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政治思想総合スレ

1 ■とはずがたり :2002/12/07(土) 02:10
ウヨ・サヨ・保守・リベラル何でもありで且つ冷静に。思想史なんかも歓迎で。

622 とはずがたり :2017/03/20(月) 06:04:02
関西だか大阪の支部長だかなんだかだったんちゃうの?

【森友学園問題】籠池泰典氏は6年前に日本会議退会
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%80%91%E7%B1%A0%E6%B1%A0%E6%B3%B0%E5%85%B8%E6%B0%8F%E3%81%AF%EF%BC%96%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E9%80%80%E4%BC%9A/ar-AAokk56
産経新聞
5日前

 民間政治団体「日本会議」は14日までに、学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典理事長が平成23年1月に同団体を退会していたことを明らかにした。13日付で超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」に加盟する各議員に通知した。

 日本会議は1日付でも「森友学園への国有地払い下げと日本会議は無関係です」との見解を同懇談会に伝えていた。

623 とはずがたり :2017/03/21(火) 13:35:17
プロ市民にプロウヨ,プロマスゴミとプロしか居ないのはそれだけ偏向した主義・主張に対する大衆の需要が旺盛で喰っていけるからだよな。。
輿論の分断は深い。。右派・タカ派の民社党は大嫌いだったが今こそ「左右の全体主義に対決」しなくてはならない時なのかもしれない。

【群馬「正論」懇話会】「沖縄県民も我慢の限界」 我那覇真子氏、偏向報道や独立論を批判
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E3%80%8C%E6%AD%A3%E8%AB%96%E3%80%8D%E6%87%87%E8%A9%B1%E4%BC%9A%E3%80%91%E3%80%8C%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%9C%8C%E6%B0%91%E3%82%82%E6%88%91%E6%85%A2%E3%81%AE%E9%99%90%E7%95%8C%E3%80%8D-%E6%88%91%E9%82%A3%E8%A6%87%E7%9C%9F%E5%AD%90%E6%B0%8F%E3%80%81%E5%81%8F%E5%90%91%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%82%84%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%AB%96%E3%82%92%E6%89%B9%E5%88%A4/ar-AAo5aqj#page=2
産経新聞
2017/03/09

【群馬「正論」懇話会】「沖縄県民も我慢の限界」 我那覇真子氏、偏向報道や独立論を批判: 講演した我那覇真子氏© 産経新聞 提供 講演した我那覇真子氏
 「沖縄県民も我慢の限界を超えました」。前橋商工会議所会館(前橋市日吉町)で9日、開かれた群馬「正論」懇話会の第44回講演会(「故郷は反日にあらず 沖縄最前線」)で、専門チャンネルキャスターの我那覇真子氏は基地問題反対派の暴力性や地元紙の偏向報道、さらに琉球独立論まで訴え始めた反対派の動きを映像や資料を交えながら示し、批判した。沖縄の赤裸々な現状報告に、産経新聞の「正論路線」と雑誌「正論」に共鳴する会員らは耳を傾けた。

 我那覇氏は反基地派が道路を違法駐車の車で埋めて走行を妨害したり、違法テントを張っての座り込み、防衛局職員を挑発するなどの暴力や迷惑行為を連日のように繰り返す様子を、映像を使いながら紹介した。権限もないのに勝手に検問を実施し車両走行を規制する横暴ぶりも指摘した。

 地元紙の「琉球新報」や「沖縄タイムス」が一切、報じない中、東京MXテレビが「ニュース女子」で実態を取り上げ、これに市民団体が人権侵害として批判していることに「どこが沖縄ヘイトなのか。論点をずらしているだけ」と批判。市民団体の共同代表、辛淑玉(シンスゴ)氏には「(沖縄戦で)祖国を守るために沖縄の人間は戦ったのに、彼女は沖縄を日本の植民地呼ばわりし地元紙で独立をけしかけている。いい加減、県民も我慢できない」と訴えた。

 反対派に不都合な点を一切報じない地元紙の偏向報道にも矛先を向け、「彼らは紙面を使って情報を操作し、沖縄の言論を一定方向に持っていこうとしている」と批判。ただ「2紙は県内シェアの98%を占め、信じている人がたくさんいる」と危惧した。

 また「辺野古の人たちはほとんどが基地移設を容認している」とし、北部訓練場などが徐々に返還され政府は負担軽減方針を実行しているが、そうした成果も報道されないとした。

 一方で「反対運動は行き詰まりを見せており、その中で沖縄独立論も提唱されだした」とし、その真意を「独立すれば沖縄は琉球のものだから日米の基地を追い出せるという論法。今、その先頭に立った格好なのが翁長知事だ」とした。

 我那覇氏は「いつも沖縄県民は取り残されている。基地の問題でも、沖縄の人は誰も文句を言っていないのに、よそからやってきた人たちが割って入ったり情報をゆがめたりして、問題でないものを勝手に問題にしている」と主張した。

 高崎市の上原弘子さん(75)は「まさに沖縄のジャンヌダルク。日本という国を守るため沖縄の基地問題について多くの人に伝えていってほしい」と話した。茨城県日立市の公務員、渡部史子さん(45)は「沖縄の基地問題について本土では報道されない問題点を知ることができた。ネットで情報を得ていたが、今日の講演で真実だと再認識した」と語った。

                   ◇

【プロフィル】我那覇真子

 がなは・まさこ 平成元年、沖縄県名護市出身。早稲田大を卒業後、地元に戻り普天間基地の辺野古移設問題などで発言を開始。平成27年4月、沖縄の言論をゆがめているとして地元2大紙を批判し「正す会」を設立。同年9月、スイスの国連人権理事会で翁長雄志知事が基地問題を「日本政府による沖縄県民への人権侵害」と批判したことに「真実ではない。政治的プロパガンダにだまされないで」と訴え、注目された。

624 とはずがたり :2017/05/08(月) 16:05:44
H神社は日枝神社かな?

極右の女神"櫻井よしこは「神社」に住んでいた! 神社本庁と改憲運動の一方、神社の所有地に520㎡の豪邸
リテラ 2017年5月6日 12時00分 (2017年5月8日 14時56分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170506/Litera_3135.html

 櫻井よしこといえば、安倍首相応援団の筆頭で、様々な民間右派組織の顔をつとめる"極右のマドンナ"。脂ぎった保守オヤジやネット右翼たちから絶大な人気を誇っているが、最近、その櫻井氏を丸ごと一冊特集した雑誌が発売されたのをご存知だろうか。

 産経新聞発行の「正論」の姉妹誌「別冊正論」。表紙には〈一冊まるごと櫻井よしこさん。〉、コンサバティブな白のジャケットに身を包んだ櫻井氏が、支持者たちを悩殺するおなじみの微笑みを浮かべている。

 その内容はまさに"アイドル本"と呼ぶにふさわしい。櫻井氏の論文や対談記事のまとめはもとより、櫻井氏の私生活にもスポットライトを当てているのが特徴だ。たとえば、巻頭特集である一週間「密着取材」レポでは、海苔を食べるときには醤油をつけた面を外側にしてご飯を巻くなど、櫻井氏のどうでもいい一面が明かされている。さらには「あなたは気付いているか 進化する『よしこヘアー』」なる専属美容師へのインタビューまで収録。たしかに、あの独特なボリューミーヘアの秘密は、ファンならずとも気にならなくもない。

 しかし、そんな〈一冊まるごと櫻井よしこさん〉の大特集にはひとつだけ、不自然にも書かれていないことがある。それは、櫻井よしこが"どこに住んでいるのか"ということだ。

 一つだけそれらしき記述はある。〈東京都心ながら静かで緑の多い住宅地〉。前述の一週間密着レポではそう書いているが、これは事実ではない。実は、櫻井氏は住宅地でなく、"神社のなか"に住んでいるのだ。

 東京・港区の一等地にあるH神社。素盞嗚尊(すさのおのみこと)などを御祭神とする有名な神社だが、そんなH神社の木々茂る東側入り口から境内に入ると、社殿の方へと向かう道脇に、衝立で囲われた一軒家がある。白を基調とした外観の巨大な鉄筋コンクリート造の建物。表札こそ見当たらないが、ここが「櫻井良子」の自宅である。

 登記簿によれば、地上2階地下1階、総床面積約520平方メートルに及ぶ、個人の邸宅とは思えないような超のつく豪邸。ちなみにこの建物には建築した2004年の翌年、2005年に1億7000万円の根抵当権がついているが、わずか6年で抹消されている。

 いやはや、極右言論活動って儲かるんだなあ、と改めて感心するが、問題はその豪邸が建っている土地だ。こちらも登記簿をみてみると、なんとH神社の所有なのである。つまり、櫻井氏はH神社の境内の一角を借りて、この巨大な建物を建てた、そういうことらしい。

 となると、頭をよぎるのは、櫻井氏の政治活動と神社の関係だ。周知のように、櫻井氏は少し前から、全国で約7万9000の神社を統括している宗教法人・神社本庁とタッグを組んで、改憲や歴史修正主義的活動に取り組んできた。

 たとえば、そのひとつが、本サイトでも昨年1月レポートした、神社の境内で行われた憲法改正実現のための「1000万人」署名運動。これは神社本庁が、改憲団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の運動の一環として行っていたものだ。同団体は神社本庁も参加するあの日本会議のフロント団体だが、櫻井よしこはその共同代表をつとめている。

 その際一昨年、改憲署名活動が行われた神社には、櫻井氏の顔が大きく写し出されたポスターが貼られ、「国民の手でつくろう美しい日本の憲法」「ただいま、1000万人賛同者を募集しています。ご協力下さい」なる文言とともに笑みを浮かべていた。

 そんな櫻井氏が、神社の敷地内で生活しているなんて、これはちょっと生臭い匂いがしてくるではないか。実際、一昨年には、櫻井氏が住んでいるH神社でも改憲署名活動が行われ、拝殿や社務所に通じる門には櫻井氏のポスターがババーン!と貼られていた。

 櫻井氏のこうした神社界(神社本庁)と一体化した政治言論活動と、神社の土地を借り、巨大な建物を建てているということは何か関係があるのではないか。

625 とはずがたり :2017/05/08(月) 16:06:06
>>624-625
 もちろん、寺社が敷地を借地にしているケースは珍しくはないが、借地上の建物は「非堅固建物に限る」「木造家屋に限る」という条件が付いているケースも多く、個人にこんな巨大なコンクリート造の建物を建てさせるというのは珍しい。しかも、櫻井氏の周辺からは「土地はただではないが、かなり格安で借りているらしい」という情報も入ってきた。

 そこで、まず、土地を貸しているH神社に電話で問い合わせてみた。すると、電話口の担当者は、櫻井氏の自宅の土地が神社の所有物であることは認めたが、「櫻井先生の自宅以外にも境内に3つのお家が建てられております。いずれも地代をいただいています」と無償提供ではないという。また、櫻井氏の言論活動と関係があるのではないか?という質問については「当神社と櫻井さんに個人的なつながりがあるからとか、櫻井先生が神社界に力をいれているから土地を貸しているということではない」と強く否定した。

 ところどころ、櫻井氏のことを「櫻井先生」と呼んでいることが気になるが、H神社は櫻井氏を敷地内に住まわせていることと櫻井氏の活動は無関係だというのだ。

 しかし一方で、櫻井氏は、自らの言論活動のなかで、H神社とその国家神道礼賛の主張を、土地を借りていることは隠したまま、PRしたことがある。

 櫻井氏が連載している「週刊新潮」(新潮社)のコラム「日本ルネッサンス」で、このH神社のことを大々的に取り上げ、元旦に開かれる歳旦祭で、H神社の宮司が「天皇陛下は、私たちよりずっと早く、陽も上がらない時間に、国民全員のために祈って下さっています。有難いことだと感謝せずにはいられません」とあいさつしたことを紹介。そのうえで、GHQが「神社神道を国教とする制度を廃止し、政教分離の原則を確立し、宗教と教育から軍国主義と超国家主義を除去」したと批判し、宮司のあいさつが「皇室の祈りは天皇家の私的行事に矮小化されて現在にいたっている」ことを嘆くものだと解説していた。

 また、櫻井氏の言論が地主への利益誘導ではなかったとしても、思想的な影響はどうなのか。櫻井氏はかなり前から改憲を主張していたし、タカ派的な論客ではあったが、90年代頃まではここまで戦前回帰、国家主義的な思想を声高にがなりたててはいなかった。むしろ、薬害エイズ事件などでは、国家犯罪を追及する姿勢も見せていた。

 それが、2000年代に入ると、GHQによる神道指令は誤りだったとの論陣を張って、極端な国家主義や歴史修正主義を声高に叫び始め、その思想をどんどんエスカレートさせていった。H神社の敷地に家を建てたのは、その極端な右傾化のまっただなかのことだ。ここに何かしらの"縁"がなかったと、はたして言い切れるのだろうか。

 ここはやはり、櫻井氏本人に聞いてみるしかないと、以下のような内容の質問状(略)を送った。…

 しかし残念ながら、締め切り期限を過ぎても、櫻井氏からの返事はなかった。

 ただ、少なくとも櫻井氏が神社の境内の土地を借りるというある種の利害関係にあること、その言論や活動がこの十数年の間に急速に右傾化し、いまや神社本庁と完全に歩調を一にしていることはまぎれもない事実だ。

 新右翼団体「一水会」元顧問の鈴木邦男氏が、ウェブマガジン「マガジン9」の連載コラムで、「櫻井よしこさんの思い出」と題して、その思想の変化を書いたことがある。80年代初期、鈴木氏が他の新右翼過激派とともに運動に没頭していたころ、当時「クリスチャン・サイエンス・モニター」の記者だった櫻井氏から外国人記者仲間との飲み会に誘われた時の思い出をひきながら、こう書いている。

〈「この人が鈴木さん。日本の過激な新右翼なのよ。怖いんです」と皆に僕を紹介する。「オー、ノー」とか、「テリブル」という声が上がる。それだけを覚えている。他は全て忘れたが。しかし、30年経った今、櫻井さんの方が怖いし、過激だ。〉
〈あの頃は、櫻井さんは中立だったし、やや左だったかもしれない。それなのに今は僕を飛び越えて右に進み、保守陣営の女神さまだ。〉
(「マガジン9」第123回 13年4月17日より)

 新右翼の鈴木氏が〈怖いし、過激だ〉といういまの櫻井氏の思想はどこからきているのか。なぜ、ジャーナリストが神社本庁や日本会議と濃密な関係を築き、極右の女神的存在になってしまったのか。少なくとも、その主張がいったい誰を利するのかを、われわれはよく見定める必要があるだろう。
(編集部)

626 とはずがたり :2017/05/17(水) 10:22:35
政治
まやかしの保守 ついに「日本会議」政治が沈没す=伊藤智永
https://mainichi.jp/sunday/articles/20170327/org/00m/010/006000d?inb=ys
2017年3月28日
サンデー毎日

「森友疑惑」とは、保守ネットワークを温床とする構造的な腐食ではないか。「保守業界」をえぐり続ける異能記者が、安倍政権が利用した「日本会議」の空疎な正体を明らかにし、まやかしの愛国蜜月政治の落日を論証する。

「安倍晋三先生に敬愛以上のものを持っていた。昭恵夫人ともども、小学校開設にご助力頂いていると認識していた。多くの皆さんの期待に舞い上がっていた。国有地取得では神風が吹いた、見えない力が働いたのかなと感じた。昭恵夫人に助けを頂こうと考えたが、8億円もの想定外の値引きには当時びっくりした。何らかの政治的関与、口利きがあったのだと思う。九分九厘できていたのに、応援してくれていた人が手のひらを返すように離れていく。安倍首相も国会で私を『しつこい人だ』と言い出した。私だけを悪者にする政府や大阪府のやり方に、おかしいぞ、これはどうなっているのかな、不可思議な力が働いているのかなという心境になり、何もかもお話しすることにした」

