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ファティマの聖母
4
:
カトリックの名無しさん
:2024/05/13(月) 10:34:44
ファティマの聖母 3
>>1-3
>>3
よりつづく
◆ 永遠の地獄
ファティマの啓示の第一部分は、人の死後の地獄についての警句である。
1、きっかけ
1917年7月13日、いつものようにカベソの丘に三人が行くと、
柊の木の上に聖母が現れ、ルチア達は回心、癒し、他、幾つかの恵みを願った。
対して聖母は、その人達がいつでもロザリオを唱えるなら、
年内にその恵みが叶えられることを約束した。
また罪人の為、イエズスへの愛の為に祈るように、聖母は言った。
様子を見に群衆が集まっていたが、ヤシンタらの父親のマルトも来ていた。
彼によると、その日、出現が始まった時、木の上には灰色がかった雲がかかり、
真夏だというのに冷たい風が山から吹き下りてきた。
空き瓶の中で飛び回っているハエの羽音に似たような音も聞こえてきた。
2、ビジョン
三人のひとりであるルチアによると、聖母は上述のように言い終わると、
また以前にしたように手を広げた。
その両手からの眩しい炎は、地を突き刺すかのように見えた。
そして、三人は火の海を見た。ルチアはその手記に記す。
「マリアは、私達に広い火の海をお見せになりました。
それはまさに、地の下にあるもののようでした。
この火の中に、サタンと人間の形をした魂とが閉じ込められていました。
この魂は、透き通るように燃え上がる燃えさしのようで、全ては黒く、
あるいは、光り輝く青銅色をしていて、大きな炎の中に漂っていました。
彼らは自分の中から放つ炎によって、巨大な煙の雲とともに空中に吹き上げられ、
ぞっとするような、しかも恐怖に震え上がるような苦痛と絶望の悲鳴とうめき声を上げながら、
重さもバランスも失って、火花のように大火の中を四方八方に飛び散っていました。
サタンは、見たこともない奇怪な動物の形をしていたのでそれと分かりましたが、
戦慄を覚えさせるような気味の悪い形相をしており、透明で黒い色をしていました。」
この幻視は一瞬間しか続かなかったが、
もし聖母が天国に3人を連れて行く約束をしていなかったら、
恐怖のあまりそこで死んでしまっただろうと後日ルチアは述懐する。
聖母は、地獄に堕ちた哀れな霊魂の姿であり、そこに入ったが最後、
二度と永遠に出ることができないと説明した。
3、カトリックへの影響
後年、聖母は人々の罪やカトリック信仰、
世界の行く末を話した上で後述する祈りの一文を教えて、東の空高くに姿を消した。
この祈りはファティマの祈りとして教会に認可されて世界多くのカトリック信者の間に広まった。
三人は戦慄して中でもヤシンタは常に地獄のことを気にかけるようになり、
後日同年から1920年にかけて個人的に何度か聖母を見聞きしたと話した。
「他のどの罪より多くの魂を地獄に落としてしまうのは、肉欲の罪です」
「私達の主がお喜びにならないファッションが流行するでしょう。
神に仕える人達が流行を追ってはなりません。教会は流行と無関係です。
私達の主はいつでも同じですから」
「世の罪は本当に大きいのです」
「もし人々が永遠を理解することができたら、
彼らは自分達の生き方を変えるためになんでもするでしょうに」。
もうすぐ戦争が起き、その戦争で死ぬ人の殆どが地獄に落ちてしまう、と悲嘆にくれた。
後に教皇ベネディクト16世となるヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿は、
こうしたファティマの啓示を祈りの勧めであると同時に悔い改めと回心への招きであるとしている。
(写真は、地獄の光景を聖母に見せられて、戦慄する子供たち)
>>5-13
へつづく
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