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ティーガーⅠ初期型・ラジコン仕様製作記

1龍門:2022/09/25(日) 11:03:38
さてスレを改め、今現在取りかかっているタミヤ版ティーガⅠ初期型のラジコン仕様の製作状況を書いてみよう。
以下のような仕様にするつもり。

・ラジコン部分に関しては既製品をそのまま組み込む
・履帯のサスペンションだけは盛り込む
・外観は、エッチングパーツで出来るだけディテールアップ
・但し動かすことが目的なので、エッチングパーツで過剰にデコレートすると簡単に取れてしまう恐れがあるので、ほどほどに
・初期型なので、仕様はクルスク戦時
・ダスライヒ、トーテンコップフ、503、グロースドイッチュラントあたりが候補

では、まずはサスペンションから。

2龍門:2022/09/25(日) 11:18:53
タミヤ版ティーガーⅠ初期型のラジコンバージョンでは、転輪の軸は固定で、サスペンションは再現されていない。
そのため、サスペンションを再現するなら改造が必要で、下写真の軸を全て削り取ってしまう事が不可欠となる。
https://i.postimg.cc/65hbn8BR/IMG-1053.jpg
https://i.postimg.cc/nrWzPFJ1/IMG-1054.jpg


軸を全て削り取ったところ。
https://i.postimg.cc/fb5MPz70/IMG-1055.jpg
https://i.postimg.cc/SN82v9n2/IMG-1056.jpg

おいおい、大丈夫か?もう後戻り出来ないぜ!って気持ちになるね(爆)。


ネットで1/35模型のサスペンションを調べてみると、ほとんどがトーションバー方式を採用している。
僕もトーションバー方式で行ってみることにした。


第1弾としては、ここまでね。
ホント!、キットいじるのも、カッター持つのも5年ぶりぐらいだもんね。
超久々の感触で、なんだか懐かしい世界に戻った気分だね。

3龍門:2022/09/28(水) 23:17:05
では早速サスペンションシステムを作ることにしましょう。

転輪の支柱軸の車体に差し込む方に、0.7〜0.8mmφの穴をピンバイスを使って開けます。
これは貫通させます。
https://i.postimg.cc/P5SW0g06/IMG-1058.jpg
https://i.postimg.cc/d12LcdLq/IMG-1060.jpg

この開けた穴に0.6mmφのピアノ線を差し込みます。
差し込むピアノ線は、片側を「コ」の字に曲げて、片側を軸に引っ掛けるようにして固着します。
https://i.postimg.cc/bJ9NBhBr/IMG-1061.jpg
https://i.postimg.cc/Kj4SDhXd/IMG-1062.jpg

こうやって作った転輪の支柱軸を車体に差し込んで入れます。
もう片側は車体に強力に固着します。
僕はプラ板に穴を開けてピアノ線を通し、そして固着してからプラ板ごと車体に固着しました。
https://i.postimg.cc/dtPcTXHS/IMG-1131.jpg
https://i.postimg.cc/NfgbVk5j/IMG-1133.jpg

とても不揃いで見栄えが悪いですが、車体の中なので見られる心配はないので、汚くても構わないでしょう。
もしこの辺も揃えて綺麗に作りたいのであれば、ピアノ線を曲げる角度を一定に出来る治具を工夫すれば良いと思います。
しかし綺麗に整列させて作る努力は、あとあととても無駄になるでしょう。
実はサスペンションシステムを組み込むようにはキットは設計されていないため(当たり前ですが)、あとでトンでもないハードな修正を強いられることになります。

出来上がったサスペンションシステム。
こうやって指の腹などでぐりぐりやってみると、いかにも実車らしくなりますね。
この時点では、してやったりでした・・・がしかし!
あとあと、修正の嵐、とんでもないことになってしまいました(苦笑)。
https://i.postimg.cc/L6XLLCJL/IMG-1129.jpg
https://i.postimg.cc/5N6Q6Xrm/IMG-1130.jpg

