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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

338荷主研究者:2008/06/19(木) 23:36:54

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2040
2008年5月12日 新潟日報
新潟東港の新クレーンが稼働

 2006年11月に暴風で倒壊した新潟東港(新潟市北区)のガントリークレーン3号機の代わりの新造クレーン5号機が12日、運用開始した。東港コンテナターミナルのクレーンは1年半ぶりに3機態勢に戻る。
 東港は貨物量が港の処理能力を上回り、コンテナ船が沖合で岸壁の空きを待つ「沖待ち」が問題化しており、緩和効果が期待される。
 新造クレーンは倒壊したクレーンと同能力で、アームの長さ44・2メートル、重量855トン。貨物のつり上げ能力は40・6トン。
 荷役業者のリンコーコーポレーション(新潟市)が昨春、三井造船大分事業所に発注。4月に運び込まれ、試験運転を続けていた。

339荷主研究者:2008/06/20(金) 00:04:37
>>333

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080522t42036.htm
2008年05月22日木曜日 河北新報
シーアンドレール構想 秋田港拠点化へ推進協

 秋田商工会議所や秋田県など秋田県内外の官民14団体は6月下旬、鉄道輸送ルートと組み合わせることで秋田港の拠点性を高めようと、「秋田港シーアンドレール構想推進協議会」(仮称)を設立する。東北地方整備局が実施した輸送実験が成功し、構想の実現性が高まったことから、秋田港再整備などの課題に官民挙げて取り組む。

 協議会は秋田商議所、県のほか、県貿易促進協会、秋田市、東北地方整備局、日本通運、JR貨物、秋田臨海鉄道、地元金融機関などで構成する。

 実務担当者による幹事会を設けるほか、県や東北地方整備局が事務局となり、行政支援や秋田港再整備、ポートセールスの方策などを検討する組織も発足させる。構想に詳しい大学教授を顧問に迎える計画もある。

 構想の実現にはロシア・沿海州との定期航路開設や、鉄道輸送コストと船賃の圧縮などが課題となる。今後整備される秋田港の新コンテナヤードまで、臨海鉄道を約1キロ延長させることも必要になり、各検討組織で実態調査や計画の具体化を話し合う。

 協議会は当面、トヨタ系生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)が2010年、宮城県に進出することなどをにらみ、自動車や自動車部品のロシア、欧州への輸出をターゲットに構想の実現を目指す。

 日本海側の他港を経由し、秋田港に寄港してもらう「三角航路」開設が近道との指摘もあり、同じくセントラル自動車の進出を受け、完成車の積み出し拠点を目指す酒田港との連携も模索する。

 東北地方整備局が今年1月、仙台港や秋田港で実施した輸送実験では、秋田北港駅でのコンテナ積み替え、鉄道輸送による振動や温湿度に問題点は見つからず、構想の有益性が明らかになった。

 協議会事務局の秋田商工会議所は「県内経済が落ち込む中、シーアンドレール構想は唯一の明るい希望で、県民の期待も大きい。官民挙げて山積する課題を一つずつ解決したい」と話している。

[秋田港シーアンドレール構想]秋田港までの鉄道輸送ルートを確立し、宮城県や岩手県のほか首都圏や中京圏からも貨物を集め、ロシア・沿海州との貿易を活発化させる。沿海州のボストチヌイなどからシベリア鉄道を使えば、日本の自動車工場が林立するロシア・サンクトペテルブルクまで貨物を輸送することができ、日本と欧州を結ぶ一大物流ルートが確立することになる。

340荷主研究者:2008/06/20(金) 00:26:42
>>336

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080528t52029.htm
2008年05月28日水曜日 河北新報
酒田港を車輸出拠点に 山形県が専門家会議

 山形県は27日、セントラル自動車(神奈川県相模原市)など自動車産業の相次ぐ東北進出を踏まえ、酒田港を自動車の積み出し拠点とする可能性を探るための専門家組織を発足した。酒田港の利用拡大や機能強化のほか、同港と東北の自動車工場をつなぐ交通インフラの改善、県内製造業の集積と高度化による物流活性化―などの視点から課題と振興策を協議し、10月に提言をまとめる。

 組織は「県自動車産業物流活性化推進会議」。県、酒田市、国土交通省のほか物流関連企業や電子部品メーカー、商社、金融機関などの21人が委員を務め、委員長に内閣府経済社会総合研究所の黒田昌裕所長が就任した。

 初会合で斎藤弘知事は「東北全体に自動車産業が移ってくる中で、求められるのは人材と物流の改善だ。自動車産業は海外への供給を視野に入れており、日本海側の港の中で太平洋側と至近距離にあるなど、酒田港の優位性を訴えていきたい」と呼び掛けた。

 県は酒田港の優位性について、(1)(セントラル自動車が進出する)宮城県大衡村から一般道利用で156キロと秋田港より近い(2)完成車で約5100台収容可能なスペースがある―などを挙げた。一方で国道47号に急カーブ、急こう配区間があり、冬期間に交通障害が発生しやすいことなど、酒田港までのアクセス道の課題が指摘された。

 委員からは「シベリア鉄道を使ってロシア極東から欧州に完成車が輸送される可能性があり、酒田港が玄関口にあることをアピールするべきだ」などと、ロシアなどへの自動車輸出を見据えた対策を求める意見が相次いだ。

 日本自動車販売協会連合会県支部の委員は7月末、ロシア向けに200台規模の輸出中古車入札会を行う計画を示し、「業界として県の活性化に協力したい」と語った。

341荷主研究者:2008/06/30(月) 00:18:53

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806010044.html
'08/6/1 中国新聞
国際ターミナルの供用始まる
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 福山市南松永町にある尾道糸崎港機織地区多目的国際ターミナルが31日、供用開始した。木材搬送のコスト圧縮や運搬船の大型化が可能になり、国内でも輸入木材の取り扱い量の多い同港の機能強化に一役買う。現地で同日あった供用開始の式典には関係者約100人が出席。中国地方整備局の藤田武彦局長が「物流の効率化が図れる。地域活性化につながってほしい」と述べ、テープカットをして供用を祝った。

【写真説明】テープカットをする藤田中速地方整備局長(左端)ら。奥は整備したバースで木材を降ろす運搬船

342荷主研究者:2008/06/30(月) 00:29:18

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080605301.htm
2008年6月5日02時46分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎伏木、金沢港が岐阜に急接近 来月、東海北陸道が開通 説明会や工業団地へ

 東海北陸自動車道の全線開通を来月五日に控え、伏木富山、金沢両港関係者が、岐阜に急接近している。富山側は岐阜市での説明会に続き、八月にも岐阜県内の工業団地を回る。金沢側も来月、中京圏の企業を集めて説明会を開き、釜山フェリーの利用を促す。岐阜のヒト、モノをめぐる争奪戦が激しくなりそうだ。

 伏木富山港のポートセールス事業推進協議会は四日、富山市内で開いた総会で、八月ごろに岐阜県内の主要工業団地を訪問し、同港への集荷を進めていくことを決めた。

 岐阜県内の積み荷の多くは名古屋港や大阪南港に運ばれるが、東海北陸自動車道の全線開通で、北陸―東海間が大型貨物車で約三十五分短縮されることにより、「手の届く可能性が出てきた」(港湾関係者)という。

 富山県は昨年八月、岐阜市内で初めて伏木富山港の利用促進説明会を開き、十月には岐阜県内の荷主企業や運送関係者が同港を視察した。まだ成果は出ていないが、富山県は「認知度不足が理由」とし、全国初の荷主助成制度をてこに売り込みを掛ける考えだ。

 出遅れていた金沢側もエンジンが掛かってきた。

 「ぜひ、一緒に釜山に行ってPRしてほしい」。三日、高山市役所を訪れた金沢港振興協会の西盛祐吉郎専務理事は、國島芳明副市長に、韓国でのポートセールスへの参加を呼び掛けた。

 目的は、十六日に就航する金沢―釜山フェリーの利用促進。金沢―高山の広域観光ルートをアピールし、韓国の修学旅行、観光ニーズの取り込みを図る。

 積み荷についても、来月中旬に東海地区の主要企業を対象にした説明会を開く予定だ。

 金沢港を利用する岐阜県内の企業は「ほとんどない」(金沢港運)のが現状だが、金沢港振興協会は大阪南港を経由する積み荷の一部を金沢―釜山フェリーに切り替えてもらうよう提案するという。

 石川県も、今秋に大水深岸壁が暫定供用され、日本海側で唯一、北米便を運航していることを強みに、近く本格的な企業回りを始める方針だ。

 東海北陸自動車道と北陸自動車道の結節点である小矢部砺波ジャンクションから、富山、金沢西の両インターの距離はほぼ同じ。伏木富山、金沢両港が岐阜からの集荷合戦を繰り広げる一方で、「北陸の荷物が名古屋に持って行かれるのではないか」(港湾関係者)と警戒する声もあり、名古屋ストローへの対策も迫られている。

343名無しさん:2008/07/03(木) 22:50:40
金沢―釜山フェリー 第3便は1けた台 石川県議会特別委員会
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20080703002.htm

石川県議会は三日、交流・交通特別委員会を開き、県側は先月就航した金沢―釜山フェリーについて、
二日に金沢を出港した第三便の往復の乗客が、いずれも一けた台にとどまったことを明らかにした。

第二便は二十人台となっており、県としても危機感を持ち利用促進に努めるとした。
現在は韓国への修学旅行を実施している県内高校と利用を交渉しており、
韓国の旅行会社も近く企画商品の募集を始める。和田内幸三委員(自民)が質問した。

344荷主研究者:2008/07/13(日) 22:21:28

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080618101.htm
2008年6月18日02時37分 北國新聞■石川のニュース
◎金沢港、国際フェリー就航 韓国・釜山から初便 18日に折り返し便出発

金沢−釜山フェリーの安全運航を誓った就航記念式典=金沢港

 金沢港と釜山港(韓国・釜山市)を結ぶ国際定期フェリー(貨客船)の初便が十七日、金沢港に到着した。東日本フェリー(函館市)が週一便で運航する。国内の船会社による国際定期フェリーの運航は日本海側の港では初めて。十八日、釜山港への折り返し便が出発する。

 初便は旅客九十八人、長さ二十フィートのコンテナに換算し二十個の貨物を運んだ。折り返し便は、十七日午後五時時点で旅客百十七人、貨物十四個(二十フィートコンテナ換算)を積む予定である。

 十月には釜山港の西方約五十キロの馬山港(韓国・馬山市)に延伸し、貨物輸送も本格化する。

 初便到着後、金沢港で就航記念式典が行われ、金沢港振興協会長の深山彬金沢商工会議所会頭があいさつ。谷本正憲知事、山出保金沢市長、韓国の金忠慶新潟総領事が祝辞を述べ、東日本フェリーの古閑信二社長が安全運航を誓った。紐野義昭県議会議長、中西利雄金沢市議会議長、同社の持ち株会社リベラホールディングス(広島県呉市)の山本憲治会長らが同席した。

346荷主研究者:2008/07/13(日) 23:21:28

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2112
2008年6月21日 新潟日報
ナホトカ定期航路が今秋復活

 新潟港とロシア・ボストーチヌイ港(ナホトカ市)を結ぶ定期コンテナ船が今秋、就航する見通しになったことが20日、分かった。ロシア経済の活況を受け、10年ぶりに新潟と極東ロシアを結ぶ国際航路が復活する形。シベリア鉄道を使えばモスクワ、欧州まで貨物を運ぶことが可能で、本県の拠点性向上に寄与しそうだ。
 コンテナ船はボストーチヌイ港から新潟東港に寄港、さらに神戸、名古屋、横浜などを回り、ボストーチヌイに戻る。所要時間はボストーチヌイから新潟までが約2日間、新潟からボストーチヌイは約10日間かかる。
 日本とロシアの既存の合弁企業が運航する。運航便数や運賃などのサービス内容は最終調整が進められている。将来は新潟港を国内の最終寄港地とする運航体系も検討されるという。
 ロシアでは日本の自動車メーカーの進出が相次いでいる。このため新潟港の場合、輸出では車の部品などの機械類、農産品を見込む一方、輸入では木材加工品などが想定されている。現在、県外港を使っている県内企業に対して陸送費が安くなるメリットを打ち出し、貨物を増やす計画という。
 ボストーチヌイ港はナホトカ湾内東部に位置し、シベリア鉄道への貨物支線も敷かれている。新潟とナホトカを結ぶ定期航路は、ロシア経済の低迷などで1998年から休止となっていた。

http://www.job-nippo.com/news/details.php?k=2116
2008年6月24日 新潟日報
ナホトカ航路に商船三井運航へ

 今秋、10年ぶりに復活することが明らかになった新潟港とロシア・ボストーチヌイ港(ナホトカ市)を結ぶ定期コンテナ航路の運航態勢が23日までに固まった。商船三井(東京)が運航を担う。
 同社とロシアの船会社・フェスコ(ウラジオストク市)が共同出資するトランスロシアエージェンシージャパン(東京)が総代理店となる。新潟港での代理店業務はリンコーコーポレーション(新潟市)が担当する。
 ボストーチヌイから日本へは現在、500TEU(20フィートコンテナ換算)規模の船が伏木富山や北九州、神戸、名古屋、横浜などに寄港しながら、月2往復している。この一部が新潟に寄港する形になる見通しだ。

347荷主研究者:2008/07/27(日) 23:24:02

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/30837?c=210
2008年6月25日 19:44 西日本新聞
福岡市が博多港整備を決定 港湾審議会から答申

 福岡市は25日、博多港地方港湾審議会(会長=樗木(ちしゃき)武・福岡アジア都市研究所理事長)の答申を受け、市の港湾計画の変更を決めた。答申は市の方針案を承認した内容。
変更点は
(1)東区の人工島(アイランドシティ)に新たに「臨海部物流拠点」の形成区域を設定
(2)博多区の中央ふ頭の岸壁整備
の二項目。

 市が人工島西側の「みなとづくりエリア」に設ける臨海部物流拠点の区域は約125ヘクタール。国土交通省が本年度新設した「臨海部物流拠点」に博多港が国内で最初に指定されたことから、コンテナ港としての機能強化を図るため物流拠点区域を新設する。

 指定により国交省の助成が受けられ、区域内の幹線道路の整備やコンテナターミナル運営の効率化、容積率緩和などによる柔軟な土地利用といった各施策が進められる予定。本年度はまず、国から6000万円の助成がついたという。

 中央ふ頭の整備は来年度に着手し、2011年春の供用開始を目指す。博多港と韓国・釜山港を結ぶ国際フェリーが接岸する同ふ頭の岸壁を安全性から直線化。ビートルなどの小型高速旅客船用の浮桟橋がある船だまりや防波堤を整備する。

=2008/06/25 西日本新聞=

348荷主研究者:2008/07/27(日) 23:24:41

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/29624?c=210
2008年6月20日 00:12 西日本新聞
釜山−門司結ぶ フェリー就航式 21日は日本でも

 【釜山19日神屋由紀子】北九州市・門司港と韓国・釜山港を結ぶ定期フェリーの就航式が19日、釜山港で港湾、旅行業界関係者ら約200人が参加して行われた。

 運航会社「C&CRUISE(クルーズ)」(釜山市)は、式に先立ち釜山市内のホテルで説明会を開催。鄭鼎敏(チョンジョンミン)社長が「門司港は九州で最も美しい港で、見どころも多い。釜山、門司両港の期待に応え、旅客や荷主の方々に最善のサービスを約束します」とあいさつした。

 同社は旅客で今年8万人、2010年に18万人の利用を見込む一方、貨物は今年は1往復あたり50TEU(20フィートコンテナ換算)、10年には同80TEU以上を目標に掲げた。

 フェリーは今月5日から試験的に不定期便で運航。21日の門司側での就航式後、週6便態勢となる。

=2008/06/20付 西日本新聞朝刊=

349荷主研究者:2008/07/27(日) 23:25:43

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/29469?c=210
2008年6月19日 09:18 西日本新聞
ビートル、コビーに専用桟橋 2011年春完成へ 福岡市・博多港

 福岡市は18日、博多港中央ふ頭(同市博多区沖浜町)の国際ターミナル西側の岸壁に、ビートルなどの小型高速旅客船用の浮桟橋がある船だまりを整備すると明らかにした。寄港が急増する大型旅客船の波を避けるために防波堤も設置。2011年の九州新幹線鹿児島ルート全線開通によるアジアとの交流人口増をにらみ、同年春までの完成を目指す。

 同港は、外国航路の年間乗降者数が約84万人(07年)で国内最多だが、市は港の高度利用を目指し、現在の「博多港港湾計画」の一部変更案として、同日の市議会第三委員会で船だまりの整備を説明した。

 市によると、北から順に大型旅客船、ビートルやコビーといった福岡‐韓国・釜山を結ぶ小型高速旅客船、ニューかめりあ(国際フェリー)と停泊する現行方式は、(1)小型高速旅客船が大型船に挟まれ、波の影響を受けやすい(2)干潮時、岸壁と乗船口の高低差があって乗降しづらい‐などの不都合があるという。

 変更案は、大型旅客船とニューかめりあを並べて停泊、その南側に東西の幅が約60メートルの防波堤を設置。南北約90メートルの岸壁とで囲まれた部分を船だまりとし、ビートルなどの乗降専用に長さ30‐40メートル、幅5‐10メートルの浮桟橋(屋根付き)を造る。同市は「09年度に着手し、11年春に完成させたい」と話している。

=2008/06/19付 西日本新聞朝刊=

352荷主研究者:2008/08/14(木) 23:53:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080706t41023.htm
2008年07月06日日曜日 河北新報
秋田港背後圏とのネットワーク重要 国交省局長講演

「秋田港の背後地域とのネットワークが重要」などと指摘した須野原局長

 国土交通省の須野原豊港湾局長は5日、秋田市で講演し、秋田港シーアンドレール構想を実現するため、「(岩手や宮城など)秋田港の背後地域とのネットワークを構築し、日本海側の近隣港とは連携を深めるべきだ」との認識を示した。