「森友学園」の籠池泰典理事長が国会の証人喚問で語った証言は、今後「事件」に発展するのかという観点から見れば、カネの授受など真偽の確かでない部分が多かった。だが、なぜこんなスキャンダルが起きたのかという世相や政治潮流への関心で見るなら、安倍首相夫妻をシンボルとする「保守」ネットワークが問題の温床だった構図が、かなり生々しく飲み込めた。

 籠池氏は自ら認めたように、「安倍流保守」の人脈と影響力をもってすれば、殊更に刑事犯罪を問われかねない賄賂を贈ったり、請託をしなくても、行政が特別の配慮や手心を加えてくれて当然と思い込んでいたと言うのだ。

 了見違いも甚だしいが、呆(あき)れたことに、そんな了見違いが第2次安倍政権の4年間に(国有地の取得要望書提出は政権発足の9カ月後)、籠池氏自身も「驚き舞い上がる」ほどのスピード感で、あれよあれよと取り運ばれ、「九分九厘」成就する寸前だったというのだ。「事件」になるかどうかに関係なく、これだけですでに政治腐敗と言わずして何であろう。

 これが氷山の一角でないとは思いにくい。古典的なカネの介在した「疑獄」とは異質の「保守」思想が媒介する構造腐食が進行していると考えるべきではないのか。

「森友問題」の背景を考える時、草の根右派組織「日本会議」の存在を避けて通ることはできない。籠池氏は、「保守業界」で日本会議大阪の幹部(運営委員)として知られていた。日本会議によると、小学校の用地問題が始まる前の2011年1月に退会届を出していたので「関係は絶たれていた」というが、籠池氏を知る人々は会員資格のあるなしに関わらず、「愛国教育に熱心な日本会議系の籠池氏」と認識していた。「瑞穂の國記念小學院」の勧誘パンフレットには、「森友学園にお越しいただいた方々」として過去に講演したことのある安倍昭恵氏や鴻池祥肇(こうのいけよしただ)元防災担当相をはじめ「保守」論客20人の顔写真が掲載されていた。ほとんどが日本会議「系」だ。小学校建設計画に関わった人々は、そこに政治力の影を感じ取っていた。その中には、大阪府や政府の役人たちも含まれていたはずだ。

「保守の名刺代わりになると思って」
 日本会議について論じる時、この「空気感」は大事なポイントである。なぜなら、日本会議は誰がメンバーで、どういう役職者たちが、どこで、いつ、何を、どうやって決めているのか、はっきりしないところに組織の特徴があるからだ。むしろ意図的にあいまいにして、正体不明な雰囲気を強みにしているフシがある。隠されれば、なお知りたくなる。だから昨年来、日本会議の解説本がちょっとしたブームになった。

627 とはずがたり :2017/05/17(水) 10:22:45

 日本会議に関するデータは、ギョッとするような数字が並ぶ。与野党の国会議員約290人が「日本会議国会議員懇談会」(会長=平沼赳夫(たけお)元経産相、特別顧問=安倍晋三首相、麻生太郎副総理・財務相)メンバーで、安倍内閣では閣僚19人のうち15人を占める。全47都道府県に地方本部、その下に240超の支部があり、所属する地方議員は約1800人超、憲法改正の早期実現を求める1000万人署名運動を展開し、全国の8割に相当する37都道府県議会で同趣旨の決議を採択の予定……。

 海外メディアが「日本最大の右翼団体」「安倍右派政権を操る巨大勢力」などとおどろおどろしく形容するゆえんだが、実情を取材してみると、国会でも地方でも自覚のある熱心な会員議員はほんの一握りで、大半が「皆が入っていて誘われたから」「保守の名刺代わりになると思って」「多少なりとも票集めの足しになれば」といった動機のあやふやな「会員」らしいと気づく。名簿に載っているのに「私も入っているの?」「よく知らない」「退会した」と答える議員も少なくないので拍子抜けする。

 戦後70年の一昨年、いくつかの土地(群馬県高崎市、長野市、大阪府茨木市、奈良県天理市、福岡県飯塚市、長崎市など)の自治体や地方議会で、戦前・戦中の朝鮮人強制連行に関する史跡の説明板や碑文が「反日的だ」として撤去や書き換えを求める動きが起きた。そうした碑や史跡は全国に何百もある。そのごく一部について、偏った地域で、一斉に同じテーマの同じ要求が、同じ手法で起きた。その傾向と現地の顔ぶれから、日本会議の「組織的キャンペーン」と疑われた(日本会議広報担当者は否定)。

 飯塚市の事例を取材した。市議会で質問した議員は日本会議系だったが、内容に事実誤認があり、迫力に欠け、市側の説明でおとなしく引っ込んだ。その後も質問は繰り返されたが、議員は気乗りしない様子で、地元の事情通は「市内に本家がある麻生家とつながりの深い熱心な日本会議メンバー2人から強く促されたやらせ質問だから」と苦笑していた。断っておくが、まさか麻生氏がやらせたというわけではない。麻生氏の周辺に近づき、その盛名をかたる右派活動家がおそらく独自に動いた。しかし、権勢を誇る副総理の名前が背後にちらつき、よそでも同じ動きがあると報じられれば、事情をよく知らない人々には権力と結びついた「組織」や「勢力」を想像させずにおかない。同じように各地の地方議会で質問や決議を重ねて「量」を大きく見せかけ、実態は空疎な「質」を偽装する、それが日本会議の手法なのだ。

こんな組織で日本国の黒幕?
 そうした外見に引き寄せられる人たちもいて、神奈川県など一部地域で会合は盛況だが、全国会員数は公称約3万8000人。小さくはないが、参院議員を単独で当選させられる集票力はない。1万人規模の全国大会を開く時は、「新宗教」と呼ばれる教義も主張もまちまちな宗教団体の信者で埋め尽くされる。会場をのぞくと、聴衆はまじめそうだが驚くほど熱気がなく、文字通り「動員」されただけとすぐ分かる。選挙の時はそれぞれの推薦候補を抱えているので、集会用の「サクラ」である。

 言わば「張りぼて」だが、それでも1997年の創立以来、国旗国歌法制定(99年)と「愛国」「道徳」を盛り込んだ教育基本法改正(2006年・第1次安倍政権)の実績が、官界に一定の政治力を認知させた。想定外の第2次安倍政権の発足で「ついに政権まで握った」という「黒幕神話」を生んだ。しかし、知れば知るほど理念も実体も空疎なのに当惑するのだ。こんな組織で日本国の黒幕なのか?

 これまで一番腑(ふ)に落ちた分析は、日本会議設立に深く関与し、初期の活動に少なからず力を貸してきた村上正邦・元労相の評価だ。

「日本会議自体にそんな力はない。ビラや集会や地方議会決議といった昔の左翼のやり方をまねて大きく見せかけているだけだ。力を失ったオールド左翼の連中が昔の自分たちの幻影に怯(おび)えている。その幻影の力を安倍が利用しているんで、日本会議が安倍を操っているんじゃない。逆なんだ。安倍は賢い。自分には人を畏怖(いふ)させるものがないと分かっていた。最初は日本会議が安倍を教育しようと近づいたんだが、そのうち安倍は自分に大きな背後勢力が付いていると見せることが政官界への隠然たる影響力になると気づいた。日本会議はいつの間にか立場が逆転したと気づいているし、憲法改正でも靖国参拝でも安倍の日和見路線に不満があるけど、こうなっては利用されるしかない」

628 とはずがたり :2017/05/17(水) 10:22:57
>>626-628
 一昨年6月、現在病気療養中の日本会議国会議員懇談会長の平沼氏に永田町の事務所で取材した際、「日本会議の中に外には出せない安倍首相への不満が溜(た)まっているのでは」と率直に尋ねたところ、平沼氏はゆっくり二度うなずいてから、厳しい表情で「それでもしっかり支えていきますよ」と言葉を発したのを思い出す。

 ねじれを抱えながらも「日本会議幻想」は「安倍流保守政治」を支える基盤であり続け、官僚機構はデータの数字とあやふやな伝聞を元に、政治力の幻影を実像と見なして、恐らくは「便宜」や「忖度(そんたく)」を計らい、結果的に幻影に実体を肉付けしてしまった。それが「森友問題」なのではないか。「事件」化に拘(こだわ)るなら、このまま誰が悪者なのか藪(やぶ)の中で終わる可能性もあるが、政治腐食の温床と構図はかなり分かってきた。日本会議系につながっていれば、昭恵夫人と親しくしていたら、この政権では何かおいしいことにありつけそうだという歪(ゆが)んだ政治の風潮があり、「第2、第3の森友問題」もあるのだろうと皆が知ってしまった。

 これをきっかけに、日本会議は安倍政治の柱石から弾(はじ)き出されていくだろう。理由は行政の腐敗だけではない。安倍首相が政権延命を優先し、実は憲法改正や靖国参拝に慎重だからばかりでもない。もっと本格的な政策の根幹で、日本会議と安倍政権にはひびが入っており、これまでフタをされていた「期待外れだ」「迷惑だ」という相互不信が増幅されていくと予見できるからだ。

政権長期化で「目障りな支持層」に
 日本会議は、愛国教育・あるべき家族像・歴史認識といった一見伝統的な理念問題を運動の柱に掲げる。これに対し、安倍内閣はグローバリゼーションを勝ち抜くための経済産業省的ナショナリズムを政権運営の軸に据える。つじつまを合わせようにも、ずれが出る。

 たとえば日本会議の「忠君愛国」「歴史美化」には、ヘイト・スピーチまがいの「排外主義」が紛れ込んでも自浄力が弱い。「あるべき家族像」では女性の立場や役割が従属的になりがちで、経済成長に不可欠な「輝く女性」政策としばしば相容(あいい)れない。そもそも日本会議には本格的な経済政策・国家経営ビジョンがないので、安倍政権が長期化すれば次第に「目障り」で「面倒な」支持層へ追いやられていくのは避けがたい。

「ブレグジット(英国のEU離脱)、トランプ(米政権)・ショック」後の国際情勢に対応した外交政策の転換も、日本会議と安倍政権では発想が異なる。中国・韓国・北朝鮮に対するプライド以外に日本会議の外交政策は不明だが、国際政治学者の田久保忠衛会長は時事通信ワシントン支局長を経験したベテランジャーナリスト出身らしく、「トランプ米大統領ともプーチン露大統領とも仲良くしていれば、中国を牽制(けんせい)できる」と言わんばかりの楽観的な安倍外交に最近、方々で公然と警告を発している。

 田久保氏は日中戦争時代の米中関係、ニクソン米大統領が電撃訪中した米中接近の歴史的教訓から、トランプ政権が習近平・国家主席の「新型大国関係」(米中2大国=G2で太平洋をはじめとする国際関係を仕切ろうという戦略的互恵関係)路線に同調する可能性は否定できないと指摘。最悪の展開を避けるため、今こそ日本が先に中国との融和・協調路線をとるべきだと主張している。領土問題棚上げの日露交渉進展にも大反対だ。

 経済・外交政策の骨格で不協和音が大きくなりつつある時、「森友問題」は起きた。スキャンダルはウヤムヤにできたとしても、長期政権の路線問題は簡単に溝が埋まらない。遅かれ早かれ「日本会議政治」の地盤沈下はあらわになる。「森友問題」は、その思いがけない呼び水となる。

いとう・ともなが
 1962年東京生まれ。毎日新聞政治部、ジュネーブ特派員を経て、編集局編集委員。毎月第1土曜日の朝刊にコラム「時の在りか」を執筆。著書に『靖国戦後秘史―A級戦犯を合祀した男』(角川ソフィア文庫)、『靖国と千鳥ケ淵』(講談社+α文庫)ほか

(サンデー毎日4月9日号から)

629 とはずがたり :2017/07/10(月) 08:52:16
>「朝日新聞は国家の恩恵を受けているんだから、国益にかんする報道をしっかりしてもらいたい」「反日的な報道、捏造報道、これだけはやめてもらいたい」と、朝日新聞批判に話題を移したのだった。
朝日新聞は国から便宜を図って貰いながらちゃんと反日的な報道してるなら問題ないじゃ無いか。便宜を図ってもらって提灯記事を書く方は問題だけえが。

リテラ > 社会 > オピニオン > 百田など森友学園大好き文化人の醜態
百田尚樹、青山繁晴、竹田恒泰…森友学園を賞賛し協力してきた極右文化人たちが見苦しい開き直りと話のスリカエ
http://lite-ra.com/2017/03/post-2964.html
2017.03.04

 ようやくテレビでも連日取り上げられるようになった学校法人森友学園への国有地格安売却問題。…安倍首相の「嘘」がどんどんと暴かれている状態だ。

 そんななか、同じように醜態をさらしているのが、森友学園が運営する塚本幼稚園を礼賛してきた極右文化人たちだ。塚本幼稚園で開かれる講演会には、昭恵夫人以外にも、さまざまなネトウヨの神とも言うべき“極右芸人”たちが揃いも揃って登場、HPでも熱烈な推薦文を寄せていたが、その彼らがいま、ある者は「俺は無関係!」と強調したり、ある者はなんとか問題をすり替えようと必死になっているのである。

 その筆頭は、昨年11月19日に塚本幼稚園で講演をおこなった作家の百田尚樹センセイだろう。2月28日放送の『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCシアター)では、国有地払い下げ問題を、国会で日本維新の会の丸山穂高議員が主張した「国有地の格安払い下げは朝日新聞や読売新聞、朝鮮学校にも行われている」という質疑を取り上げるかたちで紹介。その上で百田は、「たかだか一小学校の払い下げを問題とするなら、こういう問題もひっくるめて問題にせなあかんのですね、本当はね」と、問題をすり替え。「朝日新聞は国家の恩恵を受けているんだから、国益にかんする報道をしっかりしてもらいたい」「反日的な報道、捏造報道、これだけはやめてもらいたい」と、朝日新聞批判に話題を移したのだった。

 たしかに、朝日新聞社や読売新聞社だけでなく、百田センセイの大好きな産経新聞社も含め、ほとんどの大手新聞社、テレビ局が国有地を時価の半分以下という格安の価格で払い下げてもらっている。こうしたマスコミの行為は報道の自立を妨げるもので、当サイトでもしばしば批判してきたが、かといって森友学園の不正は別次元の話。そんなことを理由に森友学園の不正が肯定できるはずもない。
 そもそも、新聞社の国有地払い下げはほとんどが40年以上前の話であり、売却価格も最初から明らかにされ、とりあえず言論機関の公共性を考えて優先的に土地を提供するという大義名分もあった。しかし、森友学園の問題は、たったいま起きていることであり、価格の隠ぺい、新聞社やテレビ局の比ではない値引きがおこなわれ、かつ、政治家への口利き依頼までが明らかになっているのだ。

 つまり、百田は自分が絶賛してきたトンデモ学校法人をかばうために、昔の話をもち出して、ごまかしているにすぎないのだ。橋下徹も同じ論法で、森友学園からの要望を受けて私立小設置基準の規制を緩和した自分たちの責任を回避しようとしていたが、見苦しいとしか言いようがない。

