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鉄鋼・非鉄金属スレッド

427荷主研究者:2007/10/15(月) 02:38:04

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200707190039a.nwc
住友金属 エネルギー分野向け厚板出荷拡大へ
FujiSankei Business i. 2007/7/19
海上での石油・天然ガス掘削プラットホーム

 住友金属工業は18日、2007年度のエネルギー分野向け厚板の出荷を06年度実績に比べ15万トン多い75万トンとする計画を明らかにした。同社の厚板生産の42%を占め、厚板の主力供給先である造船を上回ることになる。エネルギー向けの高付加価値比率を引き上げることで収益を拡大させる考えだ。

 エネルギー分野向け厚板は、原油やガスを輸送するパイプラインや、海上での石油・天然ガス掘削プラットホーム、LNG(液化天然ガス)などの貯蔵タンクなどに利用される。特に掘削プラットホームは、深海、極寒海域、暴風雨海域といった過酷な領域での操業が増えており、厚板への性能要求も厳しくなっている。

 住金はこれらの分野に対応できる、低温環境でも強靭(きょうじん)さや高張力を維持する製品を供給しており、同分野では独デリンジャーに次いで世界2位のシェアとみられている。06年4月にはエネルギープロジェクト室を発足させ、同分野の受注拡大を進めてきた。

 07年度は、建設向けなどの厚板をエネルギー向けの振り向けることで180万トン生産する厚板のうち、75万トンをエネルギー分野とする。これにより厚板生産の42%がエネルギー向けとなり、造船向け(41%)を初めて上回るという。

 エネルギー分野は製品価格が造船向けの3倍程度と高付加価値で、収益面でも大きく貢献するもようだ。住金では継ぎ目なし(シームレス)鋼管でもエネルギー向けが8割を占めている。

 同社は、韓国の現代重工業からこのほど、海上でのエネルギー掘削用構造物向け厚板を23年にわたって供給していることから感謝楯を受けるなど、海外需要家からの評価も高く、エネルギー向けの深耕に力を入れる考えだ。


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