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2021/8/1 死んだらどうなる?(ハーフ)

1AD:2021/07/11(日) 20:47:51
「私」の死について、哲学的に考察された諸書籍をいくつか見ていきます。

主参考として、
●中島義道著 双書 哲学塾「死」を哲学する (2007年・岩波書店)
●同著 死の練習 シニアのための哲学入門 (2019年・ワニブックス)
●伊佐敷隆弘著 死んだらどうなるのか? 死生観をめぐる6つの哲学 (2019年・亜紀書房)
●永井均著 転校生とブラックジャック -独在性をめぐるセミナー (2010年・岩波書店)
●藤田一照、永井均、山下良道共著 <仏教3.0>を哲学する (2016年・春秋社)
副参考として
●内藤理恵子著 誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門 (2019年・日本実業出版社)
●前野隆司著 「死ぬのが怖い」とはどういうことか (2013年・講談社))

このテーマを哲学的に正面から論じたものはあまりないように思いますが、生涯このテーマに取り組んでいる?中島氏を中心に、科学者(前野氏)や宗教学者(内藤氏)、永井氏とお坊さんとのコラボなどを。

2AD:2021/07/11(日) 21:01:09
さきほど挙げた書籍のうちの参照範囲を書き忘れました。

伊佐敷著→第7、8章
永井著(転校生…)→序章、第5章
〈仏教3.0〉→第3章

3ウラサキ:2021/07/27(火) 08:01:25
参考図書の数が多く、全てに目を通しておくのは困難ですので、
取り敢えず中島義道氏の2冊を読んで行こうかと思っております。

4AD:2021/07/27(火) 09:59:12
オーソドックスな?議論をしているのは中島氏で、自然現象(身体の死)と言語(私の死)の対立?を軸に。永井氏はもちろん独在性からの議論ですが、伊佐敷氏の言う主観的観点の唯一性が永井独在性に通じるようで面白いです。因みに同氏は永井氏と同じ日大の先生だそうです。
この3人をメインに、時間が足りなければこの3人以外は(あまり哲学的とは言えないので)省略します。

5ウラサキ:2021/07/28(水) 19:53:07
中島義道『「死」を哲学する』読みました。
「死」よりも、「無」の方がメインでしかも私が苦手な時間論にもページが割かれ、
中島氏お得意のカントだけでなく、メルロ=ポンティ、レヴィナス、サルトルからの引用もあり、
咀嚼吸収が困難でした。 中島氏御自身の思考を哲学史からの引用で水増ししたという印象です。

6ウラサキ:2021/08/01(日) 07:42:34
昼食の都合で少し遅れて参加します。
午後1時半頃には会場入り出来ると思います。

7横山信幸:2021/08/01(日) 17:54:12
ADさん、発表お疲れ様でした。面白かったです。
僕としてはこの頃実は、永井哲学への興味がやや薄れているところもあったのですが、今日の話の中で、「転校生」でのパーフィットの火星問題での〈私〉の議論において、すでに、生と死に関して「端的な主体が未来の主体に『なる』」ということの不思議そのものが問われていた、という視点があったことに気づくことができました。また、その辺りの『なる』に関するモヤモヤする嫌な感じを皆さんとも話し合えたので、とてもうれしくスリリングでわくわくする時間になりました。
いや面白かったです。ありがとうございました。

8AD:2021/08/01(日) 19:00:00
今日は個人的興味のテーマで予定を超えてフルに時間を使ってしまい、ありがとうございました。
途中、発表者がよくわからなくなる箇所があり、その点は申し訳ありません。
中島氏はともかく、永井独在性については、あらためて理解されることが難しいのかを知ることができましたが、その中で、<私>の分裂に時間経過を絡めるのはおかしいのではないか、私の「端的性」は時間や内容とは無関係にただそれだけのものではないか、との、横山さんのコメントに、なるほど思いました。

9ウラサキ:2021/08/01(日) 19:58:01
今日はADさんの「1はじめに」と「5おわりに」にあまり時間が取られなかったのが非常にもったいない感がありました。
いっそのこと中島、伊佐敷、永井の著書の解説は全部カットして、ADさん御自身のお考えをうかがいたいと思いました。


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