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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

2■とはずがたり:2002/12/14(土) 20:14
いらっしゃいです。鉄道貨物関係で初めてのお客さんにちょっと感激です。

個人的には日本各港がハブを目指している現状でそれ程伸びるのかと懐疑的です。(鉄道貨物は関東→仙台などハブ港への輸送という形を取っている。中長期的には特定需要港湾になった仙台塩竃港やひたちなか港へ転移していくのでは?)それとも不況の中,地方港湾が苦戦しているので結局東京港,横浜港に便利な航路が集まるのでしょうか?

3名無しさん:2002/12/14(土) 20:50
お世話になります。輸出入貨物を載せるのは簡単ではないようですね。
今後、輸送区間の情報などを集めてみたいのですが
ここはそんな使い方しても良いのでしょうか?

さて今月の鉄道貨物協会誌「JRかもつ」に海上コンテナ(COSCO、20ft)の
荷役シーンが掲載されていましたが、アレは何でしょう、気になっています。

4■とはずがたり:2002/12/14(土) 20:53
大いに使ってやって下さい。大歓迎です。

「JR貨物ニュース」ではないんですよね?「JRかもつ」はとってないんで判らないのですが新たな荷主なんでしょうか?

5名無しさん:2002/12/14(土) 21:07
>4
ありがとうございます。

「JRかもつ」少ない給料から協会費だして取ってるんです。(>_<)
それから、COSCOの20ft、場所は隅田川でした(書き忘れ)

6■とはずがたり:2002/12/14(土) 21:10
俺もそのくらい協力したのがいいのでしょうかね?>JRかもつ購読

薬品コンテナではないんですね?

7名無しさん:2002/12/14(土) 21:15
boxでしたね。隅田川で荷役だと北陸、東北から到着なのかしら?

8■とはずがたり:2002/12/14(土) 21:21
の可能性が高いでしょうねえ。新規に開拓できた貨物ならその内JR貨物ニュースに乗るかもしれませんね。
仙台・郡山の可能性は低いのでは?黒井など北陸筋が怪しいような。

9名無しさん:2002/12/14(土) 21:24
大型コンテナの取り扱い駅
20〜40ft 30.48t対応 仙台港、宇都宮タ、東京タ、横浜本牧、神戸港、北九州タ、福岡タ
20〜40ft 24t対応  小名浜、黒井、倉賀野、新座タ、名古屋タ、四日市、大竹
20ft   24t対応  帯広、札幌タ、苫小牧、新潟タ、神栖、京葉久保田、隅田川
           川崎貨物、大阪タ、梅田、姫路貨物、東水島、新南陽、熊本
           姫路貨物 八戸貨物
20ft   20t対応  新富士 宮城野 郡山タ 越谷タ 金沢 広島タ

今後予定 郡山タ 高松タ 梅小路等

JRかもつ 20002/10

10■とはずがたり:2002/12/14(土) 21:31
北陸⇔関東は新規開拓の余地は結構あるのでは?
新潟港あたりが頑張るのでしょうがアメリカ航路は東京の方が便利でしょうし。
ちょっと飲み会に誘われたのでこれにて落ちます。
ちなみに荷主研究者(弟)の方が詳しいので私などは痛い間違い発言するやもしれませんが,お手柔らかにお願いします(笑)

11名無しさん:2002/12/14(土) 21:41
黒井駅のデータ

一日あたり発送 約50個
13年度海上コンテナ取扱 核3100個
JRかもつ 2002/10

大型コンテナの発着 月250〜300個
うちドライ 80〜100 残り ISOタンク
JR貨物ニュース 2002/7/15

私も落ちます、では。

12荷主研究者:2002/12/15(日) 01:55

初めまして、荷主研究者と申します。情報交換をどんどんしていきましょう。

JR貨物として、本格的な海上コンテナ定期輸送は、ご存知かもしれませんが、1995年10月からスタートしたキリンビールとブリヂストンの輸送です。
キリンが輸入麦芽を東京タ〜宇都宮タ、ブリヂストンが輸入生ゴムを横浜本牧〜宇都宮タ、復路でタイヤ補強用の輸出用スチールコードを輸送しています。
同列車はその後、郡山タまで延長され、アサヒビール向けの輸入麦芽の輸送も開始しました。

また東北筋では1998年から横浜本牧〜仙台港で日商岩井、中村荷役、JR貨物共同で海上コンテナ輸送列車を運行しています。

北陸系統は、日本曹達が黒井〜東京タで化成品海上コンテナの輸送をしています。

西日本では、1997年に神戸港〜浜小倉で三井物産が海上コンテナ専用列車を運転開始したのですが、需要が伸び悩み、すぐに一般列車に併結される輸送に
縮小されてしまいました。

また九州では、1999年から大牟田〜浜小倉(現在は北九州タでしょう)で三井化学が輸出する工業薬品の海上コンテナ輸送を実施しています。

主要な輸送というとこのくらいでしょうか?

陣屋町や藤寄からも海上コンテナ輸送を実施しようとして、トップリフターまで配備し試験輸送までしたのに、結局実現しなかったという輸送も
ありましたね。

13名無しさん:2002/12/15(日) 05:21
お世話になります。輸送例ありがとうございます。
横浜本牧〜東京タの専用列車もありましたが
既になくなってしまったようですね。

14■とはずがたり:2002/12/15(日) 14:13
コキ200+ISOタンクコンテナも注目ですねえ。
主なところで三菱化学の液化酸化エチレンなど。コキの専用線入線も(・∀・)イイ!!です。

15荷主研究者:2003/01/14(火) 00:46

◎物流ニッポン新聞社  '01.6.11

*有望市場と言えず/国際海コン鉄道輸送、改善策から着手を…国土交通省

 国土交通省は国際海上コンテナ輸送システムの開発・構築に関する調査報告書をまとめた。
 鉄道と連携した国際海上輸送について「当面の潜在貨物量は、市場としてとくに有望と言えない」と指摘。一方、「地域環境改善では一定の効果が期待できる」としている。
 トラックへの依存度の大きい国際海上コンテナ輸送で、環境負荷低減を視野に入れた鉄道利用促進が求められている。
 調査では、効率的な海陸一貫輸送システムの構築に向け、輸送の現況と潜在貨物量、輸送上の課題、システム開発の方策を検討した。
 国際海上コンテナの鉄道輸送は、横浜本牧−仙台、東京貨物ターミナル−横浜本牧など十一ルートで実施。
 全国で取り扱い可能な貨物駅は、40フィートが8駅、20フィートは19駅。1999年度の輸送実績は40万0173トンとなっている。
 輸出入コンテナ貨物流動データを基に、
 主要11港湾と70駅のルートについて、全潜在貨物量を37.5億トン、国際海上コンテナを取り扱っている駅間に限定した潜在貨物量を12.7億トンと試算。
 年間予想収入は、それぞれ328億円(全鉄道コンテナ運輸収入の30.4%)、111億円(10.3%)となり、
 「当面の潜在輸送量である海コン取扱駅間の潜在貨物量は、とくに有望な市場と言えない」との見解を示した。

16名無しさん:2003/01/18(土) 12:40
こんにちは。

国際海上コンテナ輸送システムの開発・構築に関する調査報告書
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/survey02_.html
ここでダウンロードできますね。

17■とはずがたり:2003/01/18(土) 15:38
>16
お久しぶりです。情報感謝です。
えらい細切れのpdfファイル達ですね。
全部ダウンロードしたので早速読んでみます。

18■とはずがたり:2003/03/29(土) 18:15
港湾系のニュースもはっつけることにします。

http://www.0085.co.jp/check-news/0303/03.html
物流:チェックニュース 2003.3.3
国土交通省、スーパー中枢港湾の候補港を選定

国土交通省は2月25日、スーパー中枢港湾の候補港を発表した。
スーパー中枢港湾は、国内の主要港をアジアの主要港を凌ぐ国際拠点港にするための 取組み。
今回、候補に選定されたのは、4地域7港で、


首都圏 : 東京、横浜 (日本を代表する港湾をカバーする一つのグループとし て)
京阪神 : 大阪、神戸 ( 同上 )
中 部 : 名古屋 (自動車や機械類の輸出拠点として)
九 州 : 北九州、博多 (中国をはじめとする、アジア圏との交易増加を見込 む)


この他、川崎、四日市の両港が候補申請をしていたが、コンテナ取扱の増加が見込め ないなどとして候補から外された。

今後の取組みとして、候補の各港を管理する地方自治体が港清関係のコスト削減、事 務手続きの簡素化などにより、コンテナの取扱を増加させて、輸出入の拠点となるた めのプログラムを作成。
これを基に、国土交通省が、国としての支援策なども検討し、平成15年度中に第一 次指定をおこなう。

【スーパー中枢港湾】


国土交通省では、今日の海上コンテナ港湾における現状と課題に関する認識に 基づき、アジアの主要港を凌ぐコスト・サービス の実現を目指すべく、「港 湾コストは現状より3割削減させる」「リードタイムは現状3〜4日を1日程 度まで短縮させる」ことを目標とした港湾を育成する。
スーパー中枢港湾は、日本のコンテナ物流においてコスト・サービスを向上さ せるための先導的・実験的な試みの場つくりとして提案されている。
スーパー中枢港湾においては、従来の制度・慣行の枠組みにとらわれず、官民 が一体となったコンテナターミナルの整備・管理運営方式やコンテナ物流シス テムの改革を行っていくものとしている。

19名無しさん:2003/05/23(金) 22:35
こんにちは。
資料が見つかりましたので参考にどうぞ。

首都圏におけるモード間連携の円滑化方策に関する調査報告書
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/survey03_.html

20■とはずがたり:2003/05/24(土) 10:03
>>19
情報感謝です。早速読んでみます。

先日ホキ2200に依る粉粒体輸送が比較的最近まで残っていた赤城の関東くみあい化成へ行ってきましたが,トレーラーにひかれた海コンがトラックの駐車場に停まっており,海外からの原料の搬入は海コン化されたようでした。

21荷主研究者:2003/05/25(日) 17:25
>>19
情報提供ありがとうございます。
早速読ませていただきましたが、興味深い資料ですね。

そういえば、コピーを失念したのですが、数ヶ月前の日経新聞の首都圏経済面に、
横浜港の国際競争力強化の方策の1つとして、海上コンテナの鉄道輸送強化のために埠頭への引込み線建設をする、
というものがあって、すぐにでも具体化させるというニュアンスでした。

武蔵野操跡のインランドデポ構想や京葉線貨物対応化2期工事など、構想から実現までには一筋縄にはいかないようですが、
モーダルシフト政策の推進のためには、この程度のインフラ整備は即実行してほしいものです。

22■とはずがたり:2003/05/27(火) 11:21
人的には高密度停車輸送パターンが一番良いように思える。
環境に優しいといいながらトラック代行区間も多い現状も,一駅あたりの取扱量が増えれば駅での列車取り扱いがコスト的にも有利となろう。
昔の集配列車見たいに不効率なのであろうか?

