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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道
42
:
名無しさん
:2004/01/05(月) 23:18
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20040105001.htm
2004年1月5日 北國新聞
能越道、高岡北−氷見間も無料化 県と国交省が夏までに合意
富山県と国土交通省は、今年七月の二〇〇五年(平成十七)度政府予算概算要求までにも、能越自動車道高岡北―氷見インターチェンジ(IC)間を通行料無料の直轄国道自動車専用道路として建設することで合意する見通しとなった。供用開始は〇六年度中が予定されており、今春開通する高岡―高岡北IC間に続く無料区間となる。
県では高岡北―氷見間を有料道路として建設した場合、県道路公社が建設費を賄うための通行料収入を確保できず、同公社の採算が取れないとして直轄国道としての建設を求めている。国交省では、事業評価の推進によって重要事業の投資効果を早める施策の実施を重視していることから、〇五年度予算で同区間の無料化を決め事業を円滑に進める見通しとなった。
高岡北―氷見両IC間は延長十一・二キロで、高岡市五十里から氷見市大野までを結ぶ。暫定片側一車線の計二車線道路として建設が進んでおり、高架橋や橋りょう工事も今年から本格化する。総事業費は約五百億円が見込まれている。
同区間が国直轄国道として建設されると、総事業費の三分の二は国の公共事業費で賄われ、県が残りの三分の一を負担することで、安定的な財源が確保されることになる。これに対して有料道路の場合、県道路公社が建設費の一部を借り入れで調達し、通行料収入で返済しなければならず、赤字体質がさらに悪化することが懸念されている。
能越自動車道は、北陸自動車道小矢部砺波ジャンクション(JCT)から輪島市に続く延長約百キロの高規格幹線道路で、富山県内区間は約四十五キロ。県内では有料道路として建設が始まったが、〇一年に同JCT―高岡IC間で実施された交通量調査で、高岡― 高岡北両IC間(四・五キロ)の一日当たりの通行量予測が見込みの六千三百台を大きく下回る三千八百台であることが分かり、同区間が国の直轄国道方式に切り替えられた。
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