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PC関連スレ

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 22:01
新規購入を検討するスレ

143とはずがたり:2004/06/02(水) 03:06
どうもややこしかった書換・追記型DVDの歴史がよく纏まってます。
日本では劣性のDVD+R/RWからの視点で書かれてます。自分も迷った挙げ句+R/RWを買ったくちなんですが…。

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/DVDhistory.html
書換え・追記型DVDの歴史

歴史と言うよりは、DVD-RW誕生の経緯です。当サイトのBBSで、 Xさんの投稿が大変良く、簡潔に纏まっていたので、 許可を得て紹介しています。Xさん有難うございます。 そして突っ込みさんも情報有難うございます。
1996年(DVD-RW が話にも無かった頃、DVD 規格が正式に発足した頃)には、既に(現在の)DVD-RAM vs DVD+RW(の前身) の対立が有りました。DVD-RAM 規格の策定が予想外に難航した背景がここにあります。

ソニー、フィリップス、松下、東芝、日立は DVD-RAM WG に所属しており、DVD-RAM を規格化する際には:
 
「PD の延長線上(松下・東芝 / DVD-ROM 非互換)」  
「CD-RW の延長線上(ソニー・フィリップス / DVD-ROM 互換)」
ということで大もめになりました。
結局、中途半端な規格を日立がまとめ、それが DVD-RAM になりました。 この時、ソニーとフィリップスは一応賛成し、同時に DVD+RW の前身を提唱したのです。

ところが DVD-RAM が規格化された1997年、これが通常の DVD-ROMドライブで読めないことに少なからず批判が起き、 一部のメーカーがソニーとフィリップスに賛同しました。
DVD-RAMでは「ウォブル・ランドグルーブ記録方式」を採用していて、データを記録するトラック(グルーブ)とトラックの間の壁 (ランド)にもデータが書き込まれるが、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーではトラックのデータしか読まないようになっている為、 読取は物理的に不可能です。
この時表立って賛同した各社が、DVD+RW Alliance の中核を成す企業です。
しかも、これらの企業以外にも(CD を作り上げた実績を持つソニー・フィリップスが推進し、 しかも CD-R/RW の実績を作り上げたヤマハ・リコーが支持した DVD+RW 規格に)打診する企業は少なくなく、 DVD-RAM 陣営はかなり慌てました。

そこで、(表向きは)批判を回避するため(裏向きは DVD+RW に対抗するため) 「DVD-ROM 互換の ReWritable メディアが必要」という認識が DVD Forum 内で出てきたわけです。

そこで折良く、パイオニアが DVD-RW を提唱(1997年)しました。
DVD+RW(の前身案)を DVD-RAM WG で蹴った DVD Forum は、DVD+RW(の前身)を受け入れる(受け入れられる)訳が無く、 後発の DVD-RW を1999年、正式に DVD Forum で策定した、というわけです。DVD-R の延長線上、という形式で。 書き換え型として DVD-RAM が有るにも関わらず。
「DVD-RWのすべて」 ( オーム社 ) によると、 DVD-RWの採決でIBM以外の投票が済んだ時点で賛否半々。 (東芝・日立・松下のSD陣営系が反対の中心)
最後のIBMの賛成票でDVD-RWはDVD規格として採用された事になっています。
( 突っ込みさんの投稿より )

ちなみに、DVDフォーラム内での-RW vs RAMの対立は未だに続いています。

144とはずがたり:2004/06/02(水) 03:10

http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/about_dvdplus.html
DVD+RW/+Rとは
規格推進団体
DVD+RWアライアンスによって規格が作成されています

DVDビデオやDVD-ROMなどの規格は、DVDフォーラムが作ってきましたが、書き換え型DVDになって、 DVD+RWアライアンスが加わり、規格が乱立しました。

書込み・書換えDVD規格として、DVD-R/RW・DVD-RAMなどを推進する規格化団体である「DVDフォーラム」 と言うのがあります。しかしこれは、コンテンツ保護や参加企業の利益などを重点に置き、 従来のDVDとの互換性を軽視したものでした。
DVD+RWは、これに対抗する形で生まれた規格で、業界団体の「DVD+RWアライアンス」 (2001年3月22日結成)が規格を策定していて、DVD機器との互換性やユーザーの利便性を重視した規格策定を行っています。


