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鉄鋼・非鉄金属スレッド

85荷主研究者:2004/07/19(月) 02:17

【神戸製鋼所:高炉使わず製鉄】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040530&j=0024&k=200405308792
2004/05/30 02:00 北海道新聞
神戸製鋼、高炉使わず製鉄 年産50万トン

 神戸製鋼所は来年、高炉を使わない新製鉄法の商業炉の建設を米国で始める。低品質の鉄鉱石や石炭を原料にしながら、良質な鉄を作れるのが特長で、商業ベースでの実用化は世界で初めてとなる。中国経済の急成長で、世界的に良質な鉄鉱石や石炭の不足が懸念されている折、注目を集めそうだ。

 通常の製鉄法は、鉄鉱石と、石炭を蒸し焼きにしたコークスを高炉で高温で燃焼させる。これに対して、神戸製鋼所が開発した新製鉄法「ITmk3」(アイティマーク3)は、高炉には向かない一般の石炭や、粉状の鉄鉱石を球状に固め、回転円形炉に載せて、千四百五十度で約十分間加熱する。その過程で不純物を取り出し、純度の高い鉄が生産できる。

 同社は二○○三年五月に米国ミネソタ州で州政府や米企業などと共同で、年産二万五千トンの新製鉄法の実証プラントを建設。実証試験を続けており、六月にも終了する。○五年中には、同州などで年産五十万トンの商業プラントの建設に着手する。

 新製鉄法は、年産三百万トンの生産が可能な従来の高炉を使った製鉄法より生産効率は落ちるが、低品質の原料が使える上、製鉄所建設費用が安く済む。同社は今後、特許などの権利供与も含め技術の販売に力を入れる。

 一方、JFEスチールも、粉状の鉄鉱石と石炭を特殊な炭材の上で加熱する「Hi−QIP(ハイキップ)」と呼ばれる新製鉄法を開発中。○一年度から○五年度までの予定で同社の東日本製鉄所・千葉地区(千葉市)で、日産十五トン規模の実証試験を続けている。


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