したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

繊維スレッド

583荷主研究者:2018/03/06(火) 23:21:00

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00462530?isReadConfirmed=true
2018/2/20 05:00 日刊工業新聞
三菱ケミカル、防虫繊維を開発

 三菱ケミカルは蚊などの害虫を寄せ付けない防虫効果のある化学繊維「クリーンライフNeo(ネオ)」を開発した。ポリプロピレン(PP)繊維に、害虫忌避剤のピレスロイド様化合物を練り込み、害虫忌避効果が長期間持続する。家庭で20回程度洗濯した後も、害虫の忌避率は90%を維持するという。また、ベースの繊維に複数本の単糸をより合わせたマルチフィラメントを使い、従来にない柔軟性を持たせた。防虫グッズ用素材などとして採用を見込み、2018年中に発売する。

(2018/2/20 05:00)

584荷主研究者:2018/03/26(月) 23:35:01

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00466317?isReadConfirmed=true
2018/3/20 05:00 日刊工業新聞
東海染工、複合繊維に本格参入 浜松事業所に染色機増設

 【名古屋】東海染工は主力のアパレル生地の染色加工事業で、複合繊維分野に本格的に乗り出した。約7000万円を投じて浜松事業所(浜松市東区)に複合繊維に対応する染色機を増設、稼働した。これまで綿100%生地の染色が大半だったが、アパレル素材の需要変化に対応し、受注の確保を図る。

 同社は綿にポリエステルやレーヨンなど他素材を組み合わせた複合繊維について、これまで少量しか手がけてこなかった。しかしアパレル業界では軽量化やシワ抑制などの機能性付加のため、複合繊維の需要が伸長している。

 対応するため綿織物の染色がメーンだった浜松事業所に複合繊維の受注を本格化できる体制を整えた。さらに、複合繊維によるニットについても対応できるように準備を進める。

 同社は複合繊維のニットについては綿よりも経験値が乏しいため、ニットの染色を手がける岐阜事業所(岐阜県羽島市)でムラなく高品質に染色できる技術の確立を急ぐ。

 古澤秀充社長は「加工量をキープするため、マーケットの変化に工場を合わせていかなければならない」と語る。

(2018/3/20 05:00)

588荷主研究者:2018/06/06(水) 22:49:19

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00473868?isReadConfirmed=true
2018/5/18 05:00 日刊工業新聞
旭化成、キュプラ繊維増産 「天然由来」で需要増

宮崎・延岡工場

 旭化成は2019年度に宮崎県延岡市で再生セルロース繊維(キュプラ繊維)を増産する。既存工場を増設し、年産能力を現状比4%増の約1万7200トンに引き上げる。着心地の良さに加えて、社会的関心の高いESG(環境・社会・統治)投資などの観点で天然原料由来という特徴から国内外で引き合いが強い。ただ足元の需要増に応え切れておらず、世界唯一の同繊維のメーカーとして供給不足の解消へ手を打つ。

 旭化成のキュプラ繊維「ベンベルグ」は通常廃棄されてしまうコットンリンター(綿実周りの産毛)を利用する。延岡地区の工場で増設や既存設備の改良を施し、小幅ながら増産する。投資額は20億―30億円とみられる。

 同工場は14年に増設し、年産能力を約10%拡大していた。スーツの裏地で普及し、アウターやインナー、運動着などへ用途を拡大。近年は「サリー」などインドの民族衣装向けや、中国では企業の制服などで採用が増えているという。事業の売上高比率は国内3割強で海外7割弱。特に欧州のアパレル業者などでは、環境負荷の少ないサステナブル(持続可能)素材を優先して採用する動きが顕著。原料がコットンリンター100%のベンベルグが持つ環境適合性はポリエステルやナイロンに勝る特徴だ。

(2018/5/18 05:00)

589とはずがたり:2018/06/26(火) 13:38:04
>高野口はその名の通り、かつては高野山参詣の入り口で、ここで1泊して高野山に向かう宿場町だった。
>江戸時代末期にはこの地に綿織産業が興った。明治期に入って、ヨーロッパからシェニール織りの技術がもたらされた。
>シェニール( Chenille )とはフランス語で毛虫の事。両面パイルの織物である。その技法を基礎として毛足のある生地作りが高野口地域で栄えた。
>昭和57年頃にはこの地には384社もの織物メーカーがあり、全体で約660億円もの売上高があった。だが、現在は60社をきるまで急減、全盛期の10分の1にまで低下している。

和歌山の小さな織物会社に世界中から熱視線 高級ブランドがフェイクファー技術を羨望
09:00東洋経済オンライン
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-226146.html

和歌山県の高野山のふもと、JR和歌山線の高野口駅の近くに世界のファッションブランドから注目される織物会社、岡田織物がある。ファッション界で動物保護への取り組みが広がる中、動物の毛皮(リアルファー)を扱わないブランドが増えている。代わって、人工の毛皮(フェイクファーあるいはエコファー)の需要が増しているのだ。

同社は、天然に近い良質のものを開発し、リアルファーを使わなくても毛皮の風合いを実現して、世界でその先頭を走る織物メーカーなのだ。しかし、現地を訪ねると、従業員わずか3名、売上高1億円規模の山あいの小さな織物メーカー。どこにその力があるのかと疑うほどだった。

高野口はその名の通り、かつては高野山参詣の入り口で、ここで1泊して高野山に向かう宿場町だった。
その象徴として現在、駅前に旅館「葛城館」の建物だけが残っている。江戸時代末期にはこの地に綿織産業が興った。明治期に入って、ヨーロッパからシェニール織りの技術がもたらされた。

シェニール( Chenille )とはフランス語で毛虫の事。両面パイルの織物である。二度の製織工程で作られ表も裏も同じ多色柄が特徴だ。その技法を基礎として毛足のある生地作りが高野口地域で栄えた。

地域の売り上げ規模は全盛期の10分の1以下に縮小
昭和57年頃にはこの地には384社もの織物メーカーがあり、全体で約660億円もの売上高があった。だが、現在は60社をきるまで急減、売上高は60億円を下回り、全盛期の10分の1にまで低下している。もちろん岡田織物も売上規模は縮小傾向にある。

その状況下でも、岡田織物はプラ ダやシャ ネル、ル イ・ヴィ トンといった欧州の高級ファッションブランドから生地の供給を求められているのだ。

そのきっかけを岡田社長は、「2002年に同業者に誘われてニューヨークの展示会に出展したところ、反応がよく、生地を輸出することになり、それが今も続いている」という。

現在、同社が供給する生地はフェイクファーだけ。いわゆる特化型のメーカーだ。動物保護の流れも追い風となり、長年養ってきたパイル織物の技術が世界的に評価されてきているということだ。

実際、高級ブランドが次々と毛皮の使用をやめている。「グッ チ(GU CCI)」、「ヴェルサーチ(Versace)」、「フルラ(FURLA)」、「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」、「アル マーニ(Armani)」、「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」などが今後は毛皮を使用しないと宣言している。

特に、2017年秋にグッチが2018年春夏コレクションからリアルファーを使用しないというファーフリー宣言をしたことは業界内でも話題になった(毛皮を廃止したブランドリストはこちらより。NPO法人動物実験の廃止を求める会HP)。

岡田織物にしかできない技術
そうした中で岡田織物に注目が集まっているのだ。それはほかにはない技術があるからだ。動物の毛は、短い毛と長い毛が交互に生えるという構造で立体的になっているが、中国製フェイクファーの多くは毛の長さが均一だ。