DVDフォーラムにはApple Computer、日立、NEC、Pioneer、Samsung、シャープなどが参加していて、 DVD+RWアライアンスDell Computer、Hewlett-Packard(HP)、Philips、Ricoh、ソニー、Thomson Multimedia、 ヤマハ、マイクロソフトなどが参加しています。

日本ではDVDフォーラム陣営が優勢ですが、欧米などではDVD+RWアライアンス陣が優勢だそうです。
しかし、DVD+RWアライアンスのDellとHPの2社で世界のPC市場の3割を占めています。 その上DVD-R/RWは採用しないと断言しています。 そしてこの2社は今積極的にDVD+RWに力を入れていて、その影響でかつてのCD-RWと同じように格安DVD+RWドライブが日本に入って来はじめています。
さらに、マイクロソフトも次世代OSであるLonghornでDVD+RWとDVD+MRWを正式サポートすると表明しているのも追い風となっています。
DVD+RW/+Rは独自規格か
それは気にする必要はありません

DVDフォーラム系(-R/-RW/RAM)は、DVD-RAMデータ記録に必要な基本部分など、一部が国際規格化しています。 それに引き換え、DVD+RWアライアンスは複数の企業により制定された独自規格です。
DVDフォーラム系支持者の中には、国際規格を強調する人が一部いるようですが、 私たちユーザーは、国際規格などは無視しても良いでしょう。私たちの周りで、ごく普通に皆が使っているもので、 国際規格になっていないものなど、たくさんあるのですから。 マイクロソフトWindowsも独自規格です。それについて皆さんは不安を感じますか?
互換性が高く、使いかってが良くて、メディアの入手が困難でなければ、それで良いのではないでしょうか。

余談ですが、PDなどはECMA規格「ECMA-240」として承認され、その後国際規格として承認されたと思いますが、 そんなに普及したとは言えません。

145とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

DVD+RW/+RはDVDフォーラムで承認されていないが・・・
承認はDVD+RWアライアンスで行っています

DVDフォーラムの承認は必要ありません。再生用DVDは「DVDフォーラム」で承認していますが、 記録型で「DVDフォーラム」が承認を担当しているのは-R/-RW/RAMのみで、 +R/+RWは「DVD+RWアライアンス」が承認を担当しているからです。 つまりDVD+RW/+Rは「DVD+RWアライアンス」 公認フォーマットなのです。
これは単に、 2つの企業団体が自分たちの規格をデファクト・スタンダードにしようと競争しているだけなので、 どの陣営が承認を担当してもなんら問題はありません。
大手家電ショップなどで、『DVDフォーラムで承認されていないので、 DVDプレーヤーでの再生は保証されていない』と言うような事を書いている事もありますが、 これは大きな間違いです。 互換性の問題は、+R/+RWだけでなく-R/-RWも同じくらいあります。 それに、「DVDフォーラム」で承認されているDVD-RAMやビデオレコーディングで書き込まれたDVD-RWなどは、 DVD-Video規格に違反しているフォーマットなので、意図してそれらのフォーマットに対応しない限り、 基本的にはDVDプレーヤーでは再生できません。
従って、「DVDフォーラム」 での承認は再生を保証するものではありません。
日本でのシェアが低いけど
新しい規格だからです

DVD+RWアライアンスは2001年3月22日結成され、日本では対応ドライブが2001年9月に発売されました。 +R規格にいたっては2002年1月に規格の正式バージョンがアナウンスされ、 日本ではリコーが同年4月に初めて対応ドライブを発売しています。
2000年5月に発行されたDVD-R Ver.2.0 for General規格や、同年9月に発行されたDVD-RW Ver.1.1と比べると、 DVD+RW/+Rはとても新しい規格と言えます。その為、早くに書き換え・ 追記型DVDのブームが訪れた日本では、DVD+R規格が発表された時には既にDVD-Rが大きなシェアを誇っていました。
それを考えると、DVD+RW/+Rは短期間で急激にシェアを広げています。
ただ残念なのは、規格が新しすぎて2002年のワールドカップによるDVDビデオレコーダの需要拡大時期に、 同規格のビデオレコーダの投入が間に合わなかった事です。
海外でのシェアは
逆に欧米など、最近やっと書換え型DVDのブームが始まった地域では、DVD+RWのシェアが圧倒的に高いようです。

