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ADSL

1■とはずがたり:2002/11/06(水) 12:43
測定サイト http://www.bspeedtest.com/ v2.0.8
測定時刻 2002/11/06 12:39:05
回線種類/線路長 ADSL/1.0km
キャリア/ISP Yahoo!BB 12Mbps/Yahoo!BB
ホスト1 WebArena(NTTPC) 6.5Mbps(2244kB,4.1秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 1.71Mbps(539kB,2.9秒)
推定最大スループット 6.5Mbps(816kB/s)
コメント Yahoo!BB 12Mbpsとしてはかなり速いです!おめでとうございます。(1/5)

https://lios-web.nttwest-lineinfo.jp/LiosApp1/LoginPub(NTT西日本)
◇線路条件
○線路距離長(エンドユーザ〜NTT収容ビル) 800m
 ○伝送損失 21dB

290とはずがたり(2/2):2005/12/25(日) 12:09:34
>>289-290

▲総務省が公表した、今年3月末時点での加入者系回線の光ファイバーのNTT東日本/西日本のシェア(2003年7月に成立した改正電気通信法に基づいて算出)。これよると、奈良県で48.2%、和歌山県で46.6%と、シェア50%を割り込んでいる
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/pdf/031211_2_bt2.pdf

 関西地域では、関西電力系のケイ・オプティコムが、競争力のある価格で積極的にFTTHサービスを提供しているので、今回のような結果になったものと思われる。

 つまり、厳密に考えると、この両県の加入者系光ファイバーだけが、指定電気通信設備の規制からはずれることになる。たとえば「これまでの番号を使えるIP電話がKDDIから登場!」で紹介したKDDIのFTTHサービス「KDDI光プラス」などは、NTT地域会社の光ファイバーを借りるケースもあるので、NTT側が「貸さないよ」と言えば、このサービスそのものが成り立たない場合もあるのだ。

 では、「県別50%規制」が明日からでも適用されて、奈良県と和歌山県の加入者系光ファイバーが、指定電気通信設備ではなくなるのだろうか? 実際のところ、そうはならないようだ。というのは、総務省の見解では、規制は「メタル回線+光ファイバー」のシェアで判断するためだ。

 こうなると話は全然違ってくる。NTTがほぼ100%を独占しているメタル回線数をも含めるとなると、他事業社が毛細血管のように光ファイバーを張り巡らしでもしない限りシェアが50%を割り込むことなどあり得ない。

 実は、NTT側は「メタル回線は、電電公社時代から構築したインフラなので規制もやむなしだが、民営化後に他社との競争の中で敷設した光ファイバーだけは別に考えるべき」という主張をかねてから繰り返している。NTTはなんとしても規制を免れたいのだ。現に、電力系FTTH事業者は自力で光ファイバー網を構築してサービスを提供し、NTTと競争状態にある。

 NTTは、規制によってなかなか競争力のあるサービスを提供できない。NTT西日本が提供するBフレッツ「ファミリー100」は、かなり無理がある料金算出方法(将来原価方式:7年間の需要予測をもとに算出)でもって原価を下げ、さらに光ファイバーを最大32ユーザーで共有する形式の提供方法を採用することで、月額4300円というバーゲン価格にこぎつけたほどだ。

 ユーザー数が少ない現状で実際に32ユーザーで共有するかどうかは別にして、ライバルである電力系のFTTH事業者が、100Mbps独占型で提供しているのと比較すると、表面的には大いに見劣りすることは確かだ。

 だが、この規制が外され、NTT西日本がその気になれば、100Mbpsの独占型サービスを、正々堂々と、本当の意味での戦略的な料金で提供することだってできる。Bフレッツのユーザーからすれば歓迎すべき話だ。

 これも反NTT陣営からすれば、底力のあるNTTがそんな暴挙に出たら、体力のない(NTTと比較しての話)他のFTTH事業者がつぶされかねない。これは好ましい状態とは言えないだろう。となれば、ある程度の規制も仕方ない。それに、特定の県だけの提供料金が異なるというのも、あまりにも不自然ではある。

 e-Japan戦略を推進する行政機関としては、ADSLだけでなく、加入者系の光ファイバーにおいても、競争原理の上で普及を促進したい意図があるだろう。今回のように光ファイバーのシェアが5割を割り込んだからといって、光ファイバーだけを別扱いにして、早々規制を撤廃したくないのが本音だろう。

 ただ、今回のシェア問題からは、NTT地域会社以外の事業者が頑張れば頑張るほど、光ファイバーを取り巻くいろいろな問題が混迷の深淵に落ち込み複雑化することがわかる。光ファイバー行政は、今後ますます慎重な舵取りが要求されるようになるのだ。


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