しかし、岡田織物のフェイクファーはリアルファーの毛並みを忠実に再現しているため、立体感があり手触りがなめらかだ。

590とはずがたり:2018/06/26(火) 13:38:45
>>589
さらに、天然の毛皮は根元が太く、毛先が細い毛が存在しているが、化学繊維では同じ太さの繊維しか作ることができなかった。

そこで、三菱レイヨンと新素材「プロパール」を共同開発し、特殊加工によって毛先を割ることで根元と毛先の太さを変化させ、天然の風合いを実現した。

また、生地の裏側は毛が抜けにくいように薬剤で固めるが、中国製のフェイクファーなどは安価な薬剤を使用しているため硬い。

同社では工夫を重ね、硬くならずに毛が抜けにいという特殊な薬剤を開発した。実際に生地を触ってみると、綿やポリエステルなどの薄い生地に本当の毛のようにアクリル製の毛がぎっしり生えている。

ここで注目したいのは同社を支える日本の製造業の層の厚さだ。

たった3人の岡田織物が国際ブランド向けにも商品生産・出荷できるのは完成までの40もの工程を高野口の同業7社と分業しているからだ。

長年培ってきた高野口全体の織物技術の高さがその品質を支えている。

また岡田織物はその名の通り糸を織るメーカーであり、繊維素材メーカーではないため、三菱レイヨンとの素材の共同開発による成果も大きい。

さらに、フェイクファーは毛が長いために、縫製パターンに基づく生地の裁断をするときに毛もカットされてしまう。同社はこの問題を島精機製作所の技術で解決した。従来は手作業頼みで、裁断工程がボトルネックだった。

このため、ものづくり補助金を活用して、ファー素材を裁断できるようにカスタマイズした自動裁断機を島精機から購入した。この裁断機導入により、手作業以上に正確で精細なカットが行えるうえ、6分の1以下の時間に短縮するなど作業能率も向上した。さらに型紙で従来対応してきたパターンの依頼者とのやり取りや受注履歴管理もデジタル化され、顧客対応の効率化も実現した。

岡田織物のフェイクファーは中国製と比べると価格はかなり高く、数倍以上にもなる。しかし、中国メーカーにはまねのできない手触りの滑らかさ、毛の抜けにくさがある。それが高級ブランドに支持されているのだ。

動物保護の考え方に真剣に向き合う人が増えてきた
国際毛皮連盟(IFF)は、毛皮の使用をやめたブランドは、石油産業の副産物であるプラスチックで作られた合成毛皮、およびそれに伴うすべての環境汚染や地球への害を促していることになると反対している。

だが、リアルファーからフェイクファーに移行する流れは止まるどころか、大きくなる一方だ。それは人間の動物利用という問題に人類が真剣に向き合いはじめたからだ。

毛皮は人類最古の衣服とも言われ、長年、世界中で利用されてきた。

富の象徴としての毛皮の需要が新興国の発展とともに拡大し、天然動物の乱獲や毛皮動物の家畜化を促進し、劣悪な環境での飼育や残忍な毛皮剥ぎなどが動物保護団体によって暴かれている。毛皮産業側は、そうした状況はほんの一部に過ぎないとしているが、フェイクファーがリアルファーに近づくにつれ、動物保護に舵を切るブランドが増えているということだろう。

クールジャパンの標語のもと観光分野でインバウンド消費が話題だが、地道に努力を重ね、磨きあげた日本の地場産業の技術が世界に注目されていることは日本の誇りだ。

著者:細川 幸一

592とはずがたり:2018/07/30(月) 08:51:56
ポリエステルと綿はどっちが暖かい?違いは?
https://mama-memo.com/2999.html
2017/11/30

ポリエステルと綿とを比較すれば、ポリエステルの方が暖かいでしょう。
ポリエステルは、吸汗性がありませんが空気をたくさんふくませることができるため、保温性に優れています。
綿も密度を高くすれば、一定の保温性がありますが、ポリエステルほど空気をため込むことは難しいでしょう。

また、綿は吸汗性が高いため、汗をすぐに吸収します。
吸収された汗は、徐々に乾き始めるわけですが、乾くときに気化熱を奪っていくのです。
熱を奪われるとき、体は「涼しい」と感じます。

一方、ポリエステルに吸汗性はないため、気化熱も綿のように感じません。
そのため、綿よりもポリエステルの方が暖かく感じるのです。

ポリエステルは、人の手で作られて繊維であるため、しわになりにくく加工しやすいメリットがあります。
また、天然繊維のように気候に左右されずコンスタントに製造できることから、価格が安く安定している傾向があります。

593とはずがたり:2018/07/31(火) 20:15:17
帝人が東レ独走に“待った“ 炭素繊維の新技術で攻勢
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180630-00018394-stoyos-bus_all
6/30(土) 7:01配信 有料 週刊東洋経済
炭素繊維の新技術で攻勢 帝人が東レ独走に“待った“

<2018年7月7日号> 米国最大の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)が今年秋に販売を開始するピックアップトラック「GMCシエラ」の新型モデル。3月初旬にデトロイトで開かれた発表会で注目を集めたのは、軽くて強い先端軽量素材として知られる炭素繊維の複合材を採用したことだった。

ピックアップトラックは米国の農家や郊外居住者に人気が高く、「シエラ」シリーズは全米で年間20万台近い販売台数を誇る戦略車種。GMはその最上位モデル「シエラ・デナリ」のオプションとして、ボックスベッドと呼ばれる荷台部分の床・側面に業界で初めて炭素繊維を用いた。
本文:3,735文字
写真:9枚

598荷主研究者:2019/01/01(火) 16:27:29

http://www.sankeibiz.jp/business/news/181206/bsc1812060500004-n1.htm
2018.12.6 10:35 Fuji Sankei Business i.
ミノムシの糸、防弾チョッキに 興和と農研機構が産業素材として技術開発、実用化を目指す

興和株式会社ホームページより【拡大】

 医薬品メーカーの興和(名古屋市中区)と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構、茨城県つくば市)は5日、ミノムシの糸を産業素材として利用する実用技術を開発したと発表した。防弾チョッキや自動車部品といった用途が想定され、早期の実用化を目指す。

 繊維卸部門を持つ興和と農研機構は、2016年からミノムシの糸について共同研究を開始。蚕から取れる絹やクモの糸を上回る強度と弾力を持ち、高温にも耐え「自然界で最強の糸」という。ミノムシを直進させながら糸を吐かせることで1回に数百メートルの一本の長い糸の採取に成功し、特許出願した。また、人工繁殖方法や大量飼育方法も確立した。

 ミノムシの糸は、ナイロンや絹と比較して細く、吸湿性も優れており、廃棄しても自然に分解する生分解性もあるという。

 興和の三輪芳弘社長は、「繊維強化プラスチック(FRP)用の強化繊維として有望で、軽くて強いので自動車、家電などさまざまな用途が期待できる」と話した。

 今後、素材メーカーと協力してミノムシの糸の用途開発に着手する。

599荷主研究者:2019/01/02(水) 22:27:54

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00499941?isReadConfirmed=true
2018/12/18 05:00 日刊工業新聞
東洋紡、新工場稼働 高耐熱性ポリイミドフィルム拡販