4龍門:2022/10/02(日) 13:17:56
ティーガーⅠのディテールアップに、エッチングパーツを使う。
1/700で相当に鍛えたので1/35なら楽勝と思い、ポーランドのAbel社のフル装備エッチングパーツセットを買う。

https://i.postimg.cc/TYJ2mZVf/IMG-1147.jpg
https://i.postimg.cc/7LFrjV3K/IMG-1150.jpg

5龍門:2022/10/02(日) 13:22:17
お約束のように、後部上面のネット貼りからスタート。

https://i.postimg.cc/qqmbHBfp/IMG-1135.jpg

6龍門:2022/10/02(日) 14:02:29
エッチングメーカーのナメを間違えたね。
艦船模型ではあまり馴染みのない名前なんで(爆)。
正しくはアベールAber。

では今度は砲塔のディテールアップをば。

https://i.postimg.cc/7ZxzTFRy/IMG-1080.jpg

7龍門:2022/10/02(日) 14:08:21
砲塔上の2つのハッチ(車長用、砲手用)は、真鍮線を通してヒンジを作り、開閉可能にした。

https://i.postimg.cc/kX7GjxvQ/IMG-1081.jpg
https://i.postimg.cc/1XsmjQwm/IMG-1084.jpg

https://i.postimg.cc/6py9Sz2v/IMG-1082.jpg
https://i.postimg.cc/Gtm0Dhvy/IMG-1088.jpg

8龍門:2022/10/09(日) 00:13:32
アベールのエッチングセットには88mm砲の砲身も入っているのだが、困ったことになんと!中央の金属製リングが入ってなかった。
包装の時に洩れたのか、欠陥商品だ(苦笑)。

このパーツ1個のために、ショップに文句を言ったり取り替えてもらう交渉は、歳を取ったせいか(爆)とても面倒に感じるようになった。
しかしこの金属リングがないと、砲身をせっかく金属製にした意味がない。

ではどうしたか?
タミヤのプラパーツの該当部分をリング状に切り取り、切削成形加工して無理矢理砲身にはめ込んだ。
そうしたら、まあまあ見れる出来となって、ホッと一息。
https://i.postimg.cc/Dyd3wG2G/IMG-1123.jpg
https://i.postimg.cc/x1ThjFpr/IMG-1086.jpg

今回のラジコンタイガー、あとあとこんなものでは済まないほどのトラブルが山積する事となる。
その話は追々。

9龍門:2022/10/10(月) 00:33:50
アベールのエッチングパーツを使った車体のディテールアップは、車体後面からスタート。
エッチングパーツを黙々と組立て、ひたすら貼っていく。
一番目立つマフラーカバーは、当然エッチングパーツで置き換え。
https://i.postimg.cc/76XxfG3m/IMG-1115.jpg
https://i.postimg.cc/d1fxHJwJ/IMG-1117.jpg

このマフラーカバーを上手く曲げるために、専用の治具を購入。
美しく出来上がる。
https://i.postimg.cc/0yLGBrJW/IMG-1120.jpg

マフラー上部の円形保護カバーと支柱もエッチングパーツと真鍮線に置き換えた。
https://i.postimg.cc/QtGdwKsM/IMG-1121.jpg
https://i.postimg.cc/Sskpc6kc/IMG-1122.jpg

10龍門:2022/10/10(月) 00:46:27
ディテールアップし終えた、車体後面。
けっこう頑張った(爆)。
1/700でエッチングパーツを鍛えたからね〜♪

ちなみにマフラーカバーは、被弾跡やキズを少しつけてみた。

https://i.postimg.cc/FFckGmyp/IMG-1142.jpg
https://i.postimg.cc/437xdbwP/IMG-1141.jpg
https://i.postimg.cc/zDd6tZqL/IMG-1139.jpg
https://i.postimg.cc/MT35Dw1q/IMG-1145.jpg

11龍門:2022/10/10(月) 22:38:08
塗装に入る前に、ここらでラジコンメカの方を作ることにする。
作り方は、組立説明書の指示通りに作れば完成するので、全く問題なし。
https://i.postimg.cc/7PKVVr05/IMG-1057.jpg

