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20017/12/17「ビブリオ・バトル in 哲学」

1ウラサキ:2017/11/05(日) 19:40:31
各人が1冊ずつお薦めの本(広い意味での哲学関係)を持ち寄り、
5分でプレゼン、その後10分程度質疑応答&討議。
全員終了後、挙手にてどの本が一番読みたいか投票。
最多得票者は当日の参加者は不要、という企画です。

オブザーバー(投票のみの)参加も可。

後半時間が余ればささやかな忘年会も予定。
皆さん飲食物を持ち寄って下さい。

私は、赤い液体を持っていく予定です(^^)

2ウラサキ:2017/11/05(日) 19:44:27
2007→2017
参加者→参加費(会場代)

です(^^;)

3横山:2017/11/06(月) 17:48:35
プレゼン参加します。書名は当日でいいんですよね。

4ウラサキ:2017/11/07(火) 06:43:33
署名は当日発表の方が面白いでしょう。
事前に発表すると、読んで来て質問する人が居るかも知れませんよ。

5ウラサキ:2017/11/07(火) 06:44:47
署名→書名(^^;)

6さだまさぢ:2017/11/07(火) 08:09:31
発表予定です。よろしくお願いします。

7はじ銀:2017/11/07(火) 08:50:58
参加です♪
確か映画は可、漫画は手に取りやすいのでハードル下げ過ぎ(表が集まり易すぎ)で、不可でしたっけ?CDはとうなんでしょうね。
哲学的音楽とか割とありそうだし、ある音楽の良さを語ることは批評という行為に近いので、作品そのものというより一周回って発表行為そのものが哲学的になりそうですが。

8横山:2017/11/07(火) 09:47:16
ボブ・ディランの件もあるから歌はOKでしょうか。マンガや絵本なんかには哲学的だと思えるものも多いですが、それは外しますか。

9ウラサキ:2017/11/07(火) 10:41:03
「ビブリオ」って本の事ですから、漫画や絵本もOKでしょう。
ボブ・ディラン詩集みたいなのは大丈夫でしょうが、
CDやDVDは外した方が良いのでは?

10はじ銀:2017/11/07(火) 13:57:14
世界は書物の形式をとっているので、
「私が今日紹介したいのは室町時代です!」
も本当はありではと思うのですが…
という、半分本気の半分冗談を。
この線引き面白いかもですね。
ようは、自分にとって興味深いことを如何に語るか、その興味深さを哲学的な語りで♪

11はじ銀:2017/11/07(火) 21:09:49
FBにて告知しました。

12横山:2017/11/29(水) 18:28:00
オススメに挙げる本について質問です。短編集のようなものでそれがシリーズものになっているとき、その中の短編一つをあげるか、一冊をあげるか、シリーズであげるか、どれが良いですか。

13ウラサキ:2017/11/30(木) 04:35:40
作品ではなく、本としてのお薦めって事ですから、
短編集は一冊丸々って事になるかと思います。

例えばクワインなら「経験主義の2つのドグマ」ではなく、『論理学的観点から』として取り上げる事になるかと。

他方、シリーズものは、その中の一冊を取り上げるってのはアリでは?
例えば、世界の名著シリーズや岩波講座哲学の中の一冊をお薦めってのはごく自然だと思います。

14横山:2017/11/30(木) 06:47:55
分かりました。基本は1冊の本ですね。

15イイダ:2017/12/11(月) 21:29:46
面白い企画ですが、旅行が入ったので欠席とさせていただきます。どんな本が紹介されるのか楽しみでしたが。

16はじ銀:2017/12/12(火) 19:49:50
ビブリオバトル、ネタ本は決まりましたが話し方難しいですね。
下書きしていますが、単なる紹介だとあらすじと要点で済みますが、読んでみたくなるような話しにするとなるとなかなかw
でもこの下書きだけでも新しい観点から本を見ることになるので良いですね。

17はじ銀:2017/12/12(火) 19:50:49
>イイダさん
感想で本日の紹介図書一覧をアップしますのでそれをお楽しみに☆ミ

18横山:2017/12/12(火) 23:09:28
僕はまだどの本にするかも決められてません。
どの本を紹介するにせよ、概略をだらだら説明するだけで、どこに哲学的魅力があるのかというところまでは話せずに終わりそうです。
いや、それ以前に、今、気持ちが傾いてるのはまったく哲学っぱい本ではなくって、それのどこが哲学なんだと叱られそうな本なので、反則失格となるかも知れません。
でも、まあ、今回は楽な気持ちで、紹介する方よりされる方に重点をおいで楽しみたいと思います。

19山内:2017/12/15(金) 22:27:52
参加します。よろしく。

20JJ:2017/12/16(土) 09:42:20
参加。
薄い本で、辛うじて関係かな。よろしくです。

21ケンイチ:2017/12/16(土) 16:21:29
どうも、飛び入り参加ならぬ外野からの投げ込み参加、遠方より原稿だけにて失礼します。
もし宜しければどなたか代読していただければ幸いです(もしくは各自で読んで下さい)。
なにやらレギュレーションについて色々議論がある様子ですが、そういうことならと外野が率先して際を攻めてみました。
以下、原稿。
ーーーーー