 しかも、百田は、これだけでは飽き足らず、こんなデマまで語っていた。
「『サンデーモーニング』でしたっけ。TBSの。あんなかで岸井ナントカという人がですね、『教育勅語はヘイトだ』と言ったらしいですね。教育勅語がヘイトって、頭おかしいんちゃうかと思いますね」
 念のため指摘しておくが、『サンデーモーニング』で、岸井はそんなことを語っていない。教育勅語を暗唱させている場面につづいて、幼稚園が「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」と書いた文書を配布していたことをVTRで紹介。それを受けて岸井は「幼稚園児に教育勅語を暗唱させるなんて、いまどき考えられない上に、ちょっとヘイト的なあれがある」と語っただけだ。つまり「教育勅語がヘイト」と言ったのではなく、配布された差別文書を指して「ヘイト的」と指摘したに過ぎないのだ。
 このデマを見ると、以前から囁かれていた“百田センセイはネトウヨまとめサイトをネタ元にしている”説がにわかに信憑性をおびてくるが、いずれにせよ、天皇に命を捧げよと洗脳する軍国教育の象徴たる教育勅語を「素晴らしい」などと褒めあげるあんたの頭こそ「おかしいんとちゃうか」という話だろう。

630 とはずがたり :2017/07/10(月) 08:52:57

 だが、こうして問題のすり替えをおこなっているのは、百田だけではない。やはり塚本幼稚園で講演をおこなったことがある参院議員の青山繁晴は、百田と同じ『真相深入り!虎ノ門ニュース』において、塚本幼稚園が教育勅語を暗唱させていることを「それ(教育方針)とこれ(国有地売却問題)とを一緒にするのはまったくおかしい」と報道を批判し、こう述べた。
「(テレビ局は)よく言うよ、洗脳なんて。いままで日本軍は悪いことばっかりしましたって洗脳を放送でやってきて」
「教育勅語だから悪いという根拠は一体何なんですかね」
「教育基本法に基づいての歴史教育が結局、中国、韓国の嘘を生んだ」「どれだけ嘘を教えられてきたか」
 しかも青山議員は、“日教組が優遇されてきたんだから教育勅語を教える学校は逆に排除されるはず。だから森友学園は特権的な扱いは受けていない”などと持論を展開させたのだ。ネトウヨ脳ここに極まれり、である。

 また、青山議員と同様に「国有地問題と教育方針は別問題だ!」と主張したのは、塚本幼稚園の愛国教育を〈超ユニークな教育〉などといち早く喧伝した産経新聞に所属する久保田るり子編集局編集委員だ。
 久保田編集委員は2月28日放送『みんなのニュース』(フジテレビ)に出演、同番組では前述の選手宣誓で園児が「日本を悪者として扱っている中国・韓国が心改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願い致します」と言わされていたことに対し、中国・韓国メディアが批判的に紹介していることを伝えたのだが、これを受けて久保田編集委員はこんな発言をおこなった。
「中韓の批判は自分たちの国絡みでですね、虚構の歴史観に基づいてる教科書をつくってる国にこんなこと言われる筋合いまったくなくて、プライベートの学校でどんな教育しようとそれは勝手だと思うんですね」
 幼稚園児がこんなグロテスクな宣誓をさせられていることが問題になっているのに、久保田編集委員は中韓批判に話をスライドさせたのだ。しかも「(私立という)プライベートの学校でどんな教育しようと勝手」とは、この新聞記者は、教育基本法を読んだことがないのか。
 少なくとも、教育基本法は「特定の党派支持」を禁じており、これは私立学校にも適用される。あの選手宣誓は明らかに教育基本法違反だろう。
 さらに閉口してしまうのは、塚本幼稚園の推薦の声をHPに寄せていた田母神俊雄だ。田母神はTwitterで、塚本幼稚園の元園児の保護者らが同園の教育実態を訴えていることについて〈私はこの人が本当に保護者であるのかわからないと思っています〉などと、あろうことか保護者らを標的に。また、〈国会では相変わらず安倍内閣倒閣運動が行われています。左翼偏向マスコミもこれに加担しています〉〈国会議員が入学予定の児童や父兄のことはそっちのけで権力闘争に明け暮れている〉と、当然の疑惑追及を「安倍内閣倒閣運動」と言い出す始末なのだ。
 選挙資金を不透明なかたちで処理し、運動員を買収したとして公職選挙法違反で起訴されている御仁がいったい何を偉そうに語っているのだろうか。
 ほかにも、やはり同園HPに推薦の声が掲載されていた竹田恒泰は、〈講師として招かれたので講演したことはありますが、小学校設立に当たって推薦した事実はありません。安倍さんも勝手に名前を使われていたようですね〉とTwitterに投稿。同じく推薦人だった日本のこころを大切にする党の中山成彬も〈私も園児に教育勅語を斉唱させている幼稚園ということで視察したことがあるが、経営者自身が勅語の精神を理解していないようだ〉と、同じように逃げ腰の投稿をおこなっている。

631 とはずがたり :2017/07/10(月) 08:53:07
>>629-631
 このように、塚本幼稚園を絶賛してきた応援団たちは、無関係を装いつつ問題の核心をはぐらかし、この期に及んでも「教育勅語の何が悪い!」「中韓の教育も一緒だろ」などと塚本幼稚園の教育を擁護するのである。
 そして、櫻井よしこ、曽野綾子、渡部昇一など塚本幼稚園を絶賛し協力してきた文化人・知識人は他にもまだまだいる。きっとこういう連中がこれから、「月刊Hanada」「WiLL」「正論」などで見苦しい話のスリカエと開き直りを展開するのだろう。
 いや、それは文化人・知識人だけではない。現に、3月1日の参院予算委では、共産党の小池晃議員が塚本幼稚園の件の選手宣誓を取り上げると、自民党議員の席からは「素晴らしい!」「正しい!」などというヤジが飛んだ。さらに、教育勅語の暗唱に対しても、「いいじゃないか!」と声があがったからだ。
 既報の通り、明治初期に発布された教育勅語は、皇国史観を植えつけ、いざ戦争があれば公に身を捧げ永遠に続くべき皇室の運命を助けよと命じる軍国主義的イデオロギーそのものであり、このなかでは基本的人権は認められていない。こんなものを幼稚園児に叩き込むことは洗脳以外の何物でもないが、国会の場でおいてさえ、自民党議員たちはそれを肯定してみせるのである。
 いま、多くの国民が塚本幼稚園の教育に異常さを感じているが、現在の安倍首相率いる自民党はあれを異常とはまったく感じていない。このことの恐ろしさを、いまこそあらためて考えるべきだろう。
(編集部)

632 とはずがたり :2017/07/10(月) 08:53:44

『朝生』初出演の百田尚樹があらゆるテーマで無知さらけ出し大恥! 改憲派学者からも「本当に右なのか」と
http://lite-ra.com/2017/06/post-3215.html
2017.06.03

633 とはずがたり :2017/07/10(月) 08:54:17

百田尚樹の韓国ヘイト本がヒドい!「韓国は不潔」「朝鮮にハングルを広めたのは日本」など差別デマと歴史修正のオンパレード
リテラ 2017年6月25日 20時30分 (2017年7月1日 19時56分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20170625/Litera_3272.html

634 とはずがたり :2017/07/10(月) 09:02:51
面白いw

産めよ増やせよ大和撫子((旧日本の独立を目指して)))
http://blog.ap.teacup.com/applet/jiritu/archive?ap_protect=a9zht66qdww

日本民族とその文化は消滅過程にあります。この状況は世界の最先端でもあります.このブログはその打開の可能性を探る思考実験を目的としていますのでなんでもあり。

635 とはずがたり :2017/07/10(月) 12:40:38
マルヤス水軍
ランチ500円から おまかせ漁師丼+漁師汁
なかなか

636 とはずがたり :2017/07/13(木) 15:13:58

青山繁晴が閉会中審査で大恥! 質問は悉く前川氏に論破され、出会い系通い問題はデマがばれて質問できず
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170711/Litera_3306.html
リテラ 2017年7月11日 09時44分 (2017年7月13日 14時56分 更新)

637 孫呉陳 :2017/08/12(土) 23:01:34
独島は韓国領土である。

638 とはずがたり :2017/08/19(土) 21:16:46
「反ネオナチ」進める米テック企業 アップルペイも決済禁止に
https://news.goo.ne.jp/article/forbesjapan/business/forbesjapan-17392
08:00フォーブス ジャパン

グーグルやドメイン登録サイト大手の「GoDaddy」から追放されたネオナチサイト「The Daily Stormer」がその2日後の8月16日、ロシアのドメインで復活していたことが分かった。復活の数時間後には再び閲覧できなくなった

アメリカのテック企業の間では、8月12日にバージニア州で発生した白人至上主義グループと反対勢力の衝突を受け、極右的サイトをインターネットから追放しようという動きが広まっている。

15日には掲示板サイトRedditが、「民主党員は社会から物理的に隔離されるべき」という考え方を掲げる「Physical_Removal」コミュニティーを削除した。

フェイクニュース対策が不十分と批判されているフェイスブックも今後、ネオナチや極右的サイトへのリンクを許可しないとしている。この件に関し、マーク・ザッカーバーグは16日、次のような公式見解を示した。

「私たちのコミュニティーでは憎悪は許されない。だからこそヘイトクライムやテロを推進し称賛するような投稿は削除してきた。シャーロッツビルでの一件も例外ではない。状況を注視し脅迫を示唆する投稿は削除していく。フェイスブックが誰にとっても安心できるサイトになるよう努力することを誓う」

ザッカーバーグはさらに「ネオナチと白人至上主義は間違っているという明白な事実を理解できない人がいるのは残念なことだ」とし、トランプ大統領を暗に批判した。

決済サービスにおいても極右を締め出す動きが始まっている。15日にはトランプ大統領の支持者ピーター・ティールが創業したペイパルが、利用規約を強調する投稿を行った。

「ペイパルは憎悪や暴力、人種差別を推進する活動に関する決済や寄付に利用されないよう努力している。規制対象にはKKK、白人至上主義団体、ナチ団体など人種差別的な考え方を推進する団体が含まれる」との声明をペイパルの担当者が発表した。

アップルも白人至上主義関連のアパレルを取り扱うサイトの、アップルペイの使用を禁止する取り組みを始めている。
Clare O'Connor

639 とはずがたり :2017/08/20(日) 16:50:05
極右に反対、全米デモ=4万人、ボストン行進
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170820X966.html
15:50時事通信

 【ニューヨーク時事】米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者や極右支持者と、反対派による衝突事件が発生してから1週間が経過した。これに合わせ、全米各地で19日、反対派によるデモが行われた。東部マサチューセッツ州ボストンでは「トランプ反対」「極右団体禁止」といったプラカードを掲げ推定4万人がデモ行進した。

 ボストン中心部の公園ではこの日、保守派による集会「言論の自由」大会が開かれた。保守派の講演者らが招かれ、トランプ大統領支持者や極右勢力も参加したとみられる。

 デモはこれに抗議する形で行われた。公園周辺の通りを「白人至上主義者らは去れ」などと叫びながら練り歩いた。

 シャーロッツビルでは12日、極右支持者や白人至上主義者らと反対派が衝突。極右とみられる男が反対派のデモ隊に車で突っ込み、女性1人が死亡する惨事となった。

 このため、ボストン市警は19日、衝突回避のためバリケードを設置して公園を封鎖。警官約500人が出動し、厳重警備態勢を敷いた。大きな衝突は起きなかったが、報道によると、警官隊などとの小競り合いで30人以上が逮捕された。

 トランプ大統領は、シャーロッツビルでの衝突後、白人至上主義者側を擁護するような発言をして批判を浴びた。19日は一転、ツイッターに「ボストンでのデモに参加して敵対感情や憎悪を非難した多くの人々を称賛したい。わが国は間もなく一つになれるだろう」と書き込み、デモへの支持を表明してみせた。

 この日はこのほか、ジョージア州アトランタやルイジアナ州ニューオーリンズ、カリフォルニア州ラグナビーチ、テキサス州ダラスなどでもデモが行われた。それぞれ数百人が参加し、人種差別や白人優位などに抗議した。

640 さきたま :2017/10/05(木) 15:50:07
非共産の野党再編・民進党解党論者である、松井孝治の「リベラル」論。
鳩山内閣官房副長官、参議院議員(京都府)2期、前原・鳩山らの側近と呼ばれ、
政界引退後、慶應義塾大学総合政策学部教授。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1960785804135606&id=100006126152789&notif_id=1507109782515417&notif_t=feedback_reaction_generic
【私の「リベラル」体験と違和感】

希望の党の民進党「リベラル派」排除が話題になっているが、今日某大手新聞社(保守系)の記者さんから取材の電話があり、リベラルって何ですかね?という質問を受けた。
現在の日本の政治状況では、リベラル=左派というように使いがちだが、本来は自由主義者という意味なのだと思う。もっとも現代の日本では、全体主義者や共産主義者は少数になっているので、単純に自由主義ということでは差別化されにくい。
私が12年間の議員生活を民主党という政党で送って、党内の「リベラル派」と呼ばれる代表的政治家について、これは感覚が違う!と実感した事例を2つ挙げて、私なりのリベラル政治家像と、それに対する個人的違和感を申し上げたい。
(私が感じた違和感よりも、以下の二人の政治家の考え方にむしろ共感を感ずるという方もおいでだと思う。個人の思想や価値観の問題なので、それはそれで尊重するしかない。例えば、保守の論客とみなされていた小林秀雄氏がご存命ならば、政治が国民の意識のどこまでに関与すべきと考えられたであろうか、と思いを巡らすに、必ずしも定かでない。)
一つ目は、枝野幸男氏の考え方である。
2002年の9月の代表選挙で、若手から勝てる候補者を出そうということで、20人の推薦人を確保した前原陣営と野田陣営でどちらかに候補者を一本化のため予備選をやろうということになった。
公開討論会をネット中継するなど正々堂々と論争の末、世論調査で雌雄を決し、敗れた陣営は勝者を応援することを合意し、その前提として、二人の間で共有する時代認識、国家観、政治手法を文書にまとめようという話になって、その文書を私が起案した。
その中に
「国民の生命、財産と名誉を守ることが国家の第一使命であり、現実の国際関係を直視し、尊厳ある外交・安全保障政策を樹立・展開する。」
という一文があった。
これに枝野さんが異議を挟んだのである。
枝野さんの意見は、国民の生命、財産を守るのは国家の使命だけれど、国民の名誉を守るのが国家の使命というのには違和感があり(「少なくとも自分の趣味ではない」と明言されたことを覚えている)、出来れば、名誉という文言を削るべきというものだった。
前原さんも野田さんも原案通りで構わないという意見だったし、枝野さんも最終的にはお二人がよければということで拘られなかったので、枝野さんの異議は取り入れられなかった。
しかし、枝野さん流のこの「リベラリズム」は、私の中に強い印象を残した。
折しも今週はノーベル賞週間だが、日本人がノーベル賞を取ったり、オリンピックでメダルを獲得したりすること、もう少し抽象的に言えば、平和国家であることや世界に誇る芸術文化国家であることは国家・国民の名誉であり、それを推進・振興することは、当然、国家の第一使命と思いこんでいた私には、枝野さん異議は正直驚きであったし、世の中には国民の名誉、すなわち国家の名誉というものを随分クールに捉える政治家もいるものなんだなと視野を開かれた思いすらした。が、それ以降枝野さんとは距離を置くようになった。

