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alpha-archive-07 - 小柳理正

1編集部:2014/03/21(金) 03:51:31
著者前書き集/讃集
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            著者前書き集/讃集
                 2007/11号-2010/22号



       氏が同人αに加入したのは2007年のことだった。今でこそ写真と著者
       コメントは電子作品集に保存されるようになったが、当初は意識的かどう
       かは別にしても、本人の手元からも同人αの資料館にも残されていないも
       のがほとんどだ。
       旧制度時代の貴重な写真とコメントを探しだしここに掲載した。
       どれも画面の中で生き生きと息づいている。





『肥と筑 第一回』 11号

          

前書き      2007/6/28

写真は、昨年7月長男招待の箱根旅行時、小田急ロマンスカー中のできず、ヒジョウに
残念です。
◆同居人から見た人物評(長岡曉生評)
・研究所退職後にびっくりした事。
それまで「お茶」、「ご飯」とだけ言っていた人でしたが、同居人がテレビを見ていると、
すっとお茶が出てくる事が度々あり、また食器を洗ったり(食器洗い機ですが)する事も
良くあります。これを書いている今も、お茶を入れてくれました。
(長岡注:別にワイロではありません)
・町内会長就任で変わった事。
この三月までの2年間、町内会長を任されたため、周りの人とのお付き合いが、人並みに
出来るようになりました。結構なことです。
・人格崩壊???
対人関係に変化が大きすぎたせいか、一種の人格崩壊が進行中です。
例えば、町内会の女性役員が見えると、玄関にわざわざ用意した黒い サングラスをかけ
て、「美人過ぎる女性を裸眼のまま眺めて、眼がつぶれたら怖いから」等とやっていまし
た。相手の方は笑い転げていました。
町内会の親睦会で、女性役員の旦那さんが、若い女の子と一緒にカラオケの係をしている
のを見て、当の女性役員に「ホラホラ大変。化粧を直して早く取り戻しに行かなくちゃ。」
等々やっています。冗談が好きな人です。おかげで、子育てが終わった余生を、楽しく過
ごしています。
(長岡注:私の遺伝中、父方はまじめ一方の、母方は諧謔好きの傾向が、有るようです。
ですから人格崩壊ではなく、現在、たまたま母方の血が騒ぐ時期に当たっているのです。
なお、同居人は、両親双方ともカカア天下上州の血を伝えています。)
・佐高卒業生の掲示板の効用
近頃は、佐高卒業生(11期、13期)の掲示板にのめり込んでいて私に対する要求が少
なくなり、おかげさまで私の読書時間を増やす事ができました。佐高卒業生の皆さん、あ
りがとうございます。




『肥と筑 第二回』 12号

          

前書き   2007/9/15

【同居人から】
 3連休最後の9月24日(月)、二人で映画「HERO」を見に行きました。前日はこ
の前編に当たる部分をTVで見ていたと言う偶然が有りました。
 この所「千と千尋の神隠し」以来、映画を見に行くことが無かっただけに、大画面とサ
ラウンドの音響効果がなかなか新鮮でした。おまけに、我が家の年齢では料金が1000
円だとのこと。これから二人で映画に嵌りそうな予感がします。最近は、年相応に温泉特
に白濁温泉を選んで行くようになり、次の行き先を調べる事も楽しんでいましたが、これ
に映画というもっと手軽な楽しみ方が加わり、退職後の日々を過ごせそうです。

【本人から】
以前「千と千尋」を見たつくば市の映画館が閉館となっていたので、地元のJUSCO
併設の映画館に行きました。3連休最後の夕方とは言え、観客は我々夫婦の他、何と6人
の一家族だけでした。あれでは、人件費を払うのがやっとではないかと先行きが心配です。

写真は、昨年10月那須塩原温泉旅行時、日光へ抜ける日塩紅葉ラインで撮ったもので
す。





『肥と筑 第三回』 13号

          

前書き 2007/11/30

 我が家の直ぐそばで、筑波山の東方7km程の所に茨城県立の花の公園、「フラワーパーク」が有ります。
これは、その小山の頂上にある万葉歌碑のそばで撮った写真です。
歌碑の歌は、万葉集の巻二十防人歌(第4369番)大舎人部千文作

   [筑波嶺の 小百合(さゆる)の花の 夜床(ゆどこ)にも
           愛(かな)しけ妹(いも)ぞ 昼も愛(かな)しけ]

と言うものです。ここで言う妹(いも)とは妻のことで、東国から九州に派遣された防人
が、故郷の妻を恋しく思って詠んだ歌です。
  さゆり→さゆる
  よどこ→ゆどこ
  かなしき→かなしけ
と変化しているのは、東国訛りですがよどこ→ゆどこ中の、オ列→ウ列の変化は、額田王
の歌にも見られまた、現代の沖縄弁にも見られるのは、興味深い現象です。