 東洋紡は17日、約30億円を投じ、敦賀事業所(福井県敦賀市)に子会社が手がける高耐熱性ポリイミドフィルムの本社工場(写真)を新設稼働したと発表した。高まるディスプレーの軽量化や曲げ加工のニーズに対しガラス基板に変わるフィルムとして拡販、2022年度中に年100億円の売上高を目指す。

 東洋紡と長瀬産業は4月に同フィルム製造販売の共同出資会社「ゼノマックスジャパン」を設立し、このほど工場を新設した。新工場の延べ床面積は4300平方メートル。同フィルムは熱による膨張の割合がガラス並みに低い。同フィルムを製造していた滋賀県の設備は今後、次世代製品の開発に活用する。

(2018/12/18 05:00)

600とはずがたり:2019/02/07(木) 16:41:55
株落ちてきて株主としてもまあなにやってんねんって感じだっただろうな

ZOZO前沢社長、ツイッターを休止へ「本業に集中」
篠健一郎 2019年2月7日16時28分
https://www.asahi.com/articles/ASM2753M5M27ULFA017.html?ref=tw_asahi

 衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO(ゾゾ)の前沢友作社長は7日、自身のツイッターを当面休止することを明らかにした。100万円の贈呈などツイッター上で様々な話題を振りまいてきた前沢氏だが、ZOZOの事業に集中するためとしている。

 前沢氏は自身のツイッターアカウントで「しばらくツイッターはお休みさせてください」とツイート。「本業に集中します。チャレンジは続きます。必ず結果を出します」と加えた。

 前沢氏のツイートをめぐっては1月初旬、「お年玉」として自腹で100人に100万円、合計1億円を配ると呼びかけた。ネット上で賛否が分かれて議論となった。

 一方、ZOZOの経営面では、採寸専用のボディータイツ「ゾゾスーツ」を軸にしたプライベートブランド(PB)事業がつまずき、1月末に2019年3月期の業績予想を大幅に下方修正したと発表した。

 現在、前沢氏のツイッターアカウントのフォロワーは488万人いる。(篠健一郎)

601荷主研究者:2019/02/09(土) 23:50:02

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39652950U9A100C1LB0000/
2019/1/4 19:46 日本経済新聞 北陸
北日本紡績、上場廃止基準に抵触 企業価値の向上急ぐ

602荷主研究者:2019/02/11(月) 11:13:22

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00502724?isReadConfirmed=true
2019/1/17 05:00 日刊工業新聞
繊維各社、スマート衣料活性化 来年度から本格展開

東洋紡はフィルム状の導電素材を使ったスマートセンシングウエアを来年度に販売予定

帝人フロンティアの「マトウスMS」はスポーツの動作解析などの用途を想定

 繊維各社がウエアラブル(着用型)端末や素材を使ったスマート衣料事業に力を入れている。帝人はスポーツの動作解析や、心拍などの生体情報の取得に使用するスマート衣料を2019年度から本格販売。東洋紡も19年度に、フィルム状の導電素材を使ったスマート衣料の投入を目指す。クラボウは作業現場の暑熱リスク管理向けに展開するスマート衣料について、学生の部活動など新たな用途展開を模索している。

 帝人子会社の帝人フロンティア(大阪市北区)は、高機能繊維とセンシング技術を組み合わせたスマート衣料の新ブランド「MATOUS(マトウス)」を立ち上げた。ゴルフのスイングなど主にスポーツの動作解析に使用する「マトウスMS」と、心電や心拍、運動量などの生体情報を取得する「同VS」の2製品を19年度から展開。25年度に売上高300億円を目指す。

 工場の熟練作業者の動作解析や熱中症予防といった労働現場での利用も視野に入れる。「売り切りやレンタルなど用途に応じた販売形態を考えたい」と、帝人フロンティア技術・生産本部技術開発部イノベーション開発課の安光玲課長は説明する。

 東洋紡のスマート衣料はフィルム状の導電素材「COCOMI(ココミ)」を使用。心拍や加速度、体表温などのデータを取得できる。健康管理やスポーツのほか、ペットの見守りといったユニークな用途も想定。現時点で100回程度の洗濯に耐えられるが、19年度からの本格販売に向けて一層の耐久性向上を目指している。

 一方、クラボウはスマート衣料を使い工場などの作業者の暑熱作業リスクを管理するサービスを18年5月に開始した。人工知能(AI)を活用し、体調管理の評価の精度を高めているのが特徴。現在は早稲田大学と連携し、学生の運動時の体調管理に技術を応用する研究を進めている。

 このほか東レも、着用型センサーとスマートフォンを使って工場などの作業者の体調を管理するサービスを近く開始予定。ウエアラブル端末の出荷台数は年率2ケタ成長が続くとの予測もあり、スマートウエア市場は活況が続きそうだ。

(2019/1/17 05:00)

603荷主研究者:2019/03/31(日) 10:47:45

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00507127?isReadConfirmed=true
2019/2/21 05:00 日刊工業新聞
クラレ、高機能不織布を増強 岡山拠点に生産設備新設

 クラレは20日、高機能不織布の需要増加に対応するため、国内の生産能力を増強すると発表した。マスクやフィルター材料などとして使われる「メルトブローン不織布」の生産設備を岡山市の拠点に新設する。稼働は2020年後半を予定し、投資額は公表していない。メルトブローン不織布は現在、愛媛県西条市の拠点でのみ生産している。岡山の設備稼働後の合計生産能力は、現在比50%増の年2700トンに拡大する。

 設備を新設するのは不織布の製造・販売子会社であるクラレクラフレックス(大阪市北区)の岡山工場(岡山市南区)。メルトブローンは熱風を吹き付けながらノズルから押し出した極細繊維を絡ませる製法で、緻密な構造の不織布の製造に向く。

 現在、岡山工場では高圧水流を使う「スパンレース製法」や、接着剤を塗布する「ケミカルボンド製法」、高速の水蒸気を吹き付ける「スチームジェット製法」の不織布を製造している。

(2019/2/21 05:00)

604荷主研究者:2019/04/28(日) 22:01:08

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43860600X10C19A4LKA000/
2019/4/17 19:53 日本経済新聞 関西
東洋紡、電子部品向けフィルムの生産能力を倍増

605荷主研究者:2019/04/28(日) 22:18:23
>>604
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00514182?isReadConfirmed=true
2019/4/22 05:00 日刊工業新聞
東洋紡、セラミックコンデンサー向け設備増設 離型フィルム需要拡大

セラミックコンデンサー用離型フィルム加工設備を新規導入する工場棟(敦賀事業所)

 東洋紡は約30億円を投じ、セラミックコンデンサー用離型フィルムの加工設備を増設する。同コンデンサーの製造工程に不可欠な離型フィルムで、自動車の電動化などで拡大する需要に対応する。2021年春をめどに稼働し、23年度までに同フィルムの売上高で18年度比倍増を目指す。

 フィルム原反を生産する敦賀事業所(福井県敦賀市)で工場棟を建設しており、原反に離型層をコーティングする加工設備を入れる予定。同工場棟は7月に加工設備の1号機が稼働予定だが、今後さらに離型フィルムの需要拡大が見込めることから、2号機の投資を決めた。離型フィルム市場は17年度に約7000億円だったのが、23年度には倍増すると想定している。

 東洋紡はハイエンド品の製造工程で使われる離型フィルムを、原反から加工まで製造できる唯一のメーカー。同フィルムの世界シェアは現在約25%あり、21年度に30%を目指している。

(2019/4/22 05:00)