641 さきたま :2017/10/05(木) 15:50:48
>>640続き

二つ目は、菅直人氏の考え方である。
2003年のマニフェストを作るに当たり、私も政権プランの作成などに関与したのだが、最初の見開きページは菅代表の親筆ということになり、最後に出てきた文書が「最小不幸社会」と題するものだった。
政治の目標は、病気や貧困、戦争など国民の「不幸」の原因を取り除くことであり、国民の「幸福」は個人の内面にあるものだから、政治は関与するべきではない、というのが菅氏の考えである。
確かに一つの見識であるには違いないけれど、政治というものが、そのようなドライなものであって良いのか、個人の内心に関わることも含めて、政治とは、国民の幸福の最大化を図るためにも様々な政策を展開すべき存在ではないのかと思う私は、そのペーパーを見た瞬間から、個人的に強い違和感を感じた。
マニフェスト冒頭のその文書は、我々に諮られることもなく、党首ご親筆ですからご一任下さいということで決定されたのだが、初代マニフェストとして比較的好評だった民主党マニフェストに汚点が残ったように私は感じたのだった。
このように、枝野氏、菅氏ともに、国家や共同体は、国民個人の名誉であるとか、幸福感であるとか、その内心には極力関与すべきでないという、個人主義観が強いのが特徴だと思う。
つまり、個人を、国家に代表される共同体と切り離し、共同体が個人の領域に関わることをよしとしないところ、個人の国家からの自由を重んずるところに、菅氏、枝野氏のリベラリズムの共通項があるように感じるのだ。
こうした考え方の延長線上に、国旗や国歌についての捉え方、道徳教育、情操教育についての国家や共同体の関与についての冷淡さが存在するのだろう。
かくいう私も、国家が国民の内心にずかずかと踏み込み、介入するような社会には反対なのは当然である。
しかし、国際社会で日本人や日本国が名誉ある地位を得るために懸命にサポートし、努力するのが政府の第一の役割のひとつだし、単に国民の不幸の要因を減少させるだけでなく、日本人の幸福感の向上のために知恵を絞って各種の政策を展開するのが、政府や公共体の使命であるというのが、私の感覚である。
枝野さんや菅さんのような、国民の名誉や幸福感は個人の内心領域であって極力国家は関与すべきでないというリベラリズムが我が国のリベラル政治家にあまねく存在する特徴ではないという反論もあるかも知れないけれど(現にお二人とは見解の異なる「リベラル派」議員もいるようにも思える)、私個人の「リベラル体験」と違和感は、象徴的には、以上申し述べた二つの体験にある。

642 さきたま :2017/10/05(木) 16:09:13
>>640-641
自分の考え方としては、どちらかと言えば松井に近いかもしれない。
枝野と違い、国民の名誉を守るのが国家の使命というのには違和感はない。
第一使命とまでは思わないが。
菅のいう、国民の「幸福」は個人の内面にあるものだから、政治は関与するべきではないという考えは理解できる。
ただ、子供たちの自己肯定感が諸外国に比べ低いと言われている昨今、
>日本人の幸福感の向上のために知恵を絞って各種の政策を展開するのが、政府や公共体の使命である
という松井の意見には頷ける。
二人ともドライと言えばドライ。
ただ、
>個人の内心に関わることも含めて、政治とは、国民の幸福の最大化を図るためにも様々な政策を展開すべき存在ではないのかと思う
という松井の意見だが、内心に踏み込む部分は、さじ加減が難しい。
>道徳教育、情操教育についての国家や共同体の関与についての冷淡さが存在するのだろう。
とも書いているが、道徳教育について国が積極的に関与するのはいかがなものかとも思う。

ともあれ、枝野や菅の思想は、まさにリベラリズム、自由主義ではないかと思う。
枝野は保守を標榜し、保守とリベラルは対立する概念ではないとも言っているが、
政治思想的には、二人はリベラリストなのではないだろうか。

643 とはずがたり :2017/10/08(日) 12:26:48
>(当時の)小沢一郎氏のめざしたのは「小さな政府」で、彼が『日本改造計画』で描いた構想は、自民党と霞が関のコンセンサスに近かった。
此に関しては池田は此処http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/2136でも書いてゐる。

>小沢氏の理念は80年代の英米の改革の延長で、「新自由主義」といわれるような特殊な思想ではなかった
池田はこう書いてるが,ばらまき大好き化するこの15年間程の小沢の様子は,寧ろ当時の小沢が霞ヶ関に祭り上げられた御輿で本心ではなかったのではないか?御輿は軽くて…を思い出すがw

立憲民主党で日本から「社会主義の亡霊」が消える
https://news.goo.ne.jp/article/jbpress/politics/jbpress-51281
10月06日 07:00JBpress

 民進党代表代行の枝野幸男氏など左派が、新党「立憲民主党」を設立した。これは民進党が希望の党に合流したときから予想されていた展開で、前原誠司代表も「想定内だ」とコメントした。希望の党の小池百合子代表が憲法改正を否定する左派を公認するはずがなく、それが合流の目的だったと思われる。

 共産党はさっそく新党との共闘を表明し、全国で独自候補を取り下げ始めた。もともと小選挙区で共産党が勝つ見込みはないので、その票が立憲民主党に入ると、意外に健闘するのではないか。これで「自民・公明」と「希望・維新」と「立憲・共産」という3極の戦いになるが、この構図には既視感がある。

よみがえる「社共共闘」
 55年体制で「革新勢力」が最盛期だったころ、社会党は共産党と組む社共共闘か、民社党・公明党と組む社公民共闘かで揺れていたが、東京都の美濃部知事をはじめとする革新自治体で選挙戦を制したのは社共共闘だった。

 その背景には、総評という労働組合の動員力があった。民社党系の同盟は大きな勢力にはなれなかったので、社公民は選挙に弱く、社会党の主流は「プロレタリア独裁」をめざす社会主義協会だった。これは共産党の方針とも似ていたので、1970年代まで「社会主義」が野党の共通の目標だった。

 1980年代には社会主義の実態が分かってきたので、社会党の土井たか子委員長は「護憲」を持ち出した。その中身は第9条の一国平和主義で、社会主義のように体系的な理論はないが、争いを好まない日本人にはなじんだ。立憲民主党は、このころの社会党に戻って「社共共闘」で生き残るつもりだろう。

 だが冷戦が終わると、社会主義と労働組合の力が弱まった。英米でサッチャー・レーガンの保守革命が起こり、日本でも中曽根内閣で国鉄と電電公社の民営化が行われた。小沢一郎氏のめざしたのは「小さな政府」で、彼が『日本改造計画』で描いた構想は、自民党と霞が関のコンセンサスに近かった。

 この構想は1992年まで順調に進んでいたが、彼が自民党竹下派の後継争いで敗れて挫折した。自民党を離党した小沢氏は93年に政権交代を実現したが、彼の強権的な手法に反発して、社会党は94年に非自民連立政権を離脱した。これによってできた村山内閣は自衛隊と日米安保条約を認めたために社会党は崩れ去り、ここから今に至る野党の迷走が始まった。

失われた日本の「保守革命」
 小沢氏の理念は、それなりに一貫していた。彼が自民党の幹部だったときは、ハト派を追い出して「社公民」と合併させ、保守とリベラルの二大政党にしようという保守二党論だったが、彼が自民党を離党して社公民と合流したことが混乱の始まりだった。

 細川政権の最大会派は社会党であり、何かにつけて小沢氏と対立した。この「ねじれ」を解消するため、彼は1994年に自民党の右派を引き込んで社会党などを切ろうとしたが、自民党は社会党の委員長を首相に指名する奇策で裏をかき、自社さ連立政権ができた。

644 とはずがたり :2017/10/08(日) 12:27:06
>>643-644
 のちに小沢氏にインタビューしたとき「55年体制では自民党と社会党は地下茎でつながっていて、国会は実質的に全会一致だった。そうでなければ自社の連立政権なんかできるはずがない」というので、「ではなぜ自社さに裏をかかれたのか」と質問したら、「あそこまで節操がないとは思わなかった。私も若かった」と笑っていた。

 細川政権で実現した小選挙区制で、日本も英米型の二大政党になるはずだった。小沢氏も社会党を追い出したあと、新進党で二大政党をめざしたが、社会党とさきがけなどが民主党をつくった。このときの自民・新進・民主の3極も今回の選挙に近いが、消えるのは民主だと多くの人が予想した。

 ところが小沢氏はこのときも新進党をまとめるのに失敗し、1997年末に解党してしまった。これが彼の最大の失敗だった。このとき右派を自由党に結集しようとしたが、それは50人余りの小政党になってしまった。日本の保守革命は、このとき失われたままである。

 小泉政権は不良債権の最終処理という構造改革は実現したが、それ以外は大したことはできなかった。それは小泉首相の「個人商店」だったので、内閣が変わると自民党は昔の自民党に戻ってしまった。

日本の「長過ぎた社会主義」の終わり
 小池氏は新進党のときから小沢氏にずっとついて行った「元祖小沢ガール」だ。自由党で自民党と連立するところまで同じだったが、連立解消のとき自由党に戻らなかった。彼の失敗を見た小池氏は、その教訓を学んでいるだろう。

 その1つは、政治を動かすのは理念ではなく人気だということだ。小沢氏の理念は80年代の英米の改革の延長で、「新自由主義」といわれるような特殊な思想ではなかったが、自民党にも野党にも抵抗されて実現しなかった。日本人は大きな変化や強いリーダーをきらうからだ。

 小池氏には一貫した理念がないが、それは意図的だろう。「寛容な改革保守」という希望の党の理念は何も言っていないに等しいが、理念で投票する有権者はいない。テレビで受ける「原発ゼロ」などのキャッチフレーズがあればいいのだ(実現できなくても)。

 もう1つは、緊縮財政では選挙に勝てないということだ。小沢氏は『日本改造計画』で消費税率10%を提唱したが、それはいまだに実現していない。消費税の増税を掲げた政権は橋本内閣以降、必ず選挙に負けたからだ。

 10%を超えるインフレと高金利に苦しんだ1980年代の英米では財政規模の縮小が必要だったが、今の日本では国債をいくら発行しても金利が上がらない。アベノミクスはゼロ金利を利用して社会保障の負担を将来世代に先送りする「21世紀型ネズミ講」だが、永遠にゼロ金利が続かない限り先送りは続けられない。

「消費税の増税凍結」を掲げる小池氏は、経済は理解していないが、消費税が政治的な危険物だということは知っている。税収が増えないで社会保障給付が増えると将来世代の負担が増えるが、彼らは選挙権をもっていない。いま60歳以上の高齢者に何がアピールするかを考えるのが賢い政治家である。

 追い出される立憲民主党には、こういう狡猾さはない。その純粋さで同情票は集まるかもしれないが、彼らが社会党と同じ運命をたどることは確実だ。小池氏が彼らを排除して「社共共闘」に追い込んだのは一歩前進である。

 彼女は何も実のある改革はできない(政権も取れない)だろうが、真の政策論争は冷戦後も生き延びてきた社会主義の亡霊が消えたところから始まる。この25年、政治を混乱させてきた亡霊を追い払い、資本主義を取り戻すことが日本の残された希望である。

(池田 信夫)

645 さきたま :2017/10/09(月) 10:12:27
記事
鈴木しんじ2017年10月09日 07:58
立憲民主党はリベラル政党としての立場を明確にすべき
http://blogos.com/article/251129/
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(通称:市民連合)が7日に、立憲民主党、日本共産党、社会民主党の3野党の代表者を都内の会合に招き、衆院選に関する政策要望書を提出、3党の選挙協力も求めた。要望書は、①憲法違反の安保法制を上書きする形での憲法改正とりわけ第9条改正への反対、②特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法など安倍政権が行った立憲主義に反する諸法律の白紙撤回、③原発ゼロ実現を目指すことを柱としたものであり、3党もこれを受け入れた。

要望書の内容は、これまでの民進・共産・自由・社民の4野党に対して提出されてきたものと同じであり、極めて妥当なものである。要望書は実質的に3党の共通公約であり、今後は市民連合と3野党間で正式な政策協定書が締結され、市民連合の山口代表と3野党党首が共同で記者会見を行い、3野党間での選挙協力の確認と共に公表されることが望ましい。マスコミの選挙報道がいまだに自民VS希望が中心となっている状況を変え、今回の選挙が3極間の戦い、いや、自民党とその補完勢力VS立憲主義者・リベラル派の戦いであることをもっとアピールしなければならない。そのために市民連合と3野党は結束を深め、知恵を絞るべきである。

気にかかる枝野代表の「リベラル」に対する認識
さて、私が以前から訴えていた形で立憲主義者・リベラル派の共同戦線ができつつある状況はうれしいが、一点気になることがある。ほとんどの立憲民主党の創設メンバーが自らをリベラルと定義しているのだが、私は枝野代表自身の「リベラル」についての認識に疑問を感じざるを得ないのである。枝野氏は認識を改め、立憲民主党を保守政党でないリベラル政党だと明言すべきだ。

枝野氏は「右か左かなんていうイデオロギーの時代じゃないんです。上からか、草の根からか。これが21世紀の本当の対立軸なんです。リベラル新党よくできたと期待を頂いているんです。保守とリベラルがなんで対立するんですか。保守とリベラルは対立概念ではありません(https://twitter.com/CDP2017/status/915592634437181440)。 」と述べている。

そもそも「リベラル」とは何かということになるのだが、結論から先に言えば「社民・リベラル」という言葉があるように、現在の日本においては、経済政策的には社会民主主義、政治的・社会政策的には政治的な自由・個人の権限を尊重する進歩主義として使われていると考えてよいだろう。こうした政策傾向はアメリカの民主党・イギリスの労働党・ドイツの社会民主党・イタリアの民主党、韓国の共に民主党など民主主義国家の二大政党の一翼を担う中道左派政党が共通して持つものである。

中道左派と対峙する中道右派政党は、アメリカの共和党やイギリスの保守党のように、経済政策的には企業活動重視の小さな政府志向(新自由主義的傾向)が強く、政治・社会的な政策では保守的な伝統的価値観を重視する傾向が強い。

646 さきたま :2017/10/09(月) 10:13:20
>>645続き
「保守‐リベラル」は対立概念。上からか下からかは政策を決定しない
立憲民主党は再分配機能の強化、LGBT差別解消、選択的夫婦別姓の実現を訴えており、経済的には社会民主主義傾向が強く政治・社会的には進歩主義的である。一方で、自民党は自らを保守政党と述べている。安倍政権は経済政策的には極端に新自由主義的だとは言えないが、ホワイトカラー・エグゼンプション(高度プロフェッショナル制度)や裁量労働制の拡大を進めようとしていることは事実であり、社会政策の志向については、政権の中心メンバーの有力な支持団体である日本会議との関係を見ても政権が日本の伝統的価値観を重視しているのは明らかである。

かなり中道色を強くした自民党政策集2017を見ても、LGBT差別解消、選択的夫婦別姓の実現に関しては、それらを目指すとは書かれていない。特に選択的夫婦別姓の実現に関しては否定的な自民党議員が多い(https://mainichi.jp/articles/20151217/k00/00m/010/132000c)のは事実である。以上から、いわゆる「保守」または「右」と「リベラル」または「左」には目指す方向性に大きな差があり、今日においても政治的対立軸として機能しているのは明らかである。

「上からか、草の根からか」、これが21世紀の本当の対立軸と言っているのも根拠がない。上からか草の根からかは、方法論であり政策論ではない。どのような政策志向を持つ人間がどのようして選挙で選ばれるかは、その時の状況によって変化する。草の根運動が原動力となって選ばれた政治家は、オバマ前米大統領のようにリベラルでもありえるし、トランプ現米大統領のように排他主義的ポピュリズムを主張する人物でもありえる。さらに言えば、アメリカにおいて保守的な共和党候補を応援してきた「ティーパーティー運動」はまぎれもなく草の根運動である。