そもそも京浜地区へ集荷するとしているが,地方港湾が積極的に航路の開拓を図っているがその現状との兼ね合いはどうなのであろうか?
北関東自動車道+ひたちなか港などは,トラック輸送も(自民党の強い)北関東もどちらも嫌いな自分をしてもなかなか期待させるものがある。
むしろコンテナ集配列車を
京浜―倉賀野―新潟,京浜―宇都宮―郡山―仙台,京浜―水戸―小名浜,京浜―南松本―黒井―新潟,
京浜―静岡―名古屋とコンテナ取り扱い港を結ぶ形で運行したらどうか?片輸送の緩和にもなるし。

23荷主研究者:2003/06/06(金) 02:20
鉄道輸送とは関係ないが、港湾物流なのでここに貼っておく。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20030605002.htm
2003年6月5日 北國新聞
金沢港の定期便活用 トランテックス、トラック輸送費削減

 日野自動車のトラック組み立て会社のトランテックス(松任市)は、金沢港に初めて定期寄港する国内貨物便をトラック輸送に活用する方針を固めた。輸送費の削減を図るのが狙いで、同貨物便を積極的に活用する。

 トランテックスが活用するのは、日本郵船グループの近海郵船(東京)が金沢港と北海道・苫小牧港間で運航するRORO(ロールオン・ロールオフ)型の貨物運搬船。七月から十一月にかけて十三便運航する。

 北海道への輸送はこれまで陸送か、新日本海フェリー(大阪市)の新潟―小樽港間の貨物船を利用しており、年間に大型、中型トラック約百二十台を輸送している。

 新潟港に比べ金沢港を利用することで、輸送コストの削減が図られる。陸送の途中に飛び石による破損などの可能性も少なく、品質の安定も見込めるという。

 ただ、金沢港に寄港する国内貨物船の便数が少なく、顧客の要望や納期などの兼ね合いもあることから「タイミングがあえば積極的に使う」(風間貞勝社長)方針で、当面は北海道向け輸送の50%を目標に国内定期便を利用していく。

24荷主研究者:2003/06/08(日) 17:18
そういえば、「静岡市清水港」なんだなぁ・・と、感慨深いが、清水港の守備範囲はどの程度の広さなのだろうか。鉄道輸送の可能性はあるのか?

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003060707.html
2003年06月07日(土)静岡新聞
超大型船 入港可能に 新興津コンテナターミナル

 日本有数の国際貿易港・静岡市清水港の新たな拠点となる「新興津コンテナターミナル」が二十四日、供用開始となる。全国で五港目というマイナス十五メートルの水深岸壁(長さ三百五十メートル)を整備。五万トンを超える北米・欧州航路の超大型コンテナ船は今まで、コンテナを満載した状態では清水港に着岸できなかったが、今後は入港可能となる。
 国際貨物輸送の主流である大型コンテナ船に対応するため、県と国が平成十一年度から同ターミナルの整備を始めた。コンテナヤードは従来の二倍の広さ。全国で六番目の導入となる大型の橋形コンテナクレーン「スーパーガントリークレーン」が三基設置され、荷役作業はさらに効率化される。

 同ターミナルの埋め立て面積は約四十二万六千六百平方メートル。第一、第二期に分けて整備される予定で、今回オープンするのが第一期分。大型岸壁をもう一バース設ける計画で、第一期分の稼働状況をみて事業を進めていく。完成は平成二十年度の見込み。総事業費は約五百億円。

 二十四日の供用開始式典は県や国、地元関係者、海運関係者ら約四百人が出席して行われる。

25荷主研究者:2003/06/20(金) 01:39
>>23 金沢港の活用は続く。

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20030619001.htm
2003年6月19日 北國新聞
コマツ粟津工場、金沢港からの輸出拡大 北米向け生産体制を改善

 コマツ粟津工場(小松市)は、金沢港からの出荷を拡充するため、今月から北米向け生 産計画の見直しを始めた。国内輸送費の削減と地元港の振興を図るのが狙いで、生産計画 の改善を弾みに同港から北米向け建機輸出の拡大につなげていく。

 コマツ粟津工場は、二〇〇〇年五月に金沢港からブルドーザーや油圧ショベルなど建機 の北米向け輸出を始めた。月一便就航する北米航路の積極利用を計画するが、貨物量の確 保や納期の調整などの課題から、年間一千台前後の八割以上が船足の早い神戸港など主要 港から出荷されている。

 このため、港までの陸送費が安い金沢港を利用し、地元港の振興につなげるため、船積 みのタイミングに合わせて出荷できるように生産体制を見直した。これまで北米やアジア など海外向けは受注後に優先的に生産を行ってきたが、北米向けを見込み生産に変更した 。在庫など変動リスクが伴うが、過去のオーダーなどを考慮して受注精度を高め、金沢港 の利用を促進していく。

 金沢港の北米航路は昨春から、澁谷工業(金沢市)や高井製作所(石川県野々市町)な ど地元企業が連携して貨物量を確保して共同輸送する動きが広がっている。コマツ粟津工 場でも「率先して地元金沢港を活用していきたい」(総務部)として生産体制の見直しで 積み荷を確保する構えである。

26荷主研究者:2003/07/23(水) 00:51
>>25 金沢港のネタばかりだが。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20030722001.htm
2003年7月22日 北國新聞
金沢港に初の国内定期貨物便 RORO船「とかち」入港 苫小牧港と結ぶ

 近海郵船(東京)の貨物船「とかち」(九、八五八トン)が二十二日、金沢港に寄港した。金沢港と北海道の苫小牧港を結ぶ定期航路の第一便で、コマツ粟津工場(小松市)の建設機械などを運ぶ。金沢港に国内定期便が就航するのは開港以来初めて。

 クレーンなしで荷が積み込めるRORO船。今秋までに十三便が運航する。年内に集荷の実績を積み上げて、来年以降の定期化を目指す。歓迎式典には、西村昭孝金沢港振興協会専務理事、岡田靖弘県商工労働部長、青木良憲近海郵船専務らが出席した。

 この日未明に敦賀港を出た「とかち」は午前五時半に金沢港に到着、午前八時ごろ苫小牧港へ向け出航した。

 金沢港振興協会は二十三日、札幌市で港説明懇談会を初めて開く。北海道の荷主や物流事業者に定期航路の利用を促す。

27荷主研究者:2003/07/23(水) 01:13
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20030716/morning_news012.html
2003/07/16 西日本新聞
博多港 新ゲート導入 来月から 周辺の渋滞緩和へ

 福岡市の博多港で八月から、船の発着所に出入りするコンテナ運搬用のトレーラー全車にIDカード(身分証明書)を交付して管理するシステムを全国で初めて導入する。同港を利用するトレーラーは約千五百台に上り、度々ゲート付近が混雑し、一般道に渋滞が及ぶこともあった。漸次、改善を進めてきたが、新システムにより、受付時間を大幅に短縮し、抜本的な解決を図る。また、業者を一括管理することで貨物の盗難防止など発着所の安全を強化する。博多湾に建設中の人工島(アイランドシティ)にも導入する。

 システムは同市の第三セクター「博多港ふ頭」と港運業者六社が約三億円をかけて開発した。全車に五けたの番号を割り当て、カードには、その番号と会社名、運行管理者などを記録。事前にホームページで運送先などの必要事項を入力しておけば、入所の際、機械にカードを入れるだけで三十―四十五秒で受け付けが完了するという。

 これまでは業者が用紙に必要事項を記入したものを、管理棟でオペレーターがコンピューターに入力するなどしていた。一台に三―四分かかり、入場待ちのトレーラーが列をつくっていたが、この混雑の緩和と、オペレーターの人件費などの削減も見込まれる。

 ほかの港では、荷受業者に成りすまして発着所に入ったトレーラーでコンテナを盗み出す事件が起きているといい、博多港ふ頭は「新システムで効率化と安全強化に努め、港の利用促進につなげたい」としている。

28■とはずがたり:2003/07/23(水) 09:55
http://www.kyk.co.jp/liner.htm
近海郵船株式会社
< 定期航路網 >

29荷主研究者:2003/07/30(水) 01:25
http://www.transport.or.jp/butsuryu/f_news.html
◎「物流ニッポン新聞社」  '03.7.25
関東圏の舟運構想 コスト4割減、CO2も半減……JAPIC

関東圏でトラック輸送から河川舟運へシフトした場合、年間でコストを3−4割、二酸化炭素(CO2)排出量も5割程度削減できる−−。日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、千束晃会長)は新たな舟運構想を提案、都心部通過のトラック輸送を荒川、利根川などを利用した舟運にシフトさせることで、「道路混雑解消や大気汚染防止につながる」としている。 環境問題への対応に加え、都区部における混雑時のトラックの平均走行時速より舟のほうがスピードに優るケースもあり、時間や費用面でもメリットがある。
関東圏の舟運は石油類の貨物船が中心で、東京湾内の製油所から隅田川、荒川沿岸の中継油槽所へ輸送。また、ごみの運搬にも舟が使われ、船積み中継地で積み替えた後、隅田川を経由して臨海部の処理センターまで運んでいる。
新たな舟運の可能性について検討したところ、「関東圏は物流量が多いため大量輸送のニーズがあり、大気汚染や渋滞問題を抱えモーダルシフトへの期待も大きい」と判断。舟運の可能性が高い品目を石油類、セメントに絞り込むとともに、東京湾−荒川−中川−利根運河−利根川−北浦をつなぐルートを想定し、シミュレーションを行った。
その結果、石油類は最大で年間200億円(40%)、セメント14億円(30%)のコスト削減効果があり、CO2排出量も半減できる−−と試算。石油類輸送では、都心部の通行車両を1日当たり2,720両減らせることが分かった。また、「大規模災害が発生した場合、緊急物資や仮設建設資材の搬入などにも活用できる」としている。
関東圏における舟運へのモーダルシフト推進の具体策として(1)600トン級タンカーが通行できる河川仕様(2)河道改修や運河・こう門の整備などによる航路確保(3)航路と陸上交通との結節点へのリバーステーション設置−−などを挙げている。

31とはずがたり:2003/08/19(火) 11:20
港湾物流スレとして。
先日この人工島へ行ってきたのだが大丈夫かね?ただの広大な空き地だったが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000019-nnp-kyu

三セクにふ頭貸し付け 人工島など2カ所 来春にも 効率運営狙う

 福岡市は十八日、博多湾の人工島(アイランドシティ)と香椎パークポートのコンテナターミナルを、第三セクター「博多港ふ頭」(福岡市東区香椎浜、八尋脩社長)に貸し付けて管理運営を委ねる方針を固めた。構造改革特別区域法に基づく規制緩和を受け、効率的な運営を図るのが狙い。自治体が設置したふ頭を、第三セクターに貸す全国初の「公設民営」ケースとなり、同市は国の認定を受けて来年四月にも実現させる考えだ。

 これまで、行政財産の貸し付けは第三セクターも含めて、地方自治法などで禁じられてきた。しかし、構造改革特別区域法では、港湾規模や事業内容など一定の条件を満たせば、ふ頭を貸し出せるようになった。

 「博多港ふ頭」は博多港のふ頭管理を委託されている第三セクターで、資本金七億円のうち福岡市は51%を出資。民間は相互運輸(同市博多区)などの港湾関係と銀行の計二十三社が49%出資している。

 福岡市は七月末から貸付先を公募。申請したのは「博多港ふ頭」だけで締め切りの十八日、事実上、同社に決まった。貸し付け面積は約三十八ヘクタールで期間は十年間。貸付料は未定。

 市は公設民営のメリットとして(1)岸壁使用料など料金設定が条例改正を伴わずにできる(2)市の予算措置を待たず、独自に設備投資ができる―ことなどを挙げ、「民間のノウハウを生かして博多港の国際競争力を強化したい」と期待している。(西日本新聞)
[8月19日2時23分更新]

32荷主研究者:2003/09/10(水) 00:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2003/09/20030909t12023.htm
2003年09月08日月曜日 河北新報
仙台港貿易促進センターが物流ターミナル整備へ