 須野原局長は、トヨタが早ければ2009年にも、ロシアへの自動車部品輸送にシベリア鉄道を使うことに触れ、「日本海側とロシアとの貿易は今後拡大する。主要な荷主の動きをうまくとらえてほしい」と強調した。

 秋田港のコンテナ利用圏は東北全体に広がっており、「背後圏とのネットワークが重要になる」と話し、「秋田港だけだと(取り扱う)コンテナが少ない。新潟港や伏木富山港とどう連携するかが、構想実現の大きな要素」と指摘した。

 秋田市土崎地区の秋田みなと振興会が開いたフォーラムで講演した。

353荷主研究者:2008/08/14(木) 23:54:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080709t42005.htm
2008年07月09日水曜日 河北新報
秋田―ロシア定期航路開設へ 経済界「交流に弾み」

 秋田港とロシア・ボストチヌイ港を結ぶ定期航路の年内開設が決まった8日、秋田県の経済界は「久々の明るい話題」と歓迎ムードに包まれた。シベリア鉄道に直結する主要港との定期航路は、「秋田港シーアンドレール構想」の骨格で、航路開設により構想は実現へと大きく近づいた。今後はコンテナの確保や秋田港の再整備など、山積する課題の解決が急がれる。

 「シーアンドレール構想の実現に向けた第一歩だ」。秋田沿海州航路誘致推進協議会の渡部幸男副会長は、ウラジオストク市で行われた航路開設の覚書調印を立会人として見届けた後、現地から喜びのコメントを寄せた。

 「構想が実現すれば、秋田港の拠点性は爆発的に高まり、地域経済も浮揚できる」と航路開設に強い意欲を見せていた渡部副会長。「秋田港がロシア、欧州の表玄関になるよう実績を積み上げたい」と気を引き締めた。

 同構想では、県内の官民13団体が6月26日、推進協議会を発足させたばかり。会長の渡辺靖彦秋田商工会議所会頭も「秋田の発展、環日本海との物流・経済交流の大きな弾みになる」と期待を寄せた。

 県経済界の悲願だったボストチヌイ港との定期航路が実現し、今後は航路維持のためのコンテナ確保が重要になる。

 2010年にはトヨタ系生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)が宮城県に進出し、ロシア向け自動車部品の輸出需要が見込まれる。県流通貿易課は「それまで航路を維持できるかが鍵」と指摘する。

 秋田港では今後の物流量拡大に備え、新たな国際コンテナヤード建設の検討、港湾内に乗り入れている秋田臨海鉄道をコンテナヤードまで延長させる調査も進んでいる。

 寺田典城知事は「航路開設後の利活用こそが大切。引き続き、貨物の集約活動を支援したい」と話した。

354荷主研究者:2008/08/14(木) 23:55:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/07/20080709t42011.htm
2008年07月09日水曜日 河北新報
秋田―ロシア 定期航路、年内開設で合意

 秋田県とロシアの船会社「フェスコ」は8日、秋田港とロシア・ボストチヌイ港を結ぶ定期航路を年内に開設することで合意した。佐藤文一副知事がウラジオストク市の同社を訪れ、ドミトリィ・マスロフ執行役員と覚書を締結した。秋田港シーアンドレール構想の骨格をなす航路で、東北とロシア、欧州をつなぐ一大物流ルートの確立へ大きな一歩となる。

 覚書によると、フェスコ社は定期コンテナ船を2週間に1度、秋田港へ寄港させる。1回当たり50TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)以上の輸送を目標とし、年内にサービスを始める。

 同社は現在、ボストチヌイ港から富山、門司、神戸、名古屋、横浜などの港を回る定期コンテナ船を商船三井(東京)と共同運航している。この寄港先に秋田港が加わるとみられる。

 県と同社は今後、1回目の寄港時期の協議に入る。同社から輸送運賃が示され、県は民間組織の秋田沿海州航路誘致推進協議会、県貿易促進協会などと連携し、幅広い荷主に働き掛けてコンテナの確保に取り組む。

 県によると、秋田港では韓国・釜山港を経由し、北欧から年間1万5000TEUの製材が輸入されている。国内には北欧ではなく、中央アジアの製材輸入を希望する業者も多く、1割がボストチヌイ港経由に切り替われば、目標の1回50TEUは確保できるという。

 ロシアとの定期航路は2003年まで、中国東北部向けにポシェット港との航路があったが、シベリア鉄道に直結する主要港とは初めて。

[秋田港シーアンドレール構想] 秋田港までの鉄道輸送ルートを確立し、宮城県や岩手県のほか首都圏や中京圏からも貨物を集め、ロシア・沿海州との貿易を活発化させる。ボストチヌイからはシベリア鉄道を使い、日本の自動車工場が林立するサンクトペテルブルクへ貨物を輸送する。

355荷主研究者:2008/08/15(金) 00:35:58

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080713202.htm
2008年7月13日01時37分 北國新聞■富山のニュース
◎伏木港の安全性や利便性向上 北防波堤の延伸事業が起工 高岡で式典

くす玉割りで工事の無事を祈る関係者=高岡市の伏木万葉ふ頭

 伏木外港北防波堤の延伸事業の起工式は十二日、高岡市の伏木万葉ふ頭で行われ、関係者約百人が港内の安全性や利便性向上による地域産業活性化に期待を寄せた。

 事業では千五百メートルの北防波堤を二〇一一(平成二十三)年度までに、小矢部川河口側に百五十メートル延ばす。伏木外港では富山湾特有の寄り回り波や、厳しい冬季の風波で荷役作業に支障が出ている。延伸により港内の静穏度が確保され、入港船舶の安全性や定時制、荷役作業の効率化が期待される。総事業費は約三十億円。

 式では国交省北陸地方整備局の吉野清文局長が「東海北陸自動車道の開通効果を生かし、環日本海時代をけん引する港になることを期待したい」と式辞を述べた。須野原豊国交省港湾局長があいさつ、萩山教嚴衆院議員、河合常則参院議員、知事代理の齋田道男副知事、四方正治県議会議長、橘慶一郎高岡市長が祝辞を述べた。

 工事現場で作業船から基礎石が投入された後、関係者によるくす玉割りで工事の無事を祈った。

 北防波堤は二月の高波で最大十二メートル移動したが、北陸地方整備局では来年度までに復旧させる方針。延伸部分についても寄り回り波に対応できる構造であることを確認している。

356とはずがたり:2008/08/23(土) 21:37:55

一斉休業:コンテナ業者…原油高騰による窮状訴え 神戸
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080824k0000m040085000c.html

 阪神港(大阪・神戸・尼崎西宮芦屋3港)からのコンテナを陸送する275業者でつくる「阪神海上コンテナ協議会」(神戸市中央区)は、原油価格高騰による窮状を訴えるため、23日正午から24時間の一斉休業に入った。神戸市中央区の繁華街では、コンテナのけん引車両約600台が「もうあかん! 燃料高騰」の幕を掲げてデモ行進した。

 デモに先立ち同区内で開いた決起集会には、従業員ら約400人が参加。燃料価格の上昇分を運賃に上乗せする特別付加運賃(サーチャージ)の法制化などを求めた。

毎日新聞 2008年8月23日 21時19分

357とはずがたり:2008/08/24(日) 03:46:54
東広島市として広域合併した為に受け皿となり得たか?

広島県が安芸津港を移管へ
'08/8/19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808190054.html

 広島県は18日、東広島市安芸津町の地方港湾・安芸津港の港湾施設や管理権限のすべてを2009年度から市に移譲すると発表した。都道府県が持つ港湾の管理権限を市町村に移すのは全国で初めて。市議会、県議会の議決を経て、来年4月1日付で移譲する。

 市は、約400ヘクタールの近海水域を含む港湾区域の管理権限を得るとともに、陸地部分2.9ヘクタールと県が整備した防波堤やフェリー待合所、荷さばき場など14施設を無償で譲り受ける。独自の裁量で港湾内に新たな施設を整備できるようになり、一帯を旅客施設が並ぶ「商港区」や係留施設を備えた「マリーナ港区」などに地区指定する権限も持つ。

 県と折半していた施設使用料収入がすべて入る一方、災害復旧や維持補修の責任と負担が増える。管理経費は、国から配分される地方交付税の算定基準に組み込まれる。

 地域に利用が限定された地方港湾は県内に40カ所。このうち14カ所は市町が整備し管理している。県が整備した安芸津港は、旧安芸津町が1960年から管理事務を代行。今月1日にあった東広島市との協議で、県分権改革推進計画に基づく移譲に合意した。

358名無しさん:2008/09/06(土) 00:28:56
伏木富山港―極東ロシア コンテナ航路を増便

 伏木富山港と極東ロシアを結ぶコンテナ航路が、10月10日から、月1便から2便に増便される。運航船総代理店「トランスロシアエージェンシージャパン」(東京)の前田昌巳社長が3日、石井知事に増便を伝えた。県立地通商課は「伏木富山港の利便性が上がり、集荷力の向上につながる」と期待している。
 増便されるのは、商船三井(東京)とFESCO(極東海運、モスクワ)社が共同運航する「プリモーリエ丸」。コンテナ取り扱いは極東ロシア最大のボストーチヌイ、ウラジオストクから伏木富山港に至り、神戸、横浜港などに寄港する。同航路は、ソ連崩壊後で景気が低迷していた1992年、月1便に減便されて以来、16年ぶりの複数便運航となる。
 前田社長は「日本からロシアへの輸出品は主に自動車部品。シベリア鉄道の輸送量が増えており、日本海航路の伸びが見込める」と増便の理由を説明した。
 県立地通商課によると、現在、伏木富山港の国際定期コンテナ便は月33便で、これが34便となる。昨年の同港のコンテナ取扱量は約6万3000TEU(20フィートコンテナ換算)で、新潟港(約16万3000TEU)に水を開けられていた

http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/keizai/ho_s1_08090501.htm

360名無しさん:2008/09/06(土) 01:57:06
環日本海に複合輸送網 国交省概算要求、伏木富山港が検討対象

 国土交通省は二十七日、平成二十一年度予算の概算要求を発表し、県などが進めてきた環日本海の物流輸送網整備に向けて、コンテナ船や鉄道、トラックなどの輸送機関を組み合わせた複合一貫輸送網の構築を重点事業に挙げた。新潟港などとともに伏木富山港が検討対象港に挙がっており、ロシアを横断するシベリア鉄道などを活用した環日本海圏の新たな海上輸送ネットワークを検討する。 中国や韓国、ロシアの著しい経済成長に伴い、日本海側の貨物扱い量は年々増えている。伏木富山港も国際コンテナの増加率は過去十年で8・8パーセントと、全国の4・7パーセントを大きく上回る。国内企業の対岸諸国進出も従来の中国に加え、ロシアでも活発化。トヨタ自動車が昨年十二月にサンクトペテルブルクに組立工場を開設し、日産自動車、スズキも二十一年の稼働を目指すなど、輸送需要の増大が見込まれている。 ロシア西部に荷物を送る場合、太平洋側の港からスエズ運河を経由する海上ルートより、伏木富山港からシベリア鉄道を使った大陸横断ルートのシベリア・ランド・ブリッジが十日前後早く着き、輸送時間の短縮効果が大きい。県は、東海北陸自動車道の全線開通による中京方面からの物流量増大をにらみ、月一便運航のロシア向け定期コンテナ船の増便を働き掛けるなど、環日本海の輸送ネットワーク充実に努めてきた。 国交省では、日本とロシアや韓国、中国間の荷物を対象に複合一貫輸送網を検討する。シベリア鉄道の活用や対岸諸国と伏木富山港など日本海側各港を結ぶ国際フェリーの定期航路なども議論する。同省港湾局計画課は「日本海側の地域活性化につながる複合一貫輸送網を構築したい」と話し、今後、具体的な検討内容をまとめる。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080828/14625.html

361名無しさん:2008/09/06(土) 15:39:46
工作機械大手メーカーも愛知に集まってて、トヨタ・日産の自動車メーカーに続いて、
産業ロボット・工作機械メーカーがこれからどういう動きをしてくるかが興味深い。
森精機もシベリア鉄道経由を検討してるとの報道。

もちろん、ロシア向けコンテナ航路の複数便化は富山県内の、
工作機械・産業ロボットメーカーにとっても追い風なのは確実。

362名無しさん:2008/09/13(土) 08:25:26
「RORO船」が初就航 週1回、舞鶴−ロシアを結ぶ

ロシアへの中古車輸出が好調な舞鶴港(舞鶴市)に、自動車を自走させクレーンなしで積み込める貨物船「RORO船(ろ−ろ−せん)」が初めて就航し、12日に積み込み作業があった。同船は週1回、舞鶴−ロシアを結ぶ予定。
広島県の汽船会社の運航で約4、500トンの小型船。約250台積める。従来の貨物船の場合、車はクレーンで甲板などに運んでおり、航行中に海水がかかる場合もあったというが、RORO船は船内に積みこんだ状態で輸送できる。
中国、北朝鮮に近い沿海地方のスラビャンカ港を中心に、中古車専用船として週一往復する。2007年、舞鶴からロシアへの中古車輸出は、約2万5000台だった。
この日は舞鶴港振興会など地元関係者が、韓国人の鄭絖允船長を訪問。花束を贈呈し、今村正平・府港湾事務所長が「今後の定期的な運航を期待しています」とあいさつした。
同船は約240台を積み、同日夕方に出港した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000033-kyt-l26

363荷主研究者:2008/09/15(月) 23:48:55

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807120085.html
'08/7/12 中国新聞
広島―釜山にフェリー就航へ
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 広島県は11日、広島港(広島市南区)と韓国・釜山港を結ぶ国際定期フェリーが本年度中に就航する見通しになったと発表した。準備を進めていた世昌(セチャン)海運(韓国・済州市、崔永子=チェヨンジャ=代表理事)から、「韓国政府の免許を9日に得た」との連絡が空港港湾部に入った。同航路の復活は2005年8月以来となる。

 空港港湾部によると、就航を予定するのは世昌海運が所有する8091トンのフェリーで、現在は中国山東省―韓国間を運航している。旅客定員は834人、貨物の最大積載量は20フィートコンテナ換算で120個。広島港―釜山港間を週3往復する見通しという。

 同社は就航に向け、広島市を拠点とする中国、四国地方の観光ルートの開拓や、貨物輸送の顧客確保に乗り出す方針。近く広島市内に常駐予定の李英三(リーユンサム)常務理事は「広島が持つポテンシャルは高い。少なくとも3年は赤字を我慢し、その後の収益につなげていく覚悟」としている。

364荷主研究者:2008/09/16(火) 00:57:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807260012.html
'08/7/26 中国新聞
露の定期貨物船が浜田に到着
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 日本からの中古車輸出が好調な浜田港とロシア・ウラジオストク港間に、ロシア最大手の船会社「フェスコ」が参入した。フェリー型の大型貨物船「ローロー船」を投入し、25日、第1便が浜田港に入港した。当面、月2回程度寄港し、定期便化を目指す。ロシア国内に運送ネットワークを持つ同社の参入により、車以外の貿易拡大へ期待が高まっている。

 同日は中古車350台と青果物や自動車部品が入ったコンテナ3本、石州瓦などを積み込んだ。26日に岸壁で航路開設記念式をした後、出港する。

【写真説明】浜田港で中古車を積み込むフェスコニコライ号

365とはずがたり:2008/09/20(土) 11:54:52
秋田港コンテナターミナル整備へ調査費 県、12月補正に
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080920b

 県は19日、秋田港外港地区の国際コンテナターミナルの実施設計に向けた調査費を12月定例県議会の一般会計補正予算案に盛り込む方針を明らかにした。寺田典城知事は「早急に整備が必要な施設については、来年度からの事業化に向けて取り組む」とし、環日本海シーアンドレール構想の早期実現に取り組む姿勢を示した。9月定例県議会の一般質問で、知事が中泉松司氏(自民)の質問に答えた。

 県は、コンテナヤードの手狭さの解消と荷役作業を効率化することで港の物流拠点機能を強化するため、外港地区の国際コンテナターミナルの拡大整備に向けた基本計画を年内をめどに策定する。

 さらに、秋田臨海鉄道北線の秋田北港駅から、コンテナターミナルまでの線路延伸の可能性とルート設定、コンテナ積み替え施設の機能や規模の調査なども行っており、年内に延伸ルートが決定される見通しとなっている。

 県は、これらの調査を踏まえ、国際コンテナターミナルの実施設計に向けた測量や地質調査などの費用を計上する方針。早急な整備が必要な施設は、来年度からの事業化に向けて取り組むことになる。鉄道の延伸について寺田知事は「整備手法や関連施設との調整に時間を要することから、既存施設の活用についても検討する」とした。
(2008/09/20 10:03 更新)

366名無しさん:2008/09/28(日) 12:54:26
岐路に立つ酒田港 航路、便数…… 魅力を模索
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/feature/yamagata1221269820187_02/news/20080913-OYT8T00248.htm

「酒田―釜山航路を、週1便に減らしたい」

今年2月、従来週2便あった定期コンテナ航路の減便発表が県庁担当者に入った。運航会社(本社・韓国)の配船都合からだが、1か月前には釜山から中国・上海への延伸が決まったばかり。県港湾事務所の加藤令一所長は、「利便性が向上し、酒田港を売り込むチャンスだったのに……」と話す。

加えて、水面下で求められる荷数増のプレッシャーも関係者を焦らせる。当時の県庁担当者は、「東京の代理店を通じ、運航会社から『現在7000個の荷物を1万個に増やせないか』と要望された。同規模の港から撤退しているケースもあり、さらに荷物を増やす努力が必要だ」と明かす。

2007年の酒田―釜山航路の貨物取扱量は、輸出入合わせて7052個(20フィートコンテナ換算)。秋田港の約3万個、新潟港の約11万個などに大きく差をつけられている。理由は何か。背後圏の人口は違うが、酒田港の場合、秋田港で約8割、新潟港で約5割を占める自県内企業による港湾利用が、2割にとどまっているためだ。