問題なのは、この製品が出た当時、ラジコンメカ関係を一切合切分離できないまま一体化してしまったこと
そのせいで、ギアボックスだけ調整したりしたくても、スイッチから電池ボックスから、砲塔先回ギア装置まで一切がぞろぞろくっついてくる。
これがまた非常に難儀である。
このティーガーⅠのあとに製品化された四号戦車やパンターでは、各部位がソケット式のコネクターで繋がるようになったので、分離出来るようだ。

12龍門:2022/10/10(月) 22:46:23
では、このティーガーⅠをサスペンション機能付きラジコンに改造する際の、最悪にして最大の難点(複数ある)を列記していく。


まず最初は、追加したサスペンション装置が駆動ギアボックスに当たってしまってギアボックスが入らない(爆)。
https://i.postimg.cc/tJ20Dvyh/IMG-1134.jpg

そのため、サスペンションの先端を固定してあった位置の変更を余儀なくされた。
それも左側の前部分2箇所。
画像を見ると分かるが、かなり不細工な変更となってしまった(苦笑)。

13龍門:2022/10/10(月) 22:59:58
お次は、中央のサスペンション部分。
ここには、後で砲塔旋回用モーターが入るくぼみが設けてあった。
サスペンションのトーションバー(ピアノ線)はそのくぼみの中を走っている。

問題は、このくぼみの外側のトーションバーの固定位置。
この画像のようになっていると、くぼみにモーターが入らない(しっっかり鎮座してくれない)。
https://i.postimg.cc/sDLn4C7V/IMG-1185.jpg
https://i.postimg.cc/76bGVdgk/IMG-1186.jpg

側面に固着されているトーションバーを剥がし、モーターが鎮座出来るような適切な位置を探してずらし、再度側面に固着した。
https://i.postimg.cc/Dfp3JZf0/IMG-1187.jpg

14龍門:2022/10/10(月) 23:16:58
次は、この難点だらけのサスペンション導入工作のクライマックスとでもいうべき難所。
サスペンション用のトーションバーが、ギアボックスを設置すべき場所に、6本も走っている。
このバーはピアノ線なので超硬い。
この6本のトーションバーが強固なクッションとなってしまい、入れるべきギアボックスが浮いてしまうのである。
https://i.postimg.cc/0N9c8Yw4/IMG-1188.jpg

つまり下画像のように、本来の位置からこれだけ上にずれてしまい浮いているというわけ。
https://i.postimg.cc/ydk5HhqH/IMG-1191.jpg
ここは位置合わせの穴を少し上方向に伸ばして、ネジ留め出来るように改造しなければならなかった。
https://i.postimg.cc/PqNKptSb/IMG-1195.jpg
左側も同じく。
https://i.postimg.cc/v8X1jWYB/IMG-1196.jpg

この改造によって、ようやくギアボックスが安置出来るようになった。
https://i.postimg.cc/65J9MqR3/IMG-1198.jpg

15龍門:2022/10/16(日) 00:39:33
お次の難関は、ここ↓
https://i.postimg.cc/rydZpPtp/IMG-1190.jpg

サスペンション機構をつけたせいで、右第1輪のサスペンション用軸が駆動輪の歯車とはでに干渉し、走らせるとガリガリ嫌な音を発する。
ここは右第1輪の軸の端を削って、駆動輪と干渉しないようにしなければならない。
https://i.postimg.cc/W31KSp3m/IMG-1193.jpg

とはいえ軸の太さは有限なので大きく削るわけにはいかず、結局はギアボックスの位置をさらに微調整する必要が出て来た。
つまり、ギアボックスがトーションバーのピアノ線のクッションの影響をあいかわらずモロに受け続けていて、相当深刻な状況だ。
いやはや難儀なことである。

16龍門:2022/10/16(日) 00:54:29
一難去ってまた一難。
トーションバーのピアノ線のクッションによって、ギアボックスの位置が微妙に高くなってしまったことが、様々なトラブルを引き起こしている。
今現在は全て解決したのだが、この頃は次から次へと続くトラブルに、まるで大昔のシステムをトラブルシューティングしているような感じになった(爆)。

駆動輪の歯車と右第1輪のサスペンション軸の干渉が解決したと思ったら、今度はこれ↓
https://i.postimg.cc/Gh32YVvk/IMG-1197.jpg