中途半端な立ち位置では失敗する。積極的にリベラルを訴えるべき
立憲民主党が保守政党である自民党と対峙する二大政党の一翼を目指すならば、自らを非保守のリベラル政党だと明確に定義すべきである。民主党および民進党は、党内にリベラル派と保守派が混在し、それが党の性格を不明確にし、衰退につながった。

9月に行われた民進党の代表選において、「今回の代表選の争点は保守とリベラルの対立ではない」と訴えていた議員が少なからずいたが、私にはそのような主張は愚かに思えた。結局は保守かリベラルかで小池百合子氏から踏み絵を踏まされ、党が分裂したのである。中途半端な立ち位置では失敗する。

冷戦後に初当選した進歩主義的な考えを持つ政治家の中には、自分をリベラルと定義することに躊躇する人が多いように思われる。リベラル→左→社会主義と思われ、支持の拡大につながらないことを恐れているのだろう。しかしながら、そのような姿勢は非常に後ろ向きである。そもそも社会主義とは「資本主義の弊害に反対し、より平等で公正な社会を目指す思想、運動、体制(http://blogos.com/article/242327/)」であり、社会民主主義を含む広い概念である。必ずしも市場経済と対立する概念ではない。

自らを民主社会主義者だと述べた、リベラル派のバーニー・サンダース米上院議員が昨年の大統領選であれだけ広い支持を集めたことを思い出してほしい。むしろ、リベラルであることの意義を有権者に対して積極的に訴えていくことが求められているのではないか。

647 さきたま :2017/10/09(月) 10:14:20
>>646続き
補論:リベラリズムと社会民主主義
リベラリズム(Liberalism)を日本語に訳すと、「自由主義」となる。ややこしいのが自由主義には複数の意味合いがあり、代表的なものに政治的自由主義と経済的自由主義がある。前者は個人の政治的な自由を重視し、政治的な自由を達成するには社会的な公正を実現しなければならず、そのためには政府の経済への介入を認めるという立場である。これは社会自由主義とも言われる。

一方で後者は、経済における意思決定は最大限個人にゆだねるべきであり、できるだけ政府などの組織集団がかかわるべきでないという立場である。小さな政府を標榜する経済的「新自由主義」に親和性が強い。よって同じ言葉で正反対の意味を持つのであるが、日本とアメリカではリベラルは政治的自由主義→社会自由主義の意味合いで使われることが多い。

この理由として、①アメリカでは冷戦時代より社会民主主義を含む社会主義全般にアレルギーに強かったこと、②日本では社会主義を標榜し自衛隊および日米安保に否定的な態度を取っていた左派政党である日本社会党および日本共産党の勢力が冷戦後に低下したことから、社会主義や左派を名乗ると支持が広まらないという認識が広まったことが挙げられ、両国において社会民主主義の代わりにリベラルという言葉が多用されるようになったと考えられよう。

なお、社会民主主義とは社会主義を「資本主義の弊害に反対し、より平等で公正な社会を目指す思想、運動、体制」と考えた場合、その一部に属し、社会的な労働者の貧困、失業などの不平等問題を議会や政府の管理と介入により解決して行こうというものである。

一部では社会主義=共産主義と誤解されているが、社会主義自体は非常に広い概念であり、日本ではかつて冷戦期に野党として存在していた日本社会党・民社党・公明党・日本共産党・社会民主連合はいずれも「社会主義」の実現を目標としていた。一方で社会民主主義は、暴力革命やプロレタリア独裁を否定する点で、旧共産圏諸国の共産党が掲げていたマルクス・レーニン主義と大きく異なることに留意されたい。

リベラリズム(社会自由主義)と社会民主主義はもともと違う文脈から登場した言葉ではあるが、政府の介入による再分配・人権や環境を重視した進歩主義的価値観・国際協調主義を主張するなど多くの点で共通点がある。現在は社民・リベラルという言葉があるように、両者は実質的にほぼ同義語に近くなっているといっても過言ではないだろう。

648 とはずがたり :2017/10/09(月) 11:09:33
>>642
余力を残してぱっぱと辞めちゃった印象の松井ですがこの辺の違和感が原因だとすると残念ですね〜。

俺は国が金メダル取る為に大金注ぎ込むとかはバカバカしいなとは思うので菅や枝野に近いのかも。
国体にせよ五輪にせよ公共事業の言い訳にしか成ってない気がするからスポーツ振興に批判的な部分は大きいんだけど

649 さきたま :2017/10/09(月) 12:08:25
>>648
大金の額によりますが、俺は五輪選手の強化に国費を他の主要国に近いレベルで投入するのは賛成です。
オリンピックで日の丸が揚がって君が代が流れると、泣けるたちです。
ただ、それを強制的に押し付けるのはいかがなものかと思うので、その辺はリベラルな部分なのかなと思います。
下記の新党さきがけの政治理念にも「皇室の尊重」がありましたが、あの理念こそ、寛容な穏健保守を体現しているのかなとも思います。
自分としては、やはり穏健な保守からリベラル、中道左派までを包摂する政党が二大勢力の一翼を担ってほしいですね。
もちろん、自公のように改革保守とリベラル・中道左派政党が完全に棲み分けできるなら、それでもよいのですが。



田中秀征 政権ウォッチより
http://diamond.jp/articles/-/35979
>新党さきがけの政治理念
「さきがけの灯」とは何か

「さきがけの灯」とは何か。

 それは、6月21日の結党に際して発表した『われわれの政治理念』である。これは『さきがけ五綱領』とも言われるわれわれの旗であった。

一、私たちは日本国憲法を尊重する。憲法がわが国の平和と繁栄に寄与してきたことを高く評価するとともに、時代に応じた見直しの努力も続け、憲法の理念の積極的な展開を図る。

二、私たちは、再び侵略戦争を繰り返さない固い決意を確認し、政治的軍事的大国主義を目指すことなく、世界の平和と繁栄に積極的に貢献する。

三、地球環境は深刻な危機に直面している。私たちは美しい日本列島、美しい地球を将来世代に継承するため、内外政策の展開に当たっては、より積極的な役割を果たす。

四、私たちはわが国の文化と伝統の拠り所である皇室を尊重するとともに、いかなる全体主義の進出も許さず、政治の抜本的改革を実現して健全な議会政治の確立を目指す。

五、私たちは、新しい時代に臨んで、自立と責任を時代精神に据え、社会的公正が貫かれた質の高い実(じつ)のある国家、『質実国家』を目指す。

650 とはずがたり :2017/11/04(土) 14:24:50

保守もそうなんだけどね
>その理由は、自らの軸となるはずのスタンスを、聞こえがよい借り物の言葉で表現しているあたりにあるのかもしれない。

民進党分裂! 枝野氏、辻元氏が掲げる「リベラル」ってなんだ?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171005-00531096-shincho-pol
10/5(木) 6:10配信 デイリー新潮

辻元氏は本当に「リベラル」か
 所属政党の民進党が小池百合子東京都知事が率いる「希望の党」と合流することで、「排除」されることになった枝野幸男、辻元清美、赤松広隆といった前議員たちは、「リベラル派」「リベラル系」とくくられることが多く、また次のような発言から本人たちもそのような自負があることは見て取れる。

「私はリベラルの力を信じている」(辻元氏)

「リベラルを代表する政党は基本的に作るべきだと思う」(赤松氏)

 もっとも、ここで言う「リベラル」の定義は実にあいまいだ。「反安倍」というのは、現時点での政治的立場を示すものに過ぎないので、「リベラル」の条件とはならない。

 過去の言動から推察するに、彼らの頭の中にある「リベラル」とは「憲法9条死守」「安保法制違憲論」といった立場のことのようにも見える。当人たちは「弱者の味方をするのがリベラル」といった解釈をしているフシも見られるが、現状、日本国内に「弱者の敵」を公言している政党は存在しないので、あまり意味はないだろう。

 このあいまいさの根本には、もともと欧米で生まれた概念である「リベラル」を、政治家たちが聞こえのよいキャッチフレーズとして用いてきたからだ、とも言える。そのため、本家アメリカの政治事情を知る人からすれば、日本の「リベラル」は極めて奇異に映るようだ。

 どこがおかしいのか。元財務官僚の山口真由氏は、新著『リベラルという病』の中で、「奇妙な日本のリベラル」と題した章で、詳しく解説している。以下、同書をもとに、日本の「リベラル」の矛盾を見てみよう。

民進党分裂! 枝野氏、辻元氏が掲げる「リベラル」ってなんだ?
「正しさ」には、限界がある。日本の若き知性が「アメリカ」の謎を解く! 『リベラルという病』 山口真由[著]
本家のリベラルとは
 まず、そもそもアメリカの「リベラル」と「コンサバ(保守)」の財政、経済に対するスタンスを見てみよう。簡単に整理すると、次のようになる。

・リベラル(民主党)……「大きな政府」志向。政府の市場への介入に積極的。財政支出に積極的。

・コンサバ(共和党)……「小さな政府」志向。政府の市場への介入に消極的。財政支出にも消極的で財政均衡を重要視する。

 ところが従来、日本の民進党はといえば、財政の均衡を政策の中に取り入れている。これは欧米の「リベラル」では考えられない。ところが一方で、年金のかさ上げ、医療や介護の自己負担の軽減も主張していた。

 つまり「財政均衡を目指しつつも、社会保障は拡大する」というスタンスなので「大きな政府」なのか「小さな政府」なのか、わからない方針を打ち出してきたのだ。

651 とはずがたり :2017/11/04(土) 14:25:02
>>650
 市場に対する姿勢もどっちつかずだった。

 2013年頃から、安倍政権はしきりに経済界に対して労働者の賃金引き上げを求めてきた。これは欧米では、「リベラル」型の政策である。本来は民間の問題であるべき賃金引き上げに首を突っ込むのは、労働者の味方である「リベラル」の行なうべきことなのだ。

 しかしながら、こうした政策に対して民進党がエールを送っていたようには見えない。また、朝日新聞などの「リベラル」メディアもまた政府の介入に批判的だった。

「リベラル」イコールハト派ではない
「経済政策、財政政策は国の事情がある。日本のリベラルの存在意義は、外交、安保政策にあるのだ。つまり護憲だ」――辻元氏や赤松氏ならこう反論するだろうか。

 しかし、残念なことにこの点から見ても、日本の「リベラル」は欧米の常識からは大きく逸脱している。『リベラルという病』から引用しよう。

「日本ではタカ派、ハト派という言葉があり、軍事力に肯定的で強硬な主張を持つ人をタカ派、軍事力に否定的で平和主義に根差す人をハト派と呼んだりする。タカ派とハト派、右翼と左翼は、必ずしも一致するものではない。だが、タカ派はどちらかといえば右派と結びつきやすく、ハト派は左寄りの傾向がある」

 これが日本では一般的な認識で、辻元氏らもそれゆえに「護憲派である自分たちこそリベラルだ」と主張するのだろう。しかし、本来はそうではない、と山口氏は指摘する。

「アメリカの共和党と民主党の場合は、むしろ逆だ。民主主義と人権の理想を高く掲げる民主党は、『野蛮』な地域に民主主義を布教するのが正義と考える。したがって、民主主義を広めるためには、武力による介入も辞さない」

 世論が反対する中、第2次大戦への参戦を決めたルーズベルト大統領は民主党(リベラル)であり、一方で共和党(コンサバ)は、この手の大戦への介入には消極的だった。

 このように見ていくと、枝野氏らが「リベラル」というのは少なくとも国際的にはまったく理解されないことがよくわかる。もちろん、「私たちは日本型のリベラルなのだ」と強弁することも不可能ではないのかもしれない。

 しかし、現状、枝野氏や辻元氏らは、小池氏と前原氏の謀略、あるいはペテンによって割を食った「被害者」として同情こそされても、必ずしも多くの共感を集めているとは言い難い。その理由は、自らの軸となるはずのスタンスを、聞こえがよい借り物の言葉で表現しているあたりにあるのかもしれない。

 果たして本当に辻元氏の言うところの「リベラルの力」が見せられるかどうか。来たる総選挙は最後の戦場となるのかもしれない。

デイリー新潮編集部

2017年10月5日 掲載
新潮社

652 とはずがたり :2017/11/07(火) 17:40:42
バカ(若)者は自民党が利権屋政党だって知らないんだな。。困ったもんだ。

「自民党こそリベラルで革新的」:20代の「保守・リベラル」観はこんなに変わってきている
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171104-00010001-binsider-bus_all
11/4(土) 8:10配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

「自民党こそリベラルで革新的」:20代の「保守・リベラル」観はこんなに変わってきている
若い世代ほど自民党を「リベラル」だと感じる傾向が強く、18〜29歳が唯一民進党よりも自民党の方を「リベラル」だと見ている。
若者は本当に「保守化」しているのか。若者の自民党支持率は高く、今回の衆院選でも、18〜19歳の47%、20代の49%(ANN調べ)が比例で自民党に投票したという出口調査結果も出ており、こうした結果から若者が「保守化」しているとも言われる。

一方、実際に若者の声を聞くと従来のイデオロギー観とは全く違った政党観が見えてくる。

読売新聞社と早稲田大学現代政治経済研究所が2017年7月3日〜8月7日に共同で行った調査結果によると、40代以下は自民党と日本維新の会を「リベラル」な政党だと捉えており、共産党や公明党を「保守的」な政党だと捉えているという。

対して、50代以上は、従来のように、自民党や日本維新の会を「保守」と捉え、共産党を「リベラル」だと捉えるなど、大きな「断層」が生じている。

特に、若い世代ほど自民党を「リベラル」だと感じる傾向が強く、18〜29歳が唯一民進党よりも自民党の方を「リベラル」だと見ている。

「改革」を強調する自民と維新
なぜ、自民党を「リベラル」だと思うのか。

話を聞いた若者が共通して挙げたのは、「自民や維新こそ革新的」だという点。

「安倍政権の経済政策(アベノミクス)や憲法改正、積極外交、内閣人事局の設置などは今までになく、維新の大阪都構想や地方分権(道州制)など、どちらも改革志向にある。一方、その抵抗勢力である民進党や社民・共産党はリベラルとは逆のところにいると思う」(首都圏の国立大学院2年、24)

特に10代や20代前半にとっては政権末期の民主党や、民主党政権時代の「自民党=野党」のイメージが強く、「改革派」の自民党、「抵抗勢力」の野党(民進党、共産党)という構図で捉えているようだ。

都内の国立大2年の男子学生(20)はこう語る。

「自民党は働き方改革やデフレ脱却など、抜本的ではなくとも、悪かった日本の景気や雇用状況を改革しようとしているように見える」

実際、2018年卒の大学生・大学院生の就職内定率(10月1日時点、ディスコ調べ)が92.7%と調査を始めた2005年以降過去最高になり、日経平均株価は約21年ぶりの高値となるなど、数値的にも良い結果が出ている。こうした数字は10代や20代にもSNSなどで目に入っており、成果を出している印象を受けやすい。

他方、野党は改革の方向を争う相手ではなく、「現状肯定派」に見えている。

「野党はアベノミクスに変わる経済政策の具体策を提示できておらず、単に自民党政権の政策を中止しろと言っているだけ。年功序列とか前時代的な給与・労働体系を守ろうとする現状肯定派であり、旧来の枠組みから脱出することのない保守的なものに映る」(前出の国立大生)

653 とはずがたり :2017/11/07(火) 17:40:56

小学校高学年に自民党の政権復帰を体験した中学3年の男子学生(15)は、「共産党や民進党は政権批判ばかりしていて、共産主義も過去の時代遅れの思想で古いイメージが強い。自民党は新しい経済政策で株高などを実現させており、憲法改正も含めて改革的なものを感じる」と話す。

