氏以来出ていない。

言い換えれば、バイデン氏は大統領選に勝利するためにノースカロライナ州で勝つ必要はないということだ。バイデン氏にとって最良の道である可能性が高いのは、五大湖周辺の接戦州を押さえることだろう。

バイデン氏はフロリダやミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンといった各州で堅調で、アリゾナ州でも良い戦いをしている。こうした州を合わせればノースカロライナ州を失っても約320人の選挙人を獲得できそうだ。

5942チバQ:2020/08/14(金) 14:27:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/50d33fe312b689b585219fbe4be45b7a02687334
米副大統領候補に咲いた「ハス」の花 カマラ・ハリス氏とはどんな人物なのか
8/12(水) 19:45配信


バイデン前副大統領の選挙集会で演説するカマラ・ハリス上院議員=米中西部ミシガン州デトロイトで3月9日、AP
 11月の米大統領選で、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が、自身の副大統領候補に選んだカマラ・ハリス上院議員(55)は、同党と共和党の2大政党で史上3人目の女性副大統領候補となる。大統領に万が一の事態が生じた場合、副大統領は大統領に昇格する。過去の女性候補や大統領に昇格した副大統領の事例とともに、ハリス氏の横顔を紹介する。【ワシントン古本陽荘】

 ◇トランプ陣営の「ロシア疑惑」を検察官のように厳しく追及

 カリフォルニア州北部で生まれ育った。父はジャマイカ系黒人で経済学者、母はインド系でがんの研究者だった。

 黒人エリート教育機関と言われる首都ワシントンのハワード大を卒業後、カリフォルニア大ヘイスティングス法科大学院に進み、同州の司法試験に合格。地方検事として麻薬問題やギャング撲滅などに取り組んだ。

 2010年に公選制のカリフォルニア州司法長官に就任。2年後の民主党全国大会で演説し、同党のスター政治家候補として注目が集まった。引退した同州のバーバラ・ボクサー元上院議員から政界入りを勧められ、16年上院選で初当選した。

 上院では、司法委員会や情報特別委員会に所属。16年大統領選でのトランプ大統領の陣営とロシアとの癒着に関する「ロシア疑惑」の公聴会では、セッションズ司法長官(当時)を検察官のように厳しく追及する姿が話題を呼んだ。

 夫のダグラス・エンホッフさんは弁護士。カマラはサンスクリット語で「ハス」を意味する。

 ◇女性の副大統領候補は過去2例のみ、いずれも敗北

 米国の歴代大統領候補は、自分の弱点を補完できる人物を副大統領候補に選んできた。就任後の政治的安定性を確保するため、自分とは支持層や思想が異なる人物を選んだり、選挙戦を有利にするため、大統領選で接戦となる州から選んだりするなど狙いはさまざまだ。

 女性の副大統領候補の例は、小政党では多数あるが、実際に勝利する可能性のある共和、民主両党では、過去2例しかない。1984年大統領選で民主党大統領候補のモンデール元副大統領が選んだフェラーロ下院議員(当時49歳)と、2008年大統領選で共和党大統領候補のマケイン上院議員が起用したペイリン・アラスカ州知事(当時44歳)だ。いずれも敗北した側の政党に所属し、就任はしていない。

 フェラーロ氏は、女性票の拡大を狙った人選といわれた。「女性初」候補だったうえ、イタリア系の裕福ではない家庭で育った経歴から大きな注目を集めた。しかし、外交や安全保障分野の経験が乏しいことが不安視された。また、不動産業の夫が営む会社での収入を適正に申告していなかった疑惑が報じられ、釈明に追われた。

 ペイリン氏の指名は、中道保守のマケイン氏に不満を持っていた共和党支持の保守層から喝采を浴び、「ペイリンブーム」が起きた。しかし、対露政策について尋ねられ「アラスカからはロシアが見える」と回答するなど、見識を疑われる場面が相次いだ。

 一方、米国の合衆国憲法は、大統領が死亡、辞任した場合、あるいは弾劾裁判で有罪となり解任された場合に、副大統領が大統領に昇格すると規定している。大統領の任期途中で、副大統領が大統領になった例は過去に9例ある。民主党の事務所に盗聴器を仕掛けようとした「ウォーターゲート事件」を受け、辞任したニクソン大統領(共和党)の後任となったフォード大統領を除き、8人は死亡した大統領の後任として昇格している。4人は大統領が暗殺されたためで、残る4人は大統領の病死による就任だった。

5943チバQ:2020/08/16(日) 20:25:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008150021.html
【米大統領選】ドラマ生んだ民主党大会 変遷の歴史
2020/08/15 17:29産経新聞

 11月の米大統領選に向けて史上初のリモート方式で開催される民主党全国大会は、これまでもさまざまな変遷やドラマがあった。

 議会図書館などによると、最初の民主党大会は1832年5月に東部メリーランド州ボルティモアで開かれた。この大会で「民主党」の名称が初めて正式に採用された。党大会での恒例行事である、各州からの代議員の一人がそれぞれの州での候補指名争いの結果を発声方式で発表する慣例も第1回大会で始まった。

 大統領候補への正式指名を受けて本人が会場で指名受諾演説をするようになったのは1932年の中西部イリノイ州シカゴでの党大会から。演説をしたのは、同年の大統領選で当選し、45年4月に死去するまで大統領を務めたフランクリン・ルーズベルト氏。同氏は演説で、世界恐慌により打撃を受けた米社会の再生と改革に向けた「ニュー・ディール」構想を訴えた。

 一方、民主、共和両党の党大会が初めてラジオで中継されるようになったのは24年。民主党が東部ニューヨーク市で開いた大会では、当時42歳のルーズベルト氏による演説が注目され、同氏がニューヨーク州知事を経て大統領に登りつめる契機となった。

 テレビの生中継は48年、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた共和党大会が最初で、52年に共和、民主両党が中西部イリノイ州シカゴでそれぞれ開いた大会でテレビが本格導入された。(ワシントン 黒瀬悦成)

5944チバQ:2020/08/16(日) 20:25:45
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200815X266.html
郵便投票で大量無効票?=郵政公社「集計に間に合わない恐れ」―米大統領選
2020/08/15 14:14時事通信

 【ワシントン時事】11月投票の米大統領選で、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に大幅な増加が見込まれる郵便投票について、郵政公社が「集計期限までに選管へ票を届けられない恐れがある」と警告している。配達が遅れ、集計に間に合わない「無効票」が大量に生じた場合、選挙結果の正当性が疑問視される可能性もある。

 米紙ワシントン・ポストによると、郵政公社は7月29日付で国内46州と首都ワシントンの選管当局に書簡を送付し「州法で定められた(郵便投票の)申請や投票の期限の一部が、公社の配達基準にそぐわない」と指摘。州法で定める期限の直前に投函(とうかん)された票が、集計期限内に配達できないリスクがあると警告した。

 この背景には、郵政公社が抱える巨額の赤字がある。経費節減を進めた結果、一部地域の配達に1週間程度の遅れが発生。公社はさらに郵便仕分け機の10%削減も決めており、郵便で大量の票が投じられれば、期限内に処理できなくなるという懸念が高まっている。

 郵便投票の拡大は、白人に比べ投票率が低く民主党支持者が多いとされる黒人やヒスパニックの投票参加を後押しすると言われる。再選を目指す共和党のトランプ大統領は、かねて「不正が起きる」「結果判明に時間がかかる」などと主張し郵便投票に反対。新型コロナを受けた経済対策をめぐる与野党協議でも、民主党が要求する郵政公社への支援拡大に否定的立場を示してきた。

 ワシントン・ポスト紙によれば、郵政公社は書簡送付先のうち40州に対し、大量の遅配が発生しかねないとして「重大な警告」を伝達。この中には共和、民主両党の支持が伯仲する「激戦州」と位置付けられるフロリダ、ミシガン、ペンシルベニアの各州が含まれる。これらの州で大量の無効票が出た場合、選挙で敗れた陣営が結果に異議を唱えることも考えられる。

5945チバQ:2020/08/19(水) 15:05:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e884495bd58b1368aaf10cf40044bacbf20fc5f
バイデン氏はなぜ大統領候補になったか 苦難と復活の人生、妻子が事故死
8/19(水) 12:18配信


トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=平田雄介】11月の米大統領選で民主党の大統領候補に正式指名されたジョー・バイデン氏(77)は、日本では2013(平成25)年12月の安倍晋三首相の靖国神社参拝に「失望」を表明したオバマ前政権の副大統領として知られる。米国でも失言癖などが問題視されてきた。なぜ支持されるのか。

【写真】大統領候補に正式指名後、姿を見せるバイデン氏とジル夫人

 バイデン氏は1942年生まれ。東部ペンシルベニア州とデラウェア州で育った。幼少期から吃音に悩み、頭の中で話す内容を確かめてから発話するなど苦労して克服した。

 シラキュース大学法科大学院在学中に最初の妻、ネイリアさんと出会う。結婚して飼い始めたイヌを「セネター(上院議員)」と名づけた。72年11月、29歳で上院議員に当選。史上5番目の若さだった。同12月、クリスマスの買い物に出かけた妻と1歳の娘を交通事故で亡くした。息子2人も重体。一時は議員就任を辞退しようとしたが、説得を受け翻意した。子供たちのため、首都ワシントン(コロンビア特別区)には住まず、デラウェア州から長距離列車で通勤を続けた。

 上院議員として外交や刑事司法、薬物問題に取り組んだ。外交、司法委員会では委員長も務めた。91年の湾岸戦争で武力行使に反対した。イラク戦争に先立つ2002年の武力行使決議案では賛成に回り、のちに「後悔」を口にした。「すべての重要な外交政策と安全保障に関する判断でミスを犯してきた」(ゲーツ元国防長官)という評価もある。

 この間、1977年に英語教師のジル夫人と再婚。のちに一女に恵まれた。45歳だった88年、脳動脈瘤の破裂で2度の手術を受け、7カ月で復帰。率直で親しみの持てる人柄で交流は広く、2018年に死去したマケイン上院議員(共和党)の葬儀の際は故人の希望で弔辞を読み、「兄弟のように思っていた」と涙を流した。

 大統領選は1988年と2008年にも挑戦した。最初は演説の盗用を指摘され撤退、2度目はオバマ前大統領とクリントン元国務長官(当時は上院議員)の争いに加われなかった。

 16年大統領選の出馬が取りざたされた15年、デラウェア州の司法長官を務めた46歳の長男、ボー氏を脳腫瘍で亡くし、失意のうちに立候補を見送った。

 今年の民主党候補指名争いでは中道穏健派の支持を集め、急進左派のサンダース上院議員を退けた。

 オバマ前大統領のミシェル夫人は17日、幾多の苦難を乗り越えた「彼の人生は復活の証」と支持し、新型コロナウイルスと不況に苦しむ米国の再建を託した。

5946チバQ:2020/08/19(水) 17:21:58
https://www.afpbb.com/articles/-/3299855?cx_part=latest
カナダ財務相にフリーランド副首相、初の女性
2020年8月19日 12:18 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]
【8月19日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は18日、辞任したウィリアム・モルノー(William Morneau)財務相の後任に、クリスティア・フリーランド(Chrystia Freeland)副首相(52)を指名した。女性が財務相になったのはカナダで初めて。
 モルノー氏は、新型コロナウイルス流行下の経済政策でトルドー氏と対立していたほか、慈善団体と政府の契約交渉をめぐる倫理的問題で、17日夜に突然政界引退を発表していた。

5947チバQ:2020/08/19(水) 19:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/10388bfb67a2f156b9f341ff853cf9f3be1607a8
政権打倒、最古参に託す 米民主、バイデン氏を正式指名 大統領選
8/19(水) 19:16配信
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米民主党のオバマ氏とバイデン氏(右)=2012年9月、アイオワ州アイオワシティー(EPA時事)
 【ワシントン時事】米民主党全国大会は18日、11月の大統領選の候補者にバイデン前副大統領(77)を正式指名した。

 1年以上に及んだ指名争いは急進的な改革や女性、若さを売りにする多彩な候補がしのぎを削ったが、民主党支持者が託したのは40年以上の政治歴を誇る中道派の最古参だった。残り80日を切った選挙戦で、トランプ大統領(74)打倒を誓う。

 指名投票は、予備選や党員集会で選ばれた全米50州と各地域の代議員によって郵送で行われた。ABCテレビによると、サンダース上院議員(78)の1151票に対し、バイデン氏が3558票。指名を受けたバイデン氏は「心の底から感謝する」と語り、「ありがとう」と繰り返した。

5948チバQ:2020/08/20(木) 16:36:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a866d3399fe79f13a5a099d1c42b3bfa19805a1
ジョー・バイデン氏、どん底見た苦労人 外交通、危なっかしさも 米大統領選
8/20(木) 7:10配信
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2008年の米民主党大会で、聴衆に応えるバイデン氏と15年に亡くなった長男のボー氏(左)=08年8月、米コロラド州デンバー(AFP時事)
 政治の門をたたいた48年前、若きホープは愛する家族を突然失い、人生のどん底を見た。

 挑戦と挫折を繰り返し、政界の最長老格として迎える11月の大統領選で、かつてない大きな壁に挑む。

 地元デラウェア州から上院選に臨んだ1972年。地盤と金を持たない29歳の郡議会議員は共和党重鎮の現職を破った。ベトナム撤退と改革を唱え、若さとエネルギーをアピール。「ケネディ流」の大逆転勝利と当時の新聞は伝えている。

 1カ月後、希望に満ちあふれた前途は打ち砕かれる。クリスマスの買い物帰り、妻ネイリアさん=当時(30)=が運転するステーションワゴンに大型トレーラーが衝突。ワシントンでスタッフ採用の面接に臨んでいたバイデン氏はチャーター機を使って病院に急行したが、ネイリアさんと1歳半の娘ナオミさんが帰らぬ人となった。

 当時の本人の言葉はあまり残っていない。スタッフは、「悲劇の若者」にインタビューしようと追い掛けるマスコミから逃れるのに必死だったと証言している。事故でけがをした長男と次男の面倒を見る傍ら、「2人に代わりの父親はいない」と辞職を考えたが、説得され議員を続けた。

 不幸はさらに続く。2015年、将来を嘱望された長男ボー氏=当時(46)=を脳腫瘍で亡くした。同じデラウェア選出のクーンズ上院議員は度重なる喪失が政治家バイデンを形づくったとして、「人をなぐさめ、声を聞き、つながりを持つ能力は人間離れしたものがある」と米メディアで語っている。

 上院議員としては法務、外交畑を歩み、共和党のブッシュ(子)政権下で米国が対テロ戦争に突き進んだ当時は外交委員長だった。オバマ前大統領が副大統領に起用したのも、豊富な外交経験が理由だ。

 ただ、繰り返す失言や、ここ一番の判断には疑問の声も上がる。ブッシュ政権と民主党のオバマ政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏は14年に出版した回想録で「好きにならずにはいられない人物」と評しつつ、「重要な外交政策において彼は40年間、ほぼ全てで間違ってきた」と批判する。

 ある会議で、ゲーツ氏とバイデン氏の意見が一致したことがある。会議後、部下にそのことを指摘されたゲーツ氏は「分かっている。だから自分の意見を考え直しているところなんだ」と逆に不安になったと明かしている。

 副大統領時代に来日経験があり、16年には「日本の憲法は私たちが書いた」と発言して物議を醸した。

 42年11月、ペンシルベニア州スクラントン生まれの77歳。昨年春、「トランプ政権が8年続けば、国のありようが根本的に変わってしまう」と出馬を決断した。これまで2回大統領選の党候補指名を目指したが、本命候補として扱われたのも、実際に指名されたのも今回が初めてとなる。

5949チバQ:2020/08/20(木) 22:08:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008200020.html
【米大統領選】「闘犬」役担うハリス氏 女性副大統領候補に壁も
2020/08/20 16:44産経新聞

 11月3日実施の米大統領選の民主党副大統領候補に正式指名されたハリス上院議員は19日の指名受諾演説で「より良い行動をし、人々を結集させるためにバイデン前副大統領を選ばなくてはならない」と力強く訴え、政治家としての安定感を示した。

 ハリス氏起用の理由で必ず指摘されるのは、「高齢のバイデン氏が1期で退任した場合、後を継いで大統領候補になれる能力のある人物を選んだ」というものだ。しかし、これは説得力に乏しい。

 現行選挙制度で副大統領から大統領選に出馬し当選したのは第8代バン・ビューレン、第41代父ブッシュ両大統領しかいない。しかも、2人は4年後の再選に失敗している。

 これに対し、副大統領から大統領候補となり敗北したのは、民主党のジョン・ブレッケンリッジ(1860年大統領選)、ヒューバート・ハンフリー(1968年)、アル・ゴア(2000年)と3人もいる。ハリス氏に将来の大統領の椅子が約束されているとは到底言えない。

 民主党関係者は決して表立っては口にしないが、ハリス氏の起用は、バイデン氏に万一の事態が起きて任期途中に職務の続行が不可能になった場合を見越したものだ。だからこそ、ハリス氏の政治家としての資質が過去の副大統領候補に比べ一層注目されるのだ。

 新型コロナウイルス危機下での前代未聞の大統領選には、どこか「死の影」がつきまとう。

 一方、過去の大統領選で副大統領候補に期待されてきたのは、大統領候補に成り代わって対立候補に激しく挑みかかる「闘犬」という憎まれ役の立場だ。

 過去には1952年大統領選で当選した共和党のドワイト・アイゼンハワー氏の副大統領候補、リチャード・ニクソン氏(後に第37代大統領)や、76年大統領選で敗退した同党現職フォード大統領の副大統領候補だったドール上院議員がその役回りを務めた。

 元地方検事で、民主党の大統領候補指名争いでは旧知のバイデン氏を「人種差別的」と容赦なく非難したハリス氏であれば、トランプ氏やペンス副大統領に中傷すれすれの舌鋒(ぜっぽう)鋭い攻撃を展開するのは確実だ。

 ただ歴史的にみて、ハリス氏が民主支持層を活性化させ、選挙戦を有利に導く保証は全くない。

 84年大統領選で民主党はジェラルディン・フェラーロ氏を米史上初の女性副大統領候補に指名し、一時は「フェラーロ旋風」が起きた。しかし、民主党大統領候補のモンデール前副大統領(当時)は共和党現職のレーガン大統領に対し、選挙人投票で525対13という歴史的大敗を喫した。

 2008年大統領選では、共和党大統領候補のマケイン上院議員が当時アラスカ州知事だった女性のサラ・ペイリン氏を副大統領候補に起用。しかし、マケイン氏は知識不足のペイリンに足を引っ張られる形で民主党のバラク・オバマ氏に敗れた。

 1960年大統領選での民主党のジョン・F・ケネディ候補の勝利は、副大統領候補のジョンソン上院議員(当時)が地元テキサス州の票を固めたのが要因と指摘されるが、そうしたケースはむしろ例外だ。

 今後、「ハリス旋風」なるものが起きたとしても、民主党は過度の期待を抱かない方がよさそうだ。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

5950チバQ:2020/08/20(木) 22:09:45
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3299740.html
【解説】2020年米大統領選 本選までの主な流れ
2020/08/20 17:00AFPBB News

【解説】2020年米大統領選 本選までの主な流れ

ドナルド・トランプ大統領(左)とジョー・バイデン前副大統領(2020年3月4日作成)。(c)SAUL LOEB and Ronda Churchill / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】11月の米大統領選に向け、民主党はジョー・バイデン氏を大統領選の候補として正式に指名した。バイデン氏は、候補指名争いでは多数の対立候補を相手に形勢を逆転し、6月には指名獲得を確実にしていた。副大統領候補には、撤退した候補の一人、カマラ・ハリス上院議員が指名された。

 激しい予備選と副大統領候補選びを終え、バイデン/ハリス陣営は、共和党の対立候補ドナルド・トランプ大統領に照準を合わせ、11月3日の大統領選に向けて有権者へのアピールを開始した。だが、新型コロナウイルスの感染拡大により、バイデンとトランプ両氏の選挙戦は前例のない変更を余儀なくされている。ここでは11月の本選に向けての重要なステップをまとめた。

■予備選

 予備選シーズンは2020年2月、アイオワ州とニューハンプシャー州を皮切りに本格化。民主党の予備選には過去最多の28人が名乗りを上げ、政策、イデオロギー、経験、大統領の適性などをテーマに討論を重ねた。

 バイデン氏はスタートダッシュに失敗したものの、バーニー・サンダース氏、エリザベス・ウォーレン氏、ハリス氏ら対立候補の上院議員を抑えて最終的に指名を確実にした。

■8月17〜20日:民主党全国大会

 18か月に及んだ激しい選挙戦を経て、民主党全国大会で正式にバイデン氏とハリス氏が正副大統領の指名候補として選出された。

 当初、全国大会は7月にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される予定だったが、新型ウイルスの影響で延期と大幅な変更を余儀なくされ、4年に一度の一大行事である大統領選挙としては史上初のオンライン開催となった。

■8月24〜27日:共和党全国大会

 トランプ氏も1週間後には、民主党と同じ制約と課題に直面することになる。共和党大会は当初、ノースカロライナ州シャーロットで開かれる予定だったが、同州の民主党知事が新型ウイルスの影響を懸念し、大勢が来場する形での開催を拒否したため、トランプ氏はフロリダ州ジャクソンビルに場所を移した。

 その後、トランプ氏は聴衆の前での演説をあきらめ、現在はホワイトハウスからバーチャルで指名受諾演説を行う予定と報じられている。

5951チバQ:2020/08/20(木) 22:09:55
■大統領候補討論会、投票日、就任式

 現職と挑戦者がステージ上で対決する90分間の討論会は計3回行われ、すべてテレビ中継される。第1回討論会は、9月29日に米オハイオ州クリーブランドで開催され、第2回は10月15日にフロリダ州マイアミ、第3回は同22日にテネシー州ナッシュビルで開かれる予定だ。

 トランプ氏は、今年の大統領選では11月3日の投票日より早く郵便投票を行う有権者が増えるとして、予定された第1回討論会より早い時期に追加の討論会を開くよう要求していたが、主催者側はこの提案を却下した。

 一方、副大統領候補による討論会は、現職のマイク・ペンス氏と、バイデン氏陣営のハリス氏によって、10月7日にユタ州で1回限りの開催が予定されている。

■11月3日:投票日

 世界が注目する中、米国の有権者らは次のホワイトハウスの主を選ぶために一票を投じる。しかし今年は、新型ウイルスの感染拡大の影響で、利用が激増するとみられている郵便投票をめぐって重要なせめぎあいが繰り広げられている。

 トランプ氏は先週、米郵政公社に対して、11月の大統領選に向けたリソースの拡充を認めない考えを公然と示し、それによって郵便投票作業に影響が出ると予想されている。

 郵便投票がバイデン氏に有利に働くことを懸念するトランプ氏は、郵便投票では大規模な不正行為につながりかねないとたびたび主張している。ただ、すでに郵送による投票を行った州からは、そうした言い分を裏付ける証拠は出ていない。

■2021年1月20日:就任式

 トランプ氏が2期目の就任を宣誓するか、バイデン氏が波乱に満ちた政権に終止符を打ち、連邦議会議事堂の石段で第46代大統領に就任するか、そのいずれかとなる。 【翻訳編集】AFPBB News

5952チバQ:2020/08/20(木) 23:09:26
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN8M6RXGN8MUHBI00V.html
バイデン氏の妻ジルさんの素顔 英語教師続行、異色の大統領夫人に?
2020/08/19 20:54朝日新聞

バイデン氏の妻ジルさんの素顔 英語教師続行、異色の大統領夫人に?

18日、民主党全国大会へのオンライン演説を終え、夫のバイデン前副大統領と並ぶジル・バイデンさん=ロイター

(朝日新聞)

 18日の米民主党全国大会では、大統領候補に指名されたバイデン前副大統領(77)の妻ジルさん(69)が演説をした。教育学の博士号を持つベテラン英語教師で、バイデン氏の政治決断にも大きな影響力を持つジルさんは、「ジョー(・バイデン氏)にこの国を任せてくれれば、皆をまとめ、よみがえらせてくれる」と語った。

 ジルさんは、かつて英語教師として勤めた地元デラウェア州の高校から中継で演説。がらんとした教室で「この静けさは重い。不安が廊下にこだましている」と、新型コロナウイルスの感染拡大によって、米国の多くの学校で授業が止まっていることを心配した。「母として祖母として、米国人として、地域を守ることに失敗し、かけがえのない命が奪われたことの大きさに心を痛めている」

 バイデン氏は上院議員当選直後の1972年末、最初の妻と長女を交通事故で亡くした。残された2人の息子を育てていた3年後、弟の勧めでジルさんとデートし、交際が始まった。

 ジルさんは教師になる勉強をしつつ、バイデン氏の2人の息子の食事の世話や学校への送り迎えをした。ある朝、バイデン氏が洗面所にいると息子たちがやってきて「ジルと結婚するべきだと思うんだ」と背中を押された。ジルさんは26歳。「母親を亡くした家族をどうやってよみがえらせればいいのか」とためらったが、バイデン氏の5回目のプロポーズで結婚に応じた。バイデン氏は自伝で「彼女は私の人生を取り戻してくれた」とつづる。

 演説で、ジルさんは「壊れた家族を癒やす方法は、国を癒やす方法と同じ。愛と理解、小さな思いやり、勇気、そして揺るがない信念だ」と話し、「パンデミックから回復し、次に備えるには皆をまとめられるリーダーシップが必要だ。それがジョーだ。彼は、あなたと同じように毎日一生懸命働き、この国をよくするだろう」と続けた。演説が終わると、バイデン氏が現れ、「彼女は最も強い人間だ。正しいことをしようと決めたら誰も止められない」と肩を抱いた。

 今回の大統領選でジルさんはキャリアを中断し、バイデン氏の選挙運動に力を入れる。予備選では積極的に有権者と交わり、連絡先を交換。コロナ危機で選挙運動がオンライン主体になってからも、自宅でバイデン氏に付き添いながら、支持者のリモート集会に顔を出す。副大統領候補の選考にも深く関わった。米メディアによると、候補者の調査や面接を担った4人の党重鎮に、バイデン氏が最終的にカマラ・ハリス上院議員(55)を選んだと電話で伝えたのもジルさんだ。

 バイデン氏が大統領になった場合、ジルさんは異色のファーストレディーになりそうだ。CBSテレビのインタビューには「ホワイトハウスに入っても教師は続ける。教師の価値や貢献を知ってもらい、職業としての地位を向上させたい」と答えた。(ワシントン=香取啓介)

5953チバQ:2020/08/21(金) 11:05:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2689480417fc4aa95156fcc40f0d1759b4ac10ae
米大統領選「誇りある黒人」 母が育てた野心家ハリス氏
8/20(木) 17:32配信
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 【ワシントン=平田雄介】11月の米大統領選に向け、19日、民主党の副大統領候補となったカマラ・ハリス氏(55)は「野心が強い」といわれる。その経歴には「初」の冠が多く付く。インド系移民の母は娘の優秀さを認め、「あなたは初の何者かになるかもしれない。だけど、あなたが最後にならないようにしなさい」と諭したという。

 ハリス氏はこの日の指名受諾演説で自らのルーツを紹介した。「19歳でがんの治療を夢見て米国に渡った母が、大学でジャマイカから経済学を修めに来た父と出会い、私が生まれた」。

 その後、父はスタンフォード大学の教授となり、外交官の娘だった母も夢をかなえ医学者となった。黒人、南アジア系の移民2世というハリス氏は米社会の少数派だが、名家に連なるエリートだ。

 カマラという名前は母が付けた。サンスクリット語で「ハス」を意味し、ヒンズー教の美と富と豊穣(ほうじょう)と幸運をつかさどる女神ラクシュミーに由来する。

 両親はハリス氏が7歳のときに離婚したが、母はハリス氏と妹を誇りある黒人女性に育てようと決意。小学生のハリス氏を、人種差別撤廃のためのバス通学制度で、自宅のある黒人の多い地区から白人の多い地区の学校に通わせた。ハリス氏は昨年、この制度に反対していた大統領候補のバイデン氏を厳しく批判した。

 母の故郷を訪ねた際、ハリス氏は、インド独立の闘士だった祖父と、地方の貧しい女性に避妊法を教える祖母の話を聞き、公共心を育んだ。「他人への奉仕は人生に目的と意味を与えてくれる」と母に教わった。

 かつて黒人向けの高等教育機関だった名門ハワード大学を卒業。カリフォルニア大学法科大学院修了後、検事になった。

 94年にカリフォルニア州政界の大物、ウィリー・ブラウン下院議長と交際を始め、失業保険上訴、医療援助の両委員会委員に任命されたが、翌年12月に不倫の関係を終わらせた。ブラウン氏は、ハリス氏から「2人の関係には将来性がないと結論づけられた」と振り返る。

 その後、サンフランシスコ地方検事の下で職を得たハリス氏は、少女売春事件の摘発で更生保護に力を入れ、再犯率の低下につなげた。2003年、黒人女性として初のサンフランシスコ地方検事に選ばれた。厳罰姿勢で在任中、有罪率は52%から67%に上昇した。一方で警察官殺しの容疑者に死刑を求刑せず、警察組合から批判された。

 10年に黒人女性として初の同州司法長官に当選。サブプライム住宅ローン危機で金融機関と渡り合い、デラウェア州の司法長官だったバイデン氏の長男、故ボー氏と協力。住宅を差し押さえられた州民を救済する補償の確保を実現した。

 資産家の弁護士、エムホフ氏と結婚後、17年に黒人女性で2人目、インド系で初の上院議員となった。現政権を厳しく追及し、トランプ大統領に「嫌な女だ」と言わしめた。バイデン氏とのコンビでトランプ氏を倒せば、女性としても、黒人、アジア系としても初の副大統領になる。

5954チバQ:2020/08/21(金) 11:51:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2d06f0ace2260a55ad86fa11b89014fd1c9fa8d
米共和党政権の元高官70人超、民主党バイデン氏支持…「トランプ氏は人格と能力が欠如」
8/21(金) 11:32配信
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 【ワシントン=蒔田一彦】11月の米大統領選をめぐり、歴代共和党政権で国家安全保障を担った元高官ら70人以上が20日、民主党の大統領候補に指名されたジョー・バイデン前副大統領を支持するとの声明を連名で発表した。共和党現職のトランプ大統領について「彼の言動はこの国の統率に必要な人格と能力の欠如を示している」と厳しく批判した。

 声明には、ブッシュ(子)元政権で初代国家情報長官を務めたジョン・ネグロポンテ氏や中央情報局(CIA)長官だったマイケル・ヘイデン氏、国務副長官だったリチャード・アーミテージ氏らが名を連ねた。

 元高官らはトランプ氏不支持の理由について「世界のリーダーとしての米国の役割を著しく傷つけた」「国を分断させた」など10項目を挙げた。政策面でバイデン氏や民主党と違いがあるとしながらも「バイデン氏が次期大統領に選ばれることが我々の国にとって最大の利益となる」とした。

 元高官らの多くは前回の大統領選でもトランプ氏不支持を表明したが、今回は民主党候補のバイデン氏への投票を明言し、「反トランプ」の方針を鮮明にした。

5955とはずがたり:2020/08/21(金) 18:53:07
https://twitter.com/masterlow/status/1296687381785919488
清義明
@masterlow
郭文貴は、中国の富豪だが汚職疑惑で中国中央政府と対立しアメリカに亡命。
虚実ないまぜの中国政府の汚職の内部告発と反中活動でブレイク。そこにバノンが接近し、新中国連邦という亡命政府をつい最近立ち上げ。郭がその活動に使うとみられる、新メディアの増資がサギではないかとの疑惑。
引用ツイート

清義明
@masterlow
・ 4時間
バノン、郭文貴のヨットに乗ってるとこで捕まったとのこと。
ちなみに郭文貴を「中国のスパイ」疑惑で解説している人もいるが、そんな単純なモンじゃないぞ、このオッサン。
https://nytimes.com/2020/08/20/nyregion/steve-bannon-arrested-indicted.html?smid=tw-share

バノンのメキシコの壁クラウドファンディングの私的流用というのが、この増資に絡んだものではないかと自分は思うのだが詳細不明。
郭文貴は中国政府を相手に丁々発止をやる剛の者ではあるが、同時に習近平の悪口は決して言わないなど、なんらかの握りがあり、いわばダブルのスパイなのでという疑惑も

郭文貴のもと、わざわざ中国中央政府から使者が来て「反中活動やめるならこれまでのことを見逃す」とよくある亡命者懐柔のパターンも暴露。
亡命政府の件といい、中国の政治的ダブルで工作員という見方は、さすがに無理がある。
バノンは実は中国政府と繋がっていた的なことを言いたいのだろうが。

むしろ郭文貴を潰したくて仕方ないのは中国政府。
バノンの逮捕の本丸は郭文貴なんだろうけど、むしろ中国政府が望むところでもある。
バノンは米政府退任後にトランプを支持するとしながらも、ロシア疑惑や北朝鮮問題で余計なことを言ってトランプからも厄介者扱い。
この方向で話は進むかも。

5956チバQ:2020/08/21(金) 20:07:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082000713&amp;g=int
挑み続ける「史上初」 検事出身、舌鋒に賛否―カマラ・ハリス氏
2020年08月21日07時15分
 「違いや争いがあっても米国は一つの家族」。自叙伝「私たちの真実」で描いた国家像は、黒人とアジア系を父母とする移民家庭出身というハリス氏の生い立ちを色濃く映し出す。多様性を尊重する政治哲学を胸に、米史上初の女性副大統領を目指す。

 リベラルな風土の西部カリフォルニア州オークランド出身の55歳。公民権運動が盛んだった1964年、名門スタンフォード大の経済学教授でジャマイカ系の父親と、乳がん研究者でインド系の母親の下に生まれた移民2世だ。
 幼い頃、両親に連れられてマイノリティーの権利向上を訴えるデモに参加した。両親が離婚、その後は妹とともに母に育てられた。「母の精神は大切な価値観を守るために闘う原動力」。2009年に病死した母の教えは、今も人生の指針だ。
 正義感が芽生えたのは黒人差別を受けた小学校時代。1年生で人種差別を扱った年長の授業に率先して加わった。「黒人のハーバード」とも呼ばれる首都ワシントンのハワード大を卒業後、カリフォルニア大法科大学院を修了。地方検事として麻薬問題やギャング撲滅などに取り組んだ。
 03年にはサンフランシスコ地区の検察トップに女性として初めて選ばれ、11年には全米人口最多のカリフォルニア州で黒人、女性として初の司法長官に就任。フロントランナー(先駆者)として走り続けてきた。
 16年に上院議員に初当選すると、与党共和党を舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及する論客として頭角を現す。ロシア疑惑の渦中にあったセッションズ司法長官=当時=の公聴会で「口撃」を仕掛け、一躍有名になった。
 ただ、検事流の弁舌スタイルは反発も招く。昨年、大統領候補指名争いに出馬するも主要争点である医療保険制度改革をめぐり迷走、「他人の批判ばかり」と非難も浴びた。公開討論会でバイデン前副大統領に突っ掛かった過去を身内の民主党内でも蒸し返された。
 プライベートでは14年にユダヤ系のダグラス・エムホフ弁護士と結婚。夫と前妻の間の子供2人の母親でもある。最近はワシントン市内の自宅で料理に励む姿を動画配信するなど、親しみやすさをアピールしている。
 バイデン氏はハリス氏を「弱者のために闘う恐れを知らぬ戦士」と評価する。バイデン氏が勝利しても高齢を理由に1期で退けば、ハリス氏が最有力の次期大統領候補となる。「野心が強過ぎる」とハリス氏を警戒する向きも党内にある中、バイデン氏をもり立てて二人三脚でトランプ大統領を追い詰めることができるか、真価を問われる。(ワシントン時事)。

5957チバQ:2020/08/25(火) 11:07:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cc3fbb74eeb8a6ba72d49967f321a6e5977dba3
分断進む米社会 憎悪集団が活発化 党派対立、迷う有権者・米大統領選
8/24(月) 7:12配信
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極右団体「プラウドボーイズ」と同団体に抗議するデモ参加者=15日、米中西部ミシガン州カラマズー
 米国で社会の分断が進んでいる。

 白人至上主義など人種や宗教に基づく差別的思想を持つ「ヘイトグループ(憎悪集団)」の活動が活発化する一方、共和党と民主党の党派対立は激化し、異なる政党や考え方に対する寛容さが失われつつある。大統領選を11月に控え、政党の両極化を背景に投票先に迷う有権者もいる。

【写真】唐辛子スプレーを浴びたデモ参加者の男性

 ◇衝突で負傷者
 中西部ミシガン州カラマズーに今月15日、ネオナチの極右団体「プラウドボーイズ」の数十人が集まった。同団体はソーシャルメディアを通じ集会を告知。これに対し、人種差別抗議デモを主催している団体は、この集会に対抗するデモ開催を呼び掛け、市内外から100人以上が会場の公園に駆け付けた。反対派の中には「自衛のため」とライフル銃で武装する集団の姿もあった。

 国旗やトランプ大統領への支持を示す旗を手にしたプラウドボーイズが、「(トランプ氏を)さらに4年」と訴えながら公園に近づくと、反対派との間で衝突が起き、負傷者が出る事態になった。米メディアによると、西部オレゴン州ポートランドでも極右集団と反対派との衝突が相次いでいる。

 人種差別的な言動や不法移民に強硬な姿勢を示すトランプ政権の誕生を受け、米国ではヘイトグループの活動が活発化。南部バージニア州シャーロッツビルでは2017年8月、白人至上主義者と反対派が衝突し、犠牲者も出た。

 カラマズーで反対派のデモに参加した地元の白人女性(74)は「両親は第2次大戦でファシズムと戦った。米国で今、ファシズムを支持する人がこれだけいることを恥じている」と語った。一方、プラウドボーイズの集会に参加しようと公園を訪れたカラマズー在住の製造業の男性(44)は「ここに来ている(人種差別抗議デモ)ブラック・ライブズ・マターや(極左集団)アンティファの集団の憎悪に賛同できない」と反対派への不信感をあらわにした。白人の母親と黒人の父親を持つこの男性はかつて民主党支持者だったが、前回大統領選からトランプ氏を支持しているという。

 ◇中産階級代弁せず
 一方、二大政党では左派や右派の台頭が目立ち、党の両極化も進む。世論調査会社「ピュー・リサーチ・センター」によると、共和・民主両党の対立を「強い」「非常に強い」と考える人は91%に上り、12年の81%や16年の85%に比べ増えた。

 ミシガン州デトロイト近郊の自動車エンジニアの白人男性(45)は「どちらの党も極端になっていて中産階級を代弁する党がない」と大統領選の投票先を決められずにいる。「中産階級の人口が最も多いのに最近は極端な考えで注目を得るようになっていて、困惑させられる」と話した。

5958チバQ:2020/08/25(火) 21:35:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008250024.html
険しいトランプ氏再選の道 コロナなど「3大危機」の処方箋がカギ
2020/08/25 15:59産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で劣勢に立たされているトランプ大統領が再選への手掛かりをつかめるかは、24日開幕した共和党全国大会で、米国が現在直面する「新型コロナウイルス禍」「景気後退」「都市部での治安悪化」という3大危機をどう克服し、米国を立て直していくかについて、説得力のある展望を有権者に提示できるかにかかっている。

 トランプ氏はこの日、大統領候補に指名された直後の演説で「米国は中国から疫病が来た以前の状態に向けて回復していくのだ」と言明し、会場の共和党関係者から喝采を浴びた。

 米国で新型コロナによる死者は17万5000人を超えた。今年初頭まで続いていた空前の好景気はもはや昔話だ。黒人暴行死事件を受けた人種差別解消運動は過激勢力による「警察解体」などの訴えにすり替わり、東部ニューヨークなど全米の大都市では凶悪犯罪が一気に増加している。

 トランプ政権は新型コロナ禍を受け、ウイルス発生国である中国への不信を決定的に深め、ハイテクや軍事、人権などあらゆる分野で中国と全面対決していく立場を固めた。

 中東ではイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)との歴史的和解を仲介したほか、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)最高指導者の殺害作戦に成功するなど、外交・安全保障分野では評価できる実績を残している。

 しかし、目下の「3大危機」で健康と生活、安全が脅かされている米有権者にとり、外交・安保は誰に投票するかを判断する際の決め手にはなりにくい。

 新型コロナのワクチン・治療薬の開発や景気回復について具体的な見通しが立てば、有権者の意識は劇的に変わるはずだ。その意味で、政権が23日に発表した回復患者の血漿(けっしょう)の緊急使用許可のほか、最近の株価や雇用の回復は一定の追い風になる可能性があるだろう。

 こうした取り組みが急務なのは、現在も盤石さを維持し、全有権者の約40%を占めるトランプ氏の熱心な支持層だけでは、再選に必要な票を確保できないからだ。

 「人柄」を最大の売り物にする民主党候補のバイデン前副大統領に比べ、トランプ氏の場合、その人となりは別にして、「米国を再び偉大にする」との公約実現に向け、経済分野を中心に実績を重ねていくことで支持を得てきた。

 それだけに、ここまで不手際を批判された新型コロナウイルス対策を遅まきながら正常軌道に乗せて有権者の信頼を回復し、「もう4年やらせてみよう」と思わせることが不可欠だ。

 トランプ氏が抱える懸案は再選を目指した近年の歴代大統領に比べてはるかに深刻なだけに、再選への道も過去になく険しい。党大会が「前向きな内容」であっても、実質が伴わなければ支持拡大はおぼつかない。

5959チバQ:2020/08/25(火) 21:36:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2008250034.html
【米大統領選】共和党大会は「混合型」 民主党大会との違いは?
2020/08/25 20:24産経新聞

【米大統領選】共和党大会は「混合型」 民主党大会との違いは?

(産経新聞)

 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選に向けて24日に開幕した共和党全国大会は、その前に行われた民主党全国大会が全面的にオンライン化した「バーチャル大会」だったのと異なり、オンラインも活用しながら、観客を入れたイベントを交えて実施する混合型となる。

 大会初日の24日、300人以上の代議員らを前にトランプ大統領が大会の会場にサプライズで登場。1時間にわたって熱弁をふるうと、参加者からは「あと4年」の連呼が響きわたった。「熱気に欠ける」との評価もあった民主党大会とは対照的な光景となった。

 トランプ氏は指名受諾演説をする最終日の27日まで連日登場し、大会の盛り上げに一役買う見通し。指名受諾演説を行うホワイトハウス南庭にも支持者らを集める予定だ。

 大会は24日夜にはオンライン形式で首都ワシントンから支持者らの演説を中継した。期間中、ヘイリー前国連大使やポンペオ国務長官、マコネル上院院内総務のほか、長女のイバンカ大統領補佐官ら現政権の忠臣や身内が登場するが、ブッシュ元大統領や2012年の大統領選の共和党候補だったロムニー氏ら共和党の重鎮は登場しない予定だ。

 一方の民主党大会では、支持演説にはカーター氏やクリントン氏、オバマ氏ら歴代の大統領が登場したが、大統領候補のバイデン前副大統領は初日は収録映像で登場。その後もライブ中継でつなぐなど、コロナ禍でのソーシャルディスタンス(社会的距離)を徹底したイベントとなった。

5960チバQ:2020/08/26(水) 11:53:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0669c2fcd7a72c59b0911737cf0fd9fb775fb8
郊外住民、トランプ氏離れ コロナ影響、根強い支持者も 大統領選・激戦州ミシガン
8/26(水) 7:11配信
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米中西部ミシガン州マコーム郡で取材に応じるニック・ペンラッドさん(右)らトランプ大統領支持者の3人=18日
 11月の米大統領選の勝敗の行方を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州。

 最新の各種世論調査によると、民主党候補のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)をリードしている。ただ、2016年の前回選挙ではトランプ氏が劣勢を逆転して僅差で制している。8月中旬、同州の都市郊外のマコーム郡で有権者に話を聞いた。

 ◇「経済はトイレに流された」
 マコーム郡は州最大都市デトロイト北方の郊外で、人口の約8割を白人が占める。「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)に位置し、主要産業は製造業。近年の大統領選では共和党候補が04年と16年、民主党候補が08年と12年をそれぞれ制し、16年は製造業や雇用の国内回帰を訴えたトランプ氏が11.6ポイント差で勝利した。

 「彼は国民にうそをついた」。共和党支持者の自営業カイス・アブナさん(55)は、新型コロナウイルスの感染拡大を機にトランプ氏不支持に転じた。「この国だけで15万人以上が死亡しているのに、彼は『(ウイルスが)なくなる』としか言わない」と憤る。

 アブナさんは「(コロナ禍まで)経済は良好で、彼を支持していた。でもその経済は今、トイレに流されたようなもの。3年前に何をやったかより、今の方が重要だ」と訴えるものの、バイデン氏の年齢や健康に不安を感じ、投票するかはまだ「分からない」という。

 ◇誰もうまく対処せず
 一方、今回もトランプ氏に投票するつもりの建設作業員ニック・ペンラッドさん(40)は「家を建てる人が多いほど、自分の仕事は増える」と話し、収入などはコロナ禍までは改善されていたと説明する。「(感染拡大を)彼のせいにはしない」と支持は揺るがない。

 引退生活を送るアル・ファブリスさん(73)も、「一方(民主党)はないお金を使おうとしているだけだが、トランプ氏は経済を立て直そうとしている」と指摘。コロナ禍についても「うまく対応できている人は誰もいない」と擁護する。ただ、「彼を全面的に好きなわけではないが、もう一つの党よりは好きだ。真の第三党があればもっと良かった」と語った。

 ◇「サンドイッチに投票」
 バイデン氏に投票すると話した人は、その理由について「トランプ氏を負かすため」として、バイデン氏に対する積極的な評価を最初から語る人は少なかった。

 郵政公社で働く無党派の女性(63)は「トランプ氏に票を入れるくらいなら、ツナサンドイッチに投票する」と言い切った。この表現は、トランプ氏への支持をやめた共和党支持者が使ったことで知られる。女性の周囲では「まだ少数」だが、前回トランプ氏に投票した人のうち、6人がバイデン氏に投票する予定という。

 公共ラジオ(NPR)などによる全米を対象とした今月の世論調査によると、郊外居住者のうち今投票するならバイデン氏と答えたのは61%に対し、トランプ氏は36%だった。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、16年大統領選の全米の郊外地域の得票率では、民主党候補のクリントン氏の51%に対し、トランプ氏は43%にとどまったが選挙には勝利した。

 今後の感染拡大や経済回復の動向などで両候補の支持率は動く可能性がある。ウェイン州立大のブラウン准教授(都市政治学)はミシガン州の勝敗について「差が5ポイント未満の接戦になるだろう」と予想している。(マコーム郡=米ミシガン州=時事)。

5961チバQ:2020/08/26(水) 21:39:55
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082600206&amp;g=int
米国土安保長官にウルフ代行 トランプ氏、空席解消へ指名方針
2020年08月26日06時35分


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、1年4カ月にわたり空席が続く国土安全保障長官に、チャド・ウルフ長官代行を指名する意向を表明した。ツイッターに「チャドは素晴らしい仕事をしており、大いに感謝している」と投稿した。就任には上院の承認が必要。
 国土安保省ではニールセン前長官が昨年4月に辞任し、税関国境警備局長から起用されたマカリーナン長官代行も同年10月に辞任。国土安保次官代行だったウルフ氏が長官代行に就き、人種差別抗議デモに伴う暴動鎮圧のための連邦治安要員派遣などを取り仕切ってきた。
 ウルフ氏をめぐっては、議会付属の政府監査院(GAO)が今月、代行就任に手続き上の不備があったとする報告書を公表。同氏が代行として下した判断に対し、法的な有効性を問う訴訟が起こされる可能性も指摘されていた。

5962チバQ:2020/08/27(木) 10:33:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/833478ac97145a72f4a6e1ee200a9bed13a93545
米大統領選 ハリス氏、初の単独イベント 黒人女性に投票呼びかけ 精力的に活動
8/27(木) 10:10配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選で、民主党の副大統領候補となったカマラ・ハリス上院議員(55)は26日、激戦州である中西部ミシガン州の黒人女性らが主催したオンライン形式のイベントに参加し、「今回は、われわれの生涯で最も重要な選挙となる」と述べ、トランプ大統領(74)の再選阻止に結束を呼びかけた。

【表】共和党大会は「混合型」民主党大会との違いは?

 ハリス氏が今月11日に副大統領候補に選ばれて以降、単独で参加する初のイベントとなった。失言が多い民主党候補のバイデン前副大統領(77)が記者会見などを控える中、ハリス氏が本選に向けて精力的に活動することが予想されている。

 ハリス氏はイベントで、2016年の大統領選のロシア介入問題で、ロシアが黒人有権者の投票阻止を図っていたことに言及。「なぜ、われわれ黒人に投票してほしくないのか。それはわれわれが投票すると、物事が変わることを知っているからだ」と述べ、黒人有権者の影響力を強調。「トランプ氏とバイデン氏には明らかな違いがある。重大な選挙であることを忘れないでほしい」と訴えた。

 ハリス氏は10月7日に共和党のペンス副大統領とのテレビ討論会に臨む。ペンス氏が26日夜に共和党全国大会で受諾演説を行うのを前に、ハリス氏は、支持者向けにメッセージを送信し、「ペンス氏が話す内容は心配していない。嘘に過ぎないことを知っている」と牽制(けんせい)した。

5963チバQ:2020/08/27(木) 10:51:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf0c99d816809449b4d092807ba7e9bf29e4790
米大統領選 スローガンは「カオスな大統領」 米民主は失政批判戦術
8/26(水) 17:21配信
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 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領の陣営は27日までの共和党全国大会期間中、オンライン形式のイベントやテレビ、インターネットの選挙広告などを重点的に展開して、トランプ大統領に対抗する戦略だ。

 バイデン陣営は、共和党大会にあわせて「カオス(混沌)的な大統領」とトランプ氏への批判スローガンを掲げる。新型コロナウイルスによる失政で米国が危機的状況に陥ったと強調し、トランプ氏批判の世論を高めるのが狙いだ。

 フロリダ、アリゾナ、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ミシガンの5つの激戦州で選挙広告を重点的に出し、地元紙のニュースサイトには「この政権はわれわれを裏切った」と主張する広告を提示。オンライン形式で支持者向けのイベントを開催し、ペロシ下院議長ら党有力者が日替わりで登場するオンラインの記者会見も連日行う。

 ただ、先週の民主党大会の期間中に選挙キャンペーンを実施したトランプ氏に対し、バイデン氏のメディア露出は少ない。CNNテレビは「トランプ氏がスポットライトを可能な限り浴びることが、バイデン氏の勝利に利する」とトランプ氏の自滅を招く戦術とみるが、バイデン氏には支持者の熱気不足という課題が残る。

 米メディア・リサーチ・センターの分析によると、6〜7月に米三大ネットワーク(ABC、CBS、NBC)が報じた時間は、トランプ氏関連が512分で、バイデン氏関連の58分の約9倍。トランプ氏の報道は大半が批判的なものだったが、メディアの注目度の差は歴然としている。

5964チバQ:2020/08/27(木) 18:38:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3192840ed48e01a078bb631c9d94392ac82bde80
メラニア夫人の発音からかう 米女優、批判受け撤回 米大統領選
8/27(木) 18:19配信
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米女優ベット・ミドラーさん=2019年11月、ニューヨーク(AFP時事)
 【ロサンゼルス時事】トランプ大統領に批判的なことで知られる米女優ベット・ミドラーさん(74)がツイッターで、なまりの強い英語を話すメラニア夫人の発音をからかう投稿を行い、批判にさらされている。

 26日に「米国ではあらゆるアクセントの人が歓迎される」と事実上撤回した。「外国人嫌悪」「人種差別的」などと批判が集まっていた。

 25日に共和党全国大会で演説したメラニア夫人は、スロベニアから移住し、米国籍を取得した経験を語った。ミドラーさんは「なんてこと、いまだに英語が話せないの」「不法入国者を舞台から降ろせ!」などと投稿。しかし、批判を受けて「アクセントをからかうのは間違っていた」と誤りを認めた。

5965チバQ:2020/08/28(金) 00:11:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf334492e31d6ce66d53fd9e61460a750d3c9f3c
「トランプ党」大会の様相 本人や一族連日登壇 共和党重鎮の姿なく
8/27(木) 11:52配信

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西日本新聞
イメージ(写真と本文は直接関係ありません)

 【ワシントン田中伸幸】トランプ米大統領は共和党大会2日目の25日も引き続き登場し、再選に向け1期目の実績を誇示した。大会には政権と距離を置くブッシュ(子)元大統領など党重鎮らの姿はなく、中心となるのはトランプ氏の一族や側近たち。「トランプ党」ともやゆされる党内の現状を浮き彫りにする。2024年の次期大統領選をにらむ有望株も登壇したが、早くも一部の熱烈な支持者からは、トランプ一族の出馬待望論が湧き起こる。

 大会2日目の演説を締めくくったのはメラニア夫人だった。25日夜、ホワイトハウスの庭から演説し「彼は典型的な口だけの政治家ではなく、行動を求め結果を出す」と強調し、再選支持を訴えた。

 米メディアによると、党大会の演説場所にホワイトハウスが使用されたのは異例。政府施設を選挙活動に使うのは法律違反との指摘があり、共和党内からも批判が上がる。それでもトランプ氏は大会最終日の27日にも、ホワイトハウスからの指名受諾演説を計画。「警備負担や費用の削減」を理由に挙げ、周囲の批判にもどこ吹く風だ。

 党内で圧倒的な支持を誇るトランプ氏に、正面から歯向かう動きは極めて少ない。同氏の政策や言動を批判して対立した連邦議会議員が、保守支持層から「腐った政治家」などと激しく非難され、再選断念を強いられた例は複数ある。

 25日にはポンペオ国務長官もビデオ出演し、トランプ氏の対中国強硬策などを外交成果として称賛。政治的中立が求められる現役の外交責任者は党大会への参加を避けるのが慣例だが、それを破ったのはトランプ氏への忠誠心をアピールすることで、自身の次期大統領選出馬につなげる思惑が透ける。

 トランプ氏が再選を果たした場合、2期で任期が終わる。「トランプ後」を狙う有力候補としてはポンペオ氏のほか、大会初日に演説したインド系米国人女性のヘイリー前国連大使の名前が浮上する。

 ただ、民主党候補のバイデン前副大統領のような政界のエスタブリッシュメント(既存の支配層)に失望し、政治経験のなかったトランプ氏に変革を期待する熱狂的な支持者からは「24年は子供に続いてほしい」(70代の共和党支持者)と、トランプ一族による政権運営を願う声が上がる。

 人気なのは長男のジュニア氏と、長女で大統領補佐官のイバンカ氏。ジュニア氏は大会初日に演説し、トランプ氏譲りの激しい口調でバイデン氏批判を展開。イバンカ氏も最終日に登壇予定だ。実業界だけでなく、政界でも「トランプブランド」の確立に向け、存在感をアピールするとみられる。

5966とはずがたり:2020/08/29(土) 23:13:07
まあトランプ本人は安倍の事は一緒にゴルフしてて転んでひっくり返っても気に掛けない位どうでもいいポチ扱いだろうしな。パッと聞かれて咄嗟に何か考えて褒めたり労ったりしてあげる程の相手ではないのであろう。

https://twitter.com/ShinHori1/status/1299527574914170880
Shin Hori
@ShinHori1
【外交】バイデン氏はtweetで安倍首相に挨拶を送る一方で、トランプ氏は“安倍首相辞意”について何も答えず
トランプ氏“安倍首相辞意”に何も答えず|日テレNEWS24
安倍首相の辞意表明について、各国の反応です。
news24.jp
午前11:01 ・ 2020年8月29日・

5967チバQ:2020/09/02(水) 18:28:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/6049d6a6bb0b17ca719647d9bcf4f2c14554cbf7
ケネディ家、マサチューセッツ州で初敗北 上院予備選
9/2(水) 17:46配信
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米マサチューセッツ州のジョー・ケネディ3世下院議員(2020年9月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】1日に行われた米マサチューセッツ州の民主党上院予備選で、名門ケネディ家一族のジョー・ケネディ3世(Joe Kennedy III)下院議員(39)が、現職のエドワード・マーキー(Edward Markey)上院議員(74)に敗れた。ケネディ一家が同州の選挙で敗れるのは初めて。

【関連写真】ジョー・ケネディ3世下院議員に勝利したエドワード・マーキー上院議員

 敗れたケネディ氏は、暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元米大統領のおいの息子に当たり、2013年からマサチューセッツ州選出の下院議員を務めている。父親はジョゼフ・P・ケネディ2世(Joseph P. Kennedy II)元下院議員、祖父はロバート・F・ケネディ(Robert F. Kennedy)元上院議員。

 一方、現職のマーキー氏は進歩派として知られている。人気の高い進歩派同士の争いとなったが、マーキー氏の方が組織的な支持と左派からの支持で上回り、勝利につながった。

 ケネディ氏は、マーキー氏に電話をして勝利を祝福し、数か月以内に行われる選挙で同氏を支持することを約束したという。

 ケネディ氏はまた、「この結果は明らかに、われわれが望んでいたものではない」と述べている。

 上院・下院双方の議員選挙に立候補することは認められていないため、ケネディ氏は下院選での再選を目指す選挙には出馬できない。このため来年1月には、ケネディ家から選出された議員は一人もいなくなる。【翻訳編集】 AFPBB News

5968チバQ:2020/09/02(水) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2023a0b5158fc14966928a16e3d2b860030312a1
名門ケネディ一家、初敗北 マサチューセッツ上院予備選
9/2(水) 14:32配信
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 【ニューヨーク=上塚真由】米東部マサチューセッツ州の民主党上院議員予備選が1日、投開票され、ジョー・ケネディ3世下院議員(39)が、現職のエドワード・マーキー上院議員(74)に敗れた。米メディアによると、大統領や前駐日大使を生んだ名門のケネディ一家が、同州の選挙で敗れるのは初めてという。

 敗れたケネディ氏は、ケネディ元大統領の弟、ロバート・ケネディ元司法長官の孫。2013年から下院議員を務め、現在4期目で、18年の大統領の一般教書演説で野党の反対演説を担うなど、次代を担うホープとして注目されていた。

 一方、現職のマーキー氏は民主党の急進左派として知られ、下院議員時代を含め40年以上の豊富な政治経験を持つ。ケネディ氏は世代交代を訴え、若者層への浸透を図ったが、リベラル色の強い同州で支持が広がらなかった。

5969チバQ:2020/09/04(金) 17:05:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c873afa4dc929a6c64e85a52ad6a605bb6cd850a
バイデン氏、黒人男性銃撃のウィスコンシン入り…接戦州でアピール狙いも
9/4(金) 13:06配信
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3日、米ウィスコンシン州ケノーシャの教会で、住民らに語りかけるバイデン氏(ロイター)
 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン前副大統領は3日、黒人男性のジェーコブ・ブレークさん(29)が背後から白人警察官に銃撃された事件を受けて騒乱が広がったウィスコンシン州を訪問した。ウィスコンシンは大統領選の接戦州で、トランプ大統領も1日に訪れたばかりだ。

【写真特集】新型コロナ 世界の日常一変

 バイデン氏はウィスコンシン州ミルウォーキーで、ブレークさんの家族と面会した。重体となっていたブレークさん本人とも、電話で話したという。トランプ氏はブレークさんの家族とは面会しておらず、バイデン氏は人種間の融和を重んじる姿勢を前面に打ち出し、トランプ氏との違いをアピールする狙いがあるとみられる。

 騒乱の現場となったケノーシャでは、教会で開かれた地域住民らとの対話集会に参加した。トランプ氏が「法と秩序」の維持を掲げ、人種差別への抗議デモに強硬姿勢で臨んでいることを念頭に、「大統領が治安問題ばかり強調するのは、新型コロナウイルス対応などの失政から我々の目を背けさせるためだ」と批判した。

5970チバQ:2020/09/04(金) 17:06:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5923411229f869221c845bb48687cb383ec9cf4e
米大統領選まで2カ月 バイデン政権なら閣僚顔ぶれは? ライス「国務長官」、ウォーレン「財務長官」か
9/3(木) 17:47配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米民主党政権が誕生した場合、国務長官をはじめとする主要閣僚の顔ぶれはどうなるのか。メディアや専門家の間では、今回の大統領選で同党副大統領候補に有力視されたスーザン・ライス元国連大使が国務長官に起用されるかが早くも注目されている。

 ライス氏はオックスフォード大で博士号を取得後、国務次官補(アフリカ担当)などを経て、オバマ前政権下で国連大使と大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を歴任した。

 ライス氏は先月下旬にラジオ番組に出演した際、自身が国務長官、国務長官、国土安全保障長官、国家情報長官のいずれのポストに関しても「職務を遂行できるだけの経験がある」と言い切り、閣僚就任への強い意欲を示した。

 ライス氏をめぐっては、過去にもオバマ前大統領が2期目に国務長官として起用することを検討していた。

 しかし、国連大使だったライス氏は、2012年に駐リビア米大使が北東部ベンガジの米領事館で国際テロ組織アルカーイダ系のテロ組織による襲撃で殺害されたことに関し、当初は「ネット上の反イスラム動画に怒った群衆による自然発生的な事件だ」と発言し、政権の失態の隠蔽を図ったと見なされ激しい批判を浴びた。

 事態を受け、オバマ氏はライス氏の人事が上院で承認されるのは絶望的とみて、上院の承認が要らない補佐官職をライス氏に与えた経緯があるだけに、「ライス国務長官」が現実味を増した場合、この問題が蒸し返されるのは必至だ。

 また、前政権で「親中派」とされたライス氏が政権入りすれば、日本で警戒感が強まる公算も大きい。

 ライス氏に加え、前政権を支えた閣僚級や補佐官らが多数政権入りすることもほぼ確実視されている。

 前政権下で国務副長官を務めたアンソニー・ブリンケン氏は大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が有力視されているほか、首席補佐官にはバイデン前副大統領の側近のロン・クレイン氏またはスティーブ・リケッティ氏らが就任するとの見方が支配的だ。

 一方で、党内で影響力を増す急進左派が重要閣僚に就任するのも不可避だ。特に、「反ウォール街」「大企業や富裕層への増税」を唱えるウォーレン上院議員が財務長官に就任するとの見方が広がりつつある。

 実際、バイデン氏は大統領候補指名を確実にして以降、大企業への増税を提唱するなど、経済政策でウォーレン氏の影響を受け始めているとの指摘もある。

 バイデン氏が「超党派」のイメージを演出するため閣僚に共和党穏健派を起用するとの観測も根強い。

 ある米政府関係者は、例えば共和党が11月の選挙で上院の過半数を維持し、ライス「国務長官」人事の承認が困難と判断された場合、「息子ブッシュ元政権の国務長官で、バイデン氏支持を表明したコリン・パウエル氏を再び国務長官に起用する仰天人事もあり得る」と予想した。

 また、過激な気候変動対策「グリーン・ニューディール」を唱える急進左派が環境政策を取り仕切るのを防ぐため、共和党関係者を環境保護局長官やエネルギー長官に据えるとの見方も浮上している。

5971チバQ:2020/09/06(日) 13:02:05
https://www.sankei.com/world/news/200903/wor2009030026-n1.html
激戦州でトランプ氏の猛追目立つ バイデン氏、「ヒラリー氏の二の舞い」に危機感 米大統領選まで2カ月 
2020.9.3 15:43
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日の米大統領選まで2カ月。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は、民主党大統領候補のバイデン前副大統領(77)に支持率で劣勢にあったのが、8月に入ってから激戦州を中心に追い上げを見せ、徐々に接戦の様相が強まってきた。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた両候補の全米平均支持率は2日現在、トランプ氏が42・2%、バイデン氏は49・7%で、同氏がリードを保っている。

 ただ、同サイトによれば勝敗を左右する「激戦州」に位置付けられる中西部ウィスコンシン、ミシガン、東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、フロリダ、西部アリゾナの6州での平均支持率はトランプ氏が45・5%で、バイデン氏48%との差はわずか2・5ポイントだ。7月24日時点でのバイデン氏との差は6・3ポイントだったことから、トランプ氏の猛追傾向は明白だ。

 中でもトランプ氏の健闘が目立つのは、バイデン氏の出身州で、バイデン陣営の本部があるペンシルベニア州。モンマス大が今月2日発表した世論調査結果では、同州での両者の支持率の差は7月中旬の13ポイントから一気に4ポイントに縮まった。

 さらに、同サイトの分析では、トランプ氏の激戦6州での支持率(2日現在)は、同氏が勝利した2016年の前回大統領選の同時期比で0・8ポイント上回っていた。民主党の間では、前回大統領選で最後まで優勢を維持しながら敗退したクリントン元国務長官の二の舞いをバイデン氏が演じる恐れも排除できないとして、危機感を強めつつある。


 トランプ氏の勢いがここへきて回復傾向にあるのは、新型コロナウイルス危機に関し1日あたりの新規感染者数が8月から減少傾向に転じたことや、経済が株価の上では回復基調を示すなど、「正常化」への展望が多少開けてきたことが要因とみられている。

 また、バイデン氏が新型コロナ感染対策を理由に先週まで自宅から選挙活動を行う「穴熊戦術」に徹していたことも支持低下につながった可能性がある。

5972チバQ:2020/09/06(日) 13:14:04
29フロリダ 
20ペンシルベニア*読売ではバイデン有利報道 ★
16ミシガン*バイデン*読売ではバイデン有利報道 ★
15ノースカロライナ >>5941
11アリゾナ
10ウィスコンシン ★

★ラストベルト

バイデン 232
トランプ 204
互角  102
総数:538 当選ライン270人

5973チバQ:2020/09/06(日) 13:15:33
https://www.sankei.com/world/news/200903/wor2009030027-n1.html
【米大統領選まで2カ月】トランプ、バイデン両氏 「勝利の方程式」どう描く
2020.9.3 16:40
 「米国第一」政策の総仕上げに向けて2期目を目指す共和党のトランプ大統領(74)と、「米国を正常に戻そう」と訴えて政権奪還に動く民主党のバイデン前副大統領(77)は、それぞれどのような「勝利の方程式」を描くのか。

 ここまで支持率で優勢を保つバイデン氏が恐れるのは、2016年の前回大統領選でのクリントン元国務長官に続き、一般得票数でトランプ氏を上回りながら大統領選挙人の獲得数で同氏に及ばず、敗退する事態に陥ることだ。

 大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り当てられた大統領選挙人538人について、原則としてそれぞれの州で得票数が最も多かった候補が州の選挙人を総取りし、過半数の270人を獲得した候補が勝利するというものだ。

 それだけに共和、民主両党の間で決定的な勢力の差がなく、選挙人の数が比較的多い「激戦州」で両候補の支持率の差が狭まっているのは、バイデン氏にとっては憂慮すべき事態だ。

 バイデン氏は先週、新型コロナウイルス対策を理由に「自宅にこもって選挙活動を続ける」と明言していた。それが今週に入って東部ペンシルベニア州ピッツバーグで演説を行い、来週には激戦州を遊説すると表明したのは、各地で積極的に選挙集会を開くトランプ氏を前に「穴熊戦術」がもはや通用しなくなったと悟ったためだ。

 一方、グリネル大が2日公表した世論調査結果では、18年の中間選挙で民主党が下院を奪還する原動力となった郊外在住の有権者は、バイデン氏支持が58%に対し、トランプ氏は35%だったことが分かった。郊外の女性に限ると両者の支持率はバイデン氏64%、トランプ氏35%だった。


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 16年大統領選の出口調査では、トランプ氏に投票した郊外居住者は49%、クリントン氏は45%だった。重要な票田である郊外の有権者のトランプ氏離れは同氏にとって懸念材料だ。

 トランプ氏は、一部の大都市で過激勢力などによる暴動や犯罪が横行していることに関し、「法と秩序」の回復を争点に据えて治安問題に敏感な郊外女性の取り込みを図っている。

 しかし、郊外女性は主にトランプ氏の新型コロナ対策に反発を強めているとされ、トランプ氏の戦術は現在までに目立った効果を上げていない可能性がある。

 また、米軍事紙「ミリタリー・タイムズ」が最近発表した世論調査では現役米軍将兵の41%がバイデン氏、37%がトランプ氏を支持すると答え、軍最高司令官である同氏からの「離反」が浮き彫りとなった。

 同紙によると、トランプ氏が最近の米国内の騒乱に米軍の投入を図ったことや、ドイツ駐留米軍の削減決定が響いたとみられ、同氏には痛手となりそうだ。

 トランプ氏が再選を果たすには、前回獲得した州(選挙人総数306人)のうち中西部ミシガン(選挙人16人)、東部ペンシルベニア(同20人)を落としたと仮定し、過半数の270人を確保するには残る全ての州で勝つ必要がある。

 トランプ陣営としては、全有権者の4割以上を占める強固な支持基盤を確保する一方、郊外居住者に加え、黒人や性的少数者も含め、あらゆる有権者を少しずつバイデン氏側から切り崩し、前回と同様に激戦州で競り勝つことを目指す考えだ。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

5974とはずがたり:2020/09/07(月) 17:53:38
米国やべえなあ

米ロサンゼルス49.4度 史上最高 電力使用の抑制呼び掛け 山火事拡大
毎日新聞2020年9月7日 12時24分(最終更新 9月7日 16時43分)
https://mainichi.jp/articles/20200907/k00/00m/040/103000c

 米西部は厳しい暑さに見舞われ、米メディアによると、カリフォルニア州ロサンゼルスで6日、観測史上最高となる気温49・4度を記録した。電力需給が逼迫し、ガーセッティ市長は過剰な使用を控えるよう住民に呼び掛けた。

 カリフォルニア州では8月16日にデスバレーで54・4度を観測し、猛暑が続いている。山火事も再び勢いを増し、州中部では5〜6日、山中で逃げ場を失った計200人超がヘリコプターで救助された。

 会員制交流サイト(SNS)には、木々が激しい炎に包まれ、山道を通って脱出しようとする車のすぐそばまで火の手が迫る様子を捉えた動画が投稿された。(共同)

5975チバQ:2020/09/07(月) 18:27:30
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/トランプ氏-激戦のテキサス州で逆転-米大統領選の支持率調査/ar-BB18McZL?ocid=spartanntp
トランプ氏、激戦のテキサス州で逆転=米大統領選の支持率調査

2020/09/07 14:22






石川県で1人死亡、4人が新型コロナ感染
宝塚歌劇団専科の松本悠里、来年1月3日に退団

&copy; 時事通信 提供 トランプ米大統領=7月29日、南部テキサス州(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選で激戦が予想される南部テキサス州で、トランプ大統領の支持率が民主党候補バイデン前副大統領を逆転したことが、地元紙ダラス・モーニング・ニュースとテキサス大による世論調査で判明した。
 6日公表された調査結果では「大統領選で投票に行く可能性が高い」と答えた有権者のうち、トランプ氏に投票するとの回答は48%、バイデン氏は46%だった。7月上旬の調査では、バイデン氏が5ポイントリードしていた。
 大統領選と同時に行われる上院選では、共和党の現職コーニン議員が民主党の対抗馬に10ポイント以上の差をつけており、調査を主導した政治学者は同紙に「コーニン氏(への支持)がトランプ氏を助けている」と分析した。

5976チバQ:2020/09/09(水) 21:37:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2197e75fd333b9320792afa2a8157696e4d77c
バイデン氏が庶民派を強調 米大統領選、激戦州で対面活動が本格化
9/9(水) 11:44配信

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西日本新聞
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 【ワシントン田中伸幸】米大統領選の共和、民主両党の正副大統領候補は祝日レーバーデー(労働者の日)の7日、激戦州に入るなどして支持を訴えた。伝統的にこの日を境に選挙戦が本格化するといわれ、各陣営とも精力的に活動。特に民主党のバイデン前副大統領は「市民から遠いエリート政治家」との批判を浴びているだけに、有権者と積極的に接する姿勢をアピールしようと懸命だ。


 バイデン氏は同日、激戦州の一つ、東部ペンシルベニア州を訪れ、支持基盤の労働組合関係者に雇用政策などを説明した。民主党の副大統領候補、ハリス上院議員は初の単独地方活動として激戦州の中西部ウィスコンシン州を訪問。警官から銃撃された黒人の家族や実業家らと面会した。

 バイデン氏が有権者との対面活動を控えていたのは新型コロナウイルス対策のため。本来はレーバーデー後に再開する予定だった。しかし、有権者向けの集会を数多く開く共和党トランプ大統領の陣営が「家にこもって行動が鈍い」と再三批判。民主党支持層からは「もっと有権者に直接語りかけるべきだ」との不満が漏れ、支持率もトランプ氏との差が縮小傾向にあることから、対面活動の再開を前倒ししたとみられる。

 国政の舞台で半世紀近く活動したバイデン氏はエリート批判の払拭(ふっしょく)も課題となる。中間層出身の「庶民派」と強調するため今後、有権者との対話や露出度アップを重視する方針だ。11日には2001年の米中枢同時テロの旅客機墜落現場があるペンシルベニア州を追悼に訪れる。

 対するトランプ氏は7日、当初予定のなかった記者会見をホワイトハウスで開催。コロナ禍からの景気回復に自信を示しつつ、バイデン氏が大統領に就任すれば「経済が破壊される」と攻撃した。同時に、米国を製造業大国にするため「中国への(経済)依存を終わらせる」と対中強硬姿勢を改めて示し、バイデン氏との差異化を図った。

 8、10日は激戦州で集会を計画。11日にはバイデン氏と同じく、ペンシルベニア州に入って同時テロ犠牲者を追悼する見通しで、動きを加速させている。

 ペンス副大統領は7日、ウィスコンシン州で演説し民主党批判を展開した。

西日本新聞

5977とはずがたり:2020/09/13(日) 13:25:44
アメリカ政治に地殻変動を引き起こす人口大移動──「赤い州」を青く染める若者たち
WHY RED STATES HAVE THE BLUES
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/post-94375_3.php
2020年9月8日(火)19時45分
サム・ヒル(作家)、ハンク・ギルマン(本誌米国版記者)

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共和党による恣意的な選挙区割りの変更には反発が強まる(ワシントンで) TASOS KATOPODIS/GETTY IMAGES


もちろん、青い州から来た人の全員が民主党に票を投じるわけではない。現役を引退し、温暖な気候を求めて移り住む高齢者には共和党の支持者が多いだろう。しかし彼らの暮らす家を建て、彼らに介護サービスを提供するには何倍もの数の若い労働者が必要になる。そういう働き手の多くはヒスパニックで基本的に民主党支持、つまり青い。

国勢調査の数字を見ると、ノースカロライナではヒスパニック人口が過去10年で20万近く増えた。今のところ、彼らの多くは国籍を取得していないか、国籍があっても投票できる年齢に達していないかのどちらかだ。人口構成の変化が票の出方に反映されるにはそれなりの時間が必要だが、いずれ事態は動く。

そして世代も入れ替わる。20世紀の老兵は去りゆくのみだ。移住者や少数民族、若者の投票傾向に極端な変化がない限り、遠からずノースカロライナは青に染まる。

テキサスはどうか。ここでも山岳・大平原地帯からの保守的な移住者と、北東部・中西部からのリベラルな移住者がせめぎ合い、そこにヒスパニックの移民が加わる構図だ。他州から転入してくるヒスパニックも多いから、いずれ彼らが州内で最大の民族集団となるのは確実だ。

ジョージア州でも白人の比率は低下する一方だ。ここでは、かつて自由と機会を求めて北部に移住したアフリカ系アメリカ人の子孫が、父祖の地に回帰する傾向が目立つ。

いずれにせよ、ベビーブーム世代の退場と黒人やヒスパニックの台頭という流れは変わらず、共和党の地盤をむしばむ。だから南部諸州が青に転じるのは時間の問題だ。しかし、それがいつになるかは分からない。

5978チバQ:2020/09/14(月) 17:02:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9c59f1e422437635e536fa5c14dacdb510ddcb4
全国世論調査でバイデン氏がリード、なにが重要か
9/14(月) 16:28配信
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米大統領選はこれまでのところ、バイデン氏(左)が全国世論調査でトランプ氏をリードする状況が続いている
(CNN) 11月の米大統領選に向けてモンマス大学が新たに発表した世論調査では投票する可能性の高い有権者の中でバイデン前副大統領の支持率が51%とトランプ大統領の44%を上回った。登録有権者で見るとバイデン氏支持が51%、トランプ氏支持が42%だった。

2つの平均ではバイデン氏が8ポイントのリードを示しているが、これは全国の世論調査の平均と沿った数字となっている。

ただし、一般投票それ自体には何の意味もない。大統領になれるのは、選挙人を獲得できた場合だけだ。

そうは言っても、全国世論調査は重要だ。州別の世論調査の平均よりもより正確といえる。最も重要な点は、選挙人を獲得するためにバイデン氏が全国的に必要なマージンがどのくらいかということがかなり明確だということだ。

もし、バイデン氏が全国的に5ポイント以上支持率で上回っていれば、選挙人投票で勝利して少なくとも270人の選挙人を獲得することはほぼ確実といえそうだ。これは単に、重要な接戦州と全国的な投票との間で5ポイント以上の差がある記録がほとんどないためだ。

もし、バイデン氏が3ポイントから5ポイントの間で全国的に支持が上回っていれば、トランプ氏勝利の可能性も無視できないものの、バイデン氏が選挙人の獲得で明確に有利といえるだろう。

現時点ではバイデン氏の支持率は全国的に5ポイント以上の差がついている。

全国調査で2ポイントや3ポイントの違いが出ることはあるだろうが、少なくとも州別の世論調査と比べれば、それほど起こりえるわけではない。

1972年以降、全国世論調査の単純平均は1.8ポイントのずれがあった。一方、最終的なマージンが10ポイント未満の競争の激しい州では3.3ポイントのずれが生じていた。

同時期、全国世論調査の単純平均で6ポイント以上のずれが生じた年は一度もなかった。

重要なのは全国世論調査でのずれは主要な接戦州でのずれよりも起こりにくいということだ。もし、バイデン氏が現時点と同じ水準のマージンを本選投票日にも維持できれば、一般投票だけでなく、選挙人投票でもかなり有利だといえるだろう。

5979チバQ:2020/09/17(木) 21:40:18
https://www.sankei.com/world/news/200916/wor2009160023-n1.html
米大統領選、激しさ増すヒスパニック票の争奪戦
2020.9.16 12:15
 【ワシントン=平田雄介】11月3日実施の米大統領選で、民主党候補のバイデン前副大統領は15日、南部フロリダ州で同日始まった「ヒスパニック(中南米系)伝統月間」の行事に参加して演説し、共和党候補のトランプ大統領の支持率が伸びた中南米系への浸透を図った。トランプ氏も先週末から中南米系が多い西部のネバダ州やアリゾナ州を遊説。人種的少数派の中で最多とされる中南米系の集票をめぐる争いが激しくなっている。

 バイデン氏は演説で、メキシコ国境で不法入国した親子を引き離して拘束するなどしたトランプ政権の政策を「凶悪な行い」と非難。2017年の大型ハリケーン・マリアで被災したカリブ海の自治領プエルトリコの住民の救援を「軽視した」として、トランプ氏は「中南米系を助けるのに何度も失敗した」と批判した。

 フロリダ州では、NBCテレビが8日に発表した世論調査で、トランプ氏が中南米系の支持率でバイデン氏を4ポイント上回った。前回2016年大統領選の出口調査では、民主党候補だったクリントン元国務長官がトランプ氏を27ポイント上回っており、顕著な変化が現れている。

 新型コロナウイルスの流行に伴う苦境の中、経済対策の支持率でバイデン氏を上回るトランプ氏が、独裁政権下のキューバなど中南米の貧しい国々から移民したルーツを持つ有権者の期待を集めた可能性がある。

 トランプ氏はネバダ州を12〜14日に遊説。アリゾナ州では14日夜に中南米系支持者との対話集会を開き、反米左派が政権を握るベネズエラなどを挙げて、「皆さんの祖父母や両親は、米国で夢を叶えるために治安の乱れなど問題の多い国からやってきた」と指摘。「バイデン氏は警察予算を削減するが、私は警察官を増員する」と訴え、喝采を浴びた。

5980チバQ:2020/09/22(火) 20:41:15
https://www.sankei.com/world/news/200921/wor2009210005-n1.html
米最高裁人事巡り対立激化 バイデン氏、延期要求
2020.9.21 09:51
 米最高裁の女性判事ルース・ギンズバーグ氏の死去に伴う後任人事を巡り、11月の米大統領選で戦う共和党候補トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領の対立が激化している。トランプ氏は週内にも後任指名に踏み切る構えだが、バイデン氏は20日の演説で、大統領選後に延期するよう改めて要求した。

 バイデン氏は東部フィラデルフィアで、大統領選の期日前投票などが始まっていると指摘し、この時期の後任指名を「米国民は支持しない」と強調。大統領選の勝者が指名すべきだと訴えた。最高裁判事は9人で構成する。トランプ氏が保守派を指名し上院が承認すれば、保守派6人に対してリベラル派3人となる。最高裁判事は終身制のため、リベラル派は長期にわたり保守派の優勢を許すことになると危機感を募らせる。

 トランプ氏の考えに沿って、上院で多数を握る与党共和党のトップ、マコネル院内総務も採決を急ぐ方針を示している。バイデン氏は演説で、共和党の上院議員に向け「良心に従ってほしい」と造反も呼び掛けた。定数100の上院で共和党は53人を占めているが、米メディアによると、このうちコリンズ、マカウスキ両議員が大統領選前の採決に懸念を表明。米議会も巻き込んだ攻防が激しさを増している。(共同)

5981チバQ:2020/09/22(火) 20:43:11
https://www.sankei.com/world/news/200919/wor2009190009-n1.html
米最高裁のギンズバーグ判事が死去 最高齢のリベラル派 トランプ氏、後任に保守派指名へ
2020.9.19 10:26国際米州
米大統領選
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米最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年(ロイター)
米最高裁のルース・ギンズバーグ判事=2017年(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米最高裁は18日、最高齢で女性のルース・ギンズバーグ判事が同日、転移性膵臓(すいぞう)がんのためワシントンの自宅で死去したと発表した。87歳。ここ数年、複数回にわたりがんの手術を受け、今年5月から化学治療を受けていた。

 ギンズバーグ氏はリベラル派で、女性の地位向上に積極的に取り組んできた。同氏の死去で、最高裁判事(定員9)の構成はロバーツ長官を含め保守派5人、リベラル派3人となった。

 トランプ大統領は、ギンズバーグ氏の後任に保守派の判事を直ちに指名する見通し。トランプ氏が9日に公表した20人の判事候補には、2016年の前回大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったクルーズ上院議員らが含まれている。

 最高裁判事の人事には上院の承認が必要。トランプ政権は、11月の大統領選と同時に行われる上院選で共和党が過半数を失う事態も想定し、後任判事を早期に就任させたい考えだが、民主党の抵抗は必至だ。

 トランプ氏は今後、後任判事の指名承認が大統領選までに間に合わない事態もにらみ、最高裁の「リベラル化阻止」を争点の一つに掲げて保守的な有権者層に対する一層のアピールを図りたい考えだ。

5982チバQ:2020/09/22(火) 20:50:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091900397&amp;g=int
米共和、上院過半数も黄信号 劣勢の調査相次ぐ
2020年09月20日07時19分


 【ワシントン時事】11月3日投票の米大統領選と同時に行われる連邦議会の上院選で過半数維持を目指す与党共和党に不利な情勢調査が相次いでいる。仮に大統領選で民主党のバイデン前副大統領がトランプ大統領に勝てば、民主党による10年ぶりの政府・議会の完全支配も現実味を帯びる。
 上院の勢力は現在、共和53対民主47(無所属含む)。35議席が争われる今回、民主党が上院を制するには少なくとも3議席を共和党現職から奪わなければならない。バージニア大政治センターの情勢調査によると、民主党現職が劣勢なのはアラバマ1州なのに対し、共和党現職が劣勢または互角なのは5州で、過半数をめぐる攻防は激しい。
 米紙ニューヨーク・タイムズが18日に発表した世論調査によると、この5州のうちメーン、アリゾナ、ノースカロライナで、共和党現職が5〜8ポイント、支持率で民主党候補を下回った。同紙は、新型コロナウイルスの失政が「トランプ氏の再選ばかりか上院過半数を危うくしている」と分析する。このほかコロラドでも今月上旬、共和党現職が9ポイント劣勢という調査が出ている。
 全議席が改選される下院は、現職が多い民主党が有利な情勢。民主党はオバマ前大統領が最初に当選した2008年に上下両院で過半数を獲得し、10年に下院の過半数を失うまで医療保険制度改革(オバマケア)などを進めた。共和党関係者には「完全支配を許せば環境、医療保険、警察改革などでやりたい放題になる」と警戒がくすぶる。

5983チバQ:2020/09/23(水) 17:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/814f0a01aa7c3a95148f8f3f7fba67dd79ef903c
トランプ氏、連夜の「空港集会」 コロナ禍で滑走路活用 米大統領選
9/23(水) 16:24配信
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22日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ国際空港で選挙集会を開くトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月の米大統領選まで1カ月半を切り、トランプ大統領が激戦州での活動を本格化させている。

 新型コロナウイルスへの懸念から大規模な屋内集会は控えているが、空港の滑走路脇を特設会場にした集会を連夜開催。屋外なら密集も構わないかのような姿勢に批判が集まっている。

 空港集会は17日以降、日曜日を除いて5夜連続。大統領専用機エアフォース・ワンで乗り付けて、演説が終わるとすぐに飛び立つ。

 22日夜はペンシルベニア州のピッツバーグ国際空港で約90分間演説した。聴衆を前に「私は毎晩これをやっている。昨夜もオハイオでものすごい盛況だった」と支持者との距離の近さをアピール。民主党候補のバイデン前副大統領を「彼は誰とも100ヤード(約90メートル)離れるようにしている」とくさした。

5984チバQ:2020/09/27(日) 11:23:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/4328b425689ac064b0b8dff62a1247dae0cbd4c5
トランプ大統領、保守派女性のバレット氏を最高裁判事に指名
9/27(日) 7:27配信

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産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、ギンズバーグ連邦最高裁判事(18日死去)の後任に、女性で保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁判事(48)を指名すると正式に発表した。上院で指名が承認されれば、最高裁(定員9人)の構成は保守派が6人、リベラル派が3人となり、最高裁で保守派の優位が確立される。

 トランプ氏はホワイトハウスでの指名発表式で演説し、バレット氏について「最も優れた法的思考の持ち主の一人だ」と称賛した。バレット氏は「判事は為政者ではない。判事は法律を記載通りに適用すべきだ」と強調した。

 トランプ氏による最高裁判事の指名は、ニール・ゴーサッチ(2017年)、ブレット・カバノー(18年)両氏に続き3人目。

 バレット氏が承認されれば女性の最高裁判事としては歴代5人目となる。トランプ氏としては女性判事の起用で、11月3日実施の大統領選に向け、16年の前回大統領選で同氏を支持しながら18年の中間選挙では民主党支持に流れた郊外在住の白人女性の支持を取り戻したい思惑もある。

 上院(定数100)による指名承認公聴会は10月12日にも開始される。上院の現有勢力は共和党53、民主党(同党系無所属を含む)47で、承認はほぼ確実視されている。

 バレット氏はカトリック信者で、スカリア元最高裁判事の法務事務官などを経て、17年から中西部を管轄する第7巡回区連邦控訴裁(本部イリノイ州シカゴ)の判事を務めている。

5985チバQ:2020/09/27(日) 11:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a300a4a347c370146db56a094fb9cf932ac44a
地図に出現したサラマンダー、選挙区はなぜこんな奇妙な形になったのか
1812年、米マサチューセッツ州の議員たちがエセックス郡の外れに、自党が有利になるような選挙区をつくった。この選挙区の奇妙な形から「ゲリマンダー」という言葉が生まれた。(THE NORMAN B. LEVENTHAL MAP CENTER)

 今から200年ほど前の米国で、「民主主義に対する忌まわしい行為だ」との批判が相次ぐ事態が起きた。ある選挙で、2党の得票総数はほぼ同数ながら、片方は29議席を獲得し、もう一方はわずかに11議席に終わったからだ。その理由こそ、現在「ゲリマンダー」として知られる、特定の政党に有利に働く選挙区の区割りだ。

 ゲリマンダーは今も問題として取り上げられ、2017年6月、米国史上初めて、ウィスコンシン州のゲリマンダーについて最高裁判所が審理した。これは純粋に政党間の有利不利を争点にするものだった(人種的少数派が不利となるゲリマンダーはすでに審理されていた)。

 ゲリマンダーという言葉は、1812年に行われたマサチューセッツ州上院議員選挙をきっかけに生まれた。1811年、マサチューセッツ州知事のエルブリッジ・ゲリーが、自身の所属政党である民主共和党にとって有利になるような選挙区割りを承認したのだ。過去数回の選挙では、得票数は野党である連邦党とほぼ互角。民主共和党は州議会で過半数を維持していたが僅差だった。ところが、新しい区割りでは、ウースター、ハンプシャー、エセックス郡から連邦党寄りの町を、民主共和党寄りの選挙区に割り当て直したのである。

 ある選挙区はエセックス郡の外側を取り囲むように決められた。そして、その見た目がサラマンダー(ドラゴンのような姿をした想像上の生物)と揶揄(やゆ)された。「ボストン・カゼット」紙は1812年3月26日、翼とかぎ爪、恐ろしい顔を描き加えた地図を掲載し、区割りを承認した州知事にちなんで「ゲリー-マンダー」の「自然史」という風刺的な見出しを付けた(写真は1820年ごろの新聞記事。ボストン・カゼットのオリジナル記事に、その後の出来事を追加し、見出しは「自然史と政治史」に変更されている)。

 こうした理由で、「ゲリマンダー」と言えば、まず引き合いに出されるのがゲリーだ(彼は再区割りの法律に渋々署名しただけだったのだが…)。ところで、実際のゲリーは優れた実績を残した歴史上の偉人でもある。彼は独立宣言に署名した56人のうちの1人であり、権利章典が含まれていなかった合衆国憲法に署名しなかった人物としても知られている。またゲリーは、ジェームズ・マディソン大統領のもとで第5代副大統領を務めている(ちなみに、米国では「ゲリマンダー」は「ジェリマンダー」と発音されることが多く、ゲリーの名が入っていないように聞こえる)。

 写真の新聞記事に追加された政治史によれば、1812年の選挙では、市民は反発し、その結果、新しい選挙区法が成立。記事には「ゲリマンダーは死んだ」と書かれている。ただ「墓に運ばれたのは空のひつぎ」だとも付記されている。

 それから約2世紀。「空のひつぎ」と書かれたとおり、「恐ろしい怪物」はまだ死んでいなかった。

文=GREG MILLER/訳=米井香織

5986名無しさん:2020/09/27(日) 13:34:10
トランプ氏、米連邦最高裁判事に保守派エイミー・コーニー・バレット判事を指名
https://www.bbc.com/japanese/54313412
ドナルド・トランプ米大統領は26日、人工妊娠中絶に反対するなど社会的保守派が歓迎する48歳女性判事を、がんで亡くなったリベラル派のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の後任として指名した。終身任期の最高裁判事人事を大統領選を目前に行うトランプ政権に、野党・民主党は強く反発している。

ホワイトハウスで指名を発表したトランプ氏は、バレット判事を「比類ない功績、とてつもない知性の女性」で、「卓越した学者、そして卓越した判事」だとたたえた。さらに、「決してひるむことない忠誠心を憲法に抱いている」と説明した。

バレット判事は、最高裁判事としての自分の判断はあくまでも法律に沿って行うと強調。「裁判官は政策決定者ではない。自分自身が特定の政策について抱いているかもしれない見解は、決然として横におかなくてはならい」と述べた。

バレット判事が上院に承認されれば、最高裁判事の構成(定数9人)は当面、6対3で圧倒的に保守に傾くことになる。1人の大統領が最高裁判事を3人も選ぶのは異例。

大統領選をトランプ氏と争う民主党のジョー・バイデン大統領候補は上院に対して、「アメリカ国民が次の大統領と次の連邦議会を選ぶまで、欠員人事を進めないよう」呼びかけた。

「最高裁に誰が座るべきか、合衆国憲法は有権者には一度だけ発言権を与えている。今こそその時で、有権者の声を聞くべきだ」と、バイデン氏は上院に承認手続きを大統領選以降まで待つよう求めた。バイデン氏は、大統領選目前に最高裁人事を強行するのは「権力の乱用」だと非難を繰り返している。

最高裁判事は終身制で、自分を指名した大統領がホワイトハウスを去った後も、最高裁に留まり、重要判決を下し続ける。人工中絶や医療保険制度、銃規制や同性結婚など国民生活に大きく影響する判断をするほか、最近では、トランプ政権によるイスラム教徒の多い国からの入国制限を認めたり、気候変動対策の差し止め請求を認めたりしており、その判断は世界情勢にも影響を与える。

激しい接戦で結果がなかなか判明しなかった2000年大統領選の際には、最高裁がフロリダ州の再集計を差し止め、その結果、ジョージ・W・ブッシュ氏が当選した。

今年の大統領選の開票結果が紛糾(ふんきゅう)した場合も、最高裁がその決着に影響する判断を示す可能性もある。それだけに、11月3日の大統領選を目前にした後任人事に、民主党は猛反発している。2016年に当時野党だった共和党が大統領選の年に終身の最高裁判事を決めるべきではないとして、バラク・オバマ大統領(当時)が選挙の237日前に指名した候補について、審議を拒否した経緯もある。

オバマ大統領がこの時指名した穏健派判事の就任はそのまま立ち消えになり、代わりにトランプ大統領が就任直後に指名した保守派のニール・ゴーサッチ判事が就任した。

今回のバレット判事指名から11月3日の大統領選まで40日を切っているが、共和党幹部のミッチ・マコネル上院院内総務は、バレット判事の指名を「これ以上の素晴らしい決断はない」とトランプ氏を称賛。マコネル氏は大統領選より前に、上院本会議で承認決議を行うと強調している。

5987名無しさん:2020/09/27(日) 13:34:56
>>5986
■バレット判事は承認されるのか

大統領が指名する判事候補は、上院の司法委員会(委員22人)の審議を経て、本会議が過半数で承認する必要がある。司法委員会は通常3〜5日の公聴会で指名候補に質疑を重ねた後、本会議の採決にかけるか決議する。

上院(定数100)は現在、与党・共和党が53議席で多数を占める。数人の共和党議員が大統領選の前に最高裁判事を決めるべきでないと発言しているものの、共和党はすでに承認に必要な51人の票を確保しているとされる。

CBSは複数の消息筋の話として、ホワイトハウスが共和党の上院議員たちに連絡をとり、来週にもバレット判事と面談するよう調整を始めていると伝えた。上院議員たちとの顔合わせは30日から始まる見通し。

予想外の展開を除き、民主党にはバレット判事の承認を阻止する方策がないものとみられている。

ギンズバーグ判事の死後に実施されたロイター・イプソス世論調査によると、成人アメリカ人の62%が、後任判事は大統領選の勝者が決めるべきだと回答。23%はこれに反対し、その他は「分からない」と答えている。

5988名無しさん:2020/09/27(日) 13:35:21
>>5987
■エイミー・コーニー・バレット判事とは

ニューオーリンズ出身の敬けんなキリスト教カトリック信者で、2013年には雑誌記事で、「命は受胎の時に始まる」と発言。これは人工中絶に反対する立場の表明として受け止められる。アメリカでは1973年の「ロー対ウェード」判決で、全国的に人工中絶が女性の権利として認められた。しかし、近年では州法レベルで中絶を規制する動きが活発化し、これに最高裁が違憲判決を下すなど、法廷闘争は続いている。

こうした状況で、最高裁が「ロー対ウェイド」判例を覆すことを期待する中絶反対派は、バレット判事の就任に大きな期待を寄せている。

バレット判事はこのほか、トランプ大統領による強硬な移民規制策や、銃規制の緩和も支持してきた。

2017年5月にトランプ大統領によって第7巡回区控訴裁判所判事に指名された後、上院司法委員会の公聴会で野党・民主党から厳しい質問を受けたものの、同年10月に本会議で賛成55、反対43で承認された。

この時の公聴会でバレット判事は、自分の信仰心が自分の司法判断に影響するかどうか、民主党議員から質問された。

ダイアン・ファインスタイン上院議員(カリフォルニア州選出)に、「あなたの中にはドグマ(教義、偏見)が大きく響いている」と言われると、バレット判事は自分は司法判断と信仰心は切り分けていると強調していた。

性的少数者の権利を擁護する様々な団体は、バレット判事が所属する保守派カトリック信者団体「People of Praise(崇拝の人々)」が運営する複数の学校が、性的関係は異性の夫婦間にのみ限定されるべきだと指針を掲げていることを批判している。

保守派はバレット判事が最高裁に就任することで、バラク・オバマ前大統領による医療保険制度改革法(「患者保護及び医療費負担適正化法」、通称「オバマケア」)を最高裁が無効にすることを期待している。

最高裁がオバマケアを無効と判断した場合、アメリカでは約2000万人が医療保険を失うおそれがある。

オバマ政権の副大統領だったバイデン氏は、バレット判事がこれまでオバマケアに反対し続けてきたことを批判し、懸念を強調した。

(英語記事 Amy Coney Barrett: Trump nominates conservative favourite for Supreme Court)

5989チバQ:2020/09/27(日) 19:31:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6745ec52254d520fa33561fbf1a35e62486e090
【地球コラム】激戦州ミシガンの有権者は今
9/27(日) 17:04配信

カギ握る郊外
米中西部ミシガン州マコーム郡の地図=2020年9月

 11月の米大統領選の勝敗の行方を左右する激戦州の一つ、中西部ミシガン州。最新の世論調査では、民主党候補のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)をリードしている。ただ、2016年の前回選挙ではトランプ氏が劣勢を逆転して同州を0.3ポイントの僅差、得票数にして約1万700票差で制している。8月中旬、ミシガン州最大都市デトロイト郊外に位置するマコーム郡で有権者を取材した。(時事通信社ニューヨーク特派員 石田麻菜)

〔写真特集〕ドナルド・トランプ氏

◇ ◇ ◇

 ミシガン州は「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)と呼ばれる地域に位置する。ラストベルトは前回大統領選で「米国第一」を掲げ、製造業や雇用の国内回帰を訴えたトランプ氏が躍進した地域だ。

 米国の選挙では都市部で民主党、地方部で共和党がそれぞれ強い傾向があるため、間に位置する都市郊外の動向が注目されている。デトロイト郊外のマコーム郡もミシガン州の勝敗の鍵を握る郡だ。

 同郡の主要産業は製造業で、人口の約8割は白人。かつては大半が白人だったが、近年はデトロイトに近い郡南部を中心に人種が多様化し始めている。近年の大統領選では共和党候補が04年と16年、民主党候補が08年と12年をそれぞれ制し、ミシガン州の中でも「激戦郡」だ。16年はトランプ氏が11.6ポイント差で勝利している。マコーム郡の有権者は今、トランプ氏についてどう考えているのか、公園や住宅街で話を聞いた。

コロナで経済はトイレの中
ミシガン州の全米自動車労組(UAW)本部で演説する民主党領候補のバイデン前副大統領=2020年9月9日、ミシガン州

 「彼は国民にうそをついた」。共和党支持者の自営業カイス・アブナさん(55)は、新型コロナウイルスの感染拡大を機にトランプ氏不支持に転じた。「この国だけで15万人以上が死亡しているのに、彼は『(ウイルスが)なくなる』としか言わない。賛同できない」と憤る。「(コロナ禍まで)経済は良好で、彼を支持していた。彼は経済を良くしたが、その経済は今、どこに行った? トイレの中だ。3年前やこの3年間何をやったかより、今の方が重要だ」と強調した。

 しかし、バイデン氏に投票するかはまだ決まっていないという。「彼(バイデン)に悪いところはないし、(民主党副大統領候補の)ハリスも好きだ。2人とも悪くない。トランプよりは上手くやるだろう。でもわれわれにはバイデンよりもっと強い候補が必要だ。もっと強くて、若くて、健康な人だ。彼はもうすぐ80歳だ」と78歳で就任すれば米史上最高齢の大統領となるバイデン氏の健康面への不安を口にした。

5990チバQ:2020/09/27(日) 19:31:50
◇トランプ氏よりサンドイッチに投票

 バイデン氏に投票すると話した人は、その理由について一言目に「トランプ氏を負かすため」と説明する人が多く、バイデン氏に対する積極的な評価を最初から語る人は少なかった。

 郵政公社で働く無党派の女性(63)は「トランプ氏に票を入れるくらいなら、ツナサンドイッチに投票する」と言い切った。この表現は、トランプ氏への支持をやめた共和党支持者が使ったことで知られる。この女性は前回に続き、民主党候補のバイデン氏に投票するつもりだ。一方、この女性の周囲では「まだ少数」だが、前回トランプ氏に投票した人のうち、6人がバイデン氏に投票する予定なのに対し、前回クリントン氏に投票し、今回トランプ氏に投票する人は「一人もいない」という。この6人について女性は「言動などから徐々に(トランプ氏への)支持を失っていった」と語った。

コロナ禍、トランプ氏のせいにしない
取材に応じるニック・ペンラッドさん(右)らトランプ大統領支持者の3人=2020年8月18日、ミシガン州マコーム郡[筆者撮影]

 一方、トランプ氏への根強い支持もあった。「コロナ禍まで好調だった」経済がその理由に挙がる。今回もトランプ氏に投票するつもりだという建設作業員ニック・ペンラッドさん(40)は「家を建てる人が多いほど、自分の仕事は増える」と話し、経済が好調だったことを受け、コロナ禍までは自身の仕事も順調だったと振り返った。コロナ禍についても「彼のせいにはしない」と支持は揺るがない。

 引退生活を送る無党派のアル・ファブリスさん(73)も、「一方(民主党)はないお金を使おうとしているだけだが、トランプ氏は経済を立て直そうとしている。もしも民主党が政権を運営していたなら、われわれは今頃中国語をしゃべっていただろう」とトランプ氏への支持とともに中国への不信感もあらわにした。コロナ禍の対応も「うまく対応できている人は誰もいないし、皆そのうち(ウイルスが)なくなると思って必要なことをしていなかった」と擁護する。

 ファブリスさんは過去に民主党候補に投票したこともある。今回バイデン氏に投票しない理由は「彼は健康状態が良くないため、4年間もつか分からない。そうなると(大統領が職務を全うできない場合に大統領に昇格する)副大統領選びが重要になるが、彼女(ハリス氏)は、ばらまき政策を行う勢力の人間だ。支援だけを行えば、人々はそれに慣れ、働かなくなり、復帰が難しくなる。だからばらまきは駄目だ」と指摘した。

 ただ、「トランプ氏を全面的に好きなわけではないが、もう一つの党よりは好きだ。真の第三党があればもっと良かった。右にも左にも寄りすぎていない党だ。今は分断が進みすぎている」と苦言を呈し、分断した社会をまとめられる中道の党があればよかったと話していた。

5991チバQ:2020/09/27(日) 19:32:09
クリントン氏からトランプ氏に
ミシガン州フリーランドの国際空港での選挙集会で支持者に向けて演説するトランプ米大統領=2020年9月10日、ミシガン州

 取材した有権者の中で前回はクリントン氏に投票し、今回はトランプ氏に投票するという人も1人いた。元プロテニス選手で不動産業などにも就いていたというスー・メドレーさん(64)だ。過去の大統領選では共和、民主両党の候補に投票したことがあり特に支持政党はない。

 トランプ氏への投票理由は「政策が好きだからだ。海外から国内に企業を戻したことや減税を評価している」と説明する。「人柄自体を好ましく思っているわけではないが、良い心は持っていると思う。たまに不適切なことを言うけど、彼はもともと政治家ではないから、メッセージの伝え方で戸惑う人もいるのだと思う」と話し、あくまで政策を評価していると語った。さらに、「もう一つの理由は民主党が何も政策を提示しないからだ。政策が提示されるのを待っていたけど、『反トランプ』キャンペーンになっている。深く失望している」と民主党への不満も語った。

 2016年の大統領選では民主党候補のヒラリー・クリントン氏に投票した。「トランプ氏のことをよく知らなかったし、当時は経済も良くなり始めていたからより安全な候補と思ったヒラリーに投票した」と振り返る。一方、「(トランプ氏について)当時、今ほど知っていたなら、トランプ氏に前回も入れていたと思う」と語った。新型コロナ対応についても「他の人だったらもっと上手く対応できていたのかは分からない。誰かがあなたはこうすべきだったと(後から)指摘するのは嫌いだわ」と話した。

投票先がない
警官により黒人男性が射殺されたミシガン州デトロイトの現場付近で行われた警察の暴力行為に反対する非暴力デモ行進=2020年7月10日、ミシガン州

 自動車エンジニアのマークさん(45)はまだ投票先を決めていない。「両党とも極端になりすぎている。自分は中産階級だから、中産階級を代表する政党があれば良かったがそれがない」と話した。

 米国ではかねてから社会の分断が進んでいるが、トランプ政権下では共和党と民主党の党派対立がさらに激化しており、有権者の間には互いの批判ばかりを行う双方の姿勢に不満も広がっていた。マークさんは「一方は富裕層を、もう一方は貧困層ばかりを気に掛け、誰も中産階級のことは気に掛けていない」と指摘。「中産階級の人口が最も多いのに最近は極端な考えで票や注目を得るようになっていて、困惑させられる。政治に失望している」と話した。選挙では経済や新型コロナ対策を関心事として挙げ、「平均的な人を助ける人に投票したい」と述べた。

 ニューヨーク・タイムズ紙によれば、16年大統領選の全米の郊外地域の得票率では、民主党候補のクリントン氏の51%に対し、トランプ氏は43%。公共ラジオ(NPR)などによる全米を対象とした8月の世論調査によると、郊外居住者のうち今投票するならバイデン氏と答えたのは61%に対し、トランプ氏は36%と双方の差は広がっている。特に郊外に住む女性の間でトランプ氏離れが進んでいるとも報じられる。ただ、トランプ氏には必ず投票に行く熱心な支持者がいるほか、前回は世論調査での劣勢を覆して大統領選で勝利しており、ミシガン州では今回も接戦が予想されている。

5992チバQ:2020/09/28(月) 15:29:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb752e286d0c5d8b6c0eb45f54f81659909776a5
最高裁判事 米社会二分化で高まる最高裁の重要性 
9/27(日) 13:48配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が最高裁判事に保守派のエイミー・バレット連邦控訴裁(高裁)判事を指名した人事がこれまで以上に注目されたのは、米社会の二極分化が進む中、米国の長期的な方向性を定める最高裁の重要性が国民の間で一層強く認識されるようになったためだ。

 バレット氏は2017年に連邦控訴裁判事に就任して以降、トランプ政権の移民政策を支持し、米憲法に明記された国民の銃所有の権利を拡大させる司法判断を下してきた。

 最高裁では大統領選後の11月10日、オバマ前政権下で成立した、事実上の国民皆保険を目指す医療保険制度改革法(オバマケア)の是非を問う裁判の審理が行われる。トランプ政権と共和党は同法の撤廃を目指しており、バレット氏がそれまでに承認されれば同法は撤廃に大きく近づく。

 保守派のカトリック信者であるバレット氏は人工妊娠中絶にも反対の立場だ。このため中絶容認派の市民団体は、バレット氏が通称「ロー対ウェード判決」と呼ばれる、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判決を無効化させる判断を下す恐れがあるとして警戒を強めている。

 日本では最高裁判事の定年は70歳だが、米国は身分を保障することで外部からの政治的干渉を受けにくくするため、事実上の終身制となっている。

 48歳のバレット氏が、先に死去したギンズバーグ氏と同様に87歳まで務めた場合、バレット氏は約40年間も米社会の在り方に影響を与えることになる。

 トランプ政権が最高裁の保守化に傾注するのは、最高裁を米国の「左傾化」を食い止める「最後の砦(とりで)」に位置付けているからだ。

 米国の人口動態は白人が減少する一方、黒人や中南米系などの人種的少数派の割合が増え、少数派がそれぞれの権利拡大を最優先させようとする「アイデンティティー政治」が一部で先鋭化している。

 一方、東西冷戦終結以降に生まれた世代は社会主義への警戒感が薄く、特に若者層に左派リベラル思想の持ち主が多いとされる。

 保守勢力は、一連の現象が先の黒人暴行死事件を受けた過激勢力による暴動や警官襲撃、銅像破壊など米国の歴史を否定する動きの根底にあるとみる。それだけに、トランプ氏による保守派判事の指名は、同氏の最大の実績として保守派に記憶されることになりそうだ。

5993チバQ:2020/09/28(月) 15:29:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/05559bcf6b0138400eef0613eecb1f8360d7c436
トランプ氏、所得税10年納めず 本人否定、大統領選の焦点に
9/28(月) 6:46配信
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米ホワイトハウスで記者会見するトランプ大統領=27日(AP=共同)
 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは27日、独自に入手した納税資料に基づき、トランプ大統領が当選前の15年間のうち10年間も、連邦政府に所得税を納めていなかったと報じた。トランプ氏の最近の財務状況が明らかになるのは初めて。当選した2016年と就任した17年に納めた所得税はそれぞれ750ドル(約7万9千円)だけだった。所有するゴルフ場で3億ドル超の損失を計上するなど、関連企業の損失を申告。本来なら約1億ドルともされる税の支払いを免れていたことになる。

 トランプ氏は否定した。野党民主党にとっては新たな攻撃材料で、大統領選の大きな焦点になりそうだ。

5994チバQ:2020/09/28(月) 19:34:34
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/連邦最高裁の判事-保守派6人に-トランプ人事が波紋/ar-BB19tRIO?ocid=spartanntp
連邦最高裁の判事 保守派6人に…“トランプ人事が波紋”

FNNプライムオンライン 2020/09/28 12:19
アメリカのトランプ大統領が行った人事が、全米で波紋を広げている。
発端は9月18日、アメリカの連邦最高裁判所の判事、ギンズバーグ氏が病気で亡くなったことから始まった。
このギンズバーグ氏はリベラル派で、保守派のトランプ大統領と対立する立場だった。
これまで連邦最高裁は、9人の判事のうち、トランプ大統領の考えに近い保守派が5人、そして反対の立場のリベラル派が4人と、ある意味、拮抗(きっこう)したバランスを保っていたが、リベラル派のギンズバーグ氏の後任に、どういった立場の人が就くのかが注目されていた。
そして今週末、トランプ大統領が指名したのが、トランプ大統領の考えに近い保守派のエイミー・バレット判事。
これによって、大統領の考えに近い保守派が6人になり、リベラル派3人を圧倒する布陣になった。
実際、保守層は、トランプ大統領の支持基盤でもある。

5995チバQ:2020/09/29(火) 10:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc6659b45c52d5d69e4aa034b1501cef54f3d44
トランプ氏「副大統領候補はイバンカでどうだ」 16年選挙で選対幹部に打診
9/29(火) 10:12配信
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「女性のエンパワーメントに関する首脳特別イベント」で講演するイバンカ氏=大阪市住之江区で2019年6月29日(代表撮影)
 「私の副大統領候補はイバンカでどうだ?」。トランプ米大統領が2016年大統領選で、副大統領候補に長女のイバンカ氏を当てる人事案を検討していたと当時の選対幹部だったリック・ゲーツ氏が来月出版予定の著書で明らかにした。複数の米メディアが報じた。

 ゲーツ氏によると、トランプ氏から提案があったのは16年6月。数週間にわたって「(イバンカ氏は)共和党支持層に受ける」などとスタッフの説得を試みた。実際に、イバンカ氏を副大統領候補にすることに関して世論調査を2回実施した。

 だが、最終的にイバンカ氏自身がトランプ氏にこの案の取り下げを求め、ペンス副大統領を選ぶことになったという。

 ゲーツ氏は、トランプ陣営とロシアとの癒着に関するロシア疑惑に関連し、捜査当局に虚偽の供述をした罪などで有罪判決が確定している。【ワシントン古本陽荘】

5996チバQ:2020/09/30(水) 19:27:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a99d95ad9c9dcbf21fd386477dd5a64c29e52d
トランプ氏、顔紅潮させ反転攻勢 バイデン氏辟易 米大統領選討論会
9/30(水) 13:26配信
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29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で発言するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】米中西部オハイオ州で開かれた米大統領選の第1回テレビ討論会。

 新型コロナウイルス対策のため、例年より観客数が絞られた会場に現れたトランプ大統領とバイデン前副大統領は、握手を交わさずに対峙(たいじ)。トランプ氏は大統領としての資質を攻撃するバイデン氏の発言をたびたび遮り、顔を紅潮させて反転攻勢をかけた。両候補が同時に発言する場面も多く、討論会は混乱を極めた。

 「いいかげんに黙ってくれないか」。黒っぽいスーツに身を固めたバイデン氏は、発言中に横やりを入れるトランプ氏に辟易(へきえき)した様子で、こう吐き捨てた。

 新型コロナ対策の質問では、バイデン氏が「大統領はウイルスの危険性を知りながら、国民に伝えなかった」と批判。トランプ氏は世界的流行を「中国のせい」と断じ、「大半の州知事は私が素晴らしい仕事をしたと称賛している」と反論した。

 常に口をへの字に結び、バイデン氏や司会者を向いて発言するトランプ氏に対し、バイデン氏はカメラに視線を向け、視聴者に話しかけるスタイルを取った。

 トランプ氏が幾度となくバイデン氏や司会者の発言を遮り、司会者にいさめられる場面も。余裕を見せようとしたバイデン氏も時折トランプ氏へのいら立ちを隠しきれず、「米史上最悪の大統領だ」とののしった。

5997チバQ:2020/10/02(金) 23:19:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b65a53d62742b7119797492b985e23b5043176f8
コロナワクチン、政争の具に トランプ氏感染で混迷 米大統領選
10/2(金) 20:37配信

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時事通信
9月29日、米西部カリフォルニア州ウエストハリウッドで大統領選候補者討論会のテレビ中継を見る人々(AFP時事)

 【ワシントン時事】新型コロナウイルスによる死者が20万人を超え、世界最多の米国。

 トランプ大統領は再選の「切り札」としてワクチンの早期導入を狙う一方、バイデン前副大統領は安全性重視を訴える。国民の命を守るはずのワクチンは「政争の具」と化した。トランプ氏は2日に自身の感染を公表。大統領選の最終盤はコロナをめぐって混迷が深まりそうだ。

 「10月中にはワクチンを接種できる」。支持率で後れを取るトランプ氏は、米食品医薬品局(FDA)の緊急的な使用許可に望みをつなぐ。全米での普及は来年夏ごろとする専門家の意見に耳を傾けず、楽観論を振りまいてきた。

 大統領選前のワクチン実用化をせかす同氏に対して当局者や企業は猛反発した。FDAの歴代7長官は米紙への寄稿で、保健当局の信頼性が損なわれると非難。欧米製薬9社も声明でワクチン開発での「安全性重視」を宣言した。

 9月29日のテレビ討論会。トランプ氏が「ワクチンを早く提供できる」と主張すると、バイデン氏は「大統領より科学者を信頼する」と反論、罵倒合戦を繰り広げた。トランプ氏が感染したことで、今後は自らのマスク着用を嫌う一方で、学校再開や経済再生を急ぐ同氏の対応に批判が集まりそうだ。

 政治的な思惑が垣間見えるワクチン政策に、国民の不信感もくすぶる。米調査会社イプソスの9月下旬の調査では、ワクチン実用化後すぐに接種すると答えた人は39%で、8月の47%から低下した。開発で先行する米製薬大手ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は、政争化で「ワクチンに対する信頼が損なわれている」と懸念する。

 パンデミック(世界的大流行)が大統領選を左右した前例もある。スペイン風邪が流行した1920年、新型インフルエンザの集団感染が発生した76年はいずれも政権与党が敗北した。拙速な予防接種導入による副作用問題が一因とも言われ、米医療機関は「政権の性急な対応は危険だ」と警告している。

5998チバQ:2020/10/02(金) 23:31:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/61464279a4e60e73eff7a574b0ca8a6e560631ea
米大統領選 各州の「選挙人」獲得競う 前回は得票数敗北でも当選
10/2(金) 19:44配信

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産経新聞
米大統領選の仕組み

 米大統領選は、各州に配分された「大統領選挙人」計538人の獲得を争う。11月3日の有権者の投票で過半数270人を獲得した候補が勝利する。

【表】トランプ氏とバイデン氏のプロフィール

 大統領選挙人制度は、交通や通信が不便だった時代の名残とされる。全米50州には、各州が連邦議会上下両院に有する議席と同数の選挙人が、首都ワシントン(コロンビア特別区)には3人が配分されている。

 大多数の州とワシントン(選挙人計529人分)では、その地域で得票1位の候補が、割り当てられた選挙人全員を獲得する「勝者総取り方式」を採用。このため全米の合計で得票数が少ない場合でも、獲得した選挙人が多ければ勝利する。2016年の前回選で、共和党候補のトランプ氏は、民主党候補のクリントン元国務長官と比べ、総得票数では約290万票下回ったが、選挙人306人を獲得して当選した。

 今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、郵便投票の利用者の急増が予想される。激戦州の中西部ミシガン州が投票用紙の必着日を投票日後の11月17日に設定するなど、結果判明まで数日から1〜2週間かかるとの見方が出ている。

 順調に結果を確定できれば12月14日に選挙人が形式的に各州で投票し、来年1月6日の上下両院合同会議で開票されて次期正副大統領が正式に決まる。同20日、大統領就任式が連邦議会議事堂前で開かれ、次期大統領の4年間の任期がスタートする。(ワシントン 平田雄介)

5999チバQ:2020/10/03(土) 10:15:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f4eec8dac0795c1574a56cbefd22821610ab9e3

ホワイトハウスの危機管理に甘さ…マスク・社会的距離確保でルール無視常態化




10/3(土) 7:33配信



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読売新聞オンライン







米ワシントン郊外で、大統領専用機に向かうヒックス氏(左)とクシュナー大統領上級顧問(中央)=9月30日、AP
 【ワシントン=船越翔】米国のトランプ大統領が2日、新型コロナウイルス検査で陽性となった背景には、ホワイトハウスの危機管理の甘さがある。ホワイトハウス内では、マスク着用や社会的距離の確保などのルール無視が常態化していた。世界政治の中心での感染拡大を不安視してきた専門家や米メディアの懸念が現実となった。

■■「対策は万全」

 トランプ氏はこれまでの米メディアのインタビューなどで「私は感染をまったく心配していない」「対策は万全だ」などと答え、自身がコロナに感染することはないと繰り返し主張してきた。ケイリー・マクナニー大統領報道官は7月、トランプ氏がウイルス検査を定期的に受けていると強調し、「1日複数回検査している。米国で最も検査を受けた男だ」と語っていた。

 ホワイトハウスは5月中旬、職員に対して、マスクの着用や社会的距離の確保を求める通知を出した。さらに、トランプ氏と直接話す機会のある政府高官らにはウイルス検査や体温の測定などを義務づけ、感染防止を図ってきた。

■■驚きの光景

 だが、実際には、こうした対策は徹底されていなかった。

 8月27日にホワイトハウスで行われたトランプ氏の共和党大統領候補としての指名受諾演説では、約1500人に上る参加者の大半が、マスクを着けずに近距離で会話する場面が目立った。用意された座席は隣の席と約15センチしか離れておらず、米CNNテレビは「驚きの光景だ」と非難した。

 トランプ氏自身もマスク着用をたびたび軽視し、各地で行った選挙集会ではマスクを着けない支持者がいても、注意する様子はなかった。トランプ氏に感染させた可能性がある側近のホープ・ヒックス元広報部長は、マスクを着けずにトランプ氏の移動に同行する姿が目撃されている。

■■さらに拡大恐れ

 こうした状況で、ホワイトハウス内では、ロバート・オブライエン国家安全保障担当大統領補佐官やペンス副大統領の報道官ら、複数の関係者の感染が確認されてきた。

 だが、トランプ氏はそのたびに自身の健康には問題がないと説明するだけで、感染防止に向けた対策強化などには結びつけることはなく、専門家からは「感染の拡大に対する危機感が明らかに足りない」との声が上がっていた。

 米MSNBCテレビによると、ヒックス氏とここ数日の間に接触したトランプ氏周辺の関係者は約20人に上るという。ウイルス検査が現在進められており、ホワイトハウス内での感染の広がりがさらに判明する可能性もある。

6000チバQ:2020/10/03(土) 10:17:45

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e94d9d205c82a64d71844218e79918a87015085

バイデン氏さらに優位か 激戦州もリード維持 米大統領選




10/3(土) 7:11配信



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時事通信







米民主党のバイデン前副大統領=9月30日、ペンシルベニア州ピッツバーグ(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選まで1カ月の段階でトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことで、民主党のバイデン前副大統領は最大の争点である「政権のコロナ対応」への批判を一段と強め、接戦州で攻勢に出たい考えだ。

 経済の再開などに慎重な自らの政策の正当性を強く打ち出せれば、さらに優位になる可能性がある。

 バイデン氏はコロナ問題で、トランプ政権の「無計画」性や、科学者の意見をなおざりにする態度を一貫して批判。戸外での集会や戸別訪問をいとわないトランプ陣営を横目に、自身は「在宅」でオンラインの選挙戦を展開してきた。

 ロイター通信は1日、バイデン氏が討論会後の世論調査支持率でトランプ氏を9ポイントリードしたと伝えた。選挙情勢分析に定評があるバージニア大政治センターも1日、これまで「互角」だったウィスコンシン州を「バイデン氏やや有利」に変更し、これでラストベルトと呼ばれる中西部の激戦州3州は、ミシガン、ペンシルベニアに続きすべてバイデン氏有利になった。

 選挙人計538人の過半数(270)を争う大統領選は、激戦州をどれだけ制するかが勝敗を分ける。前回選挙で、ラストベルト3州で負けた民主党のクリントン元国務長官の選挙人は232。バイデン氏がこれを基礎票に、3州の選挙人46を積み増せば過半数に届く。

 バイデン氏は、最新のテレビ広告で「トランプがこの国を無防備にした」と政権のコロナ対応を批判。大統領の感染を踏まえ、より厳しい対策を訴えて攻勢を強めていくとみられる。また、大量の資金を背景に効果的なキャンペーンも全面展開する方針だ。

6001名無しさん:2020/10/04(日) 19:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e400991efaf562651d9f7be84afa6b978c02f332
イエメンのフーシ派支配の裁判所がトランプ大統領らに死刑判決
10/4(日) 14:23配信

 内戦が続くイエメンで、反体制派のイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」の支配する裁判所は、2018年にスクールバスが空爆され子どもら数十人が死亡した事件に関与したとして、トランプ大統領ら10人に死刑判決を下しました。

 イエメンでは、イランが支援する「フーシ派」と、アメリカの支援を受ける暫定政権側のサウジアラビア主導の連合軍による対立が混迷を深めています。

 こうしたなか、2018年に連合軍によりスクールバスが空爆され、子ども40人を含む50人以上が死亡した事件に関与したとして、「フーシ派」の支配する裁判所は先月30日、アメリカのトランプ大統領やサウジアラビアのサルマン国王ら10人に死刑判決を下しました。イエメンの国営通信がウェブサイトで報じています。10人の中には、アメリカのマティス前国防長官やサウジアラビアのムハンマド皇太子も含まれています。

 判決ではさらに、遺族に対して100億ドル=日本円にしておよそ1兆500億円の賠償金の支払いも命じていますが、いずれも実効性はないものとみられます。(04日10:33)

6002チバQ:2020/10/05(月) 19:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/d875ebe80886db06dbdf56cebe1db4f9382a8538
マスクなし、すし詰め…認識甘かったWハウス式典 トランプ氏ら7人感染
10/4(日) 22:20配信

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産経新聞
トランプ氏の新型コロナ感染をめぐる動き

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染し入院した問題に関し、9月26日にホワイトハウスで開かれた最高裁判事の指名式典の出席者のうちトランプ氏を含む少なくとも7人がその後、新型コロナに感染していたことが3日までに判明した。式典がトランプ氏の感染と出席者の集団感染の原因となった可能性があり、ホワイトハウスが感染経路の解明を急いでいる。

 トランプ氏がエイミー・バレット連邦控訴裁判事を最高裁判事に指名する式典はホワイトハウスの中庭であるローズガーデンで開かれ、数百人が出席した。

 このうち、壇上で演説したトランプ氏と、前方の数列に座っていたメラニア夫人とコンウェイ前大統領上級顧問、クリスティー前ニュージャージー州知事、リー、ティリス両上院議員、バレット氏の恩師であるノートルダム大のジェンキンス学長の感染が後になって確認された。

 ホワイトハウスは出席者全員に事前にウイルス検査を実施し、陰性だったとしているが、式典ではほとんどの出席者がマスクを着けずにすし詰めで座り、ソーシャルディスタンス(社会的距離)も守られていなかった。

 トランプ氏はまた、9月29日夜にオハイオ州クリーブランドで行われた1回目の大統領候補者討論会に備え、26〜29日にホワイトハウスの一室で側近らと予行演習を行った。部屋にはクリスティー氏とコンウェイ氏がいた。

 トランプ氏は式典以降、メラニア夫人、ヒックス大統領顧問、予行演習に参加したトランプ陣営のステピエン選対本部長らと大統領専用機に同乗してペンシルベニア(26日)、ミネソタ(30日)、ニュージャージー(10月1日)各州での選挙集会に出席した。ステピエン氏とヒックス氏も感染が判明した。

 このほか、ホワイトハウス詰めの米記者3人の感染も確認されている。

 現時点で感染経路は断定されていないものの、トランプ政権の新型コロナへの認識が甘かったとの批判は避けられそうにない。

 一方、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領はこうした問題への批判を自制し、ネット上で展開していたトランプ氏に対する中傷広告を全て引き揚げた。国家の危機に関わるトランプ氏の感染を攻撃材料にして、逆に批判されるのを避けたとみられる。

6003チバQ:2020/10/06(火) 11:00:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3cb47bcdb0b7c62654f7c42ab6ef9aaf3144acb
バイデン氏、リード大幅拡大 討論会後の世論調査 米大統領選
10/5(月) 14:22配信
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バイデン前米副大統領=9月30日、ペンシルベニア州(AFP時事)
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は4日、11月の米大統領選に関する世論調査結果として、民主党候補のバイデン前副大統領が共和党候補のトランプ大統領との第1回討論会後に支持率を伸ばし、リードを14ポイントに拡大したと報じた。

 バイデン氏の発言をたびたび遮るなど、メディアで酷評された討論会でのトランプ氏の態度が影響したとみられる。

 同紙とNBCニュースは9月30日と今月1日、有権者800人を対象に電話調査を実施。大統領選でバイデン氏に投票するとの回答が53%に上り、トランプ氏の39%を引き離した。9月の前回調査ではバイデン氏のリードは8ポイント、8月は9ポイントだった。

 同紙によると、トランプ氏支持の割合が「対バイデン氏」で40%を割り込んだのは初めて。女性有権者におけるバイデン氏のリードも前回調査時の20ポイントから27ポイントに拡大した。

6004とはずがたり:2020/10/06(火) 12:01:09
やべえ,,

トランプは大統領に戻れる状態ではない
Stanford Prof Questions Trump's Ability to Lead While on Dexamethasone
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94621.php
2020年10月5日(月)12時06分
スコット・マクドナルド

<トランプが投与された「デキサメタゾン」には精神作用があり、何でもできる気になる。執務に戻ったら戦争を始めかねない、と経験者は語る>

新型コロナウイルスに感染し、ドナルド・トランプ米大統領に投与されたのと同じステロイド薬「デキサメタゾン」を投与されたことがあるスタンフォード大学の教授が、トランプの精神は薬のせいでまともではなくなっており、とても執務に戻れる状態ではないと警告している。

「私がデキサメタゾンを処方されていた時には猫の面倒さえ見られなかった。トランプも大統領の職務に復帰するなど許されるべきではない。下手をすれば戦争を始めかねない。トランプは正常ではない」と、スタンフォードで法律と社会学を教えるミシェル・ダウバーは日曜の午後のツイートに書いた。

「私は脳の手術の後にデキサメタゾンを与えられた。これは精神を侵す薬だ。早く止めたかったが、この薬はいっぺんにやめられず、徐々に減らさなければならないので時間がかかる。トランプもそうだろう」

トランプの医療チームは週末に、ウォルター・リード陸軍病院でトランプにデキサメタゾンを投与した。トランプは木曜の夜遅くに、彼と妻のメラニアは新型コロナウイルス陽性だとツイートした。そして金曜の午後に、ホワイトハウスからヘリでウォルター・リードに移った。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)はデキサメタゾンは人工呼吸器に繋がれているか、酸素吸入を必要とする患者に推奨している。NIHのウェブサイトでは、デキサメタゾンの副作用の1つに精神症状を挙げている。

トランプは日曜、支持者向けにビデオメッセージを送り、「サプライズ」を待てと言った。直後、トランプはSUVの後部座席に乗って現れた。黒いマスクをしたトランプは支持者に手を振り、親指を立ててOKのサインをして見せた。

異様で、同乗者を感染の危険に晒すこの車によるパフォーマンスは、薬の影響かもしれないとスタンフォードのダウバーは言う。「私の時は手術の直後主治医から、副作用の『ムード変容』のために山にも登れ、マラソンも走れるような気持ちになると言われた」

トランプの医療チームはトランプは5日にも退院できると言っている。

6005チバQ:2020/10/06(火) 15:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/b661680830a10e9a60eee7acd16e8943ee5148c8
「カルト信者」「過激派」激戦地の有権者、非難応酬…農村部では諦めも 米大統領選
10/6(火) 11:27配信




バイデン前副大統領支持の看板を自宅前に掲げるサイデルさん。「政治を語ることが本当に難しい時代になった」と嘆いた=9月15日、ウォーソー
 11月3日の米大統領選まで残り1カ月を切った。中西部から東部にまたがるラストベルト(さびた工業地帯)は、前回大統領選で共和党候補トランプ氏の勝利の原動力となった。あれから4年。今回はどんな風が吹くのか。激戦の地を車で横断し、有権者の心境を探った。

【データ】ラストベルトの激戦・接戦州を制した勝利候補の所属政党

 9月15日、中西部ウィスコンシン州中部に位置する人口約13万人のマラソン郡。高速道路を降りた先の交差点に、トランプ大統領の名前が記された旗を勢いよく振る女性(55)がいた。

 人工妊娠中絶反対を訴えるトランプ氏を前回大統領選から支持し、この日は長男ジュニア氏が登壇した選挙集会に一番乗りした。「大統領が中国からの入国規制をしたおかげで、新型コロナウイルスから多くの命が救われた」。女性は誇らしげな表情でトランプ政権の成果を次々に挙げた。

 ところが、交差点の反対側に立っていた男性について尋ねた途端、顔を曇らせた。「あれは民主党支持者。さっきここに来たけど言葉は交わさなかった」

 その男性(56)は、通りかかる車に「共和党不支持」のメッセージを掲げ、通行人に「トランプに投票できない理由」を列挙した紙を配っていた。話を聞くと男性は35年間、共和党候補に投票してきたという。

 「トランプはコロナ禍を軽視した」。そう憤る男性は誰にも身元を明かさず、サングラスを常に掛けている。州南部の街ケノーシャで8月、警官による黒人暴行問題などに抗議するデモ隊に向けて少年が発砲し、2人が死亡する事件が発生。「銃で撃たれるかもしれない」と恐れていた。

 「ふざけるな」「帰れ」。抗議に気付き、目の前で止まる車の中からたびたび罵声を浴びせられながらも、男性は黙々と活動を続けた。

    ★    ★ 

 「トランプがつくり出すカオス(混乱)で、地域の分断は本当に深刻だ」。かつて製紙業で栄えた郡の中心都市ウォーソー。元警官で、民主党の元地方議員のドナ・サイデルさん(70)は、バイデン前副大統領支持の看板を掲げる自宅前でため息をついた。

 ウォーソーでは15年ほど前まで民主党が強かったが、徐々に共和党支持者が増え、今や選挙ごとに勝利政党が変わる「揺れる街」だ。前回選挙では製造業重視をアピールしたトランプ氏が郡全体で圧勝した。

 基幹産業の製紙業が衰退し、低賃金の職にしかありつけない労働者は少なくない。郊外の農地では朝鮮ニンジンの生産が盛んだが、中国との貿易戦争のあおりで輸出は大幅に減った。「それでもトランプの政策は正しいと信じ込んでいる。私たちの常識が通用しない」

 9月上旬、トランプ支持者の元看護師カーラ・カーツさん(72)は夫と出席した夕食会で「反トランプ」のある男性から「カルト信者」とののしられた。

 なぜ彼を支持することがカルトなのか-。規制緩和を進めたトランプ政権下で、州内の失業率は一時3%台前半にまで改善。多国間の貿易協定を見直したことは、地元経済に有益だと信じる。美辞麗句を並び立てる既存政治家と違い、トランプ氏は「思っていることをはっきり口にして、政治に透明性をもたらした」と高く評価する。

 全土に広がる抗議デモでは一部が暴徒化。各地で商店などへの放火や略奪が多発する。「テロリストのような暴力は許されない」。民主党支持者の中に、こうした暴動を黙認する人がいると信じて疑わない。

 「ひたすらトランプを嫌う過激派」。カーツさんの友人は、バイデン氏支持のリベラル層をこう呼ぶ。

    ★    ★ 

 州最大の都市ミルウォーキー郊外で民泊を営むローラ・バービーさん(55)は、過去の大統領選で共和、民主両党の候補に投票したことのある「揺れる有権者」。前回と同様、今回もトランプ氏支持に傾くものの、新型コロナ禍で友人を含め多くの人が失業した現状に失望し、決めかねている。

 だが、そんな悩みはごく一部の親友にしか打ち明けられない。「親トランプ」「反トランプ」の双方が自分たちこそ正しいと信じ、互いにいがみ合う不寛容さ。深刻化する国民間の分断は、バービーさんが住む閑静な住宅街にも深い影を落とす。

 最近、近所を散歩すると、トランプ氏支持の看板に交じって、バイデン氏の看板も目に付くようになった。とはいえ、バービーさんは投票先を決めても看板を置くつもりはない。「攻撃の対象になりたくない」

6006チバQ:2020/10/06(火) 15:46:15
「誰が勝っても変わらない」農村部、割れる政策評価

トウモロコシの生育具合を確かめるシュローダーさん。「私は民主党支持者とも話をするが、今、相手の意見を尊重しようとしない人が多すぎる」と憂えた=9月16日、ハガーシティ
 ウィスコンシンは酪農などが盛んな農業州でもある。保守が主流の農家にはトランプ氏の実業家としての力量を信じ、再選を願う支持者が多い。西に隣接するミネソタ州の州境で大豆やトウモロコシ畑を案内してくれたビル・シュローダーさん(69)もその一人だ。

 中国などとの貿易摩擦で農家は打撃を受けたが「公正な貿易ルールを求めて交渉を迫った結果」と考える。トランプ氏が打ち出した農家補償の救済策についても、自由貿易推進を求めるシュローダーさんにとって本意ではない。それでも「農家に目を向けている証拠」と受け入れる。

 トランプ氏を巡る対立には閉口している。「トランプの発言には賛成できないこともあるが、彼に対する否定的な見方があまりにも多過ぎる」

 一方、シュローダーさんの友人で、前回選挙時からトランプ氏を批判していた州北東部の農家マイケル・スラッタリーさん(74)はトランプ氏に落第点を与えた。「中国が米国の農産物を大量に輸入すると言うが信じられない。そもそも彼は過去に破産を経験している『失敗した実業家』だ」

 スラッタリーさんは国際貿易の安定化を託し、外交通のバイデン氏を支持する。だが、どれだけ支持が拡大するかは分からないという。逆にシュローダーさんは「4年前よりトランプ支持は増えると思う」と話すが、確信は持てない。

 「どちらが勝っても農業の苦境は変わらない」。2人と同じ農業組合に所属する男性農家が語ったように、農村には諦めにも似た冷めた空気も漂う。
前回選挙のラストベルト、トランプ氏勝利の原動力に
 かつて自動車や鉄鋼など製造業で栄えたラストベルトは、労働組合を支持基盤に持つ民主党の地盤と位置付けられてきた。近年、中西部ウィスコンシン州では7回連続、中西部ミシガン、東部ペンシルベニア両州では6回連続で民主党候補が勝利。だが、国際競争の激化で工場が海外移転するなど苦境が続く中、2016年大統領選では製造業復活や雇用回復を訴えた共和党候補トランプ氏が白人労働者層などに浸透。いずれの州でも予想外の勝利を収めた。

 ただ、民主党候補との得票率の差は3州とも1ポイント以内の僅差だった。民主党候補のバイデン前副大統領は前回、民主党が制した州に、この3州での勝利を上乗せすれば政権奪還を果たせるだけに、トランプ氏を支持した白人労働者や郊外在住の女性層の切り崩しを重視。前回は投票を見送った若者や黒人らにも支持を呼び掛ける。

 中西部オハイオ州は1964年以降の大統領が必ず勝利してきた州で、今回も接戦が予想される。 (ワシントン田中伸幸)
西日本新聞

6007チバQ:2020/10/06(火) 19:08:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=20201006040654a&amp;g=afp
【解説】米大統領選、候補者が死亡・撤退した後はどうなる?
2020年10月06日12時55分


【ワシントンAFP=時事】米大統領選の投票日がこれほど間近に迫った時期に候補者が死亡するか選挙戦からの撤退を余儀なくされたことは過去に例がないが、11月3日の投票日までちょうど1か月となった10月2日にドナルド・トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院(5日に退院)したことを機に、万一、そうした事態が起きた場合はどうなるのかという疑問が改めて浮上した。(写真は米中西部オハイオ州クリーブランドで行われた第1回米大統領選候補討論会で論戦するドナルド・トランプ大統領<左>とジョー・バイデン前副大統領)

■選挙の延期は?
 大統領選が延期される可能性は低い。米国の法律では大統領選は11月第1月曜日の翌日の火曜日と定められており、連邦議会がその日を設定し、予定は既に組まれている。
 選挙を延期するには、共和党が支配している上院と、民主党が多数を占めている下院の両院が合意しなければならない。
 しかし、オハイオ州選出の元民主党上院議員で、現在は首都ワシントンにあるアメリカン大学で教壇に立つカプリ・カファロ氏は、「延期は起きないと思う」と語る。「(下院で)過半数を占めている民主党が選挙延期に賛成することは考えられない」

■候補者の交代は?
 トランプ氏が属する共和党も、対立候補のジョー・バイデン前副大統領が属する民主党も、大統領候補が不在になった場合は代替者を見つけるよう規則で定めている。
 共和党の場合、共和党全国委員会(RNC)の委員168人が新たな大統領候補を投票で選出することになる。
 これ以外にRNCは、全国大会に代議員2500人以上を再招集して新たな候補者を選出することもできるが、時間の制約から、おそらくこの方法は実行不可能だろう。
 いずれのシナリオにせよ、新たな候補者の選出に必要なのは単純過半数票だ。
 民主党の場合は、民主党全国委員会(DNC)の450人近くで新たな候補者を選出する。

■これから立候補することは可能?
 おそらく不可能だ。カファロ氏は、「現時点での問題は、有権者の投票が既に始まっていることだけではなく、候補者名簿に候補者氏名が既に印刷済みであることだ」と指摘する。
 米選挙制度に関する情報を提供するフロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、投票を済ませた有権者は310万人を超えている。(立候補者が被選挙資格を得る)投票アクセスの締め切り日は州によって異なるが、大半の州で既に締め切られている。

■選挙人団はどうなる?
 米国では一般投票が行われるが、大統領は選挙人団538人の絶対多数によって選出される。
 米憲法は選挙人の投票方法について義務を課していないが、最高裁は今年7月、一般投票の結果に従わない、いわゆる「不誠実な選挙人」に対し、州が罰金を科すことを認める判断を下した。
 選挙人団による投票は12月14日に行われ、選挙人がそれぞれの州に集まり、大統領および副大統領候補に票を投じるが、いよいよ、この選挙人団の投票が行われる前の段階で候補者が死亡、または撤退するという不測の事態が起きた場合は厄介かもしれない。
 そのときは個々の州法の出番となるが、理論上は、各党が選挙人に新たな候補者に票を投じるよう指示することも可能となる。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

6008チバQ:2020/10/10(土) 19:59:58
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3309164.html
米共和党、来月の選挙は「大惨事」の恐れ クルーズ上院議員
2020/10/10 13:07AFPBB News

米共和党、来月の選挙は「大惨事」の恐れ クルーズ上院議員

米上院の外交委員会で発言する共和党のテッド・クルーズ上院議員(2020年9月24日撮影、資料写真)。(c)Susan Walsh / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米共和党のテッド・クルーズ上院議員は9日、ドナルド・トランプ大統領の経済運営や新型コロナウイルス流行への対応に有権者が悲観的な場合、来月の選挙で同党が「ウオーターゲート事件並みの大惨事」に直面する可能性があると警鐘を鳴らした。

 忠実なトランプ氏支持者であるクルーズ氏は、米ニュース専門局CNBCに対し、米国がコロナ流行による経済危機から回復していると有権者が感じればトランプ氏が再選できるかもしれないと述べた一方、「心配している……(状況は)非常に流動的だ」と語った。

 クルーズ氏は、ウオーターゲート事件で当時のリチャード・ニクソン大統領が1974年に辞任した後に行われた最初の選挙で、民主党が上下両院で議席を増やし、同党のジミー・カーター氏が大統領に当選したことを挙げ、この年と似たような大敗になる可能性があると述べた。

「投票日に人々が怒り、望みを失って気分が沈んでいれば、ひどい選挙になる恐れがあると思う」とクルーズ氏は指摘し、「ホワイトハウスと上下両院で負ける可能性があるだろう。ウオーターゲート並みの大惨事になる恐れがある」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

6009チバQ:2020/10/11(日) 23:09:41
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3307635.html
「米国の縮図」オハイオ州、民主党支持復活なるか?
2020/10/11 05:52AFPBB News

「米国の縮図」オハイオ州、民主党支持復活なるか?

米オハイオ州ヤングスタウンで、ジョー・バイデン氏支持の看板を運ぶ人(2020年9月22日撮影)。(c)Megan Jelinger / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】4年前、米大統領選の行方を占う指標となる激戦州オハイオを制し、当選を果たしたドナルド・トランプ大統領。来月3日の大統領選で再選するためには、野党・民主党に失望するオハイオ州民らの支持を再び得る必要がある。

 有権者の構成が国全体の「縮図」となっているオハイオ州は、4年ごとの選挙で国民感情を測る上で信頼性の高い基準となっている。このため候補者らは長年にわたり、同州の支持獲得を争ってきた。

 トランプ氏はここ2か月でオハイオ州を2度にわたり訪問。一方、民主党候補のジョー・バイデン氏にとってオハイオは優先度が低いかもしれないが、それでも魅力的な票田であることには変わりない。

 バイデン氏はオハイオ州で選挙CMを打っており、先月29日には同州クリーブランドでトランプ氏との第1回討論会を行った。

 トランプ氏は2016年、製造業の雇用を取り戻すという公約を掲げ、オハイオを含む中西部・北東部の「ラストベルト(さびた地帯)」の数州を民主党から奪取。だがこの公約はおおむね実現しておらず、トランプ氏は現在オハイオ州でバイデン氏との接戦を強いられている。

 長年にわたり民主党を支持した末、前回の大統領選ではトランプ氏に投票した元消防隊員のジョー・ロスキーさんは、「今の時点では、誰に投票するか分からない」と語る。

 同州ヤングスタウン近郊のダイナーでコーヒーを飲みながらAFPの取材に応じたロスキーさんは、トランプ氏が同州の経済低迷地域を再び活性化させたと主張していることについて、「彼は裏付けのないことを主張している」と一蹴した。

 ブルーカラー労働者や民主党支持者が昔から多いヤングスタウンとその周辺地域では、1970年代に大規模な製鉄所の閉鎖とともに雇用喪失が始まり、現在も続いている。2016年にはヤングスタウン地域の民主党支持者から大量の票がトランプ氏に流出。オハイオ州では最終的に、トランプ氏が8ポイントの差で勝利した。

■「バイデン氏が勝つとは思えない」

 ヤングスタウンがあるマホニング郡の元民主党組織幹部デービッド・ベトラスさんは、民主党が前回の選挙で、メキシコや中国に仕事を奪われたオハイオ州民の「怒り」に直接向き合わなかったことが失敗だったと語る。

 ベトラスさんによると、バイデン氏はオハイオ州で精力的な選挙運動を展開し、経済再生計画を打ち出して有権者にアピールしてきた。だが、共和党に乗り換えた有権者の多くは今もトランプ氏を支持しており、遅きに失した可能性もある。ベトラスさんは、強固な民主党の支持基盤が持ちこたえることを期待するものの、「バイデン氏がオハイオで勝つとは思えない」と語った。

 米国の中心部に位置するオハイオ州は、都市・郊外・地方部が混在するユニークな地域多様性を誇り、これまで7人の大統領を輩出してきた。

 1960年以降、オハイオ州で勝利した候補者は全員が大統領選を制した。また、オハイオ州を制することなく当選した共和党大統領は一人もいない。

 同州のアクロン大学レイ・C・ブリス応用政治学研究所所長を務めるデービッド・コーエン教授は、「オハイオはトランプ氏にとってきわめて重要だ」と指摘。「オハイオで負ければ、彼は終わりだ」と語った。

 コーエン教授もベトラスさんと同じく、2018年の中間選挙での共和党の善戦を含め、オハイオ州には右傾化の兆候が見てとれるとしている。中間選挙では民主党が全国的に大きく議席を増やしたものの、オハイオでは州当局の公職をめぐる選挙はほぼ全て共和党が勝利した。

 オハイオ州の世論調査ではバイデン氏がわずかにリードしているものの、コーエン教授はトランプ氏が勝利すると予想している。

 一方、オハイオ州の共和党支持者の一部は、積極的に反トランプ運動を展開している。元検察官・元郡政委員のフィル・ハイムリックさんはこれまで一貫して共和党支持者だったが、今回の選挙ではバイデン氏を支持する保守派グループ「オペレーション・グラント」を共同設立した。

 ハイムリックさんはAFPに対し、「われわれの目標はきわめてシンプルで、州全土の理性ある共和党員に働きかけ、党よりも国のことを優先するよう呼び掛けること」と説明。「オハイオにはまだ望みがある。勝利のために心変わりをさせる必要がある人の数はそこまで多くはない」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

6010チバQ:2020/10/12(月) 13:54:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/93348936087d48e7091800498b85748af2e4d7cf
米大統領選・現場をゆく(下) 治安維持と人種差別 揺れる「法と秩序」  
10/11(日) 20:00配信
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 米中西部ミネソタ州で5月に黒人男性のジョージ・フロイド氏が白人警官に首を圧迫され死亡した事件を受けて全米の大都市に拡大した「黒人差別解消」を求める抗議デモは、黒人運動「ブラック・ライブズ・マター」(黒人の命は大切=BLM)や、極左系過激勢力が扇動する都市占拠や凶悪な暴動に変質した。大統領選でも「人種差別」と「治安維持」は重大な争点に浮上している。

 ■市民が守る巨大都市

 東部ニューヨーク市の住宅街アッパーウエスト。9月末の夜、そろいの赤いベレー帽とTシャツを着た市民ら7人が約2時間にわたって市中を歩き回り、犯罪やもめごとが起きていないか目を光らせた。

 昼間は教師やカフェ店員、プログラマーなどの仕事を持つ彼らは、自警団「ガーディアン・エンジェルス」のメンバーだ。代表のカーティス・スリワ氏(66)によると、今年の夏以降、新たに70人の住民が活動に参加した。

 「犯罪が増えたのが原因だ。街を自分たちで守ろうと立ち上がる住民が増えている」

 全米で最大となる約840万人の人口を抱えるニューヨーク市では、差別解消の抗議デモに乗じた暴動や凶悪犯罪が急増した。今年の銃撃事件は前年同時期比で約2倍の1100件以上に達している。

 要因の一つは、ニューヨーク市議会が6月末、「警察予算の打ち切り」を叫ぶBLMや過激勢力の要求に応じ、ニューヨーク市警(NYPD)の予算を10億ドル(約1050億円)削減すると決定したことだ。

 これにより、私服で凶悪犯罪が頻発する地域の捜査にあたるエリート部門「防犯部隊」が解散を強いられた。また、決定に失望した警官の自主退職が急増。その数は申請中を含めると2200人を超えている。

 スリワ氏は、事態の責任は治安対策を軽視する民主党のデブラシオ市長にあると断じ、こう嘆いた。

 「警察は『人種差別』批判を恐れて萎縮している。ほくそ笑んでいるのは街のギャングたちだ」

 ■黒人運動に厳しい目

 銃撃などの凶悪犯罪は、フロイド氏の事件が起きた中西部ミネソタ州ミネアポリスや、イリノイ州シカゴでも増えている。西部オレゴン州ポートランドでは過激勢力が一部の街区を長期にわたり不法占拠した。

 事態を受け、共和党のトランプ大統領(74)は「法と秩序の回復」を訴えて暴動を取り締まる立場を打ち出し、治安問題を重視する郊外の白人有権者層などへのアピールを図る。

 実際、治安の悪化などを背景に、白人有権者の間ではBLMに対する視線が厳しくなっている。

 調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、白人の間で「黒人の命は大切」を掲げるBLMの運動への支持率は6月時点で60%だったのが、9月の調査では45%に低下した。

 9月末にニューヨーク市で開かれた警察に対する支持集会に参加した白人男性の市職員、アンディ・ロサノ氏(60)もその一人だ。ロサノ氏は「人種差別を撤廃するのは大切だが、最近の警察への反発は行き過ぎだ。警察に理解があるトランプ氏が再選しなければ、街はさらに荒れる」と危機感を訴えた。

 ■黒人は「反トランプ」

 犯罪の急増と暴動の深刻化を受け、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領(77)や民主党指導部は9月に入ってようやく「暴力的な抗議行動は容認できない」と明言するようになった。

 バイデン氏は一方でトランプ氏を「差別主義者」と決めつけ、黒人の反トランプ感情に訴えている。

 5月末からニューヨーク市でBLMの抗議デモに参加する黒人男性のデスモンド・モレロ氏(25)は10代のとき、警官に誤認逮捕された経験があるといい、「トランプ氏だけは許せない。追い出すためにバイデン氏に一票をいれる」と息まいた。(この連載はワシントン 黒瀬悦成、塩原永久、平田雄介、ニューヨーク 上塚真由が担当しました)

6011チバQ:2020/10/12(月) 13:54:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/144a5e78e8ae421df3283c8d482a0a0c463d48f6
米大統領選・現場をゆく(中)「ワクチン完成ならトランプ」コロナ禍に揺れる有権者
10/10(土) 20:00配信
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9月24日、ワシントン中心部の閑散とした店で、客を待つ経営者のリーさん(平田雄介撮影)
 米共和党のトランプ大統領(74)は11月3日の大統領選に向け、新型コロナウイルス流行で打撃を受けた経済活動の再開を訴えてきた。そのトランプ氏が感染したことは、感染症対策と経済を動かすことの両立がいかに難しいかを露呈させた。

 ■ワクチンへの期待

 民主党候補のバイデン前副大統領(77)はトランプ氏が経済活動の再開を急ぐあまり感染防止に消極的だとし、「人命軽視」と批判してきたが、有権者には景気を後回しにすることへの警戒感も根強い。

 「新型コロナのワクチンが完成すれば、トランプ氏に投票するだろう」。首都ワシントンの中心市街地にあるドラッグストアに季節性インフルエンザの予防接種を受けにきた配管工、エリック・マーフィー氏(47)がそう話した。

 黒人のマーフィー氏は民主党支持者で、前回大統領選では同党のクリントン元国務長官に一票を投じた。バイデン氏に投票するつもりだが、ワクチン開発に成功すれば党派を超えてトランプ氏を支持するという。「妻と子供2人を養うため仕事を続けられることが何よりも大事。ワクチンがあれば感染を恐れず仕事ができる」と考えるからだ。

 感染者が急増した今春以降、全米で外出制限や営業禁止が実施され、4月の失業率は戦後最悪の14・7%に。感染拡大は止まらず、経済活動の全面再開は見通せない。だが、ワクチンが完成して接種できるようになれば、状況は劇的に改善されるとみられている。

 トランプ氏にとり、ワクチンの完成は経済活動を再開する起死回生の策だ。しかし、国民に行き渡る数を確保するのは来年後半以降との見方が支配的。それまで感染症対策が維持され、景気回復が遅れれば商業活動には重荷となる。

 ■難局にある事業者

 ワシントンのビジネス街で韓国料理店を経営するケビン・リー氏(50)は「新型コロナ危機には誰が対応しても難しかったのではないか」と語り、複雑な心境をのぞかせる。

 客が20人も入れば満席となる小さな店だが新型コロナ流行前は繁盛し、従業員7人を雇った。だが在宅勤務で客足が減り、3〜7月は休業。従業員を1人に減らして8月に再開したが、売り上げは以前の1日平均3500ドル(約37万円)から数百ドルに急減した。

 頼りは政府の支援だ。休業補償として支払われた一時支給金と小規模事業者向け融資で難局をしのぐ。

 米政府は3月、中小企業の給与支払いを肩代わりする特例融資制度を盛り込んだ総額2兆2千億ドル(230兆円)の経済対策を成立させた。家計への現金給付や、失業給付の増額も実施し、経済への悪影響を抑えようとしてきた。

 だが、こうした対策は7月末から順次、期限切れを迎え、中小事業者団体の全米独立事業者連盟(NFIB)は9月、政府による支援継続を求める声明を出した。すでに倒産は高水準で推移していたが、事業を継続する中小事業者も「20%超が経営をあと半年続けられると考えていない」とアンケートで判明したからだ。政府は追加対策を急ぐが景気は綱渡りの状態だ。

 ■感染症時代の政治

 米調査サイト「ファイブサーティーエイト(538)」の最近の調査ではトランプ氏の新型コロナ対応への不支持が支持を16ポイントも上回る。ABCテレビなどが9月27日に公表した調査では、コロナ対応で信頼できる候補者として51%がバイデン氏を挙げ、40%のトランプ氏を引き離した。

 だが、経済政策の信頼度ではトランプ氏49%、バイデン氏46%と逆転。新型コロナ流行前、失業率を半世紀ぶりの低水準に改善させたトランプ氏の経済運営への期待をうかがわせる。

 コロナ危機は景気と感染防止を両てんびんにかけるジレンマを世界の指導者に突き付けた。米大統領選は新型コロナ流行後、主要国トップを選ぶ最初の選挙となる。有権者の審判は「感染症時代」の政治のあり方を占うものとなる。

6012チバQ:2020/10/12(月) 13:55:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/75129b3e9fd847fc79c142faf7c5b25bdd829c7b
米大統領選・現場をゆく(上)「トランプ氏なら中国正す」と期待する農家 問われるバイデン氏の「決意」
10/9(金) 21:00配信
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米中西部ミシガン州グランド・ラピッズのフォード大統領記念館。今年7月、ここで演説したバー司法長官ら米政権幹部が厳しい対中政策を表明した(塩原永久撮影)
 トランプ米大統領(74)の新型コロナウイルス感染は11月3日の大統領選に影響を与えそうだ。大統領選は「新型コロナ危機」「中国」、そして黒人暴行死事件を受けた「人種と治安」が3大争点だ。これらに関し、共和党のトランプ氏、民主党のバイデン前副大統領(77)の2人の大統領選候補は何を訴え、一般の有権者はどう行動しようとしているのか。各地の現場から報告する。

【表でみる】主な米中対立の経緯

 ■「中国を正して」

 米自動車産業の中心地であるデトロイトを擁する中西部ミシガン州は大統領選の激戦州で、「中国」が選挙情勢を左右する可能性がある。トウモロコシや大豆などの穀物栽培や酪農が盛んな農業州の顔も持ち、輸出が生命線だからだ。

 州南部の農村地帯、セメントシティーの酪農家、ハンク・チョート氏(70)は「トランプ氏に2期目を託せば対中関係を正してくれる」と期待する。中国の貿易慣行は閉鎖的だが、チョート氏は「トランプ氏が再選されれば中国に圧力をかける戦術を続ける」と信じている。

 しかし、トランプ政権下の3年半余の間に、米国の酪農業の状況は決して好転したわけではない。

 米政権は約1年半に及ぶ貿易戦争を経て2月に中国との貿易協定を締結したが、内実は一時的な「休戦」。中国は乳製品を含む米国の農産品に報復関税を課したままで、酪農業界は苦しんでいる。業界団体は「酪農家は事業を継続できない」と窮状を訴えた。

 新型コロナ流行も追い打ちをかけた。約480頭の乳牛を保有するチョート氏の農場でも今春、出荷が激減した。それでもチョート氏は「トランプ氏は2期目に対中貿易交渉を再開させ、市場開放に導いてくれる」と期待を寄せる。

 ■根強いトランプ氏支持

 ミシガン州を含む、中西部一帯のトウモロコシ生産地域「コーンベルト」でトランプ氏への支持は根強い。米農業メディアが9月初旬に公表した、農業従事者約1千人を対象とする世論調査では、75%が同氏に投票すると答え、一昨年の60%から15ポイントも上昇した。

 トランプ氏は、バイデン氏が副大統領を務めたオバマ前政権当時も含め、貿易や安全保障の問題で中国に対して常に弱腰だったと非難し、「バイデン氏が勝てば米国は中国に乗っ取られる」と訴える。

 これに対しバイデン氏は「トランプ氏こそ中国の習近平国家主席にへつらっていた」と批判し、貿易問題で「米国内の産業を中国から守ろう」と訴えるなど中国への態度を急速に硬化させ、両候補の論戦は「どちらが中国に厳しいか」を競う展開になっている。

 だが、バイデン氏の対中政策にはトランプ氏の「後追い感」が付きまとう。例えば、連邦政府が4年間で4千億ドル(約42兆2千億円)をかけて米国製品を購入するとしたバイデン氏の「バイ・アメリカン」計画を、トランプ氏は「俺の物まねだ」と揶揄(やゆ)する。

 チョート氏はバイデン氏の対中発言を「言うだけなら簡単だ。約束を実行したトランプ氏とは違う」と切り捨てた。

6013チバQ:2020/10/12(月) 13:55:26
 ■強まる反中感情

 貿易、技術、軍事、外交といったあらゆる分野で覇権主義的行動を強める中国に厳しく対処すべきだとする考えは、今や米議会の超党派で共有されている。米国民の対中感情の悪化も顕著で、調査機関ピュー・リサーチ・センターが7月に発表した世論調査では、過去最高の73%が中国を「好ましくない」と答えた。

 米研究者の間では「トランプ大統領が再選されても民主党のバイデン前副大統領が当選しても、今の対中政策の方向性が覆ることはない」との意見は多い。

 しかし、本当にそう言い切れるのだろうか。

 ■関与政策から決別

 「米経済と米国的生活様式を守る戦略が必要だ。自由世界は新たな専制国家に打ち勝たねばならない」

 ポンペオ国務長官は7月23日、1972年に米中和解を実現させたニクソン元大統領(在任1969〜74年)ゆかりの記念図書館(西部カリフォルニア州)での演説で表明した。

 バー司法長官もこの7日前、中西部ミシガン州グランドラピッズのフォード元大統領(同74〜77年)の記念館で米経営者に「中国共産党への融和は短期の恩恵しか生まない」と訴えた。

 両氏による演説会場の選択には象徴的意味がある。フォード氏はニクソン氏の後を継ぎ、後に改革開放で知られる中国のト小平と会談するなど中国指導部に穏健路線で臨み、中国を国際社会に招き入れる「関与政策」のレールを敷いた。一連の演説は、歴代米政権の関与政策からの「完全決別」の表明に他ならない。

 その代表的事例が中国との経済関係を切り離す「デカップリング」に向けた取り組みだ。トランプ政権は半導体の国際供給網から中国を締め出す輸出規制を断行。中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に米国事業の再編を求めるなどハイテク分野で「鉄のカーテン」を敷く強硬策に大きく傾いた。

 ■米中分断「非現実的」

 対する民主党はどうか。バイデン陣営の政策顧問、ブリンケン元国務副長官は9月22日の講演で「中国に強い立場から関与するため、米国の(国力の)基盤を回復させる。共通の懸案では中国と協力していく」と述べ、対決と協調のバランスを考慮した対中政策を進めるべきだと主張した。

 ブリンケン氏はその上で「完全な米中分断は非現実的で非生産的だ。中国を含む世界から米国に人材や投資を呼び込むのを遮断するのは誤りだ」と指摘した。デカップリングに踏み込む姿勢はうかがえない。

 日本として気になるのは、対中国をにらんだ米国の同盟政策の行方だ。

 ■バイデン氏の決意は

 トランプ氏は選挙集会で「同盟諸国は公平な負担をすべきだ」と訴えており、再選されれば在日米軍駐留経費負担の大幅な増額を求めるのは不可避だ。

 対するバイデン陣営は「トランプ氏は同盟を弱体化させ、中国が影響力を拡大させる余地を作った」(ブリンケン氏)と批判し、「同盟諸国との連携重視」の立場を打ち出す。トランプ氏が削減を決めたドイツ駐留米軍も従来通りの規模に戻す考えだ。

 しかし米国は今や、世界各地に兵力を配置する「超大国」としての影響力を行使する力を失いつつある。同盟諸国に自国の防衛力強化や駐留米軍経費の増額を求める方向性ではバイデン氏も大きな違いはない。

 ただトランプ氏は、「中国との対決」という明確な戦略の下でインド太平洋を重視し、代わりに欧州や中東の兵力削減に動いた。

 バイデン氏にも同様の思い切った判断ができるだろうか。問われているのは、中国の覇権を許さないという「政治的決意」をどこまで貫けるかだ。

6014チバQ:2020/10/12(月) 18:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ea02ef74c89572be56b2c8de45a257863506c3d

極右団体を検索すると…幸せそうなLGBTの写真が




10/12(月) 16:02配信



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テレビ朝日系(ANN)






All Nippon NewsNetwork(ANN)
 トランプ大統領が名前を挙げた極右団体を検索すると次々に表示されるのは同性愛の人たちがキスやハグをする写真です。仕掛けたのは日系人の有名俳優でした。

 トランプ大統領:「『プラウド・ボーイズ』よ、下がって待機せよ」
 大統領選挙のテレビ討論会で物議を醸したこの発言。トランプ大統領は翌日、「何者か知らない」と釈明しましたが、大統領を支持する過激な極右団体「プラウド・ボーイズ」は注目の的になりました。この流れに一石を投じたのはスタートレックのスールー役で知られる日系人の俳優、ジョージ・タケイさん(83)です。
 ジョージ・タケイさん:「我々は下がって待機なんかしない。立ち上がって訴えるんだ」
 戦時中、日系人の強制収容所で過ごした経験があり、同性の伴侶と結婚しているタケイさんは、ツイッターで「ゲイの人たちが自分たちの写真を撮って、『プラウド・ボーイズ』のハッシュタグをつければ彼らを混乱させられる」と呼び掛けました。「誇り」を意味する英語「プラウド」や「プライド」は性的マイノリティーの自尊心を表す言葉でもあり、それを逆手に取ったのです。すると、大きな反響がありました。ツイッターでプラウド・ボーイズと検索すると、幸せそうな同性愛者の写真や動画が次々と表示されるのです。極右団体「プラウド・ボーイズ」のリーダーは、CNNの取材に「彼らが何をしたいのか分からない」と答えていますが、タケイさんは憎悪ではなく愛が拡散する手応えを感じています。
 ジョージ・タケイさん:「彼らは暴力的だ。そんなの全然、誇れることじゃない。恥ずべきことです。我々は本当の『プライド』の意味を知っています」

(C) CABLE NEWS NETWORK 2020

6015チバQ:2020/10/14(水) 13:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8d7af49a48ad9fb7bcc2fd97a846e5002a211f7
トランプ氏、激戦州で後退 討論妨害とコロナ感染響く 残り3週、「復活」アピール
10/14(水) 7:10配信
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12日、米南部フロリダ州サンフォードの選挙集会で、支持者にマスクを投げるトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は12日、新型コロナウイルスの治療を受け退院後初めての選挙集会を南部フロリダ州で開き、大統領選に向け「完全復活」をアピールした。

【写真】米ホワイトハウスで回復をアピールするトランプ大統領

 だが、民主党のバイデン前副大統領を追う激戦州で再びリードを広げられ後退。投票日まで残り3週間となり、逆襲の機会は少なくなっている。

 「何かを打ち負かす時は気持ちがいい。私には免疫があり、力がみなぎっている」。新型コロナ陰性のお墨付きを専属医から得たトランプ氏は数千人の聴衆を前に約1時間、上機嫌に語り続けた。

 ただ、入院期間を含め10日余りの空白を経て待っていたのは、厳しい現実だ。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)の世論調査平均値によると、バイデン氏のトランプ氏に対する全国支持率のリードは12日、6月以来初めて10ポイントの大台に乗った。

 トランプ氏は9月29日の第1回大統領候補討論会で答弁をたびたび妨害したと批判を浴び、感染をめぐっても「コロナを恐れるな」といった言動が脅威を過小評価していると非難された。「流れを引き寄せるべき場面で新たな支持を得られなかった」(選挙アナリスト)と見る向きが多い。

 激戦州でも状況は悪化している。RCPによると、ペンシルベニア、ミシガン両州はこの1カ月でバイデン氏の支持率リードが4ポイントから7ポイントに拡大、フロリダ州も1ポイントから4ポイントに開いた。バイデン氏はさらに、ウィスコンシン州で6ポイント、アリゾナ州で3ポイントの優位を維持している。

 直接対決となる討論会は今月22日のあと1回を残すのみで、両陣営の活動は今後、激戦州での遊説が中心となる。トランプ氏は今週、5日連続で各地を飛び、多い日は1日に2回集会を開催。バイデン氏も12日のオハイオ州に続き、13日はフロリダ州を訪れる。

 一方、コロナ禍を受けた郵便投票の急増が有権者の「審判」のタイミングを早めており、投票日直前の巻き返しでは間に合わないとの見方もある。フロリダ大の研究グループによると、郵便投票や期日前投票を済ませた人は12日、4年前の同時期の約7倍に当たる1000万人を超えた。

6016チバQ:2020/10/17(土) 23:23:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101600712&amp;g=int
トランプ氏、焦り露呈 身内と足並みそろわず―米コロナ対策
2020年10月16日20時36分


 【ワシントン時事】難航する新型コロナウイルス経済対策の規模をめぐり、トランプ米大統領と身内である議会与党の足並みが乱れている。トランプ氏は野党民主党への提示額を引き上げて成立を急ぐ意向だが、与党共和党は増額を一蹴。目前に迫った大統領選の前に実績を作り、勝利につなげたいトランプ氏の焦りが浮き彫りになっている。
 トランプ氏は15日、米テレビのインタビューで、政権が民主党に先週示した1兆8000億ドル(約190兆円)の財政支出規模を増やす考えがあるかを問われ「当然だ。さらに上積みする」と明言。2兆2000億ドルを主張する民主党に譲歩する姿勢をのぞかせた。
 民主党はコロナ感染追跡を含む広範な対策の一括合意を主張している。政権は現金給付や企業の雇用維持支援などに絞る立場を崩さず、協議は難航。交渉を担当するムニューシン財務長官は「選挙前の合意は困難」との見方を示している。
 だがトランプ氏は15日、有権者との対話集会で「法案に署名する用意はできている。大胆な対策を望んでいる」と強調。大型支援策を容認する意向を明らかにした。
 これに対し、共和党のマコネル上院院内総務は財政赤字の拡大を懸念し、5000億ドル程度にとどめる考えを示した。トランプ氏が目指す対策規模は「同僚議員を説得できる額よりはるかに大きい」と、民主党との合意に前のめりになるトランプ氏を突き放した。
 米労働省が15日発表した失業保険申請数は3週間ぶりに増加。選挙まで残り20日を切る中、トランプ氏は追加策の実現で景気回復推進の指導力と株高を演出し、勝利につなげる狙い。だが身内が結束せず、かえって弱みを露呈した形だ。

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6017チバQ:2020/10/17(土) 23:55:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046dfc013f9adb238d9cf98a4d68116bdc32e56
民主党副大統領候補のハリス氏が遊説中断 陣営幹部らがコロナ感染、濃厚接触なし
10/16(金) 10:09配信

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毎日新聞
米副大統領候補討論会で質問に答える民主党のハリス上院議員=米西部ユタ州ソルトレークシティーで2020年10月7日、AP

 米大統領選の民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員(55)は15日、当面の選挙遊説を見送ると発表した。ハリス氏のコミュニケーション部長と、移動に使用した航空機の客室乗務員の新型コロナウイルスの感染が確認された。

 陣営によると、ハリス氏はいずれの感染者とも濃厚接触はしていないという。ハリス氏が受けた14、15両日の新型コロナの検査はいずれも陰性だった。ハリス氏は15〜18日の日程で南部ノースカロライナ州、中西部オハイオ州など4州を回る予定だったが、「念のための措置として」これらの遊説を取りやめた。

 同党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領(77)の日程に影響はないという。【ワシントン古本陽荘】

6018名無しさん:2020/10/19(月) 13:02:55
https://www.asahi.com/articles/ASNBK775FNBKUHBI020.html
麻薬組織の首領の正体は…メキシコ前大臣、米で身柄拘束
サンパウロ=岡田玄
2020年10月17日 22時31分

 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。

 メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。

 中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、賄賂を受け取ってカルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。

 メキシコの歴代政権は麻薬組織の壊滅を掲げてきたが、政府高官や警察との癒着も次々と明らかになり、政治腐敗が問題となってきた。19年12月には、「麻薬戦争」を始めたカルデロン政権のガルシア・ルナ公安相がシナロア・カルテルから賄賂を受け取っていたとして、米テキサス州で逮捕された。

 麻薬対策を担ってきた軍・治安当局の大臣が相次ぎ米国の捜査により拘束されたことで、メキシコ国内では、当局の捜査能力や自浄作用のなさに批判が出ている。また、腐敗した当局こそ治安悪化の原因だったとして、数万人の死者を出した過去の麻薬対策への疑念も広がっている。(サンパウロ=岡田玄)

6019チバQ:2020/10/20(火) 19:13:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40ccfa6863fa374876a4fd8dff204c1f0dd1978
米大統領選、激戦州フロリダで期日前投票開始 支持率ほぼ拮抗
10/20(火) 4:35配信
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米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。写真は同州イーストタンパで郵便投票をする市民、8月撮影(2020年 ロイター/OCTAVIO JONES)
[コーラルゲーブルズ(米フロリダ州)/ワシントン 19日 ロイター] - 米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。

ロイター/イプソスがフロリダ州で7─14日に実施した調査によると、バイデン氏の支持率は49%、トランプ氏が47%と、ほぼ互角の戦いとなっている。

再選を目指すトランプ大統領はこの日、別の激戦州アリゾナ州を訪問。訪問前に行った選対との電話会議で「われわれは勝利する」と言明し、職員らを鼓舞した。

民主党のバイデン大統領候補はこの日、地元デラウェア州ウィルミントンでCBS「60ミニッツ」のインタビューを収録。25日に放映される。ハリス副大統領候補はフロリダ州オーランドとジャクソンビルに向かい、期日前投票を呼び掛ける。

前日には、トランプ大統領とバイデン氏がそれぞれ激戦州のネバダ州とノースカロライナ州で集会を開催した。

フロリダ大学の試算によると、これまでに44州と首都ワシントンDCで2960万人超が郵便投票もしくは期日前投票を済ませた。

また、ロイター/イプソスが19日発表した激戦州での支持率調査によると、ペンシルべニア州ではバイデン氏の支持率が49%、トランプ大統領が45%となり、トランプ氏が前回調査の51%対44%から差を縮めた。

ウィスコンシン州ではバイデン氏が51%、トランプ大統領が43%。前回調査は51%対44%だった。

アリゾナ、ミシガン、ノースカロライナ各州でも、バイデン氏がリードを維持している。

*内容を追加しました。

6020名無しさん:2020/10/21(水) 00:23:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b5f0b7b3fb2cc4a8c919d39d53e52ef67ff2636
劣勢変わらず“トランプ離れ”が加速 重鎮も敗北宣言で逆転劇困難か
10/20(火) 18:01配信

共和党重鎮が早くも敗北宣言「バイデン氏が勝つ」
2週間後に迫るアメリカ大統領選を前に、共和党内で敗北を見据えた動きが顕著に現れている。トランプ大統領の劣勢が変わらないことから、共倒れを回避するため、距離を置く“トランプ離れ”が加速化しているのだ。

大統領選と同時に行われる連邦議会選挙(上院33人・下院435人)でも、民主党の優勢が伝えられている。トランプ大統領と親しい共和党重鎮、リンゼー・グラム上院議員は15日、「バイデン氏が勝利する可能性が高い」と述べた。グラム氏は、現在最高裁判事の人事承認に向けた公聴会を行う上院司法委員会の委員長。注目が集まる公聴会の場でわざわざトランプ大統領に不利な発言をしたことから、地元メディアは“トランプ離れ”として大きく取り上げた。

共和党の牙城と考えられてきたグラム氏の地元、サウスカロライナ州は大接戦の様相を呈している。グラム氏はトランプ大統領の敗北を見据えた発言で、穏健派をとり込み自身の生き残りを狙ったとみられる。

また、同じく共和党でネブラスカ州選出のベン・サス上院議員が、地元有権者に向けて「トランプ大統領は独裁者の尻にキスをしている」と批判した記録が流出した。

これに対し、トランプ大統領は18日、ネバダ州での演説で「馬鹿が何人かいる」と猛反発。再選に向けて結束を呼びかけたが、地元メディアは、同様の動きは党内で広がっている、と指摘する。

激戦州でも“トランプ離れ”の動きが加速
上院議員によるこれらの動きは、選挙区で実際に起きている有権者の“トランプ離れ”を反映したものに他ならない。

「私は共和党員だ。退役軍人だ。私はバイデン氏に投票する」

激戦州が予想されるペンシルベニアの幹線道路沿いに設置された看板。共和党員が自身の名前と顔写真入りで、本来“政敵”であるバイデン氏への投票を呼びかける内容だ。同様の看板は、州内に数百カ所に設置されている。

この運動に参加するマリー・ディックマンさんは、長年、共和党を支持してきたが、この4年間のトランプ大統領の言動や振る舞いをみて、不支持を決めたという。

マリー・ディックマンさん:
「トランプ大統領の新型コロナウイルス対策は、この国に悲劇をもたらした。彼は、マスクの着用は感染リスクを下げるという科学的な見地を無視している。あまりに傲慢だ。トランプ大統領は、ナルシストであり、エゴイストだ。

アメリカはかつて世界の危機管理をリードする存在だった。しかし、この政権は対処を誤った。世界で失ったリーダーシップを回復するのには、彼が選挙で負けたとしても、非常に長い時間がかかると思う。

私はこれまでずっと共和党員だったが、今は保守派があまりに極端になってしまった。だから、共和党にいることが不安になった。バイデン氏は真面目でしっかりしている。トランプ大統領のように愚かなことはしない」

6021名無しさん:2020/10/21(水) 00:24:19
>>6020

白人労働者「もう支持できない」 逆転劇再現は困難か
不支持は、2016年の選挙でトランプ大統領の勝利を決定づけたラストベルト(さびた工業地帯)の白人労働者階級の間にも広がっている。

州内の金属加工工場に勤務するスカイラー・フィッシュさんは、前回の選挙でトランプ大統領の経済政策に期待し、支持した。しかし、この4年間で地域経済は改善しなかった、と話す。また、人種問題でのトランプ大統領の対応に違和感を覚え、バイデン氏支持を決めた。

スカイラー・フィッシュさん:
「トランプ大統領に完全に失望したわけではない。まだ支持している部分も残っている。しかし、人種問題への対応を見ると、もう支持はできない。私の周りには、そういう同僚が大勢いる」

同僚の一人もこう語る。

「自分の考えと完全に一致しない候補者のために、わざわざ投票する意欲はないよ」

身内からの離反の動きに加えて、今回の選挙では、前回に比べて、投票先を決めていない有権者が圧倒的に少ないとの調査結果も出ている。

逆転劇の再現は、より困難な情勢となっている。

(関連記事:感染でも「トランプ愛」で結束 巻き返し狙うトランプ大統領の新たな切り札)

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】
【表紙デザイン:石橋由妃 】

瀬島 隆太郎

6022チバQ:2020/10/21(水) 15:23:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c99360612eda4e126fb71252bebd0e84932c71
共和党議員の間で進む「トランプ離れ」、落選見越した議論も
10/21(水) 12:24配信
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米共和党議員の間で「トランプ離れ」が進んでいる
(CNN) 米大統領選挙が2週間後に迫る中、共和党の上院議員らはトランプ大統領の政権が間もなく終焉(しゅうえん)を迎えることになるだろうと認識し始めているようだ。

公言するかしないかにかかわらず、現在共和党の議員らはトランプ氏から距離を取るようになっている。「トランプ後」の共和党をめぐる議論もすでに始まっており、同氏の大衆迎合的な米国第一主義を積極的に踏襲しようとする人もいれば、もっと穏健かつ企業寄りの政治姿勢に立ち返り、トランプ氏に不満を持つ若者や女性を引き付けるメッセージを発信するべきだとの意見も出ている。

一部の党有力者らが強く望むのは、トランプ陣営による選挙戦略の見直しだ。新型コロナウイルスの感染拡大を軽視する姿勢や公衆衛生の専門家に対する非難を直ちに止め、今からでも経済政策に絞った発信に切り替えるべきだとしている。

サウスダコタ州選出で党の上院院内幹事を務めるジョン・スーン議員はCNNの取材に答え、トランプ氏について、民主党との政策の違いを論じてほしいと要求。「個人攻撃は控えるべきだ。メディアや(米国立アレルギー・感染症研究所所長の)ファウチ氏への攻撃を止め、政策課題に集中しなくては」と指摘した。そのうえで、規律を保ってそのように取り組めば、支持政党を特定していない層への有効なアピールになるはずと予想した。

このほかテキサス州選出のジョン・コーニン氏をはじめとする複数の共和党上院議員らは、国債発行などの財政政策をめぐりトランプ氏と必ずしも意見を同じくしていないと明言。またネブラスカ州のベン・サス上院議員は、トランプ氏の女性に対する姿勢や白人至上主義者に同調しているともとられかねない言動を厳しく批判している。

2012年に共和党の候補者として大統領選に臨んだユタ州のミット・ロムニー上院議員はCNNに対し、同党が若年層、高齢者、マイノリティーからの支持獲得に苦慮しているとの見解を示した。同氏はトランプ氏の再選を支持しない意向を表明している。

共和党の重鎮でトランプ氏と親しいリンジー・グラハム上院議員(サウスカロライナ州)は、トランプ氏がこのほど民主党候補のバイデン氏と息子のハンター氏にまつわる汚職疑惑を激しく攻撃したことに理解を示した。トランプ氏に関しては「常にありとあらゆることが非難の対象になる」にもかかわらず、バイデン氏らの問題はそのように扱われていないというのが理由だ。

一方でトランプ氏がファウチ氏を批判している件については、ファウチ氏の判断を信用すると付け加えた。

6023チバQ:2020/10/22(木) 10:23:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/a20365059c9afa3b61078452963acf7463a7fd0b
共和牙城アリゾナで大接戦 ヒスパニック、無党派増で変化 米大統領選
10/22(木) 7:06配信
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米アリゾナ州フェニックスで戸別訪問を行うルシア・サリナスさん(右)=13日
 11月3日投票の米大統領選は、注目州の一つ、与党共和党の牙城・西部アリゾナ州で大接戦となっている。

 世論調査で民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ大統領(74)を3.1ポイント差でリード。州の人口構成が多様化し、民主党支持者が多いとされるヒスパニックや無党派層が増えていることが背景にある。

 ◇戦う相手は大統領
 「皆目を覚まして、大統領が私たちに何もしてくれなかったことに気づくべきだ」
 2010年に米国籍を取得し、空港で料理人として働くヒスパニックのルシア・サリナスさん(41)は新型コロナウイルスの感染拡大で3月に一時解雇された。失業保険も3カ月近く受給できず、一時は空き缶などを集めて糊口(ここう)をしのいだ。

 現在、サリナスさんは生活に困窮する中、バイデン氏への投票を呼び掛ける戸別訪問に取り組んでいる。対コロナに無策な「大統領と戦わなければならない」と思ったからだという。「(コロナ禍で)私のような苦境に陥った人は他にもたくさんいる」。ヒスパニックが州人口に占める割合は約32%にも上る。

 ◇人生初の投票はバイデン氏
 伝統的に共和党が強いアリゾナ州では、1952年以降の大統領選で民主党候補が勝ったのは96年だけ。しかし近年、ヒスパニックを含む人口動態の変化が共和党の牙城を揺るがしている。

 州人口は2000年の約513万人から19年には約728万人に増加。多様な政治的背景を持つ州外からの移住者も流入し、有権者の3分の1が無党派層になっている。18年の上院選では、民主党が議席を共和党から奪還した。

 10月中旬、州内の期日前投票所や郵便投票の投函(とうかん)ポストには、ひっきりなしに有権者が訪れていた。最大都市フェニックスを擁するマリコパ郡で郵便投票した白人のメアリーさん(25)は「トランプ氏の言動にうんざり」して、人生初の投票をバイデン氏に入れた。別の投票所では「前回は投票に行かなかった」と話すバイデン氏支持者の男性(37)もいた。

 ◇炎天下で集会
 「彼は政治家ではなく、戦いをいとわず、慣例に従わないから勝つ」。トランプ氏の長男トランプ・ジュニア氏が14日、州南部ツーソンでの集会で父親の強みをアピールすると支持者からは歓声が湧いた。

 10月でも35度を超える炎天下。約200人の集会に参加した人たちは、トランプ氏はコロナ対応で「中国からの入国をいち早く停止した」などと口々に評価していた。フィリピン出身のティナ・コンサーさん(59)は、トランプ氏の感染は「(感染しても)大丈夫だということを証明した」と断言する。

 一方、バイデン氏を支持する共和党員も出ている。モルモン教徒で元判事ダニエル・バーカーさん(67)は「(トランプ氏は)結束や協力関係構築に向けた真の努力を行わない。それがパターン化している」と語った。バーカーさんは40年以上、大統領選で共和党候補に投票してきたが、前回選挙では与野党どちらの候補も支持しなかった。

 しかし、今回は「2人のいずれかが大統領になるなら、それはバイデンだ」。バーカーさんは政治団体を立ち上げ、「バイデン氏を支持するアリゾナ共和党員」と書かれた看板を庭先に置いてもらう活動を行っている。(フェニックス=米南部アリゾナ州=時事)。

6024チバQ:2020/10/23(金) 09:56:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b58f38258948b163bc70346d0ddb46b7f4503c
戻らぬ客、コロナで打撃のNY 厳格規制に飲食店から恨み節 米大統領選
10/23(金) 7:05配信
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17日、米ニューヨークのタイムズスクエア
 米国の経済・文化の中心地ニューヨーク。

 新型コロナウイルスが猛威を振るい、市内では2万3000人を超える命が失われた。8月以降は1日当たりの死者数がほぼ1桁台に抑えられ、最悪期は脱したかにみえる。しかし、渡航規制により外国人観光客頼みの業界は困窮。特に飲食店からは厳しいコロナ対策への恨み節が漏れる。この国の針路を決める大統領選を前に、市中心部で人々の生の声を拾った。

 ◇劇場も休演
 中心部マンハッタンの定番観光スポット「タイムズスクエア」。10月中旬の晴れ渡った週末、地元の家族連れやカップルらが多く行き交い、数々の大型スクリーンには色とりどりの映像が流れる。だが、人が密集しがちなこの場所は、もちろん安全対策の対象。年末恒例の年越しイベントはバーチャル開催が決まり、この地の代名詞とも言えるブロードウェー公演は来年5月末まで休止となった。

 「売り上げは最悪。同時多発テロの直後でさえ、これほどひどくなかった」。大通りの歩道の端に年代物の広告看板などの売り物を並べ、客を待つアフリカ・セネガル出身の露天商アマドゥ・ドワイエさん(58)はうな垂れる。「朝から夜遅くまで1週間働きづめだ」と自嘲気味に笑いながらも、大統領選の話になると「今はみんなが協力する時期。次の大統領に望むのは、それを確実にすること」と力を込めた。

 ◇飲食業界に漂う絶望感
 観光客の落ち込みは飲食業界を直撃している。近くのメキシコ料理店では、週末の午後1時に屋外席で男性が黙々と食事を取っていた。他の客は見当たらない。接客係で南米ペルー出身のデイジー・ステラさん(29)はあきらめ顔だ。「2年半ここで働いているけど、(ミュージカル目当ての)観光客がたくさんいた。今はゼロ」と力なく話した。

 安全対策と経済活動の両立は世界的な課題。市では3月中旬から禁止されていた店内飲食がようやく9月末から再開された。ただ、客を席数の25%に制限する条件付き。イタリア出身で、イタリア料理店を欧米などで展開するラファエル・ルジェーリさん(48)は「客席数の50%での営業では、なぜ駄目なんだ」と不満をぶちまける。

 ルジェーリさんは、次の大統領には規制緩和の働き掛けを望むものの、それ以上に求めるのが危機下での国民の「結束」だ。「白人と黒人、ユダヤ人…警察とデモ隊。この国は、みんなが争っており、分断されている」と嘆く。激しい選挙戦を繰り広げるトランプ大統領とバイデン前副大統領の両者に対しては「どちらも良い候補と思えない」と投げやりな様子で、その言葉からは今後も容易に変わらぬ状況への絶望感がにじんでいた。

6025チバQ:2020/10/25(日) 21:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f9c92939afed36a6a02b720a49d72b73a5b7fc4
トランプ氏は資金集めでも劣勢…残高はバイデン氏の4分の1、TV広告打ち切りも
10/25(日) 9:00配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=横堀裕也】11月3日に迫る米大統領選で、民主党のジョー・バイデン前副大統領に支持率で後れを取る共和党のトランプ大統領が、選挙資金集めでも劣勢に立たされている。10月前半時点の手元残高は約4360万ドル(約45億6700万円)で、バイデン氏の約4分の1にとどまり、勝敗に影響する選挙広告への投入額でも水をあけられている。

 米連邦選挙委員会(FEC)が22日に公表した資金収支報告によると、トランプ氏が10月前半(1〜14日)に集めた選挙資金は約4350万ドルで、約1億3000万ドルだったバイデン氏に圧倒された。この期間の支出を比べても、トランプ氏の約6300万ドルに対し、バイデン氏は1億4520万ドルに上る。選挙戦の最終盤に入り、資金力に大差をつけられた格好だ。

 FECによると、今回の大統領選では、同時に行われる議会選挙など両陣営以外の支出も含め過去最高額の選挙資金が投じられる見通しで、2016年大統領選の際の65億ドルを既に上回る。新型コロナウイルスの影響で屋外選挙活動が制限される中、大半が選挙広告に費やされているという。

 特に重要とされるテレビ広告では、米紙ニューヨーク・タイムズが、トランプ氏陣営が最近の資金難により、オハイオやミネソタなど接戦州で広告の打ち切りを余儀なくされたと報じた。対するバイデン氏陣営は、潤沢な資金で広告枠を次々と押さえており、同紙は「『放送電波を巡る戦争』でバイデン氏がトランプ氏を凌駕(りょうが)した」とも伝えた。

6026チバQ:2020/10/25(日) 22:01:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d673e2a5e1dce55fa958c3a7bb7a207375551ac
トランプ氏、自滅回避優先 バイデン氏は手堅く反撃 米大統領選討論会〔深層探訪〕
10/24(土) 8:33配信

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時事通信
22日、米テネシー州ナッシュビルで、大統領選の候補者討論会に参加するトランプ大統領(EPA時事)

 米共和党のトランプ大統領は民主党のバイデン前副大統領との最後の直接対決となった22日の大統領選討論会で、過激な挑発を封印した。前回討論会でバイデン氏への答弁妨害を非難されたトランプ氏は、世論調査で劣勢が続く中、自滅の回避を優先。双方とも決定打はなく、選挙戦は最終盤に入った。

【図解】対決 バイデン氏 VS トランプ氏

 ◇失言誘う戦略不発
 「感染拡大のピークは越えた。(ウイルスは)消え去っていく」(トランプ氏)
 「『夏になれば終わる』と言っていた。もうじき暗い冬が来る」(バイデン氏)
 2人の討論は新型コロナウイルスをめぐるこんな応酬から始まった。普段と違ったのは、トランプ氏の反応だ。時折メモを取るしぐさを見せ、バイデン氏の発言を待って一つ一つ反論した。

 トランプ氏は2度、形勢逆転の機会を逸している。「史上最悪の討論」と呼ばれた第1回に続き、コロナ感染で中止となった第2回の代替イベントとなった15日の対話集会でも、NBCテレビの女性キャスターと衝突。「穏健な共和党支持層や女性の反発を招いた」という見方がある。

 米メディア「アクシオス」によると、トランプ氏は陣営の事前練習で、バイデン氏の答弁中に口を挟まず、「より好感が持てる」対応を取るよう助言を受けたという。「完全な偏見の持ち主」とののしってきた司会者クリステン・ウェルカー氏にも「あなたの討論の進め方にとても敬意を抱いている」と述べ、立てることを忘れなかった。

 トランプ氏の戦略には、バイデン氏に自由にしゃべらせ、失言を誘う狙いもあった。しかし、バイデン氏は時折言葉に詰まりながらも大きな失態を演じることはなく、手堅さが際立った。

 息子ハンター氏がウクライナ企業から巨額の報酬を受け取っていた疑惑をめぐり、バイデン氏は「倫理に反することはしていない」と反論。逆にトランプ氏が中国に銀行口座を保有していると報じられた問題を取り上げ、「何を隠しているんだ」と納税申告書の公表を迫った。

 ◇国家観の違い明確
 トランプ氏とバイデン氏の国家観の違いが浮き彫りになったのは、米国民の融和に向けた考え方をめぐってだ。

 「私は米国の大統領になる。私に投票した人もそうでない人も、全ての国民を代表する」。こう述べたバイデン氏に対し、トランプ氏は「われわれを団結に導くのは『成功』だ」と語り、理想より国民生活の向上を重視する考えを示した。

 テネシー州立ミドルテネシー大のジェームズ・サイラー教授は今回の討論について「大統領選の基本構図に大きな影響をもたらさなかった」とみる。ただ討論以外の活動次第で、情勢が動く余地は残されている。

 トランプ氏は1日2回の選挙集会をこなす猛烈な地上戦を展開。一部激戦州ではバイデン氏との差を縮めているという分析もある。逃げ切りを図るバイデン氏に対し、トランプ氏は残り10日余り、自身の支持者をさらに奮い立たせ、勝負を懸ける構えだ。(ワシントン時事)

最終更新:10/24(土) 11:24
時事通信

6027チバQ:2020/10/25(日) 22:06:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ea3bfe7389bb90b75ea243b055d1604a7030db
激戦フロリダで「地殻変動」 カギ握るヒスパニックと高齢者 米大統領選
10/25(日) 8:18配信

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時事通信
米南部フロリダ州での選挙集会で演説するトランプ大統領=16日(AFP時事)

 トランプ米大統領が4年前、大接戦の末に制した南部フロリダ州で「地殻変動」が進行している。


 キューバ系移民の右傾化が強まる一方、民主党支持者が多いプエルトリコからの移住者が急増。定年後に移住してきた高齢者には「トランプ離れ」が目立ち始めた。

 大統領選の主要激戦州のうち、フロリダ州は最多の選挙人(29人)を抱える。1924年以来、同州で負けて大統領になった共和党候補は皆無。政治評論家らも「フロリダを落とした時点でトランプ氏再選の目は消える」と口をそろえており、トランプ氏は崖っぷちの戦いを強いられている。

 ◇熱烈な支持者
 「マスコミの報道はうそばかりだ」。青く澄んだ海、人影がまばらな白い砂浜。新型コロナウイルスが暗い影を落とすフロリダ州マイアミの風景をぼんやり眺めていると、タクシー運転手の声で現実に引き戻された。

 運転手の男性(54)はキューバ系移民。大統領選の取材に来たと明かすと、トランプ氏が乗り移ったかのようにメディアや民主党批判を始めた。

 フロリダ州の人口の約25%を占めるヒスパニックの中でも、最大勢力のキューバ系は共和党支持者が多い。2016年の前回選挙では過半数がトランプ氏に投票し、同州での勝利に貢献した。

 新型コロナで観光業は大打撃を受け、タクシー利用客も激減した。それでも男性は「新型コロナは中国のせいだ」とトランプ氏を擁護。バイデン氏を「社会主義者」と呼び、キューバ共産党政権に強い姿勢で臨むトランプ氏を称賛する。

 ◇後手のバイデン陣営
 1月以降、トランプ氏によるフロリダ州訪問は15回に上る。バイデン氏を「社会主義者」「急進左派」と攻撃し、共産党政権から逃れてきたキューバやベネズエラ系移民の恐怖をあおってきた。

 なりふり構わぬ選挙戦術は奏功しつつある。共和党マイアミ支部の責任者マリエラ・ジュエットさん(71)は「支持者の熱気はかつてなく高い」と指摘。実際、キューバ系の共和党支持率はこの4年で10ポイント以上伸びた。

 新型コロナで遊説を制限してきたバイデン氏は後手に回った。フロリダ初訪問は9月中旬になってから。フロリダ国際大のエドゥアルド・ガマラ教授(政治学)は「党内左派の支持を失いたくないバイデン氏は、トランプ氏の口撃に強く反論できなかった」と指摘。今後、どこまで民主党寄りのプエルトリコ系の票を固められるかがカギになると話す。

 ◇悪夢の再来も
 温暖な気候を求め、定年後に全米各地から移住してきた白人富裕層の間では「トランプ離れ」が進む。こうした高齢者が集まるリー郡は保守色が強く、前回大統領選でトランプ氏が大差で勝利したことで知られる。

 だが、新型コロナが潮目を変えた。フロリダ州は全米50州で3番目に多い感染者数を記録。10月中旬、リー郡の住宅街は平日の昼食時にもかかわらず、息を潜めたように静まりかえっていた。

 首都ワシントンから移住した元公務員カリン・モンゴメリーさん(72)は「政権の新型コロナ対応の無策ぶりが、トランプ氏の言動にうんざりしていた高齢者の離反に拍車を掛けた」と分析。民主党の調査でも、バイデン氏が同郡での支持率でトランプ氏を逆転した。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査平均値では、フロリダ州全体でもバイデン氏が1.5ポイントリード。ガマラ教授は「接戦は間違いなく、再集計で混乱した00年大統領選の悪夢の再来になる可能性もある」と予測している。

6028チバQ:2020/10/25(日) 22:41:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/f835224a66a4d049ed81dfeb99cd87bb05f06bed
ペンス氏の側近がコロナ感染…さらに4人以上感染か、選挙活動継続に「疑問」
10/25(日) 16:54配信

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読売新聞オンライン
 【ワシントン=横堀裕也】デビン・オマリー米副大統領報道官は24日、マーク・ショート副大統領首席補佐官が新型コロナウイルスの検査で陽性だったと明らかにした。ペンス副大統領夫妻は24日の検査で陰性だったといい、共和党の副大統領候補としての選挙活動を続けるという。

 ペンス氏はショート氏の濃厚接触者に該当するものの、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従って予定通りの日程をこなすという。25日にはノースカロライナ州で選挙集会を開く予定だ。

 ただ、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ペンス氏の側近のうち、ショート氏のほかに少なくとも4人が新型コロナに感染したと報じた。ペンス氏が選挙活動を継続することについて「ホワイトハウスが新型コロナの危険性を真剣に受け止めているのか、新たな疑問が生じる」と批判的に伝えた。

最終更新:10/25(日) 22:11
読売新聞オンライン

6029とはずがたり:2020/10/25(日) 23:47:59
米国、コロナ感染再び急増 1日で8万人余、過去最多に
https://www.asahi.com/amp/articles/ASNBS4GRPNBRUHBI048.html?ref=tw_asahi&amp;__twitter_impression=true
ワシントン=香取啓介2020年10月24日14時06分
写真・図版 21日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、ドライブイン方式の新型コロナウイルス検査をする看護師=ロイター
21日、ウィスコンシン州ミルウォーキーで、ドライブイン方式の新型コロナウイルス検査をする看護師=ロイター
 米国で、新型コロナウイルスの感染者が再び急増している。ニューヨーク・タイムズによると、23日だけで約8万2千人の感染が新たに確認され、7月に記録した約7万6千人を上回って、過去最多となった。ウイルスが広まりやすい屋内活動が多くなる冬が近づき、さらなる拡大が懸念される。


 米国ではこれまで、4月と7月に感染拡大の山があり、今回はそれに続く。4月はニューヨーク州など北東部、7月はフロリダ州やテキサス州など南部で感染が拡大したが、現在はノースダコタやサウスダコタ、ウィスコンシンなど中西部やロッキー山脈にかかる山岳部を中心に増えている。

 入院する患者の数も増えており、ケンタッキーやオクラホマなど6州では23日までの1週間で過去最多の死者数となった。イリノイ州シカゴは夜間外出禁止令を出し、6人以上の集会を避け、夜10時までに集まりを終えるよう呼びかけた。


 米国はこれまでに死者22万人超、感染者は844万人と世界最多となっている。22日にあった大統領候補の討論会では、民主党のバイデン前副大統領は「真っ暗な冬がやってくる」と感染拡大への危機感を強めたが、共和党のトランプ大統領は「ウイルスはすぐに去る。我々はこの病気を学んできた。経済活動を再開しなければならない」と楽観的だった。

6030チバQ:2020/10/26(月) 18:01:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7257b84f6afd94b85d49bdea386b92484f53944
勝者映すカトリック票 激戦州ペンシルベニア左右 米大統領選
10/26(月) 7:22配信
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バイデン前米副大統領を支持するカトリック信徒の集会=15日、ペンシルベニア州ピッツバーグ
 最終盤の米大統領選で、トランプ大統領、バイデン前副大統領の両陣営は浮動票のカトリック信徒の取り込みに注力している。

 カトリック票は共和、民主両党間を揺れ動くだけでなく、1970年代以降の出口調査によれば、前回を含めてほぼ全ての大統領選で勝者を支持してきた。激戦州ペンシルベニアで、選挙結果を占う「バロメーター」の動向を探った。

 ◇米国の縮図
 「全ての人への善を求める指導者をお与えください。アーメン」。15日夕、州西部ピッツバーグ中心部の広場。神への祈りから始まったのは、バイデン氏支持のカトリック信徒の集会だ。新型コロナウイルス対策で聴衆は距離を取り、マスクを着用して演説する徹底ぶり。ケネディ以来、米史上2人目のカトリック系大統領を目指すバイデン氏を後押しする。

 2016年の大統領選では、雇用回復を掲げたトランプ氏が、民主党が優勢だったこの州でクリントン元国務長官に僅差で勝利。大番狂わせの一因となった。登壇した女性は「州人口の24%はカトリックだ。われわれ次第で州の結果をひっくり返せる」と訴えた。

 主催者の大学教員ベス・ベンディティさん(64)によると、中絶反対を絶対視する保守派へは「移民問題や医療保険など共和党が語らない問題もカトリックに重要」と訴える方針。「保守派もトランプ氏が良い人間でないと気付いている」
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターのグレッグ・スミス調査部長補佐は、カトリック票が選挙結果を正確に反映してきたのは人種や人口構成、学歴などで多様性があり「米国の縮図だからだ」と説明する。

 ◇トランプ離れ
 ピッツバーグから車で20分。紅葉の始まった丘陵地の閑静な住宅街で夫と3人の子供と暮らすビアンカ・ラブラドールさん(36)は、コロナ禍で「巣ごもり生活」を続ける。長年共和党支持者だったが、トランプ氏の「ひどいコロナ対応」に失望。郵便投票でバイデン氏に1票を投じた。

 「コロナの危険性に関してうそをついた」「科学者に耳を傾けず、21万人以上が亡くなった」。中絶反対の立場から同じカトリックでも中絶容認のバイデン氏は「自分よりもリベラル」に映るが、トランプ氏への反感が背中を押した。

 ピューの最新全米調査では、カトリック信徒でバイデン氏の支持率が51%となり、44%のトランプ氏を逆転。カトリック票が再び選挙結果と一致するか注目される。

 ◇共和党も攻勢
 「胎児の命も大切だ」。ピッツバーグに向かう高速道路脇で、中絶反対派の存在の大きさを示す大型看板が目に飛び込んできた。共和党系のカトリック団体は9月以降、ペンシルベニアなど激戦州で970万ドル(約10億円)を投じ、中絶を容認するバイデン氏への中傷広告を展開する。

 保守派カトリックはトランプ氏の強固な支持層だ。ピッツバーグ郊外の共和党施設を訪れたサラ・ワーナーさん(80)は、中絶容認のバイデン氏は敬虔(けいけん)でなく「信仰を票取り込みの足掛かりに利用しているだけ」と主張した。

 戸別訪問で投票を呼び掛けてきた共和党地区委員会のトム・ウーベン委員長(75)は「投票率は上昇し、トランプ氏はここで7割は取れるだろう」と手応えを語る。

 ただ、ウェストチェスター大のジョン・ケネディ教授は、トランプ氏から逃げる票の方が多いと指摘し、上積みの可能性を疑問視する。州内で両候補の支持率の平均値は24日現在、約5ポイント差でトランプ氏劣勢が続く。(ピッツバーグ=米ペンシルベニア州=時事)。

6031名無しさん:2020/10/26(月) 21:37:25
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010260009.html

米国に新型コロナ「第3波」 中西部中心に感染拡大
2020/10/26 13:14産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】新型コロナウイルスの感染者数、死者数ともに世界最多の米国で、再び感染の拡大速度が早まっている。人口が比較的少ない中西部を中心に感染が広がっており、「実質的に第3波に入っている」(米CNBCテレビ)との報道も出ている。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国の累積感染者数は25日時点で862万人超。8月8日に500万人を突破した後、600万人までに22日間、700万人までにはさらに26日間かかり、増加ペースはいったん緩んだ。だが、今月16日に800万人を超すまでにかかった日数は21日間と早まり、その後も再び増加ペースが上がっている。

 25日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、24日の新規感染者数は少なくとも約7万8700人で、2週間前と比べ32%増となっている。過去1週間の1日当たりの新規感染者数の平均は6万8千人超だった。

 第1波のホットスポット(一大感染地)が東部ニューヨーク、第2波が西部カリフォルニアと南部フロリダなど気候の温暖な「サンベルト」と呼ばれる地域の各州だったのに対し、夏休み明けからの第3波は中西部が中心となっている。

 同紙によると、中西部ウィスコンシン州では既存の施設では対応できないため、新型コロナ患者専用の野外病院を設置。イリノイ、ネブラスカなど20州以上で感染者数が過去最悪レベルになっているという。

 感染拡大の背景として考えられているのが、学校や大学が対面授業を再開させたことに加え、マスクの着用方針や経済活動再開をめぐる規制が各州によって異なり、統一的な施策が取りにくいことがあるとみられている。

 米政権の新型コロナ対策チームのメンバーで、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、23日の米CNNテレビの取材に対し、「もし人々がマスクをしようとしないなら、命令を出すべきだ」と訴えている。

6032ちば:2020/10/26(月) 23:38:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101700440&amp;g=int
「酪農王国」揺れる農家 廃業急増、コロナ追い打ち―米ウィスコンシン州
2020年10月19日18時02分

トラクターに乗るダリン・ボンルーデンさん=12日、米ウィスコンシン州ウエストビー
トラクターに乗るダリン・ボンルーデンさん=12日、米ウィスコンシン州ウエストビー

乳牛の世話をするミッチ・ブライニグさん=11日、米ウィスコンシン州ソークシティ

 「酪農王国」と呼ばれる米中西部ウィスコンシン州は、大統領選挙で激戦州の一つに数えられる。前回2016年の選挙では、共和党のトランプ氏が僅差で民主党のクリントン氏を上回り、共和党が1984年以来32年ぶりに奪還した。ただ、農場閉鎖の急増や新型コロナウイルスの感染拡大を受け、農家の間では「トランプ離れ」の動きも出ている。政権の継続か交代か。11月3日の投票日が迫る中、揺れる現地を歩いた。
米首都で「反トランプ」デモ 最高裁判事への保守派指名に抗議

 ◇ホワイトハウスに安定感を
 木々の葉が黄色や紅色に染まり、秋の気配が深まる州西部ウエストビー。錦秋の丘を抜けると、小さな牛舎が見える。約50頭の乳牛を育てる酪農家ダリン・ボンルーデンさん(53)は「ホワイトハウスには安定感が必要だ」と訴える。
 「トランプ大統領が再選されれば、ウィスコンシンの農業は廃れる」。ボンルーデンさんはトランプ氏を「責任感が欠如している」と批判する一方、民主党候補のバイデン前副大統領については「安定感があり、人種差別解消や人種間の経済格差是正に積極的だ」と評価しており、大統領選ではバイデン氏に投票すると明言。「共和党を支持する友人も政権に不満を募らせている」と明かす。
 17年1月のトランプ政権発足以降、州内では2200以上の酪農場が閉鎖。昨年は過去最高の818カ所に上った。中国との貿易戦争などが背景にあり、今年はコロナ禍が経営難に追い打ちを掛けている。
 ◇生乳廃棄、広がる失望
 「前回はワシントンに新しい血が必要と考え、変化を求めてトランプ氏に投票したが、もう一期任せたいとは思わない」。州南部ソークシティの酪農家ミッチ・ブライニグさん(50)は北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」について、「トランプ政権の小さな成功にすぎず、貿易関係が改善したという実感はあまりない」と冷静だ。
 ブライニグさんは4月、コロナ禍に伴うレストランなどでの乳製品需要の急減を受け、初めて生乳の大量廃棄を余儀なくされた。「トランプ政権の初動が適切だったら、今頃は違う結果になっていた」。コロナ対応をめぐる政権批判は厳しい。
 ◇根強い現職支持
 ただ、農家のトランプ氏支持も依然根強い。州内を車で走ると、民家の庭先には「トランプ・ペンス」と共和党支持を明示した看板を数多く目にする。州南西部プラットビルの酪農家トム・ワイゲルさん(56)は「トランプ氏は農家の声に耳を傾けている。今の政権になってから規制緩和が進み、燃料費が安くなった」と語る。
 さらに「中国は新型コロナのワクチンの研究情報などを盗もうとしており、トランプ政権の対中強硬姿勢は支持できる」と主張。「トランプ氏の評価は『B』だが、オバマ前大統領は『D』だ」と力説し、今回もトランプ氏に一票を投じる考えだ。
 コロナ危機の打撃を受けた農家に対する130億ドル(約1兆3700億円)規模の追加支援策の発表の場として、トランプ氏はウィスコンシン州を選んだ。激戦地での支持拡大が狙いとみられるが、州東部のある農家からは「農業票を買収しているようなもの」と冷ややかな声も聞かれた。

6033チバQ:2020/10/26(月) 23:41:29
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61397
「赤い州」が紫に アリゾナ州、共和党盤石のはずが…移民増え激戦<米大統領選ルポ>
2020年10月13日 06時00分
 10月でも気温40度を超す米西部アリゾナ州の州都フェニックス郊外。白人が多く住む地域のスーパー駐車場の仮設テントに、レジ待ちの列があった。客たちが手にするのはトランプ米大統領(74)の名前入りの帽子、靴下、バッジ…。銃所持に寛容な同氏が機関銃を構えるTシャツまである。
米西部アリゾナ州フェニックス郊外で、トランプ大統領のグッズを買い求める客たち
米西部アリゾナ州フェニックス郊外で、トランプ大統領のグッズを買い求める客たち

◆民主党に敗れたのは一度だけ
 「売れ行きは好調。男女関係なく近所のみんなが買っていくよ」。選挙期間中、店を出しているという若い夫婦は満足げに言った。直前にトランプ氏の新型コロナウイルス感染が明らかになったものの、気にするそぶりもない。
 同州は4年前の前回選、トランプ氏が制し、1952年以降、共和党候補が民主党候補に敗れたのは一度だけ。保守的で共和党のイメージカラー通りの「赤い州」だった。
 それが今、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の全米支持率平均で、民主党のバイデン前副大統領(77)がトランプ氏を2.7ポイント上回る。勝機を見いだしたバイデン氏は8日、副大統領候補のハリス上院議員(55)とともに同州に入った。危機感を強めるトランプ陣営もペンス副大統領(61)が乗り込み、フェニックスでニアミスした。
 激戦となった理由は何か。その一端は、仮設テントから車で砂漠を2時間半、メキシコとの国境の町ノガレスで見えてきた。
  11月3日の投開票まで3週間となった米大統領選は、激戦州でなお先の読めない戦いが続く。その一つ、アリゾナ州では、増加するヒスパニック系移民らを中心に反トランプ氏のうねりが起こっている。地殻変動の現場を歩いた。
米西部アリゾナ州ノガレスで、国境の壁越しにメキシコ側の知人と話す男性
米西部アリゾナ州ノガレスで、国境の壁越しにメキシコ側の知人と話す男性

◆分断された家族が壁越しに交流
 「悪夢だよ。あそこの壁を見て」
 メキシコとの国境の町、米アリゾナ州ノガレス。長年ここで服飾店を営み、自身もメキシコにルーツを持つサンドラ・コリー(61)さんがため息をついた。「週末になると、分断された家族や親族が両側にいすを置き、壁越しに交流しなきゃいけない」
米西部アリゾナ州ノガレスで、有刺鉄線がはりめぐらされた国境の壁
米西部アリゾナ州ノガレスで、有刺鉄線がはりめぐらされた国境の壁

 高さ4メートルほどの壁は以前からあったが、「メキシコ人が麻薬や犯罪を持ってくる」と唱えるトランプ大統領の就任後、上部に鋭い有刺鉄線が巻かれ、入国審査も強化された。新型コロナウイルス流行後は一切の入国が禁止に。壁の両側に住むヒスパニック系住民の往来でにぎわった街は沈み、コリーさんの店も9割の客を失った。
 壁のフェンスの穴から、お札を丸めてメキシコ側の孫に現金を渡しているという男性(63)は「人種差別主義者のトランプが嫌いだ。私は屋根葺き職人として米国で30年も働いてきたのに」と吐き捨てた。
◆米国の未来の姿
 トランプ氏への反発は都市部でも強まっている。州都フェニックスを中心にバイデン前副大統領の応援運動に加わるイメルダ・オジェダさん(35)は16年前、親とともにメキシコから移住。苦学して社会福祉士になった。「コロナは医療保険に入りにくい移民社会を直撃し、政権への不満はさらに増大した。今回、アリゾナは(民主党色の)青との中間、紫の州になった」
 人種問題や移民政策で国民の分断をあおり、支持基盤固めを図ってきたトランプ氏。だが、北アリゾナ大学のスティーブン・ペレス准教授は「一部の政治家がいくら差別的な言動をしても、ヒスパニック系が増え、政治的な影響力を増していく流れは変わらないだろう」と指摘する。
 
 

 米国では今後も移民の増加が続き、2040年代半ばに現在6割を占める白人の人口割合は5割を切ると予測される。過去20年間でヒスパニック系が人口の4分の1から3分の1に増加したアリゾナは、米国の未来の姿でもある。
 かつて実業家トランプ氏の著作を愛読し、アリゾナで事業の成功を収めたメキシコ出身のデイビッド・カリゾーサさん(36)は言う。「仲間にも機会の平等を重視する共和党の支持者はいた。だが、トランプ氏は移民への攻撃を繰り返し、われわれとの間に壁をつくってしまった」(杉藤貴浩、写真も)

6034チバQ:2020/10/26(月) 23:42:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/55210
米は内戦のような状況」 大統領選の激戦地ウィスコンシン州ルポ
2020年9月13日 06時00分
 米大統領選は11月3日の投票日に向け最終盤に入った。勝敗を左右する「ラストベルト」(さびついた工業地帯)の激戦州のうち、中西部ウィスコンシン州では8月、黒人男性が白人警官に銃撃される事件が起き、人種対立が再燃している。「融和か秩序か」で揺れる現地を歩いた。(同州で、金杉貴雄、写真も)

◆護身用の銃購入し射撃訓練
 「誰もが不安におびえている。常に警戒し、安全と感じることはなくなった」
 銃撃事件が起きた同州ケノーシャから北に60キロほど。郊外の静かな住宅街で、白人女性ナンシー・コルマニクさん(73)は抗議デモの暴徒化に顔を曇らせた。
 人種差別への抗議デモは、5月にミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさんの暴行死事件で全米に広がった。通りに響く「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」の叫びはコルマニクさんの自宅でも聞こえた。
 「彼らは主張のために人を殺し、街を破壊することを気にしない」。人生で初めて護身用の銃を購入し、射撃訓練も始めた。
郊外の自宅前で不安を語るナンシー・コルマニクさん
郊外の自宅前で不安を語るナンシー・コルマニクさん

 大統領選では共和党のトランプ大統領(74)に投票するという。もともと支持者ではない。多くの郊外の白人女性と同様、品のない話し方や不道徳さは嫌いだった。「だが彼は法と警察のため立ち上がっている。それがより支持する理由だ」
◆トランプ氏挽回の切り札「法と秩序」
 新型コロナウイルス対応などで失点を重ねたトランプ氏は、民主党のバイデン前副大統領(77)にリードを許すが、ここに来て差はやや縮小。特に関心を集める6つの激戦州(ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア、アリゾナ、フロリダ、ノースカロライナ)平均では3.9ポイントまで接近している。
 逆転の切り札に持ち出したのが「法と秩序」だ。ケノーシャの銃撃事件の抗議デモでは放火や略奪も発生。トランプ氏は、人種融和を図るバイデン氏を暴徒の支援者と位置付け、自らは治安を守る「守護者」とアピールする戦略だ。
 狙いはコルマニクさんのような「郊外の白人女性」票の挽回だ。ロイター通信などによると、この層の支持は6月時点でバイデン氏に15ポイント負けていたが、8月は9ポイントに縮まった。
◆黒人支持者たちの意気込み強く
 だが、露骨に不安をあおる言動は嫌悪感を生み、逆効果となる可能性もある。ケノーシャでは、トランプ氏を信奉する17歳の白人少年がデモ参加者2人を射殺する事件まで起きた。ネット上では少年を英雄視する言説もみられるほど、対立は激化している。
 郊外に住み、ケノーシャで美術装飾店を営む同じ白人女性バーバラ・デバージさん(68)は店が一部放火され、宝飾品などを奪われた。それでも「暴れているのはただの犯罪者」とデモを支持し、憤りはトランプ氏に向く。「われわれを完全に分断し、治安を悪化させているのは彼だ。米国は内戦のような状況だ」。再選阻止が何より重要と語る。
人種差別抗議デモの一部暴徒化で消失した建物前で話すバーバラ・デバージさん
人種差別抗議デモの一部暴徒化で消失した建物前で話すバーバラ・デバージさん

 民主党は4年前、ウィスコンシン州で0.7ポイントの僅差で敗れた。支持者の熱気不足で投票率が落ちたのが原因だが、今回は黒人支持者の意気込みは強い。
 前回投票しなかった黒人男性デービスさん(30)は必ず投票すると誓う。「トランプ氏が言う『法と秩序』は今、存在していない。あるなら警官が黒人を無残に殺すことはないはずだ」

6035チバQ:2020/10/26(月) 23:42:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/59660
「最高」「悪化」トランプ氏の評価二分 激戦州・ミシガンの判断は
2020年10月5日 06時00分
昨年閉鎖されたGMの部品工場。現在はマスク工場になっている=米中西部ミシガン州マコーム郡で
昨年閉鎖されたGMの部品工場。現在はマスク工場になっている=米中西部ミシガン州マコーム郡で

 米大統領選(11月3日投開票)まで1カ月を切った。勝敗を左右する「ラストベルト」(さびついた工業地帯)では、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の激しい戦いが続く。中でも自動車工場が集積する中西部ミシガン州は、トランプ氏が4年前に「製造業の復活」を掲げ、大接戦を制した。苦境が続くクルマの街を歩くと、トランプ氏への賛否が渦巻いていた。(同州で、白石亘、写真も)
 米自動車大手ビッグスリーの工場が立ち並び、従業員も多く住むデトロイト近郊マコーム郡。家の軒先のあちこちでトランプ氏を支援する看板を目にした。
◆支持者は「約束守った最高の大統領」
フォードの工場で働き、トランプ氏を支持するネルソン・ウェストリックさん=同州マコーム郡で
フォードの工場で働き、トランプ氏を支持するネルソン・ウェストリックさん=同州マコーム郡で

 フォード・モーターの工場で機械工として働くネルソン・ウェストリックさん(45)は毎週、トランプ氏を支援する仲間と集会を開く。「彼はひどい貿易協定を再交渉してくれた」と北米自由貿易協定(NAFTA)見直しを功績に挙げた。
 1996年の入社時、自動車工場で職を得るのは「ブルーカラーにとって宝くじが当たるようなもの」だったが、94年に発効したNAFTAで賃金の安いメキシコに工場が移転し、米国の工場は競争力が低下。賃上げは16年凍結された。政治に見放された失望感が大きかっただけに「彼は約束を守った。最高の大統領だ」と手放しでほめた。
 同じ工場で働くフランク・ピッチャーさん(53)も「彼は外国製品に関税をかけ、米国の労働者に公平な貿易協定になるよう戦ってきた」と大きな信頼を寄せる。
◆雇用減少、工場閉鎖…「4年間で状況悪化」
バイデン氏を支持するGM従業員のショーン・クロフォードさん=同州フリント市で
バイデン氏を支持するGM従業員のショーン・クロフォードさん=同州フリント市で

 だがトランプ氏の約束は実績が伴っているとは言い難い。大統領就任時から新型コロナウイルスの感染が拡大する前の今年2月までに州の自動車・部品製造の雇用は2400人減った。
 「悲しいけど、この4年間で状況はさらに悪くなった。トランプ氏は皆が聞きたいと思っているから、製造業の復活を叫んでいるだけだ」。ゼネラル・モーターズ(GM)の創業の地であるデトロイト近郊フリント市のGM工場で働くショーン・クロフォードさん(38)はバイデン氏を支持する。GMは昨年、コスト削減のため米国で3つの工場を閉鎖した。
 その1つの旧トランスミッション工場を訪ねると、「GMマスク」の看板を見つけた。コロナ対策で3月からマスク工場として活用されているが、従業員は150人にすぎない。80年前に開業し、最盛期には4000人が働いたが、近くの酒屋の男性店員は「売り上げはさっぱり」とこぼした。
◆「労働者階級は憂き目に」続く接戦
 トランプ氏は4年前、同州で劣勢を逆転し、ヒラリー・クリントン氏を得票率0.23ポイント差で破った。ミシガン大フリント校のジェイソン・コスノスキ教授(49)は「トランプ氏のメッセージが自動車産業の労働者たちに響くのは、彼らが従来のエリート政治家や企業経営者に強い反感を抱いているからだ」と指摘する。
 実際、バイデン支持で父の代から2代続けて自動車工場で働くフォードの電気技師ジェイソン・クルジークさん(47)は「過去20年間、大統領がどの党であれ、労働者階級は一貫して憂き目に遭ってきた」と語る。クルマの街の再生に道筋をつけられるか。直近の同州の世論調査平均では、バイデン氏がトランプ氏を5.2ポイント差でリードするが、なお接戦が続く。

6036チバQ:2020/10/26(月) 23:44:12
https://www.tokyo-np.co.jp/article/56588
【動画あり】「勝敗を決する州」ペンシルベニア、 バイデン氏「故郷」でトランプ氏猛追<米大統領選ルポ>
2020年9月19日 17時50分


 最終盤に入った米大統領選(11月3日投開票)で、東部ペンシルベニア州が「勝敗を決する州」(米メディア)として注目されている。「ラストベルト」(さびついた工業地帯)であると同時に、民主党のバイデン前副大統領(77)の生まれ故郷で、共和党のトランプ大統領(74)が激しく追い上げているからだ。高齢化と産業の空洞化が進む分断の現場を歩いた。(同州北東部で、岩田仲弘、写真も)
◆空洞化の象徴、東京ドーム1.2個分の廃墟
 首都ワシントンから北に約400キロ。同州スクラントン市の中心部に、東京ドーム1.2個分はある巨大な廃虚が広がっていた。19世紀末に創業したレースカーテンの縫製工場跡地だ。一時は従業員1600人を数えたが、2002年に閉業、そのまま放置されてきた。街の空洞化の象徴だ。


 同市を含むラッカワナ郡と隣接するルザーン郡など一帯はかつて炭鉱、鉄鋼や繊維業、鉄道の要衝として栄えた。だが第二次大戦後、主要エネルギーが石炭から石油に代わると地域の衰退はどんどん進んだ。


 バイデン氏は1942年、スクラントン市内で生まれ、10歳まで暮らした。ちょうど地域の衰退が始まった頃と重なる。市の人口は今、約7万6000人と、最盛期(1930年代)の約半分にまで減った。
 そこに4年前、トランプ氏が登場。「忘れられた人たち」と呼んだ白人労働者層に向かって製造業の復活を約束し、地域の人々の心をつかんだ。
 「オバマは大統領の8年間、何もしなかった。しかもイランに(核合意の結果)多額の金を提供するなど間違いを犯した。それに比べて神から選ばれたトランプ大統領は国家、国民のことを常に気に掛けてくれる」。敬虔なクリスチャンのリンダ・ステッツァーさん(78)が市内の自宅で、先祖代々、約170年間受け継いだ大きな聖書を背にしてこう語った。
◆労組のしがらみ「生まれながらの民主党員」が…
 地域一帯は炭鉱や製造業の労働組合とのしがらみでステッツァーさんは「生まれながらの民主党員」だったが前回選挙ではトランプ氏に投票、その後共和党員に転身した。

 前回選挙でトランプ氏はステッツァーさんら高齢の白人保守層の支持を取り込み、ラッカワナ郡で民主党のヒラリー・クリントン元国務長官を苦戦に追い込んだ上、ルザーン郡では大勝。得票率の差わずか1%未満でペンシルベニア州を制する要因となった。
◆産業衰退で、消えた労組の縛り
 地元ウィルクス大のベンジャミン・トル助教は「トランプ氏は、政治家は自分たちを置き去りにした、と不満を持っていた普通の人たちに語りかけ、それが功を奏した。産業の衰退とともに労組の縛りが解けたことも大きい」と語る。
 ステッツァーさん宅の隣に住むフローレンス・エルドレッジさん(67)も同じく共和党への「転向組」だ。「トランプのいいところは大統領らしくないこと。ツイッターで言いたいことを遠慮なく言うところも好きだ」と手放しでほめる。
 再選を目指すトランプ氏は今回もバイデン氏の「地元」に照準を合わせる。先月下旬、民主党大会でバイデン氏が候補指名の受諾演説をする日に合わせてスクラントン近郊に出向き「バイデンは地元を見捨てた」と批判した。
 市内の食堂で会ったジョイス・ウェーバーさん(77)は「街は若い人が出て行って意気消沈している。この間、誰も新たな産業を持ってこなかった。トランプは正直だ」と語った。やはり長年の民主党員。「まだ(トランプ氏かバイデン氏か)どちらに投票するか決めかねている」と述べたが、心はトランプ氏に傾きつつあるように見えた。
◆直近調査でバイデン氏のリード縮まる
 米モンマス大のペンシルベニア州に絞った直近の調査によると、バイデン氏のトランプ氏に対するリードは1〜3ポイントにまで縮まっている。
 バイデン氏支持者にとって、トランプ氏の猛追は気が気でない。市中心部から北に約3キロの緑豊かな住宅街にあるバイデン氏の生家。通り沿いには「スクラントンはジョー(バイデン氏)を愛している」と書かれた小さな看板が並ぶ。ただ、ところどころにトランプ氏を支持する看板も掲げられ、バイデン氏支持一色でないことを物語っている。
 バイデン氏は、スクラントンを訪れるたびに、生家を購入したアン・カーンズさん(85)と話す。7月に訪れた時も立ち寄った。


 「新型コロナウイルスの感染を巡っても、トランプは私たちにうそをつく。4年前、多くの人が新参者(トランプ氏)にだまされた。それに比べてジョー・バイデンは経験豊かだ。早く大統領職を引き継いでほしい」。体調を崩していたカーンズさんは後日、電話でこう語ってくれた。

6037チバQ:2020/10/26(月) 23:44:31
◆有権者登録数、減らす民主、じわり増える共和
 スクラントンから南西に約20キロ離れたルザーン郡エクセターの元教員バーバラ・バジオルコさん(71)と、元同僚のビバリー・ダルニーさん(73)もバイデン氏を熱烈に支援する。2人とも祖父や父親が炭鉱で働いた経験があり、1959年に地元を襲った鉱山事故も経験。「トランプは炭鉱を復活させるというが、この地域では不可能だ」。バジオルコさんの自宅テラスで2人は口をそろえてトランプ氏批判を繰り返した。
 バジオルコさんはまた、「なぜヒラリーが4年前に負けたか、いまだに分からない」と首をかしげる。クリントン氏の父がスクラントン市出身で、米メディアによると、クリントン氏は子どものころ、夏休みに市近くの湖畔の保養地によく出掛けていた。地域一帯はクリントン氏にとっても「地元」だからだ。「この地域の多くの高齢者が保守的で『女性大統領』を受け入れられなかったのだと思う」。ダルニーさんはこう推し量る。


 地元キングス大のベス・アドミラル准教授は「クリントン氏が前回選挙の直前『トランプ支持者は嘆かわしい』と述べた影響は大きく、余波はその後も広がっている」と指摘する。
 ペンシルベニア州当局によると、両郡の有権者登録数はいずれも民主党が共和党を上回っているものの、16年に比べて民主党が減らしているのに対して、共和党はじわりと増やしている。
 モンマス大のパトリック・マレイ世論調査研究所長は「クリントン氏よりバイデン氏の方が集票力はある」と分析。スクラントン市を含むラッカワナ郡では特に今回もトランプ氏との大接戦を予想する。

 バイデン氏は7月、スクラントン近郊の金属加工施設で「ビルド・バック・ベター(より良き再建を)」と製造業の復活と雇用創出を訴えた。さらに今月17日には、CNNテレビ主催の市民対話集会のため再び当地に入り「これはスクラントン対(トランプ氏のような富裕層が住むニューヨークの)パーク・アベニューの戦いだ」と強調。白人労働者層に寄り添う姿勢を必死にアピールした。

6038チバQ:2020/10/27(火) 00:06:26
激戦6州

00 04 08 12 16 選挙人
共 共 民 民 共 29 フロリダ  >>6027
民 民 民 民 共 20 ペンシルベニア★ >>6030 >>6036-6037
民 民 民 民 共 16 ミシガン ★ >>5989>>6035
共 共 民 共 共 15 ノースカロライナ
共 共 共 共 共 11 アリゾナ >>5979>>6023>>6033
民 民 民 民 共 10 ウィスコンシン ★  >>6032>>6034共共民

★ラストベルト

バイデン 232
トランプ 204
激戦6州  102
総数:538 当選ライン270人

6039チバQ:2020/10/27(火) 00:08:52
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61291
6つの激戦州の争奪戦がカギ バイデン氏がわずかにリードも…トランプ氏は4年前の再現狙う
2020年10月15日 17時03分
 激戦の米国大統領選で勝負を決める数字は「270」だ。選挙は全米50州と首都ワシントンで行われる。単純に全米で有権者の総得票数が多い方が勝つわけではないところが複雑だ。「州ごと」「選挙人の数」「勝者総取り」の3つを踏まえる必要がある。
 各州には、連邦議会の上下両院議員と同じ数の選挙人(ワシントンは特別区として3人)が割り振られ、その数は計538人。有権者の投票は各州ごとに集計される。メーン、ネブラスカ両州をのぞき、1票でも多く獲得した候補者がその州の選挙人を総取りする仕組みで、過半数の270人以上を獲得した候補が当選者となる。
 国取り合戦のような戦いで重要なのが、接戦の州をどちらが取るかだ。政治専門サイトの分析では、現時点でトランプ氏が優勢な州の選挙人数は計100人台なのに対し、バイデン氏が優勢な州の選挙人数は計200人を超える。バイデン氏の方が過半数に近いが、接戦は12州に上り、トランプ氏も逆転可能だ。
 中でも勝敗を分けるとみられている激戦州がペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、フロリダ、アリゾナの6州だ。いずれも前回選挙ではトランプ氏がヒラリー・クリントン氏に僅差で勝ち、総得票数では約300万票下回りながらも勝利した。バイデン氏はこれらの州を取り戻さなければ、過半数に届かない。

 トランプ氏は、衰退する「ラストベルト(さびついた工業地帯)」で不満を抱く白人労働者の支持を得て当選した4年前の再現を狙う。バイデン氏は新型コロナへのトランプ氏の対応を批判し、打撃を受ける白人労働者への働き掛けを強めている。
 世論調査では激戦州の多くでバイデン氏がわずかにリード。だが4年前も調査でクリントン氏がリードしていた州でもトランプ氏が勝った。今回も調査の数字以上の接戦とみられる。(ワシントン・金杉貴雄)
◆郵便投票増で混乱か
 今年は新型ウイルスの影響で、投票所での密集を避けるため、討論会を終えるまでに「期日前投票」を済ませる人が大幅に増えるとみられている。
 期日前投票は、投票所で直接1票を投じるケースと郵便投票がある。直接投票はバージニア州などで始まり、郵便投票もすでにノースカロライナ州などで始まった。USAトゥデー紙によると、直接投票を実施するのは9月中に10州、郵便投票は29州に上る見通し。AP通信とシカゴ大の合同調査によると、登録有権者の54%が期日前投票をすると答えた。前回選挙よりも12ポイント増えている。特に郵便投票の急増が見込まれている。
 開封や本人確認などに時間がかかる郵便投票の場合、米メディアによると約30州は11月3日までに集計所に必着と定める。それ以外は、消印が3日までなら集計所への到着は遅れてもよい。期限は州ごとに異なるが、激戦州ミシガンは2日の消印から14日以内に到着すれば有効と定めている。このため米メディアでは、選挙結果の確定には、特段のトラブルがなくても数日から数週間かかるとの見通しが出てきている。
 さらにトランプ氏は、郵便投票について根拠もなく「不正が横行する」と批判。APの調査では、トランプ氏支持者の57%が3日に投票すると答えた一方、バイデン氏支持者の53%は郵便投票すると答えた。
 大接戦の結果、3日当日にトランプ氏が先行し、郵便投票の集計でバイデン氏が追い上げる展開は十分考えられ、民主党はトランプ氏が見切り発車で「勝利宣言」することを懸念。両党が集計の不備や不正を互いに訴えて混乱に陥る可能性もある。(ワシントン・岩田仲弘)

6040チバQ:2020/10/27(火) 08:46:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/323c997b574eb45c1c35ba601d042f2c1c8e62e7
トランプ氏に南部州死守の重圧 落とせば「即決着」の見方 米大統領選まで1週間
10/27(火) 7:09配信
212




米大統領選の期日前投票を行ったトランプ大統領=24日、南部フロリダ州ウェストパームビーチ(AFP時事)
 【ワシントン時事】来月3日の米大統領選まで27日で残り1週間。

 郵便投票の「不正」を訴え、開票作業の長期化を見越して法廷闘争を示唆する共和党のトランプ大統領にとって、フロリダなど地盤の南部州を死守する重圧が強まってきた。これらの州では結果が当日に判明する可能性があり、トランプ氏が相次いで落とせば、「混乱」なく民主党のバイデン前副大統領の勝利が決まりかねないためだ。

【図解】米大統領選の主な激戦州

 郵便投票は新型コロナウイルスの感染拡大で利用が急増。開票作業では、署名確認や開封など集計の「下処理」に時間がかかり、勝者判明の遅れが懸念されている。

 だが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、南部のフロリダ、ノースカロライナ、アリゾナの3激戦州は、集計の下処理を投票日前に行うことが法律で認められている。当日、投票用紙を機械にかけるだけで済んだ場合、「結果判明はそう遅くならない」(同紙)とみられている。

 3州はトランプ氏が4年前に制したが、今回はバイデン氏に支持率で1〜3ポイントリードを許す。特に選挙人の数が多いフロリダは、大統領選の勝敗に与える影響が大きく、トランプ氏はここ2週間で4回集会を開くなどてこ入れに懸命だ。

 選挙分析サイト「538」を主宰するネイト・シルバー氏は25日のABCニュースで「バイデン氏がフロリダを取れば、3日夜に当選確実が出る可能性もある」と予想した。

 一方、トランプ氏が南部州のほとんどで勝利した場合、舞台は4年前に僅差で制した中西部のミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの3激戦州に移ることになる。ミシガン以外の2州は郵便投票の下処理を認めず、ミシガンも開票1日前にならないと投票用紙に手を付けられない。さらにペンシルベニアは3日の消印があれば、6日までに到着した分を有効と認める。

 世論調査ではこれら3州ともバイデン氏が5ポイント前後リードするが、「中西部の戦いになれば、勝者判明に時間がかかる」(シルバー氏)という見方が強い。

6041チバQ:2020/10/27(火) 14:55:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/67d8df7909b666ebc9c6d521a5e30dab01216d3b
米最高裁判事に保守派バレット氏就任、共和党造反1人のみ
10/27(火) 11:53配信
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(CNN) トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派のエイミー・バレット氏が26日、上院での承認を受け、ホワイトハウスでの式典で正式に宣誓、就任した。

バレット氏は先月死去したリベラル派のギンズバーグ判事の後任として、異例の速さで任命された。26日の宣誓就任式典で、政治的党派や個人的な志向とは切り離して任務を果たすと述べた。

同氏はまた、上院での承認審議を通し、議員と判事の根本的な違いをはっきり認識したとも語った。議員は自身の選好する政策を追求する義務があるのに対して、判事の義務はそれに左右されないことだと強調し、「法の支配」を最優位に置く理念を確認した。

上院はこの日、バレット氏の指名を52対48の賛成多数で承認した。

与党・共和党の議員では53人中、メーン州選出のコリンズ議員だけが反対に回った。コリンズ氏は先月発表した声明で、大統領選直前に承認採決を行うべきではないと主張していた。

トランプ氏が指名した最高裁判事は3人目。これにより最高裁の構成は保守派が6人と、リベラル派の3人に対して圧倒的に優勢となった。

48歳のバレット氏は、終身任期の最高裁判事を今後数十年にわたって務めることになる。トランプ政権が無効を主張する医療保険制度改革(オバマケア)の行方や、大統領選の結果をめぐり法廷闘争が起きた場合の審理に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

上院の審議では野党・民主党が司法委員会での採決をボイコットするなど、激しく抵抗した。バレット氏本人は公聴会で、オバマケアや人工妊娠中絶、同性婚合法化などに対する自身の見解を繰り返し問われたが、直接の回答を避けていた。

6042とはずがたり:2020/10/27(火) 15:38:16
「トランプ亡命説」決して非現実的ではない理由
落選後の選択肢は恩赦、逮捕、そして国外逃亡
https://toyokeizai.net/articles/-/383436?display=b
「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部 2020/10/25 16:00

6043チバQ:2020/10/27(火) 16:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/661481e7d1f2c4e96bf1767abe977299014a4869
<米国の選択>1824年 「本選で決着せず」〜決戦の歴史④
10/27(火) 12:00配信
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1824年の米大統領選で当選したジョン・アダムズ氏=ホワイトハウスのウェブサイトより
 現在の2大政党制が定着する前の1824年の米大統領選は、総得票数と獲得選挙人数がいずれも最も多かった候補者が選出されなかった唯一のケースだ。本選では決着がつかず、下院の投票にもつれこんだ。

 候補者は、ジョン・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人。ジャクソン氏が一般投票の総得票数で最も多く、獲得選挙人(当時は計261人)も99人で首位だった。しかし獲得選挙人が過半数まで届かず、憲法の規定に基づき、大統領の選出は25年に下院による投票に持ち込まれた。

 下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズ氏が13票と過半数を獲得した。2位はジャクソン氏で7票、3位はクロフォード氏で4票だった。アダムズ氏は、下院投票の対象から外れたクレイ氏の支持を取り付けて勝負を決めたとされる。アダムズ氏の父は第2代大統領で、米国史上、親子が大統領に就いた初めての事例となった。

 一方、下院での選挙結果は禍根を残した。米国の歴史を記録する米下院のウェブサイトによると、敗れたジャクソン氏は、大統領に就任したアダムズ氏がクレイ氏を国務長官に起用したことを巡って「両者の間には(下院投票の)事前に密約が交わされていた」と非難したという。それでもジャクソン氏は28年の大統領選でアダムズ氏に勝利し雪辱を果たした。

 大統領就任後のジャクソン氏は白人男性の参政権を拡大し「ジャクソニアン・デモクラシー」の旗振り役となったが、その陰では原住民や黒人への差別が残されていた。【中村聡也】

     ◇

 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6044チバQ:2020/10/27(火) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b213bac5d5b795269e94adf83dfa55e839c96523
<米国の選択>2000年 「大接戦」ブッシュVSゴア〜決戦の歴史③
10/26(月) 12:00配信
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テレビ討論会で政策を訴えるブッシュ氏(左)とゴア氏=AP
 2000年の大統領選では、共和党のジョージ・ブッシュ・テキサス州知事が民主党のアル・ゴア副大統領との大接戦を制した。大票田の一つ南部フロリダ州の結果を巡って、両陣営による法廷闘争が展開され、決着までに1カ月以上を要した。今回の大統領選ではトランプ大統領が「郵便投票」の正当性に疑義を呈しており、再び法廷闘争となるシナリオもささやかれている。

 00年の大統領選の投開票日にはブッシュ氏が総得票数で下回りながらも271人の選挙人を獲得し、267人のゴア氏をわずかに上回る結果が伝えられた。しかし、25人の選挙人が割り当てられたフロリダ州では、最初の集計でブッシュ氏とゴア氏の得票数の差が総投票数の0・5%以下だったため、州法の規定に基づき再集計が決まった。集計のたびに票差が変動し、最終的に同州が発表した結果ではブッシュ氏が537票(総投票数の約0・01%)上回っただけだった。

 記載内容が不明確な「疑問票」を巡って双方が法廷闘争を展開したが、連邦最高裁は疑問票の手集計を命じたフロリダ州最高裁の判決を差し戻し、ブッシュ陣営の事実上の勝訴を言い渡した。連邦最高裁の判断を受けて、ゴア氏はテレビ演説で「次期大統領の下で結束しよう」と敗北を宣言。1カ月以上に及ぶ混乱は幕を閉じた。

 ブッシュ氏の父は第41代大統領ジョージ・ブッシュ氏で、父子で大統領を務めるのは第2代、第6代のアダムズ家以来となった。一方、その後のゴア氏は1970年代から取り組む温暖化問題への活動が評価され、07年に国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」とともにノーベル平和賞を受賞した。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6045チバQ:2020/10/27(火) 16:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a5f683a3b9fb0e9be6d32084a5fccd3f364f55a
<米国の選択>2012年 「逆転」オバマVSロムニー〜決戦の歴史②
10/25(日) 12:00配信
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2012年の米大統領選で対決したオバマ(右)、ロムニーの両候補=米東部ニューヨーク州で2012年10月、AP
 2012年の米大統領選は、民主党の現職バラク・オバマ大統領が、共和党のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事を最終盤で逆転して再選した。

 米国内でイラク戦争への批判が強まる中、「チェンジ(変革)」を掲げて08年の選挙で初当選し、黒人初の大統領となったオバマ氏と、共和党による政権奪還を目指すロムニー氏の対決。民主党が志向する「大きな政府」と共和党が目指す「小さな政府」という構図だった。

 争点の一つは、08年のリーマン・ショック以降の経済や雇用政策で、オバマ氏はロムニー氏に一時リードを許した。1回目のテレビ討論会でも主要メディアから「敗戦」と評価されるなど苦戦が続いた。

 オバマ氏に追い風となったのは、投票日直前の10月末に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」だった。選挙戦を離脱し、被災地を視察するなど指導力をアピール。一方、ロムニー氏は、災害対応で連邦政府の窓口となる連邦緊急事態管理局(FEMA)について、過去に「子供たちの未来を危うくしてまで組織を維持する財政的な余裕はない」と廃止論に踏み込んだことが批判された。

 結果は、オバマ氏が総得票数でロムニー氏を500万票近く上回り、接戦州では南部ノースカロライナ州を除く全てで勝利。オバマ氏の獲得選挙人数は332人にのぼり、206人のロムニー氏を突き放した。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6046チバQ:2020/10/27(火) 16:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed5f6dc6717fc1e8e5aa8fe50da20a6f2772106
<米国の選択>2016年 「波乱」トランプVSヒラリー〜決戦の歴史①
10/24(土) 12:00配信
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2016年の大統領選で予想を覆し当選したトランプ大統領=米南部ノースカロライナ州で2020年10月21日、AP
 前回2016年の米大統領選は、政治経験のない実業家だった共和党のドナルド・トランプ氏と、大統領夫人や上院議員、国務長官などを歴任した民主党のヒラリー・クリントン氏の対決だった。トランプ氏は総得票数で下回りながらも獲得選挙人数で上回り、大方の予想を覆す番狂わせを演じた。

 事前の世論調査では政治経験が豊富なクリントン氏が終始リードする展開となった。「偉大な米国を取り戻す」というスローガンを掲げたトランプ氏だが、3回のテレビ討論会ですべて「敗北」と評価されるなど劣勢が続いた。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の情勢分析では、10月の時点でクリントン氏が当選に必要な選挙人270人を獲得すると予想されていた。

 しかし、投票日まで2週間を切った10月末になり、公務上のメールを私用アドレスでやりとりしたというクリントン氏の「メール問題」について、連邦捜査局(FBI)が捜査の再開を決めたことが逆風として吹きつけた。

 ラストベルト(さびついた工業地帯)が多い中西部の接戦州では「隠れトランプ支持者」が少なくなかったこともあり、トランプ氏が大部分の接戦州を獲得。総得票数では約286万票及ばなかったものの、306人の選挙人を取り、232人のクリントン氏を上回った。

 クリントン氏は後に、敗因としてメール問題に言及し、「トランプ氏の支持者を投票に駆り立てる動機付けになった」と話している。【中村聡也】

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 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6047チバQ:2020/10/27(火) 22:54:43
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010270026.html
トランプ再選、フロリダ死守が最低条件 米大統領選まで1週間
2020/10/27 19:44産経新聞

トランプ再選、フロリダ死守が最低条件 米大統領選まで1週間

(産経新聞)

 【ワシントン=黒瀬悦成】11月3日実施の米大統領選まで1週間。再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は民主党候補のバイデン前副大統領(77)に対し世論調査の支持率で引き続き劣勢にある。トランプ氏は26日、勝敗の行方を左右する激戦州である東部ペンシルベニア州の3カ所で立て続けに大規模集会を開くなど、土壇場での戦局の打開に懸命だ。

 コロナ拡大、バイデン氏の追い風に

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主要各社による全米世論調査の平均支持率は、バイデン氏50・8%、トランプ氏42・9%。今月中旬以降に実施された調査のうち、調査会社「ラスムセン・リポート」が「トランプ氏が1ポイント差で優勢」とした以外は、各社とも軒並み「バイデン氏優勢」としている。

 バイデン氏が優勢を保っている要因の一つは、秋に入って新型コロナウイルスの新規感染者数が大統領選の勝敗を左右する中西部の激戦州を中心に再び増え、感染者総数が870万人に迫る中、トランプ氏の新型コロナ対策の「失敗」を争点の中心に据えることに一定程度成功したためだ。

 世論調査機関ピュー・リサーチセンターが9日発表した世論調査で、「どちらの候補が新型コロナ危機を適切に対処するか」との設問に57%がバイデン氏と答え、トランプ氏40%を大きく上回った。

 ただ、同じ調査で「どちらが経済政策で適切な判断をするか」の問いでは、トランプ氏52%がバイデン氏51%を上回り、新型コロナ危機の前は米国に空前の経済成長をもたらしたトランプ氏への信頼は根強いことも浮き彫りとなった。

 勝敗握る激戦6州

 一方、トランプ氏が2016年の前回大統領選で勝利した激戦州6州に限れば、トランプ氏の平均支持率は45・5%で、バイデン氏の49・5%を4ポイント差で追っている。

 前回大統領選の同時期、トランプ氏は民主党のクリントン候補に対して3・5ポイント差に迫っていた。陣営としては前回と同様、ここからの巻き返しに全力を挙げる構えだ。

 対するバイデン氏が勝利に向けた至上課題とするのは、焦点の激戦6州のうち、本来は民主党の有力地盤とされてきた「ラストベルト(衰退した工業地帯)」に位置する中西部ウィスコンシン州とミシガン州、東部ペンシルベニア州を奪還することだ。

 大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の大統領選挙人に関し、原則として各州の得票率が最も多かった候補がその州の選挙人を獲得し、過半数の270人を獲得した方が勝利する。

 トランプ氏が前回獲得した選挙人は306人。仮に同氏がラストベルトの3州(選挙人計46人)を落とした場合、バイデン氏は278人の選挙人を獲得して勝利することになる。

 一方で、トランプ氏はミシガン(16人)とペンシルベニア(20人)の2州を落としても、他州で前回同様に勝利すれば、270人をぎりぎり確保できる。

 ただ、同氏が激戦州のうち最大の選挙人(29人)を抱える南部フロリダ州で敗れたり、南部ノースカロライナ(15人)や西部アリゾナ(11人)といった他の激戦州も落としたりした場合、再選は絶望的となる。

 トランプ氏としてはフロリダ州を死守することが勝利への最低条件だ。

6048チバQ:2020/10/28(水) 09:05:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/29468ec1d2372d3097364aa319c8e08a35ac112f
米大統領選まで1週間 バイデン氏、共和党の地盤崩し狙う
10/28(水) 6:08配信

米ジョージア州ウォームスプリングスでの集会で演説するジョー・バイデン氏(2020年10月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選挙は27日、来月3日の投票日まであと1週間となった。民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(77)は、共和党の地盤であるジョージア州で選挙集会を開催。一方、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領(74)は、中西部3州を遊説する予定だ。

 世論調査の支持率でリードしているバイデン氏は、ジョージア州の最大都市アトランタ(Atlanta)で、参加者同士の距離を保ったドライブイン形式の集会を行う。同州では2016年、トランプ氏が対立候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に5ポイントの差をつけて勝利したが、今年は世論調査の支持率でトランプ、バイデン両氏がほぼ互角の戦いを繰り広げている。

 ジョージア州を最後に制した民主党候補は、ほぼ30年前の1992年に出馬したビル・クリントン(Bill Clindon)氏だった。だがバイデン陣営は今年、民主党が同州を奪取するとともに、上院選でも2議席を獲得できると大きく期待している。

 トランプ氏の27日のスケジュールは過密で、まずは中西部の激戦州2州であるミシガンとウィスコンシンで集会をそれぞれ1回と2回開催する。トランプ氏は4年前、両州を僅差で制していた。

 トランプ氏はその後、ネブラスカ州オマハ(Omaha)でも集会を行う。同州での集会開催は、トランプ氏が今回の大統領選での接戦に備え、当選に必要な選挙人を1人も逃したくない考えであることを示している。

 ネブラスカ州は共和党の牙城で、2016年にはトランプ氏が25ポイント差で勝利した。だが同州はメーン州と同じく選挙人が分配される州で、5人いる選挙人のうち2人は州全体の総得票数での勝者に、残り3人は3つある下院選挙区ごとの勝者に与えられる。【翻訳編集】 AFPBB News

6049チバQ:2020/10/28(水) 09:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d4ecf79ad7a7c38e3988c655215954872680950
司法の左傾化防ぐ「安全弁」…米共和党が急いだバレット氏承認
10/28(水) 1:28配信

米連邦最高裁の判事と指名した大統領
 【ワシントン=平田雄介】26日に米上院本会議でトランプ大統領を擁する共和党が野党・民主党の反対を押し切り、保守派のバレット最高裁判事の就任を急いだのは、大統領選に敗北し民主党政権が誕生した場合でも、米国社会の左傾化を防ぐ「安全弁」として最高裁を機能させるためだ。

 判事9人で構成する最高裁は、これまでもロバーツ長官を含む保守派が5人でリベラル派の4人より多かった。ただ、ロバーツ長官はリベラル派寄りの判断を支持したこともあり、共和党は今回の人事で保守層に有利な判断が出やすい環境となることを期待する。

 バレット氏は連邦控訴裁判事の在任中、警官の過剰な力の行使が争われた訴訟で警官に有利な判断を下すことが多かったとされる。12〜15日の上院司法委員会の公聴会では、女性の堕胎の権利を認めた1973年の「ロー対ウェード」と呼ばれる最高裁判例について、覆されることのない「最上の判例」とする見方を否定。以前の発言と合わせ、将来的に妊娠後期の中絶などを違憲と判断する可能性があるとみられている。

 最高裁をめぐってはレーガン大統領(当時)が80年代、保守派の判事を相次いで起用、それまでリベラル化していた最高裁の保守化が進んだ。バレット氏就任の結果、戦後最も保守的な最高裁になる可能性があるともいわれている。

 判事たちは三権分立の原則の下、行政府や立法府から独立して判断を下してきた。レーガン氏が指名した女性初の最高裁判事で保守派のオコナー判事は73年の判例の明示的な変更を拒否したことがある。

 バレット氏もホワイトハウスでの宣誓式で「判事として議会や大統領だけでなく、個人の信条からも独立を宣言する」と語り、公正な司法判断を誓った。トランプ氏らの思惑どおりに最高裁の保守化が進むと決まったわけではないとの見方もできる。

 11月10日には医療保険制度改革法(オバマケア)に関する新たな審理が最高際で始まる。保守派判事の影響力が一層強まった状況がどのように影響するか、今後を占う試金石となる。

6050チバQ:2020/10/28(水) 09:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b027756e0605b41c6a2f70ca59337ba99d63f3c
激戦ラストベルト、薄れる熱狂 コロナ対策に失望広がる 米大統領選
10/28(水) 7:07配信
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米大統領選で反トランプ集会に参加するミシガン州のゲリー・ハリソンさん(本人提供)
 11月3日の米大統領選まで1週間を切った。

 激戦州の一つに数えられるミシガン州は、トランプ大統領が4年前、製造業の復活を願う労働者から熱狂的な支持を集めた中西部「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)に位置する。米国第一を貫くトランプ氏の経済手腕に望みをつなぐ声が根強い一方、出口の見えない貿易戦争や新型コロナウイルス対応のつまずきに失望も広がる。

 ◇関税・コロナ「二重苦」
 五大湖を望むミシガン州は自動車産業の集積地として知られる。最大都市デトロイトの市街地を抜けると突如、巨大な車工場の廃虚が現れた。

 「淡い望みは裏切られた」。市内の職業安定所で10月半ば、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の下請け会社を解雇されたゲリー・ハリソンさん(47)が悲痛な胸の内を明かした。

 2016年の大統領選でトランプ氏に賭けた白人労働者は、ハリソンさんを含め、ミシガン州で共和党候補が28年ぶりに勝利した番狂わせの立役者となった。だが今回、ハリソンさんは民主党候補バイデン前副大統領に乗り換えると決めた。バイデン氏には、09年に経営破綻したGMを救済した実績もある。

 リーマン・ショック、GMの一時国有化、デトロイト市の財政破綻―。「次の試練は貿易戦争とコロナだ」とハリソンさん。トランプ氏が導入した外国製鉄鋼や中国製品に対する追加関税で、かえって製造業の負担は増した側面もある。米商工会議所によると、ミシガン州は州別で全米第5位となる20億ドル(約2100億円)の打撃を被った。GMは昨年、米国内の3工場を閉鎖した。

 ハリソンさんは、元同僚の黒人男性をコロナで亡くした。同じく感染したトランプ大統領は高度な治療を受けたが、「自分のような高卒者や黒人は真っ先に犠牲になる」。9月の高卒者の失業率は9.0%、黒人は12.1%。いずれも全米平均(7.9%)より悪い。

 ◇「反中国」に期待
 ラストベルトの勝敗は、全有権者の4割を占める白人の非大卒層がカギを握る。全米での支持率平均はバイデン氏が優位に立つが、白人非大卒層に限ると形勢が逆転する。米公共ラジオ(NPR)が今月15日に示した調査結果では、この層のトランプ氏支持率は、低下したとはいえ54%を保つ。対するバイデン氏は43%にとどまる。

 「同僚にもトランプ支持者は多いよ」。ミシガン州郊外で行われた共和党集会に参加したマイク・ベッカーさん(55)は期日前投票を済ませた。同州で創業した白物家電大手ワールプールの孫請け会社で働く白人労働者だ。現政権下の「減税、株高、住宅ローン金利低下」を手放しで喜ぶ。

 米国の国内総生産(GDP)に占める製造業の比率は10.5%と、過去最低水準に低下する中、ワールプールは「トランプ関税」の恩恵を受けた数少ない企業だ。外国製大型洗濯機の輸入が減って競争力が高まった。「ラストベルトの復活は遠い。でも、中国や移民に仕事を奪われるよりましだ」とベッカーさんは息巻く。

 ◇「隠れトランプ」民主党警戒
 バイデン陣営はラストベルトで労働者票のてこ入れを図っている。だが、民主党の元ミシガン州知事候補、アブドゥル・エル・セイド氏は「労働組合の結束の弱さが悩みの種だ」とぼやく。

 保守的な政治信条を持つ一方、格差社会で不満を抱える白人非大卒層は、世論調査に回答しない傾向がある。前回の選挙では、民主党に近い全米自動車労組(UAW)で組織票が割れ、約3分の1がトランプ氏支持に転じた。民主党候補のクリントン氏が優勢と分析した各社の予測が外れた背景に、隠れたトランプ支持者の存在が挙げられている。

 ラストベルトにはこうした「隠れトランプ」が多いとされており、セイド氏は投票日直前まで戸別訪問を続けて翻意を促すつもりだ。

6051チバQ:2020/10/28(水) 09:36:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/33e3b7fd51152ddfdfccb5a72cd126c7d584a0c3バイデン氏、共和党の地盤に攻勢 南部2州で遊説、巨額の広告も
10/28(水) 9:30配信
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27日、米南部ジョージア州アトランタで演説する民主党のバイデン前副大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選まで1週間となった27日、民主党候補バイデン前副大統領は共和党が強い保守地盤ながら接戦の南部ジョージア州で遊説した。同じく保守地盤の南部テキサス州は副大統領候補ハリス上院議員が29日に訪問予定で、巨額のテレビ広告も始まる。共和党候補トランプ大統領が落とせば敗北濃厚となる両州でバイデン陣営は攻勢をかける。

 お膝元で守勢のトランプ氏は27日、ミシガン、ウィスコンシン、ネブラスカの中西部3州で集会。巻き返しへ全力を挙げた。

 バイデン氏はジョージア州ウォームスプリングスでの演説で「私を支持しない人のためにも全力を尽くす」と強調した。

6052チバQ:2020/10/28(水) 21:28:09
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASNBX67D1NBSUHBI001.html
米民主党、6年ぶり上院過半数の可能性 複数州で優位に
2020/10/28 21:12朝日新聞

 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

6053チバQ:2020/10/28(水) 21:28:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASNBX67D1NBSUHBI001.html
米民主党、6年ぶり上院過半数の可能性 複数州で優位に
2020/10/28 21:12朝日新聞

 11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選では、上院選(定数100)の結果が最大の焦点だ。現在は民主党が複数の州で優勢に立っており、6年ぶりに過半数を奪還する可能性が高まっている。過半数を占めた場合、同党のバイデン前副大統領が当選すれば様々な法案や改革を進めるとみられ、共和党のトランプ米大統領が再選した場合も、大きなチェック役となる。

 米国では法案成立には、上下両院で可決する必要があるが、上院は大統領指名人事の承認権や条約批准同意権もあり、権限が大きい。議員は各州から2人ずつ選ばれ、現在は共和党が53議席、民主党が47議席(無所属を含む)を占める。議員の任期は6年間で、2年ごとに3分の1ずつ改選される。今回の選挙では、共和党23議席、民主党12議席の計35議席が改選対象で、民主党が過半数を得るためには、4議席を上積みして16議席獲得することが必要だ。

 2014年は共和党が上院選で圧勝し、過半数を獲得した。しかし、それだけに今回は守らなければならない議席が多い。選挙分析が専門の「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が占める議席のうち、アリゾナ州とコロラド州では民主党が優勢となっている。

 アリゾナ州は長年にわたって共和党が強かったが、近年は民主党が支持を伸ばしており、18年の上院選では民主党候補が1988年以来の当選を果たした。今回も、多くの世論調査では民主党の元宇宙飛行士マーク・ケリー氏が、共和党のマーサ・マクサリー氏をリードしている。近年は民主党が強いコロラド州でも、共和党のコーリー・ガードナー氏が前州知事のジョン・ヒッケンルーパー氏に差をつけられている。

 また、現在は共和党が占める議席のうち、ジョージア州(補選を含めて2議席)、アイオワ州、メーン州、モンタナ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州では、どちらの候補が勝ってもおかしくない接戦という。

6054名無しさん:2020/10/28(水) 21:29:04
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201027k0000m030119000c.html
<米国の選択>1992年 「第三の候補」〜決戦の歴史⑤
2020/10/28 12:00毎日新聞

 共和、民主両党の候補者によるマッチレースとなることが多い米大統領選だが、1992年はひと味違う選挙戦となった。共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)に民主党のアーカンソー州知事、ビル・クリントン氏が挑んだ選挙で、実業家のロス・ペロー氏が旋風を巻き起こした。

 ペロー氏は、自身が設立したIT企業を自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に売却した利益などで推定35億ドル(当時のレートで約4200億円)の資産を築いた大富豪だった。92年2月にCNNテレビのトーク番組で「全米50州で候補者名簿に載ったら大統領選に出馬する」と宣言。既存政党への不信感などを背景に、6月の世論調査ではブッシュ、クリントン両氏を抑えて支持率トップに立ち、各州で立候補資格を満たす数の署名を集めた。

 しかし、徐々に2大政党の候補が盛り返すと、ペロー氏の選挙参謀が辞任するなど陣営内の足並みの乱れが表面化して、支持率も急落。7月にはいったん出馬辞退を表明した。最終盤の10月に選挙戦に戻り、全体の18・91%に当たる約1974万票を獲得し、ユタ州では得票数が2位となった。

 選挙人は一人も取れなかったペロー氏だが、結果としてブッシュ氏から保守票を奪い、クリントン氏の初当選を側面支援する結果になった。ペロー氏は96年の大統領選に再挑戦したが、2度目は約808万票しか獲得できなかった。2000年以降も「第三の候補」が話題になる年もあるが、2大政党以外からペロー氏の得票数に迫る候補は現れていない。【秋山信一】

     ◇

 11月3日に投票日が迫った米大統領選。ドナルド・トランプ氏の続投か、ジョー・バイデン氏への政権交代か。米国政治の分かれ道を前に過去の大統領選の「決戦の歴史」を振り返る。

6055チバQ:2020/10/29(木) 10:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dc834a1b9e141c24bbf60aded04b7099755228a
米、事務局長選出を阻止 WTO、トップ不在長期化も
10/29(木) 5:49配信
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世界貿易機関(WTO)の次期事務局長の有力候補となっているナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相=7月撮影、ジュネーブ(AFP時事)
 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)の空席となっている事務局長をめぐり、米国は28日、多数の支持を確保したナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相の選出に反対すると表明した。

 WTOの決定は全会一致が原則のため、米国が早期の選出を阻止した形だ。米国が反対し続けた場合にはトップ不在が長期化する可能性がある。

 WTOは11月9日に会議を開き、人事に関して議論する予定。同3日の米大統領選の投票結果が今後の体制を左右することになりそうだ。

 WTOは声明で「加盟国・地域の合意を得る可能性が最も高かったのはオコンジョイウェアラ氏だ。今後の手続きをすぐに始める」と発表。一方、米通商代表部(USTR)は対立候補の韓国の兪明希氏を支持すると表明した。

 オコンジョイウェアラ氏は外相や世界銀行副総裁も歴任した国際経済界の重鎮で、日本や中国、欧州、中南米、アフリカなどから幅広く支持を得た。ただ、貿易実務の経験は乏しく、USTRは「WTOは大改革を必要としている。それは貿易に関わった経験が豊富な誰かによって主導されるべきだ」と主張した。

 しかし、実際には自由貿易の強力な推進を掲げるオコンジョイウェアラ氏に、保護主義色を強めるトランプ米政権が反発したとの見方が強い。対立する中国との経済的な結び付きが強いナイジェリア出身であることも反対に回った一因とされる。

6056チバQ:2020/10/29(木) 21:30:29
>>6038
オハイオが激戦州から消えて
ノースカロライナとアリゾナが激戦州に追加(12,16ともに共和党)
>>6051ジョージア州とテキサス州も民主党が取るかも

◆2012,2016ともに共和党【赤い州】
アラバマ州アラスカ州アリゾナ州アーカンソー州ジョージア州
アイダホ州インディアナ州アイオワ州カンザス州ケンタッキー州
ルイジアナ州ミシシッピ州ミズーリ州モンタナ州ネブラスカ州 (全州)
ノースカロライナ州ノースダコタ州オクラホマ州サウスカロライナ州
サウスダコタ州テネシー州テキサス州ユタ州ワイオミング州
◆2012,2016ともに民主党【青い州】
カリフォルニア州コロラド州コネチカット州デラウェア州D.C.
ハワイ州イリノイ州メイン州 (全州)メリーランド州マサチューセッツ州
ミネソタ州ネバダ州ニューハンプシャー州ニュージャージー州
ニューメキシコ州ニューヨーク州オレゴン州ロードアイランド州
バーモント州バージニア州ワシントン州ウェストバージニア州
◆2012民主党 2016年共和党【紫の州】
フロリダ州
オハイオ州
ミシガン州
ペンシルベニア州
ウィスコンシン州

6057チバQ:2020/10/29(木) 21:48:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2010290020.html
【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も
2020/10/29 19:14産経新聞

【米大統領選】トランプ氏、女性票で苦戦 再選阻止に草の根運動も

「反トランプ大統領」を掲げるグループ「草の根の抵抗」の女性たち。同種の女性組織は全米に約2500あるという=28日、米中西部オハイオ州クリーブランド(上塚真由撮影)

(産経新聞)

 【オハイオ州クリーブランド=上塚真由】11月3日の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)が女性票の取り込みに苦戦している。新型コロナウイルスの感染対策や人種問題への対応に批判が高まり、女性の支持率は民主党のバイデン前副大統領(77)に大きく水をあけられている。トランプ氏は最終盤での支持回復を狙うが、「反トランプ」で結束する女性の草の根運動も広がっており、容易ではない。

 大統領選の投開票日まで1週間を切った10月28日正午。激戦州の一つ、中西部オハイオ州クリーブランド市のコーヒー店では、マスク姿の女性たちが最後の週末に向け、バイデン氏への投票を呼びかける選挙活動の準備にいそしんでいた。

 集まったのは「草の根の抵抗」という市郊外の女性たちのグループ。4年前のトランプ氏の勝利を受けて10人で発足し、現在は主婦や元教師、弁護士など約250人が参加する。目的はトランプ氏の再選阻止だ。

 「女性を侮辱するトランプ氏は指導者でも何でもない」と、代表のスーザン・ポラコフ・ショーさん(61)。「4年前、(トランプ氏の勝利を受けて)私たちはただ泣いてワインを飲むだけだった。だが、今回は違う。これまで選挙に関心を示さなかった女性からも反響がある」とショーさんは手応えを語った。

 こうした動きはオハイオ州に限らない。米ハーバード大のシーダ・スコチポル教授によると、「反トランプ」を掲げる女性たちの草の根組織は全米に約2500も存在するという。

 トランプ氏が女性からの支持で劣勢にあることは世論調査にも表れている。22日公表の米キニピアック大の調査では男性の支持はバイデン氏41%、トランプ氏48%に対し、女性はバイデン氏60%、トランプ氏34%。2016年の前回大統領選で米主要メディアが実施した出口調査で女性の支持がクリントン氏54%、トランプ氏41%だったのに比べても低くなっている。

 女性票の中でもとりわけカギを握るのが、都市部の郊外に住む白人層だ。都市部や農村部と比較して無党派層が多いとされ、前回大統領選では、地域社会の治安維持を訴えたトランプ氏が支持を広げ、民主党候補だったクリントン元国務長官に勝利した要因の一つとなったとされる。

 子育て中の人も多い郊外の白人女性は家族の安全を第一に考えるとされ、トランプ氏は今回の選挙戦で人種差別抗議デモに伴う暴動に厳しい態度で臨み、治安対策の重要性を訴えてきた。ただ、ワシントン・カレッジのメリッサ・デックマン教授はこうした戦略は奏功していないとし、「郊外の女性は、暴動で被害を受けた人よりも、新型コロナによって死亡した人の存在を多く知っている。今回の選挙では、コロナ対策が何よりも重要となっている」と指摘した。

 長年の共和党員で、前回はトランプ氏に投票したクリーブランド市郊外の白人女性、パット・マケーナさん(72)は期日前投票で民主党のバイデン氏に一票を投じた。「トランプ氏は『コロナは収束に向かっている』というが、オハイオ州では拡大している。口を開ければ、自分の都合のよいことばかりで信用ならない」という。

 一方、反トランプ感情の高まりの中でも、揺るがない女性支持者が存在することも事実だ。デザイナーの白人女性(57)は周囲に明かさずトランプ氏に投票するといい、「私のように隠れたトランプ支持者はたくさんいる。何十年もかけて成果が乏しい政治家よりも、仕事ができるトランプ氏を選ぶ」と語った。

