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赤松vs北

3管理者17:2014/02/26(水) 02:29:09
古賀 VS 北
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             古賀 vs.北  2008





「北君より」 2008/3/9

御無沙汰しています。コンピュータが直りましたので、さっそく「α」の原稿を送ります。
これ、Mちゃんが「作り置きがあるのなら早めに送ってほしい」との言に応じたもので
す。「α」二回分の量です。「α」の合評も今日まず武藤君のを入れました。
赤松次郎、窓辺にても覗きました。刻々と変わる山の姿が書いてありまし。この調子で続
けてほしいです。
体の具合はどうですか。僕の方は胃の具合がちょっとわるかったので、この木曜に胃カメ
ラを飲むことになりました。




「北君からのメール」 2008/4/3

 塾ではずっと受験生を抱えていたので、家でも授業の下調べや教材作りなどで時間が潰
れ、そのうちには校正も入ってくるなど、お母さんの日記の入力になかなかかかれません
でした。前回提出したのから、ずいぶん時間がたち、お待たせして申し訳ありませんでし
た。
(受験が終わって)二月三月は塾も暇でしたが、四月になって新年度が回り始めて忙しく
なり、今日も先ほど戻ったところです。
 日曜日の案内拝見しました。古賀君には会いたいし、東京駅の地下の弁当というのも、
目を付けていたもので、心引かれます。ただ、校正が入るのか入らないのか、金曜日の夜
わかりますので、それを待ちたいと思います。
パーティの写真に写っていた男性、納得しました。有り難う。
 「赤松次郎の日記」に関して。夢の記述は僕も前にやったことありますが、「夢の支離
滅裂な内容に惑わされるが、結局、内容ではなく、そのとき持った気持ち面、恐いとか、
嬉しいとか、悲しいとか、それが真実を伝えているのだ」、と結論づけたと記憶していま
す。いかがですか。    では、また。




「観桜会」 2008/4/7

◆観桜会:出席者、小島さん、牧瀬さん、田村さん、本告君、北君、秋月君、土屋君の8
 名。微風、温暖、晴天、江戸城大手門より入り天守閣を巡って北桔門から出て北の丸公
 園へ行く。しばし食べかつ飲み歓談する。染井吉野も多少まだがんばって花を着けてい
 た。しだれ桜のピンクの花がいま盛りである。そのほか蒲公英(たんぽぽ)、連翹(れん
 ぎょう)、山吹などの黄色い花が春には多いと感じる。田安門を出て神保町へ。途中の
 古本屋前で北君とわかれ、その他の連中は駿河台下のカラオケ店へ。午後6時お茶の水
 駅で解散。歩いて家に帰る。

北君よりメール
 古賀君、今日は楽しかった。皇居というので、てっきり周囲四、五キロのウォーキング
と思いこみ、一応用意はしていったものの気は進まなく、紫外線対策はどうしよう、歩い
た後の汗とりはどうしよう、などときにかかり、皆と顔を合わせたら辞退しようかと心組
みしていた。思いもかけず花見会。皇居へ入るのも初めてだし、石垣の実物を初めて見て
それの大きさに圧倒されたし、古賀君とも会えたし、皆とも久闊を叙すこともできたし、
いい一日でした。有り難う。
 帰りは首尾良く荒井良二の絵本も手に入れ、ついでに七百円と安かったので、三一書房
版、夢野久作の『ドグラ・マグラ』も手に入れたよ。それにしても神田の古本屋街もさび
れたもんだね。