 宮城県のFAZ(輸入促進地域)事業の運営主体である第三セクター「仙台港貿易促進センター」(仙台市宮城野区、千田光之社長)は8日までに、事業の中核となる物流施設を建設することを決めた。採算性を重視し、事業費約30億円の当初計画を約8億円に圧縮。9月末に着工し、来年6月の開業を目指す。

 物流施設の名称は「仙台国際貿易港物流ターミナル」。建設場所は、仙台市宮城野区港1丁目の県企業局用地約2万2000平方メートルで、鉄骨一部2階、延べ床面積約1万2000平方メートルの倉庫を建設する。

 物流施設は、入居企業が輸出入品を一時保管したり荷さばきしたりするほか、オフィスも兼ねる。5区画(1区画1650平方メートル)に4団体が入居する予定になっている。

 約8億円の事業費は、同センターに出資する宮城県と仙台市などが負担した増資の手持ち資金や産業基盤整備基金からの出資金などを充てる。厳しい経済環境を受けて、国もFAZ事業全体の見直しを進めており、全国指定22地域のFAZ関連施設整備は、この建設事業で打ち切られる見通しだ。

 県の当初計画では、仙台港の物流施設は、2001年度中の開業を目指し、高砂ふ頭南側に延べ床面積約2万5000平方メートルの施設を建設する予定だった。事業費圧縮の検討過程で、建設場所も約1.5キロ西の県企業局用地に変更した。

 現在、仙台港貿易促進センターの中心業務は、2000年3月にオープンした貸事務所や貸しホールを手掛ける「仙台港国際ビジネスサポートセンター」(アクセル)の運営。だが、経営状態は1995年の設立以来、8期連続の赤字で、累積損失は3億4200万円。

 仙台港の02年コンテナ貨物総取扱量が前年比14.5%増と伸びていることから、新しい物流施設の運営で赤字幅を圧縮したい考え。千田社長は「周辺にはコンテナ専用の物流施設がなく、港湾機能としては不十分だった。『アクセル』と車の両輪をそろえ、仙台港の輸出入の促進に貢献したい」と話している。

[FAZ]フォーリン・アクセス・ゾーンの略。輸入を促進して貿易不均衡を是正するために旧通産省が導入した制度。東北では仙台港・仙台空港周辺、八戸港の2地域が指定されている。

34荷主研究者:2003/09/14(日) 03:39

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003091014.html
【2003年09月10日(水)】静岡新聞
御前崎港、西ふ頭岸壁に大型クレーン コンテナ陸揚げ用

 来年一月の供用開始に向けて整備を進める榛原郡御前崎町の御前崎港西ふ頭マイナス十四メートル岸壁に九日、同港初の大型橋形コンテナクレーン「ガントリークレーン」一基が設置された。

 ガントリークレーンは船からのコンテナ陸揚げや積み込み用に設置。今回のクレーンは清水港興津第二ふ頭で活躍したものを移設した。

 クレーンの高さは七七・五メートルで重さは約六五〇トン。コンテナでは三〇・五トン、その他の重量物では四一・五トンまでつり上げることが可能。一時間平均二十五―三十個のコンテナを取り扱うことができるという。

 この日は早朝、クレーンを乗せた台船が清水港を出港。午前十時四十分ごろ、御前崎港に到着し、サルベージ船を使ってクレーンを岸壁レール上に据え付けた。

 同港では国際コンテナターミナルとしての整備が進み、来年一月の供用開始までには二号機が設置される。

35荷主研究者:2003/09/23(火) 02:50

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20030921&amp;j=0024&amp;k=200309214200
不採算航路廃止も−東日本フェリー 来年1月までに函館支店閉鎖  2003/09/21 02:00 北海道新聞

 会社更生手続き中の東日本フェリー(本社・札幌)と関連会社四社は二十日、札幌市内で債権者への説明会を開いた。法律管財人の宮川勝之弁護士(東京)は「事業収支が改善しない航路は閉鎖もあり得る」と述べ、全航路の維持を前提としたこれまでの再建方針を撤回し、不採算航路の廃止の可能性に言及した。また、「利益を出せない会社は存続できない」とし、関連会社の整理があり得ることを示唆。経費削減のために、トラック輸送の東日本海陸輸送(同・渡島管内上磯町)の函館支店を来年一月までに閉鎖、同支店の社員約四十人は配置転換することを明らかにした。

 不採算航路は、室蘭−直江津(新潟)−博多(福岡)、室蘭−八戸(青森)、函館−大間(同)の四航路。室蘭と博多は直江津を経由して同一船で運航しているが、直江津−博多は子会社の九越フェリー(同・福岡)が受け持っている。

 室蘭−直江津−博多はグループ唯一の日本海航路で、九州からの貨物が極端に少なく経営を圧迫しているという。宮川管財人は「岸壁使用料の減免など幅広い支援がなければ事態の改善は困難」としている。

 グループの再建については一層の合理化が必要とし、人件費の削減など合理化を進める。

 また、共同運航している商船三井フェリー(苫小牧−大洗)や川崎近海汽船(苫小牧−八戸)など数社に出資を要請していることを明らかにした。法律管財人とともに経営を担う事業管財人は選考中で、決定まで一、二カ月かかる見通し。

 一方、九越フェリーが所有する大型フェリー二隻のうち、「れいんぼうべる」は共同所有する国土交通省所管の特殊法人・運輸施設整備事業団への売却が決まり、売却条件を詰めている。残る「れいんぼうらぶ」は国内外約十社から問い合わせがあり、年内にも入札を行う。

36荷主研究者:2003/09/23(火) 02:54

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20030920&amp;j=0042&amp;k=200309203079
釧路−釜山間定期コンテナ船 就航1年、業績好調  2003/09/20 17:05 北海道新聞

 昨年八月末に就航した釧路港−韓国・釜山港間の定期コンテナ船の一年間の貨物量が十九日までに、まとまった。順調に取り扱い実績を伸ばしており、週二便体制への期待も高まりそうだ。

 この定期コンテナ船は、釧路港としては初の外貿コンテナ船。南星海運(本社・ソウル)が、釜山−八戸−苫小牧−釧路−釜山の経路で週一回運航している。釧路港では、三ツ輪運輸が船舶代理店となっている。

 釧路市港湾部によると、昨年八月から今年八月までに、四十九隻が入港。貨物量は、輸出入の合計で八千九百五十九TEU(一TEUは二十フィートコンテナ一個分)だった。一隻当たりの貨物量は平均百八十二・八TEUで、貨物量が三十TEUだった昨年八月入港の第一船と比較すると六倍以上になった。一年間の輸出量は四千二百三十六TEU。韓国向け新聞用紙がほとんどを占めたほか、中国向けサケ、韓国向けスケソウダラなどの水産品もあった。一方、輸入量は四千七百二十三TEUで、水産品や製材、飼料など。

 釧路港湾協会会長で、三ツ輪運輸の国安義春専務は「一隻当たりの貨物量は、当初目標の百TEUの倍近くとなった。実績からいって、週二便分の貨物量は確保されている」と話している。

37荷主研究者:2003/09/23(火) 03:30
>>32

◎「物流ニッポン新聞社」 '03.9.19更新
物流ターミナル建設 5区画を賃貸……仙台港貿易促進センター

宮城県FAZ(輸入促進地域)事業運営主体の第三セクター、仙台港貿易促進センター(千田光之社長、仙台市宮城野区)は8日、中核となる物流ターミナルを建設する、と発表した。保管、仕分け、流通加工の機能、オフィスなどを備えた物流スペースを賃貸する施設。25日に着工し、来年6月の供用開始を目指す。
同区の県企業局用地2万2,350平方メートルに建設する。鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積1万1,830平方メートル。高床式ホームと12メートルのキャノピーを備える流通型となる。1,650平方メートル(オフィス含む)の施設が5区画あり、併設の事務棟は2階建て。
既に、仙台運送(菊地徹社長、仙台市若林区)、東邦運輸倉庫(黒川久社長、宮城野区)、塩釜港運送(前堀達男社長、塩釜市)と仙台団地倉庫協同組合(初田冀一理事長)が2区画への入居を表明している。
FAZに指定されたのは1995年で、仙台港臨港地区に大型施設の建設を目指していた。しかし、経済情勢の変化により、当初30億円だった事業規模を8億円に圧縮。国もFAZ事業の見直しを進めており、最後の整備事業となる見通しだ。
千田社長は「周辺にコンテナ専用の物流施設がなく、港湾施設として不十分だった。施設を活用してもらい、仙台港の輸出入促進に貢献したい」と話している。

38とはずがたり:2003/09/24(水) 10:03
はよやれっちゅうねん

http://www.asahi.com/business/update/0923/046.html
船荷の処理効率化へ「スーパー中枢港湾」整備 国交省

 国土交通省が、船荷の処理を大幅に効率化させる「スーパー中枢港湾」の本格整備に乗り出す。アジアの主要港が台頭する中、日本の港湾は景気の低迷もあって地位が低下。国際競争力の向上とハブ機能の回復が課題とされていた。韓国・釜山や台湾・高雄をしのぐ低コストのサービスを目標に、船荷を処理するターミナルの統合・大規模化やIT(情報技術)化を官民一体で進める。

 アジアの主要港は規模の拡大や低コスト化、サービス向上を進め、コンテナ取扱量が急増。欧米からの日本向け貨物が香港や釜山などを経由する事態を招いている。

 日本の港の弱点は効率性の悪さ。一つのコンテナ埠頭(ふとう)に複数のターミナルが存在し、海運会社が別々の管理システムでコンテナ船の接岸や荷下ろし、荷主による引き取りなどを行っているためだ。

 そこで、スーパー中枢港湾では、ターミナルを統合して拡張。システムも会社の枠を超えて一体化する。さらに、重複するターミナル施設を集約し、経費を節約。荷役システムのIT化・自動化で、コスト削減や荷役の迅速化を進める。夜間荷役の安全性向上や労働環境改善も図る。

 これによって、荷役料などの港湾コストを3割下げ、釜山や高雄と同水準にし、コンテナの陸揚げから貨物引き取りまでの時間も現在の3〜4日からシンガポール並みの1日程度に短縮する。

 これまで港湾整備に対しては、利用の少ない地方の港にも予算が投入され、「無駄な公共事業の典型」との批判を受けてきた。スーパー中枢港湾は、こうした批判を予算の重点配分でかわす狙いもあるとみられる。

 国交省は04年度予算に6億円を要求。今年度末に対象港湾を指定し、来夏から実験を始める。京浜(東京・横浜)、名古屋、阪神(大阪・神戸)、北九州、博多の5港湾から3ターミナル程度を指定する見通しで、効果をみて他にも広げる。

 02年のコンテナ取扱量は香港がトップ。以下、シンガポール、釜山、中国・上海、高雄、中国・深センとアジアの港が6位までを独占。80年に世界4位だった神戸港は02年に27位。12位だった横浜港も24位に下がり、東京港は80年同様、18位にとどまっている。 (09/23 23:01)

39とはずがたり:2003/09/24(水) 11:37
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200308141300.html
<2003年8月14日 朝刊 1・2面>
比企業が運営参加表明/那覇港コンテナターミナル

 那覇港国際コンテナターミナル地区の運営会社を選ぶ国際公募で、フィリピン・マニラに本社を置くインターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービス(ICTS)社が、同地区運営への参加意向を示す文書を稲嶺恵一知事あてに送付していたことが十三日までに分かった。(2面に関連) 那覇港管理組合では現在、国際公募に向けて準備中だが、九月の公募開始前に正式な参加表明を受けたことで「動きが出てきた。正式な参加意向の第一号」(堤敏郎副管理者)と、同港の国際コンテナターミナル構想が国際的にも認知されつつあると歓迎している。

