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自分がちょくちょく体験した不思議な話を聞いてほしい
12
:
スレ主
:2017/09/15(金) 22:40:43
10分か20分か、私の気持ちが落ち着くいた頃、ポケットにバス代を引いた290円が残っていることに気づき、近くの公衆電話から母に電話することを思いついた。
中年女性が怖かった私はダッシュで公衆電話まで走った。公衆電話に到着し90円を公衆電話に入れ母の携帯にかけた。
すると、何やら男性同士で言い争うような声が聞こえ、受話器から耳を話し辺りを見渡した。
その途端、男性の言い争う声が遠くなった。同時に、辺りには男性などいないことに気づいた。
男性だけではない。大きな道路沿い、飲食店の並ぶ道路沿いであるはずなのに、人1人歩いていない。車も一台も走っていない。
恐る恐る受話器に耳をつける。男性らの声は受話器から聞こえていた。
「いいかテメェ!動くんじゃねぇぞ!」
「じっとしてろ!逃げんなよ!」
「待ってろよ!今すぐ行く!」
「今すぐ行って殺してやる!!!!」
男性同士の言い争いではない。
私に向けて言っているのだと気づいた。
13
:
スレ主
:2017/09/15(金) 22:47:03
私は情けない悲鳴をあげて受話器を切った。同時におつりがチャランチャランと音を立てて落ちたが、それを取り出す余裕などなく公衆電話から駆け出した。
そこでようやく、明かりのついた母屋をみて祖父母の存在を思い出した。
母屋に駆け込み、チャイムを鳴らす余裕のない私は泣きながら必死にドアを叩きまくった。
するとすぐに驚いた顔の祖父母がでてきた。
どうした?と尋ねられるもいち早く家に帰りたかった私は、家に誰もいない!早く帰りたいからスペアの鍵を貸して!とお願いした。
「誰もいないはずがないだろ」
祖父がアパートの方を指差すと、部屋には明かりがついているのが窓から見えた。
スペアの鍵を借り、アパートのドアを開けると、ドアにもたれ掛かっていた飼い犬がコロンと転がってきた。
14
:
スレ主
:2017/09/15(金) 22:52:53
チャイムを鳴らすといつも吠える犬。数十分前にチャイムを鳴らしたにも関わらず、玄関でずっと眠っていたような顔をしていた。
「おかえり」
当然のように母がいた。父もいた。
私がチャイムを鳴らした、母に電話したことを話しても、チャイムなんて鳴っていない、電話もかかってきていない。
私は信じられなかった。
どうしてもさっき起きたことを証明したかった私は、公衆電話のおつりを思い出した。
携帯電話が普及した今、公衆電話なんて誰も使わない。ついさっきのことだから、まだおつりが入っているはずだ!と思い、父を連れて公衆電話に行った。
15
:
スレ主
:2017/09/15(金) 22:57:12
さっき人1人、車ひとつなかった道にはたくさんの人と車があった。
公衆電話のおつりは、なかった。
最初にバスから降りた時、トラックにクラクションを鳴らされた瞬間から、私は人がいない世界に迷い込んでいたのかもしれない。
オチはないが、自分の経験した中でもかなり怖かった体験。
16
:
不思議な名無しさん
:2017/11/27(月) 21:25:27
>>15
17
:
不思議な名無しさん
:2017/11/27(月) 21:26:04
異世界の存在を信じざるを得ない体験ですね、、
18
:
不思議な名無しさん
:2017/12/19(火) 21:51:53
異世界云々とは別に男性の怒鳴り声は普通にやだなぁ、電話怖い
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