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宗教関係雑感
12
:
近藤 貴夫
:2010/04/11(日) 23:01:59
創価学会の信仰に対して、
「特定の掛け軸(マンダラ=本尊)を前にして、呪文(マントラ=題目・経文)を
唱えて祈ったり(自行・勤行)、そのやり方を広めたり(化他・折伏)しさえすれば、
それだけで万人が必ず幸せになる(即身成仏する)。逆に少しでもその妨げをすれば
必ず究極の不幸に陥る(無間地獄に落ちる)」
などという構造の教え一般が、本当であるとは信じられないという直観は、今でも
私の中で生きています。
マンダラやマントラの優れている理由をいくら加えても、せめて100%雨を降らせる
呪法とか、100%何かの病気に罹らない呪法とかが行きわたって広まっているような
背景が無い限り、上記の構造自体を(ファンタジーの世界はいざ知らず)真面目に
信じる気持ちにはなれません。
創価学会は、戦後復興〜高度成長の時期に「折伏大行進」と呼ばれるかなり強引な
布教活動を行い、各自の努力の結果や経済発展の勢いに乗ったことをも「功徳」と
思わせる効果によって、飛躍的な拡大を果たしました。
しかしその後、特にこの20年間に、そのような拡大の勢いが止まり、選挙での
公明党の得票も頭打ちになっていることは、つまり、教え自体には本来魅力が薄く、
その功徳も水増しされて感じられてきていたということを示唆すると思います。
創価学会は外部から、あることないこと、尾ひれをつけて怖がられ、非難されてきた
面もありました。
しかし、全てに根も葉もないのではなく、強引な折伏を受けた人、軍隊組織にも似た
バリバリの組織活動で苦しんだ人、脱会や内部告発に伴って嫌がらせを受けた人など、
様々に、厭な思い・怖い思いをした人を生み出してきたことによって、日本社会から
嫌われてしまったのだと思います。
創価学会側からすれば、厭な思い・怖い思いをした人の方が少数派で、大多数の
人は救われた思い・幸せな思いをしている筈だと言うでしょう。批判は嫉妬する者や
権力を求めて失敗した反逆者の中傷である、と言うわけですが、実際には日本社会に
大きなトラウマ(精神的外傷)を作ってしまったということだと思います。
今は、創価学会は十分に大きくなった結果、強引な折伏も減り、見かけはソフトに
なりました。
しかし、昨年まで公明党が政権与党にあったことに象徴されるように、すでに
権力への抵抗というより、権力側に立つようになってしまったのです。
政界・財界・法曹界・マスコミなど、多くの分野で一定の勢力を持ってしまった
創価学会は、うまい具合にあらゆる批判活動を抑え込めるような体制を作ろうと
画策し、少しずつ言論の自由を衰退させようとしているように見えます。
そもそも創価学会は、宗教団体にはよくあることと言ってしまえばそうなのですが、
中央の指導部の命令一下動く中央集権的な組織であり、会内では真の民主主義は
ありません。従順で「優秀」な会員・同志は結束して守る半面、反骨精神のある者・
やめたり反逆したりした者には、口を極めて悪いレッテルを貼り集団攻撃をします。
脱会までしなくても、一定のグループ内で権威と思われる者の意見に逆らうだけで、
大変な罵倒の嵐に遭いかねません。
会社でも自治会でも何でも同じようなことがありうるだろうと言えばその通りですが、
自分たちが唯一無二の最高の護法団体であると思っているがために、その度合いが
ひどい場合が多いのです。
1990年代に、日蓮正宗宗門との非難合戦があり、最終的に創価学会が破門された
流れにおいては特に、「創価新報」や「聖教新聞」上での非難は、探偵もここまで
やるかというような手口といい表現といい、良識ある者は目も向けられないであろう
レベルのものでした。これはしかし、創価学会が始めたことではなく、四箇の格言に
代表されるように、「大聖人」と崇められる日蓮その人がやっていたのを真似たに
過ぎないので、学会がその点を非難されるならまず日蓮がされるべきでしょう。
創価学会は人権を守る団体だと言っていますが、以上のような組織防衛至上の傾向を
踏まえると、意見を異にする者、逆らう者の人権が守られるとはとても思えません。
だから、下手に権力を広げさせると、言論の自由に不安があるのです。
したがって、一見テレビコマーシャルなどでソフトに良いことを言っているなと
思っても、かつてのような派手な折伏をしていないなと思っても、目を離して油断
してはいけないと思います。
インターネットの言論空間を狭めようとする画策、特定の者を容易に批判できなく
するような画策、言論・出版物の適切さを誰かが恣意的に決められるようにする
画策などが行われないように、私は注意をしていきたいと思っています。
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