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農業総合スレ

283とはずがたり:2006/06/13(火) 21:15:06
黒部スイカ復活へ
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000606130001
2006年06月13日

 「黒部名産」としてかつては全国に知られたものの、約12年前から出荷が途絶えている「黒部スイカ」の復活に、黒部市が今年度から取り組み始めた。現在、生産者は1人だけだが、新たに2人が挑戦することになり、栽培技術の継承に力を入れる。贈答用としての販路を確立し、「黒部をアピールする特産品に育てたい」と期待している。


 黒部スイカの栽培は、1883(明治16)年、荻生村(現在の黒部市)の農家が、米国産の種子で試作したのが始まりとされる。その後、品種改良が進み、1909年に「黒部スイカ」と命名された。


 皮が厚く、3カ月ほど日持ちするため、冷蔵庫がない時代は重宝された。ラグビーボール型という珍しさもあり、都会では観賞用としても親しまれていたという。しかし、栽培に手間がかかるうえ、甘みが少ないため、より甘みがある丸玉種に押され、次第に敬遠され始めた。


 昭和20年代後半〜30年代初めが生産のピークで、作付けは約80ヘクタール、生産量は約2千トンだった。しかし、94年には6軒の計60アールの作付けに減り、現在は同市若栗の中瀬健二さん(77)だけで、作付面積もわずか10アール。昨年は約500個収穫し、和菓子用として納めたほか、なじみ客への販売や自家用などに利用した。農協としての出荷も94年ごろから停止したままだ。


 隣の入善町が、品種改良を重ね、甘みがあるジャンボスイカを特産品としていることから、黒部市では、あくまでも「昔ながらの皮の厚い黒部スイカ」の復活に力を入れる。


 市の呼びかけに2人が応じ、今年度、新たに栽培に挑戦する。黒部スイカは1株に1玉しかできず、それぞれ25株ほどを5月上旬に畑に移植した。中瀬さんが指導するほか、県新川農業普及センターと黒部農協の指導員が支援し、栽培記録を残す。順調にいけば8月初旬には収穫の予定だ。


 市は「さらに生産者を募り、商品価値を生み出して企業のPR用の贈答品などに扱ってもらえるよう販路を確立し、黒部ブランドとして売り出したい」と意欲を示している。


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