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民主党スレッド

9001名無しさん:2012/09/26(水) 09:07:02
この布陣でいいのだろうか。単に衆院の解散を先送りしようとしているとも受け取れる。
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201209260091.html
'12/9/26
民主党人事 国民とのずれ明らかだ

 野田佳彦首相が民主党の新たな役員の顔ぶれを固めた。

 一部に交代論もあった輿石東幹事長を続投させ、政調会長に細野豪志環境相兼原発事故担当相、幹事長代行に安住淳財務相を充てる。

 首相は人事の狙いについて自民、公明両党との3党合意を「着実に進める体制をつくった」と説明した。

 それならば、この布陣でいいのだろうか。単に衆院の解散を先送りしようとしているとも受け取れる。

 多くの国民は早期の解散を望んでいるはずだ。民主党の人事はその思いとずれていると言わざるを得ない。

 とりわけ、輿石氏の幹事長留任は解散先送りの意図が感じられる。野田首相が「近いうち」の解散を表明した際も、輿石氏はこだわる必要はないとの考えを示していた。

 代表選では首相が圧勝したとはいえ、党を割った責任を問う反野田の票が予想を上回った。衆院ではさらに9人の議員が離党すれば、国民新党との与党が過半数を割る。内閣不信任決議案が成立する可能性もある。

 党内の多くの議員は解散の先送りを望んでいる。議員の受け皿となる新党「日本維新の会」も発足しており、これ以上、離党者を出さないため、輿石氏の続投が必要と野田首相が判断したのだろう。

 これに対し、早期の解散を求めてきた自民党は反発を強めている。秋の臨時国会で公債発行特例法案を成立させるには自民党の協力が欠かせない。

 野田首相はこれをどう打開しようとしているのか。輿石幹事長を中心にした新たな布陣で協力を引き出せるとは思えない。

 尖閣諸島をめぐる中国との対立や震災復興など国内外で喫緊の課題が山積する中、党の人事を優先し、重要閣僚を交代させるのも疑問である。

 政調会長に就く細野氏には、野田首相が総選挙に向けたマニフェスト(政権公約)づくりを任せ、選挙の顔と期待する。

 細野氏は41歳と若く、知名度も高い。とはいえ、党運営の手腕は未知数で、人気を優先させた感がある。

 しかも、原発事故の対応に専念したいと代表選への立候補を見送ったのではなかったか。政調会長への就任は矛盾しており、福島県からは怒りの声が上がっている。

 党内外に幅広い人脈を持つ安住氏には、与野党の調整を任せたいようだ。

 しかし、消費増税を柱にした社会保障と税の一体改革法は成立したばかりで、年金や医療制度の改革を議論する国民会議の設置は見通せていない。この段階で財務相を交代させるのは、いかがなものだろう。

 野田首相は党の人事に伴い、来月1日にも内閣の改造を予定している。1年余りの野田政権で3回目の改造になる。政権交代前、閣僚をころころと代える自民党を批判したのは民主党ではなかったか。

 今の内閣では、自殺した松下忠洋金融・郵政民営化担当相を除けば、無理に交代させなければならない閣僚はいない。

 代表選の論功行賞や党内の融和を図るという理由で、むやみに閣僚を動かすべきではない。もしそうなれば、党利党略と批判されても仕方あるまい。


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