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Sa\msk$rt文法備忘(数詞とその用法編)

1近藤 貴夫:2003/07/26(土) 17:04
いろいろ数の言い回しも面倒なもの。

2近藤 貴夫:2003/09/26(金) 15:03
数詞で重要なのは、基数詞と序数詞である。また、数詞的副詞として、
「〜回」を表す回数副詞、「〜通りに」を表す様態数副詞、「〜ずつ」
を表す配分数副詞などがあり、更に、「〜倍の、〜重の」を表す倍数詞、
「〜つひと組の(もの)」を表す集合数詞などもある。

3近藤 貴夫:2003/09/26(金) 15:39
Sa\msk$rtの基数詞は、1〜19は形容詞的に扱われ、20以上は
名詞的な振る舞いをする。

形容詞的というのは、その修飾する名詞の性・数・格に一致して
用いられるということである。<数>の点に関しては、しかし、
@eka(1)は単数、dvi(2)は両数、tri(3)以上は複数で活用する。
その点において、原則として単数から両数までの活用形を持つ
一般の形容詞と異なる。猶、@eka(1)は「ある一つの」の意味で
不定冠詞的にも使われ、その複数での活用形(@ek@e)は「幾つかの
(some)」の意味で使われる。
また、性の点に関しては、語形の区別を持つのはcatur(4)までで
あり、pa%nca(5)以上(navada%sa(19)以下)は、男女中性とも同じ
活用形を用いる。
形容詞的基数詞は以上のような活用上の特質を持つ。

(※ロシア語において、5以上を真の複数とするような、2〜4についての
特殊な活用形が残っているが、それは、このような、性変化が残る
数となくなる数との間の違いと関係があるのかもしれない。)

4近藤 貴夫:2003/09/26(金) 15:43
訂正>>3  6行目
× 単数から両数までの → ○ 単数から両数・複数までの

5近藤 貴夫:2003/09/26(金) 16:03
基数詞のうち20以上の名詞的なものとは、則ちそれぞれ固有の
性を持ち、修飾される名詞の数にではなくその数が幾つあるかと
いうレベルの数に従い、格も必ずしも同格になるとは限らない。

固有の性を持つから、自らの性を常に保持し、修飾される名詞に
左右されない。
それ自身が複数の意味を持つから、修飾される方の名詞は複数形を
取るが、「百」なら「百」を表す名詞はその際に単数である。
ここで、「二つの百の(>二百の)」という表現が出てきて初めて、
「百」が両数形を取る。「三つの百の」となれば、複数形である。
格については、"vi\m%sati\h puru#s@a\h"(<男たちである二十人が)
のように同格を取ってもよいが、"vi\m%sati\h puru#s@a#n@am"
(<男たちのうちの二十人が)のように、修飾される語を複数属格
(ここでは意味の上では分格的)に固定して、基数詞の方を文法上の
被修飾語として格変化させる言い方がよく使われる。


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