東北地方整備局が実施した「輸出入コンテナ貨物流動調査」(03年=最新)によると、県内企業が扱う輸出入コンテナのうち、酒田港を利用した荷物は22・1%で、残りは他県へ流出。県港湾事務所・加藤所長は、「最も大きな流出先の京浜などの港は、航路網の発達に加え、便数が多く、輸送単価が安く済む」と分析する。

打開の切り札として期待された上海延伸だが、8月末現在、再び週2便となるめどは立っていない。「粘り強く復活を働きかけていくしかない。釜山便が減って利便性が下がり、さらに荷物が集まらなくなる悪循環は避けたいが……」(加藤所長)。多様な航路網と便数を擁する他県に対し、どう魅力付けを図り、輸送量を増加させることができるか、関係者の手腕が問われている。

(2008年9月13日 読売新聞)

367とはずがたり:2008/09/28(日) 13:35:33
>>366
秋田も色々頑張ってますし,新潟・酒田・秋田と激戦ですよね。
秋田港はTDKが金沢港はコマツが利用して支援しようという動きもあったかと思いますが酒田はそういう地場企業の立地が弱いでしょうかね。
あの辺いくと造成された侭空き地の広大な工業用地が目につきますし。。

368荷主研究者:2008/09/28(日) 21:17:15

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/108793.html?_nva=160
2008年08/02 11:35 北海道新聞
移転の苫小牧港新国際ターミナル 釜山港から第一船が接岸

東港区に移転し、コンテナの積み降ろしが始まった苫小牧港の新しい国際コンテナターミナル

 【苫小牧】貿易船の貨物コンテナを積み降ろしする苫小牧港の国際コンテナターミナルが二日、西港区から東港区に全面移転し、午前七時半、第一船が接岸した。

 新ターミナルは、従来の西港区から約十三キロ東に造成中で、全面供用開始は二〇一二年度。整備完了時に岸壁は六百三十メートル、コンテナの保管場所は約二十七ヘクタールでほぼ二倍になる。岸壁延長で一度に横付けできる船が二隻に増え、入港待ち時間の解消を図る。総事業費は約四百六十億円。

 この日は、食品や雑貨などのコンテナ約四百個を積んだ韓国・釜山港からのトライアンフ(パナマ船籍)が入港。歓迎セレモニーの後、積み降ろし作業が始まった。

 世界的なコンテナ輸送の急増で、道内の国際コンテナの八割を扱う旧ターミナルでは、平均十時間以上の入港待ちが常態化していた。コンテナターミナルの移転は国内では珍しい。

369名無しさん:2008/10/14(火) 22:10:48
2年目の大船渡港と韓国・釜山港を結ぶ国際コンテナ航路
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws3961

昨年三月から始まった大船渡港と韓国・釜山港を結ぶ外貿コンテナ航路の今年度八月までの実績が、昨年同期比で貨物量が約八割にとどまっていることが大船渡市のまとめで分かった。今年度は燃料費高騰による影響で、これまで週一便ぺースだった寄港数がほぼ半減。市側では安定的な寄港に向けて調整を続けている半面、市議会などからは今後の見通しに厳しい指摘も寄せられている。
今年度八月までの実績は、二十五、二十六の両日に開かれた市議会決算審査特別委員会の場で市側から説明された。八月まで五カ月間の実績は荷物が入った状態の実入りで四百十八TEU(一TEU=二十フィートコンテナ一個)。前年度は八月までで五百七TEUで、取扱実績は約八割にとどまっている。
今年度の大船渡港への寄港便数は十便で、昨年同期に比べて八便少ない。昨年度はほぼ週一便で訪れていたが、今年は一カ月に二便のぺースとなり、半減した形となっている。今年度は寄港のない週などには仙台港にコンテナを移す「陸送」も約四十TEUあった点も明らかになった。
市側では、今年四月に今年度の取扱実績目標を三千TEUと公表。初年度だった昨年は九月以降も大船渡港の特徴でもある冷凍水産物輸出をはじめ月間で百TEU以上の実績を残したため、今年度は目標達成だけでなく昨年度実績千六百五TEUを上回ることさえ微妙な情勢となっている。
減便の背景には、世界的な原油高による燃料費の高騰のほか、製造業の低迷や中国食品への農薬混入事件などによる貿易量の減少なども挙げられている。室井良雄港湾経済部長は「速報値では全国的な取扱実績は微増だが近隣の八戸港では10%、小名浜港でも28%の減少となっている」と説明する。
大船渡市では昨年度、船会社に対して安定運航を目的とした経費補助に約一億一千万円、コンテナ利用荷主に対する補助金として約一千万円、コンテナターミナルの運営支援として大船渡港振興協会に補助する形で約二千七百万円などを支出。「現在の状況では、(支出を)見合わせることも必要では」と、決算委員会では昨年度の支出のあり方を問う声も複数議員から寄せられた。
「どのくらいの取扱量があれば、船会社に補助をしなくてもよくなるのか」との質問にも、市側では他の船会社や他港の誘致活動に対する影響を考慮して、詳細は明らかにしていない。
こうした指摘に対し、市側ではコンテナ航路開設による昨年度の経済効果を二十億円と試算し、このうち市内にも水産業などで四億円あったことを挙げて初期投資の必要性を強調。甘竹勝郎市長は「我々沿岸都市は港湾、水産と海に力を入れなければならない。釜石港もコンテナを始めるようだが、市が中心となるようだ。大船渡港は民間が中心となることで、支出も抑えられている」と語る。
市や関係機関では引き続き、貨物量増加に力を入れる方針。今年度に入り寄港する曜日が安定していない現状もあることから、市港湾経済部では「航路を見直してもらうことで、大船渡に確実に回るよう調整を進めている。荷主側の利便性を確保したい」と話している。

2008年09月28日付 1面

370荷主研究者:2008/10/23(木) 01:14:45

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080826201.htm
2008年8月26日03時04分 北國新聞■富山のニュース
◎RORO船「とかち」入港 定期便化の期待乗せ 伏木港、今年最多の4回寄港

貨物を積み、苫小牧港へ向け出港するRORO船「とかち」=高岡市の伏木外港万葉ふ頭

 伏木港と北海道・苫小牧港を結ぶ近海郵船物流(東京)のRORO(ロールオン・ロールオフ)船「とかち」(九千八百五十八トン)は二十五日、高岡市の伏木外港万葉ふ頭に入港した。室蘭から積んできた鋼材を下ろした後、アルミや紙製品を載せて出港した。今年は就航以来最多となる年四回の寄港が予定されており、関係者が定期便化に向け期待を寄せた。

 RORO船はトレーラーごと積み荷を運ぶ船。これまでは富山県内で集荷した貨物を中心に積載してきたが、今回、双方向の貨物輸送が実現した。県内のメーカーなどへの鋼材を伏木港で下ろした後、肥料や合金鉄など、二十トントレーラーなど五十六台(千百二十トン)の荷を載せて出港した。

 九月十五日に「とかち」、九月二十九日と十月二十日には「つるが」の寄港が決まっている。

 万葉ふ頭で行われた入港歓迎式では、伏木港海運振興会長の橘慶一郎市長が「全線開通した東海北陸自動車道と港が一帯となった物流ルートが開かれるよう努力したい」とあいさつした。

 舘勇将市議会議長、田中清夫伏木海陸運送社長が石川佳宏船長に記念品を贈呈した。

371荷主研究者:2008/10/23(木) 01:24:41

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808290133.html
'08/8/29 中国新聞
スマートICの実験を継続
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 国や廿日市市、西日本高速道路などでつくる協議会は、今月末で終えるとしていた山陽道宮島サービスエリア(SA)の簡易型インターチェンジ(スマートIC)の実験運用期間延長を決めた。簡易型ICの利用は好調で効果は認められるが、燃料高騰による高速道利用見合わせなど先行きが不透明になり、本格運用について今は結論が出せないと判断した。

 簡易型ICの社会実験協議会によると、3月の実験開始から今月25日までの1日平均利用は1300台超。少ない月で1000台、多い月で1600台あり、目標の840台を大幅に上回っている。

 しかし、ガソリン高騰などで高速道自体に「逆風」が吹く。西日本高速道路が管轄する高速道の1日平均利用台数(4―7月)は前年同期比1.1%の微減。協議会は「当面」実験を継続、簡易型IC利用にも影響が出るか見守ることにした。

【写真説明】今月末までだった実験運用期間が延長された宮島SAの簡易型IC

372荷主研究者:2008/10/23(木) 01:26:41
>>371 貼り付け間違えた!

374荷主研究者:2008/10/23(木) 01:28:31

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809010038.html
'08/9/1 中国新聞
多度津フェリー廃止惜しむ声
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 福山市と香川県多度津町を結ぶフェリー航路が31日廃止され、30年の歴史に幕を下ろした。広島県が管理する福山市新涯町の福山港フェリーターミナルに就航する唯一の旅客航路だっただけに、利用者から名残惜しむ声が相次いだ。

 片道39.2キロを1時間45分で運航する「おれんじぷりんせす」(695トン)は通常通り4.5往復し、役目を終えた。港では最後の姿をカメラに納める光景が見られた。

 福山―多度津航路は1978年、同ターミナル使用開始と同時に就航。瀬戸大橋が開通した88年から福山多度津フェリー(現せとうち物流)が継いだ。ピークは初年の88年度で24万8600人、10万6400台。瀬戸大橋との競合が激しく2007年度は4万3000人、3万5600台まで落ち込み、燃料高騰が決定打に。

 夫婦で四国旅行を計画した下松市の会社員小川浄さん(57)は「多島美を楽しめる瀬戸内海の航路が次々と消えるのは寂しい」と惜しんだ。

【写真説明】福山―多度津航路が廃止され、旅客航路が無くなった福山港フェリーターミナル。右奥が「おれんじぷりんせす」

375荷主研究者:2008/10/23(木) 01:30:40
高規格な道路なのだろうが、片側1車線なのか…
>片側1車線で工場地帯は一部地下を通る予定

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809040022.html
'08/9/4 中国新聞
岩国港臨港道路が本格着工へ
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 中国地方整備局は、岩国港内の3カ所の埠頭(ふとう)を結ぶ臨港道路の建設に今月から本格的に着手する。2006年の着工を予定していたが、用地買収の難航などで工期を大幅に変更。当初より7年遅れの17年までの完成を目指す。

 臨港道路は、港内の装束、新港、室の木の各埠頭を結ぶ2.9キロ。片側1車線で工場地帯は一部地下を通る予定。総事業費は約150億円。交通量は1日約8000台を見込む。

 岩国港は国道2号に近く、周辺には日本製紙や新日本石油精製などの工場が集積。埠頭や工場を行き交うトラックなどで慢性的に渋滞している。国道2号に並行する道路が完成すれば、渋滞緩和などが期待できるという。

【写真説明】岩国港臨港道路の完成予想図(中国地方整備局提供)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809050008.html
'08/9/5 中国新聞
岩国港臨港道路が本格着工
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 中国地方整備局は、岩国港内の3カ所の埠頭(ふとう)を結ぶ臨港道路の建設に今月から本格的に着手する。2006年の着工を予定していたが、用地買収の難航などで工期を大幅に変更。当初より7年遅れの17年までの完成を目指す。

 臨港道路は、港内の装束、新港、室の木の各埠頭を結ぶ2.9キロ。片側1車線で工場地帯は一部地下を通る予定。総事業費は約150億円。交通量は1日約8000台を見込む。

 岩国港は国道2号に近く、周辺には日本製紙や新日本石油精製などの工場が集積。埠頭や工場を行き交うトラックなどで慢性的に渋滞している。国道2号に並行する道路が完成すれば、渋滞緩和などが期待できるという。

 7日には、新港町の岩国港ポートビルそばで着工式典を開く。整備局岩国港事務所は「今後は工事が完了した区間ごとに部分開通したい」としている。

376名無しさん:2008/10/28(火) 23:24:35
金沢―釜山フェリー休止 就航から4カ月余 燃料高で今月末 (北國新聞)
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20081028002.htm

東日本フェリー(函館市)は二十八日、金沢―釜山(韓国)間で週一便運航する国際定期フェリーを、今月末で休止する方針を決めた。燃油高騰などで経営環境が急激に悪化したためとみられる。金沢と釜山を結ぶ初のフェリーとして期待されていたいたものの、就航からわずか四カ月余で休止を迫られる結果となった。

二十八日に金沢港に入港し、二十九日に出港する便が最終便となる。同社は貨物の見込みが立った時点で再開を目指す意向だが、誘致に動いた石川県や金沢港振興協会など港湾関係者への波紋は大きいとみられる。

金沢―釜山航路は、六月十七日に金沢港に初就航。旅客については就航三便目が一ケタの人数であったが、今月十四日の金沢港入港便は二百二十二人、十五日の出港便は二百六人を数え、先週までの計十八往復で約三千人の旅客となり、徐々に誘客効果が出て来ていた。

しかし、東日本フェリーは燃油高騰の影響などから、関係者によると会社全体で赤字が今期五十億円近くに膨らむ見通しとなり、北海道と青森県を結ぶ三航路(函館―青森、函館―大間、室蘭―青森)のフェリー運航事業について十一月末での撤退を表明。見直しの一環として、貨物の集荷も伸び悩む金沢―釜山が一時休止となった

379荷主研究者:2008/11/09(日) 22:39:53
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080905t22035.htm
2008年09月05日金曜日 河北新報
東日本フェリー、青函など3航路撤退 高速船も休止

 東日本フェリー(北海道函館市)が、原油高騰の影響で大幅な赤字が見込まれる函館―青森、函館―大間、室蘭―青森の3航路から、11月末で撤退することが4日、分かった。函館―青森で昨年9月と今年5月に導入した高速フェリー「ナッチャンRera(レラ)」「ナッチャンWorld(ワールド)」の2隻については10月中旬にも運航を休止し、売却やリースを検討している。

 同社の古閑信二社長が4日までに、撤退の方針を青森市をはじめとする関係自治体などに伝えた。

 同社と親会社のリベラホールディングス(広島県呉市)によると、函館―青森は、リベラのグループ会社、道南自動車フェリー(函館市)が在来のフェリー2隻を引き継いで運航する。

 函館―大間と室蘭―青森については、地元自治体から十分な支援が受けられる場合、道南自動車フェリーが引き継ぐ可能性もあるという。

 3航路では現在、1日当たり計26往復を運航しているが、本年度は総額60億円近い赤字を見込む。東日本フェリーは「3航路の利用客は高速船導入の効果もあり、前年を上回るペースで伸びているが、燃料の高騰分を吸収できない」と説明している。

 撤退後、同社の経営は、金沢―釜山(韓国)の旅客定期航路の運航と、商船三井フェリー(東京)が運航する大洗―苫小牧、川崎近海汽船(同)が運航する八戸―苫小牧の両フェリー航路への船舶賃貸業に絞られる。

 東日本フェリーは2003年、経営に行き詰まり、会社更生法の適用を申請。リベラホールディングス(当時リベラ)に吸収合併され、06年に新会社として営業再開した。


http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080905t22014.htm
2008年09月05日金曜日 河北新報
「大間が行き止まりに…」東日本フェリー撤退

 東日本フェリーが青森県と北海道を結ぶフェリー3航路から撤退することが明らかになった4日、生活の足として利用してきた人々に大きな衝撃が走った。本州最北端・青森県大間町は船の老朽化を踏まえ、航路存続に向けた交渉を会社側と始めたばかり。航路は2010年度の東北新幹線新青森駅開業で観光の目玉としても期待されており、観光関係者にも困惑が広がった。

 大間町には4日午後、東日本フェリーの大間支店長が訪れ、大間―函館航路から撤退の方針を伝えた。金沢満春町長は「燃油高騰で経営が厳しいとは聞いていたが、減便ならともかく撤退とは…」と驚く。

 同航路は1964年に運航を開始。現在の「ばあゆ」(1,529トン)は就航から20年がたち、町は7月、航路存続に向けて会社と県を交えた協議に着手した。町民は通院、買い物などで大きく依存しており、金沢町長は「大間が行き止まりになってしまう。何としても守る」と言う。

 4日午後8時10分、大間港に入った最終便。同町の主婦(67)は函館市内への通院で利用した。「町には専門医がいない。バスはむつ市まで同じ1時間40分だけど、車に弱いので大変。青森市には3時間もかかる。フェリーは船内で休めるので助かる。なくなれば本当に困る」と訴えた。

 経済、観光面のダメージを心配する声も。JTB青森支店幹部は「高速船を使った函館1泊2日の旅行など、既に団体客の申し込みが入っている。電車の利用に振り替えるか、旅行そのものをキャンセルするか、対応を迫られる場面もあるだろう」と困惑する。

 県観光局の小笠原裕局長は「青函圏は中国など外国からの誘客にも重要な観光ルート。東北新幹線新青森駅開業を控え、今後の広域観光に期待していただけに、非常に残念だ」と語った。

380荷主研究者:2008/11/09(日) 22:44:59

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/114474.html?_nva=152
2008年08/29 08:14 北海道新聞
国際コンテナ船 室蘭寄港を再開 2年7カ月ぶり

室蘭港への寄港が再開された定期コンテナ船の第1便「サニー・パイン」=室蘭港崎守埠頭

 【室蘭】高麗海運(韓国)の定期国際コンテナ船が二十八日、二年七カ月ぶりに室蘭港への寄港を再開。第一便のサニー・パイン号(三、九八六トン)が崎守埠頭(ふとう)に入港した。

 室蘭への寄港は燃料費高騰や過密運航に伴うダイヤの乱れなどから二〇〇六年一月に休止された。

 しかし、今年八月に苫小牧港の国際コンテナターミナルが西港区から東港区に移転し、混雑緩和にめどが付いた。室蘭の基幹産業の鉄鋼生産が好調なことも再開への追い風となった。

 韓国・釜山−苫小牧間の航路で、月二回程度、苫小牧経由で室蘭に入港する。積み荷は新日本製鉄室蘭製鉄所で製造した特殊鋼などが中心で、室蘭港から一回当たりコンテナ約百個(二十フィート換算)分を積み込む。