ギアボックスの歯車自体が車体前面に当たっていたのだ(爆)。
そのため、車体前面を取り外し、当たっている箇所をひたすら薄く削る。
https://i.postimg.cc/kgBWNBWF/IMG-1199.jpg
https://i.postimg.cc/D0wS2Mgd/IMG-1200.jpg

取りつけたり外したり、削ったりやすったり、いろいろやっているものだから、ついに転輪の一部がもげて来てしまっているのが画像から分かる(大苦笑)。
いやはや、散々である。

17龍門:2022/10/20(木) 14:29:59
結局サスペンション機構を導入したために、ピアノ線のトーションバーの硬いクッションによって、ギアボックスの歯車の高さがかさ上げされてしまい、それが各所に悪影響を及ぼしていることが分かった。
事前に詳細なチェックをせずに、すぐに組み立ててしまったことが敗因。
https://i.postimg.cc/BvJnpSCG/IMG-1225.jpg

上の画像からも、ギアボックスの歯車が浮き上がっているのがよく分かる(苦笑)。
で、次なる難問は、電源ボックスの高さまでもがクッションによってかさ上げされてしまい、車体がうまく嵌まらなくなった。
隙間があったりすると、興ざめである。
https://i.postimg.cc/yYvKKmm2/IMG-1201.jpg

電源ボックス(電池ボックス)の上下の蓋を外し、高さを削減してこの問題はようやく解決。
電池の押さえは、輪ゴムを使った。
https://i.postimg.cc/HsfJw1Kp/IMG-1203.jpg

18龍門:2022/10/20(木) 14:48:42
さあ、ギアボックスに関する最後の難関だ!
トラブルシューティング続きだが、ようやくゴール近くまで来れた。

履帯を付けて走らせると、なんと前部フェンダーが両側とも履帯にハデに干渉する。
https://i.postimg.cc/z3mgGmYX/IMG-1228.jpg
https://i.postimg.cc/tgR2j6zv/IMG-1229.jpg

ここは干渉の度合いが酷く、履帯を回すとガリガリ大きな音を出す。
フェンダーを薄々に削ったぐらいでは埒が開かなさそうだったので、ついに最終手段としてフェンダーを持ち上げて跳ねた状態にすることで妥協。
いっそのことフェンダーを取ってしまえば・・・という声もあろうが、1944年以降と違ってクルスク戦時はまだまだドイツ軍も元気なので、多くの車両はフェンダーがほとんど破損していないのだ。
フェンダーはこのまま残し、上方向に少し持ち上げて跳ねた状態にして、履帯との干渉を避けることにした。
フェンダーに被弾しているが跳ね上がったぐらいで、大した事はない、という設定。
https://i.postimg.cc/tJ8MRggZ/IMG-1231.jpg
https://i.postimg.cc/CKJrB71V/IMG-1232.jpg

結局、履帯を付けた状態で走行はスムーズに出来るようになった。
また車体上側とのはめ込みもしっかり出来て、隙間は生じなくなった。
いよいよ走行可能な車体が完成した。
あとは塗装か。
https://i.postimg.cc/x8QP6bqP/IMG-1230.jpg
https://i.postimg.cc/sfKWkLLz/IMG-1233.jpg

19龍門:2022/10/20(木) 14:59:12
塗装については、ごく普通の方法と手順。

まず缶サフェーサーを適当に吹き、乾燥後つや消しダークイエローの缶スプレーを吹く。
https://i.postimg.cc/HsyyrLxY/IMG-1175.jpg
https://i.postimg.cc/bvjM7dGs/IMG-1177.jpg
https://i.postimg.cc/3xhV6d0W/IMG-1180.jpg

https://i.postimg.cc/s2QY4JfW/IMG-1181.jpg
https://i.postimg.cc/BntHJCKz/IMG-1182.jpg
https://i.postimg.cc/MphMqJxc/IMG-1183.jpg

20龍門:2022/10/20(木) 15:06:49
転輪のゴム部分をつや消しブラックで筆塗り。
https://i.postimg.cc/j2ZcFdpn/IMG-1217.jpg