 ICTS社は国際海上コンテナ貨物の荷役や管理などを主な業務とするターミナル運営会社。マニラ国際コンテナターミナルのほか、アルゼンチン、ブラジル、ポーランドなどでの実績があり、二〇〇〇年の取扱量は約二百万TEU(一TEU=二十フィートコンテナ)。

 同管理組合のホームページなどで那覇港の港湾計画や運営会社を国際的に公募することを知り、参加意向を七月下旬に送付、直接、那覇港に出向き意見交換することも申し出ている。

 同管理組合は七月下旬から海外の有力運営会社に、ターミナル地区の施設整備計画や中国から欧米向けのコンテナ積み替え(トランシップ)拠点を目指す構想を説明するなど海外でのセールス活動を開始している。今年十一月に入札、審査を経て来年三月には運営会社を決定する。

[ことば]

 那覇港国際コンテナターミナル構想 同港新港地区にある国際ターミナル地区に大型貨物船が着岸可能な3岸壁(総延長950メートル)を整備する。政府の構造改革特区で認められた「国際フリーポート特区」の岸壁の民間長期貸付制度や港湾料金の低減化、24時間化などで国際水準の港湾サービスを提供。中国から欧米向けの貨物積み替え拠点を目指す。当面の取り扱い目標は40万TEU。

     ◇     ◇     ◇     

有力社誘致に自信/管理組合が欧米訪問

 那覇港国際コンテナターミナル地区の国際公募に向けて、那覇港管理組合の堤敏郎副管理者らは七月二十六日から八月十日まで欧米の有力なターミナル運営会社四社を訪問した。那覇港の将来計画や中国コンテナ貨物の積み替え拠点を目指す同港のトランシップ戦略、国際コンテナターミナル構想などを説明し、公募参加の意向などを調査した。(1面参照)

 二〇〇一年のコンテナ貨物取扱量で世界第五位のユーロゲート社(本社、ドイツ・ハンブルク)では、トーマス・エッケルマン社長らと面談。同社は、同ターミナル地区の運営では管理組合などとのJV(共同企業体)での参入方式を提案、具体的な事業の採算性も見極めながら検討する考えを明らかにした。

 また、同社は中国からのトランシップ貨物の需要として管理組合が当面の目標とする取扱量の十数倍の五百万TEU(一TEU=二十フィートコンテナ)と見込んだほか中国の船会社との交渉だけでなく、日中両政府の関係から政治的な話し合いの必要性にも言及した。

 ほかAPMターミナルズ社(デンマーク・コペンハーゲン、世界三位)、P&Oポーツ社(オランダ・ロッテルダム、同四位)、SSA(米国シアトル、同六位)も訪問。トランシップ戦略は、ターミナル運営側の取扱価格に左右されやすいなどの指摘もあったが、「事業の採算性について検討したい」(SSA)などの申し出もあった。

 堤副管理者は今回の欧米有力社訪問について「グローバルな企業のトップと意見交換ができて参考になることが多かった。将来構想の立て方は間違ってなかったと確認できた」と述べ、国際的な運営会社の誘致に自信をみせた。

 管理組合では九月中旬に引き続き、取扱量世界第一位のハッチソン・ホールディングス(香港)など海外の有力会社を訪問。さらにポートセールスを強化する方針。

40荷主研究者:2003/09/25(木) 22:08

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2003092517719
直江津―小木の高速船運航中止へ

 佐渡汽船(両津市)は25日までに、輸送人員の減少により直江津―小木航路のジェットフォイルの運航を、来年から中止する方針を決めた。
 同航路のジェットフォイルは、1989年から運航を開始。4月下旬―11月上旬ごろまでの季節運航で、現在両港間を1日2往復している。

[新潟日報 09月25日(木)]
( 2003-09-25-19:58 )

41荷主研究者:2003/09/30(火) 01:23

http://www.transport.or.jp/butsuryu/f_news.html
◎「物流ニッポン新聞社」'03.9.26更新
海上輸入コンテナ、入港−搬出リードタイム把握へ……国交省

国土交通省は16日、海上輸入コンテナのリードタイム短縮可能性調査検討会の初会合を開いた。海上貨物にも到着即時輸入許可制度が今月から適用されるようになったのを受け、制度を利用した場合の輸入コンテナ到着からコンテナターミナル(CT)搬出までの所要時間、各CTでの対応などを調査し、年末をメドに結果をまとめる。
海上コンテナの輸入について、日本のリードタイム(3、4日)は諸外国(1、2日)に比べて長いと指摘されている。新総合物流施策大綱では「2005年までに2日以内、スーパー中枢港湾構想では1日程度に短縮する」と目標を掲げている。
航空貨物と同様、海上貨物も輸送中に予備申告し、到着と同時に許可される到着即時輸入許可制度がスタートした。制度の周知と利用効果の検証を目的に、検討会が発足。港湾物流関連団体(日本船主協会、日本港運協会、日本海運貨物取扱業会、日本通関業連合会など)によって構成され、海事局港運課が取りまとめ役を務める。
同制度を適用する際、(1)事前に該当コンテナを指定し、引き取りのトラックを優先的に入場させる(2)あらかじめCTに該当コンテナの予約を入れておく−−などの方法が考えられ、各CTで何らかの対応が必要となる。
通常の輸入手続きと同制度を利用した場合で、リードタイムや問題点を比較する。また、制度を利用して早期に搬出したか、とくに急いで搬出しなかったかについてもチェックする方針。調査は来月中、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5港で行う予定。
海上輸入貨物のリードタイムに関しては、財務省が「輸入手続き所要時間調査」を実施したことがある。しかし、手続き完了までの所要時間を計測するもので、コンテナ本体がCTから搬出されるまでの時間は分からなかった。
海事局港運課では「新制度の効果を検討するとともに、入港から貨物搬出までのリードタイムを把握したい」としている。

42荷主研究者:2003/10/12(日) 02:31
新日鐵釜石の線材は、盛岡タ〜南福井で鉄道貨物輸送もされている。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2003/10/20031011t32005.htm
2003年10月10日金曜日 河北新報
釜石港 全天候バース完成 線材出荷の効率アップ

 新日鉄釜石製鉄所が、釜石市の釜石港北桟橋に建設した「全天候バース」の完成式が10日、現地で行われた。雨天時も荷役作業ができるほか、コンテナの積み降ろしに対応する天井クレーンを備えており、港の利用促進も期待される。全天候バースの建設は、東北の港湾では初めて。

 全天候バースは北桟橋の一部を覆う箱形の建物で、全長60.6メートル、幅33.3メートル、高さ26.7メートル。釜石製鉄所は雨天時、主力製品の線材の出荷を見合わせてきたが、今後は輸送効率がアップする。輸送船を待機させる必要がなくなり、コスト削減も実現する。

 天井クレーンは自走式で、36トンの荷重に対応できる。同製鉄所は自社製品のほか、コンテナを中心に他社製品の利用も受け入れる方針。
 釜石港の利用促進に向けて、ポートセールスに取り組む釜石市港湾振興室は「貨物船の入港数や取り扱う貨物量の増加に弾みがつく」と期待する。
 完成式には関係者約30人が出席。調和郎所長がクレーンのボタンを押して稼働を祝った。

43荷主研究者:2003/10/12(日) 03:04

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003100718.html
【2003年10月07日(火)】静岡新聞
富山新港に用地取得へ 来年、北陸支店を開設−アイ・テック

 鋼材商社のアイ・テックは六日、富山県所有の富山新港臨海工業用地C地区(富山県新湊市)に事務所・工場用地を取得し、北陸支店として進出すると発表した。来年一月に工事に着手し十月をめどに稼働させ、北陸三県や滋賀、新潟などへの販売拠点とする。工場用地には専用岸壁を設けて大量の鋼材入荷を可能にし、将来は韓国、中国などとの輸出入も検討する。

 富山県と新湊市から誘致を受けた。十一月に富山県と土地売買の仮契約を結ぶ。敷地面積は約四万平方メートル。事務所・工場は平屋建てで二万五千平方メートル規模とし、総事業費用は約四十億円。全額自己資金を充当する。

 富山新港は伏木港と富山港に隣接する特定重要港湾。富山市中心部から十六キロ、富山空港から二十一キロ、幹線道路の国道8号まで二キロに位置する。本社が隣接する清水港が太平洋を臨むのに対し、富山新港は環日本海交流を視野に入れている。

 同社は「北陸支店が稼働すれば五千トン級の大型船が着岸できる幅二百メートルのプライベートバースを保有でき、素材の一括受け入れが可能になる」(佐野芳雄専務)としている。地元ユーザーの要望にこたえるため多品種、大量在庫で最新鋭の加工ラインを導入し、二十四時間即応型の対応を目指す。

 同社の大型拠点は関東支店(埼玉県)、南関東支店(千葉県)と本社・清水支店(静岡市)に加え、四カ所目。北陸支店との間で輸送の低コスト化、効率化を狙う。当面六十人体制でスタートし、初年度の年商は約六十億円を見込んでいる。

47荷主研究者:2004/01/17(土) 06:06
苫小牧港をはじめ、ガントリークレーンや海コンなど港のキレイな写真あり。

http://port.web.infoseek.co.jp/index.html

48とはずがたり:2004/01/18(日) 01:09
大阪⇔宮崎

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=2993
大阪の早着便新設 マリンエキスプレス

  マリンエキスプレス(宮崎市)は15日、宮崎港から細島港(日向市)を経由し、大阪府貝塚市に早朝到着するフェリー航路を新たに開設すると発表した。南九州から阪神地域への輸送需要に応えるためという。国土交通省九州運輸局に9日に申請。3月24日に運航開始の見込み。

  昨年、トラックへの速度抑制装置の装着が義務化され、陸上輸送から海上輸送へ流通が切り替わる動きを見込んだ。「フェリー業界にとって千載一遇の機会」と同社。

  事業計画によると、新航路は1万3597トンのフェリー1隻が週3往復する。宮崎発は月・水・金曜日の午後3時10分、貝塚着は翌日午前5時。

  同社は既に、宮崎−大阪南(大阪市)航路を1日1往復運航している。しかし、宮崎発の便は、大阪南着が午前7時半で、阪神地域への早着便を求める要望があった。

  同社企画部によると、スーパーマーケットへの直接納入は、早朝に着くほど有利。午前5時に着けば、名古屋・北陸地方にも集配網を広げられるとみる。また、細島港に寄港することから、新たに県北の産品も輸送できるという。

(1/16)

49荷主研究者:2004/01/18(日) 22:11

【日本通運、商船三井フェリー】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/yusonews/honbun.html#kiji13
●「輸送経済新聞社」 '04. 1.13更新
「デイリー運航」開始 高速化で時間短縮 トラックに利便性強調/日通・商船三井F東京―博多航路

 「第四船」稼働でデイリー運航整う――。日本通運(本社・東京、岡部正彦社長)と商船三井フェリー(同、中村清次社長)は七日、昨年十月に東京―博多(瀬戸内経由)航路で開始した、新造高速大型RORO船による共同運航の最終第四船が就航したと発表した。日曜を除く「毎日運航」が実現し、両社では、航海時間短縮によるサービス拡大を、トラック業界などに強調していく。