381荷主研究者:2008/11/09(日) 22:52:58

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/43040?c=210
2008年8月23日 01:58 西日本新聞
産業遺産のクレーン船 「大金剛丸」稼働1世紀超 三井鉱山 現役継続へ改修検討

 大牟田市の三池港で海上作業に使われているクレーン船「大金剛丸」は、製造から100年以上たった蒸気式原動機によって働き続けている。ただ、ボイラーが老朽化しているため改修の必要性に迫られている。所有する三井鉱山は、大金剛丸が近代化産業遺産として歴史的な価値を認められていることから、日本で唯一とみられる蒸気式クレーンの原型を残す方向で検討している。

 大金剛丸は1905(明治38)年、大阪築港会社から中古で購入された。原動機に英国製を示す刻印があるものの、詳しい資料が残っていないため、船体を含め、いつ、どこで建造されたか分かっていない。三池港が08年に開港する直前に購入されていることから、当時は築港作業で活躍したとみられる。

 船体は当初木製だったが、62年に現在の鋼鉄製に更新された。長さ30メートル、幅9.75メートル、深さ2.3メートル。クレーンは石炭を燃やして作った蒸気の力で、チェーンを巻き、機材などを引き上げる仕組み。最大15トンまでつり上げることができる。ボイラーは73年に取り換えられたが、管が薄くなるなど老朽化が進んでいる。

 三井鉱山三池港物流カンパニーによると、大金剛丸は年間15日程度と出番は少ないが、小型作業船を修復のため引き上げたり、海上で機材を移動させたりする際に欠かせないという。

 同社は改修の方法として(1)ボイラーを更新して蒸気式を継続する(2)圧縮空気による動力に切り替える‐の2案を検討。蒸気式は石炭に点火してクレーンを稼働できるまで約2時間かかるなど使い勝手の悪い面もあるが、原型を維持できる。

 同社は「大きな故障もなく稼働してきた。これからも現役として活躍してほしい」としている。

=2008/08/23付 西日本新聞朝刊=

382荷主研究者:2008/11/09(日) 23:01:58

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809040320.html
'08/9/5 中国新聞
来月から交通船8往復を減便
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 江田島市企業局は10月から、江田島市能美町の中町港と広島市南区の宇品港を結ぶフェリーと高速船のダイヤを一元化したうえで、フェリー6往復と高速船2往復をそれぞれ減便する。原油価格の高騰に伴う経営改善計画の一環で、船員数も削減する。

 フェリーは現行の12往復から一気に半減するが、途中の高田港を始点、終点とする便はなくし、全便を中町港発着とする。高速船は最低限の減便とし、20往復を残す。フェリーは予備船を除く2隻体制を1隻体制に変更。

 また、船員数の適正化も実施。現在の20人から15人に態勢を変更し、5人分の人件費を削減する計画にしている。6月の燃料費を基準に試算すると、1年間で燃料費と人件費の削減などで1億5200万円が節減できる。

【写真説明】来月からの減便対象になった午前7時10分中町発のフェリー。途中の高田港では次々と通勤通学者らが乗り込んだ

383荷主研究者:2008/11/09(日) 23:11:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080911t52042.htm
2008年09月11日木曜日 河北新報
酒田港を物流拠点化 自動車産業集積生かす

 「山形県自動車産業物流活性化推進本部会議」(本部長・荒木由季子副知事)が10日、山形市内であり、東北地方への自動車関連産業の集積を契機に、酒田港をロシア・中国東北部向けの物流拠点としていく戦略案の枠組みを固めた。

 戦略案では、山形の企業が有する高度なものづくり技術を生かした、自動車部品の供給拠点づくりを将来展望の柱に据えた。自動車のブレーキ系統など、より高次元な部品の製造企業集積を進めて県内外の物流を活性化し、酒田港の貨物取扱量拡大につなげる構想を描いている。

 課題として、物流の増大を想定した酒田港の港湾機能の充実、国道47号など太平洋側とつなぐ道路の物流性能の向上、JR陸羽東・西線を生かした鉄道貨物輸送の可能性の検討などを挙げた。

 本部会議は、外部の専門家で組織する「自動車産業物流活性化推進会議」が11月中に提出する答申を踏まえ、年内に最終的な戦略をまとめる。今後、具体的な施策づくりも進め、新年度予算編成に反映させていく。

385荷主研究者:2008/11/10(月) 03:06:17

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080914/CK2008091402000001.html
2008年9月14日 中日新聞
多目的国際ターミナルの一部供用開始 敦賀港鞠山南地区

一部供用(点線部分)開始となった敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナル=敦賀市で、本社ヘリ「わかづる」から

 敦賀市の敦賀港鞠山(まりやま)南地区で13日、「多目的国際ターミナル」の一部供用が始まった。貨物を一時保管する埠頭(ふとう)用地が増え、5万トン級の大型貨物船の接岸も可能になった。2010年度中には全面供用が始まる。

 同港の07年度の貨物取扱量は計約1756万トンに上り、日本海側では新潟港に次いで2番目。これまでは、容器に入っていない木材や石炭などのばら積み貨物を鞠山北地区、コンテナ貨物を川崎・松栄地区の埠頭用地計28・8ヘクタールで扱っていたが、貨物が年々増えて手狭になったため、国と県が総事業費約480億円をかけ、同ターミナルの建設を進めている。

 同ターミナルの目玉は、埠頭用地25・3ヘクタールと、5万トン級の大型貨物船が入港できる水深約14メートル、延長約280メートルの岸壁。一部供用によって埠頭用地約3ヘクタールと岸壁が使えるようになり、ばら積み貨物を扱えるようになった。コンテナ貨物は大型クレーンの導入後に扱う。

テープカットで「多目的国際ターミナル」の一部供用開始を祝う関係者たち

 式典には国、県、市の関係者ら約220人が出席。西川一誠知事が「敦賀港はアジアなどとの物流拠点として栄えてきた。今後のさらなる発展を願っている」とあいさつ。テープカットや万歳三唱などをして祝った。 

 (伊藤隆平)

386荷主研究者:2008/11/16(日) 23:45:36

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000240801090001
2008年01月09日 朝日新聞
【新年企画 それは港から始まった】その7 仙台と横浜 「物流」

日夜操縦するメガ・コンテナクレーンを背にする道脇兵介さん=横浜港南本牧埠頭で
コンテナ航路の利用拡大のため、仙台港と横浜港とを行き来した山本幹さん=仙台市宮城野区で

  えんじ、青、白…。色とりどりのコンテナがターミナルに何段にも積まれひしめく。おもちゃ箱が無造作に積まれているようだ。大型クレーンが、その数十トンのコンテナを積み下ろす作業を繰り返していた。
  東北の海の玄関、仙台港。
  いまの活発な姿とは裏腹に、コンテナ航路が就航したばかりの90年当時は、ターミナルさえなく、小型クレーンで積み下ろしするだけだった。
  「何で仙台港を使ってくれないんだ」。港に面する海運会社で働く山本幹さん(55)は、出張先の横浜港でため息をついていた。当時、港からわずか十数キロ離れた工場で造られたタイヤは、仙台港ではなく、約400キロ離れた横浜港までトラックで運ばれ、輸出されていた。
  1859年の開港で、横浜は外国からの人、文化などとともに、モノの拠点となった。一方、仙台港の開港は1971(昭和46)年と、100年以上の違いがある。
  仙台港にコンテナ航路が就航すると、タイヤ原料のゴム樹液はアジア各地から直接運ばれるようになった。でも、製品の国外への運び出しは依然、横浜港からが主流だった。
  山本さんは仙台港を使う企業を増やそうと、東北各地を飛び回った。
  しかし、「横浜港に製品を運ぶ方法を決めたのは本社。従うだけ」とつれなかった。山本さんは毎月のように横浜を訪れ、「仙台から横浜まで船で運べば、物流コストはトラック輸送の半分に下がる」と、本社の担当者に利点を説明して回った。

               ◇ 

  97年、風向きが変わった。北米へのコンテナ船が仙台港に寄港するようになり、タイヤや食料品など東北を拠点とするメーカーが徐々に、仙台港を使うようになった。
  90年は約780本(20フィート換算、以下同)だったコンテナ取扱量が、06年には約16万8千本。毎年のように過去最高を塗り替えるようになった。
  「横浜港にかなわないが、国内コンテナ船の需要はまだまだ増える。仙台が地方港のモデルになるチャンスは十分ある」
  山本さんは仙台港の可能性にかけている。

               ◇

387荷主研究者:2008/11/16(日) 23:46:54
>>386 続き

  欧州、北米、中国、東南アジア……。横浜からは様々な航路が広がる。それとともに物流も増え、港の姿も変わっている。
  コンテナは68年から扱い始め、次第に船が大型化し、本数も増えた。本牧埠頭が手狭になり、大黒埠頭は自動車専用船向けに改造が続く。コンテナ専用埠頭を増やそうと、90年に南本牧埠頭の埋め立て工事が始まり、01年から使われた。
  南本牧埠頭には操縦席の高さ約50メートル、せり出すアームの長さ約63メートルという世界最大級のコンテナクレーンが5基備わる。
  90年当時、約165万本だった横浜港の取扱量は、06年には約320万本とほぼ倍増した。
  南本牧埠頭では、この年末も大型クレーンが動き、コンテナの積み下ろしが続いた。つり上げるコンテナが、強風で2メートルも揺れることもある。
  操縦歴20年、目と勘による手動操作をする道脇兵介さん(48)は「食卓にならぶエビや魚などはコンテナで運ばれている。今後、増えても減ることはないと思う。港の形もコンテナが増えるとともに変わっていくんだろうね」と言う。
  南本牧埠頭では12年度を目標に、国内初の水深20メートルの大岸壁を備えるコンテナターミナルを新設する工事も進む。

               ◇

  本牧埠頭から南に約10キロ。横浜港南部の金沢地区にあるアウトレットモールは、この正月期間も、子どもからお年寄りまで多くの人たちでにぎわった。
  高価なブランド品が安く買え、非日常の感覚も味わえるこの場所は、もとは横浜港の再開発に伴う埋め立て地だった。
  「港は物流の拠点。交通の便もよく、八景島シーパラダイスなど観光地にも近い。人と物が行き交う絶好の場所」
  企画から携わった三井不動産の下町一朗さん(42)は、こうみていた。その下町さんは今、仙台でも同じようなプロジェクトを進めている。
  仙台港のそばの仙台市宮城野区。一面畑だった再開発用地には9月の開業に向けて、約2万平方メートルのアウトレットモールの建設が進められている。
  下町さんは「横浜港も当初はイメージがつかなかった。観光地と結びつけば、仙台港でも商圏と人の流れは必ず生まれる」と語る。
  開港150年と開港40年弱。物流を基盤に発展しつつも、にぎわいの場所への付加価値を生みながら、両港の変化はまだ続く。

(岩堀滋)=おわり

  各地の港を訪ねて、横浜の街と人との物語を紹介しました。開港150周年に向け、これからも、いろいろな角度から、私たちの横浜を探っていきます。

388荷主研究者:2008/11/16(日) 23:47:53

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200809163
2008年09月16日 09時54分 福島放送
高圧ガスを11月から取扱開始/小名浜港

重要港湾・小名浜港は11月から東北の港で初めて、高圧ガスコンテナのサービスを開始する。

同港は今月、外貿コンテナ航路開設10周年を迎え、さらなる飛躍に向けて利便性の向上を図る。

いわき市に事務局を置く県小名浜港利用促進協議会が東京でポートセールスを行い、中国から高圧ガスを輸入している茨城県北茨城市の企業から要望があった。

港湾管理者の県と受け入れ態勢の協議を重ねてきた。

同協議会によると、高圧ガスはフッ素樹脂やフッ素ゴムの部材として中国から輸入され、高圧ガスコンテナを取り扱っているのは東京、横浜、千葉、清水、名古屋、大阪、神戸など国内有数の主要港だけ。

年間輸送個数は20フィートコンテナ換算で年間264個を見込んでいる。

今月26日に外貿コンテナ定期航路開設10周年の記念式典を行う。

389荷主研究者:2008/11/17(月) 00:36:04

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810050133.html
'08/10/5 中国新聞
柳井港、大規模改修へ
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 山口県は近く、柳井港フェリー乗り場(柳井市柳井)の大規模改修に本格着手する。乗り場沖を埋め立て、老朽化したフェリーターミナル「県営柳井ポートビル」を移転新築するほか、時季によって不足する駐車場の拡大を図るという。2013年度の完成を目指している。

 切符売り場や売店がある現在の県営柳井ポートビル(鉄筋2階建て、延べ約750平方メートル)は完成から約40年が経過している。計画では、乗り場沖約8500平方メートルを埋め立て、その一部にバリアフリー化したポートビルを建てる。

 駐車場は現在、約50台のスペースがあるが、帰省シーズンなどは車両が周辺の道路などにあふれることもある。このため約120台が止められるよう拡大する。

 埋め立て地の沖には約1500平方メートルの浮桟橋を設け、3つある桟橋を1つに集約。歩行者専用の渡橋を造る。

【写真説明】山口県が改修を計画している柳井港のフェリー乗り場。手前の海を埋め立てる

390荷主研究者:2008/11/17(月) 02:42:19
>>106-107 >>299 >>326 >>385

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20081112/CK2008111202000014.html
2008年11月12日 中日新聞
敦賀港、東洋紡利用でコンテナ量増 

敦賀港の利用促進への意気込みを語る西川一誠知事(左)。右2人は東洋紡の関係者=敦賀市川崎町の敦賀港で

 素材メーカー東洋紡の敦賀事業所(敦賀市東洋町)が本年度から敦賀港の利用を本格化させ、港のコンテナ取扱量が増加している。11日には県や市などの関係者が港で団結式を行い、港の利用促進に向け結束して取り組むことを確認した。

 敦賀事業所は、液晶画面のポリエステルフィルムや自動車用繊維資材の原糸などを製造し、製品は陸送後、主に大阪、神戸両港から輸出。原材料となる樹脂も両港で輸入し、事業所に搬送してきた。

 しかし敦賀港を利用すれば、敦賀事業所との陸送の距離が大幅に減り、コストや二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつながるため4月から敦賀港へと利用をシフトし始めた。港の利用促進で、敦賀経済の発展にも貢献できると考えた。

 県や市、県内の運送会社などで構成する敦賀港貿易振興会によると、東洋紡の敦賀港でのコンテナ取扱量は、昨年は年間約300TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個換算)だったが、今年は10月末現在で約450TEUに増加。今後も取り扱いは増える見込みでこの増加分などでコンテナの総取扱量が昨年を上回れば、6年ぶりに総取扱量が増加することになる。

 団結式は同振興会が主催して、コンテナ置き場で開き、西川一誠知事や河瀬一治市長、東洋紡の八丸公彦代表取締役専務執行役員ら約50人が出席。西川知事は東洋紡の動きにふれながら、「敦賀市と協力して今後もポートセールスに力を入れ、企業のニーズに応えられるようにしたい」とあいさつ。八丸役員も今後の利用計画などを述べ、出席者らで利用増に向けて連携して取り組んでいくことを確認した。

 (伊藤隆平)

391荷主研究者:2008/11/24(月) 00:09:54

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/54033
2008年10月17日 01:29 西日本新聞
人工島の新コンテナターミナル 環境配慮型クレーン導入 港湾で九州初 CO2排出50%削減

 福岡市の第3セクター・博多港ふ頭は、20日に一部供用が始まる人工島(東区)の新国際コンテナターミナルの開設に合わせ、環境に配慮したハイブリッド型の「トランスファクレーン」2台を導入する。同クレーンは、コンテナをトラックに積み降ろしする際に使用するもので、ハイブリッド型を港湾に導入するのは九州初という。16日は新ターミナルの安全祈願祭が行われた。

 同社によると、今回導入する2台は高さ約21メートル。コンテナを降ろす際のエネルギーを蓄電池に蓄え、電力とディーゼルエンジンを組み合わせて稼働する。ディーゼルエンジンのみの同型機に比べ、燃費が最大50%向上、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量も最大50%削減できるという。

 同社経営計画課は「ハイブリッド型導入は国内3カ所目。経費節減と環境への貢献が同時に実現できる」と話している。

 新ターミナルは、国際水準とされる水深15メートルの岸壁を持ち、博多港への6万トン超級の大型コンテナ船の着岸が容易になる。市と国が整備を計画している面積約19ヘクタールのうち、今回は約3分の1の運用を開始する。

=2008/10/17付 西日本新聞朝刊=

392とはずがたり:2008/11/29(土) 18:51:20
日韓フェリー:無期限運休のモジライン再開「時期の予測、難しい」−−北九州 /福岡
11月20日15時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000200-mailo-l40

 ◇議会委で説明
 韓国・釜山港と門司港を結ぶ国際フェリー定期便「MOJI LINE」(モジライン、定員542人)の無期限運休問題で、北九州市は19日の市議会経済港湾委員会で再開の時期を問われ「予測が難しい」と述べた。野依謙介議員(共産)の質問に答えた。
 市港湾空港局によると、運航会社のC&クルーズ社(釜山市)は再開に向けた取り組みを進めているという。運休理由として、世界的な金融不安に伴うウォン安で同社が属する企業集団「C&グループ」が資金難に直面していることなどを挙げた。また、同社がグループから離れて運営できるよう投資会社への持ち株譲渡に向け交渉中という連絡を受けたことも明らかにした。
 さらに同社が入港料と岸壁使用料の計1166万円が未納である点には「同社の代理船舶業者に督促している」と説明した。
 一方、投資会社の社名や譲渡時期、再開のめどについては「(関係者が)ぎりぎりの話をしているところ。予測は難しい」などと述べるにとどめた。【平元英治】
〔北九州版〕

11月20日朝刊
最終更新:11月20日15時1分

393荷主研究者:2008/11/30(日) 23:23:07

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20081028002.htm
2008年10月28日16時15分更新 北國新聞■石川のニュース
◎金沢―釜山フェリー休止 就航から4カ月余 燃料高で今月末

