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製紙産業スレッド

847荷主研究者:2017/10/01(日) 12:16:52

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/135456?rct=n_hokkaido
2017年09/30 05:00 北海道新聞
日本製紙北海道工場 紙器原紙の生産ホット 10年で1・6倍

日本製紙北海道工場勇払事業所で生産されるロール状の紙器原紙

 【苫小牧】デジタル化で印刷用紙の需要が低迷する中、日本製紙(東京)の北海道工場(苫小牧市勇払、胆振管内白老町、旭川市の3事業所)では、コンビニエンスストアの店頭販売のコーヒー用カップなど紙器原紙生産が最近10年間で1・6倍に増えている。日本製紙の紙器原紙生産の約9割を占めるほか、業界での全国シェアも約6割に及び、同社は「さらに成長する分野」と製品開発に力を入れる。

 同工場の2016年度の紙生産量は約80万トン。その1割の8万トンが紙器原紙だ。生産が増えたのは2000年代に入ってから。環境に配慮してカップ麺容器をプラスチック製から紙製に切り替える動きが相次ぎ、コンビニ各社では入れたてコーヒーが定番となった。

 日本製紙の原紙をベースにしたコーヒー用カップなどを使うセブン―イレブン・ジャパン(東京)は、「プラスチックより紙のほうが熱が伝わりにくく持ちやすい」(広報)と利点を強調。ホット用のカップはすべて紙製にしている。

 11年度には旭川事業所の印刷用紙を製造する抄紙(しょうし)機1台を紙器原紙用に改造し、北海道工場計12台のうち4台体制に。紙コップやカップ麺容器はメーカーごとで形状が異なり、原紙の種類は100以上に及ぶ。薬品を塗工して水をはじく処理を施したり、熱が伝わりにくいよう新聞紙の5倍厚い0・3ミリの紙を加工したりと技術と工夫を凝らし、多様な注文に対応する。

 北海道工場の橋本重信事務部長代理は「食品や飲料向けなので、特に異物混入を防ぐための品質管理を徹底してきた」と話す。同社は昨年4月に技術開発を担う研究所を設け、新たな製品開発を進める。


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