6058チバQ:2020/10/30(金) 08:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b32c9a6ae3be2013657dd3fee048edf902702e
共和牙城に異変、「接戦」に テキサス州、期日前急増 米大統領選
10/30(金) 7:09配信
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トランプ米大統領のパネルが設置された陣営の選挙事務所で、大統領選のテレビ討論会を視聴するトランプ氏の支持者ら=9月29日、テキサス州ヒューストン近郊(AFP時事)
 【ワシントン時事】来月3日の米大統領選で、共和党の牙城、南部テキサス州での「接戦」を予測する米メディアや調査機関が相次いでいる。

 世論調査で支持率差が縮小する中、空前の伸びを記録している期日前投票が民主党有利に働くとみられているためだ。トランプ大統領がテキサスを落とせば、他の激戦州の結果にかかわらず敗北が確定しかねず、影響は大きい。

 フロリダ大「米選挙プロジェクト」によると、テキサスの期日前投票者数は28日で818万人となり、既に前回の投票者総数の91%に達した。特に民主党支持者が多いヒューストンなど大都市で増えており、投票率の大幅上昇につながるとの見方が出ている。

 選挙分析サイト「クック・ポリティカル・リポート」は28日、テキサスの情勢を「トランプ氏やや有利」から「互角」に変更。投票率の上昇が民主党を利するという判断からで、NBCニュースも27日に「互角」に見直した。世論調査の平均値では、民主党のバイデン前副大統領に対するトランプ氏の支持率のリードは、1週間前の4ポイントから2.6ポイントに縮小している。

 テキサスで共和党の地盤が揺らぐ背景としては、ヒスパニック系人口の増加や、カリフォルニアやニューヨークなど民主党の地盤からの「新住民」流入が指摘されている。

 テキサスの選挙人は38人と全米で2番目に多く、取るか落とすかの違いは大きい。4年前に得票率9ポイント差でテキサスを制したトランプ氏は、接戦の世論調査を「でっち上げ」と切り捨て、最終盤のてこ入れ対象にもしていない。一方、バイデン陣営は副大統領候補のハリス上院議員が30日にテキサスを訪問すると発表し、戦線拡大に動き始めた。

6059チバQ:2020/10/30(金) 10:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0e8fac1241050c3b3df96a640500618cf1ef16

重要4州の期日前投票数、共和党支持者が差を詰める 米大統領選




10/30(金) 10:11配信



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CNN.co.jp







米大統領選の期日前投票数は4州で共和党支持者が差を縮めていることがわかった
(CNN) 米大統領選のカギを握るフロリダ、ノースカロライナ、ネバダ、アイオワの4州の期日前投票数で、共和党支持者が民主党支持者との差を詰めていることが、調査会社カタリストのデータから明らかになった。4州では既に1200万票以上が投じられている。

両党候補の日程からは、これら4州への注力ぶりがうかがえる。共和党候補のトランプ大統領と民主党候補のバイデン前副大統領は29日、それぞれフロリダ州で遊説を行った。この後トランプ氏はノースカロライナ州に向かい、ペンス副大統領はアイオワ、ネバダ両州を回る。バイデン氏は30日にアイオワ州入りする予定。

トランプ氏は2016年の前回、1%差でフロリダ州を制した。同州の期日前投票数ではここにきて、共和党支持者が差を詰めつつある。1週間前の時点では民主党支持者による投票数が9ポイント上回っていたが、現在ではリードは4ポイントに縮小した。

ノースカロライナ州では16年、トランプ氏が3%以上の差を付けて勝利した。先週の時点では民主党支持者が投票数で12ポイント上回っていたが、現在は8ポイント差となっている。

アイオワ州では16年、トランプ氏が9%以上の差を付けて勝利。今年も激戦州となっている。これまでに投じられた期日前投票のうち、民主党支持者による票は49%を占め、共和党支持者の32%を17ポイント上回るが、共和党支持者はここ1週間で4ポイント差を詰めた。

ネバダ州では4年前、トランプ氏が約2%差でヒラリー・クリントン氏に敗れた。先週の時点では民主党支持者が期日前投票数で12ポイント上回っていたが、現在は民主党支持者の票が42%、共和党支持者の票が35%と、リードはわずか7%になっている。

6060チバQ:2020/10/30(金) 11:13:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef5241620480d17ed0efd35befc82224105009d1
投稿管理めぐり党派対立 SNS各社、バランスに腐心 米大統領選
10/30(金) 7:07配信
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米上院商業科学運輸委員会の公聴会にビデオで出席したフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=28日、ワシントン(AFP時事)
 【シリコンバレー時事】米大統領選が11月3日に迫る中、インターネット交流サイト(SNS)の運営企業の投稿管理をめぐり、米国で党派対立が浮き彫りになっている。

 与党共和党が投稿への過剰介入をけん制する一方、野党民主党は誤情報への対策強化を求める。SNS各社は選挙後も表現の自由と情報の信ぴょう性のバランスに腐心する状況が続く。

 「民主党は投稿削除が不十分だと言い、共和党はやり過ぎだと言う」。28日に米上院商業科学運輸委員会がSNS大手の経営トップを招いて開いた公聴会で、ビデオで出席したフェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は板挟みの状況を語った。

 SNS各社は、2016年の前回大統領選でロシアによる選挙介入の温床になったとして批判を浴び、真偽の疑わしい情報への対策を強化してきた。しかし、今回の選挙ではトランプ大統領や保守派からの「検閲」批判を招いた。

 米国でSNSの発展に重要な役割を果たしたのが通信品位法230条だ。運営企業は利用者の投稿に対する法的責任を広範囲に免除される一方、問題があると見なせば投稿を削除する裁量を持つ。保守派は、これを隠れみのにSNS企業が投稿管理の説明責任から逃れていると問題視する。

 ウィッカー委員長(共和)は公聴会の冒頭、「フリーパスを終わらせる時だ」と語り、条項の見直しに言及。トランプ大統領もツイッターに「通信品位法230条を廃止しろ!」と投稿し、公聴会の議論に圧力をかけた。

 フェイスブックとツイッターのCEOは11月17日も上院司法委員会で政治的中立性や大統領選への対応について証言する予定。誤情報の取り締まり強化を訴える民主党候補のバイデン前副大統領も通信品位法230条の撤廃を主張しており、どちらの候補が勝利してもSNS企業は投稿管理に一段の透明性と説明責任を求められそうだ。

6061チバQ:2020/10/30(金) 18:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c254dde7b384dbbdb02c9e0a9391315eae195ec
米大統領選、最終盤へ 激戦州フロリダで両陣営が集会
10/30(金) 18:04配信

29日、米フロリダ州タンパの選挙集会で演説するトランプ大統領=AP
 11月3日の米大統領選が目前に迫り、選挙活動が最終盤を迎えている。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領は29日、ともにフロリダ州タンパで集会を開催。開き方も、有権者へのメッセージも対照的だった。

 先に集会を開いたのは、トランプ氏。フットボールスタジアム脇の駐車場につくられた屋外の特設会場には、「米国を再び偉大に」のスローガンが入った赤い帽子をかぶった1万人を超える支持者が集結した。ロイター通信によると、この日は米国で過去最多となる、約9万1千人の新型コロナウイルス感染者が確認されたが、集会の参加者でマスクを着けているのは3割ほどだ。

 同じ赤い帽子をかぶって登壇したトランプ氏は、この日発表された7〜9月期の実質国内総生産(GDP)が年率換算で前期比33・1%増と急回復したことについて「誰も見たことがない数字だ」と胸を張り、新型コロナからの回復を強調。欧州で再び外出制限が広がることについては「ロックダウンはウイルスを止められなかった。生み出したのは悲惨さ、貧困、苦しみ、そして死だ」「我々は決してロックダウンはしない」と訴えた。演説を聴いたクリスティーナ・レイクさん(58)は「ほかの候補はひどいことばかり言うが、トランプ氏は希望をくれる」と喜んだ。

 その約5時間に開かれた、バイデン氏の集会は、参加者が車に乗ったまま演説を聴く「ドライブイン方式」。入場したのも、原則として招待された人のみだった。バイデン氏は激しい夕立の中、「トランプ氏はついさっき、多数の感染者を出すようなイベントをまた開いた」と批判。また、政府の専門家が「マスクをするだけで、年末までに10万人の米国人の命を救うことができる」と提言していることを紹介し、「私は経済も国も閉じ込めない。ウイルスを閉じ込める」と訴えた。
朝日新聞社

6062チバQ:2020/10/31(土) 02:47:16
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident2020/20201030-OYT1T50050/

[接戦州情勢]アリゾナ…共和の牙城 今は昔

2020/10/30 05:00



ヒスパニック・リベラル層増加

 10月下旬になっても肌を刺すような日差しが照りつけるアリゾナ州の州都フェニックス近郊で、スペイン語で「VOTA(投票して)」と書かれたTシャツ姿のラウラ・ペナさん(40)が、立ち並ぶ平屋の住宅を次々とノックしていた。

 「(大統領選の)投票のやり方、わかりますか?」
����アリゾナ州フェニックス近郊で戸別訪問し、約2メートルの距離を隔てて投票を呼びかけるラウラ・ペナさん(左)
 メキシコ出身のペナさんは、スペイン語や英語で、玄関口に現れた主婦らにこう問いかける。共和党のトランプ大統領か、民主党のジョー・バイデン前副大統領への支持を訴えるわけでもなく、投票を意識付けるだけで立ち去っていく。
 ヒスパニック(中南米系)の民間団体「我々家族の投票」が、終盤戦に来て強化している票の掘り起こし運動だ。この地区では運動員100人が12時間体制で戸別訪問を展開しており、ペナさんもその一人として連日、5時間の訪問をこなす。
 「この選挙は、ヒスパニック住民が今後、米国社会で『人』として扱われるかどうかがかかっている」
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 メキシコから8歳の時に移民してきたペナさんにとっては、移民排除の政策を進めるトランプ氏の発言などにおびえながら過ごす4年間だった。こうしたヒスパニックの人々を結集したこの団体も、政治的な立場は反トランプとなる。
 だが、バイデン氏支持はあえて訴えない。共和党の伝統的な牙城で対立を強調するよりも、投票率を上げさえすれば、ヒスパニックの有権者を中心に自然とバイデン氏の得票が上積みされると計算しているのだ。

残り:835文字/全文:1442文字

6063チバQ:2020/10/31(土) 02:55:24
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-27/QITN2ZT0AFB801

米大統領選を左右する激戦州、押さえておきたいポイント

Gregory Korte、Reade Pickert

2020年10月27日 10:42 JST

激戦州は農業から製造業、観光業などに依存する多様な経済を持つ

人口動態の影響などで、従来の共和党と民主党の牙城にも変化

2020年の米国は新型コロナウイルスの感染拡大や急激な景気悪化、人種差別反対運動の広がりなど複数の危機に見舞われた。それらの危機が政治地図を塗り替え、大統領選の結果を左右する激戦州を揺らしている。

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  16年の前回選挙では、伝統的に民主党が強いペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン各州の通称「ブルーウォール(青い壁)」の票が共和党に流れ、トランプ大統領の誕生を後押しした。民主党候補バイデン前副大統領は同3州の有権者を取り戻すべく闘っている。
  一方、ミネソタ州は1972年に故リチャード・ニクソン氏が制して以来、共和党候補が勝利したことがない民主党の牙城だが、トランプ氏が勝利を目指して資源を重点投入している。新型コロナの影響で観光依存型経済が苦境にあるネバダ州でも、バイデン氏は思うように強さを発揮できていない。
  対照的に、アリゾナ、ジョージア、テキサスなど伝統的に共和党が強い「サンベルト地帯」では、人口動態の変化がバイデン氏に有利に働いている。これらの州は08年の選挙でオバマ氏が勝利したノースカロライナ州と共に新たな激戦州となっている。
  このほか、大統領選では過去数十年にわたり、オハイオとフロリダの両州を制した候補者が勝利してきた。党員集会・予備選で重要な位置を占めるアイオワ州とニューハンプシャー州も接戦が見込まれる今回の選挙で鍵を握る可能性がある。

押さえておきたい数字

10人に4人:米有権者のうち、アリゾナ、フロリダ、ジョージア、アイオワ、ミシガン、ミネソタ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、オハイオ、ペンシルベニア、テキサス、ウィスコンシンの激戦州に住んでいる人の割合

7万7744票:前回選挙でトランプ氏が制したミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン3州での合計得票差

270人:大統領選に勝つために必要な選挙人の数

激戦州が重要な理由

  これらの激戦州はそれぞれ、農業から製造業、観光業に至る各産業に依存した多様な経済を持っている。また、新型コロナによる影響も各州でさまざまだ。新型コロナは各州の経済のみならず、有権者の投票方法も変えた。
異例の米大統領選、投票日夜の最重要な数字は「未集計票」
  激戦州としての各州の地位は候補者の選挙運動に過大な影響を与え、当選者がホワイトハウス入りした後の政策課題も左右する可能性がある。

原題:
The Battleground States That Will Decide the Presidential Race(抜粋)

6064チバQ:2020/10/31(土) 02:58:42
https://mainichi.jp/articles/20201029/k00/00m/030/209000c
バイデン氏、最終盤で得票上積み狙い攻勢 30日に2月以来のアイオワ州入り

毎日新聞 2020年10月29日 19時26分(最終更新 10月30日 20時01分)

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����期日前投票を済ませ手を上げる米大統領選民主党候補のバイデン前副大統領(中央左)と妻ジルさん=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年10月28日、AP
 11月3日の米大統領選を前に民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)が最終盤で戦線を拡大している。27日に当初は勝利が難しいとみられていた南部ジョージア州(選挙人16人)で支持を訴え、30日には2月以来訪れていなかった中西部アイオワ州(6人)に入る。各種調査で、共和党のドナルド・トランプ大統…

6065チバQ:2020/10/31(土) 03:01:37
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4113127.html

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米大統領選挙まで1週間、激戦 バイデン氏“共和党の牙城”奪還か

28日 17時45分

 アメリカ大統領選まであと1週間、民主党バイデン候補が、ある“共和党の牙城”を初めて訪れました。黒人が多い南部ジョージア州です。差別撤廃への機運の高まりから、民主党奪還の可能性が出ているのです。

 「会場の外には、入りきれない支持者が集まっています。バイデン候補が、激戦州ジョージアに初めて入りました」(記者)

 「ここジョージア州で勝てるならば、全米で勝ったも同然です」(民主党 バイデン候補)

 ジョージア州は、大統領を決める選挙人が全米で8位の票田。1992年以来、民主党候補は負け続けですが、バイデン氏は選挙最終盤の世論調査でトランプ氏と並んでいます。

 「ジョージア州は民主党が奪還します」(バイデン氏の支持者)

 公民権運動の象徴であるキング牧師の生まれ故郷・アトランタを中心に、黒人が人口の3割以上を占めるジョージア。人種差別撤廃への機運が高まっている今年は、これまで以上に「黒人の投票率」が勝敗のカギを握ります。

 「ジョージ・フロイドさんをはじめ、犠牲になった黒人の名前を私たちも、この国も忘れません」(民主党 バイデン候補)

 一方のトランプ氏は、「バイデン氏が黒人差別への抗議に乗じた暴力を容認している」と批判します。
 「バイデンは暴徒側、私は治安を守るヒーローたちの味方だ!」(アメリカ トランプ大統領)

 激しい攻防のなか、今回の選挙で目立っているのは、最大10時間待ちもあった期日前投票の大行列。これは共和党の州知事が、投票所を300以上も減らしたからなのですが、実は、その大半は黒人が多い地域です。

 「“投票妨害”です。国民の声を真に反映させたいなら、極力多くの人に投票させるべきなのに」(投票所に来た人)

 民主党支持が多い黒人の投票率を抑えるための共和党による“投票妨害”だと批判されています。

 しかし・・・。
 「有権者になってから最も重要な選挙です」(投票所に来た人)

 「(“投票妨害”で)有権者が投票所に行きづらくなっている。だからこそ、『確実に一票を投じたい』という気持ちをかきたてるのです」(モアハウス大学 エイドリアン・ジョーンズ准教授)

 投票を済ませた人の数が、すでに4年前の選挙の倍に達している共和党の牙城。黒人の投票率アップで民主党が奪還を果たせるでしょうか。

6066チバQ:2020/10/31(土) 03:03:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/63559
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敗北認めずトランプ氏再選? 民主恐れる「悪夢のシナリオ」<米大統領選>

2020年10月23日 05時50分

 11月3日の米大統領選では民主党のバイデン前副大統領(77)が各州の投票でもし勝っても、共和党のトランプ大統領(74)が敗北を認めず強引に再選を果たす民主党にとっての「悪夢のシナリオ」(米メディア)がささやかれている。郵便投票の不正を主張し訴訟に持ち込み、憲法の規定を都合よく駆使することで結果を書き換える筋書きだ。どんな可能性があるのか。(ワシントン・金杉貴雄)

◆郵便投票に疑義訴え勝利宣言

 大統領選は、州ごとに1票でも多い候補が各州に割り当てられた「大統領選挙人」を総取りする方式だ(一部の州を除く)。全選挙人の過半数270人を獲得した候補が当選する。今回は郵便投票が激増し、特に新型コロナウイルスに警戒感が強い民主党支持者が多く利用するとみられる。

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 仮に、大接戦の末に最終的に東部ペンシルベニア州(選挙人20人)の結果が勝敗を決することになったと想定する。

 同州の郵便投票は投開票日3日後の到着まで有効。開票では当初トランプ氏がリードしても、郵便投票の集計が進むとバイデン氏が逆転する展開も予想される。

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米南部ノースカロライナ州で9月、郵便投票の準備をする選挙管理事務所=AP・共同

 トランプ氏はこの場合、「郵便投票は不正の疑いがある」と直接投票の得票をもとに勝利を宣言し、州を相手取り、郵便投票の有効性などを巡る訴訟を起こす可能性がある。

◆憲法根拠に有利な選挙人選ぶ

 選挙人は12月14日に州ごとに集まり投票し、結果を連邦議会に送付する必要がある。しかし、法的な争いがもつれて確定しない場合、共和党多数の州議会が有権者の投票を度外視し、トランプ氏を勝者とする選挙人を任命する案が共和党内で浮上している。合衆国憲法2章「各州は、その立法部が指示する方法で選挙人を任命する」との規定が根拠にある。

 連邦議会で全選挙人の投票を集計する来年1月6日、上院議長を兼ねるペンス副大統領がこれを認めれば、トランプ氏が過半数を得て当選者となる。

 仮に激戦州の結果が1月6日の時点でも決着せず、トランプ、バイデン両者とも選挙人が過半数の270人に届かなかったとする。この場合、憲法修正12条の規定で、連邦議会下院が直ちに「決選投票」を行うことになる。

 下院は現時点で民主党が多数だが、この決選投票では「各州で1票」ずつを投じ、過半数の26票を争う。現在は共和党多数が26州で、このままならトランプ氏再選が決定する。

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米ネブラスカ州で8月、郵便投票の書類をポストに入れる有権者=AP

 ただ、下院は大統領選と同時に全員改選で、新議員が1月3日に就任する。米メディアによると、民主党のペロシ下院議長は既に、下院での決選投票を見越して各州の下院選で多数議席を獲得するようげきを飛ばしている。

◆200年ぶりの下院決戦投票も

 下院で決選投票が行われれば、1824年以来で約200年ぶりだ。

 政権移行に詳しい米バーグルエン研究所のニルス・ギルマン計画担当副代表は「大統領選が僅差なら、あらゆる可能性がある。もし有権者の投票とは異なる結果になれば、米国民の民主主義への信頼は壊滅するだろう」と懸念している。

6067チバQ:2020/10/31(土) 03:07:09
https://www.tokyo-np.co.jp/article/65103?rct=us_election

民主が上院で6年ぶり過半数奪還も 共和党地盤の州でも互角の戦い<米大統領選>

2020年10月30日 05時50分

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 【ワシントン=白石亘】11月3日の米大統領選と同時に行われる連邦議会選挙に注目が集まっている。上院選では野党民主党が優位な戦いを進めており、6年ぶりに過半数を奪還するとの見方が浮上。下院選でも民主党の勝利が確実視されており、上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」の解消につながる可能性もある。

◆民主3議席増やせば上院支配可能に

 今回、上院(定数100)で改選されるのは35議席。現有議席は共和党が53、民主党は47で、民主党が4議席を増やせば過半数となる。また大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝った場合、上院で可否同数となった際に副大統領に1票が与えられるため、民主党は3議席を増やせば上院を支配できる。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の予測によると、現有議席を含めて獲得見込みの議席数は共和党が46、民主党が45で、残る9議席が接戦となっている。

◆サウスカロライナ州で共和重鎮と接戦

 共和党が伝統的に地盤としてきた州でも、民主党に勢いがあり、中でも「最大の驚き」(米紙ワシントン・ポスト)と言われるのが南部サウスカロライナ州だ。共和党の重鎮でトランプ大統領の盟友であるグラム上院議員は6年前の前回選挙で15ポイントの大差で対立候補を破ったものの、現在は民主党新人のハリソン候補と互角の戦いとなっている。

 また西部コロラド州やアリゾナ州でも、共和党現職が苦しい戦いを強いられている。トランプ氏は郊外に住む女性有権者の支持を失いつつあり、それがトランプ氏に近い議員の支持離れにつながっているという。

 こうした状況を受け、調査サイト「ファイブ・サーティ・エイト」は27日のリポートで「民主党が7割以上の確率で上院を奪還するだろう」と予測。独立系の選挙分析サイト「クック・ポリティカル・リポート」も、民主党は上院で議席数を2〜7つ増やす可能性が高いと分析している。

6068チバQ:2020/11/02(月) 14:04:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/df487141a6baba19f7b2e91c9a0edf6eac28e28d
支持者衝突の懸念 全米各地で異例の厳戒態勢 民間武装組織「内戦扇動も」
11/1(日) 19:26配信
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米大統領選の開票で暴動が起きる可能性に備え、ホワイトハウス周辺で窓やドアに板を張り付ける人たち=首都ワシントンで10月30日、鈴木一生撮影
 3日投開票の米大統領選で、選挙結果をめぐって共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)の支持者が衝突するなど不測の事態が起きるのに備え、警察当局などが全米で警戒を強めている。トランプ氏が敗北しても「不正選挙だ」と主張し、共鳴した右翼グループが混乱を引き起こすことも懸念され、異例の厳戒態勢になっている。

 トランプ氏は「投票所に行って注意深く監視しよう」と支持者に呼びかけている。米紙ワシントン・ポストによると、西部オレゴン州ポートランドでは右翼の武装グループが投開票日に武器を持って投票所に集まることを計画している。対立する極左グループも投票所に行く準備をしているといい、有権者への威嚇や両者の衝突が起きかねない。

 分断が深まる中、どちらが勝っても反対派のデモで小競り合いや衝突が起きるとみられる。ポートランド市当局は、衝突が起きた場合に外出禁止令を出すことを検討。東部ニューヨーク市では投票所に警察官を配置する。首都ワシントンも厳戒態勢で、10月30日にはホワイトハウス周辺の店などで、窓やドアをベニヤ板で覆う光景が見られた。

 混乱が最も危惧されるのは、トランプ氏が一方的に勝利を宣言したり、敗北しても認めなかったりする場合だ。今回は開票に時間がかかる郵便投票が増えており、勝者の確定が遅れる可能性が指摘されている。トランプ氏が確定前の早い段階で一方的に勝利宣言をすれば、反発する大規模なデモが起きるのは必至だ。また、敗北が決定的になっても「郵便投票に不正があった」などと主張し、支持者に「行動」を呼びかける可能性もある。

 中でも、ミリシアと呼ばれる民間武装組織の動向に懸念が強まっている。中西部ミシガン州では10月、トランプ氏と対立するウィットマー知事(民主党)を拉致する計画を立てていたとして、地元ミリシアのメンバーら13人が訴追された。司法当局の資料によると、ミリシアのメンバーらは「暴力によって社会崩壊を引き起こす『内戦』を扇動しようとしていた」という。

 ミシガン州でミリシアの実地調査をしてきた米バンダービルト大のエミー・クーター博士(社会学)は、訴追されたミリシアは新しい組織で「計画を完全に実行する能力があったかは疑問だ」と指摘しつつ、大統領選で「(ミリシアのメンバーの中に)個人レベルで邪悪な行動を起こす者がいても驚きではない」と話す。

 米社会では選挙後の混乱への不安が広がっており、英調査会社「YouGov」によると、回答者の56%が「選挙の結果、暴力が増加する」と予想する。銃を購入する人の数も増えており、米連邦捜査局(FBI)によると、購入時に必要な身元調査は1〜9月に約2883万件で、すでに昨年を上回った。【ニューヨーク隅俊之】

6069チバQ:2020/11/02(月) 14:11:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2019e940e05a2cc9ebb9a5c5219ea8c0db9826a
【解説】米大統領選、開票で待ち受ける波乱 郵便投票が試練に
11/2(月) 13:01配信
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米大統領選で、郵便投票や期日前投票を済ませた有権者の割合を州別に示した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】これまでの米大統領選での開票作業は、主に投票所で投じられる票を機械が自動的に集計するというシンプルなものだった。だが今年の大統領選では、新型コロナウイルスの流行を受け、郵便投票が大幅に増加。国内に数千ある選挙区で開票の手順や規則がそれぞれ異なることも相まって、各地で人手不足や技術的・法的問題が生じている。

【写真】処理される大量の郵便投票用紙
 3日に行われる今年の米大統領選で、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏と民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の得票数が僅差となった場合、2000年の選挙のように法廷闘争に発展し、最高裁にまで持ち込まれる可能性があると広く予想されている。
 世論調査からは、郵便投票を選ぶ民主党支持者の割合が共和党支持者よりもはるかに多いことが分かっており、共和党は各地で郵便投票の制限を目指した法廷闘争を繰り広げている。
 近年の選挙では、郵便で投じられた票の約1%が無効となっているが、今回は郵便投票の増加によりその割合は増える見通しで、有効性が問われる票の数は数十万に上る可能性がある。2000年の大統領選では、フロリダ州でのわずか537票の差が勝敗を分けた。
■投票の全体像は?
 2016年の選挙では約1億3900万人が投票し、うち3300万人が郵便で投票した。今年の投票者数は1億5000万人を超える可能性があり、うち半数が郵便投票を選ぶとも予測されている。
■郵便投票の仕組みは?
 郵便投票の制度は州によって異なる。大半の州では、記入した投票用紙を返信用封筒に入れ、封筒に署名をした上で返送するか、指定の投票箱に入れる。一部の州ではプライバシー保護用の内袋があり、投票用紙をこれに入れて封筒に入れる。さらに封筒に立会人の署名と連絡先を記入する必要がある州もあり、中でも関連法が特に厳しいアラバマ州では立会人2人の署名が必要とされる。
■票はいつ集計される?
 投票所で直接投じられた票は自動的に集計され、開票結果は大抵、投票締め切りから数時間後、あるいは早くて1時間以内に発表される。しかし郵便投票の集計は煩雑で、州によって規則は異なる。
 一部の州では郵便投票による票は選挙日までに到着した分のみを集計する。一方、投票日までの消印があれば最大10日後に到着した分も集計する州もある。米郵政公社(US Postal Service)への負担を考慮し、今年は票の到着受付期間を延長したところもある。
 署名の照合、封筒の開封、投票用紙の抜き出しと集計の手順は、州ごとに異なる。例えばコロラド州では到着次第開封され、集計は投票日の15日前から機械で進められるが、結果は投票日の午後7時まで公表されない。
■多数の障害
 障害の一つとなるのが、郵便サービスだ。郵政公社では最近、経費削減が進められており、共和党が郵便投票の妨害を試みているとの批判もある。郵便投票の増加により、すべての集計を終えるには数日かかる可能性がある。
 署名照合の問題もある。自動化されている州もあれば、作業員が目視で記録上の署名と照合する州もある。また署名の形は時間とともに変わることも多く、署名の仕方が2つ以上ある人もいる。デジタル世代の若者、特に今回初めて投票する人は、署名の形が定まっていなかったり、署名が当局の記録になかったりするかもしれない。
 一部の州は無効票を投じた有権者を特定し、署名の確認を取ったり、不備の修正を求めたりもするが、これには時間がかかる。
 もう一つの問題として、プライバシー保護の内袋に入っていない票を無効とするかどうかがある。ペンシルベニア州で共和党が起こした訴訟では、内袋に入っていない票は集計してはいけないとの判決が下された。該当票は数万に上る可能性がある。一方、こうした票も集計する州もある。
■法廷闘争も
 激戦州では、民主・共和両党が法務チームを増強してきた。トランプ氏はすでに、投票日を過ぎて届いた郵便投票の票は信頼できないと宣言している。
 最終結果が僅差となれば、2000年のフロリダ州のように、複数回の再集計を求める声が出るだろう。そうなれば両党は票の一つ一つについて有効性を争い、正しい消印・署名があるか、住所は正確か、不備は合法的に訂正できるのか、それとも、もう遅いのかといった点が検証されることになる。【翻訳編集】 AFPBB News

6070チバQ:2020/11/02(月) 14:45:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd4cff52e58a358b44551c8da213d86330922c82
両陣営、激戦州でラストスパート 米大統領選、3日投票
11/1(日) 20:34配信
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31日、米東部ペンシルベニア州ニュートンの選挙集会で話すトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】米大統領選は3日、投票が行われる。

 投票前最後の週末、再選を目指すトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)は、それぞれ激戦州を精力的に遊説。激しい非難合戦を繰り広げ、支持拡大へラストスパートをかけた。

 トランプ氏は10月31日、東部ペンシルベニア州の4カ所で選挙集会を開催。「バイデンの演説を見たが、口を開けば新型コロナウイルスの話ばかり。他に言うことがないらしい」と批判した。バイデン氏がサングラス姿で演説したことにも触れ「目の(整形)手術をしたのを見られたくないのだろう」とやゆした。

 また、トランプ氏は同日、トランプ支持者の運転とみられる多数の車がテキサス州で、バイデン陣営スタッフを乗せたバスを囲み進路を妨害する動画をツイッターに掲載し、「テキサスは大好きだ」と書き込んだ。バイデン陣営は、この妨害行為で行事が中止に追い込まれたと主張。声明で「トランプ支持者は建設的な対話ではなく、バイデン氏のスタッフや支持者を乱暴なやり方で追い出すことを選んだ」と非難した。

 一方、バイデン氏は中西部ミシガン州の選挙集会で「最前線の医療関係者が全力でウイルスと闘っているのに、(トランプ)大統領は降参した。ウイルス打倒の第一歩は、ドナルド・トランプを打倒することだ」と訴えた。トランプ氏がテレビ司会者時代、髪形をセットする費用7万ドル(約730万円)超を経費で落としたことに言及し、「私は髪が薄いが、この方がいい」と笑いを誘った。

 集会にはオバマ前大統領も駆け付け、今回の選挙戦で初めて前正副大統領が支持者の前にそろい踏み。オバマ氏は、トランプ氏が前日の演説で、新型コロナ禍で医者がもうけていると発言したことを取り上げ「他人を救うために、見返りなく自分の命を危険にさらす人もいるということが、彼には理解できない」と非難した。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、大統領選で期日前投票と郵便投票を済ませた人は、31日までに計9100万人を超えた。2016年大統領選での全投票者数のおよそ3分の2に相当し、米史上初めて全投票の半分以上が事前に投じられる見通しという。

6071チバQ:2020/11/02(月) 14:46:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/db127212fbd3c46e55ea0bbdacf1f35a16538184
米大統領選 バイデン氏最終盤も優勢 トランプ氏逆転に望み
11/1(日) 19:47配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選は3日午前6時(米東部時間、日本時間同午後8時)、投票が始まる。全米の平均支持率でリードを保つ民主党のバイデン前副大統領(77)に対し、共和党のトランプ大統領(74)は南部や東部の激戦州で猛追し、10月31日から3日間の選挙運動で2016年の前回大統領選と同様の「土壇場の逆転勝利」を再現することに望みを託している。

【イラストでみる】米大統領選の仕組み

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた主な全米世論調査の平均支持率(10月31日現在)は、バイデン氏が51・3%とトランプ氏の43・5%に7・8ポイント差をつけている。

 トランプ氏は前回、投票日まであと3日の時点で民主党のクリントン候補に2・1ポイント差まで追い上げており、全米の平均支持率をみる限りでは前回と同様の勢いには至っていない。

 ただ、トランプ氏が前回選で制し、今回も勝敗の行方を左右するとみられる6つの激戦州の平均支持率(同日現在)は、同氏が3・4ポイント差まで追い上げた。

 特に、南部フロリダ(大統領選挙人数29人)とノースカロライナ(15人)、西部アリゾナ(11人)の3州では、両者の支持率はほぼ互角となった。一方、残る3つの激戦州でのバイデン氏とトランプ氏の支持率の差は中西部ミシガン(16人)で7・3ポイント、ウィスコンシン(10人)で5・7ポイント、東部ペンシルベニア(20人)では4・1ポイント差となっている。

 全米50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人を確保した候補が勝利する大統領選で、トランプ氏が再選を果たすには、最低でも南部と西部の激戦3州に加え、中西部と東部の3州のうち少なくとも1州を制する必要がある。トランプ氏としては、着実に追い上げつつあるペンシルベニア州を何とか確保したい考えだ。

 一方、バイデン氏は中西部と東部の激戦州で優勢にあることを視野に、前回大統領選でトランプ氏がクリントン氏に5ポイント以上の差をつけて制した中西部オハイオ(18人)とアイオワ(6人)に加え、共和党の伝統的地盤である南部テキサス(38人)やジョージア(16人)で攻勢をかけ、トランプ氏を揺さぶる。バイデン氏はこのうち、オハイオとアイオワ、ジョージアで支持率をほぼ互角に持ち込んだ。

 統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」は10月31日、バイデン氏の当選確率は89%、トランプ氏は11%と算出した。同サイトは前回大統領選で、同時期のトランプ氏の当選確率を35・3%としていた。

6072チバQ:2020/11/02(月) 14:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/005b56258195ba936c777ea689364171b16aa44a
【解説】米大統領選、鍵を握る激戦6州
11/1(日) 15:02配信
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米大統領選の激戦6州について解説した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日に投票が行われる米大統領選挙で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)候補が共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏から政権を奪うためには、激戦区の数州を制す必要がある。

 今回の選挙で主な激戦州となっているのは、フロリダ、ペンシルベニア、ミシガン、ノースカロライナ、ウィスコンシン、そしてアリゾナの6州。いずれも2016年大統領選ではトランプ氏が勝利したが、うち4州はその前の2012年大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領を支持していた。
 政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクス(RealClearPolitics、RCP)がまとめた10月29日時点の各世論調査結果の平均では、これら6州のうちアリゾナを除く5州でバイデン氏がリードしている。残る44州の状況が4年前と変わらなければ、バイデン氏はフロリダとペンシルベニアの大票田2州さえ制すれば大統領選に勝利できる。
 各激戦州の状況を以下にまとめた。
■ペンシルベニア
 バイデン氏の出身地であるペンシルベニア州は、過去10年間に工業が著しく衰退した中西部・北東部の「ラストベルト(Rust Belt、さびた地帯)」で最大の票田だ。
 都市部ではバイデン氏への支持が厚い一方、保守的な西部・中央部ではトランプ氏が支持されている。鍵を握るのは、郊外部と北東部となる。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が4.3ポイントリードしている。
■ミシガン
 ミシガン州は2016年の選挙ではトランプ氏が辛勝し、今年も激戦が繰り広げられている。
 トランプ氏は同州を遊説し「米国の再起」を誇示したが、有権者の間では新型コロナウイルス流行の経済への影響とトランプ氏の対応に対する懸念が広がっている。
 同州のグレッチェン・ウィットマー(Gretchen Whitmer)知事(民主党)はトランプ氏と対立。同知事が実施したロックダウン(都市封鎖)は保守派の怒りを買い、夏には多数の人が銃を持って州議会前に集まり抗議した。

 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が6.5ポイントリードしている。
■ウィスコンシン
 2016年の選挙では民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補がウィスコンシン州を訪問せず、同州を失う結果となった。民主党は今年、同州を重視し、8月に開催した全国大会の開催地として選んだ。
 トランプ、バイデン両氏は9月上旬、抗議デモが巻き起こった同州ケノーシャ(Kenosha)を訪問。またマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と民主党の副大統領候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員も、それぞれ同州で選挙運動を行った。
 10月28日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が6.4ポイントリードしている。

6073チバQ:2020/11/02(月) 14:47:57
■フロリダ
 共和党は、最大の激戦州であるフロリダを死守する構えを見せている。一方の民主党は、共和党が住民の投票を抑圧していると非難し、とりわけ非白人がその標的となっていると主張している。
 同州では人口の多数を占めるヒスパニック系住民が鍵を握るが、世論調査では民主党支持者の割合が2016年から減少していることが示されている。
 識者の多くは、フロリダ州をトランプ陣営の「ファイアウオール(防火壁)」として見ている。もし破られれば、トランプ氏は政権を失うだろうとの見方だ。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が1.2ポイントリードしている。
■ノースカロライナ
 古くからの保守州であるノースカロライナでは、4年前の選挙でトランプ氏が3ポイントの差で勝利した。だが今年は共和・民主両党ともに、接戦となっていることを認めている。
 民主党所属の同州知事は住民から広く支持され、コロナ対策ではバランスの取れた対応が称賛された。
 10月29日時点のRCP平均データでは、バイデン氏が0.6ポイントリードしている。
■アリゾナ
 数十年にわたり共和党の牙城となっているアリゾナ州では、ヒスパニック人口の拡大とリベラルなカリフォルニア州民の流入により、有権者層が変化している。

 保守派の有権者は、トランプ氏による移民流入制限とメキシコ国境沿いの壁建設の取り組みを歓迎している。
 ただトランプ氏は、同州選出の故ジョン・マケイン(John McCain)上院議員を繰り返し中傷したことで、支持者離れを招いた恐れがある。マケイン氏は同州選出の上院・下院議員を数十年にわたり務め、今もなお同州の政治に大きな影響を及ぼしている。
 RCP平均データではこれまでバイデン氏がリードを保ってきたが、10月29日時点の支持率はトランプ、バイデン両氏がいずれも47.0%と拮抗(きっこう)している。【翻訳編集】 AFPBB News

6074チバQ:2020/11/02(月) 14:48:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d820efa086275a21aab4c6e1ac0f0161623aa5c
激戦のミシガンなど2州でバイデン氏優勢 ノースカロライナでは接戦
11/1(日) 14:35配信
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前回の選挙でトランプ大統領(右)が制した激戦4州のうちウィスコンシン、ミシガンでは民主党候補のバイデン前副大統領が優勢を維持している
(CNN) 2016年大統領選でトランプ米大統領が制した激戦4州のうち、中西部のウィスコンシン、ミシガン各州では民主党候補のバイデン前副大統領が優勢を維持していることが分かった。

アリゾナ、ノースカロライナの2州を合わせた計4州は、大統領選の結果を左右する激戦州として注目されている。CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSが10月23〜30日、4州でそれぞれ成人約1000人を対象に電話調査を実施した。

その結果、アリゾナとウィスコンシンでの支持率は、最近の世論調査の平均にほぼ沿った数字が出た。アリゾナはバイデン氏50%、トランプ氏46%で、その差は誤差範囲の4ポイント以内。ウィスコンシンはバイデン氏が52%と、トランプ氏の44%を大きく上回っている。

ノースカロライナでは、バイデン氏(51%)が誤差範囲4ポイントをわずかに超える差でトランプ氏(45%)をリードしていた。最近の平均ではこの差がさらに小さかった。

ミシガンではバイデン氏53%、トランプ氏41%と、最近の平均をさらに上回る差がついた。

ミシガンとウィスコンシンはアリゾナ、ノースカロライナと比べて白人有権者の割合が多く、白人がバイデン氏を支持する傾向も強い。特に大卒の白人層によるバイデン氏の支持率は両州とも61%と、アリゾナの50%、ノースカロライナの51%を大幅に上回った。

一方で非大卒白人層はトランプ氏の支持者が過半数を占め、特にノースカロライナでは64%に達した。

男女別では、4州とも女性の55%以上がバイデン氏を支持していたのに対し、男性はノースカロライナ、アリゾナでトランプ氏優勢、ミシガン、ウィスコンシンでは互角という結果が出た。

6075チバQ:2020/11/02(月) 14:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/841dac9d7124b28e9e7b4bf660e4a7b4e0a30146
トランプ氏、一部激戦州で猛追 バイデン氏、逃げ切り図る 米大統領選
11/1(日) 7:29配信
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30日、米中西部ウィスコンシン州グリーンベイで、演説するトランプ大統領(AFP時事)
 【ワシントン時事】11月3日の米大統領選投開票日に向け、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の戦いは最終盤を迎えた。

 バイデン氏は4年前にトランプ氏が勝利した約10の州で優勢か互角の展開。一方、トランプ氏もこのうちフロリダなど南部を中心に激戦州で猛追を仕掛けている。

 トランプ氏は30日、中西部を遊説し「バイデンは貧困と不幸、不況をもたらすが、私は雇用を届ける」と支持を訴えた。

 各州選挙人の過半数(270人)を得た候補が勝者となる大統領選で、トランプ氏は4年前、306人の選挙人を獲得。ただ、今回は前回僅差で制した中西部ミシガン(選挙人16人)、同ウィスコンシン(10人)、東部ペンシルベニア(20人)の3州で、バイデン氏に支持率で4〜7ポイント後れを取る。3州とも落とせば敗北が濃厚。31日にはペンシルベニアで4回の集会を開き、必死に挽回を図る。

 大統領選のもう一つの舞台となるのが、南部フロリダ(29人)、同ノースカロライナ(15人)、西部アリゾナ(11人)の3激戦州。支持率ではバイデン氏がやや優勢だったが、トランプ氏がなりふり構わぬ地上戦で猛追し、互角か1ポイント差に詰めている。

 一方、バイデン氏も30日、中西部入りし、政権の新型コロナウイルス対応を批判して「トランプ氏はウイルスに白旗を揚げたが、米国民は諦めるわけにいかない」と訴えた。トランプ氏の攻勢は新型コロナ感染が広がる中西部では壁に突き当たっており、バイデン氏は、前回トランプ氏が5ポイント以上の差をつけた中西部のオハイオ(18人)やアイオワ(6人)、さらには共和党地盤の南部テキサス(38人)やジョージア(16人)でも勝負を仕掛ける。

 トランプ氏はこれら大半の州を守り、前回からの選挙人の目減りを36以下に抑えなければならない。統計学者ネイト・シルバー氏が運営する選挙予想サイト「538」は30日、バイデン氏勝利の確率を90%とはじいた。

 ただ、従来の選挙と異なり、新型コロナによる郵便投票急増で、開票や勝者確定までの流れに不透明さが漂う。郵便投票の不正を訴え、法廷闘争を示唆するトランプ氏は、容易に敗北を認めない構え。開票が比較的早く進む可能性があるフロリダやアリゾナなどを確実に制し、中西部激戦州の戦いに臨む心積もりとみられる。

6076チバQ:2020/11/02(月) 15:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/38b442f50eb7467d53627508c0368d0f766a2974
すべてを二分する大統領選 激戦州の街に記者が暮らして見えたもの
10/31(土) 10:00配信




記者の部屋から見た通りの様子。タウンハウスと呼ばれる長屋のようにつながった古い集合住宅が並ぶ=ペンシルベニア州ヨーク、大島隆撮影
 「ここはとてもセグリゲート(分離)された街なんだ」。古い集合住宅が密集する夕暮れの街並みを眺めながら、アンドリュー・ジャクソンさん(20)がつぶやいた。米東部ペンシルベニア州のヨーク市。ジャクソンさんは、自動車修理店で学費と生活費を稼ぎながら大学に通う黒人青年だ。

【地図】ヨーク市と周辺地域の「Justice Map」

 「セグリゲート」とは、人種や豊かさによって、住む場所が分かれているという意味だ。国勢調査のデータを元に人種や所得で色分けした地図「Justice Map」を見ると、その意味がよくわかる。

 ヨーク郡の中心地であるヨーク市内は黒人やヒスパニック系らマイノリティーが住民の6割超を占め、赤や青のモザイク模様になっている。一方、市外は白人住民が多いことを意味する紫一色だ。市中心部の世帯所得(中央値)は約2万2千ドル(約230万円)だが、市外は6万ドル(約628万円)以上の地域がほとんどだ。

 ジャクソンさんは「街の外の人たちは最悪の場所のように言うけど、僕はそうは思わない。ここには人のつながりがある」と言う。

 大統領選挙を前にした両候補の支持も、市の内外では対照的だ。市内はバイデン前副大統領を応援する民主党支持者が多いが、市外は共和党支持者が多く、車を走らせれば、各家の庭にトランプ大統領支持をアピールするヤードサイン(看板)が並ぶ。

 記者は8月からヨーク市内に部屋を借り、住みながら取材を始めた。部屋がある家は市街地と郊外の境界付近に位置し、まさに分断された米国の境界上にある。古い集合住宅が密集する区画から隣の区画に入ると、景色が一変し、通りの両側には芝生の庭付きの一戸建てが立ち並ぶ。

 白人とマイノリティー。富める者と貧しい者。都市と地方。共和党支持者と民主党支持者――。ここに住むと、「二つの米国」の姿がはっきりと見えてきた。

6077チバQ:2020/11/02(月) 15:08:26
■「郊外の住民が見たら別の国」

 米ペンシルベニア州は大統領選の激戦州だ。州南部に位置するヨーク市の人口は4万4千人。ヨーク郡の中心地として行政機能が集中する一方、都市部が荒廃する「インナーシティー問題」を抱える。

 中心部がさびれたのは、戦後に製造業が衰退し、白人中流層が郊外へと移転していったからだ。一方で、空き家が目立つ市内には近年、家賃など生活費の安さに引かれ、ヒスパニック系の住民が大都市から移住してきている。市内には貧困が集中し、1970年に10%だった貧困率は、35%まで上昇した。

 夕方になると、若者がバイクで集団走行する音が街中に響く。ギャングによる抗争や犯罪が深刻で、毎週のように銃撃事件でけが人や死者も出ている。

 「郊外の住民から見たら、ヨーク市は別の国のように見えるだろう」。ヨークを調査した都市計画の専門家デビッド・ラスク氏は、報告書にそう記した。

 そんな街で今、格差や貧困の問題をさらに増幅させているのがコロナ禍だ。

 市内のあちこちで、教会やNGOが食料を配布している様子を見かける。最大規模の活動をしている「ヨーク郡フードバンク」では、以前は週に400世帯分を配布していたが、新型コロナの感染が拡大した3月下旬以降は、2千世帯分に増えたという。

 「いま来ている人たちの中には、『人生で初めてフードバンクを利用した』という人たちがたくさんいます」と責任者のザック・ウォルゲムスさんは語る。

 ヨーク市内は民主党が強く、あちこちの窓や庭先にはバイデン前副大統領を支持する看板がある。市の中心部近くに住む黒人女性リーシャ・キングさん(57)は、米国の現状を「まるで二つの国のようだ」と語る。分断をあおっているのは、トランプ大統領だと思っている。働いている郊外の病院では、トランプ大統領を支持する同僚もいるが、政治の話はしない。

 ヨークでは69年、差別を受けてきた黒人住民と、警察や白人住民が衝突した「ヨーク人種暴動」が起きた。幼かったキングさんも、流れ弾を避けるために床に伏せて夜を明かしたことや、窓から見た装甲車両を覚えている。

 「トランプはまるで、あの時代に戻ろうとしているかのようです。分断と人種的な憎しみを容認しているのです」

 11月3日の投開票日が近づく中で、市内の様々な市民グループが呼びかけているのが、投票することだ。

 2016年の大統領選挙では、ヨーク郡全体の登録有権者のうち70・8%が投票したが、ヨーク市では49・5%にとどまった。有権者登録をしない人もいるので、ヨーク市の有権者全体でみると、投票率は4割程度に下がる計算だ。

 10月24日、街の清掃活動をしながら市民に投票を呼びかけるイベントが開かれた。呼びかけたフェリシア・デニスさん(40)は言う。「私たちマイノリティーは『(社会に)含まれていない』と感じるときがあります。特に若者には、一票を投じても何も変わらないという思いがある。しかし、参加しなければいつまでも『含まれない』ままです」


■「それがアメリカンドリームでしょう?」

 ヨーク市を出て車を走らせると、やがて車窓から見えるのは、トランプ支持のヤードサイン(看板)一色となる。市内は民主党支持者が多いが、ヨーク郡のほかのすべての地域は、共和党の金城湯池だ。

 郡南部の町ハノーバーに入ると、中心部でトランプ大統領支持の旗を振る20人ほどの人たちがいた。行き交う車がひっきりなしにクラクションを鳴らす。応援の意思表示だ。

 「ヨークでこんな景色、見たことありますか?」

 旗を振っていたアリス・ウェルドンさんは、誇らしげに語った。もともとは大都市のボルティモアに住んでいたが、1990年代後半に車で1時間のハノーバーに家族で越してきた。

 トランプ氏はいま、「郊外に低所得者向けの公営住宅建設を許す規定を、私は撤廃した」と強調している。「セグリゲーション(分離)を公然と支持するものだ」と批判を招いたが、選挙集会では毎回、「成果」としてアピールしている。

 ウェルドンさんは「郊外に住む人たちは、一生懸命働いてお金を稼いで家を買ったんです。より良い生活を求めて都市から移ったわけだし、そうした生活をするに値すると思います」と語る。「それがアメリカンドリームでしょう? 私は不動産の仕事をしていたから知っていますが、公営住宅が近くにできたら不動産価格も下がるんですよ」

6078チバQ:2020/11/02(月) 15:08:50

■前回選挙は1票差 家庭内不和も

 米国の大都市周辺では、郊外に共和党と民主党の支持者が混在する地域が広がる。ヨークのような小さな町の場合、市街地を出るとまもなく農村地帯になるが、狭いながらも両者が混在する地域は存在する。

 ヨーク市を出てすぐのところにある住宅街。10月中旬、マスクをした2人の選挙ボランティアが、民主党支持者の家を回っていた。新型コロナウイルス対策のため、ドアはノックせず資料を挟み、庭に出ている人にだけ、距離を置いて声をかける。

 「バイデン氏支持に勢いはありますが、前回選挙のことがあるから油断はできません。前回は、クリントン氏が優勢だから自分は投票しなくても大丈夫と考えた人たちがいました」

 歩きながら、デボラ・ヨニックさん(57)は話した。トランプ政権の4年間で国は分断され、世界からも尊敬されなくなったと感じている。影響は家族にも及んだ。トランプ氏を支持する父親との関係は冷え込み、政治の話は互いに口にしなくなった。

 家々の庭先には、トランプ氏支持とバイデン氏支持のヤードサインが、競い合うように並ぶ。前回2016年の大統領選挙でこの地区の得票は、トランプ候補が634票、クリントン候補が633票で、その差はわずか1票だった。

 もう一人のボランティア、ジャッキー・ウィルソンさん(63)はこう語った。「ペンシルベニア州は大統領選挙のグラウンド・ゼロ(中心地)です。勝たなければなりません」(ヨーク〈ペンシルベニア州〉=大島隆)
朝日新聞社

6079チバQ:2020/11/02(月) 16:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f721d052bbd4104a364a202149362d46216497b?page=1
振り切ったトランプvs優柔不断バイデン 最後の戦い2州
11/2(月) 16:05配信

 多くの日本人から見ると、アメリカ大統領選挙は「なぜ接戦なのか?」と疑問に思うかもしれない。トランプ氏の失政や失言やスキャンダルが多すぎて、今もアメリカの約半数が支持する理由がわからないという声も多い。しかし、政治はそういうものである。外から見るのと中にいるのとでは評価が違う。日本で歴代最長政権を担った安倍晋三・前首相にしても、海外では「なぜあの人が?」と言われ続けてきた。ニューヨーク在住ジャーナリスト・佐藤則男氏が、最終盤の情勢をリポートする。

【写真】トランプ氏を支持する極右団体の若者たちは、重武装して投票日まで街で「臨戦態勢」を取る
 * * *
 大統領選挙は、投票日まで3日に迫った段階で、郵便投票を含めた期日前投票が1億に迫ろうとしている。多くの州では期日前投票が締め切られたので、残りは11月3日の投票に委ねられることになった。

 最終盤の選挙情勢を分析してみたい。ほとんどの州では大勢が決しつつあるが、最後の一騎討ちは次の激戦区だと見ていいだろう。各種世論調査を分析し、独自の平均値を算出しているReal Clear Politicsの最新リポートである。

ペンシルベニア州:49.3対45.6(バイデン対トランプ、以下同)
フロリダ州:48.4対46.8
ノースカロライナ州:48.9対46.8
アイオワ州:45.8対46.4
ミネソタ州:48.0対43.3
アリゾナ州:47.3対47.2

 いずれも接戦だが、トランプ氏とバイデン氏の勝利の条件は異なる。すでに大勢の決した各州で「まさか」の結果が出ない限り、現時点ではバイデン氏が選挙人獲得見込み数でリードしており、トランプ氏がこの選挙に勝つためには、上記の6つの選挙区すべてで勝たねばならないと考えていい。これらの選挙区は、いずれも「スイング・ステート」と呼ばれてきたところで、選挙のたびに民主党、共和党のどちらにも振れる州である。それだけ政治的には敏感で、左右どちらの支持層も中間層も政治的感度が高い。

 トランプ氏がリードしているアイオワ、自らの別荘やリゾートがあるフロリダ、ほぼ並んでいるノースカロライナ、アリゾナは、仮にトランプ氏が獲得するとしよう。問題はペンシルベニアとミネソタだ。この両州でトランプ氏が勝利することはそう簡単ではない。

 まずペンシルベニアだが、前回こそトランプ氏が勝利し、どんでん返しの舞台となった場所ではあるが、歴史的には民主党が優勢で、トランプ氏の前に共和党候補が勝利したのは1988年のブッシュ氏(父)にまでさかのぼる。北東部に位置し、フィラデルフィアという大都会を抱える同州は、やはり民主党の地盤のほうが固いと言える。しかも、バイデン氏の地元は隣のデラウェア州であり、出身地はペンシルベニアにある。世論調査の結果は僅差だが、ここでバイデン氏が負けるようだと本当にどんでん返しが現実味を帯びる。結果判明までは時間がかかる可能性もあるが、ここに注目しておくと、全体の結果も占える。

6080チバQ:2020/11/02(月) 16:13:15
 もうひとつのミネソタは、中西部の北に位置し、伝統的に民主党が強い。近年はアフリカ系に加えてアジア系、ラテン系の住民も増えており、条件的にはバイデン氏に有利である。しかも今回は、一連の「黒人の命は大切」運動の発端となった5月のジョージ・フロイド氏暴行死事件が同州ミネアポリスで起きており、上記6州のなかで最も差が開いているのも、その影響がある。一方で、同州はいわゆる「コーンベルト」に位置しており、主要農産物であるトウモロコシの輸出に関し、コワモテ外交で中国などに米産農産物を買わせるトランプ氏に期待する層も一定程度いる。一方で、バイデン氏は有権者の目を引く政策を示せていない。人種問題から農業振興に視線を向けられれば、トランプ氏にも一縷の望みが残っているだろう。

 これまでもNEWSポストセブンでたびたび指摘してきたが、日本で見ていると「なんであんな男が支持されるのか」と見えるかもしれないトランプ氏も、引き続き多くのアメリカ人がサポートしている。黒人暴行死を見ても、それを人道的に「許せない」と感じる有権者もいれば、「だからといって暴動を起こして商店を襲撃したり略奪したりする左派は許せない」と考える有権者もいる。人工妊娠中絶や銃規制も、日本人が考えるよりも意見は割れるのである。トランプ氏は巧みにアメリカ人を二分するテーマを持ち出し、着実に支持者を獲得する術に長けている。一方のバイデン氏は、そうしたセンシティブな問題で質問されると、優等生ぶってどちらにも配慮した話をして、どちらからも失望される。

「右に振り切ったトランプ」と「左に行こうか真ん中にいようか迷っているバイデン」の戦いだけに、結果が読みにくくなっている。投票日まであと2日。

6081チバQ:2020/11/02(月) 17:29:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab00a76e091c71aa88d102b59a9babd21615a298

大統領選と同日に各州で住民投票  ウーバーの働き方左右 大麻、幻覚キノコ成分の合法化も…




11/2(月) 17:20配信



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産経新聞


 【ニューヨーク=上塚真由】11月3日投開票の米大統領選と同時に、米各州ではさまざまな住民投票が実施される。大麻使用の合法化をめぐり新たに5州で住民の審判が下されるほか、西部カリフォルニア州では、急拡大する配車サービスなどの事業モデルのあり方を問う住民投票も実施され、関心が集まっている。

 カリフォルニア州では、12本の住民投票を実施。その中で注目されるのは、配車サービス大手の「ウーバー・テクノロジーズ」や「リフト」などが全面支援する住民立法案だ。

 同州では今年1月、インターネットを通じて単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」を個人事業主ではなく、従業員として扱うよう義務付ける「ギグワーカー保護法」が施行された。最低賃金や失業保険など労働者としての権利を保障するのが狙いだが、事業モデルを直撃するウーバーなどは「働き方の柔軟性」を損なうとして同法に反発する。

 対抗策として浮上したのが、配車や食品宅配サービスを「適用除外」とする住民立法案だ。米メディアによるとウーバーなど複数の企業は計約1億8600万ドル(約195億円)を支援活動に投じているという。

 米カリフォルニア大バークレー校の直近の調査によると、「適用除外」を支持する人は46%、反対する人は42%と拮抗。米メディアは、「適用除外」が否決されれば、「運賃の大幅値上げや、サービス停止につながる可能性がある」と指摘。急増するギグワーカーの扱いをめぐる判断は、地域経済にも影響を及ぼすとの見方が出ている。

 一方、米国で広がる大麻解禁の流れも注目だ。11月3日には東部ニュージャージー、中西部サウスダコタ、西部アリゾナとモンタナの4州が娯楽用大麻の、サウスダコタと南部ミシシッピの両州では医療用大麻の合法化をめぐり、住民に賛否を問う。

 これまでに米国では、33州と首都ワシントン(コロンビア特別区)が医療用を解禁。娯楽用は11州で認められている。各種世論調査によると米国人の約6割が娯楽用を含めた合法化を支持しているが、各地では、合法化による税収増加で貧困地区の支援を進めるべきだとする賛成派と、若年層への浸透を懸念する反対派の議論が続いている。

 また西部オレゴン州では医療目的に限り、マジックマッシュルーム(幻覚作用を持つキノコ)に含まれる幻覚成分「サイロシビン」を合法化するかを問う。合法化されれば全米初。鬱病などの治療に効果があるとの研究結果はあるものの、「あまりにも早く、科学より先に進もうとしている」(地元メディア)といった反対論も広がっている。

6082チバQ:2020/11/03(火) 10:55:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2011030005.html
【米大統領選】バイデン氏、巨大IT分割圧力 両候補とも対中強硬 次期政権の政策の行方は
2020/11/03 00:39産経新聞

 11月3日の米大統領選を前に、共和党候補のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)が対照的な公約を掲げて戦っている。首都ワシントンを拠点に大統領選を取材する担当記者が経済、外交・安全保障、内政の各分野で次期政権での政策の行方を占った。

 ■トランプ氏は関税強化 バイデン氏ならIT規制

 両候補とも米巨大IT企業の市場支配に厳しく対処する構えだが、バイデン政権が誕生すれば企業分割も辞さない強硬路線に傾く可能性がある。通商政策ではトランプ政権が2期目に中国など相手国への関税圧力を強め、貿易摩擦が一段と激化する公算が大きい。

 検索大手グーグルやSNS(交流サイト)のフェイスブックなどの「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる4社は圧倒的な市場シェアを握り、自由な市場競争が阻害されているとして与野党ともに問題視している。

 トランプ氏は10月30日の集会で「巨大ITの独占を終わらせる」と強調。再選されればSNSの規制強化に乗り出す公算が大きい。

 ただ、両候補とも企業分割が必要だと踏み込んで言及することは避けてきた。分割すれば米国の競争力をそぎ、雇用を減らす懸念があるためとみられる。

 だが、民主党内では企業の独占問題に厳しいウォーレン上院議員ら急進左派が力を増す。バイデン政権で左派が主要経済ポストを握るなどして政策決定を左右すれば、同議員らが唱える「巨大IT解体論」が勢いを増す可能性がある。

 トランプ氏は再選後も大型減税と規制緩和を柱とする1期目の看板政策を継続するとみられる。一方、バイデン氏は法人税率を21%から28%に引き上げる公約を掲げ、「課税を逃れる企業をなくす」と述べる。海外収益への課税強化を進めることで、過度な節税が批判されるIT大手の収益に影響が出るかもしれない。

 両候補が対照的なのは温暖化対策だ。トランプ氏は原油や天然ガスの化石燃料産業を重視しているが、バイデン氏は太陽光・風力発電などの自然エネルギーの推進を加速させる構えだ。

 通商政策では、両候補とも国内産業保護を優先し、米国が市場開放を求められることになる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に復帰することは「期待できない」(米研究者)との見方が大勢だ。

 ただ、トランプ氏が再選されれば、2期目も関税発動などの強硬策を駆使するとみられる。1期目には関税や貿易制裁を中国など交渉相手との駆け引き材料としてきたが、相手国から報復関税を受けて産業界などから反発を受けてきた。だが、2期目は報復が招く有権者の支持離れを懸念する必要もない。

 トランプ政権との貿易交渉で農業分野などの市場開放を拒み、貿易協定締結に至らなかった欧州連合(EU)などへの関税発動の威嚇を強化する可能性があると指摘されている。(塩原永久)

6083チバQ:2020/11/03(火) 10:57:18
 ■どちらも対中強硬 トランプ氏は駐留経費増要求

 トランプ氏は「米国第一」を掲げ、通商分野では特に中国に対して不公正な経済・貿易慣行の是正を迫り、一定の成果を上げた。外交・安全保障分野では、「戦略的競争相手」である中国やロシアに対抗するため同盟・パートナー諸国との関係を重視しつつも、「公平なコストの分担」を要求してきた。

 トランプ氏は再選されて2期目を務める場合も、これらの基本的立場は堅持していく構えだ。

 同盟諸国への負担増要求では、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防費を国内総生産(GDP)比2%に引き上げるよう求めたのを「成功体験」に、日本に対しても在日米軍の駐留経費負担の大幅増を迫ってくるのは必至だ。

 対するバイデン前副大統領は、トランプ氏のこうした態度が「同盟諸国との関係を破壊した」と訴え、米国の指導力と信頼の回復に向け、同盟諸国との関係を強化する「国際協調」路線をとるとしている。

 中国との関係では、トランプ氏は、米中国交正常化以降の歴代政権で最も強硬だった対中方針を今後も維持していくとみられる。一方、民主党関係者によるとバイデン氏も中国への懸念を強めており、当選後は中国に厳しい立場を取っていく方針だと強調する。

 トランプ氏は、民主党のオバマ前政権が主導したイラン核合意に関し「不十分な合意内容だ」と非難し脱退した。同氏は再選後にイランと「包括的な核合意の締結を目指す」としている。バイデン氏は、核合意離脱は米国の国際的な影響力を低下させたとの立場から、合意への早期復帰を目指す考えだ。

 トランプ氏が安全保障政策の重要分野として掲げるのが「米軍の再建」だ。

 トランプ氏は中東やアフガニスタンでの「終わりなき戦争」の終結を目指すなど、米国の対外関与を減らしていく方針を打ち出す一方、オバマ前政権時代に強制削減された国防予算を増額させ、陸海空軍などに続く第6の軍となる「宇宙軍」を創設させた。

 バイデン氏も中東やアフガンからの米軍撤収を支持し、宇宙空間での攻撃能力を強化させる必要性を訴えるなど、トランプ氏との共通点も実は少なくない。(黒瀬悦成)

 ■トランプ氏「ワクチン開発支援」 バイデン氏「マスク義務化」

 米国で感染拡大が続く新型コロナウイルスへの対応は有権者の最大の関心事だ。トランプ、バイデン両氏はいずれも優れた治療法の確立やワクチンの完成を支援するが、マスク着用の是非や高額医療費への対処では取り組みが異なる。

 トランプ氏はワクチンの完成は社会経済活動の本格再開の起爆剤になるとして医薬品会社の開発を支援してきた。「年内に完成し、来年4月までに国民に行き渡る」ことを目指す。マスクの着用は推奨しつつも実際に使用するかは国民の判断に任せており、今後も国民の自由な意思を尊重するとみられる。

 これに対し、バイデン氏は「大統領就任初日にマスク着用を義務化する」。ワクチンも「接種の義務化」を実現するため州知事や市長らに協力を呼びかける。政権交代なら国民保護のため政府が積極的に介入する場面が増えそうだ。

 米政策調査機関「フェア・ヘルス」によると、新型コロナ感染症患者の治療費は、無保険者の場合におおむね4万2千〜7万4千ドル(約439〜774万円)。民間医療保険の加入者でも自己負担額はおおむね2万1千〜3万8千ドルに上る。

 バイデン氏はオバマ前政権下で成立した「医療保険制度改革法(オバマケア)を拡充する」。毎月の保険料が手ごろな公的保険を新たに創設し、民間保険の保険料値下げを促す。

 トランプ氏は1期目に農家や自営業者が手ごろな価格の保険料で入れる医療保険を拡充した。2期目は選挙戦で約束した「薬価を下げ、医療費請求の透明性を高める。既往症を持つ人を守る」取り組みを進める。

 警察改革をめぐり、トランプ氏とバイデン氏は「ほとんどの警官は過剰な力の行使をしない」という認識で一致している。違法薬物の取り締まりなど警官が対応中の事態の過激化を防ぐため、バイデン氏は薬物依存患者らへの対応に習熟した社会福祉士や臨床心理士の警察配置を進める。

 トランプ氏は、暴行死後に全米各地で発生した暴動や略奪行為の方を問題視。「法と秩序」を維持するため、警察予算を増額し警官を増員する。(平田雄介)

6084チバQ:2020/11/03(火) 11:06:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/a806671cc9564366ecdd0d11c040504a1bae2196
<米国の選択>「最高齢大統領」 70代の存在感目立つ〜決戦のキーワード⑥
11/3(火) 7:00配信

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毎日新聞
最後のテレビ討論会で発言する共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領=米南部テネシー州のベルモント大で2020年10月22日、AP

 今回の米大統領選では、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)のどちらが勝っても、当選時点で「史上最高齢の大統領」となる。主要7カ国(G7)の首脳ではフランスのマクロン大統領(42)やカナダのトルドー首相(48)ら40代もいるが、米国では主要政党の候補を決める予備選の段階から70代の存在感が目立った。

 バイデン氏が当選すれば、就任時点で史上最高齢となる。今回の大統領選では健康不安説がささやかれてきたが、トランプ氏との討論会でも高齢を理由とした目立った不安は感じさせなかった。一方、これまで就任時に最高齢だったのがトランプ氏だ。10月に新型コロナウイルス感染を公表したが、任期中に大きな健康問題はなかった。

 歴代大統領のうち当選時点で最高齢だったのは、1984年に73歳で再選を果たしたロナルド・レーガン氏だ。2期目には当時のソ連のゴルバチョフ書記長とともに米ソ冷戦の「雪解け」に取り組み、87年には中距離核戦力(INF)全廃条約に署名。冷戦終結への道筋をつけて、77歳の時に任期を終えた。

 今回の大統領選では、民主党の候補指名レースでバーニー・サンダース氏(79)やエリザベス・ウォーレン氏(71)ら70代が目立った。逆に42歳で就任したセオドア・ルーズベルト氏を抜く史上最年少の大統領を目指したピート・ブティジェッジ氏(38)は早々に撤退を余儀なくされた。【秋山信一】

     ◇

 米大統領選の投票日が11月3日に迫った。米国の針路を決める対決を前に、共和党のドナルド・トランプ大統領、民主党のジョー・バイデン前副大統領の両候補による決戦のキーワードを解説する。

6085チバQ:2020/11/03(火) 11:12:35
激戦6州

00 04 08 12 16 選挙人
共 共 民 民 共 29 フロリダ  >>6027
民 民 民 民 共 20 ペンシルベニア★ >>6030 >>6036-6037
民 民 民 民 共 16 ミシガン ★ >>5989>>6035
共 共 民 共 共 15 ノースカロライナ
共 共 共 共 共 11 アリゾナ >>5979>>6023>>6033
民 民 民 民 共 10 ウィスコンシン ★  >>6032>>6034共共民

ここも注目
12年民16年共 オハイオ
12年共16年共 ジョージア
12年共16年共 テキサス
12年共16年共 アイオワ

6086チバQ:2020/11/04(水) 08:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd3707f57e3dc3289816f2305230c1d88173e44
【解説】米大統領選、勝者確定の流れ 注目州の結果判明はいつ?
11/4(水) 6:56配信
451




米ミシガン州ランシングで進む投票の様子(2020年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選は3日、ついに投票日を迎えた。既に1億人以上が郵便や投票所で期日前投票を済ませたが、当日もさらに数千万人が投票する見通しで、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump )大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領のどちらが勝利したかが分かるのは早くても同日夜(日本時間4日午前)になる。

【写真特集】米大統領選、各地で投票進む

 だが、両候補はこれまで接戦を繰り広げており、勝者の確定は翌日、あるいはもっと後にずれ込む可能性もある。さらには、開票結果をめぐり法廷闘争が繰り広げられる恐れもある。

■最初の開票速報は?

 米大統領選は、候補者が州ごとの勝敗に応じてその州の選挙人を獲得し、過半数の270人を得ることで当選する仕組み。

 開票速報は、東部時間の午後6時(日本時間4日午前8時)、2州の一部地域で投票が締め切られた後に出始める。その後、各州で投票が締め切られるにつれ、結果が出そろうことになる。

 日本時間の4日午前11時までには大半の州で投票が締め切られ、その後順次、開票速報が出される。結果が出る早さは選挙区や州によって異なる。

 投票締め切り時刻は、最大の票田であるカリフォルニアを含む数州では日本時間4日午後1時、有権者数が少ないハワイとアラスカではそれぞれ同2時、3時となっている。

■注目すべき州

 全米50州のうち38州では世論調査で勝敗の行方がはっきり示されており、鍵を握るのはその他の12州だ。

 まず注目すべきなのが、東部のジョージア、フロリダ、ノースカロライナと西部のアリゾナの4州。投票締め切り時刻は、ジョージアが日本時間の4日午前9時、フロリダは地域によって異なり同9〜10時、ノースカロライナは同9時半、アリゾナは同11時となる。

 勝敗の行方が確実とされる州が予想通りにいったとすると、バイデン氏が上に挙げた4州の中でフロリダとさらに2州を獲得すれば、日本時間の4日昼までに270人を超える選挙人を獲得し、当選を確実とする可能性がある。一方、トランプ氏は上の4州すべてを獲得しても、勝利を確実にすることはできない。

 また、当日のトラブルによって結果に遅れが出る可能性もある。ノースカロライナ州の選挙管理委員会は3日午後、技術的問題により4地区での投票時間を延長すると発表。これにより開票結果の発表は少なくとも45分遅れることとなった。

 最大の激戦区となっているペンシルベニア州の投票締め切り時刻は日本時間4日午前10時だが、当局は郵便で投じられた大量の票の開票作業に時間がかかることから、結果発表が現地時間の翌日以降になる可能性があると説明。さらにミシガンやウィスコンシンなどの重要州も同じ状況となる可能性がある。

 また、票の再集計や、集計をめぐる法廷闘争が起きる可能性もあり、そうなれば勝者の確定に数日、さらには数週間かかることもあり得る。【翻訳編集】 AFPBB News

6087チバQ:2020/11/04(水) 10:08:20
フロリダ 4日9〜10時
ペンシルベニア (郵便開票時間かかる)
ミシガン (郵便開票時間かかる)
ノースカロライナ 4日9時半
アリゾナ  4日11時
ウィスコンシン (郵便開票時間かかる)

オハイオ
ジョージア 4日午前9時
テキサス
アイオワ

6088チバQ:2020/11/04(水) 13:15:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/794c11d5ee04ef71153be0a89a843829d4b72308
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
11/4(水) 10:27配信

駐日米大使当時のウィリアム・ハガティ氏=2018年4月、東京都港区
 【ワシントン時事】昨年7月まで駐日米大使を務めたウィリアム・ハガティ氏(共和党)が3日、上院選で当選を確実にした。

 複数の米メディアが報じた。ハガティ氏はトランプ大統領の支援を受け、保守色の強い南部テネシー州から出馬した。

 テネシー州の上院選は、共和党の現職議員の引退に伴って実施。民主党からは黒人女性のブラッドショー氏が出馬していた。

 ハガティ氏は2017年8月に駐日大使に着任した。離日の際には「素晴らしい2年間だった」と振り返った。

6089チバQ:2020/11/04(水) 13:18:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/11a2e81cb410725d6c07d70da4785d2c77a94aa7
米大統領選 最大の激戦州フロリダで大接戦
11/4(水) 12:22配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、中西部や東部の州から開票が始まり、CNNテレビなど米主要メディアによると、大統領選の最大の激戦州とされている南部フロリダ州(選挙人数29人)では、共和党のトランプ大統領(74)と民主党候補のバイデン前副大統領(77)が大接戦を展開している。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 CNNによると、フロリダ州では開票率93%の時点で、トランプ氏の得票率が51・2%、バイデン氏の得票率は47・8%となっている。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の大統領選挙人の過半数270人を争う大統領選では激戦州の行方が勝敗を左右するが、選挙人数の多いフロリダ州は特に重要だとされ、事前の全国平均支持率で劣勢に立っていたトランプ氏にとって同州の勝利は再選への最低条件との見方も出ている。

 大統領選ではフロリダ州以外にも東部ペンシルベニア州(同20)、南部ノースカロライナ州(同15)、西部アリゾナ州(同11)などの行方も注目されている。

6090チバQ:2020/11/04(水) 13:54:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab68fc7155d51254b9911d3dd094ce1072184b
激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
11/4(水) 10:29配信




3日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで支持者に向けて手を振るバイデン氏=AP
 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

【速報中】豆知識も交えて解説 各州の勝者、イラストで紹介

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午後11時(日本時間4日午後1時)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、209人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はケンタッキー州やサウスカロライナ州で勝利を確実にし、選挙人を112人得ている。テキサス州(選挙人38人)やフロリダ州(同29人)は接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。

6091チバQ:2020/11/04(水) 13:55:35

https://news.yahoo.co.jp/articles/b43373913bdb62943aa6e398330d8ca8b2b09062
大票田フロリダ州でトランプ氏勝利…FOXニュース
11/4(水) 13:27配信


 米FOXニュースは、米大統領選で、トランプ氏が大票田のフロリダ州で勝利したと報じた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/a9681831996910037348e73fa7c2003bf1de1012
「Qアノン」信奉候補が初当選 米下院、共和党の女性実業家
11/4(水) 13:38配信


 【ワシントン共同】3日に投開票された米連邦下院選の南部ジョージア州の選挙区で、過激な陰謀論を広めるトランプ大統領支持勢力「Qアノン」の信奉者と公言した共和党の女性実業家マージョリー・グリーン氏の初当選が確実となった。米メディアが伝えた。

 グリーン氏は州都アトランタの北西に広がる第14選挙区から出馬。Qアノンは民主党の政治家らエリート層が悪魔崇拝の「ディープステート(闇の政府)」を形成し、児童買春や人身売買に関わっているなどとの説を展開。トランプ氏を熱狂的に支持している。

6092とはずがたり:2020/11/04(水) 14:49:29
トランプ氏、激戦州オハイオで勝利 米報道
https://news.livedoor.com/article/detail/19167329/
2020年11月4日 14時5分 AFPBB News
米国のドナルド・トランプ大統領。米オハイオ州サークルビルで(2020年10月24日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP
写真拡大

【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、接戦だった中西部オハイオ州で、共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利した。米メディアが報じた。「オハイオを制する者が全米を制する」と呼ばれる注目州で、前回もトランプ氏が制していた。選挙人は18人。

【翻訳編集】AFPBB News

6093とはずがたり:2020/11/04(水) 14:50:15
バイデン氏「フロリダ取らなくても勝てる」
https://news.livedoor.com/article/detail/19167326/
2020年11月4日 13時56分 日テレNEWS24

アメリカ大統領選挙は投開票日を迎えました。バイデン候補の地元、デラウェア州の演説会場から最新の中継(星真理子記者)です。

バイデン氏の演説会場は新型コロナウイルス対策のため屋外に設置されていますが、支持者の車が続々と到着し始めました。

会場に来た支持者「いい結果になると望みを持っている」「私たちには団結させてくれる大統領が必要」

バイデン氏は現在、自宅で運命の時を待っています。大票田のフロリダ州ですが、陣営幹部はトランプ大統領がリードとの情報が伝えられた時点で、「フロリダを取らなくても、まだ勝てる」と現地メディアに話しました。

動揺を見せず強気の姿勢ですが、この1か月、バイデン氏は自ら3回訪問し、土砂降りの雨の中でも演説を行うほど力を入れていました。勝機もあると見ていただけに、落とせばバイデン氏にとっては痛手になります。

6094チバQ:2020/11/04(水) 15:44:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/74dd58f266500bb1a5624da70b6a065fd562c94d
速報中】注目のフロリダ・テキサスはトランプ氏勝利 
11/4(水) 13:45配信




ホワイトハウス前に集まった有権者や報道陣。トランプ大統領の支持・不支持が入り交じっていた=2020年11月3日午後0時15分、ワシントン、野上英文撮影
 共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が争うアメリカ大統領選の開票が、日本時間の4日朝から始まりました。世界を揺さぶってきた「トランプ政治」の継続か、それとも終幕か。世界が注目する選挙の行方をタイムラインで詳報します。

■テキサスでトランプ氏勝利[15:10]

■バイデン氏「勝利を宣言するのは…」[14:59]

バイデン氏が、大統領選の開票状況をめぐり、「勝利を宣言するのは、私でもトランプでもなく、有権者だ」と主張。続けて、こうツイートした。「我々はこの状況に満足している。選挙の勝利に向かっていると信じている」

■FOXニュースの速報にトランプ陣営が抗議[14:50]

【現地記者から】FOXニュースが「アリゾナ州はバイデン氏勝利」と報じたことに対し、視聴者やトランプ陣営から抗議が来ているという。FOXニュース側の責任者がニュースに出てきて「申し訳ないが、間違いない」と断言した。(ニューヨーク=鵜飼啓)

■ツイッター社がトランプ氏に「警告」[14:49]

トランプ氏のツイートに対し、ツイッター社が「警告」をつけた。トランプ氏の「我々が大差をつけて勝っているが、彼らは我々の勝利を盗もうとしている。絶対にそうはさせない。投票所が閉まれば、もう投票はできない!」というツイートについて「誤解を招いている可能性がある」とした。

■バイデン氏がデラウェア州で演説[14:45]

【現地記者から】バイデン氏が初演説。マスクを外して「よく待ってくれている」と支援者に語りかける。結果の判明に時間がかかるとの認識を示し、「feel good(良い感じ)」「勝利への軌道に乗っている」「結果には楽観的だ」と述べる。 顔ははさすがに疲れが浮かんでいる。 演説は短く、3分程度で終了。(ウィルミントン=藤原学思)

■トランプ氏「今夜、勝利宣言をする」[14:45]

トランプ氏がツイート。「私は今夜、宣言をする。圧勝だ!」

■フロリダ・アイオワ・オハイオでトランプ氏勝利[14:40]

■モンタナはトランプ氏勝利[14:20]

■ミネソタ・ハワイはバイデン氏勝利[14:20]

■史上最年少の下院議員が誕生[13:21]

ノースカロライナ州の下院選で共和党のマディソン・コーソーン氏が初当選した。米メディアは、コーソーン氏は25歳で史上最年少の下院議員になると報道。コーソーン氏はツイッターで「選挙区の代表として働けることに興奮している」と喜びを表した。これまでの最年少はAOCの愛称で知られる、民主党のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(31)だった。

6095チバQ:2020/11/04(水) 15:45:29
■2州でトランプ氏勝利[13:05]

■西部3州でバイデン氏勝利[13:00]

■イバンカ氏、4年前の写真を投稿[12:57]

トランプ氏の娘イバンカ氏が、ツイッターに4年前の投票日の写真4枚を投稿。「Flashback : Election Day 2016」と思わせぶりなタイトル。意図するところは?

■ニューハンプシャーでバイデン氏勝利[12:55]

■まだ投票中の州も[12:45]

各地で開票が進む一方、全米最多の選挙人(55人)を抱えるカリフォルニア州や激戦州のひとつのネバダ州など米国西部の投票終了が近づいてきた。テレビ画面には、刻々と更新される各州の開票結果が表示される一方、投票終了が近づく州の視聴者に「残り投票時間」を知らせるテロップが表示された。ハワイ州やアラスカ州ではなお数時間投票が続く。国内に時差がある米国で、州ごとに割り当てられた「選挙人」を選ぶ大統領選ならではの光景だ。

■ミズーリでトランプ氏勝利[12:35]

■トランプ氏、事前予想よりも勢い[12:25]

開票が進み、バイデン氏が131人、トランプ氏が98人の選挙人を獲得した。開票状況によると、勝敗を左右する激戦州では、事前の世論調査よりもトランプ氏に勢いがある。大接戦が続いており、勝利に必要な270人の選挙人を獲得するまでまだ時間がかかる見通しだ。

■最年少議員「AOC」が再選[12:16]

AOCとして知られる民主党の下院議員、アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(31)が再選の速報にツイッターで喜びの声。「労働者世帯のために議会で働くのは私の人生で最大の名誉、特権、責任です。何百万ドルも使った相手に対し、私を信頼して再選してくれたブロンクスとクイーンズ(ニューヨークの区)に感謝」

■カンザスでトランプ氏勝利[12:15]

■民主党「地滑り」起こせず?[12:12]

米CNNはフロリダ州でトランプ氏が優勢な開票の経過について、「民主党が望む地滑りが起こせない前兆」と表現した。さらに、バイデン氏の票が伸び悩んだ理由として、ヒスパニックにうまく浸透できなかったと指摘。「トランプ氏がバイデン氏を社会主義者と呼び、攻撃したキャンペーンがこのエリアでは功を奏した」と分析した。

6096チバQ:2020/11/04(水) 15:45:41
■「熱狂」は見られず[11:50]

【現地記者から】ペンシルベニア州フィラデルフィアから30分、デラウェア州ウィルミントンに移動しました。ここにはバイデン氏の自宅があり、バイデン氏本人が支持者集会に出るかもしれないとのことです。残念ながら入場パスはコロナ禍の状況で数が制限されて取れませんでしたが、多くの海外メディアが会場の近くで待機しています。集まっている支持者に話を聞きましたが、「家が近いからきた」「民主党員だからきた」など、「熱狂的な」支持者が見当たりません。これがオバマ氏だったら、トランプ氏だったら、と考えてしまいます。会場の外もあふれかえるのではないか、と。(ウィルミントン=藤原学思)

■3州のうち一つでも勝てば…[11:50]

ニューヨーク・タイムズはフロリダ、ジョージア、ノースカロライナの3州に注目。バイデン氏がこのうち一つに勝てば当選する可能性が高く、トランプ氏がすべてに勝利した場合、勝者が宣言されるまでに数日以上かかる可能性があるとしている。いずれもトランプ氏がリードしている。開票が済んだ地域の分析も紹介しており、トランプ氏は2016年と比べて都市部や非白人が多い地域で大きく得票を増やしており、バイデン氏は主に65歳以上が住む地域と白人で大卒の少ない地域でわずかに得票を増やした。

■開票の順番で変わるシナリオ[11:45]

【現地記者から】フロリダ州やノースカロライナ州などは、期日前投票から開票作業を始めるため、最初はバイデン氏が優勢で、その後、トランプ氏がひっくり返す可能性があります。当日の投票から数え、郵便投票は後になる州では逆のシナリオになるかもしれません。(ワシントン=沢村亙)

■コロラドはバイデン氏勝利[11:40]

■ワシントンDCはバイデン氏勝利[11:30]

■注目は中西部オハイオへ[11:30]

【現地記者から】米メディアや専門家の注目がオハイオ州の行方に集まっています。同州でバイデン氏が勝利すると、2016年にトランプ氏が制した州をバイデン氏がひっくり返すことになり、バイデン氏が勝利に近づくためです。CNN、FOX、NBCなどがいずれもオハイオ州の現状分析に時間をかけています。(サンフランシスコ=尾形聡彦)

■フロリダはトランプ氏優勢か[11:20]

【現地記者から】フロリダ州が前回に続いてトランプ勝利となりそうな中、次の焦点は中西部に移ってきそうです。オハイオ州でバイデン氏がリードしてます。(ワシントン=金成隆一)

■ニューヨークはバイデン氏勝利[11:05]

■5州でトランプ勝利[11:00]

■ニューメキシコはバイデン勝利[11:00]

■インディアナでトランプ氏勝利[10:55]

6097チバQ:2020/11/04(水) 15:45:55
■米史上初のトランスジェンダーの上院議員が誕生[10:51]

LGBTQの活動家でトランスジェンダーのサラ・マクブライド氏がデラウェア州選出の上院議員に当選。マクブライド氏は「上院選に勝ちました。ありがとう、ありがとう、ありがとう」とツイート。米メディアは、トランスジェンダーを公言している上院議員の誕生はアメリカ史上初と伝えている。

■激戦のペンシルベニア、情勢は?[10:48]

【現地記者から】開票が始まったペンシルベニア州はバイデン氏がリード。しかし、昼間に各地の投票所を警戒で回っていた同州ヨーク郡の民主党関係者は「very heavy republican turnout(共和党支持者がとても多く投票している)」と話していました。(ワシントン=大島隆)

■現時点ではバイデン氏やや優位か[10:45]

【現地記者から】アメリカ大統領選で注目のフロリダ州。ヒスパニック系の人口が多い大票田マイアミ・デイド郡でバイデン氏の票の出方が弱いことについて、米メディアで「バイデン氏にとってフロリダ州ではかなりのマイナス」という分析が増え始めています。MSNBC、CNN、538などが同様の見方をしています。開票途中の段階で、注目州のなかでは、フロリダ州でトランプ氏がやや優勢であることは予想されていたことですが、オハイオ州とノースカロライナ州でバイデン氏が優勢になっていることは驚きです。全体的にいうと、現時点ではバイデン氏がやや優位に立っていると見てよいと思います(サンフランシスコ=尾形聡彦)

■アーカンソーでトランプ氏勝利[10:33]

■ハガティ前駐日米大使、上院議員に当選[10:23]

前駐日米大使のウィリアム・ハガティ氏が南部テネシー州の上院選で当選を確実にした。複数のメディアが報じた。

■飼い主と一緒に…

各地の投票所では飼い主に連れられてやってきた犬や猫の姿も。飼い主の投じる一票の行方を見守った。

■フロリダ州に注目

開票が始まり、早くもケンタッキー州やバージニア州などでは両者の結果が出始めた。ただ、全米で見ればまだまだ序盤で勝敗の行方は見通せていない。勝敗を左右するのは4年前にトランプ氏がすべて勝利した激戦6州(ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン、フロリダ、アリゾナ、ノースカロライナ)の結果だ。なかでも早期に結果が判明する大票田(選挙人29人)のフロリダに全米の注目が集まっている。報道機関は州内の選挙区ごとの開票結果や予想を詳報。現在、トランプ、バイデン両氏による接戦が続いている。

■7州でバイデン氏勝利[10:05]

■4州でトランプ氏勝利[10:05]

■サウスカロライナ州はトランプ氏勝利[09:55]

■まずはこの4州に注目[09:50]

【現地記者から】序盤の最大の注目ポイントは、フロリダ、ノースカロライナ、アリゾナ、ジョージアだ。トランプ氏にとって勝利のためには必須の州。これらで勝てば、逆転勝利の可能性が生まれ、敗北すれば一気に苦しくなる。(ワシントン=園田耕司)

6098チバQ:2020/11/04(水) 15:46:09
■バージニアはバイデン氏勝利[09:38]

■ホワイトハウスの外には[09:34]

ホワイトハウスの外に、反トランプのデモ隊が「トランプを排除しろ」と書かれた巨大なサインを掲げる。米ABCテレビのホワイトハウス担当記者がツイッターに写真を投稿。

■ウェストバージニアはトランプ氏勝利[09:32]

■最大の関心事は「コロナ」[09:11]

AP通信が大統領選での最大の関心事を聞いた世論調査の結果によると、有権者の42%が「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)」と回答して最も多かった。次いで「経済と雇用」が27%だった。移民や中絶、気候変動などは10%未満だった。

■バーモント州はバイデン氏、ケンタッキー州はトランプ氏勝利[09:10]

■米国の進むべき道は[09:00]

FOXニュースの出口調査によると、米国の方向性は「正しい」が37%、「間違っている」が63%だった。政府の役割については「もっと果たすべき」が60%、「やりすぎ」が40%だった。

■混乱に備え警察や州兵も[08:40]

CBSによると、ニューヨーク市警察は大統領選開票の抗議活動などの混乱に備え数千人が警戒に当たると発表した。一方、米軍の準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス」はイリノイ、フロリダ、マサチューセッツ、オレゴン、ニュージャージーの各州で、州兵の部隊が待機していると伝えた。

■両陣営とも、投票の列にとどまるよう訴え[08:33]

投票の締め切りが迫る中で、バイデン氏、ハリス氏ら民主党陣営、トランプ氏長男や、娘のイバンカ氏ら共和党陣営ともに、最後まで投票の列にとどまるよう続々ツイッターで訴え。オバマ前大統領も「あいつらが投票をやりにくくしたのには理由がある。投票はチェンジをもたらすからだ」とツイートし、最後まで投票を試みることを求めた。

■マーケットはバイデン氏勝利に期待?[08:35]

【現地記者から】ダウが大幅続伸しました。バイデン氏の勝利にマーケットの期待が高まっているから、と米メディアは分析しています。一方、FOXニュースは原油価格の下落について、「投資家がバイデン氏の勝利を懸念しているから」としています。(ワシントン=沢村亙)

■トランプ氏「いい戦いをしている」[08:15]

トランプ氏がツイッターで「国中でいい戦いをしているようだ」と自信。有権者に「THANK YOU!」

■一部の州で開票作業始まる[08:00]

米中西部インディアナ州など一部の州で投票が締め切られ、開票が始まった。東部から西部にかけて順次開票作業が行われる。すでに1億人以上が郵便投票などで期日前投票を行っており、集計が遅れる可能性もある。
朝日新聞社

6099チバQ:2020/11/04(水) 16:04:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400931&amp;g=int
上院多数派めぐり激戦 下院、民主の過半数確実―米議会選
2020年11月04日15時48分

 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は4日、開票作業が続いた。野党民主党が6年ぶりとなる上院(定数100)での過半数奪取に攻勢をかけたのに対し、与党共和党も民主党現職の議席を奪い返すなど激戦となった。下院(定数435)では民主党が多数派維持を確実にした。
 上院は外交や人事承認などに権限を持ち、政権運営に大きな影響力を持つ。上院の現有勢力は共和党53に対し、民主党47(無所属2を含む)。今回改選対象となった35議席中、改選数の多い共和党(23議席)は「守りの選挙」を強いられた。
 米メディアによると、民主党はコロラド、アリゾナ両州で共和党から議席を奪取。ニュージャージーなど東部の州を堅持する一方、共和党系のモンタナ州でも接戦に持ち込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400215&amp;g=int
民主、上院過半数へ攻勢 下院は維持の見通し―米議会選
2020年11月04日13時26分

 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選挙の投票が3日、大統領選と同時に行われた。上院(定数100)選では野党民主党が6年ぶりの過半数奪取に攻勢をかけ、改選議席数の多い与党共和党は「守りの選挙」を強いられた。民主党は下院(定数435)でも議席を伸ばし、多数党の立場を維持する勢い。次期大統領の政権運営に大きな影響を与える議会選は、民主党優勢で進んでいる。
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
 外交や人事承認に権限を持つ上院の現有勢力は共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。今回は定数の約3分の1に当たる35議席(共和23、民主12)が改選された。
 米メディアによると、民主党はコロラド州で共和党から議席を奪取したほか、バージニア、イリノイ両州などで勝利。共和党議員が現職のアリゾナ州でも優勢が予想されている。

6100チバQ:2020/11/04(水) 16:07:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400931&amp;g=int
上院多数派めぐり激戦 下院、民主の過半数確実―米議会選
2020年11月04日15時48分

 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会選は4日、開票作業が続いた。野党民主党が6年ぶりとなる上院(定数100)での過半数奪取に攻勢をかけたのに対し、与党共和党も民主党現職の議席を奪い返すなど激戦となった。下院(定数435)では民主党が多数派維持を確実にした。
 上院は外交や人事承認などに権限を持ち、政権運営に大きな影響力を持つ。上院の現有勢力は共和党53に対し、民主党47(無所属2を含む)。今回改選対象となった35議席中、改選数の多い共和党(23議席)は「守りの選挙」を強いられた。
 米メディアによると、民主党はコロラド、アリゾナ両州で共和党から議席を奪取。ニュージャージーなど東部の州を堅持する一方、共和党系のモンタナ州でも接戦に持ち込んだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110400215&amp;g=int
民主、上院過半数へ攻勢 下院は維持の見通し―米議会選
2020年11月04日13時26分

 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選挙の投票が3日、大統領選と同時に行われた。上院(定数100)選では野党民主党が6年ぶりの過半数奪取に攻勢をかけ、改選議席数の多い与党共和党は「守りの選挙」を強いられた。民主党は下院(定数435)でも議席を伸ばし、多数党の立場を維持する勢い。次期大統領の政権運営に大きな影響を与える議会選は、民主党優勢で進んでいる。
ハガティ前駐日大使が当確 米上院選
 外交や人事承認に権限を持つ上院の現有勢力は共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。今回は定数の約3分の1に当たる35議席(共和23、民主12)が改選された。
 米メディアによると、民主党はコロラド州で共和党から議席を奪取したほか、バージニア、イリノイ両州などで勝利。共和党議員が現職のアリゾナ州でも優勢が予想されている。

6101チバQ:2020/11/04(水) 17:38:51
ミネソタって激戦州だったの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2199a1c7fa1de563f46939fc7517578d04faae
バイデン氏、激戦州ミネソタで勝利 米報道
11/4(水) 14:41配信

米民衆党のジョー・バイデン前副大統領。米ミネソタ州セントポールで(2020年10月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、接戦だった中西部ミネソタ州で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。前回も民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が制していた。選挙人は10人。

図解でみる米大統領選2020

 ミネソタ州は、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官から首を圧迫されて亡くなった事件が起きた州。これをきっかけに「Black Lives Matter (黒人の命は大切)」のスローガンのもと、人種差別に対する抗議デモが広がった。【翻訳編集】 AFPBB News

6102チバQ:2020/11/04(水) 19:39:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201104k0000m010192000c.html
トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に
2020/11/04 17:49毎日新聞

トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に

ホワイトハウスで演説するトランプ大統領(左)とデラウェア州で演説するバイデン前副大統領=いずれも2020年11月4日、AP

(毎日新聞)

 3日投票の米大統領選は4日未明(日本時間4日午後)も開票作業が行われた。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の大接戦が続く中、開票が比較的遅れている東部ペンシルベニア州など「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の3州の結果が「最後の決め手」となる公算が大きくなった。前回2016年の選挙ではトランプ氏が総なめして勝利につなげたが、今回はバイデン氏との接戦が続いている。

 ラストベルトは民主党のシンボルカラーにちなんで「青の壁」と呼ばれる民主党の地盤だった。しかし、前回の選挙では、工場や炭鉱で働き、産業構造の転換に伴って収入や雇用機会が減少した白人ら「忘れ去られた人々」がトランプ氏を支持し、初当選につながったと分析された。

 ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガンの3州では今回も接戦が続いている。

 全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の過半数(270人)を占めた候補が勝利する大統領選で、3州に割り振られた選挙人は計46人。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後5時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、バイデン氏が225人となっており、開票作業が比較的遅れている3州の行方が「最後の決め手」となる公算が大きい。

 トランプ氏は南部フロリダ州など23州、バイデン氏は中西部ミネソタ州など20州と首都ワシントンで勝利を確実にしている。

6103チバQ:2020/11/04(水) 19:40:50
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3313586.html
バイデン氏、激戦州アリゾナで勝利 米報道
2020/11/04 17:02AFPBB News

バイデン氏、激戦州アリゾナで勝利 米報道

米アリゾナ州フェニックスで行われた選挙集会で、州旗の前で演説する民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(2020年10月8日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】3日投開票された米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ氏が前回制した西部の激戦州アリゾナで、民主党のジョー・バイデン氏が勝利した。米メディアが報じた。選挙人は11人。 【翻訳編集】AFPBB News

6104チバQ:2020/11/04(水) 19:43:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201104k0000m030243000c.html
各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮
2020/11/04 19:01毎日新聞

各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮

ミシガン州での選挙集会後に踊るトランプ大統領(左)とペンシルベニア州で聴衆に訴えかけるバイデン前副大統領=いずれも2020年11月3日、AP

(毎日新聞)

 3日投票の米大統領選は、全米50州と首都ワシントンのうち8州を除いて大勢が判明した。4日午後6時時点で判明した42州と首都の勝者は2016年の前回選挙と全く同じで、接戦州でドナルド・トランプ大統領(74)が勝負強さを見せている。残る8州のうち7州は前回トランプ氏が制したが、今回は接戦が続いており、東部ペンシルベニアや北西部ミシガンの両州など大票田の行方が勝敗のカギとなる。

 米大統領選では、各州と首都に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得した候補が当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後6時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が227人。当選するためにはトランプ氏は57人、バイデン氏は43人を上積みする必要がある。

 残る州のうちアリゾナ州(選挙人11人)では、AP通信などがバイデン氏の優勢を報じている。バイデン氏は、比較的選挙人が多いペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ジョージア(16人)のうち2州で勝てば、当選する計算だ。

 一方、トランプ氏はアラスカ州(3人)での勝利が有力視されているが、当選のためにはさらに4州以上で勝つ必要がある。

6105チバQ:2020/11/04(水) 19:46:07
◆トランプ
フロリダ オハイオ テキサス アイオワ
◆バイデン 
アリゾナ


◆未定
ペンシルベニア 20(郵便開票時間かかる)
ミシガン 16(郵便開票時間かかる)
ノースカロライナ15 4日9時半
ウィスコンシン10 (郵便開票時間かかる)
ジョージア 16 4日午前9時

6106チバQ:2020/11/04(水) 19:48:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/68cbf2941d9790d611dab6c316a2c18dc74732cf
トランプ氏、一方的に「勝利した」 開票中止求める考え
11/4(水) 17:44配信

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朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで4日、演説するトランプ氏=AP

 米大統領選の開票が続く4日午前2時30分(日本時間同日午後4時30分)ごろトランプ大統領はホワイトハウスで演説し、「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言した。まだアリゾナやペンシルベニアなど多くの激戦州で開票が続いているが、「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした。

【特集】トランプ氏とバイデン氏、最新の開票結果は

 トランプ氏が根拠なく「勝利宣言」を行う懸念は以前からあり、米メディアは演説について一斉に「極めて無責任な発言だ」「民主主義を損なう」などと批判している。(ワシントン=香取啓介)

6107名無しさん:2020/11/04(水) 20:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c47cec74b4b3fa790602e1768b19fcd4d7d6f4b4
フロリダの行方が勝敗を決定、米大統領選、シナリオを占う
11/4(水) 12:23配信

 トランプ大統領の再選か、バイデン前副大統領の政権奪取か。米大統領選は3日、支持率で後塵を拝してきたトランプ氏が土壇場で猛追を見せる中、投票日を迎える。前回トランプ氏が逆転勝利したのと同様、予断を許さない状況だが、勝敗はつまるところ激戦州フロリダの帰すうに掛かっている。最もあり得るシナリオを占った。

トランプ氏、フロリダ落とせば絶望
 ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなどの米メディアや複数の選挙分析サイトによると、トランプ氏は激戦6州といわれる南部フロリダ、ノースカロライナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシン、西部アリゾナで激しく追い上げ、1日現在、6州の平均支持率で「3.2ポイント差」(リアル・クリア・ポリティクス)まで迫った。

 10月中旬の時点でこれら激戦州のバイデン氏との支持率差は5ポイント程度開いていたが、積極的な遊説を重ね、「誤差の範囲」(専門家)にまで差を詰めた。こうした中で、トランプ氏が絶対に落とせないのがフロリダ州だ。大統領選挙人はニューヨーク州と同数の全米で3番目に多い29人。

 フロリダとアリゾナは他の激戦州と比べると、支持率はほぼ互角。トランプ氏の勝利を予想している「トラファルガー・グループ」の分析では、トランプ氏が3ポイント弱優位に立っている。同グループは、激戦州ではウィスコンシンを除く5州でトランプ氏がリードしている、としている。主要な十数社の世論調査でこの半年、トランプ氏が優勢と一度でも予測したのは同グループの他は一社のみだ。

 激戦州を除くトランプ氏の基礎票は前回、大差で勝った中西部のアイオワ(選挙人6)、オハイオ(同18)両州を今回も獲得すると仮定して204人。これに激戦州で比較的勝つ確率の高いフロリダ、アリゾナ(選挙人11)、ノースカロライナ(同15)を加えると、259人となり、過半数の270人を獲得するためには、残り11人が必要だ。

 トランプ氏としては、これにペンシルベニア州(同20)、ないしはミシガン州(同16)を制すれば、勝利できることになるし、ウィスコンシン州(同10)のみの獲得でも269人で、同点に持ち込むことが可能だ。無論、フロリダ州で負けても、前回同様、ペンシルベニアなど他の激戦州を軒並み制すれば、270人を上回り勝つことはできる。

 だが、現状では6ポイント以上の差を付けられているミシガン州やウィスコンシン州を含め、フロリダ以外の全ての激戦州で勝利するのは極めて困難だ。つまり、「フロリダを落とせばゲーム・オーバー」(アナリスト)になる可能性が強いと言わざるを得ない。いかにフロリダ州がトランプ氏にとって死活的であるかが分かるだろう。

6108名無しさん:2020/11/04(水) 20:00:54
>>6107

バイデン氏、3ポイント失っても優位変わらず
 バイデン氏の場合はどうか。同氏の基礎票を前回のヒラリー・クリントン氏が獲得した232人とした場合、全米の平均支持率がそのまま選挙結果に反映されれば、楽に逃げ切ることができる。激戦州のうち、仮にフロリダとアリゾナ、ノースカロライナの3州でトランプ氏に競り負けたとしても、残りのペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州で勝てば、獲得選挙人数は278人で当選となる。

 トランプ氏の猛追を受けているものの、「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン氏はペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で、それぞれ4.3、6.1、6.8各ポイントの差を付けており、大接戦のフロリダ州やアリゾナ州で負けたとしても、なお優位にあることは間違いない。

 バイデン氏がフロリダ州で勝った場合、獲得選挙人数は261となり、後は残りの激戦州の1州でも制すれば、勝利となる。また、現在の平均支持率が実際の投票で3ポイント、トランプ氏に傾いたとしても勝てる見通しで、バイデン氏の優位は揺るがない。

 フロリダ州での勝負は前回、トランプ氏がクリントン氏を1.2ポイント差で振り切った。トランプ氏の勝因としては、態度未決定だった無党派層が土壇場でトランプ氏に大量に流れ、都市郊外に住む白人男女、高齢者からの支持を受けた。しかし、フロリダ大学のダニエル・スミス教授によると、高齢者は今回、トランプ氏の新型コロナウイルス対策に批判的だという。

 また別の調査によると、白人の大卒女性は前回、60%がトランプ氏を支持し、クリントン氏支持は37%しかいなかった。今回は64%がバイデン氏を支持、トランプ氏支持は35%にとどまっている。バイデン氏の不安はヒスパニック層に弱いとされるところだろう。同州ではすでに700万人(前回の約80%)を超える有権者が期日前投票を終えていると伝えられている。

フロリダはすでに開票作業
 今回の選挙はコロナ禍の影響で郵便投票など期日前投票が急増、「米選挙プロジェクト」などによると、すでに9300万人以上が期日前投票を行った。有権者の関心は高く、投票率は前回の55.3%を大きく上回って最終的に65%程度に達し、史上まれにみる高投票率になる見通し。投票率が高くなれば、バイデン氏が有利とされている。

 最大の関心はいつ選挙結果が判明するかだ。通常は選挙当日に大勢が判明し、勝った方と負けた方がそれぞれ勝利宣言と敗北宣言をし、事実上勝敗が決着する。だが、今回は郵便投票がいつもの3倍に増えると予想されており、開票作業に手間がかかる上、消印が有効であれば、選挙日が過ぎて到着する郵便投票も認める州が多くあり、開票結果が大幅に遅れる懸念が出ている。だが、実際にいつになったら選挙結果が確定するかは分からないというのが正直なところだ。

 では、肝心のフロリダ州はどうか。ワシントン・ポストによると、同州は3日の午後8時ごろ(日本時間4日午前10時ごろ)に第1回目の結果を発表する見通し。同州は期日前投票について、選挙当日前から開票作業を行うことが許されており、他と比べると、比較的早い段階で結果が判明するかもしれない。アリゾナ州も選挙当日前の開票作業を認めている。

 だが、もう1つの焦点であるペンシルベニア州の場合は郵便投票について、選挙当日まで開票作業を始めることが禁じられている。このため大勢判明には「数日かかる」(州当局者)見通しだという。同州では投票日の3日後の到着分まで有効と見なす仕組みだ。同紙によると、3月中旬以降、連邦議員選出の予備選挙が23州で実施されたが、郵便投票が増えたため、結果判明には平均4日かかっている。

 選挙まで最後の日曜日となった1日、トランプ氏は激戦州など5州を飛び回って遊説したが、選挙当日を過ぎて到着する郵便投票が許されることに強い不満を表明。早くも選挙後に、裁判を起こすことも辞さない姿勢を示した。ワシントンではトランプ氏が郵便投票の開票が完了しない前に、勝利宣言するのではないかとの憶測が一段と強まっている。

佐々木伸 (星槎大学大学院教授)

6109名無しさん:2020/11/04(水) 20:02:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c0a1357dad649d5c6d52b49a418e51bc29ca206
大票田のフロリダ州、トランプ氏わずかに優勢…NY州やイリノイ州はバイデン氏
11/4(水) 12:00配信

 【ワシントン=海谷道隆】各州で開票が進む米大統領選では、共和党のトランプ大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領がそれぞれ伝統的な党の牙城での勝利を次々と決めている。勝敗の鍵を握る接戦州では、大票田のフロリダ州(選挙人29人)でトランプ氏がわずかに優勢となるなど激しい競り合いとなっている。

 AP通信によると、2016年大統領選でトランプ氏が僅差で制したフロリダ州では、予測開票率90%時点で、トランプ氏がバイデン氏に得票率で3ポイント超リードしている。

 トランプ陣営はフロリダ州を「絶対に落とせない州」と位置づけ、トランプ氏が新型コロナウイルスに感染して中断した選挙遊説の再開先に選ぶなどしてきた。新型コロナの影響で、感染対策を重視する高齢層のトランプ氏離れも指摘され、バイデン氏も奪還を狙ってたびたび現地入りした。

 3日午後9時(日本時間4日午前11時)時点の集計では、トランプ氏は2016年大統領選で制したサウスカロライナ州、ケンタッキー州などの南部各州を中心に手堅く選挙人を積み上げている。バイデン氏はニューヨーク州などの東部各州や大都市シカゴを抱えるイリノイ州など民主党の地盤を順当に押さえている。

 トランプ氏は、ジョージア州で接戦に持ち込まれているが、予測開票率45%時点では有利に戦いを進めている。バイデン氏は、4年前にトランプ氏が制した州のうち、オハイオ州や、カリフォルニア州(選挙人55人)に次ぐ選挙人38人を抱え、共和党地盤のテキサス州で、大接戦に持ち込んでいる。

 このまま各地で一進一退の攻防が続けば、前回トランプ氏が僅差で制し、選挙戦での勝利を引き寄せたペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州の行方が重要な意味合いを持つ展開になりそうだ。

 3州とも郵便投票の大幅増により開票作業に時間を要すると予想されている。特に投票日の消印があれば、6日までの到着分まで有効とするペンシルベニア州では結果判明に数日以上かかるとの分析も出ている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/40de47f4d38bd932b098b7a80d24481c8538f12d
トランプ氏が2州、バイデン氏が5州で勝利確実 米大統領選
11/4(水) 10:16配信

 米大統領選の開票が3日夜(日本時間4日午前)、東部諸州から本格的に始まった。米CNNテレビによると、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)がインディアナ、オクラホマ両州、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)がバーモント、マサチューセッツ、メリーランドなど5州で勝利を確実にした。勝敗を左右するノースカロライナ州などの激戦州は接戦が続いている。大統領選は全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人のうち、過半数(270)を制した候補が勝利する仕組みで、獲得した選挙人はトランプ氏が18人、バイデン氏が30人となった。

 郵便投票の利用拡大により期日前投票が急増した今回は大勢判明が遅れる可能性もある。投票総数は2016年の前回選(約1億3800万人)を上回る見通しだ。

 トランプ氏は3日午後、陣営のスタッフに謝意を述べるため首都ワシントン近郊の選挙対策本部を訪れた。「今日は素晴らしい日になるだろうが、もっと大事なことは、これから素晴らしい4年間が待っているということだ」と述べ、勝利に自信を見せた。トランプ氏はホワイトハウスで政権幹部らと共に開票を見守る。3日夜には「全米で我々の状況はとても良いようだ!」とツイートした。

 バイデン氏は3日午前から、接戦州の東部ペンシルベニア州で遊説した。フィラデルフィアでの演説では「中流階級を再建する。当選すれば、私は共和党でも民主党でもなく、米国の大統領になることを約束する」と宣言。「まだ投票していない人がいれば最後まで呼びかけてほしい」と訴えた。バイデン氏は3日夜、地元の東部デラウェア州で国民向けの演説を行う予定だ。

 今回の選挙はトランプ政権の1期4年に加え、世界最多の感染・死者数を出した新型コロナウイルスへの対応の評価が問われた。さらに感染拡大により打撃を受けた経済の回復策や人種差別問題が争点となった。

 コロナ危機を受け、今回は投票所に足を運ばずに投票できる郵便投票の利用が急増。フロリダ大の米選挙プロジェクトの集計によると、3日午後現在で郵便を含めた期日前投票を済ませた人の数は1億人を突破した。【ワシントン高本耕太】

6110名無しさん:2020/11/04(水) 20:03:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/65cc46f77eba490d8f3d97f099a2b4998ca79310
アメリカ大統領選:勝敗を分ける「激戦8州」。最重要はフロリダ州、大勢はいつ判明?
11/4(水) 8:10配信

アメリカ大統領選は11月3日午後8時(日本時間)から順次投票が始まった。トランプ大統領(共和党)とバイデン前副大統領(民主党)の接戦が伝えられる今回の選挙。勝利の鍵を握るのは「スイングステート」と呼ばれる激戦州だ。

激戦8州の選挙戦終盤の世論調査とあわせて、大統領選のしくみや勝敗を分けるポイントなどを確認しよう。

※開票速報など最新情報はこちら↓

争うのは「総得票数」ではなく「選挙人の獲得数」
まず、前提として知っておきたいのがアメリカ大統領選の仕組みだ。各州には「選挙人」と呼ばれる「大統領を選ぶ役割を担う人」がおり、この選挙人をどれだけ多く獲得できたかが勝敗を決める。

有権者は「トランプ」「バイデン」など、大統領候補者の名前が記された投票用紙にチェックを入れて一票を投じるが、実際にはどちらかを大統領として選ぶことを約束する「選挙人」を選ぶことになっている。得票数ではなく選挙人の数で決まるため、アメリカ大統領選は形式的には「間接投票」になる。

選挙人の数は全米50州とワシントンD.Cで538人。このうちの過半数(270人)をおさえた候補者が大統領になる。ネブラスカ州とメーン州以外は「勝者総取り」方式のため、各州で得票数が多かった候補者がその州の全選挙人を獲得する。

「レッドステート」「ブルーステート」「スイングステート」について知っておこう
アメリカでは伝統的に共和党支持者が多い州や民主党支持者が多い州など、各州で支持政党の傾向がある。

共和党を支持する傾向の州(レッドステート、赤い州)は南部や西部の内陸部に多く、農業や畜産に従事し、政治的にも宗教的にも保守的な傾向の人々が多いとされる。代表的なのはジョージア州やルイジアナ州、オクラホマ州、テキサス州などだ。

一方で、民主党を支持する傾向の州(ブルーステート、青い州)は北東部や西海岸などの都市部に多く、政治的にも宗教的にもリベラルな傾向の人々、黒人や移民などのマイノリティの人々などが多いとされている。ニューヨーク州やマサチューセッツ州、カリフォルニア州など代表的だ。

トランプ氏はレッドステートで、バイデン氏はブルーステートでの勝利を固められるかが、まずは勝利への第一条件となる。

一方で、全米各州の中には「スイングステート」と呼ばれる州がある。大統領選のたびに、民主党・共和党が接戦を繰り広げる激戦州だ。両候補とも150億円以上もの広告費を投じており、この「スイングステート」の行方が大統領選の結果を大きく左右すると見られている。

選挙戦最終盤の世論調査などとあわせて、注目すべき激戦州を簡単に見ていこう。

6111名無しさん:2020/11/04(水) 20:03:57
>>6110

1. フロリダ州
激戦州の中で「最重要」と位置づけられているのが、南部のフロリダ州だ。

割り当てられている選挙人はカリフォルニア州(55人)、テキサス州(38人)に続く29人で、全米では3番目。激戦州の中では最多となっている。

まずはフロリダを獲れるかどうかが、勝敗を分ける大きなポイントになりそうだ。

アメリカの選挙では、有権者のエスニシティと年齢層が選挙の趨勢に大きな影響を与える。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の世論調査によると、フロリダの有権者のうち白人が60%、中南米などからの移民などヒスパニック系が20%を占める。年齢層では45歳〜64歳が33%、65歳以上が32%だ。

ファイブサーティーエイトの世論調査(11月2日)よると、トランプ氏46.6%・バイデン氏49.1%。バイデン氏が2.5ポイント差でリードしている。DDHQは11月3日時点で、バイデン氏がフロリダ州で勝つ可能性を「64.7%」としている。

2. ラストベルト3州(ウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州)
フロリダに続いて注目すべきなのがウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州など「五大湖」周辺の州だ。

この地域はミシガン州のデトロイトに代表されるように、かつては自動車産業などの工業地帯として繁栄していた。企業の労働組合が力を持ち、伝統的には民主党の支持基盤だった。

ところが、前回の大統領選では世論調査で民主党のヒラリー・クリントン候補のリードが伝えられていたにも関わらず、トランプ氏が逆転勝利を遂げた。

不況で生活苦にあえぐ白人の労働者層は「エリート」であるクリントン氏よりも、「アメリカを偉大にする」「外国から仕事を取り戻す」と訴えたトランプ氏に投票したと言われている。

世紀の番狂わせを演出したラストベルトは共和党・民主党とも重視しており、最終盤は候補者が立て続けに現地入りしている。当然、票の行方にも注目が集まる。

以下はラストベルト3州における終盤(11月1日)のファイブサーティーエイトによる世論調査だ(※[]内は選挙人の数)。いずれもバイデン氏が有利という結果が出ているが、トランプ氏の最終盤の選挙運動もあるため予断を許さない状況だ。

ウィスコンシン州[10人]:トランプ氏 43.7% ー バイデン氏 52.1%(8.4ポイント差)

ミシガン州[16人]:トランプ氏43.2% ー バイデン氏51.2%(7.9ポイント差)

ペンシルベニア州[20人]:トランプ氏45.6% ー バイデン氏 50.2%(4.7ポイント差)

DDHQの11月3日時点での調査でも、バイデン氏が勝つ可能性が高いという結果が出ている。

ウィスコンシン州:バイデン氏が勝つ可能性「78.6%」

ミシガン州:バイデン氏が勝つ可能性「80.6%」

ペンシルベニア州:バイデン氏が勝つ可能性「74.2%」

6112名無しさん:2020/11/04(水) 20:04:27
>>6111

3. レッドステートの3州:「都市郊外で反トランプ」のジョージア州・「移民増」のアリゾナ州・「共和党の牙城」テキサス州
フロリダ、ラストベルト3州に続き注目しておきたいのが、これまで「レッドステート」とされてきた南東部のジョージア州、南西部のアリゾナ州、南部のテキサス州だ。

選挙人の数はジョージア州が6人、アリゾナ州が11人。テキサス州は38人と全米で2番目に多い。

直近9回(1984年以降)の大統領選で共和党が負けたのは、ジョージア州は1992年のみ、アリゾナ州では1996年のみ。それ以外は全て共和党候補が勝利している。ところが、今回は少し事情が異なるようだ。

・ジョージア州:白人層では共和党支持者が多い。ただ、中心都市アトランタ郊外では都市の拡大、人口動態の変化に伴い、反トランプ派が増えているという。

・アリゾナ州:トランプ氏が「国境に壁をつくる」と喧伝していたメキシコ国境に近い州。近年はメキシコや隣接する西部のカリフォルニア州からもラテン系の住民が移住してきており、ここ最近で勢力図が変化した。

・テキサス州:「共和党の牙城」とされるアメリカ南部を代表する保守的な地域だが、ヒスパニック系や大都市からの移住者が増加しており、バイデン氏が健闘している。選挙人が多いことから、仮にトランプ氏がここで敗北すると、再戦は一気の遠ざかると見られている。

選挙戦終盤(11月2日)のファイブサーティーエイトの世論調査によると、ジョージア州では、トランプ氏47.4%に対し、バイデン氏が48.5%とわずかにバイデン氏優勢と出ているが拮抗。

アリゾナ州ではトランプ氏46.1%に対し、バイデン氏が48.7%。バイデン氏が2.6ポイント差でリードしている。

テキサス州では、トランプ氏48.6%に対し、バイデン氏が47.4%。トランプ氏が1.2ポイント差でわずかにリードしているが、ここも拮抗している。

DDHQは11月3日時点で、ジョージア州でバイデン氏が勝つ可能性は「50.6%」、アリゾナ州でバイデン氏が勝つ可能性は「56.3%」、テキサス州ではトランプ氏が勝つ可能性が「60.9%」としている。

4. 「アメリカの縮図」オハイオ州
中西部のオハイオ州についてもおさえておきたい。選挙人の数は18人と必ずしも多くはないが、有権者の構成が「アメリカの縮図」と言われ、選挙戦の行方を占う上で注目される。

1960年以来、オハイオ州をおさえた候補者が大統領選で勝利していることも、この州への関心を高めてきた。

ファイブサーティーエイトによる世論調査(11月1日)によると、トランプ氏が47.5%、バイデン氏が46.8%。ここでは接戦ながらトランプ氏が0.8ポイント差でリードしている。

DDHQは11月3日時点で、トランプ氏がオハイオ州で勝つ可能性を「55.5%」としている。

コロナ禍での大統領選、期日前投票は1億人を突破
ただでさえ混迷の大統領選だが、今回はその混迷具合に拍車をかけている事態がある。新型コロナ禍だ。

ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、アメリカでは11月2日までに920万人超の感染が確認され、死者は23万人超。現在も1日あたり9万人超の感染が報告されるなど、世界最大の感染国となっている。このことは有権者の投票行動にも影響を与えているようだ。

フロリダ大学の「アメリカ選挙プロジェクト」によると、11月3日時点で期日前投票をした有権者と郵便投票の用紙を請求した有権者数は1億人を突破。前回(2016年)の投票数の7割を超えた。このうち、約6500万人が郵便投票の用紙を請求したが、2714万人あまりの投票用紙は到着していないという。

エコノミスト誌とYouGovの世論調査(10月31日〜11月2日)によると、選挙日当日に投票すると答えた人は25%。期日前投票をする意向の人が28%、郵便投票をすると答えた人は40%だった。

この調査によると、郵便投票を志向する人は「女性が多い」「白人では男女とも大卒以上が多い」「黒人の36%、ヒスパニックの37%が郵便投票を選択」すると答えたいう。

また、年齢別(18歳〜29歳、30〜44歳、45歳〜64歳、65歳以上)ではいずれの区分でも郵便投票を希望する割合が多く、感染リスクが高いとされる65歳以上では過半数を超えた。

地域別でみると、西部では68%が郵便投票を選択。一方、北東部では投票日当日に投票すると答えた人が39%で、郵便投票をすると答えた人(38%)をわずかに上回った。

6113名無しさん:2020/11/04(水) 20:04:59
>>6112

もしかしたら、勝者決定まで「長期戦」の可能性も……?
過去の大統領選をみると、選挙の大勢は投開票日の深夜(日本時間の同日夕方ごろ)には判明することが多い。ところが、今回の大統領選には不確定要素が多く、選挙結果の予測は今まで以上に難しい印象がある。

郵便投票の趨勢が、選挙結果を左右する可能性があるという指摘もある。今回はコロナ禍の影響で郵便投票の割合が激増。集計に時間がかかることはもちろん、いつまで投票を受け付けるか、いつから票の集計を開始するか、州によって異なるからだ。

フロリダではすでに郵便投票の開票作業が始まっており、早ければ現地時間11月3日の夜(日本時間11月4日の昼)には大勢が判明する可能性がある。

一方、ウィスコンシン州やペンシルベニア州などの「ラストベルト」を含む一部の州では、投票終了後から郵便投票の集計をはじめる。

ペンシルベニア州では投票日までの消印があれば3日後(11月6日到着分)まで郵便投票を集計するしており、こうした州ごとのルールの差が、選挙結果の判明まで時間を要する要因になるのではという予測も生んでいる。

また、郵便投票は期限前に投函したからと言って期日までに到着しない遅配が生じたり、投票書類の不備で無効票が大量に生じるたりする事態も懸念されている。

ポリティコによると、選挙当日の夜に勝者が判明すると考える人は17%にとどまるという。「数日以内」と考える人が過半数で、18%は翌日、30%が1週間以内、3%は1カ月以上と想定。次の大統領が誰になるのか、長期戦を覚悟している有権者もいるようだ。

選挙結果が早々に報じられた場合に「敗者」とされた候補者が負けを認めない可能性も残っている。すでにトランプ氏は、「郵便投票は民主党支持者が多く不正が起こる」などとして、仮に敗北した場合も結果を受け入れない姿勢を示している。

バイデン陣営は、郵便投票の集計が終わる前にトランプ氏が「勝利宣言」をすることを警戒。法廷闘争も視野に入れ、法律の専門家をチームに集めているという。

再注目は、やはり「フロリダ州」
最後に、アメリカ大統領選で注目すべき点をもう一度まとめておこう。

選挙戦最終盤(11月1日)のファイブサーティーエイトの支持率調査を見ると、全米ではトランプ氏が43.4%でバイデン氏が51.8%。バイデン氏が8.4ポイント差でリード。DDHQも11月2日時点で、バイデン氏が大統領選で勝つ可能性を「86.0%」と予測している。

このように世論調査では「バイデン有利」が目立つ。

だが、激戦州での両候補の世論調査での差は数%。最終盤の追い上げや4年前の番狂わせを考えると、トランプ氏が逆転勝利する可能性も十分に考えられる。結局は「どうなるか、全くわからない」というのが正直なところだ。特に「スイングステート」では予断を許さない。

ひとまず注目すべき点は2点。

トランプ氏が「レッドステート」を全て確保できるか。

フロリダ州で、トランプ氏とバイデン氏の、どちらが勝つか。

付け加えるならば、

トランプ氏が「レッドステート」と見なされてきた州のいずれかを失ったり、バイデン氏がフロリダ州を下馬評通りに獲得できれば、比較的早くバイデン氏の勝利が決まる可能性がある。

トランプ氏がフロリダ州を獲得した場合、ホワイトハウスへの切符は「ラストベルト」の結果次第。トランプ氏が逆転勝利する可能性がある。

いずれにしろ、フロリダ州の大勢が判明すると見られる「 現地時間11月3日夜〜(日本時間11月4日の昼〜)」が開票における一つの山場となりそうだ。

地球上で最も強大な権力を持つとされるアメリカ大統領。その座をめぐる戦いは、これまでも熾烈を極めてきた。

だが、これまで歴代の大統領は就任式の演説では「平和的な権力の移譲」を誇り高く語ってきた。そこには、かつてイギリスから独立を勝ち取り、1789年に「合衆国」が成立させて以来、230年間にわたって保ち続けてきた共和政と民主主義国家としての矜持があるように思える。

南北戦争以来の「分断」があると言われる中、選挙後のアメリカは和解と団結を成し遂げることができるのか。世界中から期待と不安の目が集まる。

(文・吉川慧)

吉川慧

6114名無しさん:2020/11/04(水) 20:06:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/50ab68fc7155d51254b9911d3dd094ce1072184b
激戦州、大接戦続く 投票率「100年で最高」の予測も
11/4(水) 10:29配信

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まった。再選を狙う共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が接戦を繰り広げているが、郵便投票の大幅な増加で開票作業が遅れる州もあり、勝者が判明するまで時間がかかる可能性もある。

 大統領選は、各州と首都ワシントンに割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間3日午前1時30分(日本時間4日午後3時30分)現在、バイデン氏がニューヨーク州やカリフォルニア州などで勝利を確実にし、224人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏は激戦州のフロリダ州のほか、テキサス州やオハイオ州などでも勝利を確実にし、選挙人を213人得ている。ジョージア州(同16人)などは接戦が続いている。

 フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計によると、全米で約1億117万人が期日前投票を行った。2016年大統領選の投票総数の約73%にあたる。マクドナルド氏は、今回の大統領選では約1億6千万人が投票し、投票率は67%と、過去100年で最も高くなると予測している。4年前の投票率は約60%だった。

 州別にみると、テキサス州は期日前投票だけで4年前の投票総数を上回り、フロリダ、ジョージア、ノースカロライナの各州も前回の9割を超えた。いずれも、トランプ氏が勝利するためには勝たなければいけない、重要州だ。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/440b4fa4d8b523b9c314563a42c647aa655bfe8e
激戦州のアリゾナ州、バイデン氏がアメリカ大統領選で勝利確実に。共和党の地盤を奪う
11/4(水) 16:57配信

アメリカ大統領選の激戦州のひとつとされていたアリゾナ州で、バイデン氏の当選確実となった。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

アリゾナ州の選挙人は11人。前回2016年は、トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を5%差で破っていた。

それどころか、1996年のビル・クリントン氏以来、アリゾナ州での民主党候補の勝利はなかった。今回の選挙では、バイデン氏が激戦州へと変え、“共和党の地盤”を奪った形となる。

他の主要メディアに先立って、FOX newsはバイデンの勝利確実と報じていた。

そのことにも触れる形で、バイデン氏はデラウェア州での支援者に向けた演説の中で「我々はアリゾナ州(の勝利)に自信を持っている」と宣言していた。

アリゾナ州は「サンベルト」と呼ばれる地域の一角で、伝統的に共和党が有利の州とされている。

フロリダ州を落としたバイデン氏にとって、アリゾナ州を取ったことは、大統領への望みをつなぐを重要な勝利となる。


アリゾナ州がなぜ重要とされているのか。

これは、「選挙人」という独特の制度によるものだ。

アメリカの全州とワシントンD.Cで計538人の選挙人のうち、270人を取った候補の勝利となる。

選挙人の数は、各州の人口比に応じて割り振られている。2つの州をのぞいて、得票数の最も多い候補が、その州を“総取り”する仕組みだ。

多くの州で、支持される政党はほとんど変わらない。

そこで重要となるのが、アリゾナ州を含む「スウィング・ステート」と呼ばれる激戦州だ。

浜田理央 / ハフポスト日本版

6115名無しさん:2020/11/04(水) 20:08:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/deae0791fc51a3f1005729262cfead022d250e8d
トランプ氏とバイデン氏、大接戦 「ラストベルト」が最後の決め手に
11/4(水) 17:50配信

 3日投票の米大統領選は4日未明(日本時間4日午後)も開票作業が行われた。共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の大接戦が続く中、開票が比較的遅れている東部ペンシルベニア州など「ラストベルト(さびついた工業地帯)」の3州の結果が「最後の決め手」となる公算が大きくなった。前回2016年の選挙ではトランプ氏が総なめして勝利につなげたが、今回はバイデン氏との接戦が続いている。

 ラストベルトは民主党のシンボルカラーにちなんで「青の壁」と呼ばれる民主党の地盤だった。しかし、前回の選挙では、工場や炭鉱で働き、産業構造の転換に伴って収入や雇用機会が減少した白人ら「忘れ去られた人々」がトランプ氏を支持し、初当選につながったと分析された。

 ペンシルベニア、中西部ウィスコンシン、ミシガンの3州では今回も接戦が続いている。

 全米50州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の過半数(270人)を占めた候補が勝利する大統領選で、3州に割り振られた選挙人は計46人。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後5時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、バイデン氏が225人となっており、開票作業が比較的遅れている3州の行方が「最後の決め手」となる公算が大きい。

 トランプ氏は南部フロリダ州など23州、バイデン氏は中西部ミネソタ州など20州と首都ワシントンで勝利を確実にしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbd555344431c5acde4a46a3f93ba40fb3e5cc0
「全勝」の大票田フロリダ州でトランプ氏勝利確実
11/4(水) 15:05配信

米大統領選で、CNNなど米主要メディアは3日夜(日本時間4日午後)、大票田の南部フロリダ州で、トランプ大統領が勝利を確実にしたと報じた。

フロリダは、全米3番目の29人の選挙人がおり、今回の勝利の大きなカギを握るとされてきた。

これまでの大統選で、フロリダで勝利した共和党候補は、すべて大統領になっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a8dd4240d7cea478ebcd650402b3e1d0c914b6b
木村太郎氏激怒 米大統領選「Qアノン」扱うなら「ぼくいらない!」
11/3(火) 18:31配信

 ジャーナリスト・木村太郎氏(82)が3日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演し、厳しい言葉でスタジオをピリリとさせた。

 木村氏は、3日に行われる米大統領選を解説。これまで大統領選の結果と付合してきたアイオワ州を「リトマス試験紙」と例え、トランプ氏が逆転したことに注目した。

 続けて、同局の伊藤利尋アナウンサーが、トランプ氏の熱狂的支持者「Qアノン」の存在を紹介。ネット上に突如現れたQという人物(あるいは集団)の「トランプは救世主である」という主張を伝え、それを信じる集団が一定数存在すると説明した。さらに、明治大学の海野素央教授のコメントとして「FBIはQアノンを国内テロの脅威と認識している」と解説した。

 これに、木村氏はあからさまにムッとしながら「これバラエティー番組?情報番組かと思ってたんだけど」と不満を伝えた。「この話は古い週刊誌のネタ、すみっこにあったやつを何で引っ張り出してきたのか。選挙にはまったく何の関係もない話」と一蹴。「取り上げるならバラエティー番組でやってもらいたい。ぼくいらないから!」とバッサリ切った。

 木村氏の怒り具合にスタジオはピリリとしたムードに。MCの坂上忍は「いま、サブ(副調整室=スタジオに指示を出すスタッフがいる場所)で担当ディレクターが震え上がってると思います」と笑わせ、スタジオの空気をうまく変えた。

6116名無しさん:2020/11/04(水) 20:33:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/284da786c8e959c8181f445a7add24fa3c9c45f9
トランプ氏とバイデン氏が大接戦 四つの激戦州で未決着
11/4(水) 18:47配信

 米大統領選は3日夜(日本時間4日午前)、全米各州で開票作業が始まり、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)と、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が大接戦を繰り広げている。選挙結果を左右する六つの激戦州のうち、トランプ氏がフロリダ州、バイデン氏がアリゾナ州で勝利したが、残り四つでは勝者が決まっていない。郵便投票の大幅な増加によって開票作業が遅れている州もあり、大統領選の勝者判明まで時間がかかる可能性がある。

 バイデン氏は4日未明、地元のデラウェア州ウィルミントンで演説し、勝者の判明は「明朝か、それよりも長くなるかもしれない。我慢して待たなくてはならない」と前置きしたうえで、「いまのところ、我々の現在地は良い感じだ」と手応えを語った。一方、トランプ氏はホワイトハウスで演説し、「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言。「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした。

 トランプ氏が根拠なく「勝利宣言」を行う懸念は以前からあり、米メディアは演説について一斉に「極めて無責任な発言だ」「民主主義を損なう」などと批判している。

 大統領選は、人口などに応じて各州に割り当てられた538人の「選挙人」の過半数を得た候補が勝利する。AP通信によると、米東部時間4日午前5時(日本時間4日午後7時)現在、バイデン氏が民主党の地盤のカリフォルニア州やニューヨーク州で勝利を確実にし、238人の選挙人を獲得。一方、トランプ氏はフロリダ州のほか、共和党が強いオハイオ州やテキサス州で勝っており、213人の選挙人を獲得した。全米の得票率では、バイデン氏の49・94%に対し、トランプ氏が48・44%となっている。

 フロリダとアリゾナを除く激戦州のうち、ノースカロライナ州ではトランプ氏がリードをしているが、米メディアはまだ勝者を判断していない。また、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」にあるペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州も開票が続いている。この3州は郵便投票の開票を終えるまで、数日かかる可能性もある。伝統的に共和党が強いジョージア州や、民主党が有利とみられたネバダ州でも勝者が判明していない。

朝日新聞社

6117名無しさん:2020/11/04(水) 20:34:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb01206655c9650e5363f63076e2d125d07ac9
米大統領選、これからカギ握る三つの激戦州は
11/4(水) 20:30配信

 米大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。トランプ氏は事前の世論調査を上回る支持を得ているが、バイデン氏も勝機がある。米国の分断が浮き彫りになった選挙の勝者を決めるのは、中西部などの数州となる。

 今後、選挙結果を大きく左右するのは、ミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)、ペンシルベニア州(20人)の3州の行方だ。北東部・中西部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置する3州は1992年の大統領選から民主党候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差ながらも制し、大統領選での勝利にもつながった。今回の選挙でも、トランプ、バイデン両氏は重要州と位置づけ、選挙戦の最終盤で集中的に遊説を繰り返していた。

 ただ、この3州は特に開票作業が遅くなると見込まれている。多くの州と異なり、開票日前からの郵便投票の集計作業が認められなかったためだ。特に、ペンシルベニア、ミシガン両州は勝者が判明するまで数日かかる可能性がある。ペンシルベニアのウルフ州知事(民主党)は4日、「深呼吸をして欲しい。最も大切なのは、票が正確に数えられることだ」と訴えた。

 これらの3州では現在、3日に投じられた票が先行開票されており、トランプ氏がリードをしている。しかし、郵便投票を利用しているのは民主党支持者が多いため、今後はバイデン氏が追い上げるとみられる。

 ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授は選挙前からペンシルベニア州などでこういう事態が起きることを懸念し、共和党のシンボルカラーの赤にちなみ、トランプ氏が勝っているように見える「レッドミラージュ(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)」に例えた。トランプ氏が4日未明、一方的に「勝利」を宣言し、集計をやめさせる訴訟を起こす考えを示したのも、郵便投票の開票を止めるためとみられる。

 トランプ氏とバイデン氏が激しく競り合っている南部のジョージア州(16人)も注目されている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けているが、今回はバイデン氏が迫っており、10月27日には訪問して「民主党の候補が、選挙戦の最終週にジョージア州を訪問するなんて、4年前には専門家のだれも予想しなかった」とアピール。開票率9割ではトランプ氏が約2ポイントリードしているが、民主党が強い大都市のアトランタの票の集計が残る。同じ南部で激戦州のノースカロライナ州では勝者は確定していないが、トランプ氏がリードしている。

朝日新聞社

6118名無しさん:2020/11/04(水) 20:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/01de4c922f7570ca599a463df8af1cef9c5763e1
ペンシルベニア、勝者判明に数日 郵便投票急増で作業に遅れ 米大統領選
11/4(水) 20:34配信

 【ワシントン時事】3日の米大統領選で勝者判定が通常より遅れた最大の理由は、勝敗を左右するラストベルト(さび付いた工業地帯)3州などで開票作業が遅れているためだ。

 米メディアによると、激戦のペンシルベニア州、ミシガン州は郵便投票が急増したことで、当選者の確定に数日を要する見通しという。

 ペンシルベニアの郵便投票は、3日の消印有効で6日までに到着すれば受け付ける。州によると、約900万人の有権者の3分の1が申請した。

 トランプ大統領は4年前の前回大統領選でラストベルト3州を僅差で制し、番狂わせを演じた。ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの選挙人は計46人。民主党のバイデン前副大統領も同地域の奪還に狙いを絞って、攻勢をかけてきた。

 この中でもペンシルベニアが特に注視されるのは、トランプ氏が今後も到着・開票される郵便投票を「不正」と断じ、集計を容認しない構えを示しているためだ。米メディアによると、4日未明段階でトランプ氏が10ポイント以上リードしているが、民主党員の申請が多い郵便投票の開票結果によって、逆転の可能性も十分にある。

 この3州が郵便投票の処理に時間を要するのは、3日の投票日もしくは直前まで開封作業などに着手できなかったため。フロリダやノースカロライナでは9月下旬から準備に当たることができた。

 各州の選挙人は12月14日に大統領候補への投票を行う。トランプ氏が郵便投票をめぐり法廷闘争に打って出た場合、選挙人がこの期日までに確定しない可能性もある。

6119チバQ:2020/11/04(水) 20:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3abb01206655c9650e5363f63076e2d125d07ac9
米大統領選、これからカギ握る三つの激戦州は
11/4(水) 20:30配信

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朝日新聞デジタル
米大統領選の投票所には長い列ができ、1時間以上並んだ有権者もいた=2020年11月3日午前8時30分、米ペンシルベニア州ベツレヘム、藤原学思撮影

 米大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。トランプ氏は事前の世論調査を上回る支持を得ているが、バイデン氏も勝機がある。米国の分断が浮き彫りになった選挙の勝者を決めるのは、中西部などの数州となる。

【写真】10月31日、ミシガン州で選挙活動中に手を振るバイデン氏(右)とオバマ前大統領=AP

 今後、選挙結果を大きく左右するのは、ミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)、ペンシルベニア州(20人)の3州の行方だ。北東部・中西部の「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置する3州は1992年の大統領選から民主党候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差ながらも制し、大統領選での勝利にもつながった。今回の選挙でも、トランプ、バイデン両氏は重要州と位置づけ、選挙戦の最終盤で集中的に遊説を繰り返していた。

 ただ、この3州は特に開票作業が遅くなると見込まれている。多くの州と異なり、開票日前からの郵便投票の集計作業が認められなかったためだ。特に、ペンシルベニア、ミシガン両州は勝者が判明するまで数日かかる可能性がある。ペンシルベニアのウルフ州知事(民主党)は4日、「深呼吸をして欲しい。最も大切なのは、票が正確に数えられることだ」と訴えた。

 これらの3州では現在、3日に投じられた票が先行開票されており、トランプ氏がリードをしている。しかし、郵便投票を利用しているのは民主党支持者が多いため、今後はバイデン氏が追い上げるとみられる。

 ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授は選挙前からペンシルベニア州などでこういう事態が起きることを懸念し、共和党のシンボルカラーの赤にちなみ、トランプ氏が勝っているように見える「レッドミラージュ(赤い蜃気楼〈しんきろう〉)」に例えた。トランプ氏が4日未明、一方的に「勝利」を宣言し、集計をやめさせる訴訟を起こす考えを示したのも、郵便投票の開票を止めるためとみられる。

 トランプ氏とバイデン氏が激しく競り合っている南部のジョージア州(16人)も注目されている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けているが、今回はバイデン氏が迫っており、10月27日には訪問して「民主党の候補が、選挙戦の最終週にジョージア州を訪問するなんて、4年前には専門家のだれも予想しなかった」とアピール。開票率9割ではトランプ氏が約2ポイントリードしているが、民主党が強い大都市のアトランタの票の集計が残る。同じ南部で激戦州のノースカロライナ州では勝者は確定していないが、トランプ氏がリードしている。

朝日新聞社

6120とはずがたり:2020/11/04(水) 22:22:07
各州の勝者は4年前と酷似 トランプ氏が接戦州で強さ発揮
11/4(水) 19:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7261a7dddcf90930063c73e0d62926dc60823b0c
毎日新聞

ミシガン州での選挙集会後に踊るトランプ大統領(左)とペンシルベニア州で聴衆に訴えかけるバイデン前副大統領=いずれも2020年11月3日、AP

 3日投票の米大統領選は、全米50州と首都ワシントンのうち8州を除いて大勢が判明した。4日午後6時時点で判明した42州と首都の勝者は2016年の前回選挙と全く同じで、接戦州でドナルド・トランプ大統領(74)が勝負強さを見せている。残る8州のうち7州は前回トランプ氏が制したが、今回は接戦が続いており、東部ペンシルベニアや北西部ミシガンの両州など大票田の行方が勝敗のカギとなる。

 米大統領選では、各州と首都に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得した候補が当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、4日午後6時時点の獲得選挙人はトランプ氏が213人、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が227人。当選するためにはトランプ氏は57人、バイデン氏は43人を上積みする必要がある。

 残る州のうちアリゾナ州(選挙人11人)では、AP通信などがバイデン氏の優勢を報じている。バイデン氏は、比較的選挙人が多いペンシルベニア(20人)、ミシガン(16人)、ジョージア(16人)のうち2州で勝てば、当選する計算だ。

 一方、トランプ氏はアラスカ州(3人)での勝利が有力視されているが、当選のためにはさらに4州以上で勝つ必要がある。

6121名無しさん:2020/11/04(水) 22:36:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8addb6a1584d68b730f163683e8873d4eeab0723
米選挙、2つの最悪シナリオ有力に-トランプ氏は最高裁に言及
11/4(水) 19:46配信

(ブルームバーグ): 米大統領・議会選挙の結果として2つの最悪シナリオに向かう可能性が24時間前に比べ高まっている。選挙後の法廷闘争と、民主党の大統領と共和党が主導権を握る上院の組み合わせだ。

共和党候補のトランプ大統領は根拠のないまま勝利を宣言し、多くの激戦州があまりにも接戦となる中で最高裁判所の介入を要請すると述べた。米国株先物は上昇と下落の間を行き来し、選挙後の闘争が長引く懸念から米国債は値上がりした。

みずほインターナショナルの金利ストラテジスト、ピーター・マッカラム氏は「市場にとって重要なのは、民主党のバイデン政権であろうと共和党のトランプ政権であろうと、ワシントンが分裂してるかどうかだろう。現状では、これが最も可能性の高いシナリオであるため、株価は若干弱含み、米国債のイールドカーブは平坦化している」と述べた。

民主党が上院過半数も抑えるとの多くの予想に反して共和党が健闘、下院は民主党が制した。

市場にとって主要な懸念は行政・立法における分裂だ。市場は大規模な景気対策パッケージを望んでいるが、民主、共和両党の協力が必要になれば法案の成立はより難しい。

パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェファードソン氏は「共和党が上院を保持すれば、来年の早期に5000億ドル(約52兆円)を超える刺激策も難しく、民主党が勝った場合に期待できた2兆ドルには及ぶべくもない」と述べた。

さらに大きな懸念は、選挙結果に異議が申し立てられることだと、RBCキャピタルマーケッツのFXストラテジー責任者エルサ・リグノス氏は指摘。「選挙結果でもめる懸念はまだリスクオフで顕在化していない。しかし残念ながら、今後はそうなる公算が大きいように見える」と話した。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏は、バイデン氏がアリゾナ州を制したことに触れ、「訴訟になる可能性は高い」と述べた。

原題:Two Worst Election Scenarios Come Back to Haunt Global Markets(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Joanna Ossinger, Ruth Carson

6122名無しさん:2020/11/05(木) 00:57:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9130dd911f218a343281cde9cc915ddf31cb1e4
米大統領選、バイデン氏追い上げ
11/5(木) 0:30配信

 【ワシントン共同】米大統領選は4日、勝敗の分かれ目となる激戦のラストベルト(さびた工業地帯)3州の一部で、バイデン前副大統領が最終盤に入り、トランプ大統領からわずかにリードを奪うなど猛烈に追い上げた。

6123名無しさん:2020/11/05(木) 01:20:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1f4a2ce1020fe1bc9fc454dd1584e511b7f6470
NY株一時600ドル高 上院選共和党優位で増税警戒感和らぐ
11/5(木) 0:40配信

 米大統領選から一夜明けた4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日からの上げ幅が一時、600ドルを超えた。午前10時現在は前日比399・73ドル高の2万7879・76ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は276・75ポイント高の1万1437・32。

 3日投開票された大統領選は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の大接戦となり、大勢判明は東部ペンシルベニア州などの開票結果に持ち越されている。一方、同日行われた連邦議会選では、上院は共和党、下院は民主党が過半数を維持するとの見方が強まり、民主党が上下両院を制した場合の増税や規制強化に対する警戒感が和らいだもようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6cdb34eebb3a101ccb5ee3086eadb181c98d0e5
NY株続伸、一時600ドル超高 「バイデン優位」の見方で
11/5(木) 0:52配信

 【ニューヨーク時事】開票作業が進む米大統領選でトランプ、バイデン両候補の大接戦が続く中、4日午前のニューヨーク株式市場では「バイデン氏優位」(日系証券)との見方から買われ、優良株で構成するダウ工業株30種平均の上げ幅は一時600ドルを超えた。午前10時23分現在は前日終値比635.12ドル高の2万8115.15ドル。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は同時刻現在で452.24ポイント高の1万1612.81。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f94083952eb91b69467ffbd9923c9f3f15016991
トランプ氏リードの州も予断許さず 残る都市票や郵便投票はバイデン氏に強み
11/4(水) 21:18配信

 3日投票の米大統領選で勝敗が決していない8州では、開票の途中経過で共和党のドナルド・トランプ大統領(74)がリードしている州も多いが、米メディアはトランプ氏の「勝利」は報道していない。民主党が強い都市部や郵便投票分の開票が多数残っているためだ。

 4日未明(日本時間4日午後)には、トランプ氏が「私に言わせれば、もう勝っている」と自信を見せたのに対して、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)も「勝利への途上にあると確信している」と強調した。

 ◇勝敗が決していない接戦州の得票率(日本時間4日午後9時現在)

(カッコ内は選挙人の数)トランプ氏 バイデン氏 推定開票率

ペンシルベニア (20人) 55.1% 43.6% 75%

ジョージア   (16人) 50.5% 48.3% 92%

ミシガン    (16人) 49.8% 48.5% 84%

ノースカロライナ(15人) 50.1% 48.7% 95%

アリゾナ    (11人) 46.8% 51.8% 82%

ウィスコンシン (10人) 49.0% 49.2% 89%

ネバダ     (6人)  48.7% 49.3% 86%

6124名無しさん:2020/11/05(木) 01:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/519431f23526c62f963b2abdb560ef5e96e263ab
ラストベルト バイデン氏が逆転も
11/5(木) 1:13配信

決着まで長期化も予想されるアメリカ大統領選挙。勝敗のカギを握るラストベルトのウィスコンシン州とミシガン州では、開票が進み、僅差ながらバイデン氏が逆転してリードするかたちとなっています。

バイデン氏は一夜明けて、副大統領候補のハリス氏とともに、日本時間の未明に姿をみせて話をする見通しです。

最終更新:11/5(木) 1:13
日本テレビ系(NNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3602a5abb4a238e2c3ef100ce29bd47ce618953b
バイデン氏、ラストベルトで追い上げ ネバダでは開票遅れ
11/5(木) 1:24配信

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は4日、勝敗の決め手となる東部ペンシルベニア州、中西部ミシガン、ウィスコンシン両州のラストベルト(さびた工業地帯)3州の一部で、開票の最終盤になって民主党候補のバイデン前副大統領が共和党のトランプ大統領を追い上げた。

 米メディアによると、大勢が判明していない西部ネバダ州では5日まで開票結果を更新しないことが分かった。CNNテレビによると、4日午後11時(日本時間5日午前1時)時点の同州の得票率はバイデン氏49・3%、トランプ氏48・7%で競り合っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8454ffb61ff220d05ae891f42fbdfcd9ee85b6
激戦州で接戦続く トランプ氏「勝利した」 ラストベルト3州が行方決める
11/5(木) 1:22配信

 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は3日投開票され、CNNテレビの4日午前8時(日本時間同日午後10時)の集計で、共和党のトランプ大統領(74)が激戦州の南部フロリダなど23州で勝利した。民主党候補のバイデン前副大統領(77)も19州・特別区を制した。大接戦となった選挙戦は、東部ペンシルベニア、中西部ミシガンなどラストベルト(さびた工業地帯)の3州の行方が決め手となる。

 大統領選は各州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた538人の選挙人を争う。CNNによると、バイデン氏が224人、トランプ氏が213人を獲得したが、いずれも勝利に必要な過半数270人に届いていない。

 選挙戦への関心は高く、新型コロナウイルス感染防止のため利用が拡大した郵便投票を含む早期投票は1億人を突破。全体の投票者数も約1億6000万人に上り、投票率はこの100年ほどで最高の約67%に上るとの予測もある。多くの激戦州では、開票に時間がかかる郵便投票の急増で決着に遅れが生じている。

 そうした中、トランプ氏は4日未明、ホワイトハウスで演説し、集計途中の各州を制するとして「率直に言って勝利した」と宣言。投票日後に届く郵便投票の集計を「詐欺」として停止を迫り、「(連邦)最高裁に行く」と述べ、集計が続くなら法廷闘争に持ち込むことも視野に入れて対応する意向を表明した。

 一方、バイデン氏は4日未明、地元の東部デラウェア州で「勝利に向かっていると信じている」と発言。4日以降に届く郵便投票を含む集計作業を「辛抱強く」見守るよう訴えた。郵便投票は民主党支持者の利用が多いとみられる。3日消印なら票が遅れて届いても有効とされる州がある。

 大統領選は、米国の新型コロナ感染者数が世界最多となる中、トランプ政権の対応が争点となり、バイデン氏は現政権が拙劣な対応に終始したと批判した。

 上下両院選も大統領選と同時実施された。米メディアによると、下院では民主党が多数派を維持する公算が大きくなった。

6125名無しさん:2020/11/05(木) 02:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/75d9e0cdd6edce92c12f7703b9f4be63f0919e27
米大統領選、バイデン氏の勝率上昇 3日夜から逆転=賭けサイト
11/4(水) 23:23配信

複数の賭けサイトによると、米大統領選で民主党のバイデン候補の勝率が4日朝時点でトランプ氏を大幅に上回っている。フランクフルトで4日撮影(2020年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)

[ロンドン 4日 ロイター] - 複数の賭けサイトによると、米大統領選で民主党のバイデン候補の勝率が4日朝時点でトランプ氏を大幅に上回っている。3日夜時点ではトランプ氏の勝率が上回っていたが、逆転した格好だ。

賭けサイトのスマーケッツによると、バイデン氏の勝率は82%。プレディクトイットでのバイデン氏の勝率は80%となっている。スマーケッツでのトランプ氏の勝率は17%と、昨夜の約80%から大幅に低下した。

ベットフェア・エクスチェンジでのバイデン氏の勝率は78%。同社の広報担当は「(バイデン氏の)ウィスコンシン州でリードしていることが転換点になるかもしれない。バイデン氏はネバダ州とアリゾナ州でも勝利すると予想され、勝利に必要な選挙人270人を獲得する可能性が高まっている」と述べた。

*内容を追加しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9cc767611c001b0714ee1508ca9054b550476b9
米株市場、トランプ氏続投織り込む動き エネ・ITなど上昇
11/5(木) 1:21配信

米大統領選の集計作業が続く4日午前の米株式市場では、当初の予想に反してトランプ大統領が再選を果たす公算が大きくなったことで、情報技術(IT)株などに安全買いが入っている。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2020年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[4日 ロイター] - 米大統領選の集計作業が続く4日午前の米株式市場では、当初の予想に反してトランプ大統領が再選を果たす公算が大きくなったことで、コロナ禍による在宅勤務などのテレワークの拡大で恩恵を受けている情報技術(IT)株に安全買いが入っている。

3日に投開票が実施された米大統領選は、共和党候補のトランプ大統領が再選に必須とされるフロリダ州で勝利。トランプ氏は4日未明、集計作業中にもかかわらず、ホワイトハウスで一方的に勝利を宣言した。

以下は、トランプ氏の2期目続投を折り込みつつある4日午前の各部門の動き。

<エネルギー>

トランプ大統領続投なら規制緩和などが予想されるため、伝統的なエネルギー株に買い。太陽光発電のファースト・ソーラー<FSLR.O>や晶科能源(ジンコソーラー)<JKS.N>などは下落。

レイモンド・ジェームズのアナリスト、パーベル・モルチャノフ氏は「共和党が上院の過半数を維持する公算が大きいことで、民主党のバイデン氏が大統領選に勝利しても、気候変動対策を巡る主要な政策の実施は難しくなる」とし、「温暖化ガス排出ゼロ目標が、共和党が過半数を握る上院を通過する可能性は実質的にはゼロ」と指摘。

<大麻>

民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員が副大統領候補によるテレビ討論会で、連邦レベルでマリフアナ(大麻)を合法化すると発言したことを受け、マリフアナ関連株に買いが入っていた。

ただ出口調査でトランプ氏続投の可能性も示される中、マリフアナ銘柄に投資する上場投資信託(ETF)、オルタナティブ・ハーベストETF<MJ.N>は下落。ティルレイ<TLRY.O>、キャノピー・グロース<CGC.N>、クロノス<CRON.O>、オーロラ・カナビス<ACB.N>などの個別銘柄にも売りが出た。

<情報技術(IT)>

トランプ政権の規制緩和や税制などで恩恵を受けてきた大手IT企業は上昇。マイクロソフト<MSFT.O>、インテル<INTC.O>、IBM<IBM.N>のほか、「FAANG」銘柄(フェイスブック<FB.O>、アップル<AAPL.O>、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>、ネットフリックス<NFLX.O>、グーグル親会社アルファベット<GOOGL.O>)に買いが入っている。

<防衛>

トランプ氏続投で防衛予算が高水準に維持されるとの見方から買い。ノースロップ・グラマン<NOC.N>、ロッキード・マーチン<LMT.N>、レイセオン・テクノロジーズ<RTX.N>などが上昇。

<銀行>

大手行はおおむね下落。TSロンバードの戦略部門責任者、アンドレア・シシオーネ氏は「ねじれ議会が予想されることで、インフレ上昇、金利上昇を巡る観測の再考が必要になる」と指摘。

6126チバQ:2020/11/05(木) 09:01:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad5ad6b4bb7d628cdd8ac7431c77f1538723afa
バイデン氏が選挙人264人獲得、トランプ氏は214人 米大統領選
11/4(水) 9:28配信
米大統領選の選挙人獲得数を示した図。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)3日投開票された米大統領選の結果をまとめた。

 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は接戦を繰り広げており、ペンシルベニアなどの激戦州やネバダの結果によっては両者ともにまだ勝機はある。

【図解】米大統領選、選挙人獲得人数の予想

 米メディアによると、トランプ氏は大票田のフロリダとテキサスを含む23州で前回に続き勝利を確実にした。一方のバイデン氏は、地元デラウェアや大票田のカリフォルニア、ニューヨークを含む22州と首都ワシントンで勝利。前回トランプ氏が制したアリゾナとウィスコンシン、ミシガンを奪取した。

 これまでに獲得した選挙人はバイデン氏が264人、トランプ氏が214人。当選には270人を獲得する必要がある。

勝利を確実にした州(米メディア予測に基づく。かっこ内は選挙人の獲得数)

■トランプ氏(214)
アラバマ(9)
アーカンソー(6)
フロリダ(29)
アイダホ(4)
インディアナ(11)
アイオワ(6)
カンザス(6)
ケンタッキー(8)
ルイジアナ(8)
メーン(1)※※
ミシシッピ(6)
ミズーリ(10)
モンタナ(3)
ネブラスカ(4)※
ノースダコタ(3)
オハイオ(18)
オクラホマ(7)
サウスカロライナ(9)
サウスダコタ(3)
テネシー(11)
テキサス(38)
ユタ(6)
ウェストバージニア(5)
ワイオミング(3)

■バイデン氏(248)
アリゾナ(11)
カリフォルニア(55)
コロラド(9)
コネティカット(7)
デラウェア(3)
首都ワシントン(3)
ハワイ(4)
イリノイ(20)
メーン(3)※※
メリーランド(10)
マサチューセッツ(11)
ミシガン(16)
ミネソタ(10)
ネブラスカ(1)※
ニューハンプシャー(4)
ニュージャージー(14)
ニューメキシコ(5)
ニューヨーク(29)
オレゴン(7)
ロードアイランド(4)
バーモント(3)
バージニア(13)
ワシントン(12)

■勝者が確定していない州
アラスカ
ジョージア
ネバダ
ノースカロライナ
ペンシルベニア

※ネブラスカ州は勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人5人のうち4人はトランプ氏、1人はバイデン氏が獲得。
※※メーン州も勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人4人のうち3人はバイデン氏、1人はトランプ氏が獲得。

【翻訳編集】 AFPBB News

6127チバQ:2020/11/05(木) 09:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f20e601597d33c02c68435e2d2ddeba3cf4da7d7
バイデン氏、激戦州ウィスコンシンで勝利 米報道
11/5(木) 4:28配信
【AFP=時事】(更新)3日投開票された米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が前回制した中西部の激戦州ウィスコンシンで、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。

 CNNテレビのほか、ニューヨーク・タイムズ(New York Time)がAP通信(Associated Press)の報道を伝える形でバイデン氏勝利を伝えた。同州の選挙人は10人で、バイデン氏が獲得した選挙人の総数は248人となった。勝利に必要な選挙人の数は270人。

 トランプ陣営はこれに先立ち、同州で「不備があったとの報告があり、結果の正当性に深刻な疑念が生じている」として、票の再集計を求める意向を表明していた。同州では開票率94%の時点で、バイデン氏が約2万票リードしている。

 同州では2012年、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が7ポイントの差で勝利していたが、2016年の前回選挙ではヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が選挙集会を開かず、トランプ氏に1ポイント未満の差で敗れていた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/85b2b042174c8f14fa7cea9ea10257c2e4e2239c
激戦州のミシガン州 バイデン氏が勝利を確実に
11/5(木) 6:25配信
 アメリカ大統領選は、自動車の街デトロイトがあり、さびた工業地帯、「ラストベルト」と呼ばれ勝敗のカギを握る重要州のミシガン州で民主党のバイデン氏が勝利を確実にした。CNNが伝えた。獲得した選挙人は16人で、これでバイデン氏が獲得した選挙人の合計は253人となった。(ANNニュース)

6128チバQ:2020/11/05(木) 09:24:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b50f25c9c809ed844a2081b3a0d2b8b072502701
カニエ・ウエスト氏、米大統領選で約6万票獲得 4年後に意欲
11/5(木) 8:26配信
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米ラップ歌手のカニエ・ウエスト氏。米ニューヨークで(2019年11月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】3日投開票の米大統領選は大接戦となり、全米がその行方を固唾をのんで見守る中、米ラップ歌手カニエ・ウエスト(Kanye West)氏の運命が明らかとなり、その勝利はなくなった。しかし、ウエスト氏は約6万票を獲得し、早くも次期大統領選に意欲を示している。

【写真】大統領選候補カニエ・ウェスト氏を支持する、イエス・キリストに扮(ふん)した人

 ウエスト氏は大統領選が終盤に入った今年7月、「バースデー・パーティー(Birthday Party)」から独立候補者として出馬すると表明していた。

 ヒップホップ界のスターでファッションデザイナーでもあるウエスト氏は、候補者登録が間に合った12州で約6万票を獲得。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、テネシー州で自己最多の約1万票を獲得した。

 かつてトランプ氏への熱烈な支持を表明していたウエスト氏は、ワイオミング州で自ら投票する様子をツイッター(Twitter)で公開。投票するのは生まれて初めてだと明かした。

 近年キリスト教を前面に出した活動を行ってきたウエスト氏は、「きょう、人生で初めて、合衆国大統領に投票する。しかも私が心から信頼する人物……自分に」とツイート。

 その後、敗北を認めたかのように思われたが、「カニエ2024(KANYE 2024)」とツイートし、次期大統領選への出馬をほのめかした。【翻訳編集】 AFPBB News

6129チバQ:2020/11/05(木) 10:04:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf51f293bcc4e46ff54db559cd5ec99f312b216a
バイデン氏、ミシガン州とウィスコンシン州制す 選挙人253人獲得 CNN予測
11/5(木) 6:48配信
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デラウェア州ウィルミントンで演壇に立つ民主党候補のバイデン前副大統領
(CNN) 3日投票の米大統領選で、CNNの予測によると、民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン州とウィスコンシン州で勝利が確実となった。それぞれの選挙人の数は16人と10人。どちらも前回選挙ではトランプ氏が制した州だった。

【画像】CNNの選挙人獲得予測を見る(日本時間5日午前7時半現在)

バイデン氏は他にハワイ州(選挙人4人)で勝利を確実とし、メーン州では4人の選挙人のうち少なくとも3人を獲得する見通しとなった。

これによりバイデン氏の現時点の獲得選挙人の合計数は253人となった。

一方、激戦州のフロリダ州やテキサス州を制している共和党候補トランプ大統領の獲得選挙人の合計数は213人となっている。

ペンシルベニア州、ノースカロライナ州、ジョージア州などはまだ勝者が判明していない。

当選には選挙人538人の過半数270人の獲得が必要となる。

6130とはずがたり:2020/11/05(木) 10:43:07
トランプ陣営、ウィスコンシン州の再集計要求へ…「2万票差」の非公式集計で
https://news.infoseek.co.jp/topics/20201105_yol_oyt1t50093
読売新聞 / 2020年11月5日 6時52分

【ワシントン=中島健太郎】米大統領選で、共和党のトランプ大統領陣営は4日、ウィスコンシン州の開票結果の再集計を要求する方針を決めた。同州の非公式集計で、民主党のバイデン前副大統領が約2万票差でトランプ氏を上回ったとする結果が出たことを受けた措置。米メディアが伝えた。

6131チバQ:2020/11/05(木) 13:05:32
https://www.afpbb.com/articles/-/3313713?cx_part=top_topstory&amp;cx_position=1
バイデン氏が選挙人264人獲得、トランプ氏は214人 米大統領選
2020年11月5日 7:01 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
【11月4日 AFP】(更新)3日投開票された米大統領選の結果をまとめた。
 共和党の現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は接戦を繰り広げており、ペンシルベニアなどの激戦州やネバダの結果によっては両者ともにまだ勝機はある。

 米メディアによると、トランプ氏は大票田のフロリダとテキサスを含む23州で前回に続き勝利を確実にした。一方のバイデン氏は、地元デラウェアや大票田のカリフォルニア、ニューヨークを含む22州と首都ワシントンで勝利。前回トランプ氏が制したアリゾナとウィスコンシン、ミシガンを奪取した。
 これまでに獲得した選挙人はバイデン氏が264人、トランプ氏が214人。当選には270人を獲得する必要がある。
勝利を確実にした州(米メディア予測に基づく。かっこ内は選挙人の獲得数)
■トランプ氏(214)
アラバマ(9)
アーカンソー(6)
フロリダ(29)
アイダホ(4)
インディアナ(11)
アイオワ(6)
カンザス(6)
ケンタッキー(8)
ルイジアナ(8)
メーン(1)※※
ミシシッピ(6)
ミズーリ(10)
モンタナ(3)
ネブラスカ(4)※
ノースダコタ(3)
オハイオ(18)
オクラホマ(7)
サウスカロライナ(9)
サウスダコタ(3)
テネシー(11)
テキサス(38)
ユタ(6)
ウェストバージニア(5)
ワイオミング(3)
■バイデン氏(248)
アリゾナ(11)
カリフォルニア(55)
コロラド(9)
コネティカット(7)
デラウェア(3)
首都ワシントン(3)
ハワイ(4)
イリノイ(20)
メーン(3)※※
メリーランド(10)
マサチューセッツ(11)
ミシガン(16)
ミネソタ(10)
ネブラスカ(1)※
ニューハンプシャー(4)
ニュージャージー(14)
ニューメキシコ(5)
ニューヨーク(29)
オレゴン(7)
ロードアイランド(4)
バーモント(3)
バージニア(13)
ワシントン(12)
■勝者が確定していない州
アラスカ
ジョージア
ネバダ
ノースカロライナ
ペンシルベニア
※ネブラスカ州は勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人5人のうち4人はトランプ氏、1人はバイデン氏が獲得。
※※メーン州も勝者総取り方式を採用しておらず、選挙人4人のうち3人はバイデン氏、1人はトランプ氏が獲得。
(c)AFP

6132チバQ:2020/11/05(木) 13:25:32
◆トランプ
フロリダ オハイオ テキサス アイオワ
◆バイデン 
アリゾナ
ミシガン 16
ウィスコンシン10


◆未定
アラスカ・・・たぶんトランプ
ジョージア 16 
ネバダ・・・たぶんバイデン
ノースカロライナ15
ペンシルベニア 20

6133チバQ:2020/11/05(木) 14:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e8cc94f2059b11406e595f037297c49f4ce656
バイデン氏が過半数に王手 次の注目は南部ジョージア州
11/5(木) 10:42配信
 開票作業が続く米大統領選は、AP通信によると民主党のバイデン前副大統領が264人の「選挙人」を獲得し、勝利に必要な過半数の270人まで残り6人と迫っている。早ければ日本時間の昼前にも開票結果を出す見通しの南部ジョージア州(16人)に注目が集まっている。

【動画】激戦州の勝利を受けたバイデン氏「我々が勝者に」

 バイデン氏は、4日午後(日本時間5日朝)までに激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。残るのはジョージア、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカの5州。このうちアラスカ以外のいずれかひとつでも獲得すれば、過半数の270人に達する見通しだ。大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」のうち、過半数を獲得すれば勝利する。
朝日新聞社

6134チバQ:2020/11/05(木) 14:06:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c13a6fa21db4418173a4f59d256a05e12770be
「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」はデマ。当日に有権者登録が可能、保守系メディアも否定
11/5(木) 11:35配信
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ウィスコンシン州ミルウォーキーで進む開票作業の様子
アメリカ大統領選では、激戦州の一つであるウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実な情勢だ。開票終盤には、バイデン氏の得票が急増したことで「投票率が100%を超えた」などとする情報が日本のTwitterでも拡散された。

しかし、ウィスコンシン州の選挙管理委員会のほか、保守系のFOXニュースなどが相次いでこの疑惑を否定している。
怪しいので州兵が参加?保守系ニュースも否定
拡散されたのは、ウィスコンシン州の開票作業で『突如謎の12万票が追加された』『投票率が100%を超えた(200%とも)』『怪しいので州兵が集計に参加』などといったものだ。ツイッターの情報をもとに、まとめブログが掲載したことで広まったとみられる。

この情報は誤っている。ウィスコンシン州選管は公式Twitterで「ウィスコンシン州は当日の有権者登録が可能です。いくつかの地域が非公式で報告している有権者数は正確ではありません」と指摘。「登録有権者よりも多くの票が投じられることはありません」とした。

保守系ニュースのFOXも「登録有権者数よりも多くの票が投じられたという人がいるが真実ではない。この州は360万人の有権者がいて、330万の投票があった。ウィスコンシンは当日の有権者登録も認めている」と説明している。

また、『突如』バイデン氏の得票が増えたことに関しても次のように解説している。

「ミルウォーキーとケノーシャでは夜を徹して開票作業が進められた。この2つは中央で不在者投票分をカウントする方式をとっていて、全てが集計されるまで得票にカウントされなかった。ミルウォーキーの作業が終わったのは(現地時間の)午前3時ごろだ」

このうち、バイデン氏が強いとされるミルウォーキーでは16万9000を超える不在者投票があったという。

「怪しいので州兵が介入」も不正確。FOXは州兵が開票作業に加わったことを伝えているが、不在者投票分の一部に誤植があり、作業が遅れる見通しのため、補助に入っているとのことだ。記事には「怪しい」という記述はなく、後から主観的に付け加えられたものだ。

また、これらのデマを投稿したツイートの一つには、ツイッターから「誤解を招いている可能性があります」とラベルが貼られている。

トランプ陣営はウィスコンシン州の結果について、票の数え直しを求めている。
ハフポスト日本版

6135チバQ:2020/11/05(木) 14:09:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfe9e7b34ad9eb4d6615f9eeaf0140a4ad8bdb4f
米下院、民主の多数確実…上院は過半数困難か
11/5(木) 13:14
 【ワシントン=船越翔】米大統領選と同時に行われた米連邦議会の上下両院選について、複数の米メディアは4日、下院は民主党が多数派の維持を確実にしたとの見通しを伝えた。一方、接戦が続く上院では、民主党の6年ぶりの過半数奪還は困難との見方が出ている。

 AP通信の4日午後9時20分(日本時間5日午前11時20分)時点の集計によると、定数435の全議席が争われた下院は、民主党が204議席、共和党が190議席の獲得を確実にした。

 民主党が2018年中間選挙に続いて過半数218議席を確保する勢いで、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は当初予測より伸びがみられないとしつつ、「下院は今後も民主党が主導権を握ることになる」と報じた。

 一方、定数100のうち35議席が争われた上院は、AP通信の集計で、非改選を含め共和党は48議席、民主党は48議席の獲得を確実にした。民主党は改選前の47議席(無所属を含む)を上回ったが、米政治専門紙ザ・ヒルは各地の情勢などを踏まえ、「民主党が過半数を奪う可能性は低くなっている」と指摘している。残る4議席のうち、ジョージア州の1議席を巡っては、過半数を獲得する候補者がおらず、共和、民主両党の上位2人による決選投票を来年1月に行う。

6136チバQ:2020/11/05(木) 14:10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a60be519f05adddce925180422c9c44a916d2a1e
米上院選、共和党が地盤州で勝利 民主党の過半数奪還は厳しく
11/5(木) 12:33配信
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米上院選では共和党が地盤州各地で勝利をおさめ民主党の過半数奪還は厳しい状況となっている
(CNN) 米大統領選と同時に行われた上院選では、共和党候補が各地で激戦を制し、民主党による過半数奪還の可能性は狭まっている。

民主党は当初、トランプ大統領の不人気ぶりが追い風となり、過半数奪還への道が開けると予想。トランプ氏の新型コロナウイルス対応のまずさや、分断をあおる日々の言動もあり、有権者から上院奪還への支持が得られるだろうと見ていた。

だが、ふたを開けてみると、トランプ氏と共和党の上院議員がモンタナからサウスカロライナに至る地盤州を制する結果となった。メーン州ではトランプ氏は苦戦したものの、共和党のスーザン・コリンズ上院議員が勝利。4期を務めた比較的穏健なコリンズ氏が同州と独特な絆を築いていることが証明された。

上院民主党はここ6年間にわたって少数党にとどまってきた。複数の州で突破口が開けない限り、今回も少数党にとどまるとみられる。

これまで、両党とも現職を破る場面があった。トランプ氏が圧勝したアラバマ州では、民主党現職のダグ・ジョーンズ上院議員が元アメフト監督のトミー・ダバビル氏に敗れた。一方、バイデン氏が制したコロラド州では、民主党のジョン・ヒッケンルーパー前知事が共和党現職のコリー・ガードナー上院議員を破っている。

この2議席は差し引きでゼロになることから、上院の行方を決めるのは、アリゾナ、ノースカロライナ、ジョージアの各州で行われた4つの選挙になりそうだ。

6137チバQ:2020/11/05(木) 14:14:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/24007e40ed3da63340ac3f3f24d5a4c82ab0158f
「こんな選挙は初めて」分断極まり…大統領選、決着後に禍根残す恐れ
11/5(木) 12:01配信




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 【ワシントン田中伸幸】「率直に言えばわれわれが勝った」「勝利の軌道にいる」。大接戦となった米大統領選の開票が進む4日未明、トランプ大統領とバイデン前副大統領はそれぞれ支持者に自信を示した。一部の州では投票日後に到着した郵便投票も受け付けるが、郵便投票を「不正」と決め付けるトランプ陣営が訴訟を起こして決着が長期化する可能性もある。混乱はいつまで続くのか。全米が緊迫に包まれている。

【画像】米大統領選の開票状況

 4日午前2時半前、ホワイトハウスで演説したトランプ氏は、その時点で主要メディアが当確を報じていない州を次々と挙げ「勝った。とてつもない大勝利だ」と宣言。集まった支持者からは歓声が上がった。
 この2時間前、バイデン氏は地元東部デラウェア州で支持者の前に登場。「いい気分だ」と声を張り上げ、接戦州の勝利に楽観的な見方を示した。

 新型コロナウイルス禍の影響で今回は郵便投票が急増。集計のめどは見通せない。歴史的な大接戦となり選挙結果が出ても、国民の間に禍根を残す可能性が高い。

 共和、民主の二大政党による対立は1990年代ごろから激化。国家的課題に超党派で妥協しながら前進する政治は徐々に失われた。2009年から2期務めた民主党のオバマ前大統領は「医療保険制度改革(オバマケア)」など数々の「変革」を打ち出したが、議会多数派の共和党が徹底抗戦。思うような成果を残せなかった。
 党派対立を反映して国民の亀裂も深まった。それを「断絶」とも言える状態に陥れたのがトランプ氏だった。移民政策などで排他的な政策を掲げ、批判されれば身内の共和党議員であれ、メディアであれ「敵」と位置付けて攻撃。一方で減税など支持者受けの良い政策を打ち出し、票固めに力を入れた。

 そんなトランプ氏の支持、不支持を巡り国民は真っ二つに割れた。トランプ氏が10月に新型コロナ感染で入院した際には、インターネット上にトランプ氏の回復だけでなく、病状悪化を願う投稿も相次いだ。

 対立を激化させた存在として、メディアにも厳しい目が向けられる。トランプ氏批判の論陣を張る主要メディアの一部は、選挙戦終盤に浮上したバイデン氏の息子に関する金銭疑惑の新情報にほとんど触れなかった。報道の中立性を捨てたかのような姿勢に、トランプ氏の支持者たちは特定のメディアを名指しして「最悪」コールを連呼し、不満を募らせた。

6138チバQ:2020/11/05(木) 14:14:39
   ■    ■

 3日、南部バージニア州の投票所で票を投じた両候補の支持者に「今、米国に何が必要か」と尋ねると「結束」「平和」という同じ趣旨の答えが返ってきた。トランプ政権への評価は全く異なるが、混乱続きで「トランプ疲れ」に陥っているのは共通していた。

 それでもなお、バイデン氏の支持者は、トランプ氏の岩盤支持層を「カルト信者だ」と痛烈に批判。逆にトランプ氏の支持者は、警官による黒人暴行問題への暴力的な一部の抗議デモにも理解を示すバイデン氏の支持者を「過激派」と呼び、憤る。
 どちらの支持者も「こんなに分裂した選挙は初めてだ」と嘆き、「シビルウォー(内戦)のような事態は絶対に避けなければならない」と案じる声が上がる。

 ホワイトハウス周辺では不測の事態に備え、窓ガラスなどを割られないよう、建物の外壁部分に木の板が張り巡らされていた。それがいつ取り除かれるか、誰にも分からない。不穏な空気が街を覆う。

6139チバQ:2020/11/05(木) 14:19:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdb18620898badbd5042c2dd2fe71bbe8d49f097

共和党候補、コロナで死亡も当選 米ノースダコタ州議会選
11/5(木) 11:17配信
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米大統領選挙で全ての票の開票を求める有権者(2020年11月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ノースダコタ州議会選で、新型コロナウイルスで先月死亡した共和党候補、デービッド・アンダル(David Andahl)氏が当選を果たした。当局が4日、明らかにした。

【写真】売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選

 遺族がフェイスブック(Facebook)で明らかにしたところによると、農場経営者だったアンダル氏は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との短い闘病生活の後、10月5日に55歳で亡くなった。

 元レーシングドライバーでもあるアンダル氏は人生最後の選挙で、連邦下院ノースダコタ州第8選挙区で、3分の1の票を獲得して当選。死後に願いを叶えた。

 死亡した候補者が当選したことを受けて、ノースダコタ州の司法長官は、議員の辞職または引退と同様に扱い、共和党が後任を指名すると明らかにした。

 米国で死亡した候補が当選するのは、今回が初めてではない。2018年にもネバダ州議会選で、有名な売春宿の経営者デニス・ホフ(Dennis Hof)氏が、死亡から数週間後に当選を果たした。【翻訳編集】 AFPBB News

6140チバQ:2020/11/05(木) 14:20:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dc417c0c69f49b8b562e02e65c04da2c2581c9d
バイデン氏、ネバダとアリゾナ勝利なら必要な選挙人確保 トランプ氏は法廷闘争で逆転狙う
11/5(木) 11:05配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領は中西部の激戦州であるミシガン、ウィスコンシン両州などで勝利したことで、獲得を確実した大統領選挙人が253人となり、当選に必要な過半数の270人まで残り17人に近づいた。現在焦点となっているのは西部アリゾナ(選挙人数11)と同ネバダ(同6)の両州の行方で、バイデン氏が両州とも勝利すればちょうど選挙人270人を確保することになる。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 米CNNテレビの集計によると、アリゾナ、ネバダ両州ともに開票率80%を超えた時点でバイデン氏の優勢が伝えられている。ただネバダ州の選管当局は開票結果について、5日まで発表しないと表明した。このため、大統領選の大勢が判明するまでなお時間がかかる可能性がある。

 一方、再選に向けて苦しい状況に立たされ共和党のトランプ大統領は法廷闘争を本格化させた。バイデン氏が勝利を確実にしたミシガン州では、自陣営の担当者が集計作業を十分に監視できる態勢が確保されていないと同州の裁判所に提訴。ウィスコンシン州では再集計を申し立てることで、選挙結果の逆転を狙っている。

6141チバQ:2020/11/05(木) 14:27:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbb0acbd7ad8ab9a3172ce56e8ce1a3cecb41ac6
民主、上院奪取困難 下院は過半数維持も議席減 米議会選
11/5(木) 14:23配信
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 【ワシントン時事】3日の米大統領選と同時に行われた連邦議会の上下両院選は4日、開票作業が続けられた。

 上院選(定数100)では、与党共和党が事前予想を上回る奮闘を見せ、野党民主党が目標とする6年ぶりの過半数奪取は困難な情勢だ。下院(定数435)では民主党が過半数を維持するものの、議席を減らす見通し。民主党のペロシ下院議長は声明で「厳しい選挙だった」と認めた。

 人事承認や条約批准の権限を持つ上院の改選前勢力は、共和党53に対して民主党47(無所属2を含む)。上院では採決で50対50となった際、副大統領が最後の1票を投じる。このため、民主党が大統領選の結果にかかわらず上院を制するには、少なくとも4議席を上積みする必要がある。 

最終更新:11/5(木) 14:25
時事通信

6142チバQ:2020/11/05(木) 17:34:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2f02376b3772e1752bca0f3d617c6f5ca7b0715
米大統領選 大接戦に世界が戦々恐々 各国・地域にそれぞれの思惑
11/5(木) 0:16配信

 米大統領選を制するのは共和党のトランプ大統領か、それとも民主党のバイデン前副大統領か-。世界中の国・地域がそれぞれの思惑を込めながら、接戦にもつれ込んだ選挙戦の行方を注視した。米中対立の渦中にある中国は、バイデン氏当選を期待しているかと思いきや、必ずしもそうでない。中東諸国は、次の大統領によって米国のイランやサウジアラビアに対する政策が様変わりしかねないとみている。

■中国 両候補に一長一短 厳しい対中姿勢を覚悟

 【北京=西見由章、上海=三塚聖平】トランプ米政権から多方面の圧力を受けている中国にとっては、トランプ氏とバイデン氏のどちらが当選しても“一長一短”がある。いずれにしろ、米国の厳しい対中姿勢は党派を超えて長期的に継続されるとの見方が広がっている。

 中国の習近平国家主席は4日、上海で5日開幕する「中国国際輸入博覧会」に関するビデオ演説で、「各国は唯我独尊となったり、人に損を与えて己も傷ついたりすべきではない」と強調した。その上で「一国主義や保護主義で国際的な秩序やルールを損なうことは許されるべきではない」と述べ、対立を深めるトランプ米政権を暗に牽制(けんせい)した。

 トランプ政権は中国共産党の脅威を強調し、ハイテク分野を含む米中経済のデカップリング(切り離し)を進めている。中国の習近平指導部にとっては交渉の余地が限られ、極めて扱いにくい相手だ。ただ、中国人外交研究者は「米国内を分断させ、国際組織からの脱退も進めるトランプ政権には、中国に都合がよい側面もある」と指摘する。

 一方でバイデン氏が政権を握った場合、欧州や日本などの同盟国と連携を強め、トランプ氏より強力な「中国封じ込め」を展開することへの警戒感がある。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は4日付の社説で、トランプ、バイデン両氏が大統領選を通じて「自分の方が中国により強硬だという奇妙な競争を繰り広げた」と批判した。

■台湾 双方と等距離確保に苦心

 【台北=矢板明夫】台湾の蔡英文政権は、共和党のトランプ氏と民主党のバイデン氏のいずれにも、「肩入れせず、双方と等距離の関係で米国とのパートナーシップを深化する」との姿勢をアピールしている。

 台湾にとって対米関係の維持と拡大は、安全保障や技術交流、貿易でも最重要の課題。米中関係の変化をにらみつつ、選挙結果によって米台関係がわずかでも揺らぐことのないよう、細心の注意を払ってきた。

 蔡政権はトランプ政権と親密な関係を築いた。中国の軍事脅威を背景に武器供与を求め、台湾重視の姿勢を強めたトランプ政権から続々と承認を得た。武器供与の見返りに、米側の要求も受け入れたようだ。

 トランプ政権の誘致を受け、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が大統領選の激戦区であるアリゾナ州に最新鋭工場を建設すると5月に発表した。TSMCの経営陣を蔡氏が自ら説得したとされる。蔡政権は8月、長年懸案だった米産豚肉の輸入も決断している。

 台湾メディアは、強硬な対中姿勢をとるトランプ氏を歓迎していた。一方、10月30日に米紙ワシントン・ポストが「蔡政権は共和党寄り」などとする記事を掲載すると、台湾の外交部(外務省に相当)はあわてて「否定声明」を発表。蔡氏は翌31日に招集した国家安全会議で、「米国のいずれの政党とも平等に交流する」と確認するなど、ピリピリした対応を示した。

6143チバQ:2020/11/05(木) 17:35:20
■韓国 対北融和願いバイデン氏に警戒感

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、接戦が伝えられる米大統領選の推移を複雑な思いで見守っているもようだ。一つには選挙結果が即、文大統領が最重要課題とみなしてきた対北朝鮮政策の行方を左右するからだ。

 文氏はトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による2018年の史上初の米朝首脳会談を高く評価し、南北融和推進の原動力としてきた。

 ベトナム・ハノイでの昨年の再会談の物別れ以降、米朝間の非核化交渉は停滞しているものの、トランプ氏は選挙後、速やかに北朝鮮と交渉する意向を示しており、トランプ氏の再選で米朝交渉が再始動すれば、中断した南北対話も息を吹き返す可能性がある。

 一方、バイデン候補は、トランプ氏が金氏と会談を重ねて「北朝鮮を正当化した」と批判しており、大統領に就任すれば、トップダウン式から実務者協議を積み重ねるボトムアップ式に交渉方法を改める可能性が高い。金氏はこの交渉スタイルに拒否感を示しており、文氏の残る約1年半の任期内に米朝交渉が進展しない事態も想定される。

 トランプ氏は在韓米軍の駐留経費交渉で韓国側に大幅な負担増を迫り、協議が平行線をたどるなど、安全保障政策をめぐって文政権は、トランプ氏の意向に振り回されてきた。バイデン氏は米韓同盟を重視する姿勢を見せており、韓国内にはバイデン氏の大統領就任で駐留経費交渉が妥結することを期待する声もある。

■中東 対イラン、サウジ政策の違いを注視

 イランのロウハニ大統領は4日、米大統領選について「誰が勝利しようとも、重要なのは政策や原則だ」と述べ、次期大統領に制裁という選択肢を避けるよう求めた。イランに数多くの制裁を科してきたトランプ大統領を批判し、バイデン候補の方が望ましいとの考えを示唆したとみられる。

 米オバマ前政権は2015年、イランが核開発を抑制する見返りに欧米などが経済支援を行うとする核合意を締結。バイデン氏は同政権を中枢で支えた。18年に核合意から離脱してイランへの制裁を再開したトランプ氏に対し、バイデン氏は条件付きで核合意に復帰し、イランへの関与政策にかじを切る方針を示す。

 トランプ政権は今夏以降、イランの脅威を封じ込める「包囲網」構築のため、イスラエルとアラブ3カ国の国交正常化を仲介した。トランプ氏が再選されれば米・イスラエルなどとイランの軍事的緊張が高まる局面も排除できず、対イラン政策は次期大統領しだいで大きく変化しそうだ。

 一方、バイデン氏が当選した場合、親米アラブの盟主を自任するサウジアラビアとの関係が冷え込むとの見方がある。在トルコのサウジ総領事館で起きた反体制記者殺害事件などの際、友好関係を優先して批判を控えたトランプ氏に対し、人権抑圧に敏感なバイデン氏はサウジとの関係を見直す意向も示している。米・サウジ関係に変化が生じれば、中東情勢全般に影響を与える可能性がある。

(中東支局 佐藤貴生)

6144チバQ:2020/11/05(木) 19:43:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6cf0fe5aec98b5d8560a3219dab55c873c0aac0
バイデン支持者お祭りムード…勝利への期待と訴訟への不安と
11/5(木) 17:56配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 米首都ワシントンのホワイトハウス周辺では4日も共和党のトランプ大統領(74)への抗議デモがあり、米大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領(77)の勝利の瞬間を待ち望む支持者は早くもお祭りムードを醸し出した。一方で、集計結果をめぐりトランプ氏が起こした法廷闘争への不安も口にした。(ワシントン 上塚真由、東部デラウェア州ウィルミントン 住井亨介)

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 バイデン氏が中西部の激戦州などを確保し、獲得選挙人数が過半数に近づいたとのニュースが伝わる中、ホワイトハウス近くの大通りでは深夜まで楽器を演奏したり、歌をうたったりする人だかりができた。

 西部カリフォルニア州からやってきたというアーティストのパブロ・カスティーロさん(37)は「バイデン氏の勝利をこの場で祝いたい。トランプ氏は一部で開票結果を争っているが、ゲームオーバーだと言いたい」と語った。

 バイデン氏が勝利を確実にした場合、トランプ氏は「敗北」を受け止めるのか-。こうした懸念がバイデン氏の支持者の間で高まっている。3日に街頭で開票速報を見守った研究員、エイミー・ブラスバーグさん(37)は4日も街に出た。「敗北した場合にトランプ氏が居座るのではないか不安だから」だという。

 開票が始まった3日夜から4日未明にかけ、ワシントンでは約千人が抗議デモに参加。地元警察によると、参加者の中から4人の逮捕者が出たが、「おおむね平和的に行われた」(ニューシャム警察署長)。

 ただ、警察によると、4日未明、トランプ氏を支持する極右団体「プラウド・ボーイズ」のメンバーを名乗る3人が何者かに刃物で刺される事件が発生。いずれも命に別条はないが、双方の支持者が衝突する恐れは消えていない。ホワイトハウス周辺には4日夜も多数の警察車両が配備され、暴動など不測の事態への警戒が続けられた。

 トランプ氏の支持者も各地の開票状況に神経をとがらせる。米メディアによると4日夜、バイデン氏の優勢が伝えられる西部アリゾナ州フェニックスの開票所にトランプ氏の支持者が多数集結し、「俺たちの票をちゃんと数えろ」と連呼。またバイデン氏の当確を報じたとして、「くたばれFOXニュース!」と怒号を上げ、騒然となった。

 中西部ミシガン州デトロイトの開票所にも4日、トランプ氏の支持者が押し寄せ、「開票をやめろ!」と繰り返した。トランプ氏は同州で開票作業の打ち切りを求めて提訴しており、同氏に呼応した支持者らが各所で行動している。

 バイデン氏の地元・デラウェア州ウィルミントンでは、同氏の勝利を確信する黒人アーティストのブルース・スミスさん(55)が「ジョーなら苦しみ続けている黒人社会を救ってくれる」と述べた。バイデン氏と直接会ったことがあるスミスさんをはじめ、市民は親しみを込めてバイデン氏を「ジョー」と呼ぶ。

 ウィルミントンの駅は、上院議員時代のバイデン氏が電車で約1時間半かかるワシントンの連邦議会への通勤に使った。議員就任直前に妻と1女を交通事故で亡くし、残された息子2人を地元で育てるためだった。駅名にはバイデン氏の名前が付けられられた。

 人々はこうしたバイデン氏の人柄に引き寄せられているようだ。スタートアップ企業(創業初期のベンチャー企業)向けのプログラミングを手掛けるエミリー・メルツァーさん(23)は「彼には共感力があり、米国のより良き未来図を描いている。(選挙で分断された)米国を一つに戻してくれる」と期待する。

6145チバQ:2020/11/05(木) 19:44:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5895e501df9da02dfb901b6a231599d2fb27d77
バイデン氏「赤い州」でも健闘 激戦州一つ制すれば勝利
11/5(木) 18:59配信
 米大統領選は、バイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州を制したことで過半数(270人)獲得に向けて大きく前進し、勝利に「王手」をかけた。

 「大統領になるために必要な270人の選挙人に達するための州で、我々が勝っていることは明白だ」

 4日、地元デラウェア州ウェルミントンで演説をしたバイデン氏はこう語った。AP通信はこの日、激戦州のウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を確実にし、各州に割り当てられた538人の選挙人のうち、264人を獲得したと報道した。

 バイデン氏が有利になりつつあるのは、過半数を得るための道筋が複数あることだ。まだ勝者が判明していない5州のうち、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)のいずれかで勝利すればいい。逆に、トランプ氏は全てで勝利する必要がある。

 トランプ、バイデン両陣営が「最重要州」として力を入れてきたペンシルベニア州は5日午前3時(日本時間同午後5時)現在、予想開票率が89%で、トランプ氏が2・6ポイント差でリードしている。しかし、民主党支持者が多く活用した郵便投票の開票作業が進むに従い、バイデン氏との差は狭まりつつある。ミシガン、ウィスコンシン両州も同じように逆転したバイデン氏は演説で、「ペンシルベニア州について、すごくいい感触だ」とも語った。

 ジョージア州でもバイデン氏が追い上げている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けてきた「レッドステート」だが、開票率98%の時点でトランプ氏のリードは2万2千票余となっている。まだ開票が終わっていない票の大半は、民主党が強い大都市アトランタ市周辺の有権者が投じており、バイデン氏が逆転する可能性がある。
朝日新聞社

6146チバQ:2020/11/05(木) 19:46:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/07d1d04e33a53edff38c1ab1f12ff7f094aa3963
バイデン氏、過半数獲得へ前進 焦点のアリゾナ、ネバダで先行
11/5(木) 19:33配信
 【ワシントン共同】米大統領選は5日、民主党のバイデン前副大統領(77)が勢いを見せ、当選に必要な選挙人の過半数獲得へ前進した。焦点の西部アリゾナ、ネバダ両州で僅差ながら先行し、両州を取れば過半数に達する。共和党のトランプ大統領(74)は集計作業が続く郵便投票の「不正」を主張し、作業の停止や再集計を求めて徹底抗戦する構えだ。

 バイデン氏が制したミシガン州や、アリゾナ州の開票所前にはトランプ氏の支持者が押し寄せ、集計中止を要求。一部で警察が出動する事態に発展した。バイデン氏の支持者らはニューヨーク州やワシントン州で「全ての票の集計」を求めるデモを実施した。

6147名無しさん:2020/11/05(木) 21:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20201105-567-OYT1T50232.html
独自に勝敗判定の米メディア、アリゾナ州開票巡り割れる
2020/11/05 19:16読売新聞

 米大統領選で、アリゾナ州の開票結果をめぐる米主要メディアの勝敗判定が割れている。AP通信などがバイデン氏に「勝利確実」の判定を出す一方、投票終了から30時間がたった日本時間5日午後5時時点で勝敗判定を保留しているメディアもある。

 アリゾナ州について、主要メディアで最初にバイデン氏に勝利判定を出したのはFOXニュースで、投票終了から2時間20分後に速報を流した。APやウォール・ストリート・ジャーナル紙もバイデン氏の勝利が確実としている。

 判定を保留しているのは、新聞社ではニューヨーク・タイムズ、テレビ局ではCNNやABCなどだ。開票率85%超でバイデン氏2〜3ポイントリードの現状に照らし、トランプ氏に逆転の可能性があるかどうかの判断が分かれている。

 米主要メディアは、各州の選管当局が公表する途中集計のほか、誰に投票したかを投票所で有権者に尋ねる出口調査の結果などを踏まえ、それぞれ独自に勝敗判定を行っている。

6148名無しさん:2020/11/05(木) 21:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9660cea5342bd2e710f02044bf2c6ef3ef76ee40
バイデン氏「我々は勝利に向かっている」
11/5(木) 6:46配信

アメリカ大統領選挙は開票作業が進んでいて、大接戦となっています。民主党バイデン候補の地元・デラウェア州から星真理子記者の報告です。

一夜明け、バイデン陣営も電話会見を行い、トランプ大統領が一方的に「勝利した」と語ったことについて、「間違った発言」と批判しました。また、大統領が「連邦最高裁に持ち込み集計を止めさせる」としたことについても、「どの票が集計されるべきかをトランプ大統領が決めるべきではない」「バイデン氏はすべての票が集計されるために闘う」と徹底抗戦の構えを見せています。

その上で、焦点となっているペンシルベニア州・ウィスコンシン州・ミシガン州の3州すべてで勝てるとの見込みを示し、「我々は勝利に向かっている」と自信を強調しました。

一方で、民主党関係者からは、バイデン氏が新型コロナウイルス対策のために選挙戦の当初、集会を行わず、オンライン形式のイベントを続けたことが、票の伸び悩みにつながったとの声も上がっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/52e2910426db1041c6b56a812755cca23128875d
「ラストベルト」の接戦2州、バイデン氏の勝利確実…ウィスコンシン・ミシガン州
11/5(木) 6:46配信

 【ワシントン=中島健太郎】米CNNテレビは4日午後、米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領が接戦となっている中西部ウィスコンシン州、ミシガン州で勝利を確実にしたと報じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a960d966f7a6b86aa9079dbd1822a0ca8139a7e5
激戦州のミシガンで、バイデン氏が勝利確実に。前回はトランプ氏が勝ったラストベルト
11/5(木) 6:39配信

アメリカ大統領選挙で、民主党候補のバイデン氏がミシガン州での勝利を確実にした。

ミシガン州は民主党が強い州の一つで、1992年〜2012年は民主党候補が勝利していた。

しかしミシガンは自動車などの主要産業が衰退した「ラストベルト」と呼ばれる地域の一つで、2016年はトランプ氏がヒラリー氏に勝利。票差はわずか0.2%、1万704票だった。

■投票日1カ月前に起きた誘拐未遂事件
ミシガン州では投票日の約1カ月前に、民主党のグレッチェン・ホイットマー知事の誘拐を計画していた武装グループが逮捕され、社会に大きな衝撃を与えた。

ホイットマー知事は、白人至上主義者を非難せず、ヘイトを煽るようなトランプ氏の行動が、誘拐計画に大きな影響を与えたとトランプ氏を非難していた。

■トランプ陣営、集計の差し止めを求めて提訴
ミシガン州では投票を締め切った当初はトランプ氏がリードしていたが、その後はバイデン氏が票を伸ばして勝利した。

トランプ氏は11月4日午前2時20分過ぎにホワイトハウスで記者会見し「勝ったも同然だ。はっきり言えば私たちは勝利した」と一方的に勝利宣言。

「投票所が閉まった後に票が加えられるべきではない」と訴えて開票作業を止めるべきだと主張していた。

トランプ氏の選挙陣営は4日、ペンシルベニア州とミシガン州で一時的に票の集計の差し止めを求める裁判を起こしたと発表した。

6149チバQ:2020/11/05(木) 21:09:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2011050022.html
米上院選、共和党が善戦…過半数維持の可能性
2020/11/05 19:49産経新聞

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に実施された連邦議会選は4日、上院選で落選の危機にあった共和党のコリンズ上院議員が東部メーン州で再選を果たし、同党は上院(定数100)で非改選を含めた47議席を固めた。現有53議席の同党は過半数割れも予想されたが善戦。民主党も現有47議席(無所属2含む)を確保した。大勢が判明していない残り6議席は近年は共和党の地盤が多く、同党が過半数を維持する可能性が出てきている。

 上院は、閣僚を含む政府高官や連邦最高裁判事らの指名人事の承認、条約の批准などを行い、米国の政策決定に強い影響力を持つ。ロイター通信は4日、共和党が上院を制すれば、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選しても、医療保険制度改革法(オバマケア)の拡充など同党の看板施策の実現は難しくなると伝えた。

 メーン州で勝利したコリンズ氏は今回で当選5回となるベテラン。トランプ氏が指名したカバノー連邦最高裁判事の人事承認案などに賛成し、トランプ氏の人気が低迷する同州で支持者を減らしていた。苦戦が伝えられたが、得票率50%超の勝者が出るまで決選投票を繰り返す方式の選挙で、1回目の投票で50・3%を確保し、逃げ切った。

 共和党は中西部アイオワ州でも、劣勢にあったアーンスト上院議員が再選を果たした。アーンスト氏は司法委員会の委員。10月にはトランプ氏が指名した保守派のバレット最高裁判事の人事承認に賛成した。

 西部モンタナ州では、トランプ氏の移民規制などを支持する共和党のデーンズ上院議員が激戦の末、民主党候補のブロック同州知事を退けた。

 民主党は、南部サウスカロライナ州でトランプ氏に近い共和党のグラム上院議員の「落選運動」に失敗する一方、一昨年に死去した共和党のマケイン元上院議員の空席を埋める西部アリゾナ州の補選で民主党新人の元宇宙飛行士、ケリー氏が接戦を制し、同党の上院奪還に望みをつないだ。

 民主党はバイデン氏が大統領で勝利し、3議席を上積みして共和党と同数の50議席を確保すれば上院の主導権を握る。副大統領になるハリス氏が上院議長を兼ね、法案などの採決で可否同数の場合に1票を投じることができるためだ。

 下院(定数435)は民主党が過半数を維持する見通し。

6150名無しさん:2020/11/05(木) 21:10:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e218c21eb449f652ddc02c6393ec61bddea0ca
米上院選、共和党が多数派維持の見通し ねじれ議会続く
11/5(木) 8:37配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 米大統領選と同時に実施された上院選では、共和党が多数派を維持する見通しとなっている。メーン州で、共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利したほか、勝敗が決まっていない他の複数州でも共和党現職が民主党候補をリードしている。

民主党は選挙前に上院での過半数獲得が予想されていたが、4日午後の時点で、共和党現有議席を差し引きで1議席を奪うにとどまっている。

上院では現在、定数100議席のうち共和党が53議席で過半数を占める。大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、カマラ・ハリス氏が副大統領として上院議長を兼ねることから、民主党が上院の過半を握るには今回の改選で共和党から3議席を奪う必要がある。バイデン氏がトランプ氏に敗北すれば、4議席が必要になる。

5議席の結果がまだ判明しない中、アラスカ、ジョージア、ノースカロライナ州では共和党現職がリード。ミシガン州では民主党のゲイリー・ピーターズ氏が共和党のジョン・ジェームズ氏をわずかにリードしている。

ジョージア州の上院補選は、共和党現職のケリー・ロフラー氏と民主党のラファエル・ウォーノック氏が1月5日の決選投票に進むことになった。

民主党は、アリゾナ州とコロラド州で共和現職を破ったものの、アラバマ州で民主党現職ダグ・ジョーンズ氏が共和党候補に敗北し、獲得議席は差し引き1議席にとどまる。

また、敗北が予想されていた4人の共和党現職(アイオワ州のジョニ・アーンスト氏、モンタナ州のスティーブ・デインズ氏、サウスカロライナ州のリンゼー・グラム氏、テキサス州のジョン・コーニン氏)が再選を果たし、民主党の過半数獲得への道は一段と厳しくなっている。

共和党はカンザス州でもロジャー・マーシャル氏が民主党のバーバラ・ボリエー氏に勝利した。

バイデン氏が大統領選で勝利し、共和党が上院を制すれば、バイデン氏は医療制度の拡充や気候変動対策など自身の政策の大部分が阻止される可能性があり、厳しい状況となる。一方、トランプ氏が再選を果たした場合、同氏も、民主党が過半数を維持する下院で同様の課題に直面する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a9f2e43d1c09b38f5b95b771fad962d7219527b
トランプ氏の最高裁提訴意向、専門家は実効性に懐疑的な見方
11/5(木) 8:28配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 大接戦となっている米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ大統領は最高裁への提訴意向を示したものの、法律の専門家からは最高裁が最終決定者になることはないのではないかとの見方が出ている。

選挙法の専門家は、裁判所がトランプ氏の訴えを受け入れ、票の集計を止めることに懐疑的な見方を示す。

集計作業が続く中、トランプ氏はホワイトハウスで民主党候補のバイデン氏に勝利したと宣言。根拠を示さずに「これは米国民への不正だ。法を適切に適用することを求める。従って最高裁に行くことになるだろう。全ての投票を停止させたい」と述べた。ただ、最高裁への具体的な提訴内容を示していない。

法律の専門家は、一定の票や集計手続きに異議が出てくる可能性はあるとしつつ、こうした争いが最終結果を決定付けるかは不透明だと指摘する。

オハイオ州立大学の選挙法専門家、ネッド・フォリー氏はツイッターで「(最高裁は)有効性に疑問がある票があり、それが結果を左右するような場合にのみ関わることになる。今回はそうしたケースにはならない可能性がある」との考えを示した。

トランプ氏の弁護士であるジェンナ・エリス氏は4日、集計を巡るトランプ氏の提訴方針を支持。FOXビジネスネットワークとのインタビューで「法的手続きに入らなければならないとしたら、それは前例のないことではない」とし、「彼(トランプ氏)は選挙が盗まれたものではないことを明確にしたいのだ」と説明。すぐさま連邦裁判所に訴えることも1つの選択肢だと付け加えた。「われわれはあらゆる法的選択肢を検討している」とした。

6151名無しさん:2020/11/05(木) 21:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a510fc5b786083a3c6583b92c03f11a1c3f21640
米大統領選速報、FOXが視聴者数で勝利 トランプ陣営の反感も
11/5(木) 8:09配信

[4日 ロイター] - 3日夜の米テレビ局による大統領選の報道は、FOXニュースが視聴者数で他を上回った。激戦州アリゾナについて同局が他局に数時間先行して民主党候補バイデン氏の勝利を速報したことなどが背景にあり、保守系テレビ局ながら、共和党候補トランプ大統領の陣営と支持者の一部の反感を買っている。

ルパート・マードック氏率いるフォックス・コーポレーション<FOXA.O>傘下のFOXニュースは解説者がトランプ氏の政策目標について好意的なコメントをすることがよくある。

大統領選の報道では他局より3時間も前にアリゾナ州でバイデン氏が勝利する見込みだと報じ、バージニアについてもCNNより5時間も前にバイデン氏が勝利すると伝えた。他局に比べても数時間早かった。

フロリダに関しては、AP通信より90分早く、トランプ氏の勝利を伝えた。FOXの速報が間違いとの指摘はこれまでのところない。大統領選はまだ開票が続いており、決着していない。

米ジョージ・ワシントン大のフランク・セスノ・メディア広報学教授は「FOXの速報が拙速だったのか、適切なタイミングだったのかは分からないが、トランプ氏が好むであろうレンズを通してではなく、しかるべき形で速報したと言える」と指摘。

一方、トランプ陣営の顧問、ジェイソン・ミラー氏とアリゾナ州のデュシー知事(共和党)などは、FOXがあまりにも早く結果を判断したと批判。FOXのジョン・ロバーツ記者は番組で、トランプ陣営が「激怒していた」と伝えた。

米調査会社ニールセンの暫定データによると、FOXの米東部時間3日午後6時から4日午前3時までの平均視聴者数は1050万人と、CNNの680万人を含め、他を上回った。アリゾナでのバイデン氏勝利の速報は午後11時半(日本時間4日午後1時半)に出している。

米テレビ9局全体のプライムタイム視聴者数は暫定値で約5000万人となり、2016年の大統領選時を下回ったとみられる。ただ、人気が急増しているオンライン配信の視聴者は含まれていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32816962480c0d7f275323bcdb3265bd3a8d1828
バイデン氏「十分な州制した」、米大統領選勝利を予想
11/5(木) 6:43配信

[ウィルミントン(米デラウェア州) 4日 ロイター] - 米民主党の大統領候補、バイデン前副大統領は4日、勝利するのに十分な数の州を制しているのは明らかだと述べ、自身の勝利を予想した。

バイデン氏は「集計の長い夜を経て、われわれが大統領選で勝利するのに必要な270人の選挙人獲得に十分な州を制しているのは明らかだ」とし「勝利したと宣言するわけではないが、集計が終了した時、われわれが勝者になると信じていると言いたい」と述べた。

6152名無しさん:2020/11/05(木) 21:12:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a832cfa1b15ac7d61713f7261aa551e2abb2e67d
アングル:米選挙最悪シナリオでも株高、「海図」なき短期売買か
11/5(木) 7:29配信

伊賀大記

[東京 5日 ロイター] - 米大統領選を受けた金融市場で株高が進んでいる。バイデン氏の勝利を織り込んで株価が上昇してきたにもかかわらず、トランプ氏が盛り返しても、株高基調は変わらず。最悪シナリオだったはずの決着が遅れる可能性が高まってもおかまいなしだ。カネ余り相場特有の都合の良い解釈とみられているが、「ビッグピクチャー(大きな将来予想)」を欠いた短期的な売買にすぎないと冷めた見方も少なくない。

<「両建て」視野に>

ヘッジファンドなど短期筋は「トランプトレード」も視野に両建てで株買いに動いているようだ。4日の米株市場でダウ<.DJI>は1.34%高となったが、ナスダック<.IXIC>は倍以上の3.85%高とハイテク株の上昇が目立った。

これまでバイデン氏勝利のシナリオをベースとた「バイデントレード」が株高の原動力となってきたが、市場では一転して「トランプ氏が勝利すれば、規制強化の動きが後退する可能性がある。これまで米国の株価をけん引してきたハイテクIT株の急落を懸念しないで済む」(国内証券)との見方が広がっている。

米下院反トラスト小委員会は10月6日、米巨大IT4社の市場支配力乱用を詳述する厳しい調査報告書をまとめた。これは、大統領選で民主党候補のバイデン氏が勝利すれば、新しいルールと規制強化がFANG4社を待ち受けていることを示唆する。

外為市場では、ドル/円の動きは限定的だったが、メキシコペソが一時急落。トランプ氏から通商面で厳しい攻撃にあってきた国の通貨は、大統領選でバイデン氏優位との見方から買い戻されてきたが、ポジションが一気に巻き戻された格好だ。

<「カネ余り相場」の解釈か>

マーケットでは株高材料だけがクローズアップされ、「バイデントレード」ではやしてきた材料に懸念は強まっていないのが現状だ。

財政拡大期待の後退は悪材料視されず、「トランプ氏が再選しても、新型コロナが感染拡大する中では、一定の財政支出が見込めるとの見方に変わった」(外資系金融機関)という。財政拡大懸念の後退で低下した米長期金利は株高材料だが、景気押し上げ効果の減退懸念は不安視されていない。

さらに、「企業や富裕層に対する増税への懸念が後退した」(国内銀行)との声もちゃっかり浮上している。「バイデントレード」では、特段、悪材料視されてこなかったにもかかわらず、バイデン氏と民主党の劣勢が伝わると、プラス材料視され始めてきている。

ハイテクIT企業への締め付けも、バイデン候補や民主党が始めたことではない。反トラスト法に沿って、一部の大企業に対して競争条件を歪めていると司法省を通じて提訴したのはトランプ政権だが、いまのマーケットでは株高材料とされている。

「カネ余り相場の都合のいい材料解釈だ。世界的に低金利化する中では、株式ぐらいしか十分なリターンを上げることのできる市場はない。株高材料を強引にでも探して、それに乗る動きになっている」と、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ投資ストラテジスト、藤戸則弘氏は指摘する。

<市場が織り込んでいない悪材料>

米大統領選は接戦となっており、法廷闘争に持ち込まれる可能性も出てきた。決着が長引くのは、政策の「空白」を生じさせるとして、マーケットにとって最悪のシナリオだったはずだが、株高のリスクオン基調は崩れていない。

「いまの市場にビッグピクチャーはない。不透明すぎて読めないからだ。プライスが少しでも動けば、その方向に乗るのがいまのトレードの主流であり、相場の振幅も大きくなっている」と、アライアンス・バーンスタインの債券運用調査部長、駱正彦氏は分析する。

大統領選を迎えた米国の市街では、商店の外壁を囲うようにバリケードの板が張られ物々しい雰囲気になっている。長年、米国をみてきたウオッチャーも「こんなに殺気立った状況は初めて」(三井住友銀行のチーフ・マーケット・エコノミスト、森谷亨氏)と話す異例の状況だ。

「大統領選を経て米国は融和ではなく分断が一層強まるおそれがある。対立構造が深まり、社会不安が増すことをマーケットはまだ織り込んでいない」と、富国生命投資顧問の常務取締役、林宏明氏は懸念する。

ロイター/イプソスが10月13─20日に実施した調査によると、米大統領選で現職のトランプ大統領と野党・民主党候補のバイデン前副大統領をそれぞれ支持する人の4割強は、自分が推す候補が敗北した場合選挙結果を受け入れないと答えている。

(編集:内田慎一)

6153名無しさん:2020/11/05(木) 21:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/42d6510e6c304992c8040d04f7957212c7ba9c03
米国株式市場=大幅続伸、政策巡り急転換ないとの楽観で
11/5(木) 7:23配信

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国株式市場は大幅に続伸して取引を終えた。3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらず不透明感が漂っているが、上院選で民主党の過半数獲得が厳しい情勢となっていることから、議会で膠着状態が続き大きな政策転換はなさそうだとの楽観的な見方が高まった。

大統領選までの数カ月間と状況は変わらないとの見方から、この期間にバリュー株<.RLV>をアウトパフォームしてきた成長株<.RLG>が買われた。

民主党候補のバイデン氏は4日夜の時点でウィスコンシン州でわずかにリードを保っている。一方、トランプ氏の陣営は同州で票の集計停止を求めて提訴した。

大統領選と同時に実施された上院選では、メーン州で共和党現職のスーザン・コリンズ氏が、民主党のサラ・ギディオン氏に予想外に勝利し、共和党が上院で多数派を維持する可能性が高まっている。

アメリプライズ・フィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、デビッド・ジョイ氏は「大統領選でバイデン氏が勝利したとしても、議会のねじれは解消されないとみられ、財政面で大きな変化が生じる可能性はかなり低い。これがきょうの市場に織り込まれた」と指摘。

「これまでと同様の経済状況が続くのであれば、比較的厳しい業績環境の中、以前と同じ勝者に利益を求めることになる」と話した。

S&P総合500種<.SPX>は1日の上昇率としては6月5日以来、ナスダック総合<.IXIC>は4月14日以来の大きさを記録した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.36対1の比率で上回った。ナスダックでは1.26対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は4.45%上昇し、過去最高値で終了。約7カ月ぶりの大幅な上昇率となった。情報技術株<.SPLRCT>も大きく値上がりした。議会のねじれが続けば、反トラスト法(独占禁止法)を巡る監視強化や医療保険制度改革法(オバマケア)の一部復活などが実施される可能性が低下するとの見方が背景。

アップル<AAPL.O>やアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>などハイテク5社「FAANG」を含むニューヨーク証券取引所のFAANG+TM指数<.NYFANG>は4.34%上昇。

国防予算削減の可能性が低下するとの見方から防衛関連銘柄のノースロップ・グルーマン<NOC.N>、ロッキード・マーチン<LMT.N>、レイセオン<RTX.N>も全て上昇。

製薬大手ファイザー<PFE.N>、メルク<MRK.N>、ジョンソン・エンドジョンソン(J&J)<JNJ.N>も上昇。ねじれ議会により、業界の大規模な改革は難しいとの見方が背景。

米取引所の合算出来高は103億9000万株。直近20営業日の平均は90億9000万株。

6154名無しさん:2020/11/05(木) 21:13:34
>>6153

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 27847.66 +367.63 +1.34 27512.8 28301.5 27512. <.DJI>

3 0 83

前営業日終値 27480.03

ナスダック総合 11590.78 +430.21 +3.85 11443.7 11663.3 11394. <.IXIC>

8 1 21

前営業日終値 11160.57

S&P総合500種 3443.53 +74.37 +2.21 3406.46 3486.25 3405.1 <.SPX>

7

前営業日終値 3369.16

ダウ輸送株20種 11391.91 -168.05 -1.45 <.DJT>

ダウ公共株15種 877.69 -12.09 -1.36 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 2383.26 +80.53 +3.50 <.SOX>

VIX指数 29.78 -5.77 -16.23 <.VIX>

S&P一般消費財 1237.02 +37.64 +3.14 <.SPLRCD>

S&P素材 409.83 -6.88 -1.65 <.SPLRCM>

S&P工業 670.97 -6.72 -0.99 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 660.78 +0.37 +0.06 <.SPLRCS>

S&P金融 407.42 -5.23 -1.27 <.SPSY>

S&P不動産 220.98 +0.62 +0.28 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 223.45 +0.36 +0.16 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1277.71 +54.41 +4.45 <.SPXHC>

S&P通信サービス 207.99 +8.48 +4.25 <.SPLRCL>

S&P情報技術 2066.85 +76.29 +3.83 <.SPLRCT>

S&P公益事業 323.47 -5.24 -1.60 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.16億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 23905 + 165 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 23885 + 145 大阪比 <0#NIY:>

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

6155名無しさん:2020/11/05(木) 21:14:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0cb991d3951080bf46bf447ac9598360dd649fb
NY外為市場=ドル上昇、大規模財政支出の期待後退で
11/5(木) 7:16配信

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。米民主党が上院で過半数を獲得できない見通しになり、大規模な財政支出への期待が後退した。

3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらない大接戦となっている。民主党候補のバイデン氏は中西部の激戦州2州でリードを保つ一方、トランプ大統領は一方的に勝利宣言し、選挙違反があったという根拠のない主張を展開した。

予想された「ブルーウェーブ」(民主党の圧勝)は起こらず、共和党が上院の多数派を維持する見込みで、大規模な支出拡大には反対するとみられている。

CIBCキャピタル・マーケッツの北米外為戦略部門責任者、ビパン・ライ氏は「共和党が上院を制した場合、追加の景気刺激策を実施するのは極めて難しくなる」と指摘。「そうなれば、これまでの「ブルーウェーブ」を見越した取引の一部は解消される必要があるだろう。ドルにとっては、おそらく売りポジションの手じまいになる」と予想した。

ドル指数<=USD>は0.27%高の93.39。オーバーナイト取引では1カ月ぶりの高値となる94.31を付けた。

ユーロ<EUR=>は0.09%高の1.1722ドル。一時は7月24日以来の安値となる1.1602ドルまで下げた。

ドル/円<JPY=>はほぼ横ばいの104.44円。

開票状況でバイデン氏がリードしているとの見方から、オフショア人民元<CNH=>は午後の取引で1ドル=6.6190元と、2年超ぶりの高値に上昇。元はオーバーナイト取引で1カ月ぶり安値の6.7741元を付けていた。

この日はリスク選好度が強まり、株式市場の上昇でドル上昇が限定的になった可能性が高い。ただ、選挙結果を巡り法的で争われる可能性から、今後数日から数週間の間にリスクテークが後退する可能性もあり、そうなればドルはさらに押し上げられる見込み。

OANDAのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「選挙結果を巡って争われ、裁判になることは誰も望んでいない」とし、確実性がなければリスク回避の動きが続くことになると述べた。

トランプ陣営はこの日、ミシガン州での集計作業停止を求めて提訴し、開票済みの投票用紙の再集計を要求した。

ドル/円 NY終値 104.48/104.55

始値 104.46

高値 104.62

安値 104.16

ユーロ/ドル NY終値 1.1722/1.1726

始値 1.1707

高値 1.1745

安値 1.1681

(表はリフィニティブデータに基づいています)

6156名無しさん:2020/11/05(木) 21:15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd9f71f8cc5b8c45879462db6e838f7aa94db3b0
米大統領選なお決着つかず、バイデン氏が中西部の激戦州でリード
11/5(木) 4:53配信

[ウィルミントン(デラウェア州)/ワシントン 4日 ロイター] - 3日に投開票された米大統領選は、4日に入っても勝敗の行方が決まらない大接戦となっている。民主党候補のバイデン氏は中西部の激戦州2州でリードを保つ一方、トランプ大統領は一方的に勝利宣言し、選挙違反があったとの根拠のない主張を展開した。

エジソン・リサーチによると、バイデン氏はミシガン州でわずかにリードを広げ、ウィスコンシン州でも小幅なリードを維持している。両州はトランプ氏が2016年の大統領選で勝利した激戦州だ。

ミシガン州では新型コロナウイルス禍で急増した郵便投票を集計している。ただ、トランプ陣営は4日、同州での集計作業の停止を求めて提訴し、開票済みの投票用紙の再集計を要求した。

一方、ウィスコンシン州では集計が終了。どちらが勝利したのかまだ公表されていないものの、CNNとAPは、ウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実になったと報じた。

エジソン・リサーチによると、バイデン氏が1%ポイント弱リードしている。州の法律では差が1%未満の場合に再集計の要求が認められており、トランプ陣営はこの日、再集計を要求した。

バイデン氏がウィスコンシン州で勝利すれば、トランプ氏が2期連続で大統領に就任する道筋は狭まる。ただ、ミシガン州のほか、ペンシルベニア州、アリゾナ州、ネバダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州などが依然集計中で予断を許さない状況にある。

トランプ陣営の選挙対策本部長、ビル・ステピエン氏は「合法的な投票用紙を全て集計すれば、われわれの勝利だ」と表明。郵便投票の集計を巡り提訴する可能性があるとした。

一方、バイデン陣営の選挙対策本部長、オマリー・ディロン氏は、バイデン氏が勝利する方向にあると指摘。上級法律顧問のボブ・バウアー氏は、トランプ氏には合法的な投票を無効化する根拠がないとし、バイデン陣営は訴訟への備えを進めていると述べた。

トランプ氏は4日、集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言。その数時間後にはツイッターで、集計作業に根拠のない批判を展開した。これを受け、フェイスブックとツイッターは投稿の一部について、ユーザーに注意を喚起するラベルを付けた。

米議会選の開票も進んでいる。民主党は下院で過半数議席を維持する見通しとなっているものの、上院での過半数奪取は難しいもよう。

混戦となっていたメーン州では、共和党の現職スーザン・コリンズ議員が予想に反し勝利した。コリンズ議員は脆弱な候補者とみられていたこともあり、民主党にとっては痛手となる。

現時点で上院100議席中、共和党は48議席、民主党が46議席をそれぞれ確保。残るアラスカ、ミシガン、ノースカロライナ、ジョージア各州での結果が注目される。

*内容を追加しました。

6157名無しさん:2020/11/05(木) 21:15:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d707cbd45990b3014550b7692ae6d5f62452062
アングル:「ブルーウェーブ」幻に、米大統領選後に政治膠着化も
11/5(木) 3:58配信

[ニューヨーク/ロンドン 4日 ロイター] - 米大統領選挙が予想外の接戦にもつれこむ中、市場では大規模な追加コロナウイルス経済対策への期待が剥落し、政治のグリッドロック(膠着状態)を懸念する声が強まっている。

市場では、当初「ブルーウェーブ(民主党の圧勝)」を見越して活発化した「リフレトレード」が下火となり、先行きの不透明感を警戒した「質への逃避」が見られる。

Tロウ・プライスのアナリスト、ケイティー・ディール氏は「過去数日間、民主党の圧勝を信じてきた市場だったが、ここにきて政治の分断が起こる可能性が高まっており、来年の財政政策を取り巻く環境が一変した」と指摘した。

大統領選と同時に実施された上院選は、民主党の過半数獲得が厳しい情勢になっており、仮にバイデン候補が大統領に当選しても、市場が求める大規模な財政出動は期待できないとの声が根強い。

4日の市場では、ドル高、株高、債券高のトリプル高となった。キャピタルゲイン税の増税や規制強化など、民主党が掲げる政策の実現が困難になったとの見方からハイテク株が急騰。ナスダック総合指数<.IXIC>は4%強値上がりした。

株式投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は低下したものの、依然として高止まりが続く。

ドルは対ユーロ<EUR=>で一時3カ月ぶりの高値を付けたほか、米10年債利回り<US10YT=RR>が低下した。

<「ブルーウェーブ」は幻に>

市場は過去数週間、追加のコロナ経済対策の行方に注目。バイデン氏が勝利し、民主党が上院を制覇する「ブルーウェーブ」が起これば、大規模な経済対策が打ち出されるとの期待が高まっていた。

ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、「財政刺激策への道筋が消え失せ、昨日まであれほど鮮明だったリフレトレードが解消に向かっている」と述べた。

INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「大統領選で誰が勝利しても、議会は分裂したままだ」とし、「選挙前に織り込まれていたリフレトレードを巻き戻すことが正当化される」とした。

一部の投資家は、トランプ氏が勝利すれば、民主党の政策である増税が回避され、株式市場にとって最良のシナリオとみる。JPモルガンは先月、トランプ氏が大統領選で「順当に勝利」した場合、S&P総合500種指数<.SPX>は足元の3400ポイント台から3900ポイントに上昇する見込みで、そうしたシナリオが株式市場にとって最も望ましいとの見方を示していた。

ナタリアンス・セキュリティーズの国際債券部長、アンドリュー・ブレナー氏は、共和党が上院で引き続き過半数を握る可能性が高まったことで、キャピタルゲイン増税の可能性は低下し、ハイテク株の値上がりが見込まれるとした。

トランプ氏は2016年の大統領就任以降、法人税減税を実施して株式市場を支援。ただ対中貿易関税などの措置も打ち出し、市場のボラティリティーは高まった。米株式相場は57%値上がりした。

市場では、大統領選が過度の接戦となり、勝者を巡る争いに発展することが最も懸念されている。

プライム・パートナーズ(スイス)のフランソワ・サバリ最高投資責任者(CIO)は「いずれの候補が勝利しても構わないが、選挙結果を巡って法的な問題や深刻な政情不安が起こることだけは避けたい」と述べた。

(David Randall、Tom Arnold記者)

6158名無しさん:2020/11/05(木) 21:18:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e291408b01f05e3f0450af624d242a329b63941
予想外の大接戦はバイデン氏辛勝か。しかし、再集計+訴訟合戦も
11/5(木) 8:12配信

アメリカの大統領選挙がトランプ候補の最終盤の巻き返しで大接戦となっている。

日本時間5日午前7時前の最新情勢は、トランプ候補贔屓のフォックス・ニュースの判定でもペンシルベニア州・ノースカロライナ州・ジョージア州・ネヴァダ州の帰趨が決まっていない。

このうち三つ、ペンシルベニア州・ノースカロライナ州・ジョージア州でトランプ候補がリードし、残るネヴァダ州ではバイデン候補がリードしている。

各州で残る票はほとんどが郵便票と見られ、支持者に郵便投票を呼び掛けたバイデン候補の票の方がかなり多いと衆目は一致している。故に、この時点でバイデン候補がリードしているネヴァダ州は最終的にバイデン候補の勝利に終わる可能性が取りざたされている。

最終的な勝敗が決まるまでにはなお曲折が予想される
そして、現時点ではあくまでも仮定の話になるのだが、もしも、そうなるとバイデン候補の獲得する選挙人は丁度270人となり、過半数に到達する。

この情勢を受け、バイデン候補は少し前にカメラの前で声明を発表し、全ての票を集計するよう求めるとともに、そうすれば「我々が勝者になると信じている」と事実上の勝利宣言とも受け取れる発言をした。

ただし、その差は小さい。ネヴァダ州は8千票ほどしかない。

早々に一方的な“勝利宣言”をしたトランプ大統領の陣営が大人しく結果を受け入れるとは考えにくい。

実際、その差2万票程でバイデン氏勝利と判定されたウィスコンシン州でトランプ陣営が再集計を求める考えを早速示し、その他の州でも裁判に訴える構えである。

例えば最も多くの郵便票が残るペンシルバニア州で開票作業がひとまず終わるのは明日6日にずれ込む見込みだという。しかし、これから到着し開票される郵便票もあるし、海外に駐留するアメリカ軍人の票も、ペンシルベニア州政府高官によれば、10日までに到着すれば開票の対象になるという。

バイデン候補がネヴァダ州で勝てば、ペンシルベニア州は全体の勝敗には関係なくなるのだが、たとえば、仮にトランプ候補がネヴァダで逆転すればペンシルベニアの帰趨は重大になる。そうなればここでも訴訟が起きる可能性がある。戦いはドロ沼の訴訟合戦に発展する恐れがあるようだ。

最終的な勝敗が決まるまでにはなお曲折が予想される。



追記1:ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙、CNNの判定では上記4州に加え、アリゾナ州の帰趨も未定なのだが、バイデン候補の勝利濃厚で、フォックス・ニュースは既にアリゾナはバイデン勝利と判定している。

追記2:アラスカ州は開票が遅れているが、トランプ候補圧勝の勢いである。

追記3:日本時間5日午後3時半過ぎの時点で、開票終了が近づくジョージア州でバイデン候補が猛追している。ここを逆転した場合もバイデン候補は過半数に達する。ペンシルベニア州でもバイデン候補はじわじわと追い上げている。

二関吉郎

6159名無しさん:2020/11/05(木) 21:21:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26b38e22a06bb5bdd2b26078657816fd8a708a1
米大統領選、バイデン氏リード
11/5(木) 8:54配信

 デラウェア州のバイデン陣営会場から、深井記者の報告です。

 こちらデラウェア州、バイデン氏の自宅から車で15分ほどの場所に設けられた陣営の会場です。ここにきて、バイデン氏の勝利に向けた流れが、一気に加速しているように見えます。

 アメリカの各メディアは、トランプ氏とバイデン氏が激しく争っていた激戦州、中西部ウィスコンシン州とミシガン州を、バイデン氏が勝ち取ったと続々と報じています。これによって、バイデン氏は過半数の選挙人270人まで、あと6人に迫りました。

 これまた激戦のジョージア州は4日夜にも開票結果が出ると言われていますので、もしジョージアがバイデン氏に転べば、バイデン大統領誕生へというニュースが報じられる可能性もあります。

 日本時間の午前6時過ぎから、バイデン氏がこちらで行ったスピーチでは、トランプ氏とは対照的に、冒頭、勝利を宣言するために、ここにいるわけではないと話し始めました。そのうえですべての開票が終われば、われわれが勝利すると確信していると自信をのぞかせています。

 また、トランプ大統領の集計作業を止めようとする発言に対して、すべての票が数えられなければならない、誰もわれわれから民主主義を奪うことはできないと強調しました。これに対してトランプ大統領は、前日、多くの州で自身がリードしていたものの、都市部での期日前投票の開票が進むにつれ、バイデン氏の得票率が伸びたことに納得がいかないようで、3日夜、多くの州で私がリードしていたのに魔法のように消え始めたなどと主張しています。郵便投票の不正などをしきりに吹聴するトランプ大統領ですが、みずから民主主義の仕組みを否定するようなふるまいには、疑問を抱かざるをえません。

 バイデン氏は4日はすでに自宅に戻り、このあとは動きは見せないということですが、バイデン陣営は4日夜、撤収を予定していたこの会場を、5日の夜まで延長する予定です。4日夜もしくは5日、どのような結果が出て、バイデン氏からどのような発言があるのかが注目されます。(05日08:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5e202f7f2f9aeba644f7b7d69ed9e8af37e0de14
米大統領選候補は票集計終わるまで「忍耐」を、経済団体が要請
11/5(木) 10:20配信

[ワシントン 4日 ロイター] - 混戦模様となっている米大統領選を巡り、米商工会議所など国内の経済団体は4日、トランプ大統領や民主党候補のバイデン前副大統領、メディア各社、全国民に対し、全ての有効票の集計が終わるまで忍耐強く様子を見守るよう求めた。

トランプ氏は4日、大統領選がまだ集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言。選挙で不正があったという根拠のない主張を展開し、票の集計停止を要請した。これを受け、米経済界に懸念が広がっている。

4日午後の時点で、集計に基づく選挙人獲得数はバイデン氏がリードしているものの、ペンシルベニア、ジョージアなど複数州では結果がまだ判明していない。

トランプ氏の陣営は、ミシガン州で票の集計停止を求めて提訴し、バイデン氏の勝利が確実となったウィスコンシン州でも票の再集計を求める意向を示した。

米商工会議所、全米最大の労組である米労働総同盟産別会議(AFL─CIO)、全米福音協会、アフリカ系米国人聖職者ネットワークのトップは共同文書で、暴力や脅しといった戦術は国家の弱体化につながると指摘。「自由で公正な選挙というのは資格のある誰もが投票でき、全ての票が法に則り集計され、投票を通じて民意が結果に反映される選挙だ」とした。

また、米国情報技術工業協議会の最高経営責任者(CEO)は、長きにわたり平和的で公正な選挙を実施してきた米国の歴史に触れ、全国民に「全ての票が集計される」まで忍耐強く待つよう呼び掛けた。

米製造業者協会トップのジェイ・ティモンズ氏は、分断が深まった国の結束を図る上で製造業者が貢献できるとコメント。「過去10年の選挙後と同様に、製造業者は解決策の一部となる。結束を強め、誰も置き去りにしない形で前に進む」と述べた。

*米製造業者協会トップのコメントを追加しました

6160名無しさん:2020/11/05(木) 21:22:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f156059f974077ac55cf5adbaa77b572785d9c1a
【映像】2020年米大統領選挙 西部アリゾナ州に大きな変化
11/5(木) 10:59配信

フェニックス、アリゾナ州、11月5日(AP)― 2020年米大統領選挙は11月3日、全米各地で行われ、西部アリゾナ州では一夜明けた4日、フェニックスのマリコパ郡開票センターで一般投票の開票作業が始まった。
 伝統的に共和党の牙城だった西部アリゾナ州で11人の民主党選挙人が選ばれた結果、ジョー・バイデン氏が1948年以降2人目の民主党大統領候補に決まった。
 同時に行われた同州の上院議員選挙では、民主党のマーク・ケリー元宇宙飛行士が選ばれ、70年で初めて、民主党から2人の上院議員を連邦議会に送り出すことになった。
 アリゾナ州はこれまで、1964年の共和党大統領候補だった故バリー・ゴールドウオーター氏と、2008年の同党大統領候補の故ジョン・マケイン氏に代表される共和党の牙城だったが、2020年の選挙では、その伝統ある選挙地盤に歴史的とも言える大きな「地殻変動」が起こったといえよう。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

最終更新:11/5(木) 10:59
AP通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/6418ac9cab54f59d27dc3b3dfaa5712276937418
バイデン氏がミシガンとウィスコンシン制し、あと6人…トランプ陣営は集計停止求め提訴
11/5(木) 12:03配信

 【ワシントン=海谷道隆】米大統領選は投票日から一夜明けた4日、開票作業が続き、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)がミシガン州とウィスコンシン州で勝利を確実にし、再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)とのリードを広げた。バイデン氏は政権奪還への自信を示す一方、トランプ陣営は集計停止を求める訴訟などを起こした。

 AP通信の4日午後9時20分(日本時間5日午前11時20分)時点での集計によると、バイデン氏は、接戦州の中西部ミシガン州(選挙人16人)とウィスコンシン州(同10人)の選挙人を積み上げて獲得選挙人を計264人とし、当選に必要な270人にあと6人まで迫った。トランプ氏は214人となっている。

 バイデン氏は4日、地元デラウェア州で演説し、「270人の獲得に必要な州で勝利するのは明らかだ」と語った。「すべての票が集計されなければならない」とも強調し、集計停止を求めるトランプ陣営をけん制した。

 勝者が固まっていないのは、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(同16人)、ノースカロライナ(同15人)、ネバダ(同6人)、アラスカ(同3人)の5州だ。アラスカ州ではトランプ氏が優勢となっているが、バイデン氏が他の4州のうち1州でも取れば、過半数に達することになる。

 バイデン氏はネバダ州で僅差で先行する。トランプ氏の票が上回るペンシルベニア、ジョージア、ノースカロライナの3州では、郵便投票分の集計が進めば逆転も起きうる情勢だ。

 投票日の消印があれば、6日までの到着分を有効とするペンシルベニア州では、郵便投票分の開票が進むにつれ、トランプ氏とバイデン氏との差は縮まっている。

 郵便投票が不正の温床になると主張してきたトランプ氏は4日のツイッターで「昨夜多くの重要州でリードしていたが、一つ一つ魔法のように消え始めた。とても奇妙だ」と指摘し、集計で問題が起きているとの考えをにじませた。具体的な根拠は示していない。

 トランプ陣営は、ペンシルベニア州やミシガン州などで集計作業の一時停止を求める訴訟を起こした。開票作業が公正に行われているかどうかを陣営が確認できる環境が整えられていないためなどとしている。陣営は、予測開票率99%で得票率差が0・63ポイントとなっているウィスコンシン州では、僅差の際に認められている再集計を州当局に申し立てる方針も表明した。

6161名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/baab6291e9f5da81bdb42ade8a23af6feff755a2
トランプ最後のあがき、投票日の注目ポイント
11/5(木) 12:37配信

 今回のテーマは、「いざ決戦 20年も『大規模集会・熱量・強いリーダー』の選挙モデルは有効か」です。通常の選挙では「大規模集会・熱量・強いリーダー」の選挙戦略は有効であることは言うまでもありません。

 ただ、コロナ禍でこの選挙戦略は本当に効果があるでしょうか。共和党大統領候補のドナルド・トランプ大統領は16年米大統領選挙で用いたこの選挙戦略を、20年の選挙にも使っています。

 また、11月3日の投票日はどの州に注目したらよいのでしょうか。本稿では、トランプ再選モデルの有効性について議論した後、投票日当日の注目点について述べます。

冷ややかな目を向ける有権者
 トランプ大統領の大規模集会では、大抵の支持者はマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスを保ちませんでした。サフォーク大学(東部マサチューセッツ州)とUSAトゥデイ紙の共同世論調査(20年10月23〜27日実施)によれば、約35%が大規模集会に関して「支持」と回答したのに対して、約60%が「不支持」と答えました。実は、有権者は熱量の多いトランプ集会に冷ややかな目を向けていたのです。

 トランプ大統領の各種世論調査の平均支持率は45%なので、大規模集会の支持率はそれよりも10ポイントも低い結果がでました。トランプ支持者の中にもマスク着用とソーシャルディスタンスを義務づけない大規模集会に対して否定的な見方をしている者がいるということです。

 一方、民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)のために、ドライブイン形式の小規模集会を開催しました。同調査によれば、小規模集会に対する「支持」は64%で、「不支持」の22%を42ポイントも上回りました。明らかに、米国民はバイデン氏の小規模集会が新型コロナウイルスに対応した適切な集会と捉えています。

 米国では新型コロナウイルスの死者数が23万人を突破し、感染者数も933万人になり、増加傾向に歯止めがかかりません。「第3波」とまで言われる事態に米国は陥っています。このような状況の中で、トランプ集会は確かに熱意のレベルは高いですが、大抵の有権者は集会を支持していませんでした。

6162名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:20
>>6161

トランプは本当に「強いリーダー」か?
 トランプ大統領は集会で両手の拳を握り、前に突き出すジェスチャーをして「強いリーダー」の演出を行ってきました。ところが、米ワシントン・ポスト紙とABCニュースの共同世論調査(20年10月20〜25日実施)では、激戦6州の1つであるウイスコンシン州において52%の有権者が「強いリーダー」はバイデン氏と回答し、43%のトランプ氏を9ポイント上回りました。

 ウイスコンシン州では10月に入り、新型コロナウイルスの感染者数が急増し、ウイルスを制御できない状況に直面しています。トランプ大統領のコロナ対応のリーダーシップに不満を抱く有権者が、同大統領を「強いリーダー」と認識していないのでしょう。

 一方、同じ激戦州ミシガンでは48%がトランプ氏、47%がバイデン氏を「強いリーダー」に挙げました。両氏の差は僅か1ポイントです。同州でもトランプ大統領の「強いリーダー」のアドバンテージは完全に消えました。

 トランプ氏のライバルであるバイデン前副大統領は、「食卓にある椅子に空席がある」と繰り返し述べて、有権者に訴えてきました。今まで一緒に食事をしていた家族が新型コロナウイルスの犠牲になったというメッセージを、比喩を用いて発信してきたのです。コロナ禍において有権者が求めているのは、実は「強いリーダー」ではなく「共感するリーダー」であるかもしれません。

 最新の米ワシントン・ポスト紙とABCニュース(20年10月24〜29日実施)による共同世論調査の結果もみてみましょう。同調査によれば、「強いリーダー」に関して、激戦州フロリダでは53%の有権者がトランプ大統領、43%がバイデン前副大統領と回答しました。フロリダ州ではトランプ大統領が10ポイント差をつけました。ところが、ペンシルべニアでは、トランプ氏が47%、バイデン氏が46%で拮抗しています。

 前述しましたが、有権者は熱量が多い大規模集会に否定的です。しかも、ウイスコンシン、ミシガン及びペンシルバニアの3州でトランプ大統領の「強いリーダー」のイメージが低下しているといえます。コロナ禍では「大規模集会・熱量・強いリーダー」の選挙モデルは、支持を得られていなかったのかもしれません。

6163名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:33
>>6162

「隠れバイデン支持者」と「サンダース支持者」の動向
 16年米大統領選挙では「隠れトランプ支持者」に注目が集まりましたが、20年の選挙では「隠れバイデン支持者」の動向が鍵を握っています。

 昨年から筆者が取材をしてきた西部コロラド州コロラドスプリング在住のIT企業のCEO(最高経営責任者)は共和党保守本流ですが、バイデン氏に投票したと明かしてくれました。保守派が強いコロラドスプリングに住む彼は「隠れバイデン支持者」です。

 ロイター通信とグローバル世論会社「イプソス」による共同世論調査(20年10月29日〜11月2日実施)では、トランプ大統領の共和党内の支持率は87%です。一方、不支持率は12%で、この中に上のCEOのような「隠れバイデン支持者」が含まれています。

 さらに、バーニー・サンダース上院議員(無所属・東部バーモント州)の支持者の動向も看過できません。前回の米大統領選挙では、「ヒラリー嫌い」のためにトランプ氏に投票をしたサンダース支持者がいたからです。

 2月に西部ネバダ州ラスベガスで行われたサンダース氏の集会に参加した熱狂的な支持者の白人女性が、バイデンに投票したというメールを筆者にくれました。

 前回の選挙では「隠れヒラリー」は存在しませんでいた。今回の選挙では、「隠れバイデン票」とサンダース支持者の票が確実にバイデン氏に流れます。

バイデン陣営の警告
 バイデン陣営のジェン・オマリー・ディロン選対本部長は投票日の前日、SNSを通じて支持者に「フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州の結果が出た時点で、トランプは勝利宣言を行うかもしれない」と指摘したうえで、「勝利は真実ではない」と警告を発しました。4年前の悪夢がよみがえり、トランプ大統領の「勝利宣言」を信じてしまうバイデン支持者がいるかるからです。

 ノースカロライナ州の投票所は東部時間の午後7時30分に閉まります。この時点でテキサス州、ペンシルべニア州、アリゾナ州などで投票がまだ行われています。アイオワ州及びネバダ州は東部時間の午後10時まで投票ができます。トランプ大統領の勝利宣言の意図は、バイデン支持者の投票意欲を低下させることです。

 さらに、ディロン選対本部長は、バイデン氏が過半数の選挙人「270」を獲得するための選択肢を3つ挙げました。第1は、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウイスコンシン州の3州を奪還することです。第2は、ノースカロライナ州及びフロリダ州のサンベルトで勝利を収めることです。第3に、共和党の牙城であるジョージア州とアリゾナ州に穴をあけることです。

 バイデン氏は投票日前の2日間、ペンシルべニア州で選挙運動をしました。おそらくバイデン陣営は、第1の選択肢をとったフシがあります。

6164名無しさん:2020/11/05(木) 21:23:50
>>6163

11月3日の注目点
 まず、開票結果が早く判明するフロリダ州に注目します。仮にトランプ氏が同州で敗れると、バイデン氏は一気に「王手」をかけることになるからです。

 次に、ジョージア州及びテキサス州の結果をみます。トランプ大統領が共和党の牙城である両州で取りこぼしをすると、たとえフロリダ州で勝利を収めても、再選が困難になるからです。トランプ氏にとって、ジョージア州並びにテキサス州での勝利が大前提です。

 さらに、激戦6州に含まれているノースカロライナ州及びアリゾナ州の結果にも注目です。もしこの2州の内のどちらかをトランプ氏が落とすと、バイデン氏は有利に戦いを進めることができるからです。

 一方、激戦6州の中で、ペンシルべニア州、ミシガン州及びウイスコンシン州は投票結果が遅れるので、3日に結果が出ない公算が高いです。トランプ氏は特にミシガン州とウイスコンシン州で苦戦を強いられています。

 従って、ディオン氏が指摘したように、トランプ氏はフロリダ州、ジョージア州及びノースカロライナ州で勝てば、強引に「勝利宣言」を行う可能性があります。逆にトランプ氏はこの3州の内の2つ落とせば「勝利宣言」ができないでしょう。

海野素央 (明治大学教授 心理学博士)

6165名無しさん:2020/11/05(木) 21:24:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/39537419606e984f6b8741485796ca523ef5d340
バイデン氏“あと1州”に迫る、トランプ氏は期日前投票に強い不満
11/5(木) 9:56配信

 アメリカ大統領選で民主党のバイデン候補は中西部の激戦州2つを相次いで制し、当選に必要な選挙人の過半数獲得に向け残り6人となっています。

 「私は勝利を宣言するためにここにいるわけではありません。全ての開票が終われば、我々が勝利すると確信している」(民主党 バイデン候補)

 バイデン氏は中西部ウィスコンシン州とミシガン州を制したことで選挙人264人を獲得し、過半数の選挙人270人まであと6人に迫っています。大接戦で勝敗が判定できない西部ネバダ州、東部ペンシルベニア州、そして南部のジョージア州、ノースカロライナ州の4州のうち1つでも勝利が確実になれば次の大統領に当選します。

 こうしたなかトランプ大統領は4日、期日前投票の開票が進むにつれてバイデン氏の得票数が伸びたことに納得がいかないようで、ツイッターで「昨夜、多くの州で私がリードしていたのにリードが魔法のように消え始めた」などと主張。さらに先ほど「既に、大統領選挙自体に損害が与えられている」と投稿し、期日前投票の開票が進められたことに強い不満を示しました。

 一方、アメリカメディアによると、首都ワシントンのホワイトハウス周辺で4日未明、女性1人と男性2人が刺される事件がありました。3人は、トランプ大統領を支持する極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバーを自称し、人種差別への反対を訴えるBLM運動の参加者に刺されたと主張しているということです。ただ、警察は3人がメンバーかどうか、確認できないとしています。(05日09:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/59ebd2b3db386a33945561e8c55cd6a9051ad3a0
米最高裁に最終的な決定権なし?トランプ氏法廷闘争の根拠は
11/5(木) 12:16配信

 接戦となっている米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ大統領は最高裁への提訴意向を示したものの、法律の専門家からは最高裁が最終決定者になることはないのではないかとの見方が出ている。
 トランプ大統領は4日未明、依然として結果が判明していない大統領選を巡り、最高裁に持ち込むと述べた。米国の投票プロセスに対する異例で裏付けのない攻撃だ。
 しかし法律の専門家は、2020年の大統領選を巡り、最高裁が最終決定者になる可能性は低いと指摘する。
 ロイターの法律担当記者、ヤン・ウォルフはこう語った。「選挙法で『訴訟のマージン』という用語があるが、これは裁判所が決定者となるには、選挙が非常に接戦となる必要があるという意味だ。そして現時点ではそのような状況にあるかどうかは明らかではない。(2000年の)ブッシュ氏とゴア氏による大統領選では、フロリダ州の票差が極めてわずかだった。今回はバイデン氏が、勝利するのに十分な数の州を制するかもしれず、そうなればトランプ氏が訴訟を通じて勝利する方法はなくなる」
 「最高裁がこの選挙に関与するには、ある種の法的な重要論点がなければならない。集計を早期に停止しよう、というのはそれに当てはまらない。トランプ陣営は、ペンシルベニア州で11月3日以降に到着する投票用紙は現時点では集計すべきでないという主張で、最高裁の関心を引いた。ペンシルベニア州はこれらの投票を集計する方針を維持したままだ。しかし判事4人は後で再検討する可能性に関心を示した」
 トランプ陣営は4日、ミシガン州での集計停止を求める訴訟を提起したと発表。同州ではバイデン氏が僅差でリードしている。
 ウォルフ記者は、さらに多くの訴訟が提起される可能性があると指摘した。「もっと多くの訴訟が起こると思う。しかしおそらく最高裁は今回の選挙で決定を下すことに消極的だ。最高裁のロバーツ長官は、政治的な論争を最高裁から外す傾向がある。2000年の「ブッシュ対ゴア」では共和党が任命した5人の判事が事実上、共和党の大統領に勝利を与えたことになり、それが最高裁の正当性を損ねたことをロバーツ氏は理解している」
 4日時点では、バイデン氏はトランプ氏に対してリードしているようだ。また法律専門家は、バイデン氏がペンシルベニア州で勝利しなくても270人の選挙人を獲得すれば、同州を巡る法廷闘争の可能性は低下するとみている。

6166名無しさん:2020/11/05(木) 21:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b3cc3505706e95c843029f7cd227ab49ae01c0e
逆転の切り札はあの判事 米大統領選
11/5(木) 12:01配信

トランプ陣営が提訴した目的、いったいどのようなシナリオを描いているのか。

今回、提訴した先は、州の地方裁判所。

ここで決着しない場合に、最終的に、連邦の最高裁が判断することになるが、ここで9人いる判事がポイントになってくる。

大統領選直前に、世論の批判を押し切ってトランプ大統領が指名したエイミー・バレット氏の就任で、共和党寄りの保守派が6人となっていて、トランプ大統領再選に有利な判断が出る可能性が高い。

対するバイデン陣営は、すでに大物弁護士らのチームを編成して、徹底的に対抗する構え。

万が一、大統領就任式の2021年1月20日まで何も決まらない場合、その後は、ペロシ下院議長が大統領代行となる可能性も出てくる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de8c4166072501fe39d12887f85f7d9d0c8c5400
米連邦・州議会選挙、LGBTQの候補が相次ぎ歴史的勝利
11/5(木) 9:16配信

[ロンドン 4日 ロイター] - 3日に行われた米国の連邦および州議会選挙では、LGBTQ(性的少数者)の候補が相次いで歴史的な勝利を収めた。デラウェア州では、心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表している候補が全米で初めて州議会上院選で勝利した。

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)などの候補を支援するLGBTQビクトリー・ファンドによると、LGBTなどの立候補者は過去最多の574人に上り、これまでに少なくとも117人の当選が判明した。

デラウェア州議会上院議員に当選したサラ・マクブライド氏(30)はツイッターで、自身の勝利が「LGBTQの子供に対し、米国の民主主義は彼らを受け入れるのに十分な大きさがあることを示す」と願っているとコメントした。

カンザス州議会下院選に当選し、全米で初めてのネーティブアメリカンでトランスジェンダーの州議会議員となったステファニー・バイアーズ氏(57)はトムソン・ロイター財団に対し「LGBTQの人たちにとっては非常に意義が大きい出来事だ」と指摘。

「選挙に立候補してもジェンダーだけが注目されることはもはやなく、LGBTの問題以外にも幅広い選挙活動を行っていると気付いてもらえるようになった」と述べた。

連邦議会の下院選に当選したリッチー・トーレス氏とモンデール・ジョーンズ氏は、それぞれ初のアフリカ・ヒスパニック系と黒人のゲイの議員となった。

このほか、オクラホマ州議会選では、男性でも女性でもないと公表しているモーリー・ターナー候補が当選し、同州初のイスラム教徒の州議会議員となった。

*写真を追加して再送します。

6167名無しさん:2020/11/05(木) 21:28:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3afc854027b3c2f9415be94cb78764f5a0c88059
NYで抗議デモ「全票を数えろ」 集計停止求めるトランプ氏に
11/5(木) 9:57配信

 【ニューヨーク共同】米大統領選の開票作業が進む中、ニューヨーク中心部で4日、郵便投票の集計停止を求める共和党のトランプ大統領に抗議する集会が開かれた。参加した数百人は「全ての票を数えろ」と気勢を上げ、5番街を数キロにわたってデモ行進した。

 集会参加者は公共図書館前から歩道まで一帯を埋め尽くし「トランプは出て行け」「国民が投票し、国民が決める。それが全てだ」などと訴えた。トランプ氏に似せた仮装で「トランプを落選させろ」と書いたプラカードを持った人も。

 主催した市民団体のトラビス・モラレスさんは「トランプ氏とペンス副大統領は直ちに出て行け」と語気を強めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e8cc94f2059b11406e595f037297c49f4ce656
バイデン氏が過半数に王手 次の注目は南部ジョージア州
11/5(木) 10:42配信

 開票作業が続く米大統領選は、AP通信によると民主党のバイデン前副大統領が264人の「選挙人」を獲得し、勝利に必要な過半数の270人まで残り6人と迫っている。早ければ日本時間の昼前にも開票結果を出す見通しの南部ジョージア州(16人)に注目が集まっている。

 バイデン氏は、4日午後(日本時間5日朝)までに激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。残るのはジョージア、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、アラスカの5州。このうちアラスカ以外のいずれかひとつでも獲得すれば、過半数の270人に達する見通しだ。大統領選は各州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の「選挙人」のうち、過半数を獲得すれば勝利する。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fa198ae0c815e14905158a281061642a10395bb
バイデン氏、大統領選史上最多票 7千万超、高投票率が影響
11/5(木) 13:37配信

 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の得票が4日までに歴代大統領選で初めて7千万票を超え、史上最多となった。開票は続いており、さらに増えるのは確実。これまでの最多記録は民主党のオバマ前大統領が初当選した2008年選挙で、約6950万票だった。

 今回は関心が高まった上、新型コロナ対策から郵便投票の利用が拡大し、投票率が大幅に高まる見込み。フロリダ大のマクドナルド教授は1900年より後の大統領選で最高の66.9%になると分析している。

 米メディアによると、4日夜時点で、バイデン氏の得票は約7140万票、トランプ氏の得票は6790万票超。

6168名無しさん:2020/11/05(木) 21:31:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a44c5584ef12abf7a9e966abfd2030b628a5d1c5
トランプ氏「不正」主張 敗北拒否へ布石か 米大統領選
11/5(木) 13:32配信

 【ワシントン時事】3日投票の米大統領選に関し、トランプ大統領は4日、ツイッターに「多数の票が秘密裏に廃棄されたと広く報じられている」と書き込み、不正が行われたとの見方を示した。

 集計の結果、民主党のバイデン前副大統領の選挙人獲得数が過半数に達した場合に、「不正があった」として敗北受け入れを拒む布石とみられている。

 トランプ氏は「大統領選自体の信頼性が傷ついている」とも投稿した。トランプ氏はかねて、新型コロナウイルスの感染拡大で郵便投票が大幅に伸びたことで「不正が増える」と根拠を示さず主張。投稿に先立つ4日の演説でも「最高裁へ行くことになるだろう」と述べ、結果次第で法廷闘争に持ち込む構えを示していた。

 一方、バイデン氏は4日、記者団に「ここで勝利は宣言しないが、集計が終われば私が勝者になると確信している」と強調した。トランプ陣営は投票日を過ぎて選管に到着した票を集計対象としないよう求めているが、バイデン氏は「すべての票を集計すべきだ。何者もわが国から民主主義を奪ってはならない」とけん制した。

 反トランプ派は、トランプ氏が敗北後も「居座り」を決めた場合、抗議行動を繰り広げると予告。米紙USAトゥデー(電子版)によると、今週末までに100件以上の集会やデモが計画されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/834c09c6f33ae37993a7880bfd1678fdfd12ac00
木村太郎氏、とくダネ!での“白旗”から一転…アリゾナにトランプ票?「少し明るくなった」
11/5(木) 12:44配信

 ジャーナリストの木村太郎氏が5日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、トランプ氏有利な情報があるとして明るさを取り戻した表情を浮かべた。

 番組では米国大統領選を特集し、木村氏は朝の「とくダネ!」に続いて出演した。

 「とくダネ!」から票の動きはないものの、木村氏は「今、アリゾナが今ちょっと、ぼくの嬉しい気持ちの中に入ってきつつある」と嬉しそうな表情を浮かべた。

 その理由について「アリゾナの集票から、いきなり6万4000、得たいのしれない票が出てきたって話があって。多分当日票だからトランプ票じゃないかって」と喜々として話し「これが変わってくると、流れががらっと全部変わってくると、ぼくなりに期待している」とコメントした。

 この嬉しそうな木村氏へ、横に座る弁護士の北村晴男氏は「ずっと(木村氏は)明るい」と言うと、木村氏は「今朝の番組は暗かったけど、バイキングは少し明るくなった」と「とくダネ!」での“白旗”から一転、状況が変わる可能性がでてきたことに笑顔を隠せなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48efa2cfd889163d067de6ed676148b99d789467
トランプ大統領支持者が開票妨害 分断拡大も...混乱の大統領選
11/5(木) 16:24配信

開票初日から一夜が明けたアメリカ。

次の大統領が決まらないまま、国内の分断は、さらに深まりを見せている。

マスク姿の市民たちが、窓ガラスをたたいて抗議する異様な光景。

ここは、激戦州の1つ、ミシガン州デトロイトの開票所。

地元メディアなどによると、開票作業を見守るため、およそ30人が集まったものの、入場が認められなかったため、ガラス窓をたたいたり、大声を上げるなどして開票作業を妨害。

警察官が出動する騒ぎとなった。

大半が、トランプ大統領を支持する有権者とみられている。

そのミシガン州および、同じく激戦州のウィスコンシン州では、民主党のバイデン氏が勝利を確実にし、当選ラインの選挙人270人に迫る情勢。

激戦州での逆転勝利を受け、バイデン氏は、新大統領への自信を示した。

米民主党・バイデン大統領候補「長い夜が明け、われわれが過半数を得るため、必要な州で勝利しているのは明らかだ」

対するトランプ陣営が、郵便投票の集計中止などを求め、提訴の動きに出る中、それに反発する市民の動きも活発化している。

デモの参加者は、すべての票をカウントしろと口々に叫んで行進を続けている。

ニューヨークでは、開票の続行を求めるバイデン支持者たちが、アメリカ国旗を振りながらデモ行進。

すると、自転車に乗って警戒にあたっていた地元警察との間で衝突も発生。

こうした混乱に対し、全米各地で緊張が高まっている。

6169名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:03
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/2020-election-factcheck
米大統領選「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」は誤り。アメリカで検証済みの情報が日本でも拡散
アメリカ国内で11月1日までにファクトチェックされていた誤った情報が日本で拡散している。インフルエンサーもシェアしているが、注意が必要だ。

by Yuto Chiba
千葉 雄登 BuzzFeed News Reporter, Japan

「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」という動画がTwiitterで拡散されている。

「投票用紙が郵送された時点でバイデンにチェックがしてあり、白紙投票すれば全部バイデンの票になる。
適当にサインするだけで、存在しない人間でもバイデンに投票できる状態」

「そのまま送ったらバイデン、他にチェックを入れても、二重チェックで無効票になる。
従ってバイデン以外の票がゼロになる」

このように投稿した人物は動画と共に発信しているが、この情報は誤りだ。

BuzzFeed Newsはファクトチェックを行った。

発信元はニューヨーク、選挙管理委員会は否定
「郵便投票で機械的に製造されたバイデン票が発見された」とする動画は11月5日14時の段階で1万回以上リツイートされている。

拡散されている動画は10月31日(日本時間)にアメリカ・CNBCでコラムニストを務めるジェイク・ノバック氏がTwitterに投稿したもの。

ノバック氏はこの動画は「10月28日にクイーンズ区(NY州)の男性が郵便で受け取った投票用紙を調べているビデオ」であるとしている。

また、ノバック氏はこの動画を投稿する前日にも「クイーンズ区の数人の住民が、ジョー・バイデンのために記入済みの投票用紙を受け取り、それを選挙管理委員会に送り返すように言われています。これは明らかに違法です」と投稿している。

ニューヨーク州の選挙管理委員会はノバック氏のツイートに「実際には手で記入したように見えます。以前にも述べましたが、このようなことが起きているという報告は受けていません」と返信。

「このような虚偽の主張を続けることはあまりに無責任です。私たちは、空白の不在者投票を受け取った有権者と直接連絡を取りました。 これは真実ではありません」

選挙管理委員会はこの動画は事実ではないと真っ向から否定している。

しかし、こうした選挙管理委員会からの指摘にノバック氏は「これは機械か何かの自動ハンコだった」と主張し続けている。

この情報はドナルド・トランプ大統領の息子、エリック・トランプ氏によっても拡散されている状態だ。

映像に映った記入済み投票用紙、持ち主は特定済み
ニューヨーク州の選挙管理委員会はファクトチェックを実施している非営利団体・Factcheck.orgのインタビューに対し、この投票用紙の持ち主を投票IDから特定し、一部始終を把握することができたと明かした。

動画に映っている投票用紙の持ち主は、カリフォルニア州で不在者投票を依頼した有権者だという。

選挙管理委員会によると、有権者は白紙の投票用紙を受け取り、誰に投票するか記入した。しかしその後、投票用紙が送られてきた際に使用されていた封筒に、誤って記入済みの投票用紙を入れて投函してしまった。

その封筒には有権者の住所しか記載されていなかったため、記入済みの投票用紙が元の住所へと返送されていた。

なお、選挙管理委員会はなぜこの投票用紙が動画の投稿者の手へと渡ったのかは不明としている。

6170名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:13
>>6169

日本のインフルエンサーも拡散
この情報はアメリカ国内では11月1日(日本時間)の段階ですでにファクトチェック済みだが、日本国内にはファクトチェックされた情報は伝達されず、誤った情報だけが5日早朝から拡散されている。

2万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーもこの情報を真偽不明であるとしつつ拡散。また、その投稿を23万人以上のフォロワーを持つ別のインフルエンサーがリツイートしたことで、誤った情報が一人歩きしている。

情報を拡散する際にはそれが事実に基づくものであるかどうかを踏まえる必要がある。真偽不明な情報を拡散する場合は注意深く行う必要がある。

BuzzFeed JapanはNPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)のメディアパートナーとして、2019年7月からそのガイドラインに基づき、対象言説のレーティング(以下の通り)を実施しています。

ファクトチェック記事には、以下のレーティングを必ず記載します。ガイドラインはこちらからご覧ください。なお、今回の対象言説は、FIJの共有システム「Claim Monitor」で覚知、参考にしました。

また、これまでBuzzFeed Japanが実施したファクトチェックや、関連記事はこちらからご覧ください。

正確 事実の誤りはなく、重要な要素が欠けていない。
ほぼ正確 一部は不正確だが、主要な部分・根幹に誤りはない。
ミスリード 一見事実と異なることは言っていないが、釣り見出しや重要な事実の欠落などにより、誤解の余地が大きい。
不正確 正確な部分と不正確な部分が混じっていて、全体として正確性が欠如している。
根拠不明 誤りと証明できないが、証拠・根拠がないか非常に乏しい。
誤り 全て、もしくは根幹部分に事実の誤りがある。
虚偽 全て、もしくは根幹部分に事実の誤りがあり、事実でないと知りながら伝えた疑いが濃厚である。
判定留保 真偽を証明することが困難。誤りの可能性が強くはないが、否定もできない。
検証対象外 意見や主観的な認識・評価に関することであり、真偽を証明・解明できる事柄ではない。

6171名無しさん:2020/11/05(木) 21:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c13a6fa21db4418173a4f59d256a05e12770be
「ウィスコンシン州で投票率が100%を超えた」はデマ。当日に有権者登録が可能、保守系メディアも否定
11/5(木) 11:35配信

アメリカ大統領選では、激戦州の一つであるウィスコンシン州でバイデン氏の勝利が確実な情勢だ。開票終盤には、バイデン氏の得票が急増したことで「投票率が100%を超えた」などとする情報が日本のTwitterでも拡散された。

しかし、ウィスコンシン州の選挙管理委員会のほか、保守系のFOXニュースなどが相次いでこの疑惑を否定している。

怪しいので州兵が参加?保守系ニュースも否定
拡散されたのは、ウィスコンシン州の開票作業で『突如謎の12万票が追加された』『投票率が100%を超えた(200%とも)』『怪しいので州兵が集計に参加』などといったものだ。ツイッターの情報をもとに、まとめブログが掲載したことで広まったとみられる。

この情報は誤っている。ウィスコンシン州選管は公式Twitterで「ウィスコンシン州は当日の有権者登録が可能です。いくつかの地域が非公式で報告している有権者数は正確ではありません」と指摘。「登録有権者よりも多くの票が投じられることはありません」とした。

保守系ニュースのFOXも「登録有権者数よりも多くの票が投じられたという人がいるが真実ではない。この州は360万人の有権者がいて、330万の投票があった。ウィスコンシンは当日の有権者登録も認めている」と説明している。

また、『突如』バイデン氏の得票が増えたことに関しても次のように解説している。

「ミルウォーキーとケノーシャでは夜を徹して開票作業が進められた。この2つは中央で不在者投票分をカウントする方式をとっていて、全てが集計されるまで得票にカウントされなかった。ミルウォーキーの作業が終わったのは(現地時間の)午前3時ごろだ」

このうち、バイデン氏が強いとされるミルウォーキーでは16万9000を超える不在者投票があったという。

「怪しいので州兵が介入」も不正確。FOXは州兵が開票作業に加わったことを伝えているが、不在者投票分の一部に誤植があり、作業が遅れる見通しのため、補助に入っているとのことだ。記事には「怪しい」という記述はなく、後から主観的に付け加えられたものだ。

また、これらのデマを投稿したツイートの一つには、ツイッターから「誤解を招いている可能性があります」とラベルが貼られている。

トランプ陣営はウィスコンシン州の結果について、票の数え直しを求めている。

ハフポスト日本版

6172名無しさん:2020/11/05(木) 21:35:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b3b84b148e6758191eea87253c9b9df939ec5c
アングル:不安と不信と分断と、米大統領選に疑心暗鬼の有権者
11/5(木) 14:44配信

[デトロイト 4日 ロイター] - まれにみる激戦となった米大統領選は、投票締め切りから1日を経過した4日になっても結果が判明せず、共和、民主両党の有権者はいずれも疑心暗鬼になっている。

共和党候補のトランプ氏は4日、まだ複数の州で集計作業が終わっていないにもかかわらず一方的に勝利を宣言し、民主党候補バイデン氏の支持者の反感を買った。

バイデン氏の支持者は、トランプ氏は敗北しても結果を受け入れないのではないかと懸念を強めている。一方、トランプ氏の支持基盤である有権者の間では、選挙で不正が横行したとの根拠のない主張が広がっている。

ノースカロライナ州の銃所有権運動活動家でトランプ氏に1票を投じたジミー・ボイドさん(48)は「選挙は不正がはびこっている」と話した。地元の武装集団とかかわりのあるボイドさんは「左翼が都市全体を破壊」し、右翼の活動家は「人種差別主義者で恐ろしい異端」というらく印を押されてしまうのではないかと危惧している。

バイデン氏に投票したペンシルベニア州ベスレヘムのジュディー・モウエリーさん(60)も対立する政治勢力間の暴力沙汰を心配する。「たとえバイデン氏が勝っても―そうなるだろうと思っているけれど、―国としては敗北だ。思っていた以上に私たちの分断は進んでいる」と述べた。

デトロイトでは、共和党員がほとんどを占める選挙監視人約30人が、新型コロナウイルス感染阻止のための人数制限を理由に集計所に入るのを禁止され、緊張感が一気に高まった。監視人の動きを阻止するために警察が呼ばれた。

入場を阻止された人々の多くは会場の外で抗議の声を上げたり、「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌ったりした。また共和党員の監視人の中には、近くで輪になって祈ったり、「投票を止めろ」、「集計を止めろ」などのスローガンを叫ぶ人々もいた。

投票日から緊張状態が続き、耐えられなくなった人もいる。

オハイオ州コートランドのタニア・ボイチャクさん(39)は「トワイライトゾーンみたいだ」と話した。激戦州の結果が徐々に判明するのを見ながら、自宅でコーヒーを17杯も飲み、落ち着きなく歩き回っていることに気づいたという。

「トランプは恐ろしいし、早過ぎる勝利宣言にはぞっとした」という。ボイチャクさんは共和党員だが、今回はバイデン氏に投票した。

法律専門家によると、遅れて届いた投票用紙を集計に加えるかどうかなど、多くの問題を巡って州ごとに訴訟が起こされ、作業は進んでいない。

<広がる抗議活動>

集計作業を停止しないよう求める抗議活動が、カリフォルニア州オークランド、ペンシルベニア州ハリスバーグ、アトランタ、デトロイト、ニューヨーク市などで起きている。

ニューヨーク市では数百人がマンハッタンのミッドタウンでデモを行った後、ワシントン・スクエア・パークで集会を開き、米国の国旗や「最後の1票まで数えろ」と書かれたプラカードを振った。

学生のメイラ・ハリスさん(26)は「私たちの民主主義が確実に続くようにするのは非常に重要なことだ。今回の選挙はとても強い不安を引き起こした」と話した。

首都ワシントンのホワイトハウス周辺では、トランプ氏支持の極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバー3人が刺される事件があった。被害者は犯人が「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」と書かれたマスクをしていたと主張しているが、警察は確認が取れていない。

<緊張に背を向け畑仕事>

オハイオ州ギブソンバーグのトム・ヨンカーさん(74)はトマト畑の世話をすることで、選挙の開票結果を報じるテレビ番組を見ないようにした。地元の選挙委員会の委員を34年間勤め、自分の受け持ちの集計を終えてから数時間眠っただけだ。

バイデン氏に投票したヨンカーさんは「複雑な気持ちだ。シーソーに乗り、上がったり下がったりしているようだ。圧倒的勝利になると思っていたら、接戦になっている」と話した。

ペンシルベニア州マコネルズバーグの弁護士、スタンレー・カーリンさん(66歳)はトランプ氏に投票した。まだ数え終わっていない同州の大量の票が正確に集計されるとは確信が持てないが、それでもまだ多くの票が集計されておらず、トランプ氏の勝利宣言は早過ぎた、と話した。

旅行代理店を経営するアリゾナ州のマリッサ・ルトゥラールデさん(32)は、大統領選が僅差の結果になれば、党派にとらわれず、イデオロギーを統一する流れが進むと期待する。「ある程度正気や仲間への敬意を回復できると思う。再び礼節を取り戻し、違う考え方をお互いに尊重する必要がある」と話した。

(Michael Martina記者 Heather Timmons記者 Ernest Scheyder記者)

6173名無しさん:2020/11/05(木) 21:36:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6669ba94e9e09ba03e363ec8273db45dc5d91a
【米下院選】陰謀論の「Qアノン」議員が続々誕生
11/5(木) 17:27配信

<大統領選と同時に開催された連邦議会・州議会選挙で、Qアノン信奉者数人がれっきとした政治家デビューを果たした>

米大統領選挙と同時に実施された連邦下院議員選挙で、陰謀論を唱える「QAnon(Qアノン)」を支持する複数の人物が当選を確実にした。これで遂に、Qアノン信奉者から正真正銘の「政治家」が誕生することになる。【イワン・パーマー】

ジョージア州第14選挙区での当選を確実にしたのは、マージョリー・テイラー・グリーン。過激な陰謀論のみならず、人種差別や反ユダヤ主義、イスラム嫌悪などにも支持を表明してきた、Qアノン信奉者の中で最も有名な人物のひとりだ。同選挙区での対抗馬だった民主党候補が9月に選挙戦から撤退したため、不戦勝となった。

彼女は2017年8月にフェイスブックに投稿した動画の中で、「今こそ、サタンを崇拝する小児性愛者たちを追放するまたとないチャンスだ。私たちにはそれができる大統領がいる」と述べていた。Qアノンはドナルド・トランプ米大統領が「ディープステート(アメリカを動かす影の政府)」やサタン崇拝の小児性愛者たちと密かに戦っていると主張している。

<公用車にスローガンのステッカー>

選挙活動中、グリーンに対しては、Qアノンへの支持やこれまでの人種差別的な発言についての質問が寄せられた。後にグリーンは、反ユダヤ主義に基づくとみられる過激な陰謀論から距離を置き、FOXニュースに対して、Qアノンについて独自に調べたところ「デマ情報」があったと述べ、「(Qアノンとは)別の道を行く」ことにしたと語っていた。

今回の選挙では、Qアノンの陰謀論を受け入れるか少なくとも否定しない候補者がほかにも数十人いたが、当選したのは数人だった。

そのひとりが、共和党のエリック・バーセル上院議員(現職)だ。バーセルは公用車に「#WWG1WGA」――Qアノンのスローガン「Where we go one, we go all(我々はひとつになる場所に共に向かう)の略――というステッカーを貼っていたことが物議を醸したが、なんとか再選を果たした。

バーセルは9月に、このステッカーを車に貼っていたことについて釈明。Qアノンが唱える「サタンを崇拝する小児性愛者たちの秘密結社」などの「過激な陰謀論」は支持していないが、「政治の腐敗を阻止し、政府に説明責任を求め、個人の自由を守る」など彼らが掲げる一部の主張は支持していると述べた。

同選挙区の民主党候補ジェフ・デマレイは、バーセルは「極右の常軌を逸した陰謀論」とつながりがあり、上院議員にふさわしくないと主張。「選挙で選ばれた人物が、公用車を使って有害な議論や情報をまき散らしている」と述べ、「そんな人物に、公職に就く資格はない」と主張した。

6174名無しさん:2020/11/05(木) 21:36:55
>>6173

<Qアノンの陰謀論とは距離を置く姿勢>
保守系メディアのリパブリカン・アメリカンによれば、バーセルは自分とQアノンとの関係について、選挙当日には有権者たちが「否定的な情報ばかりに目を向けない」よう願っていると語っていた。

テネシー州議会下院選挙の第57選挙区では、共和党の現職であるスーザン・リンが無党派のトム・ソテックが圧勝する見通しだ。

リンは、星印を使って書かれた「Q」の文字の下に「WWG1WGA」のスローガンが記された旗の写真を、フェイスブックのカバー写真として使っていたことが判明。さらに彼女は#WWG1WGAのハッシュタグを使って複数のツイートを投稿しており、またQアノン信奉者がよく使うもう一つのフレーズ「#TheGreatAwakening(大いなる目覚め)」のハッシュタグを含むツイートをシェアしたこともあった。

彼女は9月にAP通信の取材に対して、Qアノンの陰謀論を支持してはいないと語っている。「ここはアメリカだ。何をツイートしようが、リツイートしようが、私の自由だ」と彼女は述べた。「これが問題視される理由がわからない。私はQアノンが展開する運動には関与していない」

<「信奉者」は否定>

コロラド州第3選挙区では、民主党のダイアン・ミッチ・ブッシュ候補が敗北を認め、Qアノンの陰謀論について肯定的な発言をしてきた共和党の極右候補ローレン・ボーバートが当選を確実にした。

ボーバートは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて同州が決定したロックダウンのガイドラインに背き、自身が経営するレストランの営業を続けていたことでも物議を醸した。彼女は6月にオンラインメディア「スティール・トゥルース」の番組に対して、「これまでQについて聞いたこと全てが、本当であることを願っている」と述べていた。同番組はQアノン信奉者を公言するアン・バンダースティールがホストを務めている。

だがその後、ボーバートは何度もQアノンと距離を置こうと試み、本誌に対しても「これまで何度も公に述べてきたが、私はQアノンの信奉者ではない。あなた方やほかの人々が、どうしても私をQアノンと関連づけようとしているだけだ」と語った。ボーバート陣営の広報担当も、「ローレンは何度も、自分はQアノン支持者ではないと明言している」と説明した。

6175名無しさん:2020/11/05(木) 21:37:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17b5b7f47c5068047dac2cbd2f2ef70982aa785
ランプの誤った「勝利宣言」に身内の共和党から批判噴出
11/5(木) 14:00配信

11月3日に行われた米大統領選は、いまだ一部の州で開票作業が続けられており、数えられていない票は数百万にのぼっている。

それにもかかわらず、ドナルド・トランプ大統領は自らが「民主党のジョー・バイデン候補を破り、勝利した」との“誤った主張”を続けている。また、4日には複数回にわたり、怒りをかき立てるようなコメントをツイッターに投稿している。

こうしたトランプの速断に過ぎる“勝利宣言”と扇動的な発言に対して、共和党の著名議員や保守派の批評家などの間からも非難の声があがっている。

大統領自ら陰謀説を拡散

トランプは3日夜遅くに開いた記者会見で、「率直に言って、私たちは選挙に勝った」と何の根拠もなく発言。その後ツイッターにも、「“投票が終了した後も”投票が行われていた」、民主党は「すべての票を数えることで選挙を“盗もうとしている”」など根拠のない陰謀説を投稿している。

これに対し、選挙前に行われた大統領候補者討論会でトランプの事前の準備を手伝っていたクリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(共和党)は米ABCに対し、「(トランプが)そう主張する根拠はまったくない」とコメント。

トランプは「再選された」と性急に過ぎる主張をすることで、「自らの信頼性を自分自身で損なっている」と指摘した。

相次ぐ批判

ジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は、トランプの“宣言”は「恥ずべきもの」であり、「大統領の発言のなかで最も無責任なものだ」と発言。メリーランド州のラリー・ホーガン知事は、宣言は「“言語道断、不要な行動であり、とんでもない間違いだ」「大統領は、彼自身の最悪の敵になることがある」と述べている。

リック・サントラム元上院議員(ペンシルベニア州選出、共和党)はCNNに対し、大統領の主張に「非常に心を痛めている」と語った。トランプが「票の集計を行っている人たちが不正をはたらいている」と示唆していることは「間違っている」との見方だ。

「忍耐は美徳だ」とも
また、今回の選挙で再選を果たしたイリノイ州のアダム・キンジンガー下院議員はツイッターに、「投票は集計され、あなたは勝つか、あるいは負ける。そして、米国はそれを受け入れる。忍耐は美徳だ」と投稿。

保守派の政治評論家ベン・シャピーロもツイッターで、トランプが「すでに選挙に勝った」と主張することは「非常に無責任」であると指摘している。

そのほか、Foxニュースのアンカー、クリス・ウォレスは、大統領の発言は「まさに火が付きそうなところにマッチを投げ入れるようなものだ」と述べている。

一方、バイデンはツイッターで、「この選挙の勝者を宣言するのは、私でもドナルド・トランプでもない。有権者だ」と発言。また、トランプとの法廷闘争に備え、選挙結果を守るための活動に向けて寄付を募る「バイデン・ファイト・ファンド」を設立したことを明らかにしている。

Tommy Beer

6176名無しさん:2020/11/05(木) 21:38:15
>>6175

トランプの誤った「勝利宣言」に身内の共和党から批判噴出
11/5(木) 14:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b17b5b7f47c5068047dac2cbd2f2ef70982aa785

6177名無しさん:2020/11/05(木) 21:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d121a349c2804d8b5a7f80e62335dbe914fc8f
激戦州で優勢のトランプ大統領が急減速した違和感
11/5(木) 13:05配信

 ──米時間の11月3日に米大統領選の投票が行われました。ここまでの情勢を見ると、ペンシルベニアやジョージア、ノースカロライナなどの激戦州の開票結果次第という情勢です。ここまでの情勢をどう見ますか? 

