したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

PC関連スレ

359荷主研究者:2005/08/13(土) 03:17:18

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/04/20050412t15014.htm
2005年04月11日月曜日 河北新報
スパコン開発 原研と連携 東北大流体研・電通研

 東北大の流体科学研究所と電気通信研究所(仙台市)は、日本原子力研究所(千葉県柏市)と連携し、夢の「毎秒1000兆回」の演算が可能なスーパーコンピューター(スパコン)の開発に取り組むことを決めた。

 現在、主流の汎用スパコンから原子力分野などに使用目的を絞り込むことで処理能力の向上を図り、原発の安全設計や複雑な内部構造の検査などでの活用を目指す。

 スパコンは地震や火砕流発生時の被害想定など、実験が難しい状況もシミュレーションできる。が、原子炉内の複雑な熱流動や核融合を追うには毎秒1000兆回レベルの演算処理能力が必要。現在の汎用型スパコンは最高で毎秒70兆7200億回と、遠く及ばない。
 今回の取り組みでは、原子力分野などに用途を限定して計算過程を単純化することで処理能力を向上させる。

 現行のスパコンは処理能力に比例して大型化するため、最大で体育館並みの大きさになる。今回の研究では中央演算処理装置(CPU)とメモリーを一体化した素子の独自開発も目指す。実現すれば、スパコンをノートパソコン並みに小型化することが可能になり、省電力化も図れるという。

 CPUの処理速度は、現行のスパコンの10倍近い毎秒1ペタフロップス(ペタは1兆)、メモリー容量は10―100ギガバイトを想定している。
 原子力分野でのスパコン開発を検討していた原研が、スパコン開発などを得意とする東北大に協力を依頼した。14日に電通研で研究協力協定に調印する。
 流体研の早瀬敏幸教授は「この研究が成功すれば、原子力分野だけでなく、医療事故や航空機事故を防止するためのシミュレーションも可能だ。5年をめどに開発を進めたい」と話している。

[スーパーコンピューター]大規模で複雑な科学技術計算に使う超高性能コンピューター。通常のコンピューターなら数日から数年を要する計算も短時間でこなす。自動車の安全性テストや気象予測、宇宙工学など広範な分野で使われている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板