「北君の著作」 2008/4/7

◆書き忘れたが、昨日北君が彼の著作集を読んでみてといって置いていった。ページ数が
 振られていないので何ページの書き物か判らないがA5版で3センチにもなる長編だ。内
 容もパラパラと捲ってみたが「膨張、膨張」という題で「地球から三千光年の宇宙空間。
 人の像をした美しい青い地球と人とが。語水素を吟味している」という書き出しである。
 小説か言葉遊びか、中には漢詩みたいなものも混じっている。これはじっくりと覚悟し
 て読まなければならないと思った。それから「シュルレアリズム宣言・溶ける魚」アン
 ドレ・ブルトン著、岩波文庫という本をくれた。夢、想像力、狂気を擁護して、現実の
 奥深くに隠された<超現実>を暴き出し、真の生、真の自由にいたる革命の必要を高ら
 かにうたいあげるということば書きが表紙にあった。最近世間には既成の価値観や芸術
 を破壊して新しい何かを作り出すというエネルギーが乏しいように思われる。だから私
 は、人の通った道や、沢山の人が行くであろう方向に逆らって歩いてみたい。この本は
 その辺を示唆してくれるであろうか。




*「定年退職後の日々」感想???? 2008/4/12?????????? *同人α14号掲載

◆久しぶりに時間が出来たのでI氏の「定年退職後の日々」を初回から通して読み 直し
 た。はたして主人公の山本さんは自分の死を認識しているのだろうか。そのへんが 曖
 昧だったので先日「ぼてじゅう」をつつききかつ飲みながら、作者に問うてみた。I氏
 は「自分でも判りません、これからどういうふうに山本さんが動くか想定して いませ
 ん」という答えが返ってきた。これはまるで原子のブラウン運動のごときランダムで混
 沌、やはり並の人間の考えが及ばないI氏独特の「融通無碍」の世界なのだ。

◆私であれば、送別会の帰りに感慨にふけってしまった山本さんが、駅の階段を踏み外し
 て転んだ折り運悪く頭を打って敢えなく逝ってしまったとか、通り掛かりの十七歳の少
 年に理由もなくいきなり刺されて死んでしまったとか、読者というより自分を納得させ
 るためにくだくだ理屈をこねるだろうと思った。そのへんのところが私とI氏との趣向
 や気質の違いなのだろう。

◆この小説があの世とこの世を行き来していることについて考えたことがある。私がこれ
 まで読んだ本の中にもそれを扱ったものがあった。村上春樹の「羊をめぐる冒険」「世
 界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」「 海辺のカフカ」、田口ランディの「コ
 ンセント」それから埴谷雄高の「死霊」などがある。自分の中では「あの世とこの世」
 を「無限と有限」、「想念と現実」と読み替えてみた。その辺のところを同人α第2号
 の前書きで書いている。

◆同人α第2号の名をの「想」に決めた経緯を曲がりなりにも理屈をつけて説明しなけれ
 ばなりません。私は常日頃、宇宙の果てはあるのかないのか?無から有は生まれるか?
 はたして無限の世界はこの世に存在するのかしないのか?などの眠れない問題に悩まさ
 れて来ました。しかしもうそろそろ独断と偏見をものともせずに自分のなかでそれらの
 難題に決着をつけなければならないと考えました。いま現在我々が生きている世界は有
 限の世界と認識していて、石や花や実数などは手に取って確かめることができます。し
 かし実態のない無限の世界を「想念の世界」とみなせば、各の頭の中には神や虚数や妄
 想などあらゆるものが存在することが可能であるし、宇宙の果てと思われている130
 億光年のかなたまで瞬時に出かけることも出来るのです。
 そして、我々は「想念の世界」の神々や多くの先人の思想から実人生に大いに影響を受
 けるとともに、この世の美しい花や自然やすばらしい人の生き方に感動して、ふたたび
 音楽や絵、詩や小説などの「想念の世界」へフィードバックして行きます。そしてその
 世界へ積極的に働きかけることで、かつて北君が巻頭言で書いたように「これから僕た
 ちは人生を深く生きることなる」のことば通り、残された時間を想念の世界を通して自
 己表現に努めたいと思います。そういう訳で今回は題名を想念の一字をとって「想」と
 した次第であります。

◆さて、ブラウン運動の原子のように融通無碍・混沌・渾沌の「山本さん」にどんな結末
 が待っているか楽しみである。

◆ブログに掲載のI氏の両親の写真はお二人の波瀾万丈の人生を読み取りたくな るよう
 な誘惑に駆られます。父上は上海や大連や満州当たりで暗躍する諜報機関を取り 仕切
 るの謎の人物のように、一寸危ない感じがして不思議な魅力がありますね。