606荷主研究者:2019/07/28(日) 11:17:20

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00521928?isReadConfirmed=true
2019/6/27 05:00 日刊工業新聞
KBセーレン、LCP繊維の年産能力150トン 北陸合繊工場を増強

LCP繊維で補強したスマホ用イヤホン

【福井】KBセーレン(大阪市北区、寺前勝基社長、06・6345・5454)は、液晶ポリエステル(LCP)繊維を2019年末に現状比5割増の年産能力150トンに引き上げる。同社の細物のLCP繊維はスマートフォン用イヤホン線の補強用などで需要が伸びており、既存ラインで増産体制を整える。投資額は1億円弱。

 増強するのは北陸合繊工場(福井県鯖江市)のLCP繊維の一部工程で、紡糸・延伸の後に熱処理する設備。独自ノウハウで繊維強度を一段と高めている。この増強で紡糸の年150トンの能力がフルに引き出せる。

 強度や耐熱性に優れた同社のLCP繊維の需要は前年比約3割伸びており、19年度に年100トン超の生産を見込む。数年後のフル生産が視野に入り、ライン全体の増設計画も練っている。

 LCP繊維は現在、国内で3社が生産する。セーレンの傘下に入り、10年に市場参入したKBセーレンは付加価値の高い細物に注力。電気の導線や通信の断線を防ぐ補強材のテンションメンバーは、同社のLCP繊維を使って従来よりもスリムにできる利点がある。ゴムベルトの補強用でも需要が伸びているという。

(2019/6/27 05:00)

607荷主研究者:2019/08/18(日) 16:08:38

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47423160X10C19A7X93000/
2019/7/17 13:23 日本経済新聞
旭化成、自動車用皮革の生産能力倍増 80億円投資

608荷主研究者:2019/08/18(日) 16:21:36

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47386140W9A710C1LB0000/
2019/7/17 7:00 日本経済新聞 電子版 北陸
セーレン、液晶ポリ繊維の生産能力5割増強 イヤホンや産業向け開拓

609荷主研究者:2019/09/15(日) 20:42:56

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00526342?isReadConfirmed=true
2019/8/2 05:00 日刊工業新聞
三菱ケミ、炭素繊維再利用の新設備 年産3000トン

炭素繊維リサイクルのパイロット設備

 三菱ケミカルは炭素繊維の再生から同繊維を樹脂と混練したコンパウンドの生産まで一貫した商業生産設備を立ち上げる。2020年にコンパウンド換算で年産3000トンの設備に投資する計画。自社グループで再生・再利用を行うことで、自動車などで炭素繊維製品の受注拡大にもつなげる。

 子会社の新菱(北九州市八幡西区)が国内に商業設備を新設し、炭素繊維リサイクルを行う。本格的に需要の立ち上がる21―22年には稼働させる。投資額は今後詰めるが、10億円程度とみられる。

 当面は顧客と新菱との間での炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のクローズド・リサイクルを行う。顧客からCFRP端材や使用済み材の供給を受け、炭素繊維をリサイクルして熱可塑性樹脂をベースにしたコンパウンドを生産。ペレット形状で部品材料として顧客に供給する。将来はリサイクル品の一般販売も検討する。

 現在、北九州市内に炭素繊維を年200トン再生できるパイロット設備を持つ。CFRPを数百度に熱して樹脂を気化させ、炭素繊維だけを残す仕組み。商業設備では、気化した樹脂を燃やしてCFRPを加熱する熱源に使い、エネルギー面で無駄のない設備にする。

 再生した炭素繊維は新品には若干劣るが強度が高く、少ないエネルギーで生産でき、コストを低減できる。

 炭素繊維リサイクルのニーズはこの1―2年で急速に高まってきた。限られた資源を最大限活用して経済価値を生む概念「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」が社会に浸透し、素材にリサイクル性を求める需要家が増えてきた。今後、資源循環を前提とした材料調達の拡大が予想される。

(2019/8/2 05:00)

610荷主研究者:2019/09/23(月) 15:17:49

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00529834?isReadConfirmed=true
2019/9/4 05:00 日刊工業新聞
旭化成、「ベンベルグ」事業拡大 生産・環境対応 両輪で強化

紡糸工程では、左の濃い青の原液から繊細なベンベルグ繊維が生産される

 旭化成は、なめらかな肌ざわりの再生セルロース繊維「ベンベルグ」事業を、持続可能性(サステナビリティー)を切り口に拡大する。環境対応製品が世界的に注目される中、綿糸にならない種子周りのうぶ毛を原料とする同繊維の特徴や、水力発電が強みになる。今後、生産能力と自家発電を両輪で強化し、持続可能な成長を目指す。(梶原洵子)

【世界で唯一生産】
 ベンベルグ繊維の一般名称は「キュプラ」。昔は欧米でも生産されていたが、排水処理基準の厳格化などから今では世界で唯一、旭化成のベンベルグ工場(宮崎県延岡市)で生産されている。引き合いの増加を受け、矢野達也ベンベルグ事業部ベンベルグ工場長は「1ライン当たりの糸を巻き取る装置同士の間隔を少しずつ詰め、長繊維の生産能力を若干増やす」と話す。

 例えば、織物の縦糸向け長繊維の生産ラインの多くは巻き取り機が240本並んでおり、これを順次1・25倍の300本とする。

【青い糸】
 紡糸工程の最中の同繊維は青空のような青さで、環境対応をイメージさせる。原料のコットンリンター(綿花種子のうぶ毛)を、銅とアンモニアを含む水溶液で煮ると、濃い青の高粘度原液ができる。この液が紡糸用ろう斗の細い穴を通り、水流の力で引き延ばされて透明感のある青い糸になる。横に100本以上並ぶろう斗の上から下へ青い糸が流れていき、希硫酸液の中をくぐると銅が外れて白くなる。

【改良も視野】
 矢野工場長は「製造工程での銅の再利用率は99・9%。アンモニアとともに、回収率を高めたい」と、環境対応面での生産ラインの改良も進める考えを示す。

 旭化成はベンベルグ工場を含む延岡・日向地区の事業所で使用する電力の約9割を、自家発電でまかなう。水力発電所を管理する担当者は「最近は顧客から『どんな電力を使っているのか』と聞かれるようになった」と話す。生産に使う水力発電由来の電力の比率は増えており、現在は約3割だ。

 10月には、1925年に完工した同社最古の五ケ瀬川発電所(宮崎県日之影町)の大幅改修を始める。建屋以外の発電機や水車、変電所など中身を全て入れ替え、2021年に完成する。最大出力は1000キロワット増の1万4500キロワットとなる。

 このほか出力3万4000キロワットの第3火力発電所(同延岡市)を従来の石炭燃料から天然ガスに切り替える。22年に運転を開始し、年間16万トンの二酸化炭素(CO2)削減効果を見込む。その他の石炭火力発電では残った灰から高機能なコンクリート材料を生産する。「石炭は向かい風だからこそ、再利用までしっかりやる」(同社担当者)考えだ。

 製品を高効率で生産すればいい時代は終わった。使用電力やプロセス材料などの持続可能性も問われる。

(2019/9/4 05:00)

611荷主研究者:2019/11/04(月) 20:19:45

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51032610W9A011C1L91000/
2019/10/16 19:30 日本経済新聞 中部 北海道・東北
浅野撚糸、福島県に新工場 速乾性より糸を増産

