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都市計画道路・高速鉄道スレッド

3031荷主研究者:2017/03/19(日) 22:10:15

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201703/CK2017031602000181.html
2017年3月16日 東京新聞
LRT 宇都宮を依然二分 今月着工予定見送り、計画進まず

JR宇都宮駅前に立つ、着工予定の次世代型路面電車(LRT)の広告看板

 宇都宮市などの次世代型路面電車(LRT)は当初予定していた3月までの着工は見送られ、導入計画が進んでいない。市側は「人口減少に対応できる街づくりのため」と訴えるが、市民団体らは「不便になる」と強く反対。昨年の市長選では導入反対の候補が現職と善戦し、賛否の議論が過熱している。

 LRTの車両は従来の路面電車より床を低くするなど、高齢者や車いすの人でも利用しやすい構造が特徴。市によると、路線をJR宇都宮駅から東西に延ばす。まずは、東側の区間約十五キロを建設する予定だ。LRTは富山市や広島市などで導入済みだが、軌道の新設は全国初となる。

 約五十二万人の市の人口は来年、減少に転じると予想される。将来税収が減る中で、ごみ収集などの費用を抑えるため、LRTを軸に市街地や郊外の拠点に住宅や公共施設を集約したい考えだ。

 吉田信博副市長は「乗客がほとんどいないバスも多い。LRTに合わせてバス路線を再編し、便利な街にしたい」と話す。再編で余剰になる最大約四百便のバスを利用し、公共交通の空白地帯を減らす青写真を描く。

 都市計画として国土交通省の認可も下りていたが、昨年十一月の市長選が混乱を招いた。反対派候補が「最終的な費用は一千億円」と市民の高負担を強調し、四選を目指した佐藤栄一市長を批判した。佐藤市長は「『一千億円』に根拠はない」と火消しに努めたが、約六千票差で肉薄された。

 市長選後、市民団体などは数回にわたり市と意見交換会を開催。導入に反対する市民団体の上田憲一代表(79)は「バスとLRTとの乗り換えが必要になると、足の悪い高齢者には不便。建設費用をバスの拡充に回すべきだ」と訴える。

 建設時期について佐藤市長は三月二日の市議会でも「関係機関と調整中」と述べるにとどめた。

 早稲田大理工学術院の森本章倫教授(都市計画・交通計画)は「市が住民意見も取り入れ何年もかけて定めた都市計画のマスタープランに沿わず、無秩序にバス路線を広げても未来のまちづくりはできない。LRT運営会社も設立された今、早く社会的な便益を出すためにも市が今後のスケジュールをはっきり示すことは重要」と話した。


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