この部分はあとあと汚し塗装を行なうからと、タカをくくってやや雑駁な塗り方をしてしまった。
しかしそれは失敗で、このあとも延々と塗り分けに苦労することとなった。
ラッカー塗料で車体を塗ったのだから、ゴム部分はエナメル塗料にしておくべきであった。
うっかりやってしまって、あとで気がついたがもう遅い。
何度もなんども筆を入れて修正するハメとなってしまったのである(苦笑)。
https://i.postimg.cc/2SVrk07g/IMG-1208.jpg

21龍門:2022/10/22(土) 00:20:54
せっかくここまでやったので、この際ゴージャスに、履帯を金属製に換えてみようではありませんか!
この時点まで、キット純正の柔らかいプラベルトを巻いて走行試験を繰り返した。
しかしそれでは物足りない。

で、取りい出したる金属履帯は、ご存じフリウル製のもの。
https://i.postimg.cc/VNBrDkJ9/IMG-1209.jpg
https://i.postimg.cc/kMZ4Nbj3/IMG-1210.jpg

こうやって↓、片側から真鍮線または鉄線を通して、奥まで通し終わったらカットして片側を瞬着で固着する。
https://i.postimg.cc/7L28k537/IMG-1211.jpg
https://i.postimg.cc/8ck0jc6Z/IMG-1212.jpg

22龍門:2022/10/22(土) 00:31:11
僕は数をカウントしやすいように、10枚1組で作っていった。
あらかじめ10枚ずつ仕分けしておく。
https://i.postimg.cc/tJSpgLYV/IMG-1237.jpg

そしてひたすら組んでいく。
https://i.postimg.cc/mryxD0n2/IMG-1238.jpg
https://i.postimg.cc/R0ZrWPx7/IMG-1240.jpg

現物合わせで長さを調節する必要があるので、ラストの1枚だけはつながない。
万が一全部つないでループにしてしまうと、もしも長さが長すぎたときは短くするのに1枚か2枚を壊してつなぎ直さなくてはならない。
ここは要注意だ。
https://i.postimg.cc/kMKS4CFd/IMG-1214.jpg
https://i.postimg.cc/MpNZVMq3/IMG-1215.jpg

23龍門:2022/10/22(土) 00:42:16
組み終わったら、メタルプライマーを筆塗りし、乾燥させてからジャーマングレー色をスプレー塗装しておく。
汚し塗装などはのちのち行なう。
https://i.postimg.cc/rpHh8TGr/IMG-1216.jpg

現物合わせで履帯の数を明確にしたら、ここでラストの1枚を真鍮線で仮止めする。
そうすると履帯を外す事が可能になる。
仮止めの方法は簡単で、ラストだけ真鍮線を差し込んだだけにしておくのだ。
もしラスト1枚も瞬着で固着してしまったら、履帯をもう二度と外す事は出来ないので、ここも厳重注意だ!

ちなみにティーガーⅠの場合、右と左の履帯数が1枚異なることをご存じか?
左右非対称の複雑な転輪構成ゆえのことらしい。
僕も最初同数にしていたら、向かって右の履帯がゆるゆるなのに気がついた。
こういうこともあるので、履帯を外す必要があり、ラスト1枚を完全に固着してしまうと、とてもヤバい事になる。
要注意!

24龍門:2022/10/23(日) 22:31:35
車体下部は全て作業終わったので、チマチマと汚し塗装とか転輪の塗装修正など。
車体の側面などはエナメル塗料で、雨だれ跡とかキズとか錆などを表現。
転輪は、エナメル塗料以外にパステルをアクリル塗料で溶いたものを使って、これもチマチマ汚してみた。
https://i.postimg.cc/q79kQB1k/IMG-1251.jpg

ま、多少はマシになって来たかなぁ・・・(苦笑)。

25龍門:2022/10/23(日) 22:37:38
パステル+アクリル溶剤ってのはこれ↓
https://i.postimg.cc/bvXy9NCq/IMG-1250.jpg