 両社は、昨年十月の「ひまわり5」(日通)を皮切りに、十一月「さんふらわあ はかた」、十二月「さんふらわあ とうきょう」(ともに商船三井フェリー)と、順次、既存船を新造高速RORO船に切り替えてきた。今月六日に、最後の「ひまわり6」(日通)が就航し、共同運航が本格稼働した。
 船舶の大型化により、積載能力は既存船に比べて約三割アップ。また、高速化で運航時間も約四時間短縮され、出港時間を遅らせることが可能となることで、両社では、トラックの集荷・配送範囲が大幅拡大されるなどの利便性を強調する。
 高速RORO船により、トレーラー、コンテナ輸送だけでなく、重量物・車両、冷凍・冷蔵コンテナ、JRコンテナ輸送など、顧客ニーズに柔軟に対応していく。
 新造四隻はすべて同型。総トン数一〇四七〇トン、積載貨物量約六千二百二トン、全長約一六六・九メートル、航海速力約二十三ノット、積載能力十二メートルトレーラー約百六十台、乗用車二百五十一台。
 東京―博多間では、これまで商船三井フェリーがRORO船四隻、日通がROROコンテナ船二隻で、それぞれ運航していた。しかし、外航だけでなく内航でも共同運航が“主流”となる中、船型統一やスピードアップへの要望の高まりなどを背景に、両社の思惑が一致。競争力アップと運航効率の大幅改善を目指し、高速・大型の新造同型船四隻を投入した。

上海エクス接続で日中間も視野

 両社は、日中間の物流も視野に入れている。昨年十一月に運航開始した日通など四社合弁の「上海スーパーエクスプレス」(本社・福岡県福岡市、浜田景介社長)が提供する博多―上海間の高速RORO船輸送サービスと連携し、「上海―東京」間のシームレスな接続も図っていく。

50荷主研究者:2004/01/21(水) 01:51

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/01/20040120t62008.htm
2004年01月19日月曜日 河北新報
郡山に保税蔵置場を開設 宇都宮の物流・貿易会社

 物流・貿易業のユーユーワールド(宇都宮市)はこのほど、福島県郡山市に一般輸出入貨物の保税蔵置場を開設した。蔵置場は通関手続き前の貨物を保管する施設で、一般貨物を対象とした施設は同市では初めて。同社は東北進出の拠点と位置付けており、今後、東北の主要都市での設置を検討する。

 蔵置場は、横浜税関の許可を受け、郡山中央工業団地内に開設した。郡山市は東北有数の経済都市で、東北、磐越両自動車道の結節点にあり、福島空港も近い。官民挙げてインランドデポ(内陸型国際物流拠点)の実現を目指していることから、将来、税関関連の特区となる可能性があることも視野に入れ、設置を決めた。

 蔵置場の設置で通関手続きが郡山でできるようになり、(1)荷主に近くなるため輸出申告直前まで貨物のチェックができる(2)外国貨物扱いとなるため港湾までの輸送費にかかる消費税が免除される(3)交通混雑や通関待ち回避による物流時間の短縮―などの利点がある。

51荷主研究者:2004/01/22(木) 00:20

【マリンエキスプレス】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/yusonews/honbun.html#kiji4
●「輸送経済新聞社」 '04.1.20更新
大阪航路で新規開設 3月下旬に宮崎―日向―貝塚/マリンエキスプレス

 関西早朝到着で需要取り込み――。マリンエキスプレス(本社・宮崎県宮崎市、黒木政典社長)は三月下旬、宮崎―阪神間に新規航路を開設する。「宮崎―日向(細島)―貝塚(阪南)」航路で、トラック事業者のニーズが高い阪神地区の「早朝五時到着」を強調。午前七時半到着の既設「宮崎―大阪航路」で賄えず、「中九州」などに流れていた南九州地区のトラックの“呼び戻し”を図る。

 宮崎―大阪(大阪南港)間を運航している同社では一昨年から、トラック業界のスピードリミッター規制や環境規制を前に、トラック事業者などに需要調査を実施。その結果、熊本―宮崎北部間の道路整備が進んだこともあり、阪神への「早着需要」が多いことに着目した。実際、宮崎―大阪航路では、大阪着が午前七時半だったことから、南九州のトラック事業者の中には、午前五時半に阪神地区に到着する大分など「中九州」に流れていくケースが少なくなかったという。

 これを受け、昨夏から大阪府貝塚港向けの新規航路の計画に着手。今年度に入ってからのトラック航送も前年実績を上回っていることも踏まえ、具体化を進め、今月九日、九州運輸局に一般旅客定期航路事業の許可申請を行った。処理期間を見込み、同社では三月二十四日の運航開始を予定。同社の平成十四年度のトラック航送実績は、川崎航路(宮崎―那智勝浦―川崎、日向―高知―川崎)が四万三千四百四十九台、大阪航路が六万三千三百六十台。売り上げ実績は川崎航路が四十億円弱、大阪航路が四十億円超。同社では、新規大阪航路の来年度の売り上げ見込みを十億〜十二億円としている。

▽用船で船名変更

 新航路で使用する船舶は、もともと会社更生手続き中の九越フェリーなどの共有船で、現在は宮崎カーフェリーが所有する「れいんぼうまる」。これをマリンが「フェリーひむか」に船名変更し、用船で投入する。

 二日一往復の隔日運航で、月・水・金曜日に宮崎を出港。午後三時十分の宮崎港発で、日向経由で貝塚港に翌日午前五時に到着。貝塚港発は午後九時で、宮崎港到着は翌日午前十時半。フェリーひむかは、総トン数一三、五九七トン。旅客定員三百五十人、航送能力はトラック(大型十二メートル換算)百五十四台、乗用車七十七台。速力二十五ノット。運賃は、現行の宮崎―大阪間運賃と同額を予定。

52とはずがたり:2004/01/27(火) 18:11
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=5861
運営会社を設立、ひびきコンテナターミナル
2社の出資 取りやめに

 北九州市若松区の響灘に開設予定の「ひびきコンテナターミナル」の運営会社が26日、設立された。同日、市内で出資協定が結ばれた。シンガポールの港運業世界大手PSA社や上組(かみぐみ)(本社・神戸市)など国内15社と市が出資する一方、国内2社が直前に出資を取りやめた。2月5日、市と運営会社が、公共事業に民間の資金とノウハウを導入するPFI事業の実施協定を結ぶ。

 資本金は10億円。出資比率はPSAが34%、市が10%。国内企業は上組が15・3%、山九、日本通運、新日鉄、三井物産が各5・8%など。予定地近くで埋め立て事業をする市の第三セクターひびき灘開発は0・9%。
 
 JR九州と伊藤忠商事は、出資をとりやめた。当初の出資予定は2社で計1%強で、北九州市の山縣宣彦港湾局長は「各社の事情がある。事業に影響はない」と述べた。

 資本金のほか、自己資金としてPSA、上組、ひびき灘開発など10社が計14億円の株主融資をする。市は融資の比率について、「基本的に出資比率に応じた形だが、各社に了解を得ていない」と公表しなかった。
 
 役員は8人。代表取締役最高経営責任者(CEO)に上組の久保昌三専務(61)、最高運営責任者(COO)にPSAのデニス・ソーアジア中東地域上席部長(47)。デニス氏は常勤で、新規航路の誘致や集荷を担当する。
(1/27)

54荷主研究者:2004/01/28(水) 01:41

【苫小牧港】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20040116&amp;j=0040&amp;k=200401163881
2004/01/16 17:05 北海道新聞
フェリー輸送の記録を更新−苫小牧港 航路集約で利用増

 苫小牧港を発着するフェリーの二○○三年の輸送実績は、トラック、乗用車、旅客の主要三部門でいずれも過去最高となり、前年に続いて記録を更新したことが、道運輸局苫小牧海事事務所の十五日までのまとめで分かった。大洗、敦賀両航路の道内発着港が○二年途中、苫小牧港に集約された効果が引き続き表れた格好だ。

 苫小牧港発着のフェリーは五社。八戸、仙台、大洗、名古屋、秋田、新潟、敦賀、東京(貨物のみ)の八航路がある。

 航路集約は、東日本フェリーが室蘭港発着だった大洗航路を休止、○二年六月から商船三井フェリーとの共同運航で苫小牧港発着に切り替えたほか、新日本海フェリーも小樽港発着の敦賀航路を廃止。秋田、新潟港経由の寄港便のみだった苫小牧港発着の敦賀航路に、同年九月から直行便を増設したことで進んだ。

 まとめによると、各社の収益の柱となっているトラックは過去最高だった前年をさらに14・6%上回る五十七万八千六百二台。航路別で伸び率が高かったのは敦賀で、前年比二・六倍増の九万千七百四十七台。大洗が同10・7%増の十六万六百九十七台、秋田が同10・5%増の一万三百十八台だった。

 一方、仙台は同4・4%減の六万四千二百八十台、八戸は同2・2%減の十二万八千十九台となっている。

 また、乗用車は同2・8%増の二十五万七千二百五十台、旅客は同5・8%増の八十九万千三百八十九人で、いずれも過去最高だった○二年の記録を更新。敦賀が乗用車、旅客とも同三・九倍と大幅に増えたことが大きい。

 ただ、航路別に見ると、乗用車の場合、名古屋が同16・4%減の一万八千六百四十四台、仙台が同7・4%減の六万八千八百十六台、八戸が同6・7%減の五万七千二百七十九台と減少した。(天沼勲)

55荷主研究者:2004/01/28(水) 01:54

八代港と熊本港が競合しているようだ。非効率。

http://kumanichi.com/news/local/main/200401/20040127000385.htm
2004年1月27日 18:50 熊本日日新聞
八代港 国際定期コンテナ船の取扱量が5万個を突破

 八代港の国際定期コンテナ船の取扱量が、輸出入合計で五万個(一個=二十フィートコンテナ)を達成。二十七日、八代市新港町の同港で記念セレモニーがあった。

 同港は一九九九(平成十一)年七月、韓国の船会社二社が、プサン発着の週三便の就航を開始。〇三年は一万二千九百個と、前年に続き過去最高を更新するなど好調で、二十四日に五万個を超えた。

 輸出入の割合はほぼ同じ。主な輸入品は畳表や飼料用魚粉など、輸出品は新聞用の巻き取り紙や船外機などで、同港の工業団地内の企業の取り扱い品が目立つ。荷物入りのコンテナ数では、輸入の二万個に対し、輸出は一万個と少なく、空コンテナが六割を占めた。県港湾課は「輸出入の格差は年々、改善され小さくなっている」と話している。

 一方、八代港と同時期から週二便が就航している熊本港は、〇三年は二年連続前年割れの四千四百個で、合計二万二千個と伸び悩んでいる。

 セレモニーには荷主企業ら関係者約百人が出席。八代港ポートセールス協議会の中島隆利市長が「将来はアジアの玄関口を目指し、新たな航路開設に努力していく」とあいさつした。

57荷主研究者:2004/02/02(月) 01:40

【御前崎港:国際多目的ターミナル】
http://www.shizushin.com/area21/area21_2004013013.html
2004年01月30日(金)静岡新聞
御前崎港国際多目的ターミナル あす供用開始

 国や県などが整備を進めてきた榛原郡御前崎・相良町境の御前崎港西ふ頭の「御前崎港国際多目的ターミナル」が三十一日に供用開始を迎える。清水港に続く県内二港目のコンテナターミナルで、新設した水深十四メートル岸壁は大型コンテナ船の接岸も可能。充実した交通網など立地条件に恵まれた新しい国際貿易港の誕生に関係者の期待も大きい。
 新ターミナルなど岸壁整備に関する総事業費は二百十億円。コンテナヤードの総面積は四万六千平方メートルで、二十フィートコンテナ千六十八個分の蔵置が可能。ターミナルの象徴・ガントリークレーン二基は清水港と神戸港からそれぞれ移設した。