「北君へメール」 2008/4/28

今日から北君の合評期間になる由を伝える。それに伴いブログ用の写真をみつくろって郵
送してくれるように依頼した。そのときの話で
◆北君が独自のブログを開設して、いままでの作品集をつくり同人αのホームページとリ
 ンクすれば、皆さんに読んでもらえるのではないかと提案した。
◆北君より二冊の本について紹介された。
 * バロ−著:無限のはなし
 * 文藝春秋今月号:茂木健一郎の「オキシモーラン」について




「北君より合評について」  2008/4/29

 デジタルの写真にあたってみたけど、あまりに見苦しく、人様が見たら不快になること
請け合いのように思われるものばかりでした。そういうわけで、僕の写真掲載は、今回パ
ス、という訳には参りませんか。
 ついでに僕の作品についての合評も、皆に苦労ばかり掛けていると思うし、僕も皆のを
まめにやっているわけではないので、「今回北作品の合評はパス」と宣言して、皆の負担
を軽くしてください。
 ちなみに、図書館から借りた本というのはバロウ著『無限の話』青土社刊でした。これ
もいい本です。
なお、ホーキング著『ホーキング、宇宙を語る』は家に2冊ありましたので、君に1冊貰
って貰おうとおもっています。そのうちに。   では、北




「息子のコンピュータ」  2008/4/30

◆息子より、コンピュータを譲り受ける。山荘のコンパックはWindows2000なので少々
 くたばってきたところであるから丁度よかった。今回のは彼がパーツを集めて造ったも
 ので、やけにごついスタイルをしている。外形20センチ×50センチ×50センチで重さは20キロ
 近くもある。それにファンの音が大きい。今店頭ではWindows Vistaしかなく、DELL
 あたりがまだ生産しているのだがインターネット販売で辛うじてもとめられはする。し
 かし XPでしか作動しないソフトが多いので、新しくしく求めるときの面倒さを考え
 ると今回は有難かった。なお貰ったコンピュータのスペックは
   OS:WindowsXP
   hardisk:160G+20G
   memory:1G
◆さっき北君より本の紹介があった。
 「欲望する脳」「脳と仮想」 茂木健一郎著




「北君へ」 2008/7/6

 返事が遅れて申し訳ない。仕事もだんだんまた増えて来たし「落書き帳の掲載拒否問題」
などの事件に奔走していて、結構せわしくなりました。ところで今読んでいる本は

  ●小説の設計図 青土社 前田塁
  ●ヨーロッパ思想入門  岩田靖夫
  ●続生活の探求     島木健作
  ●灯台へ ヴァージニヤ・ウルフ

 「時間はどこでうまれるか」は数日前に購入したばかりです。一冊に絞って読み終えれ
ばいいものを、家と仕事場にそれぞれ積んでいるからついつい手をだしてあれやこれやに
なってしまいます。
 またこの頃貴君の「膨張、膨張」をかじり読みしだしました。いつもながら貴君の作品
は他にはない抜きんでたイメージの世界が開けていて、自分の書く物もこのように広げら
れたらいいなとおもいます。
最終の目標は私でしかないものを見付けたい、それがいま私が存在する意味であろうと考
えています。
 ドフトエフスキー全集は山荘にそろえていますがまだ十分読んでいるわけではありませ
ん。そのうちそのうちと思っているうちに時は過ぎていくのでしょうね。
母の日記は気長に時間を掛けましょう。
最近は自力本願をへての他力本願へ到達するのが一番理想的な開眼の仕方のような気がし
ます。自己を十分確立した後でないと悟りが深くならないような気がします。
そのうちまた逢いましょう。




