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鉄道貨物輸送研究スレッド
329
:
荷主研究者
:2004/12/26(日) 23:00
【札幌通運:東京物流センターの新規荷主6、7社増】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041102&j=0024&k=200411029869
2004/11/02 08:03 北海道新聞
札幌通運が東京物流センターの新規荷主6、7社増 木村社長表明
道内地場最大手の物流会社、札幌通運(札幌)の木村輝美社長(60)は一日までに、北海道新聞社の取材に対し、首都圏での本格的な物流拠点として開設しながら荷主とのトラブルで事業に支障が出ていた東京物流センターについて、「新規の荷主を六、七社に増やし、来年二月からフル稼働を目指す」との方針を明らかにした。一問一答は次の通り。
−−物流センターの最大の荷主であったペットフード会社、マスターフーズリミテッドとの提携はどうなりましたか。
「九月末で保管、配送業務ともに終わり、提携を解消しました。その間、新規の荷主を開拓してきましたが、十月からコンピューター用電源装置の輸入販売を行うエーピーシージャパン(東京)と取引を始めました。荷物の仕分けや配送業務は十一月後半から全面稼働する予定です」
−−今後の見通しは。
「最終的には首都圏を中心に六、七社の荷主を集め、リスクの分散を図ります。業種は医薬品や家電、製紙会社などで、来年一月末までに順次入ってもらいます」
−−マスターフーズとの取引では、荷物の集荷に伴う季節的な変動が大きいために、仕分け作業に問題が出ていました。
「今回は定期的に入る荷物でそのような心配はありません。荷物の搬出入が満杯になる来年二月以降は物流センターを有効に活用できます。現在、首都圏での売上高は八十億円ですが、その一割、約八億円の収入をセンターで確保します」
−−首都圏での展開が重要になってきますね。
「道内での輸送需要が大幅に増加するとは考えられず、首都圏に今後も経営資源を投入していきます。営業の強化には高度な物流ノウハウの提供が必要で、七月にグループの荷役業務の保管や人材派遣を行う札通ロジスティックス東京を設立しました。こうした拠点を活用して今後、一段と力を入れていきます」
〈略歴〉1962年札幌通運入社。67年に北海学園大経済学部卒業。代表取締役専務などを経て、今年6月から社長。網走管内遠軽町出身。
東京物流センター 東京都品川区 に土地を所有するJR貨物と札幌通運が事業費24億円を出し合って建設した大規模な定温倉庫。鉄筋コンクリート造り6階建て延べ2万7千平方メートル。同センターの主な荷主には米国のペットフード会社マスターフーズリミテッドの日本法人を予定していたが、昨年7月の稼働後、予想を超える搬入物や提携内容の食い違いなどの問題が起きた。その後、マスターフーズとの提携を解消、新たな荷主の確保が課題となっていた。
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