 皆さんは、将来有望な少年少女を哲学の泥沼……もとい道、に引き込もうと思ったら手始めにどんな本を与えればいいと思いますか?(もっとも、いい大人としてそんな事をすべきかという話は脇に置いて、ですが)
 人によって色々答えはあるでしょうが、私の答えはこれです。
『キノの旅』です。
 このお話は、必ずしも哲学を題材にしたものではありませんが、今から思えば14〜5歳の頃に私がこのシリーズに出会っていたことは、私の後々の「哲学すること」の下地を作ったのだと思います。そういう意味で、少なくとも私にとっては、この本は哲学に深く関係していると言ってもいいでしょう。

 ところで、少し本の話からは逸れるようですが、「哲学的」とか「哲学する」ということの本質、あるいは要件とは何でしょうか。
 「哲学」の重要なポイントの1つは、「当たり前」から離れるということだと私は考えています。あるいはすでに成立しているモノの土台自体を疑いうる視点を持つことと言ってもいいでしょう。それは実は、「アレは正しくてコレは間違っている」式の議論とは質において一線を画すものです。(私には不思議なことなのですが、この違いがサッパリ分からないという人は多いようです)

 何の話か。そう、『キノの旅』の紹介です。
 この作品は短編連作形式のライトノベルで、旅人の主人公キノが、喋る二輪車の相棒エルメスと共に様々な国を訪れ、3日間だけ滞在して立ち去るという流れが基本となっています。キノは訪れたその国の中での出来事に、自分から深入りするようなことはほとんどなく、また3日というごく短い滞在期間からしてもキノの立場はあくまで通り過ぎるだけの部外者なのです。
 さて『キノの旅』という作品の最大の特徴とは、やはり出てくる国々の個性的なことでしょう。キノが訪れる大概の国には、その国独自の、極端なまでに戯画的とも言える奇妙な習慣やルールが存在しますが、その国で生きている人々のほとんどがそれをあたり前のこととして日々を営んでいるのです。
 ほんのすこしの例を挙げると「人を殺すことができる国」では法律で殺人が禁止されていない国が登場します。現実にはおそらく存在しないそんな状況で、国民はどのように生きていると思いますか?
 「分かれている国」は、一つの国が山側と海側に分かれて対立しています。理由は山側の人々はゾウを狩って食べる習慣があり、海側の人々はクジラを狩って食べる習慣があり、それぞれ相手の習慣は許されない野蛮な行為と考えているからです。彼らは愚かでしょうか?
 他にも、あらゆる物事を国民全員の多数決で決めることにした「多数決の国」や、働かなくても生きていけるほど技術が発達した「仕事をしなくていい国」などなどが登場します。余談ですが基本的にド直球でありながらユーモラスなこれらのタイトルは、本シリーズの面白い所の1つだと私は思いますし、作品のスタイル自体にも言葉遣いなどに妙な独自ルールが色々敷かれているという入れ子構造になっているところも特筆に値します。

『キノの旅』に登場する国々はどれも極端で非現実的です。しかし、ちょっと考えてみれば現実にも似たような事はあるな、ということは少々賢い中学生なら充分に気づけます。このことに自ら気づいたとき、当たり前は当たり前でなくなるのです。
 それぞれの奇妙な「当たり前」を生き、正しい-間違ってるという対立の内部で苦悩したり争ったりする人々を、部外者として傍観していく外部の視点を体験すること。これが『キノの旅』の哲学的な点だと私は思っています。

22横山:2017/12/16(土) 19:05:31
ちょっとつまめるものを持っていくとしたら何人分くらいと思ったら良いですか?

23はじ銀:2017/12/16(土) 19:23:26
>ケンイチさん
御参加感謝です!明日、取り上げさせていただきますね。この本、ちょくちょく取り上げられてますね。

>横山さん
チーズとかそんなので良いかと。ただ人数多そうなのでポテトチップとかも良いかもです♪

24久保共生:2017/12/16(土) 20:59:23
明日参加します。
よろしくお願いします。

25ウラサキ:2017/12/16(土) 21:55:29
未だに候補作2つの内で迷っております。
一応両方とも推薦文を考えておりますが、
恐らく明日直前までどっちを推すか迷うと思います。

尚、赤い液体は一瓶持っていく予定ですが、
当ては自分用しか持って行かないつもりですので
そのつもりで各自御用意お願い致しますm(_ _)m

26はじ銀:2017/12/17(日) 12:09:21
遅刻確定ですが必ず参りますm(__)m

27横山:2017/12/17(日) 17:29:44
ビブリオバトル、11名参加。
ウラサキさん、共生さんダブル優勝おめでとうございます。さださん、ケンイチさん次点惜しかったですが、羨ましいです。
僕は1点もとれなかったのが悔しくもありましたが、とても興味深い話ばかりで楽しかったです。また、やりたいと思いました。ビブリオバトルの感じがわかったので次回があれば次は得点がもらえるようにしたいと、既に次回へ向けた意欲が湧いてきています。