日本の事しか見ていない人たちは、この図をみても「ひと月の統計など信じられない」と言うかも知れません。 しかし、世界PC市場の熾烈な首位争いを繰り広げているHPと DELLの両社がDVD+RW採用を決めているし、 「DVD±RWは採用しない」とまで言って、頑なにDVD-RWを入れるのを拒否しています。 それから、書換え型DVD標準搭載のPCも急速に増えてきている現状で、DVDフォーラム系が世界市場で急激に伸びると考られるのは楽観的すぎます。
DVD-Burnerニュース では、2002年9月時点でDVD+RW/+Rドライブは40%だったそうです。
2003年7月のCDfreaksニュースでは、 DVD+RW/+Rドライブのシェアが56.4%、DVD±R/±RWドライブが38.5%だそうです。 ( PC標準搭載のドライブが増えてきているのかも ) DVD-RAMは家電で50%と高い支持を得ていますが、PC用ドライブとしてのシェアはたったの1%。 DVD-R/RWドライブも3.8%だそうです。
2003年4月発表の米NPD ( Media Metrixの測定事業向けの技術開発も手がけた未公開の市場調査会社 ) の調査では、メディア販売シェアが+RW/+Rで54.2%、-R/RWで41.8、RAMが4%。家電機器のシェアは+RW/+Rが29.9%、 -R/RWが1.3%、RAMが68.8%でした。 ( RAMレコーダーのシェアが高いのに、メディアの販売が極端に低いのは、 アメリカでの書換え型DVD家電の市場が極端に小さい? )
更に同社の調査によると、2003年7月のアメリカでのDVDメディア販売シェアは、 DVD+RW/+Rが55%、DVD-R/RWが44%、RAMが1%だったそうです。更に現在 ( 2003年 )、サンタクララ・コンサルティングによるとメーカー標準DVDドライブの2/3が、 ( ±RWドライブは含まない ) DVD+RW/+Rドライブを採用しているそうです。 ( 参考資料www.quicktiming.org、 Computer News )

146とはずがたり:2004/06/02(水) 03:11

日本での最近の動向
そして、ここに来て日本のメーカーもDVD+RWに参入し始めました。世界で圧倒的なシェアを誇るDELLやHPに採用されると、出荷台数が何倍にも跳ね上がります。 日本企業が世界市場に目を向けないはずがありません。
あと、OS、ワープロ、インターネットブラウザなど、様々な分野で競合他社を退けてトップシェアに躍り出たマイクロソフトの、 強引な経営戦略と実績を散々見せられた今、マイクロソフトのMt.Reinier(書込みエラー防止機能)の採用を拒否したDVDフォーラムが、 巨人マイクロソフトを叩きのめして、トップシェアを取れるだろうと思う人はまずいないでしょう。
但し可能性が全然ない訳ではありません。今後のDVDフォーラムの動きによっては状況が変わるかも知れません。 だけど現状ではDVD+RWアライアンスが世界を制する可能性が高いでしょう。
そして、PC業界では世界規格がそのまま日本規格になると考えて良いでしょう。

DVDフォーラム支持者たちが何と言おうと、当のDVDフォーラム参加企業が上記3社を過小評価していません。
DVD+RWアライアンスの勝利を盲目的に信じるべきではありませんが、DVDフォーラムを過大評価するのべきでもありません。 両陣営参加企業の立場、思惑、実績などを考慮し、正しく評価するべきです。
再生互換性は高いか
書き換え型ではダントツ。ライトワンス型では-Rとほぼ互角です

DVD+RWの反射率はDVDの2層目と同じくらいです。その為、DVDプレーヤー側からは物理的に「1層目が無いDVD」 と同じに見えます。本来DVDは1層目も2層目も普通に読めるのですが、2層目しか無いDVD-videoなど本来ないので、 1層目相当の反射率を持つデータが見つからなければメディアが認識されないようにファームウェアを組んであるプレーヤーも存在します。 2001年以前のプレステ2 ( PS2 ) がこれにあたります。
DVD+RW規格には、DVD-Rのような高い反射率を持ったライトワンスの規格が存在していませんでしたが、 この問題を解決する為に、2002年1月にDVD+R規格が成立し、DVD+RW陣営にもライトワンス規格製品が登場しました。