612荷主研究者:2019/11/10(日) 22:16:32
>>611
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00534885?isReadConfirmed=true
2019/10/18 05:00 日刊工業新聞
浅野撚糸、福島・双葉町に新工場 原発事故の復興後押し

握手する浅野社長(右)と伊沢双葉町長

 【岐阜】浅野撚糸(岐阜県安八町、浅野雅己社長、0584・64・2279)は、福島第一原子力発電所の事故で唯一、全町避難が続く福島県双葉町に撚糸(ねんし)の新工場を建設する。2021年の着工、22年7月の稼働を目指し、地域住民30人を雇用する予定。土地は賃借で総投資額は10億円。

 16日に岐阜県大垣市のホテルで行われた浅野撚糸の設立50周年記念祝賀会で、双葉町と立地協定を締結した。同日開いた会見で伊沢史朗双葉町長は「町民が戻ったときに働く場があることが喜ばしい」と謝意を表した。浅野社長は「私は福島大学教育学部を卒業した。そのご恩返しとともに、双葉町と夢ある未来を築きたい」と抱負を述べた。

 工場建設地は同町が復興拠点の一つとして整備を進める中野地区復興産業拠点内。福島第一原発からの直線距離は約2キロメートル。環境省が整備を進める放射能を除染した土壌などの中間貯蔵施設に隣接する。

 敷地面積は2万8000平方メートル。一部2階建てで、延べ床面積8000平方メートル。双葉町ブランドで主力の撚糸「スーパーゼロ」を生産するほか、その撚糸を使う、一般の1・5倍の吸水力を持つタオル「スーパーかおる」の販売も担う。23年に年間6億円の売り上げを見込む。

(2019/10/18 05:00)

613荷主研究者:2019/12/29(日) 20:31:45

https://www.minyu-net.com/news/news/FM20191225-445571.php
2019年12月25日 09時05分 福島民友新聞
「特殊なガラス糸」生産増強へ 日東紡、福島県工場含む3拠点

 日東紡は福島工場(福島市)、子会社日東グラスファイバー工業(郡山市)、富士ファイバーグラス(栃木県)の3拠点で、電子基板の絶縁層として使われるガラス糸のうち、高速大容量のデータ処理に対応する特殊なガラス糸(スペシャルガラス)の生産設備を増強する。来年秋以降、順次稼働させる予定。

 日東紡が24日、取締役会で決議し、発表した。スペシャルガラスは大容量の高速伝送が要求されるデータセンター向けサーバーや基地局の高周波部材、スマートフォンなどの電子基板に使用されている。スマホの普及などを背景に国内外で需要が高まっており、日東グラスファイバー工業に本年度、スペシャルガラスの溶融炉を増設。福島工場には同溶融炉を新設し来秋の稼働を予定するが、想定以上の需要増加のため、さらに増強することを決めた。

 福島工場にさらに溶融炉を新設、日東グラスファイバー工業の溶融炉は定期修繕に合わせて増強。台湾の新工場が稼働する2021年秋には、スペシャルガラスの生産能力が本年度末比で約70%増加する見込み。

614荷主研究者:2020/02/02(日) 23:17:49

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54423160V10C20A1AA1P00/
2020/1/21 2:01 日本経済新聞 関西 大阪
大阪・船場は箕面にも 繊維の街、地名ごと移転

615荷主研究者:2020/02/03(月) 21:00:35

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54705430S0A120C2LA0000/
2020/1/22 18:01 日本経済新聞 関西 四国 大阪 香川
クラボウ、丸亀工場を閉鎖 タオル用糸など生産移管

616とはずがたり:2020/02/13(木) 20:33:07

ガイアの夜明け
2020年1月28日(火)放送 第899回
追跡!余った服の行方
https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/smp/backnumber4/preview_20200128.html

売れ残りが価値になる。ブランドタグの付け替えでファッションの廃棄を減らす「Rename」
11月 04, 2019by 加藤 佑in インタビュー
https://ideasforgood.jp/2019/11/04/rename/

617荷主研究者:2020/02/16(日) 14:43:41

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00547156?isReadConfirmed=true
2020/2/6 05:00 日刊工業新聞
東洋紡、フィルム深化 TFSの中・高級品技術融合

コスモシャインSRFの増産設備を新設する愛知県の犬山工場(イメージ)

 東洋紡は、2019年に帝人から買収した子会社、東洋紡フイルムソリューション(TFS、東京都中央区)とのシナジーを最大化し、フィルム事業のさらなる深化を図る。東洋紡の強みであるハイエンド向け製品に、帝人が得意としているミドルゾーンを低コストで製造する技術を融合することによるコスト削減や新製品の開発など推し進める。21年度をめどにTFSの売上高を買収以前比約15%増の300億円に引き上げる。

 TFSが強みとするポリエチレンナフタレート(PEN)フィルムに、東洋紡の色むらを抑えることができる液晶ディスプレー向け超複屈折フィルム「コスモシャインSRF」の技術を応用した新製品を開発する方針。

 東洋紡の楢原誠慈社長は「PENはコスモシャインSRFの製造技術と相性が良い。PENでもSRFと同等に近い効果が出ると期待している」とし、実現すれば低コストでハイエンド品の製造が可能になる。

 液晶テレビの大型化や外枠がほとんどないベゼルレス化に加え、自動車の電動化や第5世代通信(5G)対応などを背景に、SRFやセラミックコンデンサー向け離型フィルムの需要は拡大する見込み。

 東洋紡はTFSをグループに加えたことで、ポリエステルフィルムの生産能力が国内外合わせて4割以上高まった。19年度の設備投資で約300億円を見込むうち半分強の約155億円を、犬山工場(愛知県犬山市)などの設備増強としてフィルム事業に投じる方針。

(2020/2/6 05:00)

618荷主研究者:2020/02/27(木) 22:32:45

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00548339?isReadConfirmed=true
2020/2/18 05:00 日刊工業新聞
クラレトレーディング、岡山に年内新工場 産業用ベルト生産

 クラレトレーディング(大阪市北区、村井研三社長、06・7635・1600)は、2020年内に岡山県で産業用ベルトなどの新工場(岡山市北区)を建設する。18年の西日本豪雨で被災し操業停止状態にある岡山工場(倉敷市真備地区)の代替工場となる。土地取得や建設費を含めた総投資額は10億―15億円になる見込み。生産設備をほぼ一新することで、生産性向上も実現させる。

 新工場の敷地面積は約1万平方メートル。延べ床面積約3500平方メートルの既存建屋を活用するのと、残りの土地に新建屋を建設し複数棟で生産体制を築き、早ければ11月からの操業を目指す。

 生産品目は、鉄鋼メーカーや自動車製造ラインでの資材搬送に使われる搬送ベルトや、不織布を使った工業用ワイパーなどを予定。搬送ベルトは旧工場で生産していたが、新工場でも引き継ぐ。同社グループなどで外注していた工業用ワイパーは、新工場で段階的に内製化する。

 新工場の生産能力は、老朽化設備を一新することで搬送ベルトが従来比約2割増、工業用ワイパーは倍増を見込む。これらの製品以外の生産も計画していく。稼働停止中の旧工場は今後、活用をどうするか検討する。

 同社は繊維事業などを手がけるクラレの100%子会社でメーカーと販社機能を持つ。

(2020/2/18 05:00)

620とはずがたり:2020/05/15(金) 19:30:05
【速報】レナウン 民事再生手続き 外出自粛で衣類販売減少
2020/05/15 19:02FNN PRIME
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/business/fnn-42651.html