28さだまさぢ:2017/12/17(日) 18:08:52
お疲れ様でした!
お酒のおかげもあってかみなさんの討議が素晴らしく盛んで楽しかったです笑
個人的には票が入っただけでとてもありがたいです。批判してもらったおかげでまた読み込み直す必要性を感じましたね。短い時間でしたがこういう場に参加できるのはありがたいことだと感じました。

29ウラサキ:2017/12/17(日) 18:15:50
いえいえ『シーシュポスの神話』は本当に再読しようと思いました。
ただカミュの評価についてはさだまさぢさんとはかなり差がありそうです。

とにかく今日は予想以上に盛り上がって、忘年会に相応しい回となったのは嬉しい限りです。
推薦本、朝からジュンク堂に買いに行った甲斐がありました。
皆様、参加&プレゼン&投票どうも有難うございました。

30はじ銀:2017/12/17(日) 18:34:51
本日もお楽しみ様でした!
優勝の火雨さん、ウラサキさん、おめでとうございますm(._.)m
僕の方は得票数0という栄光を手にできて感無量ですw
ビブリオバトル、正直どうかなぁと思いましたが、でもこんなに面白いし盛り上がるとは♪
この同好会のメンバーならネタに困ることは無いと思うのでまたちょくちょくやっていきたいですね♪
好きなものの良さを語るって、実は意外と難しいのですね。5分という時間の短さと、この難しさを知ることが出来たことは今日の大きな収穫でした☆

31はじ銀:2017/12/17(日) 18:35:28
あっ、優勝ウラサキさんと共生さんでしたね。すいません(^^;

32はじ銀:2017/12/17(日) 18:46:05
あと今日発表された本のラインナップ、メモっておられる方、アップよろですm(._.)m

33山内:2017/12/17(日) 19:24:18
ラインナップ メモなのでまちがってるかも。

ローザ・ルクセンブルクの手紙 青木文庫版
純粋理性批判 (まんがで読破) カントほか
シーシュポスの神話 カミュ
生まれてこないほうが良かった デイヴィッド・ベネター
演技する精神 山崎正和
パースの哲学について本当のことを知りたい人のために ドヴァール
キノの旅 時雨沢恵一
X細胞は深く息をする やまあき道屯
星の界 坂口尚 VERSION収録
唯識三十頌釈論 安慧
時間と自己 木村敏

34夫 正彦:2017/12/17(日) 21:29:30
皆さんお疲れさまでした。

ウラサキさん、共生さん、おめでとうございます。

山内さん、リストありがとうございます。

リストのうち

ウラサキさんの「まんがで読破 純粋理性批判」
共生さんの「演技する精神」

が同じ得票5点で”みんなの一番読みたくなった本”に選ばれました。

私の「生まれてこないほうが良かった」はもう少し点が入るかな、と思っていたのですが、
残念ながら2点でした。悲観主義が嫌われたのかな。

次点で惜しかったケンイチさんの「キノの旅」ですが、もし一番に選ばれていたら、
どうしてたのでしょうか。賞金の156円送金したのでしょうか。

35山内:2017/12/29(金) 20:56:54
その後、紹介された本を読んでみました。

純粋理性批判 (まんがで読破):これはすごい本です。一日で読めます。
キノの旅:だめ。SFファンとしてはありきたり。
生まれてこないほうが良かった:わりと真面目に書いてますが論理がだめ。
演技する精神:うーん、旧仮名遣いのせいか進みません。

正月休みはパースをもう一度読もうと思ってます。よいお年を1

36ウラサキ:2018/01/03(水) 22:32:44
『シーシュポスの神話』英訳を古書市でゲットしてたんで、
帰省列車内で読み始めたんだが、
カミュの論旨隙だらけで、これ哲学論文ってよりやはり文学的エッセイ。
でも正直、ってか無垢(innosent)ってのは評判通り。
ハイデガーみたいな哲学的衒学や、
サルトルみたいな政治的思惑が無いのは良い。

37AD:2018/01/27(土) 19:51:37
当日は生憎参加できませんでしたが、優勝書&読みやすそうなものとして、「純粋理性批判 まんがで読破」読んでみました。
カントはいずれ避けて通れない感じですが、後半、苦手な倫理が絡んできてうーんとなりました。が、私の先入観としての倫理的なものとは少し違うことを言っているような。
ただし、(まんがではない)「純粋理性批判」(ほか各批判書)そのものは、私の生きている間に読み通せるか…。

38ウラサキ:2018/01/27(土) 21:27:25
かねて懸案の『純粋理性批判』読書会、そのうち是非実現させましょう!


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