クレヨン状のパステルは、新宿の画材屋(世界堂だったけなぁ)で大昔に買ったもの。
陶器製の皿の上で、サンドペーパーですりつぶして粉状にしたパステルとアクリル溶剤をよく混ぜる。
この粉状パステルを使って、以後は汚し塗装を行なった。

26龍門:2022/10/23(日) 22:48:46
虎戦車特有のサイドフェンダーは、Abelのエッチングパーツを使った。
被弾した跡は、プラパーツよりエッチングパーツの方がよりリアルに作れるからだ。

このように↓、フェンダーの位置とラインを確定したら、それに沿ってマスキングテープを貼っておいた方が貼る目安が良く分かる。
https://i.postimg.cc/hG7HMLJY/IMG-1256.jpg

エッチングパーツのフェンダー1枚1枚にメタルプライマーを筆塗りし、そのあとダークイエローで缶塗装。
その際、被弾ダメージを付けておく。
ペンチなどを使って曲げたり、やや隙間を作って貼りつけるとリアル。
https://i.postimg.cc/pXWr7TJC/IMG-1252.jpg
https://i.postimg.cc/XY6H3RXs/IMG-1255.jpg

27龍門:2022/10/30(日) 00:54:46
ここまでやったら作業はほとんど完了で、あとは迷彩塗装と汚し塗装を行なうのみ。
クルスク戦時の武装SSダスライヒ所属で、第8中隊第2小隊3号車をイメージ。
番号とかのデカールは別途購入した。

イエローベースにグリーンの迷彩。
https://i.postimg.cc/qMnx6T8D/IMG-1258.jpg
https://i.postimg.cc/NM9Hh6DC/IMG-1259.jpg

スコップ、カナテコ、トンカチ、ペンチ、ワイヤー等々の搭載物は筆塗りでチマチマと。
https://i.postimg.cc/hj1qtw2X/IMG-1260.jpg

28龍門:2022/10/30(日) 01:03:44
搭載物の塗り分けは面倒だが、出来るだけ丁寧に。
https://i.postimg.cc/XNBzLtfd/IMG-1263.jpg
https://i.postimg.cc/CMb4z0CP/IMG-1261.jpg

砲塔に隊の番号とマスコットの小鬼マークを貼る。
https://i.postimg.cc/JnpMQvZ9/IMG-1264.jpg
https://i.postimg.cc/1zykYMmP/IMG-1266.jpg

ということでほぼ完成で、あと残すは乗員。
https://i.postimg.cc/VNbKgCM1/IMG-1269.jpg

29名無しさん:2022/11/06(日) 00:48:39
このティーガーⅠはSSダスライヒ所属という設定なので、乗員は国防軍ではなく武装SSの戦車兵だ。
クルスク戦の時は真夏(7月)なので、乗員は分厚い上着やコートは着ておらず、軽装だった。
シャツ1枚のフィギュアが手持ちになかったので、タミヤの純正パーツをそのままSS戦車兵に小改造。

SSお馴染みの迷彩柄の上着、パーツそのままなので襟がやや大きいのには目をつぶって欲しいところ。
肩章はアベールのエッチングパーツを使用。
これだとSS少尉。
右胸の国家徽章は削ってなくし、エッチングパーツの徽章を左腕上方につけた。
あとはバックルをSS将校のタイプに換えたぐらい。

ヘッドフォンはアベールのエッチングパーツを組み立てた。
コードは伸ばしランナーで。

https://i.postimg.cc/Vvnj472r/IMG-1289.jpg
https://i.postimg.cc/jSzybJFP/IMG-1296.jpg

30名無しさん:2022/11/06(日) 01:00:32
ということで乗員も作り終え、それを乗車させてようやく完成した。

○前進・後進
○左右前信地旋回
○左右後信地旋回
○左右超信地旋回
○砲塔の左右旋回

が出来る。
もちろんサスペンション機能付きなので、障害物を越えるときに転輪の上下動が楽しめる。
https://i.postimg.cc/1X1btdQJ/IMG-1271.jpg
https://i.postimg.cc/kg2s0cr4/IMG-1274.jpg
https://i.postimg.cc/j2z2wBJ5/IMG-1294.jpg