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アパレル大手のレナウンが民事再生手続きに入ることがわかった。

レナウンによると、感染拡大による外出自粛の影響で、衣料品の販売が減少し、資金繰りに行き詰まったためだという。

子会社が債権者として、民事再生法の適用を15日に東京地方裁判所に申請し、受理されたという。

レナウンは、再建に向けて速やかにスポンサーを探すとしている。

622荷主研究者:2020/06/21(日) 00:34:19

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57715420W0A400C2LKA000/
2020/4/6 17:46 日本経済新聞 関西 大阪
東洋紡、米デュポン子会社に独占供給 消防服用の特殊繊維

623荷主研究者:2020/06/21(日) 22:16:27

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00555089?isReadConfirmed=true
2020/4/15 05:00 日刊工業新聞
オーミケンシが事業再構築 不採算部門の撤退視野

 オーミケンシはレーヨン事業を含む不採算部門の撤退を視野に、抜本的な事業再構築を検討する。レーヨン事業は衣料やメディカル、日用製品向けが中心で繊維部門の大半を占める。生産拠点や人員配置、撤退の時期などは今後詰める。5月をめど公表する予定。

 同社の繊維部門は原材料高や価格競争激化で厳しい状況。さらに新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、一段と経営環境の厳しさが見込まれる。

 今後は環境問題に対応した研究開発に投資を集中し、安定的に収支計上できる体質への転換や財務の健全性向上に取り組む。

(2020/4/15 05:00)

624とはずがたり:2020/07/09(木) 00:29:42
自分がスーツ殆ど着ない上にブランドに興味ないしIT企業のカジュアル文化の方が愛着あるけどなかなかの老舗の破綻のようだ。

米の老舗紳士服、ブルックス・ブラザーズ経営破綻…創業200年超
7/8(水) 22:22配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c68db9c57a49dfed122669d1a974fc7657321fd7
読売新聞オンライン
 【ニューヨーク=小林泰明】米国の衣料品大手ブルックス・ブラザーズが8日、米連邦破産法第11章(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、経営破綻した。新型コロナウイルスの感染拡大による店舗の休業が響いた。

 創業200年を超える紳士服の老舗で、ビジネススーツやネクタイなどの有名ブランドとして知られる。1890年代にボタンダウンのシャツを発売し、人気を集めた。リンカーンやケネディら歴代の米大統領にも愛された。

 日本には1979年に進出。世界40か国以上に約500店舗を展開している。

 同社は声明で、「新型コロナウイルスの大流行はビジネスが直面していた課題を加速させ、大きな打撃を与えた」とした。破産法申請については「廃業を意味するわけではなく、未来を守り続けるためだ」と強調しており、債務を減らしたうえで、新たな資金の出し手を見つけるなどして、経営再建を目指すとみられる。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、カジュアルな服装を採用する企業が増えことで、スーツを購入する男性が少なくなり、経営不振に陥っていたという。

625とはずがたり:2020/08/28(金) 00:15:00
アパレル2社の大株主に ZOZO創業者の前沢氏
2020.8.13 21:49経済産業・ビジネス
https://www.sankei.com/economy/news/200813/ecn2008130020-n1.html

 インターネット衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者の前沢友作氏が、アパレル大手2社の大株主になっていることが13日、分かった。大量保有報告書によると、7日までに約75億円を投じてユナイテッドアローズの株式を7・97%、アダストリアの株式を5・60%取得しているとみられる。

 株式の保有目的は「純投資が基本」としつつ、経営陣と友好的な関係が構築されることを前提に助言または提案を行う可能性もあるという。

 アダストリアの担当者は取材に対し「現時点では前沢氏から特に何も聞いていないが、一般論として株主とは適切にコミュニケーションを取っていく」と話した。

 前沢氏は平成10年にゾゾの前身の「スタートトゥデイ」を設立。昨年9月に社長を退任した。ツイッターでの積極的な発信や月旅行を契約したことなどでも知られる。

626荷主研究者:2020/10/11(日) 11:47:24

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20200905305.htm
2020/09/05 01:47 北國新聞
リサイクル事業参入 北日本紡績、10月上旬に

 北日本紡績(白山市)は4日の取締役会で、10月上旬にプラスチックのリサイクル事業に参入することを決めた。商社などに勤めていた粕谷俊昭社長の人脈を生かし、化学メーカーなどから原材料を仕入れ、再生製品を作る。

 具体的には、使用済みペットボトルをポリエステルの繊維に加工し、糸製品を製造する。自動車の解体時に出るエアバッグなどをナイロン製品に再生する。

 リサイクル部門を新設する。事業に必要な費用として1億2千万円を見込む。化学メーカーの遊休地を活用し、リサイクル工場を今後設立できないか協議している。

627荷主研究者:2020/11/02(月) 21:47:49

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64134730T20C20A9X93000/
2020/9/23 16:21 日本経済新聞
東レ、電動車部品向け合成樹脂フィルムの新製品

628荷主研究者:2020/11/08(日) 15:01:53

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65054050V11C20A0LB0000/
2020/10/15 19:57 日本経済新聞 北陸 石川
マスク 経営再建の糸口に 北日本紡績、抗菌糸開発も

629とはずがたり:2020/11/10(火) 20:15:00

格安ジーンズ、9ヵ国を旅して届く。 大量の農薬、過酷な労働、砂漠化する湖……他国に押しつける「本当のコスト」
2020/11/09
https://bigissue-online.jp/archives/1078002677.html

世界で売られるジーンズは、毎年約20億本。しかし、その多くの製造工程は環境や社会、人間に配慮しているとは言いがたい。店に並んだジーンズたちは、労働や生産コストの低い国を旅してやって来る。

 ドイツ市場向けの格安ジーンズがたどる生産過程(上地図)は、およそ6万㎞の道のりだ。たとえば綿花はカザフスタン産で、原料栽培には大量の農薬が用いられる。そこからトルコへ送られた綿繊維は、撚りがかけられて綿糸となる。次なる経由地は台湾だ。綿糸はここで織られ、デニム生地へと姿を変える。インディゴの化学染料はポーランドで生産され、染色はチュニジアで行われる。その後ブルガリアで柔軟性の付与と防シワ加工が行われ、生地ができあがる。そして中国でジーンズとして縫い合わされ、フランスでストーンウォッシュ加工(※1)など最後の仕上げが行われる。最終目的地のドイツではブランドロゴが縫い付けられるだけだが、この工程が収益に与える影響は最も大きい。

 一見すさまじく長い製造工程のようだが、低価格で取引を行う業者にとっては、この大量生産によって収益がもたらされる。外注先の国々では、ありあまる労働者や、業者にとって都合のよい税制度があるのに加え、労働組合の存在はほとんど知られていない。国際NGO「クリーン・クローズ・キャンペーン(※2)」によると、労働者の手元に渡る賃金は売却価格全体のわずか1%だという。その他の11%は輸送費や諸税に消え、13%が工場の運営費に、25%が広告費に充てられる。大部分を占める残りの50%をさらうのは小売業者たちだ。