 酒井吉廣氏(以下、酒井):4日の午前4時頃(米時間)までトランプ大統領がリードしていたのに、ジョージアとノースカロライナは3日深夜から約1日たってもその後の開票が進んでいませんでした。フロリダとテキサスも開票に遅れが見られました。その間に、アリゾナ、ウィスコンシン、ミシガンの開票が進みましたが、ウィスコンシンとミシガンでは、トランプ優勢が徐々にバイデン候補の優勢に変わっていきました、郵便投票の結果でしょうが、さすがに不自然に感じました。

 トランプ大統領も黙っていないでしょうから、2000年の時のブッシュVSゴアと同じような再集計を州規模でやるか、最高裁判断になると思います。既に、ウィスコンシンには再集計を、ミシガンは集計そのものが不自然だと訴えました。トランプ大統領は当初、最高裁に対して4日の午前4時時点で集計を止め、その時点の集計結果を開票結果にせよと要請しましたが、既にその時間を過ぎており、4時時点の票数は分かりませんから、最高裁から差し戻されたようです。

 ──大統領選の速報を見て、何か感じたことはありますか? 

 酒井:はっきり言えるのは、かなりの人が「反トランプ」だったということです。リバタリアンを主張する集団は元来、共和党の一部のような存在ですが、今回は共和党とは別に大統領候補を立て、わずかではありますが票をとっています。微妙な票争いをしている接戦ではあり得ないことです。それだけ、トランプ大統領が嫌だったのでしょう。
 
──今回の選挙を事前にはどう想定していましたか。

 酒井:前回(2016年)の流れを考えて、接戦州のうち4日未明段階で優位にあったウィスコンシン、ミシガン、ジョージア、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ネバダ、アラスカ、そしてメインのうちの1票を取って勝利。あるいは、ウィスコンシンとミシガンを落としても、それ以外で275を確保して勝利。従って、バイデン候補が敗北演説をするという流れだろうと思っていました。実際、トランプ陣営はパーティーも始めていました。

 ──バイデン候補は早々に勝利宣言を出しました。その意図は何でしょうか。激戦州での票読みが予想通り推移しているということでしょうか。

6178名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:13
>>6177

■ やはり混乱を生み出した郵便投票

 酒井:「勝利へのパスを信じる」という主旨の話でしたから「犬笛」だったんだろうと思います。犬笛は犬にしか聞こえない周波数でなる笛のことで、政治の世界では特定の関係者にアピールする演説を指します。つまり「(これからも届く)郵便投票を待て。じっくりカウントせよ、勝ちに行くのだ」と宣言したのです。不正をしろとまで言っているかどうかはわかりませんが、楽勝でなくなったのがわかり、票のカウントを遅らせようとしたのだと思います。

 これを「犬笛」と考えないと不自然なのは、選挙翌日の未明になって、劣勢にある側の候補が、何で翌日以降の集計を信じるなどと話すのか。むしろ、自信があるなら急いでカウントせよ、と言うべきでしょう。カウントを遅らせれば、続々と郵便投票が届き、トランプ大統領も勝利宣言ができませんから。

 ──一方、トランプ大統領も勝利宣言をすると同時に、投開票の無効を訴えています。これはどういう意図でしょうか? 

 酒井:トランプ大統領は政治家を職業としていませんから、こういう時は直截的に話します。この段階では、特別な意図というよりも、素朴に自分が勝っているんだと言いたかったのだと思います。しかし、これをツイートした際、「注意」マークがつきましたね。相変わらず、プラットフォーマーは社会の仕置き人然としています。

 ──州によっては投開票がストップするなどの動きがあったようです。

 酒井:それ自体が不自然なんです。トランプ大統領は、問題は民主党の州で起こっているとツイートしましたが、今度はツイートがブロックされました。数時間後には集計はスムーズに戻ったようですが。

 ──激戦州のペンシルベニア州はどうでしょうか。

 酒井:私の記憶では、4日になる頃にはトランプ大統領が70万票リードしていて、それに対して同州にはまだ集計前の投票用紙が100万票あるから結果はわからないぞ、という反論が出ていました。ニューヨークタイムズの記者は「バイデン候補は勝つつもりだが、周囲はとても不安がっている」と言っていました。

 ところが、4日の朝10時頃になると、開票が進んでリードが60万票差に縮んでいるのに、残りが140万票と増えました。さらに、4日お昼頃には、ペンシルバニアの選挙管理委員会の責任者が「百万票以上を数十人でカウントする」と言っていました。いい加減というか、日本人の感覚ではあり得ないことです。

 集計についてもそうです。投票所は早朝になると長めの休憩を入れるのが常ですが、ペンシルバニアなど映されている集計所の様子を見ると、みなゆっくり休んでいました。その後の映像を見ても、朝食にでも行ったのか、複数のテーブルがごっそりいなくなっていました。私の記憶が正しければ、全米レベルの選挙では、特に下院選挙では集計に手間取るので4時とか5時頃に一休みして、一気に集計を終わらせようというのが普通です。いずれにせよ、手際のよい日本人ではあり得ない話です。

 選挙の仕事をした人はご存じだと思いますが、集計をする場所には余計なものを持ち込めません。偽物の投票用紙を何枚も持ち込むかもしれませんので、そこは厳しく対処します。ところが、一度、食事などに出てしまうと、そこでスマホで全体の状況を見れますね。「ならば、自分の好きな政党に勝たせたい」と思うのが人の心情です。集計時の不正はそういうところから発生する、というのが犯罪学の基本です。

6179名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:43
>>6178

■ 地に落ちた米国の民主主義

 ──勝者が確定するまで時間がかかるとの話ですが、その理由は何でしょうか。

 酒井:このような状況で、誰が集計を信じられますか。勝てばいいけれど、負けだとなれば、再集計を含めて何か手を打つでしょう。これはどちらも同じです。特に、民主党は2000年の苦い思い出があるので、絶対に譲らないと思います。

 相手がズルをしていると思っているわけですから、それを放置することはないということです。これ自体はトランプ大統領らしい喧嘩だとでも思うかもしれませんが、バイデン候補も似たようなものだと思います。

 ──選挙は民主主義の根幹であり、米国は自由と民主主義の国として世界に評価されてきました。なぜこんな選挙になってしまったのでしょうか。

 酒井:米国の民主主義が地に落ちたということではないでしょうか。

 ──いつから米国は壊れてしまったのでしょうか。

 酒井:オバマ政権の頃から徐々にということだと思います。4年前から政治経験のない、かつ破廉恥な人間が大統領になって、政治を専門とする人々には我慢ならない状況が生まれました。そこから一段と壊れたというか、周囲が「壊れたと言うようになった」のだと思います。

 トランプ政権のレガシーの一つであるイスラエルとアラブ諸国の国交樹立も、パレスチナ問題を悪化させる、イランなどの仕返しがあるなどと言うわけですから、何をやっても壊れされたという評価になるのでしょう。

6180名無しさん:2020/11/05(木) 21:39:53
>>6179

■ 米国の分断は社会主義と資本主義の戦いに

 ──4年前の大統領選では外国の敵対勢力が選挙を妨害したとして大騒ぎになりました。今回は米国自身が自壊した印象です。

 酒井:今回もハンター氏の疑惑をロシアの偽情報だとバイデン氏は押し通しており、質問することさえ許していません。一方、米連邦捜査局(FBI)によるロシア疑惑(オバマゲート)などの調査結果は、まだ出てきていません。9月終わりだったか、トランプ大統領に批判的な元米中央情報局(CIA)長官のブレナン氏が膨大な資料を提出したことも一因だと思います。

 客観的な事実からすると、ハンター氏は父親と一緒に政府専用機で北京に行き、中国の首脳や後のビジネスパートナーと会うなどしているのですから、トランプ政権で米国が壊れたのではなく、10年ぐらい前から壊れていたのですよ。

 ──大統領選を通して、米国は保守とリベラルの分断がさらに深刻化しました。このまま分極化は加速するのでしょうか。それとも、次の大統領の下で国の融和が進むのでしょうか。

 酒井:もともと分断がありましたし、今回は社会主義と資本主義の戦いでもあります。バイデン候補は勝利のためにサンダース上院議員に魂を売った。そもそもは、サンダース候補の方が強い候補で、賛同者も多く、今では民主党の中心的な集団になりつつあります。3月から突然流れが変わったのは、民主党として社会主義者を自負する人間では勝てないと思ったからでしょう。

 私の知る限り、1980年の予備選でもカーター大統領に挑んだテッド・ケネディ上院議員が重鎮らの説得で予備選から撤退しています。民主党はそういう党なのかもしれません。

 一方、前回のことを考えれば、サンダース上院議員を無視するとまた負けてしまいます。「社会主義」や「共産主義」というイデオロギーは、戦前の日本のゾルゲ事件などを見ても分かるように、関わっている人間たちは狂信的な思想に染まっている場合も少なくありません。分断が進むのは当然ではないでしょうか。

 ──国の団結を進めるには何が必要でしょう? 

 酒井:バイデン候補が勝つと、サンダース上院議員の一派が、オカシオコルテス下院議員を中心として活動を本格化させます。閣僚にもかなり入るかもしれません。彼女たちはプログレッシブだけで組閣せよと言っていますし。今回は、黒人のLGBTが下院議員に当選しており、それ自体は良いことです。しかし、これらの人が社会主義者で、民主党全体が社会主義に染まってしまうと、なかなか元に戻れません。

 オカシオコルテス下院議員は2018年に初当選しました。その時からサンダース上院議員を師と仰いでいました。また、民主党内にもオカシオコルテス議員をはじめとしたプログレッシブ候補に対する支持者がかなりいました。

 民主党のペロシ下院議長は続投を考えているようですが、過半数を維持したとはいえ、民主党は勢力を落としました。その中でペロシ議長が続投することはオカシオコルテス下院議員などが許さないでしょう。揉めると思います。

 この4年間の分断が本当に進んだのだとすれば、社会主義者が増えたことではないでしょうか。米国が社会主義でまとまるのであれば、民主党でもいいでしょう。ただ、資本主義がいいのだとすれば、トランプ大統領が勝った方がいいと思います。もう戦争もなくなっているわけですから、「人間性」ではなく「仕事」に注目すべきだと思います。

6181名無しさん:2020/11/05(木) 21:40:16
>>6180

■ 台湾と米国の関係は終わりか

 ──米国はしばらく、国内の問題に専念しなければならないという見方もあります。中国やイランなど米国の潜在敵はどのように見ているでしょうか。

 酒井:傍観ではないでしょうか。中国についてはバイデン候補は関係改善させると明言しています。ただ、マネロンをやったファーウェイのCFO(最高財務責任者)を釈放するでしょうか。中国はこのあたりの対応をしっかり見ていくでしょう。台湾と米国の関係もこれで終わりになるかもしれません。

 イランについても、バイデン候補は6カ国協議に復帰すると言いました。これは、サンダース上院議員に近づきすぎて、オバマ大統領の支援を受けられないと思ったから言ったのかもしれません。その結果として、選挙直前になってオバマ前大統領が登場しました。

 ──選挙結果の確定に向けた、今後の展開について教えてください。

 酒井:再集計をするか、それぞれの陣営が話し合いで決めるかですが、前者でしょう。時間がかかると思います。しかし、12月上旬までに雌雄を決める必要があります。ただ、長引いた場合には、形式的とはいえ選挙人が選挙する1月上旬という期限がありますので、それまでに解決するという発想ではないでしょうか。

 2000年のブッシュとゴアの再集計騒動の話に触れましたが、この時のゴア副大統領、また前回のクリントン元国務長官は、どちらも僅差の負けを潔く認めました。ここが今回の重要な相違点です。

 ──どういう意味ですか。

 酒井:皆さんが考えるようにトランプ大統領は引き下がるつもりはないでしょう。私も、ウィスコンシンやミシガン、ジョージア、ノースカロライナの4州の動きには不自然さを感じざるを得ませんから。

 バイデン候補もそうです。彼にはゴア副大統領やクリントン元国務長官のようなエリートとしての自負がありません。デラウエア大学で成績の嘘をついたり、他人の論文を盗用したりということをやってきた人です。トランプ大統領の収入など批判していますが、自分自身もメリーランドに邸宅を構えるほどの収入を政治家として得てきたわけです。そのような人に、果たして二人のようなエリートとしてのノブレス・オブリージュがあるかどうか。

 バイデン候補は1987年以来、大統領の座をずっと狙い続けてきました。ホワイトハウスに対するなりふり構わぬ態度はこれまでにも出ています。

酒井 吉廣

6182名無しさん:2020/11/06(金) 00:02:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4950d7fbe5e08e94c9bd0ecbb04307cd0b92bc5d
バイデン氏が過半数へ王手 トランプ氏は法廷闘争を開始
11/5(木) 17:45配信

 米大統領選は開票作業が続き、米東部時間5日午前2時(日本時間5日午後4時)までに民主党のバイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州での勝利を確実にした。AP通信の集計によると、バイデン氏は各州に割り当てられた538人の「選挙人」のうち、264人を獲得し、当選に必要な過半数(270人)まで残り6人となった。選挙人が214人にとどまっているトランプ大統領は、集計の一時停止を求める訴訟を起こすなど、法廷闘争を開始した。開票終了まではまだ時間がかかりそうだ。

 AP通信によると、まだ勝者が確定していないのはペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)、アラスカ(3人)の5州。アラスカ州以外のいずれか一つを獲得できれば、バイデン氏が過半数に届く。ただ、アリゾナ州(11人)の勝者をまだ判断していない米メディアもある。

 ミシガン州(16人)は1992年から、ウィスコンシン州(10人)は88年から民主党の大統領候補が勝っていたが、4年前はトランプ氏が小差で勝利し、当選の原動力となった。今回も開票当初はトランプ氏がリードしていたが、中盤以降にバイデン氏が伸び、最後はミシガン州で2・5ポイント、ウィスコンシン州で0・6ポイント、トランプ氏を上回った。

 バイデン氏が両州で途中から支持を伸ばしたのは、民主党支持者が多く活用した郵便投票の集計が後から加わったためだ。トランプ氏がリードしているペンシルベニア州でも、郵便投票が後から開票されており、次第にバイデン氏が追い上げている。

 トランプ氏は開票が進むにつれ、バイデン氏が票を伸ばしたことについてツイッターで「(自分のリードが)魔法のように消え始めた。とてもおかしなことだ」と強い不満を表明し、一部州の開票で不正があったと主張。トランプ陣営は4日までにミシガン、ペンシルベニア、ジョージア州で集計の一時停止などを求める訴訟を提起。ウィスコンシン州についても、開票の再集計を要求した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5895e501df9da02dfb901b6a231599d2fb27d77
バイデン氏「赤い州」でも健闘 激戦州一つ制すれば勝利
11/5(木) 18:59配信

 米大統領選は、バイデン前副大統領が激戦州のミシガン、ウィスコンシン両州を制したことで過半数(270人)獲得に向けて大きく前進し、勝利に「王手」をかけた。

 「大統領になるために必要な270人の選挙人に達するための州で、我々が勝っていることは明白だ」

 4日、地元デラウェア州ウィルミントンで演説をしたバイデン氏はこう語った。AP通信はこの日、激戦州のウィスコンシン州とミシガン州でバイデン氏が勝利を確実にし、各州に割り当てられた538人の選挙人のうち、264人を獲得したと報道した。

 バイデン氏が有利になりつつあるのは、過半数を得るための道筋が複数あることだ。まだ勝者が判明していない5州のうち、ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)、ネバダ(6人)のいずれかで勝利すればいい。逆に、トランプ氏は全てで勝利する必要がある。

 トランプ、バイデン両陣営が「最重要州」として力を入れてきたペンシルベニア州は5日午前3時(日本時間同午後5時)現在、予想開票率が89%で、トランプ氏が2・6ポイント差でリードしている。しかし、民主党支持者が多く活用した郵便投票の開票作業が進むに従い、バイデン氏との差は狭まりつつある。ミシガン、ウィスコンシン両州も同じように逆転したバイデン氏は演説で、「ペンシルベニア州について、すごくいい感触だ」とも語った。

 ジョージア州でもバイデン氏が追い上げている。1996年以来、共和党候補が勝ち続けてきた「レッドステート」だが、開票率98%の時点でトランプ氏のリードは2万2千票余となっている。まだ開票が終わっていない票の大半は、民主党が強い大都市アトランタ市周辺の有権者が投じており、バイデン氏が逆転する可能性がある。

朝日新聞社

6183名無しさん:2020/11/06(金) 00:03:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c14784face4a236ec185b330e602054618bccd9d
バイデン氏、過半数に自信 トランプ氏は集計中止提訴 米大統領選
11/5(木) 19:10配信

 【ワシントン時事】米大統領選は4日も開票が続き、ラストベルト(さび付いた工業地帯)と呼ばれる中西部の重要州ミシガン、ウィスコンシン両州を民主党のバイデン前副大統領が制した。

 バイデン氏は各州に割り当てられた選挙人のうち253人を獲得し、当選に必要な過半数までは残り17人となった。同氏は声明で「勝利を収めると確信している」と表明した。

 共和党のトランプ大統領はこの日、ホワイトハウスから姿を現さず、ツイッターで「ミシガンで多くの投票用紙が廃棄された」と主張。トランプ氏の陣営は4日、不正を理由にミシガンなど3州の集計作業を止めるよう提訴した。ウィスコンシンでは「結果の妥当性に疑問がある」として再集計を求めた。

 陣営による一連の法的措置が長引けば、正副大統領を正式選出する12月14日の選挙人集会までに勝者が確定しない可能性がある。トランプ氏はこれまでに214人の選挙人を獲得している。

 5日未明の段階で開票が続く激戦州は五つ。うち西部アリゾナ州(選挙人11人)はバイデン氏が約3ポイント優勢で、西部ネバダ州(同6人)も開票率が8割を超えた時点で1ポイント余りリード。バイデン氏がこの2州を制すれば、他の州の行方にかかわらず勝利が決まる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5380d9099f33aacdbb066ae138866654ba2e46be
米上院選、共和党が善戦…過半数維持の可能性
11/5(木) 19:57配信

 【ワシントン=平田雄介】3日投開票の米大統領選と同時に実施された連邦議会選は4日、上院選で落選の危機にあった共和党のコリンズ上院議員が東部メーン州で再選を果たし、同党は上院(定数100)で非改選を含めた47議席を固めた。現有53議席の同党は過半数割れも予想されたが善戦。民主党も現有47議席(無所属2含む)を確保した。大勢が判明していない残り6議席は近年は共和党の地盤が多く、同党が過半数を維持する可能性が出てきている。

 上院は、閣僚を含む政府高官や連邦最高裁判事らの指名人事の承認、条約の批准などを行い、米国の政策決定に強い影響力を持つ。ロイター通信は4日、共和党が上院を制すれば、大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選しても、医療保険制度改革法(オバマケア)の拡充など同党の看板施策の実現は難しくなると伝えた。

 メーン州で勝利したコリンズ氏は今回で当選5回となるベテラン。トランプ氏が指名したカバノー連邦最高裁判事の人事承認案などに賛成し、トランプ氏の人気が低迷する同州で支持者を減らしていた。苦戦が伝えられたが、得票率50%超の勝者が出るまで決選投票を繰り返す方式の選挙で、1回目の投票で50・3%を確保し、逃げ切った。

 共和党は中西部アイオワ州でも、劣勢にあったアーンスト上院議員が再選を果たした。アーンスト氏は司法委員会の委員。10月にはトランプ氏が指名した保守派のバレット最高裁判事の人事承認に賛成した。

 西部モンタナ州では、トランプ氏の移民規制などを支持する共和党のデーンズ上院議員が激戦の末、民主党候補のブロック同州知事を退けた。

 民主党は、南部サウスカロライナ州でトランプ氏に近い共和党のグラム上院議員の「落選運動」に失敗する一方、一昨年に死去した共和党のマケイン元上院議員の空席を埋める西部アリゾナ州の補選で民主党新人の元宇宙飛行士、ケリー氏が接戦を制し、同党の上院奪還に望みをつないだ。

 民主党はバイデン氏が大統領で勝利し、3議席を上積みして共和党と同数の50議席を確保すれば上院の主導権を握る。副大統領になるハリス氏が上院議長を兼ね、法案などの採決で可否同数の場合に1票を投じることができるためだ。

 下院(定数435)は民主党が過半数を維持する見通し。

6184名無しさん:2020/11/06(金) 00:04:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b568e33d100de4c175eb382fedc0492566fbba19
窮地トランプ氏あおる「不正選挙」言説 日本でも「投票率100%超え」など怪情報が
11/5(木) 17:09配信

 日本時間の2020年11月4日朝に開票が始まった米大統領選では、共和党のドナルド・トランプ米大統領(74)と民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の接戦が続き、「空中戦」も活発化している。

 バイデン氏が激戦州のウィスコンシン州やミシガン州での勝利を確実にし、獲得した選挙人が過半数の270人が目前に迫った。これと前後する形で、投票で不正行為が行われたとの主張が相次いだ。ネット上では「有権者よりも多くの人が投票した」との説が流れたほか、トランプ氏自身も開票について不正行為が行われたことを示唆するツイートを連発。

 次々にツイッター社から「コンテンツに異議が唱えられている」とする警告の表示をつけられ、わざわざ「表示する」のリンクをたどらないとツイートに内容が見られない事態になっている。

■警告文の横の「表示する」のリンクをクリックしないと内容が見られない

 トランプ氏のツイートへの警告が相次いだのは日本時間の11月5日未明から朝にかけて。トランプ陣営が、ミシガン州での集計停止を求めて訴訟を起こしたことが明らかになった頃だ。

 トランプ氏は0時4分のツイートで、民主党が地盤にしている場所でも「昨晩は多くの主要州でリードしていた」が、

「それから、突然出てきた票のかたまりが集計されると、魔法のようにそれ(リード)が消えた。実に奇妙だ」

と主張。0時35分には

「これは一体何なんだ?」

として、集計での不正を示唆した。2時1分には、

「ペンシルベニアでの50万票のリードを、なるべく早く消し去ろうと(編注:バイデン氏側が)懸命だ。同様に、ミシガンやその他の州でも!」

とも訴えた。

 これらのツイートには、いずれも根拠が示されておらず、タイムラインで表示しようとすると、

「このツイートで共有されているコンテンツの一部またはすべてに異議が唱えられており、選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」

という警告と、大統領選の状況をまとめたページへのリンクが表示される状態になっている。警告文の横にある「表示する」のリンクをクリックして初めてツイートの内容が見られる仕組みだ。

保守系テレビ局も「投票率100%超え」は「正しくない」
 さらにトランプ氏は、6時56分にペンシルバニア、ジョージア、ノースカロライナの3州で大幅にリードしていると主張。このツイートには

「このツイートの時点では、選挙戦の公式情報は発表されていないようです」

という説明が挿入され、続くツイートでは、ミシガン州で

「すでに広く報じられているように、投票用紙が大量に廃棄されている」

とした。このツイートには、警告の表示がつけられた。

 警告がついたトランプ氏のツイート以外に、ネット上で拡散しているのが、日本でも「トレンド」入りした「投票率100%超え」の問題だ。ウィスコンシン州ミルウォーキー市の保守系テレビ局「FOX6」は、この指摘が「正しくない」と報じている。同局がウェブサイトに掲載した記事によると、トランプ陣営は

「州内で不正行為が報告されており、投票結果の有効性に深刻な疑義が出ている」

などと主張。トランプ陣営は「不正行為」の内容を示さなかったが、ラジオ番組やSNSで「登録されている人よりも多くの人が投票した」との主張が展開されているといい、FOX6も

「これは正しくない。州には360万人の有権者が登録されており、およそ330万票が投じられた」

と指摘した。選管側も「全ては公開の場で行われている」と反論しており、FOX6も

「実際に、FOX6のスタッフはケノーシャとミルウォーキーの開票を観察した」

と報じている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

6185名無しさん:2020/11/06(金) 00:23:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a35613533cf6f586382ea3ae19b6189972e4ff55
アリゾナ州、割れるメディアの勝敗判定 郵便投票90年代から 米大統領選
11/5(木) 20:36配信

 米大統領選のアリゾナ州(選挙人11人)の勝者をめぐり、米主要メディアの当確判断がばらついている。

 日本時間5日夕の時点で開票率は各社約85%だが、AP通信とFOXニュースはバイデン前副大統領が制したと報道。一方、ニューヨーク・タイムズ紙やCNNテレビなどは勝敗判定を出していない。

 アリゾナは長く共和党が強い土地柄で、2016年の前回選ではトランプ大統領が勝利した。だが、APは米東部時間4日午前(日本時間同日午後)に「トランプ氏は追い付けない」としてバイデン氏勝利と宣言。民主党支持者の多いヒスパニック系や隣接するカリフォルニア州からの移住者の増加を判断理由の一つに挙げた。

 一方、アリゾナ州は1990年代から郵便投票制度を導入しており、ネットメディアVOXは、「共和党支持者は民主党支持者よりも投票用紙の返送が遅い傾向にある」と指摘。開票作業終盤で、トランプ氏の得票が増えるとして判断には注意が必要だと説明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/01347d4cedc28cc115996e706cba2cb09f44fadb
バイデン勝利なら「ねじれ」 上院選は共和党が過半数か
11/5(木) 21:14配信

 米大統領選とともに行われた連邦議会選挙で、共和党が上院(定数100)の過半数を保つ見通しが強まっている。上院は閣僚人事の承認や経済政策の策定で強い権限を持っている。共和党が過半数を維持した場合、仮に大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利したとしても、議会との「ねじれ」が起こり、党派対立による政策の停滞につながりそうだ。

 上院議員の任期は6年で、2年ごとに約3分の1が改選される。今回の改選前の議席は共和53、民主47(無所属も含む)だったが、事前の世論調査では民主が6年ぶりに過半数を奪還する可能性が指摘されていた。

 3日の選挙の結果、コロラド州とアリゾナ州では民主党候補が共和党の現職から議席を奪ったが、アラバマ州では逆に現有議席を奪われた。また、共和党現職を倒す可能性があったアイオワ州とメーン州では、民主候補が敗北を認めた。

朝日新聞社

6186名無しさん:2020/11/06(金) 08:18:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/9853d7da0c3d6c6683092fe959ddd174cd8b8678
バイデン氏、勝利を「確信」 国民に忍耐呼び掛け
11/6(金) 6:53配信

【AFP=時事】米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は5日、自身がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を抑えて勝利を確定させることを「確信している」と表明し、結果は「すぐに」出るとして、有権者らに対し忍耐を呼び掛けた。

 地元デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で記者会見したバイデン氏は「今の状況には非常に満足している。集計が終わった時に、(カマラ・)ハリス(Kamala Harris)上院議員と私が勝者と宣言されることを、われわれは確信している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6187チバQ:2020/11/06(金) 10:44:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b054404b146e2c5a36ab37b64cca7861fd6a1ce
米大統領選、残る5州で接戦続く トランプ氏は訴訟拡大の意向
11/6(金) 9:31配信
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トランプ氏とバイデン氏のプロフィール
 【ワシントン=塩原永久】米大統領選は5日、接戦となっている5州の開票作業が進んだ。米CNNテレビの集計で、南部ジョージア州や西部ネバダ州で、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の得票差が1ポイント未満の激戦が続いている。トランプ氏は同日、開票監視態勢の不備や不正行為を理由に、集計停止などを求めて展開中の法廷闘争を拡大する方針を示した。

【いつ決まるの?】イラストで解説する米大統領選の仕組み

 CNNの5日夕(日本時間6日朝)の集計では、ジョージア、ネバダに東部ペンシルベニア、南部ノースカロライナ、西部アリゾナを加えた5州の開票率が、いずれも80%台後半から90%台後半と大詰めを迎えている。

 全体的にトランプ氏が開票当初のリードを失う展開となっており、トランプ氏は4日、開票監視態勢に不備があるとして、ミシガン州で開票停止を求めて提訴。同州にペンシルベニア、ジョージア両州を加えた計3州で法廷闘争に乗り出していた。

 ただ、ミシガンとジョージアの訴訟で各州にある裁判所が5日、それぞれ訴えを退ける判断を下した。ロイター通信が報じた。

 こうした中、トランプ氏は5日、ホワイトハウスで記者会見し、改めて郵便投票で不正が行われていると主張。ツイッターでも「集計を止めろ」と述べ、バイデン氏が勝利を確実にした州で不正があったとして、同氏が制したすべての州に提訴を拡大する意向を表明した。トランプ陣営は同日、ネバダ州で訴訟を起こすと発表した。

 一方、バイデン氏は地元の東部デラウェア州で、「すべての投票が集計されなければならない」とトランプ陣営を牽制(けんせい)。「集計が終われば、われわれが勝者だと宣告されるのは疑いようがない」と述べ、各州で進む開票作業を辛抱強く見守るよう求めた。

 大統領選では538人の選挙人の過半数(270人)を得た候補が当選する。CNNによると、バイデン氏が獲得選挙人を253人として、過半数まで17人に迫っている。トランプ氏がこれまでに押さえた選挙人は213人。

6188チバQ:2020/11/06(金) 16:13:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9391b5f14c8fdc03c0762296d91caaae7c845ce5
米上院選、多数派へ3議席焦点 決定は越年の可能性も
11/6(金) 16:07配信
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 【ワシントン共同】米大統領選と同時実施され、5日も開票が続く連邦上院選で、共和、民主両党の多数派争いの行方が、残る5議席のうち南部2州の計3議席の勝敗に懸かる見通しとなった。伸び悩む民主党は大統領選での党候補バイデン前副大統領の躍進を受け来年1月の南部ジョージア州の決選投票に望みを託す。どちらが多数派となるかが決まるまで時間がかかる可能性もある。

 定数100の上院は51議席以上を取った勢力が主導権を握る。ただ採決が賛否同数の場合、議長を兼任する副大統領が決裁票を投じることから、大統領選を制した党は50議席でも影響力を持つ。

6189名無しさん:2020/11/06(金) 18:08:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a89ceebe550c7b6d48403284ac0bbea8357672
トランプ or バイデン「日本にとっていい大統領」はどっちだと思う? アンケート結果は…
11/4(水) 21:08配信

声優としても活躍中の鈴村健一(月〜木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。11月4日(水)の放送では、TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」と連動したアンケート「AuDee JUDGE」を実施。この日のテーマは「トランプ大統領とバイデン大統領、日本にとって良いと思うのはどっち?」。果たして、その結果は……?

アメリカ合衆国・共和党のドナルド・トランプ米大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領が争うアメリカ大統領選の開票が、日本時間の11月4日(水)朝から始まっています。世界が注目する選挙の行方は……?

このニュースを受けて設定された、この日のアンケートはコチラ!

Q.トランプ大統領とバイデン大統領、日本にとって良いと思うのはどっち?
・トランプ大統領……54%
・バイデン大統領……46%

この結果に鈴村は、「本日の番組前半に実施したもう1つのアンケート『トランプ氏とバイデン氏、どちらが勝つと思いますか?』では、バイデンさんが55%、トランプさんが45%という結果でした。“日本にとっていい大統領は?”というアンケートでは、真逆の結果になりましたね。

トランプ大統領のこれまでの言動や政権運営、また“自国ファースト”な点なども問題視されていますが、このアンケート結果をみると、それでも“トランプ大統領がいい”という結果に。今までの功績を評価している人もいれば、“変わらないこと”を望む人も多いのかもしれません。

先日の『大阪都構想』住民投票にしてもそうですが、変わることへの不安が数字に出ているのかなと感じました。大変興味深い結果でした」とコメントしました。

「トランプorバイデン」…あなたが“日本にとっていい”と思う大統領はどちらですか?

(TOKYO FMの番組「ONE MORNING」11月4日(水)放送より)

6190名無しさん:2020/11/06(金) 18:09:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/022185e9b15cd5f29ed15df788fe782c861ceb00
百田尚樹氏が大統領選の結果を予言「不正票が無効となり、トランプの再選が決まる」
11/6(金) 15:50配信

 作家の百田尚樹氏が6日、ツイッターに新規投稿。接戦となっている米国の大統領選挙で、同日時点で劣勢と報じられているトランプ大統領が「不正投票判明による開票やり直しによって再選する」と“予言”した。

 百田氏は「★★百田尚樹の大予言★★」と題し、「アメリカ大統領選挙はいくつかの州で不正が見つかり、開票をやり直して、不正票が無効となり、その結果、トランプの再選が決まる」とツイート。「今、正義は瀕死の状態だが、必ず甦る」と私見をつづった。

 さらに、百田氏は「もし正義が死ねば、4年後、アメリカはまったく違う国になっている。日本?考えるのも怖いよ」と、トランプ敗北による今後の影響に危機感を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2236a72fda433bc0a35d0f4be02c980c034737bd
バイデン氏がジョージア州で猛追、差が1775票に 未集計は1.4万票
11/6(金) 13:35配信

(CNN) 3日投票の米大統領選の開票が続くジョージア州で、東部時間5日午後10時35分(日本時間6日午後0時30分)時点の未集計の票は1万4097票前後となった。同州のラッフェンスペルガー州務長官が声明で明らかにした。

同州では共和党候補のトランプ大統領がリードしているが、民主党候補のバイデン前副大統領が猛追し、票差は1775票にまで縮まってきている。

ラッフェンスペルガー氏は先ごろCNNの取材に対し、残っているほぼ全ての票が不在者投票だと語った。

未集計票の内訳は以下の通り。

クレイトン郡:4355票
コブ郡:700票
フロイド郡:444票
フォーサイス郡:1545票
グイネット郡:4800票
ローレンス郡:1797票
テイラー郡:456票

クレイトン郡の選管幹部は、同郡では深夜0時までに残りの票の集計を完了する予定だと述べた。

一方、コブ郡やグイネット郡は夜の集計作業を中止している。

6191名無しさん:2020/11/06(金) 18:10:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b8a9aa688329c083a82b39cfd8eb7a84a2c060c
トランプ氏会見に共和党議員も「落胆」 中継も打ち切り
11/6(金) 11:45配信

 トランプ米大統領は5日夜、ホワイトハウスで記者会見し、「合法的な票を数えれば、私は楽勝だ。違法な票を数えれば、彼らは選挙を盗むことができる」などと述べ、選挙で多くの不正があったと主張した。しかし、証拠は示しておらず、米メディアは発言について「民主主義への攻撃だ」と批判している。共和党内からも「落胆した」との声が出ている。

 トランプ氏は会見で「メディアや大口献金者、テック企業などの歴史的な選挙妨害にかかわらず、多くの州で勝った」と発言。そのうえで、ペンシルベニア州などで集計作業が進むに連れて、自身と民主党のバイデン前副大統領の差が縮んでいることについて「多くの票が突然出てきた」と、不正があったと主張した。「多くの事例が報告されている。彼らは選挙で不正し、盗もうとしている」と語った。

 また、複数州で選挙をめぐる訴訟を起こしていることに言及し、「最終的に判事が判断するだろう」と法廷闘争で決着をつける考えを示した。15分あまりを一方的に話し、質問は受け付けなかった。

 会見途中で、米主要テレビ局は中継をやめた。トランプ氏の発言について、共和党のリック・サントラム元上院議員はCNNで「とても落胆した」と語った。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/28f504089877217a7fe12fa4d9b71c43267a3192
手嶋龍一さん、混迷深める大統領選は「ドナルド・トランプに満塁逆転ホームランの可能性がある」
11/6(金) 14:58配信

 6日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、民主党のバイデン前副大統領(77)と共和党のトランプ大統領(74)が大接戦を展開。混迷を極めている米大統領選を特集した。

 外交ジャーナリストの手嶋龍一さん(71)はトランプ氏不利と言われる現状について、「それなら各メディアともバイデン当確と打ちたいですよね。でも、三大メディアとも打ち切れていないというのは、かすかな可能性ですけど、ドナルド・トランプに満塁逆転ホームランの可能性も、270票の(過半数)票の争いの可能性もまだ残っていると見ているんです」とコメント。

 「最後、ペンシルバニアを制する者が2020年の大統領選を制することになるんですが、簡単には(結果が)出ないでしょうし、争いが最高裁まで行く可能性があります」と続けていた。

報知新聞社

6192名無しさん:2020/11/06(金) 18:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/b23ff5457a5ed8dd62344dfc4961975d0b58900a
激戦2州、詰め寄るバイデン氏 トランプ氏は不正を主張
11/6(金) 17:47配信

 米大統領選は開票作業が進み、民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)が激戦州の東部・ペンシルベニア州で、共和党のドナルド・トランプ大統領(74)を猛追している。AP通信の6日までの集計によると、バイデン氏は各州などに割り当てられた538人の選挙人のうち、264人をすでに獲得。20人の選挙人を抱えるペンシルベニア州で勝利が確実になれば、当選に必要な過半数(270)を獲得できる。

 AP通信によると、トランプ氏の選挙人は214人にとどまっており、苦しい展開となっている。トランプ氏はたびたび、「選挙をめぐる不正が起きている」と主張しているが、根拠は示していない。

 「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に位置するペンシルベニア州は伝統的に民主党が強かったが、4年前の大統領選ではトランプ氏が獲得。今回も、両陣営が最重要州として選挙運動を展開してきた。米東部時間6日午前2時(日本時間同4時)の時点で開票率は95%で、得票率はトランプ氏が49・56%、バイデン氏が49・29%で、票差は2万票を切った。

 同州は開票序盤でトランプ氏がバイデン氏に数十万票の差をつけていたが、民主党支持者の多い郵便投票の開票が後から進み、バイデン氏が伸びている。米メディアによると、残りの票でもバイデン氏が得票を伸ばす見込みだ。激戦州のミシガン州(選挙人16人)、ウィスコンシン州(10人)でも同様に、バイデン氏が後から逆転し、勝利を確実にした。

 共和党が伝統的に強いジョージア州(16人)でも、バイデン氏がトランプ氏を追い上げている。開票率99%の段階で得票率がトランプ氏49・39%、バイデン氏49・37%で、ほぼ並んだ。同州でも、民主党支持者が多い州都アトランタ周辺の票が集計されるに従って、バイデン氏が伸びている。

 AP通信の集計では、ペンシルベニア、ジョージア両州のほか、ノースカロライナ州(15人)、ネバダ州(6人)、アラスカ州(3人)で勝者が確定していない。ノースカロライナ、アラスカ両州はトランプ氏、ネバダ州はバイデン氏がリードしている。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d098fca7f6443a9ce0c6291a635884047225e7dd
「シャーピーゲート」、マーカー使った票は無効とのデマを州が否定 アリゾナ州
11/6(金) 17:51配信

(CNN) 米アリゾナ州で3日投票の米大統領選を巡り、マーカーを使った投票が無効になるとの誤った情報がソーシャルメディアで拡散し、抗議活動や訴訟に発展している。同州のブルノビッチ司法長官や国土安全保障省幹部は5日、投票は無効にならないとデマの否定に追われた。

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムでシェアされた動画には、女性が同州マリコパ郡の投票所の前で、投票所の関係者からシャーピーブランドのマーカーの使用を強要されたが自分はインクのペンを使うと主張したと発言。撮影者から、票がカウントされない方法であるシャーピーの使用を指示されたのかと尋ねられると、女性は「そうだ」と答えた。

動画は4日に拡散を始め、同日夜には抗議する人々の怒りを増長。さらにトランプ陣営や共和党全国委員会が票の扱いを巡り提訴する事態となった。

投稿は「#SharpieGate」のハッシュタグも付けられ拡散。国土安全保障省の幹部が「デマを拡散するな」とツイートし、選挙ではシャーピーを含む様々な筆記具の使用が認められていると人々に注意を喚起した。

ブルノビッチ氏はマリコパ郡の当局者と連絡を取り、シャーピーのマーカーの使用はアリゾナ州の有権者から投票権を剥奪することはないと明言した。

同氏の事務所はこの件で数百件の問い合わせを受け、個別にフォローを続けているという。

最終更新:11/6(金) 17:51
CNN.co.jp

6193名無しさん:2020/11/06(金) 18:13:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a296729106b74e4a9575d9f09635b354af55031
【米大統領選2020】 トランプ陣営の法廷闘争、これまでは難航模様
11/6(金) 17:06配信

米大統領選は、接戦状況で終盤の開票が進む中、共和党候補のドナルド・トランプ氏が訴訟を連発し、選挙の結果を法廷で争おうと試みている。ただ、同氏に有利な展開にはほとんどなっていない。投票日から2日たった5日時点での裁判の動きをまとめた。

トランプ陣営はこれまで、得票状況が自陣に不利と思われる州で、開票作業の中止を意図して提訴を重ねている。投票や集計などで不正があったと主張しているが、信用できる根拠は示していない。反対に、自陣に有利な結果となるかもしれない州については、集計の停止は求めていない。

一方、民主党候補のジョー・バイデン氏は、全ての票を集計する必要があるとしている。

トランプ氏は5日午後のホワイトハウスの記者会見で、「我々の目標は選挙の正当性を守ることだ。重要な選挙を盗もうとする不正は許さない」、「最終的には裁判官らが判断する」と述べた。

また同日、ツイッターに「バイデンが最近獲得したという州は全て、投票不正と選挙不正について、法的に争う。証拠はたっぷりある。メディアを調べてみろ。我々は勝つ!  アメリカ・ファーストだ!」と投稿した。ツイッター社はこのツイートを含め、トランプ氏の複数のツイートに「このツイートで共有されているコンテンツの一部またはすべてに異議が唱えられており、選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」と警告を表示している。

投開票日以降にも開票が続くのは普通のことで、現在集計の対象になっているのは合法的な郵便投票。投票所での投票より後に開票されているのは、一部の州で通常の手続き。

トランプ氏は数カ月前から郵便投票は不正につながると主張し、支持者に投票所へ行くよう呼びかけていた。このため、郵便投票の多くは、パンデミック対策を重視するバイデン氏支持者のものになると、以前から予想されていた。ニューヨーク大学のブレナン正義研究所による2017年調査では、アメリカで起きる不正投票の割合は0.00004%から0.0009%だという。

トランプ陣営が法廷闘争を繰り広げているのは、下の通り。他の州でも裁判を起こす意向を、トランプ氏は表明している。

これまでのところ、陣営が望むような判断はほとんど出ていない。裁判所の決定を巡っては陣営が不服として上訴し、法的な争いが長引く可能性もある。

■ミシガン州

トランプ陣営はミシガン州で、開票作業を見届ける「意味あるアクセス」が認められなかったとして、開票作業の打ち切りを求めて提訴した。

これに対し、州裁判所は5日、訴えを却下した。

同州デトロイトの開票所では、開票作業の中止を求める多くの人たちが建物の外に集まって抗議し、警察が警備に当たった。

前回大統領選でトランプ氏が僅差で勝利した同州は、今回はバイデン氏が勝利する見込みだと米メディアやBBCは報じている。

■ペンシルヴェニア州

トランプ陣営はペンシルヴェニア州で5日、共和党関係者が開票作業をより近距離で監視するのを民主党関係者に妨害されたとして、開票作業の停止を求めて連邦地裁に裁判を起こした。トランプ陣営はこれに先立ち、近距離での監視を認める命令を州裁判所から得ていた。

米メディアによると、同州フィラデルフィアにある連邦地裁のポール・ダイアモンド裁判官は同日、緊急の公判を開いた。トランプ、バイデン両陣営の弁論を聞いた上で、双方60人ずつの監視員が開票所内に入ることを認めるとともに、トランプ陣営の訴えを棄却した。

共和党のジョージ・W・ブッシュ大統領の指名で現職に就いたダイアモンド裁判官は、「まったく、ここにいる人たちは責任ある大人になって、合意することはできないのか?」、「司法の介入なしでなぜ合意できないのか、まったく理解できない」と不快感を示した。

同州に関しては、トランプ氏が4日、100万票以上が未開票の段階で勝利を宣言している。米主要メディアはまだ、同州の勝者を予想していない。

6194名無しさん:2020/11/06(金) 18:13:15
>>6193


■ジョージア州

ジョージア州でもトランプ陣営は、開票作業の停止を求めて州裁判所に提訴した。同州チャタム郡での開票作業で、不在者投票53票が不法に票の山に加えられたのを、同党の開票立会人1人が見たと主張している。

トランプ陣営は、投票が締め切られた3日以後に届いた同郡の票を無効とするよう、裁判所に求めた。

米メディアによると、州裁判所は全ての票が期限内に届いていたとする選管当局の証言を聞いた上で、トランプ陣営の訴えを棄却した。

同州の勝者もまだ予想されていない。

■ネヴァダ州

接戦が続くネヴァダ州でも、トランプ陣営は裁判を起こした。

米ABCによると、主張のいくつかは、集計の中止要求など、他の州の裁判で認められなかったものと同じだという。

訴状では、根拠を示すことなく、「クラーク郡の選挙では、郵便投票の認証作業における手抜きや、3000件以上の無資格の個人による投票など、不法行為が多数あった」としている。

バイデン氏が得票数でリードしている同州では、トランプ支持者らはこれまで、未開票の票が逆転を呼ぶことを期待し、開票作業を続けるよう求めていた。

■ウィスコンシン再集計は

トランプ陣営はウィスコンシン州で票の再集計を求めたと報じられているが、同州の選管責任者メガン・ウルフ氏は5日、そうした要求は受けていないと述べた。

トランプ陣営はこれまで、同州の開票作業で不法行為が見られたとして、再集計を正式に求めると表明している。

ウルフ氏は、「郡が認証した開票結果を得るまでは(再集計の)要求はできない」、「今はその要求をするのに適切な時ではない」とした。

■バイデン陣営は

一方、バイデン氏は当初から、全ての票を集計するよう主張し続けている。5日午後の演説でも、「アメリカでは投票は神聖だ」、「この国の人々が意思を表明する方法だ」と述べ、開票作業の完遂を改めて求めた。

AP通信によると、バイデン陣営のボブ・バウアー弁護士は同日、トランプ陣営の訴訟について、「常に不規則な事態や制度の機能不全、不正があったと、根拠を示すことなく主張している」と非難。

バウアー弁護士は、中身に価値のない訴訟ばかりで、政治的な動きに過ぎないとした。

(英語記事 Election Live Page)

(c) BBC News

最終更新:11/6(金) 17:06
BBC News

6195名無しさん:2020/11/06(金) 18:14:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed214df9b02cb4983db1e934a09acaa704372323
にわかに広がる「トランプおやびん」呼び。この愛称、いったいどこから?
11/6(金) 17:50配信

開票が進むアメリカ大統領戦。

バイデン氏が優位とされていますが、トランプ氏は開票の一時差し止めなどを求める訴訟を開始。まだしばらく混乱は続きそうです。

アメリカだけでなく、ここ日本にもトランプ氏の支持者は多く、Twitterでは活発に応援の声が飛び交っています。

そんな皆さんのツイートを見ていて気づいたのが、トランプ氏のことを「おやびん」という愛称で呼ぶ支持者の多さです。

《トランプおやびんに!トランプおやびんを支えるアメリカ国民に勝利を!》

《いよいよ明日が投票日 おやびん頑張え〜》

《トランプおやびん会見中!「我々は勝つでしょう!」》

「おやびん」、アニメや漫画でしか聞いたことがない言葉です。一体どういうきっかけでここまで広がったのでしょうか? 調べてみました。

1年ほどかけてじわじわ浸透
BuzzFeed Newsが調べたところ、初出は2019年10月の模様。

DHCテレビのネット番組「虎ノ門ニュース」の番組感想として「トランプおやびんに何とかしてもらいたい」とつぶやかれています。

2020年1月には、フォロワー2万人を超える保守系のインフルエンサーが使い始めていることが確認できます。このあたりから少しずつ浸透していったようです。

「トランプ親分」という言い方もされていますが、現在は「おやびん」が主流派なよう。

用例を詳しく見ると、「おやびん」の多くは親トランプの皆さんによる愛称ですが、「親分」はトランプ氏と安倍前首相の関係を批判的に指す時に使われていることも多かったです。

他にも「おやびん」がいた!
さらにツイートを細かく見ていくと、トランプ氏以外にも多くの人に「おやびん」呼びをされている政治家がいました。日本維新の会の松井一郎大阪市長です。

《松井おやびん、さすがやな。都構想否決されても、挫けず、府市一体の取り組みを更に推し進めて、府立対立にならないようにすることにあとの任期を尽くしてくれはる。ほんまに松井おやびんには感謝しかないです》

《松井おやびん!感動です。私も将来部下を守れる上司を目指したい!!!》

むしろ「おやびん」歴はトランプ氏より松井市長の方が長く、BuzzFeed Newsの調べによると、遅くとも2013年にはネット上で使われています。

彼らのツイートを見てみると、応援している他の政治家――例えば、安倍前首相や、同じく維新の吉村洋文府知事は特にそのようには呼んでいません。

政治家の愛称として常に使われているわけではなく「おやびん」か否かはなんらかの基準で使い分けられているようです。

漫画やアニメではどんなキャラ?
最後に、アニメや漫画の世界で「おやびん」呼びされているキャラも調べてみました。ピクシブ百科事典やYahoo!知恵袋で言及されていた主なものがこちらです。

・「ONE PIECE」フォクシー海賊団のフォクシー(カタカナで「オヤビン」表記)
・「ど根性ガエル」のゴリライモ
・「ボボボーボ・ボーボボ」の首領パッチ
・「電脳コイル」の天沢勇子

共通点としては、当然ですが、子分→親分への呼び方なので、何らかの形で“子分”を従えていること、気が強い性格であることなどでしょうか。

Twitterでは「おやびん呼びしてる人の一人称、絶対オイラでしょ」など、「おやびんあるある」を語る声もちらほら。

にわかに広がり始めた「おやびん」呼称。そんなに頻繁に聞く言葉じゃないのに、なんとなく共通したイメージがあるのがおもしろいですね。

6196名無しさん:2020/11/06(金) 18:22:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3892fcf9165afaf0892a7c3ea8b3b139721accd7
大統領選、開票なぜ遅い 接戦と郵便投票が生んだ大混乱
11/6(金) 15:00配信

 米大統領選は投票日から2日が過ぎても、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合い、決着がついていない。勝敗を左右する複数の激戦州で、集計が遅れたためだ。なぜ、そんなに時間がかかるのか?

 「too close to call」(わずかな差で予断を許さない)

 現地時間の5日(日本時間6日)、米テレビ局の多くがこう繰り返した。ジョージア州やネバダ州、ペンシルベニア州などの激戦州で勝敗が決まっていないからだ。

 開票は投票日の夜に各州で始まり、集計に数日かかるのは毎回のことだ。ただ従来は当日夜に大勢が判明してきた。今回は激戦州での差がわずかで、勝敗を判断できない状態が続いている。

 米国では州ごとに投開票の運用が異なり、集計のスピードに差が出た。原因の一つが、新型コロナウイルスの影響で郵便投票が急増したことだ。フロリダ大のマイケル・マクドナルド教授の集計では、期日前に投票した人は全米で1億人を超え、うち郵便投票は約6500万人に上った。16年の総投票数の約47%にあたり、増加が著しい。

 ペンシルベニア州は4年前に郵便投票が4%にすぎなかったが、今回は大幅に増えた。同州やウィスコンシン州、ミシガン州では、投票日の当日か直前まで開票ができないことも響いた。郵便投票では、封書に記された署名を有権者情報と照合する必要があり、投票所の投票よりも確認に手間がかかる。

 また、開票が遅れているネバダ州の選管当局は4日、郵便投票の受け取りは翌週まで続くため、結果を早期に出すのが難しいと説明した。ここでは投票日の3日までの消印があれば「有効」としていることも、時間がかかる要因となっている。

 ほかにも水道管が破裂して浸水で集計が遅れたり、読み取り機の故障や不具合で手作業に切り替えたりした事例も報道された。

 結果が判然としない状況が続くなか、トランプ陣営は票の集計作業の停止などを求めている。これに対し、バイデン氏の支持者は各地で「すべての票の集計を」と抗議デモを繰り広げて、トランプ支持者とにらみ合いが続く。長期化につれて、激戦州の開票作業への注目とプレッシャーは強まっている。

 一方、過去の教訓から開票作業の改善を図ったのが、2000年の大統領選で再集計をめぐる両陣営の争いが1カ月以上も決着せず、全米から注目を集めたフロリダ州だ。

 同州では2年前にも、「苦い過去」の記憶がよみがえった。地元紙サン・センチネルによると、中間選挙で機器の故障があり、州全体で3回の再集計を迫られた。連邦裁判所の判事からは「世界の笑いぐさ」との批判も受けた。

 こうした事態を回避しようと、州は投票用紙を見やすく変更したり、同時に複数の集計ができる機器を導入したりした。郵便投票も00年以降に拡充。16年の前回選挙では全体の約27%を占め、経験を積んだ。

 そして今回は、郵便投票を投票日の40日前から開票した。大票田での接戦に変わりはなかったが、当日深夜に「トランプ氏勝利」の結果が出た。(ワシントン=野上英文)

朝日新聞社

6197名無しさん:2020/11/06(金) 18:50:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/c839cbea69d957bfaa2f95915ff83f87005fb505
バイデン氏が南部ジョージア州で得票数逆転
11/6(金) 18:46配信

 【ワシントン共同】米主要メディアによると、大統領選で6日、共和党地盤の南部ジョージア州で民主党のバイデン前副大統領が得票数で共和党のトランプ大統領を逆転した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a072fe5c9526f82da414fc727312853dce8f5c5
政権奪還へバイデン氏猛攻 トランプ氏、劣勢に焦り
11/6(金) 18:47配信

 【ワシントン共同】米大統領選は6日、民主党のバイデン前副大統領が政権奪還へ勢いを加速した。激戦の西部2州でリードし、共和党のトランプ大統領が先行した勝負の天王山、東部ペンシルベニア州や共和地盤の南部ジョージア州で猛烈に追い上げ、逆転に照準を合わせた。劣勢に焦るトランプ氏は、バイデン氏の得票を押し上げている郵便投票の集計阻止を狙い、法廷闘争を仕掛けたが、不発が続いた。

 当選の条件は選挙人538人の過半数270人の獲得。ペンシルベニアの20人をバイデン氏が取れば獲得数は273人となり勝敗は決する。アリゾナとネバダを制すれば、ちょうど270人で勝利する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe2fdc69c451f07f84865733144003cbbda3daab
開票続く激戦5州、票差と開票率 米大統領選
11/6(金) 18:28配信

(CNN) CNNは3日投票の米大統領選で激戦州での候補者間の票差を追っている。米東部時間6日午前3時(日本時間同日午後5時)時点でのペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、アリゾナ、ノースカロライナの5州の状況は以下の通り。

ペンシルベニア州 選挙人20人 トランプ氏が0.3ポイントリード 票差1万8229票 推定開票率95%

ジョージア州 選挙人16人 トランプ氏が0.0ポイントリード 票差665票 推定開票率99%

ネバダ州 選挙人6人 バイデン氏が0.9ポイントリード 票差1万1438票 推定開票率89%

アリゾナ州 選挙人11人 バイデン氏が1.6ポイントリード 票差4万7052票 推定開票率90%

ノースカロライナ州 選挙人15人 トランプ氏が1.4%ポイントリード 票差7万6737票 推定開票率95%

CNN予測によると、獲得した選挙人の数はバイデン氏が253人、トランプ氏が213人。当選には過半数の270人の獲得が必要となる。

6198名無しさん:2020/11/06(金) 19:13:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c4532dab11b877d55c10403830a46f851c9584f
バイデン氏が南部ジョージア州でトランプ氏を逆転
11/6(金) 19:03配信

 【ワシントン支局】米CNNテレビは5日、米大統領選で接戦の状態で集計作業が続いていた5州のうち、南部ジョージア州(選挙人数16)で、民主党候補のバイデン前副大統領(77)が得票率で共和党のトランプ大統領(74)に逆転し、リードしたと伝えた。

 ジョージア州ではこれまでトランプ氏の優勢な状況が続いていたが、郵便投票の開票が進むにつれてバイデン氏が猛追。開票率が99%を超えた時点でトランプ氏の得票率を上回った。ジョージア州は共和党が地盤とする州として知られている。

 大統領選では全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数270人を獲得した候補が当選する。これまでにバイデン氏は253人の獲得を確実し、過半数に迫っている。

 勝敗が未決着の6州のうちアラスカはトランプ氏の勝利が濃厚。接戦5州ではジョージアのほか、バイデン氏は東部ペンシルベニアでも差を縮め、西部のアリゾナとネバダで僅差でリードした。南部ノースカロライナではトランプ氏がわずかに上回っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/70d0c7088d0d6ad503e776f39b5abb8081206da3
バイデン陣営 “勝利”へ準備、激戦4州には弁護団派遣
11/6(金) 18:46配信

 バイデン陣営があるデラウェア州から土居記者の報告です。

 バイデン陣営は、大統領選の勝利に向けて着々と準備を進めています。こちらの会場では現地時間5日深夜まで、バイデン氏の「勝利宣言」の準備とみられるリハーサルが行われました。

 また、これに先立って会見したバイデン氏は選挙の正当性を訴えるとともに、「開票作業が終わったとき、我々が勝利を宣言することになると確信している」と改めて自信を示しました。

 トランプ氏にリードを許していた激戦州のジョージアやペンシルベニアでは、現在も行われている郵便投票の開票が進むにつれて、その差を急速に縮めています。

 一方で、バイデン陣営は選挙結果をめぐるトランプ陣営との法廷闘争に備えてミシガン州など4州に弁護団を派遣したということです。徹底抗戦のトランプ氏に対し、バイデン氏も一歩も引かない構えです。(06日17:59)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a3d63e8a057a8e46fe6e33ea4a2aa2890fdea38
トランプ氏「大量の票の廃棄」証拠を示さず発信 米ツイッターは警告
11/5(木) 12:06配信

 【ワシントン田中伸幸】米大統領選は4日開票が続き、民主党のバイデン前副大統領が中西部の激戦州ウィスコンシンとミシガンで勝利を確実にした。バイデン氏が獲得した選挙人(計538人)は253人となり、大統領選の勝利に必要な過半数の270人に大きく近づいた。劣勢となった共和党の現職トランプ大統領はミシガンなど3州で集計停止を求めて提訴。大規模な法廷闘争を展開する構えを見せている。

 トランプ氏の選挙人獲得数は213人。今後、激戦州の東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナ、接戦となった南部ジョージアなど、結果が判明していない6州のほとんどで勝利できなければ、再選の道を絶たれる厳しい状況だ。

 ウィスコンシンとミシガン両州は2016年の大統領選で、低迷する製造業の復興を訴えて白人労働者層などの支持を得たトランプ氏が勝利していた。バイデン氏はこの2州を奪還したことで、優勢が伝えられる激戦州の西部アリゾナに加えて西部ネバダ州で勝利すれば、結果判明が遅れているペンシルベニア州の結果を待たずに選挙人獲得数が270人に達する。

 バイデン氏は4日午後、地元の東部デラウェア州で記者会見し、勝利宣言ではないと断った上で「選挙人が270人に達するのに十分な州を勝ち取ったのは明らかだ」と述べ、勝利への自信を改めて示した。

 一方、トランプ陣営は4日、集計作業の監視体制に不透明な点があるとしてミシガン州で集計停止を求めて提訴した。接戦となったペンシルベニア、ジョージア両州でも提訴。「開票作業監視場所へのアクセスができない」と理由を説明した。ウィスコンシン州では再集計を求める方針を示した。

 トランプ氏は4日、自身のツイッターで、激戦州でのリードが「大量の票の廃棄」があったため失われたと、明確な証拠を示さず発信。米ツイッターは「誤解を招く可能性がある」として警告した。

 ワシントンのホワイトハウス周辺では、投開票日の3日に続き4日午後も市民らが集合。選挙結果に異を唱えているトランプ氏に対し「トランプはもう終わりだ」と書かれた紙を掲げるなどして抗議した。

6199名無しさん:2020/11/06(金) 19:14:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e155e193db0ef48db4e9814dd505747e708203
接戦のジョージア州 バイデン氏が逆転 米大統領選
11/6(金) 19:04配信

 アメリカ大統領選で、接戦が続いている南部ジョージア州。共和党が伝統的に強いこの州では、トランプ氏が先行していたが、CNNによると、民主党のバイデン氏が再び逆転し、トランプ氏を900票あまりリードしているということだ。
(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac88b9361b00bb5a07527a44a85d949c3e759c46
バイデン氏、開票最終盤に急追 劣勢2州でトランプ氏捉える 米大統領選
11/6(金) 19:07配信

 【ワシントン時事】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領(77)は5日、劣勢だった東部ペンシルベニア、南部ジョージア2州の開票で急速に追い上げ、最終盤でほぼ横一線となった。

 西部のアリゾナ、ネバダ2州でも優勢を維持しており、このうちペンシルベニア1州かそれ以外の2州を制すれば、当選に必要な選挙人の過半数(270人)に到達する。

 バイデン氏が獲得している選挙人は253人で、共和党のトランプ大統領(74)は214人を確保している。一部の米メディアはアリゾナ州でバイデン氏の勝利を確実として同氏の選挙人を264人としている。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、6日未明(日本時間同日夕)の時点で、ペンシルベニア州でのトランプ氏のリードは1万9000票を切り、得票率差は0.3ポイントまで縮まった。未集計なのは、ほとんどがバイデン氏に有利な郵便投票で、同州によると約16万票。

 ジョージア州は開票をほとんど終えた段階でトランプ氏がバイデン氏を約500票上回った。主要メディアはまだ勝者を判定していない。 

最終更新:11/6(金) 19:07
時事通信

6200名無しさん:2020/11/06(金) 19:43:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/71790d9adca3371a5a93f4737b62a185428f6e0b
バイデン氏、ジョージア州でトランプ氏を逆転 勝利に近づく
11/6(金) 19:07配信

[ワシントン 6日 ロイター] - 大接戦となっている米大統領選は6日、開票作業が続けられ、CNNによると民主党候補のバイデン前副大統領が激戦州のジョージア州でトランプ大統領を逆転した。ペンシルベニア州でも差を縮め勝利に近づいている。

大半の主要なテレビ局によると、バイデン氏は選挙人の数でトランプ氏を253対214人でリードしており、当選に必要な270人の獲得に向けてやや前進した。

バイデン氏が勝利するには大票田のペンシルベニアで勝利するか、ジョージア、ネバダ、アリゾナの3州のうち2州を制する必要がある。[nL4N2HR50M]

CNNやエジソン・リサーチによると、ジョージア州でバイデン氏が直近でトランプ氏に917票差をつけている。

これに対しトランプ氏の情勢は不利になっているもよう。同氏が勝利するには、ジョージアとペンシルベニア両州を押さえ、ネバダかアリゾナで巻き返して選挙人を獲得する必要がある。

選挙人20人の大票田であるペンシルベニアでは、バイデン氏が差を縮め、6日朝までに1万8000票余りまでトランプ氏を追い上げている。

ペンシルベニアとジョージアの未集計の票はフィラデルフィアやアトランタなど民主党が強い都市部が多く、バイデン氏に有利な展開になるとみられる。

一方、バイデン氏のリードはアリゾナで約4万7000票にまで縮小し、ネバダ州では1万2000票となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/755f66f6425f25a65f0a445e0ade6fb14400241d
米大統領選のセキュリティ、警戒続く--投票日終え外国の干渉など形跡はみられず
11/6(金) 19:27配信

 投票機の設定の誤り、予想外の投票者数の増加、手指消毒薬の使いすぎ。米国の選挙では、これらの理由でジョージア州、オハイオ州、アイオワ州などの州で投票に遅れが生じたようだ。しかし、米国時間11月3日の夜に行われた関係機関の発表によれば、発生した問題の中にサイバー攻撃は含まれていなかった。

 大統領選挙の行方はまだ定まっていないが、サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)と国家安全保障局(NSA)は、50州すべてについて、 サイバー攻撃が投票に影響を与えることはなかったと結論づけた。

 選挙に至るまでの数カ月の間に、ロシア、イラン、中国のハッカーが何度か攻撃を仕掛けてきたとみられており、最終盤には、イランから米国の有権者に脅迫メールが送られるという事態も発生した。しかし、CISAとNSAの担当者によれば、選挙日の投開票に対するサイバー攻撃の試みは、2016年や2018年と比べてずっと少なかったという。

 あるCISAの高官は、今回の選挙日について、「今日の様子は、普段の火曜日に見られるインターネットの様子と同じだった」とコメントした。「今日はおおむね、少々暇を持て余していた。だが率直に言って、これはよいことだ」

 サイバーセキュリティ担当者はこの日、1日中攻撃に備えていた。担当者は、何度か開かれた記者会見で、まだハッキングが発生するだけの時間があると話し、慎重な態度を崩さなかった。実際、当局の担当者は、開票作業が続く間に、偽情報の拡散や、投票システムに対する信用を損なうことを目的としたソーシャルメディアに対する攻撃が起こることを警戒している。

 CISAを統括するChris Krebs氏は、11月4日に発表した声明の中で、「私たちは引き続き、外国のアクターによる、継続中の開票作業や投票結果の認証作業を標的として、妨害しようとする試みを警戒する。米国民の皆さんは外国からの働きかけに対する最終防衛線であり、今後数日間から数週間にわたって、引き続き忍耐力を発揮して頂くようお願いする」と述べている。

 2016年の米国大統領選挙でロシアのサイバー攻撃を受けて以来、選挙のセキュリティは大きな懸念事項になっている。2016年には、フロリダ州の2つの郡で有権者登録情報を盗まれたとみられている。また、民主党全国委員会(DNC)の電子メールがアクセスされたが、投票結果は影響を受けなかったという。

 しかし、セキュリティ研究者は投票機のハッキングが容易であることを示しており、2016年の選挙では民主主義の脆弱性が示された。そうした中、国土安全保障省は2018年に、今日の脅威からの防御や重要インフラの保護を目的とするCISAを設立した。選挙インフラのセキュリティ確保もCISAの大きな任務の1つとなっている。

6201名無しさん:2020/11/06(金) 21:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf59737e0df9ef7c1ded1d1ae0ac00024ab69f5c
米大統領選、開票作業は遅れているが「混乱」はしていない
11/6(金) 20:13配信

<激戦州で開票に時間がかかっていること、州ごとに開票のルールがバラバラなことで疑念を持たれているが>

投開票日の11月3日(火)から既に2日が過ぎていますが、激戦州では依然として接戦が続いています。中でもペンシルベニア州、ジョージア州では、小出しにされる追加の開票結果を受けて、両陣営とその支持者たちは一喜一憂しています。全米で、選挙疲れとか選挙のための「やけ食い」「ドカ食い」現象が起きている、そんな報道もあります。

そんな光景に対して、アメリカの選挙における開票は「混乱」しているとか、不正が横行している、あるいは「国連の監視団が必要」などという声まで聞かれます。特に日本では、この種の事務作業を几帳面にやるのが極端に好きな文化があるので、そうした声が聞かれるのは分からないではありません。

ですが、今回このように開票に時間を要していること、州ごとに開票の様子がバラバラなのには理由があります。

<記録的に高い投票率>

(1)まず、アメリカには国家レベルの、つまり連邦として統一された「公職選挙法」はありません。大統領は連邦の特別職ですが、大統領選そのものは、各州が誰を大統領に推すかを決める「州の意思決定」であり、各州が独自のルールに基づいて行っています。そこに統一性がないからといって、混乱しているわけではありません。

(2)確かに開票のスケジュールが遅延するなど、計画が狂っている州は多いです。ですが、それはあくまで、平均すると55%を超えることのないはずの投票率が、今回は67%に迫るような記録的な高率となったためです。例えば、フロリダ州など期日前投票を早めに締切り、また郵送投票は配達時にドンドン集計していた州では、投票締切の数時間後に確定投票を出すと意気込んでいましたが、できませんでした。これも、あまりに高い投票率に、数への対応でアップアップしていたためです。それ以上でも、以下でもありません。

(3)保守系のFOXニュースなどは、選挙の監視を要求した市民が拒否されたとか、その監視団は不正を発見したなどと報道しています。ですが、基本的にどの開票所でも「トランプ陣営代表」「共和党代表」「バイデン陣営代表」「民主党代表」「地方行政の代表」の5者による監視の体制が機能しているはずです。監視システムが機能しないなかで開票が進むことはないと思われます。

(4)こんなに遅れているのに夕方5時になると帰宅する開票担当者が多いという報道もあります。確かにそうかもしれませんが、州によっては現場の開票作業はボランティアに頼っています。その多くは家庭人であり、投開票日には深夜まで作業したかもしれませんが、時間外の作業が連日となると対応はできません。各州では、疲労により作業ミスが起きることを恐れて、そのために2日目以降は無理をしないというマネジメントがされているという報道もあり、アメリカではこれは当然のこととして受け止められています。

ということで、確かに世界が息をひそめて見守っているなかで、かなり時間がかかっているのは事実です。ですが、各開票所の現場は決して混乱しているわけではないし、集計の精度が落ちているわけでもないと考えていいと思います。あと少し、忍耐を持って見守りたいところです。

冷泉彰彦(在米作家)

6202名無しさん:2020/11/06(金) 21:48:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a0e4c380abb5d3c472aa0b5f992a1ecd52fa736
トランプ氏陣営、法廷闘争拡大へ 激戦2州では敗訴 米大統領選
11/6(金) 20:33配信

 【フィラデルフィア時事】米大統領選で、共和党のトランプ大統領の陣営が激戦州で起こした開票作業をめぐる訴訟は5日、中西部ミシガンと南部ジョージア両州で敗訴した。

 一方、東部ペンシルベニア州では開票の監視を認める判断が出ており、法的措置をさらに拡大する方針だ。

 陣営は選挙人の獲得で敗北したミシガン州で、開票作業を監視する陣営側の要員が派遣されるまで郵便投票などの集計中止を求めて提訴。裁判所は州の開票作業が終わる数時間前の提訴だったと指摘し、「現時点で開票作業は基本的に完了している」として訴えを退けた。

 民主党のバイデン前副大統領が猛追するジョージア州をめぐっては、チャタム郡で到着期限を過ぎて無効の郵便投票が有効票に混ざったのを監視員が目撃したと主張し、これらの無効票を見つけだすよう求めて提訴。裁判所はこれに対し「証拠がない」として却下した。

 開票作業が続くペンシルベニア州では、フィラデルフィアの集計会場での開票作業をより近くで陣営側の要員が監視することが認められ、陣営側の勝訴となった。

 陣営はペンシルベニア州で6日までに到着した郵便投票を有効とした同州最高裁の判決の是非について、連邦最高裁の介入を改めて申し立てたほか、西部ネバダ州でも死者や既に州から引っ越した人が投票したとして提訴する方針。一方、陣営側は敗訴した2州で上訴するかは明らかにしていない。

 トランプ氏は5日の演説で「合法な票を数えれば、私が簡単に勝てる」と強調し、法廷で徹底的に争う構えを示している。 

最終更新:11/6(金) 20:33
時事通信

6203名無しさん:2020/11/06(金) 21:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4a43767106dac5b95b05c792691ef8bc57fb3f
【Q&A】米大統領選。なぜ選挙人は「勝者総取り」なの?
11/3(火) 13:27配信

 米国の大統領選が11月3日に行われます。ただ、選挙の仕組みは少し分かりにくい部分もあります。国民は直接候補者に票を投じるのではなく、全50州と首都ワシントンDCの計51地域に割り振られた「選挙人(538人)」を選び、その選挙人が後日、地域を代表して投票するのです。そして、メーン州とネブラスカ州を除き、その地域で1票でも多く獲得した方に全ての選挙人が投票する「勝者総取り」方式を採用しています。なぜこのようなシステムになったのでしょうか。アメリカ研究が専門の慶應義塾大学SFC教授、渡辺靖氏に聞きました。

Q:なぜ選挙人を挟む間接選挙なの?
建国当時(1776年)のアメリカでは、読み書きができない人が多くいました。そういう人たちが大統領を選べる訳もないし、選んだら変な人が選出される可能性がある、という一般大衆に対する不信感が、制度を作る人たちの間にはあったのです。そのため、ワンクッションを置く意味で選挙人を立てることになりました。

Q:「勝者総取り」になったのはなんで?
アメリカには、1州が1国だという考え方が強く根付いています。「州としての判断は1つしかない」という考えの延長で、地域を代表する選挙人も全員で同一の意思表示をするのです。

国連メソッドと同じような発想です。アメリカには色んな考えの人がいるけど、国際社会での意思表示は1票(1つ)です。

Q:選挙人は人口比で割り当てられているの?
必ずしも人口比ではありません。人口比がそのまま反映してしまうと、結局カリフォルニア州とかニューヨーク州とか人口の多いところの利益がアメリカを左右することになってしまいます。そうなると、人口が少ない州は不利になる。できるだけ特定の州や首都ワシントンに権力が集中しないよう、制度設計するときに工夫がなされたということです。

Q:選挙制度を見直す動きはないの?
しばしば「ややこしい選挙人制度など廃止して、全米の得票数で決めればいいのでは」と聞かれますが、そうするとやはり人口の少ない州の利益が反映されにくくなります。そもそも小さな州といえども高度な自治権を保証するというのが、中央政府(連邦政府)や大統領制を定めた際の条件でした。連邦政府や大統領が強権化してしまうと欧州の専制君主制と変わらなくなってしまうというわけです。



※選挙人が最も多いのは55人のカリフォルニア州。最も少ないのはアラスカ州、モンタナ州、首都ワシントンDCなどで各地域3人。

6204名無しさん:2020/11/06(金) 22:30:18
https://www.asahi.com/articles/ASN9K3QZ3N95UHBI013.html
「二つの米国」のある街で 月500ドルの部屋を借りた
有料会員記事
ペンシルベニア州ヨーク=大島隆
2020年9月20日 18時00分

 白人とマイノリティー。富める者と貧しい者。都市と地方。共和党支持者と民主党支持者――。かつてないほど分断が進むアメリカは、どこへ向かうのか。大統領選挙の激戦州ペンシルベニア州の街ヨークで、「二つのアメリカ」の境界線上にある場所を見つけた。この地に住みながら、足元からこの国の行方を探ってみた。(敬称略)

 初めて訪れたとき、「まさに探していた場所だ」と直感した。

 ここは、ペンシルベニア州南部の街ヨーク。中心部から少し外れたところにある住宅街で、古いタウンハウスが並んでいる。タウンハウスはアメリカの都市部にある集合住宅の一種で、家と家同士が横につながっている長屋のような建物だ。

 ワシントンから車で1時間半の距離にあるこの街を訪れたのは、部屋探しのためだった。今年は大統領選挙がある重要な年だが、コロナ禍で在宅勤務が続く。出張も移動の感染リスクが伴い、慎重にならざるを得ない。ならば、と発想を転換して「取材の現場で在宅勤務をしてみよう」と考えたのだ。ペンシルベニア州は大統領選挙の勝敗を左右する「バトルグラウンド・ステイツ(激戦州)」の一つだ。

 目の前のタウンハウスは明日、内覧させてもらう予定になっていたが、前日のうちに一度下見に来てみた。それには理由があった。

 内覧を申し込んだとき、家主から「ここがシティーだということはわかっていますよね」と念押しされていたからだ。「いま街中の宿に宿泊しているから、だいたい様子はわかっています」。そう答えたものの、電話を切った後に少しばかり不安になった。

 シティー、つまり市街地にあるということがなぜ問題なのか。そこにはアメリカ独特の都市事情がある。

 日本の感覚でいえば市街地の方がにぎわっていて生活も便利そうだが、車社会の米国の場合、その反対の都市が少なくない。1950年代以降、白人の中高所得層がよりよい住環境を求めて郊外に出て行く「ホワイト・フライト」と呼ばれる動きが加速した。低所得者層だけが残った中心部は商店街もさびれ、治安が悪化していった。「インナーシティー問題」と言われる現象で、ヨークもそうした、全米各地にある中心部が衰退した街の一つだ。

 家主からの電話の後に住所を地図で確認すると、宿泊している宿からは歩いて20分程度だ。土地勘のない街では、日が暮れたら歩かないのが鉄則だが、日没まではあと1時間ほどあったので、歩いて下見をすることにしたのだった。

 道の両側には、古いタウンハウスが並んでいる。この街には空き家が多い荒れ果てた地域もあるが、ここは古くても生活感がある。家族や近所の住民同士で、玄関先で夕涼みをしている人たちの姿が目につく。街にはアジア系がほとんどいないからだろうか、時折視線を感じる。

 めざす家は、市街地の南端にあった。アメリカでは、道路で囲まれた1区画を「ブロック」という単位で呼ぶ。この家があるブロックまでが、古いタウンハウスが並ぶ。もう一つ先のブロックに目をやると、こちら側とは一見して異なるたたずまいだ。街路樹の緑が豊かで、タウンハウスではなく庭付きの一軒家が並ぶ。

 「あちら側」に足を踏み入れてみた。

「あちら側」で見たのは、白亜の豪邸。記者はトランプ米大統領が育った地区のことを思い出します。

 すぐ隣のブロックは普通の大き…

6205名無しさん:2020/11/06(金) 22:58:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f4902dadb474c3c7da28b52f281644ce191d9f2
バイデン氏、ペンシルベニア州で逆転
11/6(金) 22:55配信

 【ワシントン共同】米主要メディアによると、大統領選で接戦となっている東部ペンシルベニア州で、民主党のバイデン前副大統領の得票数が共和党のトランプ大統領を超え、逆転した。

6206とはずがたり:2020/11/06(金) 23:21:54
バイデン氏、ペンシルベニア州でも逆転 優位動かず
2020/11/06 23:04毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201106k0000m030368000c.html

 米大統領選は6日時点で、政権奪還を狙う民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)の獲得選挙人が253人となり、当選に必要な過半数(270)が目前に迫っている。再選を目指す共和党のドナルド・トランプ大統領(74)が先行した南部ジョージア、東部ペンシルベニア両州で逆転した。トランプ氏は5日夜に記者会見し「各地で不正が起きている」と主張。選挙結果に疑義を唱え、裁判闘争を拡大する考えを鮮明にした。

 大統領選は全米50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)での一般投票結果に基づき、各州・区に割り振られた選挙人538人の過半数を獲得した候補が当選する仕組み。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、米東部時間6日午前6時(日本時間6日午後8時)時点で、バイデン氏が中西部ミシガン、ウィスコンシンなど21州・1特別区で勝利し選挙人253人を獲得した。トランプ氏は南部フロリダ、中西部オハイオなど23州を制し獲得選挙人は214人。

 バイデン氏は開票が続く州のうちペンシルベニア(選挙人20人)で勝利するか、ジョージア(同16人)、西部アリゾナ(同11人)、ネバダ(同6人)の3州のうち2州を取れば過半数に届き、優位な情勢に変化はない。

 バイデン氏はアリゾナ、ネバダで先行。さらに、開票序盤でトランプ氏に大きくリードされていたジョージアでは開票率98%段階で約1100票の差をつけたほか、ペンシルベニアでも95%段階で0・1ポイント差で逆転した。ジョージアは票差がごくわずかで米メディアが勝者判定を見送る可能性も出てきた。ペンシルベニアは今後の開票分のうち、民主党支持者の利用が多い郵便投票や都市部の票が大部分を占める。

 全体情勢で追い込まれたトランプ氏は、5日の会見で「正当な票を数えれば私の楽勝だ。民主党は不正な票や遅れて届いた票を数え、この選挙を盗もうとしている」と主張。今後も集票や開票を巡り各地で訴えを起こす考えを表明し「連邦最高裁での決着に持ち込まれる」とも述べた。

 現在の最高裁はトランプ氏が指名した3人を含む保守派判事が6人、リベラル派3人の構成で、政権寄りの判断が出されやすい状況にあるが、トランプ陣営の提訴の妥当性については否定的な見方が多い。一方でトランプ氏の訴えに呼応し、支持者が開票所に詰めかける事態も各地で起きている。

 これに対し、バイデン氏は5日、地元の東部デラウェア州ウィルミントンで演説し「民主主義はときに厄介なもので我々に忍耐を強いる」と述べ、支持者に開票を冷静に見守るよう呼び掛けた。そのうえで「すべての票が数えられた末に、我々が勝者となるだろう」と勝利に自信を見せた。【ワシントン高本耕太】

6207名無しさん:2020/11/07(土) 10:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0f0535f404392888b298ee43f9d6658e97d89d
トランプ氏、南部で底力 決着ラストベルトへ 米大統領選〔深層探訪〕
11/7(土) 8:29配信

 3日の米大統領選は、事前の世論調査に反し、共和党のトランプ大統領が南部フロリダ(選挙人29人)などで底力を見せた。トランプ氏と民主党のバイデン前副大統領の戦いは、東部ペンシルベニアなどのラストベルト(さび付いた工業地帯)3州を決着の舞台に、長期化する可能性が出てきた。

 ◇地上戦が奏功
 トランプ氏にフロリダの勝利をもたらしたのは、民主党大票田で大都市マイアミを抱えるマイアミデード郡の健闘だ。大半の開票が終了した時点でバイデン氏の得票は4年前のクリントン元国務長官と同水準の62万票弱。これに対しトランプ氏は約53万票と4年前の約33万票から急増した。

 反社会主義感情の強いキューバ系住民が多いこの地域で、トランプ氏は1日に現地入りしたのをはじめ徹底した地上戦を展開。バイデン氏を「過激主義者」と批判するスペイン語のテレビCMも放送した。2日には危険を察知したバイデン陣営がオバマ前大統領をマイアミに送り込み、「投票を」と訴えたが、後の祭りだった。

 ◇目減りは36人以内
 トランプ氏が4年前に全米で獲得した選挙人は306人で、過半数(270人)獲得には目減りを36以内に抑える必要がある。ラストベルトを勝負どころと位置付ける同氏にとって、南部や西部の取りこぼしは最小限でなければならない。

 激戦州のうち西部アリゾナ(同11人)はバイデン氏が優勢。一方、南部ノースカロライナ(同15人)とジョージア(同16人)は、9割以上を開票した時点でトランプ氏がややリードする。ジョージアでは民主党支持者の多い州都アトランタの開票を残しており、トランプ氏にとって予断を許さない。米紙ニューヨーク・タイムズはバイデン氏がジョージアを取る確率を64%と分析している。

 ◇確定は6日以降か
 「われわれはペンシルベニアで途方もない票を獲得している」。トランプ氏が4日未明、ホワイトハウスでこう報告すると、祝勝会さながら大歓声が沸き起こった。ペンシルベニア(同20人)では開票率74%の段階でトランプ氏が12ポイント上回る。

 ただ、同州では開票に時間がかかる郵便投票が急増。3日時点で、郵便投票の割合が小さいトランプ氏の票が優位に出ることは、当初から予想された事態だった。同州の当局者は勝者決定が早くても6日以降という見方を示す。

 トランプ氏は「率直に言ってこの選挙は勝った」と述べ集計作業の打ち切りを要求。今後増える郵便投票の集計をめぐり法廷闘争に打って出る考えも示した。

 バイデン氏は4日未明、支持者の前に姿を見せ、「われわれは辛抱強く待たなければならないことを分かっていた。すべての票が集計されるまで終わらない」と述べ、トランプ氏をけん制した。(ワシントン時事)

https://news.yahoo.co.jp/articles/424d7d0cde04af3d87c3cde5acb4646ba963b1dc
米上院選、ジョージア州2組が決選投票へ-民主党過半数への道残る
11/7(土) 5:47配信

(ブルームバーグ): 3日に投票が行われたジョージア州上院議員選挙で、共和党現職デービッド・パーデュー氏と民主党候補ジョン・オソフ氏の勝敗は、決選投票に持ち越されることになった。パーデュー陣営は決選を楽しみにしているとの同議員の見解を発表した。

両候補とも得票率が50%に達しなかったため、来年1月5日に決選投票が行われる。同州で行われたもう一組の上院議員選(補欠選)も、共和党現職ケリー・ロフラー氏と民主党候補ラファエル・ウォーノック氏が決選投票に進む。

民主党が上院過半数を奪取するには、バイデン前副大統領が大統領選に勝利した場合は3議席を、トランプ大統領が再選した場合には4議席を増やす必要がある。

原題:Georgia Senate Contest Heads to Runoff Between Perdue, Ossoff(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Vivek Shankar

6208名無しさん:2020/11/07(土) 10:30:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/40bbd2eeef57b5fe0519ec431cf091744afc28b6
ジョージア州は小差 州務長官「再集計の対象なりうる」
11/7(土) 8:28配信

 米大統領選の開票作業で、接戦となっているジョージア州(選挙人16)のラフェンスパーガー州務長官が6日、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の票差がわずかであるため、再集計の対象になりうるとの見解を明らかにした。

 AP通信の6日午後5時(日本時間7日午前7時)時点の集計では、開票率は99%で、得票率ではバイデン氏がわずかに0・1ポイントだけリードした。ジョージア州では、票差が0・5ポイントト以下の場合は、再集計が認められている。

 同州は共和党が伝統的に強く、開票当初はトランプ氏が先行していた。ところが、民主党支持者が多い州都アトランタ付近の票が開票されるにつれてバイデン氏が追い上げ、小差ながら逆転した。バイデン氏は同州で勝利を確実にすれば、当選に大きく近づく状況だった。

 共和党支持者のラフェンスパーガー氏は「接戦で勝者を発表するには至らない」と理由を説明した。

 米メディアによると、再集計が実施されても、結果に影響する可能性は低いとみられている。

 トランプ氏は5日の記者会見で「ジョージア州では勝っていたのが、次第に票が減っていった」と述べ、不正があったと主張した。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/186bb84d37854a5e8e07c7e7137bcad9e95ec551
僅差のジョージア州、再集計へ 米大統領選
11/7(土) 0:53配信

【AFP=時事】(更新)米大統領選で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏をわずかに抑えてリードしている南部ジョージア州の当局は6日、票を再集計する方針を発表した。

 アトランタ(Atlanta)で記者会見したブラッド・ラフェンスパーガー(Brad Raffensperger)州務長官は「これほどの僅差であることから、ジョージアでは再集計が行われる」と表明。同州での結果は「接戦であることからまだ勝者を発表できない」とした。

 同州では集計がほぼ完了した6日朝の時点で、バイデン氏が1500票余りリードしている。

 ラフェンスパーガー長官は「結果がもたらす影響は大きく、各方面で感情が高ぶっている。われわれはこうした議論に動じず作業を続ける。きっちりと作業を終わらせ、選挙の完全性を保つ」と表明した。

 トランプ氏は全米各地で選挙不正が起きているとの根拠のない主張を展開しているが、ラフェンスパーガー長官は、両陣営に対して開票作業の監視を認めていると説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6209名無しさん:2020/11/07(土) 10:31:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dfbae7d43cae34469993d782993e0d1187e536a
市場の関心は上院議会選にシフト、バイデン氏勝利の見込みで
11/7(土) 7:28配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利する可能性が高まる中、投資家の関心はいまだに決着のつかない上院の議会選に移り、税制・規制に与える影響や追加刺激策への見通しに注目が集まっている。

3日の大統領選・連邦議会選以降、S&P総合500種は約4%上昇した。議会選で下院は野党・民主党が過半数を維持する見通しとなる一方、上院では与党・共和党が優勢になっており、バイデン氏が大統領に就任したとしても法人税率やキャピタルゲイン税率が引き上げられる可能性が低いとの見方が一因となっている。

ただ、ジョージア州では上院2議席を巡り、来年1月に決選投票が行われる見通し。バイデン氏の大統領就任の可能性が高まる中、民主党が同州の決選投票で上院2議席を獲得し、共和・民主とも50議席となれば、バイデン氏が副大統領候補に指名したハリス上院議員が決裁票を投じることになる。

ノースカロライナ州とアラスカ州の上院議会選ではともに共和党候補がリードしているが、まだ決まっていない。

パイパー・サンドラーの債券戦略部門責任者、ジャスティン・ホーゲンドーン氏は「民主党が上院議席を一つでも獲得すれば、何かしらの法案を成立させる可能性が高まる」と述べた。

一方、一部の投資家はバイデン政権誕生の恩恵を享受する銘柄への投資を再開し始めている。クリーンエネルギー関連の上場投資信託(ETF)は6日に1.1%超上昇する場面があった。半面、バイデン政権誕生で規制強化などが見込まれるハイテク株は0.5%安となった。

ケイス・キャピタル・アドバイザーズのマネジングパートナー、ケン・ポルカリ氏は「注目は米大統領選からジョージア州や上院にシフトしている。先行きを決定づけることになるからだ」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b741a5cad38091ebbfde8d34e00dbbe8b8824859
ドル下落、円は103円前半 ねじれ議会の継続予想=NY市場
11/7(土) 7:33配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドル指数が下落し、約2カ月ぶりの安値を付けた。米大統領選の開票が進む中、上下両院で多数派が異なる「ねじれ議会」が継続するとの見方が根強く、ドルの下押し圧力となった。

市場では、大統領には民主党候補のバイデン前副大統領が当選するものの、議会上院は引き続き共和党が過半数を握ると予想。これにより、民主党が要求する大型の追加新型コロナウイルス経済対策の可決は困難になるとみられている。

10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比63万8000人増と、前月の67万2000人増から伸びが鈍化した。新型コロナウイルス感染が各地で再拡大し、政府支援が先細る中、景気回復ペースが失速している兆候が改めて示された。

ロイターの集計によると、米国の新型コロナウイルス感染者が5日、新たに少なくとも12万0276人確認され、1日当たりの新規感染者数として2日連続で過去最多を更新した。

ウエスタンユニオン・ビジネスソリューション(ワシントン)のシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「米経済が減速しているとの見方がドル安につながっている」と指摘した。

大統領選は6日、激戦ペンシルベニア、ジョージア両州で、民主党候補のバイデン前副大統領が再選を目指すトランプ大統領を逆転し、リードを維持している。

ドルは通貨バスケット<=USD>に対し92.235と、9月2日以来の安値を付けた。週間では1.9%安と、3月以来の大幅な値下がりを記録した。

経済対策の規模が縮小するとの見方から、長期国債利回りは大幅に低下しているほか、株式などリスク資産は値上がりしており、こうした要因がドル安につながっているという。

ドル/円<JPY=>は103.255円に下落し、8カ月ぶり安値に迫った。菅義偉首相は6日、為替の水準や方向性について言及しないものの、「為替の安定は極めて重要。政府も各国通貨当局としっかり連絡を取りながら適切に対応する」と述べた。

オフショア人民元<CNH=> <CNH=D3>は6.5868元に上昇し、約2年ぶりの高値を付けた。バイデン氏が大統領になった場合、対中強硬政策がやや緩和されるとみられている。

ユーロ/ドル<EUR=>は1.1882ドルで推移した。

6210名無しさん:2020/11/07(土) 10:37:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/1773993ae85d43af9a1ffb6c0899a4f85d4e7113
バイデン陣営、政権移行の準備 閣僚人事、水面下で綱引き 米
11/7(土) 7:07配信

 【ワシントン時事】米大統領選でリードする民主党候補バイデン前副大統領の陣営が、来年1月の新政権発足に向けた準備を進めている。

 陣営は政権移行チームのウェブサイト「ビルド・バック・ベター(より良き再建).COM」を開設。激戦州で集計作業が続く中、水面下では閣僚人事をめぐる綱引きも活発化している。

 同ウェブサイトはトップページにメッセージを掲載し「政権発足初日から全力で取り組めるように全速力で準備を進めている」と強調した。国民にアピールするとともに、開票結果をめぐって法廷闘争に出るトランプ大統領の陣営や支持者をけん制する狙いがあるとみられる。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、政権移行チームは、トランプ政権が重要な情報を共有しないなど円滑な引き継ぎを行わない可能性を念頭に、数カ月にわたって準備を進めてきた。バイデン陣営の政策実施に加え、各省庁で要職を担う数千人規模の人選も行う。

 陣営は「最も多様性に富んだ政権」を目指すと公言。閣僚や要職にオバマ前政権を支えた人材に加え、民主党の左派勢力や共和党からの登用も検討している。

 国務長官候補には、オバマ前大統領の国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライス氏や、前政権の国務副長官だったカーネギー国際平和財団のウィリアム・バーンズ理事長が挙がる。

 国防長官には、中国との大国間競争を見据え、国防総省の改革を訴えるミシェル・フロノイ元国防次官(政策担当)が有力視される。大統領補佐官(国家安全保障担当)には、バーンズ氏と同じく前政権で国務副長官などを歴任したアントニー・ブリンケン氏が有力候補と目されている。

 同性愛者を公言し、民主党指名を争ったブティジェッジ前サウスベンド市長が国連大使に任命される可能性もあるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f214ef22f0ef2fd2df69385eb9db685a6b0e4bf6
ブラジル大統領、方向修正? 不利のトランプ氏「重要でない」
11/7(土) 9:58配信

 【サンパウロ共同】ブラジルのボルソナロ大統領は6日、「盟友」とするトランプ米大統領について「世界で最も重要な人物ではない」と述べた。ブラジルのメディアが報じた。ボルソナロ氏はこれまでトランプ氏を熱烈に支持していたが、大統領選で形勢を不利にしている同氏を前に方向修正を図った格好だ。

 ボルソナロ氏は「私がブラジルで最も重要な人物でないように、トランプ氏も世界で最も重要な人物ではない」と述べた。

 ボルソナロ氏はバイデン前米副大統領がアマゾンの森林破壊を批判したとして「内政干渉だ」と反発。4日には「(バイデン氏勝利は)ブラジルが望むものなのか」と支持者に話した。

6211名無しさん:2020/11/07(土) 10:51:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0778844c28c2cd0433ffcb9fe38c6ce809e00043
イデン氏、ペンシルベニア州でリード拡大 1万9000票差に
11/7(土) 10:40配信

ワシントン(CNN) 米大統領選は6日、民主党候補のバイデン前副大統領が出身地ペンシルベニア州でのリードを拡大し、当選に必要な選挙人270人の獲得まであとわずかに迫った。同日夜には演説を予定している。

バイデン氏は現在、ペンシルベニア州で1万9000票以上リードし、選挙人20人を擁する同州の戦いで優位を保つ。共和党候補のトランプ大統領は同州を落とすことはできない。当局者によると、同州では6日午後の時点で、11万票以上の郵便票が未集計となっている。

地域別にみると、バイデン氏がリードを奪う原動力となった民主党寄りのフィラデルフィア郡では、約4万票の未集計票が残る。ただ、フィラデルフィア市の当局者はCNNに対し、「開票作業の完了にはあと数日かかる可能性がある」との見方を示した。

民主党の地盤であるアレゲニー郡でも、6日正午の時点で未集計票が5万2000票あまり残る。投票用紙の印刷ミスに起因する裁判所の命令により、このうち約2万9000票については東部時間午後5時まで集計を始めることができない。

ペンシルベニア州で集計のペースが落ちるなか、両候補は接戦となっているネバダ、アリゾナ両州の状況を注視している。

もしバイデン氏の民主党が前回に続きネバダ州を押さえ、アリゾナ州を民主党支持にひっくり返すことができれば、ペンシルベニア州を落としても当選が可能となる。選挙人の数はネバダ州が6人、アリゾナ州が11人。

CNNの予測では、現時点での選挙人獲得数はバイデン氏が253人、トランプ氏が213人となっている。

6212名無しさん:2020/11/07(土) 20:29:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/808bf0005acf31aa72fd69496ae9e59da15d2fb5
米上院、両党過半数届かず ジョージア州、1月決選投票
11/7(土) 17:09配信

 米大統領選と同時に行われた連邦議会選で、民主・共和両党のどちらも、すぐには上院(定数100)の過半数に届かないことになった。補選を含めて、2議席が争われた南部ジョージア州で、どの候補も得票率が50%に届かず、来年1月5日に決選投票が実施される見通しとなったためだ。決選投票によって、どちらの党が上院をコントロールするかが決まることになり、両党による総力戦となるのは必至だ。

 上院議員の任期は6年で、2年ごとに約3分の1が改選される。今回の選挙前は共和党53議席、民主党47(無所属も含む)で、どちらが過半数を得るかが大きな焦点だった。AP通信によると、6日までに判明した選挙結果では共和48、民主48と伯仲し、ジョージア州の2議席のほか、ノースカロライナ州とアラスカ州で勝者が確定していない。

 多くの州では、より多くの得票を得た候補が当選するが、ジョージア州ではどの候補も50%に達しない場合、決選投票となる。同州では共和党現職のパデュー氏に民主党新顔のオソフ氏が挑み、パデュー氏が先行していたが、AP通信によると得票率が50%に到達せず、決選投票となった。多くの候補が乱立した補選も、決選投票となった。

 この結果、上院選ではどちらの党もすぐに過半数の51議席に達せず、決選投票が行方を決めることになった。ジョージア州は長く共和党の強い地盤だったが、若年層の流入などで民主党が勢いを増しつつあり、大統領選でも民主党のバイデン副大統領が共和党のトランプ大統領をわずかながらリードしている。決選投票も激しい争いになる。

朝日新聞社

6213名無しさん:2020/11/08(日) 01:56:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cd48baeb603b134aede4feeefee6b6c3119d4e1
米大統領選でバイデン氏勝利
11/8(日) 1:27配信

 米大統領選でバイデン氏勝利と米主要メディア。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f267206a72b8c01ec64cf3dd57169d31df9c62d
米大統領選 バイデン氏が勝利確実 CNNなど報道
11/8(日) 1:46配信

 CNNなどアメリカメディアはアメリカ大統領選挙の開票が進み、民主党のバイデン氏が当選に必要な選挙人の過半数270人を確保し、勝利を確実にしたと伝えました。

 CNNは民主党のバイデン氏が激戦州のペンシルベニア州の選挙人20人を獲得した結果、当選に必要な選挙人の過半数の270人を上回る273人を確保し、大統領選の勝利を確実にしたと報じました。3日の投開票から4日目にしてようやくアメリカメディアが当確を伝えました。再選を目指していたトランプ大統領は重要な州といわれたフロリダ州を制したものの、複数の激戦州を落として票を伸ばしきれませんでした。ただ、トランプ大統領は郵便投票に不正があるなどと主張して法廷闘争に踏み切っていて、最終的な結果が出るまで混乱が長引く恐れがあります。

テレビ朝日

6214名無しさん:2020/11/08(日) 10:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5357dc168565783c265e5b46df61b41805c61c
菅首相、バイデン氏に祝意 「日米同盟を強固に」
11/8(日) 7:29配信

 菅義偉首相は8日、米大統領選で民主党のジョー・バイデン前副大統領が勝利を確実にしたことを受け、ツイッターで「心よりお祝い申し上げる」と祝意を示した。

 日本語と英語で投稿した。

 首相は「日米同盟をさらに強固なものとするために、インド太平洋地域と世界の平和、自由、繁栄を確保するために、ともに取り組んでいくことを楽しみにしている」と表明した。

6215名無しさん:2020/11/08(日) 11:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d562f4c6274a943c9759ee120233095a1570eafd
バイデン氏、ネバダ州で勝利 米報道
11/8(日) 3:41配信

【AFP=時事】米大統領選は7日、接戦だった西部ネバダ州で、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏が勝利した。米メディアが報じた。

 米メディアはこれに先立ち、バイデン氏が激戦州ペンシルベニアを制して当選を確実にしたと報道。その後、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙とFOXニュース(Fox News)がネバダ州でのバイデン氏勝利を伝えた。

 ネバダ州の選挙人は6人。この2州で勝利したことで、バイデン氏の選挙人獲得数は少なくとも279人となった。当選には全選挙人538人のうち270人を確保する必要がある。

 ネバダ州では前回も民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が勝利を収めていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6216名無しさん:2020/11/08(日) 13:48:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/51e331a2cadd643ec92f46a5f88edb254c05a122
物議の25歳新人が当選 米下院選
11/6(金) 8:17配信

【AFP=時事】3日に行われた米下院選挙で、25歳の共和党候補マディソン・コーソーン(Madison Cawthorn)氏(25)が当選を確実にし、近代史上で最年少の下院議員となる見通しとなった。同氏は対立候補と熾烈(しれつ)な争いを繰り広げた選挙戦で物議の人物となっていた。

 開票がほぼ完了した時点で、コーソーン氏はノースカロライナ州第11選挙区で54.5%を獲得し、対立する民主党候補の退役軍人、モー・デイビス(Moe Davis)氏(62)を破った。CNNによると、史上最年少の米下院議員は1797年に22歳で当選したウィリアム・C・C・クレイボーン(William C.C. Claiborne)。コーソーン氏は2018年に当選した民主党の左派下院議員、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏(29)よりも4歳若い。

 コーソーン氏は18歳で事故により体の一部がまひして以降、車いすで生活を送っている。銃規制や中絶に反対の立場を取り、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を支持。8月に行われた共和党の党大会では演説をした。

 コーソーン氏は選挙戦で対立候補のデイビス氏を猛攻撃し、政府の操り人形であり、宗教の自由を無視していると批判した。

 だがデイビス氏も、コーソーン氏が女性に不適切な行為をした疑惑などを持ち出して応酬。同氏を「資質ゼロで虚言癖のある性的搾取者」や「不道徳者」と呼び批判した。コーソーン氏は不適切行為の疑惑を否定している。

 コーソーン氏はさらに、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の別荘の一つで、「イーグルズ・ネスト(Eagle's Nest)」とも呼ばれるドイツのケールシュタインハウス(Kehlsteinhaus)で兄と一緒に撮った写真をインスタグラム(Instagram)に投稿したことでも物議を醸した。

 写真には「総統の別荘。イーグルズ・ネストを見ることは、しばらく前から自分が死ぬまでにやりたいことのリストに入っていた。期待は裏切られなかった」とのコメントが付けられていたが、同時にヒトラーを「究極悪」とも呼んでいた。批判を受けたコーソーン氏は、自分は訪問時、ヒトラーを打ち負かした兵士たちの喜びについて思いをはせていたと弁明した。

 さらに今週、コーソーン氏は当選確実の知らせを受けてツイッター(Twitter)に「リベラル派よ、もっと泣け」と投稿。社会の分断を埋めるとの約束に反するこの高慢なコメントはさらなる批判を呼んだ。【翻訳編集】 AFPBB News

6217チバQ:2020/11/09(月) 11:44:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/37040386dbc5149f0ac7cbea97693b8a51dc1ee2

メラニア夫人も「敗北」促す トランプ氏は連日ゴルフ 米大統領選
11/9(月) 9:20配信
 【ワシントン時事】バイデン前米副大統領の勝利が確実になった大統領選で、CNNテレビは8日、トランプ大統領のメラニア夫人と娘婿のクシュナー上級顧問が、トランプ氏に「敗北」を受け入れるよう説得していると伝えた。

 一方、長男ドナルド・ジュニア、次男エリックの両氏は、受け入れ拒否を主張しているといい、身内でも温度差が広がっているもようだ。

 トランプ氏は8日、前日に続いて首都郊外のゴルフ場で過ごした。また、ツイッターで「選挙が盗まれた」などと主張する声を引用するとともに、「いつからメディアが次期大統領を決めるようになったんだ」と投稿し、不満を表明した。

6218チバQ:2020/11/09(月) 14:28:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5b466cc0dcc9e96dc6f82d52b86867bf9a2150d
トランプ氏に誤算 「法廷闘争」支持広がらず ひいきのメディアも冷淡・米大統領選
11/9(月) 7:24配信

 【ワシントン時事】米大統領選は7日、共和党のトランプ大統領の敗北が決定的になった。

 郵便投票をめぐる不正を訴え、法廷で「徹底抗戦」する同氏の戦略は正当性や大義を欠き、世論の支持は広がらなかった。

 各メディアが民主党のバイデン前副大統領の「勝利」を伝えたこの日、トランプ氏は「選挙監視員は集計室に立ち入ることができなかった」などとツイッターで不正を訴えた。ただ、国民向けに肉声を発せず、ツイートも散発的で、いつもの勢いがないのは明らかだった。

 世論調査で劣勢だったトランプ氏は選挙を互角の戦いに持ち込み、郵便投票集計の不正を訴えて法廷で勝つことを狙った。そのための布石として連邦最高裁判事の保守派優位も固めた。

 だが、各激戦州で陣営が起こした訴訟はすぐに壁にぶつかった。無効のはずの郵便票が集計されたと集計中止を求めたジョージア州の裁判は、約1時間の審理で「証拠がない」と却下。「不正を十分に監視できない」と主張したミシガン州では、既に集計が終わっていることを理由に訴えを退けられた。

 分の悪さを象徴したのはトランプ氏の5日の記者会見。民主党の「不正」を相次いで訴えると、複数のテレビ局で「大統領が多くの虚偽発言をしている」などと一方的に中継が打ち切られた。

 2000年大統領選では、フロリダ州の再集計をめぐる訴訟が連邦最高裁の最終決定が下されるまでもつれた。当時のブッシュ陣営の弁護団を率いたベーカー元国務長官は米メディアで「(00年は)何度も行われた集計を打ち切るかどうかの議論だった。民主主義社会で集計するなと言うのは無理がある」と語り、トランプ陣営の戦略の甘さを指摘した。

 最後にトランプ氏のはしごを外したのは「親トランプ」メディアだった。CNNの報道によると、保守系FOXニュースは、トランプ氏が法廷闘争を続けていることを理由に、270人の選挙人をバイデン氏が獲得しても「次期大統領(プレジデント・エレクト)」と呼ばないよう社内に指示を出していたという。

 だが7日午前、各社がバイデン氏の「当選確実」を伝えると、FOXも含めほとんどのメディアがバイデン氏に対して「次期大統領」「第46代大統領」という呼称を使用。トランプ氏は「誰が大統領かを決めるのはニュースメディアではない」と声明で反発したが、権力移行の流れは阻止できず、バイデン氏の元には各国首脳から次々に勝利への祝意が寄せられた。

6219チバQ:2020/11/10(火) 09:26:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/965c273d620cf9664f6fa7a3eac5ae9f96083cd2
米国防長官を突如解任 トランプ氏、理由示さず
11/10(火) 5:24配信


 【ワシントン共同】トランプ米大統領は9日、確執が指摘されていたエスパー国防長官を即時解任し、国家テロ対策センターのミラー所長を長官代行に充てたとツイッターで突然発表した。具体的理由は示していない。民主党のバイデン前副大統領が大統領選勝利を確実にする中、重要閣僚の解任で政権のレームダック化が加速し、来年1月の新政権発足までの間、安全保障面で懸念を招く恐れもある。

 エスパー氏は白人警官による黒人暴行死事件に伴う抗議デモへの対応に軍を投入することに反対し、トランプ氏と関係が悪化していたとされる。

6220チバQ:2020/11/10(火) 17:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7950960691945d1f83a3563e8b9b352cf75301f9
トランプ氏、エスパー国防長官を解任
11/10(火) 3:11配信
1386




マーク・エスパー米国防長官(2020年7月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は9日、ツイッター(Twitter)への投稿で、マーク・エスパー(Mark Esper)国防長官を解任したことを明らかにした。大統領選での敗北を認めないトランプ氏への対応に追われる政権に、さらなる揺さぶりがかけられた。

【特集】トランプ政権を去った高官たち

 トランプ氏は投稿で「マーク・エスパー氏は解任された。彼の功労に感謝したい」と発表。国防長官代行に国家テロ対策センター(National Counterterrorism Center)のクリストファー・ミラー(Christopher Miller)所長を任命したことを明らかにした。

 エスパー氏は、抗議デモでの騒乱鎮圧のために軍を投入することを提案したトランプ氏と意見を対立させていた。

 3日に行われた大統領選では、トランプ氏が民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏に敗れ、来年1月20日の政権交代が決まった。だがトランプ氏は、選挙不正があったとの根拠の薄い主張を展開し、裁判所に提訴している。【翻訳編集】 AFPBB News

6221チバQ:2020/11/10(火) 19:08:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/f264f34f0fc394439879b66622c22667d88614ad
情報BOX:バイデン氏が政権メンバー人選へ、有力候補は
11/10(火) 7:02配信
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 米大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領と陣営の側近はこれまで何か月もかけて政権交代への準備を進め、チームを集めてきた。写真は7日、デラウェア州ウィルミントンで演説するバイデン氏(2020年 ロイター/Jim Bourg)
[ウィルミントン(米デラウェア州) 8日 ロイター] - 米大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領と陣営の側近はこれまで何か月もかけて政権交代への準備を進め、チームを集めてきた。バイデン氏が数十年以上前から目指してきた大統領職に足を踏み入れるに当たり、チームには数百人ものスタッフが集結していくことになる。事情に詳しい関係者の話を基に、バイデン氏が政権運営で手腕を頼り、政権要職に充てることを考えるであろう有力アドバイザーの顔ぶれを挙げる。

<側近メンバー>

バイデン氏はこれまでもずっと、戦略的な助言を頼みにする少人数の側近メンバーとの関係を維持している。その中にはバイデン氏の親族もいるし、オバマ政権での副大統領時に自分の補佐官だったロン・クレイン氏とスティーブ・リチェッティ氏、ブルース・リード氏もいる。

クレイン氏は政治的戦術家であり、2014年にはオバマ政権のエボラ出血熱対応を担当した。現在はバイデン氏の首席補佐官の有力候補と広く見なされている。首席補佐官は通常、大統領の政策課題や政策的な優先順位や日々の執務をお膳立てする上で主要な役割を果たす。

ルイジアナ州選出の下院議員セドリック・リッチモンド氏や、ロサンゼルス市長のエリック・ガルセッティ氏も重要な役割を担いそうだ。2人ともバイデン陣営の共同委員長だ。

<新型コロナ>

バイデン氏の最優先政策は新型コロナウイルス流行の制御だ。トランプ大統領と衝突してきたファウチ国立アレルギー感染症研究所長の留任を求めることを既に約束している。

選挙運動中にバイデン氏が新型コロナについてよく説明を頼ったのが、元医務総監のビベック・マーフィー氏だ。同氏も新政権で重要な役割が見込まれている。

<景気回復>

バイデン氏はこれまで、景気を回復軌道に乗せるための経済対策も優先課題になると表明してきた。新政権で人材登用を必要とする経済の要職はたくさんある。たとえば財務長官では米連邦準備理事会(FRB)のラエル・ブレイナード理事と、元財務副長官のサラ・ブルーム・ラスキン氏が有力候補とみられている。

財務長官指名は上院の承認を受けなければならない。上院は来年1月に実施される見通しのジョージア州2議席の決選投票次第で、引き続き共和党が多数派になる可能性がある。こうした可能性は、エリザベス・ウォーレン上院議員を含む進歩派の候補者が財務長官や他の要職になる見込みを阻害するかもしれない。ウォーレン氏は金融規制での経歴を持った人物ではあるのだが。

ジャレド・バーンスタイン氏やベン・ハリス氏といった、副大統領時代に長くバイデン氏の経済担当補佐官を務めた人物で、選挙陣営の経済アドバイザーでもある人物の起用も予想される。この2人とも大規模な景気刺激策の信奉者だった。

広範な経済関係機関の見直しでは、キーバンク幹部のドン・グレイブス氏を起用する考え。市場規制機関の担当としては、商品先物取引委員会(CFTC)委員長時代にデリバティブ規制強化に携わったゲーリー・ゲンスラー氏が挙がっている。

6222チバQ:2020/11/10(火) 19:08:21
<外交政策>

バイデン氏は就任後に早い段階で、同盟国や対立国との関係を仕切り直すと約束している。同氏はこの任務に当たり、やはり長年、個人的に頼ってきた側近を起用すると予想されている。

選挙陣営での最側近の1人であるアントニー・ブリンケン元国務副長官が国家安全保障担当の大統領補佐官か、国務長官候補に挙がっている。ブリンケン氏は、バイデン氏が長く上院外交委員長だったときに委員会のスタッフだった。バイデン氏が2008年の大統領選を狙った際にもアドバイザーを務めたし、副大統領時代には国家安全保障担当の副大統領補佐官だった。ブリンケン氏は中国など対立が予想される国と対決する際には、米国が海外での断固とした主導的役割を果たすよう提唱してきた。一方で他の国とは協調路線を提言している。

副大統領時代のバイデン氏のもう一人の安全保障担当補佐官で、今回の選挙陣営でも政策を助言してきたジェイク・サリバン氏も、外交のポストに就くとみられている。

オバマ前大統領の大統領補佐官だったスーザン・ライス氏は今回、副大統領候補としても検討されたが、新政権では国務長官の最有力候補と考えられている。ただし、12年のリビア・ベンガジでの米領事館襲撃事件の後、当時国連大使だったライス氏の責任を共和党側が糾弾してきた経緯はある。

上院でバイデン氏の最大の支持者の一人であるデラウェア州選出のクリス・クーンズ議員も国務長官候補だ。

元国防次官のミシェル・フロノイ氏は国防長官の最有力候補。同氏はブリンケン氏と共同でコンサルティング会社を設立している。

<気候変動>

バイデン氏のチームは気候変動問題に取り組むとの選挙公約を果たすため、気候問題の責任者ポストを指名する可能性を検討している。

候補はバイデン氏の昔からの友人で元上院議員のジョン・ケリー氏や、ブライアン・ディーズ氏。両氏ともバイデン氏が復帰する意向のパリ協定を巡り、かつて交渉を支援した経験がある。

ワシントン州知事のジェイ・インズリー氏が指名される可能性もある。同氏は気候変動問題の政策をひっさげて民主党の大統領候補予備選で一時、バイデン氏と戦ったが、撤退後はバイデン氏のアドバイザーになった。

気候変動問題でもう一つの重要ポストである米環境保護局(EPA)長官は、環境活動家のヘザー・トネイ氏、元行政管理予算局(OMB)副局長のアリ・ザイディ氏、カリフォルニア州大気資源局のメアリー・ニコルズ局長が候補に挙がっている。

*カテゴリを追加しました

6223チバQ:2020/11/11(水) 21:33:40
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201111k0000m030189000c.html
バイデン氏「次期大統領」既成事実化を着々 各国首脳と会談、省庁検証チーム任命
2020/11/11 18:06毎日新聞

バイデン氏「次期大統領」既成事実化を着々 各国首脳と会談、省庁検証チーム任命

記者会見で質問に答えるバイデン前副大統領=米東部デラウェア州ウィルミントンで2020年11月10日、AP

(毎日新聞)

 米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領は10日、共和党のトランプ大統領が敗北を認めず政権移行への協力を拒否していることについて「移行の準備は既に進んでいる。我々が勝利した事実を政権が認めなくても、その流れは変わらない」と述べた。同日は移行チームで各省庁を検証するレビューチーム(ART)のメンバー約500人を任命。各国首脳との電話協議も相次いでこなすなど「次期大統領」としての活動を加速させている。

 「正直に言って恥ずべきことだ。彼のレガシー(政治的遺産)の助けにはならないと思う」。バイデン氏は地元の東部デラウェア州ウィルミントンで開いた記者会見でそう語り、「選挙に不正があった」などと主張し依然、敗北宣言をしていないトランプ氏と現政権を批判した。一方で「彼らの否定は我々の準備に影響を与えるものではない」と述べ、新政権への移行プロセスを遅滞なく進めると強調した。

 政権移行チームは10日、各省庁の事業の必要性や効率を検証し継続の是非を判断するARTメンバーのリストを公表した。現在は、連邦政府施設へのアクセスや職員との接触が制限されている状況だが、政策を研究するシンクタンクや元政府関係者からの聴取を先行させていく。

 バイデン氏勝利の既成事実化は外交面でも進む。トランプ氏の抵抗にかかわらず、各国指導者からはバイデン氏との関係構築を急ぐ動きが相次いでいる。前日のトルドー・カナダ首相に続き、10日はマクロン仏大統領▽メルケル独首相▽マーティン・アイルランド首相▽ジョンソン英首相――がそれぞれバイデン氏に電話。直接、祝意を伝えた。

 各国との電話協議では2国間関係の強化に加えて、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)など多国間枠組みを通じた連携を重視し、新型コロナウイルスや気候変動など国際的な課題に対応していくことで一致。バイデン氏は記者会見で「首脳らに『米国は帰ってきた』と伝えている。もう米国単独主義ではない」と述べ、トランプ政権とは対照的に国際協調重視の外交を展開する考えを改めて強調した。

 バイデン氏は「同盟国や友好国の歓迎を真に感じる。電話を返さなければならない外国首脳がまだいる」とも述べて、次期大統領としての地位に自信を見せた。ロイター通信によると、トランプ氏の盟友であるトルコのエルドアン大統領も10日、祝福のメッセージを送り「緊密な連携」を呼びかけた。

 ◇「2期目トランプ政権に円滑に移るだろう」

 一方で政権側に軟化の兆しはない。トランプ氏はこの日も「不正に操作された選挙結果を国民は受け入れない!」といったツイートを繰り返した。陣営はバイデン氏の得票が上回った中西部ミシガン州の選挙で集票・開票作業に不正があったとして結果確定の差し止めを求める新たな提訴を発表。ペンス副大統領は議会で共和党議員会合に出席し、今後の政権の法廷闘争の方針について説明した。

 また、トランプ氏の最側近で2024年の次期大統領選出馬を目指すとされるポンペオ国務長官は10日の記者会見で、政権移行準備について「2期目のトランプ政権に円滑に移行するだろう」と述べ、トランプ氏と歩調を合わせた。公正な選挙や平和裏な政権移行を諸外国に呼びかける立場の国務長官が国内の民主的プロセスを否定するような発言をしたことに対し、非難が噴出している。外国政府からバイデン氏側への接触はいずれも、国務省を通さず直接行われているという。【ワシントン高本耕太、鈴木一生】

6224チバQ:2020/11/11(水) 21:36:53
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201111X341.html
世論調査また外す=バイデン氏勝利予測も各州接戦―米大統領選
2020/11/11 16:40時事通信

 【ワシントン時事】バイデン前米副大統領が勝利を確実にした3日の米大統領選の世論調査について、優位とされたクリントン元国務長官がトランプ大統領に敗北した2016年に続き「予測を外した」との声が上がっている。投票日直前にバイデン氏は全米の世論調査の支持率で平均7ポイント以上引き離していたが、実際の得票率の差は3.2ポイントだった。勝利したウィスコンシンなどで予想に反して接戦となり、フロリダは奪還できなかった。

 世論調査協会は16年の失敗に関し、トランプ氏に数多く投票した非大卒者層の声を調査結果に反映できなかったことなどが原因と分析。その後の世論調査ではそうした点の改善に努めてきたが、「トランプ氏支持票」を再び過小評価した格好だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は10日、トランプ氏がメディアや世論調査への攻撃を繰り返してきたことから、「トランプ支持者は世論調査により協力的でなくなっていても驚くに当たらない」と指摘した。世論調査がトランプ氏支持層の声を反映するのが困難になっている可能性がある。

 CNBCテレビ(同)は、投票率が66%を超え120年ぶりの高水準となるとみられることも失敗の要因になり得ると指摘する。選挙当日にトランプ氏支持者が予想より多く投票した可能性があるという。

 また、フロリダ州の出口調査によると、従来は民主党支持が多いヒスパニック票でトランプ氏が47%を獲得。52%のバイデン氏に肉薄した。タイムズ紙は「全国調査でもトランプ氏のヒスパニック系での強さを見落とした可能性はある」と指摘した。トランプ氏の全米でのヒスパニック票は32%で、前回から4ポイント上昇している。 

ジョー・バイデン
ドナルド・トランプ

6225チバQ:2020/11/12(木) 10:40:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7cea5bf2c05a0605b20afb2abc82dc0edbd02d
米大統領選 共和党、上院で50議席を確保 多数派へあと1議席に迫る
11/12(木) 8:16配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選と同時に実施された上院選(定数100)は11日、アラスカ州の共和党現職、サリバン議員が当選を確実にした。複数の米主要メディアが伝えた。

 これにより共和党の獲得議席(非改選を含む)は50議席となり、上院の多数派維持まであと1議席に迫った。民主党は48議席(同党系無所属2議席を含む)となっている。

 一方、米メディアによると下院選(定数435)は11日、民主党の獲得議席が218議席に達し、過半数を維持した。同日現在、203議席を確保している。

6226チバQ:2020/11/12(木) 13:41:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6fc90baeb097488c727cb742d5ba4be27e609b
バイデン氏、側近ロン・クライン氏を首席補佐官に「彼の経験と能力、この危機に求められている」
11/12(木) 12:04配信
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ジョー・バイデン前副大統領が新政権の首席補佐官に選んだ側近、ロン・クライン氏=米首都ワシントンで2014年10月22日、AP
 米紙ワシントン・ポストなど主要メディアは11日、大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン前副大統領が新政権の首席補佐官に、同氏の上院議員時代からの側近、ロン・クライン氏(59)を起用すると報じた。バイデン氏は同紙への声明で「彼の豊富な経験と、立場の異なる多くの人々と協調できる能力こそ、この危機の時代に求められている」と述べた。


 首席補佐官は政策調整や大統領の日程管理、議会との折衝などを取り仕切るホワイトハウス職員トップのポストで、政権運営の要とされる。

 クライン氏は連邦最高裁の法務書記や上院司法委員会スタッフなどを経て、歴代の民主党大統領候補陣営や政権で顧問を務めた。バイデン副大統領(当時)やゴア副大統領(同)の首席補佐官を歴任し、2014年にはオバマ政権のエボラ出血熱対策責任者に任命されている。【ワシントン高本耕太】

6227チバQ:2020/11/12(木) 16:40:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/84a70e0974a5809cefed6e3aaceb61dcc425be65
アラスカ州はトランプ氏勝利 ジョージア州は票の再集計へ
11/12(木) 10:55配信
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ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 米大統領選で11日、開票の続いていたアラスカ州で共和党のドナルド・トランプ大統領が勝利した。ニューヨーク・タイムズ紙など主要メディアが伝えた。トランプ氏の獲得選挙人は同州の3人を加え217人。民主党のジョー・バイデン前副大統領はこれまでに過半数ライン(270)を超える279人を獲得し当選を確実にしている。

【家族も祝福】バイデン氏の勝利演説を写真特集で

 勝者が確定していない州は残り3州。そのうちバイデン氏のリードが得票率0・2ポイントと僅差の南部ジョージア州の州務長官は同日、票の再集計を実施すると正式に発表した。

 アラスカは大差でトランプ氏が勝利したが、3日の投票日までに投函(とうかん)されれば、その後15日以内に届いた郵便投票は有効とされる規則などが要因で集票に時間がかかっていた。また大統領選と同時実施された上院選でも11日、共和党現職が勝利し、同党が上院の定数の半数である50議席を確保する見通しとなった。民主党が同数を確保するには、1月に実施されるジョージア州2議席の決選投票の両方で勝利する必要がある。【ワシントン高本耕太】

6228とはずがたり:2020/11/12(木) 20:30:27
トランプ氏企業、検察が広範捜査 「長期間に及ぶ犯罪行為」の疑い
2020/08/04 13:17共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020080401001867.html
トランプ氏企業、検察が広範捜査 「長期間に及ぶ犯罪行為」の疑い

トランプ米大統領=3日、ワシントン(AP=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】米ニューヨーク・マンハッタンの検察当局は3日、トランプ大統領一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーションに関して、これまでに知られているよりも広範囲の犯罪の疑いを捜査していると明らかにした。米メディアが伝えた。銀行や保険に絡む不正の疑いが含まれるという。

 検察はトランプ氏の財務記録の開示を求めて裁判所に提出した文書で「トランプ・オーガニゼーションにおける長期間に及ぶ犯罪行為」の疑いについて、調べる必要性を主張した。

 捜査対象がトランプ氏と不倫したと主張するポルノ女優らへの口止め料支払いから、さらに広がっている可能性を示唆した形だ。

6229チバQ:2020/11/13(金) 18:31:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e797a098f46b7de1d912706f530515ce1a436d
トランプ氏法廷闘争、共和党は様子見も 移行停滞には懸念
11/13(金) 18:13配信
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トランプ米大統領(川口良介撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が大統領選で「大規模な不正があった」として訴訟や再集計の動きを活発化させていることに関し、身内の共和党議員らの間では「大統領には法廷で真相を追求する権利がある」としつつも、安全保障分野を中心に政権移行が停滞することを懸念する声が強まりつつある。

【表】米大統領選今後のシナリオは

 民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にした大統領選の結果をめぐっては、上院共和党トップのマコネル院内総務ら大半の同党議員が「訴訟と再集計の結果を見守るべきだ」として、バイデン氏の勝利を公には認定していない。

 共和党議員らがトランプ氏に配慮するのは、同氏が選挙に敗れたとはいえ現職大統領としては最多となる7200万票を獲得し、今後も共和党内で強い影響力を維持していくことが確実とみられているためだ。

 また、大統領選と同時に行われた上院選では、これまでに共和党が50議席、民主党が49議席を獲得した。来年1月に行われる南部ジョージア州の2議席をめぐる決選投票で、どちらの党が上院多数派を確保するかが決まる。

 共和党としては現段階で、トランプ氏に敵対することはトランプ支持者の反発を招き、ジョージア州での議席確保に向けた選挙戦略の上でも好ましくないと判断しているとされる。

 共和党議員らは一方で、トランプ氏が具体的な根拠を示さずに「不正があった」と主張し、訴訟攻勢で政権移行プロセスに支障を与えている現状を有権者がどう受け止めているかも慎重に見極めている。

 大統領選での勝利が確実となった次期大統領は通常、米国を取り巻く安全保障情勢を正確に把握するため、国家情報長官から大統領に毎日提供される最高度の機密報告「大統領日報」(PDB)を就任前から受けることができる。

 しかし、トランプ氏は敗北を認めていないことから政権移行手続きを拒否。国家情報長官室も、政権移行作業を統括する一般調達局(GSA)がバイデン氏を勝者に認定していないことを理由にPDBの閲覧を認めない立場だ。

 共和党議員のグラム、コーニン、ランクフォード各上院議員らは、訴訟が続いている間も、安全保障上の観点からPDB報告を受ける権限を受けられるべきだと主張している。

 共和党の息子ブッシュ大統領の選挙参謀を務めた政治評論家のカール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナル(12日付)への寄稿で「再集計で選挙結果が覆ることはない」と指摘し、トランプ氏に「訴訟が終結したら、平和的な政権移行を主導して怨念を捨て、国の統合に力を貸すべきだ」と訴えた。

6230名無しさん:2020/11/13(金) 21:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0685e3aa0e24ca2215943e7b224a9296d671d4a0
中国、バイデン氏に祝意 米大統領選
11/13(金) 17:29配信

【AFP=時事】(更新)中国政府は13日、米大統領選で当選を確実にした民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領に祝意を表明した。

 中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は、記者会見で「われわれは米国民の選択を尊重する。バイデン氏と(副大統領候補のカマラ・)ハリス(Kamala Harris)氏に祝意を表する」と述べた。

 バイデン氏は8日に勝利宣言を行ったが、汪報道官は9日の定例会見で「バイデン氏が大統領選で勝利宣言をしたことは認識している」と述べつつ、開票結果は未確定だとして祝意表明を差し控える姿勢を示していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6231名無しさん:2020/11/14(土) 10:48:22
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201113/k10012709901000.html
米大統領選 専門家「法廷闘争で勝敗覆すに至らない」
2020年11月13日 16時54分

トランプ大統領の陣営が「選挙で不正があった」などと各地で訴訟を起こしていることについて、専門家からは勝敗が覆る可能性は低いとの指摘が相次いでいます。

このうち、アマースト大学で法律を専門とするローレンス・ダグラス教授は「トランプ陣営が訴訟で勝つ可能性は極めて低い。すでに退けられている裁判を見ると保守派の判事であっても、トランプ陣営の主張を裏付ける証拠が示されていないと指摘している」と述べました。

そのうえで「ささいなミスや不正はあるかもしれないが、バイデン氏との票差をひっくり返すほどの規模の不正は見つかっていない」として、勝敗を覆すには至らないとの見方を示しました。

そして「トランプ陣営が主な法廷闘争を続けるのは、12月8日までだろう」と述べ、各州が選挙結果を確定させる期限として法律で定められている来月8日までは、法廷闘争が続く可能性があるとしています。
また、南部ジョージア州で行われることになった再集計についても、選挙制度などに詳しい非営利団体「フェア・ボート」のデブ・オティス上席研究員は「再集計で結果が変わったとしても、ほとんどのケースでは数百票が動く程度だ。ジョージア州では票差が1万以上あり、勝敗が覆ることは考えにくい」との見方を示しています。

フェア・ボートによりますと去年までの過去20年間に、州単位で集計が行われた選挙は全米で合わせて5778件あり、このうち再集計が行われた31の選挙のうち、勝敗が覆ったのは州知事選挙など3つだったということです。

この3つの選挙の票差は、いずれも0.05ポイント以下で、今回の大統領選挙でのジョージア州の票差は、およそ1万4000、0.28ポイントとなっています。

そのうえで、オティス研究員は「トランプ大統領が勝利するためには、複数の州で再集計をして結果を覆さなければならず、かなり難しい」としています。

また、法廷闘争についても「トランプ陣営が起こした裁判では、すぐに退けられているケースが多い。裁判所が証拠がないと判断しているからだろう」と指摘しています。

トランプ陣営は5州で訴訟起こす
トランプ大統領の陣営は、これまでに激戦州のペンシルベニア、ミシガン、アリゾナ、ジョージア、そしてネバダの5つの州で訴訟を起こしています。

AP通信のまとめによりますと、訴訟の数は、少なくとも17件に上っていますが、このうち一部の訴えについては、裁判所が「十分な証拠がない」などとして、すでに退けています。

ペンシルベニア
郵便投票の透明性が確保されていないとして、州に対し、選挙結果を確定しないよう求める訴えなどを起こしています。

ミシガン
投票の監視にあたる担当者が、同じ票の束が複数回、機械に通されるのを見たと証言しているとして、州に対し、不正な票が集計されていないと確認されるまで、選挙結果を確定しないよう求めています。

アリゾナ
一部の地域で、投票所で投票された本来有効であるはずの票の多くが、インクのシミなどが原因で機械によってはじかれ、集計されなかったと主張しています。

ジョージア
トランプ陣営が「受け付け時間をすぎて届いた票が、時間内に届いた票の束に入れられたのを見たという証言がある」などと主張して、仕分けを徹底するよう求める訴えを起こしていましたが、裁判所は「受け付け時間以降に票が届いたという証拠はない」として、訴えを退けています。

ネバダ
トランプ陣営は有権者の女性が、投票所で票を投じようとしたところ、覚えがないにもかかわらず「郵便投票で、すでに投票している」として受け付けられなかったと指摘し、有効ではない票が混ざっているなどと主張していましたが、裁判所は「十分な証拠がない」として訴えを退けました。

一方、トランプ陣営は、ペンシルベニア州の郵便投票をめぐり、郵便投票をした人のうち、本人確認の書類が足りなかった人について、州務長官が書類の提出期限を3日間延長したことは違法だと訴えていました。

これについて、裁判所は12日、州務長官に期限を延長する法的な権限はないとして、トランプ陣営の訴えを認め、当初の期限までに必要な書類が届かなかった票については、集計しないよう命じました。

しかし、この判決で影響を受ける票の数は、ごくわずかにとどまるとみられます。

6232チバQ:2020/11/16(月) 14:20:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/11ed0ee84750f894d38bf38786e773a86a53dcf6

「選挙人」実質廃止の動き 得票総数で勝敗を 15州と首都が協定加入・米大統領選
11/16(月) 7:05配信
 【ワシントン時事】米国で大統領選の勝者を州単位の選挙人獲得数でなく、全国の得票総数で決めようという動きが広がっている。

 これまでに全米50州のうち15州と首都ワシントンが賛同。トランプ大統領も2016年の大統領選で、全国得票で対立候補のクリントン元国務長官を下回りながら、選挙人獲得数で勝って当選を決めており、制度変更が実現すれば、大統領選の様相が一変することになる。

 西部コロラド州で大統領選と同じ今月3日に行われた住民投票で、同州の「全国一般投票州際協定」加入が正式に決まった。加入に関する州法は昨年成立していたが、多数の反対署名が寄せられたことから、改めて住民投票を実施。52%が加入に賛成票を投じた。

 協定に加わった州では大統領選で、州内の集計結果にかかわらず、全米の得票総数トップの候補がその州に割り当てられた選挙人を獲得する。ただし、発効するのは加盟州の選挙人の合計が、選挙人(538人)の過半数に当たる270人に達してからだ。

 協定の推進団体によると、ニューヨーク、カリフォルニア、イリノイなど大規模州も既に加入しており、コロラドを含めると、加入州の選挙人の合計は196人。加入州がさらに増えて発効すれば、全米の得票でトップの候補が自動的に選挙人の過半数を得ることになり、選挙人制度は実質的な意味を失う。

 ただ、共和党には慎重な声が強く、協定発効への道筋が見えているわけではない。NBCニュースによれば、反対派は選挙人制度が実質的に廃止されれば「候補者は(有権者の多い)都市部での運動に集中し、小規模州の声を届けられなくなる」と主張。都市部に強い民主党が結果的に有利になると懸念する。

 実際、今回の選挙戦でもトランプ氏とバイデン前副大統領は、支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での運動に重点を置いた。それでも推進団体幹部は「(制度を支援するのは)米国内の他の選挙と同様、最多の票を得た候補が勝つべきだという単純な理由からだ」と述べ、党派的な動きをけん制する。

 今回の大統領選では、勝利を確実にしたバイデン氏が史上最多となる約7900万票を獲得。得票率でトランプ氏に約3.6ポイントの差をつけた。

6233とはずがたり:2020/11/17(火) 09:07:58
トランプは振り上げた拳をどうやって降ろすか困っとるな┐('〜`;)┌

バイデン氏勝利の公算大きい、円滑な政権移行確約=大統領補佐官
11/17(火) 4:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/89359e852ea948d983378858980228d9f198ff7f
ロイター

オブライエン米大統領補佐官(右)は16日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利した「公算が明らかに大きいように見える」とし、バイデン氏への円滑な政権移行を確約すると述べた。ロサンゼルスで昨年9月撮影(2020年 ロイター/TOM BRENNER)

[ワシントン 16日 ロイター] - オブライエン米大統領補佐官(安全保障担当)は16日、大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利した「公算が明らかに大きいように見える」とし、バイデン氏への円滑な政権移行を確約すると述べた。

オブライエン氏はグローバル・セキュリティ・フォーラムで、大統領選でトランプ氏が続投を決めることを望んでいたとしながらも、バイデン氏とカマラ・ハリス上院議員が率いる新政権とともに取り組んで行く姿勢を表明。「新たな政権が発足する場合、新政権には政策を策定する時間が必要だ。現時点ではバイデン氏が勝利した公算が大きいように見える。国家安全保障会議(NSC)は極めて専門的な政権移行手続きを実施する。これに疑いの余地はない」と述べた。

その上で、バイデン氏の準備は整っているように見えるとし、「これがアメリカ合衆国の偉大なところだ。極めて困難な時期でも、平和的に政権が移行されてきた」と述べた。

6234チバQ:2020/11/17(火) 10:33:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac85cc6b072912d8fdcaf6c2b445414eac28cb44?page=2
「ジョージア州が大変だ!」上院選挙の結果次第でバイデン氏は厳しい船出? 大統領選の勝利後も続く“選挙モード”〈AERA〉
11/17(火) 6:02配信
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AERA 2020年11月23日号より
 大統領選では民主党候補のバイデン氏が勝利したが、いまだ混沌とした状況が続いている米国。敗北を認めないトランプ大統領は、選挙に関する訴訟を起こしているほか、政権移行を阻む措置もとっている。また、大統領選でも接戦となった南部ジョージア州では、上院議員選挙の決選投票が来年1月に実施されることに。民主党がここで2議席を取って多数派になれないと、バイデン新政権は厳しい船出となりそうだ。AERA 2020年11月23日号では、いまだ「選挙モード」の米国の現状を取り上げた。

【写真】開票作業の中止を求めて叫ぶトランプ大統領の支持者の姿はこちら

※【トランプ氏の“政権移行妨害”が生んだ深刻な事態 「安全保障を犠牲にしてまで抗戦か」との報道も】より続く
*  *  *
 バイデン陣営は、混沌とした状況下、政権移行チームを形成し、ホワイトハウス入りの準備を進めている。それを支えるのは、彼に投票した有権者だ。バイデン氏が当選を確実にした11月7日夜(米東部時間)に行った勝利宣言が、その多様さを物語る。

「私たちは、歴史上最も幅広く多様な連合を組んだことを、誇りに思う。民主党、共和党、独立派、プログレッシブ、穏健派、保守派。若者、高齢者、都市部や郊外、地方に住む人、同性愛者、そうでない人、トランスジェンダー、白人、ラテン系、アジア系、米国先住民。特にこの選挙活動が停滞していたときに、アフリカ系米国人の共同体が私のために立ち上がってくれた」

■バイデン陣営は準備

 このように今夏、特に黒人や若者を行動することに目覚めさせた「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大切だ)」運動にも言及した。

 バイデン氏はまず、大統領のスケジュールや面会する人物、人事を一手に引き受ける大統領首席補佐官に、前副大統領時代の副大統領首席補佐官だったロン・クレイン氏を任命した。クレイン氏はすぐにバイデン氏が誰と会い、どんな情報を得るのか、ホワイトハウスにいるのと同じ環境を作り上げる。これは重要な動きだ。

 カナダ、日本、韓国、オーストラリアといった同盟国の首脳ともいち早く電話会談を行った。同盟国を軽視するか、あるいは無視するトランプ政権の外交路線を改めて、協調路線を復活させるのが狙いだ。

6235チバQ:2020/11/17(火) 10:33:45
 11月9日には、専門家から成る新型コロナウイルス対策チームを形成したと発表。政権の四つの重点課題を、新型コロナ、経済再生、人種問題、気候変動とした。トランプ政権が脱退した国際的な枠組みにも素早く復帰する。21年1月20日の大統領就任初日に地球温暖化対策の枠組みであるパリ協定への復帰を宣言した。イラン核合意や世界保健機関(WHO)へも復帰する考えだ。

■上院をめぐり綱引き

 一方で、「ジョージア州が大変だ!」と、ワシントンの政界の関心は現在、上院の議席数に移っている。

 11月12日現在、100議席中、共和党がノースカロライナ州とアラスカ州の2議席を獲得して計50議席、民主党が計48議席(無所属2議席含む)。残すところ、ジョージア州での決選投票の2議席になっていて、現在は共和党候補が優位に立っている。そして来年1月5日のジョージア州の決選投票が上院の「多数派」を決する。なぜなら、両党が50議席ずつとなった場合、上院議長に就任するカマラ・ハリス次期副大統領の1票が民主党のものとなるからだ。

 しかし、ジョージア州の2議席が取れず、民主党が議会で多数派を取れなければ、バイデン氏の政権運営は、最初からミッチ・マコネル院内総務が率いる共和党上院に阻まれることになる。現在、民主・共和両党の大統領選のブレーンや活動家が雪崩を打つようにジョージア州に向かっている。

 マーガレット・ミッチェル作の小説『風と共に去りぬ』の舞台ともなった、黒人を始めとする人種差別の土壌が根強く残るジョージア州で、民主党が2議席も取るという、地殻変動は起きるのか。1月20日の次期大統領就任式直前まで、目が離せない「選挙モード」が続く。(ジャーナリスト・津山恵子(ニューヨーク))

※AERA 2020年11月23日号より抜粋

6236チバQ:2020/11/18(水) 09:06:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/611effb1038beb3baf88ba418228173f0a208cf3
大統領上級顧問にドニロン氏 ホワイトハウスに側近登用 バイデン氏
11/18(水) 8:20配信
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 【ワシントン時事】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領の政権移行チームは17日、大統領上級顧問に側近のマイク・ドニロン氏を充てるなど9人のホワイトハウス高官人事を発表した。

 
 副大統領時代からバイデン氏を支えるドニロン氏は大統領選で陣営の参謀としてスピーチ作りなどを手がけた。同じく腹心で副大統領首席補佐官を務めたスティーブ・リケッティ氏は大統領顧問に。既に首席補佐官への起用を発表したロン・クレイン氏とともにホワイトハウスの要職を側近で固めた。

 また、選対本部長を務めたジェニファー・ディロン氏は大統領次席補佐官に起用。黒人議員連盟の元会長セドリック・リッチモンド下院議員は、渉外担当の上級顧問に就く。

6237名無しさん:2020/11/18(水) 21:47:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/304268034d23d38c0b96833f904e4a80588af056
トランプ氏が「駆け込み」外交 次期政権に影響の恐れ
11/18(水) 19:16配信

 大統領選に敗れたトランプ米大統領が、任期切れを前に「駆け込み」外交を展開し始めた。国防総省は17日、アフガニスタンとイラクの駐留米軍を削減すると発表。18日にはポンペオ国務長官がイスラエルのゴラン高原などを初訪問する予定だ。政権のレガシー(後世に残る功績)作りを狙ったものとみられるが、拙速な動きが混乱を広げ、バイデン次期政権の外交に影響を与える恐れもある。

 ミラー米国防長官代行は17日、国防総省で記者団に対し、アフガニスタンの駐留米軍を現在の約4500人から2500人に削減すると表明。イラク駐留米軍も約3千人から2500人に減らす。期限はトランプ氏の任期が切れる来年1月20日直前の同月15日とした。

 米国はアフガニスタンの反政府勢力タリバーンとの今年2月の合意に基づき、駐留米軍を段階的に撤退させてきたが、タリバーンは再び戦闘を激化させ、和平の道筋は見えていない。トランプ氏は「終わりなき戦争を終わらせる」との公約を掲げるが、強行すれば「テロの温床」に逆戻りしかねず、トランプ氏から9日に解任されたエスパー前国防長官や軍高官らは撤収に懸念を示していた。

 下院軍事委員会の共和党トップのソーンベリー下院議員は17日、「テロ多発地域からの米軍の追加削減は誤り」と批判。上院共和党トップのマコネル院内総務は「今後数カ月、国防や外交政策で極めて重大な変更をしないことが重要」と記者団に語った。米メディアによると、バイデン氏側とは調整していないという。

 アフガニスタンに部隊が駐留する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も「性急で、バラバラな形での撤収の代償はとても大きい」と述べ、同国がテロの温床になったり、過激派組織「イスラム国」(IS)が勢いづいたりする恐れがあると警鐘を鳴らした。

朝日新聞社

6238名無しさん:2020/11/19(木) 21:00:26
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5971ea775eecbbfccc438896eb798c0b9d4c4f8
北村晴男弁護士 米国大統領選をめぐるジュリアーニ氏の発言に「面白くなってきた」
11/19(木) 12:59配信

 弁護士の北村晴男氏(64)が19日、ツイッターを更新。混迷を極める米国の大統領選で、大規模な不正があったと主張するトランプ大統領の弁護士・ジュリアーニ氏の動画を引用し「こりゃ面白くなって来た!」と投稿した。

 ジュリアーニ氏は「不正選挙がなぜバレたか教えよう。トランプの獲得票数は彼らの想定以上だった。それを上回るために、真夜中に大量の偽造票を投入しなければならなくなったからだ」といった趣旨の発言をしている。

 トランプ大統領は、現役大統領として過去最高の7100万票を獲得したが、バイデン氏はこれをさらに大きく上回る7800万票を獲得した。トランプ側は最高裁まで持ち込む作戦だが、果たして切り札はあるのか。

東京スポーツ

6239とはずがたり:2020/11/20(金) 00:31:47
日本のトランプ支持者に不都合な事実
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashikosuke/20201118-00208362/
高橋浩祐 | 国際ジャーナリスト
11/18(水) 6:30

日本には熱烈なトランプ支持者がいる。

そのような人は、総じてアメリカ大統領選挙で不正があったことを信じて疑っていない。全州の結果がすでに判明し、バイデン前副大統領が勝利したのにもかかわらず、トランプ再選を信じている人が少なくない。

右派のネット界隈からは「中国に対抗できるのはバイデンでなく、トランプだけだ」「バイデンが大統領になれば、オバマ政権時代の対中融和路線に回帰しかねない」といったトランプ再選願望の声が聞こえてきている。

つまり、トランプ大統領が再選されれば、アメリカは引き続き、中国に対してタフな姿勢で臨み、日本は安心できるというわけだ。

●トランプ大統領は香港の民主主義や人権問題で及び腰
しかし、トランプ大統領は香港の自由や民主主義、人権の問題で、中国に対してひどく弱腰だった面があったことを忘れてはならないだろう。日本の保守層のトランプ支持者にとっては不都合な事実だろう。

国家安全保障担当の米大統領補佐官だったジョン・ボルトン氏は自らの著書『ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日』の中で、トランプ大統領が香港のデモについて、「私は関わりたくない」「米国も人権問題を抱えてるからな」と述べたことを明らかにしている。

そして、2019年6月18日の習近平国家主席との電話会談で、トランプ大統領は貿易とファーウェイについて協議したほか、香港で起きていること(=抗議デモ)を見たと伝えた。そして、あれは中国の国内問題であり、 ホワイトハウスの高官にはどんな形であれ、公の場で香港の問題を口にしないようにと命じている、とトランプ大統領は習氏に伝えたという。

これに対し、習氏は感謝して、香港で起きていることはまさに中国の内政問題であり、抗議デモの引き金になった逃亡犯条例改正案の目的は、 香港の法律の抜け穴をふさぎ、重大な犯罪行為に対処することだと述べた。また、習氏は、香港の安定と繁栄は米中双方にとって有益であり、その他の国も香港問題に干渉するべきではないと主張した。

これに対し、トランプ大統領は何と、おとなしく同意したという。

ボルトン氏は「これで香港の命運は米国の懸案事項リストから消えたも同然となった」と指摘している。

●トランプ、ウイグル人弾圧を理由とする中国制裁にも反対
さらに、ボルトン氏によると、米下院はウイグル人弾圧を理由とする中国への制裁法案を可決していたが、この種の制裁に対するトランプ大統領の反対は変わらなかったという。

ボルトン氏は、「中国における宗教の弾圧もまた、 トランプの懸案事項には含まれなかった。 弾圧の対象がカトリック教会であろうと法輪功であろうとトランプ大統領には影響しなかった。それはペンス副大統領やポンペオ国務長官、私の姿勢とは違ったが、トランプが決めることだった」と述べている。

さらに、2019年6月の大阪G20サミットでは、 通訳しか同席しないオープニングディナーの席で、習氏は新疆ウイグル自治区に強制収容所を建設するそもそもの理由をトランプ大統領に説明した。米国側の通訳によれば、トランプ大統領は「遠慮なく収容所を建設すべきだ。中国がそうするのは当然だと思う」と答えたという。

総じてトランプ大統領は、米中貿易交渉でのディール(取引)を最優先させるため、香港の人権弾圧だろうが、ウイグル人の弾圧だろうが、宗教の弾圧だろうが、気に留めていなかったことがボルトン氏の回顧録で生々しく描かれている。

トランプ大統領は「私との会話は重要機密だ」と述べ、この回顧録の出版が守秘義務違反にあたると主張。アメリカ政府は6月、回顧録の出版差し止めを求めて提訴した。だが、裁判所は時間切れを理由に仮処分申請を却下し、回顧録は結果的に発売されている。

6240とはずがたり:2020/11/20(金) 00:32:04
>>6239
●バイデン氏「中国の乱用的な経済行動と人権問題に対処」
これに対し、バイデン氏は政権に就いたら、自由と民主主義という価値観を重視し、国際社会をリードしようとしている。米外交誌「フォーリンアフェアーズ」3月号掲載の論文「アメリカのリーダーシップと世界――トランプ後のアメリカ外交」で次のように書いている。

「香港からスーダン、チリからレバノンにいたるまで、人々は誠実な統治を求め、政治腐敗を嫌悪していることを改めてみせつけている。知らぬ間に大きな広がりをみせる政治腐敗は、抑圧や人権弾圧を加速し、権威主義の指導者たちに、世界の民主国家を分断に追い込むためのツールを与えている。しかし、この国を連帯させている価値のために立ち上がり、真に自由な世界をアメリカがリードすることを世界の民主国家が求めるのなら、トランプはその(連帯を求める)相手ではないだろう。彼は、権威主義国家の指導者の言うことを重視し、民主主義者への軽蔑を示してきた人物だ」

「アメリカは中国との接触を保つ必要がある。たしかに、アメリカや米企業からテクノロジーや知的所有権を盗むのが、中国のやり方かもしれないし、国有企業の不公正な優位を支え、未来の技術と産業を支配するために補助金を出している。しかし、この課題に対処していくもっと効果的な方法は、中国の乱用的な経済行動と人権問題に対処するために、同盟国やパートナーとの共同戦線をまとめることだ」

これらの言葉通り、バイデン氏の対中政策は、国際協調や人道主義を掲げ、人権問題や領土紛争で中国の「戦狼外交」と言われる好戦的な強硬外交と対峙していくことになる。

日本の保守層も重視する中国の人権問題について言えば、価値観外交を掲げ、欧州や日本、豪州などとの国際協調路線を強化するバイデン氏の方が、ディール外交のトランプ氏よりも中国にタフになることは間違いないだろう。


高橋浩祐
国際ジャーナリスト
英軍事専門誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員。ホリプロ所属。令和元年度内閣府主催「世界青年の船」日本ナショナルリーダー。ハフポスト日本版前編集長。元日経CNBCコメンテーター。1993年慶応大学経済学部卒、2004年米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクールとSIPA(国際公共政策大学院)を修了。朝日新聞やアジアタイムズ、ブルームバーグで記者を務める。北朝鮮関連専門ニュースサイトのNK Newsや論座、文春オンライン、産経新聞のJapan Forward、東洋経済オンライン、ビジネスインサイダー日本版、英紙ガーディアン、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙等にも記事掲載。

6241名無しさん:2020/11/20(金) 10:54:36
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb1ac34a9b255b975f6e15b0e15bde068e3ffcc8
百田尚樹氏 トランプ氏に苦言の赤羽国交相を批判「不正が明らかになったらどうする」
11/9(月) 20:30配信

 作家の百田尚樹氏が8日付ツイッターで、米大統領選挙で不正があったと訴えている共和党のトランプ大統領に苦言を呈するツイートをした公明党の赤羽一嘉・国土交通大臣に対して「不正が明らかになったら、彼はどうするつもりだろう」と糾弾した。

 赤羽国交相は「開票作業に不正を訴え、『絶対認めない』と現職大統領が息巻く姿に、一体全体どこの独裁国家のお話!?と呆れているのは私だけでしょうか!?民主主義のお手本は、今いずこ?悲しすぎますね」とツイート後、SNS上などで批判の声が上がる中で投稿を削除した。

 この見解を受け、百田氏は「アメリカ大統領選挙史上、最も大規模な不正疑惑の事象が現れた選挙に対し、大統領が不正を訴えると、独裁者呼ばわりか…。もし、不正が明らかになったら、彼はどうするつもりだろう」と赤羽氏を批判した。

 さらに、百田氏は8日付投稿で「今回の米大統領選は野球で例えると、アウトのタイミングだった走者がタッチをかいくぐり、審判がホームインを認めた感じかな」と指摘し、「多くの観客の目にはアウトと見え、監督もチャレンジしようとしているが、テレビの実況アナも解説者も『セーフだ』と言い張り、スロー再生も行われていない状況」と私見をつづった。

 また、同氏は連続投稿。「ちなみに、ホームインした走者は一人なのに、得点ボードには2点が入り、逆転サヨナラとなって、勝ったチームは監督を胴上げしている状況です」と“解説”した。

 その流れを受けて、百田氏は9日午前0時38分に新規投稿。「『投票する者は何も決定できない。投票を集計する者がすべてを決定する』これ、誰の言葉か知ってますか?2000万人を粛正した20世紀最大の独裁者、スターリンの言葉です」とツイートした。

 米大統領選挙は民主党のバイデン候補が当選確実となって勝利宣言し、日本の菅義偉首相や欧州各国などの首脳から祝福のメッセージが送られている。一方のトランプ陣営は選挙に不正があったと主張し、集計の差し止めなどを求める訴訟を全米で展開しているが、現時点では「十分な根拠がない」として次々に退けられている。

6242名無しさん:2020/11/20(金) 11:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/df04aa10eb7db5282d129ff036d8e607d1db5f07
ジョージア州で再集計完了、バイデン氏勝利を確認 大規模不正なし
11/20(金) 11:05配信

(CNN) 米ジョージア州は20日までに、僅差(きんさ)となった大統領選の再集計作業を完了したと明らかにした。州務長官事務所が報道向けに発表した。

再集計の結果、得票数はバイデン前副大統領がトランプ大統領を1万2284票上回った。バイデン氏の票数は再集計前よりわずかに減少した。

州当局者は再集計に当たり、大規模な不正や不規則な事象は存在しなかったと繰り返し強調した。

ジョージア州は州法に基づき、選挙結果を20日までに認証するよう義務付けられていた。

6243チバQ:2020/11/20(金) 15:43:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0fdae5aaa31dce7e1a03a7d51a5cc6691d498e
大統領選再集計のジョージア州、バイデン氏勝利を発表
11/20(金) 13:57配信
71




ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領の得票が僅差に終わった南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、バイデン氏が勝利したと発表した。バイデン氏の得票はトランプ氏を1万2284票上回った。

【表】米大統領選今後のシナリオは

 同州選管は20日に選挙結果を確定させる予定。トランプ陣営は、確定後も再々集計を求めることができるため、最終決着がずれ込む可能性もある。

 当初の集計はバイデン氏が上回っていたが、得票率の差が0・5ポイント以下だったため、州法に従い約500万票を6日間にわたり手作業で再集計した。その過程で約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏がわずかに得票差を縮めたが、逆転には至らなかった。

 ジョージアは伝統的な共和党の地盤で、大統領選で民主党が制したのは1992年に当選したクリントン候補以来となる。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「ジョージアで未集計の票が見つかった」と書き込み、結果が逆転すると主張していた。

 トランプ陣営は18日、バイデン氏が勝利した中西部ウィスコンシン州でも民主党の地盤とされる2郡で得票の再集計を申し立てた。同州選管は12月1日までに結果を確定させる。選挙専門家の間では、再集計で選挙結果が覆る可能性は低いとの見方が支配的だ。

 一方、バイデン氏は19日、東部デラウェア州で記者会見し、トランプ氏が政権移行の手続きに一切応じず、徹底抗戦の構えを続けていることを「完全に無責任だ」と非難した。

6244名無しさん:2020/11/20(金) 17:30:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0fdae5aaa31dce7e1a03a7d51a5cc6691d498e
大統領選再集計のジョージア州、バイデン氏勝利を発表
11/20(金) 13:57配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領と共和党のトランプ大統領の得票が僅差に終わった南部ジョージア州は19日、得票を再集計した結果、バイデン氏が勝利したと発表した。バイデン氏の得票はトランプ氏を1万2284票上回った。

 同州選管は20日に選挙結果を確定させる予定。トランプ陣営は、確定後も再々集計を求めることができるため、最終決着がずれ込む可能性もある。

 当初の集計はバイデン氏が上回っていたが、得票率の差が0・5ポイント以下だったため、州法に従い約500万票を6日間にわたり手作業で再集計した。その過程で約5800の未集計の票が見つかり、トランプ氏がわずかに得票差を縮めたが、逆転には至らなかった。

 ジョージアは伝統的な共和党の地盤で、大統領選で民主党が制したのは1992年に当選したクリントン候補以来となる。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「ジョージアで未集計の票が見つかった」と書き込み、結果が逆転すると主張していた。

 トランプ陣営は18日、バイデン氏が勝利した中西部ウィスコンシン州でも民主党の地盤とされる2郡で得票の再集計を申し立てた。同州選管は12月1日までに結果を確定させる。選挙専門家の間では、再集計で選挙結果が覆る可能性は低いとの見方が支配的だ。

 一方、バイデン氏は19日、東部デラウェア州で記者会見し、トランプ氏が政権移行の手続きに一切応じず、徹底抗戦の構えを続けていることを「完全に無責任だ」と非難した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4291a57a153826a0556a5e5798d0214284e5d0ed
トランプ陣営、選挙結果覆すための戦略変更 法廷闘争の不発で
11/20(金) 13:08配信

[デトロイト/ウィルミントン(デラウェア州) 19日 ロイター] - トランプ米大統領の選対陣営は、法廷闘争で大統領選の結果を覆すシナリオが崩れつつある中、バイデン氏が勝利した激戦州の州議会共和党議員に介入を促し、有利な状況に持ち込む戦略にシフトしている。

戦略の変更については、事情に詳しい3人の関係者が確認した。接戦のジョージア州では手作業による再集計が完了し、バイデン氏の同州での勝利は変わらなかった。また、トランプ陣営は、ミシガン州でのバイデン氏の勝利認定に異議を申し立てる訴訟を撤回した。

バイデン氏は全米で選挙人306人を獲得、勝利に必要な270人を大幅に上回った。トランプ氏は232人にとどまった。

トランプ陣営は3日の大統領選以降、選挙結果に異議を申し立てる訴訟を少なくとも9件提起しているが、不発が続いている。アリゾナ、ジョージア、ペンシルベニアの裁判所はそれぞれ、開票作業に問題があったとのトランプ氏側の訴えを退けた。

トランプ陣営の高官はロイターに対し、激戦州の結果について不正を強く主張することで州議会の共和党議員に介入する気を起こさせ、州議会で選挙人を指名させるというのが今の戦略だと説明。

トランプ陣営は既に、バイデン氏が勝利したペンシルベニア州の連邦地裁に対し、結果には不正があり、共和党が多数派を占める州議会が同州の20人の選挙人を直接指名する必要があるとの判断を出すよう求めている。

各州で選出された選挙人は12月14日、正式な投票を行う。バイデン氏は選挙人団の投票で勝つと、合衆国憲法が定める期日の1月20日の正午に宣誓して大統領に就任する。

法の専門家はトランプ氏の「最後のあがき」が成果を生む可能性は低いと指摘する一方で、現職大統領による米国の民主主義体制に対する前例のない攻撃だと批判。

ミシガン州の関係筋によると、同州の州議会共和党指導部はトランプ氏の要請を受けて、20日にホワイトハウスを訪れる予定。

複数の著名な法律事務所はトランプ陣営の法廷闘争から手を引いており、トランプ氏の弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長が訴訟を指揮している。

ジュリアーニ氏は19日の記者会見で選挙結果を巡り追加提訴を予定していると明かし、票数を操作するための民主党による「全米レベルの陰謀」があったと主張した。ただ、証拠はないと認めた。州議会議員に介入を促す取り組みに関する質問には答えなかった。

6245名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b26d17e30715996574baa2837c2af3283e55aa
【米大統領選2020】 ジョージア州の再集計でもバイデン氏勝利
11/20(金) 12:28配信

【米大統領選2020】 ジョージア州の再集計でもバイデン氏勝利

米大統領選で19日、僅差のため手作業の再集計が行われていたジョージア州で、ジョー・バイデン次期大統領が1万2284票差で勝っていたことが確認された。大統領選の結果を受け入れていないドナルド・トランプ大統領の陣営は、20日の期限までにさらに再集計を要請する可能性がある。

ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は、同州の全票を手作業で再集計した「歴史的」な作業の結果、同州での勝者があらためて確認されたと発表した。13日の時点で発表されていた得票数からトランプ氏が496票(全体の0.0099%)増やしたものの、バイデン氏はそれをなお1万2284票上回っており、同州での勝利が確認されたという。同州に割り当てられた選挙人は16人。

トランプ氏の得票数は246万2857票、バイデン氏は247万5141票だったという。州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

州務長官の発表によると、得票数の差が0.5%のため、トランプ陣営は再集計を要求することができる。その場合は、投票用紙をスキャンし直すことで行われる。

ジョージア州の発表に先立ち、バイデン次期大統領はトランプ氏について、敗北を認めないその姿勢は、「私たちのこの国がどういうところなのか、ひどいメッセージを発している」と批判した。

全国の州知事とビデオ会議で会談していたバイデン氏は、トランプ氏は自分が勝てないことを十分承知しており、それにもかかわらず選挙に不正があったと主張し続けていると主張。「民主主義の機能について世界全体に、とてつもない悪影響」を与えると指摘した。また、トランプ氏は「アメリカの歴史で最も無責任な大統領の1人」として記憶されるだろう述べた。

トランプ陣営は敗れた複数の州で大掛かりな不正があったと主張し、再集計や一部の票の無効化などを求めて提訴を繰り返している。ほとんどの訴訟は裁判所で棄却されている。

バイデン氏が奪還したミシガン州(選挙人16人)では大都市デトロイトが含まれるウェイン郡で、票を認めるかをめぐって地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の選管委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せ、20日に協議する方針という。

6246名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:29
>>6245

■選挙人制度そのものに挑戦か

全国的な得票数ではバイデン氏が590万票以上リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばジョージア州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

一方でロイター通信はトランプ陣営の消息筋の話として、「州議会議員にもっとかかわってもらおうと、対象を絞った」作戦を進めようとしていると伝えた。

ただし、20日にホワイトハウスへ向かうミシガン州のマイク・シャーキー州議会上院議員(共和党)は、州議会が選挙人を任命するような事態にはならないと述べている。

各州は11月3日の投票結果を今後、数週間のうちに確定しなくてはならない。締め切りは州によって異なる。各州が投票結果を確定すると、トランプ氏が情勢をひっくり返すのは難しくなる。少なくとも3つの州で、選挙人全員が選挙結果を無視して、トランプ氏に投票しない限り、トランプ氏勝利とはならない見込み。

トランプ陣営は、共和党が州議会を押さえているミシガン、ウィスコンシン、ペンシルヴェニア各州などで、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

来年1月6日以降も過半数の選挙人を獲得する候補者が現れない場合、連邦議会は投票で決定する。下院が大統領を選出、上院は副大統領を承認する。

6247名無しさん:2020/11/20(金) 17:35:40
>>6246

■トランプ陣営の法廷闘争

19日午後には、トランプ陣営の訴訟戦略を指揮するルディー・ジュリアーニ弁護士が会見し、立証されていない陰謀論や不正選挙の主張を繰り返した。

ジュリアーニ氏は自分たちの法廷闘争が苦戦続きだという報道に強く反発し、マスコミは「大統領に対する不合理で病的な憎悪」をあらわにしていると述べた。

多くの法曹関係者は、トランプ陣営の法廷闘争が選挙結果を逆転させるようなことになはらないという見方を示している。これまでに陣営が提起した訴訟のほとんどは、裁判所で棄却されている。

トランプ氏はツイッターで、不正選挙の主張を繰り返し、法廷闘争が成功していると投稿し続けている。一方で、11月4日以降はほとんど公の場に出ていない。退役軍人を慰霊する祝日の式典に出席したほかは、新型コロナウイルスのワクチン開発について記者団に発表したのみ。

トランプ陣営の主張と各州の動きは次のとおり。

ジョージア州: 得票数差が0.5%未満だったため、州法にもとづき手作業による再集計で開票結果を監査した結果、バイデン氏勝利の結果は変わらないという結果が出た。共和党はこれに先立ち、20日に予定される開票結果確定を阻止しようと提訴したものの、州裁判所がこれを棄却した。

州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

ミシガン州: ジュリアーニ弁護士は、同州で残る最後の訴えを取り下げたと明らかにした。重要な郡の投票結果の確定を食い止めようとしていたのだという。

大都市デトロイトを含むウェイン郡では、共和党員の選管委員2人がウェイン郡の開票無効化を要求。オンラインで中継されたこの会議で有権者が激しく反発したため、共和党の委員2人は開票結果の有効性を認めた。同郡の選管幹部によると、この共和党委員2人はその後さらに、開票認定を撤回しようとしたものの、この要求はすでに無効で、同郡の結果は確定したという。共和党委員の1人によると、結果確定の後にトランプ氏から電話があり、「私が大丈夫か尋ねてくれた」という。

民主党支持者や黒人有権者の多いデトロイトを要するウェイン郡では、バイデン氏が圧勝したとされる。ミシガン州全体では、約14万6000票差で勝った見通し。

アリゾナ州: 大都市の州都フィーニックスを含むマリコパ郡で、開票結果の再集計を求める州共和党の訴えを、同郡高裁が棄却した。

ペンシルヴェニア州: トランプ陣営は同州で自分たちの立会人が開票の適正な監視を阻止されたと提訴していたが、これを17日にいったん取り下げた。陣営はその後あらためて、訴えの提起を認めるよう州最高裁に求めている。

ネヴァダ州: トランプ陣営は州地裁に、不正投票を理由に開票結果を無効とし、トランプ氏を勝者と宣言するよう提訴した。

ウィスコンシン州: トランプ陣営の費用負担で部分的再開票を要求。地元選管は、バイデン氏勝利の結果は変わらないだろうとしている。

(英語記事 US election 2020: Biden says Trump denial 'sending horrible message')

(c) BBC News

最終更新:11/20(金) 14:42
BBC News

6248名無しさん:2020/11/20(金) 17:36:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/88f7c7012ab7d151d1d19d617d334c781980f1da
トランプの娘イヴァンカも始めた、右派「検閲なし」SNSの人気が急上昇
11/20(金) 16:00配信

<「自由な発言」の検閲を拒否するソーシャルメディアアプリ「パーラー」に、右派の政治家や活動家が続々集結中>

アメリカの保守派の政治家や支持者の間で人気が急上昇しているSNS「パーラー」に、最近ドナルド・トランプ米大統領の長女イヴァンカがアカウントを開設した。

大統領上級顧問で実業家でもあるイヴァンカ・トランプは17日、自分のツイッターの1000万人のフォロワーに対して、パーラーでアカウントを作ったことを告知した。パーラーは、iOSとアンドロイドの両方で、アメリカ国内の11月のアプリダウンロードランキングのトップになっている。

18日時点で、イヴァンカはまだパーラーのアカウントには投稿していないが、アカウント開設から5日間ですでに20万人のフォロワーを集めている。

パーラーは、検閲に対して強く反発し、「言論の自由」を守ると主張して大統領選の今年、注目を集めている。

トランプ大統領の次男エリックは今年5月27日にパーラーを開始し、これまでに160万人のフォロワーを集めている。エリックの妻ララも5月に始めて、77万4000人のフォロワーがいる。トランプの次女ティファニーは、6月に開始して15万3000人のフォロワーがいる。トランプの長男ドナルド・トランプ・ジュニアは、現時点ではパーラーの公式アカウントは見当たらず、ツイッターで投稿を続けている。

<富豪の投資家が出資>

今月の大統領選で敗北したトランプ陣営もパーラーで投稿を続けているが、トランプ大統領自身の個人アカウントは見当たらない。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、パーラーは富豪のヘッジファンド投資家ロバート・マーサーとその娘のレベッカ・マーサーの出資で設立された。マーサー父娘は、保守派の政治活動やニュースサイトへの出資でよく知られている。

父ロバートは、2018年にフェイスブックからの個人情報を不正取得した疑惑が持ち上がり業務停止したコンサルティング企業ケンブリッジ・アナリティカの主要な出資者だった。また保守派のコメンテーターでラジオ番組ホストのダン・ボンジーノも、パーラーに出資したことを明らかにしている。

<「意見表明は違法ではない」>
17日のFOXニュースに出演したパーラー創業CEOのジョン・メッツェは、このSNSが自由な議論を可能にする「コミュニティーの街の広場」だと売り込んだ。他のソーシャルメディアは、人々に発言の機会を与えるパーラーを「恐れる」だろうと語った。

さらにパーラーに過激な意見を持つ人物が集まっていることも擁護した。今のパーラーは保守派の政治家の拠点となっているが、創業当初は主流のSNSから投稿を禁止されたり制限されたりした人物が集まっていたという。

「公の場では常に人々がいかれたことを言っている。誰しもが意見を持ち、そのなかには普通ではない意見もある」とメッツェは語った。

「しかし普通ではない意見を持つことは違法ではない。自らの考えを表すことも違法ではない。そして、特定の候補者を支持しようがしまいが、気候変動を信じようが信じまいが、そのことでネット上で沈黙するべきではない」とも語った。

パーラーには当初、極右グループ「プラウド・ボーイズ」創設者のギャビン・マッキネスや、極右政治家のローラ・ルーマー、保守派パーソナリティーのケイティー・ホプキンズなどが参加していた。

今では、フェイスブックやツイッターから検閲を受けているという不満を持つ政治家から、徐々にツイッターに代わるソーシャルメディアとみなされるようになっている。FOXニュース司会者のショーン・ハニティーや、共和党のデビン・ヌネス下院議員、テッド・クルーズ上院議員など保守派の大物が盛んにパーラーを宣伝している。

ジェイソン・マードック

6249名無しさん:2020/11/21(土) 10:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c2f3d2036c74a3b3533ff13afcba446285d864a
トランプの「ブッシュvsゴア裁判」への言及、元大統領らが反発
11/16(月) 8:30配信

大統領選での敗北が確実となったドナルド・トランプ米大統領の支持者たちは、その結果を覆すため、勝算の薄い努力への信頼度を高めようと、「ブッシュ対ゴア」裁判を頻繁に引き合いに出している。

連邦最高裁が2000年の大統領選の結果について下した画期的な判断は、共和党候補だったジョージ・W・ブッシュに勝利をもたらした。

トランプ大統領の選挙対策本部で法務顧問を務めるジェナ・エリス、共和党の下院議員3人(クレイ・ヒギンズ:ルイジアナ州、バーン・ブキャナン:フロリダ州、ジェイソン・スミス:ミズーリ州)はツイッターで、「ブッシュ対ゴア」裁判を例に挙げ、選挙結果を巡る法廷闘争が長期化したことは「前例がないわけではない」と主張している。

一方、ブッシュ政権の当時のキーパーソンたち(元大統領本人を含む)は、すでに今回の選挙の勝者は民主党のジョー・バイデンであると認めており、トランプ周辺による「比較」に拒否感を示している。

2000年の選挙でブッシュ選挙参謀を務めたカール・ローブは米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの論説で、バイデン勝利の結果が「覆ることはない」と明言。ブッシュ政権(2期目)の国務長官だったコンドリーザ・ライスも、元大統領の弟ジェブ・ブッシュ(2000年当時はフロリダ州知事)も、バイデンに祝福の言葉を送っている。

当時の裁判で弁護士を務めたデビット・ボイス(ゴア陣営)とテッド・オルソン(ブッシュ陣営)はいずれも、米紙ワシントン・ポストの論説で、2000年と今回の大統領選の比較を退け、「バイデンが大統領になる…それが明らかな結果だ」と述べている。

2人は2000年の裁判について、(投票総数がおよそ600万票だった)フロリダ州で、537票差というあまりにも僅差の結果だったために行われたものだと説明。今回はバイデンが一部の州でトランプに1万票以上の差を付け、結果として選挙人の半数(270人)以上を獲得したことを指摘している。

さらに、トランプが起こす訴訟については、法曹界にはあまり賛同する声はなく、「避けようのない結果の確定を遅らせるだけだろう」と述べている。

米国民の8割が「バイデン勝利」の見方
「ブッシュ対ゴア」裁判でオルソンとともに共和党側の弁護士を務めたベン・ギンズバーグも、前出の2人の意見に賛同している。米公共放送PBSに対し、「大規模な不正があったというトランプの主張を支持する「証拠はない」と指摘。

また、トランプが問題視している一部の州での郵便投票の受付期間の延長についても、最高裁が最終的に選挙結果を覆す根拠になるだけの十分な票数が関与していないと述べている。

国民の8割が「バイデン勝利」と認識

11月10日にロイターとイプソスが発表した世論調査の結果によると、米国民の79%が、今回の選挙で勝利したのはバイデンだとみている。結果は確定していないとする人は13%、トランプ勝利とする人は3%だ。

また、同月14日までに、共和党員の知事5人、上院議員5人、下院議員10人が、バイデンを勝者と明確に認めている。一方、上下両院の共和党員の大多数は、訴訟を起こすトランプを支持、または沈黙を守っている。

ただ、デンバー・リッグルマン下院議員(バージニア州)とクリス・クーンズ上院議員(デラウェア州)は、多くの共和党所属の議員はすでに、個人的にはバイデンの勝利を受け入れていると発言。クーンズ議員はさらに、避けようのない結果が明確になれるにつれて、より多くの議員が同じ考えを明らかにするとの見方を示している。

Andrew Solender

6250名無しさん:2020/11/21(土) 10:09:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/e468619829168d967a8921633f09e683df43e921
トランプ政権、移行期間中に死刑執行 131年続いた伝統を無視
11/20(金) 20:32配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が大統領選での敗北を認めない中、トランプ政権は19日、131年間続いた伝統を破って政権移行期間に死刑を執行した。

 米司法省の発表によると、アフリカ系米国人のオーランド・ホール(Orlando Hall)死刑囚は19日夜、インディアナ州の刑務所で薬物注射による死刑を執行された。同死刑囚は16歳の少女を誘拐しレイプ後に殺害したとして1995年に有罪となり、死刑判決を受けていた。

 米最高裁の判事9人のうち、トランプ氏が10月下旬に指名したエイミー・コニー・バレット(Amy Coney Barrett)判事ら保守派6人が執行を認める判断を下し、執行停止の申し立ては却下された。バレット氏にとっては初の死刑判断となった。

 米連邦レベルでの死刑執行は、今年7月に17年ぶりに再開されてから8人目。トランプ政権は12月末までにあと2人の死刑執行を予定している。

 米国ではこれまで131年間、任期終了間近のレームダック(死に体)政権は新政権発足までの移行期間の死刑執行を控え、次期政権に執行の判断を委ねるのが伝統だった。大統領選で勝利を確実にしている民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は、死刑反対派だ。

 今回の死刑はまた、新型コロナウイルス流行で刑務所内に感染者が多数出ていることから、各州政府が州裁判所での死刑執行を事実上中止している中で執行された。【翻訳編集】 AFPBB News

6251名無しさん:2020/11/22(日) 18:13:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/cea5e24dbc8e48eee9951cec09f04d35afdd6ecc
米ペンシルベニア州、連邦地裁もトランプ陣営の訴えを棄却
11/22(日) 11:25配信

(CNN) 米大統領選の結果をめぐり、トランプ大統領の陣営がペンシルベニア州の郵便投票約700万人分を無効とするよう連邦地裁に求めていた訴訟で、同州の連邦地裁判事は21日、陣営側の主張を退ける判断を下した。

トランプ陣営は3日の大統領選以来、各地で不正選挙を主張する訴訟を起こしてきたが、勝訴したのはごく少数の票をめぐる2件のみ。これまでに退けられたり、取り下げたりした訴訟は合わせて30件目となった。

陣営側は事実上、同州の連邦地裁に最後の希望をかけていたといえる。

判事は共和党支持の立場で知られる人物だ。しかし判決では、トランプ陣営が求める差し止め命令は700万人近い有権者から選挙権を取り上げることを意味すると指摘。過去の選挙でこれほど大量の票の無効化が求められた例はないが、原告側はその法的根拠となる事実を示すことができなかったと断じた。

さらに、陣営の主張は論拠に乏しく推測にすぎないと述べ、有権者1人の票さえ無効とする理由にはならないと批判した。

ペンシルベニア州の各郡は23日に集計結果を認定する予定。判事は、問題をこれ以上引き延ばせば「解決を不当に遅らせることになる」と強調した。

6252名無しさん:2020/11/22(日) 18:14:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/15bebf15be8d23d7c57a23da6ed2940ecc8cffcc
【米大統領選2020】 米共和党、ミシガン州でバイデン氏勝利の認定延期を要求
11/22(日) 10:50配信

米与党・共和党は21日、野党・民主党のジョー・バイデン次期大統領がミシガン州の大統領選で勝ったという結果の認定を2週間延期するよう、同州選挙管理委員会に求めた。同州政府はただちに、それは違法だと反論した。同州では結果認定の締め切りが23日に迫っている。バイデン氏は15万4000票差で同州で勝ち、選挙人16人を獲得する見通しで、全国の選挙人538人のうち306人を獲得したとされている。

共和党のロナ・マクダニエル全国党委員長とローラ・コックス州共和党代表はミシガン州選管への手紙で、同州の集計結果の認定を23日の締め切りから2週間延期するよう求めた。大都市デトロイトを含むウェイン郡で、大規模な「不正」があったと証拠の提示なく主張し、同郡の再集計を要求した。デトロイトは黒人の有権者が多く、その大半が民主党支持者。

これに対してミシガン州の州務省はただちにこれに反論し、認定の締め切り延長は州法違反になると拒否した。また、選挙に勝ったのは自分で大規模な不正投票があったとするドナルド・トランプ大統領の主張や、それを擁護する地元共和党の訴えを、「まったく根拠がない」と否定している。

共和党員2人と民主党員2人の委員からなる同州選管は23日に会合し、選挙結果を認定する予定。同委員会の判断は同州の州務長官と州知事による承認が必要で、ミシガン州ではその2人とも民主党所属のため、相当の理由がなければ認定を遅らせる可能性は低い。

バイデン氏が15万4000票差で奪還したミシガン州の結果認定については17日にも、ウェイン郡の票認定をめぐり地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せた。

これを受けて20日にホワイトハウスでトランプ氏と会談した州議会議員のうち、マイク・シャーキー上院院内総務(共和党)とリー・チャットフィールド下院議長(同)は同日夜に声明を発表し、「現職大統領にホワイトハウスに招かれれば、それが誰だろうと応じる」とした上で、「ミシガンの選挙結果を変えるような情報を、我々は得ていない」と書いた。両氏はさらに、「我々はこの選挙中に一貫して言い続けたように、法律に従い、ミシガンの選挙について通常の手続きに従う」と表明した。

20日にはトランプ陣営が同様に不正を主張するジョージア州でも、州法にもとづく再集計の結果、バイデン氏が勝ったと州政府が認定した。ジョージア州の知事と州務長官は共和党所属。

バイデン氏は、当選に必要な選挙人270人以上を獲得した情勢。さらに全国の得票数ではトランプ氏に600万票近い差をつけている。

一方のトランプ氏と共和党は、この結果は大規模な不正によるもので、圧勝したのはトランプ氏だと主張し続けている。トランプ陣営や共和党関係者が各地の法廷でも訴訟を提起しているものの、ペンシルヴェニア州連邦地裁への提訴をはじめ、そのほとんどが証拠不十分などの理由で訴えが棄却されたり、原告が訴えを取り下げたりしている。

こうした混乱のなか、トランプ氏は政権移行手続きの開始を認めず、そのためバイデン陣営は通常ならば政権移行チームが利用できるはずの連邦政府の施設や予算を使えずにいる。また、次期大統領をはじめ次期政権チームに共有されるはずの機密情報など重要情報を得られずにいる。新型コロナウイルスのワクチン供給計画に関する情報も得られていないとして、バイデン氏は人命にかかわりかねない事態だと批判している。

他方でツイッター社は21日、合衆国大統領の公式アカウント「@POTUS」を来年1月20日にバイデン氏に引き渡すと発表した。トランプ氏のツイートはほとんどが個人アカウントからのもので、この大統領アカウントではない。ただしツイッター社は、これまでトランプ氏のツイートが同社の利用規約に違反しても、アメリカ大統領だからという理由で特例扱いしてきたが、今後民間人に戻れば他のアカウントと同様に扱う可能性を示唆している。

6253名無しさん:2020/11/22(日) 18:15:04
>>6252

■トランプ陣営は州議会に働きかけ

全国的な得票数ではバイデン氏が約600万票リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人(連邦上下両院の定数合計に、首都ワシントンの代表3人を加えたもの)が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となっている。

各州がそれぞれの選挙結果を認定する最終期限は、12月8日。

これを受けて各州の選挙人が12月14日に首都ワシントンに集まり、大統領候補に直接投票する。この投票結果を1月6日に連邦議会の上下両院合同本会議が開票し、その時点で次期大統領が正式に決まる。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばミシガン州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

トランプ陣営は今後もミシガン州のほか、共和党が州議会で多数のウィスコンシンとペンシルヴェニア両州で、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

米CBSニュースによると、トランプ氏はペンシルヴェニアの州議会議員と協議したい意向を示しているという。

(英語記事 US election: Michigan Republicans seek to delay vote certification)

(c) BBC News

最終更新:11/22(日) 11:14
BBC News

6254名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e300d8660bd446a26c714948a5d236afa1c59b9d
【米大統領選2020】 ジョージア州、バイデン氏の勝利を正式認定
11/21(土) 11:42配信

米大統領選でジョージア州の投開票責任者が20日、同州ではジョー・バイデン次期大統領が勝ったと、正式に認定した。同州ではバイデン氏とドナルド・トランプ大統領の票差が僅差だったため、すべての票を手作業で開票し直していた。さらに、トランプ氏がホワイトハウスに招いたミシガン州の州議会議員(与党・共和党)は、バイデン氏が勝ったという同州での選挙結果が覆るような情報は得ていないとして、「正常な手続き」を進めていくと声明を発表した。

ジョージア州によると、バイデン氏の得票数は247万4507票、トランプ氏は246万1837票。1万2670票差で同州のバイデン氏の勝利が確定した。

同州のブライアン・ケンプ知事(共和党)は同日、州法に従い、州務長官が認定した開票結果を州知事として承認すると記者会見で述べた。知事は、トランプ陣営が他の法的措置や別の再集計を求めることは可能だと付け加えた。CNNによると、知事はその後、認定書に署名したという。この結果、同州に割り当てられた選挙人16人は12月、バイデン氏に投票することになる。

共和党員で、トランプ氏を「誇り高く支持している」という同州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は記者団に対して、「自分の政党が負けたのは残念」だが、「数字はうそをつかない」と述べた。

ラッフェンスパーガー氏は、「数字はうそはつかないというのをモットーに、自分は生きている。州務長官として、本日発表した数字が正確だと確信している」と述べた。

ジョージア州の再開票は、票差が僅差だったため、州法の規定にもとづいて行われた。

大統領選において同州で民主党候補が勝つのは、1992年のビル・クリントン氏以来。

トランプ陣営のジェナ・エリス弁護士は、同州が不正票を数えていたと証拠を提示することなく主張していた。一方で、共和党員で同州の選管幹部ゲイブリエル・スターリング氏は米CNNに対して、再集計を通じてこれまで集計に含まれていなかった約6000票が発見され、バイデン氏のリードをいくらか狭めたものの、これは人的ミスが原因で、大規模な不正の結果ではないと述べた。米メディアによると、未集計の票が見つかったフロイド郡の選管担当者たちは解任されたという。

バイデン氏は来年1月20日に、第46代合衆国大統領に就任する見通し。

一方でこの日には、トランプ氏の支持者が各州で不正投票などを主張し提起している訴訟のうち3件が裁判所によって棄却された。トランプ氏は今も、圧勝したのは自分だったとして、不正選挙だったと主張している。

6255名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:31
>>6254

■トランプ陣営は州議会に働きかけ

全国的な得票数ではバイデン氏が590万票以上リードしているが、アメリカの大統領は全国的な得票数では決まらない。

各州の人口などをもとに割り当てられた選挙人計538人(連邦上下両院の定数計535人に、首都ワシントンの代表3人の人数を加えたもの)が、12月14日に各州で大統領候補に直接投票する。過半数270人の票を獲得した候補が当選する。バイデン氏が獲得した選挙人は306人、トランプ氏は232人となっている。

今後は各州の選挙人が12月14日に首都ワシントンに集まり、大統領候補に直接投票する。この結果で、次期大統領が正式に決まる。

各州の選挙人は11月3日の大統領選の結果に沿って、自分の州で勝った候補に投票するのが通常の手続き。選挙結果を受けて、勝った側の党が選挙人を決める州もあれば、選挙前に各党が選挙人候補を指名し、選挙結果を受けて州知事が任命する場合もある。

通常の手続きでは、たとえばジョージア州の選挙人16人は全員がバイデン氏に投票する。11月3日の選挙の結果を受けて、選挙人538人のうち、306人がバイデン氏、232人がトランプ氏に投票する。

しかし、トランプ陣営は敗れた州のうち、共和党多数の州議会に働きかけることで、11月の選挙結果とは無関係に、トランプ氏に投票する選挙人を任命しようとしているのではないかと言われている。

連邦法によると、もしも州の有権者が「選択をしなかった」場合は、州議会が選挙人を選ぶことができることになっている。

ただし、有権者が「選択をしなかった」と立証するのは困難で、トランプ陣営はこれまでのところ大規模な不正があったと法廷で立証できずにいる。

バイデン氏が15万4000票差で奪還したミシガン州(選挙人16人)では、大都市デトロイトが含まれるウェイン郡で、票の認定をめぐり地元選管が紛糾(ふんきゅう)した。トランプ氏は共和党員の選管委員に直接電話して働きかけたほか、共和党の州議会議員をホワイトハウスに呼び寄せた。

20日にトランプ氏と会談した州議会議員のうち、マイク・シャーキー上院院内総務(共和党)とリー・チャットフィールド下院議長(同)は同日夜に声明を発表し、「現職大統領にホワイトハウスに招かれれば、それが誰だろうと応じる」とした上で、「ミシガンの選挙結果を変えるような情報を、我々は得ていない」と書いた。

両氏はさらに、「我々はこの選挙中に一貫して言い続けたように、法律に従い、ミシガンの選挙について通常の手続きに従う」と表明した。

各州は11月3日の投票結果を今後、数週間のうちに確定しなくてはならない。締め切りは州によって異なる。各州が投票結果を確定すると、トランプ氏が情勢をひっくり返すのは難しくなる。少なくとも3つの州で、選挙人全員が選挙結果を無視して、トランプ氏に投票しない限り、トランプ氏勝利とはならない見込み。

トランプ陣営は今後もミシガン州のほか、共和党が州議会で多数のウィスコンシンとペンシルヴェニア両州で、州議会に働きかける可能性がある。ウィスコンシン州ではすでに、部分的な再集計を要求している。

CBSニュースによると、トランプ氏はペンシルヴェニアの州議会議員と協議したい意向を示しているという。

6256名無しさん:2020/11/22(日) 18:20:41
>>6255

■「最も無責任な米大統領」

バイデン氏は19日、与野党の州知事たちとのバーチャル会議で、トランプ氏が敗北を認めず、政権移行の手続きも拒否していることについて、「この国の民主主義の機能について、とてつもなく害の大きいメッセージを世界に発信している」と批判し、トランプ氏が「アメリカ史上最も無責任な大統領の1人」として記憶されるだろうと述べた。

「どういう思考回路なのか、なかなか理解しがたいが」とバイデン氏は言葉を選びながら、「とんでもない真似をしている」と批判した。

これまでのところ野党・共和党の議員たちはおおむね、敗北を認めないトランプ氏を支持もしくは容認している。その中でミット・ロムニー上院議員(ユタ州選出)はツイッターで、トランプ氏が「州や地元当局にあからさまな圧力をかけ、国民の意思をなし崩しにし、選挙結果を覆そうとしている」と強い調子で非難。「現職のアメリカ大統領によるものとして、これよりひどい、これより非民主的なふるまいは、想像しにくい」と書いた。2012年大統領選で共和党候補としてバラク・オバマ大統領(当時)相手に敗れたロムニー氏は、これまでもたびたび党の大多数と別行動をとり、トランプ氏を批判したり、弾劾裁判でも有罪に賛成したりしている。

■トランプ陣営の法廷闘争

19日午後には、トランプ陣営の訴訟戦略を指揮するルディー・ジュリアーニ弁護士が会見し、立証されていない陰謀論や不正選挙の主張を繰り返した。

ジュリアーニ氏は自分たちの法廷闘争が苦戦続きだという報道に強く反発し、マスコミは「大統領に対する不合理で病的な憎悪」をあらわにしていると述べた。

多くの法曹関係者は、トランプ陣営の法廷闘争が選挙結果を逆転させるようなことになはらないという見方を示している。これまでに陣営が提起した訴訟のほとんどは、裁判所で棄却されている。

トランプ陣営の主張と各州の動きは次のとおり。

ジョージア州: 得票数差が0.5%未満だったため、州法にもとづき手作業による再集計で開票結果を監査した結果、バイデン氏勝利の結果は変わらないという結果が出た。共和党はこれに先立ち、20日に予定される開票結果確定を阻止しようと提訴したものの、州裁判所がこれを棄却した。この裁判長は昨年、トランプ氏に指名され就任した。

州選管は、トランプ氏の票が496票増えたのは、当初の開票作業の人的ミスによるもので、大規模な不正ではないと説明した。フロイド郡は未集計の票が見つかったことについて、郡選管トップを解任したという。

ミシガン州: ジュリアーニ弁護士は、同州で残る最後の訴えを取り下げたと明らかにした。重要な郡の投票結果の確定を食い止めようとしていたのだという。

大都市デトロイトを含むウェイン郡では、共和党員の選管委員2人がウェイン郡の開票無効化を要求。オンラインで中継されたこの会議で有権者が激しく反発したため、共和党の委員2人は開票結果の有効性を認めた。同郡の選管幹部によると、この共和党委員2人はその後さらに、開票認定を撤回しようとしたものの、この要求はすでに無効で、同郡の結果は確定したという。共和党委員の1人によると、結果確定の後にトランプ氏から電話があり、「私が大丈夫か尋ねてくれた」という。

民主党支持者や黒人有権者の多いデトロイトを要するウェイン郡では、バイデン氏が圧勝したとされる。ミシガン州全体では、約14万6000票差で勝った見通し。

アリゾナ州: 大都市の州都フィーニックスを含むマリコパ郡で、開票結果の再集計を求める州共和党の訴えを、同郡高裁が棄却した。

ペンシルヴェニア州: トランプ陣営は同州で自分たちの立会人が開票の適正な監視を阻止されたと提訴し、2000票以上の郵便票を無効にするよう求めたが、棄却された。同陣営は同州の連邦地裁に、実質的に州内すべての票を無効化して結果の認定を阻止するよう訴えたが、憶測のみで相当な証拠提示がないとして21日に棄却され、同じ訴えの再提起も禁止された。

ウィスコンシン州: トランプ陣営の費用負担で部分的再開票を要求。地元選管は、バイデン氏勝利の結果は変わらないだろうとしている。

(英語記事 US election 2020: Biden certified Georgia winner after hand recount)

(c) BBC News

最終更新:11/22(日) 10:08
BBC News

6257とはずがたり:2020/11/23(月) 15:40:39
トランプ氏弁護団は「国家の恥」、共和党の盟友が痛烈批判
2020.11.23 Mon posted at 14:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35162809.html?ref=rss

(CNN) 米国のトランプ大統領が大統領選の結果を覆そうとし続けていることについて、大統領の盟友だったニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事が22日、無益な策略はもうやめるべき時だと進言した。

クリスティー前知事は、選挙に不正があったという証拠をトランプ大統領は何も示すことができず、弁護団は混乱状態にあると指摘、今は国家を優先させるべき時だと訴えている。

ABCの番組に出演したクリスティー氏は「もし不正の証拠があるのなら出すべきだ」と述べ、投票に不正があったという大統領の主張に同調しない共和党の知事を大統領の弁護団が中傷しているとして非難。「率直に言って、大統領の弁護団の振る舞いは国家の恥だ」と断じ、トランプ陣営のシドニー・パウエル弁護士が、共和党のブライアン・ケンプ・ジョージア州知事を非難している行為をやり玉に挙げた。

ジョージア州は20日に最終集計結果を確定させ、バイデン前副大統領が勝利したと発表した。これに対してトランプ陣営は21日、再度の集計を行うよう申し立てていた。

「これは弁護士として言語道断の行為だ」とクリスティー氏は述べ、「私はこれまでずっと大統領の支持者だった。私は大統領のために2度投票した。だが選挙には結果がある。まるで起きなかったことが起きたかのように行動し続けることはできない」と強調。「もしも証拠を出すことができないのであれば、それは証拠が存在しないということだ。最も大切にしなければならないのは国家だ。私が共和党員であり、自分の党を愛しているのと同じくらい、国家を優先しなければならない」と力説した。

共和党のメリーランド州知事ラリー・ホーガン氏も22日、CNNの番組の中でトランプ陣営を手厳しく批判し、「党内でもっと多くの人が声を上げないことを恥ずかしく思う」と語った。

「我々はかつて、世界中の選挙監視を行い、選挙に関しては最も尊敬されている国だった。それが今ではまるでバナナ共和国(訳注:政情が不安定な貧しい小国の意味)のように見え始めている。馬鹿げたことはもうやめるべき時だ」とホーガン氏は述べている。

この発言に対してトランプ大統領は22日、ホーガン知事は「RINO(「名ばかり共和党員」の意味)」だとツイートした。対するホーガン知事は大統領に対し「ゴルフをやめて敗北を認めよ」と迫った。

ホーガン知事は以前からトランプ大統領に対して批判的で、今年の大統領選挙では投票用紙に「ロナルド・レーガン」と記入すると宣言していた。

ホーガン知事やクリスティー前知事に加え、ポール・ミッチェル下院議員やスーザン・コリンズ上院議員、リサ・マコウスキー上院議員といった多くの共和党の大物議員が、正式な政権移行プロセスの開始を支持すると表明している。共和党のフレッド・アプトン下院議員も22日、円滑な政権移行プロセスの必要性を強調した。

6258名無しさん:2020/11/23(月) 16:00:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f3050b43abaf1907c163020312e812c7f4ea33f
米大統領選 トランプ陣営、集計機の不正めぐる陰謀論を展開した弁護士を弁護団から放逐 
11/23(月) 10:37配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で敗北が確実となった共和党のトランプ大統領の陣営は22日、「選挙に不正があった」として訴訟攻勢を展開していた陣営の弁護団の一員だった女性のシド・パウエル弁護士について「トランプ弁護団の一員ではない」と言明し、実質的に絶縁したとする声明を発表した。

 パウエル氏は、弁護団長のジュリアーニ元ニューヨーク市長らと19日にワシントン市内で行った記者会見で、今回の大統領選をめぐり、共産国家のキューバとベネズエラ、中国の資金提供でトランプ氏の放逐を目指した「国際的な策謀」があったと主張した。

 同氏はまた、ドミニオン社などの集計システムによって大量の票がトランプ票からバイデン票に書き換えられたとし、さらには一連のシステムが数年前、ベネズエラのチャベス政権(当時)の不正選挙のために開発された技術を応用していると説明していた。

 同氏の主張に対しては、熱烈なトランプ支持勢力を除いては「荒唐無稽な陰謀論」との評価が定着しているほか、トランプ氏に近い保守派の論客からも「何一つ証拠が示されていない」として批判が相次ぐなど、弁護団の信頼性を大きく損ねる一因となっていた。

6259チバQ:2020/11/24(火) 08:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b7284b049623350b208ce8dc04db05b1d56820
バイデン氏、主要閣僚人事を発表 経験重視に回帰
11/24(火) 2:55配信

【AFP=時事】(更新)ジョー・バイデン(Joe Biden)次期米大統領は23日、主要閣僚人事を発表し、外交政策顧問を長く務めてきたアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)氏を国務長官に、ジョン・ケリー(John Kerry)元国務長官を気候問題担当特使に指名した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権下での混乱を経て、経験重視路線に回帰する人選となった。


 移民問題を統括する国土安全保障長官にはキューバ系弁護士アレハンドロ・マヨルカス(Alejandro Mayorkas)氏が指名された。中南米系の同長官指名は初めて。国家情報長官には、中央情報局(CIA)元副長官のアブリル・ヘインズ(Avril Haines)氏が女性として初めて指名された。

 4人はいずれもバイデン氏が副大統領を務めたバラク・オバマ(Barack Obama)前政権で要職を務めており、関連分野での経験が豊富だ。バイデン氏は「国家安全保障と外交政策では、少しの時間の無駄も許されない」と言明。「各人はそれぞれ、経験豊富で危機対応能力が実証済みであると同時に、革新的で想像力に富んでいる」と説明した。

 ブリンケン氏は国務長官として、トランプ政権の「米国第一」政策の迅速な解体を指揮し、パリ協定(Paris Agreement)や世界保健機関(WHO)、イランとの核合意への復帰などに取り組むことになる。

 さらに、米国の国際社会への積極的な関与再開を示す人事として、国連大使に職業外交官のリンダ・トマスグリーンフィールド(Linda Thomas-Greenfield)氏が、国家安全保障問題担当大統領補佐官にオバマ政権でバイデン氏の顧問を務めたジェイク・サリバン(Jake Sullivan)氏が指名された。

 閣僚人事は24日、正式に発表される予定。【翻訳編集】 AFPBB News

6260チバQ:2020/11/24(火) 15:23:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6dd6f73f233611c086620c6c25d8ab744cd776
「あなたは男か女か」。トランスジェンダーの次期州上院議員、性別を聞く失礼な質問に見事な回答
11/24(火) 15:18配信

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ハフポスト日本版
サラ・マクブライド議員(2020年9月15日)

「あなたは男の子なのか、それとも女の子なのか?」――11月の選挙で、トランスジェンダーを公表する人物として初めて州上院議員に選ばれたサラ・マクブライド氏が、性別を聞いた質問に、3単語で返答した。

マクブライド議員がTwitterで公開したのは、DMでのやりとりだ。

「混乱しているのですが、あなたは男の子ですかそれとも女の子なんですか?」という質問に対して、マクブライド氏は「私は上院議員です(I’m a senator)」と答えている。

トランスジェンダーの人たちへの差別や侮辱、やめてほしい
トランスジェンダーの人たちに、本人が自認する性別以外の扱いをしたり、性別について詮索することは、ハラスメントや侮辱になる。

マクブライド氏は自らの性自認が女性であることを公表しているが、侮辱的な質問をされたことに対し、このような返信をしたとみられる。

トランスジェンダーを公表しているペンシルベニア州レイチェル・レヴィン保健省長官は7月、新型コロナウイルスの対策を続ける中で、自身の性自認に対する侮辱的な言動や攻撃が続いていると指摘。 

こういった侮辱や差別は、本人だけではなく多くのトランスジェンダーの人たちを苦しめ、さらに不寛容と差別の精神を広げているとして、差別的な言動を止めるよう訴えた。

多様な社会には、政治家の多様性が必要
「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の広報官だった時のマクブライド氏(2018年10月18日)

マクブライド氏は11月の選挙で、デラウェア州の上院議員に選ばれた。

トランスジェンダーを公表する人物が州議会上院議員に選ばれるのはアメリカで初めてで、オープンリートランスジェンダーとして、アメリカで最も高い地位の政治家になる。

マクブライド氏は当選が確実になった後、「私の当選が、LGBTQの若者に『自分を代表する人がいる』というメッセージになって彼らを勇気付け、政治家になりたいという人たちを後押しできたら嬉しい」とロイターのインタビューで述べた。

さらに「健康的な民主主義であるためには、多様性のある政府が必要です。政治の場で多様性が反映されていなければ、多様なコミュニティのための解決策を作り上げることはできません」と、多様な政治家がいることの大切さを強調した。

上院議員に当選する前、マクブライド氏はLGBTQ人権擁護団体である「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」の広報官を務めるなど、LGBTQの人たちの人権擁護アクティビストとして活躍した。

またオバマ政権下で、ホワイトハウス初のトランスジェンダーを公表しているインターンになり、2016年にはオープンリートランスジェンダーとして初めて、デラウエア州の民主党大会でスピーチをして注目を集めた。

マイノリティの人たちの権利擁護を続けてきたマクブライド氏は選挙前の9月、デイリー・ビーストのインタビューで、「単にトランスジェンダーの州上院議員」ではなく、逆境に置かれている全ての人たちのために自分の経験を使いたいと語った。

「この地域で生まれ育った一人として、私は州上院議員に立候補します。介護を経験してきた者として立候補します。もっと多くのデラウエア州の人たちが、必要な医療や逆境や危機に直面した時の支援を受けられるよう、毎日働く州上院議員になるために立候補するのです」と同氏は述べている。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。

Josephine Harvey, Satoko Yasuda 安田 聡子

6261とはずがたり:2020/11/24(火) 15:36:09

「負け」認めず「政権移行」承認 トランプ流“妥協”
https://www.fnn.jp/articles/-/111083
ワールド
2020年11月24日 火曜 午後0:03

アメリカの大統領選挙で、当選を確実にした民主党のバイデン氏への政権移行業務が始まることになった。

いまだ敗北宣言をしていないトランプ大統領が、一転して引き継ぎを認めた背景について、ワシントン支局・藤田水美支局長が解説する。

政権移行の遅れが安全保障上のリスクになりかねない中、身内の共和党からも反発が高まっていた。

敗北を認めずに、ひとまず移行手続きを承諾するというのが、トランプ流の妥協点だった。

トランプ大統領は23日に、ツイッターで「国家の利益のため」として、政権移行手続きの開始を認める考えを示した。

ただ、トランプ大統領は、選挙をめぐる法廷闘争は続ける姿勢も、あらためて強調している。

政権移行業務を管轄する政府機関のトップも、引き継ぎ業務を認める書簡をバイデン氏側に送っている。

これに対し、バイデン氏側は「アメリカが直面している課題に取り組むために、必要な第1歩だ」と歓迎する声明を発表した。

機密情報を含めた引き継ぎを受け、新型コロナウイルス対策などの準備を早急に進めるとしている。

トランプ大統領の方針転換について、政府関係者は、トランプ大統領は今後も敗北宣言は行わないとみていて、勝ったのは自分だと主張し続けることで、存在感を維持するだろうと話している。

6262チバQ:2020/11/24(火) 16:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d0f8d18b335a184c687e1281d3cedf5c4af4685
トランプ氏、「抵抗」限界か ミシガン州の共和党幹部が反旗、陣営は感染相次ぐ
11/21(土) 16:02配信

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毎日新聞
トランプ米大統領=AP

 米大統領選の「不正」を訴えて、敗北を認めていない共和党のトランプ大統領は20日、中西部ミシガン州の州議会同党幹部をホワイトハウスに招いて会談した。民主党のバイデン前副大統領が勝利した同州の一般投票結果を認めないよう求めた模様だが、議員らは会談後、「選挙結果を尊重する。票確定のプロセスは脅迫などからは無縁であるべきだ」との声明を発表。選挙結果を覆すことを狙うトランプ氏に公然と反旗を翻した。

 郵便投票や集計段階の不正を主張し、各地で結果の無効を求めてトランプ陣営が起こした訴訟は棄却が相次ぎ、法廷闘争は行き詰まっている。

 トランプ氏はミシガンなど共和党が議会多数派を占める州の議員に対し、一般投票の結果を認めずに、正式投票でトランプ氏支持の選挙人を指名するよう圧力をかける戦術を模索している。だが、20日にトランプ氏と会談したシャーキー州上院議員らは声明で「選挙結果の変更が必要になる不正は把握していない」と述べた。同州では15万票超の差でバイデン氏が勝利した。

 一方、トランプ陣営で選挙後の訴訟対策やPR戦略を主導するトランプ氏の長男ジュニア氏は20日、新型コロナウイルスに感染したことを米メディアに公表した。症状はなく隔離など「適切な措置」を取っているという。トランプ氏側近のジュリアーニ元ニューヨーク市長の長男で、ホワイトハウス職員のアンドリュー氏も同日、感染を公表。親子は共に陣営が19日にワシントンで開催した「選挙不正」を巡る記者会見に出席していた。【ワシントン高本耕太】

6263チバQ:2020/11/25(水) 13:05:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/16de7280c12f8b091a0a84144b68d8c18da88571
米社会の新たな「対立軸」鮮明に 60年ぶり カトリック系大統領登場の意味
11/25(水) 11:02配信
 米国は、故ジョン・F・ケネディ以来60年ぶりに、カトリック教徒の大統領を選んだ。建国以来240余年にして、2人目となる。カトリック教徒は人口の22%を占めることを踏まえると、意外かもしれない。ケネディが立候補した当時、プロテスタント勢力は警戒感をあらわにしたが、今回そのような声はなかった。

 他方、60年前は同教徒の8割がケネディを支持したものの、今回バイデン氏を支持したのは半数強(52%前後)にとどまった。これらの背景には、カトリックやプロテスタントの枠を超えた「リベラル派 対 保守派」の対立深化という新常態がある。宗教を補助線に今回の大統領選を眺めながら、米社会の変化を読み解きたい。(文明論考家、元駐バチカン大使=上野景文)

 ■古い対立軸

 60年前、プロテスタントが多数を占める米国では「ケネディが大統領になると、ホワイトハウスはローマ教皇の指示で動くことになる」と心配する人が少なくなかった。

11月15日、米東部デラウェア州ウィルミントンの教会のミサに参加したバイデン前米副大統領(ゲッティ=共同)

 カトリックへの複雑な心情は、バチカンとの関係にも見られた。米国は1984年までの120年近くにわたりバチカンとの外交を棚上げしていたのだ。

 こうした中、ケネディは「政治に個人的な信仰を持ち込むことは断じてしない」「自分が忠誠を尽くすのは合衆国憲法だけである」と、国民に訴えた。

 プロテスタントが抱く警戒感こそが、カトリック系大統領の出現を長年阻んできた理由だ。

 今回、「バイデン氏はカトリック教徒だから困る」といった声はほとんど聞かれなかった。カトリックかどうかは関心の対象にはならず、カトリック系候補の勝利を特別視することもなかった。

 「プロテスタント 対 カトリック」という対立軸が過去のものになりつつあることを端的に示している。理由として、カトリック教会が、第2バチカン公会議(1962ー65年)による歴史的大改革を経て、温和でオープンになったことが考えられる。

 ■分裂状態の米カトリック

 今回の大統領選でのカトリックの動きを振り返っておこう。  

 米カトリックは今、宗教からは距離を置こうとする「リベラル派」と、伝統的な宗教観にこだわる「保守派」に分かれている。両者は激しくせめぎ合い、勢力はほぼ拮抗している。

 リベラル派の司祭はバイデン氏を、保守派の司祭はトランプ氏を露骨に支援した。

 この結果、リベラル派の票はバイデン候補へ、保守派の票はトランプ候補に向けられた。

 米国内のカトリックが、米二大政党である民主、共和両党の境目に沿うように分裂している状況を物語る。カトリック教徒がひとつにまとまり、その8割がケネディを支持した60年前とは、隔世の感がある。

 なお、前回、カトリック票におけるヒラリー氏への支持が45%にとどまったことに照らせば、51ー52%がバイデン氏を支えたことは大きな変化である。

 特に、ペンシルベニアなどの激戦3州でバイデン氏が勝利できたのは、カトリック票が共和党から民主党にスウィングしたことが大きいと、カトリック系メディアは解説している。大統領選での勝利は、この3州で、カトリック票を取り込めたことが大きかったと言えるのだ。

6264チバQ:2020/11/25(水) 13:06:13
 ■新しい対立軸

 米カトリック内部で見られたリベラル派と保守派の対立は、プロテスタントの中でも起きている。

 米社会を全体として捉えるとき、「カトリック 対 プロテスタント」という対立軸は今、両者の垣根を越えて「リベラル派 対 保守派」という新たな構図へと変貌しているのである。

 脱宗教の傾向を示すリベラル(世俗主義)派勢力の攻勢を前に、カトリック、プロテスタントの保守(伝統主義)派が連携せざるを得なくなった点も見逃せない。

 ■米国における「文明衝突」――「二つの米国」

 リベラル派と保守派の違いはどこにあるのだろうか。

 対立がより顕著なのは、中絶、LGBTを巡る問題だ。大統領選を機に一層激しさを増した。保守派の中には、中絶手術をした医師を銃弾で倒すテロ行為に及ぶ者すらいる。

 同様に根深いのは、科学を巡る対立だ。保守派の一部は、「人間は猿から進化した」という科学的知見の受容を拒否し、公立学校での進化論教育に反対している。

 ■西欧との比較

 この文明観・宗教観の対立は、決して米国に特有のものではない。西欧でも「分断」は起きている。

 ただ、米国における「文明衝突」は、西欧と比べて派手に見える。経済格差や教育格差、人種などの世俗的要素がからんでいるためだとみられる。

 他に、以下のような事情もある。

 第一に、西欧の有力国では、保守(伝統主義)派に比しリベラル(世俗主義)派が圧倒的に多い。そのため「文明対立」はおとなしめである。例えば北欧では、95%が中絶の権利を認めており、保守派の声はか細い。

 これに対し、米国では、両勢力がほぼ拮抗しているため、「衝突」のエネルギーが大きい。それに、米国の保守派は、西欧に比し、はるかに元気で声が大きい。

 第二に、米国では、「文明衝突」は、中絶やLGBTといった問題を含め、しばしば政治色を帯びる。政治はしばしば宗教に手を突っ込む。米国が今なお「宗教国家」と言われるゆえんだ。

 このように、米国は伝統主義(保守)と世俗主義(リベラル)という二つの顔(文明観)を持ち、しかも「衝突」を繰り返している。この「文明衝突」に目を向けない限り、米社会の現状を見誤る。

 ■教皇とバイデン氏

 ところで、60年ぶりとなったカトリック教徒の大統領就任を、バチカンは、どう受け止めているのだろうか。

 教皇フランシスコは、バチカン的基準から言えば、かなりリベラルだ。だから、米国のカトリック保守には教皇を批判する人が少なくない。この保守派と連携するトランプ大統領は、教皇と波長が合わない。環境、移民・難民、平和、国際機関など多くの問題で見解を異にしている。

 他方、これらのテーマについて、バイデン氏の見解は教皇に近い。バチカンは、今回の選挙結果を歓迎しているのは間違いない。

 実際、バイデン氏は勝利が確実となった直後の11月12日、フランシスコ教皇と電話会談している。この中で、貧しい人への配慮、気候変動問題への対応、移民や難民の社会への受け入れを巡り協力したいとの考えを伝えている。

6265チバQ:2020/11/25(水) 13:06:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e549a977ab0daa87a1ca038b6cd70690006c5ef
ペンシルベニアとネバダも「バイデン氏勝利」を認定 トランプ氏に打撃 
11/25(水) 9:20配信

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産経新聞
 【ワシントン=平田雄介】米大統領選の開票結果をめぐり、勝敗の行方を左右する激戦州の東部ペンシルベニア州と西部ネバダ州が24日、次期大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領の勝利を確定した。激戦州では南部ジョージアと中西部ミシガンの両州もバイデン氏勝利を確定済。「選挙不正」を訴えて開票結果を覆そうと試みる共和党のトランプ大統領にとって新たな打撃となった。

 ペンシルベニア州は3日夜の開票開始後にトランプ氏が優位に立った後、郵便投票の開票が進んだ6日にバイデン氏が逆転する展開となり、トランプ氏が「郵便投票で不正が横行した」などと訴えていた。これに対し、同州のウルフ知事は24日、「公正な選挙が行われた」としてバイデン氏の勝利を確定した。得票はバイデン氏が約345万8千票、トランプ氏が約337万7千票だった。

 ネバダ州はバイデン氏の約3万3千票差での勝利を確定した。

 バイデン氏勝利の開票結果を覆そうと法廷闘争が展開された激戦州は、西部アリゾナ、中西部ウィスコンシンを加えた計6州。米NBCニュースによると、トランプ陣営と共和党は少なくとも36件の訴訟を起こし、うち25件が「不正の証拠を示していない」などの理由で退けられている。

 アリゾナ州とウィスコンシン州もそれぞれ30日と12月1日の締め切りに向けて確定の準備を進めている。

 一方、南部ノースカロライナ州は24日、トランプ氏の勝利を確定した。

6266名無しさん:2020/11/25(水) 19:05:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc0ad524b99d9133b9895a2b63d7ee30cfcfd64
アングル:トランプ氏の選挙批判、ジョージア州上院選で共和党候補に逆風も
11/25(水) 15:17配信

[24日 ロイター] - 米ジョージア州で上院の2議席を巡って1月に決選投票が行われるが、トランプ大統領が大統領選で不正が行われたと根拠のない主張を繰り返すことによって共和党候補の勝利を危うくし、上院で共和党が過半数を失う可能性が高まりかねない。

1月5日の決選投票は民主、共和両党にとって重要だ。大統領選では民主党のバイデン前副大統領が僅差でジョージア州を制したが、同州からは過去20年間民主党の上院議員は出ていない。

共和党の現職パーデュー、ロフラー両議員が2人とも敗れれば、上院は民主党と共和党の議席が同数となり、上院の議長でもある副大統領の1票を加えられる民主党が実質的に過半数を握ることになる。一方、一人でも再選されれば共和党は上院で過半数を維持し、バイデン氏の政策を阻止することができる。

トランプ氏は不正に投じられた票を除けば自分が最終的に勝利すると証拠を示すことなく主張しており、パーデュー、ロフラー両氏ともトランプ氏の敗北を認めていない。ロフラー氏は先週、アトランタ郊外で集会を開き支持者に「われわれは上院だけでなく、国家の未来のための防火壁だ」と訴えた。

民主党が上院で過半数を獲得しバイデン氏の大統領としての力が強まることへの不安をあおることが、共和党の有権者に対し投票への最も強力な動機付けとなる。

ジョージア州立大学のエイミー・スタイガーワルト教授(政治学)は「それこそがパーデュー、ロフラー両氏がコアな支持層に送りたいメッセージだ。しかし(コアな支持者らは)トランプ氏の敗北を認めれば両議員に怒りの矛先を向ける可能性がある人たちでもある」と指摘した。

決戦投票でパーデュー氏(70)は33歳のジャーナリストである民主党のジョン・オソフ候補と議席を争う。3日の上院選ではパーデュー氏の得票率は49.7%、オソフ氏は47.9%だった。

ロフラー氏(49)の相手は51歳の牧師ラファエル・ウォーノック氏で、上院選ではロフラー氏がウォーノック氏を32.9%対25.9%でリードしていた。

<身内からの批判>

一部の共和党関係者はトランプ氏が選挙の不正を繰り返し言い立てることで共和党のコアな支持者の投票率が低下する恐れがあると指摘している。

ジョージア州で選挙の実施を監督するガブリエル・スターリン氏(共和党)は23日の記者会見で「多くの共和党員は(選挙)システムの結果を信用していない」とし、これが投票率の低下につながることを懸念していると語った。

大統領選の民主党の候補者指名争いに出馬し、現在はジョージア州で投票を促す運動を行っているアンドリュー・ヤン氏は「共和党側は『選挙は不正で不公平だが投票してほしい』と言っているようなものだ」と述べ、メッセージが分かりにくいと話した。

エモリー大学のアラン・アブラモウィッツ教授(政治学)はトランプ氏に嫌悪感を持っているが、議会選挙では共和党候補に投票する共和党支持者が州内にいると指摘。「パーデュー、ロフラー両氏がトランプ氏との関係を緊密にし過ぎると、これまでのようには投票しないかもしれない」との見方を示した。

(Joseph Ax記者)

6267名無しさん:2020/11/27(金) 19:01:59
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/a062f19cc564c15bc54a0fac77002ca52052bff2
門田隆将氏 イケイケで全米大注目のシドニー・パウエル弁護士に「期待したい」
11/25(水) 16:38配信

 政治評論家・門田隆将氏(62)が25日、ツイッターで全米で注目されている女性弁護士のシドニー・パウエル氏に言及した。

 パウエル弁護士は今回の大統領選挙で大規模な不正があったとして、訴訟の準備を進めている。また、先日軍事弁護士として登録をしたことで、被告を国家反逆罪で訴えることが可能になったとの情報もある。

 同弁護士は不正に関わった人物は民主党、共和党にかかわらず処罰するという姿勢でその言動が注目されているが、門田氏も「シドニー・パウエル弁護士には期待したい。『私の真意は共和党であれ民主党であれ全ての不正行為を暴露する事。偉大な米国が内外の共産主義者に盗まれるのは許さない』と」と彼女の言葉を引用しつつ、期待を寄せた。

 また、パウエル弁護士はドミニオンの投票システムで票の操作をするなどの不正があったと主張。現時点で具体的な証拠は出ていないが、門田氏は「残念ながら各州最高裁までにドミニオンの物的証拠は出ず。憲法審議と各州最高裁からの上訴審である連邦最高裁の出番は来るのか」と今後の裁判の行方に注目している。

東京スポーツ

6268名無しさん:2020/11/27(金) 19:04:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0923ea204c61aefebc6365e16f7ce649426aed9
トランプ氏、支持者に「選挙を覆す」よう訴え
11/26(木) 6:17配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は25日、今月初めに行われた大統領選について、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)候補が勝利するよう「不正に操作」されていたと主張し、支持者らに対し、選挙結果を覆さなければならないと訴えた。

 トランプ氏はペンシルベニア州で開かれた共和党支持者の集会に電話で参加し、「われわれは選挙を覆さなければならない」と明言。「この選挙は不正に操作された」と述べ、既に全米各地の裁判所によって否定されている複数の陰謀論を繰り返した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/bc775acea01d94221ebb4b15e5e60173c24236f0
トランプ米大統領、フリン元補佐官に恩赦
11/26(木) 8:28配信

[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ロシアの大統領選介入疑惑を巡り偽証罪などに問われたマイケル・フリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に恩赦を与えた。トランプ政権発足後に恩赦を与えられた人物の中で最も高い地位に当たる。

トランプ氏はツイッターに「フリン氏に完全な恩赦が与えられたと発表できるのを非常に嬉しく思う。フリン氏と彼の素晴らしい家族は、とても素敵な感謝祭を迎えられるだろう」と投稿した。

フリン氏は2016年の大統領選へのロシアの介入疑惑を巡る米連邦捜査局(FBI)の聴取に偽証したことを2017年にいったん認めて司法取引を交わしたが、その後、有罪答弁を撤回し、検察にだまされて司法取引に持ち込まれ、自身の権利が侵害されたと主張していた。判決言い渡しは、これまで何度も延期されている。

フリン氏はトランプ政権発足時から大統領補佐官を務めたが、ロシアのキスリャク駐米大使(当時)との接触が問題化し、就任からわずか24日で職を追われた。

ロシア介入疑惑捜査に絡む罪では、今年2月にトランプ氏の盟友、ロジャー・ストーン元被告に司法妨害などの罪で3年4月の禁錮刑が言い渡されている。

2016年大統領選のトランプ陣営選挙対策本部長、ポール・マナフォート氏には昨年、違法なロビー活動などを巡り、禁錮3年6月の実刑判決が下された。

トランプ氏は今月3日に行われた大統領選で敗北したため、来年1月20日に退任する見通し。

民主党は今回の恩赦を批判。下院司法委員会のナドラー委員長は「恩赦は不当であり、節操がない」との声明を発表。ペロシ下院議長は「重大な不正行為であり、厚かましい権力の乱用だ」と非難した。

一方、ホワイトハウスは「フリン氏は、そもそも起訴されるべきではなかった」と説明した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

6269名無しさん:2020/11/27(金) 19:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/54f6553d0ed47d2ff45fc48b14b1246a73160282
バイデン氏、国民に帰省自粛呼びかけ トランプ陣営はマスクなしで会合
11/26(木) 11:43配信

 バイデン次期米大統領は25日、新型コロナウイルス感染が拡大する中、感謝祭の帰省自粛を国民に呼び掛けた。一方、トランプ氏の個人弁護士であるジュリアーニ氏らは、ペンシルベニア州の共和党議員らと会合を開いていたが、参加者の多くはマスクをしていなかった。

 「皆さんの決定は重要だ。命を守ることができる」

 25日、米デラウェア州から演説したバイデン次期米大統領は、感謝祭の帰省自粛を国民に呼びかけた。

 感謝祭の直前、米国では感染者数が急増した。25日の入院患者数は過去最多の8万8000人に達した。また24日の死者数は今年5月以来初めて2000人を超えた。

 「この戦いに皆さんが疲れているのはわかっている。だが覚えていてほしいことは、私たちが戦っている相手はウイルスであって、お互いではない」(バイデン氏)

 一方、トランプ大統領の個人弁護士であるジュリアーニ氏らは、ペンシルベニア州の共和党議員らと会合を開いていたが、参加者の多くはマスクをしていなかった。

 トランプ氏の弁護士 ジュリアーニ氏
 「私はペテン師がどういうものか知っている。1インチ譲れば奴らは1マイルを奪い、1マイル譲れば、国ごと奪っていく」

 トランプ氏も電話で会合に参加し、証拠のない不正選挙疑惑を再び持ち出した。

 電話で参加したトランプ米大統領
 「共和党の監視員は犬のような扱いを受けた」

 すると会場からトランプコールが沸き上がった。

「トランプ! トランプ!」

 今週ようやく政権移行のプロセスに入ることができたバイデン氏。選挙が終わってもなお分断が続く現状について、トランプ氏を名指しすることなく、次のように述べた。

 「今年わが国の民主主義は試練を迎えた。そして次のことを学んだ。この国の人々はその試練を乗り越えられる。米国は完全で公正かつ自由な選挙を行い、その結果を尊重するのだ」

6270名無しさん:2020/11/29(日) 00:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5f4c19e7f81bc95c842a8ea8a068efc7e00eca
バーニー・サンダースがバイデンに叱咤「立つんだジョー、労働者の味方に!」
11/28(土) 19:00配信

アメリカで2021年1月より始動するジョー・バイデン政権が、民主党内の左派とどう関係を築いていくのかに注目が集まっている。その左派の筆頭、バーニー・サンダース上院議員が、英「ガーディアン」紙に自ら寄稿。民主党内左派のマニフェストとも言える意見記事を全訳でお届けする。

アメリカ大統領選の現時点での開票結果が示すとおり、8000万人近いアメリカ人がジョー・バイデンに投票した。ドナルド・トランプの独裁的な頑迷に対して突きつけられたこの投票結果に、世界はみな安堵のため息をつけるだろう。

だが、この選挙結果からは、心配の種となるべきことも明らかになった。トランプは2016年の大統領選のときより110万票多くを獲得し、困窮した地域の多くで支持率が上がったのだ──失業率が高く、医療や保育が不充分で、人々がいちばん苦しんでいる場所でだ。

ドナルド・トランプはひっきりなしに嘘をつく大統領だが、そのなかでもいちばん突飛なのが、彼と彼の政権はわが国の労働者階級の友という嘘だ。

本当のところ、トランプは億万長者たちを歴史上のどの大統領よりも多く政権に起用した。熱烈な反労働組合の議員たちを全国労働関係委員会(NLRB)に送り込んだ。大金持ちと大企業には大幅な減税を施す一方で、教育、住宅、栄養計画の予算の大幅な削減を打ち出した。

トランプは3200万人もの人々を医療から追い出そうとし、メディケア(高齢者向け医療保険制度)、メディケイド(低所得者向け医療費補助制)、社会保障制度の予算を何百億ドルも削減する案を出した。

なぜトランプが労働者の味方だと思われてきたのか?
けれども、わが国の労働者階級の一部はいまだに、ドナルド・トランプが自分たちの味方だと思っているのだ。

それはなぜなのか?

何百万人ものアメリカ人が恐れと不安のなかで暮らし、不当な貿易協定のせいで職を失い、47年前より稼ぎが少ないこのときに、トランプはその支持者たちから、タフガイで「ファイター」と見られてきた。彼はほぼ誰とでも、毎日のように戦っているように見える。

トランプは自らを「あの沼」の敵と公言し、民主党員だけでなく、自分と100%足並みを揃えない共和党員まで攻撃し、果ては自分の政権のメンバーすら「闇の国家」の一部だと断言してきた。

私たちと長年にわたり同盟関係にある諸国の首脳たち、わが国の州知事や市長、独立した司法制度までも攻撃している。

メディアを「国民の敵」と非難し、移民コミュニティ、率直な女性たち、アフリカ系アメリカ人コミュニティ、ゲイコミュニティ、ムスリム、抗議者たちに対する容赦ない攻撃を止めることがない。

人種差別、排外主義、被害妄想を使って、アメリカ国民の大勢の必要を気にかけていると納得させようとしてきた。これほど真実から遠い話もほかにはないだろう。

彼の唯一の関心は、大統領就任1日目からドナルド・トランプであり続けてきたのだ。

6271名無しさん:2020/11/29(日) 00:05:44
>>6270

労働者の敵とは誰か?
ジョー・バイデンは2021年1月20日、大統領に就任し、ナンシー・ペロシは下院議長に再任する予定だ。

ジョージア州での特別選挙の結果次第だが、どちらの党が米国上院を支配するのかは明らかでない。

だがひとつ明らかなことがある。民主党が今後、何百万票も失うことを避けたいのであれば、わが国の労働者家庭のために、断固とした態度で、職務を果たさねばならないということだ。世界恐慌以来で最悪の経済的絶望にいま直面している人々のために。
民主党は言葉と行いによって、労働者家庭の党を自称する共和党がいかに詐欺的であるかを示さねばならない。

そうするために民主党は、この国の労働者階級と何十年にもわたり敵対してきた強力な既得権益に挑む勇気を持たねばならない。

既得権益とはつまり、ウォールストリート、製薬業界、医療保険業界、化石燃料業界、軍産複合体、民間刑務所の産業複合体、従業員を搾取しつつづける多くの高収益企業のことだ。

民主党がこうした強力な組織に立ち向かい、この国の黒人、白人、ラテン系、アジア系アメリカ人、ネイティブアメリカ人の労働者家庭のために戦う姿勢を示せなければ、2024年にまた別の右翼の独裁者が選出される地ならしをすることになるだろう。そしてその大統領は、トランプよりひどいという可能性すらあるのだ。

ジョー・バイデンは大統領選で、労働者階級寄りの指針を強く打ち出した。いまから私たちは、その指針を実行に移すために戦い、その邪魔をする者たちには猛反対していかねばならない。

民主党は誰の味方か?
「Which Side Are You On?(どっちの味方?)」というフォークソングは、1931年にケンタッキー州で鉱山労働者組合がストライキしたとき、組合のまとめ役の妻フローレンス・リースが作ったものだ。民主党は自分たちが誰の味方かをはっきりさせる必要がある。
片方は飢餓賃金(食料も買えないほどの低賃金)を終わらせ、最低賃金を時給15ドル(約1560円)にすることに味方する。片方は味方しない。

片方は組合の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は気候変動と闘い、崩れかけのインフラを再建すべく収入のいい仕事をたくさん創出することに味方する。片方は味方しない。

片方は医療の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は処方薬の費用を下げることに味方する。片方は味方しない。

片方は有給の家族休暇と医療休暇に味方する。片方は味方しない。

片方はアメリカの全3、4歳児が幼児教育を受けられることに味方する。片方は味方しない。

片方は社会保障制度の拡大に味方する。片方は味方しない。

片方は労働者家庭のために公立大学を無償化し、学生の借金を解消することに味方する。片方は味方しない。

片方は壊れた人種差別的な刑事司法制度を終わらせ、私たちの若者の雇用と教育に投資することに味方する。片方は味方しない。

片方は私たちの出入国管理制度を改革し、公正で人道的なものとすることに味方する。片方は味方しない。
バイデン政権の最初100日間、民主党員たちの仕事は、自分たちが誰の味方か、そして誰がその反対側にいるのかをはっきりさせることだ。

それはわが国を強くする良い国政というだけでない。今後の選挙の勝ち方なのだ。

Bernie Sanders

6272チバQ:2020/11/29(日) 19:28:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201128X140.html
左派期待の2人、入閣観測しぼむ=バイデン氏敬遠か―次期米政権
2020/11/28 15:51時事通信

 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領(78)の人事で、民主党の大統領候補指名を争った左派のサンダース上院議員(79)とウォーレン上院議員(71)の入閣が遠のいたという観測が強まっている。共和党とも一定の協力関係を築かねばならず、左派色の強い人事はリスクが高いとみられている。

 バイデン氏は最近のNBCのインタビューで「上院から誰かを引っ張ってくるのは難しい。重要な人物であればなおさらだ」と語り、サンダース氏やウォーレン氏の起用に慎重な考えを示した。

 2人は、若者やリベラル層に人気が根強い。最低賃金時給15ドル(約1560円)の実現を訴えるサンダース氏は今月のインタビューで「労働者家族のために闘う仕事があれば受ける」と労働長官への意欲を表明。ウォール街を敵視するウォーレン氏は選挙前から財務長官就任への希望を周辺に伝えていたとされる。

 ただ、人事を承認する上院の主導権を共和党が握り続ける公算が大きくなり、左派色が過ぎれば人事は否決されかねない。さらに両氏の地元は、入閣で辞職した場合の後任議員を指名する権限を持つ知事がともに共和党で、上院議員を減らすリスクはバイデン氏としても取りにくい。

 財務長官にはイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の起用が報じられ、ウォーレン氏は「傑出した選択」と評価した。ただ、オバマ前政権時代の顔ぶれが目立つこれまでの人選に、革新性を重視する左派には失望感が広がっている。

 民主党は大統領選と同時に行われた上下両院選挙で苦戦し、穏健派と左派が互いを「戦犯」扱いする状況。国防長官人事でも党内左派から有力候補フロノイ元国防次官の指名を避けるよう圧力が強まっており、バイデン氏は左右両方に目配りを迫られている。

6273とはずがたり:2020/12/01(火) 21:53:24
トランプ支援団体を寄付者が提訴。2.6億円の返金を要求
https://www.mashupreporter.com/donor-to-pro-trump-group-sues-to-get-2-5-million-back/
By
mashup NY
2020-11-29

6274名無しさん:2020/12/02(水) 19:17:52
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/f33a2f57502f63f7d9cfe72628d829f3a36c04db
「大統領選の不正投票疑惑」いまだ真相が報道されない本当の理由
12/1(火) 9:16配信

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丸谷 元人(まるたに・はじめ)
危機管理コンサルタント
日本戦略研究フォーラム 政策提言委員。1974年生まれ。オーストラリア国立大学卒業、同大学院修士課程中退。パプア・ニューギニアでの事業を経て、アフリカの石油関連施設でのテロ対策や対人警護/施設警備、地元マフィア・労働組合等との交渉や治安情報の収集分析等を実施。国内外大手TV局の番組制作・講演・執筆活動のほか、グローバル企業の危機管理担当としても活動中。著書に『なぜ「イスラム国」は日本人を殺したのか』『学校が教えてくれない戦争の真実』などがある。
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危機管理コンサルタント 丸谷 元人

最終更新:12/1(火) 10:46
プレジデントオンライン

6275名無しさん:2020/12/02(水) 19:18:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fb450d2b0c55d2633f20c846df8db942b45dc8d
大統領選で大規模不正「見つからず」 米司法長官、トランプ氏の主張否定
12/2(水) 5:07配信

 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、バー米司法長官は1日、大統領選に関し、バイデン次期大統領の勝利という結果を覆す不正の証拠は見つからなかったと述べた。

 トランプ大統領は敗北受け入れを拒む根拠として「大規模な不正があった」と主張しているが、司法行政トップがこれを否定したことで、さらに厳しい立場に追い込まれた。

 バー氏はAP通信のインタビューで「組織的な不正があったのではないか、集計がねじ曲げられたのではないかという主張があり、司法省と国土安全保障省が調べたが、それを裏付けるものはなかった」と指摘。トランプ陣営の主張が根拠を欠いているという見解を示した。

 トランプ陣営は、バー氏の発言を受けた声明で「司法長官に敬意は払うが、司法省はわれわれが集めた多数の(不正の)証拠を調べていない」と不満を表明。各地で起こしている法廷闘争を継続する決意を明確にした。

6276とはずがたり:2020/12/03(木) 09:27:43
バイデン氏、閣僚人事を24日発表 国務長官にブリンケン氏=側近
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-election-idJPKBN28306C?taid=5fbb5ba239486a000189905e&amp;utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&amp;utm_medium=trueAnthem&amp;utm_source=twitter

6277とはずがたり:2020/12/03(木) 09:27:58
トランプ氏弁護団は「国家の恥」、共和党の盟友が痛烈批判
2020.11.23 Mon posted at 14:20 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35162809.html?ref=rss

6278とはずがたり:2020/12/03(木) 14:13:45
マクナニー報道官がやけに美人で気になって仕方が無い(;´Д`)

米国民は「トランプ・ワクチン」を接種へ、大統領報道官が功績強調
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-12-03/QKQUR3DWX2PS01?utm_campaign=socialflow-organic&amp;utm_medium=social&amp;utm_source=twitter&amp;cmpid%3D=socialflow-twitter-japan&amp;utm_content=japan
Jordan Fabian、Justin Sink
2020年12月3日 12:29 JST

年内に最大4000万回分のワクチン用意は「素晴らしい功績」-報道官
大統領のレガシー作りでワクチンが政治の道具になる恐れも
ホワイトハウスは2日、新型コロナウイルス感染を予防するワクチンの迅速な開発についてトランプ政権の功績だとあらためて主張した。マクナニー米大統領報道官は同日の記者会見で、今後接種が予定されるワクチンを「トランプ・ワクチン」と称した。

  マクナニー報道官は年内に最大4000万回分のワクチンを米国が用意するのは「素晴らしい功績」だとし、トランプ大統領の実業界での経歴のおかげだと語った。

  同報道官はホワイトハウスで記者団に対し、「大統領に実業家を擁しているおかげだ。これはトランプ・ワクチンだ」と述べた。

  このような発言は、新型コロナの流行を最終的に抑制するワクチンの当局承認をホワイトハウスが切望していることの表れ。米国では感染死者数が27万1000人余りに上っており、トランプ大統領のコロナ対策には批判が根強く、再選を逃した一因となった。

  トランプ政権はワクチンの早期実用化に向け「ワープ・スピード作戦」を展開し複数の製薬会社の開発を加速させたが、退任を控えた大統領のレガシー作りを試みれば、ワクチンをさらに政治の道具にしかねない。公衆衛生当局は接種人数を最大化するためワクチンの政治化を回避したい意向だ。

6279チバQ:2020/12/03(木) 19:42:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/71864
徹底したデータ分析、テレワークで選挙戦指揮…女性参謀の胆力がバイデン氏をアメリカ大統領に押し上げた
2020年12月2日 11時30分
 「選挙対策本部」というと、日本では男性の老練な政治家らの集まりというイメージが強いが、米国では変わりつつある。11月の大統領選で、就任時に史上最高齢となるジョー・バイデン氏(78)を次期大統領に押し上げたのは、女性の参謀を中心とするチームだった。 (ワシントン・岩田仲弘)
バイデン氏陣営の選対本部長を務めたジェニファー・オマリーディロン氏=AP
バイデン氏陣営の選対本部長を務めたジェニファー・オマリーディロン氏=AP

 バイデン氏陣営の選対本部長を務めたのはジェニファー・オマリーディロン氏(44)。民主党で女性に選対本部長を任せて大統領選を制したのは史上初めてだ。共和党では2016年、トランプ氏陣営でケリーアン・コンウェー元大統領顧問(53)が選挙戦終盤、本部長を務めた。
 オマリーディロン氏はオバマ前大統領の選対などを経て、今回の大統領選では当初、民主党で候補に一時名乗りを上げたベト・オルーク元下院議員の選対本部長を務めていた。オルーク氏が19年11月に撤退後、バイデン氏が引き抜き、党指名を確実にした今春、本部長に抜てきした。
 米メディアによると、オマリーディロン氏はその徹底したデータ分析に定評がある。勝機は、前回ヒラリー・クリントン氏が失った東部から中西部にかけたラストベルト(さびついた工業地帯)の3州、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの奪還にある―。この1点に絞り、情勢を分析した。
 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染予防を最優先に掲げ、トランプ氏から「地下室にこもっている」と批判されても、自らの体調管理もあり、大規模な集会は最後まで控えた。これには民主党内からも批判が出たが、ニューヨーク・タイムズ紙によると、オマリーディロン氏は無視。本人もワシントン郊外の自宅で夫と3人の子どもと暮らしつつ選挙戦をテレワークで指揮し、深夜のウェブ会議に室内バイクをこぎながら参加したこともあったという。
 票読みも冷徹で、最後まで接戦を予想していた。10月半ば、各種調査でバイデン氏が2桁以上先行していると報じられると、支持者向けのウェブ説明会で「信じないでほしい。全国調査は水増しされている」と強調した。
 11月3日の投開票日以降は、選挙を不正と訴えるトランプ氏に対抗し「選挙を守る」と題したウェブ説明会を連日開催。グラフやデータを用いながら「バイデン氏はたとえ、この州を落としても、こちらの州を取れば勝てる」などと理路整然と説明。
 バイデン氏はオマリーディロン氏を大統領次席補佐官としてホワイトハウスに迎える。
◆候補者の多様化で選対幹部にも女性が増加
陣営顧問のアニタ・ダン氏(左)とシモーン・サンダース氏(右)=AP
陣営顧問のアニタ・ダン氏(左)とシモーン・サンダース氏(右)=AP

 バイデン選対副本部長のケイト・ベディングフィールド氏(39)と、陣営顧問のアニタ・ダン(62)、シモーン・サンダース(30)両氏は広報戦略でバイデン氏を支えた。ダン氏はオバマ政権でホワイトハウスの広報部長を、サンダース氏は前回選挙でバーニー・サンダース氏の報道官を務めた。ベディングフィールド、シモーン・サンダース両氏もホワイトハウス入りする。
ルシンダ・ウェア氏=本人提供
ルシンダ・ウェア氏=本人提供

 民主党の大統領候補だったエイミー・クロブシャー上院議員の陣営で、政務担当幹部として組合や人権団体などと折衝し、支持獲得に走ったルシンダ・ウェア氏(40)は、女性の選対幹部起用について「最近15年間で飛躍的に増え、女性が選択する専門職となっている。政治が大きく変わっているからだ」と話す。
 「地方から国政に至るまで、選挙に立候補する女性が増えている。性と生殖に関する権利、賃金の平等、社会正義の課題などは、私たち女性が訴え続けてきたものだ。男性の候補者に代弁させるだけではなく、女性を押し上げたいという機運が高まっている」(ウェア氏)という。
ケリー・ディトマー氏=岩田仲弘撮影
ケリー・ディトマー氏=岩田仲弘撮影

 米ラトガース大「米国女性・政治センター」のケリー・ディトマー准教授も「ジェンダーや人種面で候補者が多様化すると、選対幹部も白人男性のネットワークを超えて探すようになる。多様性のある候補者と選対幹部が地方選で成功し、さらに国政に挑むという進歩を感じる」と指摘する。

6280とはずがたり:2020/12/03(木) 22:11:59
トランプ、自分の子どもの恩赦を検討する
https://explainednews.org/trump-children-pardon/
投稿者: Mako Sato更新日:2020-12-02

ニューヨーク・タイムズが関係者から取材したところによると、ドナルド・トランプが長女のイバンカ、その夫クシュナー、長男のドナルドJr、次男のエリックと、自分の3人の子どもとそのうちの一人の配偶者に大統領恩赦を出すことについて側近と話しあっているようです。

現在トランプ選挙部弁護士として様々な州での訴訟を担当しているルドルフ・ジュリアーニにも恩赦をだすことを検討しているようで、関係者によるとジュリアーニとトランプはすでにこのことについて話会いました。

大統領は連邦法違反について恩赦をだす権限をもっており、これは起訴される前でも可能です。トランプはバイデンが大統領になったら自分の子どもたちが刑事告訴の標的になるのではないかと側近に話しているようです。

ドナルドJrは2016年の大統領選挙関連でミュラー特別検察官に捜査されましたが起訴されませんでした。クシュナーは機密情報アクセス権限を得るための申請で事実とはことなる申告をしましたが、トランプが彼に権限を与えています。いずれも今更問題になるとは考えづらいです。



イバンカとエリックが何に関する捜査を受ける可能性があると考えているのかは不明です。

トランプ・オーガニゼーションは脱税などの疑いでニューヨーク州マンハッタンの地方検事に捜査されていますが、これは州法なので大統領恩赦の適用範囲外です。

6281名無しさん:2020/12/06(日) 01:35:36
https://mainichi.jp/articles/20201205/k00/00m/030/008000c
米大統領選「不正ある」 トランプ氏勝利を叫ぶ日本人識者たちの論理
会員限定有料記事 毎日新聞2020年12月5日 17時00分(最終更新 12月5日 17時00分)

 何とも奇妙な現象ではないか。民主党のバイデン氏の当選が確実になった米大統領選だ。なぜか日本にもトランプ大統領の主張する「不正投票」の存在を信じ、「『投票率90%』の州もある」といった情報を拡散しつつ、「トランプ氏勝利」を叫ぶ人がそれなりに存在するのだ。事実確認をしつつ、その「論理」を考えた。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

相次ぐ「不正投票」の主張
 作家の百田尚樹氏、ジャーナリストの門田隆将氏、編集者の有本香氏、政治評論家の加藤清隆氏……。

 いずれも安倍晋三前首相を強く支持し、右派メディアでもおなじみの顔ぶれだ。しかし共通点はまだある。

 全員がトランプ大統領を支持し、その主張そのままに「不正投票」の存在を公言したり、その情報を拡散したりしているのだ。

 例えば、百田氏がツイッター上で「私は米大統領選挙は大規模な不正があったと思っている」(11月13日)と記していた。また、門田氏も「ウィスコンシン州では実際の投票率が90・2%と判明。人口の9割が投票? 『やはりおかしい』と考えるのが普通」(11月17日)などと投稿しているのが典型だ。

 有本氏も百田氏らのツイートを拡散しつつ「日本のメディア人がなぜ、日米開戦や原爆投下に踏み切った民主党の大統領に好意的なのかが分からない」(11月13日付夕刊フジ)とも書いていた。

 では事実はどうか。

 例えば門田氏の言及していたウィスコンシン州の「投票率90%」だ。これが事実なら、確かに日本では考えられない数字である。

投票率はどのように計算される?
 ウィスコンシン州選挙管理委員会が公表した今年11月1日現在の「登録有権者数」は368万4726人で、投票数(開票率99%、11月19日現在)は約329万票である。投票率を「投票者数÷登録有権者数」で計算すると「89%」程度、つまり門田氏の言うところの「90%」に近い数字は出てくる。

 だが、この計算式は誤りだ。



6282名無しさん:2020/12/06(日) 11:32:36
“知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」
12/6(日) 10:00配信
クーリエ・ジャポン
https://news.yahoo.co.jp/articles/c44dd577b9179e17db5590350633ca9f069826c0

6283名無しさん:2020/12/06(日) 12:07:03
変な人の記録

米民主党、トランプ政権にクーデター?
12/4(金) 11:07配信
Japan In-depth
澁谷 司(アジア太平洋交流学会会長)
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd80627b6eafc7da7684fa4463957fc32526449

6284名無しさん:2020/12/06(日) 14:27:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba904d0436dcfc7ee08351bacaed243e62c6479b
トランプ氏、ジョージア州知事と電話会談 大統領選「介入」を要請か
12/6(日) 10:47配信

(CNN) 米大統領選の結果を覆そうと抵抗を続けるトランプ大統領が5日、ジョージア州のケンプ知事との電話会談で、逆転に向けた介入を要請していたことが分かった。事情に詳しい関係者がCNNに語った。

ジョージア州ではすでに、民主党のバイデン前副大統領がトランプ氏に1万2000票あまりの差で勝利し、選挙人16人を獲得したとの結果が認定されている。

同関係者によると、トランプ氏はケンプ氏への電話で、同州の選挙人を州議会で選び直すべきだと主張。そのために臨時の州議会を招集するよう、同氏に求めた。さらに、確認が不十分だったとされる郵便投票の封筒の署名について、改めて監査を指示するよう要請した。

これに対してケンプ氏は、知事に監査を命じる権限はないと説明し、臨時議会の招集も拒否したとされる。

電話会談については米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。ホワイトハウスはこの電話に関するコメントを避けている。

トランプ氏は同日のツイートでケンプ氏とラッフェンスパーガー州務長官を批判し、郵便投票で不正があったとして署名の検証を改めて求めた。

トランプ氏はこの日、ジョージア州で年明けに予定される上院選決選投票の共和党候補2人を応援するために同州へ向かった。ケンプ氏は親しい友人が突然亡くなったとの理由で、応援集会への出席を見送る予定とされる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac03e6d88f0de815c678b0496a7b08d9e7f8a051
【パックンの風刺画コラム】「不思議の国アメリカ」の女王さまは民主主義がお嫌い!
12/5(土) 14:06配信

<国家は選挙への信頼の上に成り立っているはずなのに、民主主義の首を切ろうとした「死刑執行人」は......>
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場するトランプ(ハートの女王)の口癖は Off with her head!「首をちょん切れ!」。今、不思議なわが国のトランプ(大統領)も激怒し、democracy(民主主義)に死刑を命じているようだ。

ドナルド・トランプは、大統領選挙の開票の途中で勝利を宣言し、集計の停止を求めた。そして「選挙不正」を理由に一部の票の無効化や再集計も求めた。その上、いくつかの州の知事や議会、選挙管理委員会に対し、集計結果を承認しないように圧力をかけた。しかも、説得するために激戦州の関係者をホワイトハウスに招いた。倫理的にグレーハウスだけど。

賢いやり方かもしれない。ジョー・バイデンとトランプの獲得票の差は600万以上で、一番競った激戦州でも1万票以上も差がある。バイデンを選んだ民意は変えられない。しかし、形式上、大統領を決定するのは選挙人。各州で選挙人の承認権を握る州議会の数人の行動だけを変えられれば「再選」への道が切り開ける。民主主義の首をちょん切れ!

しかし、大統領一人の力だけでそんなことはできない。executioner( 死刑執行人)となるGOP(Grand Old Party=共和党)がどうするのかが問題。風刺画では OK...I'll play along(いいよ、付き合ってやるよ)と言っているが、現実でも共和党の重鎮はほぼ全員がトランプの暴走劇を支えている。

意外にも、共和党の官僚や裁判官は冷静だ。トランプが指名した者も含む判事たちは、数十もの裁判で「選挙不正の証拠はない」とトランプ側の訴えを退けた。共和党の州務長官も不正はないと断言。トランプ指名のサイバーセキュリティーの担当高官も全ての不正を防止したという。つまり、トランプの「ふせい(不正)だ!」を「いや、ふせい(防い)だ!」と否定する。

でも、共和党の重鎮たちは選挙の結果を認めない。ポンペオ国務長官は「バイデン政権への移行に協力するか」と聞かれたら「トランプ政権は2期目に移行する」と切り返した。

それは冗談だったと、フォローする人もいる。風刺画の死刑執行人もあきれ顔だし、『不思議の国のアリス』の執行人も首を切るフリをしていただけだ。つまり、みんな暴君の機嫌を取るために形だけ付き合っている可能性はある。

でも、国家は選挙に対する信頼の上に成り立っているのだ。民主主義は、死刑のフリをするだけでも死にかねないと思う。もし生き残ったら、国民にその「殺人未遂の犯人」を覚えていてもらい、次の選挙で彼らの首を飛ばしてほしい。

【ポイント】
Trump's Willing Executioner...
トランプに「快く従う」死刑執行人...

