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2004年米国大統領選スレ

267とはずがたり:2007/10/08(月) 15:37:15
オバマ氏失速、土壇場に ヒラリー氏の独走止まらず '07/10/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710070366.html

 次期米大統領選で注目を集める民主党候補指名争いで、黒人初の大統領を目指すオバマ上院議員の勢いが失速、ライバルのヒラリー・クリントン上院議員の独走を止められなくなってきた。期待の黒人層を取り込めず、政治献金レースでもクリントン氏の逆転を許した。各州の予備選、党員集会本番まであと三カ月余り。逆転への妙案は見いだせず、オバマ氏は土壇場に立たされている。

 ▽負けるな

 九月下旬。オバマ陣営のスタッフは政治資金集めに奔走していた。合言葉は「ヒラリーに負けるな」。七―九月期の資金集計報告締め切りを控え、支持率で水をあけられるクリントン氏に資金レースでも敗れれば、予備選本番への勢いを維持できなくなるとの危機感があった。

 「プレーヤーを代えるだけではなく、ゲームそのものを変える運動です。ぜひあなたの献金を」。九月末にはオバマ氏の妻ミシェルさんが支持者に電子メールを送り、ワシントン政治の変革へ立ち上がろうと呼び掛けた。

 最終的にオバマ氏への献金額は二千万ドル(約二十三億円)に達した。しかしクリントン氏はこれを上回る二千七百万ドル。オバマ氏にとって痛かったのは、新たな献金者の数でもクリントン氏が十万人を超え、九万三千人のオバマ氏を上回ったことだった。

 ▽さえない

 「世界を変えよう」「米国の抜本的変革」「変化へのカウントダウン」―。クリントン氏の「経験」に「変化」という対抗軸を打ち出すオバマ氏。

 しかし頻繁に開かれる候補者討論会では、海千山千の他候補に攻撃され、答えに窮する場面もあるなどさえがない。同氏が彗星すいせいのように登場した二〇〇四年の党大会の演説を知る者にとっては「地味な話しぶり」(タイム誌)と期待を裏切られたように受け止められ、その結果「変化を期待できる候補者」としてもクリントン氏のリードを許すようになった。

 頼みの黒人票をクリントン氏に奪われていることも致命的だ。USAトゥデー紙の世論調査では黒人の62%がクリントン氏を支持。オバマ氏は34%にとどまっている。

 背景にあるのはクリントン氏の夫、ビル・クリントン前大統領への高い人気とみられている。圧倒的に民主党支持が多い黒人の間では、貧しい生い立ちやスター性などから前大統領の人気が今も高く、クリントン時代を懐かしむ声がヒラリー氏待望論を後押ししている。

 ▽勝負あり

 クリントン氏の選挙参謀を務めるマーク・ペン氏は「オバマ氏は大統領になる準備ができているのか?」が有権者の問いだと指摘。「そして多くの人がこの夏、準備はできていないと結論づけた」と断言、既に勝負はついたと主張する。

 しかしオバマ陣営が描くのは、前回〇四年の選挙でディーン前バーモント州知事に支持率で引き離されながら、緒戦のアイオワ州党員集会、ニューハンプシャー州予備選を制して波に乗り、とうとう党候補に指名されたケリー上院議員のシナリオ再現だ。

 オバマ氏の選挙参謀、デビッド・アクセルロッド氏はタイム誌で「アイオワで成功し、そこから波に乗る戦略を追求している」と語り、現時点での劣勢は織り込み済みと強調している。(ワシントン共同=有田司)


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