 あまりにも安すぎる衣服が、生産国の過酷な労働の結果だという話は何年も前から問題視されてきた。だが、それだけではない。数ヵ国にわたる大量生産の製造工程は深刻な環境被害も引き起こしているのだ。数万㎞の距離におよぶ商品の輸送は莫大な燃料を要するだけでなく、大量の二酸化炭素を大気中へと排出する。一本のジーンズを作るのに消費される水の量は8千?であり、綿花の栽培にもまた多量の水が必要とされる。2010年のドイツ連邦統計局の試算によると、国内で販売される綿製品だけで合計64億?もの水が費やされているという。この数字は、ドイツ国内の家庭における水の総消費量の2倍以上に相当する。

 カザフスタンのアラル海も、かつては世界第4位の面積を誇る内陸湖だったが、綿花栽培を目的とした灌漑の影響で干上がり、ほとんど砂漠と化してしまった。これは世界的に見ても最悪の部類に入る、人間の手による自然災害だ。

 また、ヴィンテージジーンズの流行についても触れておく必要がある。ダメージ加工を施すサンドブラスト手法は砂状の研磨材を高圧で吹き付けるため、飛散した研磨材を吸引し、死に至る肺の病気にかかる危険性が指摘されてきた。しかし、未だにこの手法は労働者や環境への規制がほぼ存在しない国で行われている。

 安価な製品の生産による実際のコストには、河川や大気の汚染ならびに労働者の搾取と健康被害を含めなければならない。自然保護団体「グリーンピース」のマンフレッド・サンテンはこう語る。「たとえ国内の水が清らかになったとしても、消費者はドイツが環境汚染の問題を克服したわけではないことを自覚しなければなりません。それは単なる世界の片隅への押しつけにすぎないのです」

(Hans Peter Heinrich, fifty fifty / INSP)

※上記は『ビッグイシュー日本版』349号(現在はSOLD OUT)からの抜粋です。

630荷主研究者:2020/11/21(土) 15:13:00

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65185000Z11C20A0LC0000/
2020/10/19 19:33 日本経済新聞 中国 岡山
クラレの新工場完成 高機能マスク用の不織布増産へ

631荷主研究者:2021/01/02(土) 18:26:07

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=711496&comment_sub_id=0&category_id=113
2020/12/21 22:00 中国新聞
大和紡績が出雲工場の設備増設 5G需要、不織布フィルター生産ライン新設

新工場で生産する製品を前に設備増設の覚書を交わす丸山知事(左)、斉藤社長(中)、長岡市長

 大和紡績(大阪市)は、出雲工場(出雲市)内に新工場を建設し、電子・半導体などの分野でニーズが高まる産業用の不織布フィルターの生産ラインを新設する。一貫生産体制を整えて来年7月に操業を始め、産業資材事業の主力工場として機能を強める。

 新工場は鉄骨平屋3230平方メートル。精密機器を洗浄する液体のろ過などに使うフィルターで、島根県外の2工場にある原料、製品生産の設備をそれぞれ移設し、計4ラインを新設する。同社は、第5世代(5G)移動通信システム関連での需要の伸びも想定する。

 ほかに土木資材の生産ラインの新設も含め、計14億2400万円を投資。操業後3年で30人の雇用増を計画する。同工場の売上げは2・2倍に伸びる見込み。

 同工場は1920年に発足。21日、島根県庁で丸山達也知事、長岡秀人市長と調印式に臨んだ斉藤清一社長は「人材難の中、長いつながりを通して行政の支援と理解があるのはありがたい」と話した。県と市は、投資などに計約2億6千万円を助成する。(三宅瞳)

632荷主研究者:2021/01/02(土) 23:05:21

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00583217?isReadConfirmed=true
2020/12/28 05:00 日刊工業新聞
大和紡績が生産集約、出雲に産業用フィルター棟

 ダイワボウホールディングス子会社の大和紡績(大阪市中央区)は出雲工場(島根県出雲市)に、液晶基板や半導体の洗浄装置などに使う産業用フィルター(写真)の生産棟を新設する。投資金額は約14億円。2021年7月に稼働予定。需要増に対応するとともに、既存工場閉鎖などの生産体制再編を進めて物流コストなどを合理化、利益率の向上を図る。

 同社の産業用フィルターは現在、原料を美川工場(石川県白山市)で生産し、和歌山工場(和歌山県美浜町)で製品化している。今回の新棟建設に合わせて、両拠点での工程を出雲工場に集約する。和歌山工場で生産する土木資材も、出雲工場に移管。その上で、和歌山工場は21年9月に閉鎖する予定。

(2020/12/28 05:00)

633名無しさん:2021/03/22(月) 22:16:23
合成樹脂スレッド
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1073920867/484

484 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2021/03/22(月) 22:15:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/86faf6a0b4e3a7937bbd91e48cbd0e4e3d109edb
ナイロンが足りない!自動車業界で浮上した新たな生産リスク
3/20(土) 9:12配信
ニュースイッチ
「内部はてんやわんやだ」
 自動車業界に、半導体や地震に続く新たな生産リスクが浮上した。汎用エンジニアリングプラスチックの一つである、ナイロンの不足だ。2月に北米で起きた寒波により、米南部に集積する石油化学プラントが一時停止。原料や製品の供給が滞っており、トヨタ自動車が北米4工場で生産調整に乗り出すなど、樹脂系部品を生産、使用する自動車系メーカー全般に影響が及んでいる。範囲の広さから「影響は夏頃まで続くのでは」との声もあり、好調な車生産に水を差す事態となっている。(名古屋・政年佐貴恵)

 「材料の確保はどうなっている」「製品の納入スケジュールを教えて欲しい」―。北米寒波から1週間ほどたった2月下旬以降、自動車部品メーカー各社は状況把握に追われた。「車生産の維持を最優先に状況を調査しており、内部はてんやわんやだ」(駆動部品メーカー社員)。

 影響を受けているのは、ナイロン6やナイロン66といったエンプラだ。締結部品やエンジン部品など、強化プラスチックとして幅広く使われる。寒波により米テキサス州で大規模停電が発生し、化学メーカーの製品供給が一時停止。米デュポンがフォースマジュール(不可抗力による供給制限)を発動したほか、東レも製品供給が不安定だという。防振材などを手がける部品メーカー首脳は「『明日から供給できない』と突然通達があった」と困惑する。

 この影響で、トヨタ自動車は11日頃からセダン「カムリ」やスポーツ多目的車(SUV)「RAV4ハイブリッド」などを生産する米ケンタッキー州の工場と、エンジンなどを生産する米ウェストバージニア州の部品工場の生産ラインを一部停止。ピックアップトラック「タコマ」を手がけるメキシコの完成車2工場でも一部稼働を停止し、生産調整している。

 すでに北米の電力は回復しつつあるが、凍結による配管の破損などで復旧には時間がかかっているもよう。部品各社は材料調達ルートの確保や代替材料への切り替えなどを行っているが、基幹部品に多く使われているだけに切り替えには時間がかかる。元々ナイロン需要が逼迫(ひっぱく)していたことも追い打ちとなり、影響は夏頃まで続くとの見方もある。トヨタ幹部は「時々刻々と変わる状況に合わせて毎日調整している」としつつ、「そのくらいは覚悟しないといけないかもしれない」と明かす。

 このほか北米では輸送コンテナ不足も続いており「コストに加え、輸送期間も通常時の倍以上になっている」(部品メーカー幹部)。各社は相次ぐ課題に対し、影響を最小限に留めるべく奔走している。

634荷主研究者:2021/04/11(日) 22:01:48

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=737834&comment_sub_id=0&category_id=113
2021/3/24 13:02 中国新聞
不織布素材の工場新設 東洋紡岩国、マスクや医療需要対応