<本誌2020年12月8日号掲載>

ロブ・ロジャース(風刺漫画家)/パックン(コラムニスト、タレント)

6285名無しさん:2020/12/06(日) 14:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/bacbbd6bfa577a43213b5c06e48930e54eca07cf
元親友が米紙に寄稿「イヴァンカは昔から地位にとらわれ、父親そっくりだった」
12/5(土) 20:45配信

イヴァンカ・トランプの中高時代の元親友であった、ジャーナリストのリサンドラ・オーストロムがイヴァンカの過去について暴露するエッセイを米誌「ヴァニティ・フェア」に寄稿した。

2人は姉妹のように仲が良かったが、徐々に20代後半でお互いがあまりにも異なる考え方をしていることに気づき、友情が途絶えてしまったという。

若き頃のイヴァンカ
イヴァンカ・トランプは昔から「父親と同様に、お金と周囲からの称賛を強く求め、そして貧乏人を軽蔑していた」

イヴァンカの中高時代の親友で、イヴァンカの結婚式でブライドメイドを務めたと言う、リサンドラ・オーストロムは米誌「ヴァニティ・フェア」に暴露エッセイを寄稿した。

「イヴァンカは、父親そっくりで、地位、お金、権力を追い求め、さらに自分自身を守るために、他人を犠牲にしていた」

昔から垣間見えた“トランプ的側面”
本稿で語られる、イヴァンカに対する最も批判的なエピソードは、20代半ばにイヴァンカからお勧めの本について聞かれた時のことだ。

オーストロムは、リチャード・ルッソのピューリッツァー賞受賞小説「エンパイア・フォールズ」(未邦訳)を勧めた。同書は、メイン州の小さな町における労働者階級の暮らしに関するものだ。それを受けてイヴァンカが言い放ったのは、下記のような言葉だそうだ。

「リー、私に貧乏人の本を読めって言うの?」

「こんなものに私が興味を持つとでも思ってるの?」

イヴァンカは洗練された雰囲気を出しつつも、時折「荒々しい、トランピズムの側面」を見せることがあったと彼女は書いている。

「イヴァンカは、自分が何に挑戦しても、見たことのないほどの才能を持っていると教師から誉められたという話を頻繁にしていた」

また、こんなこともあったそうだ。かつてレバノンから報道していたジャーナリストであるオーストロムは、アラビア語で自分の名前が記されたネックレスを身につけていた。しかし、当時それがイヴァンカを苛立たせていた。

2人が一緒に食事をしていたある夜、イヴァンカはそのネックレスを見て言い放った。

「あなたのユダヤ人の彼氏は、セックスの最中にそのネックレスが彼の顔に当たったらどう思うの?よくそんなものをつけていられるわね。『テロリスト』と言っているようなものよ!」

6286名無しさん:2020/12/06(日) 14:30:10
>>6285

暴露した目的
オーストロムは12歳、中学1年生の時に、マンハッタンのアッパーイーストサイドにある女子校、チャピンスクールでイヴァンカと知り合った。同校はジャッキー・ケネディ・オナシスを含む有名な卒業生を輩出している。

オーストロムとイヴァンカはパリへの研修旅行中に絆を深め、オーストロムは2009年のイヴァンカとジャレッド・クシュナーとの結婚式でブライドメイドを務めた。しかし、その後友情は冷めてしまったと述べる。

オーストロムはこの記事を書くことで、自分がトランプ一家とのつながりを利用して金儲けをしようとする、偽善者かつ恵まれたエリートであると見られるリスクを認識していた。だが、それでもイヴァンカが本当はどんな人物なのかを示すために本記事を書いたそうだ。

「友人や家族からは、この記事が私の意図するように受け取られないだろうと忠告を受けた。イヴァンカの子供時代を知る批判者からの告発は、もっと早くなされるべきだったと思う。(私が、今これを発表したのは)彼女が自分の運命を父親のものと結びつけるという決断をしたということから、決して逃れられないようにするためだ」

政権入りしたイヴァンカの本質
イヴァンカが2017年にドナルド・トランプ大統領のアドバイザーに就任した際、オーストロムは彼女が大統領の最も逆進的で人種差別的な傾向を和らげることを期待していた。しかし、イヴァンカがそうする理由は「道徳的なコミットメントからではなく、幼い子供の監禁や世界的な気候変動協定からの脱退というのは、ダボス会議の場では聞こえがよくないからだ」と語る。

また、イヴァンカは、ミレニアル世代のフェミニズムとビジネスセンスの神話的なストーリーを融合させることで、トランプブランドをより洗練された知的な形にし、そのキャリアを築き上げた。しかし、彼女が父親の政策や判事の指名を支持したことで、それは打ち砕かれたという。

「イヴァンカが自ら努力して築きあげたイメージを台無しにしたのを、私は目の当たりにした」
1月にジョー・バイデンがホワイトハウスに移った後、イヴァンカが何をするかは定かではない。彼女は2018年に同名の衣服と靴の会社を閉鎖した。父親の政権での仕事に関連した利益相反の問題と批判のためであると報じられている。

彼女が公職に立候補するのではないかとの憶測もある。最近の米メディア「リアル・クリア・ポリティクス」によるインタビューで、彼女は自身を「トランプ・共和党員」であり、「何事においても実利主義者」であると表現した。

彼女は共和党の主張する立場を取り、強く中絶に反対してきた。

「私はプロライフ(生命を尊重する立場)であり、それは紛れもなくそうです 」と彼女は述べている。

6287名無しさん:2020/12/06(日) 14:30:38
>>6286

「容姿」にとらわれるトランプ
また、本稿では、イヴァンカとその友人たちがティーンエイジャーだった頃、ドナルド・トランプはその魅力に細心の注意を払っていたと述べられている。

「彼(ドナルド・トランプ)は、イヴァンカが私たちの学年で一番可愛いか、一番人気のある女の子かを尋ねる以外は、ほとんど私のことを認識していなかった。トランプ家にはユーモアのセンスがないと知るまでは、私は正直に、イヴァンカはトップ5に入ると思うと答えていた。それに対して、彼は本当に戸惑い、『イヴァンカより可愛いのは誰だ?』聞いてきた」

トランプはオーストロムの名前を決して覚えなかったが、彼女が太ったか痩せたかには気付いていたと、彼女は回想する。ある日、みんなでマー・ア・ラーゴ(トランプの所有するフロリダのリゾート)で食事をしていた時に、兄のドナルド・ジュニアがオーストロムのグリルチーズサンドを取ったことがあった。

イヴァンカは兄のことを叱ったが、その父親は「心配するな。彼女にはそれは必要ない。彼は彼女のためにやってるんだよ」となだめていたという。

Rory Carroll

6288チバQ:2020/12/06(日) 20:41:38
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201206k0000m030151000c.html

トランプ氏、応援演説で「恥を知れ」と身内批判 共和党困惑「悪夢のシナリオ」
2020/12/06 19:59毎日新聞

トランプ氏、応援演説で「恥を知れ」と身内批判 共和党困惑「悪夢のシナリオ」

支持者集会で演説するトランプ米大統領=南部ジョージア州バルドスタで5日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は5日、南部ジョージア州バルドスタを訪問し、11月の大統領選後初となる支持者集会で1時間40分演説した。1月に決選投票が実施される上院ジョージア選挙区の共和党候補者の応援が目的だったが、大統領選での敗北を認めていないトランプ氏は、時間の大半を使い自身の選挙について言及。「民主党が選挙で不正を働いたことは、米国で最も大きな公然の秘密だ」などと繰り返した。

 ジョージア州では民主党のバイデン前副大統領とトランプ氏の票差が約1万2000とわずかで、州選管当局は2回の再集計を経てバイデン氏勝利を確定した。

 しかし、トランプ氏は演説の冒頭で「言っておくが、ジョージアで勝ったのは我々だ」と発言。他の多くの州でも自身が勝利した結果が覆されたと、根拠のない主張を繰り返した。

 CNNテレビなどによると、トランプ氏は演説前の5日午前、ジョージア州のケンプ知事(共和)に電話し、確定した大統領選の結果を覆すため、州議会の臨時会招集を求めた。

 ケンプ氏は要求を拒否した模様で、トランプ氏は演説で「知事はなぜ民主党に味方するのか。恥を知るべきだ」などと何度も不満を口にし、2022年次期知事選への対立候補擁立も示唆した。

 共和党は、上院であと1議席獲得すれば多数派を維持できる。決選投票に向け党の結束を促すことが目的の集会で、トランプ氏が身内批判を繰り返したことは「州内の党関係者にとって悪夢のシナリオ」(アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙)となった。

 一方、空港に設けられた演説会場は屋外だったが、集まった数千人の支持者は密着し、マスクを着用する人も少なかった。【ワシントン高本耕太】

6289チバQ:2020/12/07(月) 09:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5308178731fb7c373eaf83251b38d511e2ea16c0
ジュリアーニ元NY市長が新型コロナ感染 トランプ氏顧問弁護士
12/7(月) 9:11配信
12



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は6日、自身の顧問弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)が新型コロナウイルス検査で陽性だったとツイッターで明らかにした。症状や疑われる感染経路などには言及しなかった。

 トランプ氏は「早く良くなって。共に頑張ろう!」とも書き込み、11月の大統領選の結果に「不正があった」として陣営が展開している一連の訴訟を率いるジュリアーニ氏を気遣った。

 ジュリアーニ氏はトランプ氏のツイートに先立ち、FOXニュースの番組に出演した。

 ジュリアーニ氏は最近、南部ジョージア州や中西部ミシガン州を訪れ、州議会の会合などで選挙結果に関する異議申し立てを相次ぎ行っている。

6290とはずがたり:2020/12/07(月) 13:15:49
>>6278

2020.6.29
ケイリー・マクナニーを見くびると、痛い目にあう!?
彼女が“魂”を売った理由─軽蔑していたトランプの下で輝く「報道官」
https://courrier.jp/news/archives/203730/

6291チバQ:2020/12/09(水) 09:25:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fd8ae5e173e7475b0947710a9e463ae640bcd19
米国防長官にオースティン氏 初の黒人指名、多様性重視
12/9(水) 9:14配信




2015年9月、米議会で証言するロイド・オースティン氏=AP
 バイデン次期米大統領は8日、国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官を指名することを正式に発表した。上院で承認されれば、黒人で初めての国防長官となる。国の安全保障の中枢を担う主要閣僚に黒人を起用することで、多様性を重視する姿勢を鮮明にした。

【写真】2014年9月に並ぶロイド・オースティン氏(右)とオバマ米大統領(当時)=ロイター

 バイデン氏は声明で、「彼の生涯の献身的な働きや、ホワイトハウスの危機管理室で過ごした多くの時間から、模範的なリーダーシップや人格を示してきた」と評価し、「我々が現在、直面する課題や危機に立ち向かうのに比類なく適任だ」と強調した。

 オースティン氏は1975年に陸軍士官学校を卒業した軍歴41年の元陸軍大将で、イラクやアフガニスタンなどの戦場での指揮経験が豊富だ。オバマ前政権だった11年にイラク駐留軍の指揮官として米軍完全撤退に関わった。陸軍副参謀総長を経て、13年には中東を管轄する中央軍司令官に就任し、翌年に「国家樹立」を宣言した過激派組織「イスラム国」(IS)を対象とした掃討作戦を指揮し、16年に退役した。

 米国の法律では文民統制を維持するため、退役将校は7年間、国防総省の要職に就くことができないが、議会の承認が得られれば可能だ。だが、トランプ政権のマティス元国防長官に続く軍出身者の要職起用に、議会やメディアから批判が出ており、承認が難航する可能性もある。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6292チバQ:2020/12/09(水) 16:25:52
>外務事務次官や外務審議官の経験がなく駐米大使ポストに就くのは異例だ。
>義父は作家の故三島由紀夫氏。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120700951&amp;g=pol
駐米大使に冨田氏 「バイデン人脈」で抜てき―政府調整
2020年12月07日22時05分
 政府は在任期間が3年近くになる杉山晋輔駐米国大使(67)を交代させ、後任に冨田浩司駐韓国大使(63)を充てる方向で調整に入った。米民主党に人脈を持つ冨田氏を起用することで、来年1月に発足するバイデン次期政権との関係構築を急ぐ。政府関係者が7日、明らかにした。

 冨田氏は1981年に外務省に入り、イスラエル大使などを経て昨年10月から韓国大使。バイデン次期大統領が副大統領だった時期に米国特命全権公使や北米局長を務め、日米同盟の強化に当たった。外務事務次官や外務審議官の経験がなく駐米大使ポストに就くのは異例だ。
 外交官の職務の傍ら、著述家としても活動。チャーチル、サッチャー両英元首相を題材にした作品を発表している。義父は作家の故三島由紀夫氏。
 杉山氏は2018年1月に駐米大使に就任。トランプ政権下で両国のパイプづくりに尽力した。韓国大使の後任には相星孝一イスラエル大使を起用する方向。

6293チバQ:2020/12/09(水) 16:32:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120900880&amp;g=int
トランプ氏、法廷での逆転絶望的 最高裁が異議申し立て認めず―米大統領選
2020年12月09日16時06分

8日、米ホワイトハウスで発言するトランプ大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、大統領選での敗北確定阻止を目指したトランプ大統領側の訴えを退けた。8日は各州の集計結果の確定期限で、これ以降は新たな再集計の申し立てや提訴がほぼ不可能になるとされる。法廷闘争を通じたトランプ氏の逆転勝利が絶望的となった。

 この日の決定は、東部ペンシルベニア州最高裁での敗訴を不服としたトランプ派の議員らが、連邦最高裁の判断を求めていたもので、決定文は「申し立てを退ける」とのみ記載。大統領選をめぐる争いに介入する意思がないことを明確に示したと受け止められている。
 連邦最高裁決定の数時間前、トランプ氏はホワイトハウスでの会合で、大統領選について「議員や最高裁判事の中に、万人が正しいと考えることをする勇気のある者がいるか、見てみよう」と発言。大統領選直前に保守派の判事を強引に送り込んだ最高裁が、バイデン次期大統領の勝利を覆す判断を下すことに期待を表明していた。

6294名無しさん:2020/12/10(木) 00:18:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f05fc403be16b7e6a9796918521c6c3de28a05c
バイデン氏、大統領当選確定へ前進-州の投票結果認定期限迎える
12/9(水) 11:49配信

(ブルームバーグ): 米国では各州が大統領選の結果を認定する期限である8日を迎えた。民主党のジョー・バイデン氏は大統領の地位に一歩近づくことになる。

認定後に結果を覆すのは極めて難しい。連邦法は、係争中の関連訴訟がないことを前提に、連邦議会は認定された選挙人を受け入れなければならないと定めている。トランプ大統領の法廷闘争が結果を覆せる可能性も低い。各州の選挙人は14日に大統領候補に投票する。

コロラド、ハワイ両州が8日、結果を公式に認定したことから、トランプ大統領が異議を申し立てた激戦州も含め、バイデン氏が勝利した全ての州が結果認定と選挙人指名を終えた。バイデン氏は当選に必要な270人を上回る票を確保した。

連邦法によれば、12月8日までに州が選挙人を指名し、全ての法廷闘争が決着すれば、連邦議会は来年1月6日に州の投票結果の集計を行う上下両院合同会議を開く際に、投票結果を「最終的」なものと見なさなればならない。

オハイオ州立大学の選挙法プログラムディレクター、エドワード・フォーリー氏は、ウィスコンシン州などで起こされた係争中の訴訟が認定期限としての12月8日の意義を失わせる可能性があるものの、訴訟の決着が期限後になったとしてもバイデン氏に投票する選挙人は有効だと指摘。

各州から選挙人の投票結果が1つだけしか提出されない場合は、両院で拒否されない限り議会は承認しなければならず、両院が拒否することはないとみられるとフォーリー氏は説明した。

原題:Biden Reaches Deadline Making Victory Nearly Irreversible (3)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Mark Niquette, Erik Larson

https://news.yahoo.co.jp/articles/eedd65e0e31673c7a9a883d3033bb887f3cc8119
テキサス州がジョージアなど4州を連邦最高裁に提訴、選挙結果巡り
12/9(水) 1:43配信

米テキサス州のパクストン司法長官は8日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に乗じて大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を相手取り連邦最高裁に提訴した。ネバダ州ラスベガスで10月撮影(2020年 ロイター/BRIDGET BENNET)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米テキサス州のパクストン司法長官(共和)は8日、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)に乗じて大統領選の手続きを不当に変更し、選挙結果をゆがめたとして、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州を相手取り連邦最高裁に提訴した。

不正投票の横行により「信頼が崩壊し、選挙の安全性や公正性が損なわれた」とし、4州の選挙人(62人)を選挙人団から除外するよう要請。また14日に予定されている選挙人団による投票の延期も求めた。

パクストン氏は「4州が正規の議会によって制定された法令に違反し、憲法にも違反した。州法と連邦法の両方を無視することで、当該州における投票の公正性を汚しただけでなく、テキサス州を含むあらゆる州における投票の公正性も汚した」とした。

連邦最高裁は、トランプ氏が指名した3人の判事を含め6対3で保守派が多数を占めている。最高裁にこの訴訟を審理する義務はない。

ジョージタウン大学ロースクールの教授で選挙法の専門家でもあるポール・スミス氏は、テキサス州には訴訟の正当な根拠がないと指摘。「他の州がどのように票を数え、どのように選挙人の票を投じるかについて、テキサス州に文句を言う資格があるとは考えられない」と述べた。

またオハイオ州立大学のネッド・フォーリー教授(憲法学)は、選挙の問題について、議会が選挙人投票を正式に集計する来年1月6日の段階で、議会によって解決することになっており、「裁判所としては途中経過の問題に引きずり込まれたくないと考えるのではないか」とした。

ミシガン州のネッセル司法長官(民主)は、テキサス州の訴訟が「売名行為であり、真面目な申し立てではない」と批判。ペンシルべニアのシャピロ司法長官(民主)も「公正で自由な選挙制度への継続的な攻撃は無意味かつ無謀だ」と非難した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

6295とはずがたり:2020/12/10(木) 20:05:22

【米大統領選】米ミズーリなど17州が大統領選めぐる提訴に合流
https://www.sankei.com/world/news/201210/wor2012100013-n1.html
2020.12.10 11:09

 【ワシントン=黒瀬悦成】米中西部ミズーリなど17州の共和党当局者は9日、大統領選をめぐり南部テキサス州の司法長官が8日に南部ジョージア、中西部ミシガンとウィスコンシン、東部ペンシルベニアの計4州の選挙結果の無効を求めて連邦最高裁に提訴したことに関し、訴訟に合流したと発表した。トランプ大統領も訴訟に参加するとしている。

 訴訟は、4州が新型コロナウイルス危機を受けて郵便投票を大幅に導入したのは違法だと主張し、最高裁に対して4州で大統領選挙人の選任を即時に差し止めるよう求めている。

 ただ、各州の選挙結果の確定期限となる8日が過ぎたことから訴えが通る可能性は非常に低いとみられ、トランプ氏の法廷闘争は「幕切れを迎えた」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)との見方が支配的となっている。

 一方、米動画サイトのユーチューブは9日、米大統領選の一般投票の結果が8日に確定したのを受け、「選挙に大規模な不正があったせいで選挙結果が逆転した」などと主張する動画を削除する方針を発表した。

 削除されるのは9日以降にアップロードされた動画で、例えば「特定の大統領候補が広範囲にわたるソフトウエアの不具合や集計の間違いで勝利した」といった、事実と異なる主張が含まれる場合に削除対象になるとしている。

 ユーチューブは、集計結果が確定するまでは、民主党のバイデン前副大統領が当選を確実にしたことに疑義を呈する動画の投稿を容認してきたが、今後は「米選挙の完全性」を支持する立場から虚偽情報や誤解を引き起こす情報を排除していくとした。

6296チバQ:2020/12/10(木) 20:35:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2012090020.html
バイデン氏、中国大使にブティジェッジ氏の起用検討 米メディア
2020/12/09 20:24産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ニュースサイト「アクシオス」は8日、次期米大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領が次期政権の中国大使にピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)を指名することを検討していると伝えた。

 ブティジェッジ氏は当初、国連大使に取り沙汰されたが、最終的に黒人女性のリンダ・トーマスグリーンフィールド氏の起用が決まった。

 複数の関係者が明らかにしたところでは、バイデン氏が閣僚級ポストに黒人などの人種的少数派や女性を優先的に登用する方針であるため、ブティジェッジ氏は中国を含む重要国の大使に据える方向で検討が進められているという。

 ブティジェッジ氏は同性愛者であることを公言し、今年の大統領選の民主党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州の党員集会で勝利し注目を集めた。

 同氏は民主党内部で将来の大統領候補として有力視されており、本人も外交や安全保障分野の役職で実績を積みたい意向が強いとされる。過去の事例では、共和党の父ブッシュ元大統領が米中国交正常化前の1974〜75年に駐北京連絡事務所長を務めている。

6297名無しさん:2020/12/11(金) 14:16:26
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1d919e3551fd9086906c8e15218bae55c604da
トランプ氏敗北理由「わかんない」…木村太郎さんが講演で「彼はこれから4年選挙運動やり続ける」
12/10(木) 19:15配信

 ジャーナリストの木村太郎さんが金沢市内で講演し、政権交代が確実となったアメリカ大統領選挙を振り返りました。

 中日新聞北陸本社が開いた北陸中日懇話会で講師を務めた木村さん。「アメリカ大統領選を振り返って」と題し講演しました。

 木村さんは4年前の大統領選では日本で数少ないトランプ氏の当選を予言した人の1人です。今回の大統領選でもトランプ氏の当選を予想していましたが…。

木村さん:
「トランプが負ける理由が見当たらない。だからトランプが勝つだろうと。ところが負けちゃった。『なんで(トランプ大統領が)負けたか言え』と言われ『わかんない』と言った。いまだに負けた理由がわかっていないから」

 木村さんは今回の選挙の結果が覆ることはないとしたものの、こんな予言も…。

木村さん:
「『(次の大統領選がある)2024年はインチキなしで勝つぞ』という宣言をして身を引くのでは。ただ身を引くのではなくトランプ氏はこれから4年間選挙運動をやり続ける」

 木村さんは北陸中日新聞で毎週木曜日にコラムを連載しています。

石川テレビ

6298チバQ:2020/12/11(金) 18:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7f1aa4ecdf838ecfe1aa922aeb0d271d3672f69
ライス氏、バイデン政権の内政統括役に 外交・安保から外れる
12/11(金) 17:29配信
6



 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に就任する見通しとなった民主党のバイデン前副大統領は10日、ホワイトハウスの国内政策会議(DPC)を統括する補佐官に、黒人女性のスーザン・ライス元国連大使を起用すると発表した。

 同時に、退役軍人長官にデニス・マクドノー元大統領首席補佐官を指名することも明らかにした。

 両氏ともオバマ前政権時代の高官。旧知の人材で政権を固めるバイデン氏の姿勢が鮮明になった。

 DPCはホワイトハウスで医療保険制度や移民政策、人種問題を含む内政をめぐる政権の方針の策定にあたる。

 外交・安全保障政策を担当する国家安全保障会議(NSC)や、経済・貿易政策を担う国家経済会議(NEC)と並ぶ組織だ。

 ライス氏は前政権で国連大使のほか大統領補佐官も歴任し、次期政権で国務長官にも取り沙汰された。本人も外交・安全保障関連の閣僚就任を希望していた。

 ただ、ライス氏は前政権でリビア政策の不手際を上院で批判され、オバマ前大統領が国務長官への指名を見送った経緯がある。

 このためバイデン氏は、上院の承認を必要としないホワイトハウスの高官にライス氏を起用した可能性がある。また、個性の強いライス氏を外交・安保関連の主要な役職につければ他の閣僚や高官らと不協和音が生じ、対外政策の遂行に支障が出るとバイデン氏が懸念したとみられる。

 一方、オバマ氏はライス氏の政権入りをバイデン氏に強く働きかけていたとされることから、DPCのトップに据えることで妥協を図った公算が大きい。

 ライス氏は前政権時代、日本政府との関係が良好でなかったとされ、今回の人事は日本にとっても安心材料となったといえる。

6299チバQ:2020/12/12(土) 11:56:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccade43167160fdc66d2dec954688e0a3ab4aaf7
NY市、再び店内飲食禁止へ 飲食業界に打撃
12/12(土) 11:04配信

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産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は11日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染が再拡大しているとして、ニューヨーク市内のレストランの店内飲食を14日から再び禁止すると発表した。9月末に客数を25%に制限した上で営業を認めていたが、2カ月半で規制強化に転じた。

 ニューヨーク市の発表によると、10日の新規入院者数は205人で、新規感染者数は2559人。7日間平均の検査陽性率は5・35%となり、8〜9月は1%以下に抑えていたが、11月から急上昇した。

 屋外での営業は今後も認められるが、気温が低下する中で客足が鈍るのは避けられない。米メディアによると、コロナ禍で市内のレストランは1000店舗以上がすでに倒産。ニューヨーク州のレストラン協会は、今回の措置により「何千人もの従業員が解雇されるだろう」と予測し、さらなる打撃となりそうだ。

 クオモ氏によると、州全体で4万6000人を対象に9〜11月に実施した感染経路の追跡調査では、感染原因のトップが「家庭や地域の集まり」で約73%。「レストランとバー」は5番目に多い約1・4%だったが、今後、市内の医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れがあり、規制強化に踏み切った。

6300とはずがたり:2020/12/13(日) 22:49:57
トランプ氏、法廷闘争で再選困難に 選挙人投票がヤマ場
最高裁、「ペンシルベニア州の郵便投票無効」を認めず
米大統領選
2020年12月9日 20:00 (2020年12月10日 5:52更新)

6301名無しさん:2020/12/14(月) 16:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f410583d5b03f58c75ebca38adb3bc861bb0be1
トランプ氏、大統領選巡る最高裁の判断を批判 選挙人投票迫る
12/14(月) 8:14配信

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、大統領選の激戦4州の結果を無効にするよう求めたテキサス州の訴えを退けた連邦最高裁の判断を厳しく批判した。トランプ氏は同訴訟で民主党バイデン氏の勝利を覆すことに期待をかけていた。

11月3日の大統領選で各州で選出された選挙人が12月14日、正式な投票を行うのを前に最高裁は訴えを却下。各州の開票結果によると、バイデン氏は選挙人306人を獲得し、トランプ氏は232人にとどまった。選挙人団と呼ばれる制度では、全米50州と首都ワシントンに選挙人票が割り当てられている。

トランプ氏は12日午前にツイッターに「最高裁は、米国史上で最大規模の選挙不正の実体に全く関心がなかった」と批判し、「不名誉な誤審」だとした。

トランプ氏は明確な証拠を示すことなく選挙で不正が横行したと主張、テキサス州が起こした訴訟で選挙結果を覆す試みが急速に進展することに期待し、最高裁や州議会の議員らに協力を呼び掛けてきた。連邦議会の共和党議員100人以上と17州が同訴訟に支持を表明していた。

ただ、最高裁は11日、テキサス州は、他州の選挙手続きについて訴訟を起こす法的地位を有さないとし、原告適格がないと指摘。トランプ氏が指名した3人の保守派判事も却下に回った。

トランプ氏の選対陣営と側近らは、複数の州で起こした大統領選の結果を巡る訴訟で相次ぎ敗訴している。しかし、同氏は12日ツイッターで「われわれの戦いは始まったばかりだ」と投稿し、諦めない考えをあらためて示した。

<司法長官も批判>

トランプ氏はまた、ツイッターでバー司法長官も批判。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、バイデン氏の息子ハンター氏の税務に関して捜査が行われているのをバー氏は今年の早い段階から知っていたと報じたのを受けた。

ハンター氏は9日、東部デラウェア州の連邦地検が自身の税務について捜査していると明らかにした。

トランプ氏は、バー氏を解任すべきとするラジオ番組司会者のコメントをリツイートした上で「期待外れも甚だしい」とツイートした。

バー氏は今月に入って、米大統領選で広範囲にわたり不正投票が行われたことを示す証拠は見つかっていないと述べている。

*写真を差し替えて再送します。

6302名無しさん:2020/12/14(月) 17:55:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3c8ac63da9f789799fe9621a524b6a223ce04c
バイデン氏の勝利、選挙人投票で確実に-共和党議員らも認める見込み
12/14(月) 17:15配信

(ブルームバーグ): 米国では14日、各州と首都ワシントンの選挙人が投票を行い、ジョー・バイデン氏を正式に次期大統領に選出する。選挙結果を覆そうとするトランプ大統領の取り組みに終止符を打つものだと一部の共和党議員は考えている。

選挙人の投票はいつもならあまり注目されないが、今年は敗北を認めず根拠なく選挙の不正を訴えるトランプ氏の行動によって混迷が続く選挙を決着に向かわせるとみられている。

多くの共和党有力議員が1カ月前にはトランプ氏と足並みをそろえてバイデン氏の勝利を認めず、トランプ氏には訴訟を起こす権利があるとの立場を取った。しかしこうしたプロセスは、バイデン氏が選挙人投票で過半数の270票を獲得した時点で終了する。議会はその後、正式に票数を数え来年1月6日に勝者を発表する。

共和党のジョン・スーン上院議員(サウスダコタ州)は先週、選挙は選挙人の投票で「終わりだ」と述べていた。

トランプ氏に近いリンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)は大統領が敗北を認めるべきかと尋ねられた際、「選挙人投票は明らかに最終結果をもたらす」とし、「12月14日に回答する」と語った。

引退するラマー・アレグザンダー上院議員(共和、テネシー州)は13日のNBCの番組で、選挙は14日の選挙人投票をもって終わるべきだとし、トランプ氏が「国を第一に考え」バイデン氏を祝福することを望むと述べた。

原題:Biden’s Nod From Electors Could Seal His Win With Some in GOP(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Mark Niquette

6303チバQ:2020/12/15(火) 14:23:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7871e5ed8a06ba392504f8fdd12c439042464cc
米司法長官が退任へ 選挙不正の主張否定、事実上解任か
12/15(火) 9:48配信




バー司法長官=AP
 トランプ米大統領は14日、バー司法長官が退任するとツイッターで発表した。トランプ氏は11月の大統領選で「大規模な不正があった」と主張して敗北を認めていないが、連邦捜査機関を束ねる腹心のバー氏はこうした見方を否定しており、事実上の解任とみられる。

 トランプ氏は同日、ホワイトハウスでバー氏と会った後、「我々の関係は良好で、彼は素晴らしい仕事をした。バー氏はクリスマス前に退任する」とツイッターに投稿した。ローゼン司法副長官が長官代行を務めると明らかにした。

 バー氏は11月、大統領選での「不正」をめぐる司法省の捜査開始を承認したが、今月1日の米メディアのインタビューでは「異なる選挙結果になるほどの規模の不正を目にしていない」と語り、トランプ氏の怒りを買ったとされる。

 トランプ氏はまた、司法省がバイデン次期大統領の次男ハンター・バイデン氏への捜査を選挙前に発表しなかったことにも不満を持っていたとみられる。バー氏が今春にはハンター氏の税務問題についての捜査を知っていたとする米メディアの報道に関して、「かなり失望している」とツイートしていた。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6304チバQ:2020/12/15(火) 15:38:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/44a525b79e3f7c493cc4a7faa638d48aac490ed1
バー司法長官が辞任へ 大統領選の不正否定で関係悪化 トランプ氏が投稿
12/15(火) 10:55配信
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米司法長官を辞任するバー氏=米中西部セントルイスで2020年10月15日、AP
 トランプ米大統領は14日、バー司法長官が「クリスマス前に辞任する」とツイッターで明らかにした。トランプ氏が投稿したバー氏の書簡によると、辞任は23日付。トランプ氏の最側近だったバー氏だが、大統領選での大規模な不正を否定する見解を示すなど敗北を認めないトランプ氏との確執が表面化していた。

 トランプ氏はツイッターで、バー氏と14日にホワイトハウスで会談したことを明らかにした。「我々の関係は非常に良い。バー氏は素晴らしい仕事をしてくれた」と説明した。

 バー氏は今月1日、AP通信のインタビューで「大統領選の集票システムが操作されるなど組織的な不正行為があったとの主張に対し、国土安全保障省と共に調査したが、その事実を裏付けるものは何も見つかっていない」と明言。トランプ陣営は声明で「我々が集めた不正の証拠を司法省はまったく調査していない」と反論していた。

 さらにトランプ氏は、バイデン次期大統領の次男ハンター氏が9日、自身の税務処理に関する問題で司法当局の捜査を受けていることを明らかにした際にもバー氏の対応を疑問視。12日のツイッターで「なぜバー氏は選挙前にこの真実を公表しなかったのか」と不満をあらわにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6305チバQ:2020/12/16(水) 10:08:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cba1b9db1afbf45c85259daa5a1536296f67266
トランプ氏、打つ手なく 選挙人投票完敗、「忠臣」離反 米大統領選
12/16(水) 7:09配信
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トランプ米大統領(右)とバー司法長官=2019年7月、ホワイトハウス(AFP時事)
 【ワシントン時事】次期米大統領を正式に選出する手続きの14日の選挙人投票は、結果を覆そうとした共和党のトランプ大統領の完敗に終わった。

【写真特集】トランプ政権を去った人々

 選挙不正の捜査では「忠臣」のバー司法長官の協力も得られず、同長官は辞任を表明。来年1月20日のバイデン次期大統領の就任を阻止する手段はついえようとしている。

 この日トランプ氏とバイデン氏が獲得した選挙人は、それぞれ232人と306人で、11月の投票結果で予想された通り。バイデン氏は演説で「民主主義の強さが証明された」と勝利を宣言した。トランプ氏は「不正」を証明しようと訴訟を乱発したが、1州も結果を覆せなかった。

 日を追うごとに逆転の目が消える中、トランプ氏が負けを認める気配はない。14日も、選挙に関する新聞記事をツイッターで引用し「すごい。大がかりな不正だ」などと投稿した。

 闘いを続けること自体が目的になっている可能性もある。米メディア「アクシオス」は、バイデン氏が就任式を行う1月20日、トランプ氏がホワイトハウスを去って専用機でフロリダ州に飛び、政治集会で2024年大統領選への出馬を表明することを検討していると報じた。就任式には退任する大統領が同席する慣例があり、平和的な政権移行は絶望的になる。

 バイデン氏が過半数の選挙人を獲得した数分後、トランプ氏はツイッターでバー氏の辞任を明らかにした。バー氏はロシア疑惑の捜査報告書に関してトランプ氏を利する解釈を一方的に発表するなど、強い忠誠心で知られた。だが選挙不正に関しては、「結果を覆す規模の不正の証拠は見つかっていない」と語るなど、距離を置いていた。

 ワシントン・ポスト紙によると、バー氏の辞任は「解任」ではなく、トランプ氏との合意の上で自ら退いたという。バー氏としても、トランプ氏に同調して選挙不正を訴えれば、「法律家としての今後に傷が付きかねない」という判断もあったとみられる。

6306チバQ:2020/12/16(水) 10:09:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a06c542a65127e2505dbf6816c0a90909c064b2
バイデン氏、トランプ氏に撤退促す 共和党上院議員も次々
12/15(火) 23:58配信
764




米大統領選今後のシナリオは
 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領は14日、地元の東部デラウェア州での演説で、共和党のトランプ大統領に敗北を受け入れ撤退するよう促した。ここまでトランプ氏を支えてきた共和党議員からも、大統領選挙人投票の結果を尊重すると表明する者が続出し始めており、今後はトランプ氏がどう対応するかが注目されそうだ。

【表でみる】ジョー・バイデン氏の人物像

 バイデン氏は、トランプ氏を支持するテキサス州の司法長官が激戦4州での選挙結果を覆すことを目指して訴訟を起こしたことについて「民意と法の支配、憲法の尊重を否定するものだ」と批判した。その上で、最高裁が訴えを退けたのは「最高裁が民主主義への前代未聞の攻撃には関与しないとする明確な警告をトランプ大統領に送るものだ」と評価した。

 バイデン氏はまた、選挙の投開票の実務を担った各州や自治体の当局者やボランティアが、「選挙の不正」を訴えるトランプ氏および同氏の支持勢力からの政治的圧力にさらされたことに関し「二度とあってはならない。米国の民主主義が生き長らえたのは彼らのおかげだ」と訴えた。

 一方、上院共和党ナンバー2のスーン院内幹事は14日、バイデン氏が次期大統領であると認めた。スーン氏は、来年1月6日の上下両院合同会議では、議員らが選挙人投票の結果に異議を申し立てる憲法上の権利があるとしつつ、「そんなことをしても行き止まりだ。前進すべき時が来た」と結果受け入れを呼びかけた。

 上院共和党ではこの日、ほかにもトランプ氏に非常に近いグラム議員や、大統領就任式委員会の委員長を務めるブラント議員ら少なくとも4人がバイデン氏が次期大統領になることを公の場で受け入れた。他の議員らも追随する可能性があり、トランプ氏が画策する合同会議での選挙結果の無効化が実現する可能性は一層低くなっている。

 米メディアによれば、トランプ氏は「徹底抗戦」を唱える一方、周囲には2期目を務める見込みはないと漏らしているという。また、負けを認めたと受け取られるのを避けるため、最近は2024年の大統領選への出馬に言及するのも慎重になっているとされ、今後の出方は定かでない。

6307名無しさん:2020/12/17(木) 02:28:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/634449842cded6fc68d8c943d2ec63c7d495d874
米共和党幹部がバイデン氏勝利認める、議会で結果覆る可能性を否定
12/16(水) 9:40配信

 米共和党上院の複数の有力議員は14日、この日行われた次期大統領を正式に選出する手続きである選挙人投票で民主党バイデン氏の当選が確認されたのを受け、同氏を次期大統領と認めた。今後、議会で結果が覆る可能性も否定した。

 ついに沈黙を破った――米議会共和党トップのマコネル上院院内総務は15日、民主党のバイデン氏を初めて次期米大統領と公に認め、バイデン氏と次期副大統領のハリス氏を議場で祝福した。

 米議会共和党トップ マコネル上院院内総務
 「バイデン次期大統領を祝福したいと思う。次期大統領は本院になじみが深い。彼は長年、公職に身をささげてきた。

 次期副大統領であり、私たちの同僚であるハリス上院議員にもお祝いの言葉を申し上げる。われわれは互いの違いを超えて、すべての米国人が史上初の女性副大統領が誕生することを誇りに思える」

 選挙人団が14日、バイデン氏の米大統領選勝利を確認したことを受けて、共和党の大物議員たちは、選挙結果を覆そうとするトランプ大統領への支持から一転して、バイデン氏を次期大統領と認める姿勢を打ち出した。

 共和党上院ナンバー2のスーン院内幹事は「全員が前へ進む時が来た」と述べた。トランプ氏は来年1月6日に選挙人団の投票結果を議会が承認する際に、結果が覆ることを示唆しているが、スーン氏は「何の成果も出ない」との見方を示した。

 別の大物議員であるコーニン上院議員も、そのような試みは共和党が多数派の上院でもひどい敗北を喫するだろうと述べた。そのうえで「最善を尽くしてもうまくいかなかったと認識すべきときだ――選挙とはそういうもの。必ず勝者がいて、敗者がいる」と語った。

 トランプ氏は先月、選挙人団がバイデン氏勝利を確認すればホワイトハウスを去ると述べていた。だがトランプ氏は15日も、投票集計機に関する根拠のない主張をツイッターで繰り返した。

 一方、選挙結果を初めて認めた人が、海外にも。ロシアのプーチン大統領は15日、バイデン氏に対し祝意を伝えた。プーチン氏はバイデン氏との「交流を楽しみにしている」などと述べたという。

6308とはずがたり:2020/12/17(木) 10:59:22


バイデン人事、国防長官に初の黒人 反対噴出もオースティンにこだわる理由は?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95179.php
2020年12月14日(月)16時05分
エリザベス・クリスプ

<アメリカの法律では、退役後7年以上経ていない元軍人の就任は「違法」のはずだが......>

新政権の人事を進めるバイデン次期米大統領は12月8日、国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官を指名した。上院で承認されれば初の黒人国防長官の誕生となるが、退役後間もない元軍人の起用に異論も噴出している。

アメリカでは文民統制を徹底する目的で、退役後7年以上経ていない元軍人の国防長官就任が法律で禁じられており、5年前まで現役だったオースティンの就任は「違法」となる。この規定が免除された事例が過去に2度あり、トランプ政権下でのマティス国防長官の任命もその1つ。とはいえ、文民統制の原則を形骸化させかねない人事には、民主党内からも疑問視する声が上がっている。

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それでもバイデンが方針を撤回することはなさそうだ。オースティンとは旧知の仲で亡き息子ボーがオースティンの下で働いたこともある。バイデンは9日の演説で「(彼が)必要と確信していなければ(規定)の適用免除を求めたりしない」と理解を求めた。

<2020年12月22日号掲載>

6309チバQ:2020/12/17(木) 11:51:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e5ebb6608f2d0c3612c27920036db2049a729f1バイデン氏「ねじれ」に危機感 勝利確定後すぐ遊説
12/17(木) 11:31配信




イメージ
 【ワシントン田中伸幸】バイデン次期米大統領が15日、議会上院選の決選投票(2議席)を3週間後に控えた南部ジョージア州で演説し、民主党の2候補への投票を呼び掛けた。同州は11月の大統領選でバイデン氏がトランプ大統領に僅差で勝利したが、元々は共和党が強い保守地盤。決選投票に敗北して共和党が上院の過半数を握る「ねじれ」となれば政権運営に支障が出るのは必至で、バイデン氏の訴えにも強い危機感がにじんだ。

【写真】「100日間マスク着用」呼び掛けると表明したバイデン氏

 大統領選の勝利が確定した選挙人投票から一夜明け、バイデン氏は早速ジョージア入りして精力的な動きを見せた。演説では来年1月5日に行われる決選投票について「私が(政策を)成し遂げられるよう、2人をワシントンに送り出してほしい」と積極的な投票を何度も訴えた。

 上院(定数100)の構成は共和党50、民主党48(無所属も含む)。民主党が決選投票で2議席を得て与野党同数となった場合、上院議長を兼務するハリス次期副大統領が採決に加わるため、民主党が下院に加えて上院でも多数派となり、政権と議会のねじれを回避できる。逆に敗れれば、バイデン政権はスタート時から共和党の激しい抵抗を受け、公約に掲げた政策の実現がままならなくなる。

 ジョージアの2議席は、いずれも共和党現職に民主党新人が挑む構図。過去の決選投票の大半は共和党が制しており、民主党にとって勝利は容易でない。バイデン氏の勝利は、有権者の「反トランプ」感情の強さが影響したとみられているが、今回はトランプ氏の是非が争点ではなく、民主党支持者からは投票率の低下を懸念する声が上がる。
共和党上院トップ、バイデン氏に初めて祝意表明
 一方、共和党上院トップのマコネル院内総務は15日、選挙人投票の結果を受けてバイデン氏に初めて祝意を表明。両氏は電話協議し、今後の協力を模索するため近く会談することで一致した。

 1月6日に議会で投票結果を認定する手続きがあり、トランプ氏に近い共和党議員が異議申し立てを検討しているとされるが、マコネル氏はこうした動きに加担しないよう促した。

 自身も上院議員だったバイデン氏はマコネル氏と旧知の仲。ただ新型コロナウイルス禍の追加経済対策などの緊急課題を巡っても、両党は激しく対立しており「マコネル氏がバイデン氏に協力することは考えにくい」(政府関係者)との見方が支配的だ。
西日本新聞

6310チバQ:2020/12/17(木) 18:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c4f0bf4c28f99cffa30ba30b142537a2d8bfdd1
ジョージア州上院選、2議席巡り火花 年明けに決選投票 バイデン政権運営に直結
12/17(木) 16:07配信
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米南部ジョージア州で実施される上院選の決選投票に向け、民主党の2候補への投票を呼びかけるバイデン次期大統領=同州アトランタで2020年12月15日、AP
 米国で年明けの1月5日に投票される二つの選挙が注目を集めている。ともに上院選の南部ジョージア州選挙区の決選投票だ。定数100の上院の多数派を決めることになる2選挙の行方は、民主党のバイデン次期大統領(78)の政権運営に直結するため、民主、共和両党が総力を挙げて議席獲得を目指している。

【米大統領選・各州の勝敗】

 「再び全米を驚かせよう。仕事をやり遂げるため、上院にこの2人が必要だ」。バイデン氏は15日、同州アトランタでのドライブイン集会に足を運び、民主党の2候補への投票を呼びかけた。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。

 ジョージアは長年、党のシンボルカラーを赤とする共和党が牙城としてきた「赤い州」だったが、11月3日の大統領選でバイデン氏が共和党のトランプ大統領に約1万2000票の僅差で勝利した。民主党は参政権が抑圧されてきた黒人らの権利向上運動を展開。この2年間で80万人の新規有権者登録に成功し、支持層拡大につなげたことが勝因とされる。

 同日実施された2上院選も大統領選との相乗効果により、民主党候補が善戦。決選投票に持ち込んだ。ジョージア州法は得票率で過半数を超える者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 これまでに共和党は既に50議席、民主党は48議席を確保した。両党が50議席ずつの場合は、上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりのため、ハリス氏が副大統領に就く民主党はあと2議席伸ばせば上院を支配できる計算になる。

 法案や予算案の審議に加え、大統領が指名した政府高官・大使・連邦裁判事の承認や条約批准などの権限を持つ上院。その主導権を握るか否かは政権運営に大きな影響を及ぼす。下院は既に民主党が過半数を確保しており、上院もおさえれば政権側は人事案や法案を自在に通すことができる。だが上院の多数派を共和党が占めた場合、バイデン氏が公約に掲げる野心的な気候変動対策や富裕層への増税などについて共和党が阻止に動く可能性もあり、バイデン氏は譲歩や妥協を迫られる。

 既に14日に期日前投票も始まり、両党は総力戦を展開している。1月5日の投票日までに費やされる広告費の総額は4億ドル(約414億円)に達する見通しで、各陣営への献金の大半が「州外」からのものという。今月15日のバイデン氏に先立ち、共和党も5日にトランプ氏が現地入りして演説した。

 米メディアによる直前情勢調査では、両選挙でそれぞれ民主、共和両党の候補が互角の戦いを展開。バイデン氏勝利の勢いを維持したい民主党だが、大統領選に比べ投票率の低下が予想され、票の取りこぼしが懸念される。一方、「1議席でも取れば勝ち」の共和党は比較的優位だが、「大統領選で不正があり、ジョージアの決選でも繰り返される」とのトランプ氏の主張がかえって支持者の投票意欲をそぎ、逆効果になっているとの指摘も上がっている。【ワシントン高本耕太】

6311チバQ:2020/12/17(木) 22:05:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3321776.html
バイデン氏「初づくしの内閣」 運輸長官にブティジェッジ氏指名
2020/12/17 07:08AFPBB News

バイデン氏「初づくしの内閣」 運輸長官にブティジェッジ氏指名

米デラウェア州ウィルミントンで会見したピート・ブティジェッジ氏(2020年12月16日撮影)。(c)KEVIN LAMARQUE / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ジョー・バイデン次期米大統領は16日、デラウェア州ウィルミントンで開いた会見で、ピート・ブティジェッジ氏の次期運輸長官への指名を発表した。指名が承認されれば、米国で同性愛を公表し入閣する初の人物となる。バイデン氏は次期政権が「初づくしの内閣」となると豪語した。

 バイデン氏はこれまで、米史上最も多様性に富む内閣を目指すとの公約に沿い、女性・非白人で初の副大統領となるカマラ・ハリス氏をはじめ、黒人初の国防長官にロイド・オースティン元中央軍司令官、女性初の財務長官に連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン前議長を起用。会見では、「慣例破りの指名」はブティジェッジ氏が9人目となると指摘した。

 バイデン氏の大統領就任の前日となる来年1月19日に39歳の誕生日を迎えるブティジェッジ氏はインディアナ州の小都市サウスベンドの前市長で、ハリス氏と同様、今年の大統領選の民主党予備選で一時バイデン氏と候補指名を争った。

 ミレニアル世代であるブティジェッジ氏は会見で、自身の世代にとって「今世紀中頃の米国の姿」を改善することは非常に重要だと表明。一方で、性的少数者で初の閣僚となる歴史的意味にも言及した。

 ブティジェッジ氏は、夫で教師・作家のチャスティンさんにシカゴのオヘア国際空港でプロポーズしたことに言及。「オヘアがロマンチックじゃないなんて、だれにも言わせないでほしい」と冗談を飛ばした。 【翻訳編集】AFPBB News

6312チバQ:2020/12/17(木) 22:06:44
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/f-so-tp0-201216-202012160000462.html
米運輸長官は38歳、同性愛公表した初の閣僚に
2020/12/16 15:50日刊スポーツ

米運輸長官は38歳、同性愛公表した初の閣僚に

ピート・ブティジェッジ氏(ロイター)

(日刊スポーツ)

バイデン次期米大統領(78)は15日、新政権の運輸長官に、38歳で前インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏を指名すると発表した。今年の大統領選の民主党候補選び序盤で大健闘した若手ホープ。米メディアによると、就任すれば同性愛者と公表した初の閣僚になる。

人口約10万人のサウスベンド市出身。米ハーバード大、英オックスフォード大で学び、コンサルティング大手マッキンゼー社に勤務後、29歳で地元市長に初当選し2期務めた。市長時代に徴兵され、休職して7カ月間アフガニスタンに従軍したこともある。8カ国語を話し、ピアノの腕前でも知られている。市長任期中にアプリで知り合った教師と同性婚した。今回の民主党候補選びでは、全国的に無名ながら序盤で上位争いを展開。撤退後はバイデン氏を支持した。期待の新星が、連邦政府の閣僚としてどんな手腕を発揮するか、注目される。

6313チバQ:2020/12/18(金) 14:22:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/39c08e09944491e1c19402fa0af4dbd57c53c182
バイデン氏、気候変動対策チーム発表 内務長官に先住民系女性
12/18(金) 14:10配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】次期米大統領に選出されることが確実となった民主党のバイデン前副大統領は17日、新政権の気候変動対策チームを発表し、内務長官に先住民系女性のデブラ・ハーランド下院議員(ニューメキシコ州選出)を指名すると明らかにした。上院が承認すれば、先住民系として初の閣僚が誕生する。

 ハーランド氏は内務長官として、公有地にある石油や天然ガスなどエネルギー資源の採掘場や国立公園を管轄する立場から環境保護政策を進める。

 バイデン氏はまた、エネルギー長官に女性のジェニファー・グランホルム元ミシガン州知事、環境保護局(EPA)長官に南部ノースカロライナ州の環境保護局長官を務める黒人のマイケル・リーガン氏を起用することも明らかにした。

 気候変動対策を次期政権の最重要課題の一つに据えるバイデン氏はさらに、ホワイトハウスに国内気候政策局を新設し、オバマ前政権でEPA長官を務めたジーナ・マッカーシー氏を国家気候変動問題担当の大統領補佐官に据えることも明らかにした。

 バイデン氏は「気候変動という否定できない現実は、全米の地域社会の生命と生活に計り知れない損害を与えている」とし、「私たちは直ちに行動しなくてはならない」と強調した。

6314チバQ:2020/12/18(金) 16:03:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/98bd1f1a94dd1fdd1399543d83df7b62ce82e6a2
米、コロナ以外の死者10万人増 医療逼迫や通院控えが影響か
12/17(木) 17:00配信
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 【ニューヨーク共同】米国で新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した3月中旬から11月までの死者が、推定で平年より少なくとも35万6千人多く、その4分の1以上に当たる10万人程度が新型コロナ以外の死因で死亡していたことが分かった。ニューヨーク・タイムズ紙が17日までに、疾病対策センター(CDC)の推計を基に報じた。

 新型コロナ流行に伴う医療態勢の逼迫や人工呼吸器の不足が影響した可能性がある。市民が新型コロナ感染を恐れて通院を避けたり、景気後退による家計圧迫で通院を控えざるを得なくなったりして、持病が悪化したとの見方もある。

6315チバQ:2020/12/23(水) 13:41:46
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍




陣内真佐子(文筆家/グアム在住)


グアム政府のロックダウン政策で、無人になったグアム島の繁華街・タモン地区=2020年4月10日【AFP時事】
「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇
 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。
 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。
 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。


グアム島北部の米空軍アンダーセン基地に着陸するB1戦略爆撃機。同基地は太平洋戦争中に日本本土爆撃のために整備されたが、現在も米空軍の西太平洋地域の主要拠点として機能している=2020年9月10日(米国防総省提供)【時事通信社】
 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。
 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。
軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。
 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。
 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。

6316チバQ:2020/12/23(水) 13:42:00
病院数が少なく医療水準が低い「孤島」ゆえ医療崩壊寸前に


グアムの米海軍基地に停泊する原子力空母セオドア・ルーズベルト。同艦は2020年3月、フィリピン近海で作戦中に乗組員の間で新型コロナウイルスの感染が広がった。その後の検査で乗組員約4800人のうち約850人が陽性と診断され、グアムで大多数を下船させることになり、海軍艦艇として活動することができなくなった=2020年5月15日【AFP時事】
 8月上旬からの第2波を引き起こしたのは、この軍事施設新設ならびに拡張工事のため、入島時の検疫も14日間の強制隔離もなしに入島してくるH2ビザ労働者が原因だと目されている。その理由は7月時点ではグアム島内での新規市中感染者数はほぼゼロの日々が続き、島外からの一般の入島者は前述のように14日間ホテルの客室からすら出られない「強制隔離」を強いられている。そうなるとウイルスを再度グアムに持ち込んだのは、数千人ともされるH2ビザ労働者たち以外にないと考えられたからだ。
 島内でPCR検査を受け、陽性反応が出た患者たちが治療を受けている公立病院のグアムメモリアルホスピタルならびに私立病院のグアムリージョナルメディカルシティは、ともに集中治療室(ICU)病床がわずかしかない。重篤な肺炎に対応できる体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)も、それを操作できる医療技術者もいないため、コロナ患者が重篤症状に陥った場合、その人の命を助けることができないのだ。なお、島内には海軍病院も存在するが、現役軍人、退役軍人とその家族など限られた軍関係者しか受診できない。
 グアム公共衛生保健局の担当者は9月11日、米国本土のABCニュースに対し「グアムでは16万6000人の島民の1.1%(1750件)の感染が確認されており、既に島内にある二つの病院は定員に達している。ワシントンDCに救援を求めているが、グアムは医療崩壊寸前の状態である」と語っている。


新型コロナウイルスに感染した可能性のある米海軍の関係者を収容する施設になったグアム島内のホテル。中央の看板には「軍関係者以外立ち入り禁止」と掲示されている=2020年4月10日【AFP時事】
 新型コロナ第2波の影響で島民たちが休職や解雇を余儀なくされ、日々の暮らしに貧窮しているなか、グアム政府はグアムメモリアルホスピタルの人手不足を補う目的で、145ドル(約1万5000円)という非常識なまでに高い時給で35人の看護師を米国本土から雇い入れた。
「医療」か「経済」か
 こうした状況を受け、島民たちからは何よりも経済再生を優先してほしいという要望が高まってきている。
 しかし、主要産業である観光業が壊滅状態の今、グアムが経済的な活路を見いだす方法はどこにあるのだろう。地元では、2025年ごろにならなければ、観光業は再開できないといった悲観説もあるが、それすら定かではない。
 そして最近では、グアム政府は本気でコロナ禍を収束させる気持ちがないのではないかという声まで聞かれるようになってきている。なぜなら島内で新型コロナ関連の死亡者が出た場合、連邦政府からグアム政府に支払われる1人当たり4万ドル(約420万円)の弔慰金のうち4分の1の1万ドル(約105万円)は遺族に給付されるものの、残りの3万ドル(約315万円)はグアム政府の収入になるからだ。
 こう言っては身もふたもないが、コロナ禍で観光業が大打撃を受け、米軍基地関連工事以外に大きな産業がなくなったグアム政府にとって、連邦政府からの「コロナ禍による死亡者への弔慰金は大きな財源」となっていることは間違いない。
 実際、12月12日時点でグアム政府は既に351万ドル(約3億7千万円)の弔慰金(死亡者累計117人)を連邦政府から得ている。しかも、グアム政府管轄の行政機関職員は、病院・保健局・警察・消防・介護福祉など実働している人たち以外の自宅待機者も含め割増賃金を支給されていて、これも一般住民たちにとってはいらだちのタネになっている。

6317チバQ:2020/12/23(水) 13:42:30
さらに強まる「米軍基地」の比重


グアム島で観光客に人気のタモン湾のビーチ=2017年8月15日【AFP時事】
 このようにコロナ禍で大打撃を受けているグアムはさらに連邦政府の「抑圧」に逆らえない状況に追い込まれつつある。
 2006年、日米両国の政府間で合意された宣野湾市の在沖米軍基地再編に伴う「グアムビルドアップ計画」により24年までに沖縄からの移転が決まっている在沖米軍海兵隊司令部要員8000人とその家族9000人の移入によってグアム経済は隅々まで潤うようになるとも言われている。
 そしてもし、中国との紛争に備え「弾道ミサイル防衛能力を持つイージス駆逐艦または巡洋艦防衛システム」のグアム設置計画の予算支出を連邦議会が承認した場合、今まで以上に多額の軍事補助費が毎年グアム政府に支払われることになるはずだ。
 そのとき、沖縄全島の4分の1にも満たない(沖縄本島の半分以下)約549平方キロのグアム島の総面積のうち米軍軍事施設の占める割合は現在の33%から60〜70%近い数字になる可能性がある。軍関連施設が増えることにより、島内のライフラインのうち特に上下水道への負担が増し、一般住民への水の供給に不安が出ることや、周辺海域の汚染などを心配する声も多い。そして連邦上院下院議会の公聴会などで国防総省の高官たちがしばしば口にする「太平洋の要塞(ようさい)、米国最大最強の沈まぬ航空母艦(米軍軍事基地)」にグアムはなってしまうのではないかと危惧されている。
 グアム政府観光局の統計によると、2019事業年度(18年10月1日〜19年9月30日)にはグアム島観光歴史上最多となる163万人の来島者(前年度は152万人)が訪れた。ここ数年韓国マーケットに押され低迷していた日本マーケットの復活と成長を20年度に期待していたグアム。この「日本から一番近い楽園」に再び観光業が戻る日はいつやって来るのだろうか。
 終息の見えない「新型コロナ」と島内でかなりの比重を占める「米軍基地」の拡張。楽園グアムの観光はその両方から挟み撃ちに遭っている。
 陣内真佐子(じんない・まさこ) 文筆家。1996年3月より家族とともにグアムに移住。グアム大学で3年半の学び直し生活を送った後、2000年にグリーンカード(米国永住権)を取得しグアム政府観光局などに勤務。10年に取得したグアム政府公認ガイドの知識を生かし、15年から国内最大手の旅行情報誌のグアム特派員としてブログ活動や各種雑誌やウェブ記事の執筆や翻訳を手掛けている。海外書き人クラブ会員。
(2020年12月掲載)

6318とはずがたり:2020/12/23(水) 19:48:26
2020年12月23日 07時00分メモ
違法だった「ジェイウォーキング」が人種差別の温床となっている
https://gigazine.net/news/20201223-jaywalking-decriminalization/

6319チバQ:2020/12/23(水) 19:49:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201223k0000m030185000c.html
トランプ氏、「駆け込み」で20人の恩赦・減刑 元外交顧問ら 退任まで連発か
2020/12/23 17:26毎日新聞

トランプ氏、「駆け込み」で20人の恩赦・減刑 元外交顧問ら 退任まで連発か

トランプ米大統領=ワシントンで12月7日、AP

(毎日新聞)

 トランプ米大統領は22日、虚偽証言の罪で実刑判決を受けた陣営の元外交顧問、ジョージ・パパドプロス被告ら20人の恩赦・減刑を発表した。退任前の大統領による恩赦は慣例だが、トランプ氏による恩赦は司法省がまとめた推薦リストに基づくものでなく、側近や支援者の要請を受けたものが大半。来年1月20日の退任までさらなる恩赦を連発するとの観測が出ている。

 2016年の前回大統領選で外交顧問だったパパドプロス被告は、トランプ陣営とロシアとの共謀疑惑を捜査する連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとして、18年9月に連邦地裁から禁錮14日の判決を受けた。被告は、対立候補のクリントン元国務長官に関する不利な情報を得るためロシア政府関係者とたびたび接触したことをFBIに覚知され、ロシア疑惑捜査の発端となった人物。

 トランプ氏はロシア疑惑捜査を、政権転覆を狙った勢力による「でっち上げ」と主張しており、今後、有罪となった他の関係者の恩赦にも踏み切るとの見方が広がっている。22日発表された対象には、選挙資金法違反で有罪を受けた元共和党下院議員ら3人や、07年にイラクで多数の民間人を殺害したとして有罪となった民間軍事会社の隊員4人が含まれる。

 恩赦を巡っては、トランプ氏が退任後に税法違反などで捜査対象になる可能性のある自身や、家族に対し「予防的恩赦」に踏み切るとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6320名無しさん:2020/12/26(土) 20:48:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a5e20e1dcfc0f2432ef053d4b473c030620499c
「なぜバイデン陣営の選挙不正を認めない」 日本の「トランプ支持者」は何を信じているのか
12/26(土) 11:30配信

GLOBE+

朝日新聞社

6321名無しさん:2020/12/27(日) 16:08:18
タイトルと違って中身はまとも。

https://news.yahoo.co.jp/articles/176bd9df6282618769ce37e17ee6ad306ece59e0
バイデン、中国も青ざめる…絶対に敗北を認めない「トランプ復讐劇場」が始まる
12/27(日) 11:16配信

プレジデントオンライン

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佐藤 則男(さとう・のりお)
ジャーナリスト
早稲田大学を卒業し、1971年に朝日新聞英字紙 Asahi Evening News(現International Herald Tribune/The Asahi Shimbun)入社。その後、TDK本社勤務、ニューヨーク勤務を経て、1983年国際連合予算局に勤務。のちに国連事務総長に就任するコフィ・アナン氏の下で働く。1985年、パートナーと国際ビジネスコンサルティング会社、Strategic Planners International, Inc.,ニューヨーク州法人を設立。アメリカ企業、日本企業をクライアントに、マーケティング、日米市場進出、M&A、投資などのビジネス戦略立案、および実施などを担う。同時にジャーナリズム活動に復帰。「文藝春秋」「SAPIO」などにNY発の鋭い分析を基にした記事を寄稿。米国コロンビア大学経営大学院卒。MBA取得。
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ジャーナリスト 佐藤 則男

6322チバQ:2020/12/31(木) 11:47:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e5c7d85373379b1b01d9fb5a4f073151bce301
米次期下院議員、新型コロナで死去 来月3日就任予定
12/30(水) 17:53配信

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AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂前を歩く人々(2017年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党の次期下院議員ルーク・レトロー(Luke Letlow)氏が29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により死去した。41歳だった。次期下院議員が新型コロナで死亡したのは同氏が初めて。

 レトロー氏は11月の連邦議会選挙でルイジアナ州から下院議員に選出され、来月3日に就任予定だった。

 同氏は今月18日、新型コロナ検査で陽性が確認されたと発表。その後自宅隔離をしていたが、3日後に病院に搬送された。【翻訳編集】 AFPBB News

6323チバQ:2021/01/03(日) 23:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e03ac7c2d042ac54aa5bebeb399ac20f18ed7dc
バイデン氏勝利に異議申し立てへ 米大統領選、共和党議員150人超
1/3(日) 12:11配信

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朝日新聞デジタル
米ジョージア州の上院選決選投票のイベントで2日、演説する共和党のテッド・クルーズ上院議員=ロイター

 6日に米連邦議会で行われる米大統領選の選挙人の投票結果の集計をめぐり、共和党上院議員11人が2日、バイデン次期大統領勝利の投票結果に異議を申し立てる意向を明らかにした。同党下院議員も、少なくとも140人が異議を唱えるとみられる。結果が覆る可能性はほぼないが、150人以上の共和党議員がトランプ大統領に同調し、大統領選の結果を否定するのは極めて異例だ。

 米大統領選をめぐっては昨年12月14日、各州で選挙人による投票が行われ、一般投票の結果通り、バイデン氏が306人、トランプ氏が232人を獲得し、バイデン氏の勝利が事実上確定。6日には米連邦議会の上下両院合同会議で選挙人の投票結果が確認され、バイデン氏の勝利が正式確定する手続きが行われる。上院は定数100、下院は435。

 しかし、共和党のクルーズ上院議員(テキサス州選出)や、3日に上院議員に就任するハガティ前駐日大使(テネシー州選出)ら11人は2日、「我々は論争になっている州の選挙人の投票結果の受け入れを拒否する票を投じる意向だ」という声明を発表した。

 すでにホーリー上院議員(ミズーリ州選出)も反対する考えを示しており、上院では計12人の共和党議員が大統領選の結果を否定することになる。米メディアによると、下院でも少なくとも140人の共和党議員が反対する見通しという。

朝日新聞社

6324チバQ:2021/01/03(日) 23:30:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3dbe27f79330444ee10059d3f8eb4c664eaec0
米国再建、険しい道 対コロナ、100日が勝負 バイデン次期政権
1/1(金) 7:17配信
【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の2021年1月20日の就任が目前に迫ってきた。
 1日2000人以上の死者を出し続ける新型コロナウイルス対応は待ったなしで、政権運営を軌道に乗せられるかの最初の試金石となる。「全ての米国民の大統領になる」と国民の団結を訴え、米国の再建を目指すが、トランプ政権下で極限まで高まった党派対立を克服する道は険しい。

 バイデン氏は政権発足から100日で、コロナ収束へ「方向転換する」と宣言。この間、マスク着用を「国民の義務」と呼び掛け、1億本のワクチンを届ける計画だ。コロナに加え経済不安、気候変動、人種問題を「四つの危機」と捉え、優先課題に位置付ける。

 実業家出身のトランプ大統領や、上院議員1期目で転身したオバマ前大統領と異なるのは、40年以上の豊富な政治経験だ。バイデン氏は「トランプ氏の影が消え去るにつれ、大きな変化が起きる」と語り、野党共和党との話し合いでの政策実現に自信を示す。オバマ氏やトランプ氏が多用した議会の承認を経ない大統領令の発令も、限定する意向だ。

 ただ、5日に行われる上院2議席の決選投票で民主党が完勝しない限り、上院の多数派は共和党が握る。上下両院の多数派が与党だったオバマ、トランプ両氏の最初の2年間と比べ政権基盤は弱くなり、公約とする環境・インフラ投資や富裕層・企業への増税は実現が厳しくなる。

 米国は現状は、希望よりむしろ閉塞(へいそく)感が漂う。ギャラップ社が20年12月下旬に発表した世論調査によると、米国が向かう方向に満足していると答えた人は16%にとどまり、2月の45%から激減した。

 党派対立は深刻さを増し、バイデン氏の政治経験が生きるかは定かでない。ジョージア州立大のジェニファー・マッコイ教授は「バイデン氏は反対する勢力を悪者扱いする政治をやめ、安心させるところから始めなければならない」と指摘する。

 トランプ氏は1月20日に政治集会を開き、24年大統領選への出馬を表明することを検討中と報じられている。選挙を「盗まれた」と主張し、バイデン政権の正統性を傷つけようとするトランプ氏の動きも、政権運営の障害となりかねない。

6325チバQ:2021/01/04(月) 10:46:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/47742a59a6399ce5081f06cadf05788ba8cf9e43
次期政権の命運左右 南部州で与野党総力戦 米上院決選投票
1/4(月) 7:09配信

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時事通信
米南部ジョージア州の選挙集会で気勢を上げるバイデン次期大統領=2020年12月15日、アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米南部ジョージア州で5日、上院(定数100)の2議席をめぐる決選投票が行われる。

 共和党が1議席でも取り、上院で多数派を維持すれば、民主党のバイデン次期大統領にとって政権運営の自由度が大幅に狭まることになる。次期政権の命運を握る選挙だけに、両党は総力戦を展開している。

 昨年11月の大統領選と同時に行われた上院選では、民主党が48議席、共和党が50議席を確保。ジョージア州の2議席は得票率50%超の候補がおらず、未確定だった。上院では採決で50対50となった場合、副大統領が最後の1票を投じる権限を持つ。民主党が上院で主導権を握るためには、残る2議席を取る以外に道は残されていない。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」によると、昨年末時点では民主党候補2人がリードしているが、いずれも2ポイント以内の接戦となっている。

 バイデン氏は12月中旬にジョージア州を訪れ、「仕事を成し遂げるため、この州から2人の上院議員が必要だ」と気勢を上げた。バイデン陣営はこれまでに約500万ドル(約5億円)の資金をジョージア州に投下。バイデン氏とハリス次期副大統領は投票直前にも現地入りし、最後の訴えを行う。

 民主党支持者もこの呼び掛けに呼応している。今月1日時点で期日前投票者数は300万人余を記録。既に2008年上院選決選投票での総投票者数(約210万人)を上回った。

 トランプ大統領もジョージア州を訪問する予定。ただ、大統領選で大規模な不正が行われたとのトランプ氏の主張が、共和党支持者の投票意欲をそぎ、民主党有利に働く可能性も指摘されている。

 上院は大統領が指名した人事案の承認や条約批准などの権限を持つ。共和党が上院を押さえれば、バイデン氏が掲げる野心的な地球温暖化対策や富裕層・企業への増税は実現が厳しくなる。

6326名無しさん:2021/01/04(月) 15:39:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/38bb5dd1a5049f3aa41eaad8c9238c0e86e9a8fe
トランプ氏「1万1780票見つけろ」 米大統領選結果改ざん要求か
1/4(月) 6:40配信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は3日、トランプ大統領が南部ジョージア州の政府高官に対し、昨年11月の大統領選の結果を覆すのに十分な数の票を「見つける」よう要求していたと報じた。

 2日に行われた1時間以上に及ぶ電話会談の録音から明らかになった。現職大統領が選挙結果をねじ曲げるよう圧力をかけたとすれば、法的責任を問われる可能性もあるという。

 トランプ氏はジョージア州のラフェンスパーガー州務長官に「いいか、私が望むのは1万1780票を見つけることだけだ」と発言。「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何も悪いことではない」とも述べ、暗に集計結果の改ざんを求めた。

 ジョージア州政府は先月、2回にわたる再集計の結果、バイデン氏が1万1779票差で勝利したと認定していた。

6327チバQ:2021/01/04(月) 23:06:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d149695b18314f93aba8846da15e98c74008e14d
バイデン次期政権 南部ジョージア州で5日に上院選の決選投票
1/4(月) 16:05配信

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産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 【ワシントン=黒瀬悦成】米南部ジョージア州で5日、上院選2議席の決選投票が行われる。3日に開会した新議会(第117議会)での上院(定数100)の勢力は共和党50、民主党48(同党系無所属2を含む)。共和党が1議席でも確保すれば多数派を維持できる一方、民主党は4年ぶりに奪還する政権の円滑な運営に2議席獲得が課題だ。両党は次期政権下での上院の主導権確保に向け、昨年の大統領選の延長戦さながらの激しい選挙戦を展開している。

 上院では、全米50州に2人ずつ割り当てられた議員(任期6年)が2年ごとに3分の1ずつ改選される。通常は一つの州で2議席が同時に改選されることはない。

 しかし、ジョージア州では今回、改選を迎えた1議席と、引退議員の補欠選挙(任期は23年まで)が同時に行われる異例の展開を迎えた。昨年11月の選挙では、いずれも過半数の票を獲得した候補がおらず、それぞれ得票率が1位と2位の候補が5日の決選投票に臨むことになった。

 改選議席をめぐる通常の選挙では、共和党現職のデービッド・パーデュー氏に民主党新人のジョン・オソフ氏が挑む。補選では、選出議員の辞職に伴い州知事から補選までの期間限定で議員に指名された共和党のケリー・ロフラー氏と、民主党のラファエル・ウォーノック氏が対決する構図だ。

 民主党が両議席を確保して上院で両党の勢力が50対50となった場合、上院議長を兼務する副大統領が採決に加わることができる。このため、ハリス上院議員が副大統領に就くことが確実な民主党は上院の多数派を確立することになる。

 民主党は下院で過半数を確保済み。加えて上院も制すれば、少なくとも2年後の中間選挙までは法案や閣僚の人事案を自由に通過させることが可能だ。

 一方、共和党としては上院の多数派を死守し、次期大統領への選出が確実なバイデン前副大統領らが唱える急進的な気候変動対策や、左派勢力の主導による富裕層への課税強化、警察組織の弱体化などにつながる政策を阻止したい考えだ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた平均支持率(3日現在)では、民主党のオソフ氏が49・3%、ウォーノック氏が49・8%で、共和党候補をそれぞれ0・8ポイント、1・8ポイント上回っている。選挙専門家のチャーリー・クック氏は「何が起きるか分からない接戦だ」と指摘する。

 郵便投票と期日前投票を合わせた事前投票は1日現在で300万票を突破し、2008年に同州で行われた上院選決選投票の投票者総数(約210万人)を大きく上回るなど、有権者の関心は高い。トランプ大統領とバイデン氏は4日にそれぞれジョージア入りし、支持者らに自党の候補への投票を呼びかける予定だ。

6328チバQ:2021/01/04(月) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/1555c05043d853577c56423c7a3edae0e3b62982
米軍、政権移行阻止に非協力を 歴代国防長官10人が警告
1/4(月) 16:16配信

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時事通信
 【ワシントン時事】歴代の米国防長官10人が3日、ワシントン・ポスト紙(電子版)に連名で寄稿し、米軍がトランプ大統領による政権移行阻止に協力しないよう警告した。

 米国内では、トランプ氏が戒厳令を敷いて大統領選のやり直しをさせる可能性があるとの懸念が出ており、こうしたたくらみに加担しないよう要求した形だ。

 寄稿には、昨年11月にトランプ氏に解任されたエスパー前長官やトランプ政権で最初の長官だったマティス氏のほか、共和党政権下で長官を務めたチェイニー、ラムズフェルド両氏も参加。「大統領選の結果を疑問視する時期は過ぎた」とし、大規模な不正が行われたとするトランプ氏の主張を否定した。

6329名無しさん:2021/01/05(火) 22:32:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/806ee4e0fab2aef32284cf3823769d84f5aec543
「大統領選は私の圧勝だった」降伏しないトランプ氏
1/5(火) 18:50配信

 今も選挙に勝ったのは自分だという強気の姿勢です。

 トランプ大統領:「大統領選挙は我々の圧勝だった。7500万人もの人が私に投票した。我々は決してギブアップしない。引き下がらない。降伏しない」

 アメリカのトランプ大統領は4日に自らの勝利を主張し、「登録有権者数よりも投票数が多かったり、住所の実態がない人が投票したりする不正があった」と持論を繰り返しました。

 6日には議会でバイデン氏の勝利が最終確定される予定ですが、トランプ支持者が反対集会を予定していて、混乱が予想されています。

テレビ朝日

6330チバQ:2021/01/06(水) 11:16:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d40598d7468de42b2b9ae301ab173e48e20558
米上院の多数派は民主か、共和か ジョージア決選投票は接戦に
1/6(水) 10:50配信
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米上院2議席が争われている南部ジョージア州選挙区で投票する有権者=2021年1月5日、AP
 米上院(定数100)の多数派を決める南部ジョージア州選挙区2議席の決選投票が5日、投開票された。民主党が両議席とも取れば、上院を支配することが可能となり、バイデン次期大統領の政権運営が安定する。2議席とも共和党現職に民主党新人が挑む構図で、接戦になっている。

 昨年11月に大統領選と同時に実施された上院選では、ジョージア州の2議席が僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。州法は得票率で半数を超える候補者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 上院はこれまでに共和党が50議席、民主系が48議席をそれぞれ確保。両党が同数となった場合は上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりのため、民主党はジョージア州で2議席を獲得すれば上院の主導権を握ることができる。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。【ワシントン鈴木一生】

6331とはずがたり:2021/01/07(木) 07:58:19

まあ目出度い。

オバマの最大の失政はトランプを登場させた事だったけどトランプの最大の功績は民主党に大統領に加え上下両院を明け渡したことだな。

2021年1月7日7:15 午前35分前更新
ジョージア州上院決選投票、民主党が2議席獲得 上下院支配へ
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/USA-ELECTION-GEORGIA-WINNER--idJPL4N2JH3U3?il=0

[ワシントン 6日 ロイター] - エジソン・リサーチによると、米ジョージア州で5日投票が行われた連邦議会上院決選投票の残る1議席で、民主党オソフ氏が現職の共和党パーデュー氏を破り勝利した。

民主党候補が2議席を制したことで、同党が上下院とも多数派を確保する。民主党がホワイハウスと議会の両方を支配するのは10年ぶりで、米政治の勢力図が大きく塗り替えられることになる。

エジソン・リサーチによると、98%集計時点の得票率はドキュメンタリー映画プロデューサーのオソフ氏が50.3%、パーデュー氏が49.7%。再集計を回避できるのに十分な得票率差が開いたことになる。エジソンは、オソフ氏のリードがさらに広がるとの見通しを示した。

今回争われたもう1つの議席について、エジソン・リサーチは6日早朝に、民主党候補で黒人牧師のワーノック氏が共和党の現職ロフラー氏に勝利するとの見通しを示していた。

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民主党2候補の勝利によって、上院の議席配分は与野党50議席ずつとなり、ハリス次期副大統領が決定票を握ることになる。

6332チバQ:2021/01/07(木) 08:34:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4c0a6b90df5a7bee1c5589d070b08b98e6a27a
米民主党、上院を奪取 ジョージア州で2候補とも当確
1/7(木) 6:50配信
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米ジョージア州アトランタでの集会で、肘を突き合せてあいさつする民主党の上院議員候補ジョン・オソフ氏(左)とラファエル・ウォーノック氏(2021年1月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米ジョージア州で行われた上院2議席をめぐる決選投票で、両議席ともに民主党候補が当選を確実とし、民主党は上院の支配権を確保した。米メディアが6日、報じた。


 5日に行われた決選投票ではまず、民主党のラファエル・ウォーノック(Raphael Warnock)氏が共和党の現職ケリー・レフラー(Kelly Loeffler)氏に勝利。続けて、NBCとABCの両テレビ局によると、開票98%の時点で民主党のジョン・オソフ(Jon Ossoff)氏の得票が共和党の現職デービッド・パーデュー(David Perdue)氏を2万5000票近く上回り、オソフ氏が0.56ポイントの差をつけて当選を確実とした。

 これにより上院での民主・共和両党の獲得議席はいずれも50議席となり、副大統領に就任する民主党のカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が決定票を握ることになるため、上院の支配権は民主党の手へと渡る。【翻訳編集】 AFPBB News

6333チバQ:2021/01/07(木) 13:37:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/6407f88e5000996d5fca2c45e730b73b9b45530c
米民主が上院でも主導権 ジョージア2勝、過半数維持の下院とあわせ
1/7(木) 10:18配信
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米上院2議席が争われている南部ジョージア州選挙区で投票する有権者=2021年1月5日、AP
 米上院(定数100)の多数派を決める南部ジョージア州選挙区2議席の決選投票(5日投開票)で6日、両議席での民主党の勝利が確実となった。複数の米メディアが報じた。下院で既に過半数を維持している民主党は上院でも主導権を握ることになる。20日に就任するバイデン次期大統領(民主党)にとって、気候変動対策や富裕層増税など公約推進の後押しとなる。

 上院の議席構成は民主系50、共和党50となる見通し。採決で賛否が同数となった場合は上院議長を兼務する副大統領が決裁票を投じる決まりがあり、民主党は同党のハリス氏が副大統領に就任するため上院を支配できる計算になる。上院は法案や予算案の審議に加え、大統領が指名した政府高官や連邦裁判事の承認や条約批准などの権限を持ち、その主導権を握るか否かは政権運営に大きな影響を与える。

 決選投票では、共和党候補のデービッド・パーデュー氏とケリー・レフラー氏に対し、民主党候補のジョン・オソフ氏とラファエル・ウォーノック氏がそれぞれ対決。米CNNテレビによると、開票率99%の段階で、ウォーノック氏が得票率1・6ポイント差で、オソフ氏は0・8ポイント差で勝利を確実にしている。ウォーノック氏は同州初の黒人上院議員となる。

 昨年11月に大統領選と同時に実施された上院選では、ジョージア州の2議席が僅差となり、いずれも決選投票に持ち込まれた。州法は得票率で半数を超える者がいなかった場合は、上位2候補による決選投票で勝者を決めると定めている。

 各州に2議席ずつ割り振られた上院(任期6年)は、2年ごとに3分の1が改選される。通常は州内2議席の選挙が同時に実施されることはないが、今回は任期満了に伴う改選と、引退した議員の残り任期の議席を争う選挙が重なった。【ワシントン鈴木一生】

6334チバQ:2021/01/07(木) 13:39:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8997bdd9b87d4bb2baa1ded317f3ea11694edf
トランプ支持者が議会議事堂に侵入 女性1人銃撃され死亡
1/7(木) 8:59配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で民主党のバイデン前副大統領の当選を公式に確定させる上下両院合同会議が行われていた連邦議事堂に6日、大統領選で敗北した共和党のトランプ大統領を支持するデモ隊が侵入し、上院本会議場を占拠した。FOXニュースによると、議事堂の敷地内で女性1人が銃で撃たれ死亡した。詳細は不明。一部のデモ参加者は下院本会議場への侵入を図り、場内で銃を構えた警護官らとにらみ合いとなった。

 選挙結果の確定手続きは中断され、議事進行役のペンス副大統領や上下両院議員らは議場から一斉に避難した。波乱続きの大統領選は、米民主主義の象徴の一つである議会議事堂が蹂躙(じゅうりん)されるという前代未聞の事態となった。

 議事堂には連邦捜査局(FBI)の要員らが投入され、デモ隊を数時間後に敷地からほぼ排除した。合同会議での選挙結果の確定手続きは同日夜にも再開される見通し。

 首都ワシントンのホワイトハウス前広場では合同会議の直前、トランプ氏が数万人を前に演説し、選挙に不正があったと主張して「私はあきらめない。敗北を認めない」と訴えて、支持者らに議事堂へデモ行進するよう呼びかけていた。

 トランプ氏は事態を受け、ツイッターに音声メッセージを投稿し、デモ隊に「気持ちは分かるが自宅に戻ってほしい。平和が必要だ」と述べ、議事堂から退去するよう呼びかけた。

 ペンス氏は「議事堂への襲撃行為は容認しない」と警告した。マケナニー大統領報道官はツイッターで、州兵部隊が首都に急派されたことを明らかにした。国防総省によると、約1800人が投入される。

 ワシントンのバウザー市長は6日、同日午後6時(日本時間7日午前8時)から翌朝まで外出禁止令を発令した。

 トランプ氏はこの日の演説で、ペンス氏に大統領選の結果を確定させないよう要請していたが、ペンス氏は合同会議の開会直前に発表した声明で、自身には結果確定を阻止する権限がないと言明。これによりバイデン氏の勝利を覆す方途が消滅したとして、失望と憤りを強めたトランプ氏の支持者らが議事堂に乱入したとみられる。

 バイデン氏は事態を受けて演説し、「これは、わが国の民主主義と法の支配に対する攻撃だ」と非難した。

6335チバQ:2021/01/07(木) 13:40:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a53f2a15f40853669349c59cbbf4150d75e0b71b
次期米大統領、司法長官にガーランド氏指名へ 前政権で最高裁判事入りできず
1/7(木) 8:29配信
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 【ワシントン時事】複数の米メディアは6日、バイデン次期大統領が司法長官に、メリック・ガーランド連邦高裁判事(68)を指名する方針を決めたと報じた。

 また、オバマ前大統領の国土安全保障顧問だったリサ・モナコ氏を司法副長官に指名する見通し。いずれも上院での承認が必要になる。

 ガーランド氏は首都ワシントン(コロンビア特別区)の連邦高裁判事で、中間派と位置付けられる。オバマ政権時代の2016年、保守派の連邦最高裁判事の死去を受けて最高裁判事に指名されたが、上院で多数派だった共和党が承認審議を拒否していた。

6336チバQ:2021/01/07(木) 14:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/83bf8ba884fa0513a88d68d92d8de76a0bb5a52a
バイデン氏、政権基盤固める 共和、内部分裂響く 米決選投票
1/7(木) 13:34配信
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の船出を占う南部ジョージア州の上院2議席の決選投票は6日、民主党が2勝を確実にした。

 政権基盤は厚みを増し、20日発足する新政権に強い弾みがついた。一方、トランプ大統領は選挙不正の訴えで共和党の内部分裂を招き、保守州の地盤を守れなかった。

 民主党はバイデン氏が2回現地入りするなど総力戦を展開。青色が政党カラーの民主党が大統領と上下院全てを制する「ブルーウェーブ(青い波)」となれば、環境投資や企業増税などの公約実現に道が開ける。1敗でもすれば、人事一つとっても野党共和党の顔色をうかがう「弱体政権」となるのは確実だった。

 バイデン氏は4日の演説で、大統領選結果を覆そうとするトランプ氏に対し「権力を奪取することなどできない。権力は米国民から与えられるものだ」と批判を強めた。都市部に多い黒人らの「反トランプ」感情をかき立て、投票率上昇を狙った。

 共和党の2候補も白人の岩盤支持を持つトランプ氏を前面に出した。現職のロフラー氏は、大統領選結果を確定する6日の連邦議会の公式集計で、バイデン氏勝利に反対すると表明。トランプ氏も応援演説で、民主党が上院を制すれば「米国は、雇用も自由も未来もないベネズエラ(のような国)になる」と訴えた。

 大統領選の「不正」を訴えるトランプ氏の主張はエスカレートし、ジョージア州の州務長官(共和党)に票の改ざんを暗に要求。選挙を執行する地元共和党との間に深刻な亀裂が生じた。選挙の信頼性を傷つける発言は党支持者を投票から遠ざけたという見方があり、党内からは「党が結束すべき時に内戦を引き起こした」とトランプ氏の責任を問う声も上がった。

6337とはずがたり:2021/01/07(木) 16:21:56
トランプ政権閣僚ら、大統領の即時免職を協議 米報道
1/7(木) 13:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4abbddc71c1f80148c6928c9c3e7260f38f1e950
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AFP=時事
ドナルド・トランプ米大統領。米首都ワシントンのホワイトハウスにて(2020年11月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米主要メディアは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持者らが連邦議会議事堂内に突入した問題を受け、トランプ政権の閣僚らが6日、合衆国憲法修正25条に基づいたトランプ氏の大統領の即時免職について協議したと報じた。

【動画】トランプ支持者ら米議会突入の瞬間映像

 修正25条は、米大統領が「職務上の権限と義務の遂行が不可能」だと判断された場合に、副大統領と閣僚らで構成される大統領顧問団(内閣)に大統領を免職する権限を認めている。修正25条の発動には、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領が大統領顧問団を率いて免職の可否を問う投票を行う必要がある。

 米CNNは、匿名の複数の共和党幹部の話として、修正25条の発動が協議されたと報じた。この共和党幹部らは、トランプ氏について「制御不能」だと述べたという。

 米ABCのキャサリン・フォルダース(Katherine Faulders)記者は、「複数の」情報筋から修正25条の発動に関する協議が開かれたとの証言を得たと報道。一方、米CBSのマーガレット・ブレナン(Margaret Brennan)記者は、ペンス氏に対してトランプ氏の免職を求める「正式な」申し立ては今のところ提起されていないと伝えた。

 トランプ氏をめぐっては、デモ隊の議事堂突入に先立って支持者らをあおったことや、大統領選での敗北は大規模な不正によるものだとの根拠のない主張など、数々の不可解な言動を受けて、大統領としての職務遂行能力を疑問視する声が上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

6338とはずがたり:2021/01/07(木) 16:23:18

ツイッターとFB、トランプ氏のアカウントを凍結 永久停止の警告も
https://www.afpbb.com/articles/-/3325011?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=news&amp;cx_from=yahoo&amp;cx_position=r1&amp;cx_rss=afp&amp;cx_id=3325025
2021年1月7日 12:54 発信地:サンフランシスコ/米国 [ 米国 北米 ]

【1月7日 AFP】交流サイト(SNS)大手の米ツイッター(Twitter)は6日、規約に違反したとしてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のアカウントを12時間凍結する措置を取り、さらに永久停止を警告した。米フェイスブック(Facebook)も同日、トランプ氏のアカウントが暴力をあおっているとして、新規の投稿を24時間禁止する措置を取った。

 トランプ氏の支持者らが首都ワシントンの米連邦議会議事堂に乱入した背景には、同氏が昨年11月の大統領選挙に不正があったと繰り返し主張したことがあると非難される中、SNS各社は対応に追われている。

 ツイッターは、トランプ氏の複数の投稿が市民活動の阻害に関する同社規約に違反していると判断し、約8800万人のフォロワーを持つ同氏のアカウント「@realDonaldTrump」を12時間凍結したと発表。攻撃的な投稿が削除されない限り「アカウントは凍結されたまま」になると説明し、違反が続けば「永久停止する」と警告した。

 一方、フェイスブックは「選挙が盗まれた」などと主張するトランプ氏の複数の投稿を虚偽だとして、「全てを考慮すると、これらの投稿は現在進行中の暴力のリスクを減少させるよりも助長していると判断した」と説明。トランプ氏のアカウントに対し、新たな投稿を24時間禁止する措置を取ったことを明らかにした。(c)AFP

6339チバQ:2021/01/07(木) 18:22:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6616d3f48394959f299f1bd314c0ccd6dc2d365d
米経済界、議会乱入に非難相次ぐ 「トランプ氏の罷免を」 SNSはアカウント凍結
1/7(木) 15:49配信
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 【ニューヨーク、シリコンバレー時事】トランプ大統領支持者による米議会乱入事件を受け、米経済界からは6日、トランプ氏や事件への非難が相次いだ。

 全米製造業者協会(NAM)は「退任する大統領が権力を維持しようと暴力をあおった」と厳しく批判し、トランプ氏の罷免を検討するよう要請した。米インターネット交流サイト(SNS)のツイッターやフェイスブックは、アカウント凍結などでトランプ氏が投稿できないようにする異例の措置に踏み切った。

 NAMは、全米の大企業や中小企業が加盟する有力団体。ティモンズ会長は声明で「(議会乱入は)反乱であり、そう扱われるべきだ」と糾弾。大統領が職務を果たせない場合の手続きを定めた憲法修正25条を用いて罷免を真剣に検討するよう求めた。

 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は「選挙で選ばれた指導者は、暴力を終わらせるよう呼び掛け、平和的な権力の移行を支援する責任がある」と訴えた。

 ツイッターは、支持者に共感を表明したトランプ氏の動画を削除するとともに、アカウントを凍結。フェイスブックも「緊急事態」(幹部)として同氏の投稿を24時間停止した。

6340チバQ:2021/01/07(木) 18:55:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/d809f4d194a5eec781b9153a1f0253a94ce9bd82
トランプ氏「扇動」批判強まる 支持者が議会乱入・占拠
1/7(木) 18:42配信




米ワシントンの連邦議会議事堂で6日、壁をよじ登るトランプ大統領の支持者ら=ロイター
 米首都ワシントンで6日午後、トランプ大統領の支持者が多数、連邦議会議事堂に乱入し、一時占拠した。この影響で、議事堂で行われていた、大統領選の結果を確定させる上下両院の合同会議は中断され、議員らは一時避難した。また、地元警察によると、警察に銃撃された女性1人を含め、4人が死亡した。トランプ氏は、支持者が議事堂で抗議するよう呼びかけており、「扇動した」と批判が強まっている。

【写真】米ワシントンの連邦議会議事堂で6日、壁をよじ登るトランプ大統領の支持者ら=ロイター

 合同会議は中断を挟んで再開され、7日未明に大統領選の結果確認を終えた。これで、バイデン次期大統領の勝利と、トランプ氏の敗北が正式に確定した。

 トランプ氏は、合同会議に合わせて抗議活動を呼びかけていた。6日正午すぎにはホワイトハウス近くで演説し、「ここにいる全員が議事堂に行き、平和的に愛国的に、声を聞かせるために行進することを知っている」と議事堂での抗議を求めた。その後、数千人の支持者が議事堂前に移動し、一部が暴徒化して乱入した。トランプ氏は「帰るときだ」と呼びかける動画をツイッターに投稿したが、「選挙が盗まれた」との主張も続け、ツイッター社はアカウントを一時凍結するなどした。
朝日新聞社

6341チバQ:2021/01/07(木) 18:56:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2caebdc3b10bb771d97db3d1cabdd5ecbe9f7674
米大統領副補佐官が辞任、多くの高官も辞任の可能性
1/7(木) 14:18配信
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 1月6日、複数のメディアによると、ポッティンジャー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任した。写真はトランプ支持者が侵入した米議会で7日撮影(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 6日 ロイター] - 複数のメディアによると、ポッティンジャー米大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任した。ホワイトハウスでは、トランプ大統領の支持者が連邦議会に乱入したことを受け、複数の高官が辞任している。

CNNが関係筋の情報として伝えたところによると、ポッティンジャー副補佐官は、議会に乱入したデモ隊に対する大統領の姿勢を見て、6日午後に辞任。

ポッティンジャー氏の辞任はブルームバーグが最初に報じた。同氏はトランプ政権の対中政策の策定で重要な役割を果たしていた。

ホワイトハウスのコメントは取れていない。

メラニア米大統領夫人の首席補佐官を務めるグリシャム氏も6日、辞任した。トランプ大統領の支持者が連邦議会に乱入したことを受けたとみられる。関係筋によると、多くのホワイトハウス高官が辞任を検討している。

グリシャム氏は1年間大統領報道官も務めた。トランプ氏支持者が議会を一時占拠したことが辞任の理由かどうか明らかにしなかった。ただグリシャム氏に近い筋は、デモ隊の暴力行為が決定的だったと述べた。

別の関係筋はホワイトハウスのマシューズ報道官とソーシャルセクレタリーのリッキー・ニセタ氏も辞任したと明らかにした。

オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)も辞任を検討しているという。

オブライエン氏は「ペンス副大統領と話してきたところだ。一緒に仕事ができて誇りに思う」との声明を発表した。

関係筋はリデル大統領次席補佐官も辞任するという観測がホワイトハウス内で浮上していると述べた。

*内容を更新し、カテゴリーを追加しました。

6342チバQ:2021/01/07(木) 19:36:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/82f43c1d0d569eb2a76fa4434c83987faad63eeb
トランプ氏支持者扇動 共和党に離反の動き
1/7(木) 19:14配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のバイデン次期大統領の就任を正式確定させた6日の上下両院合同会議は、本来は単なる形式的手続きであるにもかかわらず、暴徒の乱入で一時中断されるという未曽有の騒動に発展した。共和党のトランプ大統領が敗北を頑として認めず、「不正選挙があった」とする客観的根拠のない主張を展開して選挙への信任を傷つけ、支持者を扇動してきたためだ。

 連邦議会議事堂が襲撃されるのは、米英戦争終盤の1814年、議事堂が英軍に焼き打ちされて以来207年ぶりとなる。

 上下両院合同会議で進行役を務めたペンス副大統領は、合同会議の再開に際し「私たちはきょう議会を守った」と述べ、「暴力は決して勝利しない。自由が勝利する」と強調した。

 FOXニュースなど複数の米メディアによると、トランプ氏が議事堂への乱入に対応しようとしなかったことから、ペンス氏が独断でミラー国防長官代行らに電話をかけ、州兵部隊の緊急出動を要請した。

 トランプ氏による「不正選挙」の主張に同調し、合同会議で選挙結果に異議を申し立てると表明した共和党の上院議員13人と下院議員百数十人も、この日の事態を受けて異議を取り下げる議員が相次いだ。

 これらの議員は元来、トランプ氏の退任後の影響力や支持基盤の票にあやかることを見越して同氏を支えてきたが、政治専門家の間では、急進的な同氏の支持勢力によるこの日の行動を機に、一般の共和党支持者の間で潮目が「トランプ離れ」に変わる可能性があるとの指摘が出ている。

 共和党のキンジンガー下院議員は声明で「トランプ氏はもはやわが党の指導者ではない。同氏による(議事堂襲撃の扇動という)反逆罪に相当する行動を拒否すべきだ」と訴えた。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)社説は「トランプ氏は残り2週間の任期を全うするには不適格だ」とし、米憲法修正25条に基づく同氏の解任を主張した。

 バイデン次期政権は、6日のジョージア州の上院決選投票の結果を受け、民主党が上下両院を支配する比較的有利な状況で政権を運営することが確定した。

 ただ、トランプ氏および支持勢力は、今後もあらゆる形でバイデン氏に対して政策遂行の妨害や醜聞の追及を通じて攻撃を仕掛けていくとみられ、対立が尾を引くのは必至だ。

6343チバQ:2021/01/07(木) 20:43:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e276fc31289a0af4dcd692705b6f436aa2d431ef
「民主大国」世界に醜態 退任前のトランプ氏に罷免要求 米
1/7(木) 20:36配信

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時事通信
トランプ米大統領=2020年12月、ワシントン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】トランプ米大統領の支持者が6日、大統領選の結果確定に向けた上下両院合同会議が開かれていた連邦議会に乱入し、議事を妨害した前代未聞の事件は、「民主主義大国」の看板を失墜させ、世界に醜態をさらす結果となった。

 米主要メディアは、騒動を扇動し民主主義の根幹を揺るがしたとして、退任間近のトランプ大統領の即時罷免を求める論調を掲げている。

 乱入したトランプ支持者は、議事を妨害しただけでなく、一部が暴徒化し、4人が死亡する大惨事となった。一連の騒動は、テレビで放映されただけでなく、支持者らが撮影動画をインターネット交流サイト(SNS)で拡散、世界に衝撃が走った。

 米国の同盟国を含む各国首脳は、議会乱入を厳しく批判する声明を相次いで発表した。トランプ大統領と緊密な関係を維持してきたジョンソン英首相は「米議会の恥ずべき光景」と非難。フランスのルドリアン外相は「民主主義への重大な攻撃。米国民の意思、票は尊重されなければならない」と訴え、選挙結果の受け入れを拒否するトランプ氏を暗に批判した。

 騒動の発端は、トランプ氏が、この日の抗議集会で支持者に議会に行くよう呼び掛けたことだ。事件後も、バイデン次期大統領が演説で事態の沈静化を求めたのに対し、トランプ氏はツイッターに投稿した動画で、乱入者たちを擁護し帰宅を促すにとどまった。

 NBCやCNNなど主要テレビは、トランプ支持者の議会乱入を「テロ」と糾弾し、大統領の即時罷免を要求。ワシントン・ポスト紙も社説で「トランプ大統領は社会秩序、国家安全保障の脅威」であり、20日の退任日を待たず、ペンス副大統領が憲法修正25条に基づいて、大統領による職務遂行は不可能と宣言すべきだと主張した。ニューヨーク・タイムズ紙の社説は「弾劾あるいは刑事訴追により、大統領の責任を追及する必要がある」と強調した。

6344チバQ:2021/01/08(金) 11:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1316fd50d8834bd3d7826405fa13029b18367872
米大統領の解任要求 ペロシ下院議長「反乱を扇動」 チャオ運輸長官は辞意
1/8(金) 11:05配信
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トランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、記者会見する民主党のペロシ下院議長=米ワシントンで2021年1月7日、AP
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、ペロシ下院議長(民主党)は7日、憲法修正25条に基づく大統領解任をペンス副大統領に要求し、実現しない場合はトランプ氏の弾劾・罷免手続きも検討する意向を示した。一方、チャオ運輸長官が辞意を表明するなど、トランプ氏の騒乱への関与に反発し、辞任する動きが政府高官や側近の間に広がっている。

 昨年11月大統領選で再選を阻止されたトランプ氏は1月20日の退任が決まっているが、ペロシ氏は記者会見でトランプ氏が「米国に対する武力の反乱を扇動した」と非難。職権剥奪が「最高度の緊急を要する」と強調した。

 25条は副大統領と閣僚の過半数が大統領がその任に不適格と議会に申し立てることで、職権を副大統領に移すもの。民主党上院トップのシューマー院内総務は7日の記者会見で、同日朝にペロシ氏と共に25条発動を求めるためペンス氏に電話協議を申し入れたが、ペンス氏が応じなかったと明らかにした。

 民主党のバイデン次期大統領は7日の演説で、議会に侵入したトランプ支持者を「抗議デモの参加者ではない。国内テロリストだ」と糾弾した。11月大統領選の結果を確認する上下両院の審議の阻止を狙った乱入は、選挙の敗北を認めてこなかったトランプ氏の言動に扇動されたことは明白で、議会側も批判を強めている。共和党のキンジンガー下院議員が7日、「(大統領は)自発的または強制的に、行政府の長としての立場を放棄しなければならない」との声明を発表するなど、与党の一部からも25条発動に賛意の声が上がり始めた。

 ただ、退任までの残り13日間で権限剥奪の可能性は低く、ペロシ氏が代替として示した議会での弾劾・罷免手続きも実現の見込みは低い。それでも議会側には「民主主義への挑戦に明確な意思を示すべきだ」との声があり、不信任決議案の提出が議論されている。

 辞意を表明したチャオ長官は、2017年の政権発足当初から閣僚を務めた。共和党上院トップのマコネル院内総務の妻としても知られる。運輸省職員に宛てた書簡では、前日の騒乱を「深く憂慮しており、看過できない」と批判した。アジア担当として日米関係にも深く関わったポッティンジャー大統領副補佐官や、首席補佐官代行を務めたマルバニー北アイルランド問題担当特使らの辞任も伝えられ、政権内でトランプ氏の孤立が鮮明になっている。

 一方、CNNテレビは歴代の安保担当高官や防衛関連企業トップらが、ポンペオ国務長官やオブライエン大統領補佐官ら安保担当のトランプ政権高官に対し「辞任せずに任期を全うするよう」強く促していると報じた。安保政策上の空白が生じ、政権の混乱に乗じた外国勢力による攻撃や干渉のリスクが高まることを懸念しているためという。

 ホワイトハウスのマケナニー報道官は7日、記者団の前で声明を読み上げ「秩序ある政権移行に向け取り組む。暴力を排除し、米国として結束する時だ」と述べた。【ワシントン高本耕太】

6345名無しさん:2021/01/08(金) 11:39:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b7a4ed59353535d29bd2ab09df523e9f201237c
トランプ氏「新政権20日発足」 動画投稿、敗北宣言とAP報道
1/8(金) 10:08配信

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、凍結が解除されたツイッターに動画を投稿し「新政権が20日に発足する。今は円滑で切れ目のない政権移行に取り組んでいる」と述べた。AP通信は「バイデン次期大統領への敗北宣言」と報じた。

 6日に連邦議会議事堂を一時占拠した自身の支持者らについては「悪質な攻撃だ。米国の姿を示したものではない」と非難した。ただ扇動したと批判される自身の責任には触れなかった。

 バイデン氏は7日、議会乱入者に関し「抗議者ではなく、反乱者、国内テロリストだ」と非難。トランプ氏に対しては「議会を襲撃するよう暴徒をあおった」と責任を追及した。

6346チバQ:2021/01/08(金) 16:50:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2de866aac3570495388c9278e4344ab9d142a9f
トランプ氏に強まる辞任圧力 チャオ運輸長官ら閣僚や高官が相次ぎ辞任表明 議事堂占拠事件受け
1/8(金) 15:38配信
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トランプ米大統領(川口良介撮影)
 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領の支持勢力が連邦議会議事堂を占拠した事件を受け、支持者らを扇動したトランプ氏に20日の任期満了を待たずに辞任するよう求める声が強まっている。7日には事件に抗議する政権の閣僚やホワイトハウス高官らの辞任表明が相次ぐなど、トランプ氏は求心力を一気に失いつつある。

 チャオ運輸長官は7日、占拠事件について「深く憂慮しており、見過ごすことはできない」と批判し、11日付で辞任すると発表した。事件を受けてトランプ政権の閣僚が辞任を表明するのは初めて。

 台湾系のチャオ氏は上院共和党トップのマコネル院内総務の夫人でもあり、トランプ氏に近いことで知られてきた。

 チャオ氏に続き、デボス教育長官も7日、「8日付で辞任する」との書簡をトランプ氏に送った。

 ホワイトハウスでは、既に辞任したポッティンジャー大統領副補佐官やグリシャム大統領夫人首席補佐官らに加え、7日には国家安全保障会議(NSC)のタリー上級部長、マルバニー英領北アイルランド担当特使(元大統領首席補佐官代行)らが辞任した。さらに多くの高官が辞任すると見込まれている。

 一方、民主党のペロシ下院議長は7日、ペンス副大統領に対し、米憲法修正25条を適用してトランプ氏を解任するよう要求した。

 修正25条の規定では、副大統領と閣僚の過半数が「大統領は職務遂行不能な状態にある」と判断した場合、大統領を解任して副大統領を大統領代行にすることができる。

 共和党からはキンジンガー下院議員や東部メリーランド州のホーガン知事が25条適用に賛意を示した。

 CNBCテレビによると、ポンペオ国務長官やムニューシン財務長官がそれぞれの省庁の内部で25条適用の可否について非公式に協議したという。

 ペロシ氏はまた、ペンス氏が25条適用に向け行動しない場合、議会はトランプ氏の弾劾訴追手続きに着手すると強調した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は7日の社説で、占拠事件を受けてトランプ氏は「真っ当な政治家」としての生命を絶たれたと指摘し、「もしトランプ氏が2度目の弾劾訴追を回避したいのであれば、最善の方策は自ら責任をとって辞任することだ」と訴えた。

6347チバQ:2021/01/08(金) 16:51:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4606bd9695abca0f6ab739f6d85811c303be4c2d
保守系紙がトランプ氏辞任要求 「憲法上の一線越えた」 米
1/8(金) 15:02配信
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米連邦議会議事堂に押し掛けたトランプ大統領の支持者たち=6日、ワシントン(EPA時事)
 【ニューヨーク時事】米保守系紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、トランプ大統領が「2度目の弾劾を避けたいなら、最善の道は個人的な責任を取り、辞任することだ」と主張する社説を掲載した。

 
 同紙は、支持者を議会に向かうよう扇動するなどしたトランプ氏の行為を「憲法に基づく権力移譲プロセスへの攻撃であるとともに、米国の法律擁護を誓う議会への攻撃でもある」と非難。「トランプ氏がこれまで越えなかった憲法上の一線を越えている。弾劾されるべきだ」と指摘した。

 一方、政権末期での弾劾手続き強行は「消えかけた火に政治的な燃料を注ぐことになる」と慎重な姿勢を示した。「彼が静かに去ることが彼自身を含め全員にとっての最善だ」と求めている。

6348名無しさん:2021/01/08(金) 17:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7523320edd533393a5ff3a4a1101f076b604f8a
米議会警察、警官1人の死亡を確認 議事堂暴動の死者5人に
1/8(金) 15:17配信

(CNN) 米議会警察は7日遅く、前日のトランプ氏支持者による連邦議会議事堂の襲撃に対応した警官1人が死亡したと確認した。

死亡したのはブライアン・D・シックニック巡査。任務中に負った傷が原因で同日午後9時半ごろに死亡した。

首都警察の殺人課が調査を進めている。

警察の声明によると、巡査は6日に議事堂の暴徒に対応した際、もみあいになり体をけがした。自分の部署に戻ったあと倒れ、地元の病院に搬送されたが助からなかった。

シックニック氏は2008年7月に議会警察に入り、最近は緊急出動部隊に配属されていた。

議会警察は同氏やその家族や友人に哀悼の意を示した。

シックニック氏は6日の暴動での5人目の死者となる。

6349名無しさん:2021/01/09(土) 11:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ae07bf2c9e30ac261f0df0ab91a414e5b9821d7
トランプ氏、バイデン氏就任式欠席へ 大統領不在は150年ぶり
1/9(土) 1:08配信

【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、ツイッター(Twitter)への投稿で、ジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の就任式に出席しない意向を表明した。

 トランプ大統領は「私に質問した皆に知らせる。私は1月20日の就任式に行くつもりはない」と投稿した。出席しない理由は明らかにしていない。大統領就任式は平和的な政権移行を象徴する式典であり、退任する大統領の欠席は1869年以来、約150年ぶりとなる。

 米国では6日、トランプ氏に扇動された支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生。トランプ政権はこれをきっかけに崩壊へと向かい、高官の辞任が相次いだ他、トランプ氏の解任を求める声も上がっている。トランプ氏の就任式欠席表明は、こうした溝を頑なに広げる行為となった。

 バイデン氏は8日、デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で開いた記者会見で、トランプ氏の欠席は「よいことだ」と言明。「彼は国家の恥となってきた」とし、「彼は米国史上最も無能な大統領の一人だ」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed6fb6a7b34f5d0dbd156878cd2a3600f7dd1cc
トランプ氏の核攻撃阻止を軍トップと協議 ペロシ氏が表明
1/9(土) 5:34配信

【AFP=時事】米民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長は8日、「錯乱」した状態にあるドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が残りわずかとなった任期中に核ミサイルを発射する事態を避けるため、米国防総省のマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長と協議を行ったと明らかにした。

 合衆国憲法で定められている大統領権限の制限について米軍制服組トップと協議を行ったと公に認めるのは異例。トランプ氏の任期終了までの期間をめぐり米政界で緊張が高まっていることを示している。

 ペロシ氏は民主党議員への書簡で、「この錯乱した大統領の状況は危険極まりなく、わが国と民主主義に対する彼の情緒不安定な攻撃から米国民を守るため、われわれはあらゆる手段を講じなければならない」と説明。

 さらに、トランプ氏が辞任せず、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領と閣僚が合衆国憲法修正25条で定められた大統領罷免の手続きを開始しないならば、弾劾手続きを開始する準備があるとも言明した。

 米首都ワシントンでは6日、ジョー・バイデン氏の次期大統領への当選確定を阻止しようとしたトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生。警察官1人を含む5人が死亡した。民主・共和両党の議員はこの事件を反乱だと非難。トランプ氏が暴力を扇動したとの批判も高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0822eb06c89a212a64331153cc8cffc24416bf4
ツイッター、トランプ氏アカウント永久停止
1/9(土) 8:42配信

 【ニューヨーク共同】米短文投稿サイトのツイッターは8日、トランプ米大統領のアカウントを永久に停止すると発表した。さらに暴力を扇動するリスクがあるとしている。

6350チバQ:2021/01/10(日) 18:23:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2d56c394b74730208af7dee5fbe34a47829a5b7
「トランプ党」終焉の始まりか 共和党内でも離反の動き
1/10(日) 16:39配信

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朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで開かれた集会に到着したトランプ大統領。集会後、支持者たちが連邦議会議事堂に乱入した=AP

 トランプ米大統領の支持者が米連邦議会議事堂へ乱入した事件をきっかけに、共和党内でトランプ氏と距離を置く動きが急速に進んでいる。前代未聞の事件の責任追及が進むなか、公然とトランプ氏を批判する共和党議員が出ており、「トランプ党」の終焉(しゅうえん)が始まったという見方もある。(ワシントン=園田耕司)


 「大統領が、弾劾(だんがい)に相当する罪を犯したと思う」

 共和党のトゥーミー上院議員は9日、FOXニュースでこう述べた。民主党が、トランプ氏の弾劾訴追に向けて進むなか、共和党からも賛同が出た形だ。

 共和党の多くの議員にとってはこの4年間、トランプ氏を批判することがタブーだった。支持者からのカリスマ的な人気があり、自らに反発する人には容赦ない攻撃を加えるためだ。共和党上院トップのマコネル院内総務らは、トランプ氏の行動を常に擁護。昨年の共和党全国大会では、1856年以来、4年ごとに策定してきた政策綱領を策定せず、「(共和党は)現在も今後も大統領の『米国第一』の公約を積極的に支持する」という決議を採択したほどだ。

 しかし、トランプ氏の大統領選敗北で、潮目が変わった。昨年12月に選挙人の投票が終わると、マコネル氏もバイデン次期大統領の勝利を認めた。トランプ氏は最後の望みとして、投票結果を確認する6日の上下両院合同会議で進行役を務めるペンス副大統領が結果を覆すように圧力をかけたが、これまで忠実だったペンス氏は「その権限はない」と要求を拒否した。

 とどめは、合同会議中に起きた議事堂乱入事件だった。150人以上の共和党議員が選挙結果について異議申し立てをする予定だったが、トランプ氏からあおられて議事堂を占拠した支持者たちは、米国の民主主義の象徴である建物を冒瀆(ぼうとく)し、議員たちを危険にさらした。会議の再開後、壇上に立った共和党議員は次々と事件を非難し、異議申し立ての熱気は急速にしぼんだ。

 ジョージア州の上院選決選投票で、トランプ氏の人気にあやかろうと熱烈に支持していたレフラー上院議員は「再考せざるを得ない。自分の良心に従い、投票結果に反論することはできない」と異議申し立てを取りやめた。トランプ氏のゴルフ仲間で盟友のグラム上院議員も「私を仲間に入れてくれるな。もうたくさんだ」と突き放した。

 トランプ氏に強く同調し、異議申し立てをしたクルーズ上院議員は事件から一夜明けた7日、地元メディアの取材にこう答えた。

 「トランプ氏の発言や言葉遣いはしばしば一線を越える。特に昨日は一線を越えた。私はそれに賛同しないし、この4年間、トランプ氏の発言に賛同したこともない」

朝日新聞社

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6351とはずがたり:2021/01/11(月) 11:44:00

凄い梯子の外され様(;´Д`)

トランプ派男性に殺害予告 議会乱入で「極左」と決め付けられ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010900558&amp;g=int
2021年01月09日23時25分

 【ワシントンAFP時事】6日の米連邦議会乱入に参加したトランプ大統領支持者の男性が、敵対する極左組織「アンティファ」メンバーと決め付けられ、殺害予告を多数受け取っている。「5分ごとに殺害予告が来る。我慢できない」と8日に窮状を語った。
 発端は自身が当日撮影し「(乱入に)成功した」と発言した動画。フェイスブック上でトランプ氏支持者ではなくアンティファが関与したと主張する人々に触れ、男性は「われわれがやった」と説明した。すると、アンティファの自供と見なされ、親トランプ派弁護士がこれをソーシャルメディアで拡散した。

6352とはずがたり:2021/01/11(月) 18:13:20

>だが大統領が自らを恩赦した例は過去になく、法律専門家の間でも有効性の見解は分かれている。トランプ氏は2018年、ロシア疑惑の特別検察官による捜査の際に「私には自分自身を恩赦する完全な権利がある」と主張した経緯がある。

トランプ氏「自身に恩赦」検討か 退任後の訴追回避目的 残り2週間、権限行使も
毎日新聞2021年1月8日 18時01分(最終更新 1月8日 18時02分)
https://mainichi.jp/articles/20210108/k00/00m/030/189000c

 トランプ米大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入した6日の事件で、20日に退任するトランプ氏の動向に注目が集まっている。残りの在任期間中に強大な大統領権限を有効活用するとの見方もあり、退任後の訴追を回避するために自身の恩赦に踏み切るとの観測も広がっている。

 「今は癒やしと和解を必要とする時だ」。トランプ氏は7日夜、ツイッターに投稿した演説動画で、バイデン次期大統領への円滑な政権移行を約束した。昨年11月の大統領選後、開票結果を受け入れずに「投票で不正があった」などと根拠の乏しい発言を繰り返し、対立をあおり続けたトランプ氏。動画では「即座に州兵を展開し、侵入者を追い払った」などと述べ、自らが乱入事件に対応したことを強調した。

 トランプ氏は大統領選後、ほとんど公務を入れず、訴訟を連発するなど選挙結果を覆すことに専念してきた。敗北を受け入れ、バイデン氏への政権移行を認めた今、浮上しているのが退任後の予防的な訴追対策だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズは7日、関係者2人の話として、トランプ氏が側近らに対し20日までに自分自身の恩赦をすることを提案していると報じた。退任後に法執行機関によって標的にされることを懸念しており、実際に恩赦を実施した場合の法的、政治的な影響について相談しているという。

 だが大統領が自らを恩赦した例は過去になく、法律専門家の間でも有効性の見解は分かれている。トランプ氏は2018年、ロシア疑惑の特別検察官による捜査の際に「私には自分自身を恩赦する完全な権利がある」と主張した経緯がある。

 トランプ氏は大統領選以降、ロシア疑惑で虚偽の供述をした罪などに問われたフリン元大統領補佐官ら40人以上の恩赦・減刑を実施している。退任前の大統領による恩赦は慣例とされるが、トランプ氏の恩赦は司法省の推薦リストに基づくものではない。タイムズ紙は米ハーバード大教授の集計として、トランプ氏のこれまでの恩赦・減刑計94件のうち、約9割がトランプ氏との個人的なつながりがあると指摘している。

 米国の歴代大統領では、1974年にウォーターゲート事件で辞任したニクソン氏に恩赦が与えられたケースがある。ただ、この時は後任のフォード氏が恩赦を決めており、大統領が自身にその権限を行使した例はない。【ワシントン鈴木一生】

6353チバQ:2021/01/11(月) 20:34:48
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020122001001196.html
次期駐日米大使の人事、白紙に 空席期間は戦後最長
2020/12/20 15:14共同通信

次期駐日米大使の人事、白紙に 空席期間は戦後最長

トランプ米大統領、バイデン次期米大統領、ワインスタイン氏(いずれもゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が指名した次期駐日大使の人事が、大統領選の敗北で白紙になる公算が大きくなっている。関心はバイデン次期大統領が来年1月の着任後に誰を指名するかに移りつつあるが、着任時期は見通せない。戦後最長となっている駐日大使の空席期間がさらに長期化する可能性がある。

 トランプ氏は今年3月、保守系シンクタンクのハドソン研究所所長、ワインスタイン氏(59)を指名したが、米上院での審議が遅滞。9月に上院外交委員会が人事を承認したが、米上院での採決の予定は入らないままだ。駐日大使はハガティ前大使が昨年7月に離任後、1年半近く空席が続いている。

https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-129449.html
“トランプ騒動”で人事白紙も 幻の駐日大使
2021/01/11 12:04FNNプライムオンライン



「トランプ下ろし」の声が高まるアメリカ。

トランプ大統領に振り回された格好となった1人に、人事が白紙になった“幻の駐日大使”がいる。

FNNの取材に、いまの心境を語った。

ワインスタイン氏「よろしくお願いします。本当に残念です。大好きな日本の大使になるのが夢でした」

2020年、トランプ大統領から駐日大使に指名されたワインスタイン氏。

議会での承認が遅れ、結局、大統領選でバイデン氏が勝利したことで、人事は白紙になった。

ワインスタイン氏「日本語の勉強も始めていました。公務員ではなく、まだ大使に承認されていなかったので、自費で50レッスンほど受けました」

大の日本ファンで、何度も来日しているワインスタインさん一家は、東京に赴任したあとの生活を夢見ていた。

妻・エイミーさん「今週こそ出発だと言われるたびに大慌てで準備するけど、何度も延期になった。家族みんなで東京に行きたかったです」

愛犬のシュミッツを、大使館の広報担当に任命することまで決めていたというワイスタイン氏。

大使就任は幻と消えたが、日米の懸け橋となる活動を続けたいとしている。

6354チバQ:2021/01/12(火) 10:10:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2b87ce672eaf196cc6c54aead780d67e3d05ab
米企業、共和党議員への献金を凍結 議会襲撃受け見直し相次ぐ
1/12(火) 8:42配信

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の支持者らによる議会襲撃を受け、米大手企業で政治献金を見直す動きが相次いでいる。米総合化学大手ダウ・ケミカルが11日、大統領選の結果確定に反対した共和党議員への献金を凍結すると表明。同党議員への圧力が高まっている。

 議会が襲撃された6日、大統領選挙人を集計する結果確定の手続きを実施。選挙不正を訴えたトランプ氏に呼応した上下両院150人弱が採決で反対した。

 米メディアによるとダウは反対した議員の在任期間中、政治団体を通じた献金を取りやめると表明。声明で「民主主義や平和的な政権移行にコミットする」との同社の立場を強調した。

 ダウのほかに通信大手AT&T、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレスやマスターカード、家電量販ベストバイなどが、反対した議員への献金を見直すとしている。

 ただ、ダウなど少数を除けば一時的な見合わせにとどまる可能性もある。自動車大手フォード・モーターやIT大手マイクロソフトは、共和党と民主党の双方への献金をいったん停止。襲撃事件の大きな衝撃を受け、企業が献金方針の再検討を迫られている。

6355チバQ:2021/01/12(火) 10:38:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ae229207f7d69e47b3439ad6ef3a2d3d1ec1fe4
米首都に州兵1.5万人派遣 大統領就任式控え、警備強化
1/12(火) 7:27配信
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 【ワシントン時事】米国防総省高官は11日、バイデン次期大統領就任式の警備に向け、首都ワシントンに州兵最大1万5000人を派遣すると発表した。

 米メディアが報じた。トランプ大統領支持者による議会乱入後、さらに暴動が計画されているとの情報もあり、警備態勢を強化する。

 国防総省によると、ワシントンでは現在、6州から派遣された州兵約6000人が警備に当たっている。17日ごろまでに1万人、さらに必要なら1万5000人に増員される。いずれも自衛目的で武器を携帯する。

 米メディアによれば、オバマ前大統領の就任式には約9000人、トランプ氏の時には約7000人が動員された。

 右派のインターネット交流サイト(SNS)では、就任式当日やその直前に再び議会を襲撃すると予告するような投稿が相次いでいる。国立公園局は11日、「確かな脅威」があるとして、24日まで首都中心部の観光名所「ワシントン記念塔」を閉鎖すると決めた。

6356名無しさん:2021/01/12(火) 14:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8836a1a4460e85907c6cd98547a38b3a802a5c5
全米50州と首都の議事堂で「武装デモ」の計画 FBI内部文書
1/12(火) 10:32配信

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)が、20日に予定されるバイデン次期大統領の就任式までに全米50州と首都ワシントンで「武装デモ」が計画されているとの情報を受け取っていることが分かった。FBIの内部文書をCNNが入手した。

ワシントンでは先週、トランプ大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入する事件が発生した。FBIの内部文書については米ABCニュースが最初に内容を報じた。

それによると、武装デモは全50州の州議会議事堂で16日から少なくとも就任式当日の20日までに、ワシントンの議事堂でも17日から当日までの間に再び予定されている。

文書では、トランプ氏が20日までに罷免(ひめん)された場合に「暴動」が起きる可能性も指摘された。FBIが今月8日に得た情報によると、ある特定の集団が、トランプ氏罷免となったら各地の裁判所や行政機関に乱入しようと呼び掛けている。この集団はさらに、20日には各州が認定した大統領選の結果にかかわらず、ワシントンと全州で政府機関への乱入を企てているという。

同文書によれば、FBIはバイデン氏を就任式前に襲うとする複数の脅威についても調べている。ハリス次期副大統領やペロシ下院議長への襲撃計画を示唆する情報もあるという。

当局は先週の乱入事件を受け、ワシントン市内などの警備体制を強化する構えだ。ワシントンのバウザー市長は11日の記者会見で国民に対し、就任式にはオンラインで参加してほしいと呼び掛けた。そのうえで「トランプ主義」は20日に消えるわけではないと指摘し、連邦当局にワシントンを対象とした緊急事態の事前宣言を要請した。

6357チバQ:2021/01/12(火) 18:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/220af664a3efae9e180e46d88b555665ff0a7094
米、党派対立激化の恐れ トランプ氏弾劾 バイデン次期政権運営に影響も 
1/12(火) 16:44配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院民主党は11日、共和党のトランプ大統領が支持者を扇動して連邦議会議事堂の襲撃・占拠事件を引き起こしたとして弾劾訴追に乗り出した。下院では一部の共和党議員が賛意を示す一方、党内部では2年後の中間選挙をにらみ、トランプ氏の支持勢力をつなぎ止める思惑から弾劾に慎重論も根強い。弾劾を機に党派対立が一層深まれば、バイデン次期大統領の政権運営にも悪影響を及ぼすのは必至で、バイデン氏は難しい判断を迫られている。

【写真】連邦議会議事堂内に侵入したトランプ大統領の支持者ら

 民主党は、弾劾訴追決議案(起訴状に相当)を13日にも可決させるのに先立ち、ペンス副大統領に憲法25条に基づいてトランプ氏を解任するよう求めている。だが、ペンス氏は11日現在、解任に応じる態度を示していない。

 民主党は、国内勢力が連邦議事堂を襲撃するという米憲政史上前代未聞の事態を招いた責任はトランプ氏にあるとして、徹底追及する構えを強めている。民主党には、議会に対するさらなる「反乱行為」を抑止するとともに、トランプ氏の政治生命を絶つ思惑があるとみられている。

 共和党でも、大統領選の敗北を認めず、「選挙に不正があった」と具体的根拠のない主張を展開して支持勢力を煽(あお)り、議事堂襲撃に道を開いたトランプ氏および「トランプイズム」と決別するべきだとの意見は少なくない。

 下院共和党では、キンジンガー議員らが弾劾訴追に賛成の意向を表明済みだ。ただ、下院共和党トップのマッカーシー院内総務は弾劾訴追に反対の意向を表明したほか、共和党議員の中には「弾劾に踏み切れば党派間の緊張が高まり、再び暴力行為の標的となる」と懸念する声も強い。

 2022年の中間選挙でトランプ氏の支持勢力が、弾劾訴追に賛成した議員に対抗馬を立てて追い落としを図ることも考え得る。

 一方、バイデン氏としては、民主党があくまで弾劾訴追を目指した場合、バイデン氏が重視する新型コロナウイルス対策や気候変動対策、景気浮揚などの政策遂行に必要な超党派の協力が見込めなくなる。

 ただ、バイデン氏がトランプ氏に融和的な態度を取れば、民主党の若手急進左派の議員などから突き上げを受けるのは必至で、党内の結束にこれまで以上にほころびが出かねない。

 トランプ氏が逆襲を図る可能性も指摘されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は7日に発表した事実上の「敗北宣言」とされる動画で、議事堂襲撃を「憎むべき攻撃だ」と非難したことを後悔しているとされる。

 トランプ氏は12日、南部テキサス州サンアントニオで演説する予定で、支持者に改めて決起を呼びかける恐れもある。

6358チバQ:2021/01/12(火) 18:10:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/795ec0365d48fb38a0d646e1dc24146320406f02
ウルフ米国土安保長官代行が辞任、議会襲撃後、閣僚3人目
1/12(火) 12:13配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】ウルフ米国土安全保障長官代行は11日、「同日をもって辞任する」と発表した。

 トランプ大統領の扇動で支持者らが6日に首都ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃して以降、トランプ政権の閣僚級が辞任するのは、チャオ運輸長官(11日付で辞任)、デボス教育長官(8日付で辞任)に続き3人目となる。

 ウルフ氏は、議事堂襲撃事件について「悲劇的だ。胸が悪くなる」などと非難し、トランプ氏との関係が悪化していたとされる。

 トランプ氏は昨年8月にウルフ氏を同省長官に指名したが、上院の承認を待たずに今月7日に指名を取り消した。

6359チバQ:2021/01/12(火) 18:10:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dded39dea0c0b28286df70719baed74bf570f36
米国土安保長官代行が辞任 トランプ大統領が「昇格」撤回
1/12(火) 9:03配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアによると、ウルフ国土安全保障長官代行は11日、辞任を表明した。

 トランプ大統領支持者による連邦議会議事堂の一時占拠後、これまでにチャオ運輸長官、ポッティンジャー大統領副補佐官(国家安保担当)ら政府高官の辞任が相次いでいる。

 USAトゥデー紙(電子版)が入手した国土安保省職員向けのメッセージで、ウルフ氏は11日深夜をもって辞任し、連邦緊急事態管理庁(FEMA)のゲイナー長官が後任を務めると説明。辞任理由として「私の長官代行としての権限をめぐる裁判所の判決や、最近の出来事」を挙げたが、議会乱入事件には直接言及しなかった。

 トランプ氏は昨年8月、ウルフ氏を正式な長官に指名すると発表。ところが、ウルフ氏が議会乱入事件を受けた声明で「許し難いことであり、大統領をはじめ全公職者が暴力を強く非難するよう求める」と表明後、トランプ氏がこの人事を撤回した。ロイター通信によると、ホワイトハウスの報道担当官は、ウルフ氏の声明と指名方針撤回は「無関係だ」と説明していた。

 国土安保次官代行だったウルフ氏は、ニールセン前国土安保長官が2019年4月に辞任し、マカリーナン長官代行も同年10月に辞任したのを受けて長官代行に就任。昨年の人種差別抗議デモに伴う暴動対応などを取り仕切ってきた。

6360チバQ:2021/01/12(火) 19:29:45
https://mainichi.jp/articles/20210109/k00/00m/030/216000c?inb=ys
株価最高値に沸く街の食料配布に長蛇の列 タワマンの足元走る料理宅配 無視できぬ格差
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月9日 19時09分(最終更新 1月9日 20時41分)
 米東部ニューヨーク市クイーンズ地区。2020年12月22日朝、気温3度で冷たい風が吹く中、無料で食料を配る「フードバンク」が開かれるキリスト教会の前には、新型コロナウイルス感染拡大で職を失うなどした人たちの長い列ができていた。その先の角を曲がっても、次の角を曲がっても、手押し車や大きな袋を抱えた人の列が続く。2時間以上待っている人もいる。そこには、これまで食事に困ることのない生活を送っていた「中間層」の姿もあった。
 午前10時、教会の支援団体「ボイシーズ・オブ・ハガー」のボランティアが黄色の袋に詰め込んだ食料を配り始めると、並んでいた人々は安堵(あんど)の表情を浮かべた。鶏肉や野菜、リンゴ、パスタや米、トマトソース。3人家族が3日間ほど暮らせる量だという。
「失業保険も切れる。もうプライドは捨てるしかない」
 その列の中に、マンハッタンにある大手金融機関の社員用レストランでシェフをしていたウィリアム・デベレスさん(58)がいた。新型コロナウイルスの感染拡大で社員が在宅勤務になったためレストランが閉鎖し、失業した。約7万ドル(約730万円)あった年収はゼロになった。今は、失業保険とフードバンクの食料が家族4人の生活を支える生命線だ。
 「自分は中間層だと思っていた。だが、今はちょっとした支払いも遅れる日々だ」。20件以上の求人募集に応募したが、新たな働き口は見つかっていない。「まもなく失業保険も切れる。もうプライドは捨てるしかない」
 このフードバンクでは新型コロナの感染拡大前、週1回の食料配布に並ぶのは100人程度だった。だが、感染が深刻化した20年春以降は人が増え、一時は600人程度が並ぶこともあった。担当者のソーニャ・ハービーさんは「もともとは貧困層の食事を補完するものだったが、失業者が増え、それどころではなくなっている。複数のフードバンクを渡り歩く人もいる」と話す。
 ニューヨーク市内にはフードバンクが1000カ所以上あるが、同じような光景があちこちで見られるようになった。…

6361とはずがたり:2021/01/13(水) 17:16:58
米経済界、議会乱入に非難相次ぐ 「トランプ氏の罷免を」―SNSはアカウント凍結
2021年01月07日17時08分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700968

 【ニューヨーク、シリコンバレー時事】トランプ大統領支持者による米議会乱入事件を受け、米経済界からは6日、トランプ氏や事件への非難が相次いだ。全米製造業者協会(NAM)は「退任する大統領が権力を維持しようと暴力をあおった」と厳しく批判し、トランプ氏の罷免を検討するよう要請した。米インターネット交流サイト(SNS)のツイッターやフェイスブックは、アカウント凍結などでトランプ氏が投稿できないようにする異例の措置に踏み切った。
トランプ米大統領のアカウント凍結 ツイッターとフェイスブック

 NAMは、全米の大企業や中小企業が加盟する有力団体。ティモンズ会長は声明で「(議会乱入は)反乱であり、そう扱われるべきだ」と糾弾。大統領が職務を果たせない場合の手続きを定めた憲法修正25条を用いて罷免を真剣に検討するよう求めた。
 米金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は「選挙で選ばれた指導者は、暴力を終わらせるよう呼び掛け、平和的な権力の移行を支援する責任がある」と訴えた。
 ツイッターは、支持者に共感を表明したトランプ氏の動画を削除するとともに、アカウントを凍結。フェイスブックも「緊急事態」(幹部)として同氏の投稿を24時間停止した。

米安保副補佐官が辞任 トランプ氏支持者議会突入で
2021年01月07日16時52分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700947

 【ワシントン時事】米CNNテレビなどは7日、トランプ大統領の支持者が連邦議会議事堂に突入したことを受け、対中政策を主導するポッティンジャー大統領副補佐官(国家安全保障担当)が辞任したと報じた。オブライエン補佐官(国家安保担当)も辞任を検討しているという。トランプ氏が6日の演説で、集まった支持者に議会へ行くよう促したことへの反発が政権内に広がっている。
トランプ氏支持者が議会乱入 死者4人に、大統領選手続き妨害―米首都に外出禁止令

 ポッティンジャー氏は2017年1月のトランプ政権発足直後に国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長に就任した。18年6月の米朝首脳会談実現に尽力。19年に副補佐官に昇格した。
 オブライエン氏はツイッターで、過去に上院議員の下でインターンをした経験を挙げた上で、議会への侵入は「完全な面汚しだ」と批判。トランプ氏の意向に反し、大統領選の公式集計を拒否する権限はないと主張したペンス副大統領を「勇気を示した」と称賛した。
 また、マシューズ大統領副報道官とメラニア・トランプ大統領夫人のグリシャム首席補佐官が6日、辞任を表明した。他にリデル次席補佐官も辞任を検討しているという。

6362チバQ:2021/01/13(水) 23:35:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP1F2C8NP1DUHBI031.html
トランプ大統領「魔女狩りの続きだ」 弾劾決議案に反発
2021/01/13 07:11朝日新聞

トランプ大統領「魔女狩りの続きだ」 弾劾決議案に反発

12日午前、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に搭乗する前、記者団とやりとりするトランプ米大統領=AP

(朝日新聞)

 トランプ米大統領が米連邦議会議事堂襲撃事件を扇動したとして弾劾(だんがい)訴追決議案が提出されたことをめぐり、トランプ氏は12日午前、記者団に対し、「歴史上最も大がかりな魔女狩りの続きだ」と強く反発し、「この弾劾はすさまじい怒りを引き起こし、我が国にとってすさまじい危険をもたらすだろう」と語った。

 決議案では、議事堂襲撃事件の前にトランプ氏が自身の支持者に集会で「死にものぐるいで戦わなければ、この国はこれ以上もたない」などと発言したことを重視。「米国政府と、その政府機関の安全を脅かした」として、トランプ氏を「反乱の扇動」で訴追することを求めている。しかし、トランプ氏は12日、自身の演説内容を「完全に適切だった」と正当化した。

 米連邦捜査局(FBI)の内部文書によれば、20日のバイデン次期大統領の就任式までの期間に、首都ワシントンや全50州の州都で武装集団が抗議活動を計画しているという。警備のためにワシントンに州兵1万人以上が派遣される予定で、ワシントン記念塔などが閉鎖になっている。

 一方、トランプ氏は、襲撃事件をきっかけに自身のツイッターが永久停止になるなどソーシャルメディア企業が過激な投稿を規制し始めたことについて、「彼らは破壊的な間違いをしている。彼らは分断を深めている」などと批判した。(ワシントン=園田耕司)

6363チバQ:2021/01/13(水) 23:36:25
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3325951.html
ペンス副大統領、修正25条発動でのトランプ氏免職を拒否
2021/01/13 11:06AFPBB News

ペンス副大統領、修正25条発動でのトランプ氏免職を拒否

米フロリダ州で遊説するマイク・ペンス副大統領(2020年10月10日撮影)。(c) Zak BENNETT / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のマイク・ペンス副大統領は12日、合衆国憲法修正25条の発動によるドナルド・トランプ大統領の免職を支持しないと下院指導部に伝えた。

 ペンス氏はナンシー・ペロシ下院議長に宛てた書簡で、「トランプ大統領の任期が残り8日となった今、貴殿と民主党幹部会は、内閣と私に修正25条の発動を要求している」と確認した上で、「私はそのような行動がわが国の最善の利益にかなうとも、わが国の憲法に即しているとも思わない」と伝えた。

 修正25条が発動されれば、トランプ氏は任期終了を待たずに免職され、残りの任期は副大統領のペンス氏が大統領代行となる。

 米議会は数時間後に、ペンス氏に修正25条を発動を求める決議案の採決を行うことになっている。しかし、ペンス氏の通達を受けて、その後にトランプ氏の弾劾訴追決議案の審議に移る見通しとなった。 【翻訳編集】AFPBB News

6364名無しさん:2021/01/14(木) 01:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/61d9bdad0960428c211e1a75c62e3d5c8741613e
議事堂乱入前に打ちのめされたトランプ氏 “レッドステート”が示した民意とは
1/13(水) 11:00配信

 「新政権が1月20日に発足する。私の関心はスムーズで秩序ある政権移行に移っている」
 去年11月の大統領選挙から2か月以上、選挙の不正を主張し、一貫して敗北を否定してきたアメリカのトランプ大統領。それが一転、1月7日、ツイッターに投稿したビデオで、間接的だがバイデン氏の勝利を認めた。

 「ようやく、終わった!」
 このビデオを見て、思わずこうつぶやいたのは私だけではないだろう。2017年のトランプ氏の就任直後から去年11月の大統領選挙までアメリカで特派員として取材し、私もトランプ氏の言動に翻弄され続けてきた一人だ。

 ただこの4年間、大統領選挙に勝つために執念を燃やしてきたトランプ氏にとっては、絶対に認めたくない苦渋の選択だったに違いない。この前日、ワシントンの連邦議会議事堂に暴徒化したトランプ氏の支持者らが乱入。その行動を煽ったと批判され、追い込まれての“敗北宣言”だった。

 しかし、世界をあぜんとさせたこの「乱入」事件の直前、すでにトランプ氏は大きな敗北に打ちのめされていた。5日に南部ジョージア州で行われた連邦上院選の決選投票である。2議席をめぐって共和党と民主党が争ったが、民主党がダブルで勝利。この選挙、異例づくしだった。

命運分けた異例の選挙
 アメリカの上院は100人。人口比に関わらず、各州から2人ずつ選出されている。通常2年ごとに3分の1が改選されるため、同じ州で2議席同時に上院ポストが争われること自体が異例だが、今回は引退による補選と重なった。さらに11月の大統領選挙と同時に行われた選挙でどの候補も過半数を獲得できなかったため、そろって決選投票に持ち込まれることになった。

 この時点でジョージア州を除いた上院の獲得議席は共和党50、民主党48。アメリカの上院は、与野党同数となった場合、議長である副大統領が決定票を握るため、このいわば地方選挙がバイデン政権の命運を握ることになった。一方で、次期2024年の再出馬に意欲を燃やすとされるトランプ氏にとっても負けられない戦いだ。バイデン氏、トランプ氏、両者とも投票日前日にもジョージア入りし、激しい戦いを繰り広げた。

 しかし、民主党にとっては高いハードルだった。ジョージア州は、去年の大統領選挙では民主党が28年ぶりに制したが、もともとは「レッドステート」といわれ、赤をシンボルカラーとする共和党の支持が根強い州だ。加えて、2議席とも共和党の現職に民主党の新人が挑むという構図で、当初、共和党がダブルで勝利するという見立てが有力だった。

 それがふたを開けると、まず黒人牧師の民主党のラファエル・ウォーノック氏が、「連邦議員で最も金持ちの一人」とされる共和党のケリー・ロフラー氏を下し、勝利を確実にした。続いて、「元ドキュメンタリー映画制作者」で33歳のジョン・オソフ氏も、超接戦の末、共和党の現職でこちらも富豪のデービッド・パーデュー氏を制した。オソフ氏は11月の選挙では、パーデュー氏に8万8000票リードされていたが、決選投票では5万票、わずか1ポイント差での逆転勝利だった。

6365名無しさん:2021/01/14(木) 01:56:29
>>6364

予想を覆した要因は・・・
 民主党勝利の要因で指摘されているのが、「若者」にターゲットを絞った戦略だ。地元紙によると、2020年の大統領選挙では、18歳から29歳の52〜55%が投票し、2016年の42〜44%から飛躍的に投票率が伸びている。激戦州の中でも特にジョージア州の若者の投票率の向上が顕著だった。

 決選投票に向けて民主党は、オンラインゲームを選挙運動に活用するなど、若者票の掘り起こしを続けた。また、大統領選挙でもかつてない規模に広がった期日前投票も追い風となった。決選投票でも有権者の4割に上り、過去には投票に行かなかった黒人などのマイノリティーの投票率が伸びたことも大きいとされている。

 ただ、最大の要因は、トランプ氏自らの失点、「オウンゴール」だという見方が大勢だ。決選投票3日前の1月2日、ワシントン・ポストのスクープにより、トランプ氏がジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官に対し、同州の選挙結果を覆すために必要な票を「見つける」よう要求していたことが発覚した。しかも翌日には、圧力をかけたトランプ氏の肉声まで公開され、これで多くの共和党員が「引いた」とされている。

 ジョージア州の選管幹部で共和党員のガブリエル・スターリング氏は投票日の5日、CNNに出演し、「もし共和党が敗北するとしたら、責めを負うべきはトランプ氏の言動だ」と断言した。アンカーから「トランプ氏に言いたいことは?」と問われ、「あなたはすでにジョージア州で敗北した。システムは機能し、票は正しく集計されるジョージア州民の高潔さを台無しにしてはならない」と、無念さをにじませながら訴えた。

驚きの出口調査
 この決選投票で、次の大統領選挙に向けて共和党内に影響力を残せるかどうかが問われていたトランプ氏。投票日翌日には、連邦議会でバイデン氏の勝利を確定する最終手続きも迫っていた。まさかの敗北で打ちのめされ、八方ふさがりとなり、最後の抵抗手段として、唯一の寄りどころである熱狂的支持者らに議事堂に向かうよう呼び掛けたのではないか。

 ところが、トランプ氏の主張は、共和党員を中心にいまだ驚くほど浸透している。
 CNNによると、ジョージア州での上院決選投票の出口調査では、「2020年の大統領選挙は公正に行われたのか?」という問いに、「YES」と答えた人は56%。「NO」は41%だった。共和党員で見ると76%が「NO」、つまり「大統領選挙は公正ではなかった」と答えている。トランプ氏を見限った「レッドステート」ですら、いまだ「選挙は不正」というトランプ氏の言い分を信じている人がこれほどいることに衝撃を覚える。

6366名無しさん:2021/01/14(木) 01:56:59
>>6365

アメリカは世界のリスクファクター
 過去40年で、民主党が大統領・上院・下院をおさえる「トリプルブルー」を達成したのは2期しかない。クリントン政権1期目と、オバマ政権1期目のそれぞれ前半2年間のみだ。特に上院は、閣僚や連邦最高裁判事などの人事承認や、連邦政府予算の決定権をもつため、民主党にとって決選投票で2議席を制した意義は非常に大きい。

 ただ上院では、1人でも欠員あるいは造反が出れば決議は通らない。バイデン次期大統領は薄氷を踏むような政権運営を迫られる。

 課題は山積みだ。トランプ政権でかつてないほど広がった分断の修復は容易ではない。民主党内部でも左派と中道派の溝は深く、医療改革や増税など、特に財政が関わる政策でのコンセンサス作りも困難が予想される。外交でも、トランプ政権が破壊した対中関係の方向性はまだ見えていない。そして最大のリスクは、なんといっても78歳というバイデン氏の年齢だ。激務の大統領職を4年間こなすことができるのか。

 トランプ政権からバイデン政権に代わっても、アメリカが世界の不安要因(リスクファクター)であり続けるという状況は当面続きそうだ。

ANN前アメリカ総局長 新谷時子

6367チバQ:2021/01/14(木) 16:00:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/97128e866052bbdf3be6adc5d54637f7558435f0

バイデン氏、アジア政策統括ポストにキャンベル氏起用へ
1/14(木) 10:51配信




キャンベル元国務次官補=2019年3月、北京、ロイター
 バイデン次期米大統領は、次期政権でアジア政策を統括する新たなポストをホワイトハウスに設け、キャンベル元国務次官補を起用する方針を決めた。キャンベル氏が会長を務めるコンサルティング会社が13日、明らかにした。

 キャンベル氏のポストは、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)に新設される「インド太平洋調整官」で、バイデン政権のアジア政策全体を統括する。特に、様々な分野にまたがる対中政策を統合して進めることを重視するという。

 キャンベル氏はオバマ政権で東アジア・太平洋担当の国務次官補を務め、アジアを重視する「リバランス(再均衡)」政策を主導。クリントン政権時代には国防次官補代理として米軍普天間飛行場の返還合意や日米安保再定義に関わった。

 キャンベル氏は国務次官補退任後、米国の対中関与政策は成果を挙げなかったとの認識を示しており、次期バイデン政権はオバマ政権時代よりも厳しい対中認識の下で、アジア政策を遂行する可能性がある。

6368チバQ:2021/01/14(木) 16:00:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e54e0f42a520e0cf0b1103eb963322d342d231cc

トランプ米大統領を弾劾訴追 「反乱扇動」を追及、与党10人賛成 史上初の2度目
1/14(木) 7:01配信
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13日、米ワシントンで、トランプ大統領の弾劾訴追決議案の採決を行う下院(AFP時事)
 【ワシントン時事】米下院は13日午後(日本時間14日午前)、支持者による議会襲撃で「反乱を扇動」したとして、野党民主党などの賛成多数でトランプ大統領を弾劾訴追した。

【写真】米連邦議会議事堂内の一室で、バリケードを築いて暴徒の乱入を防ぐ職員たち

 1週間後の退任を控え、米民主主義の根幹を揺るがした騒動の責任を大統領が問われる異例の事態となった。

 トランプ氏の弾劾訴追は2019年12月の「ウクライナ疑惑」以来で、任期中2度目は米史上初めて。

 トランプ氏は採決後、ホワイトハウスを通じて動画を投稿し、6日に起きた議会襲撃について「関与した者は法の裁きにかけられるべきだ」と非難。支持者に対し「緊張を和らげるよう求める」と融和を呼び掛けた。一方、弾劾訴追には言及しなかった。

 下院の弾劾採決は賛成232に対し反対197。民主党全員に加え、与党共和党から10人の議員が賛成に回った。共和党内では「トランプ離れ」が急速に広がりつつある。

 警官1人を含む5人が死亡した議会襲撃事件をめぐって、弾劾決議は、トランプ氏が直前の演説で「死に物狂いで闘わない限り、国がなくなってしまう」などと訴え、支持者をたきつけたと指摘。これにより「米統治機構への暴力を扇動した」として、罷免や公職資格剥奪を求めた。

6369チバQ:2021/01/14(木) 16:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/d26185ca99615aac0f584da6951f66f11936e212
160年前のアメリカ「大統領選」決着後に起きた南北の亀裂
1/14(木) 16:01配信
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過去には大統領選後に南北分断にまで発展した歴史があります(写真:maystra/PIXTA)
1月20日の大統領就任を控える中、混沌とするアメリカ情勢。そのアメリカの歴史をひもといてみると、過去にも大統領選挙の決着がついてから混乱が生じ、ついには南北分断にまで発展した事例があります。なぜ争いは生じ、またそれはいかなる展開を見せたのでしょうか? 『宗教問題』で編集長を務める小川寛大氏が上梓した『南北戦争――アメリカを2つに裂いた内戦』を一部抜粋・再構成してご紹介します。

 1860年11月6日に行われた大統領選挙で、民主党は共和党に敗れた。共和党の政治家として初めて大統領の椅子を手に入れた男の名を、エイブラハム・リンカーンという。
 内戦時代のアメリカを見事に取り仕切り、終戦直後の劇的な死とともにアメリカ政治史上の伝説となる彼だが、実はこの段階では、さまざまな運に助けられて当選した、実力未知数の人物だと多くの国民からは思われていた。それくらい、民主党の敗北には自滅のにおいが付きまとった。

■全国に基盤を有していた民主党

 民主党は共和党と異なり、全国に基盤を有していた政党だった。当時の民主党の顔役で、リンカーンのライバル的な存在だった合衆国上院議員スティーブン・ダグラスは、彼なりの使命感で、奴隷制をめぐる激しい議論に揺れる祖国と自党を救おうと奔走していた。
 しかし多くの人、特に南部民主党の関係者は、彼の言動から中途半端な日和見主義しか感じ取れず、ダグラスはさまざまな方面から裏切り者扱いされていく。

 特にダグラスの失点となったのは、1854年に彼が議会を通過させたカンザス・ネブラスカ法だった。当時設置されたカンザス準州、ネブラスカ準州に奴隷制を導入するか否かの議論のなかで、ダグラスは奴隷制の導入は北部、南部といった地理的条件によるのではなく、住民たちの投票によって決めればいいと主張。要するに、南北の対立は住民主権の名のもとに緩和されるはずだと期待したのである。
 しかし実際に起こったのは、特にカンザス準州に武装した奴隷制反対派、擁護派がなだれ込み、「敵方の頭数を減らせ」と言わんばかりの私戦であった。カンザスは「流血のカンザス」と呼ばれる無法地帯と化し、南北戦争の呼び水、モデル・ケースになったとも指摘されている。

 この騒動は後、1859年10月16日、カンザスで数多くの殺人を犯して名を売った過激な奴隷解放運動家、ジョン・ブラウンがバージニア州ハーパーズフェリーの軍の武器庫を襲撃して逮捕、処刑される事件にもつながり、一層南北の対立を深めただけで終わった。

 このような結果、民主党は北部民主党と南部民主党に分裂して1860年の大統領選を戦わざるをえなくなった。北部民主党は前述のダグラスを候補とし、南部民主党は元合衆国副大統領のジョン・ブレッキンリッジを候補に擁立する。

 当然のこととして民主党の票は分散し、共和党に一致して立ち向かえなくなった。この選挙にはジョン・ベルやサム・ヒューストンといった当時の政界の長老が組織した立憲連邦党という新党も候補を立て、南北双方に「ひたすら妥協を」と訴えて回ったが、もはやそのような穏健な主張が存在感を示せる段階は通り越していた。
 かくなる流れの末に、南部はアメリカ合衆国からの離脱を決断した。リンカーン自身は共和党内の穏健派に属し、南部の奴隷制の即時廃止といった主張の持ち主ではなかった。しかし南部民主党は、共和党の大統領が誕生してしまったことそれ自体が、奴隷制解体、ひいては南部社会の崩壊の序曲だと受け取った。

 リンカーンの大統領就任は、1861年3月4日に予定されていた。南部民主党はその前に、何かをなさねばならなかった。そして1861年2月初頭、彼らはアラバマ州モンゴメリに新国家をつくるため集結したのである。

6370チバQ:2021/01/14(木) 16:33:32
■第二次独立戦争と呼ぶ習わしがある

 戦争当時から現在に至るまで、南部には南北戦争のことを「第二次独立戦争」と呼ぶ習わしがある。モンゴメリに集結した南部民主党の政治家たちの頭の中にあったのは、まさしく1775〜83年にかけてのアメリカ独立戦争だった。

 アメリカはもともとイギリスの植民地であった。しかし「代表なくして課税なし」のスローガンに代表されるように、イギリスがあまりにも横暴な圧迫をアメリカ植民地に加えるので、当時の植民地人が立ち上がり、イギリスからの独立を勝ち取ったのである。
 南北戦争開戦直前、南部人たちはまさに、独立戦争当時のアメリカ人たちに、自らを重ね合わせていた。つまり、現在の北部(共和党)は南部(民主党)の古来の制度(奴隷制)を誹謗し、地域全体に無用な圧迫を加えているので、アメリカ合衆国という枠組みから独立する――これがアメリカ連合国(南部連合)発足の理論であった。

 かくして1861年2月4日から17日にかけて行われた南部諸州のモンゴメリ会議は、彼らの新国家、アメリカ連合国を樹立するための暫定憲法を作成し、発表する。そして彼らは自分たちの暫定大統領として、ミシシッピ州選出の合衆国上院議員だったジェファーソン・デービスという男を選出するのである(後、正規の大統領に就任)。

 ただし、この時に制定された暫定憲法のほとんどは合衆国憲法の引き写しで、必ずしも新国家の目標を明確に表していたものでもなかった。かつ、エモリー大学教授で軍事史家だったベル・アービン・ワイリーの指摘するように、この会議の議事は非公開で、デービスの大統領選出は「満場一致」で決まったとされてはいるものの、「どのような事件や力が作用してデービスの当選となったかを、歴史家が再現するのは難しい」(『南北戦争の歴史』より)
■アメリカの南北が分断される

 しかも、デービス自身はモンゴメリ会議のメンバーではなく、自分が新国家の大統領になったということを、地元ミシシッピで知らされた。そのとき彼は、合衆国から離脱した地元のために、新しい州の軍事組織を立ち上げている最中であった。

 デービスはウェストポイント陸軍士官学校の卒業生で、1846〜48年の米墨戦争に従軍。その後の1853年に成立した民主党、フランクリン・ピアース大統領の政権で陸軍長官を務めた、自他ともに認める軍事通であった。彼は南部の新国家には軍人として貢献しようと思っていたところ、突然大統領職を提示され、当初はかなり戸惑ったらしい。
 前述のように、南部連合がなぜデービスを首班にすえたのかという点には、不明な部分が多い。ただ多くの歴史家たちは、デービス本人は極めて穏健な紳士であるため、独立直後の新国家の調整役として、また合衆国との戦いを見越し、軍事指導者として期待されたのではないかと指摘している。

 このような事情からもわかるように、新国家アメリカ南部連合国の独立は、南部の政治家、つまり南部の上流階級たちだけが勝手に集まって決めたことで、民衆全体の要求で決まったことではなかったのだ。
小川 寛大 :『宗教問題』編集長

6371チバQ:2021/01/14(木) 18:47:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f52c2fd16c651fdb896aba2a0f0ac87118b237
トランプ大統領の弾劾訴追 決議条項は「反乱の扇動」 米下院が可決
1/14(木) 17:52配信
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ドナルド・トランプ米大統領=西田進一郎撮影
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が昨年11月の大統領選の結果確認阻止を狙い連邦議会議事堂に乱入した事件を受け、下院は13日、トランプ氏の罷免を求める弾劾訴追決議を可決した。トランプ氏は2019年のウクライナ疑惑をめぐる決議に続き、米史上初めて2回弾劾訴追された大統領となった。

 決議の条項は「反乱の扇動」。6日に起きた乱入事件の前に、支持者に対し議会へ行進し議員らに圧力をかけるよう促したトランプ氏の演説をはじめ、大統領選の結果の「転覆や妨害」を図る言動が暴力を扇動したと指摘した。決議には下院で過半数を占める民主党に加え、共和党から10人が賛同し、賛成232、反対197で可決した。

 決議可決後、ホワイトハウスはトランプ氏の演説動画を発表。弾劾訴追について言及はない一方で、トランプ氏は「暴力を明確に非難する。我々の運動に、暴力や破壊行為の居場所はない。事件の惨状に衝撃を受けた」などと述べ、自身の関与を否定した。事件当日の支持者集会では「より強硬に戦わなければならない」などと述べていた。

 一般事件の訴追状にあたる決議の可決を受け、今後は上院でトランプ氏の有罪・無罪を判断する弾劾裁判に進み、3分の2以上の同意を得れば、有罪評決を確定できる。民主党下院トップのペロシ議長は決議可決後に「たとえ大統領であっても、法を超越しないと示すことができた。ドナルド・トランプ氏は『今そこにある危機』だ」と述べ、早期罷免を訴えた。だが、トランプ氏の任期が満了する20日までに裁判が始まる可能性は低い。

 大統領の退任後に弾劾裁判が開かれたケースはないが、退任後の閣僚が弾劾訴追されて裁判にかけられた前例があり、専門家の間では、バイデン次期政権(民主党)発足後の弾劾裁判の実施は憲法上可能とみられている。退任した人物を罷免する行為は意味を持たない一方で、民主党内には「民主主義への脅威をもたらした事件の責任を明確化する必要がある」との声がある。

 また、有罪評決が確定した場合、上院はトランプ氏が公職に立候補することを禁止するか否かも採決できる。過半数の賛成で公職資格を剥奪できることから、政界では同氏の24年大統領選への再出馬を阻止するため、有罪評決を追求すべきだとの意見も出ている。

 19年にはトランプ氏が政敵であるバイデン次期大統領に関する捜査を進めるようにウクライナに圧力をかけた疑惑が発覚。民主党が多数を占める下院は同年12月、「職権乱用」などの条項により弾劾訴追したが、共和党が過半数の上院は20年2月に無罪評決を下した。当時は弾劾訴追の是非の審査開始から訴追決議まで約3カ月を要したが、今回の決議は事件発生から1週間でのスピード可決となった。【ワシントン高本耕太】

6372チバQ:2021/01/15(金) 10:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8d468c4f1b2f40f385b21cdb0bfef9823729ec
アジア系ヤン氏が出馬表明 NY市長選、有力候補
1/15(金) 6:21配信

14日、米ニューヨーク市内で演説し、市長選への立候補を表明したアンドルー・ヤン氏(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】今回の米大統領選に向けた民主党候補指名争いで善戦したアジア系実業家アンドルー・ヤン氏(46)は14日、ニューヨーク市内で演説し、同市長選への立候補を正式に表明した。6月の党予備選を経て、11月の本選で2期目を終える同党のデブラシオ市長の後継を争う。ヤン氏は、約30人が名乗りを上げる中、有力候補の一人と目されている。

 ヤン氏は演説で、新型コロナウイルス感染拡大で「ニューヨークは危機にひんしている」と強調し「立て直しには大胆なアイデアが必要だ」と訴えた。新型コロナ対策が最大の焦点となる。

6373チバQ:2021/01/15(金) 15:18:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/49af11b6ecfdce4bfc02da97771d706963844a13
NY市長選、起業家ヤン氏出馬表明 大統領選で民主指名争い有名に
1/15(金) 14:46配信
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昨年の米大統領選民主党候補指名争いで健闘した台湾系起業家アンドルー・ヤン氏=2020年1月、中西部アイオワ州ペリー(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】昨年の米大統領選で民主党候補の指名を争った台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)が13日、今年11月のニューヨーク市長選へ民主党からの出馬を目指すと表明した。

 14日に選挙戦を正式に開始したヤン氏は「危機を目にし、私が手助けできると確信したから出馬する」と強調し、新型コロナウイルス禍で危機に陥った市の再生を誓った。

 ニューヨーク市長は連続2期までに制限されているため、現在2期目のデブラシオ市長は出馬しない。米メディアによると、当選すれば初のアジア系のニューヨーク市長になる。6月に予定される民主党予備選は10人以上が出馬する混戦になっている。

6374名無しさん:2021/01/16(土) 12:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/141d013b7a609c428c029780b6db00b37a8d55d9
全米ライフル協会、NY「脱出」 訴訟回避へ破産法申請
1/16(土) 9:28配信

 【ニューヨーク時事】銃所有の権利を訴え米国屈指の影響力を持つロビー団体・全米ライフル協会(NRA)が15日、非営利団体として登録しているニューヨーク州から「脱出」し、テキサス州で再建を目指すと発表した。

 この計画に伴い、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をテキサス州の裁判所に申請した。

 ニューヨーク州は昨年8月、NRA幹部が資金を不正に流用しているとして、NRAの解散を求め提訴していた。NRAは15日、財務状況は健全だと主張しつつ、「ニューヨーク州の腐敗した政治的な規制環境から離れ、テキサス州の非営利団体として再建する」と説明した。

 これに対し、ニューヨーク州のジェームズ司法長官は声明で「NRAが責任を逃れることは許さない」と述べた。米メディアによると、ニューヨーク州では通常、捜査中の非営利団体は移転できないという。

6375チバQ:2021/01/17(日) 00:11:03
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021011601001509.html
米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人
2021/01/16 17:02共同通信

米首都が厳戒、中心部は要塞化 大統領就任式控え州兵2万5千人

15日、米連邦議会議事堂を取り囲む有刺鉄線の前に立つ州兵=米首都ワシントン(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領の支持者による連邦議会議事堂襲撃を受け、国防総省は15日、バイデン次期大統領の就任式が開かれる首都ワシントンに最大2万5千人の州兵を投入することを決めた。中心部は大統領警護隊(シークレットサービス)の指揮で要塞化が進んでいる。武装行動を計画中とされるトランプ支持者の動向を政府が必死に追跡する異例の厳戒態勢だ。

 ワシントンには14日、州兵約7千人が展開。連邦議会議事堂やホワイトハウス周辺にバリケードが築かれ、15日は上空を治安当局のヘリコプターが旋回した。

 20日の就任式でバイデン氏は、議事堂前で宣誓する。

6376チバQ:2021/01/17(日) 19:51:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/14b1a8b39e04348da09b3dab80f5e409db396a77
米議会乱入、議員の拘束・暗殺計画を示す証拠はなし 司法省
1/17(日) 13:01配信

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AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂に乱入したジェイク・アンジェリことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー容疑者(2021年1月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米司法省の捜査当局は、連邦議会議事堂乱入でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の支持者らが議員らの拘束と暗殺を計画していたとする証拠は見つかっていないと明らかにした。

【写真特集】トランプ氏支持者による米議会乱入

 連邦検察当局は15日、ジェイク・アンジェリ(Jake Angeli)ことジェイコブ・アンソニー・チャンズリー(Jacob Anthony Chansley)容疑者についてアリゾナ州の裁判所に提出した文書で、トランプ氏の支持者らが6日の議会乱入時に「選挙で選ばれた公職者らの拘束と暗殺」を計画していたとする当初の主張を撤回。

 検察当局は、チャンズリー容疑者の保釈が認められるのを防ぐための弁論としてこの主張を展開。上半身裸で角つきの毛皮の帽子をかぶり、やりを持って議会に乱入したチャンズリー容疑者の姿を捉えた写真は、世界中に拡散されていた。

 米司法省によると、議会乱入時に特定の議員らを拘束し、マイク・ペンス(Mike Pence)副大統領の殺害を求める呼び掛けがあったものの、これらを本当に実行しようとしたことを示す証拠は見つかっておらず、アリゾナ州検察当局は15日、先の主張を撤回した。

 議事堂乱入の捜査を監督する首都ワシントンのマイケル・シャーウィン(Michael Sherwin)連邦検事代行は15日の記者会見で、「現時点では、殺害/拘束チームや暗殺の直接的な証拠はない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

6377チバQ:2021/01/17(日) 21:32:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011600335&amp;g=int
「厚生長官が辞意」 議会襲撃を非難―米CNN
2021年01月16日12時45分


 【ワシントン時事】米CNNテレビは15日、アザー厚生長官がトランプ大統領に辞意を伝えたと報じた。ただ、ロイター通信は公共放送(PBS)記者の情報として、アザー氏がバイデン次期政権の発足に伴い、20日に職を離れると説明したという。

 ロイターによれば、アザー氏はトランプ大統領支持者らが6日、連邦議会議事堂を襲撃し一時占拠した事件について、トランプ氏への書面で「わが国の民主主義と平和的な政権移行という伝統に対する暴力だ」と強く非難した。トランプ政権では事件後、チャオ運輸長官とウルフ国土安全保障長官代行が辞任している。
 アザー氏は15日、NBCニュースのインタビューで、新型コロナウイルスのワクチン配布が遅れていることに関し、州レベルの取り組みに問題があるなどと主張。トランプ政権の対応を正当化していた。

6378チバQ:2021/01/17(日) 21:34:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011700004&amp;g=int
国務副長官にシャーマン氏 イラン、北朝鮮精通―次期米政権
2021年01月17日00時13分

ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)
ウェンディ・シャーマン元米国務次官=2015年2月、ジュネーブ(AFP時事)


 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の政権移行チームは16日、国務副長官にウェンディ・シャーマン元国務次官を指名すると発表した。シャーマン氏はオバマ前政権で2015年のイラン核合意への交渉をけん引。クリントン政権下で北朝鮮政策調整官を務めるなど豊富な外交経験を有する。就任には上院の承認が必要になる。
 もう1人の国務副長官(管理・資源担当)にはブライアン・マッキオン元筆頭国防副次官(政策担当)を指名。トランプ政権で1人体制だった副長官を2人に戻す。

6379チバQ:2021/01/18(月) 13:35:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ed59fdac6325916c8175fbe06b516fe14ce96d
バイデン氏、就任初日に十数本の大統領令 「パリ協定」復帰など
1/17(日) 17:41配信
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バイデン次期米大統領=AP
 バイデン次期米大統領は今月20日の就任初日に、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰に加え、中東・アフリカのイスラム圏からの入国禁止令の撤回や、連邦政府の職員や管理地でのマスク着用義務化などを命じる十数本の大統領令に署名する。ニューヨーク・タイムズ紙などが16日、次期政権の内部文書をもとに報じた。

 クレイン次期首席補佐官が高官就任予定者に配布した「政権発足10日間の概観」と題した文書は、新型コロナウイルス▽経済悪化▽気候変動▽人種格差の四つの危機に「即時に取り組み、国際社会での米国の地位を回復する」としてきた選挙公約を果たすと説明。パリ協定離脱や入国禁止令など、トランプ現政権で決定された方針を初日に覆すことで「政策転換」を明確に示す狙いがある。

 初日は他に、コロナ・経済危機への対応として、学生ローンの返済や家賃滞納者の強制退去の猶予措置の延長を指示する。またバイデン氏は就任宣誓後の演説で「100日間のマスク着用」を全国民に呼びかける方針だ。21日以降も、学校や企業活動の再開に向けた感染予防措置や、政府調達や公共事業に米国の製品とサービスの利用を義務づける「バイ・アメリカン条項」強化、黒人や中南米系が多く住む地域への支援策などに関する大統領令を発出する。

 一方、バイデン氏が「初日に行う」と宣言していた、トランプ政権による世界保健機関(WHO)脱退通告の撤回について、文書は言及していない。【ワシントン高本耕太】

6380チバQ:2021/01/18(月) 13:36:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c204d6b89a92b7f47f4d630bfba65cf1d599980
ワクチン拒否に米医療史の「暗部」影響? 根深い黒人の不信感
1/16(土) 22:00配信
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 新型コロナウイルスのワクチンの接種が英国や米国などで始まり、感染拡大に歯止めを掛けるものとして期待が高まる。多くの人が接種を希望する一方で、米国では一定数の人々が接種に後ろ向きな姿勢を取っている。世論調査などから浮かび上がってくるのは、異例ともいえるスピードで開発、承認手続きが進められた経緯に対する危惧に加え、医療の発展に隠された暗部が影響しているとの指摘もある。(ワシントン 住井亨介)

■スピード開発に懸念

 米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まる前に、AP通信などが実施した調査(昨年12月3〜7日)によると、接種したくないとした人は26%、分からないとした人は27%あった。

 接種しない・分からないとした人のうち71%が副作用を危惧。ワクチンの開発が異例のスピードで進められたことを懸念する人も57%あった。

 ファイザー製ワクチンや、米バイオ企業モデルナが開発したワクチンはいずれも有効性が約95%と非常に高い。それにもかかわらず、米国民の不信感は根強く、接種を希望する人でも、他の人が接種するのを待つとした人は57%で、すぐに接種したいとした42%を上回った。

■黒人の拒否反応強く

 人種間の反応の差も顕著に表れている。

 医療政策に関する調査・提言をおこなっているカイザー家族財団(KFF)の世論調査(11月30日〜12月8日)によると、接種を拒否する人で副作用を懸念する割合は、白人が56%なのに対し、黒人は71%に上った。

 黒人が拒否する理由には、(1)誤解に基づくものと、(2)根本的な不信感があるとみられる。

 同調査では、50%がワクチン接種によってコロナウイルスに感染すると答え、47%がワクチンを全面的に信頼していないとした。先のAP通信の調査でも、接種すると回答したのは白人53%に対し、黒人で24%にとどまる結果が出ている。

 ただ、米NBCテレビ(電子版)によると、黒人のコロナウイルスによる入院率は白人の3・7倍。死亡率は2・8倍になるという。黒人は医療保険の加入率が低く、持病を持つ人が多いためと考えられるが、にもかかわらず、なぜ黒人の人々はワクチンに抵抗感を抱くのだろうか。

■人体実験の歴史

 黒人があまり接種に積極的ではない理由の背景には、過去に黒人が医療発展の犠牲となった暗い歴史があるとみる向きがある。

 NBCによると、その一つがいわゆる「タスキーギ梅毒実験」と呼ばれるものだ。政府の承認のもと、アラバマ州タスキーギで1930年代から70年代まで約40年間にわたって黒人を対象に行われた。

 この実験は、無料で医療を提供するとして集めた梅毒患者らの病状がどのように悪化するかを観察するのが目的だった。失明や精神錯乱、合併症といった症状があらわれても実質的な治療は行われず、100人以上の被験者が死亡。配偶者らへの感染拡大も放置され、多くの母子感染も引き起こしたという。

 「婦人科医学の父」として知られる19世紀の医師、J・マリオン・シムズは、黒人奴隷の女性に対して麻酔なしで実験的な手術を施したなどとして、近年では非難の対象になっている。

 51年に黒人女性から無断で採取されたガン細胞の研究結果やゲノム情報が、患者本人や家族の同意なしで公開されていたといった事案もある。この研究はガン治療や疫学などの進展に大きな役割を果たしたとされる半面、黒人への根深い差別意識があらわれているとも受け止められた。

 ジョンズ・ホプキンズ病院のアリソン・アグウ医師はNBCの取材に、「過去に起きたことは現代でもありえる。気を付けなければ未来にも継続されていく」と述べ、過去に医療発展の名目で被害者となってきた黒人の懸念を代弁してみせる。

 また、米国の公衆衛生政策を指揮するアダムス医務総監は米CBSテレビの番組で自らの黒人としての生い立ちを振り返りながら、「(黒人の)不信感は(医療の)現場に起因していることを理解する必要がある」と訴えた。

 英国や米国では、新型コロナワクチンの接種で強いアレルギー反応が引き起こされたとみられる事案も起きた。保健当局や製薬会社が真摯(しんし)な態度で臨まなければ、人々の不信感が増幅する可能性を秘めている。

6381チバQ:2021/01/19(火) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/faaad1b904c79c193889fc30a6ac993a177f6f52
コロナ死者40万人目前 封じ込め失敗の米国、変異種流行も
1/18(月) 20:20配信
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米国での新型コロナの死者は40万人に迫る
 【ニューヨーク=上塚真由】米国では今年に入り新型コロナウイルスによる死者が1日当たり3000〜4000人となる日が相次ぎ、累計死者数が第二次世界大戦の戦死者数に匹敵する40万人に迫っている。昨年1月21日に米国内で初の感染例が確認されてから約1年を前に、累計感染者数約2390万人は死者数と並び世界最多となっている。感染封じ込め策は奏功せず、収束の気配はない。

【イラスト解説】新型コロナワクチンの接種優先順位

 米ジョンズ・ホプキンズ大の今月17日の集計によると、累計死者数は39万7401人で、米退役軍人省が発表する第二次大戦の戦死者数(40万5399人)に並ぶ規模となった。累計の死者数は昨年5月23日に10万人を超え、約4カ月後の9月21日に20万人を突破。さらに3カ月弱後の12月14日に30万人となった。冬に入り死者数は急増し、1カ月あまりで10万人増加するペースとなっている。

 感染爆発の「第1波」は昨年春に東部ニューヨーク州で起き、夏前は南部や西部の州が感染の中心地になった。現在は米国のほぼ全州に流行が広がり、病床の逼迫(ひっぱく)が深刻化している。

 状況悪化の要因は、呼吸器系の感染症が広まりやすい冬場という事情に加え、長引く規制による「コロナ疲れ」や年末年始の休暇で、人の移動が活発になったことが挙げられている。

 また、感染防止策として重視されるマスク着用も徹底できていない。35州以上で義務化されたものの、「強制は人権の侵害」と反対論も根強い。米ワシントン大の予測によると、このままのペースで感染が広がれば4月1日までに56万7000人が死亡。マスクの着用が徹底されなければ、死者は70万人に達するという。

 さらに追い打ちをかけるのが、英国由来の変異種の流行だ。米疾病対策センター(CDC)が今月15日時点で確認した症例数は88だが、全体像は把握できていないとみられる。1日当たりの新規感染者数約20万人のうち、すでに0・1%(200人)が変異種によるものと指摘する専門家もいる。感染力が強いため、CDCは3月までに変異種が米国の新型コロナの主力となると警告している。

 米メディアは、トランプ大統領が新型コロナの脅威を軽視し一貫した戦略を打ち出すことを放棄したと批判。20日に就任するバイデン次期大統領は、就任後100日で国民にワクチン1億回分を投与する公約を掲げている。だが、政権発足後は感染の最悪期と重なるため、収束に向かわせることができるかは不透明だ。

6382チバQ:2021/01/20(水) 14:47:49

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d21af95b7298c3164fd066e02919362232fcf26
バイデン氏、亡き息子の名冠した基地で感極まり涙 首都へ
1/20(水) 10:35配信
【1月20日 AFP】米民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)氏(78)は19日、第46代大統領となる就任式を翌日に控え、感極まり涙を拭いながら地元デラウェア州に別れを告げ、首都ワシントンへ向かった。

 バイデン氏は、2015年に脳腫瘍で亡くなった長男ジョセフ・「ボー」・バイデン3世(Joseph “Beau“ Biden III)氏の名を冠した州兵基地で、数十人の招待者を前に演説。

 バイデン氏は指で目頭を押さえてから、「私たちのワシントンへの旅がここから始まることは、個人的に感慨深い」と述べた。「今ここに彼がいないことだけが心残りだ」と亡き息子に触れ、「本来なら、彼を大統領として紹介しているはずだったから」と語った。

 またバイデン氏は、世界で最も強大な国の舵を取ろうとする次期大統領としては異例にも、自らの生涯の終わりについても言及。「感極まって申し訳ない」と言って少し間を置き、落ち着きを取り戻すと、「だが私が死ぬとき、デラウェアは私の心に刻まれるだろう」と述べた。

 バイデン氏は今回の米大統領選の歴史的な特徴にも触れ、米史上初の黒人の大統領となったバラク・オバマ(Barack Obama)氏の政権でバイデン氏自身が副大統領に就任してから12年後、南アジア系の黒人であるカマラ・ハリス(Kamala Harris)氏が副大統領に就任することに言及した。「物事は変わらないとは言わないでほしい。物事は変えられるし、変わるんだ」と述べ、「それがアメリカだ。それがデラウェアだ」と続けた。

 映像は19日撮影・提供。(c)AFPBB News

6383チバQ:2021/01/20(水) 15:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03a1383dff3fcecdce71df45a845eaede409cc2f
米首都「要塞化」 新大統領就任前に祝賀ムードなく支持者「悲しい」
1/20(水) 15:00配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=上塚真由】バイデン新大統領の就任式を翌日に控えた19日、首都ワシントンは前例にない規模の厳戒態勢が敷かれた。トランプ大統領の支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃・占拠事件を受け、不測の事態に備えて全米から大量の州兵を投入。中心部の道路は封鎖され、人通りの消えた街は4年に1度の祝福ムードとはほど遠い異例の状態となっている。


 米メディアによると、2017年のトランプ大統領の就任式では約8000人の州兵が警備にあたったが、今回は3倍以上の2万5000人体制に強化。街の至るところで迷彩服を着た重装備の州兵が警備し、物々しい雰囲気が漂う。中心部の道路や地下鉄の駅が封鎖された上、就任式の会場となる連邦議会議事堂前や、ホワイトハウス周辺は、高いフェンスで囲われるなど「要塞化」の様相を呈している。

 新型コロナウイルス対策もあり、通常の就任式では数万人の聴衆が集まる国立公園「ナショナル・モール」も立ち入り禁止に。聴衆の代わりに、公園は星条旗など20万本の旗で埋め尽くされ、夜間には州・自治領などの数に合わせて56の帯状にライトアップされる。「米国の結束」(就任式委員会)を示す演出という。

 ワシントン市が就任式に来ないよう呼びかけたこともあり、バイデン氏の支持者の姿はほとんど見られない。中西部オハイオ州のオードリー・コースターさん(53)は数カ月前にホテルを予約したためワシントンに来たという。警備の厳重さを目の当たりにして「トランプ支持者が起こした議事堂襲撃の重大さを改めて思い知った。安全のためには仕方ないが、就任式で銃を持った州兵の姿ばかりが目立つのは悲しいに尽きる」と話した。

 地元の住民からは「就任式はワシントンにとって4年に1度のお祭り。人が全くいなくて、地元の経済が心配だ」(59歳の女性)といった声も聞かれた。

 厳戒態勢の中、騒乱は起きていないが、米メディアによると、米連邦捜査局(FBI)が警備に当たる州兵の身辺調査を行った結果、12人を任務から外した。うち2人は極右民兵組織と関わりがあったり、過激派を支持する投稿をしたりしていたといい、残る10人は過激派との関連はないが、調査の過程で行動に「問題がある」と判断された。議事堂襲撃では軍経験者も加わっていたことが判明し、就任式に向けて州兵の身元調査も強化されている。

6384チバQ:2021/01/20(水) 15:07:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e90230040c29012edd58e52f5591390b934ca042
承認遅れ、閣僚不在で発足 前日に上院公聴会 次期米政権
1/20(水) 7:13配信
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バイデン次期米大統領から国務長官に指名されたブリンケン元国務副長官=2020年11月、東部デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米政権は、上院に承認された正式な閣僚不在という異例の船出を迎える。

 大統領選の結果をめぐる与野党対立に加え、上院での民主党の主導権確立に不可欠な2議席の行方が、5日の決選投票にもつれ込んだことが一因だ。上院で開かれるトランプ大統領の弾劾裁判などで人事案承認がさらに遅れれば、政権発足直後の政策遂行に影響を及ぼしかねない。

 バイデン次期大統領が指名した閣僚候補のうち、ブリンケン国務長官、オースティン国防長官、イエレン財務長官らの人事案を審議する上院委員会の公聴会は、就任式前日の19日に始まった。閣僚就任には委員会を通過した人事案が、上院本会議で過半数の賛成を得て承認される必要がある。

 バイデン氏は13日、下院でのトランプ氏弾劾訴追を受けた声明で「弾劾審議という憲法上の責任を果たすと同時に、他の緊急案件に取り組む方策も見いだすよう、上院指導部に望む」と強調。速やかな人事案承認を促した。

 1期目のオバマ政権では6人、共和党主流派との確執で高官人選に手間取ったトランプ政権でも2人の閣僚が、政権発足までに上院で承認を得た。ワシントン・ポスト紙によると、とりわけ国防長官不在での政権発足は、1989年のブッシュ(父)大統領以来だ。

 バイデン氏の政権移行チームは暫定措置として、空席になる政治任用ポストに代行職を置く方針。代行にはトランプ政権の高官を含め、キャリア官僚出身者を起用する考えだ。

6385チバQ:2021/01/20(水) 15:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/c52884aea601127cd4da042a32d425671f6a9ad0
米政界で存在感残す「トランプ主義」 共和党支持者に根強い待望論
1/20(水) 7:13配信
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トランプ米大統領=12日、南部テキサス州ハーリンゲン(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン次期米大統領の就任に合わせ、トランプ大統領はホワイトハウスを去る。


 ツイッターなどインターネット交流サイト(SNS)を駆使した4年間の「トランプ劇場」は幕を下ろすが、熱狂的な支持者を連邦議会議事堂襲撃に駆り立てた「トランプイズム(トランプ主義)」が、米政界に一定の存在感を残すと予想する向きもある。

 トランプ主義とは反エスタブリッシュメント(既得権益層)、反グローバリズム、反リベラリズムなどに象徴される。トランプ氏は国際協調をないがしろにして、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」や環太平洋連携協定(TPP)を離脱。イスラム圏からの入国規制など極端な「米国第一」の政策を展開した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、経済のグローバル化の恩恵を受けられない共和党支持層が内向きの傾向を強めていると分析。トランプ氏が一線から去ったとしても「トランプ氏の台頭をもたらしたものに対する懸念が消えることを意味するわけではない」として、トランプ主義が今後も政界に影響を残すとの見通しを示した。

 また、政敵を容赦なく攻撃するトランプ氏の大衆扇動的な政治スタイルや人種差別的な言動は、アンドルー・ジョンソン元大統領(在職1865〜69年)との類似性がしばしば指摘される。ジョンソンも議会と対立し下院で弾劾訴追されたが、罷免を回避。任期を満了し退任後、上院議員として短期間だが政界復帰を果たしている。

 ワシントン・ポスト紙は最近、論説記事で「弾劾訴追はジョンソンの評判を落としたが、『ジョンソン主義』は根絶できなかった」と説明。仮にトランプ氏の弾劾が成立し、その後の採決で「返り咲き」の望みが絶たれても、トランプ主義が残り火のように引き継がれると指摘した。

 ピュー・リサーチ・センターが15日に公表した世論調査結果によると、共和党支持者のトランプ氏に対する支持率は、議会襲撃事件で急落したものの、依然として60%に上る。また、共和党支持者の57%は「トランプ氏は今後も長く政治の主役であり続けるべきだ」と回答した。

 トランプ氏が2024年大統領選での返り咲きを目指すという観測も根強い。ただ、最大の「武器」だったツイッターのアカウントを停止された同氏が、今後どれだけ支持者への動員力を保てるかは不透明だ。

6386名無しさん:2021/01/20(水) 20:03:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc74361c913265eb758c6b0cf1520d02783cc739
大統領就任式目前、厳戒態勢の首都ワシントン 州兵約10人解任
1/20(水) 11:29配信

バイデン次期米大統領の就任式を20日に控え、首都ワシントンの連邦議会議事堂周辺では厳戒態勢が敷かれている。今月6日にワシントンの連邦議会議事堂にトランプ支持者が乱入した事件を受け、連邦捜査局(FBI)はこれまでに、20日の就任式を前に武装したデモ隊による抗議活動が計画されている可能性を警告しており、多数の州が警備を強化するために州兵を動員している。

首都ワシントンに動員される2万5000人超の州兵については米軍とFBIによる身元調査が行われ、うち約10人が任務から外された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4dc533bd4ba7cf85a4b5b48aadb319d52b3d50
バイデン氏に核のボタン引き継ぎ トランプ氏の暗号無効化へ
1/20(水) 7:37配信

 【ワシントン共同】米国のバイデン次期大統領は米東部時間20日正午(日本時間21日午前2時)の就任に合わせ、大統領が核攻撃を命じるための「核のボタン」をトランプ大統領から引き継ぐ。ただトランプ氏は対面での引き継ぎを拒む姿勢。CNNテレビによると、両氏の下にそれぞれ装置を用意し、トランプ氏側の起動に必要な暗号を時間に合わせて無効化するもようだ。

 「核のボタン」は「フットボール」と呼ばれる革のかばん。実際にはかばんの中にボタンはなく、大統領が攻撃を命じるための機器が入っているとされる。軍から派遣された側近が持って大統領の行く先々に随行する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0647f8705ca8125e22429b8593364f907a0d810
メラニア夫人がお別れ投稿「暴力で物事は解決しない」「覚えておいて」…トランプ氏は沈黙
1/19(火) 10:42配信

 【ワシントン=横堀裕也】トランプ米大統領の妻メラニア夫人は18日、ファーストレディーの退任にあたり、ツイッターにお別れのメッセージを投稿し、「分断を招くよりも、我々がいかに団結できるかに目を向けてほしい」と国民に融和を呼びかけた。トランプ氏は退任について沈黙を続けている。

 メラニア氏は「あらゆることに情熱を傾けてほしい。ただし、暴力で物事は解決しないし、絶対に正当化されないということは覚えておいてほしい」と訴えた。6日にトランプ氏の支持者らが連邦議会議事堂を一時占拠した事件には直接言及しなかった。

 一方、トランプ氏はこれまで退任のメッセージを出していない。任期最終日の20日朝、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地で退任セレモニーが計画されており、そこで退任演説などを行う可能性がある。

6387とはずがたり:2021/01/20(水) 20:29:09
トランプ氏、バノン元首席戦略官に恩赦 ホワイトハウス去る数時間前に
2021.01.20 Wed posted at 15:14 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35165313.html?ref=rss

(CNN) トランプ米大統領が元側近で刑事事件の被告となっているスティーブ・バノン元首席戦略官を恩赦した。ホワイトハウスを離れる数時間前の決定だった。

情報筋によると、トランプ氏は十分な考慮の結果、バノン被告の恩赦を決めたと語った。

バノン被告は昨年8月、トランプ氏が公約した国境の壁建設の支援を目的とした資金集めの一環で、寄付者から100万ドル以上をだまし取ったとしてニューヨーク州連邦検事に刑事訴追されていた。

トランプ氏は任期切れ直前に恩赦や減刑を予定しており、側近らはバノン被告をリストに含めるか議論していた。トランプ氏とバノン被告は数年間不和の状態だったが、バノン被告が最近、トランプ氏が主張する大統領選の陰謀論の拡散を支援し、再び距離を縮めていた。

バノン被告は2018年に出版された暴露本で、トランプ氏の子どもたちを激しく非難したと伝えられている。ドナルド・トランプ・ジュニア氏についてはロシア人弁護士と会合を持ったことで「反逆的だ」と批判したほか、イバンカ・トランプ氏を「大馬鹿者」と呼んだとされている。これを受けトランプ氏はバノン被告が「理性を失った」「私や大統領職と何の関係もない」との声明を発表し、自身の周囲から遠ざけた。

だがここ数カ月は、バノン被告が選挙前に助言をしたり、選挙後は誤った陰謀論を広めたりして、トランプ氏の周囲に入り込もうとしていた。

情報筋によると、恩赦を認めるかの議論では、バノン被告が6日のトランプ支持者による連邦議会議事堂への乱入とつながりがある可能性について懸念が示されていた。

トランプ氏の上級顧問の1人は、トランプ氏はバノン被告とこの数週間連絡を取っていたと明かした。顧問の一部は先週末にバノン氏の恩赦からの除外が決まったと認識していたが、トランプ氏は19日夜にかけて検討を進め恩赦を決めた。

6388名無しさん:2021/01/21(木) 10:25:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9431d274430794d0ac6cc853fd0c6e10139d8c50
トランプ氏、バイデン氏に「非常に寛大」な手紙 伝統守る
1/21(木) 7:59配信

【AFP=時事】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)新大統領は20日、前任のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が伝統に従い、大統領執務室(Oval Office)に手紙を残していたと明らかにした。

 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で記者団に対し、「トランプ前大統領が非常に寛大な手紙を書いた」と語った。「プライベートなものなので、トランプ氏と話すまで手紙については話さない」

 トランプ氏は、大統領選での勝利についてバイデン氏に正式に祝辞を送っておらず、慣例に反してバイデン氏の就任式を欠席。退任する大統領が後任に手紙を残す伝統を守るかどうかは、当日まで不透明だった。【翻訳編集】 AFPBB News

6389チバQ:2021/01/21(木) 10:26:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a015aa24e4a6ff9d9141e90f5438064121506784

退任トランプ氏、バイデン新大統領に手紙残す 執務室に
1/21(木) 6:55配信




米メリーランド州の空軍基地で20日、退任式に臨み、演説するトランプ大統領=ロイター
 トランプ米大統領は20日午前8時15分(日本時間午後10時15分)ごろ、ホワイトハウスを大統領専用ヘリコプターで出発した。バイデン氏の就任式には出席せず、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で大統領専用機に乗り換え、フロリダ州の邸宅に到着した。空軍基地で行われた退任式では「素晴らしい4年間だった。我々は共に多くのことを成し遂げた」と成果を強調した。

 トランプ氏は家族や支持者らの前で約10分演説し、「米軍を再建し、宇宙軍を創設した」「米国史上、最大の減税を行った」「新型コロナウイルスのワクチンを9カ月で開発した。今後、数カ月で良い数字を見ることになるだろう。(感染者数などは)急速に減るだろう」などと自らの実績を自賛。そのうえで「新政権の素晴らしい幸運と成功を祈る。目覚ましいことをできる基盤ができている」と語ったが、バイデン氏の名前には言及しなかった。

 トランプ氏は「私はあなたたちのために闘い続ける。我々は何らかの形で戻ってくる。またすぐに会いましょう」と演説を締めくくり、政治活動を続けることに意欲を示した。

 現職大統領が後任の就任式を欠席するのは、南北戦争後の1869年のジョンソン大統領以来、152年ぶり。一方、トランプ氏はホワイトハウスの執務室にバイデン氏にあてた手紙を残していた。バイデン氏が記者団に明らかにした。近年、退任する大統領が手紙を残すのは恒例になっているが、トランプ氏の手紙の内容は「私的なこと」として説明しなかった。(ワシントン=渡辺丘)
朝日新聞社

6390チバQ:2021/01/21(木) 10:31:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce25977a4c2e136482671977a9b8d83c31c53b5
マスク義務化・パリ協定… バイデン氏、次々に大統領令
1/21(木) 10:18配信




20日、就任式で宣誓するバイデン米大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影
 バイデン米大統領(78)は就任式を終えた20日夕、ホワイトハウスで17の大統領令などに署名した。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためのマスク着用義務化や、トランプ前政権が脱退した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰手続きを進め、路線転換を打ち出した。バイデン氏は記者団に「待っている時間はない。直ちに仕事に取りかからないといけない」と話した。

 大統領令は、議会の同意なしに大統領としての権限を発動することができる。バイデン氏は新型コロナ対策、経済回復策、地球温暖化・環境、移民・多様性など、政権の重点政策と重なる4分野で大統領令などを準備しており、コロナ対策や環境保護を軽視し、国際協調に背を向けてきたトランプ政権の政策を次々と覆すことが目的だ。米政治専門紙ザ・ヒルによると、今後10日間で計53の大統領令を用意しているという。

 20日はコロナ対策で、トランプ氏が始めた世界保健機関(WHO)からの脱退手続きを中止。経済政策では、家賃などの滞納による立ち退きや差し押さえの猶予期間延長や学生ローンの返済の一時停止を命じた。また、移民政策ではイスラム教徒の多い国からの入国規制や、メキシコとの国境の壁建設を取りやめた。

 パリ協定はトランプ政権が17年に離脱を表明し、昨年11月に正式に脱退した。復帰手続きには、規定により30日かかる。また、トランプ政権が行った巨大パイプライン建設許可の撤回、環境規制の緩和などの見直しを各省庁に指示した。(ワシントン=香取啓介)
朝日新聞社

6391とはずがたり:2021/01/21(木) 15:39:30

まあ良くも悪くもこのリセット感がアメリカらしい。

WHO脱退取り下げ マスク着用義務化 米大統領
1/21(木) 9:24配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e693d23e1c04d1ba76eebc7eb3620ead97cfdb1b
時事通信

20日、ワシントンの米連邦議会議事堂で、就任式を終え閣僚指名などに関する文書に署名するバイデン大統領と見守るハリス副大統領(右)(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は20日、トランプ前政権が決定した世界保健機関(WHO)脱退の手続きを取り下げるよう命じる大統領令を出した。

 また、新型コロナウイルス感染防止策として、連邦職員や連邦施設来訪者にマスク着用を義務付ける文書に署名した。

 記者会見したサキ大統領報道官によると、バイデン氏は20日、大統領令など15の文書に署名。新型コロナや地球温暖化対策、移民政策など幅広い分野にわたり、トランプ前政権の方針から脱却する姿勢を就任初日から打ち出した。

 トランプ前大統領は昨年5月、新型コロナをめぐるWHOの対応を「中国寄り」と批判して脱退を表明し、同7月に正式に通知していた。サキ氏は、大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長が「21日にリモート開催されるWHO会合に参加する」と説明した。

 バイデン氏はまた、子供時代に親などに連れられて不法入国した移民の救済措置について、国土安全保障省に強化を指示した。トランプ前政権は同措置の廃止を掲げていた。

 さらに、不法移民防止策として前政権がメキシコ国境で進めていた壁の建設に関し、国家非常事態宣言を根拠とした予算転用を停止。建設を事実上、ストップさせる狙いだ。前政権の排外姿勢の象徴と見なされた一部のイスラム圏諸国などからの入国規制も、「憎悪と外国嫌いに基づく政策だ」(サキ氏)として中止する。

6392とはずがたり:2021/01/21(木) 15:41:08
2021年1月21日7:40 午前1時間前更新
バイデン氏、「パリ協定」復帰や石油業界への新たな規制発表
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-inauguration-idJPKBN29P2V2?feedType=RSS&amp;feedName=special20
2 分で読む


[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米大統領は就任初日の20日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を表明し、環境対策を後退させるトランプ前政権の政策全ての見直しを指示した。


 バイデン米大統領は就任初日の1月20日、15の大統領令への署名を開始した。環境問題や新型コロナウイルス対策などトランプ前政権の政策を転換する。ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
バイデン氏は就任直後に15の大統領令に署名し、政策路線の転換に着手。カナダから米中西部まで原油を運ぶ「キーストーンXLパイプライン」の建設認可を取り消したほか、トランプ政権が最近許可したアラスカ州北東部の北極圏国立野生生物保護区での石油・ガス開発に向けたリース活動に停止措置を講じた。

バイデン氏は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。

ただ、政治的な分断や化石燃料産業の反対、米国の政策転換に国際社会が懐疑的であることなどを踏まえると、道のりは容易ではない。

オバマ元大統領の顧問を務めたジョン・ポデスタ氏は「気候変動懐疑派の政権により、過去4年間に米国は軌道から大きく外れた。われわれは信頼が欠如する中で国際舞台に復帰する」と指摘した。

6393チバQ:2021/01/21(木) 19:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2101210024.html
史上初、副大統領の夫 司法制度での貢献期待 ダグラス・エムホフ氏
2021/01/21 11:04産経新聞

 【ワシントン=住井亨介】米史上初めての「セカンドジェントルマン(副大統領配偶者の男性)」となった。妻のハリス副大統領の公務を支える役割は「未知の領域」だが、女性として米政界史上最高位に就いた妻とともに新風を巻き起こすことが期待される。

 南カリフォルニア大法科大学院を修了後、主にスポーツ分野やエンターテインメント系の弁護士として活動。前妻と離婚後、2014年に西部カリフォルニア州の司法長官だったハリス氏と再婚した。前妻との子供2人はハリス氏のことを「ママラ」と呼んでいるという。

 妻の選挙活動を支えるため昨年に所属していた弁護士事務所を離れたが、今月から米ジョージタウン大法科大学院の講師としてエンターテインメント関連法の授業を担当。公務とともに「二足のわらじ」を履くことになる。

 「強く素晴らしい女性を男性が支えるのは非常に大切なことだ」と語り、公務でも専門分野である司法制度における貢献を目指す。

 米メディアによると、ユダヤ教徒が副大統領の配偶者となるのは初めて。

 東部ニューヨーク州出身、56歳。

6394チバQ:2021/01/22(金) 11:57:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bcf0138f3a7ec0604dd983e081a0e2279ab24ca
米新政権、対中強硬路線を維持 人権、ハイテクで対決姿勢 気候変動は協調模索
1/22(金) 7:06配信
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キャンベル元米国務次官補=2009年9月、東京(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米新政権は、トランプ前政権の中国への強硬姿勢を維持するとみられている。

 中国を競争相手と位置付け、日本などの同盟国と連携して対抗する方針だ。一方で、気候変動など世界的な課題の解決には中国との協調が必要とみている。競争と協調のバランスに腐心していくことになる。

 バイデン大統領は、国家安全保障会議(NSC)にアジア政策を統括するインド太平洋調整官を新設し、知日派のキャンベル元国務次官補を起用。側近のラトナー元副大統領副補佐官を国防総省の中国担当顧問に据える。「中国との競争を制する」(ブリンケン国務長官候補)ための戦略策定を目指すとみられる。

 ブリンケン氏は19日の上院公聴会で、トランプ前大統領の対中姿勢を「基本原則は正しかった」と評価。ポンペオ前国務長官が駆け込みで行った中国政府による新疆ウイグル自治区のウイグル族迫害のジェノサイド(集団虐殺)認定も「同意する」と表明した。バイデン政権は、中国の人権侵害に厳しい姿勢で望む意向だ。

 前政権が進めた中国との貿易合意について、バイデン氏はニューヨーク・タイムズ紙に「就任後すぐに行動を起こすつもりはない。関税も同様だ」と表明。対中戦略が固まるまでは関税を撤廃しない方針とみられる。中国に対する交渉カードに使う可能性もある。

 オバマ政権下で対アジア交渉を担当したカトラー元通商代表部(USTR)次席代表代行は、高速大容量規格(5G)や人工知能(AI)など「安全保障上重要なハイテク技術をめぐる対中制裁は続く」と予想。通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)への輸出禁止措置は「揺らがない」(日本政府高官)との見方が根強い。

 バイデン氏は、気候変動や核不拡散、感染症対策では中国との協力が不可欠とみる。「新冷戦」とも言われた対決姿勢一辺倒のトランプ前政権とは一線を画す。温暖化対策で中国との協調を模索するケリー気候問題担当特使や対中穏健派とされるライス国内政策会議(DPC)委員長ら大物高官が政権内で影響力を強めれば、協調路線が前面に出ることも考えられる。

6395チバQ:2021/01/22(金) 11:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d3765557913d82d0d6b452fabb8436ec6cc25e6
就任禁止規定の適用免除 黒人初の国防長官に道 米議会
1/22(金) 9:15配信
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米次期国防長官に指名されたオースティン元中央軍司令官=19日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上下両院は21日、バイデン大統領が国防長官に指名したオースティン元中央軍司令官について、退役間もない軍人が国防長官に就任することを禁じる連邦法規定の適用を免除する法案を可決した。

 これにより、上院が人事案を承認すれば、黒人初の国防長官が誕生する。

 国防長官については、文民統制の原則に基づき、連邦法で「元軍人は退役から7年間は任命できない」と規定されている。オースティン氏は2016年に陸軍を退役しており、この規定に抵触する。

 オースティン氏は19日、上院軍事委員会の公聴会で「政治任用である閣僚の一員になることは、軍人とは違う視野や責務を持つことだと理解している」と強調。「文民統制の原則を支持する」と述べ、国防総省幹部を文民で固める意向を示していた。

6396とはずがたり:2021/01/24(日) 22:15:22
州兵200人がコロナ感染 大統領就任式で警備―米紙
2021年01月23日15時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012300404&amp;g=int

 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)などは22日、首都ワシントンで20日に行われたバイデン大統領就任式の警備に当たった州兵のうち、200人近くが新型コロナウイルスの陽性診断を受けたと報じた。州兵が適切な環境で任務に就いていたか問題視する声も上がっている。

 トランプ前大統領支持者による6日の連邦議会議事堂襲撃事件を受け、就任式では全米50州から計2万5000人以上の州兵が首都に動員され、厳重な警戒態勢を敷いた。国防当局者の話として同紙が報じたところでは、任務時や休憩時の密集状態が感染拡大をもたらした可能性があるという指摘も出ている。
 米メディアによると、州兵当局は「兵士らは首都派遣に当たり、体温測定など疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従った」と説明した。ただ、全員が感染検査を受けていたわけではないという。

6397チバQ:2021/01/26(火) 17:35:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bbc5beb172fe3ac5778154dcd75ba10a98687ca
バイデン大統領の愛犬2匹がホワイトハウスで生活開始
1/26(火) 10:43配信
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ジョー・バイデン氏の人物像
 【ワシントン=黒瀬悦成】20日に就任したバイデン米大統領の愛犬のジャーマンシェパード2匹が24日、ホワイトハウスで暮らし始めた。トランプ前大統領は、同じく弾劾訴追された第17代アンドリュー・ジョンソン大統領以来148年ぶりにペットを飼わなかったが、新政権の誕生で「ファーストドッグ」の慣習も復活した。

 2匹の名前は「チャンプ」と「メジャー」で、メジャーはバイデン夫妻が2018年に保護施設から引き取った。施設から引き取られた犬がホワイトハウスに住むのは初めてという。

6398チバQ:2021/01/26(火) 22:44:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8a8387c9056e3bded84a100be476379b01aef0
サンダース元報道官、知事選に挑戦 トランプ路線継承 米
1/26(火) 8:04配信

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時事通信
トランプ前米大統領の報道官としてホワイトハウスで記者会見するサラ・サンダース氏=2019年3月(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の報道官を務めたサラ・サンダース氏(38)は25日、2022年の南部アーカンソー州知事選に出馬する意向を表明した。

 ツイッターに投稿した動画で「私はメディアや過激左翼に闘いを挑み、勝利した」と訴え、トランプ氏の路線を引き継ぐ姿勢を鮮明にした。

 サンダース氏は、16年大統領選でトランプ氏と共和党候補指名を争ったハッカビー元アーカンソー州知事の娘。17年から19年まで大統領報道官を務め、退任後は保守系のFOXニュース入りした。

6399チバQ:2021/01/28(木) 13:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ad34c9d80a6b2dae7335701a37a5c05379c4347
バイデン新政権 国連大使に指名されたグリーンフィールド氏、国連での中国の影響力拡大に対抗を表明
1/28(木) 9:07配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン大統領から国連大使に指名されたリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)は27日、上院外交委員会の承認公聴会で証言し、国連で影響力を高める中国について「各種の国連機関で権威主義的な計略の推進に取り組んでいる」と非難し、対抗策を講じていくと表明した。

 トーマスグリーンフィールド氏は「米国が国連を率いてこそ、国連は地球人類の将来の救済に献身する最も偉大な平和機関になり得る」と述べ、中国の策動は「国連創立の価値観、すなわち米国の価値観に反するものだ」と指摘した。

 同氏はまた「米国が一貫して(民主主義や人権尊重などの)価値観に基づいて影響力を行使すれば、国連は平和と安全、集団的な幸福を達成するのに不可欠な機関となる」と述べた。

 その上で、トランプ前政権が国連軽視の立場を示していたことを念頭に「米国が(国連から)去れば他国が空白を埋めて国際社会と米国の国益が損害を受ける」と指摘。「(国連での)中国の策動の成否は、米国が撤退するかどうかにかかっている」とし、「私はそのようなことは許さない」と強調した。

 一方、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は27日、同氏が2019年10月、南部ジョージア州の大学に設立された中国語教育機関「孔子学院」で講演し、中国の巨大経済圏構想「一対一路」を称賛したほか、中国によるアフリカ進出を評価していたと報じた。

 公聴会で複数の上院議員から講演での発言の真意について質問された同氏は「中国に行動に対し甘い考えは全く抱いていない。中国のことは日常的に批判している」と反論した。

 トーマスグリーンフィールド氏は南部ルイジアナ州出身。1982年に国務省に入り、リベリア大使などを経てオバマ元政権下の2013〜17年にアフリカ担当の国務次官補を務めた。

6400チバQ:2021/01/28(木) 18:33:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d56528cf3c9d6d25db605d38dbc1f482af84b976
バイデン新政権 ブリンケン国務長官が初の記者会見 中国による新疆での弾圧、新政権でも「ジェノサイド」の認識変わらず 
1/28(木) 8:45配信


 【ワシントン=黒瀬悦成】ブリンケン米国務長官は就任翌日となる27日、国務省で初めて記者会見した。ブリンケン氏は、トランプ前政権が中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことに関し、バイデン政権としても「ジェノサイドであるとの認識は変わらない」と表明した。

 ブリンケン氏はまた、米中関係は「私たちの多くの将来を規定する、世界で最も重要な関係だ」とし、その関係はさまざまな分野で「敵対的」または「競争的」になっていると述べた。同時に米中は気候変動対策などの分野では協力可能だと指摘した。

 一方、ケリー気候変動対策大統領特使は27日、気候変動問題は米中の「独立した重要な問題だ」とした上で「知的財産窃取や南シナ海問題といった中国との全ての懸案に関し、気候変動(をめぐる協議の)取引材料には決してしない」と強調した。

 ブリンケン氏はさらに、ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏が露当局に拘束された問題に「深い懸念」を表明し、「ナワリヌイ氏の声は多数のロシア人の訴えを代弁している。決して封殺されるべきでない」と訴えた。

 ブリンケン氏はその上で、ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件や、露政府系ハッカーによる米連邦政府機関などへの大規模サイバー攻撃事件、昨年の米大統領選に対するロシアの干渉などについて、対抗策を検討中だと明らかにした。

 トランプ前政権が2018年に離脱したイラン核合意については「イランが合意を改めて完全順守するのであれば、米国も同じ行動をとる」と述べ、合意に復帰する意向を示した。

 同氏はさらに、イランが合意に復帰した場合、イランの弾道ミサイル開発や周辺国でのテロ支援を制限する追加合意の締結を目指す考えを明らかにした。

6401チバQ:2021/01/28(木) 23:48:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a36cbe95f095b95b0d7af7520f2f39d2667ed1d7
トランプ氏の弾劾裁判、無罪の可能性 分裂恐れる共和党
1/28(木) 20:00配信

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朝日新聞デジタル
6日、ワシントンで支持者向けに演説するトランプ前米大統領=ロイター。この時に連邦議会議事堂の襲撃を扇動したとして、弾劾(だんがい)訴追された

 支持者を扇動して、米連邦議会議事堂を襲撃させたとして、弾劾(だんがい)訴追されたトランプ前大統領が、上院の弾劾裁判で無罪となる可能性が高まっている。上院では26日、「弾劾裁判は違憲」とする動議について、5人を除く共和党議員が賛成した。動議は否決されたが、トランプ氏を有罪とするためには少なくとも17人の共和党議員が賛同する必要があるため、情勢は困難だ。

 上院(定数100)は現在、民主党50、共和党50の同数で、弾劾についての共和党内の対応は割れている。この日は同党のポール議員が、大統領職を退いたトランプ氏が「私人である」として、弾劾裁判の対象にならないという動議を提出したところ、ロムニー議員ら5人が反対したが、残りの45人は賛成した。民主党は全員が反対し、動議は45対55で否決された。

 今回の動議は手続きが問われており、トランプ氏に事件の責任があるかどうかは、別の判断だ。しかし、有罪とするためには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要だ。採決が同じ状況となれば、トランプ氏は無罪となる。

 共和党内でも、事件に関してトランプ氏の責任を問う声は強いが、多くの議員は「有罪」とした場合、トランプ氏やその支持者からの反発を恐れている。ウォールストリート・ジャーナルによると、トランプ氏は側近らと「愛国者党」の結成について協議しており、分裂を懸念する共和党側を牽制(けんせい)する動きとなっている。トランプ氏は25日には、邸宅のあるフロリダ州に事務所を開設。事務所は声明で、今後の政治活動の拠点となる考えを示した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6402チバQ:2021/01/29(金) 00:00:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9f6dbdf7519797f765fa441740bb3f8554f880
バイデン外交 対中シフト鮮明 政権1週間 問われる実践
1/28(木) 16:38配信

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産経新聞
ジョー・バイデン氏の人物像

 就任から1週間を迎えたバイデン米大統領は、27日(日本時間28日未明)の菅義偉首相との電話会談を含む主要国首脳らとの一連の会談で、自由民主主義の価値観を共有する国々と連携して中国の脅威に対抗していく立場を鮮明に打ち出した。バイデン政権の対中政策は、少なくとも言葉の上ではまずまずの滑り出しを見せたが、今後は実践が伴うかが大きく問われてくる。(ワシントン支局長 黒瀬悦成)

【イラスト】バイデン氏が目指すものとは?

 バイデン氏は大統領就任後の22日、従来の慣例に従いまずカナダ、メキシコの首脳と電話会談したのに続き、23日にジョンソン英首相、24日にマクロン仏大統領、25日にメルケル独首相と電話で会談した。

 バイデン氏が英仏独の首脳と真っ先に会談したのは、世論操作やサイバー攻撃を駆使した「ハイブリッド戦」で欧州の弱体化を図るロシアの脅威に直面する西欧諸国に対し、トランプ前政権で停滞した米欧関係を再活性化し、欧州防衛に積極関与していく方針を明示する狙いがある。

 バイデン氏は一方で、英仏独首脳と外交分野の最重要懸案の一つとして中国の問題を協議したことが明らかになっている。

 バイデン氏は、中国によるハイテク覇権や知的財産の窃取、不公正な貿易慣行、南シナ海などでの軍拡路線を阻止するには欧州諸国の協力が不可欠だとして、各国首脳と連携態勢の構築を図ったのは確実だ。

 菅首相との電話会談は、欧州主要国と対中国・ロシアで意思統一を図った上で、インド太平洋における最大の同盟国である日本との協議に臨んだとみることができる。

 バイデン政権は、20日の大統領就任式に台湾の駐米台北経済文化代表処(在米大使館に相当)の蕭美琴(しょう・びきん)代表を正式招待した。中国新疆ウイグル自治区での少数民族に対する弾圧を「ジェノサイド(民族大虐殺)」と認定したトランプ前政権の立場を踏襲することも明言した。

 23日には米海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルトが南シナ海に展開し、艦載機の発着艦訓練などを実施した。いずれも、米国がトランプ前政権の路線を継承し、中国と「大国間競争」を展開していくとのメッセージを習近平体制に届ける意図があるのは確実だ。

 ただ、サキ大統領報道官は25日、中国に「戦略的忍耐」で対応すると言及し、オバマ元政権が対北朝鮮政策で同じ立場を打ち出して失敗した過去を連想させるとして波紋を呼んだ。

 民主党内部には中国との対決よりも気候変動や疫病対策、貧困撲滅といった地球規模の課題を優先すべきだと主張する勢力も根強く存在するだけに不安も少なくない。

6403とはずがたり:2021/01/29(金) 16:23:25

ツイッター本社、爆弾攻撃計画か トランプ支持者
会員限定有料記事 毎日新聞2021年1月29日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20210129/ddm/007/030/090000c

 複数の米メディアは27日、自作のパイプ爆弾などを所有していたとして訴追された西部カリフォルニア州の男が、ニューサム州知事(民主党)の事務所やツイッター、フェイスブックの本社を攻撃しようとしていた可能性があると報じた。男はトランプ前大統領(共和党)が大統領選で勝利したと信じ、トランプ氏の退任を阻止しようとしたとみられている。

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、男は同州北部ナパ郡の自動車修理業、イアン・ロジャース被告(44)。連邦捜査局(FBI)などが15日に自宅兼事務所を捜索し、パイプ爆弾5個と銃49丁などを発見した。ロジャース被告は携帯電話のテキストメッセージで、ニューサム氏らが標的だと示唆していた。

6404とはずがたり:2021/01/29(金) 16:35:43
米大統領就任式にその服装?! サンダース氏にネット沸く
https://www.afpbb.com/articles/-/3327653
2021年1月21日 22:11 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

6405チバQ:2021/01/29(金) 16:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/779907c28f3a0ffd9f39b834b5aa13011218eb34
「SAやPAの飲食も20時閉店」一律時短でトラック運転手が食堂難民になっている

1/29(金) 15:16配信

コロナ禍の物流を支えるトラックドライバーたちが深夜の食事に困っている。元トラックドライバーでライターの橋本愛喜氏は「高速道路のサービスエリアなども20時には閉まってしまう。普段から一人で行動し、『黙食』が当たり前だから、感染リスクはほとんどない。業態を無視した一律の時短要請より、やるべきことがある」という――。

■飲食店事業者の倒産件数は過去最多に

 昨年1年間、コロナ禍の中を耐えに耐えてきた飲食業界。

 GOTOイートで一瞬光を見たものの、最繁忙期であるはずの年末年始を前にして「第3波」が日本列島を襲い、同キャンペーンは休止に。業界からは悲鳴が上がった。

 帝国データバンクの調査によると、2020年1月から12月における飲食店事業者の倒産件数は780件で過去最多。なんとか生き延びてきた飲食店も感染リスクを抑えようと、これ以上ないほどの対策を取って日々営業してきた。

 そんな状況の中で発出された2回目の緊急事態宣言。これに伴い、11都道府県の飲食店には、20時までの時短営業要請が出された。

 「できることは全てやってきたが、もうダメかもしれない。これ(緊急事態宣言)が“とどめの一刺し”になると思う」

 都内の駅前で30年もの間飲食店を経営してきた知人は、力なくこうつぶやいた。

 飲食店はもはや限界の状態にある。コロナウイルスそのものに「夜型」の特性があるならともかく、どうして飲食店だけが一律に20時までの時短営業を強いられなければならないのだろうか。


■「一人焼肉も時短営業」一律20時までの謎

 コロナ禍の直前、人気だった飲食店に「焼肉ライク」という「ひとり焼肉」の専門店がある。

 焼肉店は、強力な換気システムが整っていることから感染リスクが他飲食店より低いといわれており、コロナ禍の中でも比較的ダメージが少ない業態だ。外食大手のワタミが、居酒屋店舗を次々に焼き肉店へ改装していることからも、その安定ぶりがうかがえる。

 さらに「焼肉ライク」の店舗には、1人1台のロースターとタッチパネルが付いているため、店員との接触すらもほとんどなく、飛沫感染のリスクはかなり低いといえる。

 しかし、「焼肉ライク」のウェブサイトを見てみると、同社では「政府の緊急事態宣言を受けて対象地域の店舗を時短営業している」とのことだった。

 ひと口に飲食店と言っても、このようなひとり焼肉店やファミレス、居酒屋、立ち食い店など、実にさまざまな業態や特徴があり、感染リスクや対策すべき方法にも、それぞれ大きな違いがあるはず。

 にもかかわらず、一律20時に一斉に店を閉めさせるのには、何のメリットがあるのだろうか。

6406チバQ:2021/01/29(金) 16:40:41
■「食堂難民」になるトラックドライバー

 この一律の時短営業の影響を受けるのは、飲食店側だけではない。

 現在、この一律時短営業によって、物流を支えるトラックドライバーが「食堂難民」と化している実態がある。高速道路にあるサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の多くの飲食店までもが20時で閉店しているためだ。

 仕事柄、その日のうちに帰宅できず車中泊する長距離トラックドライバーたちには、翌日の仕事まで最低8時間、クルマを動かさず休息を取らねばならないというルールがある。

 また、20時という時間は、0時からの「深夜割」を待つトラックドライバーがSA・PAに滞在し始める時間でもあり、大型車専用駐車場は、マスに停まり切らないトラックで溢れ返っている。

 そのため、1日中運転し、ようやく到着した休憩地点で何とか確保した駐車スペースにクルマを停めても、SA・PAの店が閉まっていれば、夕食だけでなく、下手すれば朝食すらも取れなくなる。別のSA・PAに移動しようにも、前出の「8時間ルール」があるため、それもかなわないのだ。

 緊急事態宣言の中、SA・PAを利用する団体旅行者がどれほどいるだろうか。基本1人で行動し、そばうどんを背中丸めて黙々と食べている彼らトラックドライバーに、誰1人として大声張り上げながら食事をする者はいない。

 テナントの営業利益の兼ね合いで店を早めに閉めなければならないという事情があるならば、それこそ減った利益を国が援助するべきで、店の営業を後押しこそすれ、物流を担い手が利用するSA・PAの飲食店を閉めさせることはあってはならない。

 役所のように「9〜17時」の仕事だけで世の中が動いていると思ったら大間違いなのである。

■悪客に対する制限を作るべき

 さらに強い違和感を覚えるのは、「命令」でもないその「要請」に従わなかった場合、店名を公表すると国が示唆したことだ。日本はいつから国民を晒し者にするような国になったのだろうか。

 先日、コロナ患者を受け入れない医療機関も病院名を公表すると発表があったが、このSNSの時代、当該者を世間に総攻撃させようとする国の方針は、ただの「大人のいじめ」でしかない。

 このように、時短営業要請に応じても逆らっても報われることのない飲食店だが、そこで1つ思い浮かぶ疑問は、「どうしてこれほど努力している店側だけにこれだけの負担を強いるのか」だ。

 各現場取材をして毎度痛感するのが、この国にある「お客様至上主義」だ。

 筆者は「客が神」とするこの日本の社会的構造が大嫌いである。根がひねくれているのだろう、相手が誰であれ、人間同士の付き合いには一定の節度が必要だと思う一方、店員に対してはそれ以上のモノもそれ以下のモノも求めない性格が大きいところだが、現場で働く「エッセンシャルワーカー」たちから、これまでさまざまな「神話」を数多く聞いてきたのも大きな一因になっている。

6407チバQ:2021/01/29(金) 16:42:11
■全て飲食店側のせいにされる不公平さ

 日本には実にさまざまな“神”がいる。

 運送業界には、到着時間帯を「17〜19時」に指定した荷物が17時1分に届いた際、「なんでこんなに早いんだ。17〜19時だったら普通18時だろ」と怒鳴る神、また飲食業界には、バイキングのパンをハンカチに包んで持って帰ろうとする神なんていうのも存在する。

 余談になるが、筆者が「客が神ではない」と認識したのは、外国に住んでいた時だ。

 日本で0円で売られていた某ファストフード店の「スマイル」を、現地の同列店で同じように注文してみたところ、店員のスマイルどころか、これまで見たことがないほど深い眉間のシワと対峙し、初めて笑顔にも対価が必要だということに気付かされた。

 国のガイドラインに従い、飲食店がいくらこまめに店内を消毒し、アクリル板を立て、時短営業しても、来店客が好き勝手やれば全ての努力が水の泡。にもかかわらず、こうしたマナーの悪い客に対しては「マスク」「検温」「消毒」以外、何の決まりも基準もペナルティも科されず、いざ店内でクラスターが発生すれば全て飲食店側のせいされるのは、非常に不公平ではないだろうか。

 「おもてなし」や「お客様至上主義」で思い上がる店側のルールに従わない「疫病神」に対しては、強制退店させるくらいの権限を店側に持たせてもいいのではないかと、筆者は強く思っている。

■同調圧力が、知らぬ間に誰かの首を絞めている

 国からの要請以外にもう1つ、飲食店自身に時短営業をさせている要因がある。

 世間に漂う「同調圧力」だ。

 昨年の緊急事態宣言時、多くの飲食店が休業し、車体の大きなトラックが行き場を失う中、営業を続けていたあるラーメン店は、文字通り彼らのオアシスだった。

 現場から届いた感謝の思いを記事化しようと同店に取材した際、「店を紹介させてほしい」と打診したところ、こんな答えが返ってきた。

 「気持ちは嬉しいし、是非と言いたいところだが、周囲の飲食店が自分のところだけ店を営業していることに対してのやっかみがあるから、今回はお受けできない」

 現場の状況をろくに知りもしない人によって作られた杓子(しゃくし)定規なルールに、何の事情も知らない人間たちが「ナントカ警察」と化して監視する社会。そんな日本の中にある「みんな一緒でなければならない」という感覚は、知らぬ間に誰かの首を絞めていることもあるのだ。

6408チバQ:2021/01/29(金) 16:42:29
■客が本当の「神」ならば……

 そんなルールに縛られ続ける飲食店から、最近ある言葉が登場して話題になった。「黙食」だ。

 「その2文字を店内に掲げる際は、批判覚悟だった」という店主の心からの訴えは、現在多くの飲食店や商業施設、利用客の共感を呼び、店の入り口に同店が作成したPOPを掲げる店が増え続けている。

 今後しばらく続くであろう「ウィズコロナ」の生活。感染対策と経済活動の両立を目指すなら、この先やるべきは、店に対する一律の時短営業要請や、子どもじみた「店名公表ペナルティ」の設置ではなく、「各業態や店舗に合ったルール作り」と、この「黙食」や、時にはそれ以上の「客への強い要請」だ。

 客が本当の「神」ならば、むしろ店の願いをかなえてやるのが本当の姿だと筆者は思う。



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橋本 愛喜(はしもと・あいき)
フリーライター
元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化祭、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆や講演を行う。
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6409とはずがたり:2021/01/29(金) 16:43:19

2020年11月12日
「ただの1市民となるトランプ」を待ち構える州、連邦検察
斎藤 彰 (ジャーナリスト、元読売新聞アメリカ総局長)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21334

6410チバQ:2021/01/29(金) 20:04:29
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3329019.html
「共和党トランプ派」、無視できない勢力に
2021/01/29 13:24AFPBB News

「共和党トランプ派」、無視できない勢力に

米ホワイトハウスで会談するドナルド・トランプ前大統領(左)と共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務(2020年5月8日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領は、連邦議会襲撃事件をめぐり、同国史上かつてない2度目の弾劾裁判に直面している。米上院はトランプ氏を「反乱扇動」の罪で裁こうとしており、大統領の座を離れた同氏が米政界でどれだけ影響力を保てるかは不透明だった。

 しかし、最近の世論調査では、トランプ氏に対する共和党員の強い支持が示された。さらにこの1週間で、何人かの共和党議員がトランプ路線の継承や、少なくとも公にはトランプ氏と決別しない態度を示唆した。

 親トランプ派の共和党員らは今後数年間、大きな影響力を持つだろう。親トランプ派は、党の予備選に影響を与えることができるだけの人数がいる。仮にトランプ氏を追放して親トランプ派に見捨てられれば、共和党はひどく弱体化し、民主党との議会の主導権争いで不利になるだろう。

 共和党の元下院議員カルロス・カーベロ氏は米MSNBCテレビの取材に対し、「(共和党内には)前大統領のうそに立ち向かってきた人々を粛清したいトランプ派と、トランプ派を粛清したいエスタブリッシュメント(既存支配層)派がいる」と語った。「今は明らかにトランプ派が優勢だ」

■下院共和党トップのトランプ氏詣で

 共和党の将来をめぐる綱引きが行われる中、トランプ氏は28日、下院共和党トップのケビン・マッカーシー院内総務とフロリダ州で会談した。共和党の議会指導部は、前大統領との共同戦線をアピールしたいようだ。

 トランプ氏とつながる政治団体「セーブ・アメリカ」によると、パームビーチにトランプ氏が所有する高級リゾート施設「マーアーラゴ」で行われた会談では、2022年中間選挙で民主党から下院を奪還することが主な議題となった。

 同団体は「トランプ前大統領の人気は今こそが最高潮で、彼の支持表明は、おそらくどの時代のどの支持表明よりも意味がある」と述べた。

 マッカーシー氏はトランプ氏の盟友で、大統領選で不正があったとするトランプ氏の根拠のない主張を支持していた。だが、トランプ氏が自らの支持者による米連邦議会議事堂への乱入をあおったと非難されてからは距離を置き、大統領選の勝者はジョー・バイデン氏で、1月6日の暴徒による議会襲撃の責任は、トランプ氏にあると明言していた。

 しかし28日、トランプ氏に再び恭順したマッカーシー氏は、欧州の宮殿のような豪華な部屋で、2人でにこやかに写真に収まった。

 マッカーシー氏は声明の中で、「きょう、トランプ前大統領は、2022年中間選挙で、共和党員の当選を支援すると約束した」と述べ、「(民主党は)今や私人となった前大統領を弾劾している」と非難した。

 さらに「団結した保守運動は国民の絆を強め、わが国の建国の礎である自由を守るだろう」と言い添えた。 【翻訳編集】AFPBB News

6411チバQ:2021/01/29(金) 20:05:33
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210129X488.html
トランプ氏、共和に協力約束=「新党」で脅し、一転和解
2021/01/29 10:16時事通信

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は28日、退任後に住む南部フロリダ州で共和党下院トップのマッカーシー院内総務と会談し、2022年の中間選挙での共和党勝利に向け協力することで一致した。トランプ氏は退任後、「新党」構想をちらつかせ、弾劾に賛同する共和党議員をけん制していた。

 米メディアによると、トランプ氏は会談で「共和党の下院多数派奪還へ協力する」と約束した。マッカーシー氏はトランプ氏支持者による6日の連邦議会襲撃を「トランプ氏に責任がある」と批判していたが、フロリダまで出向き和解した形だ。

 13日に下院に弾劾訴追されたトランプ氏は、新党「愛国者党」を創設し、弾劾に賛成した共和党議員に対抗馬を立てる考えを周囲に伝えていた。共和党の「トランプ氏追放」の機運は次第にしぼみ、弾劾裁判打ち切りを求める26日の決議案には、50人いる同党上院議員の45人が賛成している。

6412名無しさん:2021/01/31(日) 10:13:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/281d61840410eea3f0a3a11fd085ceecc96f57ef
「平服のバーニー」が人気 大統領就任式での写真話題に 米
1/31(日) 7:31配信
時事通信
 【ワシントン時事】米急進リベラル派の重鎮バーニー・サンダース上院議員(79)が20日のバイデン大統領就任式で着用した防寒着が、その素朴さからインターネット上で大きな反響を呼んでいる。

 関連商品が飛ぶように売れ、米メディアによれば、売り上げの一部に当たる180万ドル(約1億9000万円)が、サンダース氏の地元バーモント州の慈善団体に寄付された。

 就任式で他の来賓が正装に身を包む中、サンダース氏はスノーボード用パーカーに古着のセーターを再利用した手袋という「平服」で参加。脚を組んで椅子に座る姿の写真がネット上で注目を集め、さまざまな場所で腰掛ける同氏の合成写真が、インターネット交流サイト(SNS)上に多数流通した。

 サンダース氏陣営の売店で、腰掛ける同氏の写真をプリントしたシャツを売り出したところ、わずか30分足らずで完売。話題となった再利用手袋を作った縫製業者には「同じ物を」という注文が殺到した。業者はロイター通信に「普段なら捨てられる物に新たな意味を生み出すのは、本当に楽しい」と話す。

 サンダース氏は昨年の大統領選に名乗りを上げ、若者からの絶大な支持を背景に、民主党の候補指名争いでバイデン大統領と激しい舌戦を繰り広げた。ファッションとは無縁のイメージが強く、思わぬ人気に「驚いている」と声明でコメント。「バーモントの人々の役に立ててうれしい」と述べつつ、「集まった金額と議会での活動は別。これからも勤労者が必要とする支援を得られるよう、できる限りのことをする」と表明した。

6413名無しさん:2021/01/31(日) 10:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/be71dac11c9e58cfffaef8eab47a5d2e6215cab3
米最強のロビー団体、全米ライフル協会が存続の危機に陥った理由
1/30(土) 16:02配信
ニューズウィーク日本版
<増え続ける非白人を脅威に思う地方の貧しい白人層に働き掛け、共和党の政治家には多額の献金──アメリカ政治に絶大な影響を及ぼしてきたNRAが窮地に追い込まれている>
全米ライフル協会(NRA)は過去40年間、アメリカ政治と共和党に最も大きな影響を与えてきたロビー団体と言えるかもしれない。毎年約4万人が銃で命を落としているにもかかわらず、多くのアメリカ人が銃を「自由」の象徴と見なしているのは、NRAの力によるところが大きい。

だが今、NRAは最大の試練に直面している。1月15日、NRAはニューヨーク州司法長官が起こした訴訟から逃れるため連邦破産法11条を申請し、登記先をニューヨークからテキサス州に移転すると発表した。

合衆国憲法が保障する個人の「武器を保有する権利」を声高に主張する強硬派がNRAの主導権を握ったのは1977年。彼らはそれ以来、銃規制は「全ての個人の自由」を奪う行為だと主張してきた。

NRAの影響力は絶大だ。会員数は自称500万人。年間予算は約3億ドル(2013年)。アメリカには現在、人口100人当たり121丁の銃があり、所有率は世界で最も高い。銃による年間の死者は、比率で言えば他の先進国の25倍に達する。それでも「武器を持つ権利」への支持は過去20年間で34%から52%に上昇。逆に銃規制への支持は57%から46%に低下した。

その力の源泉は恐怖とマネーだ。NRAは人種や国籍、文化の多様化が進む都市部の非白人に脅威を感じる地方の貧しい白人層に働き掛け、銃を彼らのアイデンティティーの一部とすることに成功した。さらに銃規制支持派の40倍以上の金を使い、何百人もの共和党政治家に多額の寄付を行ってきた。現在、民主党支持層の91%と無党派層の59%が銃規制強化に賛成しているが、共和党支持層の賛成は32%にすぎない。

そのNRAが今、149年の歴史で最大の窮地に追い込まれている。原因は上層部の腐敗と財政難、銃規制派の法的戦略だ。

ここ数年、NRAでは30年前から副会長を務めるウェイン・ラピエールの資金流用疑惑が取り沙汰されてきた。団体の資金をデザイナー仕立てのスーツや自分用の豪邸、贅沢な海外旅行、豪華なヨットにつぎ込んでいたというのだ。しかも、同時期にNRAは収入が大幅に落ち込んだ。そのため2016年には5440万ドルを共和党候補に献金を行っていたが、2020年の献金額は920万ドルに激減。NRAは20%の人員を一時解雇し、週休3日制の導入を決めた。

アメリカの裁判所は数十年間、「武器を保有し携行する国民の権利を侵害してはならない」という合衆国憲法の規定に基づき、銃の所有権をおおむね支持してきた。だがラピエールの資金流用疑惑とNRAの財政難が、銃規制派にチャンスを与えた。

<形式上は「非営利の慈善団体」>
ニューヨーク州のレティシャ・ジェームズ司法長官は2020年8月、ラピエールら上層部の不正を組織的腐敗の証拠に挙げ、NRAの解散を求める訴訟を提起した。NRAは形式上「非営利の慈善団体」であり、団体として登録されているニューヨーク州の司法長官に監督権限がある。

この攻撃はNRAにとって致命傷となりかねない。彼らは司法の追及から逃れるため、1月中旬に破産を申請。ニューヨーク州当局による政治的迫害を主張してテキサス州での再法人化を申請した。

しかし、この作戦は失敗に終わったようだ。ジェームズ州司法長官は、「NRAが説明責任とわれわれの監視を逃れることを許さない」と明言。ニューヨーク州の判事は1月21日、NRAによる訴訟棄却の訴えを却下し、NRAが再法人化してもニューヨークでの訴訟は継続するとした。

証拠を見る限り、NRAの不利は否めない。もし1977年以降に銃で殺された150万人が陪審員席に座っていたら、評決の結果は言わずもがなだろう。

<本誌2021年2月2日号掲載>

グレン・カール(本誌コラムニスト、元CIA工作員)

6414名無しさん:2021/01/31(日) 11:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd92378768832ce9c25c3ee94036f56ee2a3162e
Qアノン信奉者の共和党新人議員、ペロシ氏殺害支持するSNS投稿で窮地
1/29(金) 20:31配信
AFP=時事
【AFP=時事】米極右陰謀論「Qアノン(QAnon)」の信奉者で、昨年の連邦議会選挙で初当選した共和党のマージョリー・テイラー・グリーン(Marjorie Taylor Greene)下院議員(46)が、ソーシャルメディア上でナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長ら複数の民主党政治家の殺害を示唆する投稿に「いいね」を付けたり、扇動的なコメントをしたりしていたことが明らかになり、米政界に波紋と激しい反発が広がっている。

 ジョージア州選出のグリーン氏は、大統領選で不正があったとするドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の根拠のない主張を支持している。また、銃所持の権利を熱心に擁護し、銃を携帯していることを公言している共和党議員の一人で、下院議場の入り口に最近導入された金属探知機による身体検査を拒否している。

 今週明らかになった事実の中でも最も問題視されているのは、フェイスブック(Facebook)上でのグリーン氏自身の発言や、他のユーザーの投稿への「いいね」がペロシ氏の「処刑」を支持していると受け取れる点だ。

 米CNNの26日の報道によるとグリーン氏は、あるユーザーが2019年に投稿したペロシ氏を排除するなら「頭に銃弾を撃ち込む」のが手っ取り早いとする主張に「いいね」を付けていた。

 また、グリーン氏は連邦議会選挙に立候補する前、ペロシ氏を「反逆者」と呼び、「死刑」になり得ると主張する演説をフェイスブックに投稿していたことも、CNNによって明るみに出た。この投稿は、すでにフェイスブック上から削除されている。

 グリーン氏をめぐっては、共和党下院トップのケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)院内総務が面会して状況を協議する方針だと報じられたばかりだった。

 この件についてペロシ氏は、28日の記者会見で強く非難。グリーン氏を名指しはしなかったものの、「下院の中に敵がいる」ため治安予算を増額する必要がありそうだと述べた。また、民主党のジミー・ゴメス(Jimmy Gomez)下院議員は同日、「下院議員全員に(中略)危険をもたらす」存在だとして、グリーン氏の免職を求める動議を提出すると表明した。

 窮地に追い込まれつつあるグリーン氏と共和党だが、一方で党内には、表立ってグリーン氏を批判する声は少ない。共和党指導部は先日、グリーン氏を下院教育労働委員会の委員に任命したが、同氏は2018年にフロリダ州パークランド(Parkland)で起きた高校銃乱射事件を「でっち上げ」だとする陰謀論を支持している。【翻訳編集】 AFPBB News

6415チバQ:2021/02/02(火) 18:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/49b635b82641893dd3eed5a4e6310fe3ae3b23a9
エマニュエル氏、駐日大使候補に浮上 オバマ元大統領首席補佐官 米報道
2/2(火) 14:08配信
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米国のエマニュエル前シカゴ市長=2016年12月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米NBCニュースは1日、オバマ元大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)が駐日大使か駐中国大使候補に浮上していると報じた。

 
 関係者によると、バイデン大統領はエマニュエル氏に重要な外交ポストを用意することを検討している。日本や中国の大使職が候補に挙がっており、数週間で最終決定する見通し。

6416チバQ:2021/02/03(水) 11:13:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0551015a6e31500094dd73a0ddfb017a4c0783
ヒスパニック初の国土安保長官承認 同性愛公表の運輸長官も 米上院
2/3(水) 7:13配信
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米国土安全保障長官への指名が承認されたアレハンドロ・マヨルカス氏=2020年11月、デラウェア州ウィルミントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米上院は2日、国土安全保障長官にアレハンドロ・マヨルカス元国土安保副長官(61)、運輸長官にピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(39)を起用する人事案をそれぞれ採決し、ともに賛成多数で承認した。

 バイデン政権で議会承認を得た閣僚は6人となった。

 マヨルカス氏はキューバ生まれで、幼少時に親に連れられ米国へ亡命した。ヒスパニック初の国土安保長官となる。不法越境者の取り締まり強化で別々に収容された親子の再会など、移民政策の見直しのほか、サイバー攻撃や自然災害への対応を取り仕切る。

 ブティジェッジ氏は昨年の大統領選で民主党候補に名乗りを上げ、一時はバイデン大統領を脅かす「台風の目」になった。同性愛を公表した米国初の閣僚で、新政権の陣容について「米国を象徴するようなものにしたい」と多様性を掲げるバイデン氏の方針を象徴する人事だ。

6417チバQ:2021/02/06(土) 09:48:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210205k0000m030045000c.html
陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍
2021/02/05 10:50毎日新聞

陰謀論Qアノン信奉の共和党議員、米下院所属委員会から除籍

マージョリー・テイラー・グリーン議員=2021年2月4日撮影、AP

(毎日新聞)

 米下院は4日、トランプ前大統領の熱烈な支持者で、極右陰謀論「Qアノン」の信奉者として初の議員となったマージョリー・テイラー・グリーン議員(共和党)を所属する教育労働委員会と予算委員会から除籍する決議を民主党の賛成多数で可決した。2001年の米同時多発テロや学校銃乱射事件を「捏造(ねつぞう)」と主張したり、民主党議員の死刑執行を呼びかけたりした過去の発言が問題視されていた。

 民主党幹部や各界エリート層の小児性愛者グループが「国家を支配している」などとするQアノンの陰謀論は、昨年11月の大統領選前に急速に広がった。

 連邦捜査局(FBI)はQアノン運動を「国内テロの脅威」と指摘している。民主党のバイデン氏が勝利した選挙結果に「不正があった」とも主張し、トランプ前大統領の支持者とも親和性が高い。

 グリーン議員は大統領選と同時に実施された下院選に南部ジョージア州の選挙区から立候補し、初当選した。グリーン氏の言動を問題視する声は選挙前から上がっていたが、Qアノンなどの陰謀論がきっかけとなった1月のトランプ支持者による議事堂乱入事件を受け、グリーン氏が議員として活動することへの反発が民主党内で高まっていた。

 両委員会からグリーン氏を除籍する決議は下院本会議で採決され、賛成230に対し反対は199だった。過半数を占める民主党議員に加え、11人の共和党議員が同調した。

 共和党執行部はグリーン氏の発言を厳しく非難する一方で「議員当選前の言動で罰すべきでない」として、決議に反対していた。共和党議員の多くが、トランプ政権下で同党の主要支持層となった右派有権者を敵に回すことを回避するため、反対票を投じたとの見方もある。【ワシントン高本耕太】

6418チバQ:2021/02/08(月) 23:49:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210208k0000m030268000c.html
米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退
2021/02/08 23:35毎日新聞

米政府、国連人権理事会に復帰 ただし「改革必要」 トランプ政権が脱退

ブリンケン米国務長官=AP

(毎日新聞)

 ブリンケン米国務長官は8日、トランプ前政権が脱退した国連人権理事会(本部スイス・ジュネーブ)への復帰を表明した。当面の間、オブザーバーとして参加するという。ブリンケン氏は「人権理事会は、人権を最もひどく傷つけてきた国々に焦点をあて、不正や圧政と闘う人々の重要な場とすることができる」と指摘した。バイデン政権の国際的枠組み重視の姿勢を改めて示した形だ。

 ブリンケン氏は「バイデン政権の外交政策は民主主義、人権、平等に重点を置いている。多国間による手段を効果的に活用することが重要だ」と強調。「米国の脱退はリーダーシップの空白を生み、権威主義的な意図を持つ国々が自らの利益のためにその空白を利用した」と説明した。

 人権理事会は、パレスチナ問題でイスラエルを非難してきた。これに対し、トランプ政権は2018年6月に「人権理事会がイスラエルに対する恒常的な偏見を持っている」として、脱退を発表した。

 ブリンケン氏は、イスラエルへの非難も含め人権理事会は「改革を必要としている」と指摘。米国の外交的リーダーシップの総力を挙げて「理事会の欠陥に対処する」と訴えた。【ワシントン鈴木一生】

6419とはずがたり:2021/02/09(火) 13:27:03
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
共同通信

 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6420チバQ:2021/02/09(火) 17:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07e49cdea5090f80edb3777f8a51683ed11103
米下院議員、コロナ感染後死去 現職連邦議員で初
2/9(火) 5:54配信
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米国のロン・ライト下院議員(中央)=2018年(AP=共同)
 【ワシントン共同】米南部テキサス州選出のロン・ライト下院議員(共和党)が7日、死去した。67歳。死因は不明だが、肺がんを患う中、新型コロナウイルス感染が先月判明し、テキサス州ダラスの病院に入院していた。米メディアが8日伝えた。

 現職の連邦議員で新型コロナ感染後に死亡するのは初めてのケース。昨年末には下院選で初当選し、就任目前だった共和党のレットロー氏が新型コロナ感染による合併症で死去した。

6421チバQ:2021/02/14(日) 10:22:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210214k0000m030132000c.html
トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 
2021/02/14 10:07毎日新聞

トランプ氏が声明「史上最大の魔女狩り」 弾劾裁判で無罪評決 

議事堂乱入事件の発生前、支持者の前に現れたトランプ米大統領(当時)=ワシントンで2021年1月6日、AP

(毎日新聞)

 米共和党のトランプ前大統領(74)に対する上院の弾劾裁判は13日、1月の議会乱入事件を巡りトランプ氏が「反乱を扇動」したとする訴追事項について、無罪評決を言い渡した。民主(無所属2含む)、共和両党が50議席ずつの上院(定数100)で、共和党から7人が造反して有罪に回り、投票結果は有罪57に対し無罪43。だが有罪評決に必要な3分の2に届かなかった。

 米史上初めて2度の弾劾訴追を受けたトランプ氏は、ウクライナ疑惑に関する昨年の裁判に続き無罪が確定。今後も党内で一定の影響力を維持する見通しだ。評決後、トランプ氏は声明を発表し、今回の弾劾を「史上最大の魔女狩りの一例」と批判。「米国を再び偉大にする運動は始まったばかりだ」と強調した。

 2月9日に始まった審理では、検察官役の民主党下院議員団が、昨年11月の大統領選で再選を阻まれたトランプ氏が事件前から繰り返し選挙結果を覆す暴力行為を支持者に呼びかけていたと指摘。事件発生時の経過も詳細に再現し、事件の深刻性を強調した。これに対しトランプ氏の弁護団は、トランプ氏の発言は政治的表現であり、言論の自由を保障する憲法修正第1条で保護されていると反論。既に退任したトランプ氏に対する裁判自体が違憲だと訴えた。

 共和党で有罪票を投じた造反議員7人は、大半が当選したばかりで2026年まで改選されない議員や、今期限りでの引退を表明している議員だった。近く改選を控えた他の議員の間で有罪への支持が広がらなかったことは、強固な支持層を持つトランプ氏が依然として党内で影響力を維持していることを示した。

 評決前、下院議員団は証人招致を求め、採決でいったんは決定されたが、その後の弁護側との調整で見送られた。

 トランプ氏の言動を巡り激しく対立してきた両党だが、裁判の長期化を回避したい思惑では一致。早期に幕引きを図りたい共和党と、新型コロナウイルス関連の追加経済対策など多くの審議課題を抱える民主党の意向が働き、裁判は審理開始からわずか5日でのスピード結審となった。【ワシントン高本耕太】

6422チバQ:2021/02/14(日) 10:23:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210214X081.html
トランプ前大統領に無罪=共和造反7人、3分の2達せず―米弾劾裁判
2021/02/14 09:34時事通信

トランプ前大統領に「無罪」

米上院は13日、議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領(写真)に「無罪」を言い渡した。上院議員による投票は、有罪に必要な3分の2には届かなかった=1月6日撮影、ワシントン【EPA時事】

(時事通信)

 【ワシントン時事】米上院は13日、連邦議会襲撃をめぐる弾劾裁判で、共和党のトランプ前大統領に無罪を言い渡した。上院議員100人による投票は、有罪57票に対し無罪43票。共和党(50人)から7人が有罪票を投じたが、有罪評決に必要な3分の2には届かなかった。弾劾裁判は開始からわずか5日で終了し、米民主主義の歴史に汚点を残した事件での大統領の責任をめぐる議論は深まらなかった。

 トランプ氏への無罪評決は昨年2月のウクライナ疑惑の弾劾裁判に続き2度目。トランプ氏は評決を受けた声明で「米国を再び偉大にする運動はまだ始まったばかりだ」と述べ、今後の政治活動への意欲を強調した。

6423名無しさん:2021/02/14(日) 13:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff39466d0929879a82d0682aa60d292347c96d03
アメリカの刑務所の食事は、食べるのを拒否する囚人がいるほど…「Qシャーマン」はオーガニック食を要求
2/9(火) 11:10配信
BUSINESS INSIDER JAPAN

[原文:What prison food in the US really looks like, and why some inmates refuse to eat it]

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Joey Hadden

6424名無しさん:2021/02/14(日) 14:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/430098f9e36802c71b7c1f6a90ed7ef987c3c077
アメリカ人だからこそ言いたい、この大統領選挙には納得できない
2/14(日) 6:02配信
現代ビジネス

ロバート・D・エルドリッヂ(政治学者)

最終更新:2/14(日) 8:51
現代ビジネス

6425とはずがたり:2021/02/15(月) 14:02:09
【米大統領選2020】 写真で振り返る:トランプ氏とバイデン氏の70年
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-54804290
2020年11月4日

6426チバQ:2021/02/15(月) 19:52:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f03f9202d076df192b999deb63a3633362a7f12
米ニューヨーク州、死者数で隠蔽か 数千人分少なく公表
2/15(月) 17:42配信

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朝日新聞デジタル
ニューヨーク市で昨年9月、会見を開いたクオモ・ニューヨーク州知事(右)とデローザ氏=AP

 米ニューヨーク州が、新型コロナウイルスによって亡くなった死者数を意図的に数千人分少なく公表していた疑いが浮上した。クオモ同州知事の側近が隠蔽(いんぺい)していた可能性もあり、批判が高まっている。

 問題になっているのは、高齢者施設や介護施設の入所者で、新型コロナと診断されたり、症状が出たりして亡くなったケース。データは施設側から送られ、州がまとめる。施設関連の死者数は現在1万5千人超とされるが、1月下旬段階までの公開データでは、大幅に低くなっていた。

 クオモ氏は同州で新型コロナの感染が拡大していた昨年3月、病床を確保するため、施設に対して感染を理由に入所を拒むことを禁じた。後に、それが感染を広げる一因になったのではないかと批判を浴びた。

 今回の問題のきっかけは、州司法長官が先月28日に公表した調査報告書。「州当局の公開データは、実際の死亡者数より最大で5割低くなっている可能性がある」と指摘していた。

 さらにこの後、知事付秘書で、選挙を経ない州職員としてはトップのメリッサ・デローザ氏(38)が、意図的に少ない数字を発表していた疑いが浮上した。

朝日新聞社

6427チバQ:2021/02/16(火) 10:05:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b68dabbe5c9c0f8b0b35a29e3a1ffc0b6ec35b6
弾劾無罪も復権険しく 忍び寄る捜査、共和党内紛含み トランプ氏
2/16(火) 7:05配信
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米共和党のマコネル上院院内総務(中央)=13日、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領に対する上院の弾劾裁判で13日に無罪評決が下り、トランプ氏は公職に就く資格を失う事態を免れた。

 ただ、共和党内ではトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、トランプ氏の影響力排除を図る穏健派が混在。トランプ氏には選挙やビジネスをめぐる捜査の手も忍び寄り、復権へのハードルは高い。

 ◇違憲論で結束保つ
 「彼は共和党再建に動く準備ができている。来年の中間選挙に向け、やる気満々だ」。弾劾裁判での無罪評決後にトランプ氏と話したというグラム上院議員は14日、FOXニュースで本人の様子をこう明かした。

 弾劾手続きが進む中、トランプ氏は新党構想を周囲にほのめかすなどして共和党に圧力をかけてきた。その力の源泉は、選挙で票を生み出す自身の岩盤支持層の存在だ。

 弾劾裁判では共和党議員50人中43人が無罪票を投じた。党内の造反議員は、昨年の弾劾裁判でのロムニー議員1人から7人に増えたものの、うち6人は中間選挙の対象ではない。裏返せば、トランプ氏は選挙を控えた議員への不支持を示唆することで、影響力を行使できる。

 ただ、無罪票を投じた43人の動機は一様ではない。「成功した大統領をおとしめるパフォーマンス」(前駐日大使のハガティ議員)という正面からの反対もあれば、「説明責任を果たすのは刑事裁判が筋」(ティリス議員)と弾劾の在り方を理由に挙げる議員もいた。

 共和党上院トップのマコネル院内総務は、「退任後の弾劾裁判は違憲」と主張して無罪票を入れながらも、評決後は、連邦議会襲撃に関する責任は「疑いない」とトランプ氏非難に転じた。違憲論で無罪票を投じる所属議員の抵抗感を和らげ、党の結束を保ちつつ、トランプ氏の影響力低下を狙ったとみられる。

 ◇3方から捜査の手
 現職大統領でなかったこともあって弾劾を切り抜けたトランプ氏だが、私人に戻ったということは、大統領が持つ刑事免責特権の喪失も意味する。

 南部ジョージア州の郡地区検察は10日、トランプ氏が1月、大統領選勝利に必要な票を「見つける」よう同州高官に圧力をかけた問題で証拠保全を命令。来月にも大陪審を開き、本格捜査に乗り出す。

 東部ニューヨークのマンハッタン地区検察も昨年8月から、トランプ氏と一族企業に関連した経済犯罪について捜査している。首都ワシントンでは、連邦検察がトランプ氏を議会襲撃の捜査対象として排除しない方針を示す。

 トランプ氏はツイッターでの発信の機会を奪われ、退任以降、肉声を発していない。無罪票を投じた共和党のクレーマー議員は「彼には離れない支持があるが、その規模は今週以降減少する」と指摘した。

6428チバQ:2021/02/16(火) 10:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2cfeb822eb1f5d750b36833ee7dcdf43f9b59ed
米政界 なお波乱含み 弾劾「無罪」もトランプ氏追及続く
2/15(月) 16:16配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米前大統領は、連邦議会議事堂襲撃事件を扇動した責任を問われた弾劾裁判で有罪を免れたのを受け、2024年大統領選への再出馬をにらんだ政治活動を再開させる考えだ。ただ、共和党の一部では「トランプ離れ」の動きも目立ち始めたほか、民主党や司法当局は別の形でトランプ氏の責任追及を続けるとみられ、今後も波乱含みの展開となりそうだ。

 ■決着急いだ民主政権

 バイデン大統領は13日の声明で、議会襲撃を含めた一連の騒動に関し「米国史の悲痛な一章だ」と総括した上で「共にこの野蛮な争いを終わらせ、国の魂を癒さなくてはならない」と訴え、「トランプ後」の米国再建に向けて前進していく立場を打ち出した。

 バイデン氏は、「大統領選に大規模な不正があった」などとする虚偽の主張を繰り返して支持勢力による議事堂襲撃を引き起こしたトランプ氏の責任を明確化させるため、議会による同氏の弾劾手続きを支持する立場を表明してきた。

 ただ、上院の弾劾裁判で有罪評決を下すに十分な票を確保できる見通しがなかったことや、新型コロナウイルス対策や新政権高官の人事承認を優先させたい思惑から、裁判の長期化を避けたい意向を示していた。

 昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったクロブシャー上院議員は14日、FOXニュースの番組で「トランプ氏には歴史の審判が下されることになる」とし、無罪評決でも裁判の意義はあったと強調した。

 ■内紛含みの共和党

 一方、共和党陣営は弾劾裁判で大多数の上院議員がトランプ氏に無罪票を投じる一方、評決後はマコネル上院院内総務を筆頭にトランプ氏と距離を置く発言が相次いだ。今後はトランプ氏を軸に党内抗争が活発化するのは確実だ。

 無罪票を投じた同党のクレーマー上院議員は議会紙ヒルに「トランプ氏には強固な支持勢力があるが、(一連の騒動で)規模は縮小した」と指摘した。

 かつてはトランプ氏と近く、次期大統領選への出馬が取り沙汰されるヘイリー元国連大使も米政治サイト「ポリティコ」に「彼は進むべきではない道を歩んだ。私たちは彼に従うべきでなかった」と批判し、同氏との決別を宣言した。

 ただ、共和党議員の大多数は、トランプ氏の擁護は控えつつも、来年の中間選挙で上下両院を奪還するには同氏の支持勢力の確保が不可欠であるとして、同氏との決定的な対立は避けている。党内での「トランプ氏優位」の構図は大きくは揺らいでいない。

 一方、トランプ氏は自身の弾劾訴追を支持した共和党下院議員と、弾劾裁判で有罪票を投じた同党上院議員に報復するため、来年改選を迎える議員に対し同党の予備選でトランプ派の新人候補をぶつけ、党を名実ともに「トランプ党」に変貌させたい考えだ。

 ■司法当局の捜査も

 マコネル氏は13日、上院での演説で「米国には刑事司法制度と民事訴訟がある。前大統領はいずれからの責任追及も免除されていない」と指摘し、弾劾裁判とは別に司法当局の捜査が今後も続いていくとの見方を示した。

 司法省は1973年、現職大統領を原則として起訴しないとの規定を設けたが、トランプ氏が退任したことで刑事捜査の対象になる可能性が高まった。

 既に南部ジョージア州では、トランプ氏が1月、ラフェンスパーガー州務長官に電話して大統領選の集計結果を覆すよう要請した問題に関し、州都アトランタを擁するフルトン郡の検察当局がトランプ氏に対する刑事捜査に着手した。

 東部ニューヨーク州の検察当局はトランプ氏の一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」の脱税や不正な資金取引の疑惑に関し捜査を続けている。

 一方、議会民主党は、米憲法修正14条に基づき、反乱に関与した当局者が公職に就くのを禁じる措置をトランプ氏に適用することを検討しているという。

6429チバQ:2021/02/16(火) 22:53:39
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-13/QOH421DWLU6U01
トランプ氏に無罪評決、内乱扇動の弾劾裁判-共和7人造反も不発
Steven Dennis、Billy House、Daniel Flatley
2021年2月14日 6:01 JST
更新日時 2021年2月14日 17:20 JST
トランプ前米大統領は13日、2度目の大統領弾劾裁判で無罪の評決を受けた。1月6日にトランプ氏を支持する集団が連邦議会議事堂に乱入した事件に関連し、内乱を扇動した罪で弾劾訴追されていた。

  上院で開かれた弾劾裁判の評決は、トランプ氏有罪が57、無罪が43。共和党7人が造反したものの、有罪に必要な3分の2に届かなかった。弾劾訴追とその原因となった議事堂乱入事件により、一部の支持者がトランプ氏を離れた可能性はあるが、今回の無罪評決は、2024年の大統領選出馬に道を開くものだ。

 トランプ氏は評決が出た直後の声明で、「私はこれまで常にそうだったが、今後も常に揺るぎない法の支配と法執行の英雄たち、米国民が悪意と憎悪を持たずに時の問題を平和的に堂々と議論する権利を擁護していく」と表明した。


  さらに「これからやらなくてはならない仕事は非常に多い。われわれは明るく輝かしい無限の未来を米国にもたらすビジョンと共にすぐに姿を現すだろう」と将来の政治活動に含みを持たせた。

  一方、バイデン大統領は13日に声明を発表し、「最終投票の結果、有罪評決には至らなかったが、責任の本質は論を待たない。われわれの歴史のこの嘆かわしいチャプター(章)は、民主主義が脆弱(ぜいじゃく)であり、常に守らなければならないとわれわれに思い起こさせた」と訴えた。

  民主党のシューマー上院院内総務も、5人がなくなった1月6日の出来事が「決して洗い落とせないドナルド・ジョン・トランプの汚点、不名誉」として、永遠に人々の記憶に残るだろうと述べた。

  弾劾訴追に関し、トランプ氏の言動を擁護した上院議員は共和党の中でもほとんどおらず、親しい関係にあるジョン・コーニン議員(テキサス州)でさえ議事堂への乱入が起きる前のトランプ氏の発言を「無謀だ」と指摘していた。だが、共和党を支持する有権者の間で同氏は熱狂的な人気を維持しており、ほとんどの議員が結局無罪に票を投じた。

  共和党のマコネル上院院内総務もトランプ氏の無罪に票を投じた。マコネル氏は議事堂乱入が起きる前から、選挙結果を覆そうとするトランプ氏の行動を批判していた。マコネル氏は無罪評決の後、トランプ氏は暴動をあおったことに対し「実質的にも道徳的にも責任がある」と非難。それでも既に大統領を退任しているため、弾劾という処罰はふさわしくないとの見解を示した。

6430チバQ:2021/02/16(火) 22:53:55
 マコネル氏は暴徒と化した人々の議事堂襲撃について、「選挙に負けて腹を立てていた地上で最も影響力ある男のとんでもないうそに扇動された」せいだと発言。「この国には刑事司法制度があり、民事訴訟もある」と述べ、トランプ氏が進行中の法的審判を受ける可能性に言及した。

  約1年前の最初の弾劾裁判では、トランプ氏に有罪票を投じた共和党議員はミット・ロムニー上院議員(ユタ州)だけだった。今回はリチャード・バー(ノースカロライナ)、ビル・カシディ(ルイジアナ)、スーザン・コリンズ(メーン)、リサ・マカウスキ(アラスカ)、ベン・サス(ネブラスカ)、パット・トゥーミー(ペンシルベニア)の6議員がロムニー氏に加わった。

6431チバQ:2021/02/17(水) 10:27:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b3c616061e0d79830069f666c28e84da561bb43
トランプ氏、共和幹部の交代要求 マコネル氏に「報復」 米
2/17(水) 9:09配信
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 【ワシントン時事】米共和党のトランプ前大統領は16日、声明を出し、同党上院トップのマコネル院内総務について「マコネルのような指導者では共和党は二度と尊敬されず、強くもなれない」として、交代を求めた。

 マコネル氏が弾劾裁判後にトランプ氏を非難したことに報復に出た形だ。

 声明でトランプ氏は「政治的洞察に欠き個性もないマコネルは、現状維持への献身で共和党を多数派から少数派に転落させた。状況は悪くなる一方だ」と猛批判。その上で「必要なら『米国第一』を支持するライバルを支援する」と、来年の中間選挙で共和党に対抗して独自の候補者擁立も辞さない考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ前政権の4年間を支えてきたマコネル氏は13日の弾劾裁判の評決では無罪票を投じた。しかし、その直後の演説で、トランプ氏支持者による議会襲撃の責任が同氏にあるのは「疑いない」と非難していた。

 共和党内はトランプ氏に忠誠を誓う勢力と、「脱トランプ党」に転じようとするマコネル氏ら穏健派が混在し、内紛含みとなっている。

6432チバQ:2021/02/17(水) 21:09:31
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3332077.html
「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難
2021/02/17 10:27AFPBB News

「悪魔の軍団」に加入、トランプ氏有罪票の共和党議員に親族から非難

米共和党のアダム・キンジンガー下院議員(2020年9月16日撮影)。(c)KEVIN DIETSCH / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判で有罪票を投じた共和党の下院議員が、親族11人から「悪魔の軍団」に加わったと非難されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは15日、6期目のアダム・キンジンガー下院議員(イリノイ州選出)が親族から送られた怒りの手紙を掲載した。

 その手書きの手紙には「あなたは私たちと神をどれだけ失望させるのか!」とあり、「あなたはキリスト教の原則に反し、『悪魔の軍団』(民主党とフェイクニュース・メディア)に加わった」と同氏を非難。さらに民主党の「社会主義の理念」に陥ったキンジンガー氏は親族の「恥」だと糾弾している。

 この手紙は米政治陣営の二極化のみならず、トランプ政権後の方針を決めようとしている共和党内部の深い分裂も示している。トランプ前大統領の支持者らは、同氏と決別しようとしている共和党議員たちに激怒している。

 キンジンガー氏はニューヨーク・タイムズに対し、2ページに及ぶ手紙はいとこのカレン・オットー氏が書いたもので、11人の親族が署名していると語った。

 オットー氏は同紙に、「私はアダムが疎外されることを望んだ」と語った。

 トランプ氏の弾劾裁判では、下院で10人、上院で7人の共和党議員が有罪票を投じたが、その多くは地元選挙区での反発に直面している。 【翻訳編集】AFPBB News

6433チバQ:2021/02/20(土) 12:57:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c4290b33e026a0366fee8f143fded23f5729508
バイデン米政権、実績作り急ぐ 世論追い風に現実路線 就任1カ月
2/20(土) 7:25配信
就任後初の対話集会に臨むバイデン米大統領=16日、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー(AFP時事)
 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から20日で1カ月。

 政権はこの間、新型コロナウイルス対策や地球温暖化対策などで、トランプ政権の路線を矢継ぎ早に転換した。ツイッターを武器に対立をあおったトランプ前大統領の「劇場型政治」とは一変。世論の一定の支持を追い風に、現実路線で実績を積み上げようと急ぐ。

 「69%の人が私のコロナ対策を支持している。米国はさほど分断されていない」。バイデン氏は就任後初となった16日の対話集会で政権の滑り出しに胸を張った。

 バイデン氏が1カ月で署名した行政命令は「大統領令」の名が付くものだけで32本。トランプ政権の同時期の12本、オバマ政権の15本と比べ、政策決定の素早さが目立つ。

 日々の発信は報道官に譲り、バイデン氏が肉声を発する機会は少ない。オバマ政権で経験を積んだ高官に囲まれ、懸念されたバイデン氏の「失言」も影を潜める。波乱に満ちた前政権と異なり「政治が退屈なのは良いこと」と論評する識者もいる。

 一方、バイデン氏は「超党派」の政治を理想に掲げながら、現実主義的な側面も見せるようになった。野党共和党が反対する政権のコロナ対策をめぐり「苦しんでいる米国民を救うか、長い交渉で行き詰まるかの選択なら、答えは簡単だ」と、与党単独の成立にあっさりゴーサインを出した。

 対中政策では「先に進まなければ、中国はわれわれのランチを食べてしまう」と強硬姿勢を強調。ただ、2年前の演説では「中国がわれわれのランチを食べてしまうかって?  冗談よせよ」と、正反対の発言をしており、変わり身の早さが波紋を呼ぶ。

 議会上下院で与党が多数派を握り、コロナ感染者が減少に向かうなど、政権には追い風が吹く。ただ、地球温暖化対策やインフラ投資などの具体策では今後、民主党左派からの突き上げや共和党の反対が強まると予想され、「ハネムーン期間」で政権を安定軌道に乗せられるかが鍵を握る。

6434チバQ:2021/02/20(土) 12:58:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/129e9d06967144172f44c86b5ac4c27fd78a321f
1400万人が飲料水確保できず 米テキサス州、寒波で水道管破裂
2/20(土) 8:33配信
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19日、米南部テキサス州オースティンで、水として使用するため、雪をかき集める男性(AFP時事)
 【ニューヨーク時事】米南部テキサス州などを襲った記録的寒波で、米メディアは19日、水道管の破裂などにより、同日時点で州内の1400万人以上が安全な水を確保できない状況にあると報じた。

 一方、一時数百万戸に上った大規模停電は大半が復旧した。

 CNNテレビによると、全米の死者は少なくとも50人になった。

 テキサス州では14日から記録的な大雪と低温に伴う暖房需要の増加で停電が発生。大半が復旧したものの、19日夕時点で依然14万戸以上が停電している。さらに、凍結による水道管の破裂が続発。水道管の水圧低下に伴う水質悪化への懸念から各地で飲料用に水を沸騰させるよう促す勧告が出され、影響は州人口の半数に及んでいる。

6435チバQ:2021/02/20(土) 21:58:56
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021022001001955.html
NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始
2021/02/20 19:48共同通信

NY州クオモ知事、苦境に 死者数の隠蔽疑惑で捜査開始

クオモ米ニューヨーク州知事=2020年5月27日(AP=共同)

(共同通信)

 【ニューヨーク共同】米国の新型コロナウイルス対応で指導力を発揮し、称賛された米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)が、高齢者施設でのコロナ感染による死者数を隠蔽したとの疑惑を受け苦境に立っている。連邦捜査局(FBI)と検察も捜査を開始、来年の知事選での4選に暗雲が漂い始めた。

 知事は19日の記者会見で重ねて隠蔽を否定。州が施設の死者数を大幅に修正したのは、情報提供の「遅れ」だったと弁明し、批判は対立する共和党などの政治的思惑によるものとの立場を貫いている。

 一部米メディアは、施設入所者が死亡した場合に、クオモ氏が法的免責を与えるよう動いたと報道した。

6436チバQ:2021/02/24(水) 16:10:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ac7dd9fbf79f4c53ab007ce4474386d5f45af19
米上院、国連大使の人事承認 再登板の農務長官も
2/24(水) 14:38配信

 【ワシントン時事】米上院は23日、バイデン大統領が国連大使に指名したリンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補(アフリカ担当)(68)の人事案を採決し、賛成多数で承認した。

 国連など国際機関との協力強化を掲げるバイデン政権の外交を支える。

 共和党にはトーマスグリーンフィールド氏が中国に融和的だと指摘する声もあったが、同氏は1月の公聴会で「中国の権威主義的な姿勢に立ち向かう」と表明していた。ブリンケン国務長官は声明で、国連大使の承認によって「国際舞台での米国の指導力を回復し拡大するという、バイデン大統領の取り組みが強化される」と強調した。

 上院は23日、農務長官に指名されたトム・ビルサック元アイオワ州知事(70)の人事案も賛成多数で承認した。ビルサック氏は知事退任後、オバマ前政権の農務長官を務め、4年ぶりの再登板。

6437名無しさん:2021/02/26(金) 12:47:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b95106ed5daf924f5ba8dbb069affcbd3c7d7fa
米軍、シリアの親イラン系勢力に空爆 バイデン政権下で初
2/26(金) 11:46配信
産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省のカービー報道官は25日、米軍がシリア東部にある親イラン系のイスラム教シーア派武装勢力の施設に対して空爆を実施したと発表した。バイデン政権が親イラン勢力を対象に空爆を行ったことが明らかにされたのは初めて。

 報道官によると、今回の作戦はバイデン大統領の指示で実施された。2月中旬以降に相次いだイラクの米軍関連施設に対する攻撃への対抗措置だと指摘し、「大統領は米国や有志国連合の人員を守るために行動するという明確なメッセージを(イランに対して)送るものだ」と強調した。

 空爆では、カティブ・ヒズボラやカティブ・サイード・シュハダなどの親イラン系勢力が利用する、国境管理地点にある複数の施設が破壊されたとしている。

 報道官はまた、今回の作戦に関し「シリア東部とイラクでの情勢がエスカレートするのを防ぐために実施した」と説明した。

 イラク北部アルビルでは15日、米軍駐留拠点がロケット弾攻撃を受け、1人が死亡、米兵を含む少なくとも9人が負傷した。22日にはバグダッドの在イラク米大使館が位置する旧米軍管理区域が攻撃され、米政権は親イラン系勢力の仕業との見方を強めていた。

6438チバQ:2021/02/28(日) 22:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f891a8a6cc7803bc310c2d9320c7ffa9156cfc
クオモ米NY州知事、元側近がセクハラ告発 1週間で2人
2/28(日) 17:03配信
【AFP=時事】米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)の元側近の女性2人が、クオモ氏からセクハラを受けたと相次いで告発した。本人はいずれも否定している。

 告発者の一人は、クオモ氏の保健政策顧問を務めていたシャーロット・ベネット(Charlotte Bennett)氏(25)。ベネット氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に、クオモ氏から昨年6月にセクハラを受けたと述べた。

 ベネット氏によると、クオモ氏は20代の女性との交際に抵抗がないと語り、恋愛において年齢差が関係あると思うかとベネット氏に尋ねた。

 クオモ氏は体に触れようとはしなかったものの、ベネット氏は「知事が私と肉体関係を持ちたかったことは分かった。非常に不快で、恐怖を覚えた」とニューヨーク・タイムズに語っている。

 クオモ氏は27日、声明で「ベネット氏に言い寄ったことはなく、不適切な行動を取るつもりもなかった」と釈明した。

 クオモ氏に対するセクハラの告発は、ここ1週間で2度目。今月24日、2015〜2018年にクオモ氏の側近を務めたリンゼー・ボイラン(Lindsey Boylan)氏(36)が、在職期間中に同氏からセクハラを受けたとブログで告白した。

 ボイラン氏は、クオモ氏から不意にキスされ、負けたら服を脱ぐゲームに誘われ、「腰や腕、脚を触られた」と主張している。

 10年にわたってニューヨーク州知事を務めるクオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策において高い評価を受けた。しかし、最近では同州の介護施設の死者数の公表をめぐる対応に批判が集まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

6439チバQ:2021/03/04(木) 09:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/3948b641078ff0fe2a0a9fc7da08a0076333684b
クオモ州知事、辞任を否定 女性3人がセクハラ告発
3/4(木) 7:20配信

米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2021年2月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】女性3人からセクハラの告発を受けている米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は3日、辞任はしない意向を示した。

 クオモ氏は先週のセクハラ疑惑浮上後初となった記者会見で「私は辞任するつもりはない」と明言。一方で、「苦痛」をもたらしたことを謝罪し、自分が人々に「不快感」を与える行動をとっていたことを今では理解していると述べた。

 クオモ氏は「意図的ではなかった。心から深くおわびする。非常に申し訳なく思っており、率直に言って恥ずかしく思う。これは簡単に言えることではない」とし、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が率いる独立調査に「全面的に協力する」と述べた。

 クオモ氏に対しては、元側近を含む女性3人が、体を触られたり、口にキスをされたり、性的なコメントを発せられたりしたと相次いで告発していた。【翻訳編集】 AFPBB News

6440チバQ:2021/03/04(木) 13:51:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/75cb8cae798bf2b80856955a4dd59b2555edcf2a
クオモNY州知事にセクハラ疑惑続々 告発に謝罪、辞任は否定
3/4(木) 13:47配信
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記者会見するニューヨーク州のクオモ知事=2021年3月3日、AP
 米東部ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)にセクハラ疑惑が相次ぎ、クオモ氏は3日の記者会見で「不快な思いをさせたとすれば申し訳ない」と謝罪する一方、辞任は否定した。新型コロナウイルスによる高齢者施設での死者数を過少公表し、隠していた疑惑もあり、身内である民主党の州議員からも辞任を求める声が出ている。

 セクハラ疑惑は昨年12月、クオモ氏の側近だった女性(36)が告発。2月下旬に詳細を明らかにし、突然キスされたり、脱衣ゲームをしようと言われたりするなどしたと訴えた。また、米メディアによると、別の元側近の女性(25)も「年上の男性との性体験の有無」などを聞かれ、拒否すれば「自分の仕事は終わると思った」と訴えた。

 クオモ氏は2月28日、「無神経であまりに私的だったかもしれない」などと謝罪する声明を発表。だがその後、別の女性(33)が、知人の結婚式でほおや腰に手を当てられ、キスしてもいいかと聞かれたと告発し、計3人の女性がセクハラを訴える事態になっている。州のジェームズ司法長官は、疑惑について調査を始めた。

 クオモ氏は3日の会見で「不適切な体の触り方をしたことはない。誰かを不快にさせているとは知らなかった」と強調。「人々にキスをするのは私にとっては普通の習慣的なあいさつだった。(同州知事だった)父親もそうだった」などと釈明し、「(それは間違っていると)教訓を学んだ」と語った。クオモ氏は辞任を求める州議員らを念頭に「政治問題にしようとしている」と批判しており、「私は州民に選ばれた」と辞任を否定した。

 クオモ氏をめぐっては、高齢者施設での新型コロナ感染による死者数を意図的に過少公表していた疑いでも、米連邦捜査局(FBI)などが捜査を始めている。クオモ氏は新型コロナへの対応をめぐり、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的に連日、記者会見を開き、支持率が上昇した。一方で、専門家が外出禁止令を出すよう助言していたのに対応が遅れたとの批判もある。クオモ氏は2011年から現職で、現在3期目。【ニューヨーク隅俊之】

6441名無しさん:2021/03/06(土) 13:28:17
変な人の記録

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ac1a11a4d52f61a63a0894bf3f5bcea11a5d711
米国でいま広がっている「トランプ派狩り」は「文化大革命」なのか?
2/9(火) 6:01配信
現代ビジネス

大原 浩(国際投資アナリスト)

最終更新:2/9(火) 6:01
現代ビジネス

6442チバQ:2021/03/08(月) 09:59:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f30c2697577a506df054c1389e10c04563497255
米、未成年の不法越境急増 バイデン政権、対応に苦慮
3/8(月) 7:22配信

メキシコの対米国境の都市マタモロスにある収容施設で、米国入国の機会を待つ移民希望の子供=2月22日(AFP時事)
 【ワシントン時事】メキシコ国境経由で米国入りを目指す中米諸国からの移民希望者が、急増している。

 とりわけ保護者が同伴しない未成年者の増加が目立つ。不法越境者に「摘発強化」で臨んだトランプ前政権からの方針転換を目指すバイデン大統領は、難しい対応を迫られている。

 ロイター通信によると、2月にメキシコ国境で拘束された不法越境者は10万人近くに上り、2月としては2006年以来の高水準。3月3日には4500人以上が拘束されたといい、増加傾向はさらに加速しそうだ。

 中でも深刻なのが未成年者の単独越境。米メキシコ国境は現在、新型コロナウイルス感染防止策の一環で通過が制限され、不法越境者も原則として送還されるが、未成年者は米当局に保護する義務が生じる。移民支援活動に携わる弁護士は、AFP通信に「子供を単独で送り出すことが(移民を目指す)親にとって唯一の選択肢になっている」と説明する。

 だが、未成年の単独越境は人身売買業者の標的になる危険が伴う。人数の急増で収容施設の確保も課題となっており、サキ大統領報道官は5日の記者会見で「安全かつ人道的に収容できる施設を探している」と説明。暫定措置として、軍施設などへの収容も検討中と報じられる。

 バイデン氏は先月、前政権が不法越境者急増を理由に発令した「国家非常事態宣言」を取り消し、宣言を根拠とするメキシコ国境への壁建設予算調達も停止。移民政策の抜本改革を打ち出している。強硬措置に訴えるわけにはいかない。

 共和党からは批判の声も上がっている。トランプ前大統領は5日の声明で「バイデン政権の悲惨な指導力のせいで、国境は完全に手がつけられない状態だ」と主張。不法越境者について「多くは犯罪歴があり、新型コロナをまき散らす」と非難し、排除を訴えた。

6443チバQ:2021/03/08(月) 15:28:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cc8986b6b341f2f84583ef7ef3bf1f6cf824f05
GAFA解体論者が米政権入り ウー氏、バイデン大統領を補佐
3/6(土) 11:36配信
【ワシントン=塩原永久】バイデン米政権は5日、巨大IT企業の解体論者として知られる米コロンビア大教授のティム・ウー氏を大統領特別補佐官(技術・競争政策担当)に起用したと発表した。グーグルやフェイスブックなど「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる米IT大手4社に対して、規制強化を進める狙いがあるとみられる。

 サキ大統領報道官は5日の記者会見で、「バイデン大統領は巨大ITによる権力の乱用に立ち向かう姿勢を明確にしてきた」と説明し、ウー氏が「市場競争の促進や独占の是正などの問題に関して大統領の取り組みを支援する」とした。

 ウー氏はコロンビア大を離れ、ホワイトハウスで経済政策の司令塔を担う国家経済会議(NEC)のメンバーとなる。同氏は反トラスト(独占禁止)法を専門で、インターネットなどの情報通信分野に詳しい。

 GAFAなどの市場を支配するIT企業について、ウー氏は、新規参入の障壁になっており「起業の『冬の時代』に突入」したと批判。競争を活発化させて消費者の利益に高めるためには、反トラスト法による企業分割などの抜本策が必要だと主張している。

 ウー氏の政権入りについて、巨大IT解体論に言及したことがある民主党左派のウォーレン上院議員らが歓迎する声明を出した。

 米当局は昨年、反トラスト法違反でグーグルとフェイスブックを提訴した。交流サイト(SNS)などへの投稿内容でIT企業の免責を認めた米通信品位法をめぐっても、政府がIT大手に対し、規制強化を通じて厳しく対処するよう求める声が強まっている。

6444チバQ:2021/03/08(月) 15:30:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/65de27e0671e6458810203d3a939c41844b5c2d4
ディズニーランド、4月にも再開 「ゲスト迎えるの待ちきれない」
3/6(土) 10:30配信
 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが米西部カリフォルニア州で運営する「ディズニーランド」などのテーマパークが、4月にも営業を再開する見通しとなった。州当局が再開を許可する基準を定めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年3月から1年間にわたり営業を見合わせてきた。

 再開が見込まれるのは「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の各テーマパーク。州当局は、地元のコロナ感染の陽性率などが一定基準以下に収まっている場合に限り、4月1日からの段階的な営業再開を認めるとした。

 米メディアによると、足元の状況で再開の条件をほぼ満たしているという。感染状況がさらに改善すれば、入場定員や屋内飲食などの制限を徐々に緩めていく。

 ディズニー幹部は「パークの今春再開に道筋がついたことに、勇気づけられている。ゲストを再び迎えるのが待ちきれない。開業日は近く共有したい」との声明を出した。

 ディズニーが米国で展開する主要テーマパークのうち、南部フロリダ州にある「ディズニーワールド」は昨年7月から営業を段階的に再開していた。一方、カリフォルニア州はコロナ感染を防ぐため厳しい規制を敷き、営業再開に慎重な姿勢を貫いてきた。カリフォルニア州の1日あたりの新規感染者は、1月上旬の約4万人から最近では5千人以下まで減り、最悪期を脱していた。(ニューヨーク=江渕崇)
朝日新聞社

6445チバQ:2021/03/09(火) 15:26:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb40fa7cc101b17b24680a88ef3f0580c1d5e6b9
女性2人を統合軍司令官に 米大統領、多様性強調
3/9(火) 14:11配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領は8日、陸海空軍と海兵隊などの軍種で構成する統合軍の司令官に女性2人を指名すると発表した。