実際、各党の衆院選公約を見ると、維新と自民党が最も「改革」という言葉を使っており、自民党が政権を奪還した2012年の衆院選公約の29回、2014年衆院選の34回、2017年の40回とその使用頻度も増加傾向にある。

他方、今回選挙の公約を見ると、希望の党は17回、立憲民主党は0回と、こうした言葉遣いも党のイメージに表れているのかもしれない。

「大きな政府」の自民党
「経済政策がリベラル」という意見もある。

実際、アベノミクスの主要な政策の一つである金融緩和は、イギリス労働党やスペインの左翼政党「ポデモス」も掲げており、日本においてもマルクス経済学者の松尾匡立命館大教授も「左派こそ金融緩和を重視するべき」だと主張している。

首都圏の28歳男性会社員は世界的に見れば安倍政権は「リベラル」だという。

「前原代表の『All for All』が出て変わってきたと思うが、民主党政権時代の事業仕分けや、財政健全化を重視して増税を掲げるなど、民進党の方が緊縮的な印象が強い。自民党も家族など伝統的な価値観を重視しているとは思うが、介護保険など高齢者を社会で支える政策も実現しているし、野党がそれに代わる価値観を提示しているとも思えない。

非正規社員のような弱者救済の観点でも、大企業の正社員中心で構成される連合が支持母体にいる時点で限界がある」
また、前出の男子学生(20)も自民党の経済政策が小さな政府志向ではないと話す。

「働き方改革や管製賃上げなどで市場原理に介入し、長時間労働規制など労働者の権利を守る改革も実行している」

日本に真のリベラル政党はない
これに対し、東京大学の井上達夫教授(法哲学)は日本に真のリベラル政党はない、という。

欧米の思想の流れでは、保守とリベラルの対立は、政治、経済、軍事外交の3側面に分けて考えられる。ただ、実際は経済と軍事外交面では混乱しており、日本においても、政治面が最も明確に分かれている。

自民党は、靖国神社公式参拝や選択的夫婦別姓反対、特定秘密保護法など、伝統保持や秩序維持のために市民的・政治的人権をある程度制限しようとしており、政治面において保守であることは明確だ。

若者に聞いても政治面で自民党が保守であることを否定する人はいない。それに不満を持っている若者も多い。ただ、若者にとってより重要なのは経済政策であり、安全保障に関してもある程度の「改革」の必要性は認めている。

「政治面は確かに自民党が保守だと思うけど、経済政策とか他の政策で判断してる」(前出の大学院生)

654 とはずがたり :2017/11/07(火) 17:41:13
>>652-654
「女性活躍推進は不十分で、配偶者控除の見直しが十分に進まないなど、部分的な不満はもちろんある。一方で、安全保障に関しては現実的にある程度の強化が必要だろうし、安倍政権は外交も積極的に行うなど、そこまで保守的(タカ派)だとは思わない。それに反対ばかり掲げている野党の安保政策がリベラルだとも思わない」(前出の男性会社員)

これに対して井上さんは、日本のリベラルと称する勢力の「憲法9条を護持せよ」という護憲派は本来のリベラルの姿勢ではない、と指摘している。

「リベラリズムの根本原理は、対立する人々の公正な共生の枠組みを成している正義の理念にある。これは公正な政治的競争のルールたる立憲主義の尊重を要請する。

護憲派は改憲派を憲法破壊勢力と批判するが、護憲派も専守防衛・個別的自衛権の枠内なら自衛隊・安保を政治的に容認しており、戦力の保持行使を禁じた9条との矛盾を糊塗(こと)してきた。政治的ご都合主義で憲法を蹂躙(じゅうりん)してきた点では彼らも同罪だ。彼らが立憲主義を標榜(ひょうぼう)するなら、最低限、護憲的改憲(専守防衛・個別的自衛権の枠内で戦力保持行使を認める9条2項の明文改正)を主張すべきだ」(「読売新聞10月17日朝刊」より)

また、自民党についても「北朝鮮問題がこれほど緊迫化しているのに、安倍首相も9条2項温存の加憲案で戦略としての自衛隊の認知を回避しており、護憲派と同じく平和ボケ。国防を真剣に考えるのが保守だとしたら、安倍政権は保守の名に値しない」と批判している(「読売新聞」同より)。

決して現状を肯定している訳ではない
20歳の男子学生は、そもそも今の若者にイデオロギー対立はなく、いかに改革志向であるかが重要だと話す。

「今の若者にイデオロギー対立を背景にした『保守』と『リベラル』の構図はなく、自民党の政策にも両方の政策が混ざっていて、欧米のようにわかりやすい対比軸はない。『保守』と『リベラル』を分けるものは、いかに日本を良くする改革的な個別政策を掲げているかという面で判断されるのではないか」

実際、30代以下の世代は他の世代と異なり、自民党の次に希望の党を支持し、「改革」志向を重視している。憲法改正に賛成する若者も多く、安倍首相が掲げる自衛隊を明記する憲法9条改正についても、全体では「反対」45%が「賛成」36%を上回っているが、18〜29歳のみが「賛成」49%が「反対」34%安倍政権による憲法改正を支持している結果も出ている(朝日新聞社が10月23、24日に実施した全国世論調査より)。

自民党支持の結果から、若者は「保守化」していると見られがちだが、若者から見れば、自民党は「改革派」であり、決して現状維持を望んでいる訳ではない。

立憲民主党の枝野幸男代表は選挙期間中のインタビューや街頭演説で自身のスタンスを「保守」、なかでも「リベラル保守」であると語り、東京工業大学の中島岳志教授は共産党を「保守」だと主張するなど(「緊急対談 衆院選で問われる日本政治の新しい対決軸、リベラル陣営のリアリズムとは(山下芳生×中島岳志)」より)、従来の「リベラル」政党が「リベラル」のイメージから脱しようとする傾向にあるが、若年層の支持を得るには、いかに日本を変えていくかをより強く提示していく必要があるだろう。

(文:室橋祐貴)

655 とはずがたり :2017/11/14(火) 19:24:02
ナベシュウさんも歴史修正主義者やったんかい。がっかりだぞナベシュウ。

https://twitter.com/Tsukurukai/status/929971671552819200?s=06
新しい歴史教科書をつくる会【公式】?
@Tsukurukai
フォローする @Tsukurukaiをフォローします
その他
開催1か月前!
本年12月13日は南京陥落80周年。
下記4人の国会議員による演説会が開催されます。是非ご参加下さい。
原田義昭(衆議院議員・自民党)
松原仁(衆議院議員・希望の党)
山田宏(参議院議員・自民党)
渡辺周(衆議院議員・希望の党)

656 とはずがたり :2017/11/26(日) 07:57:05
右派偏向メディアの事を信じちゃうバカが増えてるからなあ。

ネット保守膨張の裏に安倍政権を応援するサクラやステマあり
スマダン 2017年9月27日 20時30分
ライター情報:勝部元気
https://www.excite.co.jp/News/smadan/E1506509621145/

クラウドソーシングサービス「ランサーズ」にて、保守系のコミュニティサイトにおけるコメントが30円で発注されていることが発覚し、ネット上を騒がせています。

現在は制限がかかって閲覧することはできませんが、「政治系サイトのコメント欄への書き込み。保守系の思想を持っている方」として、とりわけ以下のような人を対象として仕事が募集されていたようです。

「安倍政治を応援している方」
「テレビや新聞の左翼的な偏向報道が許せない方」
「産経新聞の論調に好感を持っている方」

エコーチェンバーが人工的に作られていた衝撃

発注者選考にかなり偏向があるにもかかわらず、メディアの報道を偏向と批判的に表現していることには笑ってしまいましたが、同じくクラウドソーシングサービスを展開する「クラウドワークス」でも、保守系のブログが1記事800円で発注されていたことがつい先日発覚しており、保守系のサイトで「サクラ」を利用しているのはおそらく他にもあるのでしょう。

保守系のテレビ番組「チャンネル桜」のように、保守系の人々は桜をそのアイコンに据えることが多いように感じていましたが、どうやら「サクラ」という行為にかなり寛容な人々も多いようです。

インターネットの世界は現実世界を超えて似たような価値観の人々が一か所に集まることができるため、閉ざされたコミュニティの中で同様の意見が繰り返し流されることで、あたかもそれが社会の多数派の意見や正しい意見のように思えてしまうことがあります。これまで何度か指摘しましたが、いわゆる「エコーチェンバー現象」と言われているものです。

それは本来、思想の近しい人々が集まることで自ずと発生するものとして考えられてきたわけですが、今回の一連のケースで人工的に作られている場合もあるということが判明し、衝撃を受けた人も少なくないはずです。

クラウドソーシングを批判しても意味が無い

ただし、一連の問題を「クラウドソーシングサービスのような新しい仕組みによって生まれた新しい問題」としてクラウドソーシングサービスを展開する企業を非難するのは間違いです。もちろん適切な対策を進める必要があるとは思いますが、彼らは問題を生じさせた張本人ではありません。

今回のようなケースに限らず、サクラやステルスマーケティングといった行為は昔から行われていました。むしろクラウドソーシングサービスが発達したことで、陰で行われていたブラックな取引がそのプラットフォームに乗っかったことで可視化されたというのが正しい見方だと思います。

逆に言えば、クラウドソーシング各社が対応することで、取引は再び闇の中で行われるようになるために、このようなインターネットにおける政治関連のサクラ対策やステルスマーケティング対策はこれからが本番と言えるでしょう。

それは昨年2016年に大きな騒動となった「WELQ問題」を見ても明らかです。DeNAが運営していたキュレーションサイト「WELQ」では、トンデモ医療系の記事や著作権を侵害するコピー記事が掲載され、その発注の一部がクラウドソーシングサービス経由で行われていたことも問題となりました。

657 とはずがたり :2017/11/26(日) 07:57:28
>>656-657
その後、クラウドソーシング各社は対策を取り、大手企業が展開するキュレーションメディアも軒並みコンプライアンスを重視して閉鎖等の対策を始めましたが、それらの縛りを受けなくて済んでいる企業によるサイトでは非科学的なトンデモ記事が量産され続けているのが実態です。

WELQも保守系サイトも「心の貧困ビジネス」

結局のところ、そのような記事が蔓延る背景にあるのは、トンデモ医療系の記事や野党を見下して罵る記事を掲載すればアクセス数を稼ぐことができるからであり、ニーズが存在する限り、形を変えて問題が顕在化するのではないのでしょうか。

保守系のサイトを見ても、正常なネットリテラシーを持った人であれば、一目瞭然で「怪しい」「偏り過ぎている」「フェイクも混じっている」と思うはずですが、「世界がポストトゥルース(事実が重要視されないこと)を覆っている」と言われているように、それらのサイトの購読者は情報の信頼性を重視していない可能性が高い。

おそらく自己肯定感が低く、誰かを見下したくて仕方ない人たちが、権威主義や保守的思想に傾倒し、それらを掲げる記事やコメントを読んで溜飲を下げているのだと思われます。それゆえ、正常なネットリテラシーを持った人ならば信じないものまであっさりと信じ込んでしまうのでしょう。

WELQ問題でも、既存の医療網でカバーできていない不安定な状態にある人々に、トンデモ医療がつけ込んでいました。今回も構造としては非常に近いのでしょう。つまり、これらは「心の貧困ビジネス」であり、そのような視点から対策を行わなければならないと思うのです。

民進党は保守系サイトを根こそぎ訴えるべき

なお、これら一連の問題は「放っておけばよい」では決して済まされません。少しずつ膨張し、ひいては既存メディアの中まで広がっていきます。実際に既存メディアの中にも、ネトウヨ的思想を抱いたコメンテーターが平然と並んでいます。

そして最も歪んだ保守思想に侵されたのが産経新聞だと思うのです。産経新聞は昔から保守の立場ですが、15年前は今のように偏向報道が激しくなかった記憶があります。今では目を当てることも痛々しい記事が並んでいる状態です。

また、子供たちが当たり前にスマホで情報収集する時代です。それなのに、学校教育におけるメディアリテラシーは外部講師を招いた講演を年1回で済ませてしまうことも少なくありません。これでは、適切なリテラシーが育つはずがないでしょう。不安定な時期に前述のような保守系サイトに触れれば、あっという間に感化されてしまいます。まるで、孤立する移民がアルカイダやイスラム国に傾倒するように…

本来はしっかりと法的な規制を設けるべきだと思うのですが、残念ながら擁護される立場にある安倍政権は、規制に対して腰が重いことが考えられます。ですので、事実無根の記事を書かれた側が片っ端から名誉毀損の裁判を起こすのが良いのではないでしょうか? もちろん民進党や共産党等の野党もそれくらいやるべきでしょう。現状の野党はネット空間とその影響力をあまりに甘く見過ぎていますから。
(勝部元気)

658 さきたま :2017/11/26(日) 16:14:06
>>656-657
その記事では産経新聞も批判していますし、産経新聞も朝日を批判する資格があるのかかっていうぐらい誤報を放ってますが、産経よりもさらにレベルが落ちる右翼系まとめサイトやまとめ的Twitterアカウントを盲信してる人も、ネット上では頻繁に見かけますね。
この板にも、右翼まとめサイトやら右翼系Twitterアカウントから、到底残す価値があると思えない記事をコピペしてる方々がいらっしゃいますが、そのような記事でも残そうと言われるとはずがたりさんの姿勢こそ、リベラリズムの真骨頂ではないかと、私には思えます。

659 とはずがたり :2017/11/27(月) 17:38:41
どこだろう??取り敢えず此処に。
或る種の真理が含まれてるけどと云ふか逆にえげつない真理を指摘してるそのせいなのか余り説得力有るとは思えなかった。てか最期の方のそれが会社員批判に向ける辺りがやや強引な気がする。

「意識高い系」社員につけるクスリはない スクールカーストで下層にいた者の劣等感だ
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%EF%BD%A2%E6%84%8F%E8%AD%98%E9%AB%98%E3%81%84%E7%B3%BB%EF%BD%A3%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A7%E4%B8%8B%E5%B1%A4%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%9F%E8%80%85%E3%81%AE%E5%8A%A3%E7%AD%89%E6%84%9F%E3%81%A0/ar-AAuhX5L#page=2
東洋経済オンライン
古谷 経衡
2017/10/31

 「意識高い系」と呼ばれる若者が増えている。

 彼らは(1)自分のプロフィールを誇張する、(2)SNSで意識の高い発言を連発する、(3)人脈を必要以上に自慢する、(4)学生団体を立ち上げて前のめりに活動する、といった特徴がある。

 一見、行動力があり、優秀に見える。だが、中身は薄く、行動が空回りしていることが多い。意識高い系の若者が生まれる背景や実態とはいったい何なのか。『「意識高い系」の研究』(文春新書)を上梓した古谷経衡氏は警告する。

「意識高い系」と「リア充」は違う
 本当に「意識の高い人」は、目標達成のために地をはうような努力をいとわないが、「意識高い系の人」は泥くさい努力をしない。確たる経験や実績もないのに、自己評価があまりにも高く、根拠なき自信に満ちあふれており他者を見下す。

 また「意識高い系」と「リア充」は混同されることが多い。が、この両者は、まったく非なるものだ。テレビやラジオに出演したり、本を書いたりしているので、「古谷さんはリア充ですね」と言われることがあるが、私はリア充ではない。リア充の定義が間違っている。