DVDプレーヤーの中には、開発時点で現存するメディアのみに対応しているものも少なくありません。 その為、DVD+RW企画が誕生する前に開発されたプレーヤーの中には、 DVD+RWメディアを受け付けないものもあります。
もっともこの問題はDVD-R/RWにも言える事で、初期のDVDプレーヤーでは-R/RWも+R/+RWも再生出来ないものがあります。
+R/+RWでは、これらのプレーヤーに対して、メディアIDを「DVD-ROM」 のIDに書き換えると言う裏ワザにより対処する事ができます。( この裏ワザを使えないドライブもあります ) つまり、DVDプレーヤーに対して「これはDVD-ROMですよ」と思わせる事により、再生が可能になります。 (-R/RWではメディアIDの変更は出来ません)
DVD-Rと+R、どちらが読込み・再生互換性が高いのか
2001年以上前のDVDプレーヤーではDVD-Rが一番。現行プレーヤーではDVD+Rが一番です。
-R/RWは読込み・再生できなくて+R/+RWは読込み・再生するDVD機器もありますし、その逆もあります。 したがって、どちらが互換性が高いかは一概に言えませんが、 DVDRhelpの調べによると、 DVD+Rの互換率は84%でDVD-Rの互換率が88%、 そしてDVD+RWの互換率は70%でDVD-RWの互換率が69%です。 誤差を計算に入れると、互換性は殆ど互角です。(選んだ再生機器により互換率が変わる為)
2002年夏のIntellikey Labsの調査では、 1997年から2002年夏発売までのDVDプレーヤーでの互換率は、 +Rが一番高いとなっています。 その後それに対抗する形で、パイオニアから発表された独自調査結果では+Rと-Rの互換率は互角となっています。

147とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

DVDプレーヤーでの再生互換率
( 97〜02年発売DVDプレーヤー100台で検証 )

Intellikey Labs調べパイオニア調べ
+R90%78%
-R77%78%
+RW72%63%
-RW66%58%
参考資料:hardware center、 米パイオニア

但し、メディアIDを変更してROM化したものも含めると、+R/+RWの再生互換性はかなり高く、 DVD-R/RWを遥かに凌いでいるようです。
後、最近 ( 2003年夏&nbp;) の雑誌での再生テストでは、 +Rは現行DVDプレーヤーでの再生の問題は無いようですし、 現行DVD-ROMドライブでの読取り問題も無いようです。
今後、2001年以前のDVD機器が一般家庭から姿を消すに伴い、+Rの再生互換率は上昇します。

あと、DVD+RW/+Rはロスレスリンキング技術により、+Rへの追記に於いてもDVD-Video規格で義務付けられている 「ディスク上に途切れることの無いデータ」での書き込みを実現しています。 その為、32Kバイトまでの隙間を許しているDVD-Rでの追記記録では、DVD機器での読取り・再生は保障されていませんが ( * ) 、 DVD+RではDVDプレーヤーで再生ができます。( DVD+R規格が再生できるプレーヤーに限ります。 再生できるプレーヤーは「プレーヤー互換リスト」や 「ドライブ互換リスト」で確かめて下さい )

( * ) ゼロリンク、つまりDVD-RW版のロスレスリンキングはリストリクテッドオーバーライトでは標準でサポートされていますが、 この書込みモードを使うのはDVD-RWや一気書きのDVD-Rのみです。-Rでの追記やパケット・ライトではインクリメンタル ( 追記 ) レコーディングが使用されており、 DVD機器での読取り・再生は保障外となります。

そして、自動ファイナライズ&自動ボーダー解除機能が規格に盛込まれていますので、 機種に依存せずに+RWの追記・書換えが出来て、そのままプレーヤーなどで読み込ませる事が出来ます。 それに比べて、DVD-RWではQuickGrow機能などをドライブがサポートしていないと書換えなどが行えません。
VRフォーマットでは、DVD-VRは互換性が低く、対応DVDプレーヤーでしか再生できない為、 最近ではPC用DVD-RWドライブからDVD-RWディスクにDVD+VRフォーマットで焼くソフトも出始めていますが、 DVDビデオレコーダでは操作性の悪いDVD-Video方式で焼くか、 互換性を犠牲にしてDVD-VRで焼くしかありません。それに比べ+RWでは、 互換性と操作性に優れたDVD+VRを使えます。