 上院が承認すれば、米史上2、3人目の女性統合軍司令官になる。閣僚だけでなく、軍幹部の人事でも性別や人種の多様性を重視する姿勢を強調した形だ。

 バイデン氏は、ジャクリン・バンオボスト空軍大将を兵たん、輸送を担当する輸送軍司令官、ローラ・リチャードソン陸軍中将を中南米を担当する南方軍司令官に指名した。リチャードソン氏は大将に昇格する。

6446名無しさん:2021/03/10(水) 19:59:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7770657d9d2f12d6e4cd0b4f0f5413df0439bad6
コロナ禍の米国民、48%が「希望」感じる 1年前から大幅増
3/7(日) 18:30配信
CNN.co.jp
(CNN) 新型コロナウイルスの収束などについて希望を抱けるとする米国民が48%と昨年の20%から倍増以上になっていることが最新世論調査で7日までにわかった。

この比率は新型コロナのワクチンを少なくとも1回接種した層では61%を記録。また、収束などへの期待感が最も強かったのは65歳以上、民主党支持者に接種を既に受けている国民だった。

今回調査は米ニュースサイト「アクシオス」と調査企業「イプソス」が先月26日から今月1日にかけて実施。対象者は全米規模で各層を代表し得る18歳以上の成人1088人だった。

昨年の同様調査では回答者の41%がコロナ禍に見舞われるなかでの気持ちを問われ、ストレスを感じるもしくは心配しているとの言い方が最も適切と答えていた。26%は打ちひしがれているもしくは限界と告白し、怒りを覚えるとしたのは19%。16%は悲しいし落ち込んでいるとしていた。

今回調査では、コロナ禍に伴うこれらの感情の落ち込みはまだ残っているものの昨年と比べ減っていることも判明。アクシオスによると、ストレスなどを感じるとしたのは20%だった。

支持政党別に見た場合、コロナ禍に伴ううっ積感は民主党の方がより強い可能性も判明した。

回答者の65%はコロナ禍以前の正常な日常生活への開始には少なくとも半年が必要との判断を示した。この期間内では無理としたのが33%で、先週実施した同様調査時の26%からは上昇していた。

6447名無しさん:2021/03/10(水) 20:01:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/695431356b873c7d008f3c1be826b86e5cba965c
バイデン大統領、コロナ制限緩和の州を批判 「ネアンデルタール人の考え方」
3/4(木) 11:53配信
CNN.co.jp
(CNN) バイデン米大統領は4日までに、テキサス州とミシシッピ州が米疾病対策センター(CDC)などの要請に反して新型コロナウイルス関連の制限を解除したことに触れ、両州の指導者の判断を「ネアンデルタール人の考え方」と批判した。

バイデン氏はテキサス州のアボット知事とミシシッピ州のリーブス知事による制限解除の判断について聞かれ、「大きな誤りだと思う。マスク着用が違いを生むということを今では誰もが理解していることを望む」と発言。ワクチン接種の進展にも言及し、「この病気の性質を根本的に変化させることができる一歩手前まで来ている」との認識を示した。

そのうえで「最もしてはいけないのは、何も問題ない、マスクを外そう、コロナのことは忘れようというネアンデルタール人の考え方だ」と述べ、新型コロナの1日当たりの死者数を記したカードをポケットに持ち歩いていることを明かした。

バイデン氏はこの日、ホワイトハウスの執務室で超党派議員団とがん撲滅について協議した。

新型コロナに関しては、一部の州の情報発信の内容にはむらがあるが、引き続き指針を守ってほしいと米国民に要請。「科学に従うことが極めて重要だ。熱い湯で頻繁に手を洗う、マスクを着用する、対人距離を取る。どれも皆さんは分かっていることだと思う。選挙で選ばれた一部の当局者にも分かっていて欲しかったのだが」と述べた。

アボット、リーブス両知事は今週、それぞれの州でマスク着用義務を解除し、事業所の営業も全面再開を認めると発表した。ただ、保健分野の専門家からは、変異株の感染拡大が続く中で制限を解除すれば、感染再燃を招きかねないと警鐘を鳴らす声が出ている。

6448チバQ:2021/03/11(木) 22:32:57
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210310-567-OYT1T50206.html
東日本大震災時の駐日米国大使・ジョン・ルース氏インタビュー
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】2011年の東日本大震災の発生時、駐日米国大使として被災地支援に尽力したジョン・ルース氏(66)が、オンラインで本紙のインタビューに応じた。「第2次世界大戦以来、最大の危機に陥った日本を米国が助けることができた事実は、この先何年も両国関係に恩恵をもたらすだろう」と述べ、日米関係の深化に期待を示した。

 地震発生直後、オバマ大統領(当時)からの指示は明確だった。「『これは人道危機だ。日本が必要なことはなんでもやれ』ということだった。予算も装備も制約はなかった」という。

 津波が襲い、東京電力福島第一原発事故が起きる中、初動時の課題は日米間の情報共有だった。「当時の日本政府は手いっぱいだった。東北で何が起きているのか。流動的な部分が多く、(日米が)同じ情報に基づいて作業することが困難だった」。米国側は衛星写真を分析し、原子力専門家による助言を日本に対して行ったという。

 避難対象エリアの設定では、日本政府が「原発半径20キロ」としたのに対し、米国は「50マイル(約80キロ)」とし、圏内に在住する米国人に避難勧告を出した。民間人保護の観点から専門家の判断を仰いだという。

 その一方で、在京大使館の一時閉鎖や移転を決める国が出始める中、米大使館は東京から動かさなかった。「多くの国が、米大使館が退避すれば、それに続こうとしていた。我々には危機下で日本にとどまり、支援を決意する方が重要だった」と振り返った。

 震災後は、両国の次世代リーダー育成事業「トモダチ・イニシアチブ」創設に尽力。この10年で日米から1万人近くの若者が参加した。「震災で、つながりの必要性を痛感した。米国にできることは、両国の絆を強化し続けること、特に若者への投資に力を入れていくことだ」と語った。

 米国も地震リスクを抱える。「そうならないことを祈るが、大震災で日本の専門知識が必要になる事態になれば、日本も米国のために立ち上がってくれると信じている」と述べた。

6449チバQ:2021/03/11(木) 22:39:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210311k0000m030393000c.html
米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か
2021/03/11 22:15毎日新聞

米司法長官にガーランド氏承認 議事堂乱入事件の捜査加速か

メリック・ガーランド氏=AP  

(毎日新聞)

 米上院は10日、バイデン大統領(民主党)が司法長官に指名したメリック・ガーランド連邦高裁判事(68)の人事案を賛成多数で承認した。ガーランド氏は2016年、保守派最高裁判事の死去を受け、民主党のオバマ大統領(当時)から判事に指名されたが、上院で多数を占めた共和党が審議を拒否し、就任できなかった経緯がある。

 ガーランド氏は連邦検事などを経て1997年から首都ワシントンの連邦高裁判事。判事としては穏健派として知られる。10日の本会議採決では共和党トップのマコネル院内総務らも賛成に回り、賛成70、反対30で承認された。

 ガーランド氏は検事として、95年に起きたオクラホマシティー連邦政府ビル爆破事件の捜査を主導した。承認公聴会でも白人至上主義や極右グループ、国内テロとの戦いを司法省の優先課題に据えると宣言した。同氏の就任で、今年1月のトランプ前大統領支持者らによる連邦議会議事堂乱入事件の捜査が加速するとみられている。

 またガーランド氏は、バイデン政権の掲げる人種差別解消に向けた司法制度改革や、IT企業規制の是非、連邦レベルの死刑制度存廃などの議論に取り組むことになる。【ワシントン高本耕太】

6450チバQ:2021/03/12(金) 22:46:29
https://www.asahi.com/articles/ASP3D36L3P3CUHBI00S.html?iref=com_inttop_samerica_list_n
大麻の合法化案、メキシコ下院で可決 麻薬組織に対抗
サンパウロ=岡田玄

2021年3月12日 10時44分
 メキシコ下院は10日、娯楽目的の大麻使用を合法化する法案を、賛成多数で可決した。今後は上院で審理される。ロペスオブラドール政権は麻薬カルテルの資金源を断つためにも法案を後押ししており、娯楽目的の使用が実現すれば、米州ではウルグアイ、カナダについで3カ国目となる。

 10日に下院で可決された法案では、18歳以上の個人に28グラムまでの所有を認め、娯楽目的での使用を認める。また、自分で使うために、大麻の苗を6本まで個人で栽培できる。ただ、許可なく28グラムを超えて所持した場合、200グラムまでは罰金、200グラムを超えると刑事罰が科せられる。このほか、大麻の栽培や加工、販売、輸出入について国が免許を与え管理する。

 メキシコでは、暗躍する麻薬カルテルが大麻などの薬物の流通を牛耳り、資金源としている。歴代政権はカルテルの取り締まりに力を入れてきたが、ロペスオブラドール政権は「麻薬戦争」では解決になっていないとして反対。代わりに、大麻を条件付きで合法化し、生産から流通まで政府の管理下に置くことで、カルテルの資金源を断とうとしている。

 ただ、国内の世論は慎重だ。メキシコの有力紙エル・フィナンシエロの世論調査では、58%が「大麻使用を法で認めるべきではない」と回答した。

 米州では医療用大麻の使用を認める国が広がっているが、娯楽目的ではウルグアイとカナダにとどまる。米国では複数の州で娯楽目的の使用が合法化されているが、連邦法では禁止されたままだ。仮に人口1億2千万人を超すメキシコで合法化されれば、人口規模では最大の大麻市場となるため、カナダや米国の企業がすでに関心を寄せていると報道されている。

 大麻合法化法案は昨年11月に上院で可決されていたが、下院は調査を理由に採決を延期していた。今回、下院で法案が修正されたため、再び上院で審議される。(サンパウロ=岡田玄)

6451名無しさん:2021/03/15(月) 19:04:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210314k0000m030091000c.html
米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで
2021/03/14 17:54毎日新聞

米、アジア系へのヘイトクライム再燃 暴力性増し、殺人事件まで

アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「私たちの痛みがわかりますか」と手書きしたボードを抱える女性ら=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影

(毎日新聞)

 米国でアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)がまた多発している。いきなり暴力を振るわれる悪質な事件が少なくなく、死者も出たほか、日本の寺も放火などの被害を受けた。日系だけでなく、アジア系社会に不安と怒りが広がっている。【ロサンゼルス福永方人】

 ◇「外出も怖い」震える住民

 「(人種間の)対立の上に成り立つこの国の社会構造に怒ることにもう疲れました」

 西部ロサンゼルスのリトルトーキョーで今月13日に開かれたアジア系への暴力に対する抗議集会。タイ系米国人女性のタニー・ジラプラパスクさんは、スピーチで涙ながらに訴えた。中国が発生源と疑われる新型コロナウイルスの感染が米国で広がり始めた2020年2月、ロサンゼルスの地下鉄車内で男から「あらゆる疫病は中国から来る。中国人は最低だからだ」などと差別的な暴言を浴びせられたという。

 集会には日系や中国系、韓国系など1000人以上が参加。「目を背けないで。ヘイトを止めよう」と手書きしたボードを掲げるなどして怒りの声を上げた。日系米国人の大学生、キャリス・ドイさん(21)も大学で、新型コロナを広めたとのデマを流された経験を持つ。「最近は自分も狙われないかと心配で、家から出るのも怖い。同じような気持ちの人たちと集まれば少しは心が安らぐのではないかと思い、参加しました」と話した。

 ◇主要16都市で前年の2.5倍に

 アジア系へのヘイトクライムは、新型コロナの感染が拡大した約1年前から全米各地で相次いでいる。だが、最近は暴力性の強い事件が続く。

 1月28日には西部サンフランシスコで、朝の散歩中だったタイ系男性(84)が道路を渡って突進してきた男に突き飛ばされて、脳出血で2日後に死亡した。男は19歳の黒人で、殺人などの容疑で逮捕された。CNNテレビによると、遺族は以前から「お前たちがコロナを持ち込んだ」と叫ばれ、唾を吐きかけられるなどの被害に遭っていたという。

 1月31日には隣のオークランドのチャイナタウンで、歩道を歩いていたアジア系の男性(91)が後ろから男にいきなり押し倒された。CBSテレビによると、チャイナタウン周辺では2月にも、アジア系に対する犯罪が2週間で18件起きたという。

 放火などに遭った日本の寺は、ロサンゼルスの東本願寺別院だ。地元紙などによると、2月25日夜、白人とみられる男が柵を乗り越えて院内に侵入し、ちょうちん台に火を付け、灯籠(とうろう)を倒したり石を投げ込んだりした。警察がヘイトクライムの疑いで捜査している。

 東部ニューヨークでもアジア系への暴行事件が続発している。2月3日には地下鉄の車内で、フィリピン系の男性(61)が男にカッターナイフで顔を切りつけられ、約100針を縫う大けがをした。地元警察によると、市内では20年、アジア系を狙ったヘイトクライムが少なくとも28件あり、前年の3件から急増している。

 ロサンゼルスとニューヨークの日本総領事館は今月、在留邦人にメールを送るなどして注意喚起した。

 カリフォルニア州立大サンバーナディーノ校の憎悪・過激主義研究センターの調査によると、全米の主要16都市で20年、アジア系に対するヘイトクライムは122件あり、前年の2・5倍に増えた。また、人権団体「ストップAAPIヘイト」によると、アジア系へのヘイトクライムや言葉による嫌がらせなど差別事案の報告件数は、集計を始めた20年3月19日から同年末までに2808件あった。

 ヘイトクライムの原因として、歴史的に根強いアジア系への差別意識がコロナの流行により顕在化したほか、トランプ前大統領がコロナを「中国ウイルス」と呼んだことなどが指摘されている。アジア系の支援団体「アジア系米国人アドバンシング・ジャスティス」のジョン・ヤン代表はそうした見方に加え、「コロナ禍で心身共に不安が高まり、人々が攻撃的になっているのではないか」と分析している。

 バイデン大統領は今月11日の国民向けの演説で、「残忍なヘイトクライムにより、アジア系米国人は通りを歩くだけでも恐怖を感じている。(ヘイトクライムは)米国の価値観に反する。止めなければならない」と呼びかけた。

6452チバQ:2021/03/16(火) 09:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9856ab645d2058281a90cf8c90b728fa91f8c89e

米上院、先住民初の閣僚承認 内務長官にハーランド氏
3/16(火) 9:06配信
 【ワシントン時事】米上院は15日、デブ・ハーランド民主党下院議員(60)を内務長官に充てる人事案について採決を行い、賛成多数で承認した。

 ハーランド氏は米国の先住民初の閣僚で、多様性を重視するバイデン政権を象徴する人事となった。

 内務省は国立公園など連邦所有地の管理、天然資源・野生生物の保全のほか、先住民政策を所管する。野党共和党には、ハーランド氏が左派色の濃い地球温暖化対策「グリーン・ニューディール」への支持を表明し、パイプライン建設反対運動に携わったことなどから、長官起用に難色を示す向きが強かった。

 ハーランド氏は2018年の中間選挙で、先住民女性として初めて下院議員に当選した。上院での採決前、ツイッターへの投稿で「先住民女性が長官に承認されれば、(誰にでも機会があるという)米国の約束がすべての人々に当てはまることになる」と意欲を示していた。

6453名無しさん:2021/03/20(土) 19:26:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/34932cc62e25b54fd49369f06f63856804d1cff7
米、崩れる軍事的均衡に焦り 中国、予想上回る軍拡ペース
3/20(土) 7:40配信
時事通信
 【ワシントン時事】中国が急速に軍備拡張を進める中、米国では崩れつつある米中の軍事的均衡に焦りが強まっている。

 自信を深める中国が台湾や南シナ海、東シナ海で軍事活動を活発化。米国に代わり、地域覇権を握ろうとする動きを加速させているためだ。

 「負け続きだ」。米軍筋は台湾や日本周辺有事を想定した紛争シミュレーションで、米軍が中国に敗北するケースが常態化しつつあると語る。

 2025年時点の米中両軍の戦力比較によれば、西太平洋に展開する空母は米国の1隻に対して中国は3隻。多機能戦闘艦は米国12隻、中国108隻と予想される。紛争発生時にアラスカや米西海岸から部隊を増派しても、中国が軍事上の防衛線として設定する日本列島から台湾、フィリピンへ至る第1列島線到着まで2〜3週間かかるため、地の利がある中国の数的優位を覆すのは困難だ。

 インド太平洋軍のデービッドソン司令官は今月、上院軍事委員会の公聴会で、中国の軍拡が予想を上回るペースで進んでいるとして「通常戦力による米国の抑止力が崩壊しつつある」と警告。中国は当初、50年までに米国から覇権を奪うことを狙っていたが、「その目標を前倒しする可能性がある」と危機感を示した。

 台湾に関しても、中国が今後6年間で武力行使を行う危険性が高まっていると強調。米政府は台湾問題における従来の「戦略的曖昧さ」を見直し、台湾との防衛協力を強化すべきだと訴えた。

6454チバQ:2021/03/23(火) 09:46:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9ebc91b0b80e65ad64067b21a0c4c63c4e14f5

マイアミビーチに夜間外出禁止令 お祭り騒ぎで制御不能 米
3/21(日) 20:49配信
 【マイアミビーチAFP時事】米南部フロリダ州マイアミビーチに、春を楽しもうと集まった群衆のお祭り騒ぎが制御不能となり、地元当局は20日、非常事態を宣言、夜間外出禁止令を出した。

 当局者は「ロックコンサートのようで、道も見えない。全ては安全のためだ」と説明。新型コロナウイルス流行の昨年に続き、2年連続で人気スポットが規制される事態となった。

 警察が飲酒を禁止しているにもかかわらず、砂浜で仲間とビールを飲んでいた学生ジョン・ペレス氏は「ちょっといらつく」と反発。「暖かいし、ビーチもある。楽しかった」と語った。

 暴力や破壊行為の増加を受け、当局は夜の繁華街サウスビーチで、午後8時にレストランを閉め、訪問者は通りを離れるよう指示。マイアミビーチの島とマイアミ本土を結ぶ三つの橋は、午後10時から午前6時まで通行止めになった。

 春のお祭り騒ぎは珍しくないが、今年はワクチン接種が進んでいることでコロナ感染が制御されたと誤解も広がっている。テキサス州から訪れた別の学生は「ワクチン接種を受けたから楽しい時間が過ごせるんだ」と主張した。

6455チバQ:2021/03/23(火) 20:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/576c26f756c2dfaefe3c91df9212905ac8920c67
米、コロナ対策「緩み」に懸念 旅行者増加、変異ウイルス拡大
3/23(火) 20:35配信
 【ワシントン時事】新型コロナウイルスの感染者と死者の数が世界最多の米国で、感染拡大防止策の「緩み」に懸念が広がっている。

 新規感染者数の下げ止まりも見られる中、変異ウイルスの感染が拡大。疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、22日の記者会見で「正しい行動を今しなければ、防げたはずの感染増加に再び見舞われかねない」と警鐘を鳴らした。

 大学が春休みシーズンに入り、国内の旅行客は、コロナ禍以前の水準には戻っていないものの増加している。運輸保安局(TSA)の集計によれば、米国内の空港で保安検査を受けた人は11日連続で100万人を超え、21日には約1年ぶりに150万人を上回った。南部フロリダ州マイアミビーチでは、若者らが連日のようにお祭り騒ぎを繰り広げ、地元当局が夜間外出禁止を発令する事態となった。

 CDCの集計によると、7日間の平均で見た米国の1日当たりの新規感染者数は、1月中旬のピーク時と比べ4分の1程度に減ったものの、ここ2週間は5万人台で横ばい。2月半ばまで3000人を超えていた1日当たりの死者数は、最近は1000人前後にまで減少した。

 これに対して、ワレンスキー氏は会見で、カリフォルニア州など西部を中心に変異ウイルス感染者が急増しており、「旅行すれば、ワクチン接種を受けていない人とも交わる」と警告。欧州での感染増加にも言及し「今は旅行する時ではない」と呼び掛けた。

6456名無しさん:2021/03/24(水) 22:10:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e23e6aefe8cf4d623a811ce37a8a432d82805e19
全米初「黒人差別に賠償」市議会可決 過去に移住強要、居住制限
3/24(水) 17:33配信

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毎日新聞
米ロサンゼルスで黒人差別への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター」に参加する人々=2020年6月8日、AP

 米中西部エバンストンの市議会は22日、黒人差別を制度化した過去の住宅関連条例で損害を被った住民や子孫に、賠償金を支払う法案を賛成多数で可決した。条件を満たした人に、1世帯2万5000ドル(約270万円)の住宅関連資金給付が実施される。夏以降に申請を受け付け、年内にも支給が始まる。米メディアによると、黒人差別を対象にした自治体による賠償は全米で初めて。

 黒人への賠償は奴隷時代から続く構造的差別の解消につながる手段として連邦レベルや各地で検討が進む一方、財政負担や社会分断が広がることへの懸念から反対論が根強い。エバンストンの取り組みは試行ケースとして大きな注目を集めそうだ。

 エバンストンはイリノイ州最大都市シカゴの北に位置する人口約7万3000人の小都市。住民の約65%が白人で、黒人は約17%だ。1919〜69年に施行された同市の区画整理条例では、黒人は市の一角に移住を強いられたり居住を制限されたりした。同市にキャンパスを構える名門私大のノースウェスタン大学も、黒人学生への寮の提供を拒否した時期があった。こうした制度はかつて全米各地で存在し、不動産業者や銀行などによる黒人差別にもつながった。

 市は「過去の政策と慣行が差別と隔離を生み、黒人が機会や住民サービスを受けることを阻んできた」と結論付け、2019年、大麻販売税や寄付金を財源に10年間で1000万ドル(約10億8500万円)を拠出する基金を創設していた。22日に可決された法案はその初回支出40万ドル分を決めるもの。区画整理条例が施行された期間の黒人住民やその子孫が主な受給資格者だが、こうした制度・慣行に起因する住宅差別を69年以降に受けた住民も対象になり得る。

 米国では現在も多くの地域で居住区が人種ごとに異なり、雇用や教育機会、治安などの面での人種間の格差につながっている。エバンストンの初回賠償金は、修繕費やローン返済など住宅関連に使途が限定されるが、今後は教育資金や起業など他の用途や、住民が自由に使える現金支給も検討されている。

 1600〜1800年代の奴隷制度下で労働力を搾取され、現代も他の人種層に比べ貧困に苦しむ人の割合の高い黒人に対し、賠償金を支払うべきだとの議論は米国内で長年続いてきた。だが、昨夏からの黒人差別・警察暴力への抗議行動「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大事だ)」の拡大や、人種的少数派が大きな被害を受けた新型コロナウイルス危機を受けて「過去の清算」を求める声が新たな高まりを見せる。西部カリフォルニア州や南部ノースカロライナ州などで議論が進み、連邦下院議会では賠償制度の「検討」を求める法案が審議されている。

 ただ、広範な規模で実施するには数多くの障壁があり、賠償構想には否定的な意見も多い。約250年にわたった奴隷制度とその後の差別の損害をどう算出するのか、賠償対象者をどう線引きするのか、10兆ドル超とも言われる賠償総額の財源や支払期間をどうするのかなどといった問題がある。

 また、昨年6月のABCテレビなどによる世論調査では黒人回答者の72%が賠償を支持する一方、白人は14%にとどまった。さらに民主党支持者の間では不支持が45%だったのに対し、共和党支持者では94%に上るなど意見が分かれている。賠償の是非を巡る議論が本格化すれば、国内の人種・党派間対立がさらに深刻になる可能性がある。バイデン政権は黒人賠償について、制度化の是非には踏み込まず、「賠償金とその影響に関する研究を支持する」(サキ報道官)との立場を表明するにとどめている。【ワシントン高本耕太】

6457名無しさん:2021/03/29(月) 06:44:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/92bcd3b32953607b2a1a08fe242bb50b53fad780
米ドミニオン社、FOXニュースに16億ドル賠償請求 米大統領選報道めぐり
3/27(土) 12:06配信
BBC News
昨年の米大統領選で一部の州に投票機など投開票システムを提供した米ドミニオン・ヴォーティング・システムズは26日、米FOXニュースが根拠のないまま「ドミニオンが選挙不正に加担した」と報道し続けたとして、FOXニュースを名誉毀損で訴え、損害賠償として16億ドル(約1750億円)を請求した。FOXニュースは「根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントしている。

ドミニオン社は拠点とするデラウェア州の地裁に示した訴えの中で、FOXニュースがドミニオン社に対する陰謀論を主張するゲストを番組に呼び続けたことで、FOXニュースは「無謀にも真実を軽視」したと主張。これは、「FOXのビジネスにとって、うそは好都合だったからだ」としている。

ドミニオン社は訴状で、「アメリカで最も有力なメディア企業のひとつのFOXは、不正選挙について作り上げたあらすじに命を吹き込み、当時ほとんど知られていなかったドミニオンという投票機の会社を、悪者に仕立てた」と訴え、「FOXは、ドミニオンについて検証可能ながら強烈な悪影響をもたらすうそを、支持し、繰り返し、放送した」、「FOXは無謀に真実を無視した」、「FOXはドミニオンに関するこうした発言はうそだと承知していた」などと主張している。

これに対してFOXニュースは、「FOXニュースメディアはわが社の2020年大統領選報道を誇りに思っている。米ジャーナリズムの最高峰の伝統にのっとるものだった。我々はこの根拠のない訴訟を法廷で争う」とコメントした。

ドミニオン社はアメリカで使われる投票機の製造大手。昨年11月の選挙では少なくとも28州が、同社の機械を使用した。

ドナルド・トランプ前大統領とその側近、顧問弁護団、保守派論客などは、ドミニオン社が投票を操作したせいで、「選挙が盗まれた」などと主張を繰り返していた。この「選挙が盗まれた」という主張をよりどころに今年1月6日にはトランプ派が首都ワシントンに大勢集まり、ジョー・バイデン氏の勝利認定を妨害しようと連邦議会を襲撃した。議会襲撃では警官1人を含む5人が死亡。暴徒はマイク・ペンス副大統領(当時)やナンシー・ペロシ下院議長など議会幹部に肉薄した。

昨年の大統領選で大規模な不正投票があったという証拠は示されていない。トランプ陣営やトランプ派はアメリカ各地で不正選挙を訴えて訴訟を起こしたが、そのほとんどが裁判所に棄却されている。トランプ氏自身が指名した裁判官たちも、不正投票を認定せず、トランプ政権の司法長官としてトランプ氏の擁護を繰り返したウィリアム・バー氏も昨年12月、大規模な不正の証拠は得られていないと発言した。

ドミニオン社と不正選挙について根拠のない主張を繰り返していた中には、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏や、トランプ陣営に協力していたシドニー・パウエル弁護士などがいた。パウエル弁護士は昨年11月、ドミニオン社による不正選挙には「グローバリストや独裁者や企業や、ありとあらゆる巨大利権が絡んでいて、トランプ大統領以外の全員が私たちに敵対している」など、根拠を示さず記者会見で発言していた。

両弁護士は、2002年に設立されたドミニオン社が、2013年に死去したヴェネズエラのウーゴ・チャヴェス大統領と協力し、「自分が絶対に選挙に負けないように保証する」機械を作り上げたのだとも主張していた。

不正投票があったと繰り返したFOXニュースの大統領選報道についてはすでに、別の投票技術企業スマートマティックが今年1月、同様の主張で、FOXコーポレーションと複数の番組司会者を訴えている。

ドミニオン社はすでにパウエル弁護士に対する名誉毀損訴訟を首都ワシントンの連邦地裁に起こしており、その弁護団は今月22日、選挙後のパウエル氏の発言は政治的状況における、明らかに誇張されたものだったため、名誉毀損には当たらないとする答弁書を提出した。

それによると弁護団は、「民主党は選挙を盗もうとして、投票内容を電子的に変更するコンピューターシステムを開発した」などと繰り返したパウエル氏の発言について、「この発言が実際に事実を述べたものだなど、分別のある合理的な人間ならば、そのような結論に至ったりしない」と主張している。

(英語記事 Dominion Voting sues Fox News for $1.6bn over election fraud claims)

(c) BBC News

6458名無しさん:2021/03/29(月) 06:46:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa529cd4108eacd7d7c62bd29ef7e740b56041de
米大統領選の不正疑惑、分別ある人は鵜?みにしない 提訴されたトランプ氏の元弁護士が主張
3/24(水) 13:45配信
CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米右派弁護士のシドニー・パウエル氏は、昨年の大統領選で不正投票があったとする自らの主張について、分別のある人なら鵜?み(うのみ)にはしないはずだとの認識を表明した。自身に対し起こされた裁判への提出文書の中で述べた。

パウエル氏は当時のトランプ大統領の代理として選挙結果に疑義を呈し、複数の訴訟を起こしたり保守系のメディアに出演したりした。これを受け、大統領選で使われた投票集計機メーカー、ドミニオン・ボーティング・システムズが同氏を名誉毀損(きそん)で訴えていた。ドミニオンはパウエル氏について、選挙不正に関する自らの告発が虚偽であり、同社に損害を及ぼすのを認識していたと主張している。

裁判所へ22日に提出された文書の中で、パウエル氏の弁護団は、同氏が自らの「意見」を共有していたのだと説明。集計機によって投票結果が変えられたかどうかは、世間の人々が「各自の結論」にたどり着いただろうとの見方を示した。

そのうえで、パウエル氏が一連の声明を通じて事実を描写していたのは明白であり、それらに基づいてトランプ氏を支援する複数の訴訟が行われたと述べた。

また、原告側は問題の声明を「的外れの非難」、「突拍子もない主張」とみなし、再三にわたって「本質的に起こりそうもない」、「不可能」などとレッテル貼りを行ったが、そうした主張はかえって被告の立場を裏付けているとも指摘した。被告側は、「分別のある人ならそうした内容の声明を事実とは受け入れず、あくまでも法廷での対審手続きによる検証が必要な主張としかみなさないだろう」と述べている。

選挙当局とドミニオンは、トランプ氏の大統領選での敗北について正確な結果だと明言。どれほど重大なセキュリティー上のリスクが起こっていたとしても覆るものではないと強調している。トランプ氏の弁護団と同調者は、選挙後60件近い訴訟を起こしたが、些細(ささい)な内容の1件を除いてすべて短期間で敗訴または取り下げた。

共和党のピーター・マイヤー下院議員(ミシガン州選出)はツイッターで、パウエル氏側の議論を「救いようがない」と酷評。選挙が盗まれたと主張して多くの人々の判断を誤らせたにもかかわらず、今になってその考えを撤回したと非難した。マイヤー氏は1月に行われたトランプ氏の弾劾(だんがい)裁判で弾劾への賛成票を投じている。

6459チバQ:2021/03/29(月) 10:01:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c7f6f035590b7bd4aaef03336105a44c47781a
東アジア・太平洋担当の国務次官補にクリテンブリンク氏
3/27(土) 9:16配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、東アジア・太平洋担当の国務次官補にダニエル・クリテンブリンク駐ベトナム大使を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。中国への対応や北朝鮮の核問題、日米関係などを担当する。

 クリテンブリンク氏は東京の米大使館で勤務したほか、在中国大使館首席公使、国家安全保障会議(NSC)のアジア上級部長、国務省の北朝鮮政策上級顧問などを歴任し、トランプ前政権下の2017年にベトナム大使に就任した。日本語と中国語を話し、知日派としても知られる。

 バイデン政権の発足時点で東アジア・太平洋担当の国務次官補は空席となっており、北朝鮮政策に明るいソン・キム氏が次官補代行を務めている。

6460チバQ:2021/03/30(火) 15:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/801f949f2fcf4fcdcc2038c34f284c9d576714bc
「人種的に中立」の難しさ 黒人男性暴行死、陪審員選びでも論議
3/30(火) 14:22配信
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裁判所の周辺で行進するデモ参加者たち=米中西部ミネアポリスで2021年3月7日、隅俊之撮影
 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46歳)が白人警察官に首を押さえつけられて死亡した事件で、殺人罪などに問われた元警察官、デレク・ショービン被告(45)の公判の実質審理が3月29日、地元の裁判所で始まった。米メディアによると、公判は最長で約1カ月間続く見通しだ。

 有罪か無罪かを決めるのは陪審員だ。12人の陪審員と補充2人が審理に臨み、評決は12人全員の意見が一致しなければならない。補充も含めた陪審員の内訳は白人8人、黒人4人、それ以外が2人。20代から60代までと年齢も幅広い。ただ、採用では、人種問題が関わる事件で「中立」な人を選ぶことの難しさが浮き彫りとなり、議論が起きた。

 「黒人として、多くの黒人が殺され、誰も責任を問われないのを目の当たりにしている。そして、なぜなのか、何が決め手だったのだろうかと思っている」。同月17日、陪審員候補の黒人男性は法廷でそう吐露した。被告の弁護人は「警察に対する偏見がある」と主張し、採用に反対。男性は陪審員に選ばれなかった。

 陪審員の選出は、判事、検察官、弁護人が法廷で質問しながら決める。人種を理由に反対はできないが、検察側も弁護側も、一定数まで理由を告げずに拒否できる。男性はかつて現場近くに住んでおり、地域には警察への反感があったと説明。一方で自分の考えを脇に置いて判断できると強調したが、弁護側に阻止された。

 人種問題が深く関わるケースでは、事件に対する認識が「白紙」の陪審員を選ぶのは困難だ。地元の元公選弁護人は黒人系新聞のコラムに、「警察との嫌な経験が肌の色に起因するものである以上、『中立』にはなれない」と投稿。黒人としての「生きた経験」を裁判と切り離すことは難しいと指摘した。【ニューヨーク隅俊之】

6461チバQ:2021/03/30(火) 15:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2acc7e9ca617c987abbf25529f8ca282aa8ab0a7

バイデン氏、中国「一帯一路」に対抗の新経済圏構想を提案
3/27(土) 10:34配信
 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は26日、ジョンソン英首相と電話会談し、対中政策に関し協議した。バイデン氏は会談で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗するため、民主主義体制の国々が連携して途上国の開発支援に向けた同様の経済圏を構築する構想を提案した。地元の東部デラウェア州で記者団に明らかにした。

 中国は「一帯一路」構想に関し、アジアや中東、アフリカの途上国に対し、開発支援と称して過剰融資を実施し、巨額の債務を背負わせることで自国の影響下に置く「借金漬け外交」を展開してきた。

 中国による融資の対象国には戦略的要衝に位置する国が少なからずあり、将来的には中国の支援で開発されたこれらの国の港湾や空港が中国軍の基地として使用される恐れが強いとみて米国は警戒を強めている。

 中国軍は2017年、スエズ運河の入り口にあたる東アフリカのジブチに初の海外基地を開設した。米国防総省は報告書で、中東や東南アジア、西太平洋でこうした動きが広がる可能性があると警告している。

 バイデン政権は対外援助に関し、トランプ前政権が米国の要請に応える見返り提供する「取引主義」を持ち込んだのを全面的に見直し、専制体制に対抗する民主主義陣営のネットワーク強化に向けた重要な手段と位置付けている。

 バイデン氏は、新経済圏構想の具体的な内容については明らかにしていないが、受け入れ国の経済を疲弊させる中国の手法に対抗する形で途上国の財政事情に配慮したインフラ支援を打ち出すとみられる。バイデン氏が近く開催を目指す、民主主義諸国の代表を集めたサミットでも議題となる可能性がある。

6462チバQ:2021/03/30(火) 15:47:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a136b1d84a3906950da6d8edaa19c5e98aa18a6

中国へ決然とした姿勢、されど「甘さ」もにじむ…バイデン大統領、初会見
3/26(金) 13:44配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は、25日に行った就任後初の公式記者会見で、中国に対して決然とした姿勢を打ち出すことに努めた。バイデン氏は一方で、中国の立場に部分的に理解を示すような発言をするなど、「甘さ」もうかがわせた。


 バイデン氏は自身が副大統領だった時代、当時は国家副主席だった中国の習近平国家主席と「各国のどの元首よりも長い時間を過ごした」と述べ、両者の間で個人的関係が確立しているとの見方を示した。

 2月10日の習氏との電話会談も「2時間におよび、米中双方の専門家を驚かせた」と明らかにした。

 その中でバイデン氏は、米国としては自由や人権を重視する立場から「中国の人権蹂躙(じゅうりん)に声を上げ続ける」と明確に伝えたとし、「習氏は(私の言ったことを)理解した。その点は敬服する」と語った。

 ただ、バイデン氏に求められてるのは、習氏に米国の立場を理解させるにとどまらず、実際に態度変更に向かわせることだ。

 バイデン氏はまた、「世界を率いる最も裕福で最強の国になる」とする中国の国家目標を阻止する決意を表明する一方で、「中国が目標を持つこと自体は批判しない」と述べた。

 だが、この発言は、中国が世界最強の国を目指す中で起こしている行動こそが国際社会との軋轢(あつれき)を生んでいるとの視点を欠くと批判されても仕方がない。

 バイデン氏は「中国と敵対することは求めていない」とも発言したが、ブリンケン国務長官が3月3日の外交演説で「中国とは競争的であるべきときは競争的に、可能な場合は協力的に、敵対性が必須である場合には敵対的になる」と表明したのと比べると、態度を後退させたかのような印象を与える。

 バイデン氏は同時に、民主主義体制の同盟・パートナー諸国を糾合し、ウイグルや香港、南シナ海や台湾の問題に関して国際的取り決めを破り続ける中国に「責任を取らせる」と何度も強調した。

 18、19日の米中外交トップによるアラスカ州アンカレジでの直接会談では、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員らが米政権の弱みを見つけ出そうと冒頭から攻撃的に挑んできた。今後も米中の外交舞台では同様の展開が予想される。

 「力の外交」を信奉する中国に立ち向かう「バイデン外交」は、早くも正念場を迎えようとしている。

6463とはずがたり:2021/04/03(土) 15:16:14
NY市 アジア人女性暴行事件、目撃の男性 停職処分に
https://www.mashupreporter.com/asian-woman-attacked-staff-members-have-been-suspended/
By
mashup NY
2021-03-30

6464とはずがたり:2021/04/03(土) 16:40:04
米NYで白昼堂々65歳アジア系女性暴行、誰も助けず
2021年3月31日 13:06 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3339738

6465チバQ:2021/04/08(木) 13:37:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2023df062c404af77c8e81e6b3de271077cb13e
ペンス氏、大統領選出馬準備か 回顧録出版へ契約 米
4/8(木) 9:42配信
 【ワシントン時事】複数の米メディアは7日、共和党のペンス前副大統領が、回顧録の出版へ大手出版社と数百万ドル(数億円)規模の契約をしたと伝えた。


 2024年大統領選への出馬に向け、準備を始めたという観測が出ている。

 出版を予定するのは2冊で、トランプ前大統領と歩んだ波乱の4年間の回顧録と、半生を振り返る自伝。また、ペンス氏は「米国の自由の増進」と称する保守政治グループを7日に発足させた。

 副大統領としてトランプ氏を忠実に支え続けてきたペンス氏は、大統領選結果を確認した今年1月の連邦議会で、トランプ氏の要求を無視してバイデン大統領の勝利を宣言、トランプ氏支持者の不興を買った。退任後は表立った活動は控えてきたが、出版は24年に向けた発信強化が狙いとみられている。

6466チバQ:2021/04/09(金) 22:54:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021040900718&amp;g=int
米コロナ「第4波」警戒 接種と感染拡大の競争に
2021年04月09日20時30分


 【ニューヨーク時事】米国で新型コロナウイルスの「第4波」への警戒が強まっている。背景にあるのは、感染力が強い変異株の拡散と各州で進む規制緩和だ。一方、ワクチン接種が急速に進む中、感染再拡大をめぐる識者の見方も割れている。
 米国では1月上旬に第3波のピークを過ぎ、新規感染者数は下げ止まっていたが、このところ増加の兆しが見える。ニューヨーク・タイムズ紙によると、過去1週間平均の1日当たりの新規感染者は約6万5600人で、2週間前に比べて14%増。ミネソタ大感染症研究政策センターのオスターホルム所長は4日のNBCテレビの番組で「米国は急増の始まりにいる。まだそれが見えていないだけだ」と警告した。
 最近感染者が増えているのは主に中西部だ。うち特に深刻なミシガン州では、変異株の広がりや、学校の運動部などの活動再開が要因と指摘されている。他の州でも同様の事態が起こり得る中、ワクチン接種が加速し、規制緩和が進んでいる。南部テキサス州は3月にマスク着用義務を解除し、入店制限も撤廃。大リーグのレンジャーズは今月5日、同州の本拠地開幕戦で客席を100%開放し、約3万8000人が観戦した。西部カリフォルニア州も6月15日に経済活動を全面再開する。
 米政府は今月19日までに全成人を接種対象にするよう各州に指示。8日時点で接種を完了した人は人口の19.9%に上る。食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ元長官は4日のCBSテレビの番組で、既に感染した人や接種を済ませた人の多さから「真の第4波を見ることはないだろう」と楽観した。また、重症化するリスクが高いとされる65歳以上の58.4%が接種を終えており、感染に伴う死者数は抑えられるという見方も強い。
 ただ、状況が冬に比べ改善しているとはいえ、ファウチ国立アレルギー感染症研究所長はCNNテレビに「ワクチン接種と急増の(どちらが先かという)競争だ」と指摘。「もう少し耐えれば、十分接種が行き渡り、急増のリスクが減る」と述べ、警戒を怠らないよう呼び掛けた。

6467チバQ:2021/04/15(木) 20:55:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ea7f509a7d8c73e58e5ff1b735478e644ec14f4
バイデン大統領、アフガン駐留米軍の完全撤収を正式表明
4/15(木) 4:05配信

毎日新聞
アフガニスタン撤退について演説するバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年4月14日、AP

 バイデン米大統領は14日、ホワイトハウスで演説し、アフガニスタンの駐留米軍を米同時多発テロ(2001年)から20年の節目となる9月11日までに完全に撤収させると正式に表明した。「撤収に理想的な条件が整うのを期待しながら、駐留の延長や増派を繰り返すことはできない」と述べた。そのうえで「米国史上最長の戦争を終わらせる時だ。米兵が帰還する時だ」と訴えた。

 バイデン氏は決断に向け、同盟国やパートナー国などと緊密に協議したことを強調。「軍事的にはアフガンにとどまらないが、外交的・人道的支援は続ける」と説明し、「タリバンとの戦争に戻るのではなく、我々は目の前の課題に集中しなければならない」と理解を求めた。

 アフガンの駐留米軍を巡ってはトランプ前政権が20年2月、アフガンの旧支配勢力タリバンとの和平に向けた合意を締結。タリバンがアルカイダなどのテロ組織との関係を断絶する見返りに、米軍が21年5月1日までに完全撤収するとしていた。現地の治安の悪化などからバイデン政権が合意の「再検証」を進めていた。

 米政府高官は13日の電話記者会見で「米本土へのテロの脅威が軍を駐留させずに対応できるレベルになった」と説明し、撤収期限を先延ばししたうえで完全撤収すると明らかにしていた。【ワシントン鈴木一生】

6468チバQ:2021/04/15(木) 20:55:52
https://mainichi.jp/articles/20210414/k00/00m/030/373000c?inb=ys
最長戦争終結へ、かじを切った米国 アフガン完全撤収、混迷の背景
深掘り 鈴木一生 松井聡

毎日新聞 2021/4/14 20:54(最終更新 4/14 22:57) 有料記事 2273文字
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
予告なしでアフガニスタンを訪れたオースティン米国防長官(中央)=カブールで2021年3月21日、AP
 バイデン米政権は13日、2001年の米同時多発テロに端を発した「米史上最長の戦争」の終結に向け、大きくかじを切った。テロ発生から20年となる9月11日までにアフガニスタン駐留米軍を完全に引き揚げる。しかし、期限をあらかじめ定めた「条件無し」での撤収は、アフガン情勢をさらに混沌(こんとん)とさせる可能性もある。

 米政府高官が米軍の撤収期限を5月1日から9月11日に延ばすと明らかにする直前の13日、トルコ外務省はアフガン政府とタリバンによる和平協議が4月24日〜5月4日に最大都市イスタンブールで開催されると発表した。ブリンケン米国務長官が和平に向けトルコへ開催を要請していたのだ。

 だが、思惑通りに進むかどうかは見通せない。20年2月にトランプ前政権と結んだ撤収期限の合意をほごにされた形のタリバンは反発。外国部隊が駐留を続ける間は「アフガンに関する決定を下す、いかなる会議にも参加しない」と、トルコでの協議をボイコットする可能性を示唆した。合意に基づき自制してきた米軍に対する攻撃をタリバンが再開する可能性もある。

 そもそもアフガン政府とタリバンによる和平プロセスは難航してきた。トランプ前政権との合意には、アフガン政府とタリバンの和平協議開始の前提条件として、アフガン政府が拘束するタリバン捕虜5000人の解放が盛り込まれた。

 だが、合意の「蚊帳の外」に置かれたアフガン政府は「トランプ政権はタリバンに譲歩しすぎだ」と不満を募らせ、捕虜解放を遅らせた。結局、中東カタールで和平協議が始まったのは予定から半年遅れの20年9…

6469チバQ:2021/04/15(木) 20:56:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210415X805.html
アジア系ヘイト担当に日系人=副補佐官職を新設―米大統領
2021/04/15 16:30時事通信

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは14日、アジア系住民への暴力などヘイトクライム(憎悪犯罪)が相次いでいることを受け、担当の大統領副補佐官を新設し、日系人のエリカ・モリツグ氏を任命した。

 モリツグ氏は、カリフォルニア州生まれのハワイ州育ち。オバマ政権で住宅都市開発省の次官補を務めた。ホワイトハウスは声明で「政権の優先課題を推進する上で極めて重要な声になる」と紹介した。

6470チバQ:2021/04/18(日) 21:32:22
https://www.sankei.com/world/news/210416/wor2104160016-n1.html
米民主党左派、最高裁判事増員で勢力逆転狙い 法案提出、「司法の政治化」に警戒強まる
2021.4.16 11:44
【ワシントン=大内清】米民主党の一部議員は15日、連邦最高裁判事の定数を現行の9人から13人に拡大する司法制度改革法案を上下両院に提出した。最高裁判事は現在、保守派6人に対してリベラル派3人の構成。法案は民主党内で勢いを増す急進左派が主唱しているもので、増員分の判事にリベラル派を任命して最高裁での勢力を逆転させる思惑がある。

 司法の政治化を助長しかねない動きに、共和党だけでなく民主党内でも異論が出ており、法案可決の実現性は低い。民主党のペロシ下院議長は15日、法案に反対の考えを示した。

 ただ、最高裁改革を求める声は急進左派を中心に根強く、もともとは改革に消極的なバイデン大統領も9日、判事の増員や現在の終身制を任期制とする案などを調査する超党派の委員会を設置する大統領令に署名。ペロシ氏も同委員会については「論外ではない」と含みを持たせており、党内の分断を深めかねないこの問題の取り扱いに神経をとがらせている。

 最高裁改革への圧力が高まった背景には、トランプ前大統領が昨年11月の大統領選を前に死去したリベラル派判事の後任として保守派の女性判事を指名し、当時の上院多数派だった共和党がそれをスピード承認した経緯がある。

 最高裁での保守派優位がいっそう固まったことで、民主党側では人種差別や人工妊娠中絶など国論を二分する問題で保守派寄りの判決が下されるとの危機感が強まった。

 また民主党側には、オバマ政権末期の大統領選期間中に空席となった判事の後任人事を、共和党側に長期にわたって妨害されたとの遺恨もある。

 一方で、共和党支持層や民主党穏健派には、急進左派が影響力を強めることや司法の左傾化への警戒感が強い。仮に法案可決が現実味を帯びても、国内の分断がさらに進むのは必至だ。

 連邦最高裁の定数は、数度の法改正を経て1869年から9人で固定されている。

6471とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:02
あんだけ会食の危険が云われてるのに最高度のリスクが求められる政府首脳が率先して会食するなよなあ。

>別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。
アメリカはトランプが悪化させたのにこんなこと思う奴がいるのかw

>別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。
これに巻き込むなら日本にも餌が必要で,尖閣守って呉れる,だけでは不十分だなぁ。。富士通とNECの復活なら呑めるか?

日米首脳ハンバーガー会談舞台裏…台湾明記で対中戦略は?バイデン政権内に不満も
4/17(土) 18:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f09f98776082d87cc9e72e80c0fd3c8d6b1e75f0
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日本テレビ系(NNN)
日米首脳…ハンバーガーを前にマスク外さず(写真提供:ホワイトハウス)

日米首脳は、ホワイトハウスの一室で、ハンバーガーを前に、マスクを着用したまま見つめ合っていた。

バイデン大統領が、初めての対面形式の会談相手として、菅首相を招いて行った日米首脳会談。共同声明では約半世紀ぶりに「台湾」を明記し、中国を強くけん制した。

「雰囲気はすごく良かった」と出席者が口を揃え、首相自身も「私と似ている」と“ベテラン政治家”同士の相性に手応えを語る一方、ある政府関係者からは「米中の事実上の軍拡競争に日本は巻き込まれている」との声も上がる。

いったい何が起きているのか。舞台裏を探った。(ワシントン支局長・矢岡亮一郎)

■食べない“ハンバーガー会談”
「いろいろ人生経験とかの話をして、ハンバーグ(注:ハンバーガー)も全く手をつけないで終わってしまった。それくらい熱中した」

会談終了後、菅首相は少し頬を緩めながら、バイデン大統領との「テタテ」と呼ばれる1対1の会談を振り返った。時間にしてわずか20分間。「たたき上げの政治家という共通点がある」と親近感を寄せるバイデン大統領とは、部屋に飾られた家族の写真を見ながら、孫などの話題で打ち解けたという。

「私と似ているような感じを受けたが、本人もそう思っているようで…」

とバイデン氏との信頼関係の構築に手応えを語った。しかし、この「食事に手をつけないランチ会」に至るまでには、紆余曲折があった。

■ホワイトハウス「幻の夕食会」
日本代表団ホテルに「坂井副長官のお土産」段ボール…「1ドルチョコ」も

「こんなにバタバタの首脳会談は初めてだ」

首相の訪米を翌々日に控えて、ある日本政府関係者はうめいた。ホワイトハウス側との調整が滞り、スケジュールは直前まで定まらなかった。今回、日本政府がこだわったのが、バイデン大統領、ハリス副大統領との食事会。特にバイデン大統領との「夕食会」開催に向けては最後まで粘り強く交渉を続けたというが、結局実現することはなかった。

バイデン大統領自身、コロナ禍での対面の会談にはかなり慎重だとされる。会談中は「常時マスク着用」、しかも高性能のN95マスクの着用が義務づけられた。

この徹底ぶりはハンバーガーを前にしてなお、マスクを外さない一枚の写真によく表れている。

6472とはずがたり:2021/04/19(月) 10:05:16
>>6471
■台湾明記も…バイデン政権内に「落胆」
首脳会談では「N95マスクを常時着用」

首脳会談は、1対1のテタテ、少人数会合、拡大会合と3段階で計2時間半に及んだ。

今回の会談の最大の焦点は、共同声明に「台湾」の問題を明記するかどうかだった。そもそも日米首脳の共同文書に「台湾」が明記されれば、1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領以来、半世紀ぶりとなる。「台湾」の文言を盛り込みたいアメリカ側と、慎重な日本側との間で、事前調整はかなり難航したという。この対立構図を英紙フィナンシャル・タイムズが報じ、日本側が米側のリークを疑う場面もあった。

結局、共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」と明記された。日本政府の要請で後半に加えられたという「両岸問題の平和的解決を促す」という文言は、台湾問題に触れる場合の日本政府の定型見解で、外務省幹部は「この表現を後ろに付けることで、これまでの日本政府の姿勢と変わっていないというメッセージになる」と解説した。

一方で、あるアメリカ政府関係者は、「日本には共同声明でもっと強い表現に賛同して欲しかった」「落胆している」と不満を口にしている。

■日本「台湾明記」もなお米政府内に不満
「台湾の明記」を「内政干渉だ」とする中国は、共同声明に対し「強烈な不満と断固反対を表明する」と猛反発した。一方、アメリカ政府内には「台湾」を明記してなお、日本への不満が燻る。「日本は台湾有事への危機感が低い」との見方や、別のアメリカ政府関係者からは「日本は経済分野で中国と良い関係を保っていて、少しずるい」との声まで聞かれる。

アメリカが中国と貿易戦争をやって、経済面でも身を切る覚悟で向き合う中で、日本が尖閣など安全保障面で守ってもらおうというのは「不平等」との不満もあるようだ。

■菅首相「一番乗り」のワケ
菅首相訪米も「対中国のメッセージ」に

今回の菅首相の「一番乗り」は、日本重視と言えるのだろうか。ある日米外交筋はこう話す。
「バイデン大統領が菅首相を最初の会談相手に選んだのは、『日本』だからではない。対中国の最大の同盟国だからだ」

菅首相の訪米は、あくまでアメリカの対中国戦略の一環、一つのパーツとの位置づけだ。現にバイデン大統領は、同じタイミングで気候変動問題担当のケリー特使を中国に、台湾にも非公式の代表団を派遣して、台湾トップ蔡英文総統と会談させた。日米首脳会談に同席したブリンケン国務長官とオースティン国防長官は直前まで、欧州を歴訪していた。

バイデン政権は「同盟」を重視しながら、複合的かつ戦略的な外交を展開している。その中の一番重要なパーツとして、日本のトップを米国に招き、首脳会談を通じて「強固な同盟」、台湾などをめぐる厳しい姿勢を中国に見せつけた。

ある日本政府関係者は「ホワイトハウスは今回、バイデン大統領と菅首相が2人で並んでの会見にこだわった。発信したかったのだろう」と打ち明ける。

■日米今後は?「総論はいいが、各論に入ると…」
「ジョー」「ヨシ」が描く対中国戦略は

ある日本政府関係者は「日米は総論はいいが、各論に入ると立場の違いが露呈してくる」と交渉の難しさを語っている。今回の台湾をめぐる文言の調整は「各論の立場の違い」の一つのケースになった。

別の日本政府関係者は「日本はすでに米中の事実上の軍拡競争に巻き込まれている」と語った。今後も中国をめぐる情勢が厳しさを増す中で、アメリカに立場の違いでどう理解を得ていくのか。日本外交の力が試される。

6473とはずがたり:2021/04/19(月) 10:09:13
>>6471-6472
日米での中国対抗。朝日新聞にアメリカが5Gや6Gの展開を睨みNECや富士通が世界最大手のファーウェイに代わる存在として期待されてると書いてあってそういう方向の戦略は良さそうだと期待が持てたが、さあ勝てるかな?

とりあえず工場をTPP内の東南アジアに立てて製造技術の育成からやな。現況中国に頼り過ぎや。安かろう悪かろうからで良い。
日本企業は矢鱈品質に拘り価格競争に負けた後、品質競争でも勝てなくなる罠にいい加減気づけ。

「6G」にらむ経済安保 対中国、意識しすぎてリスクも
福田直之、ワシントン=青山直篤
https://www.asahi.com/articles/ASP4K5V33P4KULFA00B.html
2021年4月17日 18時38分

 今回の日米首脳会談では、経済分野でも対中国を意識した協力関係をつくることに軸足が置かれ、最先端の技術開発や半導体などの供給網づくりで連携を強化する枠組みに合意した。

 「技術は専制国家ではなく、米国と日本が共有しているような民主国家による規範によって管理されなければならない」

ファーウェイの存在感増す5GやAIで
 バイデン米大統領は会談後の共同記者会見で、今回の枠組みの意義を強調した。高速通信規格「5G」や人工知能(AI)など、民生・軍事両面で重要な先端分野では、中国の存在感が急速に増しており、日米で対抗する狙いだ。

 具体策の一つとして、5Gや次世代の通信規格「6G」の展開もにらみ、通信分野で研究開発などに米国が25億ドル(約2700億円)、日本が20億ドル(約2160億円)を投資するとした。共同声明には通信網について「信頼に足る事業者に依拠することの重要性について一致」と明記。米国が強く警戒する中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の排除が念頭にある。米国には華為に匹敵するような基地局メーカーがなく、日本政府関係者によると、日本のNECと富士通なども華為に代わる存在として期待されているという。

「本当に対決するなら…」 半導体やレアアースは
 すべての技術の基盤となる半導体の開発、確保でも連携する。最先端の製品で大きな世界シェアを持つ台湾の台湾積体電路製造(TSMC)や韓国のサムスン電子などは中国から距離が近く、生産拠点が地政学的リスクがある地域に集中しているからだ。このため、バイデン氏は2月、半導体などの供給網の強化策の検討を命じる大統領令に署名。TSMCの最先端工場をアリゾナ州に誘致するなど国内自給の引き上げに力を入れる。日本は、半導体をつくる装置や素材などに強みがあり、そうした分野での連携を模索する。

 中国の存在感が高い希土類(レ…

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6474とはずがたり:2021/04/19(月) 13:44:13

中露と対決姿勢を露わだなあ。。それはそれで評価するがその実力があるのかどうかが問題

アメリカ、ロシア外交官10人を国外追放 サイバー攻撃や選挙介入めぐり制裁
https://www.bbc.com/japanese/56768589
2021年4月16日

6475チバQ:2021/04/20(火) 19:54:17
逆(世界の8割の国が、アメリカへの渡航を禁じてる)って記事かと思ったら違った
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3e91798bceb3188c8aee77191add546d136953
米、渡航禁止を大幅拡大 世界8割の国対象 新型コロナ
4/20(火) 7:32配信

時事通信
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長=2020年12月、東部デラウェア州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国務省は19日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が続いていることを受け、米国民向け海外渡航情報で最も高いレベル4の「渡航中止」の対象国を大幅に拡大すると発表した

 世界約200カ国のうち8割の国が対象になる見通しだが、日本が含まれるかどうかは不明。

 国務省は声明で「新型コロナは引き続き旅行者に前例のないリスクを及ぼしている」として、海外旅行の中止を勧告。一方、対象国拡大は「特定の国の感染状況を反映したものではなく、米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析が国務省の海外渡航情報システムに反映されるよう調整した結果だ」と説明した。

6476チバQ:2021/04/21(水) 15:28:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/f899bd3fd8e030bff6638a97e4576cada60d4a61
米、対キューバ政策見直し進まず 中国・イランへの対応優先
4/20(火) 20:36配信

バイデン米大統領(米ワシントン) 
 【ワシントン時事】キューバで「カストロ時代」が終わりを告げる中、冷戦時代から激しく敵対してきた米国では、対キューバ政策の見直しが進んでいない。

 1月に発足したバイデン政権は、最重要課題の新型コロナウイルス対策のほか、外交では中国やイランへの対応を優先せざるを得ないためだ。

 「キューバ政策の変更や追加措置は現状、大統領の外交政策で最優先事項に入っていない」。サキ大統領報道官は16日の定例記者会見で、キューバ政権が民主化に取り組む必要性を指摘した上で、米側は政策変更を急いでいないと説明した。

 米国とキューバはオバマ政権時代の2015年、双方の大使館を再開し54年ぶりに国交を回復。オバマ氏は翌16年、米大統領として88年ぶりにキューバを訪問した。

 だが、トランプ前大統領は、キューバが「何万人もの自国民を殺してきた勢力に連なる人々に、今日まで支配されている」と断じ、方針を180度転換。オバマ政権時代に緩和された渡航制限や商取引規制などの制裁を再び強化し、退任直前の今年1月には「テロ支援国」に再指定した。

 オバマ政権で副大統領を務めたバイデン大統領が就任したことで、米国は再び対話路線に戻ると見られていた。ロイター通信によると、ラウル・カストロ氏も共産党トップ退任前、「米国と敬意を持って対話し、新たな関係を構築したい」と語っていた。

 だがバイデン氏は就任以降、前政権時代にぎくしゃくした同盟国などとの関係修復に尽力している。中国、イラン、ロシアなど難しい外交課題を抱え、キューバ政策に手が回らないのが実情。来年秋の中間選挙をにらみ、フロリダ州などのキューバ系住民に根強い反カストロ感情に配慮している面もありそうだ。

6477チバQ:2021/04/22(木) 10:02:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef3f85cb901a424c80d080e8234b13d63b35f9e9
米、「渡航中止」に150カ国 大幅増、日本含まれず
4/22(木) 7:26配信

 【ワシントン時事】米国務省は20、21両日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受けて自国民向け海外渡航情報を更新し、最も高いレベル4の「渡航中止」対象国は約150カ国に上った。

 英国やフランス、ドイツなどが追加指定されたが、日本は含まれていない。

 国務省は19日、「海外渡航情報に米疾病対策センター(CDC)の疫学的分析を反映させる」と表明。その結果、世界約200カ国のうち8割の国がレベル4対象国になると説明していた。

 19日時点では、ケニアやミャンマー、イラク、アフガニスタン、アルゼンチンなど34カ国が渡航中止とされていた。日本や中国はレベル3の「渡航の見直し」対象国。ただ、今回の渡航情報の更新がいつ完了するかは定かではない。

6478チバQ:2021/04/22(木) 19:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cb057f9521e385ce4acee06d46b8120195f3f5
バイデン氏、陸軍長官に女性を初の指名 国防総省の要職歴任
4/22(木) 18:30配信

CNN.co.jp
バイデン米政権の新たな陸軍長官に指名される見通しとなったクリスティーン・ワーマス氏

(CNN) バイデン米大統領は22日までに、新たな陸軍長官に女性のクリスティーン・ワーマス氏を指名する方針を明らかにした。ホワイトハウスが発表した。

陸軍長官に女性を抜てきするのは初めて。就任には米上院の承認が必要。

ワーマス氏はオバマ元政権時代に米国防総省で政策担当の国防次官を務め、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦の作成などに従事した。これ以前には戦略・計画・兵力開発担当の副次官を経験。国家安全保障会議に在籍したこともある。

現在は米シンクタンク「ランド研究所」の上席フェローで、国際安全保障・軍事政策センターの責任者ともなっている。

オースティン米国防長官は声明で、ワーマス氏が国防次官時代、アジアに軸足を移す外交政策の立案に関与したことにも触れ、その深い専門的知識は進行する中国の挑戦やロシア、イランや北朝鮮に根差す国家主導の脅威に対処する上で重要になると強調した。

バイデン政権はまた、米国防総省の要職に女性2人を任命する考えも示した。

6479チバQ:2021/04/23(金) 19:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf84c90f8626bc5875def219855f0823984a263
お目当ては連邦議員?「首都ワシントンを州に」下院で法案可決 上院2人増に、民主党有利
4/23(金) 13:56配信
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米下院本会議は22日、首都ワシントン(コロンビア特別区)を51番目の州に昇格させる法案を賛成216、反対208で可決した。同様の法案は昨年6月に初めて下院を通過したが、共和党が多数を占める上院で採決にかけられることなく廃案となった。今回も共和党は上院で法案の採決を断固阻止する構えで、州昇格が実現するかは予断を許さない情勢だ。

 ワシントンが州に昇格すれば、1959年8月にハワイ準州が50番目の州に昇格して以来となる。

 採決では全ての民主党議員(投票しなかった2人を除く)が賛成し、共和党議員は全員(同4人を除く)が反対した。ワシントンは民主党支持者が圧倒的に多く、州昇格は選挙で民主党に有利となるためだ。

 法案によれば、ワシントンには州昇格に伴い他州と同様、上院2議席と下院1議席が割り当てられる。

 ワシントンは1961年の合衆国憲法23条に基づき3人の大統領選挙人を割り当てられて以降、64〜2020年に実施された全ての大統領選で民主党候補が勝利してきた全米有数の「民主党王国」だ。

 州昇格が実現すれば、民主党は来年の中間選挙を含む今後の選挙で自動的に上院で2議席、下院で1議席を積み増しできる。

 上院(定数100)の現有勢力は民主50、共和50。法案の採決で賛否同数となった場合は、上院議長を務める民主党のハリス副大統領が1票を投じることができるため、採決まで行き着けば民主党が有利だ。

 対する共和党は、長々と討論を続けて上院の会期終了まで議事を引き伸ばし、法案を廃案に追い込む「フィリバスター(議事妨害)」を行使する構えだ。

 議事妨害を阻止して採決に持ち込むには、60人以上の賛成で「議事終結(クローチャー)決議」を通す必要があるが、民主党が共和党勢を切り崩して60人を確保できる見通しは低い。

 このため民主党は、今回の法案に加え、銃規制や投票制度改革など、バイデン政権の懸案である各種の法案を通過しやすくするために議事妨害の制度を実質的に撤廃する方向に動いており、今後、議会での与野党の攻防が激化していくのは確実とみられている。

6480チバQ:2021/04/24(土) 21:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/6986170ecae3f450adafe790bef997dd128761ad
ジェンナー氏、米加州知事選に出馬へ トランスジェンダーの元五輪王者
4/24(土) 6:22配信
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ケイトリン・ジェンナー氏(2016年2月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国の元五輪金メダリストでトランスジェンダーのケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)氏(71)は23日、カリフォルニア州知事選挙への出馬を申請したと表明した。当選すれば、米国初のトランスジェンダー州知事となる。

【写真】1976年モントリオール五輪で金メダルを獲得した際のジェンナー氏

 ジェンナー氏は出馬を表明した声明で、近日中に正式な選挙運動を開始すると説明した。所属政党は共和党となる見通し。

 カリフォルニアは民主党支持が強い州だが、2003年にはジェンナー氏と同じ政治未経験者だった人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(共和党)がリコール(解職請求)選挙で劇的な勝利を果たし、知事に就任した。

 ジェンナー氏の当選見込みは薄いとみられているが、州内では現在、民主党の現職ギャビン・ニューサム(Gavin Newsom)知事(53)の新型コロナウイルス対策をめぐる不満が噴出。特に、経済や住民の生活に大きな影響を与えた外出禁止令が批判されている。

 ニューサム知事反対派はリコール選挙に必要な数の署名を集められる見込みで、カリフォルニア州史上2度目となるリコール選挙が年内に実施される見通しだ。

 ジェンナー氏は、1976年モントリオール(Montreal)夏季五輪の十種競技にブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)の名で出場し、金メダルを獲得。クリス・ジェンナー(Kris Jenner)さんと結婚し、人気リアリティー番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping Up With The Kardashians)」で知られるカーダシアン(Kardashian)家の一員となった後、2015年に性別移行した。【翻訳編集】 AFPBB News

6481名無しさん:2021/04/25(日) 01:05:35
カリフォルニア州知事リコール投票は実施の見込みではあるものの
今のところは民主党勢力圏と言うこともあり解職反対が優勢で、
ワクチン接種が急ピッチで進行中なことも現職へ有利に働いているようです

https://en.wikipedia.org/wiki/2021_California_gubernatorial_recall_election

6482とはずがたり:2021/04/26(月) 12:52:46
メキシコ、人材派遣を原則禁止に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN210WV0R20C21A4000000/
2021年4月21日 10:51

6483チバQ:2021/04/26(月) 23:56:52
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210423X719.html
首都を「51番目の州」に=法案また可決、悲願へ前進―米下院
2021/04/23 16:43時事通信

 【ワシントン時事】米下院は22日、首都ワシントンを51番目の州にする法案を与党民主党の賛成多数で可決した。正規の連邦議会議員を送り出していないワシントンにとって、州昇格は悲願。成立までのハードルはなお高いが、前向きなバイデン政権の誕生を受け、期待が高まっている。

 州昇格法案が下院で可決されたのは昨年に続き2度目。ワシントンは民主党の強固な地盤であることから、前回は共和党のトランプ大統領が拒否権行使を示唆し、同党が多数派だった上院は審議入りさえ拒んだ。民主党の法案提出者は22日、「歴史上初めて州昇格が射程に入った」と語った。

 特別区のワシントンは、上院に議席を持たず、下院にも本会議での投票権のない「代議員」が1人いるのみ。それでもバーモント州などより多い70万人の人口を擁し、地元では「代表なき課税」は不当だと訴える声が絶えない。下院を通過した法案は、51番目の州として「ワシントンDC州」の連邦編入を認める。

 だが、抵抗は根強い。昨年の大統領選では、バイデン大統領のワシントンでの得票率は92%に達した。州に昇格した場合、新たに与えられる上院の2議席を民主党が独占するのはほぼ確実で、共和党は「権力の強奪だ」と猛反発する。共和党の議事妨害を封じて上院で法案を可決するには、同党から10人以上の協力を得なければならない。

 バイデン政権は「ワシントンはあまりにも長く完全な代表権を奪われてきた」と法案成立を後押しする。推進団体や人権団体は、ワシントンの人口の多数派(46%)を占める黒人が「完全な投票権を奪われている」と主張。人種的正義の実現も州昇格の根拠だとして、成立を目指し圧力を強めている。

6484チバQ:2021/04/27(火) 15:47:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c86a6c6636c8b33d95bdb9cb6af63d7514f821
中間選挙は共和有利の区割りに? 国勢調査で米下院議席13州変更
4/27(火) 10:12配信

米連邦議会=ワシントンで2017年12月4日、高本耕太撮影
 米国で2020年に行われた国勢調査の概要が26日発表され、人口に応じて比例配分される米下院の州ごとの議席数が計13州で変更された。22年の中間選挙に向けて、各州の州議会などが今後、具体的な選挙区割り案の検討に入る。議席数が増えた南部テキサス、フロリダ両州などでは、共和党が区割りを主導する州議会多数派や知事ポストを押さえており、中間選挙では現状より共和党寄りの区割りになるとの見方が出ている。

 米国の国勢調査は10年ごとに行われ、州ごとの人口が下院の議席数や大統領選の選挙人の割り当てを算出する基礎になる。米商務省によると、人口は約3億3145万人で前回の10年の調査時から7・4%増加。今回の結果に基づいて、22〜30年の下院選(2年ごと)や24、28両年の大統領選が実施される。

 下院の議席数(計435)は、テキサス州で2増、フロリダ、モンタナ、コロラド、ノースカロライナ、オレゴンの5州で1増となった。一方、カリフォルニア、ニューヨーク、オハイオ、ミシガン、イリノイ、ウェストバージニア、ペンシルベニアの7州で1減となった。

 区割りの変更手続きは州によって異なる。政治的に独立した委員会が決める州もあるが、州議会議員など政治家が主導する州では自党に有利になるように境界線を引く「ゲリマンダー」が起きやすい。政治サイト「クック・ポリティカル・リポート」によると、共和党が区割りの最終権限を持つ選挙区は187あり、民主党は75にとどまる。

 20年の下院選では民主党が過半数を維持したが、現有議席(欠員5)は民主218、共和212と拮抗(きっこう)しており、テキサス州などで共和党に有利な区割りになった場合には過半数奪還に弾みがつく。米紙ワシントン・ポストは「民主党が歴史的に強い五大湖周辺から、共和党が政治的に優位な南部への政治的パワーシフトがさらに進む」と分析した。一方、大統領選を巡っては、民主党候補が南部で徐々に支持を伸ばす傾向にあり、選挙人数の割り当てが増える大票田のテキサス州の重要性がさらに高まりそうだ。【ワシントン秋山信一】

6485チバQ:2021/04/27(火) 15:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d220b31302ea900c595e7112d1e3b6bc79f640f
バイデン氏、人気は「中位安定」 若者からの支持急上昇 米世論調査
4/27(火) 7:23配信


 【ワシントン時事】バイデン米大統領の就任から今月末で100日を迎えるのを前に、米メディアが政権に関する世論調査結果を相次いで公表した。

 支持率はおおむね50%台前半。歴代大統領と比べ決して高くない水準だが、就任後の変動幅が極めて小さい「中位安定」で推移している。

 米主要メディアが最近公表したバイデン氏の支持率は、ワシントン・ポスト紙とABCニュース(18〜21日実施)が52%、NBCニュース(17〜20日実施)が53%、保守派寄りとされるFOXニュース(18〜21日実施)が54%。不支持率はいずれも40%前後だ。

 選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」による各種世論調査の平均を見ると、就任100日時点の支持率はトランプ前大統領が42%で54.5%のバイデン氏を下回ったが、オバマ元大統領とレーガン元大統領は60%超で、ブッシュ元大統領は親子とも50%台後半。クリントン元大統領はバイデン氏と同水準だった。

 ただ、同サイトでバイデン氏の支持率は就任後、52〜55%の3ポイントの範囲内で推移。歴代大統領は就任後100日間で、支持率が平均10ポイント近く増減しており、CNNテレビは「バイデン氏の支持率は、史上類を見ないほど安定している」のが特徴と解説した。

 米史上最高齢の78歳で就任したにもかかわらず、若年層からの支持が厚いのも特徴だ。USニューズ・アンド・ワールド・リポート誌によると、ハーバード大ケネディスクールが3月中旬、18〜29歳を対象に実施した世論調査で、バイデン氏の支持率は59%。民主党予備選で大統領候補指名を争っていた昨年3月の調査では、支持率34%と若年層に不人気だったが、新型コロナウイルス対策などを通じ、大きく評価を高めている。

6486チバQ:2021/04/27(火) 20:21:21
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210427X145.html
米カリフォルニア州知事、リコール署名数到達=成立へ前進―年後半に選挙も
2021/04/27 17:35時事通信

 【シリコンバレー時事】米カリフォルニア州のウェバー州務長官は26日、新型コロナウイルス対応で批判が強まっているニューサム知事(民主)のリコール(解職請求)の発議に必要な署名数に達したと発表した。選挙に向けて行政コストの勘案など複数の手続きが残るものの、成立すれば、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が勝った2003年以来のリコール選となる。

 署名数は約162万件で、リコールに必要な約149万件を超えた。ニューサム知事は26日、ツイッターで「共和党のリコールはわれわれの価値を脅かし、重要な進歩を台無しにする」と反発した。

 今後のプロセスは、6月8日までに署名の撤回を受け付けるほか、財政当局によるリコール選のコスト算出などを経て副知事が60日から80日以内の選挙実施を通告する。AFP通信は投票が11月までに実施される可能性があると報じている。

6487チバQ:2021/04/27(火) 20:23:18
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021042701002267.html
米の人口、2番目に低い伸び 国勢調査、移民流入鈍化が影響か
2021/04/27 17:05共同通信

 【ワシントン共同】米国勢調査局は26日、2020年に実施した10年に1度の国勢調査結果を発表した。米人口は3億3144万9281人で10年に比べ7.4%増にとどまり、1790年の調査開始後、史上2番目に低い伸び率だった。人口に基づく連邦下院の各州への新たな議席配分では、主に野党共和党支持の強い州で議席増となった。来年11月の中間選挙にも影響が出そうだ。

 米メディアによると、人口増加率低迷の要因として、移民流入の鈍化や出生率の低下が背景にあるとみられている。

 定数435の連邦下院で議席増の6州は、テキサス(2議席増)やフロリダ(1増)など保守地盤が多い。

6488チバQ:2021/04/28(水) 09:48:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/24f447473bca11ecec124d778b5215b4f54ab4e2
バイデン政権、「労働者重視」加速 大統領令で最低賃金上げ
4/28(水) 8:53配信

 【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領が公約とする「労働者重視」の施策を加速させている。27日、連邦政府から清掃業務などを請け負う労働者に時給15ドル(約1600円)の最低賃金を義務付ける大統領令に署名。労働組合の支援策を検討する特命組織も政府内に立ち上げた。格差是正に取り組む姿勢をアピールし、労働者層の支持基盤を固める狙いだ。

 賃金引き上げの大統領令は、連邦政府の庁舎で働く清掃員や給食担当者、修理業者らを想定。政府機関は2022年3月末までに時給15ドルを雇用契約に盛り込む。現在の時給10・95ドルから約37%の増額となる。

 政府から請負契約する数十万人が対象になるとみられ、政府と契約関係がない幅広い労働者層への波及につなげたい考えだ。

 バイデン氏は民主党支持者が多い労組の支援を重視してきた。26日には、労組結成を促進する施策を検討するタスクフォースを設ける大統領令に署名した。トップにハリス副大統領を充て、副議長をウォルシュ労働長官が務める。

 民間企業の労働者に占める労組加入者は、1970年代の30%台から、近年は6%台まで低下している。従業員が労組を結成しやすくするため、関係省庁が180日以内に具体的な対策をまとめるとしている。

 米政権は大統領令の文書で、労組の退潮により「労働者が力を失い、(会社に対する)発言権の低下を招いた」と指摘。賃金低迷や労働者の処遇改善に向け、組合の権限強化が必要だとの認識を示した。

 連邦最低賃金の引き上げや労組に関連した労働法制の改正には、議会の承認が必要となる。大統領権限で実現可能な施策を次々と打ち出し、22年の中間選挙を視野に働き手の「中間層」を支える政策の実績づくりを急いでいるとみられる。

6489チバQ:2021/04/28(水) 09:48:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5344a6445887fa01477856f6a512b78d2f8be70
米、ワクチン接種なら「屋外・少人数」はマスク不要に
4/28(水) 8:51配信
 【ワシントン=大内清】米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了した人は屋外での少人数の集まりでならマスク着用は不要とする新たな感染対策の指針を発表した。ただし、屋外での大規模集会や屋内での飲食などについては引き続きマスクを着用するよう求めている。

 新指針についてバイデン大統領は同日、記者団に「ワクチン接種が完了した人はウイルスを拡散させる恐れが非常に低いとのデータに基づくものだ」と説明。自身の就任後、ワクチン接種が進んだことで高齢者の死者数が大幅に減少したと成果を強調した。

 米国ではこれまでに人口の42%超が少なくとも1回のワクチン接種を受け、約30%が接種を完了している。

 新指針によると、ワクチン接種が完了した人は、屋外であれば、その場に未接種者が同席していてもマスクは必要ない。また、屋外のレストランでの複数世帯による食事は「安全な活動」とみなされるという。半面、ワクチン接種が完了していても、人が密集した屋外や、ショッピングモールなどの施設内、屋内での会食などではこれまで通りマスクを着用するよう強調している。

 CDCのワレンスキー所長は「米国人が、パンデミックのせいでできなかったことを再開する一歩だ」と述べた。

 一方、米国務省は26日、米国の大学への進学を希望する外国人留学生の受け入れ制限を8月1日から緩和すると決定。コロナ禍以前は留学生全体の3割超を占めていた中国人のほか、感染拡大が深刻なブラジルや南アフリカ、イランからの受け入れも再開する。

6490チバQ:2021/04/28(水) 22:10:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2104280020.html
選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点
2021/04/28 20:09産経新聞

選挙制度めぐり共和VS民主 米国 中間選にらみ郵便投票が焦点

(産経新聞)

 【ワシントン=大内清】共和党が優勢な米南部ジョージア州で郵便投票の抑制などにつながる新法が成立したことをきっかけに、選挙制度改革をめぐる党派争いが米国で激しさを増している。手続きの厳格化で不正を防ぐとする共和党に対し、民主党側は同法の影響を受ける黒人の政治参加を制限する動きだと非難。民主党が優勢な各州では「投票の権利」を拡大するためとして手続きを簡素化する法整備が進んでおり、両党とも来年の中間選挙をにらんで有利な状況を作り出そうと躍起だ。

 「これは21世紀のジム・クロウ法だ」。バイデン大統領は3月26日の声明でジョージア州の新たな選挙関連法を痛烈に批判した。

 ジム・クロウ法は、南北戦争後の米南部諸州で制定され、1964年の公民権法成立まで黒人差別の根拠となった法律の通称。19世紀の喜劇で、顔を黒塗りにした白人が演じた黒人の名前に由来する。

 新法は3月25日、ケンプ同州知事(共和党)が署名し成立した。州政府は昨年の大統領選で全有権者に郵便投票の手続きに必要な書類を送付したが、新法ではこれを禁じたほか、郵便投票の本人確認に署名ではなく写真付きの身分証明書を義務付けるなど要件を厳格化。陣営関係者らが投票所に並ぶ有権者に飲食物を提供することも禁止するなど広範な内容となった。

 昨年の大統領選では、敗北したトランプ前大統領の陣営が、新型コロナウイルス禍への対応として大幅に取り入れられた郵便投票が不正に利用されたなどと主張し、激戦となったジョージア州では票の数え直しが繰り返された。新法制定を主導した共和党議員団は「不正投票を防ぎ、選挙への信頼を取り戻すためだ」と説明している。

 これに対して民主党は、郵便投票がしづらくなることで最も影響を受けるのは、低賃金・長時間の仕事に就く黒人だと指摘。都市部では投票所の不足から投票日に長蛇の列ができることが常態化しているにもかかわらず飲食物の提供を禁じるのは、都市部に多い黒人を選挙から締め出そうとしているからだ、などと主張している。

 米政治専門メディア「ポリティコ」などによると、共和党が優勢な南部フロリダやテキサス、西部アリゾナの各州でも有権者登録を厳格化するなどの動きが進んでいるという。

 一方、民主党が優勢な東部ニューヨークやニュージャージー、南部バージニアなどの各州では、より多くの有権者に登録を促す制度改正が進む。黒人をはじめとするマイノリティー(人種的少数派)や貧困層の有権者が増えれば、福祉拡大などを掲げる民主党に有利に働く公算が大きい。

 来年の中間選挙で政権基盤を強化したいバイデン氏は声明で、ジョージア州などでの動きは「憲法と良心への露骨な攻撃だ」とも指弾した。就任時にトランプ政権時代に深まった米国の分断を修復するとうたったバイデン氏だが、現実には強い言葉で共和党を非難し、同党からさらなる反発を買っている。

6491名無しさん:2021/04/28(水) 22:46:44
昨秋の選挙では投票率が上がって共和党の得票も大きく伸びたわけでして、
得票を伸ばした立役者である低所得の白人労働者やヒスパニック労働者をも
閉め出さんとする法は自縛行為とも言えます

6492チバQ:2021/04/29(木) 23:08:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/befe72858191bbba46c7cc6f62e2a5afc0d991cd
ジュリアーニ元NY市長の自宅など家宅捜索 ウクライナ疑惑
4/29(木) 16:59配信


 米ニューヨークの連邦捜査当局は28日、トランプ前大統領の側近で顧問弁護士だったジュリアーニ元ニューヨーク市長(76)のマンハッタンにある自宅や事務所を家宅捜索した。複数の米メディアが報じた。トランプ氏の「ウクライナ疑惑」に関して、ジュリアーニ氏は違法なロビー活動を行った疑いが持たれている。

 ウクライナ疑惑は、トランプ氏が2020年大統領選を前に、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して政敵のバイデン大統領とその次男ハンター氏の捜査を要求したとされるもの。ハンター氏はウクライナの天然ガス会社役員だった。

 ジュリアーニ氏はウクライナ側にバイデン親子の捜査をするよう圧力をかけ、非協力的だった駐ウクライナ米大使(当時)の更迭を画策したなどと指摘されている。トランプ氏は「権力乱用」などで弾劾訴追されたが、2月に無罪評決が出た。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、連邦捜査当局は数カ月前から捜索令状の取得を試みていたが、トランプ前政権下の司法省幹部らが阻止していた。今回の捜索では、携帯電話などの電子機器が押収された。【ワシントン鈴木一生】

6493チバQ:2021/05/04(火) 03:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d94fe3d269320774b4ae3f4825e8db650d770a

「眠らぬ街」復活か ニューヨーク、経済活動を再開へ
5/3(月) 6:30配信
新型コロナウイルスのワクチン接種会場は、アメリカ自然史博物館にある等身大のクジラの模型の下にもできた=4月23日、米ニューヨーク、同館提供
 米国で新型コロナワクチンの接種が急速に進むなか、ニューヨーク(NY)市が7月1日にも経済活動を全面再開させる方針を示した。感染拡大の中心地だったNYは、これまで飲食店の営業などで厳しい制限が課せられてきた。「眠らない街」といわれた都市は、元の姿を取り戻すことができるのか。(ニューヨーク=藤原学思、真海喬生)

 「NY市における完全な経済活動の再開について、目標を設定すべきときが来た。7月1日だ」

 デブラシオ市長は4月29日、会見でそう発表した。「みなさんがワクチンを受けているからだ。トンネルが終わる光が見える」。実現すればオフィスや飲食店、文化施設の人数制限が約1年4カ月ぶりになくなる。

 NY市では、疑いも含めれば全市民の1割以上に当たる92万人が新型コロナに感染し、3万2千人以上が死亡した。一時は24時間で新規感染者が6千人を超えたこともあったが、現在は1千人台で推移し、減少傾向が続いている。

 NYでは昨年12月中旬、医療従事者や高齢者施設の入所者を対象にワクチンの接種が始まった。それから一般高齢者、疾患を抱えている市民と徐々に対象を拡大。16歳以上の市民は現在、予約なしでワクチンを受けることができる。

 市が掲げる目標は「6月までに500万人の接種完了」。これまでに18歳以上の5割強にあたる350万人が少なくとも1回の接種を終えており、達成は十分可能なペースだ。

 ワクチン接種会場は大リーグ・ヤンキースの本拠地や、市内最大規模のコンベンションセンターにも設置された。4月23日には、アメリカ自然史博物館内の、長さ29メートルに及ぶ等身大のクジラの模型下にもできた。接種後には4人分の博物館入場券がもらえるというオマケ付きだ。


■疲弊した街にともる希望

 文化や経済の中心地であるNY市には2019年、過去最多の6660万人が訪れた。だが、新型コロナの影響で20年は2230万人と3分の1の水準になり、21年も3640万人と予想されている。以前は700あった宿泊施設のうち約200が閉まった。

 NYの観光業は40万人の雇用を生み、700億ドル(約7兆6千億円)もの経済効果を地域にもたらしてきた。壊滅的な打撃を受けた業界を支えようと、市は6月から、3千万ドルをかけてマーケティングキャンペーン「NY市再覚醒」を始める。

 特に再開が待たれるのはブロードウェーだ。すでに1年以上公演が休止されている。デブラシオ氏は9月までに再開したい意向を示している。

 中心部のタイムズスクエアには4月、劇場関係者のためのワクチン接種会場ができた。ミュージカル「ハミルトン」で脚本と作詞作曲、主演を担ったリン・マニュエル・ミランダ氏はその際の会見で、「また集まりたい。暗闇の中で物語をつむぎたい。安全だと思えなければ、それはできない」と声を震わせた。

 「眠らない街」の象徴として24時間運行を続けていた地下鉄は、コロナ禍で未明の4時間を消毒に充てていたが、現在の運行休止時間は1日2時間。4月8日にはコロナ禍で初めて1日の乗客数が200万人を超え、ようやくコロナ前の4割ほどの水準になった。
朝日新聞社

6494チバQ:2021/05/05(水) 09:21:29
1日あたりの感染者数は
インド 350,000人/day程度 
アメリカ50,000人/day程度
日本   5,000人/day程度

人口は
インド13.7億
アメリカ3.3億人
日本1.3億人
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102341?rct=world
ワクチン接種が普及したアメリカに戻ってきた日常の風景 感染再拡大への懸念も
2021年5月5日 06時00分
【ワシントン=吉田通夫】全米各地ではワクチン接種の普及に伴い、新型コロナウイルスの感染防止で大幅に制限されてきた日常生活が戻りつつある。ただ、経済活動の再開前倒しなどが発表される一方で、接種しない層も根強く残る中での規制緩和に、感染再拡大への懸念もくすぶる。
 ◆地下鉄24時間運行を再開、飲食店の人数制限を撤廃
 ニューヨーク州のクオモ知事は3日、地下鉄の24時間運行を17日から再開し、19日には飲食店などの収容人数の規制を原則撤廃すると発表。デブラシオ市長が掲げた7月1日の経済活動再開という目標を事実上、前倒しした。
 首都ワシントンは4月27日から博物館など屋内施設の収容者数の上限を緩和。屋内会食の人数も従来の最大6人から10人に引き上げた。西部ネバダ州ラスベガスのカジノは5月1日から入場者数を収容上限の80%へと30ポイント増やした。
 また米国の航空便利用者数は、新型コロナウイルスの影響が本格化した昨年3月中旬以降で最大になったことが3日、分かった。
 ◆接種すれば屋外でのマスク着用不要
 米運輸保安庁(TSA)のまとめでは、米国内の空港の保安検査所を通過した人は直近の2日時点で162万7000人。160万人を超えたのは、世界保健機関(WHO)がコロナのパンデミック(世界的大流行)を宣言した翌日の昨年3月12日以来だった。
 公衆衛生政策を担う米疾病対策センター(CDC)は接種者の行動指針を順次緩和しており、4月2日からは事前検査なしの国内旅行を認め、航空便の利用者は徐々に増えている。
 ほかにもCDCは、接種者は屋外でのマスク着用は原則不要とし、屋内での行動もマスクをすれば感染リスクは低いとしている。米国では18歳以上の4割超が接種を終えて感染者数が減少傾向に転じたこともあり、各地で感染防止のための規制を緩和し始めた。
 ◆ワクチン接種減少に転じ、大統領「いますぐ接種を」
 一方、ワクチンに懐疑的な国民も多く、1日当たりの接種回数(7日移動平均)は4月11日の326万回をピークに減少に転じ、同28日は230万回にとどまった。規制緩和による感染再拡大の懸念もあり、バイデン大統領は5月3日、東部バージニア州の演説で「いますぐワクチンを接種してほしい」と呼び掛けた。

6495チバQ:2021/05/05(水) 09:24:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101859?rct=world
「世界の市長」一転…「ウクライナ疑惑」に大統領選めぐる発言で一気に窮地ジュリアーニ氏
2021年5月1日 20時46分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】元ニューヨーク市長でトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたルドルフ・ジュリアーニ氏(76)が窮地に立っている。検察が「ウクライナ疑惑」で同氏の自宅などを捜索。昨年の大統領選後の発言を巡っても訴訟を抱える。米中枢同時テロ後の陣頭指揮をとり、「世界の市長」と評された名声は失墜する一方だ。

◆一時は大統領有力候補だったが
 米メディアによると、ニューヨーク市の連邦検察は4月28日、ジュリアーニ氏宅と事務所を捜索し、パソコンや携帯電話を押収。容疑は、トランプ政権時に当時の駐ウクライナ大使の解任を同国政府と図り、トランプ氏に働き掛けたこととされる。
 ジュリアーニ氏は当時、トランプ氏の政敵だったバイデン現大統領の次男が役員を務めるウクライナのガス会社を捜査するよう同国に働き掛けていたが、大使は非協力的だったという。
 ジュリアーニ氏は捜索後、FOXニュースの番組で「私はウクライナを代表したことはない」と疑惑を否定。「捜索令状は完全に違法だ」と述べた。
 同氏は1994年にニューヨーク市長に就任。軽微な犯罪に厳しく対応し凶悪犯罪を防ぐ「割れ窓理論」を応用し、治安を劇的に改善した。2001年9月のテロ後も強い指導力を発揮し、08年の大統領選に向けては一時、共和党の指名有力候補にもなった。
◆大統領選では不正投票を主張
 だが、18年にトランプ氏の顧問弁護士となり、昨年11月に同氏が再選に失敗すると、「投票不正があった」などと根拠不明の発言を連発。「名誉を毀損された」とする投票集計機会社から13億ドル(約1420億円)の損害賠償を求められるなど「自身で評価を汚した」(ニューヨーク・タイムズ紙)と酷評されている。

6496チバQ:2021/05/05(水) 09:26:27
https://www.tokyo-np.co.jp/article/101556?rct=world
米加州のディズニー再開 昨年3月以来、規制緩和で
2021年5月1日 08時12分 (共同通信)

 【ニューヨーク共同】米ウォルト・ディズニーは4月30日、新型コロナウイルスの影響で昨年3月から休業していた米西部カリフォルニア州の「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」を再開した。営業規制の緩和により、約1年1カ月ぶりに再開にこぎ着けた。
 入園には事前予約が必要で、現在はカリフォルニア州の住民に限定している。入園者は体温の測定や飲食時以外のマスク着用が求められる。一部の施設は閉鎖されたままで、キャラクターとも距離を取る必要がある。パレードも実施しない。

6497チバQ:2021/05/06(木) 07:57:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f41900155e9ae58f34a6955bb8a4c38e646eef9b
NY観光業、復活の胎動 市も巨額支援で後押し
5/6(木) 7:11配信

時事通信
大勢の人でにぎわう繁華街の観光名所「タイムズスクエア」=2日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】昨年春に多数の市民が命を落とすなど、深刻な新型コロナウイルス禍に見舞われた米ニューヨーク市。

 その重要産業である観光業に回復の兆しが見え始めた。コロナワクチン接種が進み、デブラシオ市長は経済全面再開の目標を7月1日と宣言。観光振興へ巨額の支援策を打ち出す。市民からは楽観的な声が聞かれ、業界のデータにも明るさが示されている。

 「年末までに正常に戻ると思うよ」。市中心部を代表する観光名所「タイムズスクエア」。大通りの歩道で年代物の広告看板を並べ客を待つ露天商アマドゥ・ドワイエさん(59)は回復の手応えを感じている。「昨年は悲惨の一言。だが売り上げは戻りつつあるし、全米の観光客が訪れ、週末の人通りは増えている」と笑みをこぼす。

 調査会社STRによると、営業中の市内ホテルの客室稼働率は4月24日までの週で53.8%と、昨年最悪期(14.3%)を大きく上回る。ただ、コロナ禍直前の昨年2月末の77.1%には及ばない。

 こうした中、市は観光促進キャンペーンに過去最大の3000万ドル(約33億円)の巨費を投じ、てこ入れを図る。観光客を呼び込み、40万人とも言われた関連業界の雇用を極力早く取り戻したい意向だ。

 市当局によれば、来訪者数は2019年に過去最高の6660万人を記録。20年はコロナ禍で2230万人に落ち込んだが、市は21年に3640万人に回復し、24年には19年実績を超える「完全復活」のシナリオを思い描く。市の魅力の一つでもあるブロードウェー公演が予定通り9月に再開すれば、観光客の流入にも弾みがつきそうだ。

6498チバQ:2021/05/06(木) 15:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1201adac817fdd1e8c095b15f10667284cfdb16
トランプ氏批判する共和党幹部が窮地 元副大統領の娘
5/6(木) 10:51配信




大統領選挙の集会で演説するトランプ氏=2020年9月26日、ペンシルベニア州ミドルタウン、大島隆撮影
 米共和党で、トランプ前大統領の批判の先頭に立つ同党下院ナンバー3のチェイニー下院議員が窮地に立たされている。大統領選挙で不正があったという主張を続けるトランプ氏を「ウソを拡散している」と批判。これに対してトランプ氏がチェイニー氏の指導部からの排除を求め、党内で同調する動きが強まっており、トランプ氏の影響力の大きさが鮮明になっている。


 チェイニー氏はチェイニー元副大統領(ブッシュ・ジュニア政権)の娘で、2019年から下院共和党会議議長。トランプ氏の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件に関して、同氏を弾劾(だんがい)訴追する決議案に賛成票を投じた10人の共和党下院議員のうちの一人だ。

 チェイニー氏は3日、ツイッターで「大統領選挙は盗まれていない。そのような主張をする人間は、大きなうそを拡散している」と改めて批判した。

 5日にはワシントン・ポストへの寄稿で「トランプは、選挙結果と法の支配への信頼という、民主主義の根幹を解体させようとしている」と指摘。「共和党は岐路に立っており、真実と憲法への忠誠を選ぶのかどうか、決断しなければならない」と主張した。
朝日新聞社

6499チバQ:2021/05/08(土) 08:50:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c3f6ae1d67c7692210f410ca38887b14f5e54f
元ロッテ監督のバレンタイン氏が故郷の市長選出馬「この市のため」
5/8(土) 8:43配信


日刊スポーツ
ボビー・バレンタイン氏(2013年3月2日撮影)

元ロッテ監督でメッツなどでも監督を務めたボビー・バレンタイン氏(70)が7日、コネティカット州スタンフォード市の市長選に出馬することをSNSで発表した。バレンタイン氏は同市で生まれ育ち、MLBの球界を離れた後は地元のスタンフォード大学でアスレチックディレクターを務めていた。

内外野手としてメジャーで10年プレーした後、85年からレンジャーズ、メッツ、レッドソックスで監督を務め、通算1186勝1165敗。ロッテでは95年と04〜09年に指揮を執り、05年に日本一を達成した。

SNSに投稿した動画で「私の人生に多くのものをもたらしてくれたこの市のため、私の時間とエネルギーと資金をささげたい」と意気込み。無所属の出馬で、他の民主党2候補と選挙を戦う。

6500チバQ:2021/05/09(日) 16:41:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210508X126.html
「反トランプ」幹部、追放へ=米共和党で路線対立
2021/05/08 14:37時事通信

 【ワシントン時事】米共和党でトランプ前大統領を批判するリズ・チェイニー下院議員が党下院ナンバー3のポストから追われる見通しとなった。米メディアが7日までに伝えた。トランプ氏の影響力が党内に根強く残っていることを示している。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏の娘。保守色が強くトランプ氏と政策的には立場は近いが、今年1月のトランプ氏弾劾訴追決議案採決で賛成に回り、大統領選の不正を訴えるトランプ氏の主張を「大うそ」と批判してきた。

 チェイニー氏は今月5日には、米メディアへの寄稿で「危険で反民主的なトランプ氏の個人崇拝をやめ、真の保守主義を体現すべきだ」と党の路線転換を要求。トランプ氏の影響を強く受ける執行部もついに追放に動きだした。

 今回の内紛は政策的違いではなく、大統領選に関するトランプ氏の主張を支持するか否かが争われた。CNNテレビが4月下旬に行った世論調査では共和党支持者の70%が大統領選を「正当でなかった」と回答。1月時点の75%と大差なく、トランプ支持勢力が依然多数派だ。

 党重鎮のグラム上院議員は最近、「同僚に聞きたい。共和党はトランプ氏なしで前進できるか。答えはノーだ」と言い切り、トランプ氏の下での結束を呼び掛けた。

 共和党は12日にもチェイニー氏を「親トランプ」派のステファニク議員に交代させる見込み。党の中枢をトランプ氏に忠誠を誓うメンバーが占めることで今後、「党の顔」として前大統領を前面に出すのは確実。来年の中間選挙や3年後の大統領選をにらんだ戦略に影響しそうだ。

6501とはずがたり:2021/05/12(水) 23:05:40

あかん,米共和党,トランプの亡霊に完全に取り憑かれとる。。

米共和党チェイニー議員、「うそを無視すればうそつきが勢いづく」 トランプ氏擁護を批判
2021年5月12日 13:01
https://www.bbc.com/japanese/video-57082415
更新 38分前
米野党・共和党の幹部、リズ・チェイニー下院議員は11日、下院で演説し、「この国の民主主義が解体してしまうのを防ぐため、行動しなくてはならない」と呼びかけた。

ディック・チェイニー元副大統領の娘でもあるチェイニー議員は米下院共和党のナンバー3だったが、12日朝には共和党下院議員の投票により、下院共和党会議議長の座を解任された。

今年1月6日の議会襲撃を受けて、当時のドナルド・トランプ大統領を厳しく批判してきたところ、党内のトランプ派から強い反発に遭い、党内要職を追われた。

チェイニー議員は、2020年大統領選が不正で「盗まれた」と今なお主張するトランプ氏や、党内のトランプ派を強く非難してきた。

11日の演説では「一部の人が、法治主義を捨て、この国の民主主義を損なおうと前大統領が繰り広げる闘争の道へ、私たちの党を連れて行こうとするのを、私は黙って座視するわけにはいかない」と述べた。

また、下院共和党会議議長を解任された後は、「私たちは大いなるうそと憲法を同時に受け入れることはできない(中略)前大統領が二度と決してオーヴァル・オフィス(ホワイトハウスの大統領執務室)に近づくことが絶対にないよう、自分にできることは何でもするつもりだ」とコメントした。

6502チバQ:2021/05/12(水) 23:08:29
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210512-567-OYT1T50026.html
「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用
2021/05/12 10:14読売新聞

「駐日大使向きかどうか」は不明…異名は「ランボー」、バイデン政権が大物起用

ラーム・エマニュエル氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン政権が駐日大使に充てる方向となったラーム・エマニュエル氏(61)は、オバマ政権の大統領首席補佐官として辣腕らつわんをふるったことで知られる。大物の起用は、バイデン大統領が外交の最重要課題と位置付ける対中戦略を見据え、日米同盟を重視する表れと言えそうだ。

 エマニュエル氏はオバマ元大統領と双方の地元シカゴで交友を深めた。オバマ政権を支えた「シカゴ人脈」の代表格で、副大統領を務めたバイデン氏とは政権の始動を中枢でともに支えた間柄だ。昨年の大統領選ではバイデン氏の資金集めにも貢献したとされる。バイデン政権では一時、経済閣僚や駐中国大使候補とも目されていた。

 歴代の駐日大使には、副大統領経験のあるウォルター・モンデール氏など時の大統領と太いパイプを持つ大物政治家が就いてきたほか、最近ではジョン・ルース氏やウィリアム・ハガティ氏ら資金集めなどに協力したことへの「論功行賞」とみられるケースも多かった。エマニュエル氏は、双方の要素を兼ね備えた人選と言える。

 バイデン氏とは今でも「直接電話できる間柄」(米民主党関係者)と言われ、日本政府からは日米関係強化に向けたパイプ役として期待する声があがっている。ただ、日本との目立った接点は見当たらず、「駐日大使向きかどうかは何とも言えない」(日米関係筋)との声もある。

 オバマ元大統領は回顧録でエマニュエル氏について、「非常に野心的で熱狂的、かつ徹底的に仕事に打ち込む」と評している。

 下院議員時代には選挙対策で名を上げ、民主党下院ナンバー4の座に就いた。首席補佐官としては、政権の最重要課題だった医療保険制度改革法成立に向け、議会への根回し役を務め、反対論が根強い民主党内を強力にまとめ上げた。

 一方、言葉を選ばず、攻撃的な政治手法から、「ランボー」との異名も持つ。就任には上院での承認が必要で、政敵の多いエマニュエル氏の手続きがスムーズに進むかどうかは不透明だ。

6503チバQ:2021/05/13(木) 11:08:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/60538855d8d0d69be89d93c31a8ed29e3c6125b6
米共和党、下院ナンバー3の役職剥奪 トランプ氏批判のチェイニー氏
5/12(水) 23:20配信
毎日新聞
チェイニー下院議員=ワシントンの連邦議会で2021年5月12日、AP

 米国の野党・共和党の下院議員団は12日に会合を開き、下院ナンバー3のチェイニー議員総会議長の役職解任を採決した。チェイニー氏は、トランプ前大統領の「2020年の大統領選挙は盗まれた」との主張に反論してトランプ氏との決別を訴えたが、トランプ氏を支持する議員らが役職解任を提起。22年の中間選挙に向けてトランプ氏の支持者の離反を恐れる下院議員の多数が賛成した。

 解任を受け、トランプ氏は同日声明を発表し、チェイニー氏について「冷酷で恐ろしい人物だ。彼女の存在が政治や我々の国にとって良いことは何もない」などと語った。一方、チェイニー氏は記者団に「前大統領が二度と大統領執務室に近づかないように何でもする決意だ」と改めてトランプ氏を批判した。

 チェイニー氏は、今年1月のトランプ氏の支持者による議会乱入事件を受けて、事件当時に大統領だったトランプ氏の弾劾決議案に賛成した共和党の10議員の一人。大統領選を巡る「不正」の主張に対しても「大うそだ。法の支配に背を向け、民主主義を毒している」と反論していた。

 2月にも信任投票があったが、当時は賛成票が多く、議員総会議長の地位を維持した。しかし、トランプ氏を支持する議員から再び役職交代を求める声が高まり、党内の対立激化への懸念も相まって、下院議員の大半が解任賛成に回った。【ワシントン秋山信一】

6504チバQ:2021/05/14(金) 14:55:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1789a560245474e6da2519618356a50d00a6d73c
米共和党「トランプ党」ますます色濃く 盾突いた下院ナンバー3解任   
5/13(木) 16:36配信

産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党の下院議員団は12日に会合を開き、トランプ前大統領と対立するリズ・チェイニー議員(54)を下院共和党ナンバー3のポストである下院共和党会議議長から解任した。来年の中間選挙で民主党から多数派奪還を目指す下院共和党が、同党の支持層から高い人気を維持するトランプ氏の意向に最大限に配慮したもので、同党が今後、「トランプ党」の色合いを一層強めていくのは確実とみられる。

 チェイニー氏は今月初旬、トランプ氏が昨年の米大統領選の敗北を認めず、「不正によって(勝利を)盗まれた」といまなお主張しているのを「大嘘を拡散する行為だ」と批判し、同氏の怒りを買っていた。

 この日の会合では、開始直後にチェイニー氏の解任決議が出され、出席者の発声投票で同氏の下院指導部からの「追放」が決まった。関係者によると解任に異議を唱えた議員はいなかったという。

 同氏の後任には、親トランプ派のエリス・ステファニク議員(36)が週内に選出される見通し。

 チェイニー氏は会合後、記者団に「私たちは真実に従い前進すべきだ。大嘘と憲法を同時に容認することはできない」と訴えた。

 また、「前大統領をホワイトハウスから遠ざけることに全力を挙げる」とし、トランプ氏の大統領選への再出馬の阻止に向け、党内の反トランプ勢力を率いていく構えを強調した。

 対するトランプ氏は声明で「チェイニーは非情で最低の人物だ。彼女が共和党にとって害悪であることを実感した」と罵倒した。

 トランプ氏は、来年の中間選挙の共和党予備選でチェイニー氏の対抗馬を支持し、同氏を完全に放逐するとも表明している。

 チェイニー氏は、1月の連邦議会議事堂襲撃事件を受けたトランプ氏の弾劾訴追決議で他の共和党議員9人とともに賛成票を投じた。親トランプ派議員は翌月、今回と同様に同氏の解任を求めたが、この時は大多数の議員が同氏の議長留任を支持していた。

 今回は風向きが変わったのは、トランプ氏が党内で自身に盾突く議員らに徹底的に報復する姿勢を強め、ほとんどの共和党議員が保身のため同氏に同調する道を選んだためだ。

 しかし、生粋の保守派として知られるチェイニー氏を追放することには保守派の間で批判も強い。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは社説で「チェイニー氏は正しい。選挙は盗まれていない」と指摘し、共和党が大統領選に関するトランプ氏の「大嘘」を掲げて来年の中間選挙に臨んだ場合、勝敗の行方を左右する無党派層に見放され、下院の奪還は見込めないだろうと警告した。

6505チバQ:2021/05/14(金) 23:38:35
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140014-n1.html
米政権、イスラエル対応で後手 大使不在のまま情勢急転
2021.5.14 15:42国際米州



 【ワシントン=大内清】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が激しさを増す中、バイデン米政権が、事態の沈静化に向けた影響力を発揮できずにいる。バイデン大統領は、トランプ前政権によるイスラエル偏重外交の修正を進めてきたが、それを現地で担う駐イスラエル大使の人選が固まらないうちに今回の危機が勃発。情勢が急速に流動化する中で対応が後手に回っている格好だ。

 歴代米政権にとり、駐イスラエル大使は特別な意味を持つ。人選自体が、中東の「最重要同盟国」と位置付けられるイスラエルや、同国とパレスチナとの和平問題にどう向き合うかを示す指標となるためだ。

 トランプ前大統領は2017年1月の就任早々に、自身の後援者で親イスラエルのユダヤ人弁護士、デビッド・フリードマン氏を指名。トランプ氏は在任中、国際的に地位が定まっていないエルサレムをイスラエルの「首都」と認定して同地へ米大使館を移転させたり、占領地ゴラン高原へのイスラエルの主権を承認したりするなど同国寄りの姿勢をとった。フリードマン氏はイスラエル政府に強い影響力を持ち、同国とアラブ諸国との国交正常化協議の仲介などで大きな役割を果たしたとされる。

 これとは対照的に、バイデン氏は就任から4カ月近くがたつ今も駐イスラエル大使を指名しておらず、同ポストは空席のままだ。サキ大統領報道官は今月12日、指名発表までにはさらに「数週間」が必要だとの見通しを示した。

 バイデン政権のブリンケン国務長官やサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らは、イスラエルとの関係が極度に冷え込んだオバマ政権にも仕えたリベラル派だ。パレスチナ問題では、トランプ政権によるイスラエル偏重を修正し、将来のパレスチナ国家とイスラエルの「2国家共存」を目指す路線への回帰を進めてきた。


 一方で、中東におけるバイデン政権の最重要課題は、トランプ政権が離脱したイラン核合意への復帰で、パレスチナ問題の優先順位は高くない。大使指名が遅れている背景には、核合意に反対するイスラエルの理解を得るため、人選に慎重を期しているという事情もありそうだ。

 大使が長期にわたり不在では、外交的なメッセージが弱まることは避けられない。民主、共和両党の政権で長く中東和平担当の国務長官顧問を務めたアーロン・ミラー氏は11日、ツイッターで、「危機の際に大使が不在なのは深刻な問題だ」と指摘した。

 ブリンケン氏は13日、ハマスとイスラエルの戦闘激化を受け、アムル国務次官補代理(イスラエル・パレスチナ担当)が現地に向かっていると説明し、事態の沈静化に向けた外交努力を加速させる姿勢を示した。だが、イスラエルのネタニヤフ政権や与党の右派リクードには、占領地での入植活動などに批判的なバイデン政権への不信感が強いとされ、事務レベルでの調停は難航が予想される。

6506チバQ:2021/05/17(月) 15:41:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae99f92ee346b3616db809afb8a00b14d6478925
トランプ氏は米共和党に「不可欠」 新任の党下院ナンバー3
5/17(月) 9:35配信

AFP=時事
米首都ワシントンの連邦議会議事堂で、共和党の党会議議長に選出されたエリス・ステファニク氏(2021年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米共和党下院ナンバー3の党会議議長に選出され注目を集めているエリス・ステファニク(Elise Stefanik)氏(36)は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が現在も共和党の指導者であり、党の過半数奪還にとって「必要不可欠」と発言した。

 共和党は14日、トランプ氏を支持するステファニク氏を党会議議長に選出。依然として党内で大きな影響力を持ち、2024年の大統領選に立候補する可能性のあるトランプ氏にとって、大きな勝利となった。

 前党会議議長のリズ・チェイニー(Liz Cheney)氏はトランプ氏を痛烈に批判し、昨年の大統領選で民主党が不正を行ったとするトランプ氏の誤った主張を拒絶したことで解任されていた。

 FOXニュース(Fox News)の番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ(Sunday Morning Futures)」に出演したステファニク氏は、トランプ氏が「党にとって必要不可欠」と明言した。

 トランプ氏について「共和党の指導者」とした上で、「共和党の指導者を決定するのは有権者であり、有権者はトランプ(前)大統領のビジョンを求め続ける。彼(トランプ氏)はわれわれが2022年に下院を奪還するための重要な役割を担う」と述べた。

 16日に発表された米CBSニュース(CBS News)の世論調査結果によると、共和党支持者の大半は党がトランプ氏への忠誠を示すことを望んでおり、チェイニー氏の解任を支持する人は80%に上った。【翻訳編集】 AFPBB News

6507チバQ:2021/05/19(水) 20:32:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a8131d40bc59609bbedf9dd807f2afa31ddc503
北京五輪「外交ボイコット」を 米下院議長、各国首脳に呼び掛け
5/19(水) 9:17配信


時事通信
 【ワシントン時事】ペロシ米下院議長は18日、来年2月の北京冬季五輪について「国家元首が自国の選手を応援するために中国に行き、中国政府に敬意を示すのはやめよう」と述べ、「外交ボイコット」を呼び掛けた。

 米議会公聴会で語った。中国政府による人権侵害を理由に、北京五輪の開会・閉会式などへの出席を見送るよう各国首脳に呼び掛けた形だ。

 ペロシ氏は、新疆ウイグル自治区でのウイグル族迫害を念頭に、国家元首がジェノサイド(集団虐殺)の起きている中国を訪れれば「人権侵害について語る道徳的権威を(その元首は)持つのかという疑問を提起することになる」と指摘した。

 米議会では、選手団を含めた全面的ボイコットや開催地変更を求める声も上がっている。ブリンケン国務長官はこれまで、「ボイコットには焦点を当てていない」と表明。五輪への対応は同盟国や友好国と緊密に相談すると述べるにとどめている。

6508チバQ:2021/05/26(水) 17:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/9178d4dc816e55c3a4fcbd8356bc4303c2b10b27
黒人暴行死から1年 米社会の断層浮き彫り 警察改革、政権試金石に
5/25(火) 19:58配信

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産経新聞
ジョージ・フロイドさんの死は米社会に波紋を広げた

 米中西部ミネソタ州で昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん=当時(46)=が白人警官に首を圧迫され死亡した事件から25日で1年を迎えた。事件は、人種差別への抗議運動や大胆な警察改革を求める声が高まる契機となり、デモに乗じた略奪の多発など社会不安にもつながった。この1年は何を浮き彫りにしたのか。(ワシントン 大内清)

■革命の突破口

 各地の抗議デモを主導する「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大事だ)」運動が発行する活動報告書は、昨年夏にウェブサイトへのアクセスが「5000%増加した」とうたっている。全米で大規模デモが続発し、差別主義者とみなされた歴史上の人物らの銅像の撤去などを求める運動が広がった時期だ。フロイドさんは、こうした運動の象徴に祭り上げられた。

 BLMの目標は黒人差別の撤廃にとどまらない。事件後の一連のデモでは「警察解体」が叫ばれた。首都ワシントンに拠点を置くBLM系組織は「白人至上主義や家父長制、資本主義、帝国主義の解体」を掲げる。

 保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のマイク・ゴンザレス氏は昨年6月の論考で「急進的マルクス主義」の影響を指摘。黒人への差別問題を突破口に、米社会の基本的な価値観を破壊する試みではないかと、BLMの“革命志向”に懸念を表明している。

■期限間に合わず

 「司法から体系的な差別を根絶する」。バイデン大統領は今年4月、初の施政方針演説で宣言し、フロイドさん事件から1年の節目までに警察改革法案を可決するよう議会に求めた。

 法案は、容疑者の首を腕で絞める「チョークホールド」を禁じることや、警官らの免責特権見直しを含む内容。バイデン氏は期限を切ることで議会に行動を迫った形だが、野党・共和党は上院で抵抗し、成立の見通しは立っていない。

 バイデン氏が法案成立を急ぐのは、この問題が昨年11月の大統領選での勝利の一因にもなったためだ。白人至上主義に同情的だと受け止められてきたトランプ前大統領が「法と秩序の維持」を訴えて抗議運動に批判的なスタンスをとったのに対し、バイデン氏は人種問題や警察改革への取り組みを約束することで非白人への訴求力を高めた。

 一方でバイデン政権には、この問題が民主党内の溝を深めることへの警戒がある。急進左派の支持基盤でもあるBLMなどは現行の改革法案を「手ぬるい」と批判しているだけに、法制化が仕切り直しとなれば、急進左派からの要求が強まる可能性もある。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスにフロイドさんの遺族らを招待。身内の民主党をもにらみながら、法案成立に向けた機運を演出したい考えだ。

■消えぬ警戒

 フロイドさんを死亡させ免職となった元警官、デレク・ショービン被告(45)に対する裁判の評決が下された4月20日、ワシントンではドアや窓に板を打ち付けた建物が目についた。評決次第では抗議デモや暴動が起きるのではないかとの警戒からだ。

 実際には、被告は第2級殺人罪など訴追された3件すべてで有罪となり、6月下旬には量刑が言い渡される見込みだ。被告側は「公正ではなかった」と裁判のやり直しを申し立てており、インターネット上には被告の無罪を訴えるサイトも少なくない。

 米CBSテレビの世論調査によると、有罪を「正しい」としたのは民主党支持者の90%に対して、共和党支持者では54%にとどまる。ワシントンの女性警備員は「裁判の成り行きによってはまた板が必要になるかも」と話した。

6509チバQ:2021/05/30(日) 13:08:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052900227&amp;g=int
議会襲撃、調査委設置できず トランプ支持派の政治的勝利―米上院
2021年05月29日08時21分

米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)
米連邦議会に乱入したトランプ前大統領支持者=1月6日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米上院(定数100)で28日、トランプ前大統領支持者らによる1月の連邦議会襲撃事件に関し、真相究明のための独立調査委員会を設置する法案が審議されたが、採決に必要な賛成が集まらなかった。委員会設置に反対していた共和党のトランプ支持派にとって、政治的勝利となった。
米議会襲撃でトランプ氏非難 FBのザッカーバーグCEO「言葉に責任を」

 法案は下院を通過していたが、上院では採決に進むための討議打ち切り動議への賛成が54票にとどまり、可決に必要な60票に満たなかった。共和党からは6人が賛成票を投じた。

6510チバQ:2021/06/02(水) 20:49:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/62065a06ca71671192b2b70f5ed89b580fadc542


投票権擁護、ハリス氏が指揮 共和州での「抑圧」に対抗 米
6/2(水) 20:36配信


時事通信
ハリス米副大統領=5月28日、東部メリーランド州アナポリス(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、ハリス副大統領を選挙での投票権擁護に向けた対策責任者に指名すると発表した。

 一部の州で少数派人種が標的とみられる「投票抑圧」の動きが進む中、これに対抗する取り組みの指揮官に、黒人初の副大統領でもあるハリス氏を起用した。

 バイデン氏はオクラホマ州での演説で、投票権が「かつてない激しさで脅かされている」と主張。ハリス氏を対策責任者に起用すると明らかにし「彼女の指導力と皆さんの支援があれば、われわれは再び(投票抑圧を)乗り越えることができる」と力を込めた。

 昨年の米大統領選では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて郵便投票が大幅に増加。投票日以降に選管に到着した票の有効性などをめぐり、トランプ前大統領陣営が法廷闘争を展開した。これを踏まえバイデン政権発足後の今年3月、与党民主党が多数派の下院は、有権者登録の利便性向上や郵便投票の拡大など投票促進策を盛り込む法案を可決。与野党が伯仲する上院での審議は、6月中に始まる予定だ。

 一方、南部ジョージア、西部アリゾナといった共和党知事を擁する州では最近、投票時の身分証明厳格化などを定めた州法が成立。黒人をはじめ少数派人種は、運転免許証など身分証明書類を持つ人の割合が比較的低いため、そうした有権者を標的にした投票抑圧が狙いだと反対派は反発している。

 指名を受けた声明で、ハリス氏は「どこに住んでいようが、投票という基本的権利は守られなければならない」と宣言した。ハリス氏は3月、中米諸国からの不法越境急増問題の対策責任者にも指名され、政権内で存在感を示している。

6511チバQ:2021/06/06(日) 22:45:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8b6d38cd0e3f3bfc329f4ba44c95a20b28efab
バイデン米大統領初外遊 対中国で戦略的構図の確立図る
6/6(日) 21:47配信

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産経新聞
【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領による9日からの就任後初の外国歴訪では、バイデン氏が唱える「同盟・パートナー諸国を結集して中国やロシアなどの権威主義勢力に対抗する」という外交・安全保障分野での一大方針が実際の外交舞台で本格的に試されることになる。中でも最大の焦点は、バイデン政権にとって地政学上の最大の懸案である中国をめぐり、ロシアも絡めた適切な戦略的構図を確立できるかどうかだ。

バイデン氏は、11〜13日に英南西部コーンウォールで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)と、14日のブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、民主主義や人権などの普遍的価値観を共有する勢力が連携して中露の覇権的行動を阻止していくことを確認する。

バイデン氏はその上で16日、ジュネーブでプーチン露大統領と初の直接会談に臨む。米政権関係者によると、プーチン氏との会談をこのタイミングで設定したのは、世界の主要国と西欧諸国と中露への共同対処姿勢を確認し、米国が国際社会を代表してプーチン氏と「初対決」する構図をつくるためだった。

バイデン氏は既に、インド太平洋地域で日米とオーストラリア、インドの4カ国(通称クアッド)首脳による初のテレビ会議を開き、中国を含む地域の懸案で協力を進めていくことを確認した。東アジアの主要同盟国である日韓とも、それぞれワシントンで会談し、同盟強化を打ち出した。

続くG7サミットとNATO首脳会議はバイデン氏にとって、民主主義諸国による世界的な対中連携態勢を構築する「総仕上げ」に位置付けられる。

その上でバイデン氏がプーチン氏との会談で目指すのは、米国が中国との競争に戦略資源を集中投入できるよう、ロシアとの「関係安定化」を曲がりなりにも実現させることだ。

米情報機関は3月、ロシアが昨年の米大統領選で干渉工作を展開し、バイデン氏の追い落としを図ったと結論付けた。

バイデン政権は4月、選挙干渉に加え、ロシアによる昨年12月の米政府機関などに対する大規模なサイバー攻撃や、反体制派指導者、ナワリヌイ氏の収監などへの対抗措置として、ロシアに対し大規模な制裁措置を発動し、米露関係はソ連崩壊以降で最低の水準にまで冷却化している。

バイデン氏としては、世界各地の民主体制や経済システムへの信認の低下を狙った選挙干渉やサイバー攻撃は断じて容認できない。一方で、会談では中露との「二正面作戦」を避けたいとの思惑をプーチン氏に逆手に取られることなく、対露関係のこれ以上の悪化を食い止めるという、難しい対応を迫られそうだ。

6512チバQ:2021/06/10(木) 08:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd756264ff7f6a245cbd014e129b5e0d5b005b95
NY市長予備選、大混戦 区長先行、治安が争点 新方式で予測困難・投票まで2週間
6/10(木) 7:13配信

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時事通信
米民主党予備選候補でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=5月18日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】米最大都市ニューヨークの次期市長が事実上決まる22日の民主党予備選が大混戦になっている。

 米メディアの世論調査では、アフリカ系でブルックリン区長のエリック・アダムズ氏(60)が先行し、台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)らが続くが、支持率は依然流動的だ。今回から最大上位5位まで順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、勝敗予測を困難にしている。

 現在2期目のデブラシオ市長は連続3選禁止のため出馬できない。市長選本選は11月だが、市は民主党の地盤である上、共和党の予備選候補も積極的に選挙運動を展開しておらず、民主党予備選の勝者が次期市長となるのはほぼ確実だ。

 予備選の主要候補は8人。当初、世論調査でリードしていたのは昨年の大統領選で民主党候補指名を争ったヤン氏だ。大統領選に続き所得保障制度を公約に掲げて「変化と再出発が必要だ」と訴えているが、市との関係が薄いことなどを指摘され、5月にはアダムズ氏らに抜かれる世論調査が出始めた。

 アダムズ氏は元警官で、治安回復を公約。コロナ禍以降、市では発砲事件が急増し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでおり、治安改善を求める有権者が多いことが支持拡大につながった。地元テレビ「NY1」などの7日発表の世論調査によると、次期市長の最優先事項として「犯罪・公共の安全」を選ぶ人は46%と最多。「経済再開」(30%)や「感染拡大阻止」(24%)を上回った。

 2人を猛追するのが、キャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)だ。地元2紙の支持で知名度が上がり、人気も急上昇した。また、革新左派の若手ホープ、オカシオコルテス下院議員(民主)は5日、デブラシオ市長の顧問だったマヤ・ワイリー氏(57)支持を表明。市では革新左派も勢いがあり、今後票が結集する可能性がある。

 一方、今年から最大上位5位まで優先順位を付けて投票する方式が導入された。自身を1位とする票を過半数得た候補が当選するが、勝者がいなければ、最も票の少ない候補が脱落する。脱落候補の票は、その中で有権者が次に選んでいた候補に流れ、候補が2人になるまでこれを繰り返す。最後に残った2人のうち票が多い方が勝者となる。NY1などの世論調査では、トップのアダムズ氏の支持率は22%で、ヤン氏が16%、ガルシア氏が15%。いずれも過半数には遠く、幅広い層からの票獲得が勝敗の鍵を握る。

6513チバQ:2021/06/16(水) 10:32:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/deaf3679cc4550531f3d968d0f0d5a708d9b0fb4
駐イスラエル米大使にナイズ元国務副長官
6/16(水) 7:47配信


産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は15日、駐イスラエル大使に、オバマ政権で国務副長官(管理・資源担当)を務めたトーマス・ナイズ氏を指名すると発表した。上院の承認を経て就任する。イスラエルで13日に発足したベネット新政権との関係構築や、5月に起きた同国とイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘を受けたパレスチナ自治区ガザの復興支援をめぐる調整などにあたる。

ユダヤ系のナイズ氏は、クリントン政権のカンター通商代表部(USTR)代表の首席スタッフや、米金融大手モルガン・スタンレーの最高執行責任者(COO)などを経て、2010〜13年に国務副長官を務めた。

バイデン政権は、トランプ前政権でのイスラエル偏重外交の修正を進めており、同国とパレスチナによる「2国家共存」を目指すとしている。

6514チバQ:2021/06/16(水) 10:42:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbd43d979c171c34d87c3e2525ffe8a8c8c6360e
NY州、大半の規制解除 成人接種7割、花火で謝意 新型コロナ
6/16(水) 6:44配信

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時事通信
15日、新型コロナウイルスの規制解除を発表する米ニューヨーク州のクオモ知事(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した18歳以上の成人の割合が7割に達したと発表した。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 これを受け、オフィスや飲食店、小売店などに対する州の規制がすべて解除された。一方、疾病対策センター(CDC)の指針に従い、公共交通機関などのマスク着用義務は維持される。

 ニューヨーク州は一時検査の陽性率が48.16%に上り、世界の感染拡大の中心地になったが、現在は米国内で最も低い水準にまで陽性率は低下した。クオモ氏は記者会見で「重大な日」と強調、「私たちの知る生活に戻ることができる」と表明した。

 15日夜には、経済再開を祝うのと同時に医療関係者らに謝意を示すため、州各地で花火が打ち上げられるほか、エンパイア・ステート・ビルやナイアガラの滝など13の名所が青と金色にライトアップされる。

 解除されるのは、入場規制や社会的距離、体調確認、消毒、追跡のための利用客の連絡先入手といった義務で、今後は任意となる。学校や大型の屋内イベント会場、公共交通機関、医療施設についてはCDCの指針に基づく規制が続く。

6515チバQ:2021/06/16(水) 13:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/629a8e4adeac75fa1a441460594073218032c35e
米カリフォルニア州でコロナ規制解除 経済の正常化に弾み
6/16(水) 11:24配信

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毎日新聞
経済活動が全面的に再開され、マスクを着けない人も行き交う桟橋の出入り口=米西部カリフォルニア州サンタモニカで2021年6月15日、福永方人撮影

 米西部カリフォルニア州で15日、経済活動が約1年3カ月ぶりに全面的に再開された。新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだためで、飲食店などの入店者数制限が解除され、接種が完了した人は屋外でのマスク着用も原則不要になった。全米最大の人口と経済規模を誇る同州での再開は、米国経済の正常化に向けた弾みとなりそうだ。

【図解でおさらい】ワクチンの有効率って?

 米疾病対策センター(CDC)によると、同州では成人(18歳以上)の72%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、58%が接種を完了している。ニューサム知事は15日、接種率をさらに上げるため、1回でも接種を受けた州民のうち10人にそれぞれ150万ドル(約1億6500万円)が当たる抽選を実施した。

 規制解除に伴い、ディズニーランドなどのテーマパークや大リーグの球場の入場者数制限も撤廃された。ただ、5000人以上が来場する屋内イベントではワクチンの接種完了か、新型コロナ検査の陰性記録の提示が求められる。また、航空機や公共交通機関を利用する際のマスク着用義務は当面、継続される。

 州内の繁華街では15日午前0時(日本時間同日午後4時)からバーでダンスパーティーが開かれるなど、人々は久しぶりの「自由」を味わった。ロサンゼルス近郊のサンタモニカでは日中、マスク無しで買い物やレストランでの店内飲食を楽しむ若者らでにぎわったが、マスク姿の人も少なくなかった。

 中学校教諭のデニス・ノラスコさん(29)は「1年以上ほとんど家にいたので、好きに出歩けるようになり、とてもわくわくしている。今日はバーでサッカーを観戦する」と喜んだ。ただ「自分はワクチンを打ったので心配していないが、まだの人もいるので、しばらくは店内や人混みではマスクを着けるつもりだ」と話した。

 ニューサム知事は15日、「みなさんの努力でここまでこぎ着けたが、(新型コロナの)変異株に注意が必要だし、外国から(ワクチンを接種していない)渡航者も来る。油断は禁物だ」と呼びかけた。

 人口が約4000万人の同州は新型コロナの累計感染者数が約380万人、死者は約6万3000人で、いずれも全米最多。2020年3月19日に全米で初めて州全体に外出禁止令を出し、一時は感染拡大を比較的抑え込んだが、規制を段階的に緩和すると感染者が急増。同年12月から21年1月にかけてロサンゼルス郡を中心に全米最悪の感染爆発地となった。

 一方、米東部ニューヨーク州のクオモ知事は15日、少なくとも1回のワクチン接種を受けた成人が70%を超えたと発表した。これに伴い、飲食店やオフィスの入場者数制限などがすべて解除された。公共交通機関などでのマスク着用義務は続ける。同日夜には、州内各地で医療従事者らに謝意を示すために花火が打ち上げられた。【ロサンゼルス福永方人、ニューヨーク隅俊之】

6516チバQ:2021/06/18(金) 20:56:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061600361&amp;g=int
米独禁当局トップにIT規制派 GAFA監視強化―バイデン政権
2021年06月16日10時01分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、米独占禁止当局である連邦取引委員会(FTC)の委員長に米コロンビア大学准教授のリナ・カーン氏(32)を指名した。カーン氏は反トラスト法(独禁法)の強化を唱える女性学者で、米グーグルなど「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業に対する監視が強まりそうだ。

 米議会上院が15日、カーン氏をFTC委員に充てる人事案を賛成多数で承認した後、大統領が委員長に指名した。委員の任期は2024年9月まで。米メディアによると、最年少での委員長就任となる。

6517チバQ:2021/06/20(日) 17:54:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe9ea3c34e36883a87da9ffe276e6dae0e97a7e
銃撃、ヘイト増で治安対策に関心 NY市長選 22日に民主党予備選
6/20(日) 12:57配信
毎日新聞
黒人が多く住むニューヨーク市のハーレム近くで、市長選候補を選ぶ民主党予備選を控え、候補者の写真がプリントされたマスクを配る支持者=6月17日、AP

 11月の米ニューヨーク(NY)市長選に向け、民主党候補を選ぶ予備選が22日に行われる。NY市は民主党の地盤のため、予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。新型コロナの直撃を受けた全米最大都市の再生を誰が担うのか。注目が集まっている。

 市長選は、現在2期目の現職、デブラシオ市長が今年末で退任するのに伴うもの。NY市ではコロナ禍以降、経済悪化を背景に治安が悪化し、アジア系へのヘイトクライム(憎悪犯罪)も相次いでいる。発砲事件は、今月13日までに634件(前年同期比64%増)と急増。成人の65%が少なくとも1回ワクチン接種を受けてコロナ禍から脱しつつあり、市民の関心は治安・犯罪対策に向けられている。

 米エマーソン大などの世論調査(17日発表)では、次期市長の最優先課題として「犯罪問題」を選んだ人は31%と最多。次いで「住宅問題」(15%)、4番目に「就職問題」(9%)など経済対策も関心を集める。昨年以降の黒人差別や警察の暴力に抗議する運動を受け、「警察改革」(10%)を求める意見も3番目に浮上した。ただ、治安悪化を実感する市民が増える中、警察予算の削減には否定的な有権者も多い。

 予備選は支持率で抜きんでた候補はおらず、混戦になっている。主要候補は8人。支持率でトップを走るのは元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)だ。同大の調査では支持率は23%。治安対策の手腕に期待があるほか、黒人票の4割を集める。飛躍が目立つのが、デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)。民主党左派で若年層に人気があるオカシオコルテス下院議員の支持を受け、支持率18%と2位に躍り出た。ニューヨーク・タイムズ紙など地元2紙の支持を受けた前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)も支持率17%で猛追している。

 一方、失速しているのが、昨年の大統領選で民主党候補指名を争い、注目を集めた台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)だ。低所得層の50万人に年平均2000ドルを支給する「ベーシックインカム(最低生活保障)」を掲げ、一時は30%超の支持を集めた。当選すれば初のアジア系市長だが、昨春のコロナ禍で市外に避難していたことなどに批判が出て、支持率は14%まで落ち込んでいる。

 今回の予備選では有権者が最大上位5人まで順位を付けて投票する新方式が導入される。過半数を得た候補がいない場合、最下位の候補は脱落し、その票を再配分する。候補が2人になるまで繰り返す仕組みで、有権者が2位以下に誰を選んでいたかに大きく左右される。このため、結果の予測は難しくなっている。【ニューヨーク隅俊之】

6518チバQ:2021/06/21(月) 14:29:52
https://digital.asahi.com/articles/ASP6N5DZBP6MUHBI003.html?pn=6
NY市長選の新投票方法 順位付けして選択、メリットは
会員記事

ニューヨーク=中井大助 ニューヨーク=藤原学思

2021年6月20日 19時00分
 ニューヨーク市長選の予備選では、新しい投票方法が導入され、1人の有権者が最大で5人まで候補を選ぶことができる。「死票」を減らすことで、幅広く民意を反映させることなどが目的だが、集計に時間がかかるなど、混乱も懸念される。

 新たな投票方法は「優先順位付き投票」(Ranked Choice Voting=RCV)と呼ばれるものだ。有権者は1人の候補者を選ぶのではなく、最大で5人までの候補者を、順位をつけて選択することができる。

 開票ではまず、「第1選択」の票を集計する。この段階で1人の候補が過半数の得票を得られれば、その候補が勝者となる。しかし、どの候補も過半数を得られなかった場合は、「第2選択」以下の票を集計する作業に入る。

 2回目の集計作業では、「第1選択」の票が最も少なかった候補が集計対象から除外される。除外された候補の得票は、有権者が「第2選択」としていた候補にそれぞれ割り振られる。候補者が2人だけになるまで、何度も同じ作業を繰り返し、残った2人のうち、得票が多い候補が勝者となる。

 投票制度に詳しい、ミズーリ大セントルイス校のデービッド・キンバル教授によると、RCVは「死票」が少ないほか、最終的な当選者は過半数の支持を得ているという仕組みになっているため、1人の候補だけに投票する仕組みよりも、民意を反映しやすいとされている。また、候補者も幅広い有権者にアピールをしようとするため、選挙戦でもお互いへの攻撃が少なくなると考えられている。同じような投票制度はオーストラリアやアイルランドで用いられ、米国の他の自治体でも導入されている。

 記事後半ではNY市長選選の有力5候補のプロフィールを紹介します。

ここから続き
 キンバル教授はメリットも挙げつつ、「投票が複雑になることで、混乱する有権者もいるだろう」と指摘する。ニューヨーク市は米国の都市として突出して規模が大きく、選挙事務も繁雑だ。「米国で、RCVがこれほどの規模で実施された例はない。どのような結果をもたらすのか、注目している」と語る。

 ニューヨーク市の選挙管理当局も、結果が判明するまで時間がかかるとしている。投票日の6月22日には「暫定的な結果」として「第1選択」の票を集計するが、郵便投票などをすべて受理するには1週間ほどかかり、「第2選択」以下の集計を始めるのはそれ以降になるという。2巡目以降の集計作業も複雑になるため、地元メディアでは「結果判明まで、数週間かかるのではないか」という観測が出ている。

 候補者への影響もまだ限定的なようだ。民主党の予備選に向け、16日にあった候補者討論会では、お互いへの個人攻撃が目立った。過去の討論会で「自身の第2選択はだれか」という質問に対し、答えない候補者も多かった。

 RCVは自分が嫌いな候補を順位から外すことで、当選の確率を下げることもできる特徴もある。ニューヨーク・タイムズによると、革新系の団体や教職員組合の一部は特定の穏健派候補の名前を挙げて、「この候補には絶対に入れないように」と呼びかけている。(ニューヨーク=中井大助)

有力5候補のプロフィール
 NY市長選で勝機のありそうな候補は5人ほどに絞られる。

 トップを走るのは、市内五つの行政区のうち、ブルックリンの区長を務めるエリック・アダムス氏(60)。警察官として22年間勤務し、警察内部からの改革を提唱。NY州上院議員も4期務めた。

 昨年の大統領選にも出馬した起業家のアンドリュー・ヤン氏(46)は、候補者の中で最も高い知名度を誇る。市内で最も所得が低い計50万人に毎年2千ドル(約22万円)を配る「ユニバーサル・ベーシック・インカム」構想が政策の目玉だ。

 前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)は、NYタイムズから支持を受ける。同社は社説で「NYを立ち直らせる方法を最もよく理解し、そのための気質と経験も有している」と称賛した。

 スコット・ストリンガー氏(61)はNY州下院議員を13年、マンハッタン区長を8年務め、現在は市の会計監査役。刑事司法制度の専門家で、デブラシオ現市長の顧問を経験したマヤ・ワイリー氏(57)は民主党員に人気のあるオカシオコルテス下院議員から支持を取り付け、勢いがある。(ニューヨーク=藤原学思)

6519チバQ:2021/06/22(火) 20:30:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7dec9574a39064f1376260209ddd6cd63ae709
NY市長選予備選、投票へ 黒人元警官がリード 民主大混戦、結果に数週間も
6/22(火) 14:55配信

時事通信
米ニューヨーク市ブルックリン区長のエリック・アダムズ氏=8日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市長選の民主党予備選の投票が22日行われる。

 候補が乱立する中、いずれも支持率は2割台以下にとどまり、予測が困難な大混戦になっている。今回から最大で上位5位まで候補を順位付けして投票できるランク方式が新たに導入され、2位以下の票の動向が勝敗を左右する見通しだ。結果確定まで数週間かかる可能性がある。

 民主党予備選には10人以上が立候補している。地元テレビWNBCなどが14日に発表した世論調査によると、アフリカ系のエリック・アダムズ・ブルックリン区長(60)が24%でリードを維持。ニューヨーク市警の元警官でもあるアダムズ氏は治安回復を強く訴えている。

 市では新型コロナウイルス禍以降、発砲事件が急増し、アジア系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が続発。ワクチン接種と経済の正常化が進み、有権者の最大の関心が治安対策に移ったことが支持率を押し上げた。

 2番手はキャスリン・ガルシア前市衛生局長(51)の17%、これに革新左派の弁護士マヤ・ワイリー氏(57)が15%で続く。選挙戦序盤でトップだった台湾系起業家アンドルー・ヤン氏(46)は13%にとどまっている。

 現職のデブラシオ市長は規定により出馬しない。市長選本選は11月だが、市は民主党支持者が圧倒的に多いため、民主党予備選を制した候補が次期市長となる可能性が極めて高い。

6520チバQ:2021/06/22(火) 23:01:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_OPV4QEHXWFNGRKUDE3RY5G3REI.html
NY市長選、民主・共和の予備選始まる 治安対策が争点
2021/06/22 20:40産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】11月2日実施の米ニューヨーク市長選の民主党と共和党の予備選の投票が22日始まった。市内の犯罪発生率の増加などから治安対策が争点に浮上。民主党は13人、共和党が2人が立候補し、それぞれの勝者が11月の本選で対決する。

米エマーソン大などが7〜8日に行った世論調査では、次期市長の最優先課題に犯罪問題を挙げた人は31%と最多。警察改革と住宅問題が12%で、4位以降に雇用問題(11%)▽医療福祉(8%)▽新型コロナウイルス対策(7%)と続いた。

市内で今年発生した銃撃事件は13日までに634件で昨年同期の386件から64・2%増加。5日には10歳の男児が銃撃を受けて死亡する事件も発生した。ワクチンの普及で新型コロナウイルス禍を抜け出しつつある中、「治安対策」が最大の争点に浮上している。

民主党予備選の主要候補は元警官で同市ブルックリン区長のエリック・アダムス氏(60)▽元同市衛生局長官のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(46)▽弁護士で急進左派のマヤ・ワイリー氏(57)▽市会計監査役のスコット・ストリンガー氏(61)ら8人。

共和党予備選は自警団「ガーディアン・エンジェルス」創設者のカーティス・スリワ氏(67)と起業家のフェルナンド・マテオ氏(64)が立候補した。

市内の民主党員の数は共和党員の6倍超。また民主党のバイデン大統領の昨年の大統領選の得票率は76%に達しており、民主党の予備選が次期市長を事実上決めるとみられている。

ただ、混戦の民主党の結果の確定は、不在者投票の到着を待つ必要もあり、7月中旬になるとの見方が出ている。

6521チバQ:2021/06/22(火) 23:10:52
ニューヨーク市長
1990年 - 1993年デイヴィド・ディンキンス 民主党 (1期)
1994年 - 2001年ルドルフ・ジュリアーニ  共和党 (2期)
     割れ窓理論:犯罪率を半減 2008年共和党の大統領予備選に参加
2002年 - 2013年マイケル・ブルームバーグ 共和党→無所属(3期)
     2016年大統領選出馬検討も見送り 2020年民主党の大統領予備選に参加
2014年 -   ビル・デブラシオ      民主党 (2期)

6522チバQ:2021/06/23(水) 13:52:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/56421f3f9fa85c69da5749477bc0de176768d6e6
NY次期市長が事実上決定 民主党予備選、大勢判明に1週間以上
6/23(水) 12:44配信

毎日新聞
ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補している台湾系実業家のアンドリュー・ヤン氏(左)。当選すればアジア系初の市長になる=米ニューヨークで2021年6月22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、行われた。13人が立候補。世論調査の支持率で抜きんでた候補はおらず混戦模様だ。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式がとられており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムス氏(60)▽現職デブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)▽前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)▽台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)――らが争っている。

 新型コロナウイルス禍で銃撃事件が増えるなど治安悪化を受け、犯罪対策が主要争点。このため世論調査では元警察官のアダムス氏がやや優勢だが、ガルシア氏とヤン氏が選挙戦の終盤から事実上の共闘を演じており、情勢は混沌(こんとん)としている。

 共和党の候補を決める予備選も同日、行われた。双方の勝者は11月の本選で対決する。ただ、リベラル色が強いNY市は民主党の地盤のため、民主党の予備選で勝った候補が次期市長になる可能性が高い。【ニューヨーク隅俊之】

6523チバQ:2021/06/23(水) 20:43:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/867c5d968e625979e4aba77fec869aaf6d455f63
ニューヨーク市長選、民主予備選で元警官がリード
6/23(水) 16:59配信


毎日新聞
米ニューヨーク市長選の民主党予備選に立候補しているエリック・アダムズ氏(中央)。当選すれば史上2人目の黒人市長になる=ニューヨーク市で22日、AP

 米ニューヨーク(NY)市の次期市長が事実上決まる民主党予備選が22日、投開票された。13人が立候補し、市選管によると23日未明(日本時間23日午後)の開票で、元警察官のブルックリン区長、エリック・アダムズ氏(60)が得票率32%でリードしている。上位5人まで順位を付けて投票する「優先順位付き投票」方式が取られており、大勢判明には1週間以上かかるとみられる。


 アダムズ氏に続いて、現職のデブラシオ市長の元顧問、マヤ・ワイリー氏(57)が22%、前市衛生局長のキャスリン・ガルシア氏(51)が19%で、事実上3氏の争いとなっている。昨年の大統領選で民主党候補指名を争った台湾系実業家、アンドリュー・ヤン氏(46)は10%台で低迷し、22日夜に敗北を認めた。

 治安対策が主要争点になり、元警察官のアダムズ氏がやや優勢に選挙戦を展開した。ただ、ガルシア氏とヤン氏は選挙戦の終盤から共闘を演じており、敗北を認めたヤン氏の票は今後の集計でガルシア氏に流れる可能性がある。「優先順位付き投票」では、有権者が2位以下に誰を選んでいたかが結果を左右する。

 アダムズ氏が勝利すれば史上2人目の黒人市長、ワイリー氏かガルシア氏なら初の女性市長になる。【ニューヨーク隅俊之】

6524チバQ:2021/06/24(木) 15:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/77cc53dfe4f43f75312d95d2ae00adfde7c2b07f
社会主義者の市長誕生へ、米大都市で60年ぶり
6/24(木) 15:47配信

AFP=時事
米国旗(2021年4月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米ニューヨーク州バファロー(Buffalo)で、同国の大都市で約60年ぶりとなる社会主義者の市長が誕生する見通しとなった。米メディアが23日、報じた。


 看護師で地域社会活動家のインディア・ウォルトン(India Walton)氏(38)は、22日に行われたバファロー市長選の民主党予備選挙で、4期目を務める現職のバイロン・ブラウン(Byron Brown)市長(62)に大差をつけて勝利した。

 開票がほぼ終了した時点での得票率は、ウォルトン氏52%、ブラウン氏44%だった。

 人口約25万5000人のバファローでは、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の民主党が圧倒的な支持を得ている。11月2日の市長選は、共和党が候補者を立てていないことから、ウォルトン氏の当選が確実視されている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とNBC、CNNによると、ウォルトン氏が当選すれば、大都市としては、1948〜60年にウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee)市長を務めたフランク・ザイドラー(Frank Zeidler)氏以来となる社会主義者の市長になる。

 ウォルトン氏は、透明性向上を目指した市警改革、家賃の上限規制の導入、地域の公的銀行の創設などを提案している。

 ウォルトン氏は、米最大の社会主義団体「米民主的社会主義者(DSA)」と左派の労働家族党(Working Families Party)の推薦を受けている。

 米国の民主社会主義運動は2018年以降、アレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏ら4人を連邦議会下院選で当選させている。DSAは共和党から共産主義者とレッテルを貼られることが多いが、むしろ西欧の社会主義に似ており、自由市場の原理も受け入れている。【翻訳編集】 AFPBB News

6525チバQ:2021/06/25(金) 11:22:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd08538578965115b2b7de0da8c4fc700178bda
行方不明、南米出身者が多数 米フロリダ州のコンドミニアム崩壊
6/25(金) 9:38配信

朝日新聞デジタル
米フロリダ州サーフサイドで24日、崩落したコンドミニアムの様子を遠巻きに見る人たち=AP

 米フロリダ州サーフサイドのコンドミニアムが崩壊した事故では、南米の出身者が多数、行方不明になっている。


 アルゼンチンのマイアミ総領事館はツイッターで、国民9人と連絡が取れなくなっていると公表。パラグアイ外務省は、6人の国民と連絡がつかず、ファーストレディーの家族も含まれていると明らかにした。ベネズエラ、ウルグアイの政府関係者によると、両国の市民も行方が分かっていない。

 マイアミはフロリダの最南端にあり、以前から中南米の富裕層が集まる場所として知られる。また、地元メディアによると、最近は新型コロナウイルスのワクチンを接種するための「ワクチンツーリズム」で中南米から訪れる人も増えている。

 一方、周辺はユダヤ系米市民も多く住む。イスラエルメディアは「米国とイスラエルの二重国籍のユダヤ人約20人が行方不明になっている」と伝えた。在マイアミ日本総領事館によると、これまでに日本人が巻き込まれたとの情報はないという。(マイアミ=藤原学思、ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6526とはずがたり:2021/06/25(金) 12:14:06
発展途上国でもあるまいし。。

マイアミ近郊で集合住宅の一部崩落、1人死亡…51人の所在確認できず
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210625-OYT1T50048/
2021/06/25 00:40

 【ニューヨーク=寺口亮一】米CNNによると、米フロリダ州マイアミ近郊で24日未明、海沿いに立つ12階建て集合住宅の一部が崩落し、少なくとも1人が死亡、10人が負傷した。

 住宅に住んでいたとみられる人のうち51人の所在が確認できていないという。ただ当時、建物内に何人いたのかも分かっていない。

 崩落原因も現時点では不明だ。集合住宅は1980年代に建てられたという。

 現場からの映像では、がれきが山のように積み上がり、救助隊が捜索と救出作業を続けている。

6527とはずがたり:2021/06/25(金) 12:16:47
聖火リレーの狂騒、走者置き去り 連なるスポンサー車両「お祭り騒ぎ」
2021年06月22日 06:00
https://kahoku.news/articles/20210621khn000038.html

 世論の強い逆風に揺らめきながら、ともしびは東北を離れた。東京五輪の聖火リレーは21日、6県最後となる宮城県の日程を終えた。新型コロナウイルスの猛威がやまぬ中、大会開催に強い不安を持つ国民は多い。開幕まであと1カ月余りに迫った。(スポーツ部・安住健郎、剣持雄治)

コロナ禍、本番への不安ぬぐえず
 週末から3日間にわたって行われた宮城県の聖火リレー。沿道には多くの人が詰め掛けた。
 主役の走者の前に、パトカーに先導されたスポンサー車両がずらりと連なる。耳をつんざく音楽。「お祭り騒ぎですねえ」。車上のDJが調子外れの太い声を上げる。扇子やタオルなどグッズがばらまかれ、観衆が群がる様子は「密」そのもの。「まるでテーマパークのパレードだね」。走者の一人はあきれ顔だった。
 五輪開催について、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長らは18日、無観客が望ましいと提言した上で、こう指摘している。
 「観客の収容方法等によっては、テレビ等で観戦する全国の人々にとって、『感染対策を緩めてもよい』という矛盾したメッセージになるリスクが発生する」
 聖火リレーの狂騒は、尾身氏が言う「矛盾」の序章に見える。
 5月の世論調査では約6割が五輪中止を求めた。それでも菅義偉首相は先進7カ国首脳会議(G7サミット)で開催へ強い決意を見せ、21日にあった国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議で観衆の上限を1万人とすることに決めた。
 コロナ禍の五輪。国民の健康を賭してまで開催されようとしているのに、聖火リレーは主役のランナーが置き去りにされていた。大会はいったい誰のためのものか。政治家の意地を貫くためでも、組織の利益追求の場でもないはずだ。

6528チバQ:2021/06/26(土) 13:02:43
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021062601000166.html
米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」
2021/06/26 11:50共同通信

米政府、ジョージア州を提訴 投票制限法「人種差別」

25日、ワシントンで記者会見するガーランド米司法長官(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ワシントン共同】バイデン米政権(民主党)は25日、南部ジョージア州で3月に成立した選挙関連州法に黒人らの投票権を事実上制限する「人種差別的な条項」が含まれているとして、条項の執行禁止を求めて同州連邦地裁に提訴した。共和党主導の各州では同様の州法が相次ぎ制定。民主党が投票権拡大を目指してまとめた連邦法案が今月共和党に阻止され、裁判に踏み切った。

 ジョージア州法は期日前や郵便投票の期間短縮、投票箱の削減、身分証明の厳格化が柱。司法省は声明などで法の下の平等などを保障した憲法規定に触れながら「黒人有権者に差別的な影響があると知りながら立法化した」と指摘した。

6529チバQ:2021/06/28(月) 09:41:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/515b776c3b6f33f3dbe733aaf6291c97f3fd7bba
茂木外相、ここにきて二階俊博の「お膝元」栃木2区で代理戦争を仕掛けたワケ
6/28(月) 7:02配信
応募者に辞退までさせた


 茂木敏充外相が、二階俊博自民党幹事長に「宣戦布告」したと自民党内がざわついている。衆院栃木2区に、自身の元秘書をねじ込んだのだ。

 同選挙区は、元二階派事務総長で二階氏の盟友、西川公也氏の地元。鶏卵業者アキタフーズの贈収賄疑惑で政治生命を断たれた西川氏に代わり、長男で栃木県議の鎭央氏が立つとみられていた。

 「ところが、県連会長の茂木さんが(元秘書の)五十嵐清県議を公募に応募させ、他の応募者に辞退までさせて受からせた。

 西川(公也)さんは激怒して二階さんに直談判しましたが、茂木さんは意に介さない。西川さん自身が直近の選挙で2回連続で負けているため、文句を言う資格はないと言わんばかりの態度です。二階さんも珍しく、この件には沈黙しています」(自民党平成研所属議員)

 にわかに茂木氏が気勢をあげる背景には、何があるのか。

 「(前総理の)安倍さんが、茂木を雑誌のインタビューで総裁候補の筆頭に挙げたから、調子に乗って二階さんを舐めているんだ」(自民党閣僚経験者)との見方もある。だが真の理由は、逆に氏が派閥で追い込まれつつあるためのようだ。

 「茂木さんは平成研の実質的会長ですが、最近は派内で『早く小渕(優子元経産相)に看板を替えたほうがいい』、『次の総裁選に出られなければ終わりだ』との声が強まっている。今勝負に出なければ、見くびられると思っているのでしょう」(前出・平成研所属議員)

 茂木氏の進退がかかった代理戦争になりそうだ。

 『週刊現代』2021年6月26日号より

週刊現代(講談社)

6530チバQ:2021/07/01(木) 19:57:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a86756eb0b452caf7e0e48cdb2b64908c3ef8d4
黒人区長、僅差で首位維持 暫定再集計結果 NY市長予備選
7/1(木) 14:26配信

時事通信
米ニューヨーク市長選に出馬したエリック・アダムズ・ブルックリン区長=6月24日、ニューヨーク(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】22日に投票が行われた米東部ニューヨーク市長選民主党予備選で、選管当局は6月30日、有権者が最大5位まで順位付けして投票する新方式に基づく暫定の再集計結果を公表した。

 先週の第1回集計でトップに立ったアフリカ系の元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長がリードを維持し、キャスリン・ガルシア前市衛生局長が差を縮めて2位になった。

 集計は29日に行われたが、テスト票を誤って加えるミスがあり、選管はテスト票を取り除いた上で再集計した。一方、今回の暫定結果には郵便投票が含まれていないため、選挙結果の確定は7月中旬となる可能性がある。

 30日の暫定結果によると、得票率はアダムズ氏が51.1%、ガルシア氏が48.9%。

6531チバQ:2021/07/03(土) 23:12:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/81c1653256a74e15eb0fbd08ce613484b6a5bef8
米政権、祝賀ムード一色 独立記念日に「脱コロナ」アピール
7/3(土) 20:33配信
時事通信
バイデン米大統領=2日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は3日からの独立記念日の週末、新型コロナウイルス禍からの脱却をアピールする祝賀イベントを各地で展開する。

 感染状況を大幅に改善させた実績を訴え、経済の正常化を後押しする狙いだ。

 バイデン大統領は3日に中西部ミシガン州、ハリス副大統領は西部ネバダ州を訪問。4日の独立記念日には、ホワイトハウス南庭に1000人規模の軍・医療関係者を招く。各地ではパレードなども催され「喜びと自由の夏」(ホワイトハウス)に向けて祝賀ムード一色となる。

 米国では、1月に1日当たり3000人を超えていたコロナによる死者が、ワクチンの普及により300人を下回る水準に減少。就任演説で「暗い冬」を乗り切ろうと呼び掛けたバイデン氏は、徐々にメッセージを変化させてきた。

 政権幹部は「まだやるべきことはある」と強調するが、引き締めのメッセージは脇に追いやられ気味だ。バイデン氏は好調だった2日の雇用統計を受け「経済は動いている。コロナは逃げ回っている」とコロナ克服へ手応えを口にした。

 一方、不安要素もある。独立記念日までに7割を目指した成人のワクチン接種は67%にとどまり、達成を断念。米国内でもより強力な「デルタ株」の感染が広がる。

 ジョンズ・ホプキンス大のエリック・トナー博士は米紙ヒルで「現時点で任務完了宣言と見られるような行動は取るべきでない。まだワクチンを受けていない人に誤ったメッセージを送る」と警鐘を鳴らした。

6532チバQ:2021/07/07(水) 11:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c1a9ef9ac5f9267e9b1749da806a604f4c795b
NY市長、黒人元警官濃厚 民主予備選、史上2人目
7/7(水) 11:05配信
共同通信
米ニューヨークの選挙集会で演説するエリック・アダムズ氏=6月22日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】11月の米ニューヨーク市長選に向けた民主党予備選で、選挙管理委員会は6日、暫定開票結果を発表し、黒人で元警官のブルックリン区長エリック・アダムズ氏(60)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。ニューヨークは民主党支持者が支配的なため、アダムズ氏が本選も制し、来年1月に同市で史上2人目の黒人市長となる可能性が濃厚だ。

 アダムズ氏は声明で「労働者階級が率いる歴史的勢力がわれわれの勝利をもたらした」と勝利宣言した。2位の白人女性の前市衛生局長キャスリン・ガルシア氏(51)を小差でかわした。

6533チバQ:2021/07/10(土) 22:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f780ac5fb973d907b877dbaa97d333849361539
バイデン氏、駐インド大使にロス市長を指名 民主党の有望株
7/10(土) 10:06配信

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毎日新聞
次期駐インド大使に指名されたガルセッティ・ロサンゼルス市長=ワシントンで2021年7月2日、AP

 バイデン米大統領は9日、次期駐インド大使にガルセッティ・ロサンゼルス市長(50)を指名すると発表した。上院で承認されれば、大使に就任する。ガルセッティ氏は民主党の有望株の一人で、2020年の大統領選でも候補として名前が挙がったが、党候補指名レースには参加せずにバイデン氏を支持していた。

 ガルセッティ氏は9日の声明で「指名は光栄だ。大使として承認されれば、ロサンゼルスにささげてきたのと同じエネルギーや愛を新たな役割に注ぎたい」と述べた。

 ガルセッティ氏は13年からロス市長を務めている。バイデン政権が重視する気候変動問題にも熱心に取り組み、東京や横浜市も参加する世界の都市ネットワーク・世界大都市気候先導グループ(C40)の議長を19年から務めている。【ワシントン秋山信一】

6534チバQ:2021/07/10(土) 22:29:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/81e3c30c7f0f9d5d30e5f408f6c4aa002d9914f4
激しさ増す米国の文化戦争 狙われる「批判的人種理論」
7/10(土) 9:58配信

毎日新聞
「批判的人種理論」に対する抗議デモの参加者たち=米西部ネバダ州で2021年5月25日、AP

 この数カ月、それまでは聞いたことがなかった批判的人種理論(Critical Race Theory)という言葉を毎日のように米国のメディアで見聞きするようになった。保守系メディアが「教育の現場や職場で批判的人種理論を禁止しろ」という主張を繰り広げ、これを受けて全米各地で論争になっている。

 例えば公共放送PBSが6月24日に放送した南部バージニア州のある小学校の集会の様子。批判的人種理論について学校が親から意見を聴取するために設けられたものだ。この中である女性は「批判的人種理論はマルクス主義にルーツがある。学校で教えられるべきものではない」と主張した。別の男性は「白人は人種差別者だと学校が教えないという確約を得るまで私は何でもするつもりだ」と訴えた。

 このような光景が各地でみられている。各州の立法化の動きも顕著だ。教育専門誌エデュケーション・ウイークによると6月29日現在、全米50州のうち26州で批判的人種理論を制限するための法律や規則が提案され、実際に南部オクラホマ、テキサスなど6州で批判的人種理論を禁止する州法が成立。南部ジョージア州など4州でも規則や決議で禁止を決定している。

 ところが、批判的人種理論を教えている小学校など存在しないのだ。

 批判的人種理論とは、法学を中心とした大学院レベルの理論的な枠組みで、1970〜80年代にかけて誕生した。ハーバード大法科大学院で、黒人として初めて終身雇用の資格を得た故デリック・ベル教授らが先駆者だ。理論の核となっている主張は、「法律を含め米国社会の構造の中に、人種差別的な要素がある。一時しのぎの対応などで人種差別をなくすことはできない」というものだ。

 これには反論もある。米国社会の人種差別は根絶されていないものの、長い時間をかけ改善しており、批判的人種理論はこうした経緯を十分にくみ取っていないという意見などだ。

 ただ、全米で論争になっているのは大学院生向けの理論の中身ではない。おそらく、理論を十分に理解して議論している人は少数派だろう。批判的人種理論は、「差別する側である白人」としての罪悪感を白人の子供に植え付ける歴史教育というゆがんだイメージで語られていることが多い。

 無名だった大学院の法理論が急に注目を集めるようになった背景には政治的な理由がある。

 中西部ミネソタ州で黒人男性、ジョージ・フロイドさんが白人警察官の暴行で死亡したのは2020年5月だった。新型コロナウイルスのまん延で市民の行動が制限されていたにもかかわらず、この事件を受け、若者を中心に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」運動が各地に広がった。人種的少数派の権利を主張する流れは、昨年11月の米大統領選では、当時野党だった民主党を利すると考えられた。

6535チバQ:2021/07/10(土) 22:29:58

 こうした運動に危機感を持った保守側は当然、反撃に出た。トランプ前政権時代は、保守系FOXニュースの一部の番組は事実上、「トランプ応援団」だった。特にトランプ氏と親しいと言われていたのが平日夜にレギュラー番組を持つタッカー・カールソン氏だ。このカールソン氏の番組に昨年9月、クリストファー・ルフォという保守派の論客が登場し、「私の半年に及ぶ調査の結果、公的機関で批判的人種理論というものが浸透していることが判明した」と主張した。

 タイム誌によると、この放送の後、トランプ前大統領の首席補佐官だったマーク・メドウズ氏がルフォ氏に接触。直後に、トランプ政権は、批判的人種理論を推進するような教育プログラムへの連邦政府予算の執行を禁じる行政命令を出した。

 バイデン政権発足後も、共和党議員らにより、批判的人種理論の批判は続いてきた。トランプ氏自身も6月26日、中西部オハイオ州で開いた退任後、初めてとなる大規模集会で「批判的人種理論を禁じる共和党多数派の議会が必要だ。学校から、職場から排除されなければならない。州においても、連邦政府においても、軍においても禁じられなければならない」と訴えた。

 この論争は、ニューヨーク・タイムズ紙の連載「1619プロジェクト」を巡る議論の延長線上にあるとも言える。タイムズ紙の2019年のこの連載は、米国の建国を1776年ではなく、アフリカから連れてこられた最初の奴隷が確認されている1619年として、米国史を見直すという特集記事だ。ピュリツァー賞を受賞した一方で、「歴史をゆがめている」などとの批判の声が上がり、大論争になった。

 トランプ氏と共和党は、「正しい歴史」を教え、「愛国者」を育てるための「1776委員会」を設置し、1619プロジェクトに反発した。1776委員会は、トランプ氏が退任する直前に報告書を発表したが、大きな注目を集めることはなかった。

 批判的人種理論をめぐる論争は、「文化戦争」を再び盛り上げ、選挙に利用したい共和党の思惑が働いたものと言って間違いない。批判的人種理論という専門用語が、左派インテリの革新的な理論という雰囲気を持っており、敵対する保守主義運動にとっては、使い勝手がよいという面もあるのだろう。内容ではなく、イメージが独り歩きすれば、選挙の道具としては十分なのだ。

 単純化すれば、「奴隷制や過去の人種差別も含めた歴史教育が必要」という革新的な考えに対し、「愛国心にあふれる前向きな米国人を育てる教育こそが必要」という考えで対抗しようということだろう。保守派にとって、批判的人種理論はスケープゴートとしてちょうどよかったということだ。

 来年の中間選挙で下院多数党の座の奪還を狙う野党・共和党は、このまま「批判的人種理論の禁止」を選挙公約に掲げることになるだろう。その結果として、米国社会の分断はさらに進行していく可能性が高い。【北米総局長・古本陽荘】

6536チバQ:2021/07/11(日) 10:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c17e09ba442278c816a0c5b3120afe8fd15905
撤退する米軍と後に残る廃品の山 アフガニスタン
7/11(日) 10:11配信

AFP=時事
アフガニスタンのバグラム米空軍基地近くで、撤退する同軍が日用品を置いていく廃品置き場で、使えそうなものを探す人々(2021年6月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフガニスタン・バグラム(Bagram)の米空軍基地に続く主要道路の脇には、撤退を進める同軍から回収された日用品の廃品置き場がある。

 電話や魔法瓶、パソコンのキーボードやプリンターのカートリッジなどの山の中から、まだ使える物を探すサラムさん(40)は「これが米国人のすることです」とAFPに語った。「彼らは何でも破壊してしまうのです」

 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は8日、米軍がほぼ20年にわたり続けるアフガニスタン駐留を8月31日に終了すると発表した。同国での作戦中枢として20年間機能してきたバグラム米空軍基地は、今月中にも明け渡されそうだ。

 軍需品については持ち帰ったり、アフガニスタンの治安部隊に提供したりしているが、大量の日用品は残していかざるを得ない。

 その結果、廃品ビジネスが活況を呈し、中には儲けている人もいる。ただ、大多数は腹立たしさをあらわにしている。

 サラムさんは、米軍が残す日用品について「爆破されたり、燃やされたり」していると話し、「この基地には、新しい物がたくさんあった。アフガニスタンを20回再建できるほど、たくさんあった。なのに彼らはすべて破壊してしまうのです」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

6537チバQ:2021/07/14(水) 10:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/06fee4647d0ed780c6c47a0d9a9449cff365c256
駐トルコ大使に共和党元議員 「反トランプ」派、異例の指名 米政権
7/14(水) 7:04配信

時事通信
米共和党のジェフ・フレーク元上院議員=2018年10月、ニューハンプシャー州マンチェスター(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は13日、駐トルコ大使に野党共和党のジェフ・フレーク元上院議員を指名すると発表した。

 フレーク氏はトランプ前大統領に批判的なことで知られ、野党からの大使指名は異例。

 フレーク氏は2019年に上院議員を引退し、20年大統領選ではバイデン大統領の支援に回った。13日声明を発表し「米国の外交は超党派であるべきで、指名を光栄に思う」と述べた。上院の承認を経て就任する。

6538とはずがたり:2021/07/16(金) 16:13:19

米、福祉拡充に390兆円 与党単独で法案可決視野―民主指導部
2021年07月14日15時01分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071400731&amp;g=int

 【ワシントン時事】米議会上院の与党民主党指導部は13日、バイデン政権が重視する子育てや教育の支援など福祉拡充策に関し、財政支出額を総額3兆5000億ドル(約390兆円)規模とする方針で一致した。野党共和党の支持が見込めない中、民主党単独での法案可決を目指す。
今年の米成長、7.0%に上方修正 コロナ危機対策で―IMF予想

 バイデン政権と上院の超党派議員グループは6月、道路や橋を中心に5790億ドルの新規歳出を盛り込んだ8年間で1兆2090億ドルのインフラ計画で合意済み。民主党指導部が決めた方針は、この合意に含まれなかった気候変動対策や高齢者介護、医療保険拡充などの財政支出が入る見通しだ。

6539チバQ:2021/08/04(水) 10:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/8824665ccc3ded0053e081067c3aa59aa18cc148
NY州クオモ知事のセクハラ認定 バイデン大統領、辞任促す
8/4(水) 0:52配信

共同通信
記者会見で話す米東部ニューヨーク州のクオモ知事=7月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官は3日記者会見し、クオモ州知事(63)=民主党=が元側近ら11人の女性にセクハラをしていたとの調査結果を発表した。クオモ氏は昨年春以降の新型コロナウイルス対策で高い指導力を評価されたが、進退問題に発展するのは必至。同じ民主党のバイデン大統領は同日、クオモ氏に辞任を促した。

クオモ知事、セクハラ疑惑を謝罪「不快と知らず」3月

 今後、州議会での弾劾訴追や刑事事件につながる可能性もある。クオモ氏はビデオ声明で「事実は指摘されている内容と全く異なる」とセクハラを否定。「誰に対しても不適切に触れたり口説いたりはしていない」と主張した。

6540チバQ:2021/08/10(火) 21:53:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d43ff34be6937ad925e2635c8b8a891e1deb16aアジア系不在の「五輪バービー」に批判集中 米マテル
8/10(火) 15:45配信

CNN.co.jp
東京五輪に合わせて発売したバービー人形にアジア系の選手がいないと批判が集まっている

(CNN) 米玩具大手マテルが東京オリンピック(五輪)に合わせて発売したバービー人形のシリーズに、アジア系の人種が含まれていなかったとの批判が集中している。

【画像】マテルはIOCや東京五輪の主催団体と提携して新競技を行う人形をデザインした

マテルは昨年2月、国際オリンピック委員会(IOC)や東京五輪の主催団体と提携して五輪バービーのシリーズを発売した。

今大会で追加された野球・ソフトボール、スポーツクライミング、空手、スケートボード、サーフィンの各競技をテーマにした5種類のバービーで構成される。

先月の五輪開幕に合わせて売り込みが本格化すると、多様性の尊重と革新を掲げて「五輪公式」をうたう商品にもかかわらず、アジア系のバービーが入っていないと指摘する声が相次いだ。

五輪はアジアの代表的な都市、東京で開催された。追加競技の空手は沖縄発祥だが、空手着姿の選手は白人のバービーだ。SNSでは、マテルが偶然か意図的かにかかわらず、アジア系を無視したことに失望感を示す書き込みが目立った。

ミシガン州マコーム郡の郡政委員を務めるアジアの少数民族、モン族出身の女性はツイッター上で、自分の娘たちにバービー人形は買わないと宣言した。

東京五輪の米代表団ではアジア太平洋諸島系の選手らもメダルを獲得して注目を集めた。体操女子ではモン族系のスニーサ・リー選手が、アジア系で初の個人総合優勝を果たした。

6541チバQ:2021/08/11(水) 15:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ba0ca7678fb3b19efc451c2c67ee97a167d31
クオモNY州知事が辞任表明 セクハラ問題で
8/11(水) 1:23配信
AFP=時事
米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(2020年5月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事(63)は10日、辞任する意向を表明した。クオモ氏は女性11人からセクシュアルハラスメントの告発を受け、所属する民主党内で辞任を求める圧力が高まっていた。

【写真】ニューヨーク市内で、クオモ氏の辞任表明を伝える大型スクリーン

 クオモ氏は昨年、新型コロナウイルス対策で称賛を集めたが、その後、過去に複数の女性に対しセクハラ行為に及んだとの疑惑や、介護施設で発生した新型ウイルスによる死者数の規模を隠ぺいしたとの疑惑が浮上。わずか1年間での劇的な失脚となった。

 クオモ氏はテレビ中継された発表で、レティシア・ジェームズ(Letitia James)州司法長官が先週公表した調査報告書が認定したセクハラ行為を改めて否定。一方で、自身の行為により気分を害した女性に対しては「深くお詫びする」と表明した。

 クオモ氏は「状況に鑑み、私ができる最善のことは、身を引いて政府を政治に戻すことだ」と説明。「私の辞任は14日後に発効する」と述べた。

 後任には同じく民主党のキャシー・ホークル(Kathy Hochul)副知事が同州初の女性知事として就任する。【翻訳編集】 AFPBB News

6542チバQ:2021/08/11(水) 15:12:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7dee7c428266b265582634ee7073d5a1748b0c
クオモNY州知事、「戦闘モード」 周囲は辞任促すも
8/10(火) 17:15配信

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CNN.co.jp
スキャンダルに揺れるNY州のクオモ知事に対し、側近が辞任を促していたという

(CNN) 米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が週末、知事に対して辞任を促していたことがわかった。情報筋がCNNに明らかにした。クオモ知事に対しては先ごろ、複数の女性に対してセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を行っていたとの報告書が出されていた。

情報筋によれば、クオモ知事は「もっと時間がほしい」と語っており、任期の最後については不透明な状況だという。

知事の顧問と連絡を取っている別の情報筋によれば、先週時点で、クオモ知事の近しい友人やスタッフの誰もが今回の出来事をクオモ知事が政治的に切り抜けられるとは考えておらず、辞任をするか弾劾(だんがい)に直面するとみていた。そうした共通認識にもかかわらず、クオモ知事は、様子見ができると考えているという。

ジェームズ司法長官は先ごろ発表した報告書の中で、11人の女性の申し立てについて詳述し、クオモ知事が「歓迎されず同意のない接触」に及んだなどと指摘した。クオモ知事は間違ったことはしていないと主張しており、報告書の発表後に公開された動画の中でも辞任する意向は示していない。

クオモ知事に対しては民主党内で辞任を求める圧力が強まっている。バイデン大統領やペロシ下院議長、ニューヨーク州上院議員2人らがクオモ知事に辞任を呼び掛けている。

公民権活動家でクオモ知事の周辺の人々と話したアル・シャープトン師はCNNに対し、側近の大部分は知事が今回の醜聞を乗り切れるかどうか疑問視しており、任期の終了に備えているなかでも、クオモ知事は週末、「戦闘モード」だったと明らかにした。

シャープトン師によれば、クオモ知事の周辺の人々は人生の次の段階に向けて動いているという。

6543チバQ:2021/08/11(水) 19:37:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c264274f997863279e62bd6ac3116db69178239cNY州知事辞意「セクハラへの認識の変化を理解していなかった」
8/11(水) 9:17配信

毎日新聞
辞意を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事=2021年8月10日、ビデオ演説から

 司法当局の調査で11人の女性へのセクハラ行為を認定された米東部ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、政治混乱の責任を取るなどとして、辞意を表明した。バイデン大統領ら民主党内から辞任要求が相次ぎ、側近も辞任するなど求心力を失っていた。14日後に辞任する。後任にはキャシー・ホークル副知事(62)が就く。同州で初の女性知事となる。

 クオモ氏は10日のビデオ演説でセクハラの意図を改めて否定し、「(セクハラに対する)世代間や文化的な認識の変化があり、それを理解していなかった」と述べた。女性に不快な思いをさせたことは「深く謝罪する」と語った。その上で、新型コロナウイルスへの対応や銃規制など州政府の業務に影響が出るとして、「最善の方法は私が身を引き、政府の機能を戻すことだ」と辞意を示した。

 クオモ氏に対しては、関係が近かったバイデン大統領が「彼は辞任すべきだ」と明言したほか、ペロシ下院議長など民主党幹部も辞任を要求。8日には側近だった秘書官の女性も辞任するなど「クオモ離れ」が加速していた。米CNNによると、州議会下院(150議席)では弾劾訴追決議に必要な過半数の超党派80人が弾劾に賛同すると表明。辞任しなくとも罷免される可能性が出ていた。

 クオモ氏は父親も同州知事を3期務め、弟はCNNの有名キャスター。昨春以降の新型コロナ対応では、データを示しながら州民を鼓舞する語り口が好感を呼んだ。支持率も一時70%を超えたが、その剛腕ぶりは「人間ブルドーザー」と呼ばれ、野心的で傲慢との評価もつきまとった。今春に高齢者施設でのコロナ感染死者数を過少公表した疑惑も浮上し、評価は急落した。

 セクハラ問題は州内の検察当局が捜査を始めており、今後、刑事責任を問われる可能性がある。後任のホークル氏は、連邦下院議員(民主党)などを歴任した後、2015年から副知事を務めている。セクハラ問題では「ひどく不快で違法だ」とクオモ氏を非難しており、辞意表明を受けて「決断は正しいことで、ニューヨーカーの最大の利益だ」とツイッターで表明した。【ニューヨーク隅俊之】

6544チバQ:2021/08/11(水) 19:40:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/95329ac4ce78aa58f801d5876d04b808cc82b658クオモNY知事が辞意表明 セクハラ問題で引責 被害訴えの女性に「深くおわび」
8/11(水) 1:17配信

時事通信
10日、辞任を表明する米ニューヨーク州のクオモ知事(ロイター時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)=民主党=は10日、オンラインで演説し、辞意を表明した。

 複数の女性に対するクオモ氏のセクハラ行為が州司法長官の報告書で認定され、辞任圧力が強まっていた。2週間後に辞任し、知事にはキャシー・ホークル副知事=同=が昇格。女性初のニューヨーク州知事となる。

 クオモ氏は「(州や州民にとって)助けにならないことはしたくない」と辞任理由を説明した。セクハラ自体は否定しつつ、被害を訴えた女性11人の気分を害したことを「深く深くおわびする」と謝罪した。

 州司法長官の報告書はクオモ氏が連邦法や州法上のセクハラに当たる行為を行ったと認定。女性11人に対し、キスや胸を触ったり、不快にさせる発言をしたりするなどしたと指摘した。報告書公表を受け、バイデン大統領をはじめ民主党内からも辞任を求める声が相次ぎ、被害を訴えた女性のうち1人は刑事告訴していた。

 「何気なく」男女問わずにキスやハグをしてきたというクオモ氏は「私の考えでは一線を越えたことはなかったが、その線が引き直されていたことに気付かなかった。世代や文化の変化を十分に認識していなかった」と釈明した。一方、州司法長官の報告書については「偏見があり公平さに欠ける司法制度は皆の懸念だ」と述べ、改めて批判。「不適切な行為の訴えとセクハラとの結論付けには違いがある」と主張した。

6545チバQ:2021/08/11(水) 19:41:22

1623 :チバQ :2021/08/11(水) 19:39:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f645feaa2afdc31b359bfdc6d5fa657b587bce80[アジア系米国人]<1>「くたばれチャイナマン」、道路に全身たたきつけられた中華街の市長
8/11(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 米カリフォルニア州オークランドに、全米で最も古い中華街の一つがある。英語より漢字の看板が目立つ表通りは、コロナ禍でめっきり人通りが減った。


 この街で今年前半、アジア系住民への暴行事件が相次いだ。中華街の店は現金商売が多く、強盗などに狙われやすいのは今に始まったことではないが、今回は何かが違った。理由もなく、ただ殴られる。91歳の男性が通りがかりの男に突き飛ばされる事件も起きた。

中華街で突然暴行を受けた商工会議所会頭のカール・チャン氏(7月8日、カリフォルニア州オークランドで)

 治安悪化のイメージは、不況にあえぐ街に追い打ちをかけた。300を超える商店は客足が途絶え、一時は7割以上が休業した。

 「このままでは中華街が消えてしまう」。15歳で香港から移住してきたカール・チャン(62)は危機感を隠さない。中華街商工会議所の会頭を務め、「中華街の市長」の異名をとる。いわばこの街の世話役だ。暴行事件後、警察に巡回強化を依頼し、デモを主催して人種的偏見に根ざす犯罪の撲滅を訴えてきた。

 4月29日、そのチャン自身が暴力の標的となった。

 中華街を1人で歩いていた時、後ろからの足音に気づいた。「くたばれチャイナマン(中国人)」という罵声の後、全身を道路にたたきつけられた。

6546チバQ:2021/08/11(水) 21:36:37
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123475?rct=worldNY州クオモ知事が辞任表明 「女性蔑視」世論に屈した退場劇…後任に初の女性ホークル氏
2021年8月11日 19時36分
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)

米ニューヨーク州のクオモ知事(AP)
米ニューヨーク州のホークル副知事(AP)
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】複数女性へのセクハラが認定された米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)=民主党=が10日、辞任を表明した。政治的混乱の回避が理由だとして自身のセクハラを最後まで認めなかったが、女性蔑視を許さない世論の高まりに屈した形だ。新型コロナウイルス対応で世界的な名声を得てから1年余りでの退場劇となった。
 クオモ氏は同日の演説でセクハラ問題に関して「何カ月もの政治的、法的な論争を引き起こす。州政府は混乱のために力を浪費すべきではなく、私はその原因になるつもりはない」と強調。セクハラを認定した州司法当局の調査結果などについては「政治的だ。不公平であり真実ではない」と訴えた。
◆調査で浮かび上がる悪質行為
 だが、3月の調査開始から5カ月をかけて今月3日に公表された165ページの報告書は、告発者を含む関係者179人への聞き取りを基にした詳細な内容。認定事実はクオモ氏が女性部下らの意に反してキスをしたり胸などを触ったほか、性的な誘いをほのめかす会話もしたとする悪質なものだった。公表後は告発女性の1人が米テレビで「彼がしたことは犯罪だ」と顔と名前を出して訴え、与党民主党が多数の州議会下院も知事解任につながる弾劾の動きを本格化させた。
 公表後に「彼は辞めるべきだ」と述べたバイデン大統領は10日の記者会見で、「知事の決断を尊重する」と表明。来年末までのクオモ氏の任期を引き継ぎ女性初の同州知事となるキャシー・ホークル副知事(62)は「辞任に同意する。州民の最善の利益につながる」と述べた。
◆セクハラ、コロナ死過少計上…醜聞相次ぐ
 現在3期目のクオモ氏は、父も同州知事経験者で弟はCNNテレビの看板キャスターを務めるなど知名度は抜群。昨春のコロナ感染爆発では、事態を軽視するトランプ前大統領とは対照的な発信力で大統領待望論も出たが、最近はセクハラやコロナ死者の過少計上疑惑などの醜聞が相次いだ。
 性被害を告発する「#MeToo」運動を始めた米活動家タラナ・バークさんは「(セクハラの)線引きが変わった」などと釈明したクオモ氏を「世代の違いとかルールが変わったというのはばかげた間違いだ」とツイッターで批判。「女性たちは反撃と発言を始め、人々によりはっきりと声を聞かせることができるようになっている」と述べ、セクハラを容認しない時代の変化を強調した。

6547チバQ:2021/08/11(水) 21:38:13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/123545?rct=world米NY州、初の女性知事誕生へ 「ガラスの天井破った」と歓迎
2021年8月11日 18時14分 (共同通信)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)
 米ニューヨーク州知事となるキャシー・ホークル副知事=5月、ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事(63)が10日、セクハラ問題を理由に辞任を表明したことで、同州初の女性知事としてキャシー・ホークル副知事(62)が昇格することになった。「ガラスの天井を破った」と歓迎する声が出ている。
 ホークル氏はクオモ氏の辞任会見を受け「辞任はニューヨーカーにとって最善の決断だ。知事になる準備はできている」とツイートした。
 ホークル氏は弁護士で、2011〜13年に連邦下院議員を務め、15年1月、クオモ氏の下で副知事に就任した。米メディアによると、下院時代は保守的な姿勢で、全米ライフル協会の支持を受けていた。

6548チバQ:2021/08/12(木) 10:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f1a49068f2c14c9bcd2cf1c2380f56e71b64bb5
クオモNY知事後任のホークル氏が会見 州行政の刷新を図る考え
8/12(木) 8:23配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】セクハラ問題で辞意を表明した米東部ニューヨーク州のアンドルー・クオモ知事(63)の後任に就く民主党のキャシー・ホークル副知事(62)が11日、記者会見した。ホークル氏は「準備は完全にできている。私の行政府を『毒のある職場』とは呼ばせない」と語り、州行政の刷新を図る考えを示した。

ホークル氏は24日、同州初の女性知事に就任する予定。11日の会見では「人の話を聞いて行動する」と強調。異論を唱えるのが難しい環境だとの批判があったクオモ氏の行政運営と距離を置く姿勢を強調した。

ホークル氏は同州バファローの出身。シラキュース大を卒業後、カトリック大で法務博士号を取得。長年、家庭内暴力(DV)や性暴力の防止活動に携わってきた。2011〜13年に州議会下院議員を務め、副知事には15年に就任した。

6549とはずがたり:2021/08/13(金) 15:39:36
米国で史上初めて白人人口が減少、2020年米国勢調査
https://news.infoseek.co.jp/article/12reutersJAPAN_KBN2FD2BG/?tpgnr=world
ロイター / 2021年8月13日 7時46分

写真写真を拡大する
 米商務省国勢調査局が8月12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。2020年2月、ニューヨークで撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)

[12日 ロイター] - 米商務省国勢調査局が12日公表した最新の国勢調査詳細版によると、2010年から20年までに史上初めて白人人口が減少し、この間ヒスパニックや混血、アジア系などが全体の人口増の大半を占めたことが分かった。

白人(ヒスパニック以外)の比率は57.8%と、引き続き人種グループとして最大となったものの、10年間で8.6%減少して、総人口における比率は過去最低を記録。一方で混血は276%も増加し、900万人から3380万人に膨れ上がった。

州別では、カリフォルニアはヒスパニックの比率が39.4%と、初めて最大の人種グループになった。テキサスもヒスパニックは39.3%と、白人の39.7%に迫る比率。

米国の総人口の伸びは10年間としては、1930年代の大恐慌時代を除くと歴史的に最も小さくなった。全ての郡の半分強で人口が減り、人口が増えたのはほぼ大都市部のみ。最近何十年かの傾向通り、南部と西部の方が、中西部と北東部より人口の伸びは大きかった。

人口数トップ5の都市はニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、フェニックス。特にフェニックスは上位10都市の中で最も人口が増え、フィラデルフィアと入れ替わりで第5位に躍進した。

各州はこの最新データに基づいて議会下院の選挙区割りを刷新するため、今後与野党間で激しい政治的駆け引きが展開されそうだ。

6550チバQ:2021/08/14(土) 10:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6665d4a7535fa9d9f9f398f9a4b2831ceac5229
トランプ氏に牙むいた警官 広がる議会乱入事件の波紋
8/14(土) 9:58配信
毎日新聞
集会で演説するトランプ前米大統領=アリゾナ州で2021年7月24日、AP

 昨年11月の米大統領選の結果に不満を持つ群衆が暴徒化し連邦議会に乱入した今年1月6日の事件では、連邦捜査局(FBI)などがこれまで約600人を不法侵入や公務執行妨害などの容疑で逮捕している。

 しかし、事件の直前にホワイトハウス近くで選挙結果に反対する集会を開き、自らの支持者に議会に向かうよう呼びかけたトランプ前大統領がどこまで関わっていたのかという事件の核心部分は謎のままだ。

 ◇戦場さながらの現場

 そんな中、事件を調査するため下院に設けられた特別委員会が7月27日に初めての公聴会を開催した。証言したのは現場で議会を死守した警察官4人(職域警察である議会警察の2人と首都ワシントンの警察である首都警察の2人)。警察官らは、人数では圧倒的に多い暴徒たちにどう立ち向かったかを生々しく説明した。衝撃を受けた議員らは涙を浮かべ、声を詰まらせながら質問するという異例の公聴会となった。

 証言した首都警察のマイケル・ファノーン巡査は、キャリアを議会警察でスタートした。事件当日は呼ばれたわけではなく、警察無線で議会が襲撃されたことを知り、同僚と共にかつての職場である議会に自主的に向かった。議会地下西側テラスの入り口で、突入しようとする暴徒と侵入を防ごうとする警察官が激しく衝突していた。前線に立った際、「見渡すと群衆があまりに多く、衝撃を受けた」。

 暴徒ともみ合いが続く中、体をつかまれ、群衆側に引きずり込まれた。素手や何らかの金属でめった打ちにされた。スタンガンを頭にあてられ、何度も電流の衝撃が体を走った。警察無線や警察バッジは奪われた。次に装着していた銃が狙われた。暴徒たちの中から「こいつの銃を奪って、殺してやれ」という声が聞こえた。頭に浮かんだのは4人の娘だった。「俺には子供がいるんだ」。できる限りの声を振り絞ってそう叫んだ。暴徒の情にすがるのが最後の手段だった。

 実際に誰かが止めに入り、ファノーン氏の体は警察側に引き渡された。このあたりの様子は身につけていたボディーカメラが録画しているが、ファノーン氏は気絶しており、記憶はない。病院で診断を受けると心臓発作を起こしていた。脳には損傷が残り、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も発症した。

 ◇危険にさらされた議員の命

 議員からも衝撃的な事実が明かされた。この地下西側テラス入り口は、もっとも衝突が激しかった。暴徒と警察官の間にある入り口ドアに挟まれ「ヘルプ」と叫ぶ、首都警察のダニエル・ホッジス巡査の姿はこれまでも報道されてきた。ステファニー・マーフィー議員(民主党)は公聴会で、そのときの様子を撮影したビデオを改めて流すよう求めた。そして、マーフィー議員はホッジス氏に「多くの人、そしておそらくあなたも知らないと思うが、あなたの行動は私の人生を左右した」と語りかけた。

 下院本会議場が危ないと判断したマーフィー議員は、同僚のキャサリーン・ライス下院議員(民主党)と共に建物の地下に避難し、安全だと考えた小さな部屋に隠れた。ところが「安全だと思っていた場所は、実際には嵐の中心だった」。

 ホッジス氏らが暴徒ともみ合いになっていた入り口からこの小部屋までの距離はわずか40フィート(12メートル)だった。もし、暴徒らがこの入り口を突破していたら、2人の女性民主党議員がどうなっていたかは分からない。

 マーフィー議員から「あなたは何のために闘っていたのですか」と聞かれたホッジス氏は「民主主義のためです」と即答した。そしてこう続けた。「あなたは私から40フィートの場所にいた。与野党の議席数にほとんど差がない現状で、仮に一議員でも誘拐され殺害されるようなことがあれば、議会運営に影響を及ぼしていたでしょう」

6551チバQ:2021/08/14(土) 10:08:52
  ◇焦点はトランプ氏の関与

 議会乱入事件に関しては当初、2001年の米同時多発テロの後に置かれたような独立した調査委員会を設置する案があった。しかし、野党・共和党が反対し、与党・民主党のペロシ下院議長が下院に特別委員会を置くことを決定した。共和党は6人の委員の推薦名簿を提出したが、ペロシ氏はこのうち2議員について、「大統領選で大規模な不正があった」と主張しているトランプ氏を強く擁護してきたことなどを理由に委員就任を拒否。

 共和党は推薦名簿の提出を撤回し、特別委には協力しないと宣言した。これに対し、この事件に関してトランプ氏を弾劾訴追する下院決議案に賛成したリズ・チェイニー、アダム・キンジンガーの2共和党議員は、党指導部の意向に反して特別委の委員に就任し、形の上では超党派となった。

 だが、共和党が党として協力を拒否している以上、真相の究明は容易ではないだろう。チェイニー氏は特別委で、ホワイトハウス内でどういうやりとりがあったか電話の記録を含め開示されるべきだと主張したが、トランプ氏や周辺がこうした要求に応じる可能性は低い。

 特別委は、トランプ氏の側近の下院議員らも公聴会に呼ぶ構えだが、仮に実現しても、2度のトランプ氏の弾劾裁判がそうであったように、トランプ氏側に都合のいい話を延々と証言するだけで、事実を探るのとはほど遠い展開になるのは火を見るより明らかだ。

 一方で、この疑惑追及が今後の政局や来年秋の中間選挙に及ぼす影響を過小評価すべきではないだろう。警察官4人が証言したこの公聴会だけでも、トランプ氏や共和党へのダメージは小さくはないからだ。

 まず、トランプ氏本人が事件にどう関わったのかが焦点であることが改めて浮き彫りになった。議会乱入事件に関与した容疑者らは一つの固まりではない。「オースキーパーズ」などよく知られている極右団体なども含まれており、過激な行動を取ったのは必ずしもトランプ氏の支持者だけではなく、トランプ氏の集会での呼びかけに便乗した者の犯行もあったという見方もあった。確かにそういう側面は否定できないが、現場にいた警察官たちはトランプ氏の影響力が大きかったという見方をしている。

 議会警察のアキリーノ・ゴネル巡査部長は、暴徒らが「『トランプが我々を送り込んだ』と叫んでいた」と証言した。そして暴徒らはゴネル氏に対して「正しい側の味方になれ」と協力するよう求めてきたという。

 トランプ氏が事件直前の集会で議会に行くよう呼びかけたのは、平和的な抗議のためではなく、その当日に議会で行われていた大統領選結果を最終確認する作業を妨害するためではなかったかという疑惑は消えていない。少なくとも現場に押し寄せたトランプ支持者は、選挙結果の確定を止めるのが自分たちの役割だと解釈し、議会に侵入した。

 さらに、トランプ氏には、警察の応援のために州兵を送るのをためらったという疑惑もある。ゴネル氏は「議会警察は必要としていた応援を速やかに得ることはなかった。ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)運動が起きていたころには、十二分な支援があった。この違いは一体なぜなのか」と訴えた。

 議会警察のハリー・デューン巡査も、暴徒らは「トランプ氏が我々を招いた。選挙結果が盗まれるのを防ぐためにやってきたのだ」などと叫んでいたと証言。「殺し屋が誰かを殺したのであれば、殺し屋だけではなく雇った人物も刑務所に行くことになる。どうか、徹底的に追及してほしい」と述べ、トランプ氏が関与していなかったか詳細に調べるよう議員らに求めた。

 トランプ氏は最近も1月6日に起きたことについて「平和的だった」と語っている。トランプ氏に近い議員も「観光のようなものだった」と描写し、この事件が大事ではなかったという印象づけを狙っている。

 こうしたトランプ氏や共和党議員の姿勢に対しても警察官の怒りの矛先が向かった。ファノーン氏は「私が命をかけて守ろうとした人(議員)を含め、多くの人がまるで何もなかったかのように振る舞っていることは耐えがたい。(警察官に)示された冷淡さには我慢がならない」と述べ、机をたたき怒りをあらわにした。

6552チバQ:2021/08/14(土) 10:09:08
 さらに、議会内に押し入ったトランプ支持者に人種差別的な色合いが濃かったことも浮き彫りになった。黒人のデューン氏は、現場で「バイデンは大統領じゃない。誰もバイデンになど投票していない」と主張した侵入者に「自分はバイデンに投票した。自分の票は数えられていないっていうことか」と語りかけた。すると近くにいた、トランプ氏のキャッチフレーズ「メ-ク・アメリカ・グレート・アゲイン」(MAGA)と書かれたピンク色のシャツを来た女性が「聞いた? このニガー(黒人を指す蔑称)はジョー・バイデンに投票したって」と叫んだ。近くでこれを聞いた約20人が、「ファッキン・ニガー(黒人のくそやろう)」と続けざまに声を上げたという。

 また、中南米系のゴネル氏はドミニカ共和国からの移民だが、イラク戦争に参加した元軍人だ。だが、暴徒は、ゴネル氏の顔を見て「米国人じゃないじゃないか」と吐き捨てるように言ったと証言した。

 ◇崩れた共和党の戦術

 「共和党対警察官」という構図が一時的にではあっても成立したことは、4年に1度の大統領選の中間年に行われる中間選挙を見据えた場合、民主党を利する可能性が高い。

 トランプ氏は昨年の大統領選の選挙戦後半で「法と秩序」を守るのが共和党だと訴えた。黒人に対する警察官の暴力が相次ぎ、民主党の支持層でもある黒人の間で「ディファンド・ザ・ポリス」という運動が起きた。警察官こそが暴力の原因であるなら、警察を廃止するか、警察予算を大幅に削減してしまえ、という運動だ。バイデン大統領は大統領候補時代から明白にこうした路線を否定してきたが、共和党は「民主党になれば警察官が減る。民主党は警察の敵」というキャンペーンを続けてきた。

 新型コロナウイルスのワクチンが普及して経済活動が再開するなか、人の活動も活発化しているためか、米国の大都市の治安は急速に悪化している。民主党にとっては、治安の悪化は中間選挙での最大の弱点になる可能性がある。そうした中、議会乱入事件に関し、警察官がトランプ氏やその支持者を糾弾したことで、「民主党が警察の敵」という単純な図式は崩れたことになる。

 共和党支持層の間でのトランプ氏の支持はそれほど揺らいではいない。こうしたことから、中間選挙で全議席が入れ替わる下院の共和党指導部は、トランプ氏をこれまで通り「共和党の顔」として選挙を戦う構えだ。共和党の岩盤選挙区では、トランプ氏と足並みをそろえれば、当選は堅い。

 ただ、上下両院ともどちらが多数派となるかを決するのは一握りの接戦選挙区で、しかも、そうした選挙区では無党派の動向が鍵を握る。1月6日の事件にトランプ氏がどう関わったか曖昧なまま選挙を迎えた場合、どうなるだろうか。少なくとも接戦選挙区では、暴徒が議会で暴れる様子や特別委で証言した警察官が共和党を批判する姿がテレビの選挙広告で繰り返し流されることになるだろう。それが中間選挙の勝敗に影響を及ぼす可能性は否定できない。【北米総局長・古本陽荘】

6553とはずがたり:2021/08/17(火) 18:53:46
流石米国最大,制限も来年1月からと結構先やね。
wikiに拠ると貯水量は350億トンで日本だと最大級で6億トンだから徳山ダムや奥只見ダム50個分)
 テネシー川のTVAによるあの有名なフーバーダムで作られたダム湖だそうな。そうだったのか〜。

米西部の巨大貯水池、干ばつで給水制限へ
2021年8月17日 18:28 発信地:ロサンゼルス/米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3362034

【8月17日 AFP】米政府は16日、干ばつの影響で西部にある国内最大の貯水池ミード湖(Lake Mead)の水位が極めて下がっており、来年1月から給水制限を開始すると発表した。住民数千万人が影響を受けることになる。

 米国では、気候変動により降雨パターンが変化し、広範囲で慢性的な干ばつが発生している。


 大河コロラド川(Colorado River)を水源とする人工貯水池ミード湖の水位は、貯水容量の3分の1という懸念すべき水準にまで低下している。

 米水資源当局のタニヤ・トルヒーリョ(Tanya Trujillo)氏は、「米西部の多くの地域や、河川の流域全般と同様、コロラド川は加速する前例のない問題に直面している」と語る。

「これらの問題と気候変動に対処する唯一の方法は、利用できる最善の科学を活用し、コロラド川に支えられている土地や地域全体で協力して取り組むことだ」

 来年1月から、1930年代にフーバーダム(Hoover Dam)の建設によってできたミード湖の下流域に割り当てられる水量は削減されることになる。アリゾナ州への供給量は平年に比べて約20%、ネバダ州では7%、国境を越えてメキシコでは5%減少する。

 米地質調査所(USGS)が昨年発表した調査結果によると、コロラド川の流量は過去100年で平均20%減少している。少なくともその10%は地域一帯の気温上昇に起因するとされる。(c)AFP

ミード湖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B9%96

ミード湖(ミードこ、Lake Mead)とは、アメリカ合衆国最大の人造湖である。ネバダ州ラスベガスの東約48キロメートルの場所のコロラド川に位置し、ネバダ州とアリゾナ州にまたがっている。フーバーダムによって作られ、ダムの上流180キロメートルまで伸びており、約350億立方メートル(350億トン)の水を湛えている。湖の水はカリフォルニア州及びネバダ州へ送られている。

フーバーダム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A0

フーバーダムは、1931年に着工し、1936年に竣工した。ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として建設されたとの話もあるが、着工は大統領就任の前である。

建設当時の名称はボールダーダム(Boulder Dam)だったが、着工時のアメリカ合衆国大統領のハーバート・フーヴァーにちなんで、1947年に改称された。堤頂の道路はネバダ州道172号線(英語版)である。片側1車線で渋滞のボトルネックとなっているため、ダム直下にバイパス道路として、日本の大林組がコロラドリバー橋(正式名称 英:Mike O'Callaghan?Pat Tillman Memorial Bridge)の建設を請け負い、2010年10月に竣工した[1]。

型式は重力式アーチダム、高さ221メートル、長さ379メートルで、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量は約400億トン。日本には約2,500基のダムがあるが、それらの貯水量の合計は250億トンである。日本最大の湖である琵琶湖の貯水量でも280億トン程度である。フーバーダムに設置された水力発電所で発生した電力は、ダムの北西48キロメートルにあるラスベガスをはじめ、カリフォルニア州・アリゾナ州の各都市に供給されている。

6554チバQ:2021/08/17(火) 20:15:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081600165&amp;g=int
カナダ、来月20日総選挙 トルドー政権信任問う
2021年08月16日06時28分



 【ニューヨーク時事】カナダのサイモン総督は15日、トルドー首相の要請を受け、下院(338議席)を解散した。下院選が9月20日行われる。3期目を目指すトルドー政権の新型コロナウイルス対応をめぐり信任を問う。前回総選挙で少数与党に転落したトルドー氏率いる自由党が単独過半数を獲得できるかが焦点だ。

6555チバQ:2021/08/18(水) 14:36:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab5edac0eef11ebdf5f33ced6d0894ba9d5b7e94
米テキサス州知事が感染 マスク着用義務の反対論者 新型コロナ
8/18(水) 14:21配信

時事通信
 【ワシントンAFP時事】米南部テキサス州は17日、アボット知事(共和党)が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたと発表した。

 アボット氏はマスク着用義務化に対する強硬な反対論者。州内の自治体や公的資金を受け取るあらゆる機関に対し、ワクチン接種を義務化することも禁じている。

 報道官の声明によると、「健康状態は良く、今のところ無症状」という。前日には屋内で行われたイベントに出席していた。知事はすでにワクチン接種済み。検査を毎日受けていたが、陽性反応を示したのは今回が初めてで、濃厚接触者の夫人は陰性だった。

6556チバQ:2021/08/21(土) 10:43:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d4f84ca5a45ea953cd9c02cc93257828de9e24
米、駐中国大使に元国務次官のバーンズ氏起用 外交経験豊富
8/21(土) 10:37配信


毎日新聞
バイデン米大統領が駐中国大使に指名すると発表した元国務次官のニコラス・バーンズ氏=2008年1月18日、AP

 バイデン米大統領は20日、駐中国大使に元国務次官のニコラス・バーンズ氏(65)を指名すると発表した。上院で承認されれば、着任する。バイデン政権は中国を「唯一の競争相手」と位置づけ、軍事や先端技術などの分野で対抗姿勢を鮮明にしているが、気候変動対策など利害が共通する分野では協調する方針で、バランス感覚が要求されるポストに外交経験豊かなバーンズ氏の起用を決めたとみられる。


 バーンズ氏は外交官としてのキャリアが長く、駐北大西洋条約機構(NATO)大使や駐ギリシャ大使、国務省報道官などを歴任した。欧州や中東での経験は豊富だが、東アジアでの外交経験は多くない。ホワイトハウスは「国務次官時代にアフガニスタンやイラン、北朝鮮などに関して、中国政府と折衝した経験がある」としている。現在は米ハーバード大ケネディ行政大学院で教授を務めている。【ワシントン秋山信一】

6557チバQ:2021/08/21(土) 10:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3d375a353eda948a605f4a3374153264bb5979
駐日大使にエマニュエル氏 オバマ氏側近の前シカゴ市長
8/21(土) 9:51配信
朝日新聞デジタル
駐日米国大使に指名されたラーム・エマニュエル前シカゴ市長=AP

 バイデン米大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)を駐日米国大使として指名すると発表した。

 エマニュエル氏は民主党の下院議員を経て、2009年に発足したオバマ政権の大統領首席補佐官に就任。同じシカゴを地盤とするオバマ大統領の最側近として、政権の司令塔の役割を果たした。シカゴ市長選出馬のために10年に辞任し、シカゴ市長を11〜19年の2期務めた。

 エマニュエル氏は20年大統領選でバイデン氏を支持。当初は運輸長官起用が検討されたが、民主党左派が反発し、駐日大使として起用されることが決まった。剛腕政治家として知られるエマニュエル氏の起用には、米国が「競争国」として位置づける中国と対抗するため、日米同盟を強化する狙いがある。

 駐日大使のポストは、トランプ政権でハガティ氏が上院選出馬のため19年に退任して以降、空席となっていた。一方、バイデン大統領は20日、駐中国大使にニコラス・バーンズ元国務次官(政治担当)を指名することも発表した。(ワシントン=園田耕司)

朝日新聞社

6558チバQ:2021/08/22(日) 10:18:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a7255d243faacf2d892f17ba3645d4b7f93f8bf
駐日米大使に「ランボー」の異名持つエマニュエル氏…オバマ氏は「屈指の知性」と評価
8/21(土) 22:18配信
読売新聞オンライン
ラーム・エマニュエル氏=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は20日、オバマ政権で大統領首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル氏(61)を駐日大使に指名すると発表した。辣腕(らつわん)と激しい言動で知られる与党・民主党の大物で、指名は日米同盟重視の表れといえる。議会上院の承認を経て着任する。


 駐日米大使は、トランプ政権時代の2019年7月にウィリアム・ハガティ氏(現上院議員)が辞任して以降、空席が続いていた。

 エマニュエル氏は民主党下院議員を経て、09年のオバマ政権発足時から大統領首席補佐官を務め、目玉施策だった医療保険制度改革を巡る議会対策などで活躍した。

 オバマ政権の副大統領だったバイデン氏とは共に政権中枢で協力した間柄だ。バイデン氏は、「唯一の競争相手」と位置づける中国への対抗手段として、日米同盟の強化を進める考えを明確にしており、エマニュエル氏の手腕に期待しているとみられる。

 民主党の下院選対委員長を務めた経験などから、米議会と議員らの事情にも精通しており、元米政府高官は「味方に付けられれば、日本にとってこれ以上の援軍はない」と語る。

 オバマ元大統領は回顧録で、エマニュエル氏を「議会でも屈指の知性」と評し、「愉快で繊細で慎重で誠実な上に、言葉遣いの汚さでも有名だった。仕事の苛烈さについては議論の余地がなかった」と振り返っている。手荒い政治手法から政敵も多く、米アクション映画の主人公にちなんで「ランボー」の異名を持つ。

 シカゴ市長時代には、黒人少年が警官に射殺された事件後、情報開示などの対応が不適切だったとして批判を浴びた。日米関係筋によると、エマニュエル氏の指名は5月までには内定していたが、政権内での調整が長引いていた。早ければ東京五輪に合わせた着任を目指していたという。

6559チバQ:2021/08/29(日) 09:17:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/162d0208145eaba1494b3f7b295c8bd83d9c84ec
先住民の寄宿学校「負の歴史」、米も実態調査へ…神父が性的虐待・化学物質で人体実験
8/29(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
 【ロサンゼルス=渡辺晋】先住民族の子供に強制的な同化教育が行われていたカナダの寄宿学校跡地から大量の遺骨や墓が相次いで見つかった問題が、米国にも波及している。米内務省は、国内の寄宿学校について実態調査を始めると表明した。調査に後ろ向きだった米国も「負の歴史」と向き合うことになる。

■「大きな誤り」

 「米国は歴史を直視せず、過ちを認めようとしなかった。それは大きな誤りだ」。コロラド州デンバー在住の先住民族ダニエル・シーウォーカーさん(37)は、そう力を込めた。現在、学生時代に出会ったロンドン在住の英国人の写真家カルロッタ・カルダナさん(39)と、先住民族の歴史を記録に残すプロジェクトに取り組む。

 シーウォーカーさんの祖母と父親もかつて寄宿学校に入れられていた。これまで祖母やプロジェクトの過程などで出会った人たちから、耳をふさぎたくなるような話を聞いた。思い出すだけで今も涙がにじむ。

 無理やり髪を切られ、部族の言葉で話すと、罰として地下室に閉じ込められた。特定の化学物質の服用や一定期間の絶食による肉体的・心理的な影響を調べられる「実験」も行われていた。

 寄宿学校の多くは、米政府から資金援助を受けたキリスト教の各宗派が運営していた。神父が女子生徒を妊娠させ、生まれた子供を火葬して埋葬することもあったという。

■虐待横行

 先住民族団体によると、米国では「文明化」の名の下で、1870年頃から1960年代にかけて少なくとも367の寄宿学校が運営されていた。親から引き離された数十万人の子供が、独自の文化や言葉などを禁じられる同化教育を受けた。

 正確な数は不明だが、25年頃には6万人以上が在籍した。26年までの在籍数は学齢期にある先住民族の子供の8割を占めたという。学校では虐待が横行し、多くの子供の行方は今も分かっていない。

6560チバQ:2021/09/02(木) 16:02:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1fd7851182cb98f057bc6f6a50ab7c75487da0
米国外交むしばむ20年 中東民主化進まず 対テロ傾注、中国台頭許す
9/2(木) 7:55配信

時事通信
テロで炎上する世界貿易センタービル=2001年9月、米ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2001年9月11日の米同時テロから間もなく20年を迎える。

 バイデン大統領はこの間に及んだアフガニスタン駐留米軍の撤収を断行。外交安保政策の重心を台頭する中国との競争にシフトする狙いがある。だが米国が威信を懸けて取り組んだアフガンやイラクの民主化に失敗し、テロの脅威は残ったまま。同盟国との関係がぎくしゃくするなど、迷走を続けた20年は米国の信頼性と国力をむしばんだ。
◇民主化に700兆円投入
 米国は同時テロへの報復に端を発したアフガンとイラクの戦争に約6.4兆ドル(約700兆円)を投入し、米兵約7000人を失った。この金額は日本の国家予算の約7倍に当たる。バージニア大のメルビン・レフラー名誉教授は、「対テロ戦が国づくりと民主主義の促進に拡大し、出費が天文学的数字に膨れ上がった」と指摘する。


 01年10月にアフガンを攻撃したブッシュ(子)政権がイスラム主義組織タリバン政権を崩壊させた後も米軍を駐留させたのは、アフガンをテロの温床にしないために「民主化」が不可欠とみなしたためだ。03年には大量破壊兵器保有という誤情報を基にイラクのフセイン政権を打倒。ここでも「民主化」に着手する。

 しかしアフガンとイラクの新政権は安定せず、治安状況の悪化から駐留する米軍は「永遠の戦争」に突入することになる。この間、両国で犠牲になった民間人は20万人以上。バイデン氏は今年8月31日の演説で「今回の決定は、大規模軍事作戦で他国をつくり変える時代の終わりを示すものだ」と述べ、20年間の民主化政策が徒労に終わった事実を認めた。
◇米の影響力低下顕著
 ブッシュ氏は01年の大統領就任当初、中国を「戦略的競争相手」と位置付けたが、対テロ戦への傾斜で、中国の台頭を軽視。中国による南シナ海の一方的な現状変更など軍事、経済面での勢力拡大を許したとの見方がある。

 米国の世界経済に占める国内総生産(GDP)比率は00年の30%から20年は25%に低下。一方で中国は10年に日本を抜いて世界第2の経済大国になった。

 09年に登場したオバマ大統領は穏健派イスラム勢力との連携や、中国への対抗としてアジア重視政策を打ち出した。しかしシリア内戦などが激化する中東への関与拡大に消極的だったため、過激派組織「イスラム国」(IS)が伸長し、いったん撤収したイラクへの米軍再派兵に追い込まれた。

 続くトランプ前大統領は、中東各国の内戦終結に向けた和平仲介を放置した。テロ対策の一環としてイスラム諸国を対象にした入国制限を実施し、世界中の反発を招いた。
◇約束を果たさない米国
 バイデン氏は外交政策の重要課題に中国への対抗を掲げ、同盟国や友好国との連携を推進する。ジョージタウン大のマシュー・クレイニグ教授は、過去20年の結末を受けて「自立した国を建設するという約束を果たせずに撤収することで、米国の信頼は損なわれるだろう」と述べ、米国と同盟国の間に影を落とす可能性を指摘。インド太平洋の同盟国を米国が守るのかどうか、中国の計算にも影響を及ぼすと懸念を示した。

6561とはずがたり:2021/09/07(火) 18:22:52
アメリカは賞金稼ぎと拳銃所持とガロンとマイルとポンドは廃止した方がいい。

米テキサス州の中絶禁止法、「賞金稼ぎ」が議論の的に
2021年9月5日 20:48 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3364867

【9月5日 AFP】「賞金稼ぎ」という言葉は、賞金首のポスターや西部開拓時代に逃亡者を狩る銃を持ったカウボーイの姿を連想させる。だが、物議を醸すこの職業は、現代の米国においても健在だ。

 テキサス州で先週、妊娠した女性の中絶手術に協力した人を無関係の一般市民が訴えることを認める州法が施行され、連邦最高裁判所が差し止め請求を却下したことから、賞金稼ぎという特異な業界に改めて注目が集まっている。


 リベラル派のソニア・ソトマイヨール(Sonia Sotomayor)最高裁判事は、差し止め請求をめぐる判断に際し「事実上、(テキサス州は)州民を賞金稼ぎの代行者に任命し、近隣住民が受ける医療措置に対して民事訴訟を起こすことに賞金を与えている」と痛烈な反対意見を述べた。

 賞金稼ぎという職業は中世以降、世界中に広まったが、現在ではほぼ米国とフィリピンにしか存在しない。

 米国の文化史と政治史が専門のトリスタン・カベッロ(Tristan Cabello)氏は、賞金稼ぎについて「米国の魂に深く根付いた」職業だと指摘。「米国市民の中でも最も保守的な層に響く存在だ」とAFPに語った。

 大多数の賞金稼ぎは、立て替えられた保釈金を踏み倒して逃亡した被告人を捕らえて生計を立てており、公費負担のない公共サービスの提供者を自負している。

■「非アメリカ的」

 だが、賞金稼ぎはフリーランスの法執行人であり、逃亡者を追い詰める手法は地域当局の管轄外とされることも多い。このため、テキサス州の中絶禁止法を受けて、賞金稼ぎが野放しになる懸念をめぐる議論が再燃している。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領はホワイトハウス(White House)で3日、テキサス州法は「自警団」による正義に等しく「ばかげていて、ほとんど非アメリカ的に思われる」と記者団に述べた。

 現在、米国で活動している賞金稼ぎの人数に関して信頼性のあるデータの入手は難しいが、保釈保証業者の全米組合PBUSは約1万5000人とみている。また、保証金を踏み倒して逃げた者たちの捕縛を請け負う業者の全米組合NAFRAは、年間3万人の逃亡者が捕まるとしている。

 賞金稼ぎの存在や、警察との関係、守るべきルールなどはグレーゾーンにある。取り締まりの要件は州ごとに大きく異なり、困惑するような内容の寄せ集めだ。職業に関するハウツー本は存在せず、参考となる文献は大半が著名な賞金稼ぎの自己宣伝的な回顧録だ。

 賞金稼ぎの権利を明確に定義しているのは、1872年の最高裁判決だ。そこでは、逃亡者を追跡する市民は警察などの「国家主体」に適用される憲法規範に拘束されないと定められている。

■でっち上げの民事訴訟

 民事・刑事の両面で数十年の訴訟担当経験を持つ元連邦検事補のケン・ホワイト(Ken White)氏は、テキサス州法の危険性について、無謀な賞金稼ぎが人々を脅かすことよりも、聖人ぶった密告者に近隣住民に嫌がらせをする機会を与える点だと指摘する。

「ちょっとした嫌がらせ目的ででっち上げられた民事訴訟が殺到しても、結局は却下や棄却、弁護側に有利な判決となるだろう。しかし、この州法は故意に、右派によって中絶に関係しているとみなされた人物が、高額で手続きそのものが人を破滅に追い込むような訴訟攻めに遭うよう計算されている」とホワイト氏は述べている。(c)AFP/Frankie TAGGART

6562チバQ:2021/09/09(木) 11:24:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d96e0510d4472a50f891614da690fcd3ef189d
南軍リー将軍の最大の像撤去 米バージニア知事「価値観にそぐわず」
9/9(木) 10:28配信
朝日新聞デジタル
バージニア州リッチモンドで8日に撤去されたリー将軍の像=AP

 米バージニア州政府は8日、南北戦争で南部連合を指揮したリー将軍の像を、州都のリッチモンドから撤去した。米国では近年、奴隷制度や人種差別に関わったとして南部連合の将軍らの像を撤去する動きが進んでいる。このリー将軍像は、残された南部連合の像の中で最大のものとして知られていた。

 ノーサム州知事は2020年に撤去の方針を決定し、反対派が差し止めを求めていたが、裁判所が2日に訴えを退けていた。

 ノーサム知事は8日に声明を発表し、「公的なモニュメントは、自分たちがどのような人間であるかを伝える物語を反映するものだ」として、リー将軍の像は現代の価値観にそぐわないとの見解を示した。米メディアによると、8日にはノーサム知事や市民が像の前に集まり、撤去作業を見守った。

 バージニア州では2017年に、シャーロッツビルのリー将軍像撤去をめぐって白人至上主義団体と抗議する市民が衝突。白人至上主義者の車が抗議する人々に突っ込み、1人が死亡する事件が起きた。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6563チバQ:2021/09/12(日) 17:50:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091000694&amp;g=int
終わらぬテロとの戦い 対中国へ移行進まず―米同時テロ20年
2021年09月11日07時08分

 【ワシントン時事】バイデン米政権は同時テロに端を発する「テロとの戦い」に区切りを付け、中国を主な脅威とする大国間競争に外交・安全保障政策の重心をシフトする戦略を描いた。同時テロ20年の節目を前にしたアフガニスタン駐留米軍の撤収は、その象徴になるはずだった。だが、イスラム主義組織タリバンの復権で筋書きが崩壊。対テロ戦争から脱却し、対中国に本格移行する難しさを思い知らされた。
惨劇の傷、次世代に伝達 アフガン終戦も消えぬ脅威―米同時テロ、11日で20年

 ◇重なる報復宣言
 夕闇の中、衣服を血で染めた市民が次々と搬送された。国外脱出を望む市民であふれるアフガンの首都カブールの空港で先月26日、自爆テロが起きた。米兵13人を含む180人以上が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力が犯行を認めた。
 バイデン米大統領はイスラム過激派によるテロを「20年前の脅威」と呼び、中国や気候変動など「現在と未来の脅威」に集中すべきだと訴えていた。戦争終結まで秒読み段階で起きたテロ。「米国は戦場を去ることはできるが、テロとの戦いから抜け出すことはできない」。パネッタ元国防長官がCNNテレビに語った言葉が重く響く。
 「地球の果てまで追い詰めて代償を払わせる」と国民に誓ったバイデン氏。その姿は、同時テロ直後に報復を宣言し、対テロ戦争の口火を切ったブッシュ(子)大統領とダブって見えた。
 ◇二正面作戦
 バイデン氏は「テロと戦いつつ、(中国など)現在と未来の脅威に対処する」と二正面作戦を見据える。遠隔地から監視と攻撃を行う「オーバー・ザ・ホライズン(OTH)」能力を構築し、対テロ戦を続ける方針だ。
 一方、海軍は中国の軍事力増強をにらみ、現在の290隻体制から398〜512隻体制への拡大を目指す。だが、新型コロナウイルス対策や経済再建につぎ込んだ膨大な予算のしわ寄せが今後、国防費の削減という形で現れる可能性は高い。財源が限られる中、対テロと対中国のいずれも中途半端になりかねない。
 米シンクタンク「クインジー研究所」のマイケル・スウェイン東アジア部長は、バイデン政権の対中強硬姿勢は「スローガン」にすぎないと指摘。政権は内政最重視で、中国の脅威をあおるのは「野党共和党の支持を得て、インフラ投資や国内改革を進めるための政治目的」との見方を示す。
 世界各地に拡散したテロとの戦いから抜け出せないまま内政問題への対応に追われれば、掛け声倒れに終わったオバマ政権の「リバランス(再均衡)政策」同様、現政権のインド太平洋シフトも机上の空論に終わる可能性がある。

6564チバQ:2021/09/12(日) 19:27:44
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP9C7H6NP99UHBI00X.html
9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列
2021/09/11 22:46朝日新聞

9・11から20年、事件現場3カ所で追悼式 歴代大統領ら参列

米同時多発テロの追悼式典で、亡くなった男性の写真を掲げる参列者=2021年9月11日午前8時44分、米ニューヨーク、藤原学思撮影

(朝日新聞)

 日本人24人を含む2977人が亡くなった米同時多発テロから、11日で20年を迎えた。テロを機に始まったアフガニスタンでの「米史上最長の戦争」は8月末、米軍撤退で半ば強引に幕が引かれた。この日の式典にはバイデン米大統領をはじめ、過去20年の対テロ戦争に関わってきた歴代大統領らが参列した。

 バイデン氏はビデオメッセージで「事件後、この国は真の意味で結束した。アメリカを傷つけようとする者を必ず見つけ出し、代償を払わせることをテロリストたちに示した」と強調した。また、「恐れや怒り、イスラム教徒に対する暴力など人間の暗い側面も現れた」とし、改めて国民の結束を呼びかけた。

 追悼式は事件の現場となった3カ所で開催。2機のハイジャック機が激突したニューヨークの世界貿易センターの跡地「グラウンド・ゼロ」では11日午前(日本時間夜)、追悼式が始まった。1機目がビルに衝突した午前8時46分に黙禱(もくとう)が捧げられ、遺族らによって犠牲者の名前が一人ひとり読み上げられた。式典にはバイデン氏のほか、オバマ元大統領も出席した。

6565チバQ:2021/09/15(水) 13:49:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500178&amp;g=int
知事リコール投票、集計開始 民主党、大票田死守の見通し―米加州
2021年09月15日13時11分

14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)
14日、サンフランシスコで演説する米カリフォルニア州のニューサム知事(AFP時事)


 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する解職請求(リコール)投票は14日夜(日本時間15日昼)、締め切られ、開票作業に入った。CNNテレビなどは出口調査から、否決が確実になったと報道。ただ、郵便投票の集計などで結果確定に時間がかかる可能性もある。
現職知事「続投」が優勢 14日にリコール投票―米加州

 今回の投票では、リコールの是非を問うとともに、リコールが成立した場合の後任を選ぶ。過半数がリコールに賛成するとニューサム氏は失職し、46人の後任候補のうち最多得票者が新知事となる。直近の世論調査ではニューサム氏の「続投」支持が「解職」を10ポイント超上回っていた。

6566チバQ:2021/09/15(水) 17:36:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d169d15589bdbeb1f2fd6f791350851fdfd32fdf
米加州知事が勝利宣言 リコール否決、民主党に勢い
9/15(水) 17:17配信

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時事通信
 【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(53)=民主党=に対する14日の解職請求(リコール)投票で、米主要メディアは同日、否決が確実になったと報じた。

 ニューサム氏は州都サクラメントで「(住民は解職に)ノーを突き付けただけではない。ワクチンや女性の権利、多様性にイエスで応じた」と勝利を宣言した。

 全米最多の人口を抱える同州での解職請求をめぐっては、民主党の大票田の死守に向けてバイデン大統領が現地入り。トランプ前大統領(共和党)によって分断が生じたと批判し「トランプ主義」との戦いを訴えた。来年に中間選挙を控える中での勝利は、民主党に勢いを与えそうだ。

6567チバQ:2021/09/15(水) 20:33:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091500688&amp;g=int
アフガン難民支援でタッグ 元米大統領3人が団体設立
2021年09月15日14時47分

元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)
元米大統領の(左から)ブッシュ(子)、オバマ、クリントン各氏=2017年10月、テキサス州カレッジステーション(AFP時事)


 【ワシントン時事】ブッシュ(子)、クリントン、オバマの元米大統領3人とその夫人たちが14日、イスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンからの難民を受け入れるための支援団体「ウエルカム・US」を立ち上げた。生活面の相談に乗る支援者や寄付金を募るほか、難民に宿泊先や受け入れ可能な地域を紹介する。
揺れる難民大国トルコ 排斥の動き強まる―シリア人ら送還加速も視野

 ブッシュ夫妻は声明で「多くのアフガン人が、より安全な世界を推進するために前線に立った。彼らは今、私たちの支援を必要としている」と強調した。
 団体には、マイクロソフトや配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズなどの米企業も協賛。宿泊先の提供は民泊仲介大手エアビーアンドビーを通じて行う。
 米国は8月末までに在留米国人約6000人を含む約12万4000人をアフガンから退避させた。このうちアフガン人難民については、米軍基地や一部の州で受け入れが始まっている。

6568チバQ:2021/09/18(土) 00:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed138ed6eb014400dd07e8ab738ba27ac154dcc5
トルドー首相率いる少数与党が苦戦 カナダ総選挙
9/17(金) 19:47配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】20日投開票のカナダ総選挙で、トルドー首相率いる少数与党・自由党が苦戦している。新型コロナウイルス対策と積極的な財政出動への支持を背景に議会下院の解散に踏み切ったが、デルタ株による感染の再拡大やアフガニスタン退避作戦に関する批判票が野党・保守党に流れたようだ。

カナダ放送協会(CBC)の世論調査によると、16日時点の各政党の支持率は自由党が31・7%、保守党が31・2%で拮抗(きっこう)している。トルドー氏が解散を宣言した8月15日の時点では自由党が35・6%と保守党の28・8%に7ポイント近く差をつけていた。

この日、アフガンではイスラム原理主義勢力タリバンが政権を掌握。カナダ軍は退避作戦で約3700人を救出したが、一部のカナダ人や通訳らアフガン人協力者が取り残されたままだ。調査会社イプソスによると、退避作戦の結果、カナダ人の3人に1人が自由党に投票する可能性が低くなったと答えている。

軍歴がある保守党のオトゥール党首は「アフガン政策について十分な説明をしていない」とトルドー氏を批判。外交では対中国で日米との連携強化を訴え、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)脱退を掲げる。外交筋は「政権交代が起きればトルドー氏の『様子見外交』から転換する」と注目する。

トルドー氏にとって12歳以上のワクチン接種完了率が77%(4日時点)のカナダで感染が再拡大したのも逆風となった。オトゥール氏は「パンデミック(世界的大流行)のさなかの不必要な選挙だ」と批判する。

トルドー氏は3年間で1000億カナダドル(約8兆7000億円)に上る景気刺激策のほか、ワクチン接種の義務化に意欲を示しており、「国民の声を聴く必要がある」としている。

6569チバQ:2021/09/20(月) 09:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c824ead708ca43d01d0d50f012827528dfd10956
コロナ禍で解散、カナダ首相に「なぜ今選挙なのか」…総選挙で与党苦戦
9/19(日) 22:06配信

読売新聞オンライン
カナダのトルドー首相=ロイター

 【ニューヨーク=寺口亮一】20日投票のカナダ下院(定数338)総選挙を前に、トルドー首相(49)率いる少数与党・自由党が失速している。新型コロナウイルス対策と大規模な財政出動への支持を背景に、単独過半数を狙って解散に踏み切ったトルドー氏への逆風は強く、野党・保守党と接戦が続く。

 公共放送CBCによると、18日現在の支持率は、自由党31・6%、保守党31・1%と2党が伯仲し、左派の新民主党が20・1%で続く。自由党は解散当時、保守党を約6ポイントリードしていたが、その後一時逆転もされた。

 与党苦戦の一因は、コロナ禍で総選挙を実施するというタイミングだ。有権者の間では慎重な意見が根強く、保守党のエリン・オトゥール党首(48)も、「国民の健康は置き去りなのか」と批判を強めている。

 アフガニスタン情勢も影を落とす。トルドー氏が解散を発表した8月15日は、イスラム主義勢力タリバンがアフガンの首都カブールを陥落させたのと同じ日だった。カナダ人らの退避が急務となり、「なぜ今、選挙なのかという声が想定以上に広がった」(在カナダ外交筋)という。

 下院は全て小選挙区制。自由、保守両党とも過半数を得るのは難しい情勢だ。

6570チバQ:2021/09/20(月) 09:11:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7be322830b265c2c6227ac394fc27e79330da8f
カナダ、20日に総選挙 過半数狙ったトルドー首相が退陣の可能性も
9/19(日) 16:30配信

朝日新聞デジタル
8日にあった討論会で、保守党のオトゥール党首(左)が発言するのを横で見るトルドー首相=AP

 カナダで20日、下院(定数338)の総選挙が行われる。少数与党で政権運営を続けてきたトルドー首相(自由党)が、下院の過半数獲得を目指して選挙に踏み切ったが、結果的に保守党との接戦になっており、政権が交代する可能性も出ている。


 「いくらかの人が抱いている不満は分かる。日常に戻りたいだけなのに、選挙は日常ではない」

 17日、遊説先でトルドー氏は選挙について不満が広がっていることを認めた。

 トルドー氏は2015年の総選挙で自由党を勝利に導き、首相に就任した。19年の総選挙でも第1党の立場を維持したが、過半数を割り、少数与党の状況が続いてきた。そこで8月中旬、議員の任期満了まで2年余りを残して選挙に打って出た。

 背景には、新型コロナウイルスのワクチン接種率が12歳以上の人口の7割を超え、経済も回復傾向にあることなどがあった。世論調査でも、自由党が保守党を大きく引き離していた。

 だが、新型コロナが収束しないなかで、選挙を行うことに対する反発は強く、両党の差は急速に狭まっている。公共放送CBCのまとめによると、現在の世論調査の平均支持率はともに約3割で横一線だ。

 保守党のオトゥール党首は「多額の費用がかかり、不必要な選挙をパンデミックの最中に行っている。これはリーダーシップではなく、個人の都合だ」と、トルドー氏を厳しく批判。また、人工妊娠中絶の権利を認め、炭素税への反対を取りやめるなど、従来の保守党よりも「穏健」な立場を取ることで有権者にアピールをしている。

 ただ、こうした穏健路線は、従来の保守党支持者から反発を受ける可能性もある。そこで注目を受けているのが、保守党を離脱したベルニエ元外相が率いるカナダ人民党だ。移民受け入れの削減や新型コロナワクチンの義務化反対などを訴え、支持率は5%程度に達している。議席獲得はできなくても、選挙結果に影響を与えることはあり得る。

 トロント大のアンドリュー・マクドウガル准教授(カナダ政治)は「トルドー氏にとって、選挙を行うという賭けは裏目に出たといえる。世論調査の数字も変動しており、最後まで誰が勝つか分からない選挙となった」と語る。(ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

6571チバQ:2021/09/20(月) 22:26:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210920X368.html
接戦もトルドー政権継続か=カナダ総選挙の投票実施
2021/09/20 20:26時事通信

 【ニューヨーク時事】カナダ下院(338議席)選挙は20日、投票が行われた。直近の世論調査では、3期目を目指すトルドー首相率いる中道左派の与党・自由党が最大野党・保守党をわずかにリード。接戦が予想されているが、地元メディアは、自由党が政権を維持する公算が大きいと予測している。

 公共放送CBCによる19日時点の世論調査では、自由党が支持率31.5%、保守党は31.0%。CBCは自由党が引き続き少数与党となる確率を57%、単独過半数を確保する確率を17%と分析。一方、保守党が少数与党として政権を奪取する確率は25%とみている。その他の政党の支持率は、左派の新民主党が19.1%など。

6572チバQ:2021/09/21(火) 19:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e198028ab29be18b32ac6d5007e0f12d4ea7976
トルドー氏が勝利宣言、過半数には届かず カナダ総選挙
9/21(火) 18:45配信

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CNN.co.jp
カナダのトルドー首相。過半数は獲得できなかったが、第1党を維持する見通しとなった

カナダ・モントリオール(CNN) 20日投開票のカナダ総選挙(定数338)で与党・自由党が第1党の座を維持することが確実となり、トルドー首相が支持者らの前で勝利を宣言した。ただし、同氏の狙う過半数には届かなかった。

カナダ東部時間21日午前2時の選管発表によると、開票率約95%の時点で自由党が獲得したのは157議席。最大野党・保守党が122議席だった。残りの議席は左派の新民主党と、ケベック州の自治拡大を掲げるケベック連合が獲得する見込みだ。

トルドー氏は21日未明、東部モントリオールで支持者らに「皆さんの明確な信任を得て、カナダをこのパンデミックから明るい将来へ導く任務に戻る。私たちにはまさにその用意がある」と宣言した。

世論調査では当初、トルドー氏が高い支持率を誇っていたが、保守党のオトゥール党首が急速に追い上げ、接戦に持ち込んでいた。

オトゥール氏は21日未明、支持者らへの演説で「国民はトルドー氏に過半数を与えなかった」と強調。トルドー氏は前倒し選挙で費用を無駄遣いしたうえに国家の分断を深めたと批判した。

6573とはずがたり:2021/10/08(金) 00:26:40
米与野党、債務上限引き上げで合意 12月初めまで
2021年10月07日23時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100701243&amp;g=int

 【ワシントン時事】米与党民主党の上院トップ、シューマー院内総務は7日、12月初めまでの債務上限引き上げで野党共和党と合意したことを明らかにした。同日中の法案可決を目指すという。

6574とはずがたり:2021/10/11(月) 17:37:49
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
AFPBB News / 2021年10月11日 8時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3368736/?tpgnr=world

米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。(c)MARK WILSON / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

6575チバQ:2021/10/11(月) 18:29:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00b92ee909055d5656d14e4feceb832c0eb77d6
米連邦議員乗せて走る「秘密」の地下鉄 米ワシントン
10/11(月) 8:04配信

AFP=時事
米首都ワシントンを走る連邦議会地下鉄の車内で書類に目を通す上院議員時代のバラク・オバマ氏(2007年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米首都ワシントンには、大統領から最高裁判事、時には映画スターまで、世界で最も影響力がある人々によく利用されている交通手段がある。だが、その存在を知る国民は少ない。米連邦議会地下鉄(Capitol Subway System)だ。


 600部屋もある迷路のような連邦議会議事堂の下を、蛍光灯に照らされながら地下鉄が走っている。1世紀以上にわたって政治家を乗せ、議事堂と議員会館を往復してきた。

 この地下鉄がニュースになったのは、上院議員の暗殺未遂現場になった時と、大統領が誰にも知らせず執務室から姿を消して身を潜めていた時。有名俳優がミュージカルさながらに車内で歌を披露した時もあった。

 全長は1キロ足らず。次の駅までの90秒間は、真剣な政治談義、たわいないうわさ話、即席の記者会見、そして静かに物思いにふける場所としてうってつけだ。

 1947年には、この地下鉄で唯一記録に残っている暗殺未遂事件が起きた。当時の副大統領候補、ジョン・ブリッカー(John Bricker)上院議員が、米議会警察(US Capitol Police)の元警官にピストルを発砲されたのだ。逆恨みが原因だった。

 ブリッカー氏は、発車待ちの車両に逃げ込み、運転士にすぐ出発するよう叫んだ。2発目の弾が頭上をかすめたが、無事だった。元警官は現場から逃走し、その後逮捕された。

 この地下鉄は、政治指導者にとっては、慌ただしいワシントンの政治からの逃避先としても利用されてきた。

 1911年1月、ウィリアム・ハワード・タフト(William Howard Taft)第27代大統領が、この地下鉄を見に行って1時間ほど所在が分からなくなり、側近を慌てさせる騒動が起きた。

 最初の路線が開通したのは1909年3月7日。首都の酷暑を避けて上院議員会館と議事堂の間を移動したいという議員の希望をかなえるためだった。

 それから3年後の1912年、自動車メーカー「スチュードベーカー(Studebaker)」の電動車が、モノレールに取って代わられた。そして1960年には7万5000ドル(現在の為替レートで約840万円)の地下鉄電動車両4台が設置された。

 1965年には、議事堂と下院議員会館を結ぶ路線も開通した。

 政治家以外にこの地下鉄を利用した人の中には、俳優のリチャード・ギア(Richard Gere)さん、チャック・ノリス(Chuck Norris)さん、デンゼル・ワシントン(Denzel Washington)さん、ロックバンド「U2」のボノ(Bono)さんらがいる。

 大ヒットミュージカル「ハミルトン(Hamilton)」の制作・出演で知られるリン=マヌエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)さんは2017年、賞を授与されるために議事堂を訪れた際、深夜にこの地下鉄に乗り込んだ。車内でショーの曲を声高らかに歌っている様子をツイッター(Twitter)で披露している。【翻訳編集】 AFPBB News

6576とはずがたり:2021/10/15(金) 21:07:21
「毎日が暴力」高2女子が見た留学先の壮絶実態
授業中にマリファナ、家では「使用人扱い」…
宮本 さおり : フリーランス記者
https://toyokeizai.net/articles/-/380324
2020/10/13 6:20

6577チバQ:2021/10/18(月) 21:35:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/68591d776deb13a658df348758a5c3dc06fe4464
バイデン政権揺るがす「テキサスの乱」 共和党優勢州 中絶、ワクチンで連邦政府と対立
10/18(月) 8:40配信

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産経新聞
【ワシントン=大内清】米共和党が優勢な南部テキサス州が、民主党のバイデン政権と激しく対立している。新型コロナウイルス対策をめぐる連邦政府の方針に反する政策や、人工妊娠中絶の制限に関する連邦最高裁判例を骨抜きにしようとする州法を相次いで打ち出しているのだ。共和党側は、地盤である保守層が重んじる「自由」や信仰に基づく価値を前面に押し出すことで、バイデン政権からの圧迫に抵抗するとの対立構図を描き出している。

テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、私企業を含む州内のあらゆる機関が、従業員や顧客に新型コロナワクチンの接種を強要することを禁じる-との知事命令を出した。

バイデン政権は9月、すべての連邦職員や契約業者のワクチン接種を義務化。従業員数100人以上の企業には、従業員にワクチン接種を義務付けるよう要請している。アボット氏はこれを州民の自由意思に対する「強制」ととらえ、「禁止」という別の強制手段を持ち出したわけだ。

同命令は「ワクチン接種は望ましいが、テキサスでは自発的なものでなくてはならない」「バイデン政権は接種義務を課すことで私企業をいじめている」などと主張し、連邦政府が州権や企業活動を抑圧しているとの構図を強調した。同州でワクチン接種が完了した人の割合は今月17日現在、全米平均より約4・5ポイント低い52・5%にとどまる。

州と連邦政府の対立は、南部に多いキリスト教福音派が重視する人工妊娠中絶の禁止をめぐる議論でも先鋭化している。

テキサス州では9月、アボット知事の署名を経て、妊娠6週前後とされる胎児の心拍確認後の中絶を禁じる法律が発効した。これに対してバイデン政権は、同法の効力差し止めを求める訴訟を提起。1審と2審で相反する判断が下されたのを受けて、司法省は今月15日、連邦最高裁に上告する方針を明らかにした。

同法は、レイプや近親相姦による妊娠も例外として認めないほか、無関係の第三者が中絶に協力した医療関係者や家族、友人らを提訴でき、勝訴すれば少なくとも1万ドル(約110万円)が受け取れるなどとする内容。バイデン政権など中絶擁護派は「告発を奨励する『懸賞金』制度だ」と非難している。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる1973年の最高裁判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な州では、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。最高裁(定数9人)の判事構成は現在、保守派6人、リベラル派3人と保守派優位に大きく傾いていることから、保守層には今回のテキサス州法が突破口になるとの期待も大きい。

一方で同州では7月、州議会多数派の共和党が、投票に必要な有権者登録を厳格化するなどの州法改正案を推進したのに対し、民主党議員団が州外に〝脱出〟し、議会を開催できなくすることでそれを阻止しようとする非常事態も起きた(同案は8月に成立)。

新型コロナ対策や中絶問題、投票権をめぐる議論はいずれも、バイデン政権の行方を占う来年秋の中間選挙でも重要争点に想定されるテーマ。その中でテキサス州は、共和、民主両党によるイデオロギー対立の最前線の様相を呈している。

6578チバQ:2021/10/21(木) 16:23:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ca8e29b1754be4ba5cd5407b186079f88c48fee
マスク着けない警官2人、マスク着用の通勤客を駅から締め出し 米NY
10/21(木) 15:10配信

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CNN.co.jp
米ニューヨーク州都市交通局は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けている

ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市内の地下鉄の駅で、マスクを着けていない警官2人が、マスクを着けた通勤客を駅から締め出す動画が撮影され、ツイッターに投稿された。これについてニューヨークのビル・デブラシオ市長は20日の記者会見で不快感を示し、「警官2人は地下鉄の中でマスクをしていなかった。これは容認できない」と強調した。

問題の動画はこの前日、ツイッターに投稿された。動画には、マスクを着けていない2人の警官のうち1人が、マスクを着けた男性を非常口から押しやる様子が映っていた。男性を改札の外に締め出すと、2人の警官はその場から立ち去った。

この動画に映っているのは自分だというアンディ・ギルバートさんはCNNの取材に対し、通勤途中で地下鉄を降りたところ、ホームに立つ2人の警官が目に入ったと説明する。

なぜマスクを着けないのかと尋ねたが無視されたため、質問を繰り返すと、男性警官が「マスク越しでは聞こえない」と言ったとギルバートさんは証言。「私は法に従ってマスクを着けるよう頼み続けたが、警官は私が『妨害的』だと判断して私をつかまえ、60フィート(約18メートル)ほど押しやって、非常口から締め出した」と訴えた。

ギルバートさんは、警官2人に氏名や識別番号を名乗るよう求めたが無視されたと話している。この駅は職場の最寄り駅だったことから、ギルバートさんは駅に戻ることなくそのまま職場に向かったという。

地下鉄を運行するニューヨーク州都市交通局(MTA)は、列車内や駅構内でのマスク着用を義務付けており、違反すれば50ドル(約5700円)の罰金を言い渡されることがある。

ニューヨーク市警のダーモット・シェイ本部長は記者会見で「弁解の余地は一切ない」と強調、問題の警官については処分が行われるだろうと語った。

6579チバQ:2021/10/24(日) 22:25:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d41afbabba0775bfc66c8f0389ef5c10488e2d0f
バージニア州知事選、陰の主役はトランプ氏 中間選挙の前哨戦で過熱
10/24(日) 16:45配信

朝日新聞デジタル
バージニア州知事選の民主党候補テリー・マコーリフ氏(右)の応援に駆けつけたオバマ元大統領=2021年10月23日、バージニア州リッチモンド、合田禄撮影

 来年秋の米中間選挙の前哨戦として、11月2日投開票の東部バージニア州知事選挙が過熱している。選挙戦の「陰の主役」がトランプ前大統領になりつつあり、23日の民主党候補の集会にはオバマ元大統領もてこ入れに駆けつけた。結果はトランプ氏の今後の影響力を占う試金石になると注目されている。

【画像】トランプ氏が敗れた理由は? 11万人有権者調査を分析

 バージニア州知事選は、元同州知事で民主党候補のテリー・マコーリフ氏と、トランプ氏からの支持表明を受けた共和党候補の元投資会社経営者グレン・ヤンキン氏が争う。

 23日、州都リッチモンドのバージニア・コモンウェルス大学であったマコーリフ氏の集会でオバマ氏が登壇すると歓声が沸いた。

 オバマ氏は「前回の大統領選をめぐる偽情報や誤情報を広めるのではなく、我々の民主主義を強化し、投票しやすくするべきだ」と語り、トランプ氏の支持者らの言動を批判した。

 マコーリフ氏も「ヤンキン氏はトランプ氏の狂った陰謀論を宣伝し、バージニア州が直面している最も重要な問題は選挙の公正性だと語った。雇用でも経済でも新型コロナでもなく、陰謀論だというのだ」と指摘。「対トランプ」を前面に打ち出している。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値によると、8月まではマコーリフ氏が支持率で5ポイント以上の差をつけて優勢だったが、現在は2ポイント未満に縮まっている。バイデン政権の支持率が、米軍のアフガニスタン撤退や新型コロナ対策をめぐって低下傾向にあることも、影響しているとみられる。

 選挙戦がここに来て過熱しているのは、対立軸としてトランプ前大統領の存在感が増しているためだ。

 マコーリフ氏陣営は、選挙CMに1月の議会襲撃事件の映像などを盛り込み、トランプ氏とヤンキン氏の関係を有権者に印象づけようと躍起になっている。

 一方、ヤンキン氏はトランプ氏の支持層にアピールしつつ、トランプ氏の名前を繰り返し持ち出すマコーリフ氏を牽制(けんせい)する。候補者討論会では、「何度トランプの名前を出すつもりか。これはあなたと私の戦いだ」と反論した。

 トランプ氏に近いグループは13日、リッチモンドで集会を開催。トランプ氏も電話で参加し、「ヤンキン氏はすばらしい人物だ」などとたたえたが、ヤンキン氏本人は出席を見送った。(ワシントン=大島隆、リッチモンド=合田禄)

朝日新聞社

6580チバQ:2021/10/28(木) 09:53:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102700682&amp;g=int
米中間選挙「前哨戦」が白熱 地盤死守へバイデン大統領も応援―バージニア知事選
2021年10月28日07時06分

26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)
26日、米バージニア州アーリントンで開かれた州知事選の選挙集会で、手を振るバイデン大統領(右)と民主党のマコーリフ候補(AFP時事)

26日、米バージニア州ダンビルで開かれた州知事選の選挙集会に臨む共和党候補のヤンキン氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】1週間後に投開票が迫った米南部バージニア州知事選に大きな注目が集まっている。来年11月の中間選挙の「前哨戦」と位置付けられているためだ。民主党の地盤だが同党候補を共和党候補が猛追。26日にはバイデン大統領も応援入りし、激戦の様相を呈している。
 「トランプ(前大統領)の信奉者」。バイデン氏は同州アーリントンの集会で、共和党候補の実業家グレン・ヤンキン氏をこう呼んで非難した。支持層を広げるためヤンキン氏がトランプ氏と距離を置いた選挙戦を展開していることに触れ、「何を隠す。恥じているのか」と皮肉った。
 バージニア州では近年、都市部の人口増でリベラル系住民の割合が高まり、知事選や国政選挙で民主党優勢が続いてきた。米メディアの世論調査によると、民主党候補のテリー・マコーリフ前知事は序盤戦で10ポイント近くリードしていたが、数ポイント差まで詰められている。焦る民主党はハリス副大統領やオバマ元大統領ら大物を次々に現地に投入した。
 マコーリフ氏が苦戦を強いられている背景に、国政の影響が指摘される。アフガニスタン駐留米軍撤収の混乱などを受け、バイデン氏の支持率は40%前後に下落。大型歳出法案をはじめ政権の看板政策が党内対立で行き詰まっていることも「民主党離れを招いた」(政治メディア・ポリティコ)との分析がある。
 危機感を強めるマコーリフ氏は「ヤンキン氏はネオナチの支持を受けている」となりふり構わず攻撃。一方のヤンキン氏は、リベラル色の薄い地方部で票の掘り起こしを進める。投開票は来月2日に行われる。

6581チバQ:2021/11/01(月) 07:03:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000329&amp;g=int
ワクチン義務化阻止へ提訴 共和党の知事ら、バイデン大統領に反旗―米
2021年10月30日15時08分

米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)
米南部フロリダ州のデサンティス知事=6月7日、同州サーフサイド(AFP時事)


 【ワシントン時事】米中西部ミズーリ州は29日、連邦政府が請負業者に従業員の新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けたことは憲法や連邦法に違反するとして、命令の無効化を求める訴訟をミズーリ州の連邦地裁に起こしたと発表した。共和党の知事を擁する州を中心に10州が原告に名を連ねている。


 提訴したのはミズーリのほかネブラスカ、アラスカ、ニューハンプシャーの各州など。これとは別にテキサス州が29日、連邦地裁に同種の訴訟を起こしたほか、フロリダ州のデサンティス知事も提訴の意向を表明するなど、バイデン政権に反旗を翻す動きが広がっている。

6582チバQ:2021/11/01(月) 07:04:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103000170&amp;g=int
米当局、5〜11歳の接種許可 ファイザー製コロナワクチン
2021年10月30日09時09分

米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)
米食品医薬品局(FDA)の本部=2020年12月、米メリーランド州(EPA時事)


 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は29日、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、5〜11歳への緊急使用を許可した。近く接種が始まる見通しで、子どもの感染を防ぐ有効な手段となりそうだ。


 FDAのウッドコック長官代行は、低年齢層向けのワクチン接種によって「(米社会が)正常な感覚を取り戻すのに近づく」との期待感を示した。米国のワクチン接種年齢は、これまでファイザー製の12歳が下限。子どもは大人に比べコロナに感染しにくく、かかっても軽症で済むとされるが、周りの人に感染させる恐れがあるほか、一部は重症化している。米国では5〜11歳の約8300人がコロナで入院し、146人が死亡した。
 11歳以下には、12歳以上向けの用量の3分の1を2回投与する。FDAによれば、5〜11歳を対象とした臨床試験(治験)で、ワクチンによるコロナ発症予防効果は90.7%に上り、深刻な副反応も報告されていない。
 一方、ファイザー製やモデルナ製ワクチンは、若い男性を中心に、接種後ごくまれに心筋炎や心膜炎の発症が確認されている。FDAは5〜11歳について、「接種による利点が副反応のリスクを上回る」と判断した。

6583チバQ:2021/11/02(火) 11:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3455fe3e8bb0876419af5ece801bfa65330693a1
米中間選挙占うバージニア州知事選、共和候補猛追
11/2(火) 8:19配信

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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】1年後の米中間選挙の前哨戦として接戦が続くバージニア州知事選挙の投開票が2日行われる。バイデン大統領の支持率が低迷する中、投資会社出身の共和党候補、グレン・ヤンキン氏(54)が民主党候補のテリー・マコーリフ前州知事(64)を猛追。ヤンキン氏が勝てばトランプ前大統領が影響力を維持する共和党が反転攻勢の機会をつかみ、バイデン政権にとって大打撃となる。

同州は首都ワシントンと隣接する都市圏と保守的な南部の風土が混在。共和党イメージカラーの赤と民主党の青が混じった「紫色の州」と呼ばれ、昨年の大統領選ではバイデン氏が得票率10ポイント差でトランプ氏を制した。州知事選も当初、民主優勢で推移してきた。

ところが米紙ワシントン・ポストが先月末実施した調査によれば、マコーリフ氏の支持率が49%、ヤンキン氏48%で、差は9月時点の3ポイントから1ポイントに縮小。フォックスニュースの直近調査は、ヤンキン氏が53%とマコーリフ氏を8ポイント差で逆転、民主党指導層を動揺させている。

ヤンキン氏はハーバード大でMBA(経営学修士)を取得、米投資会社カーライル・グループの共同最高経営責任者を務めた。政治経験はないが、トランプ支持層を手放さず、無党派層を引きつける巧妙な戦略が、中間選挙を控えた共和党現職や新人らに注目されている。トランプ氏からの支持を得ながら、選挙戦では同氏への言及を控え、教育や雇用という地域課題に政策論争の焦点を絞っている。

選挙研究者のチャーリー・クック氏は「激戦州で共和党が親・反トランプの均衡をいかに保つかという微妙な一線を誰よりもうまく演じている」と評価した。

学校教育では、人種差別や白人至上主義を米国の構造問題として変革を唱える「批判的人種理論(CRT)」の導入を禁じると主張。CRTを偏向・非愛国的と批判する伝統保守層の支持も固めた。ヤンキン流の戦略が奏功すれば「将来の共和候補が進むべき道を提示する」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)。

一方のマコーリフ氏はオバマ氏ら民主党重鎮の支持を最大限得ながら、ヤンキン氏をトランプ氏と一体とみなす攻撃を続けるが、終盤で頼みの綱のバイデン氏の不人気が直撃した。

バイデン氏はアフガニスタンからの米軍撤収決断が尾を引き、議会では民主党内の左派と中道派の対立で大型経済対策とインフラ投資の2大法案の成立が阻まれたまま。物価上昇によるインフレ懸念や国内供給網の目詰まりという経済不安に有効な手が打てず、不支持率は5割を超す。

「世界の指導者はバージニア州知事選を注視し、民主党のマコーリフ候補の敗北か僅差の勝利を、警告とみなすだろう」。ワシントン・ポストはローマに集まった20カ国・地域の首脳らの関心をこう伝えた。勝敗の行方が、トランプ時代の決別と世界の指導的地位への復帰を宣言したばかりのバイデン政権の持続性と24年の大統領選再出馬をうかがうトランプ氏の動向を占うからだ。バージニアの一戦は「全米のターニングポイント」(同紙)というわけだ。

6584チバQ:2021/11/02(火) 23:17:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/cec0fe91d222bac76a87ecdda42ff0b707a37c76
Y市長選、投票始まる 黒人元警官候補が有力
11/2(火) 20:27配信
時事通信
ニューヨーク市のエリック・アダムズ・ブルックリン区長=10月22日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市で2日、現職ビル・デブラシオ市長(60)の任期満了に伴う市長選の投票が行われた。

 ニューヨーク市は民主党の牙城で、同党候補のアフリカ系元警官エリック・アダムズ・ブルックリン区長(61)の当選が有力視されている。

 アダムズ氏が当選すれば、1990〜93年に黒人初の市長を務めた故デービッド・ディンキンズ氏以来、2人目の黒人トップが誕生する。

 共和党からは、自警団「ガーディアン・エンジェルズ」創設者のカーティス・スリワ氏(67)が出馬。エマーソン大などが10月22〜23日に実施した世論調査では、スリワ氏支持が3割にとどまったのに対して、アダムズ氏は7割と大きくリードしている。

 地元テレビによると、スリワ氏は1日に市内で演説し、「私への投票で本当の変化を得られる」と強調。一方、アダムズ氏は支持者集会で「あなたの声を市政に反映させる」と述べ、互いに最後まで自身への投票を呼び掛けた。

6585チバQ:2021/11/03(水) 11:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/054eee2b154cc081ec7538d787d0d4dfe88f0006
バイデン政権、遠い団結 コロナ、党内対立に苦戦 求心力陰りも・米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
 【ワシントン時事】昨年の米大統領選挙から3日で1年。

 大統領選で勝利し、議会上下両院で民主党が優位の「トリプルブルー」を達成したバイデン大統領だが、新型コロナウイルス禍の影響や、アフガニスタン戦争終結に伴う混乱で世論の風当たりは厳しさを増す。党内の意見集約すら苦戦するさまに、米国の「団結」を呼び掛けたバイデン氏の求心力には早くも陰りが見える。

 米社会の分断を深めたトランプ前大統領との対決を制したバイデン氏は「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」をスローガンに、1月の就任直後から矢継ぎ早に経済対策を打ち出した。傷ついた社会からの再生を目に見える形で示す狙いだった。

 コロナ対策として現金給付を盛り込んだ法案を成立させ、ワクチン接種も加速。好スタートを予感させたが、夏にデルタ株が猛威を振るい感染が再拡大すると、支持率はじりじりと下降に転じた。

 さらにアフガンからの駐留米軍撤収や南部国境への移民殺到と難題が重なった。原油価格の高騰などに伴うインフレ高止まりや、サプライチェーン(供給網)の障害も経済の先行きに影を落としつつある。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査では8月以降、不支持が支持を上回る状態が続く。

 民主党内に目を転じれば、歳出拡大を訴える急進左派と、共和党との合意を重視する中道派の対立が激化。看板政策に掲げた環境・社会保障の大型歳出法案は当初の3.5兆ドル(約400兆円)から1.75兆ドルに規模半減を迫られた。バイデン氏は「歴史的な枠組みだ」と強がったが、中間層を意識した有給休暇補助や富裕層課税は抜け落ち、指導力に疑問符を残した。

 コロナ対策でバイデン氏は、連邦職員らに対するマスクやワクチン接種の義務化という強力な権限を行使した。これに「選択の自由」を重視する保守層が猛反発。共和党知事を擁する複数の州が連邦政府を提訴するなど、州政府との反目も顕在化している。

 昨年の大統領選は「トランプ前大統領の信任投票」(ワシントン・ポスト紙)と評された。派手さのないバイデン氏の勝利は、社会の分断に疲れ、落ち着きを求める国民の声を反映していた。政権浮揚の材料に乏しい中、リーダーシップを発揮できないまま来年11月の中間選挙で議会優位を失えば、バイデン氏の影響力は一気にそがれる可能性がある。

6586チバQ:2021/11/03(水) 23:21:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd30e941418770ccd47cdfd8135031e2347bcc2e
米ボストン市長に初の非白人女性
11/3(水) 15:52配信

時事通信
米ボストン市長選で勝利したミシェル・ウー氏=2日、ボストン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米東部ボストンで2日、市長選が行われ、台湾系の市議会議員ミシェル・ウー氏(36)が初当選した。

 米メディアが伝えた。過去200年の市長選では白人男性しか選ばれておらず、非白人の選出は初。女性が選ばれるのも初めてだという。

 ウー氏はハーバード大法科大学院出身で、2014年に同市初のアジア系女性市議に就任。ボストンでは近年、白人の人口が減る一方でアジア系やヒスパニックが増加している。

6587チバQ:2021/11/04(木) 08:37:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d046fb76f93c75ef5ee81c509c0ff230c7e98060
エマニュエル氏の駐日大使起用案可決 米上院外交委 民主2人反対
11/4(木) 5:31配信

毎日新聞
米上院外交委員会で駐日大使への指名を支持されたエマニュエル前シカゴ市長=2021年10月20日、秋山信一撮影

 米上院外交委員会は3日、次期駐日大使に指名されたエマニュエル前シカゴ市長の人事案を賛成多数で可決した。市長時代の黒人少年射殺事件への対応が不十分だったとして与党の民主党から2人が反対に回ったが、共和党議員の多数が賛成した。上院本会議で指名が承認されれば、着任する。

 上院外交委は民主、共和両党11人ずつで構成する。3日の人事案の採決では民主党のマークリー、マーキー両氏が反対したが、ハガティ氏(前駐日大使)ら共和党側の多数が賛成した。

 マークリー氏は3日の声明で、黒人差別や警察の暴力に抗議する運動の名称を引用し「黒人の命は大事だ。エマニュエル氏の経歴を慎重に検討し、大使指名は支持できないという結論に達した」と述べた。

 一方、共和党の外交委筆頭理事のリッシュ氏は、バイデン政権が検討しているとされる核兵器の「先制不使用」宣言について「同盟国の日本への裏切りとなる。エマニュエル氏とこの問題で議論したが、彼は理解してくれたと信じている」などとして人事案への支持を示した。

 民主、共和両党が50議席ずつの本会議での人事案承認には過半数の賛成が必要になる。エマニュエル氏の起用には民主党の下院左派が強硬に反対しているが、上院では反対を明言している議員は少ない。共和党の一部は賛成に回る見通しだ。【ワシントン秋山信一】

6588チバQ:2021/11/04(木) 14:51:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c99f362ef1c0be0b60a8469c33abb81506a809
元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏落選 生まれ故郷の市長選
11/3(水) 15:06配信

毎日新聞
市長選の討論会で話すボビー・バレンタイン氏=米東部コネティカット州で2021年10月21日、AP

 米東部コネティカット州スタンフォード市の市長選が2日、投開票された。同市が生まれ故郷で、プロ野球のロッテや米大リーグのメッツなどで監督を務めたボビー・バレンタイン氏(71)が出馬していたが、州議会議員で若手の民主党候補に接戦の末に敗れた。地元メディアが伝えた。

【写真で振り返るボビー・バレンタイン氏の軌跡】

 バレンタイン氏は無所属で今年5月に出馬を表明。米大リーグのレンジャーズの監督を解任された当時に球団の経営パートナーだったブッシュ(子)元大統領らから献金を受けた。知名度を生かし、数々の野球チームを率いた指導力などをアピールした。

 対抗馬のキャロライン・シモンズ氏(35)は名門ハーバード大出身で、過去に国土安全保障省などに勤務。民主党の若手ホープとして、ラモント州知事(民主党)のほかオバマ元大統領も支持を表明していた。

 スタンフォード市は人口約13万5000人で、人口規模がコネティカット州で2番目に大きな都市。ヤンキースやメッツの本拠地であるニューヨーク市の北東に位置する。

 バレンタイン氏は1968年にドジャースに入団し、5球団でプレー。現役引退後はメッツやレンジャーズ、レッドソックスで監督を務め、メッツを率いた2000年にワールドシリーズ進出を果たした。ロッテでは95年と04〜09年に監督を務め、05年に日本一を達成した。日本では「ボビー」の愛称で親しまれた。【ニューヨーク隅俊之】

6589チバQ:2021/11/05(金) 09:40:36
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140930?rct=world
トランプ氏、自分が応援しなければ「負けていた」 バージニア知事選で影響力誇示 24年の大統領選にらみ
2021年11月4日 20時13分

 【ワシントン=金杉貴雄】米南部バージニア州知事選で共和党候補が勝利したことを受け、同党のトランプ前大統領は2024年の次期大統領選での復権をにらみ、自らの影響力を誇示している。
 トランプ氏は3日、ラジオ番組に電話出演し、民主党候補を破り勝利したヤンキン氏について、自らやその支持者の支援がなければ「15ポイント以上の差で負けていただろう」と主張し、“勝利宣言”した。
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)
バージニア知事選に勝利したヤンキン氏(AP)

 ヤンキン氏は選挙戦で、教育現場での性的少数派への対応に焦点を当てリベラル派を攻撃するなど、トランプ氏を支持する保守層からの集票を期待。一方で、人種差別的言動や米議会襲撃事件などで批判も多いトランプ氏とは表面上、距離を置く戦術をとった。トランプ氏が支持表明しても集会などで同席を避けた。
 逆に民主党側はトランプ氏とヤンキン氏は「一体だ」として批判を展開。バイデン大統領やオバマ元大統領も応援に入ったが、近年では民主党が地盤とする同州での知事選を落とした。
 トランプ氏は声明で「民主党候補が私のためにやってくれたので、私は集会に行く必要さえなかった」と皮肉をこめた。昨年の大統領選で民主党が圧勝したバージニア州の知事選を1年後に共和党候補が制し、トランプ氏が復活に自信を深める結果となった。

6590チバQ:2021/11/08(月) 07:38:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/30ad03e84658cd0407e4c56792811ebc46920e7b
米民主、優勢維持へ試練 経済に関心、党内融和カギ 中間選挙まで1年
11/8(月) 7:03配信

時事通信
6日、ホワイトハウスで、インフラ投資法案成立を受け演説するバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領の「信任投票」となる中間選挙まで1年。

 与党民主党が議会上下両院で持つわずかな優位を維持できるかが焦点だ。社会が新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中、国民の関心はインフレや雇用など経済問題に集中。バイデン氏が民主党内の路線対立を越えて政策を実現し続け、弱った求心力を回復できるかが試される。

 「結果を出せることを証明した」。夏以降の支持率下落に悩むバイデン氏は、6日の記者会見で久しぶりに顔をほころばせた。「一世代に一度」と胸を張る1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資法案の成立が確実となったためだ。

 だが、遅きに失したことは否めない。2日のバージニア州知事選では、民主党地盤にもかかわらず12年ぶりに共和党候補が勝利。民主現職が優勢とみられたニュージャージー州の知事選でも予想外の大接戦を許し、「中間選挙への警鐘」(CNNテレビ)と伝えられていた。

 苦戦の背景には、民主党内左派と中道派の「内輪もめ」による政策実現の遅れが指摘された。環境や子育て施策を盛り込み、政権のスローガン「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の名を冠した1兆7500億ドル(約200兆円)の大型歳出法案は、依然議会を通っていない。

 ロイター通信の最新世論調査では、直面する最大の課題に「経済・失業・雇用」を挙げた回答が27%で最も多く、「医療制度」が11%、「環境・気候変動」「保健」がそれぞれ10%で続いた。経済重視の傾向は民主党支持層よりも共和党支持層や無党派層で高く、幅広い国民の声に応えられるかが中間選挙のポイントとなる。

 一方、多数派奪還を目指す共和党は民主党の「大きな政府」路線を「社会主義的」と攻撃。物価の高止まりや、移民政策、治安悪化などを争点化していく構えだ。NBCテレビの調査では「どちらの党がより良い仕事をしそうか」との問いに対し、「経済」「国境警備」「犯罪対策」、さらには「物事を成し遂げる」の項目全てで共和党が上回った。

 中間選挙には、10年に1度の国勢調査に基づく区割り変更も影響しそうだ。下院は人口比例で配分された選挙区ごとに1人を選ぶ小選挙区制で行われる。昨年の調査によると、人口が増えたテキサスなど6州で議席割り当てが増えた一方、カリフォルニアなど7州では減少。これは「共和党に有利」と分析されている。

6591チバQ:2021/11/10(水) 11:49:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c7e6a61c642634e356e7ac172b0cbfb3e58734
トランプ氏、再出馬へ着々 共和党内敵なし、穏健派沈黙 米大統領選1年
11/3(水) 7:58配信
時事通信
支持者の前で演説するトランプ前米大統領=10月9日、アイオワ州(EPA時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選の雪辱を誓う共和党。

 だが、退任後も圧倒的な党内人気を誇るトランプ前大統領のほかに、新たな「顔」は現れないままだ。敗北を受け入れないトランプ氏に国民は批判的だが、穏健派は報復を恐れ、口をつぐむ。過激な主張に身を委ね続ければ、党勢の先細りは免れない。


 「大統領選は不正だった」。10月9日、中西部アイオワ州デモインの集会で、トランプ氏は熱狂する観客を前に1時間半超の長広舌を振るった。大統領選候補者指名争い初戦の党員集会が開かれる同州での演説だけに、再選に向けたトランプ氏の野望が透けて見える。

 6月から政治活動を本格化させたトランプ氏は、独自のインターネット交流サイト(SNS)を創設し、発信力強化にも余念がない。自身の支持者らによる1月の連邦議会襲撃を「平和的だった」と吹聴する。

 荒唐無稽な主張にも、党内議員の多くは異を唱えずにいる。一つには、トランプ氏が「反トランプ派」の選挙区に次々と自身に忠実な「刺客」を送り込んでいるからだ。トランプ氏の弾劾に賛成票を投じた下院議員10人のうち、これまでに2人が再選不出馬を表明。トランプ氏は「あと8人だ!」とほくそ笑んだ。

 キニピアック大の10月調査では、トランプ氏の再出馬を58%が「望まない」と回答。一方、共和党支持者で見ると78%が「望む」と答えた。5月の同じ調査では66%だったことから、トランプ氏待望論の高まりがうかがえる。

 こうした中、有力候補に名前が挙がる南部フロリダ州のデサンティス知事やペンス前副大統領、ポンペオ前国務長官、ヘイリー元国連大使らはいずれも様子見に徹している。指名争いになれば他の候補を「たたきのめす」と宣言したトランプ氏。実際の出馬判断は来年秋の中間選挙後との見方が多いが、24年大統領選への立候補は現実味を帯びる。

 トランプ氏を批判し、再選出馬断念を迫られたキンジンガー下院議員は訴える。「多くの有権者が政治的なよりどころを失っている」。穏健派が声を失った共和党の漂流は続く。

6592チバQ:2021/11/16(火) 08:45:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/643fb89fc9b8321747b8ce25f66011489290fcf1
オルーク氏、米テキサス知事選出馬 「超保守」共和現職に挑戦
11/16(火) 7:13配信

時事通信
米民主党のオルーク元下院議員=7月31日、テキサス州オースティン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米民主党のオルーク元下院議員(49)は15日、来年11月の南部テキサス州知事選への出馬を表明した。

 「共和党王国」の同州で、極端に保守的な政策で知られる同党のアボット知事(64)の再選阻止に挑む。

 オルーク氏は下院議員を3期6年務め、2018年上院選では共和党有力者のクルーズ議員相手に善戦。20年大統領選にも出馬し、若さと雄弁さで注目を集めた。

6593チバQ:2021/11/21(日) 20:20:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASPCP5DKTPCLUHBI00J.html
バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策
2021/11/21 18:30朝日新聞

バイデン大統領、支持率低下 中間選挙に暗雲 物価上昇とコロナ対策

ミシガン州デトロイトの自動車工場で17日に演説するバイデン大統領=AP

(朝日新聞)

 バイデン米大統領の支持率が下がり続けている。コロナ禍の出口がなお見えないうえ、物価上昇が国民の生活を直撃して不満が高まっている。来年の中間選挙を前に、民主党にとっても逆風が強まっている。

