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alpha-archive-07 - 小柳理正

13編集部:2014/04/24(木) 08:59:15
大地震
.

               大地震  2011




  同人の中で、東北大震災のとき一番揺れた土地に住んでいる著者です。
  1月に阪神・淡路大震災について触れたもの、そして東日本大震災後の3月14日
  復帰報告の二件がありました。一月の投稿を読むと、何か予感でもしたのかとつい
  思ってしまいます。関西のおばさんの経験談は二ヶ月後役に立ったのでしょうか。
  二件目の投稿は、体験者それも科学少年らしい、身近で生活に根ざした貴重なアド
  バイスです。そしてまた、ここでも徐福が顔を出しました。恐るべし。




17日 2011/1/18

この日、私はテレビで震災の一部始終を見ました。
あの時は、政府の初動救援活動があまりに遅すぎましたね。

 昨日のテレビでは、非常時に身の回りに残った乏しい品物を活用して身を守る方法が
震災を経験した主婦の経験として紹介されましたが、なかなか役立ちそうな話が続き感心
して見ていました。




関東東北大地震からの復帰 2011/3/14

 昨13日の17時過ぎに茨城の我家の電力が復旧し、その後は食い入るようにテレビを
見ていました。日本では恐らく四百年来最大の震災であろうという話ですが、津波が押し
寄せて家並みがあっという間に黒い波に呑み込まれ瓦礫に変わる恐ろしさが、画像を見て
いて良く解りました。
 被災地の皆さんのこれからの辛労を思うと本当に心が痛みます。
特に家族、なかでも母親を失っていた小学生の女の子が、「お母さん。お母さん」と何時
までも泣いていた場面をみて、この子はこれからどんな生き方をして行くのだろう。周り
の大人がしっかりと支えていってあげるだろうかと、とても心配になりました。
現地では、このような悲痛な家族の別れが一杯起こっているのでしょうね。

 取り敢えず私たちが現地に援助出来ることは、何だろうと考えました。
現地の交通はまだ不便だし、援助物資も集中すると現地では返ってリスクになるそうです。
特に、市役所・役場自体が消失するとか機能を失った例も有り、現段階では放送局等が実
施する義援金に拠出することが一番有効だと思います。
二三日中には年金が入るので、私に払える程度の拠金を出すつもりです。

これを書いている間にまた余震が来ました。震度4程度だったでしょうか。まだまだ油断
は出来ません。

田辺さんの松濤学舎の評は、一日遅れましたが、このあと出します。
実は、地震の発生時には二階の書斎で投稿文の準備中でしたが、グラグラと来たので慌て
て液晶モニタを倒れないように支えていたのですが、そのうち猛烈に揺れ出したので、慌
てて階下に降り外に出ました。
揺れが収まってから部屋に戻ると本棚の幾つかは倒れ、そうでない場合も上段の本はぶっ
飛んでいました。
幸い心配した液晶モニタは仰向けに倒れ画面に損傷なし、そばのCRTは下に落ちていま
したが、これも傷は有りませんでした。電力の復旧後しらべたら、幸いPC関係に故障は
ありませんでした。


★この地震で得た知見:
 ゴムの滑り止めシートは、上に載せる物の落下防止に非常に役立つ百円ショップで売っ
ているシートの中で、玄関マットや台所マットの滑り止め用として売っている大型ネット
型シートです。これを買ってきて、上に載せる物の寸法に応じて切り、これを座布団にし
ておくと載せた物が非常に落ちにくくなります。
実際、この滑り止めなしのモニタやCRTは、あっけなく台から落ちましたが、ずっと重
心が高く不安定なカラーボックスは、詰め込んだ本の重さにも拘わらず下の台からのズレ
が全く無しにそのままの位置を保っていました。
装置類に元々着いているゴム足も効果は有りますが、面全体でズレを防ぐ滑り止めシート
には及びません。
地震の時、物が台上から落ちる一因は、地震の振動応力によって上下間の位置ズレが蓄積
することによりその限界をはみ出すからですが、このシートはこれを良く防いでくれるの
です。

 もう一つ、面白いことに気がつきました。
台上の物の落下を防ぐ方法としては、実はこれとは対極に有る方法があります。
それは、地震の応力を受けたときの上下のズレに対して予め一定の遊びを与えておく方法
です。
この例は、唐招提寺建築の縦柱の受けの構造に見られますが、同寺改築中の様子を先ごろ
NHKで詳しく放送していました。一見すると寸法精度を良い加減に作ったように見える
この受けの構造は、実は地震国日本に建つ古代からの諸寺を長期間倒壊させずに残してく
れた超技術だった訳です。
 恐らくこの技術は、徐福船団中か、それと同時期に渡来したであろう墨家技術集団が、
地震の多い日本の環境に合わせ開発したものだったと思います。
社寺建築の歴史を辿って行くと、また新しい発見があると思っています。



*余震
「肥と筑 題十六回 その他いろいろ」より 2011/3/23

地震の後始末で、結構時間が取られ、直ぐに応答できません。お許しあれ。
(中略)
★精神的平衡を計る
震災被災地の避難所で子供の笑顔が見られた場所は、大人が一緒に遊んであげている所
でした。 こういう苦しい状況では、笑える環境を作ること、ほんの一寸の気持ちの余裕が、
すごく大事に見えます。



「人の像をした美しい青い地球:評」より 2011/4/30

★[声]と[チェロを弾くと](*作品中の言葉)
 彼の声とは、衝突するプレートが発する地震の予兆音を、
 チェロを弾くとは、実際に起こる地震の様相を指す。。




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