 東日本フェリー(函館市)は二十八日、金沢―釜山(韓国)間で週一便運航する国際定期フェリーを、今月末で休止する方針を決めた。燃油高騰などで経営環境が急激に悪化したためとみられる。金沢と釜山を結ぶ初のフェリーとして期待されていたいたものの、就航からわずか四カ月余で休止を迫られる結果となった。

 二十八日に金沢港に入港し、二十九日に出港する便が最終便となる。同社は貨物の見込みが立った時点で再開を目指す意向だが、誘致に動いた石川県や金沢港振興協会など港湾関係者への波紋は大きいとみられる。

 金沢―釜山航路は、六月十七日に金沢港に初就航。旅客については就航三便目が一ケタの人数であったが、今月十四日の金沢港入港便は二百二十二人、十五日の出港便は二百六人を数え、先週までの計十八往復で約三千人の旅客となり、徐々に誘客効果が出て来ていた。

 しかし、東日本フェリーは燃油高騰の影響などから、関係者によると会社全体で赤字が今期五十億円近くに膨らむ見通しとなり、北海道と青森県を結ぶ三航路(函館―青森、函館―大間、室蘭―青森)のフェリー運航事業について十一月末での撤退を表明。見直しの一環として、貨物の集荷も伸び悩む金沢―釜山が一時休止となった。

395千葉9区:2008/12/03(水) 22:24:31
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081203/CK2008120302000037.html?ref=rank
スーパー中枢港湾・名港さらに進化
2008年12月3日

名古屋港飛島埠頭南側に完成し第1船が入港したコンテナターミナル第2バース(手前)=飛島村で本社ヘリ「あさづる」から


 国のスーパー中枢港湾として整備されている名古屋港飛島埠(ふ)頭南側コンテナターミナル(飛島村)で、第2バース(岸壁350メートル)が完成した。世界最大級のコンテナ船にも対応でき、国内港湾で初となるコンテナ無人搬送台車(AGV)を備えた最先端の施設で、2日に最初の船が接岸した。 (赤川肇)

 第2バースは2005年12月に運用が始まった第1の西隣に、同ターミナルを運営する飛島コンテナ埠頭と国が総工費約370億円をかけて開設した。AGVは、船に積み降ろしする3機のガントリークレーンと保管ヤードとの間を自動制御で往復し、荷役作業が従来の有人トレーラーより最大1・4倍速まるとの試算もある。

 同ターミナルの07年の国際コンテナ取扱量は32万TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個分)と名港全体の12%で、北米、欧州への自動車・機械部品が約6割を占める。第1と第2を合わせた年間取り扱い能力は75万TEUで、国の港湾計画にある第3バースができれば110万TEUに上るという。

 関係者を招いての見学会で、同社の内山人司社長は「安全化や効率化に大きく貢献する。一歩先んじた玄関口として中部圏企業に関与したい」と述べた。

396荷主研究者:2008/12/21(日) 23:23:26
>>379
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081101t22026.htm
2008年11月01日土曜日 河北新報
さらば平成の青函連絡船 就航1年余で幕

「ナッチャンWorld」の最後の姿を収めようと、愛好家たちがレンズを向けた=31日午後7時20分ごろ

 青森市と北海道函館市を結ぶ高速フェリー「ナッチャンRera(レラ)」と「ナッチャンWorld(ワールド)」の2隻が31日、最後の航海を終えた。燃油高騰で採算が合わず、東日本フェリー(函館市)が撤退を決めた。延べ約40万人が利用した「平成の青函連絡船」は就航から1年2カ月で姿を消した。

 31日午後7時半、青森側の最終便の「ワールド」が青森港高速船専用のターミナルを出港した。乗客は定員774人に対し、190人。岸壁には愛好家らがカメラなどを手に集まった。

 華やかなデビュー時と一転し、最後のセレモニーもなかった。「地域に迷惑をかける形で廃止するので、粛々と最後を迎えるのが妥当と判断した」(同社)という。

 最終便に搭乗した青森市の主婦小沼真登香さん(30)は「最後と聞き、函館へ遊びに行く記念に乗った。減便などの手を使って何とか残してほしかった」と語った。

 2隻は売却かリースされるが、岸壁使用契約が来年3月末まで残っており、当面は函館港と青森港に係留する。従来船2隻は12月、道南自動車フェリー(函館市)に引き継がれる。

 レラは昨年9月、ワールドは今年5月に就航。時速67キロで航行し、運航時間を従来の3時間50分から2時間まで短縮した。当初は人気を集めたが、燃油高騰で運賃引き上げに追い込まれ、客足が低迷した。

397荷主研究者:2008/12/21(日) 23:42:39

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081103101.htm
2008年11月3日03時01分更新 北國新聞■石川のニュース
◎国際物流拠点へ出航 金沢港多目的ターミナル 大水深岸壁が暫定供用

テープカットで供用を祝う関係者=金沢港大浜埠頭

 金沢港多目的国際ターミナルの供用式典は二日、大浜埠頭(ふとう)で行われた。国と石川県が大浜地区で整備していた大水深岸壁が水深一二メートルで暫定供用され、国際物流拠点化へ新たなスタートを切った。谷本正憲知事は「日本海側の国際物流拠点港としての出発点だ」と述べ、日本海側初となる中東向けの定期航路開設や港湾活用型企業の誘致、積極的なポートセールスへ改めて意欲を示した。

 供用式典には約百六十人が出席。吉野清文北陸地方整備局長、谷本知事のあいさつに続き、森喜朗元首相が「金沢はシベリア鉄道を利用した日欧の物流ラインの起点となる」と期待を込めた。

 馳浩、北村茂男両衆院議員、岡田直樹国土交通政務官、紐野義昭県議会議長、山出保金沢市長、深山彬金沢港振興協会長、澁谷弘利県鉄工機電協会長が順に祝辞を述べ、荷主を代表してコマツ(東京)の野路國夫社長があいさつした。

 埠頭では中東へ向かう大型貨物船「ポジティブ・パイオニア号」(総トン数・四三、八一〇トン)が接岸。テープカットに続き、同船にコマツ粟津工場で製造された建設機械が載せられ、下沢佳充県議会土木企業委員長の発声で万歳三唱し、供用を祝った。

 ポ号は同日、金沢港を出港、国内の港を回り、アラブ首長国連邦へ向かう。ポ号を所有するイースタン・カーライナー(東京)は金沢港と中東、東南アジアを結ぶ航路の定期化を検討する。

 多目的国際ターミナルは二〇〇六(平成十八)年七月に着工、大水深岸壁、臨港道路、浚渫(しゅんせつ)土砂埋立護岸整備などで総事業費は約二百億円。大水深岸壁は二〇一五年の水深一三メートル完成を目指す。県は金沢港の四つの埠頭で、国際物流、コンテナ、フェリー、客船といった役割分担を図り、港湾機能を高める。

 コマツは金沢港の活用に向けたプロジェクトチーム(PT)を発足させた。多目的国際ターミナルの供用式典で野路社長が明らかにした。式典後、野路社長は記者団に対し「それぞれの企業がばらばらの対応では活用は難しい」と述べ、PTを中心に北陸三県のメーカーと出荷時期を調整する組織を発足させる考えを示した。

 複数社で航路・便数を調整し、出荷の効率化を図ることで、金沢港の国際定期航路開設を後押しする。

 また、式典で野路社長は粟津工場で製造する建設機械の八割が海外向けとなる見込みを示したほか、大浜地区の金沢第一工場では年間百台の大型プレス機械を製造、粟崎地区で建設中の第二工場については、超大型油圧ショベルの生産を順次、拡大するとした。

398荷主研究者:2008/12/28(日) 23:08:34

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20081106/CK2008110602000035.html
2008年11月6日 中日新聞
ロシア航路調査が本格化 9−16日、敦賀市が再び現地へ

コンテナ貨物が仮置きされた敦賀港。空いたスペースも目立つ=敦賀市川崎町で

 敦賀市の敦賀港とロシア東部のトロイツア港(ザルビノ港)間の航路開通計画で、市が海外での調査活動を本格化させ始めた。9−16日には市の調査団がトロイツア港近くの中国東北部に出向き、現地の自治体や日系企業の関係者と面談して需要動向を把握する。

 敦賀港の2007年度の総貨物取扱量は約1756万トンで、日本海側の港では新潟港に次いで2位。だがコンテナ貨物は8位と後れをとっている。

 トロイツア港との航路開通は新たな取引先を開拓してコンテナの取扱量を増やすのが狙いで、昨年5月、市や県などが開通計画を決定した。市は国内で荷主や船会社の動向などの情報収集を進めてきたが、海外調査も進めていくことにした。

 既に先月下旬には河瀬一治市長や職員がトロイツア港近くのロシア東南部を訪問し、新航路の荷主になりうる企業の情報を収集。今回、塚本勝典副市長と職員で第2弾の調査を行うことにした。

 市は今後も海外調査を続ける方針で、平行して実際に船を往復させる実証実験を行うことも検討している。河瀬市長は「しっかり調査をして、現地の情報を把握したい」と話している。

 (伊藤隆平)

399荷主研究者:2008/12/28(日) 23:19:42

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811120081.html
'08/11/12 中国新聞
竹原―今治のフェリー廃止へ
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 竹原市、愛媛県今治市でつくる竹原波方間自動車航送船組合は11日、組合議会の組合運営調査特別委員会を開き、両市を結ぶ中・四国フェリーの航路廃止を決めた。本年度末の廃止に向けて調整が進む見込み。1999年の瀬戸内しまなみ海道の開通で利用客の陸路シフトが加速したため、赤字経営に陥り存続は困難と判断した。廃止時期は、年度末をめどに「できるだけ早い時期」としている。

 組合によると、中・四国フェリーは63年7月に運航開始。中四国を結ぶ観光、物流の動脈として96年度には約26万5000人、22万5000台が利用した。しかし、しまなみ海道開通などが響いて減少が続き、2007年度は半数以下になった。

 航送料金6300円(5メートル車)が、車で橋を渡る場合の4700円(尾道―今治)より割高で、客離れを防ぐため燃料が高騰しても運賃に転嫁できず99年から据え置き。99年度に単年度の純損失が発生し、2008年度も3億1000万円の純損失を見込む。

400荷主研究者:2008/12/28(日) 23:22:40

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811150057.html
'08/11/15 中国新聞
公共埠頭を20年貸与 山口
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 山口県は14日、石炭などのばら積み(バルク)貨物船の拠点として、周南市の徳山下松港の公共埠頭(ふとう)を20年間借り受け、運営する周南バルクターミナル(周南市)の事業計画を認定した。民間企業がバルク港の運営を担う全国初のケースとなる。

 同社は今年8月、トクヤマ(同市)など3社が設立。荷さばき地や野積み場など約6.6ヘクタールを2028年10月末まで県から賃借する。岸壁水深14メートル以上の公共埠頭を対象に、国が本年度設けた長期一体貸付制度を利用。1時間当たり1500トンの石炭を輸送できるアンローダーなどの整備で補助を受ける。年間の賃借料については、県と同社が協議を進めている。

 公共埠頭は10年度の完成を目指し、県が整備中。未舗装などの区域があるため、17日以降、整備が完了した個所から順次借り受ける。

401荷主研究者:2008/12/29(月) 00:57:41

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=507679006
'08/11/08 山陰中央新報
浜田−釜山航路のコンテナ取扱量1276本

 浜田港と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ航路の二〇〇八年度上半期のコンテナ取扱量(二十フィート換算)は千二百七十六本で、採算ラインの年間二千五百本が達成可能な見通しになってきた。

 輸出入の割合は、輸出が29・8%(三百八十本)、輸入が70・2%(八百九十六本)。輸入は牧草がトップで昨年度同期より十六本増の百八十八本。昨年から輸入が始まった稲わらも百六本に上った。輸出のトップは中国向けの古紙で、レーヨンなども好調だった。

 四−七月では、一カ月あたりの輸出入の合計本数が昨年度実績の二倍近くに及ぶ月もあったものの、八、九月は伸び率が鈍化。月二十本程度の輸出実績があった中国向けの古紙が九月はゼロになるなど、世界的な景気減速の影響も出始めている。

 同航路のコンテナ取扱量は例年、下半期の実績が上半期を上回る傾向が続いている。島根県国際物流アドバイザーの小倉信行氏は「景気減速の影響に懸念はあるが、何とか年間二千五百本をクリアしたい」としている。

 同航路は二〇〇一年から韓国の船会社・南星海運が運航。ポートセールスなど地道な活動が実り、取扱量は年々、増えてきている。〇七年度の年間コンテナ取扱量は二千百六本で、初めて年間二千本の大台を超えた。

402荷主研究者:2008/12/29(月) 01:15:08

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20081122002.htm
2008年11月22日16時19分 北國新聞■石川のニュース
◎定期化期待、東南アジア向け貨物船 金沢港大浜に入港

 金沢港大浜地区の大水深岸壁に二十二日、イースタン・カーライナー(東京)が運航する東南アジア向けの貨物船が入港した。コマツ粟津工場などで製造された建設機械七十四台や部品を載せ、インドネシアのジャカルタに向かう。

 入港したのは、建設機械が運搬できる長さ百四十六メートルのPCTC船「サザンブリーズ号」(総トン数・一三、五四〇トン)。十月十七日には、別の船がトライアル(試行)で金沢港から東南アジアに荷物を運んでいる。

 同社は金沢港の北米航路を月一便で運航している。今回の東南アジア向け、二日に出港した中東向けについて同社は定期化を検討しており、関係者の期待が高まっている。

403荷主研究者:2008/12/29(月) 01:15:40

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20081122301.htm
2008年11月22日03時30分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎金沢港利用、動き鈍る コンテナ取扱量、5カ月連続前年割れ

 世界的な景気後退により、好調だった金沢港のコンテナ取扱量の伸び率が鈍化してきた。ここ数年、毎年10%増の伸びを示してきたが、今年は一月から十月までの累計で4・3%増と既に半減。特に六月以降は五カ月連続で前年割れとなった。同港の利用推進に向け、コマツは社内チームを設立し、旗振り役に意欲を示すが、先行きの不透明感は強く、官民挙げての利用推進戦略に影響が出る可能性もある。

 金沢港運(金沢市)の調査(速報値)によると、金沢港の二十フィートコンテナ取扱量は輸出入合計で、六月に前年同月比5・6%減の二千百七十三個となったのを皮切りに、五カ月連続で前年実績を割り込んだ。

 石川県産業立地課は「八月の北京五輪に合わせ、中国の工場が操業を停止した影響が大きい」と分析するが、「米サブプライムローン問題に端を発する世界景気の悪化も原因の一つ」ともみている。

 内訳をみると、輸出の失速が目立つ。輸出は十月こそ3・1%増とプラスを確保したものの、六月17・6%減、七月22・3%減、八月6・0%減、九月20・2%減となり、八月を除き二けたの下落幅となった。輸出関連企業からは「ここまでの景気失速は想定外」「需要がなければ出せない」と嘆き節も漏れる。

 金沢港では十一月二日に大水深岸壁が暫定供用され、県は「今後も大型船誘致や定期航路開設を引き続き進める」(同課)方針。だが、ここにきて船誘致の前提となる貨物量が減少しているのは大きな痛手だ。

 一方、企業側で金沢港利用を強力に進める動きが出てきた。コマツは今月一日、金沢港活用促進プロジェクトチームを設立した。鈴木康夫専務執行役員をトップにした本社直轄チームで、同港の利用に本腰を入れる。具体的には船会社への寄港働きかけや、海外工場向け部品のコンテナ貨物輸出について、金沢港の利用率を高めることを検討していく。

 もう一つの大きな役割は、県内の輸出関連企業に対し、金沢港利用を呼び掛けること。大型船誘致や定期航路開設には、安定荷量が欠かせず、同社は「金沢港から輸出を増やすための課題を県内各社と共同で解決できるようにまず、社内チームで準備を進めたい」としている。

 高松機械工業(白山市)は「コマツから話が来ている。協議に応じたい」と前向きで、中村留精密工業(同)や澁谷工業(金沢市)は「まだ打診はない」としながらも、検討組織の設立などの話があれば協力する考えだ。

 金沢港の利用に関しては、県内輸出企業は「推進」の立場で一致する。船便数や梱包の問題から、各社は神戸や名古屋、横浜などの港から製品を出しており、陸上運送コスト削減のためにも「できれば近くから出したい」のが本音だ。

 ただ、欧米を中心に外需失速の勢いは強く、現実には、金沢港のコンテナ量は伸び悩んでいる。「物流への景気の影響は半年後に出てくるというのが通り相場」(県関係者)とされ、金沢港にとって、九月以降の金融危機の影響は来年春にかけて出てくると見られる。環境が厳しくなる中で、各社がうまくスクラムを組むことができるかが、金沢港の将来を大きく左右しそうだ。

404荷主研究者:2008/12/30(火) 01:56:33

http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=154708
2008年11月27日 新潟日報
新潟と釜山港、連携強化へ前進

 新潟港と韓国・釜山港の利用促進に向け、県と釜山港湾公社は27日、「物流協力に関する了解覚書」を締結した。アジアのハブ(拠点)港・釜山を経由するトランシップ(他港向けの積み替え)利用を増やすことで、新潟港の集荷拡大、拠点性向上が期待される。

 覚書では、トランシップ利用の拡大を前提に、(1)両港に関する政策や法令の情報交換(2)両港を経由する貨物の輸送時間短縮に向けた施策の強化(3)輸送コスト削減―などを両港が進めるとした。

 同公社によると、覚書を交わすのは日本では新潟港が初。このほか中国・大豊港とも3月に締結したという。

 ハブ港を掲げる釜山港は、上海や香港などの港が台頭する中、さらなる競争力強化が急務となっている。一方、新潟東港は、京浜など太平洋側中心の物流体系を日本海側にシフトさせていくのが課題。今回の覚書は、双方の生き残りに向けた思惑が一致した形だ。

 県庁での調印を終えた泉田裕彦知事は「荷主が使いやすい港の環境整備に努めたい」と強調。同公社の盧基太(ノギテ)社長は「釜山経由はCO2(二酸化炭素)削減やコスト面で(荷主の)メリットがある。ウインウイン(双方勝利)の関係になりたい」と述べた。