 14日に発表されたワシントン・ポストとABCの共同世論調査によると、バイデン氏の支持率は41%で、前回9月の調査よりも3ポイント下がった。

 支持率の低迷は、歴代大統領と比べても深刻だ。ギャラップ社によると、バイデン氏の11月時点での支持率は、戦後の選挙で選ばれた大統領の同時期と比較して、トランプ大統領に次ぐ2番目の低さだという。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の平均値によると、1月の就任時に55%だったバイデン氏の支持率は、7月から低落傾向が顕著になり、米軍のアフガニスタン撤退が混乱を招いた8月には支持と不支持が逆転した。

 現在、最大の下落要因となっているのが、新型コロナウイルスと物価上昇だ。ワシントン・ポストなどの調査では、バイデン氏の個別課題への対応について、経済では55%、新型コロナ対策では49%が「支持しない」と回答し、いずれも支持を上回った。

6594チバQ:2021/11/21(日) 20:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e292233a8227b58c97ba62dd54fd889e313267

米コロナ死者、昨年上回る デルタ株流行や低接種率が要因
11/21(日) 10:58配信
共同通信
20日、米ニューヨークでワクチンの接種義務化に反対する人々(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】新型コロナウイルスの感染者、死者の累計が世界最多の米国で、今年の死者が昨年の約38万5300人を上回った。ジョンズ・ホプキンズ大の集計などを基に、米メディアが20日報じた。感染力が強いデルタ株の流行とワクチン接種率が低い地域が残っていることが主な要因とみられている。


 米政府は、室内での集まりが増えるクリスマスシーズンを控えワクチン追加接種拡大などで対応を急ぎたい考え。

 米疾病対策センター(CDC)によると、20日時点でワクチン接種を完了したのは全人口の59.1%にとどまっている。18歳以上の成人人口では70.9%。

6595チバQ:2021/11/28(日) 09:31:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/99db9db23c30ccb4af75b6d0c3947d515c9b3786
「三重苦」で支持率低迷 コロナ・物価高・党内対立 バイデン政権、中間選挙厳しく
11/28(日) 7:12配信

時事通信
バイデン米大統領=26日、マサチューセッツ州ナンタケット島(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)が、就任10カ月では歴代ワースト2位となる支持率低迷にあえいでいる。

 米ギャラップの世論調査による支持率は1月の政権発足時の57%から、10月以降は42%に落ち込んだ。背景には新型コロナウイルス、物価上昇、看板政策を台無しにする与党民主党内の対立―の三重苦がある。

 「お父さんもお母さんも安心してください。感謝祭祝日の七面鳥もクリスマスのプレゼントも店に十分あります」
 バイデン氏は23日、ホワイトハウスでエネルギー価格の高騰に対応するため、石油備蓄を放出すると発表。その際、物価高の要因の一つである品不足や出荷遅延などサプライチェーン(供給網)の問題に取り組んでいることを強くアピールした。影響が直撃している庶民の厳しい視線を意識したものだ。

 バイデン氏の支持率は8月にアフガニスタンからの駐留米軍撤収で混乱を招いたことを契機に急落した。アメリカン大学のジョー・キャンベル教授は、取材に対し「国民は(前年同月比)約6%の物価上昇に苦しみ、コロナ禍も続いている。米国一国では解決できないのに『大統領は効果的に対応していない』と思っている」と指摘する。

 実際、メリーランド州に複数の店舗があるスウェーデンの家具大手イケアは休暇前でにぎわうものの、多くの商品が品切れ。バージニア州の自動車ディーラーは、世界的な半導体不足から「新車は数カ月待ちで、品薄の中古車も20%以上の値上がり。これじゃ客足が遠のく」と嘆いていた。

 バイデン氏が福祉の拡充や気候変動対策を重視して手掛けた大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」は、19日に下院を通過した。しかし、民主党内の対立の結果、その規模は当初から半減し、1兆7500億ドル(約198兆円)にとどまっている。

 ギャラップによると、就任から約10カ月が過ぎたバイデン氏の支持率は、同時期のトランプ前大統領(37%)に次ぐ歴代ワースト2位(1953年11月のアイゼンハワー大統領以降)を記録。民主党の苦戦が予想されている来年の中間選挙まで1年を切る中、バイデン氏の政権運営は厳しさを増している。

6596チバQ:2021/11/28(日) 09:44:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/97e3ee1e220a2885f9e88b3e4b0be84345562f90米NY州、コロナ非常事態宣言 不急の医療行為制限
11/27(土) 11:23配信

共同通信
 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のホークル知事は26日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、非常事態を宣言した。12月3日から来年1月15日まで、病床と医療従事者を確保するため不急の医療行為を制限することなどが可能になる。

 ホークル氏は声明で「感染拡大の兆候が出ている。新たな変異株『オミクロン株』はまだ州内で検出されていないが、近づいてきている」と警鐘を鳴らした。同州は今年6月、感染拡大に伴い昨年3月に宣言した非常事態を終了していた。

 ニューヨーク州の陽性率(7日間平均)は今月に入ってから上昇し、3.8%に達している。

6597チバQ:2021/12/04(土) 11:01:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9686e6dc31f2a19c52986559ed430cd728eb43b2
せき込むバイデン氏「ただの風邪だ」 79歳、健康不安打ち消し
12/4(土) 9:39配信
 史上最高齢の米大統領であるバイデン氏(79)が3日、演説中に声がかすれていたため、記者から「大丈夫ですか」と問われ、「ただの風邪だ」と答える一幕があった。ホワイトハウスは直後に新型コロナウイルスへの感染を否定する医師の診断内容を公表した。

 バイデン氏は3日、雇用状況に関する定例の演説に臨んだが、普段よりも声が低音で、せき込む頻度が多かった。演説後に記者から「声が普段と違ったが、大丈夫ですか」と問われ、「新型コロナの検査も受けたが、ただの風邪だ。よくキスしてくれる1歳半の孫が(先に)風邪をひいていたんだ」と笑みを浮かべながら“健康不安”を打ち消した。

 ホワイトハウスが公表した医師の診断内容によると、バイデン氏は鼻づまりや声のかすれといった症状があるが、新型コロナやインフルエンザの検査では陰性だった。今後は市販薬などで治療するという。

 バイデン氏は11月に受けた定期検査で「引き続き健康で元気があり、大統領の責務を果たすのに適している」と診断されたが、背骨の摩耗などによって歩行がぎこちなくなっていると指摘されたほか、大腸の良性ポリープを除去していた。【ワシントン秋山信一】

6598チバQ:2021/12/06(月) 17:04:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3327e1d3bdf9ddbdf02a0dc7761c33f8a253087
〝共和党の巨人〟超党派姿勢を惜しむ声 ドール元上院議員死去
12/6(月) 16:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米共和党重鎮で元上院議員のボブ・ドール氏が5日死去した。98歳。第二次大戦の戦傷で障害を負いつつ約36年の議員在職中、超党派の運営を主導。1996年の大統領選で民主党現職のクリントン氏に敗れるなど大統領への挑戦は敗れ続けたが、今日の議会が党派対立で国民の支持が著しく低下する中、20世紀の米国政治の〝巨人〟の死を惜しむ声が高まっている。

元上院議員の妻エリザベス氏の財団が発表。死因は明らかにされていないが、今年2月に肺がんで治療中と公表していた。

「歴史家は大統領選の敗者に厳しいが、ドール氏の米国社会への貢献はホワイトハウスへの戦いの敗北をはるかに超えた」。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は社説でドール氏の生涯をたたえた。

1923年、カンザス州出身。大恐慌の最中に貧しい家庭で育つ。バスケット、フットボール選手として鳴らした大学在学中に第二次大戦で陸軍入隊。45年にイタリアでの独軍との戦闘で重傷を負い、3年超の入院の末復員したが、右腕に重い障害を負った。

61年にカンザス州選出の下院議員に初当選し、69年に上院議員。現実主義の保守政治家として頭角を現し、85年から約10年間、共和党上院院内総務。レーガン政権期の税制改革などで党派を超えた調整力を発揮した。障害者差別撤廃の法律制定にも尽力した。

80、88年と大統領選の党指名争いに敗れた末、96年に党指名を獲得。73歳は現職を除き当時の最高齢の候補だった。好景気の追い風を受けた現職クリントン氏に大差で敗北。政界を引退しテレビ出演や執筆、退役軍人支援などに従事した。

米政界やメディアで相次ぐドール氏の議会人生をたたえる声は、党派対立と調整役不在で多くの法案がたなざらし状態にある議会への信認低下の裏返しといえる。議会の平均支持率は22%と記録的低水準だ。

ドール氏は引退後、共和党の右傾化に苦言を呈したが、党への忠誠は一貫し、2016年大統領選ではトランプ氏を支持した。そのトランプ氏は今日、バイデン大統領の看板政策のひとつインフラ整備法に賛成票を投じた一部の共和党議員を糾弾する。

「意見は頻繁に異なったが、最良という場面では民主党との協働に躊躇しなかった」。バイデン氏は声明でドール氏の超党派姿勢を惜しんだが、大統領自身が左派と穏健派の党内抗争になすすべがないのは皮肉と言わざるを得ない。

6599チバQ:2021/12/07(火) 20:34:09
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-211207X786.html「人種差別」区割りに待った=米司法省、テキサス州を提訴
2021/12/07 14:04時事通信

 【ワシントン時事】米司法省は6日、南部テキサス州による新たな連邦議会下院の小選挙区区割り案が、人種や肌の色による投票機会の差別を禁じた投票権法に違反するとして、同州を連邦地裁に提訴した。共和党に有利な区割りを描こうとする同州の動きに、バイデン政権が待ったをかけた形だ。

 訴状は、同州が共和党支持の多い白人が多数派になるような区割り変更をしたと指摘。ガーランド司法長官は会見で「ヒスパニック系や黒人の権利を奪う」と批判した。

 米国では今年、10年に1度の国勢調査に基づき、小選挙区の区割り変更が行われている。各州が区割りを決めるため、知事や州議会多数派が所属政党に有利になるよう恣意(しい)的に地図を線引きする「ゲリマンダー」の横行が懸念されている。

6600チバQ:2021/12/14(火) 17:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40ba11a7280903b4f67bd3a09083b73e6373d5a
米竜巻の死者88人に 発生72時間、懸命の捜索続く
12/14(火) 13:48配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】米南部と中西部の6つの州で10日夜から11日未明にかけて発生した大規模な竜巻被害で、13日夜までに5つの州で88人の死亡が確認された。このうち南部ケンタッキー州では1千世帯以上の家屋が消失し74人が死亡、109人が行方不明になっている。救助を待つ人の生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」となる中、懸命の捜索活動が続いている。

ケンタッキー州のビシア知事は13日、竜巻で倒壊した同州メイフィールドのろうそく工場について、被災時に中にいた110人のうち94人の無事が確認されたと発表。一方で8人が死亡し、8人の行方が分かっていないと説明した。

バイデン大統領は同日、同州を視察した政府高官から報告を受け、「わが国で起きた最悪の竜巻被害の一つだ」として大規模災害にあたると宣言。一時的な住まいの提供や長期的な復興支援のための資金を、連邦政府の予算から支出する方針を示した。15日に被災地を視察する。

他州でこれまでに確認された死者は、中西部イリノイ州6人、南部テネシー州4人、南部アーカンソー州2人、中西部ミズーリ州2人となった。

6601チバQ:2021/12/19(日) 18:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f63d5a6be2fe4332948fadc3ad540d4d0145d28a
過去10年で犠牲者最多 死者91人、最大風速84メートル 米竜巻から1週間
12/19(日) 7:05配信

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時事通信
竜巻で破壊された酒屋を片付ける人々=16日、米ケンタッキー州メイフィールド(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米南部・中西部を10日夜から11日未明にかけて襲った竜巻の発生から、1週間が経過した。

 死者は17日時点で5州の計91人に上り、ABCテレビ(電子版)によると、170人以上が犠牲となった2011年5月以来、最悪の竜巻災害となった。

 気象予報機関(NWS)が発表した予備調査報告によれば、一晩の間に8州で59個の竜巻が発生。最も多くの犠牲者が出たケンタッキー州では、最大風速84メートルの勢力で家屋などが巻き上げられた。現地はがれきの山と化し、生後2カ月〜98歳の77人が命を落とした。

 同州のろうそく工場では需要が高まるクリスマスを前に24時間態勢で操業中、8人が死亡した。一部従業員は、警報が発表されていたにもかかわらず「帰宅すれば解雇する」と上司に脅されたと話しており、経営者を相手取った集団訴訟に発展した。州も安全対策が適切に取られていたかどうか検証を開始した。

 被災地の一部地域では依然として停電が続くなど、竜巻の爪痕が深く残る。17日もボランティアらが駆け付け、根元からなぎ倒された木やがれきの撤去に追われた。

 バージニア州を拠点に全米で災害支援を行うクリス・チリスさんは、米メディアに「14年この仕事をしているが、これほどひどい状況はない」と述べ、復興には何年もかかるだろうと指摘した。だが、大災害を克服し町が立ち直った時には、より強くなっているとも語り、「命を失ったことは恐ろしいが、人々はより結束するだろう」と力を込めた。

6602チバQ:2021/12/20(月) 14:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b94755d7aa52c589c6e22f0852328aac1b8a077b
米でインフルエンザ発生、拡大の兆し コロナとの多重苦懸念
12/19(日) 16:30配信
CNN.co.jp
インフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていることがわかった

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は19日までに、昨年はほぼ影を潜めていたインフルエンザの発生が米国内の多くの場所で現れ始めていると警告した。

CDCのインフルエンザ対策チームを率いるマニシュ・パテル博士が米国の臨床医との間で最近開いた連絡会議で述べた。

インフルエンザが流行すれば、新型コロナウイルスのオミクロン、デルタ両変異株の猛威に加えた公衆衛生対策の「三重苦」になりかねず、医療態勢への負担がさらに増すとの警戒感が強まっている。

同博士によると、過去18カ月間に米国内ではインフルエンザの活動がなく、世界的に見ても南半球や北半球で最小限の水準にとどまった。同チームによるインフルエンザ監視が始まって以降、見られなかった現象だったとしその理由はまだ判断がつかないとも説明した。

CDCによると、12月の第1週に入り、インフルエンザに感染して841人の入院が記録された。前週の496人から増えていた。

CDCはインフルエンザに関する週ごとの報告書で、発生の水準は総じて低い段階だが、クリニックや公衆衛生研究所は最近、検査での陽性診断の増加を伝えていると指摘。ウイルスの検出は5〜24歳の若年層が大半だが、25歳以上の成人の間での比率も最近の数週間、拡大しているとした。

CDCは先月下旬、若年の成人や大学生の間でインフルエンザ発生の件数が増えており、流行の新たなシーズンの始まりを意味する可能性があるとも分析していた。

6603チバQ:2021/12/20(月) 14:46:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/cae26983ffe43b77842fdf67c5350c1edc94d9e8
コロナ規制批判の州議員が死去、滞在先のエルサルバドルで感染 米
12/20(月) 14:00配信
CNN.co.jp
米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員=2017年2月

(CNN) 滞在先の中米エルサルバドルで新型コロナ感染が確認されたと1カ月前に伝えていた米ワシントン州のダグ・エリクセン州上院議員(共和党)が死去した。州上院共和党幹部会の18日の声明を通じて遺族が発表した。

発表によると、エリクセン議員は17日に死去した。遺族は死因を明らかにしておらず、プライバシーを尊重してほしいと求めている。

エリクセン氏は州下院議員を6期務めた後、2010年に州上院議員に選出されていた。

エリクセン議員は11月、地元ラジオ局KIROに対し、エルサルバドル滞在中に新型コロナに感染して具合が悪くなったと述べていた。同局のニュースディレクターのツイートによれば、エリクセン議員はエルサルバドルから出国できず、モノクローナル抗体治療も受けられないと訴えていたという。

地元紙シアトル・タイムズの報道によると、エリクセン議員はワシントン州議会に宛てた11月11日の電子メールで「エルサルバドルへ旅行に出かけ、到着直後に新型コロナウイルス検査で陽性と判定された」と報告。回復を支えるため、治療薬をエルサルバドルに空輸する手助けをしてほしいと求めていた。

エリクセン議員はワシントン州のジェイ・インスリー知事(民主党)の新型コロナ対応をめぐり、何度も辞任を要求していた。11月1日付のプレスリリースでは同州の対応について「権威主義的政府を率いる国家的リーダー」と批判。「インスリー知事の歩調は国全体と合っていない」と述べ「自身の行動は科学に基づくと言っているが、それは断固として、公衆衛生当局や選挙で選ばれた他州の指導者が理解している科学ではない」と主張していた。

インスリー知事は18日、エリクセン議員の訃報を受けて哀悼の声明を発表した。

6604チバQ:2021/12/24(金) 17:54:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a082fb6f77bbaebcc191651d68f1b40c2b0f72f
NY州、過去最多の1日3.8万人感染 カウントダウンは規模縮小
12/24(金) 9:44配信

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毎日新聞
気温が2度近くに冷え込む中、タイムズスクエアで新型コロナウイルスの検査テントに並ぶ人たち=米ニューヨークで2021年12月20日、隅俊之撮影

 米東部ニューヨーク州のホークル知事は23日、新型コロナウイルスの新規感染者(22日)が3万8835人だったと発表した。前日の2万8924人から1万人近く増え、過去最多を更新した。陽性率も11・96%と高い水準で推移している。


 ニューヨーク州などでは、新たな感染者のうち変異株「オミクロン株」が占める割合が92%に上る。ホークル氏は新たな外出制限などの実施には否定的だが、22日現在の入院者は前日比82人増の4534人と増え続けており、今後対応が必要になる可能性がある。

 一方、ニューヨーク市中心部のタイムズスクエアで大みそかに開かれる恒例のカウントダウンイベントについて、デブラシオ市長は23日、例年なら約5万8000人に上る観客を約1万5000人に制限し、規模を縮小すると発表した。ワクチン接種証明の提示とマスク着用を義務付けるとしている。【ニューヨーク隅俊之】

6605チバQ:2021/12/26(日) 13:23:38
https://digital.asahi.com/articles/ASPDK4JPNPDJUHBI03N.html?_requesturl=articles%2FASPDK4JPNPDJUHBI03N.html&amp;pn=9
米国で「怪物」的選挙区割りが続出 政治家の利己心の産物、市民反発
会員記事

アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆2021年12月18日 11時00分
 米国で、特定政党に有利な選挙区割り「ゲリマンダー」が横行している。今年は10年に1度の区割り変更の年にあたる。さらに、連邦議会で民主党と共和党の議席数が伯仲する状況も加わり、両党は来年11月の中間選挙を見据え、自分たちに有利な区割りづくりに熱を入れている。各地で市民団体が監視をしているが、問題視されながらも長年続く慣習は、終わる気配がない。

 「政治家ではなく、私たちのための区割りを!」

 12月8日、メリーランド州アナポリスの州議会議事堂前に集まった人たちが声を上げた。人々が是正を求めたのは、政治家が自分たちに有利になるよう議会選挙区の線引きをする「ゲリマンダー」だ。19世紀初頭のマサチューセッツ州知事ゲリーが線引きをした選挙区が、トカゲのような怪物サラマンダーに似ていたことに由来する。

 集会に参加したジャスティン・ガラルドさんは、投票を呼びかけるボランティア活動をした経験から「政治家が都合よく区割りを決めるべきではない。選挙区が入り組んでわかりにくく、自分の選挙区を知らない人もいる」と話した。

 米国の議会選挙は、上院は州全体を選挙区とし、各州から2人が選ばれる。一方、下院の議席は州の人口に基づいて配分される。下院と州議会の選挙区割りは、10年に1度実施される国勢調査をもとに、各州が見直す。今年はその年で、区割り作業が大詰めを迎えている。

 メリーランド州は、露骨なゲリマンダーが長年問題になってきた州の一つだ。新たな下院選挙区の区割りもこれまでと同じく、複雑な形の選挙区が入り組んでいる。区割り案を作成した州議会は、民主党が多数派を占める。

 区割りを担当した議会の諮問委員会は声明で、「よりわかりやすく改善された区割りだ」と強調する。しかし、プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、メリーランド州の新たな区割りを「著しく民主党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

 集会を企画した団体「リーグ・オブ・ウーマン・ボーターズ」メリーランド支部のナンシー・ソーレン共同代表は「議会の区割り案が民主党の議席を増やす狙いなのは明らかだ。私たちは完全な独立委員会に区割りを委ねるべきだと訴えてきた」と話す。

 ゲリマンダーは米国で長年問題視されている慣習だが、今回も多くの州で、民主党、共和党それぞれが自分たちに優位な線引きをしている。州議会は共和党が多数派を握る州が多く、全体としては共和党にやや有利な区割り変更になるというのが、選挙の専門家の見方だ。

 両党がにらむのは、来年11月に控える中間選挙だ。全435議席が改選される下院は現在、民主党が過半数を抑えているものの、共和党との差はわずか8議席だ。複数の市民団体がゲリマンダー解消を訴えているが、過半数確保にしのぎを削る両党からは、是正の機運は高まっていない。

 ソーレンさんの団体は、ゲリマンダー是正を求める活動を全国で展開してきた。だが「状況はさらに悪くなっている。党派対立が強まり、協力や公正さが失われたことが一因だ」と語る。

 米南部ノースカロライナ州の都市グリーンズボロ。町の中心部には、黒人差別に反対の声を上げた1960年代の公民権運動の記念碑が残る。約30万人の人口のうち、白人と黒人がそれぞれ4割ずつを占める。

 11月、同市を中心とした選挙区である6区が、分割されて事実上姿を消すことが決まった。共和党が主導する州議会が決めた新たな区割りの結果、6区は四つに分割されて、それぞれ周辺の選挙区に組み入れられたからだ。

 地元の書店主スティーブ・ミッチェルさん(62)は、「ばかげている。政治家が自分の党に有利な線引きをした、ゲリマンダリングの結果だ」と憤る。グリーンズボロが組み入れられた新たな選挙区は西に広がり、アパラチア山脈の山間部を含む。グリーンズボロから選挙区の西端まで車で2時間以上かかる距離だ。ミッチェルさんは「西側の地域とは文化も違う」と、同じ選挙区になるのは納得がいかない様子だ。

 この6区は、前回2020年の下院選挙では民主党候補が勝利した。しかし、分割して組み込まれた周辺の選挙区は、いずれも共和党が優勢だ。このように相手の政党が強い地域を分割して、ほかの選挙区に吸収する手法は「クラッキング」と呼ばれる。逆に、他党の支持者が多い地域を一つの選挙区に「詰め込む」代わりに、周辺の選挙区の区割りを自分の党に有利にする「パッキング」という手法もある。

6606チバQ:2021/12/26(日) 13:23:53
 同州の区割りについては、すでに市民団体が複数の訴訟を起こしている。その一つ「社会正義のための南部連合」のジェフ・ロペフィド弁護士は、「都市部を分割して共和党が強い地区に組み込むことで、都市部に多いアフリカ系住民の票を希薄化しようとしている」と批判する。

 同じような衝突は別の州でも起きている。司法省は6日、テキサス州の新たな区割りがマイノリティーに不利で、人種差別を禁じた投票権法に反するとして、同州を提訴した。バイデン政権が、共和党に有利な区割りを阻止しようとしたものだ。

 イリノイ州では、蛇のように細長い選挙区が生まれた。複数の郡にまたがる都市をつないで、一つの選挙区をつくった結果だ。都市部には民主党支持者が多い。プリツカー知事(民主党)は「区割りは(人種差別を禁じた)投票権法の趣旨に合致するものだ。すべてのコミュニティーが、平等に議会に意見を反映できる区割りだ」と、都市部に多いマイノリティーの声が埋没しないよう配慮した結果だと訴えた。

 しかし、同州の市民団体「チェンジ・イリノイ」は「ほぼすべての選挙区で勝者と敗者が事前に決まっている。有権者の選択を奪う非民主的な区割りだ」と批判する声明を出した。

 プリンストン大学の研究者が運営する「プリンストン・ゲリマンダリング・プロジェクト」は、ノースカロライナ州、イリノイ州の区割りを「著しく一方の政党に有利だ」として最低ランクの「F」に評価した。

政治の二極化の要因にも
 ゲリマンダーは、選挙での競争を失わせる一因となっている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が2020年下院議員選挙の投票日前に示した予測では、両党の候補が接戦となる選挙区は、435議席のうち1割にとどまった。

 ニューヨーク大学のブレナン司法センターは、ゲリマンダーが「有権者が代表を選ぶのではなく、政治家に有権者を選ぶ権限を与えている」と指摘し、民主主義に反すると訴える。

 ゲリマンダーによって一方の政党の支持者が選挙区内に増えることが、政治の二極化につながっているという指摘もある。選挙法に詳しいウィリアム・アンド・メアリー大学ロースクールのレベッカ・グリーン教授は「競争が少ない選挙区になれば、候補者は中間的な有権者よりも、より極端な主張の層に訴えようとする可能性が強まる」と語る。

 ゲリマンダーの防止策として提唱されているのが、議会に代わって第三者による独立委員会に区割りの権限を与える案だ。実際に複数の州で導入されているが、十分な権限が与えられず委員会案が採用されない州があるなど、課題も残っている。(アナポリス〈メリーランド州〉=大島隆)

6607チバQ:2021/12/28(火) 11:58:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf64fcbfbe3ce052f3d75d080789ff15e25a620
NY市、子供の入院急増 オミクロン株拡大、空の便混乱 米
12/28(火) 7:07配信

時事通信
24日、米ニューヨークで、市職員が配布する新型コロナウイルス感染検査キットを求め集まった人々(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急速に広まり、再び感染拡大に見舞われている米ニューヨーク市で、18歳以下の子供が感染して入院するケースが急増している。

【図解】オミクロン株の特徴

 
 ニューヨーク州が24日発表した声明によると、ニューヨーク市では今月第2週から第4週にかけて、18歳以下の入院件数が4倍に増えた。約半数がワクチン接種が認められていない5歳未満だという。

 ニューヨーク州では24日、新規感染者数が4万9708人と過去最多を更新した。州保健当局は子供を感染から守るため、5歳以上のワクチン接種やマスク着用を呼び掛けるとともに、人混みを避けるよう改めて訴えた。

 一方、大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長は26日、米ABCニュースのインタビューで、オミクロン株は重症化リスクが低いとの研究結果があるものの「感染者が激増すると、重症度が低いというプラスの効果を打ち消してしまう」と指摘。「自己満足しないでほしい」と警戒を怠らないよう促した。

 オミクロン株の拡散は、多くの人が移動するクリスマス休暇の航空業界も直撃した。CNNテレビによると、各航空会社で職員や乗務員の感染が相次ぎ、26日には米国便だけで1200便以上がキャンセルとなり、全世界では3日間で6000便以上が欠航したという。

6608チバQ:2021/12/30(木) 22:43:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a5a791d3be2433cae4e98d0910f2c5d637ea106
米、新規感染者が過去最悪の44万人超に
12/29(水) 6:59配信
毎日新聞
米国国旗の星条旗=2018年1月、高本耕太撮影

 米疾病対策センター(CDC)の集計によると、27日に報告された米国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最悪の44万人超となった。新変異株「オミクロン株」の拡大とクリスマスの連休が重なり、前週の同じ月曜日から1・5倍に急増した。

 米政府は社会・経済活動の制限強化には消極的だが、感染者はさらに増えると予測されており、病床の逼迫(ひっぱく)や公共サービスの人員不足などへの懸念が増している。

 CDCによると、27日の新規感染者数は44万1278人で、前日の倍以上となった。21〜27日の直近1週間の1日平均でも約24万人に達した。

 一方、27日の死者数は1627人だった。入院者や死者も11月以降は増加傾向にあるが、今年1月やデルタ株が流行した8〜9月よりは低い水準だ。

 CDCによると、今月19〜25日の推計では感染者の58・6%がオミクロン株、41・1%がデルタ株だった。また12〜18日のオミクロン株の割合について、当初推計の73・2%から22・5%に大幅に下方修正した。当初の見通しよりもオミクロン株の拡大は緩やかだったとみられる。【ワシントン秋山信一】

6609チバQ:2022/01/02(日) 19:42:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021123100305&amp;g=int
米政権、中間選挙へ正念場 コロナ・物価高が足かせ―大型歳出法案に望み
2022年01月01日13時34分

新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する米国のデモ隊=2021年11月20日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2022年のバイデン米政権は、11月の中間選挙で与党民主党が上下両院の優位を守り、「レームダック(死に体)化」を回避することが最大の課題だ。だが、インフレの長期化や新型コロナウイルスの感染再拡大に直面し、環境は厳しい。バイデン大統領の支持率は下落傾向が続き、就任1年にして早くも正念場を迎えている。

 「バイデンフレーション」とあだ名された記録的な物価高は今、米国の有権者にとって最大の関心事だ。CNNテレビが伝えた21年12月の世論調査結果では、経済分野の懸念として80%が「食品や生活用品の価格上昇」を挙げ、「住宅価格の上昇」「ガソリン価格の上昇」もそれぞれ70%超に上った。政権の対応に不満は大きく、54%がバイデン氏の経済政策を「支持しない」と回答した。
 新型コロナも悩みの種だ。変異株「オミクロン株」の拡散で、米国の感染者数は過去最多を更新。バイデン氏は「パニックになる必要はない」と冷静な対応を呼び掛けたが、検査拡充や軍による医療機関の支援が感染速度に追い付かず、批判を浴びている。マスクやワクチンの義務化も反発が大きく、思うように進んでいない。
 「現政権への通信簿」とされる中間選挙は、歴史的に与党に厳しい結果が出やすい。加えて22年は、10年に1度の下院の議席配分見直しの年。20年の国勢調査結果に基づく定数が共和党地盤の州で増え、民主党地盤の州で減ったため、政権は構造的にも逆風の中で選挙に臨むことになる。
 議会の主導権を共和党に奪われれば、政策推進力は一気に失われる。バイデン氏は起死回生に向け、子育て支援など中間層をターゲットにした大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」の早期成立に望みを託している。
 バイデン氏は、少数派人種の投票権保護や銃規制、警察改革も実現して政権の「成果」としたい考えだが、共和党の反対で停滞している。民主党左派はそうした党派色の濃い政策実現への突破口として、野党による「フィリバスター(議事妨害)」を封じる規則改正を主張。バイデン氏がどう判断するかも焦点の一つだ。

6610チバQ:2022/01/04(火) 18:23:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b78814f6b670bda60e28d3a665a17716dff4e7
投票権法案前進へ「禁じ手」 米民主上院トップ、規則改正に意欲
1/4(火) 14:48配信
時事通信
米民主党上院トップのシューマー院内総務=2021年12月、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】米与党民主党上院トップのシューマー院内総務は3日、投票権擁護法案の前進に向け、野党の抵抗を封じる上院規則改正に踏み切る考えを示した。

 少数意見を重んじる上院では「禁じ手」とされるが、同法案は共和党の議事妨害で暗礁に乗り上げており、今秋の中間選挙を前に待ったなしと判断した。

 定数100の上院では、野党の議事妨害を打ち切るのに60人の賛成が必要。規則改正はこれを単純過半数に引き下げる内容で、その過激さから「核オプション」とも呼ばれる。民主党内にも反対する議員がおり、実現には不透明さも漂う。

6611チバQ:2022/01/12(水) 08:44:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/07de3e78bb483242e153d275c445b9f889033f0f
オミクロン猛威で公共サービス混乱 学校や病院、ごみ収集も交通機関も人員足りず 米国
1/11(火) 12:30配信
CNN.co.jp
米ロサンゼルスで住民向けに無料の新型コロナ検査キットを配布する学校区のスタッフ

(CNN) 全米で新型コロナウイルスのオミクロン変異株が猛威を振るう中、職員の病欠や隔離が急増してごみ収集や救急サービス、学校、交通機関などあらゆる公共サービスに混乱が生じている。

ニューヨークではごみが収集されないまま放置され、地下鉄は職員の病欠があまりに多く3路線が運休となった。

学校や病院も人員不足に陥り、航空各社は今も欠航が相次ぐ。

1日当たりの新規症例数は全米の平均で70万例を突破した。当面の間、状況の改善は見込めないと専門家は予想する。

ニューヨーク市は部局をまたぐ人員不足に見舞われている。消防局は10日、救急サービス担当職員の約20%が病欠し、清掃局の職員はこの1週間で約22%が欠勤した。

こうした状況はニューヨークにとどまらない。

専門家によると、相当数の自治体でごみやリサイクル品の収集に遅れが出ている。中には直近の数週間でごみ収集職員のほぼ4分の1が病欠している都市もあるという。

医療現場は特に打撃が大きい。保健福祉省(DHHS)によると、米国の病院のほぼ4分の1が「危機的な人員不足」を報告した。

学校は先週、数千校が冬休み明けの授業を再開できなかった。ボストンの公立学校は先週、教員650人を含む職員1000人が欠勤した。

ロサンゼルスでは4日の学校再開を前に、学校職員と児童生徒6万人以上が検査で陽性と判定された。

米疾病対策センター(CDC)がガイドラインを変更して無症状者の隔離期間を短縮したのも、危機的な人員不足が一因だった。米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「円滑な社会運営のため、特にエッセンシャルワーカーについては、症状がなければ感染していても仕事に復帰させたい」とCNNに語った。

6612チバQ:2022/01/16(日) 11:06:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ed51ad8bf601f763834feed8a022f603080e7e
クリントン候補、再び?  24年大統領選で米紙観測
1/15(土) 20:33配信

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時事通信
クリントン元米国務長官=2021年6月、パリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】民主党候補はヒラリー・クリントン元米国務長官(74)―。

 2024年大統領選に向けた観測がワシントンで話題になっている。トランプ前大統領(75)も出馬が取り沙汰されており、実現すれば16年大統領選の「トランプ・クリントン対決」の再来となる。

 「民主党最大のホープ」。政治専門紙「ザ・ヒル」は昨年末の記事に目立つ見出しを付けた。

 バイデン大統領は2期目に意欲を示すが、79歳と高齢な上、支持率も低迷。ハリス副大統領はバイデン氏以上に不人気で、ブティジェッジ運輸長官やサンダース上院議員らは経験不足や支持層の偏りが指摘される。有力候補不在の中、経験豊かなクリントン氏が浮上するというわけだ。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙も「最善の選択肢だ」と追随。11月の中間選挙後、クリントン氏が党を立て直す指導者として復活すると大胆な見立てを示した。

 16年の大統領選で、クリントン氏は米国独特の選挙制度による「獲得選挙人数」で敗北したものの、実際の得票数ではトランプ氏を上回った。最近も民主党の「左傾化」に苦言を呈したり、幻となった大統領選の勝利宣言をオンライン講演で読み上げたりと、未練を見せている。

 ただ、クリントン氏は「アンチ票がトランプ氏を勝たせた」と言われるほど敵も多い。再び脚光を浴びるのは、民主党の人材難の裏返しとも言えそうだ。

6613チバQ:2022/01/16(日) 22:00:33
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220116-567-OYT1T50100.html
「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲
2022/01/16 18:26読売新聞

「2024年にホワイトハウスを奪還する」…トランプ氏、次期大統領選出馬に強い意欲

米国のトランプ前大統領=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は15日、アリゾナ州での集会で演説し、「2024年にホワイトハウスを奪還する」と述べ、同年に行われる次期大統領選への出馬に強い意欲を示した。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙について、「我々(共和党)が下院と上院(の過半数)を取り戻すことで、米国を取り戻すことができる」とした。その上で、「24年はさらに重要な年になる」と強調した。

 バイデン大統領の対露政策などの外交について、「世界の舞台で米国にひどい恥をかかせた」と指摘し、経済政策や新型コロナウイルス対策などを「完全に失敗した」と痛烈に批判した。

 連邦最高裁が企業を対象に導入したワクチンの接種義務化を認めない判断を示したことを巡っては、「自由の勝利だ。私は義務化に反対する大統領だったことを誇りに思う」と述べた。

6614チバQ:2022/01/19(水) 08:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/60b34e096284590eb391df3df617721d2ec0d707
「誰が大統領でも同じ」 米社会覆う格差の影 バイデン政権発足1年
1/19(水) 7:06配信
 米国では今、失業率の低下や株価上昇など統計上の数字から経済の再生が進んでいるように見える。

【図解】バイデン米政権を取り巻く状況

 だがキニピアック大の調査によると、54%もの国民が生活苦を感じている。バイデン政権発足から20日で1年。新型コロナウイルス禍でも富裕層が資産を増やす一方、貧困層では「誰が大統領になっても同じ」と諦めの声が聞こえる。

 ◇前任者否定するだけ
 首都ワシントンの鉄道の玄関口「ユニオン駅」。大きな星条旗がはためく正面出入り口から連邦議会の建物につながる広場には、ホームレスの古びたテントが幾つも張られている。

 南部テキサス州出身で元技術者のマーティー・マーサーさん(51)は、約6年間各州を転々とし、1月上旬に流れ着いた。「ここにいるホームレスの事情は千差万別でも、多くは酒や麻薬、精神衛生上の問題を抱えている。自分も仕事ではなく、法的な保護が欲しい」と話す。

 支援団体によると、2020年1月時点で米国内のホームレスは約58万人。バイデン政権は「格差是正」を公約に掲げるが、マーサーさんは「コロナは弱者の存在を改めて浮き彫りにしたのに、民主党も共和党も、大統領は前任者の業績を否定するだけ。結局は何も変わっていない」とこぼした。

 ◇増える富裕層資産
 貧困層のあえぎとは裏腹に、米金融当局によると、上位1%の富裕層の家計資産はコロナ禍の1年半で約31兆ドル(約3500兆円)から約44兆ドルに増加した。この数字は米国全体のおよそ3割を占める。米実業家で電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、約1年間で資産を約7割増やしたと伝えられる。

 巨大IT企業が拠点を置く西部カリフォルニア州では、コロナ禍による住宅着工の遅れも相まって、サンフランシスコ市街地の賃貸価格が昨年12月下旬時点で前年同期から1割超も上昇し、車上生活者を含むホームレス問題が深刻化している。シンクタンク「政策研究所」で格差問題を担当するサラ・アンダーソン氏は「(政権は)大企業が利益を上げるままにし、コロナ対応で生じたさまざまな問題の直撃を受けるのは、いつも低所得層だ」と指摘した。

 ◇立ち退き迫られる
 ニューヨーク市ブルックリン地区で食料支援などを行う団体「セント・ジョンズ・ブレッド・アンド・ライフ」は20年3月以降、ホームレスや高齢者、家族を支える女性らに数百万の食事を提供してきた。キャロライン・トゥウィーディー代表は「目下の懸案は、コロナ禍での家賃滞納者に対する強制立ち退き禁止措置の終了だ」と語る。

 ニューヨーク州では今月中旬に同措置が期限切れを迎え、多くの人が住む場所を失うと懸念されている。トゥウィーディー氏は、「立ち退きとなればシェルター(避難所)の数が増え、結局は政府の負担も増える」と訴えた。同団体は今後1年間に、ニューヨークの貧困層支援で約400万食の配布が必要になると見込んでいる。

6615チバQ:2022/01/20(木) 13:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf5aec7f9f538ae6204ed1d48a9f34b5a5ba980
バイデン氏就任1年 募る焦り、2年目に向け臨戦態勢
1/20(木) 1:23配信

AFP=時事
米アトランタ州ジョージアで、スピーチを前にマスクを外すジョー・バイデン大統領(2022年1月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領によって深く分断された米国を癒やすため、再び政界へ身を投じ、2020年の大統領選に出馬したジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)は当初、優しい祖父のような人物だった。だが就任から1年がたったバイデン氏は、いら立ちと怒りをあらわにする闘士へと変貌を遂げた。

【字幕付き動画】バイデン氏の就任式での演説

 先週の演説では「穏やかでいるのにはうんざりだ」と語気を強めたバイデン氏。自身の目玉政策の一つである投票権法案を成立させるために、上院議員と水面下で何度も実りのない「穏やかな会話」をしたことについて語ったものだが、この1年間のいら立ちを総括した発言だったとも言えるだろう。

 昨年のバイデン氏が穏やかだったならば、今年は声高で好戦的な同氏の姿が見られそうだ。実現が遠のく政策案を救うための時間や忍耐、そして周囲の協力がなくなりつつあるのだ。

 78歳という史上最高齢で米大統領に就任した際、バイデン氏は大きな課題の数々に直面していた。国内では新型コロナウイルスが大流行し、つい2週間前にはトランプ氏の支持者が選挙結果を覆そうとする事件が発生。経済は昏睡(こんすい)状態に陥り、国外では同盟国が「トランプ・ショック」の余波から抜け切れずにいた。

 加えて、警察による身柄拘束で黒人が死亡する問題が相次いだことで、人種差別をめぐる緊張も激化。こうした状況に対するバイデン氏の対処は、有能さや、旧来の良識、そして団結を約束することだった。

 そして、実際にそれを実現するチャンスがあるようにも見えた。与党・民主党は上下両院で僅差ながらも過半数を確保し、トランプ氏はツイッター(Twitter)から追放され、新型ウイルスのワクチンも開発された。

 だが、それから1年。米国は新型ウイルスの変異株「オミクロン株」と「デルタ株」に襲われ、社会の分断はさらに深まり、今年11月の中間選挙では共和党による議会掌握が濃厚。バイデン氏の運は尽きてしまったかのようだ。

■次々と暗礁に乗り上げる目玉政策
 民主党は上院で副大統領が持つ1票によって辛うじて過半数を保ち、下院でも野党・共和党との差が数議席にとどまっていることから、「より良い再建(Build Back Better)」と銘打たれた大規模な社会福祉法案は暗礁に乗り上げている。トランプ支持者から米国の民主主義を守るために必要だとして、バイデン氏が推進する投票権法案も同様だ。

 根は中道派であるバイデン氏は、右派の心に訴えることも、自党の左派を満足させることもできなかった。同氏が今思い知らされているように、現代では中道を保つのは難しい。

 世論調査分析サイト「ファイブサーティーエイト(FiveThirtyEight)」での平均支持率は、53%から42%に低下。最近の米キニピアック大学(Quinnipiac University)の世論調査では33%と、他の調査結果との開きは大きいものの、懸念すべき低支持率となっている。

 国外でも状況は同様だ。同盟国は、トランプ氏無き米国の復帰を歓迎しているが、アフガニスタンからの屈辱的な軍部隊撤退により、手腕があるバイデン政権というイメージは地に落ちた。ロシアはそうした米国の姿をしり目に、ウクライナとの国境に大規模な兵力を集結させている。

 それでも、挽回の可能性はまだある。新型ウイルスの流行が収束し、経済が安定し、インフレが緩和されれば、それが追い風となり、中間選挙を前に自党内で各法案に対する支持を取り付けられるかもしれない。

 バイデン氏の側近は、議会に1兆9000億ドル(約220兆円)規模の追加経済対策「米国救済計画(American Rescue Plan)」を可決させたことで、コロナ禍で打撃を受けた経済に活力を与え、事態の悪化を防げたともアピールしている。民主党はさらに、1兆2000億ドル(約140兆円)のインフラ法案も共和党の強い支持を得て可決させた。

 しかし2022年はおそらく、民主党の内紛が続き、11月に共和党が上下両院の片方または両方を制する結果になる可能性の方が高いだろう。【翻訳編集】 AFPBB News

6616チバQ:2022/01/20(木) 13:05:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/680ea984ded7ce72ba40efae9ea904b3de5d2830
遠のく「一つの米国」 コロナ、物価高で戦略狂う 動かぬ議会壁に・米政権1年
1/20(木) 7:21配信

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時事通信
米国メリーランド州ボルチモアを訪れ、労働者と話すバイデン米大統領(左)=2021年11月10日(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(79)は20日、就任1年を迎える。

 トランプ前政権下で顕在化した社会の分断は癒えず、中産階級の再生で強さを取り戻す戦略は思うように進んでいない。新型コロナウイルスの猛威や物価高に直面し、支持率は低下。与党優位で頼みのはずの議会も政策実現の壁となり、「一つの米国」へと導く理想は遠のいている。

【図解】バイデン米政権1年

 バイデン氏の執務室には、民主党の象徴的人物、フランクリン・ルーズベルト元大統領の肖像画が飾られている。しばしばその名前に言及し、1930年代の大恐慌時、巨額の公共投資で経済を底上げした「ニューディール政策」に匹敵する政策の実現を公言してきた。

 新型コロナ対策法で1.9兆ドル(約216兆円)を手当てし、1兆ドル(約114兆円)のインフラ投資法も超党派で成立させた。20年にわたるアフガニスタン戦争も昨年8月に終結させた。

 「私は中間層の負担を減らすために大統領に立候補した」。こう訴えてきたバイデン氏は、医療・子育て支援を盛り込んだ大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を何よりも重視。昨年末までに成立させ、今年11月の中間選挙の「目玉」とする算段だった。

 しかし、バイデン氏の支持率は夏に入ってから下降し始める。庶民を苦しめる物価高が進み、消費者物価指数(CPI)は昨年12月の時点で前年同月比7.0%上昇し、約40年ぶりの高水準となった。コロナ対応に尽力するも、累積死者数は約85万人で、就任時の約2倍となった。

 政権の一連の実績は厳しい現実への不満に埋もれ、政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の世論調査によると、就任時に55.5%だったバイデン氏の支持率は42.0%に下落した。

 バイデン政権が上下両院で優勢を握る議会運営でつまずいているのは、「打倒トランプ」という共通の目標を失った与党民主党が内部で路線対立を繰り広げているからだ。

 「大きな政府」を志向する急進左派が大胆な財政出動を求めれば、財政規律重視の中道派が「インフレを助長する」と待ったをかける。バイデン政権の「看板」となる大型歳出法案や、有権者の投票機会を守る法案は暗礁に乗り上げたままだ。

 中間選挙で上下両院の多数派を共和党に奪われれば、バイデン氏が描く具体的な成果は事実上出せなくなる。局面打開へ指導力を発揮できるのか、任期の折り返しに向けて重要な2年目に突入する。

6617チバQ:2022/01/24(月) 09:02:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d12f5047d5280d4697cb910f2727725929f9bd5
エマニュエル新米国大使が着任 「準備は万全」
1/23(日) 18:04配信

産経新聞
米国のラーム・エマニュエル新駐日大使(62)が23日、民間機で羽田空港に到着し着任した。新型コロナウイルス対策の隔離に入り、その後、天皇陛下に信任状を捧呈(ほうてい)し大使として正式に外交活動を開始する。

エマニュエル氏は来日に先立ち、21日にテレビ会議形式で開かれた日米首脳会談に米国から参加。同会談後、自身のツイッターで「日米同盟はかつてないほど強固なものとなっている」と指摘した。首脳会談の合意事項に関し「実行に移す準備は万全」と書き込み、両国関係の強化などに取り組む姿勢をアピールした。

エマニュエル氏について米国務省筋は「バイデン大統領に近く、直接話せる関係だ」と語る。オバマ政権で大統領首席補佐官に就くなど民主党政権で要職を歴任し、2011〜19年にシカゴ市長を2期務めた。バイデン氏の指名を受け、昨年12月中旬に上院が大使人事を承認していた。

駐日米大使のポストをめぐっては、トランプ前政権下で就任したハガティ氏が20年の上院選出馬のため19年7月に離任して以降、約2年半にわたり不在となっていた。(坂本一之)

6618チバQ:2022/01/24(月) 09:03:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fbf587e8767843484fdb26c9cb5b8ffb1b59b01
米首都でワクチン義務化反対の集会 接種拒否で退職した人らが参加
1/24(月) 8:12配信

朝日新聞デジタル
「アメリカの自由」と書かれたボードを掲げて、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する集会参加者=大島隆撮影

 米ワシントンで23日、新型コロナウイルスのワクチン義務化に反対する大規模な集会が開かれた。バイデン政権が打ち出した従業員100人以上の企業などへの接種義務化方針に対し、連邦最高裁は13日、連邦政府による企業への義務化は認めない判断を下す一方、医療関係者への義務化は認める見解を示している。


 この日の集会は義務化に反対する各種の団体が企画し、ワシントンのリンカーン記念堂前に全国から数千人が集まった。ノースカロライナ州から来た主婦のタニア・ブラノンさん(52)は「自由を守るために来た。自分の体のことは自分で決めるべきで、義務づけには反対だ」と話した。

 一部の企業は最高裁の決定を受けて義務化方針を見直したが、独自の判断で従業員のワクチン義務化を進めている企業もある。また、一部の医療機関や航空会社は、接種を拒否する従業員の解雇を進めている。この日の集会に参加した大手航空会社パイロットのシェリー・ウォーカーさん(54)は「ワクチン接種を拒否したため、無給待機の状態にされている。選択の権利を守るため、会社を提訴している」と語った。ニューヨーク州から来た元看護師のペニー・シレットさん(59)は「病院に勤めていたが、接種しなければ解雇すると言われたので退職した。ワクチンには反対していないが、米国民の私たちには選択する権利があるはずだ」と訴えた。

 米疾病対策センター(CDC)によると、直近の米国内での1日あたりの感染者数は約70万人、死者数は約2千人で、ワクチン接種を完了した人の割合は63・4%となっている。CDCは「ワクチンは新型コロナウイルスから人々を守るための最善の手段だ」として接種を呼びかけている。(ワシントン=大島隆)

朝日新聞社

6619チバQ:2022/01/27(木) 20:10:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220127k0000m030145000c.html
米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ
2022/01/27 16:16毎日新聞

米最高裁の古参判事が退任意向 後任に初の黒人女性指名へ

連邦最高裁のブライヤー判事=ワシントンで2015年3月23日、AP

(毎日新聞)

 米主要メディアは26日、連邦最高裁の最古参であるリベラル派のブライヤー判事(83)が退任する意向を固めたと一斉に報じた。最高裁判事は事実上の終身制だが、人事承認権を持つ上院で民主党が優勢なうちにリベラル派の後進に道を譲る判断を下したとみられる。バイデン大統領は2020年の大統領選での公約通り、最高裁判事に初めて黒人女性を指名する方針だ。

 最高裁の開廷期間は例年10月から翌年6月まで。報道によると、ブライヤー氏は今年度の期間末をめどに退任する意向で、27日にも正式発表する。バイデン氏が後任を指名し、上院で承認されれば、就任する。

 ホワイトハウスのサキ報道官は26日の記者会見で「黒人女性を最高裁判事に指名するというバイデン大統領の意思は変わっていない」と述べた。バイデン氏は「ブライヤー判事から発表があってから話す」と述べるにとどめた。米メディアでは、後任として首都ワシントンの連邦控訴裁(高裁)判事のジャクソン氏や、西部カリフォルニア州の州最高裁判事のクルーガー氏ら黒人女性判事の名前が挙がっている。

 ブライヤー氏が退任を決めた背景には、民主党内で高まる最高裁の保守化への懸念がある。トランプ前大統領が20年に死去したリベラル派の重鎮ギンズバーグ氏の後任に保守派のバレット氏を指名したことで、9人の最高裁判事のうち6人を保守派が占めている。

 ブライヤー氏の後任にリベラル派が就いても、保守派との勢力図は変わらない。しかし、今年11月には上下両院選を含む中間選挙がある。共和党が上院で多数派を奪還すれば、バイデン氏がリベラル派の判事を指名しても承認を得られない可能性が高まる。そのため、民主党内では、上院(定数100)で現有議席の50票と議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票による賛成多数で人事案を承認できるうちに、高齢のブライヤー氏を交代させるべきだとの声が出ていた。

 バイデン政権としても中間選挙を見据え、公約である黒人女性初の最高裁判事就任を実現できれば、投票機会拡充や警察改革の停滞に不満を抱く人的少数派(マイノリティー)の支持をつなぎ留められるとの思惑があるとみられる。

 連邦最高裁の判断は人工妊娠中絶や投票権、銃規制、少数派の人権などを巡って、米社会の方向性を左右する。今月にはバイデン政権が従業員100人以上の企業に新型コロナウイルスワクチンの接種を原則義務化する方針が「連邦政府の権限を逸脱している」との判断を示し、政権は義務化の撤回を余儀なくされた。

 今年6月までの現開廷期間中には、中絶の合憲性を巡る訴訟の判決で、胎児が母体外で生存可能になる(妊娠22〜24週ごろ)までの中絶を容認する従来の憲法判断が覆る可能性が指摘されている。大学入学に関するマイノリティー優遇策の是非を巡る訴訟の審理も行われる。

 ブライヤー氏は1994年に当時のクリントン大統領(民主党)の指名を受けて就任した。21年8月には米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで「自分の在任中の判断を覆すような判事を後任には望まない」と語った別の最高裁判事の発言を紹介して「そうした心境になるのは避けられない」と述べていた。【ワシントン秋山信一】

6620チバQ:2022/01/28(金) 21:02:02
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1X6KNNQ1XUHBI00S.html
米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野
2022/01/28 20:39朝日新聞

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

米最高裁初の黒人女性判事誕生へ バイデン氏、中間選挙も視野

(朝日新聞)

 米連邦最高裁のスティーブン・ブライヤー判事(83)が引退表明したことを受け、バイデン米大統領は27日、後任に米国初となる黒人女性を2月末までに指名する考えを示した。バイデン政権は投票権の保護や警察改革を思うように進められないなか、黒人女性を指名することでリベラル派の支持を集め、中間選挙に備える狙いもありそうだ。

 ホワイトハウスで会見したバイデン氏は「この国が大きく分裂している時期に、彼は模範的な公務員だ」と同席したブライヤー氏をたたえた。

 連邦最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数で承認される。バイデン氏は後任について、「一つを除いて何も決めていない」とし、「指名するのは並外れた資質や人格、経験、高潔さがある人物で、米最高裁判事として指名される初めての黒人女性になるだろう」と話した。

6621チバQ:2022/02/02(水) 20:32:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/232ff50ae325c0f68a5192ea12c2cb6faa398cd1
最高裁判事後任、「黒人女性」限定に批判 野党「人種とらわれすぎ」
2/2(水) 18:35配信

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毎日新聞
バイデン米大統領

 バイデン米大統領は1日、ホワイトハウスで、上院司法委員会のダービン委員長(民主)やグラスリー筆頭委員(共和)と会談し、今年6月をメドに退任する連邦最高裁のブライヤー判事の後任人事を本格化させた。バイデン氏は2月中に黒人女性を指名する方針だが、野党の共和党からは「人種や性別にとらわれ過ぎだ」と批判が上がり、世論調査でも「全ての候補者から選ぶべきだ」との意見が7割を超えている。

 最高裁判事は大統領が指名し、上院の過半数の賛成で承認される。バイデン氏はダービン氏らとの会談で「憲法に記されている通り、上院の助言と同意を得たい」と協力を求めた。

 ただ、バイデン氏が2020年の大統領選での公約通りに「黒人女性を指名する」と宣言したことには批判が起きている。共和党のクルーズ上院議員は「黒人女性以外の人に『不適格だ』と言っているようなものだ」と非難。ABCと世論調査会社イプソスの1月28〜29日の調査でも「全ての候補者から選考すべきだ」との回答が76%に上り、「公約通りに黒人女性から選ぶべきだ」は23%にとどまった。

 上院では与党・民主党と野党・共和党の現有議席が50ずつで、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で民主党がかろうじて優勢を保っている。しかし、1日にはルーハン上院議員(民主)が脳卒中で入院したと公表。「回復する見通しだ」としているが、民主党は1人でも欠ければ単独で人事案を通せない。

 バイデン政権は幅広い支持を確保するため、共和党議員にも協力を働きかける構えだ。バイデン氏は1日の会談でも、批判を意識してか「黒人女性」には言及せず、候補者に「人格、判事としての資質、丁寧な姿勢、他者への敬意を求める」と述べるにとどめた。

 最高裁判事を巡っては、過去に共和党のレーガン、トランプ両大統領が女性の指名を事前に公言したことがある。【ワシントン秋山信一】

6622チバQ:2022/02/05(土) 19:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade48ec01d0bf2d58cf6af2f32dfb909703b3bd3
共和党、反トランプ派の議員2人に非難決議 穏健派からは批判も
2/5(土) 13:46配信

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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2018年4月9日、高本耕太撮影

 米共和党全国委員会は4日、西部ユタ州ソルトレークシティーでの冬季会議で、反トランプ前大統領派のチェイニー、キンジンガー両下院議員への非難決議を採択した。2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏の関与の有無を調査する民主党主導の下院特別委員会に協力したのが理由だ。トランプ氏の影響力の根強さを改めて示したが、党内穏健派からは決議に批判も出ている。

 米メディアによると、決議は特別委の調査について「(暴力とは関係なく)正当な政治的議論をしていた普通の市民を迫害している」と位置づけ、両議員が「22年(11月)の下院選で共和党が多数派を奪還することよりも、トランプ氏をたたきのめそうとする民主党の試みに手を貸している」と批判した。

 決議は発声による採決で、賛成多数と認められた。全国委の決議は象徴的な意味合いが強く、両議員は今後も党内で活動する。

 非難決議にはトランプ氏と距離を置く党内穏健派から反発も起きている。12年の大統領選で共和党候補だったロムニー上院議員は、ツイッターで「真実を探求する良心ある人たちを非難するのは党の恥だ」と決議を批判。東部メリーランド州のホーガン知事も「自身の信条を表現し、見え透いたうそをつくことを拒んだだけで罰せられる。党にとって悲しき日だ」と述べた。

 トランプ氏は11月の下院選に向けて、自身に批判的な共和党議員の対立候補の支援に力を入れており、チェイニー氏がトランプ氏の「公認」を得た新人と争う西部ワイオミング州の党予備選は注目区の一つだ。また、キンジンガー氏は地元の中西部イリノイ州で選挙区割りが変更になり、別の共和党現職と競合することになったこともあり、不出馬を決めた。【ワシントン秋山信一】

6623チバQ:2022/02/10(木) 15:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/082d93b7445677947ecbdc7c4bcba2171e406541
共和重鎮、議会襲撃を相次ぎ非難 党内論争、中間選挙に影 米
2/10(木) 14:39配信

時事通信
 【ワシントン時事】昨年1月のトランプ前米大統領支持者らによる連邦議会襲撃事件をめぐり、「身内」の共和党重鎮から非難の発言が相次いでいる。

 背景には、大統領選敗北を受け入れず事件を肯定するトランプ氏の態度が有権者を遠ざけ、11月の中間選挙で議会の多数派獲得を目指す同党の足かせになるという危機感がある。

 党上院トップのマコネル院内総務は8日、事件が「平和的な政権交代を妨害する暴力的反乱」だったと断言した。ペンス前副大統領も4日、大統領選の結果を覆そうとするトランプ氏を「間違っている」と批判した。

6624チバQ:2022/02/10(木) 23:13:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TVQ4JTDSFBLZPO4NN3SYADTGWM.html中間選挙を意識? NY州などがマスク着用義務撤廃へ 有権者の不満背景に「通常への復帰」急ぐ
2022/02/10 15:29産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】米東部ニューヨーク州など一部の州で9日、新型コロナウイルスの感染防止策として導入されたマスク着用義務の撤廃を発表する動きが相次いだ。バイデン政権が全米レベルの危機は去っていないとみて安全対策の緩和に慎重な姿勢を保つ中、規制に対する有権者の不満を背景に、一部の州知事は11月8日の中間選挙へ向け「通常への復帰」を急いでいるようだ。

9日、ニューヨーク州のホークル知事は小売店など屋内施設で義務づけていたマスク着用かワクチン接種証明書の提示を10日から撤廃すると発表した。東部ロードアイランド州のマッキー知事は屋内でのマスク着用義務を11日に、中西部イリノイ州のプリツカー知事も2月28日に公共の場でのマスク着用義務を撤廃すると発表した。西部カリフォルニア州のニューサム知事も来週中にマスク着用義務を撤廃する予定だ。

規制緩和が可能になった要因として、知事たちは州内での新規感染者数の減少やワクチン接種率の向上をあげている。一方で、全員が秋の中間選挙での知事選を控えており、決定の背景に「2年近く続く厳しいコロナ対策にうんざりした世論」への配慮があったと米メディアは指摘した。

他方、英統計専門サイトによると、7日時点の全米の入院者数は9万6947人。8日まで1週間の死者数は1日あたり2481人で米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は9日、「入院者も死亡者も多い」と述べ、マスク着用を推奨する指針を維持する意向を示した。

6625チバQ:2022/02/10(木) 23:17:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ2B2W5ZQ2BUHBI00J.html共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り
2022/02/10 09:45朝日新聞

共和党上院トップ、トランプ氏と対立深まる 議会襲撃の位置づけ巡り

記者団の質問に答える共和党のマコネル上院院内総務=AP

(朝日新聞)

 昨年1月の米議会襲撃事件をめぐり、「暴力的な反乱だ」と明言した共和党上院トップのマコネル院内総務と、トランプ前大統領の対立が深まっている。

 発端となったのは、米共和党全国委員会が4日に採択した、チェイニー下院議員とキンジンガー下院議員に対する非難決議だ。両氏は同党内でトランプ氏批判の先頭に立ち、議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の委員も務めている。

 決議は両氏の特別委参加について「正当な政治対話をしていた普通の市民に対する、民主党主導の迫害に加担している」と非難しており、事件を「正当な政治対話」と位置づけているように読める内容だった。

 しかし、マコネル氏は8日、事件について「正当に認定された選挙に基づく平和的な権力移行を妨げようとした、暴力的な反乱だった」と記者団に述べた。また、両氏に対する非難決議についても、「多数派と異なる意見を持つ党員を排除することは、共和党全国委員会の仕事ではない」と批判的な見解を示した。

 これに対してトランプ氏は9日に声明を発表し、「マコネルは大多数の共和党員の見方を代弁していない」と非難した。

6626チバQ:2022/02/13(日) 19:35:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d48fb10e42adc2774b2778ff0b79b6068f2ae54
カナダの反コロナ規制デモ拡大 国境3カ所「占拠」、車生産直撃
2/12(土) 17:52配信

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毎日新聞
アンバサダー橋につながる道路を封鎖するトラックやデモ参加者=カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで2022年2月11日、AP

 カナダで新型コロナウイルス対策の規制に反対するトラック運転手らによる抗議デモが拡大している。カナダと米国の国境3カ所を車両で封鎖し、北米の自動車工場が操業停止や減産に追い込まれるなど、経済的な影響も懸念されている。トルドー首相は11日の記者会見で「地域や経済を人質に取ろうとする違法な封鎖だ」と、デモ参加者に警告した。

【写真特集】首都の道路を占拠するトラック

 デモは、カナダ当局が米国境を越える車両の運転手にワクチン接種を義務づけたことへの抗議として始まった。

 カナダメディアによると、3カ所のうち東部オンタリオ州ウィンザーと米中西部ミシガン州デトロイトを結ぶアンバサダー橋では7日以降、50台以上のトラックなどが道路を封鎖。部品供給が滞り、トヨタ自動車やホンダ、米フォード・モーターなど、カナダや米国にある工場の生産体制に影響が出ているという。

 オンタリオ州にある首都オタワでも1月下旬から、トラック運転手らが国会議事堂前を大型トラックで占拠している。同州のフォード首相は11日、「これは不法占拠だ。もはや抗議活動ではない」として非常事態を宣言。命令に従わない場合、法的措置に出ると明らかにした。

 アンバサダー橋は自動車部品などを運ぶ物流の大動脈で、米メディアによると、米カナダ間の貨物量の約3割が通っている。米政府も懸念を強めており、バイデン米大統領は11日、トルドー氏に電話で「米国内でも深刻な影響が出ている」と訴えた。トルドー氏は国境の交通再開に向けて「法律に基づいて迅速な対応を取る」と述べた。

 新型コロナ対策に反対するデモが拡大する背景には、厳しい規制の長期化に対する「パンデミック疲れ」もある。オタワでのトラックによる占拠には、子供を連れた人もいる。トルドー氏は「特に子供が一緒なら帰宅する時だ」と強調し、「コロナに疲れたからデモに参加するというのなら、それは法を犯していると理解すべきだ」と述べた。

 同様のデモは、オーストラリアやニュージーランドなど海外にも飛び火している。米メディアによると、米国でも西部ロサンゼルス近郊で米プロフットボールのスーパーボウルが開かれる13日ごろに、トラックなどが集結する計画がある。その後、首都ワシントンに向かうとの話もあり、国土安全保障省が警戒を強めている。【ニューヨーク隅俊之、ワシントン秋山信一】

6627チバQ:2022/02/13(日) 19:36:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/19445bce086a5e6f135a769df8ec72093042cc6a
国境の橋、封鎖続く 警官隊投入し警告 カナダ
2/13(日) 10:20配信

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時事通信
12日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザーで、「アンバサダーブリッジ」の入り口を封鎖する抗議デモ参加者(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らがカナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋を封鎖した問題で、現場には12日朝から警官隊が投入された。

 「立ち去らなければ逮捕する」とデモ隊への警告を繰り返したが、騒ぎは収まっていない。

 現地の裁判所は11日、デモ参加者に退去を命令し、デモの規模は12日、大幅に縮小した。しかし、米CNNテレビ(電子版)によると、12日もなお20台程度の車両が通行を妨害し、問題解決には至らなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/67c81b77898d9ac3c4bb62f3be22389e5f8f6b31
カナダ裁判所、対米国境の橋封鎖解除を命令 コロナ対策に抗議のデモ隊が遮断
2/12(土) 9:56配信

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時事通信
新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らによって封鎖された橋=8日、カナダ東部オンタリオ州ウィンザー(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダ東部オンタリオ州の裁判所は11日、新型コロナウイルス対策に抗議するトラック運転手らが対米国境の橋を封鎖している問題で、デモ参加者にその場を立ち去るよう命じた。

 地元市と、一部操業停止などの影響を受けている地元自動車産業界が申し立てていた。カナダのメディアなどが報じた。

6628チバQ:2022/02/13(日) 19:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d294bb0a7f0918b92f409ede990c975b7b6ca9d7
カナダのデモ、自動車大手に打撃 トヨタ、ホンダも
2/11(金) 15:41配信

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時事通信
10日、米ミシガン州とカナダ・オンタリオ州を結ぶ橋の上で列をなすトラック(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダのトラック運転手らによるデモで米国との国境にある橋が封鎖されている問題で、自動車大手の北米での生産に影響が出ている。

 両国間で生産に必要な部品を運べないためで、既に半導体不足などに伴う生産調整を強いられている各社は、新たな問題発生に頭を抱える。

 トヨタ自動車は10日、カナダ東部オンタリオ州と米ケンタッキー州の工場の生産に影響が出ていると明らかにした。影響は週末にかけて続く見通しで、「必要に応じ調整を続ける」(北米トヨタ)としている。関係者によれば、オンタリオで週末にかけ生産を止める。

 ホンダはオンタリオ州アリストンの完成車工場で9日夜に生産ラインの一つを停止した。10日に再開したが、11日も再び一部を止める。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、欧米大手ステランティスも、一部の工場で稼働停止や生産調整を余儀なくされている。

6629チバQ:2022/03/02(水) 19:49:19
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_B6NDBDTPV5ONJESFLTZ5SSJNW4.html
米一般教書 対露制裁で原油高騰、インフレ懸念 問われる耐久力
2022/03/02 19:21産経新聞

【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は1日の一般教書演説で、新型コロナウイルス禍から回復した経済が「過去40年近くで最も力強い成長」を遂げたと誇った。だが、足元の物価高は収束せず、資源大国ロシアへの制裁が、燃料価格を一段と押し上げる懸念がある。世界経済を牽引(けんいん)する米国がぐらつけば、制裁に同調する国々にも波及しかねず、米景気の耐久力が問われようとしている。

「米企業と消費者を守るために利用可能なすべての手段を駆使する」

バイデン氏は演説でそう述べ、対露制裁の悪影響が景気に波及しないよう万全を尽くす方針を示した。ロシアは原油の輸出が世界2位。原油先物相場は1バレル=110ドルを超え、ウクライナ危機と対露制裁が相場の上昇圧力になっている。

この日の演説前、国際エネルギー機関(IEA)が6000万バレルの石油備蓄を協調放出すると発表した。バイデン氏は「米国が取り組みを主導する」と話し、指導力発揮をアピールした。

一方、米政権のラウズ大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は2月末、「景気リスクは戦争の期間次第だ」と指摘。米景気にとっては、ウクライナ危機が長期化すれば、影響も大きくなるとの認識を示した。

対露制裁では、ロシアに天然ガスの調達を頼ってきたドイツをはじめ、制裁参加国のエネルギーの確保も課題となる。関係国が制裁の副作用に耐えられなければ、協調体制にほころびが生じかねない。

米消費者物価指数(CPI)は1月に前年同月比7・5%上昇し、約40年ぶりの高さを記録。世論調査では「米国の最重要課題」に物価高を挙げる人が最多となっており、11月に中間選挙を控えるバイデン氏は、対応が急務となっている。

バイデン氏は、半導体などのサプライチェーン(供給網)強化や、物流網の改善、インフラ整備などを急ぐ方針だが、即効性があるかは見通せない。新型コロナ禍から回復途上にある世界経済の牽引役となってきた米国だが、物価高に加えてウクライナ危機の試練にも直面することになった。

6630チバQ:2022/03/04(金) 17:33:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4fce0d6d62920041f90d992b1bdbaaedd52b4b
特派員発 米中間選挙区割り 攻防激化 塩原永久
3/3(木) 23:11配信

産経新聞
米東部ペンシルベニア州ハリスバーグの州庁舎で、州最高裁の公聴会を映し出したモニターに見入る傍聴者ら(塩原永久撮影)

11月に連邦議会の中間選挙を控える米国で、特定政党が有利になるよう各州で下院選の選挙区を線引きする「ゲリマンダー」をめぐる攻防が激しさを増している。二大政党である与党・民主党と共和党は全米各州で、州議会や知事、さらには州裁判所を巻き込んで争う。人種問題や政治信条をめぐる社会分断が広がる中、選挙の「公正さ」を疑わせる問題も深刻化している。

州最高裁を巻き込み

頭上のステンドグラスから光が漏れる厳粛な雰囲気の法廷に、州司法界の頂点に立つ最高裁判事7人が居並ぶ。その前で、地図などが描かれたパネルを使って、証言者が懸命に自分の案を訴える-。

米東部ペンシルベニア州の州都ハリスバーグの州最高裁で2月18日、通常の裁判とは趣を異にする光景があった。連邦下院選挙区の州内の区割りを決めるため、新たな区割り案を提案した州議会議員や市民団体ら13人から、裁判官が意見を聞く公聴会だ。

提案者たちは、判事たちに自分の案を身ぶり手ぶりで強くアピール。黒い法服をまとった裁判官が「あなたが示す区割り案で、分割されてしまう郡はいくつか」などと矢継ぎ早に質問を浴びせると、証言者が答えに窮する場面もあった。

各州が幅広い権限を持つ米国では、人口の変動などに応じ選挙区の境界線を定める選挙区割りを、州議会が担うのが通例だ。10年ごとの国勢調査が2020年に実施され、今年は人口の増減などを反映させて区割りを刷新する年に当たる。

11月の中間選挙を控え、民主党(シンボルカラー・青)と共和党(赤)の勢力が均衡する「パープル・ステート(紫の州)」の同州では、自党に有利な選挙区割りにしようと民主、共和両党の争いが激化。当初、共和党が多数派を占める州議会が区割り案を作ったが、民主党のウルフ知事が1月、議会案は「公平さを欠いている」と拒否権を行使。行政側で手詰まりとなり、訴えを受けた州最高裁が「特別管轄権」を行使して、区割り案の選定を引き受ける事態となった。

公聴会では、ある証言者が「ゲリマンダーを回避するには、変更する区割りを最小限にすべきだと思います」と主張。これに対し、判事から「変更が小さくても、何を基準に変えるのかが問題だ」と厳しく切り返される場面もあった。また、「(新区割り案で)マイノリティーの投票率は考慮されているのか」といった詰問調の指摘もあった。

傍聴していた政治監視団体のブライアン・ゴードン弁護士は「まるで建築家のデザイン・コンペみたいでしょう?」とつぶやいた。

米国では民主支持層が都市部に集中し、地方では共和支持の傾向が強い。地元紙によると、共和党系の区割り案は、都市部で民主地盤の地区だけを集めた選挙区になるよう線引きし、両党が競り合う郊外の地域を切り出して、共和党が強固な支持基盤を持つ地方の選挙区に組み込んだ。州全体で、共和党優勢の選挙区が増えるようにする戦術だ。

区割りが異様な形になる典型的な「ゲリマンダー選挙区」こそ現れなかったが、米政治分析サイトが選挙データなどから割り出した分析では、州議会案は、民主党の優勢区が5区にとどまる一方、共和党の優勢区は9区に達した。

現在、18ある同州の下院議席は民主9、共和9で分け合う。人口の伸びが鈍い同州では議席数が17に減ることが決定済み。今回の区割り変更では、1減となる選挙区割りをめぐる両党の駆け引きが焦点となった。

州最高裁は2月23日、13の区割り案から、民主党系グループが提案した案の採用を決定した。この案は、共和党が押さえている選挙区が1つ消滅する区割りとなり、共和党が「割りを食う」形となった。

7人の判事は、民主党系が長官を含め5人、共和党系が2人の構成だ。地元テレビ局の記者は「民主党のウルフ知事は、民主党系が多い州最高裁に判断を託せば、有利な区割り案が採用されると当然、読んでいたはずだ」と話した。

緒戦は共和優位も民主逆転

国民が政治家を選ぶのが民主主義の基本だが、自分の支持層を選挙区に囲い込むゲリマンダーは「政治家が有権者を選ぶ」試みだとされる。多くの州で州議会が下院選の区割りを決めるため、昨年から本格化した今回の区割り改定は当初、約6割の州議会で多数派を握る共和党が優位に進めた。だが、法廷闘争に打って出た民主党の戦略が奏功し、盛り返している。

有力政治アナリストが発行する「クック・ポリティカル・リポート」は2月上旬、全米で進む選挙区割り改定で、「民主党の議席が初めて先行した」との情勢分析を示した。

6631チバQ:2022/03/04(金) 17:33:37
各州が選挙区割りの書き換えを進める中、自党の優勢区を増やす争いで劣勢だった民主党が反転攻勢。過去の投票データをもとに、民主候補の勝利が確実な区を数えると、今年2月に入り全米で2〜3議席の純増が予想されるようになった。

10年ごとの国勢調査を受けた今回の選挙区割りでは、人口減で議席が減る州がある一方、人口が増加した南部テキサス、フロリダ両州などに計7議席が追加で割り当てられた。いずれも共和党が厚い支持層を持っていたり、区割りを決める州議会を掌握したりしていたため、同リポートは昨年夏、共和党が全米で3〜4議席を積み上げられる情勢だと分析していた。

形勢を変えたのは民主党系が後押しした法廷闘争だ。南部ノースカロライナ、中西部オハイオ両州などで、州議会を握る共和党側が描いた区割り案は「ゲリマンダーにあたる」と州裁判所に訴え、主張が認められ共和有利の区割り案採用を阻止することに成功した。

一方、民主党も強固な地盤を持つ州でゲリマンダーを断行。東部ニューヨーク州で3議席、中西部イリノイ州も2議席の積み増しが可能となる区割り案を作成し、共和党から強い反発を招いた。改定された選挙区割りは今後10年間の選挙で有利、不利を決めるだけに両党とも総力戦の構え。連邦最高裁が3年前、ゲリマンダーに関連した訴訟を扱わないと判断したこともあり、州レベルで決着を付ける激しい法廷闘争はしばらく続きそうだ。

「何年もかけて、計画を準備してきた」。米報道サイト「アクシオス」は、選挙区での議席死守を目指し、法廷戦術を指南してきた民主党全国組織の幹部の、そんな声を伝えている。

減る選挙区、民意どこへ

連邦下院選挙区の区割り変更で「ゲリマンダーの典型」(米紙)とされる場所がある。共和党の牙城、南部テキサス州の第33区だ。

同州は中南米からの住民が増え、移民に手厚い政策をとる民主党が勢力を伸ばす。ダラス近郊の33区も中南米系ら有色人種が増加。民主党が連勝してきた。

同区は元来、不自然な形だったが、共和党主導の州議会が昨年、線引きした形は上方に大きく湾曲して一段といびつになった。地元紙によると、白人が多い地域を無理やり、隣接する別の区に組み入れたためだという。共和党の支持層と重なる白人票で、隣接区の共和党候補の優勢を確実にする狙いだとみられている。

ゲリマンダーは与野党の競争を弱める恐れもある。米紙ニューヨーク・タイムズが2月上旬、2020年大統領選のデータから試算すると、435ある下院選挙区で、接戦が予想されるのは40区に満たない見通しとなった。10年前は73区あった。「22年の中間選は接戦区がはるかに少なくなるのが特徴になる」(ニューヨーク大ブレナン司法センターのリー氏)という。

ウィリアム・アンド・メアリー法科大学院のグリーン教授は、「競争が少ない区では、候補者が穏健な有権者を取り込もうとするより、(右派と左派双方の)より過激な層に頼ろうとする」との見通しを示す。

接戦区が減少すれば、幅広い民意が反映されにくくなる懸念もあり、中西部ミシガン州や西部アリゾナ州などでは、政治家の影響力を遠ざけるべく第三者の独立委員会を立ち上げ、区割り案作成を委ねる動きもある。アンケート調査では、独立委員会が関与した方が「公正な区割りになった」とみる有権者の比率が高い-との結果もあり、注目度が高い。



■ゲリマンダー 選挙で特定の政党や候補者が有利になるように恣意的に選挙区割り(境界線)を決める行為。1812年、東部マサチューセッツ州のゲリー知事が自党に有利な区割りを強行した際、ある選挙区がトカゲのような伝説の怪物「サラマンダー」に似た形となったため、知事の名前と掛け合わせた「ゲリマンダー」の言葉が生まれた。米国では、下院435議席が50州に割り振られ、各州が州内の選挙区割りを決める権限を持つ。

6632とはずがたり:2022/03/06(日) 00:06:53
共和党下院議員が“ISISの元妻”との不倫が発覚し再選を断念
WEB女性自身 / 2022年3月3日 20時14分
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_2071234/?tpgnr=world
写真
米テキサス州の選挙区選出で、共和党に所属するヴァン・テイラー下院議員(49)が、再選を狙う選挙戦から突如身を引いた。NBC 5 DFWなどが報じている。

テイラー氏は、保守系ニュースメディア「National File」が報じた「ISISの花嫁」と呼ばれた女性との不倫を認め、その責任を取る形で選挙戦から撤退することになった。

事の発端は、かつてイスラム過激派組織ISISの構成員と結婚していたタニア・ジョヤ氏(38)という女性が、テイラー氏との不倫をNational Fileに告発したことだった。

夫が戦死し、シリアから帰国した彼女は、元ISIS構成員に対する社会復帰プログラムを通じてテイラー氏と出会ったという。

連絡先を交換した2人は、間もなく性的なメッセージのやり取りをするようになり、肉体関係に発展するまでにそう時間はかからなかった。

関係が終わりを迎える頃、ジョヤ氏はテイラー氏に、複数の支払いの肩代わりを依頼した。テイラー氏は不倫について黙っていることを条件に、5,000ドル(約58万円)を彼女に渡したという。

テイラー氏の公式サイトを開くと、まず飛び込んでくるのは妻アンと手をつないで歩く動画だ。

キャッチフレーズは、「ファミリーマン。ビジネスマン。合衆国海兵隊員」。イラク戦争への従軍を終えた後に結婚し、3人の娘に恵まれたテイラー氏は、“家族を愛する元軍人”というイメージを前面に押し出して政治活動をスタートさせていた。

しかし今回、テロリストの元妻と不倫していたという事実が明るみに出たために、そのイメージは粉々に打ち砕かれた。

The Dallas Morning Newsによると、テイラー氏は3月2日に支持者に対して次のようなメールを送り、来たる11月の中間選挙へ向けた選挙戦からの撤退を表明したという。

「本日、私は下院再選のための選挙戦をここで中断することを表明致します。約1年前、私は恐ろしい過ちを犯し、この世で最も愛する人々をひどく傷つけ、苦痛を与えてしまいました。

私は不倫をしたのです。それは間違いでした。人生において最大の失敗でした。特に、私の軽率な行動によって苦痛を与えてしまった、妻のアンと3人の娘たちに謝罪させてください」

6633とはずがたり:2022/03/26(土) 18:01:32
アメリカのお膝元と云って良いメキシコでこの動き。

メキシコ・ロシア友好議員グループ設立、非難の声も
https://www.afpbb.com/articles/-/3396931
2022年3月25日 17:12

【3月25日 AFP】メキシコで23日、ウクライナに侵攻しているロシアとの友好議員グループが設立された。野党と米国からは非難の声が上がっている。

「メキシコ・ロシア友好議員グループ」は両国の議員間の協力と対話の促進を目的として、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領率いる左派与党・国家再生運動と連立政権を組む労働党の議員らによって立ち上げられた。


 設立式典にはロシアのビクトル・コロネリ(Viktor Koronelli)駐メキシコ大使が出席。「友好、団結、支援の表れ」と称賛し、「対ロシア制裁に加わらず、ウクライナ政府から要請を受けても同国に武器を供与しない」というメキシコの決定を歓迎した。

 ロペスオブラドール氏はどの国の政府とも良好な関係を維持したいとして、ロシアへの経済制裁を認めていない。

 24日には「メキシコ・米国友好議員グループ」も設立された。設立式典では米国のケン・サラザール(Ken Salazar)駐メキシコ大使が、コロネリ氏が示したようなメキシコ・ロシア間の緊密な関係は「あり得ない」として、「われわれはウクライナと連帯し、ロシアに対抗しなければならない」と訴えた。

 メキシコ・ロシア友好議員グループをめぐっては、野党からも非難の声が上がった。

 中道右派・国民行動党のホルヘ・ロメロ(Jorge Romero)議員はツイッター(Twitter)に、「ウクライナの人々をひどい状況に陥れたロシアによる侵攻は、あらゆるレベルで非難されなければならない」と記した。(c)AFP

6634チバQ:2022/04/05(火) 11:14:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4951b50a836945e67a2bfd4b7ca277831c8a5160
トランプ前米大統領 ペイリン氏と下院アラスカ州補選で「共闘」
4/4(月) 22:30配信

毎日新聞
トランプ前米大統領=米ミシガン州で2022年4月2日、AP

 トランプ前米大統領は3日、8月に行われる下院アラスカ州選挙区の補選で、2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったペイリン元アラスカ州知事を支持すると表明した。ペイリン氏は1日に出馬表明する前、トランプ氏に相談したと報じられており、知名度の高い2人の「共闘」が実現することになった。

 トランプ氏は3日の声明で「サラ(ペイリン氏)は16年の大統領選で非常に早い段階で私への支持を表明し、我々は勝利した。今度は私の番だ」と述べた。共和党では今年11月の上下両院選を含む中間選挙を前に、各地の党予備選でトランプ支持派と反トランプ派のせめぎ合いが始まっており、ペイリン氏の政界再挑戦の行方も注目されそうだ。

 ペイリン氏は1日、共和党の下院議員、ヤング氏の死去に伴う下院補選に立候補すると表明。「米国は転換点にある。極左勢力が国を破壊するのを見てきて、戦いに踏み出さなければいけないとの考えになった」などと訴えた。

 ペイリン氏は保守系の草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」を象徴する存在だ。08年大統領選では当時、副大統領候補として、上院議員で大統領候補だったマケイン氏(18年に死去)とペアを組んだ。マケイン氏はトランプ氏に批判的で、20年の大統領選ではマケイン氏の妻が党派を超えて民主党のバイデン氏への支持を表明した。ペイリン氏はトランプ氏との協調を選んだ。【ワシントン秋山信一】

6635チバQ:2022/04/13(水) 20:27:43
https://www.sankei.com/article/20220413-MXNWUXQ6AFNUBNC6C7YQ3U2BHA/
NY州副知事を収賄容疑で逮捕 不動産業者から不正な選挙資金か
2022/4/13 10:40
米連邦捜査当局は12日、不正な選挙資金を受け取ったとして、収賄などの疑いで東部ニューヨーク州のベンジャミン副知事(45)を逮捕した。ベンジャミン容疑者は同日、辞任した。米メディアが伝えた。

副知事に就任前の州上院議員時代、不動産業者から不正な選挙資金を受け取った疑いが持たれている。ベンジャミン容疑者は12日に出頭、司法手続きでは無罪を主張した。

ニューヨーク州では昨年夏、クオモ前知事がセクハラ問題で辞任。後任のホークル知事がベンジャミン容疑者を副知事に任命していた。(共同)

6636とはずがたり:2022/04/21(木) 21:16:13

オリガルヒがテレビ局買収図る プロパガンダ工作か 米捜査で判明
秋山信一
https://mainichi.jp/articles/20220407/k00/00m/030/081000c
毎日新聞 2022/4/7 11:11(最終更新 4/7 11:11) 1223文字

オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター
拡大
オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏=モスクワで2021年9月16日、ロイター

 ロシアのプーチン政権に近いとされる新興財閥(オリガルヒ)の有力者が2015年以降、米保守系のFOXニュースの元ディレクターを勧誘し、ロシアやギリシャ、ブルガリアで放送局設立を進めていたことが、米司法当局の捜査で明らかになった。米メディアのノウハウを活用しながら、東欧や南欧でも影響力拡大を図るロシアのプロパガンダ工作の一端が浮かんだ。

 放送局設立を主導したのは、オリガルヒのコンスタンチン・マロフェーエフ氏(47)。ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の一方的編入やウクライナ東部の親露派武装勢力を支援したとして、14年12月に米国の制裁対象になった。制裁逃れを図った罪などで6日までに米国で起訴された。

6637とはずがたり:2022/04/22(金) 10:00:19
>なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前 新型コロナ禍
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202012nghs0001&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
陣内真佐子(文筆家/グアム在住)

「本土」から数千キロ離れた「米国の植民地」グアムの悲劇

 成田や関西などの日本の主要空港から約3時間半しかかからず、1年中気候も温暖なことから「安近短」の旅行先として人気を誇ってきたグアム。「日本から一番近い楽園」ともいえるこの地を訪れたことがある人も多いだろう。そのグアムが今、崩壊の危機にさらされている。

 世界で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症。米国の準州であるグアムでは、2020年3月14日に知事が公衆衛生緊急事態を発令、その後、島内で感染者が確認されたことを受け、同20日にはショッピングモールや娯楽施設、レストラン等の人が集まる施設を閉鎖するとともに、学校も休校とし、住民にも在宅を原則とする「ステイホーム令」が発せられるなど事実上のロックダウン(都市封鎖)政策が施行された。グアム政府が迅速に対応したことで、その後の感染者拡大には歯止めがかかり、5月から経済活動への規制が段階的に緩和され、6月には日本などからの観光客受け入れを再開する方針も打ち出された。

 ところが、7月下旬から再び感染者が増加し、8月14日には再度のステイホーム令を含む最高レベルの規制が再開されたものの、その効果は限定的で、12月初旬には人口約16万6000人のグアム島内の累計感染者は約7000人に達し、感染者の拡大が抑え込めていない深刻な状況下にある。

 グアムは太平洋に浮かぶ孤島であるため、空港で島外からの入島者検疫をすれば水際で感染が防げそうに思える。実際、7月26日以降、一般入島者は空港でのPCR検査結果が「陰性」であっても14日間、政府指定検疫施設(デュシビーチリゾートまたはデュシタニホテルの客室)から一歩の外出さえも許されない強制完全隔離を強いられていた。

 しかし、島民からグアム政府への不平不満が膨らんだため、グアム公共衛生保健局が隔離制度の見直しを行い、隔離6日目にPCR検査を受け、7日目に出るその検査結果が「陰性」であれば、残りの7日間を自宅または自分で手配した別のホテルや友人宅などでの隔離に変更できるようになった。ただし、検査結果が「陽性」の場合、発熱などの症状が認められればもれなく病院に搬送され、無症状ならば別の検疫施設(ベイビューホテルの客室)に14日間強制収容される。

軍関係労働者は検疫も隔離もなし
 その一方、米連邦政府からグアム島内の米軍軍事施設の工事のために送り込まれる労働者に限っては、「必要不可欠な労働力」としてH2就労ビザが与えられ、入島時の検疫のみならず14日間の強制隔離も免除されている。島民や観光客とは明らかに異なる扱いを受けているが、グアム政府はそれに対して反対も抗議もできない。

 なぜなら、米連邦法上「グアムはアンインコーポレッド・テリトリー(未編入領土)であり米連邦政府の所有物である」と明記されているからだ。未編入領土というと聞こえはよいが、事実上グアムは米国の「植民地」である。1950年、グアム島民に米国市民権が付与されて以来70年も連邦政府が定める法的義務を果たし、合衆国憲法を順守しながら生活をしているにもかかわらず、大統領選挙はおろか国政選挙の選挙権もなく、ワシントンDCの連邦議会に地域代表の議員を立てる権利も認められていない。

 つまり、米軍基地外に住むグアム島民のコミュニティーは存在していないも同然で、グアム政府は連邦政府の決定には口出しができない一方的な支配関係が21世紀の現在も続いているのだ。…

6638とはずがたり:2022/04/22(金) 14:54:48
フロリダ州 ディズニーの“税制優遇”はく奪を検討 州法への反対表明で
https://news.yahoo.co.jp/articles/b18dfc441ba7a96db15c05f3ce7f020901b397fc
4/21(木) 10:02配信
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テレビ朝日系(ANN)

All Nippon NewsNetwork(ANN)

 アメリカのフロリダ州で学校で性的指向などの議論を禁止する法律を巡って、ディズニーワールドの税制優遇を剥奪(はくだつ)する法案が提出される事態に発展しています。

 フロリダ州では、小学校3年生までの公立校で性的指向や性自認について議論してはいけないとする州法、通称「ドントセイゲイ」法が先月8日に可決されました。

 これに対し、ディズニー側が反対を表明したことから、共和党で保守派のデサンティス知事との対立が深まっています。

 米・フロリダ州、デサンティス知事:「フロリダ州議会は“リーディ・クリーク・インプルーブメント・ディストリクト”(ディズニー・ワールドに認められた特別自治権)を含む、1968年以前の特別自治権の撤廃について検討する」

 フロリダ州内にあるディズニーワールドは、1967年から敷地内を独立した自治体として認められる特例を受けてきて、免除されている州税は年間250億円にも相当するとみられています。

 知事の主張に対して、民主党の議員は「過激な右派の政策に反対の声を上げた企業を罰するなど、ロシアや中国がやっていることと変わらない」などと批判しています。

6639チバQ:2022/04/24(日) 17:30:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3d64dddd4af478f82674e7340c60034b69dd91
トランプ氏「お墨付き」効力は? 劣勢候補に相次ぎ支持
4/24(日) 14:11配信

産経新聞
23日、オハイオ州コロンバス郊外の集会で、演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏(大内清撮影)

【コロンバス(米オハイオ州)=大内清】トランプ米前大統領は23日、中西部オハイオ州コロンバス郊外で支持者集会を開いた。11月の中間選挙に向け民主・共和両党の候補者選びが本格化する中、5月3日に迫った同州の共和党予備選では、トランプ氏が支持する候補の苦戦も伝えられる。重要州と位置付けられる同州などで自派候補が予備選を勝ち抜けなければ、同氏の求心力に陰りもでかねず、テコ入れに躍起だ。

「11月に議会を取り返す。オハイオで勝てる候補が必要だ」。トランプ氏はこう語りかけて、数千人の聴衆を懸命に盛り上げた。

中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」にあるオハイオ州は、有権者の支持が民主・共和両党で揺れ動くとされる「スイング・ステート」。11月の中間選挙では、引退を表明している共和党の現職上院議員の後釜をめぐり激戦が予想されている。現在、上院で議席が50対50で拮抗(きっこう)する両党にとっては何としても確保したい重要州だ。

その候補者選びでトランプ氏は今月中旬、中西部の白人労働階層を自伝的に描いたベストセラー『ヒルビリー・エレジー』の著者で弁護士のJ・D・バンス氏に支持を与えた。予備選まで3週間を切ったギリギリのタイミングだった。

だが米メディアによると、トランプ氏周辺では、この決断は「賭け」だと危惧する声が強い。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、共和党予備選に出馬している7人のうちバンス氏の支持率は、上昇傾向にあるものの3位。敗退すれば、トランプ氏の「お墨付き」の効力に疑問符がつくためだ。

トランプ氏は、オハイオと同様に重要州とされる東部ペンシルベニア州でも今月、上院選の共和党候補争いで、優勢が伝えられるマコーミック元財務次官からの支持要請を断り、著名テレビコメンテーターの医師、メフメト・オズ氏に支持を与えた。同氏は、科学的根拠のない代替医療を推奨しているとして医学界から批判を浴びる人物だ。

トランプ氏は今月、米紙ワシントン・ポストのインタビューで「私はエンドースメント(候補者への支持付与)の王様だ」と自身の影響力への自信を誇示。23日の集会でも「J・D(バンス氏)はもともと私の批判ばかりしていたが、勝てるなら問題ない」と度量の大きさをアピールした。

ただ、聴衆からは「バンス氏は労働階層出身という生い立ちを使って有名になった」との反感も聞かれ、知名度が高い候補を選んだトランプ氏の手法が奏功するかは見通せない。

6640チバQ:2022/05/05(木) 18:05:56
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20220505-567-OYT1T50021.html
「俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう」…大統領選にらむトランプ氏が存在感
2022/05/05 14:48読売新聞

 11月の米中間選挙まであと半年と迫る中、共和党の予備選では、2024年大統領選に意欲を示すトランプ前大統領が、各地で候補者を推薦し、党内での影響力を誇示している。支持率が低迷するバイデン大統領は、中間選挙で仮に民主党が敗北すれば24年の再選出馬に影響しかねず、遊説を増やしてアピールに躍起だ。(オハイオ州デラウェア 横堀裕也、ワイオミング州ララミー 田島大志)

批判議員に「刺客」
 「私はトランプ氏のことが嫌いだった。正直、言わなければ良かったと思うこともたくさん言ってしまった。でも今は、素晴らしい大統領だったと思っている」

 3日のオハイオ州予備選を制したJ・D・バンス氏(37)は4月12日、オハイオ州内3か所で行った遊説で、「釈明」を繰り返していた。トランプ氏の「推薦」を勝ち取る前のことだ。

 もともと「反トランプ」を公言していたバンス氏は、立候補に伴って立場を百八十度転換させた。トランプ氏の看板政策だったメキシコ国境での「壁」の建設を主張し、「ウクライナの国境ではなく、米南部の(メキシコとの)国境を安定させるべきだ!」といった過激な発言も連発した。

 バンス氏だけではない。対立候補たちも、推薦を得ようと、トランプ氏が拠点とするフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」への「トランプ詣で」などを重ねた。

 4月23日、トランプ氏はオハイオ州デラウェアでの選挙集会でバンス氏を推薦すると表明し、「彼は俺のことをひどく言ったが、それは脇に置こう。悪口を言うやつらもみな、俺の元に戻ってくるんだ」と満足げに演説した。

 選挙集会に参加していたブロイル・ディアズさん(30)は「バンス氏のことはよく知らないが、トランプ氏が推薦したのであれば、投票する」と話した。

 トランプ氏は予備選で、自身に批判的な現職議員への対抗馬として「刺客」も擁立している。標的にされているのが、トランプ支持者らによる昨年1月の米議会占拠事件を巡り、下院で弾劾だんがい裁判に向けた訴追決議に賛成したリズ・チェイニー氏(55)ら6人だ。

 <挑発屋で不誠実なチェイニーの対抗馬として強く支持する>

 トランプ氏は昨年9月、ワイオミング州の予備選で、弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦する声明を出した。チェイニー氏はディック・チェイニー元副大統領を父に持つ党内のホープだったが、昨年5月に党下院ナンバー3の座を追われ、ヘイグマン氏に世論調査で先行されている。

 「我々の声を代弁しないのならば交代しなければならない。この街でリズを最後に見たのはいつか」

 4月下旬、ワイオミング州ララミーの市役所での集会でヘイグマン氏が問いかけると、聴衆は「Never!(一度もない)」と応じた。チェイニー氏は下院で占拠事件の特別調査委員会副委員長を務め、今も反トランプの急先鋒せんぽうだ。

 参加者のダレル・ウイアヘイさん(62)は歯ぎしりした。「トランプ氏は偉大だ。チェイニー氏はワシントンの茶番に付き合い、我々には背を向けている」

与党 過去は議席減多く
 今回の中間選挙では、連邦議会下院(435議席)の全議席が、上院(100議席)については約3分の1に当たる34議席が、それぞれ改選される。

 下院は、野党・共和党の209議席に対し、与党・民主党が221議席で過半数を占める。上院は、民主党系と共和党が50議席を分け合っており、上院議長を兼ねる副大統領が決定票を持つ規定によって民主党が辛うじて優位を保っている。

 民主党が引き続き、上下両院の主導権を握れるかが焦点となるが、米メディアは、特に下院選での民主党の劣勢を伝えている。

 上院選については、米国の選挙予測で定評のある米バージニア大政治センターのシニアコラムニスト、アラン・アブラモウィッツ氏が「努力次第で主導権維持の見込みはある」と分析する。改選議席が共和党20なのに対し、民主党側は14で、かつトランプ前大統領の影響力が少ないとされる選挙区ばかりであるためだ。

 ただ、過去の中間選挙では政権与党が議席を減らしてきた。米カリフォルニア大サンタバーバラ校によるインターネットサイト「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、1950年以降の18回の中間選挙のうち、政権与党が下院で議席を増やしたのは2回、上院では5回しかない。

6641チバQ:2022/05/05(木) 18:09:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220504k0000m030159000c.html

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選
2022/05/04 17:28毎日新聞

トランプ氏「公認」候補が勝利 上院選へオハイオ州で共和党予備選

共和党上院議員候補のバンス氏=米中西部オハイオ州で2022年5月3日、ロイター

(毎日新聞)

 米中西部オハイオ州で3日、今年11月の連邦上院選に向けて共和党の候補者を決める予備選の投開票が行われ、トランプ前大統領の後押しを受けた作家のバンス氏が勝利した。他州に先駆けて行われた同州予備選で「公認」候補が勝利したことで、トランプ氏は改めて党内での影響力の大きさをアピールした形だ。

 オハイオ州では現職のポートマン上院議員(共和)が引退を表明し、新人候補が共和党候補者の座を競った。米メディアによると、バンス氏は3割以上の得票で勝利を確実にした。

 予備選では複数の候補者がトランプ氏の「公認」を求めていたが、トランプ氏は4月15日にバンス氏を「民主党に勝てる候補」として支持すると公表し、23日には同州での集会にも共に参加した。米FOXニュースの同州での世論調査では、3月2〜6日にはバンス氏の支持率は11%と有力候補の中で3番目だったが、トランプ氏の「公認」後の4月20〜24日には23%でトップに浮上していた。

 バンス氏は、鉄鋼業で過去に栄えながら荒廃した地域「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での貧しい白人労働者階級の日常と、自身が貧困から抜け出す努力を描いた自叙伝「ヒルビリー・エレジー」の著者として知られる。トランプ氏と同様、自身を「既存政治のアウトサイダー」と位置づけている。米メディアによると、2016年の大統領選当時は当選したトランプ氏に批判的だったが、「自分が間違っていた」と過去の批判を謝罪し、トランプ氏に支持を要請していた。

 トランプ氏は今年11月の中間選挙に向けて、上下両院選や州知事選の共和党予備選で、自身に賛同する候補者を独自に「公認」し、影響力の維持と拡大を図っている。【ワシントン秋山信一】

6642チバQ:2022/05/05(木) 18:10:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220504X662.html
トランプ氏、影響力どこまで=中間選挙の候補者選び白熱―米共和党
2022/05/04 14:29時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙までおよそ半年に迫り、与野党の候補者選びが本格化する。上下両院の多数派奪還を目指す野党共和党では、トランプ前大統領の支持を受ける候補が他候補と激しい予備選を展開。「子飼い」候補がいかに勝ち抜けるかが、今後のトランプ氏の影響力を占う試金石となる。

 3日、米メディアの注目を集めた中西部オハイオ州の上院選予備選で、「トランプ派」候補のJ・D・バンス氏が勝利を確実にした。映画化もされた著書「ヒルビリー・エレジー」で「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に暮らす白人労働者階級の苦しい暮らしぶりを活写した人物だ。

 同州では、共和党現職の引退で生じる空席をめぐり候補者選びが白熱。バンス氏は当初、乱立する候補に埋もれていたが、4月半ばにトランプ氏の支持を得るや否やトップに躍り出た。同月23日、トランプ氏は州都コロンバス郊外で行われたバンス氏の集会に駆け付け、「私は勝てる候補を選ぶ。彼は真の闘士だ」と持ち上げた。

 「バンスのことはよく知らない。でもトランプが支持すれば勝つわ」。演説を聞いた主婦ドーソンさん(64)は、予備選の行方はトランプ氏の意向次第だと話していた。一方、演説を遠目に眺めていた保険会社勤務のファウラーさん(51)は「トランプが支持するのは地元を知らない有名人ばかり。負ける候補も出てくるだろう」と語り、冷ややかな見方もある。

 実際、予備選で苦戦を強いられているトランプ派候補もいる。東部ペンシルベニア州上院選では、医師でテレビ番組司会者のオズ氏が各種世論調査の平均で2位に甘んじたまま。南部ジョージア州知事選も、現職のケンプ氏がトランプ派のパーデュー氏に支持率2桁差で優勢を保つ。

 いずれもオハイオと並び、民主、共和の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だ。トランプ派は2020年の大統領選を「不正」扱いし、今も結果を認めない立場。予備選を勝ち抜いても、「バイデンは偽の大統領」(バンス氏)などとする過激な主張は、民主党と戦う本選で穏健な有権者を遠ざけるリスクをはらむ。

6643チバQ:2022/05/05(木) 18:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220503X595.html
米最高裁、中絶の権利否定か=半世紀前の判断覆す可能性―報道
2022/05/03 23:46時事通信

 【ワシントン時事】米政治専門紙ポリティコは2日、連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」について、最高裁が近く判断を覆す可能性があると報じた。南部ミシシッピ州による中絶規制法の合憲性をめぐる裁判で、多数派判事の意見書の「草稿」とされる文書の内容を伝えた。

 草稿は「(判決は)初めから間違っていた。論拠が極めて弱く有害な結果をもたらした」「中絶問題を国民の代表者の手に戻す時だ」などと指摘。内容に変更がなければ、米国で半世紀にわたり保護されてきた女性の権利が一気に後退することになる。最高裁は今夏の開廷期末までに最終判断を下す。

 バイデン大統領は3日、声明を発表。「草稿が真実か、また最高裁の最終判断を反映したものかは分からない」とした上で、「ロー対ウェイド判決を成文化する法律を成立させる」と強調した。「女性の選択を支持する議員が、より多く上下両院に必要だ」とも述べ、11月の中間選挙で重要な争点になるとの考えを示した。

 トランプ前大統領は在任中、保守系の最高裁判事を次々と指名。以来、9人の判事は保守系が多数派の6人を占め、国論を二分する中絶問題をどう判断するか注目を集めてきた。

 中絶をめぐっては保守的な共和党州で規制強化の動きが相次いでいる。テキサス州では昨年、胎児の心拍が確認されて以降の中絶を禁じる厳しい州法が成立。オクラホマ州も4月に中絶を「重罪」とし、10年以下の禁錮刑か10万ドル(約1300万円)以下の罰金を科す州法を成立させた。

 憲法判断が覆れば、中絶支持派の強い反発を引き起こすのは必至。賛否をめぐる議論が過熱し、米国の分断がさらに深まりそうだ。

6644チバQ:2022/05/05(木) 18:13:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_HK5XLWVKUVO7VBLOEQLLNH6EYM.html
米最高裁、中絶合憲判例を見直しか 草案流出、政治対立激化も
2022/05/03 12:57産経新聞

【ワシントン=大内清】米政治専門紙ポリティコ(電子版)は2日、連邦最高裁が、人工妊娠中絶を合憲とした1973年の最高裁判例を覆し、中絶を認めるかどうかの判断は各州に委ねるべきだとする多数派意見をまとめたを報じた。同紙が意見書草案を入手した。米国では中絶を選択する権利をめぐって保守層とリベラル層が激しく争っており、実際に判例が見直されれば、11月の中間選挙に向けた政治対立がさらに深まるのは必至だ。

米国では「ロー対ウェード」と呼ばれる73年の判例で中絶が合憲化されたが、主に共和党が優勢な南部諸州などで、立法や司法闘争を通じて同判例の無効化を目指す動きが続いてきた。

ポリティコによると、今回は南部ミシシッピ州での中絶制限をめぐる訴訟に関する最高裁内部の表決で、判事9人のうち保守派5人が判例の無効化に賛成、リベラル派3人が反対した。保守派ながらしばしばリベラル寄りの立場をとるロバーツ長官の判断は不明という。

裁判の判決内容に関する文書が事前に流出するのは極めて異例。実際の判決は約2カ月後と見込まれており、その間に賛否の票数が変化する可能性もあるとしている。

6645チバQ:2022/05/07(土) 00:00:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_NAV6SJP4UBNK5CAHFVWAX6HWFQ.html
米中間選挙まで半年 戦時大統領、問われる指導力
2022/05/06 20:29産経新聞

【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米大統領の政権運営を左右する中間選挙(11月8日投票)まで半年となる。与党・民主党が上下両院の支配を維持できるかや、2024年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ前大統領が共和党内で影響力を確保できるかが焦点。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化の様相を見せる中、バイデン氏の「戦時大統領」としての指導力も問われることになる。

中間選挙は4年ごとの大統領選の中間の年に行わる選挙の総称だ。今年は上院(定数100、任期6年)の3分の1に当たる34議席、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選対象で、現在、民主、共和両党の候補を決める予備選が各地で本格化。中間選挙では現職大統領の与党に厳しい審判が下ることが多く、米メディアなどは、民主党の劣勢を予測している。

「民主主義を守る兵器は米国労働者にとって高賃金の仕事にもなる」

バイデン氏は3日、ウクライナの前線に日々届けられる携帯型対戦車ミサイル「ジャベリン」を製造する南部アラバマ州の工場を訪問し従業員を激励した。中間選挙をにらんで軍需経済の雇用効果をアピールする思惑も透けてみえた。

侵攻当初は制裁や軍事支援を小出しにして批判を浴びたバイデン氏だが、現在は長期戦を視野に軍事・人道支援や対露制裁の拡大に指導力を発揮。4月末には330億ドル(約4兆3千億円)の巨額追加予算を議会に要請した。

この間、バイデン氏への支持率は2月の37%から42%へと上昇している。不支持率も55%から52%へとわずかながら改善したものの、半数以上が支持していない状況は昨年9月以降、続いている。

バイデン政権への支持率に加え、ウクライナ情勢も中間選挙に影響しそうだ。同調査によると、国民の多くがウクライナへの軍事・人道支援、制裁強化に賛成するが、米国の直接的な軍事介入には72%が反対。プーチン露大統領が化学兵器や戦術核兵器を使用した場合、バイデン氏は厳しい判断を迫られるとみられる。

6646チバQ:2022/05/08(日) 12:10:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220507X891.html
バイデン民主に逆風=ロシア侵攻でインフレ加速―米中間選挙まで半年
2022/05/07 14:37時事通信

 【ワシントン時事】11月8日の米中間選挙が半年後に迫る中、バイデン大統領の支持率が4割程度と低迷するなど、与党民主党は逆風に見舞われている。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で昨年来のインフレに拍車が掛かり、国民の不満は高まる一方だ。民主党は上下両院の優勢維持を目指すが、局面を打開する道筋を見いだせていない。

 ◇経済対策、共和に期待

 「上下両院の優位を守り抜く決意だ」。バイデン氏は4月21日、民主党全国委員会の集会で力を込めた。現有議席は下院で民主221、共和209と拮抗(きっこう)。上院は民主系50、共和50と同数だ。

 バイデン氏は昨年8月以降、支持率が一度も不支持率を上回っていない。最大の足かせは有権者の関心が高い物価上昇だ。3月の米消費者物価指数は前年同月比8.5%と40年ぶりの上昇率を記録。政権は戦略石油備蓄の放出を含む物価抑制策を打つものの、ロシアの侵攻に伴う原油価格の高騰など外的要因に左右され、先行きは不透明だ。

 ワシントン・ポスト紙などが1日公表した世論調査では、主要争点で与党への信頼が低いことが明らかになった。「どちらの党がより優れた対応をすると思うか」と尋ねたところ、「インフレ」の項目は共和党50%に対し、民主党は31%。「経済」でも共和党が50%、民主党が36%と見劣りする。「犯罪」や「移民」でも共和党への期待が高かった。

 ◇「中道」のジレンマ

 バイデン政権はこうした傾向を深刻に受け止め、左派色を薄めた「中道」寄りの施策で支持拡大を図っている。3月末に発表した予算教書では、財政赤字の縮小や犯罪対策の強化など保守層にアピールする施策がずらり。エネルギー高に対処するため、「脱炭素」を後退させ、企業に化石燃料の生産拡大を促す方針も打ち出した。

 だが政策が中道に傾けば、気候変動対策を重視する若者や、社会保障拡充のため財政支出を求める左派の離反を招く。民主党内を分断する恐れがあり、政権はジレンマを抱える。

 一方、民主党に追い風となる材料も出てきた。連邦最高裁が近く、人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた過去の判例を覆すと報道されたことだ。バイデン氏は「女性の選択の権利を支持する議員がもっとたくさん必要だ」と、中間選挙での争点化に言及。女性や中絶支持派の有権者の取り込みを狙っている。

6647とはずがたり:2022/05/09(月) 14:03:40
なんだ!?

バハマで米国人観光客3人が変死、重体の1人は帰国 犯罪性は否定
5/9(月) 12:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cc90fb422215be5bacadaa89f9380a932f1275d
CNN.co.jp
米国人観光客3人の遺体が発見されたバハマのリゾートホテル

(CNN) カリブ海の島国バハマのリゾートホテルで6日に米国人観光客3人の遺体が発見され、当局が死因を調べている。バハマ警察によると、同じ日に病院へ搬送されたもう1人の米国人女性は、8日までに帰国した。

バハマのグレートエグズーマ島にある同ホテルでは、滞在中の男性1人と男女1組が別々の棟で死んでいるのが見つかった。いずれも外傷はみられなかったが、男女は前夜に体調不良を訴えていて、けいれんを起こした形跡があった。

4人目の女性が同じホテルに滞在していたかどうかは未確認。警察によると女性は重体で、首都ナッソーの病院へ空路搬送された後、米フロリダ州マイアミの病院に移って治療を受けている。

死亡した3人の身元は確認作業が完了してから、9日に公表されるという。もう1人の女性の身元も、今のところ公表されていない。

バハマのクーパー副首相によると、犯罪性はないとみられる。同氏は6日、厚生相に対し、保健、環境、公共事業部門の当局者によるチームを率いて現地入りするよう指示を出した。

6648チバQ:2022/05/09(月) 19:14:21
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ563QV9Q56UHBI00N.html
トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化
2022/05/09 11:00朝日新聞

トランプ氏の影響力に注目 アメリカの中間選挙、候補者選びが本格化

オハイオ州デラウェアで23日、トランプ前大統領(右)と握手する共和党の上院議員候補のJ・D・バンス氏=ロイター

(朝日新聞)

 2022年11月投開票の米中間選挙に向け、米国内では民主、共和両党が候補者を選ぶ予備選挙が5月から本格化している。

 5月には13州で予備選挙が実施される。3日に実施されたオハイオ州のほか、ペンシルベニア州やノースカロライナ州、ジョージア州など、民主、共和両党が激しく競り合う州の結果に注目が集まっている。

 近年の大統領選挙で勝敗を左右するペンシルベニア州では、知事選挙を民主党と共和党どちらが制するかに注目が集まっている。共和党予備選には9人の候補がいて混戦となっている。

 また、上院の共和党予備選挙では、トランプ前大統領が推薦する医師のオズ氏が、ヘッジファンド元CEOのマコーミック氏、不動産投資会社の元CEOで、トランプ政権ではデンマーク大使も務めたサンズ氏ら対立候補と競り合っており、17日の予備選挙への関心が高まっている。

 ジョージア州知事選挙も、トランプ氏の影響力をはかるうえで注目されている。再選をめざす共和党現職のケンプ氏は、2020年の大統領選挙で不正があったという、トランプ氏の主張を受け入れなかった。これに反発したトランプ氏は、共和党予備選挙で対立候補のパーデュー氏を支援している。

 中間選挙は4年ごとの大統領選のちょうど中間の年に開かれる。上院(定数100、任期6年)の3分の1、下院(定数435、任期2年)の全議席が改選される。36州の知事選も同時にある。各州で党ごとの候補者を選ぶ予備選挙は5〜9月を中心に断続的に実施され、勝ち抜いた候補者が11月8日の本選に挑む。現政権への「信任投票」の意味合いが強く、24年予定の大統領選にも大きな影響を及ぼす。(ワシントン=合田禄、大島隆)

6649チバQ:2022/05/18(水) 21:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6fb86a70fa8cdca0af88e52ca9792a4306dc522
エマニュエル駐日米大使、「バイデン・岸田ライン」に期待 同盟深化へ環境整う
5/18(水) 20:13配信

産経新聞
インタビューに応じる米国のラーム・エマニュエル駐日大使=17日午前、東京都港区(萩原悠久人撮影)

日米両首脳は23日、本格的な対面での首脳会談を初めて開く。エマニュエル駐日米大使は産経新聞のインタビューで、現在の日米間には経済や安全保障をめぐる対立がなく、両国の関係と同盟の深化に向けた好条件が整っていると指摘した。岸田文雄首相とバイデン大統領の首脳外交が数年にわたって継続すれば、日米関係が大きく前進する可能性が高まりそうだ。

エマニュエル氏は、1993〜2001年のクリントン政権下で日本の首相が次々と代わって7人に達したことを振り返り、首脳間で「関係を築くことはできなかった」と断じた。大統領上級顧問として同政権に仕えた立場から、建前ではない米国の本音を吐露した形だ。首脳間の関係は個人的信頼や共有する経験に大きく左右される。

中国という共通の敵に対峙(たいじ)し、ウクライナをめぐる対露制裁などで緊密な連携を見せている岸田首相との関係が続くことは、米国にとって大きなプラスだと考えられている。それだけに、岸田首相率いる自民党が夏の参院選で勝利するかをホワイトハウスは注視している。

むろん日米関係の深化には、政治や政策の方向性の一致が重要だ。エマニュエル氏は過去の日米関係について「貿易摩擦や軍事、戦略的な目標で軋轢(あつれき)があった」と語った。トランプ前大統領は安倍晋三元首相との親密な関係にもかかわらず、対中戦略として日本が重視する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの離脱を強行した。

現在の両国関係について、米外交筋は「深刻な政策の乖離(かいり)はない」と話す。日本の政府高官も「岸田、バイデン両氏の経済に関する看板政策は似ており、親和性が高い」とみている。

日米双方の世論調査で互いの好感度や信頼度が高いことも追い風だ。米世論調査で日本への好意的な評価は80%を超えているという。エマニュエル氏は、こうした状況でバイデン-岸田ラインが安定すれば、日米関係・同盟の大きな前進に向けた「かなり良い環境になる」と強調する。(坂本一之)

6650チバQ:2022/05/19(木) 07:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b0488a680ab25442b035c57fa8fe0e45e89c087
米中間選予備選、重要州でトランプ派が勢い維持 大量当選狙い活動
5/18(水) 21:21配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政治を左右する11月の中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が17日、東部ペンシルベニアなど5州で実施され、米メディアによると、重要州と位置付けられる同州知事選の共和党候補にはトランプ前大統領が推すマストリアノ州上院議員が決まった。トランプ氏が敗れた2020年大統領選の結果を否定するマストリアノ氏は、州内の選挙登録のやり直しなどを主張。民主党や共和党の一部は選挙システムへの信頼がいっそう損なわれると懸念を強めている。

マストリアノ氏は11月の本選で民主党のシャピロ州司法長官と争う。

トランプ氏は自身に忠実な共和党候補の大量当選を狙い、各地で精力的に活動。3日には同じく重要州とされる中西部オハイオ州で、当初は劣勢だった新人がトランプ氏の支持を得て予備選を勝ち抜き、同氏の求心力が党内で依然として高いことを示している。

17日に南部ノースカロライナ州で行われた共和党の上院選候補者争いでも、トランプ氏が早くから支持を表明していたバッド下院議員が他候補を圧倒。本選では黒人として同州初の上院議員を目指す民主党のビーズリー元州最高裁判事と争う。

一方、同州の共和党予備選では、トランプ氏の熱烈な信奉者として知られる現職のカウソーン下院議員が敗退した。飛行機内に拳銃を持ち込もうとして拘束されたスキャンダルなどが響いた。

6651チバQ:2022/05/25(水) 19:28:54
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_TYKOC6NLZFML3O7FEBYXGNX7YE.html
トランプ氏肝いり候補敗退 米共和党の権力闘争激化
2022/05/25 16:52産経新聞

【ワシントン=大内清】11月の米中間選挙に向けた民主、共和両党の予備選が24日、南部ジョージア州など5州で行われた。2020年の大統領選で最激戦となった同州の知事選候補を争う共和党予備選では、現職のケンプ知事がトランプ前大統領の推すパーデュー前上院議員に圧勝した。選挙戦はペンス前副大統領がケンプ氏を支援してトランプ氏に反旗を翻すなど、共和党内の権力闘争の激化を印象付けた。

同州は20年大統領選でバイデン現大統領が僅差でトランプ氏を下し、全体の勝敗を左右する重要州となった。トランプ氏は当時、選挙結果を覆すため、ケンプ氏に州議会を緊急招集するよう圧力をかけたが、同氏は応じなかったとされる。

こうした〝遺恨〟から、トランプ氏は「ケンプ降ろし」に邁進(まいしん)。大統領選と同時期に同州で行われた上院選で民主党候補に敗れたパーデュー氏を知事選にくら替えさせ、ケンプ氏への刺客として早くから支援してきた。投票日朝にも声明で「ケンプでは(民主党候補との本選に)勝てない」とこき下ろした。

ケンプ氏はこれに対し実績を訴えて選挙戦を終始リード。副大統領退任後はトランプ氏と距離を置くペンス氏の支援も得て保守層の支持を固めた。ケンプ氏は本選で、一時はバイデン氏の副大統領候補にも名が挙がった民主党のエイブラムス元同州下院議員と争う。

次期大統領選への出馬を模索するとされるペンス氏は、トランプ氏支持者らによる21年1月の連邦議会議事堂襲撃事件について批判的な発言を行ってきた半面、共和党内で強い影響力を持つトランプ氏との決定的対立は避けているとみられてきた。だが、今回の予備選が両氏の「代理戦争」の様相を呈したことで関係悪化は必至だ。

米メディアには、パーデュー氏の敗北が11月の本選に向けてトランプ氏の打撃になるとの見方もある。ただ、南部アーカンソー州予備選でこの日、トランプ政権の大統領報道官を務めたサラ・サンダース氏が知事選の共和党候補の座を勝ち取るなどトランプ派はなお勢いを保っており、中長期的な影響は見通せない。

6652チバQ:2022/05/28(土) 18:08:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/29c6a5bc9b2af2c3aaaf4a8395a89a0b41b101b5
トランプ氏、「代理戦争」でペンス氏に大敗 予備選、党主流派に勢い
5/27(金) 18:29配信
毎日新聞
トランプ前米大統領

 11月の米中間選挙に向けて民主、共和両党がそれぞれの候補者を選ぶ予備選が24日、南部ジョージア州などで行われた。同州知事選の共和党予備選では、トランプ前大統領が「刺客」を立てて現職知事の追い落としを図ったが、ペンス前副大統領らが支援する現職が大差で阻止した。党主流派が、影響力の拡大を狙うトランプ氏を押し返した形だ。

 同州は、かつては共和党の地盤だったが、近年は民主党も盛り返し、両党が拮抗(きっこう)する大統領選の重要州の一つだ。2020年大統領選では、バイデン大統領(民主党)がトランプ氏にわずか1万1779票差で勝利した。

 ところが、トランプ氏はケンプ知事(共和党)に対し、開票結果を覆すために州議会臨時会を招集するよう要求。ケンプ氏はこの要求を退けた。これに激怒したトランプ氏は、ケンプ氏を繰り返し激しく非難。対立候補として自らパーデュー前上院議員を擁立した。

 一方、ケンプ氏は保守派知事としての実績を強調し、副大統領としてトランプ氏を支えたペンス氏らが支援。20年大統領選後に関係が崩れたトランプ氏とペンス氏の「代理戦争」として注目を浴びた。

 ペンス氏は23日の集会で「ケンプ知事への投票は『共和党は未来の党だ』という耳をつんざくほどのメッセージを全米に送ることになる」と述べた。直接的な言及は避けたが、20年大統領選は不正だったという主張を繰り返すトランプ氏への当てつけとの受け止めが広がった。

 米CNNによると、開票率99%の段階で、ケンプ氏の得票は70%を超える圧勝で、パーデュー氏は20%強にとどまった。【ワシントン西田進一郎】

6653チバQ:2022/05/28(土) 20:54:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_QTMCVESYYNJ2VMF42NNXOHO6EA.html中間選挙へ左派と足並み バイデン氏、警察改革の大統領令署名
2022/05/26 19:30産経新聞

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は25日、法執行機関による過剰な暴力を制限するなどの全国規模での警察改革を促す大統領令に署名した。中西部ミネソタ州で黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で窒息死し、全国的な抗議運動や暴動につながった事件からこの日で2年となったのに合わせた措置。バイデン氏は、政権の行方を左右する11月の中間選挙に向け、人種や警察問題への取り組みを加速させる構えだ。

バイデン氏は署名に先立ってホワイトハウスで演説し、「黒人が何世代も経験してきた恐怖に向き合い、米国が受けた傷を癒す」と述べ、警察改革の必要性を改めて訴えた。

大統領令は、フロイドさん事件で問題となった「チョークホールド」と呼ばれる首への圧迫を禁止したり、ノックなしでの家宅捜索を制限したりする内容。不適切行為で免職になるなどした警官の情報を共有するデータベースや、人種や宗教といった偏見に基づく捜査を行わないための訓練プログラムの整備、軍から警察へ払い下げられる銃器の制限なども盛り込んだ。

バイデン政権はもともと、警察による黒人への暴力事件が相次ぐ背景には構造的な人種問題があるとして、警察改革法案の成立を目指してきた。しかし、同法案は昨年、野党・共和党の反対で頓挫した。

与党・民主党では、改革が進展しないことにいら立つ急進左派的な「進歩派」が今年3月、大統領令によって議会審議を回避しながら改革を実現するべきだとする要望書をバイデン氏に提出。こうした突き上げを受け、今回の警察改革に関する大統領令に含まれる項目は、同要望書で挙げられているものが核となった。バイデン政権は中間選挙に向けて訴求力のある実績を必要としているだけに、黒人やヒスパニック(中南米系)の取り込みに向け、人種や警察問題で進歩派と足並みをそろえた格好だ。

6654チバQ:2022/06/04(土) 22:42:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220604k0000m030165000c.html接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価
2022/06/04 18:09毎日新聞

接戦州で推薦候補勝利も…党内で定まらぬトランプ氏影響力の評価

メフメット・オズ氏=米東部ペンシルベニア州で2022年5月17日、ロイター

(毎日新聞)

 米東部ペンシルベニア州で5月17日に行われた連邦上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が推薦した医師で人気健康情報番組の司会者、メフメット・オズ氏の勝利が確実になった。接戦だったために票の再集計が進められているが、対立候補が3日に敗北を認めた。11月の上下両院選などの中間選挙に向けて、同州の予備選はトランプ氏の共和党内での影響力を測る試金石の一つとみられていた。ただ、他州の予備選ではトランプ派の候補が惨敗するケースもあり、トランプ氏の影響力を巡る評価は定まっていない。

 ペンシルベニア州は、大統領選や州知事選、上院選など州全体で勝敗を決する選挙では、民主、共和両党が激しく競り合う接戦州の一つだ。2016年の大統領選はトランプ氏、20年は民主党のバイデン大統領が制したが、いずれも接戦だった。

 トランプ氏は今回の上院選党予備選で、当初は別の候補を推薦していたが、家庭内での虐待疑惑が浮上したことで支援候補が選挙戦から撤退。トランプ氏は予備選終盤の4月になって、人気健康バラエティー番組「ザ・ドクター・オズ・ショー」の進行役として知名度が高いオズ氏を「本選で民主党候補に勝てる候補」と評価して推薦した。

 一方、共和党の穏健派は実業家のマコーミック氏を支持し、トランプ氏に近い右派のクルーズ上院議員(共和)も支援した。右派からはトランプ氏が中道寄りのオズ氏を支援したことへの反発もあり、予備選直前には右派の政治評論家バーネット氏が支持を伸ばした。

 5月17日の予備選ではオズ、マコーミック両氏の接戦となったが、オズ氏が勝利したことでトランプ氏も体面を保った形だ。

 ただ、ペンシルベニア州の予備選の後に行われた南部ジョージア州の州知事選の予備選では、トランプ氏が担ぎ出した候補が現職に大敗した。トランプ氏の支持が決め手となって予備選を勝ち抜く候補がいる一方で、州によっては苦戦を強いられている。トランプ氏も自身の主張に賛同する候補だけでなく、「勝てる候補」を見極めた上で最終的に独自に推薦するケースが出ている。

 共和党内ではトランプ派の候補について、「中間層の支持が得にくいため、民主党と争う本選で苦戦する」との懸念も根強い。トランプ氏は今後の予備選でも「勝てる候補」を重視し、党内での影響力を誇示したい考えだとみられる。【ワシントン秋山信一】

6655チバQ:2022/06/05(日) 10:50:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060400334&amp;g=int
「トランプ派」候補に明暗 中間選挙予備選、底堅さも―米
2022年06月05日07時07分

トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)
トランプ前米大統領=2019年12月、ロンドン郊外ワトフォード(AFP時事)

米共和党の東部ペンシルベニア州の連邦上院候補予備選を終え、支持者と握手を交わすトランプ派の医師オズ候補(中央)=5月17日、同州ニュータウン(AFP時事)
米南部ジョージア州のケンプ知事=5月24日、アトランタ(EPA時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の予備選が本格化する中、共和党ではトランプ前大統領が支持する「トランプ派」の候補に明暗が分かれている。民主党と共和党の勢力が伯仲する重要州の連邦上院議員選の候補選びでは激戦を制し「トランプ人気」の底堅さを示したが、注目された南部ジョージア州知事選をめぐっては現職に大敗した。
 米メディアは3日、東部ペンシルベニア州の共和党上院候補を選ぶ予備選で、トランプ派の医師オズ候補が勝利したと伝えた。5月17日に行われた同予備選は大接戦となり、票の再集計が続いていたが、実業家のマコーミック候補が敗北宣言した。オズ氏は4月にトランプ氏の支持を得てから急速に勢いを増していた。
 同州は民主、共和両党で支持が拮抗(きっこう)する「スイング・ステート」として知られ、11月の本選で最も注目される州の一つ。同じくスイング・ステートとされる中西部オハイオ州の上院予備選でも5月3日、トランプ氏が直前に支持表明した作家バンス候補が勝ち進んだ。
 一方、同24日の南部ジョージア州知事候補を選ぶ予備選では、トランプ派の元上院議員パーデュー候補が現職知事のケンプ候補に50ポイント超の差をつけられ惨敗した。トランプ氏は2020年の大統領選結果を覆すようケンプ氏に圧力をかけたものの、拒否されて関係が悪化。対抗馬を擁立して報復を図ったが、失敗に終わった。
 ワシントン・ポスト紙によると、6月2日現在でトランプ氏が支持した非現職候補の勝率は約68%となっている。

6656チバQ:2022/06/15(水) 19:53:01
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220615X066.html
トランプ氏、下院予備選で「復讐」=弾劾賛成の共和現職負かす―米中間選挙
2022/06/15 14:26時事通信

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた各党の候補者選びが続く中、南部サウスカロライナ州の共和党下院予備選で14日、7区選出の現職ライス候補がトランプ前大統領の送り込んだ「刺客」候補に敗れた。ライス氏は昨年トランプ氏への弾劾訴追で賛成票を投じており、トランプ氏の「報復」を受けた形だ。

 ライス氏は最近、米メディアに「トランプ氏は(反対派を)粛清し、共和党をイエスマンの集団に変えようとしている」と語り再選を誓っていた。だが、結果はダブルスコアの惨敗だった。 

ドナルド・トランプ
米中関係

6657チバQ:2022/06/26(日) 01:04:12

https://news.yahoo.co.jp/articles/19dcf2f0327ebeb6de8e5efad50ce38c296b765c
トランプ政権下の判事保守化が呼び水 米最高裁「中絶」判断
6/25(土) 15:09配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦最高裁が人工中絶の憲法上の権利を無効にした24日の判断は、トランプ前政権下で実現した判事構成の保守化による必然的な帰結だった。早くも南部の州は中絶禁止に動き出している。中絶を女性の権利として擁護するリベラル派との主張の隔たりは埋めようがなく、米社会の分断の固定化も一段と進むだろう。

最高裁判事の保守派の6人のうち、ゴーサッチ、カバノー、バレットの3判事はトランプ前大統領が相次ぎ指名した。そのうちカバノー氏は中道派のケネディ判事の後任、バレット氏はリベラル派のギンズバーグ判事の後任として送り込まれ、保守派優勢が確立した。

特にトランプ氏の強力な支持基盤のキリスト教福音派は中絶禁止を悲願とし、トランプ氏自身も選挙前から公約としてきた。

こうした最高裁の保守化が「ロー対ウェード」無効化の最大の要因だ。前日の23日には拳銃の屋外での携行を厳しく制限するニューヨーク州の銃規制法を違憲とする判決を最高裁は下した。銃規制強化は人工中絶と並んで保守派が抵抗するテーマで、銃乱射事件が相次ぐ中での判決は同様に米社会に衝撃を与えた。同性婚などマイノリティー(少数派)の権利をめぐり是非が問われる可能性もある。

中絶の是非は各州に委ねるとした判断の影響はすぐにも広がりそうだ。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、南部のルイジアナやアラバマなど13州では「ロー対ウェード」無効化に伴い、中絶を実質的に禁じる法律が近く発効する。同様の法律が裁判所に差し止められていた他の数州も発効に向かうという。

バイデン大統領は演説で「米国には悲しい日だが、闘いが終わったわけではない」と述べ、中絶の権利を取り戻すため11月の中間選挙で民主党候補に投票するよう呼びかけた。

一方、昨年1月の連邦議会襲撃事件の関与について下院の特別調査委員会の追及を受けるトランプ氏だが、最高裁の判断を自身の功績とアピール、求心力を再び強める可能性もある。

6658チバQ:2022/06/26(日) 01:04:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a9582616c9779b3f3621b243b4684eb2afab7b
米最高裁、中絶の権利認めた「ロー対ウェイド事件」の判例覆す
6/25(土) 0:43配信


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CNN.co.jp
最高裁前で妊娠中絶に反対する人々=24日

(CNN) 米最高裁は24日、人工妊娠中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、中絶を連邦憲法上の権利としては認めない立場を示した。

この意見はここ数十年で最も重大な最高裁の判断となる。また、米国での女性の性と生殖に関する健康の景色を変えるものとなる。

今後連邦議会が行動しない限り、中絶の権利は州によって決定されることになる。既に半数近い州で中絶を禁止する法律が議会を通過し、または通過を予定している。その他の州でも手術を規制する厳格な措置を法令化する動きがある。

サミュエル・アリート判事は多数意見で「ロー事件は最初からはなはだ誤っていた」「その論拠は極めて弱く、その決定は有害な結果をもたらした。ロー事件とケーシー事件は中絶問題に関する国民の和解をもたらすどころか、議論をたきつけ分断を深めた」と述べた。

スティーブン・ブライヤー、ソニア・ソトマイヨール、エレナ・ケーガンの各判事は共同反対意見で多数意見を厳しく批判。最後に「悲しみを携えて、この裁判所のために、そしてそれ以上に今日基本的な憲法上の保護を失った何百万人もの米国人女性のために、我々は反対する」と述べて意見を締めくくった。

数十年にわたって中絶を批判し、州に権限を戻すように求めていた人々にとっては取り組みが成就した瞬間となった。この判決が可能となったのは最高裁判事のうち6人の保守派が多数を固めたためで、うち3人はトランプ前大統領が指名した人物だった。

ジョン・ロバーツ長官は多数意見に加わらず、補足意見の中で、自分はロー事件を覆すつもりはないが、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピ州の法律は支持するとの考えを示した。

多数意見はアリート判事が準備し、外部に漏えいした草案に極めて似ていた。草案は中絶の権利を認めたロー対ウェード判決を軽蔑するような言葉が並んだものだった。

6659チバQ:2022/06/26(日) 01:05:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0a30b41698544b379a198c5922ef876cb6a9c0
米国で28年ぶり銃規制法成立…21歳未満の購入者の身元確認厳格化
6/25(土) 22:44配信
読売新聞オンライン
銃規制強化法案に署名するバイデン米大統領(25日、ホワイトハウスで)=AP

 【ワシントン=蒔田一彦】米国のバイデン大統領は25日、21歳未満の銃購入者の身元確認厳格化などを盛り込んだ銃規制強化法案に署名し、成立させた。米国で銃規制法が成立するのは1994年以来28年ぶりだ。全米で相次ぐ銃撃事件を受けて規制強化を求める世論が高まり、議会は超党派の賛成で法案を可決した。

 バイデン氏は25日、ホワイトハウスで演説し、「約30年前の銃規制法成立以来、最も重要な法律だ。私はこの問題に長年取り組んできた。いかに困難なことか分かっている」と述べ、意義を強調した。「我々は銃に関して妥協できている。他の重要な問題でも妥協できるはずだ」として、超党派の協力を訴えた。

 法案は23日の上院に続き、24日に下院で可決された。いずれの採決でも民主党系は全員が賛成し、銃規制に慎重な立場の共和党からも上院で15人、下院で14人が賛成に回った。

 法案には、自らや他人に危害を及ぼす恐れのある人から銃を押収する法整備を促すために州を財政支援することや、学校の安全対策強化などが盛り込まれた。一方、バイデン政権や民主党が当初目指した、銃の購入可能年齢を18歳から21歳に引き上げるなどの抜本的な対策は見送られた。法案を可決させるため、超党派の合意形成を優先した。

6660チバQ:2022/06/26(日) 01:05:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/de37f69252ab0912a2b6f94bc810809dbee1a53a
米で銃規制巡り正反対の動き 最高裁→「NY州の規制法は違憲」 上院→超党派で規制強化法案可決
6/25(土) 9:40配信
西日本新聞
ワシントン記念塔前であった銃規制を訴えるデモ集会=6月11日

 【ワシントン金子渡】米連邦最高裁は23日、拳銃を外で携帯する際に厳しい要件を課していた東部ニューヨーク州の銃規制法について違憲と判断し、自宅外でも銃を所持する権利を拡大させる見解を示した。相次ぐ銃乱射事件を受け、全米で規制強化を求める機運が高まる中、世論と逆行する今回の判決には強い反発が出ている。

【画像】5月、銃撃事件があったニューヨーク州のスーパーで警察官に拘束された男性

 同州の規制法は銃を外で携帯する際に免許を義務づける上、「正当な理由」を提示する必要がある。銃所持の権利を認めた憲法修正第2条に違反するとして、銃擁護ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)の関連団体などが州を提訴していた。

 最高裁は、州の規制法が自衛のために武器を保有する市民の権利を侵害すると判断。保守派判事6人が支持し、リベラル派判事3人が反対した。最高裁はトランプ前大統領が保守派判事3人を任命したことから、保守寄りの判断に大きく傾いている。米メディアによると、同様の規制法はカリフォルニア、メリーランド、ハワイなど計6州が導入しており、各州で違憲訴訟に発展する可能性がある。

 判決を受け、バイデン米大統領は「常識と憲法に反する判断であり、深く失望している」との声明を発表。ニューヨーク州のホークル知事(民主党)は「われわれは反撃する」と批判しており、他の州でも対抗措置を講じる動きが出ている。

 一方、連邦議会上院は23日夜、銃規制強化法案を超党派で可決させた。今後、下院で可決し、バイデン氏が署名して成立する見通し。新たな銃規制法の成立はクリントン政権下の1994年以来となる。

 法案は21歳未満の銃購入者の身元確認を強化するほか、他人に危害を及ぼす恐れがある人物から銃を一時的に没収する「レッドフラッグ法」導入の促進や、ドメスティックバイオレンス(DV)加害者の銃購入規制を拡大する内容。政権や与党民主党が求めていたアサルトウェポン(殺傷能力が高い突撃銃)や大量弾倉の販売禁止は見送られた。

 銃規制を巡ってはNRAから支援を受ける共和党の反対で頓挫してきたが、今回の法案には民主党の全議員50人に加え、共和党議員15人が賛成に回った。

 米国では5月にニューヨーク州のスーパーで黒人10人が射殺されたほか、テキサス州の小学校で児童ら21人が犠牲となる事件が起きた。最新の世論調査では7割近くが銃規制強化に賛成している。

6661チバQ:2022/06/27(月) 10:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da3bfb820366dd55de5f09f6ebf711dd993251d
「同性婚の権利も危うい」 米各地でデモ、中絶巡る最高裁判決に抗議
6/27(月) 7:43配信

ニューヨーク・プライドマーチでは、中絶を憲法上の権利として認めない米連邦最高裁の判決に抗議する参加者が目立った=2022年6月26日午後、ニューヨーク、真海喬生撮影

 性的マイノリティーの権利や文化を訴える「プライドマーチ」が26日、全米各地で行われた。米国では24日に連邦最高裁が人工妊娠中絶を憲法上の権利として認めない判決を言い渡したばかりで、判決に抗議の声をあげる参加者が目立った。中絶の次には、同性婚などに影響が及ぶとの危機感がある。


 6月は、性的マイノリティーへの理解を深める「プライド月間」と定められ、各地でイベントが実施される。月末には例年、大規模なデモ行進があり、この日はニューヨークやサンフランシスコ、シカゴ、シアトルなどで実施された。

 ニューヨークでは、中心部の五番街などで「ニューヨーク・プライドマーチ」が開催。参加者は音楽演奏やダンスを披露したほか、中絶について「安全で合法な中絶を守れ」などと書かれたボードを掲げて抗議した。沿道では多様性を表す虹色が入った旗などを振る観客が声援を送った。

朝日新聞社

6662チバQ:2022/06/30(木) 09:26:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb455c6be4b50379ab16859e469c683edd92ad45
2024年大統領選挙、クリントン氏再出馬のうわさ
6/30(木) 8:46配信


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CNN.co.jp
クリントン氏の大統領選再出馬の可能性に言及する記事がメディアを賑わせている

(CNN) 米最高裁判所が「ロー対ウェイド事件」の判例を覆す歴史的判決を言い渡した直後、保守派の記者ジョン・エリス氏はインターネットで挑発的な主張を展開した。今こそヒラリー・クリントン氏が(再び)政界に復帰する時が来たのだ、と。

「今こそ彼女の出番だ」「ロー対ウェイドの判例を覆した最高裁の判決は、ヒラリー・クリントンがステルスモードから脱却し、2024年大統領民主党予備選挙への出馬表明に一歩踏み出す道を開いた」(エリス氏)

エリス氏の論点は、1)24年大統領選の後ほどなく82歳を迎えるジョー・バイデン大統領は、再選を狙うには単純に年齢が高すぎる(こう主張するのは決してエリス氏1人ではない) 2)民主党の布陣がそこまで強力ではないという2点だ。

クリントン氏の再来をにらんでいるのはエリス氏だけではない。

民主党寄りの評論家フアン・ウィリアムズ氏も政治専門紙ザ・ヒルの記事の中で、クリントン氏が今年の選挙戦でも重要な存在になるべきだと主張している。

「クリントン氏なら民主党員の背筋を伸ばすのにまさにうってつけだ。同氏なら、バイデン大統領が言うところの『ウルトラMAGA』の共和党員が国をぼろぼろにしている現実に世間の目を向けさせることができる」とウィリアムズ氏は述べ、「ヒラリーよ、声を上げ続けろ、もっと大きな声で!」と付け加えた。

さて、クリントン氏再出馬はどのくらい無理がある話なのか?

まず、クリントン氏の大統領選再出馬に勢いづいているのが保守派の記者――少なくとも現時点では――という点は、いささか健全な懐疑的見方をすべきだ。共和党を結束させる候補者は――仮にドナルド・トランプ氏が共和党候補になったとしても――クリントン氏を置いて他にいない。すなわち、このうわさはエリス氏の希望的観測も多少交じっていると言える。この点を念頭に置いておこう。

次に、バイデン大統領は高齢だが、再選を目指すつもりだと事あるごとにほのめかしている。ニューヨーク・タイムズ紙は27日夜、「24年大統領選への再選出馬を受け入れない民主党員に苛立つ(いらだつ)バイデン大統領」という見出しつきで記事を掲載したが、そこにはこんな一節がある。

「82歳を目前にして再選出馬する能力があるのかいぶかしむ声が高まる中、大統領と側近は再選計画に関する質問にさいなまれ、民主党や報道陣から敬意を払われていないと感じては苛立ち、就任から1年半で死に体も同然だという印象をなんとしても払拭しようと意思を固めている」

極めつけは、クリントン氏自身が再出馬を検討することすらほぼ完全否定しているという点だ。

「いや、論外だ」と、クリントン氏は6月にフィナンシャルタイムズ紙とのインタビューで、大統領選再出馬についてこう述べた。「第一に、バイデン大統領は再選を目指すだろう。大統領は確かに再選出馬を考えている。これに対抗すれば、大きな混乱を招くだろう」

28日午前にCBSと行ったインタビューでは、再出馬は「想像できない」とコメントした。当然ながら、司会のゲイル・キング氏はクリントン氏の答えが完全な「ノー」ではないと指摘した。

賭博師なら――もちろんヒラリー氏再出馬のオッズも出ている――クリントン氏が再出馬しないほうに賭けるのが賢明だ。

とはいえども、ご存じの通り状況は変わる。状況が変われば、人の考えも変わりうる。

24年大統領予備選挙でクリントン氏がバイデン大統領と争うことは絶対にありえないと思いつつ、民主党選出枠に空きが出た場合――バイデン大統領が出馬を見送った場合――クリントン氏がまったく目もくれずにいるのは難しいだろう。だからといって同氏が再出馬するというわけではない。空きが出れば、彼女の名前が頻繁に持ち上がるだろうといっているに過ぎない。それだけは確実だ。

そこへきて、最高裁の判決も検討材料としてある。再出馬はないというクリントン氏の発言は、ロー対ウェイドの判例を覆す判決が出る前だった。ファーストレディー時代、連邦上院議員時代、国務長官時代と、生涯ずっと女性の権利のために戦ってきた人間として、自らの将来を考えた同氏の思惑に最高裁の判決がなんらかの変化をもたらした可能性はないだろうか。

重ねて言うが、クリントン氏再出馬の可能性は極めて低い。ただし、ゼロではない。



本稿はCNNのクリス・シリザ編集主幹による分析記事です。

6663チバQ:2022/07/24(日) 22:16:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2500d42f14db8df1d510e992dd007319636b5d9
選挙覆す…トランプ氏、再三の圧力 米議会襲撃、どう動いたのか
7/22(金) 20:23配信


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毎日新聞
米連邦議会を襲撃するトランプ前米大統領の支持者ら。警察官のボディーカメラの画像が、事件を調査する21日の下院特別委員会で示された=下院特別委提供・AP

 2021年1月の米連邦議会襲撃事件を調査している下院特別委員会は21日、6月に始まった一連の公聴会の締めくくりとなる8回目の公聴会を開いた。これまでに、トランプ前大統領が20年11月の大統領選の結果を覆そうと、ペンス副大統領(当時)や司法省幹部らに圧力をかけた実態が明らかになっている。特別委は11月の中間選挙前に調査結果を取りまとめる見通し。トランプ氏の刑事責任の追及を視野に入れており、今後は刑事告発の是非が焦点となる。

【写真で振り返る】米連邦議会襲撃の現場

 21日の公聴会では、トランプ氏が支持者らによる議会襲撃を長時間止めようとしなかった「不作為」がテーマとなった。

 襲撃開始後、トランプ氏の長女イバンカ氏や側近らが襲撃を止める声明を出すよう再三求めたが、トランプ氏は応じなかった。軍や警察に警備強化を指示することもなく、執務室近くのダイニングルームで襲撃の様子を伝えるテレビ中継を見ていた。襲撃開始から約2時間後になってようやく「自宅に帰ってほしい」と呼びかける映像を撮影し、インターネットで公開した。ただ、映像でも根拠のない選挙の「不正」を主張し、暴力は非難しなかった。

 6月9日に始まった一連の公聴会は、トランプ氏の責任追及に焦点を当ててきた。事件があった日、連邦議会では、トランプ氏が落選した大統領選の結果を公式集計していた。特別委は、トランプ氏が選挙の「不正」を根拠なく主張し、選挙結果を覆す動きを続けたことが、集計手続きを妨害する今回の事件につながったとの構図を描く。トランプ氏による州当局や司法省幹部への圧力など詳細な事実を積み上げた。

 ハイライトとなったのは、6回目の6月28日の公聴会だった。メドウズ大統領首席補佐官(当時)の側近だったハッチンソン氏は、トランプ氏が襲撃開始直前にホワイトハウス近くで演説した際の様子を証言。銃を所持する支持者が金属探知機の検査で引っかかり、演説会場に入れずにいるとの報告を聞くと、トランプ氏は「彼らは私を傷つけるためにここに来たのではない。金属探知機なんか撤去して、彼らを会場に入れろ。演説が終われば、彼らは議会に向かって行進するんだ」と述べたという。

 さらにトランプ氏が演説で支持者に「議会へ行進しよう」と呼びかけた後、自身も議会に向かおうとして、「リスクがある」と制止するシークレットサービス(大統領警護隊)ともみ合いになったとの情報も明かされた。特別委は、この証言によって「トランプ氏は襲撃が起きる可能性を認識しており、自らも現場に向かおうとした」との印象づけを狙った。ただ、この証言はハッチンソン氏が別の政権幹部から聞いた情報であり、トランプ氏自身は「もみ合い」を否定している。

 トランプ氏自身が選挙結果を覆すために積極的に動いたことも次々に明かされた。選挙結果の集計で進行役を担うペンス氏に、トランプ氏を「当選者」として宣言するか、選挙結果を州に差し戻すよう要求。ペンス氏は何度も拒否したが、トランプ氏は事件当日の朝にも電話で圧力をかけた。イバンカ氏は、電話するトランプ氏が「今までにないくらい熱くなっていた」と証言した。

 西部アリゾナ州や南部ジョージア州の州政府幹部や州議会議員らは、トランプ氏から電話があり、「不正」を調査し、民主党のバイデン氏の勝利を認めないよう要求されたことを証言した。

 ローゼン司法長官代行(当時)らは大統領選から襲撃事件までの間、「選挙結果に影響しかねない重大な懸念が確認された」とする州当局宛ての文書にサインするよう再三求められていたことを明かした。ローゼン氏が拒否すると、トランプ氏は「君は何もしないし、不正があったとの主張にも同意しない」と不満を示し、解任の意向を通告。後任に「不正」の主張に同調する司法省の中堅幹部を登用することまで決めていた。司法省幹部の大半が「抗議の辞任」の意思を示して解任に反対したことでトランプ氏は翻意した。

6664チバQ:2022/07/24(日) 22:16:55
 ◇刑事責任、明確な事実・証言引き出せず

 特別委は、過去の司法省の内部調査や報道で明らかになっていた事実を組み合わせ、当事者の証言も積み上げることで、大統領選から襲撃事件に至る過程の全体像を示すことには成功した。トランプ氏の政治的な責任を浮き彫りにした形だ。一方で、トランプ氏の刑事責任を明確に示すような新たな事実や証言は引き出せなかった。

 特別委を主導する民主党や共和党の反トランプ派が、一連の公聴会を「政治的アピール」に利用した側面もある。初回や21日の公聴会は、テレビ中継を意識して、視聴者が多い平日夜に開かれた。特に副委員長を務める共和党のチェイニー下院議員は8月16日の党予備選で、トランプ派の新人の挑戦を受けるだけに、一連の公聴会は存在感を誇示する格好の場となった。

 特別委は議会の夏季休会期間を挟んで、9月に追加の公聴会を開く。トランプ氏が側近らと共に選挙結果を覆そうとしたことについて、特別委は「国家に対する詐欺共謀罪」に当たる可能性があるとみており、今後は刑事責任の追及が焦点となる。ただ、トンプソン委員長(民主党)は6月、記者団に対して、トランプ氏や側近らの刑事告発を否定した。チェイニー氏らは「まだ結論は出ていない」と反発しており、特別委内部でも意見は割れている。

 トランプ氏が選挙結果を覆そうとしたことを巡っては、司法省も独自に捜査を続けている。刑事訴追に至るかどうかは不透明だが、2024年の大統領選への立候補を視野に入れるトランプ氏にとっては懸念材料となっている。【ワシントン秋山信一】

 ◇下院特別委員会が責任を追及しているトランプ氏の言動

・2020年の大統領選の結果が「盗まれた」と虚偽の主張を流布

・選挙での「不正」の主張を認めない司法長官代行の交代を画策

・結果集計で進行役を担うペンス副大統領に結果を覆すよう要求

・州当局者や州議会議員に州ごとの選挙結果を覆すよう要求

・連邦議会襲撃をすぐに止めなかった不作為

6665チバQ:2022/07/24(日) 22:37:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072200767&amp;g=int
トランプ氏にじわり打撃 「責任逃れ」許さぬ執念―米特別委
2022年07月23日07時14分

トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)
トランプ前米大統領=20日、ニューヨーク(EPA時事)


 【ワシントン時事】米連邦議会襲撃をめぐる下院特別委員会は、生の証言や映像、音声を多用する異例の演出を凝らし、トランプ前大統領の「責任逃れ」を許さない執念を示した。2024年大統領選での返り咲きも視野に入れるトランプ氏にとって、不利な事実を繰り返し突き付けられたことは、少なからぬ打撃となりそうだ。
選挙敗北覆す「暴挙」明るみ 議会襲撃で元高官ら証言―米下院特別委

 6月から続いた一連の公聴会では、当時の政府高官のほか、各州の選挙関係者らも証言した。大統領選敗北の受け入れを拒むトランプ氏が主張した「選挙不正」への関与を疑われ、脅迫された選挙管理人。選挙結果改ざんへの協力を断り、今も自身や家族が嫌がらせを受ける州議会幹部。それぞれが、事件によって人生が一変したさまを語った。
 議会公聴会は1日がかりとなることも多いが、特別委はテレビ中継を意識し、各回とも2〜3時間に短縮。ホワイトハウスや議事堂の見取り図、襲撃時の映像をスクリーンに映すなど、視聴者の目を引く工夫を凝らした。初回と8回目は夜の高視聴率帯「プライムタイム」に開かれ、主要局が中継した。
 与党民主党が主導した公聴会は、11月の中間選挙をにらんだ「政治ショー」の色合いが濃く、支持政党によって有権者の評価は分かれている。ABCニュースなどが6月に行った世論調査によると、民主党支持層で85%が特別委の調査を「公平」と回答したのに対し、共和党支持層では31%にすぎなかった。
 一方、同じ調査では58%が「トランプ氏を罪に問うべきだ」と回答。昨年1月の54%から微増した。政治専門紙ポリティコは、共和党支持層でトランプ氏が依然人気を保つものの、暴走ぶりがたびたび報じられたことで「トランプ疲れ」も起きていると指摘した。

6666チバQ:2022/07/26(火) 18:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/92e585c9da2952a8bb2b69c0c24825df5b0f7d97
同性婚擁護法案に反対の下院議員、直後に息子の同性結婚式に 米
7/26(火) 17:03配信


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CNN.co.jp
米共和党のグレン・トンプソン下院議員

(CNN) 同性婚の権利を連邦レベルで保障する法案に反対票を投じた米共和党の下院議員が、3日後に息子の同性結婚式に出席していたことが分かった。

グレン・トンプソン議員(ペンシルベニア州選出)は19日に下院での採決で、同性婚や異人種間の結婚を擁護する「結婚尊重法案」に反対した共和党議員157人のうちの1人。同法案は下院を通過し、現在上院で審議されている。

一方でトンプソン氏の報道担当者は、同氏と夫人が22日夜、息子と同性の相手との結婚式に出席して2人を祝福し、門出を祝ったと発表。夫妻は「義理の息子」を大いに歓迎しているとも語った。

結婚式出席についてはNBCニュースが最初に伝え、CNNも確認した。トンプソン氏がなぜ法案に反対したのかという質問に、同氏の事務所から返答はない。

6667チバQ:2022/07/29(金) 10:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/5040faa95ca9d8e08475aa5cde4d9ea38226ca2c
米国で第3の政党結成へ 元共和、民主党員が穏健派にアピール
7/29(金) 9:46配信
(CNN) 米連邦議員や州知事を経験した共和党と民主党の元党員が「穏健で常識的な多数派」にアピールするために「フォワード」という新政党を結成する。

デービッド・ジョリー氏、クリスティン・トッド・ウィットマン氏、アンドルー・ヤン氏の3人は27日掲載の米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、「政治的過激主義が国を引き裂き、2大政党はこの危機から国を救うことができなかった。今日の時代遅れの政党は過激な人々に応えようとして失敗してきた。その結果、ほとんどの米国人は自分たちの声が反映されていないと感じている」と訴えた。

ジョリー氏はフロリダ選出の元共和党下院議員、ホイットマン氏は共和党の元ニュージャージー州知事、ヤン氏は米大統領選の民主党予備選元候補で元ニューヨーク市長候補だ。3人はそれぞれの政治団体を統合して新党を立ち上げる。このニュースは最初にロイターが報じた。

新党は銃や気候変動、人工妊娠中絶などの問題に対しては穏健なアプローチが有効だと主張している。また、優先順位付き投票制、開かれた予備選挙、選挙区を特定の政党に有利になるよう線引きする「ゲリマンダリング」の廃止、投票権の全国的な保護を提唱する予定だ。

「米国人の62%が第3の政党を希望している。この数字は過去最高だ」とヤン氏は28日にCNNに語った。

前述の寄稿によると、フォワードは来年夏に全国大会を計画しており、2024年に候補者を立てるための手続きを間もなく開始する。

「有権者の声を聞き、3団体の全国ネットワークを活用して州ごとの政党登録と候補者を立てる手続きの土台作りを始めるために、今秋国づくりのツアーを開始する」と報道資料にはある。今年末までに15州で、来年にはその倍の州で、2024年末までにほぼすべての州で法的承認を得る計画という。

同党は今秋の中間選挙には候補者を擁立しないが、他党でも「我々の民主主義のために立ち上がる」候補者なら選んで支持するとしている。

6669チバQ:2022/07/30(土) 08:42:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d488d1758dbc958193865682dd9450a73fbcf88e
米下院議長、アジア外遊へ 台湾訪問実現が焦点
7/30(土) 6:21配信


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時事通信
29日、ワシントンで記者会見に臨むペロシ米下院議長(ロイター時事)

 【ワシントン時事】8月の台湾訪問を計画しているペロシ米下院議長は29日の記者会見で、「外遊に関しては安全上の理由から一切話さない」として言及を避けた。

 米メディアは、ペロシ氏が同日、他の議員らと共にアジア歴訪に向け米国を出発すると報じた。

 訪台が実現すれば、下院議長としては1997年のギングリッチ氏以来25年ぶりとなる。中国はこれに猛反発しており、米中対立のさらなる激化を招く可能性がある。

 米メディアによると、ペロシ氏は日本や韓国、マレーシア、シンガポールも訪問予定。台湾に関しては最終確定していないとしている。

6670チバQ:2022/08/03(水) 07:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8067f61edd62e8c12f5de44b9977b44459f28
米下院議長、台湾訪問 25年ぶり、中国は反発 対立激化必至、軍事挑発も
8/3(水) 0:00配信

時事通信
2日、台北・松山空港に到着したペロシ米下院議長(中央)=台湾外交部(外務省)提供(EPA時事)

 【ワシントン、台北、北京時事】ペロシ米下院議長(82)は2日、台湾を訪問した。

 米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。中国は早速反発しており、米中二大国の対立激化は不可避の情勢だ。


 台湾海峡をめぐる緊張も一層高まる可能性が高い。米ホワイトハウスは、中国が台湾海峡へのミサイル発射などの軍事的挑発に乗り出す可能性があると指摘。地理的に近接する日本の安全保障にも影響が出そうだ。

 ペロシ氏は台北市にある松山空港到着後に声明を発表し、「今回の訪台は台湾の民主主義を支援するという米国の関与を示すものだ」と表明。「世界が専制主義と民主主義の選択に直面する中、米台の結束はかつてないほど重要だ」とも述べ、米国の台湾政策に変更はないと強調した。

 中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げる中国は猛反発している。外務省はペロシ氏の台湾到着直後、「断固反対で厳しく非難する。米側に厳正に申し入れ、強く抗議した」とする声明を発表。国防省も報道官談話を出し、「非常に危険な行為で必ず重大な結果を引き起こす。中国軍は軍事行動を展開して抵抗する」と反発した。新華社通信によると、中国軍は4〜7日に台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習や実弾射撃を行う。

 ペロシ氏は米議員団を率いてインド太平洋地域を歴訪中。台湾総統府は「堅固で重要な国際的友人」とペロシ氏を歓迎した。蔡英文総統とペロシ氏は3日午前に会談し、米台の協力や共通の懸念事項について意見交換する。

6671チバQ:2022/08/04(木) 09:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/31b7e4b8c7bb19271501f3c8b930975f4966f1a4
米中間選挙まで3カ月、カンザス州など5州で予備選 6つのポイント
8/4(木) 8:37配信

CNN.co.jp
カンザス州など5州で11月の中間選挙に向けた予備選が行われた

(CNN) 11月の米中間選挙に向け、カンザスなど5州で2日、民主、共和両党の候補者を決める予備選が行われた。

このうちカンザス州では人工妊娠中絶の権利を認めた州憲法の規定を削除するかどうかを問う住民投票も実施され、削除反対が賛成を上回る結果となった。

結果に関する要点を以下にまとめる。

カンザス州、中絶認める規定を州憲法に残す
カンザス州の有権者は住民投票を通じ、人工妊娠中絶の権利を認めた規定を州憲法に残すことを選んだ。この数週間前には、最高裁が中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判例を覆し、連邦憲法上の権利としてこれを認めない立場を示していた。

世論調査では、長く中絶の権利を守る意見が圧倒的優位を占めていた。しかし今回、カンザス州の住民投票で規定削除「反対」が勝利したことは、過去の調査の裏付けというだけでなく、最高裁の判断に対する有権者の怒りの広がりを示唆する結果ともなっている。また11月の中間選挙に向けて、この問題を巡る政治の流れが変化した可能性もある。

今後も州の議員らが中絶を制限する法律の制定を試みるのは可能だが、州の裁判所は中絶の権利が州憲法の下で規定されていることを認識している。

前知事の返り咲きはならず
ミズーリ州では、性的スキャンダルなどで2018年に辞任したエリック・グライテンズ前知事が返り咲きを果たすべく共和党の上院予備選に臨んだものの敗北。下院議員2人も出馬した激戦は、州検事総長のエリック・シュミット氏が制した。

トランプ前大統領はこの選挙からは距離を置き、「エリック」を支持するとした冗談ともとれる声明を投票日前日に出した。

「エリック」がシュミット氏とグライテンズ氏のどちらを意味するのかは有権者の解釈に委ねられた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員が敗北
ミシガン州の第3下院選挙区ではトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党のピーター・マイヤー氏が、トランプ氏の推薦を受けた保守派の挑戦者、ジョン・ギブズ氏に敗れた。

弾劾訴追に賛成した共和党議員10人のうち、予備選で敗北するのはマイヤー氏で2人目。この結果を受け、当該の選挙区は11月の本選で最大の激戦区の一つになるとみられる。

ワシントン州では弾劾訴追に賛成した共和党議員2人が予備選での生き残りを狙う。同州の選挙方式では党派に関係なく上位2人の候補者が11月の本選に進む。

6672チバQ:2022/08/04(木) 09:23:26

アリゾナでは未だ結果が出ず
アリゾナ州知事選に向けた共和党の予備選は、ペンス前副大統領並びに退任するデューシー知事が支持するカリン・テーラーロブソン氏と、トランプ氏が推薦する元ジャーナリスト、カリ・レーク氏が接戦を繰り広げている。

上記の予備選は、トランプ氏の共和党に対する影響力を検証する上で極めて大きな意味を持つ。

もしトランプ氏の立てた同州の各候補者が本選に進み、11月の選挙で勝利すれば、州の選挙機構をこれらの候補者が押さえることになる。アリゾナ州は大統領選で最も重要な激戦州の一つとなっている。

ミシガン州知事選の本選はコロナ政策に対する住民投票の様相か
CNNが予測したところによると、ミシガン州知事選に向けた共和党の予備選は保守派のコメンテーター、テューダー・ディクソン氏が勝利した。同氏は選挙戦最終日にトランプ氏の推薦を受けたほか、州共和党の有力派閥の支持も取り付けた。

本選でのグレッチェン・ウィットマー州知事との対決は、全米で最も激しい選挙戦の一つとなる可能性がある。

中絶の権利に対する防壁を自認するウィットマー氏に対し、ディクソン氏は今回の知事選をウィットマー氏が課した新型コロナの規制に対する住民投票と位置付ける。

4児の母であり、ベッツィー・デボス前教育長官の家族からも支持されるディクソン氏は、公立学校選択制の提唱者でもある。ことによると11月の本選では教育問題が争点として大きな注目を集めるかもしれない。

進歩派がミシガンで再び敗れる
民主党のミシガン州予備選の結果予測について、新たに設置された第11下院選挙区でヘイリー・スティーブンス氏がアンディー・レビン氏を破ったことは、進歩派に改めて打撃を与える形となった。進歩派は今回の予備選の大半で望む結果が出ていない。

米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)並びに同委が創設したスーパーPAC(特別政治行動委員会)にとっても結果は完勝だった。このスーパーPACは、巨額の資金を投じて穏健派を支援。民主党の予備選ではより親イスラエル的傾向の強い候補者につく。

スティーブンス氏とレビン氏はともにイスラエル支持だが、ユダヤ人の後者はイスラエル政府のパレスチナ人に対する扱いについてより批判的な立場をとってきた。また独立したパレスチナとイスラエルを念頭に置く「二国家解決法」と呼ばれる法案の発起人も務める。

進歩派の民主党議員は、今回の予備選シーズンでしばしばAIPACによる資金攻撃の標的にされてきた。進歩派はこうしたグループの支援を受け入れる、もしくは要求する同じ民主党議員に対して不満を募らせている。同グループは共和党の前回大統領選の否定論者にも同時に資金援助している。

AIPACはこの点について、政策目標の達成のため党派を超えた支持が必要だとしてこの慣行を擁護している。

6673チバQ:2022/08/04(木) 11:57:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b586f342d6370d13c751f168198c9215aa5beb
トランプ氏、同名候補を「二股」で支持表明 ミズーリ州の上院予備選
8/4(木) 10:11配信


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毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米ワシントンで2022年7月26日、AP

 米中西部ミズーリ州で2日投開票された上院選の共和党予備選で、トランプ前大統領が選挙前日に「エリック」への支持を表明し、有権者を困惑させた。予備選ではファーストネーム(名前)が「エリック」という有力候補が2人いたためだ。米メディアによると、トランプ氏の陣営でどちらを支持すべきか議論がまとまらず、最終的に二股をかける形となった。

 ミズーリ州の上院選党予備選には20人以上が乱立し、元州知事のエリック・グレイテンズ氏や州司法長官のエリック・シュミット氏らの混戦になると予想されていた。

 自身の影響力を誇示するため、各地の予備選で独自に候補を「推薦」するトランプ氏だが、ミズーリ州では最終盤まで意中の候補を明かさなかった。しかし、1日朝に自身のソーシャルメディアで「今日、推薦を発表する」と予告した上で、1日夕に「『エリック』に全幅の支持を表明する」と発表した。

 2人の「エリック」はすぐさま「支持表明に感謝している」(シュミット氏)、「光栄なことに支持表明を受けた」(グレイテンズ氏)と反応。乱立する候補の中には3人目の「エリック」もおり、有権者はトランプ氏の真意を知らないまま、2日の投票に臨んだ。

 米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏の陣営ではどちらを推すべきか意見が割れていたという。グレイテンズ氏はトランプ氏の政治姿勢を支持してきたが、2018年に不倫スキャンダルで知事を辞任した経緯があり、直前の世論調査で劣勢だった。シュミット氏は世論調査で優勢だったが、トランプ氏の政敵となった党上院トップのマコネル院内総務と近いとされていた。最終的にトランプ氏は態度を明確にしない方針を決め、両氏に電話でエールを送ったという。2日の予備選ではシュミット氏が大勝し、グレイテンズ氏は3位だった。

 トランプ氏は11月の中間選挙に向けて党候補を絞り込む予備選を自身の影響力を誇示する機会として利用している。当初は20年大統領選での根拠のない「不正」の主張に同調する候補を支援していたが、最近は世論調査で優勢な「勝ち馬」に乗る姿勢もみられる。今回の「エリック」騒動はトランプ氏の一貫しない姿勢を象徴する一幕となった。【ワシントン秋山信一】

6674チバQ:2022/08/04(木) 19:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d5c25c73a8d5502df3149efd486906ac5c510fb
カンザス州民、予想外の中絶権支持 中間選挙控え米政界に激震
8/4(木) 4:42配信


米カンザス州オーバーランドパークで、人工妊娠中絶をめぐる改憲案が住民投票で否決されたことを喜ぶ中絶擁護派の人々(2022年8月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米中西部カンザス州で2日、人工妊娠中絶の禁止を可能にする州憲法改正案の是非を問う住民投票が行われ、反対多数で否決された。野党・共和党の牙城である州での予想外の投票結果を受け、11月の中間選挙を控えた米政界には激震が走り、与党・民主党がこれまで予想されていた大敗を避けられるのではとの期待が高まっている。

【写真】中絶反対派が開いた集会

 住民投票にかけられたのは、州憲法から中絶の権利を保障する条項を削除する案。投票率は異例の高さとなり、同案は反対59%、賛成41%で否決された。

 米国では6月、中絶を憲法上の権利と認めた1973年の「ロー対ウェイド(Roe v. Wade)判決」が、保守派判事が多数を占める連邦最高裁判所により覆された。その後、中絶問題をめぐる住民投票を実施したのはカンザス州が初めてだったことから、民主党は投票結果を歓迎。最高裁の決定に対する反発は始まったばかりだとみている。

 同党のクレア・マカスキル(Claire McCaskill)元上院議員はMSNBCに対し、「これは民主党の全候補者にとって大きな合図となるはずだ」と語った。

 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の任期後半2年の議会多数党が決まる11月の中間選挙では、現在かろうじて過半数の議席を維持する民主党への逆風が予想されている。民主党は、40年ぶりの高インフレへの反発と、新型コロナウイルス流行の影響についての悲観的見方の広がりを背景に、下院の主導権を失う見通しで、さらに上院も失う可能性がある。【翻訳編集】 AFPBB News

6675チバQ:2022/08/04(木) 19:20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/537b09fc6922ebf6950e5029016a8de99a147cfc
筋金入りの対中タカ派 台湾訪れたペロシ氏
8/4(木) 7:17配信


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時事通信
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(左)と会うペロシ米下院議長=2008年3月、インド・ダラムサラ(AFP時事)

 【ワシントン時事】中国のかつてないほどの威嚇にもかかわらず台湾訪問を決行した米民主党のペロシ下院議長は、米政界でも筋金入りの「反中派」として知られる。

 若手議員の時期から中国の人権問題を糾弾し、中国政府をいら立たせてきた逸話は数知れない。

 ペロシ氏は天安門事件から2年後の1991年、北京の天安門広場を訪問。「中国の民主主義のために亡くなった方々へ」と書かれた横断幕を掲げ、共産党体制による民衆弾圧を批判した。2008年には、インドでチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。

 中国政府によるウイグル族迫害をめぐっては昨年、北京冬季五輪に政府高官を派遣しない「外交ボイコット」を各国首脳に呼び掛けた。今年7月、米紙ポリティコのインタビューで「商業的利益を理由に人権侵害に立ち向かうことができないなら、人権について発言するあらゆる道徳的権威を失う」と語っている。

 ホワイトハウスの懸念を押し切って訪台したのは、11月に控えた中間選挙も影響しているとみられる。複数の米メディアは、下院で与党民主党の過半数割れを予想。82歳と高齢のペロシ氏が下院議長という重要な立場で台湾を訪れる機会は、今回が最後という見方があった。

 ペロシ氏は40年、東部メリーランド州ボルティモア生まれ。87年、西部カリフォルニア州のサンフランシスコ市を擁する選挙区で下院議員に初当選し、現在18期目。07年、女性で初めて下院議長に就任し、11年に退任後、19年に議長に返り咲いた。夫ポールさんとの間に5子をもうけ、9人の孫を持つ。

6676チバQ:2022/08/07(日) 07:21:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600370&amp;g=int
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月
2022年08月07日07時06分

【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率
【図解】バイデン大統領の支持率と米インフレ率

【図解】米上下両院の現有議席

 【ワシントン時事】2021年に発足したバイデン米政権の最初の審判となる11月8日の中間選挙まで3カ月。高止まりするインフレは政権運営の足を引っ張り、バイデン大統領が得意と自負する外交にもマイナスの影響を及ぼした。与党民主党の下院での多数派維持は絶望視され、上院でも厳しい戦いが続く。バイデン氏は崖っぷちに追い込まれている。
 「勝つんだ。これは米国の魂を賭けた戦いだ」。バイデン氏は3日、民主党全国委員会の会合で訴えた。改選対象は下院の全435議席と上院(定数100)の35議席。米メディアではこのところ、下院で与野党が逆転するとの見方が大勢となっている。
 民主党が振るわない最大の要因は、経済面の有権者の不満だ。ロシアによるウクライナ侵攻のあおりも受け、6月の消費者物価指数は前年同月比9.1%と約40年半ぶりの伸びを記録。食品やガソリンなど生活必需品の価格高騰に加え、連邦準備制度理事会(FRB)による急ピッチの利上げで、景気にもブレーキがかかった。
 物価に反比例するように、バイデン氏の支持率は下落。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査平均によると、就任直後の21年1月末に55.8%だった支持率は、今月4日時点で39.6%に落ち込んでいる。
 バイデン氏が「完璧には程遠い」と肩を落としたのは、肝煎りの大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」のてんまつだ。民主党内の対立で目玉の子育て支援は消え、規模や項目を削った「インフレ低減法案」に姿を変えた。政策実行力に疑問符が付き、支持基盤であるリベラル層を失望させた。
 外交でも局面は厳しい。バイデン氏は7月、原油価格低減に向けた増産の約束を当て込み、サウジアラビアを訪問した。しかしサウジ側の言質は得られず、ロシアも参加する石油輸出国機構(OPEC)プラスが今月3日に合意した増産幅はわずか日量10万バレル。エネルギー高は民主主義陣営の対ロ結束を揺さぶり続ける。
 さらに、ペロシ下院議長の台湾訪問によって中国との対話機運は吹き飛んだ。中国との関係は新たな緊張段階に入り、物価抑制を狙った対中制裁関税引き下げなどの政策を実施する余地は狭まった。
 苦境の中、民主党は下院選と比べ接戦とみられる上院選に望みをかける。選挙予想サイト「ファイブサーティーエイト」は、共和党の改選数が21議席と民主党の14議席より多い上、激戦州で共和党候補の経験や実力が不足しているため、民主党が過半数を維持できる可能性もあると分析した。
 民主党は、連邦最高裁が否定した人工妊娠中絶の権利の擁護を争点化し、支持層のてこ入れを図る算段だ。

6677チバQ:2022/08/07(日) 07:22:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600384&amp;g=int
米、住宅危機が深刻化 「中間層」を直撃―バイデン政権に逆風
2022年08月07日07時03分

【図解】米中古住宅価格と家賃の推移
【図解】米中古住宅価格と家賃の推移

米東部メリーランド州の住宅街に掲げられた「売家」の看板=7月16日

 【ワシントン時事】記録的なインフレに見舞われた米国で住宅価格や家賃が急騰し、低・中所得者らを直撃している。バイデン大統領は「中間所得層の再生」を掲げて就任したが、住宅危機は深まるばかり。11月の中間選挙では有権者の不満が噴出し、政権の逆風となりかねない情勢だ。
 ◇若年層、手が出ず
 「普段なら10万ドル(約1350万円)程度の物件が15万ドル(約2000万円)以上で売られていた」。南部テネシー州の会社員エリック・サンダースさん(29)は、予想もしない大幅な値上がりに深いため息をついた。米不動産業者協会(NAR)によると、中古住宅価格(全米中央値)は6月に41万6000ドル(約5600万円)に上昇し、過去最高を記録した。
 米国ではサンダースさんのような30歳前後が「初めて持ち家を購入する年齢層」とされる。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が物価高の抑制に向けて大幅利上げを進めた結果、住宅ローンの金利が急上昇。価格高と相まって、若年層が住宅購入に二の足を踏むケースが増えた。ラウツNAR副会長は「初めての持ち家購入者は住宅市場の4割を占めたが、現在は3割程度だ」と話す。
 住宅購入希望者の多くが価格・金利の上昇で借家住まいを続けざるを得ない状況は、賃貸住宅の家賃を押し上げる要因となる。不動産情報サイトのリアルター・ドット・コムによれば、6月の全米50都市圏の家賃(中央値)は前年同月比で14%高い1876ドル(約25万円)となり、1年4カ月連続で過去最高を更新した。
 「家賃が上がり、住宅購入の頭金をためるのも難しくなった」。南部バージニア州に住む俳優のクリストファー・グリックさん(32)は、八方ふさがりの状況に肩を落とした。
 住宅価格や家賃が上昇する最大の原因は慢性的な供給不足だ。人口・雇用の増加を踏まえれば、「500万〜600万戸足りない」との見方もある。さらに、新型コロナウイルス禍に伴う供給制約で木材などの資材が値上がり。建設作業員の人件費も上昇した。ラウツ副会長は「供給不足はコロナで悪化した」と認める。
 ◇実現しない「夢」
 バイデン政権は「手頃な住む場所を見つけることが困難になった」(ホワイトハウス高官)と焦燥感を募らせる。ただ、1500億ドル(約20兆円)規模の家賃補助など住宅対策を盛り込んだ「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」法案は、与党民主党内の反対で議会通過が暗礁に乗り上げたままだ。
 米国民の持ち家志向は強い。ラウツ副会長は「自分の家を買うのは『アメリカン・ドリーム』だ」と強調する。条件面が厳しくなっても「買い手は依然多い」(首都ワシントン近郊の不動産業者)という。バイデン氏が住宅危機への対応に手をこまねいていれば、そのツケを中間選挙で払わされる可能性がある。
 「正直言って、政治には期待していない」。買える家がなかなか見つからないサンダースさんは、そうつぶやいた。

6678チバQ:2022/08/07(日) 07:23:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600374&amp;g=int
大幅利上げ、継続へ 労働市場が過熱―米
2022年08月07日07時00分

バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)
バイデン米大統領=1日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】5日発表された7月の米雇用統計で、予想を上回る労働市場の過熱状態が示された。労働需給の逼迫(ひっぱく)は賃金の上昇を招き、消費の増大を通じて物価高騰をもたらす。インフレ対策に取り組む米連邦準備制度理事会(FRB)は、景気を冷まして企業の旺盛な求人を抑えるため、次回9月の金融政策会合で通常の3倍となる0.75%の大幅利上げを3会合連続で決定するとの観測が浮上している。
 「素晴らしい統計がまた発表された。就任以降、雇用はほぼ1000万人増えた」。バイデン大統領は5日の演説で胸を張った。
 雇用統計では、注目された非農業部門の就業者数(季節調整済み)が前月比52万8000人増と、市場予想の2倍強に当たる大きな伸びを記録。失業率や就業者総数は、新型コロナウイルス危機前の水準に戻った。
 目覚ましい改善だが、米社会に高揚感はない。むしろ、約40年半ぶりの歴史的な物価高に生活を圧迫される不満が、バイデン氏の支持率低迷となって表れている。
 演説でバイデン氏は、食料品やガソリンの価格高騰にあえいでいる一般市民にとって、「雇用が増えても面白くないのは分かっている」とも発言。厳しい国民感情を認めざるを得なかった。
 インフレ封じ込めの中心的な役割を担うFRBは3月以降、計2.25%の利上げを断行。その効果で個人消費や住宅投資は勢いが弱まりつつある。しかし、雇用には鈍化の兆しが「ほとんどない」(米金融大手)ままだ。
 労働市場の過熱が続き、「賃金・物価スパイラル(連鎖的上昇)」が起きれば、インフレに歯止めがかからなくなる恐れもある。パウエルFRB議長は、高止まりした物価上昇率をFRBが目標とする2%に低下させるには、「労働市場の落ち着きが必要だ」と明言。金融引き締めの手綱を緩めるわけにはいかないと腹をくくっている。

6679チバQ:2022/08/09(火) 11:48:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f038d785e4d2272624e49e5696720537c6d1bd3
バイデン氏、中国の動き「懸念」 ペロシ氏訪台は「彼女の判断だ」
8/9(火) 9:00配信
 バイデン米大統領は8日、ペロシ下院議長の台湾訪問をきっかけに中国が台湾周辺で軍事的圧力を高めていることについて「心配していないが、動きを強めていることを懸念している」と語った。ペロシ氏の訪台については「彼女の判断だ」と述べるにとどめた。バイデン氏がペロシの訪台後、公に見解を述べるのは初めて。

【地図】中国軍の弾道ミサイルが落下したとみられる海域

 バイデン氏は東部デラウェア州で記者団の取材に応えた。台湾周辺での中国軍の軍事行動について「これ以上は何もしないと思う」との見方も示した。

 中国は台湾周辺での大規模な軍事演習を事前予告した7日の日程を終えても継続するなど台湾をめぐる緊張は高まっている。

 カール米国防次官(政策担当)は8日の記者会見で、台湾周辺の緊張の高まりは「中国によって作り出されたものだ」と強調。台湾周辺でのミサイル発射や、台湾海峡の中間線を多数の軍用機が越えるなどこれまでにあまりなかった動きを進め、「(台湾や国際社会を威圧する)新たな常態化した状況を作りだそうとしている」と指摘した。

 中国による台湾侵攻の可能性については、昨年11月に米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が首都ワシントンであったイベントで「1年や2年という近い将来に起きると考えていない」と述べていた。カール氏は会見でこの見方を変えるような新たな評価は「ない」とも述べた。【ワシントン鈴木一生】

6680チバQ:2022/08/10(水) 20:00:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1900e64bd8022d433db0a2e9420812b568855d3f
トランプ氏、ペンス氏との「代理対決」勝ち越し 州知事選の党予備選
8/10(水) 16:51配信



 米中西部ウィスコンシン州で9日、今年11月の州知事選(中間選挙に合わせて実施)に向けて候補を絞り込む共和党予備選が投開票され、トランプ前大統領が推薦する建設会社経営のマイケルズ氏が、ペンス前副大統領が推す元副知事のクレーフィッシュ氏を破った。AP通信が報じた。中間選挙の州知事選の予備選を巡って、トランプ氏はペンス氏との「代理対決」で2勝1敗と勝ち越し、党内での根強い影響力を誇示する結果となった。

 3度目の「代理対決」は、南部ジョージア州や西部アリゾナ州の知事選予備選と同様、共和党内のトランプ派とエスタブリッシュメント(既存政治や主流政治家)の激突となった。いずれも11月の本選で民主党候補との接戦が予想される州だけに、予備選の注目度が高かった。

 マイケルズ氏は政界の「アウトサイダー」を強調し、トランプ氏と同様、有権者の既存政治に対する不満の受け皿になることを狙った。2020年大統領選で「不正」があったとするトランプ氏の根拠のない主張にも同調し、ウィスコンシン州でのバイデン大統領の勝利を「取り消す」ことに賛同する姿勢を示した。一方、クレーフィッシュ氏は、ペンス氏やウォーカー前知事らの支持を受けて、選挙結果の取り消しは「憲法上、不可能だ」と断言していた。

 事前の世論調査では両氏の接戦が続いており、トランプ氏は予備選直前の5日に同州で集会を開いて、てこ入れを図った。マイケルズ氏は11月の本選で、民主党のエバーズ知事と対決する。

 5月から本格化した中間選挙の予備選は終盤に入ったが、共和党ではトランプ派が接戦を勝ち抜くケースが相次いでおり、トランプ氏が健在ぶりを示している。今月16日には西部ワイオミング州で、反トランプ派の象徴とも言えるチェイニー下院議員がトランプ派の「刺客」と対決する党予備選が予定されている。【ワシントン秋山信一】

6681とはずがたり:2022/08/11(木) 17:29:39
際どいなぁ。。

米上院がインフレ抑制法可決、政権追い風 賛否同数でハリス氏が投票
https://www.asahi.com/articles/ASQ8855PVQ88UHBI00D.html?iref=com_latestnews_01
有料会員記事
ワシントン=合田禄2022年8月8日 17時30分

6683チバQ:2022/08/15(月) 02:07:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/edafdfab094c05b424f4b04b223ec27eef8b2684
ペロシ議長に続き「中国のどう喝を恐れない友情」…超党派の米議員5人が台湾到着
8/14(日) 22:24配信

 【台北=鈴木隆弘】台湾外交部(外務省)は14日、米議会のエドワード・マーキー上院議員ら5人の超党派の上下両院議員団が同日、台湾に到着したと発表した。15日に蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談する予定で、米台の安全保障や経済貿易関係について意見交換する。

 台湾を巡っては、ナンシー・ペロシ米下院議長が2〜3日に訪問し、反発した中国が台湾近海で大規模な軍事演習を行ったばかりだ。中国が再び反発する可能性がある。

 外交部は、議員団の訪台について「中国が緊張を高める中での訪台は、中国のどう喝を恐れない友情を示し、米国の台湾への強い支持を明らかにするものだ」と歓迎する談話を出した。

6684チバQ:2022/08/15(月) 02:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6b8896c42ecb4827841de9a9df0693c9609084b
存在感増すトランプ氏、造反者に刺客 米中間選挙で200人超を推薦
8/14(日) 10:00配信
 11月の中間選挙に向け、トランプ前大統領が存在感を増している。220人以上の候補者に推薦を出して勢力を広めつつ、共和党内の「反トランプ派」には「刺客候補」をぶつけて再選を阻んできた。近く、2年後の大統領選に向けた出馬宣言をするかどうかも注目されている。

【写真】7月21日、米連邦議会議事堂襲撃事件に関する米下院特別委員会の公聴会に参加したリズ・チェイニー下院議員=AP

 「反トランプ派」を標的にした刺客作戦は大詰めを迎えている。

■弾劾賛成議員を狙い撃ち

 「また1人、弾劾(だんがい)者を倒した」。今月10日、トランプ氏は祝福の言葉をSNSに投稿した。

 ワシントン州における下院議員候補を決める予備選で、7選を狙った共和党のボイトラー下院議員が敗れたためだ。代わって当選したのは、トランプ氏が送り込んだ「刺客候補」だった。

 昨年1月の議会襲撃事件を受け、民主党はトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追を提案した。これに共和党から賛成した下院議員が10人。これらの議員が「裏切り者」として狙い撃ちにされている。

 10人のうち、予備選を勝ち抜いて11月の中間選挙に出馬できる議員は2人にとどまる。3人は予備選で「刺客」に敗れ、4人は不出馬を決めた。

 そして最後の1人が、リズ・チェイニー下院議員だ。ブッシュ(子)政権の副大統領だったディック・チェイニー氏を父に持ち、自らも過去3回の選挙で圧勝してきた。

 だがトランプ氏を批判したことで状況は一変した。16日に投開票されるワイオミング州予備選に向けて、世論調査では「刺客候補」にリードを許す苦しい展開となっている。

 中間選挙をめぐり、トランプ氏は刺客候補を含む220人以上(上下院、州知事選など)の候補者たちに推薦を出してきた。

朝日新聞社

6685チバQ:2022/08/15(月) 02:14:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e49b390cd01239f838b9f52206033a9261bd3c2
米大統領、気候変動に活路 支持低迷に焦り 中間選挙まで3カ月
8/14(日) 7:13配信
 【ワシントン時事】バイデン米大統領が看板施策に掲げる気候変動対策を柱とした「インフレ低減法案」が12日、上院に続いて下院で可決された。

 11月8日の米中間選挙まで3カ月。政権支持率の低迷に焦りを募らせた与党民主党が内部対立を棚上げし、急転直下の議会通過にこぎ着けた。バイデン氏は「世界最大級」の気候対策に活路を求めたい考えだが、失地挽回の成否は不透明だ。

 「完璧から程遠い妥協の産物だ。しかし、物事はこうして前進する」。バイデン氏はこう述べ、法案への無念もにじませた。民主党は中間選挙で苦戦が予想されており、上下両院で優位を失えば、議会が「ねじれ」状態になり法案が通りにくくなる。夏の議会休会前が「最後のチャンス」(米メディア)だった。

 当初は1兆7500億ドル(約230兆円)規模の大型歳出法案「ビルド・バック・ベター(より良い再建)」を目指していたが、事実上頓挫。有権者の関心が高いインフレを名に冠した法案に衣替えする過程で、目玉だった子育て支援は脱落し、歳出額も4000億ドル超に削られた。

 歴代の政権が党派対立に阻まれて実現できなかった気候対策について、バイデン氏は「歴史的だ」と強調する。再生可能エネルギー推進策には、最大の競争相手である中国製品の普及を遅らせる規定も盛り込んだ。大統領就任直後に国際枠組み「パリ協定」に復帰し、気候対策で世界を主導すると宣言しただけに、どうにか面目を保った。

 米社会の分断修復を誓ったバイデン氏だが、身内の反目にもたついた。大型歳出法案に一貫して反対した民主党中道派マンチン上院議員の説得に腐心。縮小版の新法でようやく譲歩を引き出したが、約40年ぶりの物価高が低・中所得者を直撃する中、分断の根底にある格差対策は置き去りにされた。

 世論調査に基づく政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、今月11日のバイデン氏の支持率は2カ月ぶりに40%を回復したものの、最低水準のまま低空飛行が続く。気候対策を政権浮揚の追い風にできるか。インフレへの不満が全米に渦巻く中、「中間所得層の再生」という政権公約が一段と重みを増している。

6686チバQ:2022/08/15(月) 02:31:56
https://www.sankei.com/article/20220812-2NXE2GZGQRKWZOL5GNF3NYCBCE/
「反トランプの女神」チェイニー氏は勝てるか
2022/8/12 20:25
渡辺 浩生
米中間選挙を11月に控え、北西部ワイオミング州で16日、同州選出の共和党下院議員の候補者を決める予備選が実施される。現職で、昨年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会副委員長、リズ・チェイニー議員(56)と、トランプ前大統領の支持を受けた挑戦者、ハリエット・ヘイグマン氏(59)との事実上の一騎打ちだ。州の議席は1人。トランプ氏の事件関与を追及し続けるチェイニー氏が、2020年大統領選で70%がトランプ氏を支持した保守王国でどれだけの支持を得るかは、トランプ氏の趨勢(すうせい)を見極めるバロメーターとなる。


ワイオミング大学があり、民主党や無党派層が多い街、ララミーの閑静な住宅街を歩くと、「チェイニーに投票を」との看板が目立つ。同じ敷地に「BLM(黒人の命は重要)」や性的少数者(LGBTなど)運動のシンボルを一緒に飾る家もある。リベラル層がチェイニー氏を支持する印だ。

「米国の民主主義が危機にあったことを教えてくれた。事実を守るためにもリズに投票する」。主婦、ローラさんは民主党支持者だが、予備選に向け共和党の党員登録を済ませた。


州内の共和党支持者がトランプ氏に距離を置く伝統的保守とトランプ派の2集団に割れる中、反トランプの民主党・無党派層はチェイニー氏を勝たせようと、続々と共和党に登録する。

州内の各種世論調査の支持率は20%以上の差でヘイグマン氏がリードするが、ワイオミング大の政治学者、アンドリュー・ガーナー教授は「3集団それぞれの投票率が結果を左右する。チェイニー氏が勝っても驚きではない」と分析する。




共和党内の分裂は深い。


「この2年間、チェイニー氏を見かけたことはない」。州都シャイアンにあるワイオミング共和党事務所で幹部の一人は言った。議会襲撃の調査に忙しいチェイニー氏は地元では大口寄付者らとの私的な会合が中心で、身の安全のため州訪問の日程が事前に公表されることはない。一方、ヘイグマン氏は小規模集会など地域密着の運動を重ねる。

ひときわ目立つ「ヘイグマン」支持の看板が掲げられた一軒家の主人、デイビッド・フォレストさん(78)は、チェイニー氏を「裏切者」と呼び、息子のウィックさん(36)も「最初からトランプ氏を有罪と決めつけ不当な調査が行われた。トランプ氏はわれわれのために闘ってきた」と口をそろえた。一家は24年の大統領選でトランプ氏の出馬を待望する。


一方、元事業主のビル・ジェントルさんはヘイグマン氏と遠戚関係にあるが、チェイニー氏に投票する。「トランプ氏の言葉を真に受けている者が多いが、私に言わせればデタラメだ。このままでは共和党はダメになる。憲法を守る本当の保守はチェイニー氏だ」

チェイニー氏は最近、「憲法のために立ち向かう犠牲が議席を失うことなら私は進んで払う」と敗北を悟るような発言をした。敗退を前提に24年の大統領選などへの新たな政治活動も噂される。


だが、息子ブッシュ政権の副大統領で、父親のディック・チェイニー氏はテレビ広告で「歴史上トランプ氏ほど米共和制を脅かした人物はいない」と娘への支持をギリギリまで訴える。


広告


20年の選挙は「盗まれた」とトランプ氏の主張に同調する候補が各地で予備選を制した。昨年1月のトランプ氏の弾劾訴追決議でリズ・チェイニー氏とともに賛成票を投じた9人の共和党下院議員の多くは立候補を諦めたか、すでに予備選で敗退した。「反トランプの女神」が勝てば「議会史上、最も奇跡的な勝利となる」と選挙分析家のネイサン・ゴンザレス氏は語る。(ワイオミング州ララミー 渡辺浩生)

6687チバQ:2022/08/15(月) 02:33:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081200617&amp;g=int
ヒスパニックに「民主離れ」 共和の保守的価値観に共鳴―米中間選挙
2022年08月13日07時06分

取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス
取材に応じるマイラ・フローレス米下院議員=5日、テキサス州ダラス

【図解】米テキサス州
 【ダラス(米テキサス州)時事】米中間選挙まで3カ月を切る中、選挙結果に大きな影響を及ぼすヒスパニック票の動向に異変が起きている。マイノリティー(少数派)に寛容な民主党支持の傾向が伝統的に強いとされてきたが、共和党に乗り換える動きが顕在化。記録的インフレへの対処でバイデン政権が苦戦し、逆風下にある民主党にとって「致命傷」になりかねない。
民主、両院死守へ崖っぷち 経済・外交で負の連鎖―米中間選挙まで3カ月

 ◇神、家族、国家
 6月、南部テキサス州で行われた連邦下院第34区の補欠選挙で共和党のマイラ・フローレス候補(36)が勝利し、メキシコ出身者初の女性下院議員となった。掲げたスローガンは「神、家族、国家」。厳格なキリスト教家庭で育ったフローレス氏は、共和党の保守的な宗教・家族観に共鳴し、人工妊娠中絶に反対する。「民主党はヒスパニックの価値観を無視している」と訴える。
 メキシコ国境に接する同選挙区は、人口の84%をヒスパニックが占める民主党の「牙城」だった。接戦ながら中間選挙の先行指標となり得る結果に、ヒスパニックの支持を当然視してきた民主党は衝撃を受けた。
 「家族や信仰を大事にし、政府の介入を嫌い、安全な街を求める。価値観が同じ共和党を支持するのは当然だ」。8月6日、同州ダラスでトランプ前大統領の演説を聞いたメキシコ系移民の彫刻家ジョージ・マルティネスさん(45)は話す。
 ◇新移民は「よそ者」
 保守系の米スペイン語ネットワーク「アメリカーノ・メディア」の運営に携わるグリフィン・ガルシアイダルゴさん(22)は、ヒスパニックの「民主離れ」について、バイデン政権の寛容な移民政策が原因と考える。「私たちの親世代の移民は、大変な努力をしてきた。(市民権を得るため)山のように書類をそろえ、試験も受けた。なのにバイデン(大統領)は不法移民を簡単に受け入れた」。既に地域に定着した移民にとって、新たな移民は雇用や住宅事情を圧迫する「よそ者」に映る。
 テキサス大オースティン校のデロン・ショー教授は、争点のずれを指摘する。「経済的に成功する『アメリカンドリーム』を求める彼らにとって、民主党が偏重しがちな中絶や性的少数者の権利といった社会正義は、それほど重要ではない」。低所得層の多いヒスパニック社会がインフレで苦しむ中、経済政策を重視する共和党が心をつかんだと分析する。
 ◇人口増支える「大票田」
 変化の兆候は2020年の大統領選でも見られた。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ヒスパニックの投票先はバイデン氏59%、トランプ氏38%。16年大統領選のクリントン元国務長官66%、トランプ氏28%と比べ、差が縮まった。今年7月のニューヨーク・タイムズ紙の世論調査では、ヒスパニックの政党支持は共和が38%で、民主の41%に迫っている。
 ヒスパニックは、20年まで10年間の米人口増の51%を占め、年々「票田」としての重みを増している。ガルシアイダルゴさんは訴える。「経済にしろ移民にしろ、私たちの声にも耳を傾けてほしい。それがヒスパニックの思いだ」。

6688チバQ:2022/08/16(火) 19:06:06
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194635
アメリカ中間選挙に向け「トランプ党」の様相強める共和党 大物政治家も前大統領批判で大苦戦  
2022年8月9日 06時00分
<米中間選挙連載「トランプ党の脅威」(上)>
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)
米議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の公聴会に出席するリズ・チェイニー氏(AP)

◆トランプ氏の「大統領選で不正あった」主張を否定し、窮地に
 「議席を守るか、トランプの真実を知らしめるか。選択を迫られたら、私は真実を選ぶ」
 7月24日、米CNNテレビのインタビューに答える野党共和党の下院議員リズ・チェイニー(56)の表情には、悲壮感が漂う。
 ブッシュ(子)政権で副大統領を務めた父ディック・チェイニーの地盤を引き継ぎ、現在3期目。共和党で保守派のホープと目されてきたが、中間選挙の候補者を決める西部の地元ワイオミング州共和党予備選の事前調査で、前大統領ドナルド・トランプ(76)が推薦した対立候補ハリエット・ヘイグマン(59)に20ポイント以上の差をつけられた。予備選が今月16日に迫る中、追い上げは難しい。
米中間選挙 4年ごとの大統領選挙の中間に実施される上下両院議会選と州知事選挙の総称。大統領にとっては就任後2年間の実績が問われる。任期6年の上院(定数100)は約3分の1、任期2年の下院(定数435)は全員が改選対象。知事は今回、50州のうち36州が改選される。

米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影
米ワイオミング州での共和党集会で、支持者と談笑するハリエット・ヘイグマン氏=浅井俊典撮影

 チェイニーが政治家人生で最大の窮地に陥ったのは、昨年1月の米議会襲撃を巡りトランプを非難する姿勢を鮮明にしたからだ。
 「(2020年の前回)大統領選に不正があった」とするトランプの主張を「大うそ」と否定し、トランプの罷免を求める下院弾劾訴追決議に賛成。与党民主党からは称賛されたが、身内の共和党議員はトランプの岩盤支持層を失うことを恐れ、チェイニーを党下院ナンバー3のポストから解任した。
◆石炭産地で衰えぬトランプ人気、刺客の候補に人だかり
 反トランプの立場をとるチェイニーに対し、地元の共和党支持者はさらに強烈な「ノー」を突きつける。7月13日、ワイオミング州南部グリーンリバーであった共和党集会。「彼女は党を裏切った」。夫とともに会場を訪れたグロリア・バリー(70)は憤る。

 米50州で最も人口が少ないワイオミングは、石炭などの化石燃料産業に経済を依存。地球温暖化対策で逆風を受ける同産業を優遇したトランプの人気は今も衰えない。俳優のゲイリー・グイン(72)は「トランプを否定するチェイニーにはうんざりだ」と首を振る。
 集会には対立候補ヘイグマンの姿もあった。トランプがチェイニーへの「刺客」として送り込んだ地元出身の弁護士。「チェイニーはトランプを追い落とすことだけに固執し、地元の代表として役割を果たしていない」。取材に応じる間にも支持者の人だかりができ、「トランプから支持を受けられて本当にうれしい」と笑みを浮かべた。
◆トランプ弾劾に賛成した共和党議員の多くが引退や敗退
 中間選挙予備選備でトランプが支持した非現職候補の勝率は7割を超える。多くの共和党候補がトランプ支持層の票をいかに取り込むかに奔走し、「トランプ党」の様相を帯びる。チェイニーを含めトランプの弾劾訴追決議に賛成した10人の共和党議員のうち、4人は激しい批判を受けて引退し、2人が予備選で敗北。勝ったのは2人にとどまる。
 劣勢が続くチェイニーは、議会襲撃を調査する下院特別委員会に加わり、トランプの責任追及を続ける。「予備選がどんな結果になろうとも、最後まで戦う」。党内で孤立を深めるチェイニーに救いの手を差し伸べようとする動きは、まだない。(敬称略、ワイオミング州で、浅井俊典)
    ◇
 11月8日の米中間選挙まであと3カ月となった。前回大統領選で敗れたトランプ前大統領がなおも存在感を放つ共和党の動きを上下2回で伝える。

6689チバQ:2022/08/17(水) 11:48:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd996c81385e6ce26b924ff322a78547dd2b66b
米共和「反トランプ」急先鋒のチェイニー氏、下院予備選でトランプ氏「刺客」に敗れる
8/17(水) 11:29配信
 【シャイアン(米ワイオミング州)=蒔田一彦】米国の中間選挙(11月8日投開票)に向け、ワイオミング州で16日、連邦下院選の共和党候補を決める予備選が行われた。複数の米メディアによると、昨年の連邦議会占拠事件を巡ってトランプ前大統領への批判を強める現職のリズ・チェイニー氏(56)が、トランプ氏の推薦を受けた「刺客」候補に敗れることが確実になった。

 ワイオミング州は保守の牙城で、保守層に対するトランプ氏の影響力が依然として強固なことが示された。チェイニー氏は議会占拠事件を巡るトランプ氏の弾劾(だんがい)訴追決議に賛成した共和党議員10人の1人。事件を巡って下院が設置した特別調査委員会の副委員長としてトランプ氏の責任を追及するなど、党内の「反トランプ」の急先鋒(せんぽう)だ。

 トランプ氏はチェイニー氏の対抗馬として弁護士のハリエット・ヘイグマン氏(59)を推薦した。

6690チバQ:2022/08/17(水) 11:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f17cad5452d50a941250dd8fd9d74b20bf9762e
トランプ氏推薦候補が勝利、現職チェイニー氏敗れる 米共和党予備選
8/17(水) 11:33配信


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毎日新聞
米連邦下院選のワイオミング州共和党予備選に向けた集会で、トランプ前大統領(右)の支持を受け、握手するハリエット・ヘイグマン氏=米ワイオミング州キャスパーで2022年5月28日、AP

 米西部ワイオミング州で16日、11月の中間選挙に向けて共和党の候補者を絞り込む連邦下院選予備選の投開票があり、トランプ前大統領の党内の政敵として象徴的存在である現職のリズ・チェイニー氏が、トランプ氏が推す弁護士のハリエット・ヘイグマン氏に敗れた。AP通信などが報じた。トランプ氏の影響力の大きさが改めて浮き彫りになり、中間選挙や2024年の次期大統領選もトランプ氏を中心に展開する公算が大きくなった。

 チェイニー氏は21年1月に起きたトランプ氏の支持者らによる連邦議会襲撃事件を巡り、20年大統領選の「不正」を根拠なく訴え続けたトランプ氏の責任を強く追及し、事件当時現職だったトランプ氏に対する弾劾決議案に賛成した。さらに、事件を調査する民主党主導の下院特別委員会にも、共和党下院指導部の方針に反して参加した。

 今回の選挙戦では、ヘイグマン氏をトランプ氏の言いなりだと批判し、「他の候補者は20年大統領選が『盗まれた』などと言っている。偉大な共和国を脅かすがんのようなものだ」と訴えていた。父親のディック・チェイニー元副大統領も「娘が真実のために立ち上がったことを誇りに思う」と全面的に支援した。

 チェイニー氏はトランプ氏と距離を置く共和党の伝統的な主流派から支援を得て、21年1月以降に約1500万ドル(約20億円)の政治資金を集めた。さらに、トランプ氏に批判的な州内の民主党支持者が党派登録を共和党に変更し、チェイニー氏に投票する動きも起きた。

 しかし、ワイオミング州は20年大統領選でトランプ氏の得票率が全米で最も高かった州で、民主党と歩調を合わせてトランプ氏を批判するチェイニー氏は大きな反発も招いた。トランプ氏は22年5月に州内で政治集会を開き、ヘイグマン氏への支持拡大を後押しした。また、チェイニー氏は6月以降に下院特別委の公聴会でメディアへの露出を増やす一方、「地元での活動が少ない」との不満が高まり、事前の世論調査ではヘイグマン氏が大差でリードしていた。

 ヘイグマン氏は11月の本選で、民主党候補らと議席を争うが、ワイオミング州は共和党支持者が圧倒的に多いため、勝利が確実視されている。ワイオミング州は全米50州で最も人口が少なく、人口に応じて議席が配分される連邦下院選では1議席を争う。【米ワイオミング州ジャクソンホール秋山信一】

6691チバQ:2022/08/18(木) 11:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/bad95d427209ab5060766b4ced86ff947509b18a
トランプ氏、党に影響力誇示 「天敵」チェイニー氏下す 米共和予備選
8/18(木) 7:12配信
 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた共和党予備選が16日、西部ワイオミング州で行われ、トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)だった現職リズ・チェイニー下院議員がトランプ氏の「刺客」候補に敗北した。

 2024年の大統領選出馬を視野に入れるトランプ氏が、党内での衰えぬ影響力を示した形だ。

 「チェイニーは政治的忘却の深みに消え去り、そこで今より幸せに暮らすだろう」。トランプ氏は16日、自身の創設した交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で勝ち誇った。

 チェイニー氏はブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持ち、現在3期目を務める。昨年1月の連邦議会襲撃事件を検証する下院特別委員会で、副委員長として「米国の内なる脅威は前大統領だ」とトランプ氏の責任を厳しく追及。共和党内の「反トランプ派」の象徴になると同時に、トランプ氏による「報復」の最大の標的にもなった。

 チェイニー氏は16日、支持者を前に予備選の敗北演説を行い、「トランプを二度と大統領にさせないため、できることは何でもする。これはわれわれ皆の戦いだ」と捲土(けんど)重来を誓った。

 共和党では「20年大統領選はトランプ氏が勝った」などと過激な主張をする「トランプ派」と、「反トランプ派」との分断が深刻化している。チェイニー氏の勝敗は党の針路やトランプ氏の力を占う試金石とみられ、ワイオミングの予備選が注目を集めていた。

 議会襲撃事件後、トランプ氏を弾劾裁判にかけることに賛成票を投じた共和党下院議員10人のうち、チェイニー氏を含む4人が予備選で敗退。4人は再出馬を断念し、11月の本選に駒を進めたのはわずか2人だ。一方、ワシントン・ポスト紙によると、現職以外でトランプ氏が支持した候補は、約8割が予備選を勝ち抜いた。共和党は「トランプ党」の色合いを強めつつある。

 だが、トランプ氏はスパイ防止法違反や機密文書持ち出しなどの容疑で、連邦捜査局(FBI)の捜査を受ける身だ。共和党は捜査を「司法の政治利用」と批判し、トランプ氏擁護でおおむね結束しているものの、万が一トランプ氏が有罪となれば、党の方向性を見失う危うさをはらむ。

6692チバQ:2022/08/22(月) 19:50:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/23c78d52ffaa8c0959918936019bff52c05ecc11
民・共、2人の知事に脚光 大統
時事通信
米カリフォルニア州のニューサム知事=2021年11月、ロサンゼルス(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米中間選挙に向けた動きが本格化する中、2人の州知事が注目されている。

 南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党=43)と、西部カリフォルニア州のニューサム知事(民主党=54)だ。いずれも再選を目指す選挙を控える身ながら他州の応援に呼ばれるなど活動は全国規模。2024年大統領選の「期待の星」(CNNテレビ)との呼び声も高い。

 「左派のイデオロギーに屈服するわけにはいかない」。デサンティス氏は19日、ペンシルベニア州知事候補の応援演説で声を張り上げた。オハイオ、アリゾナなど他の激戦州でも人気弁士として駆け回っている。

 新型コロナウイルス規制のマスク着用「義務化」に反対してバイデン政権と対立し、7月には性的少数者について児童に教えることを制限する州法を制定。トランプ前大統領になぞらえて「ミニ・トランプ」とも称されるデサンティス氏の行動は、物議を醸すと同時に、保守的な共和党支持層の喝采を浴びてきた。

 今やその人気は不動だ。全米の保守派が一堂に会した今月の「保守政治行動会議(CPAC)」で次期大統領候補の模擬投票を実施したところ、デサンティス氏はトランプ氏に次ぐ2位。トランプ氏が出馬しない想定では、65%もの支持を得て首位に躍り出た。

 一方、デサンティス氏にライバル意識を燃やすのがニューサム氏だ。7月、ニューサム氏がフロリダ州で打ったテレビ広告が話題を集めた。デサンティス氏の映像を背景に「皆さんの州では自由が攻撃されている。カリフォルニアに移住しましょう」と呼び掛けたのだ。

 性的少数者の権利擁護や銃規制強化といったリベラルな政策を掲げるニューサム氏は現在、民主党の「牙城」カリフォルニア州で選挙戦を優位に運ぶ。州を飛び越えての露出は、大統領選を見据えた動きとの見方が多い。

 2人の知事が期待を集める背景には、若さや知名度に加え、両党で次期大統領の有力候補が不足している事情がある。バイデン大統領は79歳の年齢がたびたび不安視され、ハリス副大統領はバイデン氏以上に支持率低迷に悩む。一方、トランプ氏も機密文書持ち出しなどをめぐる疑惑で、出馬に不確定要素を抱える。

 ただ、党トップへの挑戦は冷遇されるリスクと隣り合わせだ。デサンティス、ニューサム両氏とも現時点で大統領選立候補は否定しており、活動の本格化はバイデン、トランプ両氏の動向を見極めてからになるとみられる。

6693とはずがたり:2022/08/23(火) 20:08:23
機密文書300件超保持か トランプ氏邸宅、米報道
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2022/08/23/kiji/20220823s00042000204000c.html
[ 2022年8月23日 11:17 ]
トランプ前米大統領(AP)
Photo By AP

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズは22日、トランプ前大統領の邸宅マールアラーゴから1月以降、機密文書300件以上が米当局に回収されていたと報じた。トランプ氏は退任時に機密文書を不正に持ち出し、保持していた疑いが持たれている。大半は国立公文書館(NARA)が回収するなどしたが、今月8日には連邦捜査局(FBI)が家宅捜索で機密文書11件を押収していた。

 大統領の公務記録は任期満了時に公文書館に引き渡すことが義務付けられている。同紙によると、任期満了から約1年たった1月に公文書館が機密文書150件以上を回収。6月にはトランプ氏側近が残っていた機密文書を司法省に引き渡した。その後、FBIがさらに11件を押収した。

 米メディアによると、トランプ氏の弁護団は22日、FBIが押収した文書について、FBIによる閲覧の差し止めを南部フロリダ州の連邦裁判所に請求した。文書に「大統領特権」で保護されるべき内容が含まれている可能性があるとして、第三者を任命して調べるよう求めている。

 CNNテレビは、請求によって捜査を遅らせることはできるものの、法的には厳しい闘いになると分析している。

6694チバQ:2022/09/05(月) 07:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ba977bd1c6af1c0cd3768f5de82d205127e7f9c
現・前大統領が激しいバトル 中間選にらみ敵意むき出し 激戦州の米ペンシルベニア
9/5(月) 7:02配信
時事通信
演説するバイデン米大統領=1日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AFP時事)

 【ウィルクスバリ(米東部ペンシルベニア州)時事】米中間選挙まで約2カ月。

 民主党のバイデン大統領(79)と共和党のトランプ前大統領(76)が相次いで東部の激戦州ペンシルベニアで演説し、相手陣営への敵対心をむき出しにした。同州での勝利は中間選挙の行方を左右し、2024年の大統領選への布石にもなるためだ。

 「『国家の敵』はバイデン氏と彼を操っている取り巻き連中だ」。トランプ氏が3日、同州ウィルクスバリのアリーナでの演説でこう絶叫すると、約1万人の支持者たちは声を上げて総立ちとなった。

 「民主主義に戦争を仕掛けている」「邪悪な人々」―。相手を責めて対立心をあおるのがトランプ氏の手法だが、バイデン氏や民主党陣営に対するこの日の罵倒は一段と激しく、聴衆も鋭く反応していた。

 自身が退任時に機密文書を持ち出し、連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたことには「司法省とFBIは凶暴な怪物となった」と非難した。

 トランプ氏の陣営が強く意識したのは、バイデン氏が1日夜に同州フィラデルフィアで行った演説だ。20年大統領選の敗北を受け入れないトランプ氏とその支持者を「過激主義者であり、米国の脅威だ」と攻撃した。8月末の演説では、その思想を「半ばファシズム」とまで述べている。

 バイデン氏がペンシルベニア州に何度も足を運びトランプ氏への賛否を主要な争点にしようとしているのは、上院(定数100)の同州議席を奪取できれば、民主系50、共和50という現有の拮抗(きっこう)状態からの脱却につながるためだ。

 同州の上院議席は共和党候補オズ氏と、民主党候補のフェッターマン同州副知事が争う。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、フェッターマン氏の支持率がオズ氏を若干上回っている。

 ただ接戦州の同州は、16年大統領選でトランプ氏が、20年にはバイデン氏がいずれも僅差で制し、どちらに転んでもおかしくない。

 医師でテレビ司会者でもあるオズ氏は、トランプ氏の後押しで予備選を勝ち抜き共和党候補になった経緯がある。トランプ氏の演説会場にいた主婦のクリスティンさん(64)は「オズ氏が勝てばトランプ氏の主張の正しさの証明となる。24年の大統領選は、もちろんトランプ氏に返り咲いてほしい」と語った。

6695チバQ:2022/09/14(水) 17:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ccac34c34e54c82ce27b323abc24068f4af271
民主はインフレ、共和は中絶規制 批判そらしに躍起 米中間選挙
9/14(水) 15:00配信


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毎日新聞
中絶禁止派の集会会場に入る共和党のグラム上院議員(左端)に向けて、中絶禁止法案反対のプラカードを掲げる市民(手前)=ワシントンで2022年9月13日、AP

 11月の米中間選挙に向けて、民主、共和両党が「弱点」を補う対策をアピールしている。民主党は高水準で推移するインフレ(物価高)、共和党は人工妊娠中絶の規制強化が有権者の不興を買っており、批判をかわそうと躍起になっている。

 「この法律は生活費を下げ、インフレを抑制する助けとなる」。民主党のバイデン大統領は13日午後、10年間で歳出総額4370億ドル(約63兆円)規模の気候変動・医療対策法の成立を祝う式典で強調した。同法は8月に民主党主導で成立。薬価や医療保険費の引き下げにつながることから「インフレ抑制法」と称し、中間選挙に向けたアピール材料にしている。

 しかし、式典が始まる数時間前に発表された8月の消費者物価指数は、前年同月比8・3%上昇と高止まりした。ピーク時より伸びは鈍化したが、依然として約40年ぶりの高水準で推移し、インフレ抑制が容易には進まないことを浮き彫りにした。市場予想より物価上昇率が高かったこともあり、13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比3・94%ダウンの大幅安となった。

 気候変動・医療対策法には再生可能エネルギーへの転換策なども含まれ、法成立前から「エネルギー価格の上昇などを招き、インフレ対策にならない」との批判があった。共和党のトランプ前大統領は「株価が暴落している。(気候変動対策などの)無駄な支出で、さらに株安になるだろう」と批判。共和党全国委員会のマクダニエル委員長も「物価はまだ急上昇している。バイデン氏は式典で一体何を祝ったのだろう」と皮肉った。

 一方、中間選挙で上下両院の多数派奪還を目指す共和党の悩みの種は、中絶規制だ。今年6月の連邦最高裁判決で、女性が中絶を選ぶ憲法上の権利が覆され、州による中絶禁止が容認された。中絶反対派の支援を受ける共和党の歴代大統領が、最高裁判事に中絶に慎重な保守派を指名してきた「成果」であり、共和党が優勢な州では中絶規制が強化され、一部では全面的に禁止された。

 しかし、約半世紀にわたり守られてきた中絶の権利が脅かされたことで、共和党への反発も起きた。中絶問題は、個人の生命観や宗教観によって意見が異なり、保守層や共和党支持者にも容認派がいる。共和党が優勢な中西部カンザス州では、8月上旬の住民投票で中絶規制強化が否定された。

 中絶問題への対応が課題になる中、共和党のグラム上院議員は13日、妊娠15週より後の人工妊娠中絶を禁止する連邦法案を提出した。最高裁判決を受けた「規制強化」の動きにも見えるが、全面的な中絶禁止などに比べて、妊娠15週までの中絶を容認する内容は比較的穏健だとも言える。レイプや近親相姦(そうかん)の被害者、母体に健康リスクがある場合は例外的に中絶を容認する規定も設けた。上下両院とも民主党が優勢なため、法案が可決される見通しはないが、「一定の条件で中絶は容認すべきだ」と考える有権者に配慮を示そうとしたとみられる。

 ただ、共和党内には中絶問題に触れること自体がマイナスだとの見方が強い。党上院トップのマコネル院内総務は「中絶規制の問題は各州に委ねるべきだ」とグラム氏の動きに不快感を表明。逆に民主党上院トップのシューマー院内総務は「全米規模で中絶禁止をもくろむ過激な法案だ」と批判した。【ワシントン秋山信一】

6696チバQ:2022/09/16(金) 13:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/db41d42f2050b48740ee6fe5dcb3c8721bf048a8
副大統領邸に移民を「転送」 共和州知事、政権に抗議 米
9/16(金) 7:32配信
 【ワシントン時事】米首都ワシントンのハリス副大統領邸前に15日、中南米諸国からの移民希望者約100人がバスで到着した。

 メキシコと国境を接し不法移民が急増するテキサス州のアボット知事(共和党)が、バイデン政権の移民受け入れ拡大に抗議するため送り込んだ。中間選挙が11月に迫る中、移民問題をめぐる党派対立が激化している。

6697チバQ:2022/09/29(木) 23:56:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0804af9c049e06e25b7fdcb619d8de1ab2081ff
不法移民で米「南北」対立 南部の共和知事、民主地盤の北東へ移送
9/29(木) 22:44配信
【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ国境を越え米国に不法入国する移民が未曽有のうねりとなり、バイデン米政権の「無策」を批判する南部の共和党の州知事は、移民に寛容とされる民主党が地盤とする北東部各地に、バスや飛行機で送り込む強硬手段に出た。民主党は「人権問題」と非難しており、11月の中間選挙に向けて、移民の扱いをめぐる「南北戦争」が過熱している。

東部マサチューセッツ州マーサズ・ビンヤード島に9月14日、ベネズエラの移民の約50人が飛行機で着いた。富裕層の多い島の住民から支援を受けた後、米軍基地内の施設に移された。

飛行機は南部テキサス州サンアントニオを離陸。フライトを用意したことを南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が認めた。テキサスからフロリダへの移民流出を阻止する目的で、同知事は16日、「これはほんの始まりだ」と述べ、州予算を使い移送を続ける方針を表明した。移送先の候補にはバイデン大統領の地元、東部デラウェア州も含まれるとした。

11月の州知事選で再選を目指し、2024年大統領選でトランプ前大統領と並ぶ有力候補とされるデサンティス氏は、テキサス州のアボット知事(同)と「連携する」とした。

アボット氏は西部アリゾナ州のデューシー知事とともに、首都ワシントン、ニューヨーク、シカゴなどの都市に不法移民をバスで送致。9月15日朝にはワシントンのハリス副大統領の公邸近くなどに2台の移民バスが到着した。

アボット氏も移送したと認め、「政権はテキサスの共同体を危険に陥れた南部国境の歴史的危機を無視し続けている」と非難した。ハリス氏が以前、「国境は安全だ」と発言したことに反発したとみられる。

9月中旬までにワシントンへ約9400人が移送されたといい、ワシントンのバウザー市長は「国境の危機をここで対処するにはインフラが必要だ」と緊急事態を宣言。移民の住居確保に追われた。記録的な移民流入に危機感を持つ南部州は、不法移民への市民権付与を唱え、リベラル勢が強い北東部が「われわれの苦悩を味わうべきだ」(デサンティス氏)と突き放す。

米税関・国境取締局によると、米南西部国境における22会計年度(昨年10月〜今年7月末現在)の拘束件数は約200万件。21年度(20年10月〜21年9月末)の173万件を超えた。

本国の経済危機や権威主義政権による抑圧が背景にあり、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると1日約5千人が不法に国境を越え、半数以上が本国送還されず難民申請のため米国滞在が許されるという。

一方、マーサズ・ビンヤード島に送られた移民は、行く先を知らされなかったと人権団体に証言したとされ、米政権は「人間を政治的な売名行為に利用している」(ジャンピエール報道官)とデサンティス氏らを非難。民主党内には「人身売買」だとして司法省に調査を求める声もある。移民をめぐる「南北」の溝は政治分断を一層深めている。

6698チバQ:2022/10/02(日) 18:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0029958deca40a5bab5ac557e55385d173272ea
「最後の原発」一転延命 稼働停止に電力不足の壁 エネルギー確保で見直し・米カリフォルニア州
10/2(日) 7:03配信



時事通信
米カリフォルニア州唯一の稼働原発「ディアブロキャニオン原発」(米原子力エネルギー局のツイッターより・時事)

 【ロサンゼルス時事】米国の環境運動発祥地とされる西部カリフォルニア州で「脱原発」が曲がり角を迎えている。

 深刻な電力不足が立ちはだかり、州内最後の稼働原発を2025年までに停止する方針を突如撤回。約1カ月後に控える中間選挙で気候変動対策が争点の一つとなる中、エネルギー確保の観点から「原発回帰」にかじを切り始めている。

 ◇1200年で最悪
 「記録的な猛暑で電力不足に陥りかねない」。加州のニューサム知事(民主)は今夏、非常事態を宣言した。州内では今年、6300件を超える山火事が起き、観光名所のデスバレー国立公園では最高気温が50℃を超えた。カリフォルニア大によると、米西部で2000年以降に起きた干ばつは過去1200年間で最悪を記録した。

 加州は気候変動対策に積極的な民主党の最大の「牙城」で、再生可能エネルギーを重視してきた。だが、異常気象による電力不足にたびたび悩まされてきたことで、中間選挙を前に「より現実的な対策」(ロサンゼルス・タイムズ紙)を求める声が高まっている。

 ニューサム氏が電力不足対策の切り札に掲げるのが、州内唯一のディアブロキャニオン原発だ。加州の再生可能エネルギー普及率は全米で最も高いものの、水力発電は干ばつに弱く、太陽光発電は夜間に行えない。このため同原発の運転期間を30年まで5年延長することが急きょ決まった。

 東京電力福島第1原発事故の後、加州は脱原発を加速させた。一方で、民主党のバイデン政権が二酸化炭素(CO2)を排出しない原発を推進したことで、ニューサム氏は「原発回帰」を明確にした。こうした姿勢の背景には「24年の次期大統領選出馬をにらんだ布石」(同紙)との臆測がくすぶる。

 ◇インフレも後押し
 市民生活を直撃するインフレも原発回帰を後押しする。ディアブロキャニオン原発を支持する市民団体「原子力を守る母たち」のクリスティン・ジェイツさんは、原発を止めた他州の電気代が急上昇したと主張。価格が高騰する天然ガスを使う発電に頼ったからだといい、「原発の運転を続けることが最善だ」と訴える。

 これに対し、反原発団体「マザーズ・フォー・ピース」のリンダ・シーリーさんは「環境運動発祥の地である加州の原発回帰は象徴的な重みがある」と警戒。断層が多い加州で原発の運転を続けることは「フクシマの教訓を忘れ、地震の危険性を無視する暴挙だ」と憤る。

 加州の世論が二分する中、米連邦議会では8月、原発支援を含む過去最大規模の気候変動対策を盛り込んだ「インフレ抑制法」が成立。バイデン政権は同法を成果に掲げて中間選挙に挑む構えを見せている。

 ロシアのウクライナ侵攻はエネルギー安全保障の問題を突き付けた。これまで原発に慎重だった中西部ミシガン州のウィットマー知事(民主)も「転向」を探っており、加州で進む原発見直しの動きが今後、米国で広がる可能性がある。

6699チバQ:2022/10/08(土) 10:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/075a9b75892afe8fb37932e0d646c11003a3aa20
バイデン氏、大麻の犯歴消す恩赦発表 合法化支持者へアピールか
10/7(金) 20:41配信


毎日新聞
米国のバイデン大統領=米東部ニューヨーク州で2022年10月6日、AP

 バイデン米大統領は6日、連邦法に基づくマリフアナ(大麻)所持の犯罪歴を抹消する恩赦を発表した。米政府によると、少なくとも約6500人の犯歴が消える。世論調査では大麻合法化への支持が多数派であり、11月の中間選挙を前に有権者にアピールする狙いもあるとみられる。

 バイデン氏は6日のビデオ声明で「多くの州で大麻の使用は合法であり、単に使用、所持しただけで服役すべきではない」と主張。各州の知事にも、州法違反の犯歴に関して同様の恩赦を進めるよう呼びかけた。

 連邦法は大麻の所持や使用を禁じている。民主党は合法化を推進しているが、共和党は反対しており、法改正の見通しは立っていない。バイデン氏は「大麻所持の犯歴が、雇用や住宅入居、教育などに関して、不要な障壁を生んでいる。白人、黒人、褐色人種で大麻の使用率はほぼ同じなのに、黒人や褐色人種が逮捕、起訴、有罪とされる割合は不釣り合いなほど高い」と指摘。2020年大統領選での公約に沿って、恩赦を決めたと説明した。

 嗜好(しこう)用の大麻の利用は12年にワシントン州で初めて合法化された。違法薬物検査を手がける企業「DISA」によると、全米50州のうち19州と首都ワシントンで合法化され、連邦法に基づく取り締まりも事実上行われていない。医療目的限定で使用を認める州や刑事罰の対象としない州も多い。一方で6州は完全に禁止し、7州は大麻から抽出されたCBDオイルの医療目的での使用のみ認めている。

 合法化する州が増えるにつれ、世論も合法化賛成に傾いた。ギャラップ社の21年10月の世論調査では賛成68%、反対32%。民主党支持者の83%、無党派層の71%が賛成した。00年代前半までは6割以上が反対していたが、11年に賛成が反対を初めて上回った。

 22年の同社調査では、48%が「大麻を使用した経験がある」と回答。「現在使用しているか」との質問では、大麻の使用率(16%)がたばこの喫煙率(11%)を上回った。18年の同社の調査では82%が「たばこは非常に有害」と答えたが、「大麻は非常に有害」は27%にとどまった。

 19年のピュー・リサーチ・センターの調査では、合法化すべき理由として「医療用として重要」「捜査機関が他の犯罪取り締まりに要員を割ける」「合法化して課税すれば財源として有望」などの理由が上位を占めた。【ワシントン秋山信一】

6700チバQ:2022/10/08(土) 10:44:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/29b04f9fe4a6037bbe1773dccb18fcf69f51b93f
反トランプ派、相次ぎ政界去る 米上院議員、任期4年以上残し辞職へ
10/7(金) 12:56配信


毎日新聞
米国のベン・サス上院議員=ワシントンで2022年3月23日、AP

 米国のベン・サス上院議員(中西部ネブラスカ州選出)がフロリダ大学の学長に転身するため、近く辞職する見通しとなった。サス氏は2021年2月、連邦議会襲撃事件を巡るトランプ前大統領の弾劾裁判で、有罪を支持した共和党上院議員7人のうちの1人で、26年まで任期を残していた。連邦議会では上下院とも、反トランプ派の共和党議員が政界を去るケースが相次いでいる。

 フロリダ大学は6日の声明で、次期学長候補をサス氏に絞り込んだと発表した。サス氏は「米国で最も卓越した教職員たちとともに働く機会に興奮している」と述べた。サス氏の後任議員はネブラスカ州の州法に基づき、共和党のリケッツ知事が任命する。このため民主、共和の勢力図に影響はない。

 トランプ氏の弾劾を支持した共和党の上院議員(任期6年)7人のうち、サス氏以外に2人が23年1月に引退する。下院(任期2年)ではトランプ氏の弾劾決議に賛成した共和党議員は10人いるが、党予備選でトランプ派に敗れたり引退を決めたりして、11月の中間選挙に出馬するのは2人だけだ。【ワシントン秋山信一】

6701チバQ:2022/10/08(土) 10:46:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d9c735c75c4c089694b7681d2ad8df89cbf1043
上院、攻め切れぬ共和 「劇薬」トランプ氏、中間層は忌避 米中間選挙
10/7(金) 7:09配信

時事通信
トランプ前米大統領を背に演説するペンシルベニア州の上院選共和党候補オズ氏=9月3日、同州ウィルクスバリ(AFP時事)

 【ワシントン時事】投票まで約1カ月となった米中間選挙で、議会多数派の奪取を目指す野党共和党が、上院で攻めあぐねている。

 トランプ前大統領やその「忠臣」候補が唱える過激な主張が、穏健な有権者を遠ざけているためだ。同党はトランプ氏の熱狂的支持者をつなぎ留めつつ、中間層も取り込む難しい戦略を迫られている。

 ワシントン・ポスト紙によると、トランプ氏の支持を受けた非現職候補の8割超が共和党予備選を勝ち抜いた。そうした候補が今、民主、共和の勢力が伯仲する州で伸び悩んでいる。

 州全体が選挙区となる上院選は、下院選と比べ幅広い支持層の獲得が不可欠。新人候補はただでさえ、資金力や経験、知名度でハンディを背負う。さらに2020年大統領選でのバイデン大統領勝利を認めないといった過激さも、支持拡大の足かせとなっている。

 苦肉の策として、トランプ氏と距離を置いたり主張を和らげたりする動きも出始めた。東部ペンシルベニア州のオズ候補は、地元に根差さない「落下傘」の烙印(らくいん)を押され、防戦を余儀なくされてきた。中間層にアピールするため9月、20年大統領選について、当時議員であれば「(トランプ氏敗北の)結果を認めていただろう」と記者団に語った。

 西部アリゾナ州のマスターズ候補は各種世論調査で劣勢が続き、最近になって「人工妊娠中絶に100%反対」という主張を「妊娠後期の中絶に反対」へ軌道修正した。両州はいずれも、上院選の行方を決めるとされる激戦州だ。

 優勢を維持する下院共和党は、9月に発表した公約でインフレや治安、不法移民など有権者の関心が高いテーマへの取り組みに言及したが、20年大統領選には触れなかった。

 トランプ氏の支持者が離れれば、共和党の上院選勝利は遠のく。一方で「トランプ的」であるが故に敗退する候補が続出すれば、24年大統領選での返り咲きを視野に入れるトランプ氏の影響力が衰える可能性もある。共和党は「劇薬」トランプ氏の扱いに苦慮しながら、残り1カ月を戦う。

6702チバQ:2022/10/09(日) 09:52:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100700726&amp;g=int
廃虚の保養地、住民ぼうぜん ハリケーン被災地、爪痕深く―米フロリダ州
2022年10月08日07時18分

米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)
米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)

半壊した自宅の前にたたずむモーリーン・マクガバンさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
ハリケーン「イアン」による洪水で陸に乗り上げた大型クルーザー=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
がれきの前に立つマリオン・リエッツさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)時事】米南部フロリダ州を襲った大型ハリケーン「イアン」は、美しい砂浜と温暖な気候で知られる海辺の保養地フォートマイヤーズに特に大きな爪痕を残した。7日で上陸から10日目を迎えたが、沿岸部は廃虚と化し、自宅が破壊された住民たちはぼうぜんとしたままだ。
死者100人超、自治体に批判も ハリケーン上陸1週間―米フロリダ州

 「今まで多くのハリケーンを経験してきたが、今回が最悪だ」。沿岸部の自宅が洪水で半壊したモーリーン・マクガバンさん(73)は悲痛な表情でこう訴えた。
 ペットとともに親戚宅に避難して無事だったが、自宅周辺はがれきが散乱。「幸運だった。家具は買い替えられるが、命はそうできないから」と自分に言い聞かせるように語ったが、「不安はある。将来ではなく、今どうしたらいいのか」と嘆いた。
 ヨットハーバーに面する自宅に住むマリオン・リエッツさん(86)は、ハリケーンが上陸した時には自宅の2階にいた。急速に水位が上がっていく中、ボートを支柱にくくりつけ、それに浮かんで生き延びたという。
 がれきの撤去作業は始まったが、自宅の前には多数のクルーザーが陸に乗り上げたままとなっている。「本当に大きなショックを受けたが、少し落ち着いてきた。またハリケーンは来るだろうが、私はここに残る」と、30年以上暮らしてきた家の片付けに励んだ。
 米メディアによると、ハリケーンの死者数は100人を超えたものの、捜索活動が続いており、さらに増加する見通しだ。特にフォートマイヤーズがあるリー郡の被害が甚大で、沖合の島では壊滅的な打撃を受けたところもある。フロリダ州でのハリケーンによる死者数は、既に1935年以来で最悪となったという。

6703チバQ:2022/10/12(水) 22:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff479c7ce27eeac3f23f497f2640360353ea5397
米中間選「ねじれ」再来か 政権党に敗北の歴史、11月8日に審判
10/12(水) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=9月20日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政治の行方を占う中間選挙が11月8日に実施される。

 大統領の任期2年目の中間選挙は「政権党に不利」という経験則がある。バイデン大統領の民主党は現在、連邦議会の上下両院で優位を保っているが、選挙は下院で劣勢、上院で接戦の見通しだ。政権と議会に「ねじれ」が生じるかが焦点となる。

 第2次世界大戦後の歴史をひもとくと、大統領の所属政党が中間選挙で上下両院とも議席を増やしたのは、ブッシュ(子)元大統領(共和)の2002年のみ。近年ではオバマ元大統領(民主)が最初の中間選挙で下院の63議席を、トランプ前大統領(共和)も同じく40議席を失った。

 原因の一つは、大統領選では60%前後の投票率が、中間選挙で40%前後に低下することにある。大統領選で勝利した政党の支持者は結果に満足し、中間選挙に足を運ばない。一方、政権に不満を持つ側は積極的に批判票を投じるという構図だ。

 ブッシュ氏の共和党が勝利したのは、01年9月11日の米同時テロへの対応で同氏の支持率が80%を超え、この「戦時人気」が1年後まで続いたため。2期目の中間選挙(06年)では上下両院で議席を減らした。

 民主党が上下両院のいずれかでも過半数を割り込んだら、どうなるのか。バイデン氏は残り2年の任期中、自らの望む形で重要法案や予算案を通すのが一段と難しくなる。外交や人事で権限を持つ上院を落とせば、政権運営が難航することも避けられない。

 1946年以降の中間選挙で、政権与党は下院で平均25議席を減らしている。米ギャラップ社によると、投票まで2カ月の時点で支持率が50%を下回った歴代大統領は、下院で平均37議席を失っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン大統領の10月10日時点の支持率は約43%。一時期の30%台から脱したものの、歴史的なインフレなどが逆風となり低迷が続いている。

6704チバQ:2022/10/15(土) 16:51:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b033b30442405121ffd1f66f2edf0baed978e0
左でも右でもなく 分断に挑む第3党
10/15(土) 10:00配信


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毎日新聞
会場入り口に「FORWARD IS(前進とは)」と書かれたボードが置かれ、参加者たちが「未来の民主主義」「米国が求めているもの」などと書き込んでいた=米南部テキサス州ヒューストンで2022年9月24日、西田進一郎撮影

 左でもなく右でもなく、前へ――。そんなスローガンを掲げ、分断が極まる米国政治を変えようと動き出した新たな政党がある。中道政党「前進党(フォワード・パーティー)」。民主党でも共和党でもない「第3政党」は、2024年の次期大統領選に影響を与え得るのだろうか。9月24日にキックオフイベントが開かれた南部テキサス州ヒューストンを訪れた。

【写真】存在感を示すトランプ氏

 集会は市街地から少し離れたイベント会場で開かれた。最高気温が35度に達する暑さの中、開始1時間半前に到着すると、紺色のTシャツ姿のボランティアらが設営をしていた。並べられた椅子は約1200席。壇上に向かって左側には「NOT LEFT(左でなく)」、右側に「NOT RIGHT(右でなく)」、中央には「FORWARD TOGETHER(共に前へ)」と書かれた幕が張られていた。昼過ぎから夕方まで、討論会などが続いた。

 ◇「共通の基盤はある」

 共同創設者は、民主、共和両党に所属していた穏健派だ。一人は20年大統領選の民主党予備選に立候補した実業家のアンドリュー・ヤン氏(47)。単独インタビューでは3点を強調した。①無党派層は民主、共和両党の支持層よりも多い②そうした人たちの選択肢がない③対立が激しい2大政党の間でも「共通の基盤」があり、それに基づいた解決策を提示する――。弁舌にたけ、発信力があるヤン氏は党の象徴だ。

 もう一人は、東部ニュージャージー州知事や共和党のブッシュ(子)政権で環境保護局長官を務めたクリスティーン・トッド・ウィットマン氏(76)だ。開会前に話を聞くと、「共和党はレールから完全に外れ、党綱領すら採択しなかった。もう、党ではなくドナルド・トランプ(前大統領)のカルト教団だ」と断じた。語り口は落ち着いており、説得力がある。その発言で会場は何度も沸いた。

 ◇2大政党への不満が背景

 狙いは明確だ。2大政党に不満を持つ人たちや穏健派を幅広く取り込むことだ。

 例えば、米ギャラップ社の昨年の調査では、「2大政党は米国民を代表する適切な仕事をしている」という回答は、03年の56%から33%に激減。逆に「適切な代表を得るためには第3の主要政党が必要だ」との回答は40%から大きく増えて62%に達した。無党派層の70%は想定通りだが、共和党支持層の63%もこう回答したところが興味深い。民主党支持層は46%だった。

 イベントの途中、司会者が参加者に、挙手でどの党を支持してきたかを聞く場面があった。目視だが、約6割が共和党、約3割が民主党、残り約1割がその他だったように感じた。参加者の何組かに声をかけて話を聞くと、いずれもトランプ氏に反発する共和党支持者だった。

6705チバQ:2022/10/15(土) 16:51:53
 ◇第3党を阻む構造的障害

 「第3の選択肢」を目指した挑戦は過去にもあった。しかし、根付いたものはない。ヒューストンにあるライス大のポール・ブレイス名誉教授(政治学)は「第3党には構造的な障害が立ちはだかっているからだ」と解説する。

 米国は当選者が1人の小選挙区制だ。仮に各地で25〜30%の票を獲得しても、議席は全く得られない。ブレイス氏は「いざ投票するとなると、『自分の票が無駄になっていいのか』と自問することになり、それならば2大政党のどちらかに、となりやすい」と解説する。議席という形の「勝利」を得られなければ、組織を維持するのは難しい。

 それ以前に、スタート地点に立つことが難しい。選挙制度は各州が決める。どの州も2大政党が支配しており、「他の党が参入しやすいルールを作るはずがない」とブレイス氏は笑う。テキサス州では、24年大統領選で前進党とその候補者の名前を投票用紙に載せるためには、要件に合った署名を少なくとも9万筆集める必要があるという。

 全米各地でこうしたハードルを乗り越えて活動するためには、莫大(ばくだい)な資金が必要になる。米国で多額の政治資金を提供するのは大企業や投資家だ。「見返り」のあてがない第3党が集めるのは難しい。

 ◇小さな一歩の行方に注目

 それでも、第3党の動きを「展望がない」と切り捨てるのは早計だろう。大統領選に勝つことは困難でも、一定の支持を集めれば、2大政党の政策や選挙に影響を与える可能性はあるからだ。

 ヒューストン大のリチャード・マレー名誉教授(政治学)を訪ねると、「最も成功した例」として1912年大統領選の進歩党を挙げた。共和党だったセオドア・ルーズベルト前大統領(当時)が、後継者のウィリアム・タフト大統領(同)に不満を募らせ、退任から4年後に立候補した時の党だ。タフト氏を上回る票を得たが、結果的には民主党候補が当選。ただし、掲げていた労働環境の向上や1日8時間労働など進歩的な改革は取り入れられて実行された。

 一方、「スポイラー(妨害)効果」として注目されたのは、大接戦となった2000年大統領選の緑の党だ。ラルフ・ネーダー氏の得票率は3%未満だったが、主張が近い民主党のアル・ゴア氏の票を奪ったとされ、共和党のブッシュ(子)氏の勝利につながったと言われている。

 前進党が大統領選に参入できるか、候補者を擁立できるのか、まだ全く見通しは立たない。「2大政党に不満を持つ人たちの理由はさまざまであり、多くの人を取り込む『一つの代替案』を作るのは困難だ」(マレー氏)という指摘も説得力がある。

 だが、2大政党とその支持者が相手を徹底的に批判するのが当然だという分断の時代に、政策や立場の違いを認めつつも共通点を見つけようという姿勢は貴重だ。ヤン氏は私に「我々は政治的雰囲気全体を変える」と意気込みを語った。小さな一歩が、米国の政治にどのような影響を与えるのか注目だ。【北米総局長・西田進一郎】

6706チバQ:2022/10/19(水) 18:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/536cf60f877cdfcbcb38877863e3cc465c3f87a3
中絶の権利法制化を約束 リベラル票掘り起こしに躍起 米大統領
10/19(水) 13:35配信


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時事通信
18日、ワシントンで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は18日、ワシントン市内で演説し、3週間後に迫った中間選挙で与党民主党が議会多数派を獲得した場合、人工妊娠中絶の権利を保護する法案を「真っ先に議会に送る」と約束した。

 「選択の権利」を最優先課題に据え、上下両院の優位死守を目指し選挙戦でスパートをかける狙いだ。

 中絶の権利は今年6月、連邦最高裁が憲法上の権利とは認められないと判断。民主党は中絶の権利擁護を掲げ、リベラル票の掘り起こしを図っている。

 ただ、米メディアなどの最新の世論調査によると、有権者の最大の関心は依然として40年ぶりの高水準を維持するインフレにある。「極端な判決が出たあの日の気持ちを思い出してほしい」と訴えたバイデン氏には、投票日が迫る中で物価抑制に向けた有効な手だてを打てない焦りもにじんだ。

6707チバQ:2022/10/19(水) 18:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/af036fa8f2118717fc806c9ee3189ada73955105
バイデン氏、「中絶」を中間選挙の争点に 民主候補への投票求める
10/19(水) 7:05配信

朝日新聞デジタル
演説後、支持者らに語りかけるバイデン大統領(右)=2022年10月18日、ワシントン、合田禄撮影

 バイデン米大統領は18日、11月の中間選挙で民主党が勢力を拡大した場合、中絶の権利を明記する法案の成立を目指す考えを表明した。中絶反対派が多い共和党候補に対し、中絶の権利を中間選挙の争点として際立たせることで、民主党候補への投票を呼びかけるねらいがある。

 バイデン氏は首都ワシントンであった民主党全国委員会のイベントで講演した。中間選挙が11月8日に迫るなか、「歴史上、最も重要な選挙だ」と強調。法案の提出権は大統領にはないが、「上院でより多くの民主党議員を当選させ、下院でも多数を維持する。もしそうなれば、(改選後に)私が最初に議会に送る議案は、中絶の権利を成文化したものになると約束する」と語った。

 人工妊娠中絶の権利をめぐっては、連邦最高裁が6月、中絶の権利を憲法上の権利として認めない判決を出した。9人の判事のなかで、賛成した5人は全て、共和党の大統領が指名した判事だった。

6708チバQ:2022/10/20(木) 19:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0c53aad4f4669841986109aa62ce5e6b2b0542
クリントン元国務長官、出馬否定 次期大統領選に「ノー」
10/20(木) 12:27配信


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共同通信
東京都内でジェンダー平等をテーマに話すヒラリー・クリントン元米国務長官=20日午前

 来日中のクリントン元米国務長官(74)は20日、国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長との対談で、2024年の次期米大統領選への出馬意欲を問われ「ノー、ノー」と苦笑いしながら否定した。


 24年大統領選を巡っては、クリントン氏と同じ民主党から高齢のバイデン大統領(79)が再選出馬するかどうかに関心が出ている。(共同)

6709チバQ:2022/10/27(木) 16:14:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf2d614004070a9b06d3e694f639514f99310b3
米中間選挙、バイデン民主党が失速 共和党に勢い、両院で過半数狙う
10/27(木) 6:00配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで24日、民主党全国委員会の本部で演説するバイデン米大統領=AP

 米国の中間選挙(11月8日投開票)まで2週間を切った。現在、連邦議会で主導権を握る民主党に対し、共和党が支持を伸ばしており、議会の上下両院で共和党が過半数に迫る勢いをみせている。残り2年間続くバイデン政権の求心力を保つためにも、議会の多数派を譲りたくない民主党は正念場を迎えている。


 「これほど重要な選挙はない。上下院の支配を維持できるかが大きな問題だ」。バイデン大統領は24日、ワシントンでの会合で投票を呼びかけた。直近の世論調査で「共和党優勢」となったことに触れ、「最後は民主党優勢になって幕を閉じるだろう」と終盤戦での巻き返しを誓った。

 直近の世論調査は、終盤での民主党の失速ぶりを示している。ニュースサイト「ファイブサーティーエイト」によると、支持政党を問う世論調査では10月20日、共和党が民主党を2カ月半ぶりに逆転した。

 下院では共和党の過半数獲得が有力で、上院でも接戦が予想される。カギを握る接戦州で共和党候補の追い上げが目立ち、上下両院ともに共和党が勝利する可能性も出てきている。

朝日新聞社

6710チバQ:2022/10/27(木) 18:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/134bff4aeca94299f8195c8e5ceb33baca259817
米下院で共和230議席前後濃厚 中間選挙、評論家見通し
10/27(木) 16:59配信
【ワシントン=坂本一之】米政治評論家のクリス・スタイアウォルト氏は米中間選挙に関し、下院(定数435)で野党・共和党が227〜232議席を確保し、多数派を握るとの見通しを示した。上院は接戦が続いているという。投票者数が高水準になり、浮動票が勝敗を左右すると指摘した。

同氏は米シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上席研究員。終盤情勢について27日までに取材に応じた。

中間選の投票率は「通常は35〜40%程度だが、今回は60%に近づく可能性がある」と指摘。ガソリン価格の高騰が中流家庭への負担増となり、「民主党には非常に悪いタイミングの選挙だ」とした。

下院選で「共和党が15〜20議席程度を積み増すとの予想が妥当だ」と分析。一方で「民主党が多数派を維持する確率は5%以下」とし、焦点は「共和党が有用な多数派になるか、無益な多数派になるかだ」と語った。共和党が勝利しても、議席数が230程度にとどまれば、党内の意見対立が妨げとなって安定した議会運営ができないとした。

下院選で共和党が過半数を大きく上回る多数派を獲得できず、民主党が上院の多数派を維持した場合、バイデン大統領は、交渉を通じて共和党勢力と妥協点を探りながら、政策推進に向けて「多少の取り組みを実現できる」とした。下院で多数派の共和党を「悪役」に仕立て、2024年の大統領選に向けて戦うシナリオも考えられるとした。

6711チバQ:2022/10/29(土) 08:52:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQBX7HQHQBXUHBI047.html
ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明
2022/10/28 22:46朝日新聞

ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明

米ワシントンで2021年12月、イベントに出席したナンシー・ペロシ米下院議長(左)と夫のポール・ペロシ氏=ロイター

(朝日新聞)

 米連邦議会のペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏(82)が28日、サンフランシスコの自宅に侵入した人物に襲われ、病院に運ばれた。ペロシ議長の報道官が同日、声明で明らかにした。容疑者の身柄は拘束されたという。

 声明によると、事件が起きたのは同日早朝で、ペロシ議長は当時、サンフランシスコにはいなかった。容疑者の動機は不明で、捜査中だという。ポール氏は病院で治療を受け、「完全に回復する見込みだ」としている。AP通信によると、ポール氏はハンマーで襲われ、頭部と体を負傷した。同通信が伝えた関係者の話では、容疑者はペロシ議長の自宅を狙って侵入したという。

 ホワイトハウスは事件を受けて声明を発表。バイデン大統領はペロシ議長に電話し、支援を表明したと明らかにした。声明は「大統領は引き続きすべての暴力を批判し、家族のプライバシーが尊重されることを求める」としている。

 米国では11月8日に中間選挙があり、下院議員は全員が改選される。ペロシ議長も再選に向け、カリフォルニア州の選挙区で立候補している。2年前の大統領選後には、米連邦議会への襲撃事件が起きた。中間選挙を前に、米国では再び政治をめぐる暴力事件が懸念されている。(ワシントン=高野遼)

6712チバQ:2022/10/30(日) 17:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf349c3f4fd836b661d96220bda5e56617dfee4
バイデン・トランプお断り?  終盤戦、目立たぬ両党の顔 米中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=28日、フィラデルフィア(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙まで1週間余り。

 終盤戦にもかかわらず、バイデン大統領(民主)とトランプ前大統領(共和)の露出が少なく、両党の「顔」の不人気ぶりが指摘されている。

 バイデン氏の選挙応援は、一般公開されない高額献金者の資金集め集会が中心だ。支持率が40%台前半で低迷する大統領の訪問は必ずしも歓迎されず、時には「指導部の世代交代が必要だ」(オハイオ州のライアン民主党上院候補)と露骨に拒絶されることもある。

 バイデン氏は記者団に「16カ所以上から応援要請がある」と強がったものの、今月最後の週末も自宅のあるデラウェア州で静かに過ごす。激戦州を飛び回るオバマ元大統領とは対照的だ。

 一方、トランプ氏は週末を中心に応援集会を開いてきたものの、動きは活発でない。熱狂的な支持基盤を誇るトランプ氏も、激戦州では穏健な有権者を遠ざける。同氏周辺は米紙に「女性や無党派の票を狙うなら適任ではない」と認めた。

 バイデン、トランプ両氏とも2024年大統領選に出馬する意向を示し、現時点では民主、共和両党の最有力候補だ。応援弁士としての人気のなさは、次期大統領選の混沌(こんとん)を予告しているかもしれない。

6713チバQ:2022/10/30(日) 18:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98e0b9a75f0d3c852a65c0b4a1e5c2fe416f059
米社会、深刻な「部族」化 ライバル党を脅威視  現・前大統領が拍車・中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
撤去されるリー将軍の銅像=2021年9月、米南部バージニア州リッチモンド(AFP時事)

 米中間選挙(11月8日投開票)は終盤戦に入った。

 一部の世論調査によると、民主、共和両党の支持者のそれぞれ約8割が相手の政策を「脅威」と感じ、将来への危機感を募らせている。専門家らは、自らの集団を被害者と見なす一方で他集団を敵視する「部族主義(トライバリズム)」が米社会で一段と深刻化していると警告する。

 首都ワシントン北西部ジョージタウンからポトマック川を渡り、バージニア州を縦断する国道29号。同州フェアファックス郡は9月中旬、国道の名称「リー・ハイウエー」を廃止すると決定した。南北戦争(1861〜65年)で奴隷制を支持した南軍の司令官ロバート・リー将軍をたたえたものだからだ。

 バージニア出身のリー将軍は全米で英雄視されてきたが、トランプ前政権時代の2017年に入って民主党左派などから「黒人弾圧の象徴」との声が拡大し、州内の将軍の像が相次いで撤去された。

 一連の動きに反発するかのように、中間選挙の前哨戦と目されていた21年11月のバージニア州知事選では、無名だった共和党のヤンキン氏が「教育」を争点にして勝利。同氏は過激な「反人種差別教育」を制限すると公約した。

 同時期のバージニア州下院選で初当選したアンダーソン議員(共和)は国道29号が通る町カルペパーで取材に応じ、「歴史上、奴隷を所有していたすべての人物が狙われている。リー将軍が奴隷制に反対していた発言は顧みられていない」と批判。「私たちは今や赤色(共和)の部族と青色(民主)の部族に分かれ、意見が何一つ一致しない」と嘆いた。

 NBCニュースの世論調査によると、民主党支持者の81%、共和党支持者の79%が相手の政策を「米国を破壊する脅威」と認識。民主党支持者は共和党による「投票妨害」や反体制的な「トランプ主義」に、共和党支持者は民主党による「政府の管理強化」「憲法の拡大解釈」などにそれぞれ危機感を抱いている。

 現・前大統領も「部族化」に拍車を掛けている。バイデン大統領は今回の中間選挙を自らへの審判ではなく、民主と共和の「非常に異なった展望」の選択と訴える。トランプ前大統領が掲げるのは、民主党やリベラル派が支配する「影の政府」からの政権奪還だ。

 米外交問題評議会(CFR)のクリス・タトル上級研究員(内政担当)は「人々は今、自分が同意できるものに取り囲まれている。その結果、意見が違う相手を他の集団の一員とみて全体を敵にしてしまう。中間選挙を経て相互不信が極まれば、次に暴動のような非民主的なことが起こり得ると肝に銘じなくてはならない」と警鐘を鳴らす。

6714チバQ:2022/10/31(月) 07:19:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06dd55b53cfdfa2ffc11d8b080ea58c1c531a93
米下院、接戦区減る 「ゲリマンダー」で二極化 中間選挙
10/31(月) 7:14配信


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時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で、小選挙区制を採用する下院選(定数435)の接戦区が減少している。

 各政党が自党に有利になるよう区割りを決める「ゲリマンダー」を行ったためだ。支持基盤を固めさえすれば当選が容易になることから、過激な候補を生みやすく、米政治の分断を助長する懸念が指摘されている。

 ゲリマンダーとは19世紀初頭、マサチューセッツ州のゲリー知事が恣意(しい)的に線引きした選挙区の形が、竜のような怪物「サラマンダー」に似ていたことに由来する。政治家が有権者を選別する、米政治の「あしき慣行」とされる。

 今回の選挙では、10年に1度の国勢調査に基づき区割りが変更された。人口比例で配分された選挙区の線引きは各州が定める。選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、新区割りでは民主党に有利な選挙区が六つ増えた一方、激戦区は六つ減った。

 当選がほぼ確実な選挙区では、自党の予備選を勝ち抜くため候補者の主張が極端になりがちだ。共和党「トランプ派」筆頭格のマージョリー・テイラー・グリーン氏や、民主党の急進左派アレクサンドリア・オカシオコルテス氏ら、反対派から「極右」「極左」とレッテルを貼られる議員を生む土壌となってきた。

 民主制度に反すると批判も多いゲリマンダーを巡っては、改善の動きも出始めている。ミシガンやコロラドなど一部の州は、区割り権限を議会から独立委員会に移管する制度改革を実施。ノースカロライナ州では共和党に有利な区割りに対し、裁判所が是正を命じた。

 プリンストン大の「ゲリマンダリング・プロジェクト」は、こうした変化により「過去数十年と比べると公平な地図になった」と分析しているが、米政界の分断を解消するには至っていないようだ。

6715チバQ:2022/10/31(月) 07:20:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e1ae1c332f7ad4daaa563efe17b4273614c414若者の支持集める「AOC」 急進左派ホープの民主女性議員 「長期的視点なし」と批判も
10/31(月) 7:10配信


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時事通信
アレクサンドリア・オカシオコルテス米下院議員(手前左)=2021年9月、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】実業家イーロン・マスク氏のような大富豪と多くのホームレスが共存する米国で、行き過ぎた格差社会に彗星(すいせい)のごとく現れた民主党急進左派の女性が、将来を憂う若年層の支持を集めている。

 ニューヨークを地元とし、「AOC」の略称で知られるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(33)。中間選挙を控え、「将来の大統領候補」との声も上がる同氏を支える有権者の本音を探った。

 「少数派の声を訴え、国を良くすることはとても難しいこと」。ニューヨーク市内の公園で23日、仲間と共に動物愛護を訴えていた女性アーティストのブリッタ・アルフォードさん(26)は取材に応じ、不平等是正に取り組むオカシオコルテス氏にエールを送った。

 アルフォードさんの言葉には、資本主義社会の閉塞(へいそく)感がにじむ。「金持ちの白人が全てを所有しない世界を実現してほしい」
 高い知名度を生かし、多額の政治資金を調達可能なオカシオコルテス氏は、民主党執行部も一目を置く存在だ。ただ、妊娠中絶の権利を求める抗議中に当局に拘束されるなど、過激な行動で世間を騒がせたこともある。

 中絶反対派の団体で働く20代前半の女性サバンナさんは26日、別の公園で団体の主張を訴えていた。話し掛けると「誰が費用を負担するの。維持可能な政策じゃないわ」と、オカシオコルテス氏が唱える国民皆保険制度への反対をまくし立てた。「彼女はとても外見が良く流行に敏感なので、共感を得やすい」と指摘し、長期的視点に欠ける若年層に受けているだけだと切り捨てた。

 機械工の父を手伝うデニス・ベニテスさん(19)は、共和党のトランプ前大統領支持者だ。「気候変動問題に真剣な点でAOCは好み」だが、「環境と経済を組み合わせた彼女の政策は、持続可能じゃないね」と冷静に評する。

 スペンサー・パークさん(18)は「AOCを支持するよ」と即答。「若者との関わり方は特にすごい。未来を目の当たりにするのは僕たちだ。若い世代の意見に耳を傾けなきゃ」と力を込めた。

 オカシオコルテス氏の選挙区は、リベラルな有権者が多数を占める大都会のニューヨーク第14区。共和党の対抗馬が「過激な社会主義者」と批判を強めても、同氏の優位は揺るがない。中間選挙後も2024年の大統領選をにらみ、その言動に注目が集まりそうだ。

 

 ◇アレクサンドリア・オカシオコルテス氏
 アレクサンドリア・オカシオコルテス氏 ニューヨーク市ブロンクス区のヒスパニック系家庭に生まれる。ボストン大卒業後、バーテンダーなどとして働き、2018年の中間選挙で民主党から出馬して最年少の女性下院議員として初当選。サンダース上院議員と並ぶ同党急進左派の代表格として知られる。33歳。

6716チバQ:2022/11/02(水) 23:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26db37b95d070f9d93df193e371c61906a23534
接戦州のトランプ派候補 大統領選へ判断左右
11/1(火) 20:49配信


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産経新聞
演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏=4月、米オハイオ(大内清撮影)

【ワシントン=坂本一之】米中間選挙ではトランプ前大統領が支持する共和党候補の勝敗が注目を集めている。トランプ氏にとって支持候補の当選は自身の影響力を示す指標であり、2024年大統領選への出馬を判断する材料となる。

トランプ派候補として有名なJ・D・バンス氏は接戦の中西部オハイオ州から上院の議席を狙う。トランプ氏の集会方法をまねるなどし世論調査で民主党候補を僅かにリードする。上院選の接戦州では、南部ジョージア州でプロフットボールの元スター選手ウォーカー氏、東部ペンシルベニア州でオズ氏がトランプ派として激戦の渦中にある。

これらは共和党が上院で多数派を握るかどうかを左右する重要選挙区で、米メディアも動向を取り上げている。米公共ラジオ(NPR)によると、今回の上下両院選や州知事選などにはトランプ氏が支持する約200人が出馬している。

一方、党上院トップのマコネル院内総務とトランプ氏の確執は深まっている。中間選の候補を決める予備選でトランプ派に敗れた党有力者、チェイニー下院議員も反トランプを掲げており、選挙後も党内対立が続くとみられている。

6717チバQ:2022/11/04(金) 17:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a84d45811aa37280f404fc91b3ad4f777f7cc9
民主「牙城」ネバダ州で苦戦 インフレ、支持基盤直撃 上院の行方左右・米中間選挙
11/4(金) 7:09配信


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時事通信
米ネバダ州ラスベガス郊外の住宅街で、戸別訪問する「カリナリー(料理)労働組合」のエド・カマーチョさん(左)と母親のアンジェリカさん=10月24日

 8日の米中間選挙で上院多数派を懸けた接戦州の一つが、カジノの街・ラスベガスを有する西部ネバダ州だ。

 民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員(58)と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官(44)が激しく競り合う。民主党が30年以上にわたり議席を守り抜いてきた「牙城」だが、物価高騰は支持基盤の労働者の生活を直撃し、同党は苦戦を強いられている。

 ◇戸別訪問100万軒
 10月24日夕、ラスベガス郊外の住宅街。ネバダ州最大の労働組合「カリナリー(料理)労働組合」の組合員、エド・カマーチョさん(21)と母親のアンジェリカさん(45)は、一軒ずつ呼び鈴を鳴らしドアをノックした。「共和党に投票したよ。民主党は経済を駄目にしたから」「移民問題は大切。投票には必ず行く」。住民の反応はさまざまだ。

 「ドアの向こうにそれぞれ物語がある。新型コロナウイルスで大変な思いをし、今も職を探す人がいる」。7月に戸別訪問を始めたエドさんはこう語り、民主党候補者や投票方法が記されたパンフレットを留守宅のドアノブに引っ掛けた。

 カジノやレストランの従業員らで構成する同組合の組合員は約6万人。うち6割がヒスパニック系だ。アンジェリカさんも20年前に米国に移住したメキシコ系移民で、今はカジノで働く。組合トップのテッド・パッパジョージ財務書記長は「大統領選があった2020年には65万軒訪問した。今年は過去最多の100万軒を目指す」と力を込める。

 ◇「争点は生活費」
 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、5月にコルテスマスト氏の各種世論調査の支持率平均値がラクソルト氏を上回ったが、9月下旬に逆転された。11月1日時点では、コルテスマスト氏が46.5%、ラクソルト氏は46.6%と拮抗(きっこう)している。

 ニュースサイト「ネバダ・インディペンデント」のジョン・ラルストン記者は、ネバダ州は本来、民主、共和両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だと説明する。だが、歴史的なインフレがバイデン大統領と民主党への逆風となっており、「今年は共和党の年になりそうだ」と見積もる。

 特に深刻なのはガソリン価格の高騰だ。全米自動車協会(AAA)によれば、ネバダ州のガソリン平均価格は全米平均を大きく上回り、州別ランキングで3位の高さ。パッパジョージ氏も「最大の争点は生活費だ」と認める。

 ◇米国の縮図
 観光客でにぎわいを取り戻し始めたラスベガス中心部から車で30分ほど離れた郊外のレストラン。ラクソルト氏が10月24日夜に開いた集会に参加した白人女性(62)は、「食料品店に行くたびに価格が上がっている」とバイデン政権への不満をぶちまけた。

 トランプ前大統領の支持を受けるラクソルト氏の陣営は、「バイデンに全てをささげている」とコルテスマスト氏を批判するテレビ広告を流す。同氏とバイデン政権の「経済失政」を結び付ける戦略だ。ネバダ州は人口の3割近くをヒスパニック系が占め、低学歴の労働者も多い。政治的争点も含め、同州での民主党の苦戦は、米政治の「縮図」(米メディア)と言われている。

6718チバQ:2022/11/04(金) 17:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dbd211b8df113cbd494c79e20b74aede0b6a31b

米中間選挙 楽観ムードも漂う共和党、上院奪還に総力
11/3(木) 15:00配信


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CNN.co.jp
米中間選挙も投開票まで1週間を切り終盤に入った

(CNN) 秋の選挙戦も大詰めを迎え、共和党には楽観ムードが漂いつつある。重要な上院の議席が射程距離に入ってきた兆候も見える中、下院で確実に過半数を取れるとの確信が高まり、党幹部が数週間前に想像していたよりも深く民主党の牙城に切り込んでいる。

カリフォルニア州からコネチカット州まで、激しい下院争いを繰り広げる民主党候補者は、有権者から押し寄せる不満に大慌てで対処している。経済やインフレや犯罪に対する不満の渦は、ジョー・バイデン大統領1期目の後半で勢力図を塗り替えかねない。

真っ二つに割れる中間選挙が共和党との政策や立場の違いを明確に示すことなく、バイデン政権に対する国民投票という形で終わる場合、民主党は、政界の秩序が様変わりしうる厳しい選挙日を迎えることも想定している。

支持率が伸び悩んでいることもあり、バイデン大統領は今週、上院選の最激戦州から遠く離れた地域で遊説を予定している。バイデン氏は、共和党が下院で、さらに上院でも過半数を握った場合どうなるかを考えて、慎重な選択をするよう国民に訴えた。

先週末デラウェア州で期日前投票を終えたバイデン氏は「これは根幹を揺るがす重要な選択だ。国の将来について全く異なる2つの見方から、どちらかを選択する」と述べた。

問題は、2年前にバイデン氏を支持した有権者の中にさえ、大統領のメッセージに耳を傾ける者が少しでもいるのかどうかだ。

民主党は、メッセージを広めて支持基盤を活性化しようと、バラク・オバマ元大統領を頼りにしている。オバマ氏は先週末、ジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で辛辣(しんらつ)に最後の演説を締めくくった。

オバマ氏は「今現在の現実的な問題はインフレだ」と言い、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のあおりで世界中が経済的困難に見舞われていることを指摘した。「皆さんはこう問うべきだ、実際にこの問題に対処してくれるのは誰なのか。共和党も散々口にしているが、彼らはどんな答えを用意しているのか」

共和党が下院奪還をうかがい、ホワイトハウスもそうした結末に向けてひそかに準備を始めているが、選挙日まで数日となり、上院の過半数争いも熾烈(しれつ)を極めている。

ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州の民主党の現職上院議員が共和党候補者との激戦で守勢に立たされる一方、共和党はペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州での議席確保に向けていっそう強気な態度に出ている。共和党が上院で過半数を獲得するためには、たった1議席増やせばいい。

全米共和党上院委員会の委員長を務めるリック・スコット上院議員(フロリダ州選出)は先ごろ、CNNに「今年は我々の年だ」と語り、共和党の獲得議席は「52議席以上」になるだろうと予測した。

共和党関係者やストラテジストがCNNに語っているように、これら激戦州のいくつかでは大きな不確定要素が持ち上がっている。はたして有権者は知事選と上院選で違う政党に投票するのか、それとも知事選に引っ張られて上院選の候補者も当選を果たせるのだろうか。

6719チバQ:2022/11/04(金) 17:39:52
ジョージア州では、共和党は、現職のブライアン・ケンプ知事(共和党)の再選がほぼ手堅いことに勢いを得て、上院選に出馬しているハーシェル・ウォーカー候補(共和党)について楽観的な見方を示している。現職のラファエル・ワーノック上院議員(民主党)とウォーカー氏のいずれも50%以上の得票数を得られなかった場合、上院選の勝敗の行方は12月6日の決選投票に持ち込まれる。

オハイオ州でも、再選をかけたマイク・デワイン知事(共和党)が対立候補を大きくリードしているため、共和党関係者はJ・D・バンス候補(共和党)とティム・ライアン下院議員(民主党)の対決についてそれほど心配しているようすはない。

アリゾナ州では、共和党関係者も、上院選でブレイク・マスターズ候補(共和党)がマーク・ケリー上院議員(民主党)と接戦になることはないだろうと認めている。接戦になるのは、知事選でケイティ・ホッブス候補(民主党)と激しい選挙戦を繰り広げるカリ・レーク候補(共和党)が保守層を刺激した場合だろう。

試金石となる事例は、まさに今ペンシルベニア州で繰り広げられている。知事選に出馬しているジョシュ・シャピロ州司法長官(民主党)は、共和党幹部にすっかり見放されたダグ・マストリアーノ候補(共和党)を大きく引き離している。

シャピロ氏が上院選のジョン・フェターマン候補(民主党)を引っ張り上げることができるか、それとも有権者は政党を変えてメメット・オズ候補(共和党)に票を投じるのか。選挙当日の夜の間違いなく楽しみな問題だ。予備選ではドナルド・トランプ前大統領の推薦を受けて指名候補を勝ち取ったオズ氏は、本選ではがらりと態度を一転させ、中道の立場を取っている。

オズ氏は先週行われた討論会で、「政府は過激な姿勢で間違った方向に進んでいる」と述べ、上院では誠意と歩み寄りの姿勢で臨むと公約した。一方、フェターマン氏は、対立候補がとりわけ中絶に関して極端な立場であることを強調しようとしている。

こうした面々が上院選でとくに注目を浴びる一方、刺々しい政治情勢のため、民主党上院選の候補者はほとんど誰もが共和党の激しい攻撃から逃れることはできない。ワシントン州のパティ・マレー議員に始まって、コロラド州のマイケル・ベネット議員、ニューハンプシャー州のマギー・ハッサン議員に至るまで、そこまで激戦ではない州の現職議員も、1年前に予想していたよりも厳しい選挙戦を強いられている。

民主党上層部も、党内に厳しい経済的な向かい風が吹いているという見方を否定していない。だが今年6月に最高裁判所によって「ロー対ウェイド」の判決が覆されたのを受け、中絶の権利保護を訴えることで有権者を勢いづけられると主張している。

