[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
真正健四郎
1
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:09:08
筆者は、昔、手にした松浪健四郎の書物を読んだ。
そのあと、この男の独りよがりな文面に真顔になり、笑ってしまった。
ひどく画一的な内容なのである。
2
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:09:53
健四郎は硬派な男で、かれの思想であるワル行動は、調略に長け、人生を芸術にしたはずだった。
3
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:10:36
「行動力」
と、健四郎は何百回、何千回と唱えている。
かれのいう行動力とはワルの武器で、要するに、男の生き様のようなものだが、一方、とらえ方によれば、負け犬の戯言方便である。
4
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:11:30
健四郎は高校まで柔道をやっている。
が、体育大学に入学後は、レスリングに転向している。
レスリングでは、学生チャンピオン、社会人チャンピオン、全米チャンピオンになった。
5
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:12:20
高校まで打ち込んだ柔道をレスリングに取り入れ、快進撃をを続けた。
現在のレスリングの基礎を作ったのは、健四郎と言って良い。
つまり、健四郎は、勝利への道を合理的に考え実施し、それを実現した革命児でなのである。
6
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:13:18
健四郎は、アメリカからレスリングの推薦を受けた。
そこで、スポーツ心理学の教師と出会い、猛勉強し、その後、日本で教授になっている。
そのまま教授を続けても良かったのだが、アフガニスタンの教師の話がきて海を渡っている。
しかし、このことが、有名人になるうえで重要な履歴になった。
7
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:14:55
それがもとで、当時のアフガニスタン研究者の第一人者となり、それに加え、テレビ出演し、売れっ子となった。
しかも、有名人になったことで、兄弟の誰もが成し得なかった夢の国会議員になったのである。
8
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:15:41
しかし、ここまでが、健四郎の限界だったかもしれない。
一時は、国会議員として威風堂々としていたが、国会の弁論中にコップの水をバラ巻き、政治家生命を早めた。
このしたたかで、破天荒な男の失敗である。
9
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:20:31
この男はけして頭のいい男ではない。
健四郎は自らを
「ワル」
と、自称していたが、それ以上に運のいい男、と、筆者は見ている。
というのは、テレビに多く出演するようになって、有頂天になり、己を見失った。
10
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:21:52
教授である一方、タレントと戯れ、芸能人が評価されるにあたるもっともふさわしい職業、というふうなことを発言した。
いわば、健四郎のツキはここがピークであったが、ここで満足するべきだった。
11
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:22:49
――健四郎は世渡り上手か
と、思ったのは、数年前である。
地道な生き方が似合わないワルとちがい、健四郎は努力家であった。
12
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 11:23:45
努力家であるのに、破天荒で、というよりも、健四郎の心理構造はどうなっているのか。
13
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:13:49
ワルというのはズルが信条なため、健四郎とは真逆である。
むろん、本人は、親を騙してゼニを貰っていたと、言ってたが、それに類似したことは誰でもやっているではないか。
14
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:14:29
また、ラクして美味しい思いをする輩をひどく否定している。
このあたり、ワルの思考ではない。
15
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:15:23
――健四郎は嘘つきか
ひさびさに彼の書物を手にしたとき、そういう印象が駆け巡った。
ただし、書物に書いていることに嘘という証拠はない。
16
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:16:16
エッセーは何を書こうが自由であり、たとえそれが嘘でもかまわない。
本当のことばかり書けるわけがない。
書きたくないことを埋め合わせるために嘘も書く。
17
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:17:13
ワルは人のズルを非難する人種である。
自分の不正を隠すためでもあり、自らの誠実を主張する生き物である。
もし、健四郎がこういう男だったら、稀代の嘘つきであろう。
18
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:18:14
青信号を渡る時勢のなか、ひとり赤信号を渡る変クツな行動で、おのれの存在を演出するところが健四郎にはある。
もし、これがまったくの嘘なら滑稽だが、健四郎は大真面目に話している。
19
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:19:15
筆者はこの話を聞いてにやりと笑った。
要するに変クツな行動そのものが嘘ではないか。
なにぶん、健四郎は努力家なため、いわば大胆な男と思わせる法螺なのではないか。
20
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:27:08
というのは、そういうガキ大将がいた。
ガキ大将は、様々なやんちゃ行動を自慢した。
が、そのほとんどは嘘であった。
21
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:28:20
しかも、嘘をついた後ろめたさはないらしい。
というよりも、スグばれる嘘をつくほどバカでもない。
その後もガキ大将は嘘をつき続けるが、行動は大胆で、肝が据わった発言を発するので、嘘がかき消されるようであった。
22
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:29:06
子分の相談にもよく乗った。
ガキ大将に相談すると、気がラクになった、
という報を何度も聞いている。
この稿を読んでいる者からすれば滑稽であろう。
だが、このガキ大将に会わなければわからない。
23
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:30:12
自分以外はバカというふてぶてしさ、たとえば、校則や法律よりも自分の考えが一番正しいという自己中心さ、悪いこともバレなければ悪くないという思考は、頼もしい、という印象をあたえている。
24
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 12:31:18
もともと人間離れした自己中心さだから、思考が自己中心であっても、「おまえは正しい」、という思いやり解釈は、相談者をラクにさせた。
それが子分にとっては、ガキ大将への信頼になり、強烈な印象を与えるらしい。
25
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 14:19:20
健四郎もそういうモノをもっている。
「ボクは夢の場所にいるだけです」
と、相談にしにきた者に対し、
「うじうじ悩む暇があったら、自分の才能を信じろ」
と、言った。
26
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 14:20:03
さらに
「みんな迷いながら生きているんだ。
それくらい夢のための修行と思え。
夢があるならふやけたことを言うな。
病気になるくらい努力してみろ」
と、言っている。
27
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 14:22:03
相談者にとって、これだけで十分な励みになる。
この一言は、健四郎の豪快さを感じさせられる。
資格2chで1日中自演をしているまことでさえも、健四郎の一言で救われるであろう。
28
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 14:22:58
ただ、本当ならの話である。
健四郎には多くの相談者がいて、個性ある者が多い・・・・らしい。
いかに豪快な男であっても、周囲に個性ある者が多いはずはなく、すこし考えればわかるであろう。
29
:
名無しさん
:2015/03/24(火) 14:24:49
――多くは嘘。
と、筆者はそう思っている。
「知り合い」と、連発する者の話は、おそらくは存在しないであろう。
人間というのは、平々凡々が普通であり、その常識からみれば、個性ある者が溢れているはずがない。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板