 新潟―釜山間の定期貨物航路は週7便。県港湾振興課によると、新潟港のコンテナ取扱量の約半分は釜山航路を使っており、うち7割はトランシップ利用だという。

405荷主研究者:2008/12/31(水) 21:14:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081205t42023.htm
2008年12月05日金曜日 河北新報
秋田―ロシア定期航路 年内開設は困難 金融危機影響

 秋田港とロシア・ボストチヌイ港を結ぶ定期航路の年内開設が困難になったことが4日、分かった。世界的な金融危機の影響で、ロシアからの製材輸入需要が低迷し、開設条件の貨物量を確保できなくなったことが主な理由。

 秋田県とロシアの船会社「フェスコ」は今年7月、一回当たり50TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)以上の輸出入貨物を確保することなどを条件に、定期航路の年内開設で合意した。

 ところが、県が主要貨物と見込む中央シベリアからの製材輸入は、金融危機に伴う円高ユーロ安の影響で、北欧からの製材輸入より割高となった。ロシアが丸太の輸出関税引き上げを延期し、輸出の中心が丸太から製材にシフトしなかったこともあり、需要は北欧からの製材輸入に流れた。

 県によると、現時点で確保できた貨物量は、中古自動車部品などの輸出で25TEU、製材などの輸入で5TEU程度。当初予測の3分の1にも満たず、航路開設の最低条件にすら達していない状況だ。

 県は金融危機以前、ロシアからの製材輸入は北欧からの輸入より安く、優位性がある上、建築基準法改正に伴う国内の住宅着工減も回復しており、1回当たり百TEUの確保は可能と見ていた。

 ロシアとの定期航路開設は、秋田港シーアンドレール構想実現の第一歩として期待されている。県流通貿易課は「航路開設がいつになるかは予想不可能で、いまはポートセールスに歩くしかない」と話している。

[秋田港シーアンドレール構想]秋田港までの鉄道輸送ルートを確立し、ロシア沿海州・ボストチヌイからはシベリア鉄道を使ってサンクトペテルブルクへ貨物を輸送する。2010年のセントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県進出などをにらみ、当面は製材輸入で航路を維持し、いずれはロシア向け自動車輸出で、秋田港の拠点化を目指す。

406荷主研究者:2008/12/31(水) 21:26:32

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812050015.html
'08/12/5 中国新聞
JR宮島航路を子会社に分離
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 JR西日本広島支社(広島市東区)は4日、廿日市市の宮島口と宮島を結ぶ宮島航路の船舶事業を、来年2月に設立する100%子会社に移すと発表した。4月に営業を引き継ぐ方針で、全国でただ一つ残っていたJR直営の航路がなくなる。

 子会社は「JR西日本宮島フェリー株式会社(仮称)」。資本金11億円で、支社から3隻の船舶を継承する。支社宮島船舶管理所の20人がそのまま運営に当たるほか、新たに5人程度増員し、サービス、安全管理の強化を目指す。

 支社によると、宮島航路は現在1日53往復を運航。観光客増などに伴い今年4―9月は前年同期比10%増の165万8000人が利用した。一方、船の修繕や燃料費などの維持費がかさみ、ここ数年は年間約1億円の赤字が続いていた。

【写真説明】JRが子会社を設立して運営することになった宮島航路を行き交うフェリー(11月25日)

407荷主研究者:2008/12/31(水) 21:29:39

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812050022.html
'08/12/5 中国新聞
燃料高騰 5県で22航路減便
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 中国地方のフェリーや高速船で今年に入り、燃料費の値上がりを理由に減便に踏み切ったのは11月末時点で21社22航路に上ることが、中国運輸局の調べで分かった。これまでで最も多かった2005年の年間数(10社12航路)のほぼ2倍。廃止届の提出も3社3航路で、過去最多だった06年の1年間と同数となっている。

 運輸局によると、燃料費高騰のピークは今年7―9月。値上がりを始めた04年末と比べて2倍以上となり、フェリーが使うA重油は1リットル当たり107円、高速船の軽油も130円を超えた。

 燃料費の急激な上昇が経営を直撃したとみられ、減便の届け出は7月以降に18社18航路と集中する。7月から岡山―土庄(香川県土庄町)の高速船で平日運航をやめた両備ホールディングス(岡山市)が9月、フェリーを残して高速船自体の運航を取りやめるなど今年に入って2回以上、減便をしたのも4社4航路あった。

408荷主研究者:2008/12/31(水) 22:04:38

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/132302.html?_nva=231
2008年12/01 07:18 北海道新聞
東日本フェリー、道内の営業運航終了 室蘭航路は廃止に

出発を控えた青森行きの最終便「びなす」には、多くの車が乗り込んだ=30日午後11時10分、室蘭港フェリーターミナル(西野正史撮影)

 【函館、室蘭】東日本フェリー(函館)の函館−青森、函館−大間、室蘭−青森の三航路が三十日出港の便を最後に、営業運航を終えた。同社は燃油高騰や利用客減少などが響き、フェリー事業から撤退。函館発着の二航路は一日以降、グループ会社の道南自動車フェリー(函館)が運航を引き継ぐ。室蘭航路は赤字解消策が見込めないとして、四十一年の歴史に幕を下ろし、最盛期に五航路あった室蘭港のフェリー航路はなくなった。

 三十日は函館−大間航路がしけで全四便欠航となり、函館−青森航路は四往復八便を運航した。午後五時半、函館発の便にトレーラーで乗り込んだ帯広市の運転手類家信春さん(58)は「とりあえず航路が引き継がれ、ほっとした」と話した。

 室蘭港では午後十一時二十六分、青森に向けて出発した最終便の汽笛が響き、市民らの約二十台の車がクラクションを鳴らして見送った。神奈川県横須賀市の会社員高梨健次さん(38)は「寝ている間に移動できる手軽な乗り物。なくなるのは寂しい」と話した。トラックで牛を大阪まで運ぶという室蘭市の運転手鈴木克巳さん(41)は「函館まで走って乗船しなければいけない」と残念がった。

 東日本フェリーは、前身の旧東日本フェリーが二〇〇三年に会社更生法を申請したのを受け、外航海運のリベラ(広島県)が支援に乗り出し、現在の東日本フェリーを設立。旅客需要掘り起こしなどを図ったが、本年度で約四十九億円の赤字が見込まれるなど苦戦を強いられていた。

409荷主研究者:2008/12/31(水) 22:06:42

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812100402.html
'08/12/10 中国新聞
国際コンテナ上半期前年並み
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 中国地方整備局がまとめた中国地方12港の2008年上半期(1―6月)の国際コンテナ貨物取扱量(速報)は、29万5634個(20フィートコンテナ換算)で前年同期比0.2%減とほぼ前年並みだった。自動車関連が好調だった広島、水島両港が伸びた半面、化学関連で生産プラントの海外移転があった岩国港の取扱量は大幅に減った。

 輸出入を合わせた取扱量が最大だったのは広島港で、8万2409個と4%増えた。マツダ関連の自動車部品が輸出入ともに好調だった。続く水島港は14%増の5万7682個。自動車部品の輸出が伸びた上、新コンテナ荷さばき場が4月に供用開始し、東アジアから衣類などの輸入が増えた。

 岩国港は1万1648個で34%減。大手化学メーカーが一部プラントの海外移転を進め、化学工業品の輸出減が響いた。徳山下松港は金属くずなどの輸入が減り、7%減の3万3005個だった。

410荷主研究者:2008/12/31(水) 22:07:20

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812120021.html
'08/12/12 中国新聞
尾道で浮桟橋沈没 再開未定
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 尾道市東御所町と対岸の向島町を結ぶ向島運航(同市西御所町)の渡船の向島側の浮桟橋が、11日までに沈没した。渡船は全面運休し、再開のめどは立っていない。

 同社によると、浮桟橋は鋼製で長さ約15メートル、幅約7メートル。1975年に設置した。9日午後6時ごろ、本土側から到着した渡船の乗組員が、沈みかけている桟橋を発見。すぐに乗客を下船させ、この便を最後に運休した。けが人はなかった。

 尾道水道の渡船は、現在4路線が運航している。同社の渡船は通常、1日91往復し、運休中は別の渡船を使うよう呼び掛けている。同社は「利用者の方にご迷惑を掛けて申し訳ない。1日も早く再開したい」と話している。

【写真説明】沈没した向島運航の浮桟橋。復旧のめどはたっていない(尾道市向島町、11日午後2時25分)

411荷主研究者:2008/12/31(水) 22:27:21

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081211/CK2008121102000038.html
2008年12月11日 中日新聞
名港金城ふ頭のコンテナ岸壁廃止へ

 名古屋港管理組合(管理者・神田真秋知事)は名古屋市港区の金城ふ頭コンテナターミナル(CT)を廃止し、完成車の輸出拠点などに転換する方針を決めた。日本一の貨物取扱量を誇る名古屋港でコンテナ貿易拠点の先駆けとなった金城CTが、40年の歴史を閉じる見通しとなった。

 組合は11日の名古屋港審議会に金城CTの利用転換を盛った港湾計画の一部変更案を諮問する。国土交通省の審査を経て来年3月にも正式に決まる。

 「名古屋港開港百年史」によると、金城CTは高度経済成長期の1968(昭和43)年、米国で始まった海上コンテナ輸送に対応した重量物岸壁として完成。同年12月19日に初のコンテナ船として日本郵船の「箱根丸」が着岸した。

 当時を知る名古屋港運協会コンテナー委員会ターミナル部会の松尾年巳(としみ)会長(67)=名港海運専務=は「以前の荷役は雨が心配で西の空ばかり見ていたが、コンテナ船は事前に貨物を詰めたコンテナを一気に積める。革命的だった」と振り返る。

 名港の貨物取扱量全体のうちコンテナ貨物は約23%の4896万トン(07年)で、この10年間で約2倍に急増。しかしコンテナ船の大型化が進む中、水深が浅く大型船を受け入れられない金城CTは取扱量が減り、現在の定期航路はバンコク、台湾の計4つに減っている。

 管理組合は、大型船に対応した飛島(飛島村)、鍋田(弥富市)の両地区にCTを集約し、荷役作業の効率化で商港としての国際競争力を高めたい考え。金城CTは09年度中にCTとしての役割を終え、コンテナ積み降ろし用のガントリークレーンの撤去や荷さばき場の補修などに入る方針だ。

 (赤川肇)

412荷主研究者:2008/12/31(水) 22:40:56

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/65366
2008年12月13日 01:34 西日本新聞
5万トン級岸壁 早期供用を 佐伯市で総決起大会 「地元も協力」と市長

 佐伯市の佐伯港女島地区に整備が進んでいる水深14メートル岸壁の早期供用開始に向けた市民総決起大会が11日夜、同市の市保健福祉総合センター和楽であった。岸壁は5万トン級の大型船入港を可能にするもので、約300人が「(岸壁は)将来の市の発展に大きく寄与する」と気勢を上げ、国、県に対し整備促進を要望する大会決議を行った。

 大会は、同市や港湾関連企業などでつくる佐伯港総合開発促進協議会(会長・西嶋泰義市長)の主催。

 同港では2013年度の供用開始を目標に、国が水深14メートルの岸壁(長さ280メートル)、県がふ頭用地(2.3ヘクタール)を整備中。11年度には、国が水深14メートルの泊地(24.9ヘクタール)、航路(幅220メートル)のしゅんせつ着工の予定。しかし、しゅんせつ土砂(33万立方メートル)を利用する同市の大入島石間区の埋め立て計画が地元の反対で難航。県が担当する土砂の受け入れ態勢整備事業は05年1月から中断している。

 このため、県はしゅんせつ土砂の処分方法を検討するプロジェクトチームを立ち上げ、年内に方策をまとめる予定。こうした動きを受け、地元として岸壁の早期供用開始とともに、大入島の埋め立て事業早期再開もアピールした。

 同港は戦前、軍港として利用され、戦後は造船、セメントなどの臨海工業地帯となり、1970年に重要港湾に指定されている。

 大会では、西嶋市長が「地域産業の競争力強化に向けて岸壁の完成は市民の強い願い。地元としても協力していきたい」とあいさつした。

=2008/12/13付 西日本新聞朝刊=

413荷主研究者:2008/12/31(水) 22:41:18

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081223101.htm
2008年12月23日03時21分 北國新聞■石川のニュース
◎日本海に新輸送経路 ロシアへ、シベリア鉄道利用 金沢など12港で物流網 政府予算

新たな輸送経路の確保が期待される金沢港=今月1日、北國新聞社ヘリ「あすなろ」から
 国土交通省は来年度、金沢港など日本海側の港からシベリア鉄道を経由するロシアへの輸送網構築の検討に着手する。世界的な金融危機で国内外の景気後退が懸念される中、新たな輸送経路の確保で、ロシアや欧州での日本製品の市場拡大を後押しする。太平洋側からの海上ルートに比べ輸送日数が短縮されることから、日本海側の港の競争力強化につなげる方針で、金沢港の国際化にも弾みがつきそうだ。
 現在、ロシアへの主要輸送路は、太平洋側から、マラッカ海峡、スエズ運河を通り、サンクトペテルブルクに至るルートで三十―四十日程度かかる。国交省は、日本海側からシベリア鉄道を利用すれば、二十五日程度でサンクトペテルブルクに到着すると想定する。日本海側の港の優位性、利便性を高めることで、民間企業の輸送需要喚起を促す狙いもある。

 国交省は金沢港、伏木富山港など日本海側の十五港を対象とし、ウラジオストク(ロシア)や釜山(韓国)などへの現行航路を活用する方向で検討を進める。来年度政府予算案に盛り込まれた調査費が充てられる見通しだ。

 〇七年度の金沢港の輸出入貨物量は、約一万三千FEU(四十フィートコンテナ単位)で、伸び率は日本海側でトップクラスだが、日本海側の他の港に比べると取扱量は大きくない。一方で、今年七月の東海北陸自動車道全線開通など北陸では中京圏などからの物流コストが抑制傾向にある。今後の荷量増加へ、ロシアへの新たな輸送経路は追い風となる可能性がある。ただ、金融危機などの影響で、昨年まで好調が続いていたロシアなど新興国での需要にも陰りが出ている。

 輸出企業を取り巻く環境は厳しいが、国交省は最終的には欧州への輸出も念頭に「長期的な視野で環日本海圏の輸送網を強化していきたい」としている。

414荷主研究者:2008/12/31(水) 22:46:09

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/135662.html?_nva=224
2008年12/17 09:20 北海道新聞
十勝港 工業団地 特例で緑化率緩和 企業立地促進へ経産省

2010年完成を目指す十勝港工業団地=16日、本社ヘリから(写真=金田淳、動画=小室泰規撮影)

 【広尾】十勝管内広尾町が十勝港の第四埠頭(ふとう)に造成した「十勝港工業団地」(二十四ヘクタール)が十六日、企業立地促進法の特例の道内初の適用区域として、経済産業省の同意を得た。これにより、敷地面積に対して「25%以上」とされる工場進出時の緑化率が「1%以上」に大幅緩和される。

 企業立地促進法は二〇〇七年六月の施行。特例措置として、複数の市町村が連携して策定した地域産業活性化基本計画に経産省が同意すれば、自治体などは国から優遇措置を受けられる−と定めている。

 広尾町は帯広市と、音更、幕別、池田、本別、浦幌の五町とともに、地元農水産物などの流通促進を目指した「帯広十勝地域産業活性化基本計画」を策定。同団地への企業進出を促すために緑地・環境施設の整備面積率の緩和を求めた。

 経産省の同意を受け、広尾町は十六日付で関連条例を施行。同団地が道内初の緑化率などの緩和区域となった。

 同団地に進出が決まっている丸紅など大手五社の道内最大級の家畜用配合飼料基地(一〇・八ヘクタール)はこの緩和条件で建設する。

416千葉9区:2009/01/03(土) 02:39:14
スレ間違えました。こっちですね

http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090101ddlk15040054000c.html
にぎわい再び:新潟開港140年/1 北東アジアの玄関口へ(その1) /新潟
 ◇苦難乗り越え、北東アジアの玄関口へ
 新潟港はきょう、開港140年を迎えた。幕末から明治にかけて、鎖国の殻を破っていち早く世界へ扉を開いた開港5港の一つだが、横浜、長崎、函館、神戸に比べると、新潟は港町のイメージが薄い。1000年以上前から船が行き交い、北前船の寄港地として栄えた歴史をもちながら、信濃川の河口に立地する川湊(かわみなと)だったことが、近代の港としては発展の障壁になった。<みなとまち>のにぎわいを取り戻したいと、活動してきた人々の心意気を追った。【黒田阿紗子】

 ◇出入り船、水先案内
 ◇湊、見守る 日和山
 ザブーン、ザブーン。日本海の荒波がたたきつける。新潟島(新潟市中央区)の西海岸。らせん階段が特徴の日和山(ひよりやま)展望台から海を背に坂を下ったところに「新潟港水先案内水戸教(みときょう)発祥地」の案内柱が建つ。赤い手すりの石段を37段上ると、古びたほこらがあった。眼下には新潟市中心部のパノラマが広がる。

 この丘は古くから新潟港近くでは一番高い地点として知られ、「日和山」(標高27メートル)と呼ばれる。ほこらを守る日和山住吉神社の宮司、久我隆利さん(68)は「今は忘れ去られていますが、ここが新潟湊(みなと)の原点。みんなに思い出してほしい」と願う。

    ◇  ◇  ◇

 新潟港は信濃川の河口に立地する川湊として栄えた。しかし、川が運んでくる土砂のため、港の水深は浅く、船の出入りには水先案内が欠かせなかった。「水の戸口を教える」この仕事を、新潟独特の言葉で「水戸教」と呼び、江戸時代後期から日和山のふもとに暮らす伊藤仁太郎(にたろう)家が世襲で務めた。

 水戸教は、日和山の頂上に組まれたやぐらから行き交う船を見張った。船が港へ出入りする時には岸辺に控える手代が小舟を出して誘導。東西南北を刻んだ「方角石」を頼りに天気を見定め、難船があれば自ら救助した。航海の安全を祈願して、伊藤家が建てたのが、この住吉神社だ。

 日和山には町人や旅人も訪れ、眺めを楽しんだ。開港11年後の1880年、山頂のやぐらが大火で焼け、水先案内のやぐらは日和山展望台の沖合にあった新日和山に移った。

 近代的なふ頭が築港されると、昭和初期には水戸教も廃れた。海岸の浸食で新日和山は海の底に沈み、戦後は忘れ去られた。

    ◇  ◇  ◇

 「日和山がなければ、新潟の発展はなかった」。久我さんは父、徳示(とくじ)さんからそう言い聞かせられてきた。「このまま放っておくわけにはいかない」と、約10年前から地域の人も巻き込んでの住吉祭を7月に復活させた。

 04年10月、日和山を所有する新潟市に保存を求めて陳情した。今月からようやく整備が始まり、寄付で神社も建て替えられる。昨年末、築約130年と伝えられるほこらは解体された。

 桜が咲くころには、港の象徴だった日和山が往時の輝きを取り戻しているはずだ。子供たちが山頂に登り、港の方角を指さしながら新潟の歴史に思いをはせる−−そんな夢が久我さんの脳裏に浮かぶ。「地元の人たちに日和山が見直され、足を運ぶ人が増えてくれれば……」。そう話し、目を細めた。=つづく<カット・野内隆裕>

毎日新聞 2009年1月1日 地方版

417千葉9区:2009/01/03(土) 02:39:50
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090101ddlk15040060000c.html
にぎわい再び:新潟開港140年/1 北東アジアの玄関口へ(その2止) /新潟
 ◆苦難乗り越え、北東アジアの玄関口へ

 ◇水深浅い川湊、大型船入れず 横浜より10年遅い開港
 同じ開港場に指定された横浜や函館は今年で開港150年を迎えるのに、なぜ、新潟は10年遅いのか?