「北君より」  2008/7/7

古賀君へ、
 本日6日付『窓辺にて』は、僕向けでしたね。ちょっと覗こうとした僕はびっくり。明
日提出する校正が心ゆくまでできあがったので、夕方のこと、ぶらりとネットへ散歩に出
たのでした。
 「生きてみなけりゃ分からない」とした人生を、僕は今自己検証しています。大学ノー
トに書いた日記、書きかけの作品、できあがった作品まで含めると、一尋(ひとひろ)、
両手を拡げたくらいの量があります。二、三年前の夏に集中的に読み込み、この頃はまた
思い出して、あれこれ引き出しては拾い読みしています。
 「生きる」はどうなったでしょうかねえ。自分が、子供ー武者小路実篤ー天真爛漫ー内
発的生命力ー自然児、の流れにあることが分かってきました。べつの思わぬ発見は、「人
は生涯かけて社会化するものだ」というものでした。子供、田舎者から変わってきている
のですね。まだまだ他にも何か出てくるかもしれません。
 拾い読みしているうちに、『人の像をした美しい青い地球』を途中まで書いて放り出し
ている小説に出会いました。いくつかスタイルを変えて試みているものの一つです。(小
説ではありませんが、『膨張、膨張』も、主人公は「人の像をした美しい青い地球」です
よね。)これは、確か30年ぐらい前手がけたやつです。面白くリメイクできそうです。作
品は原稿用紙書きなので、今暇を見て入力し初めたところです。
 こうして、貴君にはっぱをかけられたような格好で、今また充実した生を送っている毎
日です。
 なお、ドストエフスキーは2,3冊欠ける端本ですが、僕も全集を持っています。戦前
の出版のものです。早稲田の古本屋で、4千円足らずで買いました。これももう50年ほ
ど前のことになりますかね(トホホ、我々はあと何年ぐらいの余命でしょうね)。




「北君からの電話」  2008/8/8

 北くんが重複して持っている本を上げると言って2冊の本が送ってきた。
「ファンタジーの文法」 ジャンニ・ロダーリ著 ちくま文庫
「ホーキング、宇宙を語る」スティーヴン・W・ホーキング著 早川書房
 「ヨーロッパ思想入門」と「時間はどこで生まれるのか」が読み終わるので丁度よかっ
た。夏休みに読むように山荘に持って行こう。




「高校の同窓会」  2008/10/19

◆10月18日(土曜日) 高校の同窓会 場所:銀座クルーズ・クルーズ 出席者:60名
◆近藤君とは話す機会がなかった。お互いに目を合わせなかったような感じだ。彼もホー
 ムページの論争の原点は私だと感じている様子で、拘りを持っているように見えた。し
 っかりと話す機会があったら友人として言いたいことをお互いに言えたのだろうが。ま
 た本告君もなんだか私に冷ややかな態度だったことが気に掛かる。春の観桜会の時にな
 にか失礼なことを気づかないうちにしたのだろうか。来年になれば判るだろう。もしそ
 うであれば誘いがこないであろうから。
◆二次会は主催者が準備していたカラオケに行かず、泰明小学校の近くのビルの地下にあ
 る店で食事をとった。出るときに「ラ・ボエーム」という店の名前に気がついてプッチ
 ーニのオペラからその名を付けたのだろうからイタリア料理店でったことを、遅まきな
 がら解ったわけだ。一緒にいった連中は、博田・小宮・田村・三浦・北・荘島・北島・
 私の8名。

◆北君が私のために本を持ってきてくれた。
   はじめて短歌を作る  生方たつゑ  (主婦の友社)
   短歌の世界      岡井 隆   (岩波新書)
   斎藤茂吉集      山口茂吉・柴生田稔・佐藤佐太郎  (岩波文庫)
   東アジア「反日」トライアングル  古田博司  (文春新書)




「北君からの手紙」 2008/10/27

はやばやと「α」の原稿を送ります。
原作は縦書きですが、このまま「横書き」でけっこうです。
紙幅をとりすぎませんか。頁数を取りすぎるようでしたら、別の作品に代えます。思い出
したら、この『言葉集め星創り五拾番』の作り置きがありました。「α」なら、向こう6
年分はゆうに作ってあります。
もし掲載OKでしたら、一つお願いがあるのですが、一行の字詰めは、現行通り「37字」
のままにしてください。無理に40字に合わせると、行頭が出たり入ったり、修正がうる
さくなるところがありますので。


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