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2004年米国大統領選スレ

469チバQ:2010/01/24(日) 10:22:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20100124ddm007030056000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/下 保守系草の根、台頭 「国民の怒り」逆風に
 「私を当選させたのと同じものが、スコット・ブラウンを当選させた。米国民は怒っている。不満を感じている」

 就任1年を迎えた20日、オバマ米大統領は米ABCテレビのインタビューで、民主党の牙城と言われてきたマサチューセッツ州の連邦上院補選で共和党のブラウン氏が当選した原因を「米国民の怒りと不満」と分析した。

 強固な地盤を持たない若い上院議員だったオバマ氏が一昨年、「変革」を掲げて大統領に当選できたのは、閉塞(へいそく)感を打ち破る人物との期待が広がり、無党派層の風が吹いたからと言われる。だがその風は今、逆風となって自分に吹きすさぶ。

 世論調査を見る限り、共和党全体に追い風は吹いていない。先月のウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビの調査では、民主党に対する好感度が35%なのに対し、共和党は28%と低迷。一方で「大きな政府」に反対する保守系の草の根団体の運動「ティー・パーティー」への好感度は41%と出た。

 ティー・パーティーは昨年9月、首都ワシントンで数万人規模の「納税者の行進」を行い注目を集めた。厳しい経済状況を受け、やり場のない米国民の怒りや不満の受け皿となり、政治を大きく左右する存在になっている。

 ティー・パーティーに賛同する組織はマサチューセッツ州の補選にも参加し、ブラウン氏を支援。その一つ「米国自由同盟」のエリック・オダム理事長は勝利の後、「ブラウン氏がどうこういう話ではなかった。我々が大衆運動としてまとまり、議席を獲得できるかどうかが焦点だった」と総括した。減税や緊縮財政など保守的な政策目標を掲げるが、必ずしも共和党と歩調を共にしてはいない。昨年11月のニューヨーク州の連邦下院補選では、ティー・パーティー側が共和党候補を「リベラルすぎる」として、別の保守系候補を応援、共和党候補は出馬辞退に追い込まれた。

 22日にオハイオ州で開かれたタウンホール集会。オバマ大統領は「これからも戦いが続く。今はウォールストリートから納税者にささやかな金を戻す戦いを行っている」と訴えた。

 その姿は、米国民の怒りを金融界に誘導し、逆風を再び追い風に変える戦略に出たかのようにも見える。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇ティー・パーティー
 オバマ政権発足後の09年に始まった。ティーは、Taxed Enough Already(すでに十分課税されている)の頭文字で、英国からの印紙税に反対して紅茶を海に投げ捨てた植民地時代のボストン茶会事件(1773年)も念頭に置いて名付けられた。インターネットを駆使して賛同者を拡大してきた。

毎日新聞 2010年1月24日 東京朝刊


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