協定書にサインする西山専務執行役員(手前左)や、岩国市の福田良彦市長(同右)

 高機能素材メーカーの東洋紡(大阪市)は岩国市灘町の岩国事業所内に、新工場を建設する。23日、市役所で進出に関する協定に調印した。新型コロナウイルスの感染拡大による需要の高まりを受け、マスクや医療用防護服に使う不織布素材の生産を強化する。投資額は約16億円で、2022年7月の操業開始を目指す。

 新工場は鉄骨平屋1607平方メートルで、4月に着工する。3層構造マスクの真ん中の不織布を作るための設備を導入する。表層と内側用は既存の設備を改造し、新素材の開発にも対応できるようにする。

 岩国事業所は1937年に操業開始。塗料用の樹脂や海水を淡水化する膜などを生産している。従業員は417人で、新たに8人の地元採用を計画している。建設には経済産業省の補助金も受ける。

 協定調印式に臨んだ西山茂雄専務執行役員は「海外からマスクの輸入が難しくなった時、国内で供給できる体制をつくる。生産だけでなく、開発拠点としても期待している」と話していた。(黒川雅弘)

635荷主研究者:2021/04/11(日) 22:02:14
>>634
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00592643?isReadConfirmed=true
2021/3/25 05:00 日刊工業新聞
東洋紡、岩国にPP不織布の開発・製造拠点 年産1200トン安定供給

 東洋紡は岩国事業所(山口県岩国市、写真)内に、ポリプロピレン(PP)不織布の開発・製造拠点を新設する。4月に着工し、2022年7月の稼働を予定する。投資額は約16億円で、生産能力は最大で年間1200トン。不織布を安定供給する。アフターコロナを見据え、高機能品や環境対応品の開発も行う。

 新拠点の延べ床面積は1607平方メートルで、マスクや医療用防護服に使用するPP製メルトブローン不織布やスパンボンド不織布を生産する。建設には経済産業省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」を活用する。

 新型コロナウイルス感染拡大以降、マスクや医療用防護服などに使用する不織布は需要が逼迫(ひっぱく)し、安定供給の重要性が指摘されていた。

 東洋紡の岩国事業所では現在、ポリエチレンテレフタレート(PET)製スパンボンド不織布を生産。PP製不織布は02年に生産を取りやめていた。

(2021/3/25 05:00)

636荷主研究者:2021/08/28(土) 22:02:11

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00605679?isReadConfirmed=true
2021/7/19 05:00 日刊工業新聞
東レ、ポリエステル長繊維不織布3割増産 滋賀に設備

アクスターを用いて作った工業用フィルター

 東レは、ポリエステル長繊維不織布「アクスター」を増産する。滋賀事業場(大津市)に設備を導入した。投資額や設備の詳細は非公表。現在設備の稼働率を高めており、生産能力を現状の年間7500トンから3割高める。用途の工業用集塵フィルターや建材用途で利用が拡大しており需要に対応する。売上高は2022年度(23年3月期)に20年度比3割増を目指す。

 中国の工場排気において環境規制が強化され、工業用集塵フィルターの需要が高まっている。また国内外問わず住宅外壁に用いる透湿防水シートにおいて、近年の気温や大雨など激しい天候変化を受けて長期耐久性や品質安定性が求められている。東レはこれらの状況を踏まえアクスターを増産する。

 アクスターは強度、密度に特長を持つポリエステル製の長繊維不織布。

(2021/7/19 05:00)

637荷主研究者:2021/10/02(土) 16:18:45

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC016XA0R00C21A9000000/
2021年9月1日 20:00 日本経済新聞 石川
北日本紡績、静岡企業の樹脂ペレット事業を買収

638荷主研究者:2021/12/12(日) 15:12:39

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0170S0R01C21A1000000/
2021年11月1日 17:43 日本経済新聞
東洋紡、富山の2工場を休止 配置転換へ

639荷主研究者:2021/12/12(日) 15:18:02

https://www.sakigake.jp/news/article/20211105AK0025/
2021年11月5日 16時19分 掲載 2021年11月5日 19時2分 秋田魁新報
東洋紡が大館に生産拠点 人工腎臓向け素材、ニプロ工場内に

建設工事が進むニプロ大館工場の第7工場=大館市二井田

 繊維大手の東洋紡(大阪市)は5日、秋田県大館市に透析患者向け人工腎臓の素材を生産する拠点を新たに設けると発表した。医療機器大手ニプロ(大阪市)の大館工場内に進出。両社が同じ場所で一貫生産体制を築くことで、輸送に要するコストの削減や納期対応力の向上を図る。東洋紡は23人、ニプロは80人を新たに雇用する予定。東洋紡の本県進出は初めてで、事業費は約50億円を見込む。

 ニプロ大館工場は大館市二井田の県営大館工業団地に立地。ニプロは人工腎臓を増産するため、今年7月から第7工場の建設を新たに進めている。東洋紡と一貫生産を行う区画は第7工場内に設ける計画で、2024年7月の稼働を予定している。

 東洋紡が手掛ける素材は、血液をろ過する微細な穴があいた中空糸(ちゅうくうし)と呼ばれる膜。人工腎臓の中には約1万本の中空糸が入っており、血液を流すと尿素などの不要物質を取り除くことができる。

 東洋紡は現在、岩国事業所(山口県岩国市)で中空糸を生産し、ニプロ大館工場まで陸路で運んでいる。一貫生産体制の構築で、両社は輸送時間やコストの削減に加え、納期対応と品質管理の大幅な改善が見込まれるとしている。ニプロ大館工場での人工腎臓の生産能力は5割増となる見通しで、ニプロ側は約170億円を投資する予定。

 ニプロによると、世界の透析患者数は毎年約7%ずつ増加。新興国や途上国が経済的に豊かになり、食生活が変化したことが背景にあるという。ニプロの人工腎臓は国内外で需要があり、増産を続けている。

 両社の幹部は5日、県庁を訪れ、佐竹敬久知事に事業内容を説明した。東洋紡の竹内郁夫社長は「中空糸(の製造)はニプロと共に歩んできた。強固な生産体制を構築し、この秋田の地から広く世界に人工腎臓を提供したい」と述べた。

640荷主研究者:2022/01/09(日) 15:57:14

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=813079&comment_sub_id=0&category_id=113
2021/12/1 13:00 中国新聞
東洋紡岩国、LNGに 事業所自家発電、23年10月稼働

新しい自家発電設備のイメージ

 素材メーカーの東洋紡(大阪市)は、岩国事業所(岩国市)の自家発電所の燃料を石炭から液化天然ガス(LNG)などに転換する。石炭燃料に比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量を年8万トン(41%)減らせる見込み。30日、現地で安全祈願式があった。

 事業所の敷地約1万2600平方メートルにLNGのタンクや蒸気タービン、ボイラーなどを新設する。11月中旬に着工しており、2023年10月に稼働させる。LNGと廃棄物固形燃料(RPF)を燃料に、出力は1984年建設の現設備と同規模の1万6420キロワットを見込む。投資額は約90億円。大阪ガスグループが建設や保守などを担う。

 岩国事業所では6〜7割の電力を自家発電で賄っている。設備の更新で全社のCO2排出量を7%減らせるという。

 式後の記者会見で竹内郁夫社長は「低炭素ものづくりが可能な拠点としてまい進したい」と述べた。(有岡英俊)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板