 コンテナ船の大型化に対応した水深十四メートル岸壁は全長二百八十メートルで、これまでの同港最深岸壁である水深十二メートル岸壁に隣接。受け入れ船舶も現行の三万トン級から五万トン級へと拡大した。ターミナル横に風力発電機も設置し、施設内の電力をまかなう計画だ。

 現在、同港の年間取扱貨物量は乗用車などを中心に約二百七十万トン。東南アジアや中国への新規航路に向けた交渉は現在継続中で、今春ごろの開設を目指している。県内企業への利用促進を呼び掛けるセミナーにも力を入れている。

 同港は横浜港や豊橋港などと異なり、外洋に面している点が最大のメリット。静岡空港や東名高速、第二東名も近く、それぞれをつなぐ国道バイパスも整備中。

 県では「まずは定期航路の確保、継続。清水港との機能分担を図りながら、他県に流出する貨物を御前崎に引き込みたい」としている。

58荷主研究者:2004/02/03(火) 00:29

【2003年の釧路港】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20040129&amp;j=0042&amp;k=200401290086
昨年の釧路港 輸出入額が9.2%増 コンテナ船就航などで  2004/01/29 17:05 北海道新聞

 釧路税関支署が二十八日発表した二○○三年の外国貿易速報によると、輸出入額の合計は六百八十億二千六百万円で、前年を9・2%上回った。釧路港−韓国・釜山港間のコンテナ船の就航や、新しい飼料工場の稼働が好調の要因とみられ、輸出額は過去十年間で最高、輸入額も過去五年間で最高となった。

 輸出は、前年比42・1%増の六十二億二千万円。秋サケの豊漁で中国向け冷凍サケが好調だった魚介類が、同44・5%増の三十二億四千八百万円と大きく伸びた。紙類・紙製品も、中国、韓国向けの新聞用紙が好調で、同28・2%増の十八億三千八百万円となった。

 輸入は、同6・7%増の六百十八億六百万円。主力の飼料用原料がカナダからの麦類、米国からのとうもろこしなどが増えて同12・2%増の百九十五億七百万円となり、魚介類もロシアからの冷凍サケ、チリからの冷凍マスの増加で、同17・9%増の六十七億三千三百万円だった。

 コンテナ取り扱い実績(二十フィートコンテナ換算、空コンテナを除く)は、輸出入合計で五千九百四十一本。外国貿易船の入港隻数は前年比七隻増の四百八十隻と、三年ぶりに前年を上回った。釜山港とのコンテナ船は週一便だが、港湾関係者の間では週二便へ増便することへの期待が高まっており、同支署も「週二便体制になれば利便性もよくなり、貨物量はさらに増えるはず」と動きを注視している。(片岡麻衣子)

59とはずがたり:2004/02/03(火) 18:12
【2003年の北九州港】
田野浦の公共埠頭はもう使っちゃいんのか〜。
太刀浦まで公共臨港線延ばすか〜。
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&amp;uc=1&amp;scl=70000&amp;el=131%2F00%2F10.882&amp;pnf=1&amp;size=500%2C500&amp;nl=33%2F57%2F31.832

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=5886
貨物取扱量 史上2位、昨年の北九州港
国際物流特区も反映

 北九州港の昨年の年間コンテナ貨物取扱量(速報値)が史上2番目に多かったことが、北九州市港湾局の調べで分かった。約43万5千TEU(TEUは20フィートコンテナ1個分)で前年の確定値を約3万7千TEU(9・2%)上回った。

 過去最高だった95年は、阪神大震災のために神戸港で扱っていたコンテナ貨物が一時的に北九州港に入った。市は「昨年は実質過去最高の取扱量だった」としている。

 市港湾局によると、昨年は塗料や化学繊維、プラスチックなどの工業原料や自動車部品の輸出が好調だった。市が昨年4月に国際物流特区に認定され、税関に支払う時間外の手数料が半額になったことや、業者ごとにしていたコンテナ積み下ろし作業を太刀浦港(門司区)で一つの会社でできるように効率化したことなどが大きかったという。

 速報値は太刀浦、田野浦(門司区)、小倉(小倉北区)の3港の公共コンテナターミナルでの取扱量を合わせたもの。5月にまとまる確定値には、民間コンテナターミナルの取扱量が約9千TEU前後加わる見通しだ。田野浦港は老朽化のため昨年5月末から使っていない。
(2/3)

61とはずがたり:2004/02/14(土) 02:18
仙台とひたちなかに囲まれて苦戦かと思ったがそうでも無いようで。

http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=5411
小名浜港 昨年輸出入が過去最高
中国貿易好調で8.2%増

 県小名浜港湾建設事務所は、03年に小名浜港で取り扱った外国貿易コンテナ貨物の実績をまとめた。輸出入の合計が前年を8.2%上回り、過去最高を記録した。同事務所は「中国との貿易が好調で、全体の取扱量を押し上げた」と、分析している。

 取り扱い貨物量は、長さ約6メートル、幅約2.4メートル、高さ約2.5メートルの20フィートコンテナ換算した単位「TEU」で示している。
 
 03年の全体の取扱量は1万4291TEUで、過去最高だった02年を1087TEU上回った。内訳は、輸出が5870TEU(前年比22%増)、輸入は8421TEU(増減なし)だった。
 
 相手国別では、輸出は中国が25.4%、韓国が17.9%、タイが11.7%など。一方、輸入は中国が26.9%、韓国が18.4%、オランダが11.9%などの順だった。
 
 中国への輸出品は、工場向けの化学工業品や電気機械の部品など。輸入品は、電気機械の完成品や、工業用の耐火れんがなどだった。
 
 また、品種別の輸出はゴム製品が27.4%、化学工業品が22.5%、古紙などの再利用資材が12.2%。輸入は高級品の製材が24.0%、家具などの木製品が13.2%、金属製品が9.1%。
(2/13)

63荷主研究者:2004/02/16(月) 01:29

【大分−横須賀にフェリー】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040127/morning_news022.html
2004/01/27 西日本新聞
大分―横須賀にフェリー 九州―関東4航路目 最短の21時間半

 神奈川県横須賀市の海運会社「シャトル・ハイウェイライン」(高宮信夫社長)は二十六日、大分市と横須賀市を結ぶ定期フェリーを三月中旬に就航させる、と発表した。九州―関東を結ぶフェリーは四航路目となるが、所要時間は約二十一時間半で、最短となるという。

 同社によると、フェリーはまず一隻で運航を始め、その後二隻で大分市・大在公共ふ頭と横須賀市・久里浜港間を毎日運航する。フェリーはいずれも一〇、〇〇〇トンを超え、それぞれ乗客二百八十五人、トラック約百三十台、乗用車約百台を収容できる。関東の工業製品と九州の農産物の運搬などで、年間売上高は四十五億円を目指す。

 同社は一九九九年、九州地区の陸運会社が中心になって設立。高速交通網が発達した同ふ頭を含む大分港に着目、二〇〇〇年十一月に一般旅客定期航路事業許可を取得していた。同社では初のフェリー事業参入で、「関東と九州の経済圏を結ぶ海の物流大動脈を形成したい」と話している。

64荷主研究者:2004/03/08(月) 01:00
>>25

【コマツ粟津:金沢港の輸出量2倍へ】
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20040224001.htm
2004年2月24日 北國新聞
金沢港の輸出量2倍へ コマツ粟津工場、完成車のままでコンテナ輸送

 コマツ粟津工場(小松市)は二〇〇四年、金沢港からの建機輸出を前年比二倍の三万トンに拡大する。神戸、名古屋など太平洋側主要港からの切り替えを進め、陸送距離を縮める。コンテナに建機の完成車をそのまま積み込む新しい輸送方式も導入し、徹底したコスト削減と作業時間短縮を図る。

 金沢港を利用する場合、海上運賃は主要港と比べて13%増となる。一方で、工場から港までの距離が短く、陸送運賃が56%減となるため、全体で14%の輸送費削減につながる。

 金沢港からの定期航路が開設されている北米向けの建機需要が伸びていることも背景にあり、「出港日に合わせた出荷体制」(改革推進部)で積極的に利用する。

 〇三年の金沢港からの輸出量は一万六千六百三十二トンだった。〇四年は輸出全体に占める金沢港利用が前年の32%から58%に一気に高まる。

 新しい輸送方式は十トン未満の小型ショベルカーなど数機種で導入する。建機の足回りや作業機部分の角度を工夫することでコンテナ積載時の左右の空きスペースを二センチ程度とし、完成車のままでも輸送中の安定性を確保する。製造部門の従業員二人がマニュアルを習得し、積み込み作業に当たる。

 完成車でのコンテナ輸送には荷崩れや破損の恐れもあり、従来はコンテナに各部品を積み、現地で組み立てる方式を採用してきた。完成車のままで輸送することで積載率が高まるといい、納期短縮にもつながる。コマツ粟津工場は今後、コンテナのサイズに合わせた建機の設計も視野に入れ、物流改善を進める。

65荷主研究者:2004/03/28(日) 23:08

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040222/kagosima.html
2004/02/22 西日本新聞
川内市 釜山との貿易定期航路開設合意 興亜海運(韓国)と調印

 川内市と韓国・ソウルの興亜海運(李潤載会長)は二十日、四月から韓国・釜山―川内間でコンテナ船定期航路を開設することで合意、森卓朗市長と李会長が覚書に調印した。既に開設している釜山―八代間の航路を川内まで延長する形で週一回往復運航する。川内港には年間約百隻の貿易用船舶が入港しているが、すべて不定期船。定期の貿易航路開設は初めて。
 川内市によると、釜山は世界有数のコンテナ取り扱い量を誇るハブ港(拠点港)で、航路開設により欧米を含めた海外と同市が物流ルートで結ばれることになる。工業製品や加工食品などの輸出、飼料や水産加工品などの輸入が見込まれるという。

 また、福岡県の博多港、門司港などを利用していた鹿児島県西部の事業者は川内港から出荷できるようになるため、流通コスト削減や新たな利用者開拓にもつながる可能性がある。

 森市長は「ハブ港の釜山とつながり、川内港が重要な地域活性化の拠点になることは間違いない」と期待を込めた。また、李会長は「一度始めると止まらないのが定期航路。永久に運航できるようわれわれも一生懸命やる。荷物だけでなく文化と心も運びたい」とあいさつした。

66荷主研究者:2004/03/28(日) 23:46

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040318t12014.htm
2004年03月17日水曜日 河北新報
仙台港ゲート、土曜日も通常業務に 週明けの混雑緩和

 宮城県と港湾事業者は17日までに、仙台港高砂コンテナターミナルのゲート業務を、4月以降、土曜日も平日同様に午前8時半から午後4時半まで行うことを決めた。土曜業務を実施する港は増えているが、完全な通常業務化は全国でも珍しい。取扱高の増加に対応し、週明けの貨物集中を緩和するほか、港湾の利便性を高め東京、横浜両港を経由する貨物の取り込みを図る。

 ゲート業務はコンテナの損傷確認や内容書類の確認が主業務。仙台港は昨年、荷主からの要望を受け、午前中のみだった土曜日の業務を試行的に午後3時まで延長したが、週明けの貨物の混雑緩和のため、さらに一歩進めた通常業務化を求める声が強かった。

 今回の通常業務も1年間の試行だが、宮城県と港湾事業者間で協議を続け、再来年以降の継続も視野に入れている。

 全国の港湾事業を統括する日本港運協会(東京)によると、東京港など主要港は貨物量に応じて土曜午後も業務を行うことはあるが、完全な通常業務化は珍しいという。仙台港から北米に製品を輸出する宮城県の荷主は「輸出量が年々増えており、土曜日の通常業務はありがたい」と歓迎している。