31由良之助:2022/11/07(月) 08:24:53
こんにちは由良之助です。こちらに変更されてからは、お初の書き込みです。
ラジコンティーガーの完成おめでとうございます。もう新作の模型を披露されることは無いのか・・と思っていたのでこれは嬉しいです。
普通に組んでも動くモノを更にチューンナップして仕上げられていてファンの期待を裏切らないトコロは流石でした。今後も気が向きましたら作品をupしていただければまた拝見させていただきたいです。

6日はミンダナオ会さんの展示会を見物に行ったのですが、ほそかわ様と初めてお会いして挨拶をさせていただきました。掲示板の雰囲気とは少し違った感じといいますか、江戸っ子!という感じの方でありnました。

ほそかわ様は急性ヘルニアが出て腰が痛くて大変そうでしたが龍門様の膝はもう大丈夫なのでしょうか?変わりなく稽古を重られているようですので支障は無いのでしょうが、ご無理はなさりませんように・・

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33龍門:2022/11/07(月) 10:31:23
>由良之助さん

どうも、コメントありがとうございます。
こちらの掲示板で超細々やってます。
今回、5〜6年ぶりにじっくり作ってみましたが、1/35が限界だと思い知りました。
目の悪化、集中力のなさは、予想以上でした。
今後もボチボチと、時間を気にせずスローペースで何かしら作っていこうと思っています。

ミンダナオ会展示会に行かれましたか。
僕も行きたかったのですが、まだもう少し慎重にしようと思いまして、今回も遠慮しました。
ほそかわ氏とお会いになりましたか!
彼は腰が痛いので欠席だと言っていましたが、やっぱり行かれたのですね。
彼の1/700愛はホンモノですね。
そうそう、彼は江戸っ子チャキチャキな感じでハッキリサッパリしていますので、話が楽しいですよね。

僕の方は右膝と左肘はあいかわらず低空飛行なんで、このまま長く騙し騙しお付き合いしそうです。
稽古や日常生活には支障はありません。
寒くなって来ましたし、また第8波とか報道されていますから、由良之助さんもご自愛下さいね。
ではまた。

34ほそかわ:2022/11/14(月) 20:04:20
どーも!腰痛の江戸っ子で〜す(笑)
おかげ様で腰痛は順調に回復してまーす♫

35龍門:2022/11/14(月) 21:06:53
こんばんはほそかわさん。

腰痛がおおごとではなさそうで、良かったですね。

こっちもなんとか手を動かし始めました。
でも1/700は辛いよね。
おかげさまでエッチングパーツには慣れたけど。

36あんけん:2022/11/15(火) 22:19:36
こんばんは、あんけんです。ティーガーの完成おめでとうございます。
RCと言う事でサスの動きとか見れると思ってたのですが、今確認したら動画は貼れないんですね(+_+)。

ジャンル違いで口も挟めないので掲示板が「イイネ」の出来ないブログみたいになってますけれど、
フェラーリ250GTOとかもやって欲しいです。版権止めて(?)以降なかなか見かけないですが。

37龍門:2022/11/16(水) 13:56:20
>あんけんさん

どうもありがとうございます。

この掲示板、画像と映像に関してまだまだ発展途上のようですね。
画像も貼りにくいですし。
サスペンションは良い具合に効いてくれますので、走らせるのが楽しいです。
どちらかの信地旋回がぎこちないです。
ティーガーⅠの足回りが元々かなり複雑なのに、そこに無理にサスペンション機構を組み込んだので、ちょっとぎこちなくなってしまいました。

カーモデル・・・、1/43ですか?
あれは鏡面塗装が難物ですので、今の僕の設備では無理そうです(苦笑)。
換気ダクトとか持っていませんし、缶スプレーでは限界あるし。

そういえばメイクアップが版権なくして、もうかなり経つようですね。
メイクはそのせいでフェラーリ物一切出さなくなりましたね。

38あんけん:2022/11/16(水) 15:59:46
こんにちは、あんけんです。
1/43と言わず是非1/24や1/12で、と言いたいのですが、フェラーリがブラーゴ擁するメイチョン・グループ以外への模型の版権を止めっぱなしらしく、
プラモメーカーはどこも絶版になってますし、ガレージキットも事実上車名の一部を隠しての無版権状態みたいです。