 「リア充」とは、現在の生活が充実している状態を示すのではなく、社会階層を示す。リア充はすべて都会に住んでいるのではなく、地方にもリア充はいる。

 意識高い系が生まれる背景には、”土地の所有”と”スクールカースト”といった要素が存在する。日本では土地に土着することで、大きなアドバンテージが得られる。また高校時代のスクールカーストは、その後の人生に大きな影響を与える。

 「リア充」の定義は次のとおりだ。

 1. 土地に土着している(”ジモティ”と呼ばれることもある)
2. その土地は両親または親戚などから相続したもの(または相続する予定)
3. スクールカーストでは第一階級(支配層)に属していた
4. 青春時代に自明の支配階級だったので、承認欲求が満たされており、他者へのアピールの必要性を有さない
5. 自己評価は妥当で特にプライドが高いわけではない

 一方、「意識高い系」の定義は「リア充」とは正反対。

660 とはずがたり :2017/11/27(月) 17:38:52

 1. 土地に土着していない
2. 土地を両親または親族などから相続していない
3. スクールカーストでは第二階級以下(被支配階級)に属していた
4. 青春時代に被支配階級だったため、承認経験が満たされておらず、その反動で、必要以上に他者にアピールする(承認を欲している)
5. 自己評価が不当に高い(異様にプライドが高い)

 ”スクールカースト”とは、学校空間で、特に高校における生徒間の序列のこと。インドのカースト制度になぞらえて、スクールカーストと呼ぶ。同じ高校の中であっても、目に見えない序列・階級が厳然と存在する。スクールカーストを規定するのは、学力ではなく、容姿と社交性だ。

 スクールカーストの第一階級(支配階級)は、容姿端麗で異性にモテることが多く、学校行事などの”ハレ”の場をリードしていく。学校空間を支配する階級といえる。第二階級(被支配階級)は、第一階級にあこがれながら、容姿や社交性で水をあけられている。ただ、第一階級の話題についていけないわけでもないので、中途半端な階級である。

 第三階級は、学校をリードする第一階級にはまったくついて行けず、第二階級よりも容姿や社交性に劣り、学校空間での序列は最下層に位置付けられる。第一階級には無視され、第二階級からは嘲笑される存在なのだ。

「意識高い系」には2パターンある
 「リア充」は土地に支払う賃料やローンがないため、所得水準が低くても可処分所得が多い。親や祖父母の代から土着していることで、土地の上に成立する濃密な交友関係が形成されている。こうした関係は仕事にも好影響を及ぼす。高校時代のスクールカーストが上位だったので、社交性や異性交遊の経験に富んでおり、無理して自分をアピールする必要はない。自分自身を過大にも過小にも評価しない。青春時代の最も重要な時期に、あらかた他者からの承認が満たされているからだ。

 意識高い系には2つパターンがある。まず1つが「地方上洛組」。地方でのスクールカーストが第二階級以下だったため、東京などの大都市へ移住して、チヤホヤされる立場に成り上がろうとする人々だ。

 戦国時代、武将が地方から京都に攻め上って天下を取ろうとしたのになぞらえて、私はこうしたパターンの人々を「地方上洛組」と呼ぶ。彼らは周囲からの承認を得るための自己アピールがものすごい。

 地方出身者で、「こんな(高級)ホテルに泊まっている」「(有名な)こんな人と会っている」「こんな異業種交流会に参加している」とSNSにやたらとアップする人は、意識高い系の「地方上洛組」だ。土地を移動して、青春時代の地味な人間関係や上下関係(スクールカースト)をリセットしようとするのが、このタイプである。

 もう1つのパターンが「在地下剋上組」。大都市圏で生まれ育ち、親などから土地を相続したとしても、すべての人がリア充ではない。恵まれた環境で育っても、高校時代にスクールカーストの第二階級以下に属する人々がいる。

 こうした人たちは、都会にいながらリア充を目指す。住んでいる場所を変えないまま、自分のステータスを上昇させようとするので、「在地下剋上組」と呼ぶ。

 リア充は、大学に進学してメジャーなスポーツ系サークルに入部し、高校時代から継続して社交の中心になる。一方、「在地下克上組」は、大学内で注目されるメジャーなサークルには入部しない。どちらかといえばマイナーで、社会的な大義を掲げるサークルに活路を求める。

661 とはずがたり :2017/11/27(月) 17:39:20
>>659-661
 「在地下剋上組」は、高校時代にコンプレックスを感じていた支配階級たる第一階級に会いたくないので、政治や環境、地域などをテーマにしたサークルに入る。リア充にとって、現状は満ち足りて充足したよい社会なので、社会に対して疑問や問題意識を持っていない。そのため社会の改良を掲げた大義を持つマイナーサークルに入部することはない。

 社会に関連する活動であれば、学外のさまざまな領域と接点を持つ。学外での活動が増加すれば、同じ地域や同じ大学にいる、リア充と接点を持たなくて済む。マスコミが好む大義を掲げているので、時として取材などを受ける。それまで地味で承認されない青春時代の悶々とした欲求が満たされていく。こうして意識高い系のプライドは満たされる。

「意識高い系」は大義で欲望を隠す
 意識高い系の人たちは、高校時代まで冴えない存在だったので、周囲から承認されたいとの欲望が強い。しかし、意識高い系が非常にやっかいなのは、自分の欲望をストレートに表現しないことだ。

 これまで承認されることが少なかったので、欲望をストレートに表現して他者から敬遠されることを恐れている。よって意識高い系は、社会的な大義で本来の欲望を隠す。

 私は「承認されたい」「評価されたい」という欲望を悪いとは言っていない。それは自然な欲望であり、向上心や創意工夫の源でもある。とはいえ、どの分野でも成功した人は、他者にアピールなどせず地道な努力をしている。意識高い系には、努力に伴う、汗臭さや泥臭さがまったく感じられない。

 汗にまみれた汚い自分は、スクールカースト第二階級(場合によっては第三階級)時代の地味で冴えない自分を想起させるため、プライドが傷つく。そこで「意識高い系」は地道な努力をしようとしない。つねに他者から承認されやすい、多幸的で抽象的な大義を掲げることにのみ腐心する。

「意識高い系」は企業で使えない
 意識高い系は就職の志望動機に、”社会貢献”を掲げることが多い。資本主義社会において、企業は利益を追求する存在なのに、社会貢献を第一に言うのはおかしい。営利企業に入社し非営利を追求するのは矛盾している。しかし、しゃにむにカネを稼ぐのは下品なこと、というイメージを持っており、社会貢献という大義を掲げるのだ。

 起業する場合であっても、単に”起業”と言わずに、”社会起業”という。起業だけでは金儲けという印象を与えるので恐れるのだろう。社会貢献という大義を掲げていれば、「カネを稼ぎたい」「世間から注目されたい」というグロテスクな欲望を隠蔽することができ、時として他者からの喝采を浴びる可能性もある。「意識高い系」に社会企業や社会貢献が蔓延するのはこのためだ。

 実際には承認を求めているにすぎないので、その内容はマスコミ受けすれば何でもよい。「俺は(私は)社会貢献企業のCEOをやっている」と自慢し、「すごい」とチヤホヤされたいというのが、根本的な目的であり真の欲求である。繰り返すように、「リア充」はすでに青春時代に承認欲が満たされているので、このようなアピールの必要がない。

 彼らを見ていると、とうてい、資本主義社会に生きる人間とは思えない。かって松下幸之助は”産業報国”といって、利益を稼ぐことが国家への貢献につながると説いた。カネを稼ぐことこそが社会貢献になるはずだが、彼らの目的は報国でも社会貢献でもなく他者からの承認=チヤホヤなので、こういった思考に陥るのである。

 「意識高い系」の学生を採用するには危険だと思う。長続きしないので採用コストがムダになってしまう。彼らは大義を語り、入社試験を通過しても、その後の業務に耐えられない。…

662 とはずがたり :2017/11/27(月) 22:01:45
保守派は国賊だなあ。

>また「Japanese Imperial Armed Forces」は確実に大日本帝国軍の事をさしていますが、なぜか吉村市長は「日本バッシングになる」と述べています。これは非常に不思議な態度です。
>なぜならナチスドイツと現在のドイツが別物であるように、大日本帝国と現在の日本は別物だからです。つまり大日本帝国軍の所業が非難されても現在の日本がバッシングされたことにはなりません。…そう考えれば、「吉村市長は大日本帝国と戦後日本を連続した存在とみなす思想信条の持ち主であるからこそ、大日本帝国軍による慰安婦問題に反発している」とみなされても不思議はありません。
>であれば、サンフランシスコ市議会も市長も歴史修正主義などに屈するわけにはいきませんから、慰安婦像の寄贈受入を拒否する事はできません。

>日本人の自称保守界隈のこうした歴史修正主義と個人攻撃に対してカンポス委員は「恥を知れ」と批判。
仮に慰安婦の問題を抜きにしても、日本が引き起こした戦争によって青春時代に辛い思いをしたであろう高齢女性を公然と個人攻撃するさまが、客観的にどれだけ異様に見えるかに気付くことができる人は「歴史の真実を求める世界連合会」にいなかったのでしょうか。

サンフランシスコの慰安婦像設置、日本の自称保守界隈による「歴史戦」のせいだった
BUZZAP! 2017年11月27日 18時00分 (2017年11月27日 21時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/it_g/20171127/Buzzap_46235.html

大阪市が「姉妹都市解消」を決定するなど、揺れに揺れるサンフランシスコの「慰安婦像」。
そもそも一体どうして建てられることになったのかを突き詰めていくと、そこには日本の保守を名乗る人々がせっせと掘った墓穴がありました。詳細は以下から。

◆サンフランシスコ市と大阪市が姉妹都市解消へ

今年60年目を迎えたアメリカ合衆国のサンフランシスコと大阪市の姉妹都市関係。その解消を11月24日に大阪市の吉村洋文市長が正式に表明しました。一部メディアを中心に安倍首相とトランプ大統領の極めて友好な関係が強調される中、いったいなぜこのような事態に至ったのでしょうか。
姉妹都市解消の理由として吉村市長が挙げているのは、在米中国系民間団体が設置した慰安婦像と碑文をサンフランシスコ市が公共物化したこと。
サンフランシスコの市議会は慰安婦問題の市への寄贈を受け入れる決議案を11月14日の時点で全会一致で可決しており、エドウィン・リー市長は10日以内に拒否権を行使することが可能でしたが、自動執行を待つことなく、11月22日に決議案への署名を行っています。
慰安婦像について吉村市長がリー市長との会談を求めた書簡に対して、サンフランシスコ市側はメールで「会談は可能だが、慰安婦像について交渉の余地はない」と返信。
さらに安倍首相が「我が国政府の立場と相いれず極めて遺憾」と述べ、リー市長に対し拒否権を行使して像を受け入れないよう政府として申し入れていましたが、こちらも実を結びませんでした。

ではいったいなぜ慰安婦像の寄贈の受入を市議会が全会一致で可決し、市長も積極的に署名を行ったのでしょうか。そこには日本の自称保守界隈の「歴史戦」によって掘られた深い墓穴がありました。

◆問題の慰安婦像はどのようなものなのか?
まずは今回問題になっている慰安婦像がどのようなものかをざっとおさらいしておきましょう。
この像は、朝鮮半島と中国とフィリピン出身の若い女性3人が手をつなぎ円を描く様子を描いたブロンズ像。作者はイギリス生まれの彫刻家Steven Whyteさんです。

像の資料によると、この像が象徴するのは多様性、連帯、勇気、さらには記憶、回復力、正義とされています。
この像について吉村市長が問題視したのは碑文の記述です。吉村市長は碑文に対して「『日本軍が強制連行し、数十万人の女性を性奴隷にし、そのほとんどが捕虜のうちに亡くなった』というのは、一方的な主張だ。確実に歴史的事実でないものは日本バッシングになる。違うものは違うと明確に意思表示すべきだ」と主張しています。
少し長くなりますが、実際の碑文を掲示します。

663 とはずがたり :2017/11/27(月) 22:02:01

“Our worst fear is that our painful history during World War II will be forgotten”
? former “Comfort Woman”
This monument bears witness to the suffering of hundreds of thousands of women and girls, euphemistically called “comfort women,” who were sexually enslaved by the Japanese Imperial Armed Forces in 13 Asian-Pacific countries from 1931 to 1945.
【Most of】 these women died during their wartime captivity. This dark history was hidden for decades, until the 1990s, when the survivors courageously broke their silence. They helped move the world to declare that sexual violence as a strategy of war is a crime against humanity for which governments must be held accountable.
This memorial is dedicated to the memory of these women, and to the crusade to eradicate sexual violence and sex trafficking throughout the world.
「私たちが最も恐れるのはこの痛ましい第二次世界大戦中の歴史が忘れ去られることだ」
かつての「従軍慰安婦」
この記念碑は遠回しに「従軍慰安婦」と呼ばれ、アジア13ヶ国で1931年から1945年の間に大日本帝国軍によって性奴隷にされた数十万人の女性と少女たちの苦悩を証言するものです。女性らの大半が戦争中にとらわれの身のまま死んでゆきました。この悲惨な歴史は1990年代に至り、生存者らが勇気を持って沈黙を破るまで何十年も隠され続けてきました。彼女らは軍事戦略として行われる性暴力が、政府に責任のある人道に対する罪であることを世界が言明するための後押しとなりました。
この記念碑は性奴隷にされた女性たちの記憶と、現在も世界中に広がる性暴力と性的人身売買を根絶する運動のために捧げられます。
(Nichi Bei >> Wartime sex-slave memorial’s inscription finalizedより引用、拙訳)

まずここで吉村市長の主張との齟齬を指摘しておくと、碑文の「most of」を「ほとんど」と訳してしまうのはニュアンス的に行き過ぎで、せいぜい「大半の」といったもの。

また「Japanese Imperial Armed Forces」は確実に大日本帝国軍の事をさしていますが、なぜか吉村市長は「日本バッシングになる」と述べています。これは非常に不思議な態度です。
なぜならナチスドイツと現在のドイツが別物であるように、大日本帝国と現在の日本は別物だからです。つまり大日本帝国軍の所業が非難されても現在の日本がバッシングされたことにはなりません。
例えばナチスドイツと現在のドイツを連続した存在とみなし、ナチスの所業を批判されると反発してホロコースト否定論をぶち上げる人物は確実に歴史修正主義者、ネオナチ扱いされます。そう考えれば、「吉村市長は大日本帝国と戦後日本を連続した存在とみなす思想信条の持ち主であるからこそ、大日本帝国軍による慰安婦問題に反発している」とみなされても不思議はありません。
であれば、サンフランシスコ市議会も市長も歴史修正主義などに屈するわけにはいきませんから、慰安婦像の寄贈受入を拒否する事はできません。

◆そもそも、なぜ市議会は慰安婦像の寄贈受入を全会一致で可決したのか
この時点では吉村市長の自爆のように見えますが、問題のターニングポイントは2015年にまで遡ります。慰安婦碑の設置が議題とされたサンフランシスコ市議会監理委員会の公共安全と近隣サービス委員会がこの年の9月17日に開催されました。

この委員会で証言を行ったのは先日のトランプ大統領のアジア歴訪の際に韓国での夕食会に出席した元従軍慰安婦のイ・ヨンス(李容洙)さん。

カリフォルニア州グレンデール市の慰安婦像撤去訴訟の原告の1人であり、在米日本人らによるNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」の目良浩一代表は、わざわざ委員会を訪れて歴史修正主義全開の演説を行ったのみならず、このイ・ヨンスさんが「嘘吐き」で「単なる売春婦」と個人攻撃を行ったのです。以下に目良浩一代表本人によるブログポストを引用します。

