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食品産業総合スレッド

198荷主研究者:2006/02/26(日) 23:25:57
【中村屋つくば工場】
http://www.ibaraki-np.co.jp/serialization/06/page02.htm
2005/11/04(金)茨城新聞
<115> 中村屋つくば工場 年間4700万個を製造

■コンビニ中華まんに特化
 一九二七(昭和二)年、日本で初めて一般向けに「中華まん」を量産化した和洋菓子、パン製造の中村屋(東京)。神奈川、埼玉県内の工場に次ぐ拠点として九八年に操業したのがつくば工場(菊池照雄工場長)だ。
 三拠点で一大消費地の都内を囲む配置とし、効率的な配送を行う。同社は中華まん市場で全国シェア三位だが、関東圏ではトップを誇る。
■ピーク時は3交代制
 中華まんの出荷先はこれまで、パン屋や菓子店など特約店とスーパーが主だったが、特約店が廃業や業態を変えコンビニエンスストアが増加。コンビニの増加とともに市場規模も拡大したため、「効率を良くして生産性を上げている」(菊池工場長)と、コンビニ向けの中華まん製造に特化している。
 中華まんは年間約四千七百万個製造、高操業を続けている。普段は二交代制で、全体で約百七十人、中華まんラインには百二十人張り付いているが、ピーク時には三交代制二十四時間操業で、人員も全体で二百二十人程度となる。
 ピークは十、十一、十二月のうちの一カ月間となる。日にちでみると、十二月三十一日が最多となっている。温暖化の影響でピークの月がずれ込む一方、コンビニの普及で八月から売れ行きが伸びているという。
■ラインはほぼ機械化
 中華まんは現在、肉、大入りジューシー肉、あん、ピザ、カレーの五種類を製造。このうち肉まん二種類で構成比の半分を占め、レギュラーと呼ばれる肉、あん、ピザの三種類で85%となっている。
 中華まん製造は、具材部門でまず野菜や肉を調理。風味を損なわないよう、自然に熱が下がるようにするため、具材は一日寝かせておく。
 生地は材料を混ぜて発酵させた後、機械で具材を中に入れて丸く包む。発酵、蒸し上げ、包装を経て、店別に仕分けして出荷される。包む工程から最終検品までは自動化されており、具材部門と店別仕分けに人員を割いている。
 包む作業が機械化されて以降、どの中華まんもヒダなしの丸い商品となり、肉とあんの区別がつきにくくなった。「肉まんにはヒダをつけてほしい」との声があり、同社はヒダをつける機械を開発。肉まんのみ機械でヒダをつけている。
■安全・安心に気配り
 生ものを扱う工場のため、具材となる農産物は全品検品を実施しているほか、作業区域を衛生度によって三レベルに分けて対応している。
 「工場内は作業がしにくいように造ってある」(同工場長)のが特徴。具材部門の扉は、農産物のパレットの幅より小さくし、パレットを持ち込めないようにするなど、物理的にも衛生状態を保てるようにしている。
 「ベースとなる品質保証が第一」(同工場長)と安全・安心には最大限の気配りをしている。

・所在地 牛久市桂町
・操業開始 一九九八年十月
・敷地面積 約三㌶
・生産品目 中華まん、パン


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