 仙台港は北米、中国、韓国、東南アジア各航路が就航し、コンテナ取扱高は全国60港中15位。年々取扱高を伸ばし、昨年は20フィートコンテナ換算で前年比12.4%増の8万1346個と過去最高を記録した。

 宮城県は「東北は現在も6割以上の貨物が京浜港を経由して輸出入されている。港の機能を高め貨物を取り込みたい」と話している。

67荷主研究者:2004/03/28(日) 23:48

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20040313&amp;j=0040&amp;k=200403132139
2004/03/13 13:30 北海道新聞
昨年の室蘭港、貨物取扱量7・2%減 14年ぶりに4000万トン割る

 室蘭市港湾部は十二日の市議会経済常任委員会で、二○○三年の室蘭港港湾統計(概数)を明らかにした。輸出入量は過去最高の千五百十二万トンを記録したが、大洗フェリー航路休止(○二年六月)などにより、国内移出入分が減少し、貨物取扱量は前年比7・2%減の三千九百二十二万トン。三千九百七十七万トンだった一九八九年以来十四年ぶりに四千万トンを割った。

 ○三年の輸入量は同9・7%増の千三百七十四万トン、輸出量は同20%減の百三十八万トンだった。国内は移出量が同8・2%減の千四百三万トン、移入量は同20・9%減の千七万トン。

 輸入は原油が五百七十三万トン(同23・9%増)、鉄鉱石が三百六十八万トン(同10・7%増)、石炭が二百三十七万トン(同0・5%減)など。

 輸出はペットボトル原料などの化学製品が三十三万トン(同8・7%減)、鋼材が二十八万トン(同33・5%減)など。

 フェリーの貨物取扱量は大洗航路休止の影響もあり、前年比23・2%減の八百六十八万トンだった。大洗を除く青森、八戸、直江津の三航路で比較すると同6・1%減で、各航路ともいずれも前年を下回っている。(浦崎竜馬)

68荷主研究者:2004/04/28(水) 01:32

【十勝港:鉄鋼スクラップ輸出好調】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20040406&amp;j=0042&amp;k=200404066216
2004/04/06 17:05 北海道新聞
十勝港の鉄鋼スクラップ輸出好調 中国3割“五輪特需”

 【広尾】十勝港の鉄鋼スクラップ輸出が中国向けを中心に好調だ。昨年七月の初輸出から今年二月末まで、八カ月間で約一万八百トンを記録。約二億円分を輸出した。今も港内には鉄鋼スクラップが山積みされ、貨物船への積み込みを待つ。好調の原因について関係者は「四年後の北京五輪の影響が大きい」と、口をそろえる。逆に、鉄鋼材は品薄状態になり、住宅や造船の材料値上がりも始まっている。

 十勝港から鉄鋼スクラップを輸出している鈴木商会(本社・札幌市)は「二○○八年北京五輪に向けて需要が高まっているのは確かだ。中国向けは全体量の三割を占める。スクラップ価格はここ二十年なかった高値」と話す。中国以外では建設ラッシュが続く韓国、東南アジア方面への輸出が多い。

 関係者によると、数年前の鉄鋼スクラップ価格は一キロ当たり七、八円。「引き取りに行くと採算が合わない」状態だったが、昨年末から今年三月にかけて同二十数円に高騰した。再び値下がりしたものの、現在は同二十円前後で推移しているという。

 「北京五輪需要」ともいえる影響は全国規模のようで、建築や造船向けの鉄鋼材も値上がりしている。帯広市の鉄鋼材卸会社は「建材のH形鋼などは、二月から品薄状態になっている。価格も以前に比べ三、四割は跳ね上がった」という。

 また、広尾町の造船会社・村上鉄工所は「(鉄鋼スクラップが)中国に向かっている影響は大きい。アルミを含めた金属全般の材料が一、二割ほど上がった」。企業努力を続けてきたが、材料のコスト高に追い付かない状態だという。

 釧路税関支署十勝出張所の高山博行所長は「五輪向けの建設ラッシュが落ち着くまで、鉄鋼スクラップの輸出は続く」とみている。(荒川岳志)

71荷主研究者:2004/05/16(日) 02:27

【スーパー中枢港湾:博多・北九州港見送り】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040430/morning_news001.html
2004/04/30 西日本新聞
スーパー中枢港湾指定 博多、北九州港 見送り 「アジアの拠点」へ打撃

 アジアの主要港に匹敵する国際物流拠点づくりを目指す国土交通省の「スーパー中枢港湾」で、博多港(福岡市)と北九州港(北九州市)の指定が見送られる見通しとなったことが二十九日、分かった。五月六日に開かれる選定委員会で三大都市圏に絞り込まれ、同省が最終決定する。両港が指定からはずれることで、新たな航路誘致などが難しくなることも懸念され、両市が描く国際物流港の整備計画は今後、見直しが迫られそうだ。

■取扱量ネック 追加指定へ一体化が鍵

 三大都市圏の港湾に比べ、両港のコンテナ取扱量が少ないことに加え、北九州市が若松区で整備を進める「ひびきコンテナターミナル(CT)」の計画遅れも響いた。ただ、指定後も五年程度は選定委員会を残すため、同省は「二〇〇八年度までに条件が整えば、追加指定もあり得る」としており、両港の役割分担を含めた一体的な事業計画策定が鍵となりそうだ。

 スーパー中枢港湾は、港湾施設整備などで国の予算が重点配分されるなど、優遇措置を受ける。候補港には、東京、名古屋など七港と神戸・大阪港グループが応募。一次選考で五港・一グループに絞り込まれた。当初、「ひびきコンテナターミナル」がある北九州港の指定が有力視されたが、運営会社設立が予定通りいかず、供用開始が一年以上遅れ本年度末にずれこむ見通しで、国交省で慎重論が強まった。

 さらに、最終的に京浜港(東京港・横浜港)、伊勢湾(名古屋港・四日市港)、阪神港(神戸港・大阪港)と三大都市圏でそれぞれグループ化が進む中、博多、北九州両市がそれぞれ個別指定を求めてきたことも足を引っ張ったといえる。

 三大都市圏の港は、四日市港を除き単独でも年間、百万TEU(二十フィートコンテナでの換算単位)以上の実績があるが、博多港は約五十七万TEU(〇三年度実績)、北九州港は約四十三万五千TEU(同)にとどまる。関係者には東アジアに近い地理的優位性を重視する意見もあったが、最終的には現状では両港の指定は困難との見方に傾いたとみられる。

航路誘致に悪影響必至

 【解説】スーパー中枢港湾に指定される最大の意義は、国から「最重要港湾」としてあらためて“お墨付き”を得ることにある。今後、国から最大限の支援を受けることが約束されていれば、新たな航路の誘致などを働きかけるポートセールスでも有利となる。

 そのため、博多、北九州両港にとって、首都圏など三大都市圏の港湾と同じ「格付け」を得る意味は大きかった。特に「ひびきコンテナターミナル」の供用開始を控えた北九州市には指定見送りは打撃であり、今後の売り込みでマイナスとなることは避けられない。

 福岡、北九州両市は将来的にコンテナ取扱量を倍増させていく計画だが、港湾施設整備の遅れも懸念される。国は中国など東アジアの経済成長を意識し、指定候補として三大都市圏に北部九州を加えた事情もあり、両市が一体的事業計画が打ち出せなかったことは惜しまれる。

 スーパー中枢港湾構想の背景には、釜山や高雄などが国際物流拠点として急成長し、日本の港湾の競争力が急速に低下したことに、国が危機感を抱いたことがある。構造改革特区で、福岡市は「福岡アジアビジネス特区」、北九州市は「国際物流特区」の指定を受け、規制緩和などを進めるが、指定見送りでアジア貿易の拠点として一気に“格上げ”される好機を逸することになる。 (東京報道部・武井良範)

スーパー中枢港湾

 シンガポールや香港、韓国・釜山港や台湾・高雄港といったアジアの主要港湾をしのぐ国際拠点港を国内で育成するための制度。指定港には施設整備などで予算を重点配分するほか、運営面でも規制緩和などを優先的に実施する。港湾コストは、釜山港や高雄港並みに現状より約3割下げることや、コンテナの陸揚げから貨物引き取りまでの時間を現在の3―4日から1日程度に短縮することなどが目標。国土交通省は2002年10月に選定委員会を設置。指定港を公募し、港湾管理者から提出された計画などを基に検討を重ねてきた。

72とはずがたり:2004/06/17(木) 00:02
うーんなんか釈然としないねぇ。釣りは全然しないんだけど。
>荷役の邪魔にならなければ、埠頭で釣りをしていても立ち退きを強制されることはなく、
>釣り人もごみを持ち帰るなどマナーを守って「共存」してきた。

産業マニアとしても港湾にみだりに侵入出来なくなるのは痛手か。

「釣りもうできません」テロ対策で埠頭封鎖
http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=6173

直江津港には、休日、多くの市民が釣りに訪れる
 長野など近隣からも釣り客が集まる新潟の港。直江津港、新潟港(東、西港)で、7月1日から釣りがほとんどできなくなる。これまでも立ち入り禁止だったが、釣り人は事実上黙認されてきた。しかし、米同時多発テロを契機に政府が国際港からのテロリスト侵入防止を強化。県も急きょ、埠頭周辺にフェンスを巡らすなど関係者以外の出入りをできなくする。

 週末を中心に、長野ナンバーの車などでにぎわう直江津港の西埠頭。

 「告知 立ち入り禁止区域の設定について」

 4月に成立した「国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律」に基づき、来月から港湾関係者ら許可を受けた人以外の立ち入りを禁止する内容の看板が立った。

 県港湾課によると、約9億円をかけてフェンス、ゲート、侵入者を監視するカメラなどを両港に設置。

 直江津港湾事務所によると、三つある同港の埠頭に総延長2〜3キロのフェンスを巡らす。高さは1・8メートルか2・4メートル。さらに、乗り越えられないように40センチの「忍び返し」をつけるという。来年度は柏崎港も同様の措置がとられる見通しだ。

 県港湾管理条例で、これまでも港湾活動の妨げになる行為は禁止されてきた。

 ただ、荷役の邪魔にならなければ、埠頭で釣りをしていても立ち退きを強制されることはなく、釣り人もごみを持ち帰るなどマナーを守って「共存」してきた。

 しかし、「7月から、これを黙認すると、テロ対策が不十分な港とされ、外航船が入港しなくなる恐れも出てくる。厳正に対処せざるを得ない」と同事務所の樋木正行業務課長。釣り客がフェンスを越えて侵入すれば、不法侵入容疑で、警察への通報も避けられないとしている。

 新潟港は県内ナンバーに交じり、群馬県内の車も。直江津港は、週末になると釣り人の車数百台が並び、多くは長野ナンバーだ。

 西埠頭岸壁でアジ釣りを楽しんでいた長野市の男性(27)は「ここは手近な釣りスポット。残念だけど、フェンスを乗り越えてまで釣ろうとは思いません」と話した。

 地元の釣具店の店員は「すでに規制が始まっている太平洋岸では、釣具店の売り上げが半減したという話もある。7月になったらどうなるのか」と心配していた。

(6/16)

73荷主研究者:2004/07/19(月) 02:37

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04060334.html
広島―釜山フェリー便が一時運休 来月から '04/6/3 中国新聞