148とはずがたり:2004/06/02(水) 03:12

将来性は?
DVDフォーラムは国際デファクト・スタンダードの前に苦戦を強いられています

上記のシェアの項でも述べましたが、DELLとHPと言う2台PCメーカーに加え、昨年(2002年)にはマイクロソフトも「DVD+RWアライアンス」に参入し、 Mt.Rainier対応DVD+RW/+Rドライブの対応に意欲的です。(Mt.Rainierはソニーやマイクロソフトなどが中心となって生まれた規格だから)
マイクロソフトのMt.Rainierを採用せず、DRT-DMと言う独自規格を打出したDVDフォーラムが、 どの程度マイクロソフトのサポートを受けられるか疑問です。 このまま行けば、PC業界ではDVD+RW/+R以外は淘汰されると思って良いでしょう。
DVD-R/RWは日本国内で優勢ですが(2003年4月時点)、世界を相手にしている上記3社と比べると市場規模(利益)が全然違います。
その為、DVDフォーラム系企業も2002年末からDVD±RWに相次いで参入しています。
かつてNECのPC98がそうだったように、日本でのシェアが高くても、世界で認められなければ日本市場からも撤退せざるを得なくなります。
現に、ソニー、サムスン、プレクスター、パイオニア、NEC、日立LGなどは、マイクロソフト下でのDVD+RW/+Rデファクト・ スタンダード化の波は避けられないと見ているようです。
ソニーが今、DVDデュアルレコーダを投入する理由
書き込み型DVDの標準争いに新展開(英語)
PC-OEM専業メーカーやLSIを開発しているメーカーが、口を揃えて「DVD+RWアライアンスが優勢」と話している
DVD+RWの利点

後発ゆえに技術的に大変優れているそうです。
DVD+RWは、フォーマット構成がDVD-ROMと互換性が高く、多くのDVDプレーヤーで再生できる点を強みとしています。 初期のプレーヤーの中には再生出来ないものもありますが、メディアIDを書き換える事により再生可能になるのは、 +RW/+Rの物理特性、データフォーマットの互換性が非常に高い為です。 プレーヤー互換リストを見てもらえば分かりますが、 ○印 が付いているBookタイプ ( メディア種判別 ) で弾いている機種はありますが、 ×印、つまり物理特性やデータフォーマットのレベルで読取れないプレーヤーは殆どありません


メディアに対して事前にフォーマット作業を行う必要がないのも嬉しい仕様です。 (フォーマットはバックグラウンドで行われます)
あと前項でも述べましたが、VRフォーマットで+RWメディアに直接追記をしたものを、 DVDプレーヤーで再生できるのは大きな利点です。
そして、書き込み速度が速いのも魅力の一つです。DVD-Rが4倍速、-RWが2倍速の時に+Rは8倍速、+RWが4倍速でした。 DVD+RWアライアンスは規格策定手順がDVDフォーラムよりシンプルな為、高速化が容易であるそうです。

DVD+RWの欠点

後発であると言う事は、利点ばかりでなく欠点にもなります。
未知のメディアに対応できない古いプレーヤーの場合、後発であるDVD+RWを認識できないものは多いようです。 (但し、メディアIDを変更すれば、殆どの場合は読めるようになります)
あと、DVD-RAM機器では、今年 ( 2003年 ) の夏以降の松下製品以外ではROM化しないと再生できないものが多いようです。

メディアの価格は、同じメーカの同一レベルの製品では-R/-RWと殆ど同じになりましたので、 欠点では無くなりました。
しかし、激安・粗悪メディアはまだまだ少ない状態です。 ( ユーザーにとって良い事なのかどうかはわかりませんが )

さらに詳しい特徴は、下記のASCII24を参照してください。
http://ascii24.com/news/db/ad/ricoh_002/629352-000.html

149とはずがたり:2004/06/02(水) 03:14
>>143-149
以上
【DVD+R/RWふぁんさんのページより】
http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/


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