"私は、そこで言われている慰安婦説が、史実に沿わないことを説いた。第一に、20万人説が、虚偽であること、第二に、強制連行があったとすることが真実でないこと、更に彼らが性奴隷であったことが真実でないと述べた。

664 とはずがたり :2017/11/27(月) 22:02:58

更に、具体例をあげますとして、「本日ここで証言されたイ・ヨンスさんは、サンフランシスコ州立大学の人類学教授、C.サラ・ソー氏の2008年の『慰安婦』と称する図書によりますと、ある日の早朝に友だちと共に家をこっそり出て、慰安婦の斡旋員のところへ行き、」と述べた時に議長のマー氏が制止した。
マー氏: イさんは、そんなことは言っていない。君は、彼女が嘘つきだというのか。
目良: 最後まで言わしてください。
マー氏: 彼女はそんなことは言っていない。
目良: 私は、彼女が言ったことを繰り返すことはしません。この本に書いてあることを述べているのです。この本を読んでください。続けます。
「そこで赤いドレスと革靴をもらって大いに喜んだ」とあります。これがこの本に書いてあることです。
(_サンフランシスコ市議会委員会への参加者からの報告! _ 歴史の真実を求める世界連合会より引用)

こちらがイ・ヨンスさんの演説と、それに続いて行われた日本の自称・保守界隈による演説です。字幕から日本語の自動翻訳を選択することができます。
https://youtu.be/kIIfZCedXcA

日本人の自称保守界隈のこうした歴史修正主義と個人攻撃に対してカンポス委員は「恥を知れ」と批判。

仮に慰安婦の問題を抜きにしても、日本が引き起こした戦争によって青春時代に辛い思いをしたであろう高齢女性を公然と個人攻撃するさまが、客観的にどれだけ異様に見えるかに気付くことができる人は「歴史の真実を求める世界連合会」にいなかったのでしょうか。

このような動きに日本政府が関わっていないことが強く懸念されていたにもかかわらず、今回政府が直接申し入れを行ったことが、火に油を注ぐ結果になっています。

カンポス委員の発言部分の動画。
これねぇ…。本来は中立で日本政府や大阪の立場にも理解を示していたサンフランシスコ市が、以後完全に日本の一部活動家を毛嫌いするようになり、慰安婦像の設立が決定的になった瞬間。
それほど彼らは無礼で支離滅裂で見るに耐えなかった。議論以前の問題。
結果がこれですよ。 pic.twitter.com/QmWgWaZgxW
? ブルドッグ (@Bulldog_noh8) 2017年11月25日

665 とはずがたり :2017/11/27(月) 22:06:46

委員の演説の全文はT.Katsumi氏のツイッターモーメントhttps://twitter.com/i/moments/934749469584715776にまとめられています。そして委員の演説は最後に、慰安婦像の必要性が歴史修正主義者らの存在によって裏付けられたことを明確に指し示しています。

カンポス委員「しかし彼らの嘘や無知の問題は,彼らが[過去] 何が起きたかを否定すればするほど,そして彼らがあなたのような人を攻撃すればするほど,このモニュメントが必要であることを証明してしまうことにあります」
? T.Katsumi
(@tkatsumi06j) 2017年11月26日

カンポス「なぜなら,これだけの年月を経ても [過去に起きたことを] 否定し続ける人びとがいるのならば,尚のこと,その証となるものの存在が重要になるからです」
? T.Katsumi
(@tkatsumi06j) 2017年11月26日

つまり日本の自称保守界隈による歴史修正主義的発言とイ・ヨンスさんへの個人攻撃によってサンフランシスコ市議会に慰安婦像が必要であると強く認識させてしまい、全会一致での寄贈の受入に繋がったということ。「歴史戦」を標榜して攻め込んだつもりが、極めて壮大なオウンゴールを決めてしまったということになります。

◆「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」という組織はいったい何?
この「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」なる組織の会長を務めるのは日本会議代表委員の加瀬英明氏。
今上天皇の生前退位に対して「畏れ多くも、陛下はご存在事態が尊いというお役目を理解されていないのではないか」と意見して物議を醸した人物でもあります。

ここに発起人として「新しい歴史教科書をつくる会」の創設者である藤岡信勝前会長、自称保守界隈のなでしこアクションの山本優美子氏らが名を連ねています。
また、GAHTの活動を強力にバックアップし続けているメディアが産経新聞。

元日本のこころを大切にする党代表(現:希望の党)中山恭子議員や自民党の山田宏参院議員が賛同しているとし、記事内で目良代表の報告会に両議員が出席し、以下のように発言したことを紹介しています。

"中山氏は「真実ではない事柄で日本の名誉が傷つけられる。小さな力だが、私自身も懸命に名誉回復のために動いていきたい」とあいさつ。山田氏は「目良先生が投じた一石は、『日本は黙っていないぞ』ということをきちんとさせる意味でも大きなことだった」と目良氏をたたえた。"
(米慰安婦像撤去訴訟 目良浩一代表が報告会 「英語で世界に発信していく」 ? 産経ニュースより引用)

中山恭子議員に至っては保守系チャンネル「チャンネル桜」で目良代表のインタビューまで行っています。

【日いづる国より】目良浩一、アメリカ訴訟社会での慰安婦像闘争[桜H28_5_20] ? YouTube
https://youtu.be/eDbxhyIgXBU

平たく言うと自称保守界隈のいつもの面々が、慰安婦像について国内の支持者向けのアピールと同じノリで海外で演説を行ったところ、当然のように総スカンを食らった揚げ句「歴史修正主義者が存在している以上、このモニュメントは必要だ」と結論づけさせてしまった今回の騒動。

日本に「歴史修正主義国家」のレッテルを貼り、国自体の品位を貶めた最悪の行動です。
◆もはや「偏向」どころか大本営発表、産経新聞の報じ方があまりにもひどい

なお、今回特筆すべきが、歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)の自称「歴史戦」活動をバックアップしている産経新聞の報道のひどさ。

上記でもお伝えしたように、2015年に行われた委員会ではGAHT・目良浩一代表が歴史修正主義者として文字通りフルボッコにされた揚げ句、日本の恥を異国の地で知らしめてしまったわけですが、記事ではそのようなことには一切触れず、「元慰安婦、証言の食い違い指摘され激高」などと、さも自分たちに正義があったかのようなタイトルを付けています。

666 とはずがたり :2017/11/27(月) 22:07:27
>>662-666
【歴史戦】米サンフランシスコ市にも慰安婦碑・像設置の公算 22日に市議会で採決、元慰安婦、証言の食い違い指摘され激高 ? 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/150918/wor1509180039-n1.html

しかし主張が認められることは一切なく、むしろ慰安婦像の設置を強くアシストする形になったわけですが、産経新聞は反省の色を見せるどころか「地域交流が潰された」と被害者面にシフト。このような事態を招いたのは一体誰のどのような活動で、その活動を強力に後押ししたのはどのメディアだったのかを省みてもらいたいものです。

【歴史戦】「姉妹都市解消は当然」潰された地域交流…在米日本人ら怒り サンフランシスコ慰安婦像(1/2ページ) ? 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/171123/wor1711230040-n1.html

「外から見てどう思われるか」を無視した「歴史戦」を繰り返す自称・保守界隈と産経新聞。

もはや現代のインパール作戦と言っていいほどの無謀さですが、「歴史修正主義」のレッテルを貼られて困るのは日本、そして日本人であることに、いい加減気付いてもらえませんでしょうか。

【サンフランシスコの慰安婦像設置、日本の自称保守界隈による「歴史戦」のせいだった】を全て見る
http://buzzap.jp/news/20171127-sf-comfort-women-statue/

667 とはずがたり :2017/11/28(火) 20:34:19

大阪市長、姉妹都市解消後「民間交流の補助金取りやめ」 TBS News i 2017年11月24日 14時11分 (2017年11月24日 15時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171124/Tbs_news_111832.html

 アメリカのサンフランシスコ市が従軍慰安婦像を公共物として受け入れると決めたことに対し、大阪市の吉村市長は姉妹都市関係を解消して民間交流への補助金もやめる考えを示しました。
 「信頼関係は完全に破壊されたと思いますので、サンフランシスコ市との姉妹関係は解消する」(大阪市 吉村洋文 市長)

 大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市のリー市長は、中国系市民団体が建てた従軍慰安婦像を市の公共物として受け入れる決議案を22日、承認しました。リー市長は23日、「慰安婦像については、交渉の余地はない」と伝えてきたということで、吉村市長は24日朝、姉妹都市関係を解消したうえで、民間交流への補助金についても、やめる考えを示しました。

 「民間のお金で交流するのは続けてもらったらいいと思いますが、大阪市民の税を投入することはしないと考えています」(大阪市 吉村洋文 市長)

 吉村市長は大阪市議会の意思表示などを確認したうえで、年内にも関係解消の手続きを完了させたいとしています。(24日13:49)

668 とはずがたり :2017/11/28(火) 20:40:16

大阪市長、姉妹都市解消後「民間交流の補助金取りやめ」
TBS News i 2017年11月24日 14時11分 (2017年11月24日 15時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171124/Tbs_news_111832.html

 アメリカのサンフランシスコ市が従軍慰安婦像を公共物として受け入れると決めたことに対し、大阪市の吉村市長は姉妹都市関係を解消して民間交流への補助金もやめる考えを示しました。
 「信頼関係は完全に破壊されたと思いますので、サンフランシスコ市との姉妹関係は解消する」(大阪市 吉村洋文 市長)

 大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市のリー市長は、中国系市民団体が建てた従軍慰安婦像を市の公共物として受け入れる決議案を22日、承認しました。リー市長は23日、「慰安婦像については、交渉の余地はない」と伝えてきたということで、吉村市長は24日朝、姉妹都市関係を解消したうえで、民間交流への補助金についても、やめる考えを示しました。

 「民間のお金で交流するのは続けてもらったらいいと思いますが、大阪市民の税を投入することはしないと考えています」(大阪市 吉村洋文 市長)

 吉村市長は大阪市議会の意思表示などを確認したうえで、年内にも関係解消の手続きを完了させたいとしています。(24日13:49)

669 とはずがたり :2017/12/21(木) 08:22:40
前原が一緒に飯喰って原口が連帯を示したバノンだけどこのために来日してたみたいだ。

J-CPAC 2017実行委員会
http://jcpac.org/about/

J-CPAC2017実行委員会はアジアで最初に開催される Conservative Political Action Conferenceの運営母体として、 American Conservative Unionを中心とする有志連合によって 構成されております。

アメリカのConservatismと、日本の保守思想の二つの保守の考え方をもとにした政策・社会を日本で実現することを目的としてJ-CPAC2017を開催し、永続的なコンフェレンスにする事を大きな目的としております。

登壇者
http://jcpac.org/speakers/

670 とはずがたり :2018/01/21(日) 19:30:02
おいおい。。
なんか陰謀論者の片棒担ぐようなミステリアスな死に方すんなよなあ。

どっかの三橋といい,変な予告横行しとるな。。

けど鞍点安定を理解してる正統派の経済学者としての西部の保守には一定のリスペクトがない訳ではない。全然経済学者としての業績は知らないからそんなにリスペクトしてないけど。
ご冥福をお祈りします。

評論家・西部邁さん死去、多摩川で自殺か 78歳…遺書のような文書も
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180121-00000512-san-soci
1/21(日) 16:36配信 産経新聞

 21日午前6時40分ごろ、東京都大田区の多摩川河川敷で、「男性が川に飛び込んだようだ」と110番通報があった。駆けつけた警視庁田園調布署が男性を救助し、病院に搬送したものの、まもなく死亡が確認された。死亡したのは評論家の西部邁(すすむ)さん(78)で目撃情報などから自殺とみられ、同署で当時の状況を調べている。

 同署によると、西部さんに着衣の乱れや目立った外傷などはなく、付近では遺書のような文書も見つかった。

 西部さんが21日未明から行方不明になっており、同居していた家族が探していたところ、多摩川に流されている西部さんを発見したという。

 現場は東急東横線多摩川駅から西に約600メートルの野球のグラウンドやサッカー場などがある河川敷近く。


保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱 (講談社現代新書) 新書 ? 2017/12/13
西部 邁 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%AE%E7%9C%9F%E9%AB%84-%E8%80%81%E9%85%94%E7%8B%82%E3%81%A7%E8%AA%9E%E3%82%8B%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AE%E7%B4%8A%E4%B9%B1-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%A5%BF%E9%83%A8-%E9%82%81/dp/4062884550

カン太壱号
5つ星のうち5.0西部氏の自殺を、このままスルーするつもりか?貴様ら!?
2017年12月29日
形式: 新書|Amazonで購入
本書には、西部氏が今年の10/22に自死する予定であったが、総選挙と重なり、少し延期したという旨が、サラッと書いてある。もし、本書のあとがきをそのままツイートしたら、即通報される類の、ありそうでなさそうな奇書である。
以前からの氏の発言をたどっても、これがフェイクでないのは明らかだ。しかし、しかし、その前に!誰か、誰か、大物が反応してくれんのかい!?。小林よしのり氏でも、宮台真司氏でも、西部氏が自死する前に、もう1バトル見せてくれ。頼むよ。

671 とはずがたり :2018/01/21(日) 21:52:02
そういうことね。

1350 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2018/01/21(日) 19:30:18
https://www.asahi.com/articles/ASL1P55P9L1PUTIL00Z.html
評論家の西部邁さんが死去 多摩川で自殺か
2018年1月21日16時38分

21日午前6時40分ごろ、東京都大田区田園調布5丁目の多摩川で、評論家の西部邁さん(78)の長男から、「父親が川に入った」と110番通報があった。警視庁と消防が、男性を救出したが、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。

 田園調布署によると、男性は西部さんだった。同日未明に家族が「父親がいない」と110番通報していた。行方を捜しているなかで、多摩川で長男が見つけ、通報したという。河川敷に遺書が残されていたといい、署は自殺の可能性があるとみている。

1351 名前:名無しさん[] 投稿日:2018/01/21(日) 20:56:46
http://www.sankei.com/life/news/180121/lif1801210036-n1.html

「俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」 妻の死から思索深め…
西部邁さん死去2018.1.21 20:19
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講演する西部邁さん=2010年3月29日、奈良市(前川純一郎撮影)1/1枚
 「ウソじゃないぞ。俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」-。21日に死去した西部邁さん(78)はここ数年、周囲にそう語っていた。平成26年の妻の死などによって自身の死への思索を深め、著作などでもしばしば言及していた。

 昨年12月に刊行された最後の著書「保守の真髄(しんずい)」の中で、西部さんは「自然死と呼ばれているもののほとんどは、実は偽装」だとし、その実態は「病院死」だと指摘。自身は「生の最期を他人に命令されたり弄(いじ)り回されたくない」とし「自裁死」を選択する可能性を示唆していた。

 言論人として人気を集めたきっかけは、テレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ!」。「保守」を思想レベルまで引き上げた知性は、左右を問わず多くの知識人の尊敬を集めた。

 知人らによると、東京・新宿で、酒を飲みながら知識人らと語り合うのが大好きだった。ケンカや後輩への説教もしばしばだったが、相手を後からなだめたり、後日、電話で酒場に誘ったり。優しさと人なつっこさもあった。たばこもこよなく愛し、「思考の道具」と言ってはばからなかった。

 親米の論客からは「反米」と批判されたが、最大の問題意識は独立の精神を失い、米国頼みになった日本人に向いていた。いつも「今の日本人は…」と憤りを語っていた。


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