民主主義を守ることも依然として一部有権者を鼓舞する材料だ。名だたる共和党候補者の多くが、2020年大統領選挙の結果を否定したり、陰謀論を広めたりしている。

今週、フロリダ州、ニューメキシコ州、メリーランド州、ペンシルベニア州を遊説する予定のバイデン大統領にとって、今月8日の選挙日はデラウェア州で初当選してからちょうど50年目に当たる。1972年以来、大統領は最前列で選挙の酸いも甘いも見てきたが、過去の事例は必ずといっていいほど政権与党には不利だ。

「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、大統領が所属する政党は第2次世界大戦以降、就任後最初の中間選挙で平均28議席を落としている。現在、民主党が下院で抱えるリードはわずか5議席。過去の事例にわずかながら抵抗したとしても、下院で過半数を失いかねない。

トランプ氏が2020年の敗北を覆そうと試み、選挙の正当性について根拠のない疑念を持ち出して以来初めての全国選挙で、過去の事例がどれほど当てになるのかは疑問の余地が残るところだ。

すでに46州で約2100万人の米国人が投票を済ませた中、民主党の政府関係者や議員らは、共和党の勢いをそぐためにも残りの日数で選挙の流れを変えることが喫緊の課題だと認めている。

バイデン氏は21日夜にペンシルベニア州で演説し、今回の選挙の争点を詳しく語り、お茶を濁すことなくこう言い切った。「この先10年、あるいはその先の国のあり方を形成することになるだろう。冗談ではなく」

6720チバQ:2022/11/07(月) 10:45:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221106X042.html
最後の週末、現・前大統領が舌戦=命運決めるペンシルベニア州―米中間選挙8日投開票
2022/11/06 14:51時事通信

 【フィラデルフィア、ラトローブ(米ペンシルベニア州)時事】8日に投開票される米中間選挙前で最後の週末となった5日、バイデン大統領とトランプ前大統領がそれぞれ東部ペンシルベニア州に入り、舌戦を繰り広げた。同州は激戦が続く上院選で民主、共和のどちらの党が多数派を握るか命運を決める最重要州。選挙戦はいよいよクライマックスを迎えた。

 バイデン氏は同州最大都市フィラデルフィアの大学施設でオバマ元大統領らと登壇した。数千人の支持者らを前に「残り3日。皆さんにはトランプを2年前に『敗北した大統領』にした力がある」と、民主党候補に投票するよう声をからし呼び掛けた。

 この日、会場を一番沸かせたのは、演説会のトリを務めたオバマ氏だった。「民主主義は当たり前ではなく、そのために戦うものだ」と決めぜりふを言うと、聴衆は総立ちで歓声を上げた。

 一方、同州西部ラトローブで集会を開いたトランプ氏。「バイデンと極左の愚か者どもはペンシルベニアの雇用を壊滅させ、見たこともない物価高で家庭を窒息させている」と民主党をこき下ろし、「8日に共和党の歴史的勝利を収めなければならない」と訴えた。

 会場となった空港にプライベートジェットで降り立つと、タラップから真っすぐ演壇に向かう派手な演出で数千人の支持者を熱狂させた。「子飼い」候補をいかに連邦議会や州政府に送り込めるかは、2024年大統領選に向けたトランプ氏の影響力を占う試金石。共和党候補の応援にもおのずと力が入る。

 ペンシルベニア州は、16年大統領選でトランプ氏勝利の原動力となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一つ。上院は共和党現職の引退に伴う新人対決で、両陣営が全米で最も重視する選挙区となっている。

 民主党はスキンヘッドに入れ墨、スエット姿という異色の副知事フェッターマン氏を擁立。対する共和党からは、テレビ番組で活躍した医師のオズ氏が出馬した。インフレや犯罪、人工妊娠中絶の是非が主要争点となる中、脳卒中を患ったフェッターマン氏の健康問題も絡み、情勢は一進一退の展開が続く。

6721チバQ:2022/11/07(月) 10:45:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_XO4VZPJDQRO5DNQNBOZOCPIGCM.html
米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙
2022/11/06 13:35産経新聞

米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙

(産経新聞)

【ニューヨーク=平田雄介】米国の中間選挙が8日に迫った。「中間選挙」と呼ばれるのは、4年ごとにある大統領選の2年後に行われるためで、大統領と政権与党の政権運営に対する「信任投票」の意味合いがある。選ばれるのは連邦議会議員や州知事、州議会議員たちだ。

民主党と共和党の2大政党が争う米国で、国民は中間選で大統領と与党に厳しい評価を下してきた。第二次大戦中のルーズベルト政権(民主党)以来、平均すると与党が連邦議会下院で26議席、上院で4議席を減らし、野党が議席を伸ばしてきた。

全米に50ある各州の代表者である下院議員は任期2年で、中間選で全435議席が改選される。各州から2人ずつ選ばれる上院議員は任期6年。全100議席のうち3分の1ずつ改選され、今回は補欠選挙を含め35議席が対象となる。

民主、共和両党はそれぞれ、州ごとに上下両院の候補者を党内で選ぶ選挙を中間選前に行う。8日の本番で争うのは、党内の競争を制した候補たちだ。

投票権があるのは18歳以上で、有権者登録を済ませた人。日本のように自動的に有権者名簿に登録されるのではなく、投票を希望する人は、まず居住地で有権者登録をして投票資格を得なければならない。登録の仕組みは州ごとに異なる。

投票は選挙当日に投票所で行うほか、勤務地が遠いなどの事情がある人は期日前投票ができる。ショッピングモールなどに専用機器を備えた投票所を置くケースもある。新型コロナウイルス禍で利用が伸びたのは郵便投票だ。自宅へ郵送されてきた投票用紙に候補者名を記入し、選挙管理委員会へ送り返す。

民主党は有権者登録をしやすくしたり、期日前投票の利用を増やしたりすることに前向きだ。民主支持を期待できる若者や中南米系ら有色人種には、登録を済ませていない人が多い傾向がある。都合がつくときに投票所を訪れればよい期日前なら、投票になじみが薄い若年層らの得票を増やせる可能性もある。

2020年の大統領選では、コロナ対策もあって民主党主導で郵便投票を拡充する州が相次いだ。ただ、制度変更が「不正の温床になる」との批判もあり、昨年は共和党が強い州を中心に、郵便投票の受付窓口を制限したり、投票者の身分証明の要件を厳格化したりする法律の制定が進んだ。

中間選前の下院の現有勢力は民主党が220、共和党が212、欠員3。上院は民主と共和が50ずつの同数となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の分析によると、下院で共和党は過半数の218を上回るのが確実な情勢だという。上院では与野党の接戦が続くが、最終盤で共和党が勢いづいている。

6722チバQ:2022/11/07(月) 11:19:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/503853e2d90cf5604840f02455b3991335da5937激戦ペンシルベニア、新旧3大統領が「最後の訴え」 米中間選挙
11/6(日) 17:30配信


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毎日新聞
米中間選挙3日前の民主党の集会で、連邦上院選や州知事選の候補者と共に登壇するオバマ元大統領(壇上左から2人目)とバイデン大統領(同3人目)=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2022年11月5日、秋山信一撮影

 米中間選挙(8日投開票)直前の週末となった5日、民主党のバイデン大統領(79)とオバマ元大統領(61)、共和党のトランプ前大統領(76)が、連邦上院選の勝敗を左右する激戦区の一つ、東部ペンシルベニア州での選挙集会でそれぞれ熱弁を振るった。

【米中間選挙 注目選挙区は】

 同州最大の都市フィラデルフィアにあるテンプル大学の施設で開かれた民主党の政治集会。州知事選候補のシャピーロ州司法長官(49)、連邦上院選候補のフェッターマン州副知事(53)に続いて、オバマ氏の名前が呼ばれると、約7500人(主催者発表)の聴衆からこの日一番の歓声が沸き、続くバイデン氏の登場がかすむほどだった。現職大統領をも上回るオバマ氏の人気を最大限に利用するため、演説の大トリもオバマ氏が務めた。

 オバマ氏は、大統領就任後初の2010年の中間選挙では下院選で大敗し、14年には上下両院の多数派を失った。5日の演説では「中間選挙が非常に重要なことを経験から知っている。上下両院で多数派を維持できていれば、移民制度を立て直し、意味のある銃規制強化を実現できた」と強調。また、14年に上院の多数派を共和党に奪われ、最高裁判事にリベラル系のガーランド氏(現司法長官)を起用する人事を阻まれた経験を念頭に「上院を失っていなければ、最高裁の姿は今とは異なっていただろう」と語った。

 そして、「民主主義はチームスポーツだ。大統領は一人では政策を実行できない。上下両院がどうなるかは非常に重要なのだ」と訴え、家族や友人らに投票を促すよう支持者に求めた。

 一方、州第2の都市ピッツバーグ郊外の空港では、トランプ氏が連邦上院選候補のオズ氏(62)や州知事選候補のマストリアーノ州上院議員(58)を支援する集会があった。「Trump(トランプ)」と機体に記された自家用ジェットで会場に降り立ったトランプ氏は、「USA」コールで支持者に迎えられた。

 「バイデン(大統領)、ペロシ(下院議長)、シューマー(民主党上院院内総務)のもとで物価が高騰し、ペンシルベニア州の家族を苦しめている。いったい誰が彼らに投票したのだ」と民主党を批判。移民急増による国境管理の混乱、同州での犯罪の増加、教育現場でのリベラル的な人種・ジェンダー教育など、保守層の懸念が強い問題を列挙し、「米国の破壊を止めたいのであれば、この火曜日(8日)に巨大な(共和党のシンボルカラーの)赤い波に乗って共和党に投票しなければならない」と訴えた。

 また、24年の大統領選への出馬を強く示唆して支持者を喜ばせる一方、党内のライバルと目される南部フロリダ州のデサンティス州知事(44)のことを「デ・サンクティモニアス(聖人ぶったの意味)」と呼び、警戒心をのぞかせた。

 ペンシルベニア州は近年、大統領選の勝敗に直結する接戦州となっており、08年と12年はオバマ氏、16年はトランプ氏、20年はバイデン氏が制した。都市部は民主党、農村部は共和党と支持基盤もくっきり分かれている。共和党の現職が引退する今回の上院選は、地方行政の経験があるフェッターマン氏が世論調査でリードしてきたが、5月の党予備選直前に脳卒中で倒れ、選挙運動を休んだことで健康不安が高まった。10月下旬に開かれた唯一のテレビ討論会でも、スムーズな答弁ができず、一部の世論調査ではオズ氏が逆転した。

 ただ、州知事選では民主党のシャピーロ氏が優位に立っている。投票用紙は上院選や下院選、州知事選などが一まとめになっており、選挙種別ごとに候補者の欄にチェックを入れる形式だ。民主党は、シャピーロ氏への投票がフェッターマン氏の得票の底上げにつながることを期待している。

 上院選ではペンシルベニア州のほか、南部ジョージア州、西部ネバダ、アリゾナ両州などが激戦になっており、民主、共和両党のどちらが多数派を取るかの結果が判明するまで数日以上かかる可能性もある。【フィラデルフィア秋山信一】

6723チバQ:2022/11/08(火) 07:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/617589427435c55ba12f5eefd1bafafd13ad2fb9州知事選も民主苦戦 次期大統領選に影響か 米中間選挙
11/8(火) 7:05配信


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時事通信
米西部ニューメキシコ州アルバカーキで、グリシャム知事(左)と一緒に集会に参加したバイデン大統領=3日(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日投票の米中間選挙では、全米50州のうち36州で知事選も行われる。

 国政与党・民主党は、連邦議会の上下両院選だけでなく、知事選でも苦戦を強いられている。8日には各州で選挙の実務を取り仕切る州務長官選も実施予定で、結果次第では2024年の大統領選での再選を視野に入れるバイデン大統領に不利な状況が出現する可能性もある。

 ◇改選州で共和優勢
 「米国で最高の知事を再選させるために、ここに来た」。バイデン氏は3日、西部ニューメキシコ州アルバカーキで演説し、現職のグリシャム知事(民主)への投票を聴衆に呼び掛けた。グリシャム氏はヒスパニック系で、副大統領候補にも名前の挙がった有力知事だ。

 一方、トランプ前大統領はインターネット交流サイト(SNS)で、グリシャム氏の移民政策を批判し、野党・共和党候補のロンチェッティ氏を「タフで賢い」と支援した。世論調査ではグリシャム氏がリードしているが、ロンチェッティ氏が激しく追い上げている。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、今回の知事選で民主党候補が優勢なのは10州なのに対し、共和党候補は14州で優勢。残りの州では接戦となっている。

 ◇「選挙管理人」選も焦点
 州知事選に加え、州の要職の一つである州務長官の選挙にも注目が集まっている。州務長官は投票手続きの決定や投票結果の承認などを担う「選挙管理人」。通常は有権者の関心をほとんど集めない地味なポストだ。

 しかし、今回はトランプ氏が20年大統領選の敗北を受け入れず、選挙結果を覆そうとしたことに同調する候補が7州で立候補。トランプ派がこの役職を制すれば、2年後の大統領選にも影響を与えるとみられている。

 トランプ派の代表格で、接戦州ネバダの州務長官選に出馬した共和党候補マーチャント氏は、民主党支持者の利用が多い郵便投票の廃止などを公約に掲げる。「電子投票機が不正に操作されている」と主張し、紙による投票と手作業での集計を訴えていることも物議を醸している。

 CNNテレビの最新の世論調査によると、同州の州務長官選は接戦ながら、マーチャント氏が民主党候補をわずかにリードしている。

6724チバQ:2022/11/08(火) 20:03:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e277f0a91c3d846af3b3024d15fe62aab8a8b99f
米中間選、判明長期化も 接戦州の再集計や郵便投票めぐり
11/8(火) 19:07配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で接戦州の開票作業がずれ込み、結果判明が遅れる可能性が指摘されている。利用が進んだ郵便投票の集計に多くの時間を費やすとされるほか、一部の州で得票が僅差になり再集計が求められるとの見方が出ているためだ。民主、共和両党が激しく争う上院は、選挙結果への異議申し立てにより、結果確定が長期化する恐れがある。

西部アリゾナ州などでは得票が僅差となった場合、再集計する規定がある。米紙によると同州は接戦となっており、再集計の可能性が高まっている。

激戦区の南部ジョージア州では得票率50%以上の候補者がいない場合、12月6日に決選投票が行われる。2020年の上院選では実際に決選投票となった。

今回の選挙で郵便投票を含む期日前投票は4200万人を上回り、前回18年の中間選を超えた。ただ、有権者が投票用紙を郵送する郵便投票の開票では、開封作業や本人確認などに時間がかかり、結果判明が遅れることが懸念されている。

民主党支持者の利用が多いとされる郵便投票に関連し、20年の大統領選で、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤い蜃気楼(しんきろう)」と呼ばれる現象が起きた。開票当初は投票所に足を運んだ共和党支持者の票の集計が先行。遅れて郵便投票が開票され、共和党候補のリードが次第に失われていくように集計が進んだためだ。

敗れた共和党のトランプ前大統領や支持者は「盗まれた選挙」だと訴え、郵便投票に強い不信感を抱く。今回も「赤い蜃気楼」が再現されれば、共和党候補者らが異議を申し立てる可能性がある。

AP通信によると、中間選の郵便投票や投票関連装置などを巡り、10月27日時点で100超の訴訟が主に共和党員から起こされているという。

6725チバQ:2022/11/09(水) 17:47:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221109-OYT1T50107/
米中間選挙、下院選は共和党リード・上院選は接戦…「ねじれ」起きれば政権に打撃
2022/11/09 15:02
 【ワシントン=田島大志】バイデン米政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は8日、全米で投開票が行われた。定数435の全議席が改選される下院選は8日夜(日本時間9日午後)現在、野党・共和党が与党・民主党をリードしている。定数100のうち35議席を争う上院選では、両党が接戦を繰り広げている。

 AP通信によると、下院選では日本時間9日午後1時10分現在、民主党86議席、共和党141議席の当選が確実となった。


8日、米オハイオ州で共和党候補を応援する支持者ら(ロイター)
 共和党は選挙前の世論調査に基づく米メディアなどの分析で、過半数を確保するとの予測が出ていた。改選前、民主党が過半数(218)を上回る220議席を確保していた下院で、共和党が4年ぶりに多数派を奪還すれば、政権与党と下院の多数派が異なる「ねじれ」が生じ、政権運営に打撃となる。

 上院選では、AP通信によると同午後1時10分現在、民主党が7議席、共和党が15議席を確実にした。非改選議席は民主党系が36、共和党は29で、合計すると民主党系が43議席、共和党が44議席を固めた。

 改選前議席は民主党系50、共和党50の同数で、上院議長を兼ねるハリス副大統領を含めて辛うじて民主党が主導権を握っている。政府高官人事や条約を承認する権限を持つ上院で民主党が事実上の多数派の座を失えば、バイデン大統領の求心力はさらに低下する。

 州知事選では同午後1時10分現在、36州のうち民主党が6州、共和党が14州を制した。

 今回の中間選挙では、米国で続く記録的なインフレ(物価上昇)に有権者の関心が集まり、40%前後と低い支持率にあえぐバイデン氏に対する大きな逆風となった。バイデン氏は女性に関心の高い人工妊娠中絶問題の争点化に努めたが、同問題を巡る論戦は盛り上がりを欠いた。

 共和党は、気候変動対策を重視するバイデン政権の政策がエネルギー価格の高騰を招いているなどと批判した。終盤戦では治安問題でも民主党を攻め立て、都市部などで犯罪増加への懸念が広がる中、論戦を優位に進めた。

8日、米中間選挙の投票をするジョージア州の地元住民ら=ロイター
 今回の中間選挙は、2024年の次期大統領選の行方を占う「前哨戦」とも位置付けられる。再選に意欲を示すバイデン氏と、再出馬を検討している共和党のトランプ前大統領は互いを激しく非難する舌戦を繰り広げた。

6726チバQ:2022/11/10(木) 17:52:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3092335dd83bb5d7335992b1bb1547e904e00d2
米中間選挙、共和党伸び悩み上下院とも接戦…バイデン氏「赤い波は起きなかった」
11/10(木) 11:26配信
読売新聞オンライン
9日、米アリゾナ州で集計された投票用紙を箱に入れる選管職員=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は、投票から一夜明けた9日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、多数派を巡って与党・民主党と野党・共和党の接戦が続いている。


(写真:読売新聞)

 AP通信の日本時間10日午前11時現在の集計によると、上院(定数100)は35議席が改選対象で、非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を占めた。同10日未明時点から、共和党がウィスコンシン州で1議席を積み上げた。

(写真:読売新聞)

 ジョージア州では、12月6日に決選投票を行うことが決まった。民主、共和両党と「リバタリアン党」の候補の得票率がいずれも50%を下回ったためで、州の規定に基づき、民主党現職とトランプ前大統領の推薦を受けた共和党新人が一騎打ちで戦うことになった。ジョージア州では、2020年11月の上院選でも勝敗が決まらず、21年1月に決選投票が行われた。

 残りのネバダ、アリゾナの2州では、郵便投票の集計に時間がかかっている。郵便投票を巡っては、20年大統領選でも一部の州で開票作業に混乱があり、バイデン氏が勝利を宣言したのは、投票日から4日後だった。両州の結果が出ても、1勝1敗ならば、上院の主導権を巡る戦いの結果は、ジョージア州の決選投票に委ねられることになる。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が184議席、共和党が207議席を確実にした。改選前、民主党は過半数(218)を上回る220議席を確保していた。米メディアは依然、僅差で共和党が勝利するとの予測を伝えている。

 選挙前の世論調査に比べ、共和党は伸び悩んだとの見方が大勢だ。バイデン大統領は9日、投開票後初めて記者会見し、「米国と民主主義にとって、とても良い一日だった。(共和党のシンボルカラーである)『赤い波』は起きなかった」と語った。

6727チバQ:2022/11/10(木) 19:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6134d39b935426b37d2973bc90d684db5e58ce70
米中間選挙、勝敗決まらぬ異例の展開 上院は12月持ち越しも
11/10(木) 11:08配信


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毎日新聞
支持者らに演説する米連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務(右)=ワシントンで2022年11月9日、ロイター

 米中間選挙は投票日から一夜明けた9日も開票作業が続き、連邦上院選は接戦が続いている。共和党は下院選での「勝利」を宣言したが、獲得議席は過半数ラインには至っておらず、投票日から1日たっても上下両院の勝敗が正式に決まらない異例の展開となっている。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 米CNNテレビによると、日本時間10日午前8時半現在、上院(定数100、改選35)の獲得議席数は非改選を含めて民主党系48、共和党49となっている。南部ジョージア州では得票率が50%以上になった候補がおらず、上位2人による12月6日の決選投票にもつれこんだ。西部アリゾナ、ネバダ両州では民主党の現職と共和党のトランプ前大統領派の候補による接戦が続いている。両州で民主、共和両党が1議席ずつ取れば、上院選の勝敗決定は12月まで持ち越されることになる。

 下院(定数435、全議席改選)では日本時間10日午前8時半現在、共和党が206議席、民主党が187議席を獲得した。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は9日未明に「勝利」を宣言し、下院議長就任への支持を取り付けるために党内の調整に入った。だが、民主党は敗北を認めておらず、バイデン大統領も9日の記者会見で「メディアや評論家が予想していた巨大な赤い波(赤は共和党のシンボルカラー)は起きなかった」として、「僅差になる」と述べるにとどめた。

 ただ、バイデン氏は共和党が下院多数派を奪還することも見越して、9日夜にマッカーシー氏らと協議する考えを示した。【ワシントン秋山信一】

6728チバQ:2022/11/10(木) 19:26:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d1a1187cb95186fe3f69e452d3053f7ce978ab
接戦2州が多数派左右 米上院、政権運営に影響 中間選挙
11/10(木) 7:12配信


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時事通信
米中間選挙の投票を呼び掛ける掲示板=10月14日、ジョージア州アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日の米上院(定数100、改選35議席)選は民主、共和両党が拮抗(きっこう)し、どちらが多数派を握るかは南部ジョージアと西部ネバダの接戦2州の開票結果に事実上委ねられた。

 結果判明には数日かかる見通しだ。上院は連邦裁判所の判事や政府高官の人事などを承認する権限を持ち、バイデン大統領の政権運営に影響を与える。

 ジョージア州では民主党現職のラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー氏が接戦。同州ではバイデン氏が2020年の大統領選でトランプ前大統領を僅差で破り、トランプ氏がウォーカー氏を支持していることから、民主党は死守を目指している。

 ジョージア州では過半数の票を得る候補が不在の場合、決選投票を行う。他州の結果次第では、12月6日に予定される決選投票の結果が、上院の多数派を決めることになる。

 一方、ネバダ州では民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が議席を争う。

 米メディアによると、ネバダ州の開票結果判明には数日かかる見通し。人口の多いラスベガスを抱えるクラーク郡などで郵便投票の開票作業の開始がずれ込んでいるほか、地元当局者は「法に従い、12日まで郵便投票を受け付ける」と語っている。

 CNNテレビ(電子版)によると、9日午前(日本時間10日未明)時点で、非改選議席を含め民主、共和両党が48議席ずつを確保。激戦州の一つに数えられていた東部ペンシルベニア州では、民主党のジョン・フェッターマン副知事が勝利した。

6729チバQ:2022/11/10(木) 21:05:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4331b56c3fa0eed911ab285ceb4a0465c43f1f8
米中間選挙、「赤い波」起きず 共和、下院優勢も伸び悩み 上院は接戦州で決選投票
11/10(木) 20:44配信


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時事通信
米連邦議会議事堂=9日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙(8日投開票)は10日も開票作業が続き、野党・共和党が連邦議会の下院で過半数に迫っているが、与党・民主党も猛追している。

 上院は大接戦となり、一部の接戦州で12月に決選投票が行われる。当初予想された共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」(地滑り的勝利)は起きなかった。

 CNNテレビによると、10日午前6時半(日本時間同日午後8時半)現在、全435議席が改選される下院では共和党が209議席、民主党は191議席にそれぞれ当確が出ている。バイデン大統領は9日の記者会見で、「今回失った下院の議席数は、過去40年間の民主党大統領の最初の中間選挙としては最少だ」と善戦を強調した。

 上院(定数100)は35議席が改選対象となり、非改選を含め民主が48議席、共和が49議席を確保した。両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」のネバダ、アリゾナ両州で開票作業が継続。ジョージア州ではいずれの候補も過半数に達せず、勝敗の確定は12月6日の決選投票に持ち越された。

6730チバQ:2022/11/11(金) 11:17:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/262c4db0fe052374ad04f2c1d682adea9d7ba876
「赤い波」不発、責任はトランプ氏に? 党内で反発広がる
11/11(金) 7:50配信
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は、8日の中間選挙で予想されていた「赤い波」(赤をシンボルカラーとする共和党の大勝)に乗り、次期大統領選への出馬に弾みをつけるつもりだった。だがふたを開けてみると、同党の獲得議席数は伸び悩み、さらには党内のライバルであるロン・デサンティス(Ron DeSantis)フロリダ州知事が大躍進する結果となった。

 現職大統領の支持率が低迷し、インフレが高進する中で行われる選挙では通常、野党側が大量の議席獲得を見込める。だが今回の中間選挙では、共和党が民主党から下院を奪還するものの、議席数を大きく伸ばすことはできない見通しだ。

 トランプ氏は共和党の選挙運動で全面に立ち、重要選挙区での党公認候補を選ぶ予備選にも影響力を行使。全米各地で集会を開き、2020年の大統領選に不正があったという根拠なき主張を繰り返した。

 だが、トランプ氏がお墨付きを与えた候補者は落選が相次ぎ、それまで共和党が確保していた議席を民主党に奪われる事態にもなった。アナリストや党内からは、選挙結果が振るわなかった責任はトランプ氏にあるとの指摘も上がっている。

 激戦州ペンシルベニアの連邦上院選では、トランプ氏の支持を受けた著名医師のメフメト・オズ(Mehmet Oz)氏が共和党から出馬。民主党は、公職経験がなくニュージャージー州居住歴が長い同氏を徹底的に攻撃し、共和党から議席を奪うことに成功した。

 ただし、例外もある。オハイオ州の連邦上院選では、トランプ氏が支持するJ・D・バンス(J.D. Vance)氏が当選。また米メディアの予測によると、20年の大統領選の結果に異議を唱える共和党候補の当選者数は全米で100人以上に上る見通し。

 一方、フロリダ州知事選では、24年の大統領選出馬を強く示唆しているデサンティス氏が対立候補に圧倒的な差をつけて再選を果たし、トランプ氏の強力な対抗馬としての地位を確固たるものとした。

 選挙翌日、新聞各紙はデサンティス氏の躍進をこぞって報道。アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)でAFPのインタビューに応じた共和党支持者からは、トランプ氏よりもデサンティス氏を選ぶとの声が上がった。

 小規模事業を経営するリサ・クリストファーさん(60)は「トランプ氏にとって重要なのは自尊心だけ」と指摘。「デサンティス氏は押し引きのタイミングを心得ているが、トランプ氏はそうではない」と語った。

 CNNテレビのジム・アコスタ(Jim Acosta)記者が側近の話として伝えたところによると、トランプ氏は9日朝、選挙結果に「激怒」し、「皆を怒鳴りつけていた」とされる。

 同氏は15日に次期大統領選への出馬を表明する可能性をほのめかしていたが、一部の政治評論家からは発表を延期するのではないかとの見方も出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

6731チバQ:2022/11/11(金) 15:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9289d549d212ce4682f34bc0f6d5e05e0c1c3ba
最大の「敗者」はトランプ氏 再選戦略見直し必至 米中間選挙
11/11(金) 7:07配信

時事通信
トランプ前米大統領=8日、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】「最大の敗者はトランプ」。

 米中間選挙から一夜明けた9日、米メディアには、事前の予想に反して共和党が伸び悩んだ原因をトランプ前大統領(76)に求める見出しが躍った。「大きな勝利だ」と強がるトランプ氏だが、2024年の大統領選での返り咲きに向けた戦略見直しは必至だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズの記者は9日、激戦州ペンシルベニアでの共和党上院候補オズ氏の敗北にトランプ氏が「激怒」し、メラニア夫人に責任転嫁したとする側近の話をツイートした。

 オズ氏のような「トランプ派」新人候補は、当初から実力不足が懸念されていた。トランプ氏の太鼓判によって共和党の予備選は勝ち抜けても、本戦で幅広い支持層を獲得できず、勝敗を左右する激戦州で苦戦。アメリカン大のフィリッポ・トレビサン准教授は「重要州で物議を醸す上院候補を支持したトランプ氏の賭けは裏目に出た。彼は共和党にとって足手まといと見なされる」と指摘した。

 前大統領の苦杯は「トランプ党」の色彩を強めた共和党の方向性に再考を迫っている。中間選挙では、フロリダ州のデサンティス知事(44)が一躍注目を集めた。共和党支持者の間でトランプ氏に次ぐ人気を誇り、資金調達力にも定評があるデサンティス氏は、次期大統領の有力候補と目される。

 トランプ氏は「出馬すれば彼は傷つくことになる」とデサンティス氏をけん制したが、焦りは否めない。今回の中間選挙がトランプ・ムーブメントの「終わりの始まり」となるのか。トランプ氏は15日、フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で「重大発表」を予定しており、大統領選への出馬を正式表明する可能性がある。

6732チバQ:2022/11/11(金) 16:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bcdbaa14293fa4b966024ed7a4ef9dfab65bed
中絶規制への反発が民主党善戦の一因に 住民投票は擁護派が全勝
11/11(金) 4:00配信

毎日新聞
人工妊娠中絶をめぐる住民投票で、中絶の権利を明記する州憲法改正が賛成多数になる見通しだとの開票速報に喜ぶ女性たち=米中西部ミシガン州デトロイトで2022年11月8日、ロイター

 米中間選挙(8日投開票)では、今年6月に州による中絶禁止を容認した連邦最高裁判決が出たことを受け、人工妊娠中絶への賛否が大きな争点となった。選挙に合わせて計5州で中絶に関する住民投票も実施され、中絶擁護派が全勝。最高裁判決に民意が猛反発した形で、中絶の権利を擁護する民主党が善戦する一因となった。

 住民投票の内容は州ごとにさまざまだ。保守的な南部ケンタッキー州では「州憲法で中絶の権利が保障されると解釈してはならない」と明文化する案が否決された。同州では最高裁判決後に中絶を原則禁止する州法が発効したが、「州憲法違反だ」と主張するグループが提訴し、州最高裁で審理が続いている。州最高裁は月内にも審理を再開するが、住民投票の結果が裁判所の判断に影響する可能性がある。

 西部モンタナ州では、中絶を希望した母親から取り出された後も生存している胎児を法的に「人」とみなし、医療ケアを義務づける案が否決された。中絶手術をした医師らが医療ケアをしない場合、刑事罰に問われる可能性がある。極端な中絶規制と言え、有権者が反発した形だ。

 一方、中西部ミシガン、西部カリフォルニア、東部バーモントの3州では、中絶の権利を保障する州憲法改正案が賛成多数で承認された。

 住民投票がなかった地域でも、中絶問題は中間選挙の大きな争点となった。主要米メディアの出口調査では、「最も重要な論点」として27%が「中絶」を挙げ、「インフレ」(31%)に次いで多かった。「中絶」と答えた人の76%が民主党に投票していた。

 中西部オハイオ州コロンバス郊外で投票した銀行員のジェシー・ヒースさん(47)は共和党支持者だが、今回は上院選で民主党候補に投票した。「私の姉は妊娠した時、中絶をしなければ死んでいたかもしれなかった。中絶するかどうかは女性と医師の間で決定されるべきで、政治が関わるべき問題ではない。政治家ではなく、専門の医師が判断する問題だ」と強調した。民主党支持者のデブラ・ハギーさん(68)も「中絶問題を最も重視した。女性の権利が抑圧されていることに強い危機感を感じる」と話した。【ワシントン秋山信一、コロンバス隅俊之】

6733とはずがたり:2022/11/11(金) 18:08:44
アメリカ初、レズビアン公表の州知事が誕生。マウラ・ヒーリー氏が当選
マサチューセッツ州で、選挙で女性知事が選ばれるのも初めてです
Kevin Robillard
https://www.huffingtonpost.jp/entry/maura-healey-first-lesbian-elected-governor_jp_636b1feee4b03438613e323d?utm_campaign=share_twitter&amp;ncid=engmodushpmg00000004
Kevin Robillard
2022年11月09日 13時56分 JST

6734チバQ:2022/11/11(金) 18:10:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3419238c7871455fe73c003f368d6b3b3283a97
バイデン氏「国民は我々を支持」下院敗北濃厚も成果強調 米中間選挙
11/11(金) 16:25配信


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毎日新聞
米国の首都ワシントンで、民主党全国委員会のイベントで演説するバイデン大統領(中央)=2022年11月10日午後3時46分、秋山信一撮影

 米中間選挙は、投票日から2日たっても連邦上下両院選の勝敗が決着しない混戦となっている。下院選(定数435)では既に「勝利」を宣言した野党・共和党が過半数ライン(218)まで9議席に迫り、与党・民主党は多数派からの転落が濃厚になっている。しかし、バイデン政権は大敗を免れたことを「成果」として宣伝しようと躍起になっている。下院多数派を共和党に奪われれば、政策推進が困難になり、政権打撃となるが、求心力を維持するために「ダメージコントロール」を図っているとみられる。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 「民主党にとって力強い夜だった」。バイデン大統領は10日、首都ワシントンで開かれた民主党全国委員会のイベントで演説し、開票が進んだ8日夜を振り返った。「国民は我々の訴えを圧倒的に支持している」「我々は逆境に打ち勝った」。まるで勝利したかのような言葉を並べると、集まった約500人の民主党員から「レッツゴー、ジョー」と歓声が飛んだ。

 バイデン政権は「まだ開票は続いている」としながらも、中間選挙の「成果」をアピールしている。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日の記者会見で、10日出発の中東・アジア訪問に関連して「大統領は(中間選挙の)現状を快く感じ、追い風を受けて外国訪問に臨めると思っている」と強調。クレイン大統領首席補佐官もMSNBCテレビのインタビューで「経済成長や中絶の権利、民主主義のために戦う大統領に有権者が応えた。非常にいい選挙だった」と誇った。

 バイデン政権は「成果」の根拠として「過去40年間の民主党の大統領の中で、就任後初の中間選挙で(全議席改選となる)下院の議席減が最も少なかった」と条件付きのデータを多用している。CNNによると、民主党は下院で199議席を獲得。改選前議席(220)から10議席前後の減少にとどまるとの予測もある。政権1期目の中間選挙では与党が議席を減らすのが通例で、「負け幅が少ない」との訴えは一定の説得力を持つ。

 しかし、過去40年間の民主党大統領は、クリントン、オバマ両氏だけだ。それぞれ下院選では52議席減、62議席減と「歴史的大敗」を喫しており、比較対象としてはハードルが低い。クリントン氏の前の民主党大統領であるカーター氏は、1978年の中間選挙の下院選で前回比15議席減で、多数派も維持した。共和党では2002年のブッシュ氏(子)が8議席増、18年のトランプ前大統領が36議席減だった。今回の民主党は改選前議席が過半数ラインより2議席多いだけで、元々「勝利」のハードルが低いという事情もある。

 バイデン氏は、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」が起きなかったことも根拠にしている。10日も「あらゆる世論調査が『巨大な赤い波』を示していたが、起きなかった」と強調した。しかし、米メディアや選挙分析機関の大半は「上院選は接戦、下院選は共和党が有利」と予測しており、共和党の予想獲得議席は過半数ラインに近い230議席程度で、バイデン氏の発言は明らかに誇張だ。

 「赤い波」は共和党の支持が伸びた終盤になって、共和党のトランプ氏や連邦議会議員らが勢いを強調するために使った言葉だ。しかし、共和党内にも楽観論に対して「『赤い波』という言葉に惑わされてはいけない」(ヘイリー元国連大使)と警鐘を鳴らす声があった。【ワシントン秋山信一】

6735チバQ:2022/11/13(日) 20:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/441e595062bbeede49201ae173a0186798ec26bf
米民主党、上院で多数派維持へ ネバダ州で当選確実
11/13(日) 13:35配信


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CNN.co.jp
ネバダ州で民主党候補が当選を確実にし、民主党が上院で多数派を維持する見通しとなった

(CNN) 米中間選挙の上院選は、CNNの予測によるとネバダ州で民主党の現職キャサリン・コルテズマスト議員が当選を確実にし、同党が多数派を維持する見通しとなった。

ネバダ州ではコルテズマスト氏と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が接戦を展開していた。

ラクソルト氏は祖父と父が上院議員を務めた家系で、2020年大統領選では同州のトランプ陣営を率いた人物。トランプ氏が大統領選の不正を主張する陰謀説に同調している。

コルテズマスト氏は選挙戦で、この陰謀説やラクソルト氏のようなトランプ派が連邦議会襲撃事件を招いたと主張した。

同氏の勝利を受け、上院の獲得議席は民主党50、共和党49となる。残る1議席はジョージア州の民主党現職ラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー候補の争いで、12月の決選投票に持ち越される。

ジョージア州で共和党が勝ったとしても改選前と同じ50議席ずつで、上院議長である民主党のハリス副大統領の票を加えると民主党が多数派を維持することになる。

6736チバQ:2022/11/13(日) 21:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cacbb73d4db8a0e50a8506bc626f73f2b74f11d8
米中間選挙 民主党が上院で多数派維持 最悪シナリオ回避
11/13(日) 11:43配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】8日投票の米中間選挙は12日、上院(定数100)の開票作業が続いていた西部ネバダ州で与党の民主党候補の勝利が確実となり、同院の多数派を民主党が維持することが決まった。米CNNテレビが報じた。

記録的なインフレへの不満で民主党に逆風が吹いていたが、最終盤で巻き返し大接戦を制した。民主党のバイデン政権にとっては上下両院の多数派を失うという最悪のシナリオを回避することに成功した。

上院を巡っては民主党候補が11日に西部アリゾナ州で勝利したのに続き、ネバダ州でも激戦を制した。上院の非改選分を含む議席数は民主党50、共和党49となった。

残る1議席の南部ジョージア州は、過半数の票を獲得した候補がおらず、同州独自の規定で12月6日に決選投票が実施される。

上院で多数派を得るには共和党が過半数の51議席、ハリス副大統領が議長として法案採決に参加できる民主党は50議席が必要だった。

6737チバQ:2022/11/13(日) 21:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4bc594cc793f179aeb90439bc6f667d2b3a91b7
米中間選挙、代理戦争は「痛み分け」 共和、大勝ならず 次期大統領選、深まる混迷〔深層探訪〕
11/12(土) 8:31配信


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時事通信
演説するバイデン米大統領=7日、東部メリーランド州(EPA時事)

 米中間選挙でバイデン大統領(79)率いる民主党は、下院で苦戦が伝えられながらも、予想を上回る踏ん張りを見せた。トランプ前大統領(76)は「子飼い」候補を多数当選させ存在感を示したが、一部で事前に報じられた共和党の地滑り的勝利は起きず、現・前大統領の「代理戦争」は痛み分けに終わった形。2024年大統領選の行方は、混迷を深めるばかりだ。

 ◇トランプ・リスク
 「2024年にホワイトハウスを取り戻す」「15日に重大発表をする」。選挙戦最終日の7日、接戦州オハイオに応援入りしたトランプ氏は、24年大統領選への出馬表明を強くにおわせた。

 トランプ氏が動きを活発化させたのは、共和党の優勢が明確になりつつあった最終盤の3日にアイオワ州で集会を開いてからだ。アイオワは大統領選の候補者指名争いが始まる地。応援演説の体裁を取りつつ、共和党の勝利を自身の「手柄」とし、大統領選への弾みとする思惑がありありと透けた。

 しかし、ふたを開けるとトランプ氏が支持した候補は激戦州で苦戦。とりわけ上院選の命運を決めると言われたペンシルベニア州を落としたことは、過激な言動が穏健な有権者を遠ざける「トランプ・リスク」の象徴とみられている。「トランプはファシスト」「彼は政治的暴力を受け入れたり、選挙のルールを変えたりと、民主主義の精神に反する」。投票所に訪れた有権者は露骨に拒否感を示した。

 対照的に、共和党内の人気が高くトランプ氏がライバルと警戒するフロリダ州のデサンティス知事(44)は、開票開始早々に大勝を決め、力を見せつけた。ホワイトハウスからの機密文書持ち出しなど数々の疑惑にまみれ、司直の手も伸びる中、トランプ氏の再選戦略にはほころびが生じている。

 ◇「分断修復」かき捨て
 「卵も牛乳も、信じられないほど高い」。選挙戦のさなか、約40年ぶりの高水準という記録的インフレが家計を直撃し、各地の有権者は口々に不満を唱えていた。各種世論調査では、インフレへの対処や犯罪、不法移民対策など有権者の関心が高い項目で、共和党への期待が民主党を上回る傾向が続いていた。

 民主党は強い逆風を感じ取り、民主主義や人工妊娠中絶の権利といった「価値観」を争点に据える戦略に出た。

 中絶の憲法上の権利を否定した連邦最高裁判決は、怒れる無党派層や女性有権者を投票に駆り立てた。民主党は選挙広告の大半を中絶問題に投入。バイデン氏の支持率は7月に36.8%で底を打った後、40%台前半に持ち直した。

 さらにバイデン氏は、選挙結果の受け入れを拒むトランプ氏やその一派を標的に、「米国の民主主義の脅威」と猛攻撃。トランプ氏支持者による昨年1月の連邦議会襲撃事件にもたびたび言及し、現政権への「信任投票」ではなく「トランプか非トランプか」を選ぶ戦いだと力説した。

 米社会の分断修復という就任時の理想をかなぐり捨て、勝負に出たバイデン氏。有権者に二者択一を迫る作戦で大敗は免れたものの、下院の多数派を失えば法案や予算を通じた政策実現が極めて困難になる。2期目を目指す考えを公言するバイデン氏は、11月末の感謝祭休暇明けにも再出馬について最終判断する意向だ。(ワシントン時事)

6738チバQ:2022/11/13(日) 21:10:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/684b1366faa94774d9a969c180de94d4db08df8d
米中間選挙 共和、上院敗北で敗因追及加速 トランプ氏、党指導層を攻撃
11/13(日) 13:36配信


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産経新聞
トランプ前大統領

【ワシントン=大内清】米中間選挙で12日夜(日本時間13日午前)、与党・民主党がバイデン大統領の政権運営でカギを握る上院の多数派を維持することが確実になったことで、野党・共和党では「敗北」の責任が誰にあるかを追及する動きが加速するのは必至だ。一部で責任論が浮上しているトランプ前大統領はすでに、中間選挙での不振の原因は上院トップのマコネル院内総務にあるとして攻撃を強めている。

【グラフで見る】米中間選挙の情勢

激戦区の西部アリゾナ州で民主党候補の当選が確実となり、同党が上院維持に王手をかけた11日、トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)でマコネル氏を「ポンコツ」と呼び、同氏が党の選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。トランプ派議員らが同調し、マコネル氏をはじめとする党指導部との対立が深まる可能性がある。

急速なインフレ下でバイデン政権への支持率が低迷する中で行われた今回の中間選挙は、共和党にとって圧倒的に有利だとみられてきた。にもかかわらず上院の多数派を獲得できなかったことは、共和党にとって痛恨の痛手だ。

同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「大規模な不正があった」と主張し続けているトランプ氏が、自派候補の大量当選を狙ったことが嫌気されたとの見方が強い。米CNNテレビの調査では、政権運営への不満などからバイデン大統領を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%に上り、共和党の45%を上回った。元来は政権への「信任投票」の意味合いが強い中間選挙としては異例の現象だ。

このため共和党では、中間選挙後、トランプ氏が党の前面に出るべきではないとの声が表面化しつつある。

その中でトランプがマコネル氏への攻撃をエスカレートさせているのは、自分への批判の矛先をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑があるためだ。

民主党は上院を維持したことで、政府高官や連邦裁判所判事の人事がスムーズに進めることが可能になる。また、仮に下院が共和党に奪還され、政権と民主党に不利な法案が下院を通過した場合でも、上院でそれを否決することができる。

6739チバQ:2022/11/14(月) 20:04:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/84be60bf6ff0c3303e9dec097f53ea3c257d1093
上院選「敗北」で共和党内に不協和音 「トランプ氏のせい」批判も
11/14(月) 14:01配信


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毎日新聞
米国のトランプ前大統領=米南部フロリダ州で2022年11月8日、AP

 米中間選挙(8日投票)で、与党・民主党が上院で優勢を維持した。野党・共和党内では上院選の敗北について、トランプ前大統領の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は緊張関係にある党上院トップのマコネル院内総務に批判の矛先を向け、不協和音が強まっている。

 「マコネルの責任だ。彼が中間選挙を台無しにした」。トランプ氏は13日、上院選の敗北を受け、自身のソーシャルメディアでマコネル氏を名指しで非難した。マコネル氏が主導する政治資金管理団体の特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、接戦だった西部アリゾナ州でトランプ氏が推す共和党候補のマスターズ氏への選挙資金提供を途中でやめ、他の候補に支援を振り分けた経緯がある。マスターズ氏は結果的に惜敗し、トランプ氏は「大きなミスだ」と責めた。

 しかし、マコネル氏が資金援助先を切り替えたのは、より勝つ可能性が高いとみた他のトランプ派候補への支援を優先したためだ。一方、トランプ氏が主導する政治活動委員会(PAC)は、中間選挙直前の5週間に計約1640万ドル(約22億9000万円)を投じて自身が推す候補を支援したが、別のPACには10月19日時点で約7000万ドル(約97億6000万円)の現金を残しており、トランプ氏に対しても「出し渋り」との批判があった。

 共和党候補が伸び悩んだのは、無党派層に浸透しづらい「トランプ色」が強すぎたためだとも指摘されている。マコネル氏は党の候補を絞り込む予備選の段階で「候補者の質が大事だ」と強調し、本選で勝つためにトランプ派以外の候補を選ぶのが望ましいとの考えをにじませていた。上院選で接戦の東部ペンシルベニア、西部アリゾナ、ネバダ各州を落としたのは、いずれもトランプ派の候補で、マコネル氏の懸念は当たったと言える。

 ただ、マコネル氏は表立ったトランプ氏への批判を避け、結果的に党内でトランプ氏が影響力を保つのを黙認してきた経緯がある。民主党は「トランプ派の方が本選でくみしやすい」とみて、一部の共和党予備選に介入し、反トランプ派へのネガティブキャンペーンまで展開していた。トランプ、マコネル両氏の相互不信と連携不足が、民主党を利する結果となった。

 共和党内からは下院選での伸び悩みも含めて、前面に立ってきたトランプ氏への批判が出ている。トランプ氏の熱心な支持者だった南部バージニア州のシアーズ副知事は米メディアに「トランプ氏が推薦しなかった候補が、トランプ派よりも票を伸ばした。有権者は変化を望んでいるという証拠だ」と語った。党穏健派でトランプ氏と対立する東部メリーランド州のホーガン知事は、下院選も含めて「敗北」と表現し、2018年の下院選や20年の大統領選に続いて「トランプ氏のせいで負けるのは3回連続だ」と強調した。

 一方、トランプ氏と連携する上院議員らは、16日に予定される次期指導部の選出を遅らせるよう求めている。12月に南部ジョージア州で上院選の決選投票が残っているのが表向きの理由だが、続投の可能性が高いマコネル氏を揺さぶる狙いがある。【ワシントン秋山信一】

6740チバQ:2022/11/14(月) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/c36450117fe050275ceba6b5b477b387e6601810
民主が上院主導権維持、バイデン氏「満足」 トランプ氏は責任転嫁
11/14(月) 17:40配信


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毎日新聞
バイデン大統領とトランプ前大統領

 米中間選挙(8日投票)の連邦上院選で、与党・民主党が西部ネバダ州で勝利し、上院で主導権を維持することが確実になった。米CNNテレビが日本時間13日に報じた。下院選では野党・共和党が優勢だが、バイデン政権は上下両院の過半数を奪われる「完敗」は回避した。共和党のトランプ前大統領は、自身が推す候補が上院選の接戦州で相次いで敗れ、出馬を強く示唆している次期大統領選に向けて痛手となった。

 バイデン大統領は13日、訪問先のプノンペンで「結果に満足している。(次の議会選までの)今後2年間を楽しみにしている」と上院選での勝利を歓迎した。一方、共和党ではトランプ派の候補が接戦を相次いで落としたことを受け、トランプ氏の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は「ミッチ・マコネル(上院院内総務)の責任だ」と党上院トップに責任をなすりつけた。

 上院(定数100)は政府高官や連邦裁判所判事の人事承認権など下院より強い権限を持つ。現有議席は民主党系と共和党が50ずつだが、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で議案採決では民主党が優勢だった。

 今回は共和党21、民主党14の計35議席が改選され、開票が遅れていたネバダ州では、民主党現職のコルテスマスト氏が共和党のラクソルト氏を破った。民主党は非改選を含めて50議席を確保した。共和党は49議席。12月6日の南部ジョージア州での決選投票で最後の議席を争う。

 今回は高水準のインフレ(物価高)を背景に、民主党にとっては厳しい選挙となった。ただ、上院選は共和党の方が改選議席が多く、当初から接戦が予想されていた。民主党候補は接戦の東部ペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、西部アリゾナの4州のうち、3州でトランプ派の共和党候補に競り勝った。

 今回接戦だった4州は、いずれも2020年の大統領選で民主党のバイデン氏がトランプ氏に勝利した州だった。トランプ氏は次期大統領選を見据えて、各州で勝利して弾みをつける狙いがあったが、3州での敗北で思惑が外れた。バイデン政権は上院での優勢を維持したことで、最悪の結果は免れた形だ。

 一方、下院選(定数435)では日本時間14日午前現在、共和党が212議席、民主党は204議席を獲得している。共和党が「勝利」を宣言した下院選で多数派を奪えば、バイデン氏は議会で予算案や重要法案を思うように通せなくなり、政権運営が難航するのは必至だ。

 米国では州ごとに選挙制度が異なる。近年は投票用紙に記入する署名と事前に登録された署名の照合に時間を要する郵便投票や期日前投票が増えており、開票作業が遅れる傾向が強まっている。【ワシントン秋山信一】

6741チバQ:2022/11/15(火) 18:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8f43b767464cee7430692fd3ce96afa618cf7a
米中間選挙 共和、党内抗争激化は必至
11/14(月) 21:28配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】8日投票の米中間選挙は13日までの開票の結果、バイデン大統領の与党・民主党が上院(定数100)の多数派を維持するのが確実となった。西部ネバダ州で同党候補が新たに勝利し、非改選分を含む勢力を50議席とした。政府高官人事などの承認権限を持つ上院をおさえたことで、バイデン氏は残り任期2年でのレームダック(死に体)化を回避する見通しとなった。

記録的インフレという逆風が与党に吹く中で上院を奪還できなかった野党・共和党には手痛い敗北。一部で責任論が浮上する同党のトランプ前大統領は自身への批判をかわそうと党指導部を攻撃しており、党内抗争が激化するのは必至だ。

バイデン氏は訪問先のカンボジアで、民主党の上院維持は「良いことだ。今後の(残り任期)2年間を楽しみにしている」と述べた。非改選を含む上院の獲得議席数は13日現在、民主党系が50、共和党が49。賛否同数の場合、上院議長を兼務するハリス副大統領が決定票を持つため、南部ジョージア州での12月の決選投票にかかわりなく民主党は多数派となる。

急速なインフレ下で行われた今回の中間選挙は元々、共和党有利だとみられてきた。にもかかわらず同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「不正があった」と主張し続けるトランプ氏が共和党の穏健層や無党派層に嫌気されたためだとの見方が強い。同氏が24年大統領選への再出馬を示唆していることもそれに拍車をかけた可能性がある。

米CNNテレビによると、政権運営への不満などからバイデン氏を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%で、共和党の45%を上回った。政権への「信任投票」の性格が強い中間選挙としては異例だ。共和党ではこうしたデータを念頭に、トランプ氏では政権奪還はおぼつかないとの声も表面化している。

そうした中でトランプ氏は11日、自身の交流サイト(SNS)で、上院トップのマコネル院内総務を「ポンコツ」と呼び、マコネル氏が選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。自身への批判をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑がある。

トランプ氏に忠実な議員らもこれに同調し、指導部への突き上げを強めている。白人労働者層に根強い人気があるトランプ氏への依存を断ち切れずにきた共和党は今、手痛いしっぺ返しを受けている格好だ。

他方、CNNによると、開票が続く下院(定数435)は米東部時間14日午前3時(日本時間同日午後5時)現在、共和党が212議席、民主党が204議席で、過半数の218を巡り接戦となっている。

6742チバQ:2022/11/17(木) 11:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2a65ee9a91115f0404a3e5e1cea9bcd73bfe3d
米中間選挙 下院共和党と対峙するバイデン政権 上院維持も政策停滞の恐れ
11/17(木) 9:36配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で野党の共和党が下院の多数派を4年ぶりに奪還し、民主党のバイデン大統領は今後、政権運営を巡り下院多数派の共和党と対峙(たいじ)することになる。大接戦を制して上院の多数派を維持した民主党だが、下院を失ったことでバイデン氏は政策実行が難しくなり、求心力が低下する恐れもある。

バイデン氏は2021年1月の政権発足から1兆ドル規模の「インフラ投資法」や4300億ドル超の「インフレ抑制法」など大規模な経済対策を成立させ、新型コロナウイルス禍からの回復や物価高抑制を進めてきた。

しかし、大規模な財政支出に反対の共和党が下院を握ったことで、経済対策の法案をこれまでのように成立させることができなくなる。すでに成立させている経済対策の効果はこれから本格的に表れてくるものの、今後の経済悪化には素早く対応できない。

さらに、今回の中間選で争点となった人工妊娠中絶の対応も難しい。

保守派優位の連邦最高裁は6月、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利としていた判決を覆し、中絶問題を各州の判断に委ねた。

今回の選挙戦でバイデン政権は、妊娠中絶などの権利が認められるか否かの「選択の選挙」だと呼び掛けるだけでなく、民主党が上下両院の多数派を維持できれば中絶の権利を明記する法案を成立させると訴えてきた。民主党が下院で多数派を維持できなかったことで、中絶の権利などを求める支持者の「期待」が「失望」に変わる可能性がある。

一方、下院を制した共和党も課題を抱える。中間選で当選したトランプ派候補の間では、下院共和党トップのマッカーシー院内総務が議長に就任することに反発する声も上がった。

米政治評論家は「共和党内で意見対立が起き、下院の共和党幹部がうまく議会運営をできない可能性がある」と指摘する。

共和党が内紛に明け暮れてバイデン政権に打撃を与えられなければ、24年に行われる大統領選や議会選で共和党の勝利が遠のくことになる。

6743チバQ:2022/11/17(木) 11:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1e4c3e755146f7fd16ba9012cba501a43fd5b1
トランプ氏、シナリオ狂い崖っぷち 求心力低下、迫る司直の手 米大統領選出馬表明
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が、2024年大統領選への出馬表明を強行した。

 8日投開票の中間選挙から1週間という異例の早期表明は、ライバルの機先を制すとともに、数々の疑惑を巡る訴追のハードルを上げる狙いがある。ただ共和党の不振で求心力が低下する中、返り咲きに向けた目算は狂い、一世を風靡(ふうび)した「異端児」は追い詰められている。

 中間選挙後、共和党内では大統領の有力候補としてフロリダ州のデサンティス知事(44)への期待が急速に高まった。トランプ氏と距離を置くバージニア州のヤンキン知事(55)も「保守の新星」と人気がある。トランプ氏はこのところ両氏への攻撃を強め、嫉妬と世代交代への焦りをあらわにしている。

 司直の手が迫る中、立候補には「バイデン政権による政治的捜査だ」と主張し、予防線を張る意味もある。司法省は、トランプ氏が大統領退任時にホワイトハウスから国家機密を持ち出したとして、スパイ防止法違反や公文書隠匿、捜査妨害の疑いで捜査している。政治専門紙ヒルは7日、中間選挙が終われば「60〜90日以内に司法省が訴追に動く」とする共和党関係者の見立てを報じた。

 さらに、昨年1月の連邦議会襲撃事件の責任や、一族企業の不正会計問題でもトランプ氏への追及が続く。議会襲撃の真相究明に当たる下院特別委員会は、トランプ氏に宣誓証言を要求する召喚状を発出。拒否すれば議会侮辱罪で訴追される恐れがある。トランプ氏は11日、召喚無効を求める訴訟を起こしている。

 トランプ氏のもくろみ通り訴追を抑止できるかは不透明だ。CNNテレビはトランプ氏が出馬した場合、司法省が政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」の任命を検討していると報道。「政治介入」のそしりを免れるのが目的で、前大統領と司法当局の神経戦は既に始まっている。

6744チバQ:2022/11/17(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f7612a7a5ba84a89aac5ecd8533e713fb1a865
上院トップにマコネル氏再選 米共和、くすぶる執行部批判
11/17(木) 6:04配信


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時事通信
16日、ワシントンで会見する米上院院内総務のマコネル氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院議員団は16日、上院トップに当たる院内総務を選ぶ投票を行い、現職のマコネル氏を再選した。

 米メディアによると、マコネル氏は37票を獲得し、10票のスコット全国共和党上院委員長を破った。

 中間選挙で上院の多数派を奪還できなかったことで、党内では執行部批判がくすぶっている。2007年から上院院内総務を務め、最長任期が見込まれるマコネル氏だが、党運営には不安を残す形となった。

6745チバQ:2022/11/17(木) 11:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd33b4cc1964c9ad1ff44cf45d0ad99d93d4316
上院共和トップ続投へ マコネル氏、党内亀裂も
11/17(木) 5:29配信


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共同通信
記者会見する米上院共和党のマコネル院内総務=16日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院共和党は16日、来年1月招集の新議会に臨む指導部を選出し、トップのマコネル院内総務の再任を決めた。共和党は中間選挙で上院奪還に失敗し、指導部の責任を問う他の議員も立候補していた。2007年から現職を務めるマコネル氏にとって15年間で初の対抗馬となり、党内の亀裂を浮き彫りにした。

 中間選挙で上院(定数100)は民主党が多数派を維持。下院(定数435)は決着しておらず、AP通信によると、共和党が217議席を獲得して過半数まで1議席に迫る。民主党は209議席を確保した。

6746チバQ:2022/11/17(木) 11:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd228bd0fa62972c3fad856bd48739c6e173ea1c
トランプ氏、指名獲得に暗雲 フロリダ州知事に脚光 米大統領選
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
米南部フロリダ州のデサンティス知事=8日、フロリダ州タンパ(AFP時事)

 【パームビーチ時事】2024年米大統領選への出馬を表明したトランプ前大統領だが、共和党の候補指名を獲得できるかは不透明だ。

【図解】トランプ前大統領を巡る主な疑惑

 今月8日投票の中間選挙で共和党が伸び悩んだ原因として指摘され、党内では「脱トランプ」の機運が強まるばかり。新星のデサンティス・フロリダ州知事(44)に脚光が集まり、トランプ氏復権の先行きには暗雲が漂っている。

 「トランプ氏は共和党の選挙戦の足を引っ張った」。ライアン前下院議長(共和)は地元メディアに対し、共和党が中間選挙で伸び悩んだのはトランプ氏に原因があるとの見方を示した。

 トランプ氏は共和党の勝利が見込まれていた中間選挙の余勢を駆って、大統領選出馬につなげる戦略だった。しかし、トランプ氏が支援した候補は多くが苦戦・落選。過激な主張を繰り広げた共和党候補は無党派層を遠ざけ、政権批判票の受け皿となれなかった。NBCテレビなどの出口調査によると、有権者の28%は「トランプ氏に反対するために投票した」と表明した。

 そんな中、共和党の次代を担う存在として脚光を浴びているのがデサンティス氏だ。歯に衣(きぬ)着せぬ言動はトランプ氏をほうふつとさせるが、思慮深さを併せ持ち、穏健派の支持も集めている。8日投票のフロリダ州知事選では圧勝で再選。トランプ氏と親交が深い「メディア王」ルパート・マードック氏が所有するメディアも、トランプ氏の支援をやめ「デサンティス氏の時代が来た」(ニューヨーク・ポスト紙)とくら替えした。

 焦りの見えるトランプ氏は、ここに来てデサンティス氏への攻撃を開始。「広報に優れた平凡な知事」などとやゆし、「聖人ぶったロン」とあだ名を付けた。だが、調査会社ユーガブが中間選挙後に共和党支持者を対象に実施した世論調査では、大統領選候補としてデサンティス氏が42%の支持を集め、トランプ氏の35%を上回った。

6747チバQ:2022/11/17(木) 11:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8dffeef1c0a80f51fbf356bd19da1837532a8f
トランプ氏の対抗馬本命に「ミニ・トランプ」急浮上…攻撃的な手法で注目
11/17(木) 6:54配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】次期大統領選の共和党指名候補争いでは、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)がトランプ前大統領の強力なライバルとして急浮上し、対抗馬の本命と目されている。

 中間選挙では、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波は来なかった」(バイデン大統領)と言われたのに対し、米メディアは今回の知事選で大勝したデサンティス氏を「フロリダの津波だ」(ウォール・ストリート・ジャーナル社説)などと伝えている。

 デサンティス氏は、中南米からの不法移民を富裕層が多い州に送りつけ、性的少数者に厳しい政策をとるなど攻撃的な手法で注目を集め、「ミニ・トランプ」とも称される。18年知事選ではトランプ氏の後押しで初当選、トランプ氏と支持層は重なる。一方で、名門エール大、ハーバード大法科大学院を出て、海軍時代にはイラク派遣を経験し、下院議員も務めた経歴から、党内穏健派の受けもいい。調査会社ユーガブが今月9〜11日に行った世論調査では、どちらが共和党の大統領候補に望ましいかとの質問に対し、デサンティス氏との回答が23%でトランプ氏の20%を超えた。特に女性では7ポイント差をつけた。

 中間選挙後、トランプ氏はデサンティス氏への対抗心をあらわにしている。自身のSNSには、20年大統領選のフロリダ州での自らの得票がデサンティス氏の今回の得票より「110万票多かった」と投稿。デサンティス氏の初当選時に推薦した経緯に触れ、忠誠心が足りないと指摘した。

 トランプ氏との関係維持に腐心してきたデサンティス氏は、トランプ氏の出馬表明を受けて難しい判断を迫られる。出馬の意欲は隠していないが、名乗りを上げれば、トランプ氏との決定的な対立は避けられない。共和党の指名候補争いを勝ち抜いても、トランプ支持層の支えなしでは民主党候補と渡り合うのは困難だ。

 マイク・ペンス前副大統領(63)も動きを活発化させている。13日放送の米メディアのインタビューでは、大統領候補としてトランプ氏より「良い選択肢がある」と述べ、トランプ氏と距離を置いた。

 マイク・ポンペオ前国務長官(58)や、「トランプ氏が出馬するなら私は出ない」と公言していたニッキー・ヘイリー元国連大使(50)の去就も注目される。

訴求力不足に危機感…米ジョージ・メイソン大准教授 ジャスティン・ゲスト氏
(写真:読売新聞)

 トランプ前大統領がこの時期に出馬表明したのは、真っ先に手を挙げることが有利だと直感的に判断したからだ。党の前面に立つことで、12月6日のジョージア州の上院選決選投票に不利に働くという見方もあったが、彼には戦略はなく、本能を優先させた結果だ。

 中間選挙を通じ、共和党が岐路に立っていることがはっきりした。トランプ氏は巨大なエネルギーを集める力があるが、極端すぎるため、共和党にとって残念な結果につながった。党員はトランプ氏に党をもう一度託すことに危険を感じている。

 トランプ氏も置かれた状況を自覚しているからこそ、大統領選の潜在的ライバルを攻撃しているのだろう。トランプ氏の不安や、同氏のメッセージが持つ訴求力不足の表れともいえる。

 トランプ氏に対する米世論の評価は、石こうのように固まってしまった。昨年1月の米議会占拠事件の真相が明らかになるにつれて、さらに傷付いている。ただ、党指名候補争いの行方は競争相手次第だ。

 バイデン大統領が中間選挙で(トランプ氏批判を展開し)「民主主義の危機だ」とした警鐘に、世論がさほど反応しなかったことも注目すべきだ。共和党が「脱トランプ」を進め、デサンティス・フロリダ州知事のような実力と統治能力のある候補者を選んだ場合、民主党がこうした手法に頼るようでは大統領選で勝てないだろう。(ワシントン 田島大志)

6748チバQ:2022/11/18(金) 10:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d860f924dc46403170abd154bb60bda1245015
ペロシ氏が民主党下院指導部を引退 「対立」トランプ氏には触れず
11/18(金) 5:42配信


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毎日新聞
議員たちから拍手をされるペロシ氏=2022年11月17日、ロイター

 米国で女性初の連邦下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ氏(82)が17日、党下院指導部から引退する意向を表明した。議場での演説では時折涙ぐみながら「新たな世代につなぐ時が来た」と語り、功績をたたえる拍手を受けた。ペロシ氏はバイデン大統領のほか、議長在任中に協働した民主党のオバマ元大統領、共和党のブッシュ(子)元大統領にも言及したが、対立が絶えなかった同党のトランプ前大統領には触れなかった。

 ペロシ氏は2007〜11年と19年以降に通算8年近く下院議長を務めてきた。8日投票の中間選挙の下院選で共和党が勝利し、議長交代が確実視される中、党内からは世代交代を求める声が出ており、去就が注目されていた。23年1月からの新会期も下院議員は続ける。

 下院党トップの次期院内総務には、黒人のハキーム・ジェフリーズ下院議員(52)が有力候補に挙がっている。上院も含めて黒人が二大政党の議会トップに就けば、米史上初となる。【ワシントン秋山信一】

6749チバQ:2022/11/27(日) 19:07:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216399
加州知事は大統領選不出馬 バイデン氏立候補なら
2022年11月27日 08時39分 (共同通信)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、24年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
 ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。

6750チバQ:2022/11/28(月) 15:09:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd301c82dc0f951a4a6736fc2d3f67d1a44310be
米共和、無党派不支持で「赤い波」不発 戦略練り直しへ
11/27(日) 19:40配信
米中間選挙でバイデン米大統領と与党・民主党は大敗を免れた。野党・共和党が大幅な議席増に失敗し、シンボルカラーにちなんだ「レッドウエーブ(赤い波)」が不発に終わったことについて、無党派層が民主党支持に傾いたことや、共和党のトランプ前大統領への批判票が多かったためだとの見方が根強い。共和党は2024年の大統領選に向け、戦略の練り直しを迫られている。(ワシントン 坂本一之)

「赤い波は起きなかった。共和党支持者や無党派層が投票に行かなかった」

南部テキサス州で下院の議席を争った共和党のマイラ・フローレス候補は投票翌日の9日、敗戦を受けてツイッターにそう書き込み、悔しさをにじませた。

今回の選挙戦で「赤い波」が不発に終わった理由の一つは、共和党が、有権者の約3割を占める無党派層で支持を広げられなかったことがある。米ABCテレビの出口調査で無党派層の49%が民主党に投票し、共和党の47%を上回った。

バイデン氏や民主党が訴え続けた「人工妊娠中絶の権利」を求める声も共和党への逆風になった。有権者の37%が「中絶は違法とすべきだ」とする一方、「合法とすべきだ」と訴える人は60%に達し、その多くが民主党に投票したという。

共和党内で影響力を保ち、メディアの注目度も高いトランプ前大統領の存在が一因だともされる。

出口調査では有権者の58%がトランプ氏を「好ましくない」と回答。投票に行った理由として28%が「トランプ氏に反対するため」と答えた。「同氏を支持するため」は16%だった。

中間選挙は通常、現職大統領への信任投票と位置付けられる。今回はトランプ氏が多数の候補を推薦し、次期大統領選への出馬表明を匂わせたことで、民主党側が、トランプ氏か否かを「選択」する選挙だと訴えて一定の成功を収め、共和党側は対応できなかった。

共和党下院トップのマッカーシー院内総務は投票日前、下院で選挙前の212議席から「20議席以上を積み増せば赤い波といえる」と意気込みを示したが、27日段階で積み増しは9議席にとどまる。

躍進を果たせなかった責任を巡り党内では非難合戦が勃発。トランプ氏が党上院トップのマコネル院内総務を批判し、党内からはトランプ氏を非難する声も出る。24年大統領選でホワイトハウス奪還を目指すトランプ氏と党執行部だが、足並みはそろっていない。

ただ、選挙結果を地域別にみると「赤い波」(米メディア)が起きた州もある。

フロリダ州では、次期大統領選の有力候補とされるデサンティス知事が、堅実な行政手腕が評価されて圧勝し、再選を果たした。州内では下院の28選挙区のうち、共和党候補が20勝を挙げ、移住者が多い同州で同党が新たな支持層を獲得している様子が浮かび上がった。同党は24年大統領選に向けた党勢拡大が求められており、中間選で有権者が示した「民意」の分析を急ぐ。

6751チバQ:2022/12/01(木) 15:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7422e076719d367308b8b3afe39e9e8c7b6b1d
米下院民主党トップに初の黒人 指導部の世代交代進む
12/1(木) 13:48配信


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毎日新聞
米下院の民主党トップに選出され、記者会見をするハキーム・ジェフリーズ氏=ワシントンで2022年11月30日、AP

 米連邦下院の民主党は11月30日、2023年1月からの新会期の党トップに東部ニューヨーク州選出のハキーム・ジェフリーズ氏(52)を選んだ。連邦上下両院で黒人が2大政党のトップを務めるのは初めて。約20年間にわたって下院民主党を率いてきたナンシー・ペロシ下院議長(82)は指導部からの引退を表明しており、懸案だった世代交代が進むことになる。

 ジェフリーズ氏は選出後の声明で「可能な時には共和党との妥協点を模索するが、過激主義には反対する」と述べた。11月8日の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還したため、新会期には少数派として臨むことになる。

 党下院ナンバー2の院内幹事には女性のキャサリン・クラーク氏(59)、ナンバー3の下院議員団長には中南米系のピート・アギラー氏(43)が選出された。院内総務を含めて対立候補はなく、役員経験者から順当に選出された。民主党の下院指導部は、ペロシ氏らトップ3が80代という現体制から大幅に若返ることになる。【ワシントン秋山信一】

6752チバQ:2022/12/01(木) 15:02:23
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/030/278000c?inb=ys
トランプ派阻んだアラスカの改革 強硬主張不利に 米中間選挙
国際

速報

北米
毎日新聞 2022/11/24 20:20(最終更新 11/24 20:21)
 米アラスカ州で23日、中間選挙(8日投票)の連邦上下両院選の結果が判明し、共和党のトランプ前大統領が支援した候補が相次いで敗れた。トランプ派を阻んだ要因は、アラスカ州で2020年の住民投票で導入が決まった独特の選挙制度だった。従来の制度では各党で強硬な主張をする候補が有利になりやすいとみられてきたが、現状に一石を投じる結果となった。

 上院選では、共和党中道派の現職、リサ・マカウスキ氏(65)が当選した。21年のトランプ氏の弾劾裁判(評決は無罪)で「有罪」票を投じ、トランプ氏から目の敵にされていたが、「刺客」のトランプ派候補を退けた。下院選では、トランプ氏の支持を受けた元副大統領候補のサラ・ペイリン氏(58)が注目されたが、民主党のメアリー・ペルトラ氏(49)に敗れた。

 トランプ派にとって「壁」になったのは、…

6753チバQ:2022/12/01(木) 18:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc52f49ca928d20d8f2d8ff6cb988b305a4b5de
黒人初の党トップ選出 米下院民主党、ジェフリーズ氏
12/1(木) 8:43配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院民主党は11月30日、中間選挙の結果、来年1月からの新議会で少数派となることを受け次期指導部を選出し、党トップの院内総務に黒人のハキーム・ジェフリーズ議員(52)を選んだ。

現在の党トップで下院議長のペロシ氏(82)の後任となる。下院議長は多数派から選ばれるのが通例で、少数派の党トップは院内総務となる。党トップに黒人が選ばれるのは民主、共和両党で上下両院を通じて初めて。

下院民主党は、ジェフリーズ氏に加え、ナンバー2の院内幹事に女性のキャサリン・クラーク議員(59)、ナンバー3の会派議長にヒスパニック系のピート・アギラー議員(43)の指導部上位3人を全会一致で選出した。

約20年にわたり党トップとして強力な指導力を発揮してきたペロシ氏が指導部を退き、「多様性ある新世代のリーダー」(米紙)のもと、2024年の選挙で多数派奪還を目指す。

ジェフリーズ氏はニューヨーク出身。現在は党ナンバー5。弁護士やニューヨーク州議会議員を経て13年に連邦下院議員に就任した。19年から会派議長。20年のトランプ前大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院弾劾裁判では検察官役を務め、厳しく追及した。

ジェフリーズ氏は記者団に対し「中流層、労働者層、すべての米国民の暮らしを改善するため責任を果たす」と抱負を語った。

次期下院議長には、多数派となる共和党のマッカーシー院内総務の就任が確実視され、バイデン大統領の次男ハンター氏の中露における投資活動やアフガニスタンからの米軍撤退に伴う混乱などを調査し責任を追及する構えを見せる。

党派対立の激化が予想される中、党内穏健派として知られるジェフリーズ氏の調整力が注目される。

6754チバQ:2022/12/04(日) 08:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88675576567093d776254bab4fcababd6cbf1b6
6日にジョージア州で上院決選投票 トランプ派候補の行方は
12/3(土) 16:35配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月8日の米中間選挙で勝者が決まらなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が6日に実施される。民主党の現職、ラファェル・ウォーノック氏(53)と、プロフットボールNFLの元スター選手でトランプ前大統領が推薦する共和党のハーシェル・ウォーカー氏(60)の対決。その行方は2024年の大統領選に再び出馬表明したトランプ氏の影響力を占うことにもなる。

先の上院選で両者の得票率はウォーノック氏49・4%、ウォーカー氏48・5%といずれも過半数に届かず、州法の規定で決選投票にもつれ込んだ。

2日公表されたCNNテレビの世論調査では、ウォーノック氏の支持率は52%で、ウォーカー氏を4ポイント上回った。他の調査でもウォーノック氏が数ポイントリードする接戦となっている。有権者の関心は高く、既に100万人以上の有権者が期日前投票を済ませた。

中間選挙で、上院(定数100)は非改選を含め民主党が50議席、共和党が49議席を確保し、残るジョージア州の1議席の行方が注目されている。

民主党は上院議長を兼務するハリス副大統領を加えれば、既に多数派を維持しているが、同州で勝利して51議席となれば、議会運営の自由度が増す。他方、共和党としては同州を制し、議席数の差が中間選挙の前よりも広がるのを阻止したいところだ。

ウォーノック氏は牧師を経て20年の上院補選に出馬し、翌年1月の決選投票で共和党現職に勝利した。

ウォーカー氏はジョージア大からNFLに進んだ。中間選挙の選挙戦の最中に、妊娠した交際女性に小切手を手渡して中絶を促していた醜聞が発覚し、一時は支持率が急落したが、最終盤で追い上げた。

6755チバQ:2022/12/04(日) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa254652944cc2a6aad70898f5fc58cfdb9c3ef
米大統領選の候補者指名争い 民主党は初戦を南部州で
12/3(土) 17:06配信


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【ワシントン=坂本一之】2024年米大統領選で民主党の大統領候補指名に携わる同党全国委員会は2日、候補者指名争いの初戦を従来の中西部アイオワ州から南部サウスカロライナ州に変更することを承認した。AP通信などが報じた。年明けの全体会議で正式決定される見通しだが、伝統的に指名争いの先陣を切ってきたアイオワ州からは反発の声が出ている。

大統領選の候補者指名争いは長年、アイオワ州での党員集会で口火が切られ、続いて東部ニューハンプシャー州で予備選が実施されるのが通例だった。

これに対し、再選出馬に意欲を示すバイデン大統領は、これらの州では白人有権者の比率が圧倒的に高く、有色人種の有権者が少ないと指摘。バイデン氏は党規委員会への書簡で「黒人有権者は何十年も民主党を支えてきた。有色人種の有権者が候補者選定の早い段階から発言権を持つ必要がある」として、初戦の開催地変更を求めた。

バイデン氏は20年大統領選の候補者指名争いで、序盤のアイオワとニューハンプシャー、西部ネバダ州の党員集会で立て続けに敗れたものの、4戦目のサウスカロライナで黒人有権者の票を集めて勝利し、党候補に正式指名される流れをつくった経緯がある。

新たな指名争いの日程は、初戦を24年2月3日のサウスカロライナとし、6日にニューハンプシャーとネバダ、13日に南部ジョージア州、27日に中西部ミシガン州となっている。

6756チバQ:2022/12/04(日) 22:58:37
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20221204-567-OYT1T50063.html
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
2022/12/04 14:25読売新聞

米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道

連邦議会議事堂=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米CNNは3日、11月8日に実施された中間選挙の下院選(定数435)で、野党・共和党が222議席、与党・民主党が213議席をそれぞれ固め、全議席が確定したと報じた。改選前は、民主党が過半数(218)を上回る220議席、共和党が212議席、欠員3だった。

 AP通信は、コロラド州の一つの選挙区で共和党がリードしているが結果は未確定だとし、共和党は221議席、民主党は213議席としている。

6757チバQ:2022/12/07(水) 08:16:56
https://www.asahi.com/articles/ASQD47DFYQD4UHBI008.html?ref=goonews
ジョージア州、また決選投票なぜ? 南北戦争以前から残る差別の影
有料記事アメリカ中間選挙2022

聞き手・日高奈緒2022年12月5日 20時30分
 11月8日の米中間選挙から1カ月近くが経った今も、上院100議席のうち1議席がまだ決まっていません。南部のジョージア州で民主党、共和党の候補が大接戦をくり広げ、今月6日に決選投票が行われることが決まったためです。ジョージア州では2020年の上院選でも決選投票になりました。共和党が強い「赤い州」のイメージが強かったジョージア州で、いったい何が起きているのか。同州アセンズにあるジョージア大学に留学経験がある埼玉大の宮田伊知郎教授(アメリカ研究)に聞きました。

 ――ジョージア州といえば、映画「風と共に去りぬ」の舞台として有名ですが、そもそもどんな州なのでしょうか。

 「風と共に去りぬ」に関係する場所は、日本人にもとても人気ですね。州都アトランタにはコカ・コーラ社の本社があります。デルタ航空のハブ空港にもなっているハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港なども、日本人にはなじみがあるかもしれません。

 日本とのかかわりでいうと、ジョージア州は鹿児島県と「姉妹盟約」を結んでいます。それぞれ南北戦争(1861〜65年)と西南戦争(1877年)という戦いを経験しています。実は、この南北戦争がジョージアの政治を理解するのにとても重要なんです。

 ――どういうことでしょうか?

 南北戦争以前、ジョージア州は黒人奴隷を使った綿花産業が栄えた裕福な州でした。当時の米国は農業大国で、綿花を欧州に輸出して富を得ていました。その中心となったのがジョージア州です。

 そのころ、米西部の土地をどう利用していくかをめぐり、米北部と南部の州が対立していました。欧州からの移民をたくさん抱えていた北部の工場経営者らは、西部の土地では奴隷を持たず、移民たちが農業で生計を立てられるようにしたいと思っていました。一方、南部の州は奴隷を使い、綿花やタバコ栽培を拡大したいと思っていました。

 北部州の考えを代表していたのは当時の共和党で、そこからリンカーン大統領が誕生します。リンカーンは奴隷制度をよく思わなかった政治家で、当時の共和党は奴隷制度に反対していました。南部州の白人たちは危機感を覚えます。

 ――今の共和党の保守的なイメージとは違うんですね。

 その通りです。このころは、南部でなく北部で共和党への支持が厚かったんです。

 誤解されがちなのですが、奴…

この記事は有料記事です。残り5308文字有

6758チバQ:2022/12/07(水) 13:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe107f8c0cebf4412d74c463b88f7fe762e6ae4
米ジョージア州の決選投票、民主現職が当確 上院で過半数に
12/7(水) 13:37配信


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毎日新聞
米南部ジョージア州の上院選決選投票で当選を確実にした民主党のウォーノック氏=2022年12月6日、AP

 米南部ジョージア州で6日、中間選挙に合わせて実施された連邦上院選の決選投票があり、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏(53)の当選が確実になった。米CNNテレビが報じた。上院選(定数100、改選数35)は全議席が確定し、民主党が改選前から1議席増の51議席、共和党が1議席減の49議席となった。共和党のトランプ前大統領が推す候補は、11月の中間選挙に続いて、両党の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での弱さを露呈した。

 ジョージア州では1回目の投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。1回目もトップだったウォーノック氏は、決選投票でもトランプ氏が支援するアメリカンフットボールの元スター選手、ハーシェル・ウォーカー氏(60)を上回った。

 民主党は決選投票前に既に50議席に達し、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票を含めて、上院の主導権を維持することが決まっていた。今回1議席を上積みしたことで各委員会でも多数派をとり、政府高官や連邦裁判所判事の人事承認を円滑に進められることになった。上院では2021年以降、中道派のマンチン、シネマ両議員がバイデン大統領の方針と対立するケースがあったが、今回の1議席増で1人が「造反」しても予算案や人事案を通せる余裕が生まれた。

 ジョージア州での決選投票の選挙戦は、バイデン、トランプ両氏という両党の「顔」が共に存在感を消す異例の展開となった。支持率が低迷するバイデン氏は、中間選挙から引き続き、大規模な集会は避け、資金集めイベントなどで側面支援するにとどめた。

 中間選挙後に24年の大統領選への出馬を表明したトランプ氏も、5日にリモート形式で支援イベントを開くにとどめた。中間選挙でトランプ派の候補が接戦区で相次いで敗れたのを受けて、前面に立つのを控えた可能性もある。共和党はトランプ氏と距離を置くケンプ州知事が、ウォーカー氏を積極的に支援したが、劣勢を覆せなかった。【ワシントン秋山信一】

6759チバQ:2022/12/07(水) 16:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b142a8ff6bab2717f7cafc1ae02aadd75a42612
中間選、バイデン与党善戦 民主現職の上院増はケネディ以来
12/7(水) 16:41配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙は南部ジョージア州での上院選の決選投票で大勢が判明し、結果が出そろった。バイデン大統領の与党・民主党は、下院で多数派を失ったが大敗は免れた。上院では1議席を増やして過半数を維持。民主党の現職大統領として上院の議席増を果たしたのは、1962年のケネディ大統領以来となった。

最終盤の世論調査でも大接戦が予想された上院(定数100)は、最終的に民主党が改選前から1議席伸ばして51議席とした。任期の長い上院は、下院よりも候補者の質が選挙で問われるとされる。ジョージアの決選投票では、知名度のある共和党候補だったが、人工妊娠中絶を巡るスキャンダルが響いて敗退した。

下院(同435)は共和党が10議席積み増して過半数の222議席を確保し、4年ぶりに多数派を奪還した。ただ民主党の大統領が1期目の中間選挙で共和党に許した議席増としては62年以降で最小規模だった。

民主党は中絶の権利を求める有権者に加え、無党派層やトランプ前大統領への批判票を得て共和党の大勝を阻んだ。共和党のシンボルカラーにちなみ、同党幹部らが期待した「赤い波」と称される共和党の大幅な議席増は起きなかった。

現職大統領への信任投票と位置付けられる中間選挙は今回、ずば抜けた知名度のトランプ氏が前面に出てきたことで、バイデン氏とトランプ氏の「選択」を有権者に迫る色合いが濃くなった。その結果、反トランプ票が動いたとされる。

36州で行われた知事選でも西部アリゾナ州や中西部ミシガン州などでトランプ氏の支持を受けた共和党候補が敗れた。全50州の知事は民主党が2州増やして24州を押さえ、共和党は26州となった。34年のルーズベルト大統領からの民主党政権の中間選挙で、増加幅は最大規模と健闘した。

共和党内では選挙結果を巡り、24年大統領選への出馬を正式表明したトランプ氏と一部の党幹部が対立している。トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏は6日のCNNテレビで、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで憲法停止を訴えたことを批判。他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と語るなど、トランプ氏を巡る不和も広がっている。

共和党は、多数派を握る下院で無党派層などに支持を広げられる政策を、24年の選挙に向けて進められるかが問われることになる。

6760チバQ:2022/12/10(土) 17:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/176effd542c30119fdad3d865bb724be7bdc170e
米上院、民主党中道派議員が離党表明 「勝利」に冷や水
12/10(土) 5:30配信


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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2017年6月、高本耕太撮影

 米西部アリゾナ州選出の民主党のシネマ上院議員は9日、離党して無所属で活動する方針を明らかにした。共和党会派入りは否定し、民主党との協力は政策課題ごとに判断する方針を示唆した。中間選挙の上院選(定数100、改選35)で、民主党系は非改選を含めて51議席を獲得。シネマ氏が離党しても上院での優勢は変わらないが、議会運営の不透明感が増し、上院選の「勝利」に沸いた民主党に冷や水を浴びせた。

【近年の米大統領1期目の与党の中間選挙結果】

 シネマ氏は地元紙「アリゾナ・リパブリック」への寄稿で、連邦議会の現状を「国政政党の党派対立が硬直化し、党内で最も過激な意見が政党の優先事項を決める状況を党指導部も許している。民主、共和両党とも考えの多様性を許容せず、超党派の妥協はほとんど採用されることのない『最後の手段』になっている」と批判。「私は選挙で自主的に活動し、結果を出すためには誰とでも協力すると約束した。政党の圧力に屈することはないと約束した。アリゾナの有権者は、政党の主義主張よりも、常識的な解決策を求めるリーダーを望んでいる」と離党の理由を説明した。

 シネマ氏はマンチン上院議員(南部ウェストバージニア州選出)と並んで、民主党中道派の代表格と目されている。2021年1月にバイデン政権が発足した後も、気候変動対策や教育の無償化などリベラル色が強い政策を巡って、債務の増加を懸念し、政権や党指導部の方針にたびたび反対してきた経緯がある。上院で多数派政党による法案採決を容易にするため、法案審議を進めるのに必要な票数を60票から51票に引き下げる案に対しても、反対する姿勢を見せていた。

 上院では6日の南部ジョージア州での決選投票で民主党候補が勝ち、23年1月の新会期では民主党系(無所属2人を含む)51議席、共和党49議席となる見通しだった。シネマ氏が無所属として民主党会派にとどまる可能性もあるが、仮に会派から離れたとしても、民主党系は50議席を維持。採決で票が同数になった場合は上院議長を兼ねるハリス副大統領が決裁票を投じる規定があるため、上院での優勢は維持できるが、一人でも反対すれば人事案なども通せなくなるため、党運営は難しさを増す。【ワシントン秋山信一】

6761チバQ:2022/12/11(日) 08:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6ad4b4caa40df33d414b26b3997306ee39635b
米民主党の中道派シネマ上院議員が離党表明 多数派は維持
12/10(土) 10:11配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党中道派のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党の所属を離れ無所属になる意向を明らかにした。民主党は南部ジョージア州の上院選決選投票で現職議員が勝利し、上院(定数100)の過半数の51議席を確保したばかり。シネマ氏が離党しても多数派を維持するが、党内に動揺が広がっている。

シネマ氏は西部アリゾナ州選出で2018年に初当選し現在1期目。米CNNのインタビューで、「私はいかなる政党の箱にも収まらなかった」とし、自身の決断が「(民主・共和の)党派性にうんざりした多くの人々」の不満を代弁したものだと訴えた。

上院ではサンダース、キング両議員が無所属だが民主党と会派を組む。シネマ氏は離党後も民主党と会派を組むかを明言していないが、共和党の会派に加わらない限り、共和党の議席数は49のままとなる。

仮にシネマ氏が共和党の会派に移っても上院議長を兼ねるハリス副大統領の一票を加えれば多数派は維持できる。しかし、ジョージア州の決選投票でウォーノック上院議員が再選し、過半数確保に沸いた党内ムードには水を差した格好だ。

シネマ氏は、左派が影響力を増す党内で増税案や上院規則の変更など一部政策に反対を唱えた。その一方でインフラ整備法や銃規制強化法の成立では超党派合意に貢献。同じ中道派のマンチン上院議員と党内の合意形成の鍵を握ってきた。

アリゾナは中間選挙の出口調査で40%が無党派と答え「独立独行」の気風が強い州だ。シネマ氏は「米国民には2つの選択肢しかなく、政党は極端化している」と地元紙に寄稿した。

ジャンピエール大統領報道官はシネマ氏と「うまく協力を続けたい」と述べた。

6762チバQ:2022/12/19(月) 21:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68f47975d5a79da52d018ca2668a4920c2eaba7
空回り目立つトランプ氏 出馬表明から1カ月たっても支持広がらず
12/18(日) 18:00配信
 トランプ前米大統領(共和党)が11月15日に2024年の次期大統領選への出馬を表明してから1カ月が経過した。しかし、党内で支持表明の動きは広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

 ◇肩すかしの「重大発表」

 トランプ氏は12月15日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「重大発表」を行った。注目を集めようと前日に予告までしていたが、発表されたのはトランプ氏がヒーローキャラクターのスーパーマンに扮(ふん)した姿などを描いた「デジタルアート」の販売開始の告知だった。

 1点99ドル(約1万3600円)で、購入者は「トランプ氏との会食やゴルフの機会の権利」を巡る抽選で当選確率が増すとの誘い文句がある。運営サイトは「トランプ氏の政治活動とは関係なく、収益は大統領選の運動資金にはならない」としているが、米メディアは「トランプ氏の新たな資金集めの手法」と指摘している。

 肩すかしの発表内容に対して、24年の大統領選再選に意欲を見せる民主党のバイデン大統領はツイッターに「私もここ数週間で重大発表をした」と皮肉を交えて投稿し、同性婚の権利を保障する連邦法の成立やガソリン価格の下落などをアピールした。

 今回の「重大発表」に象徴されるように、出馬表明後のトランプ氏は空回りが目立つ。表明後には共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。また12月上旬、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らから非難され、「大規模な不正があれば、誤りを正す措置をとらなければならないと言っただけだ」と釈明を余儀なくされた。

 ◇デサンティス氏に劣勢の調査も

 世論調査でも、トランプ氏は勢いを欠いている。ユーガブ社の12月1〜5日の調査では、共和党の大統領候補として党員や共和党寄りの無党派層の計35%がトランプ氏を支持し、デサンティス氏(30%)やペンス前副大統領(5%)らを上回った。しかし、トランプ氏とデサンティス氏の一騎打ちだと仮定した場合は42%で並び、このうち共和党寄りの無党派層ではデサンティス氏(48%)が17ポイント上回った。他の世論調査では、デサンティス氏との1対1は数ポイント差で劣勢という結果が相次いでいる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した好感度調査の平均値でも、11月の中間選挙直前の41・6%から35・9%に急落し、トランプ氏が初当選した16年の大統領選以降では最低を更新した。

 中間選挙では、トランプ派の候補は無党派層から敬遠され、接戦区で民主党候補に相次いで敗れた。世論調査も党内での根強い支持がある一方で、無党派層への訴求力の弱さが浮き彫りになっており、党内では「トランプ氏では24年の大統領選で勝てない」との声が高まっている。

 ただ、トランプ氏が共和党の候補指名争いの本命である状況は変わっていない。世論調査からは、候補者が乱立すれば、強固な支持層があるトランプ氏が相対的に有利になる傾向がうかがえる。トランプ氏は、候補者が乱立した16年大統領選の候補指名争いで、3〜4割台の得票率で序盤の州を制して勢いに乗った経緯がある。

 トランプ氏以外の候補が一本化されれば、トランプ氏の優位も揺らぐ。ただ、18年の知事選でトランプ氏の全面支援を受けて「ミニ・トランプ」とも呼ばれたデサンティス氏や、トランプ前政権で副大統領を全うしたペンス氏は、中道寄りの党穏健派とは政策面で温度差がある。現時点でトランプ氏以外に出馬表明した候補はいないが、ポンペオ前国務長官やヘイリー元国連大使、南部バージニア州のヤンキン知事など、多彩な候補の名前が挙がっており、一本化への道は見えない。【ワシントン秋山信一】

6763チバQ:2022/12/28(水) 10:06:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/061aa203b29ff9548b5a8f2803155ac156d21bdc
移民殺到で「人道危機」 バイデン政権、批判の矢面
12/27(火) 18:38配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米南部テキサス州エルパソなどに中南米から越境した亡命希望者が殺到し、極寒の路上に寝泊まりする人が後を絶たない。トランプ前政権下で導入された流入制限措置が近く失効し、さらなる移民の波が押し寄せる気配だ。「人道危機」の様相を帯びてきた事態への対処にバイデン政権は苦慮しており、野党・共和党が批判を強めている。

テキサス州西端の都市エルパソはリオグランデ川を挟んでメキシコと国境を接する。街角にはシートを路上に敷いて毛布にくるまる人であふれる。12月中旬には1日平均約2500人が川を渡って市内に殺到。市は緊急事態を宣言した。

「移民で成り立ってきた街だが、今まで見たことのない光景だ。地域は衣食住の支援に懸命だが、本来は連邦政府が対処すべき問題」。地元市議会のロドリゲス議員は米テレビで政権の対応の遅れを批判した。

メキシコ国境からの不法入国は2022年会計年度(21年10月〜22年9月末)に237万人と過去最多を記録し、10、11月と連続して23万人を超え月間記録を更新した。反米左派オルテガ大統領の強権政治が続くニカラグアからの越境が急増。物価高による生活苦も拍車をかけているようだ。

米関税・国境警備局は拘束した越境者のうち、キューバやニカラグアなど送還協定がなく、帰国後に危険が及ぶ恐れのある者は、亡命申請の審査を理由に一時滞在を認めてきた。路上に寝泊まりするのは、米国に身寄りがなく、シェルターに入りきれない人々だ。

越境への一定の抑止力となってきたのが、トランプ前政権が導入し、新型コロナウイルス対策を名目に亡命の希望を確認せず即時送還できる「タイトル42」とよばれる措置だった。

バイデン政権は同措置を打ち切る方針で、今月21日が失効期限だった。だが、共和党系の州の請求を受けて、連邦最高裁のロバート長官は19日、国境の混乱を「悪化させる」として一時延期を命じた。メキシコ側には大勢の亡命希望者が失効を待ち構えており、直後に大量に越境する恐れがある。折からの大寒波もあり「国境の人道危機」(地元紙)とも指摘され、内外の被災地などで活動する米国赤十字が23日、自治体や非政府組織を支援すると表明した。

政権は事前の申請と審査を経て合法的に入国させる方策を検討している。国境警備を所管するマヨルカス国土安全保障長官は「米国の移民制度は壊れている」と発言し、抜本改革を怠ってきた歴代の政権・議会に責任を向けた。

来年1月から下院で多数派となる共和党は「約100万人の不法外国人を解放させた」(アリゾナ州選出のビッグス下院議員)と政権の失政を追及し、マヨルカス氏の弾劾を要求する構えもみせている。

6764OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6765OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89f28cc16516a4fd34211593567c774d6e541d38
米下院議長選 共和党が過半数獲得失敗、右派が造反
1/4(水) 9:21配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦議会の新会期が3日招集された。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還した下院(定数435)で新議長の選出が行われたが、共和党トップのマッカーシー院内総務は党内の保守強硬派の議員らの造反に遭い、過半数の獲得に失敗。100年ぶりの再投票となり、3回目の投票でも過半数を獲得した候補がおらず、下院は4日まで休会となった。

議長選出に複数回の投票を要したのは9回目に決着した1923年以来。

新会期での下院の勢力は共和222、民主212(欠員1)。議長に選ばれるには過半数の218票が必要だが、マッカーシー氏は1回目、2回目で203票、3回目で202票にとどまり、いずれも民主党トップのジェフリーズ院内総務の獲得票を下回った。

造反したのはトランプ前大統領と連携するフリーダム・コーカス(自由議員連盟)の議員らで、1、2回目で19人、3回目で20人が同連盟共同創設者のジョーダン議員らに投票した。

保守強硬派は「現状からの急進的な出発」を掲げ、財政削減などに関するマッカーシー氏の政策姿勢を手ぬるいと批判。同氏は、強硬派が求めていた議長解任の手順を容易にする案を受け入れるなどして懐柔を図ったが失敗した。

上院(定数100)は民主党が51議席を獲得。後に1人が同党系無所属に回ったが、多数派は維持している。上院議長はハリス副大統領が兼務する。

6766チバQ:2023/01/05(木) 11:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2889922275bf34071f974ee825fa0f0f2224b23
米下院、6回投票経ても新議長決まらず…トランプ氏の呼びかけも事態打開につながらず
1/5(木) 10:33配信


読売新聞オンライン
3日、米連邦議会議事堂で、下院議長選の投票を見守る共和党のマッカーシー氏(手前中央)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】新議会が始まった米下院(定数435)では2日目の4日も、新議長を決める選挙が行われた。多数派の共和党から造反者が相次ぎ、過半数に届かない状況は変わらず、再投票が繰り返された。計6回の投票を経ても新議長が決まらない異常事態に陥り、議長選出は5日以降に持ち越された。

 4日は3回の投票が行われた。議長就任が有力視されていた野党・共和党のケビン・マッカーシー院内総務の得票は、いずれも201票にとどまった。選出には有効投票の過半数が必要だが、保守強硬派の議員ら20人が別の議員への投票を続けた。更に前日までマッカーシー氏を支持していた1人が棄権に転じ、状況は悪化している。

 造反者の中には、共和党に強い影響力を保つトランプ前大統領と近い議員も多い。トランプ氏は今回の議長選で関係が良好なマッカーシー氏を推しており、4日朝には、SNSで「全員でケビン(・マッカーシー氏)に投票しよう」と呼びかけたが、事態の打開にはつながらなかった。

 民主党は全212人が、ハキーム・ジェフリーズ院内総務に6回とも投票した。バイデン大統領は4日、訪問先のケンタッキー州で記者団に「議会が機能しないのは恥ずべきことだ。世界で最も偉大な国で、どうしてこんなことになるのか」と述べ、足並みの乱れが露呈している共和党をやゆした。

6767OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 13:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信


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毎日新聞
次期下院議長選の投票が行われる中、耳を傾ける米下院の共和党のケビン・マッカーシー氏(左)=ワシントンで2023年1月3日、AP

 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム議連)」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6768OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 22:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb73c115b553e70c86863d9c64a0d42d865993e0米下院議長選、3日目突入へ 共和内紛やまず異常事態
1/5(木) 20:33配信

時事通信
トランプ前米大統領=2022年11月、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院(定数435)では4日、前日に続き議長選挙の投票が行われた。

 多数派を握った共和党の内紛のあおりで、計6回の投票を経ても決着せず、再び休会となった。下院は議長不在で稼働できないまま、3日目に突入する異常事態に陥っている。

 「合意には至っていないが、前進した」。共和党議長候補のマッカーシー院内総務は、4日夜も造反議員の説得を続けた。造反組は既得権益層を敵視するトランプ前大統領の路線に近く、執行部と対立。議長解任動議のハードルを下げる規則改正案や、委員長ポストの配分などを巡って交渉が続いている。

 トランプ氏も4日朝、「マッカーシー氏に投票する時だ」と呼び掛け、事態の沈静化に回った。しかし同日に3回行われた投票で、20人の造反組は態度を変えなかった上、1人が白票を投じ前日より後退する結果に。「鶴の一声」で存在感を示したかったトランプ氏だが、かえって影響力の低下を露呈した。

 民主党は共和党の混乱を「歓迎」(米紙)し、高みの見物を決め込んでいる。バイデン大統領は「恥ずかしい。世界が見ている」とあきれた様子でコメント。ある下院議員は娯楽映画でも見るかのように、ポップコーンを抱えて議場に向かう自身の写真をツイートした。

 だが共和党の分裂が続けば、法案や予算案で超党派の合意形成は一層難しくなる。とりわけ造反組は「米国第一」を掲げ、連邦政府の支出拡大に反対する勢力。仮にマッカーシー氏が議長に就任しても、党内をまとめられない場合、ウクライナ支援や債務上限引き上げなどの重要な課題で政権が壁にぶち当たる恐れがある。

6769チバQ:2023/01/07(土) 00:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_WSWVZABWEJLCHKVD5YACEHNXYM.html
迷走続く共和党、保守強硬派が造反 米議会襲撃2年
2023/01/06 19:59産経新聞

米国で2021年1月、共和党のトランプ大統領(当時)の支持者らが大統領選の結果を覆そうと、連邦議会議事堂を襲撃した事件から6日で2年。バイデン大統領は式典で演説し、暴徒対応に功績のあった元警官らに勲章を授与する。しかし、米国政治が民主主義の根幹を揺るがせたこの事件から立ち直ったとはいえない。下院では共和党の保守強硬派が造反し、11回の投票を経ても議長を選出できない異常事態が続く。

議会襲撃事件を巡っては、民主党主導の下院特別委員会が1年半近い調査で1千人以上から聞き取りを行った。昨年6月以降の公聴会は10回を数える。12月にはトランプ氏の刑事責任を問うよう司法省に勧告。最終報告書は、トランプ氏やその周辺が大統領選で不正があったとの虚偽主張を繰り返し、政権交代手続きの妨害や支持者らへの扇動を行ったと糾弾した。

事件は多くの有権者に民主主義が揺らいでいるとの危機感をもたらした。11月の中間選挙は与党・民主党に不利なインフレ下で行われたにもかかわらず、共和党がかろうじて下院を奪還するにとどまった。無党派層がトランプ氏の不正主張を嫌悪したことが一因だ。

それでも共和党内の危機意識は薄い。米クイニピアック大が12月に行った世論調査によると、トランプ氏を「好ましい」と回答した人は共和党支持層で71%に上り、民主党支持層の3%、無党派層の25%を大きく上回った。次期大統領選への出馬を宣言しているトランプ氏はなお、共和党内で根強い人気を保つ。

議会襲撃から2年の節目を前に、民主主義を巡る別種の問題も顕在化した。今月3日に新会期が始まった下院で、共和党のマッカーシー院内総務が議長に選出されることを阻止し続けている同党の保守強硬派の存在だ。

保守強硬派は敵対する民主党だけでなく、マッカーシー氏をはじめとする党内のベテラン政治家をも打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)とみなす。その支配を打破することが「有権者の望み」だと主張している。下院では議長が選出されないまま3日間が浪費された。

同派はトランプ氏に近い「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバーらで構成され、ほとんどが20年大統領選での不正主張を共有する。それにもかかわらず、マッカーシー氏を支持するよう求めるトランプ氏の呼びかけに応じていない。つまり、トランプ氏は実のところ、自身に忠実な議員さえ十分には制御できていない。

共和党の保守強硬派は、議会襲撃事件を清算しないまま、既得権益層の打破を盾に政治的停滞を生み出している。(ワシントン 大内清)

6770OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:32:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230107k0000m030180000c.html
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
2023/01/07 17:21毎日新聞

米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩

米下院議長に選出された共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏=ワシントンで2023年1月7日、ロイター

(毎日新聞)

 米連邦下院は新会期5日目となる7日未明も下院議長選を続け、15回目の投票で共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)を議長に選出した。トランプ前大統領に近い党内の保守強硬派の一部が造反し、マッカーシー氏は当選に必要な票の確保に苦慮していたが、議長解任動議案の提出要件緩和や委員会ポストの配分などで造反議員に譲歩し、ようやく「権力の空白」に終止符を打った。

 議長選出までに10回以上の投票を要したのは164年ぶりで、投票回数は連邦議会が設置された1789年以降で5番目の多さだった。

 下院議長選では、候補の得票数が当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に達するまで投票が繰り返される。新会期開始時点の議席数は共和党222、民主党212、欠員1で、マッカーシー氏が本命だったが、共和党の保守強硬派の20人前後が党の他候補への投票を続け、議長を選出できない異常事態になっていた。

 6日の13回目の投票では、造反議員は6人にまで減少。14回目では、最後まで態度を保留していた共和党のゲーツ氏がマッカーシー氏に投票すれば決着するところまでいったが、ゲーツ氏は棄権。一度は9日まで休会する動議案が提出された。

 しかし、議場内での造反議員への説得が奏功。一転して行われた15回目の投票では造反議員6人が棄権して当選ラインが215票まで下がり、216票を確保したマッカーシー氏が当選した。

 米メディアによると、マッカーシー氏は、各議員が単独で議長解任動議案を提出できる規則の4年ぶりの復活、議案審査で強い権限を持つ議事運営委員会への保守強硬派の選任、議案採決前の72時間以上の検討時間確保など、造反議員らの要求を「丸のみ」した上で、個別に説得した。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、2019年から党下院トップを務めてきた。15年に下院議長を目指した際に保守強硬派の反対で断念した経緯があり、今回は8年越しの悲願をかなえる形となった。元々は融和を重視する調整型だが、近年は議長を目指すために党内で根強い影響力を持つトランプ氏に接近していた。

 ただ、議長選の過程で造反議員らに妥協したことで、マッカーシー氏の立場は弱くなった。今後も共和党内から6人が離反し、民主党の全議員(212人)と組めば、議長解任を決議できる状況が続く。議案審議を巡って、保守強硬派が議長解任動議案提出をちらつかせて圧力をかけるリスクがある一方で、保守強硬派に譲歩を重ねれば中道派から不満が強まる展開も予想される。

 一連の政争では、保守強硬派を支持基盤とするトランプ氏の影響力の低下もみられた。トランプ氏は大統領退任後も連携を続けてきたマッカーシー氏への投票を呼びかけたが、トランプ派はマッカーシー氏への支持派と反対派に分裂。トランプ氏も説得に乗り出したが、すぐには翻意させられなかった。

 下院は議事を始める前に議長を選出するのが慣例となっており、機能停止に陥っていたが、新会期5日目にしてようやく正常化した。共和党は多数派を奪還した下院を舞台に、バイデン大統領(民主党)の次男ハンター氏と外国企業との癒着などの不正疑惑や、国境管理の混乱、新型コロナウイルスへの対応などを巡って、バイデン政権への追及を強める構えだ。中国に関する特別委員会も設置し、経済や安全保障など広範な分野で中国への対策を強化するよう政権に圧力をかけるとみられる。【ワシントン秋山信一】

6771OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:31:20
https://mainichi.jp/articles/20230109/k00/00m/030/135000c
トランプ氏、党内の存在感に陰り 「大統領選の本命」空回り次々

毎日新聞 2023/1/9 18:59(最終更新 1/9 19:42) 有料記事 1874文字

 2024年の次期大統領選に向けて、真っ先に出馬表明した共和党のトランプ前米大統領の空回りが目立っている。党内で支持表明の動きが広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

中間選の「敗北」、離れた支持
 「あと10日待てば、下院の多数党である共和党が、もっと良い歳出法案にしていたはずだ」。トランプ氏は昨年12月26日、自身のソーシャルメディアで、2023会計年度(22年10月〜23年9月)の歳出法案の採決で賛成に回った上院の共和党指導部を批判した。

 トランプ氏は、共和党が下院の主導権を握る23年1月3日からの新会期まで審議を先送りし、民主党のバイデン政権を揺さぶる戦略を提唱していた。しかし、昨年11月の中間選挙でトランプ派の候補が上院選の接戦区で相次いで敗れたことを受けて、上院では「トランプ氏離れ」が加速しており、歳出法案も超党派の妥協が成立して12月23日に可決。年明けの下院議長選では、トランプ氏が党議長候補のマッカーシー氏への支持を呼びかけたが、トランプ派の下院議員の一部が造反。15回目の投票でようやくマッカーシー氏が当選したが、最後まで支持を拒んで投票を棄権した議員も出て、トランプ氏の影響力の低下を露呈した。

 中間選挙直後に大統領選出馬を表明して以降、トランプ氏はつまずきが目立つ。共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。12月上旬には、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らからも非難され、「大規模な不正があれば、…

6772OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:42:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224232?rct=world
でたらめ経歴に小切手詐欺容疑も...アメリカ下院の共和党新人ジョージ・サントス氏 辞職は否定
2023年1月8日 19時54分
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】15回の投票を経て決着した米議会下院の議長選の陰で、共和党の新人ジョージ・サントス氏(34)に注目が集まっている。昨年11月の中間選挙で東部ニューヨーク州の民主党現職を破ったものの、経歴がでたらめで、国外の刑事事件の捜査対象になっていることも発覚。しかし、共和党指導部は沈黙したままだ。
 「うそつき」。議長選で投票したサントス氏は、民主党議員からスペイン語のやじを浴びた。時折、トランプ派や保守強硬派の議員と話すものの、近寄る議員は少ない。
 米報道によると、同氏が選挙前、ホームページやインタビューで示した学歴や金融大手企業での勤務歴などは、全てうそだった。「団体をつくって2400頭のイヌと280匹のネコを救助した」など、虚飾は細かく具体的だ。
 報道で暴かれると、昨年12月の保守紙のインタビューで「脚色した」と謝罪した一方、「選挙活動では経歴には触れていない」と辞職を否定した。
 だがその後も、ブラジルの捜査当局が2008年の詐欺事件の容疑者として、サントス氏の捜査を再開すると報じられた。盗んだ小切手を使った疑いがあり、所在不明で捜査を中断していたという。さらに米当局も、虚偽情報の公表について調査する可能性がある。
 訴追されれば、除名のための懲罰動議が発議される可能性があるが、共和党が多数の下院で、除名に必要な3分の2の賛成票が集まるかは不透明だ。共和党としての処分についても指導部は沈黙を続けている。

6773OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 21:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3e8a14008c5433b8d08d8c33f9c6a5df4a83a
バイデン氏側近、別の場所からも機密文書発見 米報道 共和党が追及
1/12(木) 13:20配信

 バイデン米大統領(民主党)が副大統領だったときの機密文書が私的なオフィスから見つかった問題で、米NBCニュースは11日、バイデン氏の側近が新たに別の場所からも機密文書を見つけたと報じた。相次いで機密文書の取り扱いをめぐる問題が発覚したことで、共和党は追及する姿勢を強めている。

 NBCニュースによると、最初に機密文書が見つかったシンクタンク「ペン・バイデン・センター」のオフィスとは別の場所で、少なくとも一式の機密文書が追加で見つかったという。最初の文書の発見以降、側近が、他にも文書がないか探していたとの関係者の話も伝えている。

 最初の機密文書は約10点で、発見が伝えられたのは9日。メキシコ外遊中の10日の記者会見で質問を受けたバイデン氏は「機密文書や機密情報について深刻にとらえている。あのオフィスに政府文書が持ち込まれていたことに驚いた。文書の中身は分からない」と釈明した。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11日の記者会見で「さらなる詳細は適切なときに提供する」と述べたが、直後に新たな機密文書についての報道があった。

朝日新聞社

6774OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 17:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/40313ce6c7fd2b29c406c12e00896c37ecaa6676
バイデン氏に打撃 機密文書持ち出しで特別検察官任命
1/13(金) 9:03配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領が副大統領在任当時の機密文書が同氏の個人事務所などで見つかった問題で、ガーランド司法長官は12日、政権から独立して捜査を行う特別検察官に元連邦地方検事のロバート・ハー氏を任命したと発表した。共和党のトランプ前大統領による機密文書の持ち出し問題でも昨年11月に特別検察官が任命されており、現職と前任の大統領が並行して捜査を受ける異例の事態となった。

機密文書の持ち出しでトランプ氏を批判してきたバイデン氏が似たような問題で捜査の対象になったことで、同氏と政権への打撃となるのは必至だ。下院多数派の共和党は、バイデン氏が近く再選出馬を表明するとみられる来年の大統領選も視野に、議会での追及を強めていく構えだ。

特別検察官の任命に先立ち、ホワイトハウスの法律顧問は同日、東部デラウェア州ウィルミントンにあるバイデン氏宅の一室やガレージから新たに数件の機密文書が見つかったと発表した。首都ワシントンにあったバイデン氏の個人事務所で昨年11月に10件の機密文書が見つかったのを受け、同氏の弁護士らが自宅などを捜索したところ見つかった。文書の詳細は不明。

バイデン氏は12日、記者団に「私は機密文書(の取り扱い)を重要なものと考えている」と述べ、司法省などによる調査に全面的に協力してきたと強調した。ジャンピエール大統領報道官は同日の記者会見で、バイデン氏は文書が自宅にあったことを「知らなかった」と語った。

特別検察官に就いたハー氏は、2018〜21年にトランプ氏の任命で東部メリーランド州の連邦地方検事を務めた。証人の召喚や起訴の判断などで広範な権限が与えられる。

一方、トランプ氏は同日、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、「私に関連する特別検察官の捜査をすべてやめさせろ」と訴えた。トランプ氏に近い共和党のジョーダン下院議員はFOXニュースに対し、この問題でトランプ氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと指摘し、バイデン氏が強制捜査を受けないのは「二重基準だ」と主張した。

6775OS5:2023/01/18(水) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d75617e41a39236a010322749fdf283cb4ae9fa
落選した共和党元候補の男を逮捕 米民主党議員の自宅に銃撃依頼か
1/18(水) 9:23配信
 米南西部ニューメキシコ州のアルバカーキ警察は16日、民主党の州議会議員ら4人の自宅を銃撃させたとして、共和党の元州下院議員候補ソロモン・ペニャ容疑者を逮捕した。警察によると、ペニャ容疑者は4人の男に金を払い、議員らの自宅を銃撃させた疑いがあるという。

 警察によると、男らは昨年12月から今月3日にかけて、州議会の下院議長ら4人の自宅に銃を撃ち込んだ。うち2回は、10発以上の銃弾を撃ち込んだという。けが人はなかった。米メディアによると、狙われた住宅の一つでは10歳の少女が就寝中だったという。

 ペニャ容疑者は昨年11月の中間選挙で、共和党の州下院議員候補として立候補して落選した。警察によると、ペニャ容疑者は選挙後の昨年11月、今回狙われた州上院議員らの自宅を訪れ、選挙で不正があったことを示唆する書類を議員らに渡していたという。

朝日新聞社

6776OS5:2023/01/18(水) 10:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e795374412e0fd2426b3975ce67fc8dbe41326
トランプ氏、サウスカロライナ州で選挙イベント 大統領選向け始動へ
1/18(水) 10:32配信
 トランプ前米大統領(共和党)は17日、2024年の次期大統領選に向けて、1月28日に南部サウスカロライナ州で同州の選挙チームの立ち上げイベントを開くと発表した。トランプ氏が22年11月に大統領選への出馬を表明してから、公の場で選挙関連のイベントを開くのは初めてとなる。

 サウスカロライナ州は共和党の候補指名レースで序盤の注目州の一つで、トランプ氏は16年の大統領選の予備選で勝利していた。28日のイベントには、トランプ氏に近い同州選出のグラム上院議員やマクマスター州知事らが同席する。

 24年大統領選を巡っては、共和党からトランプ氏以外に立候補を表明した主要候補はいないが、サウスカロライナ州選出のスコット上院議員や元州知事のヘイリー元国連大使らも候補者として名前が挙がっており、トランプ氏は先手を打って同州で基盤を固めたい考えだ。【ワシントン秋山信一】

6777OS5:2023/01/20(金) 23:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e47b1777a22d89216c6072df8a6a96db8ad689e
バイデン氏就任2年 2024年大統領選へ視界不良 機密文書持ち出し問題が足かせに
1/20(金) 16:07配信
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領(80)は20日、就任から丸2年を迎えた。同氏にとって今年は、2024年大統領選での再選に向けた地ならしとして重要な意味を持つ。ただ、今月に入って発覚した機密文書持ち出し問題が大きな足かせに。下院の多数派を握る共和党が対決姿勢を先鋭化させる中、任期後半に入ったバイデン氏の政権運営が一層困難になるのは避けられない。

米CBSテレビは19日、バイデン氏周辺の話として、同氏が2月7日に予定される一般教書演説後の早い時期に、出馬宣言を計画していると伝えた。

バイデン氏は昨年11月の中間選挙の結果を受けて勝利への自信を深めていた。インフレの逆風にさらされ与党・民主党の惨敗も予想されながら、20年大統領選での敗北を認めない共和党のトランプ前大統領(76)とその支持勢力を「民主主義の敵」と位置づけたことが奏功。上院では多数派を維持することに成功したためだ。

しかし今月に入り、再選に向けた動きにほころびが出た。バイデン氏の自宅や個人事務所で副大統領時代の機密文書が見つかったことが相次いで発覚し、司法省が特別検察官を任命。米CNNは17日、政権関係者の話として、バイデン氏が同問題を巡るホワイトハウスの対応に「いらだちを強めている」と伝えた。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、バイデン氏の19日現在の支持率は42・8%で、不支持率を約10ポイント下回る。インフレの進行を受けて支持と不支持の差が20ポイントを超した昨夏時点よりは改善しているものの、今後の捜査状況次第で求心力低下が進む可能性は否定できない。

一方、最新の世論調査によると、共和党支持層で次期大統領選の候補として期待される政治家の1位は、出馬を宣言したトランプ氏(48%)。2位は同氏と支持基盤が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事(31%)だ。44歳のデサンティス氏が候補指名を受けた場合、高齢のバイデン氏には不利に働くとの見方は強い。

同党ではトランプ氏に近い強硬保守派が党指導部への影響力を強めており、バイデン氏の機密文書問題やメキシコ国境から流入する不法移民への対策、歳出削減などを巡って党派対立がいっそう深まるのは確実だ。他方、バイデン氏がこうした状況を「トランプ的政治」から民主主義を守るための戦いと訴え、再選戦略に組み込むことも予想される。

6778OS5:2023/01/22(日) 19:41:22
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50064.html
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
2023/01/22 19:22読売新聞

バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出

ロン・クレイン氏=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米主要メディアは21日、ロン・クレイン大統領首席補佐官が近く退任すると一斉に報じた。首席補佐官はホワイトハウスを総括する重要ポストで、バイデン大統領の最側近として政権内で強い影響力があった。

 報道によると、激務が続いていることを理由に本人が申し出た。退任は2月7日の一般教書演説後になるとみられる。クレイン氏は、バイデン氏の副大統領当時から副大統領首席補佐官を務めていた。

 高官の交代が相次いだトランプ前政権と異なり、バイデン政権ではこれまで、主要幹部の交代はほとんどなかった。

6779OS5:2023/01/22(日) 19:41:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50043.html?_gl=1*1d09bpe*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3NDM4NDAzOS4xMDYuMS4xNjc0Mzg0MDgyLjE3LjAuMA..
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
2023/01/22 18:35読売新聞

バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃

デラウェア州の自宅で、ロシアのプーチン大統領と電話会談する米国のバイデン大統領(2021年12月30日)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領の事務所などで、オバマ政権の副大統領だった時の機密文書が見つかった問題で、米司法省は20日、デラウェア州のバイデン氏の私邸を捜索し、新たに6点の機密文書を発見した。ホワイトハウスの弁護士などが21日、明らかにした。

 現職大統領の私邸に司法当局の捜索が入るのは異例だ。バイデン氏はこれまで3度にわたり機密文書の保管が明らかになっており、2024年大統領選への再選出馬を視野に入れる中、政権運営への打撃となる。

 米メディアの報道によると、捜索は司法省が管轄する連邦捜査局(FBI)の捜査官により、任意で行われた。ホワイトハウスの弁護士が立ち会う中、約13時間をかけて行われ、バイデン氏の手書きのメモやスケジュール帳も押収された。機密文書は一部、上院議員時代のものも含まれていた。

 共和党のトランプ前大統領を巡っても、FBIが昨年8月、機密文書を保管していた疑いで、フロリダ州の邸宅に令状を取って捜索した。バイデン氏はトランプ氏の機密文書問題を批判してきただけに、共和党が今後、バイデン氏をさらに厳しく追及するのは必至だ。

6780OS5:2023/01/30(月) 00:35:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y3V4WR1YUHBI002.html
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
2023/01/29 22:00朝日新聞

トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く

28日、ニューハンプシャー州の共和党の集会で話すトランプ前大統領=AP

(朝日新聞)

 2024年の米大統領選に出馬表明している共和党のトランプ前大統領が28日、本格的な選挙活動を始めた。政治的な求心力には陰りがみえるが、共和党支持者のなかでの人気は底堅い。民主党を含め、立候補を正式に表明した政治家はいまのところトランプ氏以外にはおらず、次の大統領選までの米国政治は依然、トランプ氏の動向を一つの重要な軸として展開する。

 トランプ氏は28日午前、東部ニューハンプシャー州の共和党の集会で演説した。「我々はここで大統領候補として歩み始める」「米国を救うため、国を破壊しようとする勢力に立ち向かう準備が整った指導者が必要だ」と述べ、トランプ氏の選挙戦を担う地元の選挙チームを紹介した。

 同じ日の午後には南部サウスカロライナ州に移動して、別の共和党集会に参加した。トランプ氏は、大統領在任中にメキシコとの国境に壁をつくる政策に取り組んだことなどを「実績」として繰り返し強調した。

 ただ、サウスカロライナ州の集会には、以前なら参加が見込まれたような複数の共和党の政治家が参加を見送った。AP通信によると、以前はトランプ支持に回った議員からも「支持の表明は早すぎる」「新たな世代のリーダーに移行する時だ」との声が出ている。

■この2州から始めた理由は

 28日にトランプ氏が訪れた二つの州はいずれも、大統領選の候補を各党が選ぶ予備選が24年の早い時期に実施される場所だ。次の大統領選に向けては、約1年後の24年1〜2月に民主、共和両党の候補を決める予備選が始まり、数カ月間、各州で予備選が続く。トランプ氏には、予備選の序盤の重要州で勝ち、勢いをつけたいとの狙いがある。

 24年夏には民主、共和両党がそれぞれ全国党大会で候補者を正式に指名。最終的な投開票で次期大統領が決まるのは24年11月だ。

 トランプ氏は22年11月の中間選挙後、直ちに大統領選への立候補を正式に表明。現時点でも、正式に出馬を表明しているのはトランプ氏だけだ。機先を制する出馬表明で共和党の他候補の動きを封じ、指名争いを優位に進めようとする思惑がうかがえる。

6781OS5:2023/02/01(水) 20:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ebe316c4fefdc8ba9710c46452b3f9d1a27135
共和党候補争うトランプ氏とデサンティス氏が舌戦 米大統領選
2/1(水) 10:57配信

毎日新聞
選挙に向けた集会で演説するトランプ前米大統領=米南部サウスカロライナ州で2023年1月28日、AP

 2024年の次期米大統領選を巡って、共和党候補指名レースの支持率でトップを争うトランプ前大統領と南部フロリダ州のデサンティス知事が新型コロナウイルス対策を巡って火花を散らした。1月28日に選挙運動を本格化させたトランプ氏が同州の対応を批判したのに対して、デサンティス氏は22年11月の州知事選で「共和党知事としてフロリダ史上最大の得票率で勝利した。市民の審判は既に下されている」と反論した。

 トランプ氏は28日の米メディアの取材で、新型コロナ対策の規制に慎重なデサンティス氏の立場は一貫性に乏しく、「州(の社会・経済活動)を閉鎖しなかった共和党知事もいたが、フロリダは長期間、閉鎖された。(当初は)ワクチン接種を誰よりも推進していた」と主張。後にワクチンに懐疑的な言動に転じたとして、デサンティス氏は「歴史を書き換えようとしている」と批判した。

 これに対して、デサンティス氏は31日、「あらゆる角度から私を攻撃する人々がいる。もう何年もそうだ」と余裕を見せた上で、「新型コロナのような危機対応では、公選職にある者はあらゆる判断をしなければならない。ただ、その判断に対しては市民が選挙で審判を下せる。私は(知事に)再選された」と強調した。

 トランプ氏の批判の一部は、正確ではない。フロリダ州は20年春に新型コロナの感染が拡大した際、社会・経済活動を大幅に制限したが、大半の州に先駆けて外出禁止解除やレストランの営業再開に踏み切った。当時大統領だったトランプ氏も「他州の見本になる」と評価していた。【ワシントン秋山信一】

6782OS5:2023/02/01(水) 20:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/660166d921adb2e9add588e11aa1f01e458ffba4
共和党ヘイリー氏、大統領選出馬表明か 米報道、インド系女性政治家
2/1(水) 20:00配信

朝日新聞デジタル
2021年6月、米アイオワ州での集会で話す共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=AP

 2024年の米大統領選に向け、共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が立候補を表明すると1月31日、複数の米メディアが報じた。2月15日、地元サウスカロライナ州で開く集会で発表する計画という。出馬を表明すれば、共和党からはトランプ前大統領に次いで2人目となる。

 インド系のヘイリー氏は、共和党内では数が限られる著名な非白人の女性政治家として、早くから有望な大統領候補とみられていた。南部サウスカロライナ州知事を経て、トランプ前政権で国連大使を務めた。

 ヘイリー氏はトランプ氏を「友人」と呼びつつ、絶妙な距離を保ってきたと評される。20年大統領選ではトランプ氏を支持した一方、21年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐってはトランプ氏に批判的な姿勢も示した。24年大統領選でもトランプ氏を支持すると明言していたが、最近は、自ら出馬することに前向きな発言に転じていた。

朝日新聞社

6783OS5:2023/02/02(木) 20:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d23ab9309f0b2dc08830231d6b622c8ed27981
宿泊1泊5万円…NY移送の〝不法移民〟への不満募る
2/2(木) 17:33配信


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産経新聞
米南部の国境地域からニューヨーク市へ送られた移民の一時滞在先となっているホテル(平田雄介撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】米ニューヨーク市のアダムズ市長(民主党)が米南部の国境地域から移送された4万人超の〝不法移民〟への対応に苦慮している。受け入れ費用は最終的に20億ドル(約2560億円)に達する見通しで、バイデン民主党政権に対策を求めた。アダムズ氏は受け入れを歓迎するが、膨大な費用がかかるのに加え、一時滞在先のホテルでの移民の振る舞いが問題化し、市民の不満は募っている。

「ホテルの部屋に調理器具を持ち込んで自炊し、カーペットが焦げた」「感染症対策を守らない」「飲酒禁止なのに大量のビールの空き缶が廃棄される」。一時滞在先ホテルの従業員は1月、米ABCテレビにこう証言し、火災発生や伝染病拡大への懸念を訴えた。

ホテルはマンハッタン中心部に位置し、宿泊費用は通常1泊400ドル(約5万2千円)以上という。「米国人でも手が届かないサービスを移民に提供するのは間違っている」(マッコーイ元ニューヨーク副知事)との不満も出ている。

移民はもともと、メキシコからビザ(査証)を持たずに米南部テキサス州などに侵入し、拘束された不法移民。米国が制裁を科す反米左派政権のベネズエラから来る例が増えている。亡命を申請し、一定の条件を満たすと判断されれば、申請に対する決定が出るまで、合法的な一時滞在が認められる。

不法移民に寛容なバイデン政権の発足後、一時滞在が認められやすくなると期待が高まり、不法入国を試みる人が急増した。負担の増えたテキサス州などで批判が強まり、アボット同州知事(共和党)が昨春から、政権への抗議の意思を込めて首都ワシントンにバスでの移送を始めた。

ニューヨーク市への移送は昨年8月に開始。アダムズ氏は昨秋の中間選挙を前に、「ニューヨークは移民の街だ。常に新たな移民を歓迎する」と述べる一方、アボット氏を「思いやりの心がない」と批判するなど、移民政策は党派対立を色濃く反映した課題となっていった。

米公共ラジオなどの8月時点の全米調査では、「南部国境が侵食されている」と答える成人が半数を超えた。ニューヨーク在住の20代女性も「本音を言えば心地よいわけではない」と話す。

ニューヨーク市の負担は移民用の食事確保や教育支援などで増加の一途をたどり、アダムズ氏は非常事態を宣言。今年1月にはバイデン大統領に続き、テキサス州国境付近の街エルパソを視察した。2人の視察は「現場に来て実態を知るべきだ」とアボット氏が訴えていたものだ。

対策に窮するアダムズ氏は視察後、「移民を全米各地に分散する計画を立ててほしい」とバイデン政権に要望。移民支援の活動家は、政権の対応に期待を寄せる。

ただ、たらい回しにされることに嫌気がさす人もいるようだ。子供2人を連れてベネズエラからニューヨークにたどり着いたダビッド・ガストロさん(34)は1日、取材に対し「カナダの(最大都市)トロントに行きたい。米国よりも移民に寛容なイメージがあるからだ」と話した。

6784OS5:2023/02/11(土) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/47814b4e397dd0d4123d397f2b16389fc7700771
バイデン氏、共和批判を封印 2期目へ「やり残した仕事」 米一般教書演説で実績誇示〔深層探訪〕
2/11(土) 8:31配信

時事通信
7日、ワシントンの米連邦議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(AFP時事)

 バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、下院多数派を握る野党共和党への批判を封印し、議会との融和姿勢を演出した。過去2年の実績を誇示しつつ、「残した仕事がある」「やり遂げよう」と協力を促したバイデン氏。視線は2024年大統領選をにらんだ再選戦略へと移る。

 ◇秋波に冷たい対応
 「新議長を祝福したい」。バイデン氏は演説冒頭、1月に就任した共和党のマッカーシー下院議長とがっちり握手を交わした。1時間超の演説では、就任時から掲げる「団結」のメッセージをちりばめ、昨年の中間選挙前に鬼の形相で共和党「トランプ派」を攻撃した姿は影を潜めた。

 超党派の演出に徹したのは、下院多数派を失った今、共和党の協力なしに法律や予算を通じた政策が実現できないためだ。だが、ホワイトハウス奪還を目指す共和党に取り合う気配はない。演説中には共和党席からたびたびやじが飛ぶ。債務不履行(デフォルト)回避に向け、無条件の債務上限引き上げを求めるバイデン氏に対し、マッカーシー氏は「歳出見直しが条件」との立場を崩していない。

 下院の各委員会は、政権の新型コロナウイルス対策や移民政策などの検証に次々と着手。協力どころか対決ムードが強まっている。

 ◇経済再生に自信
 演説では政権2年の実績を強調した。「1200万人の新規雇用を生み出した。どの大統領の4年間よりも多い」。バイデン氏が誇るように、1月の米失業率は3.4%と、53年ぶりの低水準を記録。家計を苦しめた物価高も、6カ月連続で勢いが鈍化している。

 バイデン氏は副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、ずさんな管理が批判を浴びた。だが、各種世論調査の平均支持率は7日現在、44.2%と底堅く推移し、大きな政治的打撃とはなっていない。

 中間選挙で上院多数派を維持する「善戦」をしたバイデン氏に対し、与党民主党内に有力な対抗馬擁立の動きはみられない。24年大統領選への立候補表明は時間の問題とみられている。

 ◇広がらぬ支持
 だが、有権者の間に「2期目」への期待は広がっていない。シカゴ大などが1月末に実施した世論調査で、バイデン氏の再選出馬を支持したのは全体でわずか22%。民主党支持層に限っても37%にすぎない。ワシントン・ポスト紙などによる1〜2月の世論調査では、バイデン氏の実績を計62%が「あまりない」「ほとんど、あるいは全くない」と批評した。

 最大の課題は、80歳という年齢とカリスマ性の欠如。「成果」と誇るインフラ投資法などの経済政策はいずれも即効性がないため、有権者が恩恵を実感しづらい点もネックとなっている。演説を終えたバイデン氏は、翌8日にウィスコンシン州、9日にフロリダ州など大統領選のカギを握る重要州を回り、支持層への浸透を急ぐ構えだ。(ワシントン時事)

6785OS5:2023/02/15(水) 19:34:46
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230214-OYT1T50199/
米大統領選出馬、ヘイリー元国連大使が表明…脱トランプ氏へ「今こそ新世代のリーダーを」
2023/02/14 22:23
 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党所属でサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が14日、2024年の次期大統領選への出馬を正式に表明した。トランプ前大統領に続き、共和党で2人目の有力候補となる。


 ヘイリー氏は自身のツイッターなどに動画を投稿し、「今こそ新世代のリーダーが必要だ。国境を守り、国を強くする」と訴えた。15日にはサウスカロライナ州で会合を開き、直接支持者に伝える予定だ。

 ヘイリー氏はインド移民を両親に持ち、同州議会議員を経て11年に州知事に就任した。トランプ前政権下の17〜18年には国連大使を務めた。以前は「トランプ氏が出馬するなら出ない」と公言していたが、共和党内でトランプ氏の求心力が低下していることを受け、出馬を決断したとみられる。

6786OS5:2023/02/15(水) 19:35:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231329
ヘイリー元国連大使が米大統領選に出馬を表明 トランプ氏に続き共和党2人目 インド系移民で知事経験
2023年2月15日 18時32分
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
ニッキー・ヘイリー氏(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】米国のトランプ前政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏(51)が14日、2024年の次期大統領選に出馬する意向を表明した。出馬表明はトランプ前大統領に続き2人目。まずは共和党を代表する候補の座を勝ち取るため、予備選や党員集会など党内の競争に挑む。
 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身のインド系移民で、下院議員を経て17年まで同州知事を務めた。14日に選挙活動用のウェブサイトを立ち上げ、動画で「今こそ新世代のリーダーが財政的責任を再認識し、国境を守り、国や誇りを強化するべきだ」と訴えた。
 共和党ではこのほか、トランプ氏に対する最も有力な対抗馬とみられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事らの出馬が取り沙汰されている。トランプ氏は、自身の支援でデサンティス氏は州知事選に当選できたとして「大統領選に出馬するなら大きな背信行為だ」などと強い警戒感を示している。
 民主党は、バイデン大統領が出馬表明の時期を探っている。

6787OS5:2023/02/15(水) 19:35:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231296?rct=world
アメリカ連邦議会から「中道派」が消えた 保守とリベラルの二極化が進むわけとは
2023年2月15日 17時00分
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影

 保革の二極対立が進む米国で、連邦議会でも中道派や穏健派と呼ばれる「真ん中」の議員が減少。国家の工業化か農業保護かで二極化した、1920年ごろの分裂状態に逆戻りしたとの分析もある。選挙区の境界を、リベラル派住民の多い地域と保守派住民の多い地域に沿って変更したことによって、双方に配慮できる議員が減ったことなどが背景とされる。(ワシントン・吉田通夫)
◆1920年以来の分断国家に

 超党派の中道派下院議員でつくる「問題解決協議会」は、2017年に約50人で結成され、21年に58人に増えた。しかし昨年の中間選挙を経て、米メディアによると、現時点で38人に減った。下院民主党の中道派議員でつくる「ブルードッグ」は08年の64人をピークに減少傾向が続き、昨年の中間選挙により、7人と過去最低に落ち込んだ。
 米国では、中道派や穏健派の議員の割合を測る手法の一つに、大統領選と同時に行われる下院選で、過半数を獲得した大統領候補の所属政党とは異なる政党の候補が当選した選挙区を数える手法がある。
 例えば、大統領選では民主党候補が過半数の票を獲得したのに、下院選では共和党候補が当選した選挙区だ。これはリベラル派と保守派の有権者が混在する選挙区で、当選した下院議員は双方に配慮した中道派の可能性が高い、という理屈だ。
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供

 米シンクタンクのブルッキングス研究所がまとめた16年までのデータに、独自集計で20、22年も加えたところ、20年の大統領選ではこうした選挙区の割合は3.7%にとどまり、1920年の3.2%に次ぐ低さだった。内戦に陥った南北戦争(1861〜65年)後の混乱に続き、米政治史でも二極対立が激しかった時期として知られる時代に逆戻りした形だ。
 中道派議員の減少について、米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授(政治学)は、共和党が米南部で支持基盤を強化するに従い、1990年代から民主党の保守派が共和党に移籍するなどして二極化が始まったと解説する。
◆自党に有利な選挙区境界の書き換えも二極化加速
 民主党や共和党の候補が安全に当選できるよう、リベラル派と保守派の多い区域に沿って、選挙区の境界を書き換える「ゲリマンダー」も二極化を加速。保革が入り交じった選挙区が減り、各候補が党派的な立場を強めた。ビンダー氏は「特に、共和党の支持層が多い州で、かなり自党に有利な区割りの変更が行われた」と指摘する。
 さらに、16年のトランプ前大統領の登場が選挙から遠ざかっていた保守強硬派を掘り起こしたことも、二極対立に拍車をかけた。
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP

 議会は二極対立により、立法に苦心している。下院の過半数を握った共和党は、極端な立場をとる保守強硬派が影響力を強めた。バイデン政権下の政府の手元資金を枯渇させるため、新たな国債発行をできないようにする方針をほのめかすなど、世界経済の混乱も辞さない構えだ。
 保守強硬派は共和党の主流派に対しても牙をむき、下院議長選で造反して100年ぶりの再投票に持ち込んだ。民主党中道派のエリッサ・スロトキン下院議員は本紙の取材に、保守強硬派は「共和党自身をも混乱させる存在だと明らかになった」と指摘。「共和党が自分たちの通したい法案があるなら(自党の保守強硬派ではなく)われわれ民主党の中道派に支持を求めることになるのではないか」と、中道派の存在感強化に腐心する。
 しかし、共和党中道派のピーター・メイジャー下院議員は「多数派の議員になると、あまり譲歩したくなくなる」と課題を指摘。「(民主党と)協力可能な分野は多くあるが、そのためには信頼関係を築かなければならず、議会の二極対立が激しいと難しい」と語った。

6788OS5:2023/02/21(火) 10:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d7bbbfc527b12355c730fe2e215a05d9e1dab7
バイデン氏、列車でポーランド着 キーウへ移動10時間、滞在5時間
2/21(火) 9:55配信
 ウクライナの首都キーウ(キエフ)を20日に電撃訪問したバイデン米大統領は同日夜、列車でポーランド南東部に到着した。「前例のない歴史的な訪問(同行したサリバン大統領補佐官)」として極秘にされていた行程も同行した米記者によって明らかになった。バイデン氏は21日、ポーランドのドゥダ大統領と会談した後、演説する予定だ。

【写真】ウクライナへの侵攻、許してはいけない一線について語る東野教授

 同行記者によると、バイデン氏は航空機で19日午前4時15分にワシントン郊外のアンドリュース空軍基地を出発。米国内でしばしば使用される小型の空軍C―32航空機に搭乗した。

 バイデン氏は、ドイツ西部の米空軍基地を経由し、ポーランド南東部の空港に19日午後8時前に到着した。バイデン氏を乗せた車列はサイレンを鳴らすことなく、ウクライナ国境に近いプシェミシルの駅に向かい、バイデン氏は8両編成の列車に乗り換えた。通常、大統領の外国訪問には数十台の長い車列をなすのが定番だが、今回は同行者も限られ、サリバン氏ら数人の政府高官や医療チーム、警護要員ら少人数に限定されていたという。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/34b7acc77d46405a652948e9b50fcf044657cde1
民主主義陣営の結束訴え バイデン米大統領がポーランド訪問
2/21(火) 7:06配信
 【ワルシャワ時事】ウクライナを予告なしに訪れたバイデン米大統領は20〜22日の日程でポーランドを訪問し、ロシアに対抗するため民主主義陣営の結束を改めて呼び掛ける見通しだ。

 ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を控えて演説を行うほか、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する東欧諸国の首脳らとも会談する。

 バイデン氏はポーランドでドゥダ大統領と会談した後、21日夕(同22日未明)にワルシャワの旧王宮で演説を行う。

 バイデン氏は昨年3月にも同じ場所で演説し、ロシアのプーチン大統領に関し「権力の座にとどまるべきではない」と非難した経緯がある。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、今回は「自由と民主主義を守るウクライナの人々を支援するため、米国がいかに世界をまとめてきたかについて演説する」と語った。

 NATO加盟の東欧諸国首脳との会談では、米国による防衛への関与を改めて表明する。ポーランドのモラウィエツキ首相は19日の米CBSテレビのインタビューで「バイデン政権と米軍駐留を恒久化し、部隊を増やすことを協議しているところだ」と明らかにした。

 ポーランドはウクライナの隣国で、多くの難民を積極的に受け入れてきた。欧米諸国による支援の物流拠点でもあり、バイデン氏は今後の連携についても話し合うという。

6789OS5:2023/02/21(火) 10:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa10342499d9c6512e55d26d72304bdaf7c860b5
ポーランドから鉄道10時間 バイデン氏のキーウ訪問、異例の旅程
2/21(火) 6:30配信


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毎日新聞
聖ミハイル大聖堂の前を歩くバイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=ウクライナの首都キーウで2023年2月20日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

 バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は9時間半の鉄道利用など異例の旅路となった。

【写真特集】記者が見た戦禍の日常

 バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だった。しかし、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。

 各メディアを代表して取材する2人の記者には17日に訪問が伝えられ、大統領のキーウ到着まで秘密を保持することを約束し、携帯電話も取り上げられた。米政府が同行記者に集合時間などを知らせたメールの件名は「ゴルフ大会への到着に関する手引」だった。

 専用機は約7時間後にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着して給油。1時間16分後に再び飛び立ち、午後7時57分にポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。バイデン氏は2022年3月にもジェシュフを訪れ、駐留米兵らを激励したことがある。

 その後、バイデン氏の車列は高速道路で移動。米大統領の車列は米国内ではサイレンを鳴らしながら移動することも多いが、今回は注意をひかないようにサイレンがなかった。車列は午後9時15分にウクライナと往来する列車が発着するプシェミシル駅に着いた。列車は午後9時37分に出発し、国境を越えてウクライナに入り、出発から約9時間半後にキーウの駅に到着した。副大統領時代(09〜17年)に何度もウクライナを訪問しているバイデン氏は「キーウに戻ってこられてよかった」と語った。

 米国はバイデン氏が出発する数時間前にロシアに「衝突回避」のために事前通知していた。AP通信によると、米軍はバイデン氏の訪問前から、早期警戒管制機E3や電子偵察機RC135をポーランドのウクライナ国境付近に飛ばして警戒にあたった。

 バイデン氏はキーウのマリア宮殿でゼレンスキー大統領と会談し、共同記者会見に臨んだ。市内の大聖堂周辺を2人で歩いた際には、空襲警報が鳴る場面もあった。在ウクライナ米大使館で館員らを慰労した後、午後1時10分に列車でキーウを離れた。キーウでの滞在時間は約5時間だった。

 米大統領は過去にも紛争中のイラクやアフガニスタンを事前の予告なしに電撃訪問したことがある。しかし、こうした訪問先では米軍が活動し、空港など主要なインフラを管理していた。今回はウクライナ国内に米軍の拠点がなく、米大使館も十分に活動できていない状況で訪問した点が異なる。長時間の鉄道による移動も異例だ。

 欧州各国の首脳は既にキーウを訪問し、ウクライナを支援する姿勢をアピールしている。バイデン氏がキーウを訪問したことで、主要7カ国(G7)で首脳がウクライナ入りしていないのは、日本だけとなった。【ワシントン秋山信一】

 ◇バイデン米大統領キーウ訪問の行程

■米国

19日午前4時15分(19日午後6時15分) ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地を出発■ドイツ

19日午後5時13分(20日午前1時13分) ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着、給油

19日午後6時29分(20日午前2時29分) ラムシュタイン空軍基地を出発

■ポーランド

19日午後7時57分(20日午前3時57分) ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着、車列で移動

19日午後9時15分(20日午前5時15分) プシェミシル駅に到着、列車でキーウへ

■ウクライナ

20日午前8時ごろ(20日午後3時ごろ) キーウの駅に到着、ゼレンスキー大統領と会談

20日午後1時10分(20日午後8時10分) キーウの駅を出発、ポーランドへ

■ポーランド

20日午後8時45分(21日午前4時45分) プシェミシル駅に到着

※現地時間(日本時間)。ウクライナはポーランドと1時間の時差

6790OS5:2023/03/06(月) 18:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa3889a8fbd0d6aa8d0051c9e62d7e9893ce482
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩 米共和
3/4(土) 7:11配信

時事通信
米フロリダ州のデサンティス知事=2022年11月、同州タンパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年の米大統領選に出馬が取り沙汰される南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が、全国規模の活動を活発化させている。

 2月に出版した自伝を引っ提げ地方行脚を始めたほか、メディアにも頻繁に登場。立候補すれば現時点でトランプ前大統領の最大のライバルになるとみられ、動向が注目されている。

 「メーク・アメリカ・フロリダ(米国をフロリダ州のようにしよう)」。デサンティス氏は新著で、州統治の「成功」ぶりに自信を示した。

 19年に知事に就任し、新型コロナウイルス対策や移民問題でバイデン政権と真っ向対立。ハーバード大院卒の秀才ながら、その武闘派ぶりが保守層の心をつかんだ。76歳のトランプ氏に比べ44歳と若く、目立ったスキャンダルもない。昨年の中間選挙では大差で再選を果たし、人気を確実なものにした。

 保守系のFOXテレビが2月の世論調査で共和党支持層に大統領候補にふさわしい人物を尋ねたところ、トランプ氏が43%でトップにつけた一方、デサンティス氏が28%で追随。他候補は1桁にとどまり、現時点では事実上、両氏の一騎打ちの様相だ。

 デサンティス氏が大統領への意欲を明言したことはないが、米メディアでは6月ごろに出馬表明するとみる向きが多い。警戒を強めるトランプ氏は、デサンティス氏の名前をもじって「デサンクティモニアス(聖人ぶったやつ)」と蔑称を付け、「彼は高齢者向けの社会保障費を削ろうとしている」などと攻撃。台頭阻止に躍起となっている。

 大統領選に向けては、これまでに共和党でトランプ氏、ヘイリー元国連大使、実業家のラマスワミ氏が立候補済み。ペンス前副大統領やポンペオ前国務長官らも出馬検討が伝えられ、指名候補争いの動きが本格化しつつある。

6791OS5:2023/03/16(木) 14:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/456305f7366822a7d2117dcd1d24870d86cceb61
共和党議員がトランプ氏の対抗馬?への支持表明 アメリカ大統領選
3/16(木) 9:55配信
 米共和党のロイ連邦下院議員(南部テキサス州選出)が15日、2024年の大統領選に向けて、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)への支持を表明した。デサンティス氏はまだ出馬を明言していないが、トランプ前大統領(76)の有力な対抗馬と目されており、「フライング気味」の支持表明はトランプ氏と距離を置く連邦議会議員らの期待を表す動きと言えそうだ。

 ロイ氏は15日の支持者向けの声明で「次の米大統領は力強く、活気のある指導者でなければならない。より若く、しかし実績のあるリーダーが(2期)8年間の変革を米国にもたらす時だ」と指摘した。ロイ氏は、トランプ氏に近い保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」のメンバーだが、20年大統領選の落選を覆そうとするトランプ氏に反発して距離を置いた経緯がある。

 デサンティス氏は、共和党支持者を対象にした世論調査では、トランプ氏に次ぐ支持を得ている。フロリダ州知事として保守的な政策をとっており、トランプ氏の支持者からも評価が高い。2月下旬に知事としての実績をアピールする著書を出版。3月10日には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州で集会に参加するなど、出馬を視野に入れた動きを徐々に活発化させている。昨年11月に出馬表明したトランプ氏は、これまでに約30人の連邦議会議員から支持を取り付けている。【ワシントン秋山信一】

6792とはずがたり:2023/03/19(日) 00:17:52
トランプ前大統領 SNSに「21日逮捕される」と投稿 詳細触れず
2023年3月18日 22時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/amp/k10014013001000.html

アメリカのトランプ前大統領は、来週21日に自身が逮捕されるとSNSに投稿しました。容疑など詳しいことには触れていませんが、ニューヨークの検察が、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性との問題を巡って捜査を進めています。

アメリカのトランプ前大統領は18日、自身が関係する企業が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に「共和党の有力候補で前の大統領が来週火曜日に逮捕されるだろう」と投稿し、来週21日に自身が逮捕されるとしています。

容疑など詳しいことには触れていませんがこの情報の出どころに関して「ニューヨークのマンハッタン地区の検察の違法な情報漏えいがそれを示している」と記し、支持者らに抗議するよう呼びかけています。

トランプ氏をめぐっては、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、ニューヨークのマンハッタン地区の検察が捜査を進めています。
最新の主要ニュース7本

6793OS5:2023/03/25(土) 19:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc7ae5544231eaa5c534ae6892c9c834b10172f
デサンティス氏がアピール強化、「トランプ批判」も 米大統領選
3/25(土) 17:00配信

毎日新聞
ロン・デサンティス米フロリダ州知事=同州で2023年3月7日、AP

 2024年の米大統領選に向けて、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)の対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)が動きを活発化させている。これまでは「過大評価された政治家」といったトランプ氏の挑発を受け流してきたが、最近になって「劇場型」とトランプ氏の政治手法を批判するなど反撃を開始。党候補指名獲得に向けてアピールを強めている。

 「乞うご期待だ」。デサンティス氏は23日放送された米FOXニュースのインタビューで、大統領選への出馬に意欲をにじませた。かつては蜜月関係にあったトランプ氏との「違い」を問われると、「新型コロナウイルスへの対応がまず明確に違った。私なら(大統領首席医療顧問だった)ファウチ氏をクビにしていた」と発言。ファウチ氏は保守派から「行動規制推進派の象徴」とみられており、経済への影響を懸念するトランプ氏ともたびたび対立したが、デサンティス氏はファウチ氏を政権内にとどめた対応を批判した。

 さらに、たびたび混乱したトランプ氏の政権運営を「毎日が劇場」と皮肉り、「行政を動かすには、大きな構想を描き、取り組むべき課題に対処するのが非常に重要だ」と指摘した。保守的な政策で共通点が多い両氏だが、デサンティス氏はトランプ氏との人格や政治手法の違いを強調。トランプ氏が、「聖人ぶった」という意味の英語とデサンティス氏の名前をもじって「デ・サンクティモニアス」と個人攻撃をしていることについても「雑音に過ぎない」と一蹴した。

 トランプ氏は、デサンティス氏の発言内容が事前に報じられると声明を出し、「彼の支持率は暴落している」「彼が一番なのは、広報くらいだ」と主張。フロリダ州の新型コロナの死者数、凶悪犯罪件数などが「全米で3番目だ」と数字を挙げて批判した。フロリダ州は全米で3番目に人口が多いため、全体数を挙げて批判するのは説得力に乏しい。人口あたりの新型コロナ死者数や殺人発生件数の割合は20番目前後だ。それでもトランプ氏は「平均的な知事だというのが事実だ」と訴えた。

 トランプ氏からの攻撃が予想される中、デサンティス氏がこれまで控えてきた「トランプ批判」に打って出た背景には、支持率の伸び悩みもあるとみられる。22年11月の中間選挙でトランプ氏が推す上院選の候補が相次いで敗れたことで、共和党内で「本選で民主党に勝てる候補」としてデサンティス氏への期待感が高まった。モンマス大学の23年2月の世論調査では、2人の一騎打ちを想定した場合、共和党支持者の53%がデサンティス氏を支持し、トランプ氏(40%)を上回っていた。

 しかし、3月の調査ではトランプ氏(47%)がデサンティス氏(46%)を逆転。他の候補を含めた世論調査でも、トップを走るトランプ氏がリードを広げる例が相次いでいる。トランプ氏がデサンティス氏を一方的に批判する状態が続いていたことに加えて、ロシアのウクライナ侵攻を巡ってデサンティス氏が「『領土争い』に巻き込まれるのは米国の重要な国益ではない」と述べて共和党内から批判されたことも影響した可能性がある。

 勢いを取り戻したいデサンティス氏は、共和党が多数派を握る州議会と連携して、保守層にアピールする「実績」を重ねる方針だ。学校でのLGBTQなど性的少数者に関する教育の規制強化、周囲から見えない形で銃を携帯するための許可制撤廃、不法移民対策の厳格化といった州法の成立を目指している。

 一方で、2月に政策などをまとめた著書を出版し、3月には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州を訪問。4月には第2戦がある東部ニューハンプシャー州でも共和党の集会に参加を予定するなど、大統領選への地ならしも着実に進めている。米メディアは、5月に州議会が休会した後、出馬に関して最終判断する可能性が高いと報じている。【ワシントン秋山信一】

6794OS5:2023/03/26(日) 10:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b0a5b5d12d9deee2ebf829ecebd22e6a8715b5
米共和党「夢の布陣」はなし? トランプ氏、ライバルの起用に否定的
3/26(日) 8:53配信
毎日新聞
米国のトランプ前大統領=2022年10月1日、ロイター

 2024年の米大統領選を目指す共和党のトランプ前大統領(76)は24日、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の副大統領候補への起用について「可能性は極めて低い」と述べた。デサンティス氏も23日にトランプ氏と組むことには否定的な考えを表明。保守層に人気が高い2人のコンビは、トランプ氏の支持者の間で「夢の布陣」との待望論もあるが、党候補指名争いが本格化するにつれてライバル関係が強まっている。


 トランプ氏は保守系のテレビ局ニュースマックスのインタビューで、デサンティス氏を副大統領候補に選ぶ可能性を問われ、「考えたこともない。共和党にはたくさんのすばらしい人物がいる。この組み合わせの可能性は極めて低い」と答えた。

 デサンティス氏も23日の同局のインタビューで、トランプ氏の副大統領候補になる可能性を問われたが、「私はおそらく(指導者として)執行するタイプの人間だ」と回答。副大統領には実質的な権限が乏しいことを念頭に、トランプ氏とコンビを組むことに否定的な見解を示した。

 24年大統領選の共和党候補指名争いで、デサンティス氏はトランプ氏の最大のライバルだが、18年の知事選の党予備選ではトランプ氏に支援を要請し、勝利につなげた経緯がある。保守的な政策やメディア敵視の政治手法など共通点が多く、トランプ氏の支持者には「まだ若いデサンティス氏は24年に副大統領候補としてコンビを組み、28年に大統領選に挑むのが良い」といった意見がある。3月上旬にトランプ氏の支持者が多く集まった「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会でも、「副大統領候補」の模擬投票でデサンティス氏は元テレビキャスターのレーク氏(53)に次ぐ2番目の人気を集めた。【ワシントン秋山信一】

6795OS5:2023/03/31(金) 07:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/feea15b4cf3f4c82e600f3552b4b4740be58c9a9
トランプ前米大統領を起訴 検察、元ポルノ女優への口止め料めぐり
3/31(金) 6:57配信

朝日新聞デジタル
トランプ前米大統領=2021年6月26日、ランハム裕子撮影

 米ニューヨーク州のマンハッタン地区検察官が招集した大陪審は30日、トランプ前米大統領を起訴することを決定した。同日、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが報じた。検察は2016年の大統領選期間中に、トランプ氏が元ポルノ女優に払ったとされる「口止め料」をめぐって捜査をしており、その関連の罪で起訴した模様だ。米国の大統領経験者が刑事訴追されるのは初めて。


 24年の次期大統領選に立候補を表明しているトランプ氏は検察の捜査について「魔女狩り」と批判してきた。3月18日には、SNSへの投稿で自身が21日に「逮捕される」と主張したうえで、「証明できる犯罪はない」などと主張。支持者に対し、抗議するよう求めた。仮にトランプ氏が有罪になっても大統領選に立候補する資格は失わないが、有権者がどのように受け止めるかが注目される。

 トランプ氏は、06年ごろにこの元ポルノ女優と不倫関係にあったとされる。この関係が明らかになることで16年の大統領選に影響が出ることを懸念し、顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて13万ドルを支払った疑いがかけられている。米メディアによると、この支払いに関連して文書偽造の疑いがあるほか、ニューヨーク州法では選挙に影響を与える一定額以上の寄付が禁じられており、口止め料の支払いが抵触する可能性がある。

朝日新聞社

6796OS5:2023/04/03(月) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72b2f3473500d0f6c611748a348da95e686bda7
米大統領選、共和党の前州知事出馬へ 「トランプ氏に代わる選択肢」
4/3(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏=AP

 2024年の米大統領選に向け、前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏が2日、共和党から立候補する意向を明らかにした。起訴されたトランプ前大統領に対し、出馬を撤回するべきだと批判的な立場をとっている。ただ、現時点では、全米での知名度や政治的な影響力は限られる。

 ハッチンソン氏は、2日に放映された米ABCの番組で「私は決断した。米大統領選に立候補する」と語った。正式な出馬表明は4月下旬になるという。

 トランプ氏が大統領経験者として初めて起訴されたことを受け、ハッチンソン氏は無罪推定が前提だとしつつも「トランプ氏が次期大統領になるべきではない」と主張。「私はトランプ氏に代わる選択肢を提供する」と訴えた。

朝日新聞社

6797OS5:2023/04/06(木) 17:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6caa7e8a20b422e3b05567e6feb649c0b4179f52
故ケネディ氏のおい出馬 米大統領選
4/6(木) 14:10配信

時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月3日、米ニューハンプシャー州(EPA時事)

 米CNNテレビは5日、故ケネディ大統領のおいの弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、2024年大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を連邦選挙委員会に届け出たと報じた。

 
 同氏はケネディ大統領の弟、故ロバート・ケネディ司法長官の息子。反ワクチン論者で、政府による新型コロナウイルスのワクチン接種推進を「ファシズム」などと批判し、物議を醸した。

 民主党の指名争いには作家のマリアン・ウィリアムソン氏が名乗りを上げているが、同氏やケネディ氏が「勝つ可能性は低い」(政治専門誌ポリティコ)とみられている。

6798OS5:2023/04/13(木) 07:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/444c94bc33f2c63e3accbd85bbf48ffa36aa79f9
米共和党、スコット上院議員が大統領選出馬へ 候補者乱立の様相
4/12(水) 22:41配信


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毎日新聞
ティム・スコット上院議員=AP

 米共和党のティム・スコット上院議員(57)=南部サウスカロライナ州選出=は12日、2024年の大統領選に向けた準備委員会を立ち上げると発表した。事実上の出馬表明となる。共和党の現職上院議員では唯一の黒人で、共和党内では人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けてスコット氏に期待する声がある。

 スコット氏は12日に公表したビデオ声明で、民主党のバイデン政権が「我々を分断する道具として人種を利用している」などと批判。「民主党のリベラルな政策に対抗する。米国を並外れた存在にしている保守の価値を守るにあたって、私は決して後退しない」と強調した。

 米メディアによると、準備委員会の立ち上げによって、正式な出馬表明前でも大統領選に向けた資金集めが可能になる。スコット氏は近く、党候補指名レースの序盤戦が行われる中西部アイオワ、東部ニューハンプシャー、サウスカロライナ各州を回って、支持を呼びかける。

 共和党ではドナルド・トランプ前大統領(76)、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)、エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(72)らが立候補を表明している。南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)やマイク・ペンス前副大統領(63)らも出馬に向けた検討を進めており、候補者が乱立する様相を呈している。【ワシントン秋山信一】

6799OS5:2023/04/21(金) 13:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/99debf75fc2b05fcdfad96f9ff9131bb07e43b0f
トランプ氏の共和党内のライバル、デサンティス氏が来日
4/21(金) 11:59配信
林芳正外相は21日の記者会見で、ロン・デサンティス米フロリダ州知事が24、25両日、外務省賓客として来日すると発表した。

 デサンティス氏は2024年米大統領選の共和党候補指名レースで、ドナルド・トランプ前大統領の対抗馬と目されている。日本滞在中、岸田文雄首相への表敬や林氏との会談などを予定しているという。林氏は「日フロリダ関係や日米関係の強化、国際情勢などについて意見交換する」と述べた。【竹内望】

6800OS5:2023/04/25(火) 19:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e987da7e1cb89bc09d34b23c328b3223d267eb

バイデン米大統領、2期目へ立候補を表明 高齢に不安も後継者育たず
4/25(火) 19:39配信

朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで20日、会合で発言するバイデン大統領=AP

 バイデン米大統領(80)は25日、2024年大統領選での再選に向け立候補すると正式に発表した。所属する民主党内でさえ、バイデン氏の高齢に対する懸念が根強いが、現時点では他の有力候補が出ていない。1年半後の大統領選ではバイデン氏が2期目を目指し、共和党候補と対決する構図になる公算が大きい。

 バイデン氏は25日に公表したビデオで「私たちが直面している問題は、今後どれだけの自由が得られるか、どれだけの権利が得られるかだ」として民主主義の重要性を訴え、大統領への再選を目指す意向を表明した。以前から再選出馬の意向は示していたが、正式に表明する時期が注目されていた。

 バイデン氏は、すでに米大統領としての史上最高齢記録を更新中で、再選すれば、2期目の満了時には86歳になる。現職大統領が2期目を目指すのは通例だが、高齢問題には党内からも懸念が出ている。

 それでも2期目を目指す背景には、民主党が後継者を育てられていないことがある。バイデン氏は20年大統領選で、自らが次世代への「架け橋」になると述べていた。だが、女性初の副大統領に据えたハリス氏の人気は低調で、ほかにもバイデン氏に代わる有力候補は見当たらない。

朝日新聞社

6801OS5:2023/04/27(木) 08:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9d14b2b32272e9e6b91a429c655d15549143c
バイデン氏と共和党、チキンレースの様相 財政出動めぐり
4/26(水) 23:21配信
2024年米大統領選への再選出馬を表明した民主党のバイデン大統領は選挙戦で、内政と外交・安全保障の両面で政策の「継続性」を訴えることになる。政権基盤を固めるために看板政策のインフラ投資などを軌道に乗せたい考えだが、野党・共和党の保守強硬派は連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の引き上げ問題で対決姿勢を鮮明化。対立は互いに一歩も引かない〝チキンレース〟の様相を呈している。

「共和党は米国をデフォルト(債務不履行)に陥らせようとしている。完全に無責任だ」。バイデン氏は25日の演説で、デフォルト回避に必要な債務上限の引き上げ問題で強硬姿勢を崩さないマッカーシー下院議長ら共和党執行部を強く牽制(けんせい)した。

問題を巡っては1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別な資金のやりくりが続く。だが、それも早ければ6月にも底をつくとみられ、債務上限を引き上げるための立法措置が急務となっている。

下院の多数派を握る共和党は今月、軍事費を除く連邦予算の大幅削減を条件に債務上限を引き上げるとする法案を発表した。法案は、バイデン氏が再選に向けた実績としてアピールする巨額の財政出動を伴うインフレ対策などの一部を骨抜きにする内容を含む。共和党にはデフォルトのリスクを盾に、来年の大統領選をにらみバイデン氏を追い詰めたい思惑がある。

これに対しバイデン氏は、条件闘争には応じないとし、仮に法案が議会を通過しても拒否権を発動する構えをみせている。

共和党では、大統領選でバイデン氏と再び対決する可能性があるトランプ前大統領に近い保守強硬派が影響力を行使し妥協しない路線を主導。同派は、ロシアの侵略を受けるウクライナにバイデン政権が続ける軍事支援に批判的なグループとも重なる。

この日の演説でバイデン氏は同派を、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字から「MAGA(マガ)過激派」と呼び「普通の人々と違う」と痛烈に揶揄(やゆ)した。「トランプ政治」に批判的な世論を喚起し譲歩を勝ち取りたい考えとみられるが、むしろ共和党を硬化させる可能性もある。(ワシントン 大内清)

6802OS5:2023/04/27(木) 09:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e13029335a660bf8851b7504b04bf469ca2ea3
民主党予備選の日程、バイデン氏が序盤で勢い狙う
4/26(水) 23:04配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】2024年11月の米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会は同年2月から実施される。日程案は、党候補指名争いの流れをつくる序盤戦にバイデン大統領が20年の前回選で上位につけた州が多く並ぶ。選挙戦でバイデン氏の勢いをつける狙いがありそうだ。

大統領選の候補指名争いは長年、中西部アイオワ州の党員集会が初戦で、東部ニューハンプシャー州の予備選が続く日程だったが、バイデン氏は前回それぞれ4、5位に終わっていた。

来年の日程案では前回バイデン氏が初めて勝利して劣勢を挽回し、党候補に正式指名される流れが生まれた南部サウスカロライナ州が当時の4戦目から初戦に回った。前回2位につけた西部ネバダ州がニューハンプシャーと同日選としてサウスカロライナに続いて実施される。

また、指名争いの流れを決定づけることが多い3月の集中日「スーパーチューズデー」の後で前回実施され、バイデン氏が勝利した南部ジョージア州と中西部ミシガン州が来年は2月の序盤戦に組み込まれた。

日程変更はバイデン氏も検討を求め、今年2月の民主党全国委員会で賛成多数で承認された。米人口に占める有色人種の比率が高まる中、バイデン氏は変更の狙いを「より多様で幅広い党員と国民の声を候補者選定の早い段階から反映させる」と説明した。サウスカロライナやジョージアは伝統的に民主党を支持してきた黒人の有権者が多く、ネバダでは中南米にルーツを持つ有権者が増えている。

6803OS5:2023/04/27(木) 20:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c17e3397a897d23cdf9f3e8436b69189d0bc3b69
米大統領選「高齢対決」再現も バイデン氏が再選出馬表明 後継者不足、漂う閉塞感
4/27(木) 7:14配信
【ワシントン時事】バイデン米大統領(80)が再選出馬を表明し、2024年大統領選に向けた動きが本格化した。

 民主党政権の継続阻止を目指す共和党では、トランプ前大統領(76)が候補指名争いでリード。20年大統領選で対決した2人が、再び本選を戦う可能性に有権者は嫌気を示しており、高齢の「本命」を脅かす後継者不足に閉塞(へいそく)感が漂う。

 NBCテレビの最新世論調査によると、回答者の70%が「バイデン氏は出馬すべきでない」と答え、うち48%が「年齢」を主な理由に挙げた。トランプ氏の出馬にも60%が反対し、「トランプ対バイデン」の再戦は歓迎されていない。

 バイデン氏は物忘れをしたり、階段で転んだりと、たびたび年齢を不安視されている。それでも民主党内に挑戦者が現れないのは、現職の強みに加え、「過激な共和党への『解毒剤』として無党派層の支持を獲得してきた」(CNNテレビ)からだ。

 共和党は最近、州レベルで、人工妊娠中絶の制限や人種的少数派(マイノリティー)の投票制限につながる法整備など、極端に保守的な政策を推し進めている。バイデン氏はこうした「過激主義」との対決姿勢を前面に掲げて20年大統領選でトランプ氏に勝利し、昨年の中間選挙でも善戦した。

 一方、共和党支持者の間ではトランプ氏が根強い人気を誇る。先月、不倫相手への口止め料支払いを巡り起訴されたが、「司法の政治利用だ」と同情を訴え、むしろ支持層の結束を強めた。

 「後継者」と期待されたフロリダ州のデサンティス知事(44)は、やや失速気味だ。妊娠6週目以降の中絶を禁止する州法を成立させて穏健派の不評を買ったほか、ロシアのウクライナ侵攻について「領土紛争」などと発言し、保守派からも批判されている。

 もっとも、両党の指名候補を選ぶ各州の予備選・党員集会が始まるのは来年になってから。トランプ氏は口止め料問題以外にも、選挙介入や機密文書持ち出しなど数々の刑事訴追リスクを抱えており、リードを維持できるかは不透明だ。ワシントン・ポスト紙は、バイデン政権下で解消されなかった「過激主義と分断」を巡る争いが、24年大統領選でも続くと分析している。

6804OS5:2023/05/12(金) 08:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10725b20b966932231d5c65bc2792ac998d2792
「体重で差別」を禁止 米、成人4割が肥満 NY市
5/12(金) 7:51配信

時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市議会は11日、就職や住宅契約などの際に、体重を理由に差別することを禁じる法案を賛成多数で可決した。

 米メディアが伝えた。米国では成人の4割以上が肥満とされる。

 ニューヨーク市では既に、人種や性別、年齢、宗教、性的指向に基づく差別的扱いは違法。今回の法案では、これに体重と身長の項目が追加される。同市ではこの他、タトゥーの有無を理由とした差別も禁じるよう求める法案も審議されている。

6805OS5:2023/05/19(金) 17:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5ca972a42f0bcd4b2e87774fd44511daaec54d
デサンティス氏、来週にも出馬届け出 米メディア報道
5/19(金) 7:20配信



【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどは18日、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が来週にも2024年大統領選の共和党候補者指名争いへの出馬を届け出ると伝えた。25日に同州マイアミで選挙資金集めのための支援者会合を開くのに合わせ、連邦選管当局に必要な書類を提出する見通しだとしている。

デサンティス氏は共和党の保守層を中心に人気が高く、党内での支持率は、政権への返り咲きを狙うトランプ前大統領に次ぐ2位。昨年の中間選挙では、優勢とされた共和党が伸び悩んだ中、圧勝で知事再選を決め、保守系メディアでは「希望の星」と評価された。

これに対し、デサンティス氏が出馬した場合は支持層が重なるトランプ氏は、デサンティス氏の社会保障政策を批判するテレビCMを投入するなど同氏の追い落としに躍起となっている。

6806OS5:2023/05/20(土) 10:22:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a4ce831cc8032e119c4d1a05cf67b157ad3ff8
「債務上限」協議、再び暗雲 野党共和党が交渉一時離脱 米
5/20(土) 7:20配信

時事通信
19日、米ワシントンの連邦議会議事堂(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡るバイデン政権と野党共和党の協議で、共和党が19日、交渉を一時離脱した。

 同日夜に再開したが、歳出削減規模に関して双方の主張に隔たりが大きいもようだ。一時は楽観論が広がっていたが、先行きには再び暗雲が垂れ込め始めた。米メディアが報じた。

 共和党が多数を占める下院を含め、議会が債務上限引き上げに関する法案を速やかに可決しなければ、来月1日にも政府の支払いが滞る可能性がある。米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済への打撃や金融市場の混乱は必至だ。

 前日までは、バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)双方が、合意に楽観的な見通しを示していた。だが、上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模で、協議は難航しているとみられる。

6807OS5:2023/05/20(土) 14:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230520X354.html
スコット上院議員が出馬=共和党で指名争いへ―米大統領選
2023/05/20 05:20時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のスコット上院議員(57)は19日、連邦選挙委員会に2024年大統領選への立候補を届け出た。スコット氏は上院共和党で唯一の黒人議員で、南部サウスカロライナ州選出。正式な出馬表明は22日に行われる予定。

 米メディアによると、スコット氏は自らを「一貫した保守」と位置付け、不法移民対策で国境に壁を建設することや、歳出削減などを提唱している。

 共和党候補の指名争いでは、これまでにトランプ氏、ヘイリー元国連大使らが名乗りを上げている。南部フロリダ州のデサンティス知事も来週、正式立候補すると見られている。

6808OS5:2023/05/20(土) 19:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/282d71c774a6ae2b180f1dedfc59d05ceb414beb
バイデン氏、直前まで葛藤 原爆資料館訪問、米世論を懸念
5/20(土) 7:07配信



時事通信
平和記念公園の慰霊碑へ向かう(左から)湯崎英彦広島県知事、スナク英首相、フォンデアライエン欧州委員長、トルドー加首相、メローニ伊首相、バイデン米大統領、ミシェル欧州理事会議長、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、ショルツ独首相=19日、広島市中区(代表撮影)

 バイデン米大統領は19日、先進7カ国(G7)各国の首脳と共に広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れ、犠牲者に祈りをささげた。

 原爆を投下した唯一の国のトップによる訪問。水面下では、日米の政府間で直前までぎりぎりの攻防があった。

 「大統領は長時間の視察はできない」。今年初め、日本側がG7首脳陣を資料館の細部まで案内する計画を伝えると、ホワイトハウス側はこう反対した。焼けただれた人々、焦土となった街―。大統領が長時間にわたり、生々しい被爆の現実と向き合うことへの拒否反応は強かった。

 米国では今も、日本への原爆投下を「戦争を終わらせるために必要だった」と肯定する見方が多い。ピュー・リサーチ・センターの2015年世論調査では、56%が投下は「正当化される」と回答した。「広島に行くだけで、『謝罪と同義』と批判的に受け止める国民もいる」(日米筋)。過去に、原爆投下を謝罪した大統領はいない。

 広島にはオバマ元大統領が現職として初めて16年に訪れたが、資料館の視察はわずか10分弱。2期目を終えようとしていたオバマ氏と違い、バイデン氏は24年大統領選で再選も目指している。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は訪問に先立ち、大統領が謝罪する可能性は「ない」と、きっぱり予防線を張った。

 今回、調整に当たった日本政府高官によると、米側はロシアのプロパガンダに利用されることも恐れていた。ロシアは侵攻したウクライナで民間人を虐殺している。だが、被爆地・広島に注目が集まれば「米国こそ核で民間人を大量殺りくした」と矛先を向けられかねない。ホワイトハウスが首を縦に振らない中、日本側は「岸田文雄首相はいかに被爆の実像を伝えるかを重視している」「当日の朝まで調整する」(首相周辺)と粘った。

 結果的にバイデン氏は約40分間、資料館に滞在した。「2国間ではなく、歴史に敬意を払うG7首脳の一人としての訪問」(サリバン氏)という形式だった。首脳が一人また一人と到着する中、最後になったバイデン氏を岸田氏は雨の中、約50分待った。バイデン氏が資料館で何を見、何を感じたかは、まだ語られていない。

6809OS5:2023/05/23(火) 16:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/842d06405f0cf98f4c7287783a9329a16ebd3184
共和の黒人上院議員ティム・スコット氏、大統領選出馬へ…自身の生い立ち「アメリカンドリーム」
5/23(火) 15:55配信
読売新聞オンライン
ティム・スコット上院議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米国の野党・共和党で、唯一の黒人上院議員のティム・スコット氏(57)が22日、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。

 スコット氏は地元サウスカロライナ州で開いた集会で演説し、母親、兄と一つのベッドを共有した貧しい少年時代からはい上がった自身の生い立ちを「アメリカンドリーム」だと強調。「バイデン(大統領)と急進左派(の民主党)は、私が上ってきたはしごの一段一段を壊している」などと訴え、出馬を宣言した。

 ハーバード大アメリカ政治研究センターなどが今月中旬に行った世論調査によると、共和党支持者のうち、スコット氏を支持するのは1%で、トップのトランプ前大統領(58%)とは大きく差が開いている。

6810OS5:2023/05/23(火) 16:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec74da33797fcb00003def7e27f6493ffd477bc
ハリス氏の資質に厳しい目 米大統領選向け、共和追及
5/16(火) 16:04配信
共同通信
演説するハリス米副大統領=4月、米南部フロリダ州(AP=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選に再選出馬を表明したバイデン大統領(80)が高齢を不安視される中、ハリス副大統領(58)の資質にも厳しい目が注がれている。大統領が職務遂行不能になった場合、直ちに権限を継承する要職にありながら、存在感を示せず支持率も低迷。政権奪還を狙う共和党の格好の標的になっている。

 「バイデン氏の認知能力は不安定だ。国民は副大統領の資質も考慮しなければならないが、ハリス氏は米国で最も無能な公職者だ」。共和党候補指名争いに名乗りを上げたヘイリー元国連大使(51)は今月、保守系FOXニュースで批判を連ねた。

 ハリス氏は黒人、アジア系、女性として初の米副大統領として注目を集めたが、担当の不法移民対策で指導力を発揮できなかった。政権内の確執も相次いで報じられ、求心力の低さも露呈した。

 分析サイトのファイブサーティーエイトの10日時点の世論調査によると、ハリス氏の支持率は39.4%で、不支持率50.4%だった。

6811OS5:2023/05/25(木) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2dd863973e7c94fbcf6f6c414e6d7654f46429
デサンティス氏、保守派の寵児 対リベラル「文化戦争」を主導
5/25(木) 8:05配
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに参戦したロン・デサンティス氏(44)は、南部フロリダ州知事としてリベラル勢力に対する「文化戦争」を主導してきた保守派の寵児(ちょうじ)だ。民主、共和両党が拮抗(きっこう)する「スイングステート」とされてきた同州で共和党の地盤を強化。米政治における近年の政治的分断を加速させた存在でもある。

デサンティス氏は、下院議員3期目の18年にトランプ大統領(当時)の後押しを受けフロリダ州知事に初当選した。新型コロナウイルス禍でマスク着用の義務化に強く反対したことなどが、連邦政府主導のコロナ対策に反発する保守層から評価された。

リベラルな政治意識が強い人々を指す「WOKE(ウォーク)」との戦いを掲げ、妊娠6週以降の中絶禁止やLGBT(性的少数者)に関する教育を制限する州法の制定などを推進。同法を批判する娯楽大手ウォルト・ディズニーに認められてきた税務上の特区撤廃を表明するなど、リベラルとの〝戦争〟を繰り広げることで人気を高めた。「敵」を作り出して求心力を高める手法は、指名レースで争うトランプ氏とも共通する。

昨年の中間選挙では、共和党が全体的に伸び悩む中で知事選に圧勝し、現在は2期目。一部の保守系メディアでは、20年大統領選での敗北をいまだに認めないトランプ氏に代わる「スター」とみなされている。

デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルでイタリア系移民の家系に生まれたカトリック信者。子供時代は野球に熱中し、リトルリーグの世界大会に出場した経験もある。

名門イェール大学を卒業し、一時、南部ジョージア州の私立校で教鞭(きょうべん)をとった後にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得。2004年に海軍に入隊し、キューバのグアンタナモ米軍基地でテロ容疑者の捜査に関わったほか、海軍特殊部隊(SEALS)の法務アドバイザーとしてイラクにも派遣されている。

家族は元テレビキャスターの妻ケイシーさんと子供3人。大統領選を勝ち抜いた場合、25年1月の就任時は46歳で、歴代大統領の中ではセオドア・ルーズベルト(第26代)、ジョン・F・ケネディ(第35代)に次ぐ3番目の若さとなる。(ワシントン 大内清)

6812OS5:2023/05/25(木) 18:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4150c671e5b254743beb13a51d7e3e194285d574
年齢差35歳 バイデン氏、デサンティス氏攻略に難題
5/25(木) 17:34配信
【ワシントン=坂本一之】米フロリダ州のデサンティス知事(44)が2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いへの出馬を正式表明し、再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)は35歳を超える年齢差に備えた選挙戦略が必要となる。民主党内では「共和党のトランプ前大統領に勝てる候補」としてバイデン氏への期待が強い一方、若いデサンティス氏との戦いを懸念する声も出ている。

【画像】動画で米大統領選への出馬を表明するフロリダ州のデサンティス知事

「バイデンは左派の課題を推進するために(官僚が優位にある)行政国家の力を武器にしてきた」。デサンティス氏は24日の出馬表明で、バイデン氏が左派勢力のために政府を利用していると批判し、有権者に支持を訴えた。

その出馬表明の場として選んだのはソーシャルメディアのツイッター。有権者や主要メディアを集めて演説する従来の手法と一線を画し、バイデン氏との違いを見せつけた。

米クイニピアック大が24日発表した世論調査は、大統領選がバイデン氏とトランプ氏の対決構図となった場合、バイデン氏に投票すると答えた人は48%でトランプ氏を2ポイント上回る。

しかし、相手がデサンティス氏の場合、バイデン氏に投票する人は46%で、デサンティス氏が1ポイント上回る。同大の調査ではこうした傾向が続いており、デサンティス氏が共和党の候補となればバイデン氏にとっては厳しい戦いになる。

選挙戦でバイデン氏の足かせとなるのが年齢だ。再選を果たした場合、2期目の任期満了時は86歳。今回の世論調査で、2期目を担うには「年を取りすぎている」とした人は65%だ。米メディアも健康や言い間違えなど高齢にまつわる問題に注目している。

バイデン氏にとっては、76歳のトランプ氏と違って圧倒的に若いデサンティス氏が相手となれば、激務をこなす体力などで不利な要素を抱えることになる。

また、民主党関係者は「大統領選では新しい顔を求める声が一定程度あり、バイデン氏の人気拡大は容易ではない」と分析する。単に組織票を固めるだけでなく、民主党寄りの有権者を引き寄せ、無党派層で支持を広げることが勝利のカギを握ることになる。

政策面では昨年11月の中間選挙で下院の多数派を握った共和党の反対で、経済対策などを思うように実現することが難しい。連邦政府の債務上限引き上げ問題でも共和党との交渉が難航しており、政権運営能力をいかにアピールするかも大きな課題となる。

6813OS5:2023/05/29(月) 20:06:50
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20230527016.html
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
2023/05/27 04:12ロイター

米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋

米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。2018年4月撮影(2023年 ロイター/Dan Koeck)

(ロイター)

[26日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。関係筋が明らかにした。

6月7日に州都ファーゴで正式表明し、選挙運動を始動する見通しという。

バーガム知事は低い税率や規制緩和の支持者で、選挙キャンペーンでは経済や国家安全保障に重視する伝統的な保守派スタンスをアピールする公算が大きいとみられる。

6814OS5:2023/06/01(木) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abb5a97e04831ee5c2658d7fb4dd62b442c70d
共和党ペンス前副大統領ら2人も来週出馬表明と報道 米大統領選
6/1(木) 9:54配信
 米主要メディアは5月31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)と東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事(60)が2024年の大統領選の党候補指名を目指して来週に出馬表明する方針だと報じた。ペンス氏は副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)に挑む形となる。一定の知名度がある2人が出馬すれば、「反トランプ票」がさらに分散するだけに、世論調査で2番手につける南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)には痛手となりそうだ。

 報道によると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える6月7日にビデオ声明で出馬を表明するとともに、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で選挙運動の最初の演説に臨むことを計画している。アイオワ州の共和党はペンス氏の支持基盤であるプロテスタント福音派の影響力が強く、初戦で勢いをつけて候補指名獲得につなげる戦略を描いているとみられる。

 一方、クリスティー氏は6日にニュージャージー州で出馬表明する見通しだ。保守色が強い他候補とは一線を画し、共和党の穏健派の結集を図るとみられる。

 共和党では他にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)、ティム・スコット上院議員(57)らが出馬表明しているほか、中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も7日に出馬表明すると報じられている。さらに東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)も出馬を検討中だと報じられており、候補者が乱立する展開となっている。【ワシントン秋山信一】

6815OS5:2023/06/01(木) 20:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f496102ce050052a50cca9314c9ac71051ae2311
ペンス前副大統領も参戦へ 共和指名争い、反トランプ票の受け皿か
6/1(木) 12:58配信

産経新聞
【デモイン(米中西部)=大内清】米メディアは31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)が6月7日にも、2024年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの参戦を表明すると報じた。ペンス氏はトランプ前大統領(76)の支持者が21年1月に起こした連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏と決別している。指名争いでは、返り咲きを狙うトランプ氏への批判票の受け皿となる可能性がある。

共和党の指名レースではこのほか、クリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(60)や、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も近く出馬を表明するとの報道が出ている。ペンス氏は、誕生日の7日にビデオ声明で出馬を宣言し、その後、指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州デモインで選挙運動を本格化させる見通し。

熱烈なキリスト教福音派信者で知られるペンス氏は、下院議員やインディアナ州知事を経てトランプ政権(17〜21年)の副大統領を務めた。21年1月の議会襲撃事件では、トランプ氏が落選した20年大統領選の結果を確定させる議会手続きの進行役の立場を利用して選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、これを拒絶。トランプ氏やその支持者からは「裏切り者」とみなされている。

保守系のFOXニュースが5月下旬に行った世論調査によると、共和党支持層の支持率ではトランプ氏が53%と首位を独走しており、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が20%で2位。ペンス氏は5%で3位につけている。

6816OS5:2023/06/02(金) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1c7c911e5b944288163d312cad2e82f718675e
債務上限停止、米上院も可決 成立へ、デフォルト回避
6/2(金) 15:25配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米議会上院は1日、連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案を与野党の賛成多数で可決した。同法案は5月31日に下院で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。政府の資金が枯渇する5日を前に法案成立が確実となり、世界経済を混乱に陥れる米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されることになった。

「財政責任法案」と呼ばれ、上院採決で賛成63票、反対36票だった。バイデン氏は声明で「われわれの仕事が終わるにはほど遠いが、この合意は極めて重要な前進だ」と強調。2日夕に演説し超党派合意の意義と財政課題を説明する。

民主党系はサンダース上院議員を含む5人が反対。共和党は31人が反対した。

民主党のシューマー上院院内総務は「デフォルトの惨事から米国を救った」と強調。共和党のマコンネル院内総務は「国の債務を膨らませる民主党議員の無責任な支出体質」を抑制できたと成果を訴えた。

債務上限をめぐる混乱は昨秋の中間選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」となったことに端を発した。多数派を奪還した下院共和党が財政規律を堅持する立場から大幅な歳出削減を上限引き上げの条件に要求。4月に独自法案を可決させた。民主党側は看板政策の低所得者や若者向け支援策にメスが入ることを拒み交渉は難航した。

バイデン氏が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)出席後の外遊日程を見送って帰国する事態となった。イエレン財務長官は今月5日にも政府の資金は枯渇すると明らかにし、ドルの信認低下と世界の金融市場の混乱に直結する史上初のデフォルト危機が迫っていた。

バイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が土壇場で合意した法案は連邦政府の借入限度額について現在の上限31兆4千億ドル(約4400兆円)の適用を2025年1月まで停止する。24会計年度(23年10月〜24年9月)は国防費などを除く歳出を23年度と同水準に据え置き、25年度も増額を1%にとどめる。

民主党が拒んだ低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の利用条件厳格化は見送られた一方、共和党が求めた国内エネルギー開発の審査期間の短縮が盛り込まれた。ただ、民主・共和双方の有力議員に不満を残す決着となり、来年の大統領選に向け財政運営をめぐる論争は激化しそうだ。

6817OS5:2023/06/06(火) 17:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab66b9374cdaa2c1906cf58c87ad1be6fd8e541
共和党のペンス前副大統領、党候補目指し立候補 米大統領選
6/6(火) 16:15配信
 米共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)は5日、2024年の大統領選の党候補指名獲得を目指し、立候補に必要な書類を連邦選挙委員会(FEC)に届け出た。米メディアが報じた。世論調査では副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)やロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)の先行を許しており、出馬表明を契機に巻き返しを図りたい考えだ。

 米メディアによると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える7日、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で演説し、選挙運動を始める。同州の共和党はキリスト教福音派の影響力が強い。福音派に一定の支持基盤を持つペンス氏の陣営は、来年1〜2月ごろに予定される同州での初戦で勢いをつけ、党候補指名獲得につなげる戦略を描いている。

 ただ、共和党支持者を対象にした世論調査では、支持率は1桁にとどまっている。トランプ氏を前に「前政権の実績」はアピール材料にならない。今月3日の集会では、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との親密さを強調するトランプ氏について「北朝鮮の独裁者を称賛すべきではない」と述べたが、「元上司」への批判は抑え気味だ。

 また、ペンス氏は人工妊娠中絶や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に批判的なことで知られるが、こうした姿勢はデサンティス氏と重なる。言動や振る舞いの派手さでアピールするタイプではなく、上位2人との差別化をどう図るかが課題になりそうだ。

 ペンス氏はラジオのトーク番組司会者、中西部インディアナ州選出の連邦下院議員、同州知事を経て、17〜21年にトランプ前政権の副大統領を務めた。19年10月には中国政策について演説し、中国との対決姿勢を鮮明にした。21年1月の連邦議会襲撃事件をめぐる下院特別委員会の調査によると、トランプ氏が20年の大統領選で敗れた後、選挙結果を覆す工作への協力を求められたが、ペンス氏は拒否した。

 共和党候補指名争いでは、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)らも既に立候補を表明している。さらに現職や前職の州知事らが今週に出馬表明し、主要候補だけで10人を超える見通しだ。一方、出馬を検討していた東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)は5日、米CNNのインタビューで、不出馬の意向を表明した。【ワシントン秋山信一】

6818OS5:2023/06/07(水) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230607X308.html
クリスティー氏が立候補=共和「トランプ批判」急先鋒―米大統領選
2023/06/07 09:57時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は6日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2024年大統領選への立候補を表明した。トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「孤独で自分勝手な豚は指導者ではない」と強調。選挙戦では「反トランプ」で独自色を打ち出す構えだ。

 16年大統領選に続く2度目の挑戦となる。クリスティー氏は16年の指名争い脱落後、トランプ氏への支持を表明し、一時は政権移行チームの責任者を務めるなど良好な関係を築いた。しかしトランプ氏が20年大統領選の敗北を認めず「不正選挙」などと主張し始めたことを受け、批判的な姿勢に転じた。

 各種世論調査によると、クリスティー氏の共和党内支持率は1桁台で、勝つ公算が大きいとは言えない。ただ、他の候補が反撃を恐れトランプ氏への直接的な言及を控える中、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃ぶりが注目され、旧日本軍の特攻隊になぞらえて「カミカゼ・クリスティー」などと呼ばれている。

6819OS5:2023/06/07(水) 22:22:23
https://www.sankei.com/article/20230607-MZ2Z3WP7ANMM5PMWV2I7JABXLA/
急進左派の黒人教授が米大統領選出馬、第3政党から コーネル・ウェスト氏
2023/6/7 12:10
米国の急進左派の論客として知られる黒人教授コーネル・ウェスト氏(70)は6日までに、2024年大統領選に民主、共和の二大政党ではない第3の政党「人民党」から出馬を表明した。民主党支持層の一部を取り込む可能性があり、再選を目指すバイデン大統領の選挙戦への影響が注目される。

ウェスト氏は哲学博士で、ハーバード大教授などを歴任。現在はニューヨークにある神学校で教授を務めている。人民党は、16年大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集めた急進左派のサンダース上院議員の陣営関係者が設立した。


ウェスト氏は5日、ツイッターで「貧困撲滅や戦争終結、全ての国民に住宅や健康保険を保障するために戦う」と表明した。(共同)

6820OS5:2023/06/08(木) 08:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa66b73459ea11a06e109222b75c9923cea478ba
ノースダコタ州知事が出馬届け出、共和党から10人目 米大統領選挙
6/8(木) 6:00配信
 2024年の米大統領選の共和党指名候補争いに向け、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)が7日、連邦選挙委員会に立候補を届け出た。共和党から出馬を表明した主な候補者は10人目となった。

 バーガム氏は6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で知事としての歳出削減や減税の実績を強調。「米国でも同じことができる。米国には世界で最も勤勉な人々がいる。潜在能力を引き出すには新しいリーダーシップが必要だ」と訴えた。

 バーガム氏はスタンフォード大学のビジネススクールを修了後、ノースダコタ州のソフトウェア会社のCEOとして会社を急成長させた。その会社は2001年に米マイクロソフトに買収され、バーガム氏はマイクロソフトの幹部を07年まで務めた。

朝日新聞社

6821OS5:2023/06/08(木) 16:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc423956c6525010279e49a5f97c1158e87b323e
hトランプ氏に有利な展開に 大統領選の共和党指名争い、候補乱立
6/8(木) 14:35配信


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毎日新聞
支持者の声援に応えるトランプ前大統領=米中西部アイオワ州で2023年6月1日、AP

 2024年11月の米大統領選に向け、共和党の有力候補がほぼ出そろった。世論調査では、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(76)がリードし、対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は5月下旬の出馬表明後も伸び悩んでいる。3番手以下の候補は「トランプ氏への挑戦権」を奪おうと、デサンティス氏への批判を強めている。

 共和党の候補指名争いは、7日までに主要候補だけで10人が名乗りを上げた。来年の予備選・党員集会で、州ごとに割り当てられた代議員の獲得数を競うが、首位の候補が代議員を総取りする州も多い。候補が乱立して「反トランプ派」の支持が分散する展開は、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利だ。トランプ氏は「支持率が1%やゼロの候補もいる。なぜ、出馬するのか理解できない」とFOXニュースのイベントで述べるなど、余裕を見せている。

 トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆すために違法行為をした疑惑などで司法当局の捜査を受けているが、「魔女狩りだ」とアピールすることで逆に支持を伸ばしている。

 選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、平均支持率(6日時点)は、トランプ氏が53・7%で、デサンティス氏(21・3%)に大差をつけている。2人の差は3月1日時点の16・3ポイントから32・4ポイントに拡大し、デサンティス氏の出馬表明後も大きな変化はない。3番手以下はマイク・ペンス前副大統領(64)=5・4%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)=4・5%、実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)=3・4%、ティム・スコット上院議員(57)=2・2%と続く。

 デサンティス氏は出馬表明の日に、ツイッターの音声チャット機能「スペース」で実業家のイーロン・マスク氏との対談に臨んだが、接続障害に見舞われて出だしからつまずいた。性的少数者を巡る政策に反対したウォルト・ディズニー社に対し、同社に認めてきたディズニーワールドの「自治権」を奪ったことが行政の介入を嫌う保守派の一部から批判された。3月にロシアのウクライナ侵攻を「領土紛争」と述べた失言も尾を引いている。

 3番手以下の候補は、デサンティス氏を2番手から引きずり下ろそうと躍起になっている。

 ペンス氏は7日のCNNのイベントで「ウクライナで起きているのは領土紛争ではなく、ロシアの侵攻だ」とデサンティス氏を批判。ヘイリー氏も4日に「デサンティス氏はディズニーから政治献金を受けてきたのに、政策を批判されたからといって(自治権を奪い)、フロリダ州の納税者のお金を訴訟費用に使おうとしている」と非難した。

 共和党のギングリッジ元下院議長は米メディアに「熱烈な支持者がいるトランプ氏よりも、フロリダ州以外に支持基盤がないデサンティス氏の方が、批判して反感を買う恐れがないため、攻撃しやすい」と解説する。

 一方、党内穏健派はトランプ氏を真っ向から批判するが、指名争いで存在感は示せていない。ラリー・ホーガン前メリーランド州知事(67)やクリス・スヌヌ・ニューハンプシャー州知事(48)は「候補が増えれば、トランプ氏を利する」との理由で出馬を断念。クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は出馬表明したものの、デサンティス氏やペンス氏など、保守色が強い有力候補を前に埋没している。

 共和党全国委員会は8月23日に中西部ウィスコンシン州で最初の候補者討論会を開く。少なくとも三つの世論調査で支持率が1%以上▽4万件以上の寄付▽20以上の州・米領で、それぞれ200件以上の寄付――などの参加資格を設けており、支持率が低迷する候補にとっては討論会に参加できるかが第一関門となりそうだ。候補者は「最終的に共和党が指名した候補を支持するという誓約への署名」も求められており、トランプ氏が誓約するかどうかも注目される。【ワシントン秋山信一】

6822OS5:2023/06/08(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa47825c667225e62565584ee060b387f26b2d8
トランプ政治、否定か継承か 共和党指名争い本格化
6/8(木) 16:51配信

【ワシントン=大内清】2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、出馬が取り沙汰されてきた候補が出そろい、本格的な論戦に突入した。10人以上が乱立する中、返り咲きを狙うトランプ前大統領(76)が選挙戦の中心であり続けるのは確実。追いすがる候補者たちは、トランプ政治を「否定」するか「継承」するかの間で基本戦略が分かれている。

「憲法を守らない人間が大統領に選ばれるべきではない」。ペンス前副大統領(64)は7日、出馬表明後で初の演説を中西部アイオワ州で行い、かつてのパートナーであるトランプ氏を痛烈に批判した。

ペンス氏は、トランプ氏がバイデン現大統領に敗れた20年大統領選後、副大統領が仕切り役を務める議会手続きで選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、拒否したことでトランプ支持者による連邦議会襲撃事件での標的となった。演説では「トランプ氏を取るか憲法を取るかの選択を迫られた」と当時を振り返り、トランプ氏の法観念の希薄さに真っ向から切り込んだのだ。

同様に、以前はトランプ氏と緊密だったものの、現在は「反トランプ」を明確にしているのが、6日に出馬表明したクリスティー前ニュージャージー州知事(60)。「利己的で自己愛が強い」「指導者にふさわしくない」と切り捨てた。

ペンス氏らがトランプ氏は大統領として不適格だと訴える背景には、共和党が「トランプ党」と化していることへの党内穏健派の危機感がある。

不動産業や興業の世界から転身したトランプ氏は、連邦政府や官僚機構、主流メディアのリベラルな言説などへの反感をあおり、政治を「ショー」に変えた。議会共和党ではこれを模倣した保守強硬派の議員らが発言力を強化。同派の対決的な姿勢は、債務上限引き上げを巡る協議の難航で米政府がデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥った一因ともなった。

クリスティー氏は6日、今回の指名争いでも同様の手法を続けるトランプ氏は「再放送の番組をみているようでもう面白くない」と語り、共和党支持層に「トランプ離れ」を促した。

これに対し、トランプ氏の対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)は、エスタブリッシュメント(支配層)やリベラル勢力への敵意を前面に押し出す「トランプ流」を継承している。強硬な不法移民対策やウクライナ支援への消極的な態度といった面でも共通点は多い。陣営関係者は「トランプ氏を支持してはいても、その言動に辟易(へきえき)としている人の選択肢になることが重要だ」と狙いを語る。

共和党の指名レースへの参戦は10人を超える。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の集計によると、トランプ氏は支持率53・2%で首位を独走し、2位のデサンティス氏(22・4%)とは約31ポイント差。その他の候補の支持率はいずれも1桁台前半にとどまっている。候補者の乱立で反トランプ票の分散が見込まれる現状は、トランプ氏に有利との見方が強い。

このためトランプ氏にとって目下のところ重要なのは、求心力を維持し支持基盤の結束を固めること。交流サイト(SNS)への投稿では連日、自身の機密文書持ち出し問題などを巡る捜査を「ファシズム」「選挙妨害だ」と主張し、敵から迫害を受けているとの自己像作りに余念がない。

6823OS5:2023/06/09(金) 23:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c961b1ff801a4a7c9ecb5852b2d0d6e2d614760
最高裁判決、下院選を左右 区割り是正、民主有利の見方 米
6/9(金) 20:34配信


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時事通信
米首都ワシントンの連邦最高裁近くで、アラバマ州の選挙区割りを巡る訴訟の口頭弁論に際し、抗議活動を行う市民=2022年10月(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、南部アラバマ州の選挙区割りが人種による差別を禁じた「投票権法」に違反する疑いがあると判断した。

 州は区割りの見直しを迫られ、今後行われる連邦下院選の結果を左右する可能性がある。影響は他州にも及ぶとみられ、人種的少数派(マイノリティー)の支持を集める与党・民主党は判決を歓迎している。

 訴訟では、共和党が多数派を占めるアラバマ州議会が2022年中間選挙に向け導入した区割りについて、原告側が「黒人有権者の影響力を弱め、投票権法に違反する」と是正を求めた。

 現在の区割りでは、七つの選挙区のうち黒人が多数の区は一つで、民主党が議席を保持。残る6選挙区は白人の支持が多い共和党が占める。原告の主張によれば、区割り見直しで、黒人が多数派の選挙区が二つに増える公算が大きい。

 選挙分析団体「クック・ポリティカル・リポート」のデービッド・ワサマン氏は、同様の訴訟が各地で提起されていることを踏まえ、「判決はアラバマ以外にも衝撃を与え得る」と指摘。同団体は、アラバマ、ルイジアナ、ノースカロライナの南部3州の五つの下院選挙区で、共和党に不利に傾くという評価を公表した。

6824OS5:2023/06/10(土) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/36efdaff697974f0763d305008a339e5d37018d0
共和指名争い、候補者乱立 トランプ氏有利の見方 米大統領選
6/9(金) 7:09配信


 【ワシントン時事】2024年米大統領選の共和党の候補指名争いで、一番に名乗りを上げたトランプ前大統領への挑戦者が乱立している。

 今週に入りペンス前副大統領ら有力政治家が相次ぎ参戦し、主要候補は10人に達した。「非トランプ」候補を一本化できなければ、強固な支持層を持つトランプ氏に有利という見方が出ている。

 「二度と大統領になるべきではない」。ペンス氏は7日、中西部アイオワ州で選挙戦を開始し、前政権で右腕として支えたトランプ氏を真っ向から批判した。

 かつてトランプ氏の盟友だったクリスティー前ニュージャージー州知事や、ノースダコタ州のバーガム知事も6日に立候補を表明。クリスティー氏はトランプ氏を「孤独で自己中心的」と呼び、指名レースで徹底的に攻撃する構えだ。

 候補者が増えれば票が割れ、トランプ氏の最大のライバルであるデサンティス・フロリダ州知事にとって不利になる。同氏は先週から選挙活動を本格化させたが、人付き合いが苦手とされ、ぎこちない有権者とのやりとりを取り上げる報道も目立った。

 各種世論調査の平均値によると、5月末時点の共和党内の支持率で2桁を超えるのは、53.2%のトランプ氏と22.4%のデサンティス氏のみ。比較的名前が知られているペンス氏でさえ3.8%にすぎない。他の顔触れも似たり寄ったりの数字で、トランプ氏の独走ぶりが際立つ。

 ただ、トランプ氏は18年の中間選挙で共和党の下院多数派を失い、20年大統領選では自らが敗北した。昨年の中間選挙でも、共和党の不振の要因をトランプ氏の極端な主張に求める向きが多い。

 さらにトランプ氏は、退任後に機密文書を持ち出した疑いで刑事訴追が迫っているとも伝えられる。反トランプ派のスヌヌ・ニューハンプシャー州知事は「彼を選べば(本選で)また負ける」と警鐘を鳴らした。

 共和党は8月23日にウィスコンシン州で開く初の候補者討論会について、4万人以上から献金を受けているなど一定の参加条件を設けた。トランプ氏不参加の可能性も伝えられる中、いかに存在感を示せるかが各候補の最初の試金石となる。

6825OS5:2023/06/10(土) 19:22:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a018c82fc25e7c1cc13691d836908d1c7c75b8a
共和党「トランプ一強」加速か 起訴が結束生む流れ
6/10(土) 11:30配信

産経新聞
米共和党のトランプ前大統領は機密文書問題での起訴について、自身を民主党のバイデン政権による迫害の「被害者」だと喧伝(けんでん)している。こうした主張は、共和党の支持基盤である保守層に根強い「リベラル勢力への敵意」と親和性が高い。起訴はトランプ支持者をいっそう結束させ、2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ氏の「1強」状態を加速させる可能性がある。

機密文書に軍事上の弱点情報 米司法省、トランプ氏起訴状を公表

8日夕に起訴の一報が流れた直後から、トランプ氏が立ち上げた交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」では、「ディープステート(闇の政府)を倒せ」「トランプのために祈る」などの投稿があふれた。南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴ周辺には、熱烈な支持者が集まった。

起訴はトランプ氏の地元フロリダ州の市民から選ばれた大陪審が決定した。だが、トランプ支持者の多くには、それすらも政権側からの「攻撃」と映る。トランプ政治を特徴づける「エスタブリッシュメント(支配層)との戦い」というナラティブ(物語)が強く、支持者はその枠組みで物事をとらえるためだ。

共和党では昨年11月の中間選挙後、自党の議席が伸び悩んだのは20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏が原因だとの声が高まった。だが、トランプ氏が今年3月末、ポルノ女優への口止め料支払いを巡って起訴されると批判は鳴りを潜め、トランプ氏の支持率が急伸した。

調査機関ユーガブが今月初めに行った世論調査では、機密文書問題でトランプ氏の起訴を支持するとした回答が、民主党支持層で83%だったのに対し、共和党支持層では16%にとどまった。こうした共和党支持層の心情を、指名レースに参戦している他の候補者も読み取っている。

最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事は8日、起訴は「法執行機関の武器化」だとツイッターで非難。投資家のビベック・ラマスワミー氏は「当選したらトランプ氏を恩赦する」と書き込んだ。

前出のユーガブ調査では機密文書持ち出しを「非常に深刻」「ある程度は深刻」な問題だと答えた人が全体の72%、共和党支持層でも63%にのぼった。今回の起訴がトランプ氏の足かせになる可能性もある。

ただ、バイデン大統領も機密文書を自宅などに不正に保管していたことが判明し、捜査対象となっている。トランプ氏が自分だけ起訴されたのは不当だと訴え、その主張が無党派層にも浸透すれば民主党に打撃となる。(ワシントン 大内清)

6826OS5:2023/06/24(土) 08:52:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8ae9be72f06d8fa3d8be82af59b3aa4b5e5fd4
共和党・反トランプ派の元下院議員が出馬表明 米大統領選
6/23(金) 10:53配信

毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のウィル・ハード元連邦下院議員(45)は22日、2024年11月の大統領選に向けて、共和党候補指名を目指して立候補すると表明した。ハード氏は中央情報局(CIA)勤務などを経て、15〜21年にテキサス州選出の下院議員を務めた。共和党では唯一の黒人下院議員だった時期もある。党穏健派を中心に反トランプ派の結集を目指す方針だ。


 ハード氏は22日のビデオ声明で、世論調査でリードするドナルド・トランプ前大統領(77)を「無法者、自己中心的、失敗した政治家」と強く批判した。

 物価高や薬物依存症のまん延といった問題を挙げた上で、「(民主党の)バイデン大統領ではこうした問題を解決できない。だが、トランプ氏のような失敗した政治家を共和党候補に指名すれば、再びバイデン氏が勝つのは明白だ。共和党も、米国も、より良い状況がふさわしい」と訴えた。

 共和党の候補指名争いは、トランプ氏以外にも主要候補だけで10人以上が乱立している。【ワシントン秋山信一】

6827OS5:2023/06/25(日) 08:13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adb1d06ab5bfd078a832a02bd9aa4da349ec722
米13州で中絶「違法」に 最高裁判決1年 民主、大統領選で争点化
6/25(日) 7:09配信


時事通信
23日、ワシントンで支持者と交流するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下してから、24日で1年。

 手術の規制権限が各州に委ねられた結果、共和党主導の13州で事実上中絶を禁じる州法が導入された。バイデン大統領率いる民主党は女性の選択の権利を守る姿勢を強調し、2024年大統領選の主要争点に据える構えだ。

 中絶の権利を支持する団体「グットマッカー研究所」によると20日現在、全米50州のうち13州で、母親の命に関わるなど極めて限定的な例外を除き、中絶が違法化された。妊婦は合法州へ移動を余儀なくされたり、経済的理由から中絶を諦めたりと、選択の権利は大きく狭まった。

 バイデン大統領は23日、判決から1年を前に、避妊薬などを入手しやすくする新たな大統領令に署名。ワシントン市内で開かれた女性の権利保護団体のイベントで、「われわれは黙っていない」と演説、権利回復のために闘うことを誓った。

 民主党が大統領選で争点化を狙う背景には、昨年の中間選挙で中絶の権利擁護を前面に打ち出し、女性有権者やリベラル層の支持を底上げした「成功体験」がある。バイデン陣営のジュリー・ロドリゲス選対委員長は米紙ポリティコに対し、「この問題は世論に訴え続ける。闘いの中心に据える方法を追求していく」と語った。

 対する共和党は、統一見解を示せずにいる。中絶反対の宗教保守派を支持者に抱える一方、極端な規制強化を掲げれば、穏健派・無党派層の離反が想定されるためだ。

 大統領選の候補者の間でも公約には隔たりがある。宗教保守の後ろ盾を持つペンス前副大統領は連邦法による中絶規制を約束したが、唯一の女性候補であるヘイリー元国連大使は否定的な見解を示す。デサンティス・フロリダ州知事が妊娠6週以降の中絶を禁じる州法を成立させると、トランプ前大統領は「厳し過ぎる」とこれを批判した。共和党支持層の分断も民主党の狙いの一つと言えそうだ。

6828OS5:2023/06/27(火) 09:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5442142db765c5a03695d5db4b758e20d4cf3920
民主「泡沫」候補が健闘?  バイデン氏への高齢不安反映 米大統領選
6/27(火) 7:18配信


時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=2日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、当初「泡沫(ほうまつ)候補」とみられていたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、世論調査で一定の支持を獲得する予想外の健闘を見せている。

 高齢で「2期目を全うできるのか」というバイデン大統領(80)への不安を反映した形だ。

 各種世論調査によると、党指名レースでは現職のバイデン氏が党内で50〜70%の支持率を得て圧倒的優位に立つ。だが、ケネディ氏も15〜20%と「泡沫」とは言えない水準。もう一人の民主党候補で作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の支持率は、1桁にとどまる。

 ケネディ氏は新型コロナウイルス禍で「反ワクチン論」を唱え、陰謀論めいた主張を重ねるなど、民主党支持層との親和性は高くない。支持を集めているのは、ひとえに「故ケネディ大統領のおい」という知名度によるとみられる。

 バイデン氏は再選されれば、86歳で2期目を終える。今でも壇上で転倒したり、不明瞭な発言で周囲を戸惑わせたりと、身体・認知機能の衰えを印象付ける出来事は少なくない。

 ハーバード大などが14〜15日に実施した調査では、有権者全体の66%、民主党支持層の35%がバイデン氏は「大統領を務めるには高齢過ぎる」と回答。有権者の62%が2期目に「出馬すべきでない」と答えた。

 共和党も状況は似ており、党指名レースのトップを走るトランプ前大統領(77)について、同じ調査で55%が「出馬すべきでない」と答えた。20年大統領選の「バイデン対トランプ」が再現すると仮定した場合、69%が「別の選択肢が必要だ」と回答。有権者に広がる閉塞(へいそく)感を物語っている。

6829OS5:2023/06/28(水) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9f970f3a48494a38d4ab65ec43c4937f28654e
米大統領選 進歩派のウェスト氏、緑の党から立候補目指す
6/28(水) 17:29配信
毎日新聞
コーネル・ウェスト氏=米ニューハンプシャー州で2020年2月10日、AP

 2024年米大統領選に第3党からの立候補を表明している進歩派的な活動家で哲学者のコーネル・ウェスト氏(70)が、緑の党からの立候補を目指していることが判明した。同党から過去2回大統領選に立候補したジル・スタイン氏が27日、毎日新聞の取材に対し、ウェスト氏の党候補指名獲得に向けた活動に加わっていることを明らかにした。


 ウェスト氏はアフリカ系米国人の著名な政治思想家で、今月5日に第3党から立候補する意向を表明した。この際は「人民党」の候補者として臨む考えを示していた。しかし、17年設立の人民党は全米での基盤を持っておらず、大統領選ではほとんどの州で投票用紙に政党名と候補者名が記載されない可能性が指摘されている。

 一方、緑の党は、民主・共和の2大政党、小政党のリバタリアン党に次ぐ存在だ。全米に基盤を持ち、近年の大統領選では毎回候補者を擁立している。連邦選挙委員会によると、00年に288万票、16年に145万票を獲得。いずれも、主張が近い民主党支持層の票を激戦州で奪い、結果的に共和党候補を利する「スポイラー(妨害)効果」があったとみられ、注目を浴びた。

 スタイン氏は、ウェスト氏を「殺伐とした時代における深遠な希望の光だ」と称賛し、個人的に選挙運動のマネジャー代理を務めていると明かした。そのうえで、ウェスト氏は緑の党の指名争いの正式な候補者であり、「最有力候補であることは明らかだ」との見方を示した。ただ、予備選を終え、指名大会が行われるまでは、党としては特定の候補を支持することはないとの立場を強調した。

 エマーソン大が22日に発表した世論調査では、大統領選の本選を想定した設問で、民主党のバイデン大統領支持が43・5%、共和党のトランプ前大統領支持が43・4%で互角だった。だが、ウェスト氏を選択肢に加えた場合は、トランプ氏41・4%▽バイデン氏40・3%▽ウェスト氏5・8%――だった。【ワシントン西田進一郎】

6830OS5:2023/06/29(木) 09:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdaeeec7fd7adf3e0d415135cbcbcdf5ac2a556
中南米、腐敗対処能力が後退 ベネズエラは最下位
6/28(水) 14:44配信

時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中南米諸国で政治の腐敗に対処する能力が3年ぶりに後退したことが、27日に公表された民間の年次調査で明らかになった。

 ベネズエラは2019年の調査開始から5年連続で最下位となった。

 調査はコンサルタント会社「コントロール・リスクス」などが中南米主要15カ国を対象に実施し、「腐敗対処指数(CCC)」として10点満点で数値化した。それによると、23年は全体指数が4.77と3年ぶりに前年を下回った。10カ国が前年よりも悪化したためで、報告書は「多くの民主主義や重要な組織が圧力にさらされている」と警鐘を鳴らした。

6831OS5:2023/07/02(日) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cc6bda21efbb4f51a33f3f0766379431c61087
相次ぐ保守寄り判決に衝撃 米最高裁、強まる政治色 社会の対立激化
7/2(日) 7:06配信

 米連邦最高裁が歴史的な判例を覆す「保守寄り」の判決を次々に下し、米社会に衝撃を広げている。

 大学入学選考で黒人らを優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の否定など、一連の判断は社会の慣行を変えるインパクトを持つ。トランプ前政権下で保守派の判事が増えたことを背景に司法の政治化が進み、保守、リベラルの対立と社会の分断を一層深めている。

 ◇怒るバイデン氏
 「これは普通の裁判所ではない」。バイデン大統領は6月29日、アファーマティブ・アクションを「違憲」とした判決に憤りをあらわにした。アファーマティブ・アクションは1961年に民主党政権が導入して以来、企業の採用活動にも反映されるなど社会に浸透していた。

 最高裁は続く30日の判決で、同性婚カップルからの依頼を宗教上の理由で拒んだウェブデザイナーを支持。ニューヨーク・タイムズ紙は「信教の自由と対立する時、LGBT(性的少数者など)の権利が法的に弱いことを示唆した」と懸念を示した。

 さらに同日、最高裁は、バイデン氏が低・中所得者向けに導入した学生ローン減免策について、大統領権限の逸脱を理由に認めないと決定。再選を目指す2024年大統領選に向けた「目玉」の一つだっただけに、バイデン氏は「最高裁は憲法解釈を誤っている」と怒りをぶちまけた。当初とは別の法律を根拠とする新たな行政措置を追求し、司法判断に対抗する構えだ。

 ◇大統領選へ論争激化
 9人で構成する最高裁は、トランプ前大統領が保守系判事3人を送り込んだ結果、保守系6人、リベラル系3人の陣容となった。その「右傾化」は昨年、女性が人工妊娠中絶手術を受ける憲法上の権利を否定する判決を下したことで、一気に顕在化した。

 野党・共和党は一連の司法判断を歓迎している。トランプ氏はアファーマティブ・アクションの違憲判決を「誰もが待ち望んでいた」と絶賛。少数派優遇により「逆差別」を感じている白人有権者の鬱屈(うっくつ)を代弁した。

 24年大統領選に出馬しているペンス前副大統領は「3人の(保守派)判事の任命に一役買い、光栄だ」とツイートし、トランプ政権下で果たした役割をアピール。自身が大統領になれば、さらに保守系判事を増やすと約束した。

 ただ、大統領選への影響を見据えると、一連の判断が共和党に有利に働くとは限らない。中絶の権利見直しの判決は女性やリベラル層の怒りを買い、昨年11月の中間選挙で女性の権利保護を掲げた民主党を利する結果となったからだ。

 民主党は「共和党右派に支配された最高裁」(シューマー上院院内総務)と両者をセットで批判。人種的・性的少数派の権利擁護を訴え、無党派層の取り込みや、よりリベラルな傾向がある女性・若者票のてこ入れに取り掛かっている。最高裁の在り方は、大統領選の大きなテーマになりそうだ。

6832OS5:2023/07/02(日) 17:27:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2675551f8c68176554739f2ac427583dfc37d138
米大学の多様性確保に試練 入学選考の人種優遇に違憲判決 慣習覆す・連邦最高裁〔深層探訪〕
7/2(日) 7:00配信


時事通信
29日、米東部マサチューセッツ州のハーバード大の敷地から出てくる人々(AFP時事)

 米連邦最高裁は29日、ハーバード大などが採用する人種を考慮した入学選考を「違憲」と判断した。これによって多くの大学で導入されている黒人ら人種的マイノリティー(少数派)を選考で優遇する「アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)」の見直しが求められ、キャンパスでの多様性確保に影響が出そうだ。

 ◇アジア系を抑制
 訴訟の舞台の一つとなったハーバード大で、新入生に占めるアジア系の割合は20%台後半。原告のNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)は2014年、是正措置の対象でないアジア系の合格者数が「抑えられている」と主張して訴えを起こした。

 裁判では、成績のみに基づく選考だと入学者の40%以上がアジア系になると、大学側が内部で試算していたことが判明。アジア系には人物評価に低い点数を付けているとされ、黒人やヒスパニックは是正措置に基づいて加点されていたという。

 大学側は多様性重視の観点から人種考慮の必要性を強調した上で、アジア系への差別は否定。しかし、原告側の法廷助言者で米ノースウェスタン大の研究者、高橋桃子さん(33)は、9歳からの在米経験から「アジア系は成績が良いというイメージがある。学校側は努力を評価しない」と苦言を呈す。

 ◇「逆差別」との争い
 米国でのアファーマティブ・アクションは、1961年にケネディ大統領が人種間の不平等緩和を目的として、政府の請負業者に黒人従業員の増加を命じたのが始まり。名門大学も入学選考に採り入れたが、白人受験生が「逆差別」と反発し、その是非が裁判で繰り返し争われてきた。

 連邦最高裁は78年、大学が黒人ら少数派の定員枠を設けてはならないとする一方、人種を選考の基準の一つにすることを容認。03年もミシガン大を巡る訴訟で、是正措置を改めて認めた。

 しかし、ロバーツ最高裁長官は今回の判決で「学生は人種ではなく、経験に基づく個人として扱われなければならない」と指摘。ハーバード大などの入学選考が「憲法で保障された平等保護に違反する」として過去の慣習を覆し、「大学入試の是正措置を事実上終わらせた」(バイデン大統領)。

 ◇世論の半分は反対か
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが3月27日〜4月2日、全米の同センター会員5079人を対象に実施した調査によると、大学の入学選考で人種などを考慮することには半数が反対、賛成は33%だった。このうち黒人は反対が29%で、賛成は47%。白人は57%が反対し、賛成は29%だった。訴訟の当事者となったアジア系は52%が反対し、37%が賛成と回答した。

 米国内では西部カリフォルニアなど複数の州で、過去に是正措置が禁止されてきた。この結果、州の公立大学で少数派の割合は激減している。サンフランシスコ大で教育学部長を務めたケビン・クマシロ氏は「入試の是正措置は決して万能薬ではなかった。しかし、人種から後退することは、大学が民主主義と正義を前進させることをさらに難しくする」と最高裁判決を批判した。(ワシントン時事)

6833OS5:2023/07/17(月) 17:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6834OS5:2023/07/17(月) 17:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6835OS5:2023/07/18(火) 22:57:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/758ad45c2c376f77806149f653efbcb70f5678ba
米超党派勢力が大統領選候補擁立を検討
7/18(火) 16:57配信

産経新聞
【米北東部マンチェスター=渡辺浩生】米国の第3政党グループ「ノーレーベルズ」は17日、ニューハンプシャー州マンチェスターで政策発表の行事を開催し、来年の大統領選では民主・共和両党の指名を見極めたうえで正副候補の擁立を検討する考えを示した。その際に出馬が取り沙汰される民主党穏健派のマンチン上院議員は、第3の候補は既存政党への有力な圧力だとしつつ、「決断はしていない」と明言を避けた。

過去、ニューハンプシャーは大統領選候補者選びでアイオワ州の党員集会に続く全米最初の予備選が行われ、指名の行方に大きな影響を与えてきた州。会場には州内外の有権者数百人が集まった。

ノーレーベルズ(無看板)は2010年に民主党の資金担当者だったナンシー・ヤコブソン氏が設立し議会の超党派活動を支援してきた。世論調査で無党派層が4割を超す状況下、来年の大統領選で初の「統一候補」擁立を模索する。

発表された政策集「コモンセンス(常識)」は、英思想家トマス・ペインが1776年に執筆し米国独立に影響を与えた小冊子の題名をもじり、「2大政党は国に最良なことよりもイデオロギーに突き動かされた怒りと極端な意見に支配されている」と批判する。

運動に参画するマクロイ前ノースカロライナ州知事(共和)は「(予備選が集中する3月の)スーパーチューズデーまでに両党の最終候補を見極める」とし、バイデン大統領とトランプ前大統領の指名を念頭に第3の候補擁立の可能性に言及。マンチン氏が共和党のハンツマン元ユタ州知事と登壇し、司会者が「正副大統領候補の組み合わせか」とただすと会場は沸いた。

左派の影響が強いバイデン氏の政策運営に反旗を掲げ「一匹おおかみ」と呼ばれるマンチン氏は「米国民に選択肢があると納得させるために来た」と語ったが、「まだ決断していない」とけむに巻いた。

「バイデン・トランプ対決」は両党穏健派や無党派層の不満が強いとされるが、第3の候補には民主の票が流れ「トランプ氏に有利」と民主党は警戒する。

6836OS5:2023/07/21(金) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e09732bd2e174b22c76ced48185f2a77685485a
民主党「反バイデン」候補、連邦議員と公聴会で火花 共和党が招致
7/21(金) 10:23配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 2024年11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は20日、連邦下院司法委員会の「連邦政府の武器化」特別小委員会の公聴会に証人として出席し、バイデン政権や大手IT企業によるソーシャルメディアでの「検閲」を批判した。大統領候補の公聴会出席は珍しいが、今回は共和党がケネディ氏招致を主導した点も異例だ。公聴会ではケネディ氏と批判的な民主党議員がやり合い、共和党の思惑通りの展開となった。


 ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対し、民主党の一部からは「非科学的にワクチンを否定する陰謀論者」と批判されている。さらに公聴会直前、非公開の場で「新型コロナは特定の民族を標的にしたとの議論がある。白人や黒人が狙われ、ドイツ・北欧系のユダヤ人や中国人は最も免疫があった」と発言したことが報じられ、「ユダヤ人や中国人への差別を助長する発言だ」と非難された。

 20日の公聴会で、民主党議員らは「憎悪に満ち、証拠に基づかない言動だ」とケネディ氏の発言を次々と指弾。「ユダヤ系やアジア系を差別する言動を許すべきではない」として公聴会の中止を求める動議も提出したが、共和党の反対で退けられた。一方、ケネディ氏は「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と民主党議員らを批判。「私は人種差別主義者ではないし、新型コロナ以外のワクチンに反対しているわけでもない」と反論した。

 24年大統領選の民主党候補指名争いは、現職のバイデン氏が圧倒的優位を保っているが、世論調査ではケネディ氏も15%前後の支持を集めている。ケネディ氏への支持は「高齢のバイデン氏に対する不満の表れ」と評されている。【ワシントン秋山信一】

6837OS5:2023/07/26(水) 11:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aec792ecc155e5c923efedacf73432cd0c1158b
米「第三の党」に注目 トランプ氏利す? 民主警戒 大統領選
7/26(水) 7:10配信

時事通信
米政治思想家コーネル・ウェスト氏=2020年2月、ニューハンプシャー州ダーラム(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向け、民主党でも共和党でもない「第三の党」の動きがにわかに注目を集めている。

 バイデン大統領率いる民主党は、左派や中道派の候補にバイデン氏への票の一部を奪われ、結果的に共和党の指名候補争いで首位を走るトランプ前大統領を利するのではないかと警戒している。

 キニピアック大が19日に発表した世論調査によると、米有権者の47%が「24年大統領選で第三政党への投票を検討する」と回答。無党派層では「検討する」が64%に上った。現時点で可能性が高いとされるバイデン氏とトランプ氏の再戦を嫌がる有権者の心情がうかがえる。

 こうした中、著名な急進左派の政治思想家コーネル・ウェスト氏(70)が今月、第三政党「緑の党」から出馬を目指す意向を表明した。貧困対策や軍事費削減など、同氏の主張は民主党左派の一部と重なる。

 また、超党派の政治団体「ノー・レーベルズ」のイベントに民主党中道派のマンチン上院議員(75)が出席。マンチン氏は大統領選への意欲を否定しておらず、第三政党からの立候補が取り沙汰されている。

 民主党系の調査会社が先月実施した世論調査では、バイデン、トランプ両氏の一騎打ちを仮定した場合、バイデン氏への支持は52%でトランプ氏を上回った。これに対し、第三政党の候補が参戦すれば21%の支持を獲得し、トランプ氏が40%、バイデン氏は39%でトランプ氏に有利になる結果が出た。

 二大政党制が根付いた米国では、第三政党の候補者が大統領選で勝利する可能性はほぼない。ウェスト氏の動きについて、米ABCテレビは「バイデン氏に急進左派が重視する政策をのませるため」とみる専門家の見方を紹介した。

6838OS5:2023/07/28(金) 08:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e65e374ddd67d252dbe9892289f4ac305e7f36
トランプ氏は誰を「パートナー」に? 注目される副大統領候補
7/28(金) 6:00配信
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米中西部アイオワ州で2023年7月18日、AP

 2024年11月の米大統領選で、共和党の候補指名レースをリードするドナルド・トランプ前大統領(77)の副大統領候補選びが早くも注目されている。民主党の最有力候補であるジョー・バイデン大統領(80)やトランプ氏が高齢なため、大統領が健康問題などで職務を担えなくなった場合に職務を引き継ぐ副大統領への関心は、過去の大統領選に比べて高くなっている。

【写真】起訴されたトランプ前大統領の起訴状

 「率直に言って、ビベックは非常によくやっている」。トランプ氏は7月中旬、FOXニュースのインタビューで、共和党候補争いのライバルであるインド系の実業家、ビベック・ラマスワミ氏(37)を持ち上げた。その上で、ライバル候補の中から副大統領候補を選ぶかについて「可能性はある。大統領候補の何人かは非常に能力がある」と強調。党唯一の黒人上院議員であるティム・スコット氏(57)についても「政府の中で役割を担える」と評価した。

 トランプ氏にとっては大統領候補指名を獲得することが先決だが、世論調査での独走を受けて、米メディアは「パートナー」選びに早くも注目している。ラマスワミ氏は政治経験はないが、「リベラル思想の押しつけ」を批判して保守層にアピール。今年2月から地道に小規模な集会を重ね、若さと弁舌の巧みさを武器に支持を積み上げてきた。選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」の各種世論調査の集計(7月24日現在)によると、支持率は51%で首位のトランプ氏、18・9%で追う南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)に次ぐ6・4%で3位につける。

 スコット氏は演説の名手として知られ、黒人への訴求力が期待されている。6月末時点でトランプ氏に匹敵する約2100万ドル(約30億円)の選挙資金が手元にあるなど、資金集めにもたけている。2人とも政策はトランプ氏より保守的だが、「マイノリティー(人種的少数派)の起用」は非保守層にもアピールできる。

 一方、トランプ氏の支持者の間で人気が高いのは、22年の西部アリゾナ州知事選で注目された元ニュース司会者のカリ・レーク氏(53)だ。知事選での落選後も「選挙の不正」を訴え続ける姿勢はトランプ氏と共通しており、大統領選に向けても応援演説などでトランプ氏を側面支援している。女性ではレーク氏以外に、大統領選・党候補指名レースに参戦しているニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(51)の名前も挙がる。

 トランプ氏の支持者には、最大のライバルであるデサンティス氏との共闘を期待する声も根強い。フロリダ州で進める保守的な政策はトランプ派からも評価が高いが、デサンティス氏は「私はナンバー2のタイプではない」と否定している。1期目のパートナーだったマイク・ペンス前副大統領(64)は、20年大統領選の敗北を覆す工作への協力を拒んだことで、トランプ派からは批判されている。

 副大統領候補選びでは、大統領候補とは異なる支持層から票や資金を集める力が重視される。トランプ氏は20年大統領選で白人男性や農村部の有権者から支持を集めたが、広がりに欠けた面があり、女性やマイノリティーを選ぶことで支持層拡大を図る可能性がある。

 さらに24年大統領選では「副大統領の資質」にも過去になく注目が集まる。民主党の最有力候補であるバイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領(58)とのコンビを継続するが、ハリス氏は目立った実績がなく、世論調査での支持率も「不人気」と評されるバイデン氏を下回る約40%だ。高齢のバイデン氏に任期途中でアクシデントがあれば「ハリス大統領」が誕生するだけに、トランプ氏は副大統領候補の討論会などでハリス氏を「攻撃」できるタイプの起用を検討するとみられる。【ワシントン秋山信一】

6839OS5:2023/07/31(月) 19:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c735df4b9452dcd3a890f8146190b917ca91ac56
LGBT権利拡大に熱心なリベラル派に反旗 米共和党「WOKE」批判競う
7/31(月) 18:28配信

産経新聞
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、民主党が掲げるリベラルな価値観を厳しく批判する候補が支持を集めている。こうした候補が演説で多用するキーワードが、人種問題や、LGBTなど性的少数者の権利拡大に熱心なリベラル派を揶揄(やゆ)する「WOKE(ウォーク)」という言葉だ。「WOKE」への敵意を煽って保守層を取り込む狙いだが、無党派層を遠ざけかねなジレンマもある。

「WOKE」は元来、黒人独特の英語用法から生まれた言葉で、歴史的に差別を受けてきた黒人の権利意識への「目覚め」といった意味合いがある。

だが、近年は保守派の間で、人種問題のみならず、女性やLGBTなどマイノリティーの保護、気候変動、移民問題といった課題で「左派的な政治姿勢」を批判する用語として定着した。特定の人種や性的志向への差別や偏見を助長しない中立的な表現を推奨する「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」に対抗する動きだといえる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党指名レースで7月28日現在、トランプ前大統領が支持率52%でトップを独走。南部フロリダ州のデサンティス知事が2位(18%)、インド系投資家のラマスワミー氏が3位(5%)と続く。

3氏はいずれも反「WOKE」を前面に押し出す。トランプ氏は「(米国が)ばかげたWOKEからの攻撃にさらされている」と主張。デサンティス氏は、LGBTを巡る教育を制限するなど、知事として推進してきた政策を「WOKEとの戦争」と呼ぶ。政治的に無名だったラマスワミー氏も「『WOKE』が米国の能力主義を阻害している」などと主張し、予想外の健闘をみせている。

共和党を支持する保守派では、リベラルな価値観が浸透して社会が変容することへの拒否感を持つ人が多い。もっとも、保守層には聖書の権威を絶対視するキリスト教福音派や、政府の介入を拒否する自由主義的市場経済を主張する勢力など、多様な潮流が入り交じっている。「WOKE」のレッテルをリベラル派に張って対抗することで、多様な保守系グループを束ねられる、うってつけのキャッチフレーズとなっている。

共和党の指名争いは、来年1月に行われる初戦の中西部アイオワ州党員集会に向けた資金集めが熾烈(しれつ)になってきた。米調査機関モーニング・コンサルトは7月19日の報告書で、各候補が「WOKE」批判を競い合う状況は、党内の指名レースでは有利に働くものの、来年11月の大統領選本選では無党派層の離反を招く可能性があると指摘した。(ワシントン 大内清)

6840OS5:2023/08/03(木) 08:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f538f1c7311d946fa0164de1b0a6cf3bb50597
トランプ氏、返り咲きへ最大の難局 「選挙妨害」訴え強行突破 穏健派離反の可能性
8/3(木) 7:12配信

時事通信
トランプ前米大統領=7月28日、アイオワ州デモイン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選への介入を巡り起訴された。

 24年大統領選に出馬しているトランプ氏は、民主党政権による「選挙妨害」を訴えて強行突破を図るが、極端な主張は共和党穏健派や無党派の離反と隣り合わせだ。訴訟費用も膨らむ中、返り咲きに向けて最大の難局を迎えている。

 ◇強まる結束
 「なぜ2年半前に立件しなかったか? 私の選挙のさなかにやりたかったからだ!」。トランプ氏は1日、起訴を受けて交流サイトで「政治的迫害」を印象付けようとした。

 自身に都合の良い物語を作り上げ、同情を買う手法は、トランプ氏のお家芸だ。同氏は今年3月に不倫相手への口止め料に絡む記録改ざんで、さらに6月に機密文書持ち出しで起訴された際も「魔女狩り」を主張。狙い通り支持層は団結した。1日時点の各種世論調査の平均でも、トランプ氏は53.9%の支持を得て共和党候補の中で圧倒的首位に立つ。

 今年第2四半期に同氏が集めた政治献金は3500万ドル超(約50億円)で、第1四半期からほぼ倍増した。米メディアの分析では、8割が200ドル以下の小口献金といい、草の根人気も健在だ。

 ハーバード大が7月に実施した世論調査によると、共和党支持層の61%が20年大統領選でのトランプ氏の敗北を認めていない。大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴されるという異常事態を迎えても、トランプ氏が再び大統領候補の指名を勝ち取る可能性が高い。

 ◇「選挙降りよ」
 ただ、トランプ氏の評価は、民主党支持層や無党派層を含めれば一変する。同じ調査では、トランプ氏が再び起訴されれば「大統領選から降りるべきだ」との回答が55%。さらに、56%が「起訴はトランプ氏に不利に働く」とみていた。

 陣営の政治資金報告によると、今年前半で集めた約5400万ドル(約77億円)のうち、弁護士報酬などに約2100万ドル(約30億円)を費やした。訴訟経費は今後さらに膨らみ、他の事件の公判日程も相まって選挙活動を圧迫する恐れがある。

 今回の事件は、選挙の正当性への挑戦という民主主義の根幹にかかわる罪状だが、仮に有罪になったとしても大統領選への出馬を止める法的規定はない。トランプ氏は訴訟費用を募るためにも選挙戦を突き進む構えだ。

 しかし、関連の動きが伝えられるたび、「非トランプ」の有権者に議会襲撃事件の忌まわしい記憶を呼び起こすことになる。選挙戦は、トランプ氏がじわじわと力を奪われる展開になりそうだ。

6841OS5:2023/08/06(日) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b73acd4d2e05466372319476868b8a4e492b74f
ポスト「バイデン/トランプ」候補が火花 28年大統領選の前哨戦?
8/5(土) 11:46配信

毎日新聞
米民主党の西部カリフォルニア州知事、ギャビン・ニューサム氏=同州で2023年5月12日、AP

 米民主党のギャビン・ニューサム西部カリフォルニア州知事(55)と共和党のロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)が、テレビ討論会での「対決」に意欲を示している。リベラル系と保守系の州知事の代表格である2人は、2022年から教育や移民を巡る政策でたびたび対立。「ポスト・バイデン/トランプ」の有望株でもあり、早くも「28年大統領選の前哨戦」として注目されている。


 ◇深まる2人の因縁

 討論会は、保守系ケーブルテレビ局「FOXニュース」の著名司会者ショーン・ハニティ氏が6月のニューサム氏とのインタビューで提案した。「経済」「移民」など政策ごとに1分ずつ意見を述べた後に質疑を行い、次の政策テーマに移る形式を想定。計2時間の討論会を持ちかけられたニューサム氏は「そのアイデアに乗るよ。3時間でもいいくらいだ」と意欲を見せた。今月2日にハニティ氏から打診されたデサンティス氏も「ぜひやろう。場所と日時を決めてほしい」と乗り気になった。

 討論会の構想が浮上したのは、22年に2人の因縁が深まったことが背景にある。デサンティス氏が身分証確認の厳格化などによって投票機会を制限したり、性的少数者(LGBTQなど)に関する学校教育の規制強化を進めたりしたのに対して、ニューサム氏は22年7月に「自由が攻撃にさらされている。投票することを困難にし、教室での言論の自由を制限している」と批判するテレビ広告をフロリダ州で展開。「カリフォルニアは言論の自由やヘイト(憎悪)からの自由を信じている」と訴えた。

 一方、デサンティス氏は「フロリダでは人々を封鎖(ロックダウン)せず、個人の自由をしっかり守る」と反論し、新型コロナウイルス禍の中でカリフォルニア州よりも早期に社会・経済活動を再開させたと強調。生活費が高騰する同州から人口が流出し、州所得税がないフロリダ州は逆に流入が増えていることもアピールした。さらに、寛容な移民政策を訴えるニューサム氏への当てつけとして、南部国境から流入する移民希望者をカリフォルニア州に飛行機で移送するなど、両者の対立は深まっている。

 ◇認知度アップ、絶好の機会に

 討論会が実現すれば、2大政党の「顔」として認知度を上げる絶好の機会になる。デサンティス氏は24年の次期大統領選で党候補指名獲得を目指しているが、根強い人気のあるトランプ前大統領に支持率で差を広げられている。討論会で保守政治家の代表格として存在感を示せれば、仮に24年の党候補指名を得られなくても、28年の大統領選につなげられる。一方、ニューサム氏は、バイデン大統領が再選を目指すと決めたのを受けて24年大統領選は立候補を見送ったが、大統領へのステップアップの野心があると報じられている。

 米メディアによると、ニューサム氏は11月上旬に南部ジョージア、ノースカロライナ、西部ネバダ各州のいずれかで開催する案を提示している。いずれも大統領選で民主、共和両党が競り合う接戦州で、2人にとって討論会は「大統領候補」としての試金石となる。【ワシントン秋山信一】

6842OS5:2023/08/10(木) 09:52:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ef3e67daf3882da8ab520b3d32da3a7b475a58
米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫
8/10(木) 7:21配信

時事通信
市内地下鉄駅で降りる乗客ら=5月、ニューヨーク(AFP時事)

 コロナ禍発生から3年以上がたち、米国社会はほぼ正常化した。

 しかし、その間に在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いている。米国人の「出社嫌い」は商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫。米景気の足を引っ張る一因になっている。

【ひと目でわかるグラフ】コロナ前と比べた各都市の出社率

 ◇「通勤は無駄」
 「効率的に仕事ができる。通勤時間は無駄だ」。ニューヨーク市の金融機関で株式トレーダーをしている米国人男性(50)は、在宅勤務の利点をこう強調した。ぜんそくの持病もあり、コロナ禍以降は週5日家で働く。「ストレスが減り、『燃え尽き』状態にもならなくなった」といい、今後も在宅を続ける意向だ。

 米国人が在宅を好む背景には、長い通勤時間や利便性に欠ける公共交通機関、広い家などがあると指摘されている。同市郊外に住む50代の金融調査員の男性は、「家ならパソコンまで60秒」だが、オフィスだと片道2時間かかる上、交通費も出ないと説明。出社はノルマの週3日だけだ。

 在米日本企業も、現地社員の在宅志向に苦慮している。米南部にある日系メーカーのオフィスは、月曜と金曜はガラガラだ。日本人社員は「最低出社日数は週1〜2日。増やしたら現地社員は辞めてしまう」と嘆く。

 ◇低い出社率
 米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサールが5月に公表した推計によると、コロナ前を100とした場合の米主要都市のオフィス出社率は40〜60%程度。これに対し、欧州の都市は65〜85%、東京は80%、北京やソウルは100%で、米国の低さが突出している。

 一方、4〜6月期のオフィス空室率は同社調べで、ニューヨークが16.7%、サンフランシスコが28.3%。ロンドンの9.5%、東京の4.8%、ソウルの2.0%を大きく上回る。

 ◇地銀に経営リスク
 米国人の出社嫌いは、経済に暗い影を落としている。企業がオフィスを縮小する動きが広がった結果、ビル所有者の賃料収入が減り、ローンを返済できなくなる事例が増えている。

 商業用不動産向け融資の主な担い手は、地域に密着した地銀だ。貸し倒れが増えれば、破綻のリスクが高まる。米銀大手ウェルズ・ファーゴは「質の悪い融資を多く抱える銀行にとっては難しい局面になり得る」(エコノミスト)と警鐘を鳴らしている。

6843OS5:2023/08/15(火) 20:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a925c502df03f06bcc47baed037c54d9bde1f256
アメリカの党派対立を培養する「ゲリマンダー」 “二極化”に拍車かける選挙区事情【国際政治のキーワード2023夏】
8/14(月) 12:02配信

FNNプライムオンライン

アメリカの政治用語の一つである「ゲリマンダー」という言葉は、中学だったか高校だったかの社会科の教科書に出てきたように記憶している。その由来は割愛するが、自分たちの都合の良いように選挙区の区割りもしくは線引きをすることを意味する。

【画像】“不自然な形”をしたアリゾナ州の連邦下院選挙区割り

自分勝手な選挙区割り「ゲリマンダー(ジェリマンダー)」
米語では“Gerrymander”と書くが、これを日本人が「ゲリマンダー」と発音すると、けげんな顔をされることが多い。Rの発音が明瞭でないことが原因になっているのかもしれないが、ゲリマンダーではなく「ジェリマンダー」と言うと納得してもらえるのが普通である。

筆者もこの自分勝手な選挙区割りをゲリマンダーと言ったらアメリカ人のプロデューサーにジェリマンダーと正されたことがある。発音記号を見ると[dʒɛriˌmændər]とある。やはりジェリマンダーの方がより正確である。

語尾にingを付けてGerrymanderingというとGerrymanderをすること・そういう区割りをすることという意味になるが、選挙区の区割り・線引きの見直し自体はRedistricting(リディストリクティング)という。アメリカでは10年毎の国勢調査の後、このRedistrictingが州毎に実施される。選挙によってだが、人口の増減に合わせて議員定数も増減することがあるのでRedistrictingも必要になるのである。

ただし、州全体が一つの選挙区になる大統領選挙・連邦上院議員選挙・州知事選挙では、区割りの見直しは無い。問題になるのは州毎の人口に合わせて議員数が割り当てられる連邦下院議員選挙や、事情は異なるが州議会選挙の区割りだけである。もっともこちらにも例外はあって、現在、連邦下院議員定数1だけのワイオミング州では、下院議員選挙の選挙区は州全体の1つしかないので見直しは無い。

そのRedistricting・新しい区割りを決めるのは州議会で、その時の州議会の多数派が自分たちに都合の良いようにGerrymanderingを試みるのが普通でもある。ただし、少数派にとってもそれは不都合ばかりとは限らない。多数派政党が自分たちの都合の良い区割りをすれば、残された選挙区が少数派政党にとって盤石になることも珍しくないからである。

裁判に発展することも…
揉めるのは、多数派政党が少数派政党盤石の選挙区を分割して自分たちが更に勝ちやすくしようとするとき等である。こうした時はご多分に漏れず裁判沙汰に発展することも多い。

最近の裁判沙汰の例を挙げると、アラバマ州の連邦下院議員選挙の新しい区割りをやり直すよう2023年6月にSCOTUS・連邦最高裁判所が命じた事例がある。

南部の保守州であるアラバマに割り当てられた連邦下院議席は現在7、このうち6議席を保守の共和党が占め、リベラルな民主党は1議席しか保持していない。率にしてみると14%強ということになる。しかし、アラバマ州の少数派、主に黒人の有権者は人口比ではおよそ27%いる。故に、アラバマの区割りは27%の少数派有権者の意向を充分に反映していないとしてSCOTUS・連邦最高裁判所は区割りのやり直しを命じたのである。保守派が優勢なSCOTUSでさえ、現状は不公平と断じたのは異例とも言われた事例である。

6844OS5:2023/08/15(火) 20:10:40
“不自然な形”の選挙区
他にも不思議な形をしたGerrymander選挙区を見つけるのは難しいことでは無い。

例えば、アメリカの選挙関連情報サイト、ファイブサーティエイトでチェックすると、アリゾナ州の連邦下院議員選挙区割りはこんな図になる。

左下の第7区にご注目頂きたい。これがGerrymanderingの結果であると断言する程の詳細な知識を筆者は持ち合わせてはいないのだが、明らかに不自然な形をしているのは一目瞭然である。この民主党のシンボル・カラーである青に塗られた選挙区の真ん中上と右下に伸びた細長い地区の形は不自然以外の何物でもない。特に右下部分はこの前の区割りより更に細く長く伸びているのだ。

邪推かもしれないが、この州の南側はメキシコということもあり、民主党支持者が多いヒスパニック系住民が住むエリアを無理やりひとまとめにしてあるのではないかと思われる。その結果、赤がシンボル・カラーの共和党候補がもともと勝ちやすい他の選挙区が共和党にとって更に有利になっているようにも思える。いわゆる激戦区、どちらが勝つか蓋を開けてみなければ全く分からない白色の選挙区は一つしかない。

結果、2022年の中間選挙ではアリゾナ州の連邦下院議員の議席は共和党が6議席、民主党が3議席を占めた。しかし、州全体が選挙区の連邦上院議員選挙と州知事選挙では、候補者の資質の問題もあったようだが、微差ながらいずれも民主党候補が勝利した。やはり区割りは無関係の2020年の大統領選挙でもアリゾナ州全体では僅差ながら民主党のバイデン大統領が勝利を収めている。

Gerrymanderingが生み出す党派対立
単純な小選挙区制の選挙でこのようなGerrymanderingが横行すると、政党別の議席は選挙区毎にどんどん固定化していく傾向が強まっていく。

ファイブサーティエイトの見立てでは、現在の区割りでは定数435の連邦下院議会のうち、民主・共和二大政党のどちらかが投票する前から盤石もしくは有利になっている選挙区が、候補者本人の資質は別として、395選挙区にも達している。そして、蓋を開けてみなければ結果が分からない本当の激戦区は40しかないという。そう、激戦区はもはや1割に満たないのである。

アメリカの選挙においては本選挙の前に原則、予備選挙が行われる。本選挙で公認される候補者を事前に党内の予備選挙で選ぶのである。そして、二大政党のどちらか一方が盤石な選挙区においては、予備選挙で勝ちさえすれば本選挙でも勝ち、議員に選ばれるのはほぼオートマチックである。結果として、連邦下院議会選挙の9割の選挙区においては、党内の予備選挙に勝つことが何よりも大事ということになる。本選挙において中間層や反対党の支持者に訴え掛けることは二の次になる傾向が強まるのである。

そこでは必然的に候補者は党内支持層の耳に心地良い主張をする。保守的な選挙区ではより保守的な、リベラルな選挙区ではよりリベラルな主張をする。そういう候補者が予備選で勝ち、本選挙でも勝つからである。勝たなければお話にならないのはどこの国でも、どこの選挙区でも同じだからでもある。

例えば、共和党のいわゆるトランプ派の政治家たちや民主党の一部左派議員が極端な主張をし続けるのは、裏を返せば、そうしなければ自分の次の予備選が危うくなるからでもある。下手な妥協をすると同じような主義・主張の別の候補に取って代られるのである。だから、連邦議会でも妥協をせずに自分たちの主張を声高に叫び続ける。これが特に連邦下院において党派対立と党内の路線対立が激化する一因になっているのである。

現在のアメリカ政治の宿痾とも言える激しい党派対立・路線対立は、社会全体の分断がその根本原因であることに疑いは無い。しかし、積年のGerrymanderingが生み出した選挙区事情が対立の培養地になってしまっているのも否定できない。Gerrymanderingは結果的に党派対立に拍車を掛けているとしか思えないのである。

【執筆:フジテレビ解説委員 二関吉郎】

二関吉郎

6845OS5:2023/08/16(水) 09:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a450ec056165e1eae55bec4812f9d6f0733bb2
4事件で起訴のトランプ氏、共和党内の支持揺るがず…公判期日が選挙戦の重荷に
8/16(水) 8:19配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は選挙介入疑惑を巡る今回の起訴によって、取りざたされてきた四つの事件全てで起訴された。2024年11月の大統領選に向け、指名候補争いで先頭に立つ共和党内の支持基盤に揺らぎは見られないが、本選では公判対応が重荷になりそうだ。


公判 無党派には影響も
米国のトランプ前大統領=ロイター

 トランプ氏は14日、SNSに「世論調査でリードしている政敵を、現職大統領が様々な形で起訴した。決して許してはならない」と投稿し、民主党のバイデン政権による政治的な動きだと主張。15日には今回の事件について「なぜ2年半前に起訴しなかったのか。(大統領選に向けた)政治運動の真っ最中に起訴したかったからだ」と批判した。

 こうしたトランプ氏の主張は共和党内に浸透している。同党のケビン・マッカーシー下院議長は14日、SNSで「選挙妨害のために政府を武器にした」とバイデン大統領を批判した。

(写真:読売新聞)

 四つの事件のうち「本丸」と見られていた21年1月の連邦議会占拠事件で1日に起訴された後も、党内で「トランプ離れ」は起きていない。米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の世論調査の党内支持率の平均は54・5%で、起訴前よりわずかに上昇している。米CBSニュースが2〜4日に実施した世論調査では、一連の起訴の目的が「トランプ氏阻止のため」との回答が共和党支持層で86%に上った。

 トランプ氏側は判決が出るのが大統領選の後になるよう、裁判の遅延を図る構えだが、公判期日が選挙戦と重なるのは避けられない。不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件は来年3月、機密文書を不法に自宅に持ち出したとされる事件では来年5月に初公判が開かれる予定だ。

 CBSの調査では、起訴が「法の支配を守るためだと思うか」との問いに対し、無党派層は「はい」(52%)、「いいえ」(48%)と拮抗(きっこう)した。公判の対応が、本選でカギを握る無党派層の投票に影響を与える可能性がある。

6846OS5:2023/08/16(水) 23:42:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7443aeac1611b83281a0291c08abbaed19d15a54
米大統領選、民主と共和の主要候補の顔ぶれ
8/16(水) 22:17配信

産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

米国で2024年11月にある大統領選に向け、共和党が今月23日、主要候補による討論会を中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開く。共和、民主両党を通じ、出馬表明者による本格的な論戦の幕開けだ。両党の主な候補者の横顔をまとめた。

【写真】トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目されたロン・デサンティス氏

【共和党】

◆ドナルド・トランプ氏(77)

「彼らに討論させてみよう。誰が副大統領にふさわしいか分かるかも!」。トランプ前大統領は交流サイト(SNS)で7月末、8月23日の討論会に参加せず「高みの見物」に回る可能性をほのめした。自身の人気への自信がにじむ。

政敵を罵倒し挑発する手法は健在だ。自身が敗れれば、国民が民主党などリベラル層の「攻撃にさらされる」と主張する。

◆ロン・デサンティス氏(44)

2022年11月の南部フロリダ州知事選で大差で再選し、トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目された。だが、相次ぐトランプ氏起訴への反発から、同氏の党内求心力が高まると失速した。トランプ氏が敗北を認めない20年大統領選では「もちろん彼は負けた」と語り、対決姿勢を強めている。選対幹部を交代させるなど巻き返しを図っている。

◆マイク・ペンス氏(64)

インディアナ州知事を経てトランプ前政権副大統領。2021年1月、議会襲撃事件直後の上下両院合同会議で、バイデン氏勝利の確定手続きを取り仕切った。選挙不正を主張するトランプ氏から結果を覆すよう圧力を受けたが応じず、脚光を浴びた。トランプ氏勝利を信じる支持層の反感は根深く、厳格な中絶禁止を唱える保守姿勢にもかかわらず、低支持率に泣く。

◆ティム・スコット氏(57)

苦学の末、金融業を経てサウスカロライナ州議員、連邦下院議員と階段を上り、2013年、現職の辞任で空席となった州選出の上院議員となった。南部から黒人が上院議員となるのは南北戦争終結後初めて。再選を果たし、「肌の色ではなく人格によって評価される国に」と訴えた公民権運動指導者キング牧師の夢を実現したと誇った。弱者優遇策や人工中絶に反対する。

◆ニッキー・ヘイリー氏(51)

インド系移民の子で2011年に女性初のサウスカロライナ州知事に就任。トランプ前政権で国連大使を務めた。トランプ氏とは良好な関係を保ち、選挙で争うことはないとしてきたが、世代交代を求め今年2月、指名争いに名乗り。「強く誇り高き米国」をスローガンに、中国への対決姿勢を唱え、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援強化も主張する。

◆クリス・クリスティ氏(60)

2010〜18年、東部ニュージャージー州知事。16年大統領選に名乗りを上げ、指名争い撤退後はトランプ氏を支持。だが、20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏を、「決して誤りを認めようとしない」と非難し、返り咲き阻止を訴える「反トランプ」派に転じた。ロシアの侵略を受けるウクライナについて米国は支援し続けるべきとの立場。

◆ビベック・ラマスワミー氏(38)

インド系投資家。主張の柱は、歴史的に差別を受けてきた黒人ら少数派(マイノリティー)に優遇枠を与えるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の撤廃と徹底した「能力主義」だ。6月末、連邦最高裁が大学の入学選考での人種考慮を違憲としたことは追い風となりそうだ。政治では無名の「アウトサイダー」ながら予想外の健闘をみせる。

【民主党】

◆ジョー・バイデン氏(80)

民主党幹部からの支持を受け再選を目指す。生産拠点の国内回帰を進め、半導体産業の振興や温暖化対策で雇用創出を図る「バイデノミクス」で、中・低所得者層の底上げを図る方針だ。高齢のため任期をまっとうできるかとの懸念がある。最近も演説での言い間違えや転倒などで健康不安が広がり、ホワイトハウスは外遊などでも体調管理に注意を払う。

◆ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)

ケネディ元大統領のおいで弁護士。根強い人気の「ケネディ家」ブランドを生かし、バイデン大統領の対抗馬として名乗りを上げた。父は故ロバート・ケネディ元司法長官。交流サイト(SNS)に上半身裸で腕立て伏せをする様子を載せ、健康をアピール。高齢不安のあるバイデン氏と比べた若さも訴えたいようだ。反ワクチン運動で知られ、親族からの批判も招いた。

6847OS5:2023/08/22(火) 08:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f538bdc11f980dd43edb2559e31bbe308f62d82c
米大統領選、第3政党に勝ち目は? バイデンvsトランプ「うんざり」派が期待
8/21(月) 19:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】2024年11月の米大統領選が民主党のバイデン大統領(80)、共和党のトランプ前大統領(77)の一騎打ちとなることを懸念する無党派層や両党穏健派が「第3の候補」に期待を寄せている。40%程度の低支持率が続くバイデン氏に対し、トランプ氏に対する起訴は14日、4度目となった。両氏への不満は第3党に向かうのか。

「もし私が選挙に立ったら、私は勝つ」

7月17日、北東部ニューハンプシャー州マンチェスターの大学構内。第3政党グループ「ノーレーベルズ」の行事で民主党のマンチン上院議員(75)が語ると会場がざわめいた。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。発言はノーレーベルズからの出馬に意欲を示したとして主要メディアに報じられた。

同19日にクイニピアック大が発表した世論調査によると、「第3政党候補の投票を考えるか」との質問に47%が「イエス」と答え「ノー」の比率と拮抗(きっこう)した。内訳は無党派層64%、民主・共和の支持層でそれぞれ35%、38%に上り「有権者の多くが現状維持は駄目だとしていることを明示した」とアナリストのティム・マロイ氏は指摘する。

マンチェスターの会場では新たな選択肢への渇望が渦巻いていた。東部ニュージャージー州から駆けつけたアーサー・キャッツさん(68)は「極端な政策を好む国民は一定程度いるが、その数に不釣り合いなほど民主も共和も左右極端に寄りすぎた。現実的政策を望む中道層を代弁する指導者がいない」と語る。地元の無党派、ジェイミー・ガニエさん(79)も「バイデン氏やトランプ氏には孫たちの国の未来を任せられない」と断言する。

ノーレーベルズは来年の民主・共和の予備選の行方を見極めて「勝てる確信が持てる」人物を条件に擁立を最終判断し、同4月、テキサス州ダラスで開催の全国大会に臨むシナリオを描く。「バイデン対トランプ」再来が決定的になれば、マンチン氏を軸にハンツマン元ユタ州知事(63)やホーガン前メリーランド州知事(67)ら共和党穏健派を加えた正副候補が取り沙汰される。

草の根レベルの第3党組織「フォーワード(前進)党」は発足1年を迎えた。24年は大統領選ではなく地方選に絞り議席獲得を目指すが、共同創設者のホイットマン元ニュージャージー州知事(共和)は1周年の行事で「これほど多くが(既存政党に)うんざりし民主主義が危機にひんしたときはない」と訴えた。

第3政党の大統領候補といえば1992年、96年に出馬した実業家のロス・ペロー氏が想起される。同氏が92年、共和党票を奪ったことはブッシュ(父)大統領が再選を逃す一因となった。2024年も第3政党候補の勝利は困難とみられるが、民主党左派はバイデン氏の支持を奪いトランプ氏を返り咲かせる「スポイラー(壊し屋)」になることを警戒する。

共和党の元選挙参謀、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルのコラムで「トランプ氏が候補になれば、共和党も神経質になるはずだ」と述べ、機密文書事件など司法追及が深まるトランプ氏にも「ノーレーベルズは脅威となる」との見方を示した。

6848OS5:2023/08/25(金) 09:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e0b5ba47bf00a6b9245b1b14783de24ee93ac1
若手ラマスワミ氏、急浮上 無名候補から3番手に 米共和・大統領選
8/25(金) 7:10配信

時事通信
23日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの共和党の討論会会場に到着した実業家ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、最年少の実業家ビベク・ラマスワミ氏(38)が勢いを伸ばしている。

 政治経験のない無名候補として参戦したが、テレビ・ラジオ出演やインターネットを活用した精力的な発信を繰り返し、党内支持率で3位に浮上。23日の第1回候補者討論会でも存在感を示した。

 「漸進か、革命か。私は革命の側に立つ」。ラマスワミ氏は初の大舞台で気勢を上げた。歯切れの良さが持ち味で、他候補に積極的に攻撃を仕掛ける姿はトランプ前大統領(77)と重なる。

 その半生は「アメリカン・ドリーム」そのものだ。中西部オハイオ州に生まれ、両親はインド系移民。イエール大法科大学院を修了後、バイオテック企業を立ち上げて成功した。選挙戦に妻と幼い息子2人を伴い、空き時間には独自のポッドキャストの配信も欠かさない。

 孤立主義的な外交姿勢や官僚機構の敵視など、主張は極端で粗削りだ。討論会では「外交を知らない」(ヘイリー元国連大使)、「職業訓練の場ではない」(ペンス前副大統領)などとライバルの標的になった。

 各種世論調査の平均によると、出馬表明時1%に満たなかった党内支持率は22日現在、7.2%に上昇。55.4%で圧倒的にリードするトランプ氏には遠いものの、14.3%に失速したデサンティス・フロリダ州知事(44)を脅かしつつある。

 シカゴからラマスワミ氏の応援に駆け付けた自営業ポール・フェーレンバッカーさんは、「はっきりした物言いと起業家精神が好き」と話す。「トランプは4回も起訴され、選挙戦でエネルギーを失うだろう。若い世代に期待したい」。

6849OS5:2023/08/26(土) 20:41:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69e1431c8ab0750884a9908fbc7e13d6c833e1e
米国で無名歌手の曲が異例のヒット トランプ派の政治利用が影響か
8/26(土) 20:30配信

毎日新聞
カントリー音楽の曲「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」が米国で異例の大ヒットとなった無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさん=米南部ノースカロライナ州で8月19日、AP

 米国で無名歌手によるカントリー音楽の曲が異例のヒットを記録している。地方の労働者の悲哀など、トランプ前大統領の支持層に響く歌詞が多く、トランプ派は「保守派のアンセム(象徴する曲)」と政治利用を図っている。


 「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」と題し、南部バージニア州リッチモンドの約160キロ北にある首都ワシントンの政治家を批判した曲。23日に中西部ウィスコンシン州で開かれた共和党の大統領候補によるテレビ討論会の冒頭、流された。

 「魂を売り、一日中働き、ばかげた給料のために何時間も残業し……」。そんな歌い出しの曲は無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさんが10日に発表した。本名はクリストファー・アンソニー・ランスフォードで、歌手名は祖父の名にちなむ。

 上向かない暮らし、税金の無駄遣い、腐敗した権力――。「新しい世界で生きる古い魂」と自らを表現し、「私やあなたのような人たちにとって、ひどく残念な世の中になった。目覚めて『これは現実じゃない』となってほしいが、まぎれもない現実だ」と歌う。

 フェイスブックで公表した経歴によると、アンソニーさんは30歳前後の男性。高校中退後、製紙工場の作業員や製造業の営業マンとして働いた。「プロの歌手になろうとは考えたこともない」という。しかし「政治家は鉱山労働者にも目を向けてくれ」「福祉の甘い汁を吸う肥満者」といった直球の歌詞は、民主党の政策を「過剰な福祉」と批判する保守層や共和党支持者の間で話題になった。

 「感じたことをそのまま歌った」という曲は、アンソニーさんと似た境遇にある地方の労働者の思いを代弁する。「あいつらは全てをコントロールしたいだけ」と党派を問わずに政治家を批判しているが、結果として「既存政治への不満」「衰退する米国の再生」を訴えるトランプ氏と親和性の高い曲になった。

 「琴線に触れる」(トランプ派の政治家レーク氏)、「労働者階級に起きたことを表す歌だ」(保守系FOXニュースの司会者イングラハム氏)などと著名人に紹介されたことで、音楽アプリのダウンロード数が爆発的に伸びた。8月中旬のビルボードの週間チャートでは著名歌手を抑えてトップに躍り出た。過去にヒットチャートに入ったことのない歌手の曲が首位になるのは史上初だという。

 一方、リベラルメディアでは批判的な論評が目立つ。米CNNは「主流のポップカルチャーを嫌う人たちが、自らの政治的立場を擁護するためならお金を使うという状況が背景にある」と指摘。米紙ニューヨーク・タイムズも、保守派が自分たちの思想に沿う映画や楽曲のヒットを後押しする傾向の一環だと分析した。

 アンソニーさんは、政治的には中立だと説明。25日に公開した動画でも「保守派の人たちが、私のことを彼らの一部であるかのように言うのはしゃくに障る」と不快感を示し、「(共和党の)大統領候補の討論会で私の曲を流すなんて奇妙なことだよ。あの人たちの(批判の)曲を書いたのにね」と苦笑いを浮かべた。【ワシントン秋山信一】

6850OS5:2023/08/31(木) 10:33:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fad72be83029d9981032da531e8caa39e5f398fc

米共和党重鎮、また言葉出ず 81歳、健康に不安
8/31(木) 7:30配信

時事通信
米共和党上院トップのマコネル院内総務(手前)=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院トップのマコネル院内総務(81)が30日、地元ケンタッキー州での記者会見で突如言葉に詰まり、発話できなくなった。

 マコネル氏は7月にも会見で同様の状態に陥ったばかりで、健康不安が一段と強まっている。

 マコネル氏は記者から「2026年の再選出馬に関するあなたの考えは」と質問された後、約30秒間にわたって一点を見詰めたまま沈黙した。米メディアによると、マコネル氏の報道担当者は「一瞬ふらついた」と説明しており、医師に相談するという。

 マコネル氏は07年から共和党上院トップを務め、在任期間は米史上最長。3月に転倒して脳振とうを起こし、入院していた。

6851OS5:2023/09/03(日) 10:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee6e79499c3314121d1c444ffa83dae6e1aa3cf
バイデン氏が被災地訪問 「政敵」デサンティス州知事は同行せず
9/3(日) 9:42配信

毎日新聞
米南部フロリダ州でハリケーン「イダリア」の被災地を視察後に演説するバイデン米大統領=2023年9月2日、AP

 バイデン米大統領(民主党)は2日、ハリケーン「イダリア」の被害を受けた南部フロリダ州を訪問した。大統領の被災地訪問では地元首長が同行することが多いが、政敵であるデサンティス州知事(共和党)はバイデン氏と面会しなかった。公の場でバイデン氏と同席する姿が報じられれば、正念場を迎えている2024年大統領選の党候補指名争いにマイナスになると判断したとみられ、災害対応でも深刻な党派対立が影を落とす形になった。


 米メディアによると、バイデン氏はヘリコプターで上空から同州ライブオーク周辺の被災地を視察した後、被災者らと面会。地元選出のスコット上院議員(共和党)や市長らから被災地支援の状況について説明を受けた。デサンティス氏の不在については「失望していない。何か理由があったのだろう」と記者団に語った。

 一方、デサンティス氏はバイデン氏の訪問について、厳重な警備が必要になるため、被災地の復旧活動に支障が出かねないと懸念を示していた。2日には別の被災地を訪問し、被災者への配給を手伝ったという。

 22年9〜10月にハリケーン「イアン」の被害が出た際には2人で被災地を視察しており、今回のハリケーン対応でも電話で頻繁に協議するなど実務面では連携していた。

 24年大統領選でバイデン氏は民主党、デサンティス氏は共和党の候補指名を目指しており、本選で対決する可能性も見据えて互いに批判し合っている。ただ、トランプ前大統領の有力な対抗馬と目されてきたデサンティス氏は支持率が下落し、2番手の座も危うくなっている。【ワシントン秋山信一】

6852OS5:2023/09/13(水) 11:51:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/911ef01543a43b56a7eda5379421089e9661e672
マッカーシー下院議長、バイデン氏弾劾に向けた調査開始を指示…次男ハンター氏の疑惑に絡み
9/13(水) 10:26配信
読売新聞オンライン
マッカーシー米下院議長=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米野党・共和党のケビン・マッカーシー下院議長は12日、バイデン大統領の次男ハンター氏の海外ビジネスを巡る疑惑に絡み、バイデン氏の弾劾(だんがい)訴追に向けた調査の開始を下院の関係委員会に指示した。


 下院共和党は、ハンター氏が民主党・オバマ政権下で副大統領だったバイデン氏の立場を利用して、ウクライナなどで不正に関与した可能性があると主張している。マッカーシー氏は12日、議会内で記者団に対し、「職権乱用や捜査妨害、汚職の疑いがある」と訴えた。下院の監視・説明責任、司法、歳入の3委員会が主導して調査すると説明した。


 ただ、バイデン氏の弾劾が実現する可能性は低いとみられている。弾劾に向けた訴追には下院の過半数の賛成が必要だ。訴追できても上院での弾劾裁判では出席議員の3分の2の賛同がなければ有罪にはできない。

 いずれも現状では、ハードルが高いのが実情で、ホワイトハウスの報道担当官は声明で、「不正の証拠はまったくない。極端な政治的行為で最悪だ」と非難した。

6853OS5:2023/09/15(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a937481bbf34c8293076e6ff41829b157764d2
米共和党ロムニー氏、次期上院選出馬せず 「反トランプ」代表格
9/14(木) 11:43配信


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毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のミット・ロムニー連邦上院議員(76)は13日、2024年11月の上院選に立候補しないと表明した。25年1月の任期末で政界を引退する公算が大きくなった。12年大統領選では党候補指名を勝ち取ったが、民主党のオバマ大統領に敗北し、19年からは上院議員を務めていた。トランプ前大統領に批判的な共和党穏健派の代表格の退任表明は、分極化が進む米政界を象徴する一幕となった。

【2020年米大統領選】礼賛一色「トランプショー」 異例の米共和党大会

 ロムニー氏は13日の声明で、次の上院議員の任期(6年間)には80歳を超えることを踏まえて「次世代のリーダーたちの出番だ。彼らが、自分たちが生きていく世界を構築する決断をしなければならない」との考えを示した。

 13日の米紙ワシントン・ポストのインタビューでは、24年の次期大統領選について「トランプ氏か、バイデン氏が、次の大統領になるだろう」との見通しを示した上で、「重要な問題に関して、バイデン氏は(米国を)導いていけないし、トランプ氏は導いていくつもりもない」と両氏を批判した。

