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谷口雅春先生お言葉集
3
:
お慕い管理人
:2013/04/30(火) 06:31:38
(童子様ブログより)
【家族に病気が出た場合 】
誰か家族のうちに病人が出たときには、それが一層悪くなるであろうと考えて恐怖してはならない。
病気は「病める氣」即ち「不調和な心」の状態のあらわれであって、恐怖すれば「心の不調和」が増大するばかりであるからである。
そこで病人が自分の家庭にあらわれたとき、家族同士の中に「心の不調和」がなかったか、互に「不平不満足」の念を起したことがなかったかを反省してみるがよい。
そして「心の不調和」や「不平不満足」があったならば、家族互に心を調和させるがよい。 そのために何か互に気まずい事があって腹が立ったりしているな らば、あなたが先ず率先して詫びるがよい。 そして互に詫び合って、互いの心のもつれが解きほぐされたときの心の爽やかさを味うがよい。
その時“神癒の力”を完全に受けとる“心の波長”が起るのである。
“神癒の力”は常に宇宙に充ち満ちているのである。何故なら、神は、何時でも、何処でも、到る処に、常にいますからである。
それはラジオの放送が常にあるようなものである。しかし常にあるラジオ放送も、こちらがスイッチを入れて、波長を合わすまでは、それを受信することはできないのである。
あなたが神に祈ることは、受信セットにスイッチを入れることに当る。しかしスイッチを入れただけで、波長を合わせねば、神癒の霊波の放送を受けとることはできないのである。
神癒の霊波を受信するためには、あなたの心の波長を調整する必要があるのである。その調整の道が 『天地一切のものと和解する』 ことである。
誰かを恨んだり、憎んだり、不平に思ったりしていたならば、そのことに対してお詫びの心を起して、新たにその相手の人に感謝の念を起し、感謝の言葉を心の中で繰返すがよい。
あなたが相手の人に感謝の念を起していることを相手が知っておろうと、知らないでいようと、そんなことはどうでもよい。あなた自身の心の波長の問題である。
谷口雅春師 『生長の家』誌 44年12月号より
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