現状タミヤ最後のF1であるSF70Hも発売してすぐ版権終了と重なり中古が普通に万を越えてます。市販車はレーシングカーほど高値になってませんが、
今後ずっと絶版が続くと・・・ちょっと怖くて、一台でも絶対作りたいキットを押さえておきたいと考えてます。

39ほそかわ:2022/11/16(水) 19:08:41
あれ、これデフォでは途中の投稿隠れちゃうんだ?
ティガー戦車の完成おめでとうございます。
個人的にはかつての様な考証もりもりの艦船が見たいな。

40龍門:2022/11/16(水) 22:07:41
>あんけんさん

ブラーゴへの独占版権が全ての元凶・・・ってところですねぇ(汗)。

MGH(モデルガレージヒロ)から素晴らしいフェラーリのキットが出てますね。
まあ、絶版がほとんどですが。
ヒロのページから買える物もまだあるようで(F187あたり)。
とはいえ、コレラのキットは全て超絶な作り込みを必要とするのが、なんともはや。

250GTO、250LM、330P4、288GTOあたりですと、フジミの1/24ですか、ね。
クルマモデルは塗装が辛いです。

41龍門:2022/11/16(水) 22:12:49
>39ほそかわさん

ありがとうございます。
模型作るのは5年ぶりぐらい。
そして、1/35の戦車模型は、なんと35年ぶりです!!
ラジコンに至っては、生まれて初めて作りました。

そうなんですよ。
あまり長いと(本人的には長いつもりはないんですが)、途中で隠されてしまいますね。
面倒臭いです。
一長一短、tea-cupのようなベストな掲示板はなさそうですね(苦笑)。

42名無しさん:2023/11/13(月) 18:35:02
こんばんは、あんけんです。
7〜80年代のアニメメカのプラモデル化したり、名ガレージキットをプラ素材に落とし込んで商品化などしてるマックスファクトリーが来年ティーガーI を出すそうです。
スケールは我々の目にもとっても優しい1/12で、最近被って出てるアイルトン・セナ+ホンダのマクラーレンやロータスとも並べられます。
注目度が高いのかオフィシャルページは重すぎて全然表示されないのですが、こんな感じです↓。
ttps://item.rakuten.co.jp/wonderroom/yk-4545784013663/
https://i.postimg.cc/1XJmWQNB/34af6a4bac575f9beca672128fa5399a.jpg

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45龍門:2023/11/13(月) 23:11:13
>あんけんさん。

目には優しいでしょうが、1/12はラジコン戦車の世界ではスタンダードではないため、ディテールアップの素材がないのがネックですね。
まず一番肝心な履帯が、1/12では金属製の代替品はなさそうです。
また戦車兵のフィギュアもないでしょうし、ディテールアップ用エッチングパーツもなさそいうです。

とはいえ、1/12でラジコン化したら相当迫力出そうですよね。
ディテールそのものも、非常にシャープそうだし。
もっとも、狭いマンションでは1/12の戦車を置くスペースの確保という新たな問題が発生しそうですけど・・・(爆)。
ディテールそのものは良さそうですね。

46あんけん:2024/04/06(土) 13:58:21
こんにちは、あんけんです。
1/12はまだまだ異端児だと思いますが1/16は複数社で結構展開されてるんですね。
www.1999.co.jp/list/2455/6/1
金属砲身やエッチング付属キットもあって別売りも増えて品揃え充実したら凄いですね。

47龍門:2024/04/07(日) 10:12:41
こんにちはあんけんさん、コメントどうもありがとうございます。

1/12は見かけないですね。
1/16だと、ラジコンに限らずディスプレイモデルの方もかなり出てます。
YouTubeには海外モデラーのラジコン化された1/16が多数見られますね。
それ専門の走行コンテストなどもあって盛況のようです。

僕は1/35でイイから、SdKfz,250/251系のハーフトラックを動かしたいのですが、タイヤの前輪と履帯の連動と左右の舵切をどうやるかがわからないので作れないでいます。
駆動方式を模索するのも頭の体操になりますね(^^)/。


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