 ロムニー氏は経営コンサルタント、02年のソルトレークシティー冬季オリンピック組織委員会会長、東部マサチューセッツ州知事などを歴任。08年大統領選では党候補指名争いで敗れたが、12年大統領選では共和党候補として本選に進んだ。18年の上院選は西部ユタ州で当選。トランプ氏の2度の弾劾裁判では、共和党の上院議員として唯一、いずれも「有罪」を支持した。【ワシントン秋山信一】

6854OS5:2023/09/17(日) 09:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c103c17dda0340f3e89058d534238d54ddd503d
バイデン氏、再選へ試練 自動車労組スト、次男起訴 米大統領選
9/17(日) 7:20配信

時事通信
15日、全米自動車労組(UAW)のストを受け、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】全米自動車労組(UAW)のストライキ入りを受け、バイデン米大統領が支持基盤である組合への配慮と米経済への打撃回避との間で板挟みに遭っている。

 次男のハンター氏が銃不法所持などの罪で起訴される悪材料も重なり、来年の大統領選での再選に向けて試練を迎えている。

 「労働者の不満は理解できる。企業側はさらに努力すべきだ」。バイデン氏は15日、史上初の自動車大手3社の一斉スト入りという事態を受けて急きょホワイトハウスで演説。「米史上最も労組に近い大統領」の異名の通り、組合側に寄り添う姿勢を示した。

 ただUAWはストの拡大も示唆するなど強硬姿勢を崩していない。米メディアによれば、ストが10日間続けば50億ドル(約7400億円)の経済損失につながるとの試算もある。長期化は「バイデノミクス」と政権が誇る堅調な経済に冷や水を浴びせかねない。

 米消費者心理には既に、長引くインフレが重くのしかかっている。USAトゥデー紙の最新世論調査では、国民の59%がバイデン政権の経済政策を「支持しない」と回答。経済回復に関してバイデン氏とトランプ前大統領のどちらをより信頼するかを尋ねると、47%が「トランプ氏」と答え「バイデン氏」の36%を上回った。

 さらに今週、長年バイデン氏の不安要素とされてきたハンター氏の問題が相次いで表面化した。野党共和党は12日、ハンター氏の海外企業との取引に関してバイデン氏の弾劾訴追に向けた調査を開始。14日にはハンター氏が薬物依存下での銃不法所持で起訴された。バイデン氏は仮にハンター氏が有罪となっても「恩赦しない」(ジャンピエール大統領報道官)方向だが、共和党が攻勢を強める中、当面防戦を強いられそうだ。

6855OS5:2023/09/19(火) 12:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61043e0aa1242544e61c1a73798b7057987e8cc
米上院、議場でネクタイ不要に 民主主導「リベラル化」、共和反発
9/19(火) 10:45配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂内をノーネクタイで歩く民主党のフェッターマン上院議員=2023年9月6日、AP

 米連邦上院で18日、多数派の民主党の主導で議場でのドレスコード(服装規定)が緩和され、男性議員はジャケットやネクタイの着用が不要になった。米メディアが報じた。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は「上院議員は議場で何を着るかを選べる。私はスーツの着用を続ける」と述べた。共和党の一部は緩和に反発しており、リー上院議員は「ズボンは必須。任意じゃない」と皮肉交じりに批判した。

 報道によると、上院の議場でのドレスコードは慣例で男女とも「ビジネスアタイア」とされ、男性はジャケットやネクタイの着用を求められていた。女性は2019年に袖なしの服の着用を認められるようになった。

 シューマー氏は今回、議場出入り口で服装をチェックする守衛に対して、今後は議員へのドレスコードのチェックは不要だと指示した。一方、議場に入る議会職員や議員の補佐官らには従来通り、ビジネスアタイアの服装が求められる。

 ドレスコードの変更の理由は不明だが、22年11月の上院選では、ジーンズにパーカ姿を定番とする民主党のフェッターマン氏(東部ペンシルベニア州選出)が当選。民主系の会派に所属する西部アリゾナ州選出のシネマ上院議員も、色彩やデザインがユニークな服装で知られており、議場でも「リベラル化」を進める狙いがあるとみられる。一方、共和党が多数派の下院では従来通り、フォーマルな服装が求められる。【ワシントン秋山信一】

6856OS5:2023/09/22(金) 13:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ee0587da8633cac787577b5e220e8a2c3216d4b
バイデン政権、ベネズエラ移民47万人を就労可能に 越境者急増で
9/22(金) 10:36配信
毎日新聞
米国を目指すベネズエラ人たち=米国とメキシコの国境付近で2023年9月21日、ロイター

 米国土安全保障省は20日、ベネズエラから入国して米国に滞在している移民約47万人に対し、一時的に就労できる資格を与える措置を発表した。ベネズエラをはじめとする中南米からの移民は近年、ニューヨーク市などで急増している。市長らは、移民が社会的なセーフティーネットに頼らず生活するために速やかな就労を認めるようバイデン政権に求めていた。

 同省によると、7月末までに入国したベネズエラ人に対し、18カ月の一時保護資格を与える。この資格は、自国の状況が安全な帰還を妨げている場合、米国に滞在している個人を強制退去から保護するためのもので、就労も認められる。ベネズエラの不安定性が増しているため適用すると説明している。これにより、新たに資格を得られるのは約47万2000人の見通しという。

 バイデン政権下では、「移民に寛容」というイメージから、南部国境を越えて来る移民希望者が殺到。国内政治や経済が混乱しているベネズエラ出身者が急増している。越境者は、南部の州はもちろん、ニューヨークやシカゴなど民主党が地盤とする大都市にも押し寄せている。受け入れにかかる予算や宿泊場所の確保などを迫られる自治体は対応に苦慮しており、バイデン政権に措置を求めていた。

 同省は、8月以降に入国した移民は対象外だとしている。ただし、既に越境した移民に法的な保護を与えることで、新たな移民の越境を促すだけではないかという懸念も残っている。【ワシントン西田進一郎】

6857OS5:2023/09/28(木) 08:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d12e8d1d83cf86013978e71f9fb112f323cfcba2
たった1人の中絶反対議員のために…米軍幹部300人超の昇進人事がストップ 「中国を利するだけ」同盟国日本への影響も
9/27(水) 12:22配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

国の安全保障を賭けた政治的チキンゲーム

秋の爽やかな風を受け、芝生が緑輝く9月中旬。連邦議会の敷地内の広場には、300人を超える現役の軍人の写真や名前が掲げられ、まるで墓地のような光景だった。全員が昇進の承認を理不尽に止められている軍人たちだった。


中には、米軍制服組トップの統合参謀本部議長に加え、陸軍参謀総長、海兵隊総司令官に指名され、各軍のトップ就任するはずの指揮官も含まれていた。このうち米軍海兵隊トップとなる司令官の不在は、当時の司令官が死去した1859年以来164年ぶりで、歴史上、異例の事態が続いていた。

“墓地”の前でFNNの取材に応じたポール・イートン元米陸軍少将は、「承認人事が見送られていることは、国家安全保障上の危機だ。その影響は5,6年先まで及ぼすだろう」と訴えた。さらに弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や中国、ロシアの動向も踏まえ「影響は、同盟国の日本へも及んでいく」と危機感をあらわにした。

何百人もの承認が延期されると現場では、何が起きるのか。陸軍と空軍の参謀総長、海軍作戦部長らは、覇権を強める中国やロシアによるウクライナ侵攻などに対する米軍の対応を指揮し、数十万人の動きを統括する。

トップの不在中は、承認が保留されたまま「代行」の形でその役を担うが、国防総省は、適切な時期に適切な指揮官がその地位に就けなければ「即応能力を低下させ続け、米国民などの命を危険にさらすことになる」と語る。

軍幹部の承認人事を止める、たった一人の上院議員

米軍幹部の人事は、大統領の指名と上院の承認が必要となる。上院では、伝統的に投票は経ずに全会一致で承認しているが、一人でも反対者がいれば投票となる。

この権力を利用したのがアラバマ州選出の上院議員トミー・タバビル氏(共和党)だ。タバビル氏は、連邦最高裁が中絶の合憲性を認めない判決を出したにも関わらず、国防総省が軍人の中絶を保証しているとして、承認人事を次々と保留している。

国防総省は、中絶が認められない州から認められた州に行く必要がある軍人に休暇と旅費を支給しているが、タバビル氏は、その政策を廃止しない限り譲らないとしているのだ。

これについてタバビル氏は、FNNの取材に対し、「人事の保留は米軍の即応能力に影響はしない。国防総省やバイデン大統領が、中絶を促進するために違法に税金を費やしている。それが続く限り、保留を続ける」と述べ、従来の主張を曲げない考えを示した。

「中国への贈り物」年末までに全体の8割に影響が及ぶ恐れ

国防総省によると、今月21日の時点で、同様の理由で316人(空軍、陸軍、海軍、海兵隊、宇宙軍)の人事の承認が滞っているほか、年末までに軍幹部850人超のうち4分の3にあたる650人が、タバビル氏の人事保留の影響を受けると見積もる。

一方、昇格人事の保留の影響は、軍人本人だけではなく、その家族にも多くのストレスを与えているという。21日、“墓地“を訪れた女性はFNNの取材に対し「知人の家族は、いつ引っ越すかわからず、子どもを学校に入学させることができない。煉獄の中にいるようだ」と語った。実際に何千人もの軍人の家族が、いつ引っ越さなければならないのか、当分の間どこに住めばいいのかわからず、宙ぶらりんの状態に置かれるという。

こうした状況を受けて、上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は、20日から21日にかけて上院の投票による採決に踏み切り、米軍制服組トップの統合参謀本部議長と陸軍参謀総長、海兵隊総司令官の指名を承認した。

上院は、長時間の審議を避けるため、軍人の人事をひとまとめにして承認しているが、タバビル氏の影響で、現時点ではそれは不可能だ。チャック・シューマー氏によると、理論的には候補者を個別に承認することができるが、そうすれば上院の議場で700時間近くを費やすことになると話している。

現地メディアからも保留者全てを承認するには、数カ月、または来年の大統領選挙まで長引く可能性があるとの見方も出ている。これについて国家安全保障の専門家からは、「タバビル氏が、国家安全保障を危険にさらしていることに同意していることと同様だ。これは中国に毎日与え続ける贈り物だ」との声も聞こえてくる。民主義陣営の守護神となる米軍が社会の分断によって翻弄されている。

(FNNワシントン支局 千田淳一)

千田淳一

6858OS5:2023/09/28(木) 17:18:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092700693&amp;g=int
激戦州で労組票巡り火花 バイデン、トランプ両氏が訪問―米大統領選
2023年09月28日07時07分

26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)
26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)

トランプ前米大統領=25日、サウスカロライナ州サマービル(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向け、バイデン大統領とトランプ前大統領が労組票を巡って火花を散らしている。バイデン氏は26日、激戦区の中西部ミシガン州で現職大統領として初めて全米自動車労組(UAW)のスト現場を訪れ、組合員を激励。トランプ氏も27日に労働者を前に演説し、支持を呼び掛ける方向だ。

 「自動車業界は素晴らしい業績を上げている。今度は彼らが私たちのために努力する番だ」。バイデン氏は抗議活動の現場で組合側を「私たち」、経営側を「彼ら」と呼び、40%の賃上げなど組合側の厳しい要求を支持した。隣ではフェインUAW会長が「歴史的瞬間だ」と笑みを浮かべた。
 バイデン氏は自他共に認める「史上最も労組に近い大統領」。とはいえ、大統領が労使交渉のさなかに一方に肩入れするのは政治的リスクが大きい。ストが長期化すれば「生産や雇用、インフレに影響する可能性がある」(パウエル連邦準備制度理事会議長)と懸念される。有権者は長引くインフレで、バイデン氏の経済運営に厳しい目を向けてもいる。
 踏み込んだ行動に出た背景には、バイデン政権が環境対策として進める電気自動車(EV)への転換がストの一因になったという事情がある。伝統的に民主党候補を推薦してきたUAWは今のところ、バイデン氏の推薦を保留。そうした中、トランプ氏は「バイデンが米国の自動車産業を壊滅させる」と不安をあおっている。
 ミシガン州を含む中西部は「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置する。2016年大統領選では現状に不満を抱く白人労働者層がトランプ氏支持に流れ、同氏の勝利に貢献した。来年の大統領選も接戦が予想され、ミシガンなど一部の激戦州が勝敗を左右する。80歳と高齢で心身の衰えを指摘される中、支持層の取りこぼしだけは何としても避けたいのがバイデン氏の本音だ。

6859OS5:2023/09/28(木) 21:05:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/be81a142b2bb8229bf408cf28beda627c49727ae
トランプ氏、すでに「対バイデン」に照準 色あせる共和党候補指名レース
9/28(木) 18:58配信

産経新聞
来年の米大統領選に向けた共和党候補の指名獲得レースは、「大本命」のトランプ前大統領が2度連続で討論会を欠席し、主役不在で色あせたものとなった。トランプ氏は第2回候補者討論会が行われた27日、本選の激戦地と目される中西部ミシガン州で演説し、民主党のバイデン大統領との対決に照準を合わせた活動を展開した。

「逃げずに出てこい」。

27日、反トランプを鮮明にするクリスティー前ニュージャージー州知事が討論会出席を避けるトランプ氏を挑発すると、会場からは歓声やブーイングが混じった反応が上がった。

しかし他の候補たちは、ためらいがちな批判に終始した。インド系投資家のラマスワミー氏が、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」を継承・発展させると訴えたのに対し、ヘイリー元国連大使は「あなたは信用できない」と言い放ったが、4度の刑事訴追を受けているトランプ氏に対して厳しい態度を示すことはなかった。討論会を観覧した共和党員らからは「(各候補が)トランプ氏とどう違うかもっと聞きたいのに」との声も上がる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党支持層のトランプ氏への支持率(27日現在)は56・6%で、2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事(14・4%)の約4倍。討論会の参加者全員を合算してもトランプ氏に届かない計算だ。多くの候補は党支持層の反発を恐れ、トランプ氏「一強」に挑む道筋を見つけられずにいる。

その中でトランプ氏は27日、自動車産業の中心地であるミシガン州デトロイトの工場を訪れ、労働者層との近さをアピールした。バイデン氏が前日に同州で、自動車労組のスト現場を応援訪問したのに対抗した。バイデン氏のスト訪問は、現職大統領としては極めて異例の行動だった。本選の行方を左右する東・中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」の争奪戦が、すでに本格化していることを印象付けた。

27日の討論会場となった「ロナルド・レーガン大統領図書館」は、共和党の中核である保守派が理想視するレーガン元大統領を顕彰する施設。過去の討論会でも特に重要とされてきた舞台だが、トランプ氏は全く意に介する様子を見せなかった。(シミバレー 大内清)

6860OS5:2023/09/30(土) 20:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/751098b31f14c799df79020e3e85ab48468a4446
米下院がつなぎ予算案否決、一部政府機関の閉鎖濃厚に…共和党の保守強硬派21人が造反
9/30(土) 10:47配信

読売新聞オンライン
29日、米ワシントンでつなぎ予算案否決後、取材に応じるケビン・マッカーシー下院議長=ロイター

 【ワシントン=田島大志、田中宏幸】米議会下院は29日、共和党のケビン・マッカーシー下院議長が主導して提出した1か月間の政府資金を確保する暫定予算(つなぎ予算)案を否決した。予算措置期限の30日までに打開するのは困難な情勢で、2024会計年度が始まる10月1日からの一部政府機関の閉鎖は濃厚となった。

 共和党は下院で多数派を占めるが、ウクライナ支援の減額や大幅な歳出削減を主張する保守強硬派21人が造反した。暫定予算案には支出を30%削減する共和党独自の主張が盛り込まれ、民主党も反対に回った。賛成198票、反対232票だった。

 上院では民主党が主導権を握る。閉鎖を回避するには超党派で合意し、暫定予算を上下両院で可決する必要がある。バイデン政権は、60億ドル(約8900億円)のウクライナ支援を含む暫定予算案を超党派で成立させたい考えだ。上院では現行水準を11月17日まで維持する暫定予算案で両党が合意しているが、下院共和党は受け入れない構えだ。29日時点で両党が合意に至るメドは立っていない。

 政府閉鎖となれば、これまでで最長の35日間に及んだトランプ前政権時の2018年12月〜19年1月以来、約5年ぶりとなる。ホワイトハウスによると、10月1日から約70万人の連邦職員が一時帰休となる見込みだ。約130万人の米兵は無給で勤務する。

 バイデン大統領は29日の演説で「軍の部隊が危機に瀕(ひん)している中、政治的な駆け引きをしている場合ではない。完全な職務怠慢だ」と共和党を厳しく批判した。

 バイデン、マッカーシー両氏は5月、政府の借入金の限度を定めた「債務上限」の引き上げを巡り、歳出抑制を含めた予算協定で合意している。イエレン財務長官は29日の演説で、協定を尊重するよう求めた。

6861OS5:2023/10/01(日) 01:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0714895a5c709778213642eb6c030b448a5f6fa
ケネディ元大統領のおい、無所属で大統領選出馬か…民主党から立候補模索したが支持広がらず
9/30(土) 21:40配信

読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】ロイター通信は29日、2024年の米大統領選で、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏が無所属の独立系候補として立候補表明する見通しだと報じた。同氏は動画投稿サイトで10月9日に「重大発表」を行うと表明していた。


 同氏はジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子。一時は民主党からの立候補を模索したが支持が広がらなかった。新型コロナウイルスのワクチン懐疑派として知られる。

6862OS5:2023/10/01(日) 10:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/83dd49f94cc5f0e1933dcc3d89105aa19aa921ab
米政府閉鎖、回避へ つなぎ予算案、議会通過
10/1(日) 4:02配信
時事通信
米連邦議会議事堂=ワシントン

 【ワシントン時事】米連邦政府の2023会計年度末を迎えた30日、議会上下両院は11月半ばまでのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。


 難航する24年度予算案の審議時間を稼ぐための措置で、深夜0時(日本時間10月1日午後1時)までにバイデン米大統領が署名して成立すれば、政府機関の一部閉鎖は回避される。

 つなぎ予算案を巡っては、下院で過半数を占める共和党で保守強硬派が反対し、審議がこう着。年度末が迫る中、共和党下院指導部はつなぎ予算案に大幅な支出削減を盛り込むなど、強硬派の主張を反映させた。それでも29日の採決では強硬派からの造反が相次ぎ、否決された。

6863OS5:2023/10/01(日) 11:20:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6864OS5:2023/10/01(日) 11:20:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6865OS5:2023/10/01(日) 17:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/00748c720c2bc341e23cf3e708b8ab16f3bf3f1f
民主・共和、痛み分け予算危機回避 翻弄されるウクライナ支援
10/1(日) 17:10配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米連邦政府の2024会計年度(23年10月〜24年9月)予算を巡り、与党・民主党と野党・共和党が政府機関の一部閉鎖を回避するため、痛み分けの形でつなぎ予算をまとめた。当面の危機はしのいだが、火だねは残っている。2024年大統領選で政権奪還を目指す共和党と、バイデン大統領の再選を狙う民主党の攻防が激しさを増し、今後、争点となったウクライナ支援が翻弄される展開も予想される。

「国境を守り、政府支出を抑制し、経済を軌道に乗せる戦いの始まりだ」

下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務は9月30日、つなぎ予算の下院可決を受けた記者会見で、不法移民対策の強化や歳出抑制をバイデン政権や民主党に強く求めていくことを宣言した。

上院か下院いずれかで多数派を持つ野党が、予算審議を通じ政権と与党を揺さぶるのは、通例の駆け引きだ。ただ、歩み寄りを拒み、予算切れに伴う政府閉鎖を引き起こせば世論の強い反発を招くことが必至だ。

共和党のマッカーシー下院議長は民主党と厳しく対立しながらも、「政府閉鎖は望んでいない」などと繰り返し言及。不法移民対策などの要求実現と、民主党との着地点を探るバランスをとろうとしてきた。

つなぎ予算案の最終段階の審議で、共和党側が不法移民対策を除外する一方、バイデン政権と民主党も、重視するウクライナ支援を取り下げる形で落着した。

マッカーシー氏が直面する難題も改めて浮かび上がる。ウクライナ支援には、自国優先を主張するトランプ前大統領に近い共和党の保守強硬派が反発。11月中旬までのつなぎ予算が切れた後の新たな予算審議でも、マッカーシー氏は再び保守強行派との調整を抱えていることになる。

ウクライナ支援の継続を巡っては、8月のCNNテレビの世論調査で、共和党支持層の71%が議会による追加予算の承認に反対するなど、党内で意見が分かれている。無党派層の動向も含め、支援停止が来年の選挙にどのような影響を与えるかを考えながら対応を練る必要がある。

「(マッカーシー)議長がウクライナに必要な支援を可決してくれることを大いに期待している」

ウクライナ支援継続を掲げるバイデン氏は30日に出した声明で、マッカーシー氏にこう協力を求めつつ、共和党の強硬派議員を批判した。

6866OS5:2023/10/04(水) 07:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41c728cf330a92dee4d92cbc7499423bf7ac1eb
米下院議長、「解任」可能性高まる 解任動議の棚上げに失敗
10/4(水) 4:05配信


毎日新聞
マッカーシー米下院議長=米ワシントンで2023年10月3日、AP

 米連邦下院は3日、マッカーシー議長の解任動議を棚上げして事実上無効化する議案を否決した。解任動議の採決を阻む指導部の試みが失敗したことで、マッカーシー氏が解任される可能性が高まった。下院は3日午後にも議長解任動議の採決を行う見通しで、可決されれば米史上初めてとなる。

 共和党内では穏健派と保守強硬派の内紛が深刻化しており、マッカーシー氏が解任された場合、次期議長の選出が難航するのは必至だ。24会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成や対ウクライナ支援の遅滞といった悪影響が懸念される。

 議長解任動議は2日、共和党保守強硬派のゲーツ下院議員が提案した。マッカーシー氏が政府機関の一部閉鎖を避けるため、11月17日までの暫定的な「つなぎ予算」を民主党の賛同を得て成立させたことを批判。一方、指導部は解任動議を棚上げする議案を提出したが、民主党と共和党保守強硬派の一部が反対した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212。共和党から5人が「造反」すれば思うように議案を通せない状況で、議会運営を主導するマッカーシー氏は弱い立場に置かれてきた。【ワシントン秋山信一】

6867OS5:2023/10/04(水) 07:25:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a60908b0ec4f97397c505e98e789814c72a9d3b
米下院が共和党マッカーシー議長解任 史上初、党内強硬派の動議可決
10/4(水) 6:32配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で2023年10月3日、メディアと警察に囲まれてマッカーシー氏=AP

 米下院は3日、共和党トップのマッカーシー下院議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。下院は共和党が多数を握っているが、共和党内の強硬派が提出した動議に、民主党が賛同した。米メディアによると、下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。

 3日午後、下院は動議をめぐって採決し、解任への賛成216、反対210で可決した。下院(定数435、欠員2)は、共和党が221議席で、212議席の民主党をわずかに上回っている。通常なら共和党議長の解任動議は通らないが、共和党議員8人と民主党議員の大半が賛成し、一部議員は採決を欠席した。

 動議を提出したのは、下院共和党で20人あまりの強硬派の一人として知られるマット・ゲーツ下院議員。政府閉鎖をめぐる予算審議で、マッカーシー氏が予算切れとなる10月1日の前日、民主党と協力して暫定のつなぎ予算を成立させたことに不満を抱いていた。

 予算には共和党内強硬派が求めた大幅な歳出カットやメキシコとの国境警備の強化策が盛り込まれず、ゲーツ氏は採決前に議場で「マッカーシー氏は下院議長でありながら、重要な場面で立場を示さなかった」と訴えた。

朝日新聞社

6868OS5:2023/10/04(水) 08:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/21985c463edf48b516d82bd2bb2db58501572588
米下院、マッカーシー議長解任 史上初、共和内紛が引き金
10/4(水) 5:53配信
時事通信
 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を採決し、民主党を含む賛成216、反対210の賛成多数で可決した。

 米メディアによると、下院議長の解任は史上初。共和党の「内輪もめ」を発端とする下院の機能不全は極致に達した。

 強硬右派のゲーツ議員が2日、超党派の支持で成立したつなぎ予算を巡りマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議した。共和党主流派は解任取り下げ動議で対抗したが、否決された。

 解任に伴い、共和のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任するが、後任の議長が選出されるまで下院の議事進行は停止する。

 共和党では主流派と強硬右派の対立が深刻化しており、今年1月のマッカーシー氏の議長選出には15回もの採決を要した。後任選びも難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞る恐れがある。

6869OS5:2023/10/04(水) 10:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e85a09927440adc95c6754c2cefb105121fd94c
トランプ氏、共和内紛と距離 バイデン氏「議長選出急いで」
10/4(水) 7:27配信

時事通信
トランプ前米大統領=3日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院がマッカーシー議長の解任を巡り紛糾する中、トランプ前大統領は3日、自身のSNSに「なぜ内輪もめばかりして、米国を破壊している極左の民主党と闘わないのか」と投稿し、共和党の党内対立から距離を置く姿勢を示した。

 
 マッカーシー氏の解任動議を提出したのは、トランプ氏に近い共和党の強硬右派議員だった。トランプ氏は、党の混乱が有権者に負の印象を与えることを危惧したとみられる。トランプ氏は返り咲きを目指して来年11月の大統領選に出馬し、共和党の候補者指名レースで圧倒的優位に立っている。

 一方、ジャンピエール大統領報道官は3日、声明を発表し「米国が直面する喫緊の課題は待ってはくれない。バイデン大統領は早期に下院が議長を選出することを望んでいる」と述べた。

6870OS5:2023/10/04(水) 17:53:30
>下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく
www

https://news.yahoo.co.jp/articles/02bd87f526c2d4a94fcf7a6fad975fc05e9c7515
次期下院議長、米共和党にトランプ氏推す声 本人は内紛劇に不満
10/4(水) 16:14配信

毎日新聞
トランプ前大統領=AP

 米共和党のニールズ下院議員は3日、マッカーシー下院議長の解任を受けて「トランプ前大統領を次期下院議長に推す」と表明した。下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく、過去にもトランプ氏を議長に推薦する案が取り沙汰されたことがあった。


 米メディアによると、ニールズ氏は声明で「下院が再開した時には、まずトランプ氏を次期下院議長に推薦する。『米国第一主義』の実績があり、下院を再び偉大にするだろう」と述べた。ステューブ下院議員もX(ツイッター)で賛意を表した。

 トランプ氏は2024年11月の大統領選で返り咲きを目指しており、議長職に関心があるのかは不明だ。トランプ氏は、マッカーシー氏、解任動議を提案したゲーツ下院議員の双方と良好な関係を築いている。3日には自身のソーシャルメディアで「なぜ共和党はいつも身内で争っているのか。なぜ、米国を破壊している極左の民主党と戦わないのか」と内紛劇に不満を示した。【ワシントン秋山信一】

6871OS5:2023/10/04(水) 22:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c61892ab0aedffebf3caa53f9d8dd17be0a8d064
少数強硬派、議会を翻弄 与野党の議席伯仲で力 米下院
10/4(水) 20:33配信
時事通信
米共和党のゲーツ下院議員(写真左)と解任されたマッカーシー前議長(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院共和党の深刻な内部分裂が3日、議長の解任という形で顕在化した。

【図解】2024年米大統領選の主な共和党立候補者

 解任を実現させたのは、わずか8人の強硬右派。民主、共和の議席が拮抗(きっこう)する中、キャスチングボートを握った少数の議員が影響力を増し、議会を混沌(こんとん)の渦に引きずり込んだ。

 「彼らは保守政治家ではない」。米議会史上初めて解任の憂き目に遭ったマッカーシー前議長は3日、強硬派への怒りをあらわにした。解任動議を提出したゲーツ議員を名指しし「注目を集めたいだけだ」と非難した。

 下院の混乱は、昨年の中間選挙で共和党が222議席を得て、213議席の民主党に僅差で勝利したことから始まった(現在は各党1議席減)。一握りの共和党議員が造反すれば法案は通らない。発言力を得た強硬派は今年1月の開会以降、事あるごとに非現実的な要求を突き付け、マッカーシー氏を振り回してきた。

 党執行部の頭を悩ませるのは、強硬派の動機が必ずしも歳出の大幅削減といった政策面に限らないことだ。政治専門紙ポリティコは、たびたびマッカーシー氏にかみつくゲーツ氏について「フロリダ州知事選出馬を狙い、目立とうとしている」との見方を紹介した。

 共和党は後任の議長選びを急ぐが、主流派からの人選はマッカーシー氏と同じ運命をたどる可能性がある。来年11月の大統領選と同時に行われる下院選まで、少数が多数を翻弄(ほんろう)する構図は続く。 


https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100400171&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、史上初の議長解任 共和強硬派が動議―深まる混迷、後任選び難航か
2023年10月04日14時35分

 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、下院議長の解任は史上初。来週始まる後任の議長選びは難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞ることが懸念される。
米共和、党内対立が激化 下院議長の解任動議提出

 強硬右派のゲーツ議員が2日、先に成立したつなぎ予算を巡ってマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議。民主党を含む216人が賛成し、210人が反対した。共和党からは、マッカーシー氏と対立する強硬派8人が賛成に回った。
 マッカーシー氏は採決後、記者団に「再び立候補するつもりはない」と表明。「わずか8人が議長をクビにできる制度は問題だ」と肩を落とした。解任に伴い、共和党主流派のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任したが、正規の議長選出まで下院の議事進行は停止する。
 共和党は10日に後任議長選出に関する会合を開く。候補にはマクヘンリー氏のほか、スカリース院内総務、エマー院内幹事ら共和党執行部の名前が挙がるが「本命」は不在だ。同党では主流派と強硬派の対立が先鋭化し、1月のマッカーシー氏の議長選出に際しては15回もの採決を要した。強硬派は執行部からの人選に難色を示すとみられ、議会の混乱が長期化する恐れもある。
 マッカーシー氏の解任を巡っては、民主党が条件付きで救済に動くという観測もあった。しかし、マッカーシー氏がバイデン大統領の弾劾訴追の調査を指示するなど敵対的な態度を続けてきたこともあり、民主党議員の大勢は「彼を助けるつもりはない」と解任を支持。同党下院トップのジェフリーズ院内総務は、声明で「共和党が過激な右派と決別できないなら、解任に賛成する」と突き放した。
 マッカーシー氏は1月、議長選出と引き換えに、解任の発議条件を議員1人に引き下げる規則改正に合意。少数の強硬派の発言権が強まっていた。

6872OS5:2023/10/04(水) 23:00:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3915c5f941946fa5d4140dac2ebaf1e06ccb78cd
米下院議長解任劇 少数の強硬派牛耳る 標的はウク支援?
10/4(水) 18:15配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】マッカーシー米下院議長の解任は、身内の野党・共和党内でマッカーシー氏に反旗を翻した保守強硬派が主導した。極端な歳出削減を掲げる強硬派の最大の標的は、膨張するウクライナ支援だ。バイデン大統領は「議会の大多数は支援継続を支持している」と強調するが、追加支援の可否に同派の影響力が強まるのは必至。露軍への反攻を続けるウクライナと欧州同盟国に不安が広がっている。

史上初の下院議長解任に動いた保守強硬派のゲーツ議員は「これで終わりではない」とし、自派の意向通りに歳出削減を進める次期体制を目指すと強調した。

採決で投じられた賛成票は民主208、共和8の計216。210の反対票を僅差で上回った。民主党議員の大部分が解任を支持したが、決定打となったのは共和党の造反議員だ。下院の共和議員数のわずか3・6%が、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職にいたマッカーシー氏を退任に追いやったことになる。

前代未聞の解任劇に結び付いた〝仕掛け〟は1月、マッカーシー氏が15回目の議長選で当選した際に仕組まれた。反対を続けたゲーツ氏ら強硬派との取引で、マッカーシー氏は「1人だけで解任動議を提出できる」と規則を緩和。9月30日に可決されたつなぎ予算案の審議で同氏の指導力に見切りをつけたゲーツ氏が1人で動議を突き付けた。

「世界中が(米議会を)見ている」。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で指摘した。バイデン政権は議会に10月からの3カ月間を対象に計240億ドル(約3兆5千億円)のウクライナ向け追加予算を申請したが、宙に浮いたままだ。

最新の米紙ワシントン・ポストの世論調査で、共和党支持層の58%は「米国は支援し過ぎ」と回答した。同党の保守強硬派はウクライナ向けから、メキシコ国境警備向けにお金を回して不法移民の記録的流入を阻止すべきだ主張する。次期議長もこうした声を無視できまい。

議会承認なしに大統領の権限で武器供与に使える予算は残り50数億ドル。カービー氏は賄える期間について「戦況や支援規模、必要な能力のいかんによる」と指摘した。その上で、このまま支援予算を確保できなければ、米国の支援は2カ月程度しかもたないとの見通しを明らかにした。「戦闘が続く限り支え続ける」と3日の電話会議で同盟諸国に訴えたバイデン氏の約束も議会の動向次第となる。

6873OS5:2023/10/04(水) 23:25:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/b02cce85be21d346e41febc4c51571fb0f125aa9
マッカーシー下院議長、6票差で史上初の解任…共和党から8人が「賛成」
10/4(水) 11:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院(定数435、欠員2)は3日、共和党のケビン・マッカーシー議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。共和党の保守強硬派議員が提出した動議を民主党が支持した。米国で下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。新議長の選出は難航するとの見方が出ており、米議会の混乱が一層深まる可能性がある。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 動議は、保守強硬派の代表格マット・ゲイツ議員が、2日に提出した。ゲイツ氏は、マッカーシー氏が政府閉鎖を回避するための暫定予算(つなぎ予算)成立で民主党と協力したことに激しく反発していた。

 採決では、動議への賛成が216、反対210だった。7人は投票しなかった。つなぎ予算では協力を受けた民主党だが、マッカーシー氏への不信感は根強く208人が賛成した。221議席で多数派の共和党はゲイツ氏ら8人が賛成に回った。

3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 米メディアによると、下院本会議で議長の解任動議が採決されたのは1910年以来で、この時は否決された。

 議長選は11日に行われる見通しだ。採決後、ゲイツ氏は記者団に「マッカーシー氏よりも優れた議長を選ぶことが米国のためだ」と述べた。マッカーシー氏は解任後の記者会見で再出馬を否定した。新議長の有力候補は不在で、選出には曲折が予想される。

 下院議長の解任は、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援に影響する恐れがある。民主、共和両党は、9月30日につなぎ予算を成立させ、政府機関の一時閉鎖を辛うじて回避したが、つなぎ予算でウクライナ支援は除外され、取り扱いは不透明なままになっている。新議長の方針次第では追加予算の成立は困難になる。2024会計年度(10月1日開始)の予算審議にも響く可能性がある。

 ホワイトハウスは3日の声明で「我が国が直面している課題は待ったなしだ。バイデン大統領は、下院が速やかに議長を選出することを望んでいる」と訴えた。

 今年1月に議長に就任したマッカーシー氏は、大幅な歳出削減や国境警備の強化などを求める保守強硬派の造反に当初から直面してきた。議長には15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。

6874OS5:2023/10/04(水) 23:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aecab1af35a35aa6b7ef3f0d9d047f798803574b
解任マッカーシー下院議長「後悔ない」、議長選での譲歩が命取り…140年間で最も短命に
10/4(水) 23:12配信
読売新聞オンライン
3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】ケビン・マッカーシー米下院議長の解任劇は、野党・共和党の混迷ぶりを露呈する結果となった。後任の議長選は11日に行われる見通しだが、難航は必至だ。米議会は、下院議長不在という異例の事態に直面している。

 「正しいと信じることのために職を失うなら、心は穏やかだ」

 議長解任が決まったマッカーシー氏は3日、記者会見で吹っ切れた表情で語った。予算切れに伴う政府機関の一部閉鎖を避けるため暫定予算(つなぎ予算)を民主党と協力して成立させたことについては「米国民のためだった」と胸を張った。結果的に党内から解任動議を提出されるきっかけになったが、「後悔していない」と言い切った。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 一方で、解任動議で賛成に回った同僚議員8人については、「共和党議員の4%が民主党と一緒になって下院共和党のトップが誰になるのか指図できてしまう」と非難した。

 1月の議長選で、マッカーシー氏は保守強硬派の造反に遭い、15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。米CNNによると、マッカーシー氏の議長在職日数は269日で、この約140年間で最も短いという。

 先鋭化する共和党の内部対立について、トランプ前大統領も3日、SNSで困惑を吐露した。

 採決では、民主党が解任に反対票を投じる可能性も取り沙汰されたが、実現しなかった。保守強硬派に配慮せざるを得ないマッカーシー氏に対し、根強い不信感があるためだ。民主党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務は採決前に発表した声明で、「下院共和党は組織が麻痺(まひ)している。共和党の責任で内戦を終わらせるべきだ」と突き放した。

 新議長候補には、共和党下院ナンバー2のスティーブ・スカリス院内総務や、保守強硬派の信頼が厚いジム・ジョーダン議員らの名が挙がっているが、本命は不在だ。マッカーシー氏の路線を踏襲する候補には保守強硬派が抵抗し、再び議長選が混乱に陥る可能性がある。

6875OS5:2023/10/06(金) 07:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/16476ce261f252aa4f0128b202b8f98327728a5e
主流派、右派2氏が出馬表明 下院議長選へ米共和
10/5(木) 7:23配信


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時事通信
米共和党のスカリス下院院内総務=7月18日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院のマッカーシー前議長(共和)が解任されたことを受け、共和党主流派のスカリス院内総務と、右派のジョーダン司法委員長の2氏が4日、議長選への立候補を表明した。

【写真】米下院共和党のジョーダン司法委員長

 共和党は11日にも議長選の投票を行う日程を描くが、選出に必要な過半数の票を得られるかは両氏ともに不透明だ。

 スカリス氏(ルイジアナ州)は、マッカーシー氏に次ぐ党下院ナンバー2。4日の声明で同党主流派と右派の分断に触れ、「党の深い傷を癒やし、われわれを頼りにする国民のために働く時だ」と融和を訴えた。

 一方、ジョーダン氏(オハイオ州)は司法委員長としてバイデン大統領の次男ハンター氏の疑惑調査などを主導。移民増対策を優先事項に掲げ、ウクライナ支援に反対するなど強硬右派の支持を得やすい。

6876OS5:2023/10/06(金) 17:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/13944fae971db3a4b2288bad232c13529f02bd72
トランプ氏、右派候補に支持表明 下院議長選で影響力誇示 米
10/6(金) 14:25配信

時事通信
トランプ前米大統領=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は6日、マッカーシー前下院議長(共和党)の解任に伴う次期議長選について、先に立候補を表明した同党右派のジョーダン司法委員長への推薦を表明した。

 「彼は素晴らしい議長になる。完全に支持する」とSNSに投稿した。共和党支持層に圧倒的な人気があるトランプ氏の「介入」は、議長選の行方を大きく左右しそうだ。

 支持表明には、来年11月の大統領選をにらみ、党内への影響力を誇示する狙いがある。トランプ氏はこれまで「私が米国を再び偉大にするのを助ける議長を選ぶためなら、必要なことは何でもする」と語っていた。

 ジョーダン氏は司法委員長として、トランプ氏に対する数々の刑事捜査の「検証」を主導。バイデン政権には「司法を政治利用している」と批判の先頭に立ってきた。対ウクライナ支援に否定的な姿勢でも知られる。次期議長選にはジョーダン氏のほか、より穏健な共和党主流派のスカリス院内総務が名乗りを上げている。

6877OS5:2023/10/08(日) 21:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d68a04f71a9d26b77754e4d41b67c5a9d45c5b82
トランプ氏、キングメーカー狙う 下院議長に自派のジョーダン氏推薦
10/7(土) 14:43配信
毎日新聞
法廷を離れる際に発言するトランプ前米大統領=ニューヨーク市で2023年10月4日、AP

 米共和党のトランプ前大統領は6日、連邦下院の次期議長に同党のジョーダン下院司法委員長を推すと表明した。下院多数派の共和党は前議長の解任で空席となった議長候補の選任を進めており、現指導部からナンバー2のスカリス院内総務も名乗りを上げているが、党内に影響力を持つトランプ氏の推薦はジョーダン氏に追い風となる。トランプ氏には「キングメーカー」として下院への影響力を強める狙いもある。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「ジョーダン氏は犯罪や国境、軍事、憲法修正2条(銃所持の権利)といった問題に強い。偉大な議長になるだろう」と述べた。ジョーダン氏はトランプ派の代表格の一人で、トランプ氏の大統領退任後も政治集会にたびたび招かれるなど良好な関係を築いている。

 下院では民主党のバイデン大統領の弾劾訴追に向けた審査が進行中で、トランプ氏は2024年大統領選でのバイデン氏との対決を見据えて、下院の議会運営を背後から操りたい思惑もあるとみられる。

 下院議長は現職議員であることが要件となっておらず、共和党内にはトランプ氏の議長就任を期待する声もあったが、トランプ氏は大統領選に集中する構えだ。反トランプ派からは、四つの刑事事件で起訴されたトランプ氏の議長選出馬は「禁錮2年以上の有罪になる可能性がある事件で起訴された場合、指導部に就けない」とする党下院の内規に抵触するとの指摘も出ていた。

 一方、共和党穏健派の下院議員ら45人は6日、保守強硬派のゲーツ下院議員が提出した動議が可決されてマッカーシー前議長が解任されたことを受けて、「各議員が単独で議長解任動議を提出できる」という規則の廃止を求めた。マッカーシー氏が今年1月の議長選で保守強硬派の協力を得るために4年ぶりに復活させた規則だが、保守強硬派が解任動議提出をちらつかせて議会運営に圧力をかけてきた経緯があり、穏健派は「議会の安定性を損ねる」と懸念していた。

 米メディアによると、次期議長にはジョーダン、スカリス両氏以外に、保守派議連「共和党研究委員会」のトップ、ハーン下院議員も出馬を検討している。保守系のFOXニュースで9日に3氏の合同インタビューが行われると6日にいったん発表されたが、党内から「議長候補選任は党内部で進めることだ。同僚議員に話す前にテレビで話すのはおかしい」と異論が相次ぎ、キャンセルされた。

 下院共和党は10〜11日に議長候補の演説会や選挙を実施し、候補の一本化を図る方針だ。その後、民主党議員も含めた下院議員の投票で「棄権を除く有効投票の過半数」を獲得すれば議長に選任される。ただ、1月の議長選では保守強硬派が、党内手続きを経た後もマッカーシー氏の選出に反対し、決着まで15回の投票を要した。【ワシントン秋山信一】

6878OS5:2023/10/10(火) 07:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ded8b55da86c0be666e3a90601692bec5e62336
ケネディ氏、無所属での出馬表明 与野党票流出、行方左右も
10/10(火) 4:02配信


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共同通信
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=9月15日、米ロサンゼルス(ゲッティ=共同)

 【フィラデルフィア共同】2024年米大統領選で民主党の指名獲得を目指していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が9日、無所属での出馬を表明した。一定の人気を得てきた候補の方針転換で、民主、共和両党の候補から票が流出し、選挙戦の行方を左右する可能性もある。

 ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ大統領のおい。再選を目指す民主党バイデン氏、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏と三つどもえの争いになった場合、有権者の14%が「投票する」との世論調査結果が今月出ている。

 ケネディ氏は演説で「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリートから独立を宣言する」と述べた。

6879OS5:2023/10/10(火) 19:59:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f591d54753a2a4d416a1c8c47ff2b07afc7e1366
米大統領選に無所属から出馬 ケネディ氏が民主党を離党
10/10(火) 16:12配信

AP通信
フィラデルフィア、ペンシルベニア州、10月10日 (AP) ― 長年環境問題に取り組んできた弁護士で、「反ワクチン」論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が10月9日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた大統領選挙に向けた集会で、先に立候補を表明した民主党から、無党派に転じると宣言して、注目を集めている。
 当地の独立記念館で行われた演説で、暗殺されたケネディ元大統領のおいであり、同じく暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子であるケネディ・ジュニア氏は、大企業やメディア、2大政党から独立すると宣言。
 「そのためには、まず自身の独立を宣言。民主党とその他の政党からの独立をしなければならない」と述べた。
 ケネディ・ジュニア氏、政界で最も有名な民主党一族の一人であるが、共和党からの好感度は民主党より高い。
 しかし、同氏がトランプ前大統領と戦うことになる大統領選挙で、共和党の支持が反映されるかどうかは不明だ。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

6880OS5:2023/10/10(火) 21:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/744bd83a52b7b85c4ace5d7ba699f8197202c24dトップ空席、動けぬ議会 イスラエル支援へ前議長復帰説も 米
10/10(火) 20:33配信


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時事通信
マッカーシー前米下院議長=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化する中、米議会の機能不全が露呈している。

 同盟国イスラエルへの支持では超党派で一致するが、下院は先週解任されたマッカーシー前議長(共和)の後任が不在のため、既に決まった分を超える軍事支援の承認手続きができない。緊急措置として、マッカーシー氏の復帰説も浮上している。

 マッカーシー氏は9日、急きょ記者会見を開き、ハマスに拉致された米国民の保護やイスラエルへの強力な支援をバイデン大統領に求めた。解任直後は議長選に出馬しない意向を表明していたが、議長復帰について問われると「会派が決めることだ」と述べ、排除しない考えを示した。

 マッカーシー氏は先週、下院多数派の共和党の内紛で議長を解任された。下院では立法作業が止まり、つなぎ予算から外れた対ウクライナ支援の審議も宙に浮いている。

 議長選には、共和党下院ナンバー2のスカリス院内総務と右派のジョーダン司法委員長が立候補したが、いずれも選出に必要な過半数の票を確保できていないとされる。同党は11日に議長候補を選ぶ党員投票を行うが、すんなりと決まるかは不透明だ。

6881OS5:2023/10/11(水) 14:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3396f39a85153726e4420128984975cfa5e891
米下院議長選 共和の候補選出は一騎打ちに 調整難航の可能性も
10/11(水) 13:17配信

毎日新聞
下院議長選について記者団に話す共和党のスカリス院内総務(左)=米ワシントンで2023年10月10日、AP

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は10日、マッカーシー前議長解任に伴う次期議長選に向けた聴聞会を非公開で開き、現指導部ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン下院司法委員長が議員らに支持を訴えた。米メディアが報じた。11日に議員団の非公開の投票によって議長候補を選出する見通しだ。


 ただ、下院(定数435、欠員2)は共和党221、民主党212と議席差が小さい。全議員の投票による議長選では、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。多数派の共和党から数人が同党の議長候補以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に届く候補が出ない事態になる。議長候補が党内の結束を図れるかどうかが鍵で、調整が難航する可能性もある。

 スカリス、ジョーダン両氏とも党内保守派で、中道寄りの穏健派に支持を広げることが課題になる。スカリス氏は党下院指導部の経験が長く、議会運営にも知見があるが、8月に血液のがんと診断されたことを公表しており、健康不安を抱える。

 一方、ジョーダン氏は保守強硬派の「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」の創設メンバーの一人で、トランプ前大統領の支持も得ている。だが、「つなぎ予算」の期限切れが11月中旬に迫り、政府機関の一部閉鎖を回避するために民主党と協力する必要がある中で、ジョーダン氏の対決色の強さを心配する声もある。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に解任され、議事が停滞している。パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援を急ぐため、バイデン政権は早期の議会正常化を求めている。【ワシントン秋山信一】

6882OS5:2023/10/11(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f99be85d33dc17962dea88b690df5bf20cad910
米下院議長候補指名へ 混迷か結束か 問われる共和党
10/11(水) 19:29配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米野党共和党のマッカーシー下院議長が党内の保守強硬派の造反により解任されたことを受け、共和党は11日午前、投票で議長候補を指名する。下院多数派の同党候補が決まれば同日中に本会議の選挙で選出される見込み。イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、議会の団結を求める声がある一方、混迷が続く可能性もある。

立候補しているのは党下院ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン議員。スカリス氏は党穏健派の筆頭格で党内融和を訴える。ジョーダン氏は保守強硬派の「自由議員連盟」に所属し、今回トランプ前大統領の推薦を受けた。マッカーシー氏の復帰を推す声もあるが、同氏は情勢を見極めているとみられる。

下院議席数は共和221、民主212。米メディアによると、本会議での選出を確実にするため、党内での指名投票は勝者が下院議員の過半数に相当する217票を獲得するまで続けられる。

議長職をめぐっては1月、マッカーシー氏が党内強硬派の反対を浴び、15回目の投票でようやく選出された経緯がある。その一人のゲーツ議員が今月2日、マッカーシー氏の解任を求める動議を提案。採決でゲーツ氏ら強硬派の8人が民主党とともに賛成に回った。

議会は政府機関閉鎖を回避するため、現在のつなぎ予算が期限切れとなる11月中旬までに、2024会計年度本予算案か新たなつなぎ予算案を成立させる必要がある。9月末に成立した現つなぎ予算は下院共和党の一部の反対でウクライナ支援が除外された。

6883OS5:2023/10/12(木) 07:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/996eee3d077185ae83954fc679775bfa6a15e913
米共和党、下院議長にスカリス氏指名 トランプ氏推薦候補は敗れる
10/12(木) 7:08配信

朝日新聞デジタル
2023年10月11日、米共和党内の投票で下院議長候補への指名を受け、記者団の取材に応じるスカリス院内総務=ロイター

 解任された米下院議長の後任選びに向けて、下院で多数派を握る共和党は11日、党内で投票を実施し、党主流派のスカリス院内総務を下院議長候補に指名した。今後は下院本会議での投票に移るが、就任に必要な過半数の確保に向けて党内が一致できるかはまだ不透明だ。


 米メディアによると、スカリス氏は党内の投票で113票を獲得した。トランプ前大統領の推薦を受けていた右派のジョーダン司法委員長は、99票にとどまった。

 本会議での投票も11日に予定されていたが、共和党は延期を決定。2人の候補に割れた党内をまとめるために、協議を続けている。本会議での投票がいつになるかは未定。

 下院本会議(定数435、欠員2)では、議長選出に過半数となる217票が必要だ。民主党(212議席)は党下院トップのジェフリーズ氏に投票するため、スカリス氏は共和党(221議席)のうち217票を確保する必要がある。

朝日新聞社

6884OS5:2023/10/12(木) 10:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ced1821016a3994c6ea15a3b765dbdd4f45fe
アメリカ下院議長選 共和党、候補にナンバー2選出も調整難航
10/12(木) 9:55配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は11日、次期議長候補に現指導部ナンバー2で保守派のスカリス院内総務を選出した。ただ、民主党も含めた全下院議員の投票による議長選では、共和党のほぼ全員が支持しなければ当選ラインには届かない。議長選の日程は未定。党内の調整は難航しており、スカリス氏が当選に必要な支持を確保できるかどうかも不透明だ。


 米ABCニュースによると、スカリス氏は非公開で行われた党議員団の投票で113票を獲得し、トランプ前大統領からも支持を受けたジョーダン下院司法委員長の99票を上回った。8人は他の候補に投票し、3人は棄権した。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に動議可決で解任された後、議長不在で議事が停滞。2024会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援など懸案がたまっている。スカリス氏は会合後、「早く問題を解決して、下院を再開させなければならない」と記者団に述べ、党内の支持固めを急ぐ考えを示した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。全員が投票した場合、共和党議員のうち5人がスカリス氏以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)を超える候補が出ずに投票はやり直しになる。

 CNNによると、ジョーダン氏は議長選でスカリス氏に投票する方針だが、少なくとも数人は「議長選でもジョーダン氏に投票する」と述べた。前議長のマッカーシー氏に投票するとしている議員もいる。【ワシントン秋山信一】

6885OS5:2023/10/13(金) 11:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c858f820245238383766547204e0e650aadf9228
米下院議長選で共和指名のスカリス氏が本選撤退表明 分裂と混迷なお
10/13(金) 10:13配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米メディアによると、野党共和党のマッカーシー下院議長の解任を受けて共和党下院議員団の投票で11日に議長候補に指名された党ナンバー2のスカリス院内総務(58)が12日、議長選からの撤退を表明した。スカリス氏はジョーダン下院司法委員長(59)との接戦を制したが、本会議での選出に必要な過半数を党内で確保できず出馬を断念したとみられる。

党内の保守強硬派の造反で今月3日に解任に追い込まれたマッカーシー氏の後任選びは白紙に戻り、共和党内の分裂と議会の混迷は続く見通しとなった。

穏健派の筆頭格で「党内融和」を唱えたスカリス氏は11日の投票で、保守強硬派の「自由議員連盟」に所属しトランプ前大統領の推薦を受けたジョーダン氏を僅差で抑え、指名を受けた。

下院議席(435)の構成は共和221、民主212、欠員2で、本会議の議長選を勝利するには過半数217票が必要。スカリス氏は共和単独での選出を確実にするためジョーダン氏の支持議員に結束を呼び掛けてきたが難航。このまま本選に進んでも、一度の投票で勝者が決まらず混乱は避けられないと判断したとみられる。

イスラム原理主義組織ハマスの攻撃を受けたイスラエル向けの追加予算に向けた協議が急務だが、議事運営に強力な権限を持つ議長不在で下院は法案審議や採決ができない状態だ。

スカリス氏は「下院は議長を選んで再開する必要があるが、克服しなければならない分裂がまだ続いている」と語った。

6886OS5:2023/10/13(金) 17:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信


読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6887OS5:2023/10/16(月) 08:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信

読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

【写真】マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6888OS5:2023/10/18(水) 09:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0f529c7485ae44b7f7b2da2e06337e167dab43
米下院議長選、初回投票で決着せず 共和党右派候補に対し造反相次ぐ
10/18(水) 6:19配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で17日、下院議長選の1回目の投票で過半数を獲得できなかったジョーダン司法委員長=AP

 米下院は17日、解任された議長の後任を選ぶ投票を実施した。だが、多数派を握る共和党内で後任候補に指名されたジョーダン司法委員長は過半数の支持を獲得できず、最初の投票で議長は選出されなかった。

 共和党議員らは現在、造反した議員の説得にあたっているが、決着する見通しはたっていない。2回目の投票は18日にある。

 下院本会議(定数435、欠員2)での1回目となる17日午後の投票では、民主党の全議員が投票した党下院トップのジェフリーズ氏が212票を獲得。共和党はジョーダン氏が200票、スカリス院内総務が7票、マッカーシー前議長が6票、他に複数人が数票だった。下院議長の選出には過半数の得票が必要だが、現時点では誰も届いておらず、投票はやり直しになる。

 ジョーダン氏はトランプ前大統領の推薦を受けている党内右派で、議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設メンバー。この議連に所属する議員たちが、強硬な保守政策を求めて党主流派と対立し、マッカーシー氏を議長の座から追いやった経緯がある。

朝日新聞社

6889OS5:2023/10/19(木) 14:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6890OS5:2023/10/19(木) 16:01:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba133da34f96d21bbf498db7fa85ac13f54a5e92
米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票でも敗北 共和党内から強い反発
10/19(木) 14:22配信
CNN.co.jp
マクヘンリー臨時議長(左)と話をするジム・ジョーダン議員=18日

(CNN) 米下院は18日、空席となっている下院議長を選ぶ2回目の投票を実施した。共和党内で議長候補に指名されたジム・ジョーダン議員はまたも選出に必要な票を獲得できず、前日に行われた第1回投票を下回る得票数に終わった。

【映像】米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票で票数減る

ジョーダン氏は敗北後、引き続き議長選にとどまる意向を表明した。下院は米東部時間19日正午に3回目の投票を実施するとみられている。議長不在の下院は実質的に機能停止状態。国外で紛争が勃発し、国内では来月に政府閉鎖に陥る可能性も浮上する中、不安定な状況が続く。

トランプ前大統領はジョーダン氏への支持を表明していた。保守派のジョーダン氏が支持集めに苦慮する状況は、下院議長選におけるトランプ前大統領の影響力の限界も浮き彫りにしている。

危機打開の道を模索するよう共和党議員に求める声が強まる中、一部では共和党のマクヘンリー臨時議長の権限を拡大する動きも出ている。ただ、この動きには異論もあり、共和党議員の立場は割れている。

17日の第1回投票では、下院共和党の20人がジョーダン氏に造反した。18日には造反者が22人に増え、ジョーダン氏への反発が強まっていることを示した。新たにジョーダン氏に造反した共和党議員は4人で、2人が支持に転じた。

下院共和党の議席は過半数をわずかに上回る状況で、ジョーダン氏は数票しか失う余裕がない。造反者が多い現状では、議長職ははるか手の届かないところにある。

本会議の採決で2度目の敗北を喫した後、ジョーダン氏は引き続き議長就任をめざす意向を示した。

「次回の投票がいつになるかは分からないが、同僚と協議を続けたい」「議員と話をしながら引き続き取り組んでいく」(ジョーダン氏)

ジョーダン氏は賛否が分かれる人物で、票集めが難航する要因になっている。トランプ氏の忠実な支持者で、強硬派の議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設を支援。下院司法委員会の委員長として、下院共和党が主導する調査のキーパーソンにもなっている。

6891OS5:2023/10/19(木) 21:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6892OS5:2023/10/20(金) 22:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d4989ae105bdbc5a1f863202ee67fa631686ad
米下院共和、統治不全 議長選強行も造反想定
10/20(金) 20:32配信

時事通信
米下院議長候補のジョーダン氏(中央)=19日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領がウクライナやイスラエルへの支援を切実に呼び掛ける中、予算編成権を持つ議会では、下院の多数派を握る共和党の内部対立に収拾がつかず「統治不全」に陥っている。

 同党は20日、空席となっている議長選出のため3回目の投票を強行する予定だが、多数の造反が想定され選出のめどは立たない。

 「私は勝つ」。共和党右派のジョーダン候補は19日、記者団にこう強調し、議長選からの撤退を否定した。同党は3日に解任されたマッカーシー前議長の後任選びを急いでいるが、今週2回行われた投票では主流派20人超が造反し、ジョーダン氏の選出を阻んだ。

 造反した議員や家族には、ジョーダン氏の支持者から殺害予告を含む脅迫や嫌がらせが殺到。19日の党会合では主流派と右派が怒号を交わし、ののしり合う騒ぎとなった。双方は態度を硬化させ、亀裂は深まる一方だ。

 状況が悪化する中、19日にはマクヘンリー臨時代理議長に立法に関する権限を一時的に付与し、議長選を先送りする案が浮上。米メディアによるとジョーダン氏もいったんはこれに同調したが、同氏の支持基盤である強硬右派が猛反発した。同氏は退路を断たれ、再び採決に臨むほかなくなった。

6893OS5:2023/10/21(土) 07:05:46
8467 OS5 2023/10/20(金) 22:10:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101900170&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
下院議長選、2度目も結論出ず 臨時議長の権限強化案が浮上―米
2023年10月19日06時05分

18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)
18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は18日、空席となっている議長選出に向けた2回目の投票を実施した。1回目の投票に続いて多数派の共和党から造反が相次ぎ、共和、民主いずれの候補も選出に必要な過半数を得られなかった。共和党右派のジョーダン候補に対する同党の造反は初回よりも増え、状況は悪化した。

 議長選出が暗礁に乗り上げる中、下院では一定期間に限り、マクヘンリー臨時代理議長の権限強化を求める声も上がる。臨時代理議長は新議長選出の議事進行を行うためのポストで、立法に関する権限は与えられていない。
 投票結果は、ジョーダン氏が199票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が22票だった。議長選出には、出席議員433人の過半数である217票を獲得する必要があった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800302&amp;g=int
米下院、議長選出ならず 共和穏健派20人が造反
2023年10月18日07時19分

米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)
米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は17日、マッカーシー前議長(共和)の解任を受けた議長選を実施したが、いずれの候補も出席議員の過半数を得られず、選出に失敗した。多数派・共和党から立候補した右派のジョーダン司法委員長に、同党の穏健派20人が造反した。議長空席が2週間に及ぶ議会は、混迷の度合いを一層深めている。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、議長選出には過半数の217票が必要。この日の投票結果はジョーダン氏が200票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が20票で、1人が欠席した。その他の20票には、マッカーシー氏やスカリス院内総務ら、共和党主流派の名が並んだ。

6894OS5:2023/10/23(月) 21:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d1bbdd05bffc2b236191ea83cf1125929deaec
米下院議長選、9候補乱立 共和党票分散、不透明に
10/23(月) 15:30配信

共同通信
共和党の会合を終えたエマー院内幹事=19日、米ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院議長選で、多数派を握る下院共和党のナンバー3、エマー院内幹事や、保守的な議員連盟を率いるハーン議員ら9人が23日までに出馬を表明した。候補乱立で票が分散するとみられ、選出に必要な過半数の票を得られる候補者が出るかどうかは不透明な状況だ。

 下院はマッカーシー前議長が3日に米史上初めて解任されて以降、議長が不在。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で中東の緊張が高まる中、バイデン大統領が要請するイスラエル支援などの緊急予算を審議できない異常事態が続く。

 共和党は23日、候補者を集めて非公開の聴聞会を開催する。

6895OS5:2023/10/25(水) 14:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a691bef0f814feb6684af5f9b2c1e7c37c622ac6
「堂々巡り」の米下院議長選 共和党4人目候補決まるも混乱続く
10/25(水) 11:18配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は24日、次期議長候補に現指導部ナンバー3のエマー院内幹事を選出した。米メディアが報じた。しかし、下院議員に一定の影響力を持つトランプ前大統領らが異論を唱え、エマー氏は議長候補選出から数時間後に出馬を断念。党議員団は24日夜、今度は党下院のジョンソン議員総会副議長を議長候補に選出した。マッカーシー前議長の解任後、議長候補に選ばれたのは4人目となる。


 民主党も含めた議員の投票による議長選で当選するには、共和党議員のほぼ全員の支持が必要となる。過去3人の議長候補はいずれも党内の内紛を収められずに挫折しており、ジョンソン氏の支持固めも難航は必至だ。共和党が「堂々巡り」から抜け出せない中、3週間以上にわたって議長不在が続いている。

 米メディアによると、ジョーダン下院司法委員長が20日に議長候補を降ろされた後、計9人が次期議長に名乗りを上げた。途中で断念した2人を除き、エマー氏が選ばれた24日の議員団の投票(非公開)の際には7人が立候補。過半数の支持を得る候補が出るまで、最下位の候補を脱落させながら投票を繰り返す方式で、エマー氏が最後の投票でジョンソン氏を破り、一度は議長候補に選ばれた。

 しかし、党内に影響力を持つトランプ氏は直後にソーシャルメディアで「名ばかりの共和党員であり、議長に選ぶことは悲惨な失敗となる」とエマー氏を批判。少なくとも25人の共和党議員がエマー氏に反対していたため、エマー氏は説得は困難だと判断した。党議員団は24日夜に再び議員団の投票を行い、5人の候補からジョンソン氏を選んだ。

 エマー氏は2020年大統領選でのバイデン氏の当選を認めており、「不正な選挙だった」と根拠なく訴え続けるトランプ氏とは距離がある。政策によっては民主党との超党派協力を選ぶ穏健派で、自派の主張に固執する強硬派とは路線対立がある。

 一方、ジョンソン氏はトランプ氏を強く支持し、20年大統領選の後も敗北を認めないトランプ氏の「闘争」を支持していた。ただ、一連の議長選では、トランプ氏の推薦を受けたジョーダン氏が支持集約に失敗している。党下院にはトランプ氏と距離を置く議員もおり、ジョンソン氏の支持固めも難航が予想される。【ワシントン秋山信一】

6896OS5:2023/10/25(水) 14:59:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102100208&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、議長選また振り出し 共和候補「3敗」で退場
2023年10月21日06時17分


 【ワシントン時事】米下院は20日、空席となっている議長選出のための3回目の投票を行ったが、共和、民主いずれの候補も当選要件である出席議員の過半数を獲得できなかった。下院多数派の共和はこの後、党内投票でジョーダン候補の指名取り下げを決定。議会空転が17日間にわたる中、議長選びはまた振り出しに戻った。
 共和党右派のジョーダン司法委員長は議長候補に指名されたものの、本会議での投票を重ねるごとに主流派からの造反が増え、選出が厳しくなっていた。ジョーダン氏に先立ちスカリス院内総務も候補に選ばれたが、右派の造反が確定的となり議長選を前に撤退。右派、主流派双方とも議長選出に失敗した形だ。
 共和党は24日に新たな議長候補の指名選挙を行う。米メディアによると、エマー院内幹事ら複数の議員が出馬を検討している。

6897OS5:2023/10/25(水) 15:00:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c4abab8b95553ef79f6efb3a5840584c4f8e01
米下院議長候補3人目も撤退 トランプ氏「不支持」投稿直後に
10/25(水) 8:31配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】約3週間不在が続く米下院議長の候補選出をめぐる多数派共和党の分断と混乱が激しさを増している。同党は24日、投票で党ナンバー3のエマー院内幹事(62)を候補に指名したが、トランプ前大統領が「悲劇的な過ちだ」と介入。エマー氏は指名数時間後に撤退を表明し、選出はまた振り出しに戻った。

3日のマッカーシー前議長解任以降、共和党が指名した3人目の候補だったエマー氏は、ウクライナ支援を支持するなど穏健派と目され、保守強硬派からはトランプ氏への忠誠心が足りないと批判されてきた。

トランプ氏はすかさず交流サイトを通じ「世界主義者のRINO(名ばかり共和党員)」のエマー氏を「米国第一の有権者は支持できない」と投稿。撤退が米メディアに報じられたのはその数時間後だった。

議長選を制するには下院の過半数217票の獲得が必要だが、エマー氏の前にもスカリス院内総務、ジョーダン下院司法委員長が党内の支持とりまとめに失敗し相次いで撤退してきた。

議長不在の間にイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル攻撃で中東情勢が緊迫化。バイデン大統領はウクライナとイスラエル支援を一括した緊急予算を議会に要請したが宙に浮いたまま。現在の政府つなぎ予算が失効する11月中旬までに新予算案が承認されないと政府機関の閉鎖危機にも見舞われる。

共和党のシャデッグ元下院議員は米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿し、マッカーシー氏解任動議を提出したゲーツ議員らの造反行為が「議会の機能を失わせた」と批判。「米国は中枢同時テロ以来最大の対外脅威に直面している」とし、党の団結を早期に取り戻すよう訴えた。

6898OS5:2023/10/26(木) 07:20:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/200687ea672f22e3d16458db40993df448978564
米下院議長に共和党マイク・ジョンソン議員選出、3週間超の不在解消
10/26(木) 3:44配信
読売新聞オンライン
米下院議長に選出されたマイク・ジョンソン議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院は25日、新議長に共和党のマイク・ジョンソン議員を選出した。約3週間にわたって続いた議長不在の異常事態がようやく解消される。


 共和党が多数派の下院では、ケビン・マッカーシー前議長が、党内の保守強硬派の反発を受けて3日に解任された。その後、共和党は後任選びを進めたが、穏健派と保守強硬派の対立が続き、選ばれた議長候補の撤退が相次いだ。ジョンソン氏は4人目の候補で、双方が妥協できる「消去法」で選ばれた形だ。

 下院議長は、米大統領の権限継承順位で副大統領に次ぐ2位の要職。

6899OS5:2023/10/26(木) 08:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/94acff9bda8bcb8a62ceed45a282e67e3b64a967
米下院議長にジョンソン氏 3週間ぶり不在解消
10/26(木) 7:20配信
CNN.co.jp
米共和党のマイク・ジョンソン氏が下院議長に選出された

(CNN) 米連邦議会下院は25日、新しい議長に共和党のマイク・ジョンソン氏を選出した。同党のケビン・マッカーシー氏が3日に議長職を解任されてから約3週間にわたって議長不在という異例の事態が解消された。

採決ではジョンソン氏が220票、下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ氏が209票を獲得。議長選出をめぐっては共和党内の対立で混乱があったが、同日の採決では欠席した1人をのぞいて全共和党員がジョンソン氏を支持した。

ジョンソン氏は議長選出後の初の演説で、政府機関の閉鎖を回避するために議会が「ただちに」債務危機の問題に取り掛かると述べた。期限直前の9月末に成立したつなぎ予算は11月17日までの支出をまかなうもので、新たな予算措置が求められている。

ジョンソン氏は「これは簡単なことではなく、難しい決断をくださなければならない」「だが今行動を起こさなければ、結果は耐えられないものになる」などと訴えた。債務問題に関する委員会を新たに設置することも明らかにした。

ルイジアナ州選出のジョンソン氏は弁護士を経て、2016年に下院議員に初当選。下院共和党会議の副議長を務めている。

ジョンソン氏はトランプ前大統領の支持者として知られ、2020年大統領選の結果を覆そうとした動きに同調していた。また21年1月6日には、他の下院共和党議員とともに大統領選の選挙人投票に異議を申し立てた。

トランプ氏は25日、下院議長選では誰も支持しないと述べていたが、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿でジョンソン氏の議長就任を祝福し、同氏の議長選出に自身が大きく寄与したと主張した。

6900OS5:2023/10/26(木) 11:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/204c4df4987933626b2aaa07fd15b24e48ae04e2
米下院議長にジョンソン氏 無名の共和党保守派
10/26(木) 11:18配信
【10月26日 AFP】米下院は25日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に近い共和党保守派のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)議員(51)を新議長に選出した。ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)前議長が今月3日に解任されて以来、共和党内での混乱を受け下院は機能不全に陥っていたが、数週間ぶりに正常化にこぎつけた。

 ジョンソン氏は弁護士出身で、宗教右派に属する。ほぼ無名の候補だったことも奏功して共和党内から造反は出ず、下院で過半数を占める同党議員全員の支持を得た。

 ジョンソン氏は選出後の演説で、下院でまひ状態が続いたことを踏まえ「われわれは信頼回復という課題に直ちに取り組まなければならない」と語った。

 ジョンソン氏は新議長として2024年度予算案を可決できなければ、再び政府閉鎖のリスクに直面することになる。ウクライナ・イスラエル支援の取りまとめに向け指導力を発揮することも期待されている。

 映像は25日撮影・提供。(c)AFPBB News

6901OS5:2023/10/26(木) 20:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/80b11dbf5bb6693f67e6355f5b696a053a0cd89c
共和、議長選出も遠い融和 トランプ氏、混乱拍車 米下院
10/26(木) 20:33配信


時事通信
25日、ワシントンで開かれた米議会で下院議長に選出後、演説する共和党のジョンソン議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院(定数435、欠員2)は25日、空席となっていた議長に共和党保守派でトランプ前大統領に近いジョンソン議員(51)を選出した。


 議長解任という米史上初の異常事態から3週間余りの間、元凶となった下院多数派の共和党では主流派と右派が激しく対立。トランプ氏の介入で混乱はさらに深まり、議会空転をよそに展開される「学級崩壊」ぶりは、党の名声を大きく傷つけた。

 「おめでとう、ジョンソン。素晴らしい議長になるだろう」。トランプ氏は25日、「忠臣」の議長就任をSNSで満足げに祝った。

 米メディアによると、ジョンソン氏は2020年大統領選でのトランプ氏の敗北を覆そうとする企てに加担した人物だ。記者団にそのことを問われると、「次の質問を」と回答を拒絶した。民主党は「過激なトランプ派が共和党を乗っ取った」と批判している。

 マッカーシー前議長の解任後、共和党では主流派と右派から3人の議長候補が指名された。しかし、いずれも抵抗勢力を切り崩せなかったり、トランプ氏の強い反対を受けたりし、撤退に追い込まれた。党を団結させる力強い指導者は現れず、最後は知名度の低さ故に敵も少ないジョンソン氏に「消去法」で落ち着いた。

 この3週間、主流派と右派の争いは醜悪を極めた。党会合では双方が怒鳴り合い、取っ組み合いにならんばかりに激高。右派のジョーダン候補に造反した議員やその家族には「殺害予告」が送り付けられるに至り、派閥間の不信と怒りは頂点に達した。

 議会は米政府が要求したイスラエル・ウクライナ支援の追加予算承認という喫緊の課題を抱え、来月17日にはつなぎ予算の期限とともに政府閉鎖の危機が再び訪れる。下院の現有議席は共和221、民主212と拮抗(きっこう)しており、わずかな造反でジョンソン氏の議事運営は頓挫する。新議長には傷だらけの党をまとめつつ、民主党と妥協点を見いだす難しいかじ取りが求められる。

6902OS5:2023/10/27(金) 16:23:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cdad196060818bd1cd18ead3251169af62d80bb
米大統領選・ケネディ候補宅で侵入未遂事件 伯父JFKと父は暗殺
10/27(金) 10:27配信
毎日新聞
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2023年10月9日、秋山信一撮影

 米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで25日、2024年11月の米大統領選に無所属で出馬するロバート・ケネディ・ジュニア氏の自宅に男性が侵入しようとした。ケネディ氏の陣営が26日に発表した。男性は侵入前に警備員らに取り押さえられ、自宅にいたケネディ氏も無事だった。

【図解でわかる!米大統領選】

 伯父ケネディ元大統領、父ロバート元司法長官が1960年代に相次いで暗殺された経緯があり、ケネディ氏は要人警護を担うシークレットサービス(大統領警護隊)に警護を求めている。

 発表によると、男性はケネディ氏との面会を求めて塀を登ろうとして警備員に拘束され、警察に引き渡された。しかし、釈放後に再びケネディ氏の自宅に向かい、再び拘束された。男性の目的は不明だが、過去数カ月間、ケネディ氏につきまとっていたという。

 ロサンゼルスでは9月にも、ケネディ氏の演説会場に「警護担当の連邦保安官」を自称し、拳銃を携帯する別の男性が現れ、ケネディ氏との面会を要求する事件があった。また、ケネディ氏は以前にも住居侵入の被害に遭ったことがあるという。

 シークレットサービスは、現職を含む大統領経験者らの警護にあたっている。国土安全保障長官や連邦議会幹部が必要性を認めれば、大統領候補も警護対象となる。ケネディ氏によると、今年4月に国土安保省に警護を要請したが、7月に断られていたという。【ワシントン秋山信一】

6903OS5:2023/10/29(日) 00:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3655e7d2194be72e3ee61e62112657aab220f5
ガザ情勢対応で「バイデン離れ」表面化 24年大統領選に悪影響も
10/28(土) 15:51配信


毎日新聞
イスラエルとの紛争を巡って、パレスチナを支持する集会=米中西部ミシガン州で2023年10月13日、アンアーバー・ニュース・AP

 米国のイスラム社会で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘を巡って、バイデン政権の「イスラエル重視」の対応に不満が高まっている。一部のイスラム圏からの入国を禁止したトランプ前政権と対照的に、バイデン政権はイスラム教徒に配慮する姿勢を示してきたが、今回の対応で「バイデン離れ」も表面化している。


 バイデン大統領は、ハマスが今月7日にイスラエルを攻撃した直後に「イスラエルと共にある」と強調し、イスラエルのガザ地区への攻撃を支持する姿勢を示した。10日の演説でもイスラエルの民間人被害の描写やハマス批判に時間を割く一方、イスラエルの空爆によるガザ地区の民間人被害については「ハマスが人間の盾として利用している。何の罪もない命の喪失は痛ましい」と触れた程度だった。

 こうした姿勢に対して、パレスチナ系のタリーブ下院議員(民主党)は「バイデン政権はガザの民間人を保護する義務を果たせていない」と批判の声を上げた。人道危機に陥ったガザ地区の住民の大半はイスラム教徒であり、米国内ではパレスチナ系以外のイスラム社会にも政権への不満が広がった。

 反発を和らげるため、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、イスラム社会の指導者らと面会し、ガザ地区への人道支援物資の搬入計画などを説明。ブリンケン国務長官も23日、同様の会合で人道面の取り組みを説明した。

 ところが、バイデン氏が25日の記者会見で、ガザ地区での死者数に関してハマス側の「6000人以上」との説明に疑義を表明。「罪のない人が殺されているのは間違いないが、戦争遂行の代償だ」と発言したことが、再びイスラム社会の怒りを買った。

 米NBCニュースによると、バイデン氏は26日に少数のイスラム社会の指導者らをホワイトハウスに招いた。「ガス抜き」を図ったとみられ、参加者の一人はNBCに「ガザ地区の住民の半数は子供だ。大統領には『思いやりが足りない』と伝えた」と述べた。

 今回の対応は、バイデン氏が再選を目指す2024年11月の大統領選に影響する可能性もある。NBCによると、推定約24万人のイスラム教徒が居住する中西部ミシガン州のイスラム社会では「二度とバイデン氏には投票しない」との声も上がっている。

 同州では20年大統領選でバイデン氏が約15万票差で共和党のトランプ大統領(当時)を破ったが、イスラム教徒の支持が離れれば、今度は共和党候補に逆転される可能性も出てくる。【ワシントン秋山信一】

6904OS5:2023/10/29(日) 00:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a08b856801e866bf37c484a783f31db2167421
気候変動対策、分断深く トランプ氏なら逆行か 米大統領選まで1年
10/28(土) 7:50配信

時事通信
米テキサス州の製油所から立ち上る煙=2020年4月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで来月5日で1年。

 気候変動は、民主、共和両党の間で最も分断の大きい争点の一つだ。バイデン政権は対策を積極的に推進する一方、共和党の大統領選候補者の一部は、気候変動と人間活動の関連を否定。その代表格のトランプ前大統領が返り咲けば、政策は逆戻りしかねない。企業からは「いまさらひっくり返されても困る」との声も上がる。

 ◇溝くっきり
【図解】気候変動を「重大な脅威」と捉える成人の割合

 米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが8月に公表した調査結果によると、気候変動を「重大な脅威」と受け止める米国の成人の割合は、民主党支持層で78%だったが、共和党支持層では23%にとどまった。民主党支持層の約9割が再生可能エネルギーや水素の開発を重視する一方で、共和党支持層の約6割が「石油、石炭、天然ガスの生産を拡大すべきだ」と回答した。

 共和党候補者の姿勢は支持層の傾向を映し出す。トランプ氏は2016年の大統領選以来、気候変動を「でっち上げ」と一蹴し、実業家ラマスワミ氏も同じ表現を使う。デサンティス・フロリダ州知事は、州が甚大なハリケーン被害を受けたにもかかわらず、「『天気』の政治問題化はやめるべきだ」と、気候変動に向き合わない。

 ヘイリー元国連大使は気候変動を「現実」と認識し、トランプ氏らとは一線を画す。ただ、温室効果ガスの削減は「(排出量が多い)中国とインド次第だ」と語り、地球規模の課題に米国が主導力を発揮することには消極的だ。

 ◇政策転換難しく
 バイデン政権は、過去最大規模の気候変動対策費を盛り込んだ「インフレ抑制法」を昨年成立させ、再エネ発電設備の整備や、電気自動車(EV)用電池工場の建設を支援している。これに対し、トランプ氏は同法が「米国を殺している」と批判。再登板すれば見直しに乗り出すとみられる。

 ただ、政権が変わっても気候変動政策を180度転換するのは容易ではなさそうだ。伝統的に共和党を支持してきた石油や天然ガスの開発企業もバイデン政権による巨額の脱炭素化支援を受け、歓迎している。共和党色が強い南部を中心に多くのEV用電池工場の建設が急ピッチで進み、企業は「もう多額の投資をしてしまった」(日系自動車大手)と、経営戦略の軌道修正には否定的だ。

 日本の商社関係者は、共和党政権になった場合に米国の気候変動政策は「現状から修正されるだろう」と予測する。一方で「脱炭素化の大きな方向性は変わらないのではないか」との見方を示した。

6905OS5:2023/10/29(日) 19:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d41a4e62bc68eaf80201cba615e8c50eb8f49d
米ペンス前副大統領が大統領選挙から撤退
10/29(日) 8:02配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

アメリカのペンス前副大統領は、2024年の大統領選挙からの撤退を表明した。

ペンス前副大統領は10月28日、ネバダ州で演説し、「今は私の時代ではない。きょうで選挙戦を終えること決めた」と述べ、2024年の大統領選挙の共和党候補指名争いからの撤退を表明した。

ペンス氏は2023年6月に出馬表明し、かつて副大統領として仕えたトランプ前大統領に挑戦したが、支持が広がらなかった。

共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領が支持率でトップを独走する中、共和党の主要候補の撤退は初めて。

国際取材部

6906OS5:2023/10/31(火) 21:20:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b1f9923fb98f37c5d7aec7e801805375a763aa
「バイデンはイスラム票失った」 中東危機、再選にリスク 米大統領選まで1年
10/31(火) 7:07配信


時事通信
バイデン米政権のイスラエル支援を批判する「イスラミック・センター・オブ・デトロイト」のスフィアン・ナブハン事務局長=24日、中西部ミシガン州デトロイト

 【ディアボーン(米ミシガン州)時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が、大統領選を1年後に控えた米国社会に波及している。

 イスラエルへの「揺るがぬ支持」を約束したバイデン大統領に、イスラム教徒やアラブ系コミュニティーでは「絶対に投票しない」と怒りが広がる。イスラム教徒は米人口の1%余りにすぎないが、わずかな票差が結果を左右する激戦州では、再選を目指すバイデン氏の命取りとなりかねない。

 ◇投票ボイコット
 かつて自動車産業で栄えた中西部ミシガン州デトロイトから車で20分。打ち捨てられた家屋や廃工場が建つ寂しい一帯を過ぎると、看板にアラビア語と英語が併記された食料品店や中東料理店の街並みが姿を現した。人口11万人の半数近くをイスラム教徒が占めるディアボーン市だ。

 「バイデン氏はイスラム教徒の票を失った」。同市で教育や医療支援を行う「イスラミック・センター・オブ・デトロイト(ICD)」のスフィアン・ナブハン事務局長(53)は語気を強めた。パレスチナ自治区ガザでの犠牲者が8000人を超える中、イスラエルを支援するバイデン氏が「私たちの家族を殺す武器に、私たちの税金を使っている」と憤る。

 ミシガン州の人口約1000万人のうち、イスラム教徒は推定24万人。同州は民主党の地盤だったが、2016年大統領選では共和党のトランプ氏が約1万票の僅差で勝利した。バイデン氏が約15万票差で同州を奪還した20年の選挙では「イスラム票が大きく貢献した」とナブハン氏は言う。

 民主党のアブドゥラ・ハムード市長(33)は、今月7日の衝突勃発後に「民主、共和両党の指導者が、残忍な占領を支持しながら平和を呼び掛けるのは言語道断だし、偽善だ」と非難した。州内のイスラム系団体は連日のように会合を重ね、バイデン氏への投票ボイコットを確認。イスラム教徒に差別的なトランプ氏を支持する選択肢はなく、団体間の違いは「白票を投じるか、(民主、共和以外の)第三の候補に入れるか」だという。

 ◇「9.11後と同じ」
 ディアボーンのイスラム系社会の始まりは1900年代初頭。自動車大手フォード・モーターの工場で働く移民たちが学校や病院、ショッピングモールを整備すると、紛争地からの難民や他州の移民も集まってきた。今では全米最大のモスク(イスラム礼拝所)を抱え、発展を続ける。

 だが、7日以降はテロ予告や「国に帰れ」などと住民が罵倒される事案が報告された。ICDは警察にパトロール強化を依頼したほか、民間警備員を24時間態勢で配置。イスラム教徒のスカーフ「ヒジャブ」を着用する女性はヘイトクライム(憎悪犯罪)の対象となりやすいため、女性向けの護身術教室も新たに開くという。

 中西部イリノイ州では14日、パレスチナ系の男児(6)が大家の男にめった刺しにされ、殺害される悲劇が起きた。「(米同時テロ後)20年でイスラム教徒の議員も市長も生まれた。だが、人々は20年前と変わっていなかった」。パレスチナ出身のナブハン氏は、米メディアや政治家の「イスラム嫌悪」が背景にあると感じている。

 全米で「反ハマス」「反イスラエル」双方のデモが頻発し、緊張と分断が社会を揺るがす。ギャラップ社の2月の調査によれば、バイデン氏を支える民主党支持層や若年層は、よりパレスチナに同情的だ。バイデン氏が信用を取り戻すために何が必要か。ナブハン氏は「地域社会に謝罪し、イスラエル支援をやめ、戦争を止めることだ」と言い切った。

6907OS5:2023/11/03(金) 07:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/575968c4904e671be04f665bd4d8ee8f4a30931c
米大統領選、「文化戦争」激しく アイデンティティーの攻防 教育現場も政治化
11/2(木) 20:33配信


時事通信
国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)=10月10日、米南部サウスカロライナ州チャールストン

 米社会の黒人差別などを巡り、リベラル派と保守派の価値観がせめぎ合う「文化戦争」が、2024年11月の大統領選の底流で激化している。

 過去にさかのぼって歴史を見直す動きと、それに対する感情的な反発は教育現場にも波及し、自由や平等といった米国の「ナショナル・アイデンティティー」を揺さぶっている。

 ◇グラウンド・ゼロ
 案内された突堤の先には穏やかな海が広がっていた。

 米南部サウスカロライナ州チャールストンのガズデン埠頭(ふとう)。背後には6月にオープンした国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)がある。広報担当の黒人女性は、埠頭の地表に刻まれた線を指して「奴隷として運ばれた約10万人のアフリカ人はここから上陸しました。『グラウンドゼロ(出発点)』です」と説明した。

 港湾都市チャールストンは18〜19世紀、国際奴隷貿易の玄関口だった。黒人に関する博物館では全米で2番目に大きいIAAMは、大西洋を渡った奴隷船の実態やプランテーションでの過酷な暮らしを展示。子孫の黒人らが家系記録をたどれるセンターも設けられている。

 ターニャ・マシューズ館長(49)は、取材に対し「博物館の建設計画に反発はあったが、自分たちの真実の物語を語りたいと説得しました。この場所は『あなたが誰であるか』を黒人のみならず、白人にも伝えるものです」と語る。

 19年にはニューヨーク・タイムズ紙が米国の建国は1776年ではなく、アフリカの黒人奴隷が連れて来られた「1619年」だとするプロジェクトを開始。独立宣言や憲法を絶対視しない姿勢に衝撃が走った。

 ◇批判的人種理論
 「学校で反白人感情を育てている」―。南部バージニア州ラウドン郡にある町の小さな図書館で10月16日夜、郡の教育委員に立候補している保守系の親らによる小集会が開かれた。

 地元共和党の推薦を受けたエイミー・リカルディさん(52)は「人種の話をするのではなく、人種間の格差を埋める努力をしたい。親は学校にもっと関わるべきだ」と主張した。特に問題視するのは、米社会から人種差別が消えない原因は白人優位の社会制度にあるなどとする「批判的人種理論(CRT)」だ。

 20年5月に警察官が黒人男性を窒息死させた事件をきっかけに、全米で反差別運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」が拡大。一方、保守層の間では「学校でCRTが教えられている」とする批判が強まった。

 ◇「機会のある国」
 大統領選の共和党候補指名争いで、トランプ前大統領(77)のライバルとされるフロリダ州のデサンティス知事(45)は、教育現場などでCRTを取り入れることを禁じた。米国の伝統的な文化や規範を訴えることで、保守層からの支持拡大を狙う。

 富裕層が多いラウドン郡はこの20年間に移民が流入し、白人の比率は約80%から約64%まで縮小した。白人女性のリカルディさんは、教育委員に手を挙げた理由を「白人は抑圧者ではない。米国は人種に関係なく誰にでも機会がある国だと伝えたいから」と話した。

 「私たちが何者なのかを忘れてはならない。私たちは『合衆国』なのだ」
 バイデン大統領(80)が演説で団結を訴えるフレーズだ。24年大統領選では、その米国の在り方を巡り、両極の差がさらに広がる可能性がある。

6908OS5:2023/11/05(日) 20:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a18a25a39992d6a7f89b3d8fe33482fd68d58ba
「親イスラエル伝統国」アメリカ、「ガザ停戦」求めるデモ拡大…若者中心にパレスチナへの好感広がる
11/5(日) 17:32配信

読売新聞オンライン
4日、米ワシントンで、「ジェノサイド(集団虐殺)をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求めるデモ参加者=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=淵上隆悠、ニューヨーク=金子靖志】パレスチナ情勢を巡り、全米で若者を中心に停戦を求めるデモが広がっている。ユダヤ系とイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)も急増し、戦闘は米国に暗い影を落としている。

 「声を上げられないまま殺されている子供たちのために来た」

 4日にワシントンで開かれた数万人規模のデモに参加したジジ・エーさん(28)はこう語り、一刻も早い停戦を呼びかけた。父親がエジプト出身だという夫のザックさん(28)も「私たちが政府に税金を納めるのは、イスラエルに武器を送るためではない」と訴えた。

 米国では、パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の攻撃が激しくなるにつれ、抗議の輪が広がっている。この日はニューヨークやロサンゼルスでもデモがあった。アラブ系だけではなく、白人や黒人も交じり、若者の姿が目立った。

 親イスラエルを伝統とする米国だが、リベラルな若者がパレスチナに好感を持つ傾向にある。昨年時点で、民間調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査に18〜29歳の61%が「パレスチナに好意的だ」と答え、65歳以上の47%を上回っていた。民主党支持層の約半数がイスラエルよりもパレスチナに共感していることを示す調査結果もある。

 イスラム教市民団体「米イスラム関係評議会」フィラデルフィア事務所のアフメット・テケリオグル事務局長は取材に「米国の若い世代は様々な人種やバックグラウンドを持つ。ガザの惨状に心を痛めている人は多い」と指摘した。

4日、ニューヨーク市マンハッタンで、「占領をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求める抗議デモ=金子靖志撮影

 一方、デモでは「イスラエルは地獄に落ちろ」といった攻撃的な主張が少なくない。米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は10月31日の上院公聴会で、ユダヤ系に対するヘイトクライムが「歴史的な水準」に達していると明らかにした。戦闘の開始以降、各地の大学では、ユダヤ系の学生に対する嫌がらせが横行している。

 攻撃を受けているのはイスラム教徒も同じだ。イリノイ州シカゴでは10月14日、70歳代の男がイスラム教徒の男児(6)を刺殺した。捜査当局は、男がイスラム主義組織ハマスに反発して犯行に及んだと見ている。

 事件を深刻にとらえたバイデン政権は今月1日、「イスラム嫌悪」に対する初の国家戦略を策定すると発表した。バイデン大統領が再選を狙う大統領選を見据え、「イスラム票」をつなぎとめる意図が透ける。

6909OS5:2023/11/05(日) 20:11:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57b06b6bc4afe2759da584629898e7587a3b85
イスラエルのガザ攻撃巡り揺れる米ハリウッド 俳優ら賛否割れる
11/5(日) 12:56配信
毎日新聞
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動をしていたころのアンジェリーナ・ジョリーさん=インスタグラムより

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの攻撃を巡り、米映画・音楽業界が分裂している。ネット交流サービス(SNS)を通じて即時停戦を求める俳優がいる一方、イスラエル支持を明確にする芸能人も多い。【國枝すみれ】


 ◇難民支援20年のアンジー

 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、イスラエル軍の空爆を受け、巨大なクレーターができたガザ地区の難民キャンプの写真をインスタグラムに投稿した。「逃げ場がない人々への意図的な空爆」「罪のない人々の命が失われることを正当化することはできない」と強く非難した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使や特使を務めてきたジョリーさん。インスタグラムのフォロワーは1500万人いる。

 「私は20年間、難民と関わってきた。ガザに住む200万人以上の人々(うち半数は子供たち)は、数十年にわたって立ち退きと祖国喪失を強いられ、さらに過去20年間近く厳しい封鎖下に置かれてきた。支援や燃料、水の否定は、ガザの人々に対する集団的懲罰に等しい。人道的観点からすれば、即時停戦しかない」と訴えた。

 SFシリーズ「スター・トレック」への出演で知られる日系人俳優ジョージ・タケイさんは、X(ツイッター)に「歴史から学ばなければならない。ある一部の集団が残虐行為をしたからといって、彼らと関係のない数十万、数百万に上る人々をその集団と一緒に苦しめてはならない」と投稿した。

 フォロワー330万人のタケイさんが語る「学ぶべき歴史」とは、旧日本軍による真珠湾攻撃(1941年)を受け、米国に住む日系人たちが一斉に強制収容所送りとなった出来事を指す。当時5歳だったタケイさん自身も体験した。

 「報復の念から当時の米政府は過剰に反応し、(真珠湾)攻撃とは関係ない人々につけを払わせた。正義と報復というペンキを過剰に塗り広げれば、人類が受ける苦しみは計り知れなくなる」

 「停戦を求めるアーティスト(Artists4Ceasefire)」というグループも結成された。米政府や世界の指導者に即時停戦とガザヘの攻撃停止を呼びかけている。「どんな命も神聖だ」と訴える公開書簡には、俳優ホアキン・フェニックスさんや歌手のジェニファー・ロペスさんら約270人が署名している。

 ◇元イスラエル兵のワンダーウーマン

 一方で、イスラエルへの支持を訴えるハリウッド俳優も多数いる。その一人が映画「ワンダーウーマン」で主役を演じたイスラエル人女優ガル・ガドットさんだ。

 イスラエルで兵役についた経験があるガドットさんは、ハマスの人質になった市民の写真や動画を多数インスタグラムにアップしている。

 「STAND WITH ISRAEL(イスラエルと共に立て)」「人質を誰一人として取り残さない」――。そう訴えるガドットさんのインスタグラムは1億人のフォロワーがいる。

 イスラエル出身の米女優ナタリー・ポートマンさんもインスタグラムに「子供、女性、高齢者が殺害され、拉致された。このような野蛮な行為に恐怖を感じる」と投稿した。「イスラエルの子供たちを解放して」と書いた紙を持ち、無言で訴える子供たちの動画もアップしている。

 反ユダヤ主義に反対する芸能関係者の団体「平和を求める創作者のコミュニティー(CCFP)」は10月12日、ハマスの攻撃を「邪悪なテロ」だと非難する公開書簡を発表した。「イスラエルが自国民を守るために必要な方策を取る」ことへの理解を示す内容だが、多数のパレスチナ人が犠牲になっていることへの言及はない。

 この公開書簡には2000人以上が署名した。ガドットさんやマイケル・ダグラスさん、「スター・ウォーズ」に出演したマーク・ハミルさんら俳優のほか、ジョン・フォガティさんやJ・D・サウザーさんらミュージシャン、音楽レーベルのユニバーサル・ミュージックなどの会長や社長が名を連ねている。

6910OS5:2023/11/05(日) 20:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/867bdca82b26e2660fe90a36c54a115d459eb2d9
米議会、イスラエル支援の予算審議難航 ウクライナ除外、政権は反発
11/4(土) 17:19配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米連邦議会でイスラエル、ウクライナ支援を巡る予算審議が難航している。バイデン大統領が両国への支援を盛り込んだパッケージ型の予算を求めたのに対し、野党・共和党がウクライナ支援を除外し、直接関係のない歳出削減までも意図した法案を下院で可決させたためだ。与野党対立が激しさを増し、両国支援のあり方に影響を及ぼしている。

 共和党が多数派を握る下院は2日、イスラエルへの軍事支援のための143億ドル(約2兆1000億円)の法案を、賛成226・反対196で可決した。超党派の理解を得やすいイスラエル支援のため民主党の一部も賛成に回ったが、バイデン政権が猛反発しており成立する見込みはない。

 反発を招いた最大の理由は、143億ドルの費用を捻出するため、バイデン政権が強化する内国歳入庁(国税庁)予算を削減する内容を盛り込んだことだ。「小さな政府」を志向し歳出抑制を求める共和党の従来の主張に沿ったものだが、ホワイトハウスは「団結が必要な時に党派対立を持ち込んだ。安全保障上の重要な支援策に条件を付けるのは危険な前例となる」と声明で批判した。

 法案を主導したのは、10月下旬にマッカーシー前下院議長の後任に決まったジョンソン議長(共和党)。内国歳入庁(IRS、日本の国税庁に相当)の予算削減について「政治的な目的ではない」と説明し、財政再建につながる措置と強調する。だが、超党派の米議会予算局は脱税の増加で税収が減ることで「今後10年で財政赤字が125億ドル増える」との試算を発表しており、財政健全化が目的との主張は説得力を欠く。

 下院案は、共和党の一部の保守強硬派が反対するウクライナへの軍事支援も盛り込まなかった。市民が戦闘に巻き込まれているパレスチナ自治区ガザ地区への人道支援も除外した。

 上院民主党トップのシューマー院内総務は、「ひどい欠陥のある提案だ」と述べ、下院案を上院では審議しない考えを示した。バイデン氏も拒否権を発動する考えを示している。

 ジョンソン氏は今後、ウクライナ支援を、共和党の求めるメキシコとの国境の警備強化策とセットにした法案を策定する方針。また、17日で期限切れとなる2024会計年度(23年10月〜24年9月)のつなぎ予算を来年1月まで延長する考えも示している。

 だがバイデン政権は、ウクライナ支援をイスラエル支援や国境警備強化などとともに盛り込んだ1060億ドルの予算を一括で成立させるよう議会に求めている。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「イスラエルだけを対象にした法案に大統領は拒否権を発動するだろう」と指摘。ウクライナ支援と一体化させた法案でなければバイデン氏が認めない可能性が高く、調整は難航必至だ。【ワシントン大久保渉】

6911OS5:2023/11/05(日) 20:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1fd7f2547e06b7edee4e90e4436e57ca4295c6
トランプ氏独走の共和党指名争い、ヘイリー氏が「強い女性像」で2位へ勢い
11/5(日) 16:21配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=淵上隆悠】2024年米大統領選の共和党指名候補争いは、トランプ前大統領がトップを独走する陰で、じわりと浮上したニッキー・ヘイリー元国連大使がフロリダ州のロン・デサンティス知事と2位争いを演じている。予備選・党員集会が目前に迫り、各候補はわずかな勝機をつかもうともがいている。


ごぼう抜き
ニッキー・ヘイリー氏(10月30日)=ロイター

 「ヘイリーの勢いは本物だ。この競争は男女一騎打ちの構図となった」

 ヘイリー氏の陣営は3日に発表した声明でこう強調し、党指名レースを勝ち抜くチャンスがあるのは、主要候補で唯一の女性であるヘイリー氏とトランプ氏に絞られたと訴えた。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた全国の世論調査平均によると、ヘイリー氏の支持率は8・3%。トランプ氏の59・3%には遠く及ばず、デサンティス氏の13・4%も下回る。それでも強気を貫けるのは、「序盤州」で人気が高まっているためだ。早期に予備選・党員集会が行われる序盤州は、全米の注目が集まりやすい。

 伝統的に最初の予備選が行われるニューハンプシャー州で、ヘイリー氏は2位につけている。9月上旬は7位だったが、「ごぼう抜き」を見せた。来年1月15日に最初の党員集会が行われるアイオワ州でも好調だ。RCPの集計では3位だが、有力地元紙デモイン・レジスターの最新調査では16%を集め、デサンティス氏と2位で並んだ。8月の調査から10ポイントも伸ばした。

国連大使の経験
 米メディアは、ヘイリー氏の人気上昇の要因に「強い女性像」を挙げる。8月の候補者討論会では、「言ってほしいことがあるなら男に、やってほしいことがあるなら女に頼みなさい」と訴えたことが脚光を浴びた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相の言葉だ。

 国連大使を務めた経験から、外交政策に明るいのも強みだ。ウクライナ支援に積極的で、後ろ向きなトランプ氏やデサンティス氏とは異なる姿勢を鮮明にしている。

1強に危機感
 一時はトランプ氏の強力なライバルになると見られていたデサンティス氏は、トランプ氏の支持層を切り崩せず、失速気味だ。ヘイリー氏にも批判の矛先を向けるが、再浮上にはつながっていない。過激な主張で注目を集めた実業家のビベック・ラマスワミ氏も、ここに来て伸び悩んでいる。マイク・ペンス前副大統領が10月28日に撤退を表明するなど、「トランプ1強」の構図はますます際立っている。

 トランプ氏の復権を警戒する共和党穏健派の一部は、指名レースの現状に危機感を募らせている。一昨年11月に劣勢をはね返してバージニア州知事選を制したグレン・ヤンキン氏をはじめ、出馬を表明していない実力者への待望論が尽きない。

6912OS5:2023/11/05(日) 22:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a50c37f48cc13f06601d8b6454ae9be99be2a74
「高齢者対決」再来に現実味 国民に漂う閉塞感 米大統領選まで1年
11/5(日) 7:09配信


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時事通信
2日、米テキサス州ヒューストンで、演説するトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】来年11月5日投開票の米大統領選まで1年。

 民主党は再選を目指すバイデン大統領(80)、共和党は返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)の指名獲得が有力視され、2020年大統領選で相まみえた2人の再戦が現実味を帯びる。異例の「高齢者対決」に、国民の閉塞(へいそく)感が漂う。

【図解】米大統領選の有力候補の支持率

 ◇深まる内憂外患
 「ドナルド・トランプは民主主義を破壊しようとしている」。バイデン氏は1日、中西部ミネソタ州の選挙集会で危機感を強調した。

 就任から2年10カ月。長引くインフレや犯罪増、移民流入などが政権運営の足かせとなり、支持率は40%前後で低迷が続く。頻繁につまずいたり言い間違いをしたりする様子は不安を与え、ハーバード大が先月実施した世論調査では67%が「大統領を務めるには高齢過ぎる」と答えた。

 さらに10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃という試練が降りかかった。バイデン氏はイスラエルへの「揺るがぬ支援」を約束。だが、パレスチナ側に同情的な民主党支持層の批判を浴び、戦闘の「一時停止」呼び掛けへと軌道修正を余儀なくされた。

 終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻に、米有権者の「支援疲れ」も目立つ。苦境のバイデン氏は、再選に向け「反トランプ」の国民感情にすがる。

 ◇嫌われ者対決
 「この選挙で勝たなければ、私たちは国を失う」。トランプ氏は2日、南部テキサス州で演説し、雪辱を誓った。共和党支持層に抜群の人気を誇り、党内では他候補の追随を許さない。

 20年大統領選の敗北を覆そうとした事件などで、今年4回起訴された。「前大統領で被告人」という前代未聞の状況下、バイデン政権による「政治的迫害」を訴え、逆風を追い風に変えた。

 ただ、党候補を選ぶ予備選が始まれば、裁判と選挙活動で日程は過密さを増す。裁判で元側近らから不利な証言が飛び出す可能性もあり、共和党穏健派や無党派層の離反リスクがくすぶる。

 各種世論調査でバイデン、トランプ両氏の支持は拮抗(きっこう)する。一方、ハーバード大調査では「大統領選に立候補すべきでない」との意見がバイデン氏は63%、トランプ氏は54%で、いずれも多数派を占めた。

 有権者の多くが本命2人の再戦を望まない「嫌われ者対決」が見込まれる中、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)ら「第三の候補」が不満の受け皿となりつつある。行き場のない有権者の動向が、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

6913OS5:2023/11/06(月) 11:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb44e9463abeb6fe0225d94c2c3fb05b2bdec7d
トランプ氏、重要6州のうち5州でバイデン氏をリード 米世論調査
11/6(月) 10:54配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が5日発表した世論調査で、2024年大統領選が民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の戦いとなった場合、勝敗を左右する重要6州のうち5州でトランプ氏に投票すると答えた人がバイデン氏の数を上回った。来年11月5日の投票日まで1年となる中、経済や移民、イスラエル・パレスチナ問題などの政策でトランプ氏がバイデン氏よりも高い信頼を得ている。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が重要6州で実施した世論調査によると、西部のネバダとアリゾナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、南部ジョージアの5州で、トランプ氏に投票すると回答した人がバイデン氏よりも約4〜10ポイント多かった。バイデン氏がリードしたのは中西部ウィスコンシン州だけで、トランプ氏を2ポイント上回った。

同6州は前回の2020年大統領選でバイデン氏がいずれもトランプ氏を制した州で、バイデン氏の人気が低迷していることが浮き彫りになった。

政策別に両氏の信頼度を聞いたところ、「経済」に関しトランプ氏を信頼すると答えた人が59%なのに対し、バイデン氏は37%にとどまった。「移民」ではトランプ氏53%に対し、バイデン氏は41%。イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く「イスラエル・パレスチナ問題」では50%対39%でトランプ氏が高い信頼を得た。

バイデン氏は「人工妊娠中絶」で49%を得てトランプ氏の40%を上回り、「民主主義」に関しても48%対45%でリードした。

トランプ氏は来年1月から本格化する共和党の指名候補争いで圧倒的な人気を維持。今回の世論調査では複数の刑事訴追をされながらも重要州でバイデン氏に対抗できる勢いを示した。

一方、バイデン氏は有権者の多くが大統領選の投票で重視する「経済」で評価を得られておらず、経済対策の強化が支持拡大のカギとなりそうだ。

6914OS5:2023/11/06(月) 11:58:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/719698b33d4f29ce19250cd0b865106ef1bf8be1
「食べる物も泊まる場所もないのに…」国境地帯に押し寄せる移民 「壁」建設、ぶれるバイデン氏 米大統領選まで1年
11/6(月) 9:30配信

西日本新聞
犯罪グループに夫を誘拐され、所持金まで奪われたフネス一家。メキシコ国境では移民を狙った犯罪が多発している=10月12日、シウダフアレス

 2024年米大統領選は投開票まで5日で1年。米社会は今、寛容さを失い、分断はより深まっている。急増する移民対策は選挙結果を左右する大きな争点となっている。米メキシコ国境の町を歩いた。(ワシントン金子渡)

【写真】米メキシコの国境。米側には侵入防止柵が設置され、国境警備隊が常時警戒に当たっている

 10月中旬、メキシコ北部の国境の町シウダフアレス。検問所近くの路上に疲れ果てた表情で座り込む母子がいた。

 「今朝ここにたどり着いたが、夫と親戚2人がバスに乗り込んできた男たちに誘拐された。これからどうすればいいのか…」。中米ホンジュラス出身のライムンダ・フネス(37)は2人の娘とめいを連れ、数千キロを移動してきた。

 夫が働いていた農場は地元ギャングに占拠され、仕事を失った。ギャングは金を巻き上げた上、女性たちを乱暴。家族の身にも危険が迫っていた。2カ月前、米南部ルイジアナ州に住む義兄を頼って国境を越えた。

 夫を誘拐した男は、所持金やパスポートも奪っていった。「食べる物も泊まる場所もないのに、1人5万ペソ(約43万円)の身代金まで要求された」。フネスは途方に暮れる。

 メキシコ側の国境では、米国への移民希望者を狙った誘拐や暴行、恐喝が横行しており、命を落とす人もいる。それでも中南米から移民が押し寄せる背景には、政情不安定化に加え、長引くインフレによる貧困がある。世界銀行によると、米国の1人当たり国内総生産(GDP)は7万6千ドル超。これに対し、ホンジュラスなどの中米諸国は3千〜5千ドルにとどまる。

 フネスは訴える。「米国は夢の国。私たちは特別なことは求めていない。ただ、子どもたちのために十分な食料と安全な場所を与えてほしい」

再選へ建設中止の公約撤回
 メキシコ北部のシウダフアレスと米南部テキサス州エルパソは橋でつながり、徒歩で10分程度。川が国境を隔てる。米側は高さ10メートルの侵入防止柵を設置し、武装した国境警備隊が目を光らせている。だが、荷物を抱えて川を渡る人は後を絶たず、鉄条網をかいくぐってくる。

 「すぐそこに移民にとって夢の国がある。だからメキシコ南部や中南米、カリブ海諸国から移民希望者が押し寄せてくるんだ」。シウダフアレスで移民の保護を担当するエンリケ・バレンズエラは説明した。

 背景には、2021年1月に発足したバイデン政権が、厳格な移民政策を掲げたトランプ前政権に比べて寛容だとみられたことがある。「米国に入国しやすくなった」との誤ったイメージが広まったとみられる。

6915OS5:2023/11/06(月) 11:58:12
  ■    ■
 米政府は5月、新型コロナウイルス対策の一環として拘束した不法移民をメキシコや母国に即時送還できる措置の失効に合わせ、不法入国者の難民申請を原則認めない厳しいルールを導入した。申請をスマートフォンのアプリ経由に限定して受け入れ枠を拡大する一方、資格がないと判断した場合、最低でも5年間の再入国を禁止。違反すれば刑事罰を与える。

 だが、不法入国の動きは一向に止まらない。バレンズエラによると、移民の多くは難民申請のシステムを理解しておらず「アプリ申請すれば入国できる」といった偽情報が飛び交う。移民たちは交流サイト(SNS)で情報交換しており、あるとき「移民の日に合わせて希望者全員が入国できる」とのデマが拡散。千人以上が一気に国境沿いに殺到したこともあったという。

 一方、不法移民が流入し続けているテキサス州エルパソでは市民から不満が噴出する。国境の検問所では不法越境者の捜索を受けるため、大型トラックが長蛇の列を作り、物流網がまひするなど地域経済にも悪影響を及ぼす。

 共和党員で、革工場元経営者のボブ・ペーニャは「不法移民は米国人の仕事を奪っている。なぜ、米国が彼らを受け入れないといけないのか」と訴える。

 メキシコ人の妻を持つペーニャは、正規の移民受け入れには賛成する。ただ「妻の親戚は米国の市民権を得るまで10〜12年もかかった。どうして勝手に入ってきた移民がそのまま居座ることが許されるんだ」と憤る。

 メキシコからの不法移民を「犯罪者」と非難し、国境の壁建設を進めたトランプを称賛。「次期大統領選で共和党が勝利すれば、状況は改善する」と期待を寄せる。

   ■    ■
 米税関・国境警備局(CBP)によると、米南西部国境で拘束された不法移民は昨年から2年連続で200万人を超える。

 テキサス、フロリダ両州の共和党知事は昨年4月以来、大量の移民を民主党地盤のワシントン、ニューヨーク、シカゴの大都市に移送。ニューヨーク市が昨春以降に保護した移民希望者は10万人を超え「このままでは市が崩壊する」(市長のアダムズ)と悲鳴が上がる。

 こうした事態を受け、バイデンは壁の建設を中止した就任当初の公約を撤回。10月にメキシコとの国境に最長20マイル(約32キロ)の新たな壁を設けると発表した。政権は「前政権時の壁建設予算を他に転用できなかったため」と釈明するが、政策転換は否めない。

 共和党は「政権の失策」と攻勢を強めており、国境のさらなる警備強化を主張。身内の民主党内からも「壁は誤りだ」と反発する声が出ており、バイデン政権は窮地に立たされる。 (敬称略)

西日本新聞

6916OS5:2023/11/07(火) 07:22:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f03941f346b711b868e1db8ecf5c7d56eae77c
バイデン氏に最大試練 イスラエル擁護、支持者離れも 米、中東緊迫で内憂外患
11/7(火) 7:05配信

時事通信
バイデン米大統領=1日、中西部ミネソタ州ノースフィールド(AFP時事)

 【ワシントン時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、バイデン米政権を取り巻く状況は「内憂外患」の様相を呈している。

 国際社会でイスラエルを支持する動きは広がらず、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの人道状況悪化に伴い、国内でも支持者離れが起きつつある。大統領選を約1年後に控え、バイデン大統領は最大の試練を迎えた。

 ◇人道危機で軌道修正
 「戦闘の一時停止が必要だと思う」。1日、中西部ミネソタ州での演説中、聴衆からイスラエルとハマスの停戦を求める声が上がると、バイデン氏はこう強調した。

 10月7日の衝突開始直後、バイデン氏は「(イスラエルには)自国を守る権利がある」と述べ、ハマス排除を目指す軍事行動を事実上容認した。だが、空爆などでガザ住民の被害が拡大すると、イスラエルに国際人道法順守を求める方向に軌道修正を余儀なくされた。

 米国は10月18日、「イスラエルの自衛権に言及していない」(トーマスグリーンフィールド国連大使)として、「戦闘中断」を求めた国連安保理決議案に拒否権を発動。同27日には「人道目的の休戦」を呼び掛けるアラブ諸国主導の国連総会決議案にも反対したが、決議は121カ国の賛成で採択された。

 停戦や休戦はイスラエルを脅かすハマスの存続につながりかねず、米国としては受け入れられない。それでもバイデン氏が「戦闘停止」に言及した背景には、人道に配慮する姿勢を示し国際社会での孤立を避けたいという思惑が垣間見える。

 ◇身内からも懸念
 バイデン氏はロシアによるウクライナ侵攻を「国際法違反」と非難してきた。その一方、占領するヨルダン川西岸で入植活動を続け、ガザ住民に犠牲を強いるイスラエルを支えるバイデン氏に対し、「二重基準」と批判する声は根強い。

 ガザの惨状が伝わるにつれ、国内世論にも変化が見える。米調査会社ギャラップが10月下旬に発表した世論調査結果によれば、バイデン氏の支持率は9月から4ポイント下がり37%。民主党支持層の間では11ポイント低下し75%となった。いずれも就任後最悪の数字で、同社は「イスラエル擁護が支持者離れを招いた」と分析している。

 「イスラエルの軍事作戦と行動を深刻に懸念している」。米上下両院の民主党議員58人は今月3日、ブリンケン国務長官に宛てた連名の書簡を公表した。書簡は戦闘停止や人道支援拡大を求め、入植者による暴力を懸念する内容も盛り込んだ。

 人権を重視する民主党議員の間では、イスラエルへの不信感が高まりつつある。バイデン氏は今後、こうした身内の声にも耳を傾けざるを得なくなりそうだ。

6917OS5:2023/11/09(木) 12:41:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7bf65d7a6b466734ef16f10fc48daf8135262b
中絶擁護派、地方選で勢い 米大統領選へ民主に朗報
11/8(水) 20:34配信
時事通信
米南部ケンタッキー州のビシア知事=4月10日、同州ルイビル(AFP時事)

 【ワシントン時事】大統領選を1年後に控えた米国で7日、州知事などを選ぶ地方選挙が一部の州で行われた。

 人工妊娠中絶の州ごとの規制の在り方が大きな争点となり、米メディアによると、中絶の権利擁護派が勢いを維持。バイデン大統領率いる民主党に朗報となった。

 南部ケンタッキー州知事選では、中絶の権利を支持する現職のビシア知事(民主)が再選を果たした。対抗馬の共和党候補は厳しい中絶規制を訴えていた。

 中西部オハイオ州では、中絶を含む「生殖に関する自己決定権」を保護する州憲法改正案が住民投票にかけられ、賛成多数で可決。バイデン大統領は声明で「米国民は再び基本的自由を守るために投票し、民主主義が勝利した」と歓迎した。

 昨年、連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定したことを受け、中絶は米選挙の一大争点に浮上した。民主党は女性の選択の権利の重要性を訴え、昨年の中間選挙で健闘。来年11月の大統領選でも主要争点に据える構えだ。

 共和党の指名獲得が有力視されるトランプ前大統領は、中絶規制派と距離を置き、争点化の回避を図っている。

6918OS5:2023/11/09(木) 21:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6919OS5:2023/11/09(木) 21:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6920OS5:2023/11/09(木) 21:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a530938474c6a78a6690dc5ececff2c2b8301c3
米共和討論会 対ハマス、イランで強硬論続々 トランプ氏また欠席
11/9(木) 13:53配信



産経新聞
【ワシントン=大内清】来年11月の米大統領選に向けた共和党の第3回候補者討論会が8日、南部フロリダ州マイアミで行われた。党の指名獲得を目指す5人が参加し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘やウクライナ支援などで論戦を交わした。

討論会には、デサンティス・フロリダ州知事▽ヘイリー元国連大使▽インド系投資家のラマスワミー氏▽スコット上院議員▽クリスティー前ニュージャージー州知事が参加。ペンス前副大統領が選挙戦から撤退したことなどで前回の7人から絞り込まれた。指名争い首位のトランプ前大統領は、前回と前々回に続いて欠席し、フロリダ州内で支持者集会を開いた。

ガザ情勢を巡りデサンティス氏は、イスラエルのガザ攻撃を全面的に擁護し、「ハマスは無条件降伏するべきだ」と主張。他候補も競うように強硬姿勢を強調し、「米国のすべき唯一のことはイスラエルがハマスを消し去るのを助けることだ」(ヘイリー氏)、「(ハマスを支援する)イランを空爆すべきだ」(スコット氏)などと語った。

ロシアの侵略を受けるウクライナについては、ヘイリー、スコット、クリスティーの3氏が軍事支援継続を説いたのに対し、ラマスワミー氏が「ウクライナは民主国家ではない」などとして支援を否定。デサンティス氏は支援のあり方について明言は避けつつ、欧州各国がより多くを負担するべきだとの考えを示した。

6921OS5:2023/11/09(木) 21:12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d14acfd901f9581649e4376405d0bceac971d2
米「前哨戦」で民主に追い風 重要州で選挙・住民投票 バイデン氏勢いは不透明
11/9(木) 13:49配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】米国で7日、約1年後に迫った大統領選の「前哨戦」ともいえる選挙や住民投票が南部バージニアや中西部オハイオなど重要州で行われ、与党・民主党に有利な結果が示された。再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)への追い風といえるが、党内にはバイデン氏の高齢を不安視する声があり、選挙戦の勢いにつながるかは不透明。返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)が影響力を振るう野党・共和党にとっては手痛い結果となった。

首都ワシントンに隣接するバージニア州の州議会選では7日、民主党が下院を奪還するとともに、上院の過半数も維持した。同州では共和党のホープと目されるヤンキン知事が昨年の就任後、保守派寄りの施策を進めるが、有権者の「待った」がかかった形だ。

共和党が優勢な南部ケンタッキー州の知事選では、民主党の現職が再選を決めた。南部ミシシッピ州では共和党の現職知事が民主党の新人を退けた。

オハイオ州では、大統領選の重要争点である人工妊娠中絶の権利を巡って住民投票が行われた。住民投票は中絶の権利を州憲法に明記することへの賛否を問い、「賛成」(約57%)が「反対」(約43%)を上回った。特に、大統領選を左右する無党派層や女性の票が賛成派の勝利に貢献したとされる。

AP通信によると、この結果を受け、他州でも同様の住民投票を目指す運動が勢いづいている。

州憲法への中絶の権利明記は、連邦最高裁が昨年6月、中絶を合衆国憲法上の権利とした1973年の判例を覆したのを受けた動き。この問題では、キリスト教保守層の支持を受ける共和党が中絶の禁止や大幅な制限を主張しているのに対し、リベラル層を基盤とする民主党が中絶を選択する権利を擁護する構図がある。

一連の選挙・投票結果について、ジャンピエール大統領報道官は8日、「バイデン氏の政策への支持の大きさを示した」と語った。

だが、バイデン氏を取り巻く環境は厳しい。大統領選がバイデン氏とトランプ氏の争いとなった場合の投票先を尋ねた米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査(5日発表)によると、勝敗を左右する中西部ミシガンなど重要6州のうち5州で、トランプ氏への支持がバイデン氏を上回った。

米国の経済は堅調で失業率も低水準で推移している。それでもバイデン氏の支持が低迷する背景には、80歳という年齢や認知能力低下への懸念がある。各種世論調査では、バイデン氏が「高齢すぎる」と考える人は約7割に達する。

同紙の調査結果を受けて民主党の有力アナリスト、デビッド・アクセルロッド氏は6日、バイデン氏はこのまま再選を目指すのが「賢明かどうか」を考えるべきだ、と交流サイト(SNS)に書き込んだ。今回の選挙・住民投票で民主党が自信を深める中、バイデン氏がむしろ「足かせ」になるとの見方が強まる可能性は否定できない。

一方、保守派が強い影響力を持つ共和党にとり、中絶問題で自党に否定的な結果が出たことは大きな懸念材料だ。

共和党の候補者指名争いで首位を独走するトランプ氏は、自身の大統領任期中に最高裁の保守派優位を確立したことが、中絶を憲法上の権利とした判例を覆すことにつながったと誇ってきた。指名レースで2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事は、妊娠6週以降の中絶を原則として禁じる州法を今年4月に成立させた。

他の候補らも「プロ・ライフ(中絶反対派)」であるとアピールすることで保守派の歓心を買おうとしてきた。保守派に大きく傾斜した姿勢が本選では無党派層などの反発を招きかねず、今後は戦略の見直しを迫られそうだ。

6922OS5:2023/11/10(金) 14:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a874f37f851dc56a379ed8568d9ab666eb5f521e
米民主党マンチン議員、上院選不出馬を表明 大統領選挑戦には含み
11/10(金) 13:10配信

毎日新聞
政治団体「ノー・レーベルズ」の集会に参加する民主党のマンチン上院議員=米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米民主党のジョー・マンチン連邦上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は9日、2024年11月の上院選に出馬しない意向を表明した。共和党の地盤が強固な同州で議席を守ってきたマンチン氏の不出馬は、上院で2議席差で多数派の民主系には痛手となる。一方、マンチン氏は「国を回って、中道層の運動の創出に関心があるかを見定める」としており、上院選と同時に行われる大統領選で2大政党以外から立候補する可能性に含みを残した。

 マンチン氏はX(ツイッター)にビデオ声明を投稿し、「何カ月も熟考し、家族とも話し合ってきた。ウェストバージニアのために目指したことは達成したと信じている。難しい判断だったが、(24年の)上院選には出馬しない」と説明した。

 マンチン氏は同州知事を経て、10年の連邦上院補選で初当選した。リベラル派が多い民主党の保守派の代表格で、共和党との超党派協力にも積極的だった。両党の議席が伯仲する上院で、マンチン氏の動向が法案の成否を決める場面もたびたびあり、バイデン政権が推進した気候変動・医療対策法(インフレ抑制法)もマンチン氏が賛成に転じたことで22年8月に成立にこぎつけた。

 マンチン氏の不出馬は、民主党に打撃となる。上院(定数100)の現有議席は民主系51、共和党49だが、24年に争われる34議席のうち23議席が民主系のものだ。民主系の改選議席には保守的な州や共和党と接戦の州のものが多く含まれ、24年は苦戦が予想されてきたが、さらに形勢が厳しくなった。上院の多数派を共和党に奪われれば、仮に大統領選で民主党候補が勝っても思うように法案を通せず、政権運営が難航するのは必至だ。

 一方でマンチン氏は、リベラル色が強まる民主党内で孤立を深めてきた経緯がある。2大政党に見切りをつけ、超党派協力や中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」の支援で、24年大統領選に立候補する可能性も取り沙汰されている。

 24年大統領選では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の対決になる可能性が高まっているが、ともに無党派層やライバル政党の支持者からは不人気で、「第三勢力」がどちらから多く票を奪うかが、勝敗を左右するとの見方も出ている。【ワシントン秋山信一】

6923OS5:2023/11/11(土) 22:07:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d938235e5db5e967b7899a6cf2677ac6b3bbf5
米民主重鎮マンチン議員、無所属で大統領選出馬か 上院選不出馬を表明
11/10(金) 19:12配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党穏健派の有力政治家で来年の大統領選に無所属で出馬するとの観測が出ているマンチン上院議員(76)が9日、来年11月の上院議員選に出馬しない意向を明らかにした。今後の活動について明言は避けつつ、既存政党と政治分断に不満を抱く中道層の糾合に努める意向も示した。支持が低迷するバイデン大統領はマンチン氏の出方に対する警戒を高めそうだ。

マンチン氏は保守層が多いウェストバージニア州選出。次期選挙は共和党が取り戻す可能性が高まる。民主党は上院(定数100)で無所属を含め51と僅差で多数派を維持しており、同党には打撃となる。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。9日、ビデオを通じ「ウェストバージニアでやろうとした目標は達成した」と言明。今後は全米を旅してまわり「中道層を結集して米国民を団結させる運動」を訴えていく考えを示した。

マンチン氏は、正副大統領候補の擁立を模索する第3政党グループ「ノーレーベルズ」の7月の行事で、自身の進退を「まだ決断していない」としつつ「米国民には(既存政党以外の)選択肢が必要」と訴えた。

大統領選をめぐる世論調査では、再出馬を表明したバイデン氏と、共和党の指名争いで支持率首位を走るトランプ前大統領の対戦について、約半数の国民が不満を抱く。第3政党候補への関心が高まりをみせ、ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)も無所属での出馬を表明している。

ただし、全米でも知名度が高いマンチン氏が無所属で出馬すれば民主党票が大量に流れ「トランプ氏が返り咲くことになる」と民主党陣営は警告してきた。

ノーレーベルズは9日、マンチン氏の上院選不出馬表明を受けた談話で「米国の重大な課題に対する全米的な議論を主導するため前進することを称賛したい」と期待を示した。

6924OS5:2023/11/11(土) 22:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6925OS5:2023/11/11(土) 22:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6926OS5:2023/11/12(日) 15:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96ee3570ac39ef6bef711ef506d9b1a28e6ed74
失効迫るアメリカ政府のつなぎ予算 下院議長が2段階期限の新提案
11/12(日) 14:53配信


毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦政府の当面の運営資金を手当てする「つなぎ予算」の失効が迫る中、野党・共和党下院トップのジョンソン議長は11日、今月半ば以降の運営資金を手当てする新たなつなぎ予算案を発表した。共和党の一部保守強硬派が求めていた失効期限を二つ設ける異例の内容で、上下院を通過させられるかは不透明だ。現行のつなぎ予算が切れる17日までに成立させられなければ、政府機関の一部閉鎖に追い込まれる。

 ジョンソン氏が提案したのは、省庁ごとに2024年1月19日と2月2日の二つの失効期限を設ける2段階のつなぎ予算案。下院共和党で影響力を持つ保守強硬派が支持していた内容だが、前例がなく機能するかどうか不透明なためバイデン政権や民主党は反対している。一方、予算規模は前年度並みとし、保守強硬派が求める歳出削減を採用しなかった。

 ジョンソン氏は自身のソーシャルメディアに「保守派の勝利のために闘う下院共和党にとって最善の法案だ」と投稿し、支持を呼び掛けた。

 一方、米ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は声明で「共和党の混乱を助長し政府閉鎖のリスクを高める提案だ。政府閉鎖が迫っているのに貴重な時間を無駄にしている」と批判した。

 異例のつなぎ予算案は保守強硬派に配慮したものとみられるが、米メディアによると一部の保守強硬派は大幅な歳出削減が盛り込まれなかったことに反発し、反対票を投じる見通しという。【サンフランシスコ大久保渉】

6927OS5:2023/11/13(月) 09:42:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71c0251fea4b015c685ffdbc13d5784096fdd12b
下院議長、つなぎ予算案発表 不成立なら18日から政府閉鎖 米
11/13(月) 6:57配信

時事通信
 【ワシントン時事】ジョンソン米下院議長(野党共和党)は11日、最長で2024年2月2日までのつなぎ予算案を発表した。

 現行のつなぎ予算の期限である今月17日までに上下両院を通過し、バイデン大統領の署名を経て成立しなければ、18日未明から政府機関の一部が閉鎖される。

 つなぎ予算案では、農業や退役軍人関連など一部事業については来年1月19日まで、その他は2月2日まで資金が確保される。ただ、バイデン政権が要求する、ウクライナやイスラエルへの支援は含まれていない。

 ジョンソン氏はX(旧ツイッター)で2段階のつなぎ予算案に関し、予算審議で「下院共和党にベストな立場をもたらすために必要な法案だ」と強調した。ただ、大幅な支出カットは伴わず、下院共和党の保守強硬派からは早くも「100%反対だ」(チップ・ロイ議員)との声が上がる。13日以降、共和党が多数派を占める下院での採決が見込まれるが、可決するかは不透明だ。

 現行のつなぎ予算を巡っては、マッカーシー前下院議長が与党民主党の賛成で可決にこぎ着けたため、共和党の強硬派が反発。マッカーシー氏は解任に追い込まれ、党内の内紛からジョンソン氏選出まで3週間余りを要した。

 ジャンピエール大統領報道官は声明で、「下院共和党は時間の無駄遣いをやめ、政府閉鎖を回避するため超党派の手法で取り組む必要がある」と訴えた。政府閉鎖となれば、一部職員への給与支払いが行われないなど、社会や経済の混乱が懸念される。

6928OS5:2023/11/14(火) 14:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/034a9be57c92bb91a8e161af4ac674b09214dc4f
米与野党、2度目「つなぎ予算」で神経戦 共和強硬派が議長案に反対
11/14(火) 13:19配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府の閉鎖を回避するための「つなぎ予算」が今月17日に期限切れを迎えるのを前に、与野党の神経戦が激しさを増している。野党・共和党のジョンソン下院議長が13日までに新たなつなぎ予算案を提示したのに対し、同党の保守強硬派の一部が反対を表明。与党・民主党からは、政府閉鎖の混乱を避けるためにジョンソン氏の案に前向きな反応も出ている。

米国では党派対立の深刻化から2024会計年度(23年10月〜24年9月)の本予算案が議会を通過しておらず、現在は約1カ月半のつなぎ予算でしのいでいる状態。期限が切れる17日までに新しいつなぎ予算案が可決・成立しなければ、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる。

そんな中でジョンソン氏は、農業やエネルギー、軍関連の建設事業、運輸、住宅などの分野は来年1月19日まで、その他の分野は2月2日まで、現在の水準で継続して予算執行を行えるようにする2段階方式のつなぎ予算案を与野党に提示した。歳出規模を据え置くことで民主党も賛成しやすい内容とし、当面の混乱を避ける狙いとみられる。

民主党のシューマー上院院内総務は13日、この提案について、「(民主党と)同じ方向を向いており喜ばしい」と歩み寄りの姿勢をみせた。

一方、ジョンソン氏の身内である共和党では、保守強硬派が大幅な歳出削減や移民政策の厳格化などを盛り込むべきだなどと主張し、米メディアによると13日までに少なくとも6人が反対を表明した。

下院は共和党が多数派ながら民主党との差はわずかで、保守強硬派が反対に回った場合、法案可決には民主党の協力が必要となる。

同派は2024年大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近く、9月末に現在のつなぎ予算がまとまった際も強硬論を展開。民主党に妥協したとして当時のマッカーシー議長(共和党)を批判して解任に追い込み、政治の空転を招いた経緯がある。

新たなつなぎ予算案は14日にも下院で採決が行われる見通し。これが通過しても、ジョンソン氏が今後の本予算審議などで保守強硬派を制御できるかは不透明なままだ。

6929OS5:2023/11/16(木) 11:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7af2e398fd63b2ef83013050d6731f023f000b
バイデン氏予備選「初戦」見送り 東部州、民主党の決定無視
11/16(木) 9:01配信
共同通信
 【ワシントン共同】米東部ニューハンプシャー州は15日、来年の大統領選の民主党候補を選ぶ予備選を1月23日に実施すると発表した。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦とする民主党全国委員会の決定を無視して前倒しした。再選を目指すバイデン大統領陣営は、全国委の決定を尊重してニューハンプシャー州予備選への参加を見送る予定という。米メディアが報じた。

 長年にわたり全米で最初に予備選を行ってきたニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に強く反発していた。バイデン氏が民主党候補となることは確実視されており、日程を巡る動きが結果に影響することはないとみられる。同州では共和党の予備選も1月23日に実施される。

 民主、共和両党の候補指名争いは、全米各州で党員集会や予備選を順次開いて代議員の獲得を競う。ニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に従わなかったとして代議員を失う可能性があるという。

 ニューハンプシャー州の州務長官は、他の州より少なくとも7日早く予備選を行うと定めた州法に従ったと説明している。

6930OS5:2023/11/16(木) 16:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bbf67e36added6e7f06f82b4db152bdc573e84
米ニューハンプシャー州、民主党全国委の決定に従わず予備選前倒し
11/16(木) 14:51配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米東部ニューハンプシャー州は15日、2024年大統領選の党候補指名争いについて、予備選を1月23日に実施すると発表した。民主党全国委員会はバイデン大統領の意向に沿い、2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦にすると決めている。党全国委が認めない形で予備選を行えば、夏の党全国大会で候補指名の投票を行う代議員の割当数削減などの制裁が科される可能性がある。米メディアが伝えた。


 主要政党の候補指名プロセスは1976年以降、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開け、ニューハンプシャー州の予備選が続く形が慣例だった。予備選としてはニューハンプシャー州が最初だった。

 ただし、序盤戦がいずれも白人が9割以上を占める州で実施することに対し、多様性を重視して支持拡大を図ってきた民主党内で疑問視する声が出ていた。このため、同党全国委は今年2月に日程を半世紀ぶりに変更する計画を承認。黒人が3割弱を占めるサウスカロライナ州を初戦とし、その3日後にニューハンプシャー州と西部ネバダ州で実施するなどの計画を決めた。

 しかし、ニューハンプシャー州は他の州に先駆けて予備選を実施することを州法で義務づけている。州務長官は発表にあたり、「ニューハンプシャー州には伝統があり、法律がある」と語ったという。これに対し、アイオワ州は1月15日に民主、共和両党の党員集会をそれぞれ実施するが、民主党の結果については同州民主党がすぐに公表しないことで党全国委の決定と整合性をとるという。

 再選を目指すバイデン氏の陣営は、党全国委の決定に従う方針で、ニューハンプシャー州予備選への参加は見送る方針だ。【ワシントン西田進一郎】

6931OS5:2023/11/20(月) 22:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ba1558c364f555d80389bc7ba5ed3318a65c5a
米上院、つなぎ予算案を可決 政府閉鎖回避へ
11/16(木) 15:30配信

CNN.co.jp
米連邦議会議事堂で記者団の質問に答える上院民主党トップのシューマー院内総務

(CNN) 米上院は15日、政府機関の閉鎖を避けるための「つなぎ予算案」を可決した。政府機関の閉鎖は当面回避されるが、財政をめぐる協議は来年に持ち越された。

賛成は87票、反対は11票だった。

今回のつなぎ予算に関する法案は下院では14日に可決していた。法案はバイデン大統領のもとに送られ、バイデン氏の署名を受けて成立する。現在の予算は17日に期限を迎えることになっている。

今回のつなぎ法案では1月と2月に新たな期限が設けられるため、議員らは、通年の歳出法案について、わずか2カ月余りで交渉して可決しなければならないという圧力にさらされている。

下院共和党の保守派が求める大幅な歳出削減を民主党が否定するなど、大きな溝があるため、交渉は困難で複雑なものとなりそうだ。新たに下院議長に選出されたマイク・ジョンソン氏は、議員らがこうした困難を乗り切るなか、指導者としての新たな試練に直面することになる。

法案では、軍の建設事業、退役軍人関係、輸送、住宅、エネルギー省などの優先分野の予算を来年1月19日まで延長する。対象外となる他の政府機能については2月2日まで予算が手当てされる。イスラエルとウクライナへの追加支援は盛り込まれていない。

6932OS5:2023/12/01(金) 21:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fec8f7d7af85d4ec73a355c8254e0736a674d4
28年大統領選の予告編?  民・共スター知事が直接対決 米
12/1(金) 20:26配信

時事通信
米共和党のデサンティス・フロリダ州知事(左)と民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米FOXテレビは11月30日、共和党のデサンティス・フロリダ州知事(45)と、民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(56)による異例の討論会を開催した。

 いずれも巨大な州を治める両党の「スター」。将来の大統領候補に数えられ、互いをライバル視する2人が、経済や教育、治安問題を巡って激論を交わした。

 両知事は、あらゆる面で対照的な州統治の手法を採る。保守派のデサンティス氏は、リベラル派のニューサム氏を「犯罪者に甘い」「州人口を減らした知事」などと攻撃。ニューサム氏は、デサンティス氏の政策が女性や人種的・性的少数派に差別的だと指摘し、「1960年代以前に時計の針を戻そうとしている」と応戦した。

 デサンティス氏は来年の大統領選に立候補しているが、党指名レースではトランプ前大統領(77)に支持率で大きく水をあけられている。今回指名を獲得できずとも、若さや選挙戦で培った知名度を武器に、2028年大統領選の有力候補となる可能性は残る。

 一方、ニューサム氏は来年は出馬しない意向を示し、バイデン大統領(81)の再選を強く支持している。だがメディアへの露出は怠らず、10月には中国を訪問して習近平国家主席との会談を実現するなど、「バイデン後」への野心は隠さない。

 来年の大統領選では、バイデン氏とトランプ氏が再び相まみえる公算が大きい。若き知事2人の対決に注目が集まるのは、有権者の多くが望まない「高齢者対決」への不満の裏返しと言えそうだ。

6933OS5:2023/12/02(土) 14:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae2ebceab48ca5f5d50f3f3f769970c4977ad0
米下院議員、異例の除名 史上6人目、選挙資金流用
12/2(土) 6:24配信
共同通信
除名処分を受け、米連邦議会議事堂を後にする共和党のジョージ・サントス議員=1日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院は1日、選挙活動のためだとして支持者から集めた資金を私的に流用したとして、詐欺罪などで起訴された共和党のジョージ・サントス議員(35)を除名した。下院による議員資格剥奪は史上6人目。共和党同僚議員の多くも賛成して異例の措置を取った。

 サントス元議員は2022年の下院選の選挙活動中、テレビ広告などに使うとうその説明をして寄付を募り、数千ドル(数十万〜百数十万円)を高級ブランドの衣服購入やクレジットカードの支払いに充てた。新型コロナウイルス禍で失業したとして給付金をだまし取ったともされている。

6934OS5:2023/12/05(火) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/37cd5ccbe399f9ef9a292e4dadfc45901d665a08
共和党候補争い、ノースダコタ州知事が撤退 献金巡る発言で物議
12/5(火) 8:50配信

毎日新聞
米ノースダコタ州のダグ・バーガム知事=米西部カリフォルニア州で2023年9月27日、AP

 米中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(67)は4日、2024年11月の大統領選に向けた共和党候補指名争いから撤退すると表明した。知事と企業経営者としての実績をアピールしたが、全米レベルの知名度が高まらず、世論調査での支持率も低迷。テレビ討論会の参加に必要な献金者数を確保するために「1ドル以上の献金者のうち、先着5万人に20ドルのギフトカードを贈る」と呼びかけ、「違法ではないか」と物議を醸したこともあった。

 バーガム氏は4日のX(ツイッター)への投稿で、共和党全国委員会が全国的な世論調査での一定の支持率を討論会参加の条件としたことについて「大統領の職務を果たすのとは関係のない条件だ」と批判した。バーガム氏は第1〜2回の討論会には参加したが、11月の第3回討論会では全国調査の支持率が基準に届かずに参加できず、今月6日の第4回討論会に向けても参加基準を満たせていなかった。【ワシントン秋山信一】

6935OS5:2023/12/06(水) 08:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/616d3819e3a7ab7f1eaa4edd0068e6b43baa0318
リズ・チェイニー氏が出馬検討 反トランプ派、第三政党から
12/6(水) 4:47配信

共同通信
米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(57)はワシントン・ポスト紙に対し、来年の大統領選に第三の政党から出馬を検討していると述べた。同紙電子版が5日、インタビューを掲載した。チェイニー氏はトランプ前大統領批判の急先鋒で、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏を阻止するため「何でもやる」と語った。

 チェイニー氏が実際に出馬すれば、民主党候補に流れる可能性があった無党派層やトランプ氏を嫌う共和党穏健派の票が分散し、結果的にトランプ氏を利するとの見方が強い。チェイニー氏は数カ月以内に最終決断すると述べた。民主党は再選を狙うバイデン大統領の候補指名獲得が確実視されている。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持つ。2021年の議会襲撃でトランプ氏の責任を厳しく追及。22年の前回下院選の共和党予備選で、トランプ氏が推薦した「刺客」候補に敗れた。その直後にも大統領選出馬を検討すると明らかにしていた。

6936OS5:2023/12/06(水) 16:17:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe44bb9ec5809324ca76452db4e8453dfa0491d3
米軍幹部ら425人の人事を承認 共和議員が中絶巡る人事妨害を緩和
12/6(水) 16:04配信
毎日新聞
米共和党のタバービル上院議員=米連邦議会で2023年9月、ロイター

 米連邦上院は5日、米軍幹部ら425人の人事を全会一致で承認した。共和党のタバービル上院議員が、人工妊娠中絶を希望する女性要員への国防総省の支援策の撤回を要求し、人事承認手続きを妨害していたが、5日に中将以下に限って手続きを容認した。大将クラスの承認手続きは引き続き妨害しているが、今年2月から滞留していた米軍人事がようやく大幅に緩和された。

【写真】ボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち

 タバービル氏は5日、人事滞留による即応態勢の低下を懸念する共和党議員らの説得を受け、中将以下の人事案を投票を経ずに一斉に承認することを受け入れた。国防総省は中絶を巡る政策変更を拒絶しており、タバービル氏が従来の強硬姿勢を緩和させた理由は不明だ。ただ、人事滞留の長期化によって、共和党からも米軍関係者の不信感が増すことを心配する声が出ており、タバービル氏に方針転換を求める圧力が超党派で強まっていた。

 バイデン大統領は5日の声明で「タバービル氏は政治的な動機に基づいて何百人もの軍幹部人事を滞留させ、10カ月間も軍の即応態勢や士気を弱めてきた」と改めて非難した。

 米国の政府・軍などの高官の人事案は、上院の承認が必要になる。異論がない場合は「全会一致」で即決できるが、議員が一人でも反対すると、討論打ち切りや人事案の承認などで投票が必要になる。軍人事は政治色が薄く、普段は全会一致で承認されることが多いが、タバービル氏が即決手続きに反対したことで人事承認が滞留していた。手続きとしては人事案を1件ずつ投票で承認することも可能だが、多数派の民主党系会派は審議時間を大幅に割くことを嫌がり、慎重姿勢を示していた。【ワシントン秋山信一】

6937OS5:2023/12/07(木) 08:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/19d99dc7a65f5f460a9e7349e4209c01a4cc03b9
共和党のマッカーシー前米下院議長、年末に議員辞職 与野党僅差の中
12/7(木) 6:42配信
CNN.co.jp
共和党のマッカーシー前下院議長が年末に議員を辞職する

(CNN) 米連邦議会のマッカーシー前下院議長(共和党)は6日、今月末に議員を辞職すると表明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で明らかにした。マッカーシー氏は10月に史上初めて議長職を解任されており、辞職するとの見方が強かった。

マッカーシー氏は17年にわたり下院議員を務め、長らく党を率いる立場にあった。同氏は寄稿の中で自らの実績を挙げ、在職期間については何の後悔もないと明言した。

マッカーシー氏は15回もの投票を経て1月に議長職を勝ち取ったが、つなぎ予算案を本会議採決にかけたことで党内保守派議員の反発を招き、就任からわずか9カ月で解任された。

同氏は「勝ち目の低さや個人的な犠牲をいとわず、我々は正しいことをした。最近の政界ではこうしたことは時代遅れのように見えるかもしれないが、国民のために結果を出すことは今でも国中で称賛されている」と寄稿に書いた。

これより前に、下院は同じく共和党のジョージ・サントス氏を除名処分としており、今回のマッカーシー氏の辞職で下院与党である共和党の議席はさらに減ることになる。

寄稿とは別に、マッカーシー氏は辞職を説明する動画も公開し、その中で「新たな領域で情熱を追求する時がきた。年末をもって議員を辞職するが、愛する国のために戦うことは決してやめない」などと語った。

全米共和党議会委員会(NRCC)の委員長を務めるリチャード・ハドソン議員は、マッカーシー氏の「国と下院共和党の議席拡大への貢献」に感謝の意を示した。

6938OS5:2023/12/13(水) 16:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f970ef7622001af9d69e2cef5b5f16db0dde0c
米NY州、連邦下院の区割り変更へ 多数派目指す民主党に追い風か
12/13(水) 16:24配信

毎日新聞
米東部ニューヨーク州の連邦控訴裁=同州オールバニで2015年5月、AP

 米ニューヨークの連邦控訴裁(高裁)は12日、ニューヨーク州に対し、来年実施される連邦下院選(定数435)へ向けて新たな選挙区割り案を作成するよう命じた。地元メディアが報じた。政治的に独立した委員会が来年2月末までに区割り案を作成し、民主党が多数派の州議会が案を承認するか決めることになる。連邦下院での多数派奪還を目指す民主党に有利な区割りとなる可能性がある。


 同州では、昨年11月の中間選挙を前に、国勢調査の結果を受けて連邦下院の議席数が1減の26に変更された。これに伴い、州議会が新たな区割り案の作成を始めたが、共和党側が反発して提訴。連邦控訴裁は、民主党主導の州議会が作成した案は自党に有利な区割りをする「ゲリマンダー」に当たるなどとして認めず、裁判所自らが区割りを実施した。

 直後の中間選挙で、同州の連邦下院選では共和党の獲得議席数が11となり、改選前の8から増加。この結果に対し、民主党の支持者らが区割り見直しを求めて、訴訟を起こしていた。【ニューヨーク中村聡也】

6939OS5:2023/12/31(日) 17:20:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/919e114cfc2cd22475780770b558702c1f52ac85
米副大統領職の辞退、明言せず ヘイリー氏、ポストに執着?
12/31(日) 14:09配信

共同通信
米東部ニューハンプシャー州の集会で参加者に対応するヘイリー元国連大使=12月28日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使が28日の集会で、トランプ前大統領が本選に臨むことになった場合に副大統領職を提示されたら辞退するかどうか参加者に問われ、明言を避けた。「2位争いはしない」と述べるにとどめた。副大統領ポストに執着しているとの臆測が広がりそうだ。

 トランプ政権で国連大使を務めたヘイリー氏は、トランプ氏とは「協力して仕事をした」と語った。党内支持率で首位独走のトランプ氏にどう挑むのか、立ち位置が問われている。

 ヘイリー氏は「嫌トランプ氏感情に取りつかれれば、米国を前進させられない」と強調し、辞退するかどうかに触れなかった。

6940OS5:2024/01/04(木) 15:54:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/822a19032e4efed8c0c6758d57256c9a7120df72
トランプ氏、出馬資格巡り連邦最高裁に上訴 コロラド州の判決に不服
1/4(木) 15:35配信
毎日新聞
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ前大統領=2023年10月23日、秋山信一撮影

 トランプ前米大統領は3日、2024年大統領選の共和党候補指名争いで、西部コロラド州予備選への参加資格がないとした同州最高裁の判断を覆すよう求めて連邦最高裁に上訴した。トランプ氏陣営は声明で「同州最高裁の不当判決を明確に却下し、11月に自由で公正な選挙を実施することを強く求める」と主張した。

 同州最高裁は23年12月、大統領在職当時のトランプ氏が21年1月の連邦議会襲撃事件で「反乱」に関与したと認定。憲法順守を誓った公務員が暴動や反乱に関与した場合、その後公職に就くことを禁じる憲法修正14条3項の規定に抵触し、大統領就任の資格を失ったと判断した。

 これに対し、トランプ氏側は、大統領の「資格」に関する問題は州ではなく、連邦議会が決定すべきことだと指摘。3項の規定は大統領職には適用されないとしたうえで、「トランプ氏は反乱には関与しなかった」として同州最高裁の判断は誤りだと主張している。

 共和党の指名争いは15日の中西部アイオワ州党員集会で始まる。しかし、党内支持率で首位を走るトランプ氏に対し、東部メーン州の州務長官(民主党)も同州予備選への参加を認めないと決定。トランプ氏は1月2日、メーン州の裁判所に判断の無効化を求める訴えを起こしている。他の州では州最高裁が参加を容認した例もあり、州ごとに判断が分かれる中で指名争いの開幕が迫る異例の事態となっている。【ワシントン西田進一郎】

6941OS5:2024/01/04(木) 15:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84bb7538c49e4bed235e9012dd11f2cadcf6cb6
ケネディ氏、ユタ州で立候補基準満たす 2大政党は「壊し屋」と警戒
1/4(木) 14:19配信

毎日新聞
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、演説する弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏=2023年10月9日、秋山信一撮影

 2024年11月の米大統領選に無所属で立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は3日、西部ユタ州で記者会見し、同州で投票用紙に候補者名を記載するのに必要な数の署名を集めたと発表した。ケネディ氏が立候補基準を満たしたのは、ユタ州が初めて。米政界の名門一族出身のケネディ氏は民主、共和両党の票を奪う「壊し屋(スポイラー)」として注目されており、立候補基準を満たす州をどこまで増やせるかが焦点の一つになっている。

 無所属候補の立候補基準は州によって異なる。ユタ州では選択式の投票用紙に氏名を記載するには「有権者1000人分の署名」が必要だ。ケネディ氏の陣営は3日までに署名を提出し、州当局に有効性を認められた。

 ケネディ氏は会見で「ユタ州では必要な署名数の倍以上を短期間で集めた。必要な署名数が非常に多い州もあり、『第3党』が参加しにくいように制度設計されているが、我々には活発に活動してくれる仲間がいる」と述べた。

 ケネディ氏は分断の解消や中間層の支援などの政策を訴え、2大政党に対する不満の受け皿を目指している。キニピアック大学の12月の世論調査では、共和党のトランプ前大統領(38%)や民主党のバイデン大統領(36%)に次いで、16%の支持を集めた。若年層や無党派層からの期待が大きい。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおいで、同氏の弟ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子として知られる。【ワシントン秋山信一】

6942OS5:2024/01/05(金) 16:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d8b6a3c7d125c964daf19228c52f6997efa34d
NY市、テキサスから移民送り込んだバス会社を提訴 1千億円要求
1/5(金) 13:30配信

朝日新聞デジタル
2023年12月、米ニューヨーク市で移民センターとなっていた小学校の外で列をつくる人たち=AP

 米ニューヨーク(NY)のアダムス市長(民主党)は4日、ビザを持たずに米国入りした亡命申請者をテキサス州からバスでNYに送り込んだとして、17のバス運送会社を相手に訴訟を起こしたと発表した。過去20カ月、NY市が避難所での生活支援などで負担した約7億800万ドル(約1027億円)の支払いを求めている。米国への越境者の負担を州同士で押しつけ合っている構図だ。

 メキシコと隣接するテキサス州のアボット知事(共和党)は2022年、しわ寄せを負い続けることはできないとし、越境者の一部をバスに乗せて移送してきた。昨年12月までで3万3600人以上をNYに送ったとしている。

 NY市によると、公的支援を受ける生活困窮者を州外から連れてきた場合、生活困窮者を自費で扶養するか、州外に移送する義務がニューヨーク州の社会福祉法で定められているという。亡命申請者を届けた後の支援を怠ったことは州法違反にあたるとして、17のバス運送会社を提訴した。

 訴状では、バス会社はアボット氏の政策に協力することで数百万ドルの収入を得たとも指摘している。

朝日新聞社

6943とはずがたり:2024/01/06(土) 20:08:59

「アメリカの市長」 元NY市長、破産申請 210億円賠償命令受け
https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/030/019000c
毎日新聞 2023/12/22 08:46(最終更新 12/22 21:44) 48

6944OS5:2024/01/09(火) 08:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0278e61c24d3c21a79a0177f96e49edee5ee99
国防長官入院、ナンバー2も知らず 危機管理に懸念強まる 米
1/8(月) 14:30配信
時事通信
オースティン米国防長官=2023年10月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNNテレビは7日、オースティン米国防長官の職務を代行する立場にあるナンバー2のヒックス国防副長官が、オースティン氏の入院を3日後まで知らされていなかったと報じた。

 バイデン大統領が入院の報告を受けたのも3日後だったとされ、米国防当局の危機管理体制に懸念が強まっている。

 オースティン氏は医療処置に伴う合併症を発症し、1日夜に入院した。国防総省のライダー報道官は7日の声明で、オースティン氏は現在も入院中だが、「5日に(病院からオンラインで)職務に復帰した」と明らかにした。

 報道によると、ヒックス氏はオースティン氏の職務を代行する権限を2日に委譲された。しかし、その理由は説明されず、オースティン氏の入院を知らされたのは4日になってからだった。

 ヒックス氏は休暇で米自治領プエルトリコに滞在していた。急きょワシントンに戻ろうとしたが、オースティン氏が5日から職務復帰する予定だったため、そのままとどまったという。

6945OS5:2024/01/09(火) 10:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d837f2aa9eb57a88730e37a11ded7dc3edcc427d
オースティン米国防長官「極秘入院」、バイデン大統領も3日後まで知らされず…危機管理に批判集中
1/9(火) 9:42配信
読売新聞オンライン
オースティン国防長官=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のオースティン国防長官の「極秘入院」が波紋を広げている。1日の入院翌日に職務権限を委譲された国防副長官が入院の事実を4日まで知らなかったことが判明し、米メディアや議会は安全保障上の危機管理の観点から厳しく批判している。

 国防総省のパット・ライダー報道官は7日に発表した声明で、オースティン氏がワシントン近郊にあるウォルター・リード軍医療センターでの入院を続けていると明らかにし、「順調に回復している。最新情報の報告を受け、必要な指示を出している」と強調した。

(写真:読売新聞)

 同省や米メディアによると、オースティン氏は1日に体の激痛を訴えて救急車で運ばれ、同センターの集中治療室(ICU)に入った。2日に権限の一部をキャスリーン・ヒックス国防副長官に引き継いだ。

 だが、バイデン大統領は4日まで入院の事実を知らされず、議会への通知もなかった。国防総省は入院を公表した5日時点の声明で「副長官が必要に応じて権限を行使する用意ができていた」としていたが、ヒックス氏が入院を知ったのは4日で、休暇先のプエルトリコに滞在していた。

 中東情勢が緊迫化し、駐留米軍への攻撃が頻発している中での情報秘匿に、担当記者らでつくる国防総省記者協会が「米国民が国防トップの健康状態と意思決定能力について情報を得ることは不可欠だ」として抗議するなど、メディアは批判一色になっている。

 オースティン氏は6日に発表した声明で「透明性への懸念は理解している。開示に関しては私が全責任を負う」と釈明した。6日にはバイデン氏と電話した。今のところ、辞任に発展する可能性は低いとみられるが、「合併症」以外の詳しい病名などは不明で、事態沈静化の見通しは立っていない。

6946OS5:2024/01/09(火) 14:56:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fbb39716d9b019e17e6999dd1b488a579c04939
バイデン氏、白人至上主義を非難 黒人教会で演説、支持拡大図る
1/9(火) 10:37配信

毎日新聞
黒人教会で演説するバイデン大統領=米南部サウスカロライナ州チャールストンで2024年1月8日、AP

 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領(民主党)は8日、南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で演説し、「白人至上主義は毒であり、米国に存在する余地はない」と訴えた。共和党のトランプ前大統領が2023年12月の選挙集会で、不法移民について「米国の血を毒している」と発言したことも意識し、非白人層への支持拡大を図った。


 バイデン氏は、演説会場の教会で15年6月に起きた白人至上主義者による銃乱射事件について「憎悪と憤怒の弾丸は、火薬だけでなく毒の力によって発射された。あまりにも長く米国につきまとってきた毒、それは白人至上主義だ。米国史を通じて、この国を引き裂いてきたが、今日も明日も今後もずっと米国に毒が存在する余地はない」と訴えた。

 サウスカロライナ州では2月3日、民主党候補指名争いの実質的な初戦が行われる。バイデン氏は20年大統領選で、州民の約4分の1を占める黒人に浸透して党予備選で勝利し、苦戦していた党候補指名争いで浮上する転機となった。当時は第4戦だったが、バイデン氏の肝煎りで今回は初戦に「昇格」。バイデン氏は8日の演説で「最初の予備選になったことで、サウスカロライナの声が常に届くようにしたことを誇りに思う」とアピールした。【ワシントン秋山信一】

6947OS5:2024/01/11(木) 09:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f0826d7cca04d407839889cccd799c244a5f03
クリスティー前NJ州知事、米大統領選から撤退 トランプ氏を批判
1/11(木) 7:36配信

CNN.co.jp
クリスティー前ニュージャージー州知事

(CNN) クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事が10日、米大統領選の共和党候補指名を争う予備選の選挙活動を終えると発表した。

東部ニューハンプシャー州ウィンダムでのイベントで「私が指名を勝ち取る道はないことが明確になった。だから今夜、大統領選の活動を停止する」と語った。

今月23日には全米最初の予備選が同州で行われる。

クリスティー氏は共和党予備選でトランプ前大統領を最も辛口に批判する人物だった。

世論調査ではクリスティー氏の支持率が低く、保守色が弱くトランプ氏批判で支持が集まると期待されていたニューハンプシャー州でもさえなかった。

クリスティー氏の撤退はニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事に有利に働く可能性がある。ニューハンプシャー大学が実施した最新のCNN世論調査では、クリスティー氏支持層の65%(調査対象者全体の12%)がヘイリー氏を次に推す候補と回答していた。

同州でのヘイリー氏の支持率は32%で、トランプ氏の39%との差は一桁となっている。

クリスティー氏がヘイリー氏支持を支持者に求めるかは不明。撤退前、クリスティー氏はヘイリー氏が2028年大統領選を見据えて、トランプ氏の副大統領になろうとしていると批判していた。

6948OS5:2024/01/11(木) 09:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/583b50ad6be1153ab5f0947c5e185ac508296157
共和党「反トランプ派」のクリスティー氏撤退 ヘイリー氏追い風
1/11(木) 9:17配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事は10日、11月の大統領選に向けた党候補指名争いから撤退すると表明した。ドナルド・トランプ前大統領の返り咲きに反対し、反トランプ派の結集を図ったが、世論調査での支持率は伸び悩んでいた。党候補レース初戦の中西部アイオワ州党員集会を15日に控え、トランプ氏への対抗馬として期待が高まるニッキー・ヘイリー元国連大使には追い風となる。


 クリスティー氏は10日、東部ニューハンプシャー州での集会で「私には党候補指名を勝ち取る道はないことが明確になったため、選挙運動を停止する」と述べた。支持する候補は明言しなかったが、トランプ氏について「大統領に返り咲き、自分自身か、国民か、どちらを優先するかを選ぶ局面が来れば、彼は自分自身を選ぶ」と批判。「『トランプ氏が大統領にふさわしくない』と明言できない候補もまた適任ではない」と述べ、トランプ氏への批判に尻込みするヘイリー氏やロン・デサンティス南部フロリダ州知事を批判した。

 ただ、クリスティー氏の支持者に撤退した場合の「第2の選択肢」を尋ねた世論調査では、ヘイリー氏が断然トップだ。特に第2戦のニューハンプシャー州予備選(23日)では、ヘイリー氏とクリスティー氏への支持率を合算すれば、トランプ氏に対抗できる水準になるだけに注目度が増しそうだ。

 ヘイリー氏とデサンティス氏は10日夜、アイオワ州デモインで、党員集会前最後のテレビ討論会に臨む。世論調査で独走するトランプ氏も、支持率などの参加基準を満たしていたが、討論会への参加は見送り、同州での別の集会に参加する。【デモイン秋山信一】

6949OS5:2024/01/11(木) 13:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
前ニュージャージー州知事、大統領選から撤退 トランプ批判の急先鋒
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
ニューハンプシャー州で10日、集会で話すクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事=AP

 2024年の米大統領選に立候補していた共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(61)が10日、選挙戦から撤退すると表明した。共和党の指名候補となる見込みがなくなったためだという。

 クリスティー氏は10日夜にニューハンプシャー州で開いた集会で、「選挙戦で目標を達成する道筋が見えなくなったら、撤退すると言ってきた」と説明し、「今夜、撤退する」と述べた。

 共和党の候補者選びは15日のアイオワ州党員集会から本格化する。統計分析などを手がけるニュースサイト「538」が各種世論調査をまとめた分析では、共和党候補の支持率は10日時点でトランプ前大統領が61・3%でトップ、デサンティス・フロリダ州知事が12・5%、ヘイリー元国連大使が11・5%で追い、クリスティー氏は4番手の3・6%だった。

 クリスティー氏は16年の大統領選にも立候補したがすぐに撤退。その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めた。今回の大統領選でクリスティー氏は、20年の大統領選の敗北を認めないトランプ氏を非難する立場で、共和党の候補者のなかでもトランプ批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だった。(ワシントン=合田禄)

朝日新聞社

6950OS5:2024/01/12(金) 08:26:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
トランプ批判の急先鋒、大統領選から撤退 共和党で「1強」が明確に
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
10日、アイオワ州デモインで開催された対話集会で発言するトランプ前大統領=AP

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、トランプ前大統領に対する批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だったニュージャージー州前知事のクリス・クリスティー氏が10日、撤退を表明した。指名争いの幕が開ける15日のアイオワ州党員集会を前に、独走するトランプ氏をヘイリー元国連大使とフロリダ州のデサンティス知事が追う構図が固まった。

 クリスティー氏は2016年の大統領選にも立候補したが撤退し、その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めるほど近い関係だった。しかし20年の大統領選後、敗北を認めないトランプ氏を強く非難するようになった。

 24年の大統領選に向け、クリスティー氏はトランプ氏に批判的な層への浸透を狙ったが、支持は伸ばせず、直近の世論調査で支持率は3%台に低迷していた。10日夜、ニューハンプシャー州で開いた集会で「指名候補になる道筋がないのは明らかだ」と語った。

朝日新聞社

6951OS5:2024/01/13(土) 14:29:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b5067e4ac619ec689994bbb820a84876b58d38
かすむ「新星」背水の陣 デサンティス氏、不振なら撤退も 米大統領選
1/13(土) 7:08配信

時事通信
11日、米中西部アイオワ州クライブで演説するデサンティス・フロリダ州知事

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会から始まる。

 党内でトランプ前大統領に代わり得る次世代のリーダーと目されていたデサンティス・フロリダ州知事(45)は、ここにきて勢いが減退。初戦に全てを懸けてきただけに、結果を残せなければ早期撤退も視野に入る。

 「トランプは自分のため、私は皆さんのために立候補した。この国の政治を変えるチャンスだ」。デサンティス氏は11日、氷点下10度の寒さの中、アイオワ州クライブの選挙集会で語気を強めた。

 軍務経験や知事として新型コロナウイルスの大流行に対処した実績を引っ提げ、昨年5月に出馬を表明。全99郡を訪れるなど、アイオワに選挙活動や資金を集中させてきた。集会に参加したエイミー・マイヤーさん(51)は、人工妊娠中絶の規制強化などデサンティス氏の保守的な政策を評価。「必ず投票する」と期待を寄せる。

 だが、「人付き合いが苦手」(米メディア)とされるデサンティス氏は、有権者や記者団とのやりとりでぎこちない姿を見せ、カリスマ不足も露呈。党の討論会では応答要領を繰り返す姿が目立ち、ヘイリー元国連大使ら他候補に見せ場を奪われた。陣営内の不和で関係者が何人も辞任し、直前まで混乱が続いた。

 トランプ氏と支持層が重なるデサンティス氏は、挑戦者でありながら前大統領への厳しい批判を回避。有権者から「トランプに甘い」とただされながら、最終盤で矛先を向けたのは2位の座を争うヘイリー氏だった。

 サフォーク大が6〜10日にアイオワで共和党支持者を対象に実施した世論調査によると、支持率はトランプ氏が54%、ヘイリー氏が20%、デサンティス氏は13%。次戦以降もヘイリー氏の先行が伝えられる中、バージニア大の選挙分析チームは、初戦で3位に終わればデサンティス氏は「指名争いに残る正当性を失う」と解説した。

6952OS5:2024/01/13(土) 19:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c73c675fa600bd079e8cfad3c66c72d570acf717
米民主党、アイオワ党員集会は郵便投票に 伝統の「熟議」惜しむ声
1/13(土) 15:55配信

毎日新聞
2020年大統領選の民主党のアイオワ州党員集会でエリザベス・ウォーレン上院議員への支持を訴える支持者代表=米中西部アイオワ州デモインで2020年2月3日、隅俊之撮影

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、中西部アイオワ州の党支部は12日、郵便投票用紙の発送を始めた。1976年から同州党員集会が民主、共和両党の候補指名争いの「初戦」の舞台だったが、民主党全国委員会はバイデン大統領の主導で「人種が多様な州」を優先するために日程を変更。次回の初戦奪還を目指す党州支部は、参加しやすい選挙をアピールするために郵便投票の導入を決めたが、伝統だった党員集会での「熟議」が失われるのを惜しむ声もある。

 「夜勤の警察官や消防士、小さな子供がいる家庭、移動が難しい障害者。そうした人の声がアイオワでの候補選びに初めて反映される」。民主党のリタ・ハート州支部長は12日の記者会見で、郵便投票の利点を強調した。

 民主党の同州党員集会は1600以上の地区ごとに開かれ、党員らの討論などを経て候補を絞り込む「熟議」の伝統で知られてきた。しかし、夜に学校や公民館に集まり、手続きも長時間に及ぶため、参加しにくいことが難点だった。ハート氏は「郵便投票の導入は、党勢拡大や民主主義の発展にもつながる」と訴えた。

 郵便投票用紙の発送受け付けは2023年11月に始まり、8000人以上から申し込みがあった。受け付けは2月19日まで。返送された票の集計結果は多数の州の予備選・党員集会が集中する3月5日のスーパーチューズデーに公表される。

 党員集会自体は共和党と同じ1月15日夜に開かれ、地区の幹部選出や活動方針の協議などが行われる。しかし「目玉」である大統領選の候補を選ぶ手続きがないため、参加率が下がるとの見方もある。同州ネバダの元警察官、リック・マルティネスさん(67)は「集まって討議することがなくなり、候補者を吟味するアイオワ州民の美点までなくならないか心配だ」と話した。

 党州支部は郵便投票の導入で「利便性の向上」や「さまざまな立場の人に配慮した包摂性」を党全国委にアピールし、28年の大統領選で同州の党員集会を再び初戦にすることを目指している。しかし、党全国委は白人が約9割を占める同州よりも、人種構成が多様な南部を優先すべきだとの立場で、アイオワ州が初戦に返り咲く見通しは立っていない。

 民主党では、再選を目指すバイデン氏の有力な対抗馬は見当たらない。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選が実質的な初戦となる。共和党は1月15日のアイオワ州党員集会で、トランプ前大統領を中心とする党候補指名争いが始まる。【アイオワ州デモイン秋山信一】

6953OS5:2024/01/14(日) 11:11:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40bd4f6f84c0eab89fbed4982229013ab4813d2
15日にアイオワ州共和党員集会 史上最悪の天候 投票に影響か
1/14(日) 9:58配信

産経新聞
【デモイン(中西部アイオワ州)=渡辺浩生】11月の米大統領選で指名争いの幕開けとなるアイオワ州の共和党党員集会が15日に開かれる。州内は寒波の襲来で「史上最も寒い党員集会となる」(地元紙デモイン・レジスター)見通しだ。各地区に設置される会場に出向く参加者の数に響く可能性があり、党内に熱烈な支持層を抱えるトランプ前大統領に相対的に有利に働くのではとの観測もある。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した同州の最新世論調査結果(1月5〜11日)によると、首位のトランプ前大統領(77)の支持率は53%。2位のヘイリー元国連大使(51)は17・8%と上昇傾向にあるが、首位との差は35・2ポイントもある。3位のデサンティス・フロリダ州知事は15・5%。4位は投資家のラマスワミー氏(38)の6・5%。

各地は強風と雪で「致死的な風速冷却」(レジスター紙)に見舞われ、各陣営の大詰めの遊説に影響を与えている。CNNテレビによると、トランプ氏は13、14両日に4カ所で予定した対面行事のうち3カ所を中止し、ビデオの集会に切り替えた。他の陣営も予定の中止や変更を余儀なくされた。

15日の党員集会は午後7時から各地区の学校や教会、図書館などに設置された会場に党員らが出向いて投票する。同時刻は氷点下20度を下回る予測もある。ヘイリー氏は12日、「皆がアイオワを見つめている。あなたたちが米国を方向づける」と支持者に参加を呼びかけつつ、「安全のために服を何重も着込んで来て」と注意を促した。

トランプ氏はX(旧ツイッター)に投稿したビデオメッセージで「史上最悪の天候のようだが、われわれの支持者は他(候補)の支持者よりも真剣なので、良いことかもしれない」と語った。

6954OS5:2024/01/14(日) 11:13:06
https://www.asahi.com/articles/ASS1C2PQ4S15UHBI030.html?iref=pc_international_top
数年で「トランプ党」に様変わり アイオワの旅で共和党の深部を探る
有料記事アメリカ大統領選挙2024

アイオワ州マスカティーン=高野遼2024年1月14日 9時30分

連載 混迷を歩く アメリカ大統領選2024:アイオワ編①

 見渡す限り続いていたトウモロコシ畑は収穫期を終え、いまや一面の銀世界だ。米アイオワ州は、北米大陸の真ん中にある。首都ワシントンから出張取材に訪れるのは、気付けばこの半年で5回を数えていた。

 大地を突っ切るように走る直線道路でハンドルを握りながら、取材で出会った人々の顔を思い返す。

 「あなたはトランプ氏を支持しますか?」

 アイオワの人々を取材するたび、いつも重ねてきた問いだ。

 世論調査をみる限り、2024年11月の大統領選では共和党のトランプが民主党の現職バイデンを下し、大統領に返り咲く可能性は十分にある。刑事事件で次々と起訴されても、なぜトランプの人気は根強いのか。いや、そもそも実際のところ、トランプはどれほど支持されているのか。実態を探りたかった。

トランプ現象のいまは? 10日間の取材の旅へ
 アイオワを取材の舞台に選んだのは、全米で最初に共和党の候補者選びが始まる州であるためだ。選挙戦でスタートダッシュを狙った有力候補たちが、毎週のように選挙集会を開く。

 ただ、有権者の取材は思ったほど簡単ではない。数日程度の出張でランダムに声をかけても、話を聞ける人数はどうしても限られる。深いところの本音はなかなか分からない。

 そんな時、取材の案内役を買って出てくれる人物に出会うことができたのは、23年夏のことだった。

 かつては共和党の州下院議員…

6955OS5:2024/01/14(日) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e633ea435f47caacdced251670edf7d6928d8c43
米議会、3度目「つなぎ予算」で政府閉鎖回避へ 与野党が合意と報道
1/14(日) 9:47配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府機関の閉鎖を避ける「つなぎ予算」が1月中旬に失効する問題で、与党・民主党と野党・共和党の議会指導者らは13日、当面の資金を手当てする新たなつなぎ予算案を近く可決することで合意した。米メディアが伝えた。2024会計年度(23年10月〜24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目。

現在のつなぎ予算は、農業やエネルギー、運輸、住宅など一部の分野が1月19日に、残りの分野は2月2日に失効する。報道によると今回は、それらを3月1日と8日まで延長することで合意した。

この問題では、大幅な歳出削減や国境管理の強化などを訴える共和党の保守強硬派が24会計年度の本予算成立に頑強に抵抗。連邦政府機関の多くが予算を執行できない「政府閉鎖」に追い込まれ、米社会・経済に混乱が広がるリスクが高まっていた。

共和党内で影響力を強める同派は、11月の大統領選を念頭に、民主党・バイデン政権を揺さぶることを狙う。次のつなぎ予算案が可決・成立しても、失効までに本予算案の審議が前進するかは不透明なままだ。

6956OS5:2024/01/15(月) 21:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e56f7315615ed5ab2d644f09c54b8ddf2dd77df0
共和候補選び、15日幕開け 記録的寒波で投票率低下も 米大統領選
1/15(月) 6:55配信

時事通信
13日、米中西部アイオワ州デモインで、オンライン集会に備えるトランプ前大統領(AFP時事)

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会で幕を開ける。

 各種世論調査でトランプ前大統領の圧倒的優位が伝えられる中、2番手以下の候補がトランプ氏との差をどこまで縮められるかが焦点。記録的寒波による投票率の低下が予想され、結果にも影響する可能性がある。

 地元紙デモイン・レジスターなどが13日に公表した世論調査結果によると、同州の共和党支持者からの支持率はトランプ氏が48%で独走。ここ数日で勢いを増すヘイリー元国連大使が20%で2位に浮上し、デサンティス・フロリダ州知事が16%で続いた。実業家のラマスワミ氏やハチンソン前アーカンソー州知事は、いずれも1桁台にとどまっている。

 大統領選の候補者は、伝統的に初戦のアイオワを重視する。勝利せずとも上位に食い込み存在感を示せば、次戦以降へ勢いを得られるからだ。

 ただ、初戦の結果が党指名獲得に直結するわけではない。共和党ではアイオワで敗れた2016年のトランプ氏や12年のロムニー氏が、最終的に党指名を獲得した。アイオワ大のティモシー・へーグル准教授(政治学)は「アイオワはキングメーカーではなく、レースに残すべき有力候補を絞り込む役割がある」と解説する。

 一方、折からの寒波で州内では暴風雪警報が発令。各候補が集会の中止やオンライン開催への変更を余儀なくされるなど、選挙戦の最終盤は混乱に見舞われた。米国立気象局によると、党員集会が開かれる15日夜は州都デモインで氷点下24度まで冷え込む予報。積雪と凍結で路面状況が悪化し、高齢者を中心に有権者の足が鈍りそうだ。

 民主党は今回、初戦をアイオワ州党員集会から南部サウスカロライナ州予備選に変更したため、15日に大統領候補の選考は行われない。

6957OS5:2024/01/16(火) 15:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8e5723fb247dbe8d4305125614985017945071
アイオワ州2位はデサンティス・フロリダ州知事 共和党候補争い
1/16(火) 14:03配信
毎日新聞
支持者の前に現れたデサンティス・フロリダ州知事=米中西部アイオワ州デモインで2024年1月15日、AP

 11月の米大統領選の初戦となる共和党のアイオワ州党員集会は15日、米南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が2位を確保した。CNNが報じた。


 CNNによると、集計率91%の段階で、ドナルド・トランプ前大統領(77)が50・9%を獲得。デサンティス氏が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で続いている。

 同州の党員集会では、トランプ氏が早々に勝利宣言し、2位争いが注目されていた。デサンティス氏は、地元紙などの直前の世論調査で伸び悩みが伝えられていた。【デモイン(米中西部アイオワ州)秋山信一】

6958OS5:2024/01/16(火) 21:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f7eb73dc91cd79b810e59fbc35bc3708323a3e
トランプ氏、批判はねのけ支持固め 「被害者」連帯意識引き出す
1/16(火) 21:05配信

産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【デモイン(米アイオワ州)=坂本一之】米大統領選の共和党候補指名争いで、初戦の中西部アイオワ州をトランプ前大統領(77)が制し、根強い人気をみせつけた。2022年中間選で共和党が期待外れに終わった責任を問われ求心力を低下させる局面もあったが、逆に支持者との結束を強め批判をはね返した。

「米国は偉大だ。『米国第一』を推し進める」

15日夜に演説したトランプ氏は、初当選した16年大統領選で多用したフレーズを繰り返した。

同氏は22年11月に出馬表明。直前の中間選で共和党が議席を伸ばせず、「過激なトランプ氏を無党派層が避けた」と非難された。直後に、党候補指名争いがデサンティス・フロリダ州知事(45)との対決になると仮定した場合の支持率調査で、デサンティス氏に14ポイントもリードされた。

しかし、23年にトランプ氏が不倫相手への口止め料を巡る違法行為など、次々と起訴されると情勢が一変。トランプ氏は、バイデン氏側を「選挙妨害」「司法の武器化」と非難し人気を回復した。

米メディアは、米国社会で「差別の被害者だ」と考える白人や男性、キリスト教信者たちの思いが、不当な起訴だと訴えるトランプ氏への連帯意識となり、支持に結びついたと分析している。

トランプ氏の14日の集会に参加した白人男性(32)は「トランプ氏は米国を強くできる」と話した。

トランプ氏は15日夜、「中国の思い通りにはさせない。ウクライナの戦争をやめさせ、イスラエルの状況も解決する」と語り、国際社会での米国の地位回復を誓った。

6959OS5:2024/01/17(水) 14:28:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e98edf76cf9dde439fa3828e8575b402e0c0470
共和党「反トランプ」ハチンソン氏も撤退 米大統領選、三つどもえに
1/17(水) 12:24配信

毎日新聞
エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事=米中西部アイオワ州で2023年7月28日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、党穏健派のエーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(73)が16日、選挙戦からの撤退を表明した。15日の中西部アイオワ州党員集会で低迷した候補が相次いで撤退し、ドナルド・トランプ前大統領(77)にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)とロン・デサンティス南部フロリダ州知事(45)が挑む三つどもえの構図に集約された。


 ハチンソン氏は16日の声明で「経験のある信念を持った共和党員として、現在の最有力候補(トランプ氏)に関して真実を語るという私のメッセージは、アイオワ州では受け入れられなかった」と述べた。刑事事件で起訴されたトランプ氏の復権に反対してきたが、アイオワ州党員集会では、わずか191票(得票率0・2%)と惨敗していた。【デモイン(アイオワ州)秋山信一】

6960OS5:2024/01/18(木) 09:46:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/564eef24743c8052dc4a5d679638fc76a69d50b3
トランプ氏、復権へ前進 熱狂的支持は健在 穏健派離れ、本選に課題・米大統領選〔深層探訪〕
1/18(木) 7:00配信
時事通信
15日、米アイオワ州デモインで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 トランプ前米大統領は共和党の大統領候補選び初戦となった15日のアイオワ州党員集会で快勝し、指名獲得に向け強さを示した。ただ、選挙戦では「支持層の偏るトランプ氏では本選で勝てない」という懸念が浮上し、挑戦者のデサンティス・フロリダ州知事やヘイリー元国連大使も一定の存在感を発揮。トランプ氏は、大統領退任後に初めて受けた「審判」で、党穏健派など幅広い支持層の掘り起こしに課題を残した。

 ◇揺るがぬ忠誠
 「これまでで最も大きな勝利だ」。トランプ氏は集会開始から約30分で勝利を確実にした15日夜、高らかに宣言した。2020年に大接戦を演じ、11月の本選で再び相まみえる可能性が高い民主党のバイデン大統領もX(旧ツイッター)で、トランプ氏を「現時点であちら側の最有力候補だ」と見定めた。

 20年大統領選で敗北を覆そうと画策し、支持者による連邦議会襲撃事件を招いたとして複数の刑事訴追を受けたトランプ氏。だが、アイオワの支持者の多くは、同氏が有罪判決を受けても「支え続ける」と忠誠を誓っていた。

 同州ウォーキーでトランプ氏への支援呼び掛けを取りまとめたマイク・シュワルツさん(74)は、「起訴はインチキだ。民主党はトランプが怖くて、出馬を阻止しようとしている」と信じる。「民主党がトランプを追い詰めるほど、応援する気持ちは強くなる」。熱狂的支持の背景に、政治的分断が生んだ当局への不信もうかがえた。

 支持者たちはトランプ政権の厳しい移民政策や、対中関税など貿易政策の「実績」を評価。同州共和党員の4割弱を占めるキリスト教福音派からは、トランプ氏が在任中に保守派の判事を任命した後、連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を否定したことを歓迎する声も上がった。

 ◇「バイデンに投票」
 しかし、ホワイトハウスを離れて3年がたち、共和党穏健派の「トランプ離れ」は着実に進んでいる。「トランプが共和党の指名を得るなら、本選ではバイデンに投票する。仮にバイデンが死人でもだ」。ヘイリー氏の支援集会に参加したジョー・スミスさん(65)は深刻な面持ちでこう漏らし、「彼は危険だ。公正な選挙を覆そうとした」とトランプ氏の復権を懸念した。

 同じ集会に出席した弁護士ジェニファー・ヒューストンさん(49)は、20年大統領選や22年の中間選挙で共和党がトランプ支持層に依存した結果、穏健派や無党派層を遠ざけてしまったと指摘。「また悔しい思いはしたくない。当選可能性はトランプ以外の方が高い」と話した。

 党員集会直前に勢いを増したヘイリー氏は、アイオワに全力を投じたデサンティス氏に及ばず、「トランプに代わる候補」本命としての実力を証明し切れなかった。ただ、次戦の東部ニューハンプシャー州は穏健派党員が多い上、無党派の人も予備選に参加できる。

 「共和党候補選びを(トランプ氏と)2人のレースにしてみせる。いくわよ、ニューハンプシャー」。同州で反トランプ票の結集に賭けるヘイリー氏は、15日の演説で意気込みを語った。(デモイン=米中西部アイオワ州=時事)

6961OS5:2024/01/20(土) 04:42:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d43536c950ac1bc1269157cef6c9001a0432fd
「私はトランプ氏の脅威」 ヘイリー氏、次戦で必勝誓う 米大統領選
1/19(金) 20:32配信

時事通信
18日、米東部ニューハンプシャー州での選挙集会で演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補選びで勢いを増すヘイリー元国連大使は18日、指名レース首位のトランプ前大統領からの激しい批判について「彼が脅威や不安を感じた時にすることだ。私は彼を脅かしている」と述べ、23日に控える第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で必勝を誓った。

【図解】米大統領選とトランプ氏の裁判日程

 CNNテレビ主催の集会で語った。

 ヘイリー氏はトランプ氏に代わる候補として共和党穏健派らの期待を集め、人気が上昇。トランプ氏は「ヘイリーは親中派」「民主党から資金援助を受けている」などと虚実取り混ぜて攻撃を強めている。ヘイリー氏も「トランプの下で共和党は下院と上院とホワイトハウスを失った」と反撃し、舌戦が熱を帯びている。

 15日に実施された共和党候補選び初戦のアイオワ州党員集会では、トランプ氏が得票率51.0%で圧勝。デサンティス・フロリダ州知事が21.2%を獲得して2位につけ、ヘイリー氏は19.1%で3位に甘んじた。

 一方、次戦のニューハンプシャーはヘイリー氏の支持基盤である共和党穏健派や無党派の有権者が多く、事実上トランプ氏対ヘイリー氏の一騎打ちの構図になるとみられている。世論調査ではトランプ氏に1桁台まで支持率の差を縮めており、ヘイリー氏が番狂わせを起こせるかが焦点だ。

6962OS5:2024/01/20(土) 07:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6b2b798a9dbe2135ec36caf4bb550c7f020bbc
スコット議員、トランプ氏支持へ 共和候補選び、ヘイリー氏に打撃 米大統領選1/20(土) 5:11配信


時事通信
 【ワシントン時事】米主要メディアは19日、昨年11月に大統領選から撤退を表明した共和党のスコット上院議員(58)が大統領候補選びでトランプ前大統領への支持を表明する見通しだと伝えた。

 スコット氏は指名レース序盤戦が行われるサウスカロライナ州選出。同州知事を務めたヘイリー元国連大使は、「地元」でトランプ氏に対し劣勢が伝えられており、さらなる打撃となりそうだ。

 共和党唯一の黒人候補だったスコット氏は、トランプ氏が指名を獲得した場合に支持層拡大が期待できるため、「副大統領候補」の一人に名前が挙がっていた。支持表明でその可能性が高まったと報じられている。

6963OS5:2024/01/20(土) 18:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e95355e8337d353a180fa6e6fa69e3c292f5b3
米大統領選 ヘイリー氏がトランプ氏の副大統領候補を拒否 共和党指名争い
1/20(土) 13:46配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトランプ前大統領(77)を追いかけるヘイリー元国連大使(51)は19日、第2戦が開かれる東部ニューハンプシャー州の集会で、トランプ氏が勝利した場合に副大統領候補として本選に臨まない考えを明言した。ヘイリー氏は同州でトランプ氏との差を詰めており、対決姿勢を強めて巻き返しを図っている。

米紙ワシントン・ポストなどによると、ヘイリー氏は有権者からトランプ氏の副大統領候補になるかを問われ「誰の副大統領にもなりたくない。検討の余地はない」と強い言葉で否定した。

ヘイリー氏はトランプ前政権で国連大使を務め同氏への批判を抑制する場面もあるなど、トランプ氏が党候補となった場合にタッグを組んで副大統領を狙うのではないかとの観測が一部から出ていた。

15日に中西部アイオワ州で開かれた初戦で2位を逃したヘイリー氏にとって、23日のニューハンプシャー州での第2戦で勢いを示せるかは今後の選挙戦を大きく左右することになる。

米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」がまとめたニューハンプシャー州での支持率平均は19日現在でトランプ氏の48・9%に対し、ヘイリー氏は33・8%と15・1ポイント差で2位につけている。

6964OS5:2024/01/21(日) 07:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b73452063c0da9ff4a7faeab52823a96e6ffc52
「副大統領候補」争いでPR合戦 トランプ氏「指名後」に関心 米共和党
1/21(日) 7:02配信

時事通信
トランプ前米大統領=19日、ニューハンプシャー州コンコード(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の圧倒的な強さが伝えられる共和党の大統領候補者選び。

 15日に幕を開けたばかりだが、早くもトランプ氏の指名獲得を織り込み、誰が副大統領候補に選ばれるかに関心が集まっている。トランプ氏の選挙集会には名前の挙がる顔触れがこぞって駆け付け、アピール合戦を繰り広げている。

 「国を団結させ、社会保障を守り、犯罪を止める大統領が必要だ。ドナルド・トランプが必要だ」。指名レースから昨年撤退したスコット上院議員は19日、第2戦が23日に行われる東部ニューハンプシャー州で、トランプ氏への支持を表明した。

 同じ集会で演説したステファニク下院議員も注目株の一人だ。先月の下院公聴会で、反ユダヤ主義を明確に非難しなかったハーバード大のゲイ学長を鋭く追及。学長辞任に追い込み、保守派の間で一気に知名度を上げた。この日は「連邦議員で最初にトランプ氏への支持を表明したことを誇りに思う」と売り込んだ。

 中西部サウスダコタ州の保守系女性知事ノーム氏は、初戦の党員集会が開かれた中西部アイオワ州で応援演説に立った。トランプ氏の演説会は「さながら副大統領候補のオーディション」(ニューヨーク・タイムズ紙)の様相だ。

 一方、トランプ氏と指名を争うヘイリー元国連大使の名も取り沙汰されたが、本人は米メディアの取材に「私は誰の副大統領にもならない。論外だ」と否定。トランプ氏も「恐らく彼女は選ばれない」と語った。

 副大統領候補の選定は、仮に当選しても憲法規定で1期しか大統領を務められないトランプ氏の「後継指名」の意味も持つ。「トランプ後」の共和党の方向性を左右する人選として、党内のもう一つの「指名争い」は今後、さらに激しさを増しそうだ。

6965OS5:2024/01/22(月) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7002e190cec35601481f8ae108a8788b752bd1db
米大統領選、デサンティス氏撤退 共和党の候補指名争い
1/22(月) 5:40配信

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、南部フロリダ州のデサンティス知事(45)が21日、撤退した。再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)への挑戦権を懸けた指名争いはトランプ前大統領(77)とヘイリー元国連大使(52)による事実上の一騎打ちとなり、23日にニューハンプシャー州で第2戦の予備選が実施される。

20日、米サウスカロライナ州での選挙運動で、有権者に語りかけるフロリダ州のデサンティス氏(AP=共同)

 フロリダで保守的な政策を進めるデサンティス氏は共和党の「若手ホープ」と期待され、トランプ氏に代わる選択肢として注目を集めたが、振るわなかった。

 デサンティス氏は15日の初戦、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏に約30ポイントもの差をつけられて2位に終わっていた。X(旧ツイッター)で「勝利への道筋がない」と表明。「トランプ氏とは意見の相違があったが、バイデン氏よりも優れているのは明らかだ」とし、トランプ氏支持に回る方針を示した。

 デサンティス氏の撤退表明後、ヘイリー氏はCNNテレビに対し、有権者の多くはトランプ氏とバイデン氏の再対決を望んでいないと改めて指摘。「私たちは闘い続け、勝利する」と訴えた。

6966OS5:2024/01/22(月) 11:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信

産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6967OS5:2024/01/22(月) 12:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信


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産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6968OS5:2024/01/22(月) 17:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/19bf04d48af263db76299ce839c03918627c19b1
「間違いなく逆風」 デサンティス氏撤退でヘイリー氏の支持者悲鳴
1/22(月) 15:53配信

毎日新聞
トランプ前米大統領(右奥)の演説を聴く支持者たち=米東部ニューハンプシャー州ロチェスターで2024年1月21日、中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、デサンティス南部フロリダ州知事が21日、撤退を表明した。23日に党予備選を控える東部ニューハンプシャー州では、トランプ前大統領の支持者から歓迎の声が上がる一方、ヘイリー元国連大使の支持者からは厳しい声が聞かれた。


 同州ロチェスターで21日夜に開かれたトランプ氏の集会に参加した介護士のビル・ロパルスさん(58)は「デサンティス氏はトランプ氏と同じく、保守層が支持基盤だった。選挙を続けても勝ち目がなかった」と指摘。撤退は正しい判断だったとして「これでトランプ氏が勝利する可能性は一層高まった」と期待感を示した。

 一方、ヘイリー氏は党候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選での挽回に望みをつないでいる。だが、ヘイリー氏を支持する同州ホリスの自営業、スティーブ・シメルさん(40)は「デサンティス氏の支持者の多くがトランプ氏に流れるだろう」とした上で「ヘイリー氏には厳しい状況になった。間違いなく逆風だ」と述べた。【ロチェスター中村聡也】

6969OS5:2024/01/23(火) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d86011b2eb0ddce0428dbf999528e6febf6c2cc
共和候補選び第2戦、投票開始 トランプ氏、連勝なら指名確実 米大統領選
1/23(火) 15:06配信
時事通信
22日、米ニューハンプシャー州ラコニアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選の投票が23日、同州の一部地域で始まった。

 優勢が伝えられるトランプ前大統領(77)と、追いすがるヘイリー元国連大使(52)の一騎打ちの構図。大勢は同日深夜(日本時間24日昼)にも判明する見通しだ。

 トランプ氏は初戦の中西部アイオワ州党員集会で、過半数の票を得て圧勝。より穏健な政治的風土のニューハンプシャー州を制すれば、幅広い有権者からの支持を得たと証明したことになり、トランプ氏が指名獲得を確実にするとみられている。一方、ヘイリー氏が勝つかトランプ氏に肉薄すれば、同氏は選挙戦に踏みとどまれそうだ。

 ワシントン・ポスト紙などが22日公表した世論調査によると、トランプ氏が支持率52%を獲得し、34%のヘイリー氏に先行。トランプ氏は初戦で敗退したデサンティス・フロリダ州知事ら支持層が重なる保守系候補が相次ぎ撤退し、自身への支持を表明したことを追い風に、ここ数日で一段と優位を固めている。

6970OS5:2024/01/23(火) 21:11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd98445b7a2fb633e66ad9a246b121dc0d0310d
民主党「非公認」予備選 バイデン氏は不在、代議員割り振りで混乱も
1/23(火) 20:14配信

 11月の米大統領選に向けて、共和党と同じく民主党の予備選も23日、東部ニューハンプシャー州で投開票される。ただ、党全国委員会が認めない「非公認」の予備選で、再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)も立候補を届け出なかった。21人が出馬するものの、投票用紙に現職の名前がないという事態に有権者からは不満の声も出ている。
 「本来はバイデン一択だった。立候補しないと聞いて失望した」。18日、同州マンチェスターのマンチェスター大。ケビン・ムーアさん(47)は憤りを隠さなかった。この日、同大では候補者の一人、ディーン・フィリップス連邦下院議員(55)が集会を開いていた。「バイデン氏は有権者に誠実でない」と言うムーアさんはフィリップス氏に投票するという。

 世論調査で6割以上の支持があり、党候補指名が確実視されているバイデン氏は、ニューハンプシャー州の予備選への不参加を決めた。党全国委が「人種構成が多様な州を優先する」として、党候補指名争いの初戦を2月3日の南部サウスカロライナ州予備選に変更したからだ。

 しかし、ニューハンプシャー州は州法で「他州より先に予備選を行う」と定めており、州政府は民主・共和両党の予備選を23日に実施すると決定。民主党全国委は、8月の党全国大会に参加する「代議員」の割り当てをなくす措置を取ると警告している。候補指名争いは各州の党員集会や予備選を通じて獲得する代議員数を競うもので、ニューハンプシャー州の民主党は党候補を選ぶ権利を失う可能性が出ている。

 投票用紙の候補者リストに名前がなくても、有権者は用紙に「ジョー・バイデン」と記入すれば1票と認められる。だが得票率が低ければ、バイデン氏は党内での求心力の弱さを露呈することになる。

 支持者の中には、記名投票を呼び掛ける動きもある。有志団体のボランティアの一人で、同州のダートマス大3年のプレスコット・ヘルツォークさん(21)は「予備選の初戦としてニューハンプシャー州が注目されている点に変わりはない」と強調。民主主義を重視する姿勢に共感しているとして「バイデン氏の支持が根強いことを示したい」と述べた。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6971OS5:2024/01/24(水) 09:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0276126817f7b41e1bac1bac10e719cfa56d68a
共和党予備選、開票始まる トランプ氏優勢、ヘイリー氏巻き返せるか
1/24(水) 8:44配信


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毎日新聞
トランプ前大統領(左)=ロイター▽ヘイリー元国連大使(右)=中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選の投票は23日夜(日本時間24日午前)に終了し、即日開票される。直前の世論調査ではドナルド・トランプ前大統領(77)が優勢で、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が追っている。保守派の影響力が強い初戦の中西部アイオワ州党員集会に続き、穏健派や無党派層が多いニューハンプシャー州予備選でも勝利すれば、トランプ氏は党候補指名に向けて大きく前進する。

【図解でわかる】米大統領選ってどんな選挙?

 同州予備選では、共和党員や無党派の登録有権者が投票した。トランプ氏は早期決着を図るため、序盤2州での連勝を狙っており、ニューハンプシャー州でも集会を重ねてきた。初戦のアイオワ州党員集会の後、支持層が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事や実業家のラマスワミ氏が相次いで撤退し、トランプ氏への支持を表明したことも追い風だ。

 共和党候補争いで、アイオワ、ニューハンプシャー両州が初戦と第2戦の舞台になって以降、現職を除いて連勝した例はない。政治風土が異なるため、党内の圧倒的な支持がなければ連勝は難しいためだ。異例の返り咲きを目指すトランプ氏が今回も圧勝すれば、党候補争いは事実上決着したとの見方も広がりそうだ。

 ヘイリー氏は重視してきたニューハンプシャー州で、トランプ氏と距離を置く党穏健派や無党派層への浸透を狙っており、穏健派のスヌヌ同州知事の支援も受けている。接戦に持ち込んで「1強」ムードを崩し、2月24日の地元・南部サウスカロライナ州予備選や各州の予備選・党員集会が集中する3月の「スーパーチューズデー」につなげる狙いだ。ただ、ニューハンプシャー州で大差をつけられた場合、撤退圧力が強まる可能性がある。

 共和党候補争いは6月まで各州で予備選や党員集会が開かれ、7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ「代議員」(計2429人)の獲得数を競う。代議員は人口や党勢に応じて各州に割り振られており、ニューハンプシャー州予備選では得票率に応じて22人の代議員が各候補に分配される。

 同州では民主党予備選も23日に行われた。ただ、党全国委員会は2月3日のサウスカロライナ州予備選を党候補選びの「初戦」にすると決めており、全国委の方針に反して予備選を強行した同州に代議員を割り当てない可能性がある。立候補を届け出なかったジョー・バイデン大統領(81)の氏名は選択式の投票用紙に載っていないが、直接記入すれば投票できる。ただ、得票率が低ければ求心力の弱さも問われそうだ。【ワシントン秋山信一、マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6972OS5:2024/01/26(金) 07:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b386dad78acdc5d78d3315dabf54300c2da6742f
「トランプ党」へ変貌あらわ 共和指名レースで2連勝 沈んだ穏健派連合・米大統領選〔深層探訪〕
1/26(金) 7:00配信
時事通信
23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(手前)。後方左端は実業家のラマスワミ氏、同2人目はスコット上院議員(AFP時事)

 米共和党の大統領候補選び第2戦となった東部ニューハンプシャー州予備選で、トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州に続いて勝利を収め、指名獲得に向け大きく前進した。アイオワより穏健な政治的風土のニューハンプシャーを押さえ、巻き返しを図ったヘイリー元国連大使の望みを粉砕。「トランプ党」へと変貌した共和党の姿を改めて印象付けた。


 ◇ヘイリー氏包囲網
 ニューハンプシャーは、ヘイリー氏がトランプ氏の勢いを食い止める可能性が最も高い州と目されていた。有権者に占める無党派層の割合が39%と民主、共和両党より高く、トランプ氏が誇る「岩盤支持層」の力が相対的に弱まるからだ。

 2020年大統領選の敗北を覆そうとし、起訴された前大統領。その復権を阻止しようと、共和党に有権者登録を変えた無党派層や一部の民主党員は、共和党穏健派と連合を結成した。「新世代の保守リーダー」を自任するヘイリー氏の下、反トランプ派は「最後の戦い」(米メディア)に臨んだ。

 これに脅威を覚えたトランプ氏は「極左に擦り寄った」と、全力のネガティブキャンペーンに打って出る。「ヘイリーは不法移民に反対しない」「ヘイリーは戦争好きのグローバリスト」。ヘイリー氏が「全てうそだ」と反論しても、印象悪化は避けられなかった。

 さらに、15日のアイオワ州党員集会でトランプ氏が圧勝した後、共和党内では「勝ち馬」に乗る動きが一気に広がった。撤退したデサンティス・フロリダ州知事や実業家のラマスワミ氏、スコット上院議員らが雪崩を打ってトランプ氏への支持を表明。デサンティス氏はヘイリー氏を「共和党守旧派の代表」と呼び、追い打ちをかけた。トランプ派の対極にいた穏健派のルビオ上院議員までも加わり、ヘイリー氏「包囲網」は急速に狭まった。

 ◇求心力に差
 不法移民の流入を危惧する不動産業カール・ザーンさん(66)は、予備選でトランプ氏に一票を託した。「仕事もせず、ただ『米国にいるだけ』の移民は納税者の負担だ。だが、そんな当たり前の指摘をすると、『差別主義者』とレッテルを貼られる」。トランプ氏は「偏狭な民主党」と戦う「ロックスター」だと力を込める。

 そうした声とは別に、消極的にトランプ氏を選んだ人もいた。移民コミュニティーに生活の場を脅かされていると感じる弁護士ローレンス・ゼルさん(66)は、「トランプの方が強さがある。性格には難があるが、目をつぶって投票する」と話した。

 米メディアの出口調査によると、トランプ氏に投票した人の77%が「候補者が好き」と答えたのに対し、ヘイリー氏に投票した人ではわずか33%。候補者個人の求心力の差は明らかだった。

 番狂わせに失敗したヘイリー氏。2月24日に控える故郷のサウスカロライナ州予備選では、トランプ氏との支持率差が30ポイント超という高い壁が立ちはだかる。「戦いは始まったばかりだ」と支持者を奮い立たせたが、選挙戦の継続には黄信号が点灯している。(マンチェスター=米ニューハンプシャー州=時事)

6973OS5:2024/01/26(金) 17:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4318dc4423e7344ea64fcc4f0f90f28dde075d13
トランプ氏、無党派支持で下回る 共和予備選、本選に向け懸念材料 米大統領選
1/26(金) 7:13配信
時事通信
トランプ前米大統領=23日、ニューハンプシャー州ナシュア(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて東部ニューハンプシャー州で23日に行われた共和党予備選では、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)を退け、党指名獲得に大きく前進した。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 ただ、米主要メディアが共同で実施した出口調査によると、11月の本選を左右する無党派層のうちトランプ氏に投票したのは39%で、ヘイリー氏の58%を下回った。

 ニューハンプシャー州当局によると、同州の有権者約87万人の約4割が無党派として登録されている。予備選には共和党員だけでなく無党派も参加できるため、その動向はトランプ氏が本選に進んだ場合、勝ち抜けるかどうかを占う試金石の一つとみられていた。

 ヘイリー氏の陣営は当初から、保守穏健層や無党派層の取り込みに尽力。これに対しトランプ氏は「岩盤支持層」を熱狂させる戦略を取っていたため、調査結果は予想の範囲内とも言える。

 それでもトランプ氏にとって、ヘイリー氏が押さえた無党派層が本選で自らを支持する保証のないことは懸念材料だ。出口調査では、有権者の約2割が候補者の選択で「他の候補者が嫌いだから」を理由とし、うち89%がヘイリー氏に投票していた。

 トランプ氏が指名を獲得すれば、民主党のバイデン大統領と対決した2020年大統領選の再現となることが確実。ニューヨーク・タイムズ紙などが昨年11月に行った世論調査によると、大統領選のすう勢を決める南部ジョージアや西部アリゾナなど接戦州の無党派層の支持は、両者が拮抗(きっこう)している。

 一方、ニューハンプシャーの出口調査では、大統領選での関心事項として、有権者の37%が「経済」と回答。30%が「移民問題」を挙げ、そのうち79%がトランプ氏を支持した。バイデン氏の陣営が争点化している「人工妊娠中絶の権利」と答えたのは12%だった。

6974OS5:2024/01/29(月) 23:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c5a862169f84c01f597f322e90be1362247441
共和党の副大統領候補選び本格化 トランプ氏、忠誠心を重視
1/28(日) 15:57配信
共同通信
27日、党員集会を控えた米西部ネバダ州ラスベガスで、支持者を前に話すトランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領(77)は、本選を見据えて副大統領候補選びを本格化させている。女性や非白人を選ぶとの見方があり、候補と目される政治家は集会に駆け付け、アピールに余念がない。トランプ氏が重視する忠誠心が鍵を握りそうだ。

 女性ではエリス・ステファニク下院議員(39)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(52)が取り沙汰される。ステファニク氏はいち早くトランプ氏の再出馬支持を表明。ノーム氏は、指名争い初戦の中西部アイオワ州以降、積極的にトランプ氏の集会に参加している。トランプ政権で大統領報道官を務めた南部アーカンソー州のサラ・サンダース知事(41)も候補だとみられている。

 男性では、指名を争ったが撤退し、トランプ氏支持に回った黒人のティム・スコット上院議員(58)やトランプ政権で住宅都市開発長官だった黒人のベン・カーソン氏(72)の名前が挙がる。

6975OS5:2024/01/30(火) 21:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05e9f4d446b2510913cdc6ee7f317d08fd304b3
米、強まる対イラン強硬論 兵士死亡で政権に圧力 大統領選、争点浮上も
1/30(火) 20:32配信

時事通信
バイデン米大統領=24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国内で対イラン強硬論が浮上している。

 ヨルダンで28日、駐留米軍に対する無人機攻撃で米兵3人が死亡したことで、バイデン政権に軍事行動を求める圧力が強まった。バイデン大統領も報復を明言しており、対応次第では中東情勢のさらなる緊迫化につながる恐れがある。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 バイデン氏は29日、前日に続いて安全保障会議を開催し、今後の対応を協議した。その後、X(旧ツイッター)に投稿し、「われわれの選ぶ時期と方法で、全ての責任者を追及する」と表明した。

 軍事攻撃による米兵の死亡は、昨年10月のイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの衝突開始後初めて。どの勢力が今回の攻撃を行ったかは不明だが、イラクの親イラン武装組織の関与が取り沙汰されている。

 CNNテレビによると、バイデン氏はイラクやシリアの親イラン武装組織に対する報復攻撃、大規模なサイバー攻撃などを検討している。ただ、イラン国内を標的とする可能性は低いという。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は29日の記者会見で「われわれはイランとの戦争を望んでいない」と強調した。

 しかし、野党共和党からは、イランへの軍事行動を求める声が強まっている。同党上院トップのマコネル院内総務は、武装組織だけでなく、イランにも「深刻で破壊的な代償」を払わせるよう要求。同党重鎮のグラム上院議員も「イラン国内の重要な標的を攻撃せよ」と迫った。

 今年11月に米大統領選が迫る中、イランへの対応は選挙戦の争点となる可能性がある。共和党の候補指名が有力なトランプ前大統領はSNSで「バイデン氏の弱さが招いた、恐ろしくも悲劇的な結果だ」と主張。融和的な外交を行っているとして、バイデン氏を非難した。

 シリアやイラクの親イラン武装組織による駐留米軍への攻撃は昨年10月以降で150回以上に達したほか、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船攻撃を繰り返している。米軍が限定的な反撃に乗り出しているものの、商船攻撃は止まっていない。

6976OS5:2024/02/02(金) 17:42:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3be73fbb1b082cad0da7c9bb9103fd83a9876e7
バイデン氏、労組票固め 中西部で集会、激戦見据え
2/2(金) 8:00配信

共同通信
1日、米ミシガン州で全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加するバイデン大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は1日、激戦が予想される中西部ミシガン州を訪れ、推薦を得たばかりの全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加した。共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領との対決を見据え、支持基盤となってきた有力労組の票固めを図った。

 労組票は激戦州の勝敗に直結する可能性がある。トランプ氏は1月31日、推薦獲得を目指す全米トラック運転手組合の幹部と会談している。

 UAWは北米自動車業界を代表する大規模労組。1月24日にバイデン氏の推薦を表明した。

6977OS5:2024/02/06(火) 10:27:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0614d425eadc96a5d3bb059e810e2083a537a067
撤退せずに粘るヘイリー氏に脅迫相次ぐ シークレットサービスの護衛申請
2/6(火) 10:16配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、11月の米大統領選で共和党候補の指名をトランプ前大統領(77)と争うヘイリー元国連大使(52)がシークレットサービス(大統領警護隊)の護衛を申請したと報じた。今月24日の南部サウスカロライナ州予備選に向け粘り続けるヘイリー氏に、脅迫行為などが増えているためとしている。

同紙によると、先週、同州のヘイリー氏の集会で女性が舞台に突っ込もうとして護衛に制止されたり、同氏のウクライナやイスラエルへの支援姿勢に憤る抗議者が出没したりした。州内の同氏の自宅が狙われているとの虚偽の通報騒ぎも起きたという。

護衛申請は連邦政府当局に提出。中東で親イラン民兵組織の米軍への攻撃が激化する中、国連大使として対イラン政策に関わったことも要因の一つという。

1月のアイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選でトランプ氏に連敗したヘイリー氏は、出身のサウスカロライナ州で雪辱を果たすため「反トランプ票」の掘り起こしに懸命だ。しかし、共和党の有力者にはトランプ氏と民主党のバイデン大統領との〝本選対決〟にシフトするため、ヘイリー氏の早期撤退を迫る声がある。

ヘイリー氏は同紙に警護申請を認めたうえで、脅迫行為などについて「私がしなければならないことを止めることにはならない」と強調した。

6978OS5:2024/02/07(水) 12:58:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326df90c2504ac7f71bef7e091dfbeebed0b1f3
米下院、国土安全保障長官の弾劾否決 共和党指導部に打撃
2/7(水) 11:05配信

CNN.co.jp
下院で、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決が行われ、214対216で否決された

(CNN) 米下院は6日、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決を行い、214対216の僅差(きんさ)でこれを否決した。政治的理由で弾劾を推し進めていた共和党の指導部にとっては大変に屈辱的な結果となった。法学者らは弾劾に対する異議を唱えていた。

【映像】米下院、国土安全保障長官の弾劾を否決

投票ではケン・バック議員(コロラド州選出)、マイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)、トム・マクリントック議員(カリフォルニア州選出)の3人の共和党議員が民主党に賛同し、弾劾への反対票を投じた。共和党のブレーク・ムーア議員(ユタ州選出)は投票を拒否した。これにより下院共和党は再度採決を提起することが可能になる。

下院共和党は、マヨルカス氏が南部国境の問題への対応で複数の重大な犯罪及び軽罪を犯していると主張。弾劾に向けた準備を進めてきた。しかし複数の憲法の専門家からは、弾劾を実現するだけの証拠がないとの指摘が出ていた。

閣僚が弾劾されるのは極めて異例で、米国の歴史上起きたのは1876年の1度のみ。この時、ウィリアム・ベルクナップ陸軍長官は下院で弾劾訴追されたものの、上院で無罪となった。

6979OS5:2024/02/07(水) 16:22:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ed9ee7464983ae24af3f8b2a69bea5bd67d7d6
マヨルカス国土安全保障長官の「弾劾戦術」不発 移民対策で共和 一部議員が造反
2/7(水) 14:06配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米下院の多数派を握る野党・共和党が、メキシコ国境から流入する不法移民への対策を怠ったとしてマヨルカス国土安全保障長官の弾劾訴追に向けた決議案を提出し、下院本会議は6日、同案を反対多数で否決した。11月の大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近い同党の保守強硬派は、弾劾戦術でバイデン政権を追い詰めることを狙ったが、不発に終わった。

可決されていれば、閣僚への弾劾は約150年ぶりだった。採決は弾劾「賛成」は214票、「反対」は216票だった。

決議案は共和党の保守強硬派が主導。不法移民流入が過去最多の水準となっているのは、マヨルカス氏が意図的に対策を講じていないためだなどと主張していた。共和党のジョンソン下院議長は採決に先立ち、可決に自信を示していた。

しかし、本会議では同党議員3人が与党・民主党とともに「反対」に投票。造反した共和党議員の一人は6日、「弾劾するだけの犯罪性を示せていない」と決議案を批判した。

不法移民対策を巡り、バイデン政権は国境警備予算の増額や一時的な「国境閉鎖」を可能にすることなどを盛り込んだ法案の通過を議会に求めている。これに対しトランプ氏は「民主党を有利にすることになる」として、自身の影響下にある下院共和党に審議を拒否するよう働きかけている。国境問題を大統領選の重要争点に掲げる同氏には、バイデン政権が成果をあげれば選挙戦が不利になるとの打算があるとみられる。

6980OS5:2024/02/13(火) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96a24efe6e2454bf2e863d17f0a389e45af5d8
NYダウ終値、過去最高値を更新…125ドル高の3万8797ドル
2/13(火) 6:24配信


読売新聞オンライン
ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク=小林泰裕】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比125・69ドル高の3万8797・38ドルだった。値上がりは2営業日ぶりで、8日につけた過去最高値(3万8726・33ドル)を更新した。


 米国経済が堅調に推移していることや、好調な企業決算が好感され、スポーツ用品大手ナイキや金融大手ゴールドマン・サックスなどの銘柄が値上がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は48・11ポイント安の1万5942・55だった。

6981OS5:2024/02/15(木) 07:43:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03765da1519be9a43b65ffeb6183580610567230
米下院、国土安全保障長官の弾劾可決 移民問題めぐり党派対立先鋭化
2/14(水) 16:06配信

朝日新聞デジタル
マヨルカス国土安全保障長官=AP

 米下院は13日、マヨルカス国土安全保障長官を弾劾(だんがい)訴追する決議案を可決した。メキシコから米国へ越境する移民が急増している問題をめぐり、下院で多数派の共和党がバイデン民主党政権の対応を問題視し、弾劾決議を主導した。


 米メディアによると、現職閣僚の弾劾決議案が可決されるのは史上初めて。1876年に下院が閣僚の弾劾決議案を可決したことがあったが、直前にその閣僚は辞任していた。マヨルカス氏は、民主党が多数を握る上院の弾劾裁判で無罪となる公算が大きいが、米議会の激しい党派対立があらためて先鋭化している。

朝日新聞社

6982OS5:2024/02/16(金) 22:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/71576f89810cbda32194e4261e951926ae19919e
共和党「完全掌握」狙うトランプ氏 党執行部に親族…背景に訴訟費用で資金逼迫か
2/16(金) 19:49配信

産経新聞
トランプ前米大統領

【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が、党の全国組織である「共和党全国委員会(RNC)」の執行部に親族を含む腹心を送り込もうとしている。党所属議員がトランプ氏の意向に沿って議会審議に臨むなど、「トランプ党」に変質したとも言われる中、党を「完全掌握」しようとする動きだ。ただ、トランプ氏を巡っては、起訴された4つの刑事事件などにかかる訴訟費用がふくらみ、政治資金の逼迫(ひっぱく)が指摘されており、RNCを通じて資金調達を容易にする思惑があるとの見方が強い。

RNCは各州の党組織を束ね、大統領選のほか議会選や知事選などで候補者への資金配分も行う。現トップのロナ・マクダニエル委員長はトランプ氏におおむね忠実だとみられてきた。

しかし、トランプ氏は今月初め以降、自身に近いメディアのインタビューや交流サイト(SNS)で執行部の「変化が必要だ」などと表明し、実質的に執行部の退陣を要求。12日には、後任の委員長に腹心のマイケル・ワトリー氏▽ナンバー2の共同委員長に次男エリック氏の妻ララ氏▽最高執行責任者(COO)に自陣営の上級顧問を務めるクリス・ラチビタ氏をそれぞれ推すと表明した。新執行部の選出は、24日の南部サウスカロライナ州予備選後が望ましいとしている。

米メディアがトランプ氏周辺の話などとして伝えたところでは、同氏はRNCが23年に調達した額が過去10年で最低の約8700万ドル(約130億円)にとどまったことに強い不満を抱いているという。

ブルームバーグ通信によると、トランプ氏はこれまでに訴訟費用として約5100万ドルを支出。訴訟費用に転用可能な資金は残り約2600万ドルで、本選に向けた選挙活動が本格化する7月ごろには底をつく可能性が高い。

トランプ氏は、前回の20年大統領選での落選を覆すため選挙結果の確定手続きを妨害しようとしたとされる事件など、4件で起訴されているほか、ビジネスに絡む詐欺疑惑などの民事訴訟も抱える。

こうした中、選挙イヤーの今年はRNCに多額の献金が集まることが見込まれる。トランプ氏側には、RNCを完全に掌握していれば、優先的に資金を融通させることができるとの計算が見え隠れする。

ララ氏は執行部入りを推挙されたのを受け、13日、保守系メディア、ニューズマックスのインタビューに「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と語り、大統領選と同時に行われる議会選などには関心を示さなかった。

6983OS5:2024/02/17(土) 12:54:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad3ce7f8ff612b60985641d3dc63976266d345a
民主穏健派マンチン氏が不出馬表明 バイデン大統領には追い風 2024米大統領選
2/17(土) 12:24配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で第3党からの立候補が取り沙汰されていた民主党穏健派のマンチン上院議員(76)は16日、地元の南部ウェストバージニア州で演説し、「大統領選には出馬しない」と表明した。マンチン氏が第3党から出馬すれば民主党支持層や無党派層から票を奪う可能性もあっただけに、再選を目指す同党のバイデン大統領(81)には追い風となる。

マンチン氏を巡っては、中道勢力の結集を目指す超党派の第3政党グループ「ノーレーベルズ」が擁立を模索していた。

6984OS5:2024/02/25(日) 19:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/862677c97aaa28593f2ad8669689e7a996b4eaee
圧勝誇るトランプ氏 ヘイリー氏は選挙戦継続 米共和予備選
2/25(日) 19:04配信

時事通信
24日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、共和党予備選の勝利をアピールするトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】24日の米大統領選の共和党サウスカロライナ州予備選では、トランプ前大統領が再びヘイリー元国連大使を大差で下した。

 トランプ氏は「偉大なサウスカロライナ州で、これまでの(予備選における)最多得票の2倍に達する票を獲得した」と圧勝を誇示。一方、地元で敗北したヘイリー氏は、選挙戦の継続を改めて表明した。

 勝利演説の会場に現れたトランプ氏は、自身の名前を連呼する聴衆を前に上機嫌。「全ての予備選(と党員集会)で記録的勝利を得ている」と胸を張り、「野球で過去最多のホームランを打った打者、最多のヒットを打った打者、バスケットボールの最多得点選手と同じようなものだ」と語った。

 トランプ氏はさらに「11月5日、この国を破壊したジョー・バイデン(大統領)を見て、『ジョー、お前は首だ。出て行け』と言う」と本選での勝利を誓った。

 ヘイリー氏は動揺を見せず、「トランプ氏の勝利を祝福する」と敗北を認めた。同時に「以前『サウスカロライナの結果がどうなろうと立候補を続ける』と語った。私は約束を守る女だ」と訴え、聴衆の喝采を浴びた。

6985OS5:2024/02/25(日) 20:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e44a4bad8a971b6c83baf11d5b921377a8b5e805
「有権者、選択肢求めている」 敗北のヘイリー氏、選挙戦撤退を否定
2/25(日) 11:19配信

毎日新聞
支持者の前に姿を見せ、選挙戦からの撤退を否定したヘイリー元国連大使=米南部サウスカロライナ州で2024年2月24日、ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は24日夜、南部サウスカロライナ州で演説し、今後も選挙運動を続ける方針を示した。地元で迎えた24日の州予備選でドナルド・トランプ前大統領(77)に敗北。5連敗で今後の逆転も困難な情勢だが、各州の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」までは撤退しない構えだ。

 ヘイリー氏は支持者を前に演説し、「サウスカロライナ州で約40%の支持を得た。50%ではないのは分かっているが、40%はちっぽけなグループではない。たくさんの有権者が(トランプ氏以外の)選択肢を求めている」と強調した。

 トランプ氏については「日々、有権者が離れていっている」と指摘し、本選で民主党のジョー・バイデン大統領(81)に「勝てると思えない」と主張した。

 世論調査では、ヘイリー氏は今後の予備選・党員集会が行われる州でも劣勢だ。ただ、連邦最高裁でトランプ氏の大統領就任資格の有無を巡る訴訟が継続中で、3月にはトランプ氏の刑事裁判の公判も始まる。トランプ氏が出馬を断念せざるを得ない状況が皆無とはいえないこともあり、ヘイリー氏は当面の選挙戦の継続を決めたとみられる。【コロンビア(サウスカロライナ州)秋山信一】

6986OS5:2024/02/27(火) 11:57:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/84fdda1afcc324f3b9d0181b9a5eebb0ba8cefca
米共和党の全国委トップが退任表明 次期執行部「トランプ体制」に移行か
2/27(火) 8:27配信

産経新聞
【デトロイト=大内清】米野党・共和党の全国組織「共和党全国委員会(RNC)」のロナ・マクダニエル委員長は26日、任期途中の来月8日に退任すると発表した。後任の執行部には、11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領(77)の腹心や親族が選出される公算が大きく、共和党の「トランプ党」化がさらに進みそうだ。

マクダニエル氏は、12年大統領選の共和党候補となったロムニー上院議員のめいに当たる名門政治家一族の出身。RNC委員長には、1期目トランプ政権の発足と同時期の17年1月に就任し現在は4期目だった。党内の反トランプ派排除に協力するなど、トランプ氏に忠実な組織運営を行ってきたとされる。

だがトランプ氏やその熱烈な支持派は、22年中間選挙で共和党が伸び悩んだことや、RNCが昨年集めた献金額が民主党を大きく下回ったことを問題視し、現執行部への退陣圧力を強化。トランプ氏は、マクダニエル氏が進退を公表する前から後任に腹心のマイケル・ワトリー氏を、ナンバー2の共同代表に次男エリック氏の妻ララ氏をそれぞれ推薦するなどと表明し、執行部の完全掌握に向けて動き出していた。

各州の党支部を束ねるRNCには、大統領選や知事選、議会選などの候補に党資金を配分する権限がある。トランプ氏が執行部掌握を目指すのは、起訴された4つの刑事事件や不動産ビジネスなどに絡む民事裁判の訴訟費用が選挙資金を圧迫する中で、党資金を自身のために融通しやすくするためだとの見方が強い。

ララ氏は今月、義父から共同委員長ポストに推挙されたのを受けて、「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と述べた。

6987OS5:2024/02/27(火) 14:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae2189ea902cf14ff69e3695802d75b74699fc5
米民主党予備選 焦点はバイデン批判票 アラブ系最大のミシガン州で27日実施
2/27(火) 14:10配信

産経新聞
【ディアボーン(米中西部ミシガン州)=平田雄介】11月の米大統領選に向け、米中西部ミシガン州で27日、与党・民主党と野党・共和党の候補指名を争う予備選が行われる。ミシガン州はアラブ系米国人が全米で最も多く、パレスチナ自治区ガザ紛争でイスラエルに擁護的な姿勢を示す民主党のバイデン大統領(81)への批判票の行方が注目される。

党指名レースは、民主側ではバイデン氏の指名が確実な情勢。共和側は5連敗中のヘイリー元国連大使(52)が撤退を拒絶するが、トランプ前大統領(77)の優位は揺るぎない。ミシガン州予備選もバイデン氏とトランプ氏の勝利が確実視され、メディアの関心は11月の本選でのバイデン氏とトランプ氏の再対決に及んでいる。

そこで注目されるのがアラブ系米国人の動向だ。アラブ系は全米の人口の1%に過ぎないが、接戦の場合は勝敗の行方を左右する。ミシガン州に住むアラブ系は27万人。2020年大統領選でミシガン州を制したバイデン氏のトランプ氏との得票差は15万票だった。

人口の55%と全米一アラブ系の比率が高いデトロイト近郊のディアボーン市では、アラブ系のハムード市長(民主党)がバイデン氏に「裏切られた」と反旗を翻し、民主予備選で「支持者なし」と投票するよう訴える。

これは、イスラム教信徒や民主党急進左派も加わるバイデン氏への不投票運動の一環で、昨年10月のガザ紛争勃発を機に広がった。地元紙アラブ・アメリカン・ニュースは社説で「バイデン氏を罰せよ」と掲げている。

米エマーソン大などの世論調査によると、民主予備選で「支持者なし」を選ぶと答えた人は9%。ミシガン州のアラブ系の人口は2%だ。

他方、ミシガン大ディアボーン校では、「投票に行かず、批判の意思を示す」(へジリス・アルジブラさん、20歳)と話す学生も多かった。

6988OS5:2024/03/03(日) 21:54:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe3b639907aa545abe4e158aa87e41e7b2f3870
米世論調査、際立つバイデン氏の不人気 トランプ氏がリード広げる
3/3(日) 10:40配信

朝日新聞デジタル
バイデン米大統領(左)とトランプ前大統領=AP

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は2日、2月下旬に実施した最新の世論調査結果を報じた。11月の大統領選に向けた支持率では、トランプ前大統領(77)が48%を得て、バイデン大統領(81)の43%を上回った。2人の支持率は5ポイント差で、昨年12月の前回調査(2ポイント差)と比べてやや広がった。

 今回の調査で浮かび上がったのは、バイデン氏の不人気ぶりだ。同じ2人の対決だった2020年大統領選前の調査と比べると、バイデン氏を「好ましい」と答えた人は52%から38%に大きく減少した。これに対し、トランプ氏を「好ましい」と答えた人は43%から44%と微増だった。「トランプ氏は4年前と同様に不人気だが、それを下回るほど今のバイデン氏は不人気だ」と同紙は報じている。

 各党内では11月の本選に向けた予備選が続いているが、2人が各党の指名候補に選ばれることは確実視されている。共和党支持者の間では、トランプ氏が指名獲得することに「熱狂を感じる」と答えた人が48%に達した。だが民主党支持者では、バイデン氏の指名獲得に「満足するが、熱狂はしない」と答えた人が43%で最も多かった。

朝日新聞社

6989OS5:2024/03/04(月) 11:31:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c375a2dfece5e56d0af0c6b56dfc424c500fafcc
ヘイリー氏、首都ワシントン勝利 共和予備選、トランプ氏連勝止まる
3/4(月) 11:26配信

朝日新聞デジタル
ノースカロライナ州シャーロットで開かれた集会で演説するヘイリー元国連大使=2024年3月1日、藤原伸雄撮影

 米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、首都ワシントン特別区の予備選が3日、開票された。AP通信などによると、ヘイリー元国連大使(52)がトランプ前大統領(77)を破り、初勝利を確実にした。初戦のアイオワ州から続いていたトランプ氏の連勝は止まった。

 ヘイリー氏はこれまで、党内で圧倒的な支持を集めるトランプ氏に対抗する姿勢を崩しておらず、「私には選択肢を示す義務がある」と語っていた。

 ただ、ワシントン特別区の結果は全体のごく一部に過ぎず、共和党の候補者争いでのトランプ氏の独走態勢は変わらない。トランプ氏が大統領選の共和党候補になる見通しは確定的となっている。

 3月5日に15州で投票が集中する「スーパーチューズデー」を迎える。ヘイリー氏はスーパーチューズデーまでは撤退しない考えを明らかにしている。たとえヘイリー氏が撤退しなくとも、トランプ氏は3月中旬には、指名候補となるのに必要な代議員数を確保するとみられている。(軽部理人)

朝日新聞社

6990OS5:2024/03/04(月) 11:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/111417f2876198986ce0272f3b6fd2977be49179
国境遠くても移民危機 行政圧迫、広がる草の根支援 5日にスーパーチューズデー・米大統領選
3/4(月) 7:07配信

時事通信
移民の子どもたちに食事を配るボランティア=撮影日不明、米コロラド州デンバー(ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ提供・時事)

 11月の米大統領選に向けた候補者選びの天王山「スーパーチューズデー」を5日に控えた米国で、移民対策が大きな争点となっている。


 伝統的に移民に寛容な民主党ではバイデン大統領、流入規制を唱える共和党ではトランプ前大統領の候補者指名がそれぞれ確実視されている。

 メキシコに接し、移民の「玄関口」となっている南部テキサス州は不法入国者をバスで各地に送り続けており、国境から遠く離れた都市の財政も切迫。市民サービスの削減を余儀なくされる一方、草の根の支援が広がりを見せている。

 ◇仕事がほしい
 ロッキー山脈の麓に広がる西部コロラド州デンバーは「マイルハイ(海抜1マイル=約1600メートル)シティー」の愛称で知られる州都。快晴の3月初旬、日陰には雪が解けずに残っていた。

 ベネズエラ人男性のアンドレス・メンドーサさん(31)は手に洗剤とワイパーを持ち、信号待ちで止まる車に近づいては、身ぶり手ぶりで「窓拭きはどうだ」と聞いて回っていた。友人2人と協力して停車中に拭き上げ、少額のチップを稼ぐ生活を送る。

 「祖国は人権を尊重しない。命の危険があった」とメンドーサさん。米国行きを決心し、4カ月かけて徒歩で南米から中米を北上。必死の思いでメキシコ国境を越え、テキサス州が用意したバスで1月、デンバーにたどり着いた。今は路上暮らしだといい、時折表情を曇らせながら「寝る場所を確保するために早く仕事がほしい」と訴えた。

 ◇立ち上がる住民
 ニューヨークやシカゴなどと同様、移民に寛容な政策を取るデンバーには2022年末から移民が殺到。市の人口約70万人に対し、これまでに受け入れた移民は約4万人に上る。市民1人に対する割合が全米で最も高く、市はこの状態が続けば「年間予算の約1割に相当する1億8000万ドル(約270億円)が必要」と試算。2月には公園整備の凍結や移民収容施設の一部閉鎖など、苦肉の策を相次いで発表した。

 行政が圧迫される中、立ち上がったのは地元住民だった。昨年11月に活動を開始したボランティア団体「ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ」は食事や衣服、家庭でのホームステイを提供。法に触れる恐れから行政が及び腰の就労問題に関しては、移民が労働許可を得るまでの間、地域清掃などの仕事に「雇用」し、寄付金から「報酬」を支払う仕組みも構築した。

 児童福祉分野で働くジェニファー・ケタリングさん(41)は、友人から移民支援の相談を受けたことをきっかけに、団体創設に加わった。パレスチナ自治区ガザで幼い命が犠牲となるニュースに触れ、無力感を覚えていた時期だった。

 「近くの道に移民の子どもたちがあふれていた。私にはガザの状況は変えられないけれど、彼らには何かできるのではと思った」と振り返る。現在、同団体には支援側に回った移民も含め約7500人が参加。デンバー周辺では他に8団体が設立され、ボランティアは計1万人を超える。

 「ポジティブなことは広がっていくんです」とケタリングさん。来る選挙について問うと「民主、共和両党とも足の引っ張り合いをしていて、私は政府を信用していない。けれど、多くの人が小さな行動を積み重ねれば変化をもたらすことができると信じています」と語った。

6991OS5:2024/03/04(月) 21:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d9fa1169f2ad0a6f82c94300f6d14f1e7b81837
ヘイリー氏、首都で一矢報いる 米共和予備選、女性の勝利は初
3/4(月) 12:36配信
毎日新聞
選挙集会で演説するヘイリー元国連大使=米東部メーン州で2024年3月3日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、首都ワシントンの予備選が3日開票され、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が6割超の得票で初勝利を挙げた。ドナルド・トランプ前大統領(77)が初戦から8連勝していたが、穏健派が多い首都でヘイリー氏が一矢報いた。米メディアによると、大統領選の共和党候補レースで、女性が予備選で勝利したのは史上初めて。

 投票は1〜3日に行われ、3日夜に開票された。共和党によると、得票率はヘイリー氏62・86%、トランプ氏33・22%。7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ代議員(計2429人)は、ヘイリー氏がワシントンに割り当てられた19人全員を獲得した。ヘイリー氏に期待する中道寄りの穏健派が多いワシントンで強さを見せた。

 ヘイリー氏の陣営は声明で「歴史的な勝利だ」と強調し、「米政界の機能不全を最も間近で見ている共和党員が、トランプ氏と彼がもたらす混乱を拒絶したのは、驚くことではない」と述べた。トランプ氏の陣営は「現状維持を望む政界内部の関係者がヘイリー氏を支持した」と主張し、「トランプ氏はワシントンの政界に失望させられてきた他地域の国民のために戦う」と強調した。

 AP通信によると、3日までの代議員獲得数はトランプ氏244人、ヘイリー氏43人。5日には16州・地域の予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎える。【ワシントン秋山信一】

6992OS5:2024/03/07(木) 07:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfafe2ba63a1f593e34bdea591b0967b0cfc268
民主党内でささやかれる候補差し替え案「プランB」、タイムリミットは8月の党大会
3/6(水) 23:00配信


読売新聞オンライン
5日、米ホワイトハウスで演説するバイデン氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、世論調査で共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)にリードを許す結果が相次いでいる。民主党内では候補者を差し替える「プランB」を巡る臆測が飛び交っている。

 バイデン氏は5日の「スーパーチューズデー」で各州・地域に割り振られた代議員のほぼ全てを獲得した。だが、民主党内で熱狂は広がっていない。高齢への不安から、本選でトランプ氏に負けるとの懸念が広がっているためだ。米紙ニューヨーク・タイムズなどの世論調査では、民主党支持者の5人に2人がバイデン氏を候補者にすべきではないと答えた。

 現時点ではバイデン氏が民主党候補として大統領選に臨む可能性が高い。米政治専門紙ポリティコは、候補差し替えが具体化するのは、バイデン氏が自ら「撤退」する場合だけだと指摘する。

 民主党の仕組みでは、バイデン氏が撤退表明をすれば、予備選などでバイデン氏が獲得した代議員は党大会でバイデン氏への投票義務がなくなり、他候補に票を投じることが可能になる。

 党指名候補争いは6月8日に全州・地域で終了する。プランBとして考えられるシナリオの一つは、バイデン氏が全日程終了後、次の世代にバトンを渡すために指名辞退を表明するケースだ。「高齢批判」の矛先を一転してトランプ氏に向けることができる。

 「ポスト・バイデン」候補者らは8月19日に始まる党大会の投票に向け、各州・地域に割り当てられた代議員3900人超の争奪戦を始める。党大会以降は在外投票も迫るため、候補者の差し替えは難しくなる。

 最有力はカマラ・ハリス副大統領(59)だが、副大統領として目立った実績はなく、待望論は盛り上がっていない。

 次世代を担う政治家では、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)、大富豪で知られるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事(59)らの名前が取りざたされる。

 今のところバイデン氏が撤退する兆候はない。しかし、歴代大統領最高齢のバイデン氏が健康上の理由で撤退に追い込まれ、期せずしてプランBに移行する可能性もささやかれている。

6993OS5:2024/03/07(木) 07:50:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b364b9414f49ad838eacf0b1841918f1c38875
トランプ氏、指名確実 バイデン氏との再戦固まる ヘイリー氏撤退・米大統領選
3/7(木) 0:10配信

時事通信
5日、米南部フロリダ州の私邸で、支持者に語り掛けるトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは5日、16州・地域の予備選などが集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党ではトランプ前大統領(77)が圧勝した。

 唯一の対抗馬だったヘイリー元国連大使(52)は6日、撤退を表明し、トランプ氏の指名獲得が確実となった。11月の本選で民主党の現職バイデン大統領(81)と再び相まみえる構図が固まった。

 ヘイリー氏は6日、地元の南部サウスカロライナ州で演説し、「選挙戦を停止する。後悔はない」と述べた。トランプ氏への支持は明らかにせず、「誰であれ米大統領になる人の幸運を祈る」とのみ言及。同氏に対し、自身へ票を投じた共和党支持層や無党派層からの支持取り付けを促した。

6994OS5:2024/03/07(木) 08:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/00bdd336acd220fad6b703732df67fdf42c20beb
トランプ・バイデン両氏、第3政党候補の動きを警戒 再対決に不満抱く無党派層の受け皿は
3/6(水) 19:14配信
産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選に向けた5日のスーパーチューズデーで圧勝した共和党のトランプ前大統領(77)と民主党現職のバイデン大統領(81)が注視するのは無所属や第3政党候補の動向だ。本選のカギを握り両高齢者の対決に不満を抱く無党派層や穏健派の支持が流出しかねないからだ。

【写真】無所属での立候補を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏

米メディアによると、第3政党の政治集団「ノーレーベルズ」はスーパーチューズデーの結果を踏まえ8日にも全州の代表者会議を開き大統領候補を擁立するか否かを判断する。ノーレーベルズから擁立が取り沙汰された民主党穏健派のマンチン上院議員は不出馬をすでに表明。同氏の擁立はバイデン氏の支持基盤を「破壊する」と反対してきた民主党を安心させた。

だが、ブルームバーグの最新の世論調査によると有権者の52%はバイデン氏を「高齢すぎる」、59%はトランプ氏を「危うい」と回答。別の調査では約3割が両者対決に不満とした。

実際、「高齢のバイデン氏に勝てる候補はトランプ氏ではなく私だ」と訴えたヘイリー元国連大使(52)が一定の支持を得たのは、そうした有権者の意識を裏付けるものだ。

また、ノーレーベルズの幹部はヘイリー氏を「確かに興味のある人物だ」と述べた。ヘイリー氏は5日の開票前にFOXニュースに出演した際、「私は共和党保守であり、無所属やノーレーベルズから出るつもりはない」と否定したが、去就が注目されている。

一方、無所属で立候補すると表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は最新のウォールストリート・ジャーナル紙の世論調査で9%の支持を集める。無所属で出馬すればバイデン氏の票を奪うと民主党有力者やケネディ家から批判されている。

反ワクチン活動家として知られるケネディ氏には、新型コロナウイルスのワクチン接種に懐疑的な共和党支持層の票も流れる可能性があるとして、トランプ陣営も警戒しているという。

無党派層は有権者全体の3〜4割。2016年の選挙で勝利したトランプ氏は無党派層の支持でクリントン元国務長官を上回り、20年の選挙では勝利したバイデン氏がトランプ氏より多くの無党派票を獲得。今回の選挙も、意中候補のいない大量の無党派層の投票行動によって勝敗が左右される可能性が高い。

6995OS5:2024/03/07(木) 08:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9dfa3bc5a6d884d909ef2a1b40174c731e2a94
バイデン大統領が米領サモアで無名候補に敗北 スーパーチューズデー
3/6(水) 19:18配信
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場「スーパーチューズデー」で、現職のバイデン大統領が無名の候補に敗れる異例の事態が起きました。

AP通信によりますと、南太平洋のアメリカ領サモアで行われた民主党の党員集会で、ジェイソン・パーマー候補への投票がバイデン氏を上回りました。

パーマー氏は「東部メリーランド州在住の起業家・投資家」だと名乗っていて、これまでに多数の企業で役員などを務めたとしています。

また、ウェブサイトにはAI=人工知能で質問に答えるページを設けていて、「アメリカ領サモアでの勝利をどう思うか?」と聞くと…

「私は勝つ見込みのない候補者で、アメリカ領サモアで勝てませんでした」

なぜか敗北宣言。パーマー氏はサモアを訪れたことはなく、リモートによる対話集会などの選挙活動を行ったということです。

再選を目指す現職大統領が敗れるのは極めて異例ですが、バイデン氏はスーパーチューズデーで他の15州すべてで勝利していて、大勢に影響はありません。

TBSテレビ

6996OS5:2024/03/15(金) 00:15:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2db6cd25afef0c978bd9f62c5e19ff1ebfa917d
バイデン氏、USスチール「米企業であることが不可欠」 日本製鉄の買収計画巡り声明
3/14(木) 23:58配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領は14日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り「国内で所有、運営される米国の鉄鋼企業であり続けることが不可欠だ」とする声明を出した。11月に大統領選を控える中、支持基盤の労働組合側が買収に反発しており、4月に予定する岸田文雄首相との首脳会談を前に声明を出すことで、労組側に寄り添う姿勢を示す狙いとみられる。

バイデン氏は「米国人労働者によって運営される強い米鉄鋼企業を維持することは重要だ」と声明で指摘した。

大統領選で戦う共和党のトランプ前大統領は1月に「私なら即座に阻止する。絶対だ」と明言し、買収に反対する労組の票獲得を図っていた。

USスチールの本社がある東部ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する重要州のひとつ。

バイデン氏は岸田氏を国賓待遇で米国に招き、4月10日に首脳会談を開く。

6997OS5:2024/03/17(日) 09:55:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d09368c03709afb4598c5f10a7bc944bc357d0
ハリス氏「後継」証明へ本腰 旗印は中絶・人権問題 米大統領選
3/16(土) 20:34配信

時事通信
ハリス米副大統領=7日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、バイデン大統領(81)と伴走するハリス副大統領(59)が選挙運動を活発化させている。

 高齢のバイデン氏が2期目を務めきれるか不安視される中、もしもの時に大統領の座を継ぐ最前列にいるハリス氏。人工妊娠中絶や人権問題を旗印に掲げ、「後継者」としての信頼獲得に躍起だ。

 「(女性の)自己決定権に対する攻撃は言語道断だ」。ハリス氏は14日、中絶手術を提供する中西部ミネソタ州の医療機関を訪れ、中絶の権利を守ると約束した。米メディアによると、中絶提供機関訪問は現職の正副大統領で初めてだ。

 2022年に連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定して以降、保守的な州では中絶を法律で禁止する動きが拡大した。民主党は女性の権利保護を訴えて地方選で勝利を重ねており、大統領選でも最大の争点に据える算段。ハリス氏は、中絶反対の信徒もいるカトリック系のバイデン氏に代わり、この問題で旗振り役を担う。

 バイデン氏が苦手とする若年層や急進左派への訴求力も期待されている。パレスチナ自治区ガザの人道状況が悪化する中、イスラエルを支援するバイデン氏は左派や若者からの批判に直面。ガザ攻撃を続けるネタニヤフ政権に対してより厳しい立場とされるハリス氏は、3日の演説で「直ちに戦闘を休止しなければならない」とあえて強い言葉を使い、イスラエル側に圧力をかけた。

 もっとも、ハリス氏に目立った実績はなく、各種世論調査の平均支持率は36.2%と、人気浮揚に苦戦するバイデン氏の40.6%より低い。「ハリス大統領」待望論は乏しく、むしろ政権の「弱点」として野党共和党の攻撃を受けているのが現状だ。「(大統領になる)準備はできている」と語るハリス氏が、有権者の支持を勝ち取れるかが試されている。

6998OS5:2024/03/20(水) 23:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9331ad49ca1e4b2e39d5a5b6278b8ae63314c666
バイデン氏、激戦州で中南米系に照準 移民政策アピール 米大統領選
3/20(水) 17:44配信
産経新聞
【フェニックス(米アリゾナ州)=大内清】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は19日、本選で激戦が予想される西部ネバダ、アリゾナ両州で遊説した。共和党のトランプ前大統領(77)が民事訴訟に絡む資金難に苦しむ中、主要争点の不法移民問題や経済対策などで重要州への攻勢を強めている。

バイデン氏はこの日、移民の主要流入口であるメキシコ国境に接するアリゾナ州の州都フェニックスでヒスパニック(中南米系)移民らの集会に参加。「あの男(トランプ氏)は中南米系を軽蔑しているが、私は価値を理解している」と、国境周辺州での人口比率が高い中南米系に寄り添う姿勢を強調した。

中南米系は伝統的に民主党の票田とされてきたが、近年は強硬な不法移民対策を主張する共和党への傾斜が進む。すでに米国に定住している人々には、安価な労働力の新規流入で最も影響を受けるのは自分たちだとの懸念があるためだと指摘される。

バイデン氏は2020年の前回選でアリゾナ、ネバダ両州を制したものの、いずれも得票差はわずか。11月の本選でも中南米票の動向は勝敗を左右する。

そんな中でバイデン氏は今年、国境警備予算の大幅な増額などを盛り込んだ包括的な移民政策改革を発表し、議会に承認を求めている。陣営側には、こうした取り組みが、移民問題に消極的とのバイデン氏のイメージを払拭すると同時に、中南米票の奪還にもつながることへの期待がある。

またバイデン氏は集会で、トランプ氏を「財産のことしか気にしていない」とこき下ろした。同氏が、一族企業の不正を巡る民事裁判で保証金の支払いに窮していることや、訴訟費用が選挙資金を圧迫していると指摘されることが念頭にあるのは明らかだ。

この日はアリゾナを含む5州で民主、共和両党の予備選が行われ、バイデン、トランプ両氏がそれぞれ全勝した。両氏はすでに指名獲得に必要な代議員数を確保していることから勝敗には無関係ながら、共和党では、すでに敗退したヘイリー元国連大使(52)がアリゾナで約20%の票を、南部フロリダと中西部のオハイオ、イリノイ、カンザス各州で15%前後を獲得し、党内の「反トランプ派」の存在を改めて印象付けた。

6999OS5:2024/03/22(金) 10:12:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/947e4578ae5bbba128863f075b32315c3d5f7ba4
ロバート・ケネディ氏が本腰 副大統領候補発表へ 民主バイデン陣営警戒高まる
3/22(金) 9:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選へ無所属で出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日に副大統領候補を発表する。本腰を入れるケネディ氏に警戒を強めるのは民主党バイデン大統領(81)陣営だ。共和党指名を確実にしたトランプ前大統領(77)との本選を左右する無党派層や民主党穏健派を奪われかねないとの危機感がある。



ケネディ元大統領を叔父に持つ著名ファミリーの一員。父のロバート・ケネディ元司法長官は1968年の大統領選に名乗りを上げたが、民主党指名争い最中の6月、遊説先のロサンゼルスで暗殺された。

環境保護や反ワクチン活動に携わった弁護士のケネディ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、2人の死を「戦争に行くのと同じように政治にはリスクがある」と受け止めたと述べ「父の後を継ぐプレッシャーを感じた」と回想した。

巨大産業界や公権力から「中間層の利益を守る」を信条とするケネディ氏は当初、民主党の指名争いに名乗りをあげたが昨年10月、無所属出馬を表明。世論調査で10%前後とトランプ氏やバイデン氏に続く支持率を維持する。FOXニュースの調査では13%にのぼった。

26日に西部カリフォルニア州オークランドで集会を開き、副大統領候補を発表する。米メディアによると、米プロフットボールNFLのスター選手アーロン・ロジャーズ氏や元プロレスラーで元ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラ氏らの指名を検討している。

ケネディ氏の課題は無所属や第3党に不利な選挙制度にある。候補者名が投票用紙に記載されるには州で異なる複雑な手続きを完了する必要がある。有権者の署名を義務付ける州も多い。陣営によると西部ユタ州で登録が完了。東部ニューハンプシャー、西部ネバダ州で必要な署名を集めた。今後も南部テキサス州などで請願を広げていく。

超党派政治集団「ノーレーベルズ」の候補探しが難航し、バイデン陣営はケネディ氏をトランプ氏に勝利を譲りかねない「スポイラー(壊し屋)」の本命とみなしつつある。米紙によると、勝敗を左右する7つの激戦州で無党派層や穏健派の票が流れることを警戒、州の候補者登録を阻止する「法的攻勢」に着手する。

ケネディ氏もバイデン・トランプ再対決に不満を抱く層を念頭に既存政党批判に力を入れるとみられる。

7000OS5:2024/03/23(土) 01:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef057b2b0dd7bd1df93eff6d9564ea5490c6b323
副大統領候補にルビオ氏浮上 トランプ氏、リストは「15人」 米報道
3/22(金) 6:58配信
時事通信
米共和党のルビオ上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米NBCテレビなどは21日、11月の大統領選で共和党の指名が確定したトランプ前大統領(77)が副大統領候補としてルビオ上院議員(52)を検討していると報じた。

 トランプ氏は現時点で15人ほどが候補者リストに名を連ねていると話しており、選考にはなお時間を要する見込みだ。

 ルビオ氏はキューバ移民を両親に持つ共和党穏健派。ヒスパニック系や、トランプ氏が苦手とする穏健派の共和党支持層の取り込みが念頭にあるとみられる。ルビオ氏は2016年大統領選でトランプ氏と党指名レースを競い、同氏に「ちび」などと侮辱された経緯があるが、今年1月にトランプ氏支持を表明した。

7001OS5:2024/03/26(火) 17:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c649cd28b4744f466fe285e9f20a1777dd6c72ac
米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か
3/26(火) 11:00配信


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毎日新聞
米西部カリフォルニア州にあるTikTok関連のビル=2024年3月11日、AP

 米南部フロリダ州で25日、14歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止する州法が成立した。14〜15歳も利用には保護者の許可を必要とする。州法制定を主導した共和党のレナー州下院議長は「ソーシャルメディアでは性犯罪者が子供を狙っており、危険なメディアに触れることが、うつや自傷行為、自殺につながる。フロリダは子供を守る道を先導する」と意義を強調した。

【写真まとめ】楽しそうにTikTok撮影に臨むバイデン氏

 米メディアによると、西部ユタ州や南部アーカンソー州、中西部オハイオ州などでも、子供が保護者の同意なしにソーシャルメディアを利用することを禁止する州法があるが、14歳未満の利用を一律禁止したフロリダ州法は「米国で最も厳しい規制」(AP通信)と報じられている。

 ただ、ソーシャルメディアの運営企業などは「インターネットの利用に身分確認を求めるような規制は、言論活動の自由の侵害になる」と主張しており、今後、裁判に発展する可能性が高い。

 米メディアの報道では、25日に成立したフロリダ州法は、ソーシャルメディアの運営者に対して、14歳未満の利用者のアカウント作成禁止や既存アカウントの停止を義務づけた。14〜15歳の既存アカウントの維持にも保護者の同意を求める。

 成人向けのコンテンツにアクセスする場合、年齢確認のために第三者による認証システムを利用する措置も義務づけた。違反企業が民事で訴えられた場合、最高5万ドル(約755万円)の損害賠償を求められる可能性がある。

 規制対象になるソーシャルメディアやウェブサイトは「16歳未満の利用者の10%以上が、1日平均2時間以上利用している」という条件がついており、子供の「中毒性」が高いものに限られる。子供に人気の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)や写真・動画共有アプリ「スナップチャット」が規制対象にされるとの見方がある一方、X(ツイッター)やフェイスブックが含まれるかどうかは不明だ。

 フロリダ州議会は当初、16歳未満の利用を禁止する法案を可決していたが、デサンティス州知事(共和党)が「親が選ぶ権利を制限することになる」として拒否権を行使。14〜15歳については保護者の許可があれば、利用できるように法案を修正し、デサンティス氏が25日に法案に署名して成立した。【ワシントン秋山信一】

7002OS5:2024/03/27(水) 11:40:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/105e3ea400175b73837a771f2ce2a5fb2998e3b6
無所属・ケネディ氏が副大統領候補に女性弁護士選出 米大統領選
3/27(水) 10:10配信
米西部カリフォルニア州オークランドで、大統領選に向けた集会に臨むケネディ氏(右)と副大統領候補に起用されたシャナハン氏=2024年3月26日、AP

 11月の米大統領選に無所属での立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日、西部カリフォルニア州で演説し、副大統領候補に女性弁護士で実業家のニコール・シャナハン氏(38)を選んだと発表した。民主党から無所属に転じた両氏が組むことで、再選を目指す同党のジョー・バイデン大統領(81)の支持基盤を崩す可能性がある。バイデン陣営はケネディ氏を、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(77)を利する「スポイラー(壊し屋)だ」と批判している。


 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(26日現在)によると、ケネディ氏の全米での支持率は9・9%で、トランプ氏(41・7%)、バイデン氏(39・4%)に次ぐ3番手につけている。組織基盤がないケネディ氏が当選するのは難しいが、「第3の選択肢」としてバイデン、トランプ両氏のどちらから票を奪うのかが選挙結果を左右すると目されている。

 ケネディ氏は26日の演説で「米国史上、最も高齢な2人の大統領候補の争いに国民はがっかりしている。無所属候補がついに民主、共和両党の独占を倒すのだ」と強調。特許関連の弁護士で、IT大手グーグル共同創業者の元妻でもあるシャナハン氏を「AI(人工知能)の最前線で活動してきて、IT大手の世論誘導が民主主義や自由に脅威を及ぼすのを止めてくれる。(中国系)移民の娘で、困難を克服し、アメリカンドリームをつかんだ人物でもある」と評価した。

 シャナハン氏も「過激な分断が国を引き裂こうとしている。今は共有する価値観に集中し、国を再編する時だ」と訴えた。

 ケネディ氏は、プロフットボールNFLのスター選手や元知事、元連邦下院議員らの起用も検討してきたが、資産家でもあるシャナハン氏の資金力や若さに期待して選んだとみられる。ただ、政治経験や全米レベルの知名度は不足しており、支持拡大の「起爆剤」となるかは不透明だ。

 さらに無所属候補の出馬には高いハードルが控えている。各州で投票用紙に候補名が記載されるためには、一定数の署名集めなどの手続きが必要だ。米メディアによると、ケネディ氏の陣営は西部ユタ州でしか必要な手続きを終えていない。

 陣営や支持団体は、西部アリゾナ、ネバダ、中西部ミシガン、南部ジョージアなどの重要州も含めた7州で必要な署名を集めたとしているが、まだ正式には承認されていない。副大統領候補を事前に決めるよう求める州もあるため、陣営は人選を急いでいた。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおい。ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子で、弁護士として環境保護や小児医療の啓発に取り組んできた。今回の大統領選では当初、民主党候補指名を目指したが、現職のバイデン氏の優位は動かず、無所属での出馬に切り替えた。

 親族の大半は出馬に批判的だが、ケネディ氏は名門の「ブランド」を利用して、民主党支持者への浸透を図る。新型コロナウイルスのワクチン懐疑論を唱えたことで知名度が高まり、ワクチンに疑問を持つ共和党支持者からも一定の支持がある。

 2大政党以外では中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」が候補擁立を検討しているが、選考は難航している。環境問題を重視する「緑の党」、自由主義を掲げる「リバタリアン党」も独自に候補を立てる方針だ。急進左派の哲学者、コーネル・ウェスト氏(70)も立候補を模索している。【ワシントン秋山信一】

7003OS5:2024/03/27(水) 17:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8cefdfd97dc22e88f3bc1bc16e7703763b0f85a
どうなる「トランプ2・0」副大統領は女性、少数派支持層拡大狙う? 安保は対中強硬も
3/27(水) 16:52配信

産経新聞
トランプ前米大統領

11月の米大統領選で共和党の候補者指名を確実としたトランプ前大統領(77)の副大統領候補や、政権を奪還した場合の2期目の外交・安全保障の陣容が注目されている。取り沙汰されている顔ぶれはどのようなものか。(ワシントン 渡辺浩生)


「彼は私にとってより良き代理人だ。上質の人間だからだ」。2月23日、トランプ氏が南部サウスカロライナ州での集会で絶賛したのは、観客席にいるティム・スコット上院議員(58)だった。地元州知事の経歴を持つヘイリー元国連大使(52)と対決する予備選の前日のことだ。

■出世の〝恩〟振り切る

黒人のスコット氏は同州知事時代のヘイリー氏に空席の州選出上院議員に指名された。だが、指名争いに一時名乗りを上げた後の1月、トランプ氏支持を表明。出世の道を開いた〝恩〟を振り切った。

スコット氏は「大事なのは(トランプ氏再選の)ミッション。ポスト狙いではない」と語る。副大統領候補に取り沙汰されるのは、貧しい母子家庭に育ったスコット氏がマイノリティーの支持を集められるとの期待もあるためだ。

副大統領候補は人種や性別、地域など支持層を広げる役目を担い、その選考は本選を勝ち抜くカギだ。トランプ氏が2016年の選挙で指名した保守政治家のマイク・ペンス氏は、保守派や宗教右派との橋渡しを期待されたとされる。

■現時点で可能性低いヘイリー氏

トランプ氏は今回、FOXニュースの番組でスコット氏ら少なくとも6人が副大統領候補のリストに含まれていると認めた。トランプ氏の支持でサウスカロライナ州初の女性知事に就任したクリスティ・ノーム知事(52)▽「反ユダヤ主義」を巡る議会公聴会で有名大学学長を厳しく追及した親トランプ派で女性のエリス・ステファニク下院議員(39)▽指名争いからの撤退後、トランプ氏支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏(38)らの名も挙がる。

ここにきて16年大統領選でトランプ氏と争ったマイク・ルビオ上院議員(52)も急浮上。キューバ系移民2世で、トランプ氏が重視するヒスパニック(中南米系)票の獲得が期待できる。ただ、正副大統領候補が同一州から出ることに憲法上の制約もあり、トランプ氏と同じフロリダ州選出のルビオ氏指名のネックとなりうる。

指名争いで「反トランプ票」をあぶり出したヘイリー氏の動向も関心事だ。同氏は「副大統領になるつもりもない」というが、「党内融和を図る選択肢」と宗教右派団体理事長は語る。ただ、忠誠心を重視するトランプ氏が自身への支持を明言しないヘイリー氏を選ぶ可能性は現時点で低い。

■ポンペオ氏「トランプ氏なら平和な世界」

「米国第一」を掲げるトランプ氏が再選した場合、外交・安保の陣容は混沌(こんとん)とする世界情勢に対し、米国がどのように指導力を示すかに直結する。

トランプ前政権に近い複数の有識者の見方が一致するのは、前政権で米中央情報局(CIA)長官と国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏(60)、駐日米国大使から上院議員に転じたビル・ハガティ氏(64)の2人だ。

ポンペオ氏は前政権時代、米朝首脳会談を実現させたほか、イランに強硬で親イスラエルの中東外交を推進した。「トランプ氏が再選すれば、より平和で豊かな世界に戻る」と支持を表明しており、国防長官への起用の声が出ている。

ハガティ氏は現在、上院外交委員会のメンバー。駐日大使時代は日米同盟を軸としたインド太平洋政策の推進に関与し、国務長官候補ともみられる。前政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(76)は輸出規制強化など対中封じ込めの要として、国家経済会議(NEC)委員長や財務長官が取り沙汰される。

7004OS5:2024/03/27(水) 17:12:14

■北朝鮮への新アプローチ期待も

動向が注視されるのはマイク・ギャラガー下院議員(40)。下院中国特別委員長として中国の人権侵害や機密情報窃取などの調査を主導。元海兵隊情報将校としてイラクに従軍し国防に明るい。トランプ派と距離を置き、4月に議員辞職すると表明した。

一部の安保専門家には大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を待望する声があるが、同盟関係重視とウクライナ支援強化を唱え、トランプ氏とそりが合わないとの声もある。

前政権で国防次官補代理を務めたエルブリッジ・コルビー氏が安保担当の高官に再起用される可能性も指摘される。コルビー氏は18年の国家防衛戦略の策定に従事した。中国の軍備拡張に対抗する米軍の「拒否戦略」を提唱する一方、ウクライナ支援からは距離を置いているとの指摘がある。

これらの顔ぶれが実現すれば、ウクライナ・欧州とインド太平洋、中東というバイデン政権の3正面関与から、「トランプ2・0」は最大の脅威である中国への抑止・強硬路線にシフトするのは必至といえる。停滞中の北朝鮮外交への新アプローチを期待する声もある。

7005OS5:2024/03/27(水) 17:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9fec8c468a6a1307b2bcd0908144d0fde5c5c0
「第3の候補」、米大統領選に及ぼす影響 勝敗左右することも
3/27(水) 17:13配信

毎日新聞
米大統領選候補者討論会に参加するビル・クリントン氏(左端)、ジョージ・ブッシュ(父)氏(右端)とロス・ペロー氏=米中西部ミシガン州で1992年10月19日、ロイター

 米国では民主、共和両党が2大政党として確立された19世紀半ば以降、無所属や第3政党の候補は当選していない。一方で、ここ数十年の大統領選でも両党とは一線を画す候補が勝敗を左右した例も少なくない。


 20世紀後半以降の大統領選で最も大きな影響を与えた「第3の候補」は、1992年に無所属で立候補した実業家のロス・ペロー氏だったといえる。知名度を生かし、大統領選では約19%の票を獲得。共和党の現職ブッシュ(父)大統領の保守的な支持基盤を侵食し、アーカンソー州知事のクリントン候補(民主党)の初当選を助ける形となった。

 ペロー氏は96年の大統領選でも「改革党」を発足させて再挑戦したが、前回のように第3の候補を求める波を作れず、クリントン氏の再選を許した。

 リベラルな候補が支持基盤が重なる民主党に割を食わせた事例もある。2000年大統領選には、著名な消費者保護活動家のラルフ・ネーダー氏が「緑の党」から出馬した。

 まれに見る激戦となった同年の選挙は、南部フロリダ州の集計が大もめとなった。最終的にはテキサス州知事のブッシュ(子)候補(共和党)がゴア副大統領(民主党)に僅差で勝利した。得票差はわずか537票。フロリダ州ではネーダー氏が約9万7000票を得ており、結果としてブッシュ氏を利したと指摘されている。【松本紫帆】

7006OS5:2024/04/01(月) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d37e5c5d4034a9b2726657c7620bee7f64e4c5
ユダヤ票固めエムホフ氏が存在感 ハリス副大統領の夫
4/1(月) 16:03配信

共同通信
米南部マイアミ郊外で話すハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏=3月27日(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を狙うバイデン大統領の陣営で、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏がユダヤ系有権者の票固めで存在感を示している。自身もユダヤ系で、反ユダヤ主義と闘う姿勢をアピール。バイデン氏と再対決するトランプ前大統領が親イスラエルを打ち出していることに対抗する狙いもある。

 ガザの人道危機が深まる中、イスラエルを擁護してきたバイデン氏に対しアラブ系有権者の間では反発が広がっている。バイデン氏がユダヤ系とアラブ系のはざまで苦慮する中、エムホフ氏は在米ユダヤ系社会での「事実上の大使」(米メディア)として活動している。

 トランプ氏は3月中旬のインタビューで、バイデン政権を支持するユダヤ系が「イスラエルの全てを憎んでいる」と語った。バイデン氏が再選を果たせば「イスラエルが破壊される。彼らは自責の念を感じるべきだ」と主張した。

 これに対しエムホフ氏はネブラスカ州での選挙集会で「不快かつ有害で反ユダヤ主義的な発言だ」と猛反発。トランプ氏の大統領候補としての資質に疑問を呈した。

7007OS5:2024/04/05(金) 14:33:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1438961b9c8907ec6b8c664b518ce0ba9602b76
第3政党集団ノーレーベルズ 候補擁立断念 米大統領選
4/5(金) 10:18配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選で独自候補擁立を模索してきた超党派政治集団「ノーレーベルズ」は4日、擁立を断念したと発表した。民主党のバイデン大統領、共和党の指名を確実にしたトランプ前大統領の本選対決に不満を抱く無党派や穏健派の支持を念頭に、「統一候補」の選考を続けてきたが、「勝利の見込みのある候補者は現れなかった」と結論づけた。

米メディアによると、ノーレーベルズは約30人の政治家らにアプローチ。本命視されていた民主党穏健派のマンチン上院議員が辞退を表明。最近では共和党の指名争いから撤退したヘイリー元国連大使やクリスティー前ニュージャージー州知事らへの打診も伝えられたが、いずれも固辞されたとみられる。設立時の会長で候補選考を主導してきたリーバーマン元上院議員が3月27日に死去したことが、擁立断念への決め手となったとみられる。

バイデン氏の陣営は、ノーレーベルズを含む第三極候補の動きを民主党から票を奪いトランプ氏再選への道を開くと警戒し、撤退圧力を強めている。無所属出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏は3月末に副大統領候補に女性弁護士のシャナハン氏を指名し選挙戦を本格化。今後、無党派層の受け皿となるかが注目される。

7008OS5:2024/04/05(金) 14:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2187097608e5ea6b1a9b3a45a56e15d782c42908
米大統領選 接戦7州のうち6州でトランプ氏がリードと世論調査
4/4(木) 21:21配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が4日までに公表した米大統領選の接戦7州の世論調査で、共和党のトランプ前大統領(77)が民主党のバイデン大統領(81)を6州でリードしていることが明らかになった。バイデン氏は物価上昇や移民・国境対策などで有権者の信頼を得られておらず、トランプ氏が支持を集めている。

調査は「大統領選が今日実施されたら誰に投票するか」を尋ねた。

無所属や第三の政党も含めた候補者から選ぶ場合、東部ペンシルベニア州や西部ネバダなど6州でトランプ氏がバイデン氏を2〜8ポイントリードした。バイデン氏は中西部ウィスコンシン州でのみトランプ氏を3ポイント上回った。

候補者がバイデン氏とトランプ氏の2人の場合も6州でトランプ氏がリード。ウィスコンシンでは両氏が並び、トランプ氏の優勢が浮き彫りになった。

バイデン氏は前回の20年大統領選で、同7州のうち6州でトランプ氏に勝利している。

調査では、過去2年で米国経済が「悪くなった」と答えた人が56%と過半数に達し、現状を懸念する声が強いことが示された。バイデン氏の支持率は38%で、不支持率が60%と大きく上回っている。

トランプ、バイデン両氏の政策手腕に関しては、物価問題や移民・国境対策でバイデン氏を信頼する人が各州で28〜36%なのに対し、トランプ氏は50〜56%と大きく引き離している。

ロシアの侵略を受けるウクライナの問題や、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘に関してもトランプ氏を支持する人が多かった。

人工妊娠中絶と民主主義に関してはバイデン氏が信頼を得ているが、大統領選の勝敗を左右する重要な接戦州で苦しい状況が続いている。調査はペンシルベニア、ネバダ、ウィスコンシンの他に中西部ミシガン州、西部アリゾナ州、南部のジョージア州とノースカロライナ州の計7州で3月17〜24日に実施された。

7009OS5:2024/04/22(月) 10:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9df41233f560d314d54eff4d0b61d66c40ba1619
米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し
4/21(日) 3:03配信


 米連邦下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額約608億ドル(約9兆4000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。

 緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援約95億ドル(約1兆4700億円)は貸し付けとなった。

 米国のウクライナ支援は、下院で多数派を占める共和党のうち保守強硬派が「自国の国境管理を優先すべきだ」などとして無条件の支援継続に反対。2023年末に予算が底を突き、新規の軍事支援は事実上、止まった。ウクライナの劣勢が続く中、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「緊急予算が成立しなければ、ウクライナが年末までに敗北する恐れがある」と警告していた。

 ジョンソン下院議長(共和党)は当初、保守強硬派の意向を受けて国境管理の強化策を予算に盛り込む案を模索した。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ氏の横やりもあり、調整が難航。予算案の審議も先送りになっていた。

 ただ、ウクライナ支援自体は超党派の多数派に支持されており、国外からも早期の支援再開を求める圧力が強まった。ジョンソン氏は譲歩を拒む保守強硬派から議長解任をちらつかされていたが、最終的に「解任リスク」を承知で、国境対策を切り離した予算案の採決に踏み切った。

 米シンクタンク「外交問題評議会」によると、米国は22年1月以降、総額約743億ドル(約11兆4900億円)の対ウクライナ支援を表明。今回の緊急予算が成立すれば、11月の大統領選の後も当面は支援継続が可能になる。【ワシントン秋山信一】

7010OS5:2024/04/22(月) 10:10:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/27563fdde0dd914a7498268f3b31fd15369510d8
米議会、迷走半年 翻弄されたウクライナ支援と米指導力 岸田首相演説を複数議員が引用
4/21(日) 7:22配信
【ワシントン=渡辺浩生】米下院が20日、ウクライナ向けの緊急支援予算を可決し、停滞したウクライナ支援が継続されるメドがついた。昨年10月にバイデン大統領が要請して以降、トランプ前大統領の介入もあり審議は半年も迷走。兵器不足に陥ったウクライナはロシアの攻勢に苦戦を余儀なくされ、中国、イランなど現状変更勢力を勢いづかせた。大統領選を控え党派対立が激しさを増す中で、米国の指導力後退を懸念する同盟諸国の危機感が可決を後押しした。

「人がなんと言おうと正しいことを行う。あとは歴史が判断する」。今月17日、そう語って緊急支援予算の採決へかじを切ったのは共和党のジョンソン下院議長だった。ウクライナ、イスラエル、台湾向け支援一括の緊急予算案を国・地域別の3本立てにし、停滞した審議を動かした。

党内ではマージョリー・テイラー・グリーン議員ら少数の最強硬派が議長不信任の動議をちらつかせ抵抗を続けた。だが、財源が枯渇した米国の支援の停滞がウクライナの前線に与えた悪影響は明白だった。

露軍は東部で支配地域をじわじわと拡大。イランの無人機、北朝鮮の弾道ミサイルもフル活用して都市やインフラに対する空爆を強めた。ウクライナ軍は消耗した防空システムでは守り切れず、犠牲者は増え続けている。

ロシアは今夏の一大攻勢を準備しているとされる。米中央情報局(CIA)は米国の支援なしでは「ウクライナが年末までに戦場で敗れる現実のリスクがある」(バーンズ長官)との分析を示し、首都キーウ陥落の最悪シナリオも取り沙汰され始めた。

「米議会に広がる孤立主義」へ海外から厳しい視線が集まる中、ウクライナ支援に消極的だったジョンソン氏は重い腰を上げた。トランプ氏は大統領選での穏健派や無党派層の支持を意識したのか、ウクライナへの「貸し付け」ならば認める姿勢をみせ、ジョンソン氏は緊急予算の一部を借款に切り替えた。

イランのイスラエル攻撃は採決へと動かす決定打となった。米国の抑止力が低下すれば中露、北朝鮮、イランといった権威主義国家が結託して侵略に動くという危機が現実味を増したからだ。ウクライナ支援への一部の反対でイスラエル、台湾の支援まで遅らせる猶予はなくなった。

20日の討論では共和、民主両党の複数議員が、「米国の指導力は必要不可欠」との岸田文雄首相の米議会演説を引用して予算案への支持を訴えた。「自由世界のために立つ」米国の信任は崩壊寸前で保たれた。


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