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製紙産業スレッド

793荷主研究者:2016/12/29(木) 11:43:55
>>630 >>708
新庄市の新庄中核工業団地に進出した国産材製材大手の協和木材

http://yamagata-np.jp/news/201612/16/kj_2016121600383.php
2016年12月16日10:55 山形新聞
高速道路網、整備「一日も早く」 進出企業、輸送コスト減と商圏拡大に期待感

試験操業に当たっている協和木材新庄工場。集材などの面で高速交通網の整備促進を期待している=新庄市・新庄中核工業団地

 本県の高速道路網について、一日も早い整備促進を望む声が官民から上がっている。特に東北地方の新たな縦軸路線で、県内を縦断する東北中央自動車道は交流人口拡大だけでなく、経済活動にも好影響を及ぼすことが見込まれる。福島県境の南部は来年度中の開通が予定される一方、秋田県境と接する最上地方には未着手区間が残る。県北部への企業進出が進む中、複数の交通ルート確保は喫緊の課題に挙げられる。

 新庄市の新庄中核工業団地に進出した国産材製材大手の協和木材(東京)。新庄工場は現在、来年4月からの本稼働に向け、11月中旬から試験操業に当たっている。同社が最上に進出した大きな要因が、集成材のもととなる原木の収集だ。本稼働後は毎月1万立方メートルの原木使用量が見込まれ、大型トラック500台分の出入りが予想される。

 原木となる杉は基本的に県内を中心に集めるが、足りない分は県外に頼らざるをえない。同社は工場を中心に約100キロ圏内を原木の集材範囲と考えている。新庄工場は原木生産量が本県の約4倍ともいわれる秋田県もエリアに入り、交通網充実への期待は大きい。同工場の今野賢一管理部長は、木材業は原料費に占める運賃の割合が大きいとし「アクセスは非常に大事なポイントになる」と話す。

 金山町が整備して貸し出した工場を今年1月から使用しているプラスチック製品製造のアキレス(東京)の子会社「山形アキレスエアロン」。マットレスなどのウレタン製品を手掛ける同社は、東根インターチェンジ(IC)―尾花沢IC間の整備促進に期待を込める。南に向かうルートはメインの商圏である関東地方につながるからだ。高実子(たかじっこ)和弘取締役店長は南進ルートに加え、「今後は営業も本格化させる予定なので、北東北につながる路線も早期開通するとありがたい」とする。

 両社とも本県進出の理由の一つに、高速道路が将来的に整備されることへの期待感がある。物流コストの関係があり、有料区間を常に利用するかは未定だが、整備促進は国道13号など既存道路とのすみ分けが進むことにもなる。「上(高速道路)と下(一般道)の相乗効果は間違いなくある。輸送時間の短縮は物流のコストダウンにもつながる」

 本県の高速道路の供用率は今年4月現在、60%。全国や東北全体が80%余りなのに比べると、大きく立ち遅れているのが現状だ。県は追加ICの整備などを通じ、開通後の利活用を考えた準備を進める。県高速道路整備推進室は「秋田、福島両県など沿線自治体と力を合わせ、整備後の利活用促進を図っていきたい」と力を込める。


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