 約300年前から北前船の西回り航路で栄えた新潟湊。信濃川と阿賀野川が出合う河口にあり、川の輸送網が発達した。だが、阿賀野川の主流が開削によって北側に移ると、河口の水圧が緩んで土砂が堆積(たいせき)するようになり、水深が浅くなってしまった。

 1858年の日米修好通商条約で開港するよう記されたものの、実際には大型船が接岸できず、上陸するには沖合で小舟に乗り換える必要があった。欧米諸国は日本海側に別の港を開くよう要求。結局、荒天時の補助港として佐渡島の夷(えびす)港(現両津港)を加えることで開港が決まった。

 大型船の出入りに不利だった新潟港にとって、開港は苦難の歴史の始まりでもあった。3年もすると、入港する外国船は年間数隻にとどまり、オランダ、アメリカ、イギリス、ドイツの領事館も相次いで撤退した。

 一方、1873年に明治政府が初めて認可した公園の一つ「新潟遊園」(現白山公園)が開園し、第四国立銀行(現第四銀行)や裁判所も置かれた。

 1890年代からは、ロシア沿海州やカムチャツカでサケ・マスを捕る北洋漁業の拠点港となり、活路を見いだしていく。

 ◇機雷封鎖で廃港寸前に
 1914年、新潟市と信濃川対岸の旧沼垂町が合併。大型船が出入りできる水深を確保しようと、沼垂側で築港工事が始まり、26年に県営ふ頭が完成。31年に上越線も開通し、鉄道と航路をつなぐ輸送ルートが確立した。

 中国東北部に「満州国」が建国されると、新潟と北朝鮮を結ぶ航路は、東京と「新京」(長春)を結ぶ最短ルートとして注目された。多くの開拓団が新潟から大陸へ渡った。

 太平洋戦争が始まると、港周辺に軍需工場が建てられ、石炭が荷揚げされた。戦争末期には信濃川河口に米軍が機雷を張り巡らせ、港は封鎖された。

 ◇東港開港、増える国際貨物量
 戦後は石炭や石油、木材の輸入で、貨物取扱量は増加した。64年の新潟地震では港湾施設が壊滅的な被害を受けたが、すぐに復旧し、67年、日本海側初の特定重要港湾となる。

 需要増に対応するため、69年、新潟港の東約15キロに工業団地を備えた新潟東港が開港。これまでの港(西港)はフェリーふ頭が建設されるなど旅客中心の商業港となった。

 80年以降、ナホトカや釜山、東南アジアとの間にコンテナ航路が開設され、06年の国際コンテナ取扱量は国内10位になった。北東アジアに開かれた日本海側の玄関口となることを目指している。

 ◇眺め保ち、まちの象徴に−−新潟大生ら再生の姿描く
 ◇整備進む日和山
 「この眺めを守りながら、新潟のシンボルとして整備できないか」。新潟大で建築を学ぶ竹村泰彦さん(24)が日和山と出合ったのは2年前、卒業論文のテーマに日和山の立地性を選んだ時だった。

 指導教官の同大准教授、岩佐明彦さん(38)が新潟市日和山整備検討委員会のアドバイザーとなり、大学院に進学した竹村さんも研究室の仲間とともに整備計画にかかわるチャンスを得た。

 日和山は全国に約80あるといわれる。調べると、天候を予測するために使う方角石、山の目印となる一本松、航海の安全を祈願するほこらが3点セットで残っているのは珍しいことがわかった。整備計画で、山頂から石碑などを取り除き、3点を中心に残すよう配慮した設計図を提案した。

 山頂に設ける手すりにも、こだわった。安全性を考えて強度は保ちながらも、景色を存分に楽しめるようにできるだけ細くした。手すりの実物大模型を100個以上作り、現地に置いては練り直した。地元住民に不審がられたが、次第に「ご苦労さま」と声をかけられるようになった。

 設計を終えた08年7月、竹村さんは仲間と歴史や整備計画を紹介する「日和山新聞」を創刊。地元自治会の協力を得て約5000世帯に回覧された。

 竹村さんは「よみがえる日和山が地域の宝として、みんなに愛されたらいいな」と期待する。整備が終わる4月には、修士課程を修了し、東京の建築会社に就職する。顔見知りになった近所の人に、こう声を掛けられた。

 「いつでも日和山に帰っておいで」

毎日新聞 2009年1月1日 地方版

418千葉9区:2009/01/12(月) 21:27:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090106-OYT8T00147.htm
気仙沼「不開港」に
貿易船激減外国船出入りできず

 国内有数のマグロ漁船の基地・気仙沼港が、1日から国際貿易港としての開港指定を取り消され、「不開港」になったことが分かった。外国貿易船の入港が激減したためで、外国船は原則として出入りができない。不開港に転じた後、再び開港に指定された例はなく、県内経済への影響を懸念する声も出ている。

 横浜税関の仙台塩釜税関支署は8日、地元関係者を集めて、開港の指定取り消しに関する説明会を開く。財務省関税局によると、開港の港が不開港となったのは2005年の山口港(山口市)以来、4年ぶり。気仙沼の指定取り消しに伴い、現在開港しているのは全国で117港となる。

 1978年に開港指定を受けた気仙沼港は、海外の漁場で捕ったマグロなどの魚介類を積んだ貿易船が多数出入りしていた。気仙沼市によると、02年は貿易船45隻が入港し、輸出入額は計28億円に達した。しかし入港数は年々減少し、07年は3隻、昨年も2隻にとどまった。

 関税法では、〈1〉1年間貨物の輸出入がないか、外国貿易船の出入港がない〈2〉2年続けて5000万円以上の貿易額と11隻超の出入港がない――のいずれかの条件を満たした場合、開港を取り消すと定めている。気仙沼港の場合、過去2年間の出入港の隻数が足りず、不開港と決まった。

 貿易船の利用減少の背景について、市商工課は燃油高騰の影響を挙げ、「遠洋マグロ漁船の減船のあおりでマグロを積む運搬船の入港が減っている上、運搬コストを抑えるためコンテナ船が大型化し、水深が浅い気仙沼港を避ける傾向がある」と指摘する。

 県などによると、気仙沼港には漁港と商港があるが、今回の指定取り消しは漁港には影響がないという。気仙沼市に置く税関の出張所は「当面閉鎖しない」方針だ。

 ただ、貿易港を持つ市町村は入港する貿易船のトン数に応じ、「特別とん税」を徴収できる。市の03年度の同税収は106万円あったが、指定取り消しに伴いゼロになる見通し。県港湾課は「不開港となれば貿易機能の低下を招く恐れがある」と警戒する。

 地元の水産会社社員(33)は「減船や燃油高騰で漁業を取り巻く環境が悪化しているのに、貿易船も入港できないとなれば、さらに気仙沼の街がさびれてしまう」と表情を曇らせていた。

(2009年1月6日 読売新聞)

419とはずがたり:2009/01/12(月) 23:30:50
>>418
色々興味深いニュースですな〜。それにしても内陸のイメージの山口に山口港なんてあったとは。

420荷主研究者:2009/01/13(火) 01:11:31
先日、珍しく早めに帰宅できボンヤリとニュース見ていたら面白い特集をやっていた。概略知っているようなことかなと思い横目で見ていたが、ズラズラと数字が出てきて慌ててメモを取った。そのため不正確かもしれないが、それはご容赦。

2009年1月9日(金)テレビ朝日 ニュースステーション
○直江津港
国内定期コンテナ航路は全て無くなり、現在週3便の釜山航路だけ。
直江津〜東京の陸送はコンテナ1個あたり約10〜12万円かかるが、釜山までは約5万円と半分のコスト。
直江津港の関係者に言わせると、釜山港は「運命共同体」だ。

○釜山港
現在コンテナ取扱量は世界第5位。日本の東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の上位5港のコンテナ取扱量を合計した量よりも多い。(約1,200万TEU)
接岸料は日本の約3分の2で24時間荷役を行う。取扱量の4割以上が積み替え貨物。日本を含む周辺港湾から中小型船でコンテナを集荷、釜山港で北米航路や欧州航路の大型船に積み替える。
釜山港は90年代から急速に取扱量を増やしハブ港としての地位を築いているが、これは韓国当局の「選択と集中」による釜山港への集中投資によるところが大きい。現在も釜山新港の建設が進み、数年後の完成時には4kmの岸壁に一度に30隻のコンテナ船が荷役できるようになるという。

○北九州:ひびきコンテナターミナル
2005年に開港し、ハブ港として釜山港に対抗すべく大規模なコンテナターミナルを設置した。
しかし2007年のコンテナ取扱量は5万4,000TEUで、計画の10分の1程度。外国コンテナ航路は週3便で、広大なコンテナターミナルは空き地が目立つ。その横の埠頭は絶好の釣り場となっている。

○福岡県内:三池港、博多港
三池港は外国コンテナ航路が週1便。年間の管理費は8,000万円に対し、接岸料などの収入は400万程度の大幅な赤字。
博多港はコンテナ取扱量で国内6位を誇る。しかし地方港から博多港まで運び北米や欧州へ積み替える需要が、地方港と釜山港を結ぶ航路が増えているため、ハブ港としての地位が低下しつつある。

○日本国内
国内には重要港湾が120余り。うち外国への定期コンテナ航路を持つ65港の95%には釜山航路がある。日本の地方港湾のハブ機能は急速に釜山港へ集約されている。
そのため日本に寄港する欧州、北米航路が減ってきている。
例えば国内最大の東京港の場合、欧米航路は28便/週(2006年)だが、釜山港は約2倍の52便/週(2006年)となっている。また東京港の寄港する欧米航路の1割が釜山経由だ。
このため今後、直接東京港に寄港する欧米航路が減り、釜山経由で輸出入をすることになった場合、釜山までの海上運賃や積み替えコストが余分にかかることになり、その分高コストの商品を輸出入することになる。国際競争力や物価の上昇なども招く可能性がある。

○コメンテーター
中国〜北米航路の場合、最短ルートは東シナ海経由ではなく、日本海から津軽海峡を通るルート。そのため日本海側は北米航路の重要なルートであり、釜山港はそのルート上にあり米国と中国の貿易の増大に伴ってハブ港としての地位を高めていった。
日本は博多・北九州港が日本海側、太平洋側の両方に出られる重要な位置にあり連携してハブ港を目指すといった戦略的な投資が必要であろう。

421とはずがたり:2009/01/13(火) 18:44:58
>>236-237 >>239 >>260 >>277
肝腎のこのニュースを貼り忘れていた。もう2年近く前のニュースになる。時の刻みは早いなぁ・・。

志布志‐大阪間存続へ カーフェリーさんふらわあ 航路変更 白紙撤回
http://qkeizai.nishinippon.co.jp/news/item/4873/catid/1
2007年03月28日 23:59 | カテゴリー:九州経済ニュース

 鹿児島県志布志市と大阪を結ぶカーフェリー「さんふらわあ」を運航するブルーハイウェイライン西日本(大阪市)は28日、志布志港から撤退して宮崎港へ航路変更する計画を白紙に戻し、志布志航路を存続させることを決め、竹本伸一社長らが伊藤祐一郎鹿児島県知事らに伝えた。

 記者会見した牟礼英明・同社専務は航路継続の理由を(1)宮崎港を利用する既存業者と岸壁使用の調整がつかず同港寄港が困難(2)地元の強い存続要望と有効な支援策が提示された‐と説明した。

 同社は経営環境は依然厳しいとして、「環境に変化があれば、寄港地を含めサービスの見直しを行う」とし、近く貨物運賃の値上げの検討に入ることを明らかにした。伊藤知事は「農畜産物出荷、観光など県の基幹ルートが維持され喜ばしい。官民挙げた支援を継続的に行う」と話した。

 同社は昨年10月、原油高騰に伴う採算悪化などを理由に、今年4月からの航路変更を地元に伝えた。その後、航路変更を10月に延期。鹿児島県や関係団体などは港湾使用料減免などの航路存続への支援策を発表していた。

=2007/03/29付 西日本新聞朝刊=

422とはずがたり:2009/01/13(火) 19:34:47
>>375
港湾道路は無駄に広くて車線数も多い傾向にあったが,逆に2車線では物足りない感じがしなくもないけど。。
しかも装束で結局2号線と一緒になるのでは其処から広島側の渋滞はあんま変わらなさそう・・。三井化学の敷地をぶった切って大竹側迄伸ばさないのかな?

岩国港 臨港道路整備事業
http://www.pa.cgr.mlit.go.jp/ube/project/iwakuni.html
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2004mar/040330_2_t40.htm
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2006mar/pdf/topic50.pdf
ttp://butsuryu.web.fc2.com/news-img/iwakuni00.jpg

423千葉9区:2009/01/15(木) 23:17:27
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=156594
新潟東港活性化へ鉄道利用

 国内鉄道とシベリア鉄道を活用することで新潟東港(新潟市北区、聖籠町)の貨物量拡大を図ろうと、県が2009年度から需要調査や輸送実験に乗り出すことが13日、分かった。09年度一般会計当初予算案に関連経費を盛る方針。旧新潟臨海鉄道の復活も模索する。東港まで鉄道で国内貨物を集め、海路でロシア・ボストーチヌイに送った後、シベリア鉄道でモスクワや欧州などに送り出す「動脈」を育てる狙いだ。

 東港の岸壁まで鉄道が乗り入れられるように整備して利便性を高めた場合に、どれだけ新たな貨物を取り込めるか、県内外の企業のニーズを探りながら需要調査を行う。

 また、北関東など県外からコンテナを鉄道輸送し、新潟で積み替えた上でロシアなどに送る社会実験も計画。具体的な課題整理と同時に、東港の「後背地」との連携をアピールしたい考えだ。

 同年度一般会計予算案に1千数百万円を計上する方向で調整している。

 東港周辺まではかつて、第3セクターの新潟臨海鉄道があった。放水路建設で線路が分断されるなどの事情で02年度に解散したが、現在もJR白新線・黒山(新潟市北区)から藤寄(同)まで4・4キロの線路は残る。

 藤寄から東港岸壁までの0・8キロは抜本的な整備が必要だが、いずれも県有地のため「線路の改修自体は容易。需要がどれだけあるかが鍵」(県交通政策局)とされる。

 東港の貨物の国内輸送は現在、トラック輸送が大半。液化天然ガスなど一部はJR貨物の新潟貨物ターミナル(新潟市東区)を使って鉄道輸送しているが、同ターミナル―東港間はトラック輸送となるため、積み替えコストがかさんでいる。


新潟日報2009年1月14日

424千葉9区:2009/01/17(土) 11:10:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090116-OYT8T00954.htm
日韓露航路 4月運航
海運会社方針
 境港と韓国・??東海?トン?ヘ?、ロシア・ウラジオストクを結ぶ定期貨客船の就航計画で、韓国の海運会社「DBSクルーズフェリー」の幹部2人が16日、県庁に平井知事を訪ね、2月に試験運航を実施、4月に1万3000トン級の船で正式に運航を始める方針を示した。ただ、ロシアが輸入車の関税を引き上げたため、当初は輸出品の主力とされた中古車や自動車部品の関連業者の利用が期待薄になっており、積み荷や乗客の確保が今後の焦点になりそうだ。

 朴台郁(パクテウク)副社長ら2人が来県。朴副社長は、1月中に境港市に事業所を設立して社員を常駐させ、試験運航はレンタル船に乗客や荷を載せて行う計画を説明した。県によると、4月から使う船については、同社が日本の海運会社の所有船の購入を交渉中で、乗客600人、コンテナ160個を運べるよう改修するという。

 韓国政府が昨年2月に運航を許可した際に条件とした「1年以内の就航」からはずれ込むが、朴副社長は「(政府に期限の)延長を申請しており、問題はない」と述べた。

 そのうえで、ロシアの関税引き上げに触れ「中古車輸出は難しい。世界の経済情勢も厳しいが(積み荷確保に)努力するので、支援を願いたい」と強調した。

 これに対し、平井知事は「アジア全体の産業構造に影響を与える航路なので、これまで通り支援する」と協調姿勢を示した。

 県商工労働部の担当者は「運賃が不明なのは残念だが、船の規模や就航時期が固まったのは前進だ。食品を中心に積み荷集めを急ぐ」と話している。

 就航を機に境港と北東アジアの交易を進めようと昨年発足した「環日本海経済活動促進協議会」(160団体)の足立統一郎会長は、「正式運航の見通しがついて一安心した。予定より遅れたが、韓国政府も(この航路を)本気で応援しているのだと理解している」と述べた。