 広島港(広島市南区)と韓国・釜山港を結ぶ国際定期フェリーの予約が七月分からキャンセルされていることが二日、分かった。運航する釜関フェリー(釜山市)は広島県に非公式に「一時休止」の意向を伝えている。広島と韓国をつなぐ交流の「懸け橋」と期待されながら利用客は低迷し、航路の存続が不透明な事態になっている。

 関係者によると、同社から一日、「七月からやむなく運休する運びとなった」とする社長名のファクスが広島市内の旅行代理店などに届いた。理由として「釜山入港時の接岸バースの調整ができない」などと説明。再開のめどは示していないという。

 五月中旬には、同社の役員が県空港港湾局を訪ね、「赤字のまま続けるのは厳しい」などと「運休」の意向を示した。二〇〇二年十月の就航時、県と同社は「十年間は運航継続に努める」と申し合わせた。県は「岸壁も整備し、国際交流も進んでいる中、運休は受け入れられない」(港湾振興室)と困惑し、情報収集に当たっている。

 七月以降の運休方針のあおりは既に出ている。韓国の学生山岳組織との恒例の交流登山を八月に計画していた県高体連登山部の一行五十人の予約は、キャンセルとなった。企画をしていた県山岳連盟の松島宏事務局長は「五月末に代理店から突然連絡があり、びっくりした。下関からの同じ日の便を取る手続きをしているが、重い装備があるので移動が大変になる」と戸惑う。

 同社の韓道龍副社長は中国新聞の取材に対し、「(今後の方針は)決まっていない。バースについても調整中」としながら、利用客数の低迷や燃料価格の高騰などを挙げ、定期路線存続の厳しさを漏らしている。

●クリック
広島―釜山フェリー
広島港初の国際定期旅客船として2002年10月に週3往復便で就航。所要時間は約16時間。旅客定員500人のフェリー「ウンハ(銀河)」は、コンテナ貨物や乗用車、トラックも搭載できる。これまでの平均乗客数は片道約80人で、採算ラインの150人前後を大きく下回る。就航1周年を迎えた昨年10月には、広島県や広島市、旅行業者団体など官民の14団体が利用促進協議会を設立した。

74荷主研究者:2004/07/19(月) 02:38

【仙台港に物流ターミナル完成】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/06/20040609t12022.htm
2004年06月08日火曜日 河北新報
物流ターミナル完成 輸出入拡大に期待 仙台港

 第三セクター「仙台港貿易促進センター」(仙台市宮城野区、千田光之社長)が、仙台港に隣接する宮城野区港1丁目に整備を進めていた「仙台国際貿易港物流ターミナル」が完成、18日に営業を始める。仙台港近辺で初の本格的なコンテナ専用物流施設で、輸出入拡大に期待が集まっている。

 物流ターミナルは鉄筋一部2階の倉庫で、延べ床面積は約1万2000平方メートル。5区画に分かれ、入居企業の事務所も備えている。仙台港で降ろしたコンテナの荷さばきや一時保管などを行う。

 旧通産省が導入したFAZ(輸入促進)事業の一環で建設され、仙台港国際ビジネスセンター(アクセル)とともに国際貿易促進の中核になる。国はFAZ事業の見直しを進めており、全国指定22地域のFAZ関連施設建設はこれで最後となる。

 仙台港貿易促進センターは、財政難などで事業費約30億円の当初計画を約8億円に圧縮し、昨年10月に着工した。事業費は県と仙台市などの負担金や産業基盤整備基金からの出資金を充てた。

 地元の運送会社など6社で使用することが決まり、入居率100%でオープンを迎える。貿易促進センターは、物流ターミナルの運営で出る利益で、アクセル運営の赤字を補てんする考え。

 仙台港のコンテナ貨物取扱量は年々増加しており、昨年は約8万1000TEU(1TEUは20フィートコンテナ1本分)と、前年より12%増えた。一方で、仙台港のコンテナターミナル近辺には本格的な国際貿易に対応できるコンテナ専用の物流施設はなく、各企業の自前施設や離れた場所にある施設で対応していた。

75とはずがたり:2004/07/23(金) 15:54
中身が重要。インフラ・電子書類化・24時間営業・入港料引き下げ等が課題となる。
関門福岡港の指定はいつになるのかな?

阪神港など正式指定 スーパー中枢港湾
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000027-san-pol

 石原伸晃国土交通大臣は二十三日、国際競争力のあるコンテナ港を国が整備する「スーパー中枢港湾」として、大阪・神戸の阪神港、東京・横浜の京浜港、名古屋・四日市の伊勢湾の三港湾を正式に指定し、指定書を交付した。
 これにより、来年度から具体的な重点予算が配分されることになるが、その中身についてはこの夏の概算要求で議論されることになる。(産経新聞)
[7月23日15時29分更新]

76荷主研究者:2004/08/10(火) 02:27

【福山港国際貨物ターミナル】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04061732.html
福山港国際貨物ターミナル 埋め立て急ピッチ '04/6/17 中国新聞

 福山港箕沖地区(福山市)の多目的国際コンテナターミナルの建設工事が、二〇〇五年三月の供用開始に向け、急ピッチで進んでいる。アジアを中心に急増する広島県東部の海上貨物の輸出入に対応し、国土交通省と県が〇一年秋から整備している。

 ターミナルの岸壁(バース)は水深十メートル、長さ百七十メートル。一万トン級の貨物船が接岸でき、福山港の公共岸壁としては最大規模となる。現在、沖合六十メートルまでの埋め立てとしゅんせつ工事を進めている。

 今後、コンテナヤード約六・三ヘクタールを整備し、税関業務などに当たる荷さばき事務所や薫蒸施設に加え、高さ四十五メートルのガントリークレーン一基を設ける。総事業費は百四十四億円を見込む。

 同港には現在、韓国、中国とを結ぶ週九便が就航。コンテナ取扱量(二十フィート換算)は一九九六年の八千個から〇三年は五万八千個に増えた。外国貿易船の入港も二千二百七十隻と十年連続で増え、中国地方では水島、下関港に次いで三位となっている。新国際ターミナルにバースを集約し、輸出入業務を効率化し、利便性アップにつなげる。

 福山商工会議所は十四日、地場企業などと「福山港活用推進委員会」を発足させた。荷主の開拓とともに第二バースの建設を国や県に要望する。

77荷主研究者:2004/08/10(火) 02:39
>>71

【スーパー中枢港湾:博多・北九州港見送り決定】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040507/morning_news022.html
2004/05/07 西日本新聞
スーパー中枢港湾 博多・北九州 見送り決定 国交省選定委が評価書

 アジアの主要港に匹敵する国際物流拠点を目指す「スーパー中枢港湾」の対象港選定で、国土交通省の委託を受けた「スーパー中枢港湾選定委員会」(委員長=水口弘一・中小企業金融公庫総裁、委員十一人)は六日、五地域の候補港湾のうち、博多港(福岡市)と北九州港(北九州市)の指定を見送る一方、三大都市圏の港湾指定が妥当する評価書をまとめた。これを受け、国交省が七月をめどに三港湾を正式に指定する。

 指定されるのは、京浜港(東京港・横浜港)、伊勢湾(名古屋港・四日市港)、阪神港(神戸港・大阪港)の三港湾。

 京浜、阪神両港はターミナル運営会社の設立手続き、伊勢湾は岸壁延長に関する手続き完了後の指定を求めている。

 博多、北九州両港は、両港の具体的な連携策がなかったことやコンテナ取扱量が三大都市圏の港湾に比べ少ないことが影響した。

 ただ、評価書では「今後五年程度の期間内に、適切な(両港の)機能分担または(単独で)年間百万TEU(二十フィートコンテナでの換算単位)以上の取扱量の達成が見込まれることが少なくとも必要」と条件を示して、追加指定に含みを残した。

 同日の委員会では、複数の委員から「今回の博多、北九州両港の見送りはやむを得ないが、東アジアに近い地理的優位性があり、将来性がある。この点を明記すべきだ」などの意見が出た。

■連携と機能分担が足りず

 博多港(福岡市)と北九州港(北九州市)がスーパー中枢港湾の指定を見送られたのは、国土交通省が求めた近隣港同士の連携、機能分担が不足していたためだ。

 国交省が「連携」にこだわった背景には、日本の港湾の国際的な地位低下がある。二〇〇二年のコンテナ取扱量は香港がトップ。シンガポール、韓国・釜山、台湾・高雄などアジアの港が上位六位を占めている。一方、一九八〇年に世界四位だった神戸は〇二年には二十七位、〇二年に国内トップの東京でも世界では十八位にとどまる。

 このため、同省は、国際競争力の向上とハブ機能の回復には、単独よりも地域の拠点港同士の連携が必要と判断した。

 指定を受ける三大都市圏の港湾は四日市港を除き、コンテナ取扱量実績が指定条件となる基準をクリアしているほか、隣接港同士で入港料の低減策や物流情報の共有化、港間の輸送の効率化などの連携策を打ち出し、船会社の負担軽減や利便性向上に取り組むことを強くアピールした。

 同省は「博多、北九州両港は直線距離で六十キロ。連携はできないのか」と、今年に入って、福岡、北九州両市にも連携を求めたが、両市は「それぞれの港で競争すれば、お互いの取扱量が増える」と、最後までスタンスを変えず、国交省の狙いには沿えなかった。

 しかし、北部九州は経済成長が目覚ましい東アジアに近い地理的優位性があり、将来性も秘めている。六日の選定委員会でも「国策として、どちらか指定できないか」との声も出た。それが五年間の追加指定期間にもつながっただけに、両市は本格的な連携策づくりを急ぐ必要がある。

 (東京報道部・武井良範)

78荷主研究者:2004/08/10(火) 02:40

【博多港と高速貨物4航路連携】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040512/fukuoka.html#003
2004/05/12 西日本新聞
博多港と高速貨物4航路連携 物流拠点化促進へ 低コスト、時間短縮も

 博多港を基点に、中国・上海、韓国・釜山、東京、沖縄の各港まで結ぶ四つの定期高速貨物航路を運営する民間運航会社が連携し、五月から「国内外一貫輸送サービス」に乗り出した。船の発着時間を合わせたり、同種のコンテナを相互運用するなどして輸送の低コスト化、時間短縮につなげる取り組み。博多港は、国際拠点港を育成する国土交通省の「スーパー中枢港湾」指定から外れる見通しとなったが、福岡市は「連携サービスで博多港の物流拠点化を促進できる。中国、韓国とのコンテナ取扱量を増やしたい」と期待している。

 定期高速貨物航路は、コンテナを積んだトラックを車体ごと輸送でき、コンテナ船より速い「RORO船」を使う。連携サービスにより、これまでは、荷主が各航路の運航会社との間でそれぞれ必要だった荷役手続きも省略でき、輸送期間は平均一―二日、短縮できるという。加えて、四航路のうち、現在週三便の博多―釜山の「カメリアライン」は今年七月五日から週六便に。昨年十一月に日中間で初めて週二便の運航が始まった博多―上海も、毎日運航を目指している。

 白石俊彦・日本通運福岡海運統括支店長は「博多は陸路、空路も含め、九州の国内交通の要衝。利便性を“結合”し、福岡ならではのサービスが提供できる」と話す。

 博多港の国際コンテナ貨物取扱量は二〇〇三年度実績で、約五十七万TEU(二十フィートコンテナでの換算単位)。スーパー中枢港湾の指定が確実となった三大都市圏の港湾は、年間百万TEU以上を達成しており、山崎広太郎市長は「時間をかけてコンテナ取扱量を増やし、北九州との連携も図り、スーパー中枢港湾の二次指定を目指したい」と話している。


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