画面には映っていませんが、筑波山は向かって左側に有ります。





『肥と筑」 第四回』 14号

          

前書き   2008/4/12

長岡さんから次の様な説明がおくられて来ました。

「撮影場所は、私の住む石岡市内の小山に作られた
 茨城県営のフラワーパークという花の公園です。
 筑波山の東方7kmほどの所にあります。

 ここは、県花[バラ]の豊富な種類で有名ですが
 その他にも各種の草木の花が植えられており
 真冬以外は、何らかの花を鑑賞できます。

 温室も備えています。」

          ご本人についてのコメントは私が勝手につけましょう。
          温厚でよく気配りをして下さり、製本作業で彼の差し入れの食べ物
          (この前は大好きな胡桃の入った牛皮)の残った分をいつも持ち帰
          って楽しんでいます。私は甘いものには全く甘いので、すぐなつき
          ます。

          ご本人の説明では、短気でけんかっ早いという話だけど、一体どこ
          でそんな場面が見られるのかしら。決然と言い切る所にその片鱗が
          見られる様な気もするけど、間違えてると思
          ったらあっけらかんと前言を撤回したり、その素直さも見事です。
          これは余程自信がないと出来ないことでしょう。

          30年近く写経に精を出し、占星術の本を書き、太陽何たらの研究
          をし、テニスで奥様をくどき、史記と万葉集を精読し、、、いやい
          や、まだまだ知られざる彼の秘密が数多くありそう。
          謎の人物第?号かな。






『肥と筑 第五回』 15号

          

前書き      2008/5/31

 例の如く、我が家のそばに有るフラワーパークでの写真です。
小山の中腹の林の中に咲いた青と白の紫陽花の間に立って、ボロが出ないように遠景で取
りました。
 所で、今回の14号題目の「愛」にかけて、紫陽花の花言葉を調べて見ると、アララ何
と、[移り気・浮気・変節]というものでした。
紫陽花は、花の色が移り変わるので、そう見られてしまうのですね。
でも[元気な女性]という意味も有るから、良しとしましょう。


長岡曉生さん讃

長岡さんはまさに知の巨人と言うべき人で、私達が旧約聖書やギリシャ文化について少
々の蘊蓄をたれても、我々の知らないそれ以上の詳しい知識を頭の引き出しから惜しげも
なく出して見せてくれる。だからそういう話題の嫌いな人にとっては死ぬほど退屈な時間
だと思うだろうが、野次馬的好奇心に溢れる私達にとってはまたとない美味い酒の肴とな
り、時間も忘れるほど興にいるのである。

長岡さんと会った始めのころ、彼がホロスコープの権威で本も出していることを聞いて
不思議な感じがした。どうしてあの優秀な理系の頭の人が、手相や人相などといったいか
がわしい占いの世界を極めているのか判らなかった。そのうちはたと思いついた。それは
ホロスコープというものが時々の太陽を廻る惑星の位置を計算する、所謂天文学なのだ。
 どんな時代のどんな場所でも星々の位を正確に確定できるのである。たぶん最初に彼は
計算の精密さや理論の精巧さの魅力に取り憑かれたに違いない。そうこうするうちに、こ
の世の現象の基本的な部分が全てにおいて科学的証明できる訳でもないことに気づいたの
だと思う。すなわち神の存在を信じるか信じないか、無機質の固まりからどうして生命が
発生するのか(これはどうしても私にとって、将来とも己の感覚では理解出来ないことだ
が)、そのような次元の飛躍がなされ、星々に意味を持たせその配列で人生の生き様を見
るという価値の大転換に魅了されたと勝手に思っている。それはいまや理の世界と同様に
重要な要素である、茂木健一郎が唱えるクオリア(情や感覚)の世界が注目を浴びているよ
うに・・・。
私は時々創作を評す時、長岡さんという知の巨人に対抗するために、諧謔や斜に構えて
見る違った見え方、次元をずらした考えなどの禁じ手を使いながら、搦め手から攻めるの
が精一杯なのである。
赤松次郎





『肥と筑 第六回』 16号

          


前書き 2008/9/15
銀山温泉にて
 今年8月に、我が家夫婦と団地の知人夫婦とで、山形県の銀山温泉に行きました。
モデルとなったとも言う温泉で、四階建ての木造旅館が、川の両側に並んでいます。
写真は、その内の一つを背景に撮ったものです。(この旅館は三階建てだったかも。)

  【山の神からの作者評】
    この頃は、時間を作っては秘湯の温泉巡りをしています。
   この年になると温泉が一番です。主人も私につき合って呉れています。
   とても優しい人です。(長岡注:よそゆきの褒め言葉なので、信用しないで下さい。)
   二人で山を歩いている時は、私が登るのが遅いため、時間が経つとだんだんと離れ
   ていきます。主人は途中で待っていて呉れて、とても優しいのですが、追いつくと
   すぐに歩き出すので、暫くするとまた離れてしまいます。
   結局、私は休み無く歩き続けるのです。