(2009年1月17日 読売新聞)

425貨物列車使って:2009/01/20(火) 17:35:36
>>423

海上コンテナの鉄道への誘致へ動きがあるのは喜ばしいことですが、
新潟臨海鉄道廃線の時、コンテナヤードの真ん中を線路が通っているので一度議論したはずなですがね...
でも秋田港もコンテナ船を誘致するようですし、「選択と集中」をしないと共倒れになるのが目に見えていますが。

426千葉9区:2009/01/27(火) 00:06:00
フェリーはココでいいんでしたっけ?
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200901260024a.nwc
高速1000円 焦るフェリー 競合で旅客減、国交省は助成検討
2009/1/26

 政府が追加経済対策として打ち出した「地方の高速道路料金、休日は上限1000円」に、フェリー各社が危機感を抱いている。日本各地を結ぶフェリー航路と高速道路が競合するため、多くの旅客を奪われる恐れがあるからだ。景気後退による観光需要の低迷などを受け、フェリー業界は廃止に踏み切らざるを得ない航路が相次いでいる。国土交通省は、「モーダルシフト(環境負荷の少ない輸送手段への転換)」の受け皿としてもフェリーを重視しており、港湾使用料の無料化など公的助成の検討を始めた。

 ◆9社が要望書提出

 昨年12月下旬、関西汽船、四国開発フェリーなど関西や九州、四国に本社を置くフェリー9社の社長が連名で、金子一義国交相あてに「内航フェリー航路の維持のための支援策の要望」という要望書を提出した。

 この中で、高速道路料金の大幅割引によって旅客を取られ、内航フェリー事業者の経営が圧迫されることに危機感を表明。旅客低迷や重油価格の高騰で経営が圧迫されていることもあり、何らかの公的支援を行うよう要望した。

 国交省によると、日本各地を結ぶフェリーの事業者数は約150、航路数は約170に上る。最近のフェリー業者の苦境は著しく、例えば東証2部上場の関西汽船は、08年6月中間連結決算で2億4000万円の最終赤字を計上。沖縄、名古屋、大阪などを結ぶ航路を運営していた有村産業(那覇市)は昨年、破産に追い込まれたほか、東日本フェリー(北海道函館市)は国内フェリー事業から撤退した。

 航路100キロ以上の中長距離フェリーの旅客輸送は07年度で350万人だった。競合する鉄道網や高速道路網が整備されたこともあり1974年の530万人から6割程度にまで減少している。

 ◆「9割取られる」

 こうした中で打ち出された政府の高速道路料金の割引策に、フェリー業界の危機感は強い。例えば、大阪から大分まで乗用車で出かける場合、高速道路で中国吹田IC(中国道)から門司IC(九州道)まで走り、あとは一般道を走った場合、割引策が導入されるとガソリン代も含め6650円程度で済む。

 一方、関西汽船のカーフェリーで大阪港から別府港(大分県)まで乗れば、2等運賃で割引料金を使っても2万8140円かかり、「阪神〜九州で顧客は3割取られるだろう」(同社)と予測する。距離の近い阪神〜松山ではさらに影響が大きく、「8、9割の顧客を取られるのではないか」とみる。関東でも、東京湾アクアラインが上限1000円になるため、久里浜港(神奈川県横須賀市)−金谷港(千葉県富津市)のフェリーが打撃を受けるとみられている。

 国交省は、フェリー各社の経営の苦境を軽減するため、助成の検討を始めた。その一つが、事業者が港を管理する自治体に支払う港湾使用料の無料化だ。

 料金は「船の総トン数1トンあたり5円」など自治体ごとに違うが、「財源として10億円もあれば足りる」(港湾局)。09年度から道路特定財源が一般財源化されるのに伴い創設される1兆円規模の交付金の活用なども検討しているという。ただ、実際に高速道路と競合する航路の選定など複雑な作業も多く、慎重な検討が求められている。(山口暢彦)

427千葉9区:2009/01/28(水) 23:33:06
敦賀港:国際コンテナ航路、週1便増で3便体制に−−来月11日から /福井
 敦賀港の国際コンテナ定期航路が2月11日以降、現行の週2便から1便増える。同港の国際便が週3便体制になるのは06年7月以来、2年6カ月ぶり。昨年、敦賀市に事業所を持つ東洋紡(大阪市)が輸出入の7割を同港で取り扱う方針を決めており、増便につながったものとみられる。

 27日発表した県などによると、韓国・興亜海運のヒュンガ・ジャカルタ号(8299トン)が新たに寄港。既存の2航路に比べ積載量は倍以上あり、韓国・釜山を出発し敦賀、金沢、苫小牧(北海道)を経て釜山へ戻る。

 敦賀港の国際定期航路は、04年までは中国便1便、韓国便3便の週4便が運航していた。その後、中国向けブラウン管の低迷で中国航路は06年に事実上廃止され、韓国便も減便になった。昨年、多目的ターミナルが一部運用を始めたことから、県や敦賀市は敦賀港の利用拡大を巡ってポートセールスを行ってきた。河瀬一治市長は「地域経済の活性化に大きく寄与し、ターミナルの利用にも弾みがつく」と期待感を示した。【酒造唯】

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090128ddlk18040582000c.html

428千葉9区:2009/01/28(水) 23:36:18
>>418萩はぎりぎりセーフ
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090128ddlk35020446000c.html
萩港:「開港維持」条件クリア 外国貿易船の入出港隻数は22隻−−08年 /山口
 08年の萩港(萩市)の外国貿易船入出港隻数は22隻に上った。94年(20隻)以来14年ぶりの水準。07年は5隻まで減少し、08年が11隻以下なら国際貿易港としての開港指定を取り消されていただけに、開港維持に取り組んできた萩市は「良かった」と胸をなで下ろしている。

 関税法施行令では、国際貿易港について「1年を通じて貿易額が5000万円を超え、かつ、外国貿易船の入出港隻数が11隻を超えることが、引き続き2年なかったとき」は「開港でなくなる」と閉港基準を定めている。下関税関支署萩出張所によると、07年の萩港は貿易額が8億700万円だったものの、入出港が5隻と基準に該当していた。

 “カド番”に危機感を募らせた市などは関係機関を回り、萩港を利用するよう協力を要請。その結果、7月、市内の業者の仲介で、これまでは三田尻港(防府市)などで積んでいたウラジオストク(ロシア)向けの中古自動車を萩港から輸出することに。市によると、7〜10月、船が6往復し、743台を輸出したという。これらが寄与し、08年の入出港は22隻に上り、貿易額も10億円を超える見通し。

 市商工課は「ひとまず良かった。ただ、09年はロシアが自動車の輸入関税を引き上げるなど状況は厳しく、業者回りを続けたい」と話している。【阿部義正】

〔山口版〕

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

429千葉9区:2009/01/29(木) 22:08:47
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000901290002
「撫養航路」が人気 徳島←→鳴門100円
2009年01月29日

 昨年9月に運航が始まり、徳島、鳴門両市の間を100円で巡る船「撫養(む・や)航路」が人気を集めている。車なら往復で1時間のところを4時間かけるのに、月5、6回の運航は予約でいっぱい。魅力は、清流・吉野川を横断し、住宅街や工業地帯など変化に富んだ景色が楽しめる点だ。


(大隈悠)


 徳島市のNPO法人「新町川を守る会」(中村英雄会長)が運営。普段はなかなか見られない風景から街を再発見し、町おこしにつなげるのが目的だ。同会が所有する2隻のプレジャーボート(14人乗り)で新町川や吉野川、撫養川など七つの河川を通り、往復で約50キロある。


 徳島、鳴門両市間では、1892(明治25)年から貨物や旅客を運ぶ「撫養巡航船」があった。だが、1935(昭和10)年に国鉄高徳線が徳島駅に乗り入れたことで、船の必要性は薄れた。撫養航路はそんな歴史があることも教えてくれる。


 この事業は今年度、内閣府の「地方の元気再生事業」に選ばれ、2600万円の予算がついた。このため、乗船代は保険料のみの100円に抑えることができた。これまでに約400人が乗船した。


 ある土曜日の午前8時、2隻で計約20人を乗せたボートが、徳島市中心部を流れる新町川の両国橋を出た。見慣れた橋も下から眺めると新鮮だ。同市国府町日開のパート、谷ひづるさん(49)は、「船に乗らないと絶対に撮れない景色がいっぱいです」と盛んにカメラのシャッターを切っていた。


 新町川沿いに北上した後、吉野川へ。視界が開け、吹きつける風が冷たい。同川北岸の榎瀬江湖(えのきぜえこ)川に入ると速度が落ち、住宅街に沿ってゆったり進んでいく。海水と淡水が混じらないよう水位を調整する「閘門(こうもん)」を2カ所通過した後、鳴門市中心部の撫養川にある船着き場が見えてきた。


 撫養航路は来年度も続ける予定で、国の補助が認められない場合は企業などから寄付を募る考えだ。徳島市川内町の「阿波十郎兵衛屋敷」や藍住町の「藍の館」に立ち寄れるよう航路を延ばす計画があるほか、船内でおにぎりやお茶を販売するサービスも検討している。


 中村会長は「点在する魅力的な風景を船でつないでいけば、徳島全体が元気になるはずです」と話す。


 1月の運航はあと1回で31日に実施。2月は7、8、14、22日の4回で、いずれも午前8時に両国橋発。7日のみ鳴門ウチノ海総合公園まで行く。運航予定は会のホームページ(http://www2.tcn.ne.jp/〜nposhinmachigawa/)内の「掲示板」で見ることができる。問い合わせは中村会長(090・3783・2084)へ。

430千葉9区:2009/02/01(日) 00:51:22
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000901310003
天草航路 継続にめど
2009年01月31日

  3月末に休止される本渡港(天草市)―熊本港(熊本市)の高速船マリンビューの後継航路にめどがついた。上天草市松島町の海洋レジャー会社シークルーズ(瀬崎秀輝社長)が30日、本渡港―三角港(宇城市)間で4月から定期航路の運航を始めるとの一般旅客定期航路事業申請を九州運輸局熊本運輸支局に提出し、受理された。(佐藤幸徳)


  同社所有の観光クルーザーマリソル(19トン、73人乗り)とセレナ(19トン、50人乗り)の2隻で、上天草市松島町の同社観光船乗り場を経由し、本渡港―三角港間約35キロを1日4往復、片道約50分で結ぶ。三角港でJR三角線に連絡し、天草―熊本間を計約2時間で結ぶ。将来は8往復まで増やす考え。「三角線と接続すれば、マリンビュー経由で熊本市中心部に行くより所要時間は短い。天草五橋を眺める航路で、観光ルートとして期待できる」という。


  瀬崎公介常務は「マリンビューなど、天草の航路が相次いで廃止され、海の仲間として何とかできないか考えた」という。同社が安田公寛天草市長に「可能性があるならやってみたい」と相談。市長から「何とかやってほしい」と頼まれたという。瀬崎常務は「黒字にならないと会社の存続に影響する。市にデータをもらって経費を計算し、何とかできると判断した。ピンチはチャンス。海の仕事に携わる地元企業としてアイデアを出し、天草の海上交通の灯を守りたい」と意気込む。


  安田市長は「熊本への海上航路が維持され、九州新幹線による南北の縦軸に対し、熊本駅から東西に移動する横軸の交通が維持できた。行政として応援できる部分は一生懸命応援したい」と喜んだ。


  同社は78年4月設立で資本金1千万円。ボート免許教室やクルーザー販売、クルージングやイルカウオッチングなどを手がける。

431名無しさん:2009/02/06(金) 20:20:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000033-kyt-l26
舞鶴・釜山のコンテナ航路、再開へ 3月4日から11カ月ぶり

京都府と舞鶴港振興会は5日、休止している舞鶴港と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ航路が3月4日に11カ月ぶりに再開されると発表した。以前と同じ韓国の中堅海運会社「興亜海運」(本社・ソウル市)が運航し、舞鶴港など国内4港に週1回ずつ寄港する。

同社のコンテナ船「ヒュンガ・ジャカルタ」(8、299トン)が、釜山を出て、最初の寄港地として舞鶴港に入り、敦賀、金沢、苫小牧を回る。舞鶴には毎週水曜日に入港する。輸出の場合、釜山港で積み替えて、中国や東南アジア、欧米方面へも貨物を送れる。

同社は昨年3月末、燃料費高騰などを理由に舞鶴−釜山間の運航を休止。府や舞鶴港振興会は再開を要望する一方、ポートセールスで延べ約3000事業所を回ってきた。

府貿易・商業課は「韓国航路再開で舞鶴港の貨物が増えれば」と期待する。

434とはずがたり:2009/02/13(金) 04:46:33
>>277

志布志港に巨大コンテナクレーン
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/mbc/20090212/20090212-00000007-mbc-loc_all.html

およそ80メートルの高さは県内一。

志布志港の新若浜地区で整備が進められている新しいふ頭で、巨大な「コンテナクレーン」2基の設置作業が始まりました。

志布志港新若浜地区の整備は、1997年度から行われています。

5万トン級の貨物船の接岸が可能となる水深14メートルの岸壁2バースと水深10メートルの岸壁1バースを整備し、「多目的国際ターミナル」とする計画です。

コンテナクレーン2基は、三井造船大分工場で製作したもので、あすまでかけて設置されます。

県によりますとコンテナクレーンは1基が6億4000万円で、およそ80メートルの高さは県内一。

重さは740トンで、300メートルのレールを移動し、畜産飼料を積んだコンテナの荷降ろしなどに使われます。

今回、コンテナクレーンが設置される新若浜地区の1バースは、来月末に供用開始となる予定です。

これに伴い現在、志布志港のほかの施設を使っている外国貨物船、3航路週7便が、新しいバースを利用します。

[12日19時37分更新]

435とはずがたり:2009/02/23(月) 01:39:29
実験が成功(=定期運用が決定)するといいですね。
教えて頂きましたので謝意をもって転載させて頂きますm(_ _)m

2009 年 02 月 22 日 16:39 現在
ロシア向け輸送実験始まる
http://www2.knb.ne.jp/news/20090222_19050.htm#

 中部圏からロシアへの物流について、伏木富山港とシベリア鉄道を活用するルートのメリットや課題を探るための輸送実験が22日に始まりました。

 この実験は伏木富山港の利用促進を目指す富山県が国土交通省に働きかけて実現したもので、名古屋市で作られた自動車とビールをロシアのノボシビルスクへ運びます。

 22日はJR貨物の高岡貨物駅で、名古屋から貨物列車で運ばれてきたコンテナをトレーラーに積み替える作業が行われました。

 コンテナの中には自動車が2台積まれていて、来月2日に富山新港から船でロシアのウラジオストクへ、そしてその後はシベリア鉄道を使ってノボシビルスクへ運ばれます。

 輸送実験はこのほか東海北陸自動車道を使うルートなど、あわせて3つのルートで行われ、かかった時間や経費などを検証して伏木富山港活用のメリットや課題を探ります。

http://www.mlit.go.jp/common/000030247.pdf
26ページ目も参照。

436荷主研究者:2009/02/25(水) 00:04:28
>>435 関連記事。
横浜港、四日市港、秋田港など近年コンテナターミナルへの専用線敷設を検討するための実験が相次いでいる。どの港でも実現は容易では無さそうだが、既存インフラを活用できるという意味で伏木富山港の今回のケースも他港と同様に是非とも実現して欲しいところ。どこか1港でも実現するとそれがブレークスルーになりそうな気がするのだが…。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20090221202.htm
2009年2月21日04時05分更新 ■富山のニュース
◎伏木富山港に鉄道引き込み検討 富山県が新年度にルート調査

富山県は新年度、新たな鉄道敷設も視野に富山新港多目的国際ターミナルからの貨物輸送のあり方を検討する=射水市内

 富山県は新年度、JR北陸線と伏木富山港を利用して貨物を輸出する「環日本海シーアンドレール」構想の実現に向け、新たな鉄道敷設も視野に港湾整備のあり方を調査、検討する。ロシア極東の港からシベリア鉄道を利用して輸送する「シベリア・ランド・ブリッジ」の実証事業も始まっており、県はロシア向けの輸出産品を発掘する事業にも乗り出す構えで、極東ロシアに照準を合わせた取り組みが本格化する。

 県は新年度当初予算案に環日本海シーアンドレール構想検討調査事業として五百万円を計上した。

 シーアンドレールは鉄道と海上航路を組み合わせることで、コンテナなどの貨物を大量かつ迅速に輸送できる。「シベリア・ランド・ブリッジ」で日本からロシア西部への輸出日数が短縮されるため、中京方面の企業などの関心を集めている。

 しかし、伏木富山港でコンテナ貨物を積み下ろしできる富山新港の多目的国際ターミナルは、直線距離でJR北陸線と五キロ以上離れている。このためコンテナヤードまで鉄道を引き込んだり、港の後背地に中継地を設けるためのコストやルート設定などを検討する。貨物の積み替えに伴う時間ロスなども調べる。

 伏木富山港ではロシアの関税引き上げで中古自動車の輸出量や原木の輸入量が激減するなど、貨物の需給環境が急変しており、伏木富山港全体の港湾整備計画の見直しも合わせて検討する。

 輸出産品発掘では、ロシア極東地域の輸入業者を招き、同国内で需要の可能性が高い産品をモデル輸送する。トライアル事業費として当初予算案に百七十万円を盛り込んだ。このほか、国の雇用交付金事業を活用して二人をロシアに駐在させ、市場の最新情報を収集する。

437海陸うんそう:2009/02/28(土) 11:14:02
地元富山県民としてはぜひとも実現して欲しいところです。
しかし実現となるとかなり厳しいですね。
海上コンテナヤードが伏木外港に整備されていたとしたら実現してたかもしれませんね。


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