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鉄道貨物輸送研究スレッド
452
:
荷主研究者
:2006/09/02(土) 23:57:13
【デンソー等トヨタグループの自動車部品の鉄道輸送拡大続く】
http://www.transport.jp/butsuryu/pastnews/h060704y.html
#kiji9
●「輸送経済新聞社」'06.7.25更新
JR貨物東海支社 鉄道に乗る自動車部品 トヨタGの活用拡大続く
日本貨物鉄道(=JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)の東海支社(山内智取締役支社長)は、環境保全の追い風に、長距離自動車部品輸送市場を順調に開拓している。 三月、名古屋発九州向けコンテナ列車を三本から四本に増発、新列車はすぐに完売。一日百個の輸送能力に増強し、九〇%近い積載率を維持している。 トヨタ自動車や自動車部品メーカーへの部品納入は、トラックとJR貨物の䗪協働輸送蟖が主体になってきた。七月、デンソー(本社・愛知県刈谷市、深谷紘一社長)は鉄道コンテナ輸送を拡大。名古屋貨物ターミナル駅から連日、三十一フィートコンテナ三個を同社九州工場へ発送し始めた。
同社の鉄道輸送の利用度は全体の半分近くに達する。岩手向けの輸送でもコンテナ輸送を強化。「二酸化炭素(CO2)削減の環境対策として、長距離郵送を鉄道に切り替えた」(物流子会社のデンソーロジテム)。カリツー(本社・愛知県安城市、田上順三社長)は専用コンテナをつくり工場やセンターとターミナル駅を往復輸送する。
取引先に環境保 全の取り組みを
トヨタ自動車(本社・愛知県豊田市、渡辺捷昭社長)は今年四月、「グリーン調達ガイドライン」の運用を開始。調達物流でも環境保全の取り組みを取引先に依頼し、一層のレベルアップを急ぐ。この影響が長距離輸送にも波及してきた。JR貨物東海支社は急速に進む自動車関連のコンテナ輸送に手ごたえをつかんだ。コンテナ輸送量の全体に占める自動車部品のシェアは平成十四年度の七%(十三万六千トン)から十七年度には一三%(三十万七千トン)へ上昇。今期には一七〜一八%にまで高まる勢いだ。
JR貨物東海支社では、しばらく自動車部品輸送は途絶えていた。平成十二年ごろからアイシン精機(本社・愛知県刈谷市、山内康仁社長)が先駆ける形でコンテナ輸送を開始。九州、東北などへのコンテナ輸送がトヨタグループの間に広がっていった。メーカーの鉄道コンテナの活用は進む。今年中に倍増するメーカーも。名古屋コンテナターミナル駅への荷主現地見学も相次ぐ。ターミナル駅は部品輸送の主要基地となってきた。
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