(長岡注:やっぱり、本音は褒めているんじゃ無くって、文句言ってるんだよね。)





『肥と筑 第七回』 17号

          

前書き        2008/11/25

最近の長岡像
えーと、私も吟遊視人さんと浪速びとさんに倣って、写真を登録することにしました。
吟遊視人さんに倣った所:この中で本物の私は一人だけで、他はみんな影武者です。
浪速びとさんに倣った所:ごく最近の写真です。

と言う冗談はやめて、少し真面目に説明します。
この写真は、数年前(???)に中学校の関東同窓会を東京で開いた時の写真です。
いやー、数年前(まだ言ってる)は、私の頭部も毛髪と仲が良かった見たいで何だか黒々
・ふさふさとしてますねえ。

さて、合評の前にお断りしておきますが、私の作もだんだん元気がなくなって誘眠効果が
薄れてきています。ご免なさい。
誘眠効果で思い出したけど、馬込の先生(←赤松さんが名付け親)
毎回合評のあとは、化膿止めと鎮痛剤を下さい。お願いします。





『肥と筑  第八回』 18号

          

前書き   2009/3/1

 写真は、3月7日(土)朝から、家族全員で伊豆の伊東温泉一泊旅行に行った二日目に
撮った、一碧湖のレストランにおける長岡夫婦です。
晴れていれば、窓の正面に富士山が見える筈ですが、当日は曇っていて眺められなかった
のが、少々心残りです。
 この伊豆旅行は、私ではなく女房殿の一存で決まったものですが、JR車中に有った観
光情報紙で、思いがけず海人族と信州の安曇族に関する情報に出会うという、非常に不思
議な縁が有りました。
 富士と言えば、伊豆半島の西方、富士川を遡ると清水さんの故郷の山梨県巨摩郡高根町
(現北杜市)が有りますし、そのすぐ上流の右手に野辺山の太陽・宇宙電波観測所があり
ます。
この観測所を立ち上げた責任者は、海部宣男と言う私の教養学部時代の同級生ですが、彼
の苗字海部(かいふ)は、海人族に由来しています。
 富士の周辺、特に赤松さんの別荘地の河口湖町やその近くの富士吉田周辺は、昔から徐
福伝説や海人族秦氏の居住伝説で良く知られています。
と言うわけで、今回の旅行は、海人族との縁を強く感じた旅でした。





『肥と筑 第九回』 19号

          

前書き    2009/6/5

 6月20日つかの間の梅雨の晴れ間を利用し、夫婦で奥会津の高清水公園の姫小百合を
見に行きました。
 案内の人によると、前日まで降った雨と当日の晴れ間の効果で、当日と翌日が最高状態
だと言う事でした。 実際は、その翌日は雨になったので、我々が見た日が一番良い状態
だったようです。

 狭い木道内の近接写真なので人物が大きく成りすぎ、ちょっと不気味ですね。
申し訳ない。





『肥と筑 第十回』 20号

          

前書き  2009/9/9

 秋の連休の第二日に近くのフラワーパークで撮った写真です。
秋の花で並んで撮れる花は、意外と少ないのですが コスモスは、私の好きな花です。
本当は、赤・白・ 桃と三色揃うと、とても綺麗なんですが この場所では、白が見つかり
ませんでした。





『肥と筑  第十一回』 21号



前書き   2010/1/20

 1月17日初場所の中日、カミさんと長男と三男と連れだって国技館へ行きました。
写真は力士の幟を背景に撮ったものです。館内で驚いたのは、欧州系の観客の多いことで
す。まあ、幕内には、ブルガリア・エストニア・グルジア・ロシアからの力士が並んでい
るから、当然かも知れません。そう言えば、上記4カ国にはEC諸国が含まれていません
ね。ハングリ精神の持ち主でないと相撲は向かないんでしょうね。私の地元茨城県の水戸
出身の稀勢の里は、白鳳と大相撲を演じましたが、僅かに及びませんでした。でも、きっ
と強くなるぞ。

 日本人で最後に残った高位力士、魁皇の勝った取り組みでの声援は凄いものでした。
みんな、頑張れ。





『肥と筑  第十二回』 22号



前書き    2010/3/6

 1月30日、上野の東京都美術館に、三男景義の卒業制作展を見に行きました。
(同人α第13号[楽]の表紙絵を描いた息子です。)
写真中央が卒業制作の絵、右側が息子、左側が私です。
外に比べ、館内が滅法暑く、襟も着崩れてしまいました。

 写真では上が切れていますが、絵の高さは2.2mあるそうです。
一見、空中の岩のようですが、底部は地面と細い階段でつながって いました。
実は、息子の顔だそうで、近寄るとえらく細かい描写が あります。

 上空へと飛び出していれば、今回のテーマ[空を飛んでみたい]とピッタリつながった
のに、惜しかったなあ。




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